1 :
名無しさん@ピンキー :
03/11/04 01:19 ID:PqLIkHUo
華麗に2げっとずざー
>1 乙ー 今度こそ落ちないように30ぐらいまできちっと保守らんとな。 分割してしまったスレに職人さんがきてくれるかは謎だが。
ラムの胸が、またどきりと鳴る。弁天はつまらなそうに耳を掻く。 「なーんだよ。どうせ、前の<あんこキス>だろ。もう聞き飽きたぜ」 「あほんだら!そんなお子様キスじゃないんじゃ! ランちゃんね、こないだ、たくさんお饅頭作ったの。たくさんあんこが余ったからぁ、 唇にちょっと乗せてみたの。そしたらレイさんが・・・」 「同じじゃねえか。つまんねー」 「黙って聞かんかい!・・・で、まだたぁくさん余ってたからぁ・・・ 胸にも、乗せたの・・・そしたらレイさんが・・・きゃ」 「どうせ牛になって舐めたんだろー。ムードも何もねえぜ」 「うううん。ちゃんと格好いいほうで・・・それでぇ、<まだ余ってる>って レイさんが言ってぇ、ランちゃんのあそこに、あんこを塗ってくれたの。 それで、それで・・・いゃあん!ラムちゃんのばかぁ!」バシッ!! 「あたっ!うちは何も・・・」(痛−・・・) 「へぇ、レイにクンニしてもらったのかよ。ヨかったか?」 「もう!もう!・・・・ランちゃん、体が熱くて・・・レイさんの舌も熱くて・・・ あんこと一緒にとろけるように、痺れて、アソコからいっぱいいっぱい溢れて・・・ ああん!思い出しただけで、恥ずかしくて変になりそうっ!!」(目に星) 「へー。あそぉ。ふーん良かったなー。 (けっ、馬鹿みてぇ。今更カマトトぶりやがって。 あたいらの中で一番先にバージン捨てやがったくせに)」 ラムは黙って聞いていたが、どきどきしながらランに聞いた。 「・・・・で、最後までいったっちゃ?」 「やだあ!ラムちゃん!・・・お楽しみはこれからなのよ! 今から実はデートなのぉ!勝負パンツもはいちゃったぁ!きゃ!」 「・・・・なんでえ、まだかよ。で、おめぇはノロケにきたのか」 「なんやねん、わしはな、ラムがいつまでもあたるとできへんから、 先輩として訓示しよおもて、わざわざ来たってんねんど!」 「な、何言ってるっちゃ!」 動揺が、そのままラムの態度にでる。
あ、↑失敗。失礼しました。 以下からです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「よぉ、ラム!元気か」 「弁天!久しぶりだっちゃね!」 あたるの部屋の窓の外に、最新型のバイクを停めると、弁天はひらりと部屋に入った。 「またバイク替えたっちゃ?」 「ああ。こないだ事故ってよー、参ったぜ」 弁天は急にラムに顔を近づけて、意味深に囁く。 「ちょっと盛り上がっちゃってさー、ヤりながら乗ってて自動操縦、足で解除しちまったんだ」 「え・・・ヤり・・・?」 どきり、とラムの胸が鳴る。弁天は構わず続ける。 「でも、イッた後に事故ったからなー。イク前に事故ったら悲惨だろ」 「べ、弁天、誰と?」 「ん?まだ言ってなかったか?・・・と、何だよコイツが先客かよ」 「なんじゃい弁天その言い草は!、わしが客やのにアポなしで割り込みくさって!」 「おめえの部屋じゃねえだろが。ラム、何か飲み物あるか?」 弁天は気兼ねなく、いつものように、どかり、と中央に座る。ラムは、鉄のビキニにかろうじて収まっている弁天の豊かな胸を見ると、先の言葉を思い出す。 ごく、ごくと弁天の白い喉が惑星緑茶を飲み干す。唇から滴る水滴を無造作に腕でぬぐうと、すっかりくつろいで談笑が始まった。 「で、ラン。なんだよ。てめえの用事は」 「なんでお前に言わなあかんねん。わしはラムに話があんねんど」 「まあまあ。で、ランちゃん、どうしたっちゃ?」 ラムに制されて、ランの瞳に星が舞った。
「あのねあのね!・・・ランちゃん・・・・くすくすくす、いやぁあん!」 「で、あたいの話だけどよ、ラム」 「ちょと待てい。話聞く気あるんかいコラ」 「話す気あんのか?」 「さくっといくっちゃランちゃん」 「・・・・・ぅふ。ランちゃん、レイさんに昨日・・・・」 「昨日?」 「・・・いっぱい舐め舐めしてもらっちゃったの!きゃ!」 ラムの胸が、またどきりと鳴る。弁天はつまらなそうに耳を掻く。 「なーんだよ。どうせ、前の<あんこキス>だろ。もう聞き飽きたぜ」 「あほんだら!そんなお子様キスじゃないんじゃ! ランちゃんね、こないだ、たくさんお饅頭作ったの。たくさんあんこが余ったからぁ、 唇にちょっと乗せてみたの。そしたらレイさんが・・・」 「同じじゃねえか。つまんねー」 「黙って聞かんかい!・・・で、まだたぁくさん余ってたからぁ・・・ 胸にも、乗せたの・・・そしたらレイさんが・・・きゃ」 「どうせ牛になって舐めたんだろー。ムードも何もねえぜ」 「うううん。ちゃんと格好いいほうで・・・それでぇ、<まだ余ってる>って レイさんが言ってぇ、ランちゃんのあそこに、あんこを塗ってくれたの。 それで、それで・・・いゃあん!ラムちゃんのばかぁ!」バシッ!! 「あたっ!うちは何も・・・」(痛−・・・) 「へぇ、レイにクンニしてもらったのかよ。ヨかったか?」 「もう!もう!・・・・ランちゃん、体が熱くて・・・レイさんの舌も熱くて・・・ あんこと一緒にとろけるように、痺れて、アソコからいっぱいいっぱい溢れて・・・ ああん!思い出しただけで、恥ずかしくて変になりそうっ!!」(目に星) 「へー。あそぉ。ふーん良かったなー。 (けっ、馬鹿みてぇ。今更カマトトぶりやがって。 あたいらの中で一番先にバージン捨てやがったくせに)」
ラムは黙って聞いていたが、どきどきしながらランに聞いた。 「・・・・で、最後までいったっちゃ?」 「やだあ!ラムちゃん!・・・お楽しみはこれからなのよ! 実はね、今からデートなのぉ!勝負パンツもはいちゃったぁ!きゃ!」 「・・・・なんでえ、まだかよ。で、おめぇはノロケにきたのか」 「なんやねん、わしはな、ラムがいつまでもあたるとできへんから、 先輩として訓示しよおもて、わざわざ来たってんねんど!」 「な、何言ってるっちゃ!」 動揺が、そのままラムの態度にでる。 「はあ!?ラム、おめぇ、まだあたるとしてねえのかよ」 「ねええ、弁天、そう思うでしょ? 夫婦、夫婦、って豪語するわりに、ね。くす」 「う」 一番触れたくないところを、ずばりと言われてラムは珍しく動揺する。 (へえ、あのマイペースのラムがねぇ。こんなに動揺しちゃってまあ・・・) 弁天のいたわる様な気持ちと、対をなすように、ランは、にやりとほくそえむ。 (・・・・ふふふふ、今までレイさんの事で、さんざんラムに コケにされまくっとったがなあ、 これからは、わしのほうがお前を翻弄する番じゃ! あたるのアホともようやらん奴に、わしがレイさんとの睦み愛!を、 たっぷりじっくり聞かせてやるからなああっ!) 「おい、ラン。おもっきし口にだして絶叫してるぜ」 「ぁ、あら?いやあん、ランちゃんなんのことだか! あ、レイさんとの時間におくれちゃう! じゃっ、二人とも良い週末をねー!」(ダッシュ) 「・・・・なんだありゃ・・・ラム、気にするなよ」 「・・・う、うん」 「・・・・」 弁天が落ち込むラムの背後に回って、 その鞠のような見事な両胸を、いきなり鷲づかみにした。
「ちゃっ!べべべ弁天!?」 「しっかし、またでかくなったよなあ。悔しいけど」 と、掌にラムの胸の乗せて上下に弾ませた。虎ビキニに覆われた 二つのゴム鞠のように、ぽわんぽわん、と揺れては意外な重みを持って、 掌に気持ちよく返ってくる。 「あ!やめるっちゃ!弁天」 「わー、なんだよおめえ、もう掌で全部つかめねえじゃねえか!」 「ぁ!」 柔らかく弾ませていた弁天の手が、くまでのように拡がり、ぐぐっ!と力を込めて ラムの柔鞠を掴む。掴みそこねた肉が、弁天の指の間から、ぷにゅ!とはみ出した。 そして左右の手で上下左右、ばらばらな方向に、気まぐれに、じっくり揉みしだく。 ラムの背に、疼きが走る。 (他人の手って・・・久しぶり、だっちゃ・・・) が、まだ理性が残るラムは、ぴりり、と、わざと電流を軽く走らせた。 弁天は思わず悪戯の手を止めた。 「べ・ん・て・ん〜・・・」 「や、悪ぃ悪ぃ!慰めてやろうと思ってさあ」 「どこが慰めてるっちゃ!ったくもう!」 「そう怒るなよ。だけどよ、さっきランが言ってたことがほんとなら、 ちょっと事態は深刻だよな」
軽く痺れた両手をひらひら振りながら、弁天は胡坐をかいた。 「しかし、あのレイがそこまでするとはなあ。あの二人、今日は最後までヤルかな」 「・・・・さあ」 「ずるがしこいからな、ランは。どんな手でも使いそうだぜ。 中学ん時だって、いっつもあたいらを出し抜こうとしやがってよ。」 <ランちゃん、昨日、エッチしちゃった!きゃは!> 惑星中学時代の思い出が、二人の胸に蘇る。 <なにぃ〜、誰とだ!ラン!言えよ!> <うふふふぅ、ランちゃんの秘密だも〜ん。弁天もしたら教えてあげるぅ> <ふざ、ふざけやがって!なら、最初っからノロケてんじゃねえ!> <やだ、弁天、悔しいの?そっか、まだ子供だもんね> <ばばばば馬鹿いってんじゃねえ!この!> <ラン、秘め事をそんなにおおっぴらにしては、はしたなくてよ> <あら、おゆきちゃん。あたしは別に、ただ、彼との事が嬉しかったから・・・> <そう、嬉しくて仕方なかったのね。判るわその気持ち> <・・・まさか、おユキ?> <わたしは、最後まではまだなんだけど。相手の方が凍ってしまったから> (・・・やっぱりな・・・)
「勃ったまんま氷漬けってーのも、悲惨だよなあ・・・」 「あ、あの弁天・・・イク時、って、弁天は相手に何か、しないっちゃ?」 「あ?」 「ほら、おユキちゃんは温度が下がる、みたいな」 「ラムは、電撃、だろ。うーん、そうだな。 思わず抱締めすぎて肋骨折らせたことがあるな。 だけどよ、そんなときの為にラブモード飲むけど。」 ラムは、その話がしたかったのだ!とばかりに弁天に詰め寄る。 「だけど、あれ、宇宙人間のセックス仕様だから、 地球では作用がまだ対応できないみたいだっちゃ」 「なんだよ、ラブモード使っても、あたるを焦がしちゃったのか?」 「う、うん・・・それ以来、ダーリンの腰がいつもひけてて・・・ 弁天!笑うな!」 「・・・わ、わりぃ・・・ぷぷ」 弁天の肩が、笑いをかみ殺しつつも小刻みに揺れている。 (うくくく!あたりめえだよ!痺れふぐじゃあるまいし・・・ハライタイ)
「耐電スーツだと添い寝だけだし。ラブモード飲んでも、うち、気持ちいいと放電しちゃうし。 あれ飲むと、なんだか体がほてったままだし」 「ああ、催淫剤も入ってるからな。欲求が満たされると ホルモンバランスで消えるんだっけ?」 「だっちゃ。だから、うち・・・・」 「いつも、悶々なわけか。何やってんだか。そんなに地球人がいいのかねえ。 あいつら、一番持久力ないだろ?」 はなっから馬鹿にしたような弁天の物言いに、ラムはむっとして言葉を返した。 「・・・最後までいってないから、持久力なんか判らないっちゃ」 「ラムだって、宇宙人との方が良かったはずだぜ。レイとか・・・あ。悪ぃ」 「昔の話だっちゃ。なんで謝る?」 「・・・んー・・・」 「今は、ランちゃんの彼氏で、二人は上手くいっていて何より、だっちゃ。 うちには、ダーリンがいるし・・・」 言葉少なになるラムを、飲みながらさりげなく弁天は見つめる。 ラムの脳裏に、昔、レイとつきあっていた頃の記憶が舞い戻る。初恋は、いつも懐古の出番を待つものだ。 ――――――――――――――――――中学の教室に、ラムの怒声が響いた。 あー!弁天!何するっちゃ!もう!」 「悪ぃ!手が滑った」 ラムの一張羅の、虎のタンクトップとミニスカートに、 惑星ジュースがべっとりと降りかかる。ジュースはアメーバのように じわじわ広がると、布地に染み込んでしまった。 「どうするっちゃ!このジュース、1週間取れないタイプだっちゃよ!」 「家帰って着替えりゃいいじゃねえか。なんだよジュースぐらいで」 「・・・・もう、いいっちゃ!」 ぷい、と怒って教室を出るラム。実は、学校帰りにレイと会う約束をしていた。 レイとつきあいはじめたことは、まだ皆には秘密だった。ランが、いるからだ。
(もう、今からデートなのに!最悪だっちゃ) 空を飛びながら体を少し動かすだけでも、一度染み込んだ布地から じゅく、じゅく、とジュースを蓄えこんだ音がして、ラムの胸や腰、尻に きゅうう、と纏わりつく。まるで、ビニールのボンデージスーツのように、 体のラインがくっきりあらわれる。家まで、弁天のバイクなら間に合う。 が、今更頼むわけにもいかない。仕方ない、とラムは着替えを断念して レイとの待ち合わせ場所に、方角を替えて飛んだ。 「レイ!」 少女に呼ばれて、碧の少年が振り向く。がっしりとした肩に涼しげな深碧の瞳。 ラムの胸がドキドキと音をたてる。にこりと少年が微笑む。 「ラム」 「ごめんちゃ、遅くなって」 慌ててとばしてきたために、ラムの体にうっすら汗が浮かぶ。 レイに歩み寄るたびに、中学生にしては大きめな、柔らかい実が 窮屈な服の中で弾む。レイの鼻腔を、ジュースの独特な甘い香りが捉えた。 (んもう、弁天のせいで服が体を締め付けて、歩きにくいっちゃ。 それに、こんなにピッタリ体にくっついて・・・恥ずかしいっちゃ・・・) 「レイ、今日何処いくっちゃ・・・!あっ」 いきなりレイに抱きしめられて、ラムは慌てた。レイの大きな腕が、 ラムの柔肌に食い込んでくる。ラムの胸が、レイの胸板に押しつぶされる。 レイの鼻が、ラムの耳たぶに柔らかくあたった。
「ラム、いい匂いだ」 「ぁ・・・・」 そっと低く囁かれて、ラムの耳から震えが走る。レイが、うちを抱きしめてる。 そう考えただけで、ラムは嬉しさでぼんやりしてしまう。 レイは、ラムの香りを胸いっぱい吸い込みながら、鼻で首筋をつたい、 鎖骨のくぼみを滑る。ラムは何故だかせつなくなる。 「・・・・あ・・・レイ・・・」 ファーストキスの予感を胸にすると、ラムの動悸が一層早まった。 しかし、レイは顔を上げずに、ラムのタンクトップに染み込んだ 強いジュースの匂いを見つけると、急に、服の上から、ラムの胸にしゃぶりついた。 「!!っあ!!」 今まで他人に触られたことのないラムの丸い胸に、力いっぱいレイが吸い付いている。 自分の電撃とは違う痺れが、レイに含まれた乳房から、ヴァギナの奥に向かって伝わった。 じゅるるっ、じゅるっ、と音を立てて、レイはラムの胸を覆う服に染み込んだ 惑星ジュースを貪った。惑星ジュースは繊維に染み込むと、隙間で勝手に増殖する。 レイが思い切り吸い取っても、あとから溢れては、一週間は布地をじっとりと潤すのだ。 しかも、このジュースはレイの好物の味だった。レイはラムの両胸を手で荒々しく掴み、 揉みあげては強く吸い上げる。 まるでジュースが、ラムの胸から迸るかのように、レイの指の間から噴出してくる。 「ああっ・・レイ!・ん!・やめる、ちゃ・・・っんああ」
荒い動きに、ラムの胸が躍るように動き回ると、窮屈な布地から、 ぷるん、と柔らかな胸が勢い良く飛び出した。 ジュースの潤いでべとべとの胸の先に、桃色の乳首がきゅ、と尖っている。 レイは舌をだして甘い乳首をくりくりと舐めまわした。そして大きく口に含むと、 片手でもう一つの胸を大きく揉み回して、残りの白鞠も取り出した。 ラムは、両胸を隠したかったが、レイにされるがまま、ぶるぶると湧き上がる 恥ずかしさと気持ちよさに、声を絞り出すので精一杯だった。 「・・・は・ぁ・・・・レイ・・・やめ・・・ぁ!」 レイはラムの言葉に耳を貸さず、口にラムの服を咥え、勢いよく歯で引っ張って裂く。 布地からシャワーのように取り込まれていた惑星ジュースが、 ラムの白い上半身に降りかかった。 レイの舌はラムのデコルテを濡らした蜜を、べろべろと舐めまわり、 大きな両手でラムの乳首を捕らえ、くりくりと摘んで弄ぶ。 「っああっ!・・・・はああっ!」 初めての胸の気持ちよさに、ラムは膝が、がくりと折れた。 胸をはだけ、レイの手に預けながら、二人は地面に崩れ落ちる。
すると、レイはラムのミニスカート、 (と言っても、今はジュースのせいでショーツのように食い込む布)にも、 惑星ジュースがたっぷり染み込んでいるのに気づいた。 ラムをその場に寝かせたまま、自分はずりずりと下方へ動く。 そして、ラムの両膝に手をかけた。 「あ・・!・・・ぃやっ!」 ラムは反射的に、膝頭を閉じ合わせた。肩で息をしながら、 小さく叫ぶラムに構わず、レイはそのジュースを飲みたい一心で、 ラムの膝に置いた手に力を込める。 「ラム・・・!」 「・・・・・・ぁ」 レイの瞳を見つめてしまうと、ラムの胸が、どきりと大きく鳴る。 ラムの抵抗も虚しく、ゆる、ゆる、と膝が、羽を拡げるように左右に分かれた。 ラムのぷっくりとした股間の丘を覆う ジュースを含んでつやつやに照る布が、レイの唇を誘う。 レイは堪らず、ラムの恥丘にむしゃぶりついた。 ラムの全身が総毛だつ。 ぶるぶると違う震えが、レイのぐりぐりと上下に荒く吸い付く口元から、 ヴァギナと腰を伝って背中をかけあがり、露にされた乳首まで届く。 思わず、大きな声が辺りを憚ることなく甘く漏れてしまう。 「ぁああああんっ・・・・・ぅああああっ」
恋人とのファーストキスもまだなのに、こんなことをレイとしている・・・。 ラムの頭の中で、いやらしい事に気持ちよがる自分が、たまらなく恥ずかしかった。 だが同時に、嬉しかった。レイが、うちを・・・。 「ラム、ここ、違う味がする」 「あ・・・はあ・・・え?・・」 ふいにレイが話しかけ、ラムは少し身を起こした。 レイの吸い上げる力の為に、ラムの股間が熱くひくついている。 惑星ジュースとも、レイの唾液ともことなる液が、ラムの布を濡らしていた。 (え・・・?これ、うちが・・・?うちの、体から?こんなに・・・) まるで洩らしたかのような液体が、ぬるぬるとしたはじめて見る粘液が、 ラムの股間の内側から溢れてくる。そしてそれを辛うじて、 ラムの(スカート)ショーツが堰きとめていた。 「レイ・・・うちの、それ・・・変な、味?」 「ううん。うまいよ」 と首を振った少年は、股間をあてがう布を指で、つい、と横に寄せた。 「!ぃ・やっ」 ラムは慌てて身をよじるが、レイにのしかかられていて身動きがとれない。 壁をなくしたラムの粘液が、ほのかにみえる性器の中心から、 とろり、と流れ落ちた。それをレイが指で受け止める。
「ラム、たくさん出てる。ここから」 と、レイの指が無遠慮にラムの蜜壷に埋まった。 「っぁあんっ!!」 びくり!と戦慄いて、とっさにラムが体をひねると、さらに蜜が溢れてきた。 レイの指が、ラムの中で、たしかめるように掻き混ぜている。 「!!!!!」 ラムは両手で空を掻き毟り、肌を粟立てた。乳首は痛いほど尖り、 びくり、びくり、とアソコが引き攣るたびに、 ラムの大きなマシュマロが、ふる、ふると揺れる。 「ああああああ、レイ・・!レイぃ・・・んんんんんん!!」 堪らず呼びかけるラムに応えるように、レイは次々と溢れさせるラムの性器に 舌を差し込んでは舐め取った。そして惑星ジュースも、ラムのジュースも一緒くたに、 音を立てて呑み込んでいく。レイの喉仏が上下するたびに、 ラムの呻きも、次第に強くなった。 レイはラムを吸った。吸い上げた。いつまでも、いつまでも。 いつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつま・・・・・・―――――――――――― (そう、馬鹿の一つ覚えみたいだったっちゃ・・・)
く、とラムは思い出の中のレイにキレそうになる。 あのあと、瞬間移動型・恋のロケットペンダントの件で、 ラムの初恋はあっけなく終わるが、結局、レイとはそれだけだった。 (結局、性欲と食欲は一緒にならないっちゃ・・・うちは、 レイの食い意地に負けたっちゃ・・・!) ラムの体から布を剥ぎ取り、さあ、次こそ!という所で、 剥ぎ取った布から惑星ジュースをちゅーちゅー吸い続けるレイ。 その傍らで剥き身にされたラムが呆気にとられている・・・。 (・・・・こんなこと、弁天たちに話せないっちゃ・・・!) 「ぶはははははは!!!!!」 突然の弁天の笑い声に、ラムはぎょっとした。 弁天の顔には見覚えのあるスコープが装着してある。 「!思考スコープ!!べ、弁天っ!!うちの頭の中を覗いたっちゃね!!」 「わはっわはっわはははははっ!!!なんだよそれ!なんだよそれ!! レイはやっぱレイだな!!」 「・・・・・・弁天の、ぶゎかぁあああ!」
「・・・・・・・ま、とにかくよ・・・」 頭の毛を逆立たせ、電撃の名残を体中からぴりぴりと発している弁天は、 したり顔でラムと対峙する。 「まだ、最後までいったこと、ないんだな。ラム」 「・・・・だっちゃ」 「なんだよ、水くせえなあ。レイのことも。友達じゃん」 「絶対、ひやかしの種になるっちゃ」 うつむくラムに、慌てて弁天は声を掛ける。 「そんな、ランじゃあるめぇし・・・あ、ランも今頃レイと、 食べ物プレイか。ぷぷ、進歩ねえなあ、こりゃ期待できそうもねえや。 あはは!心の中じゃ、ランの奴、カマトトも限界で、 カリカリしてそうだよな、ラムみたいに・ ・・!・・あ、悪ぃ」 「・・・もう、いいっちゃ! うちは、このまま、体は未亡人みたいに過ごすっちゃっ!!」 「ヤケになんなよ。な。・・・じゃ、あたいが手貸すからさ。元気出せよ」 「?」 「要は」 にやりと弁天が明るく笑う。 「夫婦、になりゃいいんだよな、身も!」 見上げるラムに、弁天は、任せとけって!と親指を立てた。
(今日のラムさんは、何だか妙だな) 終太郎は、あたるがいつものように教室で、クラスの女子を追い駆けまわしても、 電撃一つ食らわせずに、静かに着席するラムを観察している。 いつもの溌剌とした明るい様ではなく、何か、しっとりと落ち着いた女の様子が色濃い。 静かに本を読む整ったその横顔は、改めてラムの可愛らしさを強く感じさせる。 「ラムさん、今日は何かあったんですか?」 呼ばれて、ふと顔をあげるラム。 終太郎に、にこり、と今までにない笑みを向けた。 それは、まるで恋人に対するような態度のようにとれる。 終太郎の胸が、大きく鳴った。 (・・・・ラムさん、それは良いほうに受け取っていいんですか・・・) どきどきしながら、終太郎は駄目もとで意味深に声をかける。 「ちょっと<話>があるんです。出ませんか」 しのぶを始めクラスの女子なら、ラムを除く全員が、終太郎のその言葉を待っている。 だが、そんな簡単な攻落は終太郎の範囲ではない。 ラムだからこそ、この言葉を今まで自分の中で温めてきた。 たとえ報われないものだと、判っていても。
終太郎が気付く以前に、あたる本人が、とっくに気付いていた。 自分のナンパを無視して、涼しげな顔で過ごすラム。 (・・・様子が違うな?) とラムを気にしつつも、あたるは、条件反射半分、ラムを試みる気分半分で 他の女子に近づいては張り倒される。 ここで、電撃が・・・といつものくせで背後を伺うが、 ラムは終太郎に笑みを投げていた。 あたるにも見せたことのない、しっとりとした笑みだった。 思わず、あたるもどきり、とする。 (・・・・何へらへらしとんじゃ) 背後から終太郎の、出ませんか、という声が聞こえてきた。 (アホが・・・電撃かませ!電撃) あたるの背中に、ラムの言葉が響く。 「いいっちゃよ。終太郎。行こ」 あたるが振り返ると、二人が教室から出ようとしていた。 「ラ・・・・」 ラムは、あたるを一瞥することもなく、終太郎と肩を並べて廊下に出た。
「今日のラムさんは、何だかいつもと違うんですね」 終太郎の声が、誰もいない図書室の書庫に響く。ラムは黙って書棚の本を選んでいる。 と、一冊の本を取り出して終太郎の側による。 頬と頬が触れるほどに、ラムは頁を開いて終太郎に身を寄せた。ラムの香りが、終太郎を捕らえる。 <戀は沈默の悲哀のなかに永くさまようて 私の生きる限り生きるものだ。> バイロンの詩が、終太郎の中に響いてくる。どくん、どくんと体中で脈が速くなる。 さら、とラムの髪が動くと、終太郎の顔を仰ぎ見る。 「・・・何故、これを僕に?」 ラムは黙って、意味深に微笑む。終太郎の鼓動が早くなる。 (・・・今までの僕の気持ちを、汲んでくれるんですか・・・?) 柔らかな午後の日差しが、薄暗い書庫に光の帯を作る。 ふいに力強く終太郎に抱きしめられ、ラムの手から、詩集が落ちる。 床に響く音を合図に、唇が重なった。 ラムは抵抗せず、絡まる終太郎の舌に合わせるように、唇を大きくほぐしていく。 「どうするっちゃ!弁天っ!」 モニターの中で深いキスをしている終太郎とラム(偽者)の様子に耐えられず、 ラム(本物)は声を荒げた。弁天は落ち着いてラムのUFOでくつろいでる。 「ふーん、最近のイメージチップは性能があがったなあ」 「そんなこと言ってる場合じゃないっちゃ! ターゲットはダーリンのはずなのにっ!」 「まー、そんなに喚くなよ。適当なところで、 あのボンボンに記憶消去スプレーかけときゃ問題ねえって。 イメージチップの性能実験だからな」
「んもう!そんな悠長な事言ってる場合じゃないっちゃ!」 ラムは焦る。ダミーとはいえ、こんなところを、あたるに見られれば・・・ と思うと気が気ではない。だが弁天はモニターを見ながら落ち着き払う。 「はじめに偽者で免疫つけとかないと、ラムもあたるもスムーズにいかねえだろ。 まあ、いいシミュレーションじゃねえか。偽者なら電撃もでねえし」 「妄想フーセンガムのうち(偽者)に、イメージチップをつけたのはいいけど、 ダーリンじゃなくちゃ意味がないっちゃ!すぐやめさせるっちゃ!」 「プログラムプレイのロック解除は作動後24時間だから、どうしようもねえだろ。 まあ、ちょっと黙って見てみろよ。結構イイ感じだぜ」 ぴちゃ、ちゅっ、と舌を絡ませあいながら唇を貪る音が、書庫で静かに響く。 終太郎の息が、次第に濃くなってくる。 ラムの唇の柔らかさと舌使いに軽い眩暈を感じながら、 終太郎の右手がラムの制服のふくらみを、ねっとりと這っては揉みはじめた。 「・・・ぁ・・・」 唇が離れると、胸をまさぐられるラムの声が、終太郎の耳に微かに届く。 終太郎はラムを書棚に固定して、セーラー服をたくしあげた。 紺地の厚い幕があがると、白いレースのブラにかろうじて収まる大きな胸が、 ぶるん、と揺れてあらわれる。 終太郎は器用にブラのホックをはずすと、掌からはみでるほどの柔らかい塊を鷲掴んだ。 ラムが甘い息を吐く。ぐにぐにと白い肉を押し回し、親指で桜色の尖りを執拗に擦る。 「・・・あ!・・・・あぁんっ!」
乳首を弾かれるたびに、ラムは楽器のように声をあげた。 首筋に舌を這わせ、終太郎は片手でスカートのホックをはずし、ジッパーを引き下げる。 鈍い音が終わると、紺のスカートが、ラムの足を撫でるように床に落ちた。 ラムの手が、終太郎の空いた手を掴む。 鞠を揉まれながら息を濃くして、ラムは終太郎の手を白いショーツの上から、 ふっくらとした恥丘にあてがわせた。 「へえ、あのボンボン結構手馴れてるな。ラム、もうこいつにしとけよ。 顔はいいし、頭もいいし、金持ってるし」 「・・・べ、ん、て、んんんんん・・・・・っ!!!」 「いていていて!放電するな馬鹿!あたいのビキニは感電しやすいんだからな!」 「もおおおおっ!どうするっちゃ!どうするっちゃ!」 「いいじゃねえか。お手本だと思ってやらせとけよ」 わあわあ言い合いながらも、モニターから目が離せない二人。 「ラムさん・・・すごく濡れてますよ。布までしみ出ている」 人差し指と中指で布地を上から下まで往復すると、指先がぬるついてくる。 時折その割れ目の奥に指を深く潜らせると、ぐじゅ、という手応えがある。 そこを探るように、終太郎の指がショーツの下に潜りこみ、 深い穴を見つけて蜜に指を深く差し込んだ。 「・・・・っあ・・・・・あ・・・あっ!」 短く漏れるラムの声がだんだん大きくなると、 終太郎の潜り込む指の数が1本、また1本と増えてはヴァギナに差し込まれる。 蜜壷の中で指を束ねて回転させては、開いて蠢かせた。 合わせてラムの腰が、微かに前後に動き出す。 白いマシュマロのような胸が、同じように前後に揺れ、くちゅ、くちゅ、と淫音が書庫に響いた。
「ラム、さん・・・こんなに、凄い、ですよ」 指を引き抜いて、蜜まみれになった手を見せると、ラムは終太郎の濡れた指を咥えて舐めた。 すぼまる唇の吸い上げ方に、終太郎の腰がびくん、と撥ねる。 「ぅん・・・終太郎が・・・ぁ・・・上手だから、あん」 ラムの手が優しく終太郎の固いふくらみを撫で回す。 ジッパーを探り、出口を作ると、屹立するベクトルが外に出てきた。 ラムは片足を終太郎の肩に乗せ、終太郎のペニスを自分の股間にあてがわせる。 「あ・・・ラムさ、ん・・・はあ・・・はぁ」 終太郎の吐息交じりの声が、掠れる様に漏れる。 痛いほどそそり立つ熱の棒を、ラムのショーツのスリットにゆっくり擦り付けた。 ラムは、ううん、と頭を振って身を捩る。 「あん・・・昼休みが・・ぁ・終わるっちゃ・・・・もう、挿れ、て・・・」 潤んだ瞳で懇願され、終太郎は紳士然と堪えていたものが弾け飛んだ。 荒々しく濡れたショーツを指で横に寄せると、 粘液を溢れさせる女の中に自分の灼熱をあてがい、腰を突き出していく。 ぬぬっ、ぬっと亀頭に埋めたところで、下腹に力を込め、ラムの腰を掴み、 一気に奥へと貫いた。 「っっあっ!」「あああ」「あっ」「あっ」「あっ!」 若さに任せて激しく連打するように、終太郎のペニスは、ラムの膣内を撃った。 ラムの体が書庫に押され、終太郎の上に突き上げる穿ちの度に、上へ上へとずりあがる。 ぬらぬらと抜き差しする陰茎が、ラムの股間のショーツに擦れる。 ラムと激しく結合しながら、 終太郎は顔の前で暴れるラムの胸を口に咥えて、舌で乳首を転がした。
「あ!」「っあ!」「あん!」「あ!」「んあっ!」 白い胸を上下に激しく揺らし、ショーツは着けたままで終太郎のストロークを味わうラム。 鋭くなるラムの嬌声と、肉の結合音が、昼休み終了の鐘の音に掻き消されるが、 二人の激しい蠢きは、すぐには止まらなかった。 モニターのなかで二人のセックスの音が続く中、ラムのUFOでは、妙な静けさが漂う。 「・・・・昼休みが、終わったっちゃ・・・弁天・・・」 「・・・・そう、だな・・・・」 「・・・あのフーセンガム、アレを入れても・・・割れないっちゃ?」 「・・・ああ、EX版だからな・・・」 モニターからラムの嬌声がひっきりなしに続いている。 <あん!あっ!ああ!っん!んっ!んああ!!> 「・・・・授業が、・・・始まるっちゃ・・・」 「・・・・仕方ねえな。さっさといかせるか・・・」 無言でモニターをみていたラム(本物)と弁天は、顔を赤らめながら、 イメージチップのコントローラーを、FINISHに合わせた。
突然、ラム(偽者)のヴァギナが、ぐぐぐ、と終太郎の律動するペニスを締め付け、 ラムの腰が一層激しく前後に動き始めた。。 「!!ぅううっ!!!(ラ、ラム、さんっっ!!)」 物凄い締まり具合と絡め取るような動きに、終太郎は急に腰に集まってくる 快感の波をよけきれず、いきなり熱い白濁を、ラムの膣内にどっと迸らせてしまった。 「あ、ああああああ!!!」 ラムが、激しく悶える。 終太郎のペニスはラムの膣内で、びくん、びくん、と跳ねるたび、 残りの精液を膣内に飛ばし溜めた。ずるり、と液まみれの陰茎が引き抜かれると、 ラムの股間から終太郎の精液が、ぼた、ぼた、と鈍い音を立てて床に落ちる。 「・・・・」 「・・・・!・・な、何みてるっちゃ、弁天」 「いや・・・偽者とは判っていてもさ・・・・コピーみたいなもんだから、 なんかヤッてる本人を目の前にすると・・・目のやり場が」 「う・ち・は、ヤッてないっちゃっ!!」 「判ってるんだけどよ・・・」 「もう!いい迷惑だっちゃ! ところで、本当にこれでダーリンと上手くいくっちゃね?」 「あー、心配ねえだろ。あの<乱れっぷり>なら」 モニターの中で制服を着る情事の後のラム(偽者)を見ながら、 ラム(本物)は頬を膨らませた。 (うちは本当はまだなのに、うち(偽者)が先にダーリンと・・・ なんか複雑な気分だっちゃ・・・)
終太郎は、今までの女たちとは異なるラム(偽者)の激しさに翻弄され、 肩で大きく息をしながら自分の性器を服に収めた。制服に戻ったラムが近寄る。 乱れて崩れた終太郎の前髪を、白い手で綺麗に整える。 終太郎は、本懐を遂げた嬉しさを胸に、ラムに唇を寄せた。 が、ラムは、つい、と顔をそむける。終太郎の高揚がくじけた。 「ラ、ラムさ・・・」 ラムは思わせぶりにスカートをたくしあげると、ショーツに手をかけて、 するりとそれを引き下ろした。しっとり濡れた海草のような陰毛が見え、 布地は名残惜しげに糸を引き、途切れる。 ラムの足をゆるゆると白い布が降りて抜き去られると、 ラムは濡れたショーツで自分と終太郎のもので潤んだ股間を拭いた。 そして、それを終太郎の手に乗せた。終太郎の手から、情事の残り香がふわりとあがる。 「今度、またね。終太郎」 くすり、と意味深に笑みを残して書庫をラムは書庫を出て行った。 弁天は偽者のラムをモニターで慌てて追う。 「おいおい、ノーパンかよ」 「弁天、記憶消去スプレー、ダミーに持たせたっちゃ?」 「!・・・・いけね、忘れてた」 「もう!うち、行ってくるっちゃ!」 「おい、ここから飛んじゃ間に合わねえぞ!」 「擬似亜空間ポイントから行くっちゃ!検索して!」 弁天のキーを打つ音が、連打されると別のウインドウにポイントが示された。
「友引高校に近いポイントは・・・なんだ、さっきの図書室だぜ。」 ラムは記憶消去スプレーを手に、UFOの擬似亜空間ポイントに立つ。 弁天がキーを操作すると、ラムの体の周りにシャボン玉のようにシールドが張られ、中の空間が歪みだした。 「出たら、ポイントを閉めるの忘れんなよ。あたいは、もう帰る時間だからな」 弁天の言葉に頷くと、ラムの姿が消えた。 書棚の一点が捩じれたかとおもうと、ラム(本物)が姿を現す。しかし、書庫には誰も残っていなかった。 ラムは、床に落とされた終太郎とダミーラムの液の跡を見ると、顔を赤らめた。 書庫の本だけではない、独特の、匂い・・・。スプレーを握り締めて、全速力で書庫を飛び出していく。 閉じ忘れられた異次元ポイントが、図書室で、ゆらり、と蠢いていた。 「ん?面堂、どうした?」 ふいに教室の後ろ戸が開き、遅れて入ってきた終太郎に温泉が声をかけると、クラス全員が注目する。 「すみません・・・ちょっと体調が」 「大丈夫か。なんだか顔色悪いぞ」 「いや、平気です。お騒がせしました・・・」 疲労がのった少し翳りのある面持ちが、終太郎の横顔を更にひきたてる。 あたるは、その様子を見ても皆目見当がつかない。 寧ろ、涼しい顔のままのラム(偽者)の態度ばかりに気をとられてしまう。 温泉に指され、ラムの朗読の声が鈴のように教室に響く。 [What thing is’nt love? ? It is not necessary to bear any longer . Leave the body! Leave the body! Nothing does not already waver.] (一体、ラムの奴何考えとんじゃ・・・面堂との話ってなんなんだよ) (ラムさん・・・僕はもう、せつない想いを抱えなくてもいいんですね・・・) (あーあ、あたるくんったらソワソワしちゃって・・・。 そんなに気になるなら、素直に聞けばいいじゃない。馬鹿ね) ラムに翻弄される二人の男の背をみつめて、しのぶは溜息をつく。
(だいたい、ナンパな癖に妙に思い切りが悪いのよね。あたるくんは。 面堂さんみたいに、ちゃんと決めることも出来ない・・・) しのぶは、嘗て既に終太郎との逢引を済ませている。一度目は、やはり昼休みのあの図書室で。 揺れる日差しの中、しのぶは制服のまま床の上で終太郎と蠢いた。 2度目は、面堂邸で行われたクリスマスパーティーの時。 クラスメートの喧騒に紛れて、華美な化粧室で、二人は、シャンパンの酔いに任せて、 互いの正装を必要な部分だけ剥ぎ取りあい、短い時間の中、 閉じられた空間で、派手に結合の音を響かせて貪りあった。 (あんなの、セックスなんかじゃ、なかった・・・ただの、交尾だわ・・・) 終太郎のセックスは、普段の紳士然とした対応とはうってかわり、 ブルジョア的な嗜好故、しのぶへの配慮が足りなかった。 昂ぶりに任せて白濁を出してしまえば、すとん、と日常に戻ってしまう。 ラム以外の女には正直、終太郎は言葉では優しいが、体ではそっけなかった。 窓の向こうの空を眺めるともなしにぼんやり見つめ、しのぶは、あの男の顔を思い出す。 (因幡君・・・・元気かな・・・) 温泉が、教科書を閉じながら授業終盤の合図を出した。 「次の課題の図書は、<マクベス>だ。三宅、第2図書室からクラス図書用に 借りてきてくれ。」 「・・・はい」 起立,礼、の声が響くと同時に教室が賑々しい。ラムが何食わぬ顔で教室を後にする。 あたるが追いかける、が、ためらい、舌打ちをして不機嫌に、どかり、と席に腰を下ろす。 終太郎の周りには、体調を気遣う女子たちで溢れている。 あたるが、図書室に向かおうとするしのぶに気付き、なれなれしく寄ってきた。 「し〜のぶ!!」 (・・・・・意気地なし!) 抱きつこうとしたあたるの鳩尾に深く拳を差し込んで、 崩れるあたるを背後に、しのぶは颯爽と教室を出る。 (・・・・男なんて・・・!!)
そのころ、ラム(本物)は教室に向かって矢のように飛んだ。 (ダーリンと終太郎が接触する前に、 スプレーをかけないと、とんでもないことになるっちゃ・・・!) 同時期、ラム(偽者)は、当番のため、掃除場所に向かう。 そして教室では、終太郎があたるに声をかけようとしていた。 「きゃあっ!!!」 突然、飛んでいたラム(本物)の視界が横転する。 「いったぁあ〜い!!もうっ誰よ!!・・・あら、ラムちゃん」 「ラララ、ランちゃん、ごめんちゃ。じゃ」 「待たんかい!」 ランは慌てるラムの足を掴み、羽交い絞めにした。 「ランちゃん!うち、急いでるっちゃ!!」 「人にぶつかっといてその態度はなんやねん!」 「だから、御免ちゃ!今は本当に急いでるっちゃ、離して!」 「・・・おんどれ、なんでビキニになっとんねん」 「今は時間がないっちゃ、離すっちゃ!」 「読めたで!ラム!おんどれ、これから迎えに来るレイさんを色気で横取りするつもりやな!」 「誤解だっちゃ!もう!」 廊下でじたばたと暴れ続ける二人。
(・・・ここ、あんまり来たくないんだけどな・・・) しのぶは、溜息を付いて図書室の戸を開く。古い書庫の匂い。 柔らかな西日に舞う塵がきらきらと揺れている。あの日の床の、冷たさ。衣擦れの音。 湿り気のある結合の音。誰もいない空間に、嘗ての自分の喘ぎ声と終太郎の息遣いが聞こえてきそうだ。 (ラムは、今日、どこで・・・?) 自分に関わる男たちを、難なく虜にするラム。所詮、異形の女だ、と思ってみても 自分を慰めているようで嫌だった。 (あたしは、都合のいい女じゃないわ・・・何よ!男なんて!!) 急に、肩を、いやらしげに掴まれ、声にならない叫びをあげた。 「し・つ・こ〜いっ!!」 咄嗟にしのぶは拳を振る。見事なパンチを鳩尾に受け、男の体が横飛びする。 書庫にぶつかり、どさりと床に伸びた男の顔をみて、しのぶは驚く。 「!因幡君!・・・どうしたのっ!」(・・・・・←おのれだ、しのぶ。) 「・・・し、しのぶ、さ」 かくっ、とウサギ男はあっけなく気絶した。 その頃、ダミーのラムは、コースケと掃除当番の用具室にいた。 「あたるのヤロー、当番さぼりやがって。ねえ、ラムちゃん」 「ダーリンは、うちの事、嫌いなのかな」 ラムの言葉に、どきりとするコースケ。考えてみれば、こんなふうに二人きりになることは、 今までなかったし、こんなにラムの顔をまじまじと見つめたのも、初めてだった。 深く澄んだ碧の瞳が、潤みを含んでコースケを見つめる。コースケは喉の渇きを感じ始めた。
「いや、そりゃーないさ!照れてるだけだよ、あいつ素直じゃねえから!」 妙に明るく上ずった声で、コースケはくるりと背を向けて掃除を始めるふりをする。 「ほんと?」 ラムが無邪気に、コースケの背に乗ってくる。制服越しに、ラムの巨乳が、 ぷにぷにと柔らかく当たるのを感じる。 「し、心配すんなよ、ラムちゃん・・・あ、あの棚の上の道具、とってよ」 「うん」 押し付けられた胸の感触をコースケは一人でにやにやと反芻する。 「これでいいっちゃ?」 ラムの声に振り向いて、コースケはぎょっとした。いつもなら、ひょい、と飛んで取るのに、 今日に限って、古い梯子を登っているラム。 「!危ねぇ!それは!」(腐ってる梯子なんだよ!) 声を掛けると同時に、ラムの乗った梯子が安定を失い、崩れた。ラムの体が落ちていく。 大きな音が響き、狭い空間に塵が舞った。 「・・・大丈夫か!?ラムちゃん!」 「いたた・・・ごめんちゃ」 すんでのところで、コースケを下敷きにラムは身をおこした。 「ありがとだっちゃ・・・大丈夫?」 「い、いいよ。平気、へい・・・・!!!」 コースケは言葉をのんだ。自分の上に乗っかるラムのスカートが捲れ上がっていた。 しかも、何も着けていない下半身が、コースケの目を射る。 (ノノノノノノーパンっ?!?!?!)
目を白黒させるコースケに、ラム(偽者)は、くすりと哂う。捲れたスカートを直しもせず、 くるりと向きを変えコースケの上に馬乗りになった。 「・・・うちのここ、地球の女と違うっちゃ?」 「!」 ラムがコースケの前で、足をゆっくり拡げた。蝶の羽のように完全に開くと、その中心に、 ぬめった陰毛と、ぷくっと盛り上がる真珠に、柔らかく閉じたラムの鮑が現れる。 「いいいいいいいや、見た目は全くおなおなおなおなおな同じ」 わなわなとドモるコースケをみて、ラム(偽者)は、にこり、と微笑むと、 すらりとした指で自らコースケの前で弄りだした。す、と割れ目を開き、 スリットをゆっくり上下に擦る。 「でも、ダーリンは、うちの事・・・・構ってくれないっちゃ」 「・・・・ラ、ラムちゃ・・」 指が、次第に大きく蠢くと、割れ目の奥の穴から蜜が徐々に溢れてくる。 2本の指を、その奥にそっと差し入れては、ゆっくり引き出す。 ぬちゅ、ぬちゅ、という微かな淫音と、コースケとラムの呼吸だけが室内で響く。 切なそうに身を捩ってラムがコースケに罠をかける。 「あ・・・うち、寂しいっちゃ・・・んん」 「・・・・」 「あん・・・うちのこと・・・好き?」 コースケの中で、ぷつんと音をたてて理性が弾き飛ぶと、ラムの上に荒々しくのしかかっていった。 「ごめんなさい。あたるくんが悪戯したかと思ったの」 「いやぁ。僕も突然で。ちょっと驚かそうとしたもんだから。元気でしたか?」 「うん、因幡君も?」 「ええ。相変わらず、仕事です」 柔らかな日差しのなかの書庫で、ウサギの着ぐるみ青年と制服の少女は、 互いにふんわりと微笑み合う。しのぶの胸が、とくん、とくん、と静かに鳴る。 西日を受けて、因幡の端正な横顔をみる。少年のあどけなさと青年の逞しさを兼ね、 澄んだ瞳に小さくしのぶが映る。嘗て、自分を命がけで守ってくれた男・・・。
「良かった。ずっと、会いたかったんです。」 「・・・・(因幡君・・・)」 「・・・じゃ、僕は・・・これで」 「え!もう・・・?」 「ほんとは、勤務中に次元移動するのは禁止なんですが・・・どうしても、 しのぶさんの顔を見たくて、堪らなくなって。・・・亜空間ポイントを探してしまった。 そしたら、丁度、君の学校がポイントになっていて・・・思わず、規則違反をしました」 照れて笑う因幡の姿が、しのぶの胸を締め付ける。この人は、本当にあたしを好きでいてくれる。 あたしは、この人の前なら素直になれる・・・。 「じゃ、お元気で・・・」 「次は、いつ会えるの?」 「判らない。でも、きっと、来ます。」 「酷い!」 しのぶが急に因幡の肩を、きつく叩いた。 「因幡君は、会いたいときに来るの?あたしは? あたしが因幡君に会いたいときは、どうしたらいいの?」 「しのぶさん」 「もっと、ずっと一緒にいたい・・・!」 「・・・駄目、ですよ。しのぶさん」 「・・・・」 柔らかな温かい因幡の目で諭され、しのぶの意気がくじけた。 俯く黒い睫毛が、ふるふると震え、かろうじて涙を堰きとめている。 その頃、ラム(本物)はスプレーを手に教室へ矢のように飛ぶ。羽交い絞めにするランにスプレーを1回使ってしまった。 あと2回しか使えない。早く教室にいかねば。 教室に慌ててはいると、数人の塊のなか、あたるがいた。ラムを見ると途端に仏頂面になる。 「ダーリン!」 「・・・・」 「終太郎は?!」 あたるは、カチン、ときて押し黙った。
「ね!?終太郎はどこだっちゃ!?」 「そんなに面堂がいいのか?」 ラムは、ひやりとした。・・・まさか、もう気付いている? ダミーの仕業とはいっても、信じてくれるだろうか。 「どうせ、俺の悪口でも面堂にくっちゃべったんだろ?」 「は?(よかった!終太郎はまだ何にも言ってないっちゃね)」 仏頂面のあたるの横で、ほっと安堵するラム。面堂くんなら職員室よ、とクラスの女子が教えてくれた。 途端に、あたるは、ぴょ〜んとその女子に抱きつく。ラムの体から、ちりっ、と放電が始まる。 「・・・・どわぁああありいいいいんっっ!!!」 いつものように大放出の電撃を受けながら、あたるは、気付く。 (?・・・いつもの、ラムだな・・・?) 「わかった。・・・じゃ、またね。因幡君」 抱き締めても、くれない。しのぶは更に俯く。因幡は、しのぶの頬を右手で優しく撫で、 顎をそっと指先で上向かせた。しのぶの顔を覆っていた、綺麗に整えられた黒髪が、 さらり、と絹のように動き、左右に流れた。涙を堰きとめた睫毛に、そっと唇をあてた。 因幡の、温もりが初めてしのぶに伝わる。 「・・・キスぐらい、してよ」 「駄目だ」 ぴしゃりと切り捨てられ、しのぶは面食らう。 因幡の手が、しのぶから離れた。暖かな空間に、ひやりとした空気が挟まってくる。 西日はとうに傾いた。書庫が次第に暗くなる。 「どうして?・・・」 「・・・・・」 因幡は、ためらいつつ、しかし漸く決心してしのぶと向き直る。 「駄目なんです。僕は・・・・自制がきかないんです。君を、辛い目に合わせたく」 因幡の言葉が、しのぶの唇に覆われて途切れた。
コースケは無我夢中でラム(偽者)にむしゃぶりついている。不器用なキスをされながら、 ラム(偽者)は制服をたくしあげて、胸をさらす。コースケは、その大きなふくらみを荒く揉み、尖る乳首を吸い上げた。 「あ・・・ん」 甘い声がコースケの耳をくすぐる。はあ、はあ、と息を荒くして、片手をラムの秘所に伸ばす。じゅんさいのような潤みが 難なくコースケの指をヴァギナに導く。つるり、と入り込むと、中はとても温かい。ラムの膣の中を確かめるように指を回すと、 ラムが微かな声をあげて身を捩る。コースケは堪らずズボンのベルトを外そうとした。 だが焦るあまりカチャカチャと空回りの音だけが鳴る。ラム(偽者)の手が伸びた。代わりにベルトを外し、ジッパーを下げる。 そして窮屈そうな下着から、熱い肉棒をそっと取り出した。 「・・・焦らなくていいっちゃ・・・放課後は、まだたっぷり時間があるっちゃよ」 「ラ、ラムちゃん・・・・ぅ!うう」 ぴちゃ、ぴちゃ、とコースケを舐め啜る音が、仄暗い用具室にしずかに響いた。 書庫を背にした因幡は、しのぶから荒く唇を離す。 しのぶの肩に手を置き、ぐっと後ろへ遠ざけた。 「駄目なんです!僕は・・・僕は!」 しのぶは、肩に置かれた因幡の手の力に、 今まで感じなかった男としての力強さを感じ、怖気づく。 「い、痛!・・・因幡君!・・」 「もう・・・我慢するのがやっとなんです。・・・君を、抱きたくて仕方ない」 しのぶの胸が、どくん、と射られた。因幡の目が、切なげに潤んだかと思うと、 急に意思の力がこもる。しのぶは、因幡の手に自分の手を重ねた。 線は細く見えても、やはり男の手の感触だった。
「・・・我慢なんか、しなくていいの。私も、同じだから」 肩に置いた手を擦りぬけて、しのぶの温かな、程よい重みと香りが、因幡の胸に、じんわりと伝わる。 因幡の鼓動を着ぐるみ越しに聞きながら、しのぶは自分の鼓動も早くなるのを感じた。 因幡の腕が、しのぶを大事そうに包んだ。柔らかく、そして、強く。 それを合図に、二人の唇が、そ、と触れた。皮一枚のぎりぎりのところで、互いの吐息をやり取りする。 因幡は待ちきれずに、しのぶの唇を捕まえ、荒々しく唇を深く結んだ。 「ん・・・・んん・・・・」 しのぶの喉から、うっとりとした音が漏れる。因幡の舌が、しのぶの舌を招き、強く纏わり付く。 舌の側面をねっとり撫で上げると、しのぶの声が微かに鳴った。行儀の悪い、舐めあげるようなキスが、 次第にほぐれてくると、因幡は後ろ手に図書室の鍵を閉める。夕日はとうに沈みきり、反対の窓からは、 群青色の低い空に刷毛で塗ったような十六夜の月が、のそりと顔を出している。 微かな淡い光の中、書庫の二人の影がくっきりと浮かぶ。 しのぶに両手をあげさせ、因幡は分厚い紺地を抜き上げた。皮を剥かれるように、 しのぶの白いブラスリップがあらわれる。柔らかそうな丸い双丘が、ふるり、と揺れて弾む。 もどかしそうにスカートのホックを外そうとする手を、しのぶが導き、 紺の果皮が、する、としのぶの足を滑り去り、足元に溜まりを作る。 「・・・それ、脱がないの?」 「あ」
因幡は、しのぶに言われて慌てて着ぐるみのジッパーを下げる。 しのぶはブラスリップ一枚の姿で、じっと因幡を見つめる。 すると、白く分厚いウサギの着ぐるみから、髪をボサボサにして、 因幡が海からあがるように顔を出す。 首から肩への線が意外にしっかりした稜線を描いているのに、しのぶは、どきり、とした。 白い綿のような塊から抜き出される、腕の筋肉、胸板の厚さ、締まった腹筋、 そして、何も着けずに照れもせず顔を出す、因幡の股間が、 しのぶのほうを向いて力強く自己主張している。 「は、やっと脱げた・・・しのぶさん?」 「意外と、がっしりしてるのね」 「僕の仕事、結構、重労働なんですよ」 にこやかに笑う青年の腰で、猛り狂った棒がしのぶを見上げ、待ちきれないように露を乗せている。 「・・・目の、やり場に困るわ・・・」 「どうして?これは君のものなのに」 屈託なく笑うあどけない顔と、屹立したそれのギャップに、しのぶの心臓は加速する。 ゆっくりと、因幡が近づいて、くる。 「あ」 因幡の舌が、つつ、としのぶの首を這い、両手でスリップの胸を包み込んだ。 持ち上げるように上まで押し上げ、手を離す。胸は、ぽわん、と大きく揺れた。 また揉み上げて、離す。優しく包んでは突き落としながら、 しのぶの弾力を楽しむように、因幡の手が止まらない。 しのぶの下腹に、スリップ越しに因幡の熱いペニスが窮屈そうに押し付けられる。 「・・・あ・・・・ん」 舌は、肌を這いながら、しのぶのスリップの紐を器用にひっかけては、肩を滑らして落とす。 胸の谷間に舌を差し込むと、しのぶの肌が粟立った。 「は!・・・・・ぁ」 場所を見つけた因幡は、舌をペニスのように固くさせ、しのぶの胸の谷間を上下に擦り付けた。 ぬるぬるとした唾液が、因幡の露のようで、しのぶはその動きに自分の奥が疼きだすのが判った。
「先生、掃除おわったっちゃ。」 「おう、ご苦労さん。白井と諸星もちゃんとやったか?」 「大丈夫だっちゃ。さよなら、先生」 足取り軽いラム(偽者)と入れ違いに、面堂が職員室に入る。二人は何気なくすれ違う。 が、ラムが去り際にそっと囁いた。 「あとで、続き、しよ。理科室に来てほしいっちゃ」 ラム(偽者)の姿を見送り、終太郎は、フ、と微笑んだ。 (一体、終太郎は何処にいるっちゃ・・・!?) 職員室でも一足遅かったラムは、校舎をやみくもに飛び回る。 と、用具室から呻き声が聞こえ、そっと扉をおす。 「終、太郎・・・?」 ラムが呼びかけても返事はない。呻きの元を恐る恐る見ると、 コースケが性器をだらしなく露出させて、ぐったりと呆けている。 「これは!・・・ダミーの仕業だっちゃね・・・!」 慌ててコースケにスプレーをかける。ガスを大きく吸い込んで、 コースケは、は、と我に返る。 「ぅわ!何で俺丸出しにしてんだ!???」 ラムは焦る。あと、一回しか使えないスプレーを握り締め、終太郎を探した。 因幡は、歯で胸元のカップを咥え、一気に押し下げる。 窮屈な場所から開放されたように、桜色の乳首が白鞠の台座から、ぷる、と現れた。 もう一つの胸も、指で剥き出しにする。次第に濃くなる夕闇の中、 白い盛り上がりの上に咲く二つの豆花を、両手全体で胸ごと転がした。 「あ・・・・因幡・くん・・・」 次第に湧き上がる気持ちよさの中、しのぶの耳に、因幡が低く囁く。 「しのぶさん・・・とても、綺麗だよ」 「あ!」
しのぶの背骨が、びくり、としなる。 因幡の舌は、しのぶの耳の中に入ると、ぴちゃ、ぴちゃ、とわざと音をたてては、 熱い息遣いと共に送り込む。その音が、これからはじまるであろう淫音を予想させる。 同時に、自分の奥から、ふいに、とろっとしたものが降り、ショーツの上で溜まるのを確信した。 (やだ・・・まだ、触られてもないのに・・・) 因幡のささやかなキス音が途切れると、ゆっくりと因幡は床に腰を下ろす。 おいで、というように、しのぶの右手を手繰り寄せ、自分の両足の間にしのぶを立たせた。 月明かりに、しのぶの隆起が、ところどころ影をつくる。 しのぶは肩で息をしながら、因幡の手を待つ。 因幡は腕を伸ばし、露な胸の先を、きゅ、と摘んだ。うう、としのぶの声が漏れる。 男の手が、めいっぱいに大きく拡がり、大きな蜘蛛を2匹這わせるように、 しのぶのスリップを下から上に撫で上げる。しのぶの肌の上で、 布地がしだいにくしゃくしゃにされ、因幡の掌の下で固まっていく。 そして、その塊を一気に落とすと、因幡の目の前に、小さな布に守られた、 しのぶの陰部が蜜に透かされて見えている。 因幡はためらいもせずにショーツに指をかけ、つつつ、と舐めるように引き下げていく。 陰毛が、黒い海草のようにぬめりを含み、ぷっくりとした割れ目が見えると、 しのぶの粘液が布に溢れんばかりにこびりつき、糸を引いた。足を交互に抜かせると、 靴下と上靴以外は生まれたままの姿で、しのぶが立ちはだかっている。 因幡はゆっくりと、果実を割り開く。しのぶは抵抗もせず、こころもち足を拡げて因幡を待つ。 割り裂いたところから、蜜が、つう、と滴り、床に音なくおちた。
くすくす、と微かな笑い声が立つと、しっ!と制する息が理科室に響く。 服を着たまま、互いの体をじっくりと触りあう。ねっとりとした空気が、二人の影から匂い立つ。 「あん、終太郎。くすぐったいっちゃ」 「じっとして、ラムさん。これも気持ちいいでしょ」 「うふふ、やん・・・あ・・・」 実験台の上に、ラム(偽者)が横たわる。終太郎がスカートをめくると、ラムの股間が剥き出しになった。 「いけない人だ・・・下着も着けずに。」 「終太郎が、うちのショーツ、持ってるくせに」 くすっ、とラム(偽者)が哂う。終太郎の指が、蜜壷に入ろうとする。その手を制してラム(偽者)が頭を振った。 「いや・・・」 「・・・・(言ってることと体が反対ですよ)」 足をM字に拡げ、ぬらぬらしたヴァギナを終太郎に見せ付けて、いまさらのように拒むラム(偽者)。 終太郎は騙されたふりをする。(なに、焦ることないさ・・・もうラムさんは僕のものだから) ふ、と笑ってラム(偽者)のクリトリスを舐め上げようと舌を差し出した。 が、突然、がくりと終太郎が崩れた。 「・・・・終太郎!?」 行為を突然中断した終太郎の異変に、ラム(偽者)は飛び起きた。 「っうくっ!」 しのぶが、因幡の指を容易に許す。ぬるみに導かれるように、 指はしのぶの奥へ、奥へ、と入ってくる。時折くるり、と中で回るたびに、 しのぶは、ぴくり、と体で応える。 「ここが、気持ちいいんですね、しのぶさん・・・」 「っあ!・・・・ぁあぅっ!」 しのぶのGスポットに指先をひっかけ、大きく撫で圧したかと思うと、 びん、とひっかけて吊り上げるように向きを替える。 腰に電気が走り、乳首が痛いほど尖り、がくりと後ろにのけぞる。 ずぼりと指をひきぬくと、蜜まみれの指があらわれた。
「あ・・・きゃっ!」 因幡はしのぶをたぐりよせ、自分の足の間に崩れさせると、大きくそそり立つ熱いベクトルを、しのぶの手に掴ませた。 しのぶは触ってぎょっとする。異次元の人間だからか、それは、今までしのぶが知っているものとは、 大きさも感触も異なっている。まるで鉄のように立ち上がるそれに、いやらしく浮き出た血管が、ぴくり、ぴくりと脈を打つ。 これが、自分のなかに入るのか、と思うと、待ち遠しい気分よりも正直、怖さの方が大きい。 「どうしたんですか」 どうみてもバランスのとれない、いやらしさのない端正な顔と裏腹な猛々しいペニスに、しのぶは言葉をなくす。 「あ・・・これ、はいるかしら」 「そうですね。もしかすると、辛いかもしれませんね。実は、僕たちウサギは」 「?」 「ウサギは、性欲強いんですよ。」 「え」 因幡は、にこりと悪気なく微笑むと、しのぶの耳で囁く。 「僕らは、一年中、発情しっぱなしなんです」 「・・・ぁあん!」 しのぶの胸を鷲づかみ、上下に揺らすと、しのぶの手も、因幡のペニスをしごき出す。 鉄だ、と思ったそれが、擦ると更に硬度を増すのに、しのぶは驚いた。 が、急に因幡に植えつけられる体の快感に、いてもたってもいられなくなる。 因幡は、5本の指を、しのぶの果芯に深々と咥えさせていた。 ずちゅ、ずちゅ、と蜜と戯れる因幡の指が、しのぶの奥を掻きだしていく。 「あ!・・・!・あぅ!・・・・ぅう!」 荒い回転に、ひ!、ひ!と呻きながら、しのぶの腰が、びく、びくと浮き上がる。 空いた片方の手で、ヴァギナの上で微かに膨らむ真珠を、摘んでは擦る。しのぶが、あ、と声をあげた。 ぐっと粘膜の覆いを引っ張り、中をさらけ出す。蜜にまみれて小さな核が、恥ずかしげに顔を出す。 因幡は舌先を尖らせて、真珠の核をべろり、と舐めた。
転載、続きはもう眠いので明日。 ログ持ってる人が続きやってくれればウレスィ。
分岐点って、話の分岐点ではなく名前だったのね; ってか前スレを荒らしたあの池沼ホントうざい。 もうこのスレに来るな、糞が。
>>47 あ、題名か・・・登場人物の、「分岐点」ね。
回線切(ry
「っつぁあ!・・・あぅっ!・・・んんんっ!」 下から上へ何度も舐めあげられつつ、膣内を右に左に掻き混ぜられ、しのぶの声が鋭くなった。 嬌声と同時に腰が跳ね、白い胸が、ふる、ふる、と揺れる。因幡が指を抜く。 蜜まみれの右手を、しのぶの口に咥えさせた。因幡は、舌を大きくのばして、蜜壷を啜っては膣内に深く差し込んだ。 「っはぁあっ!・・・あぐんんんんぅっ!・・・んんんんん」 「海の味が、しますよ。しのぶさん・・・」 はねるしのぶの口が、淫液まみれの指で塞がれ、嬌声を粘液に代えて、しのぶのヴァギナは、声をあげる様に湧き上がっては、 因幡の口に吸い上げられる。その頃合を確かめたように、膣内から舌を引き抜いて、しのぶの体を脇から持ち上げ、 天をむいた自分の中心にあわせて、しのぶをゆっくり下げていく。二人の濃い呼吸だけが、微かに書庫に響く。 「そこまでだっちゃ!ダミー!もうやめるっちゃ!」 終太郎の頭をでかいハンマーで殴りつけたラム(本物)が仁王立ちする。ダミーのラムは、ふ、と哂って剥き出しだった胸をしまいながら、けろりと応えた。 「作動後24時間は、プレイの中断はできないっちゃ」 「お前のせいで、うちが淫乱に思われるっちゃ!!製品ボックスに戻れ!!」 「解除は、プレイノルマ達成後だけだっちゃ」 「・・・この〜〜〜!!!」
ラムの電撃がダミーを撃つが、ダミーはそれを吸引すると、にやりと笑ってラムに電撃を仕返す。 とっさに避けてながらラムは狼狽した。 (攻撃リターンまで!・・・こうなったら!!) ラムは、いきなりダミーへの間合いを詰めて、記憶消去スプレーをダミーにかけた。 突然のガスに、ダミーが咽て隙を作る。咄嗟に、ラムは胸元から携帯カプセルを取り出し、 ダミーに照準を合わせて照射すると、ダミーは一瞬で、 ビタミン剤のような小型カプセルに取り込まれてしまった。目を凝らすと、 小さなダミーラムがカプセルの中で、悔しげに抵抗する。 「悪戯が、すぎるっちゃよ・・・」 ラムは安堵するが、気絶したままの終太郎を前にどっと疲れが出た。 使用できなくなったスプレーをゴミ箱に放る。 (新しいのを取ってこなくちゃ。終太郎が、ダーリンと接触する前に・・・!!) 体のどこよりも最初に、しのぶの陰唇と因幡のペニスが、にちゅ、と音をたてる。 ためらいもなく、しのぶの性器は、因幡の鉄の塊を、ぬ・ぬるり、と呑み込んでいった。 「っっ!!!!っっっう!!!」 しのぶの膣が、めいいっぱい口を広げても尚、容赦なく因幡のモノが塞いでくる。 しのぶはあまりのことに、身を捩った。蜜が、どっと溢れ、結合部にゆっくり沁みついてくる。 途中まで容易だった進入が、しのぶの膣をぎちぎちに拡げたまま止まってしまった。 微かに突いても、しのぶの声が上がるだけで、剛棒は進みそうもない。 「・・っはっ!・・・い、因幡さんっ・・・太い、よぅっ・・あああっ!」 終太郎のペニスも猛々しいものだったが、さらに上回る因幡の棍棒は、しのぶの知っている自分の奥より さらに奥へ潜り込もうとする。差し込まれただけで、しのぶは全身が総毛だつ。 だが、しのぶは、ウサギの性欲を軽く考えていた。因幡が息を濃くしてしのぶに問う。 「しのぶ、さん・・・・すみません、後ろからで、いいですか?」 「・・あぅ・・・・うん」(いきなりバックから・・・)
一度抜くのかと思えば、因幡は差し込んだまま、しのぶの体を突然、回転させた。 「っひ!!」 ぐるりと擦れるその感覚に、しのぶは思わず呻く。四つん這いの、しのぶの細い腰を両手で掴み、 因幡は、ふう、と息をつく。 「・・・じゃ、いきますよ、しのぶさん」 半ば夢見心地で、因幡の動きを心待ちにしていたしのぶは、手に力がこもった因幡を背後に胸を高鳴らせる。 が、突然、残りのペニスを埋めさせる深い一撃が、しのぶの陰部を撃ち飛ばした。 「っああああっ!!!」 いままでソフトに弄んでいた因幡と異なり、その腰の動きは、尋常ではなかった。 「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」 白濁を迸らせる直前の律動を、更に上回る速度で、瓶のようなペニスが、 しのぶの膣を焼き切るかのように抜き差する。ぎちゅぎちゅぎちゅぎちゅ、と鈍い淫音と、 肉がぶつかる乾いた音が、ハモりながら加速していく。素晴らしい速度に全身を揺らされながら、 しのぶの口は嬌声を、ヴァギナは蜜を溢れさせた。 (おかしいな・・・たしかここにスペアがあったはずなのに・・・) UFOの倉庫で、あちこちに物を散らかしながら、ラムは焦る。やっと見つけたスプレーを掴んで、 時計を見る。もう既に時間は19時をまわっていた。記憶消去スプレーは、レム睡眠やノンレム睡眠時には効果がない。 (終太郎が起きている間にしないと、眠ってしまったら効果がなくなるっちゃ) 脱兎の如くUFOを飛び出し、面堂邸に向かった。 「あ、ラムちゃ〜〜ん!!」 テンの声も届かないほど、ラムは一心不乱に夜空を飛んでいく。 「何、急いどるんやろ?」 テンは、UFOに入ると、床に落ちたカプセルを見つけた。 「・・・何やろ、これ?」 緑色に光るそれは、ラムが落とした携帯カプセルだった。
部屋でふわふわと飛ぶテンの手中の物を、めざとく見つけたあたるが、容赦なく奪った。 「ジャリテン、これは何じゃ?」 「あ!返せ!それはラムちゃんのやど!!!」 火を噴こうとするテンを片足で踏みつけながら、ほう、とあたるは緑のカプセルをかざす。 「それは携帯カプセルや。中に何でも入れられるんやで」 「ほう、それはそれは」 言い終わるや否や、あたるは窓の外に力いっぱい投げる。 「あーっっ!!!」 「そ〜ら、ジャリテン、とってこーい!黙って持ってきて、なくすと怒られるぞ!!」 「・・・こ、こんのアホが〜〜・・・!!!」 わ〜ん!と泣きながら窓の外へ探しに行くテンを横目に、テンの火をしこたま浴びて黒焦げになったあたるは、 にやりとカプセルを取り出す。 「ふっふっふ・・・じつわ、ここにあるのでしたぁ」 わくわくしながら緑のカプセルを外そうとするが、とれない。振ったり叩いたりするが、びくともしない。 目を凝らして先端に埋め込みのボタンを見つけ、爪楊枝で押した。 カプセルが、ひゅ!と飛び上がり、裂け目が光る。わっと驚き目を閉じる。おそるおそる目を開けると、人影が浮かび上がった。 「・・・・・・なんだ。ラムか。(あほらし)」 いつもの、制服姿の<ラム>が、あたるの前に佇んだ。 あたるは、いささか拍子抜けして、横になりながら漫画を読み出す。 「なんじゃ、まだ着替えてなかったのか。晩飯も済んだぞ」 「・・・ダーリン」 ラムの息が、あたるの耳に柔らかくかかった。 「わ!ベタベタすんな!」 慌てて身を起こして、ラムを見た。雰囲気が、いつもと違う。昼休みの時と同じだ。 碧の瞳が潤み、静かだが思わせぶりな表情。放課後に電撃をくらわせたラムと、異なる。 そういえば、放課後のラムは、虎ビキニだったのに、このラムは制服だ。
「・・・・なんで、制服着てるんだ?学校で脱いだんじゃなかったのか?」 「脱いだのは・・・これ」 ダミーのラムが、あたるの手をそっと取り、自分のスカートの中に潜らせた。 「!おまっ!!何かんがえ・・・!」 そよ、と触れる陰毛の感触に、あたるはぎょっとする。暖かな茂みが、しっとりと湿っていた。 書庫の濃い闇の中、月明かりが蠢く影を照らす。因幡の下腹に、快感の波が集まってくる。 「しのぶ、さんっ・・・・出し、ますよ・・・っ」 因幡のペニスが、更に深いストロークに変わり始める。 強い貫き方に、しのぶは眩暈を感じながらも、思わず顔を上げる。 「あ、、あ、、あ、あ、、あ、、あ、あ」(え!・・・もう!?) 「はあ、は、しのぶっ、さん、っ、っつ、っぅううっ!!」 因幡が鋭く呻くと同時に、しのぶの膣内で一気に弾けた。 夥しい量の白濁がしのぶの膣に熱く注がれると、しのぶの膣は、びりびりと震えた。 「っぁ!あああああっ」 しのぶのヴァギナから、ずる、とペニスが抜き出され始めた。 長い引き出しを引くように、熱い棒が、しのぶの膣を滑り出る。 ぐぽっ、と音を立てて亀頭まで抜かれると、開放されたしのぶの膣口から、 因幡の精液が料理のソースのように、とろり、とろりと流れ出た。 しのぶは、肩で大きく喘ぎながら、体の、いや、ヴァギナの様子がいつもと違うのに気付く。 (変・・・終わったのに、もう入ってないのに・・・あそこが、痺れる・・・っああ!)
警備をすり抜け、漸く終太郎の部屋に忍び込んだラムは、 スコープを使って終太郎の位置を確認する。 落ち着いた照明と調度品の中で、終太郎が本を繰っている。 校内とは違う物腰の優雅さが、終太郎の整った顔を引き立てていた。 (・・・リラックスしてる、今だっちゃ) サイレント式の銃ににスプレーを装備して、照準を合わせる。 モニターのコントロールが定まり、引き金をひいた。 途端に、ラムの背に衝撃が走る。音もなく、ガスの塊が、終太郎の背を外す。 何者かが、ラムを背後から封じていた。 (!・・・・スコープには、映らなかったのに、何故?!) 両腕を後ろから羽交い絞めにされ、ラムはもがくが、あっけなく両腕を縛られてしまった。 ここで電撃を使っては、終太郎に気付かれてしまう。そんな心配を、終太郎の声が杞憂とさせた 「今夜、逢えると思ってましたよ、ラムさん」 「!」 終太郎が、す、と立ち、こちらを振り返った。 腕を封じる後ろの者に押されて、ラムが物陰から姿を現す。 2,3歩進んだところで、ラムは自分の背後の顔を見た。 「おまえは・・・!」
「大丈夫ですか?しのぶさん」 心配げに因幡が顔を覗き込む。因幡の息がかかるだけで、肌が粟立つ。 「はぁ・・・あ・・・いつもと、違う、の・・・あう!」 びくっ、と膣から震えがのぼり、体が微かに弾けると、しのぶの下の口は、 ごぷ、と音をたてて、膣内に詰まっている精液を溢れさせた。 「なんだか・・・ぁ・・・まだ、入ってる、みたいっ・・に、きもち、いい・・・」 しのぶが、うっすらと目をあける。逞しい体を持つ優しい顔をした青年が、 精液と愛液まみれの棒をそのままに、しのぶの側で座っている。 「僕らの精液は、地球の女性には合わないのかもしれませんね」 「ううん・・・そうじゃ、ないの・・・ただ・・・ぁ・・・すごく、ああ!」 悩ましげに、続く快感に身を捩るしのぶの姿を見ると、因幡の胸が、どきり、と鳴る。 腕をとり、しのぶを抱え起こす。黒髪が幾筋か、頬にはりつき、目を潤ませて、 乳首と同じ色をした唇から、喘ぐ息が漏れる。しのぶの頭をそっと掴み、 まだ屹立したままの濡れたペニスを、しのぶの口に含ませた。 大きなもので口を一杯にさせられ、しのぶは思わず咽そうになる。 (出したばかりなのに・・・まだ、こんなに、固い・・・あ) 「久しぶりでござる。ラム殿」 あの頃よりは幾分か落ち着いた笑顔で、日に焼けた顔がラムを捉える。 「経緯はいろいろありましたが、今となっては真吾も立派な御庭番の一人です」 終太郎が、こちらに近づいてくる。ラムは狼狽した。真吾相手では、電撃は通用しない。 「・・・真吾、離すっちゃ!」 「許せ、ラム殿。若を守るが拙者の仕事」 真吾が、奪った銃を終太郎に渡す。終太郎が、ほう、と手にした銃を確かめる。 「ラムさん、何故、これを?」 「・・・・」 「ご心配には及びません。女性を痛めつけたりしませんから。・・・これは、何かのガスですか」 「・・・・」 押し黙って睨む強情なラムの表情に、終太郎は、おや、と首を竦める。
「さっき、あんなに楽しいことをしたじゃないですか。忘れ物ですよ」 終太郎が、バイロンの詩集の上にラムの濡れたショーツを乗せて差し出す。 ラムは片足でそれを、蹴った。 どす、と鈍い音を立てて落ち、詩集がバラバラ、とじ絨毯の上で白い口を開けた。 「それは、うちじゃないっちゃ」 ふ、と笑って終太郎が背後の真吾に合図を送った。 「!ぅぐ!?」 ラムの唇が真吾の唇で塞がれると、口の中に液体が流れ込んでくる。 呑み込むまい、と身を捩るが、真吾に力強く押さえ込まれて、鈍くもがくだけだった。 怒りに任せて、電撃を放出する。が、お構いなしに口にどんどん液体が溢れてくる。 (これは・・・!) ラムの気づきと同時に、荒く胸を掴まれた。驚いた拍子に,液体を呑み込んでしまう。 「うっ!・・・んぐっ」 青白い火花に包まれるラムと真吾によって、 一部明るく灯された部屋で、終太郎は腕を組んで見つめていた。 ラムの喉仏が大きく上下したのを確かめて、終太郎がゆっくりと口を開く。 「梅酢を配合した物です。体に影響はありませんよ。貴女以外はね」 「・・・く・・・終、太郎・・・!」
ラムの体が次第に火照りだす。意識が朦朧として、視界がよろめいた。四肢の先からだんだん力が抜けていく。 真吾に寄りかかるラムの重みが次第に多くなるのを確かめ、真吾の手がラムのビキニショーツを剥ぎ下ろした。 白い見事なラインのラムの尻が剥き出される。 「・・・御免!」 「なっ!?・・・・っつああっ!!!」 ぐたりとしたラムの体がのけぞった。菊門に何かをあてがわれると、容赦なく、ずぶり、と深く潜り込んで来る。 「っひぁっ!!・・・うあっ!・・や、める・・・っちゃ!うぐ!」 棒状の物が、ぐ、ぐぐ、と奥に入ってくるたびに、ラムの体が粟立って、びく、びく、と痙攣する。 皮膚が次々に汗を吹く。怒りに任せて放電していた青白い火花が次第に弱まるにつれ、明るかった部屋が暗くなる。 「菜造じいが作った吸電縛衣の材料で改良した物です。 今夜の貴女は危なそうだから、先手を打たせて貰いました」 終太郎の声が、遠くの方に聞こえる。目の前の二人の男が、ぼんやりと翳んできた。 ラムの膝が、がくりと折れ、絨毯に崩れ落ちる。 「あ・・・ダーリ・・ン・・・」 朦朧とつぶやく声と共に、ラムの体から微かな放電すら、止まった。 気持ちよさげに因幡は呻き、しのぶの頭を掴んで、ゆっくりと腰を前後に振る。 「っぅむっ・・・・んんんっ・・・・・ん」 口に入れられているのに、ヴァギナを突かれる錯覚がおこる。 びりびりとした痺れが、じん、じん、と熱い疼きに変わり、しのぶの膣壁を刺激する。 フェラチオをしながら、何も差し込まれていないしのぶの腰が、自ら動き出す。 因幡の亀頭が、しのぶの喉奥に深く貫くと、しのぶは思わず咳き込み、唇を離した。 同時に、因幡は、しのぶの顔に勢い良く白濁を飛ばした。
「っきゃあっ!・・・あっ、あああつ」 急に熱いものを顔に掛けられたかとおもうと、2度、3度と降ってくる。髪に、顔に、胸元に、 そしてかかりそこねた精液は、しのぶの肩越しに、向こうの床へ飛び散った。 しのぶは、子供のように因幡に顔を拭かれている。 「用意がいいのね」 「仕事着のポケットはバッグ兼用ですから」 ふかふかの上質のタオルで、丁寧に精液をぬぐう因幡をみて、しのぶはうっとり目をつむる。 情事の名残を匂わせて、ふたりは、ふ、と微笑みあう。しのぶは、時計を見る。 もうそろそろ帰らなくては。制服に手を伸ばす。 だが突然、因幡はしのぶを脇から抱えると、まだ固く聳え立ったままの自分の性器にむけて、 しのぶのヴァギナを中心に、座位をとらせようとする。しのぶは慌てた。 「な!・・・まだ、するの?!」 「言ったでしょう。ウサギは」 言葉を繋ぎながら、ゆるゆるとしのぶを抱き下げる。ぬ、ぬ、と再度しのぶの中に、あの太さが埋まっていく。 「あ・・・あ・・・」 「ウサギは・・・僕らは、性欲強いって・・・」 しのぶの花芯が、根元までずっぽりと呑み込み、因幡がからかうように小刻みにペニスを動かす。 くちゅくちゅくちゅ、と音をたて、しのぶの膣内で棍棒が悪戯をする。 「ぅあん・・・・あ・・ん」 「それに、君は・・・まだ、イってない、から・・」 低く囁き、しのぶの乳首を甘く噛み、白いマシュマロを嘗め回した。ぷにぷに、と二つの胸が蹂躙される。 「あん・・・・あ・・・」 しのぶの腰を動かぬように両手でしっかり支えると、座ったままの形で下腹に力を込めて、 一突きした。しのぶの髪が、わっ、と踊る。 「はあんっ!あんっ!ああっ!あっっ!っああっ!」 激しく突き上げる音が再開され、しのぶの声が夕闇の書庫にこだましていった。
ラム(偽者)の手が離れても、あたるの手は、ラムの股間に残っていた。 ダミーは静かに笑う。紺地の布の下で、あたるの手がおずおずと動いた。 く、指を曲げてスリットを僅かに撫でると、ラム(偽者)の口から、息が深く漏れる。 動きを堪能するように、うっとりと目を閉じ、頬に色を走らせる。 あたるの指は、つつつ、と上にいきつき、柔らかな突起を見つけ、そこを擦った。 「あ・・・っ」 ラムが眉根を寄せて身悶えた。クリトリスに親指を当て、 人差し指と中指で蜜壷に入れようとしたとき、ラム(偽者)の手が制した。 「・・・お風呂に、入ってくるっちゃ」 無言のあたるを残し、ラムは階下に降りていった。ぬめった指を、じっと見てみる。 「・・・・」 浴槽のへりに腰掛けて、ラム(偽者)はシャワーの水圧を上げる。 指を奥でくるりと動かすたびに、他の男との情事の残滓が性器から掻き出され、湯に流されていく。 丹念に泡を作り上げ、自分の体に丁寧に塗りつける。 滑らかに上下する両手が、 洗うための動きではなく、昂ぶるための蠢きに変わる。 重い両胸を揉み回し、腹や尻を大きく這ったかと思うと、 泡まみれの指が、割れ目の中に埋まっては顔を出した。 あ、あ、と途切れがちな声を洩らすラム(偽者)の背後から、不意に声が飛んだ。 「・・・おまえ、ラムじゃないな」
後ろ手に縛られて横たわるラムの体を仰向けにすると、 ラムの髪が絨毯の上に散った。ふくよかな胸が柔らかく揺れて天井を向く。 ずり下げられた虎柄のショーツが膝で止まったままだ。 酔いの感覚と吸電の脱力感に、ラムの唇がほどけている。 びく、びくとアヌスが疼くたびに、初めての痛みが体のすみまで伝わるが、 頭の芯が痺れたように成す術もない。終太郎の手が伸びる。 「あ・・・やめ・・・」 微かに抗う声も構わず、終太郎は、たやすくラムの足から布を取り去る。 本を蹴り飛ばした同じ足には、暴れる気配は潜み、しっとりと白い色が誘う。 指をそろりと秘所へ這わせても、乾いたスリットが終太郎の指を阻む。 (濡れが、足りないな・・・) 学校での嬌態の差に、終太郎は訝しがるが、気を取り直して真吾に合図する。 ラムの頭上で腰を落とした真吾が、ラムの耳朶に舌をつけ、熱い息を送り込む。 終太郎はラムの叢を左手で撫で上げながら、わき腹に舌を押し付けては、皮膚を舐め這う。 鈍った感覚を割くように、びくり、と大きくラムの体が反応した。 「・・・ぁぁあ!・・・・いやぁっ・・・あぅ!」
終太郎の右手がラムの下腹から這い上がり、上向いた大きな左胸を、ぐっ!と掴む。 指をブラの縁に引っ掛け大きく剥ぐと、ラムの左胸が反動をつけながら現れる。 眠っているように柔らかい桜色の突起を、目覚めさせるように指でつまみ、擦り合わせた。 「ぁ・・・ぁ、あ・・」 ラムの声に、拒みとは異なる別の色が見え始めると、真吾の舌が耳から首筋を丹念に滑る。 ラムの顔と向きを逆にしながら、熱い舌がラムの顎先を遊び、頬を伝う。 終太郎の右手がラムの胸を揉みあげるなか、 真吾もラムの肩口から手を伸ばし、空いた右胸を、 ぐにゅぐにゅと大きく掴む。 「ぅあ・・・・あん・・・んんん・・・!」 まだ隠れている右の乳首を見つけた真吾の指が、さわさわと微かに弾いた。 終太郎と真吾の、不規則な手指の弄りに、 ラムの胸の形がそれぞれにあわせて形を変えると、 次第にラムの声の色が濃くなった。 石鹸の香りを立たせながら、ラム(偽者)が振り返る。 あたるが答えを待っていた。 ダミーはきょとんとした顔で、あたるを見つめ、 何かを確信したように、したり顔で押し黙る。 「・・・」 「お前は、違うんだろ」 「当たりだっちゃ。さすが、ダーリン」 「・・・おちょくるなよ。本当の、ラムはどこだ?」 「・・・・」 くすっ、とダミーの笑いが漏れる。
「・・・見た目はラム、だけど中身が違うっちゃ。どんなに気持ちよくなっても」 ラム(偽者)が、身を起こし、あたるの肩に両腕をかける。 ダミーの視線に、あたるは、どきり、とする。 ところどころ泡を纏って、いつもはビキニに隠されている乳首が、 桃色に上気した色をちらつかせる。泡にまみれたラムの陰毛が、 ちらちらとあたるの目を射る。 「何をしても、放電しない・・・動くリアルドール・・・試してみるっちゃ?」 「よ、よせ・・・」 次第に近づくダミーの様子に、あたるの言葉は効力をなくした。 <何をしても、放電しない>という言葉が、あたるの頭でこだまする。 妖しく笑うダミーを見ると、どっ!どっ!と鼓動が早くなってくる。 ダミーの唇が重なったかと思うと、温かな舌が割り込んで、 あたるの舌を絡め取った。 くちゅ、くちゅ、と淫音が大きくなってきた。 「だいぶ馴染んできましたよ。ラムさん・・・」 「うくっ・・・・・くぁ・・・・・ぁあ、いやぁっ」 上半身を起こされて、背後の真吾に胸を揉まれ、蜜壷には終太郎の指を3本咥えて、 ラム(本物)が身を捩る。終太郎の指が、止まる。 (・・・さっきと、感触が違うな・・・狭い・・・?)
ラムの膣内をぐるりと掻き回すが、学校でしたときに探り当てたポイントが見つからない。 まるで初めてのようにぎこちない反応。挑発するような濃い色はなく、寧ろ未経験の様な怯えがラムの目に宿っている。 (嫌・・・っ!こんなの・・・嫌・・・ダーリン・・・ダーリン!・・) ラムの瞳に悔し涙が溢れる。思考と裏腹に自分の体が、終太郎と真吾の弄りで熱を帯びていく。 終太郎の指が深く浅くなるたびに、ぬちゅ、ぬちゅ、といやらしい音がラムの耳にもはっきり判る。 だんだん湧き上がる波をこらえきれなくなってくるのが、怖かった。 胸は躍るように弄られ、背に真吾の固いペニスが当たっているのが判る。 「・・はぁ・・・・ぁん・・・・はあっ・・・あ」 自分の手の指からはみでる、ラムの柔らかな乳房の感触が、真吾のベクトルをますます固くさせる。 かつて惚れた女が、陵辱の形でなまめかしく蠢く。こういう終太郎の嗜好の加担は、今日が初めてではないが、 後味の悪さが腰を重くさせていた。だが、ラムが相手となると、妙な昂ぶりを抑えられなくなった。 ―――――初恋の女を・・・ (ラム殿・・・・・) 真吾の息が熱くなるにつれ、まさぐる手の動きも執拗に責めて行く。 ラムは、真吾と終太郎に嫌悪は持っていない。 寧ろ、自分に優しく接した二人に、あたるほどではないにしろ親しみはある。 何より、二人の好意すら、まんざらではなかった。終太郎とのキスは、(図らずとも)あたるより先だったし、 今日の終太郎とダミーの睦み事は、未経験のラムにとって充分印象が強かった。 今、その相手が自分の体を楽しもうとしている。 酔いの為か、吸電の為か、不思議な陶酔感がラムを襲う。 不意にラムの顔が横に向かされ、真吾が唇を力強く覆う。 我慢が弾けたように、ラムの舌を吸い上げ、派手な音をたてる。 突然の荒々しさに、ラムが呻く。 「んっ・・・・んんんっ!」
堰をきったようにラムを襲う真吾の様子に合わせて、ラムの蜜が、どっと増えたのを 指で感じた終太郎は、自分も乗り遅れまい、と窮屈に解放を待っていた熱望を取り出し、 ラムの入り口にあてがった。 次に何をされるか気付いたラムが、慌てて真吾の唇を振りほどく。 「・・・っあっ・・・やめてっ・・・うちは、まだダーリンとも・・・!」 「こんなときに、無粋なことを」 「あ・・・!」 まるで、さっきのセックスは嘘だといわんばかりのラムの豹変と言葉に、 終太郎の中で衝動が湧き上がった。 仰向けだったラムの体を反転させ、縛っていた紐を解く。 そして絨毯に手をつかせ、尻を突き出させた。 腰を終太郎の手がしっかりと捉えている。 好きな女と繋がろうとしたときに、一番ききたくない男のことを、 女自身から聞かされるのは、酷だ。 何もかも満たされている自分にとって唯一手に入らないもの、を持つ男。 誰も知らない、終太郎の密かなコンプレックス。 だが、今、終太郎は、想いを遂げられなかった過去の自分と、分岐の境に立つ。 ――――――――諸星の大切なものを、奪う。 終太郎の本能が、ゆらりと立ち上ってくる。 「・・・・ぃや・・・お願いだっちゃ・・・やめ、て・・」 力なくゆるゆると頭を横に振って拒絶するラム。 (心は、諸星、ということか・・・)
終太郎が、ゆっくりと服を脱ぎ始めた。合図された真吾も裸身になる。 二人の男の怒張が、ラムの体内を欲して、露を盛り上がらせている。 「いいじゃないですか。背徳の快楽も、良い、ものですよ。 さっきのように、味わいましょう、ラムさん・・・」 「・・・あ・・・ちがう・・・あれは、うちじゃ、なぃ・・・うぐっ!?」 ぐっと顔を真上に向けさせられ、ラムの口に生暖かいものが捩じりこまれた。 終太郎の合図を受けて、真吾が自分のいきり立った物で塞いだのだ。 「ううっ!・・・・うぐぅっ!・・・」 ラムの不慣れなフェラチオが、真吾の棒に牙を刺した。 ちりっ、と痛みが走り、真吾が呻く。ラムは、身を大きく捩っては逃れようとする。 「この期に及んで。ラムさん、おとなしくして、ください」 終太郎はいいながら、ラムのアヌスに埋まった吸電棒を掴み、 ぐり、ぐり、と回す。鋭い痛みにひっ!と仰け反って、ラムの体が跳ねた。 容赦なく左右に大きく回され、何も塗らない為に苦痛でしかない痛みが、 ラムを呻かせる。真吾のペニスにラムの呻きが響く。 うぐっ、うぐ、と、くぐもる呻きが重なるたびに、ラムの体はおとなしくなった。
「聞き分けがいいですね。もう、歯を立てて暴れては駄目ですよ」 ひりひりとした焼けるアヌスの痛みに涙を潤ませ、ラムは諦めて真吾の物を口に受け止め続ける。 真吾の律動が再開された。次第に大きくなる真吾の動きに合わせ、 ラムの胸がゼリーのようにふるふると揺れる。 終太郎がもう一度、ラムのヴァギナに固くそそり立つ自身をあてがうと、 ぐっ!と力を込めてラムの中に入った。途端に、ラムの体が、捩れて戦慄く。 「っっ!(あああっ!)」 鋭い呻きが、ラムの口から漏れる。終太郎は、ず、ず、と奥へ進もうとするが、 どうしたわけか図書室の時のようにはいかなかった。 (く・・何故、こんなにきついんだ・・・まるで初めての、ように・・・?) 終太郎は、角度を変えて捩じり込んでみた。ぬずぅ、とペニスが呑み込まれ始めた。 「ぐ!・・ぅう!・・っぅ!・・・んんっ(嫌っ!・・・い・や・・・ああ!)」 びくん、びくん、とラムの背が震え、終太郎の物を加える膣口が悲鳴を上げるように液を垂らす。 夥しい液のぬめりを助けに、終太郎がじわじわと根元まで埋めていった。 進むほど、ラムの襞がまとわりつき、終太郎のペニスを午後以上にきつく締め上げた。 真吾のペニスを口いっぱいに咥えたラムの体の中へ、終太郎のペニスが容赦なく進む。 3人の息が、次第に荒く、大きく、淫らに昂ぶる。ラムの体の奥から、密かに快楽が生まれ始めている。 頭で、あたるを考え抗うほど、体が反比例して欲望の波に乗ろうとしていた。 「・・・ラム、さん・・・素直に、感じて・・・・ください」 喘ぎ喘ぎ、終太郎は言葉を紡ぎ、やっと奥まで入る。ぴく、ぴくと膣口が終太郎の物を咥えて痙攣する。 ラムの声が、とうとう快楽の甘さに負けた。 真吾のペニスを咥える口が僅かにほどけ、気持ちよさげな音を洩らした。 「ん・・・んん・・・・ぁ・・ぁあん・・あ」
手中におちたラムの声を合図に、堪えていた我慢が弾けた。 動物の交配の形で、終太郎はラムを深く穿ち飛ばす。真吾もラムの頭を両手で掴み、激しく腰を振った。 「っうぐっ!!・・んんっ!・・っううんんっ!!!」 前後に男の者を受けながら。ラムの胸も激しくバウンドする。液と唾液が弾け飛び、淫音と呻きが交錯する。 3人は一連となったまま、快楽に任せて蠢き続ける。 (っ!!・・・これが・・あ!・・・セックス・・・んあっ!・・あっ!ああっ!) 塞がれた口のかわりに、嬌声を放つラムの心は、前後で犯す二人にも容易に判った。 「・・・・っうぐ!・・よ、よせって!」 ダミーのラムに深く舌を差し入れられ、裸の胸があたるの体に、むにむにと押し付けられるのを、 やっとの思いで、引き剥がす。荒い息のあたると異なり、ダミーは涼しい顔をする。 「ほんとうに、止めていいっちゃ?」 「・・・」 くすっ、と笑って、無言のあたるのシャツを捲り上げ、上半身をはだける。 男の小さな乳首に両手を這わせ、次第に腹へと下げていく。 スウェットパンツの隙間から、ダミーの白い指が奥にするりと潜り込む。 ためらいもなく、あたるの一物を掴む。まだ柔らかさを残すそれが、ラムの掌に納まっている。 「ダーリン・・・不感症?」 「ほっとけ!」 ぐにぐにと蠢くダミーの手の動きが、あたるを覚醒させる。 ぐ、ぐぐ、と力を漲らせ、ダミーの手を押し返す。 嬉しそうに、裸で微笑むラム(ダミー)をみて、あたるは狼狽する。 (・・・・ラム・・・ち、違う違う!こいつは、偽者だ!偽者なんだ・・・けど)
あたるの迷いを感じ、ダミーが指をはなす。 一気に、スウェットを引き下げると、あたるの肉棒が反動をつけて飛び出す。 「う」 跪いたダミーの温かい唇に咥えられ、あたるの体がぴくりと弾けた。 舌で亀頭の割れ目を転がしては、すぼめた唇でカリをゆっくりしごく。 かと思うと、あたたかな柔らかい喉奥まで、歯すら当てることなく深く咥え込んでは、 音を立てて戻っていく。あたるの足に、ラムの大きな乳房が擦れる。 びくびくっ!と腰から震えが走り、あたるはたわいもなく呻きを洩らす。 「・・・・気持ち、いい?・・・<ダーリン>・・・」 「う・・・うう・・」 ダミーは唇を離し、浴槽に手をつく。 尻を高く突き出し、片手で自分の性器を良く見えるように割り拡げる。 泡にまみれた綺麗な両足の間に、淫らに蠢くアケビが哂う。 なにもかもはっきりと曝け出し、ぽっかり口をあける膣からは、 粘液が、つう、と糸をひいて落ちる。ダミーが振り返り、妖しく誘う。 「<ダーリン>・・・しよ」 「・・・・」 あたるの手が、ダミーに伸びた。
広い部屋の微かな明かりの中、一連に繋がった3体の蠢きが、長く影を作っている。 明らかに結合とわかる、粘液の音、拍手のように乾いた肉の音、 もう一つの鈍い結合の音、男の穿ちの喘ぎが二つと、女の押し殺したような快楽の呻き。 静かに響きあうそれらが、終盤に差し掛かる。 「は!・・っ・・・はぁっ!・・はっ!・・・っは」 「・・っん!んぐっ!んんんっ!んんっ!んっ(あ!あ!あ!あ!あ!!)」 「ぅあ・・・はぁ・・で、射精る・・でるっ!っっく!っうう!!」 終太郎の腰の速度が更に上がり、深いストロークを1、2度、と撃ち込み、3度目で打ち止めた。 ラムの膣内で、びゅっ、びゅっ、と白濁が押し込められる。真吾の腰にも波が集まり、 擦り付ける速度を上げていく。真吾の下腹に力が漲り、歯を食いしばるように呻く。 「う・・・んん!ん!・・・・っぅうっ!!」 どくっ、一矢が走ると、更に続けて迸った。ラムは低く呻く。あまりの量の多さに、 ラムの唇から、筋を作って、精液交じりの唾液が顎まで流れ、絨毯に落ちた。 真吾が、ゆっくりラムから引き抜く。口から、夥しい量の精液を溢れさせ、ラムが漸く声をあげる。 「んぁ・・あ・・ん・・はぁ」 終太郎が、ずるり、と自身を引き抜くと、間を置いて終太郎の精液が、 音もなく、ゆるり、とラムの膣から流れ始め、太腿を伝う。びく、びく、と ぽっかり口を開けた膣が震えるたびに、あとからあとから、精液が押し出される。 終太郎のペニスに一条の朱がついている。 「・・・・」 終太郎は、絨毯の上で身を崩して息をついているラムの膣内を、指で確かめた。 「・・・ああぅ!」 絶え間ない穿ちのあとの、ささやかな休息のうちに再び指を押し込められ、 ラムは自由になった口から喘ぎを洩らした。指を引き抜き、終太郎は疑問に思う。 (・・・・そんなに傷つけてはいないはず・・・だが・・・?)
突然、部屋に何かが転がる気配がした、かとおもうと、ガスが勢い良く部屋を満たしていく。 「!・な、んだ・!・・うぐっ」 快楽に溺れて一足遅かった真吾の首に衝撃が走り、どう、と倒れる。 もうもうと立ち込む白い霧のなか、終太郎は咄嗟に口を覆う。 が、首筋に走る衝撃を受け、がくりと膝が折れ、しだいに体が重くなる。 「・・・誰、だ・・・っ・・・」 遠のく意識の中、ゆらりと影がたちのぼる。 (・・・・・女・・・?) 終太郎の視界が、次第に光を失っていった。 ひずむ空間から身を起こし、ガスマスクをつけた弁天が、転がる3つの裸体を見下ろす。 (ちっ!・・・・一足遅かったか・・・) ラムの体の周りに飛び散る精液や、膣から流れ出ているものを目にし、弁天が舌打ちする。 テーブルに敷いてあった薄絹を荒く剥ぎ、気を失ったラムの体をふわりと包む。 朦朧とする意識の中、ラムはうっすらと眼を開けた。 弁天のバイクに、落ちないように固定されて、亜空間を飛んでいる。 「大丈夫か?」 弁天が前を向いたまま声をかける。 「弁天・・・うち・・・何を・・・?」 「・・・・心配すんな・・・もう少し休んでろよ」 子供のように弁天の背に頬を乗せ、再び眠りにるくラムの首筋に、麻酔針の跡が残る。 そして、ラムの膣には機械音が微かにうなる筒が深々と差し込まれている。 透明な筒に、ラムの体内の残滓が集められ、音波治療が施されていた。 スプレーを撒いて記憶を消し、<した跡>が体に残らないように施したところで、 ラムのバージンがなくなったのは、変わらない。 ラムが、そのとき、図らずとも快楽に溺れたことを知らずに、弁天は沈痛な面持ちを見せる。 (・・・ラム、ごめんな・・・)
---------妙な胸騒ぎを覚えた弁天がラムのUFOに戻ると、図書室の亜空間ポイントが点滅したままになっていた。 「ラムのやつ、閉め忘れたな・・!」 別のモニターでは、テンとあたるが、携帯カプセルを取り合っている。 (あん中が、ダミーだな・・・早くしねえと!・・・ラムは?!) UFOからなくなっている充填式銃の現在地を検索する。緑の点滅が終太郎の部屋を指す。 開け放したポイントは、時間が経つほど不安定になる。弁天は慌てて擬似ポイントを立ち上げた。 「ああん!あん!あああん!ああ!」 「しのぶ、さん!・・・しのぶさんっ!」 「・・・・・・」(・・・・もう異次元の奴が入り込んでやがる・・・ にしても、側に人がいるの気付けよ!) 図書室で、まだ蠢き続ける因幡としのぶを通り過ぎ、ポイント固定装置をつける。 再び亜空間に戻り、終太郎の部屋に繋がったホールを目指したのだった。 その頃、漸く目を覚ました終太郎。みまわすと、裸体の真吾がまだ寝ている。 ずきずきする首を押さえ、身を起こそうとしてぎょっとした。 「うわ!な、なんで裸・・・???・・・真吾・・・真吾っ!起きんか!」 「・・・・は!・・・なんで拙者が裸に・・・もしや、若、が・・?」 「ち・が〜〜うっ!」 突然、ドアが大きく開くと、戸口で了子が佇んでいた。 裸の終太郎と真吾。絨毯に、あちこちに飛び散っている粘液。独特な残り香・・・。 「お、にいさま・・・真吾さま・・・おふたりは・・・・!」 「!ち、違う!了子、これは!」 「・・・・やっぱり、そうだったのか」 「赤らむなっ!!誤解されるだろーがっ!!了子!これは」 「・・・・・ぃやっ!フケツよっ!!!」 黒子の差し出す手榴弾を撒き散らし、了子は泣きながらドアを閉め走り去る。 幾筋かの閃光、そして、爆音。
「ん?弁天、何してるっちゃ」 「どわっ!!おまーな、いきなり回復すんなよなぁ!」 「?なんのことだっちゃ?」 「・・・・・ぃや、なんでもねぇ」 体を綺麗にし、スリープボックスでラムを休ませ、どっと疲れた弁天が、 一息つこうと後ろを向いたとたん、 充足したラム(記憶なし)が、カプセルから身をのりだしていた。 「ん?何だこれ?」 テーブルに転がる(ラムのアヌスに埋まっていた)吸電棒を、 ラムが手に取る。弁天が、だっ!と奪う。 「ここここれ、あたいのなんだ!それは、ともかく」 「い、やぁぁああんん、んっ、あああん・・・・・あん」 浴室のエコーを響かせて、ラム(偽者)の嬌声が鳴る。 浴槽の縁に両手を突き、両足を大きく拡げて、蜜を滴らせながら、 あたるの指を呑み込んでいた。 (しかし・・・電撃がでないと判っても・・・ おいそれとはできないんだよなあ・・・) あたるの指の数が増え、ぬずずず、と注意深く潜っていく。 ダミーがひときわ甲高い声をあげる。 ぬちゅぬちゅ、と音を立て身を捩るだけのダミーの姿に、 あたるも次第に安堵を覚える。 (・・・本物なら、ここまで出来なかったからな・・・) あたるの喉が、ごくり、と鳴る。
ダミーが体を起こし、縁に腰掛ける。あたるの手をとり、両胸を大きく揉ませる。 ダミーの手が離れても、あたるの手が続けて、白いマシュマロを縦に横に揉みしだく。 「ね、大丈夫・・・あん・・・安心する・・っちゃ・・・ぅぁん」 「・・・ラ・(違う!・・・ラムじゃねえんだ!)」 「まだ、迷ってるっちゃ?・・・<ダーリン>」 あたるを抱き寄せ、ダミーの胸をあたるに咥えさせた。柔らかい肉に唇を被せ、 舌の先に乳首が触れるのが判る。自然に舌が、乳首をそっと転がすと、 ラム(偽者)の体がぴくり、と戦慄く。ぎゅっと抱きしめられ、あたるのペニスが ダミーの足にぬるぬると擦れる。 「<ダーリン>、濡れてるっちゃ・・・」 ダミーが立ち上がり、あたるをもう一度抱きしめる。股間のスリットに丁度良くペニスをあてがい、 ゆっくりと前後に動く。ぬるぬるした蜜に熱い肉棒が息を潜めて出番を待つ。 あたるの息が次第に濃くなる。心臓がこめかみにあるかのように、脈が勢い良く打ち続けているのが判る。 ラムの両胸を痛いほど掴んでは揉み、乳首を摘む。 「<ダーリン>・・・うちが、ほしい?」 「・・・・」 応えない代わりに、あたるの腰がようやく微かに、ダミーのスリットで前後しはじめた。 くすり、とダミーが笑う。 (ふふ・・・やっと、だっちゃ) はあ、はあ、と息を洩らすあたるの体の前で、ダミーは浴槽に腰掛け、右足をあたるの肩にかけた。 開いた鮑が、早く埋めてほしそうに、ひく、と蠢いた。あたるの濡れた亀頭が1cm手前で停止している。 「挿れて・・・<ダーリン>・・・」 ダミーの言葉に導かれるように、あたるの亀頭がラム(偽者)のヴァギナに、ぴたり、とあてがわれた。
あたるの息が迫ってくる。ダミーとあたるのぬるついた接点は、あてがわれたまま躊躇っている。 ダミーの目がうっとりと開く。 「・・・<ダーリン>・・・」 くい、とねだるように腰を一振りすると、ぬちゅ、と音が鳴り、あたるの肉棒がダミーのスリットで滑った。 ダミーの手があたるを掴み、もう一度あてがう。ぬる、ぬる、と握ったペニスをスリットで上下に滑らせる。 あたるの手がダミーの胸を鷲掴んだ。 「・・・あ・・・・・早く・・・」 「・・・・・・」 穴の先に亀頭が微かに嵌ると、意を決したような微かな圧力がかかった。粘る音が二人の接合の合図を出した。 「ぁ・あ・・・」 露口のみの埋め込みで漏れるダミーの吐息が、あたるを誘う。あたるは、ゆっくりと腰を推し進めた。 ぬ、ぬ、と亀頭が埋まるかどうかというとき、全身に見覚えのある衝撃が走った。ダミーの視界も突然青白くなる。 「・・・ほ、放電しない・・・はずじゃ・・」 「<うち>じゃないっちゃ。ほら」 けろりと応えるダミーの指が戸口を指す。あたるは、ぎくり、と振り返る。 肌寄せる二人の後ろで微かに放電しながら、ラム(本物)が仁王立ちしていた。
「ラ、ラム?!?!」 「・・・・・ダミーのくせによくも、勝手にうちのダーリンを!」 「あ〜あ・・・また、お前け・・・」 ダミーがうんざりと呟いた。 ラムと弁天の当初の予定では、あたるをその気にさせておくだけで、本物と交代する手はずだった。 だが、思ったよりも刺激的なダミーの効果(終太郎・コースケ)に、ラムはいったん回収し、 効果を抑えてから使うつもりが、本末転倒な結果となってしまった。ラムの体の周りが、青白く光りだす。 「・・・・・ダーリンもダーリンだっちゃ・・・ うちとは最後までいってないくせに、 あんな偽者相手だと全部するなんて・・・この浮気者〜〜〜!!!」 「ば、馬鹿!まだ全部挿れとらんわい!それに他の女の子なら兎も角、 あれだって一応・・・お前じゃないか」 「あれは、うちじゃ、ないっちゃーっっ!!!」 浴室中に電撃を迸らせ、髪を逆立たせるラム。けろりと佇むダミーの足元で、黒焦げのあたるが転がった。 「兎に角、お前を回収するっちゃ。・・・弁天、プログラムプレイ、解除。」 耳につけた通信機でUFOの弁天に声を掛ける。裸のダミーは、ラムに腕をつかまれ、荒々しく抵抗する。 ラムは、ぐっと睨んでダミーに言う。 「そんなことしても、無駄だっちゃ。もうすぐ・・・」 ダミーの体内から、発動後24時間を示す甲高い信号音が鳴った。ラムが、ほら、と顎で示す。 「ロック解除可能な、時間だっちゃ」 「・・・・」
キーボードを打ち鳴らしながら、弁天がコントローラーの解除設定を急ぐ。 「これで・・・・OK!ラム、解除したぜ」 「有難う、弁天」 これで、ダミーは只のチップに戻るはず、と浴室のラムが、ほっとした表情で緩んだ途端、 ダミーがラムの手を払いのけた。驚いたラムがダミーを見る。 ダミーは、うふふ、とにこやかに哂う。ラムは狼狽した。 「・・・・解除、できない・・・?!」 「そんな馬鹿な・・・!!!」 UFOにいる弁天もモニターを呆然と見詰めた。ダミーはゆっくりとラムに近づく。 慌ててキーを操作する弁天の声が、ラムのイヤホンに届いた。 「ラム、プレイノルマ設定の1/2以下の進度の場合は、解除できないぞ!」 「そんな!」 「お前、どんな設定にしたんだよ!ちょっと待ってろ、今、検索してっから!」 あたるの性質や、万が一の失敗を考慮し、ラムは設定をこっそりと変えていた。 ただしそれはラムの予想を上回る事態を招いてしまった。 壁に背を取られたラムは、近づいてくるダミーを怯えた色で見つめた。 ダミーがくすり、と哂う。
一方、弁天はモニター上に次々と窓を開いては必死に検索を続けていた。 「・・・あった!これか・・・!」 急いでラムに繋ごうとしたとき、背後の出入り口が突然開き、人の気配を感じた。 「!!!」 慌ててモニターや通信を消す。 「・・・なな、何だ、テンか。脅かすなよ・・」 「・・・ラムちゃんは?」 あたるに放り投げられたカプセルが見つからず、べそをかきながらテンが入ってきた。 「・・・僕、あたるのアホが投げたラムちゃんのカプセル、 ずっと探しとったんやけど・・・見つからへんねん・・・うわ〜ん・・」 弁天が慌てて宥め始めた。 「だ、大丈夫だって。あたいからラムに言っとくから。心配すんなよ、な」 「・・・僕、謝りにきてんやけど・・・UFOにおらへんから・・・部屋に行って」 「まま待て待て待て!UFOにいりゃ、帰ってくるから!な!一緒に待ってようぜ!」 どざざざ、と菓子をテーブルに広げ、どばどばと飲み物をつぎ、 がっし!とテンを無理やり座らせた。 どぎまぎしている弁天は、モニターを慌てて消した時に、 ダミーのコントローラーのOPボタンを押してしまったことに、気付いていなかった。
ダミーがくすり、と哂う。 「心配しなくてもいいっちゃ。オリジナルの設定どおりだから」 「・・・・?」 「<ダーリン>が気絶している間に、<うち>とオリジナルが入れ替われば、問題ないっちゃ」 「・・・そんな」 「<ダーリン>も、せっかく盛り上がっていたところだし。ね。今、交代すれば、続きは可能だっちゃ」 「・・・」 多少、不本意な部分は残るものの、ダミーの言葉にも一理ある。ラムの心が揺れ始めた。 泡をシャワーで落とし始めたダミーが、ラムを促す。 「さ、オリジナルは<うち>と同じ格好になるっちゃ」 「・・・わ、わかった」 ラムの両腕が背にまわると、ぷつ、と音がなり、双丘を支えていた布の張りが緩んだ。 ふる、ふると大きな白い胸がこぼれる。ショーツに手をかけ、半身を屈め、 するすると足を滑らせて抜き取った。綺麗に畳まれたビキニの横で、 裸身のラムは、シャワーに打たれるダミーと向かい合う。 勢いのある水音の中、ダミーの体内でオプションサインの信号が鳴ったことに、 ラムは気付いていなかった。 「さ、もう、ここはうちだけでいいっちゃ」 ラムがダミーに声をかけた。ダミーのすらりとした手が、きゅ、とシャワーを止めた。 「それだけでは、駄目だっちゃ。ちゃんと再現しないと」 ゆっくりと両手で石鹸を泡立てるダミー。こんもりと盛り上がる泡がダミーの腕を伝って床に、ほと、ほと、と落ちていく。 只の泡が、ラムの目に、ひどく淫靡に映った。泡まみれになったダミーの腕が、ラムの体に伸びた。
「自分でやるから、いいっちゃ」 「駄目」 「・・・な!」 ダミーの両手が、ラムの胸に泡を乗せる。しかし、塗るだけではない別の意図の指の蠢きが、 ラムの胸を、ぬるりと這った。ラムの体が、びくり、と弾ける。 「もういいから!やめるっちゃ!」 「ちゃんと、塗らないと駄目。背中もやってあげるっちゃ」 くるり、と向きを変えさせられ、泡が続けて塗りつけられた。 が、突然、ラムの腕がダミーに取られ、後ろ手にされて動かなくなった。 「何するっちゃ!!」 手首をリングで固定され、抗うラムの首筋にダミーは注入器を押し当てた。 ダミーの体から出る電子音がラムの背後から降ってくる。 <オプション設定開始。オリジナル対地球型ラブモードを注入します> 「え!!!」 ちくり、と微かな痛みが走ると、液体が体に入ってくるのが判る。
「お、お前・・・」 ゆっくりと体温が上がってくるのを感じながら、ラムは、きっ!とダミーを振り返る。 ダミーの投げた空容器が、ぽちゃん、と湯船に放られた。 「改良型最新のラブモードだっちゃ。超能力封印は完璧。そして」 ダミーの指が背後から滑り這うと、ラムの胸を鷲掴み、くにくにと揉みあげる。 「あ!」 びく、と跳ねるラムの耳元で、ダミーが胸を揉みながら低く囁く。 「そして・・・感度も改良されてる、っちゃ・・・ さっきから中断させられているから・・・オリジナルで楽しませてもらうっちゃよ」 「な、何言ってるっちゃ・・・あ!」 「ほら、もう抗っても駄目だっちゃ・・・ふふ」 乳首を指で強く摘んでは擦り、泡だらけの体をラムの背に押し付けた。 ダミーの柔らかな肉が、ラムの背後を滑り出す。 「あ・・・・やめるっちゃ・・」 尖った二つの突起が、ぬるるる、とラムの肩甲骨から尻まで大きく擦る。 くすぐったさの中に、不思議な陶酔感が次第に興ってくる。じわじわと体が熱くなってくる。 ダミーはラムの前に来ると、泡だらけの体をぴたりと密着させた。 全く同じサイズの、大きな白い胸が、互いに押し付けられ、くにゅ、と形を変えて押しつぶされる。 ラムは眉根を寄せて抗う表情を続けるが、もう一人のラムは、うっとりと唇をほぐして顔を寄せていく。
「うくっ・・・んん!」 ラムの唇が塞がれると、大量の唾液と共に、ダミーの舌が挑発した。 執拗に絡め取られ、口内を、じっくりと舐め上げられる。 あたるともしたことのない激しいキスが、いやらしい音をたてて浴室に響いている。 唇を貪りながら、ダミーの体がラムの体と擦りあわされる。 ぬるる、ぬるる、と胸が上に下にと形を変えてくすぐる。 ラムの肩を掴み、胸同士を擦り合わせると、 4つの乳房が、ぬちゅぬちゅと泡にまみれて四方に弾けた。 唇が離れると、ラムの口から熱い息が漏れる。 ダミーの指がラムの陰部に滑りこみ、指先でスリットをゆっくりと弄る。 「・・・つ!」 尿道やヴァギナに石鹸が沁みる小さな痛みに、ラムが呻いた。 泡まみれの指を強く押し付け、ダミーの中指が、く、と折り曲げられる。 ラムのヴァギナが、ダミーの中指を咥え始めた。 「あっ・・!ぃや!・・あぅ!」 身を捩るラムに構わず、ぴったりと身を擦り付けて、ぬぬぬ、指だけ奥に潜り込む。 中指を全部埋め込むと、それを支点に、洗うように掌全体でラムの恥丘をこすり始めた。 陰毛に擦られて、新たな泡がにちゃにちゃと生まれてくる。 「あ!・・・あ!・・・」 自分やあたるでは得られなかった指の動きの気持ちよさに、ラムの膝が、がくりと折れる。 崩れかかるラムを浴槽に腰掛けさせると、膝頭にダミーの手が乗った。
はあ、はあ、と喘ぐラムの表情を見て、ダミーが哂う。 「<初めて>にしては、感度が良すぎるっちゃね。」 「・・・?」 思わせぶりなダミーの言葉を、ラムは解さなかった。 ふふ、と哂ってラムの足元に屈み込んだダミーは、ラムの閉じた膝頭を放そうとする。 ラムはかろうじて堪える。だが、次第に抜けていく力がラムの抵抗を弱くさせる。 ダミーは哂いながら、果実を割くようにラムの膝頭を力を込めて押し広げた。 泡まみれの陰部が、ぱっくりと口を開く。 「ああっ!!」 冷水のシャワーがラムの陰部に当てられ、勢いよく泡を流し始めた。 痛いくらいの水流が、ラムのクリトリスや陰唇を撃つ。 あまりの冷たさに、ラムの粘膜が、きゅうう、と縮んだ。 あんなに熱かった箇所が急激に冷やされ、次第に痺れを覚えていく。 頃合をみて、ダミーがシャワーを外すと、ラムの陰部はひんやりと冷え、 陰毛から水が紐状に滴っていたのが、次第に珠繋がりになり、 粒だけを落とすだけとなった。 冷えたクリトリスを指で剥くと、小さな核が顔を出す。 ダミーの温かな舌がそれを一舐めした。 「ひっ!」 熱い舌のざらつきがラムの核を舐め上げると、きゅ、と鮑の口が閉まる。 閉じ合わさった冷たい膣口を、ダミーの舌が棒のように突く。 あ、とラムの体が戦慄いた。泡まみれの胸が、石鹸の泡を反動で弾き飛ばす。
「ああ・・・・あ!・・・あああ」 ペニスのようにゆっくりと抜き差しする舌に併せて、ラムの声もゆっくり漏れ始める。 ラムの肌が総毛だち、粟立つと、蜜がようやく膣奥から流れ始めた。 冷たかった粘膜が次第に熱を取り戻し、くちゅ、くちゅ、と淫音が高まる。 ダミーの舌とラムの膣口に、ぬるりとした蜜が滴り始めた。それをまっていたかのように、 ダミーが音をたててラムの粘液を啜り上げた。粘度の高い嫌らしい音がラムの耳にもはっきりと届く。 「あ!・・・ああ!・・・・あ!」 「ふふ、そんなに気持ちいいっちゃ?」 「・・あ・・・」 意地悪く哂うダミーが、ラムの溢れる蜜を指で掬う。ぬらぬらと照る指先に、 糸を引いた粘液が、べっとりと付いている。ダミーはラムの唇にそれを塗りつけた。 「ぃや・・!」 「自分の、体のものだっちゃ・・・舐めてごらん」 頭をふるラムの唇の中に強引に指を捩じ込むと、ラムの舌を指で撫でた。 もう片方の手もラムの下の口に、数本を束ねて押し込む。 ぬるり、と何の抵抗もなく深く進んでいく。 「ぅうう!・・・・うぐ!」 ぐりぐりと上下で蠢く指に、ラムは呻く。唾液が唇から顎へと伝い胸の上に ぽた、ぽたと落ち、指を咥えた愛液は尻のスリットまで伝う。 「うぐ・・・・うううう・・・うぁああ・・あ・」 指から開放されたラムの唇から、ヴァギナの奥深くに進んでくる指の快感に 委ねた嬌声が漏れ出した。ずぶ、と指を引き抜き、蜜壷の様子をたしかめる。 生き物のように口を開けるヴァギナがひく、ひくと動くたびに、 蜜が、とろり、と流れ出てぬらぬらと照る。石鹸とラムの粘液が混じる独特な香り。 胸をつん、とのけぞらせるような格好のまま、泡がラムの体を舐めるように、ゆっくりと滑っていく。
「じゃ、そろそろ挿れてあげるっちゃ」 ダミーが、脱衣場から双頭ディルドゥを手に戻ってくると、ラムのヴァギナにあてがった。 「あ・・・あぅ・・っ」 かなり長さのあるディルドゥが、ぬず、ず、と、ゆっくり確実にラムのヴァギナを埋め拡げる。 途中の抵抗もなく、ラムの膣は容易にディルドゥを呑み込んでいく。 「あ・・あ・・あ・・・・・・あっ!」 これ以上は進まない、というところでダミーの手が更に深く ディルドゥを一押しすると、膣壁が、ぐにっと圧されラムの腰に快感が走る。 片方の擬似ペニスを深々と咥え込んだラムのヴァギナからは、 まだ埋まっていないもうひとつの擬似ペニスが、こちらを向いて空に伸びて屹立している。 終わりまで埋まったのを確かめて、ダミーが、ラムから伸びた残りのディルドゥに跨った。 ラムとそっくりのダミーが、赤いヴァギナを見せ付けながら、 ぬるりと下の口で呑み込みはじめるのを、ラムは抗いすら忘れたように眺めていた。 ぐ、ぐぐ、とラムの膣奥を更に押し付けながら、ディルドゥの根元までダミーのヴァギナが咥え込む。 それを軸に、二つのヴァギナがキスをするようにぴったりと合わさった。 喘ぐラムの髪を、ダミーがゆっくり撫でる。 「ふふ、とっても可愛いっちゃよ・・・」 ラムの肩に両手を乗せ、ゆっくりと腰を前後に振り始めた。 ダミーの襞は力強くディルドゥを掴み、ラムの膣からずるる、と引き上げては、ずぶり、と穿つ。
「っあ!・・っああっ!・・あっ」 「・・・!」 浴槽に流れた泡が、不安定に揺れるラムの尻を滑り落とした。 二人のラムは繋がったまま、浴室の床に倒れ込む。鈍い痛みを訴える間もなく、 ラムの背面がひやりとした床を感じる。 仰向いたラムの胸が、泡と共に心持左右に流れて、ゼリーのように揺れ留まった。 ラムを下敷きにし、片足をダミーの肩に乗せると、 ディルドゥを咥えるラムのヴァギナが、一層はっきりと目につく。 ダミーは腰を動かし始めた。ラルゴを歌うようなゆっくりとしたテンポで、 次第に強く、そして弱く、穿つ。 「あ!・・あ・・あっ!・・あ」 蠢く姿態に4つの胸が反動をつけて揺れる。 ダミーが次第に、ストロークを深く、早く切り替えると、ラムの嬌声もリズムを変えた。 「あ!あ!あ!あ!あ!あ!」 激しい腰の一突きごとに、ラムとダミーの胸が激しくのたうつ。 「・・・あ・・ん・・さあ、そろそろ、起きてもらうっちゃ、あ、・・」 細かく蠢きながら、ダミーがシャワーの栓をひねる。 突然の水に、あたるが驚いて正気に戻る。 「ぶわっ!!・・・な、なん・・・・!!!」 水を滴らせながらも、ようやく戻るあたるの視界に、それぞれディルドゥで繋がった性器をこちらに向けながら、二人のラムが重なり合っている姿が飛び込んでくる。 「・・・・ラム・・・!」
さて、dat落ち防止用の消費量確保を兼ねての転載も一段落したが 黄金氏の分も未完だからどうしよう? ずいぶん長いこと来られない(規制対象の模様)から・・・うーん・・・
87 :
名無しさん@ピンキー :03/11/05 04:46 ID:TlJgDGlf
ケケケ
とっととあたる×ラムの控えめに隔離スレ立てたかったが二日経っても漏れのホストからは立てられんとのお達し。打つ出し脳。
うちのプロバもスレ立てできたりできなかったりだけど、そんなんで よければとりあえずスレ立て挑戦してみるよ。 テンプレここに貼ってくれんかね。 せっかく日常氏が戻ってきているようなのに、SS落とす場所も ないっつーのは淋しい。
90 :
88 :03/11/06 07:59 ID:xovMyUcl
91 :
名無しさん@ピンキー :03/11/06 21:53 ID:lBBiCkgB
続き、まだ〜?
純愛落ちたぜ・・・
ほんとだ、落ちてるよ… もう立てるのやめてしばらく様子見るか? SSでもないと即死判定免れないみたいだし。
>>94 後で、まあ夜にでももういっぺんトライしてみる。
で、ここにやったように未完分を転載して保守作業としてみるよ。ログ持ってるから。
「重複判定」で落とされたのならともかく自然落ちのようだから。
黄金氏のSS読みたい…
けっこう前にココでラム×女面堂で萌えた覚えがあるんだが……。 過去ログ漁ってみたんだが見つからないyo。 出来れば場所を教えて欲しい。
99 :
97 :03/11/17 00:26 ID:MewRzphD
>98 スマソ、見逃してたみたいでつ。 よく読んだら前の前のスレの前があるんですね。 最初から読みたかったのでちょっと悔しいな。 でも98さん天球でした。
ラム×女面堂、完結してなかったから続きが禿しく読みたい。
101 :
名無しさん@ピンキー :03/11/19 05:40 ID:0TNdh8gX
黄金さん、待っている。 はよ来い。
とりあえず荒らしたやつ出て来い。 てめぇのせいでこうなったのだぞ。
103 :
黄金 :03/11/23 04:38 ID:jrImmYvC
俺が書くと荒れるからな。 分岐点さんが帰ってくるといいですね。
つか、せっかく分けたんだから もう荒れないでしょ。 あっちはあっち、こっちはこっち。
大体荒らしの引き金を引いたヤシも問題だと思う。
作家やスレや雰囲気を大事にしたいなら、荒らすぞって言ってるヤシを煽るかよ。
しかもその後わびも無いしな。
このスレも恐らく荒らしに監視されてるだろうから、何も考えずに煽ると後悔するぞ。
>>102 は馬鹿だ。
106 :
名無しさん@ピンキー :03/11/27 01:26 ID:NBDGZl6B
早く出てこいよエロパロが生きがいの引きこもり荒らしwwwwwwwwwwwwww
>106 荒らすな。市ね。 お前が一番邪魔なんだよ。みんな平和に立て直そうとしてるのに。 空気が読めないデブキモオタヒッキーは帰れ。 荒らしとの戦場にしたいならどこか別の場所でやれよ。キモオタ。 お前、もしかして前スレで荒らしを煽った奴か? まだ懲りてないのかよ。てめえのせいでこういう状態だってのに。
平和に立て直そうとしても、荒らしてる奴がいるとそれは無駄な努力だろう。 だから決着をつけるべきだ。 ホントあいつはうざかった。ここから追い出そう。
追い出すも何も、まだ来てねえじゃねえか。 それに、決着つけるって真面目にいってんの?釣り? 荒らしとアンチ荒らしが闘って何が残るんだ?雰囲気は最悪になるし作家が書ける雰囲気じゃなくなるだろ。 それにうざかったのはどっちかっていうとここの常連だろ。 煽らなくてもいい所で煽り、無用に反感を買って結果簡単に潰されてあぼーん。 馬鹿すぎて笑えるっつの。 それに最後複数で荒らされてた事忘れてるのか。 無用の煽りを誰にでも付けるクソ常連のお陰で、ここには敵が複数いるんだよ。
110 :
名無しさん@ピンキー :03/11/30 19:44 ID:oFgEEj5y
>>109 ゴクローサン
前スレ潰した荒らしさんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
で、結局折角の神を失い荒廃し忘れ去られ消えてゆくわけだ。 どっからおかしくなっちゃったんだこのスレは・・・・゚・(ノД`)・゚・。
せっかくスレ分けしたんだから 誰か短編でもうpしてみない? 過去スレや創作文芸のスレでもそうだけど 誰かが新作出したら呼び水になるから。
hoshu
ほしゅ
115 :
名無しさん@ピンキー :03/12/07 19:26 ID:izzo1dRE
]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]
116 :
名無しさん@ピンキー :03/12/11 17:50 ID:kl1JdZqA
☆
118 :
?????? :03/12/15 17:19 ID:YJMwcyQP
4〜85>早く続きかいて
119 :
名無しさん@ピンキー :03/12/20 14:39 ID:QgpqIAoy
去年のこの時期は盛り上がったのになぁ
120 :
名無しさん@ピンキー :03/12/21 02:31 ID:jUR+hCi/
全ては荒らしのやろうが荒らしたせいだ。 まじシネよ。
121 :
名無しさん@ピンキー :03/12/21 15:34 ID:7kBLH1N0
あたるって童貞なの?
たぶんやってる
123 :
名無しさん@ピンキー :03/12/21 19:45 ID:jfyvty+3
最初の相手は誰と? いつもデートに誘うけど、どういうデートをする気なのかね あたる君の性格的にホテルまで行かないような気がするのだが
>>123 クラマ姫の件を見る限り
即ヤる気はそれなりにあるみたいだしチャンスはモノにしたいようだが
一方で浜辺のナンパのように遊ぶだけで済ますこともあるし
TV版では「半年アタックしてやっとその気にさせた」(どきどきサマーデートより)
という粘りもあるから『相手によりけり』と見るのが妥当かと。
>>122 >>123 クラマとの「一夜の契り」を童貞捨てる大チャンス、と見てるのか否かが
分かれ目。是であれば後にラムと・・・だろうし
否であればすでにしのぶと・・・のような気が。
125 :
名無しさん@ピンキー :03/12/22 16:10 ID:lJ80D6xZ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああ
126 :
名無しさん@ピンキー :03/12/23 01:38 ID:vcHc3RyT
127 :
名無しさん@ピンキー :03/12/23 04:44 ID:56Bp58va
>>109 お前ラムヲタかぁ?おまけにアニヲタでアニキャラに変な幻想持ってんじゃねーのか?ラムはぼくだけのものとか気持ち悪い事逝ってんじゃねーぞ
キ モ ヲ タ
128 :
名無しさん@ピンキー :03/12/26 03:11 ID:nG0+Cq+j
ここもつまらなくなったな
129 :
名無しさん@ピンキー :04/01/09 01:13 ID:PU/DzKeu
あたる × しのぶ って、あった? もともとの組み合わせ。
すんません。 メガネエロありますか?教えてチャンでスマソ。
131 :
名無しさん@ピンキー :04/01/15 21:09 ID:h1xd6+jy
132 :
名無しさん@ピンキー :04/01/16 01:11 ID:nkCaq7G+
小説書いてみたいがケータイのせいなのか文の「略」にする方法がわからない…いつかパソを買う日までまっててね
55
134 :
カワイ :04/01/19 22:04 ID:eqLpV61a
たでぇま。なんだ去年の今頃とは打って変わって静まり返ってんね。 せっかく官能小説勉強してきたのに残念でつ。
ランちゃんキボンだっちゃ。
テレビ大阪でやってた『艶姿サクラのお祓い!』の回はエロパロ以上にエロかったw
138 :
K :04/01/21 14:16 ID:GYCzxpfQ
お客さん何握らせてもらいましょ ネタとシャリの材料のリクエストおながいします ここに合った物を握らせてもらいまっせー
帰ってきてくれただけで充分嬉しいんで好きに書いていただきたい。 あ、でもあたる×しのぶとかおユキさん絡みもいいなぁ。 テンション低くあたるを誘惑するおユキさん。
140 :
K :04/01/22 07:33 ID:k3LOlu1h
リクエストサンクス。では今から書くです。
lリクエストOKならこういうものを・・・ ラム監禁で何日も服を着替えさせなく、 彼女の「におい・液体」で羞恥させるような物を希望します。 大昔に別スレで「ラムは一張羅着替えないんだったらくさいんじゃないか?」って カキコみたので。
あたる×しのぶ 読みたいです。 あ、でもここだと鬼畜気味の内容になっちゃうかな? 昔の男(あたる)がいまだ吹っ切れないしのぶと その気持ちに気づいてしまうあたる、なんて感じで しっとり読みたいのですが。。 いや、最近しのぶの 「男なんて〜〜!!」の 言葉に込められている気持ちが気になって。
漏れも141キボン
あたる×しのぶ 漏れも激しく希望。 まず、しっとり系から。
145 :
K :04/01/26 07:53 ID:/I8RJa/Q
初挑戦のテンション低くあたるを誘惑するおユキさん。 書けば書くほどお雪ちゃんが別人に(´Д⊂
>145 お雪ちゃん好きなんで楽しみにしてる。頑張ってくれ。 ところで上のレス見て思ったけど、ここはしのぶ好きが多いんかな。
一年前ほどまで ラム好き祭り一色だったんだがな 3年も含めて
痛い奴だと思われそうだが、ラムはうる星のなかで別格キャラなのよな。 好きなのが前提になってる。 その上でしのぶとか他のキャラに目がいくと。
やはり分けると色が薄くなってしまうんだなぁ。思案のしどころかも。
とりあえず、未完のSS全部完結まで読みたいのだが、無理かのう。
自分も続き待ってるSSあるけど。スレから去った人もいるだろうしな。 >149 あまり気にすることもないさ。
未完のを全部書き出して作者にアピールするのはどうか。
154 :
日常 :04/02/03 21:48 ID:NwMopKcK
いよう(=^ω^)ノ じゃ、俺あっちで...
少年ルウ×ラム レイプもの ラムの自由を奪い犯すルウ 「そんなチンケなモノでうちが(以下略)」 「じゃあ」 青年の姿になり第二ラウンドが始まる
156 :
名無しさん@ピンキー :04/02/14 21:06 ID:GxtCcZ0j
その日は雪が降っていたのでコートを着こんで刺繍でATARUと書かれたマフラーを しっかり巻きなおしてた。こんなクソ寒いたまの日曜くらい家のコタツでゆっくりしてた いもんだが、家に居るとやれ構えとジャリテンが火ぃ吹くわラムがベタベタくっついて来 るわでおちおちうたた寝も出来やしないので肉まんを買ってくるといって抜け出してきた のだ。 自分の息が白く凍っている。 日曜の午後二時でも雪が降っているためか人が居ない。子供も流石に金曜から降り続い ているこの雪に飽きたのだろう、その辺に雪を被った雪だるまが放置されている。 「ぐぉーさぶいっさぶいぞこのやろー」 足元から凍り付いてしまいそうになる冷気を振り払おうとぶつぶつ文句を言いながら足 を進めていると、その足元の先に雪とは違う白いものが見えた。 「あぁん?」 見上げると空間が歪んでいるのか、景色が陽炎のようにユラユラと揺れている。 この感じには覚えがあったので大喜びでその揺らめく陽炎の中へスキップして走っていった。 「おっゆっきっすぁーん!」 「あら旦那様……ということはここは地球ね?」 ビンゴ。新雪のように抜けるような白い肌と真っ白の着物を着た美人がこっちを向いて 手招きをしている。 「駄目ですよ旦那様、亜空間の歪に不用意に飛び込んでは」
白くて柔らかくて小さな手に支えられて、空間の歪みから引っ張り出されるとそこはコ ンピュータールームのような場所で雪男のような大きな毛むくじゃらのイキモノと、タキ シードを纏った普通の人間の男ような人型の何かが居た。……何か、と称したのは明るい この部屋で何も光を遮るものも無いのに顔に影が出来ていてどうやっても口しか確認でき ないからだ。 「お雪さんに会うためなら例え空間の歪だろうが雪の中だろうが」 久しぶりの決め顔にも全く動じずにお雪さんは二人(?)に何かの指示を与えておれの手 を引き別室に案内した。 「旦那様には特異点が多うございますね」 ラムも持ってた亜空間スコープとかゆうカメラ大の機械を覗き込みながらおれにそう言った。 「特異点が多いというよりは…特異点そのものと言っても構わないわね。旦那様が居る 限り地球に亜空間ホールを開いちゃ、どうやってもラムに内緒と言うわけにはいかなさそう。」 ぽつりと独り言みたいに言った言葉の中におれの近親者の名があったがそれに付いては 特に聞かないことにする。ラムの名が出て穏便な騒動で終わったためしなど無い。ここは 首を突っ込まぬが得策と言えよう。 「いやーこれも神様の巡り合わせです。愛する二人に逢瀬の贈り物を……」 俺の言葉が終わらないうちにお雪さんがするりと着物の帯を緩めた。 「お見苦しいことごめんさい、でもこう暑くては、ね」
158 :
閑話休題 :04/02/26 23:50 ID:I//N2Swx
159 :
名無しさん@ピンキー :04/03/09 07:10 ID:WR9A781M
やばいやばい落ちかけてるよ
160 :
名無しさん@ピンキー :04/03/21 19:31 ID:XpimDxJq
しゅるしゅると衣擦れの音がしたので、何とはなしに目線を逸らしてみる。後ろめたい のでも興味がないのでもない。ただ……何とはなしに、だ。 それを彼女が不思議に思いでもしたのか俺に尋ねた。 「あら、珍しい。旦那様がそんなお気遣いをなさるなんて。どうかなさいました?」 そう尋ねられても俺は目線を戻すことなく真っ白な壁と天上の境目を見ながら歯切れ悪 くうん、だとかいや、だとかぶつぶつを口篭った。本当に何とはなしに、なのだ。理由を 尋ねられてもいい文句が浮かばないのは仕方ない。それでも何か気の効いた軽口を叩けな かったのは自分でも不思議な気がした。 「もう結構ですよ」 そう言われてようやくゆっくりと彼女に目線を動かして……おれは固まった。 「……な…っ」 「どうかしら…ラムよりきれい?」 彼女は一糸纏わぬ姿で俺の前に立ち、にっこりと微笑んでいた。 「おっお雪―――」 「ふしだらと思わないでくださいね。私をこんなにしたのは…旦那様なのよ」 俺の言葉をさえぎるようにそれだけ言うと、俺が腰掛けているベットに俺を押し倒すよ うにして彼女が覆いかぶさってくる。 「なっ…なっ…なっ!?」 予想外の出来事で最早自分の理解処理範囲を超えている。ゆっくり動きながらシャツの ボタンを外してゆく白くきめ細やかで柔らかい手をどうこうするだなんて考えも付かなか った。まるで初めてそういうことをする女の子のようになすがママ、きゅうりがパパって感じだ。 「力を抜いて、怖がらないでください。 大丈夫、若さを吸い取ったり電撃を浴びせたり急に殴ったり… もちろん氷漬けにしたりなんてしませんわ」
>160 再開 やたー!
“電撃を浴びせたり”という一言を耳が拾った瞬間にぞっと背筋が総毛立ったのを内心 苦笑いしながら、ゆっくり自分の肌を滑るたおやかで白く細い手を見ていた。強く力を入 れて握ったら折れてしまいそうだ、長く手を触れていたら粉雪のように消えてなくなりそ うだ、そんなことがぼんやりと頭を巡る。熱に浮かされているわけではない。でも考えが まとまらない。ぼんやり、ぼんやりと視線が空を漂う。 そういやあいつの手も細くて…でもこんなに白くないよなぁ、なんつうか健康美っての? まぶしい太陽みたいな感じで……こんな風に白く静かに輝く月みたいに静かにうっとり笑 ったりなんて似合わないから……あれ……何考えてたんだっけ…… 全てがこんな調子でいつの間にかお雪さんのことにばかり行き着いてしまう。目の前で 長いまつげを伏せがちにした、白い頬に1本すっと差された紅色に光るくちびるから、桃 色の舌が少しだけ見えていて、ひどく、興奮する。 ひどく、ひどく、欲情する。 普段日常で感じるような性欲ではなく、もっとちぐはぐではしたない……倒錯的…欲情。 「お、ゆき…さん」 「いや…おゆきって……」 微かに呟いて彼女が静かに目を閉じる。唇を重ねると、始めは触れるように…だんだん と激しく、何かを求めるかのごとく、強く。 「おゆき」 こんなキス……いや、くちづけは、初めてした。 別れることが分かっている恋人同士のつかの間の逢瀬に交わされるような、哀しくも激 しいくちづけ。ただそれだけを交わすだけで、悲しくて愛しい。 ふと。 この気持ちに違和感を感じて目を開けた時に、彼女の目から一筋の雫の軌跡が光ったのが見えた。 ふと。 これはごっこ遊びなんかじゃなくて、彼女は、本当に おれの事が好きなんじゃないかなんて、思った。