新規参加ガイドライン
・まずは役作り
役職ガイドラインを参考に、なりきる役柄・名前(メイド以外は名無しも可)・屋敷との関係・大まかな性格を決める。
容姿やセクース時のスタンス(受け入れる嫌がる優しく強引etc)等、細かく決まっていればなお良し。あとで付け足しても良し。
今は役を問わず、責め側を切に希望中(藁
・最初から飛ばす必要は無い
屋敷の人間としても当然新人。役としてはともかく、演じる方は無理なことはさせません。(と言うかさせないように)
屋敷での生活を描きつつ、他人の行為を覗き見る、おもわず自慰する、という程度でも。
表現しにくい(苦手な)行為があれば、あらかじめメアド欄で言うように。
・時間合わせがカギ
参加時間を前もって伝える、早めに待機する等で、開始・終了時間も早くできます。
待機者が出てこないと、ずるずると開始時間・終了時間が遅くなるので注意。
【無名で待機するときはメアド欄に役名・新人の旨等を忘れずに。これで手間がかなり省けます】
・破綻しない程度の裏設定は可
実は粗相をしたところに隠しカメラがあった、隠し通路から先回りした、恥ずかしい写真をもっていたetcetc
お仕置きやエチをするための、雰囲気に合うその場限りの設定は、ある程度許可されます。部屋の創作も自由。
ですが、それにより住人の続行が難しくなる(あるいは立場が大きく変わる)ようなものは、当人に確認してからで。
・技量は問わない。連携ができるか否か
最低限の日本語・文章力は暗黙の必須条件ですが、早さ・緻密さなどはさほど問いません。(あればなお良し)
それよりもまずは、他の参加者とどう連携が取れるかどうかが重要です。
自分が考えた展開に無理に向かせるのではなく、場の流れに乗った行動を心がけてください。
・私信はメアド欄で
役を介して私信をすることができない素の内容は、メアド欄で行って下さい。雑談は他でやって下さい。
プレイの可否、制限時間、状況説明他、字数制限が厳しいので、必要な内容を簡潔に。
自分が参加できるかどうか、一度「名無しの宿泊客」として、屋敷の門を叩いてみてはいかがでしょうか?
役職ガイドライン
役割は(常識の範囲内で)重複可能。メイド以外は「名無しの○○(屋敷との関係)」も可能。
・屋敷の住人
血縁関係又は養子縁組、居候、執事等、屋敷で生活しているメイド以外の住人。
屋敷の全権を握っているので、いろいろと強要したり行為を許可したりできます。(致命的なプレイは当然不可)
ただし、ご主人様は「名無しの」ですので、近い家族(同じ苗字)の場合は苗字は付けられません。
・お客様
関係は何でも。住人やメイドの友人、取引先関係、公的な仕事などなど。
住人にとって大切な人であるため融通が利き、メイドに対しての発言にもある程度強制力が働きます。
お仕置き部屋など特別な設備は、基本的に屋敷の住人の許可が必要です。他人の家だし。
・宿泊客(基本的に一時利用のみ)
屋敷に一夜の宿を求めに来た宿泊客。アポ不要。宿泊費無料。もれなくメイドさんのご奉仕が待ってます。
基本的に発言に強制力は働かず、ソフトプレイ中心です。どうしてもという時は、脅迫などを併用してください。
ただし、メイドによっては無理な要望(アナル・SM・イメージプレイ・女王様etcetc)を聞き届けてくれることも……
・メイド
屋敷で、ご主人様のお世話とお客様の応対をする、このスレのもう一人の主役。
できる限り名前を設定し、性格・セクース時のスタンスもできるだけ決めて下さい。そのほうが格段にやりやすいです。
基本的に、入った翌日には新しく入った旨が他の住人に伝わります。が、しばらく引っ張ってもかまいません。
採用云々を飛ばして、初日から仕事をしてもいいですし、住人や客人からメイドに変わることもまた可能。
典型的な「メイド」として以外にも、主人に言い寄る、スレに反して嫌がって強姦役になるなども可能。
最低限の情報さえあれば参加できます。不必要な設定を作ると、逆に泥沼にはまります。深く考えずに気軽にどうぞ。
スレの趣旨は「関係を楽しむ」ことで、設定は余興です。通常は匂わす程度、他人に聞かれたら明かす、といった感じで。
※素の話はメール欄でお願いします。
(だからといって、素の話をし過ぎないように)
客人
御主人様の友人伯爵
主人の旧友。屋敷を密かに訪れ、訪れるたびに屋敷の様子を傍観し、
その淫らな欲求を満たしては帰途につく。
安藤 五月@伯爵家使用人
友人伯爵家のメイド。御主人様である友人伯爵に好意をよせているが
関係が進展しないことに悩む。
名無しの若侯爵
麗の主人。見た目は若いが人間らしい感情が薄く、妙に落ち着き払った冷たい人物。
主人の非礼な行動をネタに屋敷のメイド達を弄ぼうと企む。
綾峰 雫@他の屋敷の女主人
自分の気に入らないメイドに対しては冷たく、無理難題を言いつけては悦に浸る。
だがこの屋敷のメイドである奏には優しい。というより、一方的に溺愛している。
桜庭 俊@奏の弟
奏の義弟で私立小学校に通う11歳の美少年。
家庭の事情で姉の働くお屋敷でしばらくお世話になることに。
マスター・カイル
以前屋敷に住んでいた主人の旧友。
恋人の死などの過去と決別を果たし、性格も明るくなっている。
お酒に異常に強かったり年齢を憶えてないなど、まだ謎がある人物。
神崎 士祈
呼ばれるがまま屋敷を訪れ、そのまま滞在している男。
使用人(メイド)
里村 志保
特に料理が得意なため、厨房を任されているメイド。 妊娠中。
孕んだ子は伊達の子だと信じているが、確証はない。
萩野 瑞葉
伯父である主人を慕い、実家の子爵家を飛び出してメイドとなった娘。
しかし同年代の瀬名とも半ば恋仲になってしまい、二人の間で揺れ動く。
留萌 みかさ
元気で明るい健康的なメイド。 柔道と合気道合わせて三段。
実家の経営難がきっかけで屋敷のメイドに。地元に恋人がいる。
秋山 麗
十年以上名無しの侯爵家に仕えていたが、一悶着の末、この屋敷で働くことになったメイド。
半ば強制的とも言える懐柔策だったため、時折、主人に対して強く反抗的になる。
椿 杏樹
掴みどころのないお姉さん系天然メイド。
退行癖?があり、幼い少女と大人の女が入り混じったようなふわふわ不可思議な性格。
桜庭 奏
真面目で勉強熱心だがまだまだ新人気分が抜けないメイド。
大学中退の経歴があり、まだ勉学への未練がある。
星野 凛香
夏休みを利用して屋敷でバイトしている女子高生
最近屋敷の本当の姿を知るが特に動揺もなく淡々とこなしている。
白河 貴子
大学を卒業後、屋敷で働くことに。 一生懸命だがちょっと抜けている天然系。
長身色白で身は細く、胸も控えめ。視力が悪く、コンタクトレンズを着用。
大塚 サユリ
実家の経営不振のため融資の担保として館のメイドになる。
過去の事件から軽い男性恐怖症である。
使用人(メイド以外)
名無しの執事
謎多き執事。 屋敷の規律を保つのに一役かっている。
柏葉 瀬名
屋敷専属パティシェ&コック兼主人の養子、性格ヘタレな今時の若者。
元学友である同級生の瑞葉に想いを寄せている。実母は元主人の屋敷のメイド。
神川 悠斗
凛香の友達、杏樹の勧めで屋敷のギャルソンとなる。裏表が無く
かなりの楽天家である、凛香に思いを寄せているが相手にされていない。
7 :
桜庭 奏:03/10/26 23:38 ID:ySRP7Z9R
麗から仕事を引き継ぎ、新館を眺めている。
「……なんか、小さなミスを発見しちゃったけど、出来てる……よね?」
不安そうに一通り眺め終えると、埋め立てを手伝いに前のお屋敷へ戻っていく。
>>4-6とこちらは
現在の主な屋敷の住人達です。
(前スレに登場していないキャラに関しては割愛させていただきましたが
再登場を拒むものではありません。復帰する場合はその折に自己紹介をお願いします)
名無しの御主人様
言わずもがな、この屋敷の主。 メイドたちの粗相に対して数々の「お仕置き」を下す。
廣川 未来
紺野家からメイド修行に来た新人メイド。
15歳という年齢の割には落ち着いて見える。
三条 望
屋敷専属となった医師。
一見温和で誠実そうに見えるが、屋敷の慣習に魅入られつつある。
9 :
廣川 未来:03/10/26 23:42 ID:ahe2zIiX
下着にエプロンというカッコのままで新館に荷物を運び込み、自室を探すが
ネームプレートが見当たらない。
「あれ?私のお部屋はどこ?」
とりあえず、そこいらに落ちていたダンボールでネームプレートを作っている。
廣川 未来
紺野家からメイド修行に来た新人メイド。
15歳という年齢の割には落ち着いて見える。
使用人(メイド)
廣川 未来
紺野家からメイド修行に来た新人メイド。
15歳という年齢の割には落ち着いて見える。
使用人(メイド以外)
三条 望
屋敷専属となった医師。
一見温和で誠実そうに見えるが、屋敷の慣習に魅入られつつある。
11 :
桜庭 奏:03/10/26 23:46 ID:ySRP7Z9R
ミスを指摘されてもう一度屋敷に戻ってくると新たなミスを発見する。
「……」
主人に見られていないかキョロキョロしながら、急いで訂正すると埋め立てをしに屋敷へ駆け戻っていく。
12 :
柏葉 瀬名:03/10/27 00:01 ID:3NUbXVMt
カートを押して一人先に新館へ入ると、何やら大型のダンボールが玄関に詰まれ
ロビーが混沌としている。
「……。誰か通販でも買ったのかな」
とりあえず隅っこに寄せたりして黙々と地味な作業を行ってみる。
「宛名の名前がいっぱいあって混乱しそうだけど…。
ま、後から来た人も見る人はじっくり見てくれるよ。きっと」
13 :
秋山 麗:03/10/27 00:02 ID:BIUpp82f
「……ぅ…ん……ぁれ…?」
またしても、いつの間にか木陰で倒れており、身を起こす。
「……うっ!」
ふとさっきまで自分が手にかけていた新しい屋敷は、いつの間にか完成しており、
さらにはあちこちに生々しい混乱のあとが見え隠れしていたり……
14 :
秋山 麗:03/10/27 00:03 ID:BIUpp82f
15 :
椿 杏樹:03/10/27 00:06 ID:3NUbXVMt
「1000取りのへたくそなあんぽんたんメイドのいる館はここですか?」
「うっ、うるさいよ〜」
パンダ指人形と語りながら顔を赤らめて新館へ入ってくる。
「…………」
部屋のベッドで不機嫌そうにぶつぶつ呟いている。
「やっぱり先発起用が……それに……」
表情がかなり暗い。
17 :
星野 凛香:03/10/27 00:06 ID:/UQPyMUw
「ふぁーぁ、眠いけどお風呂入らなきゃ…」
新しく出来た屋敷を1人寂しく歩いている。
18 :
桜庭 奏:03/10/27 00:08 ID:yDOHagaC
ごろごろと大きなぬいぐるみを二つも乗せた最後の荷物であるスーツケースを引っ張ってくる。
「瑞葉さん1000おめでとう〜……」
瑞葉とすれ違いにそう声を掛けると、やはり元気のない様子で新館にたどり着く。
「……そうだ、素直に謝れば許してくれるかも。」
なにやらブツブツ呟きながら、とりあえず自室に荷物を置いてくる。
「ふう・・」
やっと作業を終えて汗だくになって戻ってくる。
お風呂にも入りたいが、まずは荷物整理をと、ダンボールを開き始める。
20 :
廣川 未来:03/10/27 00:09 ID:n5GdpkB5
瑞葉が埋め立て終えたのを見ると、新館に駆け込んできた。
「ふ〜、やっぱり建物の中は、あったか〜い」
自室に入ると、トランクの中からとりだしたパジャマを着た。
「もう、服着てもいいわよね。 疲れちゃったから寝ちゃおっと。」
主人のズボンの事などすっかり忘れて、ベッドに潜り込んでいった。
21 :
萩野 瑞葉:03/10/27 00:09 ID:VyqfraTY
「久々に1000取れましたわ〜♪」
上機嫌そうに新館へやってきて、ふと気づく。
「あ、でももう一回お風呂入りませんと」
汚れた身形に気づいて、また浴場へ向かう。
22 :
里村 志保:03/10/27 00:10 ID:XG4TlpLK
新館の窓からある光景を発見し、にこやかに微笑む。
「瑞葉様、1000おめでとう御座います」
荷物を抱え、新しい自分の部屋へ。
23 :
秋山 麗:03/10/27 00:11 ID:BIUpp82f
いかにも調子が悪そうな、暗い雰囲気で屋敷へと入る。
「……疲れてるのかしら、あたし……まだまだ大丈夫だと思ってたんだけど……」
知らぬ間に疲労でも溜まっているのか、それとも単にうっかりしていたのか。
24 :
椿 杏樹:03/10/27 00:13 ID:qw7swcr1
「とりあえずテレビはバッチリ録画大丈夫みたいね。
だって今日はあの子がしりとリフティングなんだもの…♪」
談話室のビデオデッキをチェックして、安心した様子で出て来る。
「うぅ……まあ明日があるよね、うん」
気を取り直すべく、自室を出る。
27 :
神川 悠斗:03/10/27 00:16 ID:/UQPyMUw
「1000は瀬名の彼女か〜、1000おめでとう瑞葉!
ありがとうございます瀬名様……かぁーいいねぇいいねぇ」
誰もいない所で一人興奮している。
「1000getは瑞葉、と」
新しい自分の部屋で、相変わらず双眼鏡を覗き込みながらメモを取る。
他のメイドに頭を下げながら館に入ってくる瑞葉から目を離し、
未来を探すと、既に外には見当たらない?
「うん? さては……」
早速カメラ映像を切り替えると、いつの間にかパジャマを着て
眠りについている未来を確認する。
「……これは予想外だな。まあいいか。
後日たっぷりと奏と一緒に御仕置きすれば」
「ふぅ。引越しって結構疲れる……。」
結局埋め立てには参加できず(気付いたら終わってた)、自分の荷物を移動しただけなのだが。
新しい自室に荷物を抱えて入ると、ベッドに飛び込む。
「・・・・あれ、悠斗さま・・」
一緒に作業をしていた、悠斗に新しい館でまだあっていない事にに気づく
「どこかに行かれたのかしら・・」
31 :
秋山 麗:03/10/27 00:22 ID:BIUpp82f
「それとも……」
ふと、行き着いてはいけない案が浮上してくる。
「……単に溜まってるだけ? そういえば最近ご無沙汰している気が……」
現に前スレでは交わってない。
「……別にそんな事ないわよね……」
32 :
柏葉 瀬名:03/10/27 00:23 ID:qw7swcr1
>>27 誰もいないと思ったら大間違いである。
「……。お前ね…」
照れた様子で、悠斗の頭にげんこつを食らわす。
33 :
神川 悠斗:03/10/27 00:24 ID:/UQPyMUw
「うぅ、さむ、部屋帰ろっと」
埋立ての片付けもそこそこに、屋敷へと戻る。
「あれ?あれれ?お〜いサユリさんや〜い」
34 :
桜庭 奏:03/10/27 00:26 ID:yDOHagaC
ふと寒気を感じてぶるっと震えると腕で自分の身体を抱きしめるようにする。
「……、ココアでも飲もうかな。ココア〜♪」
わざと元気にふるまい、自室を出て厨房へ向かっていく。
ココアというだけで、ふと前の御屋敷での杏樹と伯爵を連想してしまいそうになりブンブンと顔を横に振る。
35 :
萩野 瑞葉:03/10/27 00:27 ID:VyqfraTY
着替えを取りに私室へ寄ると、
引越し荷物の中から雑誌の束がのぞいている。
「あ、これ……」
なんと瀬名から没収したグラビア雑誌だったりする。
「捨てた、なんて言ってしまいましたけど、でも瀬名様のものじゃ
ないみたいですし……元の持ち主にお返しした方がいいですわよね?」
まだあまり話したことのない悠斗の顔を思い出して、しばし悩む。
36 :
神川 悠斗:03/10/27 00:27 ID:/UQPyMUw
>>32 「ぐはっ!……いたのかぁぁぁぁぁ!」
叩かれた頭を手で押さえながら、逃げるように屋敷へ入っていく。
「そう言えば埋め立て参加できなかったなぁ…」
廊下を歩きながら、そんな事を言う。
>>33 ダンボールから私物を取り出していたが
悠斗の声が聞こえたので慌ててダンボールに戻す.
「あ、悠斗様・・・」
やや頬を赤らめながらニコリと微笑む。
39 :
秋山 麗:03/10/27 00:34 ID:BIUpp82f
「落ち着いたら主人に謝罪に行くとして……」
さしあたって、この状況下でどう動こうか悩む。
40 :
柏葉 瀬名:03/10/27 00:36 ID:qw7swcr1
憤慨したのか単なる照れなのか、よくわからない様子で
厨房の食器棚に新しい食器を入れ終わると
空箱を畳んでゴミ集積所へ持っていく。
41 :
神川 悠斗:03/10/27 00:38 ID:/UQPyMUw
>>38 「あ、いたいた、ダメだよキチンと着いてないと」
離れたのはお前だ悠斗。
「外寒かったでしょ、なんか暖かい物でも飲む?
それとも、お風呂入る?………ってそれは流石にダメだよね、ごめん」
>「あ、悠斗様・・・
「悠斗様……ん〜、俺って『様』って柄じゃないからさぁ
『君』とか『さん』とか『ちゃん』とかで呼ばれる方がいいかも」
42 :
桜庭 奏:03/10/27 00:41 ID:yDOHagaC
「はぁ……石の上にも3年って言うから、ひとつの仕事もなかなかこなせない私はしばらくここに
いたほうがいいのかもなぁ……。」
厨房でお鍋に牛乳を入れて熱しながら自分の世界に入っている。
落ち込んでいるかと思えば、ふと思い出したように呟く。
「あ、ココアにマシュマロも入れよう。」
ようやく落ち着いたらしい屋敷の様子に安堵する。
「さて、一服するか……。」
煙草に火をつけると腕組みをしてテラスの柵に背をもたれ、吸いながらくつろぐ。
>>41 『ぇ・・お風呂ですか・・」
手をもじもじさせて益々顔を赤らめるが
完全に拒絶している訳ではなさそうである。
>様付けをやめてくれに対しては
「でも私は新人メイドですから、
あまりなれなれしい態度で接するわけには・・」
「
46 :
椿 杏樹:03/10/27 00:45 ID:qw7swcr1
音楽室のピアノでジャズ風にアレンジされている、クリスマス曲の練習をしている。
「♪〜」
今日購入したのはクリスマス用の楽譜だったらしい。
47 :
神川 悠斗:03/10/27 00:52 ID:/UQPyMUw
>>45 「ぬぅ、でも俺『様』って呼ばれるとなんか、背筋がむずむずするというかなんというか」
普段呼ばれていない様付に少し抵抗がある様だ。
「だから、様付け無しで、ね、お願い」
手を顔の前で合わせ、にっこりと微笑む。
>手をもじもじさせて
サユリのこの態度に、こちらも何故か恥ずかしくなってくる。
「嫌だったらいいよ、1人で入れるから、うん」
(やべぇー、絶対今俺顔赤いよー)
48 :
桜庭 奏:03/10/27 00:54 ID:yDOHagaC
マシュマロ入りココアをカップに注ぐ。
「……たくさん余っちゃった。
まあいいや。ふたをして置いておけば、誰か飲むかな。」
お鍋にかかってたガスを止めると、カップを持ってテーブルへ。
「今回は、いつにも増して混乱した改築になったな……
……というか、最近改築のたびにどこかしら問題になっていないか……?」
ふと思い当たるものがあり、今度記録でも見直してみようと思う。
「さて、では誰かを呼ぶとするかな…」
ニヤニヤと笑いながら、部屋のベルを鳴らす。
55 :
椿 杏樹:03/10/27 00:59 ID:qw7swcr1
『きよしこの夜』の練習中。
>>47 悠斗に様付けはやめてくれとお願いされ
「はい、わかりました、では悠斗さんでは
どうでしょうか?」ときいてみる
そして
悠斗が風呂に入るというと
「あの・・ではお背中をお流しします。」
57 :
秋山 麗:03/10/27 01:01 ID:BIUpp82f
改築の混乱を引きずっているのか、荷物は散乱するわ役回りは交錯するわ。
「……こうも混乱が長引くと、さすがに胸が痛いわね……」
精神的にかなりキてるらしい。
>>57 「おーい!誰かいないのか!?」
ベルを鳴らしても一向に誰もやってこないせいか、次第に声に苛立ちが混じってくる。
59 :
桜庭 奏:03/10/27 01:05 ID:yDOHagaC
ココアを飲み終えると、さっとカップを洗い、水切りカゴに置く。
「ココアを飲んだらなんだか元気になった気がする。」
まだ甘さが残っている口の中を楽しみながら呟く。
60 :
秋山 麗:03/10/27 01:09 ID:BIUpp82f
>>58 とりあえず、混乱する現場をなんとか是正して、急いで主人の元に駆けつける。
「……申し訳ございません! 遅れてしまいました」
怒りの言葉が出るよりも早く、早口でまくし立てる。
すぐさまその場に土下座をすると、地に付かんばかりに頭を下げる。
「私の不始末の影響で屋敷内が混乱してしまい……その始末で少し……
今回の一件、本当に申し訳ございませんでした」
61 :
神川 悠斗:03/10/27 01:09 ID:/UQPyMUw
>>56 「うん、それだったらムズムズしない」
合わせていた手を離し、片方親指を立てる。
>「あの・・ではお背中をお流しします。」
「じゃあ、お願いしま…す……?ってええぇぇ!?」
背中を流す=服が濡れる=仕方ないから脱ぐ=○×■☆
という方程式が頭の中にぴぴっと浮かぶ。
「ダメダメダメ、服とか濡れたら悪いし、それに俺裸になるし…」
62 :
椿 杏樹:03/10/27 01:10 ID:qw7swcr1
ジャズピアノの練習中。
「やっと外も落ち着いたかしら…?ここ、防音だからあまり聞こえないのよね」
一見普通の部屋のようだが、ここにも淫具がしっかり隠されていたりする。
63 :
桜庭 奏:03/10/27 01:13 ID:yDOHagaC
厨房から出て廊下を歩きながら聞こえてきたピアノのメロディにつられて口ずさむ。
「サーイレンナーイ、ホーオリーナーイ♪」
(弾いてるのはやっぱり杏樹さんかな)などと考えながらピアノのある部屋へ自然と足が向かう。
>>56 「でも、私メイドとして・・
あの悠斗さん、私ではお嫌ですか?」
潤んだ目で悠斗の顔を見る。
「服の事はご安心を・・あの私も脱いでお世話しますから・・」
>>60 「……なるほど」
麗の早口も楽に聞き取り、同時に今回の混乱の原因についての概要をも掴む。
この頭の回転が早いあたりは、流石に各界に名の知れた人物だけはあった。
「では、わかっているとは思うが…今回の責任を取ってもらおうかな、麗」
口の端を歪めながら、微かに冷淡さの混じった声を麗に投げかける。
「ほら、まずは立ってもらおうか」
66 :
秋山 麗:03/10/27 01:18 ID:BIUpp82f
>>65 メイドの仕事がほとんど肌についている麗にとって、完全な自分の不始末というのは久しぶりである。
>今回の責任を取ってもらおうかな、麗
当然のはずのその言葉に、なぜかピクリと反応する。
「……はい」
主人の命令に従い、その場に立ち上がると、直立不動の姿勢をとる。
そこで、手に嫌な汗をかいている事を感じ、それとなく手を握る。
67 :
神川 悠斗:03/10/27 01:19 ID:/UQPyMUw
>>64 「いや、嫌というより、むしろ嬉しいけどやっぱり……ねぇ」
男と女がお風呂に一緒に入る、その後にする事は…
>潤んだ目で悠斗の顔を見る。
(うぅ、こんな顔されると断れないよ……)
「じ、じゃあ一緒に入ろ…っか?」
>>67 「かしこまりました、では浴室にてお待ちください。」
そういうとしたくの為、一度部屋を出ようとする。
>>66 「んん?どうした麗、緊張しているのか?」
いつもとどこか違うようにも取れる麗の反応に、つけ込むような言動をとる。
「まさか…熟練であるお前が、お仕置きが怖い…などと言う事は無いだろうな?」
そう言いながら麗の後ろに回ると、彼女が反抗する間もなく、何処からか取り出した目隠しバンドを取り付けてしまう。
「ふふ…何も見えないだろう?…今からたっぷりと仕置きしてやる」
そのまま麗の身体を引っ張り、ベッドの上に倒す。
70 :
椿 杏樹:03/10/27 01:24 ID:qw7swcr1
>>63 カチャ、と扉が開く音がしたので弾きながらそちらの方を見る。
「あら。落ち着いた?」
先ほどの失敗でしょげていた奏に声をかける。
「…あ、すごーい。えい」
と、ふとピアノが自動演奏も出来るものである事に気付き、自動モードにして
音楽室の椅子に腰掛ける。
「少しまた、お話しでもしましょうか…。私でよければ何でも言って?心配事でも」
こっそり厨房から持ってきた志保の隠しお菓子缶から失敬してきた
ビスケットやチョコレート、飴玉をエプロンや楽譜本のカバンからテーブルにバラバラ出す。
「こういう時にはお菓子が必要よね。よいしょー」
71 :
神川 悠斗:03/10/27 01:26 ID:/UQPyMUw
>>68 サユリに言われた通り、浴室で待っている。
(はぁー、まさか向こうから誘われるとはなぁー…
仕方ないここまで来てしまったからには、なるようにしかならん!)
遂に吹っ切れたのか、湯船にダイブ……そして腹打ち。
「ぐおぉぉぉ!」
72 :
秋山 麗:03/10/27 01:28 ID:BIUpp82f
>>69 「い、いえ! ……そのようなことは」
やはり動揺しているのか、あからさまな反応を示す。
むろん、大体のプレイは体験したし、耐性もあるつもりだが、どうにも体が抑えられない。
>何処からか取り出した目隠しバンドを取り付けてしまう。
「……!」
視界を封じられて軽く息を呑み、無言のまま、主人に連られるがままベッドに倒される。
ベットにいる、というだけで、先ほどからの緊張が少しずつ解けてきたのか、体から力が抜けていく。
>>68 身体にバスタオルを巻いて浴室に入ってくる。
「お待たせしました、アラ、もう湯船につかっているのですか?
まだお湯加減も見ていないのに・・」
腹を打った悠斗に構わずに口上を述べる
しかしどこか事務的で声も震えているように感じる。
74 :
桜庭 奏:03/10/27 01:35 ID:yDOHagaC
>>70 「あ、やっぱり杏樹さんだ。こんばんは〜おじゃまします。」
扉を開けて顔を覗かせ、中にいるのが杏樹だと分かると安心して微笑み中へ入っていく。
「あ、ホントだ。出てきたうちにあったのも、自動演奏も出来るピアノだったの。」
そう言いつつ杏樹のカバンやあちこちから出てきたお菓子に目を輝かせる。
「さっきはどうもありがとう。厨房でココア飲んでてね、やっと落ち着いたの。
まだお鍋に余ってるからよかったら飲んでね。」
ソファーにポスンと座り込むと、ふぅと息を吐き出す。
「心配事は、色々…色々あるんだけど、……。
ああ〜、それよりどうしよう。きっと今日のことでいつかお仕置きされちゃう。」
75 :
神川 悠斗:03/10/27 01:36 ID:/UQPyMUw
>>73 「いやぁ、ついつい……」
恥ずかしそうにお腹をさすっていると
サユリの言葉使い等が変わった気がするように感じる。
「もしかして、やっぱこういうのはヤダ…った?」
>>72 「ふぅむ…。麗の動揺する姿と言うのもなかなか珍しいな…」
嗜虐心をそそる麗の仕草に、征服欲がじわじわと高まっていく。
「そうだ、今回の件の『主犯』の麗にはこれも付けてやろう」
棚から取り出したのは、無骨な造りをしている手錠。麗の手を取ると、有無を言わさず両手を身体の前で拘束する。
「さて…仕事の失敗をした、いけない麗にはどんな仕置きが妥当かな…?」
そう言いながら、例のメイド服の上半身の部分を躊躇い無く一気に引き裂く。
「このままボロボロの姿にして、屋敷中を歩き回らそうか?…お前を慕っている後輩達に見せ付けるようにな」
くくくっ、と低い声で笑い。露出した肌に指を這わせる。
>75
「いえ・・そんなことは無いです、それよりも
タオルは取らなくて宜しいですか・・悠斗様・・」
身体が小刻みに震え始め懸命に我慢しているのが
分かる。
それでも懸命に奉仕しようとしている・
78 :
秋山 麗:03/10/27 01:42 ID:BIUpp82f
>>76 主人の動きが目に見えない分、どうしても恐怖心が生まれてしまうが、それを必死に落ち着かせる。
手錠を付けられ、両手をおなかの上に乗せて、何も言うことが出来ないまま、主人の行動を待つ。
>例のメイド服の上半身の部分を躊躇い無く一気に引き裂く。
いきなり荒々しく扱われ、一瞬身を震わせる。
「それで……私の失態が許されるのなら、喜んでやらせて頂きます……」
視界が封じられたせいで、いつもよりも敏感に主人の指の動きを感じ取りながら、そう言う。
内心、そのほうがマシとも思っていたりするが。
79 :
神川 悠斗:03/10/27 01:48 ID:/UQPyMUw
>>77 湯船から出て、震えているサユリを抱きしめる。
「『様』はいらないって言ったでしょ、それに
そんなに無理しないでいいから、もっと気楽にね」
肌と肌が触れ、心地の良い温もりが伝わる。
「人間っていうのはさ、いつも張り詰めてたら壊れちゃうんだよ
だから……たまには…せめて俺の前くらいは緩めてもいいんじゃない?」
80 :
椿 杏樹:03/10/27 01:50 ID:qw7swcr1
>>74 「ココア………」
一瞬きょとんとさせた後、よくよく尋ねるとマシュマロ入りのだと聞き
思いっきり嬉しそうな顔をして奏の手を握り、はしゃぐ。
「うれしい〜〜!明日の朝ごはんの時に飲みます!!絶対!
…あ、ごめんなさい…。
子供みたいだけど、ココアとかチョコレートとか私、大好きなの実はー…」
段々と声が小さくなり恥ずかしそうに手を離す。
「でもこの間も飲もうとしたら、伯爵様にかけてしまって。粗相しちゃったんです」
>きっと今日のことでいつかお仕置きされちゃう
「でも御主人様の御仕置きって、そんなに辛いものではないと思うんだけど…私だけかなあ。
私も来たばかりの頃とか最初は怖かったんです『御仕置き』。
ほら。御仕置きってもっといっぱい蹴ったり殴ったり、罵倒したり存在を無視したりとか
するものでしょう?それを思えば、多少やらしくて恥ずかしいくらいで別に…。」
指を立てて自分の中での『御仕置き』の定義を述べる。
「ま、でもかと言って、私なんかを見習ったりしたら大変な事になりますけどね〜」
>>78 「ほう……喜んでやらせていただきます、か。どうしたものかな」
冷たい声でそう言いながら、ブラも力ずくで剥ぎ取る。
そして、棚から首輪に付ける鎖を取り出すと、ジャラジャラと音を立てながら麗の胸元に垂らした。
「では、自分から私にお願いしてみろ、麗」
見下しながら、話し続ける。
「淫らで卑しいこの牝犬の私を、御主人様の犬として飼って下さい…とな。
返答次第では、今日はその廊下の散歩あたりで失態は不問にしてやるさ」
>>79 悠斗に抱きしめられて
「御免なさい・・私がご奉仕しなければいけないのに
貴方に心配を掛けてしまって・・」
少し間を置いて
「でもこれだけは信じてください私、誰かに命令されたりとか義務感とかじゃなくて
本当に悠斗さんのお世話をしたかったんです。」
83 :
秋山 麗:03/10/27 01:57 ID:BIUpp82f
>>81 「……えっ!?」
主人から突きつけられた要求に、思わず驚きの声を漏らす。
むろん、この場だけの宣言だと言い切れるのなら、躊躇無く述べただろうが……
「(この上そんなこと言ったら……また……)」
この場の宣言が、自分を侯爵家に戻りにくくさせるであろうことは容易に想像がついてしまったので、思い切ることができない。
「……も、申し訳ございません……それだけは……」
徐々にリラックスしてきたはずの体に力を込めて、小さな声でそう答える。
ヘタなことはされたくないが、それよりも主人に引き止められる口実を作りたくはないらしい。
84 :
桜庭 奏:03/10/27 02:01 ID:yDOHagaC
>>80 「よかった〜。悪くなって捨てちゃうより飲んでくれる人がいる方が全然いいもの。
私も、ココアとかチョコレートとか大好き。なんだか幸せな気持ちになれるし……」
まだ口の中に残っているココアの甘さを感じてうっとりとした表情になる。
>「でもこの間も飲もうとしたら、伯爵様にかけてしまって。粗相しちゃったんです」
「あー、あれ、そうだったんですか?ココアをかけて……。
だから、ココアの香りをたどって行ったらあそこにたどり着いたのね。」
一人で納得するように頷く。あの場所に自分がいたことをばらしたとは気付いていない。
ましてや、杏樹がすでにあの時気付いていることにも気付いていない。
>ほら。御仕置きってもっといっぱい蹴ったり殴ったり〜
杏樹の『お仕置き論』を新しいものを見るような感じでうんうんと頷きながら真剣に聞く。
が、「蹴ったり殴ったり〜」のくだりで目を丸くして驚く。
「そ…ういう考え方もあったんですね。
私も一度鞭で叩かれたことがあったけど、そういえば痛かったのはあれだけだしなぁ。」
杏樹の言葉に新鮮な驚きを覚え、少し視点を変えてみるのもいいかもしれないと考える。
85 :
神川 悠斗:03/10/27 02:01 ID:/UQPyMUw
>>82 「うん、分かってる、でも無理はダメだよ。
自分が出来る範囲じゃないと、苦しいだけだからね」
ゆっくりとサユリから離れ、唇に軽くキスをする。
「ごめんね、俺の方が年下なのに偉そうな事ばっかり言って
それに、抱きついたり…キスしたり……」
>>83 「……」
思惑が外れた、ともとれる沈黙、そして表情。
しばらくじっと麗を見て、ふと一言漏らす。
「そうか。それは残念だな」
そうは言いながらも、首輪には鎖を取り付けている。
「…では、この分の仕置きの負担は、お前を心から慕っているみかさや奏あたりにさせるとするか。
…お前は悪くないが、麗が逃げたのでな…とでも言いながら。まあ、彼女達は苦痛で泣き叫ぶだろうが…」
その間も麗の乳房を弄びつつ、どこか他人事のように告げる。
麗の反応はまだあまり読めないが、追い詰める意味も兼ねてそう冷たく言い放った。
>>85 「ん・・」
キスを口で受け止める。
「ありがとうごそーざいます・・お優しいですね・・」
また間を置いて
「私、男の人が恐いんです・・」
自分が輪姦された事は言わずにただ男性恐怖症であることだけを告げる
「でも・・貴方に触られてもそんなに恐くない・・
あのお願いがあります。」
>>87 訂正ありがとうごそーざいますを
有難うございますに、
89 :
秋山 麗:03/10/27 02:12 ID:BIUpp82f
>>86 よもやこのような場所でこのような状況で、主人と駆け引きをしようなどと考えてもみなかった。
しかもこちらは、視界が塞がれていて相手の顔色を見ることもできない。
自分の件とは関係のない者の名が出され、少しずつ表情が歪んでくる。
「……こ、これはあたしの問題です! 他のみんなには関係ありません!」
思わず一人称が『私』から『あたし』になってしまったあたり、やはり追い詰められているのかもしれない。
「……あ…私はそのうち侯爵様の元に戻ります。それは……それだけは譲れません……
ただ、その中でなら、私をどのように扱っていただいてもかまいません」
極力弱みを見せないようにしながら、真上を向いて(主人の顔がどこにあるのかわからないので)言い切る。
危険な賭けのような発言だったりするが。
90 :
神川 悠斗:03/10/27 02:13 ID:/UQPyMUw
>>87 「えぇ!?ご、ごめんね、嫌だったろうに…」
男性恐怖症だと告白され、慌てて少し離れる。
離れたからと行って、どうなる訳でもないが……。
>「でも・・貴方に触られてもそんなに恐くない・・
(そんなに……って事は…)
サユリの発言に少なからず、ショックを受ける
「なに?俺に出来る事ならなんでもしてあげるよ」
91 :
椿 杏樹:03/10/27 02:17 ID:qw7swcr1
>>84 >ココアの香りをたどって行ったらあそこにたどり着いたのね
「…で、奏ちゃんは私のお詫び現場を目撃してしまったというわけなのね」
苦笑いをして奏を見つめる。
そして頬に両手を当てて弱ったように顔を真っ赤にさせると、続ける。
「でも私…。あんな廊下で乱れたりして、恥ずかしいわ…。
最後の方なんか伯爵様に必死でおねだりしてたんだもの。
こんな節操の無いいやらしいメイド、御主人様だけじゃなくて……。
いつかどなたにも呆れられて…娼婦館にでも打ち捨てられてしまうんじゃないかって。
それが少し…怖くもあるんです」
表情が少し翳りのあるものになる。
「でもいやらしい事をすると、安心しません?
『ああ私、生きてるなあ…』って。
ちゃんと女として人間として、相手して貰えてるんだな…って。
そう思ってしあわせな気持ちになるんです。」
抱かれる度にうっとりとしてしまう自分の事を、自身で分析してみたりする。
>>89 「それはそうだろうな。…確かに、お前の問題だろう」
少しずつ獲物を追い込む狩りのような快感に、再び口元が歪む。
>あ…私はそのうち侯爵様の元に戻ります。それは……それだけは譲れません…
…が、その言葉を聞き、表情が微かに変わる。
「そうかそうか。まあ、お前が戻る戻らないの問題はまだ先として…」
あえて明言する事を避け、その代わりにこう言う。
「…とりあえずは、今日は好きに扱わせてもらうぞ」
そう言うと、まずは手錠を外す。そしてそれを確認すると、手に持った鎖で麗を引きずる。
「さあ…先程言った通り、まずは牝犬のお前を連れて散歩でもしようではないか。ん?」
麗が何も見えないのをいい事に、ぐいぐいと鎖で引っ張り、廊下に出る。
>>90 慌てて離れた悠斗 に
「いえ、良いのです気にしないで下さい、それよりも・・」
息を飲んで
「もっと私の身体を触ってください、私、悠斗さんに触ってほしい
貴方に触ってもらったら、男の人が恐くなくなるかもしれません。」
彼の手を取り
「私の身体を好きなだけ触ってください」
94 :
秋山 麗:03/10/27 02:28 ID:BIUpp82f
>>92 主人が自分の発言でどのような表情になったのか、それがわからないのが一抹の不安ではあるが、
どうにか宣言を行うことは免れたようで、内心胸をなでおろす。
>…とりあえずは、今日は好きに扱わせてもらうぞ
「……は、はい」
手錠を外されたとは言え、何も見えないので若干動きが鈍い。
それでもなんとかベッドを降り、部屋を出て、『牝犬』と言われた通り自分から四つん這いになってみせる。
ボロボロに破けたメイド服を引っ掛け、目隠しをされたまま、廊下を進む。
何も見えないからだろうか、いつもよりも耳がよく聞こえるような気がして、周囲の音にピクピクと体が震える。
95 :
桜庭 奏:03/10/27 02:28 ID:yDOHagaC
>>91 >「…で、奏ちゃんは私のお詫び現場を目撃してしまったというわけなのね」
"しまった"という風に口を両手で押さえるが、既に遅し。
「……ごめんなさい、そういうわけなのです。」
膝に手を当てて頭を下げる。
そして、弱ったように話し出す杏樹に気付いて顔を上げる。
「そんな……私は、逆にうらやましかったです。
どんなところに行っても、そこに順応できないとダメなんですよね。
杏樹さんは、私が緊張したりこわくてどうしようってなりそうな場面でも上手に対応出来てて
うらやましかった。」
そう言って杏樹をなぐさめようとする。
>「でもいやらしい事をすると、安心しません?
またしても自分が考えた事のなかったような新しい考えを聞いて目をパチパチと瞬きさせる。
「安心……?そっか、そういう考え方もあるんですね。
私も、そう考えるとお仕事が少しはラクになるのかなぁ……。」
思案するように口元に手を当てる。
「私、……こんなメイドさんのままじゃ、いつまでもここにはいられない気がして……。」
実は『違う仕事もしてみようかと考えてた』と言いかけて口をつぐむ。
96 :
神川 悠斗:03/10/27 02:31 ID:/UQPyMUw
>>93 「わかった…」
短く一言だけ発すると、再び近づき肩にそっと手を乗せ
ゆっくりと肩から、鎖骨、胸元、お腹、そして秘所へと這わせていく。
「触ってって言ったのは、そっちだからね、止めてって言っても止めないよ?」
少し冷たい浴室の床に寝かせ、尖り始めた胸の突起を口に含み
濡れ始めた秘裂を指で掻き回す。
>>94 「ふふふ…麗、いつも知的で冷静なお前が、いい格好じゃないか」
麗が転ばない程度に、時折ペースを早めたり緩めたりを繰り返す。
「おおみかさ、今日は良い夜じゃないか?…ん、ああ…お前の慕う『センパイ』がへまをしてしまったのでな、お仕置きと言うわけだ」
廊下で偶然出会ったみかさに平然と挨拶をすると、わざと立ち止まる。
「ふむ…では、な。みかさ」
何か言いたそうなみかさを黙らせると、麗を引きずるようにして歩き続ける。
>>93 「・・・・・」
眼を硬く閉じ唇をきゅっとカンで手や唇の感触に
耐えている。
だが秘所を触られると足を硬く閉じてしまう。
99 :
秋山 麗:03/10/27 02:40 ID:BIUpp82f
>>97 自分から四つん這いになっておいてなんだが、当然立って歩く主人より遅くなる。
首輪を引っ張って急かされたり、逆に遅くなったりと翻弄されながら廊下を進む。
主人との距離を測るのが、首輪に繋がっている鎖だけなので、どうしても後手後手に回ってしまうのだ。
>おおみかさ、今日は良い夜じゃないか?
「……ぇっ」
急に立ち止まられ、みかさがいると思われる方向から視線を外しながら、少し顔を赤らめて『お座り』の体勢を取る。
特に何も言われなかったため、こちらから口を開くのも躊躇われる。
「……うぐっ……」
不意に首輪を引かれ、苦しそうなうめき声を上げてしまうと、慌てて主人のあとをついていく。
>>98 「きちんと開いてくれないと触れないよ、それでもいいの?」
一気に足を開かせるという事はせず、太股辺りをやわやわと撫でるが
それでも、サユリの緊張は解けない様である。
「どうする?今日はこの辺でやめて、また今度にする?」
今ここで男性恐怖症を克服させるのは無理だと思い、問いかける。
>>100 「ごめんなさい・・私・・・」
優しい言葉に彼の涙ぐんでしまう・・
「あの、じゃあ最後にキスしてください悠斗さん・・」
そういいながら足の力を抜く
102 :
椿 杏樹:03/10/27 02:47 ID:qw7swcr1
>>95 慌てて口をつぐむ奏を見て、言葉が途切れても大体その後彼女が
言おうとしていた事を察する。
「私もね。思いや考えは全然逆だけど、正直一度、このお屋敷から離れようと思ってたの。
…夏にいなかったでしょ。
あの時向こうのお屋敷でちょっと色々と考えこんだら、戻るのが辛くなっちゃって。
でも、御主人様と離れるのもすごく辛い。どうしよう。どうしよう。やっぱ戻ろう!
っていうので今に至ります。へへ」
照れ笑って言い、時計をちらり見ると、ソファから立ち上がりピアノの蓋を閉める。
「まあ私の事はいいとして、辞めたらもう一切逢えなくなっちゃうわよ?
『司様』」
奏に顔を近づけてからかうように言いつつ、やんわり微笑む。
「やだ変ね。なんでかわからないけど、奏ちゃんの前ではお喋りになっちゃうみたい。
時間も遅いし、そろそろ休みましょうか〜。」
奏を促して音楽室の鍵を閉めると、会話しながらそれぞれの私室へと向かう。
「好きな人か…。いつか誰か言ってくれる人が、私の前にも現れてくれるかな。
『お前が一番に好きだ』って」
天井を向いて溜息をつき、呟く。
>>99 苦しそうにうめく麗を見て、こう告げる。
「みかさのやつ、無言で泣きそうな顔をしていたな。…後輩に心配をかけさせるなど、お前は先輩失格だな、麗。
しばらく屋敷で教育しなおさなくては駄目か?」
麗の考えている事を知ってか知らずか、そんな事を言う。
と、そのまましばらく歩き回るが、誰かに遭遇する事は無かった。
「ふむ…もっと誰かと会えると思っていたが…惜しかったな」
少し残念そうに言うと、麗に向き直って命令する。
「さて、最後に私のものでも咥えてもらおうか。それくらい目が見えなくとも出来るだろう?」
ズボンのチャックを開けてそこから逸物を取り出すと、やや起き上がった体勢になっている麗の顔に触れさせる。
104 :
秋山 麗:03/10/27 02:56 ID:BIUpp82f
>>103 主人の嘲りの言葉に、罪悪感や反抗心が刺激され、無意識に奥歯を噛み締める。
>最後に私のものでも咥えてもらおうか。
「……わ、わかりました……」
頬に触れる逸物の感触から主人の立ち位置を思い浮かべ、その場に腰を下ろして、そこからは手探りで主人のものを捜し当てる。
やはり見えないためか、少々ぎこちなくなってしまうが、それでも逸物に舌を這わせて涎をまぶし、
全体がてかりを帯びると、逸物の先端を咥え込む。
「んふ……んっ、ちゅ、んふぅ……ちゅぱ」
あえて口に隙間を作って空気を混ぜさせ、音を立てて主人のモノをしゃぶり始める。
>>101 「無理しないでゆっくり直していけばいいよ」
そう言って再び、サユリの唇にキスをする、今回はさっきの様な
軽いキスではなく、舌で歯茎や口壁などを舐めまわす濃厚なキスである。
「んっ……はぁ…」
赤くぼぉっとした表情のサユリを眺めていると、急に体が身震いする。
「うぅ、寒……今回はコレ位にしておいてとりあえずお風呂入ろう、お風呂」
2人並んで湯船に大人しく浸かっていたが、いつもの悪い癖なのか
広い湯船に泳いだり、はしゃぎすぎてのぼせてしまい、メイドの皆に醜態うぃ晒すのだが
それはまた別のお話。
>>104 「ふふふ…迅速でよろしい……」
ぎこちなくも、何とか自らの逸物に手を這わせ、そしてしゃぶり始める麗。
淫らの音も響き、それに誘われるように逸物が肥大していく。
「ほら、もっともっと上手くしゃぶらんか!」
時折わざと邪魔するかのように、鎖を引っ張ってみたり。
醜態うぃの『うぃ』は無しで……
108 :
桜庭 奏:03/10/27 03:04 ID:yDOHagaC
>>102 『思いや考えは全然逆』という言葉に少し首を傾げるが、杏樹が自分と同じようにここから離れようと
思ったことがあったことを知り、話に聞き入る。
「そうなんだ……。杏樹さんも色々あったんですね。」
そう呟き、時計をちらりと見た杏樹の視線をたどって自分も時計を見る。
>まあ私の事はいいとして、辞めたら〜
ソファから立ち上がりつつ、「ん〜」と手を伸ばし背伸びして大きく伸びをする。
が、耳に聞こえた杏樹の言葉に、真っ赤になって杏樹を見上げる。
「そう……ですね、司様……。」
口元に手を持ってきて、司を思い出しつい自分の世界に入ってしまいそうになる。
「あ、でも、折角仲良くなれたみんなと離れるのも寂しいし。
どっちにしたってしばらくはここにいるはずです。」
我に返り慌ててそう言う。
「私も、杏樹さんと話してると、なんだか新しい考えを知ったっていうか、お勉強になったっていうか。
一緒におしゃべりできてよかった。」
杏樹と共に部屋を出ながら、自室へ向かう。
「今日はありがと。じゃあね、おやすみなさい〜。」
最後は笑顔で杏樹と分かれると、自室に入る。
「はぁ〜……私、結局どうしたいんだろう。なんだか大学に行きたいこととか、全部、無謀に思えてきた……」
大きくため息をつくと、服を脱いで室内のシャワー室へ入る。
>>105 無理をしないで、と言われて肩の力が抜ける
「はい・・ん・・」
悠斗と口付けをする、こちらも先程とは比べ物にならない
濃厚なキスを味わう
その後、彼とお風呂に入る最初はタオルで身体を隠していたが
勇気を出してタオルを外して共に湯船につかる。
その後二人仲良くお風呂に入っていた処を目撃されて
二人の仲は皆の噂になったらしい。
110 :
秋山 麗:03/10/27 03:07 ID:BIUpp82f
>>106 「んっ……ちゅ、は、はひ……んんっ、む…」
時折やってくる主人の手を煩わしく思いながらも、ひたすら従順になって逸物に奉仕をする。
平時のようにどこか刺激的な責めではなく、悪化する事を恐れてか包み込むような優しい口使いである。
「んちゅ……御主人様、これからいかが致しましょう……んっ……」
合間を縫ってそう問いかけると、すぐさま逸物への刺激を再開する。
このまま続けるか、それとも他のことをするか、という意味らしい。
>>110 「ふん……どうするかな」
完全に勃起した逸物をしゃぶる麗を見下ろしながら、これからの事について考える。
と、そこに破れたメイド服の生地の間から、麗のすらりとした脚が見えた。
「…気が変わった。この程度では今日の不始末は許せん」
麗の口から離れると、彼女の身体を床に転がして四つん這いにさせる。
「牝犬には、この体勢でするのが一番だな」
ショーツを引き摺り下ろすと、まだあまり濡れていない秘裂に逸物を無理矢理ねじ込む。
「っ…くっ……」
ぎりぎりと締め付けてくる麗の中の感触に呻きながら、麗の太腿の肉を撫でたり摘まんだりを繰り返す。
112 :
秋山 麗:03/10/27 03:23 ID:BIUpp82f
>>111 「ぃっ…つ……ぁっ!」
無理に逸物が秘所に押し込まれ、小さく悲鳴にも似た声を上げながら、体を強張らせる。
「ご、御主人さ……まだいっ……くぁっ……!」
やはり触感が敏感なのか、腿を触れる主人の手はおろか、秘所で擦れる肉の痛みもいつもより高まって感じる。
耐え切れずに胸を床に押し付けるような体勢になり、自分から意識して股を広げ、
なんとか擦れによる痛みが起こらないようにすると、ようやく中が湿り気を帯びて滑りが良くなってくる。
「うっく…あっ、はぁっ……んっ、はぁっ、ああっ…!」
滑りが良くなるのに続いて、条件反射のように声に甘さが混じり、逸物の締め付けにも動きが出てくる。
>>112 「くっ、ふぅ……ふふ、もう濡れてきているじゃないか。淫らな牝だな、お前は」
次第に痛みを訴える声に甘さの混じってきた麗を後ろから責めつつ、突き放すような言葉をかける。
「こっちも…男を迎え入れる卑猥な穴だしな」
麗の菊孔を指で弄びながら、ますます激しく腰を振る。
「ほらっ、もっと…鳴け!」
自分に限界が近づいているせいか、無理しているような声を出して麗の尻を叩く。
114 :
秋山 麗:03/10/27 03:34 ID:BIUpp82f
>>113 「うっ、くぅっ……そ、そうです…んっ、私は、淫らな…牝犬、ああっ、ですぅっ!」
主人に見られないであろう口の中で、奥歯を噛み締めながらも、自らを貶める言葉を口にする。
「ぅああっ! う、後ろ、そんな…んはぁっ、ああっ!」
菊座に触れられ、反応してしまったのが運のつきか、膣の締め付けも強まり、結果的にさらに多くの快楽を生む。
お尻を叩かれたのも以下同文。
「あはぁっ、あっ、んっ……ぅっ、んあっああっ! もうイって…しまいま、ああっ!
もう、イきます、あたしっ! あっ、んはあああぁぁぁぁぁっ!!」
不意に両手で体を起こし、力いっぱい踏ん張るような格好で絶頂を迎える。
>>114 「麗っ!くっ…おおっ…!」
麗が急に体勢を変えたことと、秘所が細かく震えた事で、一気に絶頂へと押し上げられる。
どぷどぷと大量の精を麗の中に放ち、ようやく麗の中から逸物を抜く。
そして、鎖と目隠しを取り、ようやく麗を解放した。
「さてと…ほら、まず後始末をするんだ」
麗にそう指示しながら、自分は内線で執事に連絡する。
「…ああ、麗の制服だ。スペアもあったとは思うが、注文を頼む。…これからまだ必要になるからな」
まるで『お前はまだ逃がさないぞ』とでも言うように、麗を見下ろしながら執事にそれらの注文の話を伝える。
116 :
秋山 麗:03/10/27 03:46 ID:BIUpp82f
>>115 「ぅっ……く……ぁ……はぁ……」
絶頂後の気だるい体に鞭を打って、身を起こすと言われた通り主人の逸物に舌を這わして綺麗にしていく。
>…これからまだ必要になるからな
まるで自分に言いつけるようなセリフに、心の中だけで主人を睨みつけ、逸物に付いた精液を舐め取り終える。
「(今は……何もできない……けど、今に見てなさいよ……)」
あくまで表情やしぐさに力をこめるようなことはせず、従順なメイドを装いながら、内心で毒づく。
もっとも、今は主人に対する有効なカードがほぼ皆無なので、何もできない自分の無力さを呪ったりもしているが。
「……麗センパイ」
自室のベッドの上に寝転び、先程の光景を思い出している。
「センパイ…本当は侯爵家に戻りたいのよね…。でも、御主人様は…」
麗の助けにはなりたいが、今の自分では何も出来ない。
切なげに溜め息をつくと、静かに布団の中に潜り込んだ。
「………」
なにやら不機嫌な様子の凛香。
「り、凛ちゃ………いえ、何でもないです、はい…」
どうやら、悠斗がサユリとお風呂に入ったのが気に入らないらしい。
21時あたりを境に、同僚の一部の表情に生気がなくなってしまう。
「……? どうしたの……?」
だが、同僚はうつろな表情のまま、何も答えず自室へ閉じこもってしまい
ますます疑問を感じる。
「???」
休憩室内に、トラのマークが入った白黒のグッズが打ち捨てられるように
置いてあるのを見つけるが、あまり気にせず休憩室前を通り過ぎる。
「痛い痛い、その視線が痛い」
凛香の鋭い眼光にたじろぐ。
一通り仕事も終えて、食堂で紅茶を飲んでいる。
「う〜ん……この後、どうしよっかな〜……」
「あ、待って……あぁーぁ、行っちゃった……
ん、待てよあの事で嫉妬してるとしたら………でへ、でへへ」
もしかしたら、自分に気があるのではないかと思い顔がにやける。
「あ、そうだ! 確か冷蔵庫に……」
先輩メイドが買ってきていた、人気店のケーキが入っていたことを思い出し
笑顔で食堂を出る。
「早く食べないと傷んじゃうよね〜♪」
「そうと分かれば、話は早い!凛ちゃ〜〜ん」
推測が確証に(勝手に)変わり、その事を聞き出そうと凛香を探しに部屋を出る。
冷蔵庫を開けて、目的のケーキが入っている箱を取り出し、中を見てみる。
「あ、結構な数が残ってる……多分、もう誰も食べないよね……」
そう思った瞬間、先日奏がぜんざいをお土産として持ってきてくれた事を思い出す。
「そうだ。奏さんたちといっしょに食べればいいんだ〜。この間のお礼にもなるしねっ」
そして、自室へ行ってケーキの箱を紙袋に入れて、コートを羽織い
名無しの主人の屋敷へ向かう。
「ピンポーン♪ こんばんは〜」
呼び鈴を押しながら楽しげに言い、玄関前で待つ。
>>125 「どこだー、むぉーい?」
浴場にトイレ、厨房を駆け回る。
>「ピンポーン♪ こんばんは〜」
「ぬ、誰か来た……」
誰か他の人が相手するだろうと思っていたが、誰もやってこないので
渋々鍵を開け、ドアを開ける。
「は〜い、どちら様ですか?っと」
>>126 見知らぬ男性(しかも軽そう)が出てきて、きょとんとした顔になる。
「あ、あの……」
てっきりメイドの誰かが出てくるとばかり思っていたので、言葉が途切れてしまう。
「……わ、私……あ、安藤……五月と申します……め、め、メイドの……えーと
萩野瑞葉さんか、桜庭奏さんか……えーと、他のメイドさんはいらっしゃいますか……?」
何とか自分の名を名乗るが、かなり挙動不審。
128 :
椿 杏樹:03/10/27 22:22 ID:QQEvPs/L
「あ、ら?」
どこからともなく響いてくるズシーン、ドシーンという破壊音と
地震のようなかすかな揺れに、
読み終わった本を抱え、書庫へ向かう廊下を歩きつつ不思議そうに首を傾げる。
「ひえ〜……。み、みかささーん…。
でもお屋敷の壁とか壊したらまた御仕置きになっちゃうわよ〜…」
>>127 「瀬名の彼女か俊のお姉ちゃん?」
(むむ、メイドの五月なんて人は知らないぞ……
ハッ!もしかしてどこかに連れ去る気か!?)
挙動不審な五月に、一気に警戒心を高める。
「怪しい奴めぇー、この屋敷になんの様だこのー」
>>129 悠斗の言葉にカチンときてしまう。
「きちんと名乗ったでしょう!? 怪しいだなんて……あなたの方が
よっぽど怪しいわ!」
つい、乱暴に言葉を返してしまう。
「先日、奏さんにごちそうしてもらったので、今日はそのお礼をしにきたんです!」
頬をふくらませて、ケーキの入った紙袋を持ち上げる。
「すごく高いケーキなんです。早く食べないと傷んじゃうんです。
んもう……メイドさんはいないんですか?」
132 :
椿 杏樹:03/10/27 22:32 ID:QQEvPs/L
書庫で次に読む小説本をどれにしようか物色している。
>>131 「怪しいって言う方が怪しい…」
バカといった方がバカと同じ理屈である。
>「先日、奏さんにごちそうしてもらったので
「ふっふっふ、そんな事で騙される悠斗君ではな〜い
この中身だって本当はケーキじゃなくて爆弾かなんかだな」
五月の手から、ケーキの入った袋を取り上げ、中身を調べる。
「あ、あら?あらら?………ええっと、あは、あははは」
ようやく自分の勘違いに気づいたようだ……
夜伽の時間になり、疼き始めた逸物。
今にも爆発しそうな欲情を内に秘めて押さえ込んでいるものの、
何やら騒がしい屋敷の空気に気が散ってしまう。
苛立ちが限界を迎え、獣欲が猛った。
「さて、誰を…」
美味しいディナーを待ち望むかのように、舌をなめずった。
>>133 「きゃあっ! ちょ、ちょっと!!」
突然、紙袋を奪われて少し身を乗り出してしまう。
「もうっ、危ないでしょう……っていうか、爆弾とかだったら、いちいち呼び鈴を
押すわけないでしょっ。こっそりと仕掛けるものじゃないっ!」
だんだんと話の論点がずれてくるが、気付いていない。
紙袋の中を確認した悠斗を見て、得意げな表情で腰に手をあてる。
「ふふん、わかった〜? 私が爆弾魔じゃないってこ・と・が?
大体あなた何者なのよ……あ、も、もしかして……他屋敷のスパイとか!?」
あまりに悠斗が屋敷の住人っぽくないので、一歩下がって
観察するように悠斗を見つめる。
地下室のマニュアル(コピー)を丸めて持ったまま、何かを一生懸命考えている。
屋敷に届いたダンボール――中身は医療器具。
それを医務室に運んだ後、自室へ向かって廊下を歩いている。
(色々考えてはみたものの…やっぱり俺の頭じゃ決め手がいまいちなんだよなぁ…。
こうなったら最後の手段)
「は、恥を偲んでベテランの人に尋ねてみるしかない……。
女の子にリードされるのはいつもの事だけど、
瑞葉さんにだけはされたくないもんな、うん」
何やらそんな拘りを持っているらしく、そう呟くと拳を握る。
志保の部屋前で立ち止まり、緊張した面持ちでノックをしようとする。
>>135 「確かに爆弾だったら呼び鈴なんて押さない……か…
ご、ごめんね、えへへへ」
ここまで来るともう笑うしかない。
>大体あなた何者なのよ……
「むむ、この俺がスパイだと!?」
今度は逆に自分が怪しい奴と言われムッとする、いわゆる逆切れ。
「俺はこの屋敷で働く、愛と性戯のギャルソン、悠斗君だ!!
以後ヨロシク!」
と、バカな自己紹介をし、右手を差し出す、どうやら
初対面の人には必ずこう接するらしい。
自室の前まで来てみると、瀬名とちょうど鉢合わせする。
「瀬名さん、どうしました?」
瀬名の顔を覗き込むように訊く。
141 :
椿 杏樹:03/10/27 23:00 ID:QQEvPs/L
>>139 「性戯と言っちゃうお馬鹿ちゃん〜♪だけどテクはいまいち〜なの〜♪」
本を抱え、即興の歌を歌いながら笑顔で悠斗の背後を通りすぎる。
>>140 ノックを躊躇っていたところに志保本人がやってくる。
「あ、えっと…あの…。」
廊下の為なかなか本題に入れず顔を赤らめるが、思いきって手に持っている
丸めた地下室監視カメラマニュアルを志保の前に出す。
「これの事で、ちょっと志保さんに質問があるんですけど…時間、い、いいですか?」
そのコピーの束の間には、瑞葉の手書きらしきメモ『御覧になったらおじ様に返します』
が挟まっているのが見える。
>>139 悠斗の差し出した右手を見つめて片眉を上げる。
「……キモイ……」
小さく呟くを、悠斗の右手を払って紙袋を奪い取る。
「あなたがギャルソン? ぷっ……笑わせないでくれる?
どこがギャルソンなのよ。どっちかといえば……」
人差し指を立てて口元へ持っていき、視線をさまよわせて唸る。
「……お笑い芸人、もしくはナンパ男かな〜?
本当にこのお屋敷で働いているの……ますます怪しいスパイね……」
腕を組み、ちらちらと、得体の知れないものを見るような目付きで悠斗を見る。
「ま、いいわ。とにかくメイドさんはいないの? いつまでこんな寒いところで待たせるのよ」
かなり失礼な事を言っているとは、まだ気付いていない。
>>143 「…はい」
瀬名の紅潮の理由や、質問の意味が推測できずに疑問符を浮かべるが、
仕事が終わり、特に忙しくもないのでとりあえず了承する。
「地下室監視カメラマニュアル?」
何度か読んだことのあるマニュアルを手渡され、
パラパラとめくって内容を確認するように読んでいく。
>>141 「何々、今の歌はなに!?……なんかすっごい傷ついた気分…」
何処からとも無く聞こえてきた歌にダメージを受ける。
「くそー、自分だけイッタくせに〜〜」
恨めしそうに杏樹の後姿を眺める。
>>144 「ぐはぁ(吐血)」
瀕死の悠斗に、トドメの言葉が突き刺さる。
>「あなたがギャルソン? 「……お笑い芸人、
頭の中をこの言葉が駆け巡り始める。
ぷっちーん
「あぁー、もう怒った!絶対怒った!完璧怒った!
あんたなんかどっか行っちゃえ、しっしっし、ばーかばーか」
滅多に怒りを表さないのだが、遂に切れてしまう。
が、言ってる事は小学生並み、へたすればそれ以下である…。
>>145 志保を地下室へ促しつつ、弱々しい声で歩きながら相談しはじめる。
「実は俺、あの…瑞葉さんと今度約束してて、とりあえずそれ読んで大体のことはわかったんですけど…その…。
肝心の…『プレイ』の方がどうしたらいいかわからなくて…。」
廊下にも一応監視カメラがあるので、どこから主人が見ているかわからず
あまり大きな声では地下室と言えないので
シェフ服のポケットから出したペンで『地下室』の部分をトントン叩き、
志保になんとなく伝わるようにする。
地下室への階段を降りながら、手を合わせて縋るような表情で
志保に懇願する。
「志保さん!お願いします、俺に地下室使用のコツを伝授してください!」
ほとほと弱った表情で(母性本能をくすぐるようではあるのだが)
志保の表情を恐る恐る伺ってみる。
「だ、ダメですか…?やっぱり身重だし、しんどいだろうし…」
「あ、いるじゃない。メイドさん」
>>141のメイドらしき後姿を見て、呆れたように呟く。
「早く中に案内して、メイドさんを呼んできてよ。ギャルソンなんでしょう〜?」
軽口をたたくように言った途端、悠斗がぶち切れて驚いてしまう。
「な、なによっ! 怒るのはこっちよ!! そんな態度でよくお屋敷勤めなんて
出来るわねっ。 ぜ〜ったいにメイドさんに会うんだからっ!!」
売り言葉に買い言葉状態で、悠斗を押しのけて屋敷の中へ入っていく。
「奏さ〜ん! 瑞葉さ〜ん! 五月で〜す」
悠斗を無視するように、屋敷奥に向かってそう呼びかける。
>>147 何のプレイのことを言っているのかよくわからなかったが、
瀬名がペンで文字を指し示しているのを発見する。
「なるほど」
小声で意味が通じたことを瀬名に伝え、頷いてみせる。
「いえ、大丈夫ですよ。引き受けます」
困った表情の瀬名を勇気付けるかのように微笑み返しながら、地下室へと向かう。
「瀬名さんが攻めで、瑞葉様が受けですよね?」
薄暗い地下の廊下を進み、様々な器具や道具が置かれた部屋の扉を開く。
「…まさか、瀬名さんが受けなんですか?」
部屋の明かりをつけ、瀬名のほうを向く。
>>148 「そっちこそ、そんな態度でよくメイドなんてできるよね!
雇った人の顔が見てみてぃよ!」
五月が、雇い主(伯爵)に思いを寄せていると知らないので、
言ってはいけない言葉を簡単に言ってしまう。
>悠斗を押しのけて
「あっ!こら勝手に入るなよ!」
悠斗を無視して奥へと進んでいく五月……
初めて悠斗が屋敷にきた時と酷似しているが気にしない。
「この〜〜〜、こうなったらこうだ!」
暴れる五月を、羽交い絞めにし、近くの空き部屋へと連れ込む。
>>150 「うるさいわねっ。これでもメイドをやってる期間は長いんだからねっ!」
振り返って悠斗にそう言うも、それから先の言葉に唇をかみ締める。
「なっ……ど、どういう意味よ!? 馬鹿にしてるの!?」
伯爵の事を言われたと思い、悔しさと悲しさが入り混じる。
「やぁっ、離してよ〜っ!」
押さえつける悠斗に反抗するように必死に暴れるが、ずるずると引きずられるように
空き部屋に押し込まれ、床に崩れるように座り込む。
「……!? ……な、なに……?」
見上げるように悠斗を見ると、嫌な恐怖を感じてくる。
>>149 監視カメラは、マニュアルに載ってあった通りに
隠してあった予備リモコンですべて電源OFFにする。
>瀬名さんが攻めで、瑞葉様が受けですよね?
「もちろん!」
>…まさか、瀬名さんが受け〜
「んなわけないですよ!!…でも、瑞葉さんの事だから、ならないとも言いきれずなんですけど。
まあ俺次第でそうならないように頑張ります…」
まともに入るのが初めての地下室の様子に、思わず息を飲む。
(うわあ…。こんなもん、どこから手に入れてくるんだ一体…)
三角木馬や鎖の数々を見て呆れたような表情をする。
部屋の隅の簡易ベッドにも目が行くが、あくまでも簡易のものなので
赤紫色のカーテンの奥に見える多少下品なデザインの丸い、ラブホテルにあるような――
しかし豪華な装飾のベッドの方を指差す。
「ベッドこれしか無いのかな。あっちにも見えるから、あれの方がいいかもしれない」
カーテンの先に進み、丸いベッドに腰掛けてみると
体を少し逸らして偉そうに足を組んでみる。
「……。ああ、これがいいや…。ここにしよう。
えーと…使う道具は、やっぱり鞭…とかかな?」
枕元の鞭を手に取る。
>>151 「さぁーて、これからどうやってお礼をしようかな〜」
手首、首、指の全ての関節をぽきぽきと鳴らし
五月に威圧感を与える。そして呼吸を整え一言。
「キモイって何だ!」
どうやら相当効いたらしい。
「それにお笑い芸人にナンパ男だとー!……なんで知っている!?」
緊迫なく空気から一転、なんともいえない空気へと変わる。
>>152 驚きで瞳を丸くしている瀬名を可愛く思いながら、彼の後を追う。
そうして同じように腰掛け、ベッドの端を弄った。
「瀬名さん、このベッドにはこういうのもあるんです」
鞭を手に取りながら、迷っているような表情の瀬名。
そんな彼とは対照的に、嬉々とした表情で話を切り出す。
「ふふっ、これです」
ベッドの端から取り出したのは、鎖が取り付けられた革の手錠。
手足を固定し、ベッドから身動きできないようにするためのものだ。
「ちょっと失礼します」
瀬名の身体をどけると、ベッドの四方から革の手錠が出てきた。
>>153 「いやあっ!」
乱暴されるのでは、と予感し、手をかざして悠斗から目を背ける。
「キモイって……そ、そのまんまよ! でも、ちょっと言い過ぎたかも……」
謝るのはしゃくだと思い、依然強気な口調で答える。
「だって、そう思ったんだから仕方ないじゃない。もう少しギャルソンっぽくしてれば
キモイだなんて、言わなかったわよっ」
口が勝手に動き、どんどんひどい言葉が出てくるが、止める事が出来ない。
「……って、やっぱりあなた、お笑い芸人だったんじゃない!
しかもナンパ男まで当たってたなんて……なんでギャルソンだなんて嘘をついたのよ!」
悠斗は屋敷で働く人間ではない、と確信を持ち、立ち上がろうとするも
何故か腰が抜けて動けない。
ため息をつきながら広間の片づけ中。
「……はぁ……気持ちはわかるけど、片付けぐらいしろよな……」
野球観戦後、そのままの状態で当事者がいなくなってしまったらしい。
>>156 「だーかーら、俺は間違いなくここのギャルソンだの!
お笑い芸人っぽいとか、ナンパ癖があるからナンパ男って言われてるけど
って今のは凛ちゃんには内緒ね、れっきとした名無し屋敷のギャルソン君!」
これ以上機嫌を損ねてはいけないと直感が働き、さり気なく口封じ。
「つか、元はといえば挙動不審なあんたが悪いんじゃんか!」
>口が勝手に動き、どんどんひどい言葉が出てくるが
「まだ言うか……よーし、そっちがその気なら俺だってもう容赦しないかんね」
座り込んだ五月を抱えベッドに押し倒し、覆い被さる。
>>155 「あ!鞭使うにしても、腹は絶対避けますから。ごめんなさい。
…って、こういう言葉遣いじゃダメだなぁ…。
もっと御主人様みたいに威圧的に行くべき…」
鞭を手元で弄び、気を取り直して改めようとしたところ
志保が表情をどんどん明るく、楽しげにさせてベッドの四隅から出した鎖に驚く。
「!!」
「も、もしかしてここに瑞葉さんを拘束してじっくり甚振ると…」
思わず想像してしまい、顔が熱くなる。
(赤くなってる場合じゃないぞ。練習練習!折角志保さんが付き合ってくれてるんだから)
「じゃ、あの…。早速練習に、志保さんを縛り付けてみていいですか。
他に必要な物があったら口で教えて下さい。俺取ってきますから」
鎖を手に取ると、志保の体を仰向けにベッドに倒し、両手両足を
つたない手つきで拘束し始める。
が、手が時々滑って志保の胸の先端や、太股あたりにごつごつした指が触れる。
>>158 「りんちゃん……?」
凛香の事を知らない(あるいは思い出せない)ので、更に悠斗を怪しく思う。
「よ、よくわからないけれど、私は最初から名前を名乗って、目的まで話したし
不審なところなんてなかったはずだわ!」
自分がどういう態度だったかを忘れて、そう言い返す。
「そもそもあなただって、しっしっとか、ばーかとか、なんなのよ……って
何するのよっ!?」
動けない事をいいことに、ベッドに運ばれて一気に緊張が高まる。
「……やめて。やめて……ください」
これ以上、何かされるのは困ると思い、控え目に言って目を逸らす。
161 :
桜庭 奏:03/10/28 00:29 ID:qeXFo75q
自室でベッドに腰掛け、ゴマアザラシのぬいぐるみを抱きしめてうつらうつらしている。
>>160 「やめないよーっだ、テクがないとか色々言われて傷ついてるんだから」
そう言ったのは杏樹なのだが、この際どうでもよくなっている。
「さてと、まずは邪魔な服をぜ〜〜んぶ取っちゃおっと……
あれれ?ここ外せば良いはずなのになぁ、なんでだ??」
ニコニコと嬉しそうに、五月のメイド服を脱がしていくが
伯爵家と主人の屋敷のメイド服は、どこか勝手が違うのか手間取っている。
>>159 「はい、どうぞ」
言われるがままにベッドに寝転がり、
これから始まるであろう鞭打に胸を高鳴らせる。
「あの… 蝋燭取ってきてもらえます、か?」
瀬名の拙い手つきで拘束されている最中、彼の指が敏感な部分に触れた。
その感触に顔を紅潮させながら、必要なもののひとつを提案した。
「あともうちょっと部屋の明かりを暗く…」
と言いかけ、口を噤む。
「いえ、やっぱりいいです」
部屋が暗くなることによって、瀬名が動きに支障出たら困る。
道具をしまってある場所がわからなかったり、鞭のコントロールことなど。
「ええとあと… そこの棚から、クリップか洗濯ばさみを」
第三の要求。自分の言動が恥ずかしくなってきたのか、
瀬名の顔をまともに見られないでいる。
>>162 「テク? そんな事言ってないし……やだっ、やめてよ〜っ!」
服を脱がせようとする悠斗の手首を掴むが、どんどんボタンがはずされていく。
が、途中でその勢いが止まり、ぎゅっと閉じていた目をゆっくりと開いていく。
「……何やってんのよ……もう、仕方ないな〜。ここは、こうやってはずすんだよ」
軽くため息をついて、ボタンの一つをはずしてみせる。
「って、やだ、何やってんだろ……もう、どいてよっ!!」
はっと我に返り、悠斗の胸を押して反抗するが、暴れるせいでスカートが
めくりあがり、半裸状態になっている。
>>164 「むぉ、ここがキーポイントだったか……」
悩みも解決され、一気に服を脱がすと型の良い胸が姿を現す。
「さぁて今度は……ってもうこんななってるし、
やっぱり何だかんだ言っても好きなんだねぇこういうの」
故意にした訳ではないとわかっていながら、五月をからかう様に言い
スカートをさらにめくり、ショーツの上から秘裂をつぅーっとなぞる。
>>163 志保を括りつけて一旦立ち上がり、彼女の様子を上から眺める。
「蝋燭、クリップ、洗濯バサミ…うわっ、と」
手から取りこぼしそうになるが、なんとか落とさず持って来る。
明かりを暗くするのは別にいいと志保が気をつかってくれるが、
雰囲気も大事なんだろうと思い、自分が見える程度に、気持ちほんのり薄暗くする。
「……。これでいいですか、じゃあ……最初に、やりすぎたらすみません。始めるよ」
段々見ているうちに腹が据わってきたのか、はたまたスイッチが入ったのか。
こういうプレイの得意そうな人物=主人になりきるためか。
「……。」
少し押し黙ると、突然偉そうな言葉遣いでベッドに圧し掛かる。
「それにしてもいい格好だな、志保。さて、腹の子供に障らないといいけど…。
そこ以外は、どうせだから遠慮無くいこう。
いいか?あまり自己主張はすんなよ、あくまでこれは瑞葉の予行練習なんだから」
そう言い、さながら『悪いお坊っちゃま』と言った雰囲気で、
鞭の柄をグイグイと志保の顎に押しつける。
「お前はただの"練習台"。さあ、何からして欲しい?」
白いシェフ服に白いパーカーを羽織った茶髪少年に責められるメイドの姿。
一見なんとも妙な感じではある。
>>165 「ひゃぁっ! やだぁっ! 好きなわけ……な、ないでしょうっ!?」
胸を晒され、下着越しから秘裂に触れられて肩を震わせる。
「……す、好きなのかどうか、あんまり考えた事ないからわからないけど……」
付け加えるように言うと、恥ずかしくなって頬が紅潮してくる。
「お願い……もうやめて。こんなのは嫌よ……」
目を潤ませて悠斗を見つめると、熱っぽい吐息を吐き出す。
>>167 軽い湿り気を帯びた、秘所を布越しにふにふにと弄る。
「わからない?けどきっと五月さんはこういうの好きだよ
現に、嫌だって言ってるのにこんなになってるし」
すでに秘所からは、熱い蜜が下着を透かせてしまうほど溢れている。
「ね、分かるっしょ?どうなってるか」
分かりやすいよう、ワザとクチュクチュと音を立てる。
>>166 手一杯に持った道具を落としそうになっている瀬名を少し笑ってしまうが、
そんなことは高まる被虐心の前では些細なこと。
これから始まるであろう予行演習の宴への期待。
「……」
”これから始めるよ”との瀬名の言葉に頷き返た。
すでに胸元は期待いっぱいで乳首が硬く隆起しており、
ブラと擦れて耐えがたい疼痛を放っている。
「はい、瀬名様」
顎に鞭の柄を押し付けられて、少々苦しげに答える。
「……」
頭の中で(練習台…練習台…練習台…練習台)と何度も反芻する。
それだけで秘所は湿り、スカート――ショーツの中が蒸れ始めてきた。
「私の胸を飾って下さいませ。その手の中のもので」
劣情に潤んだ瞳で言い、さらに続ける。
「まるでケーキをつくるように」
>>168 「そんなことない……やあぁっ!」
頭を振って否定するが、秘部が痺れるような感覚になってきた事がわかり
言い返す言葉が弱々しくなってくる。
「違うもん……私、こんなの……。あ、やあ……っ! 聞きたくないっ!」
いやらしい水音が響き、羞恥に耐えられなくなり、悠斗の胸元に顔を埋めて
頭を振り続ける。
「わかった……私が悪かったから、もうやめて……?」
息を荒くし、声を震わせて懇願するように悠斗を見つめる。
>>170 「じゃあ、もっともっと、聞かせてあげるね〜」
下着を取り去り、今度は直接秘所を愛撫する。
もちろんわざと音は鳴らしながら。
「だめー、もうおそ〜い、俺もうスイッチ入っちゃったし〜」
かちゃかちゃとベルトを外し、ズボンを脱ぎ去ると
既に準備万端になっている逸物が顔を覗かせる。
>>169 (胸か…そういえば。どうするべきなんだ?まあいいか…)
志保のメイド服は脱がすべきなのかどうか一瞬迷ったが、どうせ鞭で打てば
破れてしまうのだろうから脱がさずでそのままにしておく。
「オッケー。行くぞ志保。よっ、と」
立ち上がってベッドから飛び降りると、丸いベッドの横に立ち手で弄び、
縛られている志保の太股にまず鞭を軽くふるってみる。
その表情は幼さを残しつつも、悪戯っぽい、なんとも悪げな顔になっている。
「おお、なかなかいいじゃん俺。ビギナーにしてはいい音出てるかも。…どう思う?」
嬉しそうな笑みをニヤリ浮かべ、続けて数度、腹部以外の彼女の体に鞭を浴びせる。
いつしかその豊満な乳房も、連続で打たれる事によって
破れたメイド服の間からすっかり露出させられてしまう。
そこはうっすら赤く腫れて痕になっていたり、酷いところは血が滲み出てきてしまっているので
「でも痛いだけじゃダメだよなあ。いくら虐められるのが好きな志保だって…」
適当なところで手を止め、立ったまま体を屈めて志保の乳房に吸いつく。
「ん…」
吸って出てきた彼女の母乳を舌で乳房に塗りつけ、わずかに流れる血と混じらせる。
「…ケーキをつくるようにしてほしいんだ?いいよ。
ほら、志保の母乳が、美味そうな苺のクリームみたいになってきた……。」
大体志保の裸体が見えてきたところで、手元の蝋燭に今度は火を灯す。
「お次はこっちかな。ほら、さっさとおねだりしてみろよ志保」
見せつけるものの、そっぽを向いて彼女の体にはまだ垂らそうとはしない。
「瑞葉になったつもりで。可愛くやるんだぞ」
>>171 なすがままにショーツを脱がされ、悠斗の愛撫に敏感に反応を示す。
「や……っ、あぁっ、ぁん、んんっ! もう、だめぇっ……」
自然と両足が開いていき、自ら悠斗の与える刺激を求め始める。
「……スイッチ……? あ……っ」
屹立する悠斗の逸物を見て息を飲むが、秘部の疼きを我慢出来なくなり
物欲しげにゆっくりと秘部を自分で開いてみせる。
「スイッチが入ったのは……私が先……」
とろりと愛液がにじみ出るそこを見せ付けるようにすると、照れたような
小さな笑みを浮かべる。
「お願い、します……早く来て……?」
>>173 指に付いた、五月の蜜をペロリと舐め取り自ら秘部を開く姿を眺めている。
「もう我慢できなくなったの?仕方ないな〜」
付き壊したい衝動に駆られながらも、顔を秘所に近づけ舐め始める。
「ぺちゃ、んっ……弱ったなぁ、舐めても舐めても溢れてきちゃうよ
こりゃあ、栓をして出てこない様にしないとね」
ニヤリと笑みを浮かべると、逸物を秘裂へとめり込ませ五月の膣内の感触に
ぶるりと身震いをする、そしてしばらく楽しんだ後ゆっくりとピストン運動を開始する。
>>174 「やぁっ!? な、舐めちゃだめ……ああぁんっ! だめっ、ふあぁ……っ」
くすぐるような悠斗の舌の動きを感じ、切なげに喘ぐ。
「うん……早く、栓をして……そうじゃないと、私……このままじゃ……」
だらだらと溢れる愛液の量を実感し、目を閉じて悠斗の逸物を受け入れる。
「ふぅっ、ぅああっ……お、大き……っ! あ、ああ……っ!」
上下に揺さぶられ、次第に奥を激しく突かれて身悶える。
「もっと、ゆっくりしてくれないと……わ、私……だめぇっ! い、イっちゃうぅっ!」
ぐっと悠斗の腕にしがみつき、背を反らせると悠斗の逸物を締め付ける。
>>172 「あぁっ!」
太腿に走る痛みに声を上げる。
反射的に鞭打された部分を手で覆おうとして身を屈めるも、
四肢をベッドに拘束されているため、身を捩ることしかできないでいる。
続いて何度も振り下ろされる鞭。
「あ、あぅ! んぁっ! いっ、痛、あぁっ… ん」
激しい痛みの奔流のなかで、瀬名が何か問いかけてくる。
だが破れたメイド服から覗く、赤く腫れ上がった肌から立ち上る熱に全身を支配され、
答えを返そうにも荒い呼吸をするだけになってしまう。
「あ… あぁ、んぅ、せ、瀬名様ぁ」
身体全体を包む茹だるような熱の中、一点だけ違う感覚に襲われる。
胸元の先端に生まれた小さな快感。
それは快感としては小さなものだったが、被虐の中ではより大きく感じられた。
「ん、あぅ、ん… い、苺のクリームですか? 私も食べてみたいです…」
意識が混濁する中でそんなことを言いながら、瀬名が蝋燭に火を灯した。
「あぁっ、瀬名様、私のほうを向いてくださいませ。
こちらに来て、その熱い蝋… その瀬名様のモノを…」
先ほどから激しい刺激を全身に受けているのにも関わらず、秘所からは一向に快感が生まれない。
ただ疼くばかりの秘裂に泣きそうになりながら、瀬名に懇願する。
177 :
桜庭 奏:03/10/28 01:58 ID:qeXFo75q
自室でこっくりこっくりと首を揺らしながら寝ていたが、ふと目が覚める。
「……ええと……」
寝ぼけ眼で目を擦りながらぼーっと部屋を見回し時計を見たところでパチパチと瞬きする。
「……、!!びっくり。もうこんな時間。お仕事まだ残ってたのに。」
慌てて見繕いをすると自室を出て地下室へ向かう。
重い扉をゆっくり開けるが、人がいる様子に慌てて5センチ開ける程度に留め、
その隙間からそうっと覗く。
「!!……瀬名さんと、志保さん……だよね……?」
いつもと違う様子の瀬名に少しドキドキしながらも、志保がベッドに縛り付けられているのを
見て息を呑む。
そして蝋燭やら鞭やらが置いてあるのを見るともう見続ける勇気が無くなってしまい、そっと扉を閉める。
「……いいよね。使用してる人がいたから、お掃除と道具チェックできませんでした、マル、と。
うんうん、ちゃんとした理由があるもの。御主人様なんかコワくないぞ。」
一人でそう頷きながら、最後の言葉は自分に言い聞かせるように言い、階段を上がっていく。
「ふぁ〜〜。じゃあ、もう寝よう。そうしよう。」
大きく口を開けながらあくびをすると、訳のわからない事を呟きながら自室へ戻る。
>>175 「いいよ五月さん、最高、っだよ」
逸物からら、神経を通り頭の先まで侵していく快感に
徐々に絶頂へと押し上げられていく。
「っく!………出る…っ!」
最後は最も深く逸物を突き入れ、勢いよく
白濁液を五月の膣内へと撒き散らし、汚していく。
「はぁ、はぁ……はぁ…」
絶頂後の気だるさに、そのままドサッとベッドに横たわってしまい
そのまま勝手に寝息を立て始める。
>>176 「上出来、最高。…御褒美だよ、『瑞葉2号』の志保」
今度はにこっと普段通りの表情になり、爽やかに笑うと
熱を帯びたオレンジ色と黄色の蝋燭の雨を、志保の体にポタポタ垂らす。
蝋燭の液で円を描き、ケーキをデコレーションするように美しく彩る。
「クリームの後は、お決まりフルーツソースだろ?うん。いい出来…」
顔を近づけて、志保の悶える表情をしばし眺めると
「志保は胸が大きいから…すっげー食べ応えのあるケーキになるだろうな…」
唇を重ね、ねっとりと舌を絡ませる。
「これで最後だっけ?」
遂に我慢できなくなったのか、自分でも触れようと再度圧し掛かり
洗濯バサミは使わず、乳首に事務用の金属クリップを2つ、挟むように噛ませて
その乳房を揉み始める。
だが丸見えになっているショーツに愛液が染み出しているにも関わらず、
そこには一向に触れようとしない。
「下はなんで早く弄って突っ込まないのかって、言いたそうな顔だな。悪いけど」
太股に蝋をまた連続で描くよう零し、ショーツをずり下げて
残った洗濯バサミで秘所の襞をぎゅう…っとゆっくり挟む。
「子供がいる女は俺は萎えるんだよ。それに言ったろ、お前は瑞葉の『練習台』。
その顔はそそるけどさ…気持ち良さで忘れて貰っちゃ困るんだよね」
指で陰核を押しつぶし、志保を酷く言葉でなじる。
すっかりプレイで我を忘れているせいか、性格が180度変わってしまっている。
>>178 「ふあぁぁっ! あ、熱……い……っ!」
奥深くで悠斗の熱と精を感じると、それと共に達してしまう。
「……やぁ……私、感じすぎちゃった……」
小さく呼吸を繰り返しながらそう呟くと、微笑みながら悠斗を見る。
「……って、ちょっと、このままで寝ないでよっ!」
自分の隣りに横たわる悠斗にそう言うが、すっかり寝息を立てていて返事がない。
「もう……ムードなさすぎ! りんちゃんとやらに言っちゃうぞ〜っ」
意識を失っている悠斗の頬の左右を引っ張って、ぷぅっと頬をふくらませる。
「あ、そうだ! ケーキ!」
悠斗をそのままに衣服を整えて、床に放り出している紙袋を取って部屋を出る。
「……どうしよう……ま、仕方ないよね。今日は帰ろっと……」
周囲を見回し、紙袋を見つめて大きくため息をつくと、ゆっくりとした足取りで
屋敷を出て行く。
「あ〜あ、せめて奏さんに食べて欲しかったのになぁ」
>>179 「あんっ、んんっ、熱い、あぅ、んっ」
身体に蝋を点描されるたびに苦悶の声を上げ、不自由な身体を捩る。
苦悶の呻き声にはくすぐったく甘い声色も混じっており、
嬌声と表現しても差し支えないほどだ。
それから五月蝿いほどに響く嬌声の元である口を瀬名に塞がれた。
ディープキスによって、地下室に一時的に静寂が戻ったのだ。
「ひああぁっ!」
その静寂も束の間、乳首に付けられたふたつの事務用クリップによって、
地下室は卑猥な喧騒を取り戻した。
「ん、んぁあぁっ、瀬名様っ!」
続いてついに秘所へと刺激が与えられる。陰唇を非情に挟み込む洗濯ばさみの刺激。
「あぅ、ぅ、せ、瀬名様ぁ……」
瀬名の性格からは考えられないような言葉に驚愕し、涙を零す。
同時にひどくなじられた事による被虐感と陰核への圧迫も相まって、
そのまま痙攣するようにして達してしまう。
>>181 「でも、その分志保の胸や顔はいいね。エロくて好きだなあ…。
口と胸ダブルでして貰うのとかすごい興奮しそう」
なんとも魅力的な表情を浮かべる志保の様子を見て笑い、
不意に蝋燭の火を消し、手足の拘束を解く。
「…そうだ。挿れるのはやんないけど、しゃぶるくらいはさせてやろうか。
ほらどうぞ。好きだろ?」
ベッドにえばるようにして足を投げ出して座り、志保の目前に自分の逸物をさらけ出し
暗がりの中で、志保の黒髪を軽く引っ張り自分の股間に引き寄せる。
「(良かったよ志保さん…。悶える姿、すごくやらしかった……。
ほんと、仕方のない人だな)」
逸物をしゃぶる志保の耳元で甘く囁き、『アメとムチ』の使い分けで
更に彼女を翻弄していく……が、
「…んっ、うっ…。っあ………。――あっ!」
口腔奉仕を受けている内に、頭が冷静になってきて慌てて体を離そうとし
その拍子に唇の刺激で達してしまう。
「!!…し、志保さん……。俺……、
や、やりすぎてましたよね!絶対!また!!ごっ…ごめんなさい!!」
青ざめてうつろな意識の志保に、ただ平謝りする。
>>182 >「…そうだ。挿れるのはやんないけど、しゃぶるくらいはさせてやろうか。
> ほらどうぞ。好きだろ?」
「はい、大好きです」
そう言うや否や瀬名に髪の毛を引っ張られ、彼の股間まで連行される。
すると彼が耳元で先ほどの出来事の感想を述べてきた。
「…あぁっ、瀬名様」
瀬名は喋り方が素に返っているが、こちらはまだ被虐の余韻に浸かりっきりで、
練習台――もとい、奴隷気分がまだ抜けないでいる。
そんな昂った気分のまま瀬名の逸物を口に含み、奉仕していると、
何やら突然瀬名が身体を引き離しだす。
逸物が唇を通り、口腔内から全てが露出した。
瞬間、派手に逸物が暴発し、白濁液が顔に降りかかる。
「んぁ!?」
反射的に眼を閉じてしまうが、卑猥な生温かい液体をしっかりと感じ取る。
「…いえ、とっても良かったですよ」
顔に付着した液を指で掬い取り、自分の口内へと運ぶ。
「それよりも、瀬名さんのとっても濃い…
瑞葉様はいつもこんなに濃厚なのをお召し上がりになってるんですか?」
クリームを舐め取る自分の姿に陶酔しながら、瀬名に妖しく微笑みかけた。
>>183 >瑞葉様はいつもこんなに濃厚なのを〜
「そりゃもう……。
何回『もう出ないよ』って俺が言っても、滅多に離れてくれないくらいだから結構…
って、何言わせるんですか」
などと話しつつ身なりを整えると、ちゃんとマニュアルも忘れずに持ち
志保と共に地下室を出る。
「遅くまですいません、ありがとうございました志保さん。
あの…最中に言ってた言葉とか…よく覚えてないんですけど、
もし酷い事言ってても気にしないでください。あんなのが、俺の本心なわけないですから」
彼女を部屋まで送り、流れた涙の跡をシェフ服の袖で拭ってやる。
痛々しく破れたメイド服と傷つけた肌がとても直視できなかったので
斜め下に俯いて顔を赤らめてそれだけ言い、別れる。
「はぁー………。」
長い溜息をつき、両手を顔に当てて少々困惑する。
(ベテランの志保さんをあんな顔にさせるなんて、瑞葉さんとの約束については
まあ自信ついたけど…。
嫌だな。俺、どんどん日増しにあの人に似てきてるような気がするよ……。)
自分の生い立ちについてはとっくに自己調査で知ってしまっているものの、
顔はともかくその点だけはいまいち受け入れるのに抵抗があり、悩むべきところであった。
「………はぁぁっ」
自分の部屋で数紙のスポーツ新聞を見ている。
「終わったんだなぁ……」
ここ数日のことがウソのように屋敷内が静かなので、一人首をかしげている。
「今夜は何もないんですかしら?」
自室にてテーブルにはバナナや魚肉ソーセージ等が並んでいる
息を飲みながらバナナを取って
「早く慣れなくちゃ・・」
男性恐怖性を治す為のイメージトレーニングをしている。
紺野から送られて来た箱の中から出てきた、優勝記念グッズを手に
複雑な表情をしている。
「ご主人様、もうちょっと早く送って下さったら・…」
仕方がないので部屋に飾っているが、いくつかはみかさの為に取り分けている。
眼をつぶって皮を向いてないバナナを口に含む
(恐くない・・恐くない・・)
「優勝セール」と書かれた近くのスーパーのチラシが
奇妙にねじくれているのに気づく。
「みかささん、当分お買い物しないとか仰っていましたけれど、
これが原因……?」
「……とりあえず、気持ち切り替えなきゃ」
部屋に散乱していた瓶を片付けると、部屋を出る。
悠斗の事を思いながら口を上下に動かす、
(そう・・その調子今度こそ悠斗さんと・・)
いくつかのグッズを手にみかさの部屋に向かおうとすると
廊下の向こうから、みかさの姿が見えたので袋に入れた
グッズを手渡す。
「これ、私のご主人様が送ってくれたんです。
チョッと遅くなっちゃったけど…」
メル参照
>>195 「あ、未来ちゃん」
廊下でばったり未来と遭遇する。
彼女とは共にテレビ観戦したこともあり、短時間で仲良くなれていた。
>袋に入れた グッズを手渡す。
「あ…ありがとう。ううん、遅くなんかないよ。まだまだ応援する機会はあるし!」
7、53、29、6、などなど、背番号の入ったメガホンやら何やらを受け取り、微笑む。
どうやらある程度、気持ちの切り替えは出来ているらしい。
「あ、明日はフルーツヨーグルトが安いんですのね」
シワだらけのチラシを眺めて、買い物のチェックをする。
調理場で紅茶を作り、ティーカップに入れると温度計を差し込む。
「……7度のオーバーか……誤差3度以内って言われてもなぁ……」
丁度いい熱さのお茶が入れられるように訓練中らしい。
>>198 >どうやらある程度、気持ちの切り替えは出来ているらしい。
ほほえむ、みかさを見てホッと胸をなでおろす。
「そうですね、来年もありますもんね。いつか一緒に見に行きましょう!」
未来も気持ちの切り替えは出来ているようである。
「みかささん、あそこのスーパーは77円均一やってるらしいですよ。」
別のスーパーはひいきのチーム寄りの様である。
必死になってバナナを握る手を早くする口を激しく動かす
「んん、悠斗さん・・」
203 :
桜庭 奏:03/10/28 23:10 ID:qeXFo75q
図書室の机の上でうたた寝中。
「……はっ。五月さんと洋ナシムースのケーキを食べてたのに〜〜!」
ふと目が覚めて悔しそうに呟く。夢の中の続きが見れない事が残念らしい。
昨日は五月が屋敷に来てたことさえ気付いてないみたいであるが、ケーキだけは何か感じ取ったのか
夢に出てくる始末である。
「そうだ、……よだれ、出てないよね?」
口元をそっと拭ってみる。
仏頂面で玄関前までやってきて、何度もチャイムを押したかと思うと
数秒後には舌打ちする。
「遅いな、何をやってるんだ、この屋敷の連中は」
205 :
椿 杏樹:03/10/28 23:12 ID:wC0TgMfP
「♪女になったあたしが〜 売るのは自分だけで〜」
みかさからCDを借りた結果、初めてCD屋で若者の聞くようなCDを
自分でも買ってみたらしい。
「♪同情を欲した時にぃ〜 全てを失うだーろう〜」
…あまり歌と本人のキャラが合ってはいないようだが。
>>201 「そうそう、来年も再来年もずーっと日本一のチャンスがあるんだから!」
うんうん、と頷きながらそう答える。
>みかささん、あそこのスーパーは77円均一やってるらしいですよ
「ホント?私…それじゃそっちのスーパーに行こうかな…」
瑞葉には当分買い物には行かないとまで言ってしまっているのだが。
>>204 ゃっとチャイムの音に気づいてはっとする、
「いけない・・急がなきゃ・・」
慌てて玄関に向かう。
>>207 扉を開けたサユリをジロリと睨む青年。
「本当に遅かったな。32秒ほど待ったぞ」
ズカズカと屋敷内へ上がりこむと、勝手に部屋を覗き始める。
「で、どこで奉仕してくれるんだ? お前は」
書斎で、上半期売り上げ決算報告書に目を通している。
黙々と読み続けるが、数字のところで眉が動く。
そして、報告書を机に置くと、ため息をつく。
>>209 「え、あのその・・・」
いきなりの客の態度に面食らうが勝手に屋敷を歩き回られても困るので
一室に案内する。
「こ、こちらにどうぞ・・」
今日はテニススクールの日だったので疲れたのか、ベッドの上でテニス雑誌をぼーっと眺めている。
>>207 >ホント?私…それじゃそっちのスーパーに行こうかな…
「あれ?今日のお買い物当番は…私ですぅ〜忘れてましたぁ〜」
シフト表を確めるとやっぱり未来の当番であった。
「す、すいません今からお買い物行ってきます〜」
>>211 サユリの後について客室までやってくると、
ドッカリとベッドに腰を下ろす。
「随分歩かせてくれたな。おかげで疲れたぞ。
マッサージでもしてくれるんだろうな?」
またもサユリをにらむと、
そちらへ脚を投げ出して見せる。
「早くしろよ。何してる」
216 :
椿 杏樹:03/10/28 23:26 ID:wC0TgMfP
CDを片付け、ピアノの練習でもしようと楽譜を持って部屋を出る。
>>215 「あ、はい・・畏まりました」
怯えた眼で客の靴と靴下を脱がせると
普通にマッサージを始めてしまう。
218 :
秋山 麗:03/10/28 23:32 ID:RiUY4z/1
>>217 「下手だなあ。ちっとも気持ちよくないぞ」
不機嫌そうに言うと、サユリの顔に足の甲を押し付ける。
「だったらせめて、舐めてみせろよ」
いつの間にかベッド脇の小型冷蔵庫から
缶ビールを取り出して、グビリ、グビリとやりながら命令する。
食堂で、昨日のケーキの残りを食べている。
「う〜ん、この洋ナシムース、最高に美味しい!」
傷んでいるかどうかも確かめず、次々に口に入っていく。
寝る前に鏡の前で、御付きメイドに長い髪をとかしてもらっている。
「ところで、金曜のハロウィーンパーティーの夜は遅い時間になるから、
わたくし出席してはいけない?
そう言えば侯爵様も出席するべきなのかどうか、改めて知りたいと言っていましたわ」
(どっちにしても、ウエディングドレスは絶対に俊くんに見てもらいたいのだけど…。
こちらに呼ぶより、土曜にでも俊くんのおうちに行った方がいいのかしら)
>>219 足を舐めろといわれて息を呑むが
青年の威圧感に逆らったら酷い眼に合わされると感じて
「わ・・わかりました・・ん・・」
目じりに泪を浮かべて足を舐め始める。
223 :
椿 杏樹:03/10/28 23:38 ID:wC0TgMfP
『サンタが街にやってくる』の練習中。
>>222 「中途半端に舐められると、くすぐったいだけで気持ち悪いんだよ。
もっといやらしく出来ないのか?」
膝に頬杖をついて、退屈そうに欠伸をする。
「もういい。だったらさ、そこでオナニーでもしてみせてくれ」
なかば蹴り飛ばすようにして脚からサユリを離すと
ゴロリとベッドに横になる。
228 :
椿 杏樹:03/10/28 23:44 ID:wC0TgMfP
「私…最近いろいろ喋りすぎかなあ。ねえパンダさん」
「そんな事あるよ」
「フォローしてよ」
ピアノの手を止め、気分転換にそのままにして音楽室を出て指人形と散歩。
229 :
桜庭 奏:03/10/28 23:47 ID:qeXFo75q
「そういえばもうすぐハロウィンなんだー。
そういえばデパートでカボチャのお菓子を売ってたかも。」
休憩室で雑誌をペラペラとめくる。
「Trick or Treat!だったっけ。仮装パーティ楽しかったなぁ〜。」
>>224 『そんな・・・いや・・」
自分の痴態を見ず知らずの人間に見せるという行為に
耐えられず拒絶しようとする、しかし客人の視線が執事がメイドに対する
お仕置きとして使う、壁に掛かった鞭や精神棒等の凶器に向いている
事に気づき拒絶したら痛い目に会うと感じ
「わ・・わかりました・・」
服を脱ぎ始める。
>>230 「ふわあ……あのさ、そんな風にゆっくり脱いで、焦らしてるつもりなの?」
また欠伸をすると、イラついた口調で言う。
「もうオレ、帰っちゃおうかな。そんで父上に言いつけるよ。
名無し家のメイドが失礼で、言うこと聞かなかった、ってね。
ま、そしたらお前はクビだよなあ」
時々ベッドにこぼしたりしながら飲んでいた缶ビールもなくなったのか、
部屋の隅にそれを放り投げると、寝転がったままサユリに対して背中を向けてしまう。
「そうされたくなかったら、せいぜいやらしい声で鳴けよ?」
>>232 クビという言葉にびくっと身体を動かす・・
「そんな・・」
泣きそうな顔になる。
『申し訳ありません・・私の恥ずかしい姿を見てください・・」
全裸になると左手で乳房を右手で秘所をいじり始める
いつものごとく牛乳を飲んで厨房から出てくると廊下を歩いて自室へ向かう。
退屈を持て余している。
>>234 チラリとサユリの方を振り返るが、
またすぐに顔を背けてしまう。
「全然ダメ。そんなんで勃つわけないじゃん。
あーあ、本当に帰っちゃおうかなー」
聞こえよがしに言うと、ガバッと起き上がる。
「それともお前、他のメイドさんを呼んできたら?」
部屋でぼ〜っとしている。
「んー…」
背伸びをして、廊下を厨房方面に向けて歩き出す。
「今日こそ食料庫の整理終わらせないと。なんだかんだ言って出来てないもんな」
>>239 もうどうしてよいか分からない
このままお客様を満足させなければ自分は暇を出され
実家への融資も打ち切られてしまう
それだけは絶対に避けねばならない・・
しばらく考えるが意を決して
「申し訳ありません・・他の物は出払っています・・
その代わりに愚かな私に罰を与えて少しでも機嫌を直してください」
壁にある鞭や精神棒を指差す。
>>239 「そうだ、悠斗くんいるかな。
確か凛香さんって人と同棲してる(悠斗談)って言ってたけど……」
とりあえず姉に彼女の部屋を聞いてからそこへ向かう。
ただこの御屋敷は女性ばかりなので気を使わないで話せる同性と話したくなっただけなのだが。
凛香の部屋へたどり着くと、扉をノックする。
「悠斗くん、いる?」
凛香と同棲していると聞いているくせについ忘れてしまって彼の名前だけしか出てこない。
>>240 厨房に向かっていた所、瀬名とばったり会う。
「あ……瀬名、こ、こんばんは」
何故か気まずそうに視線をそらしながらそう言う。
ちなみに昨日、酒蔵からワインが、食料庫から中華系食材とおつまみがごっそり無くなっているのは自棄酒を飲んだみかさの仕業だったり。
>>241 「なに? オレにお前を殴れって言うの?
やだよ。疲れるじゃん。オレはさ、楽して気持ちよくなりたいの。分かる?」
高価そうな服の皺を直しながら吐き捨てる。
「使えないやつだなー。客に積極的に奉仕しようとか思わないわけ?
『お客様のペニスを私にしゃぶらせて下さい〜』とかさ。
この屋敷はいいメイドが多いって聞いてきたのに。あーあ」
心底気だるそうに、またもベッドへ転がる。
「時間の無駄だったか。んじゃ仕方ない。オナニーでもして帰ろ。
掃除はちゃんとしとけよ」
ベルトを外し、ズボンを脱ぎ捨てると、竿を取り出して擦り始める。
「ただし、こんな恥をかかされたってことは、ちゃんと伝えるからな」
>>242 「はぁ、どうしたんだろ私…」
最近の悠斗の様子が嫌に気になる。
>扉をノックする。
「は〜い、ちょっと待ってね〜」
部屋を少し片付けドアを開けると、俊が立っている。
「あ、奏さんの弟の……えっと俊君、だっけ?どうかした?」
>「悠斗くん、いる?」
「ごめんね、今あのバカいないんだ、どうせ今頃他のメイドさんと…
あ、いや、こっちの話、こっちの……でも今日はみんな忙しそうだから
すぐ戻ってくると思うから、とりあえず入って待ってなよ」
まだ小学生だし、と思い俊を部屋に招き入れる。
>>243 「こんばんは。もういいの?野球。
俺は野球全然わかんないんだけど、えーと…もう終わったんだっけ?」
ぷっ、と笑うと、ここ数日激しく一喜一憂していたみかさにそう声をかける。
「今から食料庫の食材チェックしないといけなくってさ。
この前途中で終わってそれっきりなんだよね。
みかささん、暇があったらちょっと手伝って貰っていいですか」
厨房の奥、食料庫の扉を指差して尋ねてみる。
「参ったよ、さっき酒蔵の点検してたらあっちもかなり在庫が減っててさー。
入手に手間のかかる高い酒ばっか。明日業者に電話かけまくらないと」
頭をポリポリと弱ったように掻き、みかさの仕業とは気付かず溜息をつく。
>>244 「も、申し訳ありません!!」
必死な眼差しで彼の竿に手をかけると
ためらいも無く口に含み激しく上下させる
「ん・・く・・く・・」
男性恐怖症や恥ずかしいなんて言っている場合では
無い、なんとか満足させければ真剣な眼差しで口内奉仕を続ける
>>246 「うん……まあ、自分の中で一応の決着はついた。夢を見させてもらってありがとう、って」
と、半ば達観したような事を言うが、食料庫の件や酒蔵の件になるとぴくりと身体が反応する。
(そう言えば…勝手に食料庫荒らしたらお仕置きだった気が…)
「そ、そうよね、うんうん、頑張ってね瀬名。私も色々と手伝うから」
厨房に入りながらそう言うが、声が完全に固まっている。
>>247 「最初からそうすればいいんだよ」
自分は寝転がったままで、一切動かず
サユリの口腔奉仕を味わう。
「ま、あんまり上手くないけど
さっきのオナニーショーよりはマシだわな」
そう言っているうちに、時折ヒクリと腰が動くようになる。
偉そうに罵倒している割に、快感には弱いらしい。
>>245 「……どうも。急にお邪魔してごめんなさい。」
悠斗がいないことに少し落胆し、女の子だけの部屋に一人で入るということに少し緊張しながら
部屋へ入れてもらう。
「あのバカって……ぷぷっ、悠斗くんすごい言われようだ。」
少し落ち着いたところで凛香の言葉を反芻してみて思わず噴出す。
「ね、凛香さんって悠斗くんとどういう関係なの?」
いつか「凛ちゃんが(ry」と色々聞かされた俊は彼の事をどう思っているか凛香の口から直接
聞きたくなってそう訊ねる。
ちなみに悠斗とは話しやすいらしく相手は年上なのにタメ語で話している。
瀬名だと、少し尊敬できるお兄さんの雰囲気がプンプンしているのでまだ敬語だったりするのは
本人も気付いていない。
>>249 彼がすこし満足してくれた事に少しだけ安心するが
気を抜く余裕は無い
必死になって舌を動かして彼の物を舐め挙げ手を上下させる
「ん・・く・・」
>>251 (ちょっと、ヤバイな……これだけで出したら、オレの立場が……)
そんなことを考えて、サユリの口からモノを引き出す。
「もういい。下手くそで気持ちよくもなんともないし」
強がりを言うと、サユリの秘所の辺りを指差す。
「そっちでやってみろよ。オレはこのまま寝てるからさ。
お前が自分でアソコを開いてまたがってくれば?」
そう言うと、両手を頭を後ろで組んで目を閉じてしまう。
>>248 「ありがとう。じゃ、入って貰ってそこのあたりの棚を…あ!!
また減ってるじゃんか!週末に補充したばっかりなんだぞ、中華食材類!!」
そして中に入るなり、ある棚の瓶や缶を開けて大きな声で驚く。
「もう誰だよ〜〜!!書いて貼ってあるだろうがここに、
『勝手な持ち出しは料理長による御仕置きフルコース』って!名前も書いてないし…」
(俺の御仕置きなんか全然怖くないってバカにでもされてるんだろうか……)
落胆した様子でがっくり肩を落とす。
まさか張本人がすぐ背後にいるとは思っておらず、うんざりとした表情になる。
「ひょっとして食材泥棒でも入ってるのかな。今コメ泥棒とかいるし。
御主人様に言って、こここそ監視カメラ付けて貰わないと…。
早く犯人捕まえないと、死活問題だよ」
>>250 「俊君もそう思うでしょ?ほんといっつもバカばっかりやってるんだから」
やれやれと首を振ってはいるが、どこか楽しそうに話す。
>「ね、凛香さんって
「えぇぇ!?や、やだなぁ〜ただの友達に決まってるじゃない
私があんなの好きだと思う?俊君も冗談が上手いんだから、あはははは」
俊はただ、二人の関係を聞いただけなのに不自然なくらいに焦り
言わなくても良い様な、余計な事までぺらぺらしゃべってしまう。
>>252 じつは館に来てから主人や執事に折檻はされたが犯されてはおらず
館で男性自身を初めてなのでためらってしまう
彼の一物に手をかけるが入れる事が出来ない。
>>255 男性自身を入れるのは初めてなのでに、訂正
>>255 「なんだよ。早くしろって!」
またまたイラついた声で怒鳴る。
「それともアレ? オレのモノなんて欲しくなってこと? 失礼なやつ」
勝手に決め付けると、聞こえよがしに舌打をする。
>>253 「…………」
これはまずい、まずすぎる…と、得意の勘で直感する。
瓶も部屋にある。食材だっていつかはばれかねない。
このまま隠し通すのは無理だろうし、そうなれば主人直々のお仕置きも免れないだろう。
(そ、それだけは嫌!…それなら、多分まだ優しい瀬名の方が…)
もちろん、最近瀬名にも主人のような衝動がたまに起こることは知らない。
>早く犯人捕まえないと、死活問題だよ
「……っ。瀬名、あのね」
ふるふると肩を震わすと、思い切って頭を下げる。
「ごめんなさい!前回も今回も、食料庫の食材勝手に使ったの私なの!それと、昨日のお酒も…」
頭を下げたまま、さらに謝る。
「本当にごめんなさい!お仕置き、されて当然だから…」
もっともこの辺りは、相手が瀬名という事への甘い計算もあるのだが。
>>254 「へえ〜そうなんだ。」
(なんだ、悠斗くん結構脈アリなんじゃん)
そう思いながらニヤリと笑う。
もはやいつかの初対面の女性に対しての紳士的態度はどこへやら、である。
「凛香さんって、ここのメイドさんにはいないタイプだよね。
……あ、女子高生アルバイトだっておねえちゃんが言ってたっけ……」
凛香を上から下まで眺める。
顔を見るときについ顎を上げて見上げる形になるのに気付いて少し悔しそうに眉根を寄せる。
260 :
秋山 麗:03/10/29 00:39 ID:/sV9zCfE
>>257 『そ・・そんな事はすぐ入れます・・」
唇をきゅっと噛み眼を硬く閉じると
彼の物を自分の秘所に当てて腰を下ろす
(悠斗さん・・)
>>261 ゆっくりと自分のいきり立ったモノを包み込む
キツく、それでいて柔らかい感触に、思わず呻き声を漏らしてしまう。
「うぉ……っ」
だがそれに気づくと、ますます不機嫌そうな顔になり、
サユリの腰をがっしりと掴むと、奥まで挿入して、
その尻を平手でバチンと叩く。
「とにかく気に入らないなー、焦らしすぎなんだよ、お前!」
快感を覚えていること自体を誤魔化すように
大声でサユリをなじると、そのままスパンキングを続けながら
腰を動かし始める。
>>259 「もうこの話はお仕舞い、ねっ、終わり終わり……ふぅ〜」
今一番気になる事でからかわれ、顔を真っ赤にし手で仰いでいる。
>「凛香さんって
「そうかなぁ〜?私はそんなに変わらないと思うけどな〜
ねね、俊君はさ、私って他の人と比べてどう…思う?」
いつも友人などから"変わっている"と言われているので、気になるようだ。
>>262 『い、痛い・・ど、どうして?
私、ちゃんと・・ああん・・」
彼の言う通りにしているのにお尻を叩かれる不条理に
流石に抗議の声を上げる
>>258 (料理長ったって『自称』だけど…)
などと考えていると、みかさが耐えかねたように白状し始めるので、目を見開いて驚く。
>食料庫の食材勝手に使ったの私なの!
「!!えっ!?…ここのフカヒレ瓶全部とか、高い肉とか珍品とかも全部?」
「…困ったなぁ。ちゃんと書いてあったでしょあの張り紙に。
名前をきちんと書いて持ち出す事。あと、貴重な物もあるんだから
加減を考えて使う事。
酒だって、元々は屋敷に来てくれるお客様の為に出すものなんだよ?
ただの使用人であるメイドが飲んでなくなっちゃったらどうしようもないよ」
年下ではあるが、一応厨房を取り仕切る者としての自覚はあるらしく
そうみかさにお説教をする。
彼女が御仕置きを受ける事を進んで言うが、どうも自分を甘く見ているようなのが
表情からもすぐ見てとれる。かなりわかりやすい。
「『瀬名の御仕置きを受けても全然、甘いから大丈夫っしょ!』
とかどうせ思ってない?みかささん」
的確に突っ込むと、手を握って食料庫の隅に連れて行こうとする。
「悪いけど今回ばかりはかなり困らされたから、いくらみかささんでも
ちゃんと反省して貰わないとな。……こっち。来て」
>>264 「ちゃんと? ちゃんと、なんだよ。
オレが命令するまで何も出来なかったくせに」
言っているうちに本当に腹が立ってきたのか
突き上げを激しくすると同時に、平手打ちにも力がこもってくる。
「生意気言うなよな、メイドのくせに!
ほら、もっと自分でも動いてみせろよ!!」
>>263 「どう…って、うーん。凛香さんとはまともに話すのは今日が初めてだと思うから、
あまり分からないけど……でも、見た感じ普通に街を歩いている女子高生と変わらないと思うよ。」
ほとんど初対面と言ってもおかしくない凛香の印象を聞かれてしばし考える。
「でも、悠斗くんと同じでなんかおもしろいね、凛香さん。ね、お友達になってよ。」
またしても見上げて言わないといけないのが悔しいが、そう言うといたずらっぽく微笑んでみせる。
彼の目が再び怒りの色に染まった事に気づき
いけないと感じて必死に腰を動かすが
男性恐怖症のためどうしても鳥肌がたってしまう、
『も、申し訳ありません・・ひい・・お許しください・・あん・・」
>>265 「はぅ……ごめんなさい……」
厳密に言うと、実際は無くなった食材の半分程度しか使っていないのであるが、そこまでは気が回っていない。
>…困ったなぁ。ちゃんと〜
「う〜、ホントごめんなさい、反省してます」
今回に限っては自分に全面的に非があるので、何も反論できない。
>『瀬名の御仕置きを受けても全然、甘いから大丈夫っしょ!』 とかどうせ思ってない?
「ぎくっ。……ううん、思ってない思ってない、瀬名は怒らせたら怖……ああっ、そんな疑いの目で…」
と、手をつかまれるが振り払うわけにもいかず、そのままずるずると引っ張られていく。
>>267 「だよね〜、フツーの女子高生だよね!よかった〜」
(やっぱり普通なんだよ、うん、くそ〜梓紗の奴め〜)
俊の普通発言が相当嬉しかったのか、思わずぬいぐるみかに
抱きつく様に、ギュッとしてしまう。
>「でも、悠斗くんと同じでなんかおもしろいね
「お友達?うん、もちろんだよ、よろしくね俊君」
抱きついたまま微笑みを返す。
>>268 (くそ、このまま終わったんじゃ面白くないな……)
下から突き上げてサユリの身体を撥ねさせるのに飽きたのか、
体位を変えようと、初めて大きく動く。
「許すわけないだろ。お前は散々失礼なことしたんだからさ。
そんなこといえる口か? これが。
しかも今もオレを誘うどころか嫌がってるしさ」
つまらなそうな口調を努力して作ると、
サユリが逆さにして上から逸物を押し込むような
無理な体勢で交わりを続ける。
>>270 「……ちょ、凛香さんっ」
突然抱きつかれて戸惑う。
(顔に、当たってるって!!)
凛香を離れさせようと少し手で押してみるが、身体の大きさの差がものを言うのか、
びくともしなかったりする。
結局凛香が俊から離れたときには少々窒息気味なせいなのかはたまた別の要因の
せいなのか顔が赤くなってしまう。
>>271 自分をまるで思いやらない強引なやり方に悲鳴を上げる
「やめて・・股が痛いよ・・咲けちゃう!」
泪を浮かべて優しくしてくれるように懇願するが
相手の可虐心に火をつけるだけである
『お願いもっと普通に・・ああん・・」
>>269 「はー…」
多少罪悪感はあるが、ここ数日余計な仕事を増やしてくれたので仕方が無い。
最近昼間の仕事の疲れが正直ピークに達していた上、これである。
ゆえに躊躇いもなく、みかさを壁に取り付けてある電話の側まで引っ張ると、
レンガの壁に軽くうつ伏せに彼女の体を押し付けて受話器を取る。
そして彼女の耳に当てて持たせる。
「よっこいしょ。外線、と…。はい。持って」
「では早速ですが…。『料理長による御仕置きコース』はじめます。
まず自分の飲んだ分の酒を、酒を扱ってる業者に発注して補充すること。番号はこれ」
メモを渡しみかさに電話するよう指示すると
自分は体を屈め、メイド服のスカートを背後からめくる。
「……。みかささん。今夜は最初から最後まで御仕置きだからね…」
ふうっと息を吐いて、太股の裏に息を吹き掛ける。
まあそこまでは優しい表情をしていたのだが
「……自業自得だと思って。俺が何しても耐えろよ」
言葉を続けるうちに、自分の意思とは関係なくまた、若干『悪い子』の顔になり始める。
「ほら。架けてよ、ぐずぐずせずにさ」
みかさが番号を押して架け始めると、スカートの中に頭を潜らせる。
>>272 「あれぇ?どうしたの俊君……ははぁ〜んも・し・か・し・て」
顔から徐々に目線が下へ下へと下がっていく。
(狙いを定めて────とぅ!)
目にも留まらぬ速さで俊の膨らみ始めているズボンの中心部を掴む。
「おっきくなってる〜、えへへ、こんなかわいい顔してるのに
やっぱり男の子なんだね〜」
>>273 「『やめて』とか『お願い』とか、そればっかりだな。
もっとオレを喜ばせてみろよ」
一切の容赦なくピストン運動を続ける。
「父上がここへ来たときは、スゲーいい思いをしたみたいだけど……
オレはハズレくじを引いたのかなー」
しらけた口調を装っているが、逸物はヒクヒクと震えて
絶頂が近いことを示していたりする。
「さっきから何度も言ってるだろ。
どうせなら、いやらしい『お願い』でもしてみろよ」
>>274 瀬名から微かに感じる、誰かに似た感覚。
抵抗も出来ずに壁に押し付けられ、そして瀬名のペースのまま受話器を持たせる。
>自分の飲んだ分の酒を、酒を扱ってる業者に発注して補充すること。番号はこれ
「は、はい。わかりました……」
(やだ、どうして私、瀬名にこんな風に……)
今まで瀬名とは対等以上の関係だっただけに、どこか空恐ろしいものさえ感じてしまう。
最初は太腿に当たる意気に身体をくねらせているものの、
>……自業自得だと思って。俺が何しても耐えろよ
その声を聞くと何も言えなくなってしまう。
「……はい、もしもし。名無し家の者ですが、ワインの、追加注文を…」
若干上ずった声で、瀬名を気にしながら注文を始める。
>>276 「そんな・・いや・・」
拒絶しようとするが彼にアヌスに指を突き立てられて
痛みのあまり思っていない事を言ってしまう。
『ぉ・・お願いします、ご主人様・・サユリを早くいかして
ください・・もう限界です・・」
>>275 凛香の『も・し・か・し・て』発言に嫌な予感がして自分も目線を下げていく。
「───っ!!」
自分の状態に気付く前に凛香に先にモノを掴まれてしまい腰を屈める。
「かわいいって言わない!凛香さんやっぱり変な人に決定!
女の子はこんなこと急にしないと思う!えっち!」
真っ赤な顔で動揺し、頭で考える前に口から言葉がどんどん出ていく。
かまわれていることに気付かずムキになっている。
>>278 「やだよ。オレはお前なんかの『ご主人様』じゃないし。
お前みたいなメイドはお断りだね」
そうは言うものの、既に腰は止まらなくなっている。
「くそっ、何が『イかせて』だよ。
オレが気持ちよくなれればいいんだよ。
お前のことなんか知ったことか!」
それでも高まってくる射精感に苛立ち、激しく毒づきながら
サユリの奥までモノをうがち、指で尻穴の襞をつまみ上げる。
「……出すぜ……っ」
そして短く囁くと、サユリの腰をガッチリと固定したまま、内部で射精を始める。
>>277 「ちゃんと補充注文するようにね。酒が終わったら今度は食材だから…」
みかさのスカートの中で、言いつつ自分の服のポケットをごそごそ探る。
(あ。丁度いいや。これ…。折角だし使ってみるか…)
と、昨日地下室から拝借してみた小物が、まだパーカーのポケットに入っていた。
そこでメイド服のスカートの中を掻き分け、下着まで到達すると
脱がさずにショーツの隙間から、その拝借してきた卵型のピンクローターを
ぐいぐいと内部に、やや乱暴に押しつけ始める。
秘裂の肉襞に挟ませるようにくっつけ位置を固定すると、
空いた手で手元のスイッチを入れ、みかさの様子がどうなるのかを黙って観察してみる。
(ふーん……)
機械音は思ったよりも大きく、動きも結構激しいものであった。
>>279 「がーん、言ったな〜、そんな事をいう子はこうだ!」
自分から俊をベッドに押し倒し、穿いている物を取り去る。
「あら…意外と……」
俊のモノが、自分の想像以上だったので思わず頬を赤く染める。
「ねぇ俊君、俊君ってさ……もうした?」
モノを上下にゆっくり扱きながら、上目遣いで問う。
「
>>280 [嫌あ!!!止めて出さないで!!!!」
自分の体内におぞましい毒液が広がっていく感触に
我慢の限界を超えて恥じも外聞も無く泣き叫ぶ
ひじで張って懸命に身体を離そうとする
>>282 「──ちょっと!凛香さん!」
止める言葉も届かないまま凛香に押し倒される。
「……意外と、なんだよっ」
勝手にGパンとトランクスを脱がされてその上言いかけて言葉を続けない凛香にムスっとする。
「"した"って?……ああ、……」
不機嫌なまま聞いていたのでそのままオウム返しをするが、すぐに意味が分かり沈黙してしまう。
しかし、凛香に反撃しようと手はメイド服の胸部分をはだけさせようとしているあたりバレバレだったりする。
>>283 「痛っ! こいつ……っ!」
射精途中に肘の硬い部分を腹に押し付けられ、
悲鳴をあげてサユリを解放する。
が、そのせいで噴出する白濁がサユリの身体に降りかかってしまう。
「最後まで……ムカツくやつだな、お前!」
髪の毛を掴んでサユリの顔を引き上げ、
そこに汚れた逸物を押し付ける。
「ほら、後始末くらい教わってるだろ?
これも出来ないんだったら、もうクビになっちゃえよ!」
>>281 「はいっ、そうです、81年産の赤と、んっ、95年の白を……」
瀬名にスカートの中から命令されつつ、何とか注文をこなしていく。
幸い、酒の方は飲んだ量が少ないのでなんとか終わる。
>酒が終わったら今度は食材だから…
「はい、わかりました……っ、えぇっ!?」
食材関係の店と電話が繋がったところで、瀬名のピンクローターが秘裂の上に侵入してくる。
「ん、ゃっ、はいそうです、フカヒレを瓶で、んぁっ、そうです、大瓶ですっ」
業者が一旦確認のために電話を離れた隙に、弱々しい声で瀬名に懇願する。
「瀬名……瀬名、様…もっとやさ…あはぁっ!」
言いかけた所でローターが陰核を刺激し始め、また電話の会話が再開したために何も言えなくなる。
あとはただショーツが湿り、濡れ、そして淫らな愛液が溢れ、太腿を伝っていくだけ。
そしてスカートの中に、微かな牝臭が漂い始めた。
>>285 怒りに燃えた彼の眼差しに震え上がる。
『ああ・・お許しください、なんでもします・・」
彼の視線が壁の鞭や精神棒に向けられている事に気づき
彼の物を口に含むと懸命に舐め上げる。
>>287 「いやだね。許さないよ」
サユリの髪の毛を引っ張って、無理に逸物を掃除させると、
今度は彼女を突き飛ばしてベッドへ転がす。
「やっぱ帰る。あー気分悪ぃ」
ガラの悪い言葉で吐き捨てると、サユリを放置したままドアの方へ。
「父上にも言いつけとくからな。覚悟しとけよ」
最後にそれだけ言うと、そのまま屋敷を出て行ってしまうのだった。
>>284 「意外とおっきいって事、こりゃあ将来自信持っていいよ」
(最近の子は発育がいいんだなぁ〜)
一応凛香も最近の子なのだが……。
「む、手馴れている…ちぇ、残念…相手は誰だ?このこの〜」
にやけ顔でからかう、相手が不機嫌かどうかは特に気にしていないようだ。
>>288 『ああ・・お許しを・・機嫌を直してください・・・」
懸命に許しを乞うが彼は既にドアの向こう側・・
結局満足させられなかった、いきなりクビと言う事はあるまいが
また旦那様や執事さんに折檻される・・
そう考えて震え上がる、
「私・・・いったいどうすれば・・・」
>>289 >こりゃあ将来自信持っていいよ
「へっ、どうも。」
まだ不機嫌な表情で鼻でそうあしらう。
凛香の行動につられて、相手は誰かと聞く凛香にベーっと舌を出して不細工な表情をつくるという
幼い行動をとってしまう。
そうこうやっているうちにすばやくあらわにした凛香の胸を見て表情を一転して感心する。
「うわ、大きいんだね。おねえちゃんより年下なのに。
ふん、凛香さんだって、まだ高校生なのにここのメイドさんってことはもう色々経験してるんでしょ。」
最後は再び、少し面白くなさそうな表情になる。
>>286 >瀬名、様…もっとやさ…〜
「ダメ。これは御仕置きだって言ったよ」
(う…頭の中が気持ち悪い…。なんだか変な感じだ。
みかささんを虐める事が、全然やめられない)
額を押さえて心は戸惑っているが、体の方は一体どんな風になるのかを観察しているうちに
容赦無くスイッチを弱から中、強へと段階的に上げていく。
しかし元々が激しい動きのものなので、強くするとなるとみかさへの刺激は
かなり強いものとして与えられる。
やがて電話を終えて、息を荒くするみかさのスカートから頭を出し
足をつたう愛液を舌でつうっと何度も舐め取る。
「補充は済んだ?なら…今度は、俺に迷惑かけた事への『お詫び』。
この体で気持ち良くさせて。もう、そっちだってして欲しいだろ?」
みかさの手をレンガ壁につかせて、スカートをはぐりエプロンの背中の紐部分に
布を押し込むと、彼女の尻がすべて露になる。
「ん?…あーあ…。こんなに濡らして、大変だ。
俺ただ補充を頼んだだけだったのになぁ…。やっぱ気が変わった。
そんなしょうのないメイドには、疲れてるしぶち込むのもやめた方がいいかなあ」
ニヤリ意地悪く微笑み、ローターは勿論、みかさの格好はそのままに背を向けて
食料庫を出て行こうとする。
「おやすみ、みかささん。
御仕置きはもういいよ、その分じゃ何も反省できてないみたいだし」
本気ではないのだが、みかさを精神的に弄ぼうとしているらしく
そんな事を言って彼女が自分を引き止めるかどうか、試す。
>>291 「いやん、俊君のえっち〜」
晒された乳房を手で覆い隠し、体をくねくねと動かし挑発する。
それがさらに俊の心に火を付けてしまう事には気づかない。
「それを言うなら俊君だってまだ小学生なのに色んな事してるじゃんか〜
私の初めてなんかね───」
と、ここまで言った所で急に部屋のドアが開く、そこには悠斗の姿が。
「あーーーーーーー、俊坊何してるんだよー!俺も混ぜろー!」
兆速で服を脱ぎ去ると、ベッドにダイブしてくる悠斗。
「ちょ、何すんのよ、待てってば、もぅ……」
この夜、結局朝まで行為は続き、翌日の学校はほとんど寝て過ごす事となる。
>>292 「はい…んんんっ、そう、お肉も…くっ」
次第に強くなっていく刺激に耐えながら電話をするが、沸きあがる快感はもう留めようがなくなって言ってしまう。
機械音と共に蕩けていく身体と意識を何とか支え、辛うじて注文を終える。すると、
「もうダメぇ…あぁはっ、うぁぁっ、あっ、はぁん…!」
ダムが決壊するかのように今まで堪えてきた喘ぎが濁流のように押し寄せ、はしたなく、そして淫らに悶え続けてしまう。
>今度は、俺に迷惑かけた事への『お詫び』。 この体で気持ち良くさせて。もう、そっちだって〜
「うん…いえ、はい、欲しいです…ここに、瀬名…様の熱いのを…」
てらてらと光るほどにぐしょ濡れになった秘所の周りを晒しつつ、ローターではない、瀬名による蹂躙を待つ。が。
>おやすみ、みかささん。 御仕置きはもういいよ、その分じゃ何も反省できてないみたいだし
「そ、そんなぁ…」
もうすっかり入れてもらえると思っていただけに、瀬名を求める欲望は限界まで高まってしまっている。
「……っく…お、お願いです。こんなはしたないメイドの私に、私に…瀬名様の熱いのをぶち込んで下さいっ!私が…動きますから!」
誘うように片手で秘所を弄りながら、男を誘うように懇願した。
>>293 「あ……」
さりげなくメイド服の他の部分もすぐに脱がせるようにボタンなどを外していたので、凛香がくねくねと
動くとすぐに彼女の格好が乱れてきてあられもない格好になる。
「色んなことなんてしてませんー、ここのメイドさんには負けるもんね〜」
身体の芯に熱が集まってくるのを感じてどうしようと戸惑いながら言い返す。
しかしその言い返し方がなんとも幼い。
凛香の初体験を聞こうと耳を傾けていると、急に扉が開いてびくっと身体を固める。
ギギギ…という感じで扉の方を見ると、既に悠斗がベッドへ飛び込んでくるところで目を丸くする。
「悠斗くん早っ」
(怒られるかと思ったのに……)と内心不思議に思いつつも本やビデオでしかありそうになかった状況に
つい悠斗と一緒に悪乗りしてしまう。
自分よりも経験豊富な悠斗のテクニックをさりげなく自分のものにしながら朝までおにいさんおねえさんに
混ぜてもらう。
小学生にして初徹夜を経験。
学校では体育は普段通り活躍するがそれ以外はうつらうつらと過ごしてしまい藍子やその他の俊に
気がある女の子達に「大丈夫?」と何度も聞かれるハメになる俊であった。
>>294 「やれやれ、仕方ないなー………」
恥も外聞もなく秘所を見せつけながら哀願するみかさの元へ再び赴き、
彼女の顎に手を当てて唇を奪う。
「みかさ…。…ん……。」
何度も唇を押し付けると、そのまま彼女に導かれるまま逸物を自らで出し
ローターを取って乱暴に床に投げつけ、潤った秘裂に一気に挿し込む。
「…じゃあたっぷり動いて、楽しませてくれるかな。
勝手に自分だけ気持ち良くなるなよ。反省の言葉も忘れないように。
『ごめんなさいもうしません』ってちゃんと言いながら動くんだぞ」
動き始めたみかさのポニーテールをしっかり掴んで、耳元でそう命令する。
「俺が満足しないと、いつまでたっても御仕置きは終わらないからね」
水音を響かせみかさを突き上げながら、爽やかに微笑んではいるのだが
明らかな嘲笑を含んだ声で虐める。
主人が乗り移ったかのごとくみかさを責める自分の奇妙な行動は、
みかさが何度達しても、自分が完全に達するまではまったく冷静に戻る事はなかった。
>>296 「あ…ああ……んんっ」
瀬名が再び近づいてくると、途端に秘裂から歓喜の汁がこぽりと溢れる。
「んんっ、んんん〜っ!!」
唇を奪われながらも手は瀬名の股間を弄り、そそり立った逸物を導き出す。
「ああっ、瀬名様、私のここに、私の…あ…あんっ…はぁぁぁあっ!」
いつもとはまるで違う瀬名の責めと焦らしに、まるで性に狂った獣の牝になってしまったかのよう。
「ああっ、やぁっ、いいのっ、ああっああっ!ごめんなさい…もうしませ、ひぃああっ!!」
瀬名の逸物の先端が秘所の天井のある一点を突き、ぎゅっぎゅっとした締め付けが勝手に行われる。
「はぁっ……もう、いっちゃっ…?あああん!まだすぐはぁっ!」
達しても達しても、瀬名はただ責め上げてくるだけ。
終わりの無い快楽の螺旋に巻き込まれ、ただ男を締め付け、はしたなく喘ぎ、叫び、嬌声を上げる。
ポニーテールを握られると、もはやそれは瀬名の奴隷のような姿。
「はぁぁん、またいくぅぅっ!瀬名様のでいくっ!いやぁぁぁぁっ!!」
主人を思わせる瀬名の容赦ない責めに、気が狂う程に達せられ続けるのであった。
298 :
秋山 麗:03/10/29 02:53 ID:/sV9zCfE
>>221 屋敷内で起こっていることも知らず、夜遅くに侯爵家――というか侯爵に電話をしている。
「……いえ、もう無理強いは致しません。
もともと、正当な祝い事というより、年中行事の一つ、時事ネタという程度のものですから。
参加したければ参加する、という程度で……こちらの屋敷の話でもありませんし……
あ、藍子お嬢様も参加したがっているのなら、許して差し上げて下さい。
……もちろんです! 裏側は他の場所でやるということで、誤った知識を与えないようにして……」
もう遅かったりもするが。
299 :
椿 杏樹:03/10/29 03:05 ID:WH0nPECC
私室で枕を抱えぐっすり眠っている。
だが何やら様子がおかしく、顔が火照って呼吸がほんの少しだけ苦しそうである。
よくよく見るとどうやらエッチな夢でも見ているらしい。
「むにゃ…志保さんずるいですぅ〜……。ちゅ。…仲良くはんぶんこしましょうよう…。
伊達さぁん。私ともしてぇ…ねえ〜…んむ…はむっ。んうぅ……」
おかげで抱き枕の端っこを甘く噛んだり、枕元にあるバナナの玩具を
無意識にしゃぶったりしてしまい
(…ああ。バカ…真性バカよ私…。夢は自由だからって一体何やってたのかしら…)
と、翌朝激しく恥ずかしい思いをしながら洗濯物を出す羽目になってしまう。
「はぁ…何だか、私最近変…」
応接間の掃除をしながら、ふと天井を見上げる。
「昨日なんか、あんなに変になって…。しかも瀬名に様付けなんて、まるで瀬名が私の御主人様みたいじゃない」
ぶんぶんと頭を振ると、気分を切り替えるように仕事に集中する。
「泡・あわ・AWA〜♪」
回っている洗濯機の前で、楽しそうに歌っている。
「抱き枕誰が出したんだろう?」
主人との商談も終わると主人は別の来客のために応接室を出て行った。
「これで、名無しの殿にも充分な利益を上げていただけるな…
さて、食事をご用意いただけるということだが…」
「ええと、お客様の紺野様がご夕食を客間で…と」
厨房で志保から魚料理を受け取ると、紺野のために用意された一室に向かう。
>>306 「ほう、さすがによい料理人をお雇ですな。」
メイドの一人が作ったとは思えぬほどの、料理に舌鼓を打っている。
「申し訳ないが、ワインをついではいただけませんか?」
ワイングラスを差し出す。
>>307 「はい、このお料理は里村志保さんと言う、私の先輩のメイドが作りました」
最近、ときたま志保の料理に酸味が強い事があるのだが、今日は大丈夫だったようである。
>申し訳ないが、ワインをついではいただけませんか?
「はい。ではこれを…。ラ・ターシュの白、87年産です」
主人に開けるように言われた高級ワインを、上品にグラスに注いでいく。
ちなみに、ちょっと羨ましそうに紺野を見ているのは言うまでも無い。
「紺野様、他に何かご要望がおありでしたら、なんなりとご命令ください」
ワインを注ぎ終わると、一歩下がってから丁寧にそう言う。
>>308 >私の先輩のメイドが作りました
「なんと、メイドさんが…プロ顔負けですな。」
未来にも料理の修業をさせねばと思うのだった。
>主人に開けるように言われた高級ワインを、上品にグラスに注いでいく。
「よいお酒によい料理、そしてあなたのような方に給仕していただけて私は幸せですな」
そう言ってみかさの顔を見ると、羨ましそうにしている視線を感じた。
>紺野様、他に何かご要望がおありでしたら、なんなりとご命令ください
「そうですな、ではせっかくですからこのお酒を一緒に飲んでいただけまいか?
お嫌いではないでしょう。さあ、こちらに座って……」
ソファーの横を指差し、手近にあったグラスに高級ワインを注いだ。
>>309 >よいお酒によい料理、そしてあなたのような方に給仕していただけて私は幸せですな
「…光栄です、紺野様」
少し恥ずかしそうな表情で、短くそう言う。
>そうですな、ではせっかくですからこのお酒を一緒に〜
「えっ!?紺野様…よ、よろしいのですか?」
願っても無い提案に、嬉しさを我慢しようとしても目が笑ってしまっている。
「はい、では失礼致します。んんっ…」
喉を駆け抜ける、芳醇な香りと、苦みばしった味わい。高級感漂う、微かな甘み。
それだけで、酔ってしまいそうだった。
「紺野様…本当にありがとうございます。私…何かしないと申し訳がありません。…未来さんにも」
ほんのりと頬を染め、紺野にそう告げる。
>>310 >はい、では失礼致します。んんっ…
グラスを持つ指先、グラスに触れる唇、ワインが通り過ぎる喉の動き
香りを吸い込む鼻、美しいピンクに染まる頬、その全てが紺野の男を
揺さぶっている。
>私…何かしないと申し訳がありません。…未来さんにも
未来の名前を聞き一瞬表情に戸惑いが見られるが
「未来の事は今日は忘れましょう、今宵はみかささんに酔ってしまいたい」
隣に座るみかさを抱き寄せる。
>>311 「忘れましょうって…あっ、紺野様っっ」
そう言った時には、既に紺野に優しく、しかしがっちりと抱き寄せられてしまっている。
「んっ…」
一瞬乱暴にされるのかと思ってしまうが、紺野は思った以上に紳士的のようである。
それを感じ取ると、少し安心できた。
「…紺野様。…では、今宵は私に酔っていただきますね…」
つつつ…と紺野の股間を撫で、そこが確実に反応している事を確認する。
「失礼します…」
そうしてから、女らしい器用な手付きで紺野の逸物を取り出し、何度か擦って硬さをさらに増させた。
「紺野様、いかがいたしましょう?私の口がよろしいでしょうか?それとも、胸がよろしいでしょうか?」
メイド服を微かにはだけさせ。紺野を下から見つめてそう言う。
>>312 >…紺野様。…では、今宵は私に酔っていただきますね…
紺野が何かを言う前に、みかさの指先が紺野の股間に触れていく。
逸物がスムーズに取り出されると、強すぎず弱すぎない絶妙な手つきで
擦られ鋼のように硬く天に届かんばかりに反り返っている。
>私の口がよろしいでしょうか?それとも、胸がよろしいでしょうか?
「まずは、その悩ましい唇を味合わせていただこう」
ワインで濡れたルージュを見て口での奉仕を希望する。
クチュクチュといやらしい音を立てながら、みかさの絶妙の口唇奉仕が続き
「お、おう…なかなか…みかささん、口ではもう…
みかささん自身を味合わせていただけまいか?」
314 :
秋山 麗:03/10/29 23:32 ID:/sV9zCfE
自室で、某羽を背負いながら、スイッチで色々と動かしてみている。
傍から見るとなかなか怪しい。
315 :
桜庭 奏:03/10/29 23:41 ID:DjgfjdQI
自室で日記を書いている。
そばには優雅にダージリンの紅茶がお気に入りのカップに入れられている。
BGMにはバッハの室内楽がかかり、優雅な雰囲気に拍車をかけている。
>>313 「ふぅっ、んんっ、んぐぅっ…んあっ、んっんっ」
得意の口での奉仕で、紺野の逸物を強弱を付けて責め上げる。
このまま口を窄めて吸い付けば今野を絶頂に導く事が可能だったが、
>…みかささん、口ではもう…みかささん自身を味合わせていただけまいか?
と言う問いに、微な躊躇で奉仕の手が止まってしまう。
(………)
本来なら、口と胸の同時奉仕は勿論、秘所に男を迎え入れるのにも抵抗はある。
だが、紺野は大事な客である上に、無理に権力を乱用したりはしない。
その上、昨日もメイドの接客と奉仕がなっていないと苦情が来たばかりである。
「……紺野様…」
口を離すと、つと立ち上がり、胸をはだけ、さらにショーツをずりおろす。
そのままとん、とベッドに座ると、誘うように紺野に言った。
「紺野様…どうぞ遠慮せず、私の中も味わってみてくださいませ…」
館の窓拭き中
外から一枚一枚丁寧に拭いている。
「ふう・・」
318 :
秋山 麗:03/10/29 23:49 ID:/sV9zCfE
「なるほど……それでスイッチとは別に、薄いリモコンが二つあるんだ……」
複数の場所から操作できるようにすることで、さりげない動きの途中で羽を動かせるようにしてあるようである。
今更ながらマニュアルを見つつ、羽の細かな仕組みに一人納得している。
319 :
桜庭 奏:03/10/29 23:53 ID:DjgfjdQI
「うーん。幸せ〜。」
紅茶に口を付けながら、静かに時間が流れるのを感じる。
もはやいつかの自分の粗相に対してまだ主人のお仕置きがないことはすっかり忘れている。
一枚一枚丁寧に拭いているが
窓の数の多さに正直閉口している。
>>316 >微な躊躇で奉仕の手が止まってしまう。
ほんの僅かな時間、人によっては気付かぬほどの躊躇
紺野はその躊躇がみかさの指先から伝わってくるのを
逸物から感じ取っていた。
>紺野様…どうぞ遠慮せず、私の中も味わってみてくださいませ…
ベッドに座ったみかさに抱きつき押し倒すと覆い被さってゆく。
紺野の腰がみかさの股間に向かってゆっくり近づいてい行くが、
逸物はみかさの中には入らず、性器同士が触れるだけになっている。
「みかささん、貴女の心には大きな何かがあるのではないですか?
この位置からであれば、名無しの殿は執事殿には一つになったように見えるはず。」
みかさの耳元に小さな声でささやきかけると、まるで本当に一つになったかのように
腰を振りつづける。
やれやれ、といった感じで自分の寝室へと戻ってくる。
「最近ゴタゴタしていたとは言え、少し今日一日に商談を詰め過ぎたな……」
紺野の他に三つの話をまとめたらしい。
>>321 「紺野様…っ」
ゆっくりとベッドに倒され、紺野の無駄の少ない身体に覆いかぶされていく。
そして、最低限しか濡れていない秘所で彼を受け入れようとするが、意外にも紺野はギリギリで触れるだけで挿入してこない。
>みかささん、貴女の心には大きな何かがあるのではないですか?〜
「……!」
わずかな躊躇いから、それを読み取られたのだろうか。
そう考えもするが、ただ自らの欲望を優先させるわけではない紺野に少し申し訳が無かった。
「紺野様…あっ、んっ…」
かといって、今さら彼の心遣いを無にするのはもっと失礼である。
ただ今は、お互いの肉を出来るだけ擦り合わせて、紺野を高みへと導いていった。
寝る前にベッドの上で藍子との交換日記帳を眺めている。
「へえ〜ハロウィンパーティかあ。やっぱりカボチャ食べるのかな。」
藍子のかわいらしい文字と文章を見てどことなく嬉しそうに表情が緩んでいる。
「さて、と……今日の夜伽は……まあいい、呼んでみて来た者にやらせるとしよう」
今日の当番のみかさは、確か紺野の担当をしているはずなので、適当に呼ぶことにする。
「さて、誰が来るかな……?」
いやらしい笑みを浮かべながら、メイドを呼ぶためのベルを鳴らす。
メル参照
>>323 >紺野様…あっ、んっ…」
みかさの反応に満足し、ますます硬度を増す逸物はみかさの股間で
充分に刺激されると、限界を迎えていた。
「み、みかささん…」
すっと腰を引くと、みかさへ向かって白濁をほとばしらせた。
みかさの顔が白濁で化粧され、妖しい美しさを見せている。
満足そうにみかさの顔を見下ろすと、タオルで白濁をふき取ると
逸物を口で清めさせるのだった。
328 :
桜庭 奏:03/10/30 00:17 ID:Rwa4378y
>>325 すっかり優雅な気分に浸っていると、主人のベルが聞こえる。
「……誰か、他に行く人いるかな。いるよね……?」
(折角いい気分だからあまり行きたくないな)などと主人には聞かせられないような事を考えている。
が、誰も行かなくて後で被害にあうよりはマシかもと考え直し、とりあえず行くだけ行くことにする。
カーディガンを羽織って冷えない格好をすると主人の部屋へ向かう。
扉に耳を当てて、中から他のメイドの声が聞こえないのを確認すると、ため息をひとつ付いて
ドアをノックする。
「御主人様、奏です。」
>>325 窓拭きを終えて屋敷に戻ったところ主人のベルの音が聞こえて
慌ててそちらに向かう。
「はい、ただ今、」
>>327 「紺野様、紺野さまぁっ!」
上辺だけを擦られるだけでも、刺激は少なからずはあった。
そして、自らの顔に降り注ぐ白濁。
「んっ…ああ、紺野様のが…」
やや陶酔したような表情を浮かべると、事後処理をしっかりと行っていく。
紺野の少し汚れた逸物を綺麗に掃除し、全て終える。
「紺野様…今夜は何だか私ばかりお気にかけていただいて、申し訳ありません」
しっかりとした『メイド』としての態度で、そう頭を下げる。
「今度は…しっかりご満足いただけるように御奉仕致しますから」
そう言うと、食事の皿を片付けて彼の客間を退出した。
>>328 「おお、奏か……入りなさい」
ノックに答え、奏を部屋の中に入れさせる。
「今晩の相手をしてもらおうと思ったのだが……そういえばお前へのお仕置きもまだだったな」
駆けつけてきた奏を見て、増築時に自分の名前を入れ忘れたことをようやく思い出す。
「なら、相手をしてもらう前に、まずはお仕置きを済ませるとするか……」
威圧感に圧されたのか、引く奏に向かって、ニヤリとした笑みを浮かべて見せる。
>>329 続いてサユリが来たところを見て、一瞬奏が来たから追い返そうかとも思ったが、
昨夜の客からサユリに対して苦情が来ていた事を思い出す。
「ふむ……サユリ、昨日客人の機嫌を損ねたそうだな?
ついでだ、お前にもお仕置きをしてやろう」
>>331 見る見る顔が青ざめて
慌ててその場にひざまづく
「ご主人様・・・あれは・・その・・」
言葉も出ずに口をパクパクさせる。
>>330 >紺野様…今夜は何だか私ばかりお気にかけていただいて、申し訳ありません
「いやいや、私のほうこそ楽しませていただいた。」
紺野の表情からはその言葉に偽りはないように見えた。
>今度は…しっかりご満足いただけるように御奉仕致しますから
「ほう、これ以上があるのですな。それもいいが、未来にいろいろ教えてやって下され。
貴女の物腰見習わしたいものです。」
退出するみかさを見送ると、未来には会わずに屋敷に帰っていった。
やはり、他のメイドに会った後には気が引けるようである。
334 :
桜庭 奏:03/10/30 00:32 ID:Rwa4378y
>>331 「失礼します。」
頭を下げて室内へ入る。
主人の話をいつもどおり少し緊張に身を固めながら聞いているが、自分も忘れていた増築時の事を
思い出す。
「……!!あの時はホント申し訳ありませんでした。
すぐに、謝罪に来ようと思ってたんですけど、遅くなってしまってごめんなさい。」
深々と頭を下げる。『お仕置き』と言われて怖いと思ってしまうが、ふとこの前の杏樹のお仕置きに
対する考えを思い出し、(こわくない、こわくない)と自分に言い聞かせる。
>>329 「あ、サユリさん……」
人が増えてお仕置きも流れるかと少し表情を緩めるが、彼女にもお仕置きするという主人の言葉に
思わず固まる。
>>332 >>334 とたんに青くなるサユリに、ひたすら謝る奏。二人の反応に、喜びを通り越して笑い声が出る。
「はっはっは! そんなに青くならんでもいいだろう。
さすがに、二人相手では私も無茶はできんしな。そんなに激しいことはせん。
……もっとも、激しくして欲しいのなら話は別だがな」
などと言っては一頻り笑う。
「……さて、とりあえず二人とも、その場でこちらを向きながら、自分の胸を揉みなさい」
改めて二人に、まずは簡単な命令を下す。
>>335 「え・・・」
ゴクリと息を飲むと隣りにいる秦の方を見る、
拒絶したいが一人で逆らうと主人からの罰がこわいので
秦が先に拒絶してくれるのをどうやら期待しているようだ。
337 :
桜庭 奏:03/10/30 00:50 ID:Rwa4378y
>>335>>336 自分でもとんでもない粗相をしたと自覚しているので(忘れていたのだが)いつかのような厳しい
お仕置きが待っているかと思って少しびくびくしていたのだが、主人の笑い声を聞いてぽかんとした
表情を浮かべて数回瞬きする。
> さすがに、二人相手では私も無茶はできんしな。そんなに激しいことはせん〜
「あ、そうですよね。いくら御主人様でも……
…!!いいえ、無理はなさらないでください。」
激しくはしないと言われてほっとするが、余計な事を口走りそうになって慌てて気遣うようにそう言う。
>その場でこちらを向きながら、自分の胸を揉みなさい」
自分の方を見てくるサユリの視線を感じて彼女が脅えているのを感じるが、自分にはどうしようも
ないので首を横に振ると主人の命令に従う。
「……はい、わかりました。」
そう言うと、他に人がいるということでいつもよりも羞恥心を覚えながら服の上から胸に手を這わせ始める。
>>336 躊躇するサユリに、主人の眉が跳ねる。
「……サユリ、そのくらいのこともできないのか?
お前も自分で慰めることぐらいあるだろう?」
勝手に決め付けるような発言だが、逆に脅しているようにも取れる。
>>337 「そうそう、それでいい……だが、お前はそれだけで気持ちいいか?」
単なる問いかけ――の裏に、もっといやらしい事をするように促してみる。
すると今度はサユリに向かって、
「サユリ、奏を見習って、お前も早くやりなさい」
>>337 「奏さん・・」
奏が胸を揉み始めるのを泣きそうな目で
眺めている。
>>338 するとそこに主人のやりなさいという声が
耳に響く、
息を呑み覚悟を決めるとおずおずと胸に手を這わせる
「こ・・これで宜しいですか・・」
340 :
桜庭 奏:03/10/30 01:03 ID:Rwa4378y
>>338-339 >お前も自分で慰めることぐらいあるだろう?」
主人がサユリにそう言うのを聞いて自分もそう思われてるのかと慌てて訂正する。
「…!やだ、御主人様、私一人でこんなこと普段は……!」
が、すぐに我に返り"しまった"と言う風に手で口を押さえると誤魔化すように視線をさまよわせる。
そして気付かれないうちにすぐに胸への刺激を再開させるが。
>だが、お前はそれだけで気持ちいいか
「……、御主人様、立ったままじゃつらいから、ここに座ってもいいですか?」
他にももう一人メイドがいるためやはり気をとられてしまい、胸に手を這わせてもどこか集中できて
いなかったりする。
とりあえず主人の意図を汲んで胸元のボタンを外し、見えるか見えないか辺りまで肌を露出させる。
>>339 「ダメだ」
サユリの質問を、一言の元に切り捨て、彼女の前に立つと、手を後ろに組んで、顔を覗き込むようにする。
「言い方が悪かったか? 自分で気持ちよくなってみろ、と言っているんだ。
お前はその程度の愛撫で感じてしまうのか?」
少しずつ、言葉に嘲りの色が混ざり始める。
>>340 「おや? もしかして奏、お前はいつもそうしているのか?」
敏感に反応した奏に、いやらしい目つきを向ける。
>ここに座ってもいいですか?
「ああ、かまわんぞ。奏はずいぶんと素直な子だな」
多少の躊躇いこそ見られるものの、言われた事をこなして行く奏を軽く褒める。
>>339 >「ダメだ、」
身体をびくりと振るわせる
顔を覗かせる主人の視線を目を瞑って感じないように
すると
胸元のボタンを外して直接自分の乳房を触って少しでも感じようとする
。
「はあ・・ん・・」
>>340 隣りから奏の息遣いが聞こえてくる、
同性が自分を慰める声を聞くのは初めてなので
恐怖の中にも徐々に好奇心が芽生えてくる。
343 :
桜庭 奏:03/10/30 01:20 ID:Rwa4378y
>>341-342 >もしかして奏、お前はいつもそうしているのか?」
「!!してませんっ。一人でなんて、…御主人様に言われたときくらいしか……」
最後の方は聞こえないような小さな声になりながらも言い返す。
>奏はずいぶんと素直な子だな
「……ありがとうございます。」
そう言って綺麗に微笑む。
できるだけ言う事を聞いてコワイ思いをしないで済むようにしようと心掛けているため、主人の言うとおり
普段より素直である。
しかし、サユリと自分を見比べると、主人の命令に忠実にしているはずなのになんだか自分が
いやらしい人のように思えて少し悔しくなり唇を噛む。
足を崩して床に座り、サユリも主人も恥ずかしいので見ないようにして目を伏せる。
服の中に手を入れ胸の先端を刺激しながら、司に自慰を教えてもらったときの事を思い出す。
「……んっ……」
胸への刺激だけで次第に顔が紅潮してきて息が荒くなってくる。
そして、片方の手を誘われるようにスカートの中へ。
>>342 「……そうだ、やればできるじゃないか」
本格的に動き始めたサユリを見て少し満足すると、彼女から少し離れて、その痴態を見物する。
「さて……次は、足を大きく広げて、私に見せ付けるように、自分のワレメを弄りなさい」
進度などお構いなしに、早速二人に次の要求を突きつける。が――
>>343 「……おっと、奏には命令する必要はなかったか?」
サユリに気をとられていたため気付かなかったが、いつの間にか奏の手がスカートの中に伸びている。
「笑顔で進んで自慰をするあたり、奏もずいぶんといやらしくなったものだな」
さっさと先に進むような奏とは対照的に、事あるごとにつまづくサユリ。
「サユリ、お前ももっと奏を見習いなさい。主人を悦ばせることもメイドの仕事だぞ?」
>>344ー345
堅く目を閉じて横を向いているが実は奏の自慰を盗み見ている
彼女の恥らう様や手の動きを見ていると
「ドクン、」と心の中におかしな感情が沸いてくる
(奏さん・・)
いつしか自分もスカートの中に手を入れてしまう、
徐々に興奮してくるが・・
「サユリ、お前ももっと奏を見習いなさい。主人を悦ばせることもメイドの仕事だぞ?」
の声に手が止まりまたつまづいてしまう。
346 :
桜庭 奏:03/10/30 01:38 ID:Rwa4378y
>>344-345 すっかり自分の世界に入ってぞくぞくするような司の声を思い出していたのだが、
主人の命令を聞き、閉じていた足を慌ててわずかに広げる。
やはり大きく広げるのは少し抵抗があるらしい。
>「笑顔で進んで自慰をするあたり、奏もずいぶんといやらしくなったものだな」
「……!いやらしくなんかないです……っ。そんなこと言わないで……」
主人の言葉にショックを受け顔を真っ赤にして目を潤ませる。
はだけた鎖骨やスカートの隙間からわずかにのぞくふとももの内側にこの前の瀬名の唇の跡が
まだうっすらと残っていたりするのだが気付いてない。
「……」
再び目を伏せると、自慰を再開する。
次第に触りづらくなってきたのかゆるゆると片膝を立てていき、濡れてきたショーツが主人の目に
晒される。ショーツの上から指で何度もなぞり、そっと横から指を入れる。
すると、その瞬間小さく水音が響き、顔を紅潮させてはっとしたように目を開け、主人を見上げてしまう。
>>345 「(やれやれ、ようやく素直になってきたか……それとも単に夢中になってきただけか)」
どうにも拒絶感が強いようなので、慣れさせるには時間が必要なようである。だからこそ楽しいのだが。
気を取り直して、再び二人に命令をする。
「さて、二人とも、私の話を聞いていなかったようだな……
私は確か、"見せ付けるように""ワレメを"弄れ、と言ったはずなのだが……なぜスカートで隠しているのだ?
もちろん、下着を手でどかして直接なぞっているのだろうな?」
>>346の奏がショーツの上から弄っているのを見ておきながら、わざとらしくそう言う。
>顔を紅潮させてはっとしたように目を開け、主人を見上げてしまう。
「ん? どうしたんだ奏? 自分で感じているのだから、少しぐらい水音が響くのは当然だろう?」
そんな事を言っては、ニヤッと笑みを浮かべて見せる。
>>347-346
「はい・・わかりました・・」
消極的な彼女には珍しく自分からスカートを外す、
これは主人が怖い為もあるが自分が脱げば奏もスカートを脱がねば
ならず直接、彼女の痴態を眺めることができると無意識に感じた為である。
スカートを脱ぐとショーツに手を入れて直接むさぼり始める。
主人の方には顔を向けずについには奏の痴態を直接見て感じている
「はあ・・はあ・・」
349 :
桜庭 奏:03/10/30 01:51 ID:Rwa4378y
>>347-348 主人が命令を確認したのを聞いて慌ててもう少しだけ足を広げる。
今、三角座りの片足だけ横に倒したような格好である。
>自分で感じているのだから、少しぐらい水音が響くのは当然だろう?」
主人の言葉にも刺激され、なぜか快感を覚えてしまい泣きそうな顔になる。
自分の手元で愛液が流れてきたのを感じる。
「……、御主人様は、"今日も"見てるだけなんですか?」
いつか主人に自慰を命令されたときの事を思い出し、顔を赤くしてそう訊ねる。
>>348 「ほぅ……奏の手技を見習おうということか、感心感心」
サユリが奏の動きを見ていることに気付き、あからさまに口に出す。
>>349 >"今日も"見てるだけなんですか?
「私も、相手をしてやりたいのは山々だが、今日は疲れたからなぁ……とても二人は相手を出来そうにないんだが……」
奏の顔が切ないように見えるが、わざとらしく、心にもないような事を言う。
「……そうだ、ではこうしよう。お前たち、お互いをイかせなさい」
近場から椅子を持ってくると、自分はそこに座ってしまう。
「相手をイかせた方が、今日の夜伽の相手。イかされた方は、後日別のお仕置きをすることにしよう」
突拍子も無い事を言い始める。
>>350-349
「え・・」
突然のレズを迫られて戸惑う、
勝っても主人の相手をさせられて負けたらさらにお仕置き
彼女にとってはどちらも地獄・・
瞬間、ちらりと奏の方を見て彼女がどう出るかを
確認して答えようとする。
「・・・・・」
352 :
桜庭 奏:03/10/30 02:09 ID:Rwa4378y
>>350-351 主人のサユリにかける言葉を聞いてはじめてサユリが自分を見てることに気付く。
「……!」
自分の手技なんて参考になるはずがないとか、色々な考えが頭を駆け巡るが、遅れて羞恥心が
湧き上がってきて手が止まってしまう。
>「……そうだ、ではこうしよう。お前たち、お互いをイかせなさい」
>「相手をイかせた方が、今日の夜伽の相手。イかされ〜
「えぇ〜!」
みかさと同じような事をした際に自分が負けてしまった経験があるので、つい不平の声を漏らしてしまう。
「……分かりました。」
相手をイかせたほうの事をすっかり聞き流し、今度こそは先に達さないようにしようと思いながら、サユリを見る。
「ごめんね、まだあまり話したことないのにいきなりこんなことになっちゃって。」
そう言いながらサユリを押し倒そうとし、スカートに手を入れ、もう濡れているはずと思う彼女のショーツに
指を這わせる。
>>351 あっけに取られている間に、奏に押し倒されたサユリに声をかける。
「ほらほら、ボーっとしていると奏にイかされてしまうぞ」
その声もどこか楽しげ。
>>352 「どうやら、奏はお仕置きを受けたくはないみたいだな」
あえてそう言って、サユリの不安を煽る。
「そうそう、お仕置きは色々あるから、好きなものを選んでいいぞ。
鞭で打たれるのも良し、玩具で絶頂に行き続けるのも良し、逆に達することができない程度で放置されるのも良し。
この前の麗のように、裸で犬のように散歩するのもいいな……」
などなど、色々と出てくるものの、どれもこれも似たり寄ったり。はっきり言って夜伽のほうがマシというものばかり。
>>351 どうするか戸惑っていると奏の先制攻撃をうけてしまう、
ショーツに指を這わされて思わず声が漏れる
「はあん・・そこ・・」
先ほどの奏の自慰を見て同性同士の絡みに好奇心が
芽生え始めていたので驚くほどに感じてしまう
「はぁーん・・」
あっけなく陥落かと思われたが
>>353 主人のお仕置きの説明に我に帰り
恐怖の余り恥も何もなく
奏の唇に吸い付く舌を絡ませると右手で彼女の乳房を揉み始める。
355 :
桜庭 奏:03/10/30 02:25 ID:Rwa4378y
>>353-354 主人の自分を見透かす言葉につい苦笑する。
>「そうそう、お仕置きは色々あるから、好きなものを選んでいいぞ〜
(お仕置きを選べるの?)と一瞬気が緩みかけるが、その後に続く言葉に、改めて先に達さない
ようにしようと心を固める。
「…ごめんね……」
まだあまり親しくないサユリとこういう行為をしてしまうことに少し罪悪感を覚えてそう言うと、
彼女のショーツの中に指を入れる。
そして指に彼女の愛液を絡めると、花芯をゆっくりと撫で始める。
それが大きくなるのを指先で感じると、指で擦るように刺激し、動きを早めていく。
その一方で中指をそっと彼女の中へ沈めていく。
>奏の唇に吸い付く舌を絡ませると右手で彼女の乳房を揉み始める
「んっ……」
あまりない胸を揉まれて、わずかに眉根を寄せる。
できるだけ自分の身体が疼いていることから意識を逸らしながら彼女を刺激することに集中する。
>>354 「ふふふっ……必死だな、サユリ。そんなにお仕置きを受けたくないか?」
自分が案を述べるたびに、体を震わせて奏に食って掛かるサユリに嘲笑する。
>>355 「必死なのは奏も同じか……」
奏に視線を移してみれば、目の前のサユリを責めることしか考えていない様子。
「……二人とも、そんなに相手が泣く姿が見たいのか?」
さらり、と、『自分が相手を責めた結果』を突きつけてみる。
>>355 館に来た年数、経験から又初めて同性愛に興味を持ってしまったこともあり
明らかにサユリの不利、
花びらを撫でられるたびに悲鳴をあげてしまう、
「はあん・・いや・・」
>>356 意識が遠のくが主人の声にお仕置きのことを思い出して
懸命に反撃をしようとする。
奏の胸に口を当てると乳首を噛み自分への攻撃を止めさせようとする。
358 :
桜庭 奏:03/10/30 02:40 ID:Rwa4378y
>>356 自分に与えられる快感には出来るだけ目を瞑り必死になってサユリを責める。
しかし、奏も先程の自分の思考のせいか、目を瞑っていると自分を刺激してくる相手が彼のように
思えてきて次第に昂ぶってくる。
ふりきるように首を横にふるふると振り、快感に翻弄されそうな自分を押し留めると再びサユリを
達せさせようと指の動きを再開するが。
>「……二人とも、そんなに相手が泣く姿が見たいのか?」
主人の言葉に、つい動きが止まってしまう。
こんな時に限ってサユリが自分より新米なことや彼女が昨日の接待に失敗しているという気の毒な
話ばかり思い出してしまう。
そして、考えに浸っている最中に彼女に胸の先端を噛まれ、思わず甘い声を上げる。
「…んっ……」
(……お仕置きは、こわいけど……)
そろそろ動かないと主人に不審に思われると考えゆっくりと指の動きを再開する。
サユリのブラの中に手を入れて刺激し、秘豆へも刺激を与えるが、達さない程度のゆっくりした
動きだったりする。
(どうしよう……)
>>357 「なるほど……サユリは奏がどんな目にあっても、自分はお仕置きは受けたくないか……
と言うより、すでに私の声を聞く余裕すらないか? ふふっ」
それもまたいい、などと思いながら、その動きを見物する。
>>358 想像通り、過剰な恐れを抱いているサユリより、奏のほうが言葉に反応したらしい。
「……奏、何も気にすることはないぞ。それだけのものを持っていなかったほうが悪いのだからな」
自分で現実を突きつけておいて、根拠のない弁護をする。
「深く考える必要は無いだろう? 自分と相手、どちらを優先するか、だ」
単純に言えばそうだろうが、簡単に答えの出る問題でもないことを、平然と言ってのける。
>>358−359
必死に奏をいかせることだけを考えて乳首を噛み
乳頭を舐め上げるが主人の「自分だけお仕置きの・・」
声にはっとなる。
すると奏の動きが妙に緩慢になっていることにようやく気付く
「あの・・奏さん・・」
361 :
桜庭 奏:03/10/30 02:55 ID:Rwa4378y
>>359-360 一度サユリがお仕置きを受けるとかわいそうと思い始めると、つい気が緩んでしまい今まで我慢していた
快感の波がどっと押し寄せてくる。
「……そんな……っ……」
主人の言葉に「ヒドイ」と返そうとするが、胸への刺激だけなのにビクッと震える。
もう身体は疼いて仕方なくなっており、口では言えないが太股を擦り合わせたりして下への刺激が
ないことに不満を示す。
『触ってくれないと私も触らない』とでも言う風に、彼女への刺激を止めてしまう。
「ね、……こういうのは、もう相手のこと気にしなくていいから……お願い……っ」
戸惑ったようなサユリを潤んだ瞳で見つめる。
>>360 今更になって主人が言っていることに気が付いたのか、サユリの手が止まる。
「……どうした、サユリ? 手を止めているとイかされてしまうぞ? と――」
>>361 言ってるそばから、どうやら奏が観念した様子。
「ふふっ……なるほどな。サユリ、せっかくのチャンスなんだ、イかせてあげなさい」
もっとも、一度躊躇してしまった以上、簡単に再開するとも思えないが、どう動くか見ものである。
>>361ー362
主人の言葉に責めを再開しようとするが何か自分が酷く浅ましい
行動を取っているしている気がして責めれない
勝っても負けてもどうせ地獄それならば・・
くっと意を決すると奏の耳元に口を近づけてささやく
「勝っても負けても辛い道ならば・・奏さん
せめて今だけは恨みっこ無しでお互い気持ちよくなりましょう・・」
そういいながら彼女の胸から臍に舌を動かして秘所に舌を近づけていく・・
364 :
桜庭 奏:03/10/30 03:12 ID:Rwa4378y
>>362-363 「……っ」
(私は、気持ちよくなりたくて、そう言ってるんじゃなくて、
サユリさんがお仕置きされたらかわいそうだから……)
主人の言葉を聞いてそう頭では考えるものの本当のところはもうどうなのか分からない。
サユリが意を決したように愛撫を再開したのですぐに快感に翻弄されはじめる。
「……ん……っ、うん、……んんっ…ぁん………ぁああっ」
既に達する直前で宙に浮いていたような状態だったので、サユリが秘部を刺激し始めると泣きそうな
声を上げてすぐに達してしまう。
背中を小さく上下させながら、息を整える。
「……御主人様、こわくないお仕置きにしてください。」
今更怖気づいてきたのか主人を見上げて潤む瞳で見上げる。
今日はもう自分は用なしかと考えながら着衣を整えている。
>>363-364 「……なるほど、そういうことに落ち着いたか」
やはり遠慮が勝ったのか、結果的に奏が負けたらしい。
「では、奏、お前は今日は戻っていいぞ」
椅子から立ち上がり、服を調え始めた奏に、極力突っぱねないような言い方でそう言う。
「……ではサユリ、勝ったからには、きちんと夜伽をしてもらうぞ?」
もはや逃げられないぞ、的な凄味のある笑みを見せ付けると、先にベットに向かい、サユリを待つ。
そして今日も夜が更けていく。
>>364−365
「ああ・・あの・・」
快楽の余韻覚めやらぬうちに今度は主人の伽を命じられて
また助けを求めるように奏を見るが彼女は既に部屋を出るしたくをしている
「畏まりました・・」
やむを得ず震える声でそう答える。
367 :
桜庭 奏:03/10/30 03:23 ID:Rwa4378y
>>365-366 「……」
何だかこのまま主人がサユリと過ごすのを分かってて離れるのはなんだか寂しい気がして、
部屋を出ようと背中を向けるが再びくるりと主人の方を向く。
小走りで主人に駆け寄ると、背伸びをして主人の頬に口付ける。
「……おやすみなさいのチューです。御主人様、おやすみなさい。」
そう言うと、サユリに『がんばってね』と言うように拳を握って微笑んで見せる。
もう一度主人に頭を下げると部屋を出て行き、軽い足取りで自室に向かう。
368 :
秋山 麗:03/10/30 03:25 ID:ja+6EhJc
「『膜部分は新開発の超高強度フィルタで作られており、高い空気抵抗と強度を実現し、同時に軽量化にも成功。
骨組みとの組み合わせで、耐加重70kgを実現……』
耐加重70kg?! ……まさか、空を飛ぶ、まで行かなくても、滑空ぐらいできるとか……?」
主人の部屋の経緯など知る由も無く、不必要なまでに高性能な羽の作り物に、自室でただ呆然とする麗であった。
>>367 死刑台にも登る心境で主人と寝室に向かっていくが
奏の微笑みに何故かすごく勇気付けられる気がする
覚悟を決めるとともに一瞬また彼女としたいという思いが出てぶるぶると
頭を振り寝室に入っていく。
休憩室で、同僚とおしゃべりしている。
「えーっ!? メイド長が伯爵様のお付でパーティへ!!?」
かなり納得がいかない風で、ふくれてしまう。
「しかも侯爵様のところのパーティ? うわ……豪華なんだろうなぁ……いいなぁ」
「なんか、いらいらするなぁ〜」
昨夜、紺野が屋敷に来た事は知らないのだが…
仲良くなったはずのみかさとも一言も話していない。
女の勘だろうか?
ハロウィンパーティの想像をしている。
「料理とかも、もちろん最高級で食べ放題。更に高級ワインも飲み放題。
訪れるお客様だって有名人ばかりで、サインとかもらい放題……。
良い事尽くしじゃない〜……うう、いいなぁ、メイド長……」
当然、裏で行われるパーティは同僚も知らないので、夢ばかりが膨らむ。
音楽室のピアノの鍵盤を叩くようにむちゃくちゃな音をたてている。
「あ〜すっきりした。」
ストレスは解消したようだが、調律が狂ってしまい後日執事に怒られてしまった。
自室で、パーティの招待状を眺めている。
一通り目を通し終えたところで、すっと立ち上がって、外出の支度をする。
机に置いていた大き目の封筒を取ると、自室を出て執事長を呼び出し
出掛ける旨を伝えて、屋敷を出て行く。
やがて、名無しの主人の屋敷へ到着すると、玄関前まで来て呼び鈴を押す。
>>375 音楽室を出たところで、呼び鈴が聞こえたので玄関をあけると
見慣れぬ男性が一人立っていた。
「いらっしゃいませ、どちら様でしょうか?」
立派な身なりの紳士に頭を下げ挨拶をする。
>>376 見知らぬメイドが応対に出て、目を細めて未来を見つめる。
「……私は……主人と仕事の関係で付き合いのある者だ。今宵、主人を訪ねて
来たのだが、主人はご在宅かな?」
未来の頭の頂点から足先までを、目線だけ動かして眺めながらそう答える。
>>377 >……私は……主人と仕事の関係で付き合いのある者だ。
主人の仕事関係と聞き未来の体に緊張が走る。
「はい、主人は在宅しておりますが、ひとまずこちらへどうぞ」
客間に伯爵を案内し、お茶とお茶菓子をテーブルに用意すると
「主人を呼んで参りますので少々お待ちください」と一旦部屋を離れた。
しばらくして客間に戻ってくると
「お客様大変申し訳ございません、主人は少々お待ちいただきたいと申しておりますが、
お待ちいただけませんでしょうか?」
379 :
椿 杏樹:03/10/30 22:59 ID:6QDYwIWf
「面白かったー」
毎週見ている連続ドラマを見終え、談話室から出て来る。
「なんかナポリタン食べたくなってきた〜」
>>378 客間へ案内される間も、未来の姿形を見つめている。
屋敷にあまり馴染んでいないように見えて、また主人の気まぐれで
雇われたメイドかと思うが、接客対応については慣れているので
ますます疑問に感じる。
客間のソファに腰を下ろし、出されたお茶等には手を付けずに主人を待つ。
「……主人は取り込んでいらっしゃるのかな……。了解した。待たせていただく。
その間……」
足を組み、膝元で両手を絡ませて未来の方へ顔を向ける。
「宜しければ、君の事を私に教えていただけないだろうか。
名前や、何故この屋敷に勤めているのか……など」
381 :
秋山 麗:03/10/30 23:03 ID:ja+6EhJc
「さて、と、これでもういいわね……」
明日のパーティに持っていく小物やら何やらを整理して、一息つく。
>>380 >了解した。待たせていただく
「恐れ入ります」
機嫌を損ねて帰ると言われずホッと胸をなでおろす。
>宜しければ、君の事を私に教えていただけないだろうか。
「名乗りもせず申し訳ございません、廣川未来と申します。
本当は紺野という者のメイドなのですが、今はこのお屋敷で
メイド修行をさせていただいております。」
生い立ちなどは話さずにいる。
「未熟者ですが、お見知りおきください。」
383 :
椿 杏樹:03/10/30 23:11 ID:6QDYwIWf
「ナポリタン♪ナポリタン〜♪…お?、!!」
放置してあった洗濯物の籠から恥ずかしそうに抱き枕を奪い取り、
慌てて自室へ投げ込むと、気を取り直して厨房へ向かう。
「イカエビたっぷりナポリタン〜♪」
384 :
秋山 麗:03/10/30 23:15 ID:ja+6EhJc
「あとは……あれだけか……」
ふと、パーティ後半の用事を思い出す。
「……どうしようかしらねぇ……ぶっつけ本番で試してもいいけど……」
そこまで呟くと、何を思ったのか席を立つ。
>>382 未来の言葉を頷きながら聞いている。
「ああ、紺野氏のところのメイドか……。こちらでメイド修行とは、どうしてまた?
こちらへ来ずとも、紺野氏の屋敷でも、十分修行は積めるはず。
それとも、紺野氏の元では都合が悪い修行なのかな……?」
意地悪く小さな笑みを浮かべて、ちらりと未来を見る。
「この件について話したくない、というのであれば、直接紺野氏に尋ねるまでだ。
廣川未来というメイドが、私の質問に答えるのを渋った……とでも言って」
そう言って、未来の出した茶に手を付ける。
「紺野氏は、君の事をどう思うかな……」
自室のドアにまた『反省室』と太い筆ペン字で書いた紙を貼りつけている。
「奏さん、志保さん、みかささん……。だめだ。
もう寝た方がいい…早く寝てしまおう、でないと俺ホント何しでかすかわからないよ…」
ここ最近の自分の行動を振りかえり、明日の仕込みもそこそこに
既にベッドに頭まですっぽり潜り込んでブツブツ言い、悩んでいる。
「ああ…瑞葉さんに会いたいな…。」
弱々しい声でクッションを抱き、情けなく呟く。
>>385 >それとも、紺野氏の元では都合が悪い修行なのかな……?
「……」
修行の内容が接客や夜伽が主な為、まだ15歳の未来は顔を真っ赤にして
黙ってしまう。
>廣川未来というメイドが、私の質問に答えるのを渋った……とでも言って
「あ、あのぅ……ここのお屋敷にお世話になって……」
おずおずと話し始めようとするが、伯爵より
>「紺野氏は、君の事をどう思うかな……」
といわれ、紺野に嫌われたくない一心で思い切って話し始めた。
「私はメイドになるまで、男の方を知りませんでした。
ですので、男の方に喜んでいただけるメイドになるため
このお屋敷で接客や夜伽の修行をさせていただいております。」
顔から火が出るような思いで、一気に話し終わった未来の顔は
りんごのような赤さになっていた。
388 :
秋山 麗:03/10/30 23:33 ID:ja+6EhJc
>>386 「……それじゃあ、予行演習といきましょうか」
明日パーティに出る格好を整えると、部屋を出……ようとして、別ルートに変更する。
昔取った杵柄で、隠し通路を経由し(羽が邪魔だが)、瀬名の部屋へ。
>「ああ…瑞葉さんに会いたいな…。」
「あら、あたしじゃダメかしら?」
唐突に、瀬名の部屋の中で麗の声が響く。
続いてカーテンが舞い上げ、月明かりが差し込む下に、腕を組んで佇んで見せる。
偶然とは言えかなりのナイスタイミング。
>>387 真っ赤になって言葉を吐き出す未来を、面白げに眺めている。
「最初からそう話していただければ、こちらもいちいち質問する手間が省けるのだが……」
そう言って、小さく笑う。
「ふむ、事情はよくわかった……それでは、その修行とやらの成果を私にも見せていただけるかな?」
組んでいた両足を解き、構えるような姿勢で未来を見つめる。
「自信がなければ、このまま客間を出て行くが良い。私は引き止めない……が
報告はさせていただく。異存があれば、申告したまえ」
薄笑いながら、未来をじっと見つめてそう言い放つ。
>>388 >あら、あたしじゃダメかしら?
「……っ、誰?麗さん…?あの、もう寝るんですけど…今から…」
逆光で麗の姿が良く見えず、若干引き気味に毛布から頭を出し、起き上がる。
(声からすると麗さんだろうけど、微妙にシルエットが変なような…)
「すいません。用事があるなら明日聞きますから…。ナポリタンも明日にしてください…」
妙に冷静な応対でまた毛布に潜り込もうとする。
391 :
秋山 麗:03/10/30 23:47 ID:ja+6EhJc
>>390 「ダメなのよ、今夜じゃないと。明日のお祭りの前夜祭なんだから……」
ハロウィーン自体も前夜祭なのだが、その件は他に置いておく。
「それに注文は、ナポリタンじゃなくて、あなた」
やがて、ゆっくりと窓際から瀬名のほうへと近づきながら、悠然と話す。
カラーコンタクトの入った紅い瞳と、普段はつけない濃い赤の口紅が、笑みのカタチに歪む。
さらには、服の下に隠したリモコンで、思い出したように背中の羽を操作する。
>>389 >こちらもいちいち質問する手間が省けるのだが……
「お手間をおかけして申し訳ございません」
深々と頭を下げて謝罪の言葉を口にする。
>その修行とやらの成果を私にも見せていただけるかな?
「は、はい……」
返事はしてみたものの、すぐには体が動かない。
>私は引き止めない……が報告はさせていただく。
紺野には迷惑を掛けられない、紺野をがっかりさせたくないその思いが
未来の体を伯爵の足元にひざまづき、
「どうか、メイド修行の成果お試しください」
そう言うと、伯爵の逸物をズボンから引き出し両手で捧げもった。
>>391 「お祭っつったってあれでしょう、ハロウィンの。他の屋敷であるやつですよね。
なら別に前夜祭なん……」
とりあえずこれ以上主人並みにやりまくるのは阻止したいらしく
起き上がって壁に貼りつき、麗から身を逃がそうとするが
>それに注文は、ナポリタンじゃなくて、あなた
という麗の言葉と異様な様子に硬直してしまう。
「!!な、何する気ですか…!?」
(やばいなんだか知らないけど、このままの展開じゃ俺、間違い無く犯される…!!)
男の癖に情けなさ満点である。
>>392 予想通りの行動をする未来を、淡々と無言で眺めている。
「……未来殿? 自分が今何をしているのか、理解しているのかな?」
そう言うや否や、未来の頬を手の甲で叩いて自分の股間から離れさせる。
「それがメイド修行の成果かね。突然、客人の性器をさらけ出すとは
失礼だとは思わないのかね?」
刺すような視線を未来に送ってそう言うと、開けられてたファスナーを閉めてしまう。
「まず、こちらの要望を先に尋ねるのが適切ではないのかね。
やれやれ……どのような修行をしているのやら……」
呆れたように息を吐いて肩をすくめると、窓の方へ視線を向ける。
「未来殿。着ているものを全て脱ぎたまえ」
窓の外の景色を眺めながら、短くそう言う。
395 :
秋山 麗:03/10/31 00:07 ID:8XgCD4YH
>>393 「あら、わからない?」
事も無げに言いながら、翼を広げたまま近づき、瀬名の逃げ場をどんどん狭めていく。
「あなたたち人間は、あたしたちの餌、ってわけ……なにも命までは取らないわよ」
言いつつ、マニキュアを塗った指で瀬名の頬から顎先までつーっとなぞり、顎を持ち上げて自分を向かせる。
「Trick or treat……最高のお菓子をちょうだいね」
言うなり、強引に瀬名を引き寄せると、力づくで唇を奪う。
いつも他人にするようなキスではなく、瀬名の唇を屠るような一方的なキスである。
>>394 >突然、客人の性器をさらけ出すとは失礼だとは思わないのかね?
「きゃあ……」頬を叩かれ思わず声があがる
「も、申し訳ございませんでした」
後ずさりしながらそう言うと、ファスナーが閉じられるのを見ている。
(どうしてご奉仕させてくれないの?)
>まず、こちらの要望を先に尋ねるのが適切ではないのかね。
「あぁぁ、気付きませんでした……」
この屋敷に来てやってきたことはなんだったのか、悔し涙が出そうになるが
奥歯を食いしばって耐えている。
そうして伯爵の言葉に従い全裸になるが、片手で胸をもう片手は股間を
隠すようにしている。
「ぬ、脱ぎました…お客様……か、カーテンを閉めさせいただけませんでしょうか?」
>>395 悪魔の格好で迫り寄る麗に追い詰められ、遂に逃げ場がなくなる。
「うっ……」
感じまいとしているにも関わらず、程よく伸びた女の爪で喉元までを撫でられ
なんとも言えないゾクゾクとした感覚に眉を顰める。
(最高のお菓子…。なんでだ、菓子職人だからか?)
戸惑っているとパジャマを掴まれ唇を奪われ、ルージュの化粧品独特の香りと味を
味わわされてしまう。
「ん、ん…っ!」
塞がれていた唇が離れると、息を荒くして苦しげに呼吸をする。
自分の唇の端には麗の真っ赤なルージュの跡が。
だが知らず知らずのうちに、暗がりで見る麗の刺激的な格好や強引な仕草に興奮して
下半身はすっかり反応している。
「悪い冗談、やめて下さいよ…。俺なんか絶対マズいです。
麗さんが満足する餌に、なんか、なれません…。」
そう言ってまだ抵抗しようと目を逸らす。
>>396 ソファの肘掛に肘をついて、窓の外から視線をはずさない。
「気付かなかった……か。都合の良い理由だな」
呟くように言うと、未来の衣擦れを聞きながら退屈そうにため息をつく。
そして、未来の言葉を聞いてちらりと見るも、動き出す気配を見せない。
「何故、カーテンを閉める必要がある? そもそも、そのような中途半端な姿勢で
未来殿は動けるのかね?」
そこまで言って、笑みを浮かべながら未来を見る。
全裸になった未来を、上から下まで穴があくほど見つめた後、小さな笑い声を漏らす。
「……じゃあ、次はこちら来てもらおうか。両手はきちんと横に置いてこちらへ歩いてきたまえ」
そう言って、片手を差し出して手招きする。
>>398 カーテンを閉めさせてももらえない、外を誰かが通らない事を願う……
心の中では、誰かに見られたら、見られたら……
秘所から甘蜜がとろりと湧きはじめていた。
伯爵の視線も未来の肌を刺激している。
手招きされると、体を隠す手を下ろし伯爵のそばまで歩いてゆく。
「し、失礼いたします」
400 :
秋山 麗:03/10/31 00:32 ID:8XgCD4YH
>>397 唇が離れると、舌で自分の口周りを一舐めする。
「そんな事を言って……キスだけでこんなにしているのはどうしてかしら?」
瀬名にも分かるように、ちらりと下に視線を落とすと、膨れ上がった瀬名のモノを服の上から撫で上げ、
同時にもう片方の手で、瀬名の胸や肩口に指を這わせていく。
「ここで食べてもいいけど……どうする? ベッドの方がいいかしら?
果てる場所ぐらいは選ばせてあげるわよ?」
自分の優位を確信しているかのような、自信に満ちた笑顔を浮かべながら、焦らすように愛撫を続ける。
>>399 未だ身体が硬い未来の緩慢な態度に業を煮やし、未来の片手を引っ張って
強引にこちらに引き寄せる。
「よいか、未来殿。客人を待たせるのは最大の失礼だ。自分の事を気にする前に
まず客の事を最優先に考える癖をつけたまえ」
未来の耳元でそう言って、油断して身体を開いている未来の
胸を持ち上げるように揉みしだく。そして、頂点を指の腹で転がす。
「様々が客がいるのだから、その客に応じて態度を変えるのも必要な事だ。
しっかりとそれを見極める力も、この屋敷で身に付けたまえ?」
未来のうなじに舌先を這わせつつ、尖ってきた胸の頂点を強く引っ張るように抓む。
>>400 麗の問いに必要以上に正直に答える。
「それは、その…麗さんのキスがエロい…から…つい」
唇のルージュを拭き取る事も頭から吹っ飛び、
誰かに覗かれていないか、それで瑞葉に密告されたりしないかとしどろもどろである。
が、麗のいやらしい触り方で逸物や体に触れられて
意思とは逆に途切れ途切れに小さく声を上げてしまう。
「…あ、うっ…」
>果てる場所ぐらいは選ばせて〜
「うわっ」
麗が聞き終わると同時にベッドにつまづいて尻餅をつくよう倒れ込む。
何も言ってはいないが、その姿は『ベッドがいいです』と麗に答えているようにも見える。
「…た、頼みます!勘弁して麗さん。
連日連夜メイドさんとヤッちゃって、今日麗さんに食いつくされたら
俺マジで干からびちゃうよ…」
元気な逸物とは裏腹に、最後の方はさすがに恥ずかしいのか小声気味である。
>>401 手を引っ張られ伯爵の元に引き寄せられると
「は、はい、お客様のことを優先に考えます。うふぁわぁ…」
答えていると伯爵の手が未来の胸を弄び、歓喜の声が未来の口から漏れる。
乳首を抓まれると、そのまま身を任せたくなるのをこらえ
「お客様、わたくしの体を味わってくださいませ、お召し物を失礼します」
かろうじてスムーズに言い終わると、伯爵の服のボタンを外し始めた。
404 :
秋山 麗:03/10/31 00:56 ID:8XgCD4YH
>>402 「ふふふっ……かわいい」
うろたえながらも、撫でるだけで敏感に感じる瀬名に、さらにもう一度口付けをする。
ベッドに倒れこんだ瀬名を追うように、自分もベッドに乗ると、パジャマのズボンに手をかける。
>俺マジで干からびちゃうよ…
「大丈夫よ。言ったでしょ? ……命までは取らない、って……ふふっ」
瀬名の股の間から、上目遣いにそう言って笑うと、ズボンと下着を下ろし、瀬名の逸物を取り出す。
「……言葉とは裏腹に、こっちは十分元気みたいね……ちゅっ」
と、先端に一度口付けてから、舌をまとわりつかせるように舐めていく。
>>403 今度は未来を叩くことなく、させるがままにする。
「未来殿は大変素直で、聞き分けが良さそうだな……紺野氏にも、そう伝えておこうかな」
未来の紺野に対する感情に薄々感付き、そんな事を言いながら未来の太腿を撫で始める。
そして、まろやかな曲線を描く尻を揉むように撫で回した後、そのまま秘部へと
指先を入れる。
「……おや、もうこんなにしているのかね?」
言いながら、秘裂に指先を埋めて、染み出している愛液をかき混ぜるように指先を回す。
>>405 全身をなでまわす伯爵の手に酔うようになって、
言葉はもう耳に入っていないが、紺野の名前を聞くと条件反射のように
「ありがとうございます…」と答えている。
秘部に絡みつく指に甘蜜がとめどなく溢れ、性感が理性を押しのけている。
「お客様、お客様をいただきたく存じます。どうかお客様、未来にお客様を…」
>>404 「ん……ぅっ…」
再び麗の唇を抵抗もできないまま受け、ベッドでパジャマのズボンに手をかけられる。
その手馴れた仕草から逃げる術もなくただ曝け出された肉幹にされる
口腔奉仕に、快感を押し殺すように目を背ける。
が、麗が舌をまとわりつかせる度に逸物へも、擦られた唇から口紅の色がうつっていくのを
ちらりと彼女を見た瞬間目に留まってしまい
「…う…わっ…。そんなにされたら、すぐ…出……っ!」
淫らな状況に一気に早々と達して射精し、麗の顔に何度も白濁が勢い良くかかり
口元は勿論、頬や瞼あたりまで精液まみれにしてしまう。
でもまだ若さのせいか、その逸物は硬さを失わずのままである。
「はぁ…、は……。麗さん…ごめん…」
408 :
秋山 麗:03/10/31 01:17 ID:8XgCD4YH
>>407 「んふぅっ…!」
早々と顔に精液をかけられ、一瞬顔を離し、ようやく状況を理解したかのように笑い始める。
「……んふふっ……ははっ、あははははは……!
弱気な事を言っている割に、おいしい精を出せるじゃない」
ぺろり、と口周りの精液だけを舐め取ると、他の場所に付いたものを拭いもせず、
依然硬いままの逸物をいきなり口で咥え込む。
「ん…ぢゅぼ、ちゅ…んふぅ、今度はもっと耐えてみせなさい……んちゅ…」
精液がかけられたままの顔で、瀬名の逸物を加えながら、笑みの形に瞳を歪ませて瀬名の顔を見る。
>>406 恍惚とした表情で哀願する未来を無視するように、愛液が溢れ出す秘穴へ
二本の指を根元まで挿入して、膣内を蹂躙し始める。
「私が欲しい、か。さて、どうしたものか……」
にやりと笑みを浮かべつつそう言うが、肉幹は布を押し上げるように屹立している。
「私はここを動かない……どうしても、というのであれば、未来殿自身で
その欲情を満たしてはいかがかな?」
秘穴を責め続けていた指をゆっくりと引き抜き、指に絡み付いた愛液を尻穴に
塗りたくると、穴の周辺をくすぐるように弄る。
>>409 秘所をかき回す二本の指に
「あぁうふ・・・いぃ・・・」と声をあげる。
>未来殿自身でその欲情を満たしてはいかがかな?
「お客様失礼いたします…」
興奮の中でも丁寧に座ったままの伯爵の下半身から
ズボンと下ばきを脱がせると、はじけるように逸物が飛び出してきた。
「ヒィ…そこは、そこだけは…」
尻穴も弄る伯爵の指を体をよじって避けると、
座ったままの伯爵の逸物の上に秘所をあてがい、
ゆっくりと逸物を飲み込んでいった。
>>408 (だめだ…。ぜ、全部…搾り取られるそうな勢いだぞオイ…)
心は激しく葛藤していても、体はすっかり悪魔の誘惑と、与えられる快感に
身を委ねてしまっている。
>今度はもっと耐えてみせなさい……
「耐えられないよ…こんなの、うっ……。気持ち良すぎる……」
瑞葉の事を思う間も無く与えられる刺激や責めで、もう辛抱が出来ず
遂には陥落したように情けない言葉を小さな声で呟き始めるが
「……。あーあ。ちょっとやり過ぎちゃったんじゃないの、麗さん。
……だけじゃ、もう収まらなくなるけど…いいのかなあ…」
段々声のトーンが徐々に変わって、口調や台詞も微妙に落ち着きを増したものになる。
そして自分の股間に貪りつく悪魔スタイルの麗が気付かないように、
彼女の尻に手を回すと、コスチューム越しに麗の秘裂を指で触り始めたりもする。
「責めてばっかりじゃ退屈だろ」
「人の部屋に勝手に入ってくるし、ったく。無礼な悪魔だな…。
これは…御仕置きか?退治か?どっちにしてもどうにかしてやらないと、いけないよな」
前髪で表情は見えないが、雰囲気はバッチリ変わってしまった模様なのか
「ピー。終了です、お前の好き放題はここまで。あとは俺のやりたいようにさせて貰うよ」
偉そうな表情で麗を見下ろし、彼女の髪をぐいっと掴む。
>>410 肉幹に絡み付く未来の肉襞の感触を、小さく息を吐き出しながら味わう。
「さ、しっかり動きたまえ」
未来の腰に両腕を回して固定させると、一度だけ腰を上へと強く突き出してみせる。
「確か、経験があまりないのであったな……きつく感じる程、締め付ける……」
怪しく笑いながら、片方の尻肉を掴むように引っ張り尻穴を緩ませると
そこへ中指を挿入させる。
「いずれはこちらも使用する機会が訪れる……嫌がっていても、無駄だ」
目の前にちらつく胸の頂点に吸い付いて、尻穴に挿れた指を秘穴を弄ったように
ぐにぐにと動かし、抽送してみる。
>>412 伯爵に言われずとも、体は反応し激しく腰を上下させる。
「おぉうぉう・・・いい…感じます…お客様ぁ〜」
しかし、尻穴への指の挿入には激しく頭を振り涙を流して抗議する。
「お尻、お尻はダメです…ご主人様に…おとうさまに…」
立派なメイドになった時には尻穴の処女を紺野に捧げると誓って
いるため、なんとしても指を尻穴から吐き出すようにする。
そして激しく腰を振り、再びの挿入が出来ないようにしている。
414 :
秋山 麗:03/10/31 01:47 ID:8XgCD4YH
>>411 >責めてばっかりじゃ退屈だろ
「……ふふっ、そうね」
雰囲気の変わった瀬名に臆せず、あっさりと同意する。
>彼女の髪をぐいっと掴む。
「痛っ……そう…なら、やってみたらどう? 激しいのはスキよ?」
脅しとも取れる瀬名の言葉に軽く答え、今度は自分がベッドに横になる。
胸元のブローチを外すと、それだけで乳房が全て露出し、スカートを捲し上げれば、
すでにショーツすらなく、濡れた秘所が瀬名の前にさらけ出される。
どうやら、最初から下着は付けてこなかったらしい。
「そう言うからには、ちゃんとあたしを満足させてくれるんでしょうね……?」
>>413 懸命に尻穴の蹂躙を拒否する未来に、少しだけ興味を持つ。
「……なるほど。紺野氏のために取ってある、という事か……ふふふ」
意味深に笑みをこぼすと、取りあえず尻穴から指を引き抜いて
その指を未来の眼前に突き出す。
「君の分泌した液体でぬるついている……綺麗に舐め取りたまえ」
そう言うと、空いている腕を未来の腰に回して、最奥を突くように下へ押さえつける。
「私の身分は『伯爵』となっているので、次からはそう呼んでいただきたいな」
未来の耳元で囁くように言うと、自分の上で暴れるように動く未来を
ソファへ押し倒し、その裸体に白濁液を迸らせる。
>>415 眼の前に突き出された未来の体液で光る指をみると、
「お清めいたします」と口で拭い取る。
激しく伯爵から突かれると
「あ、当たるぅ…あぁ、伯爵さまぁ〜〜」
ソファーの上で伯爵にのしかかられると背中に手を廻ししっかりと
抱きしめる。
そうして未来の体内に白濁が放たれる、伯爵が未来から離れると
ぬらぬらと光る逸物を口唇奉仕で清めた。
「伯爵様、ありがとうございました。未来の体存分に味わっていただけましたでしょうか?」
口上を言い終わると伯爵の身支度を手伝い、自らもメイド服を身につけ
主人の部屋へと案内した。
>>414 「なんか言ってたよね『予行練習』ってさ。だったら悪魔払いされる練習もしろよ。
付き合ってあげるから」
にいっと笑い、麗の唇から白濁まみれの逸物を引き抜く。
あっさりと承諾して体で誘う麗に圧し掛かり、秘所に指を少しだけ侵入させると
少々不機嫌な表情で上から麗を眺める。
>そう言うからには、ちゃんとあたしを満足させてくれる〜
「…なんで無礼者の悪魔を満足させて喜ばせなきゃいけないのかな。わかってないなあー…。
今の状況を理解してないなら…教えてあげるよ」
指をくちゅ…と一度だけ動かし、止めて麗の顔を覗き込む。
「『女悪魔は餌に弱気な男の精を口で、搾り取ろうとして襲ったものの、結局は女の力。
あっという間に逆転され弄ばれ、哀れ興奮した男の玩具にされてしまうのでした』」
麗が自分で見せた乳房も、強く荒い感じで掴む。
「『偉そうな素振りをしてても所詮は女。しかも悪魔は餌が無いと生きてはいけません。
だけど男は何もせずに、意地悪く焦らすばかりで弄ぶばかりでした…』
……さて。どうしようかな。どうする?」
麗を言葉で翻弄し始める。
最初から自分が甘く見られていたのが気に入らなくなったのか、
彼女の偉そうな態度を崩させるつもりらしい。
>>416 残っている白濁液を搾り出すよう口淫する未来の頭を優しく撫でながら
その表情を眺めている。
やがて、それが終了し、素早く身繕いを済ませると、冷めてしまった茶を飲み干す。
「……十分、とは言えないな。今宵は味見に近い」
未来の質問に無表情でそう答えると、立ち上がり、改めて衣服を整える。
「次に私が訪れた際は、より成長した未来殿が見たいな」
そっけなく言うと、ちらりと未来を見てすぐに視線を外す。
「今宵、ご苦労であった」
主人の部屋へ入る前に未来にそう言うと、未来を閉め出すように主人の部屋へ入り
扉を閉める。
「主人、こんな遅い時間に申し訳ない。実は明日行われる
侯爵家のパーティの件なのだが……」
419 :
秋山 麗:03/10/31 02:17 ID:8XgCD4YH
>>417 「んっ……あっ…」
膣の入口と胸への刺激は、さほど大きいものではなく、小さな喘ぎ声を上げるだけに留まる。
>意地悪く焦らすばかりで弄ぶばかりでした…
「……言うのは自由よ? できるかどうかは別問題だけど……」
言うなり、自分の膣に力を込め、差し込まれた指を淫猥に包み込む。
赤みが差した顔を向け、自分の中に入れさせるように誘い、自分の乳房に乗せられた瀬名の手に自分の手を重ねる。
「むしろ焦らされるのは……あなたの方なんじゃないかしら?
……んっ、あはぁ……!」
言うことだけ言うと、両手で自分の胸を揉みしだき始め、務めていやらしい喘ぎ声を上げる。
>>419 「悪魔の麗さんは餌が無いと死んじゃうんだっけ…。それでもいいなら、いいけど。
これが欲しいんなら…だったら悪魔でも何でもいいから、ねだってみて」
自分で揉み、見せつける麗の乳首を口に含み、吸い付いたり時折噛んだりと刺激を与える。
だが下半身の指は入れるのみ。何もせずでほとんど放置状態である。
「ん……。…ちゅうっ…。ん…む…」
舌でレロレロ舐めたりと乳房のみふんだんに快感を与えたりして待ってみるが、
なかなか屈服しない彼女の様子に、股間に触れていた指すらも抜き、離してしまう。
「む。悪魔メイドの分際で何様のつもりだよ。
人を襲っておいてその態度。まだ偉そうだなー…。そんな奴には…よいしょ」
チッ、と舌打ちするとさっさと自分の逸物を
まだ濡れきっていない彼女の秘裂に突き入れ、再奥まで挿し込む。
「さっさと入れてしまおう。もう怒った。
甘い餌はやらない、パーティーよりひと足先に、悪魔退治だ」
片手で喉元を上から押さえつけて、麗を息苦しくさせつつ
激しく逸物を前後に出し入れし始める。
快感よりも痛みを与えるよう、乱暴に強く突き上げる。
421 :
秋山 麗:03/10/31 02:47 ID:8XgCD4YH
>>420 「…あっ…んふっ、その程度でこのあたしが折れるとでも? …んあぅ…あん!」
焦らされている、という自覚が無いかのごとく、自信溢れる表情は変わらない。
>悪魔メイドの分際で何様のつもりだよ。
「あら、だからと言って、御主人様以外に従う義理は無いでしょ?」
ようやく入れる気になったか、という思いと共に、そんな事を言う。
>まだ濡れきっていない彼女の秘裂に突き入れ、再奥まで挿し込む。
「痛っ! …ぐっ、ああっ…いっあああっ!」
強引に突き入れられ、悲鳴にも似た声を上げながら、体を仰け反らせる。
同時に羽を大きく広げるように操作して、本物のごとく動かしているあたり、律儀である。
「ううっ…くっ、あっはぁぁっ! あっ、んはぁっ、あああっ!」
ベッドのシーツを思い切り握り締め、瀬名の突き入れに振り回されるように、腰を動かし悶える。
>>421 「ほらほら、もっと必死に喘がないと…すぐ苦しくなるぞ」
荒い息の中囁きながら腰を擦りつけるように動かす。
「そんなに意地を張るんなら別に従わなくてもいいけど?
たまーにちょっとくらい泣いたりしたらすげー面白いのになぁ…。
まあこの悪魔は下手に強情だから、泣きゃあしないか…」
クスクスと笑いつつ腰を抱えて少し浮かせ、斜め上から自分の腰を打ち付ける
「……。ん………?」
が、麗が痛みと快楽に喘ぐ悲鳴に近い声で、いつもより若干早めに意識が素に戻る。
「…は、…!あ、あっ……うわっ、もう入っちゃってる…!!
ごめんなさい、すみません!やばい早く抜かないと……。」
しかし意識だけが素に戻ってもそうそう動きが止まるわけがなく、
「ぬっ…抜けな……っ、…うぁっ!!」
弱った表情で達してしまい大量の白濁を再び、今度は麗の下の口へと迸らせる。
「はぁ、はぁ……。ご…ごめんなさい……あんなに我慢しようって、俺思ったのに…」
力無く言うと、麗の裸体に覆い被さるように脱力して倒れ込む。
「瑞葉さんに…。好きなのに…こんなんじゃ、いつか、絶対嫌われるよ…」
麗を泣かせたいなどと言っていた癖に。自分が泣きそうな顔になって、弱く呟く。
423 :
秋山 麗:03/10/31 03:20 ID:8XgCD4YH
>>422 半ば強引に叩き付けられる痛みと快楽に、一方的に振り回されて――いたはずだが、瀬名が戻るとほぼ同時に、
「…ああん、いいっ! うっ…んっ、ああっ、気持ちいいっ!」
うろたえる瀬名などお構いなしに、悦びの声を上げて瀬名の逸物を包み込み、締め上げる。
>ぬっ…抜けな……っ、…うぁっ!
いつの間にやら足を絡め、そうそう抜けられないようにしていたり。
「ああっ! ぁいくっ! もうこれ…んっ、あはああああぁぁぁぁぁっ!!」
瀬名が中に吐き出すのと同時に、自分も再び背中を反らせ(同時に羽を広げ)、絶頂の高みへと登りつめる。
達したあと、ピクリとも動かなかったが、瀬名が泣きそうな顔になった辺りで手が動き、瀬名の顔を自分に向けさせる。
そして、呟く瀬名を前に、三度強制的にキスをする。
「……ふふふっ、満足したわ。謝ることはないのよ? あなたのコレ、とっても美味しかったから」
言って、まだ刺さったままの逸物を一度締め付ける。
「嫌われたくないなら、いっそ虜にしてしまえば?」
そんな事を言いながら、逆に自分が虜にしようとしているような目で瀬名を見る。
>>422 たった今麗の誘惑に乗って(体が)楽しんでしまったばかりだというのに、直後に出た言葉は瑞葉の事。
「んっ…すみません……。
俺の方が全然無礼者ですよね、今目の前にいるのは麗さんなのに。でも…つい、っ」
麗の締め付けに、戸惑ったように眉を寄せる。
>嫌われたくないなら、いっそ虜にしてしまえば?
「そんな自信無いよ……。どうしよう。俺が唯一自信持てるのは瑞葉さんへの気持ちだけなのに。
それが変な状態になってふっ飛んで、おかしくなってるうちに他の女の人ばかり抱いて……」
また大きくなりつつある、ある意味素直な自分の逸物の様子にやや嫌悪感を抱きながら
麗の胸に縋りついて、ぎゅっと彼女の体を抱き締める。
「麗さん……。俺、やっぱりこの屋敷出た方がいいのかな…」
涙声で麗にそう言ってさらに体を強く抱く。
425 :
秋山 麗:03/10/31 03:46 ID:8XgCD4YH
>>424 「……………………」
無言のまま抱きしめる瀬名の手を押しのけ、立ち上がると着衣の乱れを軽く直し、部屋を出て行こうとする。
「……想いは大事よ。逆に、体を合わせること自体はあまり意味はないわよ。持論だけどね」
悪魔の役としてではなく、麗としてそう言うと、振り返ってさらに一言。
「あたしはそういうことを経験してきたから、そう言える。それだけ」
深くは何も言わず、謎めいたことだけを言うと、そそくさとドアを開け、普通に部屋を出てしまう。
「っ……!」
ふと膣の辺りに痛みが走って、一瞬顔を歪ませる。
「……まあ、あの程度で平静を失ったり堕ちたりしようものなら、主人となんて事を構えられないしね……」
そんな事を呟きながら、背中の翼を揺らしながら、悠然と廊下を歩いていく。
悪魔役のメイドたちが集まって、最終ミーティング中。
「……はい、これ。執事長からの御達し。
今年の『悪魔祓い』では、精液が弱点のように振舞え。嫌だったら粗相をしないようにしろ。……だそうよ。
……あたし? あたしはいいのよ。VIPのお相手だから」
言うなり、困惑顔の同僚たちから、『ずるい〜』だのなんだの言われて、さすがに困った顔をする。
まあ、拘束乱交に近い状態で、あえて苦しむよう振舞えとか言われるより、一人相手のほうが楽のような気がするのは確かだが。
主人から与えられた猫耳のほつれを
つたない手つきながらも自分で治している。
演技なんてできそうにない、と、今回初めて悪魔役に選ばれたメイドに言われ、
「いいのよ。演技力は二の次で。
大切なのは、お客様の方が、『あたしたちが苦しんでいるのは演技』という認識を持つことなんだから。
いくら泣いたり苦しんだりしても、それが演技だと思っているなら、躊躇うことも無くなるでしょ?
特別な機会には特別な夜を。この屋敷を訪れていただいたのなら、それ相応の満足を、ってね。
……自信を持ちなさいよ。その羽は、このお屋敷の中で選ばれたメイドの証なのよ?」
躊躇わない分、遠慮なく酷い責め苦を味合わされる、とはさすがに言えず、励ましの言葉をかける。
「よし……と」
猫耳をカチューシャに付け直すと、
それを被って鏡の前に立つ。
「やっぱり、ちょっと変な感じ……ですわよね」
本を片付けながら、ふと昼過ぎの麗の姿を思い出す。
「……なにも、衣装をここで着て行かなくても、とか思うんだけどな……」
日の光の下で見る悪魔のコスプレ(?)は、どこか違和感があったりする。
猫耳をあっさり外すと、それでも大切そうに引き出しにしまう。
「他の服も、いちおうチェックしておきましょうかしら?」
ふと、お屋敷記録が目に留まり、関連して主人のことを思い出す。
「……あれ、御主人様もハロウィーンパーティ行くとか行ってた気が……
それとも伯爵様と勘違いしたかな……?」
毛糸玉を前に唸っている。
「う〜〜どうやって編むんだっけ?」
刺繍は得意だが編物はやった事が無い様である。
若干顔を赤らめながらも、主人から与えられた服
(というより「コスチューム」と言った方が適切だが)を点検している。
「こんなものまで下さっても、着る機会ありませんし……というより、
機会が無い事を祈りたいですわね」
ようやく整理を終え、執務室から出る。
「ふぅ、最近なんか貧乏くじばかり引いてるな……こんな予定じゃなかったんだが……」
どんな予定だったのやら。
「誰かに教えてもらわなくっちゃ…」
先輩メイドに編み方を教えてもらおうと自室を出て休憩室に向かっている。
「さてと……」
一通り整理を終えると、夜の見回りに廊下へ出る。
ふとメイドたちの休憩室に差し掛かると、丁度反対側から未来がやって来る。
彼女を一目見て、即座にやましい考えが浮かぶ。
>>437 「おや廣川さん、丁度良かった……少しよろしいでしょうか?
実は、御主人様から、接客の実習をするよう仰せつかったのですが……」
むろん嘘である。
廊下を歩いていると見回り中の瑞葉の姿を見つけて声を掛ける。
「瑞葉さん、マフラ―の編み方教えてください」
瑞葉が編物が出来るかどうかは判らないが取りあえず聞いてみたようである。
>>439-440 未来に教えを請われて困惑する。
「マ、マフラーの編み方、ですの?」
自分でも興味はあって練習しているのだが
人に教えるには程遠い、というか形を崩さないのが
難しいくらいだったりするので、首を傾げて考え込む。
が、そこに飯塚がやってきて未来に声をかけたので
それだけでホッとしてしまう。
>>441 「瑞葉さん?……」
考え込んでいる瑞葉を見てがっかりしたところへ飯塚の姿を見つけるが
さすがに飯塚に編み方を聞こうと言う気はないらしい。
>>439 「実習ですか?」
そういえば麗にもそんな事をいわれていた事を思い出しているが
瑞葉の前で言われた事で、頬を染めている。
>>442 目前の未来にばかり目が行って気付かなかったが、瑞葉もいることに気付く。
「おっ、荻野さんもいましたか……丁度いい、付き合っていただけますか?」
ついでとばかりに瑞葉まで巻き込む。
>>443 「異論がなければ、ここの休憩室で……ということで」
先程未来が向かっていた休憩室を指差し、先導するように部屋に入る。
>>444 ホッとしたのもつかの間「接客の実習」と飯塚が言ったことに気づく。
(まさか未来さんを?)
接客、といえば何を意味するくらいは分かる。
「あの、飯塚さん、未来さんは……」
なんとか庇おうとするものの、
>丁度いい、付き合っていただけますか?
「えっ? あ、あの」
強引に二人で休憩室へと連れ込まれ、
未来を心配そうに見つめながら、そっと前に立つ。
>>444 「は、はい…」
異論がない訳ではないが、いくら見習いとはいえ執事にたてつくような気は
ないので、しぶしぶ首を縦に振って飯塚の後について休憩室に入っていく。
休憩室に入ると、自分はソファーに座り、前に二人を立たせる。
>>445 「荻野さん、気持ちはわかりますが、廣川さんはメイドの修行に来ているのですから……」
言いかけた瑞葉の抗議の声に、まるであらかじめ知っていたかのように言う。
「お二人とも、接客の基本はご存知でしょう?
……まあ、中には秋山さんのように、自分から…ゴホゴホ……」
主人から言われ、編集した昨晩の瀬名の部屋のビデオテープを思い浮かべかけ、慌てて取り消す。
「とにかく、客人と接する時に大事なことを、まずは言ってみて下さい」
>>447 飯塚の言葉に反論できず、それでも納得もできずに佇む。
>客人と接する時に大事なことを〜
「はい。ええと……お客様の悦びを第一に考えて、
誠心誠意御奉仕させていただくこと、でよろしいですかしら?」
多少不安げながらも、わりとスラスラと答える。
未来の不用意な反応を防ごうとの意図もあるのだろうが。
>>445 庇おうとしてくれている瑞葉を見て大丈夫と笑顔を見せる。
>>447 「大事な事・・・」
昨夜伯爵に言われた事を思い出してている間に瑞葉が答えているので
「私もそう思います。」
>>448-449 二人の答えに、満足そうに頷く。
「ええ、その通りです。例えどんな状態であっても、お客様のことを第一に考えねばなりません。
屋敷の中での粗相なら、壊れたものを買い直す、また最初からやり直すなど、取り返しはいくらでも付きます。
ですが、評判というものだけは、一度落ちてしまったら元に戻すのは難しいですから」
などと、見習いのくせにえらそうな事を並べ立てる。まあ、本の受け売りなのだが。
「そこで、です」
意味ありげにそう言うと、座っていたソファーの下に手を差し込み、備え付けの玩具箱の中から、ローターを二つ取り出す。
「今日、お二人には、ショーツの中にコレを入れながら、接客の練習をしていただきます。
……と、廣川さんは、こういう経験はありましたかな?」
ふと思い出すように言いながらも、二人に一つずつローターを差し出す。
「慣れていないかもしれませんが、これも経験です」
>>450 手渡されたローターを前に、未来を心配そうに見やる。
彼女がやってきた初日に半ば無理やり関係を持たされたことも
気になっているらしい。
「あの、飯塚さん……」
首筋までを真っ赤にして、おずおずと頼み込む。
「その……私が二つ……つ、使いますから、未来さんは、どうか……」
罪悪感のようなものも手伝って、どうしても未来を庇おうとする。
>>450 飯塚の話を真剣な顔でふんふんと聞いている。
(そう…ヘマしてご主人様の顔に泥は濡れないもの…)
ローターを眼の前に出され、何なのかわからず小首をかしげている。
「飯塚さんこれって…なんなんですか?パンツの中に入れるって…?」
>>451 「……今だからこそ、体験してもらわないといけないのですよ。
それとも、本当のお客様の前で初体験をして、廣川さんがお仕置きされたほうがいいですか?」
と、瑞葉に真面目に言っていると、
>>452 >飯塚さんこれって…なんなんですか?
どうやら、用途はおろか見たことすらないらしい。
「……そういえば、秋山さんが任されていたはずですが、まだ何も知らないんですか……」
やれやれ、といった感じで腰を上げる。
「では荻野さんは自分でやって下さい。あ、つまみは中くらいで。
廣川さんには、私がやりましょう。失礼しますよ……」
一言断ってから、手をスカートの中に素早く滑り込ませ、ショーツの中にローターを入れる。
「これは……こうなるものなんです」
言うなり、ローターのつまみを少しずつ上げていく。
>>453 >本当のお客様の前で初体験をして〜
「あ……そ、それは……でも……」
これまた反論できず唇を噛んでいるうちに、
さっさと飯塚が「手伝い」を始めてしまう。
未来だけに辱めを受けさせるわけにもいかず、
仕方なく自分でもローターを下着の中へそっと侵入させ、スイッチを入れる。
「ん、く……ふぅぅ……っ」
与えられる感覚に、僅かに眉をよせて、悩ましい吐息を漏らす。
>>451 庇おうとする瑞葉に向かって気丈に
「瑞葉さん、私大丈夫です。ここのご主人様のためにも、紺野様のためにもがんばらなくっちゃ」
と言う。
>>453 困った顔をしながら飯塚が
>秋山さんが任されていたはずですが
というのを聞いて、
「麗さんからは、いろいろ教えていただけるって…」
立ち上がって近づく飯塚に全てを言い終わる前にスカートの中に
手が入り、ローターがあてがわれる。
振動が未来の秘所をブルブルと震わせる。
「ひゃッ…!」
妙な声を上げて飛び上がる。
>>455 飛び上がった未来を見て、思わず笑いがこぼれる。
「……やっぱり、今体験してよかったみたいですね」
などと言い、それ見たことかと言わんばかりに、瑞葉にちらりと視線を移す。
「そのうち、秋山さんから他にも色々なものを体験させてもらえますよ」
その後、再びソファーに腰を下ろすと、ズボンのチャックを開けて、半起ち状態の自分の逸物を取り出す。
「さあ、早速実習に入りましょうか。二人でコレに舌だけで奉仕して下さい。
……ただし、手は使わないように。自分を慰めるのもダメです」
実習と言う割にはいきなり飛んだ内容である。
「上手くできないようなら、振動を強くしますよ?」
さらには二人に追い討ちまでかける。
>>456 実は振動がもう少し上がっても自分を抑えることは可能なのだが、
未来はそうもいかないだろうと思い、
彼女にせめて手本を見せるように、飯塚の前にひざまずく。
「飯塚……様、私……たちのお口で、御奉仕させていただきます」
そう言うと、まずは舌先で逸物をつつき、
続いて竿を横咥えにして唾液をまぶし始めながら未来に目配せする。
>>456 ローターの刺激は未来にはまだ快感とはなっていないようである。
「な、何…これ…気持ち悪い…」
>二人でコレに舌だけで奉仕して下さい
「し、舌だけ?ふ、二人でですか?」
瑞葉の方を見るが…先に跪き口上を話し始めたので、瑞葉のとなりに跪き
「ご奉仕させていただきます。」
そう言い、飯塚の逸物をはさんで瑞葉と顔を合わせた。
そして唇を少し開き、逸物に舌を這わせる。
>>457-458 「そう、その調子です……」
口調は今までと変わりないが、口数が少なくなっている。
さらに、時折反応する逸物を見れば、感覚に必死に耐えていることはすぐに分かる。
「二人で奉仕しているのですから、タイミングを合わせるなり、分担するなりしたほうがいいですよ」
これ以上されて耐えられるのか、という疑問もあるが、指導である事を意識させるためにあえてそんな事を言う。
実を言えば、勢いに任せてここまで来たのだが……
片や、今はメイドとは言え子爵息女、正真正銘のお嬢様。
片や、血の繋がりこそはないが、有力者である紺野家の箱入り娘(?)。
冷静になってみれば、そんじょそこらの人間がまず話すこともできないような女性二人が、
ローターの振動で微かに腰を揺らし(片方は嫌悪からだが)ながら、上気した顔で自分の逸物を舐めている。
「(まさか……これはかなりオイシイシチュエーション?)」
>>459 >二人で奉仕しているのですから〜
「ふぁ……ひゃ、ぅん、んっ」
未来と二人で竿を左右から舐め、熱い吐息を吹きかけていたが、
やがて唇を舌へと這わせ、引き出した睾丸を口に含んで転がし始める。
「むぐ……はぅ、うんぅ……っ、ひゃ、くふぅぅん……」
未来には“そのまま”と目で合図して奉仕を続けるうち、
ローターの振動は変わっていないのに、
体の疼きが激しいものへと変わっていき、
口からも淫らな音と喘ぎを漏らすようになる。
「んぐ…はふ、あぅ…」
瑞葉に習い陰茎から陰嚢へと移動しようとするが、瑞葉の眼が"そのままでいて"と
言っているように見え、くびれに舌を這わせる。
飯塚に口唇奉仕をする事で体は反応し、嫌悪感しかなかったローターの
振動が少しずつ性感を高めていった。
「あ…ふぐぅ…」
>>460-461 不覚にも二人がお嬢様であることを認識してしまったため、受ける快楽が通常以上に感じられる。
「(そう長くはもたないなこりゃ……)」
そうは思うが、以前杏樹に完敗した――もとい、判定負けを受けた手前、根性を振り絞って耐える。
「……おやおや、二人とも、腰がいやらしく動いていますよ。
ローターに手は触れていないはずですがねぇ……」
二人に、自分が感じている事を自覚させるような事を言う。
「……さて、そろそろ出しますが……どこに出して欲しいですか?」
二人には見えないところで両手を握り締め、平静を装って問いかける。
>>462 「んむぅっ!」
実際には外から見てわかるほどに身体は動いていなかったのだが、
必死で快楽を押しつぶそうとしていた矢先なだけに、
驚きと羞恥と絶望に、思わず飯塚の睾丸を吐き出してしまう。
>どこに出して欲しいですか?
「……い、飯塚様の、お好きなところへ、どうぞ。
私のお顔でも、髪にでも、服にでも……
身体におかけになりたのなら、脱ぎますから……」
さり気なく“私の”といって、最後だけはなんとか未来を庇おうとする。
>>462 ローターで気持ちがよくなってきたとは言えず、腰をもじもじさせ必死で
飯塚の陰茎に吸い付いている。
>>463 瑞葉が飯塚に話している言葉を言い終わるのが早いかどうかのタイミングで
未来が咥えている陰茎がグッと盛り上がり、突如として先端から白濁が飛び出る。
瑞葉にも未来に一適も白濁は掛かる事がなく床へ向かって放物線を描いてゆく。
「あ、出ちゃった…」
思わず口を離し、飯塚の顔を覗き込んでいる。
>>463 「……では、二人の顔にかけてあげましょう」
瑞葉の思惑には全く気付かなかったらしい。が――
>>464 「……ぅっ…くっ!」
未来が無意識に感じるところを刺激してしまったのか、飯塚が言った事を実現する前に、自分から果ててしまう。
結局、白濁液は二人には一切かからずに終わる。
「(なっ……ま、またか?!)」
一頻り欲望を吐き出して落ち着くと、メイド二人が赤い顔をして自分を見ている。
気まずげに視線をさ迷わせると、ちょうど時計が目に入る。
「……おや、もうこんな時間ですか……すいません、やることがありますので、私はこれで失礼しますよ」
散々焦らした二人をよそに、そそくさと逸物をしまい込むと、逃げるように二人から離れる。
「ああ……我慢ができないのなら、どうぞお二人で慰めてもらって結構ですよ」
それなりの捨てゼリフを吐いて、部屋を出てしまう。
「……ダメだ……勝てねぇ……ここのメイドは質が良すぎる……」
認識したくない二連敗を味わってしまい、人知れず崩れ落ちる飯塚だった。
>>465 「え? あ……っ」
思わぬタイミングで肉幹が脈打ち、白濁が目の前を飛んで行く。
「……飯塚、さん?」
あっけにとられて彼と未来を交互に見ていると、
飯塚は捨て台詞を残して去って行ってしまう。
休憩室に取り残されて、しばし呆然としていたが、
未来と目が合うと、プッと吹き出してしまう。
「わ、笑ったら、失礼……とっても失礼ですけれど……」
なんとか笑いをこらえ、未来に微笑みかける。
「でも、私たち、頑張りましたわよね♪」
悪戯っぽく言うと、すっかり快感など抜け切ってしまった様子で
ローターを取り外してしまう。
「未来さんも、ほら、もう外して大丈夫ですわ」
未来を促して、自分も立ち上がる。
「私はもう休みますから、未来さんもそうなさって下さいね。
おやすみなさい……」
>>465-466 飯塚が部屋を出ると、瑞葉が話し掛けてきた。
「ふ、ふふふ…そうですよ。がんばりましたよ!」
瑞葉に促されローターを外すが、こっそりポケットにしまっている。
どうやら、最後は気持ちよくなったようである。
「瑞葉さん、おやすみなさい。」
そう言って瑞葉を見送ると、床に残された飯塚の痕跡の後始末をし
自室に戻っていった。
「……何か忘れてるような……」
机の上の大量の毛糸を見て
「あ、マフラー……誰が編物得意なのかなぁ〜?」
468 :
椿 杏樹:03/11/01 19:07 ID:qP+GF3V5
憧れだった念願の棒状チーズケーキを瀬名に作らせ、食している。
「……。おいしい〜……。」
頬に手を当てうっとりと溜息をつく。
昨夜、未来から編物について聞かれて答えられなかったので
自分でももう一度勉強しなおしている。
「ん〜……でも、やっぱり上手く出来ないものですわね……」
470 :
椿 杏樹:03/11/01 19:22 ID:qP+GF3V5
勢いついでにもうひとつ何か食べたくなったのか、冷蔵庫に残っていた
ラップに包まれたシュークリームを手に取り、かじりつく。
「ああ、しあわせ〜…。………ん〜?」
かじりついた直後、ラップに『里村』とペンで名前が書かれているのに気付く。
「!!!」
はぁ、とため息をついて、網棒と毛糸をしまうと、
側に置いてある籠の中の、眠っている子猫を見る。
「この子のお布団がわりばかり増えてしまって……」
どうやら失敗作は猫の座布団などに化けているようである。
「御苦労、そこへ置いておいてくれ」
例の隠しカメラのビデオが編集し終わったらしいので、机に置くよう指示。
飯塚が出て行くとソファに腰を下ろし内容に目を通し始める。
「ふむ…」
時折笑いを零しつつテレビの中の麗と瀬名を眺めている。
私室を出ると、屋敷内に残った仕事がないか、見回りに出る。
部屋のドアが少し開いているのをいい事に、テレビのボリュームを上げてみる。
「こんな事をしていると、誰かが覗いて見てしまうかな?まあそれもいい…」
肘をつき意地悪く笑う。
>>474 主人の部屋の近くまで来ると、ふと瀬名の声が聞こえたような気がして
ハッとそちらの方を向く。
「瀬名さ……あら?」
当然そこには誰もいないので、小首を傾げながら
主人の部屋の方へと足をすすめると、確かに瀬名の声が響いてくる。
「?」
ひょい、と開いている扉から中を覗くと、ちょうどモニターに映し出された
瀬名と麗の姿が目に入る。
「えっ!?」
>>475 「ん?…なんだ瑞葉じゃないか。お前もこっちに来なさい、面白い物を見せてあげよう」
優しく穏やかに声をかけ手招きする。
予想通り画面を見て驚いているようなので
「どうだ、麗の格好は。面白いだろう。昨日のパーティーでも実に悪魔らしく振舞っていたぞ。
お役目大事のような事ばかり言っていた割には、非常に楽しんでいるようだったが」
無難な麗の話題からふってみる。
>>476 思わず声を上げてしまったあと、慌てて口を抑えるものの、時既に遅し。
手招きされたので逃げるわけにも行かず、
モニターから目を反らしながら部屋へ入る。
>どうだ、麗の格好は〜
「お、お勤めを、立派に果たされたのですね」
なんとか無難な答えを返そうとするが、それ以上の言葉は出てこない。
>>477 「そのようだな。しかし瑞葉、それだけか?
相手が相手だ…他にも何か言いたい事や、思う事があるんじゃないか」
瑞葉をソファに座らせ、ゆっくりと肩に手を回しながら尋ねてみる。
同時にもう片方の手のリモコンで、ボリュームを更に大きく上げる。
「まったく麗のしゃぶりようは凄いものだな……。飢えた動物のようだ。
少々瑞葉には辛い状況かもしれないな」
>>478 本当は耳を塞ぎたいのだが、肩に回された手に
しっかりと腕の動きを押さえられてしまっているので、それも出来ない。
「……し、仕方のないこと……ですわ。麗さんはメイドでいらっしゃいますし……
せ、瀬名様……も、このお屋敷の、殿方のお一人で……」
口ではそう言うものの、最近めっきり顔をあわせる時間が減ってしまい、
約束もまだ果たしていないこともあって、不安は募る一方。
せめて目を塞ぐことで、それ以上のことを考えないようにする。
「おじ様、もう……」
>>479 追い討ちをかけるような事をした結果、瑞葉が辛そうにしているのを見て
内心ほくそ笑みながら優しく体を包んで慰めようとする。
>おじ様、もう……
「かわいそうに……。我慢しなくていい、お前が辛いと思うなら私が慰めてやろう」
瑞葉の肩を撫で、丁度目が閉じられたのをいい事に唇を近付け優しく重ねる。
長く重ねていたがふいに離して彼女を見つめ、もう一度角度を変えてキスをする。
「……しかしだな。
きちんと編集が出来ているか見るために、ビデオは止められないのだよ。残念だが」
そう言いながら瑞葉を抱き締め、絨毯に壊れ物を扱うかのように大事そうに押し倒す。
>>480 「ん……っ!?」
目を閉じた瞬間に唇を奪われ、驚きに目を見開くが、
主人の巧みな舌使いに、すぐに身体が弛緩していく。
「……ふぁ、ぁん、ふ、ぅん……」
一度は解放されるも、瞳が合って動けなくなったところで、また唇が塞がれ、
その場へ押し倒される。
(ダメ……こんな風に、流されたら……)
弱弱しく抵抗をするが、主人にとっては物の数ではない。
むしろ劣情を刺激するような仕草である。
「イヤ……おじ様、お許しください……」
>>481 部屋に大音量で響き渡る麗と瀬名の絡み合う声と2人の吐息。
瑞葉が弱々しく拒絶する言葉にも一切耳をかさず、
そんな状況の中で、瑞葉の足を持ち上げM字開脚させて太股に舌を這わせる。
「ん……む…」
段々と秘所に舌を近付けて舐め続ける。
が、画面の中の麗が自ら乳房を露出させ誘うように揉んでいるのが目に留まり
瑞葉の顔をモニターの方へ向ける。
「見なさい。麗の奴はあんなにいやらしい事をして、お前の好きな瀬名を誘っているぞ…。
酷い女だな。だが…誘惑に簡単に乗るあいつも、酷いとは思わないか。なあ?瑞葉」
視線を胸あたりに落とし、瑞葉を心持ち挑発するように言う。
「自分で胸を出して揉む、か…実は瀬名はそれが好きだったのかもしれないぞ。
瑞葉もやってみなさい。興奮できるか、男をちゃんと誘えるか。私が見てあげよう…」
瑞葉を上から見下ろして様子をじっくりと眺めようとする。
>>482 「はぁん……っ、ひゃ、いや、ぁんっ!」
下半身に与えられる刺激に身もだえする。
>見なさい〜酷いとは思わないか
最早言葉も無く、ただ首を左右に振って
悲しみと羞恥に耐え忍ぶ。
>瑞葉もやってみなさい
「え……」
咄嗟に瀬名が、胸の大きなアイドルのグラビアを見ていたことを思い出してしまう。
(やっぱり、もっと胸は大きくないと……?)
疑心暗鬼にかられるあまり、主人の言葉に従う道を選んでしまう。
「はい……私を見て、興奮していただけたら、嬉しいですわ……」
エプロンの肩紐を外し、ワンピースの胸を広げると、下着をずり下げて
乳房を露出させる。さらに少しでもボリュームをアップさせようとして
膨らみの下へ腕を持って行って、強調するようにする。
>>483 (ほほう、これはこれは…なかなかそそるな…)
抵抗するかと思ったが、意外にも素直に従う瑞葉の行動を眺めていくうち
逸物が硬さを帯びてゆくのを感じ、たまらないと言った様子で
荒い吐息を吹き掛けながら首筋をぺろんと、舌で舐める。
そして自分の膨らんだ下半身を瑞葉の下腹部に押しつけ、お互いの服越しに前後に擦らせる。
「大したものだ。しかしまだだな…少ししか大きくならないぞ。もっと揉みなさい。
もっと麗と同じように誘うようにして、大きく捏ね繰り回すんだ……。」
手はいつのまにか瑞葉のショーツを足首までずり下ろしており、
瑞葉が胸を揉む間、2本ほどの指をくちゅ…と秘所へ忍び込ませ弄り始める。
「表情もいやらしくなるように、こっちも弄ってやろうじゃないか。
ほら存分に…私を誘ってみなさい。瀬名が屋敷に来る前は言わずとも出来た事だろう?」
>>484 「んっ! あ……硬い……のが……」
下腹部に押し当てられた、布地越しの剛直の感触に、ゴクリと喉を鳴らす。
「
>大きく捏ね繰り回すんだ……
「はい……あ、はぁ……ん、んふぅ……」
悩ましげな声を漏らしながら、左の手で右の乳房を、右の手で左の乳房を
それぞれ揉み捏ねて、主人に見せ付けるようにする。
「こ、これで、いいで……あ、くぅぅっ!」
秘所へと進入してきた指に悲鳴をあげる。
「に、二本も、いきなり……ダメ、ですぅっ!」
そうは言うものの、既に乳首は尖って、秘所の柔襞も、
主人の指がとろけそうなほどに熱くうねっている。
>>485 「人間である以上気持ちなどが変わってしまうのは仕方の無い事だ…。
それに、他の男に思いを寄せるメイドを奪う楽しみとして
お前を日々誘惑していくのも悪くはないものだしな……。」
そんな独り言を呟きつつ、瑞葉の痴態に魅せられていく。
彼女の手を止め、秘所から指を抜き、今度は自分の両手で荒く揉みしだくとまた唇を奪う。
舌を絡めてお互いの唾液を混じらせる。
「……上手だぞ瑞葉。御褒美に今度は私が揉んでやろう。いや、下を弄り続ける方が良かったか…?
生憎私の手は2本しか無いのでな…よし」
モニターの中の瀬名と同時に、そそり立った逸物をぐいっと一気に挿入してしまう。
「これで問題ない。さあ、改めて御褒美だ……。
悲しむ瑞葉の心を慰めてやれるといいのだが…」
ゆっくりとした動きを開始し、瑞葉の耳元で囁き、乳房への愛撫の合間に髪を撫でる。
>>486 「ひっ、く、ぅぅん……っ」
主人のごつごつとした手で胸を弄られ、痛みの混じった快楽を覚える。
「ふぅ……むぅんっ、はぁ……私は、私は……」
主人から目を反らせばモニターの瀬名と麗の痴態が目に入る。
当然こちらを向いてはくれない瀬名の姿に、大きなショックを感じていると、
主人の逸物が一息に押し入ってくる。
「あ、だ、ダメですっ! いや、そ、れ……あああああっ!!」
奥まで貫かれた衝撃に、主人の腰に脚を絡み付けて耐える。
だがそれによって、結びつきは一層深いものになってしまう。
「あふっ、ふぅん……く、ぅあっ、あっ、ひ、ぁんっ」
主人を見るのも瀬名の映像を見るのも辛く、
ソファの背もたれへと顔を押し付けると、そこの布地を噛みしめて、声を押し殺す。
>>487 突くうちに体勢を変え、ソファの背もたれに瑞葉の顔を押し付け
背後から激しく出し入れさせる。
胸を揉む手も激しさを増し、瑞葉の肩に顔を乗せて表情を伺いつつ強く握って弄ぶ。
「ほらほら…何を声を殺しているんだ?これも勿論ばっちり記録に収めていると
知っているからか。遠慮はするな、あいつだって同じ事をしているじゃないか……。
なぜお前だけが遠慮する事があるんだ。ん?」
水音を響かせ、麗の喘ぎ声の中瑞葉を大きく喘がせようとする。
「麗は『気持ちいい』らしいぞ…。お前も負けてはいられないだろう。
そんな調子じゃ、あちらの麗に負けてしまうぞ……?」
肌をぶつけ、奥へ奥へと逸物を進ませ突き上げる。
「しっかり厭らしい声を出すんだ。麗に負けないようにな…」
そのスピードはどんどん加速していき、瑞葉と自分を高みへと導こうとする。
>>488 「く、ふぁ、ぁん、んっ、んむぅ……っ」
声を抑えている分、いつもより強い快楽に身体の中を荒される。
>なぜお前だけが遠慮する事があるんだ。ん?
「あぁ……ん、瀬名、様……あ、やあああっ!!」
ついに背が反り返り、喉から声が迸る。
「気持ちいい……気持ちいいですっ! おじ様……おじ様ぁっ!
一度堰を切ってしまった後は、もう止め処も無く淫らな声が漏れ出していく。
「御主人様、瑞葉を……捨てないで……ずっと、見て……」
私の、いやらしいところだけでもいいから、ずっと……ひゃぅぅんっ」
加速する責めに、秘所の蠕動はさらに巧みなものになる。
「きて……出して下さい、私に、下さい、あふっ、ん、んゃあぁぁぁぁっ!!」
ソファにしっかりとしがみついたまま、ついに達してしまう。
>>489 「いくぞ…、そろそろいくぞ、瑞葉…っ」
ソファが軋む音を立てているのも構わず、さらに大きく弾ませて瑞葉の内部を突く。
揺さぶられながら瑞葉が発した言葉には
「当たり前だ…捨てるなんて事、するわけがない。お前は大事な私のメイドだ。
どんなに厭らしくても他の男を好いていようとも、これからまた他の誰かに邪魔をされたとしても。
私は絶対に瑞葉を手離したりはしないからな……。」
と答え、優しく囁く。
「ずっと、私のものだ…。、…くっ!」
『ここの屋敷のメイドは皆』と実はその前につくのだが。余計な事を避けるためか
それだけ言うと自分も達し、画面の中の瀬名と同時に、大量に白濁を注ぐ。
「ふぅ…ふぅ…。…っ」
一気に勢い良く逸物を抜き取ると、後始末もさせず自分で汚れを拭き取ってしまう。
「おや、ビデオも丁度終わったようだな…。瑞葉。必要ならこれは複製してやろうか。
瀬名が責められる様子を見て自慰をするなり、
怒って自分からあいつを責めるなり…何とでも使えるだろう。
私は気にしない。むしろ、その様子を見せてもらうのもまた一興だ。どうするかね?」
デッキから取り出したテープを見せつけ、軽い気持ちで微笑みながら瑞葉に問い掛ける。
編み物の入門書を買ってきて読んでいる。
「指編み…こうやって、こうやって…あれ?」
どこをどうやったらそうなるのか判らないが、両手がぐるぐる巻きになってしまっている。
「誰か助けて…」
>>490 「あ……あ……はぁ……っ」
びくり、びくりと身体を痙攣させ、主人の爆発を受け止める。
交わりが解けたあとは、ぐったりとソファにもたれかかり、
すすり泣きを漏らす。
「ひくっ、ぅ……すん、ぐすっ、ごめんなさい……」
主人にか、はたまた瀬名にかは分からないが、そんな謝罪の言葉を口にする。
>必要ならこれは複製してやろうか
微笑みとともに差し出されたそれに、ふらふらと手を伸ばすと、
ハッとして手を引っ込める。
だが「いりません」とはハッキリと言えないのだった。
「……後始末もせず、申し訳ありませんでした」
代わりにそんなことを言うと、乱れた服装を整えて、
ペコリと頭を下げ、主人のもとを辞していく。
493 :
秋山 麗:03/11/01 22:22 ID:2v61cSaF
侯爵家の屋敷で執事に手渡されたビデオテープを、こちらに戻ってきてから再生してみる。
――が、開始5秒で内容が分かり即座に停止し、テープを取り出す。
「……なんでこんなものあたしに手渡したのよ……」
執事の真意をはかりかね、頭を抱えてため息を吐く。
折角だし杏樹以外にも食べてもらおうと、棒状チーズケーキの籠を持ったまま
悶々としながら、しょんぼりうなだれた様子で廊下を歩いている。
(ここのところの俺、一体どうしちゃったんだろう……。
皆もさ、もっと断ったり怒ったりビンタしたりしてくれてもいいのに。
特に奏さんとかは時折熱い視線を感じるような気もするし…。
困った。ほんっと困った状況だよ、俺…)
と、主人の部屋から出てきた瑞葉に偶然バッタリ出会い
>>492 「瑞葉さん!!」
とても久々だったせいかつい大声を出してしまう。
「…あ、ごめん…。なんかすごい久しぶりだったから、ついその…嬉しくって……」
>>494 主人の部屋の扉を閉めて、とぼとぼと歩き出したところで
今度こそ本物の瀬名の声が響く。
「っ!」
気が付けば、目の前に瀬名が立っている。
「瀬名……様……」
悲しげな目を大きく見開くと、やがて大きな声で叫ぶ。
「ダメっ! 見ないで下さいっ!!」
涙をこぼしながら瀬名に背を向けると、
自分の身体を抱くようにして逃げようとする。
「抜けた〜」
毛糸と格闘してようやく両手が自由になったようである。
「向いてないのかなぁ〜?」
毛糸を眼の前にしえ頭を抱えている。
>>495 >ダメっ! 見ないで下さいっ!!
そんな態度で背を向けられ、
そもそも主人の部屋から出てきた――という事は大体何をしていたか予想つくのだが、
敢えて何も言わずに自分の方を向かせると、個別に包んだチーズケーキを1本差し出す。
「ほら。やるよ、美味く出来たから。
…気にしてない。どうせいずれ知っちゃうんだろうけど、俺もお互い様だよ……。
って、ああ!もうやめよう!はい、好きだろチーズケーキ!」
そしてしばらく沈黙した後、
「………キスしていい?」
突然言い出す。
「それだけで、どんなに変になったって俺は頑張れると思う、から……」
恥ずかしそうに赤らんで言うと顔を近づける。
498 :
秋山 麗:03/11/01 22:41 ID:2v61cSaF
早々に荷物を片付け終えると、大きなビニール袋を手に、部屋を出る。
「さて、みんなに配ってしまわないと……さすがにこれだけあると重いわねぇ……」
どうやらハロウィーンで配るはずだったお菓子らしい。
>>497 瀬名の方を向かせられて、辛そうに目を伏せるが、
その手にチーズケーキを一本握らされる。
「これ……」
>気にしてない〜俺もお互い様だよ……
声も無く、口をパクパクさせたかと思うと、
みるみるうちに涙を目からこぼれさせ、
今度は泣き声を上げて瀬名にしがみつく。
「瀬名様ぁぁっ!」
瀬名の胸に顔を押し当てて、泣きじゃくる。
「……私も、瀬名様が何をなさろうと、気にしませんから……っ」
>キスしていい?
またも無言のまま、まるでキスの経験すらない少女のように
首筋や耳まで真っ赤にすると、一つ頷き、目を閉じて小さく震えながら
わずかに上を向いて、瀬名の唇を待つ。
500 :
秋山 麗:03/11/01 22:50 ID:2v61cSaF
>>497 ふと、廊下の先に後姿の瀬名を発見する。
「あっ、柏葉さん!」
一人かと思い、不用意に声をかける……が、
>>499 驚いて振り返った瀬名の先に、同じく驚いた顔をした瑞葉が。
「あ……こ、これ、ハロウィーンで配るはずだったお菓子……なんだけど……」
ビニール袋からお菓子の袋を二つ差し出しつつ、さすがに気まずく、言葉が尻すぼみになってしまう。
取りあえず今日のところはあきらめたようである。
「ジュースとケーキあるかな?」
休憩室に行く為に廊下に出た。
>>499 >瀬名様が何をなさろうと、気にしませんから……
「あ、でもちょっとくらいは気にしてくれた方が……、ま、まあいいか」
気を取り直して。
「瑞葉………」
肩を押さえ、斜めから顔を近づけ瑞葉の唇に触れる寸前の位置まで来る。
鼓動が高鳴り、廊下という事もあり非常にドキドキしていたところ
いつのまにか自分達を見ていた麗と未来に気付き、硬直して心臓が跳ね上がる。
「!! れ、麗さん…未来ちゃん…。な、なんでもないですよこれ!
瑞葉さんの目にゴミが入ってたから取ってあげようとしただけ、本当!じゃあ!!」
麗のお菓子を受け取り慌てて2人にチーズケーキを渡し、
しどろもどろで瑞葉の手を引きその場から逃げる。
…が、逃げたもののすぐ角を曲がったところで、ちゃっかり隠れて結局キスをする。
>>500-502 ジッと身じろぎもせずに瀬名の口付けを待っていたが……
>れ、麗さん…未来ちゃん…
「えっ!?」
瀬名の焦った声に、思わず目を開くと、確かに二人がこちらを凝視している。
「な、なんでもないんです! 本当ですわ、瀬名様の仰るとおり……!」
瀬名の苦しい言い訳を、下手な嘘で塗り固めると、
手を引かれるままにその場を後にする。
(あ……瀬名様の手、なんだか気持ちいいですわ……)
そして、今度こそ物陰で、長い間唇を重ねるのだった。
504 :
秋山 麗:03/11/01 23:05 ID:2v61cSaF
>>502-503 見事なうろたえっぷりに唖然としつつ、二人が逃げてからようやく気がついたように、渡されたチーズケーキを見る。
「……わかりやすいわねぇ……」
>>501 「……とりあえず、はい未来さん。ハロウィーンのお菓子。
ごめんなさいね、一日遅れの上に残り物で」
先ほどの気まずさを相まって、苦笑しながら未来にもお菓子の袋を差し出す。
>>502 廊下に出ると瀬名の姿が見えたのでケーキをねだろうとすると
瑞葉と麗の姿も目に入る。
なぜか瀬名が慌ててチーズケーキをくれたのでお礼を言おうとするが
瑞葉の手を引いてすぐにどこかへ言ってしまい小首をかしげている。
麗からもお菓子を貰うと
「麗さん、編み物教えていただけませんか?」
とたずねてみる。
「はぁぁ……」
何か思うところがあるのか、廊下で歩きながら溜め息をついている。
507 :
秋山 麗:03/11/01 23:10 ID:2v61cSaF
>>505 「編み物? ……でも、あたしも難しいのはできないわよ……?」
とりあえず、一色だけで平たいものなら作れるのだが。
508 :
桜庭 奏:03/11/01 23:11 ID:55/2smVO
お風呂セットを抱えて廊下を歩いている。
「う〜ん、チーズケーキ……?」
お風呂上りな為まだ髪の毛は半乾きである。
509 :
三条 望:03/11/01 23:13 ID:8S+Dw0K4
届いた医療機器の整理も終え、
いつものように医務室で医学書を読みふけっている。
>>507 「マフラー作りたいんです。二人のご主人様に!教えてください!」
麗が謙遜していると思っている。
「だっ、から!見たんだって!」
凛香の目の前でなにやら興奮している。
「そうだ絶対そうだ、うん、あれは絶対屋敷にいる悪魔だって!」
どうやら、仮装していた麗を本物だと思い込んでいる。
512 :
秋山 麗:03/11/01 23:20 ID:2v61cSaF
>>510 「マフラーぐらいならなんとか……わかったわ。
じゃあ、あなたの部屋で待っててくれる? これ、休憩室に置いてくるから」
言って、まだ膨らんでいるお菓子入りのビニール袋を見せる。
513 :
三条 望:03/11/01 23:24 ID:8S+Dw0K4
「プラシーボ効果に関して…」などと書かれた医学書を手に取り、
興味深げに視線を走らせると、なにやら物思いに耽っている。
>>512 「本当ですか!お願いします!」
そう言うと、自室にスキップで戻っていった。
>>513 「うーん、やっぱり相談に行った方がいいよね。精神科じゃないんだろうけど…」
自分の記憶の中では割と「いい人」な三条に相談すべく、医務室のドアを数度叩く。
「すみません、留萌ですけど……三条先生いらっしゃいますか?」
頭の中では悩みがちでも、話す声は元気そうではある。
517 :
三条 望:03/11/01 23:36 ID:8S+Dw0K4
「はいどなたですか…?」
突然医務室のドアを叩く音にいぶかしげな表情を浮かべながらも、
手にした本を置きドアを開く…
「あっみかささんこんばんは…」
不安げにドアの側に立つみかさの姿を目にし、ただならぬものを感じとり、
「同じお屋敷に勤めているのに、こうやってお会いするのはお久しぶりですね。
…お顔がすぐれませんが、どこか調子でも悪いのですか?」
などと心配そうに声をかけると、みかさに部屋へ入るよう促した。
518 :
桜庭 奏:03/11/01 23:38 ID:55/2smVO
自室で髪を乾かしている。
「そろそろお風呂上りは寒くなってきたかも……」
最近よく着てるものより厚手のカーディガンを出してきて上に羽織る。
「このままじゃ、食べれるってば!」
興奮状態はまだ続いている模様。
520 :
秋山 麗:03/11/01 23:40 ID:2v61cSaF
>>514 『一人一つずつどうぞ。一日遅れのTrick or treat』
未来と別れ、休憩室の端にビニール袋を置くと、こう書いたメモを下に挟む。
未来の部屋にたどり着くと、部屋をノックする。
「麗よ。おまたせ」
>>520 「麗さんありがとうございます。すいません散らかっちゃてますけど。」
毛糸だらけの部屋に麗を招きいれ、マフラーの編み方を教わり始める。
522 :
桜庭 奏:03/11/01 23:46 ID:55/2smVO
髪の毛をある程度乾かすと、机に向かって新聞を読み始める。
「そろそろ選挙だし……誰がいいんだろ。」
>>517 「こんばんは、三条さん。そう言えば久しぶりですね」
表情は暗めなのだが、できるだけ明るい顔をして挨拶すると、部屋に三条以外誰も居ない事を確認してドアを閉める。
「あの…ですね」
手近にあった丸椅子に座ると、最初に投げかけられた「調子でも悪いのですか?」という三条の問いに、しばらく黙ってしまう。
「私…最近ヘンなんです」
ぽつりとそう言うと、三条には目線は合わせずに話し出す。
「私…実は故郷に付き合っている幼馴染がいるんです。でも私、最近…」
悲しげにふるふると首を振ると、三条に誰にも言えなかった悩みを告げる。
「彼の事は好きなのに…私、ここのお屋敷での…その、夜伽とか、お仕置きとかに罪悪感が薄れてきてしまっているんです。それに、この前も変な薬で…」
主人の事、執事との事、さらに俊や瀬名の事など、様々な事が悩みの原因になってしまっているらしい。
「はいはい、分かったからちょっと静かにしてて」
全く相手にしていない。
525 :
秋山 麗:03/11/01 23:49 ID:2v61cSaF
>>521 「……ずいぶんと試行錯誤してたみたいね」
玉になっていない毛糸が、失敗の激しさを物語っている。
とりあえず、その辺りに座り込んで、編み方の指導開始。
「さて、じゃあ、糸のかけ方と編み針の持ち方から……」
526 :
三条 望:03/11/01 23:55 ID:8S+Dw0K4
>「こんばんは、三条さん。そう言えば久しぶりですね」
「私…最近ヘンなんです」
悲しげな面持ちでそう呟いたっみかさに
「正直やることがなくて暇を持て余していたところなので、
ずっと本を読んでたんですよ… 私に出来る事があればなんでもお役に立ちますよ…」
などと笑いかけみかさの告白に耳を傾ける。
なるほど…みかさの告白を一通り聞くと重々しく頷くと
先程まで目を通していた本をみかさに手渡した。
「ちょうどいい所ですね、『プラシーボ効果』…この言葉を聞いたことありますか?」
「なるべく簡単にいうと自己暗示…って事なんですが…
例えば相手に気がつかれないように普通の水を『これは薬ですよ』と思い込ませて飲ませると、
本当に相手にその効果が表れたりするんです…まぁ要は思い込みなんですけどね。」
そう言った後で、微笑みながら言葉を付け加えた。
「薬はこの際なんでもいいでしょう…
例えば胃薬…風邪薬…後はそうですね…媚薬とか…」
>>525 「本を読んでも全然わかんないし、さっきは手が縛られちゃったし。」
バカ正直に告白をしている。
>「さて、じゃあ、糸のかけ方と編み針の持ち方から……」
「はい、こうですね…ふんふん、あ〜なるほど!」
まだまだ手つきはおぼつかないものの毛糸に篭絡されるようなことは
無くなって来たようである。
528 :
桜庭 奏:03/11/01 23:58 ID:55/2smVO
「うーん……。」
新聞だけじゃよく分からなくなってきたのか図書室へ行こうと廊下へ出る。
「指が冷たいなぁ……」
両手の指を絡ませ、息をかけて温める。
お風呂上りで髪の毛をおろしているため、耳の上でピンク色の髪留めを留めている。
529 :
秋山 麗:03/11/02 00:02 ID:jBQkeZVv
>>527 「(手が縛られるって……どうやったら……?)」
指編みしていたなどとは想像できず、頭の中にハテナが浮かぶ。
「そうそう、そうやって、同じように横幅分だけ作って……」
まだ手馴れていないため、動きも遅く危なげだが、吸収はいいみたいである。
「横幅が決まったら、棒を持ち替えて、通してある糸の中に……そこじゃなくて、隣。そう、そこ」
早くもマフラー編みに突入しているらしい。
>>526 「ぷ、ぷらしーぼ効果……ですか?」
もちろん医・薬学はもちろん、心理学等にはまったくもって知識は無い。
が、それでも三条の言葉は自分にとってあまりにも思い当たる節が強すぎた。
「……」
先日の執事の手による行為。
薬とも水ともつかないものを飲まされ、肉欲に狂った自分。
あの夜のイメージが再び脳裏に浮かび、その頬に微かに朱が混じる。
「…そう、なんですか」
そして、彼の口から「媚薬」という言葉が出てきた所ではっと顔を上げ、三条と正面から向き合う。
「あの、三条さん。…その話、もっと具体的に知りたいです!色々教えてください!」
自分の今の悩みを解決する方法の助けになるかもしれない。そう思い、真剣な顔でそう言った。
何を言っても反応が薄い凛香。
「む、むむむ……もう俺知んないからね!助けてって言っても
絶対、ぜ〜〜〜ったい助けてあげないかんね……!」
そう言うと、急いで部屋から出て行く。
「早く他のメイドさんに教えてあげなきゃ!」
どうやら、本気で信じているらしく、みんなを避難させる気のようだ。
>>529 目もバラバラだがとりあえずは編み物らしいものが未来の持つ
編み棒から生まれはじめていた。
慣れぬ作業に口の中がからからになってきたが、飲み物が無いので
キャンディーポットを取り出してきた。
「麗さんもキャンディどうぞ」
533 :
三条 望:03/11/02 00:10 ID:OfGpbjXT
「つまり私が言いたいことは…要は自分しだいという事です。
このお屋敷でメイドとして働くという事は…いろいろ辛い事があるかもしれません」
語尾を濁しながらもそう諭すように言葉を連ねる。
しかし、目の前で自らの奉仕に関する悩みを打ち明けた彼女の夜の姿を思わず妄想し、その瞳に一瞬怪しい色が浮かんだ。
>自分の今の悩みを解決する方法の助けになるかもしれない。そう思い、真剣な顔でそう言った。
そんな彼女の真剣な表情に、軽く思案するように視線を上に向け、思いを走らせる…
しばらく黙った後で、ある思いを込めポンと手を叩いて席を立つ。
「今までの説明ではわかりにくいかもしれませんから試して見ましょうか?」
そう言い残し、みかさの返答も聞かずに背を向けて動き回ると…
やがて水が注がれたコップを手にしてみかさの前に座り直す。
「いいですかみかささん?」
「簡単にいうとですね…『これは媚薬です…』なんて偽ってこの普通の水を飲ませると、
ただの水なのに本当にその効果が表れたりするのです。」
「要は『病は気から』って事なんですが、これがなかなか侮れないんですよね…」
あくまで穏やかな表情は崩さず笑ってそういうと、みかさに水を飲むように促すよ。
「ただ…みかささんは、その水が媚薬ではなく『ただの水』だと既に知っているので、飲んでも全くなにも変わらないんですけどね」
と笑ってそう付け加えた。
534 :
桜庭 奏:03/11/02 00:10 ID:q1D2x6vt
>>531 図書室の扉を開けたところで悠斗の足音が聞こえる。
「……?」
後ろを振り返ると、まだあまり話したことのない彼の姿を捉える。
「こんばんは。悠斗くん……、だったっけ。」
俊が彼のことを話してたのを思い出し、彼を見上げる。
>>534 「ど、どこからでも……で、でてきやがれ〜」
キョロキョロと辺りを伺いながら歩いていると
前方に、メイドさんがいる事に気がつく。
「こんばんは、そうそう僕悠斗くん………じゃなくって!
早くここから逃げないと悪魔に食べられちゃうよ、さぁ早く早く!」
勝手に手を握ると、そのまま連れ去ろうとする。
536 :
秋山 麗:03/11/02 00:18 ID:jBQkeZVv
>>532 「あとは、その作業の繰り返し。力加減さえ覚えれば、もっと綺麗に編めるわよ」
とりあえず、一区切り付いたらしく、一息つく。
>キャンディーポットを取り出してきた。
「あら、ありがとう。頂くわね」
言って、キャンディーを一つ取って、口に入れる。
とりあえず、未来が頑張って編み上げていくのを見届けつつ、不意に部屋の中を見回す。
「……?」
ふと、手近なところにグミのようなものが二つ置かれているのを発見する。
丁度キャンディーが口の中で溶けきったので、悪いと思いつつ一つ口の中に入れる。
イチゴ味なのか、微かに広がる甘みがなかなかおいしい。
「……おいしいわね、これ。どうしたの?」
>>533 「試してみる…ですか?」
三条の言いたい事がよく掴めず、首を傾げる。
が、彼はそのまま自分の後ろに回り、やがてどこからか水を持ってきた。
それから始まった、三条の説明。
「うーん、催眠術みたいなものなんですか、つまり?」
難しい顔をしながらそう言うと、促されるままにコップを受け取る。
>その水が媚薬ではなく『ただの水』だと既に知っているので〜
「ですよね、病も気から…これは水…」
そう呟くに言うと、喉も渇いていたのかコップの水を一気に飲み干してしまう。
「うん、やっぱりただの水ですよね…。…っ?」
何かが身体の中で熱く弾ける感覚がしたが、気のせいだろうと思ってそのまま微笑む。
538 :
桜庭 奏:03/11/02 00:23 ID:q1D2x6vt
>>535 悠斗の自己紹介(?)に(ドラ○もんみたい)と思わず笑みが漏れるが、その後の言葉に首を傾げる。
「……悪魔?悪魔がいるの?」
訳が分からないまま悠斗に手を引っ張られて連れ去られる。
「ねえ、私、悪魔より虫の方がコワい……」
悠斗の背中にそう話しかける。
そう言いながらも、きょろきょろと周りを見回している。
どうやら真剣な悠斗の表情に半信半疑らしい。
>>536 「綺麗に編めたらいいなぁ〜ご主人様喜んでくれるかなぁ〜」
嬉しそうに編みつづけているが、どう見てもまだマフラーには見えない。
>「……おいしいわね、これ。どうしたの?」
麗に聞かれてその手元を見ると、食料庫から持ってきたグミが一つ減っていた。
「……!!!…そ、それ……あのぅ食料庫にあったんですけど……」
媚薬効果のあるものだとは言えないようであるが、瀬名との痴態を思い出し
顔を真っ赤にしている。
540 :
三条 望:03/11/02 00:28 ID:OfGpbjXT
>>537 >「うん、やっぱりただの水ですよね…。…っ?」
「ね?大丈夫でしょう…?」
水を飲み終えたみかさの様子を観察するように見つめた後で、
不意に視線を落とすと、暫くの間沈痛そうな様子で押し黙る。
静かな部屋の中で淡々と時が流れる…
まるでみかさの中で何かが変化するのを待っているようだった。
「これから始まることに耐えれれば…あなたの意識は正常ですよ…」
そう一言ポツリと呟いた…
>>538 「うん、俺見たんだ昨日廊下で歩いてるのでさ近くに
飯塚って人もいたんだ、その人悪魔の手先だよ、きっと」
>「ねえ、私、悪魔より虫の方がコワい……」
「むし?大丈夫俺がなんとかするっ
それより、気をつけてね急に出てくるかもしれないし」
奏の手をぎゅっと握り締め、尚も警戒している。
542 :
秋山 麗:03/11/02 00:31 ID:jBQkeZVv
>>539 >「……!!!…そ、それ……あのぅ食料庫にあったんですけど……」
「ふーん……じゃあ、柏葉さんが何かに…使うのかしら……」
言う間に、体の中から何か熱いものが生まれ、声がだんだんと小さくなる。
みるみるうちに呼吸は速くなり、顔も上気する。
頭の中では媚薬かと疑いたいが、まさか未来の部屋にそんなものあるわけない、と無意識のうちに否定している。
「……あれ……あたし、なんで……」
床に手を突き、どこかトロンとした目で耐えるが、体の火照りは収まらず、疼きまで覚える始末。
543 :
桜庭 奏:03/11/02 00:36 ID:q1D2x6vt
>>541 「あ〜、ああ、もしかして悪魔って──」
悠斗の言葉から、つい最近麗がハロウィンパーティで悪魔役をやる、とみかさと話していたのが聞こえたのを思い出す。
「私が見てないから分からないけど、多分それ、麗センパイじゃないかな。
なんか、昨日、パーティがあって悪魔の格好をするって言ってたのが聞こえた気がする。」
そう言いながらも、もし本当に悪魔なんていたら、なんて想像してしまい一瞬だがぎゅっと悠斗の手を握る。
普段はそういうものを信じない方なのに何故か悠斗の様子に頭までつられてしまったらしい。
>>540 「三条……さん?」
時折身体の奥でパチリ、パチリと弾けるような熱い感覚。
押し黙る三条。
また熱さを増す、自分の身体。
無言で視線を落とす三条。
まるで「何か」を服用した時のように、熱く滾り、疼く身体。
まだ、何も言わない三条。
「三条さんっ、これ、水…ですよね?ねぇ…」
まるで全力疾走した後のように息が荒い。
自分の身体は…水ではないと認めてしまっていた。そして。
>これから始まることに耐えれれば…あなたの意識は正常ですよ…
「そ、そんな…っ」
そう言うと、バランスを崩して慌てて三条の方に倒れこみそうになってしまう。
>>542 息が荒くなり頬に紅をさしたようになってきた麗を見て、おろおろしている。
「麗さん…それ食べたらエッチな気分になっちゃうんです。
エッチな事が苦手な人がいたら、食べてもらおうと思って…」
媚薬効果のあるものだと説明しているが、麗の耳には届いていないようである。
>>543 「へっ………?」
奏の言葉に、額に手を当て昨日の悪魔の容姿を思い出す。
(黒のストレートに少しキツイ目、そしてあの顔…………!?)
「あは、あはは、あはははは……」
どうやら昨日の悪魔と麗が、一致したらしく口から乾いた笑いが漏れる。
「あわわ、ご、ごめん!」
と、何処かに飛んでいたが、奏に手を強く握られ我に代えり、慌てて手を離す。
547 :
秋山 麗:03/11/02 00:47 ID:jBQkeZVv
>>545 未来が自分を覗き込むようにしたので、体を起こそうと身をよじると、秘所から耐え難い疼きが生まれる。
「ぅぁっ! ……何とか…しないと……」
やはり未来の説明は耳に入ってはいないようで、一人で満足させようと、その場に横になると両胸に手を添える。
すると、触れただけで痺れるような快感が生まれる。
「ああんっ、ああ……気持ちい…あはぁっ、ああっ!」
やがて、未来の見ている前で足を擦り合わせながら、激しく胸をこね回し始める。
「……み、未来さ……」
何かを未来に言おうとするが、後半はとても小さく喘ぎ声にかき消される。
548 :
三条 望:03/11/02 00:48 ID:OfGpbjXT
>>544 >「三条……さん?」
体調に変化をきたし始める様子を伺うと重々しく口を開く。
「すみません…貴女の悩みに付け入ってしまいましたが…
もうお気づきのように今みかささんが飲んだ水は…本当の媚薬だったんですよ。」
途切れ途切れにそう呟くと頭をあげて、みかさを見つめる。
>そう言うと、バランスを崩して慌てて三条の方に倒れこみそうになってしまう
「しかも相当強い効果があるんです。
その薬の効果に打ち勝てますか…それとも薬の快楽に負けてしまうのでしょうか?
効きはじめるまでに暫く時間がかかるのが難なんですが、もうそろそろその効果が表れはじめたようですね…」
みかさを見下ろし、いつもと違う低い声でそう呟くその瞳には、怪しい色が浮かんでいた。
549 :
桜庭 奏:03/11/02 00:51 ID:q1D2x6vt
>>546 「あっ…!ご、ごめんなさいっ」
悠斗に手を離されて今更自分が手をつないでいたことを思い出す。
放された左手を右手で握り、右手の親指を口元に当てて頬を紅潮させて視線をうろつかせる。
「あ、……そういえば、俊君とお友達になってくれたみたいで、ありがとう。
俊君からは、楽しくておもしろい人だって聞いてます。」
なんとか話題を探し、悠斗を見上げて微笑む。
>>547 このグミを食べると一晩中オナニーをしても収まらぬほどの疼きが起こる
ことを身をもって体験している未来は、眼の前で横になり胸を触り、腰を
クネクネと動かす麗の苦しみを何とかしなければと考え始めた。
「麗さん、麗さん…苦しいですか?」
顔を覗き込んで声を掛けるが、喘ぎ声を上げ続ける麗にどうしようかと
考えている。
>>548 三条が口にした真実。それは、衝撃を与えるに充分なものであった。
「ひ、酷いですっ、何でっ、こんなぁっ…」
身体を動かすたびに、敏感な部分から弾けるような感覚…快感が生まれる。
「あぁっ、ひぁっ…」
ぺたんと、床に身体を落とし、はぁはぁと吐息をつきながら三条を見上げる。
初めて会ったときの彼には無かった、微かな狂気の色さえ見て取れた。
>その薬の効果に打ち勝てますか…それとも薬の快楽に負けてしまうのでしょうか?
「くぅっ…こんなの、こんなのっ、負けないわよ」
がっしと両手を組み、絶対に自ら自慰に浸るものか…そう言わんばかりに強気な態度で三条を見る。
しかし、その一方で腰は微かに動いてしまっていた。
>>549 赤い顔の奏に、なぜかこっちまで恥ずかしくなってそわそわする。
>「あ、……そういえば、俊君とお友達になってくれたみたいで
(この人、俊坊のお姉ちゃんか)
「そんな、お礼なんて言われる事なんかしてないよ〜
俺は、一人つまんなそうにしてた俊坊と遊んだだけだし」
遊んだ、というより遊ばれたの方が正しいかもしれないのだが。
553 :
秋山 麗:03/11/02 01:01 ID:jBQkeZVv
>>550 先程までは、『心配しないで』と言おうとしていたのだが、どうやら一人では治められそうにないことに気付く。
「未来さん……お願い……」
言うなり、未来の方に体を向け、足を大きく開き、スカートを上げる。
すると、今まで触れていないはずのショーツに既に染みができている。
「お願い、手伝って……ここを、手でも何でもいいから刺激して……あはぁっ!」
言ってるそばから、自分でショーツ越しに擦り上げ、それだけで大きな喘ぎ声を上げてしまう。
「んっ、ああんっ…はぁっ…お、お願い、ああっ!」
554 :
桜庭 奏:03/11/02 01:06 ID:q1D2x6vt
>>552 「ホント?ありがとう。俊君って、年齢の割りにクールなところがあるけど、
やっぱり幼いところもあるから……。瀬名さんとか悠斗くんみたいなお兄さんがいると助かる。」
初対面の人に対する緊張も解けてきたようでふわりと微笑む。
「ね、凛ちゃんとつきあってるの?凛ちゃんの部屋に住んでるって聞いたけど。」
弟が彼らと三人で行為をしたなんて全く知らないのでそんなことを平気で聞く。
凛香とは相変わらず仲がいいらしく、呼び方も更に親しくなっていた。
>>550 >未来の方に体を向け、足を大きく開き、スカートを上げる。
捲り上げたスカートの奥に見えるショーツに出来たしみは徐々に大きく
なってきている。
>「お願い、手伝って……ここを、手でも何でもいいから刺激して……あはぁっ!」
麗の苦しそうな…それでいて気持ちのよさそうな声に、いたたまれなくなり麗の
股間に跪く。
「麗さん失礼します……」
おずおずと、麗のショーツに指を添えてやさしく撫でまわし始めた。
556 :
三条 望:03/11/02 01:08 ID:OfGpbjXT
>>551 >「くぅっ…こんなの、こんなのっ、負けないわよ」
その場で身を崩しながらも、必死に薬の効果に抗うその様子を楽しむように眺めるた後で、
ゆっくりと立ち上がると、しずかにみかさの背後に移動する。
「私はこのお屋敷に来て、そしてあっというまにかわってしまいました…
長い間このお屋敷に御使えしながらも自分を見失わないみかささんのその強い意志は尊敬に値します…
しかしこの薬の効果はそんなみかささんの意志すら狂わせる…
たとえばこんな事でも…今のみかささんの純粋な気持ちを断ち切るには充分でしょう…」
そう呟くと、不意に身悶えるみかさの首筋にふっと息を吹きかけた。
557 :
↑:03/11/02 01:09 ID:+oMt0xRc
558 :
秋山 麗:03/11/02 01:13 ID:jBQkeZVv
>>555 両手で胸、そして未来が秘所と、三箇所からの刺激にも、まだどこか満足できない。
それには、未来が遠慮して触っているからのような気がして、思わず未来の手に自分の手を添える。
「もっと、激しく……こうやっ…んんっ!」
未来の手を上から押し、ショーツに押し付けるようにした――つもりが、秘豆を刺激してしまったらしく、大きく体を反らせてしまう。
どうやら、早々と一度達してしまったらしい。
「……ダメ……一度イったけど……まだぁ!」
一度達したというのに、早くも責めを先ほどのペースに戻す。
「未来さん、遠慮しないでいいから……もっと、激しくお願い!」
>>554 「あ〜、わかるわかる、少し無理に背伸びしてるっぽくない?
まぁ、なんだかんだ言ってもまだまだ子供さ」
”ふっ、やれやれ”と、得意気だが
『オマエモナー』という突っ込みが聞こえてきそうだ………。
>「ね、凛ちゃんとつきあってるの?凛ちゃんの部屋に住んでるって聞いたけど。」
「もっちろん……と言いたい所なんだけどねぇ〜
なっかなか振り向いてくれないんだな、これが、いや〜困った困った」
困ったと口で言いながらも、どこかうれしげである。
サユリとお風呂事件の時の凛香の嫉妬?がそうさせているのだろう。
>>556 「三条さん…変わってって…」
失いそうになる理性を必死で繋ぎとめ、ぎり…と歯を食いしばる。
「薬だなんて…そんなのより、私の想いは…」
恋人の為にも。所詮自分の自己満足でも、耐えたかった。
ただ心のどこかでは、わかっていた。認めたくはないが─これには耐えられない、と。
そして、首筋に吹きかけられた三条の吐息。
それで、理性の糸も、固かった想いも、全て崩れた。
「はぁぁっ……嘘っ、こんなっ」
媚薬は何度か飲まされた事はあったが、量も効果も今回は比較にならない。
くらり…とふらつくと、何も抗えずにそのまま三条の手に落ちてしまった。
561 :
桜庭 奏:03/11/02 01:28 ID:q1D2x6vt
>>559 「そうだよね〜。いいなあ、私もまだ子供でいたい。」
得意げな悠斗を見て微笑ましく見つめると、少しなつかしそうに目を細め、どこか遠くを見てそう呟く。
子供でいたいと思ってても、1年経てば確実に年齢だけは増えていく。
そう思う一方で、同じ年齢層の人との遅れも感じ、焦りはじめる心があるのも否めなかった。
>なっかなか振り向いてくれないんだな、これが、いや〜
「へえ〜、そうなんだ。がんばってね!」
サユリが悠斗のことを想っているとも知らず悠斗を応援する。
すっかり図書室へ行くつもりだったのは忘れているようである。
562 :
三条 望:03/11/02 01:29 ID:OfGpbjXT
>>560 >くらり…とふらつくと、何も抗えずにそのまま三条の手に落ちてしまった。
苦悶に悶えるふらつくみかさの肢体に背後から手を伸ばすと、
そのまま身を寄せ、後方から抱きかかえるように両手でみかさの肢体に両手をまわす。
「なにも恥じる事はありません…
この薬にこれだけ耐えれれば…普段のあなたはまだまだ正常です…」
そういいながら張りのある肌の感触を楽しむように、ゆっくりとその手をみかさの肢体に這わせた。
「ただ…今晩だけはこのまま堕ちてくださいね…」
頬を赤らめて必死に耐える、みかさの耳元に口を寄せる。
ふぅっとかすかに息を吹きかけ、そして囁いた。
「志保さんは勿論ご存知ですよね?
妊娠されているというのに職務に誠実で、あの人は本当に立派な方です…」
唐突に話題を変えながら、みかさの服の中に両手を差し入れるとみかさの肌に直接指を触れさせた。
>>562 「あ……三条…さぁん…」
三条に後ろから抱かれると、そのまま甘い甘い…溶かされるような感覚に支配されてしまう。
そして、最後の砦も続く一言によって完全に陥落した。
「わたし…せいじょう、なの?…よかった…んぁっ」
三条と触れている部分、そこから服越しにもかかわらず快感が生まれ続ける。
そのせいか、堕ちるという部分も抵抗無く受け入れてしまった。
それを確認したのを見届けてか、耳元に吹きかけられる息と言葉。
「くぁあっ…んっ、志保さん、志保さんがどうしたっていうの?ねえ…っひぁぁっ!?」
志保が妊娠しているというのは知っていたが、聞き返した所で肌に指が這い回り始め、僅かに戻っていた思考を飛ばす。
>>561 「だよね〜、俺も歳取るのはやだよ〜。
いいな、俊坊や奏さんは、まだまだこれからで」
キチンと、渡された書類には年齢も書いてあったのだが
悠斗が、そんな事覚えているはずもなく、見た目だけで年下と決め付ける。
>「へえ〜、そうなんだ。がんばってね!」
この言葉にうれしそうに、奏の両手を握る。
「ええ人や〜、あんたほんにええ人や〜」
出来損ないの関西弁になっているのは気にしない。
565 :
三条 望:03/11/02 01:44 ID:OfGpbjXT
>>563 >「くぁあっ…んっ、志保さん、志保さんがどうしたっていうの?ねえ…っひぁぁっ!?」
薬の効果で快楽に身を任せるみかさの姿…
そんなみかさの姿を見て湧き上がる欲情を抑えながら、淡々と言葉を続ける。
「先日その志保さんの定期検診の際に、思わず志保さんに欲情してしまったんですよ…」
徐々にみかさの豊かな胸をめざし、服の中に差し入れた手を焦らすように進めていく…
「流石に私も医学の道を選んだ者ですから、その場は手は出しませんでしたが…」
這わせた手がついにみかさの豊かな胸を包むブラを捉え、ブラ越しに柔らかい胸を手のひらで包み込む。
「こんなに欲望が昂ぶったままだと、何時理性の糸が切れるかわからないのです…」
みかさの豊かな胸の形を歪めるように、あてがった手に力を加える。
「志保さんとそのお腹の子供を守るために、協力してくださいませんか…?
聡明な貴女なら…どうしたらいいかは…」
そう言った後でいきなりブラを引き下げる
「わかりますよね…?」
低い声で言い聞かせるようにそう呟くと、
ゆっくりと白い胸の頂点ですでに固くなっている淡いしこりを指と指でつぶすように擦り合わせた。
566 :
↑:03/11/02 01:44 ID:+oMt0xRc
>>558 触っている手を麗につかまれ押し付けられるが、その自転で麗は弓なりになり
達したように見えるが、一度いったぐらいでは収まるものではないことは判っていた。
麗の秘所に近寄ろうとすると、ポケットから昨日こっそり持ってきたローターが
コトリと音をたてて床に落ちた。
「・・・!」
(そうだ、これをつかえば・・・)
スイッチを入れるとブーンと低い音をたて振動し始め、麗の秘所に押し付けた。
568 :
秋山 麗:03/11/02 01:52 ID:jBQkeZVv
>>566 「!! あはああぁぁっ、んっ……ああっ!」
ローターを押し付けられると、まるでこれを待ち望んでいたかのように、大きな悦びの声を上げる。
今までの愛撫とのあまりのギャップに、一瞬自分の手が止まっていたが、しばらくすると再び胸を弄り始める。
「いいっ! 中に入れて……もっと、強くして、ああっ! 未来さん、お願い!」
よもや昨晩、とあるお客を一人食べた悪魔を演じていたとは思えないほど、腰を揺らしながら淫らに乞う。
569 :
桜庭 奏:03/11/02 01:54 ID:q1D2x6vt
>>564 奏も新しく来た悠斗の年齢は知らなかったりするので悠斗の発言で勝手に年上だと考えてしまう。
手を握られながら、急に関西弁を話し出した悠斗に思わず噴出す。
「面白いのね、悠斗くんって。俊君の言うとおりだった。」
そう言っていたずらっぽく微笑む。
「ね、よかったら休憩室に行ってお茶でも飲まない?のどが渇いちゃった。」
無意識のうちに首を少し傾げてそう提案すると、悠斗と共に休憩室へ向かう。
「寝る前だから緑茶でいい?」
ポットから急須にお湯を注ぎ、ふたつの茶碗にお茶を淹れるとテーブルに置く。
「どうぞー。……あ、お菓子だ。
ひとりひとつだって。『一日遅れのTrick or treat』……あっ」
悠斗にもお菓子を差し出し、下に置かれている紙を屈みながら読んでいると、さらさらした髪から
髪留めがひとつ落ちる。
それを拾おうとして屈むと、ふとテーブル下にある箱に気付いて引き出す。
「なんだろう……って、コレ……」
休憩室にはベッドがなかったりするので、淫具箱はテーブル下にあったらしい。
>>565 「くぅっ…すごっ、あぁ…」
志保の事を聞かされながら愛撫され、言葉にはならないものの徐々に話の概要が掴めてくる。
「胸、いい…です、三条さん…あぁぁぁぁっ」
ただ、自分に求められている事にどう答えるかの答えがすぐに出ない。
が、その間にも三条の侵入は続き、乳房が完全に捉われた。
身体の中で…弾ける、快感。
乳房を直に揉まれ、そして刺激を待ちわびる尖りきった先端に加えられる刺激。
「あふぁぁぁっ、いゃああぁっ!!」
三条が器用にそこを弄ぶたびに、脳髄に直接叩き込まれるような絶頂感が押し寄せ…そのまま達する。
「はぁ…はぁ…」
一度達して、ようやく一旦責めも止まる。
そして、確認するように軽い愛撫を繰り返してくる三条の声がしっかりと届いた。
志保のお腹にいる、新たな命。
おそらくは死んだ伊達との子供。理不尽な理由であれ、その子を守れと言われて拒めるはずが無かった。
「はい…。志保さんの分まで、わたしにぶつけてください…お願いです…」
スカートを自らはだけると、そこは着衣したまま水に入ったかのような状態になっていた。
太腿まで潮とも愛蜜とも取れる液体で濡れ、下着は秘裂の形を完全に浮き上がらせてしまっていた。
>>568 ローターを押し付けると大きな歓喜の声を上げる麗を見て、未来の中の
S性が蕾となってきたようだ。
>腰を揺らしながら淫らに乞う
麗に乞われると押し付ける力を弱めたりしながら、例の反応を楽しんでいる。
そのうち濡れそぼったショーツを剥ぎ取り、直接ローターを押し付けたり
指を秘所に出し入れするなど、麗を弄びつづけた。
「麗さん、かわいい・・・もっと感じてくださいね・・・」
>>569 「ん〜、そういえばそうかも、さっきまで緊張しっぱなしだったし」
奏の提案に、素直に頷き、後ろから付いて行く。
「はいは〜い、なんでもいいよ〜……ずずずず…はぁ、和む」
年齢に似合わず、年寄りくさい一面をみせる。
これのお陰で、ますます奏の”悠斗は自分より年上”だと思わせてしまう。
>休憩室にはベッドがなかったりするので、淫具箱はテーブル下にあったらしい。
「え?何々、俺にも見せて、見せて」
奏の、手の中にある物を受け取り箱を開ける、すると
辺り一面に、なにやら鼻腔が刺激される匂いがふわっと広がる。
573 :
秋山 麗:03/11/02 02:10 ID:jBQkeZVv
>>571 「んんっ…あっ! そんな、みら…あああっ! あはぁぁっ!」
秘所への刺激が変化すると、腰はそれを敏感に感じ取って跳ね上がる。
未来から与えられる刺激に躊躇が無くなり、それが薬(?)によって高められ、麗をみるみるうちに押し上げていく。
「もう……ダメッ! イく、ぅっ! イっちゃ…あっ、んはああぁぁぁぁぁぁっ!!」
自分で乳房を押しつぶすようにつかみ、潮さえも吹きながら、先ほどとは比べ物にならないほどの高みへと昇りつめる。
体が硬直し、数度痙攣を起こし、ようやく落ち着いたときには、ぐったりした様子で大きく呼吸を繰り返していた。
「ぁっ……はぁ……ん……未来さん、ありがと……
……はぁ、後は、自分で……なんとかするから……」
乱れた髪の間から未来に視線を送ると、小さな声でお礼を言う。
まだ疼きは収まってはいないが、今の絶頂でかなりマシな状態にまでは持ってこれたらしい。
574 :
三条 望:03/11/02 02:15 ID:OfGpbjXT
>>570 >「はい…。志保さんの分まで、わたしにぶつけてください…お願いです…」
まるで操り人形のように朦朧としてそう答えるみかさの姿を見て満足そうに一つ頷く。
「ええ…そうです…私が志保さんとそのお腹の子を傷つけないように、貴女が私を静めてくださればいいんです…」
媚薬の効果で眼を潤ませるみかさに感情の希薄な声でそう言うと、みかさの震える白い首筋に舌先を這わせる。
>スカートを自らはだけると、そこは着衣したまま水に入ったかのような状態になっていた。
既に湧き出た雫の潤いによって、淫靡な花園の姿が浮かび上がっている下着を見つめ、
意地悪そうにみかさに問い掛ける。
「薬のせいとはいえ凄い事になっていますね…」
その染みを指ですくうようにそっとなぞると、
潤んだ雫を掬い取った指をそっと舐め、満足そうに微笑んだ。
脱力したみかさの肢体を持ち上げ、
そのままデスクに両腕を付かせ四つん這いのような体勢をとらせる。
「先日は餓えているにも関らず、志保さんというとても美味しそうなご馳走を前にして、
そのご馳走に手をつける事ができませんでしたから、さっそく楽しませていただきますね。」
みかさを見下ろしながらそう言うと、
床に膝をつき、濡れた下着越しに花弁に顔を擦りつける。
美しいメイドの淫猥な匂いを味わう様に、大きく息を吸い込むと、
そのまま舌を伸ばし、濡れたショーツ越しに花弁を嬲りだした。
575 :
桜庭 奏:03/11/02 02:16 ID:q1D2x6vt
>>572 悠斗が傍にいるのも忘れてこんなところにまで置いてある淫具箱に驚いていると、
悠斗が箱を取り開けてしまう。
「あ、悠斗くんっ……」
こんなものを眺めていたと思われると恥ずかしいので止めようとするが、箱は透明なので中身はバレバレである。
「……なんか、甘いにおいがするね。」
箱を開けた途端広がった匂いに、頬をわずかなピンク色にさせてうっとりとした表情を浮かべる。
しかし、次第に身体が熱くなってくるのを感じて、いつか似たような甘い匂いの媚薬を嗅いでしまったときの事を
思い出し焦り始める。
「もしかして、コレ……」
淫具箱に入っている物という時点で、怪しいものなのだが、甘くていい匂いがしたことですっかり危機感を忘れて
しまっていたらしい。
>>573 簗にあがった鮎のように跳ねる麗を見て大きく達したのだと理解した未来は
ひとまず、責めをやめた。
が、自分の経験からはこの程度ではどうしようもない事も判っていた。
「麗さん、次はどうしましょう?」
しかし、自分で何とかするという麗の精神力に目を丸くすると、麗を自分の
ベッドに寝かせて、自分は休憩室のソファーで寝ることにした。
翌朝、自室に戻るとまるでおもらしをした後のようなシーツを寝ている麗の
体の下から引き抜きこっそり洗濯カゴに入れておいた。
>>575 「あらぁ、こんなのじっと見てたのね〜」
中の淫具を取り出し、ニヤニヤしながらスイッチを入れたり切ったりしている。
奏の言葉に、くんくんと、辺りの匂いを嗅ぐ、すると同様に身体の芯が熱くなる。
「あぁー、こりゃぁ、まいったっぽいなぁ〜」
すっかり大きくなってしまった、自分の逸物に視線を落とす。
(ん、まてよ、この匂いを嗅いでこうなったってことは………)
物から奏へと視線を移すと、赤く染まった頬が目に映る。
(やっぱし……)
578 :
秋山 麗:03/11/02 02:27 ID:jBQkeZVv
>>576 自分の部屋に帰る、とは言ったのだが、体を動かすのも億劫で、結局は未来の厚意を受け、彼女の部屋で過ごすことにする。
「……媚薬の類は、あらかた体験したと思ったんだけど……これは……」
未来が部屋を出て行ってからそう呟くと、とたんに疼きがぶり返してくる。
ベッドの下に手を伸ばし、手探りでバイブを探し当てると、最初からスイッチを最大にして突き入れる。
「んはぁっ!! ああっ、ああんっ! …ぅっ、はぁぁっ!」
胸を露出させ、乳首を痛いくらいに抓り上げながら、蠢くバイブに合わせて腰が動き始める。
明け方近くになってようやく治まり、バイブをベッドの下に戻すと、淫らな格好のまま眠りについてしまう。
>>574 「はい…はい…ですから、早く…あぁん」
首筋を舐められると、最早役目を果たしていないショーツから、また一筋の線が伝う。
それはまるで、身体の奥が果ての無い泉になってしまったかのようだった。
さらにそれを煽るように繰り出される言葉責め。
ただ、もう全ての理性は刈り取られ、若い生物の牝の本能のみで受け答えをするだけ。
「そうですぅ、三条さんのせいで、こんなにっ…だから早くっ」
だらだらと涎も口の端から零れ、まるで痴女のように三条を求めてしまう。
そのまま三条の為すがままに体位を変えられると、ぴったりと濡れて張り付いたショーツに男の息が掛かった。
「あぁぁっ……」
それだけで、また達してしまいそうな程。
その直後に始まった舌責めを受けると、あっけなく、そして際限なく押し寄せる絶頂の波に身を任せてしまった。
「三条さん、またいくっ、ああぁぁっ、またっ、もう…いああぁぁっ!」
何度も何度も。
精神に以上をきたす寸前の快楽地獄に、ただ打ち震え、歓喜のものかはわからない涙を流す。
580 :
桜庭 奏:03/11/02 02:35 ID:q1D2x6vt
>>577 「え、…あ、……うん……こんなところにあるとは思わなくて……」
床に三角座りしながら言い訳するようにそう言い、顔を紅潮させて俯く。
>「あぁー、こりゃぁ、まいったっぽいなぁ〜」
自分も身体が熱くなってきたのを感じていたので、悠斗の言葉を聞いて視線を下げていくと、
一部盛り上がったズボンを見て更に顔を赤くし、目を逸らす。
「……ええと……、よかったら、その……」
先程話したばかりなのにこういう展開になるとは思わず、どうしようかと考える。
(『手かお口でしてあげましょうか』?それは恥ずかしいし、……。)
そう考えている間にも、部屋に広がる匂いは鼻から入って行き、身体の疼きはだんだん大きくなってきて
少しずつ息が荒くなってくる。
(私も、気持ちよくなりたい……)
思考もあまり働かなくなってきて悠斗を潤んだ瞳で見つめる。
581 :
三条 望:03/11/02 02:35 ID:OfGpbjXT
>>579 >「三条さん、またいくっ、ああぁぁっ、またっ、もう…いああぁぁっ!」
「幼馴染や御主人さま以外の男性の前でそんなに声をあげて…はしたないとは思わないのですか?」
舌が触れる度にピクンと肢体を跳ねさせ、涙を浮かべて嬌声を上げるみかさに向けて、
そう意地悪く囁きかけた後で、
みかさの雫と自らの唾液で濡れたショーツに指をかけ横にずらす…
「さすがこのお屋敷のメイドさん。ここも丁寧にお手入れが行き届いてますね…」
眼前で快楽を求めるように妖しく蠕動するみかさの花弁にそう感嘆しながら、
もう片方の手で閉じられた可憐な花弁を押しひろげ、
滴るほどに濡れた膣内に舌を差し入れると、彼女の濡れた肉襞を味わうように這わせた舌先を動かしていく。
>>581 「ううぅっ、あああぁぁっ。嫌あっ…」
幼馴染という言葉に激しい拒否衝動を受けるが、それすらも薬の効果か、あっという間にどこかへと消え去ってしまう。
また一度、さらにもう一度軽く達すると、濁った瞳から再び涙が流れる。
何を思って流した涙かは分からないが。
>さすがこのお屋敷のメイドさん。ここも丁寧にお手入れが行き届いてますね…
「くぅぅっ、また来るのっ、だめっ、だめだめーっ!!」
肉襞のある部分を舐められると、不意に膣口以外の場所から液体が飛び出、三条の飛沫が顔に掛かる。
それを受けて三条が一度顔を離すと、秘裂から溜まっていた愛蜜が溢れ出る。
とろり、とろりとそれは流れ、膝を伝い、床にまで届いた。
>>580 初めのうちはどうって事はなかったが、時間が経つにつれ
抑えていた理性が、徐々に失われていく感じがした。
「えっと、なんかあれだね、あはは」
この空気を、何とかしようとするが、なんの話題も浮かばず
直ぐに会話は止まってしまう、そしてついに……
>思考もあまり働かなくなってきて悠斗を潤んだ瞳で見つめる。
「ごめん、そんな目で見られたら、俺我慢できない」
奏の瞳に、完全に理性は吹っ飛び、手を引き抱きしめキスを交わす。
584 :
桜庭 奏:03/11/02 02:50 ID:q1D2x6vt
>>583 悠斗に引き寄せられ一瞬目を丸くするが、これからの時間を想像してそっと目を伏せる。
「んっ……」
舌を絡めあう激しい口付けのあと、やっと唇が離れる。
荒い息を整えながら、悠斗を見上げる。
「……ごめんなさい、……私も、なんかもう……」
やはり恥ずかしくてその先は言えないらしい。
そのかわりに、悠斗のそばに手を付くと、もう片方の手の人差し指でそっとズボンの上から撫で上げる。
585 :
三条 望:03/11/02 02:53 ID:OfGpbjXT
>>582 >「くぅぅっ、また来るのっ、だめっ、だめだめーっ!!」
しなやかな肢体をふるわせ達したみかさの姿に興奮が最高潮にたっする。
デスクに身を預ける様に脱力してして、
恍惚とも苦悶ともとれる表情を浮かべたみかさのの臀部に手を伸ばし
みかさの胎内から湧き上がった甘い密でびしょ濡れになった下着を下ろすと、
「そろそろ準備も整ったようですね…」
そう呟いて、既に激しく熱を帯び昂ぶった逸物を2度3度焦らすように花弁に擦りつける
「それではみかささん…あなたで私の欲望を鎮めていただきますね…」
そう呟き、抗うようにきつく締め上げる膣内にゆっくリと逸物を突き立てた。
>>585 「ぁっ……はぁっ」
もう限界、とばかりに三条の方を見る。
すると、丁度彼がその逸物を取り出したところだった。
「あ…三条さん、すごい…」
ごくり、と喉を鳴らし、その熱が自らの蕩けきった場所に挿入されるのを待った。
そして、杭のように突き立てられる念願のもの。
「あぁぁっ、んふぁぁぁ…っ!!」
それが完全に体内に納められると、肉襞が逸物に絡みつき、さらにギチギチに締め付ける。
「くぁっ、あああっ、そこいいっ…!」
>>548 「俺も、もう……」
ジジジっと、ズボンのファスナーを下ろすと、既に
硬く、り勃った逸物が姿を現し、奏の目の前で震えている。
「……苦しかったら、言ってね、直ぐ止めるからさ」
と、言うと奏の幼い唇に逸物を擦り付け、ゆっくりと口内へとねじ込む。
一息吐き、息を整えると彼女の口内の感触を楽しむように、ゆっくりと腰を前後に動かす。
588 :
三条 望:03/11/02 03:04 ID:OfGpbjXT
>>586 「すばらしい締め付けですねっ…」
逸物を締め上げるみかさの膣内の圧迫感に耐え切れず、そんな言葉が漏れる。
きつく閉じられた肉壁を掻き分けて一度みかさの奥ふかくに達した逸物を
ゆっくりと傘の部分を残して引き抜くと、
さらに息つく暇を与えず、欲望の赴くままに再度みかさの奥ふかくまでグっと一気に突き立てる。
汗ばむみかさの肢体を後から強く抱きしめ、
みかさに限界が近づくことを知らせるように、
みかさの胎内奥ふかくを蹂躙する腰の動きをさらに早めた。
>>588 「……っ!……あああっ!」
締め付けるだけで、喘ぎ声が勝手に口をつく。
そして、ゆっくりと抜けていく逸物。そしてそれが傘の部分で止まった時、次の瞬間に訪れる快楽を思って体を震わせる。
「あっ、あっ……はあああぁぁっ!」
また大きく達すると、それに従って搾り取るように三条のものを求める秘奥。
そして、あとは三条と獣のように交わり続ける。
「あはぁっ、んふぅっ…くうううっ!」
肉がぶつかり合うたびにビチャビチャと淫靡な水音が響き、二人の息、喘ぎが加速していく。
「三条さ…私、もう壊れっ…んんんんぅっ!」
三条に弱々しくそう言うと、かつてない大きな波の到来を予測させるような、そんな身震いをする。
590 :
三条 望:03/11/02 03:19 ID:OfGpbjXT
>>589 みかさの肢体が大きく震えると同時にさらに逸物を締め上げる力が強くなる。
みかさの声…
肌の質感…
そして逸物を締め上げるその感触…
すべてが欲望を駆り立てた。
「私同様あなたも…これが欲しかったんですねっ…」
そう言葉を吐くように限界が到来した自らの最後の一撃をみかさの子宮に撃ちつける。
刹那込み上げる白い欲望で逸物が膨れ上がり…
白いフラッシュバックに襲われながら、みかさの胎内奥ふかくに2度…3度と白い欲望を解き放った。
591 :
桜庭 奏:03/11/02 03:22 ID:q1D2x6vt
>>587 「……」
悠斗の硬く大きくなったモノを見て息を呑む。
上目遣いで了承の意思を込めて頷くと、いつかも教えられたように膣を模したように口内へ埋めていく。
「……んっ……ふ……」
既にかなり大きくなっていたからか、しばらくすると、悠斗のモノが口内で震えだし、口の中で爆発する。
未だに慣れそうにないこの味に眉根を寄せ細い喉を上下させて少しずつ飲み下す。
飲み終えると、またいつものようにケホケホと咳をしながら顎に少し伝っていた涎を拭う。
息を整えると、自分の身体が先程よりも疼いていることに気付く。
「……悠斗くん、……」
どうしようもない疼きを鎮めて欲しいと言いたい。
しかし、喉の辺りで詰まったように言葉が出てこない。
こういうときに限って、司の顔が思い浮かび、まるでそばにいるように彼の自分の名前を呼ぶ声が聞こえる。
それを振り切るように目を瞑って数回頭を振ると、悠斗を見上げる。
「悠斗くん、もし、……続きがしたかったら、私の部屋へ来る?
……悠斗くんには凛ちゃんがいるから、おまかせする。」
自分の身体の疼きは自分で何とかしようと思いながら立ち上がる。
この後やはり悠斗は自分の部屋へ来ることなど知らずに、休憩室をさっと片付けると悠斗より先に
そこを後にするのであった。
>>590 >私同様あなたも…これが欲しかったんですねっ…
三条の逸物が震え、さらに膨れあがった瞬間の言葉。
それには否定できなかった。そして、暇も無く全身に絶頂と言う名の電流が走り抜ける。
「あくぅっ…ああぁっ、うぁっ…ぁあああぁぁっ!!!いくっ、くっ………はぁぁっ…!!」
最後の喘ぎ声は声にはならず、ただ快楽に狂った表情で、快感の波に呑まれた。
「はぁぁっ…あぁっ…」
しばらくして意識を取り戻す…が、荒い呼吸を繰り返すだけで、自分では動けないようだった。
>>591 「ふっ、っく……!」
奏の顔を手で押さえ、自分の快感を、得る為だけに腰を喉元まで打ち付ける。
媚薬の性でか、いつもより早く限界が来てしまい、ビクビクと長く大きく逸物が震え
白濁の子種が、奏の身体の中を汚していく。
「はぁ、はぁ…むぅ……」
絶頂は迎えた物の、未だに衰えを見せない自分の逸物。
どう処理しようか考えていると、奏に部屋へと誘われるがこちらは凛香の顔が浮かび
最初は断ってしまうのだが、部屋に戻ると既に寝息を立てている凛香を起こす訳にもいかず
申し訳ないと思いながらも、足は知らず知らずの内に奏の部屋をと向かうのであった。
595 :
三条 望:03/11/02 03:43 ID:OfGpbjXT
>>593 昂ぶった欲望をみかさの奥深くに解き放ち、
快楽の余韻に浸るようにみかさの肢体に覆い被さる。
「義務的でもいい、あなたはただ私が邪にならないよう…
欲望を鎮めて下さればいいのです…そこには何の感情もいりません…」
息も絶え絶えにみかさの耳元でそう囁く…
「あなたは幼馴染や御主人さまに対して背信しているわけではありませんよ…
介護をする…そう思っていただければいいのです…」
感情を消した声で囁くと、
「ゆっくり休んでくださいね…」
そう言いながらみかさの肢体を担ぎ上げベッドに運び毛布をかけると、先程までの淫匂が漂う部屋の明かりを暗くした…
596 :
椿 杏樹:03/11/02 15:38 ID:t/Yo7QcX
買い出しで外出中。
公園のブランコをこぎながら、近所の小学生達と楽しそうに大合唱。
「♪だけど僕らはくじけない〜 泣くのはいやだ笑っちゃおう 進め〜」
「名無しの、名無しの…っと。ない、ない、どっこにもあらへん。
…あかん。迷ってもうたぁ」
お屋敷を探し、迷っている若い男。
(子供らに聞くのもなぁ……って、おるやん。子供やないのがひとり。
違和感なく混じってて気付かんかったわ)
杏樹の姿を認め、道をたずねようと公園へ足を踏み入れる。
598 :
椿 杏樹:03/11/02 16:37 ID:t/Yo7QcX
>>597 「じゃあね、また明日。そろそろお屋敷に戻らなきゃ。さよなら」
『え〜〜〜!』と子供が不満の大合唱を漏らす中、買い物袋を持ち公園を出ようとする。
が、ふと入口にいる男が自分をじっと見ているのに気付く。
「?あの〜。…私に、何か?」
普通ならメイド服の女が公園で遊んでいるというだけでも十分注目の的なのだが。
自分の中では変わった格好だとはさほど思っていないらしい。
>>598 (しっかしメイドさんの格好て…、本物か…?)
少々困惑しつつ眺める。
「あんな、名無しのはんのお屋敷て、知ってはる?
知ってはったら教えてもらいたいんやけど。迷ってもうてなぁ」
かなりおおざっぱな手書きの地図を突き出す。
600 :
椿 杏樹:03/11/02 17:02 ID:t/Yo7QcX
>>599 男の困惑するような視線に、ただにこっと微笑み返す。
「?」
そして出された地図と『お屋敷』という言葉に、すぐ内容を理解する。
地図を受け取り屋敷の方向を指差す。
「ああ!ここでしたら、私のお勤め先ですよ〜。丁度今から戻るところですから、
ご案内しますね。」
先を歩き、男を屋敷まで道案内して連れて戻る。
屋敷に戻って中に入り、ロビーまだ来たところでやっと後ろを振り返る。
「こちらです。ええと…やだわ、肝心な事を聞くのと言うのを忘れてました。
はじめまして。ここのお屋敷でメイドをしてます、杏樹と申します。
お客様、本日は御主人様に御用事がおありなんですよね?
急用でしたらすぐにでもお呼びして参りますけど…取り込み中の場合もありますから、
お急ぎでなければ客室の方で、ゆっくりなさっていただけますか〜」
主人が手空きでないかもしれないと思い、とりあえず客室へ通す。
>>600 「なんや、偶然てあるもんやなぁ。
よかっっったわぁ。おおきに、おおきに」
杏樹の言葉に、心底ほっとしたように呟き、つられて微笑みかける。
「杏樹はん、な。ほんまに、ありがとう。
遅刻でもしとったら親父に大目玉くらうとこやったわ」
大きな屋敷やロビーの調度品を眺める間もなく、客室へ通される。
「今日は親父の使いでなぁ、詳しいことはよう知らされてへんのやけど。
失礼のないようにて、えっらい念を押されよってん。ご主人さんて、おっかないんか?」
落ち着いた色調のソファへ腰掛け、ついつい気安く話しかける。
しかし主人とは直接面識がないらしく、少々気後れしている様子。
603 :
椿 杏樹:03/11/02 17:22 ID:t/Yo7QcX
>>601 >ご主人さんて、おっかないんか?
「うーん…そんな事は無いと思いますよー。私なんかは、いつも優しくしていただいてます。
じゃ、ちょっとお待ちくださいね」
一旦客室を離れると
(関西…?というよりは京都弁…かな?)
内線で主人が面会可能かどうか聞いてみる。やはり今は手が離せないらしい。
「…そうですか〜。はい、はい。わかりました。
お客様にはそのようにご説明しておきますね。……え?そ、そんな事はありません…。
もう御主人様、そんなカメラで覗きばかりされるんでしたらもっと可愛がってください。ぷん」
頬を膨らませて電話を切る。
とりあえず買い物袋の中身を厨房の冷蔵庫に入れ、温かい紅茶を煎れると
トレイに乗せて客室へ持って行く。
「失礼します。ごめんなさい、御主人様にお尋ねしてみたのですけど…。
『折角時間を決めてお呼びしたのに申し訳無いが、今大事な商談中なので
しばらく待って頂きたい』と伝えてくれ、との事だったんです…。どうしましょう。
宜しかったら、私がお相手させて頂きますので。あともう少し待って貰えますでしょうか」
客室のテーブルに紅茶を置き、客人にすすめる。
>>603 「優しいんか。それ聞いて、ちょっと安心したわ。
あ、おおきに……うまいわぁ。美人さんの淹れはったお茶は格別やぁ」
安心したように力を抜くと、すすめられた紅茶に口をつけ、軽口をたたく。
「待つんはかまいまへんけど、杏樹はんはお仕事とかあらしまへんの?
お客人のお相手て…、メイドさんやし…、いやまさかなぁ」
勝手に何かを想像して赤くなっている。
605 :
椿 杏樹:03/11/02 17:44 ID:t/Yo7QcX
>>604 >美人さんの淹れはったお茶は格別やぁ
「そんな、私なんか。それにお茶っ葉が見当たらなかったから、
困った末にティーバックで煎れちゃったんですよ〜」
軽い調子で言う客人の言葉に、ついつい笑みが零れる。
「(ごめんなさい。実は、黄色い箱のアレです。…御主人様には内緒にしてくださいね)」
小声でこっそりと客人に耳打ちする。
>お客人のお相手て…、メイドさんやし〜
一瞬きょとんとするものの、しばらく黙った後
もそもそと赤らんだ顔で俯き加減にエプロンの肩紐を下ろし始める。
「お仕事は…そうですねえ。当然お客様の『接待』も、させていただいてますから…。
私で暇潰しになるのでしたら、どうぞ…お客様も…その……。
御主人様のお手が空くまで私で、お好きに遊んで…待っていて下さいますか……?」
ベッドにぺたんと座り、仕草と言葉で客人を誘う。
>>605 「ティ、ティーバックて……・
ぷっ…、そらちゃうって、アレやろ?きゅっとお尻にくいこんでセクシーたまらんやつ。
ほんまかわいいわぁ、自分。ふわふわーってしよって…俺の周りにはおらんタイプやわ」
笑いながら杏樹の頭を撫で、ぎゅっと抱きしめる。
「お好きにって…ええんか?ほんならお好きにさせてもらうわ。
実は自分穿いとるん、ちゃうん」
艶かしい杏樹の仕草に、股間に血がたぎってくる。
片手で腰を抱いたまま、冗談めかしてスカートを捲り上げた。
607 :
椿 杏樹:03/11/02 18:09 ID:t/Yo7QcX
>>606 「ちっ、違います〜。ちゃんと正式名称"ティーバック"でいいって何かのテレビで
言ってたんですから!すぐそう思うのは、お客様がその…エッチだからじゃないんですか…。
じゃなくて!し、失礼しました……あっ」
なぜか恥ずかしくなり慌てて弁解していたが、急に抱き寄せられ驚く。
「ん……。穿いてないです、そんなの…きゃっ」
スカートを捲り上げられて声を出す。
が、抵抗しないどころか客人の手を胸に導き、喉元に顔を摺り寄せる。
露になったのは多少派手ではあるが、普通のピーチピンク色レースのショーツ。
「ふ、普通でしょう…?お客様…。あんまり、からかわないでください〜…恥ずかしいです」
じっと客人を見つめ頬を赤らめる。
>>607 「ほんまかぁ?そらまあ、エッチなのは認めるけどなぁ…
ってそらあんまりやで、お客人に対して。
そんなんで、お仕置きとかはされへんの?優しいご主人様に」
苦笑しつつ、遠慮なく豊乳を揉みしだく。
絞り上げるような動きをくりかえし、そのうちボタンを外して手を差し入れる。
「ははっ、杏やのうて、桃や。
んー、下着はまあ普通やけど、中身は普通と違いそうやわ」
丸い桃尻を撫で回し、薄布の上から秘裂をなぞりあげる。
かすかな湿り気を感じれば、ズボンの中身がさらに膨らんだ。
609 :
椿 杏樹:03/11/02 18:33 ID:t/Yo7QcX
>>608 「ご…ごめんなさい…、あぅ…。うっ…ん…。
そうですね、御仕置き…されてしまうかもしれません……あぁんっ」
胸を容赦無く揉まれ、そのいやらしい手つきに甘い声が漏れる。
手を差し入れられるとより力が抜けてしまい、客人にしなだれかかる。
「はぁ…んっ…」
そのうち下半身にも手が伸びてきたので、客人が触りやすいように
正座したまま足を開く。
「んっ…お客様ぁ…。じゃあ…私に先程のお詫び…させてください……。
下着は自分で脱ぎますから、そこのポットを…私に…」
奥から愛液が溢れてきつつあるが快楽を我慢し、客人に紅茶のポットを取って貰うよう
潤んだ目でお願いする。
>>609 「くっ…ふふ、やらしーなぁ、その声。あかん、気に入ってもうた。
連れて帰りたいわ。なぁ、俺と一緒に帰らへん?
毎日毎日、そらもう可愛がったるんやけどなぁ」
半分本気でそんなことを言いながら、服の上からブラのホックを外す。
ぷりゅりん、とまろぶなめらかな乳の肉。
直に触れる肌の感触を味わい、中央の乳首を挟んでしごきあげる。
「ええ子やな、ほんま…素直で…やらしくて…、なぁ…
ん?ポット?ポットて…、ああ、ええけど…」
柔らかい肉をつまみあげ、脇からも指をすべりこませてぬりゅくちゅと嬲り回す。
突然言われた単語に一瞬考え込むが、すぐに体を離してポットを取り上げる。
(何する気ぃやろ…)
611 :
椿 杏樹:03/11/02 19:02 ID:t/Yo7QcX
>>610 >連れて帰りたいわ。なぁ、俺と一緒に〜
「そ…それは……。私はこちらの…っ、ご、御主人様のものですから……。
あふぅっ!…や、あぁぁん…。」
弱った表情で、客人にされるがまま乳房を玩具のように弄ばれる。
乳首をしごかれると連続して更に細かい喘ぎ声が出てしまう。
「んう…」
前にも似たような事を夏にいた屋敷の主人に言われたな、などと思い出していると
そんな中ティーポットを差し出される。
今日だけで満足してもらえば、お持ちかえりされる事はないだろうと思ったらしく
「ありがとうございます。お持ち帰りはできませんから、それも含めてお詫びに…。
お客様……。お茶のお代わりは、いかがですか…?」
客人と向かい合うように正座し、ぴたっと膝を合わせると上目遣いで客人を見つめたまま
適度にぬるくなっている紅茶を自分の股間の窪みあたりに、とぽとぽ注ぎ始める。
「んん…っ」
紅茶はすぐに股間に溜まり、三角の褐色の水溜りを作る。
「零れちゃわないうちに、どうぞ……」
「そら残念やぁ。
いけずなお人やで、俺のことこんなんさせといてなぁ」
そう言って笑い、自らの股間にちょい、と触れる。
「んなっ!?」
紅茶を注いで見上げてくる杏樹の姿にうろたえる。
(こんなん…ええんやろか。ワカメ酒…やのうて、ワカメ紅茶?
あ、あかんあかん、ワカメやなんて似合わへん。もっと…なんちゅーか…こう…)
何だか妙な方向へ思考が飛んでしまうが、あまりに魅惑的な杏樹の姿に負け、
ふらふらと秘部へ顔を寄せてしまう。
「ほんなら、い、いただきます…」
ちゅるちゅると音を立てて飲み、そのまま舌を秘部へと侵入させる。
淫液と紅茶を塗りつけながら陰核を突付き、指で陰唇を押し広げる。
613 :
椿 杏樹:03/11/02 19:28 ID:t/Yo7QcX
>>612 シーツに零れないように、頑張って力を入れ足を閉じる。
「お客様…。はやくぅ…あっ」
顔を近づけてきた客人の舌の感触や、すする音に悶えながら
彼の後頭部を優しく撫でる。
「いやぁん…あ、あぁっ。舌…くすぐったいです……。あはぁ!」
途中、彼が内部へと舌を侵入させたり淫核をつついたりと悪戯を働くので
体勢が崩れそうになるのをまた必死の表情で堪える。
「うぅ…。んっ、んっ」
(ああ…も、もう辛い…。すぐ零れちゃう……、!!)
頑張っていたが遂に力が抜けてしまい、まだ紅茶が残っているにもかかわらず
客人の責めに耐えきれなくなってベッドに仰向けに倒れてしまう。
「きゃ……!はぁ、はぁ…」
秘部のあたりのシーツやメイド服のスカートには、紅茶がお漏らしをして
しまったかのように滲み、あっという間に染みを作る。
「ま、またやっちゃった…どうしましょう〜、お客様…」
大きく膨らむ客人の股間をちらり見て、恥ずかしがりながらも言う。
「それなら、もう……満足して貰えるのは、私のここ…くらいしか……」
目線を逸らして秘所を、指で申し訳程度に広げる。
>>613 「ほら、自分も飲みよってん…
ガムシロップかいな、ぎょーさん、出てきよるわぁ…」
舌で掬い取った紅茶を秘裂へと送り込み、代わりに溢れ出てくる愛液を舐めとる。
「んっ…あ…っと、大丈夫か…?」
倒れこんだ杏樹が自ら秘所を広げたのを見て、どくん、血液が股間へと集中する。
「…っ、ダメやぁ、もう限界や…!
堪忍な、杏樹はん。ちゃんとお外に…出しますさかいに…っ」
半裸のままの杏樹をうつ伏せに転がし、腰を高く上げさせて一気に貫いた。
ぐちゅぬり、と熟れた桃の果肉へ杭を突き刺したような、何とも言えない感触がおりる。
「ええわ、ほんま……桃…っ、みたいなお人やぁ…、…っ…」
快楽を与える杏樹の体にすぐに夢中になり、早くも息が荒くなる。
腰で円を描き、膣の深みも浅みも味わうような丹念な律動を行う。
615 :
椿 杏樹:03/11/02 19:56 ID:t/Yo7QcX
>>614 (書庫の本に書いてあったけど、意外に実際はうまくいかないものなのね…)
などと先程のもてなし方法の結果を反省していると、客人の剛直が
自分を貫こうと侵入してきて、はっと現実に戻る。
「うぅ…んっ!!お客様ぁ…。いいですよ…激しくして、満足なさってください…。
貴方のお屋敷に行けない代わりに…あんっ、全力で御奉仕いたしますからっ」
息荒く自分を求められる感覚に心地よいものを感じ、自らも腰を動かす。
「あぁん、そんな奥まで…っ。いい、気持ちいいですぅっ。
お客様ので…虐めてぇ、いっぱい突いてください…っ」
はしたない言葉を言っているのは十分解っているのだが、誘う言葉が止められない。
「いやぁ…はぁ、はぁんっ…!あぁぁっ」
客室の外まで聞こえてしまいそうな声で、乳房を揺らし喘ぐ。
「胸も…もっと…。さっきみたいにいっぱい触ってください…お願いしますぅっ…」
ベッドに肘をつき、腰を高く掲げた四つん這い姿勢で
揺り動かされつつ哀願する。
>>615 「…っ、最高やわ…、杏樹はん、もっと、もっと締めてぇな…っ
俺のを呑み込んで、めちゃめちゃに、…っく、ぅあ…!」
杏樹の嬌声に刺激され、ぬちゅぬちゅとからんでくる肉襞を振り切って激しい突きを送り続ける。
そのうち物足りなくなったのか、腕をつかんで背を弓なりにしならせ、
ずぶちゅっ、と強烈な突き込みを行う。
「何や、お胸が好きなんか、いじられんの好きなんか…?
はら、やらしく喘いでみいな…っ、やらしいこと好きなんやなぁ、ほんま…!」
後ろから乳房を掴みあげ、かたちが激しく歪むほどにむにむにと揉みしだく。
親指で乳首をこねくり回し、強く押し込んだり弾いたりをくりかえす。
「くっ…も…っ、あかん、出るわ…!」
陰茎は貪欲に快楽を求めてぎちぎちに強張り、びくびくと脈を打って主張する。
すんでのところで引き抜くと、勢いよく精液が飛び散り
杏樹の髪やらメイド服やらを汚してしまう。
617 :
椿 杏樹:03/11/02 20:36 ID:t/Yo7QcX
>>616 突然体勢を変えられたので、体を一瞬ビクッと震わせなおも喘ぎ続ける。
「ひゃ!?きゃぁあっ、ひゃんっ…。あんんっ……」
更に深く挿し込まれて翻弄されそうになるが、命令通りに動く。
出し入れされる肉棒を咥えて離さないとでもいうような感じに
力を入れてきゅきゅっと締め付ける。
(こ…こうでいいのかなあ?んっ…)
>やらしく喘いで〜
「胸めちゃくちゃにされるの好き、好きですぅっ…気持ちいいの好き……。あはぁん!
お客様がお上手だから…あふっ!私…お、おかしくなっちゃってるんですぅ…。
……あ、あぁぁっ!!」
そうこうしているうちに客人は達し、自分も一瞬後に体をふるふる震わせて達する。
「は……。お客様、すごい…。いっぱい…出て…。」
うつ伏せになったまま、髪から頬につたう白濁が顔を汚すが
嬉しそうな笑みを浮かべてその温かさに喜ぶ。
「中に出して下さっても良かったのに…。私の事を思いやってくださったんですね。
…ちゅ…。ありがとうございます。お仕えもお断りしたのに、私みたいなメイドに…」
顔を拭き、客人が後始末を終えるのを確認すると頬に軽くキスをする。
「少々お遊びに夢中になってしまいましたけど…ふふっ。
御主人様はそろそろお手すきでは無いかと思いますので、改めて。
こちらへどうぞ〜。…お客様♪」
トレイ片手に、柔らかな微笑みを浮かべて客人を誘導し部屋を出る。
>>617 「いや、中はあかんやろ、中は」
大胆な杏樹の言葉に苦笑しつつ、一応つっこんでみる。
「何や、俺もつい夢中になってしもて。ごめんなぁ、堪忍や。
これからまだ、お仕事あるんやろ?キレーにしとかんと…
いやまあ、せーえきひっつけた杏樹はんもそそりますけどな?」
拝みポーズでそんなことを言うと、髪や服の飛沫を指でぬぐい、シーツでごしごしとこする。
「おお、そやったそやった。ご用事済ませんとなぁ。
杏樹はん、連れて帰られへんのは残念やけどな?
いやいや、冗談やて。メイドさん頑張ってな、応援しとるで?ほな、な」
杏樹に連れられて主人に会いに行く。が、その間にずっと
(親父、メイドさん雇ってくれへんかなぁ…)
とか思っていたのは秘密。
丸いふちが付いている紺色制定帽子をかぶり、紺色の短いズボンとブレザーの制服という格好で屋敷に戻ってくる。
鞄の中には学校の名前がローマ字で入った風船もどきが見えている。
「負けちゃったけどいい試合だったし楽しかったな、うん。」
自分の通う小学校の系列の大学の大学野球試合を観にいってきたようである。
「おねえちゃんも一緒に行けばよかったのに。」
姉の部屋へ帰ってきた報告をしに行くと興奮したように試合の様子を話し出す。
相手校は奏が通っていた大学なので、はじめに奏に引率を頼んだとき敵側に座るなんてとあっさり却下されてしまった。
ということで、俊はその大学出身者であるという友達の父親に引率してもらって友達5人くらいで応援に行って
帰ってきたところである。
「そうなんだ、優勝したんだ。おねえちゃんもね、去年は応援に行ったのよ。
……だけどちょっとね……」
今も存分に大学生活を楽しんでいるであろう大学生時代の友達と会うのを考えると少し複雑な気分になる。
「じゃ、楽しかったことは分かったから、手を洗ってうがいして、ちゃんと着替えてお風呂入ってきなさい。
明日はテニスに行くんでしょう?今日も疲れたでしょ、ちゃんと寝ないとね。」
心配そうに自分を見る俊に気付き慌てて微笑む。
そして、俊が部屋を出て行くのを見送ると、小さくため息をつくのであった。
休憩室であみ針を動かしている。
なんとなく、編めているようではあるが・・・・
広げてみるとなぜかS字型になってしまいうなだれている。
「マフラーってまっすぐだよね・・・」
名無し主人の屋敷まで高級車を走らせる中、運転手に見えるように
助手席にチップの入ったファンシー封筒を置く。
「いい?お友達のお家の名前と住所は、絶対に秘密よ?
執事さんにも、もちろん侯爵様にも」
お風呂から上がって浴場から出てくる。
Gパンにトレーナーというかなりラフな格好でバスタオルを肩に掛けている。
「〜♪」
口笛でなにかのメロディを吹きながら(お行儀悪いが)廊下を歩いている。
車から降りると、呼び鈴を鳴らすのも忘れ(いつも使用人がやってくれているので)
大きな旅行鞄を手に恐る恐る屋敷へと入る。
「俊くんのお部屋はどこかしら……早速困ってしまいましたわ。
そうよ!とりあえず歩いてみましょう。そうしましょう」
自己解決すると廊下を小走りで駆け、部屋をひとつひとつ見ていく。
麗がこの屋敷にいる事自体知らないので、見つかる事も全く危惧していないらしい。
「お〜〜〜真っ直ぐになった!」
ようやく、マフラーっぽくなってきたようであるが・・・
今度は妙に細長くなってしまったようだ。
厨房で牛乳を飲み、乾いた喉を潤してから自室へ向かう。
すると、途中で挙動不審な人物を見かけて眉を寄せる。
「藍ちゃん……?」
姿形から藍子を連想してしまうが、ここにいるはずないと考える。
(どうしよう、メイドさんを呼んできたほうがいいのかな、それとも執事様?
でも、悪い人っぽくないっていうか……)
考えているうちにやはり藍子のような気がしてきてそっと近寄る。
>>624 「ねえ、何してるの?」
>>626 「……え?…俊くん!」
風呂上がりの俊に偶然出会い、ぱあっと顔を明るくさせる。
「良かった。わたくし、丁度今お部屋を探してましたのよ」
俊の手を握って笑いかける。
不思議そうに首を捻っている彼に気付き、少々怒ったように一言。
「今度の連休はお泊まりで、いっぱい出た宿題のお勉強会しましょうってお約束したじゃない。
わたくし交換日記に書いてからずーっと楽しみにしてたのに…。
俊くん、お忘れになってたの?」
(日記にあった『みかささん』って方と仲良くしすぎて、忘れてしまったのかしら)
交換日記に頻繁に登場するメイド――みかさの存在が少し気になっているようである。
>>628 「……やっぱり藍ちゃんだ。
……、部屋って、俺の部屋??」
笑いかける藍子に釣られて口元が緩む。
が、自分の部屋を探してたと言うのを聞いて再び首を傾げてしまう。
>今度の連休はお泊まりで、いっぱい出た宿題のお勉強会しましょうって〜
「……。あ、あー!!そういえば、そんなことも……。」
しばし難しい顔をして考え込むが、やっと思い出し手を叩いて大きな声を出してしまう。
「ゴメン!すっかり……」
藍子の前で、深くお辞儀をして謝る。
「あ、でも、ちょっと待って、こんなところで話してると誰かがここを通ったら迷惑だから、
俺の部屋へ行こう。荷物持つよ。」
そう言って藍子の荷物を持つと、藍子の手をとって自室へ案内する。
ようやく、編み棒を置いて大きく息をつく。
「ふ〜〜 あ、お風呂入らなくっちゃ。」
廊下に出て、自室にお風呂セットを取りに行こうとすると
小さな人影(自分も充分小さいのだが)がみえる。
「あれは俊君ですよね。あのお嬢ちゃんは誰なんでしょう?
ガールフレンドかな?う〜〜ん、声を掛けるのは・・・」
声をかけようかどうしようか迷っているらしい。
>>629 状況を理解してくれた俊について行くまま、彼の部屋へと通される。
「そうそう、侯爵家の者にはちゃんと言って来たわ。でも俊くんのお家に行くと言ったら
お供がついてきてつまらないでしょう?
だからわたくし『女の子のお友達のお家よ、ご心配なく』って言って出てきたの」
ノートと教科書、参考書、そして最後にお泊まりセットとパジャマを出す。
どうやら、同じクラスのおませなタイプの女の子に口裏合わせをしてもらって
ここまで来たようだ。
周囲の心配虚しく、余計な知恵だけはどんどんついてしまっているらしい。
「でね。いきなりなんだけれど…じゃじゃーん!」
鞄の最奥から、白いフリルの塊のように見えるウェディングドレスを取り出す。
「写真でもよかったけれど、やっぱり直に俊くんに見て貰いたかったの。
ちょっと待っててね」
いきなり物陰に隠れると、何やら着替え始める。
>>632 藍子を部屋へ案内し、帰ってきてから散らばったままだった部屋をさっと片付ける。
「へえ、藍ちゃんなかなか大胆だね、そう言ってきたんだ。……って、泊まるの?
どうする?隣の部屋でも空けてもらえるように頼もうか?」
ベッドはもちろんひとつしかない。顎に手を当てて難しい顔をして考える。
「それとも、布団や折りたたみベッドがあればそれを借りて俺のベッドに藍ちゃんが寝るとか……」
一人思案に耽っていると藍子が鞄からウェディングドレスを取り出してきたのを見て目を丸くする。
「おお〜スゴイ!!持ってきたんだ。
……俺も、なにかないかな、……」
藍子が着替え始めると、なにやらクローゼットをごそごそと漁りはじめる。
「そうだ、コレ……」
兄のお下がりではあるが、"新郎"に見えるようなスーツを持っていたのを思い出し取り出す。
なぜかうきうき気分で藍子に合わせて着替え始め、鏡を見て髪型や格好をキメると、藍子と同時に振り返る。
>>633 「お待たせしました。はいっ。…あれっ?」
悶々とする俊をよそに、物陰から目を輝かせて姿を現す。
純白の子供用ウェディングドレスに身を包み、造花のブーケを持って
華々しく出てくる。ご丁寧に白ストッキングまで着用なのだが、
俊を見るといつのまにかタキシードらしき服を着ており、驚く。
「……俊くん、わざわざ合わせてくれたの?かっこいい」
クスクス笑う。
「あのね。この前ハロウィンのパーティーでわたくし、これ着たんですのよ。
お嫁さん、なんだけど……。…かわいく、ないかしら」
普段メイドに囲まれて生活しているらしい俊には、
これでは物足りないのではないかと心配したのか、慌てて物陰に戻る。
そしてティアラの代わりに、見習いメイドが着用するカチューシャを装着して出てくる。
「……あっ、あのっ。俊くんは、やっぱりこっちの方がお好きだった?」
さながら『メイドのお嫁さん』という感じの格好で、俊に近付き心配そうに問い掛ける。
俊に声をかけようかと悩んでいる間に、さっさと自室に二人ずれで
入っていくのを見て、
「ま、いっか〜今度俊君に彼女なのか聞いてみよ!」
この目撃談を話すと大問題が起こるとはちっとも知らないので
お気楽に考えているようだ。
風呂に入ると真新しいシーツのベッドにもぐりこみ、すぐに寝息を
たてて寝てしまった。
>>634 振り返った先の藍子の姿を見た途端、目を軽く見開き顔が真っ赤になり、言葉が思うように出てこなくなる。
数秒経ってやっと口を開く。
「藍ちゃん、とっても……」
やはり照れるのかその続きの言葉は出てこないが藍子の瞳に吸い込まれるように2、3歩近づく。
あまりのかわいらしさに固まっていた俊を勘違いした藍子が物陰に戻ってしまい、慌てて呼び戻すと
頭の上にカチューシャが付いている。
「ん〜、これもかわいいけど、やっぱりさっきのがいいな。
俺も、折角お婿さんの格好をしたのに。」
そう言って自分の片方の白手袋を外すと、彼女の髪をそっと撫でる。
「藍ちゃんみたいなお嫁さんだったら俺も欲しかったな〜。」
638 :
秋山 麗:03/11/02 23:56 ID:jBQkeZVv
「……あら?」
ふと廊下を歩いていると、なぜか玄関が開けっ放し。
「……外にも誰もいないし……単なる閉め忘れかしら……? 無用心ね……」
玄関からこの屋敷に堂々と入ってくる泥棒もいないだろうと決め付け、玄関を閉めてその場を後にする。
当然のことながら、藍子がこの屋敷に来たから、などという理由は想像すらしていない。
>>637 >これもかわいいけど、やっぱりさっきのが〜
「本当?…だって、俊くんの日記にはいつも『メイドのみかささん』が出てくるんだもの…。
迎えのお車が来るのは明日の夕方ですから、朝のお食事の時にでも
お顔拝見したいわ。いいえ、します!」
実際は一度みかさを目にしているのだが、本人に自覚は無く
やたら熱の入った口調で俊に宣言する。
それに麗に出会ったらどうするつもりなのかも、まったく考えていない。
>藍ちゃんみたいなお嫁さんだったら俺も
「うふふ。でもわたくし、侯爵様のお嫁さんになる事が決まってしまってるから、残念。
あ!じゃあ…その代わり、今日は『およめさんごっこ』しましょう!
メイドさんごっこの続きもしたかったの。それと、混ぜてみたら面白いんじゃないかしら」
大発明をしたかのように両手をぱちん!と叩き、俊をまた振り回そうとする。
「メイドさんがね、大好きだったお屋敷のおぼっちゃまに見初められて結婚するの。
メイドさんがわたくしで、おぼっちゃまは俊くんよ。…で……」
設定説明を勝手にスラスラ始めるが、ふとその先で止まってしまう。
「?そう言えば、結婚式が終わったら、夜とか花嫁さんは何をしているのかしら」
ぽつり呟き、首を傾げる。
641 :
秋山 麗:03/11/03 00:12 ID:G5tr1nZS
廊下を歩いているだけなのだが、なぜか時折寒気のようなものが走る。
「……風邪でもひいたのかしら……?」
>>640 「ああ、みかささん……。
でも、ウェディングドレスを着た藍ちゃんにはみんな負けるよ。」
自分でくさいセリフを吐いているとも気付かずそう熱弁する。
「……、みかささん、で思い出したんだけど。
藍ちゃんの誕生日パーティでの俺らのこと、なんかバレてるみたいなんだ。知ってた?
みかささんのお友達で、藍ちゃんのお屋敷の人と知り合いの人がいるんだって。」
自室だと言うのに藍子にコソコソと耳打ちする。
この前のことは不安だが、ここは侯爵様の御屋敷じゃないから大丈夫だと高をくくっている。
>でもわたくし、侯爵様のお嫁さんになる事が決まってしまってるから、残念。 〜
「分かってるって、それくらい、藍ちゃんがかわいいってことだよ。」
自分と同級生の子がもう許婚が決まっているという現実に未だに慣れなくて片眉を上げる。
「『およめさんごっこ』……?宿題するんじゃなかったの?」
今日と明日思い切り遊ぶためほとんど奏譲りの精神で宿題は終わらせていたのだが、
藍子の言葉を聞いて思わず噴出す。
一瞬また前回のようなことになったら……と考えるが、ここは自分の部屋だし、と楽観視してしまう。
「俺が、おぼっちゃまな訳ね。
……結婚式が終わったら?……何をしてるんだろう。
あれかな、やっぱり、ほら、お祝いでおいしいものを食べて、お酒を飲んだりして、新しいお家に入って、旦那さんと……」
想像しながらそう話し出すと、思わずそこで詰まる。
(新婚さんって考えたことなかったけど、この後は、やっぱり……)
伊達のことや、彼の四十九日、そして自分の体調が悪い時など。
仕事を休んだ時には、麗にその負担が一番多く圧し掛かってしまっていた。
そのことで彼女に申し訳なく、主人に相談してみたところ、「是非、麗を労ってやりなさい」とのこと。
同時に「この薬を飲むと疲れが癒える」と、妖しげな薬を渡されていた。
(たぶん媚薬なんだろうなぁ。でも、麗さんが気持ちよくなってくれるのなら、それで…)
主人の部屋を出て廊下を歩き回ると、すぐに麗を発見できた。
彼女もちょうど近くの廊下を歩いていたようだ。
「麗さん、お仕事終わりました?」
声を掛けてみる。
644 :
秋山 麗:03/11/03 00:32 ID:G5tr1nZS
>>643 「……志保さん? ええ、終わったけど……どうしたの?
またスケジュールの入れ替えて欲しいとかかしら?」
冗談半分でこんな事を言うが、悪気が無いのはその顔の笑顔を見れば一目瞭然。
>>642 「いいえ。知らなかった…わたくし、どこでも見張られているのね。
あれが悪い事だとは思わないけれど、なんだかとても窮屈で…息が詰まりそう……」
少ししょんぼりとした顔になる。が、すぐに子供ならではの立ち直りの早さで
気を取り直す。
「いいじゃない。宿題は明日の朝から。
うーん…ご飯を食べる…お風呂に入る…?ううん、違うわ。
わたくしの知ってる事と言えば…」
俊の唇に指を当てながら、侯爵家で侯爵相手に夜した事を思い出す。
「あ!この時間なら、時々侯爵様のお部屋でご一緒に眠ったりしてますわ。
ただ眠るだけじゃないのよ。横になって、色々お話したりしてるの」
ころんとドレス姿のまま、俊の手を軽く引きつつ先にベッドに横たわる。
「それで始めましょう。さ。俊くんも…じゃなかったですわね。
『おぼっちゃま』?…何か違うわ、うん」
「……『俊様』。早くおいでになってくださいな。ご一緒に寝ましょう」
胸元で手を組み、純白ドレス姿で仰向けに寝転がって俊を待つ。
本人は軽い気持ちで言っているのだが。どうも誘っているようにしか見えない。
「藍子はもう俊様のお嫁さんです。頭から足先まで全部、俊様の物……」
目を閉じて呟く。
「大好きです」
>>644 「いえ、そんなんじゃないですよ〜」
冗談半分の麗に対し、こちらは半ば本気になって否定する。
「その、いままでのお詫びがしたいんです」
突然小声になったかと思うと、手を引いて麗を自室まで連れ込む。
そうして部屋に入るなり、静かにドアの鍵を閉めて二人だけの空間を作る。
「そう、お詫び…」
麗に体重を預けるようにして彼女をベッドに押し倒し、
瞳を潤ませながら顔を近づけていく。
「すみません、ちょっとやり過ぎましたか?」
麗から身を離し、ふと尋ねてみる。
>>645 「へえ……侯爵様とはそんな感じなんだ。」
いくらなんでも大人が小学生に手を出したらロ(ryだと思いながらほっとして頷く。
藍子の口から『俊様』と発せられた途端、急に鼓動が早くなりはじめる。
("様"付けで呼ばれるのって、こんなにドキドキするんだ。)
瀬名が瑞葉に『瀬名様』と呼ばれる度に嬉しそうな顔をするのを見ていたのでなるほどと納得する。
もっとも瀬名が嬉しそうなのは『瀬名様』と呼ばれるからだけではないのだろうが。
「……藍ちゃん……」
藍子の大胆なセリフに顔を紅潮させて唾を呑む。
自分も上着を脱いでそっとベッドの上に乗る。
「じゃあ、そのかわいい唇から、味見させてもらおうかな。」
余裕がないくせにそういたずらっぽく言うと、優しく自分の唇を彼女のそれに重ねる。
1秒ほどしてから離れると、今度は深く、長いキスをする。
648 :
秋山 麗:03/11/03 00:52 ID:G5tr1nZS
>>646 「……えっ? ちょ、ちょっ……」
突然志保の部屋に連れ込まれ、一瞬うろたえる。
>「すみません、ちょっとやり過ぎましたか?」
「……ふふっ、いいわよ。これであなたの気が済むなら。
今までの分、たっぷり気持ちよくしてもらいましょうか?
……あっ、でも、痛いのだけはちょっと遠慮して欲しいわね」
いつに無く積極的に誘う志保に若干戸惑うが、相手が相手である。
無茶もしなければ酷いこともしないだろう、という安心感から、全てを受け入れる姿勢を取る。
>>647 「はい。…ん…っ。ちゅ…ちゅう…」
俊のキスを受けると今度は自分から
手袋をしたままで俊に抱きつき、応えるように頬と首筋にキスをする。
いやらしい事が『子供にはまだ早い・いけない事』だというのを認識していない為
躊躇いもなく大胆である。
「今日の藍子は…綺麗ですか?俊さま…。
ずっとわたくしの片思いでしたから…まだ、こうしているのが信じられなくて」
ごっこ遊びの台詞なのだが、少しさすがに恥ずかしくなって
頬を赤らめる。
「身分違いと思って、叶わぬ想いだと思っていましたのに……」
ちなみにこういう台詞の情報源は、見習いメイドの少女から借りた少女漫画である。
「今日こそ、ふたりきりです…。
わたくしたちを邪魔する物はもう何もありません、どうか……」
その後の内容はかなりの濡れ場であったが、藍子本人は意味がわからず読み飛ばしていた。
おかげでどうなってしまうかも知らないまま、更に俊を誘う言葉だけを投げかける。
「わたくしを、貴方のものに……」
侯爵相手には笑われてしまうと思っている故、一度もした事がないのに
俊相手だと簡単に出来てしまうのは、やはり同じ年齢同士だからだろうか。
>>648 「はい、わかりました。麗様」
少々恥ずかしげに了承しつつ、再び麗へと近付く。
ベッドに寝転がって、全てを受け入れるように身体の力を抜いている彼女。
それをこれからどう調理しようか迷ったが、とりあえず上から覆い被さり、
麗の艶っぽい唇へと自分の唇を重ねてゆく。
何度かキスをして唇が唾液で滑ったあと、彼女の口内へと舌を這わせてみたり、
こちらの唾液を送り込んだりしてみる。
一方、空いている手は麗の胸元へと這わせていた。
彼女のバストの大きさを確認するように揉みしだきながら、
ボタンを外して胸元を肌蹴させてやる。
651 :
秋山 麗:03/11/03 01:10 ID:G5tr1nZS
>>650 >麗様
様付けで呼ばれ、一瞬表情が変わるが、実際は単に驚いただけ。
「さぁ……早く気持ちよくして頂戴、志保」
どうしようか考えているのだろう。少し動きの止まった彼女に、こちらも調子を合わせて、志保を呼び捨て扱いにする。
「あ、ん……ぅむ…んっ、ん……」
自分の口の中に入ってきた彼女の舌に、こちらも舌を絡ませ、混ざり合った唾液を飲み込む。
一瞬、こちらからも志保を責めようか、とも考えたが、これは『志保の厚意』なので、身を委ねることにする。
外気に触れた乳房に、志保の指が吸い付き、自分が波の中でたゆたっているような錯覚を覚える。
>>649 そっと藍子から唇を離すと藍子を愛しそうに見つめる。
首筋への口付けに、身体の一部に熱が集まるのに気付き、落ち着こうと頭を小さく振る。
「綺麗だよ、藍ちゃん。
君の片想いだなんてとんでもない。たぶん、俺は君をはじめて見たときから……」
藍子の演技につられて自分も次第に"メイドの藍子を見初めたおぼっちゃま"になっていく。
ちなみに俊の場合は姉の持っていた恋愛小説や恋愛映画を小さな頃から読んでた影響だったりする。
>「わたくしを、貴方のものに……」
「……っ」
普段なら(なんでこんなセリフを藍ちゃんが!)とか色々とつっこむセリフが思い浮かぶはずなのだが。
「……藍ちゃん……」
彼女の名前を小さく呟くと、ウエディングドレスを脱がそうとする。
……しかし。
「……ゴメン、どうやってドレスを脱がせたらいいか分からない……」
恥ずかしさと情けなさで顔を真っ赤にしながら、藍子に報告する。
そして、ようやく彼女が服を脱ぎ終えると、再び唇を合わせながら彼女の胸にそっと手を這わせ始めた。
>>651 麗の乳房が外気に晒されると、舌の位置をそこに持って行く。
初めは突起の周りの円に沿うようにして微弱な刺激を与え、
刺激の反応が乳首の硬化として返ってくるまでそれを続ける。
胸元の先端が淫らに隆起した後は、そこに唇を当てて軽くキス。
数回吸ったり、舌で転がしたりして責めながら、最後に甘噛みしてみたり。
「私はここを噛まれると、凄く感じちゃって、大好きなんですけど…
麗様は、どんな風にここをされるのが好きですか?」
喋り終えると、口を先ほどまで責めていた所まで戻し、
綺麗なピンク色――唾液でぬらりと光るその場所を再度、甘噛みする。
麗に奉仕している間、自分の秘所に淫らな液が流れるのを感じ、疼き始める。
だが太腿を擦り合わせて耐えながら、必死に劣情を我慢する。
麗を気持ち良くするのであって、自分が気持ちよくなってはいけない。
>>652 >ゴメン、どうやってドレスを脱がせたらいいか〜
「あ……。胸をこうやってずり下ろせばね、少しは脱げますけど…。
……あら。どうして、脱ぐの?」
ノってきたらしい俊に言われ疑問を抱きながらドレスをはだけさせると、
さすがに羞恥心が呼び覚まされる。
「物知りな俊くんがする事だもの。お嫁さんは、本当に皆こうしてるのよね…きっと」
(…すごく見られてる。恥ずかしい…でも…俊くんは優しいから、大丈夫よね?
わたくしのお遊びに付き合ってくれてるのよ…恥ずかしいくらい、我慢しなきゃ)
「ん…っ」
ブラが一体化したようなドレスだったので、腹部まで肌を露にさせるとすぐに
膨らみかけの乳房が姿をあらわす。
唇を重ねられ、再び覆い被さり自分の肌に俊の手が触れる。
「んむ…。あっ…や、俊…様…?…あん…っ」
俊が手を這わせる度に、また自分の喉奥から勝手に変な声が出てしまう。
足は藍子の意思に関係無く、自然と俊が間に割り入る事で開かされる体勢になる。
655 :
秋山 麗:03/11/03 01:35 ID:G5tr1nZS
>>653 「んっ…あぁ……はっあぁ……」
十分な舌技による、順序立てた責め。
最初はくすぐるような弱い刺激が、乳首が硬くなるにつれ先端に集まり、刺激そのものも激しくなる。
>麗様は、どんな風にここをされるのが好きですか?
「あっ、あんっ! ……そうね……舌で、転がしてくれるのがいいわね……強弱をつけて。
……んっ、ああっ! …そ、そう…んっ、そんな感じ……ああんっ」
要望に答え、動きを変えて刺激してくる志保。その足元が、妙にそわそわしていることを感じ取る。
「……あん……どうしたの? どこか動きが緩慢になってきたけど……?」
――が、どこか嬉しそうな顔をしたまま、そのことについては言及しなかったり。
>>654 「……だって、藍ちゃんの全部が俺のものなんでしょう?
俺も全部藍ちゃんにあげるから、恥ずかしがらないで。」
そう言うと、ドレスの胸部を押し下げ、胸を露出させる。
「藍ちゃんと同じでかわいい。」
顔を紅潮させる藍子に優しく微笑むと、口付けを交わした後、次第にうなじ、首筋、鎖骨、胸……
というように身体を移動しながら唇を這わせていく。
手は、やさしく胸の上を這わせたままで、時折先端を指でつついてみたり。
そして、胸まで身体がたどり着くと、硬くなってきた先端をそっと口に含み、舌で転がした。
自分が藍子の足の間にいるため、ドレスのスカートはずり上がってきて際どいところまで上がっている。
それに気付きながらも、藍子の反応を見ながらしばらく彼女の胸の先端を中心に愛撫し続けた。
(胸の小さい人は、ここが感じるって何かに書いてあった気がするし……)
>>655 「ぴちゃっ、ちゃぷ、ぴちゅ…」
舌で転がされるのがいいと言われると、すぐに責めの内容を変更して、
麗の注文通りの責めの内容に変更する。
硬くなった彼女の乳首を舌で緩急をつけて弾き、刺激を与えていく。
「い、いえ。なんでもありません。大丈夫です」
奉仕の動きが遅くなったことを指摘されるや否や、言われるがままに動きを速くする。
自らの秘所から発生している疼きは理性で押さえ込み、我慢する。
悶々とした感情を自分自身で我慢――いや、自分を自分自身で焦らしているという行為だ。
その変態的な行為によって自分の中の疼きを最高潮にまで高め、
顔を真っ赤にして麗への奉仕に耽る。
「次は、こちらへ」
疼きに耐えている荒い呼吸のまま、麗のスカートを捲くってショーツの上をなぞる。
その圧力をなぞるたびにだんだん強くしていき、下半身への奉仕を開始する。
しかし乳房への舌戯は止めていない。依然、舌を転がし続けている。
>>656 「かわいい……?嬉しい…。はぁ…はぁ…」
(この間のお誕生日の時とは何か違う…。あれよりも、もっと…。
わたくし。もっと体が、おかしい感じになってきてるのはなぜ……?)
戸惑いながら、始めて交わる直前のせいか鼓動が急速に早くなる。
ふと俊を見ると、彼の下半身は前回と同様形を奇妙なものに変えている。
「あ。俊くんも…また…」
(お口に咥えた方がいいの…?でも、しなくても十分嬉しそうな顔してる…)
「俊様…っ。あ…あっ…。全部、触って味わってください…。
あなただけのメイドになった、わたくしの体を…んっ、ご存分に…」
乳首を執拗に触られるのがかなり感じたらしく、もっとしてほしいのかねだり始める。
「藍子を愛してる証拠…。っみ、見せて…。」
ごっこ遊びに陶酔しきっているがこれらもすべて漫画の受け売り。
しかも挿入前の台詞まで残らず言ってしまった。
愛撫に反応する度に、長かった純白ドレスの裾が太股まで上がっていき
すっかり俊の目線には、子供用・白いフリルのガーターベルトと
それを吊る半透明のような薄い白のタイツ。
加えてフリルの可愛らしいショーツまでもがばっちり見えている。
「あぁん…俊…さまぁ…っ」
トドメに俊の耳元で、切なげに舌ったらずな子供の声で囁く。
659 :
秋山 麗:03/11/03 01:56 ID:G5tr1nZS
>>657 なんでもない、とは言うが、顔色を見ればどんな状態なのかだいたいわかる。
「――そう、ならいいけど」
などと、自分でも『意地悪な女主人かあたし』と思うような事を口にする。
>「次は、こちらへ」
スカートに手をかけた事を感じ取って、自分でも気持ち分足を開く。
すぐさまその間に手が入り込み、駆け抜ける刺激の源が一つ増える。
「あっ、ああっ……ぁんっ、気持ちいぃ…そこ…あ、はぁっ!」
安心感と志保の的確な責めが重なり、まるで我慢している志保に見せ付けるかのように、喜び悶える。
>>658 「藍ちゃん……」
いつも可愛らしい藍子の表情にどこか艶っぽい表情が混じり始めるのを見て、更に下半身に熱が集まる。
胸を愛撫しながら、やっと手を彼女の太股に這わせる。
彼女がつけているガーターベルトに気付いて、驚いたように彼女の足をまじまじと眺めてしまう。
(色っぽい……)
そして、レースのショーツの上から何度か撫でると、彼女の様子を窺いながらショーツを降ろしてしまう。
片方の膝にひっかけたままにすると、再び胸の先端を口で愛撫しながら、片方の手で彼女の秘裂をなぞった。
指の先にわずかに愛液を感じて安心すると、この先の事を考えて慣れさせようと指を中に一本挿入した。
そして、愛液で絡めた指で秘豆を刺激する。
彼女が慣れてきたのを感じ取ると、2本…3本と指を増やしていく。
「藍ちゃん…どう?どんな感じ?」
しかし、いくら役になりきっているとは言え、侯爵と結婚の約束をしている彼女の処女を奪うのは、さすがに抵抗が
あるようで悩み始めていた。その一方で、自分の逸物の限界を感じ、理性と本能が戦っている状態である。
>>659 麗が喜び悶えているのを見てこちらも満足な笑みを浮かべ、
彼女のショーツを壊れ物を扱うかのように静かに脱がせる。
秘所からショーツへと引いている粘っこい糸。
それを食べるようにして切断し、本日のメインディッシュ・麗の赤貝へと舌を伸ばす。
「あぁっ、れ、麗様、いきますよ…」
自分の身体から生まれている疼きに声を震わせながら、宣言する。
膣の辺りがヒクヒクと震えているのが自分でもわかった。
舌で秘裂を割り開き、垂れてくる透明なソースを味わう。
「んっ、んん…」
そうやって舌先が陰核に触れると、思いついたようにそこを刺激する。
まるで赤子が母の乳を吸うように陰核を責めつつ、
ポケットから二錠のカプセルを取り出した。
662 :
秋山 麗:03/11/03 02:18 ID:G5tr1nZS
>>661 我慢が限界に近づいているのか、志保の声が震えてきた。
さすがにかわいそうになってきたが、どうせならキリのいいところまで自分が受けてから、お返しをしようと思う。
>「あぁっ、れ、麗様、いきますよ…」
「ええ……」
そうとだけ答えると、すぐに舌が自分の中に入ってくる。
ザラザラとした舌が中で蠢き、その快感に耐えるように、両手でシーツを握り締め、上半身をくねらせる。
「…あぁ……あっん…あっ、あああ…んはぁっ!」
不意に、秘豆が刺激され、思わず体が跳ね上がる。
「あ、ああんっ! す、吸っちゃ…あっ、いやぁっ!」
>>660 俊の体にしっかりとしがみつき、抱きつく。
深く挿入しやすいようにとの配慮ではなくただ抱きつきたかっただけのようだが。
>藍ちゃん…どう?どんな感じ?
「わたくし…。ああ…変ですわ。ん、う…。とっても気持ちいいですけれど…。
何か…漏らしてしまったような感じが…。
いやぁ、ごめんなさい…。は、恥ずかしい……」
秘所から無意識に愛液がじわじわ出てきて濡れているのを、お漏らしか何かだと
勘違いしていやいやと首を振る。
「…大好きな俊くんにこんなところ見られたら、わたくし嫌われてしまう…。
俊くん…嫌いになったでしょう…?」
感じすぎ、今にも泣き出しそうな表情で、秘所を俊の指で弄られつつそう零す。
「でも…変なの…。収まりつかない、苦しいの…。
んんっ…!どうしたらいいんでしょう…教えてぇ。あっ、あぁっ…」
秘所は既に受け入れられそうな程潤っており、
ひくひくと時折ビクついていたりもしている。
まだ不慣れなせいか、それとも元々か。ちょっとの刺激でもかなり感じやすい体質ではあるらしい。
>>663 「嫌わないよ、藍ちゃんがどんなになっても。
たとえ藍ちゃんが俺を嫌いになったって、俺は愛ちゃんのことが好き。」
安心させるように彼女の頬を撫でて微笑む。
「大丈夫。苦しいのは、俺も同じだから……
藍ちゃん、俺と、ひとつになる覚悟はある?」
彼女が頷くのを確認すると。
ある程度慣らした藍子の秘部に既に硬く大きい自分の逸物を宛がう。
「はじめては、痛いって聞くから、今のうちに言っておく。ごめん。
でも、出来るだけ痛い思いはさせたくないからさ……。
藍ちゃん、大きく息を吸って、………、吐いてー……」
藍子が大きく息を吐くのを見ると、ゆっくりと身体を進め始める。
「…ん……っ」
彼女が顔をしかめるのが分かるが、一度で済ませたほうがいいと思い、ゆっくりではあるが一気に奥まで挿れて
しまう。そうすると、彼女が少し落ち着くまで待つ。
が、処女特有の内部の狭さに次第に自分が我慢できなくなってくる。
「藍ちゃん、ゴメン……。やさしくしたいけど、ちょっと俺、無理かも……っ」
苦しそうにそう呟くと、ゆっくりと抽送をはじめた。
>>662 「凄い、感じてるんですね、麗様」
悶える麗の姿に満足するが、まだまだと言わんばかりに責め続ける。
取り出したカプセルを一錠口に含み、
舌で押し出すようにして麗の膣内に押し込んでやる。
「だけどこれから、もっと気持ちよくなりますからね」
麗に奉仕して恩返しできるのが嬉しくてたまらないといった様子だが、実はこの媚薬には裏がある。
ただ単に主人が好意で渡してくれたものではなく、彼が間接的に麗を堕とそうと用意したもの。
なのでこの媚薬は、通常の媚薬よりもはるかに強力な効果をもたらす。
だがそんな主人の姦計にを知る由もなく、二錠目のカプセルを口に含む。
次に麗を四つん這いにさせ、舌の矛先は――菊座。
そこにカプセルを宛がい、座薬のようにして挿し込んでいく。
カプセルを挿入し終えるとそのまま麗の菊座に舌を埋めながら、
陰核を指で弾いたり、膣に指を二本ほど入れて掻き回してやったり。
>>664 「……きゃ、んんぅっ…!!いっ…い、痛っ……ぃ…。」
小さな膣に初めて入る異物感に驚き、一筋の涙を零して破瓜の痛みに耐える。
しかし自分を思ってしてくれたのだから、とまた考え
俊を拒絶するような事は一切しない。
そんな中思い出す、この前の侯爵家で目撃したメイドの情事。
(あ…!もしかして、これが……。もうひとつの、メイドさんのお仕事…?)
「あ、あのね…俊くん。いっぱい動くのは…痛い?
もし痛いのなら……我慢しますから、わたくしの手、どうか握っていて…。」
両手を握ってもらい、少し安心する。
>やさしくしたいけど、ちょっと俺、無理かも……っ
「あん!あぁぁ、…あ…っ、んっ」
俊が我慢しきれない様子で動きを開始すると同時に痛みが襲うが、
我慢して『痛い』とは言わない。
その代わりに大きく喘ぐ事で俊に気持ち良くなってもらおうとする。
「俊…くんっ、あぁん…あはぁ…。き、気持ち、いい……?」
「十分やさしいわ、俊くんは…。だから、あっ…気に、しないで…。
藍子は仲良くこうしてひとつに繋がってくれただけで…。んっ、あっ。
あはぁぁっ、き、気持ち良くなってくれるだけで、うれし…いっ」
俊の胸に顔を埋めて、彼の鎖骨や乳首にキスをし絶頂を誘う。
667 :
秋山 麗:03/11/03 02:42 ID:G5tr1nZS
>>665 志保の問いに答える間すら惜しんで、喘ぎ声を上げる。が――
「ああっ、ん……はっ、ああん……?」
ふと、膣の中に何か違和感を感じる。
だがそれが何かを理解することはできないまま、四つん這いにされ、後ろの穴を舐められ――
狭いところを、舌よりも先に、何かが入り込む感覚。
「……えっ、志保さん、今何……くあはぁっ!」
慌てて『さん』付けで問いかけるが、言い終えるよりも先に志保の責めが再開する。
より激しい責め……だという自覚はあるが、想像以上の快楽が生まれる。
「ぅっ、あああっ! な、何、これ…あはっ、あああっ! んっ、やめ…んああっ!」
麗の悶えようが、先ほどのようなどこか甘いものから、どこか一線を越えたものに変わる。
>>666 「藍ちゃん……っ……いいよっ……気持ちいい……」
いつもより熱っぽい視線で見つめ、快感のせいかどこか気だるげな口調でそう答える。
両手を握ったまま、藍子に重なり、腰の動きが次第に早くなっていく。
藍子の言葉を言葉どおり受け取ってしまい、勝手に安心してしまう。
そして、中で自分のモノが爆発しそうなのを感じると、ふとみかさがはじめてしたときに教えてくれた事を思い出す。
慌てて彼女の手を離し、腰を押さえて膣内から自分の逸物を抜き取ると、すぐに達して彼女の下腹部に白濁液が
大量にかけられた。
「はぁ……はぁ……藍ちゃ……!!」
息を整えながら、次第に視線を下へ持っていくと……初めての証しの鮮血が太股を伝い、シーツに染みが
出来ているのに今更気付く。
「……藍ちゃん……ごめんね……」
目尻に浮かぶ涙を指でそっと拭うと、身体を動かして彼女の脚を広げ、間に入ると、先ほどの跡を唇と舌で
拭い取っていく。
>>667 どの媚薬がどの程度、どれくらい、どのように効果を発揮し、
それに対して人がどのような反応をするかは経験上、十二分にわかっているつもりだった。
本人の体調とも関係しているので、たまたま今回は麗にとって感じやすい好条件が揃っただけだろう。
と初めのうちは楽天的に考えていたが、彼女の悶える様子がそれとは明らかに違っているのに気付く。
「も、もし気分が悪くなったら言って下さいね…」
強いほうの媚薬だったんだろうと一応そう言いながら、
麗の直腸内により深く舌を突き入れ、激しく陰核を指で擦り上げ、膣に挿入した指を豪快に抽送する。
「御主人様から頂いたお薬なんですが、どうですか?」
舌先に感じる苦味に感情を高め、麗に問う。
「ねぇ、麗様ぁ… お薬、どうですか?」
気が狂ったように悶え続ける麗は質問になかなか答えを返してくれず、
ひたすらに身体を痙攣させて嬌声を部屋に響かせるだけ。
その態度に少々苛立ちを覚え、麗の膣内に挿入している指を、二本から三本に増やしてやる。
670 :
秋山 麗:03/11/03 03:07 ID:G5tr1nZS
>>669 中に出されたわけではない。というか、相手は女性、しかも舌と指で責められているだけである。
だが、前と後ろ両方の穴の奥からは、まるで何かが煮えたぎるようなものを覚える。
「あっ、んああっ! しほさ…はあぁっ! や、あっ、んっ、ああっ!」
かろうじて意識はあるが、自分の状況すら把握できず、襲い来る快楽に翻弄され続ける。
すでに呂律は回らなくなっており、それでも必死に何かを言おうとするが、喘ぎ声に全てかき消されてしまう。
「やっ、だ…ああっ、んっ…ぅああっ! あっ、ああっ!! ……かっ…あ、は……」
ひときわ大きく痙攣したかと思うと、少しの間喘ぎ声が途切れる。どうやら大きく達したらしい。
が、二つの穴から生まれる熱は収まらない。
「やめ…て……あっ、はぁんっ! もうやめてぇっ! ぅああっ、やめ…あああっ!」
ついには、喘ぎ声とも絶叫とも取れる声を発し始めてしまう。
>>668 「ふぅっ…んあっ…。……っ!?」
必死に動きに耐えていたが、俊の限界を訴えるような表情と
早い突き上げ、そして最後に腹部めがけて逸物から飛び出る白濁に声を上げて驚く。
(前、何気なく飲んだけれど…そもそも何なのかしら、これ…。)
前回の口腔奉仕とは比べ物にならない程、切なげに達する彼の表情。
それがあまりにも気持ち良さそうなのでとりあえず、ほっと一安心する。
>……藍ちゃん……ごめんね……
「いいえ…。どうして、謝るの…?
……ごっこじゃないわ。わたくし…本当に、優しい俊くんが大好きよ。
侯爵様も一番好きだけど、俊くんも一番…んっ…好き…」
自分の血が滲み出た秘所を舌で綺麗にしてくれる様子と、
赤く模様のついてしまったウェディングドレス、シーツをぼうっと眺める。
「ところで俊くんは、気持ちがいいといつも白いものが出るのね。
あれはわたくしも出るの?
まだ同じくらい気持ち良くなった事が無いから、わからないのですけれど…」
そんな事を言ったものだから、「わたくしはイかなかったわ」という事実が
やんわり、しかし思いっきり俊に伝わってしまう。
「まあ、いっか……。今日は眠くなっちゃった。ふあ…」
起き上がりパジャマに着替えると、俊の側に「さむい…」と擦り寄って眠りにつく。
翌朝、朝食時に麗とばったり遭遇してしまい事情もすっかりバレ、
今まで侯爵家では皆無だった『健全マジメなよいこの性教育』を一気に叩き込まれるのだが
そんな事になるとは知る由もなく、ただすやすやと眠る。
>>670 「麗様、舌と指だけでこんなにイッちゃうなんて」
ベッドの端からバイブとローターを取り出し、麗の目の前でちらつかせる。
「これ入れたら、どうなっちゃうんでしょうね」
麗がこれから受けるであろう快感を想像しただけで、秘所がきゅーっと収縮して軽く達してしまう。
「さあ、いきますよ、麗様…」
麗の”もう止めて”という言葉を”嫌よ嫌よも好きのうち”という意味で受け取り、
バイブを嬉々とした表情で麗の胎内へと差し込んでゆく。
「これはお尻に」
ローターを麗の菊座に埋め、ふたつの淫具のスイッチを同時に入れる。
すでに自分の身体が限界まで疼いているということなど忘れ、麗が苦悶する表情に魅入られた。
>>571 >侯爵様も一番好きだけど、俊くんも一番…んっ…好き
藍子の言葉を聞きながら、次第に冷静になってゆく。
とんでもないことをしてしまったような背徳感が心の中に生まれる。
が、次の藍子のセリフで今は一時、その気持ちを忘れる。
「藍ちゃんは…気持ちがいいと、ここからさっきぬるぬるしたのが出てたの気付かなかった?」
自分の口で綺麗にした後に、藍子と話しながらもう一度彼女の秘部を指でそっと触る。
そして、その後に続く言葉にショックを受ける。
藍子の言葉を信じてどんどんいってしまった自分が悔やまれる。
あれは、藍子が自分を思ってわざと言った言葉だったのだと今更気付いた。
(初めてではイかない人も多いって聞くけど……なんかショックだ。)
自分のテクニックが足りなかったことにショックなのか、複雑な表情をする。
「うん…おやすみ、藍ちゃん。」
髪を避けて額にチュッと口づけすると、藍子に布団をかけて自分も隣に横になる。
(藍ちゃんが、このことでもし結婚できなくなったりしたら……)
最悪の事を再び想像する。
(そのときは、俺が藍ちゃんと……)
深く眉間に皺が刻まれた。結局色々考え込んでしまい、朝までほとんど眠れずに過ごすことになる。
危惧している未来が、そう遠くなく、朝には大変なことになるなんて知らないまま。
674 :
秋山 麗:03/11/03 03:31 ID:G5tr1nZS
>>672 もはや志保の言葉に構ってる余裕はないが、物音が聞こえたので後ろを振り返ってみれば、玩具を手にした志保の姿が。
「ぅ……やめて……志保さ……お願……」
疼き自体は無くなってないどころか、悪化しているのだが、今までのような調子で道具で責められると思うと、血の気が引く。
――もっとも、そう思っただけで、顔は十二分に赤いし、二つの穴も物欲しそうに動いている。
そして、バイブが秘所を掻き分け押し入ってくる。ローターが菊座に滑り込んでくる。
「はぁ、ああ…やめ……志保さ…やめ……っ!? ああああああっ?!」
二つの玩具が同時に動き出し、バイブが蠢き、肉を隔ててローターとぶつかり合う。
「奥っ! ぶつかってるッ! すご…あはぁっ! ダメぇっ、もうあた…はあああぁぁぁぁぁっ!!」
早々と達するが、それで終わりになるような状況ではない。
勝手に仰向けに転がると、痛いほど尖った乳首や乳房を自分でこね回しながら、身悶える――というかのた打ち回る。
「あ…あっ、んはぁっ! ダメっ、助け…ああん、んぁはぁっ! あ…くはああぁぁぁぁぁっ!!」
また達したらしい。
>>674 淫靡に蠢く機械の振動に下半身を支配され、のた打ち回る麗。
過剰とも言える劣情に身体を突き動かされて、彼女はついに自らの胸元を弄り始めた。
その光景を見て、突然彼女を制止する。
「そこは私が舐めて差し上げますので、麗様はただ感じていて下さい」
麗の手を胸元から離し、部屋にあったタオルで両手を縛り上げてやる。
乳責めの続きをこちらで受け持ってやり、麗を快感に専念させる。
舌で乳首を叩き、一定のリズムで太鼓を打つように刺激する。
くぐもったバイブの音と麗の嬌声を聞きながら、ひたすらに責め明かした。
676 :
秋山 麗:03/11/03 03:49 ID:G5tr1nZS
朝食の当番だったため眠そうに目をこすりながら廊下を歩いていると
志保の部屋からとろんとした目をした麗が出てきたが不思議にも思わず
昨夜見た俊と藍子の事を話している。
「おはようございます!昨夜俊君にお客様が来てたんですよ。
俊君と同い年くらいかな?そう、かわいらしいお嬢様で・・・」
容姿の説明をすると、麗の眼が急に険しくなっていった。
「麗さん?えっ!侯爵様の奥様かもしれないんですって!」
その後、朝食を食べに食堂に現れた俊と藍子が麗によって
徹底的な教育が施されたのだった。
主人の洗濯物や、メイドの洗濯物を乾燥機へと入れている。
「未来ちゃんの下着すごぉー、うぁ、御主人様のもすごぉ……」
手にはピチピチのブーメランパンツ?が握られている。
大量の洗濯物をたたみ、人物別に分け終える。
「おっし、洗濯しゅうりょ〜、さてとお菓子、お菓子〜♪」
仕事を終え、自室へと戻っていく。
680 :
白河貴子:03/11/03 17:34 ID:+xHHv4yB
ずぶ濡れになって、屋敷に帰ってくる。
「水も滴るいい女〜♪」
傘をすぼめながら、いい加減な節をつけて何やら歌っている。
「雨が降っても気にしない〜、お天気ならいい気持ち〜♪」
コートを脱ぐと、バスタオルにくるまってお風呂へと消えた。
「〜♪」
鼻歌を歌いながら、廊下を歩いている。
682 :
三条 望:03/11/04 00:01 ID:iajrIIuQ
寝ようと思いベッドに入ったものの、中々寝付けずベッドの上で何度も寝返りをうつ。
「ちょっとおなかも空いてきたし…厨房に言ったら何かあるかな?」
などとぼんやり呟くと医務室をでて、厨房へ向かった。
「異常な〜し、さ、寝よ寝よ」
夜の見回りを終え、自室に帰ろうとする。
684 :
三条 望:03/11/04 00:11 ID:iajrIIuQ
「あっ!?」
廊下をぶらぶらとあるく凛香の姿を見つけ、彼女を呼び止める。
「こんばんはこんな時間までお仕事ですか?」
>>684 「ふぇ?」
不意に呼び止められ、誰だろう?と思って振り向く。
「あ、三条先生、こんばんは〜、やっと今終わったところなんです
ほら、この御屋敷って広いでしょ?だから時間が掛かっちゃって」
686 :
三条 望:03/11/04 00:21 ID:iajrIIuQ
「凛香さんこんばんは…」
先日した事などすっかり忘れたような口ぶりで彼女に近づく。
「こんな時間までお仕事とは、この御館のメイドさんは本当にすばらしいですね…」
などと言いかけて、ふと首をかしげる。
「そういえば、今日私のだした洗濯物が戻ってこないのですが…まさか忘れてたりしませんよね?」
>>686 「そんな立派で、カワイイだなんて、もう」
そこまでは言っていない。
>「そういえば、今日私のだした洗濯物が戻ってこないのですが…
「せん、たくもの……ですか?」
昼間、仕分けした後の事を思い出そうと文字通り頭を抱える。
すると、分けただけで各部屋に配っていない事を思い出す。
「あ、あぁ、あぁぁぁぁ!」
688 :
三条 望:03/11/04 00:37 ID:iajrIIuQ
>>687 >「そんな立派で、カワイイだなんて、もう」
(だれもそこまで言ってない…)
そう1人で浮かれる凛香の姿をひんやりとした目つきで見つめていたが、
突如深夜の廊下に響き渡る凛香の絶叫。
思いつきで言ったのだが、まさか本当に忘れていようとは…
「まぁ私の分だけならまったく問題はないのですが、その分だと皆さんの分まで忘れていたようですね…
みなさん洗濯物がなければ困るでしょうね…」
そう冷たく呟き、目に妖しい光が宿る。
「粗相したメイドには御仕置きをしなければいけませんね…」
>>688 (やばいって、これはやばいって!)
さっきまでの陽気が一気に吹っ飛び、顔には焦りの色が濃く浮かぶ。
「ほ、本当にごめんなさいっ!今すぐ持ってきますから!」
クルッと向きを変え、走ろうとしたその時。
>「粗相したメイドには御仕置きをしなければいけませんね…」
この言葉にピタッと動きが止まり、ゆっくりと首だけ三条に向ける。
「そ、そんな、またまた〜………ほ、本気ですか?」
初めは冗談だと思っていたが、本気の三条の目を見て固まる。
690 :
三条 望:03/11/04 00:55 ID:iajrIIuQ
>>689 >「そ、そんな、またまた〜………ほ、本気ですか?」
「いえ冗談です…」
そう言ってにこやかに凛香を見かえす…
が、突然手を掴むと、凛香の身体を引き寄せた。
「…なんて言うと思いましたか?」
耳元で呟きながら、
もう片方の手でスカートをたくし上げ、凛香の白いふとももを露わにした。
>>690 「ほっ、よかっ………きゃっ!」
急に身体のバランスが崩れ、倒れこむように三条の胸元へと
吸い込まれている、その表情はなにが起こったかわからないといった所だ。
>「…なんて言うと思いましたか?」
「はうぅ……そんなぁ…」
一度安心させられただけに、ショックは大きいようだ。
「やっ、こんな所でなんてやだぁ!」
ジタバタと三条の手の中で暴れるが、小娘の力でどうなる物では無い。
692 :
三条 望:03/11/04 01:13 ID:iajrIIuQ
>>691 >ジタバタと三条の手の中で暴れるが、小娘の力でどうなる物では無い。
蜘蛛の巣に捕らわれた蝶の様に、じたばたともがき抗う凛香の姿を冷たい目で見つめる。
「そういえばこの前部屋でビデオをみてたんですよ…」
抵抗の構えを崩さない凛香の耳元に口を寄せ、脈絡も無くそんなことを呟き始めた。
「ザァっと一瞬ブラウン管に白黒のノイズが走った後…
2人のメイドが絡み合いながら男性の逸物に舌を這わせて奉仕を行う映像が、画面に映しだされて…
編集による効果音など全く無く、映像と共に、ただ2人のメイドが一心不乱に絡む淫猥な水音と甘い吐息だけがスピーカーから響き渡る…」
淡々と言い聞かせるようにそう囁きながら、スカートを完全にたくし上げ、
凛香の下着に手をあてがい、敏感な花園を生地越しに嬲りはじめた。
「そのビデオにこころあたりは…ありませんか?」
>>692 「そ、そんなの私に関係ないです!離してくださいっ
もぉ、早く離してってばぁっ!!」
無駄とはわかっているが、抵抗せずにはいられない。
が、ビデオの内容を聞いて少し動きが緩くなる。
(口でした後、2人で…?まさか…)
その内容に心当たりが全くない訳ではない
むしろ逆に、有り過ぎると言った方が正しい。
「んんっ!そ、そんなのあるわけっ……無いじゃないですか!」
完全に頭では理解できているものの、認めたく無い。
694 :
三条 望:03/11/04 01:32 ID:iajrIIuQ
>>693 >「んんっ!そ、そんなのあるわけっ……無いじゃないですか!」
「あれ?心当たりはありませんでしたか…?」
凛香の不安げな表情へと視線を送り、意地悪くそう呟くと視線を落とし、
捕らわれの凛香の白いふとももを目で堪能する。
「それならあのビデオを流出させても…問題ないですよね…」
凛香の不安な感情を煽るようにそう言うと、
下着に這わせていた手の動きを早め、布地越しに秘裂を擦るように刺激し、凛香を責めたてる。
「ビデオの処分どうしましょうか…」
凛香に意地悪くそう問いかけた。
>>649 「無いって……言ってるじゃないですかっ!」
振り上げた手が、顔をかすめ三条が怯んだ隙にうまく身体を
抜き取り、服を調えながら鋭い眼光で三条を睨む。
「そんなの勝手にすればいいですよ、ここじゃあんな事は
普通の事だし、それに私そんな脅しに屈する女じゃないですし」
興奮のあまり、ビデオには杏樹も映っている事は頭から消えている。
「この変態!セクハラ破廉恥陰湿ドスケベエロヤブいしゃー!」
自分の知っている、単語を並べ三条を罵倒すると、急ぎ足でその場から去っていく。
696 :
三条 望:03/11/04 02:04 ID:iajrIIuQ
>>695 >「この変態!セクハラ破廉恥陰湿ドスケベエロヤブいしゃー!」
「変態セクハラ破廉恥陰湿粘着早漏ドスケベエロやぶ…」
突如投げかけられたそんな言葉に、暗い灯りの灯った廊下で言葉を失い呆然と立ち尽くす…
…
…
…
「あの娘と関ると不思議と調子が狂うなぁ…」
数分の時が流れた後で、ようやく我に返るととっさに取り繕うように声を低める。
「まぁ…そのうち、あのビデオにはもう1人映っている事に気がつくでしょうし…時がたてば…」
そう囁いて暗い廊下を後にした。
前執事様に、言われた忠告も忘れ、廊下を全力疾走中。
「なんなのよあいつ!普通会ってすぐあんな事言う?
ホント信じらんない、あぁ〜もうむかつく!」
部屋に戻ったら、憂さ晴らしの為に、悠斗を虐めてやろうと考えていたが
例のビデオには2人、つまり自分以外も映っている事を思い出し立ち止まる。
「あれがばら撒かれたら杏樹さんも大変な事になっちゃう…
ど、どうしよう……あんな事言っちゃったし絶対今からは無理だよね、もぉ私のばかぁ!」
今更になって、さっき言った事に激しく後悔し、しばらくはその事で悩まされる凛香であった。
「さっぱりした〜」
浴場から出てくるとタオルを頭に載せたまま厨房に入り、
アップルジュースをコップに入れてゴクゴクと喉を鳴らして
飲んでいる。
厨房で主人に頼まれた夜食を作っている。
夜食を作るみかさを見て、なんとなく不機嫌そうな顔をしている。
「ふんふん〜♪」
手際よく、炊いたご飯に塩と焼き鮭、それに海苔を巻いておにぎりを作ると、それを皿に盛り付ける。
と、そこで未来の姿が目に入った。
「あれ、未来ちゃん?こんばんは」
どこか不機嫌そうな未来の表情を不思議に思いつつ、とりあえずは挨拶をする。
>>704 「こ・こんばんは…」
機嫌よさそうなみかさから挨拶をされ、簡単に返事をすると
厨房から出ようとするが、ふと振り返った。
「みかささん……みかささん、もし、もしですよ……
大好きな人が、知ってる人と……
ご、ごめんなさい……なんでもないです……」
そう言うと、床を見つめて立ち尽くしている。
>>705 「???」
未来の不可解な行動に首を傾げるが、直後の未来の言葉にぴくりと体を震わす。
その言葉だけで、未来の言いたい事は分かってしまう。
自分もその「意味」が痛い程分かるだけに、そして未来の立場を置換してしまえるが為に、何も言う事は出来ない。
だが、とりあえず未来に伝えるべき事は伝えるべきだと判断して、未来に近寄り、彼女の方に手をやった。
「ね、未来ちゃん。……ちょっと落ち着いて聞いてもらえる?」
>>706 なぜだか判らない…みかさに対する漠然とした不安…
さっき自分の口から出た言葉が未来には判らなかった。
近寄ってきたみかさが未来の手に触れようとすると、
その手を振り払うようにしてしまう。
「……」
名無しの主人の屋敷前に車を停め、ドアを開けると颯爽と出てくる。
後ろを振り返る事なく、玄関に向かって歩いていくが、背後に
四つん這いの動物と思われる影が伯爵の後をついてくる。
ちらりとそれをみて、ポケットから鎖を出すと、片膝をついてその先端を
動物の首輪に繋げる。
「大人しくしていたまえ……?」
そう言うと、動物の頭を撫でて立ち上がり、鎖をぐいっと強く引っ張る。
呼び鈴を鳴らさずに玄関から屋敷に入る。
>>707 伸ばした手を、振り払うようにした未来。
「……」
ここで真実を口にすれば、おそらく主人にも知れてしまう上に折角の紺野の厚意も無にしてしまうことになる。
だが、例え自分にお仕置きが下されるとしても…それよりも今は未来に真実を知らせて起きたかった。
「ああもう、確かに私はこの前紺野様にご奉仕したけど、肝心のそれはしてないの!…つまりその、入れてないの!」
恥ずかしそうにそう言うと、未来の方をしっかりと見て言う。
「あのね未来ちゃん。こういう仕事をするんだら、紺野様もその辺りは分かっていると思う。だから、辛いだろうけどある程度未来ちゃんも割り切らないと」
さらに、周りのことなど気にしないでこう一言。
「好きで好きでたまらないって言うなら、未来ちゃんも頑張って、紺野様がいらっしゃったらいつも自分が応対して、それで一日も早く一人前と認めてもらえばいいじゃないの…」
テニス雑誌を読みながらどこか上の空でぼーっとしている。
昨日は藍子と夕方まで宿題などをここで一緒にして過ごした。
汚れてしまったウェディングドレスとシーツを姉に洗ってもらっている間、静かな時間が過ぎてゆく。
いつもと変わらない藍子を見てほっとするが、後ろめたい気持ちは消えないまま。
学校であってもいつもどおりに時間は過ぎていき、藍子を見てドキドキするのは自分だけなのだろうかと
イライラした。
ラケットのグリップテープを巻きなおしつつ、一人ため息を付く。
>>710 「さ、早く来たまえ。こんなところでもたついてたら、君が恥ずかしい思いをするだけだ」
動きが次第に鈍くなってきた動物にそう言うと、持っている鎖を更に強く引っ張る。
「……主人とは約束していたが……もしや、忘れていらっしゃる……?」
そう思い、ふと立ち止まって周囲を見回す。
「まぁ、いい。先に地下室へ行くか」
呟くように言うと、足早に地下へと続く階段を目指す。
「君から降りたまえ。怪我をされては困るからな……」
階段前で、背後の動物にそう言って鎖を持つ手を地下室扉へと差し出す。
もやもやした気分が治まらず、ちっと舌打ちすると、部屋を出て行く。
どこかイライラしながら、下へ下へと進んでいくと、今まで見かけたことのない人物を見かけ、
興味半分でこっそり付いていく。
>>711 そして、地下室へ続く階段とも知らず下り途中で伯爵に追いつくと。
「こんばんは。おじさん誰?ここのお屋敷の人じゃないですよね。」
気分がよくないからなのか、失礼な発言をしているとも気付かず、じろじろと眺めてしまう。
>>709 みかさの言葉、それは未来にとって最も知りたくなかった事……
それは、この屋敷に来た事さえ知らなかった事…
紺野が自分の屋敷の先輩メイドや夫人を抱く事はわかっていた
しかし、この屋敷に来て自分に逢わずに帰ってしまった事
それどころか、電話で話した時にこの屋敷に来た事など一言も
聞いていなかった…
「どうして、どうして、みかささんは教えてくれなかったんですか…
みかささんが教えてくれたら…わたし、わたし……」
感情的になっていつもより早口でまくし立てる。
「ううん……みかささん、みかささんがご奉仕したからじゃない
ご主人様がみかささんを選んだからじゃない……
ご主人様がこのお屋敷に来た事だけでも教えて欲しかった…
…グスッ・・・・・・ご主人様がお帰りになられた後でもよかったのぉ」
その場でしゃがみこみ泣きじゃくっている。
今の未来の心の中にはご主人様としての紺野より、父親としての紺野が
大きく占めているのだった。
>>712 無事に地下室に到着し、鎖を適当な場所に繋げようとした時、背後から
声を掛けられてゆっくりと振り返る。
「おや、こんばんは。私は……客人だ」
そう言うと、にやりと笑みを浮かべて、動物の姿を俊に見せ付けるように
身体を少しずらす。
四つん這いで目隠しをされている女性が、息を荒げて四つん這いになっている。
口には穴の開いたゴルフボールのようなものが銜えさせられており
唇の端から、ぽたぽたと唾液がこぼれている。
頭にメイドが装着するカチューシャがつけられているので、かろうじて
メイドだという事がわかるが、表情はとても苦しそう。
「コレはとある方に差し上げる商品でして、先にこちらの主人に鑑定していただこうと
今宵、連れてきたのでございます。どうぞ、遠慮せずもっと近くでご覧ください」
慇懃にそう言うと、片手を女性に向ける。
>>713 「未来ちゃん……」
自分と立場を置換して考えるなんて何とおこがましい事だったのだろう。
自分は自分であり、未来は未来であるというのに。
「……未来ちゃん、ごめんね。でも…私はメイドとして、お客様が望まないことは進んでする事は出来ないの」
そっと未来を立たせると、有無を言わさずぎゅっと抱きしめる。
目の前に居るのは、まだ中学生くらいの女の子。5つも年下のまだ幼い子供だった。
なぜか、それを見て無意識にそうしてしまったらしい。
>>714 伯爵を追って地下室に入る。
首輪をされて連れられている人物を見て、軽く目を見開くが、初めて地下室へ入ったので
珍しそうに周りを見回す。
「ああ、お客さんだったんだ。俺、ここに一時的に住まわせてもらってる桜庭俊です。」
相手は名乗っていないのになんとなく自己紹介をしてしまいながら再び連れられた女性のところで
視線が止まる。
「この人メイドさん?頭につけてるし、コレ。」
「へえ、商品なんだ。……メイドさんが?」
姉がメイドとしてここで働いているということもあり片眉を上げ少しむっとした表情を浮かべる。
「まあいいや。いいの?俺がここの御主人様より先に見ちゃって……」
どこか投げやりな気分ではあるが、この状況に興奮し始めて首輪で繋がれた女性の周りをぐるっと
一周しながらじろじろと観察する。
>>715 「グスッ・…みかささん……」
抱きしめられみかさの胸元を涙で濡らしてしまう。
母親とも幼き日に別離れた未来は母親の面影をみかさの両腕から
感じていた。
「ごめんなさい…ごめんなさい…みかささん…
みかささんが悪いんじゃないし、ご主人様も悪くないのに…
私が、私がわるい子だったの…
ごめんなさい…ごめんなさい…」
自らもみかさの体に腕を廻してしっかりと抱きつきながら、
とめどなく涙を流していた。
>>716 「桜庭……俊。桜庭……。奏殿の親類の方でしょうか?」
顎に手をあててそう言うと、商品を眺めている俊を見る。
「はい。おっしゃる通り、コレはメイドです……が、元メイドでございます。
少々訳がございまして、このような状態になっておりますが……。
さ、ご挨拶したまえ」
鎖をぐいっと引っ張って首を絞めると、挨拶するよう促す。
「申し訳ございません。躾がまだ行き届いていませんのでご容赦の程を。
この者は鬼畜と同等ですので、そのように扱っていただいても構いません」
鎖に繋がれたメイドは、今にも泣きそうに呻くと、俊の姿を気配で感じ取って
俊に向き直って額を床に擦り付ける。
「俊殿にも見ていただいた方が、商品の価値も測りやすくなります。
どうぞ、お好きなようにお嬲りください」
そして、持っていた鎖を俊の片手を取って渡す。
>>717 「うん、いいのよ未来ちゃん。私も悪かったんだから……
これから大変だと思うけど…一緒に頑張りましょうね」
目を閉じてしっかりと未来を抱きとめると、彼女が落ち着くまでしばらくそうしていた。
…が、そのおかげで主人へ届ける夜食はすっかり冷めてしまい、しっかりとその分のお仕置きを受けてしまうのであるが。
>>718 >奏殿の親類の方でしょうか?
「へえ、おじさんはおねえちゃんのこと知ってるの?」
今度はしゃがんで女性を眺めていたが、敬語も忘れて一瞬目を丸くして伯爵を見上げる。
「元、メイド……」
眉間に皺を寄せながら立ち上がり、彼女を眺める。
額を床に付けて頭を下げる女性を見ながら、頭を下げられるのが次第にいい気分になってくる。
「どうも。」
そう言って、渡された鎖を握ると引っ張って犬を散歩するかのように地下室内をぐるっと一周する。
女性が口からポタポタと床に涎を垂らしているのを冷たい目で一瞥する。
そして、一周し終えると、剥き出しなままの彼女の身体を撫でていく。
「へえ、涎なんか垂らしてるから、とんでもないのかと思ったけど。触り心地はいいんだ。」
そう言いながら、胸へ手を伸ばし、乳首を摘む。
>>721 奏が姉だと知って、微笑みを浮かべながら頷く。
「奏殿の弟君でしたか。それならば、何も問題はない……」
独り言のように呟いて、俊の様子を腕を組んで眺める。
鎖が俊に渡った事を悟ったメイドは、首が絞まらないよう、必死に俊についていく。
だが、気を付けていても首輪が絞まり、その度に息を吸い上げようとするが
涎が垂れる一方。
苦しげに、俊にもっとゆっくりと訴えるが、何を言っているのかわからない。
ようやく立ち止まり、ほっとしていると、剥き身の肌を触られて、びくっと震える。
拒否するようにうなって頭を振るが、突然乳首に刺激を受けて、咆哮のような悲鳴を上げる。
「一応、商品ですので……宜しかったら、中の具合もお調べになってください……」
>>722 咆哮のような声を聞いて、驚いて思わず肌に触れていた手を離す。
「……びっくりした。俺、もっと静かでおしとやかな方が好きだな。
でも、躾がまだなんだったら仕方ないか。」
>〜中の具合もお調べになってください……」
「え、中って……」
少し戸惑いの表情を浮かべるが、少し考えるとニヤリと笑う。
「傷を付けなきゃ大丈夫なんでしょ?」
いつも通りの表情に戻すと、そう伯爵を見上げて訊ね、彼女の後ろに回る。
「分かった。俺が、君が御主人様に鑑定される前にしっかりチェックしてあげるからね。」
伯爵に向かって頷くと、彼女に向かってそう無邪気に話しかけ、指を秘部へ持ってくる。
「……!!もしかしてここ……、剃ってるの?」
あるはずのものに手が触れないのに違和感を感じて、素で驚く。
>>723 「おしとやかな……そうでございますか。そのような商品もあるにはございますが」
小さく笑ってそう言うと、反抗的な態度のメイドに少し苛立つ。
無言でメイドに歩み寄ると、俯き加減なメイドの顎を持ち上げて、思い切り平手打ちする。
そして、無表情で元の位置に戻る。
「……多少ならば、手荒な真似をしていただいても結構でございます。
このように、少々無愛想な牝犬ですので……」
微笑みを浮かべて俊にそう言うと、何気にメイドの秘部が見える位置に移動する。
「ああ……殿方の行為に邪魔なものは一切排除しております。
その方が挿入しやすいし、何より感触がよろしいでしょう?」
俊の声がまだ若い事に気付いたメイドの身体が、次第に縮こまってくる。
相変わらず、意味不明な言葉を言い続けるが、自分でも何を言っているのか
わからない。ただただ、何が起こるかわからない恐怖に怯えている。
>>724 伯爵が女性を平手打ちするのを見て、少し彼が怖い人のような気がするが、顔には出さないようにする。
「そうなんだ。ねえ、商品って、この人なんで商品なの?どこかに売られるの?」
気になっていた事を思い切って訊ねてみる。
伯爵が下手に出ているからか、先ほどの敬語は既に抜けてしまっている。
「牝犬…か。だからなんだ。みんなと同じだと思ったら普通こんな格好できないし。」
そう言いながら秘裂の上を何度も指を往復させ、愛液が出てくるのを待つ。
時折秘豆に触れるのも忘れない。
「おじさんは、お客さんだって言ったけど、こういう仕事をしてる人なの?」
身売りの斡旋をする=危ない人と考えてしまいそうになって少し緊張ながらそう聞いてみる。
>>725 「そうですね……商品、と呼ばれる以上、どこかに買われてしまうのでしょう」
曖昧にそう返事をすると、おもむろに二人に近付き、メイドの腰を抱え上げて
秘部を開き、俊によく見えるようその部分を近付ける。
「俊殿、こちらをご覧ください。この商品は、クリトリスの包皮も除去しております。
多少、膨張の度合いが大きくなりますが、刺激の方は通常よりも高くなっておりますので……」
そう言って、胸ポケットから、細身のバイブを出すと、スイッチを小に合わせて
メイドの秘豆に押し付ける。それと共に、メイドが甲高い悲鳴を上げる。
「愛液を分泌させる手間が省けます。どうぞ、こちらも併用してください」
メイドを下ろして、バイブのスイッチを切ると、それを俊に渡す。
「私は……商品を求める方の仲介人みたいな者です。正規のルートを使用しているので
何も心配はありません」
余裕げにそう言い放つと、正規のルートについて尋ねられたら……と、考えながら
俊に笑顔を見せる。
突然、腰を抱え上げられたメイドは、秘部を開かれ、一気に羞恥を感じるが
直後に剥き出しになったばかりの秘豆強い刺激を受け、噴き出すように愛液が溢れてくる。
もう、止めて……と、目隠しの下から涙を流すが、目隠しにしみて、雫とならない。
>>726 「!!ホントだ、ない……」
彼女の秘部をまじまじと眺めながら、驚いて呟く。
「すごい、えっちだね……すぐに溢れてきた。」
伯爵のすることを珍しそうに感心する。
「うん。いいの?うわ、俺こういうの使うの初めてだよ。」
バイブを手にして興奮しながら彼女の秘裂に這わせる。
秘豆に当てたりしながら、目に見えてどんどん溢れてくる愛液を楽しむ。
「これって、中に入れてもいいの?」
バイブを愛液に絡めたり、それで秘豆をつぶしたりしながら伯爵に訊ねる。
「仲介人かぁ……、正規のルートってあるの?
心配ないってことは見つかっても捕まらないんでしょう?」
伯爵を、まだあまり信用しきってない表情で見上げながら、片手ではしっかり彼女の秘部を刺激する。
「すごいなあ、ちょっとしかやってないのに、もうぬるぬるだ。」
冷静だったはずなのに、下半身に熱が集まってくるのを感じて自分でも驚いている。
>>727 「いやらしい商品の方が、より高く買い取っていただけますので……」
笑みを浮かべながらそう言うと、楽しそうに彼女を弄ぶ俊と
それに対し、身体全体を震わせながら悶え苦しむメイドを交互に眺める。
「どうぞ、お好きなようにお使いください。しかしながら、商品の昂りが
治まりきらなくなって気絶する恐れがありますので、早めに食された方が
よろしいかと……そうなってしまいますと、商品の価値がわからなくなりますので」
片頬を床に落とし、息絶え絶えに涎の水溜りを作っているメイドの様子を見て
俊に忠告するように言う。
「ええ、捕まる事はございません。そもそも、捕まるようでしたら、私はここには
いません。よりよい商品を提供し、買っていただいた方に喜んでいただくのが
私の本職、なのかも知れません」
薄ら笑いを浮かべてそう言うと、どこからか乗馬鞭を取り出す。
「商品が俊殿の機嫌を損ねるような態度を見せましたら、私が厳しく罰しますので
ご安心ください」
そう言って、鞭先を、ぐったりとしているメイドの頬に突き付け、意識を取り戻すよう促す。
>>728 「食するって……、挿れてもいいっていうこと……?」
傷を付けたらダメということは、挿入は駄目なのかと勝手に思ってたので、思わぬ言葉に目を丸くする。
「へえ、じゃあお言葉に甘えて……」
そう言いながら立ち上がると、伯爵に愛液で濡れたバイブを返した。
そして、ジーパンのファスナーを音を立てて下げる。
「君のおかげでこんなに固くなってるよ。」
大きくなった逸物を取り出し、四つん這いになった彼女の後ろからそれを秘裂に擦り付ける。
鞭を持つ伯爵をちらりと一瞥すると、彼女に声だけは優しく語りかける。
「俺も明日学校だし、早めに終わらせてあげる。」
そう言うと、彼女の中へ一気に逸物を沈めていく。
「……んぅ……、商品になるだけあって、なかなかだね……っ」
眉を寄せて少し苦しげに呟くと、腰を掴んですぐに抽送を始める。
>>729 俊からバイブを返され、味見をするようにひと舐めする。
「牝犬、良かったな……。本格的に売られる直前に、こんなにお若くて優しい方に
お相手をしていただけて……」
頬を紅潮させて息を荒げているメイドの頬に、再び強く鞭先を押し当てると
二人から少し下がって様子を見守る。
俊の囁きを聞いたメイドは、どろどろになっている秘裂に逸物の感触を受け
諦めのようなため息が漏れてしまう。
だが、肉襞は俊を誘うように蠢き、無意識に自分から逸物に秘部を擦り付ける
ようになってしまう。
そして、猛々しいまでの俊の逸物の挿入に、歓喜の悲鳴を上げ始める。
「……卑しいまでのその態度……素晴らしい。私も恥をかかずに済む……」
鞭先を弄びながら、メイドに聞こえるよう呟く。
>>730 「……っ……いいよ、君……きっと、いい人に飼ってもらえるんじゃないかな。」
自分の逸物に絡みつく感触に快感からか眉根を寄せてしまいながら、次第に動きが早くなってくる。
動きが早いからか、逸物の先が膣内のあちこちに当たり、彼女がびくっと反応するのが楽しい。
ここ数日のストレスをぶつけるように奥にぶつけ、次第に限界を感じ始める。
「……ん……ねえ、おじさん、中に出していいの?」
苦しそうな表情でそう訊ねるが、返事を聞く前にその言葉に反応した彼女の肉襞が大きく戦慄き、
中で爆発させてしまった。
「……っ……」
中で全てを出し切ると、ゆっくりと抜く。
荒い息が治まってくると、次第に頭が冷静になってくる。
「おねえさん、ありがとう。気持ちよかったよ。」
自分のとった行動に疑問を覚えながら、適当にそうねぎらう。
「……おじさん、そういえばなんでこんなこと俺にさせてくれたんですか?」
落ち着いたからなのか、いつの間にか口調がていねいな言葉に戻る。
が、はじめに会話したときの言葉を思い出し、嫌な予感を覚える。
「……って、おじさんが……おねえちゃんと知り合いってことは……」
>>731 荒々しくぶつかる俊を、笑みを浮かべて満足そうに見つめている。
「……構いません。注ぎ込めるだけ、注ぎ込んでやってください。
その方が商品も喜びます」
そう言って、メイドの顔をちらりと見る。
「今回は見逃しておく。次からは、自分から申告するよう気を付けたまえ……?」
客に疑問を抱かせた罰として、鞭をメイドの肩甲骨辺りに浴びせる。
それと同時にメイドの身体が跳ね上がり、その勢いで口に嵌められていた
ボールが床に落ちる。
言葉になっていない、悲鳴のようなものを叫びながら、メイドは強く腰を震わせて
がっくりと床に突っ伏して果ててしまう。
俊の声も聞こえていない様子で、ぜいぜいと呼吸を繰り返している。
「貴方を見込んで……とでも。いかがでしたか? こちらの商品は……」
俊の質問にそう答えると、メイドの口についていたボールを拾う。
「この件と奏殿は、一切関係がありません。私個人のビジネスなので
ご安心を……よろしければ、また商品をお持ちいたしますが……?」
言いながら小さく笑って、ボールをメイドに装着させる。
鞭をしまい、腕時計を見て、俊の方を振り返る。
「ずいぶん時間を割いてしまったようだ……俊殿、済まないが、主人を呼んできて
くれたまえ。話はしてあるので、案ずる事はない」
突然口調を変えてそう言うと、メイドの後始末にかかる。
>>732 >鞭をメイドの肩甲骨辺りに浴びせる。
初めて鞭打つところを見て、恐怖とも興奮ともとれるような震えが走る。
「よかった。……おじさんがおねえちゃんと知り合いなら、あの、今日のことは
おねえちゃんには内緒にしてくれるとありがたいんですけど……」
上目遣いで困ったようにお願いする。
「おじさん、今日はありがとう。よかった。
俺、まだ小学生だし、何をするのも全部親のお金だから、商品を持ってきてもらっても
お金は払えないよ。残念だけど。」
そして、頭を下げると伯爵の口調が変わったことに少し首を傾げるが、了承する。
「ここに呼んでくればいいんですよね?
じゃあちょっとお待ちください。」
そう言うと、地下室を出て主人の部屋へ向かう。
が、一番初めに挨拶に行って以来主人の部屋なんて行ったことがないので、しばらく迷ってしまう。
そして、俊の話を聞いた主人が地下室へ向かうのは20分以上も後だったりする。
>>733 「奏殿には内密に? ふむ……了解した。では、今回の事はお互い無かった事としよう。
その方がこれから先、お互いのためにも良いだろう」
商品について吹聴されたら困ると思い、そう提案する。
そして、遠慮がちな俊の態度に冗談めいた笑みを浮かべる。
「ふふふ……それでは、金銭的に余裕が出てきましたら是非とも私に御用命を。
俊殿の嗜好に合わせた商品をお持ちいたします」
そう言って、片手を後ろに持っていき、俊に頭を下げる。
その後、俊が地下室を出て行き、完全に遠くに行ったのを確認してから
しばし考え込む。
「小学生……か。奏殿にあのような弟君がいたとは……」
年齢の割には慣れた様子だった俊の行為を思い出し、やはり屋敷のせいか、と思い
小さな笑い声を漏らす。
「まぁ、いい……牝犬、いつまで寝ている。次は主人にお前を品評してもらう。
先程の少年のように甘くはないので、覚悟しておきたまえ……?」
うつろな表情でこちらを見たメイドの、俊の精液が垂れる秘部に目がけて
鞭を打ち付けると、部屋奥にある簡易浴室へと四つん這いで移動させる。
「おっと、逃げられては困る……」
ふっと笑って床を這う鎖の先を掴むと、犬を引き連れるように鎖を引っ張る。
735 :
椿 杏樹:03/11/05 22:38 ID:ZSvxIziF
「♪もーしー自信をなーくして〜 くーじーけそうになーったら〜」
気分転換に音楽をかけて一人、体操をしている。
「いーいー事だけ いーいー事だけ おーもいだせ♪」
が、表情にどことなく不満のようなものが滲み出ている。
737 :
椿 杏樹:03/11/05 22:49 ID:ZSvxIziF
頬をぱんぱんと叩いて、鏡の前で無理矢理笑顔を作る。
「よっし。だいじょぶだいじょぶ〜」
何か飲み物でも飲もうと私室を出る。
厨房で食材の整理をしている。
739 :
秋山 麗:03/11/05 22:57 ID:G9Los4qJ
休憩室で、珍しくワインを飲んでいる。
740 :
椿 杏樹:03/11/05 23:01 ID:ZSvxIziF
「♪〜」
ホットミルクでも飲もうかと思い厨房へ行くと、みかさを見つける。
(……あら?)
どことなく元気の無さそうな彼女の背後に回り指で脇腹をちょん、とつつく。
「こんばんは。」
>>740 「……ふぅ」
野菜類を確認かると、一息つくべく少し休息を取る。
…と、そこで突然誰かに脇腹をつつかれた。
「きゃっ!?…って…あ、杏樹さん?…こんばんは」
微笑に近い表情でそう答えるが、どことなく元気がなさげである。
742 :
椿 杏樹:03/11/05 23:16 ID:ZSvxIziF
>>741 「なんだ元気がないですよ〜。ほら、メイドさんたるもの、もっと明るく笑顔でいないと」
にこーっと能天気な笑顔を作ってみせると、
ここ数日元気のないみかさの様子を伺いながら牛乳を鍋にかける。
しばしコトコト沸かし、沸騰寸前で蜂蜜をひとさじ入れる。
「はい」
ホットミルクをみかさに渡そうとするが、その際に彼女のエプロンから見えた
携帯電話が気になったらしく、指差す。
「みかささん、それ…。うわあいいなあ、携帯〜。見せてもらえます?」
>>742 「そうよね、メイドさんたるもの、元気が無いと駄目ですよね」
杏樹の言葉と笑みに、こちらも微かに表情がほころぶ。
「あ、ホットミルクって安眠効果があるんですよね。いただきます」
と、そう言ってカップを受け取ろうとした所で、携帯電話について指摘される。
「あ、いいですよ〜。…って言っても、御主人様か家族か幸希、それとたまーに高校の時の友達から掛かってくるだけだけど。こっちからかけちゃ駄目な約束だし…」
最近会社名が変わったその自分の携帯を取り出すと、杏樹に渡す。
「メールくらい返信させてくれたっていいのになぁ…」
呟くように、ちょっと不満を漏らしてみたり。
744 :
桜庭 奏:03/11/05 23:26 ID:v5WnW5ih
「ああ、藍ちゃんみたいな妹がいたらよかったのに……」
先日会った藍子を思い出しながら手を組んでうっとりとする。
奏まで藍子のかわいらしさにやられてしまったらしい。
俊には血のついたシーツとウェディングドレスを洗うように頼まれたが、どうやら彼はその染みの理由を
藍子がたまたまその夜女の子の日がはじまったからだと奏に嘘を付いたらしい。
奏もすっかりだまされてそれを信じている。
藍子に必要なものを貸してあげたりと何かと親切にし、すっかり彼女を気に入ったようだ。
「そうだ、こんなことしてる場合じゃなくて……」
最近屋敷内で流行っているのか、奏もつられて編み物をはじめた。
編んでいるのは、冬用の白い帽子だったりする。もちろん自分用。
「これが上手に出来たら、……」
編み物ははじめてじゃないのか、結構器用に編んでいく。
745 :
椿 杏樹:03/11/05 23:34 ID:ZSvxIziF
>>743 「そうそう。ぐいっとぐいっと」
熱々のホットミルクなのだが。
(ふぅーん………)
みかさから携帯を受け取り、電子音をさせてボタンをいじるうち「電話帳」が出てきて画面を眺める。
目の前には元気のないみかさ。しかも奏との喧嘩以来ずっと落ち込み気味のような感じでもある。
「こっちから架けちゃだめなの?…でも、それは『みかささんが』という話なのよね」
ふと悪戯心が浮かぶ。
>家族か幸希〜
(幸希、幸希…っと。あ、あった)
画面は丁度『メモリ検索』と出ているので、若い番号から順番に眺め
ある番号で「通話」ボタンを押す。
「えい」
既にプルルル…と相手にコールを始めた携帯電話をみかさの胸に押し付ける。
746 :
秋山 麗:03/11/05 23:38 ID:G9Los4qJ
両手でワインボトルを持ち、グラスに注ぎ込む。
すでにボトルの半分以上を一人で飲んでいたりする。
>>745 「そ、そんな急には…熱つっ」
ちびちびとホットミルクを啜っていたが、杏樹の質問にこくりと頷く。
「うん、本当は携帯禁止なのを特別に許してもらっているから…それくらいは我慢なの。あ、そうそう…メールは見ちゃ駄目ね」
微かに悪戯っぽい笑みを浮かべた杏樹に嫌な予感を抱いていたが、突然の彼女の行動に仰天する。
「ちょっ、ちょっとあああ杏樹さん、そんな、私そんなの待ってちょっとぉっ…!」
コールが始まった携帯を押し付けられあたふたしていると、数秒もたたずにコール音が止み、低い、しかし慌てたのかうわずった男の声が聞こえてくる。
「ああもうっ、何かあったら杏樹さんのせいだよ!…あ、もしもし幸希…?」
最近忙しい彼氏と話が出来る事が嬉しいのか、そんなに事を言いつつも声はまんざらではない。
「あ、うんそうそう。同僚の友達がかけてくれて…うーん、多分大丈夫かも…うん、で…」
ちらちらと杏樹を見ながらも、幼さ2割増の口調で楽しげに話し始める。
748 :
桜庭 奏:03/11/05 23:45 ID:v5WnW5ih
「でも、結構早いのね。
私は中3だったのになぁ。って、それは私が遅かったんだけど。」
一人で色々と思考を飛ばしながら針を器用に動かしていく。
「ふふ、楽しみ〜。コレが出来たら、スキーに行きたいな。スキー。
スノボもやってみたいけど♪」
本と見比べながら、鼻歌交じりに進めていく。
749 :
椿 杏樹:03/11/05 23:53 ID:ZSvxIziF
>>747 「大丈夫ですよ〜、『面白半分に私がやりました、ごめんなさい』って
ちゃんと御主人様にはこの後言っておきますから。
みかささんばっかり御主人様のお仕置きは、受けさせませんよー。
私だってたまには…あ、むにゃむにゃ」
からかうように微笑む。が、また何かを思いついたのか厨房の棚から
袋を背伸びして取り、中に入っていたバイブを取り出す。
こんな場所にまで一応は隠されているらしい。
そして再びみかさに近付くと、会話の様子に聞き耳をたて、そっと小声で耳打ちする。
「(ね、折角私から架けたんだから、たまには電話でエッチくらいして…って
言ってみたらどうですか?同じように、私がみかささんに触ったりしてあげますから)」
そんな提案を持ちかける。
どうやら幸希の元々の声が大きいのか受話音量が大きいのか、彼の声はよく自分の耳にも
聞こえているようだ。
「(元気、でますよ。たぶん)」
750 :
秋山 麗:03/11/05 23:55 ID:G9Los4qJ
「……酔うと気が弱くなる、ってよく言われるけど……」
ふと、自分の手のひらを見つめると、残ったワインを飲み干す。
学校の予習をしながらこっくりこっくりと舟をこぎ始めている。
>>749 (ありがとう)と杏樹に視線を向けつつ、幸希との会話を楽しむ。
「うん、そうそう、ルモイドリームも新馬戦圧勝で…うんうん、期待だよね」
そんに会話をしていたのだが、不意に杏樹からとんでもない提案が飛び出す。
杏樹の声は向こうには聞こえていないが、幸希の声はほとんど杏樹にまで届いている。
(でも…)
「…ね、幸希。…私のお願い、いいかなあ?」
杏樹に後押しされるような格好で、もじもじと「お願い」を始める。
「あのさ…私と…電話でえっちしてって言ったら…怒る?」
普段の他人への態度は何処へやら、その姿は恋人同士と言うよりは、まるで慕う兄におねだりする妹のよう。
しばらく沈黙が続くが、やがて向こうも決意したように甘く囁き始めてきた。
あたかも、すぐ側で身体を寄せ合って愛撫しあっているかのように。
自室で眠れずにベッドの天井を見つめている。
(最近俊くんが少し怖いような気がするのは…わたくしの気のせい、よね?
わたくしはいつも通りにしている筈なのに、どうしてこんなに不安なのかなあ…)
「あれが赤ちゃんを作る事だったなんて……。俊くんの赤ちゃん、お腹に出来てしまったのかしら」
やはり微妙に性知識を理解していないようである。
754 :
秋山 麗:03/11/06 00:06 ID:9gaXSG3f
ボトルとグラスを片付け(みかさたちの邪魔にならないように)ると、廊下に出る。
「さて……」
はっと目が覚め、寝ぼけた頭を働かせるために腕の内側をぎゅーっとつねる。
「……眠い。」
目をコシコシと擦り、大きくあくびをする。
「顔でも洗ってこよう……」
椅子にかかっていたバスタオルを持ち、左肩に掛けると廊下へ出る。
756 :
椿 杏樹:03/11/06 00:14 ID:+irJ6Hsa
>>752 携帯電話越しに囁かれているのか、悶え始めたみかさの胸を背後から
エプロンを脱がさず揉み始める。
指を這わせ、手を大きく動かし興奮した男性が揉むように、若干乱暴めに揉む。
「(ほらぁ。もっと声聞かせてあげなきゃ…眠っちゃいますよ、彼)」
耳朶をぺろん、と舐めみかさに悪戯を働く。
すぐにでも気持ち良くなれるよう、ショーツをずらして動かないバイブをそっと
彼女の秘部に忍ばせる。
「(幸希くんってば、早ーい…。もう挿れたがっちゃって、いけない子)」
くすくす笑うと、趣味が悪いとは知りつつもまた興味深そうに携帯に聞き耳を立ててしまう。
757 :
秋山 麗:03/11/06 00:17 ID:9gaXSG3f
>>755 目的の相手の部屋へ行く途中、偶然その相手と鉢合わせする。
「……俊君」
静かな声で相手を呼び止める。
「……ちょっと、いいかしら?」
>>756 「やっ、幸希、んっ、もっと胸触ってよぉ…んんっ」
杏樹に愛撫されながら、蕩けた喘ぎ声を携帯の向こうに届ける。
「やっ、そんな焦っちゃやぁ…もっと、ねぇ、私も…」
トロトロの液体がバイブに絡みついていく中、近くにあったバナナを一本取り、唾液を絡めて舌を這わせる。
「んっちゅ、ほら…幸希のあそこの、んんっ、さきっぽを舐めて…ほら、裏側も…じゅるるっ」
目を閉じながら、まるで本物に奉仕しているかのような姿と口調。
「ねっ、幸希の…欲しい…。いつものように、私をいじめてぇ…」
とろんとした目になりながら、「おねだり」を口にする。
もう、杏樹に幸希の声が聞かれていることは気になっていなかった。
>>757 「……、どうも。こんばんは。」
先日知ったばかりなのだが、みかさが言っていた侯爵家で働いていたという張本人で
藍子と知り合いの麗と廊下でばったり会う。
驚いたように軽く目を見開くが、すぐに目を細める。
「なんですか?
大丈夫ですけど、明日も学校だから早めに寝たいので手短にお願いしますね。」
どこか彼女を警戒しながらも、それを顔に出さず綺麗に微笑む。
しかし無意識のうちにどこか自分には誰も寄せ付けない雰囲気を漂わせている。
760 :
秋山 麗:03/11/06 00:29 ID:9gaXSG3f
>>759 「大丈夫よ。時間は取らせないから」
こっちもこっちでいつも以上にそっけない。二人揃うと、どう見ても険悪な関係にしか見えない雰囲気をかもし出す。
廊下で話す内容ではない、と思って、俊を近くの部屋に連れ込む。
「……正直に話してね。この前、一緒に寝た時……どこまでした?」
いきなり直球ストレートに問いただす。
>>760 「……」
麗に近くの部屋に連れ込まれ、後ろから彼女の背中を軽く睨む。
それが顔のつくりが綺麗だからか、余計にキツい表情に見えたりする。
>この前、一緒に寝た時……どこまでした?
「なんで、そんなこと麗さんに言わないといけないわけ?
聞きたいなら、藍ちゃんとかおねえちゃんに聞けばいいでしょ。」
麗を見上げながら、それだけ言うと目を逸らす。
「ただ、一緒に同じベッドで寝ただけ。」
そして、ドカっとソファに座りながら不機嫌な様子で足を組む。
762 :
椿 杏樹:03/11/06 00:41 ID:+irJ6Hsa
>>758 胸をあらかた捏ね繰り回したところで、やっと服を乱し肩にふうっと息をかける。
「(私がいなくても気持ち良くなれるように、片方は自分でも揉んで…。
こっちは私がしてあげる…)」
片方だけ揉みながら乳房に吸い付き、みかさに刺激を与える。
「…ちゅぱ…、ちゅ…」
音は立てるが声は一切上げずでただ胸を吐息混じりに愛撫する。
>ねっ、幸希の…欲しい…。いつものように、私を〜
電話の向こうで幸希の興奮した声が聞こえると同時に、バイブのスイッチを入れる。
電源が入ると、バイブがいやらしく機械音を立ててぐにゅぐにゅと緩く動き始める。
(タイマーで段階設定、と…。
ああ〜…でももうこんな時間…。私はそろそろ寝なくちゃいけないの、ほんとごめんね…)
みかさがすっかり幸希とのプレイに夢中になっているようなので、
そっとまた耳打ちし体を離す。
「(…じゃ、あとは一人でできる?私、お邪魔にならないように失礼しますね)
幸希さんごめんなさい、お邪魔しましたぁ。どうぞお幸せに〜」
邪魔にならないようにと言っていた割に、最後はわざと大きな声で
携帯に向かって言うとホットミルクを持って厨房を出る。
「(あ!忘れずに…。
あのね御主人様、色々悩んでるみかささんをお仕置きしたりなんかしちゃだめですよ。
今日のお仕置きは………絶対っ、杏樹に、してくださいね?)」
厨房の監視カメラに向かい、体をもじもじさせ若干甘えるような声で強調して言う。
763 :
秋山 麗:03/11/06 00:42 ID:9gaXSG3f
>>761 >聞きたいなら、藍ちゃんとかおねえちゃんに聞けばいいでしょ。
「もう聞いたから、あなたに聞いてるの」
よくわからない事を言うと、向かい合って座りながら腕を組む。
「お嬢様が言うには、『中に入れてもらった』そうだけど……本当なの?」
本人に確かめるのが一番なのだが、さすがに自分もそういう精神状態ではなかったらしい。
>>763 「……お嬢様、ね。藍ちゃんはやっぱりお嬢様なんだ。
藍ちゃんがそう言うなら、そうなんじゃないの?
……"お嬢様"の言う事を全部信じてたら?」
再び麗を不機嫌な瞳で見つめながらそう言うと、顔を逸らせて時間を気にするように
壁にかかる時計をちらっと見たりする。
「いちいち、そういうことってあなたに報告しないといけないわけ?
俺と藍ちゃんにはプライバシーってもんがないの?」
そう言って鼻で笑う。
「おねえちゃんは、『藍ちゃんが寝てる間に女の子の日になったからシーツとドレス汚しちゃた』
って俺が言ったら信じてくれましたよ。」
>>762 「はぁんっ、幸希、幸希…!」
自ら乳房を揉み、その先端を弄り、片方は杏樹の舌の刺激を受けるままに喘ぐ。
杏樹の器用に動く舌が、細い指が、そしてそれによって与えられる愛撫が、全て愛しい彼のものに思えた。
「あっ、来るっ、幸希のおっきいの、熱いの、来る…ああぁぁっ!」
杏樹にバイブを挿入されると、勝手に動くそれをきつくきつく締め上げ、陶酔した表情を浮かべる。
…と、そこで杏樹に囁きかけられ、一瞬電話の向こうの声も止まる。…が、幸希の方ももうその気になっているせいか、行為は止まりそうも無かった。
(杏樹さん、ありがとう…)
そう思った瞬間、バイブの突起が陰核を突付き、一際高い悶え声を上げる。
「ぁぁっ、幸希、いいの、うん、私…気持ちいいよぉ…もっと、もっとして、んはぁぁっ!」
その声はいつもとは違い、心から甘えるような声で、厨房の床にへたり込みながら電話越しでの交情を続けた。
お互い満足した所で、相手から誰か側に居たのではないかと言うツッコミが入る。
が、それでもその後もしばらく会話を続ける事で、翌日には元気を取り戻すことができたのだった。
766 :
秋山 麗:03/11/06 00:58 ID:9gaXSG3f
>>764 さも当然のごとく生意気に言い返してくる俊。
本気で一度引っ叩きたくなるが、そうしたところで無駄だろうことは想像がつく。
「……なるほど。
つまり、結婚が決まっている相手の相手を先に抱いたなんて些細なこと、どうでもいいことだ、と。
そう言うわけね。わかったわ」
そうとだけ言うと、腰を上げる。
>>766 組んでいた足を解いて、堂々とソファにもたれかかるが。
「……っ。」
麗の言葉に何も言えなくなって肘を膝の上に付いて頭を抱える。
「俺だって、どうしたらいいか分からないんだよ……っ」
そして、しばらくそのまま黙ってしまう。
目は、床を見つめたまま。
(こんなことが言いたいわけじゃないのに……
なんで、上手に言えないんだろう。まだ子供だから……?)
768 :
秋山 麗:03/11/06 01:17 ID:9gaXSG3f
>>767 どうやら、先ほどの言葉はそれなりの成果を上げたらしい。
「……交換日記、つけてるそうね」
いきなり話の方向が変わる。
「それだけじゃないわ。誕生日の時の出来事も知ってる。悪いとは思ってるけどね。
……本当の主人からは、逐一報告しろって言われてるけど、あなたのことは一言も言ってないわ。
お嬢様が時々抜け出すことも、知ってるけど誰にも言ってない。なぜだかわかる?」
俊の動きに構わず、立ったまま、言葉を続ける。
「遊びたい年頃でしょうし、窮屈に思ってるはずだし。友達も欲しいだろうし。
……そう思ってたからこそ、見守るだけでそれ以上のことはしなかった。
あなたも、ここで知り合ったメイドの姉弟で、信用できると思ったから。だから今まで何も言わなかったのよ?
……残念よ、本当……」
>>768 「……何でも、知ってるんだね。」
黙ったまま麗を見上げ、座りなおしながらため息を付く。
先程のムシャクシャは少しずつ治まってきたようだ。
「……ずっと、抑えてた。でも、あのとき、藍ちゃんが来て……。
それでも、抑えようと思ったんだ。思ったって、出来なかったには変わりないけど。
あのときの事を全部言葉にするのは難しいし、するつもりもないけど……」
そう言うと、息を大きく吐いて、前髪を右手でかきあげる。
「別に、麗さんが俺を残念だって思っても構わない。
抑えなきゃってって思ったけど、あの時暴走して藍ちゃんを傷つけただなんて思ってないし、
大好きだと思ったからやったんだ。藍ちゃんだって……」
「俺、ここまで考えてあのときああなったわけじゃないけど。
もし藍ちゃんに万が一のことがあったら、なんとかしたいって思ってる。」
今度はひとつひとつ考えながら言葉を口に出していく。
770 :
秋山 麗:03/11/06 01:45 ID:9gaXSG3f
>>769 ようやく雰囲気が落ち着き、俊とは別の意味でため息を吐く。
「……なるほど。最初からそう言ってくれたらよかったのに……」
そう言うと、疲れたように、俊の前の再び腰を下ろす。
「……あの子はね、本当に何も知らないのよ。
あたしに夜の時を話したときも、笑顔で答えたの。自分がやったことの意味を知らないのよ。
……とりあえず、あなたも責任は感じているようだから、あたしからはもう何も言わない。
あなたが正しいことをしたんだと思っているのなら、それでもいいわ。
あの子が今、たぶん一番信頼してるのは、たぶん俊君だから。これからもいろいろと教えてあげて頂戴」
どうせ今ここで何をどうしようと、最終的な決定権は侯爵が持っているし、などと思いつつ。
>>770 再び混乱して頭をかきむしる。
「……何が正しいかなんて、分かんないよっ。
あの時は、いいと思ってたって、今になると何もわかんない。
学校で藍ちゃんに会っても、どういう顔をしていいか分かんない……。
藍ちゃん、何もなかったみたいに、いつもと同じなんです。」
話しながら次第に落ち着いてはくるが、何も問題は解決していない。
「……さっきは、ナマイキな態度でスミマセンでした。ごめんなさい。
ずっとイライラしてて、それを麗さんにぶつけていいわけじゃなかったのに……。」
罪悪感がどんどん膨らんで行き、膝に手を付いて頭を下げる。
「何でも知られるのが嫌で、麗さんまで嫌な人だと思いかけてたけど。そんなことなかった。
おねえちゃんが、『麗センパイは頼りになって、何でも相談できそうで、とってもいい人』って
言ってました。俺も、少しそう思うかも。」
そう言うと、やっと麗に向かって笑顔を見せる。
772 :
秋山 麗:03/11/06 02:04 ID:9gaXSG3f
>>771 >藍ちゃん、何もなかったみたいに、いつもと同じなんです。
「(そりゃ、君みたいに現実逃避してるんじゃなくて、正真正銘何も知らないんだから……)」
事の重大さがわかっていないので、『普通の出来事』で済まされているのだろう。
>麗さんまで嫌な人だと思いかけてたけど。
「別にいいわよ。こんな顔だし、慣れてるから」
俊に釣られて、こちらも笑顔になるが、どこがぎこちない。
「ともあれ、もう過ぎたことなんだし、男の子なんだから覚悟を決めなさい」
女も時には覚悟を決めないといけないけど、などと心の中で思いつつ。
「……本当に大変なのはこれからなんだから……」
>>772 「覚悟……」
麗にそう言われても、漠然と大変だと思うだけで、こちらもよく分かっていない。
「……おねえちゃんにも、内緒にしないで相談した方がいいのかな……・
俺、おねえちゃんには俺のことなんか心配しないでどんどん仕事して、早くここを
やめてもらいたくて。言えなかった。」
「……俺、普通なら俺と藍ちゃんの責任だとは思うけど、でも藍ちゃんには迷惑をかけたくない。
だけど、おねえちゃんにも迷惑をかけたくないんです。
ここでの保護者は、一応おねえちゃんになってるから……」
弱った表情のまま、考え込む。
774 :
秋山 麗:03/11/06 02:23 ID:9gaXSG3f
>>773 「……まあ、どうするにしろ、後悔はするかもしれないわね」
答えにならない答えを返しつつ、腰をあげ、今度は部屋の出口に向かう。
戸を開けると、そこで振り返り、
「どうしなくちゃいけないかがわからないなら、どうしたいかを考えてみたらどう?
どのみち後悔をするなら、安心できる方がいいわよ。
……ごめんなさいね、長い時間引き止めて」
>>774 腰を上げる麗と共に立ち上がり、扉へ向かう。
「いいえ。長い時間引き止められるような事をしたのは俺だし。」
今度はまっすぐ麗の瞳を見て頭を下げる。
「今日はごめんなさい。もっとちゃんと、考えます。
じゃあ、おやすみなさい。」
くるりと麗に背を向けると、まっすぐ自室へ戻っていった。
(色んなことが分かるように、早く大人になりたい。
もっと勉強したら、もっと本を読んだら、早く大人になれるのかな……。)
自室に入ると、難しい表情で再び勉強をはじめた。
が、しばらくするとそのまま机で寝てしまう。
776 :
秋山 麗:03/11/06 02:45 ID:9gaXSG3f
>>775 それ以上何も言わずに俊の背中を見送ると、何となく、自室ではなく厨房へと向かう。
「……いつもは、自分からは飲まないんだけどね……」
そんな事を呟きつつ取り出したのは、先ほども一本開けた、小型のワインボトル。
最近、思うことが多すぎるのか、妙にお酒が恋しくなる。
ボトルをテーブルに置き、グラスを取ろうとして――ふと、手が震えていることに気付く。
「……こういう時は、自分の自制心がありがたく思うのよね……
この前お嬢様と話した時も、さっきも……よく手を上げなかったものね……」
さっき飲んだワインで、やはり少し酔っているのか、気弱な事を言う。
子供に八つ当たりするなどもっての他、などと思いながら、気を取り直してワイングラスを取り出した。
なぜか今日は名無しの執事の肩揉み中。
「(こういうことは、メイドさんにやらせたほうがいいと思うんだけどなぁ……)」
昨夜の出来事のおかげか、元気いっぱいの様子。
「ふんふん、ふふ〜ん♪」
そのせいか、いつもより快調といった様子で厨房周りの仕事をこなしているようである。
「……いえ、何でもありません。
ただ、私ではなく、メイドの誰かにやってもらったほうがいいのではと……」
経験の差か、思っていたことが早速バレたらしい。
「よいしょっ」
ダンボールから食材を取り出し、冷蔵庫に詰めていく。
781 :
秋山 麗:03/11/06 23:38 ID:9gaXSG3f
今日も担当していた仕事を早々と終えて、休憩室でお酒を飲んでいたり。
「……ふぅ」
やめようと思えどやめられず、といった状況らしい。
>>779 「女性の方に揉んでいただくのも一興では御座いますが、本当にコリが酷い時は力のある男性に
揉んでもらった方が効きますからな。……あ、もうちょっと首に近い辺りを……」
文句を言い、注文とつけながらも、その目尻は気持ちよさに下がっていたりする。
「……と、あまり、このような雑用に手を取らせていては、他の方に申し訳が立ちませんな。
一通りほぐせたら、すぐに仕事に戻っていただきますからな」
何げに、言っていることが矛盾している名無しの執事であった(藁)。
仕事を終え、廊下を歩いていると休憩室の様子が目に入る。
「あれ、飲んでるの…麗センパイ?」
麗に届くほどの声の大きさで、ついそう漏らしてしまったり。
784 :
秋山 麗:03/11/06 23:50 ID:9gaXSG3f
>>783 「……えっ? ええ……」
少し驚いたような顔をしてみかさを見ると、また手元のワイングラスに視線を落とす。
今日はすでに、ほんのり顔が赤かったりする。
>>784 「…。センパイが一人で飲むなんて珍しいですね…何かあったんですか?」
休憩室に入ってくると、ドアを閉めてから麗に近寄り、隣に腰を下ろす。
「…って、決まってますよね。……俊と、侯爵家のあの子の事ですよね?」
あえて「あの子」と言いながら、麗の方に視線を向ける。
786 :
秋山 麗:03/11/06 23:59 ID:9gaXSG3f
>>785 「まあ、原因は、ね……」
曖昧に答えると、片手でワイングラスを持ち、中の液体を掻き混ぜる。
「……こんなことになるなんて、本当に思いもしなかった……
経過はどうあれ、あたしにも責任があるし……」
>>786 「センパイ、私もいいですか?」
つと立って棚からグラスを持ってくると、自分もワインを飲み始める。
「俊の事は、私が元々の責任ですから。センパイのせいじゃ、ないです」
ぐっとグラスの中身を空け、続ける。
「だから侯爵家が動くなら私が俊の分まで責任負いますし、センパイの分だって…私が代わりに酷い目にあっても」
侯爵にこの事が知れているかは分からないものの、責任を感じているのか、そんな決意めいたことを口にする。
788 :
秋山 麗:03/11/07 00:09 ID:WJ2SlPqs
>>787 「俊君のことは、そうかもしれないけど……
お嬢様のほうは、実質的にあたしが責任を負ってたのよ」
言うと、ワイングラスを口元に持って行き、軽く口をつける。
「あっちのお屋敷の、昔馴染みのみんなも、あたしの頼みを聞いてくれてた……」
そう言うなり、
>>768で俊に言ったことを、みかさにも言う。
>>788 「でも……それでも……」
難しい顔をしてそう言うと、ワインをグラスに注いでそれを一気に飲み干す。
…ワインの飲み方ではない。
「……」
赤みがさしてきた顔で、麗の話を黙って聞き続ける。
「センパイ」
微かに悲しさの混じった声でそう言うと、さらに続ける。
「麗センパイ…何か最近凄く辛そうです。まるで、張り詰めて張り詰めて壊れてしまう寸前みたい…」
麗の側に身体を少し寄せ、麗の反応に構わずそう言う。
「麗センパイが、何もないように振舞ってても、辛そうにしてるの…私、わかっちゃうんです」
790 :
秋山 麗:03/11/07 00:24 ID:WJ2SlPqs
>>789 「隠しきれてないのは、自分でもわかってる……」
言って、半分以上残ってるワインボトルを手にしようとして――片手を付けた状態で、動きを止める。
「今、ね。片手でこれ、持てないのよ」
唐突に、そんなことを言い出す。力を入れるような仕草をしても、ワインが少々揺れるだけ。
そうしてから、手を自分の前に持って行き、手のひらを見つめる。
「普通にしていれば大丈夫なんだけど……ちょっと力を入れようとすると、震えが止まらないの」
言おうとしている事をあえて避けているように、遠まわしに話し始める。
>>790 「……?」
一瞬麗の行動の意味がわからず、意味が分からない、といった顔で二三度まばたきをする。
「震えが…とまらないって、麗センパイ…まさか…?」
ある事を予想しながらも、言葉も疑問形で留め、心配そうに麗の顔を見上げる。
792 :
秋山 麗:03/11/07 00:34 ID:WJ2SlPqs
>>791 「ただ付き従うだけのメイドにはなりたくなかった……
だから、最終的にお屋敷や侯爵様のためになるなら、裏切るようなこともしようと思ってる。――ううん、思ってた。
今の自分のことは、まだ余裕があると思ってるから、そうでもないんだけど……でも……」
一息にそこまで言うと、自分を抱くようにして、顔を伏せて肩を震わせる。
泣いているのか、はたまた震えが止まらないのか――
「……実際に、侯爵様を偽り続けて、それが裏目に出て……
ぅっ……自分が、お嬢様に対していい事をしてきた自信が無くなって……
あの人が、どういう答えを出すか、わからないけど……だからこそ……怖くて仕方ない……っ!」
>>792 「麗センパイ……」
絞り出すように悲しげな声でそう言うと、そっと麗に寄り添い、そのまましっかりと抱きしめる。
「私……麗センパイの事、尊敬してます」
唐突にそう言い、そのまま話し続ける。
「私だけじゃない。奏ちゃん達もそうです。麗センパイのとても頼れて、それに優しい所…知ってます。
私が記憶喪失になった時だって助けてくれたし、考え方だって麗センパイにすごく影響されました。
麗センパイがやってきた事はその人の為にやってきいるんですよね?麗センパイが信じている、侯爵様やお嬢様の為に。
侯爵様は麗センパイが全てを捧げるほどに信じてる御主人様なんでしょう?なら、信じればいいじゃないですか。例え、怖くても」
そう言うと、にっこりと笑ってさらに言う。
「自信を持ってください。きっと…いつか『あれでよかったんだ』って思えますから。それと…」
微かに恥ずかしそうにしながらも、最後に一言。
「センパイ、元気って…他の人に分けてあげられるんですよ?」
794 :
秋山 麗:03/11/07 00:53 ID:WJ2SlPqs
>>793 「……みかささん……っ!」
両手でみかさの服を掴むと、顔を彼女の胸にきつく押し当てる。
酔いの影響もあるだろうが、麗がいつもより弱く、小さくなったような印象すら与える。
「……ごめんなさい……あたし……」
みかさの中で蹲ったまま、微かにそう口にする。
>>794 「麗センパイ……いいんですよ、私には愚痴とか何でも言ってもいいんですから」
いつもの姉と妹のような立場とは逆になり、抱き合いながら優しく麗の髪を撫でる。
「センパイがそれで楽になれるなら…私、何だって」
そのままソファに倒れ込むと、麗と視線を合わせてこう言う。
「麗センパイ…元気、分けてあげますね」
そう言って軽く唇を重ねると、服の上から優しく、それでいてツボを掴んだ愛撫を始めた。
796 :
秋山 麗:03/11/07 01:06 ID:WJ2SlPqs
>>795 「んっ……ふぅっ……」
優しいキスから始まり、体に広がる愛撫の波。
それに小さく身悶えると、酔った赤い顔で、みかさの唇を求め、舌を差し込む。
「…ん……ちゅ、むぅん……んはぁっ!」
不意に、みかさの手が自分の感じる部分を撫で上げたのか、嬌声を上げて唇を離してしまう。
>>796 「んんっ…センパイ、気持ちいいですよね?」
深く貪りあった唇が離れると、麗の反応があった、一見性感帯ではなさそうな場所にも愛撫を加える。
「もうたくさんたくさんえっちしたから…どこがどう感じるかまで、わかっちゃいましたよね」
くすりと笑うと、麗の衣服をはだけさせていく。
「麗センパイ、本当に綺麗……」
そんな言葉を、漏らしながら。
798 :
秋山 麗:03/11/07 01:21 ID:WJ2SlPqs
>>797 みかさが手を動かすたび、ぴくぴくと小刻みに体を震わせる。
>麗センパイ、本当に綺麗……
「……昔は……こんなに綺麗じゃなかったのよ……?」
すっかり受身の姿勢を取りながら、まどろんだような目でみかさを見つめる。
「あたしのこと、んっ……すごいとか時々言われるけど……メイドとして以外は何もできないのよ……
頭も…ぁっ! …ぅっ…正式に学校にも行ってないし……んっ……
主の役に立つような技術も…あっ、はぁ……広く浅く学んだだけで……
…体も、誰かに抱いてもらうためだけに……ぅっ、磨いてきた……」
まだどこか不安なのか、自分の事を分かってくれる人を求めてるように、悶えながら話す。
>>798 「ううん、麗センパイは自分で思っているより、ずっと立派な人ですよ」
勝手知ったるメイド服なせいか、脱がす動作も実にスムーズである。
「メイドとしてだけじゃない。麗センパイは本当に尊敬できる人です。
例えセンパイが違うって言っても、絶対合ってるんだから……」
そんな事を言っている間に麗を下着のみの姿にしてしまい、自分も手早く同じ格好になる。
「だから、安心してください…。私は…センパイを信じて、応援してます…」
麗を労るように身体を密着させ、手の愛撫は休まず続けながらも、声は段々と囁くようなものに変えていく。
800 :
秋山 麗:03/11/07 01:38 ID:WJ2SlPqs
>>799 「……みか…ささ…ぁあんっ! ……んっ…はっあっ…」
蕩け包み込まれるような愛撫を受け、恍惚の表情を浮かべる。
すでにショーツには染みが広がっており、体が火照っているのは酔いとはまた別のものであろうことが分かる。
「……ああん…み、みかささんも……」
今まで一方的に愛撫されてきたが、居た堪れなくなったのか、自分も手を動かし、みかさの胸周りを撫で始める。
>>800 「センパイ…もっと、感じて…」
敏感なところよりはやや鈍い部分をゆっくりとほぐしたりと、直接的と言うよりは間接的な愛撫を続ける。
麗を見つめるその表情はうっとりとしたような顔つきで、酔いと興奮の双方が身体を巡っているようだった。
「不思議…。麗センパイとしてる時は、悪い事だって気がしない…。それに、安心する……んんっ」
胸への愛撫が始まり、つい悶えるような声が上がってしまう。
「麗センパイ…もっと…良くなりましょ?」
するりと自分の…そして麗のブラを取り外すと、尖っている乳房の先端に吸い付く。
「んんっ…ちゅぅっ…んぅっ」
そのまま片手でもう一方の乳房を愛撫しつつ、そしてまるで男性器に奉仕する時のような丁寧さで、麗の乳首を舐め、しゃぶり、吸っていく。
802 :
秋山 麗:03/11/07 01:58 ID:WJ2SlPqs
>>801 確実に性感は高まるが、鋭い刺激が無いので、どこか焦らされているような感じも覚える。
「…女同士だといけないの…? んっ、はぁっ……これでも、お客様に見せればご奉仕の一つよ……?」
半ば無意識のうちに、そんな言葉が口から漏れる。
>尖っている乳房の先端に吸い付く。
「ひぁっ! …あっ、んはあっ! そ、そこ…気持ちいい…いぃっ!」
十分に受け入れ準備が整っていたおかげもあり、みかさがしゃぶりついた先からすさまじい刺激が駆け抜ける。
こちらもみかさに同じ事を……と思ったが、体勢上することができない。
「ぅっ…なら、あたしは……もう……」
今までみかさにリードを任せていたが、責め場所に困り、今度は自分が先に、みかさの秘所に手を伸ばす。
みかさのショーツもすでに濡れており、くちゅくちゅという音を立てながら、指でみかさの秘所をショーツ越しに擦る。
>>802 「うんっ、あ…そう…ですね」
麗の言葉に同調しながら、胸を執拗に攻めあげる。
「んっ、んっ、ちゅっ、あむっ…んんんっ!!」
左右交互に先端への口淫を行っていたが、突然濡れた秘所を刺激され、思わず麗の尖った場所を甘噛みしてしまった。
「あんっ、もぅ…先にそこ弄るなんてずるいです…なら私も…」
麗の素肌に張り付くような状態になっている邪魔なショーツをずり下げ、直に指で刺激を始める。
「んっ、麗センパイのあそこ、凄い…とろとろしたのが溢れてます。もう…」
自らのショーツも脱ぎ捨てれると、ソファの下から双頭バイブを取り出す。
それの関節部が柔軟に動く事を確かめると、それの片方を麗の秘裂に挿入した。
「私も、これ…っ、ああぁん、センパイっ…!」
そのまま自分も貫かれると、どちらからでも動けるように「正常位」に近い形で改めて抱き合う。
804 :
秋山 麗:03/11/07 02:17 ID:WJ2SlPqs
>>803 「いっ! はあぁっ!」
乳首を噛まれ、悲鳴とも喜びとも取れる嬌声を上げる。
>邪魔なショーツをずり下げ、直に指で刺激を始める。
「んんっ…いいわよ……みかささ…あはっ! …人のこと、言えないじゃないの……」
ショーツ越しに染み出た愛液だけで、てかてかになった手をみかさに見せ付ける。
>それの片方を麗の秘裂に挿入した。
「くぅっ……あっ、はぁぁっ! 奥に…これ、入っ…くぅっ!」
喜びの声を上げながら、みかさも入れたのを確認すると、自分も腰を動かしてバイブを揺らし始める。
>>804 「だって、センパイがすごくいやらしくて…んぁんっ!」
ぎりっ、とバイブを締め付けると、麗に合わせて腰を振り、互いに刺激と快感を求め合う。
「んあっ、麗センパイが動くたびに、あっ、奥…突いてぇ」
少し上ずった、甘えるような声。
バイブの根元に取り付けられた枝状の物を互いの敏感な所に当たるようにすると、肌を密着させて腰を振っていく。
「いいのっ、センパイのが…いいのっ!」
乳房を重ねあいながら、麻薬のような快楽に溺れていく。
806 :
秋山 麗:03/11/07 02:29 ID:WJ2SlPqs
>>805 時折膣を締め上げ、気持ちだけ双頭バイブの主導権を握ってみかさを突いたかと思えば、
今度は力を緩め、貫かれる快感に身悶える。
「あはぁ、んあ……あっ、みかささん……」
互いの名を呼びながら、共に高みへと昇っていく。
「……んっ、あは…じゃあ、ついでに……」
目の前のみかさに微笑みかけてから、手で双頭バイブをなぞり、見つけた突起――スイッチを入れる。
「んあはぁぁぁぁっ! あっ、すご…い、いいっ!」
>>806 「あっ、はぁぁっ、あん、ふあぁっ…いいっ!」
積極的に責めているつもりが、気付けば経験豊富な麗のペースに。
「センパ、いっ、奥、当たるっ…んんっ!…麗センパイっ!」
はぁはぁと荒い息を吐きながら、駆け足で絶頂への階段を登りつめていく。
>……んっ、あは…じゃあ、ついでに…
「えっ!?……ひぃああぁっ!?」
互いの腰の動きとバイブの震動に、思わず悲鳴じみた絶叫を上げる。
「やだ、もう、いっちゃ、こんなの…すごくてぇ……!」
時折小さく震え始め、ぴく、ぴくと背筋が伸びはじめる。
808 :
秋山 麗:03/11/07 02:47 ID:WJ2SlPqs
>>807 >ぴく、ぴくと背筋が伸びはじめる。
「あっ、あはぁっ! だ、だめよ…溺れちゃ…あはっ!
どんなに、気持ちよくても…はぁ、んくっ…あっ、はああぁぁぁっ!」
喘ぎ声はみかさにも負けてはいないが、目は常にみかさの目を見ており、意識はしっかりしているらしい。
「んふぅっ…こんなことされても…くぅっ、耐えないと…ああんっ、んはぁっ!」
絶頂が近くなったのか、体を震わせながら、振動するバイブをくねらせ、みかさの中に押し込んでいく。
>>808 「やん、やだぁ、まだ、センパイと一緒に…っ!」
もう絶頂に達しないように我慢するのが精一杯で、麗の責めるがままになってしまう。
震動するバイブで突き上げられ、口をパクパクとさせながら悶え、乱れる。
>振動するバイブをくねらせ、みかさの中に押し込んでいく
「やっ、奥に、もっ、いくっ、だめいくっ…麗センパイっああっ、
も…いくぅ、あはぁぁああぁんっ……!!!!!」
ピンと身体を反らせると、今度は間違いなく、遥かに高い絶頂へと達する。
「……ああっ…ああぁ……」
そのままふらりと状態を崩すと、麗の身体の上にもたれかかってしまった。
810 :
秋山 麗:03/11/07 02:59 ID:WJ2SlPqs
>>809 >やっ、奥に、もっ、いくっ、だめいくっ…
「んんっ、あ、あたしも……い、一緒に、イく…うぅっ、イく…ぅああああぁぁぁぁぁっ!!」
みかさとほぼ同時に達し、それぞれ逆方向に体を反らせる。
少しの間、その体勢のままピクリと痙攣を起こしていたが、やがて糸が切れたように、二人で重なり合おう。
「んっ……ぁぁ……はぁ……ぅっ…」
もそもそと手を動かし、双頭バイブを止めて抜き取ると、絶頂の余韻に浸る。
「……うっ……なんか、あなたには……慰めてもらってばかりね……」
ふと、思い出したかのように言う。
>>810 絶頂の余韻から醒めはじめると、麗の言葉に反応する。
「ん…そんな事ないですよ。私も何度も助けてもらったし、おあいこです。
ずっとお互いに助け合いだったじゃないですか。
だから、もし屋敷での残された時間が短くても、一緒に頑張りましょうね」
そう言いつつもぴったりと麗にくっつき、屋敷では彼女以外には見せない甘えっ子モードを発露させながら、ふと呟く。
「麗センパイ……すき」
もちろん、そういう意味の「好き」ではないのだが。
「センパイみたいなお姉ちゃん、欲しかったなぁ…
優しくて、尊敬できて言う事は言ってくれるお姉ちゃん」
幼げな口調でそう言っていたが、やがてうとうととし、眠ってしまう。
その寝顔は、やはり年の割には幼げなものであった。
812 :
秋山 麗:03/11/07 03:17 ID:WJ2SlPqs
>>811 ふっ、とうっすらと笑顔を浮かべ、甘えるみかさの頭を撫でる。
いつの間にか、行為の前と立場が逆になってしまったが……
>センパイみたいなお姉ちゃん、欲しかったなぁ…
みかさが眠りに落ちるのを見届けると、脱ぎ散らかしてしまったメイド服を彼女にかける。
「あなたみたいに、妹に思える子、あたしにもいたんだけどね……昔……」
自分のように名目ではなく、本当にスパイとして潜入してきて……知らずに親しくなって――
露呈した結果、自分が堕としたメイドを思い出してしまい、忘れようと頭を振る。
眠るみかさをよそに、ワインやグラスを片付けると、ついでに持ってきた毛布を彼女にかけ、その場を後にする。
813 :
三条 望:03/11/07 03:28 ID:FnvbQJ3w
昼間に運び込まれ、医務室に設置された分娩台の具合を確かめながら、
ふと先日言われた言葉を思いだし、まんざらそうでもない様に微笑んだ。
三条 望
屋敷専属となった医師。 一見温和で誠実そうに見えるが、
某メイド曰く「変態セクハラ破廉恥陰湿ドスケベエロヤブ医者」とのこと。
「しっかしほんま、ここのご主人さんはヤリ手やわ…
まいったわぁ、アレも罠のうちやったんかなぁ。ま、あんなんなら歓迎やけど」
客室でぶつぶつ呟いている、いつぞやの客。
性懲りもなく、主人と二度目の交渉に来たらしい。
客間に持っていく茶菓子を用意している。
「う〜ん、どれにしようかな? 今日は〜みたらし団子〜♪」
用意しかけていた紅茶をやめて、緑茶を入れると客間のドアをノックする。
「失礼いたします。 ご主人様からもう少々お待ちいただきたいとのことですが
お時間はよろしいでしょうか?」
>>816 「はいはい、いくらでもお待ちしますさかいに…」
その気なら押し倒してやろう、などと邪な思いを抱え振り向いた途端、
ぴしりとかたまる。
(い、いくつやの、この娘。色じかけ…ありえへん、絶っっっ対、ありえへん!
何や、考えすぎやったなぁ。ああ、杏樹はん、疑ってもうてえろうすんまへん)
「おお〜きに、緑茶大好物やねん。うまそうやわぁ」
ころっと態度が軟化する。たとえうさんくさい印象を与えていようが。
>>817 >「はいはい、いくらでもお待ちしますさかいに…」
「恐縮です」
固まってしまった客人を見て未来の口調も堅くなっている。
「お茶がお好きでよかったです。紅茶にしようか迷ったんですが…」
突如として口調が変わった客人に、目を丸くしている。
「よろしければ、もう一杯いかがですか?」
空になった茶碗を見てお代わりを勧めてみる。
>>818 「紅茶…ティーバック…」
何かを思い出している…。
「あー、あかんあかん。いや、よう気のつく子やなぁ、若そうやのに。おまけにかわええし。
いや、茶はもうええわ。それより自分、これ食べてくれへん?
俺甘いの苦手やねん。な、ここ座って」
軽口を叩きつつ、未来の手を引き、隣に座らせてしまう。
>>819 宙を見つめて視線が泳いでいる客人を不思議そうに覗き込もうとすると
>「あー、あかんあかん。いや、よう気のつく子やなぁ、若そうやのに。おまけにかわええし。
「お客様、お世辞が過ぎますよ。
えっ、甘いものお苦手だったんですか? 申し訳ございません…キャッ」
手を引かれてソファーに座らされて小さな悲鳴をあげてしまう。
「お酒とかのほうがよろしかったですか?ご用意いたしますけど…」
みたらし団子には手をつけずにたずねている、お客様の機嫌を損ねて
主人のお仕置きを受けるのは嫌らしい。
>>820 「お世辞て、何言うてんのん。かわいいで、自分。
ほっぺたぷにぷにー、や。ははっ、赤ん坊みたいな肌やなぁ」
むにっ、と頬を引っ張った後、指の甲ですり撫でる。
すべすべとした感触が心地よく、
(何や気持ちえぇ〜、ずっと撫でてたいわぁ)
などと考えてぽわ〜んとなってしまい、はたと頭を抱える。
(あ、あかんあかんあかん。何考えとんのや。
あかんって、こない純情そうなコぉ…)
「酒?せやな、気ぃも紛れるしな。そうしよ、そうしよ、頼んますわ、お早くな〜」
早口でまくしたて、未来が用意のために出て行ったのを見てふうとため息をつく。
欲情しかけた体を紛らわそうと、伸びをしたり、首を鳴らしてみたりしている。
>>821 ほっぺたを引っ張られたり撫でられたりしている最中も、関西弁で
間断なく誉められて、頬を染めている。
急に手が離れると、頭を抱えてしまったのでどうしたのかと思い声を
かけようとしたところで、酒を希望されたのでソファーから立ち上がり
「失礼いたします」と一旦厨房へと向かった。
厨房で高級ワインとチーズ、ビターチョコレートなどを準備すると
客人の「お早くな〜」という言葉を思い出し客間へと急いで戻って行った。
「お客様、お待たせいたしました。ワインでよろしかったでしょうか?」
と微笑みながら尋ねた。
>>822 「おおきになぁ…ってこればっかやな。うわ、こらまた高そーな…」
ワイングラスをくりっ、と回し、鼻に近づけた後きゅっと一口飲む。
「って、ご主人さんに会う前やし。こんなもんでやめといとかんとなぁ」
そう言って苦笑いする。
「酒は、飲んだことあるのん?ええと…何ちゃん、やったっけ。
待った待った、忘れてないで、今思い出すさかいに」
名前を聞いたものと思い込んでいるらしい。
「けどま、落ち着いたわ。ありがとう、ご主人さんとの交渉て疲れるさかいになぁ。
自分といると癒される、ちゅうか…、ちゅう…」
未来の桃色の唇が目に止まり、思わずじっと見つめてしまう。
気付いたときには、指が伸びていた。
かたちを確かめるように指で下唇をなぞっていく。
>>823 美味しそうにワインを飲む客人を見てホッとする。
>待った待った、忘れてないで、今思い出すさかいに」
「いえ、まだお酒が飲める年ではありませんので…
名前ですか…」
客人が必死に思い出そうとしているので耳元に
「未来です」と囁き掛ける。
>かたちを確かめるように指で下唇をなぞっていく。
急に唇をなぞられ、ビックリしてテーブルの上のワイングラスを倒してしまう。
客人のズボンの裾ががワイン色に染まってしまう。
「お客様、申し訳ございません。」
あわてて客人の足元に跪き、タオルでワインを拭おうとするが、時既に遅く
靴下までもがびしょびしょになってしまった。
「お着替えを用意しいたしますので、失礼させていただきます」
客人のズボンと靴下を脱がしてしまう。
>>824 「未来ちゃん、な。もう、忘れへんで」
近づいた未来の頭を引き寄せ、顎を持って唇を軽くぶつける。
やわらかく、温かな感触。
情けなくも動悸は劣情が高まって、開き直りを決め込んだ…が。
「あ〜、もうええ。インコーでもええわ……っとぉ!
ああ、ええて、気にせんとって…
へっ!?ちょ、ちょちょちょ…っ、そない、大胆な…!」
突然ズボンと靴下をなすがままに脱がされて、情けないパンツ姿に。
股間は隆々とふくらんでおり、陰茎は勃起しきっていた。
「あ…」
つい猛る欲望の塊を乱暴にすりつけ、未来の頬を歪ませてしまう。
>>825 ズボンと靴下を脱がしたところ、パンツは大きなテントのようになっていたが、
急いで洗濯しようとズボンと靴下を抱えた未来の頬に怒張が押し付けられる。
「お・お客様…申し訳ございません、ご奉仕させていただきますので
なにとぞ、この粗相はお許しください」
そう言うと、客人のパンツも脱がして小さな手で怒張を捧げ持つ。
>>826 「粗相…なぁ」
えらく恐縮した様子の未来に、なら乗ってしまえという思いが首をもたげてくる。
「なら、ご奉仕してみ」
なかば冗談でそう言うと、素直にパンツが引き下ろされた。大事そうに捧げ持たれれば、悪い気はしない。
陰茎を細指で撫でられて、大きさと硬さがいや増した。
「お口、開けてくれへん」
頭を押さえ、ずるり、陰茎を口腔へ沈めていく。
ぬるぬるとした唾液の感触が、やたらめったら気持ちがいい。
「んっ、こら…ええわ…」
思わず声が漏れた。
>>827 >「なら、ご奉仕してみ」
その言葉に怒張をゆっくりと撫でるとピクリと振るえながらさらに
大きくなっていった。
口を開けるように客人に言われゆっくりと半開きにした唇を割って
怒張が未来の口腔を満たしてゆく。
歯を立てないようにしながらも、唇をすぼめ舌で亀頭の付け根を刺激する。
首を前後させると客人の声が漏れて聞こえる。
片手で陰嚢をさすりながら、もう片手で客人のアナルをやさしく撫でて刺激する。
>>828 会陰から尻穴へと伸びた未来の指に、びくりと腰を反応させる。
巧みな責めに、呼気はどんどん荒くなっていく。
「何で…こないに…、ええで、ええ…めちゃめちゃ…っ…」
低い声で囁くと、足を広げてソファに座り込む。
胸元をゆるめ、手持ち無沙汰となった両手で未来の頭を撫でさする。
そのうちに手が胸へと伸びて、服の上から、ささやかなふくらみを揉み出しはじめる。
「かわええなぁ、やわっこくて…、すべすべしよって…」
力を込めれば、吸い付きが強まった。血液が股間に収束する。
ぐにぐにと指を動かしながら突起を探り当て、布地と擦り合わせる。
>>829 「ん・んぐぅ…クチュクチュ…」
懸命に口腔中を使って客人の怒張に奉仕し続けると
客人の手が未来の頭から胸への滑り込んでいく。
胸の頂点にある蕾を弄られると、我慢できなくなり怒張から口を離し
「あん、クぅ…お客様ご奉仕できなくなります、いぃ…」
言い終わると、亀頭に再び唇を寄せ10本の指も怒張を包み込み
鈴口を舌で刺激する。
>>830 未来の反応の良さと可愛らしい喘ぎに。ますます昂ぶらされる。
乳首をめぐって指をなぞらせ、乳肉激しく揺すりあげながら腰を揺らす。
「くっ…ぁ、ええか?お口に出しても、ええ?」
手指による摩擦とと舌による先端への刺激に耐えかね、聞くが早いか股下から込み上げる感覚。
「ふは…、はぁっ…、何や、えらい出とんでぇ…
あーあ、今日もご主人さんの勝ちやろか…。罪なお人らやで、ほんま…」
阿呆なことを呟きつつ、どくどぴゅと精をぶっぱなして悦に入る。
年端もいかない少女に絞り取られた――そんな妙な恍惚と昂揚に包まれて、大きく息を吐いた。
「あんなぁ、未来ちゃん。何でそんなにテクニシャンやの。
はじめに言うてえや、もう」
そんなことをはじめに言う奴はいない。
「また会えたらな、はじめから、気持ちええことしような。未来ちゃんの声、また聞きたいわ。
あんときの声なんか、それはそれはすごいんやろなぁ」
勝手な想像をしつつ、身支度を整えていく。
「ほな、よろしゅうに」
832 :
秋山 麗:03/11/08 00:17 ID:0Tv4k6ap
先日のみかさの一件があってから、割といつも通り振舞えるようになったらしい。
今日も今日とて早速引越しの下準備の最中。
「さて、と……基礎設計はあっちで杏樹さんがやってくれてるし……
紹介文の追加変更の要請だけすればいいかしらね……?」
呟きつつ、必要事項を書いた紙を掲示板に貼り付ける。
『次期テンプレ作成のため、新人の方は
>>5-6 >>8を見て、簡単な自己紹介文を提出して下さい。
また、変更・改訂などありましたら、 早くにご連絡していただきますようお願いいたします』
>>831 >「くっ…ぁ、ええか?お口に出しても、ええ?」
そう聞こえると亀頭が膨らみ、未来の喉奥に白濁がぶちまけられる。
口一杯溢れるほどに出た白濁を飲み込むと、
「お客様、大変失礼いたしました。お許しいただけるでしょうか?」
替えのズボンを穿かせながらそう尋ねると、再会を希望され許しを得れたと
納得した。
客人を主人お部屋まで案内すると主人から客人が帰った後に部屋に来るように
言われ、そのまま朝まで客人に対する粗相のお仕置きをされるのだった。
834 :
秋山 麗:03/11/08 00:50 ID:0Tv4k6ap
掲示をしてすぐに、屋敷の改築が終了してしまい、あっけに取られる。
「……今回はまたずいぶんと手際がいいわね……」
「あ〜あ、ご主人様から今夜はお仕置きって言われちゃった。」
なぜ粗相が主人にバレたのかは気付いてないらしい。
836 :
椿 杏樹:03/11/08 00:52 ID:gx6xzuE6
>>834 「それは私がお客様のサロンを乗っ取って、書類のまとめなおしをしたからなのです。
えっへん」
間違いだらけなのだが、なぜか胸を張って言う。
「さて、荷物をまとめなきゃ」
倉庫からダンボールの束を取り出してくる。
「わお、まだ170も残ってるのに新館できてる」
窓から新館を眺めながらそうつぶやく。
839 :
三条 望:03/11/08 00:53 ID:8f1m6uHE
「それは新しいお屋敷に運んでください」
先日運び込まれたばかりの分娩台は流石に自力では運べず、業者の者に指示をする。
「さて細かい荷物もまとめないと…」
そういって部屋の整理に取り掛かった。
840 :
秋山 麗:03/11/08 00:54 ID:0Tv4k6ap
>>836 「乗っ取ってって……」
威張って言う行為か、など他にもいろいろ言いたかったが、とりあえず黙っておく。
「え、お引越し?」
お仕置きといわれて落ち込んでいたが、自室に戻り荷物をまとめている。
843 :
椿 杏樹:03/11/08 00:57 ID:gx6xzuE6
「やっぱりお屋敷だけあって荷物が多いですよねえ〜。よいしょ、よいしょ」
書籍を箱に詰めていく。
「さって、荷物もまとめたし(まとめさせた)どうしよっかな〜」
とりあえず、厨房に向かいみんなの夜食を作ろうと考え移動。
診察台が運ばれているのを遠巻きに眺めながら、自室へと戻る。
そうして組み立てたダンボールの箱のなかに、
衣類や小物、隠しているお菓子など、部屋のものをすべて詰めていく。
とりあえず厨房の皿などを新聞紙にくるんで運び出す。
「この前引っ越したばっかなのに早いなあ」
847 :
三条 望:03/11/08 01:00 ID:8f1m6uHE
「ペンライト…クスコ…肛門鏡…媚薬っと…」
妖しげな器具や薬剤を大事そうに鞄に詰め込んでいく。
「あっそうそう…このビデオも忘れないようにしないとな…」
衣類より多い毛糸の山を持って新館に移動中。
「前見えない…」
「うあ、あの変態(略)医者あれ何に使う気だろ……」
窓から、変態(略)医者と分娩台が見える。
「っと、いけないいけない、炊き出ししなきゃ」
急いで厨房に向かい、夜食のおにぎりやらなにやらを作っている。
851 :
秋山 麗:03/11/08 01:02 ID:0Tv4k6ap
ふと、みんなの作業風景を眺めつつ。
「……限界容量の埋め方じゃなくて、1000取りの埋め方ね……完全に……」
小レスであと一体いくつで埋まるのだろう、とか思いつつ。
852 :
三条 望:03/11/08 01:02 ID:8f1m6uHE
「…ん?」
誰かに見れられているような視線を感じあたりを見回す。
「誰もいないようだ…気のせいか…」
周囲に人がいないのを確認するとまた鞄に妖しげな器具や薬剤を詰めていく。
荷物を運び終わったのか、厨房にやってきた。
「あれ?凛香さんお夜食ですか?」
息子を手伝って、瞬間移動で食器棚などを新館へ消し去る。
「あら。指1本でできてしまうなんて。お化けって便利……」
まるで何かの家電CMのようである。
「467KBなので、もうちょっとは濃くても大丈夫かしらね」
誰ともなしに微笑んで言う。
自室のものをダンボールに詰め終えて玄関に運ぶと、次に厨房へ。
食器を丁寧に新聞紙で包み、これもまたダンボールに詰めていく。
>>853 「これから、忙しくなりますからね〜、うんしょっと」
どれだけの人数がいるのかわからないので
とりあえずありったけのご飯を丸めている。
857 :
桜庭 奏:03/11/08 01:11 ID:NftgioYq
「はぁ……」
ため息をつきながらとぼとぼと屋敷へ戻ってくる。
「あーあ。私ったらお屋敷を改装する仕事下手っぴなのかも……」
どうやらショックのため道草を食いながら戻ってきたらしい。
858 :
三条 望:03/11/08 01:12 ID:8f1m6uHE
「だいたい詰め終えたかな…?」
パンパンに膨れ上がった鞄見つめてしばし呆然とする…
「詰めすぎたな…」
859 :
秋山 麗:03/11/08 01:12 ID:0Tv4k6ap
>>857 「……あれは不可抗力よ。あなたのせいじゃないわ」
がっかりしている奏に慰めの言葉を送る。
>>856 「お手伝いします〜」
大きな鍋に水を張ると、味噌汁を作り始めた。
「そういえば、凛香さんとゆっくりお話したことなかったですね」
861 :
椿 杏樹:03/11/08 01:15 ID:gx6xzuE6
「疲れたなあ〜。なになに?
『お仕事以外のオフタイム、癒しが欲しいそんなとき…そんな時にはペットを飼いましょう!
犬でも猫でもはたまた男の子でも!ペットは貴方を癒してくれます』…。
ふうーん…」
書籍の入ったカートを押しながら、手近な女性誌を眺めている。
「『犬でも猫でも、男の子でも…?』」
首を傾げる。が、一瞬後に何か頭に浮かんだらしく、にんまり悪魔的な笑みが浮かぶ。
「ここのところ、お屋敷の敷地面積に対する部屋数も、微妙に傾向が変わってきたようで……」
忙しなく続く引っ越しの光景を眺めながら、ふと独りごちる。
「……一昔前はきっちりとお部屋で埋まっていたのですが、最近はお部屋の広さの違いからか
どうも部屋数自体は減っているようで……」
手にしていたグラスの中身で喉を湿らせる。
「……ま、その文、お部屋の中が手の込んだ作りになってきている、とも言えるようですから
寧ろ、それを喜ぶべきなのではあるでしょうが……」
周りを目線の移動だけで見回す。
「お部屋数の読みが難しくなって、このようなとても慌ただしいお引っ越しになることが……。
これも善し悪しで御座いますなぁ……」
そう言って、困ったように苦笑いを浮かべて見せた。
863 :
桜庭 奏:03/11/08 01:16 ID:NftgioYq
>>859 「麗センパイ……」
ついうるうるした瞳で彼女を見つめてしまう。
「ううー…ありがとうございます。」
目を何度か瞬かせて涙を堪えている。
>>856 形が少々いびつなおにぎりに気付いて、驚く。
だが顔には出さずに、黙々と自分の作業に熱中することにする。
「高価なお皿は個別に持っていかないと…」
865 :
秋山 麗:03/11/08 01:17 ID:0Tv4k6ap
>>863 「まあ、この前よりいいじゃないの……」
とりあえず自分の責任でもあるかつての惨劇(ちょっと言い過ぎ)を思い出す。
「ほらほら、早くやることをやってしまいましょう?」
>>860 「だよねぇ、いつも忙しいからこんな時じゃないとゆっくり
お話もできないよぉ〜」
今でも十分忙しい時なのだが。
「それにしても未来ちゃんって凄いよね、私より年下なのに
料理もできるし、掃除もできるし、夜のお仕事だってできるし」
867 :
桜庭 奏:03/11/08 01:19 ID:NftgioYq
>>865 「…はいっ」
目尻に浮かびかけた涙を指で拭うと再び引越しの準備に向かう。
「お豆腐はちっちゃく切って…ワカメも切って〜♪」
食器が詰まったダンボールを持って玄関へ。
それを何度も繰り返し、厨房での梱包作業を終える。
ふと医務室を覗いてみたところ、三条が鞄にモノを詰め込みすぎて困っているようだ。
「三条さん、このダンボール使って下さい」
と、
>>858へ。
870 :
秋山 麗:03/11/08 01:22 ID:0Tv4k6ap
「えっと、厨房周りは任せるとして……」
自室の荷物は既に移行済みなので、他の部屋の整理に向かう。
「……あとは……地下室関係……?」
「うぅー、横腹いたいー」
どうやら新館で殴られた傷が癒えていないようだ。
>>866 「凛香さんは昼間学校行ってるしね〜」
学校に行っている凛香を羨ましそうに見ている。
「え〜そんな事ないですよ。ご主人様のお屋敷でお料理は教えていただいた
からですし。夜のお仕事は…」
顔を真っ赤にしてうつむいてしまう。
873 :
三条 望:03/11/08 01:24 ID:8f1m6uHE
>>869 「ありがとうございます…こういう荷造りって面倒なんですよね…」
鞄を空け、志保に手渡されたダンボールに妖し器具を志保に見えるように移しかえはじめた。
「慌しいな、今回も…。もう少しゆったりといきたいものだが、そうもいかないのか」
バタバタとしている引っ越しの様子を眺めつつ呟く。
「私もたまには自分で片付けてみるとしよう」
メイドの痴態をおさめたビデオテープやDVDを箱に詰めようとするが、
そのあまりの数の多さに一瞬でやる気が無くなってしまう。
「………」
結果、ベルで誰かを呼ぶ事に。
「おおい、誰かいないか。やはり手伝ってくれ」
875 :
桜庭 奏:03/11/08 01:27 ID:NftgioYq
自分の荷物をまとめに自室へ向かいながら、ふと俊が麗とも話していた事を
思い出す。
(みかささんだけじゃなくて、もしかして……。ううん、そんなことないよね。)
脳裏に浮かびかけた想像を慌てて頭を振って消し去る。
(それにしても、俊君ったら、私とは大したこと話してくれないくせに、
なんで他の女の子とはたくさんおしゃべりするのかしら。)
藍子をかわいいと言っていたくせに、最近自分と話すときは口数が少なくなってきた
俊を思ってぷりぷりとした表情で荷物をまとめる。
「ねー、エモンもそう思うよね〜!!俊君のばーか。たまには私に甘えてよぅ。」
自分の方が放任主義を決め込んでいた部分があったくせに勝手な事を言う。
一人でテディベアに話しかけながら、しかし荷物はまだまとまっていない。
>>874 主人の声が聞こえ、久々のお仕事だと勢い込んで駆けつけてくる。
「は、はい! なんの御用で御座いましょう?」
>>872 「そうそう、学校があるから大変」
と言っても、授業の半分以上は寝ているのだが。
「夜のお仕事は、御主人様から……直接?
いいな〜、最近御主人様私の事構ってくれないだ〜」
少し口先を尖らせて呟く、双方色々とあるようだ。
878 :
秋山 麗:03/11/08 01:29 ID:0Tv4k6ap
>>874 主人の呼び出しが聞こえ、地下室からとって返す。
「御主人様、お呼びで……すね」
貴子に続いて主人の部屋に駆けつける。
中途半端に片付けた――見た目は散らかしたようにしか見えないが、そんな状態を見て、呼んだ理由を悟る。
>>873 「ええ、面倒ですよね。特に医務室って薬品が多いから落すと大変なんです」
三条が取り出したクスコなどをついまじまじと見詰めてしまい、
頭の中はそれらの用途、用法などでいっぱいになってしまった。
>>877 「う・うん…でもやっぱり私のご主人様に教えていた・・・
キャッ…なに言わすんですかぁ〜凛香さん〜」
ますます真っ赤になった顔を凛香に押し付けている。
>>876 「ああ。このテープとディスクの山を新館に持っていくのを、
手伝って欲しいのだよ。構わないかね?」
ダンボールと棚を指差し、貴子に指示をする。
「中身は…まあ、いろいろだ。
貴子のものもまたこれから、積極的に増やしていかなくてはいけないな。うむ」
顎に指を当てて呟く。
>>878 「麗も来てくれたか。貴子と一緒に手伝ってくれ」
自分なりに手を動かすが、やはり散らかしているようにしか見えない。
「む、片付けなど日頃からメイドにさせっぱなしだからな…。
どうも苦手だ。…おおっと!」
大量のビデオテープを雪崩のように倒してしまい、派手な音を立てる。
883 :
三条 望:03/11/08 01:35 ID:8f1m6uHE
「…」
志保の視線に気がつき、
「肛門鏡…はこっちに入れてっと…」
などと呟きながら、
志保の反応を楽しむように、わざとゆっくり器具を取り出してみせる。
>>880 「未来ちゃん、か〜わい〜」
未来の真っ赤な顔を、指でプニプにとつつく。
「あ〜、そうだ未来ちゃん紺野さんの所から来たんだっけ
大変だよね、こんな見知らぬ屋敷で一人なんて」
年下なのにしっかりしているな〜と(自分がしっかりしなさすぎなだけ)
感心する。
885 :
秋山 麗:03/11/08 01:37 ID:0Tv4k6ap
>>882 貴子と共に、ビデオテープを片付け始める。
「わかりましたから、ヘタに――」
あちこち触らないで、と言おうとした矢先、主人がすっ転ぶ。
「……御主人様、片付けてるんですか? 散らかしておられるのですか?」
言葉は丁寧だが内容は痛々しい。
>>884 「かわいい?」
今度は照れて真っ赤になっているようだ。
「ご主人様と逢えないのは辛いけど、ここの先輩の皆さんやさしいから…」
凛香の事も一応は先輩の範疇に入っているようだ。
>>881 「はい、喜んでお手伝いいたします……あれ?」
指差した先にあるビデオや何やかや。
「えっ、私のって?」
ためしに一つを取り上げてみると、メイドの名前や日時などの詳細なデータが記されている。
(屋敷以内に仕掛けられたカメラの映像かしら?
どうしているのかと気になっていたけど、こうなってたのね)
「そ、そうでございますね……しかし、結構なご趣味をお持ちでいらっしゃいますこと!」
今更どうしようもないと思い、素直に従うが、皮肉の一つも言ってみたくなったりする。
>>883 「……」
三条の厭らしい言葉遣いや仕草に、何を話していいかわからず無言になる。
しかし彼が器具の名前を宣言するたび条件反射で、
もし使われたら…ということを想像してしまって身体が熱くなる。
顔が紅潮し、伏せ目がちに三条を見やる。
「ああもう、前もってわかってたら業者に頼むとか何とか……」
どうやら飯塚も引越しに借り出されたらしい。
「まあ、執事長様はこんなことには参加しないだろうし……もう年だからなぁ」
言ってはいけない事を口にする。
>>886 未来の幼い反応に思わずギュッと抱きしめる。
「あー、もうかわいすぎぃ!いいな〜
私未来ちゃんみたいな妹欲しかったな〜」
ふと、自分の姉妹を思い出し溜息。
891 :
桜庭 奏:03/11/08 01:46 ID:NftgioYq
もともと、そろそろ引越しかと思い荷物をある程度はまとめていたので
あっという間に準備を終える。
そして、日記帳を見ながら、最近の事をチェック中。
「……げげ。忘れてた。まだお仕置きが……。
で、でも、御主人様……忘れてるよね、うん。そうだそうだ。」
一人で勝手にそう決め付けると、前のページをめくっていく。
「……司様がこの前来たのは───あった。」
ふとガア子が眠っている箱へ視線が行く。
少し目を細めるが、また文面へ視線が行く。
「でも、ここへ来てから、もうノートが4冊目ってすごいかも。
結構毎日が新鮮で濃密だったからかな。」
たまった日記帳を眺めて呟く。
>>882 「キャッ!? だ、大丈夫ですか?」
ビデオテープの洪水をかき分けながら、主人のもとへ駆け寄る。
>>885>>887 麗に叱られた事ですっかりやる気は失せてしまい、
2人のメイドが働く様子を眺めて何事か考えている。
「…何しろメイドの数が増えた事で、それぞれの痴態も増えているわけだからな。
私のコレクションもそろそろどうにか小さく纏めてしまわないと、
置き場が無くなってしまいそうだ。いや、それか倉庫でもひとつ保管用に購入するか…」
腕組みをして真剣にそんなふざけた事を考えていたり。
「そちらのメイドの質は誠にいい、という評判を最近はよくいただいているし
私も鼻が高いぞ。
これからも続けて職務を頑張るようにな、2人共」
>結構なご趣味をお持ちでいらっしゃいますこと!
「そうだろうそうだろう。……ん?貴子。今、何か言ったかね」
>>889 「飯塚さん、いいんすかそんな事言って?
あの人結構地獄耳だから聞こえますよきっと」
お前もだ悠斗……。
そう言うとさっさとどこかへ行ってしまう。
895 :
三条 望:03/11/08 01:50 ID:8f1m6uHE
>>888 「おや…志保さんどうかされたのですか?」
まるで思春期のような恥じらいを見せる志保の姿を見つめ、意地悪そうな視線を送る。
「ところで…最近はお仕事ちゃんとお休みされていますか?」
手にはクスコを持ったまま志保にそう尋ねると、志保のお腹に視線を送ると、
「そろそろまた検診にきてくださいね…」
などと耳元で囁きかけた。
「ええ、とりあえず、手順はいつも通り。コネクタ周りの挿抜とストレージの移動には細心の注意を」
先程とはうってかわり、ベストの内側から取り出した「ちょっと大きめな携帯電話」を手に、何やら指示を出す。
「基本仕様に変更はありませんから、簡単な動作確認だけで結構です。ああ、モニタの一部が
不調なようでしたので、それの確認も……」
と、そこまで言って、ふと言葉を途絶えさせる名無しの執事……。
「……」(ぴく)
沈黙の中、名無しの執事の耳が微かに動いた。
「ああ、では、そう言うことで。もし、何か問題がありましたら、こちらまで。では……」
そこまで言って、手にしていた携帯電話のようなモノを懐に戻すと、名無しの執事は何処かへと
歩き始めた。
そして、1分と経たず……。
「……飯塚。どこの誰が、歳ですかな……?」
非常に禍々しい笑みを浮かべた名無しの執事が、飯塚の背後に立っていた。
>>890 凛香に抱きしめられると、
「私も、凛香さんみたいなおねえちゃんがいたら…」
家族の記憶のほとんど無い未来は凛香に身を任せる。
>>893 「そんなことをなさらなくとも、御自分が少々お控えになれば、そんなに増えないのではないですか?」
またしてもキツいセリフ。
てきぱきとテープをまとめ、ダンボールに詰めていく。
その時に、人別場所別などに仕分けするのも忘れない。
……まあ実を言うと、以前主人に忠誠を誓った際のテープがあったら、こっそり取り除こうかとか思ってたりするが。
「……無いわねぇ……」
小さな声でぼそっと呟く。
900 :
桜庭 奏:03/11/08 01:54 ID:NftgioYq
「……いけない、お引越しの準備忘れるところだった。」
自分の準備が終わるとすっかりのんびりしていたことに気付き、
慌ててスーツケースを引き、ぬいぐるみ達を抱えると自室を出て行く。
そして急いで新館に荷物を置きに行くと、何かすることはないかと廊下を徘徊し始めた。
「……ラーラーララーララー♪
ラーラーララーララー♪ラララララララーララー♪」
幸せな気分なのか、ついそういう気分のときに歌いたくなる歌が口から出てくる。
>>896 びくぅっ! と全身を強張らせて、後ろを振り返る。
「な、なななななな……」
何でここに、と言いたいらしい。
「な、ななな、な、ななななな……」
何でもありませんよ、と言いたいらしい。
>>897 予想外の反応。
(そっか、未来ちゃん家族がいないんだっけ)
「よしよし、私でよかったら何時でもお姉ちゃんになってあげるからね」
ゆっくりと未来の頭を撫でる
姉と時を同じくしてランドセルと荷物を詰めたテニスバッグを新館へ置きに行き、
再びここへ戻ってくる。
が、廊下を歩きながら一人で歌っている奏を見かけて、思わず隠れる。
「おねえちゃん、はずかしい……」
作業中の男数人が集まりなにやら囁きあっていた…
「おい…さっきからいろんなメイドさんがいるけどよぅ…どれも凄い上玉ばかりじゃないか?」
「ほんとだな…まさか案外御主人様に全員食われてたりしてなぁ…」
「ばかな事いうなよ。今時そんなことあるわけねぇっての」
「だよなぁ…それにしてもいい女ばっかりだぜ…」
「そんなことより仕事仕事…」
そう好き放題に言ったあとで、また引越し作業にとりかかる。
>>901 「な?」
飯塚の意味不明な言葉に、笑みを浮かべたまま首を傾げる。
「……な……。な……。な、ですか……?」
飯塚の言いたいことをわかってか、わからずか、その笑っていない目で飯塚の瞳を捉える。
「まぁまぁ、そう慌てずに。少しは落ち着きなさい」
そう言って飯塚の方に置かれた手には、これでもかと言わんがばかりの力が込められた。
>>895 「い、いえ… ちょっとこの器具、卑猥だなって」
意地悪そうな三条の視線に気付きつつも、正直に答えた。
「でもちゃんとした診察の道具なのに、そんなこと想像してしまう私のほうが変ですよね」
自嘲気味に微笑み、続く三条の言葉に耳を傾ける。
「すみません、あまり休んでいないです」
そう答えを言うと、三条が耳元で囁いてきた。
吹き掛かってくる生温かい息がくすぐったく、劣情を刺激される。
「はい」
上擦ったような声で、無意識に答えてしまう。
>>893 主人の言葉にピクリと反応しそうになるが、努めて冷静に、
聞こえない振りをしながら散らかったビデオを整理して箱に詰めてゆく。
ふと主人にきつい口調で咎められ、ギクリとして振り向く。
「……はい!? いえ、随分ご執心のようなので。褒めただけでございますよ」
>>905 自分の肩に乗せられた名無しの執事の手が、なんと力強いことか。てゆーかひたすら怖い。
「な、何でもありませんです執事長様っ!
私はただ引越しに専念していただけですので、なぜそのようなお顔で迫られるのか
皆目見当がつかないって事にしておいて下さいお願いですから本当にっ!」
脂汗をだらだら流しつつ、早口で一気にまくし立てる。
>>902 「このお屋敷にはお姉ちゃんが一杯です。弟もいるし…」
そこまで言った所で鍋が煮立ってる事に気付き、
「あん、お鍋…」
そう言って、ガスを切る。
>>898 「…ちなみに。麗のビデオは別に保管してあるぞ。大事だからな、色々。
こっそりそこから抜くのは無駄な事だ。それより早く片付けてくれないか」
しばし彼女の様子を見ていると想像通りの行動を起こすので
机に持たれかかり、くくっと笑う。
「そうは言うが私とて昔からこうだった訳ではないぞ。そうだな、まだ若い頃は――」
何気なく会話をしていると、貴子が片付けている棚の一部に気付き少々慌てる。
「……!貴子、そこは触らなくても…いや、触ってはいかん。
私が片付けるので放っておいてくれ」
実は貴子が触っている本の間には古びた、瀬名の母親・柏葉南のセピア色の写真が挟まっており、
麗もいる中で、それを公開されてしまうのがかなり恥ずかしいらしい。
911 :
三条 望:03/11/08 02:06 ID:8f1m6uHE
>>906 息がかかるくらいの距離まで志保の耳朶に口を寄せる。
「少々欲求がたまっているのかもしれませんね…
しかしお腹の子供の為にもくれぐれも無理はなさらないでくださいね…」
「貴女の為に特別な設備も用意させていただきました…」
よければまた医務室へきてくださいね…」
そういいながら志保のお尻を軽く撫でさする。
912 :
桜庭 奏:03/11/08 02:06 ID:NftgioYq
大広間へ出ると、引越しのためかあまりに片付いているので踊りたくてうずうずしてくる。
「……ちょっとだけなら、いいよね。
お仕事さぼってごめんなさい、ほんのちょっとです……」
言い訳のように呟きながら誰もいないことをきょろきょろと確認すると、初めのポーズをとる。
まだ自分が踊っていた頃の事を思い出しながら、メイド服のまましばし踊りだす。
(いいなぁ……妖精のようにふわふわした気分……)
誰かがここを覗いたりしたらこの格好ではさすがにきわどいポーズもあったりするのだが
自分の世界に入っている。
>>909 「それに、いいお兄ちゃんもいるしね」
もちろんこの”いいお兄ちゃん”が複数形ではないのは
悠斗が入っていないからである。
「あ、火つけっぱだったね、ごめんごめん」
914 :
秋山 麗:03/11/08 02:08 ID:0Tv4k6ap
>>910 「うっ……わかりました」
思っていたことに釘を刺され、小さく呻く。
>貴子が片付けている棚の一部に気付き少々慌てる。
突然慌てだした主人に疑問を抱くと、その視線の先に目をやる。
「貴子さん、御主人様の部屋、『全部』片付けましょうか」
あえて大きな声でそう言う。
>>908 「お仕事に専念する。誠に結構で御座いますな」
名無しの執事の笑顔が、一瞬、優しい笑顔へと変わる。
「……まぁ、私も何故、このようにあなたを締め上げるようなことをしなければならないか、
皆目見当が付かない、と言うことにしておきましょうか……」
飯塚の肩を掴んでいた手から力が抜ける。
「……何分、歳で御座いますから」
そうさらりと言い放ち、目を細めて笑いながら名無しの執事は腕を組み、独りで納得したように
うんうんと肯いて見せた。
「とりあえず、書庫の本が大分手つかずで御座います。『歳』の私ではかなり厳しい量で御座いますので
一緒にお願いできますかな?」
名無しの執事は、頭を下げ、敢えて視線を飯塚と合わさずにそう言った。
大きな荷物を運びながら、時折目にするメイドの姿に視線を奪われる。
(こんな美人ばっかりのお屋敷なら何回でも仕事にきたいなぁ…)
>>910 古びた棚に手を掛けた途端に主人に咎められる。
「え? あ、はい、分かりました〜」
(何があるんだろう……もっとアブないモノだったりして?
でも、もしかしたら、昔の恋人の写真だったりするのかも♪)
そんなことを想像してニヤニヤしながら作業を進める。
ビデオにほとんど自分の名前がないことに安心するが、
それでもなぜか軽く劣等感を覚えてしまうことに戸惑う。
こういうメイドとしての自覚も、ようやく少しは出てきた……ようではある。
>>912 「わお、すげぃ………」
執事様の魔の手?から運良く逃れた悠斗は、大広間で
踊っている、奏と、それを見ている俊の姿は見つける。
919 :
椿 杏樹:03/11/08 02:09 ID:gx6xzuE6
「だけどペットって言っても動物はねえ…。
流行で言えばうさぎとかだけど、私あんまりいい思い出ないしなぁ…」
まだ先程の雑誌を見て考え込んでいる。
「何がいいかしら。どれかといえば、やっぱり猫か犬よねえ……」
ぽてぽてと歩いている。
「そういやパンダって飼えないの?私パンダさんなら大好きなんだけど」
>>913 「うん、瀬名さんも悠斗さんもやさしいですし。」
チャンスがあったのに瀬名も悠斗も未来には無理をしてこないので
未来にはやさしいお兄ちゃんらしい。
>>911 三条に尻を撫でられ、驚きと期待で無意識に身体を震わせる。
「さ、三条さん。あの… 引越し中ですから、誰かに見られてしまいます」
自分の下腹部へと伸びている三条の手を、静かに制止する。
>>915 >「……何分、歳で御座いますから」
周囲に名無しの執事の姿は無く、さらに小声で呟いたはずなのだが、やはりばっちり聞かれていたらしい。
「(地獄耳か……)」
などと、この状態では死んでも口に出せない事を思い浮かべてしまう。
>敢えて視線を飯塚と合わさずにそう言った。
「わ、わかりました! 私の全身全霊を持って任務を遂行させていただきますっ!」
びしっ! っと必要以上に硬い仕草で姿勢を正すと、逃げるように走り始める。
ふわふわと移動していった奏が心配で目で追っていくと、床に彼女の手帳が落ちているのを見つける。
何気なくペラペラとめくっていくと、来年までのスケジュールが書かれているのに気付く。
「おねえちゃん……来年、やっぱり受ける気なんだ。」
ほっとしたように微笑む。
「悠斗くん……なにしてるの?あ、おねえちゃん……」
手帳を拾って大広間に行ってみると、踊っている奏をこっそり見ている悠斗を発見。
>>920 「ブッ!けほけほ、まじ!?悠斗が!?」
味見していた、お味噌汁を思わずリバース。
「おかしい、あいつがこんなかわいい女の子に手を出さないなんて…
本当になにもされなかった?もしなにかされそうになったらすぐ逃げるんだよ!」
思わず真剣な顔で未来に忠告する、それにしてもひどい言われようだ。
925 :
三条 望:03/11/08 02:16 ID:8f1m6uHE
>>921 「ええ…たしかにそうですね自重しますよ…」
そう言いまとめた荷物を持ち上げると去り際に志保につぶやいた。
「でも見られながらというのも案外いいかもしれませんね…
それでは私は新しいお屋敷へ行きます。手伝っていただいてありがとうございました。」
そう呟いて住み慣れた医務室を後にし、新しいお屋敷へと歩を進めた。
>>914>>917 「コラ!麗、やめなさい!そこは触らなくてもいい所だ!」
こんな主人であっても若い頃の甘酸っぱい思い出などが一応あるもので
それをひっくり返されそうになり、激しく慌て、麗を叱りつける。
いつもとは違い、混乱のせいかどことなく落ちつきも薄れているようである。
(南の写真は今度から別の場所に隠しておかねば……執事にでも渡して…
いや、何を考えているんだ。それでは私が見れないではないか)
「貴子は素直でいい子だな。今度褒美をやろう。な?」
やはりどこか焦っている。
>>922 「まま、そう慌てずとも」
逃げるように走り始めた飯塚目掛け、弾けるようなダッシュを見せたかと思うと、
まるでジョギングでもするかのような軽々しい足を運びで併走し始める。
「私もご一緒しますよ、ええ。ほら、私一人が何もせずにいるようでは、他の者に
示しがつきませんからな」
どうやら、前に飯塚が自分の肩を揉みながら言ったことも、しっかりと覚えていたらしい。
>>923 「しぃ〜〜、ほれ見てみお前の姉ちゃん踊ってるぞ
この大変な時に踊ってるなんてバレタラお仕置されちまうぞ
え、お仕置ってなにって?まぁあれだお尻ぺんぺんとかだ、うん」
俊がこの屋敷のお仕置の事は知らないと思っているらしい。
>>924 「???」
凛香が噴き出した理由が判らず首をかしげている。
「大丈夫ですよ、悠斗さんやさしいから…
お味噌汁の味大丈夫ですか?」
自分も味見をしてうんうんと頷いている。
>>918 一通り踊り終えると、はぁはぁと息を整える。
「ふぅ……」
(やっぱりバレエは楽しいかも。テニスとは違う楽しさがあるっていうか……)
一人でうっとりとしていると、広間の入り口に悠斗と俊が立っていることに気付いて真っ赤になる。
「……!!!
いつからいたの!?うわぁ……」
頬を両手で押さえて座り込んでしまう。
931 :
桜庭 奏:03/11/08 02:19 ID:NftgioYq
>>925 三条が去り、何もものが無くなって閑散とした医務室。
その床にぺたん、とへたり込む。
引越し途中だというのになんだか気が抜けたようで、数秒間の間ボーっとする。
933 :
秋山 麗:03/11/08 02:20 ID:0Tv4k6ap
>>926 とりあえず、これ以上主人を刺激しても、面白いだけで成果は無さそうなので、身を引くことにする。
「(まあ、その程度のカードであたしの事を諦めるのなら、話は早くて助かるんだけど……)」
などと思いつつ、びっちりテープの詰まったダンボールに封をする。
「(そういえば、どうやってあたしの事を諦めさせるかよねぇ……
やっぱり、瑞葉さんか志保さんでも味方に付けるしか……)」
なにやら思案している顔のまま、次の箱に移る。
>>914>>926 「はい、どうせなら全部綺麗に――」
言いかけるも、主人に怒鳴られたので諦める。
(キニナル……キニナル……いつかはこの秘密を暴いてみたいものね)
純粋な好奇心から、とんでもないことを考え始めている。
「ご褒美ですか? でも、御主人様のご褒美はいつも御主人様が気持ちよくなられて……
あ、いえ、有り難う御座います、喜んでいただきますよ!」
(危ない危ない。つい、以前のように気安く男に話しかけちゃうわね……)
主人に対して、いつのまにか随分気を許してしまっていた。
そんな自分に、ちょっと驚いたりする。
>>928 「悠斗くん、バラしちゃだめだよ。」
軽く睨んで悠斗を見上げるとそう言う。
お仕置きは知っていても隠しカメラの存在は知らないらしい。
>>927 「速っ!」
平然と横に並んだ名無しの執事に、思わずわかりやすい声を上げる。
>他の者に示しがつきませんからな
「い、いえいえ執事長様!
執事長様は私ども使用人の上に立つお方なのですから、その辺りで眺めながら指示を与えておられれば十分なかとっ!」
こっちは全力疾走を続けながら、それでも自分から名無しの執事を遠ざけようとそう言う。