うぐぅ。
新規参加ガイドライン ・まずは役作り 役職ガイドラインを参考に、なりきる役柄・名前(メイド以外は名無しも可)・屋敷との関係・大まかな性格を決める。 容姿やセクース時のスタンス(受け入れる嫌がる優しく強引etc)等、細かく決まっていればなお良し。あとで付け足しても良し。 今は役を問わず、責め側を切に希望中(藁 ・最初から飛ばす必要は無い 屋敷の人間としても当然新人。役としてはともかく、演じる方は無理なことはさせません。(と言うかさせないように) 屋敷での生活を描きつつ、他人の行為を覗き見る、おもわず自慰する、という程度でも。 表現しにくい(苦手な)行為があれば、あらかじめメアド欄で言うように。 ・時間合わせがカギ 参加時間を前もって伝える、早めに待機する等で、開始・終了時間も早くできます。 待機者が出てこないと、ずるずると開始時間・終了時間が遅くなるので注意。 【無名で待機するときはメアド欄に役名・新人の旨等を忘れずに。これで手間がかなり省けます】 ・破綻しない程度の裏設定は可 実は粗相をしたところに隠しカメラがあった、隠し通路から先回りした、恥ずかしい写真をもっていたetcetc お仕置きやエチをするための、雰囲気に合うその場限りの設定は、ある程度許可されます。部屋の創作も自由。 ですが、それにより住人の続行が難しくなる(あるいは立場が大きく変わる)ようなものは、当人に確認してからで。 ・技量は問わない。連携ができるか否か 最低限の日本語・文章力は暗黙の必須条件ですが、早さ・緻密さなどはさほど問いません。(あればなお良し) それよりもまずは、他の参加者とどう連携が取れるかどうかが重要です。 自分が考えた展開に無理に向かせるのではなく、場の流れに乗った行動を心がけてください。 ・私信はメアド欄で 役を介して私信をすることができない素の内容は、メアド欄で行って下さい。雑談は他でやって下さい。 プレイの可否、制限時間、状況説明他、字数制限が厳しいので、必要な内容を簡潔に。 自分が参加できるかどうか、一度「名無しの宿泊客」として、屋敷の門を叩いてみてはいかがでしょうか?
役職ガイドライン 役割は(常識の範囲内で)重複可能。メイド以外は「名無しの○○(屋敷との関係)」も可能。 ・屋敷の住人 血縁関係又は養子縁組、居候、執事等、屋敷で生活しているメイド以外の住人。 屋敷の全権を握っているので、いろいろと強要したり行為を許可したりできます。(致命的なプレイは当然不可) ただし、ご主人様は「名無しの」ですので、近い家族(同じ苗字)の場合は苗字は付けられません。 ・お客様 関係は何でも。住人やメイドの友人、取引先関係、公的な仕事などなど。 住人にとって大切な人であるため融通が利き、メイドに対しての発言にもある程度強制力が働きます。 お仕置き部屋など特別な設備は、基本的に屋敷の住人の許可が必要です。他人の家だし。 ・宿泊客(基本的に一時利用のみ) 屋敷に一夜の宿を求めに来た宿泊客。アポ不要。宿泊費無料。もれなくメイドさんのご奉仕が待ってます。 基本的に発言に強制力は働かず、ソフトプレイ中心です。どうしてもという時は、脅迫などを併用してください。 ただし、メイドによっては無理な要望(アナル・SM・イメージプレイ・女王様etcetc)を聞き届けてくれることも…… ・メイド 屋敷で、ご主人様のお世話とお客様の応対をする、このスレのもう一人の主役。 できる限り名前を設定し、性格・セクース時のスタンスもできるだけ決めて下さい。そのほうが格段にやりやすいです。 基本的に、入った翌日には新しく入った旨が他の住人に伝わります。が、しばらく引っ張ってもかまいません。 採用云々を飛ばして、初日から仕事をしてもいいですし、住人や客人からメイドに変わることもまた可能。 典型的な「メイド」として以外にも、主人に言い寄る、スレに反して嫌がって強姦役になるなども可能。 最低限の情報さえあれば参加できます。不必要な設定を作ると、逆に泥沼にはまります。深く考えずに気軽にどうぞ。 スレの趣旨は「関係を楽しむ」ことで、設定は余興です。通常は匂わす程度、他人に聞かれたら明かす、といった感じで。 ※素の話はメール欄でお願いします。 (だからといって、素の話をし過ぎないように)
現在の主な屋敷の住人達 (前スレに登場していないキャラに関しては割愛させていただきましたが 再登場を拒むものではありません。復帰する場合はその折に自己紹介をお願いします) 名無しの御主人様 言わずもがな、この屋敷の主。 メイドたちの粗相に対して数々の「お仕置き」を下す。 客人 御主人様の友人伯爵 主人の旧友。屋敷を密かに訪れ、訪れるたびに屋敷の様子を傍観し、 その淫らな欲求を満たしては帰途につく。 安藤 五月@伯爵家使用人 友人伯爵家のメイド。御主人様である友人伯爵に好意をよせているが 関係が進展しないことに悩む。 名無しの若侯爵 麗の主人。見た目は若いが人間らしい感情が薄く、妙に落ち着き払った冷たい人物。 主人の非礼な行動をネタに屋敷のメイド達を弄ぼうと企む。 綾峰 雫@他の屋敷の女主人 自分の気に入らないメイドに対しては冷たく、無理難題を言いつけては悦に浸る。 だがこの屋敷のメイドである奏には優しい。というより、一方的に溺愛している。 桜庭 俊@奏の弟 奏の義弟で私立小学校に通う11歳の美少年。 家庭の事情で姉の働くお屋敷でしばらくお世話になることに。 神崎 士祈 呼ばれるがまま屋敷を訪れ、そのまま滞在している男。
使用人(メイド) 里村 志保 幼い頃、孤児だったのを拾われて主人を父親のように慕う。 特に料理が得意なため、厨房を任されているメイド。妊娠中。 萩野 瑞葉 伯父である主人を慕い、実家の子爵家を飛び出してメイドとなった娘。 しかし同年代の瀬名とも半ば恋仲になってしまい、二人の間で揺れ動く。 留萌 みかさ 元気で明るい健康的なメイド。 柔道と合気道合わせて三段。 実家の経営難がきっかけで屋敷のメイドに。地元に恋人がいる。 秋山 麗 十年以上名無しの侯爵家に仕えていたが、一悶着の末、この屋敷で働くことになったメイド。 半ば強制的とも言える懐柔策だったため、時折、主人に対して強く反抗的になる。 椿 杏樹 掴みどころのないお姉さん系天然メイド。 退行癖?があり、幼い少女と大人の女が入り混じったようなふわふわ不可思議な性格。 桜庭 奏 真面目で勉強熱心だがまだまだ新人気分が抜けないメイド。 大学中退の経歴があり、まだ勉学への未練がある。 星野 凛香 屋敷に、住み込みで働いている女子高生。 明るさ『だけ』が取り柄の元気娘。
白河 貴子 大学を卒業後、屋敷で働くことに。 一生懸命だがちょっと抜けている天然系。 長身色白で身は細く、胸も控えめ。視力が悪く、コンタクトレンズを着用。 廣川 未来 紺野家からメイド修行に来た新人メイド。 15歳という年齢の割には落ち着いて見える。 大塚 サユリ 実家の経営不振のため融資の担保として館のメイドになる。 過去の事件から軽い男性恐怖症である。 使用人(メイド以外) 名無しの執事 謎多き執事。 屋敷の規律を保つのに一役かっている。 柏葉 瀬名 屋敷専属パティシェ&コック兼主人の養子、性格ヘタレな今時の若者。 元学友である同級生の瑞葉に想いを寄せている。実母は元主人の屋敷のメイド。 三条 望 屋敷専属となった医師。 一見温和で誠実そうに見えるが、 某メイド曰く「変態セクハラ破廉恥陰湿ドスケベエロヤブ医者」とのこと。 神川 悠斗 凛香の友達、杏樹の勧めで屋敷のギャルソンとなる。裏表が無く かなりの楽天家である、凛香に思いを寄せているが相手にされていない。
8 :
秋山 麗 :03/11/08 00:47 ID:0Tv4k6ap
>>2 「はいはい、ここには鯛焼きなんてないから……」
紛れ込んだ女の子を、屋敷の外に連れて行く。
9 :
桜庭 奏 :03/11/08 00:48 ID:NftgioYq
「……今回は、上手にでき……た、かな。」
前回失敗したので心配しながらチェックしていくと、慌てて去っていく
>>2 の姿を
見止めてショックを受ける。
「……っ……」
思わず瞳に涙を浮かべながら、旧館へ走って戻っていく。
10 :
椿 杏樹 :03/11/08 00:49 ID:gx6xzuE6
増築部分の仕上がり、内装を歩きながらチェックチェック。 「ドラマが始まっちゃってるけど、 ま、いつものようにビデオばっちりだから心配なしね〜」
11 :
凛香&悠斗 :03/11/08 00:50 ID:XFnmp3eq
「ほら、早く早く!」 「うぅー、なんで俺が凛ちゃんの荷物まで運ばないといけないんだよぉー」 「つべこべいわない!」 ここで凛香の右ストレートが悠斗を直撃。
12 :
廣川 未来 :03/11/08 01:02 ID:11vr4+TQ
自室に大量の毛糸を運び込んでいる。 まだ上手に編めないらしい。
13 :
三条 望 :03/11/08 01:05 ID:8f1m6uHE
「ええ…そうですそこに設置してください…」 分娩台を運ぶ業者にそう促して、怪しげな器具を運び込む。
14 :
白河 貴子 :03/11/08 01:22 ID:onoycNNj
「いっけない! 今日はお引越しの日だったっけ!!」 一人旧館に取り残されそうになり、息せき切って駆け込んでくる。 「いけない! 忘れ物しちゃった!」 荷物を自室に投げ込むと、また猛スピードで来た道を戻っていく。
15 :
里村 志保 :03/11/08 02:27 ID:zVpRYFCx
新館の自室に入り、ベッドに力なく寝転がった。
旧館で一人で踊っていた事を悠斗と俊に気付かれたことに恥ずかしさからか 頬を真っ赤にし、つんとしながら俊を引っ張って新館へやってくる。 「悠斗くん、いるならいるって言ってよね〜!」 後ろへ向かってあっかんべーをする。 「俊君もよ!」 俊を軽く睨みつつ、なぜか手をつなぎながら玄関をくぐる。
17 :
三条 望 :03/11/08 02:30 ID:8f1m6uHE
「さて後はまた荷物の整理か…」 まだ梱包された荷物が山積みになっている新しい部屋を見回し、ぼんやりそう呟いた。
18 :
凛香&悠斗 :03/11/08 02:31 ID:XFnmp3eq
「あんたもなにやってんのよ、しっかり働きなさい」 「いててて、ごべんなざい」 大広間でぼぉ〜っとしている悠斗と、夜食を持った未来の3人で 新館にやって来る。
屋敷の片隅で、全身から汗を流しながら、荒い息を繰り返す。 「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ……何だかんだ言って……凄過ぎ……」 自分は全力疾走していたにもかかわらず、自分の前で後ろ走りをしながら張り付くような笑顔を浮かべた名無しの執事。 その姿に、恐怖を超えた畏怖を覚え、まだ引きつった笑顔が元に戻らないらしい。
20 :
白河 貴子 :03/11/08 02:34 ID:onoycNNj
ビデオテープがぎっしり詰まった箱と、ギターケースを抱えてとことこ戻ってくる。 「もう! 大事なこの子まで忘れるなんて、私ったら……」 しかしビデオのほうはさすがに荷解きする気が起きず、主人の部屋に放り込むと自室にとって返す。
21 :
秋山 麗 :03/11/08 02:36 ID:0Tv4k6ap
休憩室で、炊き出しのおにぎりを食べつつ、一休み。 「なんか……今回はやけに疲れた……」 ソファーに深く座りながら、丸いおにぎりを一口。
俊を彼の自室まで連れてくると、そこで別れる。 「明日学校なのに寝るの遅くなってごめんね。おやすみ。」 そう言って俊に優しく微笑みかける。 「うん、おねえちゃんおやすみ。」 俊も奏に優しく微笑みかけると、手を振って自室に入る。 「寝坊しないように!じゃあね、いい夢見てね〜。おやすみ!」 俊が部屋に入るのを見届けると、もう一度お風呂に入ろうかと自室に戻って お風呂セットを取りに行く。
23 :
神川 悠斗 :03/11/08 02:37 ID:XFnmp3eq
「たく、人使い荒いんだからもぉ〜 え?あ、いえ、なんでもないっす、いてて、ホントなんもないってばー」 ウァァァン(AA略)ばりに走り去っていく悠斗。
飯塚に併走しつつ新しい屋敷まで来てはみたものの、流石に後ろ走りを続けるのには 無理があったのか、程なくして飯塚にまかれてしまった名無しの執事。 「……あのルーキーめ……。ロートルだからと言って馬鹿にはさせんぞ……」 思わず口調が素に戻ってしまっている。 「……あ、いやいや、こほん」 咳払い一つ。そして、走っていて乱れていたベストの襟を引っ張り、ラインを整える。 「さて、新しいお屋敷の中の引っ越しの進捗状況を確認してくると致しましょうか……」 そう言って名無しの執事は、屋敷の中を歩き始めた。
25 :
桜庭 奏 :03/11/08 02:41 ID:NftgioYq
ピンク色のゴムのアヒルをプープーならしながら廊下を歩いている。 「なんだか楽しい〜♪」
26 :
三条 望 :03/11/08 02:43 ID:8f1m6uHE
とりあえず部屋の片付けは後廻しにして、新しいお屋敷を散策することにした。 ほどなく紅いじゅうたんの上を優雅に歩む1人の黒ずくめの老紳士の姿が目にとまる。 ただならぬ気配を感じながらも、吸い寄せられるようにその老紳士に近づき声をかける… 「はじめまして、私は三条と申します…」 そう言って相手の様子を伺うように視線を送る。 「名のある方とお見受けしましたが…あなたは一体?」
27 :
秋山 麗 :03/11/08 02:45 ID:0Tv4k6ap
他に誰も居ない休憩室で、ふと一人、頬に汗を浮かべる。 「……それで、この大量のおにぎりは、一体どうしろと……?」 片付けが終わり、一段落つけるはずなのだが、誰も来ない。 軽く数人分はあるおにぎりの山を前に、ため息を一つこぼしてみたり。
>>26 「……ああ、三条先生、で、御座いますね?」
目の前に立つ男……屋敷に出入りする医師・三条の姿を捉え、もてなしの笑みを浮かべる名無しの執事。
「お初にお目に掛かります。私、当家にお仕えしております執事に御座います」
ゆっくりと右手を胸に当て、深々と一礼する。
そして、ゆっくりと頭を上げ……
「お噂はかねがね。素晴らしい手腕をお持ちですとか」
素晴らしい手腕。その言葉に色々な意味を含ませつつ、三条の顔色を伺い見る。
29 :
桜庭 奏 :03/11/08 02:51 ID:NftgioYq
「……でも……」 ふと不安になって立ち止まる。 「御主人様、最近構ってくれないのは、私をキライになったわけじゃない…よね? お仕置きは、してくれなくていいんだけど……」 最近あまりにも主人が自分を呼んでくれない気がして廊下の途中で考え込む。
30 :
白河 貴子 :03/11/08 02:53 ID:onoycNNj
>>27 「お腹すいたわ、何かないかしら? あら、この良い匂いは……」
おにぎりの匂いに惹かれて、ふらふらと休憩室にやってくる。
「麗さんこんにちは〜。お引越しお疲れ様でした。私もおひとつ頂きますね」
そうして早速パクついた途端に喉を詰まらせ、あわてて厨房からお茶を運んでくる。
(そういえば、御主人様と麗さんの会話は意味深だったわね。
これまでは全然気にしてなかったけど、みんなそれぞれに事情があるのかなぁ……)
ぼんやりとそんなことを考えながら、次のおにぎりに手を伸ばす。
31 :
秋山 麗 :03/11/08 02:55 ID:0Tv4k6ap
>>30 「お疲れ様。……ほらほら、落ち着きなさい。まだあるから。
……というか、どんなに頑張っても無くならないから」
二人に増えたところで、食べられる量はたかが知れている。
「あたしもお茶、貰うわね」
と、近くの棚からカップを取り出し、お茶を注ぐ。
32 :
三条 望 :03/11/08 02:56 ID:8f1m6uHE
>>28 一見穏便な雰囲気…言葉遣いだが、
眼前の男性の体中から異様な圧迫感が噴出していた。
頭の中でカルテから執事に関する項目を探しあてる。
『全てが謎に包まれている…謎多き人物…』
「食えない人ですね…」
韜晦した表情でそう一言ポツリと漏らすと、恭しく一礼した。
「お初にお目にかかります執事様。
つい先日からこのお屋敷に雇っていただいてだいております三条と申します…以後お見知り起きを…」
>「お噂はかねがね。素晴らしい手腕をお持ちですとか」
「どんな噂かはしりませんが…噂など当てにならないものですよ…」
顔を下げたまま執事の言葉にそう答えた。
>>32 「そうで御座いますか?」
三条の発した言葉に、俯きがちな笑顔と柔らかな否定を持って応える。
「少なくとも、この場合の噂は根拠ある噂だと確信しております……。それに……」
ゆっくりと顔を上げる。
「このお屋敷に、お越しになるべくしてお越しになった、とも思えるような
そんな素質と適正のある滅多にお目にかかれないようなお医者様だとか」
その笑みの中にある薄く閉じがちな目は、そのまぶたの下で笑いを忘れようとしていた。
「メイド達も、かなり三条様のお世話になっているご様子で御座いますし……」
語尾を流しつつ、笑みの中に隠したとぎすまされた目で、三条の挙動を追い始めた。
……まるで品定めをするがの如く。
34 :
椿 杏樹 :03/11/08 03:11 ID:gx6xzuE6
厨房の匂いに引かれてやってくる。 「ああ〜。おにぎり!…食べていいですかぁ〜。▲のりむすび、ゲット!」 2人の了承も得ないままにおにぎりを手に取り、嬉しそうにかじる。 「はむ」
35 :
三条 望 :03/11/08 03:13 ID:8f1m6uHE
>>3 >「メイド達も、かなり三条様のお世話になっているご様子で御座いますし……」
「いえいえ…このお屋敷に従事されるメイドさん達は、みなさん健康で私のお仕事がございません…」
まるで斬れる日本刀を鑑定するかのような執事の鋭い視線に、一見くったくのない笑顔を向けてそう答える。
「どなたをとっても職務を誠実にこなすすばらしい方々ばかりで驚いているのですよ。
これも執事様の教育の賜物でしょうね…その手腕敬服いたします」
などと又も深々と一礼すると、上目ずかいにその様子を伺った。
36 :
秋山 麗 :03/11/08 03:14 ID:0Tv4k6ap
>>34 「いいも悪いも、メイド用なんだし」
すでに投げ槍気味である。
「他のみんなはもう寝ちゃったのかしら……?
屋敷の中がずいぶん静か……というか、どこからか嫌な空気が流れてきてるけど……」
37 :
桜庭 奏 :03/11/08 03:19 ID:NftgioYq
お風呂には一度入った後だったので、もうお風呂から上がりお風呂セットを抱えて 自室へ向かって廊下を歩いている。 手がヒマなのか、たまにアヒルのおなかを押してをプープーとならしている。 無表情でアヒルを鳴らしているのでどこか奇妙な感じである。
>>35 「いやいや。当家のメイド達は、私が特段教育などせずとも皆、優秀で御座いまして」
首を軽く左右に振りながら答える。
「若いメイド達も、その優秀な先輩達に教え導かれて、他の御家からも羨まれるような
素晴らしいメイド揃いで御座います。まぁ、これも御主人様の人徳と人を見る眼があってこそ
なので御座いまして」
メイド達を褒められたことを、まるで自分のことのように喜んでいるように見える。
「そんな優秀なメイド達に囲まれ、私のような非力な老体でも、なんとか当家において頂けている
次第で御座います」
上目遣いな三条の目に、やや頭を持ち上げた位置から視線を注ぐ。
39 :
椿 杏樹 :03/11/08 03:21 ID:gx6xzuE6
>>36 「みへみまひょうは。(見てきましょうか)」
おにぎりを数個皿に取り、厨房を出てふらふら歩いてみる。
「誰かが喧嘩してたらおにぎりで解決〜。怒ってても食べればどうにかなります、うん」
「誰もいないかなあ」
40 :
三条 望 :03/11/08 03:27 ID:8f1m6uHE
>>38 「非力ですか…奇遇な事に私もまだまだ非力な人間…」
頭をあげ、なお上目遣いに感情のない視線を執事に向ける。
「まだまだお屋敷の内情に関しては無知な身ですので、
これからも御指導御鞭撻をよろしくお願いいたします…
それでは私はまだ部屋の整理が残っておりますので…」
そう淡々と低い声で呟いた後で、最後にまた恭しく深々と一礼すると
黒い老紳士にゆっくりと背を向け、その場を後にした。
41 :
桜庭 奏 :03/11/08 03:29 ID:NftgioYq
「ううん。最近刺激が少ないのかなぁ……」 つまらなさそうにとぼとぼと自室へ向かう。 逆に刺激が多い日々はそれはそれで大変なのを忘れている。
42 :
椿 杏樹 :03/11/08 03:30 ID:gx6xzuE6
「うそ、誰もいないじゃない…珍しい〜。みんなどこ行ったの?」 不思議そうな顔をして屋敷内を歩く。主人の部屋を覗くも、不在である。 「御主人様もいない〜」 「まあいいか。のりむすびゲット」 また自分で食べる気らしい。
>>40 「いやいや。私も何かとお世話になることも出てくるかと存じます。その節には
何卒よろしくお願いいたします……」
廊下を遠ざかっていく三畳の背中に向け、深々と一礼する名無しの執事。
「……そう、何かと……」
最期にそう呟いた名無しの執事の顔には、その真意を押し込めたような
薄笑いが貼り付いていた。
44 :
秋山 麗 :03/11/08 03:32 ID:0Tv4k6ap
「さて、と……結局残りはどうするか……」 これだけ時間をかけても、おにぎりは半分残っている。 ちなみに、もう食べられない。 「……この前の杏樹さんのホットケーキみたいに、あっちこっちに配るか…… それとも明日の朝ごはん?」 お屋敷生活らしからぬ流用である。
45 :
白河 貴子 :03/11/08 03:40 ID:onoycNNj
>>39 >>44 お茶を飲み干すと、頬についたご飯粒を取る。
「私もそろそろ、引き上げますね。ついでに軽く見てきましょうか。
麗さん、あとは宜しくお願いしますね。御冷御飯でも大丈夫でしょう」
杏樹に続き、夜食用のおにぎり数個を貰って立ち上がった。
ふと廊下の曲がり角の当たり、人声に気付いて慌てて物陰に隠れると耳をそばだてた。
(三条様と執事様……なるほどね。)
「……っと!?」
絨毯を踏んでこちらへ近づいてくる微かな足音に気付き、素早く来た道を自室へと戻った。
「なんだか、趣味が悪いなー、私も。でも、殺伐としちゃうのは居心地が悪いし、
みんなに気持ちよく過ごしてもらえるように頑張らなきゃ、ね……」
気持ちよく、というところで過去の体験を思い出し、ひとり顔を赤らめてしまう。
※
47 :
桜庭 奏 :03/11/08 03:41 ID:NftgioYq
何事もなく自室へたどり着くと、「ふぁ〜」と大きなあくびをして扉を開ける。 「……今度司様の、メルアドか電話番号を知りたいって言ったら怒られるかな……」 瑞葉が瀬名と離れている間電話で話しているのをちらっと見かけたことがある。 (でも、電話よりもメールよりも。やっぱり直接会いたいなぁ……) また司がやって来ないかな、と胸をときめかせながら赤いチェックのパジャマに着替え始めた。
48 :
秋山 麗 :03/11/08 03:44 ID:0Tv4k6ap
>>45 「わかったわ。貴子さん、おやすみなさい」
出て行く貴子に別れを告げ、残ったおにぎりを持って厨房へ向かう。
「……なんか、お屋敷っていう雰囲気じゃないのよねぇ……」
おにぎりを並べたお皿にラップをしつつ、ふとそんな事を呟く。
50 :
桜庭 奏 :03/11/08 22:28 ID:NftgioYq
お風呂上りに厨房に寄り、冷蔵庫を開けてグレープフルーツジュースを取り出す。 コップにたっぷり注ぐと、一気に飲み干した。 「はぁ〜おいしい。」
いたって表面的にはいつもと変わらぬ表情で、車に乗っている。 手には藍子から借りた春撮影のクラス集合写真が。 「……。」 しばし眺めた後、写真をポイと無言で車内に投げ捨て小さく溜息をつく。 「ご苦労様。じゃ、軽い用を済ませてきますから、しばらく待っていてくれますか。」 運転手に言い、高級車から降りると屋敷の呼び鈴を鳴らす。 片手をポケットに入れ、無表情ではあるのだが 見ようによっては若干不機嫌そうな表情になっているようにも見える。
52 :
桜庭 奏 :03/11/08 22:43 ID:NftgioYq
>>51 自室に戻ってお肌のお手入れをしていると、玄関から呼び鈴が聞こえる。
鏡でさっと格好をチェックすると、急ぎ足で玄関へ向かった。
「こんばんは。どちら様でしょう。」
お客様用のふわりとした微笑みをつくりながら、侯爵を見る。
(……なんか、見覚えがあるような……)
俊を藍子の誕生パーティのときに屋敷へ送ったときに実はちらっと見かけているのだが、
そこまでは思い出せないらしい。
>>52 出てきた初対面の奏に、ゆっくりと微笑みかける。
「こんばんは。夜遅くで申し訳ないのですが、お目通り願いたい方がこちらにいましてね。
その人の所までご案内していただけたら嬉しいのですが」
長身の背を曲げ、小さな奏の手の甲に軽く口付ける。
「私は侯爵家から来た者です。我が主・藍子様より、その方に言付けを伺って参りまして」
奏と共に屋敷内を歩くが、
なぜか自分で侯爵とは名乗らず、『侯爵家使用人』のふりをする。
「『桜庭 俊』様はいらっしゃいますか。」
上から奏を見下ろしながら、冷たく感情の無い声で言う。
54 :
桜庭 奏 :03/11/08 23:02 ID:NftgioYq
>>53 「は…はい。分かりました。」
綺麗な顔で微笑まれドキドキしていたところで手に口付けられて、顔が真っ赤になる。
屋敷内へ案内しながら、話を聞いているうちに藍子の屋敷の者だと知り、
それで見たことがあったような気がするのだと納得する。
>「『桜庭 俊』様はいらっしゃいますか。」
「俊君?」
藍子から言付けと聞いていたが、今日学校で彼らは会ったはずなので目的の人物は
俊ではないと勝手に思っていた。
たとえば、食事のときに一緒に話しているように見えた麗とか。
「……失礼しました。『桜庭 俊』は、本日外泊しております。
あの、伝言でしたら私から伝えますが。私、彼の姉の桜庭奏です。」
急に冷たい声になったことに気付いて理由が分からないなりに緊張する。
>>54 「外泊ですか。小学生と伺っておりましたが…
あまり素行は宜しくないようだ。頂けないですね」
独り言のように呟くが、奏にはしっかり聞こえる程の大きさで言ったりする。
客室に案内して貰い椅子に座ると、先程奏が言った言葉を繰り返す。
>私、彼の姉の桜庭奏です。
「姉の桜庭奏…。貴方が…。そうでしたか、お噂はかねがね。このお屋敷は有名ですからね。
奏さんのお名前だけは私も耳にした事がありましたよ。
小さくとても可愛らしいメイドだと」
足を組んで奏を誉める。実際は麗から送って来た資料で知っているのだが。
「では、お言葉に甘えて伝言をお願いしましょう。こちらに藍子様からお手紙を…」
上着の胸ポケットから何かを出す仕草をし、奏の興味を引かせ、近付かせると
ポケットを覗き込んだ彼女の手を突然ぎゅっと掴む。
「…なんて。すみませんね。さて、捕まえた…」
57 :
桜庭 奏 :03/11/08 23:37 ID:NftgioYq
>>56 俊はいないのでとりあえず客室に案内する。
>あまり素行は宜しくないようだ。頂けないですね
「……!私と同い年の、弟のところに泊まってるんですっ
ここにいるより、ずっと安心できます……」
少しムッとしたのか、はじめは勢いよく言い返すが、最後は小さく呟く感じになる。
彼の自分を誉める言葉に、少し怪訝な表情を浮かべながらも礼を述べる。
「…お噂?……どうも、ありがとうございます。」
(俊君のためにも、私がメイドさんっていうことはあまり知られててほしくなかったのにな……。)
少し気分が落ち込むが、それを表情に出さないようにしながら彼を見上げる。
伝言と聞いて手帳にメモをとろうとポケットに手を入れかけるが、
手紙があると言うので一歩近づき、侯爵の手元を自然と目で追う。
>「…なんて。すみませんね。さて、捕まえた…」
「…え?捕まえ……って、……え??」
手を掴まれ驚いて目を見開き、自分の手首と彼を交互に見比べて頭にたくさん『?』を浮かべる。
「お客様、なんなんですか?」
片眉を上げて、怪訝な表情で抗議する。
>>57 >お客様、なんなんですか?
「まあそう怒らずに。大人の話をしましょう。
実は貴方の弟君が、何気に大変な事をしてくれましてね。
僕は事実を確かめるのと、あと忠告…いや、命令をしに来たんですよ。
それが本当の、お邪魔した理由です。」
奏の耳元で囁くと、空いた手で彼女の三つ編みを強く引っ張り
その勢いによって乱暴に奏を絨毯へ跪かせる。
「…まったく、この屋敷の人間は不愉快な奴ばかりだ。
子供だからと油断していたら…よりにもよって僕の妻に手を出すなんて」
跪いた奏の背中を、軽く足で蹴って体を転がす。
「まだわかりませんか?誕生日パーティーに君もどうせ一緒に来たのでしょう。
『侯爵家の主』で『藍子さんの夫』である僕の顔くらい、少し僕が演技をしたからって
すぐに思い出せませんかね…。ほら、目が悪いのならよく見なさい。」
部分部分を強調するとまたお下げを引っ張り、顔を近づける。
「聞いた話によると、勉強会で泊まりに来た藍子さんの純潔を奪ったそうじゃないですか。
桜庭俊という少年は。
本人が居ないのなら姉の君に、代わりに伝言しておきますが…。
…痛いですか?すみません。ああ、怒っているからと言って少し可哀想な事をしたね…」
一瞬端正な顔で笑いかけ奏の頬を撫でたりするが――
直後、思いっきり張り倒す。
59 :
桜庭 奏 :03/11/09 00:07 ID:kd1nnFrg
>>58 突然耳元で囁いたかと思えば内容を理解する前に髪を掴まれて絨毯へ。
「……っ、大人の話って言うなら、ちゃんと座って話さないんですか?」
髪を引っ張られた頭を撫でながら彼を見上げてきっと睨みつける。
「いくらなんでも……」
そう言い返そうとしたところで、彼の『僕の妻〜』発言に一瞬思考が止まる。
「んっ……」
蹴られるままにそのまま転がってしまう自分の体が恨めしい。
「藍ちゃんの、誕生日パーティ……?
わ、私、車からちょっと玄関を見ただけで……、イタっ……」
何かを思い出そうと眉根を寄せて目を細めるが、髪をまたひっぱられて目を瞑る。
「……あ、……。」
そして、ちょうど出かける直前だった侯爵と藍子をちらりと見た事をようやく思い出す。
>聞いた話によると、勉強会で泊まりに〜
「ウソ……」
俊の行為をほぼ初対面の彼から聞いて驚き、口に手を当てて視線をうろつかせる。
知らなかった事実にすっかり困惑してしまい、侯爵に押されてそのまま倒れてしまう。
「……っ」
頭を打ってしまったからか、頭を撫でながら、おそるおそる侯爵を見上げた。
まだ困惑しており、上手に言葉が出てこない。
「……あの、……俊君は……」
あまりの事実に驚き、いくら考えてもしばらく思考が空回りしてしまう。
「ごめんなさい。あの、謝っても済むことじゃないって分かってるんですけど、でも……。
ホントに申し訳ありませんでした。弟が、そんなことをするなんて……」
のそのそと身体を起こすと、前に手を付き土下座の格好になって頭を下げる。
>>59 「面白いね、この館は。他家の足を引っ張る。メイドは反抗的。
そんなに家ごと潰されたいのかな…」
吐き捨てるように言うと土下座する奏を無視し、しばらく客室の中をうろうろ歩き物色する。
(どこかに置いてありそうなものだけど…まあいい。)
陰具を探していたが諦め、今度はベッドに前屈みに座り、膝辺りで両手を組む。
「奏さん。仕方ありません。彼が不在なのなら、身内である君をお仕置きしましょう。
…桜庭俊の代わりに、ね。
詳しくは君に言う必要ありませんが…。
それほど藍子さんを傷物にした事は大変な事なんです。わかりますか?
見た目が子供だからと言って、まさか頭の中まで子供レベルじゃないですよね。」
少しあざ笑うような声で言う。
「子供、しかも少年をいたぶるよりも、君のようなメイドの方が楽しめるだろうし。
…ああ、いいものがあるじゃないですか。」
ふとベッドの下に隠れていた乗馬用ムチを発見してしまい、手に取り弄ぶ。
「胸を出してここに来なさい。服はそのままでいいが、下の下着も脱いで。
服を脱ぐのはいつも『お仕事』でしている事でしょう?さっさとするように。
…僕を待たせてぐずぐずしたり、先ほどのような無駄口で反抗すると」
奏を気遣う様子もなく、彼女をじっと見つめるでもなく、目の前のムチに視線を注ぐと
ヒュン、と音を立ててムチで空気を切る。
「君にとって、更に状況は宜しくない事になりますよ」
61 :
桜庭 奏 :03/11/09 00:43 ID:kd1nnFrg
>>60 侯爵の言葉を聞きながら、床を見つめて複雑な気分で唇を噛む。
(……どうすればいいの?俊君がホントにそうしたのかは分からないし、信じたくないけど。
でもきっと……。お金で解決するのは汚いし、私にはそんなお金無い。
だからって、俊君はホントは亮君の所にいることになってるのに
お義父さんとお義母さんに連絡が行ったりすると、……
どっちにしても私の責任なんだわ。俊君がここにいるのも、私がここにいるからだし……。)
目まぐるしく頭を働かせながら、次第に落ち込んでいく。
俊がそういうことをしたらしいのは、どう考えても、たどっていけば全部自分のせいなのだ。
乗馬用ムチを見て以前主人にお仕置きされたときの恐怖が再び駆け巡る。
「…分かりました。」
ぶるっと震えると、目を伏せたままそう答えて言われたとおりにする。
スカートをはいたままショーツを脱ぎ、ポケットの中に入れる。
そして胸元のボタンを外してブラをつけたまま小さな胸を出した。
時折ボタンを外す指が震えるが、なんとか言われたとおりの格好になって侯爵の前に立つ。
「俊君が…弟の行動をちゃんと見ていられなかったのには私に責任があります。
……どうか、……弟の分も、私の分も、気の済むまで……」
俯いてそう口を開き始めたが涙が零れ落ちそうになって手で涙を拭うと、
後ろで手を組んで侯爵を見上げる。
63 :
三条 望 :03/11/09 00:53 ID:uGsabhK6
部屋の中央に設置された、白いシーツをかけられた設備をぼんやりと見つめている。
>>61 「どうしてくれるのかな。藍子さんが性行為にずるずる興味を持ってしまって、
最悪あの子爵の娘のような、淫乱メイドになってしまったら……。
どんな風に責任取って頂けるんでしょうかね。あんな子供が」
さっき写真で見た俊の容貌を思い出して、呟く。
>……弟の分も、私の分も、気の済むまで……
奏が指示通りに、その膨らみの小さな胸を出して自分の元へ来ると
ちらりと一瞥する。
「……。…こんなのじゃあ興奮しないな。つまらない、見習いメイドのレベルだ。
でもまあ我慢してあげますよ。が」
「桜庭 俊への伝言を初めにしておきましょう。一度しか言わないからよく聞きなさい」
奏の頭をがっと掴んで、上を向かせる。
「『今後必要以上に藍子に近付くのは、君の為にならない。
全てを失い、今以上に周囲を巻き込む覚悟があるのなら別に構わないが、よく考えて行動するように』」
それだけ言うと奏の頭をベッドに座っている自分の股間へと押しつけ
四つん這いで剥き出しになっている尻にムチを一度ふるう。
「いいか」
そうしてから、もう一度彼女の顔を上げさせる。
最早奏の表情や状態がどうなっていようが、一切気にする様子も無い。
「お前も姉として責任を感じているのなら、弟を我が妻に近付けるな」
今まで丁寧な口調だったのに、突然命令口調になり奏に強く言う。
65 :
里村 志保 :03/11/09 01:04 ID:McWVmLkF
三条が診察台を設置したらしく、それを見に医務室へと行く。
引越しの時に運搬されているところを一度見たきりで、それ以降は彼のところを訪れてさえもいなかったのだ。
>>63 「こんばんは…」
夜も深いので小さな声で挨拶し、医務室のドアを開く。
すると、白いシーツの掛かった大きなものが視界の中に飛び込んできた。
「三条さん、もしかしてこれですか?」
66 :
桜庭 奏 :03/11/09 01:10 ID:kd1nnFrg
>>64 「……」
俊とみかさの行為後の情景を目撃してしまったことがある。
俊と藍子のことも信じたくはないけれど、やはり本当のことなのだろうとどこかで思い始めていた。
しかし。もし、本当のことだったとしても。
侯爵が、明らかに俊を一方的に責める言葉を聞いて内心もやもやとした気分になってくる。
宿題をしに泊まりに来たというとこの前藍子が来たときの話なのであろう。
汚れたシーツの血の跡は、生理などではなく、たぶん処女を失った証しだったのだろう
(奏のときは主人が全て後始末をしてくれていたので気付かなかった)。
次の日の俊と藍子の様子を思い出すと、俊が無理矢理やったとは思えない。
先程まではコワくて仕方なかったが話を聞いているうちに次第に冷静になってくる。
「……っ」
侯爵に好きなように扱われるが、ムチを打たれるとき歯を食いしばって目をぎゅっと瞑って耐える。
顔を上げられても、無表情で彼を見上げながら、黙って話を聞く。
>「お前も姉として責任を感じているのなら、弟を我が妻に近付けるな」
「分かりました。ちゃんと伝えます。
……でも、藍子さんと弟は、同じクラスみたいなんです。必要最低限の接触は、許してあげてください。」
そう言いながらも。奏の頭の中ではもう既に俊を親元へ送る計画が練り始められていたりする。
どこか落ち着いて無表情で淡々と言い終える。
67 :
三条 望 :03/11/09 01:15 ID:uGsabhK6
>>65 >「こんばんは…」 「ようこそ。お待ちしておりましたよ…」 医務室のドアを叩いた彼女の細い足元から腰…胸…首筋… そしてかすかに翳を落としたその表情へと視線を這わす。 >「三条さん、もしかしてこれですか?」 「ええ…」 志保の瞳を見つめると、微かに微笑む。 「志保さんの為に用意したものですから早速みていただきましょうか…」 低い口調で淡々とそう言うと志保から離れ、白いシーツがかけられた物体の近くに歩みより、 おもむろにかけられた白いシーツを引き下ろす。 ハラリと白いシーツが落ち、両側に肘掛… そして両足を開いて乗せる台が付属した真新しい診察台がその姿を現わした… 「毎回ベッドで診察というわけにもいきませんからね…あなたの為に特別に用意していただきました。」 淡々とそう言うと、まるで禍々しい拷問の器具の様にすら見えるその診察台を指し示す… 「そろそろ定期検診の時期も迫ってきています…しかし残念ながら来週は学会の為にこのお屋敷を空けなければいけません… 器具も来たことですし…よろしければ早速今から検査をはじめましょうか?」 そう事務的な口調で呟いた。
68 :
秋山 麗 :03/11/09 01:24 ID:7tZgINBC
とりあえず、昨晩のおにぎりを解消したことに満足感を覚えつつ、厨房の片づけ中。
>>66 >必要最低限の接触は、許してあげてください
「それくらいはいいでしょう。ちなみにこの話は、侯爵家の中ではほとんど知られていません。
僕がたまたま運転手に聞いたのと、我が家の執事長くらいです。
侯爵家で大騒ぎになって、藍子さんの御実家に知れたらそれこそ更に大変ですからね」
答えつつ、引き続きムチで尻を叩く。
(麗もこの事は知っているのか…?そもそも、俊という少年に余計な知恵を付けたのは誰なんだ。
戻ったら、別のルートでまたこの屋敷を調べてみるか…)
漏れる奏の声に徐々に興奮を覚え、股間に埋めさせていた顔の前に逸物を取り出し
頬に撫でるように滑らせたり、押し付ける。
「こっちもきちんとお詫びをしなさい。僕が気持ち良くなれるように。
うまい具合に大きくさせてくれたら、
君に今度はお仕置きでなく『いい事』をしてあげますよ。」
そう言うと口に勢い良く逸物を突っ込む。
70 :
里村 志保 :03/11/09 01:29 ID:McWVmLkF
>>67 シーツが取り払われた瞬間、口に手を当てて驚く。
「…!? すごい」
全体像を眺めた後、ベッドや肘掛など様々な部分へと視線を這わせていく。
「び、病院のとおんなじ、ですね」
当たり前のことに驚いてしまうが、屋敷に病院の設備があるという違和感がそうさせた。
そうして唖然としているなか、三条が発した言葉にさらに驚愕してしまう。
でも、少しは予想していた。こうなることを望んでいたのかもしれない。
「…はい」
部屋の端、三条とは死角になる場所でショーツを脱ぎ、
衣類を入れておくプラスティックの籠へと収めた。
羞恥に高鳴る心臓。やや頬を赤らめながら診察台へと向かう。
71 :
三条 望 :03/11/09 01:35 ID:uGsabhK6
>>70 >「…はい」 「まるで期待していたようにとても素直なんですね志保さん…」 やや好色をはらんだ目で志保を見つめる小さく呟く。 >やや頬を赤らめながら診察台へと向かう。 「…母となる女性はすべからくこのように診察を受けるのですから… 恥かしいとは思いますが、お腹の子供の為にも少しの間我慢してくださいね。」 白い肌に羞恥の朱を纏った志保に白々しく淡々とそう告げる。 診察台の元へ志保がたどり着くと、羞恥を含んだ志保の表情を見つめた後で 「それでは…この上に脚を広げるようにお掛けになって頂けますか?」 とても丁寧に…だが有無を言わせぬ口調でそう促した。
72 :
桜庭 奏 :03/11/09 01:44 ID:kd1nnFrg
>>69 「……分かりました。……っ……んっ……」
鞭を打たれるたび、歯を食いしばって目を瞑りながら目の前の侯爵の股間に
顔を押し付けてしまう。
感じる痛みとまだ治まらない動揺のせいで、目の前にあるのが股間だということを
気付いていなかった。
そして目の前で逸物を取り出されて息を呑む。
「……弟のことに関する罰は、……全部私にしてください。お願いします。
同じお屋敷にいたのに気付かなかったといって他のメイドさんとか、
……麗センパイには、何もしないでください。」
自分の家出のときの親との言い争いも、俊にとっては大きなダメージだったに違いない。
ここにいたって、帰ってきてからも自分は仕事でほとんど構ってあげられなかったことを思い出す。
俊が荒れたのだとしたら、それは自分のせいなのだと言い聞かせた。
侯爵のような人は、自分の言ったような理由でも他の人に手を出しかねないと考えて
そうお願いする。
が、言い終わった瞬間に逸物を口内へ入れられてむせそうになり、ゆっくりと息を整える。
そして、少し落ち着くと慌てて顔を動かし始めた。
「……ふっ…んむ……ん…ん……」
どこか冷静な気分だったはずなのに、鞭打ちが止んだせいか次第に興奮を覚え始めた
身体に戸惑う。
(……どうして?こんなときなのに……っ)
湧き上がる劣情を振り払おうと先程よりペースを上げて顔を上下に動かす。
時折吸うように口を窄めてみたり、指をそっと袋に這わせてみたりする。
73 :
里村 志保 :03/11/09 01:45 ID:McWVmLkF
>>71 「……」
促されて真新しい診察台のベッドに腰掛け、寝そべる。
続いて膝を台の上に乗せ、大きく股を開く格好になった。
「こ、こういう感じで足を乗せればいいんですよね…」
三条とは視線を合わそうとはせず、顔を横に向けたまま。
羞恥を煽る卑猥な言葉は一切ないが、突き刺さるような視線。
スカートを捲り上げて秘所を露わにすると、その視線が一斉に集中したような気がした。
74 :
三条 望 :03/11/09 01:54 ID:uGsabhK6
>>73 >スカートを捲り上げて秘所を露わにすると、その視線が一斉に集中したような気がした。 志保が羞恥に捕らわれながらスカートの生地を捲りあげるごとに どうしても徐々に露わになるその白い脚線美に視線が吸い寄せられる。 そして…ついに完全に生地が捲り上げられ、志保の花園の全てが露わになった。 視線を志保の花園につきさし、その様子を注視する。 …すでにそこは期待を孕んでいるかかすかな蜜が染み出ていた。 >「こ、こういう感じで足を乗せればいいんですよね…」 「そうです…よく出来ました…」 幼子をあやすように微笑みながらそう言うと、 手早くM字に開かれた志保の白く伸びた細い脚の足首へと手を伸ばし、 素早くバンドを廻して志保の脚を固定し自由を奪う。 「それでは診察をはじめます…」 感情を殺した口調で、ただ事務的にそう言うと、 大きく両脚が開かれた為、その全貌を否応なしに晒している志保の花園に顔をゆっくり近づけた。
>>72 「お願いが多いね」
からかうように言い、奏とその「他のメイドには手を出さない」という約束はしようとしない。
聞き返してきそうなのが面倒なので、腰を動かして逸物を喉の奥まで突き込む。
「体つきは全然の癖に…こっちはなかなかじゃないですか。
主人に仕込まれたのかな。ここの主人はメイドの御教育にはとても熱心なようだから」
やがて奏が必死でしゃぶる中、快感と段々と込み上げてくる射精感に耐え
逸物を口から引き抜く。
「はいはい、ご苦労様。じゃ、いやらしい君をこれで虐めてあげますよ。
これが欲しくてたまらない顔だな……。
あんなにムチでぶったりした、『酷い男』の僕のモノなのに……」
奏の顎に指を当てると、唇をゆっくり奪う。
「興奮してしまえば、分別も何も無いらしい。ここのメイドは。
…留萌さんもそうだったよ…。」
お互いの唾液を混ぜ合わせつつ舌を絡ませ、奏の興奮を昂ぶらせようとする。
ちゅ、ちゅ…と何度も唇を合わせ、奏の体の力を全部抜けさせようともする。
胸にさえ触れようとはせず、ただ責めるのは唇のみである。
76 :
里村 志保 :03/11/09 02:06 ID:McWVmLkF
>>74 「……」
三条に秘所を凝視されることによって、身体の奥から何かが湧き出る。
(…また、濡れちゃってる)
まだ三条は卑猥なことを何もしていない。診察、というだけだ。
それなのにも関わらず、身体を淫らに反応させて秘所を濡らせてしまう自分。
そんな自分が少々腹立たしくて、捲くったスカートの裾を硬く握り締めた。
「すみません。 ぬ、濡れちゃってますけど、気にしないで下さい」
変な気を起こさず、診察に集中して欲しいと思い、そう三条に言う。
羞恥によって閉ざされていた口からやっとのこと搾り出した声なので、
小さくて震えたような声になってしまっている。
その反応が三条の劣情をより刺激してしまうであろうことには、全く気付いていない。
77 :
三条 望 :03/11/09 02:15 ID:uGsabhK6
>>76 >「すみません。 ぬ、濡れちゃってますけど、気にしないで下さい」
そんな震える志保の言葉が心地よく耳を刺激する。
「色素の沈着もない…色艶…そして形…全て申し分ないですね。
見ているだけで溜息が出てきますね…志保さんのここは本当にお美しい…」
まるでそのヒダの一枚一枚を確かめるように、ゆっくりとペンライトの光で濡れだした花園を照らし、
志保に更なる羞恥を与えるように感嘆した口調でそう呟いた後で、
ペンライトの光が微かに染み出た液体に乱反射して淫猥な光沢を浮かべる志保の花園に、
上から下へとさっと指をなぞらせた。
78 :
桜庭 奏 :03/11/09 02:16 ID:kd1nnFrg
>>75 口の中で侯爵のものが大きくなるのを感じていると、いきなり口内から抜かれる。
侯爵の言葉に、思わず目に涙が浮かび、泣きそうになる。
切なそうな表情になり、そのまま侯爵と口付ける。
「ん……っ」
その切なそうな表情は、感じているときの表情に似ていてどこかいやらしい。
侯爵の端正な顔立ちにも、先程はその冷たさに恐怖を覚えていたはずなのに
今になって何故かドキドキしてしまう。
そんな自分が情けなくなりながらも、次第に意に反して身体は昂ぶってくる。
(……私、なんで、このお屋敷にいるんだろう……
出て行きたくなったときもたくさんあったはずなのに。
それなのに、この人の言うようにどんどんえっちになって……)
>興奮してしまえば、分別も何も無いらしい。ここのメイドは。
侯爵の言葉に、"違う"と言いたげに首を横に振る。
「ん…ん……っ」
体の力が抜けてきて、侯爵にしがみついてしまう。
その瞬間、身体の奥から熱い液体が流れてきたのを感じた。
流れ落ちるのを防ごうと太股を合わせようとしたが、
既に力が入らなくてつぅっと太股を愛液が伝う。
それを感じた途端、伏せられた瞳から、溜まっていた涙が一筋流れ落ち、
次第に幾筋も頬を伝っていった。
79 :
里村 志保 :03/11/09 02:25 ID:McWVmLkF
>>77 「さ、三条さん…」
秘部の色艶や形まで仔細に実況していく三条に、抗議の声を上げる。
「もっと真面目に診察して下さい。もし、その… そういう気持ちになっているのなら、
後ほどお口で御奉仕して差し上げますから。お願いします」
上体をやや起こし、ペンライトを持つ三条を見やる。
だがその抗議を楽しむかのように、三条は指を動かした。
「あん、あぁっ! さ、三条さん!」
秘裂を素早く這い上がる三条の指。
甘美な刺激を与えられて激しく喘いでしまうものの、すぐに再び抗議する。
80 :
秋山 麗 :03/11/09 02:30 ID:7tZgINBC
>>75 >>78 先程訪れた客人の部屋を通り過ぎようとして――ふと、どこか聞きなれた声が聞こえる。
「……ぇ? 侯爵様……?」
そんなはずは……などと思いつつ、気になってしまい、客間の扉を少し開ける。
「……っ!」
微かに開いた扉の向こうには、他ならぬ侯爵に、奏が奉仕をしているところだった。
だが、侯爵の手には明らかにお仕置きで使う種類の鞭が握られ、捲れたままの奏のお尻に、赤い筋が見える。
81 :
三条 望 :03/11/09 02:35 ID:uGsabhK6
>>79 >「もっと真面目に診察して下さい。もし、その… そういう気持ちになっているのなら、 後ほどお口で御奉仕して差し上げますから。お願いします」 「…私はいたって真面目ですよ?今もこうやって志保さんのココを触診しているじゃありませんか。 志保さんは診察を受けている患者さんなのですから…ただ力を抜いてリラックスしていてくださいまし…」 白々しくそう言い終えると、 志保の言葉を咎めるように、花園に伸ばした指先で花びらを擦るように掻き乱す。 「それでは次に…奥の方を見せていただきますから…」 そ激に志保の肢体を震わせた指先を、志保の花園から離しそう呟くと… 白衣のポケットの中から銀色に輝く禍々しい形をした器具をとりだした。 「この前のお引越しの時、志保さんが興味深かげに見つめていたコレ…なんだかわかりますよね…?」 愉悦がまじった口調で、 その妖しい器具を見せつけるように志保の眼前に差し出す。 「以前、志保さん自身が発注してくださった『クスコ』です… 志保さんなら御存知かと思いますが…これを今からどこにどうやって使うか…おわかりですよね?」 不安げな志保を煽るように器具を見せつけるその言葉の語尾には…微かに嗜虐の色が混じっていた。
>>78 「苦しいですか。だったらこんな仕事は辞めてしまえばいいのに。
メイドでなければ生きられない、心から仕えたい人間がいる…
そういう訳でもないのなら」
ぽろぽろと涙を流す奏をベッドに倒し、物を扱うように強引に足を開く。
「見た感じ普通の少女と変わらないし…いくらでも合う職業があるでしょう、君なら。
そうすればここの主人も大弱りだね。
……いい気味ですよ。僕の…いやいや、他人のメイドを横取りした罰だ」
秘裂に舌を這わせ、一度だけ舐め上げると逸物をあてがう。
「…。ほら…いきますよ。僕に詫びながら、しっかり喘ぐように」
逸物を挿し込み、奥まで貫くと小さな奏の体を乱暴に揺する。
涙を流しているようだがさして気にもせず、大きくベッドを軋ませて突き上げる。
「…っ、まだ足りない…。もっと僕を楽しませてくれないかな。
十分退屈しのぎになるように、もっと……。」
腰を打ち付けつつ、奏の乳首をつねるように引っ張る。
「大人しいだけじゃつまらないよ。
君の弟の起こした大変な事は、それじゃあ水には流せないな」
徐々に限界へと向かって快感が押し寄せるが、顔には出さずで
泣きながら喘ぐ奏を、冷笑を浮かべたままで激しく犯し続ける。
83 :
里村 志保 :03/11/09 02:53 ID:McWVmLkF
>>81 「ま、真面目って! ひっ、あぁ、ん、あぁん…」
白々しい三条の言葉に怒ってみせるが、
彼の妖しい動きで行われる触診に感じてしまい、怒気が全くない抗議になってしまう。
「だ、ダメっ! んぁ、あぅ、リラックスなんてぇ、で、できないです」
三条を制止するべく上体を起こしたままの格好。
その格好で身体を震わせているため、次に彼が取り出した器具を見てしまう。
眼前に差し出された銀色の拡張器具。
「……」
ジッとまるで淫具を見詰めるかのような目つきで、クスコを見やり、頷く。
これからそれを差し込まれて膣を拡張されるであろうことを思い浮かべてしまい、
膣から流れ出す愛液の量が増してしまった。
84 :
桜庭 奏 :03/11/09 02:58 ID:kd1nnFrg
>>82 >だったらこんな仕事は辞めてしまえばいいのに〜
「……」
侯爵の言葉が、まるで自分を誘惑しているように聞こえる。
「御主人様は……きっと、私なんか辞めたって、大弱りになりません。
侯爵様がおっしゃるように、私……とてもダメなメイドだから。」
(……そうよ。辞めてしまえば……。
お金を貯めるのだって、ここじゃないとダメってわけでもないのに……)
涙をぽろぽろと零しながらも、何故かずっと欲しかった言葉を侯爵の口から
聞いたような気がしてぼーっとした表情で彼を見上げる。
「……んっ……ごめんなさい……っ」
侯爵に貫かれながら、言われたとおりに謝罪の言葉を述べる。
「……ん…んん……っ……ぁんっ」
身体を揺すられるたびに声を上げ、次第に侯爵のモノをきつく締め付けてゆく。
「イヤ……ごめんなさい、俊君のことは水に……っ
……あんっ…ま……待ってくださ……ぁああんっ」
激しい侯爵の抽送に、一気に高みへ押し上げられ彼のモノを思い切り締め付けて
背中を反らすと早くも達してしまう。
85 :
三条 望 :03/11/09 03:00 ID:uGsabhK6
>>83 >「……」
手にした器具をみつめて蜜をさらに滴らせた志保の様子に、満足そうに淫猥な微笑を浮かべる。
「それでは早速ですが…」
微かに分泌された甘い密が妖しい光を浮かべた志保の花園へと顔を寄せ、
吐息がその粘膜にかかるほど至近距離まで顔を近づける。
そっと指を志保の花園の下方へとあてがい…志保の花園の柔らかい肉の上をなぞると
その指先を蜜を生み出す志保の花弁の中心部まで指を這わせ…
ぐっと指先を志保の花園を守るように閉じられた花びらを指先で左右に押し開いた。
「いいですか志保さん…これはあくまでも診察ですよ…」
そう言い終えると、一呼吸をおいて…
ゆっくりとスブリと志保の膣内に禍々しい銀色の物体の先端を埋め込んだ。
86 :
秋山 麗 :03/11/09 03:03 ID:7tZgINBC
>>82 >>84 「……………………」
無言のまま、奏の喘ぐ姿を見ていたが、そのまま扉を閉じると、静かに部屋から離れる。
これが普通の時なら、庇ったり侯爵に意見したりもしたかもしれないが、今はそんな気になれない。
それよりも、やはり侯爵が怒っている、ということが分かっただけで、軽い震えが走る。
奏のことを見捨てたような気分になり、自分のことしか考えていないような気分になり、
あまり眠れない夜を過ごすことになる。
87 :
里村 志保 :03/11/09 03:15 ID:McWVmLkF
>>85 「あぁっ、だ、だって手つきが厭らしいです。こんなの、診察じゃない…」
秘部の柔肉、花弁を構成する陰唇に指を触れられるたび、小さな嬌声を上げる。
何度も卑猥な診察に抗議をして身を捩ってはいるが、
この診察を望んだように医務室を訪れ、感じてしまっている自分が恨めしい。
本当は診察という言葉を免罪符にして、自分は姦淫に耽っているだけなのだ。
理性が疼き始めたが、それはすぐに吹っ飛んでしまった。
膣に宛がわれた銀色の逸物への期待によって。
「はい、診察です… 私の胎内(なか)、いっぱい見て下さいね」
吐息に熱いものを混ぜ、膣に入り込んでくる金属の感触を楽しむ。
熱い逸物とは対照的な、銀色の冷たい逸物。
>>84 >私なんか辞めたって、大弱りになりません〜
「『そんな事はない』とでも言って欲しいんですか…馬鹿な娘だ。
そうですね…。ここの主人は気持ちが移ろいやすいようだし、
きっとすぐに君の事など忘れて…次の似たようなメイドを、見つけて来るだろうね」
奏の腰を掴んでラストスパートをかける。
「そう。君みたいな、子供のような体型のメイドを…」
胸を押さえつけ、そこでやっと乳房全体に円を描くように手を触れる。
その最中も奏に囁く様子は、まるで端正な顔をした男の悪魔が誘惑しているようでもある。
きつく締め付けられる感覚にも飲み込まれず、荒い呼吸の中、時折声を漏らしては
早々と達した彼女を無視し、自分を気持ち良くさせる為だけに
逸物を膣壁に擦らせたり突き上げたりと奏の体を弄ぶ。
「…っ、んっ、…そろそろ…かな。出しますよ、中に…」
しばらく動いた後、限界を訴える逸物が奏の中で爆発すると同時に
白濁を内部に注ぐ。
まだ放出し終えないうちに膣から抜き、再び奏の頭を引き寄せ
唇の中へ逸物を突っ込むと、遠慮なく残りを吐き出す。
「…。ふぅ……まあまあでしたよ。水に流すかどうかは、まだ決め兼ねますが」
後始末をさせ、身支度を整えると乱れたままの奏を残し
客室を出ていこうとする途中――
「……色々と余計な悩みが増えて大変ですね、君も。同情しますよ、悲劇のヒロイン」
振り返り、奏を嘲笑し、そんな事を言ってから部屋を出る。
※
90 :
三条 望 :03/11/09 03:24 ID:uGsabhK6
>>87 >「はい、診察です… 私の胎内(なか)、いっぱい見て下さいね」
「それではお言葉に甘えて…貴女の胎内をいっぱい見せていただきますよ…
いままで志保さんを抱いた男性すべてが見たことないくらい奥のほうまでね…」
最初はおどけたように…
そして最後は低い口調でそう言うと、
志保の胎内に埋め込まれた冷たい銀色の器具を開き…志保の胎内に視線を注ぐ。
「本当に奥までよく見えますね…
…こんなに卑猥な部分まで志保さんは貴女はお綺麗ですね…」
あまつさえ検診台によってその白い両足を大きくM字に開かれるという恥かしい姿勢を取らされた志保…
そんな志保の花園の前に跪くとクスコを開き、奥底の赤い肉を観察する…
「ほんとうによく見えますよ…
志保さん貴女の胎内の肉も…染み出した蜜も…
そして志保さんが感じすぎていることも…手にとるようにわかります…」
胎内に埋め込まれたクスコによって、愛した男性以外のモノに花園のその奥深くまでを晒した彼女に
羞恥を与えるように淫猥な言葉を投げかけながら、
時折鋭い視線を志保の胎内深くに投げかけ志保の体の様子を探った後で、一瞬思案するような表情を浮かべる。
「経過は良好…問題はないようですね…」
志保には聞こえないようほどの微かな独り言…
しかし「治療」そう呼ばれる行為を止めようとはしない…
弄ぶようにゆっくりとクスコを志保の花園の入り口近くまで引き抜き…
そしてまたその花園の奥に静めていく。
さらにまた根元まで引き抜きまたもクスコを差し入れる…
クスコの動きに敏感に反応する志保の痴態を楽しむように、そんな行動を数回繰り返す。
91 :
桜庭 奏 :03/11/09 03:40 ID:kd1nnFrg
>>88 >「『そんな事はない』とでも言って欲しいんですか…馬鹿な娘だ。〜
「……!!違いますっ。きっと、そうなんです。
私が、…ダメなメイドじゃなくたって、私、いつかはここを出て行くんですから!」
キッとムキになって言い返して赤くなった瞳で軽く睨む。
「ん……お願いします、ゆっくり……っ」
達したばかりでも気にせずペースを緩めない侯爵に対して泣きそうな顔になる。
そして、またゆっくりと奏の身体も絶頂へ向かっていき、侯爵が爆発したときの内部の
振動で、小さく達する。
「んむっ……ん……」
急に逸物を中から取り出されたかと思うとまだ荒い息をしている口に突っ込まれて
大きく鼻で息を吸う。生臭い匂いに眉を寄せながら、必死に注がれるものを飲み下していく。
一旦口を離して小さく咳き込むと、再び舌を這わせて行為後の後始末を終えた。
>水に流すかどうかは、まだ決め兼ねますが」
荒い息を整え、まだ呆然としていたところへそう声を掛けられて慌てて侯爵を見上げる。
「……!……俊君のところには、行かないで。
侯爵様が満足するまで、私のところへ着てくれて構わないですから───」
そう言いかけたところへの最後の彼のセリフ。
「……っ………気をつけてお帰りください!」
まるで自分を見透かすかのような言葉を聞いて、悔しそうに唇を噛む。
そして去っていく侯爵の背中に慌てて声を掛けた。
「…ううっ……ぐすっ……」
部屋に一人になったのを確認すると、枕を抱きしめて顔を埋めて泣き始めてしまう。
92 :
里村 志保 :03/11/09 03:45 ID:McWVmLkF
>>90 「見えます、三条さん? 私の赤ちゃんが入っているところ…」
自分からは見ることはできないので、三条に問う。
膣が拡張される淫靡な悦楽と、性器を晒すことの羞恥。
それらが折り重なって陶酔しきった表情のなかにある、愛らしい瞳を潤ませて。
「ん、私… 三条さんに奥の奥まで晒しちゃって感じているなんて。
あ、んぅ… んん、へ、変態もいいとこですね」
膣が開かれて、奥の媚肉が空気に触れる感触がする。
「なんかスースーします」
情欲に狂った最中に発せられる言葉は脈絡がなく、ただ素直な感想だ。
三条が何か言ったかと思うと、急にクスコが引き抜かれる。
だがすぐさま、胎内の奥まで侵入してくる。
「んぁっ、ひあっぁ、ダメぇ。 それは診察じゃないの…」
天井を仰ぎ、クスコの抽送が生み出す快感に酔いしれる。
すると次第に、部屋に水音が響きだして、三条の指に愛液が付着した。
クスコを伝って愛液が垂れたのだ。
93 :
三条 望 :03/11/09 03:49 ID:uGsabhK6
>>92 >天井を仰ぎ、クスコの抽送が生み出す快感に酔いしれる。
手に付着した志保の蜜をそっと舌で掬い取ると、検診台に拘束された志保に身体を寄せ、
志保の蜜が絡んだ唇に指を沿わせる。
唇のその柔らかく弾力のある感触を楽しむように指を這わした後で、
快感に囚われ目を潤ませる志保に向かって囁いた。
「経過は良好です。あと一月もすれば安定期に入り、多少の無理は利くようにはなるでしょう…
…さて検診はコレでひととおり終了したのですが…」
そこまでいって言葉を区切る。
唇に這わせた指を志保のふるえる豊かな胸へとつぅーっと這わせ、
志保の豊かな胸を布地越しに弄り、
さらにもう片方の手を下に伸ばすと、志保の真珠を指先でやさしく包み込む。
志保の胸と真珠に刺激を与えながらようやく口を開き、淫蕩な声を志保に向かって囁きかけた。
「ここで…終了しても…」
強く胸を絞り上げる。
「よろしいでしょうか?」
さらに擦る指に力を込め志保の紅い真珠をつまみあげた。
上着を羽織り寒い風が吹く中、屋敷を出る。 「待たせたね。…ああ、退屈は多少紛れましたよ。やはりこの屋敷は遊びがいがある。 ……いや?本気で怒っているわけないじゃないですか。誰だっていずれは経験する事だ。 正直、藍子さんは実に面白い事をしてくれたとさえ思ってるよ」 車にそう言いながら乗り込むと、待っていた運転手が一枚のファンシー封筒を差し出す。 「?」 中には藍子の幼い字で書かれていたメモと、一万円札が。 『ぜったいに、こうしゃくさまには ないしょにしてね! あいこ』 「……。すぐバレるに決まっているのに、可愛らしい人だな。 だがこんな事ばかりで麗が戻って来たら…。 …そうだね、また『いい加減にして下さい!』って、夫婦揃って叱られてしまいそうだ」 麗の怒った顔と藍子がしょんぼりする顔を想像し 先ほどまでとは違う感じの、やや温かい笑みを浮かべる。
95 :
里村 志保 :03/11/09 04:00 ID:McWVmLkF
>>93 「んっ、はむ、ちゃぷ…」
自らの愛液で汚れた三条の指を舐め、誠意を持って綺麗にする。
診察をしていただいている三条医師――身分がメイドよりも上である彼。
その御指を汚すして放置することなど、あってはいけないことなのだ。
「あぁっ、ん、ひぁ、あ、三条様ぁ」
淫らな下半身を構成しているものの一部である陰核と、
禁欲的なメイド服に包まれたオトコの劣情をそそる胸。
このふたつを刺激され、どうにもならない喘ぎ声を部屋に響かせる。
「あぁっ! 三条様、あ、あのっ、診察のお礼… させて下さい」
96 :
三条 望 :03/11/09 04:04 ID:uGsabhK6
>>95 >「あぁっ! 三条様、あ、あのっ、診察のお礼… させて下さい」
「ダメですよ…今晩の志保さん貴女はメイドではなく、いち患者なのですから…」
そう言いながら志保の真珠を再び摘み上げる。
「私の欲望は…貴女のかわりは…他の方が処理してくださいますからねっ!!」
口調を強め、さらに志保の真珠を擦り、そして押しつぶす。
「それでは…診察に耐えたいやらしいお母さんに御褒美をあげましょう…」
志保の胸を揉みこむ力強めてそう囁くと、上着をはだけ志保の白い豊かな胸を外気に晒す。
ブラから零れ落ちそうにふるえる志保のゆたかな白い胸…
「本当に志保さんのこの胸はいやらしいおっぱいですね…」
その胸を言葉でなじりながら、ブラ越しに擦るように志保の胸の頂点を刺激する。
97 :
里村 志保 :03/11/09 04:18 ID:McWVmLkF
>>96 「んぁ、ふぁ、あぁっ!」
陰核への強い刺激に高らかに嬌声を発し、
スカートの裾を千切らんばかりにより強く握り締める。
「あぁっ、ダメ、三条様っ」
強烈な陰核への刺激に耐え切ったと思うや否や、
真珠を押しつぶされてより激しい快感が下半身を支配する。
快感が下半身を駆け上がり、上半身、頭の中を直接弄られたかのような。
「んふ、ふふ… あぁ、ぁん、ぁ」
診察が終了したのにも関わらず、診察台で劣情の限りを尽くし合う。
「これだけ大きいと、赤ちゃんにお乳をあげるのが楽しみなんです」
自慢の胸を弄られて、そう応じる。
98 :
三条 望 :03/11/09 04:24 ID:uGsabhK6
>>97 >「これだけ大きいと、赤ちゃんにお乳をあげるのが楽しみなんです」
「もう母乳が溢れてきていますね…これだけ立派な胸がさらに張って苦しいでしょう…
そろそろ誰かに搾っていただいた方がいいかもしれませんよっ」
そう言いながら志保の背中に手を廻しブラのホックを手早くはずし、
ブラを跳ねのけるようにふるんとこぼれる志保の胸に手をあてがうと、その胸の形を歪めるようにも揉みしだく。
「こっちの方も…もうこんなに溢れていますよっ…」
そう言い、M字に両足を開き屈辱的な体勢を取らされ、
冷たく光るクスコが埋め込まれたままの志保の花園の表面を乱暴に指で掻きまわす。
「溢れたこの音が聞こえるでしょう…?本当にいやらしいお母さんですねっ…」
胸…そして花園に潜んだ真珠を責めたて、
「さぁ…ちゃんと診察に来た褒美ですっ…このまま快感に酔いしれてくださいましっ」
そういいながら、汗ばむ肢体白い肌に朱がさした志保を絶頂に追い立てた。
99 :
里村 志保 :03/11/09 04:46 ID:McWVmLkF
>>98 「はい、胸が張るのも苦しいですし、肩が凝るのも。でも搾るのは自分でできます」
露わになった巨大なマシュマロ。その形が歪む姿に恥ずかしがって言う。
「自分でできるというか… 自分でするときに、自分で吸っちゃうんです」
診察を終えのだが、拡張されたまま放置される膣穴。
内部から外に押し出すような圧迫、拡張感に、さらに快感を上乗せしようと三条は試みた。
「あぁ… 気持ちいいです。三条様ってとてもお上手…」
クスコのせいで奇妙に歪んだ秘裂の上を乱暴になぞられ、陰核を蹂躙される。
「あっ、あぁぁっ、そ、そろそろ、私… ああっ!」
胸、陰核、膣を器用に攻め立てられた結果、すぐさま絶頂に達してしまった。
M字に開脚し、秘部を晒したまま。
100 :
三条 望 :03/11/09 04:59 ID:uGsabhK6
>> 志保を高みに追い立てるように、 強く汗と母乳で濡れた胸の頂点を、そして男性を欲して焦がれるように蠕動する花園の真珠を… 擦りあげた直後、 志保はそのしなやかな肢体を跳ねさせるように震わせ、 両足を無残に拡ろげたまま志保の上半身が力なく診察台に倒れこむ。 「どれだけ嬲られても…志保さん、貴女はその美しさを損なわない…」 息を整えながらそう呟いて…その志保の痴態を観賞するように見下ろす。 志保の自由を奪っていた足首のベルトをはずし、志保の肢体を抱き上げる。 「自分で部屋には戻れないようですね…」 微かに消毒液の匂いが染み込んだベッドに力ない志保の肢体を横たえた後で、 瞳を潤ませた志保の表情を見つめ、 「こんな部屋からは、直ぐにでも出て行きたいかもしれませんがね…」 そう意地悪く言葉をかけた…
>>100 「……」
荒く呼吸をして、汗ばんでいる身体を三条に運んでもらう。
申し訳なさそうな表情で、前回まで診察に使用していたベッドに寝転がった。
>「こんな部屋からは、直ぐにでも出て行きたいかもしれませんがね…」
意地の悪い三条の言葉に、顔をやや濁らせる。
「いつも診察していただいてもらって、気持ちよくさせていただいているのに。そんなことありません。
私、患者でなくてひとりのメイドとして訪れたいんです。そしていつもの、お礼がしたいんです」
罪悪感のような感情に苛まれて涙を流してしまう。
「今度は必ず、お礼させて下さい」
102 :
三条 望 :03/11/09 05:27 ID:uGsabhK6
>>102 >「今度は必ず、お礼させて下さい」
そんな言葉に微かに頬を緩め苦笑する。
「志保さん…貴女がまずお礼をする相手は御主人さまではないのですか?
そして他にも様々なお客様が貴女のそのいやらしい肢体を待ち焦がれているんじゃないですか…?
意地悪そうに、身を横たえた涙を浮かべた志保にそう呟くと、
ストーブに火をともした後で、床に落ちた白いシーツを拾い上げ待合用の長椅子に寝転んだ。
104 :
椿 杏樹 :03/11/09 22:14 ID:9KmTbgV/
洗い終わったタオルを何枚か持って歩いている。 男性陣の部屋の並ぶ廊下を歩いていると、人の気配の無いマスターの部屋が。 「うーん…。なんだか責任感じちゃうわ…」 多少やはり気になってしまうらしい。 「奏ちゃんから聞きました。 あんなに待ってくれてたなんて私、全然知らなかったの…ごめんね」
自室で珍しく本を読んでいる。
「〜〜♪」 ご機嫌な様子で廊下を歩いている。
休憩室に毛糸を持ち込んでマフラーを編んでいる。 随分と上達したようだが…
108 :
椿 杏樹 :03/11/09 22:30 ID:9KmTbgV/
並んでいる部屋のドアを開け、タオルの束をひとつひとつ置いていく。 「はーあ…。タオルはいいわねえ、気楽で」 意味不明である。 ぼーっとしたまま、たまたま入った部屋にもタオルを置く為に 屈んで小さく溜息をつく。
「今日は、おもろいてれびがないな〜」 自室(凛香の部屋)でテレビのチャンネルを変えている。 「選挙なんてつまらん!」 なにか面白い事はないかと、自室を出て行く。
「う〜ん、出来たけど…なんか、どっちのご主人様にも似合わなさそうだな〜」 派手な色合いのマフラーを広げてほどこうかと考えている。
>>108 「お疲れ様、杏樹」
何事も無かったように、そこに立っている男。
「……どうした?俺の顔になんか付いてる?」
杏樹の驚く顔を不思議そうに見つめ、首を傾げる。
「おいおい、俺の部屋なんだから、俺がここにいるのは当然だろ?」
なおも目を見開いている杏樹に、冗談っぽく笑いかける。
>>110 廊下をぶらぶらしていると、マフラーを広げている未来の姿が目に入り
こっそりばれない様に部屋に入っていく。
「だ〜れだ?」
未来の後ろに周り、目を手で覆う。
>>112 「きゃっ!」
突然目隠しをされ、悲鳴をあげる。
一瞬主人かと思ったが、声が若いことに気付いて考えている。
「うーん…瀬名さんはこんな事しないから、悠斗さんでしょ?」
114 :
椿 杏樹 :03/11/09 22:46 ID:9KmTbgV/
>>111 >お疲れ様、杏樹
「はい。どうも〜………」
と、立ち上がろうとしたところ何やら自分の名前を呼び捨てなので
「ん?」と不思議そうに顔を上げる。
「………!!!!!(おっ…お……)」
驚きで口をぱくぱくさせて伊達(?)を眺める。
「いやあぁっ!お、お化け?何!?わからない、で、でた〜〜〜〜〜!!」
頭が酷く混乱してしまい、思わず腰が抜けてしまう。
「ぼ、ぼーっと考え事してたからここが空き部屋だったのも、わ…。
忘れてたのね。そ、それで私……」
しどろもどろで蒼白になりながらとりあえず質問に答える。
115 :
三条 望 :03/11/09 22:50 ID:uGsabhK6
「…」 ぼんやりとデスクに向い、左手で鉛筆をくるくると廻している。
>>114 「はぁ?おいおい、バケモノを見るような目で俺を見るなよ…」
苦笑いしながら杏樹の方を見る。
「ほら、周り見てみろよ。ここは俺の書斎だぞ?…空き部屋なわけがないだろ」
腰の抜けた様子の杏樹の腕を掴んで歩かせ、そのまま椅子に座らせると自分も近くにあった丸椅子に座る。
「わざわざタオル届けてくれて、ありがとう。…っておい、大丈夫か?」
117 :
桜庭 奏 :03/11/09 22:53 ID:kd1nnFrg
お風呂から上がり、お風呂セットを抱えて自室へ戻ってくる。 いつもなら鼻歌交じりなのだが、昨日の今日なのでいつもより静かである。 そして、昨日の傷に塗り薬を塗ろうと思いチューブを手に持ったところで そのチューブの中身がスカスカなことに気付く。 「あら……」 医務室に薬をこっそり貰いに行こうと部屋を出て行く。 (お医者様がいないといいな。恥ずかしいし……) 少し眠い目を擦りながら廊下を早足で歩いていく。 余程昨日の出来事が強烈だったのか、頭から侯爵の端整な顔が離れず寝不足である。
>>113 「あたり〜、正解した未来ちゃんには
悠斗君のチューが送られま〜す、ちゅ」
ほっぺに軽いキスをする。
「そういえばなにしてたの〜?」
テーブルの上に、置かれている編み物道具を見つける。
「なるほど、好きな人のプレゼントを作ってたってわけか」
119 :
椿 杏樹 :03/11/09 23:01 ID:9KmTbgV/
>>116 「あっ…あら?でもここ、伊達さんのお部屋としても志保さんとみかささんが
お片付けしたって…あら??」
頬に手を当てて立ち上がるが、空と思っていた部屋が以前のままである。
「物がある……。」
呆然としたまま、とりあえず椅子に座るとしばらく黙るが
徐々に落ちついてきたのか普通に喋り始める。
「…。ほんとバカっていうか、抜けてる人ですね。
お部屋を間違えてるんじゃない?お化けで出るなら、志保さんのお部屋へどうぞ」
頬を膨らませてぷいっとそっぽを向く。
>>119 ほっぺにキスをされて首をすくめるが、悠斗だとわかっているので
「ダメですよ〜」としかいわない。
「す・好きな…人…」
図星なことを言われたので口篭もりながらほっぺを真っ赤に染めている。
「あ・あの…そんな事…悠斗さん知らないでいいんです」
真っ赤なほっぺを膨らましている。
122 :
三条 望 :03/11/09 23:04 ID:uGsabhK6
>>117 「すこし…おなかが空いたな…」
そう呟くと、部屋屋を出て厨房へ向かおうと廊下を曲がる…
がそこで、鍵を閉め忘れた事に気が付いた。
「流石に開けっ放しはまずいかな…」
踵を返し、医務室に戻ろうと廊下を曲がろうとした所で
医務室の前で躊躇いがちに立ちすくむ1人のメイドの姿が目にとまる。
「…」
声をかけようとしたのだが、不意に思いとどまり廊下の角に身を隠した。
>>119 「おいおい、久々に会ったのにいきなり馬鹿、か。……相変わらずだな、杏樹」
頭の後ろで腕組みをしながら、苦笑いを続ける。
>お部屋を間違えてるんじゃない?お化けで出るなら、志保さんのお部屋へどうぞ
「むっ。そんなに言うなら志保の所に行ってくるぞ。杏樹が腰抜けたんだから部屋まで送ろうかなとは思ってたけど…そけだけ元気なら必要ないかな」
そんな事を言って、座っていた椅子を立つ。
>>120 「わ〜い、当たった〜、はい、俺にもご褒美ちょうだい」
目を瞑り、未来のキスを待つ。
「……だめ?えへへへ」
「いいな〜、こぉんなカワイイ娘からプレゼントもらえるなんて
うらやますぃぜ、こんちきしょう」
と、未来の頬をぷにぷに。
125 :
桜庭 奏 :03/11/09 23:12 ID:kd1nnFrg
>>122 医務室にたどり着くと、とりあえずノックをしてみる。
しばらく待ってみるが、返事が無い。試しに再挑戦してみるが、同じである。
「……いないのかな……?」
ほっとしながら、そーっとドアノブに手を掛けると、鍵はかかっておらず簡単に開く。
「……いない。」
隙間からきょろきょろと中の様子を窺い誰もいないのを確認すると、そっと中に入る。
「よかった、誰もいなくて。お薬を借りて、後で返しに来ればいいよね。」
何故か爪先立ちで音を立てないように救急箱のある場所へ向かうと、軟膏を探しはじめた。
>>124 目をつぶりキスを待つ悠斗に
「なに言ってるんですか〜」
というと、悠斗がバツが悪そうな顔で笑っている。
「え、かわいい?…そんなお世辞言っちゃってぇ〜
そうだ、悠斗さんこれほどこうと思うんですけど、手伝ってくれませんか?」
今編み上がった派手なマフラーを悠斗に渡そうとする。
127 :
三条 望 :03/11/09 23:17 ID:uGsabhK6
>>125 「………」
人目をはばかるように、医務室の中に入る奏の姿を見…
その表情に妖しい色が浮かぶ。
そっとドアの元に移動して奏が部屋の中で何をしているのかを盗み見た。
128 :
椿 杏樹 :03/11/09 23:24 ID:9KmTbgV/
>>123 「……その方がいいわよ。…私の前になんか、いなくたっていいもん。
志保さんの方がね。全然、いっぱい。かわいそうなんだから…。」
自分も椅子から立ち、俯いて手を背後で組み表情を見せないようにする。
が、声がどことなく涙声のようにも聞こえる。
(どうしよう…なんだか全く訳がわからないけど、私はこうする方がやっぱり…いいよね?)
「…もういや」
悶々と考えるうち(なんでこんなに他の人の事で自分が悩まなくちゃいけないのだろう)と
思い始め、先ほどまで考えていたマスターの事ともあいまって
おっとりしつつも、少し感情的な言葉を伊達に投げかける。
「だいっきらい。バカ。胸が……、痛くてどうにかなっちゃいそう……」
涙がぽろっと零れてしまい、それを見せるのもまずいと思ったのか
咄嗟に慌てた様子で手でごしごし擦る。
129 :
桜庭 奏 :03/11/09 23:24 ID:kd1nnFrg
>>127 「あった、コレだ。」
目当ての塗り薬を取り出すと、救急箱の蓋を閉め、元あった場所に戻す。
「メモ書いておこうかな、紙、紙……」
ポケットの中の手帳を探すが、自室に置き忘れてきたことに気付く。
「えーと……」
三条の机の上を物色し、何かメモを残せるような紙が無いかを探すが、
大事そうな紙ばかりで、今使えそうな紙は無い。
仕方なくメモを残すことはあきらめ、薬を塗ったらすぐに戻しに来ることにする。
できれば、また三条がいないうちにこっそり返したいが。
「仕方ないよね。ごめんなさい、無断でお借りします。」
普段三条が使っている椅子の方へ頭を下げると、再び爪先立ちですばやく医務室を出て行く。
>>126 「やだな〜、俺がお世辞なんか言う奴に見える?」
何処からとも無く『見える』と即答される。
「ハッ!何だ今の声!……き、気のせいか」
>今編み上がった派手なマフラーを悠斗に渡そうとする。
「ぁぃぉ、任せなさぁい」
マフラーを受け取ると、器用に縫い目をほどいていく。
「なんか、勿体無い気がするな〜、折角未来ちゃんが編んだのに」
>>130 突如>「ハッ!何だ今の声!……き、気のせいか」 という声にビックリするが、
独り言や一人ノリ突っ込みの多い悠斗のことなので突っ込まないでおいた。
マフラーを渡すと上手にほどく悠斗を見て感心している。
「上手ですねぇ〜」
>「なんか、勿体無い気がするな〜、折角未来ちゃんが編んだのに」
「え、でも…派手すぎませんか?悠斗さんがするならいいかも知れませんけど…」
誉められてるように思い目尻が下がっている。
132 :
三条 望 :03/11/09 23:34 ID:uGsabhK6
>>129 ドアの影に身を隠し、部屋の中を物色する奏の姿を見つめた。
「傷薬…?」
薬を取り出して部屋を出ようとする奏に、
気付かれないように再び廊下のすみに身を隠した。
薬を大事そうに抱え足早に医務室から離れる彼女の後ろ姿を見つめ、
妖しげな表情を浮かべると
「無断借用なんていけないメイドさんですね…」
そう呟いてニヤリと微笑んだ。
>>128 「杏…樹?」
どこか泣いている様な杏樹の声。それに気付き、微かに表情が変わる。
>志保さんの方がね。全然、いっぱい。かわいそうなんだから
「……」
そのまま無言で杏樹の方を見ていると、彼女はいつのまにか悲痛な声を上げている。
どこか遠い目をしながら、それをただ黙って聞き続けた。
>だいっきらい。バカ。胸が……、痛くてどうにかなっちゃいそう……
「……なあ、杏樹」
すたすたと杏樹の方に歩み寄ると、とんとん、と肩を叩く。
「どうしてそんなに辛そうなんだ?どうして自分の言いたい事を押し込めてるんだよ?…そんなんじゃ…きっと絶対生きてて後悔するぞ?」
さりげなくポケットからハンカチを出して、杏樹の手近にある机に置き、側に座ったまま続ける。
「だいっきらい…か。そうかもな、俺は君に迷惑ばっかりかけて。…もっと悪口あったら、今のうちに全部言ってくれよ。それで杏樹が楽になるなら」
側にいても視線は合わせず、ただただ遠くを見ているような目のままでそう言う。
>>131 「いやぁ〜、それほどでもないよ〜はっはっはっ」
誉められた事で調子に乗って余所見なんかをかましている。
「あっ……くのやろ、こんちくそう!」
毛糸が手首に絡まり、外そうと悪戦苦闘するが
外れる所か、ますます食い込んでいく。
「だーーーーーー!!」
やけくそになり、ぶんぶんと腕を振る。
すると、既にほどけている毛糸やら、編み棒やらが部屋いっぱいに散乱する。
>>134 手首に毛糸が絡まり暴れる悠斗を見て慌てて
「悠斗さん、悠斗さん、落ち着いてください…
ほら、じっとして。こうやって、こうやれば…」
悠斗の手首や腕に絡まった毛糸をほどいている。
「これで大丈夫ですよ」
毛糸から悠斗を解放してにっこりと微笑みかける。
>>135 「むぉー、流石未来ちゃんだ」
みるみる間に、手首から毛糸が無くなっていく様子を、感心しながら眺めている。
未来の笑顔を見て、急に自分が恥ずかしくなってきたのか、思わず顔を背けてしまう
すると、休憩室中毛糸だらけなのが目に入る。
「わー、ごめん未来ちゃん!今片付けるから!……どわっ!」
邪魔しただけでなく、仕事を増やしてしまい、罪悪感からか部屋を掃除しようとする。
しかし、あまりに焦っていた為、ほどけた毛糸に引っかかり未来をソファーに押し倒してしまう。
137 :
椿 杏樹 :03/11/09 23:56 ID:9KmTbgV/
>>133 出されたハンカチを勢い良く奪い取ると止まらない涙を拭う為に
目に当てる。
それでも何か口を開こうとしてはやめる、の繰り返しだったが
半ば気持ち的には投げやりな部分も出てきてしまう。
「……貴方に中途半端にそうやって優しくされるのも、私嫌い。だいっきらい。
そう。そんなに悪口言って欲しいのね、なら言ってあげる。
貴方が傷つくような、最大級のやつを言ってあげればいいのよね?わかったわ。
聞いたら、絶対また死んじゃうんだから」
そう言い、開き直ったような表情をしてハンカチを机に置くと
「だいっきらいなんて嘘。志保さんばっかりずるいわよ…。
私だって、ほんとは…伊達さんが好き……」
しゃくり上げつつ、抱きついて頭を強く伊達の胸に埋める。
>>136 >ほどけた毛糸に引っかかり未来をソファーに押し倒してしまう。
「あ…ゆうとさん」
ソファーの上で覆い被さられ、キスしそうなくらいに近づいた悠斗の顔から
思わず視線をそらしてしまう。
>>138 身体が密着し、なんとも心地の良い温もりと
ドキドキという、未来の鼓動が伝わり頭が真っ白になって行く。
「ごめん、俺我慢できなくなっちた……この前のリベンジ、いい?」
返事も聞かず、自分の唇を未来のに重ね、そのままゆっくりと
うなじから、首筋まで満遍なく舌を這わせていく。
>>137 「……」
涙を拭いつつ、何か言おうとする杏樹の行為を、ただ黙って待ち続ける。
>貴方に中途半端にそうやって優しくされるのも、私嫌い。だいっきらい〜
「…随分手厳しいな。俺は…そんなに中途半端か?」
感情のままに言葉を投げかけ、その時々に悲しげに顔を歪める杏樹。
ただ、それでも彼女が話を終えるのを待ち続けた。
>だいっきらいなんて嘘。志保さんばっかりずるいわよ…。 私だって、ほんとは…伊達さんが好き…
「……!」
胸中を告白して、自分の胸に飛び込んできた杏樹。
ふわふわとした普段の態度からは想像も出来ないほどに真摯なその口調。
「……杏樹、本当なのか?俺はこんな奴だし…それに…」
杏樹に誘われるように、手がぴくり、ぴくりと彼女の背に手を廻しかける。
それでも、杏樹の口から何か言うまではこれ以上は何もしない、と言った感じでもあった。
>>139 >「ごめん、俺我慢できなくなっちた……この前のリベンジ、いい?」
「……」
返事も出来ずにいると、悠斗の唇が未来の唇を捕らえる。
そうして首筋に舌が達すると、未来の両手は自然と悠斗の背中に回り
しがみつくようになっていた。
「悠斗さん…ねえ…り…」
凛香の名前を言いかけて口を閉じてしまう。
>>141 首筋を吸いながら上着のボタンを外し、胸を露出させると
ゆっくりと舌を胸の突起に動かし、とがり始めている突起にむしゃぶりつく。
>「悠斗さん…ねえ…り…」
「ん、どしたの?やっぱ嫌?」
言葉の真意は分かってはいないようだ。
ふわふわと軽快に廊下を歩いていると、 今は空室となっている部屋から聞き覚えのある声がしてくる。 「……?」 耳を澄ましてみると、杏樹ともうひとり誰かの声。 (杏樹さん、誰と話しているんだろう) そっとドアの隙間から、部屋を覗いてみる。 「!?」 すると、片付けたはずの調度品が以前のままになっている。 部屋の様相は、愛する彼が生前使っていた書斎そのもの。 その彼も―― 「え、何で? 雅彦さん??」 生命力溢れる血色艶やかな顔をして、困っている伊達。 彼が健康なのは良いことだが、その胸に一匹の子猫が見えた。 「それに杏樹さんも…」 ”まさか…”と思いつつ、大粒の唾を飲み込む。
>>142 敏感な突起を咥えられるとスカートの奥で蜜が溢れ始めショーツにしみが現れ
始めていた。
>「ん、どしたの?やっぱ嫌?」
悠斗の言葉に
「う、ううん…ねえ、悠斗さん私でいいの?」
凛香のことが気になり悠斗に聞こうとするが、どうしても凛香の名前を
口に出すことが出来ずにいる。
その間にも、悠斗は未来のメイド服を脱がしショーツだけにされてしまっている。
145 :
椿 杏樹 :03/11/10 00:32 ID:Hv4TmjV9
>>140 (どうしよう…。どうしようだめよ〜、口が滑って言っちゃったりしたら大変な事に…)
と、静かに混乱が酷くなるが言葉が止まらない。
「こっちにいる時には気付かなかったの。でも夏に余所のお屋敷に行って……。
寂しいから色々、いらないこととか考えちゃったのよ、そしたら」
伊達を非難するように言うが、見上げる表情は辛そうで両目にいっぱいの涙を溜めている。
「貴方のことばっかりだった。気付かなかったの、私もバカだから。
幸せそうな伊達さんと志保さんがいるんならお屋敷にはもう戻りたくないって、
思ったりもしたんだから!」
胸がズキズキと痛む中で、躊躇っている伊達の様子を無視するように
手を首に回し、強引に唇を奪う。
「…っ。本音を言っていいんでしょう?だからほんとよ。
でもみんなが『志保さんと伊達さん、幸せになって欲しいね』って言ってたから…ぐすっ。
時間も無かったし、お邪魔虫は、さっさといなくなっちゃった方がいいじゃない……。
私の気持ちなんて…私ひとり我慢してたら、どうにでもなるもの…」
しかし言葉とは反対に、体はなぜか離れたがらない。
「でももう我慢するのだって限界よ…。…ぜんぶぜんぶ…。あなたの…せいよ……」
しばし黙って泣くうちに流れていた涙も、やっと落ちついてくる。
すると、覚悟を決めたように彼の顔を見る。
「…。抱いてください。今度は体だけじゃないわ、心もいっしょに…」
>>144 「いいもなにも、未来ちゃん"が"いいの」
不安気な未来の頭をゆっくりと撫でてやると、指に唾液を絡め
それを、そのまま未来の秘所に持っていき、陰核を刺激する。
十分に潤ったのを確認すると、逸物を取り出し秘裂に狙いを定める。
「じゃあ、いくよ」
腰に力を入れると、ゆっくりと確実に膣内へと埋めていく。
>>146 「本気になっちゃいますよ…」
そこまで言って紺野の顔が思い浮かぶが、秘豆を刺激されると
眼の前の悠斗だけしか見えなくなっていた。
>腰に力を入れると、ゆっくりと確実に膣内へと埋めていく。
未来の胎内を悠斗が埋めていくと、
「あっ…ゆうとさん…悠斗さんが…」
紺野に抱かれた時と同じような幸福感が未来を包んでゆく。
>>145 次々と心に秘めていた感情を吐露していく杏樹。
その一言一言が、確実に心の琴線に触れていく。
「杏樹……お前、そんなに…悩んで」
出てくるのは、ただ途切れ途切れの言葉のみ。
周りの景色などまるで見えず、ただ…視界には目を潤ませた杏樹が映るだけ。
「杏じ……んんっ、ん……」
そのまま唇を奪われると、躊躇いがちに、反応して動いてしまう舌。
唇を離しても、杏樹の一言一言が胸に突き刺さり、そしてそれが心の隅、ほんの片隅にあった何かを引きずり出してくる。
「そうか…我慢、できないか」
冗談っぽさの混じった多弁もどこへやら、初めて心を開いてくれた杏樹を見るだけで、心の中で言いようの無いものが動き始めた。
>…。抱いてください。今度は体だけじゃないわ、心もいっしょに…
もう、彼女の心には、偽りも、上辺だけの感情も、他人の為の嘘も無い。
「本当に…後悔しないんだな、杏樹?…それなら…」
そのまま…どちらからともなく、ベッドに倒れこむ。
>>147 「未来ちゃんなら大歓迎だよ」
余裕なんてほとんど無いのに、無理に笑顔を作る。
幼い秘所の締め付けに負けまいと、奥深くをえぐるように腰を打ち付ける。
「やっぱ未来ちゃんの膣内は凄いなぁ……っく」
部屋中に厭らしい水音が響く中、徐々に快感に翻弄されて行く。
「あっ……くぅ」
遂に我慢できなくなり、逸物を脈打たせながら最後の一滴まで
白濁の液体を流し込んでいく。
伊達の胸に顔を埋めて泣いている杏樹。 その光景や発せられる言葉から、だんだんと状況把握ができてくる。 (なんで、なんでなんで? どうして?) 状況把握はできたが、こうなってしまった経緯が理解できない。 心音が高まってくるのと同時に目頭が熱くなり、鼻の奥が疼く。 ただ状況を見守っているうちに、涙が溢れ出てきた。 伊達と杏樹の行為は移り変わり、濃厚なキスからベッドインへ。 (だめ。 絶対ダメ) ここで出て行くことは事態をややこしくするだけ、とわかってた。 けれども出て行かないわけにはいかないし、身体が勝手に動いた。 「……!」 ドアを開き、怒気と悲哀を孕んだ無言の視線で二人を睨みつける。 涙を流して充血した瞳なので、余計に怖い。
>>149 >「未来ちゃんなら大歓迎だよ」
「う・うん…」
そう聞くと悠斗の唇を自ら求めた。
徐々に全身に快感の波が訪れ心が揺さぶられる。
>遂に我慢できなくなり、逸物を脈打たせながら……
悠斗の白濁を体の中心で感じると、再び悠斗の唇に吸い付く。
未来が肉体的に達する事は出来なかったが、心からの満足感が未来を満たした。
堅さを失い未来から押し出された逸物を口で清め、悠斗の服装を直すと
二人一緒に散らかった毛糸を片づけ、二人は未来の部屋に消えていった。
152 :
椿 杏樹 :03/11/10 01:07 ID:Hv4TmjV9
>>148 >本当に…後悔しないんだな〜
「後悔も何も、もう遅いわ。言っちゃったもの。誰かさんが言えって言うから。
ねえ。もう1回キスしてほしい…今度は、貴方から」
ベッドに倒れ込むと両手で彼の頬を挟んで、キスをねだる。
「……今日だけでいいんです、おねがい…。
『志保』は忘れて……『杏樹』のことだけ考えて」
切なげな表情で伊達に言う。
>>150 「!」
突如部屋のドアが開いたのでそちらに目を移すと、志保の姿が。
普段なら最大級に慌てるところだが、もう今日は歯止めが利かない。
睨まれてびくっ、と恐れるように体を震わせるものの
「…今日は、あげません。私だけの伊達さんなんだから。」
と伊達の首にしっかり抱き付いて、途切れ途切れに志保へと言う。
>>150 >>152 >ねえ。もう1回キスしてほしい…今度は、貴方から
「わかった。……もう、知らないからなっ…!」
杏樹に誘われるままに唇を重ね、今度はしっかりと舌も絡める。
身体もぴったりと合わせ、ベッドの上で濃厚なキスを続けた。
「今日だけ…か。杏樹、あのさ…」
そこで何か言いかけたところで、勢いよくドアが開く。
「……志保っ!?」
そこにいたのは怒気、驚き、戸惑い…それら感情を纏った志保がこちらを睨みつけるように立っている。
涙を流す、その姿。
何か言おうとした所で、杏樹の声が部屋に響いた。
>…今日は、あげません。私だけの伊達さんなんだから
杏樹に抱きつかれたまま、志保と杏樹がやりとりするのを見ていた。
>>151 全てを出し終えるとゆっくりと逸物を抜き取りドサッとソファーに座り込む。
「また負けちった……」
ポツリと、小さく呟くと後始末をする未来の頭を、微笑みながら撫で
行為後の、脱力感に身を任せる。
散らかった毛糸を片付け終え、自室に帰ろうとすると何かに引っ張られる。
何事かと思い、その方向を見ると、俯き加減で裾をくいくいと引っ張る未来の姿が。
「よしよし、じゃあ今日は一緒に寝るか〜」
手を繋ぎ、肩を並べながら未来の部屋へと入っていく。
その後どうなったかは秘密。
>>152 「あ、あげません… ですって?」
杏樹が伊達の首に抱きつくと大きく眼を見開き、形振り構わず近付いていく。
「ふざけるのもいい加減にして下さい、杏樹さん」
持てる力を全て込めて杏樹の腕を掴み、伊達から引き剥がそうとする。
「さ、離れて」
言い終えると口を尖らせ、きつく閉じたジャムの蓋をこじ開けるように。
>>153 「雅彦さんは黙っていて下さい」
瞳が潤みきり、愛する人の顔が霞んでよく見えない。
いや、見たくないのかもしれなかった。
156 :
椿 杏樹 :03/11/10 01:41 ID:Hv4TmjV9
>>153 >>155 「ん…ふぅ…。ちゅう…」
固く目を閉じて、キスを受ける。
舌を絡めて角度を変え、その間も彼の髪を撫でたりする。
「伊達さん……。んんっ…」
>今日だけ…か。杏樹、あのさ…
「?なに…?」
何かを言いかけていたのに、志保が入ってきたことでそれは聞けずじまいだったので
それが少し心に引っかかった。
志保が泣き怒った様子で自分を引き剥がそうとするので、
自分も離れまいと伊達にしがみつく。
「ふ、ふざけてません〜。やだやだ、絶対離れないんだから〜。
まだ私キスしかしてもらってないのに…やだあ…」
子供が駄々をこねるように言うと、瞳をうるうるさせて伊達を見上げる。
「………。…これで、志保さんのほうにまた行っちゃうの…?」
と、しているところで志保がめいっぱいの力で自分を引き剥がす。
「にゃあっ」
なぜか思わず変な声が出てしまうが、そんな事を気にする余裕も無い。
「いたたたたぁ……」
ベッドの下に転がり落ちると打った腰をさする。
その際スカートが捲り上がって、ショーツが見えるギリギリまで太股が見えてしまっているが
本人は全く気付いてはいない。
>>155 >>156 「……志保」
志保の口調に何も言う事が出来ない。
いや、言う事が許されなかったようにも思える。
一方で、駄々をこねるようにしがみつき、求めてくる杏樹。
彼女の「志保さんのほうにまた行っちゃうの…?」と言う問いに、胸が軋むような気がした。
と、志保が無理矢理杏樹の身体を引き剥がす。転げ落ちる杏樹。
「ちょっと、志保、いくらなんでも……っ」
とりあえず、まるで誘うような体勢をしていた杏樹を立たせる。
そうすると、飛び交う視線の火花。誘う杏樹、見つめる志保。
ぐるぐると思考が回っても、結論は出ず、焼き切れていくだけ。
─ぷちん。
「わかった。志保も杏樹もとりあえず…」
ヒューズが飛んだのか、一気に志保と杏樹をベッドに押し倒す。
「仲良くしような、な?」
完全に飛んでいる意識のままで、二人を別の意味で煽るような事を言う。
>>156-157 (よし!)
伊達から杏樹を引き離して、一先ずの安堵を思い浮かべる。
しかし床に転がった彼女を見てみると、スカートが捲くれたあられもない姿。
嫌な予感がして涙を服の袖で拭い、伊達のほうへと視線を戻す。
男を誘惑する格好の杏樹を特に凝視するのでもなく、紳士的に立たせる伊達。
先ほどした嫌な予感は杞憂だったようだ。
(そう、雅彦さんは私の夫。お腹の子のパパなの。他の人に欲情しちゃいけないんだから)
ひとりで勝手に納得して、杏樹へと再び鋭い視線を投げかける。
愛しい人を横取りしようとしたメイドへの怒り。
ドロドロとしたものを沸々と煮えたぎらせていると、伊達にベッドへと押し倒された。
「あぁん、雅彦さ―」
歪んでいた表情を直して伊達を受け入れるが、そのすぐあとに発せられた言葉に戸惑う。
戸惑うというより、同意できなかった。
「え、な、なんでです… こんな泥棒猫となんか」
伊達から眼を逸らし、杏樹を見詰め、つい吐き捨ててしまった。
159 :
椿 杏樹 :03/11/10 02:18 ID:Hv4TmjV9
>>157 >>158 「きゃっ」
>仲良くしような、な?
志保と共に伊達にベッドへ押し倒され、そう優しく言われたので素直に頷く。
「うん…。志保さん、私、志保さんと喧嘩する気はないんです。
2番目でもいいから抱いてくれたら…それで……。あのー……」
真っ赤な顔をして伊達に目線を一瞬送り、直後俯いて指をもじもじさせる。
>こんな泥棒猫となんか
「うう…(志保さん、ほんとに怒ってる…。相思相愛だったのに、当たり前よ…でも…)」
が、申し訳無いのと怖さで志保の方に顔が向けられなかった。
「でもね!私が志保さんとキスしたりするのはいつでもできるでしょう?
伊達さんは今しかできないんだもん。
だから志保さんとは今日はエッチな事はしません!伊達さんとするの、いっぱい〜」
…そんな状態だったくせに、彼の話をちゃんと聞いているのかいないのか。
また伊達の顔を自分の方へ向けさせると、メイド服のボタンをぷちぷち外し始める。
「胸だって、前よりちょっぴり大きくなったんだから。ほら見て…」
ブラの肩紐を下ろして乳房を露にし、自らでずり下げ乱れさせる。
「私、もう泥棒猫でも構わない…。可愛がってください…。にゃあん…」
伊達の耳元に吐息混じりの声で囁く。
>>158 >>159 「2番目でもいいから抱いて…か」
くすりと笑うと、もじもじと絡めていた杏樹の指をとり、そして手を握る。
「正直な杏樹は、とっても可愛いよ」
どうやら、完全に理性が壊れてしまっているらしい。
>え、な、なんでです… こんな泥棒猫となんか
「こら、志保もそんな事言わない。志保はそんな冷たい人じゃないだろ?」
一度志保の方を見て、困ったような顔をしている彼女にそう告げる。
「この際だから、みんなで仲良くすればいいじゃないか。な、杏樹」
さらに、志保の対抗心を煽るようにアピールしていた杏樹を見て、そっと頷く。
「ああ…大きくなったな。こういうのも…」
つつつ、と繊細な指遣いで、杏樹の胸のラインをなぞる。
>私、もう泥棒猫でも構わない…。可愛がってください…。にゃあん…
「ん……よしよし。杏樹、最初から素直な方がやっぱり可愛い」
このまま、杏樹の方に流れそうな雰囲気になっていた。
>>159-160 「そんな理屈通るとでも思ってるんですか!?」
伊達とは今しかできないから、今いっぱいえっちするという杏樹の理屈に声を荒げる。
「それに何が”胸がちょっぴり大きくなったんだから”ですか。
私のおっぱいに勝てるはずないのに。ほんと、何を考えているのかわからない…」
自ら乳房を伊達に晒す杏樹を、呆れたように侮蔑しながら。
「でも雅彦さん」
薄汚い泥棒猫の誘いに伊達はまんざらでも無い様子。
続いて杏樹への冷たい発言を指摘され、ついに口ごもってしまう。
「……」
黙って手を拱いていると、伊達はどんどん杏樹を愛撫していく。
さらに追い討ちをかけるかのように、彼の”素直なほうが可愛い”という言葉。
このまま取り残されてしまいそうで、居ても立ってもいられない。もう限界だ。
「わかりましたっ! な、仲良くしますから。私も混ぜて下さい。お願いします…」
ついに泣きながら折れてしまい、先ほどまで泥棒猫と罵っていたメイドに唇を重ねる。
このまま舌を噛み切ってやろうかとも考えたが、
愛する雅彦さんがいる手前、そんなことはできようはずもないので止めた。
「んっ、ちゃぷ… んふ、あふ」
もう流れるままに耽ろう、そう思った。
162 :
椿 杏樹 :03/11/10 03:02 ID:Hv4TmjV9
>>160 >>161 >正直な杏樹は、とっても可愛いよ
「ほんとに?…うれしい、だったら私、もうずっと素直でいる……。
それで、3人で仲良くしましょ。ね?」
手を握られるだけでぽぽっと頬が染まり、嬉しそうな顔をして言う。
胸を指で辿られ、志保が見ているのをつい忘れてしまい、甘い吐息を漏らす。
「ん、あはぁ…。にゃっ。んぅ……っ」
指がつつうっと滑る度に、敏感に反応して声を上げる。
「伊達さん…。あんっ…………好き……」
小さな声で甘えるように言う。
>私のおっぱいに勝てるはずないのに
「お、おっぱいで志保さんに勝てるなんて思ってません!
ただ…。私だってちょっとはおっきくなったから、見せたくっ…て……んうっ?
ん…ちゅうっ、ううっ…だめえっ。
ああっ!頭のいい志保さんのこと、さてはこのままなし崩しにお邪魔をする気ね〜。
その手には乗らないんですからっ」
反抗して言っているうち突如志保に口付けられ、そのまま口内を侵される。
だが今日は志保と戯れるのが目的ではないので唇を離し、慌てて伊達の唇を吸う。
「んーん…っ」
わざと志保に見せつけるように、唇を合わせたまま彼の服を脱がせ始める。
>>161 >>162 「んっ…凄いな、まだ触っただけなのに、杏樹のここ、カチカチになってる…」
杏樹の乳房の頂点に息を吹きかけ、指で触れようとするが…
>わかりましたっ! な、仲良くしますから。私も混ぜて下さい。お願いします…
と、志保の横槍が入る。
>んっ、ちゃぷ… んふ、あふ
「そうそう、仲良く…な」
そう言うと、素早く志保の胸も露出させてしまう。そして、片手でそれぞれの乳房を揉み始めた。
「志保の柔らかい胸もいいけど…杏樹の弾力のある胸も綺麗だな」
いけしゃあしゃあとそんな事を言うと、交互に二人の乳首にもキスの雨を降らす。
次に杏樹に唇を奪われると、服を脱がされながら舌を絡めあう。
>>162-163 杏樹が洩らした伊達への愛の言葉が胸に深く突き刺さる。
「……」
自分が我慢していればこの場はとりあえず収まる、と考えて杏樹にキスしたが、
心にもないことを言われてすぐに唇を離されてしまった。
そのまま空いた唇を伊達に重ねる杏樹。彼女を見ながらすれ違ったことを心の中で嘆く。
自分が素直になったことで、伊達の心は少し取り戻すことができたよう。
彼に胸を露出してもらい、片手だけではあるが揉んでもらう。
「ありがとうございますっ、ありがとう…」
ちょっと胸を揉まれただけで、胸にキスをしたもらっただけで嗚咽とともに大泣きする。
伊達がこちらに少しでも振り向いてくれたことが、とても嬉しかったのだ。
「ぐすっ、うぅ… わ、私も雅彦さん、大好き」
自分で自分自身を慰めるため、秘所に手を伸ばした。
「大好きっ、大好きっ、大好きなの…っ!」
子供のように呟きながら、秘裂を掻き擦る自慰に耽る。
だがそれはあまり気持ちよくはなかった。
165 :
椿 杏樹 :03/11/10 03:35 ID:Hv4TmjV9
>>163 >>164 「やぁ…。あっ、あっ……。んふ…」
乳首を志保と交互に吸われ、上気した顔で伊達の様子を見つめる。
普段なら目を閉じたりするのだが、今日は必死でこらえている。
(目つぶっちゃだめ…。目に焼き付けておくの、そしたらまた私、頑張れるから……)
唇を合わせる間も、うっすらと目を細めた状態で彼の姿に視線を注ぐ。
そうこうしているうちに、自慰を始めていた志保とふと目線が合う。
「…ねえねえ志保さん。なかよく……。と、言えばやっぱりこれなのかなあ」
突然よいしょと置き上がり、志保の手を伊達の股間へと導かせると尋ねる。
「一緒に御奉仕しましょー。それなら、どっちも不満なし♪ね!」
志保の手をよけ、伊達の逸物をズボンから取り出すと
「はい志保さんきてきて。咥えるのはだめですからね、私ができなくなっちゃう」
志保を手招きしながら、自分がまず顔を近付けてぺろっ、と舐め始める。
「ぺろ……。ん、んんぅ。んふ…んっ」
咥える奉仕ではなく、唾液を舌でぺろん…と塗りつけるように厭らしく竿を舐めて奉仕する。
「あ。私も…いつでも入れてもらえるようにしとかなきゃ…。あ…、あは…んっ…」
舐めつつ、ショーツをずらし片手で志保と同様に
自分の秘所を、水音を立てて慰める。
「きゃうっ……。伊達さん…ねえ、気持ちいい…?」
>>164-165 「ああ…志保も綺麗だよ。そんな自分から触って…もうしっかり濡れてるし」
自慰に耽り始めた志保に優しく声をかけると、不意に彼女の尖った乳首をぎり…と指で潰すよう弄る。
>一緒に御奉仕しましょー。それなら、どっちも不満なし♪ね!
「……!」
杏樹と志保が起き上がり、既に硬くなっていた逸物を取り出してくる。
それだけで、これから訪れる快楽を思い、達してしまいそうだった。
そして、ぺろぺろと二人がかりで奉仕してくる杏樹と志保。竿から袋まで満遍なくじっくりと舐められると、すぐに射精感が高まってくる。
>きゃうっ……。伊達さん…ねえ、気持ちいい…?
「ああ、凄い気持ちいい……二人とも、上手過ぎるからっ、くっ…くぁぁっ!!!」
二人の淫靡な姿と感情のこもった奉仕に、逸物が弾け、大量の白濁が放たれる。
それは杏樹と志保の顔や胸を白く汚し、どろりと垂れ流された。
「……よし、二人ともそれじゃ仲良く…」
ベッドの上に志保を正常位で、杏樹をそれとは逆の体勢でうつぶせに志保の上に乗せると、
露わになった二人の秘裂が丁度重なるように調整する。
「…気持ちよくなろうな」
そう言うと、再び硬度を取り戻した逸物を、志保と杏樹の秘裂の間に突き入れる。
その擦れる快感を味わいながら、不意に志保の、そして杏樹の秘奥に突き入れたり、抜いたりを繰り返した。
>>165-166 ひとりいじけ気味に自慰を始めていると伊達に優しく声を掛けられ、硬く尖った乳首を強く潰される。
「ひあぁっ! つ、強いの気持ちいい… おかしくなっちゃう」
痛みを伴う甘美な快感に声を張り上げた。圧搾された乳からは、白いミルクが飛び出した。
胸元の激しい快感に気を遣っていると、杏樹に声を掛けてきた。
「一緒に御奉仕…… はい!」
初めはどういうことかわからなかったが、すぐにその意図に気付き、
遅れをとるまいと、奉仕を開始した杏樹のすぐあとに続く。
「んっ、ちゃぷっ、ぺろ、ぺろぺろ」
竿の部分を攻めている杏樹とは逆に、雁首の溝のあたりに舌を這わせる。
しばらく奉仕を続けていると、伊達の逸物から白濁が放たれた。
顔や胸に吹きかかった粘液を指で掬い取り、自分の舌への上へと運ぶ。
ついでに杏樹へとかかったものにも指を伸ばし、横取りしてみた。
「あぁ… いいです。擦れて気持ちいいよぉ…」
秘裂の粘膜から陰核までを、一気に擦り上げる刺激の感想を述べる。
途中、口に含んでいる伊達の精液を杏樹に送り込んでやったりして、舌を絡め、
彼女と一緒になって愛する彼の白濁液を味わう。
168 :
椿 杏樹 :03/11/10 04:24 ID:Hv4TmjV9
>>165-166 奉仕を続けていると、逸物がびくびくと震え一旦達したのか
顔や胸に精液が飛び散ってくる。
「!きゃっ、……もう〜。いっぱい散らして仕方がないんだから……。悪い子ね、『雅彦さん』」
今まで志保しかそう呼ばなかった伊達の名前を、
精液をとろんとした目つきで舐め取ろうとしながら甘く呟く。
「でも、そこも好き。ふふっ…。…ん?ああ〜!志保さん、ずーるーい!!もう〜!」
>…気持ちよくなろうな
「あ……。」
体を志保と合わせられ、その間に滑り込んでくる逸物に期待を寄せる。
伊達が動き始めると、逸物が襞や陰核に擦れたり、時折内部に侵入してくるタイミングが
志保と自分で変わりばんこなのであまり予測できず、自分の方に来る度に
「っあ、ああん…っ!ひゃうっ、んっ!あは…ん、あぁっ…」
驚きの混じったような喘ぎ声を出す。
「ん、う…!志保ひゃん…。?まだ、のこっ…」
横取りされた精液をキスで流し込まれ、奪い返すよう志保と舌を絡め合う。
「わたし…私も、気持ちいいですっ。もっと…。あっ、んっ、来てぇっ……!」
志保としっかり抱き合い、お互いの乳房を揺らして2人で彼の動きに翻弄される。
>>167-168 「んっ…凄いな、二人とも…」
二人の秘所を突く時だけでなく、間を突くときもにちゃにちゃと二人の蜜が交じり合ったものが音を立てている。
そして、競うように奏でられる志保と杏樹の喘ぎ。
またすぐに射精感が高まってくるのも、当然の事だった。
「二人とも、いいかい?…俺、そろそろ…もうっ、志保っ!」
杏樹から逸物を抜き、志保の最奥、感じる一点を荒々しく突き上げていく。
しばらくして志保の中が細かく、しかし震えだして達したのを確認し、次に待ちわびていた杏樹に突き入れる。
「くっ…杏樹……っ!」
達して脱力した志保の身体の上から杏樹の身体をずらすと、座位で挿入する。
「っ…くっ…」
しばらく突き上げた後、体を倒して正常位にする。そして、向かい合ってどちらともなくキスを一度。
あとは本能の赴くままにただ腰を振って交わりあい、やがて達する。
「うっ…あ、杏樹……く…っ!!!」
どぷ、どぷと一度目より遥かに濃く、熱く、大量の精。
それを余すところ無く杏樹の中に注ぎ込む。
しばらく止む事の無い射精を終えると、奥に志保、隣に杏樹、そして自分という、川の字の体勢になった。
>>168-169 「あぁっ、中は切ないけど、外側が熱い、んっ、あっ」
中途半端な水音が奏でる粘着質な蜜の音を聞き、より気分を高めていく。
陰核と膣周辺の襞が焼けるように蕩け、内部が極限まで疼きだした頃、
まるでタイミングを見計らったかのように、一番恋しい人の逸物が胎内に入ってきた。
待ち望んだ肉棒で蜜溢れる肉壷を埋められて、歓喜の喘ぎ声を洩らしつつ。
「ひあぁっ! あぁ、熱いのが、中にまで来ちゃう。凄くいいよぉ…」
感じる場所を、被虐心も同時に煽るように荒々しく突き上げられてついに達してしまう。
「ん、ひんっ、んぁっ、ああぁっ!」
小刻みに何度か身体を痙攣させ、瞳を閉じてぐったりと力尽きた。
171 :
椿 杏樹 :03/11/10 05:03 ID:Hv4TmjV9
>>169-170 「…はぁん…あ、あれっ?な、なに?きゃあんっ」
志保とこのまま合わさった状態で終わるのかと思いきや、先に達して意識を失う志保。
そして急に自分だけ引っ張られ、驚いてなすがままにされる。
「……?…ああ!や、やあっ…中、に…私…っ。
う…。んちゅ…んむ…。ぷあっ。…あ…っ…伊達さんっ、伊達さんっ…」
(嘘、どうして……?)
彼の行動の意味がわからず、混乱するが、同時になぜか嬉しい気持ちが起こり
覆い被さられて突かれる最中彼にしっかりしがみつき、縋るように名前を呼ぶ。
いつのまにか瞳からはまた、勝手に涙がぽろぽろ零れていた。
「私も…いく…っ、ぐすっ…あぁっ、…あはぁぁっ!!」
伊達の絶頂と同時に自分も体を激しく痙攣させ、溢れた涙が頬をつたう中
注ぎ込まれた彼の白濁を内部でしっかりと受けとめようとする。
「……こんなことしたら…。わたしにも赤ちゃん…出来ちゃう……?
それはちょっと困る、かなぁ…」
まだ震えている自分の体と呼吸を収めながら、ぽつり呟く。
「……はぁ…はぁ…。でも、私……ほんと、泥棒猫かも。最低な女ですよねえ…」
「情けない…馬鹿メイドですよね。だってずっと逢いたかったから……。
こんな形でもすごく…うれしくて、こうしてぼろぼろ泣いてるんだもん……」
微笑みながら、まだ零れている涙を乱れた格好のまま顔を隠すようにして拭う。
>>171 「……泥棒猫、か。でも、杏樹は自分の気持ちを言えてよかったと思ってるんだろ?
…なら、いいじゃないか。俺は、杏樹にとってはその方が幸せだと思うよ」
互いに荒い呼吸を続けながら、そんな事を言う。
>情けない…馬鹿メイドですよね。だってずっと逢いたかったから……〜
「杏樹、こっちにおいで」
そっと手をやって抱き寄せると、自分の胸へまだ泣いている杏樹の顔を寄せさせる。
「……ずっと、我慢してたんだよな。本当に、ごめんな…杏樹」
杏樹の髪を弄ぶように撫でながら、そう囁く。
「ほら、もう泣かない。俺、杏樹は笑顔が一番好きだから。そう、笑っている杏樹が好きだから」
自分も微笑んで杏樹と見つめ合うと、もう一度軽い口付けを交わす。
「…ふふっ、何だか、初めてこんな事をした時とはえらい違いだな。あの浴場の…」
そんな何気ない話。それを短かったのか、長かったのかわからないほどに話す。
「さ、それじゃ杏樹が寝るまでここにいてあげるから…ゆっくり、おやすみ…」
そう言うと、杏樹が眠りに落ちるまで彼女を柔らかく抱き続けた。
173 :
椿 杏樹 :03/11/10 05:48 ID:Hv4TmjV9
>>172 >……ずっと、我慢してたんだよな。本当に、ごめんな…杏樹
「そうよ。いっぱい、いっぱいいっぱい我慢してた。でもいいの……。
私と志保さんの立場が反対になっちゃってたとしてもね、
きっと私、あの時と同じように…貴方を自分から突き放してたと思うから」
>ほら、もう泣かない〜
「…えへへー。笑ってるの…好き?じゃあ、そうします」
顔をごしごし拭うと、呑気な笑顔を彼に見せる。
頭を撫でられて体を抱かれ、会話やキスで戸惑うも
心が満たされてゆくのを感じつつ、最後の伊達の言葉を聞きながらゆっくり胸に顔を埋める。
「うん…眠るまでまだ…いてね…。……おやすみなさい。だいすき…」
瞳を閉じる。
「……。ん…。んんっ?」
直後、目がふとぱっちりと開く。
そこは先ほどまでいた部屋ではなく、自室。周囲も見るが、伊達と志保の姿は無し。
しばし考えた後ようやく気付いた。
「…ああ〜〜……。また、エッチな伊達さんの夢、見ちゃったぁ…。
しかも今日はやたらリアルで鮮明だったなあ…。なんでらろう…ふあ…」
呆れたように布団を掴むパジャマ姿の自分。
時計を見て、まだ眠れる時間なのでそのまままた布団に潜り込む。
「寝よ…。うーん、それにしても……」
(……私、妄想すごすぎなんじゃないの…また抱き枕お洗濯じゃないー、あう〜…)
少々困りつつ、また眠りに落ちる。
「その男は、空白と言う影を名の背中に纏い、その地に帰りし者。然るに、その空白が何よりの虚無であり、彼は真実では無く……あーもう!」 読んでいた本を、ぽーんと放り捨ててベッドに横になる。 「いくらお勧めでも、こんな難しい本読めるわけ無いじゃない……もう寝よう」 そう言って、パジャマに着替えてベッドの中に潜り込む。
「う〜ん、雅彦さぁ〜ん」 ベッドと毛布に挟まれている身体を捩ると、毛布が畝って皺を作った。 身体が火照っていて寝苦しい。どうやら汗を掻いているようだ。 「ん、んぅ…」 目覚めると何か違和感がして、目元と頬の辺りに手をやってみる。 何かが流れて乾いたような、そんな感触がしてカサカサした。 続いて、パジャマのズボンと一緒にショーツを捲ってみた。 「やっぱり… ビショビショだ」 夢を見ているうちに分泌した愛液が下着を汚し、まるで幼児がお漏らしをしたようになっている。 「いつもは気持ちいいんだけど、今回のはなんか後味悪い」 よく接客や主人への奉仕、仕置きの夢を見ることは日常茶飯事。 だが今回は悪夢に近いような夢で、胸の中にしこりが少し残った。 「まさか杏樹さん…」 夢で見た泥棒猫の名前を呟き、再び毛布に包まる。 「いや、いや、いや。なんでこんな夢見るの… 杏樹さんと気まずくなっちゃう」 頭蓋の奥にこびりついた映像を押し流そうと、再び瞳を閉じた。
なにやらあちこちをキョロキョロしつつ、廊下を歩いている。 どうやら、引越し時の一件がトラウマ化しているらしい。
177 :
桜庭 奏 :03/11/10 23:45 ID:mqwkWTht
「え〜!?ダメなの!?なんで? ……あ、そっか……うん、そうだよね……」 ケイタイを持ちながら、衝撃を受けたような顔をしたり、不平そうな顔をしたり、 残念そうな顔をしたり、表情をころころ変えながら話している。 「うん……分かった。ごめんね、お勉強がんばって。身体壊さないでね。 うん、じゃあね。おやすみなさい。」 そう言うと、小さくため息を付いてボタンを押す。 今日は俊がお屋敷に帰ってきてしまったが、どうにかしばらく俊を弟のところに 置いてもらえないかどうか頼もうと電話していたが、 「明日から解剖で、学校に泊り込みなんだ」 の一言であっという間にあきらめてしまった。 誰もいない彼の家に俊を置くのはさすがにかわいそうだと思ってしまう。 「……はぁ〜……『伝言』、どうやって俊君に言おう……」 大きくため息を付くと、複雑な表情で机に突っ伏した。
178 :
秋山 麗 :03/11/10 23:50 ID:lQRYENkJ
先ほどから思案顔で仕事中。 「……なんか朝から、志保さんと杏樹さんの様子が妙に……」 熱でもあるかのように、薄く顔を赤らめたまま仕事をする二人が、どことなく気になったらしい。
179 :
桜庭 奏 :03/11/11 00:00 ID:a2OUkS8M
「……こんなことで悩んでるヒマはないんだった。」 むくっと顔を上げると、机の中からルーズリーフを取り出し、今後の予定を 書き出していく。 「うん、がんばろう。 いつまでも悩んでるより、生産的なことに力を使ったほうがいいもんね。」 そう言って、「よしっ」と拳を握って気合を入れると、つと立ち上がりミニ冷蔵庫を開ける。 「お酒は、しばらく禁止しよう。」 冷蔵庫に入っていたチューハイの缶やら梅酒、日本酒を取り出すと、ビニール袋に入れて 抱え、休憩室に置きに自室を出て行く。 そして、袋ごとまとめて冷蔵庫に入れると、 『20歳以上の方はご自由に飲んでください。 奏』と書いたメモを置いておく。 「これでよしっと。」 手をはたいて、満足そうに頷くと、休憩室を出て行く。
ばんっ! と書類を机の上に景気良く重ねると、椅子から立ち上がって伸びをする。 「む…ぅぅぅ…ぅっ! ふぅ、今日も終わりか……」 どうやら一通り仕事は片付いたらしい。
181 :
桜庭 奏 :03/11/11 00:12 ID:a2OUkS8M
自室に戻ると、お手洗いに行きたくなって自室のトイレへ。
しかし、扉を開けると大きな黒い虫が一匹さささっと動いていくのが目に入る。
「……!!!!」
慌ててバタンと扉を閉めると、タオルを床と扉の隙間に詰め、急いで自室を飛び出す。
>>180 何故か無意識のうちに主人の部屋にたどり着き、扉をすばやく3回叩く。
「御主人様!大変です!!」
>>181 「ん? あ、そ、奏か?!」
勢い良く扉が叩かれ、慌てる奏の声が聞こえ、嫌がおうにもどこか気持ちに焦りを覚える。
急いで扉を開けると、目の前には息を切らした奏が。
「奏、どうした?!」
183 :
桜庭 奏 :03/11/11 00:26 ID:a2OUkS8M
>>182 「あ…あの、私の部屋の、おトイレに、ゴ……みたいな、これくらいの大きなの虫がっ」
手でジェスチャーをして大きさを表現する。
自分がされるはずのお仕置きをすっかり忘れ、主人の腕を掴むと、
自分の部屋へ引っ張っていく。
「こっちです、お願いしますっ」
主人を自室まで連れてくると、トイレを指差す。
「この中に、いるんです。私、同じ部屋に虫がいると思うと寝られないんです。
お願いします、あとで何でもお礼しますからっ」
潤んだ瞳で手を合わせ、上目遣いにそうお願いすると、殺虫剤と新聞を手渡す。
「出来たら呼んでください!私、隠れてますので。」
そう言うと、トイレから一番離れた机の椅子をどけて机の下へ隠れる。
しかし、気が動転しているからか受験の為の参考書や入学案内、学費ローンの説明
などなどが机の上に乗っている事を忘れている。
>>183 焦っているのか、ジェスチャーもほとんど意味が読み取れない。
「ゴ……? ……って、おい、奏、ちょっ…とっとっと!」
半ば強引に引っ張られると、どこか拒否するのもどうかと思い、黙って後をついて行く。
部屋にたどり着き、渡された殺虫剤と新聞紙。
「虫……とは、まさかと思うが……」
今の奏には何を言っても無駄なようなので、駆除に乗り出すことにする。
そして――なんの盛り上がりもトラブルも無く、元凶は駆除されたり。
「さて、終わったぞ、奏」
185 :
桜庭 奏 :03/11/11 00:39 ID:a2OUkS8M
>>184 「……ホントですか?」
まだ涙目のまま、そぅっと机の下から出てくる。
「よかったぁ。ありがとう御主人様!御主人様カッコいい!!」
緊張が解けたからか、ほっとして微笑み、主人に飛びつく。
が、しばらくして、お手洗いに行きたくてトイレの扉を開けた事を思い出す。
「……、あの、……御主人様、お礼しに、すぐに御主人様の部屋に行きますから───
ちょっと、おトイレに行きたくて、えーと、部屋の外に出ていただいてもいいですか?」
急に羞恥心で顔を真っ赤にして、どこかもぞもぞしながら主人を見上げる。
>>185 「おいおい、虫一匹を退治できたからといって、どうというものではないだろう」
さすがに苦笑いしつつ――
「まったく、奏もまだまだだな……こんな虫がダメだとは」
と言いつつ、死んだその黒い虫を摘んで、奏の目の前に持っていく。悪ガキか。
とりあえず、奏は驚いたようなので、今度こそ紙くずで丸めてゴミ箱へ。
「まあ、だ……言いたいことは分かった。わかった、では部屋で待っているから、すぐに来なさい」
最後に、軽く奏の部屋の中を見回し……ついでに開きかけの本類の名前をさりげなく覚えてから、部屋を出て行く。
187 :
桜庭 奏 :03/11/11 00:52 ID:a2OUkS8M
>>186 >死んだその黒い虫を摘んで、奏の目の前に持っていく
「…!!!!」
驚きすぎて声もなく慌てて5歩程交代する。
「はい、ありがとうございます」
主人に頭を下げ、慌ててトイレへ駆け込むと、しばらくして出てくる。
「ふぅ、御主人様がいてよかった。
虫が出るなんて、ホント心臓に悪いよ。」
ぶつぶつと呟きながら胸を撫で下ろす。
そして、何も考えずに主人の部屋へ向かう。
「えーと……、お礼するって言ったけど……どうしよう。肩もみとか?」
首をかしげながら自問自答しつつ、主人の部屋にたどり着く。
「御主人様、お待たせしました。奏です。」
今度は扉を静かに叩くと、主人の返事を待つ。
>>187 とりあえず、覚えている範囲で、奏の部屋で見かけた本のタイトルを紙に書き殴る。
「ふむ……なるほど、な……」
>御主人様、お待たせしました。奏です。
「んっ? おお、入りなさい」
さっとさっきまでの紙を隠し、奏を部屋に入れさせる。
「さて、早速お礼をしてもらおうか、と言いたいところだが……
奏、お前には確か、お仕置きが残っていた……ような気がするんだが……」
眉をひそめて、必死に思い出すように頭をひねる。
189 :
桜庭 奏 :03/11/11 01:02 ID:a2OUkS8M
>>188 促されるまま主人の部屋に入ると、主人に頭を下げて先程のお礼を言う。
「さっきはありがとうございました。
お仕置き?……えーと、……。あ!!あ……、あり…ませんよ。」
主人が頭をひねっているのを見て、自分も忘れていたので一緒になって考え始めるが、
思い出してしまう。が、主人は忘れていると思ってつい嘘を付いてしまう。
>>189 「ふむ……そうか、勘違いか……」
どうやら納得したようで、笑顔を浮かべて奏のそばに近寄る。
「……などと言うと思ったか? 奏……?」
ニヤリ、とした笑みを浮かべると、力強い手でがしりと両肩を掴み、逃げられないようにする。
「残念だが、私は記憶力が良くてな……もちろん覚えているぞ。
あいつと勝負をして、負けたのだったな、奏?
……それなのに、今『ありません』と言わなかったか?」
表情も手に入った力も変わらぬまま、ゆっくりと奏をベッドの方へと連れて行く。
191 :
桜庭 奏 :03/11/11 01:13 ID:a2OUkS8M
>>190 ニヤリと笑った主人に、嫌な予感を感じて緊張する。
「……、えへへ。お仕置き、忘れてたんですよ〜。
そういえば、そんなこともありましたよね。」
誤魔化すようにそう言って微笑むと、観念したようにベッドへ連れて行かれる。
「そういえばあの時、……
私、怖くないお仕置きにしてくださいってお願いしました……よね?」
不安げに主人を上目遣いで見上げる。
>>191 「ふむ……怖くないように、か……確かに聞いたが、そうしてやる、と言った覚えはないなぁ……」
白々しい言い方をしつつ、奏をベッドに乗せてしまう。
「それに……なにか悪い事をしたからお仕置きを受けるわけで、お仕置きとは罰だ。
……受けた方がなんとも感じない罰など、あるわけないだろう?」
どこか嬉々とした口調でそう言いながら、ベッドには背を向けて道具を物色する。
193 :
桜庭 奏 :03/11/11 01:26 ID:a2OUkS8M
>>192 >そうしてやる、と言った覚えはないなぁ
「えーっ」
ベッドに座りながら、口を尖らせる。
「そう……ですね。
……なにか悪い事……。」
主人のもっともそうに聞こえる言葉にしょぼんとしながら、背中を向けながら
何かを探す主人を緊張しながら待つ。
>>193 道具箱をあさって、奏をどうするかは決めたらしい。
「(虫が苦手のようだからな……虫の形をした道具で責める、というのも考えたが……)」
やはり、部屋で見かけた本が気になるようで、あまり印象を悪くするのは、と思う主人。
「さて、まずはそこに横になり、下着を取って、胸元を肌蹴させなさい」
手に黒っぽい布と道具いくつかを持ちながら、命令する。
195 :
桜庭 奏 :03/11/11 01:38 ID:a2OUkS8M
>>194 「……、分かりました。」
"下着を取って胸を肌蹴る"という言葉に先日の侯爵との事を思い出してしまい、
わずかに眉を寄せる。
この前は羞恥心よりも俊のした事実に対する驚きが大きくて、いつもよりも服を脱ぐ
恥ずかしさを感じなかったはずなのだが。
やはり今回は他に気を逸らすことが無いからか、ベッドに横になると顔を紅潮させて
もぞもぞと動きながらショーツを下ろし、胸のボタンを外すとブラのホックを外して
それらを取り去る。
主人の手にある布や道具を不安そうに見つめると、主人を見上げる。
「御主人様……これで、いいでしょうか。」
>>195 「そんなに心配しないでいい。やられることは十分にわかっているだろう?
これで痛いことなどできないしな」
そんな事を言って、より胸や秘所が見えるように、半脱ぎ状態の奏のメイド服をあちこち弄る。
それが終わると、彼女を横に寝かせ、奏の顔の近くに近寄り、黒い布で奏に目隠しをする。
「どうだ、奏? 何も見えないだろう?
……おっと、目隠しを取ったら、さらにお仕置きが積み重なるぞ?」
脅しつけて奏が目隠しを外せないようにする。
まず、持ってきたオモチャを一通り動かせ、奏に音を聞かせてから――何もしない。
視界が塞ぎ、これからどうなるかをたっぷり想像させてから、
「……ふぅっ……」
と、胸の先端だけに当るように息を吹きかける。
197 :
桜庭 奏 :03/11/11 01:51 ID:a2OUkS8M
>>196 「……十分に?……分かるような、分からないような……」
道具はともかく、布の用途がよく分からず首を傾げる。
主人の手が自分の服をさらに肌蹴させると、恥ずかしさからか、それとも
その動きだけでドキドキし始めてしまったのか少し息が乱れ始めた。
「……!…はい、……何も、見えないです……」
目隠しをしたまま顔を動かしてみるが何も見えない。
気になって目隠しの方へ手を動かしかけるが、主人の言葉に慌てて手を元に戻す。
そして、聞こえてくるオモチャの動く音。
(この音は───、……)
まだ数回しか見たことのないオモチャを想像して顔が真っ赤になる。
しかし、想像しただけなのに、期待しているかのように秘部からは愛液がつぅっと
流れていった。
「んっ」
そして、主人が胸に息を吹きかけると身を捩じらせて声を上げてしまう。
>>197 「ふふっ、奏……私は何もしていないが、どうかしたか?」
何もしていない割には、面白がっているようなその口調。
やがて、緩急をつけて、胸のあちこちに、さらに腿や秘所にまで、息を吹きかけていく。
自分の動きが悟られないように、音を立てないように動きながら。
「……ふっ…ふぅっ……」
一頻り奏を甚振ると、ローターを片手に、奏の耳元にささやく。
「こんなもので感じているようでは、これから先、お前の体がもた――」
言葉の途中で、片手で機用にローターを動かし、秘所の割目に押し当てる。
199 :
桜庭 奏 :03/11/11 02:06 ID:a2OUkS8M
>>197 主人が見えない不安を覚えながら、主人の声が聞こえる方へ顔を動かしてみる。
が、そうしたのも束の間、思いもしない方向から息を吹きかけられ、何度も身体を動かす。
「ん……、御主人様……、んっ……」
頬を紅潮させ、次第に息を荒くしながら、無意識のうちに太股をあわせる。
(やだ……っ、触られてもいないのに……)
ふるふると首を振ると、どこにいるのか分からない主人を探すように首を動かす。
そして、急に耳元で囁かれてぞくぞくした快感が駆け巡って力が抜けると同時に
既にとろとろに蜜が溢れている秘部にローターを当てられてびくっと身体を震わせる。
「ぁんっ……御主人様ぁ……んっ……御主人様が見えないの、
さみしいし、何だかコワイ……っ」
主人がいると思われるほうに顔を動かしながら、眉根を寄せてそう呟く。
>>199 「何も怖がる必要はない、と言っただろう?」
ローター自身を秘所のまわりに這わせながら、空いた手で胸元を愛撫する。
奏は視界が塞がれているので、次にどこが責められるか分からないはず……
「この部屋には、私とお前しかいない。そして、私がお前に触れている。
……それだけだろう?」
体を動かし、責めていない胸に、ペロッと舌を這わせる。
201 :
桜庭 奏 :03/11/11 02:17 ID:a2OUkS8M
>>200 「……そう、ですけど……、んっ……」
何も見えず、感じるのは主人の声と手とローターの動きだけ。
この状況にいつもより感じてしまい、どんどん身体は熱くなり、愛液が溢れていく。
「ぁん……っ」
急にやってきた胸への刺激に再び身体を動かそうとするが、既に力が入らない。
「ん……んん……ぁん……」
次第に快感に翻弄されていき、何も考えられなくなってくる。
「ん…ん…っ…ん……っ……」
時折漏れる声も、だんだん泣きそうな声になってきて、最後にぶるっと震えると
まだいつもより大した事をされていないにも関わらず小さく達してしまった。
>>201 奏が震えるところを見逃さず、早くも達してしまったと悟る。
「……奏、誰が達していいと言った?」
この場面で、御主人様定番のセリフが登場。
「我慢ができないのならしかたがない……が、せめてイくことぐらい口に出しなさい」
そう言うと、もう一度だ、と言わんばかりに、あちこちにランダムで責めを再開する。
「言いつけを守れたら……お前が今一番して欲しい事をしてやろう。
メイドは、主人の言いつけを守らないといけない……そうだな?」
二つ目のローターを手に取り、両手でそれぞれ、ローターと指数本の刺激を加える。
203 :
桜庭 奏 :03/11/11 02:32 ID:a2OUkS8M
>>202 「え……」
荒い息を整えながらも、主人のセリフに思わず固まる。
「……言わないとダメなんですか……?」
不安そうに見えない主人の方を見上げると、小さく頷いてみる。
(……口に出すって……どう言えばいいの?)
真面目に考えはじめそうになるが、すぐに再開された責めに翻弄され始める。
達したばかりのため、小さな刺激でもビクッと大きく震えてしまう。
「…んっ……はい……ちゃんと……っん……御主人様ぁっ……
もう……んんっ…今…っ……きちゃう───っ……」
最後にそう言ったところで再び大きな波に飲まれ、背中を小さく反らせる。
>>203 「……ふぅ……お前な……」
イく直前に何か言った、所まではわかったが、それを理解する前にイかれてしまった。
「瑞葉や未来でももう少し頑張れるぞ……」
実質最年少組みの二人の名前を、ぼそりと出してしまう。
仕方がない、というような仕草で、奏の足を掴んで開く。
「こうなったら、お仕置きなのだから、もう少し激しく教え込まねばな」
言いながら、チャックを開けて自分の逸物を取り出し、奏の割目に宛がう。
先端が触れ、くちゅっという小さな音を立てたところで、一言。
「ああ、もう目隠しは外していいぞ。余裕があればな」
そう言うと、答えも待たずに奏の体を貫く。
205 :
桜庭 奏 :03/11/11 02:46 ID:a2OUkS8M
>>204 続けて2度も達してしまい、息を整えていると、主人に言われた言葉にショックを受ける。
「………、ごめんなさい……」
こういう時に、また自分にはこの仕事は向いていないのだと勝手に思い顔を俯かせる。
が、またしても突然足を開かれ、愛液で濡れたそこに空気が触れヒヤッと感じる。
秘部に主人の逸物が当てられたのを感じ、達したばかりだというのに再び愛液が溢れ始める。
>「ああ、もう目隠しは外していいぞ。余裕があればな」
その言葉を聞いて、ほっとして気が逸らされ、目隠しの方へ手を伸ばした瞬間──
一気に貫かれる。
「ん……っ」
目隠しの中で、ぎゅっと目を瞑りながら、激しい主人の動きに耐える。
そしてそれに慣れてきた頃、慌てて再び目隠しに手を伸ばす。
>>205 目隠しを取ったところを見ると、再び言葉での責めも再開される。
「……どうだ、奏。見えるだろう?
お前が頭の中で思っていた通りの体になっているぞ」
大きく体を動かし、結合部からじゅぶじゅぶという音を立てさせ、秘所がどれだけ濡れているか示す。
両手で奏の胸を鷲づかみにして、指先で乳首を弄り、どれだけ先が尖っているかを示す。
「お前は十分な体を持っている。
なら、努力次第で他のメイドたちに負けないものを身につけられる」
奏が聞いているかは分からないが、動かす腰を止めぬまま、そう語りかける。
207 :
桜庭 奏 :03/11/11 03:07 ID:a2OUkS8M
>>206 目隠しを何とか外し、急に視界が明るくなったため、その眩しさに目を細める。
「……はい……っ、
やっぱり、御主人様の顔が、見えるほうがいいです……ぁんっ……ん……っ」
主人の激しい動きに、手を動かして布団を握り締めながら、
主人に疲れた表情で微笑みかけた。
部屋に響く水音に眉根を寄せながら更に顔を赤らめる。
>「お前は十分な体を持っている。 〜
「……ホントですか?……私……んっ……」
主人の言葉に反応して、いつかとは違って今度は嬉しさからか涙を浮かべる。
「ん…、御主人様……っ…ん…ま…また……ん〜〜〜〜っ」
しかし、続きの言葉を言う前に、主人の抽送から膣に送られる快感に流され始め、
次第に主人のモノを締め付けていき、大きくそれを締め付けると身体を反らせて達してしまう。
>>207 姿が見えたから、というわけでは無いだろうが、奏の顔が喜びに満ちたのは分かった。
「(……そういえば、最近かまってはいなかったな……)」
可愛いじゃないか、などと思いながら、いやらしい笑みを浮かべ、奏を貫いていく。
>ん…、御主人様……っ…ん…ま…また……ん〜〜〜〜っ
「…ま、まぁ、待ちなさい……もう少し…ぅっ、ぅおっ?!」
十分に限界を楽しんでから出そう、と思っていたが、奏が先に達してしまい、
逸物が強力に締め上げられたが、なんとか出さずに踏みとどまる。
「……そう、もっと我慢しなさい。奉仕は相手のためにするんだ。先に達してしまってどうする?」
不完全燃焼を起こしてしまったため、少々機嫌が悪そうに言う。
「お前のようなメイドには……たっぷりと教育してやらねばな」
今一度さっきのいやらしい笑みを浮かべると、再び注送を再開する。
209 :
桜庭 奏 :03/11/11 03:26 ID:a2OUkS8M
>>208 「はい……ごめんなさい。
……でも、御主人様が、その……激しいから……」
顔を真っ赤にして最後の方をぼそぼそと小さく呟く。
(私、さっきから感じすぎてダメだ……)
まだ主人が達してないのに自分は3度も達してしまったことに困惑する。
再びはじまった主人の抽送に、またしてもゆっくりと快感の波に飲み込まれていく。
その中で、ふと先程の主人の言葉を思い出す。
(御主人様は……、私の、"身体"が好きなの?……もしそうなら───、
私に似た身体の人がいたら、その人でご主人様は満足しちゃうのかな……)
嬉しいと思っているうちはよかったのに、ついそこまで思考が動いてしまい、
少し切なそうな表情を浮かべながら主人を見上げた。
「よっ……とっと……」 名無しの執事に頼まれ、資料室から大量の資料を抱えて出てくる。
いくつか大きな荷物を抱えて屋敷に戻ってくる。 「ふぅ……お土産、ちょっと多すぎですわよね」 実は実家に数日間、帰省していたのだが……
212 :
秋山 麗 :03/11/11 23:11 ID:0NXUoLN4
>>211 「……あら、瑞葉さん、お帰りなさい。
すごい荷物ね……」
ふと帰ってきた瑞葉を見かけ、近寄る。
>>212 休憩室の机にドッサリと荷物を置いて休んでいると、麗に声をかけられる。
「お久しぶりです、麗さん」
ペコリと頭を下げると、やおら荷物を漁り始める。
「ええと、確か麗さんへのお土産は……」
「♪〜〜〜」 鼻歌を歌いながら編み棒を動かしている。 随分と上達して、すいすいと編んでいる。
215 :
秋山 麗 :03/11/11 23:22 ID:0NXUoLN4
>>213 「あら、あたしに……? ……ちょっと待ってて」
荷物を漁っている間に、お茶の用意をし始める。
「ええと、この編物の本が未来さんので…… 抱き枕は杏樹さんの。麗さんのは……どこでしたっけ?」 首を傾げつつ荷物を探り続ける。
217 :
秋山 麗 :03/11/11 23:34 ID:0NXUoLN4
>>216 「そんなに急がないでもいいわよ」
ティーカップにお茶を注ぎながら、『なんで抱き枕がお土産?』などと思っていたりする。
姉に夕方渡された手紙を読んでいる。 どうやら直接言うのは奏には難しかったらしい。 『藍ちゃんは将来結婚する人が決まってるんだから、程々にしておきなさいね。 そういえばこの前俊君をテニススクールに迎えに行ったとき、 インストラクターの人に冬休みのテニス留学を薦められたんだけど、どう? お父さんとお母さんもいるし、いいんじゃないかな。 奏 』 手紙といってもメモ程度の長さである。 が、初めの一行を読んだところで神経質そうに眉根を寄せると、続きを読むのも どうしても先入観つきで読んでしまう。 「程々ってなんだよ、程々って。」 そう呟くと、手紙を小さく丸めてしまう。
「瑞葉さんありがとうございますぅ〜」 休憩室で瑞葉から貰ったお土産の編み物の本を貰い賢明に読んでいる。
「……ふぅ」 自室で温かいほうじ茶を飲んでいる。
「……なに? おおそうか、瑞葉が帰ってきたか」 内線で麗から連絡を受けている。
この前麗に言われた事をベッドに横になりながら考えている。 奏の手紙を読むと、どういうルートでかは知らないが、奏も少しはこの前の事を 知ってしまったのだろうと思い、大きくため息を付く。
「中華鍋はみかささんですし……これが志保さんに。 ……あ、ありましたわ、麗さんの。ポプリの匂袋。 枕の下に敷いて眠ると、落ち着きますから」 電話の前の麗に土産を差し出すと、 一礼して主人にも挨拶に行く意思表示をする。
いつものように大きなかばんを抱えて、屋敷の呼び鈴を押す。 「妊婦さんがいるってことだけど…」
自室を出ると、深呼吸をして廊下を歩き始める。 「奏ちゃん……麗センパイ…」 どうやら、先日の事を見てしまったらしい。 「……俊、いる?」 しかめっ面を出来るだけ柔らかく緩めると、俊の部屋のドアをノックした。
「……もしも帰ってこなかったら、などと考えていたが……帰ってきてくれたか」
正確には『帰る』と言えば『子爵家』なのだが、細かいことは気にしない。
一目彼女の姿を見ようと、自室の扉を開け廊下に出る。
>>224 ――すると、早速挨拶に来たのか、廊下の先にこちらに歩いてくる瑞葉の姿が。
「おお、瑞葉。ちょうどよかった……久しぶりだな」
>>225 「はいは〜い、少し待っててくださいね〜」
呼び鈴に反応し、玄関へと向かえに出る。
「こんばんは、どんなご用件でしょうか?」
>>226 「どうぞ。」
横になったままそっけなく扉の方へ顔を向けると、返事をする。
相手がみかさだと分かっていたら、起き上がるはずなのだが、
考え事をしているのと、もうこの時間で少し眠いため身体を起こすのがおっくうらしい。
>>229 「…あれ…お邪魔だった?」
俊の雰囲気を敏感に感じ取ると、微かに表情を変える。
「…まあいいけど。せっかくおいしいほうじ茶持ってきたのになぁ」
ドアを閉めると、俊の近くのテーブルにゆのみを置く。
>>228 銀髪のメイドに眉をひそめながらも
「こんばんは、こちらのご主人様に呼ばれてきた仕立て屋なんだけど…
いえ、ご主人様に用事があるわけじゃないの、妊婦さんがいるって言われて
妊婦さん用の下着を持ってきたんだけどね。」
凛香のメイド服を見ると着こなしが気になってしまっている。
>>227 廊下の先に主人の姿が見えたので、早足になって歩み寄る。
「お久しぶりです、おじ様。長い間お休みを頂いて、申し訳ありませんでした」
深々と頭を下げると、綺麗にラッピングされた箱を差し出す。
「これ、お母様から渡されました、お土産ですわ」
実は強壮剤がギッシリ詰まっていたりする、
皮肉たっぷりの中身なのだが。
>>230 「あ、みかささんっ」
入ってきたのがみかさだと分かると慌てて起き上がる。
「ありがとう。」
眠い目を擦ってようやく気を許した微笑を見せる。
「みかささんはもうお仕事終わり?お疲れ様。」
>>231 「妊婦……さん?、あぁ志保さんの事ですね」
屋敷の休憩室まで小川を案内する。
「あ、志保さんですか?えっと今志保さんにお客さんが来てるんですよ
え、はい、分かりました、はいはーい。」
休憩室備え付けの、内線で志保の部屋に電話をする。
「志保さん今から来るみたいですので、少しお待ちくださいね」
>>232 「いやいや、無事に戻ってきてくれて、嬉しい限りだよ」
この場合、『無事に』というのは、事故云々ではなく子爵がらみの件だが。
>これ、お母様から渡されました、お土産ですわ
「そうか、すまんな。どれ……」
その場で綺麗に包みを開け、箱の中身を見て……一瞬、笑顔が引きつる。
「……ああ、ありがとう。瑞葉」
若干ぎこちなくお礼を言うと、そのまま瑞葉に軽いキスをプレゼント。
>>233 「うん、仕事は今日早く終わったから」
近場の椅子に座り、にこにこと機嫌よく笑う。
「俊、眠いの?そこのお茶でも飲んだら目も覚めるよ?カフェインも入ってるし」
そう言って、ほどよくぬるくなったお茶を俊に勧める。
>>235 「お父様とも、少しお話も出来ました。
時間はかかるかもしれませんけれど……もう大丈夫だと思いますわ」
主人のキスを受けて、若干頬を染めながらも、しっかりと礼を言う。
「色々ご心配をおかけしました」
その後、自分も知らされていなかった
お土産の中身を覗き込む。
「……? 栄養剤……ですの?」
>>234 「そう、待つのはいいのだけど…
下着のフィッティングするのに休憩室じゃダメでしょ?
どこか、あいてる客間に案内してくださらない?」
やれやれといった顔で凛香に言うと勝手に廊下に出て行く。
>>237 「そうか……あいつを説得するとはな……」
感心しながら、瑞葉の頭を撫でてやる。
>栄養剤……ですの?
「! ……ああ、まあ、そんなところだ。
いや、私ももう歳だからなぁ、はっはっは……」
必死にごまかし愛想笑いを浮かべるが、ぜんぜん笑った気にならない。
「そんなことより……久方ぶりだったからな。今夜の相手をして欲しいのだが……いいかな?」
さりげなく土産を瑞葉から隠しつつ、肩を抱いてそう囁く。
>>236 「大丈夫、宿題も終わったし、そろそろ寝ようかと思ってたんだけど──」
そう言って、みかさを見てくすりと笑う。
「だけど、みかささんと話せるならもっと起きていたいかも。」
横になっていたため乱れていた髪をさらりとかき上げると、綺麗に微笑む。
>>238 「わわ、困りますよ〜、志保さんには休憩室に来てくださいって言ってるんですから〜」
用意していた紅茶を片付けると、急いで小川の後に着いて行く。
しかし、小川は既に開いている客室へと入っていってしまっている。
「んも〜、勝手な仕立て屋さん」
小川に聞こえないよう呟くと、あとに続いて部屋に入る。
>>239 主人に頭を撫でられる心地よさに、
箱の中身のことは気にならなくなってしまう。
>久方ぶりだったからな。今夜の相手をして欲しいのだが
「え……っ」
実は瀬名のところへも挨拶に行こうとも考えていたのだが、
誘われてしまっては、それを言うわけにもいかない。
「……はい」
なるべく表情を隠して、こくりと頷き、主人に身を委ねる。
>>240 「うん、何か悪いわね、起こしちゃったみたいで…」
俊がお茶を飲むのをじっと見届けると、そのまま話を始める。
何という事の無い、とりとめの無い話。
その間も、じっと俊の状態を見ながら話をしていた。
>>242 「よし、いい娘だ」
実に素直な瑞葉を連れて、寝室へとやってくる。
そのまま優しくベッドに横にすると、覆いかぶさるようにする。
「……久しぶりに、その体の感触を確かめさせてもらうぞ」
言いつつ、体を重ねて瑞葉にキスをしながら、彼女の胸元を肌蹴させる。
>>244 何日かぶりの感覚に、平常よりも動悸が早くなるのを感じる。
「あの、今夜は、あまり激しいのは……」
そうは言うものの、肌蹴られた胸の頂点は
既に硬く尖っていたりする。
>>241 「困るのは、妊婦さんでしょ?
いくらメイドさんとはいえ誰が来るとも知れない休憩室で裸になるの?
あなたは平気でも、お母さんになる人は体の線も変化するのよ。」
適当な空き部屋を見つけるとずかずかと入っていく。
後から来た凛香に電話を指し示し
「ここにも電話があるんだから、連絡をしてあげて。
でも、無理しないように言ってあげてね。」
電話をし終わった凛香を見て
「ねえ、あなた?ちゃんと立って…そう…はぁぁぁぁ…」
だらしない凛香のメイド服を見て溜息をついている。
>>245 「……うん? そうか、帰ってきたばかりだしな……」
一瞬、貰った土産を早速使ってやろうかとも思っていたが、初日から無理することもあるまい、と考え直す。
「では、私が達するのは一回だけ。それならばいいだろう?」
言いながらも、服の中からこぼれ出た瑞葉の胸を、両手で優しく愛撫する。
暗黙的に、自分がイかなければ何でもするぞ、と言っているのだが。
>>243 「おいしい、温まる。」
湯飲みに口を付け、ごくごくと飲む。
「そういえばみかささんとこうやって話すのも久し振りだ。」
と言ってみかさを見つめ目を細める。
「俺、もうすぐ学校で持久走大会があるんだ。」
なんとなく学校の話をしつつお茶に再び口を付け、中身が無くなる。
「……?なに、みかささん。
そんなに見つめられると───」
そこまで言ったところで、ふと下半身が熱くなってきたことに気付く。
(みかささんと久々に話せるのが嬉しくて、もう期待してるんだろうか、俺……)
既に大きくなりかけている自分自身を見下ろし、
ついみかさを期待を込めた瞳で見つめてしまう。
>>247 主人の言葉の裏までは気づかず、ホッとしたような表情で
やんわりと主人の手を止める。
「ありがとうございます……それなら私も精一杯、御奉仕させていただきますわ」
そう言うと、手を主人の股間へと伸ばし、
ファスナーをおろしてズボンの中へと指を侵入させて
逸物をまさぐり始める。
>>246 「ううぅ……………」
小川の言葉に何も言い返せない。
「はい?こう…ですか?」
言われた通りにキオツケをする。
きちんとした姿勢とは対照的に、ダラリとした襟、手まで隠れるほど長い袖
自分で折って短くしたと思われるスカート、とても服装は乱れている。
>>248 「持久走かぁ…高校の時は良くやったなぁ…」
思い出すように言うが、一瞬その目に哀しさが宿り、消える。
「……」
じっと俊を見つめていると、ようやく彼の身体の状態の変化が確認できた。
「俊……身体、熱いんでしょ」
すっ…と立つと、くすりと妖艶さすら漂う笑みを漏らす。
「こんなに大きくしちゃって、いけない子」
俊の耳の側から喉辺りにまで白い指を這わせ、圧し掛かるように俊に迫る。
「ああ、そんなのはまだ序の口よ?……おかしくなるくらい、身体中が熱くてヘンになっちゃうんだから」
>>249 何も気がつかず、自分の息子を触りだした瑞葉を見て、笑みがこぼれる。
「ふっ、頼んだぞ、瑞葉」
嬉しそうにそう言うと、胸の先端を中心に、いきなり激しい舌の愛撫をお見舞いする。
やんわりとゆるやかな手の動きは止めずに、硬くなってきた先端を舌でこね回す。
「まだまだ、こんなものではないぞ?」
言うなり、今度は逆の乳首を責め立てる。
>>252 「ひぅっ、あ、くぅぅ……んっ!」
乳首を舌で苛められて、思わず嬌声を漏らしてしまう。
「あ……はぁ……」
主人の唾液に濡れて光る胸の突起は、
一見して分かるほどに、そそり立っている。
「ずるい……ですわ、おじ様ばかり……」
負けじと主人の逸物を引きずり出すと、
時に柔らかに揉みこねたり、時に強く握ってしごいたりを繰り返す。
>>251 「みかささん……?」
立ち上がったみかさを、手で扇いで熱くなってきた頬に風邪を送りながら
気だるげに見上げる。
「序の口って……。みかささん、……何かしたの?」
媚薬という存在をほとんど知らなかったが、この状況からふと思い出す。
いつもより妖しく色っぽいみかさが、この自分の状況を何か知っているような
様子で話すのを聞いて軽く睨む。
余裕そうに見せているが、みかさが指を這わせただけで、ズボンはテントを張っていた。
>>250 凛香の前に来ると、エプロンを外してしまい襟や袖、スカートを直し始める。
「ここは、こうするの。あなた、自己流でメイド服着てるから動きにくいでしょ?
少しきつく感じるかもしれないけど、メイド服はきちんと着ればとても動き
やすいのよ。それに、スカートミニにすればかわいいと思ってるんでしょ?
確かに、かわいいわよ。下着が見えるんだものね。」
そう言いながら、凛香のメイド服の乱れを直しきってしまう。
「はい、これで一応はOKね」
ポンポンと上半身を軽く叩くと首をかしげる。
「あなた、ブラジャーつけ方知ってる?」
>>253 さすがに、上達が早かっただけあって、愛撫による逸物の成長が早い。
このままでは、早々と終わってしまいそうだが……
「……瑞葉、欲しいのはわかるが、いいのかな?
私は一度しか出してやらんのだぞ? そんなに求めては、いつ出してしまうかわからんなぁ」
中途半端で終わる、という可能性を匂わせる。
言うことだけ言うと、今度は両手での対照的な胸への愛撫を行う。
しばし全体を揉み、先端を指で弄くり、再び全体へ、という動きを繰り返す。
>>254 「ふふふ…今におかしくなっちゃうんだから。熱くて、熱くてただ欲しくなっちゃうの」
そのまま俊を押し倒し、上半身の服を捲くれ上がらせる。
「……っ。ぺろっ…んっ」
そこで露出した俊の乳首を舐めてみる。たちまち女性のそれのように尖っていく先端。
俊が驚いたような、喘ぐような声を出したところでこう囁く。
「俊ったら、女の子みたいな声上げちゃって。…まだまだ感覚は鈍いはずなのに」
体温が上がっている俊の首筋にキスすると、こう言った。
「私以外目に入らなくしてあげる…。その方が、不幸せになる人は少ないんだから」
そう言って、俊の下半身に手を伸ばした。
>>256 >そんなに求めては、いつ出してしまうかわからんなぁ
「え……で、ですけど、これは御奉仕ですし……あ、ふぁんっ!」
迷って愛撫の手を休めた隙に
胸を巧みに弄られて、大きく悶える。
が、その結果、小刻みに震える柔らかな手が
主人の竿を強く握ってしまう。
>>255 「ふぇ???」
小川の、思ってもいない行動に、ぽかんとしているが
自分としては、お気に入りの着こなしを直されて我に返る。
「あ、あぁーーー何するんですかぁ、こんなにかわいいのにー」
理不尽な怒りを小川に見せると、せっせと元に戻そうとする。
>「あなた、ブラジャーつけ方知ってる?」
「むぅー、それくらい知ってますよ〜、何年間付けてると思ってるんですか
ここをこうやって、こうして、こうやって、こうです」
得意げに、いつも自分が付けている様にジェスチャーをする。
>>258 >主人の竿を強く握ってしまう。
「……なっ! ……くぅっ!」
てっきり刺激が収まるものと思い、油断していた矢先に刺激され、白濁液を吐き出してしまう。
「むぅ……ほら見ろ、言った通りになってしまったではないか」
我慢する気が一瞬でも失せた自分も悪いのだが、責めるような口ぶり。
「仕方がない、一度という約束だしな……」
瑞葉も満足しないであろうという事を分かった上で、あえてそんなことを口にする。
>>257 「……んっ」
次第に身体が熱くなってきて、頭が朦朧としてくる。
押し倒され、乳首を舐められるとまるで奏のような声を上げてしまう。
みかさの言葉に、恥ずかさからかムッとして目を逸らす。
>「私以外目に入らなくしてあげる…。その方が、〜
「……っ……みかささん、勝手だよ。
自分にはちゃんと彼氏がいるくせに。」
みかさの勝手な発言に、熱くなる身体とは対照的に頭だけは急激に冷える。
そして、みかさを見つめてどこか冷たく目を細めると。
彼女の手が下半身に触れる前になんとか起き上がり、逆にみかさを押し倒してしまう。
「なんで俺が気になる人はみんな、もう相手がいる人ばかりなんだろう……」
みかさが聞こえないくらい小さな声で呟くと、欲望のままに荒々しくみかさの服を肌蹴させていく。
>>260 「あっ……!」
突如、手の中で噴出した白濁に驚いて目を見張る。
>仕方がない、一度という約束だしな……
「え、で、でも……これは……」
中途半端に昂ぶってしまった身体を持て余しつつも、
逆に軽めで終わるかもしれないとの安堵感からか、
どこか複雑な表情をする。
「ん……っ」
その表情のまま、手に付着している
主人の欲望を舌で舐めとっていく姿は、逆に扇情的ですらある。
>>259 「ふん・・・」
凛香が元にもどそうとするのを見て鼻で笑っている。
(きっちり着てしまえば、着たままじゃもどせないのよね…)
凛香のブラジャーのつけ方のジェスチャーを見て頭を抱えている。
気を取り直して再び凛香に近づくと、あっという間にメイド服を脱がせてしまう。
そうして、背中側に周りブラジャーのサイズタグを見ると首をうなだれている。
「あなた…F65って…確かにトップのサイズは合ってるけど…
あなたならD70よ。ほら、このあたり真っ赤になってるじゃない締め付けられて
こんなに締め付けたら、肌荒れの原因にもなるわよ。」
ブラジャーまで外してしまう。
>>261 このまま俊を一方的に責めあげて主導権を…と思っていた瞬間、逆に押し倒されてしまう。
「……っ?嘘っ…?!」
一度倒されてしまえば、合気道はもちろん柔道も(寝技苦手)なのでろくには使えず、抵抗もろくに出来ない。
「なっ、何で効かなっ……やゃぁあぁっ!!」
肌蹴る…と言うよりはメイド服を破られ、下着が、そして白く豊かな乳房が露出する。
(もしかして…あの薬、男にはこういう効果しかないとか…?)
獣性が一気に増した俊に、まるで強姦されているかのように服を脱がされていく。
と、その時ポケットから一つの錠剤が零れ出た。
>>262 複雑な表情ではあるが、手に付いたものを舐め取る姿は、あからさまに『物足りない』と主張している。ように見える。
「……とは言え、お前も達してないしな……と?」
ふと、部屋に入った時に椅子の上に置いた、瑞葉のお土産を思い出す。
ついニヤリとした笑みを浮かべ、瑞葉に
「そんなに欲しいなら、欲しいだけ続けてやろう」
お土産の強壮剤を一本取り出すと、親指だけで栓を開け、中身を一気飲みする。
「……では、再開しようか、瑞葉!」
心なしか勢い良く、瑞葉に覆いかぶさっていく。
>>265 >そんなに欲しいなら、欲しいだけ続けてやろう
「えっ!? そ、そんな、お約束が……きゃあぁっ!」
勢いよく押し倒され、悲鳴をあげる。
「い、一度だけって、仰いましたのに……」
怯えたような上目遣いで首を横にふり、涙ぐむ。
しかし、それとは対照的に、まだ露になったままの胸の蕾は尖ったまま。
それが逆に主人を更に煽るであろうことまでは、思いが至らない。
>>263 「あれ?なにか間違ってましたっけ?」
呆れた様子の小川を見て頭に「?」が浮かぶ。
『何がダメだったんだろう?』と考えていると、不意にメイド服が脱がされる
晒された肌が外気に触れて少し肌寒い。
「わ、私は妊娠してないですよ!」
どうやら妊婦用下着を付けられると思っている様だ。
>「あなた…F65って…確かにトップのサイズは合ってるけど…
「あ、あぁ〜なるほど、そっちか、あははは………って何を!?」
上半身を覆っている最後の布を取払われ、ぷるんと型の良い胸が現れる。
>>266 「そうか言われてもなぁ……
お前は十分に欲しがってる顔をしているし、体も……な」
証拠だ、とばかりにスカートをたくし上げ、今日一度も触れていないはずのショーツを触る。
「……やはり、濡れているようだな、瑞葉?」
勝ち誇ったような笑みを浮かべ、片足を掴み上げたまま、ショーツ越しに激しい愛撫を与える。
薬を飲んだ影響からか、いつもよりも動きが激しい。
>>264 「…ああ、ボタン取れちゃったね。
大丈夫、俺、技術家庭の成績も5だから、後で直してあげる。」
とメイド服を見ながら一見冷静にそう言う。
>「なっ、何で効かなっ……やゃぁあぁっ!!」
「今、なんかちょっと気になる言葉を聞いたような気がするけど……」
片眉を上げて、みかさをじっと見つめる。
「『効かない』って……何のことか、教えてくれるよね、みかささん。」
そう言って彼女の豊かな胸をブラの上から大きく揉み始める。
そのとき、ふと零れ出た錠剤に気付く。
「……何コレ?」
それを摘み、みかさに見せて首を傾げる。
その間も、片方の手はみかさの胸をやわやわと揉み、次第に硬くなってきた頂点に
手の平が当たる。
>>268 「ひっ!? やぁぁっ!」
慌ててスカートを押さえようとするも、もう遅い。
裾をたくし上げられ、本人も意識しないうちに
濡れ始めている恥部を、布地ごしに擦られて、
そのザラついた感触に、かえって興奮を覚えてしまう。
「やっ、いや……いや、ですのに……ひくっ、うんぅ……っ」
主人の徐々に激しくなっていく責めに、
半ば強制的に快楽を掘り起こされていく。
>>267 大きなかばんの中から、一見地味なブラジャーを取り出して凛香に手渡す。
そうして凛香を手伝ってブラジャーをつけさせた。
「ホラ、御覧なさい。今までのブラジャーよりボリュームがあるでしょ?」
谷間がくっきりとしワンサイズ大きくなったように見える。
「あなたのお年頃じゃ、カップサイズだけで判断しがちだけどね
正しいサイズをつければ、胸の形も崩れないのよ」
メイド服を着付けると、今までの凛香とは別人のような美しいシルエットが
作られていた。
>>269 「しゅ、俊……?」
どこか今まで違う空気を纏った俊に、空恐ろしいものを感じる。
もっとも、俊が悠斗らからテクの教授を受けている事も知らないのだが。
>『効かない』って……何のことか、教えてくれるよね、みかささん。
「違う、私そんな酷い事するつもりじゃ…んっ…」
そう言った所で俊が摘み上げた錠剤に気付く。
「っ!それは三条さんの媚や…っ」
慌てて口を塞ぐが、時既に遅し。
「んっ…だめ、俊、ねえっ…」
先端に与えられる刺激により、抵抗が弱まっていく。
>>270 すでに逸物は張り裂けんばかりに張り詰めているが、それを気力と根性その他もろもろで押し込める。
十分感度が高くなったのを見て取ると、一転して優しい――満足できるはずもない動きに変わる。
「……そうか、イヤか……ならば仕方がないな……
最後まで付き合ってくれたら、明日も仕事をせずに、誰と何をしてもいい、と言おうとしたんだが……」
突然彼女の目の前に、おいしい餌をぶら下げた気分である。
彼女の足から手を離すと、挿入体勢に移行しつつ、胸もやんわりと揉み始める。
>>271 「えぇー、可愛くないですよぉ、このブラぁ〜」
少々不満気味だが、素直にブラを付ける。
「おぉ、おぉぉ!おぉぉぉ!」
いつもとは違う自分の胸に驚きの声をあげる。
「す、凄い……すごいごーい!うわ〜ブラ一つで
こんなに変わるんですね、うわ〜(これは2割いや5割はカタイッ!)」
>>273 >最後まで付き合ってくれたら〜
「……っ!?」
言葉にならないほどに驚いて、目を見開く。
(今、きちんと御奉仕すれば、明日は……)
瀬名と自由にできると思うが、それは今、瀬名を裏切ることになるし、
また、明日のために主人を裏切ることのようにも思えてしまう。
「…………」
しばらくの沈黙ののち、自分でショーツに手をかけると、
それを膝まで引きおろし、主人に対して身体を開く。
「お休みは、いりませんわ……ただ、今はおじ様のメイドとして……
御主人様に悦んでいただければ……」
良心の呵責と快楽への欲求が、折り合いのつくところで妥協したようである。
>>272 「……びや…媚薬?」
みかさの言葉に、やはりと思い、眉根を寄せる。
「みかささん、俺にそれを飲ませたんでしょう。
まあいいよ。こういうときは、公平にやらなきゃね。」
そう言って、みかさに向けて綺麗な微笑を浮かべると、徐にその錠剤を口に入れる。
と思ったら、いきなりみかさに口付け、舌で錠剤を彼女の口内へ押し込み、
彼女が飲んだと分かるまで唇を離さない。
「はぁ……よかったね、みかささん。
俺と、こういうことがしたくてここに来たんでしょう?」
長い口付けの後、口の端から流れた唾液を拭いながらどこか男の色っぽさを
見せて微笑む。
「遠慮しなくていいんだよね?
みかささんだって、彼氏のいない寂しさを俺で紛らわそうとしてるんだろうし。」
どこか冷たい瞳でみかさを見つめる。
「じゃあ、期待に添えるようにしないとね……」
そう言うと、首筋に口付けし、次第に身体ごと下がっていく。
そして、ふいに胸の先端を口に含んで舌で転がした。
>>275 真面目というか純真というか、瑞葉の結論に感動……できなかったりする。今の加速モード主人では。
「なら、休む休まないは、終わってから決めてもいいぞ」
言いながら、腰を動かして、逸物を瑞葉の割目に押し付ける。
「ちなみに……私が以前と同じだと思うと、少し後悔するかもしれんぞ」
不可思議な事を言うと、『限界まで膨れ上がった』逸物を、瑞葉の中に突き入れる。
>>274 「そうね、ブラジャーはかわいくないわ…
でも、このブラジャーをつけたあなたは綺麗になれるの。
好きな男の方はいらっしゃるの?
もしそうなら、だらけた格好をしないで姿勢を正してきちんと
お洋服を着て御覧なさい。
そうすれば、あなたが好きな男の方は他の女を追いかけるなんて
しなくなるわよ。」
ゆっくりと、凛香の心に染み入るように話し掛ける。
「このブラジャーは差し上げるわ、でも、次からは買ってくださいな。
お屋敷のお仕事するならちゃんとした下着を着けなくちゃダメよ。
いいわね」
そこへ医務室からの内線が掛かってきた。
志保が悪阻で調子が悪いと凛香が小川に告げた。
>>276 「あっ……俊、ちょっと、しゅ……んんんんっ」
いきなり唇を奪われると、俊の舌とともに錠剤が入ってくる。
以前三条に飲まされた薬に近い量の媚薬を俊に飲ませたが、予備に一錠持ってきていたのが災いした。
「んんっ…ぷはっ。ああぁ、俊、こんなの…俊じゃない…」
いつもと違う俊は、違った魅力を放ちながらもどこか危うく、怖ろしい。
だが、身体はぼうっと鈍い熱が籠り始めてきていた。
>じゃあ、期待に添えるようにしないとね……
「やぁっ…俊…きゃうっ!?」
尖っていた弱い場所が刺激され、思わず大きな声が出る。
>>277 主人の硬いモノが押し当てられたのを感じ、
目を閉じて、その瞬間を待ち受ける。
「……それを、下さいませ……」
>私が以前と同じだと思うと、少し後悔するかもしれんぞ
「え……あぁぁぁぁぁっ!!?」
一度は閉じた目を開きかけると同時に
一気に剛直に秘所を貫かれ、そのあまりの大きさに
悲鳴とも嬌声ともつかぬ声をあげる。
(ど、どうして? おじ様、こんなに……)
苦痛と快楽の狭間で開いた目が、視界の隅の瓶をとらえる。
(こ、これの……せいですの?)
しかしそれ以上は考えることも出来ない。
>>280 ただ突き入れただけでこれでは、先が思いやられる。
しかし、主人の顔には満足の笑みが浮かんでいたり。
「ふっふっふ……どうだ瑞葉、気持ちよすぎたか?」
突き入れたままの体勢で、そう問いかける。
「まだまだ序の口……動くぞ」
宣言するや否や、不安を煽るように、最初はゆっくりと、徐々に早く抽送を開始する。
>>278 「好きな人……」
ここで悠斗の顔が思い浮かび、ブンブンと首を振る。
「(ありえない、ありえないから!)」
「はい、分かりました、私頑張ります!」
最初の嫌悪な眼差しから一変し、小川に尊敬の眼差しを送る。
ピリリリリー
「あ、三条さん……え?志保さんがっ!?はい、わかりました!
大変です、志保さんが生まれるって言って医務室にいるらしいんです!」
少し間違った電話の内容を告げると、小川の手を引っ張り医務室へと向かい
そこで自分の勘違いだったと言う事に気づく。
この事で主人から"落ち着きが無い!"と言われお仕置をされるのだが
それはまた、別のお話。
>>281 >どうだ瑞葉、気持ちよすぎたか?
「ち、違っ、お……大きすぎ、ますぅっ!」
苦しげな呻きすら交えて、主人に訴えかける。
「おじ様、許して……お許し、下さいませぇ……っ
このままじゃ、おじ様の……大きくて、硬いので、壊れ……んくぅぅっ!」
喘ぎ、必死に息を継ぎながら続けようとするも、
徐々に早まる抽挿に、やがて言葉を発するのも難しくなっていく。
>>279 「みかささん、かわいい……」
口を離して一旦みかさの顔の辺りまでのそのそと動き、そっと手で顔の輪郭をなぞる。
そして、もう片方の手で、彼女の身体を臍を通過してもっと下の方へ這わせていく。
「今まで、あんまり考えたことなかったけど、いやらしい下着だよね。
ガーターとかも着けちゃってさ。ここの御主人様の趣味?」
まじまじとみかさの下半身を見つめ、そしてそっと足首を掴んで足をみかさの頭の方まで
持ってくる。
「ほら……みかささん、まだ俺ここ触ってないのに、すごいよ。
この格好なら、みかささんにも見えるよね。」
ショーツ越しに触りながら、くちゅくちゅと音を立てる。
>>283 「大丈夫だ瑞葉、お前ならすぐに慣れる」
むろん、根拠などない。
次第に、一本調子だった腰の動きに、横方向への動きが加わり、突き入れの方向が変わる。
すでに一度出してしまったせいか、我慢にはまだ少し余裕がある。
「そろそろ……もう一度出してやろう。どこがいい!?」
瑞葉にも余裕が無さそうに見えるが、そう聞いてみる。
>>284 「はぁっ…んっ…」
顔の輪郭や臍の辺りを撫でられるだけで、甘く切ない声が漏れてしまう。
そして、俊が下着について話し始めた所で、困ったような顔をする。
「だっ、だって…それは御主人様の…きゃっ?!」
いきなり足首を持ち上げられるが、柔らかい体は俊の動きのままに体勢を変えられていく。
「俊、あなた何時の間に、こんな…っ。やだっ…」
赤面しながらそう言うものの、次第に水音も、そして喘ぎ声も大きくなってくる。
「やだ、そこ、感じすぎちゃうのっ!くりくりしないでよぉ…っ」
淫らな汁が秘所から大量に溢れ、ショーツを浸し、腹の方まで流れ始めた。
>>285 「あっ、くぅんっ! ひっ、ひあぁぁんっ!」
単調な突き上げから、円弧を描くような動きへと変わったところで
反応にも変化が生じる。
「……い……すごく、大きいのが、奥までっ、すご……いいっ!」
>もう一度出してやろう。どこがいい!?
今度こそ終わらせてくれるのかという一縷の望みを抱いて、
なんとか答えようとするものの、今の主人の巨大なそれが
中で爆発したら……と思うと、文字通り腰が引けてしまう。
「あ、あの……外で……あはぁんっ! 私に、いっぱいかけて、下さい……!」
>>287 「そうか……わかった。お前の望み通りにしてやろう」
抽送を早めながらそう言うと、さっきから限界になりっぱなしだったため、すぐに逸物を引き抜く。
「くっ、そらっ!」
直後に逸物を跳ねさせ、白濁液が瑞葉の体にぶちまけられる。
「……ふぅ……それじゃあ」
とりあえず出して満足感を得ると、何事も無かったかのように、まだ硬いままの逸物を瑞葉に突き入れる。
「一度、という約束は、もう昔の話だからな」
>>288 「あっ! あはぁ……んっ、熱……い……っっ!」
主人の迸りを受けて身体を痙攣させ、
白い裸身を白濁に汚されていく。
しかし、達してぐったりとなったところで、再び主人のモノが侵入してくる。
「え……いやぁっ! ダメっ、そんな、すぐには……」
抵抗しようとしても、体には力が入らない。
「い、イったばかりで、これ以上は……死んじゃいますぅっ!」
しかし秘所は、主人のそれをキツく締め付けて離さない。
>>286 「あーあ、こんなに汚しちゃって。
もう脱いだ方がいいね、穿いてても意味ないし。」
もう既にびしょびしょのショーツを見て呆れた風にそう言うと、
ショーツを足首の辺りまで下ろし、片方の足に頼りなく掛けたままにする。
「いい?みかささんが、俺に媚薬を仕込んだんでしょ。
それに俺が"付き合ってあげてる"んだから、『やだ』とか言わないで。」
真面目な顔をしてそうみかさに言うと、上を向いて丸見えの秘所に口をつけて
溢れる愛液を啜る。
何度も何度も啜るが、その度鼻が彼女の秘豆に当たっていることには気付いていない。
みかさを責めることに必死になっていたが、次第に自分もズボンが窮屈に感じてきたことに気付く。
ふと顔を離すと、ベルトをかちゃかちゃと音を立てて外し、Gパンを下ろして下半身はトランクス一枚に。
「みかささん、我慢できなくなったら言ってね。」
そう言うと、再びみかさの秘所に口付け、舌を秘裂に押し込んでいく。
どうやら、今回はみかさが『欲しい』と言うまで挿入するのを堪えるつもりらしい。
>>289 「そうか……では少し間を空けてやろう」
逸物を差し込んで止めたまま、締め付けられる感触に酔う。
やがて、両手が瑞葉の胸に伸び、その乳房を弄び始める。
かかった精液が擦れて、胸元からいやらしい音が響く。
「どうだ、そろそろお前も落ち着いたかな?」
そんな事を言いながら、身を乗り出し、瑞葉の頬にキスをする。
>>290 「くぅっ…あぁんっ…」
媚薬の後押しもあってか、やはり感度が上がっているようである。
すでに愛液で蕩けた秘所に口付けられ、啜られるたびに、新たなそれが止め処なく溢れ出す。
「だっ…だって、俊が、俊のために私がわざわざ…んあっ、ふぅ…」
何か伝えようとしても、もうしっかりとは伝わらない。
(だめ……もう、今の俊には何も伝わらない…)
そう考えていた矢先、陰核に細かい刺激が走る。
びくん、びくんと腰が震え、ぽってりと充血した秘肉は男を求めて止まずにひくひくと誘う。
「やぁぁ…もう入れてよ…っ」
完全に立場がひっくり返っても、俊はすぐには入れてくれない。
「……お願いです。欲しいの…俊の熱くて大きく硬くなったの、ちょうだい…っ!」
>>291 白濁のぬめりが乳房に引き伸ばされる感触に、
被虐心も混じった悦びを覚え始める。
「あぁ、ん……おじ様の、が……私……」
そして、そこから響く淫猥な音と、
動きがとまったままの腰に、逆に焦らされるような感覚が芽生える。
>そろそろお前も落ち着いたかな?
「もう、大丈夫ですわ……だから……」
半ば虚ろな目で懇願する。
「おっぱい、だけじゃなくて……あそこも……もっと……っ」
切なげな表情で、主人の頬を撫で返し、秘所をさらに強く締めてみせる。
>>293 「ほぉ、そうか……なら、気持ちよくさせてもらうぞ」
対してこちらは、先ほどからいやらしい笑みが顔から消えない。
突き入れたまま逸物を、引き抜く――と見せかけて、入れたまま瑞葉の中を掻き回す。
「たっぷり、気持ちよくしてやるからな……!」
さっきとは逆に、次第に前後の動きを加え、逸物を暴れさせながら、抽送を開始する。
それを繰り返すうち、再び逸物が大きくなっていく。
>>292 >「だっ…だって、俊が、俊のために私がわざわざ…んあっ、ふぅ…」
その言葉を聞き、彼女が自分のところへ来た理由を何となく察する。
片眉を上げ、一瞬だが冷たい表情を浮かべるが、すぐにもとの表情に戻す。
「ありがとう。じゃあ、ご褒美に……」
そう言いながら、自分も余裕が無かったので、すぐさま限界まで固く大きくなった逸物を
取り出すと、再びみかさの足首を掴み自分の肩に掛け、ゆっくりと挿入する。
「ん……っ……すごい、絡み付いてくる……」
そして、すぐに抽送を開始する。
どこか不機嫌なのが顔に表れており、動きも容赦ない。
彼女が感じると覚えている場所をぎりぎりで避けて焦らしながら、次第に射精感がこみ上げて
くるが何とか堪えながら腰を動かす。
>>294 「あぁぁぁ……んっ!」
大きな動きで快楽の蜜壷を掻き回され、
身体中を淫らな衝動に貫かれて悶え狂う。
「す……ごいぃっ! すごいですぅっ!
きもち、いい……気持ちいいんですぅっ!!」
主人にしっかりとしがみつき、腰に脚を絡みつける。
「おじ様っ……おじ様ぁぁっ!」
そして自分でも主人の動きに合わせて腰を動かし、
主人の手を自分の胸へと誘導して、快楽を貪っていく。
>>296 誘われるまま、瑞葉の胸に手を乗せて、先端への刺激を加える。
「さて……くっ、もうそろそろ中に出してやろうか」
既に勢い良く逸物は突き入れられ、腰がぶつかる度に音が鳴る。
三度射精感が高まってきて、ラストスパートをかける。
「いくぞ! …くっ、うおおっ!」
奥底まで逸物を突き入れた状態で、中に白濁液を弾けさせる。
>>295 「んはぁ…あぁぁぁっ、ふぁっ」
いつもより膨張している俊のものを挿入され、身悶えながら嬌声を上げる。
膣内はギリギリと締め付け、肉襞の一つ一つが搾り取るように俊を絶頂へと誘う。
「くぅん、俊、もっと、気持ちいい所…」
微妙にツボを外した俊の責めに対して、こんなことを言う。
「そこを気持ちよくしてくれたら、俊のも良くして…んふぅっ…あげるのに」
手はベッドのシーツを握り締め、与えられる刺激に反応し続ける。
>>297 >もうそろそろ中に出してやろうか
「あぁっ……はい、下さい、いっぱい、下さいぃ……」
愛液が止め処もなく分泌されて淫らな音を立てる秘所を
精一杯しめつけ、主人のモノを奥へと誘導しておねだりする。
そしていつもより更に大きく膨れ上がったそれが爆発した瞬間、同時に果てる。
「〜〜っ! あ、あ、あはぁぁぁぁっ!!」
目の前で光がまたたいたような感覚に、我を忘れて絶叫する。
やがて再びぐったりと横たわるも、強壮剤のせいか
それとも激しい交わりのせいか、長く続く大量の射精に身悶える。
「うそ……いや、まだ……こんなに……っ」
ぶるっと震え、主人のモノが最後の一滴を噴出すると、
またも小さく達し、秘壷を蠕動させる。
>>298 「へえ、……いいよ。じゃあ、ちゃんと良くしてよね。」
そう言うと、ちゃんとみかさが感じる場所を突きはじめる。
突くたびに、きゅうっと締め付けられて苦しいが、なんとか耐える。
俊にも薬の影響は大なのだが、みかさを思い切り責めることでそれに
目を瞑っていた。
そして、(今日こそはみかささんより先には達さないぞ)と思う。
「……っ、みかささん……んっ……
イきそう…?さっきより、だんだんきつくなってきたよ……」
なんとかそう言ってにこりと笑いながら、次第にペースを上げていく。
>>299 瑞葉の中に全てを吐き出すと、中から逸物を引き抜く。
「ふぅ……では今度は、口でしてもらおうかな」
絶頂の気持ちいい顔から一転、ニヤッ、とした笑みを浮かべる。
引き抜いた逸物は、まだ十分な硬さを維持していたりする。
「文句があるなら、こんな『良い物』をくれた相手に言うんだな、瑞葉」
そう言って、先程飲んだビンをちらつかせる。
そして、また軽くキスをしてから、主人の責めが再開される。
>>300 「あはぁっ、そこ、いいのっ、んんん〜っ!」
いつもより激しく、そして大きい俊のものに攻め立てられ、苦しそうなほどの声を上げる。
俊が突き入れてくるたびに、きゅっ、きゅっと締まり、射精を促す。
「んっ、はぁっ、いいっ…もう、もう私っ…!」
声が高くなり、もう押さえがきかなくなったことがわかる。
>イきそう…?さっきより、だんだんきつくなってきたよ……
「うんいくっ、もういくっ、やっ、俊の…あはぁ、やん…いくっ、ああぁぁぁぁぁーっ!!!」
びくびくと震え、身体を強張らせながら達する。
>>301 「んっ、あぅ……」
逸物が引き抜かれると、喪失感と安堵の入り混じったため息をつくが……
>では今度は、口でしてもらおうかな
「えっ? そ、そんな、きゃあんっ!」
未だ力の入らない体を引き起こされ、そそり立ったままの逸物を
顔にこすり付けられて、抵抗も出来ないまま舌を這わせ始める。
「んんっ、はぁぁ……っ、んちゅ、は、むぅぅぅっ」
その後も、一晩ずっと責められ続け、
身体の内外の区別なく、主人の白濁にまみれていくのだった。
>>298 なんとか射精感を堪えていたが、みかさが達したときの膣内の振動で
そのまま中で爆発させてしまう。
「……っ」
すべて出し切ったのを感じると、ゆっくりと引き抜く。
絶頂後の余韻に浸っているみかさのとなりに座ると、彼女を見つめる。
「みかささん、……俺、『わざわざ相手をしてあげてる』とかそう思うなら、
ここに来て欲しくない。俺のこと、何だと思ってるわけ?」
怒っているようにも寂しそうにも見える表情でそう問い詰める。
さっきの『わざわざ』発言が気になり、まだ息の荒い彼女をいたわる余裕もないらしい。
>>304 「……はぁっ、んはっ、はぁっ」
荒い息が、次第に治まってくる。
そして、俊から問われた質問。
「俊は好き。でもそれより……私の、責任だから」
likeとしての好きではあるのだが、何より責任を感じてしまっているのが実情だった。
(このままじゃ、奏ちゃんだけでなく、麗さんまで…。私が責任負うのは平気だけど。何より俊が最悪命の危険に…)
「俊がこのまま自分の道を進み通せば、誰も幸せになれないの。だから私は……」
そうは言うものの奏の事などは流石に言えはしない。
「ごめん、言葉が足りない。今度ちゃんと言うから……おやすみ、俊」
乱れた服装のままでつと立つと、足早に部屋を出て行く。
残したのは移り香と濡れたショーツ、そして哀しみの余韻だけ。
>>305 去っていくみかさを、どこか切なげな表情で見つめる。
「……なんなんだよっ。勝手にみかささんが責任感じないでよっ
俺が、したいようにやってるだけでしょ!
そういう風に勝手に俺のことに責任感じられるのって、……」
口に出すと止まらなくなり、枕を数回殴って気を静める。
(俺の行動に、責任なんて、感じて欲しくない。ちゃんと考えて、したいようにしてるだけなのに。
それで、なんで他の人に迷惑を掛けることになるんだろう。)
むしゃくしゃした頭でそう考えるが、何も分からない。
汗を流すため、とりあえずバスタオルを持って自室を出て行った。
萩野邸で、一人夜遅くまでワインを味わっている。 「そろそろ瑞葉に持たせたお土産で、“おいた”してる頃かしらね」 兄の屋敷がある方角を見て、クスリと笑う。 「あれって効果はすごいけど、後が怖いのよねー。 ま、節操なしの色欲魔人には、一日くらい“枯れる”恐怖を 味わってもらっても、いい薬でしょうけど」 そこまで呟いて、ふとあることに気づく。 「……そういえば、瑞葉にあの薬のこと、説明しなかったような…… ひょっとして、マズったかしら?」 やおら苦い表情になって、ワインを飲干す。 変に抜けているところは、どうやら血筋らしかった。
309 :
秋山 麗 :03/11/12 22:58 ID:5anHjeo0
洗い物をしつつ、頭をひねっている。 「……今日の主人、妙に元気がなかったのよねぇ……歳?」 よもや、瑞葉の母の策略でガス欠になっていようとは思いもよらない。
具合の悪かった昨日とは打って変わり、血色のいい顔で食堂のテーブルを拭いている。
311 :
秋山 麗 :03/11/12 23:20 ID:5anHjeo0
最後の皿を洗い終える。 「さて、と……」 続いて皿を拭き始める。
自室で瑞葉からのお土産を眺め、笑みを浮かべる。 「今日も飲んでみるかな」
313 :
秋山 麗 :03/11/12 23:45 ID:5anHjeo0
拭き終えた皿を、どんどん重ねていく。 「あと半分くらいかしらね……」
強壮剤の蓋を開け、天井を仰ぐようにして一気に飲み干す。 すると喉の奥、食道、胃に焼け付くような感覚が走って、すぐに身体が火照り始めた。 「今宵は誰で…」 夜伽は誰にしようかと思案しながら廊下を歩いていると、厨房から麗の声が。 「ご苦労様、麗。もう少しで終わりかね?」
315 :
秋山 麗 :03/11/12 23:57 ID:5anHjeo0
>>314 ふと、背後から主人の声が聞こえる。
「……御主人様?
ええ、終わりましたけど、何か御用ですか?」
皿を拭き終えて、濡れた手をタオルで拭きながら、振り返る。
「ああ、今日は麗にしようと思ってな」 あえて夜伽とは言わない。 メイド用の椅子に腰掛け、一休み。 「コーヒーをくれ」 そう注文し、赤いルージュが艶やかに映えている麗の唇を見る。
317 :
秋山 麗 :03/11/13 00:13 ID:ucFNxe4W
>>316 >ああ、今日は麗にしようと思ってな
慣れ(メイドの慣れか主人への慣れかはともかく)からか、それだけでその先の展開を理解する。
「はい、かしこまりました」
微笑を浮かべながら注文に答え、先程洗ったばかりの綺麗なコーヒーカップを取り出し、コーヒーを入れ始める。
「そういえば……」
出来上がったコーヒーを差し出しながら、ふと思い出したように、
「私の契約は、来月まででしたよね?」
確認したかったらしい。
「来月… そういえばそうだったな」 反芻し、曖昧な反応をする。 逃げるように差し出されたコーヒーをひと啜りした。 「……」 コーヒーを飲むと目が冴える。 今は酒のほうが良かったかもしれないと後悔した。 「来月までらしい」 まるで他人事のように喋る。
319 :
秋山 麗 :03/11/13 00:29 ID:ucFNxe4W
>>318 歯切れの悪い主人に、どことなく嫌な予感を感じつつも、
「……そうですか……
すいません、帰る段取りや、向こうでのスケジュールもありますし、早めに確認したかったものですから」
来月に帰ること前提で話を進める。
「お約束どおり、それまでは御主人様に、精一杯お仕えさせていただきますね」
「……」 来月帰るという麗の話には一切答えず…というよりも、 彼女の話に答えたくがないために黙殺した、と言ったほうが正しいかもしれない。 その話が終わると、意識を遠くの世界から厨房に戻す。 整った麗の顔。扇情的な赤い唇と、それと同色に彩られた爪。 強壮剤などなくてもすぐに発情してしまいそうだ。 「…最近、仕事はきつくないか?」 不意にそんなことを聞いてみる。
321 :
秋山 麗 :03/11/13 00:45 ID:ucFNxe4W
>>320 急に自分を労わるような言葉を受け、頭の上に疑問符を浮かべる。
「……いえ、特にそういったことは……どうかなさったのですか?」
困った顔を浮かべるその裏で、『何かおかしい、似合わない』などと思っていたりするが。
「あちらでは、侯爵様のお仕事も手伝ってましたから、
ある意味、こっちの方が楽なくらいですよ」
「志保が身篭って以来、彼女が仕事を休むとほとんどの負担が麗に掛かるだろう?」 麗に対して側面を向けていた身体を正面に向け、やや股を開く。 そのことで早く奉仕をしろ、ということを暗に示して彼女を促してみる。 >「あちらでは、侯爵様のお仕事も手伝ってましたから、 ある意味、こっちの方が楽なくらいですよ」 「そうか、それは良かった」 表に出た安堵の言葉とは裏腹に、”侯爵”という言葉を出されて表情をやや暗くする。
323 :
秋山 麗 :03/11/13 01:00 ID:ucFNxe4W
>>322 「私の心配よりも、ご自分の心配をなされた方が良いと思いますが……
私がいなくなると、他のメイドに仕事が回ることになるんですよ?」
冗談っぽく、それでいて冗談には聞こえない事を言う。
すると、主人の動きが目に入り、先ほどの『自分に決めた』という言葉とこの姿勢で、
どうして欲しいのか、という事を察する。
「ふふっ、待ちきれない御様子ですね。
……では、失礼致します……」
一言断ると、主人の股の間に入り込んで跪き、主人の逸物を取り出すと、まずは手で軽く撫で上げる。
……妙に成長が早いな、などと思いつつ。
「…ぅ、そうだな。麗がいなくなると他のメイドへの負担が大きいな」 先ほどまで洗い物をやっていて冷たくなっている麗の手。 その手で逸物を触れられてひんやりとした感触に軽く呻き、 その刺激による反射のためか、はたまた強壮剤のためか、勃起する速度がいつもより速かった。 「掃除や洗濯などの基本的なことはどのメイドでもできるが、 重要な来客用の食事や彼らに対する奉仕、夜伽となると……」 逸物を撫で上げられて身体を震わせ、その後自分を落ち着かせるためにコーヒーを飲む。
325 :
秋山 麗 :03/11/13 01:17 ID:ucFNxe4W
>>324 主人の言葉を半ば聞き流しつつ、自分は奉仕に集中する。
口の中に溜めた唾液を、糸を引かせながら主人の逸物へと垂らし、手でそれを広げていく。
「あら、そういうことは、執事さんたちや御主人様の教育次第では……?」
暗黙的に、主人たちの責任、と言っていたりするが。
「……そうそう、このお屋敷を去る時には……コレの鍵、よろしくお願い致しますね」
と、一度自分の首輪を指差してから、逸物にキスをし、舌で直接唾液を絡ませていく。
「確かに教育次第だろうが、急に接客の技量が上がるわけでもあるまい」 麗の頭を撫でたりしつつ、反論してみる。 視線を落してみると、彼女の唾液で妖しい光沢を放つ逸物が厭らしかった。 「…くっ、鍵、か。そういえばどこに仕舞ったっけな」 真紅の両唇の間からピンクの舌が這い出てくる姿は何とも卑猥で、 それ自体が別の生物とも思えるぐらいだった。 「いやいや、どっかにちゃんとあるさ。可愛い麗の拘束を解くためのものだからな、無くしはしない」
327 :
秋山 麗 :03/11/13 01:35 ID:ucFNxe4W
>>326 「……ふふっ、それを聞いて安心いたしました」
一度口を離し、上目遣いで口を開く。
「もっとも、『無くした』と嘘をつかれても、その時はそれなりの対処はいたしますから」
忠告のような事を言うと、口を大きく開き、主人の逸物を口に含む。
――が、やはりおかしい。
以前こうした時はこれほど大きくなかったような気がして、人知れず不思議に思う。
「それなりの対処、か。 …どういうことか気になるな」 逸物が口の中に含まれると、口腔の柔らかな感触が伝わってきた。 それと麗の体温も。心地よいベッドの中にいる気がして、気持ちが緩む。 「ん、ぅ… それと、素で無くした場合は?」 緩んだ気持ちでは快感に耐えられなくなり、逸物をビクン、と痙攣させる。 震えとともに亀頭の部分が肥大していき、膨張する。 「く、いいぞ、麗…」 陶酔する。
329 :
秋山 麗 :03/11/13 01:47 ID:ucFNxe4W
>>328 >それなりの対処、か。
まあ、メイドとして屋敷の中に居る以上、それなりに自由に動けるわけで、
やろうと思えば、書類紛失だの器物破損だのいろいろできるのだが。
「ちゅ、んく……ぷはっ、いろいろです。
んっ…例えば……御主人様の一番のメイドを泣かせてみせたり……とか?」
悪戯っぽい笑みを浮かべつつ、かなりヘビーな事を言う。
>それと、素で無くした場合は?
「こうしたりします」
あっさりと言うと、膨張していた逸物に、傷つかない程度に歯を立てる。
>「例えば……御主人様の一番のメイドを泣かせてみせたり……とか?」 「…いいな、それ。メイドの泣き顔は最高のおかずのひとつだぞ? なんかこう、嗜虐心が刺激されるんだな。奏の泣き顔なんかが格別だ」 表情に笑みを浮かべ、自分の嗜好を語る。 「それと私にとって、一番のメイドって誰なんだろうな」 麗の胸元に手を這わせて、乳の柔らかさを確かめる。 「うぐあぁっ、ぁっ…」 問いの答えを実演されて、強烈な刺激に声を上げる。 「う… れ、麗。 もっとやってくれ」
331 :
秋山 麗 :03/11/13 02:04 ID:ucFNxe4W
>>330 「んふぅっ……ちゅ、ぼっ……そうですね……」
口・手・舌に加え、歯で鋭い刺激を与えながら、焦らすように会話と称して時折責めを弱める。
「瑞葉さんか、志保さんか……でしょうね。
どうしても私を諦めない、と言うのでしたら、二人がどうにかなるかもしれませんよ……?」
そんな事を言うと、冗談か本気か悟らせないように、またもいつもの笑みを浮かべる。
>れ、麗。 もっとやってくれ
「んふっ……くっ……んっ……
ちゅぱ、そろそろ、出された方がいいのでは無いですか?」
一度警告のような事を言ってから、逸物を咥え、激しいピストン運動を開始する。
「ふふ、瑞葉か志保か。いくら麗とは言えど、妊婦にそこまでのことはできまい」 強がってみせるが、心の中では弱まった責めに抗議の声を上げている。 「残るは瑞葉だな、麗。 瑞葉に一体どんなことをするんだ?」 麗の言葉が冗談だろうが本気だろうが、そう余裕ぶって見せる。 「ん、く、そ、そうだな… 一度出しておくか」 麗が出した警告に同意する。 劣情に惚けるために無言になり、瞳を閉じた。 口腔を性器と模して奉仕され、甘美な摩擦が伝わってくる。 「う、あぁ、出すぞ… くっ!」 抽送されながら逸物を暴発させて、喉奥へと白濁をぶちまける。
333 :
秋山 麗 :03/11/13 02:24 ID:ucFNxe4W
>>332 >喉奥へと白濁をぶちまける。
「んぐふっ…んくっ…んっ……こくっ………こくっ……ごほっ!?」
逸物を喉まで咥え、吐き出された白濁液を飲み下す――のだが、想像以上の量にむせ返ってしまう。
「げほっ……も、申し訳ありま……ごほっ、うっ……何で、こんなに……」
ほとんど飲み下したが、強化された主人の一撃は激しかったらしい。
>一体どんなことをするんだ?
「それは……教えてしまっては何にもならないじゃないですか」
口周りと主人の逸物にこびり付いた精液を、その舌で舐め取り終えて、曖昧な答えを返す。
「その代わり、今お聞きします。はっきりと答えて下さい。
私を自由にしていただける気は――コレの鍵を渡していただける気はありますか?」
今までの笑みを消し、真剣そのものの顔で問いかける。
「普段と同じ量だぞ。腕が鈍ってるんじゃないか?」 咳き込む麗に本当のことを黙り、事実を捏造してみる。 「……鈍った腕では侯爵も満足しないだろうな」 そんなことを耳元で彼女に囁く。 「……」 麗の顔から笑みが消えたのがわかると、こちらも同じく笑みを消す。 「ああ、はっきりと言っておく。鍵を渡す気はない」 一呼吸置き、続いて発言する前に麗にキスをする。 自分の白濁で汚れた彼女の唇は、塩辛くて苦いような味がした。 「私にとって、おまえを解放するメリットが無さ過ぎるのでな。色々な面で」
335 :
秋山 麗 :03/11/13 02:45 ID:ucFNxe4W
>>334 「(いつもと同じ……? そんなわけ……)」
だが完全に否定できなかったりする。
>鍵を渡す気はない
きっぱりと言い切った主人を、しばらくそのままで見つめていたが、
「……わかりました」
諦めたように、そう答える。実際、今主人に対抗できるカードは無いのだから。
「では、この話はまた今度ということで……今は、ご奉仕に専念させていただきますね」
そういいながら立ち上がると、スカートをたくし上げ、ショーツを取り去り、自分の秘所に手を添える。
その瞬間、くちゅり、という音が鳴り、既にそこが濡れている事を知らせる。
「えっと……どうやって此処をお食べになりたいですか?」
入れる体勢に困り、そう問いかけると、秘所に触れた指を口元へと持っていき、ペロリと舐める。
下半身を晒し、自分の愛液に濡れた指を舐める姿に興奮してくる。 「このままこっちへ向かって座れ。深いところまで食べたい」 契約に関する話を切り上げ、奉仕に専念する麗にそう答え、対面座位を示唆してやる。 これから麗の中へ深く挿し込まれるであろう期待に、 先ほど白濁をあれほど放ったのにも関わらず、逸物は再び元の強度と大きさに戻った。 「さぁ、食べさせてくれ。どんな味がするのかな?」
337 :
秋山 麗 :03/11/13 03:02 ID:ucFNxe4W
>>336 「はい、仰せのままに……」
言われるがまま、スカートをたくし上げた状態で、主人の足の上に乗っかる。
>どんな味がするのかな?
「そうですね……甘くとろける密の味……とかかしら?
……んっ……んああぁぁぁぁぁ……」
言葉通り甘い声を上げながら、密でとろける膣へと、主人の逸物を鎮めて行く。
手のやり場に困り、背もたれとテーブルに手をつきながら、自分から腰を動かす。
麗自ら腰を動かし始めると、無言でその動きを停止させる。 そして自分の首に彼女の手を掛けてやり、体重を受け持ってやる。 「私が腰を動かしてもいいかな?」 答えを待つことなく腰を振り始め、子宮に響くようにして逸物を打ち付ける。 時には腰を横に振ったりして媚粘膜に刺激を与え、最終的にはやはり子宮口をノックする。 眼前すぐそばにある麗の整った美しい顔。 少しきつく冷たい印象を受ける顔だが、内に秘める熱さを見出してやるとまた違った味がある。 その素晴らしい顔を侯爵から奪うかの如く、彼女へと唇を重ね、舌をくねらせながら侵入させる。 歯茎や歯の表裏、舌の裏表までも蹂躙して上半身も犯していく。 何度も何度も、迫り来る射精感を我慢して先延ばして腰を動かす。 手放したくないものを壊すべく、鬼気迫る表情で。 一心不乱に突き上げ過ぎて、射精する頃には朝食の準備に来たメイドが来てしまっていた。
339 :
秋山 麗 :03/11/13 03:32 ID:ucFNxe4W
>>338 >私が腰を動かしてもいいかな?
「えっ? それはかまい…んああっ!?」
答え終える間もなく突き上げられ、思わず大きな声を上げてしまう。
こうなると、やはりいつもより膨張した主人の逸物を、認めざるを得なくなる。
「んっ、くぅっ…ご、御主人さ…あっ、ああんっ! なんか、大き…いいっ、あはぁっ!
あむ……んっ…くちゅ、んんっ……ぷはっ、あっ、ああっ!」
不安定な体勢のため、主人にいいように振り回されているような錯覚を覚える。
求めるがまま口を開き、主人の舌に自分の舌も絡ませ、鋭かった顔にも甘い色が浮かび上がる。
そして、厨房に現れたメイドを目撃してしまい、うろたえるのと同時に達し、
溜めるに溜め込まれた主人の白濁液を浴びる姿を晒してしまうのだった。
341 :
秋山 麗 :03/11/13 22:48 ID:ucFNxe4W
客間のベッドメイキング中。 「あああ……見られるだけならまだしも、目が合っちゃったし……」 まだ朝の出来事を後悔しているらしい。
「じゅ〜いち……じゅ〜にっ……じゅ〜〜〜さんっ」」 自室で腹筋をしている。
引き続き、お土産を配って回っている。 「志保さんにはちょっと気が早いですけれど、 赤ちゃんのためのお洋服で、奏さんにはぬいぐるみ……」
346 :
秋山 麗 :03/11/13 23:40 ID:ucFNxe4W
部屋の電気を消して、本日の仕事全て終了。 「……ふぅ……さてと」
「にっじゅぅ〜ごっ!!よぉ〜しノルマ達成だぁ さてと、お菓子お菓子〜♪」 意味がない。
まだ配っていない人をリストアップして再度チェックしている。
「〜〜♪」 鼻歌を歌いながら廊下を歩いている。
自室で瑞葉からのお土産を眺めている。 「……さすがに二日連続はきつかったか……」
「そういえば男性陣にはまだ全然……」 部屋の隅に積まれたお土産の山を見て呟く。 「凛香さんにもまだですし、まずは……」
休憩室で新聞を読んでいる。
「ふぁ〜ぁ………今日は静かだな〜」 つまらなそうに呟くと、大きなアクビをひとつ。
>>354 お土産をもって部屋を出かけたところで、
ふと何かを思い出したように室内に戻る。
しばらくして台車を押して出てくると、凛香の部屋へ。
「凛香さん、いらっしゃいますか?」
ノックして尋ねる。
こきこきと肩を鳴らしながら、執務室から出てくる。 「肩が凝った……執事長様も、毎回毎回無茶なことを言うからなぁ……」
>>355 丁度凛香の部屋に戻ってくると、部屋の前にメイドさんが。
「なにしてんですか〜?」
と、目にも留まらぬ速さで瑞葉に近づき、顔を寄せる。
>>357 「きゃっ!?」
突然横合いから現れた何者かに、驚いて飛び退る……と、
台車に脚を思い切りぶつけてしまう。
「痛っ! 〜〜〜っ!!」
半泣きになってかがみこむ。
「か、神川様……?」
その表情のまま、何とか上目遣いに相手を確認する。
>>356 「ふんふん〜♪」
新聞に何かいいことでも書いてあったのか、機嫌よく休憩室を出てくる。
と、そこで丁度廊下を歩く飯塚と鉢合わせた。
「あら、飯塚さんお疲れ様です」
>>359 「おや、留萌さん、おつかれさまです」
何気ない挨拶をして……ふと、脳裏に閃くものがある。
「……ちょうどよかった、留萌さん、少しご足労願えますか?
少し私の執務室へ来て頂きたいのですが」
顔はあくまで爽やかなポーカーフェイスで、みかさに尋ねる。
>>358 「わわっ!大丈夫?怪我とかしてない!?」
瑞葉が、台車に足をぶつけたのを見て急におろおろし始める。
「あぅー、本当にごめんよぉ〜……」
何故かこちらも半泣きになり、傷めた足に手を添える。
>「か、神川様……?」
「ちょ、ちょっと待ってね、様はやめて、うん、お願い」
どうやら相当様付けには抵抗があるようだ。
>>360 「はい?…ご足労、ですか」
飯塚の顔をじーっと見つめながら、そんな事を言う。
「あの、何か私問題でも起こしましたっけ?それともお手伝いでしょうか?」
飯塚の思惑は掴めないものの、とりあえず彼とともに執務室へ向かう。
>>362 「いえいえ、たいしたことではありませんよ」
執務室に案内し、彼女を近くの椅子に座らせると、戸棚を漁る。
「えーっと……っと……あった、ありました」
取り出だしたるは一本のビデオテープ。それを早速デッキに差込、再生する。
しばらくして、テレビに映し出されたのは、医務室の監視カメラの映像。
「……何が映っているのか、もうお分かりですね?」
先日、俊に飲ませた媚薬を、こっそり取りに来たシーンらしい。
>>361 「だ、大丈夫ですわ、少しぶつけただけですし」
悠斗まで泣きそうな顔をするので、無理に微笑んでみせる。
>様はやめて、うん、お願い
「じゃあ、神川……さん、でいいですかしら?
ええと、凛香さんと神川さんにお土産ですわ。
凛香さんには口紅で、神川さんにはネクタイ」
これ以上は心配かけまいと、慌てて話を反らす。
>>363 案内されるがままに飯塚の執務室に案内されると、彼はビデオテープを再生させた。
そこに映るのは、医務室の媚薬をこっそり取っていく自分。
「あちゃあ…医務室にもあったんですか…カメラ…」
これが名無しの執事相手なら一気に謝りモードになるのだが、どうにもその気配はない。
「私、皆の為にもこれがどうしても必要だったんです。どうしても」
飯塚をなめているせいもあるのだが、物怖じせずにこう言う。
「私だけじゃない、麗センパイや奏ちゃん、そして俊の為に」
>>364 「本当の本当に大丈夫?俺瑞葉さん信じるよ、いい?
よかった〜、もし大きな傷でも付けてたら瀬名にぶっ飛ばされる所だったよ」
瑞葉の気遣いに気づかず、ホッと胸を撫で下ろす。
>凛香さんと神川さんにお土産ですわ。
「まじですか!?やったー、これ開けてもいい?」
と、聞いておきながら返事も待たずに箱を開ける。
「むぉ……本当に貰っていいの?すっごい高そうだよ?」
>>365 「なら、一言誰かに断われば済むことでしょう?
御主人様なり三条先生なり……」
黙って持っていったら、理由はどうあれ悪いだろう、と遠まわしに言う。
「とにかく、全て認めるのなら話は早い。
御主人様か三条先生に、私のほうからこの事を報告しておきましょう。
罰はその時にお受けになって下さい。
……まあ、盗った媚薬をまた飲まされる程度のことはされるでしょうが……」
さらりと言うと、ビデオを止めてテープを片付ける。
>>366 瀬名の名前が出たことで、ハッともう一つの目的を思い出す。
>本当に貰っていいの?
「え? ええ、是非。神川さんも、お屋敷で働く以上は
このくらいのものが必要になる時も来ると思いますし」
割と金銭感覚が合っていないのには気づいていない。
「それより、神川さんにもう一つ御用があるのですけれど」
真剣な顔になって言う。
「あの……瀬名様から没収した本、お返しに上がりました」
台車の上の雑誌束を指差す。
>>367 「……あう」
確かに、飯塚の言う事は正論である。
あの時は焦っていたせいで、そういったものや手続きをすっ飛ばしてしまっていたのもあるのだが。
>御主人様か三条先生に、私のほうからこの事を報告しておきましょう
「…!」
あの薬を飲まされるなど、二度とごめんである。
俊に効かなかったのは性別の違いと服用量の差と解釈していたが、正直お仕置きも勘弁して欲しかった。
「あの…飯塚さん」
やや申し訳なさげな顔をすると、少し近寄ってこう言う。
「あの、報告する時はちょっと話を小さくしてもらえませんか?あの、事態が事態ですし、それに…」
尾鰭をつけて話をされてはたまらないです、という顔もする。
>>368 「(ええっと、一、十、百、千………)」
辛うじて付いていた値札に言葉を無くし、今自分のしているネクタイと
お土産のネクタイを見比べる。
「(そんなたいして変わらんのになぁ…)」
「は、はい、なんでしょうか!」
瑞葉の、真剣な顔にただ事では無いと感じ、姿勢を正すが
>「あの……瀬名様から没収した本、お返しに上がりました」
この言葉で、身体から力が抜けていく。
「そんな事だったのね、緊張して損した気分」
>>369 名無しの執事とは違い、メイドたちからどこか馴れ馴れしい接し方をされていたが、
ここに来て執事という立場の優越感を覚える。
「……まあ、御主人様もなぜか知りませんがお疲れのようですし、
条件次第によっては、この件自体を不問にする、ということもできますよ……?」
そんな事を言い出すと、ポーカーフェイスの内側に何か怪しげな雰囲気が滲み始める。
「証拠はこのビデオだけ、御主人様に誓って他には何もありません」
つまり、ビデオが欲しかったら対価をよこせ、ということらしい。
>>370 なんだか堪えた様子のない悠斗の反応に、少しだけ口調が強めになる。
「神川さん。お願いがあるのですけれど、
瀬名様にあまりこういう……その、エッチな本をお貸しするのは、
出来れば控えていただきたいのですけれど」
雑誌の束から目を背けつつ、悠斗にそれを渡しながら言う。
>>371 「……条件次第、ですか」
飯塚の言葉から滲み出る内面を感じ取りつつ、声のトーンを落としてそう言う。
そのまま飯塚の側まで歩み寄り、彼の手が届く程の距離にまで近づく。
「飯塚さん、私に何をお望みですか?それと交換に私に何をしろ…と?」
この状況でも、何とか対等の立場を崩さないように堂々と言う。
どうやら、この辺が麗との付き合いで学んだ事の一部のようだった。
>>372 「はい、すみませんです…」
瑞葉の口調に、思わず謝ってしまうが、実は
なんで怒られているのかよくわかっていない。
「あれ、俺こんなに貸してな……」
ここで"シマッタ"と言う顔をするのだがもう既に後の祭り。
「ま、まぁ男なんだし、こういう事もありますよ……あはははは」
一応瀬名の為にフォローを入れるが意味が無い。
>>374 「貸してない?」
ピクリと眉が動く。
「……神川さん、詳しく教えていただけますかしら。
どれとどれが神川さんので、どれがどうでないのか」
ドッカリとまた台車に雑誌束を乗せると、
悠斗の袖を掴んで手近な部屋へ引っ張っていく。
「立ち話もなんですし、ここで」
>>373 自分の話に乗ってきたというのに、顔は変わらぬポーカーフェイス。
それなりに、執事としての技術は叩き込まれているらしい。
「……その口ぶりは、頭では理解しているものですね」
かまかけ半分でそう断言する。
みかさが近寄ってきたのと反対に、自分は先ほどまで彼女が座っていた椅子に腰掛ける。
「まずは、そこでご自分で慰めてもらいましょうか」
そう言うと、ポーカーフェイスのまま、落ちてきたメガネを指先で直す。
>>375 「あー、そういえば見たいテレビがあったんだった〜
どっちの料理ショー……いえなんでも御座いません」
適当な理由を付けて逃げようと思ったが、空気がガラッと変わり
素直に従う。
「コレと、コレと、コレだけで御座います、はい」
テキパキと自分の本だけ取り出すと、自分の横に置く。
沢山とった割りには、意外と多く残っているエロ本達。
>>376 思い切って踏み込んでみたものの、飯塚もなかなか食えない相手であるようだ。
近寄ったはずが離れられ、そうして下される命令。
「……っ」
飯塚のかけている眼鏡の奥の一見無感情な視線。
それがまだ読めないまま、床にぺたりと座り込む。
そのまま上半身の服をはだけさせて、下着も脱いで乳房を露わにする。
さらに、スカートもたくしあげた。
「飯塚さん、これで…いいですか…っ?」
片手で胸を、もう片手でショーツ越しに秘裂をなぞりながら、少し甘めにした声をかける。
>>377 悠斗の山と瀬名の山を見比べて
しばし不機嫌そうな顔をしていたが、
やがて重いため息をつく。
「……でも、仕方のないことなんですかしら。
私だけで満足させて差し上げることも出来ませんし」
悠斗が前にいるにしては、けっこう際どい発言だったりするのだが。
>>378 素直に従うみかさに、満足そうに頷く。
「ええ、それでいいですよ。
お客様にお見せするように、甘い声を上げて下さい」
漠然とした命令ではあるが、今の彼女相手ならば十分だろうと踏む。
「何も、躊躇う必要はありませんよ。ここには私しかいませんから」
>>379 しばらく重い空気が漂う、心臓は高鳴り過ぎて今にも飛び出してしまいそうだ。
やがて、永遠に続いてしまうのではないか?と思うほどの沈黙は溜息によって崩され
つられて、今まで吐かずに我慢していた息を吐く。
>「……でも、仕方のないことなんですかしら。
「そんな事ないですよ、あいついっつも瑞葉さん瑞葉さん言ってるし
この前なんて"久しぶりだったから燃えたー"ってにやけてたし」
>>380 「お客様に、お見せするように……?」
そんな事は、一年間勤めてきたがやったことはない。
「甘い声を……」
飯塚がいる云々の問題ではなく、実際にそういう経験がないので少し困る。
しばらく考えた末に、こうする事にした。
(今、幸希が見てる…。いつかのように幸希が見てる……)
「んぁ……あふぁ…んっ」
そう思う事で心なしか動きも早くなり、自然に甘い声が漏れ始めた。
>>381 >"久しぶりだったから燃えたー"ってにやけてたし
見る見るうちに顔が真っ赤になる。
「そ、そんなこと、瀬名様ったら……」
まるで情事そのものを覗かれたかのように恥じらう。
「神川さんは、そのことを誰かに言ったりは?」
凛香辺りには既に漏れているかもと覚悟しつつ聞く。
>>382 しばし考えるように動いを止めたみかさ。
その後、再開した時の動きは、先ほどよりも激しさが増していた。
「……いいですね。実にいいです。
そろそろ、自分の敏感なところを直に刺激してみてはどうですか?」
うっすらと、ポーカーフェイスだった笑顔を濃くして、そう催促する。
見ていただけなのだが、既に自分の分身は硬くなり始め、密かに自己主張を始めていたりする。
>>384 「はぁっ…んぁぁっ…いい」
飯塚の言葉に誘われるままに、秘裂から陰核へ、乳房を揉む事から先端への刺激へと移り変わる。
「……んはぁっ…幸…きぃ…」
無意識に、そんな声も漏れていたり。
と、ふと視線を飯塚に向ければ、彼の股間は起立し始めている。
「んっ…飯塚さん、辛く…ないですかぁ?」
挑発するような言い方で、そう声をかけてみたり。
>>383 「えっとね、俺は言ってないよ〜、でも一緒に凛ちゃんも
いたから言ってるかも。奏さんとか杏樹さんとか」
意外と口は堅いようだ。
「まぁ、その日は俺達が燃えたけどね〜」
瑞葉にとっては、言ったと言うより恥ずかしいかもしれない
言葉を、けらけらと笑いながら言う。
「それにしても瑞葉さんって肌綺麗だよね?ちょっと触っていい?」
またも許可の返事が来る前に、瑞葉の頬を触る。
>>386 「〜〜〜っっ!」
ひょっとしたら屋敷中に筒抜けかもしれない可能性を考えて
首筋や耳まで赤くして俯く。
>ちょっと触っていい?
「えっ? あ……」
まだ赤くなったままの頬を撫でられて、驚いたように顔を上げると
悠斗のそれと視線がぶつかってしまう。
「神川、さん……?」
>>385 >んっ…飯塚さん、辛く…ないですかぁ?
「ん? いえいえ、辛くなんてありませんよ。
……ですが、あなたがしゃぶりたい、と言うのであれば、拒絶はしませんが……」
話しながら、自分で逸物を取り出す。
言葉とは裏腹に、既に十分硬くそそり立っていたりするが。
「さぁ……どうなさいなすか、留萌さん?」
股を開き、みかさが入り込めるように体勢を変えて、あえて自分優位のセリフでそう問いかける。
>>387 「カワイイなぁ瑞葉さん、瀬名には勿体無いくらいだ」
初めは頬に軽く触れる程度だったが、徐々にエスカレートしていき
頬を掌でゆっくりと、まるで壊れ物でも扱うかのように撫でる。
「すっごいすべすべ、ねぇねぇチュッてしていい?」
流石に、勝手にキスを友人の彼女にするのはまずいと思い
(勝手にじゃなくてもまずいが)一応確認する。
>>388 「……させて下さい、飯塚さん」
ふらふらと歩み寄って飯塚の足元で跪き、その逸物に手をやる。
優位だと思っている飯塚をちらりと見上げ、一瞬だけニヤリと笑みをこぼした。
「……では、お口でさせて頂きます…。…んんっ」
最初は、何の変哲もない口での奉仕。
しかし、飯塚のツボをある程度掴むと、自慢の舌技で一気に攻め立て始めた。
「んんっ…じゅるっ、んっ、れろっ……はむ」
責め上げながら、先端を咥えてくびれた部分に軽く歯を引っかける。
>>389 >ねぇねぇチュッてしていい?
「っ!」
薄々予想はしていたものの、その通りの流れになってしまったことを悔やむ。
しかし、ここで断るのも気まずいのも確か。
「はい、って私が言ったら、神川さんはどうなさいますの?」
不安そうに問う。
>>390 >一瞬だけニヤリと笑みをこぼした。
従順だったはずの彼女の笑みに、なにかゾクリとしたものを感じる。
「(何だ……? 気のせい……か?)」
>自慢の舌技で一気に攻め立て始めた。
「うっ……くっ、ぉっ……っ!」
今まで目の前で緩やかに乱れていたとは思えないほど、激しい口内奉仕。
いつの間にか形勢が逆転したかのうような錯覚すら覚える。
「(まてまてまてまてっ! さすがに三連敗は……負けてないけどっ!)」
ビクビクと逸物を振るわせつつ、まだ負けを認めたくないらしい。
>>391 「もちろん、こうする」
と、言い終わるや否や瑞葉の肩に手を掛け
ゆっくりとベッドへと押し倒し、覆いかぶさる。
「なぁ〜んてね、いくらなんでも友達の彼女にまで手を出さないって」
ゴロゴロとベッドを転がり、瑞葉の上から横へと移動する。
>>393 「あっ!」
ベッドへ押し倒されて悲鳴をあげるが、
>なぁ〜んてね
「……神川さん、優しいんですのね」
あっさりと自分を解放した悠斗を見て、気が抜けたように言う。
「今まで、そんな風にメイドの私を扱ってくださった方、
あんまりいませんのに。瀬名様だって結構強引ですし」
最後はクスリと悠斗に微笑みかける。
>>392 「んんっ…ふぅ…ぷは」
吸い付きをやめると、一旦飯塚から顔を離す。
無論、その間も手で扱くのは止めないが。
「飯塚さん、どうしました?…何か苦しそうですよ?」
上気した顔でさらりとそんな事を言いつつ、くすりと誰かに似た笑い方をする。
「ふふ…もうイきそうなんですか?」
逸物の先端から溢れ出す半透明の液をぺろりと舐めると、ここぞとばかりに言葉で責める。
「あはっ…もうイッちゃえ」
そう言うと、飯塚の逸物を深く咥えて吸いだすようにしゃぶり始める。
時折舌で弾くようにし、袋をやわやわと揉みながら。
>>394 「そんな、優しくてカッコイイだなんて……」
瑞葉の言葉に照れまくる、余計な言葉が付いているのは気にしない。
>「今まで、そんな風にメイドの私を扱ってくださった方、
「なんですと!?むぅ、まったくメイドさんをなんだと思ってるんだろうね
それに、瀬名までそんな事してるの?あいつめ今度会ったらとっちめてやる
あ、大丈夫叩いたりしないから、俺がキチンと言ってあげるから、瑞葉さんをもっと大切にって!」
>>395 「なっ、くっ……そ、そんなこと……ぉっ……!」
強がって見せるが、声は既に震えている。
さらに、みかさにトドメとばかりに激しく責められ、さすがに限界を感じる。
「(……なら……せめて……!)」
とっさにみかさの頭を掴むと、
「……では望みどおり……おぉっ!」
力づくでみかさの口の奥まで逸物を突き入れると、白濁液を弾けさせる。
>>396 「神川さん……大丈夫ですわ。瀬名様も、酷いことなさるわけじゃありませんから」
一人エキサイトする悠斗をなだめようと、
隣で寝転がっている頭を撫でる。
「でも、本当にありがとうございます。
……さっきのことですけれど、キスはダメでも、
一緒にただ眠るだけなら……」
>>397 「んんっ…ぐぅっ?!」
飯塚の予想外の行動に驚くが、そうしているうちに彼の逸物゛か弾け、白濁が溢れ出てくる。
「んっ……んっ…」
そのまま半ば意地で全て飲み干すと、ゆっくりと口を離す。
「けほっ…後始末も、しっかりしますね。…飯塚さん。…んっ、ちゅうっ」
萎えかけの逸物をちょっと強めに掃除し、再びそれに力が漲り始めた所で口を離す。
「…それじゃ、条件通りこれは預かりますね。…おやすみなさい、飯塚さん」
ビデオを持ってにっこりと笑うと、そのまま意気揚々とした様子で執務室から退出する。
>>399 後始末まで受け、また欲望が溜まり始めた時点で、放置されてしまう。
>…それじゃ、条件通りこれは預かりますね。…おやすみなさい、飯塚さん
「え、ええ……わかりました。おやすみなさい、留萌さん……」
なんとも言えない無力感に苛まれつつ、去り行くみかさを眺めていく。
一人になってしばらくして、がっくりと力なく、床に膝をつくのだった。
見習い執事・飯塚 現在メイドたちに三連敗中。
>>398 「むぅー、瑞葉さんがそう言うなら仕方ないか…」
不満そうに口を尖らせていたが、頭を撫でられ心地良さそうに目を細める。
「じゃあ、ここで寝よっか……っと仕方無い、はい」
辺りを見回すが枕が見つからない、仕方ないので腕を横に伸ばす。
どうやら腕枕をしたいらしい。
「遠慮なくどーぞ♪」
にっこりと微笑むと、疲れていたのか目を瞑ってすぐに寝てしまう。
>>400 (やった!私にも出来ましたよ、センパイ!)
ビデオテープ片手に、ニヤニヤと笑いながら廊下を歩いていたのだが…。
「う゛っ」
口元に残る白濁の感覚。
「うええええっ…気持ち悪い…」
基本的に口内発射で飲下しの経験はあまり無いので、冷静になると気持ち悪さに気付き、慌てて水道水で口をゆすぐのであった。
>>401 腕を差し出してきた悠斗だが、すぐに眠ってしまったので
言葉に甘えるか否か迷う。
「これ、前に瀬名様にしていただいたとき、
次の朝には腕が痛そうだったんですわよね」
しかし誘いを断るのも悪い気がするので
そっと腕に頭を近づける形で寄り添う。
「おやすみなさいませ」
そして毛布を二人でかぶると、目を閉じる。
404 :
三条 望 :03/11/14 23:42 ID:8FCALK70
デスクに向かってなにやらペンを走らせている。 書き終えた後で、満足そうに頷くとそれを壁に貼り付けた。
405 :
桜庭 奏 :03/11/14 23:44 ID:OFvAGpLs
今日の勉強ノルマを終え、大きくあくびをする。 「ふぁ〜……。司様、会いたかった。」 おもむろに手帳を取ると、中に貼られた司を見てにっこりと微笑む。 どうやら、ノルマを終えるまで見るのを自分に禁止していたようである。 「よし、ピアノ弾いてこようかな。……っと。」 気分転換に行こうと椅子から立ち上がるが、ふとポケットに入ったままの 軟膏を思い出す。 「───忘れてた。急いで置いてこなくちゃ。」 慌てて自室を飛び出し、医務室へ向かう。 「先生がいませんように……」 無断で借りてきてしまったので、出来れば今回もこっそり返したいところなのだが。
406 :
三条 望 :03/11/14 23:48 ID:8FCALK70
「こんなものでいいだろう…」 壁に貼り付けた用紙を見て、1人妖しく微笑んでいる。
407 :
桜庭 奏 :03/11/14 23:52 ID:OFvAGpLs
医務室にたどり着き、扉に耳を当てて中の様子を窺う。 とりあえずは静かなことに安心して、念のため扉を叩く。 (……返事が、ありませんように……) 軟膏を勝手に持って行ったため、罪悪感は感じているらしく、 何事もなく終わる事を目を瞑って密かに祈る。
408 :
三条 望 :03/11/14 23:56 ID:8FCALK70
>>407 トントンと扉を叩く音…
扉を開くとそこには小さなメイドさんが所在なげに立っていた。
そんな奏の姿を見つめ、先日医務室から薬を持ち出した彼女の姿が脳裏を過ぎる。
「ああ奏さん…丁度いい所に来てくださいました。」
そう言って微笑を浮かべた後で、困惑したフリを装い口を開く。
「実はすこしすこし困った事になりましてね…
いろいろな御仕事で御多忙だとは思いますが、もしよろしければ少しお時間をいただけませんか?」
などと奏に問い掛けた。
409 :
桜庭 奏 :03/11/15 00:00 ID:fIMJf6S/
「あ、三条先生こんばんは。」 祈ったのもむなしく三条の手によって扉が開かれ、内心動揺しながらも なんとか微笑を返す。 「どうしたんですか?私に出来ることならお手伝いしますけど……」 困った様子の三条に、首を傾げながらポケットの中に手に持っていた 薬を押し戻した。
410 :
三条 望 :03/11/15 00:07 ID:mM7hMbP8
>>409 >「どうしたんですか?私に出来ることならお手伝いしますけど……」
素直な奏のそんな返答に内心ほくそえみながら、
視線を落としいかにも困窮している様子で、目の前の奏に向かって重々しく口を開いた。
「…実はとある劇薬が入った瓶を探しているのです。
その薬は大変危険な薬の為、早急に処分しようとは考えていたのですが…
私とした事が、ついうっかり薬箱の中へ入れたままにしてしまっていたのです。」
そこまで喋った後で奏に背を向け一呼吸置くと、さらに切迫した声で語りかけた。
「その事を先ほど思い出しまして、処分しようと思ったのですが…その薬が何処にも見当たらないのです…
事態は一刻を争います。あの薬の副作用による惨劇が起きないように一緒にその劇薬を探して頂けないでしょうか?」
411 :
桜庭 奏 :03/11/15 00:14 ID:fIMJf6S/
ポケットの中の薬をどうしようかと思っていたが、三条の話の内容に、 ついそちらの方へ気が逸れてしまう。 「!!劇薬……ですか? それは大変だ、私も探すのお手伝いします。」 三条の表情がうつったのか、眉根を寄せて深刻な表情になる。 「先生、どこを探せばいいんでしょう。」 早速やる気になって、医務室をきょろきょろと見回す。 ふと、カバーの掛けられたものへ視線が行き、首を傾げるが、すぐに 他の場所へ視線を移す。
412 :
三条 望 :03/11/15 00:18 ID:mM7hMbP8
>>411 >「先生、どこを探せばいいんでしょう。」
「薬を動かした記憶はまったくありませんので…
案外どなたかが無断で借用されたのかもしれませんね…」
などと不審ぶってそう言った後で、
『ここにある物の無断での持ち出しを禁ず!!〜無断借用された女性には、罰を受けて頂きます〜』
と偉そうな文字が書かれ、
さらにその脇に下手糞な絵でクスコ・太い注射器・検診台等々妖しい器具が描かれた、
いかにも真新しい張り紙に鋭い視線を走らせる。
しばらくの間そ張り紙を見つめた後で、再び奏の方を向きなおると、
「成分に関しての知識も持たないまま、無断で勝手に薬を持ち出すような人には御仕置きしないといけませんが…
まさか薬を持だしたのは奏さんではないでしょうね?」
と冗談まじりに明るい調子で微笑んだ。
…のだが、微笑を浮かべたその表情とは対照的にその瞳には冷たい色が宿っていた。
413 :
桜庭 奏 :03/11/15 00:28 ID:fIMJf6S/
三条が視線を走らせた方へなんとなく視線をたどってみると─── 『ここにある物の無断での持ち出しを禁ず!!〜無断借用された女性には、罰を受けて頂きます〜』 の張り紙が目に入り、思わず息を呑む。 自分が無断で薬を持ち出したのでなかったら、 (なんで無断借用された"女性"限定なんだろう)などと考えるはずなのに、下に描かれた絵に 気をとられている。 クスコ等は見たことも詳しいことも知らないので分からないが、注射器ぐらいなら分かる。 「あの、先生……実は、私、日曜日に、傷薬をお借りしてたんです。 メモを残そうと思ったんですけど、適当な紙がなくて……。 すぐに返しに来るつもりだったんです。ごめんなさい。」 ポケットに入っていた軟膏を取り出し、大きく頭を下げる。 (これは、劇薬なんかじゃないよね……?ちゃんと、傷は治ったし……) 先程の三条の言葉にふと不安を覚える。
414 :
三条 望 :03/11/15 00:33 ID:mM7hMbP8
>>413 >ポケットに入っていた軟膏を取り出し、大きく頭を下げる。
「…それは本当ですか?
奏さん、貴方があの薬を使ってしまったのですか…?」
奏に向かって咎めるよう問いかける。
「それは大変な事をしてしまいましたね…」
頭を垂れてそう呟いた言葉には力がない。
「実は…あの薬は一見ただの傷薬の様に見えるのですが、
その中に入っている物はとある試験薬なんです。
…未だ研究途上のその薬は、確かに傷薬ではあるのですが
一歩その取り扱いに間違うと、惨劇を引き起こす引き金になりかねません…」
などと、奏の心を不安がらせるように冷たく淡々とそう呟いた。
415 :
桜庭 奏 :03/11/15 00:39 ID:fIMJf6S/
三条の言葉に、慌てて顔を上げる。 「ウソ……!ホントですか?先生。 ゴメンなさい、私、全然知らなかった。」 口を手で押さえ、困惑したように視線をうろつかせる。 「……あの、どうすればいいんでしょう。 教えてください。───罰も、ちゃんと受けます。」 三条の冷たい言葉にうろたえ、目を潤ませて三条を見上げた。
416 :
三条 望 :03/11/15 00:47 ID:mM7hMbP8
>>415 >三条の冷たい言葉にうろたえ、目を潤ませて三条を見上げた。
そんな奏の言葉に内心ニヤリと微笑むが…
はやる気持ちを堪えて目を潤ませた奏を沈痛な面持ちで見下ろすと、
ゆっくりとその口を開く。
「ホルモンに働きかけ新陳代謝を激しく活性化するその薬は…効きすぎてしまうのです。
確かに傷はあっという間に直るのですが…
数日後激しい新陳代謝に耐え切れずに…使用した方の肌が一気に老衰するんです…」
奏が持ち出した傷薬は勿論普通の塗り薬(効果抜群!)なのだが、
真っ赤な嘘をそう並べ立てた後で、奏のつぶらな眼を見つめながら、
さらに奏を不安がらせるように白々しく言葉を付け足していく。
「つまり簡単に言うとですね…
外見がおじいちゃん・おばあちゃんになってしまうのですよ…
まだ人生を謳歌している若者が、突然醜い老人の姿になったらどうなるでしょうか…?」
そこまで言って、怯える奏の眼を見つめると、途端にふっと表情を明るく変える。
「しかし安心してください…幸い発見が早くて助かりました。なんとかなりそうですよ…」
417 :
桜庭 奏 :03/11/15 00:56 ID:fIMJf6S/
沈痛な面持ちで三条の話を聞く。 どうやら、とんでもない薬を塗ってしまったようだ。 無意識のうちにスカートの上から薬を塗ったはずのおしりをそっと撫でる。 三条の嘘に気付かず、本気で困惑している。 「おばあちゃんに!?嘘、イヤ…… 私、まだやりたいことがたくさんあるのに。」 あまりの困惑のせいか、独り言が漏れていることにも気付いていない。 口を手で多い、眉根を寄せて本気で悩み始める。 >「しかし安心してください…幸い発見が早くて助かりました〜 が、その言葉を聞いて何とか表情を緩めてほっとする。 「ホントですか?……よかったぁ……」 そう言うと、気の抜けたように壁に身を預けた。
418 :
三条 望 :03/11/15 01:00 ID:mM7hMbP8
>>417 >そう言うと、気の抜けたように壁に身を預けた。
「ええ…本当に貴女は幸運でした…
今ならまだ被害を最小限で押さえ込む事が出来るでしょう…」
そう言いながら、戸棚に向かい、棚の中から茶色の色をしたガラスの小瓶を取り出した。
「これを塗れば大丈夫です。手遅れにならないためにも早速この薬を塗りましょう。
…それでは服を脱いでベッドに上がって頂けますか?」
そう言って奏の目から、白いベッドに視線を移した。
419 :
桜庭 奏 :03/11/15 01:11 ID:fIMJf6S/
「お願いします。」 三条が取り出した茶色い瓶を見て、信頼しきった表情で三条を見上げる。 自分も一度三条に診てもらった後行為をしてしまったことは何故か今はすっかり 忘れていた。 「あの、服を脱ぐって……傷薬を塗った場所だけじゃダメなんですか?」 三条に背を向けて何も考えずにボタンを外し始めてふと気付き振り返る。 傷薬を塗った場所も場所なのだが、もしそうなら上の服は脱がなくても大丈夫だろうと 考えてそう訊ねる。
420 :
三条 望 :03/11/15 01:16 ID:mM7hMbP8
>>419 >「あの、服を脱ぐって……傷薬を塗った場所だけじゃダメなんですか?」
「ええ…あのお薬はとても耐性がありまして…
何かの拍子に様様な所に付着する恐れがありますからね。念のため隅々までみてみましょう。」
奏に気が付かれないように、かすかに好色な色が浮かんだ表情を隠しながら、そう嘯く。
421 :
桜庭 奏 :03/11/15 01:23 ID:fIMJf6S/
>何かの拍子に様様な所に付着する恐れがありますからね 「……!!そうなんですか、分かりました。」 再び三条に背中を向け、一つ一つ脱いで行き、頭にカチューシャは着けたままで ショーツとブラだけになる。 下着姿でもやはり恥ずかしいので出来るだけ後ろに振り返るのを遅らせようと メイド服やストッキングなどを畳んでベッドの枕のそばに置く。 診てもらう方へ意識がいっているため、今はすっかり『罰も受けます』と言った 自分の言葉を忘れていた。 「三条先生、……服を脱ぎました。」 ベッドに腰かけてさりげなく胸やショーツを腕で隠しながら、三条を見上げる。
422 :
三条 望 :03/11/15 01:28 ID:mM7hMbP8
>>421 >「三条先生、……服を脱ぎました。」
「よく出来ました…奏さんはいいこですね。」
にっこり微笑みながら、もじもじと恥じらいを浮かべる奏の姿に視線を送る。
「さて…あのお薬はいったい何処に塗られたのでしょうか…?」
裸を晒して不安げに白いベッドに腰掛ける奏の姿をまるで値踏みするような視線で見やると、
白衣のポケットに手をのばし、中に入っていた包帯を取出す。
「とりあえず薬を塗る際に、動かれては困りますので少々我慢してくださいね。」
そう理不尽な事を呟くと、すばやく奏の華奢な両腕を背中に回し包帯を巻きつけ、
あっという間にか細い両腕を縛り上げる。
…両腕を包帯で拘束されてしまい、さらに不安げな表情を浮かべる奏を見下ろすと
指を薬を茶色の小瓶の中に入れクリーム状の薬をすくい取る。
「それでは薬…塗りますね。」
薬をたっぷりとすくった指をまず奏の首筋にあてがった。
423 :
桜庭 奏 :03/11/15 01:43 ID:fIMJf6S/
>「さて…あのお薬はいったい何処に塗られたのでしょうか…?」 「ええと…………」 頬を紅潮させしばらく困ったように俯いていたが、やっと口を開く。 「あの、おしりなんです。」 そして、三条が包帯を出すのを不思議な表情で眺めていると、腕を縛られるとは 思ってもいなかったので驚き、離れようとする間もなく腕の自由を奪われてしまう。 >「それでは薬…塗りますね。」 「はい……っ」 首筋に薬を乗せた冷たい指を当てられ、思わず身を竦めた。 「先生、この薬、全身に塗らないといけないんですか?」 眉根を寄せ、心配そうな表情で三条を見上げる。
424 :
三条 望 :03/11/15 01:46 ID:mM7hMbP8
>>423 >「先生、この薬、全身に塗らないといけないんですか?」
「ええ…塗らないといけないのですよ…全身に」
不安げな奏の言葉を意地悪くそうオウム返しにする。
「奏さん?貴女は先程こういいましたよね…」
さらに奏の瞳を見つめ少し意地悪そうに言葉をかける。
「『罰も、ちゃんと受けます』って…だから私はこうやって治療を兼ねて、
部屋の中に勝手に入り込むだけでなく、
さらに勝手に薬を持ち出すなんて悪いメイドさんへ御仕置きしてるんじゃないですか…』
そう言い終えると同時に
囚われの奏の華奢な首筋に…
微かに膨らんだ白い胸元に…
そしてか細い脇腹に…
その肌の質感を確かめるように指先を這わせた。
425 :
桜庭 奏 :03/11/15 02:01 ID:fIMJf6S/
「!そうでした。……ごめんなさい。 今度はちゃんと先生がいるときに来ますね。」 もうこんなことなんてこりごりだと言うように顔を俯かせる。 そして、緊張していた身体の力をそっと抜いた。 「……これが、お仕置きなんですか? お薬塗ってもらってるだけなのに───」 三条の嘘を知らないので、何だか申し訳ないと思いながら三条を見上げる。 「あ、やっぱり何でもないです、今の。」 首を振り、慌てて今さっきの自分の発言を取り消そうとする。 (私ったら……さっきのだと何だか、"もっとお仕置きして欲しい"って取られても おかしくない発言じゃない。)
426 :
三条 望 :03/11/15 02:05 ID:mM7hMbP8
>>425 >「あ、やっぱり何でもないです、今の。」
「まぁ…そのうちわかりますよ」
そう言って意味ありげに奏に向かってにっこり微笑む。
「それにしても流石はこのお館のメイドさんですね…とても綺麗な肌をしていらっしゃる…」
奏に羞恥を与えるようにそう呟きながら、
指を奏の上半身からすっと離し、
奏の肌に触れるか触れないかの距離を保ったまま今度はくるぶしへと移動させる。
「おしりの前に…此方も念の為に診ておきましょうね…」
そういやらしく呟くと、
くるぶしに触れた指を奏の柔らかい太ももへとやさしく動かすと、
さらに指先を徐々に両足の付け根…
奏の花園に向かってゆっくりと這わせはじめた。
427 :
桜庭 奏 :03/11/15 02:14 ID:fIMJf6S/
三条の言葉に顔を赤らめながら、恥ずかしさを振り払うように目を瞑る。 「…ん……」 三条が薬を塗っているだけだと分かっているのに、彼の指が自分の身体を 這うたび、次第に息が荒くなってくる。 そして、先程までは下着しか着ていなくてひやっとしていたのに、次第に 身体が熱くなってきたのを感じていた。 三条の指が自分の足の付け根へ向かっているのを感じると、うっすらと目を開き、 慌てて身を捩らせる。 「先生、そこは大丈夫です。」 先程までの三条の指の動きだけで、身体の芯の部分が熱くなってきているのを 感じていたので、(もし濡れていたら……)と考えてしまい、顔が真っ赤になる。
428 :
三条 望 :03/11/15 02:24 ID:mM7hMbP8
>>427 >「先生、そこは大丈夫です。」
そんな奏の言葉に耳を傾けるのだが、指をすすめる動きをやめようとはしない。
ゆるゆると奏のショーツをめがけて這い上がってきた指が、ついに布地越しに奏の花園を捉えた。
途端、意地悪そうな笑みを浮かべて奏をみやる。
「あれ…奏さんどうされたのですか?
貴女は今治療を…そして罰を受けてらっしゃるはずなのに…」
そう言いながらショーツに押し当てた指先を軽く押し込む…
そして…その指をゆっくりと離すと…
ショーツと指の間に透明の糸が現れた。
「治療を…そして罰を受けているのに…気持ちよくなってしまったら本末転倒じゃないですか?」
羞恥心を煽るようにそう言うと奏のショーツに指をかけ、ぐっとショーツを膝までおろし、
そのままあっけに取られた奏の花園に顔を近づけると、じっくりと観察するように視線を這わせる。
「もうコンナになっていますよ…」
そう言いながら奏の花園の中心に、再びクリーム状の薬を塗りつけた指をあてると、
ゆっくりとその指を花園の中へと沈めていった。
429 :
桜庭 奏 :03/11/15 02:35 ID:fIMJf6S/
「……っ」 三条の指と指の間で自分の愛液が糸を引くのを見て、 激しく羞恥心を覚え勢いよく顔を逸らす。 羞恥心を煽る三条の言葉に返す言葉も思い浮かばず、無言のまま されるがままになるが、ショーツを下ろされるのを感じ、思わず呆然とした表情になる。 「せんせぇ……んんっ……そんなとこ……お薬塗らなくても、大丈夫です……」 自分の中に指が埋め込まれていく感覚に身を捩じらせながら、必死に懇願する。 (ダメ……身体が熱くなって仕方がない……) 口では拒否しながらも、どんどん熱くなる身体に戸惑いを覚える。 三条の指が中へ進むと、気持ちいいと感じているのを示すかのように、彼の指を きゅぅっと締め付けた。
430 :
三条 望 :03/11/15 02:42 ID:mM7hMbP8
>>429 >「せんせぇ……んんっ……そんなとこ……お薬塗らなくても、大丈夫です……」
「かわいい患者さん…治療中は静かにしていてくださいね…」
そう言うと同時に指をさらに奥深くまで突き立てる。
さらに、奏の花園の奥深くの隆起の隅々にまで、薬を染み込ませるように巧みに指を動かし、
奏の肢体をたかぶらせる。
いやらしい水音が部屋の中に響く中、
指の動きに敏感に反応する奏の姿を堪能した後ですると、
そっとその蜜の糸を引いた指を奏の目の前に突き出した。
「私の指のすべりがいいのは…この薬のせいでしょうか…それとも…」
そう言い終えると、動けない奏の肢体をくるりと回転させると仰向けへと変化させる。
「それではいよいよ次は此方の方ですね…」
淡々とそう言いながら、人差し指を奏の菊の花にあてがった。
431 :
桜庭 奏 :03/11/15 02:52 ID:fIMJf6S/
「んんっ……はい、ごめんなさい……」 言われたとおりに静かにしようとするが、息はどんどん荒くなり、 三条が敏感なところに触れるたび、小さく声が漏れるのを止められなかった。 自分の愛液で濡れたふやけた指を見せられ、再び眉を寄せる。 そして、身体を反転させられて自分から彼が見えないことに不安を覚える。 >人差し指を奏の菊の花にあてがった。 「!!!」 当てられた場所に気付いて驚き、息を呑む。 「先生、そこ、違いますっ おしりって、そこじゃなくて……」 腕を縛られているため、うまく言葉で説明できず、どうしようと思いながら 必死に身を捩らせる。
432 :
三条 望 :03/11/15 02:59 ID:mM7hMbP8
>>431 >「先生、そこ、違いますっ おしりって、そこじゃなくて……」
「あれ?ここではなかったのですか…」
そう白々しく呟くと、奏のおしりを包み込むように手でやさしく撫でさするのだが、
ふとその手の動きを止めて考え込む。
「やっぱりこっちの方が「罰」って感じがしますよね…」
意地悪くそう呟くと、再度奏の後の穴に指を突き刺し責め立てた。
突然のおしりへの責めにとその刺激に、
激しく羞恥にまみれる奏の姿に満足げに微笑むと、
休む暇を与えないように責める指に力を込める。
やさしく撫でる…
つよく押し込む…
そしてまたやさしく撫でる…
さらに片方の手を花園へと侵入させる。
そっとやさしく尿道にのばした指をあてがうと、突如激しく指を振動させはじめた。
「ところで…さきほどお塗りした薬の中には、
タンポポの根っこたシトリンや粉末にしたエルダー等々…
強い利尿作用が働く成分が多分に含まれているのですが…そろそろ効果が出始めてきませんか?」
433 :
桜庭 奏 :03/11/15 03:17 ID:fIMJf6S/
三条の手が、やめてほしかった場所から離れてくれたことにほっとしたのも束の間、 再び後ろの穴に指があてられたのを感じて、必死に身を捩らせる。 「……!やだ……っ……せんせぇ……」 が、それもむなしく指が突き立てられ、慣れない感覚に目に涙を溜める。 「……っ」 顔を枕に押し付け、指が押し込まれたり、撫でられたりするたびに身体を震わせた。 そして、尿道を刺激されると、大きくびくっと震える。 >強い利尿作用が働く成分が多分に含まれているのですが〜 激しく羞恥心を覚えて呆然とした頭で三条の話を聞いているうちに、我に返って驚く。 「……!先生、薬って、……」 快感を覚えて達しそうになるときの感覚と、利尿感は似ているのでそう言われるまで 気付かなかった。 騙されていたと気付き、なんとか顔を動かすと、涙目で三条をキッと睨んだ。 「先生の言葉、信じてたのに……っ」 そう言っている間にも、思い出したようにどんどん利尿感が大きくなってきて、太股を 擦り始めた。 「……先生、あの……お手洗いに行きたいんです……けど。」 三条から顔を逸らして少し悔しそうな表情をしながらそう言う。
434 :
三条 望 :03/11/15 03:31 ID:mM7hMbP8
>>433 >「先生の言葉、信じてたのに……っ」
「誤解されては困りますね…今御塗りしている薬は本当に効果があるのですよ…
ただ…利尿作用という微々たる副作用があるだけです…」
睨みつける奏の鋭い視線を受け流しながら、そう呟く。
>「……先生、あの……お手洗いに行きたいんです……けど。」
「それはダメですよ…」
いじわるくそう囁くと、奏のその華奢な肢体を抱き起こし、
ベッドの上にあぐらをかいた自分の上に座らせる。
そして幼い子供に放尿を促す姿勢をとらせるように、
そのまま両手を奏の膝の裏へ腕を絡ませ、ぐっと外にむかって奏のふとももを開けた。
「コレが勝手に人の物を持ち出した罰ですよ…」
悶える奏の姿を嬉しそうに見つめながら、そういうと
「それで罰の最後の仕上げです…おもいっきり恥かしい思いを味わってくださいね…」
そういって奏の真珠と尿道に指をあてがい、苦悶を与えるように激しく指を震えさせた。
435 :
桜庭 奏 :03/11/15 03:43 ID:fIMJf6S/
>ただ…利尿作用という微々たる副作用があるだけです 「……そうなんですか?……ゴメンなさい。」 睨んでしまった事を少しだけ申し訳なく思いながら俯く。 >「それはダメですよ…」 「え?」 三条の言葉に耳を疑いながら、振り向いた途端、瞬く内に三条の上に乗せられ、 とても恥ずかしい体勢を取らされてしまう。 「……!!やだっ……やだぁ、先生! ゴメンなさい、もう絶対しないから……っ」 何とか身体を動かして離れようとするも、腕を縛られ足を固定された状態では どうしようもない。 激しく利尿感を覚えている上に止めのように陰核と尿道を刺激され、とうとう そこから黄金の液体を放出させてしまった。 「……っ」 そして全て出た後、ぶるっと震えるとそれにも快感を覚えたように身体を硬直させて 達してしまう。
436 :
三条 望 :03/11/15 04:08 ID:mM7hMbP8
>>435 >「……!!やだっ……やだぁ、先生! ゴメンなさい、もう絶対しないから……っ」
「罰を受けたくないのなら、これからはいいこでいるんですよっ」
そう叫びながら肢体を振るわせ、黄金色の液体を放つ奏の姿に好奇の視線を送りながら、
激しく肢体を揺らし最後の足掻きをみせる奏の尿道に指を激しく擦るつける。
「さぁ…恥かしい姿を見せて御覧なさいっ」
瞬間奏の花園から黄金の水が溢れだし床に滴り落ちた。
零れ落ちる水音が床に響く間、肩を震わせただ嗚咽交じりの吐息を漏らす奏の肢体を抱きかかえたまま、
羞恥にまみれた奏の水音が止むのを待つ…
恥かしい水音がようやく止んだ頃には医務室の床には立派な水溜りができていた。
「…おやおや随分と溜まってらっしゃったんですね。」
あざけるようにそう言うと、
ふと視線を一見何の変哲もない天井に向けながら、さらに脱力した奏に囁きかける。
「そういえば…私はまだこのお屋敷にきて間もないので、監視されている様なんですよねのですよね…
案外今の画像を御主人様や執事様に見られているかもしれません…
医務室を汚した罰で御仕置きされるかもしれませんが、頑張って耐えてくださいね。」
そう言い終えたところで、
脱力した奏の肢体をベッドに横たえる、包帯をほどいてやる。
恨めしそうにベッドに寝そべる奏を見下ろし、さらに言葉を付け足した。
「案外、あの鉄仮面の執事様あたりも今の奏さんの姿を見て興奮なさっているかもしれませんね…
まぁとりあえず、今日のところは治療は終わりました。
身にしみているとは思いますが、これからは無断借用はいけませんよ…それではゆっくり休んでくださいね。」
437 :
桜庭 奏 :03/11/15 04:20 ID:fIMJf6S/
(……もう死んでしまいたい……。 こんなところを、人に見られるなんて……) 顔を真っ赤にして俯きながら悔しそうに下唇を噛む。 が、そこへ追い討ちをかけるように三条からここにも隠しカメラがあるような 発言をされて驚いて顔を上げる。 「!!」 信じられないような気持ちで目に涙を浮かべる。 ショックで呆然とした表情で三条に包帯をほどいてもらうと、彼から顔を背けたまま 話を聞く。 「先生、無断借用してホント申し訳ありませんでした。……おやすみなさい。」 なんとか口を開いて枕に顔を押し付けたままそう言う。 しばらくするとやっと立ち上がって服を着、まだ悔しそうな表情を消せないまま浴場へ向かった。
「……うん、ありがと。…おやすみ、幸希」 電話を終えると、元気を持ち直して、そして決意のようなものを胸に秘め、仕事に打ち込んでいる。
440 :
椿 杏樹 :03/11/15 22:12 ID:gIazMXdl
こっそり買ってきた可愛らしいチェック模様のカードケースに どこからか入手した伊達の写真と、もう片側には主人の写真を入れて エプロンの中に忍ばせている。 「…えへへっ」 仕事中時折見ては嬉しそうに微笑む。が、周囲を伺いながらなので結構大変である。
主人との商談を終え、部屋から事業の書類を手にした従者を連れて出てくる。 背広のポケットに手を突っ込み、溜息をひとつ。 「さてと…。ついでだ。面倒な事は、早めに済ませてしまうか。 …いや。邪魔ではないからお前も一緒に来るといい」
「……今日はお客様が来ているはずだから、帰る前にお茶の準備…っと」 来客が誰であるかは知らないせいか、淡々と用意された客間でお茶と和菓子の用意をしている。 「…そろそろ来るかな?」
用意された客間にお茶の用意がしてある、と聞き(余計な事を…)などと思いつつ
だるそうに部屋のドアを開ける。が、
>>443 (…でもないか。)
「こんばんは。久しぶりですね、留萌さん」
その場にいたのがみかさだったので、これ幸いとばかりに従者から
事業のものとは別の封筒を受け取りみかさの前に差し出す。
「主人も気が利くね…。貴女にも、今日は用があったんですよ。
まずはどうぞ、これを」
椅子に座って中身を見るみかさの反応を見る。
実は、封筒の中身はみかさと俊の関係について調べられた資料であったりする。
>>444 丁度準備が整ったところで客が訪れたようなので、笑顔で応対する。
「…ご商談、お疲れ様でし………!」
現れたのは、従者を引き連れた侯爵。
凍りつく表情を何とかほぐし、自分の心を激励する。
(大丈夫、怖くなんか無い、みんなの為…みんなを守る為に、私…)
そう考えると、ふっと冷静さが戻った。
>まずはどうぞ、これを
「……」
お茶を出すと、封筒を受け取り、しばし無言。
だが、やがてそれを開かずに侯爵に対してこう告げる。
「桜庭俊と、私の関係についてでしょうか。お調べだとは思いますが…私は確かに彼と関係しました」
お茶菓子を差し出しながら、さらに続ける。
「奥方の件も、元々全て私の責任です。秋山さんや桜庭さんには何も関係はありませんし」
そう言うと、一度目を閉じてから一言。
「お願いします……罰するなら、全て私にそれを」
>>445 中身は主人の隠し撮りした屋敷の映像をプリントしたものなどである。
「なぜそれを僕が持っているか…。それは言えません、秘密です。
しかし君も、恋人と離れているからと言って、余計な事をしてくれたもんだね…。」
自分からペラペラと話すみかさの様子に、呆れたように声をかける。
「まったく聞きもしないのに、よく喋る娘だ。待っていたのかな、僕がこうして来るのを」
>お願いします……罰するなら、全て私にそれを
「そう言えば…君と同じような事を言ったメイドが、この前来た時にもこの屋敷にいました。
…先日『桜庭奏』を御仕置きしたばかりなのに、こう何度も足を引っ張る事をされてもね…。
僕の体が持ちません。」
手を組んで目を閉じ、冷たく笑う。
「今日は麗と久々、話でもしようかと思って来たんですが…どうしたものかな。
ああ……では。こうしよう」
背後に控えていた従者の若者に耳打ちすると、頷いた従者がみかさに近付き
無言で彼女の両手を掴む。
「今宵、君の相手は彼に任せますよ。…ここで僕は君の御仕置きされる様子を、じっくり見ていてあげよう。
たまには他家の使用人同士、というのも悪くはないでしょう?」
449 :
桜庭 奏 :03/11/15 23:00 ID:fIMJf6S/
自転車に乗って外から帰ってくる。 屋敷の駐輪場にとめると、白い息を吐きながら玄関へ向かう。 途中止めてある高級車を見て 「……?お客様が来てるのかな。」と首を傾げつつ扉を開けて屋敷内へ。 黒いトレーナーの上に赤いスタジャン、黒いGパンに紺色スニーカーという装いである。 その上に、白いマフラーに、うさぎやら犬やらの動物マスコットのついたグレーの手袋をしている。 髪は下ろしてあり、自転車で帰ってきたからか、少し風で乱れている。 ショルダーバッグを抱えて最近落ち込んでたことや昨日の出来事を考えると何故かご機嫌である。 実は、今まで行っていたのは予備校で、 こっそり10月中に受けた模試の結果を取りに行っていたのだ。 ここに来てからも少しずつ勉強していたし、現役のときに積み重ねたものがまだ消えていたなかった からなのか、思っていたより良い結果だった。 「やっぱり、勉強をしているときの自分は好き。 ここで、こういう仕事をしているよりも多分……私らしい。」 そう呟きながら廊下を歩いていくが、ふと客間に何かを感じて立ち止まる。
>>448 「……なぜ、そんなものが?」
見たくは無い。自らの過ちは反省してしかるべきだが、ここで見れば逆効果にしかならない。
そして、恋人という単語を聞くと、ぎり…と微かに歯を食いしばる音が漏れた。
「……そうですね。待っていた、といわれても仕方ないでしょう。私のせいでこんな事になったんですから」
侯爵に対しても、決して不必要な弱さは見せない。そうでもしないと、心が保ちそうに無かった。
>…先日『桜庭奏』を御仕置きしたばかりなのに、こう何度も足を引っ張る事をされてもね…。
「…!…どうして、奏ちゃんを。彼女は何も悪くないのに…」
そう言っても、今は何も出来ない。
ただ、侯爵の思いのままに従者の腕に囚われ、悔しさを噛み殺しながら状況の流れるに任せた。
いつものように厨房で皿洗い。 綺麗にした食器を幾重にも重ねていく。 その仕事が終わると時間を確認し、身なりを軽く整える。 来客――小川が屋敷に来ることになっているのだ。
自室で本を読みふけっている。 「……これ以上負けたら、執事としての威厳が……ぶつぶつ……」 どうやら一連の出来事はかなりショックらしい。
>>452 小さなカレンダーを見ると
「そうよね、今日のほうが……」といいながら呼び鈴を鳴らしている。
いつものように、大きなかばんを抱えているが、白い紙袋も一緒に持っている。
>>450 「おや、そんなに素直にするとは…留萌さんにしては大人しいですね。
もっと暴れてみてもいいんですよ。彼はそういう方が好みでしょうから」
足を組んで出されたコーヒーを口にする。
その間にも、従者は表情をみかさに見せないままで自分のネクタイを外し
彼女の両手を縛って拘束し、そのままベッドへと乱暴に突き飛ばす。
「遠慮はするな、好きにするといいよ。いつもよく働いてくれているから、労いとして。
このメイドはこう見えても結構、男に犯されるのが好きな子でね。
多少強引で乱暴でも問題無いから、安心しなさい」
カップを皿に置く。
従者はその言葉を聞くと、自分の欲望のままにみかさに覆い被さり、唇を荒く奪いながら
豊かな乳房を服の上から弄り始める。
>>454 洗面所の鏡を覗き込んでいると、鳴り響いた呼び鈴の音が耳に入ってくる。
「小川さんね。急がなきゃ」
最後にサッと軽く手を洗い、裏玄関へと駆けていく。
「こんばんはー」
ドアを開け、小川を迎え入れる。
>>455 「……悪いのは、私ですから。暴れてどうなるわけではありませんし」
この従者くらいの男ならその気になれば秒殺できるのだが、今は襲われても抵抗は出来ない。
抵抗─それはすなわち、他の同僚や俊への被害の拡大を意味する。
侯爵の見下すような発言に唇を噛んで耐え、従者にされるがままにベッドに押し倒された。
「んっ……んんんんーっ!」
荒々しく唇を奪われると、思わず漏れる苦悶の声。
胸を弄られながら、弱音だけは吐くまいと思い続けた。
>>456 出迎えた志保を見て微笑む
「こんばんは、体調はいかがかしら?」
先日悪阻で倒れた志保を気遣う。
手にしていた白い袋を志保に手渡す。
「これ、奈良にある帯解寺の安産祈願のお守りよ。
ちょうど昨日京都まで行ってたから、里村さんにと思って脚を伸ばしてきたの」
459 :
秋山 麗 :03/11/15 23:29 ID:zSLu81Eb
「えっと、みかささんはお客様の対応に出ていて…… 志保さんも今日は小川さんとの予約あり……と……」 連絡掲示板の前で、今の仕事状況を整理中。
>>457 「そう。ならそのまま大人しくしていなさい。僕はどうでも構わないですよ」
みかさと従者の行為を微笑んで眺める。
ベッドの上で手を縛られたまま、従者はみかさのメイド服を剥ぎ取るように乱れさせる。
露になった肌――鎖骨部分を舌でべろんと舐め、胸を乱暴に揉みつつ足の間に早くも割り入る。
荒い息をみかさに吹き掛けて、何度も執拗に乳房を捏ね繰り回す。
「凄いね。…普段は忠実で寡黙で大人しいとばかり思っていたが、溜まってたのか?
それとも君が好みだったのかもしれないな…。良かったですね、留萌さん」
興奮してみかさを襲う従者の様子を、からかうように実況して
彼女へと伝える。
「ところで今日は、麗は居ないんですか。来た時からずっと姿を見かけなかったが」
すぐ側で行われている異常な光景にも一切動揺せず、コーヒーカップを手に呟く。
>>458 「はい、おかげ様で… 先日はどうもすみませんでした。
ただの悪阻なのに、うちの同僚が勘違いしちゃったみたいで」
先日の出来事を詫びつつ、客間に小川を通す。
小川を部屋に通すと一旦そこから離れ、お茶と茶菓子をお盆に載せて持って戻る。
「お待たせしました」
テーブルにお盆を置くと、小川が白い袋を手渡してきた。
話を聞いてみると、安産祈願のお守りらしい。
「そ、そんな… わざわざ。ほんと、何てお礼を言ったらいいのか」
お守りの感触を確かめ、大事そうに両手で握る。
462 :
桜庭 奏 :03/11/15 23:40 ID:fIMJf6S/
>>445-457 扉に耳を当てると、この一週間なかなか頭から消し去れなかった侯爵の声が中から聞こえる。
どうやら、中にいるのは───みかさのようだ。
>罰するなら、全て私にそれを
(どうして?どうしてみかささんが俊君のことでそこまでするの?)
複雑な気持ちになり、眉根を寄せる。
>先日『桜庭奏』を御仕置きしたばかりなのに
そして、この言葉を聞いて、思わずカッとなって扉を蹴りたくなるのを押さえた。
目を瞑ると、未だに「悲劇のヒロイン」と去り際に言われた言葉が頭の中でこだまする。
イライラしたまま廊下に座り込むと、持っていたショルダーバッグから返ってきた模試の入っている
茶色封筒──表に、某予備校名と全統模試、そしてシャーペンの字で桜庭奏としっかり記名されている
──を取り出す。
中身を全て鞄の中に出し、茶色封筒だけ取り出して床に置くと。紙飛行機を折り始めた。
「……いくら俊君が悪くたって、許さないんだから。私は悲劇のヒロインじゃないし、
それに、───俊君のおねえちゃんは私だから、私だけでいいのよ。
ここで、最後まで俊君の味方でいてあげられるのは私だけなのに。
それなのに、みかささんにまで手を出すなんて!」
ぷりぷりしながら紙飛行機を折り終えると。そっと扉を開けて侯爵の背中を見つける。
そして、紙飛行機を侯爵の背中めがけて投げつけた。
侯爵の背中に無事命中したのを見届けると、慌てて扉を閉めて自室へ駆け戻った。
>>460 「ん……くぅ…っ」
屈辱とも言える責めに、じわじわと反応してしまっている自分。
悔しくとも、今は耐えるしかない。
表情を好色に歪めて胸ばかりを責めてくる従者の方を睨むように見ながら、時折荒い息を吐く。
>ところで今日は、麗は居ないんですか。来た時からずっと姿を見かけなかったが
「麗、センパイですか…?今夜は…くっ、確かフリーだったかと…思います」
絞り出すようにそう言うが、従者に対して、防衛本能が責めに反応する事を伝えつつあった。
「……っく、あっ…」
>>461 「ううん、気にしないで。赤ちゃんの為だから」
少し寂しげな表情にも見える。
「さて、ちょうど明日が戌の日なのよ、腹帯をするにはちょうどよかったわ。
それに、そろそろ胸も張り始めてきた頃じゃないかしら?」
かばんの中から、何種類かの腹帯…伝統的なものからガードル状の物まで
を机の上に広げた。
>>462-463 「…ん」
背中に当たった紙飛行機を手に取り、広げる。
「…『桜庭 奏』か。構って欲しいのなら、君も入ってくればいいのに」
遠ざかっていく足音を耳に、元・紙飛行機だった封筒を床に捨てて革靴で踏み付ける。
>確かフリーだったかと〜
「そうですか。いや、たまには顔を見るのもいいかと思いましてね。
なんせ僕が彼女の『主人』なものですから、やはり気にはなるのですよ。
ここでまた、主人などに乱暴な扱いでも受けているんじゃないかと…」
そこまで言ってふと自分の発言に、不思議そうに口篭もる。
(……メイドを心配している…?珍しいものだ、この僕が)
一方、従者の責めは激しさを増し、みかさをうつ伏せの体勢にさせると
スカートをめくり一気にショーツを膝までずり下ろす。
上半身は既に全て、メイド服をはだけさせられているみかさの背中に舌を這わせつつ、
指を尻の割れ目からつうっと秘所まで侵入させ、滑らせる。
時折秘裂の内部に沈めたり、菊座に別の指を沈めさせたりして今度は彼女の下半身を弄る。
466 :
秋山 麗 :03/11/15 23:58 ID:zSLu81Eb
突然主人からの内線を受け、言われたとおりのものを用意する。
ローターにバイブなどなど、果てはバラ鞭までを、大きめの銀のトレイに乗せて、食事でも運ぶかのように持っていく。
>>465 客間までやってくると、誰が居るのかも知らないので、ノックをしてから躊躇も無く中に入る。
「失礼いたします、お客さ……っ!?」
中の光景を一目見て、思わずオモチャの乗ったトレイを取り落とす。
オモチャが足元に散らばり、背中のほうからは、手を離したドアが勢い良く閉まる音が聞こえる。
「こ、侯……みか……!」
みかさが責められている、ということは主人の注文した物で想像できたが……これは想像していなかったらしい。
>>465 「…奏…ちゃん?」
聞こえてきた侯爵の言葉に、思わずはっと顔を上げてしまい、言葉が漏れる。
が、その隙に体勢を変えられてしまい、うつ伏せにされてしまう。
直後、わずかに湿り気を帯びた秘所が外気に晒される感覚。
「くっ……ううぅっ…」
歯を食いしばっても、つい出てしまう声。
秘裂を撫でられる嫌悪感で、ぶるっと身体が震えた。
>菊座に別の指を沈めさせたりして
「……やっ、いっ…ぐぅっ…」
菊座への刺激が恐怖と嫌悪感を増幅させていく。
まだ未開発のそこが、きゅっと拒むように窄まった。
(駄目……もう、嫌……だめかも)
気丈に、屈する事無く責めを受け入れようとしていた考えが、少しずつ瓦解し始めていた。
>>464 小川の寂しげな表情に気付く。
彼女、赤ちゃんのことで何かあったのだろうか。
だが確信を得られないままに訊いてみるのも気が引けたので、
とりあえずここは黙っておく。
「はい、それでちょっと滲んじゃうんです。母乳が少し漏れてるのか何なのか…
いえ、多分漏れてますね。なんだか乳臭いというか、そういう匂いがしますし」
広げられた腹帯を興味深げに眺め、手にとって見る。
>>468 母乳が滲んでいるといわれ、用意していたパッドもカバンから取り出す。
「本当は、妊婦用のブラがいいんだけど、里村さんほどの大きさになると
チョット市販じゃないのよね。 とりあえずは、ブラのカップの中に
このパッドを入れるようにしてね。枚数は用意してあるからこまめに変えると
いいわね。それから、ブラのストラップを替えれるのはこれに替えましょう。」
通常のストラップよりも幅広いストラップもカバンから取り出す。
「じゃあ、腹帯なんだけど…
里村さんは厨房のお仕事が多いらしいわね。
それなら、こういうガードルタイプのほうがいいのかな?」
ハイウエストのガードルタイプの腹帯を志保に手渡す。
>>466-467 麗が丁度入って来たので、彼女を一瞬見つめてから靴の下の封筒を視線を移す。
「こんばんは。お邪魔してますよ、麗。
…可愛いね、『桜庭俊』の姉君はこんなもので僕を驚かせるつもりだったらしい」
その後、みかさの方を見るように麗に顎で差す。
「気になるかい。…留萌さんを藍子さんの件で、御仕置きさせて貰ってるんですよ。彼への労いも兼ねて。
僕は面倒くさいから、彼に好きなようにしなさいと…」
麗とみかさがどのような仲であるかはとっくに知っている癖に、何も感情の無いような声で言う。
「麗も一緒に見て行きませんか。なんせ小学生にも手を出すようなメイドだ。
今はあんな風に顔を歪めていても、最後にはきっと楽しそうにして貰えるでしょう。
ましてや大好きな先輩メイドの君の前に見られながらだからね」
従者がその膨らんだ逸物を、荒い息を吐きながらズボンのジッパーを下げて取り出す。
みかさの様子など気遣う様子もなくがっしり腰を捕まえると、
逸物の先端を秘所や菊座の間でぬるぬると愛液にまみれさせながら擦らせる。
どちらに挿入するか迷っているような感じでもある。
「迷ってるのか?どっちでもいいだろう。好きにしなさい。
早くしないと…ほら、留萌さんが寂しがっているよ」
言葉で従者を煽る。するとたまらなくなったように、逸物を背後から秘裂へとずぶり突き刺す。
その様子を無視し、自分は自分で麗を穏やかな声で呼ぶ。
「こっちへおいで…麗。久しぶりに僕に、君のその髪を触らせて欲しいんだけれど…」
カップ片手に、「ここへ来い」と言わんばかりに自分の膝をぽんぽんと叩く。
471 :
秋山 麗 :03/11/16 00:32 ID:w485uhB+
>>467 うつ伏せのみかさは、こちらに気付くほどの余裕も無いのか、従者に弄ばれ続けている。
>>470 「こ、侯しゃ……御主人様……」
あえて言い直し、みかさと侯爵を交互に見ながら、侯爵の言葉を聞く。
みかさのことは、彼女も承知していたことだし、それに関しては侯爵の決定に任せていたが――
>こっちへおいで…麗。
侯爵の言葉を聞かずに、その場に土下座をする。
「ご、御主人様……今回のことは、お嬢様の監視を緩めた私にも責任があります。
どうか、罰を与えていただきたく思います……」
どこか躊躇するように、頭を伏せたままそうお願いする。
>>469 「はい、すみません…」
パッドを手にとって、裏表の触り心地を確認する。
肌にあたる部分――裏地は吸収が良さそうな柔らかな感じ。
一方、逆にパットの表面はすべすべとしていて、
母乳が滲まないように防水加工がしてあるのがわかった。
「ええ、さらしよりもガードルのほうがいいですね。着脱がこっちのほうが便利ですので」
ハイウェストのガードルを手に取り、着脱部分を検証する。
「うん、マジックテープだし、このタイプでお願いします」
>>466 >>470 愛撫とは呼べない刺激を受けながら、屈辱に震えていた時に、現れた麗。
「…麗、センパイ…っ」
予期していなかった慕う人の登場に、不覚にも涙が零れてしまう。
彼女でも自分を助けてくれる事は出来ないと知りつつ。
>なんせ小学生にも手を出すようなメイドだ。
「……!」
どうしてあんな事をしてしまったのか。悪いと知りつつどうしてやめられなかったのか。
後悔の念が込み上げてくる中、逸物を取り出してくる従者。
腰を捕らわれて逃げる事もかなわぬまま、秘所を貫かれた。
「ああっ……くうっ…あぁっ!」
そのまま乱暴な律動が始まり、殆ど苦痛しか生まない交わりが始まってしまった。
>>472 「じゃあ、このタイプね。サイズは・・・一応今穿いて見る?
伸縮性もあるし、マジックテープもあるからこのサイズで
大丈夫だとは思うけど…」
コルセットタイプやさらしの腹帯をしまいながら聞いている。
「それと、妊婦用のブラなんだけど…
私の工房で作ろうと思うんだけど、あなたのサイズだと型紙がないのよ
古い捨てる予定のブラがあったら下さらない?
あなたはちゃんとブラのサイズが選べてるみたいだし。」
服の上からでさえ触ってもいないが、見た目からでもフィットしている
事がはっきりとわかるようだ。
>>471-472 「命令が聞けなかったですか。君に罰を与えに来た訳ではありません。
ここに来い、と促したんですよ」
土下座する麗に上から呆れたように言う。
やがて従者は行為にのめり込み始めてしまい、麗が入って来た事にも気付かず
みかさを背後から獣のように犯す。
叩きつけるように逸物をぶつけ、嫌がるみかさの耳元でハァハァと荒い息を吐く。
激しい動きとみかさの喘ぐ声の中、椅子から立ち上がり麗に近付く。
「……麗。藍子さんの件は、実はそんなに大した問題ではないのですよ。僕からすればね。
だから侯爵家でも、藍子さんの実家へも何も伝えないようにしています。
ただ君みたいな『お役目大事』なメイドが大変大変と騒ぎ立てると…困るんです。わかりますか?」
片足をついて麗の顎を手に取り、ぐっと強く上に向かせる。
「教えてあげましょう」
「(本気で怒っているとでも思いましたか。これは単なる僕の遊び…暇潰しでしかありません。
だから藍子さんの為にも、大騒ぎはしないようお願いしますよ。
話が広がって困らせるのがメイドの仕事か?そうじゃないでしょう…。
主人の為を思ってこそ静かに黙っているのが、立派なメイドだ)」
>>474 「ですよね。いろいろ調節できるみたいなので大丈夫そうですけど、一応穿いてみます」
言うなり立ち上がり、覗く隙間が空いていないかドアの戸締りを確認する。
確認が終わってエプロンを外していると、小川がブラを欲しいと言ってきた。
「じゃあ、今着けてるブラをあげますね。そのほうが早いので」
ブラウスを外し、そのまま着用しているブラを小川に手渡す。
477 :
秋山 麗 :03/11/16 01:02 ID:w485uhB+
>>473 >>475 みかさの声が気にならない、と言えば嘘になるが、進言したところで聞いてくれる相手ではない。
>片足をついて麗の顎を手に取り、ぐっと強く上に向かせる。
侯爵から視線を外すに外せなくなり、少し目を泳がせる。
「それは……っ! ……わかりました。それ以上は何も言いません……」
大した問題ではない、という彼の言葉に、落胆の色すら見せる。
仮にも妻である藍子の問題を、一言で済ましてしまうことに、憤りを覚える。
「ですが……名目だけでもかまいません。私に罰を与えて下さい!
……理由はどうあれ、私がやったことは変わりません。
その私が、罰を受けたという事実があるだけで、後々のためになります……」
もし事が公になれば、責任の所在を問われることになり、その時に、
監督を怠った者が処分を受けたという事実が認められなければ、侯爵家の名前に傷がつく、と言っているのである。
>>475 >>
「くうっ…あぁっ、っ……!」
高まる嫌悪感が吐き気すら催すが、獣のように自分を犯す従者は休む事を許してくれない。
耳元の荒い息に、いやいやをするように首を振るがそれも無駄。
ただ、麗はどうやらお仕置きされているようではない事を確認すると、微かに安堵の色を漏らす。
そんな中で、突然強く胸を揉まれる。
「……くっ、いたぁっ…うぅっ…」
せめて、麗に負担だけは与えないようにしよう。
そう思い、時折ビクッと身体を揺らしながら、蹂躙され続ける。
>>476 スカートを穿いたまま確認する志保を見ているとMでよいようである。
「じゃあ、Mでいいわね。後で替えのは届けさせるわ」
>ブラウスを外し、そのまま着用しているブラを小川に手渡す。
志保の大きな胸に目線がくぎ付けになる。
「ねえ、里村さん…今もお乳が滲んでいるわ…」
そう言うと、ガーゼのハンカチをもって志保の頂点に手を伸ばし
滲み出た母乳をふき取った。
>>479 「はい、有難う御座います」
サイズが決定してひと段落ついたかと思うと、小川がこちらを見詰めてきている。
こちら、というより対象は胸元――バストのようである。
目つきが180度変わってしまっている彼女にたじろぐが、
拒否するわけにもいかず、そのまま彼女の行動を見守る。
「え?」
小川の言葉に指摘されて自分の乳を見やると、確かに母乳が滲んでいる。
視線を上げると眼前にはハンカチがあり、制止する間も無く母乳を拭き取られてしまった。
だがハンカチで拭いた甲斐なくすぐに、次の母乳が溢れてきてしまった。
>>477 >>478 (面倒な事を言う……。やれやれ)
引き下がらない麗の言葉に、仕方ないと思ったのか麗を一度立ち上がらせ
その頬を無表情で一発パシン!と引っ叩く。
だが男の力なので、思わず倒れてしまう程の強さはある。
「…これでいいですか。主に余計な手間をかけさせないで欲しいんですがね、まったく」
と、していたところ犯され続けるみかさを見つめ、麗に言う。
「ああ…なら、君にはうってつけの御仕置きを与えましょう。
あそこで犯されている留萌さんが、達するまでじっと眺めてでもいなさい。僕の膝の上で」
倒れた麗を引き上げ、椅子に座らせ自分の膝に頭を縋らせる。
「そうそう。僕に縋るようにして…モノをしゃぶりながらでもいいですよ」
従者の動きは激しさを増し、みかさの身体をうつ伏せから膝立ちに起こさせて
下から早く水音を立ててズブズブと突き上げている。
「さあ。あんなに腰を振っている可愛い後輩に、何か見下すような言葉でもかけてごらん。麗……。
だが、励ますような言葉はダメですよ」
麗の髪に手を這わせつつ顔を埋め、そう言いながら彼女の髪の香りを楽しむ。
482 :
秋山 麗 :03/11/16 01:33 ID:w485uhB+
>>478 >>481 >その頬を無表情で一発パシン!と引っ叩く。
「……ぃっ!!」
打たれた反動で、横手に倒れこむような体勢になり、打たれた頬をさする。
「……あ、ありがとうございます……」
それでもお礼の言葉を述べ、体を戻す。
>僕に縋るようにして…モノをしゃぶりながらでもいいですよ
「わかりました……」
答えると、先程打たれた時に乱れた心をなんとか落ち着かせ、侯爵の逸物を取り出す。
「……みかささん、こっちに――侯爵様に顔をお見せして」
言われたとおり、侯爵の膝の上で、彼の逸物を手で擦りながら、みかさに声をかける。
「我慢しないで、言いたいことは全部口に出しなさい。自分が惨めになるくらいに……
あと、もっといやらしく腰を動かして差し上げて。そのほうが気持ちいいでしょうから」
みかさを、どこか濁ったような瞳でそう罵ると、自分は侯爵の逸物に口をつけ、先端から嘗め回し始める。
>>480 「ハンカチじゃダメね…」
そう言うと志保の頂点を口に含む。
軽く吸う事で新たな滲みがなくなり、すう事をやめた。
「…ごめんなさい…突然ビックリしたわね。
私も昔は、とあるお屋敷で働いていたの…
それで、赤ちゃんを宿したんだけどそれに気付かずいて…
妊娠する事が出来ない体になっちゃったの、それに殿方のお相手も
出来なくなって、ご主人様の援助で仕立て屋を始めたの。
だから、あなたには元気な赤ちゃんを産んで欲しいの…
お願い…ね、私の赤ちゃんの為にも…」
クールな印象の小川であるが、眼に涙を貯めながら志保に言う。
>>481 「くぅっ…んっ、はっ……」
乱暴な、自分本位な従者の動き。
こんなもので達せるわけが無い。こればかりは、いくら麗のためとは言えど不可能だった。
>……みかささん、こっちに――侯爵様に顔をお見せして
言われずとも、従者に体勢を変えられ、膝立ちで貫かれる。
眼前には、侯爵のものを擦る麗。
「ううっ…私が、悪いんです…。私が、あんなことしたせいで、奏ちゃんが…麗センパイが…
みんなは…みんなは…悪くないのに……」
うわ言のようにそう言いながら、涙を流しつつますます強引に揺すぶられる。
達する事は出来なくとも、せめて早く苦痛から解放されたい。
微かに腰を使いながら従者の逸物を強烈に締め上げ、一気に射精を誘う。
やがて、自分の中で熱いものが弾けた。
「ああぁっ…!…くあぁっ…いやぁっ…」
そのまま、がっくりと体勢を崩す。
485 :
琴吹 司 :03/11/16 01:47 ID:Yjnj3LP1
珍しくグレーのスーツを着て、髪も綺麗に整えている。だが、片耳につけているピアスは はずしていない。ネクタイが少し曲がっているが、気付いていない。 名無しの御主人様の屋敷前に現れ、呼び鈴を鳴らさず勝手に屋敷内へ侵入。 遠くで複数の人間の声が聞こえてくるが、それに構わず、片手をズボンに入れて 奏の部屋へと向かう。 部屋前に到着すると、あいている手で扉を軽くノックする。
486 :
桜庭 奏 :03/11/16 01:52 ID:NJBFf0q6
「……集中できない。」
解いていた数学の問題集をパタンと閉じて今の時間をメモすると机に伏す。
「あとちょっとで司様なのに……」
横目でちらりと手帳を眺める。
お風呂上りなのでまだ髪は半乾きで、いつ仕事になってもいいように着替えた
メイド服の上に今は赤いチェックのガウンを着ている。
「はぁ……なんであんなバカなことしたんだろう。
紙飛行機なんて投げたって、意味あるわけないじゃない。」
沢山散らばった計算用紙を眺めながら小さく呟いた。
「昨日は昨日で、……あんなことになるなんて。もう医務室に行けない。」
昨日の出来事を思い出し、目に涙が浮かんでくる。
>>485 ふとノックが聞こえ、慌てて涙を拭うと、扉を開ける。
「つ……司様。」
まさか本物に会えるとは思わず、信じられないように何度も瞬きする。
(うわ……夢じゃないよね?)
>>483 「んっ、お、小川さん…」
同性に胸元の突起を吸われ、気恥ずかしくなって顔を赤らめた。
吐息に熱いものを混ぜ、小さく喘ぐ。
そのうち吸引が止み、快感も止んだところで、小川が口を開く。
すると彼女の言葉により先ほど悲しげな顔をした謎、お守りをくれた謎が明らかになった。
「そうだったんですか…」
ひと言納得するように呟き、小川の身体を抱く。
「わかりました。私、元気な赤ちゃん生みますから… きっと大丈夫。
私や私の赤ちゃんのために、こんなに良くしてくれるんですもの」
力を込めて小川を抱く。胸が彼女の身体でギュッと締め付けられた。
「だから小川さんの赤ちゃんも、ママを誇りに思ってると思います」
耳元で囁いてやる。少々、鼻声混じりになってしまったが。
488 :
琴吹 司 :03/11/16 01:59 ID:Yjnj3LP1
>>486 「よ、奏。元気してた?」
ノックした手を軽く上げると、小さく笑ってみせる。
「あれ、風呂から出たばっかり?」
奏の様子を気にも留めず、濡れている髪を指で梳く。
「……乾かしてないって事は、まだ起きてるよな? ちょっと、話、いい?」
軽い口調でそう言うと、腕時計を見る。
「もう遅い時間だし、もしアレならまた今度出直すけど……」
>>482 >>484 「…いい子ですね…」
逸物を手で擦り、言いなりになる麗の黒髪を優しく撫でる。
「もっと言ってやればいいのに…まだまだ甘いよ。
以前の君なら、もっときつい言葉で言えただろう?」
クスクスと笑いながら、麗と共にみかさと従者の交わりをじっと見つめる。
その間、麗から与えられる奉仕による快感も愉しみつつ。
「ん……、う…」
しかし真剣に言うみかさの言葉も(また自分を悪者にしての庇い合いか…くだらない)と
半分聞き流しているような感じである。
やがて従者がみかさの内部で達するのを見届ける。
「終わりましたか。…気持ち良かったかい?ああ、そう…」
ぐったりするみかさをそのまま残し、白濁にまみれた逸物の汚れを
半裸のみかさの身体で拭い取り、俯き衣服を直している従者。
その様子から目を離し、逸物を口に差し入れて麗の頭を撫でる。
「麗もちゃんと咥えて。僕も、気持ち良くさせてもらいましょうかね」
主人である自分を絶頂まで導くように、こちらはこちらで彼女の唇による奉仕をさせる。
「…っ、…んん…。いいよ麗、後輩の前で…もう一度言ってごらん。
僕の事を『御主人様』と……。…んっ」
しばらくしゃぶられる後、低い声で小さな呻き声を上げると、麗の口から逸物を引き抜き
彼女の顔や首元、そして綺麗な黒髪めがけて白濁を飛ばすように勢い良くかける。
>>487 志保に抱かれ、自分の母親に抱かれていた幼き日を思い出すような
目をしている。
「ありがとう…ありがとう…元気な赤ちゃんをお願いしますね。」
しばらく涙していたが涙が止まると徐々にクールな顔に戻って行った。
「じゃあ、このブラは預かるわね。それとメイド服だけど、お腹の目立た
ないものを用意するわ。 今日は色々ごめんね。」
そう言うと、屋敷を後にしていった。
翌日にはガードルタイプの腹帯の替えが志保の元に届き
数日後、妊婦用のパッドを取り付けやすくしたブラジャーとプリーツによって
お腹が大きくなっても目立ちにくいメイド服が届けられた。
491 :
桜庭 奏 :03/11/16 02:08 ID:NJBFf0q6
>>488 微笑む司に胸の鼓動が高鳴り、少し頬を赤くする。
「はい、起きてます。まだ、今日のノルマが終わってないし。」
赤くなった頬を片手で押さえながら、司を見上げてなんとか微笑む。
(私、ドキドキしすぎっ
こんなにドキドキしたら司様に聞こえちゃうでしょ!)
自分にそう言い聞かせながら、司を中へ迎える。
「遅くても、来てくれて嬉しい。
だから、私、司様が大丈夫ならいつまでも起きてます。」
司をソファに座らせると、問題集や計算用紙で汚い机の上を見止め、
慌てて机の中へしまい、綺麗にする。
492 :
秋山 麗 :03/11/16 02:10 ID:w485uhB+
>>484 >>489 侯爵は煽るが、さすがに自分は、利にならない事で同僚を甚振る趣味は持ち合わせていない。
以前、というのは、かつて自分があるメイドを調教していた頃のことを言っているのだろうが……
>僕も、気持ち良くさせてもらいましょうかね
こくり、と首だけで頷くと、口の中で舌を絡ませながら、侯爵の逸物を唇で絞り上げるように扱く。
長く仕えていた相手だけあって、そのツボは熟知しており、的確に侯爵に快楽を与えていく。
>僕の事を『御主人様』と……。
「んっ、びゅっ…ちゅ、ご、ごひゅひんはまぁ……んっ、んぱぁっ!」
侯爵の逸物が跳ね上がった、と思った次の瞬間には、自分の口から逸物は引き抜かれ、顔全体に白濁液が撒き散らされる。
「んああっ……熱ぃ……御主人様ぁ……」
精液で汚れた顔を拭いもしないまま、侯爵を見上げる。
>>489 >>492 「ううっ…ああ……」
達した後のそれを自分の身体に擦り付けられると、完全に身体の力が抜け、ぐったりとしてしまう。
自分を見下すようにする従者が離れると、あとは放心したような目で麗が侯爵に奉仕する姿を見続けた。
やがて達すると、麗の顔や髪に白濁を撒き散らす侯爵。
それを、ただベッドの上で呆然と見続けた。
494 :
琴吹 司 :03/11/16 02:16 ID:Yjnj3LP1
>>491 赤くなった奏を見て、小さく微笑み返す。
「悪いね。奏の睡眠時間、削らせてもらうよ」
取りあえず、すまないと詫びる感じで言うと、部屋の中に入ってソファに腰を下ろす。
急いで机の上のものを片付け始める奏を見て、小さく笑う。
「別にそのまんまでもいいよ。俺、気にしないし」
そう言って足を組むと、肩肘をソファの背もたれに乗せて
奏を隣りに座らせようとあいている手で手招きする。
「お茶とかいらないから、早くこっちに来てくれない? 話、さっさと終わらせるからさ」
495 :
桜庭 奏 :03/11/16 02:20 ID:NJBFf0q6
>>494 「はい。いいんです、睡眠時間なんて。今日は司様に会えたから。」
そう言って微笑むと、ソファまでやってきて隣に座る。
「……司様、すぐに帰っちゃうんですか?」
少し寂しそうに司を見上げる。
>>490 「…はい」
小川と同じようにこちらも涙を流してしまっているので、
上手く返事の言葉が喋ることができずに頷いて答える。
「あぁっ、助かります。はい、いえ、とんでもないです。
また何かあったら何でも言って下さって結構ですので」
玄関先に立ち、小川が見えなくなるまでいつまでも彼女を見送っていた。
だが後で、”お腹を冷やすようなことは避けるように”と念を押されてしまうのだった。
498 :
琴吹 司 :03/11/16 02:27 ID:Yjnj3LP1
>>495 「だって、明日も仕事だろ? 寝不足だとミスが増えるぜ」
そう言って、こちらを見る奏の頭をポンと軽く叩く。
「……ま、そのミスを利用して御主人様にあれこれしてもらおうって考えるメイドも
いるだろうけどさ。奏はそんな事ないよな?」
冗談めいた口調で言って笑みを浮かべる。
奏の肩に手を回し、こちらに引き寄せると、奏の耳元に口を近付ける。
「いい匂いがする。それにあったかい……外、すげー寒かったから
余計にあったかく感じる」
優しくそう囁くと、うなじに軽めの口付けをする。
そして、ポケットから一枚の紙切れを出す。
>>492-493 「よくできました。じゃあ麗、僕は帰りますから。期限が切れるまで頑張るんだよ。
藍子さんの件は……まあ、それほど思い詰めなくて構いませんからね」
みかさを一瞥し、後始末をすると麗と同じ目線に合わせて言う。
しかしそれはまるで藍子に話すような喋り方であり、また頭の中で疑問が生じる。
(……?変だな。まあいいか、小さなつまらない事だ……)
そして全ての用事を終え、屋敷を出て待たせていた車に従者と乗り込む。
すると、突然携帯に藍子からの電話が架かってくる。
「…もしもし。ああ、休み前だからと言ってまだ起きていたんですか…。
……ええ会いましたよ。しかし、麗はちゃんと僕の元に戻ってくるかな…ん?」
「そうですね。戻って来たら、3人で何処かへ遊びに行きましょうか…。
……いいですよ。何処へでも、御付き合いしましょう」
その顔にはやはり、ほんの少しだけの『感情』が現れていたりする。
本人は全く気付いてないようであるが。
500 :
秋山 麗 :03/11/16 02:34 ID:w485uhB+
>>499 「……はい、わかりました……あっ、それから……
期限が切れたら、迎えに来ていただけないでしょうか……ダメなら、あとで連絡をお願いします……」
去り行く侯爵に向かって、どこか控えめにそう言う。
答えは返ってこなかったが、聞こえていただろう、と半ば決め付けて、念は押さなかった。
>>493 部屋の中に自分とみかさだけが取り残されると、不意に立ち上がり、みかさへと歩み寄る。
顔や髪にかけられた、侯爵の白い物はそのままで。
「……みかささん」
ベッドにたどり着くなり、一言名を呼んで寄り添うように横になり、彼女の髪を撫でる。
501 :
桜庭 奏 :03/11/16 02:39 ID:NJBFf0q6
>>498 「……!!そうですね。ミスは駄目。
お仕置きされる時間だってもったいないのに。」
いくら模試でまずまずの成績を取れていたとはいえ、働きながらなので
時間を有効活用しようと最近は3時間睡眠を決め込んでいたのだが、
それもどうかと考え始める。
「ミスを利用して御主人様に……?
そんなこと、考えたこともなかった。」
冗談めいた司の言葉に少し眉根を寄せると、真面目に返す。
抱き寄せられて真っ赤になりながら、司の優しい言葉に先程悩んでいたことなんて
どうでもよくなってくる。
そして、ポケットから出された紙切れを見て一度司を不思議そうな表情で見上げてから、
再びそれに目を向けた。
>>500 侯爵と麗が何やらやりとりをし、部屋から出て行く。
それの意味は良く分からない部分もあったが、別に少しくらいはどうでも良かった。
そして、自分の側に歩み寄る麗。
顔や髪をどろりとした白濁で汚したままで。
>……みかささん
とくん。
麗の声と、髪を撫でる手。それにより、冷たくひび割れていた心が急速に温かみを取り戻してくる。
「麗センパイ、私…えぐっ…私っ…!」
顔をぐしゃぐしゃに歪ませると、麗の胸に顔を埋めて涙を流す。
「………やっぱり、怖かった…ううっ」
一応相手は麗の主人とその使用人だが、それでもやはり堰を切った言葉が止まらない。
503 :
琴吹 司 :03/11/16 02:47 ID:Yjnj3LP1
>>498 「奏、お前さ。大学、本気で目指してんだよな?」
少し控え目に聞き、正面を向くと軽くため息をついて
紙切れを持った手で自分の髪を整えるように撫でる。
「で、さ……。もし、大学に行くことになったら……この屋敷出て、俺と暮らさない?」
正面を見つめたままそう言うと、真剣な眼差しでゆっくりと奏の方を見る。
「ここに俺が住んでるマンションの住所が書いてある。考えててくれないかな……?」
そう言って、奏の片手を取ると紙切れを乗せる。
「この事、誰にも言うなよ? 二人だけの秘密……な?」
優しく微笑みながら言って、ふと寂しげに目を伏せる。
504 :
秋山 麗 :03/11/16 02:49 ID:w485uhB+
>>502 「……………………」
無言のまま、ただ黙って抱きしめていたが、ふとみかさの顔を上げさせ、口を合わせる。
舌を入れるわけではない。ただ口を合わせたまま、体を押し付けるように密着させる。
「……大丈夫よ。今なら、あたしはここにいるから」
形を確かめるように、みかさの体をゆっくりと撫で回す。
愛撫、というほど感じさせるわけでもなく、ただ、自分の存在を知らせるように、手を這わせる。
動きにみかさが反応し、感じている仕草が見えると、また口を合わせて疼きを沈め、
やがて落ち着きを取り戻すと、再び手がみかさの体を撫で回し始める。
しばらくそうやって慰めていたが、不意に動きを止める。
「……どう、落ち着いた?」
>>504 「あ……麗センパ…んっ…」
優しく重なる唇。密着する身体。とくん、とくんと伝わってくる麗の鼓動。
柔らかく、ゆるやかに撫で回す麗の動きに、荒んでささくれだっていた心が癒されるようだった。
「んあっ…あふぅ…んっ、んん……」
その後も、唇を重ね、愛撫され、少しずつ、少しずつ落ち着きが戻ってくる。
>……どう、落ち着いた?
「……はい。とっても楽になりました。ありがとう、麗センパイ。…こんな駄目な後輩を助けてくれて」
身体を寄せ合ったまま、そう囁くように言う。
506 :
桜庭 奏 :03/11/16 03:01 ID:NJBFf0q6
>>503 >「奏、お前さ。大学、本気で目指してんだよな?」
まさかここで自分の進学の話が出てくるとは思わなくて軽く目を見開く。
「……はい。本気です。」
そして、真面目な表情でそう言う。
何の話が出てくるのか分からず緊張しながら聞いていると───
思わぬ言葉に、何度も瞬きして、思わず手を口で押さえた。
「…………」
(司様が、私のことここまで考えててくれたなんて……)
瑞葉の事を気にしたりしていた自分が馬鹿みたいだ。
じわっと瞳に涙が浮かび、掌でそっと拭う。
「いいんですか?私───なんだか夢を見てるみたいで……」
受け取った紙切れを、そっと広げ、住所を見る。
多分、自分が受けようと考えているどこの大学からも通える距離である。
「はい。秘密です。」
再びぽろぽろと涙が溢れてくる。
(嬉しくても、こんなに泣けるなんて……)
思っても見ない誘いに、涙腺が緩んでしまったようだ。
507 :
秋山 麗 :03/11/16 03:03 ID:w485uhB+
>>505 >……はい。とっても楽になりました。
「そう、ならよかった」
>…こんな駄目な後輩を助けてくれて
「駄目じゃないわよ。
手荒く扱われれば誰だって苦しいし、辛い時には誰かにそばにいて欲しいものでしょう?」
そんな事を言いながら、彼女から離れて半身を起こす。
「今まで、あたしのことを何度も慰めてくれたし、このくらいのことはしないと、バチがあたるわよ」
>>507 >手荒く扱われれば誰だって苦しいし、辛い時には誰かにそばにいて欲しいものでしょう?
「……そうですね。いえ、絶対にそうです」
少し考えた後、そんな事を言う。
「それに、麗センパイには色々と…ううん、言葉に表せないくらい借りがありますから。
記憶喪失の時もそうだし、私も大人になるって事についてちょっと分かった気もしますし」
ゆっくりと上体を起こすと、乱れていた衣服を整え、付着した液体も拭っていく。
509 :
秋山 麗 :03/11/16 03:17 ID:w485uhB+
>>508 「大人……って言っても、そんなに離れてないじゃないのよ」
ちょっと憮然とした表情で突っ込む。
「とりあえず……できたら、一緒にお風呂入ってくれない?
これ……こうなっちゃうと、取りにくくて」
と、先程侯爵に白濁を付けられた髪を、摘み上げて見せる。
先程叩かれ紅くなった頬に、いつも通りの笑顔を浮かべたまま。
510 :
琴吹 司 :03/11/16 03:23 ID:4sSicokP
>>506 「おいおい、泣く事か?」
少しからかうように言うと、奏の涙を指先で拭う。
「ま、この屋敷から通いたいってんなら、断ってくれていいから。
無理にとは言わない」
そして、涙が止まらない奏の頬を指の背で撫でると、こちらを向くよう促す。
「……いい加減、俺も頑張んなきゃなって思ってさ。一人だと、どうしても
甘えが出るだろ? そこで、奏が一緒だと、頑張ろうってやる気が出るかな……とか思って」
照れたように言って横を向き、視線を逸らす。
「どうなるかはわかんないけどさ。誰かがいると、多分違ってくると思うんだよな。
……良い返事、期待してる」
そう言って奏を見つめると、そっと口付けて、身体を強く密着させるように
奏を抱きしめる。
>>509 「麗センパイは私より大人です!前にも言ったけど、知識とか、受け答えとか精神年齢とか」
最近麗にかなり影響されているのは自身気付いているのだが。
>とりあえず……できたら、一緒にお風呂入ってくれない?
「…そうですね。それ、ベタベタして中々取れないですし。お湯かけても変にくっついて取れないし…」
さりげなく自分の経験が混ざっているのだが、気付いていない。
「それじゃ、お風呂行きましょうか。……ふふ、センパイも私もひどい格好」
麗につられて笑みをこぼすと、ベッドから降りて立ち上がった。
512 :
秋山 麗 :03/11/16 03:29 ID:w485uhB+
>>511 「精神年齢はともかく、知識は単純に年期の差だと思うけど?
あなたが知ってて、あたしが知らないものも、かなり多いでしょうし」
などと受け答えしつつ、みかさと共に風呂場へと向かう。
まるで、ついさっきまでの出来事を忘れてしまったかのような顔で、ワイワイ話ながら廊下を歩く。
513 :
桜庭 奏 :03/11/16 03:32 ID:NJBFf0q6
>>510 「ううん。大学に合格したら、はじめからここを出るつもりだったの。
どこか、寮のあるところを探そうと思ってた。
がんばって、奨学金とかをもらえるようにして。」
まだ潤んでいる瞳で司を見上げる。
抱きしめられたまま、司の胸に耳を当てると、そっと目を瞑る。
「司様が、……一緒に暮らすのに私を選んでくれて嬉しい。
────でも、まずは私が、大学に合格しないと。」
そう言って司を見上げてふわりと微笑む。
「絶対がんばるから、期待しててくださいね。
司様と一緒に暮らせると思うと、私、きっと今まで以上に勉強もはかどっちゃう。」
>>512 先程まで強姦まがいの行為をされていたとは思えないほどの明るさで、麗とともに歩く。
>あなたが知ってて、あたしが知らないものも、かなり多いでしょうし
「うーん、そうですか…?」
少し釈然としない部分がありながらも、そのまま麗と風呂場に入っていった。
(侯爵様の前でも、麗センパイが麗センパイでいてくれて良かった。
もし、あんな事になっていたら、私……)
一瞬最悪の事態を思い浮かべて身震いするが、麗に促されて共に浴場に入る。
そして、服を脱ぎながらぼーっとしていた事を聞かれると、こう一言。
「何でもないです。…ただ、私…このお屋敷に麗センパイがいてくれて、良かったなぁって」
515 :
琴吹 司 :03/11/16 03:40 ID:4sSicokP
>>513 「……そう。そう言ってくれると、こっちもちょっとは嬉しいかもな」
片眉を吊り上げて、にっと笑みを浮かべると奏の頭を優しく撫でる。
「合格するまで、そこに来ちゃだめだからな? 合格するまでのお楽しみっつーことで。
この事も絶対秘密。御主人様にあれこれ聞かれても、知らん顔しててくれよ?」
部屋の隅にある、小さく怪しげな丸いレンズをちらりと見て、奏の耳元で囁くように言う。
「じゃ、俺もう行く。また来るから。仕事、頑張れよ」
さっと奏から離れて立ち上がると、足早に部屋を出る。
「あっと……それと、勉強もな」
部屋を出る間際、振り返ってそう言うと、少年のような笑顔を奏に向けて
片手を上げる。
「おやすみ、奏」
516 :
桜庭 奏 :03/11/16 03:52 ID:NJBFf0q6
>>515 耳元で囁かれて、ぽっと顔を赤くする。
「はい、言いません。
それに御主人様だって、きっと聞きません。だから大丈夫。」
さっきの司と同じように片眉を上げると、司ににっこりと微笑む。
「はい。司様も、お身体気をつけてください。風邪とかひかないで。」
司と共に立ち上がり、扉のところで見送る。
「おやすみなさい、司様。…………大好きです。」
微笑を浮かべて手を振り、小さく最後にそう呟くと、見えなくなるまで見送る。
そして、扉を閉めるとふわふわした気持ちで机に向かう。
「……夢みたい。がんばらなくちゃ。コレを現実にするためにも。」
ポケットに入っている先程の紙を取り出して広げ、幸せそうにうっとりする。
大事そうにそれを手帳の中に入れると、模試の復習をするために先程の
ショルダーバッグを取り出した。
517 :
琴吹 司 :03/11/16 04:05 ID:4sSicokP
屋敷を出て、刺すような寒さに身を竦める。 「さむ……ま、あれはお助けアイテム……みたいなもんかな」 奏の部屋がある方を振り返ると、明かりの漏れる窓を見つめてにやりと笑う。 「こんな格好までして、あのクソ親父に頼み込んだ苦労が報われなきゃ、最悪だな」 ふと、改心すると言って父親に頭を下げた自分と、先程の奏のように涙を流して 喜んだ両親を思い出し、つまらなさそうに舌打ちする。 言いながら、首回りを締め付けるネクタイを緩める。 「サンキュ、親父……豪華なマンションをプレゼントしてくれて。 おかげで面白い事になりそうだぜ……ふふ」 怪しげに含み笑うと、両手をズボンのポケットに入れて、白い息を吐きながら 屋敷から立ち去る。
521 :
椿 杏樹 :03/11/16 23:26 ID:O7PG5i/q
瑞葉から貰った新しい抱き枕にカバーを掛けている。
周囲に誰もいない事を確認すると、少しタキシードを着崩して、柔軟運動を始める。 「あー……最近まともに体を動かしてないし……」 少々欲求不満気味らしい。
524 :
椿 杏樹 :03/11/16 23:36 ID:O7PG5i/q
枕をベッドに潜り込ませると、書庫に本を返しに行こうと自室を出る。 寒いからか、メイド服の上から毛布を被ってもそもそ歩く様子は 少し奇妙でもある。 「さむぅ……」
瑞葉から送られたアレの残りを眺めている。 「……さて、執事どもに配ってかなり減ったな……」 さすがに二日連続服用は辛かったようで、副作用を言わずに配ったらしい。
どうやら、ひとつめのマフラーが編み上がったようである。 「出来た〜喜んでもらえるかな?」 丁寧にたたむと、ベッドに入ってしまった。 「…ZZZ…」
※
528 :
椿 杏樹 :03/11/16 23:46 ID:O7PG5i/q
もそもそ毛布のかたまりが廊下を歩いている。
「う〜ん…ムニャムニャ…ゆ…」 何か夢でも見ているのだろうか?
一通り体を動かし終えると、再びぴっちりと服を着こなし、廊下に出る。
「……ここに来る前は、これ着るだけでも一苦労だったんだけどな……」
基本的なことは、名無しの執事にみっちりと半強制的に植えつけられたらしい。
>>528 角を曲がると、突然毛布をかぶった杏樹がいて驚く。
「なっ……椿さん……? 何やってるんですかそんな格好で!?」
531 :
椿 杏樹 :03/11/16 23:57 ID:O7PG5i/q
>>530 曲がり角で飯塚と出会い「こんばんは〜」と呑気に挨拶する。
「何してって〜…、ああ、えっとですね。書庫に本を返しに行くところだったんですー。コレ」
毛布の隙間からにょきっと一冊の小説本を見せる。
「でもほら寒いでしょう?だからね、毛布をかぶってこうやったら…よいしょ。」
突然飯塚の方にも毛布をかけ、巻き込むような形で再び頭からすっぽりと被る。
「はぁー。あったかー」
毛布内の暗い中で、にこにこと飯塚に微笑む。
>>529 「……御主人様から頂戴した栄養ドリンク……。なんとも妙な味わいで……」
そこまで言って、肩を震わせ……
「妙に苛つくようになると申しますか……やけにお屋敷の空気が暑苦しく感じると申しますか……」
等と、微妙に上擦ったような口調で独り言を零しながら屋敷の廊下を歩いてゆく。
「……ん……っ」
軽い眩暈と増していく動悸。
そのテンポに煽られるように、頭の中で色々な情報や記憶が錯綜しながら乱舞する。
「……ああ、そう言えば……廣川さん…………ちゃんと……お仕事の……お勉強になっている
……のでしょうか……?」
ふと、混乱しながら過ぎった未来のことが、妙に脳裏にこびりついて離れない。
意識せずに、その歩みは徐々に未来の部屋へと進められていく。
未来の部屋のドアノブに手をかける。
そして、そのドアを意識せずにそっと、音を立てないように気を付けながら開けていく……。
……しかし、そのドアの蝶番の軋む音が、未来の部屋の中へと流れ出していった。
>>531 「なっ?! ちょ、ちょっと……!」
マフラーならぬ毛布で巻かれ、慌てて這い出し、杏樹から離れる。
「やめてください、そんな格好悪いこと。
お客様はもとより、誰かに見られたりしたら……」
口調は敬語を保っているが、赤い顔を隠せるほど熟練してはいないらしい。
>>532 「ZZZzzz…ご主人様…ご奉仕いたしま…」
執事がドアを開けても気付かずに眠っている。
535 :
椿 杏樹 :03/11/17 00:11 ID:aE3sKzi+
>>533 >お客様はもとより、誰かに見られたりしたら……
「見られたりしたら?」
自分は最近いつもやっている事なので『間抜けで恥ずかしい格好』だという事が
よくわかっていないようであるらしく、不思議そうに首を傾げる。
「あ、そうですねえ。ごめんなさい。執事様にお仕事サボるな!とかって怒られちゃいますね」
と、言ったところで毛布から這い出た彼の顔が赤い事に気付く。
「あら?どうしたんですか〜。変なの、なんか顔がまっか……」
顔を覗き込み、考えなしに無防備に飯塚の頬を、冷たい両手で触れたりする。
>>534 そっと開かれたドアの隙間から、未来の部屋の中へと滑り込み、今度は片方の蝶番の上に
指を押し当てながら、ゆっくりとドアを閉める。
指の腹の柔らかさが軋む音を吸収し、ドアが音もなく閉められた。
未来の部屋の中は、部屋の主が既に眠っていることもあってか真っ暗な闇に包まれていた。
その闇の中を、まるで部屋の中が見えているかのように静かに摺り足で歩みを進めていく。
数メートルすすみ、爪先で感じた「何か」の脇で片膝をついた。
耳元に聞こえてくるのは未来のたてる寝息と、未来が零した寝言。
朦朧とした意識の中、吐息の甘い匂いを堪能し、仕事を気遣う寝言に笑みを浮かべる。
そんな中、徐々に慣れてきた視界に、あどけない顔をして眠りについている未来の姿が
徐々に見え始めてきた。
ふと、ない交ぜの感情に駆られるように、その未来の顔を間近で見ようと顔を近づけた。
>>535 「執事様にって……私も一応執事なんですが……」
さりげない発言に、ちょっと頭に血が上る。
>顔を覗き込み、考えなしに無防備に飯塚の頬を、冷たい両手で触れたりする。
熱くなった顔に冷たい手が当てられて、どこか心地いい。
――ということはさて置き。
「この前から思ってましたが……あなたは私をおちょくってるんですか?」
またペースを乱されつつあることが妙な不快感になったのか、頬に当てられた手を掴む。
>>536 「ん〜ん…!……」
何かに気付いたようで、僅かにまぶたが開いて執事の姿が視界に入るが
まだ、半分寝ている為夢に執事が出てきただけと思っているようである。
「う…しつじさま……?」
自然と両手でまぶたを擦って完全に目が開くと顔のすぐそばに執事の顔が
あることに気付きビックリする。
「し・執事様!」
少し乱れた掛け布団を引っ張って、顔の半分まで潜り込んだようになっている。
>>538 「……ああ、驚かせてしまいましたか……」
混濁しはじめた嗜好を、最後の理性で押し付けるが、とてもばつの悪そうな笑顔を浮かべる。
「夜遅くに申し訳ありません……。ふと、廣川さんのことが気がかりになって……つい……」
しばしの沈黙。
「つい、ご迷惑を承知でお邪魔してしまいました。……そうしましたら、廣川さんは既に
おやすみしておられまして……で、つい……」
そこまで言って、未来が布団の縁から覗き見るように出している双眸を見つめ
「可愛らしい寝顔に見入ってしまっていた次第でして」
そう言うと、意識せずに未来のすべすべとした額を、指先でそっと撫ではじめた。
540 :
椿 杏樹 :03/11/17 00:28 ID:aE3sKzi+
>>537 「あっ…ご、ごめんなさい」
普段通りに名無しの執事の呼び名を呼んだだけだったのだが、少し気分を害したらしい。
なぜかすっかり忘れていた事に気付き、口元に手を当ててとりあえず謝る。
>あなたは私をおちょくってるんですか?
更に叱られ、子供のようにしょんぼりとなる。
「いいえ。でもこれが私、いつもですから〜…。別に飯塚さんだけ、おちょくってるとか。
そういうのじゃないです。全然。
………でも頭に来たんだったらもういっぺん、ごめんなさい」
毛布を被って少々弱ったような顔になり、目線を逸らして声のトーンを寂しげに落とす。
>>539 突如部屋に入ってきた執事を見て少し怯えたようになってしまっている。
「……執事様、何か御用ですか?・・…」
>そう言うと、意識せずに未来のすべすべとした額を、指先でそっと撫ではじめた。
「ヒ…」
悲鳴をあげかけたが、メイドの教育を任されている執事の行動はなにか意図が
あるものだと考え、声を押し殺す。
「執事様…お勉強でしょうか?」
まだ眼だけ布団から出したままでたずねる。
>>540 素直に謝られて、機嫌が元に戻る。
「いえいえ、分かっていただければいいんですよ」
彼女の手を離し、優しげな顔に戻る。
その裏で、ちょっぴし杏樹が可愛らしく思えたりしたのだが。
「……そうだ、そんなに寒いのなら、私が暖かくして差し上げましょうか?」
ふと思いついて、そんな事を言う。
もっとも、鋭い相手にはどんな事をするのか一目瞭然だろうが。
543 :
椿 杏樹 :03/11/17 00:45 ID:aE3sKzi+
>>542 >いえいえ、分かっていただければいいんですよ
「あ、良かったぁ。うふふ」
一瞬険悪な空気にでもなるかと思っていたが、機嫌が直ったようなのでほっと安心する。
「…あったかく?飯塚さんが?はあ。」
彼の言葉の意味にはあまり気付かず、繰り返してとぼけたように返事をする。
「もうすぐ12月ですものねえ。はぁー…夜になると、メイド服だけじゃすごく寒くって。
暖炉のお掃除でも終わったのかしら?まあいっか。お願いします〜。」
にこにこと毛布に包まれたまま、飯塚について行く事にする。
(もうすぐ冬かあ。この前まで梅雨とか夏で暑い暑いって思ってたのに、早いなあ…。)
そんな事を考えつつ。
>>541 額を撫で始めた自分に向けられた未来の怯えた視線に、思わず苦笑いをうかべる。
「……お勉強……で、ございますか……?」
額を撫でる指先を止め、ふと押し黙ってしまう。
先程から益々早鐘を打っている鼓動。脂汗がにじみ出しそうな熱気。
なんとか踏ん張ってはいるものの、その戒めの内側で暴れている黒い衝動。
それらに抗いつつ、言葉を続ける。
「……このお屋敷での……廣川さんの『お勉強』ははかどっておられますか……?」
そう言いながら未来の額から頬へと、布団を押しどけつつ手を滑らせ、
その心地良いすべすべとした張りのある感触を楽しむ。
「……もし、廣川さんのご都合さえ悪くなければ、廣川さんのお勉強をお手伝いできれば、
とも思いまして」
そして、頬にとどめていた手を、徐々に首筋、肩、胸元へと布団を剥き取るようにしつつ、
運んでいく。
>>544 「ハイ…お料理や、お掃除も……お客様ご接待も……
この前、ご主人様……紺野様がいらした時にはお褒めいただきました…」
布団の隙間から押し入ってくる執事の手に抗する事が出来ずにいた。
「お手伝いですか、執事様に…ありがとうございます…っあ…」
布団が剥ぎ取られ、パジャマの上を執事の手が這いまわる。
「う…ぁ…」
胸の頂を執事の手が捉えると、ピクリと全身が震えた。
>>543 杏樹を連れて近くの部屋に入ると、彼女を中に勧めてドアを閉める。
「なに、簡単なことですよ」
杏樹の肩を抱く……ように見せかけて、彼女の毛布を剥ぎ取ると、今度こそ本当に杏樹の肩を抱く。
「十分に暖かくして差し上げます。
優しくなるか手荒くなるかは、あなたの反応次第ですが」
>>545 「お客様のご接待……どのようにして、どのように褒めていただきましたか……?」
そう言いながら、人よりも大きめな手のひらから、更に零れ出そうなくらいに豊かな未来の胸を
しっかりと捉え、中指と薬指の間に布地越しの突起を捉えたまま、やわやわと揉みしだく。
「……それにしても、肌の触り心地もよろしゅうございましたが……こちらの感触は尚、素晴らしゅう
御座いますなぁ……」
そして、中指と薬指の間で硬度を増しはじめていた突起を挟み込む力を、ぎゅうっっと強めた。
>>547 「どのように?はぅふ…あ・あの…あぁ…さ・さいしょはお口で…
んぅ…くふぅ…
し・しつじさま…
あん・・・だ・め…あぅ……」
何とか執事の質問に答えようとしているが、敏感な蕾への魅力的な
責めに、喘ぎ声だけが唇から漏れてくる。
549 :
椿 杏樹 :03/11/17 01:08 ID:aE3sKzi+
>>546 「やったあ暖炉〜」
勝手に頭の中で暖炉と思い込んでいたところ、通されたのは特に普通の空き部屋。
思わず目をきょとんとさせる。
「……。…あれー…、飯塚さん?ここ別に、何もあったかいものなんか…」
彼の方を見上げると、突然毛布を取られて肩を抱かれたので驚く。
「やだ、さむっ……きゃっ」
飯塚の言葉を聞くとようやく『暖かくする』の意味に気付く。
今日は主人の相手をする役回りも接客も何もなかったので、無防備になっていたらしく
少々戸惑ったように苦笑う。
「あ、あの〜…。飯塚さん?あんまり手荒くは、ちょっと私も、その〜」
(ありゃりゃ、な、なんだかおかしな事になっちゃったわ…。)
身体を抱き寄せられたまま彼を宥めるように言う。
>>549 「暖炉に火が入るのはもうそろそろでしょうが……今日は別のことで我慢してください」
言いながら、ベッドのほうに杏樹を押し倒す。
どうやら、空き部屋でも家具は揃っており、掃除もちゃんとされているらしい。
>あんまり手荒くは、ちょっと私も、その〜
「はっはっは、反応次第と言ったでしょう?
この前のような事をしなければ、優しくしますよ」
どうやら、前に杏樹とした時のことは、鮮明に覚えているらしい。よほどショックだったのか。
手早く――というより鮮やかにメイド服の胸元を開けると、ブラジャー越しに胸を手で包み、揉みしだく。
「服を肌蹴た時は少し寒いでしょうが、我慢して下さい」
>>548 「……ふむ、最初はお口で……?」
そこの言葉に吊られるようにあいていた左手の人差し指を、未来の唇に添える。
指先から伝わってくる、柔らかく瑞々しい感触。
思わず、その指先を唇の奥へと滑り込ませ、その奥の粘膜が熱を持ってまとわりつく感触を楽しむ。
そして、その指を抜き取り、指先に濡れている部分に舌を這わせ、その味を確かめる。
「……で、それから……?」
甘い声を漏らす未来にそう続きを促しつつも、先程まで膨らみを弄んでいた右手が
未来のパジャマのボタンを次々に解いていく。
次の瞬間、開かれた隙間から差し込まれた右手が、先程までの責めで熱を帯びていた
その膨らみを、じかに捉えた。
その手は、やや乱暴に、まるで根本からその膨らみを絞り上げるようにもみ上げていく。
552 :
椿 杏樹 :03/11/17 01:25 ID:aE3sKzi+
>>550 「んっ」
ベッドに押し倒され、思わずまだ何もされていないのだが、甘いような声が出る。
「この前のような事……?私、何かいけない事しましたっけ」
飯塚とは対称的に、こちらは全く思い出せないらしい。
一生懸命考えるが思い出せない。何が悪かったのかが。
(なんだろう…何がいけなかったんだっけ〜、ううーん…)
「あっ…。ん…」
胸元を開かれて下着越しの愛撫を受けながら考えてみた結果、
(反省してごめんなさいのお詫び御奉仕が足りなかった!もっと気持ち良くさせろ!とかかな…?
そうか。考えられるとしたらそれくらいよね?)
という考えに辿りついたらしく、胸を揉まれる途中に空いた手を彼の首に回し
「わかりました。じゃあ、顔…。こっち寄せて…」
唇を奪う。
「んん……」
>>551 執事の指が口内に入ると、舌をまとわりつかせる。
>「……で、それから……?」
「はう…おっぱいで・・・あぁ…あんぁう・・・」
質問に引き続き答えようとはするものの、本当に大まかな単語程度の
返答しか出来ていない。
「い、痛…し・執事さま…痛いです…」
絞り上げられるように胸を揉みあげられ、痛みで手が跳ねると鋼鉄のように
なっている、執事の逸物に未来の指が触れる。
「執事さま…こんなになっています。
執事さまにも、私がお勉強できているか見てください」
そう言うと、執事のズボンを脱がそうとし始めた。
>>552 手を回され、突然のキス。
だが、こういう事をしてくれるお礼なのかと勘違いし、悪い気が起きない。
妙なところですれ違う二人である。
「じゃあ、たっぷりと暖めて差し上げましょう。ついでに、気持ちよく……」
しばらく胸を揉んだ後、ブラを外して手で直接触り始める。
だが、完全には脱がさず、中途半端に肌蹴た服の中で、手が這い回るような感じになる。
「……これだけで満足するここのメイドではないでしょうし……」
続いて、片手をスカートの中へ潜らせ、ショーツ越しに引っかくような刺激を与える。
>>553 未来の手が、スラックスの中で堅くなっているその部分に触れる。
そして、その手がスラックスのベルトを解きはじめた。
「……お勉強の成果、で御座いますか……楽しみで御座いますな……」
そう言って立て膝を崩し、未来のベッドの縁に乗りかかるように座り込み、
未来の次の行動を待った。
獲物を追い込んだ狩人の収穫への快感。
頭で描いたチェックメイトへ向かうコマの運びが、現実になっていく快感。
その似ているようで異なる思考的快感が、頭の中で踊り狂う。
その隣では、身体の奥底から登ってくる野生……いや獣性の猛りが、
紅蓮の炎を高く上げていた。
>>555 寝たままの姿勢から、起き上がりベッドに腰掛けた執事の足下に
チョコンと座ると、
「執事さま、お勉強させてくださいまし」
そう言うと、執事の股間に顔を近づけていく。
手を使わず、唇と舌だけで逸物をなぞってゆく。
涎を零している先端に唇が達すると、そのまま唇は逸物を飲み込んでいく。
小さな口を目一杯に開き、逸物に歯が当たらぬようにすると、舌を縦横無尽に
動かし始めた。
557 :
椿 杏樹 :03/11/17 01:44 ID:aE3sKzi+
>>554 >ついでに、気持ちよく……
「…貴方は…気持ちよくならなくてもいいの?んっ、あん…。
どうせだもの、…遠慮なさらないで下さい。つまらないでしょ…?…ぺろっ…。ちゅ…」
キスを段々と首筋にまで落とし、胸を揉まれる間に自分からもまた
つい癖なのか、耳朶を軽く唇で咥えたり後ろ髪を弄ったり、と飯塚を責め始めてしまう。
「はむ…」
(頑張って御奉仕御奉仕、しなきゃ…)
そうしていると、ふと手がスカートの中へと伸び、秘所を引っ掻くような刺激が自分を襲う。
「…!きゃあんっ」
耳を甘噛みしていた途中だったので、彼の耳のすぐ側で淫らな声を上げてしまう。
>>556 「……お、お上手で御座いますよ……。……確かに……確かに……お客様がお褒めに……
なるだけのことは御座います……」
未来の予想外の細やかな唇運びと舌使いに、思わず目を細め、感嘆の声を漏らす。
「……くっ」
ふと、腰から溶け出しそうになる感覚に襲われた。
それを堪えるように未来の頭を抱え込むように背中を丸め、再び右手で
未来の開かれたパジャマの間から胸を捉え、指先で貪るように揉み崩しはじめる。
それぞれの指がめいめいに蠢き、豊かな未来の胸を様々に変形させていった。
そして、空いていた左手で、未来の脇腹の肌の感触を味わうように、ゆっくりと指先を
這わせはじめる。
>>557 >…貴方は…気持ちよくならなくてもいいの?
「ははっ、まあ、確かにそれもそうですが……
私は、あとで気持ちよくさせていただきますよ」
今日までの間に何かあったのか、杏樹の責めにも動じず、主導権を握り続ける。
「それにしても……まだ体は温まりませんか? もう少し強く刺激してみましょうか……」
既に赤みが差した杏樹の顔を見つつ、白々しくそう言うと、
空いていた胸を露出させると先端を口に含み、下で転がし始める。
秘所へ伸ばしていた手も、ショーツをどかして秘所へと直接触れ、指を壁に押し付けるようにして掻き混ぜる。
>>558 「ほぐぉ…ありひゃとうほしゃいまふ・・・」
執事が胸への愛撫を再会し始めると、それを邪魔しないように
逸物への奉仕は控え、軽く咥える程度に留めている。
脇腹を撫でられると未来の体が上にずり上がり、徐々に逸物が未来の
口から姿をあらわした。
その全てが、空気に触れる寸前に今までベッドの端をつかんでいた両手が
逸物を包み込んだ。
未来の視線が執事の顔を見上げながら
「執事さま、このままお口がよろしいですか?それとも?」
上目遣いに尋ねた。
>>560 「……それとも……?」
未来の問いにオウム返しをするように、そう口にするが早いか、ベッドを降りて未来を抱え上げ、
そのまま、ベッドに未来を横たえさせる。
続いて、そのベッドの縁に腰を下ろし、未来の目を見つめる。
「……さて、とりあえずは……廣川さんにお任せしようと思いますが……」
そう言いつつ、右手を未来の脇から腰へと撫で運び、そのまま、未来のパジャマのズボンを
ゆっくりと押し下げていく。
「……廣川さんが思うままに、私を誘ってみていただけますか……?」
そして、真意の掴みきれない緩やかな笑みを浮かべてみせた。
562 :
椿 杏樹 :03/11/17 02:12 ID:aE3sKzi+
>>559 >私は、あとで気持ちよくさせていただきますよ
「…『私』って、ふふふっ。あ!ごめんなさい、また……」
先日の草むしりで寝ていた姿を思い出していた最中、
自分へそう言う飯塚の物言いがツボに入ったらしく、笑ってしまい慌てて謝る。
「ごめんなさいね、どうしても…。くすくす」
「ん、んぅ……指が、あぁ、んっ。…ふぅん…そう…?」
胸と秘所を弄られる指の感触に悶えながらも『後でいい』という彼の言葉にとりあえずそう返事する。
責めにも動じず、前よりは少々何か成長したらしい飯塚の様子を見て、
普通ならば何も考えずされるがままになるのだが
「…私、へたくそなのかしら」
(なんだろう。なんか…いいのかなあこんなので…。もしかして…)
「……あの。あのね。飯塚さん。もしかして私のこと、ほんとは嫌い?ちょっと変な女だから…。
だから気持ちよくなくて…。けど私をあっためる為に…ん、その、気を遣ってくれてたりとか…」
少し心配げな表情で目を見つめて尋ねる。
「してない?」
>>561 抱き上げられ、再びベッドに横たえられ、パジャマのズボンが剥ぎ取られる。
「執事さま、下ろすのはパジャマのズボンだけでよろしいんですの?」
執事の笑みに負けぬほどの、微笑を返す。
そして、腕を伸ばして執事の体に巻きつけ耳のそばに口を近づけると
「執事さまの立派なものを未来に下さいませ」とささやきかけた。
>>563 「……よくできました……」
満足げな笑みを浮かべ、未来の唇に自分の唇を重ねる。
舌で未来の唇を一舐めし、そのままその奥の粘膜と粘液を絡め取るように舌を蠢かせた。
一頻り未来の唇を味わうと、粘液が糸引く唇で未来の胸の頂を捉える。
啄み、含み、吸い上げ、舌で転がし、軽く歯を立て、吸い上げながら舌で転がす。
その合間に未来のショーツの中へと手を進め、その布地に覆われていた草むらの感触を楽しむ。
その草むらを撫でながら、足の合間へと指先を進めていく。
やがて、未来のまだ未発達な閉じ気味の秘唇に指先が達した。
その合わさりを中指で軽く撫でながら、徐々に徐々にその奥の熱を持った部分へと沈めていく。
その傍ら、その秘唇の頂きで陰核を覆っていた莢を親指で押しめくると、人差し指と親指で
陰核を優しく挟み転がしはじめる。
そして、秘唇を撫で回していた中指を、未来の奥底へと潜り込ませ、細やかに蠢かしはじめた。
>>562 「(……仕方ないだろ……ほとんど反射的に敬語になっちゃうんだから……)」
名無しの執事の執事教育は、かなり深い所にまで到達しているらしい。
>飯塚さん。もしかして私のこと、ほんとは嫌い?
「……は?」
飯塚としては思いもよらない問いかけに、動きを止めて間抜けな声を上げてしまう。
「……嫌いならそもそもこんなことはしないし、暖かくさせるなら他にも手はあるだろ……?
気持ちよくない……って言うのは、俺が我慢しているだけで……ああもう!」
思わず口調が素に戻り、杏樹の質問にいちいち答えた自分に気付き、中途半端なところで曖昧なまま終わらせる。
気を取り直すかのように、秘所の入口で止めていた指を突き入れると、
「暖かくさせる、なんていうのは嘘。本当はこうしたいだけだよ。
……この前は格好悪いところを見せたからな……」
後半は呟くようにそう言うと、もう片方の手で乳首を探り当て、摘む。
>>564 「ん…ぷっん…」
唇を奪われ、胸を弄られ、草むらを撫でられると秘所からは甘蜜が溢れ
執事を受け入れるに充分な状態となっていった。
しかし、そこに突き立てられたのは大きいとはいえ中指…
「執事さま…ああ、執事さまの…執事さまを下さい。
未来はもう我慢出来ません」
>>566 「……わかりました……では……」
未来の口から発せられた懇願に、勝利の笑みを浮かべつつ、赤熱しているような砲口を
未来の秘裂へと押し当てた。
「行きますよ……?」
その問いに対する答えを待つことなく、満身の力で腰を推し進め、未来の秘裂を自らの砲身で
押し割っていく。
砲口が未来の一番奥まった部分に辿り着く。
押し挿れられた砲身を追い出さんがばかりに締め上げる未来の秘孔。
その圧力に沿うように砲身を後退させたかと思うと、思い切り砲身を押し入れる。
その動きに伴って砲口が未来の奥底を突き押す。
後退、押し入れ、突き押し。後退、押し入れ、突き押し。後退、押し入れ、突き押し……。
まるでその奥底を突き破ろうとせんがばかりの抽送が繰り返される。
やがて、そのペースが更に上がってくる。それと共に、漏れ出る息の刻みも短くなっていく。
「な……中に……中に出しますよ……」
しかし、やはりその言葉に対する答えを待つことなく、未来の奥底にめり込むように
押し付けられた砲口から白い灼熱弾が情け容赦なく発射された。
568 :
椿 杏樹 :03/11/17 02:49 ID:aE3sKzi+
>>565 「なるほど〜…。んぅ、よ、良かったぁ…。」
少なくとも嫌いだと言われたわけではないようなので、心配顔がほわっとした笑顔を見せる。
(私やっぱ、他のメイドさんと比べて変人だもんなぁ…。
直し方もいまいちよくわからないけど…あんまりそれで嫌われたりとか嫌だものね。
心配しちゃったけど、良かった。うん。)
と、考え事をしていたせいで飯塚が言った内容も聞こえたような、そうでないような。
よくわかっていない状態でただ悶える。
「…?よく聞こえなかっ…。あっ…あんっ…。」
「ふふっ。そうだったんですかあ〜…おかげで、だいぶあったかくなってきたかも…。でも、その…」
服の上から逸物に手で触れ、欲しがるように股間あたりを細い指で撫ぜる。
先ほどからの愛撫で秘所が疼き、愛液がいつのまにかベッドのシーツにまで滲んでいる。
「もうちょっと……。熱いのがっ…。欲しい…んっ、です…」
そう言いながらさらに、伸ばした片手でやわやわと揉んだり突ついたりし始める。
息が荒くなり頬が真っ赤になりつつ、哀願するように小声で呟く。
「まだ寒いから…。んぅ……お願い、もっと…あったかくさせてください……」
しばらく主人に触れられていないせいか、はたまたこの前のおかしな夢のせいか。
まっすぐに目を見て、潤んだ瞳で飯塚を全力で誘う。
「……我慢しなくていいから、飯塚さん…。これで…。杏樹にいっぱいして……。」
最後は最早『あたためる』という事とは違う事をねだってしまっているようだが、
興奮で頭がいっぱいいっぱいになってしまっているせいか、それには気付かない。
>>568 ふぅ、と一息をつくと、心を落ち着かせてみる。
どうにも自分のペースを乱されたくないのか、乱れたものを元に戻したいらしい。
>これで…。杏樹にいっぱいして……。
「……そうですね、ここも、ずいぶんと暖まってきたみたいですし……
そろそろ私も気持ちよくさせてもらいましょうか」
深呼吸をしたおかげか、いつもの敬語に戻ったらしい。
誘われるがまま逸物を取り出すと、杏樹の足を大きく広げ、ショーツをずらして割目に宛がう。
「では……行きますよ」
躊躇無く一気に突き入れると、そのまま勢い良く往復し始める。
あまり焦らすと前回の二の舞、とでも思っているのか、自分は我慢しつつ杏樹に快楽を送りつける。
「どうですか、椿さん……私の熱い物は……!?」
570 :
椿 杏樹 :03/11/17 03:17 ID:aE3sKzi+
>>569 待ち兼ねていた逸物の侵入に、甘い声が混じったような溜息を吐く。
「あんっ!だめ、そんな…一気に…。あはぁ……っ」
しがみつくように飯塚の肩を手で掴んだ状態で、突き上げられ揺り動かされる。
>どうですか、椿さん……私の熱い物は……!?
「うん…。んっ、あつ…い、ですっ。あ…、あぁんっ、んっ…!」
感じる体温と入ってきたモノの感触に身悶えしながら喘ぐ。
が。
「…んもうっ…!」
突如怒ったような顔で頬を膨らませ、肩にあった手を離して飯塚の頬を
横にぐーっと引っ張る。
「こらっ…。まだ、私とか言ってる…。ほんとは、『俺』なんでしょ…っ。
もー、あっちの方が全然良かったのに〜…、そんな…かっこ、あんっ、つけなくても…んんっ」
どうやら冷静さを取り戻そうとしていたのが面白くなかったらしい。
(『私』って言ってる人が『俺』って崩してくれるのが……。
なんだか伊達さんっぽくて…いいのに…。)
秘所を締めつけつつ、犯されながらも伊達の事をつい考えてしまったりする。
>>570 無論のこと、杏樹が伊達の事を考えているなど露知らず。
「いたたたっ! っつぅ……わかりました。……じゃなくて、わかった」
務めて敬語をやめて――これもここに来るまで逆だったのだが――くだけた口調に変える。
「それなら、敬語は抜きにしてやるから、もっと可愛く悶えてみたらどうだ……?」
足を掴んでいた手を離し、腰の勢いと引き換えに、杏樹の胸を刺激しながら、杏樹の中を掻き混ぜる。
「さて……そろそろか? 最後に聞くけど、中と外、俺のやつはどっちに出されたい?」
体で杏樹の足を押して、以前失敗した擦りつけるような抽送をしつつ、そう問う。
572 :
椿 杏樹 :03/11/17 03:44 ID:aE3sKzi+
>>571 「うん、よろしいです。…んっ、んうっ」
どことなく満足げな表情で微笑むと、続けて突かれながら次の言葉をまた聞き返す。
「ええー…?あんっ…か、可愛く…?
んん〜、そんな事言われるとちょっと…む、難しい…。きゃんっ!」
胸への刺激が強くなり、驚きの混じったような声を出す。
「…はぁ、はぁ…あぁん、ん、気持ちいいです…。激しくて…いい…。
奥まで…もっとください…っ。あぁっ!
…いっぱい、ちょうだい……。あん、おかしくなっちゃうくらい…っ」
素直に言われた通りにわざと甘えるような声で、ねだるように言ってみたりしてみる。
(こ、こんな感じ…?可愛く、ってよくわからない…)
>中と外、俺のやつはどっちに出されたい?
内部で逸物が震え始めているのを感じ、突如からかう気持ちがここに来てまた芽生え始める。
(……。)
にやっと小悪魔的に微笑んで見せると、トーンを少し落としたような声で甘く囁く。
「どっちがいいかって……。そうだなぁ〜…。あふぅっ…ん…。
…そうねえ…」
「………貴方の好きなほう………。」
小さくそう言ってから頬を舌でぺろん、と舐める。
>>572 まあ、『可愛い』という基準など人それぞれで、難しいことは確かだったりするのだが、
それでも、甘えるようなおねだりは、気に入ったらしい。
もっとも言葉には出さず、嬉しそうな笑みを浮かべるだけだったりするのだが。
>……貴方の好きなほう……
「わかった……じゃあ、たっぷり締め付けろよ……!」
これまた答えは口には出さないまま、突き入れを激しくしてラストスパートをかける。
やがて射精感が抑えられなくなり、最後に腰を叩き付けると、その奥底に向かって白濁液を吐き出す。
「……ぅっ…くぅっ……!」
ビクビクと逸物を震わせて、最後まで流し込むと、ようやく杏樹の中から逸物を取り出す。
574 :
椿 杏樹 :03/11/17 04:07 ID:aE3sKzi+
>>573 「っ…あん、やぁんっ。そんなにされたら…んっ……もう、私も…いくぅ…っ。
だ……」
『伊達さん』と言いそうになってしまい、我に帰りやや慌てる。
(ち、違う違う!伊達さんじゃなくって飯塚さんよ飯塚さん!!
あああ…あっぶなぁ〜…)
「出して…っ、い、飯塚さんっ…!っ…あはぁぁっ!!」
震えていた逸物が白濁を吐き出すと同時に、自分もまた言われた通りに
きつく膣を締め付ける。
自分も達し、びくびくと身体を小刻みに痙攣させる。
「ん…。まだ……出る……?」
彼の身体にまたしがみつき、声をかけながら注がれる精液の温かさを感じる。
行為を終えて、ほんのり暖かくなった身体と頬の熱を手で扇いで冷ましつつ、
服を直している飯塚に、やや身体を起こした状態で話しかけてみたりする。
「…ちょっと暑いくらいになっちゃったかも。それにしてもいけないんだぁー。
あっためてあげる、なんて理由でメイドを弄んじゃうなんて。」
非難するような言葉だが、でもまた次の瞬間からかうような微笑みを見せる。
「でも、そういうの私も嫌いじゃないんですけど」
「かっこわるくなんかなかったですよ。この前。
すごいかわいかったです、飯塚さん」
ころんと転がり、うつ伏せで足をベッドにゆっくりぱたぱたさせて
頬杖をついた姿勢で言ってみたりしてみる。
>>574 >あっためてあげる、なんて理由でメイドを弄んじゃうなんて。
「いいだろ。俺の勘だと、今頃執事長様も、適当に理由をつけてやってると思うし」
むろん、根拠などまったく無いのだが。
>すごいかわいかったです、飯塚さん
「……男が『かわいい』なんて言われてる時点で、十分に格好悪い」
気楽な杏樹とは反対に、憂鬱そうにきっぱり答える。
ふと、杏樹が持っていた小説が目に入り、拾い上げる。
「……ついでだから、これ、返しておいてやるよ。どうせ通り道だし」
そう言うと、反動をつけて立ち上がり、部屋を出ようとする。
「おほんっ……それでは椿さん、そのままの格好で風邪だけはひかないように」
最後に冗談っぽく敬語でそう言うと、部屋を出て行く。
576 :
椿 杏樹 :03/11/17 04:32 ID:aE3sKzi+
>>575 >おほんっ……それでは椿さん、そのままの格好で風邪だけはひかないように
「はぁーい。わかりました執事様。あー。本、ありがとう〜」
部屋を先に出て行く飯塚に手を振る。
「……。ま、嫌われてはないのはわかったけど…。
やたらなんだか日頃私に溜息つかれてるとしても、気にすることは…ない…のかなあ?
うーん。杏ちゃんにはよくわかりませんぞ」
腕組みをして部屋から出て、自室に戻りながら先ほどまでの彼の様子を
考えたりしてみる。
「でも……」
指を口元に当てる。
本を返してくれたり身体を気遣うような言葉を言ってたのを思い出すと、
可笑しそうにくすくすと笑う。
「とりあえず、確実に"やさしい人"ではあるみたいねえ。飯塚さん。
ちょっと伊達さんを思い出しちゃったかも」
>>567 「執事様、大きぃ…」
瑞葉のもって帰ってきた精力剤のせいか、膨張度、硬度ともに限界まで
達していた執事の逸物は未来の小さな体を突き抜けるかのようであった。
「あん、し・つ・じ・さ・ま…も、もっと…いぃぃ・・・」
未来は何度も軽く達しつつ頂点へ近づいていった。
「うぁーイキます、イッちゃいますぅー」
未来の最奥に白濁が叩き付けられると執事に強く抱きつきながら、
快感の頂点を極め、グッタリとなってしまった。
その後も精力剤によって衰えの知らない逸物によって、朝まで
未来は快感の宇宙を漂っていた。
579 :
桜庭 奏 :03/11/17 23:32 ID:hz5dCFHK
「ふぅ。休憩にしよ。」 問題集を区切りのいいところまで解き終え、首を前後左右に傾けると、 机から離れて思い切り伸びをする。 夕食を食べる時間も削って非常用携帯食品を片手に勉強していたため、ふと お腹が物足りないことに気付く。 まだちゃんと乾いていない髪の毛を弄りながらしばし考えると、思い立ったように 自室を出た。 (それにしても……私、もう引き返せないところまで来てるのかも。 司様のあの言葉が、あんなに嬉しかっただなんて…… もう一度勉強をしたくて受験するのに、なんだか目標が司様みたいな 気がしてきちゃった……) 思考に耽りながら真面目な表情で廊下を歩く。 「……私、ちょっと危険かも。」
580 :
琴吹 司 :03/11/18 08:21 ID:WQ1fDcF1
ひと気のない路地裏で、数人の男とその男たちに囲まれている少女を、少し離れた場所から見つめている。 「カノジョ可愛いね〜。美人が多いってウワサの女子高だったけど、ウワサはホントだったんだね」 「あれあれ? 顔が真っ青だよ〜?それに震えてるみたいだけど、さっきまでの 元気なカノジョはどこ行ったの?」 少女を路地裏の隅へと追い込むようにゆっくりと歩み寄り、複数の男たちは嘲笑しながら話しかける。 一人の男が、容赦なく少女に平手打ちし、その勢いで少女は地面に倒れ、 大事に抱えていた通学用バッグとバイオリンケースを落としてしまう。 「……生徒手帳発見〜。え〜っと……つばき、あずさちゃん? 名前も可愛いね〜♪」 勝手にバッグをあさって生徒手帳を見た男を、梓紗は打たれた頬を押さえつつ、無言で強く睨み付ける。 「梓紗ちゃん、コワ〜イ。そんな目で見つめられると……壊したくなるぜ」 「じゃ、早いとこヤっちまいますか……あんまり怯えさせちゃあ、カワイソウだもんな〜?」 そう言ってにやりと笑い、梓紗の足元にいた男が素早く両足を押さえ付け、スカートを捲って ショーツに手を掛ける。 「梓紗ちゃん、ゴメンね。これ、破くから帰りはノーパンで帰ってね」 からかうように言うと、強引にショーツを引き千切り、両足を開かせて秘部を晒す。 「おい、お前。腕を押さえろ……で、最初にぶちこむのは……」 梓紗の頭部付近にいた男にそう指示すると、振り返り、司を見遣る。 「いや、俺はいい。のんびり見物してるからお前たちだけで可愛がってやれ」 振り返った男にそう言うと、煙草に火を点けて吹かし始める。 その一瞬の隙をつき、梓紗はバイオリンケースを引き寄せ 手早く片手で開けると、絃を取り出して足を押さえている男に一打ちする。 突然の反撃に男は梓紗の拘束を解いてしまい、梓紗は解放されると共に バイオリンケースとバッグを拾って、絃をめちゃくちゃに振り回す。 そして、奇声に近い悲鳴を上げながら、男たちの間を縫うように逃げ出す。 「ちくしょう……あの女……っ!」 逃げ出した梓紗を男たちは追いかけるが、司自身はその場から動かず 一点を見つめたまま、物思いに耽るように煙草を吸い続ける。
「希望の数だけ失望は増える、それでも明日に胸は震える〜♪」 自室で今日買ってきた新曲を聴きつつ、ごろごろとベッドに寝そべっている。
夕食もとらず、寮の私室でふて寝している。 (…ウザくてしつこい奴って思ってたけど、まさかあんなに仲間を呼ぶなんて…。 いくらきつくフッたからって…男の風上にも置けないんだから!) 今日の集団はどうやら、先日交際を断った男の仲間達であったらしい。 「ムカつく…。…私を誰だと思ってんのよ…。ムカつくのよ!!バッカじゃないの!?バーカ!!」 大きく叫ぶと、枕を部屋の壁に怒りに任せて投げつける。 (この私が大人しくレイプなんか、絶対されないんだから…) イライラしたように頭を掻き毟ると、ふと近くに畳んであったメイド服に目が行く。 (ああ…むしゃくしゃする……。) 「…そうね。うさ晴らしに…また奏でも、虐めに行こうかな」 肩で息をしつつメイド服を見下ろしながら、ぼそり呟く。
「すぅ……すぅ……」 休憩室で猫を膝に抱いたまま船を漕いでいる。
クリスマスケーキの試作品を色々作っている。
「うーん、名曲!」 何度も聴き直している。
ふと目を覚ますと、猫をカゴに入れて私室へ連れて行き、 その後、夜の見回りに出る。
広間のテーブル上に、ずらっと目の前に仕上がったタイプの違うケーキを並べ レシピノートと見比べたりしている。 「うーん。やっぱどれも今ひとつかなあ…。 ヤバイ…なんか、味の違い微妙にわからなくなっちゃったよ」 頭をポリポリ掻く。
勉強に集中できないらしく、なんとなく日記帳を眺めている。
「……私バカだ…………。
『5歩程交代する』って何なの!?後退でしょう(
>>187 )。
一体何と交代するつもりだったの私。」
今まで気付かなかったミスを発見してしまったらしく軽くショックを受けている。
時を同じくして俊も、偶然日記帳を眺めていたようだ。
「…………ぷっ」
自分のミスが笑いのツボにはまったらしく、自分で噴出してしまったらしい。
「『風邪を送』ってどうするんだよ、俺っ……よかった今も元気で(
>>254 )。」
涙を浮かべながら一人で爆笑中。はたから見ればかなり滑稽である。
>>587 広間の方へ行くと、テーブルの上にケーキが
ずらっと並んでいるのを見て、目を丸くする。
「わぁ……」
「ふぅ……」 傘下のグループから届けられた書類に目を通している。
591 :
秋山 麗 :03/11/19 00:14 ID:oYP7pf4c
何やら考えながら、廊下を一人歩いている。 「……うーん……」
592 :
桜庭 奏 :03/11/19 00:22 ID:yvWf7u7Z
赤いチェックのガウンを羽織ってもそもそとカードをめくって暗記中。 「contrary to expectations、予想に反して。」 「I am inclined to believe him、彼を信じたい気がする。」 「enough sleep and nutrition、十分な睡眠と栄養。」 真剣な面持ちだが、最近仕事に身が入っていない気もしてきていたり。 仕事をしてお金をもらっているのに、勉強中心になってしまっては本末転倒 ではないか思い始めてしまった。
>>589 「!」
背後の声に気付いて振り返る。
自分ではなくケーキにまっすぐに視線を注ぐ瑞葉に、からかうようにニヤーリ、笑いかける。
「瑞葉さん、食べてみる?全部」
「こんな時間じゃ絶対太るぞー。ま、それでもいいならいいけど」
手についたクリームを舐める。
「…遅いな。今日の夜食当番は奏のはずなんだが」 自室で少し不機嫌そうに呟く。 「仕方ない、呼ぶか。場合によっては…ふふっ」 どこか楽しげな冷笑を浮かべると、ベルを鳴らしてこう言う。 「奏…!奏はいないか!?」
>>593 >食べてみる?全部
「え? い、いえ!」
言われるまでもなく、そんなことをしたら
容赦なく太ってしまうのは確かなので、慌てて首を横に振る。
「……瀬名様、意地悪ですわ」
ぷいと横を向いてしまう。
596 :
桜庭 奏 :03/11/19 00:32 ID:yvWf7u7Z
>>594 急に自室にベルが鳴り響いた。
「御主人様?あれ、なんかあったっけ……」
ガウンを脱いで代わりにカーディガンを羽織ると、首を傾げつつ自室を出る。
そして手帳を見てみると────
「……すっかり忘れてた。どうしよう、怒ってるかな。」
慌てて小走りで主人の部屋へ向かう。
「御主人様、奏です。」
扉を2回叩くと、開かれるのを待つ。
>>595 「意地悪じゃないよ。可愛いから、からかっただけ」
瑞葉がそっぽを向くが、ニヤニヤ可笑しそうに笑うだけで慌てたりもせず、
引き続きスプーンや指でケーキの試食を続ける。
「いいの?あーあ…誰も見てないし、折角俺が食べさせてあげよっかと思ったのになあ」
などとダブルで瑞葉を誘惑するような言葉を投げかける。
「あー!ショック、もう立ち直れない!フラれたー」
わざと大きな声で言って、瑞葉の反応を待つ。
>>596 「……奏か。入れ」
怒っているような口調で、奏を招き入れる。
「…やれやれ、私は奏が作る夜食が楽しみだったんだがなあ。まったく残念だ」
顔はにこやかなのだが、声は正反対に冷たい。
自分の椅子に座りなおすと、一言。
「さて、何か言い訳はあるか?…それ次第ではお仕置きを免除してやってもかまわんが?」
>>597 瀬名に食べさせてもらうのを想像して、
無言でそっぽを向いたままではあるが、
またチラリとケーキの方へ目だけを動かす。
>あー!ショック、もう立ち直れない!フラれたー
「え、えっ? そ、そんなつもりでは……」
瀬名の演技につい釣られてしまい、焦って腕にすがりつく。
「た、食べたいです。食べたいですわ。でも……もう夜も遅いですし、
太ったら瀬名様に嫌われてしまいます……」
真剣に困った様子で俯く。
600 :
桜庭 奏 :03/11/19 00:49 ID:yvWf7u7Z
>>598 怒っているような主人の低い声に、緊張を高めながら中へ入る。
「……こんばんは。
御主人様、ホント申し訳ありませんでした。」
自分のミスなのは分かっているので、深々と頭を下げる。
そして、椅子に座りなおした主人の様子に、頭を上げて様子を窺う。
「言い訳ですか?」
勉強に夢中になってて仕事のチェックを怠っていたなんて正直に答えると
逆にお仕置きがキツくなりそうである。
そう考えているうちに、急いでポケットに入れたので出やすくなっていたのか、
先程覚えていたカードがばさっとポケットから落ちた。
「……!」
素早くしゃがんでそれを拾いポケットに再びしまうと、主人を上目遣いで見つめる。
「ごめんなさい。……言い訳は、ありません。忘れててごめんなさい。」
カードの事を聞かれないうちに急いで口を開く。
>>599 自分の演技に乗って、突然腕に縋りつくまでしてこられたので
「!!」と驚き顔が赤くなる。
「き、嫌わないって。全部食ったらそりゃ太るかもしれないけどさ…ほら」
手に持っていたスプーンでチョコレートケーキを一口すくい、
恥ずかしそうに目を逸らしたまま瑞葉の口元へ運ぶ。
「…これくらいずつなら、大丈夫だと思う…たぶん…」
しーんとしている広間ではしゃいでいるのが更に恥ずかしさを煽り、
段々声が小さくなってしまう。
「…はい」
(見れない…見れないけど、まさか指とかまで舐めたりしないよな瑞葉さん…。
最近仕事でおあずけが多いから、なんかこういう時とか…心なしか積極的な気が…)
瑞葉がどうするかをそう勝手に想像してしまい、微妙に鼓動が早くなる。
>>600 「……ほう」
奏の話を淡々と聞いた後、彼女が落としたカードを見て一つ溜め息をつく。
「そうか、奏は大学に未練があったのだったな。まあ、確かに当然の事だろう」
すっと立ち上がると、奏の腕を引っ張って自分の方に引っ張ってベッドの方へ。
「言い訳は無い、か。…ならば今日は私の言う事を素直に聞いてもらおうか」
ベッドに奏の身体を横たえると、急に優しい声色に変えてこう言う。
「拒否しない方がいいな。…奏も鞭や後ろ責めは嫌だろう?」
奏の衣服を剥ぎ取りながら、そんな事を囁いた。
>>601 口元へ差し出されたチョコレートケーキと瀬名の顔とを、しばし見比べる。
「本当に、大丈夫ですかしら……」
心配そうに呟いたあと、思い切ってスプーンを口に含む。
「んっ……甘くて、美味しいです」
ケーキを飲み込んだ後、嬉しそうに言う。
と、瀬名の指に、まだクリームがついているのが目に入る。
「瀬名様、指、汚れてらっしゃいますわ」
そう言うと、瀬名の手をとり、指を一本口へ運ぶ。
「ふぁ、む……っ」
604 :
桜庭 奏 :03/11/19 01:07 ID:yvWf7u7Z
>>602 主人の溜息を聞いて罪悪感が募る。
「ごめんなさい。
勉強してるからって、お仕事を忘れるつもりはなかったんです。」
心から申し訳ないと思いながら、主人について行く。
「はい、何でも、素直に聞きます。
……御主人様、今度からは気をつけます。」
ベッドに横になり、自分の服を脱がしていく主人を見上げる。
「!!鞭はイヤです。後ろ?後ろって………
よく分からないけど、……御主人様におまかせします。」
後ろと言われてもピンと来ないのか、首を傾げる。
今日は自分のあまりにもの失態に主人に申し訳ないと思う気持ちが強いからか、
羞恥心で顔を赤くしつつも主人に身を委ねるように身体の力を抜いた。
>>604 「ふふふ……後ろ、の意味が分からないならそれはそれでいい。後々の楽しみになる」
呟くようにそう言うと、奏のメイド服を完全に脱がし、彼女を下着だけの姿にしてしまう。
「わかっているさ。…痛いことは今日はしない。その代わり…」
愛玩するようにさわさわと奏の素肌を撫でると、自分が座っている上にさらに胡坐をかいて座るような姿勢にさせ、なだらかな膨らみを愛撫し始める。
「私はスポーツ観戦が大好きだが、実況も聞きたいとよく思うのだよ」
わかりにくい表現の言い方をすると、一転して語調を強める。
「いいか奏。今から私がお前の何処を触っているか。それをお前がどう感じているか…全て実況しろ。嫌とは言わさん」
そう言いながら、手はブラを捲くり上げ、胸を弄り始める。
>>603 >瀬名様、指、汚れてらっしゃいますわ
「え」
指を見ようと顔を向けたところで、想像通りに指をしゃぶられて更に驚く。
「!!いっ…いいよ!舐めなくても!そんな、瑞…」
思わず照れからムキになって声を荒げてしまうが、
(…まあ、誰もいないからいいか…)
結局ほだされてしまい、指は抜かずにそのまま舐めさせる事にする。
ひとつ軽く息を吐き、瑞葉を自分の膝の上に抱き寄せるようにして座らせる。
が、舐められる様子を見て何か小さな頃の思い出が甦ってくる。
「……なんか。覚えてないかもしれないけどさ、すっごい昔にも瑞葉さんに、されたような気がする。
あの時はクリームじゃなくて、舐められたのは指でもなかったけど…」
彼女の肩を抱いたまま、話しながら舐められた指をゆっくりと抜く。
「小学生くらいの時かな。俺がサッカーやってて転んで擦り剥いてたら、
丁度可愛いお嬢様っぽい子が駆け寄ってきてさ。
肘から血が出てたのをこうやって…舐めてくれたような。
あれ…思い違いかな?瑞葉さんじゃなかったかもしれない。でもなぜか思い出したよ。今」
>>606 一度は声を荒げて手を払われそうになるが、
すぐに優しく抱き寄せてくれたので、
安心して瀬名の指を、ゆっくりと味わう。
「……っ、ふぁ……」
>すっごい昔にも〜
「? そんなことがありましたの?」
果たしてそれは自分だろうかと、必死に記憶を探る。
「あったような、無かったような……?」
608 :
桜庭 奏 :03/11/19 01:29 ID:yvWf7u7Z
>>605 「はい。」
何を言われるのか不安になりながら主人を見上げる。
>〜全て実況しろ。嫌とは言わさん
「実況……実況?きっと私には難しいです!」
大したことはないような気がすると思った瞬間、想像してみてその命令が
いかに自分に困難か思い当たる。
が、すぐに主人と目が合い、慌てて付け加える。
「……はい、イヤじゃないです……」
落ち着こうと2回ほど深呼吸すると、口を開く。
「ええと…御主人様が、私のブラを上へ動かして、……私の、
胸を触ってます……、恥ずかしいけど……ドキドキしてきました。」
顔を赤らめて目を瞑ると、ゆっくりと言葉を紡いだ。
>>607 (今思えば、なんで俺はあんな金持ちばっかりが行くような学校に行けてたんだ?
…やっぱり御主人様の援助か何かがあって、それで…)
自分の生い立ちを夏の修行先で知ってしまったせいか、ついそんな事を
想像してしまう。
が、主人の言動や瑞葉との関係の事もつられて連想してしまい
脳裏から掻き消すように軽く頭を振る。
(何考えてんだ。いいんだよもう、余計な事は考えなくても)
「ごめん、どうでもよかった事だった。…そうだよな。そんな昔の事、どうだっていいよ」
瑞葉の頭を胸に寄せて、顎に空いた手をやり唇を近付ける――が、寸止めの状態で口を開く。
「…瑞葉さん。俺の事…まだ一番に好き?
もしいきなり居なくなったら、寂しいって思ってくれる?」
彼女の目を見て、小さな声で。でも真剣に尋ねてみる。
>>608 「ふむふむ、その調子だ。…さ、もっと激しくいこうか」
微かな膨らみの頂点。そこが硬くなり始めたのを見届けると、そっとその両方を摘まむ。
「ふふふ…奏の此処は今、どんな状態になっている?
おっと、アレとかコレとかソレとか、そう言う抽象的なものではなく、きちんとした単語でな」
そのまま乳房を刺激し続けていたが、不意に奏の首筋にキスをして、楽しげにこう囁く。
「…次は、ここだ。…ちゃんと言えるかな…?」
そう言うと、ゆっくりと奏のショーツの中に指を這わせた。
同時に、脇腹もくすぐるように触ってみたり。
>>609 (小学生の頃? もうずっと昔のこと……)
瀬名の体温を感じながら追憶するうちに、
ふと何かが記憶に引っかかる。
「!」
ハッと瀬名を見上げる。
「瀬名様、それって……」
>そんな昔の事〜
「ごめんなさい、忘れたりして……」
一度思い出すと、その日の記憶が次々と湧き上がってくる。
>まだ一番に好き? もしいきなり居なくなったら、寂しいって思ってくれる?
「あ、当たり前ですわ!」
悲鳴交じりに叫ぶと、ギュッと瀬名にしがみつく。
「瀬名様、何処にもいかないで下さい……お願い……お願いです……」
まるで瀬名が今にも消えてしまうとでも思っているように
決して離すまいとして、震えながらも腕に精一杯力をこめる。
612 :
桜庭 奏 :03/11/19 01:53 ID:yvWf7u7Z
>>610 「……激しく、ですか?んっ……」
顎を上げて主人を見上げそう聞き返した途端、胸の先端を摘まれて
小さく声を漏らした。
思わず口を手で押さえてしまいながら、主人が話すのを聞く。
「きちんとした単語で?そんな……」
きちんとした単語でも、なんとかできるだけ口にするのがマシな言い方を
探そうとするが、なかなか思い浮かばない。
(……無理、言えない…………)
縋るように主人を見上げても、急かすように愛撫されるだけで。
「……御主人様に、ち……乳首を、摘まれて……なんだかビクッてなって、
……ちょっと、声が出ちゃいました。」
覚悟を決めてそっと目を伏せると、あからさまな言葉のところだけ異様に
早口になりながらもなんとか言い終える。
涙目になりながらも、なんとか言えたことにほっとしていると、主人のふいうち
首筋キスにぴくっと反応する。
そして、主人の指がショーツの中に入ってきてはじめて自分のあそこがもう
濡れていることに気付く。
「御主人様の指が、ショーツの中に上から入って…………」
何て言ったらいいのか分からず戸惑う。
「んん…っ、御主人様、そこ、くすぐったい……!」
脇腹をくすぐられ、ついそちらの方へ意識を逸らしてしまう。
>>611 瑞葉のはっきりとした言葉を聞いて、表情を和らげる。
>瀬名様、何処にもいかないで下さい……
言われると同時に、ちゅ、と唇を軽く奪う。
「…行かないよ。俊が『瑞葉さんが好きなら、なんで奪って駆け落ちしないの?』とか言ったりするけど…。
俺は俺の考えがあるから、そんな危ない事はやらない」
瑞葉の胸に優しく手を這わせて、服の上から脱がさずに愛しげに撫でる。
顔を彼女の肩にもたれかからせる。
「俺はずっと、ここにいる。問題が山積みだとしても、もう何も解決なんか出来なくたっていい。
……他の人が聞いたら『情けない奴』って思うだろうけど。
俺は瑞葉さんを独り占めできなくても、こうやって一緒の屋敷で働いて…『瀬名様』って呼んでくれて。
それだけでいいんだ」
心の中を瑞葉に伝えると、また改めてキスをしつつ、今度は瑞葉の腿に手を這わせる。
「ん……」
「瑞葉さんがメイドな以上、避けられない辛い事とかは全部我慢するから。
だから、これからもずっと俺を一番に好きでいて」
>>612 「ほほう…ふむふむ……」
奏が実況する内容を満面の笑みで聞きながら、その身体を貪るように愛撫する。
もはやお仕置きの意味は何処へやら、機嫌は限りなく良いようである。
>御主人様に、ち…乳首を、摘まれて…なんだかビクッてなって …ちょっと、声が出ちゃいました
「ほほう。いやらしい奏は乳首を摘ままれて感じているのを実況しているのか。なるほどな、もっともっと実況しなさい」
にやにや笑いながらショーツの中に手を伸ばすと、そこはもうしっとりと濡れているようである。
「おや奏、お前の下着はもうびしょびしょじゃないか?なぜこうなったんだ?」
奏が答えようとする前に、鉤状に丸めた中指を挿入し、くいっ…と引っ掛けるように刺激してみたり。
「こんなに濡らして。こんなにいやらしくなって。…もう奏は、この屋敷の環境無しでは生きていけないだろうなぁ」
奏の経験の薄さを突くかのように、そんな心を見透かすような一言を投げかけてみたり。
>>613 「はい……はい……っ」
瀬名の一言一言に真剣に頷き、瞳を潤ませる。
「ずっと好きでいます。瀬名様を、ずっと……愛します」
瀬名の手が胸や腿を這うたびに熱い吐息を漏らしつつも、はっきりと言う。
解決出来なくていいという瀬名の言葉に、少しだけ罪悪感を覚えながら。
「瀬名様と、ずっと一緒に……」
そして瀬名にすっかり身を委ねる。
「その代わり、私は全部、瀬名様のものです」
616 :
桜庭 奏 :03/11/19 02:23 ID:yvWf7u7Z
>>614 主人に『いやらしい』と言われて、小さくショックを受ける。
「……最近、自分でも、少しだけいやらしいって思うことがあるけど、
御主人様とか他の人に言われるとやっぱり恥ずかしいです……」
『実況しなさい』と言われたからなのか、思った事をそのまま口に出してしまう。
「なぜって、それは……っ…んん〜っ」
手の甲を自分の口に押し当て、出来るだけ声が漏れるのを防ぐ。
「御主人様が、私を、……ドキドキさせるから…ですっ
ぁんっ……な…中に、御主人様の指が……ヤぁ、そこ……
そこを御主人様が、指でそうやると、なんかスゴイです……っ」
愛撫に反応するたび声を漏らしそうになるのを抑えながら、必死に『実況』する。
ショーツの中の秘部からは蜜が溢れるように流れ出ており、主人の愛撫に
しっかりと反応している事を言葉よりも如実に表している。
>…もう奏は、この屋敷の環境無しでは生きていけないだろうなぁ
主人の指に翻弄されていたが、この言葉に反応して口を手の甲で押さえながら
後ろを振り返って何か言いたそうに主人を見上げる。
しかし、思うように言葉にならない。
なぜなら、それは奏も最近うすうす気になっていたことだったりするからだ。
「私……高校生だった頃は、全然こんなことなかったのに、今は、
勉強してるときでもたまにどきどきしたくなるときがあったりするんです。
でも……」
主人にまたしても胸のうちを『実況』してしまいながら不安そうに俯いた。
>>615 「ありがとう…よかった」
瑞葉の言葉を聞き、嬉しそうに照れて微笑む。
身を委ねてきた瑞葉をそのままゆっくり広間のテーブルに横たえ、
色とりどりの、豪華な試作品クリスマスケーキが並べられている皿などの間に彼女の身体を寝かせる。
メイド服で周囲のケーキに飾られるようにして横たわっている瑞葉を見て、
「……綺麗だな。絵になってる」
つい一言漏らす。
「あ〜。ああダメだ、限界!もう今日はケーキ食い飽きた。瑞葉さんが食べたい」
冗談めかして言い、悪戯っぽく笑ってメイド服をはだけさせる。
鎖骨のあたりに舌を這わせ、手は足の間に忍び込ませると
太股からゆっくり秘部に向けて滑らせる。
>>617 テーブル上に横たえられて、瀬名と視線が交差すると
改めて顔を赤らめる。
>瑞葉さんが食べたい
「はい。御存分に召し上がってください」
恥じらいつつも瀬名をそう言って誘うと、
服をはだけられたことで、夜気の冷たさに一瞬震える。
「瀬名様に食べていただけたら、きっと温かいですわね」
こちらも悪戯っぽく言うと、瀬名の頭を胸に抱え込む。
胸の先端は、興奮ゆえか寒さゆえか、既に尖り始めている。
>>616 「ふっ……可愛いぞ、奏。ずっと側に置いておきたいくらいだ…」
秘所を弄くる指を器用に動かしながら、奏の『実況』に耳を傾ける。
普段の奏はここまで喋らないせいか、新鮮味も心地良い。
>私……高校生だった頃は、全然こんなことなかったのに、今は〜
「でも、何だ?」
短くそう言うと、奏のショーツを脱がせて背面騎乗位の体勢にし、硬く反り返った逸物を宛がう。
「奏はこれからもこの屋敷で、もっといやらしく、もっと綺麗になり、そしてもっと狂うんだ……底なしの快楽でな」
そう言うと、一気に逸物を突き入れ、荒々しく腰を振り始める。
「そら…実況はどうした…奏?」
言葉に合わせて、何度も突き上げていく。
620 :
桜庭 奏 :03/11/19 02:53 ID:yvWf7u7Z
>>619 「……ここへ来る前は、えっちなことって少しいけないことだと思ってました。
でも、今は、えっちなのがイヤじゃなくて、どんどんもう抜けられないんです。」
愛液で濡れまくっている秘部に、主人の硬く大きい逸物が宛がわれて、
緊張しながらもどこかで快感を期待しているようにそこがひくひくと戦慄いた。
「……底なし?ぁんっん……」
口に当てた手にぎゅっと力を淹れながら、荒々しい突き上げに今度こそ
実況を忘れて声をあげてしまう。
>「そら…実況はどうした…奏?」
「…!ええと……っ…御主人様がぁ……んっ……
私の中で大きくて、中で色んなところにあたって、……っ」
そのまま『気持ちいい』と言いそうになったことに気付いて言葉を飲み込む。
「……んっ…すごいっ……気持ちいいです……っ」
あまりにも恥ずかしくて言い止めたのに、主人が突き上げるたび次第に
思考が働かなくなってきてついに『気持ちいい』という言葉を発してしまう。
>>618 >瀬名様に食べていただけたら、きっと温かいですわね
「温かくというより、熱くなりすぎて汗かいて風邪引くかも」
乳房や秘所、足などへの愛撫を優しく行いながらも瑞葉とクスクス笑い合い、冗談を続ける。
「そしたら明日メイドの仕事また、休まなくちゃいけなくなるなー…。
ヤバイ。俺のせいだってバレたら、絶対皆に怒られちゃうよ」
そうなった時仕事が増えて困るであろうメイド達や、執事の怒った表情を思い浮かべて
苦笑いする。が、
「でもまあ、それもいいか。いいや俺怒られたって。
我慢できないから、後の事はもう考えらんな……
……あ。言い忘れてた」
「…いただきます。」
胸に顔を埋めて囁き、テーブル上のケーキ達の、甘い匂いの中で瑞葉を優しく抱く。
>>621 「はぁ……ぁんっ、そんなになるまで……?
……でも、それでも一緒にいてくださるなら……」
瀬名の愛撫と、周囲のケーキの香りの甘さに
陶然としながら快楽に浸っていく。
「ふぁ、ん、む……っ、私にも、いっぱい下さいませ……」
瀬名を迎え入れながら、より深い悦びをねだっていく。
>>620 「えっちな事、か…。奏、人間はそれをする為に生きているのだ。何もいけない事じゃない。
現にほら、奏の身体はこんなに交わる事を歓んでいる」
ぐるりと奏の身体を回転させて騎乗位にすると、乳首を弄りながら腰を使い始める。
「お前が大学を受けると言うなら反対はせん。ただ…奏は必ず、ここに残るんだ。
客人扱いでも構わんし…メイド兼任でもいい。きっとお前は、抜け出せずここで…」
がつがつと貪るように腰を振ると、タイミング良く奏の中を掻き回す。
「絶頂の歓びを日夜感じ続ける。悪く…あるまいっ!?」
やがて奏の秘所が細かく震えだすと、自身も絶頂を感じる。
「ぬっ…くおぁっ…!」
奏が達した 数十秒後、自身も達する。
咄嗟に爆発する逸物を引き抜き、その顔に、胸に、すらりとした脚に欲望の籠った白濁を放ち、奏の身体を思いのままに汚していった。
624 :
桜庭 奏 :03/11/19 03:22 ID:yvWf7u7Z
>>623 「ぁ……っ」
交わったまま身体を反転されて、ようやく主人の顔を正面から見れたことに
どこか安心する。
>〜ただ…奏は必ず、ここに残るんだ。〜
時折小さく声を漏らしながらも、静かに主人の話に耳を傾ける。
が、『ここに残る』という言葉を聞いて思わずじっと主人を見つめてしまう。
「そんな、でも……っ、客人なんて、申し訳ないし、
兼任なんて出来るほど私器用じゃないし……っ
ぁんっ……それに…………それに………………」
もっと考えていたことはあったはずなのに、上手く言葉にならない。
司との事は、絶対秘密だと言われているので、それは話せないし、
まだほとんど誰にも話したことのない大事な想いなので心に秘めておきたい。
「ぁあんっ…御主人様……っ……イっちゃうーーーっ」
そう頭でぐるぐると考えているうちに、主人の抽送が激しくなり身体を反らし
主人のモノを思い切り締め付けて達してしまう。
今まで、恥ずかしくて言えなかった『イく』という単語も、ついに口に出してしまう。
主人の逸物を抜き取られ、白濁が身体に放たれていくのを荒い息をしながら呆然と
感じる。そっと瞳を閉じる。その表情は、どこかうっとりとしているようだった。
>>624 「ふふふ。立派に実況出来たじゃないか。イっちゃうなどと言えたのは初めてだなぁ?」
奏が恥ずかしがるのを承知で、絶頂からゆっくり降りてきた彼女に囁いてみたり。
快楽に酔ったようにうっとりとしている奏の身体をじっくりと眺めると、ひょいと抱え上げてシャワーまで運ぶ。
「奏、今夜の事は不問。それと明日の朝の仕事は免除してやろう。…どの道、仕事にならんだろうしな」
シャワーを浴び終わると、執事に一報してから再び奏をベッドに運ぶ。
その後は、東の空が白むまで奏を愛玩し、翻弄し、味わった事の無い快感を刻み込むように貫き続けた。
深夜、自室の机で来月のスケジュールを確認しつつ、ふと主人に伝言があった事を思い出す。
壁にかかっている時計を見て、ため息をつく。
「直接会う事は叶わないかも知れないな……仕方がない。返答は文書でも良いか」
引き出しから便箋を出すと、質問事項を簡単に書き出していく。
その手紙を持って、名無しの御主人様の屋敷前に現れる。
主人の部屋がある方を見てみると、夜更けにも関わらず明かりが
漏れている事に気付く。
「……まだ起きていらっしゃるようだが……」
思案をめぐらせつつ、ゆっくりと屋敷に無断侵入する。
奥へと進んでいくと、どこからか甘い匂いと甘い喘ぎ声が聞こえてくる。
壁に背をつけて、その声の方へと進み、そっと様子を窺ってみる。
「これはまた異な光景だ……テーブルの中心にいらっしゃるのは……瑞葉殿か?」
ちょうど
>>622 辺りの場面を目撃し、瀬名と瑞葉の、あたかも恋人同士のような
交わりを見て、小さく含み笑う。
「主人を慕ってメイドになった結果がこれか……主人もずいぶんとお優しい真似をなさる」
呆れたような口調で呟くと、二人に気付かれないようにそっと広間を通り過ぎる。
そして、主人の部屋の前に到着するが、扉の向こうから瑞葉のそれとは違う声色が聞こえ
扉を少し開けて中の様子を盗み見る。
「やはり、か……こちらは仕置きか、はたまた主人の戯れか……」
>>616 の奏の言動を眺めつつ、状況を把握しようと注視し続ける。
奏の、快楽に溺れる不安に対し、それを煽るような主人の言葉を聞いて
やれやれと肩をすくめる。
「……主人も上手くやっていらっしゃるようだ」
そう呟いて、
>>624 の奏の表情を眺める。
「快楽の鎖に囚われた、か。最早、この屋敷から出る事は不可能……。
たとえ、屋敷を出ようとする強靭な意志があったとしても、主人がそれを許さない……ふふふ」
そして、扉をそっと閉めて主人の部屋から離れると、厨房へ向かい、手紙に『主人へ』と
宛名を記し、厨房のテーブルの目に付きやすいところへ置く。
「ここに置いておけば、どなたかが主人に届けてくださるだろう……今宵、面白いものを
見せていただいた」
怪しく笑みを浮かべてそう言うと、悠然と歩きながら屋敷から立ち去る。
ここのところの日課のようにマフラーを編んでいる。 瑞葉から貰った編物の本のおかげか、随分上達したようである。
庭掃除をしていたが不意に振り出した雨に慌てて屋敷に戻ってくる。 「ふう・・」
「え〜い、どんどん編んじゃえ!」 練習用に買った毛糸も、次々とマフラーにしているようである。
「くしゅ、」 雨に打たれてしまったので着替えを兼ねてシャワーを浴びようと 風呂場へ向かう。
グゥゥゥ〜〜〜〜〜 「あっ…」 自室なので誰にも聞かれていないのだが、お腹が鳴って顔を真っ赤にしている。 「お腹すいちゃった・・・」 マフラー作りに熱中して昼食を食べ忘れていたようである。
風呂場に入ると服を脱ぎ始める。 「天気予報を見ておけばよかったわ・・」
自室の冷蔵庫からプリンを取り出すと、ニコニコしながら食べ始めた。 「う〜ん、おいしぃ! このお屋敷に居ると瀬名さんのおかげでいつも美味しいケーキがある から嬉しいなぁ〜 お父様のメイドさんたちにも、食べさせてあげたいな〜」
服を脱ぎ終わると浴室に入りシャワーの浴び始める 「ふう・・」
「ふぅわ〜」 書斎で書類の処理をしているが、眠気が襲ってきたのか大きくあくびをしている。 「いかんな、シャワーでも浴びて眼を覚ますか…」 書類を広げたままで、書斎を出ると浴場へ向かう。 脱衣場の籠に濡れたメイド服があるのを見てニヤリと笑うと 中に居るメイドに気付かれないように静かに服を脱ぎ 浴室のドアを開けた。 「誰がシャワーを浴びて居るのかな?」
身体を洗おうとボディーソープに手を伸ばしたとき主人が入ってくる。 一瞬何が起きたかわからずに反射的に手で身体を隠す。 「御・・主人様・・」 湯気が晴れてきてようやく入ってきた人物が主人であることに気づく。
>>637 >「御・・主人様・・」
声を聞き中に居るメイドが誰だかわかり
「その声はサユリだな、ちょうどよい流してもらおうか」
そう言うと、椅子にドッカリと腰を下ろした。
>>638 「も・・申し訳ありません・・」
主人の入浴の邪魔をしてはいけないと慌てて外に出ようとするが
身体を洗うことを命じられる。
そのまましばらく考えるが命令ならばと覚悟を決める。
「か・・かしこまりました。」
ボディーソープに手を伸ばす。
>>639 >主人の入浴の邪魔をしてはいけないと慌てて外に出ようとするが
「出て行かずとも良い、サユリも今入ったばっかりだろう
どうだ、サユリ仕事には慣れたか?」
未だ屋敷の仕事に慣れぬ様子をわかっていながら、わざと聞いてみる。
641 :
秋山 麗 :03/11/19 22:34 ID:oYP7pf4c
リズミカルな音を立てて、厨房で包丁を振るっている。 どうやら明日の食事の仕込みらしい。
>>640 主人に仕事は慣れたかと聞かれて
「え・・あの・・いえ・・」
まだ、こういうことには慣れていないとも言えずに言葉を濁す。
「あ、お流しいたします。」
話題を変えようかとするように慌ててタオルにソープをかけると
主人の背中に手を伸ばす。
>>642 言葉を濁すサユリの表情を見ながら
「顔には慣れませんと書いてあるぞ、正直に言ってもよいぞ」
タオルにボディソープを付けるのをみて何かを思いつく
「タオルなどというような無粋な物は使わないでくれないか?
サユリの体には泡を立てるに相応しい物があるではないか」
サユリの手からタオルをとって床に投げ捨てる。
>>643 主人に慣れていなければ正直に言えと言われて
「は・・はい・・申し訳ありません・・」
謝る。
タオルを使わず身体を洗えと言われると、
「あ・・あの・・私・・」
恥ずかしいと言うよりどうしてよいか分からない、
元より性的知識が乏しいのでどうして良いかわからないのだ。
>>644 オロオロして立ち尽くすサユリの手からボトルを奪うと自らの手に大量の
ボディーソープをとり、サユリの草むらに撫でつけた。
「ここで泡を立て、全身でわしの体を洗えばいいのだ。」
そう言うと、サユリに背中を向ける。
>>645 「そんな・・」
想像すらしていなかった恥ずかしいことをしろと命じられて
泣きそうな顔になり、助けを求めるかのように浴場のドアを見るが
当然ながら誰もこない。
「はい・・分かりました」
と答えるが恥ずかしさのあまりのろのろとしか動けない、
両手で顔を覆って泣きながらゆっくりと背中に近づいていく。
>>646 後で動く気配はするものの、一向に体に触れないサユリに
「早くしてくれないかな?風邪を引きたくはないのでな
この程度の事であれば、サユリと同じ頃に屋敷に来た未来や貴子
でもすぐにしてくれるのだがな」
チクリと嫌味を言うが、背中を向けて座ったままでピクリとも動かない。
>>647 死ぬほど恥ずかしく、できればこの場から消えてしまいたい。
しかし主人に未来や貴子もやっていると言われて
(皆がやっているのなら・・)
と自分を必死に勇気付ける。
「く・・」
淡い恥毛を生やした秘所が主人の背中に触れる。
>>648 ようやく、サユリの草むらが背中に触れる。
しかし、触れただけで動かぬサユリに
「背中の真中だけが汚れているのか?
肩にも、脚にも、胸にも汗をかいたのでな、全身くまなく頼むぞ。」
と言うが、やはり自らはじっと座ったままである。
>>649 「う・・くん・・」
しばらくそのまま動けないが
全身くまなく洗えと命じられて泣きながら
腰を動かし始める。
やがて少しづつだが主人の背中がわずかな泡に覆われていく。
>>650 徐々にではあるが背中一面が泡に覆われる。
「もう、背中はよい。前を頼む。」
>>652 前を頼むと言われて、
「わ・・わかりました・・」
蚊の泣くような声で答えておずおずと、前に回る
恥ずかしさの余り顔を両手で覆って泣いているので、
美しいサユリの身体が主人の前に露になる。
>>652 前に回るが両手で顔を覆うサユリを見て、首を振る。
「ちゃんと、どこを洗うのかを見てくれないかね?
泡が目に入るのは好きではないのでな」
>>653 「ぐす、ぐす、えぐ・・」
泣いて顔を覆ったままだが主人の命令にゆっくりと
顔から手を下ろす。
しかし顔は横を向いたままで恥ずかしさか恐怖か
長い足や形の良い尻が小刻みに震えている。
>>654 涙を流すサユリに
「私は、体を洗ってもらいたいだけだ。
泣いて貰うような事はしていないのだがな。」
サユリの顔を見上げながらいう。
>>655 「ぐす・・恥ずかしいです・・」
主人の言葉に思わず本音を言ってしまう。
しかし身体を洗わなければご主人様の機嫌をそこなうと
秘所を主人の肩に当てて上下させる。
「くうん・・あ・・うん・・」
>>656 サユリの言葉を聞き
「そうか、恥ずかしいか…体を洗うだけなのだがな。」
肩から腕へと泡だった草むらが移動する。
「そうだ、やればできるではないか」
両腕が泡まみれになり、胸や腹もようやく洗われた。
「では、これも綺麗にしてもらおう」
徐々に首をもたげ始めている逸物を指差す。
一人の中年男が屋敷の玄関に立っている。 小奇麗な身なりをしているが、どこか気の弱そうな雰囲気で、屋敷の呼び鈴を 押そうとしている。 だが、その人差し指は上下左右に震えている。 「……頑張れ、ボク」 そして数分後、ようやく呼び鈴を押す。
>>657 逸物を綺麗にしろと命じられて、
「はい・・わかりました・・」
そっと逸物を握るとゆっくりと口に含む。
確かに恥ずかしいがこうすればきっとご主人様は
満足してくれる。
そう考え、懸命に舐めあげる。
660 :
秋山 麗 :03/11/20 00:07 ID:MX8t1cqq
一通り仕込みが済んだところで、呼び鈴が鳴る。
「……こんな時間にお客……?
確か、アポは入ってなかったはずだし……」
瞬時に今日の予定を思い浮かべつつ、玄関へと向かう。
>>658 「……はい、当家に何か御用でしょうか?」
玄関を開け、微笑を浮かべつつ応対を始める。
>>657 逸物を口に含むサユリの頭をやさしく抱えると
「誰が、奉仕をしろと言ったかな?
その、泡のついた部分で綺麗にしてくれればよいぞ」
そういうと、やさしく微笑む。
>>660 「あああ……アノ、あ、あー……」
運良く、目的のメイドが目の前に現れ、胸を押さえつつ両目を見開く。
「ぼ、ぼ、ボクは……そうだ。ここの御主人様の知り合いで……
あ! じゃなくて、えーと……侯爵様の知り合いで……」
しどろもどろに言いながら、ポケットからしわしわのハンカチを出し
緊張からか、こめかみから流れ出る汗を慌てた様子で拭き取る。
「……秋山……麗、さん……ですよね? 少し、お話があるのですが……」
挙動不審で視線をさまよわせながら、上目遣いで麗を見る。
>>661 「え・・よろしいのですか?」
意外そうな顔をするが、口で奉仕しなくて良いと分かると。
ほっとした顔になり、
「わかりました、」と
逸物に手を伸ばして丁寧に洗い始める。
>>663 逸物に手を伸ばそうとする、サユリを制止する。
「これ、サユリ待ちなさい。
サユリの手には泡などついていないではないか。
今まで、私の体を洗ってくれたところで洗ってくれればよい」
逸物は既に天を睨んでいた。
665 :
秋山 麗 :03/11/20 00:20 ID:MX8t1cqq
>>662 「……侯爵様の?」
侯爵の知り合いは大体把握しているはずなのだが……
というか、口ぶりがいくらなんでも怪しい。
「……とりあえず、このような所で、というのも無粋な話ですので、中へどうぞ。
ご用件は、客間でお伺いいたします」
無意識に働く警戒心を押し込めて、客間まで案内する。
「……それで、私にお話とは……?」
客人にソファを勧めてから、反対側に座ってそう聞いてみる。
>>664 やっと主人の意図に気づいてはっとする。
耳まで真っ赤になり両手をもじもじさせながら、
「あの・・私のそこは今は石鹸まみれであの・・」
懸命に何かを言おうとする。
>>666 赤くなり口篭もりながら話すサユリに
「何を言っているのかな?
私は、洗って欲しいと言っているだけだぞ。
泡まみれならば、好都合ではないか?違うかね?」
サユリに問い掛ける。
>>665 取りあえず屋敷の中へ案内されて、あからさまにほっとした表情を見せる。
「あ、お構いなく……えーとですね」
客間に通され、ソファに腰を下ろすと、乱暴にハンカチをポケットにしまって
深呼吸を繰り返す。
「……実は、ボク……アナタの噂を聞いて、ここに来ました。その噂というのが……」
そこまで言って、血走った目を麗に向ける。
「麗さんは、人を責めるのが実は好きなんだと……前に、他のメイドさんを泣かせた事が
あるとかって……ああっ! いや、気を悪くしたのなら謝りますぅっ!!」
麗の返答を待たず、床に跪いて、麗の目の前で土下座する。
「それで……ボクを泣かせて欲しいんです!」
床に額を擦り付けつつ、今にも泣きそうな声で頼み込む。
>>667 「え・・あの・・はい・・」
再び涙を流しながら、
「それでは・・こうすれば宜しいのですか・・」
そういいながら主人の逸物をまたで挟むと上下させる。
「こ、こうですか・・?」
>>669 素股で逸物を洗われると
「そうだ、綺麗にしてくれ」
満足げに眼の前で上下するサユリの胸を眺めている。
671 :
秋山 麗 :03/11/20 00:36 ID:MX8t1cqq
>>668 さすがに血走った目で見つめられるとコワかったが、それ以上に話の内容に驚く。
>人を責めるのが実は好きなんだと……前に、他のメイドさんを泣かせた事が
「って、ちょ……っ! そんな話、一体どこで……!?」
まあ、泣かせたことは事実だが、責めるのは好きというわけではない。
>それで……ボクを泣かせて欲しいんです!
「いえ、あの、ちょっと……」
だがその点について指摘する前に、土下座されてしまい、言葉に詰まる。
「……いきなりそう言われましても……仮にもお客人をそのような……
どうしてもご希望される、というのでしたらともかく……」
命令というわけでもないので、苦笑いしながら、できるだけ穏やかに否定してみる。
>>670 「はあ・・ふう・・・」
風俗のプレイにこれに近いものがあるが、
無論彼女はそんなことは知らない、ただ
秘所に入れられてしまうよりは遥かにましと、
懸命に秘所を逸物にこすりつける。
>>671 がばっと顔を上げて、目をキラキラさせて麗を見つめる。
「ああっ! 承諾してくれますか……? ああ……ボク、嬉しすぎて涙が出そうです」
そう言って、本当に目尻に涙が浮かび始める。
「じゃあボク、全裸になります!」
すっくと立ち上がって、宣言するように言うと、素早く衣服を脱ぎ出す。
「あ、麗様はそのままでもイイです……ボク……麗様になら、何されても
文句言いませんから、何でもしてください……」
"様"付けでそう言うと、恥ずかしそうに両手で股間を隠す。
>>672 懸命に逸物を股で挟む姿を見て
「そうか、サユリはそんなに素股が好きか…
泡だけではなく何かヌルヌルしたものがついているようだな」
秘所からはサユリの愛液が流れ出し、逸物を伝って床に落ちていく。
675 :
秋山 麗 :03/11/20 00:46 ID:MX8t1cqq
>>673 やんわりと否定したつもりだったのだが、こうなっては後の祭り。
「はぁ……わかりました。ですが、条件があります。
今回のことは誰にも言わないこと。本当にあとで文句を言わないこと」
立ち上がり、客の前まで行くと顎に手をかけ、覗き込むように見る。
「……それが守れるなら、してあげる……」
意識して敬語をやめて、囁くようにそう言う。
>>674 『素股?」
聞いた事の無い言葉に首を傾げるが、
その後のぬるぬるした物の言葉に耳まで赤くなり
『ち、違います、そ、それはソープです!」
と懸命に反論する。
>>676 「ほう、そうかサユリはソープを知っているのか?
それは、いい事を聞いた。
では、くぐり椅子で私の尻穴も綺麗にしてもらおう」
サユリの言葉を都合よく解釈する。
>>675 麗の言葉に、何度も頷く。
「も、も、モチロンです! ボクだって、外に出ればそれなりの立場がありますから
他の人に知られたりしたら……本当は困っちゃったり……」
でれでれとした感じで言っている途中で、麗に顔を見つめられ、真っ赤になって息を飲む。
「ま、守れます! 絶対に守ります! 麗様……よろしくお願いします」
呼吸を荒げながら叫ぶように言うと、麗から一歩下がって両膝をつく。
「縛ってくれても、罵倒してくれても構いません……むしろ、そうして欲しい……みたいな」
恋する乙女のように両手を胸で組んで、汚い笑みを浮かべつつ、麗から視線を逸らす。
>>677 「あの?くぐり椅子って・・」
素股も知らない彼女がくぐり椅子など知るはずも無い。
とまどうが尻穴を綺麗にと言う言葉に尻穴掃除と言う
事は分かる。
「でも綺麗にする作業を止めないといけませんよ・・」
680 :
秋山 麗 :03/11/20 01:03 ID:MX8t1cqq
>>678 客人の挙動に、思わず内心引く。
「(お金持ちには変人が多いとか聞いたけど……)」
気を取り直して、極力冷ややかな視線を送りながら、中腰になって客人の顔を覗き込む。
「そう、そうして欲しいの……じゃあ、そう簡単にはしてあげない」
言うなり、半ば強引に口付けする。
「ここじゃ下が硬いし……こっちへ来なさい」
一方的にそう宣言し、ベッドへ向かう。
>>677 >「でも綺麗にする作業を止めないといけませんよ・・」
「そうだな、しかし充分に綺麗になっただろう。
綺麗になれば、次の場所を綺麗にするのが道理であろう。
椅子にもぐって、サユリの舌で尻穴を綺麗にしてくれ」
サユリの言う事を流して言い放つ。
>>680 突然の口付けに、驚いたように顔を引いてしまう。
「んんっ……れ、麗様……そ、そんな自分なんかにそのようなお情けを
いただけるとは……」
うっとりとした表情で、麗の唇の感触を思い出すように、指先で自分の唇に触れる。
そして、ベッドへと向かう麗の後を追う。
「ぼ、ボク……緊張して、胸がドキドキしてきました……あ、あの……ご無礼な事を
してしまったら……遠慮なく打ってくれていいので……」
小さな声でそう言うと、ベッドの端に座り、相変わらず女の子みたいにもじもじする。
>>681 『ご主人様の・・お尻をですか?」
分かっているが思わず聞いてしまう。
さすがに尻を舐めることには抵抗があるようで
すぐには行動には移せない。
684 :
秋山 麗 :03/11/20 01:17 ID:MX8t1cqq
>>682 「遠慮なく打っても、どうせ喜ぶんでしょ?
なら……始める前に、テストさせてもらうわ」
おもむろに自分の胸元をはだけさせると、客人の肩に手をかけ、押し倒す。
「あたしの胸を舐めて、気持ちよくしてみなさい。
……できなかったら、今までの話はすべて無し……」
客人の上に重なりながら、胸を自分で掴み上げ、相手の眼前に突きつけるようにする。
>>683 「そうだ、尻穴が汚くてもいかんだろう?
どうした? 嫌なら嫌と言ってみればいいではないか。
そこのドアから出て行くもよいだろう。
屋敷から逃げ出すという方法もあるか。
サユリが一番いいと思うことをすればよい。
あまりグズグズしているようだと、給料も減らさなくてはならなくなる
かもしれんがな・・・」
固まったようになってる、サユリを一瞥する。
>>684 「テスト……ですか? ボク、あんまり自信がナイかも……」
と言っている間に押し倒され、ひぃっと情けない悲鳴を上げる。
「ああ……れ、麗様のオッパイ……ボク、頑張りますっ!」
そして、震える両手でおずおずと突き出された乳房にそっと触れ、先端を摘む。
「麗様、硬くなってる……それでは失礼いたします……」
そう言うと、顔を上げて貪り付くように先端を吸い始める。
口の中で舌先を動かし、上下にはねあげ、中心をほじるように突く。
唾液をべったりと付けると、それを潤滑油の代わりにして指の腹で転がし
もう一方を甘噛みする。
>>685 「いえ、やります、やらせてください・・」
そういいながら椅子にもぐると主人の尻に手をかけて
穴におずおずと舌を伸ばしていく、
無論出て行くことも屋敷から逃げ出すことも出来る、
しかし、そうすれば融資が打ち切られて親の会社は倒産することになる。
そうならない為には彼女はどんな命令でも聞くしかないのだ、
(我慢しなくちゃ・・お父さんやお母さんのためだもの・・)
688 :
秋山 麗 :03/11/20 01:32 ID:MX8t1cqq
>>686 客人の顔を撫でながら、彼の愛撫を余裕の表情で受ける。
「……あら…その程度なの? …………っ!」
甘噛みされた瞬間、突然彼の口から胸を離し、直後に相手の顔に向かって、平手をバチンッ! と一閃する。
「……噛んだわね、あたしの胸を……?
女のあたしの体に傷でもつける気かしら?」
かなり理不尽な事を言いつつ、続けなさい、という意思表示なのか、乳房を客人の顔に押し付ける。
>>687 ぎこちないながらも、尻穴を舌で舐め清めるサユリに満足げに
頷いている。
「おぉ、いいぞ…綺麗になったか?
もうよい…ご苦労だったな。
後は、湯で泡を流してくれ。」
全身についた泡を流させると、ガウンを着て書斎に戻っていった。
書斎で受話器を手にすると、どこかへ電話をしている。
「そうだ、大塚の会社との取引を止めてくれればいい
もちろん、補填はさせてもらおう。
そうか、すまないな…」
>>688 麗の様子をちらちらと窺いつつ、先端を舐め続けている……が
おもむろに頬を叩かれ、勢いよく横様に倒れる。
「も、申し訳ありません……っ! お、お許しを……」
頬を押さえ、今にも泣きそうな表情で言うが、どこか嬉しそうに言う。
「いいえ! 麗様の身体を傷付けるなんて……滅相もありません!」
必死に否定すると、再び突き出された乳房を見て、もう一度チャンスが来たと思い
今度は舌先で突いたり、摘んでころころと転がす程度に抑える。
691 :
秋山 麗 :03/11/20 01:46 ID:MX8t1cqq
>>690 「そう、そうやってむしゃぶりついてなさい……」
薄ら笑いを浮かべながら、視線は客人の動きを見つめながら、手は相手の体を弄る。
体を動かし、客人に覆いかぶさる体勢のまま、硬くなり始めた客人の逸物を、スカート越しに足で挟む。
「……ほら、何休んでいるの? あたしはこの程度じゃ満足できないわよ……?」
もじもじするように足を動かし、逸物をスカートで擦り上げる。
「ほっ・・・」 取りあえずご主人様は満足してくれたようなのでほっとしている。 「寒い・・」 主人の奉仕に専念しているうちに身体が冷えてしまったので シャワーを浴び秘所の石鹸も落とす。 「お父さんやお母さんのためだもの・・がんばらなくっちゃ・・」 部屋に帰りそうつぶやくが 主人が手をまわしたことにより父親の会社の経営はさらに悪化、 ますます融資に頼らざるを得なくなっていることを彼女は知る由も無い・・
>>691 逸物を足で擦られて、ぎょっとした表情になる。
「ぅひゃあぅっ! れ、麗様……そんな事をされたら……ボク……」
聞き取れないような悲鳴を上げて、しゃぶっていた先端から顔を離すと
腰を上下左右に動かして、何とか自分の弱い部分に触れられないようにする。
そして、再び先端に吸い付くが、集中出来ず、中途半端な責めとなってしまう。
「ああ、麗様……お、お許しを……このままだと、麗様の衣服を汚してしまいます……」
逸物が急激に膨張してきた事に気付き、やがて、先走り汁が出て
麗のスカートを濡らし始める。
694 :
秋山 麗 :03/11/20 02:00 ID:MX8t1cqq
>>693 「大丈夫よ、あなたが我慢すればいいだけの話だから……」
雰囲気に興奮したのか、早くも限界が近いと感じ取ると、焦らすように脚の動きを緩慢にする。
さらに、今までの胸への刺激により赤みを帯びている胸で、息ができなくなるくらいに、客人の顔を押しつぶす。
「ほら、気持ちよくしなさいって言ってるでしょ?
それとも……女一人を満足させられないような出来損ないなの?」
>>694 押し付けられた乳房の感触に気持ち良さを感じつつも、だんだんと呼吸が出来なくなってきて
麗の肩を押し返し、苦しそうに息を吸う。
「うむむぅぅっ、ふはあぁっ、はぁっ……麗様、じ、自分……が、我慢するのが苦手で……っ!」
切実に訴えるが、麗の動きは止まらず、それどころか刺激の薄いものになり
やがて、自分で腰を動かして欲を吐き出そうとする。
「麗様のオッパイ……ボクの唾液でべたべた。ああ、ボクの唾液で……っ!」
言いながら、至近距離で揺れる乳房を鷲掴みにし、それによって強調された
先端を、唇を尖らせて吸い付いてみる。
「……も、もうボク、だめです……で、出ます! 出ます!!」
真っ赤になってそう叫ぶと、腰と逸物をはねあげて、白濁液を放出する。
当然、麗の衣服にそれは飛び散り、見事に汚す。
696 :
秋山 麗 :03/11/20 02:21 ID:MX8t1cqq
>>695 「あ、ちょ……んっ、ああっ! ……っ!」
いきなり胸を強く刺激され、反射的に嬌声を上げるが、その直後に逸物が跳ねる。
「……我慢するように言ったわよね?
それに、あたしを気持ちよくする前に、自分が気持ちよくなるってどういうことかしら?」
立ち上がり、白濁液で汚れた服を見せつけながら、客人を見下ろす。
SMでなら、鞭の一発も飛ばすが、さすがにこの客室には、そこまでは置いてない。
「……口で気持ちよくさせられないのなら、仕方ないわね……
今度はあたしが勝手に気持ちよくなるから、ちゃんと仰向けに横になりなさい」
>>696 「はぁっ……はぁっ……麗様、ごめんなさい……」
途端に弱気になって、蚊の泣くような声で詫びるが、何かされるかと期待して
やはりどこか嬉しそうな表情になる。
そして、立ち上がってこちらを見る麗から一瞬視線を逸らし、ゆっくりと
汚してしまった衣服を見る。
「ああ、麗様のお洋服が……ボクの精液で……な、舐めます! 自分で舐めますから
許して……って、れ、麗様、一体何を……?」
状況を完全に勘違いして、きょとんとした表情で仰向けになる。
「麗様、ごめんなさい……でも、麗様も少しは気持ちが良かったですか?」
言いながら、麗の、つんと尖り、自分の唾液によって光る先端を見つめる。
「麗様のオッパイを舐められるなんて……ボク、死んでもいいくらい本当は
嬉しいんです。本当ですよ?」
698 :
秋山 麗 :03/11/20 02:36 ID:MX8t1cqq
>>697 腕を組み、片足を客の逸物の下側に当て、下腹部へと押し付け、軽く踏みつける。
「さっきからペラペラと……少しは黙ってなさい」
しばらく踏むと、今度は自分のスカートをたくし上げ、先程踏んだ逸物に向かって、腰を下ろしていく。
「こっちは元気そうだから……楽しませてもらうわよ?」
ショーツを横にずらし、客の逸物を自分の秘所に宛がい、ゆっくりと咥え込む。
「んっ、あああっ……早い割に、ずいぶん大きいじゃない」
どうやら胸への刺激だけで中は潤っていたらしく、割とスムーズに奥まで到達する。
>>698 逸物を足で弄ばれ、弱々しい、それでいて歓喜の悲鳴を上げる。
「はぁい……黙っています……麗様、もっと……」
そして、息を荒げながら、逸物を踏み付けられる快感に身を震わせる。
「れ、麗様……ボク、また大きく……はうぅぅっ!?」
恍惚としていたため、麗の行動に気付くのが遅れてしまい、逸物が
麗の膣内へと沈むと同時に息を止める。
「……ぁあぁっ、れ、麗様……あんまり激しく動かれると、ボク、今度は麗様のナカを
汚してしまいます」
目を潤ませながら言うが、両手はしっかり麗の腰を掴んでいる。
700 :
秋山 麗 :03/11/20 02:50 ID:MX8t1cqq
>>699 「離しなさい……ッ!」
両手で腰をつかまれたことで、身を乗り出し、パチンッ!と、再び右手のビンタが炸裂する。
「今度はあたしが気持ちよくなる番なんだから……あなたはそうして横になっていればいいの」
自分の両手で客の両手を握りつつ、ゆっくりと腰を動かし始める。
「…んんっ……やっぱり、元気だからかしら……?
こっちはさっきより……あんっ、気持ちいいわよ……ああっ……!」
まるで逸物を食べるように、膣の力加減を変えながら、腰を振るう。
――が、小さく逸物が跳ねた瞬間に、締め付けを緩めて動きを止める。
「……まだ、達しちゃダメよ?」
>>700 「あうっ! ご、ごめんなさい……」
打たれた右手を引っ込めると共に、左でも引く。
「このままじっとしていればいいんですか……? あ、麗様のナカ……
ぬるぬるしててとっても気持ち良い……はうっ! うぅっ!」
麗が動く度にそんな喘ぎ声?を上げて、果てないように歯をくいしばる。
「ああぁっ! 麗様っ! そんなに圧迫されると……さ、先っぽが、奥に当たって……
き、き、き、気持ち良すぎますぅ〜!」
爆発しそうになった瞬間、麗が動きを止めて、ほっとしたような残念そうな表情になる。
「う……ハイ。頑張って我慢します……だから、麗様……あんまり締め付けないで」
短く呼吸を繰り返し、両手をしっかりと握り締める。
702 :
秋山 麗 :03/11/20 03:06 ID:MX8t1cqq
>>701 「ふふふっ……使用人の――メイドのあたしに弄ばれて、そんなに嬉しいのかしら?」
嘲りの色を滲ませてそう言うと、再び腰を動かし始める。
今度は容赦なく、腰で円を描くように、強制的に逸物で自分の中を掻き混ぜさせる。
「んっ、あはっ、いい…気持ちいいわよ、あなたのこれ!
……そうねぇ……ついでだから、中で出させてあげる。だからもっとあたしを気持ちよくしなさい!」
客の手を自分の腰に当てさせ、喜びに満ちた顔で絶頂へと駆け上る。
「…あはっ、いいっ、イく…から、あなたも、汚いのを、あたしの、中…に、あはあああぁぁぁぁぁっ!!」
膣に思い切り力を込め、客の逸物から精液を搾り取るかのように締め付ける。
>>702 「はいっ! 嬉しいです! 最高にボクは幸せです! 麗様……麗様ぁぁっ!」
雄叫びのように麗の名を呼んで、がっしりと麗の腰を掴む。
そして、自分から麗を突き上げて、獣のように最奥を抉っていく。
「麗様、とても気持ちがイイ……ボク、ボク……こんなに気持ち良いナカは
初めてですっ……う、うわあぁぁっ!!」
急激な膣壁の圧迫と、逸物の先端に当たる最奥の快感に耐え切れなくなり
一際大きな声を上げ、思いっきり麗を突き上げて一番奥で白濁液を放出する。
「ああ……麗様のナカがボクの精液で……ああ、ボクはもう、泣きます……」
感極まったのか、息を切らせながら涙をぽろぽろと流す。
704 :
秋山 麗 :03/11/20 03:22 ID:MX8t1cqq
>>703 「……あ……ふぅ……ん……」
絶頂の余韻と流し込まれる精の熱さに浸り、しばらくして腰を上げる。
「……それなりには、気持ちよくしてくれたわね」
横になったままの客の首筋に、スッと指を這わせつつ、そんな事を言う。
接客を終え、部屋を出ると、なぜか妙に全身が疲れた気がして、壁に手をつく。
「……ハロウィーンの一件で終わりだと思ってたけど……こんな事もあるのね……」
地下室でなら他にもやりようはあるのだろうが、さすがに対応に困って疲れたらしい。
>>704 「麗様も満足してもらえましたか? ああ、良かった……ありがとうございました」
最初に自分が要求したのと少し違ってはいたが、麗が満足したようなので
気にしなくなる。
そして、身繕いをして、麗に改めて頭を下げると、客間を出て行く。
玄関から外へ出るまで、でれでれとしたアホ面だったが、外で出てから
胸ポケットから携帯を出すと、きりっとした表情に変わる。
「……すまないが、タクシーを一台手配してくれ。そうだ……名無しの主人の
屋敷にだ。早急に頼む」
先程とはがらりと変わり、言いながら門を開く。
707 :
秋山 麗 :03/11/20 22:00 ID:MX8t1cqq
厨房の椅子に座って、瀬名作の試作ケーキの残りを食べている。 「……んー、おいしい」
709 :
秋山 麗 :03/11/20 22:10 ID:MX8t1cqq
ケーキを食べながら、ふと今日の予定を思い出す。 「……そういえば、今日新しい人が来るとか……」 知っているのはそれだけで、メイドなのか客人なのかも知らないらしい。
屋敷の門の前に10代後半程の少女が立っている。 手には大きめの鞄。服装は全体的ぴっちりとした印象。 「……っ」 短めの髪を一撫ですると、深呼吸してから屋敷の門を叩いた。 「すみません、誰かいらっしゃいますか!?」
711 :
秋山 麗 :03/11/20 22:21 ID:MX8t1cqq
>>710 来客を知って、急いで玄関へと向かう。
「……お待たせ致しました。どちら様でしょう?」
>>711 「はい。こちらの御主人様にいつもお世話になっている葦名の家の娘、由依と言います」
ちなみに、葦名家は主人の傘下グループのうちの一つである。
「本日からこの屋敷に執事の見習いとして勤めさせていただく事になりました」
そう言うと、麗に対してきっちりとした姿勢で一礼。
「御主人様は只今いらっしゃいますか?」
713 :
秋山 麗 :03/11/20 22:30 ID:MX8t1cqq
>>712 「あっ、はい、お待ちいたしておりました」
さっきまでケーキをパクついていたなどとは言えず、定型的な返事を返す。
「ご主人様ですか……わかりました。こちらへどうぞ」
踵を返すと、由依を先導して主人の部屋へと向かう。
>>713 「はい、案内の方、お願いします」
丁寧にそう言いながらも、屋敷の構造を知っているかのような足どりで麗に付いていく。
「…何だか、懐かしい」
そんな事をぽつりと呟く。
715 :
秋山 麗 :03/11/20 22:43 ID:MX8t1cqq
>>714 「……失礼ですが、以前このお屋敷に……?」
呟きも聞こえ、ふと気になって聞いてみる。
などとしているうちに主人の部屋に到着する。
「……ご主人様、葦名様をお連れしました」
そう言ってから、返事を待ってドアをあけ、由依を中へと促す。
>>715 「はい。…まだ6歳の時に何週間か逗留していました。その後も父の付き添いで、数年前まで何度か」
どこか緊張と言うよりは厳しい目つきをしていたが、それが一瞬だけ和らぐ。
麗に改めて一礼すると、主人の部屋に入った
「…失礼します」
ドアが閉められると、主人の方に向き直る。
「御主人様…あの、葦名…あしな、ゆいです。覚えていらっしゃいますでしょうか?」
父からの手紙を鞄から取り出しながら、じっと主人の目を見る。
>>717 「うむ。由依か……しばらく見ない間に、ずいぶんと綺麗になったな」
椅子から立ち上がり、由依に近づくと、その肩に優しく手を乗せる。
「簡単な話は君の父から聞いているが……座って、詳しい話を聞かせてもらいたいのだが?」
そう言って、彼女に椅子を勧め、自分も反対側に腰を下ろす。
厨房でココアを淹れている。自分専用のお気に入りマグカップに注ぐと 両手でそれを取って、ふぅっと冷ますように息を吹きかける。 「いい匂い〜……これ飲んで、残りのお仕事片付けないとっ」 啜るように一口飲むと、息を吐き出す。
>>718 「はい、ありがとうございます…。そう言えば、もう4年も会っていませんから…」
と、そこまで言った所で主人に椅子を勧められる。
>詳しい話を聞かせてもらいたいのだが?
「はい。一応父から手紙を預かっていますので、それが私の言いたい事を代弁してくれるはずです」
そう言って、取り出した手紙。その手紙には、
・12年前に葦名家の経営危機の時に主人が莫大な援助をした時の約束で、由依を主人の元で働かせる事。
・由依には執事としての基本的な知識と、簡単な秘書業務についてを叩き込んである事。
・由依は主人を幼い頃から慕っている事。
・主人が由依をどう働かせるかは問わないと言う事。
等々、手書きで丁寧に書かれており、最後にこれからも葦名家をご贔屓に…ともとれる文章で締めくくらめていた。
「……あの、おわかりにいただけましたでしょうか?…その、私はずっとこの日の為に頑張ってきましたから、きっと御主人様のお役に立てると思います!」
そう言って、さっと椅子から立ち、深々と頭を下げる。
書庫の整理をしているが、もう何年触れられていないかも分からない 高級そうな百科事典に触ると、手にべっとりと埃がついてしまう。 「あぁ〜もう、ここも毎日お掃除した方がいいんですかしら?」
ココアを飲み終えて、マグカップを流しに置くと厨房を出て行く。 壁にはモップが立て掛けられている。 「……よし! あともう少し」 そう言って両腕を捲ると、モップの柄を取って床を磨き始める。
>>720 手紙に一通り目を通し、頭を下げる由依に頷く。
「なるほど、大体のところはよくわかった。……だが、最初に聞いておきたいことがある。
今、この屋敷で一番有能なメイドが、少し働きにくい状況でな。正直メイドたちへの教育が追いついていないのだ。
そこで……そういうことも執事の仕事のうちとなるわけだが……」
今どれだけのことができるのか、つまりはそう聞きたいらしい。
マスクをかけた上で、本の上の埃を払っていく。
>>723 「そういう事……ですか」
顔を上げると、少し考え込む。
「…そうですね、高校を出てから半年間は本格的に執事としての修行をしましたし、経理等の秘書業務・事務も一通りに出来ると思います」
さらに思い出しながら、やや頬を赤らめて続ける。
「あとは家事業務も出来ない事も無いですが…。あと、それとその…実践はしていませんが、あの…」
とりあえず一通りの業務関係以外にも何かを言おうとするが、語尾が濁ったせいか最後までは言葉が続かない。
幼い少年が、喚きながら廊下を走り回っている。 「わーい! あ、謎の階段、はっけーん!」 地下室への階段を見つけて下りかけるが、あまりに暗いので恐ろしくなり 途中で上がってしまう。 「ここは……後で探検だ。先に進め〜」 そして、再び廊下を走り出す。
>>725 「なるほどなるほど……だが、最後が聞き取れなかったのだが……?」
仕草で言おうとしていた事は大体想像できたが、あえてそう聞く。
「なに、ここには私しかいないからな、安心しなさい」
>>726 書庫から、うっすらと埃にまみれて出てくる。
「もう……ハタキをかけただけでこんなになるなんて思いませんでしたわ」
と、廊下を走ってくる男の子を見つけて声をかける。
「あら? そんなに走ったら危ないですわよ?」
>>728 「ぐぃーーーんっ!」
両手を広げて、飛行機が飛ぶようにジグザグに走っていると
突然声が聞こえてきて、その場に転んでしまう。
「……いたぁい……う、うわぁーん!」
うつ伏せに倒れたまま、大声で泣き出す。
>>727 「……あの…」
主人の問いに、ますます顔を赤らめるばかり。
しばらくの沈黙の後、意を決してしっかりとした声で言い放つ。
「私っ、その、夜の方の事についても勉強をしてきました!…ですから、御主人様が命ぜられるならそちらの方の業務も…できます!」
そのまま真っ赤な顔で、主人の方を見つめる。
>>729 「あっ! ご、ごめんなさい。大丈夫?」
慌てて少年に駆け寄る。
「私がいきなり声をかけたりしなければ……」
結果的に少年を転ばせてしまったことを悔やみながら助け起こす。
「……怪我はありません?」
>>731 瑞葉によって抱き起こされ、すぐにぎゅっと抱き付く。
「……えへへ。おねえちゃん、ふわふわで気持ちいい〜」
胸に顔を埋めてからぱっと顔を上げ、にっと笑う。
「うん! 大丈夫だよ。怪我してないよ!」
膝小僧をすりむいて血が滲んでいるが、全く気付いていない。
>>730 思い切って告白した由依の言葉に、ニヤリと笑みを浮かべる。
「そうか……わかった。では、"明日"から頑張ってくれ」
そう言って立ち上がると、由依のそばへと歩み寄る。
「ただ、統べるべき執事がそう緊張していては、メイドたちになめられてしまうからな。
今日はその緊張を私が解してやろう」
彼女の肩に手をかけ、揉むように動かす。
>>732 いきなり抱きつかれて、その場に尻餅をついてしまう。
「きゃっ……」
しかし、胸に顔を埋められて「ふわふわ」と言われたのは
悪い気分ではなかったりする。
どうやら少年に大事は無いようなので一安心して言う。
「……あら? でも少しお膝を擦り剥いてますわね。ちょっと失礼……」
ペロリと小さな傷口を舐めると、立ち上がらせて医務室へ誘う。
「お薬も塗っておきましょうね、一応」
>>734 「え? あ、ほんとだ。でも、これくらいなら……わっ」
ようやく怪我に気付き、膝を立ててそれを見ようとしたら、その前に瑞葉に舐められ
びっくりしたように小さな悲鳴を上げる。
「!! ……だ、だいじょうぶ、だよ……お薬、キライ……」
舐められただけでしみたのか、苦笑いを浮かべて医務室へ行くのを嫌がる。
>>733 「はい。明日から…頑張りますね」
主人の言葉を素直に受け取り、ほっと一息つくが…
>今日はその緊張を私が解してやろう
「……あっ」
ドキン!という心音が聴こえるのではないかと言うほどに身体をびくつかせるが、抗うような事はせずにそのまま主人を受け入れる。
「御主人様……私…」
ゆっくりと振り向き、主人を潤んだ目で見上げる。
>>735 「ダメですわ。そのままにしておいて、バイ菌でも入ったら、
今よりもっと怖くて痛いことになりますわよ?」
少し脅かすような口調で言うと、少年と目を合わせて手をつなぐ。
「さ、行きましょうね」
それでも少年が動かないので、後ろから抱きすくめるようにして
医務室の方へと押していく。
「ほらほら。そんなに怖くないから大丈夫ですわ」
>>736 「おいおい、まだ触れただけだぞ。逆に緊張してどうする」
からかうように言いながら、弄る手を徐々に移動させ、胸元へと移る。
「……ここよりも、ベッドの方がいいかね?」
>>737 「ええぇっ!? やだやだぁっ! でも……これくらいだったらほったらかしてても
平気だよ〜」
瑞葉に手を引っ張られるが、そんな事を言って動こうとしない。
「……本当に? 痛く、ない?」
結局、押される形で前に進められ、不安げに瑞葉を見上げて聞いてみる。
「おねえちゃんも一緒じゃないと、僕いやだよ……」
>>738 「えっ…だっ、だって私、その…」
主人にからかわれながら、その手の動きに敏感に反応する。
>……ここよりも、ベッドの方がいいかね?
「……!」
胸元に手が伸びたのと、その言葉。それで一瞬硬直するが、すぐにこくりと頷く。
「…はい。私、今夜はその覚悟…ううん、そのつもりで来ましたから」
>>739 「本当に大丈夫。私ももちろん一緒ですわ」
ニコリと微笑んで見せると、少年を医務室へ入れる。
「そこのベッドに座って、脚を見せて下さい」
薬箱を取り出して、消毒液と絆創膏を用意しながら言う。
>>740 由依をいきなりお姫様抱っこでベッドへと連れて行くと、横にさせる。
「……お前のここは、ずいぶん苦しそうだな」
呟きながら、ぴっちりとしていた由依の胸元を開いていく。
そのまま、乳房を露出させてしまい、両手で揉み始める。
>>741 瑞葉のスカートを強く掴んでいたが、医務室に到着し、仕方ないという風で
ベッドの端によじ登って瑞葉に向き直る。
「おねえちゃん……すっごく可愛いね。僕、何だか好きになっちゃいそうだよっ」
膝をぶらつかせながらそう言って、頬をぽっと赤らめる。
「とっても暖かいし、とっても柔らかいし……みずはちゃんとは大違いだ」
そう言って、ぷいっとそっぽを向いてしまう。
>>742 「あっ…。いけません、こんな…恥ずかしい…」
お姫様抱っこをされると、小柄な身体を微かに羞恥心でよじらせる。
そのままベッドに運ばれ、ゆっくりと衣服を脱がされていった。
やがて、まだ発育途上の胸が露出すると、きゅっと唇を噛んでしまう。
「んっ…んぁ…」
微かに声が漏れるものの、何より恥ずかしさが勝ってしまっているようだった。
>>743 >僕、何だか好きになっちゃいそうだよっ
「もう。そんな風におだてても、きちんと治療はしますわよ?」
ませた少年の言葉に苦笑しながら傷口に消毒液に浸した脱脂綿を近づける。
>みずはちゃんとは大違いだ
「えっ?」
思わぬ一言に、つい脱脂綿を押し付けてしまう。
「みずは、って……私も瑞葉ですけれど?」
>>744 「ん? どうした由依。そんなに恥ずかしがって……」
などと言いつつ、片方の乳首を舐め、口に含んで転がしてから、離す。
「これから、メイドたちにお前がこうすることもあるのだぞ?」
胸全体をマッサージするように、両手を左右対称に動かしながら、時折どちらかの先端に口で刺激を与えていく。
>>745 「!? いったあぁ! うう……っ!」
思っていたより消毒液がしみて、痛みを我慢するように唇を噛み締める。
「お、おねえちゃん……もうちょっとゆっくり塗ってよぉ……」
涙を浮かべながら言って、脱脂綿を持つ瑞葉の手を押さえる。
「え、おねえちゃんも『みずは』ちゃんなの? そうなんだ〜。あのね、僕の家の
隣りに住んでる女の子も『みずは』って名前なんだよ〜?」
嬉しそうに言って、瑞葉をじっと見つめる。
「でも、そのみずはちゃんとおねえちゃん……全然違うや。おねえちゃんの方が
僕は好きだなっ!」
そう言うと、ベッドから降りて瑞葉に抱き付く。
>>746 「んっ…はぁっ、そ、そうですよね。わかっています…」
主人の愛撫と舐め技に、逃げるように身体をよじらせながらもそう言う。
やがて、両方の乳首が充分に硬くなると、ぼうっとした表情でこう呟いた。
「御主人様にこうしていただいて…嬉しい」
>>747 「ご、ごめんなさい! つい驚いてしまって……」
慌てて脱脂綿を離すと、それでも消毒は出来たようなので絆創膏を貼る。
>おねえちゃんの方が 僕は好きだなっ!
「そう言ってくれるのは嬉しいですけれど……
それではその女の子に失礼ですわ」
抱きついてきた少年の頭を撫でる。
「その子はどんな子ですの?」
>>748 「ほう、そうか……私にこうされて、嬉しいのか」
乳首を舌でこね回しながら、感心したようにそう言う。
どんどん服を脱がせて行き、片手で胸元からお腹へ――そしてさらに下の方へと愛撫をしていく。
「ならもしや……今まで一人で、こんな事をしていたのかな?」
と、まだ服で隠れたままの股の間を、上から撫でてみる。
>>749 頭を撫でられて、えへへと嬉しそうに笑う。
「その子? うーん……おねえちゃんとは反対の女の子だよ。
おねえちゃんみたいに優しくないし、柔らかくないし、それに……」
瑞葉を真正面に、少し俯いて寂しそうな表情になる。
「……僕から離れようとするんだ。他に好きな子が出来たみたいでさ。
ひどいよね? あんなに僕のこと好きだって言ってたのに……」
ふくれっつらになって、しばし黙り込む。
「でもいいんだ! もう、みずはちゃんの事、何とも思ってないし。それに今は……」
そして、ゆっくりと瑞葉の胸元に顔を寄せる。
「おねえちゃんが一緒なら、寂しくなんかないもん」
>>750 「はい。子供の頃から、お慕いしていましたから…」
多少父親による影響があるものの、その言葉に偽りはないようである。
>……今まで一人で、こんな事をしていたのかな?
「そっ…。そ、それは、その…少し…だけ」
それだけ言うと、主人と目をあわせていられずに、ふっと視線をそらしてしまう。
が、短めのきっちりとしたスカートの上から股を撫でられると、またも声が漏れ出す。
「ふぁっ…御主人様…ぁ」
>>751 あまり他人事とは思えない告白に、しばし戸惑う。
「その子、本当にあなたのことを、もう好きじゃないって……
はっきり言いましたの?」
少年と一緒にベッドに腰掛けて問う。
「もし、あなたがそう思ってるだけだったら……」
>>752 「ふっ、少しだけの割には、ずいぶんと感じてくれているようだな」
しばらくスカート越しに愛撫をしていた手が、スカートの中へと入り込み、ショーツに触れる。
「……む? もう濡れているようだな……そんなに私にこうされたかったのかな?」
二本指で割目をなぞるように刺激しつつ、時折胸にしゃぶりつくのを忘れない。
>>753 瑞葉に促されるようにベッドに座るが、少ししょんぼりとした風で床を見つめている。
「……ううん、言われたわけじゃないよ。だけど、その子を二人っきりで
遊んでいるところを見たんだ……すごく楽しそうだった……僕と一緒にいるよりも」
そう言って頭を振り、瑞葉を見上げる。
「もういいんだ。どうだって……ね、おねえちゃんっ。おっぱい触ってもいい?」
唐突にそう言うと、片手を伸ばして、瑞葉の片胸に小さな掌を押し当てる。
「うわ〜っ、マシュマロみたいだ〜……」
嬉しそうに目を輝かせて、ぐにぐにと揉む。
>>755 「それじゃあ、ひょっとしたら……」
誤解かもしれない、と言おうとした途端に
少年が胸に触れてくる。
「あっ、ちょ、ちょっと……やっ」
特に技巧にすぐれた手つきではないものの、それでも若干快感を覚えてしまう。
「ダメ、ですわ。ね?」
少年の手を押し留めて、なんとかやめさせようとする。
>>754 「あっ…やぁっ…」
時折首を振っていたが、段々と進んでいく行為に、期待と不安で身体が強張ってくる。
>……そんなに私にこうされたかったのかな?
「…はい。私、何年も前からこの日の事を…んぅっ」
しばらく下着越しの愛撫を受けていたが、やがて主人がショーツに手をかけると、じっと主人の方を見る。
>>757 「ふむぅ……ということは……だ」
一時刺激を与えるのを中止し、由依のショーツをゆっくりと脱がしていく。
既に潤いを帯びている秘所に、直接手を触れてから、笑顔を浮かべて問う。
「ここに迎え入れるのは初めてかな?」
>>756 「どうして? みずはちゃんはたくさん触らせてくれたよ〜?
こんなに柔らかくなかったけど」
言いながら、服の上から先端のしこりを発見して、その部分を執拗に弄り始める。
「みずはちゃんもねぇ……ココをこうしてあげると、すごく気持ちいいって言ってたよ〜?
おねえちゃんも気持ちいい?」
屈託のない笑顔でそう言うと、ふと、手を離してしまう。
「僕、おねえちゃんの裸が見たいなぁ……ねぇ、だめ? 僕も裸になるからさっ」
そう言って、自分のズボンに付いているサスペンダーに手を掛ける。
>>759 「そ、そんなことまで、していたんですの?」
思わぬ少年の言葉に唖然として、つい手を離してしまう。
>おねえちゃんの裸が見たいなぁ〜僕も裸になるからさっ
「え、え?」
混乱しているうちに、少年がズボンを下ろし始めてしまう。
「ちょ、ちょっと待って……」
>>760 瑞葉の言葉が聞こえているのか、聞こえていないのか、どんどん脱いでいく。
そして、素っ裸になると、にっと笑って瑞葉を見る。
「ほらほら、早く〜っ! それとも自分じゃ脱げないの? みずはちゃんと一緒で……」
そう言うと、瑞葉のスカートを捲って、下着を脱がそうとする。
>>758 するするとショーツが脱がされていく感覚。そして、スカートも取り外され、一糸纏わぬ姿にされる。
自分の身体とは思えないほどに身体が火照り、思考がのぼせているかのようにぼうっとしたままになる。
「…はい。初めて…です。ですから…」
少し迷った後、そっと呟くように一言。
「仕える者の言う言葉ではありませんが、その…ゆっくり、優しくしていただけたら嬉しいです…」
>>761 「そ、そういう問題じゃ……」
裸になってしまった少年から目を反らしていると、
スカートをまくられ、あっという間にショーツを下ろされてしまう。
「やっ、ダメっ!」
慌ててスカートの裾を押さえるが、少年の手はその中へ入ったまま。
>>762 「この期に及んで仕える者の立場を忘れないとはな……よし、わかった。
なら、たっぷりと濡らして解しておかなければいけないな」
逸物を挿入すると見せかけて、秘所を触っていた指を、その中へと潜り込ませる。
穴を広げるように、しかし優しく中を掻き混ぜ、さらに指を一本追加する。
>>763 下着を膝下まで下ろして、遠慮なく秘部へ指を差し入れる。
「? あれ? 何でこんなところに毛が生えているの?」
不思議そうに言って、スカートを捲らずに瑞葉の恥毛を引っ張る。
「おねえちゃん、真っ白でとってもきれいな足だね……みずはちゃんは
いつも怪我してて、もっと黒かったよ〜」
恥毛を引っ張りながら、もう一方の手で太腿を撫で回す。
「ほら、おねえちゃん。早くエプロンを取って、上も脱いで? 僕、おっぱいが見たい!」
>>765 「だから、そんな風に比べるのは失礼ですわ……痛っ!」
恥毛を引っ張られて悲鳴をあげる。
「……胸、見せたら……もうそれで終わりにしてくれるって約束、出来ます?」
思案の末、妥協することにしたのか
顔を真っ赤にしながらもエプロンを肩から外し、
胸のボタンを外して上半身は下着姿になる。
>>764 「あぁ…ありがとうございます。…くっ」
指が挿入されると一瞬顔をしかめるが、手馴れた主人のおかげか、そこまで痛みはないようである。
「んっ…ふぁっ!?…あぅぅ」
ただ、指が二本となると、苦悶の声が混じり、未開発の内部がきつくきつく締まる。
それでも主人に長い時間をかけてゆっくり…ゆっくりと解され、声にも少しずつ甘いものが混じっていった。
ふと視線を向ければ、主人の股間は既にテントを張っていた。
「あの…御主人様、んっ…あの、もう来てくださってよろしいです、もう大丈夫ですから。
…ただ、その前に、由依は御主人様にお願いが…」
少し困ったような顔をすると、目を閉じ、微かにあごをつき出して唇を閉じる。
>>766 瑞葉が脱いでいく様を、動きを止めてじっと見つめる。
「うわ〜、とってもきれい!」
そう言ってベッドによじ登ると、瑞葉のブラを強引にずらしてしまう。
「比べてなんかいないよ〜? だって、おねえちゃんとみずはちゃんは全然違うんだもん」
そして、晒された胸の先端を、赤ん坊のように吸い付く。
「……へへ、僕知ってるんだ。こうすると、変な感じになってくるんでしょ?」
ちゅっと音を立てて、得意げな表情で言うと、舌を突き出して、先端を上下に
ぺろぺろと舐め始める。そして、もう一方も摘むように指で挟み、軽く引っ張るように
扱き出す。
>>767 「……少々気を焦ったか……すまなかったな、由依」
苦悶の表情を浮かべた由依に謝罪の言葉をかける。
そして、由依のお願いを察すると、何も言わずに彼女に口付けをする。
「……では、行くぞ」
宣言してから、自分の逸物を取り出すと、彼女の割目に宛がう。
>>768 「ひぁっ!? やん、そこ、ダメぇっ!」
少年の、知識が無いゆえに容赦もない責めに、
気を緩めていたせいもあって、悩ましい声を上げてその場に倒れてしまう。
「ね、もうやめて……これは、いけないことですわ……んんっ」
>>769 「いえ…いいんです。私は御主人様の使用人ですから…あっ……んっ…」
そう言った所で優しく唇を塞がれると、目尻に溜まった涙がすっと零れた。
「キス…初めて…」
呟く様にそう言ったが、やがて取り出された主人の逸物に目を見張り、そして自分の秘裂にそれが宛がわれる。
「あ…」
ごくりと喉を鳴らすが、初めての自分に気遣いをしているような主人を見て、囁くように言う。
「大丈夫です。由依を…由依を御主人様のものにして下さい…」
>>770 ベッドに倒れこんだ瑞葉に覆いかぶさるように、自分も倒れていく。
ひとしきり先端を吸い続け、時折優しく揉み上げたりして、ようやく顔を離す。
「……どうして? 何でいけないことなの? おねえちゃん、すごく気持ちよさそうだよ?
それにほらっ!」
瑞葉の身体の上で起き上がって下半身を突き出してみせる。
「僕のココ、大きくなってるでしょ? 僕も何だか変な気持ちになってるんだ〜」
そう言って、小さくそそり立つ茎を瑞葉に見せる。
「……あ、やっぱりだ。みずはちゃんもね、おっぱいを舐めてあげると
ココが何でか濡れてくるんだ。でも、僕知っているよ、これ、おしっこじゃないんだよね?」
するすると瑞葉のスカートを捲って秘部へと片手を持っていくと、秘穴の周辺を
指先で弄り、秘豆に愛液を塗りつける。
>>771 「……わかった」
端的に言い放ち、逸物を由依の秘所に押し付け、ゆっくりと押し込んでいく。
やがて、何かが切れるような感覚の後、奥まで収まる。
「……大丈夫か、由依?」
そう問いかけながら顔を近づけ、再び口を合わせる。
>>772 「はぁんっ、ふぅっ、ん、ひ、あんっ!
き、気持ちよく、したら……ダメ……っ、ひゃああんっ!」
胸の先端と、そして秘豆をこねられて、甲高い悲鳴を上げる。
突き出された幼茎を目にすると、もう逃れられないことを悟る。
「もう、私はいいですわ。今からはあなたを気持ちよくする番……」
そう言うと茎をそっと握って擦り始める。
「どう……ですの?」
>>774 秘豆が弱い、という事を知っていたので、にやにやと笑いながらそこばかりを
責め続ける。
「おねえちゃん、可愛いっ。みずはちゃんも、おんなじだったよ〜」
余裕げに言っていたが、逆に瑞葉に幼茎を握られて、思わず腰を引いてしまう。
「ふあぁっ! う、うん……おねえちゃん、僕もそうされると……気持ちいいよ……」
真っ赤になってそう言うと、だんだんと呼吸が早くなっていく。
「おねえちゃん。お口の中に入れて、舐めて? そうしたら僕、もっと気持ちよくなるんだ……」
ゆっくりとベッドに仰向けに寝転がると、少し両足を開いて、潤んだ目を瑞葉に向ける。
>>773 「ぐっ…くう…うあぁっ…」
強烈な異物感が自分の中に侵入してくる感覚。
ただ、激痛だけが体中を駆け巡っていく。
「痛っ…いたっ……あああぁっ!!」
やがて逸物を完全に収めると、再び涙を流しだす。
>……大丈夫か、由依?
「はい、大丈夫です……んんっ…」
軽いくちづけが終わると、つうっと二つの唇の間に糸が引いた。
「ですから…由依に…私に遠慮しなくて、いいですから…」
そう話している中でも、初めての交わりのせいか、断続的に中がきつく締まり続けていた。
>>775 「なんで、そんなこと知ってるんですの?」
訝しげに思いながらも、横たわった少年の脚の間に入って、
幼茎指で擦り、時折舌を這わせる。
「……そうですわ。あなたにならこれも出来そう……」
まだ未発達の茎を見て、とにかく早く終わらせようとの意図もあってか
胸を突き出し、最近少しだけ大きくなった(と本人は主張する)
乳房を出来るだけ寄せて上げ、谷間へとそれを導く。
「こうすると、もっと気持ちいい……でしょう?」
>>776 とても大丈夫に聞こえる悲鳴ではなかったのだが……
「……とりあえず力を抜きなさい」
キスをすることで、落ち着かせて体をリラックスさせ――
「動くぞ……」
言うなり、ゆっくりと由依の中を往復し始める。
>>778 「はい…はぁ、ふぅ…」
深呼吸をして呼吸を整え、肩の力を抜こうとする。
「もう、んっ…大丈夫ですから」
キスの効果もあってか、少し身体も解れ、中のきつさも若干緩む。
そして、再び主人が動き始めた。
「んぁっ…くう…。御主人様のが、私の中に入ってる…んっ!」
時折表情を歪めるも、ただ苦痛だけを感じているようではないらしい。
>>777 「うん? みずはちゃんと、こういう事をやっていたからだよっ」
そう言って、悦に入るように表情が恍惚としてくる。
「ん、ぁっ! す、すごい……おねえちゃん、上手だね……何で、僕が気持ちいいところを
知っているの……?」
偶然にもツボを捉える瑞葉の舌技に、そんな事を聞いてみるがほとんど独り言。
そして、今度は舌や指とは違う、柔らかい何かに包まれるのを感じて
ぱっと目を開けて顔を上げる。
「うわ……何だか……変な感じ……。マシュマロで挟まれてるみたい。
き、気持ちいい〜……」
そう言って、瑞葉の胸の間に挟まれた幼茎に刺激を与えるべく、自ら腰が上下に
動き始める。
>>779 処女だった故のきつい締りが、逸物に襲い掛かるが、それを跳ね除けて動き続ける。
「……今はまだ痛いかもしれんが、直によくなってくる」
お約束の言葉を投げかけ、少しでも感じさせようと、手で由依の胸も弄り始める。
緩やかな前後運動を続けながら、時折唇も合わせる。
>>780 >みずはちゃんと、こういう事をやっていたからだよっ
「え?」
(さ、最近の子って、そういうものなんですの?)
自分もあまり人のことは言えない経歴なのだが、
ついそんなことを思ってしまう。
しかし何はともあれ、胸での奉仕に喜んでもらえたようなので
気をよくして、時折茎を口に含んだりしつつ、少年を絶頂へと導いていく。
(瀬名様にも、これをして差し上げたら……喜んで下さいますかしら?)
「ね、気持ちいいの我慢できなかったら、いつでもイっていいんですのよ」
誘うように告げると、亀頭にチュッと音を立てて口付けする。
>>781 「んくっ…はい、何だか、少し慣れて…」
痛みは無くならないものの、少しずつ身体も慣れ、主人を受け入れていく。
緩やかな動きのせいか、その言葉も真実味を帯びて聞こえた。
「んんっ…はい、少しずつ、何だか…私っ」
そうして、微かに身体が反応し始めていく。
>>782 刺激にまだ慣れていない先端に口付けされて、思わず腰をはね上げる。
「わぁっ……うん、わかった。ね、おねえちゃん……さっき、僕がおねえちゃんの
おっぱいをペロペロ舐めたみたいに……僕のも舐めてくれない?」
それなりに硬度が増してきた幼茎の先端を、瑞葉の頬に擦り付けると
息を切らせながら頼んでみる。
「……そうか。『イク』って言うんだ……。僕、もうすぐイっちゃうよ……?」
>>784 「んんぅ……っ、そう、嬉しいですわ。
気持ちよくなってくれて……さ、じゃあ我慢せずに」
顔をほころばせると、一気に暴発へと導こうと考え、
少年の幼茎を幾度か乳房で擦り上げたあと、
口に含んで大胆に音を立てながら舐めしゃぶっていく。
「んっ、ひゃぅ、ちゅぷ、んんっ、ちゅ、はぅ、むぅ……んっ!」
その間に手で睾丸を弄ぶのも忘れない。
>>783 「……そろそろ……もう少し激しくするぞ」
徐々に突き入れるストロークを大きくし、両手で彼女の体をしっかりと掴み、
たっぷりと主人という体を自覚させる。
「……由依、今のうちに聞いておく。どっちに出して欲しい?」
>>785 「ふあぁっ!? すご、お、おねえちゃ……っ!」
視覚と聴覚と触覚で責められて、だんだんと訳がわからなくなってくる。
「みずはちゃんとした時は……こ、こんな風にならなかった……のに……っ」
そして、ふるふると両足が震え始め、がばっと起き上がって
幼茎をくわえ込む瑞葉の頭を押さえて、全てを口内に納めてしまう。
「出る……っ! おねえちゃん、出るからねっ!」
顔を真っ赤にしてそう言うと、幼茎が膨らみ、先端から精が勢いよく吐き出される。
>>786 「ああぁっ、御主人様っ、御主人様ぁっ!」
身体を掴まれながら何度も前後されるうちに、僅かながら快感という物が生まれ始めてくる。
「由依の…私のここ、なんだかじんじんして…でも痛いのとは違う…。変な…んっ、感じですっ!」
>……由依、今のうちに聞いておく。どっちに出して欲しい?
「…っ、このままで、このまま来てください!由依、もう切なくて、んくぅっ…」
言葉を裏づけるかのように、秘所は主人を求めているかのようにぬめりを増していく。
>>788 「よし、わかった……」
答えてから、血のせいか愛液のおかげか、滑りの増した中に勢い良く突き入れる。
先ほどからきつい中を動いているだけあって、すでにいつ出してもおかしくない。
「……くっ、行くぞ、由依ッ!」
そう言うや否や、逸物を奥に入れたまま、由依の中に白濁液を放出する。
>>787 頭を押さえつけられて苦しげに呻きながらも、
やがて少年が爆発させた白濁を口でしっかりと受け止める。
「んんぅっ! ん……んんっ、んく……っ」
奔流がおさまりかけると、まだ茎に残った分を
最後の一滴まで懸命に吸い取る。
「ふぁ……んっ、ちゅぅ……ふぅっ」
最後に汚れた亀頭を舌で綺麗にすると、少年を見やる。
「さ、これでおしまい。もう遅いですし」
>>790 欲の全てを瑞葉に飲まれて、疲労したようにベッドに寝転がる。
「はぁ……すごく良かったよ。やっぱりおねえちゃんの方が好きだ〜。
可愛いし、とっても上手だし、僕毎日おねえちゃんに会いに来てもいいよっ」
そう言うと、起き上がって瑞葉の片腕に抱きついて、嬉しそうに頬擦りする。
「ふああ……眠くなってきちゃった。僕、出した後、いつも眠くなってきちゃうんだ……。
どうしてかな……」
そして、素っ裸のまま、瑞葉の太腿に倒れ込んで寝息を立て始める。
>>789 「んぐぅ…くぅぅっ…御主人様ぁ…ああっ」
痺れるような痛みや初々しい快感がない交ぜになった感覚の中で、主人の逸物が震えるのを感じる。
それで何となく、主人が達するのだとわかった。
>……くっ、行くぞ、由依ッ!
「はい…来てくださ…うっ、あぁんっ!」
直後に主人が達し、どくどくと白濁を注がれる。
「……っ…はぁっ、はぁっ…」
それが終わると、くたりと身体から力が抜けてしまった。
>>792 自分の息子が全てを吐き出すと、由依の中から引き抜き、
ぐったりしてしまった由依に代わって、タオルを持ってきてやる。
「……メイド相手なら、後始末までさせるところだが、お前は今日初めてだしな」
タオルを渡すと、自分も身なりを整えていく。
やがて、ベッドの淵に座り、由依を見る。
「……どうだったかね、初めての気分は?」
>>791 自分に懐いてしまった少年を困ったように見ていると、
やがてそのまま眠ってしまう。
「あ……これじゃ風邪を引いてしまいますわよね」
どうしようか迷った末に、服を何とか着せると
そのまま医務室のベッドの毛布をかけてやる。
「明日の朝、また迎えにくればいいですわよね」
一人頷くと、少年の額にキスをしてその場を去っていく。
「お休みなさい。“みずはちゃん”のこと、あんまり悪くしたらダメですわよ」
>>793 「はぁ…はぁ…」
主人が自分の身体から離れると、秘所からは少し紅さの混じった白濁が零れる。
「んぁ…申し訳ありません、御主人様…」
タオルを受け取って身なりを整えると、自噴が裸である事に気付いて慌てて衣服を引っ張り寄せる。
>……どうだったかね、初めての気分は?
「はい、想像していたよりも、痛くて…でも、何だか充実したような、そんな不思議な感じです。ただ…」
小さく俯くと、ぼそりと言う。
「由依は執事として未熟です。使用人としてなら御主人様が出したい所を聞くはずが、私の我が侭で…」
そして、恥ずかしそうにしながらも、もう一度主人の方をしっかりと見て、こう言う。
「あの、でもすごくドキドキして、何が何だか分からなくなっちゃうんですね、その…えっちって」
>>795 「そう卑屈にならんでもいいだろう」
手を伸ばして、由依の頭を撫でてやる。
「それだけ気持ちよかったのだろう? ……まあ、初めてならあまり良く分からんかもしれんがな。
……さて、今日ぐらいは一緒に寝て行くか?
執事として動き始めると、こういうこともできなくなるだろう」
>>796 >……まあ、初めてならあまり良く分からんかもしれんがな
「はい。良く分からなかったですけど…そのうち気持ちよくなれるのでしょうか?」
頭を撫でられながらそう言うが、次の主人の言葉で硬直する。
「あ、はい。いえ、でもあのそのええと…」
落ち着き無く辺りを見回した後で、主人を見上げて微かに頷く。
そうして主人と共に寝ることになるのだが、緊張であまりしっかりとは寝れなかったり。
(あの優しい御主人様のお側に本当に仕えられるなんて…良かった)
途中そんな事を思いながら、主人の寝顔を見つめていた。
>>797 由依と一緒に横になりつつ――
「(メイドを教育する以上、由依もそれなりの事を体験しないといけないからなぁ……ふっふっふ)」
などと、夢見る少女の横で、怪しい妄想に耽っていたりする。
800 :
椿 杏樹 :03/11/21 22:23 ID:ez5xhDcQ
中庭に一人しゃがんで座り、草をちぎりながら軽く溜息をついている。 「ふぅ」
801 :
椿 杏樹 :03/11/21 22:31 ID:ez5xhDcQ
どうやら昼間仕事でミスをしてしまったらしく、誰も見てないところで ひっそりこっそりと落ち込んでいる。 「あーあ……。私のバカ」
「あ〜落ち葉がいっぱい〜」 何かを思いついたらしく、食料庫に行くとサツマイモを抱えて中庭に向かっていった。
803 :
椿 杏樹 :03/11/21 22:50 ID:ez5xhDcQ
どこからともなく足音が聞こえたので、しゃがんだまま背後を振り返る。 そこにはサツマイモを手にした未来の姿が。 「…未来ちゃん。あっ」 「お芋だ〜。もしかして、焼きイモするつもりだったんですか? だったら私も一口欲しいなあ」 立ち上がってエプロンの枯葉をポンポンと叩き落とし、未来の元へ駆け寄る。 「ふふ。御主人様にも持って行ってさしあげたら、喜んでくださるかしら」 サツマイモを手ににっこりと微笑む。
「へへ〜〜いっぱい持ってきちゃいました〜」 舌を出していたずらっぽく笑っている。 「杏樹さん、枯れ葉集めましょうよ。」
二階の窓から外を見ると、未来と杏樹が夜の庭に集まっているので 何をしているかと首を傾げる。 「お掃除……ですかしら? こんなに遅くに?」
806 :
椿 杏樹 :03/11/21 23:06 ID:ez5xhDcQ
未来と箒で枯葉をかき集めて、楽しそうに歌ったりしている。 「♪ほっかほか ほっかほか あっちちのちー」 先ほど迄の落ち込みはすっかり消えうせてしまったようである。 ふと上を見上げると、瑞葉が自分たちを不思議そうに見ているので 手を振って呼んでみる。 「瑞葉さーん。あのね、今から焼きイモ焼くんですけどご一緒にどうですか〜」
「ふぅ〜っ、今日はお引越し…かな?」 何やら屋敷が騒がしいようなので、まずは自分の荷物を纏め始める。 「ええっと、これとあれとそれと…」
「よいしょ、よいしょ」 枯れ葉を山のように集めると、マッチを探すがどこにもない。 「杏樹さんマッチ持ってませんか?」 杏樹も持っていなかったので、瑞葉に頼んでみる。 「瑞葉さん、マッチもってきてくださいねぇ〜」
「……とりあえずこれで全員、と」 屋敷のメイドや使用人達にあらかた挨拶を終え、自室で小休憩をする。 「あ…そうだ、これも提出しないと」 何かを思い出してそう呟くと、まだ昨晩の余韻が残る足取りで、名無しの執事に書類を提出しに向かった。 葦名 由依 主人の傘下の葦名家の娘。主人と父との約束により、屋敷の見習い執事及び秘書となる。 幼少の頃より主人を慕っており、その初めても主人に捧げた。
810 :
椿 杏樹 :03/11/21 23:19 ID:ez5xhDcQ
「瑞葉さん、来てくれるかしら。マッチが無いと焼けないぞう〜」 箒を側にあった木に立てかけ、枯葉を山のようにすると 再びしゃがんでその中にサツマイモを何個か埋めていく。 「火事にならないといいけど…未来ちゃん、バケツにお水お願いできます?」 未来にそう依頼する。
>>806 「焼きイモ?」
一瞬考え込むが、すぐに頷く。
「分かりましたわ。私もすぐ行きます」
>>808 「はい、マッチですわね。ちょっと待っていて下さい」
窓際から姿を消すと、やがて水を入れたバケツも持ってやってくる。
「これも一応必要ですわよね? さ、火種を作りましょう」
「…そう、名無し屋敷の埋め立てを手伝ってあげるのよ。早く来なさい」 ウサギ皮のストールを揺らし、高らかと声を張り上げる。 不釣合いな”安全第一”という文字が書かれた、黄色いヘルメットをかぶって。
「は〜い!」 庭の片隅にある蛇口でバケツに水を入れると、両手で重そうに持ってくる。 「火事になったら困りますもんね」
814 :
秋山 麗 :03/11/21 23:23 ID:Nc7fFcQl
「また今回も中途半端な終わり方に……」 無作為に拡張された屋敷を見つつ、物思いにふける人約一名。
815 :
椿 杏樹 :03/11/21 23:25 ID:ez5xhDcQ
「あっ、すごーい。仕事が速いですねえ、さすが瑞葉さん〜」 水の入ったバケツを受け取る。 「まあ未来ちゃんが汲んで来て、何個もあってもいいと思うし これで準備は完了かなあ」 「さーて」 マッチを手に取り、火をつけようとする。
ふと廊下の窓から外を見ると、焚き火をしている模様。 「…まさか…まさか…」 深く考え込むように俯き、そして… 「…焼き芋大会ね!!」 目を輝かせて外へ飛び出していく。
>>813 「あ、ごめんなさい、ちょっと私が来るの遅かったですわね……」
被ってしまったバケツを見て困ったような顔になる。
>>815 >何個もあってもいいと思うし
「ん、そうですわよね」
すぐに明るい顔になると、杏樹にマッチを渡す。
焼きイモなどしたことがなかったので、
彼女を普通に見守っている。
「え、何? 仕事がまだ終わってないから無理?」 「そうなんですよ。この仕事をいま切り上げるわけにはいかなくて」 「ふーん」 筋骨隆々とした肉体を作業服越しでも確認することのできる工事の現場監督を、 ありったけの不満を乗せて睨みつける。物怖じせずに。
819 :
椿 杏樹 :03/11/21 23:36 ID:ez5xhDcQ
「景気良くいきましょう。それー」 マッチを擦って火をつける。が、調子に乗ってしまい 笑顔のまま何本も何本も火をつけて枯葉の山に放り込む。 「はい、はい、はいっと」 火はどんどん勢いを増して火柱のようになってしまう。が、本人はいたって 「おお〜。キャンプファイヤーみたいですねえ」 呑気である。
窓から外を眺め、焼き芋風景を見て鼻で笑う。 「今の時間分かってるのかな。」 余裕そうに外を眺めながらもまだ自分の準備は終わってなかったりする。
パチパチと音を立てる枯れ葉の山 楽しそうに、炎を見ている。 「早く焼けないかなぁ〜」 バケツが二つあることなど既にお構いなしの様子だ。
822 :
秋山 麗 :03/11/21 23:38 ID:Nc7fFcQl
「……なんか騒がしいわね……」 ふと外を見ると、メイドたちがなにやらワイワイやっている。 だが、とたんに火が燃え盛るのを見て、血相を変える。 「ちょ……! 何事っ?!」
「……?」 もうすぐ引越しだと言うのに、どうもメイド達の姿が少ない。 どうしたのだろうと思って廊下を歩くと、メイド達の何人かが焚き火をしていた。 「そんな…。こんな乾燥した空気で焚き火だなんて…火事になったらどうするつもりだと言うの?」 主人に報告すべきか迷った後、少し戸惑った表情ながら前を向く。 「皆さん年上の方ばかりのようだけど…執事として、注意しないと」
杏樹が次々とマッチに火をつけるのを見て ふと不安に駆られるが (でも杏樹さんは経験がおありでしょうし、大丈夫……ですわよね) 結局は杏樹を信頼して黙っている。 が、やがて火柱が立つと、また不安そうな顔になる。 「あの、大丈夫なんですかしら?」 二人に声をかける。
「焼き芋…美味しそう」 自室の窓から覗く庭の風景を羨ましそうに、また微笑ましそうに眺める。 「……」 だがその光景はすぐに赤く塗り潰されてしまい、火柱が上がったことに落胆する。 同時に半ば呆れてもいた。
826 :
椿 杏樹 :03/11/21 23:44 ID:ez5xhDcQ
「大丈夫ですよ〜。………たぶん」 ガスライターなどを使う事があっても マッチを使うのは、実は今日が生まれて初めてである。 火が既に物凄い勢いになっているが、まだ危ないとわかっていない。 「♪もーえろよもえろーよ〜 炎よもーえーろー」 同僚達の慌てぶりとは逆に、火をつけた張本人は動じずうきうきと歌ったりしている。 この様子では中のイモはもうすっかり炭になってしまっているのだろうが。
827 :
秋山 麗 :03/11/21 23:46 ID:Nc7fFcQl
慌てて庭へと駆け出し、焚き火…というか火柱へと駆け寄る。 「ちょ……こんなところで焚き火なんて、一体何してるの?!」 杏樹の歌から、焼き芋というイメージは出てこないらしい。
麗に続き、火柱の側まで駆けてくる。 「皆さん、私に黙って焼き芋大会なんてずるいです!…って、何ですかこれ!」 目の前で立ち上る火柱に、呆れるやら驚くやら。
たくさんのメイドたちが出てきて、楽しげである。 「あれ?火の勢いが弱くなってきましたよ〜」 急に火柱が小さくなってきた。 長い棒で芋のありそうなあたりをつついてみている。
「そこに余ってるダンプカーとか、ショベルカーだとかいろいろあるでしょ? とっとと動かしてちょうだい。こっちは時間がないんだから、早く!」 歴戦の現場監督もさすがに困惑しているが、一向に語気は弱めずに彼に言う。 「え、こっちに回せる人員がいないですって? ふざけないで! 私と話している暇があるなら、あなたが運転すればいいじゃない」
831 :
桜庭 奏 :03/11/21 23:52 ID:KPe9UCjm
最近物思いに耽ることが多く、今もどこか心ここにあらずの状態で 荷物の入ったトランクを引いてくる。 瑞葉にプレゼントされた『うさこちゃん』ぬいぐるみも加わって鞄に 入らないほどぬいぐるみが大量になったため、テディベアだけ左腕に抱えている。 玄関の方までそれらを持って歩いてくると、夜なのになぜか異様に明るいのを 感じて首を傾げる。 「……なんだろう。」 玄関が見える窓におでこを押し付けて外を眺めてみる。 状況はあまり理解できないのだが、沢山自分以外の同僚達が集まっているのが 見えて、少し自分が浮いているのを感じてしまう。 (最近勉強するのに託けて、私夕食の時間もいなかったし、……自業自得だよね。) 少し眉根を寄せると、くるりと引き返して厨房の方へ。
832 :
三条 望 :03/11/21 23:53 ID:eB9JTOcS
「やっぱり寒い夜にはこれに限るな…」 そう言いながら、引越しで慌しいお屋敷の中、1人石油ストーブで暖をとっている。
「あ、あの、さすがにこれは危ないんじゃ……」 麗などの様子や、そもそも火の勢いなどを見てオロオロとし始める。 「こ、これで消えますかしら? えいっ!」 バケツの水をかけるが……
一人、自室から焚き火の様子を眺めていたが、火が収まって安堵のため息を吐く。 「……一時はどうなるかと思ったぞ。 いくら引っ越すからといって、屋敷を焼却処分されてはたまらんからな……」 などと呟きつつ、メイドたちには秘密にしている秘蔵コレクションをこそこそと荷造りする。
835 :
椿 杏樹 :03/11/21 23:59 ID:ez5xhDcQ
>こんなところで焚き火なんて、一体何してるの?! 「焼き芋ですよー」 赤く燃えあがる火柱を背に、麗に答える。 もっと派手に燃えるかと思っていたのだが、未来が言った方を見ると 瑞葉のバケツ水攻撃のおかげか、 ゴーゴー燃えていた火が段々落ちついてきている。 「あら。落ちついてきたみたい、実はちょっとだけ心配してたの。よかったよかった〜」 「でもお芋…今ので焼けたのかしら。水でびっしょりかもしれないですねー…」 少々心配そうに焼き芋の様子を見る。
火の勢いが小さくなったところへバケツの水が… 「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜おイモ〜〜〜〜〜〜〜」
837 :
三条 望 :03/11/22 00:00 ID:OIGT6U7v
「あれ燃料がなくなったかな…?」 徐々に火が消えていくストーブを覗き込む。 「どこかに石油ってあったっけ?」 そう言いながら石油を求めて、医務室をでるとお屋敷の中を歩き回る。
「なんか外が騒がしいけど……引越しだぞ?」 一人寂しく屋敷の中で、引越し作業の真っ只中。 定番アナウンス 『テンプレの変更・改訂などありましたら、 早くにご連絡していただきますようお願いいたします』
839 :
桜庭 奏 :03/11/22 00:02 ID:qIM9MArO
引越し準備中にもかかわらず、お腹が「ぐぅ〜」となるのを聞いて真っ赤な顔で お腹を押さえながら厨房へ向かう。 最近夕食を抜いて非常用携帯食品ばかり食べていたので、もう飽きてきたらしい。 というかこの時間になると決まってお腹が鳴る。 「もうダメだ、何か食べよう……。」 のそのそと厨房へ入り、引越し後にみんなも飲めるように大きな鍋でココアを作りはじめる。 そして、バナナを見つけると、出来立てマシュマロ入りココアと共に厨房のテーブルに置いた。 「いただきます。」 両手を合わせてそう言うと、早速食べ始める。 食べながらもう一方の手でお行儀悪くポケットから手帳を取り出して眺めている。 「もし今度仕事を忘れたりしたら自分が許せないもんね。」 外でみんなが集まってわいわいやっているのを考えるとかなりのマイペースっぷりである。
「……」 小さくなった火柱を見て、ホッと胸を撫で下ろす。
「とりあえず、俺や杏樹さんなどの分は変更点なしと……」 それ以上何も言わず、食料庫に残っていたサツマイモを レンジ「ヤキイモ」で自動チンして人数分作っておく。 心配りらしい。
842 :
秋山 麗 :03/11/22 00:04 ID:fQQ9bQEf
>焼き芋ですよー 「……焼き芋って、弱火でじっくりやらないとできないのよ……?」 落ち葉の山だった物体を見つつ、呆れた声で杏樹に答える。 一気に燃えて水をかけられ、体積を減らした黒い山のなかで、一体芋はどうなっているのやら。 「……これじゃあ、水にびっしょり濡れてるか、無事でも中は生ね……たぶん……」
>>836 「ご、ごめんなさい、杏樹さん、未来さん。
あんまり怖かったものですから……」
心配そうな杏樹と残念そうな未来を見て、つい謝ってしまう。
しかし「実は心配していた」という杏樹の発言を聞いて
ひそかに自分の行為が正しかったと胸を撫で下ろす。
844 :
三条 望 :03/11/22 00:08 ID:OIGT6U7v
「油…あぶら…アブラ…」 燃料を求めてなおもお屋敷内を徘徊中。
とりあえず火も消えたようなので、ほっと一息つく。 >……これじゃあ、水にびっしょり濡れてるか、無事でも中は生ね……たぶん…… 「そうですね…レンジかオーブンで加熱した方が効率はいいかも…」
846 :
桜庭 奏 :03/11/22 00:10 ID:qIM9MArO
甘いものを食べて気持ちが落ち着いてきたからか、バナナとココアを 流し込むと、立ち上がって再び玄関へ向かう。 先程と違い、軽い足取りである。 「ココアおいしかった♪ みんなにも作った事を教えてあげなきゃ。」
厨房にいた奏にヤキイモをひとつあげ、残りを中庭へと持っていく。 「皆さん、引っ越し焼き芋ならこっちにありますよー。 こんな事だろうと思って、レンジで作りました今」 ベンチに置いて、メイド達に振舞う。 「杏樹さん何やってんですか。……とぼけてもわかるよ、またやらかしたんだろ何か」 溜息をつきながら新聞紙に包んだヤキイモを手渡す。
848 :
桜庭 奏 :03/11/22 00:12 ID:qIM9MArO
もう玄関の外が暗くなっていることに気付き、再び首を傾げる。 「あれ?どうしたんだろう。」 ゆっくりと扉を開けながら首だけ出して外の様子を眺める。
「…とりあえず、もう大丈夫みたいね」 火柱が消えた事を確認すると、くるりと踵を返す。 「これは、御主人様に報告をしておかないと…。にしてもあんな焚き火で焼き芋しようとするなんて…」
「……というか、本当にメイドが誰も居ない……」 全員庭に居るので、屋敷内をうろついても出会うわけが無い。 「……このまま執事長様と二人で引越し作業、なんてことになりませんように……」
ぷーっと頬を膨らましているが怖かったという瑞葉の言葉を聞くと シュンとなってしまった。 「瑞葉さん、ごめんなさい。」
852 :
桜庭 奏 :03/11/22 00:16 ID:qIM9MArO
>>847 瀬名に焼き芋を渡され、いつもと変わらずさわやか少年な彼を見て
ふわっとした微笑を浮かべる。
「瀬名さんありがとう」
焼き芋を食べながら荷物を抱え、お行儀悪く外に出て行く。
853 :
椿 杏樹 :03/11/22 00:16 ID:0h2AZV1x
「?」 瀬名の追求をにこにこ笑って誤魔化そうとする。 とりあえずホクホクの焼き芋が来たのでほっと一安心。 (よ、よかった。これで皆に『芋がダメになった!!』って怒られずにすむかも〜…) 問題はもっと別なところにあったのだが、まだ気付いていない。
854 :
秋山 麗 :03/11/22 00:19 ID:fQQ9bQEf
>皆さん、引っ越し焼き芋ならこっちにありますよー。 「あら、すいませんね柏葉さん」 瀬名から焼き芋を受け取ると、ベンチに座る。 「……どうせだから、引越しは執事さんたちにまかせて、 みんなでお茶会(?)でも開きます? おイモで」 それはお茶会ではなく座談会とかなんとか……
瀬名の作った焼き芋をほおばっている。 「おイモ〜」
「……やれやれ」 とりあえず焼け跡の掃除を始める。
857 :
三条 望 :03/11/22 00:21 ID:OIGT6U7v
「アブラは…もういいか。そうそうそれよりも…」」 徐々に引越しがせまり慌しくなるお屋敷の様子を見て、 白衣から携帯電話を取り出すと引越し業者に連絡をいれる。
>>847 「瀬名様……」
ホッとしたところで焼きイモを受け取って微笑む。
>>851 「い、いえ、そんな。私も皆さんの了解も得ずに勝手なことして……」
お互いにペコペコと頭を下げあう。
「そろそろ寝ようかな」 自室のベッドに寝転がり、うとうとし始める。
860 :
椿 杏樹 :03/11/22 00:24 ID:0h2AZV1x
>みんなでお茶会(?)でも開きます? おイモで 「あっ。それいいかも〜。 引っ越しが済むまで、たまには私達だってお喋りしたいですよねえ」 手をぱちんと叩いて微笑む。 振りかかる執事達の負担はあまり考えていない模様。
秘蔵コレクションを片し終え、こっちは執事に電話をかける。 「……ああ、頼む。この前みたいにメイドに頼んでもいいんだが、なんか不安でな……」 先ほどの火柱が脳裏によぎったらしい。
「はいわかりました、検診台を運べばいいんですね。」 三条からの連絡を受けると医務室に向い、 手早く検診台を解体して運び出す。
864 :
桜庭 奏 :03/11/22 00:28 ID:qIM9MArO
焼き芋を食べながら、玄関側の壁に背を当ててずるずるとしゃがみこむ。 自分の抱いているテディベアに微笑みかけると、焼き芋にかじりつきながら 再び自分の思考に浸ってしまう。
「ふぅ……よいしょっと」 自分の荷物を纏めると、主人に頼まれていた書類をケースに入れ、箱詰めしていく。 「執事長様にも連絡して…と」 どうやら引越しが未経験なせいか、何かと仕事がはかどっていないらしい。
「……えっ、もう立ったの?!」 焼き芋片手に驚きの声を上げる。 「(あたしがやった時はトラブル満載だったのに……)」 なぜか落胆の色も見せたり。
869 :
秋山 麗 :03/11/22 00:32 ID:fQQ9bQEf
「うぅ、またしても……」
870 :
椿 杏樹 :03/11/22 00:32 ID:0h2AZV1x
「というか、志保さんは〜?さっき見たような気がするのに…。 お部屋に戻っちゃったのかしら。」 (焼き芋おいしいのになあ…。 妊婦さんには気分が悪いかもしれないけど持って行くだけ、持って行ってあげよ) 「こんばんは、はい。おいもちゃんです!どうぞ〜。 皆さん外に集まってるから、体調が良かったら来てくださいね」 志保の部屋に行き高速ノックをすると、 笑顔で焼き芋を押しつけるように渡してまた中庭に戻る。
麗が睨んでいる事にビクビクしている。 (…なんで麗さん睨んでるんだろう?)
872 :
桜庭 奏 :03/11/22 00:34 ID:qIM9MArO
>>867 隣にお屋敷が立ったのを見て、一足先に荷物だけ置きに行くことにする。
「未来ちゃんお疲れ様〜。」
とりあえず立てに行った未来の姿を見つけてそう声を掛ける。
(私が立てたときはもっとミスが多かったのに、入ったばかりの未来ちゃんは
もうちゃんと出来てるなんて。……やっぱりダメだな私。)
小さくため息をつきながら新館へ向かう。
873 :
三条 望 :03/11/22 00:35 ID:OIGT6U7v
「検診台は運んでもらったし…後は薬や器具を運ばないとな…」 踵をかえし医務室へと足早に歩いていく。
「さて、未来さんも誘導してくださってますし、 そろそろお引越しを……」 と、耳を澄ますと、旧館の解体に呼んだ業者が 妙に景気のいい歌を流しているのが聞こえてくる。 「……なんですかしら、これ?」
「あ、はい、そこからここまでのものはあちらの広間に積んでいただければ。 ……ああ、そっちのは割れ物ですので慎重にお願いします」 屋敷の見取り図を片手に、作業着の男たちに指示を飛ばしている。 どうやら執事側も引越し業者を雇って運んでもらっているらしい。
876 :
秋山 麗 :03/11/22 00:41 ID:fQQ9bQEf
パンパンッ! と自分の頬を叩いて気合を入れると、ベンチから立ち上がる。 「さて、落ち込んでもいられないし……」
姉と時を同じくして新館へ向かい、同時に戻ってきたらしい。 最近様子がおかしいような姉をどこか注意深く見守るように後ろから ゆっくりと歩いていく。 (おねえちゃん、ちゃんと食べてるのかな。 なんだか痩せたような気がするんだけど……) あの手紙(侯爵の伝言)を奏に渡されてから、どこか話しづらくて しばらく話していなかったのだが、やはり気にはなっていたらしい。
878 :
椿 杏樹 :03/11/22 00:44 ID:0h2AZV1x
「新しいお屋敷も建ったみたいだし、もうしばらくは余裕ありそうですよね。 私も荷物だけ持って行っておいて…あとは、このままギリギリまでお話しててもいいのかしら」 焼き芋にぱくつくながら、呟く。 新館に荷物を運ぶ途中、気付くと若干元気のない奏の姿に目が行く。 脇腹をつん、とつついてにっこり微笑むと身体を寄せる。 「(どうしたの〜。なんか元気ないですよ、奏ちゃん。 …メイドさんは落ち込んでても、御主人様の前では笑顔笑顔。ね)」
「運べー」 と叫ぶリーダー格の男の掛け声と同時に、 いっせいにお屋敷の中へ散り、手早く荷物を梱包して運び出す。
「ああ、未来は立派に新館への引越しをやってくれているよ」 荷物に埋もれながらも、紺野と電話をしている。 「今度『御褒美』をあげなくてはな? ふふ……」 怪しげな笑いを漏らす。
881 :
秋山 麗 :03/11/22 00:50 ID:fQQ9bQEf
「……もしかして、自分の荷物さえ運べばいいのかしら?」 前回よりも引越し業者の人数が多く見え、ふとそう思う。
882 :
桜庭 奏 :03/11/22 00:52 ID:qIM9MArO
>>878 心ここにあらずでぼーっと歩いていると、急に誰かに脇腹をつつかれて
思わず身体を縮めてぎゅっと目を瞑るが。
「きゃっ……なんだ杏樹さん。
……え、私、元気がないように見えた?」
誤魔化すようににっこりと微笑んでみせる。
「杏樹さん、メイドさんの鑑のようね。私も見習わなきゃ。」
「えっと、この書庫から倉庫までは丸々運んでしまってください。 他の部屋は搬入だけで。細かい片付けはメイドたちにやらせますから」 さりげなく、自分たちをほっぽっていたメイドの仕事を増やしつつ、引越し作業を続ける。 ……もっとも、自分は指示を飛ばしているだけなのだが。
884 :
椿 杏樹 :03/11/22 00:56 ID:0h2AZV1x
>>882 「嘘、そう?そんな事私、思えないですよ全然〜。だってお馬鹿だし」
奏の言葉に真っ赤になって驚き、照れ笑う。
「……。私を見習っても幸せにはなれないです。たぶん」
ぼそりと呟くが、決して悲観しているような表情ではなく
いつものほわほわした笑顔である。
「わかりました執事さま」 自分たちに指示を出す男性を勝手に執事と思い込みそういうと、 (えらそうに言いやがって自分も少しは身体をうごかせよ) などと思いながらも、大きな荷物の撤去に取り掛かる。
同僚と話している姉を見ると、安心したように埋め立てを手伝いに行く。 が、凛香と共に体調を崩しているらしい悠斗の大量の荷物を見て、大きく ため息を付くと新館へ凛香の分と二人分運んでやる。 変なところで世話を焼くタイプらしい。
とりあえず引っ越しで皆が慌しい隙を見計らって 悪戯に瑞葉の頬にこっそりキスをしてみたりする。 「(どさくさに紛れてゲット。びっくりした?)」 少年っぽく笑いかける。
888 :
秋山 麗 :03/11/22 01:00 ID:fQQ9bQEf
人知れず、自室に戻って荷造りをしている。 「……えっと、あと一ヶ月だし、不要な物は侯爵家に送り返しちゃおうかしら……?」 ついでとばかりに、今まで未整理だった昔の物をまとめ、引越しとは別の荷札を付ける。 「向こうのあたしの部屋、ちゃんと掃除してくれてるといいけど……」 帰ったら同時に大掃除、などというのはごめんとばかりに、ついでに手紙まで添えてみたり。
889 :
三条 望 :03/11/22 01:00 ID:OIGT6U7v
「クスコに…媚薬に…筋弛緩剤…っと」 妖しげな器具や薬を嬉々として鞄に詰め込むその姿はどうみても怪しかった。
「すみません」 新聞紙に包まれたおいもちゃんを受け取って、お礼を言う。 なんだか杏樹の優しさが、おいもの温かみを重なってより嬉しく感じられた。
892 :
秋山 麗 :03/11/22 01:05 ID:fQQ9bQEf
部屋の中を片付けていると、ふと小さな箱が見つかる。 「……あら? これ、何だっけ……?」 かぱっ、と箱を開けると、その中にあるものを見て目を細める。 「……そういえば、借りたままだったわね」 あとで返そうと思い、ついでに荷物の中に入れてしまう。
>>887 「もう、いつもこういうことなさるんですから」
ちょっと顔を赤くして、口を尖らせて瀬名を睨む。
「ちゃんと引越し、手伝って下さい」
照れ隠しに、自分が持っていた段ボール箱を手渡す。
「あ、そういえばお引越し。私も早く移動しなきゃ」
慌てふためきながら、速攻で荷造りを開始。
>>890 ×温かみを重なって
○温かみと重なって
「なぁ…これって…」 「ひょっとして…あんな事やこんな事につかっているのかなぁ…」 棚の隙間に落ちていた鞭を取り上げ妄想を暴走させながら同僚と囁きあっている。
896 :
秋山 麗 :03/11/22 01:12 ID:fQQ9bQEf
一通り片付け終え、がらりと様変わりした室内を見つめる。 「ふぅ、だいたい二週間ごとに引越ししてたら、疲れちゃうわね……さすがに」 などと言いつつ、壁にあいた小さな穴に目を向ける。 「……これ、バレバレでしたよ。ご主人様」 どうやら、私室に仕掛けられていた隠しカメラの穴らしい。
「ああっ、もう間に合わないかも…」 焦りのあまり、清掃に使用するワゴンを利用して荷物運びをスムーズに行う。
>>893 「…っと!なんだよー、いいじゃん誰も見てないんだから今のうち、って
普通…その…。チャンスがあったら、思うだろ」
こちらも照れながら、ぼそぼそと文句を言ったりする。
「もう一回していい?」
殴られるのは覚悟である。が、どうやらキスが好きらしい。
899 :
桜庭 奏 :03/11/22 01:12 ID:qIM9MArO
>>884 照れて笑う杏樹を微笑ましく見ていたが、
>「……。私を見習っても幸せにはなれないです。たぶん」
このセリフを聞いて少し目を細めた。
「杏樹さん……。
でも、私は杏樹さんが大好き。
一緒にいて、私もがんばらなきゃっていつも思わせてくれるし。」
そう言ってふわりと微笑むと、再び杏樹と埋め立て現場に向かった。
>>898 しばらく赤面したままで考えている。
「……じゃあ、もう一度だけですわよ?
あとは、お引越しが終わったら……」
そう言って目を閉じる。
901 :
秋山 麗 :03/11/22 01:17 ID:fQQ9bQEf
>>898 >>900 「あら、柏葉さんに瑞葉さん、何や……」
声をかけてから、とんでもないシーンだということに気付く。
「……ご、ごめんなさいねぇ」
荷物を手に、そそくさと逃げるようにその場をあとにする。
902 :
三条 望 :03/11/22 01:18 ID:OIGT6U7v
「これ一度試してみたいなぁ…」 荷物を詰めながら、筋弛緩剤と書かれた瓶を手に取り、ぼんやりと呟いている。
903 :
椿 杏樹 :03/11/22 01:20 ID:0h2AZV1x
>>899 奏にそんな事を言われると、思わずうるっときてしまう。
だが人前で感情を露にするのはあんまり良くないだろうと思い、
冗談で返す。
「やだもう奏ちゃんったら〜。ああー、湿っぽい話はやめやめ、おしまい!」
「…なんだか最近一緒に寝たり色々話したり…仲良しよね、わたしたち。
どこか、似てるものがあるのかもしれないわねえ」
呟くと苦く笑う。
そのまま誰も見てないところで、いい雰囲気だったが…… 「…うわっ!」 麗がすぐ側にいたので慌てて離れ、新館へ駆け足で向かう。 「すいません、引っ越しサボってないです!全力で頑張ります! じゃ、じゃあ瑞葉さん!俺先にこれ持って行くから!!」
今度は引越し業者とは別の業者と話し中。 「……そうですね、既存の場所はダミーにして、新しいカメラに変えたほうがいいでしょうね。 メイドの中にも鋭いのがいますから…… ああ、機材はできれば今のやつを……はい、配線はお任せします」 どうやら屋敷中に仕掛けられている隠しカメラの発注らしい。 「……えっと、倉庫とかのカメラは基本的に廃止、厨房や客間、休憩室などは増やす方向で」
>>901 >>904 「そ、そうですわ、さぼってません!
……瀬名様、これお願いしますわね!」
改めて箱を瀬名へ押しやると、自分も荷物をまとめに
私室へと走り去って行く。
そのコンビネーションたるや見事である。
907 :
秋山 麗 :03/11/22 01:29 ID:fQQ9bQEf
>>904 >>906 「確かに見事なコンビネーションだけど……」
ふと、二人がそそくさと走り去っていくのを見て、思わず立ち止まる。
「……相変わらず分かりやすい反応ねぇ……」
「それにしてもこのお屋敷の従業員は皆いいよなぁ」 「ほんとほんと…毎回こんな現場だったら」 「なぁこれだけ人数がいたら、一枚くらい下着取ってもばれないんじゃないか?」 「…流石にそれはまずいだろう」 「でも一枚くらいなら…」 「それもそうだな…」 いつのまにか、雑談に夢中になってなかなか引越し作業がはかどらない。
>>908 「そこの人たち! 何をなさっているのですか!」
ふと、雑談をしている業者の人らを見つけ、大声を上げる。
「人手が足りないのですから、手を休めないで頂きたいですね。
十分なお金はお支払いしたつもりですが?」
ここでも偉そうに説教をする。
910 :
桜庭 奏 :03/11/22 01:33 ID:qIM9MArO
>>903 「うん、嬉しい。仲良くしてくれてありがとうね、杏樹さん。」
苦く笑う杏樹に気付かず、似てるといわれてどこかこそばゆく思う。
「また、眠れないときとか私遊びに行っちゃうかも。
遊びに行くって言っても、お部屋がお隣だもんね、便利〜。」
さっき気分が沈んでいたことはすっかり忘れ、いたずらっぽく微笑む。
「……なんだかなかなか終わらないのね、お引越し。
がんばろう杏樹さん。」
なかなか作業のはかどらない現場を見て少し落胆する。
>>909 手伝うつもりで現場へやってくると。
指揮をとりバリバリ働いている飯塚を見かける。
「……すごいんだな。おにいちゃんと大して年は違わないような気がするのに。
…………カッコいいかも。」
912 :
椿 杏樹 :03/11/22 01:37 ID:0h2AZV1x
「うん。がんばりましょ」 と、和んだところで先ほどから執事長の如く指示を続けている 飯塚が視界に入る。 その様子をしばらく見て―― 「…ぷっ、くくっ…。だ、だめおかしすぎて…私…うふふっ」 どうしてもツボなのか、堪えきれないといった様子でつい笑ってしまう。
>>909 「はい!すみません!!」
執事っぽい人に雑談の現場を咎められそう返事して
「オマエが変な事いうからだぞ」
「うっせいな、そっちだってのってきたじゃないか」
などと仲間割れをしながら、またせかせかと動き出す
914 :
秋山 麗 :03/11/22 01:38 ID:fQQ9bQEf
「さて、と、こっちのほうはこれで最後……ね」 麗は麗で、担当部署の荷物をあらかた運び終え、最終点検の最中だったり。 「隠してあるものも多いから、チェックするのも……」
>>912 「……ってそこぉっ! 何笑ってるんですか!?」
突如背後で吹き出した杏樹に、勢い余って指まで突きつける。
「何もおかしなことしてないでしょう!」
言うだけ言うと、笑いが収まらない杏樹をよそに、腹を立てながら指示に戻る。
「よし、今度あの人にもお友達になってもらおう。」 勝手にそう決めると、引越しの作業に参加する。
「でも…アイツ偉そうだけど、俺たち全員でかかれば直ぐに肝を冷やしそうだぜ」 「後でいっぺんやっちまうか?」 「Σえっ!?あいつを犯るのか?」 「いやそれはちょっと…」 などと、飯塚から離れたところでまた雑談がはじまった。
焼きイモの残りを大皿に乗せて 引越し業者の人々のところへ差し入れに持っていく。 「これ、よろしかったらどうぞ。 夜中の作業ですし、お腹も空かれたでしょう?」 緩く微笑んで差し出す。
「ふむ……。増築自体は早々に終わったようですが、こちらの作業がまだでしたか」 庭から屋敷を一望しつつ、手帳に何やら書き込みをしていく。 「ま、なんにせよ、こちらの片付けが終わらない限りは、新しいお屋敷でのお仕事も始められませんから 皆さんにもっと頑張っていただきたいところですな」 ペンを握る手が止まる。 そして…… 「……あー、一度、メイド以外の使用人や、お屋敷に出入りしているお医者様についても きっちりまとめた方がよろしいかもしれませんなぁ……」 等と、引っ越しや片付けには関係ない、個人的な感想を漏らしてみたりする。
>>917 反射的に、落ちていた木片を全力投球。
回転しつつ翔んでいった木片は、引越し業者(二行目)に直撃する。
「……何を言っているんですかそんなところでっ!!」
かなり興奮気味。
「あああーーーーーーーーー!!!」 瑞葉を慌ててお姫様抱っこし、業者に近づけないようにする。 「瑞葉さん、あ ぶ な い か ら!!」 かなり遠くから走ってきたらしく、激しく慌てている。
922 :
秋山 麗 :03/11/22 01:47 ID:fQQ9bQEf
庭で雑談したり木片投げたりと、引越し以外に心血を注いでいる集団にちらりと視線を走らせる。 「……まったく、女性に働かせておいて、男たちで何をやっているのやら……」 むろん、差し入れ中の瑞葉は除く。
923 :
桜庭 奏 :03/11/22 01:48 ID:qIM9MArO
指揮を執る飯塚を見てふと夏頃の恥ずかしい出来事を思い出して真っ赤になる。 が、その一方隣で噴出す杏樹を見て「?」と首を傾げる。 1人で爆笑する杏樹を見ると、笑いがうつったようにつられて笑ってしまう。 「ど、…どうして?何がおかしいか分からないのに、……ふふっ」 お腹を押さえて頬を赤くして笑う。箸を転がしても笑う年頃なのだ。
924 :
椿 杏樹 :03/11/22 01:50 ID:0h2AZV1x
しまいに木片を投げ始めたので、どうしようもない笑いが込み上げ 耐えるのに必死である。 (も…もうお願い勘弁して…。なんてギャグキャラなの飯塚さん…) これ以上怒られるのは避けようと思うものの、心なしか肩が震えている。
>>920 「痛てっ」
突如後方から飛んできた木刀の直撃にたまらず頭をおさえるが、
まったく相手をせずにおいもを差し入れてくれたメイドさんの方を振り返る。
>>918 「「「「ありがとうございます」」」」
先程相手にしていた執事っぽい男性とは全く素直な態度で、
そう言うと、
「ちょうどおなか空いてたんですよね」
「うめぇうめぇ」
「ほんと美味しいです」
などと口走りながら、いっせいに目の前の芋にむしゃぶりついた。
>>925 「喜んでいただけて何よりですわ♪」
本当に美味しそうに食べる男たちを見て微笑んでいたが
>>921 突然飛んできた瀬名に抱きかかえられ、連れ去られてしまう。
「な、なんですの? 別に危険じゃありませんわ。
今は工事してませんし……」
瀬名の懸念には一切気づいていない。
>>925 「(まず、俺は『ぽい』じゃなく正真正銘の執事だ。見習いだけど。
そして引越し作業中の中心人物がサボってどうする。
というかその芋、絶対荻野さんが作ったと思ってるだろお前ら)」
遠くから業者を眺めながら、心の中でひたすら突っ込む。
928 :
桜庭 奏 :03/11/22 01:57 ID:qIM9MArO
「…ぷっ……」 木片を投げた飯塚に、杏樹と同様笑いが込み上げてきて噴出す。 もう耐えられないらしく、しゃがみこんで頭を腕の間に埋めると、 飯塚と杏樹に背を向けて、肩を震わせながら1人爆笑してしまう。
929 :
秋山 麗 :03/11/22 01:58 ID:fQQ9bQEf
>>924 >>928 「……何大笑いしてるのよ、二人とも?」
蹲って爆笑している二人に、怪訝そうな目を向ける。
「ぜったいアイツ偉そうなフリしてるけど、ぜったいまだ駆け出しだぜ。」 「でもさっきのメイドさんが差し入れてくれたこの芋ほんとにうめぇよ。」 「ああさっきの可愛いメイドさんがつくったのかなぁ…」 などと言い合い芋を食べ終えると、黙々と最後の作業に取り掛かった。
「さて、そろそろ私も参るとしましょうか……」 手帳を閉じ、胸元へとしまい込む。 そして、傍らに置いてあったアタッシュケースを手にすると、新しい屋敷の方へと歩き始める。 「それにしても、相変わらず、にぎやかでよろしゅう御座いますな……」 そう呟いた名無しの執事の顔には、柔らかいほほえみが浮かんでいた。
>>927 「違うそういう危険じゃなくって、もっとその……
とにかくあんなに人数いるところに無防備に行くのは危ないんだよ、うん。」
まさか「男達に襲われるかも」とは言えず
適当にごまかして瑞葉を抱えた状態から下ろし、手を繋いで新館へと連れて行く。
「よし、こうしとけば大丈夫」
933 :
秋山 麗 :
03/11/22 02:01 ID:fQQ9bQEf 「さて、と……」 笑い転げる二人はさて置き、そろそろ引越しも終盤となる。 「そろそろ打ち止めかしら?」