1 :
名無しさん@ピンキー:
無い様なので立ててみました、誰かSSかいてー
お前が書け
3 :
名無しさん@ピンキー:03/10/20 01:43 ID:XovIhWHh
2ゲッツ
…………………
即死する予感・・・
防止の為ageます
うざいよお前
クレクレスレの為
sage
保全sage
ついでに本スレとかのリンクしろ
クレクレスレの為
sage
寸止め
本編もそうだね・・・
即死回避
ドピュ!
藍より青しのエロSSがあるサイトどこか紹介して
>>11 ageんなクズ死ねよ
ageたって事はお前が1に書いてやるって事だよな
期待してるよw
いや11=1という可能性も・・・
DingDongDongにあったと思われ。
そういえばありました
あぼーん
おわっとらんわ!!
あぼーん
>>vuJCDN3C
しつこい
あぼーん
いたちごっこの予感・・・
あぼーん
あぼーん
だーかーら、このスレはまだ生きているの!!
30 :
容量確保:03/10/23 23:53 ID:TdkrYkd3
登場人物紹介
桜庭 葵
花菱家の許婚。
由緒ある桜庭呉服店(今はさくらデパート)の跡取り娘でもある。
幼い頃に薫に出会って以来、薫にふさわしいお嫁さんになれるよう花嫁修行を続けていたため、お嬢様育ちだが家事万能。一途に薫を思い続けている。
アニメ版声優:川澄綾子
31 :
容量確保:03/10/23 23:54 ID:TdkrYkd3
花菱 薫
明立大学の学生。
花菱財閥の時期当主としてスパルタ教育を受けてきたが、家出をして今は安アパートにひとり暮らし。大学では写真部に所属している。まじめで優しい性格。
アニメ版声優:保志総一朗
32 :
容量確保:03/10/23 23:54 ID:TdkrYkd3
ティナ・フォスター
薫と同じ大学の写真部の後輩。博多育ちのアメリカ人。快活で積極的だが、薫への好意を素直に出せない。
声優:雪乃五月
33 :
容量確保:03/10/23 23:54 ID:TdkrYkd3
神楽崎 雅
葵の後見人。葵が幼い頃から薫を想い、薫のために頑張ってきたのを一番よく知る人物。別荘生活が始まってからは、葵と薫の生活を管理している。クールだが内面はとても優しい。
声優:平松晶子
34 :
容量確保:03/10/23 23:54 ID:TdkrYkd3
水無月 妙子
薫やティナの写真部の後輩。不器用でドジだがいつも前向きで頑張っている。
声優:水橋かおり
35 :
容量確保:03/10/23 23:55 ID:TdkrYkd3
美幸 繭
美幸紡績の令嬢で、帰国子女枠で、明立大学に入学。幼い頃から薫のことが好きで、積極的に薫にアプローチする。
声優:成田紗矢香
36 :
容量確保:03/10/23 23:55 ID:TdkrYkd3
水無月ちか
妙子のいとこ。明るくて活発的な中学生。
声優:桃井はるこ
>>29 ageたんだからお前が1に対して何か書いてやれよw
もしかしてお前が1だろ?必死になってageまくってさw
クレクレスレageてんじゃねーよ自分で書けないんだったらでしゃばるんじゃねーよ
いい加減にしろ
ほしゅ
しっかし職人さんは来ないねえ・・・
どこぞの厨がアニメ板で勧誘かけているというのに・・・
どうやら即死だけは免れたようです
8kbでOKなんだ?
あとは落とすだけだな・・・・
43 :
名無しさん@ピンキー:03/10/25 21:49 ID:taOZHUjW
なんだこのスレは?
ageんな死ねクズが消えろ
ほしゅ
このスレ宣伝したほうがいいかなあ?
これ以上悪くなることもないだろうし…
即死は防止した今、みんなで職人さんを呼び込もう
9kbじゃ危なくないか?
51 :
名無しさん@ピンキー:03/10/27 22:55 ID:vPfuRo09
別スレ見たときはたしか15KBだった気がする
即死していたら今頃このスレは倉庫行きだから気にせず職人さんを呼び込もう
自分のソフトでは半角二次元に書き込めないから誰かそこで宣伝して
age野郎は書いてくれるのか?
書かないんだったらageんな死ねいい加減にしろ
>>51 そうだよ!
迂闊にageると
>>53みたいなのが来るよ!
最近は広告が来ないから、それ以外にageるデメリットは無いんだけどね。
あぼーん
おっとこれは失礼をした。
>>55 勝手に終わらせるな!
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
桜咲け
和服萌え
家紋職人
ネタ振りとして、幽霊によってエロイ展開になる屋敷内・・・
66 :
失礼…:03/11/03 03:31 ID:qaLDv1YP
右肩の後ろから抱きつくように回された腕の律動が、一段と熱を帯びてきた。
「このような事は、今夜限りの事です…」
いつもの調子でそう言いながら、背中にぶつかる雅さんの吐息が異様に熱い。
口を開くと欲望が飛び出しそうで、僕は何も言えなかった――
何をしているんだろう……
薫はぼんやり考えた。
みんなで夕食を食べて……そう、ティナが「***のお祝いで****――」
そう、お酒を出してきたんだ。誰もつきあってくれないから(というか、雅さんが
止めたんだっけ……)暴れるティナをなだめて……それでも結局みんなで飲んで……
それから……そう、浴場に――
右肩辺りでさらさらと揺れていた長い髪の感触が消え、気配が背後に回った。
67 :
失礼…:03/11/03 03:32 ID:qaLDv1YP
腕が二本になる。
左腰のあたりから、まるで見えてでもいるかのように「そこ」目指して指が伸びてくる。
たちまち、僕の前でどうしようもなく強張った部分に、ふたつめの手指が巻きついてきた。
――ためらいがない。雅さんらしいといえばそうだ……でも……
石鹸に濡れていない、やわらかな手の感触が新たにペニスを捕らえ、こすり、先端のあたり
を甘く締め付ける。
今の今までヌルヌルと股間全体を泡で包み、執拗に勃起を促していた右手は当然のように
下――袋の部分に移り、あやすようにマッサージを開始した。
優美な手のひらでそこを転がされる感触に、たまらず性感が悲鳴を上げる。
「くっ……あッ!」
少し快感を逃そうとして動かしかけた腰を、雅さんはすごい力で後ろから抱きとめた。
背中に、踊りだしたくなるほど柔らかい二つの感触が伝わった。でも僕はそれどころじゃ
ない。
右に、左に腰を逃がす。それでも雅さんは許してくれない。
僕のささやかな抵抗の間にも、雅さんはペニスに執拗なしごきをくれるのを止めなかった。
68 :
失礼…:03/11/03 03:33 ID:qaLDv1YP
「このような……こらえ性の無い……」
初めて声を上げてしまった事で、雅さんの声色が変わって来た。
背中から股間に回した両手に、弄う様な動きが加わってくる。細い指が先端を何度もつつき、
敏感なくびれを柔らかい指腹がこれでもかこれでもかとくじり回す。
今までの快楽とは別の、切ない様な刺激がピリピリとペニスから伝わってくる。
初めて会ったときの、この女性のサディスティックな態度を薫はようやく思い出していた。
「このような様子では……当桜庭館は女性ばかり……女性の体と触れ合う機会も多うござい
ます。葵様にも……」
――言い訳だ!この人はいくつかの――たぶん復讐――をここで成し遂げるつもりなのだ。
雅さんの手の動きが変わって来た。
指の輪がしごき上げるように……根元から上へ。根元から上へ――射精させるつもりなのだ。
まずい……僕は堪えるように背中を丸めた。
両腰で腕を挟みこみ、耐えようとする。
それでもしばらく腕の動きは止まず、僅かな隙間を縫ってもどかしいようにペニスへの攻撃
が続けられた。
そして――
唐突にそれが止んだ。素早く腕が引き抜かれる。
「――あ……?」
一瞬のことに意識が集中できないうち、薫の肩が猛然と引かれた。
そのままバランスを崩し、浴場の椅子から倒れこむ。
かなりの衝撃に一瞬意識を奪われた薫の上に、甘い匂いのする肉体がのしかかったきた――
69 :
失礼…:03/11/03 03:37 ID:qaLDv1YP
SSなんて久しぶりでスマソ……実はリハビリなので。
本当はティナたんで書きたかったのですが、切なくなるので止めました。
以下、何事も無かったかのように続行よろ。
あぼーん
このスレかなりピンチだな(藁
葵×薫、ティナ×薫の職人さんが出現でもしないかぎり
デットでしょうなw
というか、>66-68のはカナーリ萌えますが。
これだけでも、しばらくは持ちこたえられそう。
>>66-68 73さんと同じくかなり萌えます...続きが読みたいです
情熱を叩きつけるように、僕の上で雅さんの肉体がバウンドした。
体と体が触れ合うと、雅さんは熟れきった体を憑かれたように擦りつけてくる。
全身を余すところ無く密着させると、どこまでも柔らかく発達した体を劣情に任せ
しきりに振り立てる。
美しく張った乳房が、その動きに応え胸板の上で無様に形を変えていく――
ねちっ――ねちっ――
濡れた肉体同士が立てる淫靡すぎる音は、それでもどこか現実感が無い。
目の端に、さっきまで雅さんが体に巻いていたレモンイエローのタオルが映った。
とっくに脱ぎ捨てていたんだろう――今、僕の上で満足そうな呻きを上げるこの人は、
これを脱いだときどんな覚悟をしたんだろう……
「ふっ……ふっ……ふっ……」
獣のような息が、下に組み敷かれた薫の首筋を規則正しく叩く。
そこから、紛れもなく雅さんの匂いがすることが信じ切れない。
雅さんが上半身を起こした。かわりに、密着させた下半身に回すような腰使いが加わってくる。
ぬたっ……ぬたっ……
ピチピチと張りつめた太腿が、甘く柔らかい下腹部の肉が、肉茎をくたくたにこね、もてあそび、
薫を再び限界へと追い詰めようとする。
「薫殿……けっして……我慢することはないのですよ……」
腰が一周するたび、重たげな乳房がブルブルと揺れた。それも計算したかのよう――
「このきたならしい物から……は…ぁ……早く……精汁をお漏らしになれば……終わるのです」
こんなにいやらしい女性(ひと)だったんだ……そう思ってしまうと、もう性欲がこらえられない。
射精してもいいんだ――そう思ってしまう。
いつも澄ましているこの人の顔に、体に、欲望の証をぶちまけられたらどんなに気持ちがいいだろう。
あっあっあっ――
あっあっあっ――
ペニスに発生した高熱がもうどうしようもない。出す。出すしかないんだ――
(……葵ちゃん……ごめん!)
心の中で全然意味のない謝罪をし、薫が欲望を解放しようとしたとき――
突然、股間で快楽を生み出していた動きが止んだ。
(あっ?あ……?)
もう、何が何でも出してもらいたい。雅さんの方を見る。
雅さんは、射精直前のケイレンにわななくペニスを、光るような目でじっと見つめていた。
ごめん、短いけど保守でつた。
葵やティナは難しい…特に葵。
何でも言うこと聞いてくれそうだからエロくならないかも〜
グッジョブ、期待してます
どうやらまだまだ続くみたいですね、続き期待してます
行き着く先は葵? はたまたティナ?
age
>77
お疲れ様。堪能しますた。
たしかに葵やティナは、キャラのつくりからして従順系ですから、萌えはともかくエロくするには
ひねりが必要になってきますな。
その点、雅リードだと、自然に萌えエロが成立してていい感じです。
藍青スレですか、神が現れれば怒とうの勢いになると思うけど
では駄作を一つ
今日は久々に家でのんびりできる、ここのところレポートやサークルに
振り回されっぱなしだったからな〜、みんなと言えば相変わらず
雅さんと妙子ちゃんはそれぞれ用事でいない、繭ちゃんとちかちゃん
は今日も遊びに来るのかな、結局今は葵ちゃんとティナの俺だけ・・・・
はー、頼むから静かに眠らせてほしいよ
どれくらい寝ただろうか、気づくともう日がまぶしく
照りかかってた、時計は3時過ぎを指していた
不思議だな・・・葵ちゃんもティナも起こしにこなかった
のだろうか、はは〜んきっと葵ちゃんが俺を気遣って
ティナにも言ってくれてたんだ。本当に助かるよ
俺は心の中で葵ちゃんにありがとうと言った
優しくて静かで健気な僕の・・・・葵ちゃん
ハ(=゚ω゚)ハ マンセー
というか、他の職人を待つ
「大家さん、もう少しくらい女らしくなっても良かとばい・・・」
「ですが、もし薫さまに嫌われるようなことになってしまいましては」
憂い
日差しの眩しいさに思わず瞼を伏せてしまいそうな良い天気だった。
しかしそれに関することもなく桜庭館の住人たちは
今日も忙しく働いている。管理人である雅は取引先の電話の対応に追われてる。
ハウスキーパーの妙子は節操とあちらこちらの掃除や洗濯。
薫は珍しく一人で出かけると言い残し何処かへ行ってしまっていた。
そして居間ではソファーに座って考え込む葵をティナが相談相手をしていた。
「では・・・私はどうすればよろしいのでしょう」
葵は瞳を少しだけ潤ませてティナの方を見る。
「大家さんの今のままでも凄く良かと。女のあたしでも凄く羨ましいたい」
「え・・・そうなんですか?」
葵は恥かしげに、でも嬉しそうに頬を染め、瞳をうつろわせた。
「うん。その雰囲気に少しだけ艶を足して薫の所さ行くばい。あとは自分の心に素直にいること。そうすれば必ず上手く行く筈ばい」
「ティナさん、艶とはいったい何の事ですか?」
「簡単に言えば色気の事さたい。ハスっぽいのはダメ。下品なのもノー。微かに、でも確りと相手に伝えることが大事かと」
「分かってます・・・分かってますけど」
ティナは悩む葵を見つめる。
不安な面持ちで身を震わせ、。好きな薫のことに思い悩む不器用な葵が妬ましく、でも少し愛しかった。
「ふうっ・・・ここで考えていても思いつかんばい。うちの部屋さいかんかい?」
「そうですね、じゃあお片づけだけしていきますのでお部屋でお待ちください」
そう言って二人はそれぞれ別れた。
「ティナさん、葵です」
「はいはい、どうぞ〜」
「ティナさんの部屋っていつもきれいですね」
「そんなーいつも大家さんや妙子が
掃除する時に最低限の片付けをしておくようなもんよ」
そう言ってティナは笑った。
「それは助かります。これからもお願いします」
「そげいなこと保障できんばい」
「それでは先程の話の続きをお伺いしたいのですが」
ティナはあまり言いたくなかった。
ほぼ全てとられてる自分の好きな人を
全部渡したくないとまだ気持ちの整理ができてなかった
と、彼女はとっさに閃いた。
葵に少しイタズラしてやろうと。
「じゃあ少しだけあたしを薫と思って、さあこっちへおいで」
そういってティナは葵の背に腕を回し、軽く引き寄せる。
葵は面白おかしくさ半分でそしてどこか気恥ずかしく
思ったが興味本位もあって寄り添った。
「いい?じゃあ静かに目を閉じて・・・」
ティナも自ら少し戸惑いながらも薫のふりをして葵に
話しかける。
葵もそんなに悪いことと思わなかった
ので言うままに目を閉じた。
きっと本気でじゃない、まさかそんなこと・・・
と考えていた。が、ティナはその気だった。
「・・・あっ・・・」
葵の身体がティナに包まれる。
穏やかな抱擁と肌から伝わる温もりにおもわず目を開けてしまった。
「あ、あのティナさん」
「喋ったらいかんと。従順にしてないと薫に嫌われるばい」
「そんな・・・葵は」
そしてティナは彼女の耳元に口を寄せ甘く囁く。
「大家さん、薫とキスをしたんばい。どう、気持ちよかと?」
彼女の身体がビクッと小さく跳ねる。
「そのあと薫さ抱きしめて貰ったんじゃなかと?たとえば、こんな風に」
葵の腰骨から背にそって軽く指を泳がす。
「・・・ぁぁ・・・」
うなじに唇を押しあて、舌で舐め上げる。
もう一方の手を膝から尻へ向けて這わせて行く。
ぶるっと葵の身体が震える。
「ティナさんやめてください・・・」
離れようとする葵の背にティナはしっかりと腕を回す。
そして、ゆっくりとソファーに身体をあずける。
ティナは体重を少しずつ葵にかけてゆく。
そのじょじょにかかる重みの心地よさに葵は驚き、思わずティナの背に自分の腕をまわしてしまう。
彼女の身体がティナの下で徐々に開かれていった。
ティナは葵の瞳を見つめて呟く。
「大家さんってやっぱ可愛いわ。こんなに可愛い人に慕われる薫が正直羨ましいばい・・・」
おもわず口から出た本心、それを隠すかのように勢いにまかせ唇をあわせる。
初めは軽く、徐々に深く。
「はあっ!」
堪えきれずに葵が唇を離して喘ぐ。
すうっと脇から胸へ向けて手を這わせながら彼女の唇を追う。
「・・・・大家さん、ホントいい体してるたい」
さらに深く、音が漏れるほどに唇を奪う。
葵はその初めての感覚にもはや何も抵抗できず
ただされるがままの状態であった。
そんな己の痴態に耐えてる葵をティナは指を膝から内股へとすりあげる。
「んあぁぁ・・・・ぅぁっ・・・」
あわせた唇の合間から葵の溜息と喘ぎが溢れた。
葵の身体から彼女独特の清楚な甘い匂いに本家アメリカ人には
劣るものの男遊びを知らないがその国の人らしく色気のある女の匂いが混じる。
自らも今この場の雰囲気に酔ってるように勢ったティナは
唇を葵の首筋に寄せて舐め上げる。
そして葵のその大きな乳房をゆくっりと柔らかく捏ねる。
「はうっ・・・ああぁっ!」
葵の背が反り、さすがにこれには羞恥と危険を感じ
身体をティナから離そうと暴れた。
だがティナは葵を追うように、自身の身体を更に深く葵へ重ねてた・・・・・
いつごろなのからだろうか。
ティナの部屋の前で身を硬くして中の様子を覗う少女の姿があった。
その正体はちかであった。ついさっき遊びに来て薫がいないことを告げられ
妙子が忙しくて構ってくれない。それならとティナと葵がここにいることを
教えられ目の前まで来ていたのだ。だが中から聞こえる淫らな声に思わず
怪しみが生まれそっと中の様子を覗いていたのだ。
まったくと言っていいほど性知識も無く、ほとんどを外で過ごす純粋な心とあどけない身体をした少女にとって、ティナと葵が睦みあう姿は禁為以外の何ものでもなかった。
(お姉ちゃんどうしちゃったの! なんで、なんであんなことをしてるの!)
息を殺して、わずかな隙間から見える、目の前の恐怖にじっと耐えるちか。
それでもどこか二人を軽蔑する気持ちにはなれなかった。
(お姉ちゃんたち、きっと何か訳があるんだよきっと)
と普段ならそんな風にも考えられるはずがない自分が不思議だった。
だから薄く開いた扉から、ふたりの情事を見つめ続ける・・・
絡み
(不思議だ、肌が馴染むよ。相性が良いのかな。それにこんなに可愛く喘いでる大家さんが・・・・あたし本気になりそう)
少しイタズラっぽくしようと漠然でありながらそう思って自分と今葵に夢中になり目的を
忘れている自分がいる、でもそんなわずかな自分への戸惑いも目の前の葵を見ていると
そんなちっぽけな問題なそ吹き飛んでしまった。そしてティナはさらに彼女にのめりこんでいく。
葵の首筋に浮かぶ汗を舐めとるように、唇で刺激を与える。葵は震え、小さく跳ね、甘い溜息をつく。
ティナは葵の表情や匂いに酔っていた。純情で男と体を交じり合ったこともない
体とはアンバランスな成熟した乳房を
手で絞るように寄せ、薄い布地の上から乳首を摘む。
その豊かな胸に顔を埋め、葵の肌と匂いを楽しむ。より深い性の香りを求めて強く乳房を捏ねる。
「・・ぃゃ・・・いやぁ・・・だめぇ!」
彼女は堪えきれず女の声を漏らす。そこにはいつも
静かで御しとやかそのものだった彼女の姿ではなかった。
そして脚を絡めて腰を浮かし、豊胸な部分をティナに摺り合わせた。
たどたどしく女の腰で自らの部分を慰める葵。
ティナは母性からおもわずふっと微笑み、身体をずらして太股を彼女の場所にあわせる。
「ふうぅ・・・・・・・ん・・・」
ティナの身体が離れてしまい切なげに視線を彷徨わせた葵だが、脚の間に太股が挿し入れられて安堵し瞳を閉ざす。
そしてもぞもぞと腰を蠢かせ太股をより密着させた。
ティナは彼女の柔らかい部分が当っているのを確かめ、太股を摺り上げる。
くちゅっ
閉ざされていた陰唇がわずかに開き、あふれた液が下着を濡らした。
彼女は目を細めて葵を見おろすと、背を丸くして葵の唇に自分の唇を寄せてついばむ。
ついばんだ唇を舌でねぶり、甘く噛む。
ひとしきり葵の唇を弄んだあとティナは彼女の背に手を回しブラに沿ってつつっと指を運び、
ゆるゆると太股を揺らす。
「大家さんたらはしたないねえ。こんなに濡らすなんて・・・」
葵は恥じらい閉じていた目を大きく見開き頬がすっと赤くなる。ティナは見下ろすように笑うと視線を絡み合わせた。
「・・・それとも、ここさと違うのかい?」
ティナは太股を左右に揺らし葵の陰唇を開かせると、細かく震わせる。
ちゅっ、くちゅっ
ふたりの合わせた場所から淫らな水音が漏れる。
「ぅぁっ・・ぃゃぁ」
葵は小さく喘ぎ首を反らせた。
博多弁さ難しいばい!
それでもティナが好きだから書いた。
>>89以外は
>>77氏の降臨を願ってたようだけど
まあ
>>89でも誰でも気が向いたら読んでみて
神の真似事だけど
連続カキコでスマソ
続きはまだ未定
って言っても書く必要ないか・・・
いやー、実に(・∀・)イイ!! とても上手いです
続きを読みたいです。
>>99 ありがとうございます、ではそのうちに続きを書いてみようと思います
記念に100ゲト
レズ物かよ・・・・・・
レズ('A`)ツマンネ
これだけレズが流行ってても、やぱストレス感じる人多いのか…
マリみてとか嫌いなのかなぁ…('A`)
俺もレズ系は生理的に受け付けないなぁ
あとふたなりとかも絶対無理だし
レズ、ダメな人多いようですね。90さんの新たな作品に期待
ティナは無防備な首筋を舐め上げつつ和服をほどく。
葵の背をそっと押し上げると、心細げに宙を見つめながら彼女は身体を僅かに浮かせた。
すうっと和服を引き取ったあと、ティナは顔を上げて葵の瞳を見つめる。
「大家さん・・・本当に可愛いな。あたしも見たくなったばい。あんたの全てを愛してあげたいから」
葵は彼女の背に回した手を解くと、ティナの頬を両手で挟み引き寄せて、自ら女の唇を奪った。
葵の口付は技巧ではなく、女を求めるひたむきさで悦びを与える。
「・・ぁぁ・・ええよ大家さん・・ふぁっ・・」
はじめてティナが声をあげた。
葵は頬から手を離し彼女の熟れた乳房にあてると、柔らかく揉みしだく。
「・・・私もティナさんのこともっと見たい。わたしも愛していいですよね・・・」
ちいさく細い声で囁く彼女。
その瞳は潤み、あきらかに女のそれになってきた。
「・・・よかと、あたしの全部を愛して。そして、あたしを深い深いところまで誘って」
ふたりは視線をあわせて微笑み、軽くキスを交わす。
ティナは唇の愛撫を葵の胸に運びつつ、身に纏った衣装を緩める。
葵は与えられる快楽に耐えながらもティナに手を貸して軽装の服をとってゆく。
ティナの唇が乳房の頂に達する寸前、葵は身を起こしてを脱ぎ取った。
葵は期待した刺激が与えられなかったことに不満を感じながらも、下着姿になった彼女の肢体に目を奪われる。
「綺麗・・・ティナさん、とても綺麗」
女の身体は均整がとれていた。
白く熟れた乳房から細く締まる腰そして張り詰めた臀部に至る全てが、彼女が女として最も美しい頃合だと告げていた。
みだれた髪をまとめて横に流したティナは、後ろ手に下着の紐の結び目をほどくと再び葵に身体を重ねる。
「大家さん、あたしを脱がして」
ティナの心地よい重みに酔いながらも、葵は彼女に腕を回して熟した果実の戒めを放とうと背を探る。
しかし彼女の脚がやわやわと揺れ、あらわになった乳房にその視線を感じ、心が乱れて手元がおぼつかない。
もどかしく感じた葵は背に回した腕に力をこめて彼女を強く抱きしめる。
ティナは力を抜いて葵のするがままにした。
柔らかい身体が押し付けられ、どこか淫靡な香りと女の柔らかな重みが葵を蠱惑してゆく。
「ん・・・ふわぁ」
葵の口元から思わず溜息がこぼれた。
彼女の溜息が耳朶にかかり、ティナの官能を煽る。
それは母性と嗜虐心、相反した二つを刺激して彼女を挑発的にさせた。
唇を葵のうなじから耳元へ這わせる。
たどり着いた耳に吐息を吹きかけてから、貪るように咥えて嘗め尽くし、ささやく。
「大家さんをもっと素肌で抱きしめたい。せやからはよ脱がして・・・もっと感じさせほしいばい・・・」
ビクン!
葵の身体が大きく震え、彼女を強く抱きしめた。
だがティナは耳を強く噛んで葵を叱咤し、身に纏う戒めを解くよう強いる。
葵は陶然としながらも彼女の背をまさぐり、たどたどしく下着を緩める。
でも彼女の手が進むたびにティナは耳を嬲り、脚から脇を摺り上げる。葵はぶるぶると身を震わせた。
しかし手が疎かになると彼女は耳を強く噛み、葵の官能を冷ましてしまう。
彼女は苦しくて、そして悲しくなった。
ティナの唇が欲しくて顔を寄せようとしても、濡れた場所を摺り上げられて引き剥がされる。
我を忘れてティナに抱かれたいのにそれを許されず、彼女の唇に口付けて貪り貪られたいのに拒まれてしまう。
快感に溺れることも出来ず只々弄ばれる彼女。喘ぎとも泣き声ともつかない声が漏れる。
「ぅぅ・・ああっ!・・・やぁ・・・ふぁ・・もぉ、やめ・・ひぃっ・・ふぇ・・」
翻弄され続ける葵は半ば泣きながらも、やっとのことで下着の紐を抜いた。
それを確かめるとティナは葵の髪を優しく撫でる。
「ありがとうな、大家さん。辛かったばい? ごめん、堪忍してな・・・」
娘は顔をあげてグランディスの瞳を見つめる。
「ぅ・・うわあぁぁぁぁぁぁぁ・・・ぃゃぁ・・もぉ・・やだぁ・・・ふあぁぁぁぁ・・・」
涙の雫を落としながらティナにしがみ付いて泣き声をあげる彼女。
その態度はまるで一人ぼっちの少女のようだった。
薫と一緒になれて満足げのようだったがそれは表向きで裏では
薫と交わりたい願望に苛まれ正式に関係を結べない薫との関係で
彼女の不安は募る一方だったのだ。
そんな葵をティナは慈母のように優しく彼女を見つめて微笑みを浮かべた。
やがて落ち着いた少女の頬を撫でながらティナは身体を起こす。
葵が見つめる中、下着を脱ぎ捨て素裸になると、布団に脚を揃えて座った。
「大家さん・・・ここさおいでや」
そして葵の手を引いて膝の上へ横座りにのせる。
「ティナさん・・・?」
葵は少し訝しく思いながら彼女の膝の上に座って瞳を覗き込む。
そんな葵が愛しくて、ティナは髪を撫でながら彼女の服を脱がせた。
「恐かったばい?・・あんたが可愛いすぎるんで、つい無茶しちゃったわ」
彼女は葵を引きよせながら、熟れた乳房に葵の顔を抱きしめる。
「不思議、今は何も感じなくて大家さんだけが見えるたい。あたし、大家さんが愛おしい」
「・・・・」
「母親の気持ち・・とは違うわ。妹、友人、恋人、あってるようで全部違ってばい。・・・ごめん、大家さんの気持ちも考えずにこんなこと言っててさ」
葵はティナの乳房に顔を埋めながら、ふるふると首を横に振った。
乳房に頬を摺り寄せる葵。
母にそうしてもたった記憶はほとんどなく、それ以降もなかった。ましてやこんな風に自分を愛してくれる人など・・・・・
薫に対する想いとは別のところでティナが恋しい。
ティナの薫に対する想いはそれとなくわかっていた。
それでも自分からしてみれば複雑なことでその事には触れなかった。
今はそのことでどことなく寂しさを漂わせているこの女性が愛しいと思える。
薫から手を引いてほしいとは言わないけど私が代わりにしてあげられるかなと。
私がこのひとを愛してあげたい。
そんな想いが葵の中で募った。
葵は少し顔を離すと、左の乳房の頂に唇を近づける。小さく舌を出して乳輪にそって舐め上げた。
右手を腰から乳房へ摺り上げると、ティナが小さく喘いだ。
「・・ぁぁ・・」
それが嬉しくて、今度は脇から内股へと指を這わせる。
「んぅっ!・・・はぁぁ・・」
小さく身体が揺れて、溜息が漏れた。
彼女の女の喘ぎが、そして甘い溜息が聞きたくて感じる場所を探しながら何度も手を、そして指を這わせてゆく。
頬で乳房に愛撫をくわえ、舌で舐め上げ、唇で吸いあげる。
「んふっ・・ぁぁぅ・・・あっ! そこ・・・」
次第にティナの息が荒くなり、唇から漏れる喘ぎは艶がこもり始めていた。
彼女の甘い吐息を感じながら乳房に頬を寄せると、何故か葵自身も陶然とした気持ちになる。
それをもっと感じたくてティナの下に指を運び、おずおずと恥毛を分けて女の部分に触れた。
少し開いていた場所に指を当てながら摺り下げる。同時に唇を乳房の頂につけて吸う。
「ぅぁ・・待って、大家・・さん・・」
ぶるっとティナの身体が震え、葵が弄ぶ乳房もそれにつれて、ぶるっと揺れる。
その拍子に乳首を深く咥えてしまい、少し開いていた口元でぷくりとしたそれを軽く噛み締めてしまう。
さらに女の部分の敏感な突起に指が擦れ、包皮と共に捏ねあげていた。
ビクン!
彼女の身体が跳ねる。
首を後ろに反らせたかと思えば、すぐに顎を引いて何かに耐えるような仕草で唇を引き結ぶ。
だが、よせる快楽は唇から喘ぎ声をあげさせた。
「あぁぁぁぁぁぁぁ・・」
ティナは声を絞ろうと葵の首筋に顔を埋める。だがそれは自らの痴態を再確認させてしまう。
愛しく思ってしまった葵にこんなにも、もてあそばれている。
そんな背徳心をともなう愛おしさが、ティナを技巧ではなく愛情ゆえに小さな頂へたどり着かせる。
「くぅっ・・はぁ、はぁ・・・・あっ・・んぁぁああっ!」
ビクン、ビクンっ!
ティナは可愛いくおもう葵を、きゅっと抱きしめる。
そして身体中へ甘い震えが広がり、女を僅かな間弛緩させた。
「ティナさん、ティナさんっ!」
ぷるぷると震えるティナに葵が声をかける。
やがてティナの震えが小さくなり、詰まっていた息も荒く戻ってきた。
彼女の身に何事が起こったのかを知らない葵は、頂を降りつつある身体に強く抱きつくほか術をしらない。
ティナは娘の心地よい素肌に身を任せていた。
・
・
数分の後、息を整えたティナは葵の唇をたっぷりと貪ってから愚痴をこぼす。
「まったく大家さんは何て事をしてくれたんや」
そう言いながらも彼女はクスクス笑っている。
葵は何が起こったのか理解できずにキョトンとしていた。
「いまのはね、女が愛しい人に求められて達するってことなのさ」
ティナは彼女の耳元でそう呟くと、小さくキスをした。
「・・・ええっ!」
ぱあっと、葵の身体が紅く染まってゆく。
そんな様子が可愛くて、ふふっと微笑みながら膝の上に座る葵の乳房を撫でる。
「やん・・もぉ、ティナさんのイジワル! あの、ティナさん・・・それって、どんな感じでしょうか?」
葵は恥かしさに身を小さくしながらも彼女に問いかける。
やさしく抱きしめてから葵の身体を起こす。
未だ誰にも触れられたことないような胸のふくらみ。そのうえに、硬くしてかわいらしい淡い色。
ティナは、それを唇に含む。
「あっ」
ピクンと豊かな乳房が揺れる。彼女はもう一度乳首をついばみ、ささやく。
「そんなこと聞いて薫とするときに役立てようってのかい?大家さんも抜け目がないねえ」
「え・・・そんなことっ・・あっ!」
「ふふっ・・・よかばいよかばい、これから教えてあげるっちゃ」
そう言っても今のティナにはよかった。目の前の彼女に憎みや妬みはもうないのだから。
そんな彼女の思念など知らず愛撫されてそれだけのことで葵の身体は揺れていた。吐息は熱く、肌はしっとりと潤いを帯びている。
ティナは回りくどい愛撫を避けて感じやすいところに左手を這わした。
つつっと指を運ぶ。内腿から薄い布に包まれた小さな丘へ。
右手を臀部にあて、ゆっくりと撫で、やわらかく揉む。
ビクっ
葵の脚が跳ね上がる。だが直ぐにぐったりと力を失い、ティナにもたれかかる。
すこし強く太股から尻を摺り上げ揉みしだくと、葵は息を荒くしてティナの唇を求めてきた。
「ん・・・ぐぅ・・くちゅ・・はぁぁ・・」
重ねた唇の合い間から、喘ぎと水音が混ざり漏れ聞こえる。
彼女は恥じらいながらも貪欲にティナと舌を絡めた。
ティナはまだ誰も触れたことない葵の丘へあてた指を少しずつ蠢かす。左右に押し開いても直ぐに閉じるそこは、確かに濡れていた。
彼女は頃合と思い、葵のショーツに指をかけて、そっと降ろしてゆく。
「あっ・・・だめぇ!」
葵は手を下半身に動かして下着を取ろうとする彼女の手を押し留めた。
「お願いです・・・そこは身体を拭いてから・・・・」
葵は視線を彷徨わせて恥じらう。
ティナは葵に口付けながら、肉付きの良いしかし処女の美しさを保った双丘を撫であげた。
「そうね・・・あたしがきれいにしてあげるばい」
葵は顔を真っ赤に染めながらも、全てを任したい思い一身でティナにキュッと抱きつく。
彼女はティナの顎に指をかけ、顔をあげさせてもう一度深く唇を吸うと、服に着替えさせ自分も着た。
そして立ち上がって葵の手を引き、浴室へと行こうと促した。
葵は小さく頷いて、女のあとを追っていった。
・
・
・
「・・・・!」
扉の脇で身を硬くしていたちかは身体を起こして慌てて角に隠れた。
幸い、そこは風呂場とは逆方向の角で事なきを得た。
顔を紅く染め、腕を自分の身体にまわし、もじもじと身をまさぐる。
しょざい無さげに視線を宙に浮かべ、なにかを求めるように脚を、脇腹を、胸を撫でる。
だが求めるものが見つからず、身体を丸くして耐えるちか。
唇を噛み締めて求めるものを探す彷徨う。
やがて少女は薫部屋の前のドアについていた。
ちかは意を決したかのようにとそっとドアに向かい、音を立てずに扉を開き中へと入っていった。
扉が中から静かに閉められると、薫のいない部屋は相変わらずの先程の光景とはまったく違った
静寂感があったのだった。
薫がいないことはわかっていたがちかは入るなりおもわず薫の布団に
飛び込んだ。何かわからない不安感が少女を包んでいた。
そしてちかは毛布に身を包ませ、いつ帰るかわからない薫をそこで待つしかできなかった。
なに?レズものが嫌だって?おまえらの好みなんか知ったことか!
まあこれを読んでくれてる少なからずの読者さまのために書いた
と言っても不評ならもうやめるけど、どうせ俺のは神の真似事で
>>77氏がおまえらの本命なんだろ?なら
>>77氏の降臨を待つことだ
・・・でも俺も藍青にあまりレズ臭は似合わないと想うからそろそろ
主人公を出していこうと思う。だから新作よりこっちの完結の方が先
新作待ちの人にはゴメン、これからも応援してくれる人がいるなら
「
>>77氏がなんぼのもんじゃい!!」てな反骨心で連投していく
つもりだけど・・・
90さん...ですか?どうか気をお静めください
応援してますので頑張ってくださいね
藍より青しでハーレムするのには、レズって結構いいと思うな……
まず、ヒロインが全員レズで出来ていて、主人公が葵とできた後、葵経由でティナや雅達とセックス。
あとは、住人全員で好きな時にすぐ乱交するただれた生活(性活?)を送る。とか……
>>116 たった1,2回投稿しただけで連載作家気分かずいぶんおめでてーな
レズ嫌いと言う人がもう3人出てるんだからそこ良く考えて投下しろ
つーかレズ好きな奴って異常性愛者だろ?とりあえずレズ物意外で期待
レズ物は意外性があって期待ということで。
薫の帰りを待つちか。
他の部屋では雅と妙子がそれぞれ忙しく働いていた。
つねに開け放たれいつも誰かいるはずであろう居間には誰もいない。
ティナ、葵を含め4人ともは自分の現状のことで頭が一杯でちかのことを
すっかり忘れてしまってるようだ。
やがてそのいつもと変わらぬように見えて何処かおかしい桜庭館に、薫が帰ってきた。
どこかで買った雑誌を片手に、普段どおりに自分の部屋まで帰ってきた。
ティナと葵が出迎えはもとより居間にいないことにほんの少し疑問があったくらいは。
「二人とも自分の部屋かな?ま、いいや早く課題の残りを」
と言いながら扉を開けた。
布団の中にいたちかはビクッとしたが薫とわかり少しホッとできた。
「あれ、ちかちゃん来てたんだ。葵ちゃんやティナのとこへは遊びにいってないの?」
そのことを聞かれ先程までのもやもやがいっそうに増して自分を包んだ。
「おにいちゃん・・・ぅぁぁああああっ」
いきなりちかに抱きつかれ薫にはなにがなんだかサッパリだった。
「どうしたんだいちかちゃん?泣いてばかりじゃなにもわからないよ」
「恐かった、恐かったよぉ・・ヒック・・ぅぅ・・・」
ちかは彼にしがみ付き、おにいちゃんと呼び続けながら、ぽろぽろと涙を零す。
「大丈夫、とにかく大丈夫だよ。もうオレが付いてるから。恐くない、もう恐くないよ
だからなにがあったか教えてよ」
薫はちかの髪を撫でながら、背をぽんぽんと軽く叩いた。
おずおずと目を開き、目元を擦るちか。
やがて落ち着きを取り戻すと、葵の胸に頬をこすりつける。
「さあ、なにがあったか教えて、ちかちゃん」
ちかも話そうとはするものの、先程までの妙な孤独感から開放された
反動からか、あのことで再び不安感にかられ再びしゃくり上げて上手く喋れない。
「ああ、泣かないでちかちゃん。もう心配要らないよ、恐いことなんて何も無いんだ。
何か困った事があっても必ずオレがちかちゃんを助けてあげるから・・・だから泣き止んでよ、ねっ」
「・・おにいちゃん・・」
ちかは薫を見つめると彼の頬を幼い両手で挟む。そして、彼をクッと引き寄せてキスをした。
ちかが薫にキスをしたのは、彼を喜ばせたかったからだ。
いつも自分にやさしいくて今も真剣に向き合ってくれる彼。
そんな彼を自分に引き付けておきたい。離したくない。
まさに少女の面影はあっても女の本能にも近い渇望だった。
本能
突然のことで驚く薫。そんな様子が可笑しくって、もう一度彼にキスをする。
・・・・今度は口を開けて唖然としてしまった。
小さな唇でポカンと開いた薫の唇を愛撫する。
どうすれば良いのか分からないので、先程見てしまったティナの真似をして舌を出して舐めてみた。
唇、歯、歯茎、唇の裏など、思いつく限りの場所を舐め尽くす。
「ちょ、ちょっとちかちゃん?ほんとどうしちゃったの??」
薫はパニックに陥り、ずるずると布団に腰を降ろしてしまった。
身体に回された腕がほどけたちかは立ち上がって薫の首に唇を這わせながら考える。
(えっと・・・ティナ姉ちゃん、つぎはどうしてたかな?)
自分がとんでもない事をしているとも知らず、それ以上にとんでもない事を考えながらちかは薫の上着に手をかける。
そしてぎこちない手つきで薫のシャツのボタンを外す。
(女の人にさわられると、男の人はよろこぶって前に夏樹が言ってたもんね)
考えていることは実に年相応なのだが、やっている事は大胆そのものだった。
ちかは上から四つのボタンを何とか外した。そしてシャツを開き薫の胸に唇を近づける。
ちゅっ
音を立てて彼の胸を吸った。
ちゅっ、くちゅっ、っっじゅっ・・・
ちかは薫の胸にキスを繰り返し、時に舌を這わせる。
そのくすぐったさに薫は思わず我に返った。
「・・・・っ!! ちかちゃん、止めるんだ!」
ビクンっ
少女は薫の胸に唇を押し付けたまま固まる。
ちかは涙目になりながら薫を見上げた。
(おにいちゃんおこってる! なんで? 嫌なの? ちかのこと嫌いなの?)
シャツを握りしめながら、うるうると瞳を濡らして薫を見上げるちか。
そんな少女を薫はやれやれといった顔で怒る気も失せてちかの頭をグリグリと撫でる。
少女は彼の様子から、何か違うと考えるに至った。
(キスじゃだめ? じゃあ、どうするとおにいちゃんがうれしいのかな?・・・・あっ、そっかぁ。あのときティナ姉ちゃんたちハダカだったんだ。恥ずかしいけど服をぬがなくちゃだめなんだぁきっと)
今度こそ喜んでくれる! ちかは得意げに薫を見つめた。
「おにいちゃん〜・・・ちょっと目を閉じてくれる?恥ずかしいから、えへへ〜」
薫が目を閉じるとちかはに照れ笑いしながら、おもむろに身を翻し服に手をかけてズバッと脱ぐ。
ちかは彼の顔を小さな手のひらでビタビタと叩き、もういいよとばかりに合図した。
薫の目の前には当然恥ずかしそうに半ば背を向けたちかの下着姿。
心の中では慌てても外面では呆気にとられる薫。
ちなみに薫はマリーのことを、『まるでジャガイモみたいだ』、と考えていた。
その由来は数回だけ見たことがあるマリーの体は、見慣れてるとこは見事な小麦色だが
服の線に沿った内側は、神秘的のような白い肌をしていたからであろう。
それが今、目の前に・・・もんどり打ったような薫をよそに上着に続いて下着にも手をかけるちか。
ついこの前よりブラをつけ始めたちかが初々しい仕草でホックを外す。
薫は相変わらず何か言いたそうに慌ててるだけである。
ちなみにちかがブラを見せに来た時薫は、『みんな胸大きいのにちかちゃんは今頃ブラか、肌色で成長がおかしくなったのかな』、とジャガイモ娘を安否していた。
周りが巨乳ばかりでそう考えるのも無理はないが女性の成長は人それぞれ。
言うまでもないが、んなことない
たっぷり時間をかけてついに一糸纏わぬ姿になったちか。
最初は背を向け恥ずかしそう両手で秘所と胸を覆っていたが
くるりと振り向くと、ニコッと笑みを浮かべる。
そして両手を広げると、
「おにいちゃんー!」
と大きな声で叫び、彼の首にむしゃぶりついた。
先程の重く圧し掛かっていた不安はそこには少しもなかった。
薫は薫で毒気を抜かれて怒る気にもなれない。
布団に座り込んで縋りつくちかに頭をかきもうお手上げだと言わんばかの表情で手を回し、幼い裸体を抱きしめる。
(よかった〜、おにいちゃんよろこんでくれてる。すごく恥ずかしいけど、勇気だしてよかった。あたしもうれしい)
満面の笑顔で頬擦りしたあと、少女はチュッと口付けた。
さらに、小さな手で薫のあちらこちらをまさぐり始める。
顔を顰める薫。それでも、純粋で無邪気なこの幼い少女を叱責できなかった。
それでも何とか心を落ち着かせながら、ちかに問う。
「ちかちゃん、よく聞いてちかちゃんは年頃だからいろんなことを考えてると思うんだ。
でもまだやらなくてもいいことだってあるんだよ。ましてやオレとなんて・・・」
「・・・おにいちゃん、やっぱりわたしのこと・・・」
「何でも泣けばいいって年じゃないだろ?ねっ、もっと素敵なことがこれからいっぱいあるって」
それでもちかは瞳を潤ませたまま薫を離れようとはしない。
「ふう、ほんとうにもう・・・だいたい、何処でこんなことを覚えたんだい?」
少女はふいに顔をあげ、あっけらかんと答える。
「さっき葵姉ちゃんとティナ姉ちゃんがしてた」
「葵ちゃんとティナが!?」
薫は愕然とうな垂れた。
「やっぱりオレがいけないのかな、もっと二人にはっきりした態度をとってあげたほうが・・・・・・・」
片手で頭を抱え小さく首を振り続ける薫。
そんな様子を見てムッとしたちかは彼の首に噛み付いた。
「イテっイタタタタっ、何するんだちかちゃん!」
「お姉ちゃんたちさんのこと考えちゃイヤっ!」
「はぁ?」
薫はちかを見つめた。
少女はシャツを握りしめ、顔を真っ赤にして震えている。
「おにいちゃん、あたしを助けてくれるんだもん。あたしを守ってくれるんだもん。お姉ちゃんたちのこと気にしちゃダメぇ!」
もう一度ちかを見る。少女は体を赤くして、全身で訴えている。
おにいちゃんはあたしのだ、と。
ちかはまだ15歳。両親の袂を別ち合ってまだ数ヶ月しか経っていない。まだ親の優しさとの温もりが恋しいだろう。
それなのに面には決して出さない。思えば異常なまでに元気に振る舞い聞き分けの良い娘だ。
でも、それは薫達の中で迷惑がかからないよう本当の気持ちを押さえていたに過ぎない。
うだうだ言って心配かけないように、嫌われないように。
「そうか・・・寂しかったんだね、ちかちゃん」
薫は少女の髪を撫でた。気になる二人のことより目の前の娘を選んだのである。
頭を撫でられたちかは安堵と共に嬉しさが募った。さっき部屋の中で自分が何を求めていたのか気付いた。
だから、もう一度薫に飛びついて思いっきり唇を吸う。
「!?!!〜〜〜っ」
口を塞がれているので声にならない悲鳴を薫は漏らした。
たっぷり十数秒、薫の唇を吸い尽くし、ちかは離れた。
「ぷはっ」
ふたりの唇の間で唾液の糸が光る。およそまだ恋愛経験もない15歳との間で成すことではない。
このままじゃダメだ・・・とりあえず目の前のちかを諭そうと薫は考え
キスして慌しく息をするちかを苦手なものを無理やり食べさせられたような表情で薫は呻く。
「ちかちゃん、もうこんなことしてはいけないんだよ・・・これっきりにしないと」
「なんで?」
理由が分からないって感じでちかが聞いてきた。
「なんでって、こんなことしてたら不健康な人になるからだよ」
「じゃあ今の大人はみんな不健康な人たちなの?おかしいよ」
おもわず失言したと悔やんだが薫は続けて言う。
「みんなちかちゃんより大人に近づいてからやってるの!」
「でも前テレビでわたしより小さい子たちがやってた」
うっと後ろめたい気持ちになるが薫は続ける。
「それはよその国であって日本じゃだろ?日本じゃダメなの!」
「でもこの前授業で日本の未成年者の『ちゅうぜつ』は世界でも多い方だって・・」
「とにかく!」
ちかの発言を途中で遮るように薫が言った。
「とにかく、いけないことはいけないの!だいたい、僕は葵ちゃんと言う人が・・」
そこまで言いかけて薫はおもわず口をふさいだが、ちかは目に涙を浮かべこちらを睨んでいた。
「やっぱり・・・やっぱり葵姉ちゃんの方が大事なんだ。ちかのことずっと守ってくれないんだ!」
「違うよ、聞いてちかちゃん・・」
「バカ!おにいちゃんのうそつき!わからずや!!」
それだけ叫ぶようにして言うと服を持って飛び出していった。
「お、おいっ!服を着なきゃダメ・・・」
と言った時にはもうちかが走り去った後だった。はあ〜と一つ大きなため息
をつきながら頭を抱えて薫はつぶやいた。
「わからずやは、そっちだろ・・・・」
ちゅっ、くちゅっ、っっじゅっ・・・
ちかは薫の胸にキスを繰り返し、時に舌を這わせる。
そのくすぐったさに薫は思わず我に返った。
「・・・・っ!! ちかちゃん、止めるんだ!」
ビクンっ
少女は薫の胸に唇を押し付けたまま固まる。
ちかは涙目になりながら薫を見上げた。
(おにいちゃんおこってる! なんで? 嫌なの? ちかのこと嫌いなの?)
シャツを握りしめながら、うるうると瞳を濡らして薫を見上げるちか。
そんな少女を薫はやれやれといった顔で怒る気も失せてちかの頭をグリグリと撫でる。
少女は彼の様子から、何か違うと考えるに至った。
(キスじゃだめ? じゃあ、どうするとおにいちゃんがうれしいのかな?・・・・あっ、そっかぁ。あのときティナ姉ちゃんたちハダカだったんだ。恥ずかしいけど服をぬがなくちゃだめなんだぁきっと)
今度こそ喜んでくれる! ちかは得意げに薫を見つめた。
「おにいちゃん〜・・・ちょっと目を閉じてくれる?恥ずかしいから、えへへ〜」
薫が目を閉じるとちかはに照れ笑いしながら、おもむろに身を翻し服に手をかけてズバッと脱ぐ。
ちかは彼の顔を小さな手のひらでビタビタと叩き、もういいよとばかりに合図した。
薫の目の前には当然恥ずかしそうに半ば背を向けたちかの下着姿。
心の中では慌てても外面では呆気にとられる薫。
ちなみに薫はちかのことを、『まるでジャガイモみたいだ』、と考えていた。
その由来は数回だけ見たことがあるちかの体は、見慣れてるとこは見事な小麦色だが
服の線に沿った内側は、神秘的のような白い肌をしていたからであろう。
それが今、目の前に・・・もんどり打ったような薫をよそに上着に続いて下着にも手をかけるちか。
ついこの前よりブラをつけ始めたちかが初々しい仕草でホックを外す。
薫は相変わらず何か言いたそうに慌ててるだけである。
ちなみにちかがブラを見せに来た時薫は、『みんな胸大きいのにちかちゃんは今頃ブラか、肌色で成長がおかしくなったのかな』、とジャガイモ娘を安否していた。
いろいろ迷惑をかけてスマソ。とりあえず藍青では邪道の組み合わせであろう
薫とちかを書いてみた。レズを待ってた人にはすいません。
これで終わりでもいいでしょうか?
レズでもイイ!!
続きキボンヌ
期待してるが、名前を間違えるなよ。こっちの白ける気持ちを考えろよな・・・
まあ良い内容に免じて許してやるが
>>133 質問です。
このままレズ系は無しで行くのとレズ系有りで行くのでは
荒れる確立はどうなるかな?
それとお前の一言でさらに荒れるきっかけを作っちまったんだからな
後の事も考えられないとは哀れな奴だ……
レズに対して反対意見が出てる以上
そのまま押し通せばどんどん悪い方向に行く事に気づけないのか?
何でも自分の意見が正義だと思うなレズ嫌いの人から見れば
お前も何様ですか?って気持ちだろ。少しは人の事考えろ馬鹿が
時間は長閑そのものな午後、ここ桜庭館もいつもの陽気に溢れる空間だった。
その一室である浴場にまだ昼間であるのに2人の姿があった。
ティナと葵であった。この時間にここを利用することは少なく大学の飲み会で
その翌日のこの時間に使うことがあるくらいだ。二人はいつもと何食わぬ顔で
服を脱ぎ浴場へと入っていった。
戯れ
葵はティナの身体へたどたどしく指を這わせていた。
ティナはこれから交わす行為でのぼせない様に湯船の温度を調整しつつ、ぶるっと身体を震わせる。
(肌が熱い・・・大家さんが触れているだけで登りつめてしまうわ)
葵の呼び起こした官能を、そして彼女に晒してしまった嬌態を思い出し頬を染める。あたりに漂う香りが更に肌を熱くさせる。
ティナは火照りを隠すことなく彼女の目前に立つ。葵の視線が乳房から這うように降りてゆく。
それすらも悦びに変えながら葵の頬に両手を添える。そして首筋から肩へ、さらに脇から腰へと手を蠢かす。
「ふぁっ・・・・あっ・・・ぁぁ・・・・」
彼女を翻弄しつつも、初々しい喘ぎ声と切ない溜息を楽しむ。
やがて指は最後の薄布に辿りつく。
ピクン
ティナの指が少しだけ浴衣を降ろしたとき、葵は身体を小さく震えさせた。
脱がされる。全てを見られてしまう。
そして求められる。ずっと隠していたところを愛されてしまう。
恥かしくて、身を小さく閉ざしてしまいたい。
でも甘い痺れのようなものが腰のあたりから広がり、背筋を伝う。
もどかしい想いが何かを欲している。
このひとに見てほしい。愛してもらいたい。
「はやく・・・して・・」
我知らず葵はそう呟いていた。
ティナは浴衣を徐々に緩めながら脱がせていく。
浴衣が小さな音を立てて葵を打つ。
繊維が触れたところを、白い指が這うようになぞる。
「・・・ここさほしいのかい?」
ティナの囁きに彼女は顔を上げる。
「いやあっ!」
葵は小さく叫び、そしてふるふると首をふる。
・・・ふふっ・・・
彼女は微笑みながら葵の前で腰を屈め、そして膝立ちになって彼女を見上げた。
「いま脱がせてあげる」
葵はもじもじと内腿を摺り合わせ、下腹部に手を置き、そしてコクンと頷いた。
浴衣を脱がしティナはゆっくりと両手でその先の下着を降ろす。
美しく生え揃った陰り。
熟しててもまだ閉ざされた一つの丘。
羞恥に震える内腿。
「・・・ぅぁ・・・」
見られている。すべてが露になっている。恥かしさのあまり葵は両手で顔を覆い隠した。
ティナは震える内腿に唇を付け舐めあげて行く。そして葵の樹林の丘に頬を寄せた。
「ああっ!」
葵の手がティナの髪に触れて、押し留めようとする。
だが、それを許さず葵の腰に手を回して更に引き寄せながら、その濃い陰りとふくらみを頬で摺る。
・・ふぅ、とティナは溜息をつく。
瞳を閉じ、満たされた面持ちで葵の密やかなところを楽しむ。
香料の微かな香りに葵の女の匂いが重なる。
今すぐこの娘を滅茶苦茶にしてしまいたい。
ティナは自分の落とした香料と葵の匂いに酔っていた。
両手を彼女の腰から尻にさげ、強く揉みあげる。
「ふぁっ!」
葵から短い悲鳴があがる。
ティナは葵の閉じた丘を割って唇を付けた。
「ダメ・・・ダメっ・・・・いやぁ!」
そう叫んであばれる葵。だが尻にまわされた手を振りはらうことは出来なかった。
ティナは包皮につつまれた小さな突起をかるく嬲り、唇を少しずつ下げてゆく。
ティナの唇が蠢くたびに彼女は尻を捩り、身を震わせ、細く高い喘ぎをあげる。
唇が薄い内側の襞をゆっくりと伝い降りる。
襞の形を確かめるようになぞると、ぷるっと双丘が震え、葵の身体が揺れた。
唇が閉ざされた窪みに達する。
そこを吸い上げる。
「んぁっ・・・ひっ・・ぁぁぁ・・」
葵の身体が跳ね、トロっとそこが溢れる。
いつの間にか葵の手はティナの髪をかき乱していた。
唇の触れている部分が疼く。
トクン
その場所の中が脈打つように振れる。
いままで意識したことが無い部分。
身体の奥底に何かがある。そこが濡れてゆく。溢れてゆく。
溢れるところが疼き、それが腰へ、そして背筋を辿り全身へと広がる。
甘い痺れが背筋に生まれ、それが腰へと戻り、娘の内側を満たす。
葵はそのとき、それが快感なのだと知った。
ティナの髪にあてた手に力が込もり、彼女を自身に強く押し付ける。
「くぅっ・・ふぁぁぁ・・・」
がくがくと膝が震えて立っていられない。
葵は彼女を抱きしめながら、床に座り込んだ。
呼吸を荒くしながらも葵はティナの唇を吸う。
その唇が自身の女の場所を愛撫していたことなど関係なく、彼女の唇と舌を貪りたかった。
・・くちゅっ、じゅっ、っっじゅくっ・・・
淫らな水音が浴場に響いた。
やがて唇を離すと、葵は彼女にしがみつき囁く。
「・・わたしの身体の中に何かがあるみたいです。そこが熱くなって、疼いて・・・ティナさんが欲しくって・・・」
そういうと、恥かしげに身を竦めて彼女の乳房に顔を埋める。
(あぁ・・・この娘がどうしようもなく愛おしい。この娘の全てをあたしのものにしたい・・)
彼女の髪に顔を埋めながら、ティナはそんな衝動に身を任せようとしていた。
それでも何とか自制して彼女の髪から顔をあげる。
「ばってん大家さん、それはあんたが女だって証。女はね、心と身体の奥で・・・ここでも愛しい人を求めるんばい」
ティナは葵の下腹部にそっと手をあてた。
ぶるっと彼女の尻が震え、ふぁ・・と熱い吐息をつく。
「さぁ大家さん、身体を拭こっ」
葵を軽く抱きしめてから一旦身を離す。
下着が膝のところに留まっていた。
ティナは彼女を前屈みにすると、床に手を付けさせて彼女の足元から薄布を抜く。
尻があがり、その部分が露になる姿勢に気付く葵。
「やんっ!」と小さく悲鳴をあげて尻を振った。
そんな彼女に手を回しながら、湯桶で湯船から拾い上げる。
浴場の腰掛けを湯で打ち清め、葵を清めた場所に座らせた。
彼女はティナに背を向け、膝を閉じて脛を八の字に開き、お尻をペタンと腰掛けに付けている。
ティナはもう一度湯桶に湯を満たす。
その中で柔らかな厚手の布を濯いで軽く絞ると葵のうなじから拭き清め始めた。
彼女は薄くかいた汗を拭う布と、肌を這うティナの手に身を任せていた。
ゆるゆると厚い布地が身体を清めてゆく。
そしてティナの手が柔らかく乳房を捏ねる。時折指がその頂を摘まみあげる。
まさぐられている筈なのに、何故か心地よく安らぐ。
(さっきまで、あんなに乱してしまってたのに・・・今はこんなに落ち着いていられる。・・不思議・・)
もちろん葵の身体は今だ疼いている。
でも、ほのかに漂う香りと穏やかな蒸気に包まれていると、素直にティナの愛撫を受け入れられた。
ふたりは、その香りに包まれながら愛を交わす。
「・・あぁ・・・っっ!・・・ふあぁぁ・・・」
脇腹を布で拭われながら、乳房を強く揉みしだかれた。
ビクン、と葵が跳ねる。
「そう・・これさ良いのかい?」
ふふっとティナが笑う。
ふたりの身体が重なり、緩やかに揺れる。
「・・ぅぁ・・ぃぃ・・・きもちいい・・」
葵は再び小さく喘ぎ、淡くもやったところの下を溢れさせ、濡らしてゆく。
うしろからティナに抱かれながら、彼女の官能はゆっくりと高まって行った。
短いながら投稿させてもらいました。レズを期待してくださる方
これでお腹いっぱいになったでしょうか?これ以上はレズが嫌い
な人達にとってお目汚しになるのでもうこの辺にしておきます。
ちか×薫は続きを書くか今のところ決めてません。
なにせ半ばネタバレしてることだし、あんなことするなんて
オレって救いようのないアフォですね。とほほ・・・77さん早く書いてください
いえいえ、とっても読み応えがありましたよ。お腹いっぱいになりました
つーかあれだ。
もめない様に前もってどっち書くか書き込めば良いんでないの?
レズがウゼー香具師は見なけりゃいいだけだし。
ちなみにおれもレズは好みではない。
>>143 そうですね、これからは投稿の前にレスします。
ここで、私でよければリクエストにお答えします。
希望の組み合わせを教えてください。
もし書き込んでおけば、私以外の本物の神が
興味を持って降臨してくれるかもしれませんよ?
じゃあ、今日はちか×薫のですがエロなしです。すいません
・
・
・
「ちか、さっきは悪かったよ」
薫がちかの部屋の前でそう言った。だが中からはなんも答えもない。
今、それぞれが仕事で、また別の意味で忙しく動いてる桜庭館の住人たち。
それが薫とちかの間だけは異様な静けさに見舞われていた。
ちかは相当なショックからか、布団に顔を疼くめたままだのようだ。
気になるので仕方なく了承なく扉を開ける薫。その彼の目に飛び込んできたのは
何も着ぬまま布団に寝そべってるちかであった。とっさに少女の肩をつかんで
「ダメじゃないか!こんな格好のままいたら。風邪をひくだろ?」
と叱責する。少女は突然薫に素肌を触れられドキッとしたがすぐに背を向け
「出てって、お兄ちゃんはわたしのことなんかより薫姉ちゃんの方が大事なんだでしょ?
わたしなんかほっといてお姉ちゃんのとこにいけばいいじゃない」
そう言った時パンッと乾いた響きの音がちかの部屋に響いた。突然の平手打ちに頬を押さえて
呆気にとられるちか。それを厳しい目で見張る薫。だが、次の瞬間にいつもの優しい彼本来
の笑顔に戻りちかを抱きかかえ
「そんなわけ、ないだろ?ちかちゃんはオレにとって大切な人だよ」
「・・・・・・・本当、なの?」
「こんな時にオレは嘘なんかを言う男だっけ?・・・・違うでしょ?」
そんな短いやり取りの後、二人はいつものじゃれ合ってるような笑顔
に戻っていた。
「あの・・・おにいちゃん・・」
「ん?・・・・ああっ!ご、ごめん!ついとっさのもんだったから、その・・」
自分の今してたことに気づき思わず離れようとする彼をちかが引っ張って戻す。
「ううん、いいの。おにいちゃんとならどんな姿見られても平気だし、それに・・・」
「??」
「それに・・・今すごくあったかぁい」
と嬉しそうに彼の胸へと身を委ねるちか。
薫はそれを聞いて困惑してしまった。
「あ、あのさもういいよね?」
「いや〜〜っもっとおにいちゃんといたい」
「こらこら、さあティナや葵ちゃんたちのとこに行こう」
「・・・おにいちゃんもきてくれる?」
「もちろん」
「・・じゃ行くっ!」
少女は元気よくそう返事すると薫に全てを晒した羞恥など微塵もない
ように服を着ていく。そして半ば引っ張られるように連れられていく薫。
ところが二人とも自分の部屋にはいない。出かけたのかなと
思うがティナの部屋で香ばしい匂いが残ってたのでもう少し探してみた。
居間をはじめ館内あらゆるとこを探したが、もう残る場所は浴場のみと
なりさすがにいないだろうと悟りちかに部屋へと戻ることを促す薫。
でもここで薫と別れるとまたとないこんな機会を逃すと本能的に
感じた少女は浴場にも行こうと薫を強引に引っ張るちか。
行ったら驚くことに人の入ったような形跡が、気になり中に入る2人。
ふと目に付いた床には、ティナと葵の服と下着がしどけなく脱ぎ散らかしてあった。
それに気づき慌てて出ようとする薫。だがその足取りをちかが彼の服を掴み制す。
そして指を口に当ててから目先を浴場の方へと促すちか。
2人はそこから微かに聞こえるくぐもった喘ぎ声に気付いた。
(・・・ぁ・・・・っっ!・・・・・ぅぁぁ・・)
葵のものであろう細く高い声。
(えっ?葵ちゃん、何やってるの!?)
視線を浴場内に凝らし、奥歯を噛み締めて葵は耐える。
(・・そう・・これさいいんかい・・・・ふふっ・・・)
艶めかしいアルトが喘ぎ声に混ざり漏れ聞こえてきた。
彼は顎を引いて目を閉じ、眉間に皺を寄せて閉じた瞼に力を込める。
浴場内の出来事の大よそがわかったであろうか
より一層、身を固くして拳を握り締める薫。
そしてちかより先にそこを出て自分部屋めがけて一目散に走る。
部屋へ付くなりこみ上げてみたものを抑えるように壁に拳を叩きつける。
「ぐぅぅぅぅ・・・嘘だ、嘘だー!」
まるで手負いの獣のような唸り声を小さくあげて、しばらく我を忘れて
自分の見たものに畏怖する薫だった。
信じたくなかった。でも見てしまった。さっきは子供の戯言だと括ってたけど
ちかの言うとおりだったら、本当にティナと葵は・・・・・。
全身を嘗てない衝動がほど走る。信じたくないけど、それはまぎれもなく
現実だったのだ。
戸惑い
「おにいちゃん・・・どうしちゃったの?急に飛び出したりなんかして」
少し遅れて追ってきたちかがひょこっと顔を出す。
彼はちかを睨むような視線で見やり、しばらくして再び壁の方にと目をやる。
ちかは驚いたがそのまま歩み寄り薫の下にやってくる。
「あ、あの・・・」
「・・・・・・・・・・・・・ちかちゃん、今は一人にしてほしいんだ」
やっと消え入りそうな声を発す薫。表情はそれとは反対に唇をかみ締め氷のような目をしているが。
幼い少女は部屋の隅までさがり、身をすくめて叱られた子供のように上目遣いで彼を見ていた。
「あの、さっきのお姉ちゃんたちね、きっと部屋の続きのことをしていたんだよ、言いたかったのはそれだけ・・・」
と呟き部屋を立ち去ろうとすると、今度は薫がちかに近づいてしばらく黙ったまま見下ろす。
「そのこと、詳しく話してくれないか」
彼は顔をしかめて威圧するような態度でちかに問うた。
萎縮してたちかだがしばらくして自分の見たことをありとあらゆる事を
薫に打ち明けた。最後の方は薫の態度に怯えちかは泣きながら話して続けた。
「そう・・・怒鳴ってごめんな・・ありがとうもう帰ってもいいよ・・・」
薫は顔面蒼白、生気のないような表情で言ってその後は上の空のような状態だった。
そして涙でクシャクシャにした顔のちかは動けないのかその場に泣き崩れたまま居座ることしかできなかった。
しこしこ・・・
あぼーん
152 :
77:03/11/16 01:50 ID:uakGGLma
今週の雅さんヨカタ(´∀`*)
妄想の良いネタになりました。
スレも走り出したようで安心安心。
今リハビリ中で荒れたSSしか書けないけど、貯まったら上げさせて頂きます。
職人さんどんどん集まらないかなぁ…
職人の皆様方、
当方の保管庫に、このスレで披露されたSSを収蔵しても宜しいでしょうか?
2chエロパロ板SS保管庫
http://a dult.csx.jp/~database/index.html (スペースを抜いてください)
154 :
90:03/11/16 14:58 ID:Mp9LOEGc
>>77 早く投稿してください、俺ではあまりにも役不足なので・・・
昨日・今日とネタ作りに翻弄されてる身、明日くらいには投稿できるかも
今、新宿の「ネット王国(10分45円)」に居るんだが、
今、ED曲が流れてるぞ!!
156 :
90:03/11/17 11:45 ID:O4724V1m
>>153 返答遅れましたが、自分のでよければどうぞ。一つ改訂してある箇所が
ありますので、改訂のレスの方をお使いください
(なんであんな事を。オレが葵ちゃんを抱いてないから?じゃあ原因はオレなのか!)
己の迂闊さに内心で毒づきながら薫は、答えの見つからない自分への問いかけを続けた。
「あの・・・おにいちゃん。その、ごめんなさい」
まだすすり泣きながらも徐に顔をあげながらちかがポツリと言った。
薫は目の前のちかが自分に関係のないことで傷つき、悩んでることにハッと気づき
奮い立つことのできない空の心で無理に笑顔を作って答える。
「ああ、ちかちゃんは悪くないんだよ。何も気づくことができずこうして佇むこと
しかできないオレが全部悪いんだ。」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「だからもうオレを一人にしてくれる?何だか急に疲れちゃってさ」
そう言い布団に横になる薫。その時何を思ったかちかも薫に飛び掛るような形で布団に入ってきたのだった。
「・・・・・っつ、ちかちゃん!もう自分の部屋に戻れって言っ・・」
そこまで言いかけて薫はやめてしまった。大粒の涙をぽろぽろと零しながら必死に薫にしがみ付く
ちかの姿にこれ以上物言えることができなかったからだ。
「ごめんよ、突き放しちゃって・・・・、苦しかったんだねちかちゃんも」
薫が言ってることもほとんどちかの耳には入ってないかった。
ただ薫に抱きつき声を殺して泣くばかりだった。
「もう大丈夫?」
どれくらい時間がたったのか、薫が沈黙を破ってちかに問いかけた。
「うん・・・・」
まだ感情の高ぶりを内に秘めてるようだが大分落ち着いたみたいだった。
「一人で、帰れる?」
その問いかけにちかはしばらく黙って
「帰らない、帰りたくない」
とつぶやいた。薫は困った顔をしながら
「あのねちかちゃん。今オレは悩むことがあるの。だから放っておいて」
「できないもん!今のおにいちゃんを放っておくなんてできない!」
薫の言葉を遮るように突然、ちかが強い口調でかおるに向けて言い放った。
「今のおにいちゃんはいつものおにいちゃんじゃないもん、だからそれなのに・・・」
そして再び薫の体に強く抱きついた。
「ちかちゃん、重い悩みがあるからいつものオレじゃないんだ。だから・・・」
その後いかに説得しようともちかが薫から離れることはなかった。
仕方なくちかを無理やり引っぺがし
「いい?オレは今周りに誰かいたら何するかわからない状態なんだ!だからさっさと出てって!」
そう強く警告した。ちかは怯えながらも薫の布団に大の字になって
「いいもん。何されても。あたし覚悟できてる・・・」
一瞬驚いたがふざけるなとばかりにちかに強い視線を送った。が、ちかは臆することなく
薫を見つめ返す。そうなった時、もはや薫がいつものちかを見る目ではなかった。
「どうなっても・・・・・・知らないからな」
冷たく言い放ち、ちかの体を上から覆った。
上からちかの唇を奪った。
性欲。
欲望にまみれた汚い自分。
そう、もうオレは──今のオレは──悪魔だ。
少女
「・・・・・・!」
突然のことにもちかは拒まず、目を閉じて薫を迎えた。
柔らかく甘美な少女の味──舌を入れると、とまどったようにおずおずと向こうからも絡めてきた。
おそらくファーストキスなのだろう──緊張しているのが手に取るように分かるぎこちなさ。
いつものちかと全く違ういじらいさに、薫は欲情を超えた愛情を感じた。
しばしちかとのキスを堪能すると、そっと唇を離した。
「──ぷあっ・・・・・・」
ちかは目を開け、うっとりと潤んだ表情で薫を見つめた。
「おにぃちゃぁん・・・・・・あっ・・・・・・!?」
小さな悲鳴。薫の手がちかの胸に触れたのだ。
「・・・・・・」
ちかは羞恥に真っ赤になり、からだが小刻みに震えたが、逃げ出すことは
しなかった。薫の手がこじんまりとした双丘を愛撫しても、眉間をキュッと
閉じ、じっとこらえていた。そんなちかの様子に薫の情欲は否が上にも増
していった。
ちかの胸はまったくボリュームがなかったが、それでも葵以外の女体を
意図的に触るのはこれが初めてであり、妙に昂奮しながら愛撫を続けた。
「あ・・・・・・あ・・・・・・あぁ・・・・・・はあ・・・・・・!」
小さな可愛い乳首を掴み、絞り上げる。「いたあっ」それから乳房のなだら
かな丘陵を優しく撫でさすりながら口をつけ、舌でころころと転がすように乳
首を舐め回す。
「あひ・・・・・・!」
ちかの肢体が伸び上がり、ブルブルと震えた。見ると、宙に視線を泳がせ
ながら、恍惚とした表情を浮かべていた。
そんな調子でたっぷりと胸を中心に嬲ってから、
胸を責めから解放し、しゃがみ込んでちかの秘所を覗いた。
まったく未開発の初々しい秘貝だった。割れ目はほとんど開いておらず、淡
いサーモンピンクの媚肉がわずかに覗くだけのクレバス。陰毛は産毛のようで、
大事なトコロを隠す役には立ってなかった。ちかは15歳ということだが、
ココもやはり未発育なのだろうか。(まあいいさ、じっくり嬲ってあげよう)
と欲に塗れた笑みを浮かべながら薫はそう思った。
上半身の責めで息を上気させていたちかは、呼吸も整えられぬまま、
「そ、そこは・・・・・・」
と、恥ずかしそうに股を閉じようとした。
「閉じちゃだめ」
薫は素早くちかの両太股を掴んだ。
「で、でも、だって・・・・・・」ちかは羞恥に足をモジモジとさせた。
「何されてもいいんじゃなかったの?」
そう薫は意地悪そうに言う。
「そこは・・・・・・汚いし・・・・・・恥ずかしい・・・・・・」
ちかも最初は冷静だったが今や恥ずかしくなったのか顔を真っ赤にして
消え入りそうな声でそうつぶやく。
「汚くなんてないさ」
そう言うと、薫はちかの秘所に口を付け、クレバスの中に舌の肉が割り
込むぐらいの圧力でひと舐めした。甘い──甘く淡泊な、調理前の生の素材の
ような処女の味──
「ふふ・・・・・・ちかちゃんのココ、とっても美味しいよ……」
「いやっ!・・あ!・・・・・・あぁ!・・・・・・」
ちかは断続的な喘ぎ声をあげ、後ろの壁に背をもたれかけた。もうほとんど
足に力が入らないようだった。
そんな様子を楽しみ眺めつつ、薫はちかのアソコを舐めはじめた。たっ
ぷりと唾液をまとわせた舌をクレバスに差し込み、陰核や肉襞をさんざんに舐
め嬲り責める。そんなに深くまで入れられなかったが、愛液が膣(なか)を濡
らしているのがわかった。それでもさらにほぐすようにアソコへの責めを続け
る。
ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ──
「ひあ──あっ──あっ──ああっ──あひ──! ん、んあ、んんう──!!」
ちかは次第に嬌声を上げるようになった。不安と快楽と羞恥がないまぜに
なったその声は、幼い少女に禁断の手を向け背徳感をもってる薫の耳に快感を覚えさせる。
足はますます踏ん張りがきかなくなっているようで、太股を掴んでいる薫が支えているようなものだった。
ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ──
「くう──うぅ──ああっ──やっ──やあ──な・・・なにか来るうぅッ──
あひぃぃ──だ、だめ・・・・・・あ──あぁ──んあぁっ──はああぁぁんッッッ!!!!」
ちかのからだがピンと張りつめ、ガクガクと震えた。舌を入れていた肉腔がすぼまり、きつく締め付けてくる。
イッた──
絶頂が去ると、ちかのからだから力がクタッと抜けた。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」
ちかは視線を宙に彷徨わせ、カタルシスの残留を味わっているようだった。
薫はそんなちかを抱き支えながら、上気した少女のからだに後戯の愛撫
をしつつ、回復するのを待った。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・おにぃ・・・ちゃん・・・」
ちかの瞳に自我が戻り、こちらを向いた。
悦びと暖かい光が宿った眼差し──
薫はちょっと後ろめたい気持ちになったが、何とか見つめ返した。
「気持ち良かった?」
「うん・・・・・・はじめはこわかったけど・・・すごく・・・・・・」
と、ちかは頬を赤く染めて言った。
薫は微笑みながら服を脱いだ。ムラムラした気分が少しだけ薄れてきたような気がした。
それでも彼の下半身はウズくこを止まない。
「・・・・・・!」
全て脱ぎ終えた薫の裸を見たちかが恥ずかしそうに目を逸らした。
「あれ、どうしたの? さっきは舐めてきたくせに」
ニヤリとしながら薫が言う。
「あ、その・・・・・違うの・・・・・裸で向き合ってるから・・・なんか恥ずかしくて・・・」
「本当にそう?さっきはこれを見てないからじゃない?」
薫は自分の下半身を指さした。
ちかは驚きに息をつめて彼のモノを見た。肉棹と化したペニスは、隆々
と天を衝くばかりにそびえ立っていた。
「こんなにも、大きく……なってる……すごい……」
「これをちかちゃんの中に入れるんだ」
「ええっ!? そ、そんなの入らないよ。どこに入れるの?」
「もちろん、ココさ」
薫はちかの秘唇に指を触れた。クチュッと湿った音がする。
「あんっ──え……? こ、ここに……?」
「そうさ。ココを弄くると気持ちいいだろう? オレのコレを入れればもっと
気持ち良くなるのさ」
薫は、さあとちかのからだを回し、壁の柱を抱かせて後背位の
姿勢を取らせた。
「もっとお尻を高く突き出すんだ・・・そう・・・」
「こ、こわいよ・・・・・・おにぃちゃぁんっ・・・」
肩越しに振り返ったちかは不安そうな涙目であった。
「そんなおっきいの、入らないよう・・・・・・」
性に未成熟な少女は、恐怖が先に立つようだった。
「ちかちゃんさっきの・・・」
とここまで言い薫はためらい、どうしようか考えた。ここで無理矢理やっても
ちかは受け入れる気がする。そのままやっても満たされないだろう。無意識に自分の、奥底に眠る“アレ”に
うかがいを立てていた──自分の性欲は満足気味だった。ちかの新鮮な反応を満喫したのだろう。
この分ならば今無理にちかの花を散らさなくても、後で続きがたっぷりとできるじゃないか──
「じゃあさ、こっち来て」
と、薫はちかを引っ張り、再度布団へと招いた。
そしてちかを股の間に立たせると
「コレをしゃぶってよ」
と、肉棹を示した。
「え・・・」
息をのむちか。
「コレをしゃぶって貰うと、オレはとっても気持ちいいんだ。今度はオレを気
持ちよくさせてよ」
「おにいちゃん・・・」
ちかはコクンと頷くと、こわごわとしゃがみこみ、薫のモノを目と鼻の先にした。
ゴクッと喉を鳴らし
「私、おにいちゃんを気持ちよくしてあげる・・・」
と、上から覆い被さるようにして
「んむっ・・・・・・」
亀頭を口の中に含んでいった。
柔らかい粘膜と舌触りが肉棹の先端を支配した。
「おおぅ、ちかちゃんの口の中、小さくて暖かくて凄く気持ちいい・・そう・・・
そのまま飴のように舐めて」
「ひょっとにひゃいひょ・・・」
「ふふ、飴みたいに甘くはないね。でも、すぐに好きな味になるよ・・・」
ちかの舌が亀頭の皮やえらを舐めるたびに、快感の刺激が全身に行き渡り、
たまらない悦楽を生む。
「唾を塗りたくるように舐めて──もっと下の方も──そう、うう──」
薫が快感に吐息を漏らすと、ちかが上目遣いにボクの顔を見て、嬉しそうに笑った。
「凄く上手だよ。もっと気持ちよくして・・・」
と頼むと、ちかはコックリと頷き、より熱心に肉棹を舐めはじめた。
ムチュッ、ムチュッ、ペチャ、ムチュッ、ムチュッ、ペチャ、ムチュッ──
決して巧い動きではなかったが、積極的なフェラチオだった。すぐに吸ったりしゃぶったりする
一連の動作を覚え、薫のモノにたまらない刺激を与えるようになった。
薫はいつしか腰を浮かせ、軽くピストン運動をし
て自らちかの口腔を深くまで犯していた。
ちかは目をキュッと瞑って薫の仕打ちに耐えながら、それでも健気に肉
棹をしゃぶり返してくる。
「んむ……んちゅ……んん……んむ……」
「おおっ……!」
ムチュッ、ペチャ、ペチャ、ペチャ、ムチュッ、ムチュッ、ムチュッ──
今日はまだ一度もザーメンを吐き出していないペニスは、ちかの拙いフェ
ラでも早々に射精感を高まらせていった。
「うう……もう……だめだ……!」
「?」
「ちかちゃn……口から出して……!」
「え?」
ちかが口から肉棹を離した。薫は片方の手でちかの頭を掴み、もう片
手で棹を激しくしごきながら、
「口は開けといて──出るっ!!」
と、ちかの顔めがけて爆発させた。
ビュルルッビュルルルッビュルルルッッッビュルビュビュルゥッッッ──!!!!!!
もの凄い量のザーメンがシャワーのように飛び出す。
「!?!?!?」
吃驚したちかの口の中、頬、額、鼻、前髪……顔のありとあらゆるところ
に白いパックが塗りたくられた。少女は目に入らないよう目蓋を閉じるのが精
一杯だった。
「あ……あ……」
薫は気を失いそうな射精感にうっとりとし、しばし放心した。
「うぅえぇ〜……なにこれぇ、苦いよぅ……それにくさい……」
段々と意識がはっきりし、ちかを見やると、少女はザーメンの味と匂いに
顔を歪ませていた。
「ああ……それは精液さ」
「セイエキ?」
ちかは不思議そうに薫を見上げた。
「精液は子供の種だよ。これが女の人のココに」
と、ちかのアソコに触れる。
「入ると、女の人に子供が宿るんだ」
「え……? これが子供になるの? え……!? 私少し飲んじゃったけど、子
供が出来るの?」
「いや、飲んでも妊娠はしないよ」
ちかは顔から垂れ落ちるザーメンを両手でお椀を作って受け、まじまじと
見つめた。
「すごいザーメンだらけだよ。ふふ、飲めるかい?」
躊躇ったように黙ったがやがては口を閉じて喉をコクンコクンと動かした。
「自分の掃除が終わったら、オレのも綺麗にして」
「うん」
ちかは再び薫のモノをくわえ、丹念にザーメンと余分な唾液を舐め取った。
「あは……おにいちゃんのココ、まだぜんぜん固くて元気だね……」
「ちかちゃんの中にまだ突っ込んでないからね。ちかちゃんを滅茶苦茶に突きまくって掻き回し
て暴れないと、収まりがつかないんだよ」
「きゃあっ!」
薫はちかを押し倒すと、彼女の股を割って体をすべり込ませた。いきり立った
ままのイチモツの先っぽをちかの入り口にあわせる。ソコからはすでに愛液が染み
出して内股をぬらぬらと濡らしていた。
「あん……おにいちゃん……」
「いくよ……ちかちゃん……」
「うん、おにいちゃんの好きなように……私を……滅茶苦茶に犯して……」
薫は腰を押し進め、ちかの中に入っていった。
「ンン──ッ!」
すずの嬌声。膣内に侵入すると、待ちかまえていたように肉襞がうねり、
薫のモノを締め付けてきた。たまらない感触。天国のような心地を味わい歓喜に震えながら、
ゆっくりとストロークを開始する。
すぐに薫の腰は止まらなくなった。
グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュ、グチュ──
「あぅ、あん、あぁ……いい──すごいよぅ──いぃんっ……あん、あ、あ、あぁ
……おにいちゃん……おにちゃんん……」
「くっ……すごい締め付けだ……」
ちかの膣は溶けるほどに熱く気持ちよかった。どんどんと薫のモノを
受け入れ、奥へ奥へと招いていく。薫はちかの腰を抱えて一心不乱に突きまくり、
すずのからだを蹂躙するかのように暴れまくった。
グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュ、グチュッ──
「いいっ、あ、ああっ、あぁっ──! だめぇ──んあっあぁっ──あ、あ、あ…
…お、おにいちゃ──そ、そんなに突かないでぇ──あぁっ、ああん、んああっ!」
「ふふ……滅茶苦茶にしてって言ったのはちかちゃんだよ?」
薫はちかの片足を持ち上げると、少女のからだを横向けにし、さらに突きまくった。
この体位だとより深くまで交わることができるのだ。
ちかのからだがさらなる快楽で震えた。
「ひいっ……おっ──おにいちゃんのが──奥まで届いてるぅ──ッ!!」
「これは……子宮?」
どうやら肉棹が子宮の入り口まで届いたらしい。先端に何か当たる感触がする。
(オレのペニス、また成長したみたいだな……)
前より大きくなったかなあ、とは思っていたけど、ハッキリと実感できた。
「フフ……面白い、奥にこつこつ当たってる……」
「あ……あ……あ……」
ちかはだらしなく口を開け、焦点の定まらない目を宙に泳がせていた。
「気持ちいいの?」
ちかはわずかに頷くのがやっとらしかった。
「じゃあもっとやってあげるよ」
薫は調子に乗って子宮の入り口をさらに何度も突いた。その度にちかのからだ
はビクビクと震え、すごい快楽に襲われているのがわかった。
グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュ、グチュッ──
「あ……あ……あぁ……い──いぃ……すごい……すごいよぅ……!!」
「それっ!」
ズルゥ──大きく肉棹を引き出して──グチュッ! 叩き付けるように突き入れた。
子宮が飛び出すんじゃないかと思えるほどの強い衝撃があった。
(ちょっと強く突き過ぎたかな──)
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッ!!!!!!!!!!」
ちかの声にならない声。その瞬間今までで一番のきつい締め付けが来た。
肉棹の付け根まで強く締め付けられ、
「ウウッ!」
凄まじい快感が瞬時に全身を支配し、これには薫も我慢することができなかった。
ビュルルルルルルルルルルッッッッッ──!!!!!!
意識が飛びそうになるぐらいのフラッシュバックの中、肉棹はドクドクと脈打ち
ながらさっきとは比べ物にならないぐらいのザーメンを発射し、子宮をこれでもか
というほどに叩き付けた。
「だめぇ……だめぇ……ああ──ああっああぁ……!ああぁ──!」
2人は同じようにしてにイッた。圧倒的なカタルシスに身
も心も任せ、放心したように快楽に震えながら、ちかの膣を薫のザーメ
ンで満たしてゆく。
「はあ……はあ……」
しばらく、二人の荒い息づかいだけが聞こえた──
イッたあとでも膣から抜くという意識などなかった。
「あ……あぁ……出てる……私の中に……おにいちゃんのがいっぱい……」
あまりの量に、結合部の隙間から逆流してきたザーメンが染み出てきてシーツの上にしたたり落ちた。
今までにないほど強烈な快感に、波が過ぎると薫もちかも体の力が抜け、布団の上にくずおれた。
・
・
・
「おにいちゃん」
「ん、なんだい?」
「わたし、ニンシンする?」
「ハハ……今はよくわからなくても、いつかわかるようになるよ。まあ、子供
はまだ作りたくないけどね……またゆっくりと教えてあげるから……」
「うん……あっ」
生返事をした後で言葉の意味を理解したらしく、ちかは少し顔を赤らめて頷いた。
「……う、うん……お願い……待ってるから……」
〜 Fin 〜
とりあえず終結です。90からだらだらと続けてきましたけど
その間、いろいろバカをやってみなさんを不快感にさせたことを
ここで深くお詫びしたいと思います。(ペコッ)
さて、一応次回作のことについて少しお話しますとまったく
いないです、ハイ。桜庭館をレズだからにして薫を含めた乱交モードや
薫×繭ってレアな絡みや他の選択肢も考えていますけど俺より
もっと他の職人さんが書いたほうがいいかと思います。
うまいねぇ。 薫x繭、読みたいです
繭タンは第一期で出てたが、結構妄想癖がある・・・
もうそれはエロィ・・・
あぼーん
>>174 ageると広告とかがうざいのでやめてくださいね
(*´Д`)=3
あ・・・れ?
どうした?
職人さん、待ってますよ〜
あぼーん
ほしゅ!
閑古鳥閑古鳥!!
185 :
184:03/12/01 00:09 ID:hUrX0Qub
つまり、その・・・・・・
盗作でつか?
盗作かよ・・・・
盗作ならレズうぜえとか言っても無駄だったな
無意味な苦労をしちまったよ
188 :
184:03/12/02 00:08 ID:2bMS0sEM
>>186-187 同じ作者が過去の自作を再利用したのかも知れないので、
盗作と決めつけるのは避けました…。
しかしもし違う作者の作品なら、無断引用はちょっと問題だなと
思ったので指摘させていただきました。
作者が流用するなんて情けないことをする訳ないだろ
ちょっと面白いことを教えよう
花菱薫と桜庭葵とティナ・フォスターの中の人はアニメもドラマCDも同じ人
それ以外はみんな別の人
つまり藍青のメインキャラは薫・葵・ティナの3人
>190
遠まわしに、薫・葵・ティナの3Pを書けと言ってますか?
今日の放送でアニメ板がちょっとした祭りになってますよ
神奈川組はこれから神話を見るわけだが・・・
アニメ板でセク−スしたしないの議論が起きている!!
ここでもしよう
195 :
名無しさん@ピンキー:03/12/09 07:54 ID:gss17qbN
ティナたんとセックルできれば後はどうなっても問題ない。
ティナ豚よりちかの方がいい
197 :
名無しさん@ピンキー:03/12/09 15:21 ID:qzgnxqxk
議論なら向こうでやってくれ
ここに必要なのはエロスだ!
>>192 それって何話?関西ではまだ放送されてない予感。
ティナは薫と葵の仲を感づき始めているみたいだ・・・
これネタにならない?
200 :
名無しさん@ピンキー:03/12/13 01:26 ID:qqqCHMbz
201 :
名無しさん@ピンキー:03/12/15 17:18 ID:JCqRQ6ek
誰か藍青のエロいSSがあるサイト知らない?
ボッキアゲ
今回のお話(アニメ)で祭りにあるかも
>>203 関西じゃエアマスター最終回と被って
セックル場面でも10レスも逝かなかったYO
>>204 両方見てキャプってたからしんどかった。ずらしてくれたらいいのにいつも被るんだもんな…。
原作ではいよいよ次回ティナが薫に告白する予感
で、結局>90の盗作疑惑はどうなった?
最終回けっこうよかったでつ
保全
保守
保守。
212 :
名無しさん@ピンキー:04/01/19 15:22 ID:mPOyMq3Z
test
保守
今回ティナが暗に告白している事に薫は気づいてない!!
215 :
名無しさん@ピンキー:04/01/27 14:46 ID:De1WHKMr
ほしゅ
216 :
名無しさん@ピンキー:04/01/27 16:12 ID:AsIpusgN
ほしゅ
ティナがついに告白!
o。_。_lコ<o> |l≡≡≡|ミ|_<o>_。≠_〇o
。+ +。。。。。 |l|FFFFFFF|。 。 .。 +|l≡≡≡|ミ|EEEEEEEEEEE|lll| .。+
* o o. |l|FFFFFFF / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
。。oo |l|FFFFFF | なんだか、寂しいな。このスレも終わりかな。
/| ̄ ̄ ̄l ::|FFFFFFF \
|ミ|:」」:」」:」| ::|FFFFFF  ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|ミ|:」」:」」:」| 〇 FF.。 ヘ⌒ヽフ |l≡o + +! + 。 〇 +
lミl.」」.」〇 ++ + ( ・ω・) o 〇 。 o + 〇 。 +
__〇___。_゚__/ ~つと)____o______〇__o___。
二Il二Il二Il二Il二Il二Il二Il二Il二Il二Il二Il二Il二Il二Il二Il二Il二Il二Il二
保
守
神
224 :
名無しさん@ピンキー:04/03/13 19:28 ID:1QdA6wOl
kannkodoriganaiteru
225 :
名無しさん@ピンキー:04/03/17 20:28 ID:vkUw6S+Z
今回ついにティナが告白しました!
226 :
名無しさん@ピンキー:04/03/17 20:29 ID:3dKeRg95
まだ放送してたのかYO
228 :
名無しさん@ピンキー:04/03/26 18:24 ID:1zJWigoY
あげ
職人こないかなー。
今回は前フリですが。
重苦しく張り詰めた空気が、さほど広くもない部屋に満ちている。
それはこの部屋を訪ねてきた、一人の女性が醸し出しているものだ。
夜十時を過ぎれば、桜庭館本館は男子禁制。
時間厳守で追い出した張本人が、日付も変わろうかという時間に突然訪ねてきた。
「薫殿、少しよろしいですか」
レポートの提出期限が迫っているので、部屋の住人“花菱 薫”はまだ睡魔の誘いに乗る気はなかったが、
訪ねてきた以外な人物に多少困惑する。
……雅さん、こんな時間になんだろう?……
疑問の答えは出てこなかったが、なんにしてもあまり女性をこんな時間にドアの外で立たせておくわけにも
いかないだろう。
「どうぞ」
……このようにして、笑顔で招き入れたのが十二分前。
それからというもの、目を閉じ、畳の上に正座をして、桜庭館の管理人“神楽崎 雅”は、沈黙を続けている。
雅の凛々ししい顔は、表情をぴくりっとも変えない。
こんな時間に訪ねてきたからには、なにかあるのだろうと、薫も正座で客人が口を開くのを待っているのだが、
なんとも気まずい。
彼女と二人きりになると毎回感じるのだが、なにも悪い事はしてないはずなのに、『すいませんでした』と
謝りそうな衝動に駆られる。
こちらから話しかけるのは、なんとなく気が引けるが、
「…………………………」
「…………………………」
そろそろ、この妙なプレッシャーに耐えるのも限界が近い。
「あの、みや…」
意を決して、薫が声を掛けると、
「薫殿は…」
それを遮るように、雅がやっと口を開いた。
「薫殿は…………その、……女体に触れた経験はお有りですか?」
「………………は!?」
部屋の住人が、間の抜けた顔で、間の抜けた返事を返すと、それまでの沈黙で溜まっていたものが、
一気に噴き出したように雅はまくし立てる。
「ですから、薫殿は童貞ですか!」
夜中の、日付の変わったばかりの狭い部屋に、麗人のハシタナイ発言が響く。
「雅さん、声大きいですよ」
「!? し、失礼しました」
言の葉に乗せてから、自分がなにを口走ったか理解できたらしく、その頬にはほんのりと朱が差している。
どうやらこの話を切り出す為に先程から黙っていたようだ。でも……
「なんで、そんな事知りたいんですか?」
そこがわからない。彼女がそれを知ってどうしようというのだろうか。
雅の行動基準の第一位にくるのは常に薫の許婚であり、桜庭家の一人娘“桜庭 葵”なのは周知の事実。
ならば今回もそれだろうか?
「どちらなんですか!」
真剣な顔で迫ってくるが、いつものような迫力がない。真っ赤な顔で言われても威力半減だ。
「殿方は、その、歳がいってから女遊びを覚えると性質が悪いと聞きます」
……なんだそりゃ……
「それに殿方は生まれながらにして浮気性な生き物!」
……どこで吹き込まれてきたんだろう?……
この年上の、いかにも出来るといった、綺麗で格好いい女性は、外見を裏切らない知識と教養を、ちゃんと
持っている。それを有効に使う知恵もある。
しかし仕えている主人ほどではないが、どうも一般常識に、特に恋愛関係に怪しいところがある。
庶民の常識から懸け離れた世界で育ったという意味では、結局彼女もなんら主人と変わらない。
「他所に若い愛人を作り、本妻には目もくれない、そんな事になったら葵様が御可哀想です」
「………はぁ…」
……ああ、それでか……
情報源はワイドショーな気がする。それとも昼ドラか?
「……初めて同士ですと、殿方が女性をリードできず、それがトラウマになって離婚する夫婦もいるとか…」
そこで一呼吸おく。この辺はさすがに、桜庭家が一人娘の教育係りに任命するだけあって、
一流のネゴシエーターぶりだ。
「そこで、もう一度お尋ねします、薫殿は……童貞ですか……」
「………………はい…………」
「………………そうですか…」
二十歳を越えた男にとって、屈辱ともいえる告白をさせられて、なんだか薫は気が滅入ってくる。
女性経験は、男にとっては股間の大きさと同じ位見栄を張りたいところだ。それが人より早かろうが、
大きいかろうが、それで人としての価値が決まるわけじゃない。それでも拘ってしまうのが男の悲しい性だ。
「……………慣れてください」
「え!?」
「沢山の女性と……そういう事をなさって…若いうちに慣れてください…」
「………………………………」
この人は、自分の言ってることがわかってるんだろうか?いまのは、浮気のすすめだ。
「浮気は、本気ではありません。本妻にばれずに、ちゃんと戻ってくれば問題ありません」
大有りだと思う。いや、ばれないように浮気のできる器用さを持ってる男が一番性質の悪いような。
「薫殿、一生ばれない嘘ならば、それは嘘ではありません」
さらりっと、雅は凄いことを言い放つ。彼女は信念で動いているので、心には一点の曇りもない。
……でもそういう人が一番性質わるいんだよなぁ……
もちろんそんな事は口には出さないが、
「でも、慣れろと言われても」
「薫殿、一筋に葵様を見ていただけるのは、大変嬉しいのですが、たまには右や左も見てみることです」
「右や左?」
本当にわかってなさそうな薫を見て、一瞬だけ微笑むと、雅は立ち上がって背を向けた。
「そのくらいは御自分で考えてください。私は、葵様に御仕いしてるのをお忘れなく」
“パタンッ”
ドアが閉じて、雅が去っても、薫は呆けたようにそこから動かなかった。
「右や左?」
………………それから明け方まで起きていたが、レポートは一行も進まなかった。
こんな感じですが、どうでしょう?
>234
すばらしい。
本編を期待させる、なかなか見事な前フリっぷりですな。
続きをカモーーーン!
237 :
230:04/04/01 19:25 ID:yFvJk7tE
おおッ! 出だしとしては悪くない反応が、レス下さった方、ありがとうございます。
拙い文章ですが、ちょっと書いてみます。
238 :
230:04/04/02 19:18 ID:/cAQIy1z
すいません。もう一回前フリです
>234 の続き
“ちゅんちゅん”
庭に舞い降りた雀の鳴き声が、いつもと変わらない朝を運んでくる。
薫は窓際に近寄ると、カーテンを勢いよく開いて、朝日を部屋に招き入れた。一日の始まりとしては悪くない。
「ふぅ〜〜」
だがそんな清々しい朝も、薫の心の霧までは払う事は出来なかった。
結局、雅から出された課題は、答えを見つけることができなかった。
まったく思い当たらないというわけではないが、いくつか出てくる考えは“まさかね…”疑問符が付くもの
ばかりである。そんな薫を茶化すように、
“ぐぅ〜〜〜っ”
オナカが鳴った。
人間どんなに悩みが深かろうが、生理現象には逆らえない。食べなくては生きていけない。
今朝もオナカは元気に活力源を要求する。
「やれやれ」
そう言って困ったように首を振るが、顔は少し自嘲気味に笑っていた。
……バカな事考えてないで、葵ちゃんの朝ゴハン食べたら、レポート終わらせなきゃ……
今朝の献立はなんだろう? そんな事を考えながらドアを開ける。
にこにこ顔で、離れから本館へと続く渡り廊下を歩く。
その顔が引きつっているのは、薫本人が一番よくわかっていた。
239 :
230:04/04/02 19:19 ID:/cAQIy1z
朝から顔の筋肉を酷使しながら食堂に入ると、今日初めて、自然に笑顔がこぼれる。
お茶碗や箸の配膳をしているのは、艶のある黒髪を肩口で切りそろえた、お人形さんのような、
端正な面立ちの美少女だった。
「葵ちゃん、おはよう」
声を掛けると、顔を上げてにっこり微笑み、丁寧にお辞儀する。
「おはようございます、薫様」
育ちというものは、こういうところに出るのかもしれない。
礼儀作法というものは、姿形を真似ただけでは嫌味に見えるだけだ。葵にはそういったところが微塵も無い。
「今朝は、薫様のお好きな焼き魚ですよ」
「うわぁ〜 嬉しいなぁ〜」
本当に嬉しかった。献立が焼き魚だからではなく、葵の気遣いが嬉しかった。
「すぐ用意できますから、皆さんが来るまで、ちょっとお待ちください」
もう一度お辞儀をして、パタパタと厨房へ向かう。と、クルリッと振り向いて薫の目を見る。
さっきとは違った幼い顔で微笑むと、今度こそ本当に厨房の奥に消えた。
葵の姿が消えた後も、“ぼけら〜”と緩んだ顔で立ってると、“むにゅり”右腕になにか柔らかな感触が……。
「か〜〜お〜〜る、おはよう!」
「ティ、ティナ!?」
こんなことは“ティナ フォスター”との付き合いでは当たり前のことなのだが、油断していたところに、
不意に刺激的なスキンシップを取られて、薫の声は裏返ってしまった。
腕に押しつけられるふくよかな柔らかさは、流石は外国産、東洋人には出せないボリュームを持っている。
顔を見る前から、声を聞く前から、薫には誰だかわかっていた。
240 :
230:04/04/02 19:20 ID:/cAQIy1z
「おはよう♪」
「お、おはよう」
目はどうしても、大胆に切れ込んだサマーセーターから覗く、深い胸の谷間に吸い寄せられる。
……『慣れてください』……
頭の中から閉め出したはずの雅の言葉が甦ると共に、自分の腕に押しつけられて卑猥に形を変えている、
柔らかいが、それでいて弾力のある乳房の感触に、薫は思わず“ごくっ”生唾を飲み込んでしまった。
「どうしたと?」
「え!?」
「顔が赤いばい、熱でもあると?」
ティナは心配そうに顔を寄せる。
“ふわ……”とティナの髪から漂うほのかなシャンプーの匂いが、薫の鼻孔をくすぐり、増々顔を赤くさせた。
「いや、へい……」
「まぁ〜大丈夫ですの!?、花菱様」
平気だと言おうとした薫の腕に、今度は左から、細く白い腕が絡められる。
肘先にぷにぷに当たる心地よい柔らかさは、まだ固いしこりを残した可憐な乳房だ。
ボリュームでは太刀打ちできそうもないが、発展途上(なはず)の小さなふくらみを、ティナに負けて堪るか
とばかりに“美幸 繭”は身体全体を使って押しつけてくる。
「おはようございます、花菱様♪」
「お、おはよ…」
薫が挨拶を返す前に、繭に反応したのは、
「このジャリッ子、また呼ばれもせんのに!」
もちろんティナだ。二人を強引に引き剥がす。まるで薫を守るように繭の前に立ちはだかる。
ティナは自分を、姫を守る勇者だと思っが、繭には恋路を邪魔する大魔王に見えた。
241 :
230:04/04/02 19:21 ID:/cAQIy1z
「ちゃんと昨日の夜、花菱様にお呼ばれしてますわ」
「え?」
思わず“そうだけ?”といった声を薫は漏らしてしまった。それを聞いてティナは勝ち誇る。
「ほ〜れ、みんしゃい、嘘までついてからに。大体昨日は私もずっと薫と一緒におったと」
もう鬼の首を取ったようだ。だが繭は、そんなティナを鼻先で笑うと、憐憫の眼差しで見やる。
「あなたのような、ガサツなケモノ女にはわからないでしょうけど、花菱様の瞳は語っていたんですわ!」
そして繭は虚空へと自己陶酔気味の視線をさまよわせた。
「『繭ちゃん、明日は二人っきりで朝食を食べよう。その後は美術館に行き、おしゃれなカフェでお茶をして
夜景の素敵なレストランでディナーを楽しみ、そして…』あぁ、花菱様とだったら繭はどこへでも…」
恋は盲目とはよく言ったものである。
祈りを捧げる乙女のように胸の前で手を合わせると、繭の瞳だけに映る薫に熱っぽく語りかけた。
しかし、ずいぶんと説明調の瞳もあったものである。
「な〜〜に、都合のいい妄想並べとるばい!」
ティナは妙にムキになって、半分夢の世界にいる繭を強引に現実へと引き戻した。
せっかくのスィートな時間を邪魔されて、繭はムッとした顔をティナへと向ける。
「それじゃ〜 花菱様の瞳はなんと語ってましたの!」
「え? そ、それはその、あぁ〜あればい…」
予想もしなかった逆襲に、ティナはしばし考え込む。
どんな想像をしたのか、その顔がみるみると、林檎のように真っ赤に染まっていく。
「なに赤くなってますの? 御病気ですの」
「あ、赤くなんて、……赤くなんてなっとら〜〜〜ん!!」
242 :
230:04/04/02 19:22 ID:/cAQIy1z
二人の喧騒をよそに、そのとき薫はというと、
「す、すいません先輩」
人助けをしていた。
なにもない場所で、前のめりに転びそうになった桜庭館のトラブルメーカー“水無月 妙子”を、横抱きに
受け止める。
お盆を両手で持って食堂に入ってきたときから、なにかやるだろうと思い、注意していてよかった。
「はぁ〜〜 どうして私ってこうドジなんだろう」
薫の腕の中で、ガックリと妙子は肩を落とす。反省するのは悪い事じゃないが、まだ妙子は薫の腕の中だ。
ズッシリと重みが腕に圧し掛かる。だが薫は自分から妙子に立つようには言わなかった。
ティナとのスキンシップのとき浮かんだ考えは、早くも修正を余儀なくされる。…国産も捨てたもんじゃない。
メイドエプロンの脇からこぼれる、もてあまし気味のふくらみは、ABCD…と、いくつ数えたらいいのか、
男の薫には見当もつかなかった。
その上妙子は餅肌というやつなのか、そのふくらみは手の平におさまりきらず、指と指の間から乳肉が
はみ出してる。
“にゅむ”
これが男の悲しい本能なのか、指が無意識に動き、豊かな胸にめり込む。
「あ!?」
胸に感じる違和感に、驚いたように妙子がぴくんっと身体を揺らした。
余程驚いたのか、それとも感度が良すぎるのか、妙子の手からぽろりっと、スローモーションでお盆が離れる。
243 :
230:04/04/02 19:24 ID:/cAQIy1z
……ごめん、妙子ちゃん……雅さんには俺が謝るから……
心の中で妙子に詫びつつ、薫はこれから起こるオカズの惨状を脳裏に思い浮かべた。
“ぱしっ”
しかし間一髪、二人が怒られる未来は回避される。
「「ちかちゃん」」
二人を救ったのは妙子の姪っ子にして桜庭館のアイドル“水無月 ちか”だ。
「てへへっ グットタイミング♪」
“にぱっ”と笑うのがカワイイ。走りこんでメジャー顔負けのナイスキャッチを披露してくれた。
「ありがとう、ちかちゃん」
薫は妙子を起こしながら礼を言うと、ちかは頭を突き出してくる。撫でてほしいという事だろう。
ちかの期待に応えて、薫は優しく、その小さな頭を何度も撫でた。妙子も半分涙目で撫でていたりする。
「あ、皆さん揃いましたね」
朝から軽くホームドラマをしていると、葵がメインの焼き魚を持って入ってきた。
……皆さん?……
見ると澄ました顔で、雅がすでに席に着いている。薫と目が合うと、ボソリとさりげなく小声で言った。
「役者が揃いましたね」
頑張れ〜
これは…
新たなネ申の予感…!
ワクワク
247 :
230:04/04/10 17:37 ID:b/M2gXH7
>243 の続き
“コンコン”
「どうぞ」
遠慮がちなノックに、雅は目を通していた書類から顔も上げずに答えた。
「失礼します」
「これは薫殿、どうしました?」
仕事部屋に入ってきた薫に、雅は目線だけを向けて答える。
「レポートで使う資料、貸してもらえませんか?」
多少ぎこちなく薫がそう聞くと、雅は目線を書類に戻して短く言った。
「どうぞ」
「それじゃ…」
部屋の壁を埋め尽くす本棚をザッと眺める。これだけあると、資料を探すだけで一苦労だ。
とりあえず目についた本を、パラパラとめくってみる。
でもいくら眺めて見ても、本の内容が頭に入ってこない。
努めて冷静を装っているが、いま薫の頭を占めているのは、まったく別のことだ。
「薫殿」
「はい!?」
不意に掛けられた声に、形だけは本を見ていた薫は、弾かれたように顔を上げる。
「相手は決まりましたか?」
そして雅は、聞きにくい事、言いにくい事をさらりと言葉にした。
……『役者が揃いましたね』……
朝食の席での雅の一言は、薫が一晩中悩んだ課題の答え。つまり彼女達が浮気の対象という事だ。
248 :
230:04/04/10 17:38 ID:b/M2gXH7
「そんなの……決まるわけないし、できるわけないでしょ」
薫の声が少し硬いものになる。
「なぜですか?」
「なぜって、葵ちゃんの為て言いますけど、それじゃあ他の子は遊びでもいいんですか!」
薫は思わず語気を荒げてしまったが、ハッと我に返ると雅に謝った。
「…すいません」
「薫殿」
雅の声は気にしたふうもない。
「それでは言い方を変えましょう、本気にも優先順位を着けてください」
そしてまた、とんでもない事を言った。まるでわかってない。
「ふぅ〜 いくら慣れたくても、ティナ達にその気がなければ無理だと思いますけど」
「その点は心配いりません。薫殿が口説き方さえ間違えなければ、皆さんそうなる事を望むはずです」
ずいぶんと無茶な、薫からしてみれば自分勝手な論法に聞こえる。
少しだけカチンッときた。
「朝の席には雅さんも居ましたけど、いま服脱いでください、て言ったら脱いでくれますか」
役者が揃ったというなら、あの場に居た雅も当然対象に含まれるはずだ。
薫は言外に『出来ないでしょ』というニュアンスを匂わせる。
「…………………」
「…………………」
黙ってしまった雅に、少し言い過ぎたかなとは思ったが、薫はわかってくれたんだと思った。…だが甘い。
薫は桜庭家、いや葵に対する雅の忠誠心をまだまだ軽くみていた。
249 :
230:04/04/10 17:39 ID:b/M2gXH7
「え!?」
“シュ、シュル”
本棚と向き合っている薫の耳に、すぐ後ろから衣擦れの音が聞こえてくる。
「薫殿、これで…よろしいですか…」
そんなに大きくはないが、無視できない声。暗示をかけられたように薫は振り返った。
机の上にはブラウスやタイトスカートが、彼女の性格を現すようにキチンと折りたたまれている。
雅は、何も身に着けてない。
乳房と股間を手で覆っているが、豊満なふくらみは大半が手からはみだし、少しでも秘部を隠そうと前屈みに
なっている為に、谷間がより深く強調されて、かえって視線を誘う。
彼女は決して言われた事を、ただ機械的に行うロボットではない。
その証拠に、自分の身体を見る薫の視線を意識すると、その頬がうっすらと朱に染まっていく。
薫と目が合うと、逃げるように視線を逸らした。
雅の中に舌を噛み切りたいほどの羞恥心が湧き上がる。
だが優柔不断な(雅から見てだが)薫には、いくら恥ずかしくても、もう一押し必要だろう。
……葵様の為だ……
「み、見ているだけで、よろしいのですか」
雅はコクッと唾を呑んでから、乳房を抱いていた手をゆっくりとおろした。
口紅の色と同じ淡い桜色のの乳首は、ふるふると頼りなげに震えている。
乳首まで露わにされたふくらみに、今度は薫が唾を呑む。
続いて雅は股間から手をどけようとした。
しかし羞恥心という鎖で秘部に縛り付けられた手は、容易に剥がれようとしない。
まるで右腕の手首から先が、自分のものではなくなったようだ。
苦労してどけた手の下から、艶やかな黒の恥毛に彩られた秘部が、成熟した女性にふさわしい自然な感じで
繁っている。
250 :
230:04/04/10 17:40 ID:b/M2gXH7
「好きにしてよろしいですよ」
「…………………」
普段は冷たささえ感じさせる麗人の、恥じらいながらのお誘いに、薫の心臓が大きく跳ねた。
いわゆる“据え膳食わねば男の恥”といったこの状況。
なるほど、先人は旨いことを言うと、薫はこんなときだが感心してしまう。
ごちそうが自分から食べてもいいと言っているのだ。ここまでされて断れる男はいない。
心の隅に、葵に対する後ろめたさを感じつつ、それでも男の哀しい性には逆らえず、アル中患者のように
震える手を、魅惑の乳房へ伸ばした。
“ふにゅん”
薫の手のひらの下で、形のいいふくらみがつぶれる。雅の乳房は見た目どおりに柔らかかった。
しかし、その柔らかさの奥に、意外なほどの弾力が秘められている。とろけるような感触なのに、ともすれば
指が押し戻されそうだ。じっとりと汗ばんだ手のひらに、雅の肌のぬくもりが伝わってくる。
女性の乳房に触ったのは、なにも初めてではない。
だが相手が、こんな事になるとは想像もしなかった雅だからだろうか…。乳房をつかむ手に思わず力が入り、
柔らかい肉に指が食い込んだ。
“にゅぐ”
「いッ」
小さな悲鳴を上げて、雅が顔をしかめる。
「薫殿、そんなにキツクしては、女性の身体はデリケートにできてるんです」
「あ!?、すいません」
薫はこの、童貞男の八割が言われるだろうセリフに、冷静さを取り戻す。
……しかしこのセリフ、予想以上にキズつくなぁ……
今度は密かに隠し持っていたエロ本の知識を頼りに、円を描くように、優しくソフトに揉みしだく。
「…そうです…そういう風に……優しく……」
薫の指が蠢いて、手のひらの下で、ふくらみが刻一刻と形を変える。
251 :
230:04/04/10 17:41 ID:b/M2gXH7
「んンッ……」
雅は唇を噛んだまま、鼻に掛かったうめきを漏らした。
だんだんと雅も興奮してきたのか、むっくりと身を起こした乳首が、下から手のひらを突き上げてくる。
もう一方のふくらみは、触れてもいないのに乳首はすでに硬くしこり、刺激を待ちわびてるようだ。
その期待に応えるように、薫はゆっくりと顔を近づける。上目づかいで見ると、雅と目が合った。
“ちゅむ…”
「あんッ!」
淡い桜色の突起を口に含むと、雅の唇から艶かしい声が漏れ、頭を掻き抱き、ふくらみに強く押し付ける。
悪くない反応だ。舌先でくすぐると、雅の乳首はますます硬度を増してきて、それに軽く歯を立てる。
「あッ……ンッ……ふぁッ……」
もう声を抑えるのを忘れたかのようだ。女体が淫らにくねる。
拙いが、熱心な愛撫に、雅は自分の身体が本格的に昂ぶってくるのを感じた。
腿が落ち着かなげに、モゾモゾとすり合わされる。
まるでその心を見透かしたように、薫の中指が“すッ――”と雅の秘裂を撫で上げた。
「んふぁ……」
羽毛のような優しいタッチに、火を点けられた身体は敏感に反応する。
閉じられていた腿が、誘うように開かれた。薫は指先に感じたぬめりを塗りひろげるように、人差し指で
秘裂を上下になぞりあげる。
「気持ちいいですか?」
「………はい…んぁッ……お上手…あッ……です……」
屈辱の言葉だった。これが薫と雅、二人だけの関係ならば、口が裂けても言わない。
しかし薫には、葵と初夜を迎える前に、女性の身体を知って、慣れてもらわなくてはならない。
252 :
230:04/04/10 17:42 ID:b/M2gXH7
海よりも深い忠誠心が、山より高いプライドを何とか押さえつける。
その言葉に勇気づけられたのか、秘裂をなぞっていた人差し指を、粘膜の狭間にすべり込ませた。
“ぬにゅ……”
薫の指先を、とろけそうに柔らかな感触が出迎える。さしたる抵抗もなく、指は第二関節まで入ってしまた。
「んンッ……」
不意の挿入に、雅は軽くのけ反る。上を向いた顎を引いて、おそるおそる視線を股間に落とすと、
《下の口》が指の先端をくわえているのが、目に飛び込んできた。
あまりにも猥褻な光景に目を逸らそうとするが、魅入られたかのようにそこから離れない。
“にゅるり”
膣内に溜まっていた愛液が、突き立てられた人差し指を伝って外へとあふれ出す。
ぬかるみを不器用にまさぐる指先にヒダヒダがまとわりつき、にちゅにちゅと淫らな音をたてた。
「あッ……んあッ…ああッ……ま…んンッ……待って…ください……」
雅は上ずり気味の声でそう言うと、蠢く薫の手をにぎる。
「どうしたんですか?」
「その、これでは……私だけで…薫殿は……」
頬を染める雅の視線の先には、ズボンの布地を突き破りそうなほど膨らんだ薫の股間。
雅にとっては、薫が、女性の身体で気持ちよくならなければ、なんの意味もない。
その意図は、薫もすぐに察した。雅の腰を抱き寄せると、お尻をすくうように持ち上げ、机の上に乗せる。
「雅さん……いいんですね…」
薫も牡の本能を満たす為、いつもより積極的だ。その顔が、雅には凛々しく見えてしまい、一瞬戸惑う
253 :
230:04/04/10 17:43 ID:b/M2gXH7
「……は、はい」
その返事に、薫はズボンのジッパーを下ろすと、勃起した牡器官をおもむろに取り出す。
……と、殿方のものは……こんなに大きいのか……
赤黒く膨張したペニスが逞しくそそり立ち、ヒクヒクと蠢きまるで威嚇しているようだ。
薫の優しげな顔と凶悪なモノとのギャップもありすぎて、一瞬思考が停止する。
薫には女性経験がないが、慣れさせようとする雅には男性経験がなかった。しかし処女ではない。
桜庭家の一人娘の教育係り、一度もつらいと思った事はないが、プレッシャーを感じていたのは確かだ。
その反動かもしれない、年頃になり、自慰行為を覚えてからは毎晩のようにした。
そしてその度に自己嫌悪に陥る。それがまた反動になり、自慰を行うという悪循環。行為はどんどん過激なもの
になっていった。
バイブで処女を失ったのは、いつの事だか覚えていない。それを哀しいとも思わない。
雅は自分が処女を捧げた相手は、葵だと思っている。しかしそんな麗しくも秘めやかな主従愛はともかく、
本物の男性器は、入れたこともなければ、見たのも初めてだ。身体が緊張するのは仕方がない。
童貞の薫には、もちろんそんな事を気づいてやる余裕はなく、ぬめらかな秘裂を割り開くと、一気に押し込む。
“にゅぬぅ〜”
愛液の味を知らない勃起が、柔肉の中に根元まで呑み込まれた。
「あふぁッ!」
脈動するこわばりで柔肉を押し割られる感覚に、雅はたまらず背を反らす。豊かな胸のふくらみが
勢いよく突き出された。
254 :
230:04/04/10 17:44 ID:b/M2gXH7
薫もヘタクソな抽送を繰り返すうちに、コツがつかめてきたのか、腰の動きが徐々にスピードを増していく。
やがて、透明な潤滑液にまみれた結合部が、リズミカルな粘着音をたてはじめた。
「あッ……ふぁッ……ンッ……はふッ……」
普段の雅からは想像もつかない、扇情的な声が口から数珠つなぎにあふれてくる。
その声に煽られるように、薫は容赦なく本能のままに雅の柔肉をえぐった。
「雅さん、もう、そろそろ…やばい…」
もっともっと、この身体を貪りたかったが、そろそろ薫は限界が近い。
最後の一突きとばかりに、一際強く“ズンッ”と膣奥を突かれた時、雅は頭の中が真っ白になるのを感じた。
「はひッ…はひッ……ふぁあッ!」
最奥にほとばしりを感じながら、雅は白い奔流に飲み込まれた。
第一話 完 続く
原作も緑も見た事がないので、雅さんの男性経験はオリ設定です。全然違ってたら申し訳ありません。
GJですよ!
この後は他の子をどんどんやっちゃうわけですな。
できるなら、個人的な好みですが、
繭やちかなどと関係するときは、他の子と関係を持ってることを知られないようにして欲しいな。
”君だけ”と思わせて。
256 :
230:04/04/12 08:19 ID:HHC86v6O
255さん、コメントありがとうございます。
《繭やちかなどと関係するときは、他の子と関係を持ってることを知られないようにして欲しいな。
多分そうなると思います。
他の娘もそうですが、”君だけ”が基本になります。
薫にとっては全てが本気なので、悲しませるような事はしません。
まあ、これが一番ズルイ気がしますが……
hosyu
待ってみる
ただひたすら待ってみる
hosyu
hoshu2
261 :
230:04/04/30 21:34 ID:u1Kve+JG
久しぶりにチェックしたら、すいません読んでくれてる人いないのかと
思ってました。
時間は掛かりますが書かせてもらいます。
230神がキタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n`∀`)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・* !!!!!
皆さん必死捕手ですよ
hosyu
保守
hosyi
230氏を待っている
267 :
230:04/05/20 19:25 ID:9jPCPGaq
>254 の続き
机にあるレポートに向かって、何か文字を書こうとするたびにポキッとシャーペンの芯が折れ、何度もそれをくり返す。
冷静を装うとしているが、まったく上手くいってないのが丸解りだ。
やがてシャーペンの芯が切れたのか、意味の無いノックのカチカチと鳴る音だけが、狭い部屋に響く。
……だめだ、全然集中できない……
いま薫の頭を占めているのは、目の前のレポートではない。……雅の事だ。
……いくら葵ちゃんの為て言われても、雅さんとあんな事になるなんて……
薫は激しく後悔していた。冷静になって考えてみれば、雅の言ってる事はムチャクチャである。
しかし、どんなときも、後悔は先には立ってくれない。
……雅さんとあんな……
そして、身体は心の葛藤を無視して、“あんな事”を思い出して股間をふくらませる。
雅の潤んだ瞳、喘ぎ声、震える身体、なによりも羞恥に堪える表情、そのすべてが鮮明に思い出せた。
……雅さんを誘えばもう一度させてくれるかなぁ?……
そんな事をチラッとでも考えてしまうのは、昨日童貞を卒業したばかりのオトコならば無理からぬ事だろう。
「あぁ〜〜!! ダメだダメだ!!」
頭を振って、よからぬ考えを追い出す。大体から、彼女がそんな事を許すとは思えない。
あくまで、雅は葵の為に身を投げ出したのである。それが己の身体に溺れられては本末転倒もいいところだ。
薫は立派にテントを張った股間を見る。甘美な味を知ってしまったからには、自分で処理をするのはあまりにも空しい。
……じゃあ、これはどうすればいいのか?
268 :
230:04/05/20 19:26 ID:9jPCPGaq
“ガチャッ”
「薫〜〜! おると!!」
いきなりドアが、ノックもせずに開けられる。
「ティナ!?」
ドアには背を向けているので、ティナからは見えるわけはないが、薫は反射的に手で股間を隠した。
「どうしたと? そんなに慌てて?」
「オ、オマエがいきなりドア開けたから驚いたんだよ」
これはウソじゃない。声は驚きで裏返ってる。
「あ、ゴメンゴメン♪」
ほっぺたを人差し指でカキカキ、照れたようにあやまる。今日の服装はラフなジーンズと、薫も買ったユニクロの黒いTシャツだ。
「まあ、いいけどさ で、なんだよ いまレポートやってんだけど?」
とりあえず、いまはティナを部屋に入れたくない。実際、レポートをやって“いた”のは本当だ。
「なら、ちょうどよか」
いそいそと、後ろ手に持っていた紙袋を薫の前に差し出す。
「一息入れるためにタイヤキ買ってきたばい!」
すでにティナは、ちょこんと畳の上に座ってる。
「じゃ、じゃあ居間で! みんなで食べよう な、な」
「大家さんと妙ちんは買い物行くって玄関ですれ違ったばい、ちかりんは部活やし、ジャリッ子はめずらしく今日はおらんばい」
「雅さん、雅さんは?」
「管理人さんは仕事がいそがしいから、二人でどうぞて」
「……そう……二人で……」
雅はどういう意味で言ったんだろうか?これは、深読みしすぎなんだろうか?
269 :
230:04/05/20 19:27 ID:9jPCPGaq
「みんなにバレないように、早く食べてください、て言っとった」
「ば、バレないように……」
ここまで言われれば、どんなに薫がニブくても、雅がなにをしろと言っているのかはイヤでもわかる。
「管理人さんもああ言ってくれとるんやし 薫、温かいうちに食べよ♪」
にっこりと微笑むティナ。薫はゴクリッと生唾を飲み込む。
……タイヤキに…だよな?……
そんなわけないのは、本人が一番よくわかっていた。
久々なのに前フリだけで申し訳ありません。エロのパートはなるべく早く仕上げたいと思います。
あと、ちょっとお聞きしたいんですけど、タイヤキ屋さんの名前はなんでしたっけ?
手元にマンガもビデオもないんで名前は出しませんでしたが、他にも“これは違う”てとこありました?
久々に230氏キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
いや、漏れも原作に詳しくないから何とも言えない OTL
とりあえずGood Job!! 続き期待してまつ。
久々に230氏キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
いや、漏れも原作に詳しくないから何とも言えない OTL
とりあえずGood Job!! 続き期待してまつ。
重複した… OTL
スマソ 吊ってくる
230さん来てたーーーー!
274 :
名無しさん@ピンキー:04/05/28 20:26 ID:uVFGmpJv
age
275 :
名無しさん@ピンキー:04/05/28 20:27 ID:uVFGmpJv
age
276 :
名無しさん@ピンキー:04/05/28 20:27 ID:uVFGmpJv
age
277 :
名無しさん@ピンキー:04/05/31 20:02 ID:A++FyFEL
ega
278 :
名無しさん@ピンキー:04/06/05 16:36 ID:3xEuE2ua
2:50?
230氏マダー?(AA略
280 :
名無しさん@ピンキー:04/06/13 17:03 ID:iFj/X+D0
age
sage
282 :
名無しさん@ピンキー:04/06/18 11:54 ID:NFeOM44p
230神に感謝。
>230神を降臨を待ちつつ……
ちかりんず三人娘が結構好き。
誰もいないのに水泳部長……だれ?とか思いながらアニメを観ていた。
ティナがコーチだし(w
>230神にはいずれ彼女たちもお願いしたいものであります。
284 :
230:04/06/19 08:49 ID:dJ/0aYMU
すいません。もう少しかかりそうです。
ティナも薫も性格が受身なので原作通りなかなか進まない。
三人娘、なるほど。そのフレーズはそそられるなぁ。
やっぱり三人娘はセットですかね?
そうすると前フリがしっかりしてないと薫がただの鬼畜なってしまうw
285 :
名無しさん@ピンキー:04/06/24 00:07 ID:ACXfm0sE
保守
>230神キテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
待ってます…いつまでも
h
★ゅ
289 :
230:04/07/09 19:23 ID:59lzZIeY
なんの音沙汰もないのもアレなんで…… まだエッチシーンに入ってません。申し訳ない。
やっときっかけを掴んだところです。
>269の続き
「薫はアタマとシッポ、どっちから食べると?」
ティナが薫の手にするタイヤキを見ながら尋ねる。タイヤキを食べるときの定番の質問だ。
「アタマ、かな?」
「やっぱりそうやろ! タイヤキはアタマからガブリッといかにゃあ」
言いながらアタマからガブリッと食べる。美味そうだ。
「ほら、薫も、温かいうちに口に入れんと」
「うん」
薫も大口開けてガブリッと一口。くどすぎず、それでいて自己主張を忘れない、絶妙なアンコの甘味が口の中で広がっていく。
「美味い、美味いよこれ」
「そうやろそうやろ、いや〜〜、苦労した甲斐があったばい♪」
二人の間に流れている空気はいつもと変わらない。薫は少しホッとした。
いくら雅がお膳立てしてくれたとはいえ、ティナとそんな関係になるなどありえない。いや、ありえっこない……はずだが……
そんなありえっこない女性と、ありえない関係を持ってしまったのは、つい昨日の事だ。
「な、なんだよ、ジッと見て」
タイヤキを口一杯に頬張る薫を、ティナが熱心に見ている。
「え!? あ、ごめん……」
「いいけど…さぁ……」
ティナの頬が、気のせいかうっすらと赤いような? でも、どうして赤いのかまでは薫にはわからない。
290 :
230:04/07/09 19:24 ID:59lzZIeY
「か、薫……」
「ん?」
「もっとよく……瞳ば見せてほしいばい」
「はぁ!?」
「ジャリッ子が言っちょった、薫の瞳が語っちょるて」
ティナがいったいなにを言っているのかは薫にはわからないが、どうやら、昨日の朝、繭と言い争っていた事らしい。
二人が口喧嘩するのはいつもの事なので、薫はそのとき人助けをしている真っ最中もあり、内容を聞き流していた。
「『繭ちゃん、明日は二人っきりで朝食を食べよう。その後は美術館に行き、おしゃれなカフェでお茶をして夜景の素敵なレストランで
ディナーを楽しみ、そして…』な〜〜んてことを、ジャリッ子がのたまわってたばい」
ご丁寧にも、ティナは繭の口真似までして内容を教えてくれる。しかしまあ、それはそれとして、
「そんな器用なこと出来るわけないだろ」
そりゃあそうだろう。そんな器用な事が女性に対してできるなら、童貞は昨日と言わず、葵に再会する前、十代で卒業してる。
「だから、それが本当かどうか……瞳、よく見せてほしい」
「いや、でも……」
「いや?」
ティナの瞳が一瞬、泣きそうに潤んだ。
……マズい!!……
このおかしな流れになりかけてる空気をなんとしてもスルーしなくては、薫は友人を、大切な友人を失ってしまうかもしれない。
「ほ、ほら、ティナみたいな美人に見られたら照れちゃうだろ」
その危機感からか、冗談めかして言った声も少し硬くなってしまう。
291 :
230:04/07/09 19:25 ID:59lzZIeY
「わたしは……薫を見ていたい……」
「て、ティナ」
いつのまにか薫は、ティナの唇を見ていた。ゴクリッと喉が鳴る。
上目づかいで見つめてくるティナの唇は、リップを塗ってないのに桜色で…………………………柔らかそうだ。
ふらふらと光りに誘われる羽虫のように、薫は吸い寄せられていく。
「……あ」
二人の唇が正面衝突した。ポットリと、ティナの手の中からタイヤキが滑り落ちる。それっきり、ティナは身じろぎ一つしない。
「……………………」
「……………………」
それが、短いのか長いのかもわからない。二人は唇を触れ合わせていたが、薫のほうからスッと離れた。そして、後悔する。
……なにしてんだ俺は!!……
これでティナとは、もういままでのようにはしゃべれない。いや、それどころか嫌われたかもしれない。そう思うと無性に悲しかった。
「……ごめん」
いまは、これだけを言うのが精一杯。本音を言えば、ティナの前から逃げ出したい気分だ。
「どうして……あやまると?」
「いやだろ……俺とこんなの」
まともに、一番の友人の目が見れない。
「薫は私とじゃあ……いや?」
「そんなわけ……ないだろ」
答える声がどうしても硬く、突き放すようになってしまう。
……悪いのは俺なのに……
自分の身勝手さが薫はいやになってくる。
「私も、いやじゃなかよ」
「え……」
顔を上げた薫の唇に、こんどはティナが触れてきた。その身体は震えている。ティナは唇をそっと離すと、切ない声で囁く。
「私は……薫じゃなきゃ……いや……んンッ!!」
弾を込めたのは雅だが、このとき初めて、薫は自分の意志で引き金を引いた。
ティナの唇を貪るように強引に奪う。にっこり笑う葵がちらつくが頭からかき消す。いまはただ、ティナが欲しかった。
230神キターキターキター!
やっぱり最初の一歩はティナから。据え膳なのに押しが弱いぞ薫(w
まぁ、押しが強かったら薫じゃないかも?
ティナばんざーい!!神よ!!
だ・れ・か〜、雅さんをか書いてくれ〜
雅さん、230神が最初に書いてくださったではないですか。
296 :
名無しさん@ピンキー:04/07/14 00:09 ID:lWeH9/Us
230神キキキキタタタタタタタ━━━(((((゚(゚(゚(((゚゚∀∀゚゚)))゚)゚)゚)))))━━━!!!!!!
関ロー(8ch)で放送してた頃から、こんな展開をずっと待ってました。
ありがとう御座います
保守
捕手
300 :
230:04/07/26 19:18 ID:g5z/lGLC
>291の続き
「ん!?……んぅッ……………んン……んふ………」
舌を入れようとすると、ティナは一瞬驚いたように身体を堅くしたが、すぐに唇を開いて受け入れる。
口内に侵入した薫の舌先は、歯の一本一本をを丹念になぞり、以外に敏感な上顎の裏をくすぐってから、怯えたように
縮こまっている舌をからめとった。
「ん……んぁッ……んふ……んちゅ」
されるがままだったティナの舌も最初はオズオズと、そして段々と大胆に、情熱的に薫の舌と戯れる。
「んふぅ……」
それでも長く続いた口づけに、さすがに息が苦しくなったのか、ティナが小さく鼻を鳴らすと、ようやっと薫は唇を離した。
二人の間を銀色の糸が繋いでいる。
薫はキスのショックに、酔っているみたいにポーーッとなっているティナの耳元に寄せると囁いた。
「俺、もう止まれそうにない……最後まで……していいか?」
ティナは真っ赤な顔で恥ずかしげに目を閉じると、ギュッと薫の背中に腕を廻してコクンッと一つ頷いた。
「ありがとうな……」
背中を抱きながら、薫は覆いかぶさるようにティナを畳の上に押し倒す。正面からティナの瞳を覗き込むと、再び唇を奪った。
「んン……」
そのまま唇を触れ合わせながら、薫の手がそっとティナの乳房にかぶせられる。ティナがピクリッと身体を震わせた。
薫は唇を離すと、ティナにもう一度お伺いを立てる。
301 :
230:04/07/26 19:19 ID:g5z/lGLC
「いい?」
「いちいち聞かんでも…よかよ…… 私の身体……薫の好きにしていい……」
言った後は、さすがに薫の視線に耐え切れづ、ティナはプイッと逃げるように目を逸らす。
薫は“ごくッ”と大きく喉を鳴らして生唾を呑み込む。
……てッ……ダメだダメだ……ティナは女の子なんだから……優しくしなきゃ……
無闇に乱暴になりそうになる自分を懸命に抑えながら、薫は指先にゆっくりソフトに力を込めた。
「あッ」
ティナは肩をすくめて、少女のように可愛い声を上げる。
添い遂げられるはずがないと思っていた想い人が、薫が、いま自分の胸をふれてている。
そう思うだけで、ティナには送られてくる快感が何倍にも膨れあがって感じられた。
そっと薫を盗み見る。
「!?」
目が合ってしまった。にっこり微笑まれると、マラソンした後のようにバクバクと心臓が早鐘を打つ(まあ、さっきからずっとだが)
……なんでそげんふうに笑いかけるばい!!……は、恥かしかよ、薫……
そんなティナの可愛い狼狽ぶりに、たとえ一度だけとはいえ経験のある薫には、余裕のようなものが生まれていた。
「俺、女の人の身体ってよくわからないんだけど……気持ちいいか?」
耳元で意地の悪い質問をしてみる。
「え!? あ、う!? えぇ!?」
これ以上赤くはならないと思っていたティナの顔が、さらに“ボッ”と音が聞こえるくらいに耳まで真っ赤になった。
「ティナ、教えてよ♪」
「あンッ」
やわやわと指先を蠢かせながら、薫はなおもしつこく囁く。
目の前にいる、いままで知らなかった可愛いティナを見ていると、薫は意地悪な自分を抑える事が出来ない。
自分の中にこんなイジメッ子が潜んでいたのかと思うと、薫は密かに驚いていた。
302 :
230:04/07/26 19:20 ID:g5z/lGLC
「ねぇティナ、教えてよ……気持ちいい♪」
「ひッ!」
耳たぶに歯を立てる。ティナが羞恥心に耐え切れづに身をひねるので、いつの間にか後ろから抱きすくめる形になっていた。
「それとも……他も触ろうか?」
ティナのジーパンのチャックに手を掛ける。“ジ〜〜ッ”と鳴るジッパーの音が、やけに大きく聞こえた。
わずかに出来た隙間に、ゆっくりと薫の指先が消えていく。
止めようと思えば止められる。でもティナは潤んだ瞳でその指先を見詰めるだけだ。
恥じらいを見せる内腿を押し割って、薫の指がショーツの上からティナの恥丘に触れる。
「あ………」
瞬間、ティナの手がギュッと薫の服の袖を握り締めた。好きな人だろうがなんだろうが、恥ずかしいものは恥ずかしい。
しかし、そうしたティナの愛らしい反応が、より一層、薫の中にいる牡を刺激する。
揃えた指先を、ショーツの上から秘裂に食い込ませた。ビクッとなったティナの内腿が、乙女の恥じらいで薫の指先を締めつける。
「ティナ……」
「んッ」
耳元で熱い息を吹きかけるようにお願いすると、ぷるぷると震える内腿が、少しづつ薫の指先を受け入れていった。
「ふぅッ……んンッ……あ…うぅッ……んッ……」
薫の指が動き始めると、ティナの唇からはすぐに鼻に掛かった声が漏れ出す。
これは、薫がべつに巧い訳ではない。原因は主にティナの方にあった。
……薫が…薫が私の身体にさわってる……なんか、自分でさわるよりもバリ気持ちよか……それに喜んでくれとるし……
さっきからずっと、ティナの丸いお尻の谷間には熱くて硬いものが当たっている。
いくらティナがこういったことに初心だとはいっても、それがなにかくらいはわかっていた。
『薫が自分の身体に興奮している』そう思うと恥ずかしさと同時に、経験したことのない快感がどんどん湧き上がって来る。
「濡れ易いんだな、ティナは」
薫は指先に湿り気を感じると、ティナの耳に囁いてみる。実際はどのくらいが女性の感じ易い目安なのかわからなかったが、
ティナは恥じ入るように目をつぶって歯を噛み締めた。
303 :
230:04/07/26 19:21 ID:g5z/lGLC
「ねぇ ティナ 気持ちいい?」
優しく、そしてイジワルな質問を、薫はご満悦の顔でしてみる。ティナはイヤイヤと子供のように首を振るだけだ。
「可愛いティナの声が、もっともっと聞きたいな♪」
目を細めると、薫は女性の最も敏感な突起を撫で上げる。
「ふぁッ!!」
ティナの背筋を甘い痺れが走り、吐息まじりの声が漏れた。薫は突起を指の腹で転がして、連続的にティナに快楽のパルスを送り込む。
「やっ……か、薫…ンッ……はぁッ……ン……んふぁ……やはぁッ!」
自分の奏でるはしたない声に、ティナは消えて無くなりたいほどの羞恥心を掻き立てられたが、どんなに抑えようとしても口からは
扇情的な声が数珠つなぎにあふれてくる。
そして、心のどこかでは、薫に聞いてほしいと思ってる自分がいる事にティナは気づいていた。
今回はここまで。中途半端なところで申し訳ない。
乙です。いやーたまらん
おぉぉ、遂に来ましたね。恥かしがり屋のティナかわいー。
普段とのギャップたまらねー。続きに期待期待。
230さんキテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
ティナかーいーよハァハァ(;´Д`)
8月保守
保守
保守
310 :
名無しさん@ピンキー:04/08/09 00:56 ID:6PHPBea8
処女葵を無理矢理レイプすると滅茶苦茶泣き叫んでくれそうだな。
「あっ……」
その光景を見た瞬間、彼女は自分の行動を悔いた。
(こ……こんな風になっているだなんて……何て淫らなのかしら……)
浴槽の縁に片脚をかけ、己の股間の間に差し出した鏡に映る生殖器官を見ながら葵
は肌を粟立てた。
ゴクッ。
カラカラに乾いた咽喉に粘つく唾液を流し込み、それを嚥下する音が広い浴室に響
いた。
(……凄く……凄く……ひ、卑猥だわ……)
(雅さんや……ティナさんや妙子ちゃんのもこんな風なのかしら?)
(そ、それとも……私のものだけがこんなに……猥褻なの?)
生まれて初めて目の当たりにする己の股座の割れ目の有様。勿論他の女性のものな
ど今までに見る機会もなかった。己の持ち物が他人のものとどれほどの違いがあるの
かの判断基準を持ち合せていない事が、葵の胸を不安に慄かせる。
目を閉じて鏡の中に映る光景から逃げ出してしまいたい。そう思いながらも視線は
縛り付けられたかのようにその一点に釘付けになったままだ。
(……私の身体にこんなトコロがあっただなんて……)
艶やかに黒々と輝く葵の陰毛は、年頃の少女にしては堂々とした繁り具合だ。ヘア
ーの質も一本一本が太い剛毛であることがその密生の濃さと相俟って、少女の股間に
漆黒のジャングルを造り出しているのだ。デルタ型に生い茂った密林は、その発生か
ら今日に到るまでに只の一度の手入れもされた事がないのであろう、伸び放題に繁茂
している。クレヴァスの両端を縁取るような飾り毛は下に進むに従って徐々にまばら
になってはいたが、それでも裏門の周囲にも柔らかな和毛を数本生やしていた。
だが葵の目を釘付けにしているのは剛毛ジャングルの奥の秘密の部分だった。白魚
のような指先で梳き分けた漆黒の恥毛の狭間にひっそりと咲いた肉の華。見れば見る
程に複雑精緻な肉襞の重なりだった。ふっくらと柔らかく盛り上がった肉厚土手高の
恥丘は、中央に深々と刻まれたクレヴァスの縁をほんのりと桜色に染めている。色素
の沈着は微塵も認められない。
透き通るようなサーモンピンクに煌めくラヴィアは、あくまでも瑞々しく楚々とし
た佇まいだ。
押し広げられた肉の裂け目の奥には、桜庭家の御令嬢が育んできた肉の華が咲き綻
んでいた。上端の陰核は包皮に完全に覆い隠されており、その姿を垣間見る事は叶わ
なかった。だが、葵の性感はその奥に甘い疼きを覚えているのだった。
(……何かしら……あの辺りが……ジンジンと痺れてるみたい……)
浴槽の中の湯を汲み取った手桶で指先を湿らせ、妖しい電流の発信源と思しき個所
をそっと触れてみる。
「あはンッ!!」
余りに強すぎる刺激に葵は頤を仰け反らせてしまう。思わず漏らしてしまった甘い
声を誰かに聞かれはしなかったかと掌で口元を覆い、周囲を見渡してしまう葵。勿論
、こんな時間に誰かが浴室にいよう筈もなかった。
葵は初めから今晩はそのつもりで、わざと入浴の時間を遅らせたのだ。
(……そ、それにしても……)
あまりにも強すぎる刺激だった。
葵はこれまでに一度たりとて手淫をした事がなかった。万事につけて慎み深くあれ
と育てられてきた彼女にとって、自分で自分を慰める事など思いよる筈もなかった。
いくら深窓の令嬢とても人の子であることには変わりが無い。だが葵は、悶々とした
情欲に身を焦がす夜にも決して己の股間に指を伸ばすことはしなかった。堪えかねて
、脚の間に枕や布団を挟んでしまう事はあったにしてもだ。
そんな葵のバージンクリットは、包皮越しとはいえ初めて触れられるその感覚に敏
感な反応で応える。
(……な、何?)
明らかに、いま自分の指先が触れた個所に変化が起きていた。プヨプヨとしたフー
ドの奥では内側からムクムクと何かが膨張している。
(ああっ……こ、怖い……触ってはいけなかったんだわ……)
既にその奥は痛いほどの感覚を葵にもたらしている。
(ど、どうなってしまうのっ……お、お医者様を呼ばなくてはならないのかしら
……)
自分の股の間を触って病院に担ぎ込まれるなど、それ以上はないほどの屈辱だ。
何よりも愛しい薫にそんな事を知られるぐらいなら死んだほうがましとも思われる。
(い、嫌ッ……な、なんだか、どんどん大きくなってきているみたい……)
包皮の内側では、既に陰核が充血勃起しているのであろう。甘い刺激はもはや痛み
に近い程である。
「あっ!……」
ついに明らかな変化が葵のクリットに訪れた。包皮の影からなにやら小さな突起が
顔を覗かせたのだ。
(……む、剥けてるの?……皮が、剥けちゃう……ど、どうしましょう……)
(お、お薬を塗れば直るのかしら?……ああっ、誰に相談を……)
(あっ……と、止まらない……どんどん、剥けちゃってる……)
315 :
名無しさん@ピンキー:04/08/09 19:24 ID:/np3hA63
新職人さんキタ━━━━━━ !!!!!
ハァハァ(;´Д`) しました。続き期待!!
おお!! 葵ちゃん初オナニー グッジョブ!!
(こ、これ以上剥けちゃったら、も、元に戻らなくなっちゃう……)
もはや当初の好奇心など何処かへ霧散していた。もう手鏡など見てい
る余裕も無かった。刻々と変化してゆく己の女陰を見るのが怖かったのだ。
葵は殆ど恐慌に陥りながら、反射的に包皮を元に戻そうとした。
指先が「傷口」に触れたその瞬間。
「かはァッ!」
小振りなヒップが跳ねる様に後ろに引いた。どんどん敏感になっていくよう
だった。余りにも敏感なクリットはもはや直接触れる事を許してはくれなかっ
た。
(も、もう手遅れなのっ?)
いまにも泣き出さんばかりに瞳を潤ませる葵。もう彼女にはこの事態が自分
の手に余る事は明らかだった。事が事だけに母親にも相談出来ない。
(か、薫様にこんな事が知られてしまったら……)
脳裏に愛しい男性の面影が浮かぶ。
ズキンッ。
葵のクリトリスは更に充血肥大していくのであった。
まるで火がついたかと錯覚する程に股の間で熱く燃え上がる炎を消そうと
して、葵はシャワーに手を伸ばした。「傷口」に障るといけないと思い、
入念に温度を調節してから水流の矛先を羞恥の源泉へと向ける。
「うんッ……」
ソフトなぬるま湯の当たりが葵の身体を疼かせた。
(……き、気持ちいい……)
ブルッと身体を震わせるのとシンクロして、葵の胸元にたわわに実った
釣鐘型の乳房もプルンと揺れた。彼女自身はまだ気が付いてはいなかったが、
その膨らみの先端を飾るベビーピンクの慎ましやかな小粒の乳首も、ピンッ
と尖り勃っていた。
葵はほとんど本能的に、そう、快楽を追い求める雌の本能でシャワーの
勢いを徐々に強くしていった。
敏感な神経はシャワーの先端から迸る一本一本の細い水流が今、肉豆に
当たっているのか否かすらもはっきりと感知できるほどに冴え渡っていた。
だが、火照った部分を冷ます為に始めた筈のシャワーは、一層葵の敏感な
神経を昂ぶらせてしまう。これでは逆効果だと判断した葵は腰掛けの上に
尻を置き、桜庭家の令嬢にはあるまじきあられもない角度に脚を拡げて、
身を屈めるようにして己の股座を覗き込んだ。怖くはあったが、自分の目で
確かめなければさらに不安が増大するばかりであった。
(こ、こんなに……もう、もう取り返しがつかない……)
葵の可憐なクリトリスは既に包皮を完全に脱ぎ捨て、パールピンクに濡れ煌く
しの全貌を露わにしていた。時折ピクピクと震えているのは、初めて目の当たりに
した外界の様子に戸惑っているのか。だが、当の葵のうろたえ様はそれどころでは
なかった。
(ど……どうしましょう……こんな身体になってしまって……)
(薫様に、薫様に合わせる顔が……)
肥大したクリトリスをまじまじと見詰めながら途方にくれる葵。初心な葵はこの
身体の火照りを鎮める方法すら知らないのだ。
(もう……薫様に顔向けの出来ない体になってしまったんだわ……)
それにしても、あらためて見れば見る程に自分の脚の間にこんなモノがパックリ
口を開けているとは信じられなかった。
なんという醜さだろう。生々しい肉色をした薄いラヴィアが幾枚も折り重なって
複雑精緻な迷宮をつくりだしている。まるで内臓が露出しているように葵の目には
映った。黒々とした陰毛の艶がサーモンピンクのヴァギナをより一層際立たせていた。
(男の人の……薫様のものは……ココに挿るのかしら?)
葵はポッチリと尖り勃った陰核のすぐ下の、周囲の肉色よりはやや濃い目の紅に
色づいた小さな孔を小指の爪の先で軽く擦った。
「……ッ!!」
乙です。
面白いんですが、もうちょっと改行してくれると読みやすい。
保守
あっ、と思った時には既に葵の股間で黄金色の飛沫が弾けた。
「ああっ!………」
あちこちに乱れ飛ぶ放物線の行く先がようやく一点に定まり、ジョボジョボとはしたない音を立てて浴室の床を叩く。驚きのあまり、葵は只々己が垂れ流す一条の奔流を見つめている事しか出来なかった。
葵の黄金水がうっすらと白い湯気を立てている。先の住人が浴室を使ってからだいぶ時間が経過していた事もあり、室内の空気は既に冷え切っていたのが思いがけない失禁を呼び寄せたのか。
それでも入浴前に用を足していた事もあり、膀胱の中の小水はそれほど溜まってはいなかった。やがてその勢いは徐々に衰え、濡れそぼった下生えを伝い落ちる。ほんの僅かの排尿を終えた葵の身体が小便に体温を奪われて小さく震えた。
(ああ………なんて事を……こ、こんな所で……用を足してしまうだなんて……)
(………卑らしい事をした罰が当たったんだわ……あんな場所の皮が剥けてしまったのだって……)
323 :
230:04/08/22 17:02 ID:IjLoBy9y
お風呂でオナニーっていうのは魅力的なシチュエーションですね。乙です。
人の作品を読ませてもらうのは大変刺激になりました。
>303の続き
「うぁッ……は……くぅんッ……ああッ……」
弄くられることに慣れてないティナの身体は、薫の一つ一つのタッチに健気に反応を寄越して返す。
敏感な突起をショーツの上から少しきつめにひねったりすると、まるで感電でもしたかのようにビクンビクンッと身体を震わせた。
そんなティナを見ていると『もっと感じさせたい』という征服欲のようなものがムクムクッと首をもたげてくる。
指をジッパーの隙間から引き抜くと、
「ほら、ティナのでこんなに濡れてる」
ティナの目の前にかざして見せた。下着越しなのに、その指先は透明な粘液で濡れ光っている。
「あ、ああ……」
薫の濡れた指先が、ゆっくりと、リップを塗るようにティナの唇を撫でる。
「んん……んぁ……」
決して無理やりにという感じではなく、薫の指先がティナの口唇を割って中に侵入を果たした。
ティナの唾液に濡れる薫の指先は今までよりも更に動きがゆっくりとなり、オズオズと絡めてくる舌と戯れる。
いつしか、その行為に夢中になっていたティナは口唇から指が引き抜かれると、“ちゅぽッ”と可愛い音がした。
「あン……」
ティナの口唇から、薫の指を追うように舌が伸びる。
324 :
230:04/08/22 17:03 ID:IjLoBy9y
「……あ!?」
自分のはしたない行為に気づいてティナは慌てて舌を引っ込めた。そろ〜〜っと薫を窺ってみる。
そこにはもちろん、変わらずにっこり微笑む薫の顔。
「俺、もっともっとティナのことが知りたいな……」
ジーパンのホックを外して、ティナの顔を見ながら引き下ろしていく。
「ふふっ ありがとう、ティナ」
ティナも非常に協力的だ。お尻をひょいっと上げてくれる。耳元で囁くとコクッコクッと頷くが、目はギュッとつぶったままだ。
「こうやって脱がされるの、恥ずかしい?」
言わずもがなことを、薫はわざと聞いてみる。イジメッ子モード全開だ。
イジメラレッ子のティナは、コクッコクッと頷くことしかできない。
「ふ〜〜ん じゃ、もうやめてほしい?」
ブンブンッとティナは首を振る。頬に涙が零れた。ここでやめられたら、心も……身体も……切なすぎる。
325 :
230:04/08/22 17:04 ID:IjLoBy9y
この反応に慌てたのは薫だ。ティナの涙を指先で拭う。
「だいじょぶ、やめたりしないから ………調子に乗りすぎた、ごめんな」
「……グスッ……ズズッ……」
薫の言葉に安心したのか、それがまた涙の呼び水になって、ティナは子供のように鼻水を啜り上げた。
「……ほんとに……ウグッ……やめたり…ズズッ……せんと?………」
「うん、やめたりしないよ お尻を上げてうつ伏せになって」
「……うん」
薫の腕の中から抜け出るのに名残惜しさを感じながら、ティナは言われたとおりにうつ伏せになると、お尻を高く上げる。
「……あ!?」
そこでティナは気づいた。この格好は、さっきよりもずっとイヤラしいことに。
次でなんとかティナの話しは一段落つきそうです。
新職人の参入、そして230の続きが!
お漏らし葵ちゃんと四つん這いティナ、うぉぉたまらねぇ!
溜まってるのね
いや、溜まらないんだろう
もっと自分の身体の事を知りたいという好奇心と、こんな事をしてはいけないという自制心とがせめぎ合う。だが、葵の指はぞくぞくする背徳の愉悦に突き動かされてしまう。
歪な形で押さえ込まれていた年頃の少女の性欲の力はそれほどに強かったのだ。
コリコリにしこった肉豆を指の腹で転がす度に身体が震えた。最初は痛みを覚えていた筈だったのに肉の真珠を捏ねれば捏ねる程、ジンとした痺れが股間の一点から全身に疾る。
不思議なことに、弄っていない筈の両の乳首からも甘い疼きが波紋のように拡がってゆく。胸元に目を向けるといつもは薄桃色だった乳首が濃く色付き、あまつさえ小さかった
筈のそれが充血してピンと肥大勃起しているのにようやく気が付く。
(ああ……胸までこんな風に……)
じっくりと目を凝らせば可憐な乳輪までもがふっくらと浮き出している事も判る。乳房全体が重く感じられ、張りが増しているのが葵にも判った。
(………怖い……胸が……破裂してしまいそうっ……)
乳房を指先で揉みほぐそうとするがそれは逆効果だったようだ。軽く握っただけなのに、想像を上回る衝撃が身体の奥にズンと響いた。
(こっ、これが……『感じる』という事なの?)
薫の背中にそっと胸を押し当てた時にも乳房が火照るのを感じた。だが今のこの感覚とは比べ物にならぬほどの幼稚な快感だったと今更ながらに思う。
小刻みに跳ねるムッチリとした尻たぼが腰掛の上から滑り落ちるかも知れぬと思った葵は、直に浴室のタイルの上に腰を落とした。
(……さっきの所は……オシッコが出る場所だったのだわ……)
(それでは……薫様の……アレが……挿ってくるトコロは何処なのかしら?……)
つい先程小便を漏らしてしまったことをようやく思い出した葵は浴槽の中の湯を手桶に汲み、脚の付け根を二度ほど湯に潜らせて洗い清める。
浴室の灯りの下に湯に濡れた少女の羞恥の源泉が余す事無く曝け出される。己の股間を身を屈めて覗き込む葵の瞳に縦一列に並んだ生殖と排泄の器官の全てが飛び込んでくる。
目を背けたくなる程に淫らだった。それなのにじっと食い入るように己の媚肉を凝視してしまう葵。
白魚のような指先がバージンピンクの海を泳ぐ。複雑に折り重なった処女のラヴィアは朝露に濡れる薔薇の花弁に酷似している。その花弁を一枚一枚捲り返して膣孔の在り処を探す葵。
(……ど、どこかしら……おかしいわ……)
(ひょっとして……私の身体に欠陥があって……もしも……)
(………薫様を受け入れられなかったら……)
葵の拙い性に関する知識では、女性には男性を受け入れる為の孔がある筈だった。リアリティを伴わない男女の結合時の断面図が彼女の脳裏に浮かんだ。
勿論、葵の身体に何の欠陥もあろう筈がなかった。生まれてから今日まで異物挿入オナニーの経験も無く、ずっとナプキンしか使った事のない葵にはその所在が判らないだけに過ぎない。
只の一度も何物の侵入をも許した事の無い葵のの処女膣は上下左右からせめぎ合う肉に押し潰されてその入り口を閉ざしているのだ。
(……見つからないわ……どうしたら……)
「あ……」
媚肉の割れ目をまさぐる葵の指先が窪みを捉えた。
(こ……此処かしら?)
窪みの深さを確かめるかのように指を動かす。むず痒いような今までに体験した事のない不思議な感覚が背筋を駆け上がる。
「ああっ……」
悩ましげな溜息。それと意識しなくても、その声に甘いものが混じりつつある。
己の指先を濡らしているのはもはや湯ではなく、自分の体内から溢れ出したものだという事も気付かないほどに行為に没頭する葵。
(ああっ……薫様……ゆ、許して下さいっ……)
なぜ薫に謝らなければいけないのかも判らない葵だったが、この自分の行為が後ろめたい行いだということは本能的に認識していた。
心の中で愛しい人に詫びる葵だったが、その指先は一向に一人遊びを止めようとはしなかった。
もはや上体を起こしているのさえも辛くかった。葵は股間を覗き込んだままの姿勢で額を床につける。丸くなっていた背中が一転して弓なりに反り返り、クイと尻を天井に向けて突き出す。
ムッチリとした尻肉の谷間にココナッツブラウンの菊花が可憐に咲いている。葵の激しい息遣いに合わせて放射線状に深く刻み込まれたアナル皺が収縮を繰り返して、
その奥のサーモンピンクの肛門粘膜が見え隠れしている。
ヴァギナから溢れ出した肉汁は内腿をべったりと濡らしながら、まるでナメクジが這った跡のような粘液の帯を膝まで描いている。
葵がクナクナと細腰を振る度にラブジュースが浴室の床を汚した。
「……いいッ……いいの……」
貞淑な少女の身体の中で目覚めた性欲は彼女の心まで支配してしまったようだ。淫らな行為にふける葵を咎める者もいない浴室に甘い喘ぎ声が響き渡る。
目覚めた葵ちゃん、イイ!
333 :
名無しさん@ピンキー:04/08/27 20:48 ID:DBzEXtc0
保守
葵が上体を半身に起こして捩った。完璧な曲線を描いていた胸の片球は彼女自身の指で鷲掴みにされて惨めに形を変えてしまっている。
わしわしと揉みしだく度に指の隙間から柔らかく蕩けた乳肉がはみ出す。コチコチに硬くなった乳首を指の股の間で挟んで扱く。
(ああっ……も、もう一本……もう一本、腕が欲しい………)
おあずけを食らっているもう一方の乳房も同時に愛撫できないもどかしさゆえに、床のタイルに膨らみを押し付け、擦り付ける事で寂しさを誤魔化す。
(……き、気持ち……イイ……どうなってしまうの、私……)
(何処へいってしまうの……薫様……私、怖いんです……)
初めて知った悦楽の、その底知れぬ深さに葵は慄きを隠せない。
(薫様ッ……葵が、葵が遠くに行ってしまわないように……抱きしめて下さい……強く……もっと強く……)
だが、遅ればせながらようやく発情期を迎えた葵のおんなの本能は一向に指戯を止める気配を見せない。
それどころか、彼女が心の中で愛しい人の面影を思い浮かべれば浮かべる程、その動きはより一層激しさを増すばかりであった。
(薫様っ……薫様っ、薫様っ……ああっ……いけない葵を……許して下さいッ……)
ドロドロとした葵の恥汁は尽きる事無く滾々と湧き続ける。その源泉は初心な指先が探り当てた小さな窪みの奥からのようだと葵は気が付いた。
(ひょっとして………この奥が、薫様を受け入れる処なの?)
葵は恐る恐る股の間をくぐらせた指先を窪みの中心にあてがう。瞼を固く閉じて、唇を噛み締めて、息を止めて。そして、指先に力を入れた。
ついに指先そーにゅーですか?!
ニュルンッ!
溢れ零した豊潤な愛液にも助けられたのか、葵の中指はさしたる抵抗にも遭わずに第一関節の辺りまで沈み込んでしまった。
「っ!…………」
吃驚したのは葵だ。まさか指先が入ってしまうという事態を全く想定していなかったらしく、予想外の成り行きにじっと身を強張らせている。
(は……入ってしまうなんて……ど、どうしましょう……)
(でも……何だか気持ちがイイ……)
痛みにも似た鋭い刺激が電流の如く駆け抜ける乳首やクリトリスとも、肺が押し潰されて息が出来なくなるほどの衝撃をもたらす乳房とも違う、
空閨を満たされる充足感は葵の心を落ち着かせた。
(………本当にこの場所が薫様をお迎えする処なのかしら?)
ようやく人心地ついたのか、溜めていた息を吐き出す。そして彼女の指先が来るべき薫との交合の下見でもするかのように己が胎内を探索しはじめる。
自分の内側は想像していたよりもずっと熱かった。
(……こんなに熱いなんて…………ひょっとして感じているからかしら………薫様のものが火傷されてしまわれないか心配だわ……)
(……この奥から……オツユが溢れてくるのね………私の身体がおかしいのかしら…………それとも女の人はみんなそうなの?)
指先に感じるぬめりが、先程股間を流したお湯のものではないことは明らかだった。指先を蠢かせる度にクチュクチュと湿った音がした。
処女膣が細い指をキュンキュンと締め付けてくる。柔肉に埋もれた指先を捏ね回すとうっとりするような快感がこみ上げてくる。
(どこまで挿るのかしら?……)
ゆっくりと、慎重に指を沈めてゆく葵。やがて中指は第二間接まで彼女の胎内に消え、遂にはねもとまでずっぽりと潜り込んでしまった。
(挿っちゃった……根元まで、挿っちゃった…………)
窮屈な葵の肉路の中で軽く指先を曲げてみる。指先がなにやら小さな粒々がびっしりと並んでいるような部分に触れた瞬間、葵の腰がブルブルと震えた。
「はうッ!?」
(な、何?……ここにも、物凄く気持ちのイイ処が……)
337 :
230:04/08/29 16:46 ID:HP9uo4tv
>325の続き
“ズリッ……”
もちろん計算ずくの薫は、問答無用でショーツを腿の半ばまで一気にずり降ろす。
ティナのお尻が外気と視線に晒された瞬間、サァッと紅くなり、
……なんか……桃が食べたくなってきたなぁ……
薫の食欲をそそった。人間の性と食は密接に結びついていることを、薫は妙な場所で実感してしまう。
まあ、それは置いておくとして、大変に無作法だが、腿を伝って流れる落ちる果汁を味見すべく薫は舌をのばした。
“んちゅッ……”
一舐めすると、
「ひッ」
ティナが短い悲鳴を漏らす。
反射的に前に逃げようとするティナの腰を掴まえると、薫は粘膜のさらに奥へと舌を尖らせるようにして潜らせた。
「あッ……ふぁッ……ああッ……やッ……んふぅ…」
ティナは人一倍健康な身体を持っているので、欲求に勝てずにオナニーすることだって無論ある。
するときは『これが薫の指だったら』と思ったことは何度もあったが、『舌で』というのはティナの乏しい性知識では想定外だった。
“ぺちゅ・ちゅる・ちゅぶ……”
舌は熱心に、そして丁寧に、行儀の悪い音を立てて秘裂を舐め上げる。
薫の柔らかな舌先が踊るたびに、ティナはぶるぶると震えて肌を粟立たせた。丸いお尻が右に左に淫らに揺れる。
そしてそれは、四つん這いで身悶えするケモノ娘に唐突にやってきた。
338 :
230:04/08/29 16:48 ID:HP9uo4tv
「あ……あ……ああッ〜〜!!」
隣の部屋に人が居れば、まず間違いなく聞こえるだろう声を上げながら、ケモノの遠吠えのようにピーーンッと背を反らせると、
ティナはくたりと崩れ落ちる。
「ティナはみや…!?コホンッ……ほんとに敏感だな」
薫は基本的にウソがつけないオトコの上、気づかされたティナの可愛さにどこか有頂天になっていたのかもしれない。
愛液に濡れた口元を拭いながら、ポロリッと出かけた秘め事を業とらしい咳払いでごまかす。
もっとも、ティナは現在アッチの世界にイッてるので咎められる心配はないだろう。
……雅さんの段取りがいくら巧くても……俺が墓穴掘ってどうすんだよ……気をつけなきゃな……皆の為にも……
真摯な、それでいて虫のいい反省をして気を引き締めると、改めてティナを見る。
顔から突っ伏しているが、お尻は健気に高く上げたままだ。愛液を滴らせながら、秘唇はひくひくっと蠢いている。
“ごくりっ”
喉を鳴らすと、薫は逸る心を抑えるように、殊更ゆっくりと勃起を取り出した。
当たり前だが、狭い部屋で一人コソコソ隠れてする自慰行為とは興奮度が違う。
そこは『こんなにデカかったけ?』と薫が自分で驚くほどに大きく力強く、そして下っ腹に付きそうな勢いで急激に隆起している。
……ティナはやっぱり初めてだよなぁ……濡れてないと痛いって聞くけど……このぐらい濡れてればいいのかなぁ……
薫の性知識も微妙に偏っていた。このぐらいもなにも、潤滑油はもうこれ以上必要ないほどティナは濡れている。
それにどんなに濡れていたって痛いものは痛い。
どうしようか?と薫は逡巡したあげく、結局ティナに聞いてみた。
「ティナ、その……もう…へいきか?」
首だけを気だるげに振り向かせるティナのいまいち焦点の定まらない視線が、徐々に光りと忘れかけていた羞恥心を蘇らせる。
視線は、初めて見るだろう牡器官に釘付けだ。
339 :
230:04/08/29 16:49 ID:HP9uo4tv
「そ、それ……アレ?」
「………うん、アレ」
ティナの言ってる『アレ』とは、薫の出している『アレ』で間違いはないだろう。
非常に間の抜けた会話だがふざけているわけではない。当人達はいたって真面目だ。もっとも、それがまた可笑しいのだが。
「いい……か?」
なんの了解を求められているのかは、もちろんティナもわかっていた。
視線を股間から引き剥がし、潤んだ瞳で薫を見つめる。『瞳が語っている』それはけして、少し妄想癖のある少女の戯言ではない。
そこからは、捧げるものの決意が読み取れた。
「うん…………来て……」
さすがにその声に、ヴァージンだけが醸し出す怯えが含まれてるのはしょうがない。
「なるべく痛くないように……ゆっくり……いくからな」
少しでもティナの不安を和らげようと、薫は微笑むと、勃起の根元に手を添えて角度を調節する。
先端が触れた。ぬちゅとした膣内粘膜が勃起に吸い付いてくるのを感じると、薫はそれだけで危うく射精しそうになる。
気合を入れ直して腰を進めると、なにかを押し割るような感覚が生じた。
「…んぐッ」
口から漏れるティナの声は、快感を表す為のモノではない。股間を見ると太股の間をスーーッと一筋、血が流れていた。
「痛いか?」
聞くとティナはぶんぶんと首を横に振る。痛くないわけがない。
我ながらバカな質問をしたと薫は思ったが、プルプルッと震えるティナの背中を見ているとなにかを言わずにはいれなかった。
本音を言えば、牡本能の思うがままに腰を突き動かしたい。
しかしそれは、いくらなんでも処女を散らしたばかりのティナには酷だろう。
薫はは挿したまま、しばらくはじっとティナが落ち着くまで待った。
340 :
230:04/08/29 16:50 ID:HP9uo4tv
「………………うッ」
それに、動けなくとも充分気持ちいい。キュッと膣全体が収縮し、根元までしっかり咥え込んだ勃起を締めつける。
勃起は心地よい締めつけの中で力強く脈打っていた。
「う、動いても……よかよ……」
「無理しなくても……いいぞ……」
首だけをひねると、ティナは微笑んでみせる。少し、その笑顔は痛々しい。
「……薫が気持ちよくなってくれんと……私も……ダメやから……」
いじましいティナのセリフに反応したのか、完全に勃起しきっていたと思われた薫の牡器官はティナの膣内でさらに体積を増すと、
丸く尖った先端が喉の柔らかい部分を突き上げた。
「ひぅッ!!」
不意打ちで突き上げられて、ティナの口から甲高い悲鳴がほとばしる。
艶のある声。どう聞いてもそれは、苦痛を訴えるためのモノではなかった。
「いまのは……痛いんじゃないよな?」
一応聞いてみる。
「……はぁ……な、なんか……よくわからん……けど……」
「けど?」
「ゾクッと……したか……」
薫はティナのセリフを最後まで言わせず、腰を掴むと亀頭が抜けるギリギリまで後退させると勢いをつけて叩きつけた。
「ふぁあッ!」
ティナの頭の中を、脳天から爪先まで快楽パルスが突き抜ける。力任せの挿入にも、ティナはもう間違いなく歓喜の声を上げていた。
「うぁッ…は……ああッ……あ……ぅああッ……ふぅ……うぅ…あ、ひッ……うはぁぁッ!!」
ガムシャラに突き挿れるだけのテクニックもなにもない拙速な動きだが、その暴力的なまでに荒々しさに、さっきまで未通娘だった
ティナが抗えるわけもなく、薫から与えられる悦楽のさざ波に、ただ翻弄されるばかりである。
341 :
230:04/08/29 16:51 ID:HP9uo4tv
「はひッ……ひッ……あ、ンぁッ……はぁ……んぁッ……ひぁッ!!」
そもそもティナには抗う気がない。薫から与えられるもの全てを甘受しようとしていた。
「ンあぁッ……はぅッ……んンッ……ぅああッ!!」
それでも激しすぎる抽送に、身体は本能的に前へと逃げようとする。しかし薫はくびれた腰を掴むと、逆に自分のほうへと引き寄せた。
「ひぅッ!」
ブラジャーの中で固くしこっていた乳首が、こすられて快楽中枢を刺激する。
「か、薫……ふぁッ……ひッ……んぁッ……あぁッ……か……ひんッ……」
「ティナ……ハァ……もうちょっと……ふぅ…くッ……だから……な……」
二人の息遣いはひどく切迫したものになってきた。
ティナと薫は、それこそ呼吸を合わせるように、一緒に絶頂への階段を駆け登っていく。
「あッ……キッちゃう……ふぁッ……もうキッちゃ……んンッ……薫…キッちゃうよ!……はやく……薫も……うぁッああ!!」
一足早いティナを追いかけるように、薫も階段を登りきった。亀頭がティナの膣内でブワッと膨らみ爆ぜる。
「あッ、あッ、ああ……」
ガクリと、力を出し切った薫はティナの背中に覆いかぶさるように倒れ込む。
しつこく吐き出され続ける熱い塊を身体の最奥に感じながら、ティナはゆっくりと、幸せに包まれて目を閉じた。
第二話 完
342 :
230:04/08/29 16:57 ID:HP9uo4tv
コメント下さる方、いつもありがとうございます。
葵ちゃんのオナニーSS書いてる方、割り込みみたいになったら申し訳ありません。
おぉ!今日も二倍二バーイですな。
お二方の作品両方とも楽しませていただきました。
ちなみに俺の脳内では薫がティナとヤッている時にお風呂場では
葵ちゃんがオナニー中という同時進行!なのだと補完されています(w
だから、たぶん最後になるだろう葵ちゃんとの本番時には、
葵ちゃんはもうすっかり目覚めちゃってるであろうと(w
「葵ちゃん、自分でしたことあるの?」
「か、薫様、意地悪です……」
「ほら……正直に言ってごらん……」
「お、お風呂場で、その……い、一度だけ・…・は、恥かしいっ」
なぁんてな会話がきっと交わされるであろうと(w
指先であらためて探ってみるとその粒が密集している場所はごくごく狭い範囲だった。その範囲を確かめる為に指を数回往復させただけで、葵はもう腰が抜けたようになってしまっている。
膝立ちでヒップを高く掲げ上げた姿勢もこれ以上は維持していられない程だ。
これ以上摩擦を繰り返せば行き着く所まで行ってしまう、という事がアクメを知らない筈の葵にもはっきりと判った。
名残惜しそうに中指を咥え込む自分の媚肉をなだめすかしてそれを引き抜く。
ヂュポン。
「くゥッ!……」
背筋が痺れた。指を抜くという行為だけでも感じてしまうのだ。葵は感じやす過ぎる女の肉体を恨めしく思った。
己の胎内に埋没していた指先を目の前に持ってくる。ヌルヌルとした粘液がべっとりとこびり付いている。好奇心に釣られて己の匂いを嗅いでみる。
僅かに鼻をヒクつかせて、すぐに顔を背けた。今晩幾度目の後悔であろうか。濃厚な自分の恥臭が鼻についた。
官能の炎に炙られて動作の鈍い身体をのろのろと動かして、遂には背を床にして仰向けになる。そして和式の便器で用を足すときでも拡げたことの無いような大きな角度で
、すなわち桜庭葵のこれまでの人生の中で最も大きな角度で、太股を左右に開いた。
青い静脈が透けて見える程の仄白い内腿はその付け根の筋をクッキリと浮かび上がらせている。
葵が噴き零した肉汁に濡れそぼった陰毛はピッタリと恥丘に張り付いて、ふっくらと盛り上がってしまったその形を露わにしてしまっている。
葵が自分の目でクレヴァスの状況を確かめなかったのは幸いだったのかもしれない。惨々たる有様なのだ。
小粒なクリトリスはまだ充血が続いており、ピンピンに尖り勃っている。
左右からぴったりと寄り添ったサーモンピンクの媚肉は、その狭間からジュクジュクと泡立って白濁した涎を物欲しそうに垂れ流している。
零れ落ちる愛液は瑞々しい葵の肢体の中にあって唯一ヶ所だけ捩れて皺になっている蟻の門渡りを伝って裏菊までをもしとどに濡らしているのだ。
桜貝にも似た、よく手入れされた爪を乗せた指先が胎内への再突入を試みる。先ほどの挿入で感覚を掴んだのか、葵は躊躇う事なく、だがゆっくりと、最初の挿入に使った中指を再び根元まで埋め込んだ。
待ちきれなかった蜜壷がもう逃さぬと云わんばかりにギュンギュンと締め付けてくる。
「うンッ……くぅっ…………」
意識的に粒々のある部分に指を這わすのは避けた。その部分は後の愉しみに取っておくつもりだった。
完全に埋没した指をゆっくりと引き抜く。狭隘な肉路の微細な襞が指に絡みついて獲物を放そうとしない。それを引き剥がすようにして指先をようやく入り口近くまで引き摺り出す。
そしてさっきの挿入よりも若干スピードを上げて中指を埋め込む。
指の付け根が恥丘に食い込み、蜜壷いっぱいに満ちていた粘液が居場所を無くして膣から溢れ出す。
潤滑油のおかげでますます滑りの良くなった指ピストン。その動きに合わせて淫らがましく湿った音が葵の耳にも届いた。
(な、何て卑らしいの……私の身体が……こんなエッチな音を……)
はしたないと思いつつ指が止まらない葵ちゃん。
むぅ、実はけっこう素質あり?
二人ともGJ!続き期待。
彼女には今までに感じたことの無い形容のし難い何かが自分の身体の内側で膨れ上がっていくのを止める手立てを持っていなかった。]
ただ情欲に身を任せて指を繰る事しか出来ないのだ。
正常な思考はとうに消え失せ、狂ったように快楽を追い求める一匹の牝。そこにはもはや淑やかで慎ましい、名家桜庭の深窓の令嬢の姿は無かった。
床にあった筈の葵の背中が弓なりに反り返り、タイルとの間に隙間をつくった。
「イイっ……イイのぉ……気持ちッ……イイッ」
指が出入りする度に、葵の背は床から離れてゆく。肩とヒップで支えられた優美なブリッジ。一片の贅肉をも見出せぬ葵のお腹にはびっしりと汗の玉が浮かび、
その瑞々しい円弧の頂点に刻まれた縦長の臍の穴は葵の汗で溜まり小さな水溜りになってしまっていた。
いつしか葵は中指を前後させながら親指と小指で器用にクリットを転がしていた。二本の指の間で右へ左へと翻弄される雌芯は真赤に充血して今にも弾けてしまわんばかりだ。
オナニー擦れのしていない初心で小粒なクリットが限界まで肥大しきると、次には葵の尻がジワジワと浮いてゆく。
ベッタリと床を濡らした彼女の恥汁が幾本もの糸を引いた。
彼女の柳腰がうねるように円を描きながら虚空に突き出されてゆく。己のヴァギナが向かうその先に、葵ははたして薫のペニスを思い描いているのだろうか。
葵の腰はもう浴室の床から30センチは優に浮いていた。踵までもが宙に浮き、爪先だけで下半身を支えている。
……やはり桜庭葵の遺伝子にも浅ましく淫蕩な牝の本能が組み込まれていたのか。細い指は相変わらず激しいピストンを繰り返していたが、遂には腰の方からも積極的に動き出して指を迎えに行く。
腰だ。腰を使っているのだ。腰が淫らに揺れる度に、パンパンに張りつめた乳房の頂に鎮座する勃起乳首が上下左右に激しく揺れ動いた。
セックスの事など何も知りません、という顔をしていたのは葵の仮面だったのか。いや、実際に何も知らないに等しい葵だったのだが、今の葵の痴態は見る者の目を疑わせるのに充分すぎる程の乱れ様だった。
腰を振る度に汗が撒き散らされ、浴室の灯りを受けて煌めいた。重く粘った愛液は糸を引いたまま葵の股間で時計の振り子か空中ブランコの様に大きく振れ、反動が付いた分だけより遠くへと飛び散った。
葵の股間から立ち昇るおんなの発情臭が浴室にこもる。牡を誘うムンとしたフェロモン臭に女の葵までもが中てられたかのようだ。頬にも、額にも、葵の艶髪が汗でべっとりと張り付いている。
「ああっ……もうッ……もうッ、駄……目ッ……私っ……!」
切れ切れの喘ぎ声の間からその言葉を搾り出したのが最後だった。葵の唇は陸に上がった魚の様に空気を貪るだけで、意味のある言葉はもうこれ以上は紡ぐ事が出来なくなっていた。
或いは……「イク」という言葉すら知らず、生まれて初めてアクメを迎える葵には今の己をどのように言ったらいいのかすら分からないのかもしれない。
(……か、薫様ッ……私は、葵はッ……)
(もうっ……い、何時でも……薫様をお迎えする準備は………)
(…………準備はっ、出来て、出来ていますッ!!)
(だから……だからッ!……早く……早く、葵を、葵を、薫様のものにっ……!!)
そして自分に止めを刺すつもりなのか、遂に葵の指先が禁断のスポットを擦り潰す。
「はうッ!!……おっ……ほおッ!!……かはァ……おおンッ!!」
彼女の唇から発せられたとは思えぬ、獣じみた喘ぎ声。葵の柔軟な身体は完璧なブリッジを形作り、
若鮎のような肢体が宙に浮かんばかりにビクンビクンと跳ねたその瞬間。
ぷしぃッ!
葵の股間で飛沫が弾けた。
ぷしッ、ぷしししッ!
間欠泉の様に、二度三度と吹き上がる液体。小便ではない。葵の膣がラブジュースを噴出させたのだ。
オルガズムを感じた瞬間、気をやった瞬間、絶頂に達してしまった瞬間にに潮を吹いたのだ。
流石に小水ほどの持続性も噴出量も無く、まるで単発の打ち上げ花火のように数回吹いただけで葵の潮吹きショウは幕を閉じた。
散々撒き散らした愛液のぬめりが爪先をズルズルと滑らせる。脚をおっぴろげたままでペタンと尻が床に落ちた。
自分の発情汁をこびり付かせた中指を目の前に持ってくる。先刻の後悔は今は跡形も無かった。
熱く濡れそぼった膣の中で時を過ごした指先は愛液でふやけていた。葵は躊躇う事なくその指先を唇に含んで舐め清める。
(……これが……私の……味……)
苦い筈の背徳の蜜の味は、予想に反して甘やかだった……
完
コメントを下さった方々に感謝しております。
2ちゃんねるのエロパロSSはどこもレベルが高くてヘタレ投稿作家の私は腰が
引けていたのですが、温かく見守って頂いた(もしくはスルーして下さった)おかげで
無事完結まで漕ぎ着ける事が出来ました。重ね重ね感謝いたします。
もしも皆様のお目汚しでなければ別のSSもアップしたいのですが……
葵ちゃんの陵辱モノなんですが、お気に召さない方がいらっしゃるのなら他のスレを当たってみます。
ご意見をお聞かせ頂ければ幸いに存じます。
>230さんへ
こちらの方こそ割り込む形になってしまって申し訳ありませんでした。
いつも230さんの作品を読ませて頂き、彼我の差に愕然としております。
いつかは230さんの葵ちゃんも読みたいですね。
>352
事前に題名あるいはコテを通知していただけるとありがたいです。
NG登録できるので。
私は読みたくないですが、他の方々が読む機会を奪うつもりはありません。
文章表現がねっとりしているので最初は慣れなかったが
だんだん馴染んでくると楽しく読めました。続き期待。
355 :
230:04/09/10 19:23:52 ID:WYrWyPN2
>341の続き
「「いただきます」」
「はい」
葵の返事を合図に、薫は好物のイワシのハンバーグに箸をのばす。
みんな揃っての夕食の席。こうやって家族団らんホームドラマのような時間は、一人暮らしが長かった薫にはどこかこそばゆく楽しい。
しかし、今日はいつもとはちょっと違う。主に隣りに座っている人物の様子が……
チラリッと、なにげなくを装いながら視線を送る。
「!?」
目が合うと、ティナはサッと顔を伏せた。その頬は赤い。食べ始めてからずっとこれの繰り返しだ。
まあ、無理もないだろう。薫とティナの心と身体が結びついてから、まだ三時間弱しか経ってないのだから。
薫もそんなティナの乙女チックな反応に悪い気分はしない。
アイコンタクトで応えたりする。すると、それに気づいたティナの頬が増々赤くなり、いまや小さなお茶碗に顔を突っ込みそうだ。
その可愛らしい仕草に、薫の表情にも思わず笑みが零れる。
“コツンッ”
テーブルの下、脛を軽く蹴られた。だらしなく緩みそうになった薫の顔が瞬時に引き締まる。
目聡く、二人の『愛コンタクト』はチェックされていたようで、そろ〜〜っと、薫は足が飛んできた方を窺ってみると、
「……………………」
雅の視線が激しく痛い。
ちなみに、雅は薫の正面に座っている。その雅の視線が、ゆっくりと右に動く。つられて薫もそっちを見た。
葵がいる。自分の……許婚だ。薫を、どこか淋しそうに見ている……と感じてしまうのは、葵に対して後ろ暗いからだろうか?
ティナと関係を持ったのを後悔はしていないし、もちろん雅ともそうだ。それでも胸がチクリッと痛んだ。
356 :
230:04/09/10 19:24:49 ID:WYrWyPN2
……どこかで調子に乗ってなかったか?……花菱 薫……葵ちゃんはそれでなくともガマンしてるんだぞ……
「葵ちゃん、おかわりもらえるかな?」
笑顔で葵にお茶碗を差し出すと、
「はい」
弾んだ声で葵が受け取る。
「ふぅ〜〜」
少し自己嫌悪に陥りそうな御機嫌取りだが、葵がそれで喜んでくれるならかまわない。
ただ視界の端で、薫の心を読んだように“ウンウンッ”と頷いてる雅には、ちょっと釈然としないところもある。
……こうなった責任の半分……とは言わないけど……きっかけは雅さんなのになぁ……
心の中で雅に対して密かにグチッてみた。もっとも、半分以上はきっかけをくれた雅に感謝している。
“チョンッ”
軽く爪先で、ストッキングに包まれた雅の足に触れる。雅が薫を見た。周りにバレないよう、素早く目礼だけする。
微かに雅が顎を引く。その頬が赤いのは、いくらなんでも薫の気のせいだろう。おそらく……
「はい、薫様」
「ありがとう、葵ちゃん」
笑顔の葵から茶碗を受け取ると、薫はハンバーグを口の中に放り込む。しかし、ピンチはまだまだ順番待ちしていたようで、
「ねぇお兄ちゃん ハーレムってなに?」
“ご……くんっ”
薫の、男にしてはあまり目立たない喉仏が大きく上下する。
口の中のイワシのハンバーグは、葵が丁寧に下ごしらえしてくれてるので、もちろん骨などはない。
それでも丸呑みするには、いささか大きすぎた。
357 :
230:04/09/10 19:25:43 ID:WYrWyPN2
「どうしたのお兄ちゃん?」
薫の右隣りに座ってるちかが、不思議そうな顔で聞いてくる。
「こ、こらぁ ど、どこでそんなの習ってくるの〜〜!!」
慌てて口を挟んだのは妙子だ。
ワイワイとしていた食卓が、いたいけな少女の無邪気な爆弾でとたんにシ〜〜ンとなる。
いま、女が五人に男が一人食卓を囲んでるわけで、非常に説明しやすいシュチュエーションではあった。
ここでいつもなら、ティナが自信満々でズレた答えをちかに教えて、それを皆でツッコむのだが、今回は少し様相が違う。
なにしろボケ役切り込み隊長のティナとツッコミ役筆頭の雅、この二人がなんの反応もしない。
「……あ、えっと……ダメよちかちゃん、そういうのは」
しょうがないので、ちかの自称保護者である妙子が答えになってない答えを返す。
「んぅ? ハーレムってダメなの? どうして?」
意味もわからずに、頭ごなしにダメだと言われても、この年頃の子が納得してくれるわけもない。
好奇の矛先は妙子に向かう。
「妙ねぇちゃんは知ってるの、ハーレムって?」
「え!?」
「知ってるんならちかにも教えてよ」
……ちかちゃんに教える……かぁ……
こんなときだが、『幼女趣味の人の気持ちもわからなくはないなぁ』とほんの少しだけ薫は思って、思ってから大いにヘコんだ。
「それはその……ひ、一人の男の人が……そのたくさんの女の人と、その色々……その……」
薫がヘコんでいる間に、妙子はハーレムがなんたるかをちかに教えようとするのだが、どんどん尻切れトンボになっていく。
そんな妙子が救いを求めるように見るのは、この場にいる唯一の男性だ。
……こんなとこでフラレてもなぁ……
しかし、捨てられた子犬のような潤んだ瞳を向けてくる妙子をほっぽっとくわけにもいかない
358 :
230:04/09/10 19:26:40 ID:WYrWyPN2
「えっとね、ちかちゃん……」
「もしかして、ハーレムって悪いことなの?」
「どう……かな……」
それだけで口ごもる薫。なんのヘルプにもなってない。正直なところ、薫は自分が誰かに助けてほしかった。
そしてこの話題で薫がヘルプを指名したい相手が一人いる。
“チョンッ”
ストッキングに包まれた足を軽く突付いて、エマージェンシーコールを送る。
“もぐもぐ……”
気づいてはいるはずだが、雅は素知らぬ顔だ。
「お兄ちゃんわかんないよぉ」
「ちょ、ちょっとまってね」
“チョンッ、チョンッ”
虎の尻尾を踏んだらこんな感じだろうか? それでもしつこく突付くと、『情けない』といった表情を浮かべて雅が顔を上げる。
「べつに悪いことじゃありませんよ、殿方に甲斐性さえあれば」
「甲斐性?」
「ハーレムとは、一人の男性が大勢の女性とお付き合いすることです」
「それって……いいのぉ?」
雅の淀みない答えにも、ちかは首を捻った。
「ん? そうするとお兄ちゃんはハーレムしてるの?」
「「え!?」」
なにか言い方が可笑しかったが、ちか以外の全員の声がハモる。薫の顔には、痛いくらいの視線が突き刺さっていた。
359 :
230:04/09/10 19:27:41 ID:WYrWyPN2
ここで『マズい』と感じて、行動までハモった人物が二人いた。
言い方は悪いが共犯意識だろうか、薫と雅である。
“シュッ”
互いに相手の足を蹴ろうとするが、薫の方が一瞬だけ速い。足が脚気の検査をしたようにピ――ンッと伸びる。
“スポッ……”
「「え、ええ!?」」
またハモるが、こんどは二人だけだ。
温かく柔らかい。薫の足先はうれし、ではなく、えらいところに潜り込んでいた。そっと顔を上げると、雅と目が合う。
なぜ……そんな行動を取ったのかはわからない。
キッと睨らむ雅の瞳の奥が潤んだような気がしたとき、クイッとショーツの上から、足の裏を恥丘へと押し付けるように動かしていた。
「んッ……」
今回は話がかなり強引になってしまいました。そして、いつにもまして中途半端なところですがここまでです。申し訳ない。
葵ちゃんオナニーSSの職人さん、次回作お待ちしております。
230氏乙。
おぉ、なんかいきなり薫ピンチ?
でももっとピンチなのは雅さんだ(w
「「え!?」」と全員がハモった時、
葵ちゃんとティナそれぞれの反応(差異の有無も含めて)の描写が欲しかったかも。
とまれ、続きに期待です。
361 :
230:04/09/11 00:50:14 ID:/VmyvqSm
「「え!?」」と全員がハモった時、
葵ちゃんとティナそれぞれの反応(差異の有無も含めて)の描写が欲しかったかも。
ああ、なるほどなるほど。言われてみればオイシイ萌えポイントを素通りしてしまいました。
複数のキャラを動かすと、どうも私は疎かになるキャラが出てしまう。もったいない。
>>361 けど、無理して全員の描写を入れようとすると冗長になって文がだらけてしまう危険性も。
特にハーレムもので全員がヒロインになってしまうと。
webによくあるハーレムもののSSを読むと、主人公が何か言う度に十人近いヒロインが全員返事するという事態になって、
セリフと動きの描写だけになってるものが目立ちますし。
この章ではこのキャラを立たせると決めて、それ以外のキャラをあえて無視してしまうのも一つの手かと。
363 :
名無しさん@ピンキー:04/09/20 21:58:41 ID:kF4u+usQ
HOSYU
364 :
名無しさん@ピンキー:04/09/21 19:25:08 ID:QRSvFAXU
保守。
スレの活性化の為に投下。
雅さんが登場する直前のお話です。
「いってらっしゃいませ」
「いってきます」
葵に見送られて大学に向かう薫の後ろ姿はどこか嬉しそうだった。
葵との再会でいつの間にか忘れていた人の温かさに触れたせいなのかもしれない。
通学の途中、薫の目に映る風景は、今までとは違って見えた。
「いってきますか……最後に言ったのっていつだろう」
薫は嬉しさの余り、つい走って駅に向かった。
「いってらっしゃいませ……薫さま」
嬉しかったのは葵も同じだ。
薫の後ろ姿が見えなくなるまで見送った後、葵は大きく息を吸い込んで手を小さく握る。
「よし、薫さまが帰っていらっしゃる前に……」
きゅっとたすきをかけ、可愛らしく気合を入れてから部屋の掃除を始めた。
薫の部屋は一見きれいに見えるのだが、細かいところまでは手が回っていない。
隅々まで丁寧に掃除をして、その後は洗濯なのだが……
「もう、薫さまったらこんなに溜め込んで……」
予想外に多かった洗濯物を抱えて近くのコインランドリーに運び、洗濯機はゴウンゴウンと音を立てて回る。
後は終わるまで待っていればいいのだが、ふと目に止まった物があった。
「あら」
誰かが忘れていったのか、読みかけの雑誌が置かれていた。
興味を惹かれた葵はペラっと一枚、また一枚とページを捲っていく。
最初の内は「へえ」とか「そうなんだ」とか言っていたのが、あるページに到達するとピタリと手が止まった。
それどころか耳まで真っ赤にして凝視してしまうページだった。
(……か、薫さまもこうすれば喜んでくださる!?)
世間一般から隔絶された超が付くほどのお嬢様である葵は、雑誌に書いてあるのを本当だと間に受けてしまう。
さらに厳しい花嫁修行を受けてきたせいで「薫さまが喜んでくださるのなら」と雑誌に書いてある内容全てを覚えようと、洗濯が終わってしまったのも気づかず熟読していた。
そして帰った後も―――
「……いけない! もう薫さまを迎えに行く時間だ」
買い物を済ませ、晩御飯の準備も済ませた葵は急いで駅に向かった。
シーンと静かになった部屋の隅に持ってきた雑誌がきれいに置かれている。
読破してしまったらしい……
「お風呂も沸いていますから」
楽しい晩御飯も終わり、薫は薦められるままにお風呂に入った。
ちょうど良い熱さの湯船に肩まで浸かって葵のことを考える。
「まさに至れり尽せりだよな……あんないい娘がおれの……」
思わず顔が緩んでいく。
ここまでされると次はまさかと想像してしまうのも無理はなく、頭の中にはすでに「お背中、お流しいたします」と頬を染めた葵の姿を思い浮かべていた。
しかもバスタオル一枚しか巻かれておらず、紬でわからなかった身体のラインも……
「あははは、な〜んてね。 いくら葵ちゃんでもそれはないか」
薫は笑って自分のバカな考えを否定しているが、男だったら想像してしまうのも仕方ないだろう。
「薫様、湯加減はどうですか?」
「あ……ああ、ちょうどいいよ葵ちゃん」
曇りガラスで見えなかったが、薫は緩んだ顔を直した。
想像の中とはいえ、葵にそんなことをさせてしまった自分を反省して気を落ちつかせようとした時、事態は動いた。
「あの……薫さま、お背中……お流しいたしますので……」
「え……?」
まさかそんな―――薫は自分の耳を疑った。
しかし葵は「失礼します」とドアを開けて入ってくる。
「わあああ! ちょっと入っちゃダメだって葵ちゃん!」
慌てて制止させようとしても時すでに遅く、目の前には自分が想像していた通りのバスタオル一枚の葵が立っていた。
想像と違っていたのは、身体のラインが自分が考えていたのよりもすごかったところだろう。
あまりのすごさに薫は言葉を失ってつい見惚れてしまった。
「あ、あの……お背中を流しいたしますので、椅子に座ってください……」
「は、は、はいぃぃぃ!」
薫はパニックに陥り、大事なところを隠すのも忘れて椅子に座った。
その大事なところを見てしまった葵も恥ずかしかった。
(か、薫さまの……が、あ、あ、あ、あんなになって……)
雑誌に書いてあった通りなのだが、初めて見た男性器は衝撃的で、平静さを保とうとして頭を振る。
幾分落ち着きを取り戻して背中を流そうとした時、葵の目に信じ難い物が飛び込んできた。
「……薫さ」
背中についた無数の傷跡だった。
「ごめん、見てて気持ちのいい物じゃないよね」
葵の異変に気づいて薫は自分が悪いわけでもないのに謝る。
「俺が花菱を出たのは、元々俺が花菱の人間じゃないからなんだ……」
もはや誰にも語ることはないと思っていた自分の全てを葵には話すことにした。
落ちついていたせいで、逆に薫の過去が重さを増していく。
「…………というわけ」
「薫さま……」
温かい家庭で育ってきた葵にとって、薫の過去はいささか辛過ぎたようだ。
それでも昔と変わらぬ優しさを持っていた薫のためにもと葵は決心する。
「あ……葵ちゃん?」
「……薫さまの傷は葵が時間をかけて癒します」
背中の温もりを確かめるように葵は顔を寄せ、傷跡にそっと唇を付けると、柔らかい感触が薫の記憶に刻まれた傷の痛みを消していく。
「うん、ありがとう……葵ちゃん」
ピチャンと湯船を打った水滴の音が静かな時間を作り出し、それっきり何もしゃべらなかったが、二人の間には確かな絆ができた。
薫は心地好い温かさを背中に感じたまま、深く息をつく。
そして今まで何をしてきたのか気づくと慌てて葵に話しかけた。
「そ、そう言えば背中、流してくれるんだよね」
薫は元気な声で聞いてみたけど、返事は返ってこなかった。
それどころか背中に置かれた手が薫の前に伸びてくる。
「ちょ……ちょっと葵ちゃん、何してるの!」
「動かないでください……」
「で、で、でもこんなこと!」
「私だって殿方の悦ばせ方を知っています!」
らしからぬ大きな声で薫の制止を振り切った。
「わ、私にはこんなことしかできません。 ですが薫さまが喜んでくださるのなら―――」
白くしなやかな手が硬くなった薫自身を包み込み、ぎこちない刺激を加える。
まだ覚えたての愛し方だったが、童貞の薫には十分過ぎる快感だった。
「あ、葵ちゃんッ!」
「気持ち良いですか、薫さま……」
葵は両手で薫自身を刺激しながら背中に乳房を押し付ける。
全て雑誌に書かれていた指示通りだった。
しゅっしゅっしゅっ……
(葵ちゃん……そ、そんなにしなくても!)
葵の熱心な愛撫に薫は我慢するだけで精一杯だった。
先端からは先走りがすでに出てしまい、葵の指に絡みつく。
葵は粘りつく液体に雑誌で得た知識を思い出した。
(もしかしてこれが薫さまの?)
指で確かめると確かに雑誌に書かれていたような感触だった。
全ては勘違いだったのだが葵自身実物を見たこともなく、位置関係からも精液なのか確かめられないのでは仕方がない。
「……どうしたの葵ちゃん?」
寸前のところで止まってしまった刺激に薫は物足りなさを感じてしまった。
「か、薫さま……葵の手は、気持ち良かったですか?」
(ん? 気持ち良か……った?)
違和感を覚えて下を向くと、葵の指に自分の出した先走りが付いているのに気づいた。
勘違いに気づいて少々気が引けたのだが、寸止めされた方としてはこのまま終わって欲しくないのが本音だった。
「こ、これはね、えーと……射精したわけじゃないんだ」
「え……違うんですか薫さま!? ではこれは一体……」
「うん。 これはカウパー腺液って言って―――」
説明するの方も恥ずかしかったが「間違った知識は直してあげないと」と自分を正当化する。
一通り説明し終わる頃には薫も精神的に疲労してしまった。
「私ったらなんて勘違いを……すぐに続きを!」
葵にしてみれば薫に恥をかかせたも同然なので、急いで手を動かし始める。
「あああ、葵ちゃん、慌てないで!」
「ご、ごめんなさい!」
優しかった手も慌てていたので強くしごいてしまったようだ。
大口を叩いておきながら失敗続きで、葵はしゅんと肩を落とした。
「は、初めてなんだからさ、そんなに落ち込まなくても……」
しかも慰めの言葉も届かず、すっかり意気消沈してしまった。
薫としてもこんな葵を見たくはなく、自分にも責任があるので何かいい手はないかと考える。
しかし薫に妙案が浮かぶ前に葵が思い詰めた声を出した。
「薫さま、ここからだとわからないので、前に回ってもよろしいでしょうか……」
「これが薫さまの……」
先程はチラッとしか見れなかったが、今は男性器をじっと見詰めていた。
初めて見たのなら怖いと思うのも仕方がないはずだ。
だが好きな人の物ならばと考えれば逆に可愛いとさえ思えてくる。
実際そう思えて再び男性器に触れると、薫は切なそうな声を上げた。
「大丈夫ですか薫さま!」
また失敗したのかと不安げな顔を向けた。
「違う、違うんだ。 葵ちゃんの手が気持ち良くてつい……」
「そ、そうですか……」
我慢している声と顔を見て葵はホッとした。
そして汚名返上とばかりに手を動かし始める。
今は薫の反応を見ながらできるので、葵には幾分余裕ができた。
(薫さまが私の手で気持ち良くなってくださる……)
葵にはそれが嬉しくて、さらに手の動きに熱を帯びさせる。
「葵ちゃんッ、ごめん!」
唐突に叫んだ薫の声で終わりはやってきた。
驚く暇もなく男性器から精液が飛び散り、葵の顔に降り注ぐ。
自分の身に何が起きたのか理解するには時間が必要だった。
「か、薫さま……」
「ごめん葵ちゃん! 今拭くからちょっと待ってて……ホントにごめんね!」
気持ち良かったのだが葵に酷い目に合わせてしまい、射精した快感など吹き飛んでしまった。
タオルで精液を拭きながら薫は何度も何度も謝る。
その手に葵の手が重なり、向けられた葵の目が辛くて顔を逸らしてしまう。
「……薫さま、葵の手は気持ち良かったんですか?」
「う、うん……気持ち良くてつい葵ちゃんに……ごめん!」
「いいんです薫さま。 薫さまが気持ち良くなってくださるだけで葵は嬉しいんです」
「葵ちゃん……」
二人はそのまま見詰め合い、手を絡め合う。
相手を思いやる心はお互いに強く、今度は薫は葵を気持ち良くさせようとして手を伸ばす。
「あン……薫さま」
「今度は俺が葵ちゃんを気持ち良くさせて上げるね」
とりあえずここまでです(´・ω・`)ノ
(´Å`)b グッド!
う〜む、ほのぼのしててイイですね。
この時期にやる事をちゃんとやっておけば原作もダラダラ続かずに済んだのに(w
薫のとても童貞とは思えぬテクニックに期待してます。
でも陵辱SSが投下しにくい雰囲気に……
グッドジョブ!
王道の展開なんだけど、二人の関係はやっぱりそれが萌える。次回の投下期待してます。
別に大丈夫じゃないですか?陵辱がエロの範疇を出なければ
個人的にイヤなのはバイオレンスとかスプラッタ風味になってるやつ。
ハァハァする前にキャラに同情しちゃうから
でも私個人の意見なんで職人さんの投下はお待ちしてます。
GJ!
>373
この直後に雅さんが風呂に乱入してきて警察に連れてかれて、
文月先生の次回作にご期待ください。
確かにダラダラ続かんわ(w
タイトルか冒頭に「凌辱です」って書いておいてくれればスルーできるので無問題。
さて、この後二人は布団の中でしっぽりと……なんだろうか。
考えてみると、本来はこうなるはずだったんだよなぁ。
望まれたのなら断れるはずがなく、葵は身を委ねた。
触れられる度に小さな声で反応し、何度も何度も薫とキスをする。
唇を重ねるだけの甘酸っぱいキスに葵は虜になってしまった。
そして夢中で薫を求める葵のバスタオルに手がかけられる。
「ダ、ダメです薫さま……」
「葵ちゃんの全てが見たいんだ」
「……は、はい」
薫が見たいと言った以上、従わなければならない。
最後の抵抗も消えて身体に巻かれたバスタオルが落ち、葵は生まれたままの姿になった。
「あんまり見ないでください……薫さま」
「綺麗だよ葵ちゃん」
「そんな……」
好きな人に誉められて嬉しくないはずがなく、葵の目尻に涙が溜まる。
「ど、どうしたの葵ちゃん?」
「嬉しかったんです……薫さまに綺麗だって言われて……私、嬉しくてつい」
控え目な性格の葵はいつも自分を過小評価する癖があった。
今までも薫の言葉に一喜一憂していたであろう。
もっと自信を持って欲しくて、薫はおでこをくっつけて葵に諭す。
「葵ちゃんは綺麗だよ。 料理だって上手だし、本当に良く気がつくし。 葵ちゃんみたいな可愛い娘をお嫁さんにもらえる俺はすごく幸せだよ」
「薫さま……」
「だかさ、もっと自信を持って。 葵ちゃんにはずっと笑顔でいて欲しいんだ」
「か……薫さまぁ!」
葵は顔をくしゃくしゃにして泣いてしまった。
泣き虫なところは小さな頃から治っていなかったけど、嬉しい涙だったから薫はギュっと抱きしめてあげた。
「ほら、泣かないで葵ちゃん」
「は、はい。 私ったら薫さまを困らせてばかりで……」
気がつけば鼻先がぶつかるくらい二人は間近に迫っていた。
甘えるように葵は目が閉じて、キスをねだる。
(ほんとキスが好きなんだね葵ちゃん)
ねだられるままに薫は桜色をした唇にキスした。
「んちゅ……ん、ん……薫さま、薫さま……」
キスに夢中になっている姿はどこか子どものようで、薫にしか見せない本当の姿なのかもしれない。
しかし押し付けられた乳房の柔らかさが"女性"であることを薫に意識させるには十分だった。
「きゃッ! 薫さま、何を……」
「言ったでしょ、葵ちゃんを気持ち良くさせてあげるって」
薫の手はふっくらとした乳房の上に置かれ、何か言いたそうな葵を手の動き一つで甘い声に換えさせる。
「あっ! はぁぁぁ……薫さま、そんなっ」
「気持ち良いの葵ちゃん。 もしそうならもっと葵ちゃんの声が聞きたいな」
「ダ、ダメです! そんなはしたないこと……」
その時の表情がとても可愛らしく、薫は手を止めなかった。
我慢しようとしても気持ち良くて噤んだ口が開いてしまい、はしたないとわかっていても声が出てしまう。
「あああぁ、ああ……」
「はしたないんじゃなかったのかな? 声が出てるよ」
「か、薫さまのいじわる! こんなことをされたら葵は……葵は……!」
目を潤ませて抗議する葵の声は、キュッと胸が締めつけられるくらいとても切なく聞こえた。
「……ごめん、葵ちゃん。 葵ちゃんが可愛くてつい調子に乗っちゃったんだ」
「も、もう知りません! いじわるな薫さまなんて嫌いです」
「あああ、ごめん! 謝るから許して!」
必死に謝ってはみたものの、葵はプイっと顔を背けたままで、今度は薫が困ってしまう。
けど首に回した葵の手は決して離れようとはせず、まるでここが自分の居場所だと言わんばかりに薫の手の中にいた。
大慌ての薫に「そろそろ許してあげようかな」と葵はほくそ笑む。
「ほんとにごめん。 葵ちゃん、なんでもするから機嫌直してよ」
「クス……大丈夫です薫さま。 葵は決して薫さまを嫌いになんてなりません」
「え!?」
きょとんとした顔で見ると、葵はクスクス笑っていた。
「ああ! 葵ちゃん、騙したなあ!」
「ごめんなさい薫さま。 葵もつい薫さまを困らせたくて」
ペロっと舌を出して悪戯っぽく笑う。
そんな顔をされては薫も怒れず、困ったまま笑うしかなかった。
「これでおあいこですね」
「はぁ……葵ちゃんには敵わないよ」
「くしゅん!」
葵は可愛らしいくしゃみをして身体を震わせた。
いくらお風呂場でも裸のままじゃれ合っていては寒いらしい。
「大丈夫葵ちゃん? カゼ引くといけないから湯船に入りなよ」
「で、でも薫さまは……」
「いいからいいから。 俺は先に上がるね」
「あの……」
薫は何の為に風呂に入ったのかわからないまま出ることとなった。
ポツンと取り残された葵はバツの悪い顔をしてため息をつく。
「はぁ……私ったら失敗ばかりして……」
本当なら背中を流すはずだったのにと、失敗続きの自分を責め、薫がさっきまで入っていた湯船に肩まで浸かり、ひざを抱えた。
考えるのは薫のことばかりで、先程の情事を思い出すと寒さなど吹き飛ぶくらい葵の顔が赤くなる。
が、それは薫も同じだった。
着替え終わった薫は正座をして昂ぶった気持ちを鎮めようとする。
しかし葵の手と柔らかい身体の感触を思い出してしまい、煩悩を振り払おうとして頭をブンブン振った。
それでも考えるのは結局葵のことばかりであり、そしてこれからのことだった。
「葵ちゃんとあそこまでやったんだから……」
けどそれは葵も同じだった。
「薫さまとあんなことまでしたんだから……」
二人は天井を見つめて同じことを口にする。
「「最後までするんだろうな……」」
穏やかな時間が静かに流れ、やがてくるであろう大切なひとときを二人は思い浮かべる。
ザバァ……
十分な時を置いて、湯船から上がる水の音が薫の耳に届いた。
緊張するのも無理はなく、心臓が張り裂けそうなくらいドキドキしていた。
キシ……
床が軋む音がして、薫の背中に見える曇りガラスに葵の影がさす。
「か、薫さま……電気を消してもらえますか……」
「う……うん」
パチンと音を立てて部屋の明かりは消えた。
淡い月明かりを頼りにして、二人は部屋の真ん中で抱き合った。
最初は身体を固くしていた葵も、好きな人の腕に包まれて、ふっと力が抜けていく。
「葵ちゃん……」
「薫さま……」
18年間の思いの丈が込み上げてきたのだろうか、口付けを交わす際、薄暗くてわかり辛かったが、薫にははっきりと葵の目が潤んでいるのが見えた。
「んッ……」
唇が触れ合い、どちらともなく小さく声を上げる。
先程までの唇を重ねるだけのキスと違って舌を滑り込ませると、葵もそれに応えようにぎこちなく舌を絡ませた。
厭らしい水音と熱い吐息が葵の身体を敏感にさせ、薫の僅かな動きにも反応してしまう。
不意に薫に名前を呼ばれ、それだけで伝わったのか葵は小さく頷いた。
しゅるっと腰紐が解かれ、全てをさらけ出した葵の裸身は月明かりに照らされ、余りの美しさに薫はしばし言葉を失った。
「か、薫さまも早く……私だけ裸なのは恥ずかしいです」
「そ、そうだね。 ごめん!」
薫は急いで着ている物を脱ぎ始めた。
(おかしいな……さっきも葵ちゃんの裸を見たはずなのに)
そう思ったのは気のせいでもなく、好きな人に全てを捧げようとする葵の決意がそう見せたのかもしれない。
葵を布団に寝かせ、体重をかけないように手をついて上に覆い被さると、いきなり不安げな顔が飛び込んできた。
いざ"初めて"を捧げる時がきて怖くなったのも不思議ではない。
だから安心できる物が欲しくて顔に出てしまった。
「痛かったら言ってね葵ちゃん。 できるだけ優しくするから」
「は、はい、薫さま……お願いします」
優しい薫の顔に心を解されて、不安げな顔が消えていく。
それでも完全に消えはしなかったが、薫に捧げるのならばどんな痛みにも耐えられる。
薫の首に手を回して葵は真っ直ぐな目で愛しい人を見た。
「大好きです……薫さま」
「うん……俺も葵ちゃんが大好きだよ」
どこにでもあるありふれた言葉かもしれないが、二人にとってこれ以上大切な言葉はなかった。
二人は互いに気持ちを確かめ合い、これからも幾度となく同じ言葉を繰り返すであろう。
「んむ……」
葵の手に引き寄せられるようにして唇を重ね、薫は心に誓う。
人の温かさを思い出させてくれたこのひとの為にも幸せな時間を送らせてあげようと。
「……!!」
声にこそ出さなかったが、葵は眉をひそめて破瓜の苦痛に耐え抜いた。
最後まで薫を迎え入れ、一筋の涙が頬を伝い落ちる。
それが痛みからなのか嬉しかったからなのかは、薫にはまだわからなかった。
「大丈夫、葵ちゃん」
「はい……大丈夫です薫さま。 薫さまが優しくしてくださったから……それが嬉しくて、つい」
強く抱きしめていた手を緩めて葵は泣きながら笑顔で応えた。
「やっと一つになれたんですよね、私たち……」
ずっと想い続けてきた願いが叶っても確かめずにはいられず、痛みよりも薫の言葉で聞きたかった。
「うん……感じるでしょ。 葵ちゃんの中に俺がいるよ」
「はい。 葵の中に薫さまを感じます……」
自分の中に薫の温かさを感じて、葵は幸せな気持ちになった。
満ち足りた顔を見せる葵に薫は今までにない愛おしさを感じ、この幸せな時間が少しでも長く続いてくれればと心から願い、二人はしばらくの間抱き合っていた。
そして痛みが和らいできた葵は遠慮がちに言う。
「か、薫さま……動いてもいいですよ」
「でも……まだ痛いんじゃないの?」
「私は大丈夫です。 それに薫さまには気持ち良くなって欲しいから……」
最後の方は恥ずかしくて頬を染めながら言っていた。
葵の気持ちを考えればその願いを断れず、薫は腹を決める。
「わかった。 じゃあ動くから痛かったら言ってね」
「はい、薫さま」
"初めて"を捧げてくれた人の全てを忘れないためにも薫は心に焼き付ける。
初めて出会ったのは、まだ幼かった子どもの頃。
泣き虫だったけど笑顔の似合う小さな女の子だった。
それからずっと自分だけを想い続けてくれて、人を好きになる素晴らしさを思い出させてくれた。
「薫さま……か、薫さまぁ!」
自分の下で名前を呼ぶ声は甘く切なく、こんなにも小さな身体なのに、寒くて空っぽだった心を満たしていく。
葵に出会えたことが薫にとって一番の幸せだった。
「あ、葵ちゃん!」
「薫さま!」
二人の幸せなひとときを、淡く光る月だけが見守っていた。
―――おわり
つーか雅さん出てないじゃんって言う突っ込みはナシでおながいします
そこまで正直思いつかなかったよ……(ノ∀`)アチャー
乙
384 :
230:04/09/27 22:27:15 ID:359ToQm+
すごいよかったです。萌えってものを勉強させてもらいました。
いじらしい文章表現が大変ウマくて、画面の前でニヤケてしょうがなかったです。
>>362さん
遅レスですがご意見ありがとうございます。
試しに全員を目立たせるのをちょっとだけ書いてみましたが、まったくメリハリのない中途半端な文章になってしまいました。
素直に聞いておけばよかったと、いまは反省しております。
原作もこうなっていれば……と思わせる出来大変よろし。
230たん
ガンガレ
続編まってるYO!
最新巻発売age
389 :
陵辱注意報:04/10/12 18:43:19 ID:JfDXi3ED
暗い部屋だった。
何もかもが吸い込まれてしまいそうな、濃密な闇。まるで質量を持っているかのようなねっとりとした暗闇が
空間をなみなみと満たしていた。
部屋の四隅には高さ1.5メートルぐらいの燭台があり、その上に立てられた太い蝋燭が音も立てずに炎を揺らめかせている。
だがそこから発せられた光の矢も部屋の中央には届かずに途中で失速してしまう程の濃い闇。
その部屋は暗かったが狭くは無かった。恐らくは三十畳を優に越える広さだろう。
だがコンクリート打ちっぱなしの四方の壁には一つたりとて窓は無かった。
ただその内の一面にのみ錆を浮かせた鈍色の重厚そうな鉄の扉があった。
明り取りの小窓すらない、その頑丈そうな扉だけがこの部屋と外との接点なのだ。
外の世界では日が昇っているのか、はたまた夜の帳が下りているのか・・・・・・
それどころか今の気候が暑いのやら寒いかすらも定かではない。
だがジットリと湿っぽく、また黴の臭いに重く澱んだ空気は、ここが地上の世界ではない事を示していた。
部屋の中央には、男がたった一人で椅子に腰掛けていた。老人だ。
だが、その炯々とした眼光の輝きは、彼が只の老人ではないことを物語っていた。
ここは地下室。しかも、日本の政財界に多大な影響力を持つ花菱財閥の主・花菱源一郎の大邸宅の
地下に存在する秘密の地下室なのだ。
そう。この老人こそが花菱家当主・桜庭源一郎その人なのだ。
この部屋のそこかしこから漂ってくる陰鬱な雰囲気は、この部屋が真っ当な目的のためにつくられた
部屋ではない事を如実に物語っていた。
この部屋は時間の流れはおろか、法の力すら及ばぬ無法の空間なのだ。
390 :
陵辱注意報:04/10/12 18:46:58 ID:JfDXi3ED
ギィッ・・・・・・
いかにもその扉に似つかわしい重々しい軋みを立てて、鉄の扉が開いた。入ってきたのは二人の黒服の男だ。
二人とも心の窓をサングラスで覆い隠してその心情を慮る事は出来ない。
彼らもこの暗黒の密室の住人なのだろうか、スーツの漆黒が闇に溶け込むようだ。
二人は荷物を持って入ってきた。一つの荷物を二人掛かりで。地下室に運び込まれてきたのは、巨きなトランクであった。
そう、子供や小柄な女性であれば身体を折り曲げれば入ってしまいそうな程の大きさの。
二人の黒服が老人の目の前に恭しくトランクを下ろした。二人の手がトランクの上部にある留め金を外した。
ギィッ………………ドンッ!
重々しい音を立てて、トランクの蓋が開いて打ちっぱなしになっているコンクリートの床に落ちた。
まるで血のような真っ赤なサテンの内張り。
その中に、人形がいた。窮屈そうに膝を折り曲げ腰を丸めた格好で。かなり大きい。本物の人間と変わるところの無い、等身大の大きさだ。
短く切り揃えられた艶のある黒髪。伏せられた瞼を縁取る長い睫毛。筋の通った鼻梁。白磁の頬にはうっすらと朱まで差し、
柔らかそうに見える唇は差した紅の所為かしっとりと濡れているようにすら感じられる。
まるで生きているのではないかと思われる程のリアルな質感。
「……んっ……うう〜〜ん…………」
人形がうめいた。いや、人形ではなかった。
少女……それも飛びっきり美しい、人形と見紛うばかりの美少女だ。
年の頃は二十歳前だろうか。若い女性には珍しく、紺色の紬をきっちりと着こなしている。
雪白の頬に短く切り揃えられた一房の髪が揺れた。少女の意識は無いようだ。
「……ご苦労だったな」
中央の老人が重々しく口を開いて労いの言葉をかけた。
だが、その言葉に一かけらの謝意もこもっていなかったのは、他人が傅くのが当たり前の人生を彼が歩んできた証なのか。
それでも二人の黒服は恭しく頭を下げ、そのまま部屋の外へと消えていった。
密室にトランク詰めの美少女と一緒に残った老人の唇が醜くく歪んだ。
「……よく来たな……桜庭の娘よ……ふふふふふふふふふふ…………」
391 :
陵辱警報:04/10/12 18:55:44 ID:JfDXi3ED
……身体が重い。泥濘のようなまどろみが再び彼女を眠り世界の深遠へと引きずり込もうとする。
元来、自分は寝起きは良かった筈だ。それが今日に限ってどうしてこんなにも……
(……生理は先週終わったばかりだし……)
酷く手首と肩が痛む。
(……どうしてこんなに……)
観劇の帰り。
雅の運転する車。
接触事故。
黒服の男が二人。
ハンカチのような物を口元を塞がれて昏倒する雅。
恐怖。
運転席に乗り込んできたもう一人の男。
白いハンカチ。
口を塞がれる。
歪む視界。
薄れてゆく意識。
暗転。
フラッシュバックのような映像が脳裏をよぎる。一瞬で目が覚め、円らな瞳が大きく見開かれた。暗い。
(……夜?)
違う。薄暗い部屋の中だ。壁際には燭台の上で蝋燭の炎が揺らめいている。
不思議な事に、寝ていた筈の自分が何時の間にか立っている。
(……立ったまま……寝ていた?)
いや、それも違う。此処に到って彼女はようやく自分の身体が不自然な体勢を取らされている事に気付いた。
両手を頭上高く掲げさせられ、あろう事か両手首を縄か何かで縛められている。
そして爪先がかろうじて床に届くぐらいの絶妙な高さで宙吊りになっているのだ。
一体何時から吊るされていたのかは分からなかったが、今にも肩が抜けてしまいそうな程である。
「な、何?……」
自分の置かれた状況も分からずにうろたえる葵。
392 :
陵辱警報:04/10/12 18:56:01 ID:JfDXi3ED
「……ようやく目が覚めたか」
「っ!!」
不意に声を掛けられて葵は驚いた。
「待ちくたびれたぞ、桜庭の娘よ」
声は後ろから聞こえる。その声の主を確かめようとして後ろに視線を向けようとするのだが、
この縛められた身体では首を精一杯捻ってもその姿を視界に収められなかった。
衣擦れの音がして、澱んだ部屋の空気が動く。
ひたひたと響く足音。背後の人物は葵に近付いてきているようだ。
「たっ、助けてください! お願いします!」
声の主は吊るされた葵の傍らを通り、その姿を葵の目の前に表した。
着物を着た老人だ。歳が幾つかを推し量るのは難しかったが、総白髪のその男は立派な体躯の持ち主だった。
その世代の男性としてはずば抜けた長身であろう、優に180cmを超えているに違いない身長であった。
その老人は首を回しながら、葵から視線を切る事なく振り向いた。
鋭い視線だ。葵は不安に身をすくませた。
「お願いします、どうかこの縛めを解いて下さ……」
「久し振りだな、桜庭の娘」
懇願する葵の言葉を断ち切るように老人が口を挟んだ。
393 :
陵辱警報:04/10/12 18:59:09 ID:JfDXi3ED
「……?」
「ふふっ、憶えておらぬか」
……どこかで見た憶えのある顔だ。ずきずきと痛む頭を振って、自分の記憶を探ってみる。
「…………あ……薫様の……お爺様……」
「そうよ。ようやく分かったか」
「……どうして……こ、此処は何処なんですか? 誰がこんな事を……お爺様、申し訳ありませんがこの縄を解いて下さい」
「……残念ながらそれは出来んなあ」
「……ど……どうしてですか?」
「…………娘よ」
「はい?」
「お主……未通女か?」
「は?」
未通女。「おぼこ」と言われても葵にはそれが何の事なのかさっぱり分からない。そんな事と彼が縄を解いてくれない事に何の関係があるのか。
「処女か、と訊いておる」
「しょじょ…………!!」
ようやく言葉の意味に思い当たって、頬を染める葵。
「お、お爺様、このような場所で何を……」
「ふふっ、睨んだ通りやはり未通女か……それでは縄を解いてやる訳にはいかんなあ」
真実を言い当てられて、葵は頬どころか顔全体を真赤にしてしまう。
言うまでも無く葵は処女であった。いくら当世の年頃の娘とはいっても、桜庭家の御令嬢ともなればそんじょそこいらの牝餓鬼とは訳が違う。
花菱には及ばないにせよ、桜庭の一門とて日本でも有数の名家としてその名を知られているのだ。
そこのたった一人の跡取娘ともなれば箱入りも箱入り。加えて「貞淑であれ」と幼い頃から育てられてきた
「お前がワシに大人しく抱かれるというのならば考えてやらぬでもないがな」
「だ、抱かれる……」
ようやく葵にも誰が自分をこんな場所に連れて来て、こんな風に縛めたのかがはっきりと判った。
394 :
陵辱警報:04/10/12 19:02:05 ID:JfDXi3ED
「……ま、まさか……お爺様が……」
「そう、そのまさかよ」
老人は葵の細いその顎を片手で掴むと、クイと持ち上げて自分の方を向かせた。
「ど、どうして……」
花菱翁はそんな彼女の問いに答えることなく葵の花びらのような唇をいきなり貪った。
「むッ・・・・んん〜ッ!!」
花菱翁に唇を吸われてくぐもった声を上げる葵。必死に老人の唇を引き剥がそうとするのだが思いのほかその手の力は強く、
葵の頤をがっちりと掴んで放さない。結局葵の唇は花菱翁の思うが侭に吸われるしかなかった。
(薫様ッ・・・・・ごめんなさい・・・・・・葵の、葵の唇は・・・・薫様だけのものだったのに・・・・・・)
夢にまでみた、許婚とのファーストキス。いつか何処かで、必ず、永遠の愛を誓い合う契りとして交わす筈だった
葵の生涯においての最初の接吻は無残にも手折られたのだ。
諦念の涙が一筋、葵の頬を伝った。
「ん?・・・・・ふふっ、唇を吸われたぐらいで泣いていてどうする? これからもっと恥ずかしい目に会うのだぞ」
そう嘯くと、再び葵の唇を貪り始める。老人の舌先が葵の唇のあわいを割ろうとするが、固く結ばれた葵のそれは老人の侵入を頑なに拒む。
だが、その細い頤を大きな掌で掴まれ、締め上げられる。唇が僅かに開いたその一瞬の隙を逃す筈もなく、老人の舌が葵の口腔へと潜り込む。
美しく整った歯並びを確かめるかのように嘗め回され、唾液の甘さを愉しむかのように啜られ、舌の柔らかさを悦しむかのように嬲り尽くされ、
老人の舌に絡め取られては引きずり出されて、老人の顎に咀嚼される。
ドロリとした生臭い唾液を流し込まれても、口を塞がれているが為に吐き出す事も侭ならずに、それを嚥下させられてしまう。
(ううっ……嫌ッ……)
最愛の薫の姿を脳裏に浮かべながら口腔を犯される屈辱。葵は只々、滂沱の涙を溢れさせるしかなかった。
395 :
陵辱警報:04/10/12 19:03:38 ID:JfDXi3ED
唇を開放されるやいなや葵は空気を貪った。急な呼吸の所為で激しく咳き込んだ。
だがどれほど嗚咽しても一度飲み下してしまった陵辱の唾液はもう吐き出すことは出来なかった。
最早精も根も尽き果てたかのように、小さくしゃくりあげる葵。勿論、花菱翁の陰惨な責めがこれで終わる筈も無い。
老人は吊るされた葵の背後に廻ると、その両脇から葵の胸元を弄る。
「嫌っ……いやいやいやっ……」
その行為を拒絶するかのように頭を振る葵だったが、先程の口唇陵辱の衝撃から意識が覚めやらぬのか、その動きはどこか緩慢だった。
「よく育ったものだ……誉めてやるぞ」
「っ………」
この状況下で誉められて嬉しかろう筈も無い。
(私の……葵の躯は……薫様だけに誉めて貰いたかったのにっ……)
ほぞを噛む思いで耐える葵の脳裏に浮かぶ愛しい人の面影。
そんな葵の想いをも踏みにじるかのように、老人の無骨な指が紬の上から彼女の胸の膨らみを揉みしだいた。
「あうっ……お止め、お止めくださいッ……」
「ふふっ、直に揉んで欲しいか」
「ちっ、違いまッ……ああっ、止めてッ、止めて下さいッ!!」
着物の袷から陵辱鬼が鉤爪を潜り込ませた。
「ふんっ、ブラジャーを着けておるのか……全く興ざめな奴じゃわい……むんッ!!」
「ああっ!!」
なんと老人は着物の袷からブラジャーを引き千切って抜き取ってしまったのだ。ブチッという音と共に背中のフックが弾け飛び、
レースをあしらったシルク製の高級ブラジャーが一瞬にして只のボロ切れと化した。
おお!! ジジィなんか力強いなぁ、薫もこのくらいワイルドさがあればなぁ
397 :
陵辱警報:04/10/12 23:10:54 ID:JfDXi3ED
「どれどれ……ふふっ、どうじゃこの手触りは……掌に吸い付くようだわい……それに何とも言えぬこの柔らかさ……
ちと弾力に欠けるのが惜しいが、なに、このワシがみっちりと揉み込んでやればたちどころに弾むような乳になるわい」
「ひっ……ひィッ……うっ、うんッ……ああ……もう、もう、許して……」
玉の汗を浮かせた額に前髪を数本張り付かせて息も絶え絶えに懇願する葵の姿は、
この鬼畜老人の嗜虐心を鎮めるどころか逆に油を注ぐようなものだった。
「ふふっ……そろそろこの邪魔な着物を脱いでもらおうか」
「ああっ……」
老人は手慣れた動作で葵の背中の帯の結び目を解いた。そしてその端をしっかりとその手に掴むと、
「そりゃああああああッ!!!」
怒号にも等しい掛け声と共に帯を引いた。葵の肢体が手首を縛める太縄をその軸として、猛烈な勢いで回転する。
「あああああああ〜っ!!たっ、助けて下さいッ!薫様あああ〜っ!!」
巨大な独楽。人間独楽と化した葵の口から漏れる悲痛な叫び声。
やがて帯が完全に解けきり、着物の袷がはだけられた。いたいけな胸の膨らみの先端が、
遠心力で独楽の外縁を縁取る桜色の帯となって老人の目を釘付けにした。
老人はその手に持った帯を投げ捨てると、指先をその桜色の縁取りに向かって差し出した。
ビンビンッ!!
「痛ッ!!」
ビンビンッ!!
「ひィッ!」
ビンビンッ!!
「嫌ああああッ!!」
猛烈な勢いでもって指先に弾かれる両の乳首に疾る鋭い痛み。だがしかし、徐々に『女』としての成熟度を増しつつある葵の肢体は、
その痛みすらも性感帯への刺激として受け取ってしまう。
やがて緩やかになってゆく独楽の回転。だが葵がほっとするのも束の間だった。
捩じれた縄が元に戻ろうとして、彼女の躯を先刻までとは反対方向へと回転させる。
「ああ〜ッ!!」
魂消える悲鳴と共に、再び葵の肢体が独楽と化す。桜色の尖りもまた、容赦無く嬲られる。
「うわははははははっ!!回れッ!!回れいッ!!」
いつ終わるとも知れぬ陵辱の回転。地下室に木霊するのは葵の悲鳴と花菱老人の哄い声だけだった。
398 :
陵辱警報:04/10/12 23:14:16 ID:JfDXi3ED
幾度反転させられただろうか。ようやく回転を止めた独楽−葵は荒い息にその胸元を激しく上下させるばかりだった。
はだけられた着物の間から覗く葵の瑞々しい肢体。上気した柔肌は汗を滲ませて煌いている。
普段着の和服の下に隠されていたその乳房は抑圧するものが無くなった所為か、心なしか大きく膨らんだように見える。
その先端の小さな乳首は激しい刺激に晒されて痛々しい程にピンッと勃起して、己の存在を主張している。
胸の谷間に溜まった汗の雫が縦長にスッと切れ込んだ形の良い臍の窪みへと滑り落ちる。
そして、何よりも目を引くのは滑らかな白い下腹部と二本の太腿が形成するデルタを覆い隠すブラとお揃いのシルクのレースに縁取られたパンティの有様だった。
換気の良くない地下室には咽返るような熱気がムンと立ち込めており、少女の雪肌はびっしょりと汗をかいていた。
もちろんそのシークレットゾーンとて例外ではない。
汗ばむ尻朶にぴったりと張り付いてしまった薄布は深々とした肉の狭間が窺い知れる程に汗で透けてしまっている。前部の様子は更に惨かった。
純白のシルクはほぼ半透明にまでぐっしょりと濡れそぼり、葵の大事な部分を透けさせてしまっていた。
秘毛の色も生え具合も、全てが手に取るように分かってしまう。ヴィーナスの丘を覆い尽くす漆黒の叢。艶々と輝く恥毛の密林は黒い宝石のようだった。
クレヴァスの中央に流れ込むような毛並みはさながら大河の流れをも髣髴とさせる。
密生した陰毛は葵の恥溝を完璧に覆い隠して、その本来の役割を充分に果たしていた。
「ふふっ、着物の上から見ただけでは分からんモノだな。そうは思わんか?」
花菱翁は誰にとも無く問いかけた。老人の皺枯れた指先がやにわに葵の豊乳を掴んだ。
399 :
陵辱警報:04/10/13 07:14:33 ID:JDo2inDF
「ひあッ!?」
むんずと掴まれた柔乳が蹂躪者の思うが侭にカタチを変化させられてしまう。
縊り出された乳首は痛々しい程に尖りきって老人の目を悦しませる。
空いた指で器用に乳豆を捏ね繰り回す花菱老人。
「嫌ッ!触らないで下さいッ!!」
喉を引き裂かんばかりの悲鳴を振り絞る葵。だが、そんな葵の様子を気にするでもなく、乳首を転がし続ける老人。
「ふふふふっ、こんなにも乳首をしこらせておって・・・・・はしたない娘よのう」
「そっ、そんなっ・・・・・」
自らの躯のはしたない反応に葵はうろたえた。好きでもない男性にいたぶられて
乳首を尖らせるなどあってはならない事だ。
今時の少女にあっては強過ぎると思われる程の貞操観念が葵を苦しめていた。
「くくっ、良い色艶になってきたわい。どうだ?良くなってきたであろう?ん?」
「わ、私は……そんなっ……あうッ!!……は、はしたない……女では……ふうッ!!」
抗議する葵の意思など全く歯牙にもかけず、只ひたすらに乳豆を弄りつづける老人の指。
「随分と感じ易いようだな。そざかし一人遊びが激しいとみえるわ」
「……一人……遊び?」
初心な葵には何のことだかさっぱり判らない。
「ふふ、カマトトぶりおって。いい年をしてしてマン擦りを知らぬ訳でもあるまい」
「まん……?」
考えあぐねている葵の表情をみた花菱翁はこう言い放った。
「……まあよい。股座を拡げさせれば判る事よ」
400 :
陵辱警報:04/10/13 07:22:10 ID:JDo2inDF
老人の視線が濡布に透ける真っ黒な叢に注がれた。反射的に両脚を擦り合わせる葵。
「縄を下ろせ」
おそらく部屋の何処かにマイクが仕掛けられているのであろう。老人が指示を出すやいなや、
天井に開いた穴から太い縄がゆっくりと降りてきた。
何かしらモーターが唸るような音も聞こえてくる。あの穴の奥ではこのロープがモーターに繋がっているのだ。
よくよく目を凝らせばこの部屋の天井には幾つもの穴が開いていた。その機能や目的は推し量るべくもないが、
決して真っ当な目的のために使われるのでは無い事は間違いないと思われた。
縄は床に届いたところで止まった。老人が縄の先を手繰り寄せる。その先端は用意のいい事に既に輪が作られていた。
その縄の輪越しに老人が葵の貌を覗いた。
邪な眼差し。
その縄を一体何の目的で使おうとしているのかは判らなかったが、何よりもその瞳の色が雄弁に物語っていた。
葵はその恐ろしさに身体を震わせた。
老人が葵の足元に屈んだ。優美な曲線を描く下肢の脹脛は程好く発達し、それに続く足首は細く引き締まっている。
その感触を確かめるように老人がその部分に手を伸ばした。
鳥肌が立った。胸乳を触られる事に比べればまだしも嫌悪感は少ないかにも思えたのだが、最早葵の身体は全身でこの老人を拒否しているのだ。
401 :
陵辱警報:04/10/13 07:26:19 ID:JDo2inDF
老人の指先から逃れようとして、葵が膝だけはしっかりと閉じたままで僅かに足を動かしたその瞬間だった。
「あっ!」
まさにあっという間だった。縄の輪が葵の右足首を捉えたのだ。老人が縄を引くと輪が縮まって細い足首にしっかりと絡み付いた。
この縄は天井のあの穴の奥に繋がっているのだ。流石の葵にもこれから自分の身に何が起こるのかが判ってしまった。
「こっ、これ以上嬲られるのならッ・・・・・しっ、舌を噛みますッ!!」
「くくくくくくっ、思い出すのう・・・・・かつてお前と同じ台詞を吐いた女がいたわい・・・・もっともその女は結局舌を噛む代わりに
儂の一物を咥え込む事になったがな。娘、いずれ貴様も同じ運命を辿る事になろうぞ」
そう言いながら、老人は手を軽く上げた。
キリキリキリキリ……
弛んだ縄が天井の穴の奥へと巻き取られて行く。
「くくくくくっ・・・・・それでは桜庭の娘の股座のお宝・・・・とくと拝見させ貰うぞ。娘、観念せい」
「いっ、嫌ッ!嫌ですっ!!」
太腿を捩り合わせる葵。だが無情にも荒縄は穴の奥へと消えてゆくのだ。
遂に穴と葵の足首とを結ぶ緊縛縄がピンと張りつめた。次には一直線になった葵の肢体が徐々に傾いてゆく。
足をがっちりと閉じ合わせているので手首を支点にして体全体が斜めに持ち上げられているのだ。
「ふふっ、どこまで我慢できるか……しっかりと見届けてくれるわ」
そう言うと、花菱翁は葵の股間を丁度目の前に収められる位置にどっかりと腰を下ろした。
歯を食いしばって、ギリギリの一線で何とか持ちこたえる葵。だが彼女の踏ん張りも長くは続かなかった。
膝がブルブルと振るえている。脚の間が僅かに開き始めた。もうこうなってしまっては時間の問題だった。
「うっ……くうッ……」
息を荒げて何とか堪え続けていた葵に、恥辱の舞台の幕開けが近付いて来ていた。
「駄ッ……駄目ェェェェェェェッ!!!」
402 :
陵辱警報:04/10/13 12:36:23 ID:JDo2inDF
葵が一声叫んだ。宙に浮いていた瑞々しい肢体がガクンと落ちた。
思わず身を乗り出す花菱翁。
だが、葵はまだ屈服していなかった。両膝はしっかりと閉じたままだ。膝から下だけが荒縄に屈っしただけに過ぎなかった。
「ふふん、そうでなくては面白くないわい」
大して落胆した様子でもなく、老人はあらためて腰を下ろした。そう。この男は葵が必死に抵抗している様を見て愉しんでいるのだ。
生贄は生きが良ければ良いほど嗜虐心をそそるのだ。
一旦は真っ直ぐになった葵の身体だったが、幾らも立たないうちにまた傾き始めた。膝を曲げて難を逃れたかに見えたが、
それも只の時間稼ぎにしかならなかったようだ。
再び膝と膝の間に隙間が開き始めた。じっとりと汗を掻いた内腿にひんやりとした空気が触れる心地良さに、葵は一瞬我を忘れた。
しかし最後の気力を振り絞って懸命に脚を閉じ合わせる。
再度、老人が手を上げた。すると音を立てて縄を巻き取っていたモーターが止まり、葵は宙吊りの姿勢の維持を余儀なくされた。
だが、それきり花菱翁は行動を起こそうととはしない。葵の精魂が尽き果てるのを待っているのだ。
葵にとっては永遠とも思われる時が流れた。如何に精神力が強くとも、その身体の方はもう限界だった。
「うっ……も、もうっ……」
葵が小さく叫んだのと同時に、遂に葵の躯が大きく揺れた。二本の太股はほぼ直角にまで拡がり、
とうとうその付け根の奥の処女地を老人の目の前に曝け出してしまったのだ。薄いショーツの船底は
葵の汗と縦溝の内側から溢れ出した液体とが混ざり合ったカクテルジュースの所為で完全に透けてしまっている。
もはや身につけていても何の意味もないどころか、つけているが故により一層の被虐美が匂い立つ。
それでも、そんな有様になってしまっていてもこのショーツは葵の最後の防波堤なのだ。そんな葵の心の内を見透かしたかのように、
老人はショーツのフロントに指を掛けた。
403 :
陵辱警報:04/10/13 18:24:00 ID:JDo2inDF
グイッ!!
「ひいッ!!」
ショーツがグンと伸びた。股布が捩れて一本の紐と化し、ぐっしょりと吸い取った水分が搾り取られる。
ボタボタと音を立てて床に零れ落ちる粘液。シルクで出来た股縄が葵のクレヴァスに深々と食い込んだ。
ふくよかなヴィーナスの丘は真っ二つに割り裂かれ、べったりと濡れそぼった陰毛がショーツの両脇からはみ出してしまう。
「ふふっ、真っ黒なモジャモジャが見えたぞ」
「ひっ……ひィ〜〜〜ッ!!」
喉を絞って悲鳴を上げる葵。そんな彼女を見てもまだ責め足りぬとばかりに、源一郎はショーツを掴んだその手を右に左にと揺さぶった。
「あッ……あひッ……やめっ……止めて下さいッ……」
股縄の下の、葵の体の中でも最も敏感な器官が最早愛撫とは呼べぬような陰惨な責め苦に曝される。
葵のシークレットゾーンを守る筈だったレースのショーツは、今や陵辱鬼の手先となって葵を責め苛む。
404 :
陵辱警報:04/10/13 18:34:53 ID:JDo2inDF
永遠に続くかとも思われた老人お気に入りの股縄責めだったが、唐突に終わりを告げる。
ブチンッ!!
華奢なレースで編まれていたのが幸いしたのか。いや、それはまるでショーツが意思を持ったかのようであった。
もうこれ以上老人に操られて本来の主人・桜庭葵を苦しめたくないとでも言わんばかりに、
ショーツ自らがが裂けて、引き千切れて、葵の腰から離れたように見えた。責め苦Kさら解放された葵はがっくりと肩を落として荒い息を吐き出した。
「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ」
だが拷問から解き放たれた代償として、ついに何一つ花菱翁の視線を隔てるものを無くした葵の股間の佇まいが完全に露出したのだった。
ボロ雑巾のようなずぶ濡れショーツを投げ捨てた老人の指が葵の脚の付け根へと伸びる。そしてその指先に濡れた陰毛を摘んでクイッと引っ張った。
ノロノロと面を上げる葵に老人の容赦のない辱めの言葉が降りかかる。
「ふふっ、お上品な顔をしている割りにはここの毛の繁りっぷりは見事なものじゃな。まるで亀の子タワシのようじゃ」
「いっ・・・・言わないでッ・・・・」
己の叢の佇まいを揶揄される恥辱に、頬を染めて俯く葵。
「どれ、毛質は…………ふふっ、母娘揃って中々の剛毛よ」
「……お母……様?」
涙に泣き濡れた葵の瞳に疑いの色が滲んだ。
405 :
陵辱警報:04/10/13 18:36:47 ID:JDo2inDF
「そ、それはっ……どっ……どういう意味ですかッ!?」
老人の口から零れた只ならぬ言葉に、無垢の躯を弄られているおぞましさも一瞬忘れ、気色ばんで問い質す葵。
「ふふふふ、言葉通りの意味よ。貴様の母親も若かりし頃……お前を生む前にこの儂に手篭にされた、そう言っておるのだ。お前を生んだ後でも嬲ってやった事もあるのだぞ」
「あ、あのお母様がッ……うっ、嘘ですッ!!嘘に決まっていますッ!!」
「嘘なものか。あの女も薫とお前を許婚にしようという儂の提案に酷く反対しておったが、その件を亭主にばらすぞ、と脅してやったら何も言えなくなりおったわい。
娘よ、この儂に感謝せねばならんぞ。お前と薫を引き合わせたのは他ならぬこの儂なのだからな」
母親までもがこの老人の手に掛かっていた。衝撃の事実が葵を打ちのめす。
「どれ……母親は尻の穴の周りにまで毛を生やしておったがお前はどうだ?」
「ひぃッ……」
女陰の向こう側の排泄の為の裏門まで陵辱鬼の視線の下にあると気付かされた葵の意識が遠のきかけた。いっそ失神してしまった方が楽だったに違いない。
「ほう……ここの生えっぷりは似ても似つかぬな。尻穴の皺が数えられそうな程じゃ……はて、お前の母親は何本皺があったかのう」
この場にはいない母親と比較される屈辱。確かに葵の陰毛は濃かったが、クレヴァスの下端辺りでジャングルも途切れており、実際に葵の菊門の周囲には
一本のヘアーも生えてはいなかった。だがそれだけに無防備な裏菊はその佇まいを隅から隅まで老人の視線に晒されているのだった。
406 :
陵辱警報:04/10/13 18:40:03 ID:JDo2inDF
「女陰も母親譲りかどうか・・・・・この儂がじっくりと検分してくれるわ。おい、娘の股をもっと開かせい」
マイクの向こうの使用人が主人の命を受けて止まっていたモーターのスイッチを入れたようだ。
キリキリキリキリッ・・・・・・
天井で何かが軋む音と共に、葵の脚を絡め取っている麻縄がグイグイと引き絞られてゆく。
「ああッ!?」
うろたえる葵。必死の力で膝を閉じ合わせるが、所詮機械の力の前に乙女の抵抗など物の数では無かった。生け贄の心情を知ってか知らずか、老人は卑しい笑みに顔を歪めた。
そして挟み摘んだ陰毛をそのまま引っ張り上げると、葵がこの歳になるまで大事に秘めてきた女の聖奥の扉の内側が遂に老人の眼前に曝された。
「くくくくくくっ、見えるぞ見えるぞ」
「嫌ッ!!見ないでッ!!見ないで下さいッ!!」
血を吐くような葵の必死の懇願を顧みる素振りなど僅かにも見せずに、ギョロリとした双眸から放たれる鋭い視線は容赦無く彼女の秘められた谷底の奥に突き刺さった。
「ふふふふっ、間違い無いわい。まさしく未通女の女陰よ」
「ひっ……ひィ〜〜〜〜ッ!!」
407 :
陵辱警報:04/10/13 18:42:22 ID:JDo2inDF
なかなかに立派な、一人前の女に相応しい陰叢の繁り具合とは裏腹に、密林の奥の渓谷の佇まいは余りにも幼かった。花菱翁にたった一目で処女だと看破されたのも当然だろう。
右の陰唇が捲り上げられていくのにつれて密生した繊毛の密林が左右に分かれた。漆黒の翳りの中心は眩いほどの白さだった。
元々が雪白の肌を持つ葵の身体の中にあっても、生まれ出でてこのかた一片の陽の光にも晒された事などあろう筈も無い恥丘の白さは格別であった。沈色は全く認められず、
僅かにクレヴァスの深い切れ込みがほんのりと桃色に色づいているだけであった。更に驚くべきことに、これほどまでに開脚させられても左右からせめぎ合うふっくらとした肉付きの葵の大陰唇は
一分の隙間も無い程に密着しているのだ。肉の花弁は一体どんな色艶をしているのだろうか、いまだにその顔を覗かせてはいない。
「いっ・・・・・・痛いッ!・・・・・・も、もうこれ以上は、むッ、無理ですッ!!」
青い果実のようにまだ固さの残る陰唇を陰毛を摘まれて広げさせらるその痛みに耐えかねたのか、葵の唇から悲鳴が上がった。
「ふん、これしきの事で情けない。構わんッ、もっと巻き上げろ!!」
「ああ〜〜〜〜ッ!! 無理ッ、無理ですっ!!」
勿論、葵の意思など一顧も省みられる事も無く、無情にも麻縄は天井へと巻き取られていくのであった。
「ふふふふふ、見えてきたぞ見えてきたぞ。桜庭の娘の股の奥の奥がな」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
もはや声にならない叫びが葵の白い喉を震わせた。
あれほどに固く閉ざされていた筈の葵の処女扉が、徐々にその合わせ目を綻ばせ始めていた。抜ける程に白い恥丘に一直線に紅色の亀裂が走ると、後は決壊したダムと同じであった。
みるみる間に左右の陰唇の狭間はその幅を拡げて、遂には葵の処女肉を花菱翁の目の前に余すところ無く曝け出してしまうのだった。
408 :
陵辱警報:04/10/13 18:47:58 ID:JDo2inDF
クレヴァスの上端に位置する女の最も鋭敏な感覚器官は柔らかなフードを被ったままで、その先端すらも覗かせてはいなかった。
その下に鎮座する黄金水を噴出する小さなホールは老人の視線に怯えるかのようにヒクヒクと戦慄いている。
大陰唇の内側に折り重なるようにして隠されていたラヴィアは
いまや咲き始めたばかりのピンクの薔薇の花を思わせる程の美しさだ。
幾重にも折り重なった薄い肉襞が織り成す乙女の羞恥の佇まい。その一枚一枚が透き通るかのような初々しい処女特有のラヴィアの色艶。
肉襞の枚数そのものは数え切れない程の緻密さではあったが、その厚み自体が薄いのとそれ程肥大もしていないために、あくまでも慎ましやかに、淑やかに見えるのだろう。
処女のフリルが羞恥に震えた。そして、葵が最も秘めておきたかったであろう聖なる処女の門は、これこそ最後の抵抗と云わんばかりに上下左右からせめぎ合う媚肉が
Hの字の如き有様を呈して、その奥の処女の証たる薄膜を守護している。
409 :
陵辱警報:04/10/13 18:50:59 ID:JDo2inDF
肉のクレヴァスが途切れたその下には、短い蟻の門渡りに続いてふっくらと盛り上がったアナルホールが姿を現している。
ムッチリとした仄白い臀肉の深い谷間にひっそりと咲いた裏肛菊までもが陵辱の視線に晒された瞬間だった。
膣から肛門までの距離の短さから判断するに、葵は所謂「下付き」なのであろう。
蚯蚓腫れのような一筋の門渡りは、これも全くくすみの無い桜色にボウッと煙り、隅々まで瑞々しく張りつめた葵の肢体にあって
唯一深々と何本もの皺を刻み込んだ裏菊へと続いてゆく。己が淫鬼の眼差しに視姦されているとは露知らずに、
葵本人が薄い胸板をふいごのようにして息を切らせているのに合わせるかのように
キュッと閉じたりふわっと開いたりを繰り返している。
驚いた事に、葵のその不浄の裏門すらまでもが深い沈色も無く、やや濃い目のピンク色と言えるほどの美しい色合いなのだった。
窄まる時には皺と皺の間が縮まり、アヌス全体の色合いも濃くなる。
キュッと引き絞られた菊蕾は外部からの侵入者は誰であっても通る事は不可能に思える程に固く閉ざされている。
だが、まるで花が咲くかのように固い蕾がフッと綻ぶ時には淡い桃色へとその色を変えて、
無限の収縮力を想起させる肉の環は柔らかな佇まいを見せるのであった。
あまりにも美しい、芸術的といっても過言では無いほどの菊肛が収縮する様は、流石の花菱翁をしても言葉を失わせる程の絶景だった。
まるでそれ自体が一匹の生き物であるかのように呼吸にも似た動きをくりかえす肛菊。花菱翁は人差し指を立てると、息を潜めてタイミングを見計らった。
ふわっと肛菊が花開いたその瞬間だった。
410 :
陵辱警報:04/10/13 18:53:09 ID:JDo2inDF
その好機を逃す事無く、老人の節くれ立った太い指が葵の不浄の排泄器官にめり込んだ。
「ひっ……ひィ〜〜〜〜〜ッ!!」
最早、精も根も尽き果てたと思われる程にがっくりと項垂れていた葵の喉を一際高い絶叫が引き裂いた。顎を突き上げて仰け反る葵。
狂ったようにかぶりを振る葵。艶やかな黒髪が右へ左へと千々に乱れて、そのうちの幾本かはジットリと汗を滲ませた彼女の額や頬に張り付いた。
老人の指は既に第二関節まで葵の肛内に侵入している。おぞましき異物を何とか体外に排泄しようとする葵の肛門括約筋が老人の指を押し出す蠕動を繰り返した。
少女の排泄行為を己の指でしかと感じながら、頬が緩むのを禁じえない花菱翁。
「これは……何という締め付けよ。とば口はワシの指を食い千切らんばかりの強烈な締め付け……
それでいてその奥は柔らかい腸襞がしっとりと包み込んで指を擦ってくるわい。
まるでやんわりと締め付けてくる真綿のようよ。娘よ、親に感謝するのだな。お前の菊門は立派な名器だぞ」
そんな言葉が耳に入る余裕を持ち合わせていよう筈も無い葵は、只々その黒髪を振り乱して喚くばかりであった。
411 :
陵辱警報:04/10/13 18:54:28 ID:JDo2inDF
生まれてこの方、浣腸や座薬の挿入の経験など全く無い葵にとっては排泄する筈の孔から
異物が侵入してくるおぞましさは耐えがたいものだった。必死になって毎朝の排泄行為と同じ蠕動で老人の指先を押し出そうとする。
ムリムリと押し出されてくる自分の指を見て花菱翁は目を細めた。
「ふふっ、上手い上手い」
葵の頬が灼けた。まるで赤ん坊のように排泄を褒められたのだ。
「それっ、もう一息じゃ。踏ん張って息むがよい」
「ああっ、ああああああっ……」
葵は啼きながら排泄する。そして老人の指を断ち切るようにして括約筋を絞り込み、ようやく用を足す事に成功したのだった。
「どれどれ……」
ひり出された己の指を鼻先に持っていき、クンクンと匂いを嗅ぐ老人。
「嫌ッ!嫌嫌嫌ッ!!止めてッ!止めて下さいッ!!臭いなんてっ、嗅がないでェッ!!!」
葵は絶叫しながら、人としての尊厳が壊されてしまった屈辱に心を乱すのだった……
412 :
名無しさん@ピンキー:04/10/13 22:16:39 ID:cbOhZYO0
続きはまだですかいのう?
僕もさりげなく期待してます
415 :
陵辱警報:04/10/19 23:26:19 ID:wV4YomJ8
「さて、こっちの匂いも嗅がせてもらうぞ、娘よ」
先刻の擬似排泄の一部始終を観察されたショックが大きいのか、虚ろな瞳を宙に浮かせた葵の応えは無かった。
勿論そんな葵を心配するわけでもなく、老人は大きくはだけられた両の太腿の間に頭を突っ込んで鷲鼻をそのクレヴァスに近付けてクンクンと鳴らした。
「ふふっ……この甘酸っぱい臭い……まごう事なき処女の臭いよ」
磯の香りにも似た残尿臭の潮の香りと、年頃の少女だけが放つ
発酵した果物を思わせる甘酸っぱい臭いとがミックスされて醸し出されるフローラルなバージン独特のヴァギナスメルだ。
老人の指が漆黒の密林の生息地である左右のヴィーナスの丘にあてがわれた。
「奥の方の濃い臭いも嗅いでくれるわ」
ムッチリとした陰阜はフカフカのクッションを思わせる肉付きの良さと柔らかさで指先を受け止めた。
ムチィ……
ほんの僅か、指一本程だった縦の処女亀裂が不自然な菱形に拡張露呈される。途端に葵のクレヴァスの奥の処女地の臭いがムンと立ち昇った。
「……?」
ここに至って、ようやく葵がショックから立ち直ったようだった。虚ろだった瞳孔に光が差してきた。だが、まだ始まったばかりの陵辱を思えば、
そのまま気を失っていた方が彼女の幸せの為だったに違いない。たとえそれが「不幸中の幸い」とさえ形容しかねるようなものだったとしても。
「な、何を……ヒッ……ヒィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
「くくくくくく、匂う匂う。処女の匂いがプンプンとするわっ!!」
「嫌ッ!!嫌アアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
416 :
陵辱警報:04/10/19 23:28:55 ID:wV4YomJ8
老人の遠慮会釈の無い言葉に打ちのめされる葵。入浴時、処女の本能が邪魔をして確かに秘溝の奥までは洗わなかった事は確かではあったが、
常に清潔であろうと心がけてきた葵にとっては残酷な言葉の暴力であった。
実のところ、葵の秘所がいままで老人がその毒牙にかけてきた他の娘と比べて格別に匂うという事はなかった。むしろ潮の香りにも似た処女特有の残尿臭と、
先刻までの凄烈ないたぶりの為にじっとりと柔肌に浮かんだ汗の酸っぱい匂い、そして葵自身の甘い体臭とが
絶妙にミックスされたむせ返るような香りは花菱翁を歓喜させた。この匂いを嗅げばどんな男とて意馬心猿となってしまうに違いなかった。
勿論この言葉は葵の性格を見抜いた花菱翁が大袈裟に顔をしかめる事によって彼女を虐げる為に発したのだ。
「なるほど、お前が処女を守り通してきた証、しかと嗅がせてもらったぞ。しかしこれは敵わんわい。
鼻が曲がりそうじゃ。こんな臭いオマンコを薫に捧げるつもりだったとは大笑いだわ」
薫の名前が出た瞬間、葵の小さな肩がピクリと動いた。
如何に名家・桜庭家の御令嬢たる葵とて、花も恥らう年頃の乙女。少女が己が躯の中でも最も秘めておかなければならなかった部分の
篭った匂いを好いている筈のない男にクンクンと吸い嗅がれ、あまつさえその口から出た感想を塞ぐ事も叶わぬ自分の耳で聞かなくてはならぬ恥辱。
葵が狂ったように頭を左右に振るたびに切り揃えられた艶やかな黒髪は千々に乱れ、柔らかな頬を伝い落ちていた幾粒もの真珠の涙が
蝋燭の灯りに煌めきながら、彼女の身を揉むような咽き声と共に地下室のコンクリートの床へと吸い込まれていった。
417 :
陵辱警報:04/10/19 23:30:38 ID:wV4YomJ8
花菱翁の節くれだった指が、透き通るような瑞々しさを湛えた肉花弁の襞を捲り返す。薄襞と薄襞との隙間の奥深くには、
僅かではあるが黄ばんだ恥垢がこびり付いていた。
いくら葵が潔癖であったとしても、処女たる身ではこんな処まで洗えよう筈もない。
老人の指先が柔襞の隙間に潜り込み、『桜庭葵』という雌壷の中で20年近くかけてじっくりと煮詰められた処女の恥垢をこそぎ取った。
「ほれ、襞と襞の間に恥垢が溜まっておるわ。母親から女陰の洗い方は教えて貰わなかったのか? ふふふふふふ・・・・・・」
いたぶりの言葉に、只々しゃくりあげて泣く葵。
「仕方が無い。どれ、今日のところはこのワシが直々に舐め清めてくれるわ。ピカピカに磨きたててやるから有難く思うのだぞ」
「嫌ッ!!嫌ですッ!!嫌ですッ!!嫌ですッ!!」
己の股間に迫りくる老人の顔に、老人の言葉がいよいよ実現されてしまう恐怖に身を竦ませる葵。
だが、雁字搦めに縛り上げられ、天井から吊り下げられたその躯であっては如何ともしがたかった。
「おっとその前に・・・・・・これだけ匂うマ○コならまず間違いはなかろうが、一応は確かめておかなくてはなるまい」
「・・・・・・こ、これ以上何を・・・・・・」
「云わずとも知れた事よ。桜庭の娘の純潔の徴、処女膜をとくと拝ませて貰うぞ」
418 :
陵辱警報:04/10/19 23:35:14 ID:wV4YomJ8
湧き出させてしまった粘汁にまみれてきらきらと輝く様子だった。左右の陰唇の間には納豆のように粘つく糸が幾本も橋を連ねていた。
だが膣孔は先刻チラリと覗いた時と寸分違わず、上下左右からせめぎ合う柔肉がアルファベットのHの字の如き様相を呈している。
勿論、この程度で満足するような淫鬼ではなかった。いまだ硬さのほぐれぬ少女の柔丘を更に割り裂く。
「ヒイッ!!・・・・・・痛ッ・・・・・・無理っ、無理ですっ・・・・・・」
流石にこれが限界かと思われたその瞬間。
とうとう諦めたかのように、少女の膣のとば口はいまだ男はおろか自分の指や生理用品ですら侵入を許した事のなかったその肉洞の奥を、遂に老人の視線の元に露わにしたのであった。
(・・・・・・これは・・・・・・!)
今までに数百人を美処女をその毒牙で散らしてきた花菱翁ですら、思わず息を呑む素晴らしさだった。
湧き出した淫蜜にまみれたおんなの肉洞がペンライトの明かりを受けて濡れ煌めく。
その内壁は目にも鮮やかな紅に染まり、うねるような複雑な起伏に富んだ肉筒が葵の荒い息遣いと共に収縮している。
やはり老人の睨んだ通り、未だに男の欲望が出入りした事のない、未踏の処女地である事を物語る初々しい色合いだった。ベビーピンク、サーモンピンク、ローズピンク、
ショッキングピンク、コーラルピンク……とりどりの桃色が複雑にグラデーションしながらえもいわれぬ桃源郷を彩っている
419 :
陵辱警報:04/10/19 23:37:00 ID:wV4YomJ8
そして、透き通る程に薄い乳白色のフリルがプルプルと震えているのが遂に老人の目に留まった。
「ふふっ……見えたぞ見えたぞ。バージンの徴しがな。よくぞこれまでワシの為に守ってきた事を誉めてやるわ」
「うっ……ううっ……」
肩を震わせて忍び泣く葵。勿論そんな訳があろう筈もない。
葵の貞操は他ならぬ花菱薫の為だけに大事に守ってきたのだ。こんな所で無残に手折られる為に育んできた筈も無かった。
「ふふ、マン毛は一人前にモジャモジャと生やしておるクセにコレはなんじゃ。恥ずかしいと思わんかい。
どれ、このワシが自ずからお前を一人前の女にしてくれるわ。有難く思うのだぞ」
「いッ、嫌ッ、嫌々ッ、嫌っ!! 助けてッ、薫様ッ、助けてッ!!」
血を吐くような葵の叫びが薄気味悪く湿ったコンクリートの壁や床や天井に虚しく響いた。
「おおっと……ワシとした事が肝心なトコロを忘れるところだったわい」
ニンマリと微笑んだ花菱翁の指先が葵のクレヴァスの合わせ目の上端付近をまさぐった。
「はふぅッ!!」
クンッと頤を突き上げて仰け反る葵。
「ふふっ、観念して出てくるがいい」
節くれ立った指の動きがピタリと止まった。
「くッ……かはッ……」
「くくくくくっ、ようやく見付けたわい」
桃色媚粘膜のあわいから葵の躯の中でも最も鋭敏な器官が悪魔の指先で掘り起こされる。
細長い肉莢にスッポリと覆われたその部分は頭の先すらも覗かせてはいなかった。
それは処女膜さえも陵辱の視線に晒された葵の躯が見せる最後の抵抗なのか。
「ふふん、ワシが睨んだ通りの初心なお豆よ」
言いながら、花菱翁は肉莢の最も膨らんだ部分をピンと爪先で弾いた。
「あひィッ!!」
プシィッッッ!!!
葵が桜庭家の令嬢とも思えぬ情けない悲鳴を上げて弓形に海老反ったのと同時に、その股間で黄金色の花火が上がった。
「ああ……ああっ……み、見ないでッ……見ないで下さいッ……」
一瞬弾けた黄金色の飛沫は、やがて力強い放物線へと変わってゆく。
恐らくは生まれてこの方、頬の一つも打たれた事も無いであろう葵の躯に疾った鋭い痛み。
股座の間から脳天に突き抜ける痛覚に堪え切れずに失禁した瞬間だった。
イイヨイイヨ〜
421 :
名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:55:38 ID:CJLoPdsY
ほ
守
原作の葵の賞味期限切れる前に完結させてほしいな
てこ入れというか、話も動いたし、そろそろ完結っぽいですけどね。
賞味期限切れについては、も少しサービスイラストの数を増やしてくれたりするだけで良いかな……とかとか。
さすがにあの話の流れで「結局家の圧力に逆らえませんでした」な落ちはなかろうし。
そう?名家のお嬢様が政略結婚で愛する人と別離する話なんて
結構あると思うけど。
昼ドラとかで。
お見合いでレイプされて純潔を奪われたからには〜なんてトンでも設定な
話もあったな〜。
>名家のお嬢様が政略結婚で愛する人と別離……
そして薫はティナと……
427 :
名無しさん@ピンキー:04/11/06 12:53:12 ID:9gYcTd1M
ほしゅ
428 :
陵辱警報:04/11/10 00:39:07 ID:Qy/d9sie
「ああっ……駄目ッ……ううっ……」
一度堰を切った勢いは最早葵の意思では止める事も叶わず、只々黄金の放物線を描き続けた。
余程我慢していたのであろう、膀胱に溜め込んだ大量の小便は途切れる事なくコンクリートの床を叩いた。
「ふふっ……漏らしたか……全く、桜庭の家は躾がなっておらんわい」
無理からぬ事であろう。恐らくは自分で慰めた事もない純情なクリットを、いきなり、しかも生まれて初めて、爪先で強烈に弾かれたのだ。
「……それにしても良く迸らせるものよ……まるで馬の如き小便だな。うわあっはっはっはっはっはっ!!!」
陵辱の密室に響くのは、花菱翁の高笑いと桜庭葵の小水が床を打つ音だった。
滝の如き奔流もやがてはその勢いを失い、今や濡れそぼった陰毛の先から一滴二滴と雫が滴るばかりになった。
「ふん、ようやく出し切りおったか。さて、それではこっちの方も一人前の女にしてくれようぞ」
「ああっ、何を……こ、これ以上辱めるのは、ゆ、許してッ……下さいッ……」
「馬鹿娘が何を言いよるか。年頃の女にしては未成熟なお前の躯をこのワシが一皮剥いてやろうと
言っているのではないか。そう……文字通り、一皮剥いてやるからな、覚悟するのだぞ」
「ああっ……」
最早、陵辱の魔手から逃れる術無き事をまたしても思い知らされ、首を折る葵だった。
429 :
陵辱警報:04/11/10 00:40:39 ID:Qy/d9sie
「どれ……ふふふふふっ、自分で弄った事もないようだな。完全な包茎だわい。なに、安心せい。こう見えてもワシもなかなかの手練でな。
これまでにも女の皮剥きはたっぷりと経験しておる」
葵が気絶してしまいかねないような陰惨な台詞を口走りながら淫核を包み込んだ包皮を捏ね繰りまわす鬼畜翁。
ピチピチとした固さが未だに残る包皮が最後の抵抗を試みる。
根元まで薄皮を剥き下ろしてもその弾力ゆえにすぐに元通りになってしまうのだ。
だが思いのままにならぬ包皮を弄びながらも、老人の顔は喜色満面の笑みを浮かべている。
「……ふふっ、梃子摺らせてくれるわい……それ、どうじゃ、大人しく観念いたせい……
それ、それそれそれそれ、見えてきた見えてきたぞ、ぐふふふふふふ……」
コリコリとした弾力を持った包皮が皺だらけの指先に揉みほぐされて、心ならずも柔らかく蕩けてしまう。無骨な指先が遂に包皮を剥き下ろし始めた。
「……これはこれは……まったく困った女子よ……恥垢がこびり付いてお豆が見えぬ程ではないか」
430 :
陵辱警報:04/11/10 00:42:12 ID:Qy/d9sie
花菱翁の言葉も、この時ばかりは決して誇張したものではなかった。20年近くもの間、只の一度も外気に触れる事なく包皮の中に隠れていた葵のクリトリスは
黄ばんだマン滓をビッシリとこびり付かせながら、ようやく外の世界にお目見えしたのだ。
フードの中でたっぷりと時間を掛けて熟成させた葵のヴァギナチーズはツンと鼻を刺す刺激臭と
フルーツヨーグルトのような甘酸っぱい匂いがミックスされた濃厚な臭気を立ち昇らせている。
自慰がいかなる事かも知らぬというのも、決して嘘ではなさそうだった。
「よいか。一人前の女にされた暁にはここもしっかり磨いておくのが嗜みというものだ。まあ未通女では致し方あるまい。
今日のところはこのワシが直々に舐め清めてくれるわ。有難く思うのだぞ」
「ううっ……」
老人の皺だらけの唇が、それとは対照的に弾けんばかりの瑞々しさを湛えた葵のクレヴァスにむしゃぶりつく。
「はァッ!!」
鬼の長い舌が女核を下から上へゾロリと舐め上げた。チーズのようなこってりとした葵の恥垢をねぶり取り、こそぎ落とす花菱翁。ザラリとした感触を舌の先に感じた。
葵に聞かせるかのように、わざとクチャクチャと咀嚼して、喉を鳴らして飲み下す。
「ふふふふふ、濃厚な味わいだったぞ」
「ひィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
マン滓の味まで批評され、喉を絞って咽く葵。チュバチュバと吸い込むように敏感なクリットを嬲られる度に葵は躯を激しく痙攣させる。
突っ張ったクリトリスの裏筋を舌先でなぞられると目の前に火花が飛び散ったかと錯覚するほどだ。
敏感豆の根元と皮の間にこびり付いた頑固な恥垢を丹念に舐め清められるおぞましさに葵はただ躯を震わせて嗚咽するより他は無かった。
431 :
陵辱警報:04/11/10 00:43:59 ID:Qy/d9sie
「ふうっ……」
いかにも一仕事終えたと云わんばかりに、口元を拭いながら葵の股間から顔を上げる老人。その視線の先にはまさに磨き上げられたかの如き葵のヴァギナがあった。
米粒のような極小の葵のクリットは包皮を根元まできっちり剥き下ろされ、
老人の舌使いに心ならずも感じてしまったのか、充血して瑪瑙色に色づきポッチリと勃起させられていた。まさに肉真珠。
桜庭の令嬢の股間を飾るアクセサリーは老人の舌先で丹念に磨き上げられ、艶々とした光沢に輝いている。
「ふふっ、二十歳にもなろうかと云う女子の肉豆にしては小さ過ぎるが、心配する事はない。薫と再びあいまみえる頃までには立派なお豆に育ててくれるわ」
「ううっ……ああああ〜〜〜〜〜〜ッ……ああっ、ああ〜〜〜〜〜〜〜〜……」
泣き崩れたくても、縛めの身ではそれすらも叶わぬ。一際高い諦泣が地下室にこだました。
「ふふん、ようやく諦めがついたか。ではいよいよ最後の仕上げに取り掛かるとするか」
しゃくりあげながら啜り泣く葵にとうとう最後の試練が襲いかかろうとしていた。
花菱翁が腰の帯を解き、着物を一気に脱ぎ捨てた。
「……ッ!!」
性も根も尽き果てたかと思えた葵に喝を入れたのは他ならぬ陵辱鬼の股間の威容だった。
「ふふっ、魔羅が珍しいか」
興味ではなく、寧ろ蛇に睨まれた蛙の如く恐怖の余り、老人の股間の一物に目を釘付けにされた葵は慌てて顔を背けて瞼を閉じた。
だが、既に網膜に焼き付けられた男性器のグロテスクな出で立ちは容易にその姿を消そうとはしなかった。
それにしても何と言う剛直だろうか。ギュンッと弓なりに反りかえって白髪混じりの剛毛のジャングルから天を突くその威容。下腹部にピッタリと密着するその仰角。
臍にまで達するその長さ。バックリと開いたカリ首。蚯蚓のような太い血管を浮かび上がらせる淫水焼けした太幹。
全てが齢八十を超えんとする老人の持ち物とは思えぬ逞しさだ。
「ふふっ、驚いたか……まあ、このワシとてここまで勃ったのはいつ以来の事か……娘よ、礼を言うぞ」
「……」
ブルブルと震えながら、首を振る葵。たった今からあんなモノが自分の膣に入るのだ。
クリトリスを弾かれて放尿していなければ、恐怖の余りこの場で失禁してもおかしくはなかった。
いよいよ…
純情乙女とエロジジイのプレイは(; ´Д`) ハァハァ
DingDongDongにあった藍青SS誰か保管してませぬか?
雅さん萌えな自分に今ごろ気付いたヨ・・・
435 :
陵辱警報:04/11/12 23:56:34 ID:OCygLG84
分家の方は生きてるよ>DDD
死んでなかったっけ?
アーカイブでまだ取り出せるけど
437 :
434:04/11/15 15:46:05 ID:WiglvLEk
ぐぐると1話だけ出てくるんですけども。
438 :
434:04/11/15 16:13:46 ID:WiglvLEk
>>436 アーカイブの存在を知りませんでした・・・
げとできました。ありがとうございました。
>>陵辱警報様
お邪魔いたしましたー楽しみにしてますがんばってくださいませ
DDDは別が止まってるだけかと。本家と分家と緊急は死んでます
挿入まだ〜???
440 :
名無しさん@ピンキー:04/11/28 01:40:31 ID:NZIGNDLl
hosyu
441 :
陵辱警報:04/12/03 00:11:50 ID:DOvtL4AW
「ふふっ、初めて受け挿れるモノがワシの逸物というのはちと惨いかもしれんなあ……どれ、せめてもの情けじゃ。せいぜい痛みが和らぐように道をつけてくれるわ」
そう言い放ちながら花菱老人は節くれ立った右手の中指をピンと立てた。そうだ。老人は己の指を葵の未踏の秘園に挿入するつもりなのだ。
己の躯の上に吹き荒れる淫辱の嵐に身も心もズタボロにされ、とうの昔に失ってしまった抵抗の力が一瞬甦った。麻縄をギシギシと軋ませて、
精一杯に身体を逃がそうとする。だが悲しいかな所詮縛めの身では、それが何の抗いにもなりはしなかった。
老人が無言で片手を上げた。
ギリギリギリギリ……
葵の身体が徐々に上がって行く。ちょうど乙女の秘め所が老人の目の高さに来た所で巻き上げはピタリと止まった。
囚われの葵は目の前の老人の思うが侭にその若鮎の如き肢体を晒さなくてはならないのだ。
「それそれそれそれ……」
ズチュッ!
老人の指先が葵のクレヴァスに潜り込んだ。しっとりと潤んでしまった薄襞が老人の指をふんわりと包み込み、持ち主の意に反して招かれざる客を優しく奥へと誘う。
「ああ〜ッ!駄目ッ!駄目ですっ、そ、それ以上は……あうッ、あひぃ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
葵の躯の何処にまだこれだけの力が残されていたのだろうか。瑞々しい肉体がギュンと反り返り、躯全体がしなやかな弓のようなブリッジを形作る。
「うわっはっはっはっはっはっはっはっ!!なんじゃこれは!こんなにもホコホコとさせておるではないか。親子共々、上の口よりも下の口の方が正直者だわい!!」
442 :
陵辱警報:04/12/03 00:13:30 ID:DOvtL4AW
花菱翁の言葉に唇を噛み締める葵。
これがおんなの性なのか……悲しいかな、葵の若い肉は老人の数々の責めに翻弄されて、
トロトロに蕩かされてしまっていたのだ。蜜壷から溢れた愛液が葵の白磁の内腿を濡らしながら伝い落ちた。
「ほう……なかなか粋な造りになっておるではないか」
節くれ立った指で葵の膣内をまさぐりながら花菱翁が感嘆の声を漏らした。
「ほれ、この部分だ……判るか? 小さな粒々がビッシリと並んでおる。これはカズノコ天井と云ってな、
所謂名器と呼ばれる道具の一つよ。やはり血は争えんのう……お前の母親も立派なカズノコ天井であったのだぞ」
そんな老人の言葉も耳に入らぬのか、葵は只々激しくかぶりを振って泣きじゃくるばかりだ。
「ふふっ、咽け! 喚け! お前がヒィヒィと喉を絞る度にオマ○コがワシの指をキュンキュンと締め付けてくるわい!
そうやってオ○ンコの筋肉の使い方を覚えて、男を悦ばせて、初めて一人前の女になれるのじゃ!」
老人は女性の尊厳を全く顧みない、蔑ろにする暴言を唾を飛ばしながら堂々とぶちまけながら、ゆっくりと指先を蠢かし始めた。
「あっ……」
おそらくは初めて体験するに違いない、己の胎内で不気味に蠕動する異物の感触に戸惑う葵。
むず痒いような痺れが股間の一点から全身に拡がってゆく。固く瞼を閉じて、躯に蓄積されてゆく痛痒感を耐え忍ぶ。
だが決して発散させる事の出来ないストレスは徐々に葵の躯を蝕んでいくかのようだ。
その証拠に、葵の躯のありとあらゆる所が小刻みに震えている。遂に耐え切れなくなった葵は身を捩った。
443 :
陵辱警報:04/12/03 00:15:24 ID:DOvtL4AW
「あっ……嫌ッ……駄目ェ……」
嫌悪感を滲ませるこれまでの拒否の言葉には微塵も感じられなかった、甘い響きがその声に混じりつつあった。
それと共に葵の股間からは秘めやかな水音が漏れだしている。
慎ましやかな良家の令嬢の嗜みや、大和撫子と呼ばれるに相応しい鉄壁の貞操観念よりも牝としての本能が勝った瞬間だった。
老人の指戯の前にはオナニーすら知らぬ葵の理性の扉など無いも同然であった。
感じやす過ぎる葵の肉体は、花菱翁の指先の悪戯にしっかりと反応してしまっていたのだ。
老人の指はおろか、掌や甲までもが葵の愛雫でべったりと濡れている。
葵の女の躯はただ感じやすいばかりではなく、よく濡れる性質でもあるようだった。
老人の指の動きが早まる。小刻みなストロークに併せてラブジュースがきらきらと輝きながら飛び散る。
片脚を吊り上げられた不自然な体勢のままで弓のようにしなる葵の肢体。
その貌はピンク色に上気し、汗の浮かんだ額や頬には艶やかな黒髪が数本張り付いている。
葵は明らかに何かを我慢しているのだ。
444 :
陵辱警報:04/12/03 00:16:18 ID:DOvtL4AW
「うッ……うン……はァッ……」
「ふふっ、娘よ。我慢することはない。思う存分気をやるがよい」
「……気を……やる?……」
「くくくくくっ、マン擦りも知らぬ未通女には判らぬか……どれ、このわしが女の悦びを直々に仕込んでくれるわ。有難く思うのだぞ」
そう言いながら、更に指の動きを早める花菱翁。
「あっ……ああッ……いっ、嫌ッ……駄目……」
ピッチの上がるピストンに同調するかのように葵の喘ぎ声の間隔も狭まってゆく。
「いいか。気をやる時には『イク』というのだぞ、くくくくくくっ」
必死に頭を左右に振ってその言葉が耳に入らぬようにする葵。だが終末の時は刻一刻と迫ってくる。
絶頂に達する螺旋階段を無理矢理に上らせ、そして初心な葵にはあまりにも深すぎる愉悦の深淵の奥底に叩き落す。
何もかもが花菱翁の思惑通りに進んで行くのを止める手立てもない葵は、これから自分が向かわされる未踏の境地に恐れ慄くばかりであった。
「ふふっ、そろそろアクメを迎えるようだな。マ○コ肉がギュンギュンと締め付けてきよるわい。そぉれ、それそれそれそれェッ!!」
「あ、あふゥッ! はっ、はうッ、ひゥッ! ひンッ!あひッ、ひィッ、ひっ、やっ、止めッ、止めてッ!!」
445 :
陵辱警報:04/12/03 00:18:22 ID:DOvtL4AW
もう限界だった。自分の躯と精神がバラバラになってしまいそうだ。辱められているはずなのに、
この心地良い浮遊感は一体何処から来ているのであろうか。すべてをこの感覚に委ねてしまいたい。
堅牢な葵の貞操観念はもはや木っ端微塵に打ち砕かれている。葵がしがみついている最後の心の拠り所は、
幼い頃に薫と過ごしたあの日々への追憶だけしか残されてはいなかったのだ。
(こ、これが……『気をやる』という事なのですか?……これが、『イク』という事なの? お、教えて下さいッ、お母様っ……)
(……か、薫様ッ……葵は、葵は……もうっ、駄目ですッ……!!)
心が折れた。
老人の中指を包み込む媚肉の締め付けが一際強くなった。
白い喉元が仰け反り、細い顎が闇の奥の天井を指し示す。
成熟の一歩手前の瑞々しい肉体がしなやかな弓の如く反り返る。
散々にいたぶられて雪白の肌をピンク色に染められてしまった乳房がブルンと弾み、
その頂きを飾る小粒な乳首は大海の只中で荒波に揉まれる小船のように翻弄された。
446 :
陵辱警報:04/12/03 00:19:15 ID:DOvtL4AW
(イッ……イ、イクッ!! イきますゥッ!!))
……声を上げなかったのはせめてもの矜持か。
だが、唇以外の全身が心ならずもオルガズムに達してしまった事実を雄弁に物語っていた。
固く閉じた筈の瞼の裏で真っ白な火花が弾けた。
股座の狭間から駆け上り背筋を通り抜けて脳天にまで突き抜けるアクメの波動は、まるで身体の中心を太い杭で貫かれたのかと錯覚するほどだった。
自由にならぬ四肢がそれでも精一杯に突っ張り、絶頂の快感に硬直する。
葵をオルガに導いた老人の顔にまで汗の飛沫を飛び散らせる程にビクンビクンと大きく身体を痙攣させると、ガックリと頭を垂れた。荒い息遣いに肩が大きく上下した。
オナニーすら知らぬ葵の、生まれて始めての絶頂体験は己自身の指でもなければ愛しい薫の愛撫によるものでもなく、
淫猥な老人によって無残にも迎えさせられてしまったのだった。
薄れて行く意識の中で必死に薫の貌を思い出そうとする葵だったが、頭を働かせるのが億劫な程に身も心もクタクタにされてしまっていた。
いまだに女の縦溝の中に居座る老人の指をアクメの余韻でピクピクと締め付けながら、葵は気を失ってしまうのだった。
447 :
陵辱警報:04/12/03 00:22:45 ID:DOvtL4AW
「ああっ!!イッ、イクッ!!イきますゥッ!!」
……最早これが幾度目の絶頂なのか、意識を朦朧とさせられた葵には判る筈もなかった。飽きるという事を知らぬかのように、老人はひたすらに葵を指先で嬲りつづけた。
絶頂を迎えて気絶すれば乳首やクリットを捻り潰されて叩き起こされ、覚醒するやいなやまたもや極めさせられてしまい、再び気を失う。
何度めかのアクメの際には遂には『イク』という言葉までその唇から漏れた。
一度堰を切った流れは止まる事を知らず、それ以降はオルガズムを迎える度に泣き叫びながら絶頂の時を老人に告げさせられた。
何時果てるとも知れぬ淫魔の連続絶頂地獄は葵の躯からありとあらゆる体液を絞りだされた。涙も涸れ果て、唇の端からはだらしなく唾液を滴らせ、
全身から噴き出した汗は糸を引く愛液と混じりあいながら葵の躯の下で水溜りを作った。
何時の間にやら自分の躯が元の高さにまで降ろされ、手の縛めこそ先程のままだが脚を縛り上げていた縄は解かれている事にも気付いている様子もない。
柔肌に残る縄目が痛々しかった。
448 :
陵辱警報:04/12/03 00:23:11 ID:DOvtL4AW
自らも褐色の肌にうっすらと汗を浮かべながら花菱翁は葵の正面に仁王立ちになった。股間の一物は先刻よりも更に長く太く大きく勃起している。
肉の凶器がゆっくり近付いてくるのを視界の隅で認識しながらも、指一本動かせずにいる葵だった。
「コレがお前の初めての男になるのだ。しっかりと味わうがいい」
老人は葵の両膝を持ち上げながら太股を割り裂いた。ドロドロに蕩け崩れた葵の処女膣がパックリと開いた。
葵の桃色肉の割目に押し付けられるドス黒い亀頭。悪鬼がグイと腰を突き出すとピンクの裂け目が押し拡げられた。
「……な、何……あっ、熱ッ!!」
破瓜の直前、乙女の貞操が奪われようとするまさにその瞬間になってようやく意識がもどりつつある葵。
己のヴァギナにあてがわれた灼けた鉄鏝の如き剛直がそれを呼び覚ましたのだ。
「ふふっ、ワシのモノは熱いか? じゃがお前のおんなも負けず劣らずに火照っておるぞ」
花菱翁が円を描く巧みな腰使いで剛直を押し込んでくる。
「痛ゥッ!!」
「ふふ、その痛みもじきに快楽に変わる。我慢せい」
ミチッ……メリッ、メリメリッ!
柔肉が軋みを上げながらも剛直の先端を受け入れてしまう。
「あくゥッ!! むっ、無理ッ、ですッ!!」
「ええい、いくらも咥え込んどらんうちから辛抱のないッ!! まだまだほんの序の口じゃ!」
老人は更にプレッシャーをかけた。
「たっ、助けてッ!! 薫様ッ!!」
ギチッ!
「ああっ! 駄目ッ!!」
ズンッ!!
449 :
陵辱警報:04/12/03 00:24:58 ID:DOvtL4AW
「ああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
「ふっ、これしきの事で喚くでない。まだまだ膜は破れてはおらぬわ」
二人の結合部に目をやれば、確かに花菱翁の亀頭がようやく葵のヴァギナの中に収まったばかりであった。長大な剛茎は完全に露出したままだ。
もっとも、余裕綽々の老人に比べ、葵の蜜壷はもう限界という様を呈していた。
可憐な膣孔が無残にも拡張され、幼い肉洞には不釣合いな程に巨大な男根を必死に咥え込んでいる。
「ふふっ、それそれそれそれェ!!」
「ああ〜〜〜〜〜〜ッ!! あひィィィィッ!!」
老人の腰が年齢を感じさせぬスピードでピストン運動を始めた。
さすがに未だに生硬さの残る蜜壷の奥まで突く事はせずに、亀頭のみを激しく出し入れしているのだ。
あれほど咥え込むのにてこずった筈の巨大亀頭が見る見る間に葵の媚肉に馴染んでゆく。
悲しき女の性なのか。一度受け入れてしまったモノを拒む事は、もう出来ない。そればかりか、
己が溢れさせた熱い花蜜がたっぷりと亀頭を潤して、ピストン運動をより滑らかにしているではないか。
もしもこの交合を間近で見る者がいたならば、老人の巧みな腰使いに舌を巻く事だろう。老人は同じストロークで前後運動を繰り返しているだけではなかったのだ。
一突き毎に、ほんの1〜2ミリ程度のゆっくりとした歩みではあったが、確実に挿入を深めていたのだ。
そして、ある深さに達したところで老人の腰が動きを止めた。
そこで止めかよw
雅さんま〜だ〜 チンチン!(AA略)
チンチン
ぶらぶら
ビクビク
455 :
230:04/12/14 22:37:39 ID:YSFPFalE
久しぶりに少しですが投下させて戴きます。
>359の続き
ナイロンの滑らかな布地を、薫の素足がすりすりと秘裂のラインを撫ですさるように蠢く。
雅の視線がそのたびにどんどん厳しさを増していくが、薫は不思議と怖いとは思わなかった。
いま薫の背筋をゾクゾクさせているのは、恐怖心とはあきらかに違うもの…………快感と呼ばれる感情である。
“チョイチョイ”
「どうしたのお兄ちゃん? 急に大きな声出したりして?」
シャツの袖を引っ張りながら、箸を口に咥えたままの、幼さの抜け切らない可愛い仕草でちかが首を傾げた。
「私そんなに変な事言った?」
その瞳は一点の穢れもなく無邪気で、双眸に映る薫を信頼しきっている。
さぞ将来は美人になるだろう、だがまだまだ原石のままの少女の純粋な瞳に見つめられて、薫の良心がチクチクッと痛んだ。
……なにやってるんだ俺は!!……ちかちゃんをガッカリさせるような真似をするなよ!!……
この少女の期待に出来るだけ応えたい。裏切りたくない。だが人間の心の構造は複雑怪奇で、
“クニュ……”
「んぅッ……」
雅の唇からまた微かな声が洩れる。薫は指の形をチョキにすると、少しだけ爪先を秘裂へと喰い込ませた。
背信的な行為は、さらに快感を得る為の極上のエッセンスである。
「ちかちゃん、そんな事ないよ」
怒っているような、拗ねているような、そんな熱っぽい視線を向けてくる麗人をわざと無視するように少女に微笑みながら、
薫の爪先はバイブレーターのように小刻みに振動を秘裂へと与えていた。
「んッ……ふぅッ………くぅ……」
除々に、雅の唇から洩れ出す声が大きく艶を帯びてきている。隣に座っている葵がその声を聞き止めた。
「あの……どうしました雅さん、身体の調子でも悪いんですか?」
「え!? あ、いえ、はぁ、あお、ふぅッ、様、大丈夫、はぁ、です……」
葵に答えながら、雅はチラチラと咎めるように睨むが、とうの薫は涼しい顔でちかとしゃべっている。
二人の立場はいまや完全に入れ替わっていた。
次はもっと文章多めで、今年中にもう一回は投下したいと思います。
456 :
名無しさん@ピンキー:04/12/15 02:28:16 ID:oXV8Im1m
乙。ティナ萌えだが、葵ちゃんもいいな。クリトリスの皮を剥いてピン立ちはデフォ。
457 :
陵辱警報:04/12/15 20:21:32 ID:KWYCqQ8j
「どうだ、判るか?」
「……?」
「ワシのモノが今止まっているところが、娘、お前にとっては処女と非処女との境目よ。
ここから1センチでも進めば、もうお前は処女ではなくなるのだ。覚悟はいいか」
「っ!!……そっ、それだけはッ!! それだけは許して下さいッ!!」
「……馬鹿な娘よ。ここまで来て今更許してもらえると思っているのかッ!!」
花菱翁は一旦腰を引いて、
「あっ」
次の瞬間。ブチッと葵の中で何かが破れる音がした。勢いをつけた肉槍が一気に葵を貫いたのだ。
「あっ、ああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!
痛いッ!! 痛すぎますッ!! お願いッ、抜いてッ!抜いてェ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
蜜壷になみなみと満たされていた愛液が行き場を無くして結合部から溢れ出す。滴り落ちる粘り汁に葵の処女の証が混じった。
「助けてッ!!助けて下さいッ!! 薫様ッ!! お、お母様ッ、お父様ッ、雅さんッ!! 壊れるッ!! 壊れてッ、しまいますッ!!!」
……あの可憐な葵のヴァギナが長大な花菱翁の剛物をしっかりと根元まで咥え込んでいる。葵の漆黒の叢と白髪混じりのジャングルとが密着する。
「ふふっ、何度嵌めても処女の味は格別じゃわい」
深奥まで突き入れた肉楔をゆっくりと引き抜いて本格的な前後運動を開始しようとする花菱翁。
「あっ、うっ、動かさないでッ……い、痛いんですッ……」
「馬鹿め。動かさなければ子種が出せぬではないか」
「こ、子種……!!」
膣内射精。
着床。
妊娠。
余りにも重過ぎる事実を突きつけられた葵の表情は蒼白になった。
「そっ、それだけはっ、それだけは堪忍してッ……」
「ふふっ、安心せい。そこいらの若造とは鍛え方が違うわ。
お前が昇天したのと同時に放ってやるわ。女はアクメを迎えた瞬間が一番孕み易いそうだからな」
「ひっ……ひいぃぃぃぃぃっ!!」
地獄のフルストロークが葵の膣肉を蹂躙する。処女膣が破瓜の儀式として受け入れるには余りにも巨大な陽根が柔襞を抉る。
二人の結合部からは白濁した葵の愛液に混じって、処女の証たる鮮血が零れ落ちる。
458 :
陵辱警報:04/12/15 20:27:10 ID:KWYCqQ8j
「くくくっ、流石に処女の締まりは格別じゃわい。それそれそれそれェッ!!」
「いやあああああああっ!!止めてええええええッ!!」
葵の膣にこの世で最も馴染む筈の自家製ローションの滑りをもってしても、やはり処女膣に受け挿れるには余りにも花菱翁の巨根は太過ぎたのだ。
ギチギチと柔肉が音を立てて軋む。繊細な桃色粘膜は激しい摩擦に悲鳴を上げる。長大な陽根は葵の肉洞をメリメリと掘り進み、遂には子宮口にまでその先端が達した。
「ああああああああああ〜っ!! つっ、辛いんですッ! お、お願いですからッ、もう動かッ……ひィッ!!……動かさないでっ!!」
葵の血を吐くような必死の叫びは当然の如く無視された。処女にはあまりにも激しすぎるフルストロークが葵の狭隘な肉筒を蹂躙する。
豊潤な愛液が幸いしたのか、血まみれの男根の滑りは全く申し分が無い。
「ぐわっはっはっはっ!! どうじゃ! 親子二代に渡ってワシに女にされる至福はっ!!
どうじゃ!! 母親が唇と舌で奉仕したワシの宝刀の具合は!! どうじゃ!!!
母親も咥えこんだワシの剛直の威力は!! ぬうわあっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!」
せめて抽送の痛みを和らげようとする半ば本能的な動きではあったが、葵の優美な曲線を描く長い脚が花菱翁の腰にまわされてしっかりと抱え込んだ。
勿論葵自身は己の姿勢がどれほど淫らがましいポーズであるのかなど知る由もない。只々必死なあまり、せめて肉洞を掘り抉る痛みを緩和しようとしての行動だった。
「ふふっ、愛い奴よのう。そんなにワシの業物が気に入ったか」
「ちッ……違いますゥッ……はうッ!……い、痛いんですッ……」
荒々しい花菱翁の腰使いに振り解かれまいとして脚に力を込めれば込めるほど、二人の下腹部は密着し白髪交じりのジャングルと漆黒の密林とが絡み合う。
「どうじゃ。ワシのモノを奥まで咥え込んだ感想は?
おおっと、上の口は嘘つきだったな。どれどれ、下の口は……ぬわぁっはっはっはっはっはっ! 大洪水ではないか!」
老人は腰に絡みつく葵の脚を物ともせずに長大な肉楔を打ち込んだ。悶絶する葵の口からは最早言葉にならない声が吐き出されるばかりであった。
459 :
陵辱警報:04/12/18 01:06:13 ID:fpE6QAkU
いつしか源一郎の腰使いが徐々に変化していた。葵の苦痛などお構いなしにひたすらに子宮に奥深くに剛直を突き立てる激しいだけの暴力的なストロークから、
円を描くような淫猥なグラインドへと変わっていたのだ。
肉襞を抉られている葵にすら気付かれぬように老人は巧みな技巧で彼女を更なる窮地へと追い込んでゆく。
既に挿入から三十分以上が経過しているが、腰を動かしつづける花菱翁の顔には疲労の色は見えない。老人の体力とは思えぬタフさだった。
或いは新鮮な生贄の初々しい破瓜血が老人に年齢を越えた力を発揮させているのか。何にせよ葵にとっての地獄は何時終わるとも知れなかった。
老人の腰使いが変化を見せた事によって、葵の肉体にも明らかな変化が訪れていた。
先刻までは肉柱の暴虐から繊細な桃色媚粘膜を保護する為だけに滲ませていた粘り気のないサラサラのラブジュースが、
いつしかネットリと白く泡立つ、濃厚な本気汁へと変わってしまっていたのだ。
「ふふっ、初めてなのにもう感じておるのか? お前の母親はそこまで慎みの無い女ではなかったぞ。ぐわっはっはっはっはぁッ!!」
「ち、違いますッ!!」
「ふふ、口では何と言ってもお前のオマンコは本気汁を垂れ流しておるではないか」
老人はそう言い放つと二人が繋がった部分から滲み出した潤滑油を掌で掬い上げた。
そのドロドロの粘液でいっぱいに満ち溢れた手を葵の目の前に差し出し、見せつけるかのように指の間を空けると
その隙間からボタボタとラブジュースが滴った。葵の尽きることを知らぬ愛液の豊富な湧出は既に破瓜の鮮血をも洗い流してしまっていたのだ。
460 :
陵辱警報:04/12/18 01:07:54 ID:fpE6QAkU
「ん? どうだ?」
「うっ……嘘ッ!嘘ですっ!!何かの、何かの間違いですッ!!」
目の前の光景を振り払うかのように頭を激しく振る葵。だが、その事実が間違いなどでは無い事は彼女自身が一番よく理解していたのだ。
(お、お母様……女は、女は何故こんなにも辛い目に会わなければならないのですか?)
(女は皆、好きでもない男の人に躯を弄ばれて、こんなにも濡らしてしまう生き物なのですかっ!?)
葵自身も認めざるをえなかった。最早己の股間が溢れさせて垂れ流しているのが陰唇の保護の為の潤滑油などではなく、
愉悦のあまりに湧き出させてしまったはしたない涎だということを。
「違う……違うんですッ……私は……私はそんな女じゃ……」
「まったく何時までも煩い娘だわい。お前の母親はもっと諦めが良かったぞ」
激しく暴力的に突き上げられている時には股間から真っ二つに身体が裂けてしまう程の激痛だったのだが、
途中から腰が円を描くようなグラインドに変わってからの己の躯の反応にも明らかな変化が訪れてしまったのを葵も認めない訳にはいかなかった。
これが「疼く」という事か。
吐く息が燃えるように熱い。目の前にまるで桃色のもやがかかったかのようだ。上向きの小粒な乳首は精一杯に尖り勃ち、乳輪までもがプックリと浮き出している。
乳房全体も重く張りつめてジンジンと痺れている。老人に嬲られながら清められた股間の肉真珠はピカピカの瑪瑙色に濡れ輝いて、
今にも破裂してしまいそうなぐらいに充血肥大勃起している。心ならずも蹂躙された筈の狭隘な肉路は既に老人の剛直にしっとりと馴染み、
微細な媚粘膜がワサワサとざわめいて肉茎を扱き立てている。カリ高のエラに掻き出される愛液がドロドロと糸を引いて滴った。
461 :
陵辱警報:04/12/18 01:09:01 ID:fpE6QAkU
イきたかった。
身体に染み込んだ大和撫子としての嗜みも、思い出の中の薫の顔も、何もかも忘れて達してしまいたい。霞んでゆく意識の中で、葵は絶頂を求めた。
だがあれほど絶頂を拒んでいた指嬲りの時には他愛無く達してしまったアクメが今は果てしなく遠くに感じられる。
花菱翁の巧みな腰使いによってあと一突きでオルガを迎えられる境地にまで昂ぶらされながらも、おあずけを食わされる。
牝の本能と躯が冷めかける頃を見計らったかのようにピストンの繰り出しを強める老獪な源一郎の掌の上でアクメの踏み台昇降を踊らされ続ける葵。
既に冷静な判断力を吹き飛ばされてしまった頭では、もう自らが進んで腰を振りはじめている事に気が付く筈もなかった。
源一郎が腰を振っている間こそはあくまでも被虐の身らしく受身な葵なのだが、老人の腰の動きが緩慢になると知らず知らずの内に腰を使ってしまっていたのだ。
手首を頭上で縛められ、股間を長大な肉の凶器で串刺しにされながら、小振りなヒップをクイックイッと前後させながら
アクメを追い求める姿の何処にも最早名門桜庭家の令嬢の尊厳は残されてはいなかった。今この陵辱の部屋にいるのは只の一匹の牝獣に過ぎなかった。
「……お……お願い……ですッ……ど、どうにか……どうにかして下さいッ!!」
血を吐くような叫びが葵の唇から迸った。それは桜庭葵が完全にその身も心も花菱源一郎その人の手中に堕ちた事を証明する敗北宣言に他ならなかった。
462 :
陵辱警報:04/12/18 01:10:34 ID:fpE6QAkU
「ふふっ、娘よ。もう限界か?」
「はっ……はひっ……」
「くくくくくくくくくっ、最近の若い女は堪え性が無くていかんのう。ワシはまだまだ保つぞ」
「そっ……そんなっ……」
全てを投げ捨てたアクメねだりの叫びさえも無視されてしまうのか。
「全く……オマ○コの締め方も半人前の癖に、男の精をせびるのだけは一人前ときておる……嘆かわしい事よのう……
女が皆そういう風だから、この日本は駄目になってしまったんじゃああああああああああああっ!! それそれそれそれ!!
トドメを刺して欲しければそのオメコをキュンキュンと締めつけてみよッ!! 糞をひり出す要領じゃっ!! まだッ! まだじゃ! 馬鹿者ッ!!
そんな締め付けで男を満足させられると思っているのかッ!! 締めろッ! 締めろ締めろ締めろッ!! グイグイ締めろっ! 腰を使えええええええッ!!」
「ひいっ! あひっ! ううンッ!! あっ、あはンッ!! おっ、おおっ!!」
その可憐な唇に似つかわしくないケダモノじみた喘ぎ声が上がる。
「うっ……いい、いいぞ、娘よ……初めてにしてはなかなか上出来じゃ。さすがはあの母親の股から生まれてきただけの事はあるわい……
むうっ……褒美じゃ……ワシの子種……しっかりと受け止めるがいい!!」
激しいストロークの最深部。剛直の先端が子宮口を直突きする。老人の亀頭がバックリと爆ぜ、欲望のマグマを噴き上げた。
463 :
陵辱警報:04/12/18 01:12:06 ID:fpE6QAkU
ドンッ!!
肉竿の内側の精管で煮詰められて半ば固体化したような粘度の高い精子の塊が葵の子宮を撃ち抜いた。
「あううッ!!」
錯覚などではなかった。痛みを感じた。それ程の勢いだった。
その瞬間。
葵は果てた。
気をやった。
アクメに達したのだ。
全身が四肢の先までピンと硬直し、ブルブルッと大きく胴震いする。たわわに実った豊かな乳房がタプンと揺れてその先端の桃色の二プルが宙に踊った。
肉壷は一際ペニスを喰い締め、連動する肛門括約筋がキュキュンと窄まった。
だが老人の迸りはそれだけで終わりではなかった。
ドビュッ!! ゴビュッ! ビュルッ!!
太茎の表面の血管が脈打つ度に呆れ返る程の大量の毒液を吐き出す陰茎。まだ奥行きも浅い上に、
不釣合いに野太い一物を咥え込まされた葵の蜜壷に注ぎ込まれる夥しいザーメンは二人の結合部から飛び散るようにして外界に溢れ出した。
ようやく迎えた悦楽にゆっくりと浸る事も、気を失う事さえも許さぬとでも云わんばかりに、葵の躯の中心を灼熱の溶岩流が荒れ狂う。
「あふううううううッ!! 熱ッ! 熱いいいッ!! 灼けるうッ!! お腹の中が、灼けてしまいますぅッ!!」
まさに地獄の業火。この陵辱劇が夢でも何でもない、余りにも惨すぎる現実である事を嫌でも認めさせられるリアルな股間の熱さ。
たった今、躯の奥まで穢されたのだ。
葵が大切に育んできた純潔が、許婚たる花菱薫に捧げられるべき貞操が、無残にも手折られたのだ。
残りの生涯に流すであろう全ての涙を溢れさせたと思っていた筈の瞳に、新たな涙が浮かんだ。
未だに硬度を失わぬ老人の一物からは一向に衰える事の無いスペルマの噴火が未だに続いている。
そっと伏せた瞼の裏にようやく甦った幼いあの日の薫の顔や声。
闇なお深まる花菱家の地下室で、葵はさめざめと咽び泣いた。
頬を伝う清らかな涙が、己の体液に汚れたコンクリートの床に一雫、二雫と零れ落ちた。
(; ´Д`)ハァハァ (; ´Д`)ハァハァ (; ´Д`)ハァハァ (; ´Д`)ハァハァ
両作品ともに使えるし描写が濃いのが(・∀・)イイ!!
好きでもない奴とのSEXに感じてしまったらその後はどうなるのか!
翁が一発で満足するはずがない!
続きまだ〜!?
保守的
1月3日はティナと2人でオナニーの見せっこin温泉
翁〜おっきーなあ。
翁二発目まだ〜?
雅さんのほうが先じゃ〜!!!
チンチン!
472 :
名無しさん@ピンキー:05/01/26 17:51:50 ID:8nCcbBxg
保守
おまえの秘密を知っている・・・
繭ちゃんの自慰かいてくれたら雅さんと葵ちゃんのレズかいてあげるよ
475 :
名無しさん@ピンキー:05/01/27 10:27:43 ID:J1IS6iWM
繭「花菱さま〜♥
うほっ!
477 :
陵辱注意報:05/02/03 13:16:46 ID:KN23LW9I
暫し待たれよ
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
うんこブリブリでお願いします。
スカトロいらね
ムッシュムラムラ
482 :
名無しさん@ピンキー:05/02/14 17:40:16 ID:5HXNbZlQ
期待age
気が向いたら投下するよ(まだ書いてないけど
484 :
陵辱注意報:05/02/20 08:30:00 ID:wts9o2O6
「……ゃん……おいちゃん……」
闇の中から声が聞こえてくる。
(此所は……何処?)
「葵ちゃん?……寝ちゃったの?」
(誰だろう?)
遠い昔に聞いた事のある、優しげな声。あれは誰の声だっただろうか。
(……かおる……薫様……)
「薫様ッ!?」
手を付いてばっと上半身を起こす葵。布団を跳ね除けて現れた葵の身体に巻いてあっ
たバスタオルがはだけた。薄明かりの中でもその裸身は白く輝き、たわわに実った胸
元の乳房がゆさっと揺れ、頂きに鎮座する透き通るような桜色の尖りが宙に踊る。揺
れの収まった形の良い釣鐘型の乳房は決して巨きいとは云えなかったが、男の掌にス
ッポリと収まる具合の良い大きさだ。
「きゃああっ!?」
自分のあられもない格好に驚いた葵は慌てて布団を引き寄せて、頭の天辺まで隠れる
。
(か、薫様……わ、私、何時の間に裸に?)
深呼吸をして激しい動悸を鎮めながら、目だけを布団の外に出して先程の声の
主の方を見る。気が付けば、自分は巨きなベッドのかなり端の方に寝ているようだ。
そのすぐ傍らでは声の主が頬杖を突いて葵に添い寝しているのだ。
枕元の明かりが逆光になってその人物の顔ははっきりとは判らない。だが、細身なが
らも逞しさを感じさせる胸板は葵の心に安心感をもたらした。
「ふふっ、おはよう、葵ちゃん」
485 :
陵辱注意報:05/02/20 08:31:24 ID:wts9o2O6
「……薫……様?……本当に、薫様なのですか?」
「変な事を聞くなあ。まだ目が覚めてないのかな?」
「ごっ、ごめんなさいッ」
「俺がシャワーを浴びている間に寝ちゃったんだね」
ポッカリと空いた記憶の欠落に微かな違和感を覚えながらもコクンと肯く葵。
「ごめんごめん。そんなに長く浴びていたつもりは無かったんだけど……ようやく葵
ちゃんと一つになれるんだなあ、って考えてたら……なんだかいつも以上に綺麗にし
なきゃあって思って……」
(一つに……なる?!)
その言葉に葵の胸の奥がキュンと疼いた。
「……待たせたね、葵ちゃん……」
彼はそう呟くと、その手を伸ばしてライトのスイッチが並んだ枕元へと手を伸ばして
枕元の明かりを消した。
「あっ……」
視界が閉ざされる、底の見えない闇。
いわれの無い恐怖が葵の身体を強張らせた。
「か、薫様ッ……」
「……怖い?」
「……は、はい……ちょっと……?!」
いきなりだった。
温かいものが唇を塞いだ。
唇を、奪われた。
時間が止まってしまったかのように感じられた。だがそれは一瞬の出来事に過ぎず
、柔らかな感触を残したままでそっと離れていった。
「……これでもまだ怖い?」
「……薫……様……本当に、薫様、なんですね……」
「……そうだよ」
486 :
陵辱注意報:05/02/20 08:32:21 ID:wts9o2O6
熱いものがこみ上げてきた。大粒の涙が葵のなだらかな頬を転がり落ちてシーツを
濡らした。
その頬を細くて繊細な指がいたわるように優しく撫でた。
「泣いてるの? 葵ちゃん?」
「…………」
頬を撫でてくれる彼の手にそっと自分の掌を重ねて、大きく肯いた。徐々に闇に慣
れてきたその目に、薫のシルエットがはっきりと浮かんでいた。
ようやく、ようやく契りを交わすその刻が、来たのだ。
「……いいんだね、葵ちゃん……」
そう言うと、薫が身体を動かして葵の上に覆い被さってきた。そして、キス。
先刻のような軽いキスではない。正に「貪る」という表現がピッタリとくる、激し
い口交。
舌の先で葵の唇のカタチをなぞるように舐め回し、その柔らかい花弁のような唇を
歯で甘噛みされる。
口唇の隙間に潜り込もうとするような舌先の動きを、葵は自分でも驚く程にあっさり
と受け入れてしまった。
己が舌を絡め取られ唾液を啜り飲まれると、葵も同じように薫に応えた。
487 :
陵辱注意報:05/02/20 08:34:00 ID:wts9o2O6
唇と唇がようやく離れても尚、二人の唾液が交じり合った粘液の糸がその間を結ん
だ。
「……薫様……葵は、葵は、幸せですッ!」
葵は薫の、傷一つないその背中に両腕を回して抱き付いた。今度は薫がそれに応え
るかのように、その腕で葵を抱き締めた。
薫のしなやかな指が葵の背筋をツーッとなぞると、くすぐったさにも似た甘やかな電
流が彼女の身体に駆け巡った。
「はンッ!!」
葵の肢体がギュンと弓なりにしなり、瑞々しい女体だけにしか描けないアーチを形
づくる。
「……おっぱい、触るよ?」
息を弾ませている葵にはそれに応える余裕もなかった。薫の大きな掌が葵の胸の膨
らみを優しく、すっぽりと包み込んだ。
「……凄く柔らかいよ……」
細い顎を天井に向けて突き上げる葵の耳にその言葉は届いたであろうか。そんな事
もおかまいなしに薫は力を込めて柔肉に指先を食い込ませていった。
488 :
陵辱注意報:05/02/20 08:34:45 ID:wts9o2O6
水蜜桃のような乳房がムリムリと形を変える。五本の指の間からは乳肉がはみ出す
。ワシワシと力強く揉み込む。背筋をなぞられたときとは桁違いの快感の爆発が葵の
心を吹き飛ばした。
(な、何なのッ?……自分で触った事だってあるのにッ……)
自分の体は何処かがおかしくなってしまったのではないだろうか。ドクンドクンと
高鳴る鼓動は不安の為か、或いは別の感覚に衝き動かされてのものなのか。
薫はもう片方の手も乳房を揉むのに使い出した。二つの肉丘がグイと引き離されて
その間に溜まった汗の玉を曝け出し、ムニュリと寄せ上げられて深い谷間を形作る。
両の乳房がそれぞれに上下に震わされて、左右に揺さぶられて、円を描くように捏ね
繰り回された。乳球が胸板から千切れてしまいそうなほど荒々しいのに、何故かしら
気持ちがいい。葵の吐息が熱を帯び、その喘ぎ声は最早意味を成さぬ程に蕩けきって
いた。
489 :
陵辱注意報:05/02/20 08:36:30 ID:wts9o2O6
葵の乳房を弄んでいた薫の指が不意に離れた。搾り尽くされた葵の胸の膨らみには
しっかりと五本の指の痕が残っている。だが張りのある乳房は瞬く間に元通りの形へ
と戻ってゆく。ただ一つ、いや、ただ二つ元通りにならなかったのは、その膨らみの
頂点に鎮座する先端の突起だった。透き通るような桜色の可憐な乳首が、今やしっか
りと色付いてピンピンに尖り勃っている。大きさも二倍ほどに膨らまされてしまって
いた。小さめの乳輪もプックリと飛び出している。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はああああっ……」
暗闇の中で薫の指先がその片側の尖端の上にチョンと乗った。小さな円を描くよう
にコリコリと転がしてやると、葵の意志とは関係なく乳首が指先を上に押し上げ始め
た。すぐさま薫はその勃起乳首を二本の指で挟み込んでシコシコと扱く。カチコチに
硬化しきった乳首の具合を確かめた薫は、オアズケを食わされていたもう一方の乳首
にも同じような愛撫を施す。両の乳首が左右対称となったところでようやく薫の乳責
めが終わった頃には、葵は最早息が切れていた。
薫の指先が乳房の丘陵から脇腹へと落ち、キュンとくびれたウェストへと降りてゆ
く。そして優美な曲線を描く柳腰の丸みを確かめるかのように何度も何度も上下した
後で、ゆっくりと太腿の付け根のヴィーナスの丘に辿り着いた。葵の肢体が慄きに震
えた。
490 :
陵辱注意報:05/02/20 08:38:06 ID:wts9o2O6
「……か、薫様……」
「ふふっ、以外に濃いんだね。葵ちゃんのヘアーって」
「いっ、嫌ッ! 言わないで下さいッ!」
コンプレックスになっている陰毛の繁茂具合をあからさまに指摘されて、葵は消え
入りたくなってしまう。
「モジャモジャじゃないか。ちゃんと手入れはしてるの?」
「て、手入れだなんてッ……」
純粋培養の箱入り娘には世俗の下世話な情報など遠い世界の話であり、母親は勿論
、付き人の雅ですらそんな事を教えてはくれなかった。
「こりゃ凄いや。オマンコが何処にあるんだかサッパリ判りゃしないよ」
「も、もうっ……それ以上……辱めないで……」
さっきまでの優しい薫が突如として豹変してしまったかのようだ。
「俺みたいな妾の子とは毛並みが違うって感じだね。流石は桜庭家の深窓の御令嬢
だ。毛の質は悪くない……うん、縮れ具合もキツくないし、一本一本が太くて柔らか
いのにコシがある剛毛だ……絶品だね」
葵が嫌がっている事は判っている筈なのに、薫のアンダーヘア評は続いた。葵は羞
恥に真赤に染まった貌を両手で覆い隠すので精一杯だ。
叢の中を這い回る薫の指が何かに驚いたかのようにピタリとその動きを止めた。
「……へぇ……随分と敏感なんだね、葵ちゃんは」
薫の口から出た言葉が一体何を指しているのか、葵には痛いほどによく判っていた
。まるで溶けたバターのようなヌルヌルとしたモノが自分の内腿の間をジットリと濡
らしているのだ。汗ではない。葵の躯の内側に湧き上った女としての悦びが夥しい華
蜜となり、秘裂や内腿はおろか叢までをもグショグショに濡らしてしまっているのだ
。
「ふふっ、恥ずかしがる事なんて無いさ。俺の前戯でそんなに感じてくれただなん
て男冥利に尽きるよ。」
そう嘯く薫は、葵が顔を覆っている手の片方に自分の掌を重ねて優しく指を絡めた
。
491 :
陵辱注意報:05/02/20 08:40:22 ID:wts9o2O6
「俺は感じやすい女の子の方が好きだな……こんなにも濡らしているのは、葵ちゃ
んが正常な女の子だっていう証拠みたいなもんさ……好きな男に躯を触られて感じな
い女の子なんかいないよ……ほら、俺だって」
薫はそう言うとやや強引に葵の手を引き下ろし、自分の下半身へと導く。葵の細い
指先が灼けた鉄のように熱い何かに触れた。吃驚した葵は思わず手を引こうとしたが
、薫の手の力は思いのほか強く、それを許してはくれなかった。
「触るんだ、葵ちゃん……」
有無を言わせぬような薫の口調に促され、おずおずと指先を伸ばして先刻の熱の在
り処を探る。
(あ、熱い……)
火傷してしまいそうな熱さだった。初心な葵にも、今自分が触れている場所が薫の
身体の一部分だという事ぐらいは判っていた。
「……そっと握ってごらん」
言われた通りに恐る恐る握って形を確かめる。丸くて長い。太さは葵の指では握り
きれない程だ。直径にして優に6センチはあろうか。
(ふ……こんなに太いだなんて……)
軽く握ったままで掌をずらすと、モジャモジャとしたジャングルに行き着いた。こ
こが根元だ。
そこからゆっくりと先端に向けて、指を滑らせる。長大な若茎はその太胴にミミズ
のような血管をビクンビクンと脈打たせて鳴動している。
(長い……長いわ……こんなモノが私の中に……!)
雄々しくそそり勃った薫のその部分は和弓のようにギュンと反り返っている。長さ
は葵の手で三握り以上。20センチを超える逸物だ。先端には瘤のような膨らみがあ
り、其処からは何やら得体の知れぬ粘汁が滲み出してきているようだ。
「どうだい? これが男なんだ。俺だって、葵ちゃんと一つになれるんだって思う
だけでこんなになっているんだ……ふふふっ、大きさに驚いているのかい?……コイ
ツだけは祖父さん譲りでね。葵ちゃんのマン毛がお母さん譲りなのと一緒さ」
(え……お母様?)
何かの聞き違いだったのだろうか。あからさまな男の肉欲の発露をその掌に包み込
んでいる葵は赤面してうろたえており、その言葉の意味を問い質す暇も与えられずに
一方的な薫のペースに乗せられてゆく。
492 :
陵辱注意報:05/02/20 08:41:39 ID:wts9o2O6
「……それじゃあ準備も整っているみたいだし……いいね、葵ちゃん?」
長年想い焦がれてきた薫とようやく一つになれるというクライマックスの前には、
心の片隅に浮かんだ不安や猜疑も霧散してしまう。
「…………はい……」
小さな声で応えを返す。薫がその声に応えて身体を動かし、葵の上に覆い被さって
くる。
(ああっ……こ、怖い……)
闇の中であっても、じっと自分を見詰める薫の視線は痛いほどに感じる。
「……あ、あの、薫様ッ」
「……なんだい、葵ちゃん?」
「…………優しく……して、下さい……」
「……ああ」
薫の両手が葵の引き締まった両膝を掴んだ。
「……力を抜いて」
ギュッときつく閉じ合わされた太腿から力みが抜けて行く。薫の腕が一気に白磁の
太腿を割り裂く。薄闇にも眩しい雪白の内股が輝けば輝く程に、その付け根の漆黒の
叢とのコントラストをより一層際立たせる。
薫が巧みに腰を動かして、肉棒の先端で葵の入り口を探る。濃いアンダーヘアが災
いしてか、なかなか秘密の聖扉は見つからぬようだ。不意に伸びてきた薫の指先がジ
ャングルを掻き分けると、ようやく陽根の鈴口が泉の在り処を発見する事が出来た。
腰を揺らして何度か女の縦溝をなぞるようにして、ペニスの先端に溢れ出した葵のラ
ブジュースをたっぷりと塗す。
「いくよ」
何と応えていいのかも判らぬ葵はただ首を縦に振るだけであった。
薫が腰を突き出した。
こんもりと盛り上がった肉付きの良い葵のヴィーナスの丘が剛直に押し潰されてグ
ニャリと変形した。クレヴァスが裂けて、薫の亀頭が沈み込んでゆく。
グチュ……
粘膜と粘膜が淫靡な音を立てて触れ合う。
「あっ……ああッ……」
薫が更に腰を突き出した。
∧__∧
(´・ω・`) 待ってますた
.ノ^ yヽ、
ヽ,,ノ==l ノ
/ l |
"""~""""""~"""~"""~"
けっこう巧妙に伏線仕掛けてるけど・・・
これって結局アレがアレなんでしょうね〜
ヒント、というか答えになる文章あるしね。
・・・ワクワクするような、先が読みたくないようなw
496 :
陵辱注意報:05/02/23 21:58:38 ID:ocV+y+yP
拙文に目を通して下さってありがとうございます。
読んでいただいている方は
「ははぁ、コレはアレって事だよな?」
とか深読みされているんだとは思いますが、何の仕掛けも用意してありません。
どうしよう(汗)
本来なら昨年中の書き込みにエピローグをくっつけてオシマイにするつもりだったのに
おだてられて続きを書くからこんな事に……
なんだか続きを投下しにくい雰囲気になってきましたが、あまり過大な期待をしないで下さいませ。
お願いですから、「巧妙」だなんて書かないで……
497 :
陵辱注意報:05/02/23 22:06:45 ID:ocV+y+yP
ジュブッ!ジュブジュブジュブ〜〜〜〜〜ッ!!
ドロッドロに蕩けて肉の泥濘と化した葵の生殖器に、薫の超巨根が沈み込んでゆく。蜜壷一杯に湛えられていた葵の恥汁がゴプゴプと泡立ちながら滴り溢れて、
ベッドのシーツの上に大きな恥ずかしい染みの版図を拡げてゆく。
「はっ!……はうゥッ!!」
Mの字に開かさられた脚の爪先が虚空を掴むようにキュッと内側に折れ曲がる。指の関節が白くなる程に力いっぱいに握り締めたシーツが引き絞られて皺を作った。
葵の肢体が形作る肉のアーチは更に反り返り、今や後頭部と尻の二点のみがベッドに接しているだけで、
その背中は完全に宙に浮いていた。正に今にもつがえられた矢を放たんばかりに力を内包した和弓を思わせるしなり具合だ。
そうしている間にも薫は腰で小さな円を描きながらゆっくりと肉の楔を打ち込んでゆく。
そして、遂に。あれほどの薫の超特大ペニスは完全に葵の胎内に埋没してしまったのだ。
許婚達の時間が止まり、乾いた沈黙が風となって二人の間を吹き抜けていた。
その静寂は薫の口から発せられた言葉で打ち砕かれた。
「……ふっ、葵ちゃんも人が悪いなあ」
「……」
「『優しくして下さい』、か。完全に担がれてたよ。そんな大人しそうな顔をしてる癖にもう経験済みだとはね」
「か、薫様っ……」
498 :
陵辱注意報:05/02/23 22:08:15 ID:ocV+y+yP
むしろ当惑は葵の方が大きかった。あれだけの肉柱が未だに男を識らぬ筈の自分の胎内に押し入ってくるのだ。
必ず襲ってくるであろう処女破瓜の痛みを堪えようと身構えていた葵は、自分の膣が難なく薫を受け入れてしまった事に驚嘆し、肩透かしを食わされた気分になっていた。
しかも、どうやら薫は自分が処女では無かったと確信しているようだ。
「わ、私、薫様が……初めて、なんですッ……信じて、下さいッ!!」
「葵ちゃん。今更見え透いた嘘は吐かなくてもいいよ。こんなにあっさりと俺を呑み込んでおいてバージンな訳ないだろ」
薫の口調が、どことなく冷淡な突き放した物言いに変わっている事に気付いた葵は声を張り上げて反論する。
「ち、違いますッ!! 私、私、本当に薫様が初めてなんですッ!! 薫様に私の全てを捧げる為に……」
途中から涙混じりになってしまった葵の訴えは途中で遮られてしまう。
「はいはい。もうバージンごっこはお終いだよ、葵ちゃん……でもちょっとショックだな……これでも結構チンポには自信があったのに、葵ちゃんってば楽に呑み込んじゃうんだもんなあ。
って事は俺のモノと同じぐらいか、それとももっとデカチンを咥え込んだ経験があるって事だろ? 一体、今までに何本ぐらいのチンポを咥え込んだのさ?」
薫の口からは葵が耳を塞いでしまいたくなるような刺々しい言葉が飛び出す。ショックの余り、
唇を震わせるだけで何も言えない葵に追い討ちをかけるような薫の言い方は葵の心を深々と抉った。
「な、何本だなんて……酷い……あんまりですっ、薫様……」
499 :
陵辱注意報:05/02/23 22:10:15 ID:ocV+y+yP
「おいおい、数え切れないぐらいって事かい。気にする事は無いよ、葵ちゃん。俺も処女は面倒臭くて嫌いだしね。
慣らしが済んでいるぐらいが丁度いいのさ。それならそれで愉しみようもあるしね」
そう言いながら、薫が腰を前後させ始めた。葵のラブジュースに塗れた長大な砲身がズルリと引き抜かれてその姿を現し、
微細な肉襞を内側へと巻き込みながら再び埋没してゆく。
「はっ……はうゥッ!……ヒぃっ!!……」
一突き毎にあられもない声を上げて仰け反る葵。
(な、何!? この感覚? 私……私、感じているの?)
(一体、一体何処でこんな感覚を憶えてしまったの? 私の躯はどうしてしまったの?)
「ははっ、随分感じているみたいだね。俺も嬉しいよ」
「……違うんですッ! これはっ、これは何かの……はうッ!!……何かの、間違いなんですッ!!
……信じて、信じて……あひィッ!!……信じて、下さいっ……薫様……はォッ!!」
「ははははっ、俺のチンポをキュンキュン締め付けながら言ったって説得力ゼロさ。もういいじゃないか。お互いに楽しもうよ」
500 :
陵辱注意報:05/02/23 22:11:36 ID:ocV+y+yP
繋がったままの体勢で薫が膝立ちになる。おんなの奥深くまで剛直を打ち込まれた葵の下半身がベッドから浮き上がった。
「な、何をされるのですかっ、薫様っ!?」
うろたえる葵には一顧もくれずに彼女の膝を掴んだ両手に力を込めると、仰向けになっている肢体を強引に裏返しにする。
「はひぃィッ!!」
反り返った男根が葵の狭隘な肉路の中で反転した。膣壁が抉られ、柔襞が擦られた。失神しかねない程の強烈な快楽電流が葵の躯を駆け巡った。
その快感の余韻に耽る暇も与えられずに後背から責め抜かれる葵。
薫のピストンと葵のシリンダはますますその滑りを良くして、抜き差しをする度にジュポンジュポンと淫らな音を響かせた。
薫が腰の回転速度を上げると、葵の愛液が細かな飛沫となって辺りに飛び散った。
「かっ、薫様!! ひンッ!!……こんなの、こんなの、嫌ですッ!!」
薫の眼前にある丸く張りつめた臀部をクナクナと振りながら葵は哀願した。
「ふふ、口じゃそんな事言ってるけど、こっちの口はそうじゃないみたいだよ、葵ちゃん」
凄まじいスピードで腰を叩き込みながら薫が嘯いた。
「バックに切り替えた途端、マンコがきつくなったよ。こっちの方がいいんだろ?」
ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ……小気味良く響く二人の交尾音。
「ああっ……うんッ……あああああっ、もうっ、もうっ……」
股間から突き上げてくる愉悦に耐え切れなくなったのか、葵は全身に汗を滲ませながらうめいた。
501 :
陵辱注意報:05/02/23 22:12:36 ID:ocV+y+yP
(ど、どうしてなの!? 私は男の人なんて識らない筈なのにッ……でもっ、私の躯は……識っているの?)
「あれれれ? もうイッちゃうんだ? 経験豊富なオマンコにしちゃあ堪え性が無いなあ。ま、もうちょっと待っててよ。俺もすぐに追いつくからさ」
もう薫の皮肉めいた口調も気にならなくなっていた。葵が今求めているのは、オルガズムそれだけであった。首を捻って、背後の薫に視線を向ける葵。
自分の尻肉に指を食い込ませて腰を動かしている男性の身体が暗がりに見えた。だが、その顔はやはりようとして垣間見る事が出来ない。
「か、薫様……ああッ……も……も、もっと……もっと……」
これ以上は無いほどに頬を真赤に染めた葵が、消え入るような声を絞り出した。
(な、何を言っているの、私は? こんなはしたないおねだりなんかしてッ……)
「もっと、何をどうして欲しいんだい?」
答えは判っている筈なのに、薫はあえて葵の口から言わせようとしているようだ。
ぬるぽ
ガッ
> 陵辱注意報の薫
マヂレスすると処女膜なんて激しいスポーツやった場合破れてしまうぞ。
逆に破れた膜を再生する事も可能。
膜の有無だけで性行為の経験有無を断定するのは早計……らしいぜ。
>>504 マヂレス返しすると、
言葉責めとして、知ってて言ってる可能性も大きいぞ。
>>504 レイプ小説読んで盛り上がってるところでレイプじゃ女性が感じる事なんて
ありませんよとか言って場を白けさせるような香具師だな。
しかしムトウケイジの新作エロゲーに出てくるキャラ葵ちゃんそっくりすぎw
未亡人かつ処女という最高の設定なので買ってみるかw
508 :
陵辱警報:05/03/02 00:34:04 ID:TDSavYOq
柔襞を抉る剛直の前後運動がピタリと止まった。
「あっ……かっ、薫様ぁ……」
背後の闇を振り返りながら呼びかける葵の声には、交歓の愉悦を識ってしまった女
の媚びが匂い立っていた。切なそうにクナクナと尻を振りながら、瞳の奥に欲情の色
を滲ませて訴えかける。薫にもそれは伝わっている筈だ。だが、薫の腰は微動だにし
なかった。
「どうしたんだい? 葵ちゃん」
「はっ……早くッ……う、動かして……下さいッ」
慎み深い葵にとっては血を吐くのにも等しい程の懇願。
「何を動かすのかな?」
薫の言葉の冷たさよりも、自分の股の間で疼く焦燥感をどうにかしたいという思い
に葵は囚われていた。
「か、薫様のソ……ソレをっ……い、意地悪、しないで……くっ、下さいッ!」
円らな瞳から涙が零れ落ちた。自分の口から出てしまった言葉のはしたなさに堪え
切れずにシーツに顔を埋めてみても、火照った頬は灼けつくように熱かった。
ズルリ。
葵の股間の中心を貫く陽根がようやく動き出した。
(あ……も、もっと、もっと早くぅ……)
だが、その緩々とした緩慢な動きは到底葵を満足させるものではなかった。一突き
一突き、大きなストロークで深々と剛直を打ち込む薫の行為は葵にとっては正に拷問
に等しかった。
「こ、このままじゃ、おかしくなっちゃうッ……もっと、もっと滅茶苦茶にして欲
しいんですっ、薫様! もっと激しく、強くして下さいッ!!」
何時果てるとも知れぬ薫の責めに、とうとう葵の矜持が砕けた。処女であって筈の
自分が快楽に飲み込まれて、浅ましく男根を求めている事の不自然さなどもうどうで
も良かった。精一杯の媚態で薫を誘惑しようとする葵の姿には常日頃の清冽な可憐さ
は何処にも残っていなかった。
509 :
陵辱警報:05/03/02 00:35:51 ID:TDSavYOq
その媚態が功を奏したのか、薫の腰の回転速度が徐々に上がってくる。粘り気を増
した葵の肉汁が薫の剛茎にネットリと絡み付き、微細な薄襞を猛烈な摩擦から保護す
る。葵にも自分の膣が薫のペニスをキュンキュンと締め付けているのがはっきりと判
った。自分の意志ではない。何者かによってタップリと身に浸まされた女肉の反射運
動なのか。もうその事に思いを馳せる余裕は葵にはなかった。
「くうっ……もう駄目だ、葵ちゃん……出す! 出すぞォッ!!」
吼えるような薫の絶叫。ラストスパート。これまで以上に激しく躯を前後に揺さぶ
られ、ベッドに突っ伏した上体までもが擦り動いた。そして葵の女陰の最奥部で、男
の欲望が一気に弾けた。
ドビュウッ!!
噴出する薫の精が葵を撃ち抜いた。
「かッ……かはァッ!!」
ビビュウッ!!
ズチュウウウウウッ!!
男根の脈動と共に、大量のザーメンが葵のヴァギナに注ぎ込まれた。蜜壷はたちま
ちのうちに白濁で溢れかえり、行き場をなくした数億の精虫が着床の望みを断たれて
二人の結合部から零れ落ちてシーツの上にシミを作る。
ジュポッ!
「はうッ!」
一気に引き抜かれた薫の剛直は全くその硬度を失っておらず、未だに隆々とそそり
勃っている。尚も止まらぬマグマの噴火は虚空に放物線を描きながら、葵の真っ白な
尻朶や背中に縦横無尽の白濁線を刻んでゆく。
「熱ッ……熱いんですッ……」
葵の躯の上に降り注いだ精液の痕が燃える様に熱かった。だが、薫は葵の言葉など
耳に入らなかったかのように、その肢体の上に精液の筋を走らせた。異常なザーメン
の量だ。葵の背面に幾筋もの痕跡を刻み込んだ後、薫は無造作に葵の足首を掴んで
いとも簡単に仰向けに裏返すと今度は正面から葵を欲汁で汚した。
可憐な乳房を穢し、漆黒の草叢を真っ二つに割り裂く粘液のライン。
「かっ、薫様っ……もう、もう許して下さいっ……薫様……薫様ッ……」
新たな涙がまた一筋、葵の頬を伝い落ちた。
510 :
陵辱警報:05/03/02 00:38:02 ID:TDSavYOq
「……薫様……薫様ッ、薫様っ!!」
ハッと見開いた葵の瞳に映ったのは、何十年、いや何百年という年月を感じさせる
木目の浮かび上がった天井だった。
(……今のは……夢?……)
とてもそうとは思えなかった。深々と貫かれた女の部分は未だに何か挟まっている
かのような違和感を感じているし、薫の精液が降り注いだ部分は何かしらチリチリと
むず痒い。
(此処は……)
上半身を起こそうとして、葵はようやく自分が身体の自由が奪われている事に気が
ついた。
僅かに動かせる首だけを捻って自分の首から下へと視線を巡らす。
(何……?)
目に映った光景の意味を理解するのに幾許かの時間を費やした。
真っ白な裸身を縦横無尽に駆け巡るドス黒い縄。自分が縛られているのだという現
実が理解出来なかった。そんな葵の足元から、聞き覚えのあるあの声が聞こえてきた。
「ふふ、うわ言で何度も薫の名を呼んでいたぞ。そんなにもあ奴の事が愛しいか?」
どっしりとした長方体の箱のようなモノの上に腰を下ろした花菱翁の姿が、葵の足
元にあった。
第二幕開演です。需要は有るや無しや。
蟻鱒
大蟻喰い
513 :
陵辱警報:05/03/02 22:30:04 ID:TDSavYOq
「ひっ……ヒィッ!!」
葵は思い通りにならぬ身体を必死にくねらせて花菱源一郎から逃れようとした。
老人の顔を見た瞬間に、あの暗黒の地下室での陵辱劇の一部始終が脳裏に再現された。
乳首を弄られ、乳房を嬲られ、肛門を穿られ、女陰を拡げられ、
薄襞を捲られ、処女膜を引き裂かれて子宮の奥深くに精を放たれた。
身体の芯から震えた。全身の肌が粟立つ。一秒でも早く、1センチでも遠くに、この老人から離れなければならない。
手足の利かない縛めの身ではあったが、それでも必死に遠ざかろうとする葵を激烈な感覚が貫いた。
「はッ……はうゥッ!!」
大きく拡げられた両脚の付け根から凄まじい電流が脳天に突き抜けた。
だが、葵は仰け反りながらも尚も渾身の力を振り絞って花菱翁から逃げようとする。
「あっ……あうッ!!……くゥンッ!!」
先ほどよりも強烈な痺れが葵を打ちのめした。
「ふふふふふ、流石は日本一の縄師よ。良い仕事をする……よいか。その縄化粧は、お前が身体の何処を動かしたとしても、
全ての動きがその股縄に伝わるようになっておる。大人しく観念せい」
「うっ……そ、そんなッ……」
老人の言葉に恐れをなしたのか、ゆっくりと首を捻りながら葵はあらためて己の躯の有様を見下ろした。
514 :
陵辱警報:05/03/02 22:32:32 ID:TDSavYOq
凄惨、としか言い様が無かった。
一番最初に目に飛び込んできたのは、まだ初々しさを残しながらそれでいて歳相応にたわわに実った乳房が無残に縊り出されている姿だった。
膨らみの上下に渡された二条の縄が乳房を圧迫する。更に乳房の麓にまでも縄が幾重にも渦を巻いて柔肉をキリキリと締め上げて、
その先端を不自然に前方へと突き出している。釣鐘型の美乳が見る影も無い程に変形させられてしまっていた。
だが、そんな迫害を受けていながら自分の乳首が物欲しげにピンと勃起しているのを目の当たりにして、葵の頬が羞恥に真赤に染まった。
両手は腰の後ろで一纏めにしてきつく括られており、自然と胸を張るような格好になってしまっている。
ギチギチに締め上げられた両腕は肩や肘、手首はおろか指先の一本すら微動だにしない。
そして、スラリと伸びた両の脚は脹脛と太腿が完全に密着する程に膝を目一杯に折り曲げられた状態で束縛され、
さらに膝頭が乳房の両脇にくるような位置でしっかりと固定され、膝頭を閉じる事は絶対に不可能だった。
つまり、葵の羞恥の源泉たる女の生殖器官と排泄器官の在り処をパックリと曝け出した格好になっているのだ。
僅かに視界の隅に捉える事の出来る両足には、一体何の趣向なのだろうか、真っ白な足袋だけが履かされているのだった。
515 :
陵辱警報:05/03/02 22:35:48 ID:TDSavYOq
もしも葵が今の己の股間の様子を目にする事が出来たなら、激しく取り乱すか、或いはそのまま卒倒してもおかしくない程の惨状が広がっていた。
漆黒の艶やかな草叢を縦真一文字に割る麻縄。本来ならば太縄さえも埋没しかねない程の繁り具合を誇る葵のアンダーヘアはキッチリと左右に撫で付けられており、
雪白のヴィーナスの丘を麻縄が両断している様子を覆い隠してはいなかった。
だがそれでも毛羽立つ縄の左右からは、ほつれた恥毛が数本後れ毛のように飛び出している。
柔らかな恥丘には深々と縄が食い込んでおり、その縁にほんのりと桃の色を滲ませたふっくらとした大陰唇が荒縄を包み込んでいる。
チクチクとする縄の刺激を和らげる為なのか、葵の媚肉が湧き立たせた蜜液が縄を黒々と濡らしている。
年頃の乙女がそんな股の褌を巻かれているというだけでも惨い仕打ちなのにも関わらず、くぐらされた股縄には更に凄惨な仕掛けが施されていた。
葵の股間を一直線に割る麻縄の上に、二箇所の大きな結び目の瘤が作られているのだった。しかもその瘤の場所は丁度葵の膣孔と肛門の上に位置している。
丸い結び目はそれぞれ二つの孔に半ばまで埋没しており、
葵が身じろぎする度に肌を這う無数の縄と連動して動く股縄がずれてしまわない為のストッパーとしての役割を果たしているのだ。
516 :
陵辱警報:05/03/02 22:37:13 ID:TDSavYOq
直径2センチ程の後ろの瘤を飲み込まされた裏菊は真赤に充血させられ、放射線状の皺をピクピクと震わせながらこの暴虐を耐え忍んでいる。
蜜壷の栓と化した前方の縄瘤はヌルヌルとした卑猥な液体にたっぷりとまみれてその縄目すら見えない程だ。
そして葵の躯の中でも最も鋭敏な感覚器官である肉真珠の上を通過する股縄にも、二孔に勝るとも劣らぬ程の淫猥な仕掛けが施してあった。上下に走る縄はお豆の前後で一つの金色の環に結び付けられている。
内径数ミリ程の小さい金のリングの中央には葵の剥き出しのクリトリスがしっかりと収められていた。真性包茎の葵の女芯が被っている肉鞘はそのリングに阻まれて、
ポッチリと尖り勃ったクリットの守護を諦めざるをえなかった。恥垢を老人の舌の先で舐め清められたクリトリスは本来の肉瑪瑙色に艶々と輝きながら、外気の寒さに慄いているかのように根元からプルプルと震えている。
「ふふっ……名人も今時の若い女子にしては素晴らしく縛り甲斐のある躯だと誉めておったぞ」
老人が口を開いた。葵は視線を恐る恐るその声のする方に向けた。此処はあの闇に満たされた陵辱の部屋ではなかった。自分は青畳の上にゴロンと転がされていた。部屋の広さは百畳を超えるだろうか。
三方の壁はあの地下室とはうって変わった明るい白壁であり、老人の背後には障子すら見えた。此処も花菱邸のどこかなのだろうか。
薄い障子紙を透かして明るい日の光が差し込んでくる。どうやら今は昼間らしい事が葵にもわかった。花菱の手の者にかどわかされてから時間の経過を失念させられていた葵にとっては、久し振りの感覚だった。
517 :
陵辱警報:05/03/02 22:38:48 ID:TDSavYOq
「骨と皮ばかりの最近の若い娘は細っこくてガリガリで縄を打っても似合わんとこぼしておったわい。あ奴には珍しく、
お前は肉付きの良い部分と縊れている部分との按配が絶妙だとベタ誉めだったぞ。もう二〜三年も男の精をしっかりと吸わせれば極上の縄芯になると絶賛しておった。
成る程、日本一の縄師が惚れ込むだけのことはある躯だ。小便臭い小娘だとばかり思っておったが、どれ、見違えたぞ」
老人の鋭い視線が葵の肢体を上から下までじっくりと舐めまわす。
「男を識らぬ未通女の初心なオマンコもなかなか面白いものだが、ワシは男を識ったばかりの、まだ初々しさを残した女陰を眺めるのが何よりの愉しみよ。
貴様が達して気を失い、縄師に縛られている間にじっくりと堪能させてもらったぞ」
もうあの地下室で恥辱の泉の奥の奥まで覗き込まれたのにも関わらず、そんなあからさまな物言いに葵は喉を絞ってヒィーッと悲鳴を上げた。
「ワシも寄る年波には勝てん。流石にあれだけ精を放った後はなかなか回復してなくてのう。
そこでだ、昨晩のお前が女になる瞬間の一部始終をビデオに撮ってある。それを二人でジックリと鑑賞しようではないか」
あの陵辱劇がビデオに納められている。葵は後頭部をハンマーで殴られたような衝撃を受けた。
最早、愛しい薫に合わせる顔も無い程に汚し尽くされた己が身ではあったけれども、それでもその様子が記録に残っているというのはやはりショックであるのは違いなかった。
続けざまにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ストックしてあるのかな^^
519 :
陵辱警報:05/03/03 23:12:44 ID:2vSXWams
ブゥン。
唸るような音と共に、源一郎が腰掛けている四角い箱の前面が明るくなった。花菱翁が腰掛けていたのは50インチ程のTVモニターだったのだ。
「嫌あああああッ!! 止めてええええええええッ!!」
モニターからは布を引き裂くような甲高い女性の悲鳴が聞こえてきた。画面には麻縄で吊り下げられた美少女が老人に身体を弄られている。
居たたまれなくなって、葵は顔を背けた。心に刻み込まれた陵辱のメモリー。忘れたくとも忘れられない、
いや、例え忘れる事が出来たにしてもこの映像を見せられればあの時の全ての記憶と感覚が甦ってくるのだ。
顔を背け、瞼を固く閉ざしても、縛めの身であっては塞ぎ様の無い耳からあの時の声が入ってくる。
「ひィッ!!」「はゥッ!」「あひッ!!」
あの声を上げた時にはどの部分を弄られていたのか。あの悲鳴を上げた瞬間には何処を嬲られていたのか。
ズプッ。グチュッ。ドビュゥッ。
あのはしたない音をさせてしまった時には何をされたのか。あの恥ずかしい音が響いた時には前後のどちらの孔をほじくられたのか。
脳裏によぎる記憶を振り払うかのように、黒髪を振り乱して頭を振る葵。そんな動きまでもが股間の縄褌に伝わり、羞恥の源泉を三箇所も同時に責められて葵は顎を突き上げた。
花菱翁はといえば己の腰の下のモニターには目もくれずに、そんな彼女の様子をニンマリと邪悪な笑みを浮かべながら見つめていた。
「どうじゃ。よく撮れているであろう。あの部屋には周囲の壁は勿論、
天井や床にも無数のカメラがそれとは判らぬように仕掛けてあるのだ。ありとあらゆる角度からお前の姿を記録できるようにな」
520 :
陵辱警報:05/03/03 23:14:49 ID:2vSXWams
その言葉に反応したかのように、画面に映る陵辱現場の映像のアングルが切り替わった。
吊られた葵を俯瞰から捉えた場面。股間を見上げるカメラアングル。正面から老人に嬲られている最中の葵の尻のアップ。
あまつさえ、独楽のようにクルクルと回転させられる葵を追従するシーンまであるのだ。
あの暗闇の地下室で撮影したとは思えぬ程に画像は明るく、葵の恥毛の一本一本が数えられる程にまで鮮明な映像が途切れる間も無く流れていった。
「ふふふふふ、どうやらコレはお気に召さぬらしいな。それならこちらはどうだ」
老人が手元のリモコンを操作すると、モニターに一瞬灰色の走査線が走り、別のカメラの映像が映し出された。
「ヒィッ!! お、お止めくださいッ、花菱様ッ!!」
その声を聞いた瞬間、身体を固くしていた葵がピクンと身じろぎした。
画面の中では相変わらず嫌がる葵を責め嬲る花菱翁の姿が映っているようだ。長い睫毛を涙で濡らし、
潤んだ円らな瞳をアップで捉えたカットから徐々にカメラが引いて行く。先程までの無機質な記録映像といった趣きではなく、臨場感溢れるナマの迫力がそこにはあった。
うつ伏せに組み敷かれた少女に背後から覆い被さる源一郎。
「ゆっ、許してッ!! 祝言を挙げるのはっ、来月なんですッ!!」
尻肉に指を食い込ませておんなの恥辱の谷間を露に曝け出す源一郎の頭髪は黒々としていた。
必死に頭を振る少女の、腰まで届くほどの長い黒髪が宙に舞った。
画面の中の少女は、桜庭葵ではなかった。
「……お母……様……」
葵と瓜二つのこの少女こそ、若かりし頃の葵の母親の姿だったのだ。
葵ちゃんの両親の名前を知っている人、教えてください。
もしくは募集。
ハーレム小説のほうの続きは
どうしたのかな
523 :
名無しさん@ピンキー:05/03/11 18:45:53 ID:hhMH2IBU
age
ティナ・フォスターきぼーん!辞書バカになるかもしれんけど
525 :
名無しさん@ピンキー:05/03/17 15:00:54 ID:9Tk5gl2O
みんなどうしたんじゃぁぁぁぁぁぁぁ〜
陵辱警報 様 続きギボンヌ!!
紛らわしい事すなw
作者さんは母親の名前でも調べとるんじゃね。
まぁなんでもいいと思うけどね〜てけとうに創作しちゃって。
いや、調べても出てこなくて困ってる訳で……
多分決まっていないのでしょう。
一応仮名のままで書き進めています。
529 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 01:48:21 ID:j58PmHsd
あげてみる
530 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 19:29:50 ID:x+Buy1BW
あんげ
陵辱警報 様 そろそろ続きギボンヌ!!
532 :
陵辱警報:2005/04/08(金) 07:33:15 ID:AvnBiIHu
名前さえ決まればすぐにでも……
533 :
陵辱警報:2005/04/14(木) 06:59:50 ID:dnykpgUJ
草冠
漢字一文字
あんまり現代風っぽくない
名家のお嬢様に相応しい
「薫」なんてまさにドンピシャなんですけどね……
534 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 08:40:43 ID:tLzP/tpt
椛(もみじ)は?
藍でええやん…どうせ刺身のツマだし
536 :
陵辱警報:2005/04/16(土) 00:01:40 ID:OX5HL/dx
>>534 一つの名前の中に桜と椛があるのはちょっと……
>>535 タイトルと絡んでいるのでイイかも、と最初は思ったのですがなんとなく今っぽくて……
537 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 07:36:40 ID:8V+t8dvn
オーソドックスに華とか。
538 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 13:44:27 ID:X2luG058
名前を使わない方向ではいかがでしょうか?
たとえば『アヤツ』とか『あの女』とか『お前の母』とか・・・
・・・難しいけど・・・
わ・た・し、少女A
540 :
陵辱警報:2005/04/17(日) 02:49:25 ID:AalB+Oso
ちょっと括りが厳しすぎますね……
しっくりくる名前が出てくるか思い付くまで仮名のままで書き進めます。
萌
>>536 結婚前なら桜庭じゃないんじゃ…
つかそこまで語呂合わせしなくてもいいかとw
542 :
陵辱警報:2005/04/17(日) 22:20:44 ID:AalB+Oso
脳内設定では母親も桜庭家の跡取り娘で父親は婿養子という……
脅迫2で俺が干からびる前に頼むぜw
544 :
陵辱警報:2005/04/20(水) 13:37:48 ID:BrYN4cfY
弥生で行きます。都合がつけば今晩から。
く、今日からオナ禁しようと思ってたのに!
546 :
陵辱警報:2005/04/20(水) 20:14:43 ID:BrYN4cfY
凄惨さが醸し出す「美」というものがあるのだろうか。自分の母親・弥生が陵辱されている映像から葵は目を離す事が出来なかったのは、
その息を呑む程の被虐美に囚われてしまった所為なのかもしれなかった。
妙齢の見目麗しい女性が虐げられている姿が放つエロスが心に訴えかけるのに、男女の別は問題ではないのだろう。たとえそれが若かりし頃の自分の母親の姿であったとしてもだ。
画面の中では必死に這いずって逃げようとする弥生が抗いも空しく、鷲掴みにされた尻を引き寄せられてゆく様子を映し出している。
畳の上に虚しい爪痕を残して、源一郎の剛直の前に引き据えられる弥生。そそり勃った男根が弥生の羞恥の中心にあてがわれた。
「ひっ……そっ、それだけは、どうか堪忍し……ッ!!」
弥生の躯がグンと仰け反った。その様子で、まだ経験の浅い葵にも母親が背後から貫かれたのだと判ってしまった。
(お、お母様ッ!……)
「あっ……ああっ……ゆ……貴文様ァッ……許して……許してェッ……」
涙ながらに結婚の相手の貴文、つまり葵の父親に詫びる弥生。
547 :
陵辱警報:2005/04/20(水) 20:16:23 ID:BrYN4cfY
「あふっ……お、巨きいッ……花菱様ッ、巨き過ぎますッ……」
どうやら弥生は初めてではないようだ。この撮影の時には既に花菱源一郎の毒牙にかかってしまっていたのだろう。
苦しげに眉根を寄せるものの、葵の目には母が破瓜の激痛を堪えているようには見えなかった。
たっぷりと源一郎の手に揉み込まれたに違いない、重量感のある乳房がタプンと揺れ、乳首の先端から汗の雫が滴り落ちた。
挿入の瞬間の弥生の表情を磁気テープに焼き付けると、カメラが二人の結合部へと回り込んだ。
「ふふ、この頃は今ほど良い機材が無くてのう。ワシの部下にカメラマンや照明をやらせたものよ。皆、お前の母親の艶姿に魔羅を硬くしておったぞ」
母は衆人環視の中で源一郎に犯されたのだ。女としてその屈辱たるや如何ほどのものであったろうか、想像するに余りあった。
身震いする程の激しい憤りを感じながらも、葵の目はモニターの上に釘付けになっている。
ムチムチと熟れた牝尻が真っ二つに裂き拡げられて、ジットリと汗を滲ませた谷間の奥底までをもカメラのレンズの前に曝け出していた。
濃いセピア色に沈色した肛門の周囲にまで柔らかそうな和毛が恥ずかしくそよいでおり、裏菊の縁取りを飾っている。
その下には剛直を根元までズッポリと咥え込んだ弥生のヴァギナが見えている。ピッチリと密着した桃色秘唇と赤黒く淫水焼けした肉茎の結合部からはジクジクと恥液が滲んでいる。
548 :
陵辱警報:2005/04/20(水) 20:18:03 ID:BrYN4cfY
(お母様ッ……濡らしているのっ?)
暴虐から粘膜を護る為に止むを得ずに潤ませてしまったものだと信じたい。悲壮な思いで母の姿を見つめる葵。
「おっ、お願いですっ、カメラを、カメラを止めて下さいッ」
そんな弥生の言葉など何処吹く風といわんばかりに執拗なズームアップのシーンが続く。捲れかえった秘唇の内側から鮮やかな紅鮭色のビラビラ肉がはみ出している。
アヌスの周囲ではまばらだった陰毛は蟻の門渡りの途中から猛烈な繁り具合に変化しているものの、
ヴァギナの縁だけはまるで剃り上げられたかのような無毛地帯となっているので恥丘の仄白さがヘアの艶黒と相まってことさらに強調されている。
そんな真っ白なヴィーナスの丘に突き刺さった肉槍がズルリと引き抜かれた。
蚯蚓の如き太い血管を浮かび上がらせた剛茎にはベッタリと恥汁が絡み付き、ライトの光を浴びてテラテラと輝いている。
遠ざかる源一郎のペニスを引き止めるかのように、引き摺り出されたサーモンピンクの薄ラヴィアが肉柱にしがみ付くのを葵は複雑な思いで見た。
ズブッ、ズブズブズブ〜ッ!!
源一郎が腰を突き出すと、泥濘に杭を打ち込んでいるかのようにあっさりと弥生の胎内に埋没してゆく男根。淫らな潤滑油がピストンとシリンダの隙間から漏れ零れた。
「はっ、はおおッ!!」
黒髪を扇のように拡げて咽き叫ぶ弥生。膣を抉られた所為なのか、括約筋で繋がっている肛門がギュッと絞り込まれて皺々のおちょぼ口がチョンと突き出る。
549 :
陵辱警報:2005/04/20(水) 20:19:52 ID:BrYN4cfY
苦痛の為であって欲しい。
快楽の所為ではあって欲しくない。
母親の苦しむ姿を見たいと思う筈も無かったが、犯されていながら悶える姿はもっと見たくなかった。祈るような気持ちで画面を凝視する葵の顔色は、源一郎の一突き毎に青ざめていった。
「こ、こんなのっ、激し過ぎますッ……」
「ああっ、裂けて、裂けてしまいますゥ……」
「おっ、奥に当たって……」
「や、弥生のアソコがッ、壊れて、壊れてしまいますッ!」
その声は徐々に苦痛の色を薄くして、それに取って代わったのは娘が耳にするのには余りにも酷な、尊敬してやまない母親の女としての媚声だった。
気持ち良いとも、感じるとも母は一言も漏らしてはいなかった。だが、抗いの言葉の端々には女の悦びが滲み出ていた。
繊細な膣襞や狭隘な肉壷を保護する為だった筈の潤滑材は、今や剛直をねだる浅ましい牝の涎と化していた。
サラサラで透明な花蜜が岩清水の如くチョロチョロと湧き出していた女の割れ目は、泡立って白く濁った粘液がドロドロと溢れ落ちる洪水地帯へと姿を変えてしまっていた。
母・弥生が感じてしまっているのは、娘の葵から見ても明々白々だった。
地下室での己の陵辱劇の際に、心の中の母親に『女とは好きでもない男に躯を弄ばれても濡らしてしまう生き物なのか』と問うた事を葵は思い出した。
その答えは其処にあった。このモニターの中で二十年以上も前に、母は答えを出していたのだ。
一縷の希望も打ち砕かれ心の拠り所を失ってしまった落胆からか、葵はがっくりと首を折った。
もうこれ以上モニターの中で繰り広げられている母親の痴態を見るのは堪えられないといった様子で、その瞼を固く閉じる葵だった。
550 :
陵辱警報:2005/04/20(水) 20:21:08 ID:BrYN4cfY
そんな葵の表情の推移を見守っていた花菱翁の相好が崩れた。老人はやにわに立ち上がると、青畳をミシミシと踏み締めながら葵に近付いてゆく。
それに気付いた葵は必死に身体を捩って逃亡を再開するのだが、四肢を束縛された芋虫の如きその身では如何ともしがたかった。
パックリと開脚させられた葵の股の間に仁王立ちになった花菱翁が腰を屈めた。
そして淫裂深く食い込んだ股縄をしげしげと観察すると、葵に向かってニヤリと笑いながら冷酷に指摘した。
「どうした。母親が犯される姿を見て濡らしておるではないか」
「うっ、嘘ですッ!! そんな筈はありませんッ!!」
眦を吊り上げて抗議の声を上げる葵の股の間に手を伸ばした花菱翁が、その指先にネットリと絡みつく恥蜜を掬い取った。
老人の指先はドロドロの粘蜜に塗れていた。葵の目の前にかざされたその先から糸を引いて滴り落ちる肉汁を見せ付けられて、彼女は顔色を失った。
「ふふっ、流石に犯される姿をビデオに撮られながら気をやる女の娘だ。お淑やかな顔をしておるが、とんでもない変態だわい」
丁度その瞬間、モニターの中の母が生々しいうめきを放った。
「はあああッ!! み、見ないで下さいましッ!! やっ、弥生、恥をかきますッ!!」
何時の間にか自ら振りはじめた腰を大きくグラインドさせて、母親が果てようとする瞬間を葵は見せつけられた。
幾人もの男達の前で辱められて、それでもアクメに達してしまう恥知らずな女の姿が其処にはあった。
551 :
陵辱警報:2005/04/20(水) 20:22:26 ID:BrYN4cfY
「イッ……イくぅッ!! イきますッ!! あっ……ああ〜〜〜〜〜〜ッ!!」
グンと肢体を仰け反らせて絶頂を迎える母親の姿が葵の網膜に焼き付けられた。その視界を遮るかのように、あらためて老人の指が目の前に突きつけられた。
濡れていた。間違いなく濡れていた。咽返るような女の発情の芳香をムンムンを匂い立たせた指先はドロドロの牝汁で汚れていた。
葵の唇は衝撃に戦慄くばかりで、意味のある言葉を紡いではくれなかった。
「わ、私は……嘘……そんな……違いますッ……お母様……間違いです……」
精一杯に見開かれた円らな瞳に映る指先。呆然とする葵はがっくりと首を折った。女の浅ましさを思い知らされた。いや、世の中の全ての女が浅ましいのではないのかもしれない。
陵辱される姿をビデオに撮られて果ててしまう女と、そんな女を母親に持ってしまった自分との母子だけがこんなにも浅ましく淫らなのだろうか。
幼い頃から、葵にとってはその母親こそが女としての理想を体現した女性だったのだ。
家事全般をそつなくこなし、淑女としての嗜みを須らく身に付けた母親は、葵にとっては眩しいばかりの存在だったのだ。
そんな母親のようになりたい、少しでも母親に近付きたい。女としての自分を磨くことが、愛する薫に受け入れてもらえる事に繋がるのだ。
そんな思いで教育係の神楽坂雅の厳しい花嫁修業にも弱音も吐かずに邁進してきた葵の一日一日までもが木っ端微塵に打ち砕かれた。葵の心の中の母の姿は泥にまみれたのだ。
そして、そんな母親の姿を見ながらはしたなく女の部分をしとどに濡らしてしまう自分への自己嫌悪。こんな浅ましい女が薫様に相応しい筈があるだろうか。葵の心は今や絶望に塗り潰されていた。
552 :
陵辱警報:2005/04/20(水) 20:23:44 ID:BrYN4cfY
「ふふふふふっ、このワシの指を汚しておるのは一体何処の誰のマン汁じゃ? 母親がレイプされるビデオを観ながら股座をビショビショに濡らすとは、このワシも開いた口が塞がらんわい」
「うっ……ううっ……」
泣いた。葵は声を震わせてさめざめと泣いた。
「……くくくくくっ、それほどショックだったか。なに、種明かしをすれば他愛も無い事よ。お前を縛めているその縄には、たっぷりと催淫剤が浸み込ませてある。
一年もの間、じっくりとコイツの溶液に漬け込んだ荒縄がお前の汗に濡れる。すると催淫剤がじんわりと溶け出してお前の肌から吸収されるという仕組みよ。勿論、マンコ汁でも同じ効果があるがな」
花菱翁は懐から取り出した歯磨き粉のような大容量のチューブを取り出しながらそう言った。
「コイツはな、ワシが金に物を言わせてコンツェルン傘下の製薬会社に造らせた特製の媚薬よ。古今東西、ありとあらゆる場所から取り寄せた貴重な材料から気の遠くなるような行程を経て抽出されておる。
量産の効くモノではないから、グラム辺りの単価は純金を遥かに凌いでおる。こんな薬を使ってもらえて身に余る光栄だと思うのだぞ」
そう嘯きながらチューブのキャップを捻る老人が葵に近付く。
「効果の方も覿面でな、コイツを局部に塗り込まれた女は例外なく性欲の虜となる。処女も非処女も、淫乱も貞淑も、干上がった婆ァも初潮が来たばかりの小学生も区別無しよ。
マンコに魔羅を突っ込まれて三日三晩気をやり続けるまで疼きは治まらん」
歯の根が合わぬようなおぞましい薬効をとくと聞かされ、葵は心底震え上がった。
553 :
陵辱警報:2005/04/20(水) 20:24:54 ID:BrYN4cfY
(そ、そんな薬がこの縄に……)
気のせいか、急に荒縄が熱を帯びたように感じられた。
「さて、そろそろ仕上げに取り掛かるとするか」
チューブの先端が葵の乳首に接近した。
チュルチュルチュル〜。
「ひッ!!」
チューブから捻り出された半透明のピンク色の軟膏が右の乳首を襲った。乳輪を縁取るように円を描き、渦を巻きながら中心までうず高く盛り上げられる。
とぐろを巻いた蛇のような軟膏の塊がとうとう乳首を覆い隠してしまった。
「そ、そんな恐ろしい薬を使わなっ……はうゥッ!!」
薬効はすぐに表れた。右の乳首に電撃が疾った。股縄の刺激が女のシークレットゾーンを襲うと判っていても、肢体を仰け反らさざるをえなかった。
乳首の皮が剥けて鋭敏な神経が剥き出しにされてしまったのでは、との錯覚に陥る程だった。
「わっ……はわ……ああああ……」
口を大きく広げて、唇をわななかせながら意味を成さぬ言葉を吐き出す葵。そんな葵の左乳首にまでもが軟膏の塊で覆い隠されてしまう。
「むはぁッ!!……」
緊縛の縄をギリギリと軋ませて、不自由な躯がブリッジを描いた。褌の如き股縄がより一層葵の陰阜に深々と食い込み、陰毛が一本残らず逆立った。
たちまちのうちに、エクスタシーで桃色に染まった肌にびっしりと汗の珠が浮かび上がった。
麻縄に押し潰された尿道口が決壊し、体内の水分の殆どが涙と汗と涎と愛液へと変化して排出されてしまった所為なのか、濃厚な山吹色に煮詰められた小水が縄を伝いながら畳の上に染みを広げた。
554 :
陵辱警報:2005/04/20(水) 20:26:09 ID:BrYN4cfY
「これで終わりだ」
チューブの先がクリトリスを強制的に剥き出しにしている金冠に狙いを定めた。老人の指先に力が篭ると催淫の薬膏がムリムリと押し出されてリングを埋め潰してしまった。
「はっ……かはッ!……」
葵の躯が青畳から弾かれるように跳び上がり一瞬の間、宙に浮いた。汗の珠が飛び散ってキラキラと輝く。瞳の焦点は一体何処に結ばれているのか、或いは最早何も見えていないのか。
花びらのように可憐な唇の端からはだらしなく涎が垂れ、糸を引いて畳を汚す。
「ほおっ!……はひィッ……いきッ……」
気が狂ったかのように悶え、発作のように躯を大きく痙攣させる度に膣孔に埋没した縄瘤を押し退けんばかりの勢いで吹き潮がブシュブシュと断続的に弾けた。
だが、息も止まるほどの快楽の地獄は、葵を頂へと押し上げてはくれなかった。
イきたくてもイけない、絶頂の一歩手前でお預けを食わされる寸止め地獄が葵を襲った。
文字通り、七転八倒の苦しみだった。縛められた身体で畳の上を転げ回り、乳房の先端を畳の目に擦りつけては絶望的な渇きを癒そうと試みる。
だが、そんな行為で一時的に飢えを凌いだ所で薬の効果が消える事は無く、躯の疼きをなお一層昂ぶらせるだけでしかなかった。
乳首は痛々しい程に尖り勃ち、カチカチに硬くしこっている。肥大勃起したクリトリスはと云えば、小さなリングのなかでパンパンに膨れ上がっており、凝集した血の色で透き通るような真紅に染まっている。
しかも心臓の鼓動にシンクロして、ズキンズキンと脈まで打っているのだ。
555 :
陵辱警報:2005/04/20(水) 20:27:12 ID:BrYN4cfY
葵は女の本能で理解した。この疼きは、膣を野太いモノで満たされて、襞を掻き毟られて、子宮口を精液で撃ち抜かれない限り、けっして引く事はないのだ。
葵の脳裏には自分を女にした花菱翁の、あの禍々しくもおぞましい男根の形がクッキリと浮かび上がっていた。
(ア、アレで抉られたらッ……)
そう思うだけで、子宮が蠢いて膣洞がキュンと疼いた。
青畳の上で芋虫のようにもがきながら、葵の頭を支配しているのは女の秘め所を荒々しく突貫される事を欲する牝獣の欲望だけだった。
(ほ、欲しいッ!! アレがっ、アレが欲しいのッ!!)
それを口に出さないのは、流石は桜庭家の跡取娘としての矜持か。そんな葵を横目で見ながら花菱翁が縁側の障子を開け、そのまま部屋を出て行ってしまう。
残されたのは、発情した獣と化した桜庭葵だけであった。
556 :
陵辱警報:2005/04/20(水) 20:28:24 ID:BrYN4cfY
葵にとっては無限にも等しい時間に思えたが、実のところはほんの二、三分にすぎなかった。再び障子を開けて戻ってきた花菱翁は、その左脇に日本刀を五,六本を抱えていた。
そして鞘に収まったままのそれらを右手で掴んだ一本以外は全て畳の上に放り投げる。
ドスンドスンと重い音がした。竹光であろう筈が無い。花菱という家柄の事を考えれば、模造刀というのもあり得ないだろう。即ち、真剣だ。
だが葵は、己の躯を焦がす官能の炎を揉み消すのに精一杯で、傍らの老人の行動に気を払っている余裕は無く、また当然の如くその意図に関して思いを馳せる暇すらも持ち合わせてはいなかった。
音も立てずに、老人が鞘から白刃を抜き放った。正眼に構えられた刃が禍々しい光を放つ。
「動くではないぞ」
果たしてその声が煩悶する葵に届いたかどうか。
抜身を逆手に持ち替えて大きく上段に振りかぶると、花菱翁は何の躊躇いも見せずにうつ伏せになっている葵の頭部目掛け、裂帛の気合で凶刃を振り下ろした。
ドンッ!!
葵のほんの目と鼻の先に、四尺以上もある刀身が一気に半ばまで畳に沈んだ。煩悩に支配され、虚ろな瞳をしていた葵の目が慄きに見開かれた。
僅かに刃に触れた長い睫毛が一本、はらりと畳の上に舞い落ちた。
「あ……ああ……」
唇をパクパクとさせるだけで、意味にならない言葉の断片が葵の口から零れた。そんな葵に己を取り戻す暇さえ与えずに老人は次の日本刀を掴み、その鞘を背後に放り投げた。
ドスンッ!!
葵の背筋が総毛立った。一本目の白刃を見詰める葵の後頭部に、二本目の刀が深々と突き刺さった。葵の黒髪が一筋二筋、宙に舞った。
「僅かでも身体を動かせば大怪我をするぞ」
老人にそう言われた所で、身体の芯から湧き上ってくる胴震いを止める事は出来なかった。
「次じゃ」
557 :
陵辱警報:2005/04/20(水) 20:31:00 ID:BrYN4cfY
ズドォッ!!
三本目の刃はM字開脚の中心に突き刺さった。恐るべき技量だった。三本目の凶器は、葵の股縄に作られた結び目の瘤をかすめながら畳に吸い込まれているのだ。
いや、かすめるどころではない。僅か直径2センチ程の縄瘤は殆ど両断されているのだ。
一歩間違えれば、葵のおんなの裂け目がさらに拡げられ、今度は破瓜のそれではない赤い血潮が滲みかねないギリギリの位置なのだ。
もう、とうに出尽くした筈の黄金水が今一度噴き出した。流石に勢いが良いとは言えぬその水流の力が麻の繊維の一、二本で僅かに繋がっていた股縄を完全に切断した。
ようやく縄の縛めから開放された葵だったが、今度は彼女を取り囲んだ三本の日本刀がその自由を封じていた。
もしも読んで下さっている方がいらっしゃるのなら、続きは気長に待っていてください。
オナ禁は明日からにするよ('A`)
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
もしかして・・・
age
561 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 23:29:27 ID:MbMpTDFp
GJ
試演age
保守
563 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 10:32:23 ID:JC+PQTyJ
支援アゲ
564 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 08:55:37 ID:ZKAZ/cGI
アゲ
マダ〜?藍青終っちゃうYO!
てぃくび記念アゲ
567 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 10:37:38 ID:fGB6k35L
上げてないじゃんorz
吊ってくる・・・。
568 :
_↑_:2005/05/28(土) 19:04:53 ID:NQdZTvug
意`
569 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 18:15:56 ID:pX+kpAQ5
保守
570 :
http://ero-ch.com/?freeO:2005/05/31(火) 18:20:57 ID:dzR3eciD
ぜんぶ、
タダのエロ動画↑
571 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 02:28:56 ID:pICTkGX9
終わりですか
ついに漫画の方でもHしてしまいましたか
573 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 09:33:47 ID:8GVUX41W
やっちゃいましたね
もうすぐ終了か
575 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 10:55:15 ID:L79LUvCO
楽しみがまたひとつ減っちまいました
ヤクルト古田のポジション。
あ〜あ、やっちゃったよ・・・・
本編再開は、お盆直前の号になるのね…。
ということは、雅さんは漏れの嫁に決定!
580 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 17:42:52 ID:uC74ozGJ
本編待ちage
sage
陵辱警報 様 待ってます
583 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 19:44:21 ID:IU5gSb/b
待ってます
藍青いつ再開だっけ?本誌
次で終わりか…
ボッシュート
遂に終わったなぁ
ピンナップの絵はコミックスに収録されるんかなぁ
589 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 00:08:57 ID:CFfQa/1X
あげてみる
590 :
陵辱警報:2005/09/07(水) 23:08:09 ID:qVyC2YrA
白刃に両断された放尿は左右に分かれ飛んで畳の上で湯気を上げた。
葵の膀胱で煮詰められた山吹色の水流は濃厚な磯の香りでこの部屋を満たした。
力無い最後の迸りが呆気なく終わりを告げた後も、葵は身じろぎ一つしなかった。股座に潜らされた縄瘤を紙一重の際どさで切断した凶器。
その白刃がどんな位置にあるのかはその目で見なくとも脳裏にありありと浮かぶ。
いや、切断されたのは麻縄だけではなかった。
葵の理性の糸までもがぷっつりと断ち切られてしまったかのように、焦点の合わぬ彼女の瞳は円らに見開かれたままだ。
恐怖と恥辱の血の涙に泣き濡れた瞳孔にはこの部屋の天井が映ってはいるものの、その映像が彼女の脳に届いているとは思えなかった。
その唇もフルフルと戦慄いてはいたがそれは言葉を紡ごうという意思の表れでも何でもなく、
圧倒的な恐怖に打ちのめされた葵の心と体が半ば条件反射的に震えているに過ぎない。
591 :
陵辱警報:2005/09/07(水) 23:09:14 ID:qVyC2YrA
彼女の心は一体どれほど遠くの彼方まで弾き飛ばされてしまったのだろうか。或いは、先刻のまどろみの中での夢の続きを見ているのかもしれない。
願わくば中断されたあの悪夢の続きではなく、ささやかながらも幸せな夢の中にいる事を祈らずにはいられなかった。
煮詰められた愛液をドップリと染み込ませた荒縄がヌトリと音を立てて畳の上に崩れ落ちた。
まるでとろけたチーズを思わせる様相を呈した葵の分泌物は、昨晩の地下室で花菱翁が根こそぎ貪り尽くしたあの熟成恥垢を彷彿とさせた。
彼女がこの和室で目覚めてから半日、いや、三時間と立たぬうちに、そのマン滓だけは処女だった頃の葵と変わらぬ程にまで股の間を汚していた。
熱を孕んだ葵の柔肌からはムンと女の匂いが立ち昇った。
592 :
陵辱警報:2005/09/07(水) 23:10:35 ID:qVyC2YrA
ズッ。
畳を貫いた刃を花菱翁が引き抜き、その切っ先を葵の脚を縛めている麻縄に当てた。その刃が軽く引かれただけで麻縄はあっさりと断ち切られた。
名刀であり、またよく手入れもされているのであろう。
もう一方の脚を縛り上げている縄も同じように切断されると、ようやく葵の下半身だけが自由を取り戻した。
元々そういった意向があったのか、本来なら一本の縄で緊縛されている筈の葵の肢体は、数本の縄を使って縛られていたのだ。
だが、折角下半身が自由になったのにも関わらず、心此処に在らずといった葵は股を閉じようとはしなかった。
「ふふっ、梃子摺らせおって」
そう吐き捨てた老人、葵の両の太腿の間にどっかりと腰を下ろした。細い足首をその手で掴み、ちょうど彼女の膝の裏が自分の肩の位置に来るようにその脚を担ぎ上げた。
つまり、花菱翁の目の前には桜庭葵の秘めやかな部分が余すところなく曝け出されているのだ。
発情した乙女の、むせ返るような芳醇な香りを胸いっぱいに吸い込む。葵の細腰を両手で持ち、グイと自分の方へと引き寄せる。葵は花菱翁のなすがままにされるだけだった。
593 :
陵辱警報:2005/09/07(水) 23:13:07 ID:qVyC2YrA
酷薄そうな唇を舐めた舌先を尖らせて、老人は顔を突き出した。鼻先が濃密な茂みを掻き分け、その口がこじんまりとした陰唇全てを頬張る様に大きく開いた。
舌の先が葵の肉襞の間に潜り込んでゆく。ピリピリとした酸味と、黄金水の苦味を含んだしょっぱい味が味覚を刺激した。
だがその中に昨晩の散華の前とは違う、僅かな変化を老人の舌は感知していた。
もう昨日までとは違う、男を識ってしまった女の肉がいまだ処女の名残を残しつつも円やかな風味を醸し出している。
これから先、幾度となく屈従させられる事によってますます味わいは色濃く熟成され、年代物のワインのように豊かで芳醇な旨味とコクを重ねてゆくだろう。
その事を思い、老人の頬がニンマリとした笑顔の相を浮かべた。
そんな葵の媚肉の間を縦横無尽に駆け巡りその味わいを堪能していた舌の先端が彼女の最も敏感な女芽を捉えた。肉芯への媚薬の効果は覿面だった。
まだ柔らかい包皮の中に隠れてはいるものの、薄皮の向こうでははちきれそうなほどにパンパンに張り詰めた淫核の様子が花菱翁には手に取るように分かった。
生まれてこの方、十数年もの長きに渡って真性包茎だった葵のクリトリスは、
昨晩花菱翁の手によって強制的に包皮を捲り下ろされて剥き身にさせられたとはいえ、まだ剥け癖がつくまでには至っていなかった。
老人の舌先はそんな葵の女核を肉鞘ごとコロコロと舐め転がし、前歯で軽く甘噛みした。
そうして唇と舌で媚粘膜とクリトリスを愛撫しながらも、花菱翁は空いている片手をコチンコチンに凝り固まっている乳首へと走らせた。
594 :
陵辱警報:2005/09/07(水) 23:14:27 ID:qVyC2YrA
「うっ……ううん……はぁっ……」
皮肉な事に、葵に正気を取り戻させたのは他ならぬ最凶媚薬がもたらすその強烈な催淫効果だった。
乳首とクリトリスから放たれる電流が、図らずも葵を現世に繋ぎとめる命綱の役割を果たしていたのだ。一体その事は彼女にとって僥倖だったのか、はたまた不運だったのか。
朦朧とした意識にかかっていた濃霧が徐々に吹き流されると、閉ざされていた視界の向こうには意識を失う前となんら変わる事のない恥獄絵図が葵を待ち受けていた。
老人が自分の股間に頭を埋めているのだ。
「ひっ……ひィッ、ひいィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
陵辱の和室に葵の絶叫がこだました。
身を捩って老人の舌戯から逃れようとするものの、花菱翁の片手は未だ葵の上半身を縛める麻縄の端をしっかりと掴んでおり、
その老人離れした驚異的な膂力の前には葵の抵抗などどれ程のものでも無かった。
舐め転がされるクリットからは強烈な快感が激しい火花を散らせながら全身に駆け巡る。
このままでは快楽に飲み込まれて息も出来なくなって死んでしまうか、よくても気が狂ってしまうに違いない。身体の芯を凍りつかせる恐怖が葵を襲う。
「おっ、お願ひぃッ! 止めッ、止めてッ、下さひィッ!!」
595 :
陵辱警報:2005/09/07(水) 23:57:05 ID:qVyC2YrA
呂律の回らなくなった口から懇願の言葉が吐き出されると、驚いた事に老人は葵の股間か
ら顔を上げた。口元は葵の愛液でヌラヌラと濡れ光っている。
肩に担ぎ上げた両脚を畳の上に下ろして、再び大きなモニターの上にどっかりと腰を下ろ
した。老人の股の下の画面ではいまだに母親が延々と嬲られ続けていた。
老人の思惑など知る由もなく、薄い胸を激しい息遣いにふいごのように上下させて空気を
貪るのに葵は必死だった。
だが、葵に訪れた安息は束の間に過ぎなかったのだ。
花菱翁に嬲られている間は忘れていられたあの痛痒感がぶり返してきたのだ。全身に蟻が
群がっているかのようだ。しかもその痒みは膣や肛門の内側の繊細な粘膜や、乳首などの性
感帯ほどより耐え難い感覚をもたらした。
これならば、まだ縄の褌をさせられていたり、老人の愛撫に身を任せていた方がマシだと
思われた。
幸い下半身の拘束は解かれていた。太腿を擦り合わせ、背中を丸くしてじっと堪えようと
する。
……駄目だった。ぴったりと閉じた太腿の間にも、脇の下にも、全身のありとあらゆる場
所からじっとりと冷たい汗が噴き出してきた。
ちらと花菱翁の方に視線をくれる。
まるで実験台にされた動物を観察するかのような、感情のこもらぬ冷酷な視線が葵を射竦
めた。
(出来ないッ……そんな事、絶対に……出来ない……)
他人の視線という目に見えない枷だけが、葵に人の道を踏み外させない唯一の拠り所なのだ。
葵にはじっと耐えるだけしか道は残されていないのだ。
596 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 11:55:49 ID:ZvdQxe+s
5ヶ月ぶりにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
このスレは最高だが繭分が足りない!
繭分などいらぬ
水分がほしい。
ちか分ならほしい。
雅さん分をくださいまし!
602 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:55:43 ID:p0L91+Ip
葵分は要求されていないようだ……orz
純愛分をお願いします
>>602 いやいや、葵分は当然要求されてますよ。言うまでもなく。
積分が足りない
身分も足りない
607 :
陵辱注意報:2005/09/12(月) 23:36:27 ID:cQkyPQuY
気を張っていなければあっと言う間に恥獄に堕ちてしまうギリギリの綱渡り。汗に塗れた下半身がもどかしげにうねる。
控えめに太腿を擦りあわせる事で、葵は何とかこの昂りを押さえ込もうとしているようだったが虚しい抵抗に過ぎない。
花菱翁の顔色を伺うように、チラチラと視線を向ける。
(……お、お祖父様さえいなければ……っ!)
他人の視線さえなければ……葵は気が狂いそうな程にそれを願った。
だがドッカリと腰を下ろした老人は微動だにする気配もなく、じっと葵を見下ろしている。
身体の自由さえきかなければ快楽に耐えるだけでよかったのだ。なまじ中途半端に束縛を解かれた事が、葵の苦悩をより深くしていた。
彼女の剥き出しの本能と、鎧のような理性が正面からぶつかりあう。
老人の視線さえ無ければ、とっくの昔に葵の理性は屈服させられていたに違いなかった。
「お、お祖父様っ……席をっ、外して下さいッ!」
「………」
「お願いッ……ですっ……どうかッ……」
「……何をするつもりだ?」
花菱翁が静かに口を開いた。
「……えっ?……」
「ワシが居なくなったら、何をするつもりかと訊いておる」
「そっ……それはっ……」
597じゃないが繭分はどこにもないから見てみたいとは思う
一応アニメの方はかわいかったしな
609 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 10:53:53 ID:JCby73Eo
続き待っとります
言えなかった。言える筈もない。その一言を引き出さんとする老人のいたぶりに身を揉む
しかない葵。
「ああっ……駄目ッ……駄目なんですッ!!……」
畳の上で身悶えしながら、葵は必死に踏み止まろうとしている。
「うっ……うふうッ!…………はうッ……」
己の肉汁で気味悪く粘つく内腿がせわしなく擦り合わされる。その姿はまるで内側から湧
き上がってくる尿意を堪えているかのようでもあった。
恨めしげに老人を見上げる葵。その彼女の唇がワナワナと震え、耳をそばだてなければ聞
こえぬ程の小さな声で、とうとう白旗を揚げてしまうその一言を搾り出した。
「……おっ、お願いですッ……見ないで……見ないで、下さいッ!」
勿論花菱翁が目を逸らす筈もない。炯々とした眼光が葵を射竦める。
それならば、という積もりなのか。葵は自分の瞼を固く閉じる。せめて自分の視界からだ
けでも花菱翁を消してしまいたかったのかもしれない。
もう媚薬の効果に逆らうのも限界だった。不自由な身体を捩って畳の上に腹這いになる。
葵は自分の乳房を自ら畳に押し付ける。充血してパンパンに張り詰めた胸の膨らみが葵の体
重を受けていびつに歪んだ。
(ああっ……イイッ……)
声が漏れても不思議ではなかった。情欲に支配された虚ろな瞳。頬はあられもなく紅潮し
、ふっくらとした唇がしどけなく開いた。もはや他人がすぐ側にいる事も忘れて、葵は乳房
をムリムリと畳に擦りつける。敏感になりすぎた乳首が粗い畳の目で刺激される。
「うっ……くふぅッ……」
甘美な電流が両の乳首から全身にビリビリと疾った。
611 :
陵辱警報:2005/09/21(水) 06:27:54 ID:Mr1v0RGg
(も、もっと、もっとぉ……強いのが……欲しいッ……)
透き通るかのような薄い桜色の小粒な乳首も、今では濃いローズピンクに色付き大きさも
二周りほど肥大してしまっている。鮮烈な色香こそ放ってはいるものの、それでも淫らがま
しい印象からは程遠く上品ささえ漂わせている。流石は名家のお嬢様、と言うべきだろうか
。
その硬くなってしまった乳房の先飾りを畳にザリザリと擦り付けてみても、ある程度まで
のの快感しか手に入れる事が出来ない事に葵は愕然とした。
(違うのっ……私が欲しいのは、もっと……ああっ……)
瞳を閉じたところで、老人がこの場にいなくなった訳でもない事は重々承知している。他
人の目の前でこれ以上の痴態を曝す事なぞ、例え死んでも出来る筈はない。
だが。
捩り合わされた太腿が徐々に緩みだす。ドロドロに蕩け崩れたおんなの縦溝が姿を現した
。内腿に、恥丘に、蟻の門渡りにまで、べっとりと濡れそぼった陰毛が千々に乱れて淫らがましく張り付いている。
バックリと開かれた両脚の狭間の羞恥の源泉。
ヴィーナスの丘に一本のスリットが刻まれただけの、
シンプルかつ清冽な佇まいを持っていた筈の葵のヴァギナの面影はそこには微塵も残されてはいなかった。
612 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 01:04:54 ID:fqp/iCzo
支援アゲ
保守
614 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 01:03:43 ID:rDAw5sog
ホッシュ
615 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 11:13:30 ID:posu//jR
ホシュリーナ
捕手
617 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 15:30:49 ID:L95jaO5i
11/9発売のやつで新婚生活が・・・
ラブラブッチュッチュラララチュッチュ
あ〜ん、旦那さま〜〜
このスレに葵タン風俗勤め系のSS投下しようかなと思うんですが
何か特殊というか、面白い風俗・珍しい風俗とかあれば
教えて頂けるとありがたいです。
私はあまりそういうところへは行かないので
どうしても発想が貧弱で......
もちろん他にもこういったSSが読みたいとかあれば
参考までにお聞かせください。お願いします。
(私は基本的に雑食ですので純愛でも陵辱でもOKです。)
風俗板でも覗いてくれば?
久々の新作の予感に勃起。
でも誰もしらんよーな特殊なプレイよりは王道ソープのがいいんじゃないかな。
>>621-622氏
それでは風俗板を覗いてきます。
次のSSが出来るまでの繋ぎとして、お蔵入りしていたSSをこのスレ向けに
花びら3回転:葵タンに修正・アレンジしたものを投下しておきますのでドゾー。
元々の想定していたキャラが違うので、セリフまわりがおかしいような気がしますが
それは気のせいです。誤字・脱字も気のせいです。
日本語がおかしい箇所は目の錯覚です。
一応、ヘルプ編・指名編と2編に分かれているSSですので
次のSSが時間かかりそうなら指名編を投下します。
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薄暗く照明は落とされ、喧しい音楽と天井のライトが幾重にも煌いている。
その中を幾人ものあられもない下着姿の濃い化粧をした女達が泳ぎ回る熱帯魚のように行き来し
申し訳程度のカーテンで区切られたソファーの上で艶かしく腰を動かす女達の化粧と
それに身を任す男達のタバコの混ざった匂い、淫靡な女の色香と嬌声の溢れかえる店の中に葵はいた。
――しかし、そこに居る葵はかつての紬を着た清楚なお嬢様「桜庭葵」ではなく
他の女達と同じように濃い化粧をし、露出の激しい派手な赤い下着を着け
狭いソファーの上で、仕事帰りであろうサラリーマン風の冴えない中年男のち○ぽに
コンドーム越しの激しいフェラチオをしている風俗嬢「あおい」であった。
「ん、ちゅる、じゅ.......」
「ふぉ...」
葵のフェラチオに男が情けない声を上げる。
「あっ、少し強かったですか?」
男の股間から顔を上げ葵は男に問いかけた。
「いやー、あおいちゃん、ヘルプとは思えない位しゃぶるのうまいネェ
これじゃすぐにイってしまいそうだよ。」
「うふふ。ありがとうございます。でも気を付けて下さいね。
ウチのお店って無制限のオプションつけないと一回イっちゃうと終わりですから。」
葵は極上の営業用スマイルで微笑みながらそう言いいつつも、
空いている手で中年男のち○ぽをシゴク事は忘れない。
「そうなんだよ。この店、安いのはいいんだが一回ぽっきりって言うのがネェ
それに安い分女の子も頑張らなくちゃいけないから大変じゃない?」
「そうですねー、大変といえば大変ですけど、慣れれば結構楽しいお仕事ですよ?」
「へー、じゃぁ、あおいちゃんはおちんちんを咥えるの好きなんだ?」
好色そうな顔をした中年男はわざとらしく葵に尋ねた。
「...そうですねー。元々おちんちんをしゃぶるのが好きと言うよりは、
このお仕事を続けてる内に好きになってしまったみたいです。ふふふ」
微笑みながら中年男のスケベトークを受け流す葵だったが、
もちろん好きでち○ぽをしゃぶっている訳ではない。すべてはお金、ただそれだけの為である。
もしかしたら、こういう行為が好きで仕事をしている女の子もいるかもしれないが
少なくとも葵や、葵と一緒に働いている女の子達にはそういった子はいない。
(時間はあと、10分少々ね...)
中年男とそんな他愛もない会話をしつつも
葵は抜け目なく壁にかけられたタイマーを確認していた。
葵の働いている店では時間内に必ずお客をイカせなければならない。
イカせられない場合、自動的に延長扱いになり
延長時間分の料金とテーブル使用料という名目のお金が
女の子の給料からペナルティーとして差し引かれてしまう。
「それではちょっと失礼しますね。んしょと...」
葵はおもむろに中年男の膝の上に向かい合うような形で座ると
男の手を取り布地の面積が極めて少ない派手なショーツの中に
招き入れた。
「おじ様?宜しければあおいのおま○こも触ってください。
おっぱいも好きなように揉んだり、しゃぶったりしても大丈夫ですから。
さぁ、どうぞ。あっ、でもおま○この中に指を入れるのはダメですからね。」
妖艶な微笑みと共に男にわざと卑猥な言葉を囁きながら、もう一方の手でブラのホックを外すと
葵の形のよい、張りのあるおっぱいがぷるんっと露になった。
ショーツの中に招き入れられた男の指からは心地のよい、少し湿り気を帯びた柔肉の感触が伝わってくる。
「それじゃぁ、遠慮なく触らせてもらおうかネェ」
中年男はそんな事を言いながら
指で葵のおま○こを弄りながら、目の前の瑞々しい果実の様なおっぱいを揉み始めた。
「...ん、あおいのおっぱい吸ってもいいんですよ?」
そう言って葵は、吸いやすいようにおっぱいを中年男がに顔に近づける。
「...それにしても、あおいちゃんの乳首ってスケベな色をしているネェ。
いったい何人くらいの男におっぱい吸われてるのかなぁ。」
「...ふふ。さぁ、何人くらいでしょうねぇ。」
軽く受け流したものの、葵の顔が一瞬翳る。
この仕事を始めてから、ほぼ毎日数多くの見知らぬ男達に吸われているせいなのか
色はかなり濃くなり、大きさも一回り程成長し、
その形状も男に吸われるのを誘うがごとく、いやらしい形へと変貌を遂げ、
以前の薄桃色をした控えめな清楚さは完全に失われていた。
(これは一種の職業病だから...)
以前からその事をかなり気に病んでいる葵だったが、
そんなことはおくびにも出さず、男の口へと乳首を近づける。
中年男は葵のおっぱいを口に含むと、ちゅ...チュゥゥゥ...と音を立てながらおっぱいに吸い付き
舌で葵の乳首を捏ね繰り回し始めた。さすがに年の功というべきか
単調な薫の愛撫とはまったく違い、強弱を付けながら乳首を吸い上げ
同時に舌で乳首の頂上や、あるいは側面、乳輪をねちっこく愛撫する。
(あ、このおじ様上手...いえ、もしかしたら薫様が下手なだけなのかも......)
そんなことを考えていた葵であったが、体の方はこの中年男の巧みな愛撫に反応してか
葵の乳首はぷっくりと膨らみ始めた。
「あれ?あおいちゃんの乳首、なんだか起ってきちゃったみたいだネェ」
それに気づいた中年男はニヤニヤと意地悪く言いながらさらに葵の乳首に吸い付く。
「ふ、あ、あんっ、もう、意地悪言わないで下さい。」
そう言いながら葵は男の顔から胸を離し、男の膝の上から下りると
床に膝をつく形で、スッと男の足の間へと移動した。
そして両手で優しく男のち○ぽを包み込み
「おっぱいを沢山吸って頂いたお礼に、おじ様のおちんちんを
あおいも頑張ってしゃぶらせてもらいますね。」
言いながら葵は中年男のち○ぽを口に含み、フェラチオを始める。
時間内に終わらせるためか、さっきまでのともすれば遠慮がちなフェラチオではなく
それは素人には真似の出来ない、プロの風俗嬢としての技を駆使した情け容赦の無いものだった。
口の中に溜めた唾液でじゅる、じゅる、ジュルルル...と
わざとイヤラシイ音を出しながら
亀頭の括れの部分に舌を巻き付ける様にして、小刻みに頭を上下させ
同時に右手で亀頭より下のさおの部分をシゴキあげる。
上目使いに中年男の様子を観察しながら、弱い部分を唇や舌先で突付いたりして重点的に刺激を与える。
舌で男の尿道の周りをチロチロと舐める弱い刺激へと切り替えたかと思えば、
間髪を入れず思い切り唇を窄めながらのバキュームフェラへ...
これら完璧なタイミングで強弱を付けた口技が、男を短時間で確実に絶頂へと誘っていく。
この絶妙な口技にはさすがに中年男も堪らないらしく、情けない声を上げながら少しずつ腰が浮き始め
中年男の睾丸を優しくフニフニと揉んでいる左手には徐々にではあるが男の睾丸が
上へ上へと上がっていくのが感じられる。
(睾丸が上がってきてる。もう少しで射精する...)
男の限界を見て取った葵はさらに激しく亀頭部分を吸い上げ、さらに激しくさおをシゴキあげた。
いつのまにか左手は男の睾丸を優しく包み込むような動きから、
睾丸の表面をシュルシュルと、先ほどよりも強めの滑らせる動きへと変化している。
「っ!お、おぉぉぉぉ......!」
(――睾丸が逃げた!...出る。)
――ぶっ、じゅ、じゅるるるる――!!
中年が一段大きな声を上げ、睾丸がすっと上へと上がった時を見計らい
葵は口に含んだ男のち○ぽを思い切り吸い上げる。
一瞬男のち○ぽが膨らんだ次の瞬間、直ぐにビュッビュルルルと音が聞こえてきそうな激しい射精が始った。
男のち○ぽからは、ものすごい勢いで精液が吐き出されているが、避妊具に完全に遮られ
葵の口の中に届く事無く、先端に付いている精液溜まりへとどんどん溜まっていく。
いざ射精が始まると、さっきまでのすべてを吸い尽くすような激しいフェラチオとはうってかわって、
ゆっくりと、優しくち○ぽをしゃぶり、徐々に射精が収まってくると口を離し
かわりに尿道に残った精液を手で搾り出す......。
葵のそれら一連の動作は、まさしく男の射精の機序を知り尽くしている女のものだった。
「――お疲れ様でした。ほら、こんなに沢山精液出ちゃいましたよ。すごく溜まってたみたいですね。」
葵は男のち○ぽをすっと手の平に包み込むようにして持ち上げ、
パンパンに膨らんでいるコンドームの先端に付いている精液溜まりを男に見せながら満足げに微笑んだ。
もちろんその満足感は、中年男が葵の口で沢山の射精をしたという事にたいしてではなく
時間内に何とか終わらせることが出来たという事にたいしてである。
「...いや......それはあおいちゃんのフェラチオが凄かったからだよ...」
男の方は激しい射精の為かハァハァと肩で息をしている。
「ありがとうございます。お客さんもとても凄かったですよ。」
葵は射精の収まったち○ぽが縮み始めるのを見計らい、手馴れた手つきでスッとコンドームを外すと
中の精液がこぼれない様に入り口を固く結び、店からの支給品である籠の中へとそれを入れた。
そして、濡れタオルで男のち○ぽを丁寧に拭き始める。
「タオル、冷たくありませんか?」
「いや、冷たくて気持ちいいよ。」
射精後のこういった後始末は結構いい加減にする子が多いのだが
葵はこの後始末をしている時間を個人的に気に入っていた。
それは葵の几帳面な性格からではなく、射精後のち○ぽにちょっと強めの刺激を与えると
ち○ぽが縮み上がるという事を発見したからである。
こんな仕事をしている葵にとって、自分の手の中でち○ぽが縮み上がっていくのを感じるという行為は
何に対してかは分からないが、「勝った。」という奇妙な優越感を彼女に与えてくれた。
(うふふ、どんどん小さくなってる。)
わざとタオルで強めに擦ると、案の定この中年男のち○ぽも
亀が甲羅の中に首を引っ込めるように、葵の手の中で大人しくなっていくのが感じられる。
「お客さま、お疲れ様でした。そろそろお時間のほうが来てしまいますので...」
十分に手の中の感触を堪能すると男にそう声をかけ
手際よく外したブラジャーを身に付け、使用済みのタオルやローションなどを片付けていく。
男の方も下着やズボンを穿きなおし、帰り支度を始めていた。
「今日はありがとうございました。今度御来店なさる時には、ぜひあおいをご指名下さいね。
ご指名の際には、このお名刺を受付で出していただければ割引のサービスが受けられますので。」
男の帰り支度が済むのを見計らい
葵は籠の中から一枚の名刺を取り出すと営業用の極上の笑顔を浮かべ男に差し出す。
かわいらしい桜の絵がプリントされているその名刺には
葵の出勤日と共に手書きのメッセージで
-ご来店の際には指名して下さいね。 あなたの恋人あおいより。-
と書かれていた。
「ありがとう。次回は指名入れさせてもらうかな。」
満足げな笑顔でそう言いながら名刺を受け取り、男はソファーから立ち上がり店の出口へと向かう。
「はい。ぜひお願いします。...3番テーブルのお客様お帰りでーす。」
葵も立ち上がると、所謂黒子と呼ばれる店内の男達にお客が帰る事を伝え
煌びやかなライトに照らされ、喧しい音楽に合わせるかのように
小さな下着に収まりきらない若々しい尻肉を揺らしながら控え室へと消えていった――
-Help編 End
コソーリさんGJ!指名編も楽しみにしてます(;´Д`)ハァハァ
634 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 04:23:11 ID:fxltpBK5
ぐらっちぇっ!!!
続きが楽しみ〜。
パンツ脱いで待ってる
フゥ〜
>>635は今でもパンツを脱いで待ってるのだろうか…
638 :
陵辱警報:2005/11/05(土) 00:46:51 ID:x7MgvVRr
「ふふっ。どうした? オマ○コが痒くて痒くて堪らぬのであろう?
思う存分に指を奥まで突っ込んでグチャグチャに掻き回したいのであろう?」
指を奥まで突っ込んで、グチャグチャに掻き回す。想像しただけで葵の躯が震えた。そう出来ればどんなにか良いだろう。
「たった一言、『桜庭葵はマン擦りをコキたいので両手を自由にして下さい』、
そう言いさえすればお前の望み、叶えてやらんでもないぞ」
言えなかった。言える筈もない。その一言を引き出さんとする老人の執拗ないたぶりに葵はただただ身を揉むしかなかった。
「ああっ……駄目ッ……駄目なんですッ!!……」
畳の上で身悶えしながら、葵は必死に踏み止まろうとしている。
「うっ……うふうッ!…………はうッ……」
己の肉汁で気味悪く粘つく内腿がせわしなく擦り合わされる。
その姿はまるで内側から湧き上がってくる尿意を堪えているかのようでもあった。
恨めしげに老人を見上げる葵。
その彼女の唇がワナワナと震え、耳をそばだてなければ聞こえぬ程の小さな声で何事かを呟いた。
「……おっ、お願いですッ……見ないで……見ないで、下さいッ!」
せめてもの矜持か。流石にマン擦りをさせてくれと頼むのは憚られたのか。
勿論花菱翁が目を逸らす筈もない。炯々とした眼光が葵を射竦める。
それならば、という積もりなのか。葵は自分の瞼を固く閉じる。
せめて自分の視界からだけでも花菱翁を消してしまいたかったのかもしれない。
もう媚薬の効果に逆らうのも限界だった。
不自由な身体を捩って畳の上に腹這いになる。葵は自分の乳房を自ら畳に押し付ける。
充血してパンパンに張り詰めた胸の膨らみが葵の体重を受けていびつに歪んだ。
639 :
陵辱警報:2005/11/05(土) 00:48:37 ID:x7MgvVRr
(ああっ……イイッ……)
声が漏れても不思議ではなかった。情欲に支配された虚ろな表情。頬はあられもなく紅潮しふっくらとした唇がしどけなく開いた。
もはや他人がすぐ側にいる事も忘れて、葵は乳房をムリムリと畳に擦りつける。敏感になりすぎた乳首が粗い畳の目で刺激される。
「うっ……くふぅッ……」
甘美な電流が両の乳首から全身にビリビリと疾った。
(も、もっと、もっとぉ……強いのが……欲しいッ……)
透き通るかのような薄い桜色の小粒な乳首も、今では濃いローズピンクに色付き大きさも二周りほど肥大してしまっている。
鮮烈な色香こそ放ってはいるものの、それでも淫らがましい印象からは程遠く上品ささえ漂わせている。流石は名家のお嬢様、と言うべきだろうか。
その硬くなってしまった乳房の先飾りを畳にザリザリと擦り付けてみても、ある程度までのの快感しか手に入れる事が出来ない事に葵は愕然とした。
(違うのっ……私が欲しいのは、もっと……ああっ……)
瞳を閉じたところで、老人がこの場にいなくなった訳でもない事は重々承知している。
他人の目の前でこれ以上の痴態を曝す事なぞ、例え死んでも出来る筈はない。
だが。
捩り合わされた太腿が徐々に緩みだす。ドロドロに蕩け崩れたおんなの縦溝が姿を現した。
内腿に、恥丘に、蟻の門渡りにまで、べっとりと濡れそぼった陰毛が千々に乱れて淫らがましく張り付いている。バックリと開かれた両脚の狭間の羞恥の源泉。
ヴィーナスの丘に一本のスリットが刻まれただけの、シンプルかつ清冽な佇まいを持っていた筈の葵のヴァギナの面影はそこには微塵も残されてはいなかった。
充血してぽってりと膨らんだ肉饅頭。慎ましやかに閉じ合わされていた筈のふっくらとした陰唇が綻びを見せ、
その内側の目にも鮮やかな桜肉を露呈させてしまっている。
その複雑精緻な肉薔薇の深奥からは泡立って白濁したはしたない恥蜜がジュクジュクと滲み出してきていた。
いや、滲み出すという表現では余りにも大人しすぎる程の大量の恥涙を溢れ噴かせて、葵のおんなは泣き濡れていた。ピクピクと戦慄く薄いラヴィア。
水面で餌を求める鯉のようにパクパクと収縮を繰り返す膣口と、それにつられるかのように放射線状の小皺を蠢かせる不浄の裏菊門。
640 :
陵辱警報:2005/11/05(土) 00:51:33 ID:x7MgvVRr
前の孔はまだ純潔を失ったばかりの初々しさを十分に残した狭隘な肉壷を奥まで覗かせている。
起伏に富んだ複雑な造りの肉路がウネウネと蠢き、満たされることの無い孤閨を持て余すかのようにキュンキュンと空締めを繰り返している。
膣洞がギュンと狭まる度に、まるで濡れ雑巾を搾ったかのように白濁した粘汁がボタボタと滴り落ちた。
後ろの孔はと云えば、まるで今まさに咲かんとする花のように収斂した彫りの深い皺がふわっと開いて内側の桃色腸粘膜を見せびらかしたかと思えば、
次の瞬間にはそのとば口が巾着の如くキュッと引き締まり針の先さえも通さぬ程の見事な窄まり具合を披露してみせる。
さらに肛門括約筋が収縮するとアヌスの周囲がホッコリと盛り上がり、まるでキスをせがむ唇のように突き出される。
やはり普段から使うという事を意識しない八の字筋の前方の肉環とは違い、毎日のように使われる後ろ側の筋肉の方がよく鍛えられているという事だろうか。
前と後ろ、二つの極上名器を取り揃えた葵の股間が物欲しげにピクピクと蠢いた。
クレヴァスの上端に鎮座する葵の雌芯は驚いた事に、股縄に仕込んであった金色のリングが冠されていた間と何ら変わることなく剥き身のままであった。
昨日までの生まれてこの方、唯の一度も肉真珠の保護を欠かした事の無い生硬い淫核包皮は完璧にクリトリスの根元まで剥き下ろされている。
剥け癖が付く程まではまだ早過ぎる筈である。
恐るべき媚薬の効果は初心なクリトリスをズル剥けにしてしまったのだ。
米粒大の極小淫核はパンパンに膨れ上がり、今にも薄皮を弾けさせて凝集した淫血が噴き出してしまいそうだ。
ほんの昨日まではオナニーの経験すら無かった葵のクリトリスには余りにも酷な責めの嵐は正に最高潮に達しようとしていた。
641 :
陵辱警報:2005/11/05(土) 00:53:16 ID:x7MgvVRr
同じ年頃の少女が眠れぬ夜の手慰みを幾度も繰り返して、まるで蕾が大輪の花を咲かせるようにして己のヴァギナやクリトリスを快楽に徐々に慣らしてゆくのと比べ、
桜庭葵はたったの一晩で無理矢理にその女への成熟の階段を駆け足で昇らされているのだ。
しかも、老人が湛えた昏い欲望とおぞましい媚薬の効果に蛹の外皮を毟り取られ、まだ柔らかい翅をピンセットで無造作に拡げさせられる蝶にも等しい。
なお悪い事に、葵の躯はそんな乱暴な手管さえも充分に受け止めてしまうだけの成熟度を持ち合わせてしまっているのだ。
葵にとっての悲劇はその悩ましい躯に見合うだけの精神の発育と性に関する知識の充実に欠ける事そのものだった。
目覚めつつある、熟しつつある己の肉体を正視できない葵の心。
肉体と精神の狭間で葵が煩悶する間にも小刻みに震える膝頭がジワジワと開いていき、葵の股間と畳との間が狭まってゆく。
その様子はあたかも肉欲の疼きに徐々に屈服させられてゆく葵の心の有り様を映し出しているかのようだった。
そして……べチャッという情けない音を立てて濡れそぼった葵の叢が青畳の上に落ちた。
股をだらしなく開いた、まるで蛙のような惨めなポーズで葵は崩れ落ちた。
(もうっ……駄目ッ……)
……ゆっくりと、葵の細腰が畳の上に円を描き出す。ジョリジョリと陰毛とイグサの擦れる音が部屋中に響き渡った。
老人の冷徹な眼差しの下で、葵はとうとう生まれて始めてのオナニーの一部始終を曝け出すのだった。
642 :
陵辱警報:2005/11/05(土) 00:54:22 ID:x7MgvVRr
一度堰を切った自淫の勢いはとどまる所を知らなかった。自らの意思で大きく股座を拡げ、しとどに濡れそぼった秘め所を畳に擦りつけた。
もはやその側に老人が居る事も忘れたかのように、良家の令嬢としての慎みも人としての尊厳もかなぐり捨てて、葵は初めてのオナニーに耽った。
「はおッ!……ふはっ……ひッ……ひィッ……」
細い頤を突き上げて葵は悶絶した。ネチョネチョとくぐもった水音が和室に響き渡る。たちまちのうちに青畳は葵の牝汁でドロドロに汚れる。
まだ少女の面影を十分に残した柳腰が淫らに円を描く。媚薬が葵に空腰を遣わせているのだ。
獣の本能に突き動かされたあられもないグラインド。激しい摩擦による熱が葵の恥汁の生々しい匂いをムンムンと立ち昇らせる。
己が身が傷つく事さえも厭わぬ性急な自涜ではあったが、この局面にいたってようやく彼女の恥毛がその役目を果たした。
密生した
だが葵がどれほど股間を押し付けようとも、体の芯に深く根ざした深い渇きは決して癒される事がなかった。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
644 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 14:31:42 ID:S7G+i0ja
もうじき新婚生活編が・・・
645 :
陵辱警報:2005/11/08(火) 12:24:18 ID:Y97Zcp8D
よく見たら変な所で送信してました。
誰も見ちゃいないと思うがゴメン。
646 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 01:08:44 ID:CVz35v86
見てます
続き楽しみに待っとります
647 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 06:19:32 ID:tT/1Xmsn
シエン
ウズウズ
650 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 03:01:06 ID:WFR+LUIX
はやく〜ぅん
651 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 17:38:24 ID:kD4WxDs+
AT-Xで放送開始age
そーいやまだ新婚さん編読んでなかった…まだ売ってるかな…
売ってた
フォ〜〜〜
655 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 08:01:40 ID:9RHusUHq
チンチン☆
656 :
陵辱警報:2005/12/09(金) 19:25:45 ID:D2QJ2VIV
一度堰を切った自淫の勢いはとどまる所を知らなかった。自らの意思で大きく股座を拡げ、しとどに濡れそぼった秘め所を畳に擦りつけた。
もはやその側に老人が居る事も忘れたかのように、良家の令嬢としての慎みも人としての尊厳もかなぐり捨てて、葵は初めてのオナニーに耽った。
「はおッ!……ふはっ……ひッ……ひィッ……」
細い頤を突き上げて葵は悶絶した。ネチョネチョとくぐもった水音が和室に響き渡る。
たちまちのうちに青畳は葵の牝汁でドロドロに汚れる。まだ少女の面影を十分に残した柳腰が淫らに円を描く。媚薬が葵に空腰を遣わせているのだ。
獣の本能に突き動かされたあられもないグラインド。激しい摩擦による熱が葵の恥汁の生々しい匂いをムンムンと立ち昇らせる。
己が身が傷つく事さえも厭わぬ性急な自涜ではあったが、この局面にいたってようやく彼女の恥毛がその役目を果たした。
密生したアンダーヘアは見事に葵の肉襞を保護し、媚粘膜が傷つくのを防いでいたのだ。
だが葵がどれほど股間を押し付けようとも、体の芯に深く根ざした深い渇きは決して癒される事がなかった。
657 :
陵辱警報:2005/12/09(金) 19:28:28 ID:D2QJ2VIV
「娘よ。慈悲が欲しいか?」
悪魔の甘い囁き。どれだけ自涜に耽っても焼け石に水をかけるが如き強烈な薬効は葵の理性を完膚なきまでに打ち砕いていた。
酷薄な唇の端を吊り上げる老人の言葉に、思わず葵は首を縦に振りそうになる。
(駄……駄目ェッ!!)
大和撫子の鋼のような貞操観念が、淫獄に堕ちようとする葵をすんでのところで引き止めた。
(駄目ッ! 駄目よっ、葵! あんな淫らな行為に自ら耽ってしまっては……もう二度と薫様の目の前に……)
端から涎の糸を垂らしながらだらしなく開きかけた唇が、再び固く結ばれた。
股の間と乳房の先端から沸き立つ快楽の暴風雨を理性で押さえ込もうと、葵はありったけの精神力を振り絞った。
後ろに縛り上げられたこぶしがギュッと固く握り締められた。
その円らな瞳に、再び凛とした光が灯る。眦は潤んではいるものの、それは先刻までの欲情に濡れた淫靡な輝きではない。
悲壮な覚悟を滲ませた、葵の断固たる決意がその眼差しを輝かせているのだった。
雪白の柔肌からはジットリとした汗が止め処なく噴き出し、秘め処の奥からは滾々と愛液が湧き出している。
それでも尚、最後の最後まで抗う葵の凄絶な姿にはさしもの花菱翁も舌を巻くしかなかった。
幼少のみぎりから名門の家柄に相応しい淑女としての身だしなみから立居振舞いをその身に躾けられた純粋培養の箱入り娘。
下々の者達の世界に蔓延る悪意や害毒から隔絶された温室の中で健やかに成長した純真無垢の美少女。
世間の風に晒された経験が皆無故に捩れることなく真っ直ぐに伸びた素直な心根を持つ深窓の令嬢。
そんな彼女が生まれて初めて直面する危機的状況に対して、ここまで頑なな抵抗を見せようとは誰が想像し得たであろうか。
花菱翁は欣喜雀躍した。抗えば抗うほど、拒めば拒むほど、地に貶めた時の悦びは大きくなるのだ。
658 :
陵辱警報:2005/12/09(金) 19:35:50 ID:D2QJ2VIV
並みの女であれば当の昔に股座を開いて牝犬の如くねだったに違いない。
いくら身持ちが固かろうとも、例の媚薬の前では一人残らず屈服したのだ。
男を識らぬ処女ですら、啼いてペニスを求めたのだ。
老人が女を屈服させる悦びに目覚めてから既に半世紀以上もの月日が流れている。その間
に彼の毒牙に掛かった女性は優に三百人を超えている。
だが、どれほど過去の記憶を呼び起こしてみてもこれほどまで抗った女は思い出せなかっ
た。
(これこそまさに……ワシが長年求め続けてきた獲物よ!)
確かに処女は力づくで略奪した。だが、この魂の尊さはどうだ。何者にも屈する事の無い
、類稀なる高貴なる精神。躯は奪われても心だけは決して言いなりにはならないのだ。
金で股を開く女なぞ興味はない。どれだけ財力があろうとも手に入れる事の出来ぬ得難い
獲物を手中に出来た幸運に老人はほくそえむのだった。
659 :
陵辱警報:2005/12/09(金) 19:40:33 ID:D2QJ2VIV
いっそのこと、堕ちえしまえばどれ程楽だろうか。
葵の心に深く根付き、彼女の人格形成の礎とも言うべき高貴にして古風な、やもすれば今
日の時勢からは時代錯誤とさえ言われかねないその貞操観念こそが葵を雁字搦めに縛り上げ
ていた。
(堪えるのよ……大丈夫よ、葵……貴女なら出来……ッ!!)
ドクン。ドクン。ドクン。
堪えられる。そう思ったのは甘かったのか。欲望に身を任せようかと挫けそうになった時
には幾らか和らいだかとも思えた性感帯の疼きは、堪えようとすればする程に葵の体内で凄
まじい圧力で膨れ上がる。まるで噴火を続ける活火山の火口に無理矢理に蓋をするようなも
のだった。瞼の裏が真っ赤に染まる。全身の毛穴から汗がどっと噴き出し、雫となって畳の
上にポタポタと滴り落ちた。
いや、畳を濡らしているのは汗ばかりではない。強烈な媚薬に組み伏せられた葵の躯が女
の生殖溝からラブジュースを滴らせているのだ。小水が尿道を通過するのに似た感覚を葵は
自覚せざるをえなかった。心ならずも雄の剛直に貫かれ、処女の徴を失った膣がネットリと
した愛液を吐き出しているのだ。
(例え体は、体は薬に屈したとしても……心だけはっ……)
悲壮な決意を秘める胸さえもが葵の心を裏切る。昨晩の地下室での花菱翁の責め苦の前に
、可憐なピンク色の乳首が示した硬直肥大勃起の限界はあっさりと更新させられてしまった
。指で弾けば「キンッ!」と硬質な音さえ立ちそうな程の硬直ぶり。いや、繊細なガラス細
工の如く粉々に砕け散ってしまうかもしれない。そんな恐怖を葵に覚えさせる程に乳房の先
端は硬く尖らされてしまっているのだ。
無慈悲な薬物の化学反応の前ではどれほど葵が貞淑であろうと関係は無いのだ。
ハァハァと忙しなく呼吸をする度に。ドクンドクンと心臓が脈打つ度に。葵の肢体は官能
の津波に押し流されそうになる。自分の命ある限り、媚薬の効果は決して薄れる事はないの
か。暗い絶望の色が、葵の心を塗り潰してゆく。
(ああ……もう、駄目ですっ、薫様ッ……御免なさいっ……)
(もう許してくれとは言いません……もう葵の事など忘れて下さい……桜庭葵は……死ん
だのです……)
(貴方の心の中だけに……あの日の思い出の中だけに、葵は生きているのです……)
(……時々は思い出して下さい……貴方と葵の人生が一瞬だけ交わった、あの時の事を…
…)
葵の唇が再び開いてゆく。綺麗な歯並びと、可愛らしい桜色の舌が覗いた。葵本人には数
時間にも及ぶ逡巡とも思えたが、一旦閉じた唇が諦観に打ちのめされて再び開くまでのその
時間、僅か数分足らず。
それが、余りにも恐ろしい媚薬の効果が大和撫子の尊厳も矜持も粉微塵に打ち砕くのに必
要とした時間だった。
「…………お慈悲を……下……さい……」
鈴を転がすような可憐で儚げな声で屈従を認める言葉を発する唇。頬を転がり落ちる大粒
の涙。
遂に大和撫子の心が折れた瞬間だった。
おお、AT-Xで藍青見ながらチェックしたら更新されてた。
次は本番かな〜楽しみス
661 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 09:52:31 ID:b+4/1ryc
GJ!
662 :
陵辱警報:2005/12/10(土) 17:41:10 ID:Ho9jbW+Y
老人は立ち上がると、唯一身に付けていた褌を解いて投げ捨てた。
「!」
葵の目の前に飛び出したのは力なく項垂れた男根だった。
「ふふふふふふふ……それでは、ワシの魔羅をその口で奮い勃たせてみせるのだ。心を込めて奉仕せねば男はピクリともせぬぞ。」
目眩がした。間近で見る老人の萎縮した男根は勃起した時のような漲るばかりの禍々しさこそ無いものの、
それでもなお葵の目には薄気味の悪い不気味な器官であることには変わりが無かった。
(……こ、これを……お口でなんて……)
無理である。そう結論付けるのは容易い事だが、自分が唇で奉仕しなければ勃起しないのだと老人は言うのだ。
こうして逡巡している間にも媚薬の効能が葵の躯を責め苛む。彼女に選択の余地は残されてはいなかった。
「……」
意を決して、震えながらも顔を近づける。
(だ、駄目……今なら引き返せるわ……)
瞼をそっと閉じても長い睫毛がフルフルと揺れた。
(本当にそんな事をしてしまったら……もう……もう戻れなくなってしまう……)
ピンク色の可愛らしい舌が可憐な唇を割って顔を覗かせる。
(薫様……薫様ッ、薫様ッ、薫様ッ……)
舌の先が、うなだれたペニスと接触した。
(うっ……)
体が硬直した。耐え難い嫌悪感と屈辱感が葵の心に溢れ返った。
薔薇の花びらのような可憐な舌が、どす黒く淫水焼けした醜悪な男根の亀頭にそっと触れた。
萎えていてもなお禍々しい妖気を放つ花菱翁のペニス。
初めて目の当たりにする未知の生物に恐る恐る手を伸ばす子供のように、葵の舌先は亀頭の先端やカリの部分を恐々となぞるだけだ。
663 :
陵辱警報:2005/12/10(土) 17:43:17 ID:Ho9jbW+Y
「お前の処女を奪った愛しい一物だ。感謝の気持ちを込めてとくと奉仕せい」
奉仕、といわれても何処をどうしたらよいのか。世俗に疎い葵にフェラチオの知識がある筈も無く、延々と舌の先でチロチロと舐め続けた。
「ええい、そんな赤子をあやすような生っちょろい愛撫では何年立とうともワシのモノはピクリともせぬぞ」
やはり、咥えるしかないのか。海よりも深い絶望にその身を投じざるをえぬ葵。
今まで以上に大粒の涙を零しながら、彼女の唇が大きく開いてゆく。頭を低くして老人の股間を見上げる。
彼の言葉通り全く勃起の気配を見せぬペニスは、手を使えぬ彼女にはこうしなければ咥えられないのだ。
葵は身震いをしながら垂れ下がった男根を呑み込んでいった。
「ワシの宝刀に傷でも付けてみろ。その時は薫の身に良くない事が起こると思うがいい」
とうに抵抗する気力も奪われている。
例え愛しい薫を人質に取られていなくとも気の優しい葵には老人のペニスを噛み千切るどころか、歯を立てる事すら出来る筈もなかった。
花菱翁の男根は萎えているのにも関わらず、上品な葵の小さな口には余りある一物だった。
それでも顎が外れるかと思う程に精一杯に大きく口を開けると何とか亀頭が口腔に沈んでゆく。
萎縮していても尚これだけの大きさを誇るのだ。もしも葵の口唇奉仕が功を奏し、
口中でその巨根が目を覚ます事になれば本当に葵の顎が外れてしまいかねないだろう。
だがそんな事を考えている余裕など葵にあろう筈も無い。生まれて初めて呑み込まされた醜い肉塊のショックは余りにも大きかった。
生温かいブヨブヨとした肉が口の中に一杯に拡がっている。葵は自分が恐怖とおぞましさの余り失神してしまわないのが不思議だった。
これが男を識るということか。たった一度の貫通式で自分の躯はかくも醜悪な男根に馴らされてしまったのか。
貞淑という言葉からあまりにもかけ離れた己の浅ましさに、葵は口を塞がれながらも喉を震わせて咽くのだった。
「どうした。ただ咥えているだけで男が悦んでいきり立つと思っておるのか。魔羅のしゃぶり方も判らぬようではとても一人前の女とは言えんぞ」
664 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 18:38:34 ID:UBScNh1j
おお、続き早w
この状況でなおチンポコントロール出来るとは爺オソロシスw
陵辱警報氏は天才だ。もう1年以上このスレから離れられん。
ゆっくりでいいので長く続けてくれ。
つーかこのスレ2年前に立ってるのなw
669 :
陵辱警報:2005/12/13(火) 04:51:59 ID:+XX7w1Kx
その小さ過ぎる唇には余りある巨大な肉塊を咥えさせられたところで葵は何も出来ずに硬
直してしまっている。
無理もなかろう。同じ年頃の少女達が読むようなティーン向けのセックス記事が載る低俗
な雑誌の類など見た事もないのだ。牡のあからさまな欲棒を見せ付けられたのも昨晩の出来
事が初めてなのだ。しかも昨夜の陵辱劇の凄まじい屈辱と羞恥と激痛の衝撃が、脳裏に刻み
込まれた筈のペニスの姿を曖昧な物にしていた。
(い、一体……何処をどうしたら……)
途方にくれる葵。そんな葵の耳に不意にヌチョヌチョという湿った粘着音が飛び込んでき
た。葵は老人の逸物を咥えたままで目だけを音のする方へと向けた。
(お……お母様っ……)
なんという偶然か。延々と母親が陵辱され続けていたモニターの中では、折りしも母・弥
生が花菱翁のペニスをしゃぶらされているではないか。
いや、しゃぶらされているのではない。弥生が自らしゃぶっているのだ。画面の上で繰り
広げられる弥生の痴態は、最後の最後まで母を信じようとした葵さえも目を背けたくなる光
景でしかなかった。
だが、今の葵にはモニターから視線を外す事が出来なかった。自分の母親が、葵に何でも
教えてくれた母親が、自ずから男根への口唇奉仕の仕方をレクチャーしてくれているのだ。
上品な頬に深いフェラ笑窪を刻んで、一心不乱にペニスを吸いたてる。ジュポッ、ジュポ
ッという淫らな音がリズミカルに響く。弥生が頭を前後に動かす度に、ヌラヌラと彼女の唾
液で濡れ光った黒光りする砲身が出たり入ったりを繰り返している。
(……お母様……)
唇を軽く締め、グニョグニョの男根を前後に擦る。横目で母親の見本を真似ながらフェラ
チオを覚える娘。
(!!……あんなに奥まで……)
母の奉仕技巧は想像を絶した。欲望を漲らせて猛り狂っている若き日の源一郎の男根をズ
ッポリと根元まで口の中に収めているではないか。
葵はと云えば、いかに大きいとはいっても萎えてしなびた肉塊の半分さえも咥えきれてい
ないのだ。体の奥からこみ上げてくる吐き気を捻じ伏せながら、喉の奥の方へとペニスを呑
み込んでゆく葵。
始めは滑りの悪かったフェラチオピストンも、肉棒が葵の唾液で濡れてくるのに従って徐
々にスムーズになってゆく。あまりにも大きな肉塊の所為で居場所を失った葵の舌が頬の裏
側の僅かな隙間に逃げ込もうとした瞬間、ストロークする黒茎の胴回りをヌルリと滑った。
「ふふふ、やはり血は争えぬな。お前の母親もおしゃぶりには天賦の才に恵まれていたが
、やはり親子よのう。なかなか筋が良いぞ」
そんな言葉も耳に入らぬ程に葵は必死になって萎えた男根を奮い立たせようとする。股座
の奥からは焦燥感がジリジリとこみ上げてくる。もはや嫌悪感に囚われている暇はないのだ
。
670 :
陵辱警報:2005/12/13(火) 04:54:13 ID:+XX7w1Kx
裏筋を舐め上げ、結び目をくすぐり、先端の鈴割れに舌を這わせて、浮き出した血管をな
ぞる。
そんな渾身の葵の奉仕が功を奏したのだろうか。萎びた男根がゆっくりと脈を打ち始め、
やがてそれは力強い鼓動へと変わってゆく。
ドス黒い淫血が下半身に集中し、海綿体がミチミチと音を立てて膨張してゆく。
老人のペニスが徐々に体積を増してゆくのにも関わらず、葵はその勃起を健気に受け止め
ていた。
いつの間にか只の単純な前後運動は、時には強弱を付け、時にはリズミカルに、またある
時には小首を傾げて捻りを加えながら根元まできっちりと呑み込んでいる。喉を開いてより
奥まで勃起を収めるディープスロートの技巧を、母親の陵辱映像を横目で見ていただけで自
然に習得してしまう葵には、やはり花菱翁の言う様な天賦の才があるのだろうか。
「あむっ……んくッ、うんっ……むふゥッ!?」
突然だった。まるで暴れ馬のようだった。いきなりいきり勃った男根が凄まじい仰角で跳
ね上がろうとしたのだ。老人の股間を見上げるようにしてしたから男根を咥えていた葵はそ
の勢いに引き摺られでもしたかのように堪らずに膝立ちになり、今度は逆に屹立するペニス
を上から唇を覆い被せるような姿態での奉仕を強いられる事となってしまう。
葵の桃色の舌先が極太の陰茎をなぞる。漲る欲望を内包してギチギチに充血勃起して弓形
に反り返る男根。その表面をミミズの如く這う血管がドクンドクンと脈動する有様までもが
感じられる。張りつめた裏筋。バックリと開いたカリ高のエラ。その先端の鈴口からは何や
らヌルヌルと粘つく苦り汁がジュクジュクと滲み出してきている。
目の前が真っ暗になりそうな嘔吐感。そして雪白の餅肌を粟立たせて産毛までもを総毛立
たせる、脳髄をチリチリと焼き焦がす禁忌の愉悦。相反する二つの感覚に板挟みにされる葵
。
「んっ……んはッ!」
葵は長々と咥え込んでいたペニスからようやく唇を離したかと思うと、すかさずに反りく
り返る太幹の裏筋に舌を這わせながらペニスの付け根へと顔を動かし、その根元にぶら下が
った毛むくじゃらの睾丸袋を躊躇いも無く口に含む。二十数年の時を越えて、映像記録で母
親が身をもって示した性教育の一部始終が葵の中に吸収されてゆく。
口の中で器用に二つの睾丸を舐め転がし、ヂュポヂュポと音を立てて老人の股間に吸い付
く。
「流石よのう。やはり、男にかしずく為に生まれてきた桜庭の女だけの事はあるわい。と
ても初めてとは思えぬわ」
唇の端から銀色の糸を引きながら吐き出したふぐりはネトネトに濡れまみれ、葵の唾液で
ふやけんばかりの有様だった。
一時間以上にも及ぶ長時間の口唇愛撫に、葵は細い肩を荒い息遣いで上下させながら花菱
翁の顔を見上げた。
「お……お約束でございますッ……どうか、どうかっ……ご慈悲をッ……」
出勤前なのに抜きたくなった。
672 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 10:32:49 ID:h2xUMHdO
モニターの中の母に、奉仕の仕方を教わるとは、作家さん素晴らしいアイデアです。
673 :
陵辱警報:2005/12/13(火) 19:21:42 ID:dLWbIF5B
仰ぎ見る葵の視界には隆々と反り返る花菱翁の逸物があった。その矛先は真っ直ぐに天を
突き、その太幹が下腹部にピタリと密着する程の凄まじい滾りっぷりだ。屹立は花菱翁が身
じろぎしようともピクリとも揺れぬ。禍々しいまでの生命力と獰猛さを取り戻した老人のペ
ニス。その先端の鈴割れからは先走りの涎がたらたらと吹き零れている。その姿はまさに、
いたいけな獲物に跳びかからんとする肉食獣そのものであった。茎胴を這う野太い血管がビ
ュクンビュクンと脈打ち、邪悪な血潮を海綿体に次から次へと供給している。膨れ上がる欲
望が太魔羅に凝集されてミチミチと音まで立てそうな程の鬼のような勃起状態だった。
こんな凶暴な獣を自分は目覚めさせてしまったのだ。
これほどの肉の凶器を自分の口で鍛え上げたのだ。葵の心に後悔の念が去来した。
(……やっぱり……咥えるべきでは……なかったのね……これが薫様を裏切った私への……罰……)
その威容をまじまじと見つめる葵の心に恐怖が甦る。あんな巨大な物が自分の中に入るの
だ。昨晩、自分が処女の身でありながらこの巨根を受け入れたことが信じられなかった。
つい先程まで自分の口に入っていたとは思えぬ程の長さと太さを目の当たりにして眩暈する程の絶望感が葵の心を塗り潰した。
男根から口を離した瞬間に、媚薬の呪縛が解けたかのようだった。
(こ、こんなので貫かれたらッ……)
たった一度の、貴重であるべきだった筈の、余りにも無残な初体験の記憶がヴァギナに甦った。
まるで股間から全身が二つに裂けてしまうかのような激痛。
老人がペニスを抜き差しする度に微細な襞が掻き毟られ、
最奥に達した時には膣が壊れてしまうのではないのかと思われる程の激しいストローク。
苦痛以外の何物でも無い筈だった。
だが。
(あッ……)
女陰の奥で呼び起こされた凄惨な記憶が、あり得ない筈の躯の反応を導いたのだ。
ジュンッ。
濡れた。蜜壷の奥で新鮮な花蜜が弾けた。
膣がキュキュンと締まり、肉襞がざわつく。乳房が重たく張り詰めて、小さな乳首は痛いぐらいに尖り勃っている。
はやい!もうきた!これで抜つる!
GJ!
続きにこの上なく期待してます
676 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 02:08:36 ID:QrMs7ccv
GJ!
677 :
陵辱警報:2005/12/15(木) 19:14:17 ID:dRoxz8rm
「ワシのモノが欲しければ這いつくばれ……そうだ。その格好で尻を高く上げてワシに差し出すのだ」
老人に言われるがままに屈辱的な体位を取らされる葵。心の底では抗いながらも躯は言う事を聞いてくれようとはしない。
それどころかまるで歓喜に打ち震えているかのように、女のクレヴァスからは誘い蜜まで垂れ流しているではないか。
大きくはだけられた太腿の内側は生乾きになったラヴジュースでベットリと濡れている。
(お、お母様のように……後ろから犯されるのね……)
そのラーゲが四足獣独特の生殖行為の姿だという知識すらも持ち合わせていないのは葵にとっては幸いなのかもしれない。
膝を拡げて自ら屹立を迎え入れる体勢。もどかしげに白桃が震えた。
ムッチリとした尻たぼがバックリと割れ、羞恥の狭間を余すところなく老人の視線に晒している。
(み……見られてるッ……)
己の白濁した愛液に塗れたアヌスは相変わらず可憐な佇まいを保っている。
膣を穿たれ、口を蹂躙された今となっては、「女の三穴」の中で処女を保っているのはこの菊門だけなのだ。
深く色付いた小菊がパクパクと口を開けたり閉じたりを繰り返している。
ヌメヌメと濡れ輝く美しいピンク色の直腸の壁までもが覗ける程の開帳ぶり。
媚薬漬けの蜜壷が痙攣する度に括約筋で繋がっている裏菊が咲いたり窄まったりしているのだ。
老人の両腕がやにわに伸び、葵の腰を掴んで自分の方に引き寄せる。
なす術もなく、と言うよりも何の抵抗も見せずに葵はただその身を花菱翁に任せている。
逃げ出したいと思っていた老人の前から一歩も動けずにいる自分は一体どうしてしまったのか。
黒光りする砲身の向こうで光る花菱翁の炯々とした目に射すくめられたのか。或いは媚薬の強烈な効き目に腰が抜けてしまったのか。
自問する葵だったが、そうでは無い事は他ならぬ彼女自身が誰よりも理解していた。
男根に奥深くまで貫かれる瞬間を想像するだけで達してしまいそうだった。
激しいストロークで蜜壷を滅茶苦茶に突き刺して欲しかった。
そして、事もあろうにあれほど恐ろしかった筈の老人の男根に頬擦りしたいとさえ心の奥底では熱望している自分に気付き、葵は愕然とした。
薫の事は諦めた筈だった。このまま淫獄に堕ちようと覚悟を決めた筈だった。
頭では、心では諦めようと自分を納得させたつもりだったが自然と目頭が熱くなる。はらはらと零す涙が畳にゆっくりと吸い込まれてゆく。
678 :
陵辱警報:2005/12/15(木) 19:16:56 ID:dRoxz8rm
抱えた細腰を軽々と持ち上げ、肉凶器の切っ先を葵の割れ目にあてがう花菱翁。
「ふふふふ、最初は痛いだけだったろうが、二晩三晩と咥え続ければ男の味が判ってくる。
そうなればもうコイツ無しでは生きていけなくなる。どんな女でも、おまえの母親もそうだったのだ」
老人がゆっくりと腰を押し出した。肉槍の穂先が桃色の膣肉をじんわりと押し広げながら膣洞の中へと埋没してゆく。
「ッ!!」
葵の白い細喉が仰け反った。まだ亀頭さえも完全に呑み込んではいないのにも関わらず、葵はアクメに達した。
彼女を焦らすかのように、それこそ亀の歩みにも似た鈍足さで老人のペニスがじわじわと葵のおんなに埋もれてゆく。
柔軟でありながら伸縮性に富んだ葵のとば口を、剛直の中でも最も太い部分―カリ高のエラが乗り越えてようとする。
ミチッ、ミチッ、と危うい音を立てながら、切れてしまいそうな程に伸びきった輪ゴムのようにピンと張り詰める肉の環。
いくら若さゆえの瑞々しい弾力に溢れているとはいえ、これだけの極太を受け止めるのは至難の業とも思われた葵の小さな肉扉が
目一杯に拡がって逸物を徐々に呑み込んでゆく様子はまさに女体の神秘とも言えた。
そして溢れ返った愛液が潤滑油の役目を立派に果たして、遂に最難関を突破した瞬間。葵はまたもや達した。連続絶頂だった。
フジツボのように嘴を尖らせた肛門が、余りの緊縮ぶりに血の気を失って焦茶色に染まる。老人の逸物に葵の最大膣圧が襲い掛かる。
「むっ……むうッ!!」
凄まじい締め付けだった。これほどの膣圧ならばバナナなど豆腐のよう切断出来るに違いない。
中途半端な半勃起状態なら肉棒がひしゃげてしまいそうな肉壷だった。強烈な膣圧がペニスを押し出そうとするのに逆らって、老人は更にゆっくりと慎重に腰を進めてゆく。
いくら高い膣圧を誇るとはいっても、最太部さえ呑み込ませてしまえば後はそれ程の抵抗はなかった。
処女膜の残滓を掻き毟りながら黒光りする肉筒が葵の胎内に消えてゆく。
エラの張った亀頭が微細な柔襞を抉るようにして膣肉を掘り進む。葵は細い肩をフルフルと震わせながら、間断なく襲い来る絶頂の大津波に必死に耐えていた。
そして剛直が遂に根元まで埋没した。蜜壷をなみなみと満たしていた愛液が溢れ返った。肉槍の先端が最奥の子宮口にまで達した時、葵は弓形に仰け反った。
「いっ……いひぃっ!……」
たった一度の往路で何回オルガに達したのか葵にも判らなかった。昨晩まで雄を知らなかった葵の生殖溝が老人の巨根をとうとう根元まで受け入れてしまったのだ。
媚薬に理性の鎧を完膚なきまでに破壊され、剥き出しの性欲に支配された葵の唇が堪えきれずに甘い吐息を漏らした。
「あっ……はぁッ……」
明らかな、牡を誘う媚声だった。
一瞬の後、老人が腰を引く。カリ高な老人の逸物は引き抜かれる時にこそその真価を発揮する。
バックリと開き切ったカリが肉襞を掻き毟り、Gスポットをゴリゴリと摩擦するのだ。
679 :
陵辱警報:2005/12/15(木) 19:18:27 ID:dRoxz8rm
「かッ……か、はぁッ!!」
彼女の目の前で真っ白な火花が飛び散った。葵は媚薬を膣肉に塗り込められて以来、欲しくとも手に入れる事の敵わなかった悦楽をその全身で享受した。
雪白の肢体が大きく痙攣した。僅かワンストロークの間に葵は幾度アクメに達したのだろうか。
「まだまだじゃぞい」
再度、太茎がその付け根まで完全に葵の胎内に納まった。葵の膣孔は半ば本能的に、咥え込んだ男根をギュンと締め付けた。未だに処女の初々しさを残した膣肉が百戦錬磨のペニスをミチミチを締め込む。
まるで老人の肉刀の為だけにあつらえられた肉鞘であるかのように、ビッチリと隙間無く密着する葵のヴァギナ。さしもの花菱翁も舌を巻く葵の膣圧だった。
ズブッ……ズブズブズブ〜ッ!!
超強力な催淫媚薬と花菱翁の腰遣いのコンビネーションにグズグズに蕩かされた葵の敏感な膣孔は極太の屹立に心ならずも馴染まされていた。
一体誰がこの光景を見て、葵のヴァギナが一昨日までは生理用品はおろか己の指すらも受け入れた事の無かったヴァージンだったと信じてくれようか。
生殖器の結合部からは豊潤なラブジュースがしとどに溢れかえり、発情した牝の匂いをムンと立ち昇らせた。白く濁った恥汁はネットリと糸を引きながら青畳の上にドボドボと零れ落ちた。
「イッ……イくぅッ!!」
貫かれた瞬間、アクメを迎えたのと同時に葵の理性と精神は全て吹き飛ばされてしまった。これまでの人生の事も、薫の事さえもが消し飛んでしまった。
この特性媚薬は葵が一度オルガに達しただけでは許してはくれなかった。昂ぶりの大波が次から次へと打ち寄せてくる。いつ果てるとも知れぬ連続絶頂恥獄がたった今その幕を開けたのだ。
おお、筆が乗ってきたようですな
とうとう本番突入ですな、GJ!
682 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 09:30:34 ID:nGOyMFQo
シエン
683 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 11:35:43 ID:FiN5pRzA
最高です!!
684 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 05:22:04 ID:AVGzTo6K
支援上げ
685 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 02:57:03 ID:FxdWlScj
支援アゲ
686 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 19:02:58 ID:KUIopU02
支援するか
687 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 16:48:17 ID:urh9xZ5p
支援
688 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 19:07:56 ID:2BjGyxyK
上げ
689 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 19:41:44 ID:LpQC0tA0
あげ
690 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 00:25:54 ID:uvTY40Bm
しえん
691 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 21:47:25 ID:scRAPK7T
あげ
692 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 16:00:27 ID:/YvIPlDS
age
693 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 01:08:45 ID:NZQbAxWK
支援アゲ〜
あげ
695 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 00:59:09 ID:LyiWZyg4
揚げ
猫耳葵たんカワイイヨ猫耳葵たん。
697 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 15:23:39 ID:BTHJ5+c8
age
698 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 02:22:33 ID:qJrxD2jA
あげ
このスレまだあったんかwテラナツカシ
原作の作風のせいかどうしても陵辱系しか思いつかんのよね。しかも書く気起こらん。
701 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 11:19:37 ID:Stnjus3t
age
702 :
陵辱警報:2006/02/11(土) 13:36:57 ID:6bb+QiNN
……未だに処女の名残を残す膣肉の生硬さにギチッギチッと軋みながらも、葵の肉壷が鋼鉄のような剛直を呑み込んでゆく。
老人の腰の動きは緩慢、としか見えなかった。最初の一突きの倍以上の時間をかけて、ゆっくりと、ゆっくりと、桃色媚肉の海に沈んでゆくドス黒い陽根。
花菱翁は決してその財力に物を言わせて良家の婦女をかどわかしたり、怪しげな媚薬を造らせるだけの老人ではなかった。
豊富な経験に裏付けされた恐るべき女殺しのテクニックさえもその淫棒の芯にまで浸み込ませていたのだ。
己の欲に任せて乱暴に突きまくるだけでは、女は決して心の底から屈服する事はない。何百人もの陵辱の黙示録から老人が導き出した答えだ。
己の肉棒に膣をじっくりと馴染ませ、時間を掛けて肉の悦びに目覚めさせる。ペニスの美味さをその骨の髄にまで叩き込んでやるのだ。
鞭が痛ければ痛いほど、その後で与えられる飴の甘さが忘れられなくなる。
そうした老獪さを身につけてから何十人もの処女や淑女を肉体的にも精神的にも完全に己の支配下に置いた、
その実績がいま葵の躯の上で如何なく発揮されようとしているのだ。
じれったくなるような花菱翁の腰の送りに葵の心は千々の掻き乱された。
(も、もっと! 激しいのをッ! 強いのをッ、下さいっ! )
地に堕ちたとはいえ、本来の慎み深き気性がそれを言う事を躊躇わせた。
だが、そうして淫らな心を抑え付ければ抑え付ける程、鬱屈した情欲が彼女の身体を在りうるべくも無い動きへと駆り立ててゆく。
老人が腰を突き入れるのに呼吸を合わせるかのように、葵の尻がグイと押し付けられる。
くぐもった淫音を響かせながら老人が逸物を引き抜くのに呼応して、葵も腰を引いた。
そのまま老人が一物を引き抜こうとすると、幾重にも折り畳まれた微細な肉襞がわさわさと蠢いて太茎に絡んで引きとめようとし、小さな桃尻が慌ててすがりつく。
腰だ。腰を使っているのだ。
いかに媚薬に侵されたとはいえ、つい昨日までは未通女だった可憐な少女がみずから腰を遣っているのだ。
勿論、葵が意図的に遣っている訳があろう筈も無い。
やはり、こんな純真無垢を絵に描いたような少女さえも、その遺伝子に刻まれた牝の本能には抗えぬということなのか。
葵の引き締まった臀部が弾むようにクリックリッと動く様を眼下に見下ろして、花菱翁の口元が弛む。
703 :
陵辱警報:2006/02/11(土) 13:39:11 ID:6bb+QiNN
持ち前の嗜虐心に火がついたのか、花菱翁はとうとう腰の動きを停止させた。
だが。
ズチュッ、ヌチッ、ジュブッ、グシュッ……
浅ましい濡音は止みはしなかった。
葵が、葵だけが尻を動かしているのだ。
恐らくは己でも意識していないのであろう、葵自身は只々老人のなすがままにされているだけだと思っているのだ。
見よ、葵の陶然とした恍惚の表情を。靄がかかったようなトロンとした瞳の奥にはチロチロと官能の熾火が輝き、
花弁が咲き綻んだかのように半開きのままの唇の端から畳の上にだらしなく涎が糸を引ている。
葵の本能が、最も感じる速度で、最も感じる角度で、最も感じる部分を、老人の剛直に擦り付けているのだ。
「ゆ、許して下さいましっ……これ以上、されてはっ……おかしくなり……ますぅッ……お祖父様ッ……」
甘い鼻声で許しを請う葵。だが一体誰に許しを請うているのか。花菱翁は腰を微動だにさせていないのだ。悦に入った面持ちで、そんな眼下の淫景を見下ろす源一郎。
確かに本物の男性器が挿入されているとはいえ、それはまさしく自慰でしかなかった。生まれてから初めてのオナニー。本来ならば、葵の人生の中でも本人の心の奥で最も秘めやかにされるべき筈の記憶は、
無残にもケダモノのような老人の目の前で開陳される公開自慰へと成り果ててしまったのだ。
注意深く葵の腰使いの仔細を観察する花菱翁。彼は葵が小尻を突き出す往路と腰を引く復路では無意識のうちに速度と動きに変化を付けている事に気がついた。
チロリとはみ出した肉薄の膣襞を捲き込みながら往く時には、飢えた獣が獲物の肉を貪るかのような浅ましさでグイグイと剛棒を呑み込んでゆく。
だが一気に根元まで咥え込まず往路の途中で小刻みに桃尻をカクカクと震わせているのは、おそらく自分のGスポットに亀頭の裏側、所謂縫い目の部分の起伏を擦り付けているのだろうと源一郎は邪推した。
どうやら葵はスポットへの横方向の刺激が最も感じるようだ。小刻みなピストン運動の最中に腰を捻って、尻の谷間の間にびっしょりと汗を浮かせてまで必死に快感を得ようとしているのだ。
「ひっ……ひィーッ!!」
尻たぼがピクンッ、と小さく震える。裏門の小菊がキューッと絞り込まれ、キスをせがむ唇のようにツンと突き出される。軽くオルガズムを迎えてしまったのだろう。法悦の小休止の後、往路の続きを辿る花菱翁のペニス。
長かった道程を越えてようやく老人の剛直が根元までズッポリと沈み込んだ。昨夜は半分程咥え込んだだけでヒィヒィと泣き喚いていた葵の膣のこなれ振りに源一郎は頬を緩めた。
704 :
陵辱警報:2006/02/11(土) 13:41:23 ID:6bb+QiNN
「……血は争えんのう」
そんな老人の言葉が、尻に平仮名の「の」の字を書かせながら花菱翁の腰にグリグリと押し付けて快楽を貪るのに夢中な葵の耳に届いているとは思えなかった。
膣筒全体で巨大な一物をしっとりと締め付けて再び小さな絶頂を迎え、ペニスは子宮口を折り返し地点とした復路へ。
その滞在時間は意外と短かったのは、まだ膣奥では感じ方が足りない故であろう。
クリトリスとGスポットは老人の手馴れた責めと媚薬の効果で急速にその性感を発達させたが、流石に第三の性感帯といわれるボルチオ、所謂子宮口付近の性感帯はまだ開発されてはいないようだ。
復路には途中で小休止のあった往路の倍以上の時間をかけてゆっくりと引き抜く。
ネットリとした本気汁にまみれてギトギトに輝く陽根が可憐な筈の少女の股間からゆっくりと姿を現す一部始終はその光景を実際に目の当たりにした者だけにしか信じられぬ取り合わせであったに違いない。
カリ高のエラがラブジュースをグァバァッと掻き出し、ボタボタと畳の上に落ちて、愛液の水溜りを造る。最早畳の吸水能力を超えた大量の露汁が撒き散らされているのだ。
葵の周囲何畳分かは早急に換えさせなくてはいかんな、と埒もない事を源一郎は思った。
カリのエラが膣のとば口から抜けるか抜けないかの微妙な所まで来ると、再び来た道を戻ってゆく葵の牝尻。
じっくりと数回の往復を検分した花菱翁の脳裏には葵の膣内の性癖や性感帯の分布が手に取るように解る。
そうなれば、いつ終わるとも知れぬ媚薬オナニーを葵にさせておく程の酔狂は花菱翁は持ち合わせていなかった。
尻肉に食い込ませた指を剥がし、ぬうっと腕を伸ばしてその巨大な掌と比すれば小さく見えてしまう葵の頭の鉢をガッシリと掴んでこちら側に捻り向ける。
「……どうした? 一人で腰を動かして? そんなにもお前を女にしてくれたワシの逸物が恋しいのか? ほれほれ、自分から擦り付けてきよるわい!」
そこまで言われて、ようやく葵の尻の動きが止まった。
「こっ……これはッ……」
「ふふふふふ、ワシは毛一筋ほども動かしてはおらなんだぞ。くうわっはっはっはっはっはっ!! 愛い奴じゃ! 素直になればたっぷりと可愛がってやるぞ! うわぁっはっはっはっはっ!!」
705 :
陵辱警報:2006/02/11(土) 13:45:46 ID:6bb+QiNN
「違いますッ……違うんですッ……」
しどけなく開いていた唇をギュッと噛み締める葵。自分には何も恥じる部分が無いのだといわんばかりにキッと花菱翁の顔を見上げた。束の間、だった。
あの凛とした桜庭葵が、一昨日までの穢れを知らぬ葵が戻ってきたのかと、彼女を陵辱し尽くした当の本人である源一郎さえもがハッとさせられる表情に息を呑んだ。
…………だが、それも長く続きはしなかった。自らの破廉恥な振る舞いを恥じるかのように瞼がグッと閉じられ、そのまなじりからは枯れ果てた筈の涙が一筋二筋と零れ落ちてゆく。
「……違います……違い……ますッ……違うん……ですぅッ……」
「うおっほっほっほっほっ! なんという締め付けじゃ! 流石は弥生の娘だけの事は……いや、母親をも凌駕する、極上の名器じゃわいっ!!」
流石の花菱翁も吼えた。それほどまでに素晴らしい締め付けだった。蜜壷全体がまるで万力と化したかのように、凄まじい膣圧で己の分身をミチミチと絞り上げる。
純潔が散らされる破瓜への拒絶から男根を締め出そうとするだけの処女本能独特の狭隘さとは一味も二味も違う、快楽を貪る事を識ってしまった女の膣肉だけが成し得る桃源郷への誘いだ。
洪水の如き愛液のヌメりがなければ逸物はびくともしなかったに違いない。
ヴァギナの締め方など知っていよう筈もない名家の箱入り娘が、ギチギチと剛直を締め付けているのだ。老人の脳が痺れた。花菱翁は葵の膣の素晴らしさに、我を忘れる程に酔いしれた。
ガクンと首が折れた。幾度と無く老人の魔手の前に屈服し、その度に強靭な精神力で立ち直ってきた葵。
その葵の腰が、ゆるゆると、動いた。
自分でもすっかり覚えてしまった、躯に刻み込まれた前後運動を、あの腰使いで。
「……ふふふふふふ……うわぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、うわぁっはっはっはっはっはっはっはっ……」
勝ち誇る源一郎の哄笑。老人の指が再び左右の尻丘にガッシリと食い込んだ。
「それぇっ!それそれそれそれェッ!!」
じっくりと観察した葵の初めての自慰から推察されるペニスの出し入れの速度と角度、性感帯と彼女特有の性癖の知識に加えて、
花菱翁の膨大な経験に裏付けされた巧みな性戯とが込められた一突きが葵の煩悶さえも消し飛ばしてしまう。
老人離れした暴力的なピストン運動のパワーと、葵が最も感じてしまう激甘の老練なテクニックが交互に、巧みに織り交ぜられて葵を襲った。
「いやぁッ! かっ、堪忍してッ! ひっ、あひっ、ひィ〜ッ!!」
立て続けに絶頂が襲ってきた。壊れた玩具のように、ガクンガクンと躯を痙攣させて達し続けた。桜色のアヌスがクパクパと収縮を繰り返す。
ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ……
本人が耳を塞いでしまいたくなるような恥ずかしくも浅ましい響きがリズミカルに繰り返される度に、ヌラヌラと妖しく濡れ光る陽根が姿を表しては再び葵の胎内へと潜り込んでゆく。
一突き毎に確実に自分の膣が花菱翁の男根に馴染んでゆくのを最早止める事が出来ない。身体だけではない。いつしか心までもがこの悲惨な状況を受け入れてしまい始めている。ドス黒い何かが、確実に葵の心を蝕んでゆく。
老人の腕が葵の太腿を抱え込み、深い肉槌を蜜壷の最奥に打ち付ける。漆黒の叢と白髪交じりのジャングルとが激しくぶつかり合い、陰毛が絡み合う。
706 :
陵辱警報:2006/02/11(土) 13:46:45 ID:6bb+QiNN
「こっ、壊れてッ、壊れてしまいますゥッ!!」
名家の令嬢にあるまじき無様なガニマタの格好で啼き叫ぶ葵。
激しいストロークを、力のこもらぬ二本の細腕で支えるのはあまりにも困難だった。葵は股間の一点で繋がれたままで人形のように振り回された。
「ちっ……世話の焼ける……」
強烈なピストンを繰り出しながら老人は器用に葵の躯を捻った。抽送を続けながら葵を仰向けにしようとしているのだ。一突き毎に葵が裏返ってゆく。葵の膣の中で弓形に反り返った剛直が柔襞を掻き抉った。
「ひッ……かはぁっ……回るぅッ……回って……ますッ……」
強烈な連続絶頂は気を失う事さえも許さずに葵に地獄の苦痛と天国の快楽を交互に与え続ける。最早葵には本当に自分の身体が回転しているのかどうかさえも判断がつかなくなっていた。
そして遂に葵は完全に仰向けにされてしまった。
「はぁッ……かはァっ……」
全身が汗にまみれて淫らにギラついた。額や頬に幾すじもの黒髪をべったりとはりつけたその表情には鬼気迫る程の淫蕩さが滲み出していた。
あの凛々しさは跡形もなく消し飛び、情欲に潤んだ瞳はもはや何も見えておらず、唇の端からはとめどなく涎が垂れ落ちる。かつての彼女を知る者であれば誰もがこれがあの桜庭葵かと我が目を疑ったに違いない。
放心しているかに見えた葵だったが、躯だけは牝獣の本能に忠実に従っていた。緩慢なうごきではあったが、葵のすんなりと伸びた両脚が老人の腰に巻きついたのだ。
くびきから放たれた下肢は逞しい老人の腰を抱え込み、その太腿と脹脛でがっちりと挟みつけている。
その様子はあたかも昨晩の陵辱劇の最中、老人の激しいピストン運動による摩擦から敏感な媚粘膜を護る為にやむを得ず両の脚を絡みつかせたあの姿を彷彿とさせたが、その思惑は全く正反対の方向を向いていた。
今や肉欲の虜となった葵は、半ば本能的に己の奥深くまで咥え込んだ屹立をもう二度と手放すまいとして老人の腰をしっかりと抱え込んでいるのだ。
しかもそれだけではない。誰に教えられた訳でもない、葵の内側に眠っていた野生の牝の遺伝子に突き動かされて淫らに下半身がうねっている。
腰を振る度に小振りな柔尻がプリプリと弾み、深い桃割れからは汗と牝汁の混じりあった葵自家製の濃厚なカクテルが滴り落ちた。
「まっ、またッ……いくッ!! いきますッ!! このままではっ、し、死んでっ、死んでしまいますッ!! 死んじゃいますぅッ!!」
707 :
陵辱警報:2006/02/11(土) 13:48:01 ID:6bb+QiNN
花菱翁の腰に回した葵の脚が僅かに緩んだのは、挿入からどれぐらい経った頃だったか。
常人離れした老人の膂力をもってしても腰を数センチ動かすのがせいぜいだった葵の太腿の挟み込みが、ペニスをフルストロークさせる事が出来るまでに弛められている。
恐るべき獣の本能の成せる業か。ただひたすらにグイグイと腰を押し付けて膣奥に男根を咥え込むよりも、寧ろ主導権を老人に譲り渡して受身になった方がより大きく深い快楽が得られる事に葵は気付いてしまったのだ。
いや、ただ一方的に受けに回っただけではない。自分からも積極的に腰を使い、男根の抽送速度を速めて摩擦を大きくし、強弱を付けてリズミカルに子宮を刺激した方が気持ちが良いのだ。
老人が腰を引く時には脚の力を緩め、突き出す時には自らもペニスを迎え挿れるように老人の腰を抱え込む。
「ひっ……ひィーッ!!」
二人はまるで息の合った恋人同士のような腰使いで快楽を貪りあった。すっかり馴染んだ剛直と蜜壷はますますストロークのスピードを上げてゆく。
クリトリスの裏側。粒肉がびっちりと凝集する葵のGスポットが容赦なく老人のカリ高のエラが抉り毟られる。これまでのアクメの大波を遥かに超える、絶頂の大津波が徐々に近づいてきているのを葵は感じていた。
「はうぅッ!! イッ、イきますうッ!! おかしくッ、なりますっ!!」
その大津波に呼応するかのように花菱翁が声を漏らした。
「ぬっ……ぐうっ……堪らんわいっ……出すぞ、桜庭の娘ッ!! 蜜壷の奥まで注ぎ込んでくれるわッ!! 子宮にぶちまけてくれるっ!! ワシのザーメン、しっかりと受けとれいッ!! そして……ワシの子を孕むのだッ!!!」
「ああっ!! お、お祖父様ッ!! 葵はっ、葵は……いっ……いきますぅッ!!……ああッ! いくッ! いくぅッ! いくぅ〜〜〜ッ!!」
我慢の限界に達した撃鉄が白濁の銃弾を叩いた。小便かと錯覚するほどの膨大な精汁が老人のペニスの鈴割れから迸った。たちまちの内に狭い蜜壷を満たした精液は二人の結合部から火山が噴き上げるマグマの如く噴き出してきた。
「あっ……ああ〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
葵の胎内でドス黒い欲望が爆ぜた。我慢の限界に達した撃鉄が白濁の銃弾を叩いたのだ。小便かと錯覚するほどの膨大な精汁が老人のペニスの鈴割れから迸った。
たちまちの内に狭い蜜壷を満たした精液は二人の結合部からマグマを噴き上げる火山の如く噴き出してきた。パックリと割れた鈴口からは大量の白濁樹液が渦を巻きながら放出される。灼熱の毒液があっという間に狭隘な蜜壷をなみなみと満たす。
「ひィッ……あ、熱ひッ……」
二人の結合部からは大量のザーメンが溢れ出して畳にボタボタと零れ落ちた。それでも老人の勃起は衰える事を知らないかの様に精液を迸らせ続けた。
頤を突き上げ、四肢を震わせて、全身を弓形に反らせて、膣を絞って、己の全身で絶頂を表現する葵。断末魔の如き痙攣が長々と続き、そして体中の全ての力を使い果たしたかのようにガックリと弛緩した。
何もかもを諦めたその瞳には最早、光はない。
「むっ……うむっ……んっ、ふぅッ……ふふっ、久し振りに満足したわい……どれ、ようやく観念したようだな。なに、ワシの言いなりになっておれば悪い様にはせん。
女の悦びの真髄をとくと教えてくれるわ。ふわっはっはっはっはっ! うわあっはっはっはっはっはっはっはっ……」
暗闇に響く老人の哄笑を、葵は虚ろな気持ちで聞いた。
708 :
陵辱警報:2006/02/11(土) 13:49:35 ID:6bb+QiNN
近日中にエピローグを投下します。
もう少しだけお目汚しにお付き合いを。
い、一気にキター!!
抜いた。
待ってました!すばらしー!
凌辱警報殿、相変わらずイイでござる〜
うわああ、待ってましたぁ! ありがとう陵辱さん!
これも一種のツンデレと言うんでしょうか?
思い切りエグイエピローグ期待保守
715 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 22:08:54 ID:zJQrLFPY
ほしゅ
捕手
717 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 01:45:54 ID:2BI4XAUN
砲手
718 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 12:08:33 ID:vgvIwF9S
快感に溺れて自ら腰を振りまくる葵、最高です!
次は、騎上位をお願いします。
良スレ捕手
_ ∩
( ゚∀゚)彡 腹ボテSEX!腹ボテSEX!
⊂彡
hosyu
保守
hosy
724 :
陵辱警報:2006/03/12(日) 01:13:14 ID:HpfhiFKI
……明日は大事な日だ。葵は自分にそう言い聞かせながら丁寧に、隅々まで躯を磨くようにして洗う。
湯を弾く白い肌。一ヶ月前は透き通るような輝きに満ち溢れていた美少女の肌は、今やその内側から何やら妖しい艶かしさを放つ、
成熟した女を感じさせる肌に変化していた。目の肥えた者であれば葵のその容姿とは裏腹な彼女の性体験の豊富さを看破してみせたであろう。
もうあの頃とは違うのだ。
そう。男を識った女の肌だ。
二の腕を洗う葵の脇の下からヌッと手が伸びてきて、たわわに実った泡まみれの胸乳を鷲掴みにした。
握り潰されて揉みくちゃにされながらも皺枯れた指先を押し返す弾力は、以前の只々柔らかいばかりの葵の乳には無い張りだった。
大きな掌に弄ばれて乳房をなされるがままにされながら、葵は頬を染めて項垂れた。整った眉が歪み、眉間には皺が刻まれる。
もう一本、背後から手が伸びてきて両の膨らみが揉みしだかれる。無骨な指が乳首を摘み上げた。この一ヶ月で葵の躯を通り過ぎた陵辱の嵐と淫猥で苛烈な責めを思えば、
泡の中から縊り出された乳首の色だけは未だに初々しいコーラルピンクを保っているのは奇跡と言ってもよかった。
もうこのような行為に馴らされてしまったのか、はたまた諦めの境地に達しているのか。
葵はそれ程抗いもせず、僅かに顔を曇らせただけでそのまま躯を洗い続けた。檜の桶に湯を汲み取り、肩口からそれを浴びる。
泡の下からはすっかり女らしさを増した裸身が露わになった。清楚さすら感じさせていたあの青い果実のような膨らみは、今がまさに食べ頃といわんばかりの成熟度だ。
うっすらと脂肪を纏ったムッチリとした肉厚の躯は、まさに凄艶とさえ言えるだろう。
露わになったのは葵の躯ばかりではなかった。葵が腰掛けていたものの姿も堂々と現れたのだ。
725 :
陵辱警報:2006/03/12(日) 01:15:12 ID:HpfhiFKI
花菱翁であった。老人の胡座の中にすっぽりと収まる格好で、老人とは思えぬその体躯を椅子代わりに葵は湯浴みをしていたのだ。
しかも。葵の股座では野太い剛根が深々と突き刺さり、桃色媚粘膜を捲り返している様が洗い流せなかった泡越しに透けて見えた。
葵は花菱翁に股間を串刺しにされたままで躯を洗っていたのだ。
泡の切れ間から覗けるラヴィアの外縁部にはアーモンドピンクのメラニン色素が沈着している。
葵のヴァギナがこの30数日余りの間に咥え込んだ陳べ数百本の生男根と太さも長さも様々なバイブレーターがバージンピンクの襞肉をくすませてしまったのだ。
もう一度、葵は桶に汲んだ湯を浴びて残ったシャボンを洗い流す。すると少女と老人の結合部は浴室の明かりの元に全てを曝け出した。そこには更に目を疑うような光景が広がっていた。
葵のクレヴァスを貫く太茎は半透明で、幹の内側ではまるで蛙の卵のような小さなボールがグリグリと蠢いている。
しかも竿の途中からは親指程の細幹が枝分かれしており、その先端は目に見えぬ程の速度で振動している。
葵の股間に突き刺さっていたのはバイブレーターだったのだ。花菱翁の最大勃起時に勝るとも劣らない野太いモノが根元まで埋没していた。
分岐した小枝の先は激しい振動を葵のクリットに送り込む。
真性包茎だったクリトリスもすっかり剥け癖が付いて、包皮をその根元まで脱ぎ捨てている。米粒大だった小さな処女肉芽は今では小指の先程までに肥大成長して瑪瑙色に濡れ煌めいていた。
「どれ……」
老人の指がバイブの基底部に伸びてそこにあるダイヤルに触れた。
「あはンッ!」
バイブの振動を強くしたのだ。葵の腰が跳ね上がった。大人の玩具に隠れていた部分がチラリと覗いた。
726 :
陵辱警報:2006/03/12(日) 01:16:58 ID:HpfhiFKI
やはり葵は老人に貫かれていた。前ではなく、後ろで。葵の裏菊を太い血管を浮かび上がらせた剛直が深々とめり込んでいたのだ。
可憐だった肛門が伸び切った輪ゴムのように張りつめている。放射線状の深い皺もここまで太いモノを呑み込まされては影も形も無かった。
だが、これほどの剛棒に串刺しにされていながら、葵の表情には一欠けらの苦悶もない。
一ヶ月前までは清純な美処女だった葵が、今ではすっかり菊肛交合に馴らされてしまった証だった。
「お爺様……せめて、せめてお風呂では……辛過ぎます……」
「ふふっ、お前の躯は悦んでいるようだがな」
「……」
花菱翁の言う通りだった。ウネウネと蠢くバイブをグイグイと膣奥に引きずり込みながら、玩具の端からは溢れ出したラブジュースを滴らせている。
バイブレーターの小枝はいまやクリットの根元に完全に密着し、充血して更に腫れ上がった肉真珠は弾けそうなまでの限界勃起を見せつけていた。
桜庭の家には花菱翁が自ら連絡を入れた。電話口に出た弥生はその瞬間に全てを悟ったのだろう。
何か言いたそうなかつての雌奴隷に老人は上手く処理をしておけとだけ言い捨てた。彼女にも彼の恐ろしさが判っているのだろう。
彼に目をつけられた獲物は決して逃れる事が出来ないのだ。どうやら桜庭の家では葵は一ヶ月ほど旅行に行っている事にしたらしい。
「葵、動いてみろ」
「……は、はい、お爺様……」
葵はそっと瞼を伏せると、緩々と腰を上下させ始めた。肛門の薄い肉環が裏返り、フレッシュピンクの排泄出口が垣間見えた。
「ふふっ、相変わらず素晴らしい締め付けだ。毎晩励んでいるようだな」
「……そんなっ……くぅッ……は、励んでいる、だなんて……」
「ふははははっ、よいよい」
葵の躯には男を悦ばせるありとあらゆる手練手管が仕込まれていた。寝ている間にも膣と肛門の前後の穴に器具を装着して、二孔の感度を高めながら括約筋を鍛えぬいた。
過酷な特訓の成果で、今では前後のどちらの孔でもバナナはおろか人参や大根までをも切断してしまえる程の強烈な締め付けを身に付けたのだ。
その強烈な肛門括約筋の力を最大限に発揮して老人の剛直を締め上げて擦り扱く。並みの男であれば30秒と保たない筈だった。だが花菱翁は涼しい顔で言い放った。
「……この躯ならば青二才のあの若造を篭絡するなぞ赤子の手を捻るよりも容易かろうて」
「……」
一心に腰を振り乱して悦楽を貪る葵の恍惚の表情が、一瞬曇った。だが、幸いにも彼女の背後の老人の側からはその表情の変化は伺うことは出来ない。
727 :
陵辱警報:2006/03/12(日) 01:19:06 ID:HpfhiFKI
「明日の手筈は飲み込んだか?」
「……はい、お爺様」
老人が葵をかどわかし、酸鼻を極める凄惨な陵辱に及んだのは何も彼女を牝奴隷に堕とす為だけではなかったのだ。
願わくば花菱翁の子を葵が身ごもるのが最善の道だったのだが、数リットルにもなろうかとする源一郎の精を子宮に注ぎ込まれても彼女が妊娠する事はなかった。
その可能性が殆ど皆無に等しい事は花菱翁にも判ってはいた事だ。薫の父親、息子の優二を得た事ですら奇跡に等しいとまで主治医に言われたくらいだったのだ。
彼は無精子症だった。精液中の精子の数が異常に少ないのだ。
若い頃はそれを幸いとばかりに陵辱した婦女子には悉く膣内で思う存分に精を放った。優二の母親は単に奇跡的に源一郎の子を宿したというだけでめとったに過ぎなかった。
しかし源一郎が齢八十をこえようとする今、後継者の選定が急務となった花菱財閥の為に今や花菱翁の血を引く唯一の人物、
数年前に出奔した花菱薫その人か、あるいはその子供だけでもなんとしても取り込む必要に駆られているのだ。
桜庭葵はその為の最終手段として肉体調教を施され、花菱家の刺客として、或いは甘美な餌として薫のもとへ差し向けられるのだ。
「……あ奴の動向は屋敷を出た時から逐一監視しておるのだ。1日24時間の盗聴によって、起床時間、就寝時間、食事はいつ何処でどんな物をたべたのか、
電話をはじめとするありとあらゆる通信の傍受、経済状態、友人の身元調査、マスターベーションの回数、性行為の有無……今までのセックスは合計14回。
そのうち風俗に行ったのは8回……大した経験も積んでおらぬひよっこではお前の躯の前には一溜まりもなかろうて」
「……」
「ふふっ……未だにあ奴の事を想うておるのか?」
「……もう私の心も躯もお爺様の物です……お爺様専用の……め……雌奴隷で……ございますッ」
僅かに言いよどんだのは、いまだ心の片隅に許婚への思慕が残っているからなのか。
「ふふっ、言いよるわい……しかし暫くの間、お前を抱けぬのが口惜しいわ……どれ、最後の晩だ。お前の好きな獣の体位で嵌めてやろう。尻をこちらに突き出せ」
「はい、お爺様……」
葵は老人の胡座の上で良家の子女にあるまじきガニ股で踏ん張り、裏菊に打ち込まれた肉の楔を自分で引き抜いた。そして犬のように四つん這いにになり、小振りなヒップを高く掲げ上げた。
ヴァギナに深々と突き刺さったバイブレーターも引き抜こうとして、白魚のような細い指先がその基底部に掛かろうとした瞬間、老人が待ったをかけた。
728 :
陵辱警報:2006/03/12(日) 01:21:05 ID:HpfhiFKI
「特訓の成果を見せてみろ。自分で玩具を押し出すのだ」
「……はい」
葵が一際高く尻を上げた。
「んっ……」
瞼を閉じて息むその表情は、何日も溜めた宿便をひり出そうとでもしているかのようだ。だが今は排泄するべき固形物は後ろではなく前の孔を塞いでいるのだ。
この一月で括約筋の動かし方のコツを会得した葵が、その技を披露するかのようにバイブレーターを押し出そうとする。
膣を締め込むのと同時に、裏の菊門がキュッと絞り込まれる。
ミチッ……ミチッ、ミリミリッ……
じりじりと、ほんの僅かづつではあるが、確実にバイブレーターは来た道を戻りつつある。
握りの部分まで葵の中に嵌り込んでいたバイブレーターがその姿を露わにしてゆく。だが大人の玩具も負けてはいなかった。
このバイブレーターに仕込まれた極小無数のシリコンボールによる二重螺旋ヘリカル揺動は女膣に自らを捻じ込む最高級品なのだ。確かに葵の肛門括約筋は鍛えられてはいたが、
断続的に締め付けるその力は目を見張るものなのだがその力を長時間持続させるのはなかなかに困難な事であった。
その間隙を突いて、言葉通りにバイブレーターは葵のヴァギナを突き進んで行くのだ。
まさに一進一退の攻防。
大人の玩具は頭を振りながらおんなの奥に潜り込もうとするのだが、葵の膣圧がそれを凌駕しつつあった。やがてバイブ潜り込む速度よりも葵の膣がそれを
ヒリ出すスピードが上回りだした。
もう太幹の半分以上が露出した時点で勝敗は決していた。遂にバイブレーターは泡立って白濁した愛液をべっとりとこびり付かせながら、ゴトリと浴室の床に転げ落ちたのだ。
さしもの葵も荒い息遣いで喘いでいたが、それでも尻をより一層高く掲げ上げて老人の目の前に羞恥の器官を開帳するのだった。
「どうぞ……」
獣のような体位で犯される屈辱に身を揉んで泣き喚いたのが遠い昔のようだ。
今では背後から貫かれる期待感にクレヴァスから誘い水を滴らせるまでに調教されてしまった事に感慨深いものすら覚える葵。
桃尻肌に老人の指が食い込んだ。
ズンッ。
物も言わずに花菱翁は一息で串刺しにした。
「あはァッ!!」
仰け反る葵の口からは甘い吐息が漏れた。
ジュポッ、ジュポッという淫らがましい水音が浴室独特の反響を伴って響き渡った。濡れた肌と肌がベチンベチンと音を立てて打ちつけられあう。
老人とは思えぬ力強いストロークに、自らも腰を使って応える葵。祖父と孫程も歳の離れた男女の交合がひたすらに続いた。
729 :
陵辱警報:2006/03/12(日) 01:22:19 ID:HpfhiFKI
「あ……あのっ……お、お爺様……」
言い難そうに、後ろを振り返りながらもじもじと身を揉む葵。
「何じゃ」
「そ、その…………ッコが……」
「ん? 聞こえんな」
「オ……オシッコが……も、漏れそうなんです……ど、どうか……行かせてくださいまし……」
頬を赤らめて訴えかける葵。どれだけ穢されたとしてもそこは名門・桜庭家の跡取り娘。さすがに浴室で、しかも人前での排泄放尿など出来る訳があろう筈も無かった。
「構わん。繋がったままで垂れ流して見せい」
花菱翁にそう命ぜらて、葵はがっくりと首を折った。よはりやるしかないのか。どこまで生き恥を晒せばいいのだろうか。小水だけではない。毎朝の排便や生理の血までをも見られた今となっても、葵の心は恥辱に啼いた。
「……そ、それでは……粗相、させて……頂きます……じっくりと、ご覧に……なって、下さい……」
涙交じりの声が、凄惨な台詞を搾り出した。よほど我慢していたのであろう、言うが早いか、葵の股間から黄金の水条が勢い良く噴き出した。
「ふふっ、溜め込んでおったな。凄い勢いじゃわい」
朱に染まる葵の貌はまさに恥らう乙女そのものなのだが、恥ずかしげも無く小便を迸らせる下半身の有様は一月前、強制的に排尿させられたあの葵とはとても同一人物とは思えぬ程の淫蕩さを漲らせていた。
膀胱に溜め込んだ黄金水を一滴残らず出し切ってしまってから葵は身震いした。放尿を見られて興奮したのか、その瞳は被虐色に濡れ、頬を上気させながら唇の端からは唾液が糸を引いて零れた。
桜庭家の跡取娘は完全に花菱翁の手中たる性の淫獄に堕ちたのだった。
「よいか。明日はお前の全身全霊、あらゆる手練手管を使ってあの男をお前の虜にするの
730 :
陵辱警報:2006/03/12(日) 01:24:36 ID:HpfhiFKI
「ふぁひ……あむっ……ほひいはま……」
葵は自らが汚してしまった花菱翁のペニスを舌と唇で丁寧に舐め清める。
「あんな青二才にお前を抱かせてやるのは腹立たしいが、目的の為とあらばそれも仕方あるまい」
「……必ず、ご期待に添ってご覧にいれてみせます」
一旦、口から吐き出した男根を再び咥え直して、まるで愛しい恋人にでも奉仕するかのように愛撫し続ける葵。
口中でゆっくりと硬さを取り戻してくるペニスの逞しさを実感しながらも、葵の心は明日の事でいっぱいになってしまうのを止められなかった。
翌日。東京近郊のとあるターミナル駅に降り立つ葵の姿があった。花菱薫が大学からの帰途、この駅で乗り換えるという習慣は既に花菱翁の手の者によって調べ上げられている。
葵は人ごみの中に紛れている連絡係の男に目をやった。営業で外回りをしているサラリーマンとしか見えない男が軽く目配せをした。
薫の尾行係の者から連絡があったのだろう、今のところ薫の動きは予定通りのようだ。葵の周囲には十人以上もの花菱の手の者がいる。
葵が引き合わされたのはさっきの連絡係の男と、もう一人のバックアップの人間の二人だけだ。
不慮の事態に備えて他の人間はこの雑踏の中に紛れ込んでいるらしいのだが、葵には誰がそうなのかは全く判らなかった。
今日になって薫の現在の姿を写真で見せられた。薫と葵が最後に会ったのはもう十年以上前にもなる。写真の中の青年は優しそうではあるが、どこか昏い眼差しをしていた。
(これが……薫様……)
写真を見れば自分の胸中にもっと確たる変化があるかと不安交じりの期待もあったのだが、我ながら驚くほど心は平静だった。
この一ヶ月余りの連続陵辱調教が、葵から一切の希望や夢を奪い去ってしまっていたのだ。
(……こんな穢れた躯で……薫様と添い遂げられる筈も……)
諦念が葵の胸中を満たしている。
731 :
陵辱警報:2006/03/12(日) 01:25:46 ID:HpfhiFKI
(それ以前に……薫様が私の事を憶えていらっしゃるかどうか……)
物思いに耽る葵は、花菱の人間が合図を送っているのを危うく見逃すところだった。
もう葵の背後、十数メートルの距離に長年想い焦がれてきた薫がいるのだ。写真を見せられた時の醒めた反応が嘘のようだった。
すぐ側に薫がいるのだ。心臓が早鐘を打った。
振り返りたい。振り返って、駆け出して、薫の胸に飛び込みたい。
出来ない。出来なかった。薫との再会に身も心も打ち震える一方で、忌まわしい記憶が葵の躯を雁字搦めに縛り付けていた。
(やはり……お爺様のおっしゃる通りにするしか……ない……)
あくまでも偶然を装って、花菱薫に接近する。そして、己の色香と手練手管を生かして薫を骨抜きにし、精を搾り取って彼の子を宿すのが葵に課せられた使命なのだ。
「あっ!!」
改札口でまごついてみせる葵を後ろから駆け足で改札を通り抜ける男が突き飛ばした。葵はそのまま体勢を崩して床に倒れる。
いやがおうにも薫の目を引くに違いない。葵を転倒させたのも花菱家のにんげんだ。ここまでは台本通りだ。
万が一にも他の人間が介入してこないように、既に二人の周囲は花菱の手の者で囲まれているのだ。
「大丈夫ですか?」
スッと差し出された手。男性にしては骨張っておらず、指先もしなやかだった。
葵の面が上を向く。
ドクン……
(……薫……様っ!)
彼の顔を見た瞬間、葵は一瞬己の役割を忘れた。
ドクン……
胸の奥がキリリと痛んだ。動悸が速まる。彼女の心が一ヶ月にも及んだ陵辱を越え、十数年の時さえも越えて、幼いあの頃に立ち返る。
ドクン……
濡れた。股座の奥がカァッと燃え上がり、熱い蜜が蜜壷にジュンと満ち溢れた。
ドクン……
「あっ、すみません……」
指先と指先が触れ合った瞬間。葵は軽いアクメに達した。
(薫様っ! 薫様っ! 薫様っ! 薫様っ!!)
「ありがとうございます……」
薫の手を借りて、葵が起き上がった。
熱く火照った頬は、薔薇色だった。
732 :
陵辱警報:2006/03/12(日) 01:34:17 ID:HpfhiFKI
長々と駄文にお付き合い下さいましてありがとうございました。
ついに完結GJ!嬉しくもあり悲しくもある
完結お疲れさまでした。
時間軸が原作前とはついぞ気付きませなんだw
それは確かに、籠絡も容易いでしょうねえ……ストッパーの雅も居ない、止める物が何もない原作一巻でしてしまえば一発でしょう。
でも同時にこのころの薫って人間不信深いから、意外と途中で気付いてはねつけかねないかも。
その結末は色々ありそうですが、策が余りうまくいかないような感触がしますね――原作だと落とし所に納まったのに。
この後がどうなるのかも見てみたい
736 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 19:21:36 ID:cF9ocdAT
素晴らしい作品をありがとうございました。
薫の許婚と花菱翁の牝奴隷の、二重生活も読んでみたいですが。
737 :
dend ◆yl1SBmcic. :2006/03/15(水) 02:23:26 ID:QFSbVPn2
そろそろ白状します
このスレの1は自分です
興ざめです。
完結おめ。
気がかりがひとつ。>729の末文
>「よいか。明日はお前の全身全霊、あらゆる手練手管を使ってあの男をお前の虜にするの
この台詞の続きを埋めて頂けないかな
「よいか。明日はお前の全身全霊、あらゆる手練手管を使ってあの男をお前の虜にするの。いい?」
742 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 03:31:35 ID:PpxCQ6Sw
保全age
『初夜』
「遅くなっちゃったな……」
駅の改札を出て、そう呟く薫の息が白くなって冷たい冬の夜空に吸い込まれていった。
ゼミの後の飲み会に付き合わされ危うく終電を逃す所だったが、すんでのところでなんとか乗り込む事ができたのだ。
とはいえ既に時計の針は0時を回っており、新しい一日がもう始まっている。駅前にいつもの喧騒はなく、
薫以外の人間はと云えば酔客を待つタクシーのドライバーの他には誰もいない。
(さて……帰らなきゃ、な)
以前の薫であれば、こんな時間まで飲んだ時にはゼミ仲間の誰かの下宿に泊めてもらうのが常だった。
寒々とした空気が澱んだ一人暮らしの狭いアパートには誰も薫の帰りを待つ人間はいない。
中学校を卒業し花菱の家を出奔したあの日から、孤独には慣れているつもりだった薫でさえあの部屋に深夜に帰るのは気が重かった。特にこんな寒い日なら尚更だ。
だが、今は自分には帰るべき場所がある。自分を迎え入れてくれる暖かい光がある。
自分を待っていてくれる人達がいる。そして、何よりも自分を愛して、必要としてくれている彼女の存在がある。
(……葵ちゃん……葵ちゃん……葵ちゃん!))
その彼女の名前を心の中で連呼しつつ、帰路を辿る足が小走りになる。
彼女の顔を思い浮かべるだけで寒さの事さえも忘れてしまえる。今、薫は自分の幸せを噛み締めていた。
門灯の光の下、その前に佇む人影がこちらを振り返った。
「あっ、薫様……お帰りなさい!」
「葵ちゃん!!」
薫は小走りに駆け寄った。
「葵ちゃん……こんな時間まで外で待っていなくても……」
「そんな、気になさらないで下さい……私が待っていたかっただけなんですから」
「……いつから待ってたの?」
「え?……つ、つい先程から……」
薫の掌が小さな葵の手をそっと握った。まるで氷のように冷えた細い指先。
「こんなに冷たいじゃないか……本当はいつから待ってたの?」
こちらの顔を見上げて微笑む葵。
(かっ……可愛いッ!!)
「薫様?……きゃっ!?」
桜庭館の門の前、いくら深夜で人通りが無いとはいえ公の往来の上だと云う事も忘れて薫は葵を抱きしめた。
「……葵ちゃん……」
「かっ……薫様……こんなところでっ……」
恥じらいながらも薫の胸に顔を埋める葵。紬の着物の襟足からは闇の中でも仄白いうなじが覗け、葵の芳しくも甘い香りが薫の鼻腔をくすぐった。
自分の腕の中にすっぽりと収まってしまう葵の身体。寒空の下でさえ、ずっとこのままでいたくなるような抱き心地の良さ。
あとほんの少し、力を込めただけで折れてしまいそうな脆さと、ピチピチと飛び跳ねる若鮎のように弾けるしなやかさ。
二つの相反する感触を内包した許婚の身体をその両腕に包み込める事が出来る、何物にも変えがたい幸せ。
このまま、溶け合って一つになってしまいたい。さらに強く葵を抱き寄せようとした瞬間、薫の面にうろたえた表情が浮かび上がった。
(まっ……マズイ!)
その抱き心地の良さが仇になったのか。花菱薫の肉体が、男性として至極当たり前の反応を表し始めてきたのだ。
ドクンドクンと力強い脈動が股間の一点に大量の血液を送り込んでくる。ミチミチと音を立てんばかりの愚息の急膨張。
いつまでもこのままでいたいのを堪え、後ろ髪を引かれる思いで葵の細い肩を掴んで抱擁を解いた。
コートの下、パンツの内側のペニスは既に痛くなるほどの勃起で窮屈そうにしている。
「……薫様?……」
頬を赤らめて小首を傾げる葵の仕草に、己の股間の変化をも忘れて再び掻き抱こうとしてしまいそうになる自分の手を押さえつけるのに薫は必死になった。
「そ、そういえば雅さんは?」
桜庭館の方に泳いだ視線を向ける。みんなの集うリビング以外には明かりが灯っている様子は無い。
「ふふっ、薫様ったら……うふふふふふっ……」
「な、何? 俺、何か変な事でも言ったかな?」
「だって……まるで薫様ってば、お母さんに怒られないかビクビクしてる小さい子供みたいなんですもの」
「あ……あは、あははははは……確かに」
「今晩は大丈夫ですよ」
「え?」
「何でも急な仕事が入ったとかで、今晩は私の実家のほうに泊り込みだそうです……
あ、ティナさんと妙子さんは新入生歓迎コンパで終電を逃したので友達の家に泊まるって連絡がつい先程……」
「そ、そっかー……二人きり、だね……あははははは」
照れ隠しに薫は頭を掻いた。
「さ、外は寒いですわ。早く中に入りましょ」
「……そうだね」
葵の細い指先が薫のコートの袖を掴む。彼は微笑みながら葵の手を取った。門から玄関までの短い道程を、二人は手を繋いでゆっくりと歩いた。
浴槽から溢れ出した湯がタイルに落ちて音を立てた。
「ふぅ〜っ……」
湯船に浸かった薫は大きな溜息を吐いた。自覚はしていなかったが、夜道を歩いてきた所為で身体の芯がすっかり冷え切ってしまっていたようだ。
適温に保たれた湯の温もりが体中に浸透してゆく。
(……それにしても……)
薫は湯の中でゆらゆらと蠢いている己の愚息を睨み付けた。
(……ったく、堪え性のない困ったヤツだ)
先刻のあわやという場面を振り返って苦笑いする薫。既に勃起は収まっており、今は湯の中で弛緩しきってだらしなく揺れ動いている。
目を閉じて、湯船の中で足を伸ばす。以前の安普請のアパートでは考えられなかった贅沢さだ。
薫の腕に葵を抱いた時の感覚が蘇ってくる。薄く華奢な細肩。折れてしまいそうに括れた柳腰。うなじから立ち昇る芳しい香気。
湯が揺れた。
(…………)
みるみるうちに勃起してゆく己の股間の有様が閉じた瞼の裏にありありと浮かんだ。
(……こりゃ、部屋に戻ったら一本抜いておかないと寝れそうにもないな……)
薫も聖人君子ではない。若い雄のエネルギーは定期的に処理をしておかないと暴走してしまいかねない程の危うさを秘めているのだ。
薫のオナニーは一日平均、約五回。あっというまにティッシュの箱は空になり、生臭さを放つ丸めた紙がゴミ箱から溢れた。
ところがここ数日はゼミのレポートを仕上げる為に禁欲状態が続いていたのだ。
妄想の対象はいつも葵だった。彼女が絶対にとりそうもない痴態を思い浮かべては、空想の中の彼女に思いっきり欲望をぶちまけて穢した。
空想の世界で愛を語り合いながら彼女を抱くこともあれば、嫌がる彼女を組み伏せてレイプ同然に無理矢理犯すこともあったが、あくまでもその対象は葵だけであった。
薫が脳裏に葵の痴態を思い浮かべたその瞬間だった。
「ん?……」
脱衣場の方で音がしたような気がした。視線を向ける。湯煙と擦りガラスに阻まれてしかとは確認できないものの、確かに影が動いているような気がした。
(おいおい……)
ひょっとしたら仕事を早めに片付けた雅が帰ってきたのかもしれない。
「すいませ〜ん。俺が先に頂いてます」
浴室独特のエコーを響かせて、薫の言葉が脱衣場の人物に投げかけられた。
だが。
ガラガラッ。
聞こえていなかったのだろうか。ガラス戸の開く音がした。薫はとっさに頭に載せていたタオルで湯の中で勃起している逸物を隠した。
「……雅……さん?」
ひた、ひた、ひた、ひた……
湯煙の中、誰かがこちらに歩んでくる。
「……誰?」
「……私です、薫様……」
換気のために僅かに開いてある窓の隙間から風が吹き込んできて、湯気がすうっと流されてゆく。
そこには、バスタオルだけを身にまとった葵が立っていた。
「……お風呂、ご一緒させて頂いても宜しいでしょうか?」
湯船から口をだらしなく開いて見上げる薫の瞳にバスタオルの裾から太腿と太腿の間の昏い翳りが見えた。
薫は慌てて目を逸らした。
「い、いや……か、からかわないでよ、葵ちゃん」
(鎮まれッ、鎮まれぇ〜ッ!!)
必死に股間をなだめようとする薫。
「……お背中、お流しいたしますわ。さあ、薫様……」
背後から聞こえる葵の甘い囁き。
(ど、どうしちゃったんだ? 今日の葵ちゃん……雅さんが居ないから?)
許婚と一つ屋根の下にありながら、厳しいお目付け役やその他諸々の邪魔の所為もあって、薫と葵の関係はキス止まりなのだ。
近くにいながら手が出せない今の生活はお預けを食わされている犬にも等しい、塗炭の苦しみだ。
背中を流してもらうぐらいの小さな幸せがあっても許される筈だ。薫は自分にそう言い聞かせた。
「そ、それじゃあ、お言葉に甘えて……」
股間をタオルで隠しながら薫は湯船から出た。
「……痛みますか?」
「……え?」
悶々とする薫は背中を流す葵の問い掛けに気付くのが遅れた。
「……まだ背中の傷は痛みますか?」
「……そう言えば……」
久しく忘れていた。特に寒くなる冬場にはズキズキと痛覚を刺激してしばしば薫を眠れなくさせたあの痛み。
一体いつの頃からだろうか。記憶の糸を手繰り寄せてもその答えは見つからなかった。
「……葵ちゃんが癒してくれたのかな……もう全然痛まないよ」
一瞬葵の手が止まったが、次の瞬間には何事も無かったかのように薫の背中を流し続ける。
「……そんな……私は何も……」
「……葵ちゃんが側にいてくれるだけで、心が安らぐんだ……何もしてくれなくてもいいから、ずっと……俺と一緒に……」
「薫様……」
薫からは見えないが、葵の細い肩が震えていた。俯いているその表情を伺う事は出来ない。
葵は何かを振り切るように二度三度頭を振ると、湯船から手桶にお湯を汲んで薫の背中に付いた泡を洗い流した。
「さ、薫様。こちらを向いて下さい」
「こ……こちらって……」
「こちらを向いて頂かなくては……前の方が洗えません」
(前? 前? 前ぇ〜ッ!?……もしかして、前っていうのは……)
「ほら、薫様。早くなさって下さい」
「い……いや……あの、その……前の方は自分で……」
薫は小さい声でごにょごにょと訴えた。
「え? 何かおっしゃいましたか?」
「い、いや、だからね……」
「判りました。私がそちらへ回ります」
言うが早いか、葵はすっと立ち上がり薫の目の前にやってきた。
引き締まった足首から程よく発達したふくらはぎへと流れる優美なカーブが膝の部分でキュッと括れ、そこから再びムッチリとした太腿へと続いてゆく。
こんな素晴らしい脚が普段は着物の内側に隠れているというのは勿体無い話だと薫は思った。
いつまでも眺めていたいような美脚が二本、交互にすれ違いながら薫の目の前を通り過ぎてゆく。
そんな彼女の脚線をじっくりと観察する暇もなく、葵が自分の前でしゃがむのを呆然と見つめる薫。すると今度は彼女の胸の谷間が彼の視界へと入ってきた。
身体に巻かれたバスタオルの内側で窮屈そうに身を寄せ合っている両の乳房はその谷間をより一層深く際立たせている。
うっすらと汗ばんだ胸元から汗の雫が一露、転がり落ちて胸の谷間の奥に吸い込まれていくのを薫はまじまじと凝視してしまう。
「……そんなに見つめられると困ります……」
「ごっ、ごめんっ」
言われてからあたふたと視線を逸らす薫。
「それでは……」
顎の下から胸板、脇腹と薫を洗う葵の細腕が徐々に下へと下がってゆく。
(ま、まさか……まさか……)
再び元気を取り戻し始めた己の分身を、薫は左右の太腿で挟み込んで押さえつけた。
しかし薫の期待と不安をあっさりと裏切って、葵の手は手拭いで覆われた部分を通り越して薫の脚を洗い始めた。
(そ、そうだよな……ははは……一体何を期待してたんだか……)
「……薫様?」
「…………え? な、何? 葵ちゃん?」
「脚を開いて頂かなくては内側が洗えません」
(まず〜〜〜〜〜い!!)
いまだに太腿の間で元気一杯な息子の状況。いま脚を開けば天を突くが如くそそり勃つのは間違いない。
「さ……」
葵が薫の膝頭に手を掛けた。
(……ええい! ままよ!!)
薫は目を閉じて、脚を広げた。
ビィィィィィィィンッ!!
見事な勃起ぶりだった。重く湿った手拭いを物ともせずに下腹にぴったりと密着する程の仰角だ。
幸い手拭いはズレなかったので葵の視線からはかろうじてその身を隠す事が出来ている。
だが亀頭を頂点にしたテントはその内側に包んでいるモノの姿を余りにもあからさまに象っていた。
(……ああ……終わった……)
心の中で滂沱の涙を流す薫だったが、葵は全く気にする素振りも見せずに脛の内側を丁寧に洗っている。
(……ひょっとして……気付いていない?)
そして膝から内腿までもが石鹸の泡で覆われると、葵の手がぴたと止まった。見上げる葵と薫の視線が交錯した。
頬が赤らんでいる。浴室の熱気の所為か、はたまた薫の身体を洗って息が上がっているのか……あるいは、羞恥の為か。
「それでは、失礼致しまして洗わさせていただきます」
(うわわわわわ〜っ! や、やっぱり……駄目だ……)
葵は両手の親指と人差し指とを使って手拭を摘み上げる。薫の逞しい勃起が葵の前で御披露目をされた瞬間だった。
立派な一物だった。根元から亀頭の先端まで、垂直に天を突く棹の長さは約20センチと日本人男性のソレの平均を大きく上回っている。
大きくエラの張ったカリの部分においては直径5センチを越える堂々たる巨根だ。しかもそれが日本刀にも似た優美な反りまで併せ持っているのだ。女泣かせの業物といえよう。
だが悲しいかな、薫のペニスはそれだけの威容を誇っているのにも関わらず、凄味というものを全く感じさせなかった。
幹の部分は太い血管こそ浮かび上がってはいるものの生白く、亀頭さえも初々しいピンク色という有様で淫水焼けの跡が全く無いのだ。
そう、薫は童貞だった。中学を卒業してからは学費と生活費をアルバイトで稼ぐのが精一杯という経済状況の中で、風俗に行って童貞を捨てる金も暇さえも無かったのだ。
ようやく多少なりとも自由になるお金が持てるようになったのもつい最近の事だったのだ。
心の中はいざ知らず、表面上は何も気にしていない様に見える素振りで黙々と石鹸を泡立てる葵。その葵の指が陰茎の根元、睾丸へと伸びた。
「い、痛かったらおっしゃって下さい……」
それだけを言い、自らの掌でやわやわと睾丸を揉み洗いし始める葵だった。
(うっ、ううっ、うおおおおおおおおおッ!!)
声が漏れそうになる。叫びだしてしまわないのが不思議な程だった。葵の方には格別、それと意識した技巧を凝らしているわけでもない不慣れな手の動きの全てが薫を歓喜の渦に叩き込んだ。
「あっ……強過ぎましたかっ?」
「だっ……大丈……夫ッ……」
思わず天井を見上げて必死に言葉を搾り出す薫。そんな彼に葵は更なる追い討ちをかける。勃起の根元のジャングルをワシャワシャと指で掻き洗う葵。
(うわわわわわああああああっ!! 根元がっ! 根元がッ!!)
そして、遂に葵の細い指先が薫の若茎をそっと握った。
(おおっ! うおおおっ!)
知ってか知らずか……葵の掌がゆっくりと上下に動く。まるで棹を扱くように。
石鹸の泡のおかげで滑りのよくなった柔らかい掌で分身を上下に擦られる快感に薫は身悶えした。
(あ、葵ちゃん!!駄目だっ!! そんな事されたら……)
(俺……我慢出来ないッ! で、射精ちまうッ!!)
指先がカリをくすぐった。鈴割れをなぞるように丁寧に亀頭を磨き上げる葵の細指。丹念な指使いが薫の陰茎のありとあらゆる部分を微妙なタッチで這い回った。
決壊の瞬間がすぐそこに迫ってきていた。
続く
GJ!続きを楽しみにしています
陵辱警報氏じゃないよね?
新連載か。
これはこれでイイ!!
尤も、確たる相違点が語られていないせいで陵辱警報氏のSSの後の話である、ともとれてしまうのが辛いところか。
一応邸に入ってからの時期らしく、それまであの話の葵が動きを躊躇っているというのは考えにくいから、
そこまで時間が下っている以上違う話である可能性は高いが……やりよう次第で繋げられてしまうしな。
まあ私は別の話と確信してはいるけどw
754 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 11:59:21 ID:kTGrlDfm
期待保守
755 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 15:40:22 ID:CuNY+k8c
『初夜』 続き
ジュクジュクと噴き出す先走りのカウパー腺液は幸いにも石鹸の滑りと混じり合ってなんとか気付かれずに済みそうだ。
だが、あとほんの二擦りか三擦りで達してしまう危機的状況は何も変わっていない。若い牡の精嚢が二十四時間フル稼働で作り出すザーメン。
数日の間に溜め込まれたそれが暴発すれば葵の手はおろか、その顔にまで飛び散るのは火を見るよりも明らかだ。
ドロドロとした白濁液に塗れた葵の美貌を思い浮かべる薫。その妄想が破滅へのカウントダウンを一擦り縮めた。
(もう駄目だッ!! 出っ、出るッ!!)
醜態を覚悟した。汚らわしい汁液を放出する薫を目の当たりにして、彼女はどのような反応を示すのだろうか。
一瞬にして陰茎が萎える筈の想像する事さえも恐ろしい最悪の事態が脳裏を掠めたが、それも最早手遅れと思われた。
だがそれは何の前触れもなく不意に遠ざかっていった。薫の苦悶を知ってか知らずか、葵の指先は陰茎を離れて手桶に汲んだ湯で薫の身体を流し始めたのだ。
(たっ……助かった……)
すんでのところで射精を堪え、ほっと胸を撫で下ろす薫だったが、
その心の何処かではあのまま葵の手で絶頂に導かれてザーメンを思う存分ぶちまけてみたいと思うもう一人の自分がいる事に気が付いていた。
(へ、部屋に戻ったら二発……いや、三発は抜こう)
あの手の感触を思いおこすだけで当分の間ズリネタには困らない筈だ。
体中の泡が洗い流される頃には勃起も半萎えぐらいまでには収縮していた。
(ま、まさか次は……)
『今度は私の背中を流していただけませんか?』
(……そんなうまい話、ある訳ないか……)
「どうですか? 気持ちよかったですか?」
「あ……ああ、うん。凄く気持ちよかったよ」
(寸止めじゃなけりゃ、もっと気持ちよくなれたんだけどな……)
お互いの「気持ちよさ」の意味には若干の食い違いはあったものの、二人の会話はなんとか噛み合っていた。
「お風呂を出たら髪の毛をしっかり乾かして下さいね。風邪は万病の元ですから」
「あ、ありがとう……」
(やっぱり……)
心の中で肩を落とす薫。
(じ、自分から言ってみるか?)
『じゃあ今度は俺が葵ちゃんの背中を流す番だね』
『そんな……薫様に洗っていただくなんて……』
『ほらほら、さっさと腰を掛けて』
『あっ……こ、困りますっ……あっ、そこはっ……』
『あれぇ〜。この柔らかいものは何かなぁ〜?』
『い、いやっ……おふざけにならないで……あんッ』
『あれあれあれ〜。先っちょがコリコリしてきたぞ〜』
『か、薫様の意地悪ッ!』
『さ〜て、今度は下の方だ』
『あっ、そこは自分でっ……ああっ』
『遠慮しない遠慮しない。さ、脚を拡げて』
『だ、駄目……ここだけは、駄目なんですっ……』
『ほら、もっと拡げなきゃ奥が洗えないよ……』
「……薫様?」
「……えっ……な、何かな?」
「どうかなされたのですか? 私がさっきから声を掛けているのに、
ぼうっとされて心ここにあらずという感じでしたけれど……ひ、ひょっとして湯にあたったのでは……」
葵はそう言いながら心配そうに薫の顔を覗き込んだ。
「な、何でもないよ、何でも。はは、ははははは……」
ニヤついて緩んだ口元を薫は慌てて引き締めた。彼女がこちらの表情を伺っているのがせめてもの幸運だった。
今の妄想で手拭いの下の薫のペニスがまたもや隆々とした勃起現象をおこしているからだ。
「それなら宜しいのですが……それで、先ほどの件はいかがでしょうか?」
「へ?」
「もう……薫様ったら……もし薫様がお疲れでなければ少々お話したい事がございますので、
お風呂から上がられたら私の部屋で待っていていただけないでしょうかとお願いいたしましたのに……」
「あ、ああ……そうそう、そうだったね。いいよ、レポートは今日……もう昨日か、提出しちゃったし、明日もそんなに大事な講義もないし」
「……良かった……」
バスタオルの上から胸に手を当てる葵。
「では私もなるべく早く上がりますので、薫様はしばらく部屋で待っていてください」
そう言われてはこれ以上浴室に留まる訳にもいかないだろう。
「う、うん、判った」
妄想が実現しなかった落胆と、一体何の話があるのかという漠然とした不安とほのかな期待とが入り混じった複雑な心境で薫は浴室を出た。
(こっ……これは〜ッ!?)
葵の部屋に入った瞬間、目に飛び込んできた物に薫は思わず声を上げそうになる。
畳の上に一組の夜具が敷かれている。それ自体は別に不思議でもなんでもない。
問題なのは枕の数だ。
二つ。目の錯覚ではない。確かに枕が二つあった。
(落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け……)
(何もそういう意味だと決まった訳じゃない)
(でも、でもなあ……)
(やっぱりこれは……誘いを掛けられているのか?)
(待て待て待て待て……)
(そういえば葵ちゃん、寝ると何かに抱きつく癖があるって……)
(そうそう。そうに決まってるさ。一つは普通の枕で、もう一つは抱き枕)
(ふぅ〜、早とちりして一線を越えちゃう所だったよ……)
(でも……)
(その可能性もゼロじゃないかも……)
(期待するな、期待するな、期待するなよ……)
(そうじゃなかった時には落胆が大きくなるからな……)
「薫様?」
「うわわわわわわあ〜ッ!!」
いきなり背後から声を掛けられて薫は飛び上がった。
「どうなさったのですか? 部屋に入って待っていらして下されば宜しかったのに……」
「い、いや……ははは……」
視界の片隅の二つの枕を気にしつつも、葵の屈託の無い表情を見ていると彼女がそんな事を考えている訳などある筈も無いと思えてくる。
(やっぱり抱き枕だな……)
「さ、どうぞ、薫様」
言うが早いか、葵は座布団を一組出してきて夜具の傍に一つだけ置いた。
そこに座れと言う事なのだろう。葵に主導権を握られたまま、薫は座布団に腰を下ろした。
当然、葵は向かいに座ると思い込んでいた薫だったが、なんと彼女は彼の座布団の横に自分のものをぴったりとくっつけて横に並んで座ったのだ。
「あ……あの、葵ちゃん? 話があるんじゃ……」
うろたえながら葵の顔を覗き込む薫。そんな彼に葵はにっこりと微笑んで、
「朝ご飯は何が食べたいですか?」
と訊ねてきた。
「へ?」
拍子抜けする薫。
「明日の朝ご飯は腕によりをかけて、うんと美味しいものを作って差し上げたいんです」
「あ、ああ……そうだな……」
内心の動揺と落胆を悟られぬように薫は取り繕った。
「葵ちゃんの作ってくれるものなら何でも美味しいから、選ぶのも困るなあ」
「まあ、薫様ったらお上手なんだから」
「そ、そんなんじゃないってば。ホントなんだから」
「うふふふふふっ、ありがとうございます……」
「でも……あえて選ぶなら……シンプルな、豆腐の味噌汁が飲みたいな……」
「判りました」
一体自分は何を考えていたのだろうか。邪な欲望を胸に秘めていたことが恥ずかしくなってくる。
何よりも大事なのは、葵と一緒に過ごすこのひと時ではないか。今現在、これ以上の何を望むのか。
互いの心さえ繋がっていれば、いずれ身体を重ねる時も来よう。今はまだ、その時期ではないのだ。
強張っていた薫の笑みが徐々にほぐれてゆき、屈託の無い本物の笑顔になった。
「でも……明日は何か特別な日だっけ?」
「うふふふふっ……そうなるかもしれませんね」
謎めいた台詞を呟くと葵は小首を傾げて、薫の肩にチョコンと頭を載せた。
「……二人きりになるのも久し振りですね……」
そう、たとえ一つ屋根の下で一緒に暮らしているとはいうものの、
賑やかな桜庭館では絶えず誰かしらの邪魔が入り、おおっぴらに手を握る事さえも叶わぬ状況なのだ。
「ホントにそうだね……」
「……薫……様……」
葵が薫の方を向いて、その顔をじっと見つめた。諦めた筈の展開が唐突にやって来た事に再び戸惑う薫。
(い、いいのか?)
暫し無言の時間が流れた。どちらかが言葉を発しただけで壊れてしまいそうな、脆い硝子細工のような緊張。
葵が長い睫毛をそっと伏せた瞬間、薫は呪縛が解かれたかのように彼女に顔を近づけた。
(葵ちゃん……やっぱり可愛いなあ……)
唇と唇が接近する。
薫も目を閉じた。
そっと、唇が触れた。
(うっ……柔らかい……)
ほんの数瞬、互いの温もりを確かめ合い、そして触れた時と同じようにすぅっと遠ざかってゆく二人。
二度目は、最初のキスよりも長く。
三度目は、更に時間をかけて。
ここまでは、これまでに幾度となく二人で来た道だった。
四度目のキス。薫は葵を怖がらせないように、そっと舌の先で花びらの様な葵の唇をなぞった。葵も薫の意思を察したのか、唇がふわっと綻んだ。
(……いい……んだよな?)
薫は舌の先で彼女の唇を割る。瞬間、甘く熱い吐息が薫の口にふぅっと流れ込んできた。
(嫌がってない……よし……)
おずおずと舌を伸ばす。葵の歯列を越えて、初めて彼女の口の中へと侵入を果たす。葵をかき抱く両手に力がこもった。
今までの、壊れ物を扱うような優しい抱きしめ方ではない。力強い抱擁に葵の柳腰がキュンと括れた。おずおずと遠慮がちに薫の背に回されていた葵の手にも力が入った。
(うわっ……熱い……)
(それに……なんて柔らかいんだ……)
初めて入った葵の口中。薫にとっては全てが未知の世界だ。
(あっ……)
(これが……葵ちゃんの、舌……)
薫の舌先が葵のそれに触れた。奥に縮こまっている彼女の舌をそっと突付く。
舌を使って愛を交歓しあうなど葵には想像もつかないのだろう。薫の舌が優しくエスコートするようにそっと葵の舌に巻き付いて二人の未踏の地へと誘う。
おっかなびっくりと云ったぎこちない葵の舌を翻弄するように、薫のそれが半ば強引なリードでぐいぐいと引っ張ってゆく。
されるがままの彼女の舌は、とうとう薫の口の中にまで引きずり込まれていた。
薫の歯が葵の舌を優しく甘噛みした。
余程びっくりしたのか、反射的に舌を引っ込める葵だったが未知の領域への好奇心が恐怖に勝ったのか、今度はおずおずと自分から舌を挿し入れてきた。
(……葵ちゃん!)
愛しい許嫁の甘く柔らかい舌を思う存分に吸う薫。
再び薫の舌が葵の唇を割って侵入を果たすと葵も心得たのか、さっきのお返しと云わんばかりに整った歯列で薫のそれを優しく噛み返してくる。
互いの唇を貪り合い、舌を吸い合い、唾液を啜り合う。
今までに無い激しい口付けを交わす二人の固く抱きしめあった身体がゆっくりと布団の上に折り重なって倒れた。キスはまだ止まない。
薫が身を捩り、組み敷いた葵から半身をずらす。背に回していた手がゆっくりと肩甲骨の下を通り脇腹をくぐって、実り豊かな葵の乳房へと移動してゆく。
一瞬、葵の身体が強張った。絡み合っていた舌が動きを止めた。薫の手も硬直して凍りつく。
(不味……かったのか?)
「…………」
暫しの沈黙の後。動きを再開させたのは、なんと葵の方からだった。
薫の舌にリードされがちだった熱いベーゼが、おずおずとした控えめな動きではあったが確かに葵の舌が薫のそれに自ら絡み付いてきた。
薫はそれを彼女の承諾のサインと受け取った。ゆっくりと指先に力を込めてゆく。寝巻き
の生地に皺を刻みながら、薫の指が布越しの葵の乳房にめり込んでいった。
(やっ……柔らかいッ!)
今までもアクシデント的に葵の乳房に触れた事はあったものの、はっきりとした明確な意志を持ってその膨らみに手を伸ばすのは初めてのことだった。
続く
ていうか、陵辱警報って名前じゃなくて文字通り警報だったから和姦の今回は
素でやってるだけなんじゃね?
文章もシチュエーションも氏のものだと思うんだけど。
捕手
保守
765 :
762:2006/04/26(水) 18:08:49 ID:QFEwNCER
と、思ったんだが薫しゃま童貞だし、やはり設定が違うな。
失礼。
どんまーい
『初夜』 続き
トクン、トクン、トクン、トクン……
薄い布を隔てて葵の鼓動の優しい響きが掌に伝わってくる。
柔らかい膨らみを脇から掬い上げ、指を食い込ませて揉み込み、縊り出しては放すという動きを飽きずに何度も繰り返すうちに、
タプタプと音がしそうなほど柔らかかった乳房が次第にパンと張り詰めてくる推移を薫は掌で感じ取っていた。
(直に……触りたいっ……)
寝巻きの上から膨らみを揉んでいた手を葵の腰に回す。
キスをしたまま、手探りで帯の結び目を探す。そのまま帯を解こうとしたその時、葵の小さな掌が薫の手に重ねられた。
(拒まれて……いる?)
不安になった薫はそっと瞼を開けた。葵の目尻にきらりと光るものが見えた。
薫は名残惜しげに唇を離した。二人の間の唾液の糸がキラキラと輝く。突然の口付けの中断に葵はようやく固く閉じていた瞼を開けた。
「……ごめん……俺……葵ちゃんを泣かせるつもりなんて無かったのに……」
「……違うんです、薫様……」
葵の目尻から一粒二粒の涙が頬を転がってゆく。
「ようやく……ようやく薫様と……嬉しいのに……でもっ……怖くて……ごめんなさいっ……」
はらはらと大粒の涙が後から後から零れ落ちる。
薫の大きな掌が、葵の黒髪をそっと撫でた。
「葵ちゃん……怖がらせちゃってごめん……優しく、優しくするよ……」
「……薫様ッ!!」
葵が薫の唇にむしゃぶりついてきた。どうしようもなく湧き上がってくる不安を忘れようとしてキスに没頭しようとする葵。
自分から舌を絡ませて、薫の唇を甘噛みする。頬同士が触れ合い、薫の頬も涙に濡れた。
葵の唇がそうっと遠ざかる。葵は恥ずかしそうに目を伏せて、両掌で顔を覆い隠してしまった。薫はそれが彼女のOKのサインだと確信した。
あらためて浴衣の帯の結び目を解く。帯を抜く時、葵が僅かに腰を浮かせてくれたのが薫に先に進ませる勇気をくれた。
浴衣の前をはだけた。
(うわっ……ノーブラだっ……)
葵の上半身は寝巻きの下には何もつけていなかった。心の準備の出来ていなかった薫だったが、美しい乳房の造形にはただ見惚れるばかりであった。
(これが……葵ちゃんの……)
美しい乳房だった。仰向けになっている所為でやや潰れ気味ではあるものの、若さ故の肌の張りがそれを感じさせない。
ふっくらと柔らかく盛り上がった双つの果実は、普段の着物姿の葵から想像するよりもずっとたわわに実を結んでいる。
(着痩せする性質なんだな……)
乳肌はミルクを捏ねて造られたのかと思うほどに白く、うっすらと青い静脈が透けて見えた。
頂点に戴く乳首は乳房の大きさに似合った可憐な造りで、小粒な乳首がチョコンと鎮座している。
色は極めて薄いピンクパールに煌き、まるで陽の光に透き通る桜の花弁のような彩りだった。小径の乳輪も乳首と同じ淡い桜色に彩られ乳房の先端を控えめに飾っている。
葵の心臓が鼓動を刻む度に、乳房全体がプルンプルンと揺れた。まるでプリンかゼリーを指で突付いて震わせた様子にも似ていた。
薫は恐る恐る指先を伸ばし、その掌でそっと葵の乳房を包み込んだ。
(これが!……女の子の……葵ちゃんの、おっぱいなんだ……!!)
初めて直に揉む葵の胸の手触りに薫は痺れた。
なんと柔らかいのだろう。ただ柔らかいだけではない。どこまでも指先がめり込んでいくような柔らかさと指先を押し返す瑞々しい弾力を併せ持った乳房に薫は酔い痴れた。
指先に吸い付くような肌触りはまさに餅肌と呼ぶに相応しい感触だ。みっしりと肉の詰まった重みを感じさせる心地よい重量感。
手の平の下にある乳首はフニフニと柔らかく、乳房に溶け込んでしまいそうな程だった。
何度も何度も、その感触を確かめるかのように乳を揉み込む。わしっ、わしっと大きく、優しく、揉みしだく。
「んぅッ」
「ご、ごめん……痛かった?」
「……だ、大丈夫……です……」
「……我慢しなくてもいいよ」
「……違うんです……あンッ……あんまり気持ち良いものですから……」
緊張に薫の掌がじっとりと発汗してくるのと同時に、葵の乳房もしっとりと汗ばんできた。
葵の言葉を裏付けるかのように、その乳房の先端が刺激に対して反応を示し始めてきていた。
ゆっくりと、徐々にしこり始める葵の乳首。芯が段々と硬くなり始め、充血した所為なのは僅かに膨らんできている。
薫が乳房から名残惜しげな指を引き剥がした。葵の乳肌の上で彼の手の形がそのまま桜色の跡となって残っている。
小粒な尖りがほんのりと色濃く染まり、僅かではあるがプックリと膨らんでいる。充血しているのだ。
薫はその小さな尖りを人差し指と中指でそっと摘んだ。
「ひッ!」
瞬間、乳房の先端から電流が走ったかのように葵は感じた。
指先に感じる小さなしこりは、強く爪弾けば華奢な硝子細工のように粉々になってしまうかと思われた。
薫は細心の注意を払って指の間に挟んだ乳首を上に吊り上げる。重力に引かれてやや潰れ気味だった葵の乳房が乳首を頂点としてロケットの先端のようにツンと尖る。
「ひッ……あひィッ……」
痛みに耐えかねた葵が背中を浮かせた。限界まで引っ張られた乳房の頂点をパッと放すと、復元力に富んだ瑞々しい乳房がプルルンと震えながら元通りの御椀型に戻る。
(すっ……凄いッ!!)
薫の指が再び乳首を摘み上げ、そして乳房を吊り上げては開放する。初めて与えられた玩具で遊ぶ幼子のように、何度も何度も飽きることなく一連の動きを繰り返す薫だった。
そうこうしている内に、葵の乳房に如実な変化が現れていた。乳首がポッチリと勃起してしまったのだ。
元々が小粒な葵の乳首は、充血して一回りほど大きくなっても上品さを失ってはいなかった。ただ、透き通るような桃色が幾分紅を濃くしていた。
小径の乳輪もふっくらと浮き上がり、己が存在を主張している。乳房全体も熱を孕んでいるのか、艶やかな桜色にボウとけぶっていた。
薫の唇が吸い寄せられるように葵の乳首に接近する。我知らず、何時の間にかその先端を口に含む薫。葵の躯がピクンと震えた。
「あはっ……あんッ……薫様ッ……く、くすぐったいですぅ……」
口に含んだ乳首を舌先で転がすと葵の躯が震え、唇からは甘い喘ぎが零れた。
硬くなった乳首を軽く噛むと、まるでグミのような歯ごたえがある。激情に駆られて歯形を付けぬように、薫は自分の手綱を引き絞った。
チュパッ、チュパッ、チュパチュパッ……
葵の部屋に乳首を吸われる音が響き渡る。空いている側の乳首を指先で挟んで扱く。
コリコリに硬くなった乳首を乳房に押し込んで見たり、先端に指の腹を当ててクリクリと捏ね回す。
頃合を見計らい、唇を右から左へ、左から右へと移動させる。何往復かする内に、葵の乳首は薫の唾液でベトベトに濡れてしまった。
そんな彼女の肢体を満足気な表情で見下ろす薫。葵は明らかに彼の愛撫に反応している。己が童貞であるという不安は何時の間にかどこかへ消え去ってしまっていた。
そんな自信が彼を更なる行動へと誘っていった。
帯の解けた寝巻きの袷はもう上から下まで全開になっている。ぴったりと閉じあわされた白磁の太腿の付け根。
葵が女として成熟しつつあるその証でもある黒々と生い繁った草叢が悩ましいヴィーナスの丘を覆い隠している。
薫は胸の谷間に顔を埋め、その手を彼女の下半身へと這わせた。
太腿の間に手を挿し入れようとする薫だったが、処女の膝のガードは固く指一本を挟ませてもらう事さえも出来ない。
仕方なく葵の陰毛を指で梳き撫でる。
指先に絡みつく葵のアンダーヘアは見た目以上のボリュームがあるものの、その毛質はあくまでも柔らかかった。
まるで上質のベルベットを撫でているような感じさえする。中指の先をジャングルの奥に進ませるものの、目当てのお宝の在り処は一向に判らない。
(……下付き……なのか?)
葵が太腿をぴったりと閉じ合わせているこの状況ではヴァギナへの愛撫は不可能だ。薫は上体を起こし、両手を葵の腰の括れにそっとあてがった。
折れてしまいそうなウエストから、いよいよ女として充実した刻を迎えて日に日にその肉付きを厚くしてゆくヒップへ。薫の手が葵の優美な曲線を辿ってゆく。
そして彼の指は、一足早く成熟されたムッチリとした太腿へと流れてゆく。柔らかなカーブを描きながら引き締まった膝頭へと収斂してゆく線の美しさはどうだろう。
正座でいることの多い葵だったが、膝頭が多くの日本人のようにぽっこりと突き出していないのは奇跡といっても過言ではなかろう。
程よく発達した脹脛で再び柔らかい曲線をなぞった薫の手が彼女の踝でピタリと止まり、そのまま細い足首をそれぞれの指で掴んだ。
試しに二本の足を割り拡げようとしてはみたが、やはり葵の下半身は頑なな態度を崩そうとはしなかった。彼女を見上げると、いまだに掌で顔を覆ったままだった。
薫は彼女の足首を掴んだまま上へ持ち上げた。
「か、薫様っ、何を……きゃあッ!?」
葵の下半身が持ち上がった。そのまま薫は腕を前方へ伸ばし、葵の躯を二つに折り曲げる。
驚いた瞬間、僅かに葵の膝が割れた。思わず顔を覆っていた両手で膝を閉じようとするが遅きに失した。
葵の顔の両脇に彼女の膝が押し付けられる。丸まった背中に薫が身体を密着させている為、躯を伸ばそうとしてもままならない。
いわゆる『まんぐり返し』と云われる格好だ。
体の柔らかい葵にはさして苦痛を覚える姿勢でこそなかったが、
目の前に己の羞恥の器官が開陳させられているあられもない格好は花も恥らう年頃の少女にとっては気絶しそうなほど恥ずかしいに違いないだろう。
自分の秘めやかな狭間を薫にマジマジと見つめられる恥辱。葵は股間を隠す事さえも忘れて両掌で顔を覆った。
そんな葵の羞恥を慮る余裕も忘れて、薫は秘密の花園の佇まいにジィッと見入った。
葵も人並みに陰毛をモジャモジャと繁らせていたのだ。そんな当たり前の事でさえ、薫にとっては目も眩むような眺めだった。
逆三角形に生え揃ったアンダーヘアは歳相応の繁茂ぶりを誇り、艶やかな黒曜石の如き草叢の輝きが眩しかった。
湯から上がったばかりだからなのか、柔らかな艶を含んだ陰毛の流れは穏やかな川面の如く上から下へと連なっている。
しかし柔らかな萌え草は葵の秘奥の全てを覆い隠すまでには至らず、その毛並みが急に疎らになる逆三角形の頂点からはほんのりと紅色を滲ませたクレヴァスの下端さえも覗けた。
だが薫の視線はクレヴァスの更にその下、真っ白な尻たぼの、濃い紅がくすんだセピアに変色してゆく谷間の底に鎮座する葵の肛門へと吸い込まれていった。
(こっ……これが……)
(葵ちゃんの、お尻の孔……)
(綺麗だ……)
(ここからウンチが出てくるなんて……信じられないよ……)
抜けるように白い尻の谷間の奥底に、その華はひっそりと咲いていた。無数の精緻な小皺が放射線状に収斂し、針の先が通る程の隙間も無い中心へと吸い込まれてゆく。
針を通す隙間も無いこの皺の中心から便塊がモリモリと排泄されるなどと誰が信じようか。菫色をキュッと絞り込んだ慎ましやかな色合いが葵には似つかわしいと薫は思った。
薫は躊躇う事なく、葵の裏菊に舌を這わせた。
「そっ、そこはっ!……ひぃッ!……薫様ッ……汚れてッ……」
風呂から上がったばかりの肛門はほんのりと石鹸の香りすら漂わせ、その可憐な佇まいとも相まっておよそ排泄をする為だけの器官とは思えぬ程だ。
風呂上りの所為か、舌の先が汗の味を感じ取った以外には味らしい味さえも無い。
薫の舌の動きに慄くようにキュンと窄まるアナルの反応さえも愛しい。慈しむような丹念な愛撫で彼女の肛門が舐め尽くされる。葵の菊門はたちまちのうちに薫の唾液に塗れた。
尖らせた舌の先で窄まりの中心をツンとつつくと、葵はヒィヒィと喘ぎながら下半身を震わせた。
舌の侵入を拒もうとしているのだろう、肛門括約筋に力が入ると葵のアヌスはコクリコの実のようにコリコリに凝り固まった。
とうとう薫は、舌だけでは飽き足らずに唇までをも使って葵の裏菊を愛撫する。まるで餌をついばむ小鳥のように、チュッチュッ、チュッチュッと口付けの雨を降らせた。
大きく口を開けて裏門の全てを貪るように頬張り、チュバチュバと吸いたてた。
「ヒッ……あひィ〜〜〜〜〜〜ッ!!」
堪らず、葵が喉を絞って啼いた。手の平で顔を覆い隠したまま、頭を左右に振ってイヤイヤをする。
肛門愛撫の総仕上げとして、薫は舌を固く尖らせてアヌスの中心を突き刺す。
ドアをノックしているようなさっきの軽い舌突きに比すれば、今度は力任せに扉を抉じ開けようとする暴漢の如き強引さだった。
だが葵の肛門は薫の侵入を未然に防いだ。グイグイと押し込まれる薫の舌先は、固く引き締まった肛門括約筋の防波堤を突破する事が出来ない。
正攻法が通じないのならば搦め手だ。薫の舌が盛り上がったアナルの周囲に円を描くように舐め回る。
「かっ、薫様ッ!そこはッ……違いますッ!」
尻たぼを振って薫から逃げようとする葵だったが、彼にがっしりと身体を固められていてはそれも無駄な足掻きに過ぎない。
こんどは皺の一本一本を数えてでもいるかのような執拗な舌戯。
葵が想像だにしなかった肛門への愛撫。だが彼女の身体はそれを受け入れ、健気な応えを返してきていた。
唾液に濡れた葵の排泄孔がいつしかふっくらと柔らかくほぐれ始めていた。
(これなら……)
狙いすました一閃がアヌスの中心を貫いた。
「ひっ……あひィ〜ッ!!」
喉を絞って泣き叫ぶ葵の肛門を薫の舌が貫いたのだ。
「いっ、嫌ッ、嫌ッ、かっ、薫様ッ、そっ……そこはっ……嫌ですッ……」
葵の必死の懇願も薫の耳まで届かない。愛しい葵のアヌスの初々しい反応が薫の心を掴んで放さないのだ。
(これがっ……葵ちゃんの……)
(熱くて……キツい……)
(……可愛いッ……キュンキュン締め付けてくるっ……)
葵は必死で薫の舌を毎朝の排便の要領で押し出そうとしていた。その肛門括約筋の蠢きが薫の舌を小鳥のように啄ばむのだ。
だが一度決壊した裏門にもうそれを押し返すだけの力は無かった。
薫が葵の腸内でレロレロと舌を蠢かす度に甘い疼きが排泄孔から全身へと駆け巡り、薄皮を削ぐようにして葵の嫌悪感までもが剥ぎ取られてゆくのだった。
あまりにも酷使し過ぎた所為なのか、薫は舌の付け根に攣るような痛みを感じた。
もっと葵のアヌスを愛したかったが中断を余儀なくされ、後ろ髪を引かれつつも小さな窄まりから舌を引き抜く。
可憐な肛門から薫の唇まで続く銀色の唾液の糸がプツンと切れた。
(……うわぁっ……)
息も絶え絶えに華奢な肩を大きく上下させて胸の高鳴りを鎮めようとする葵。その彼女の羞恥の源泉。
愛撫する前はキュッと引き締まっていた小皺の窄まりが今やポッカリと口を開けているではないか。
肛門愛撫の刺激とショックの大きさが葵から緊張感を奪い去ったのか、或いはアヌスを閉じるだけの力さえも残されていないのか、
薫の親指さえも挿入出来そうな程の虚ろな佇まいを曝け出してしまっている。
その奥を覗き込む薫の目に、鮮やかなサーモンピンクの腸壁の複雑な隆起が飛び込んできた。
(綺麗だ……葵ちゃん……ん?)
すっかり彼女の肛門に見惚れていた薫だったが、もう一つの葵の秘め所の変化にようやく気付いた。
草叢の裾から覗く紅を滲ませた幼いスリット。よくよく目を凝らせばそのクレヴァスの深い切れ込みの間も何やらキラキラと輝いているではないか。
(葵ちゃん……お尻の穴で……)
(ウンチの穴で感じちゃったのか?)
(葵ちゃんがお尻の穴を舐められて濡れるだなんて……)
(……アヌスにも性感帯があるって……ホントだったんだ……)
不浄の門で感じてしまう許婚。だが失望感はない。むしろ葵が豊かな性感帯を持っていた歓びの方が大きかった。
(本当に濡れているのか……確かめなくちゃ……)
薫はおもむろに顔を葵の股間に近づけるのだった。
汗の所為か、ほんのりと湿り気を帯びた恥毛を指で左右に梳き分けると、そこにはシンプルなスリットがあるばかりであった。
スリットの中心に向かうに従って、ほんのりと色付く紅色が濃くなってゆき、えもいわれぬ美しいグラデーションを醸し出している。
ニチィッ……
薫が指で葵の陰唇を拡げたのだ。
漆黒の三角形のジャングルの中央に、突如として鮮やかなサーモンピンクのダイヤモンドが出現した。
この季節の屋外であれば湯気が立ちそうな程のムンとした熱気と湿り気と共に、咽返るような葵のおんなの匂いが立ち昇る。
薫は鼻を鳴らして磯の香りにも似た処女特有の強烈な残尿臭とほのかな汗の香り、
そして発酵したヨーグルトかチーズの如き甘酸っぱくも芳しい発情のフェロモンをまとめて嗅ぐ。
(す、凄いッ!!)
頭がクラクラする。目眩にも似た酩酊感が薫を包み込んだ。
葵のおんなの部分が余すところ無く曝け出された。薫は喉を鳴らして唾液を嚥下した。
シンプルな一筋のスリットの内側にかくも複雑精緻な肉襞細工があろうと誰が予想しえたであろうか。
幾重にも丁寧に折り畳まれた薄襞が強制開帳された大陰唇に引っ張られあたかも肉色の薔薇が葵の股間に咲いているかのようだった。
『女の子の仕組み』なるハウトゥ本で見た無味乾燥な模式図とは比べようも無い、艶やかな女の華が朝露のような愛の雫を身にまとってそこに綻んでいるのだ。
濡れていた。間違いなく濡れていた。湿っているといった控えめなものではない。溢れた愛液の雫が筋を引いて黒いジャングルの奥へと消えてく。
左右のラヴィアの間には無数の愛液の糸の橋が架かっている。アヌスへの愛撫に葵はおんなを濡らしていたのだ。
口から飛び出してしまいそうな心臓を必死で宥め賺し、じっくりと葵の性器を観察する薫。
(……クリトリスは何処だ?)
クレヴァスの上端、左右の陰唇が繋がる部分に目を凝らす。童貞の薫がイメージしていたような肉の突起は何処にも無い。
指で触れて確認しようかとも思ったが、まるで壊れ物のような繊細な葵の道具の造りをむやみに弄り回すのも躊躇われた。
幸い舌の痺れも治まったようだ。口中に溜まった唾液を舌に乗せ、恐る恐るその先を葵の女陰へと近づける。興奮に舌の先が震えた。
「ひンッ!」
葵が声を上げた。薫の舌が彼女自身の指でさえ触れた事のない場所に触れた瞬間だった。
続く
無駄使いスマソ
素晴らしい
GJ!
アニリングスGJ!
779 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 00:10:34 ID:kmROAgaJ
GJ
いぃ〜〜ね!!
GJ
フゥ〜
保守しときますね。
そろそろ次スレにしたほうがいいんじゃね?
450kb以上はやばくなかったっけ?
785 :
浜谷太一 ◆yl1SBmcic. :2006/05/21(日) 21:14:19 ID:H01GN/UO
500KBで満杯ですからね
でも原作も終わったしこのスレで終了でもいいかなあ。とも正直なところ思ったりもする
そんな寂しいことを言うなんてとんでもない。
陵辱警報さんのが終わった時は俺もこれで終わりかなと思ったけど
>>774さんの続きも読みたいしまだ必要でしょ。
AT-Xで再放送はじまるし。
とりあえず保守age
790 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 07:49:09 ID:mBlTeAJ6
保守
792 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 18:04:14 ID:zkStLM8B
娘の処女膜も整形してやんのかね?
元々処女じゃないし膜なんて今時の若い子は気にしないでしょ
男が気にするんだよー!
>男が
処女至上主義はやめた方がいいよ…
まぁ火事とレイプは朝鮮の花だからな。
チョンが二人もいた時点で犯されてるのは確定。
非処女至上主義も止めた方がいいと思います
そんな主義者がいたとは初耳だ
799 :
陵辱警報:2006/07/01(土) 00:49:01 ID:z5tm0vF4
>そんな主義者がいたとは初耳だ
……す、すいません……
いや、まぁ、経験済みの”お姉さま”に導かれるのは男の憧れだよね…
804 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 21:36:34 ID:jfc6vUpR
あげ
新スレ作らないの?もうSS投下できないでしょ
808 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 22:29:31 ID:1yXRSkAA
ほす
ホッシュ
811 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 14:23:12 ID:FB9hMOeB
hosyu
814 :
陵辱警報:2006/08/16(水) 04:20:18 ID:x5MuYpLi
>802
バレバレだと思ってましたよ……
『初夜』 続き
薫の頭の中では舌の味覚神経が伝えてくる情報が洪水のように溢れかえっていた。
(しょっぱい……)
(……何の味だろう……)
(潮の……海の味がする……)
(でも……それだけじゃない……)
薫の舌が伝えてくる情報を噛み締める。
(これが……葵ちゃんの味なんだ……)
(美味しい……)
舌の先で彼女のクリットの位置を探りながら、葵の秘貝が吐き出す甘い蜜汁を薫はジュル
ジュルと下品な音を立てて思う存分に啜った。喉を鳴らして飲めども飲めども、尽きない泉
は後から後から滾々と新鮮な愛液を湧き立たせる。しかもその味が段々と濃く、味わい深く
なってきているのだ。まったりとした上品なコクに薫は舌鼓を打った。葵は料理の腕も絶品
だったが、その愛液さえも極上のスープに比肩する素晴らしさなのだ。薫は葵の吐露する果
汁に酔い痴れた。
だがお目当ての宝玉の在り処は一向に判らなかった。舌の先で左右の陰唇の分け目を撫で
回すのだが、その場所はプニプニとした柔らかい肉が捩れているだけで、童貞の薫が想像す
るようなキンキンに尖り勃つ雌芯は何処にも無かった。
(……何処だ?……もっと下なのか?)
かつて見た男性向け雑誌のハゥトゥ特集で見た女性器の図を思い浮かべて舌の先でそれと
おぼしき場所を探るのだが、それらしき器官は未だに見つからない。乳首のしこり具合とヴ
ァギナの濡れ具合から鑑みるに、クリトリスも充血してピンと屹立していても良い筈だ。
だがその部分は透き通るような瑞々しい桜色の肉の隆起がただあるばかりでお目当ての肉
真珠は何処にも無いのだ。
(……ん?)
ほんの僅か、舌の先に何かが触れた。
(此処か?)
その場所を丹念に探る。すると、まるでゼリーかプリンのようにプニプニとした柔らかい
肉の盛り上がりの奥に、なにやら硬い芯のようなモノがあるのに薫は気が付いた。肉の重な
り合う複雑な構造を舌だけで探索するうちに、ようやく薫は葵のクリトリスの造りを理解し
た。
(葵ちゃんのクリット……皮を被っているんだ……)
(包茎ってヤツだな……)
分厚い包皮にくるまれた葵の雌芯は、余程気を付けていなければそのまま通り過ぎてしま
いそうな程に小粒だったのだ。
(……皮を剥いてあげるよ、葵ちゃん)
舌の先をクリトリスフードの下に滑り込ませて捲り上げようとするのだが上手くいかない。
生まれてこのかた一度も剥けたことが無いのか、クリットは被った鞘を容易に脱ぎ捨てようとはしない。
頭巾の先がピラピラと捲れ返るだけで秘宝の肉真珠はその顔さえも覗かせようとはしなかった。
舌だけでは無理だと判断した薫は指と唇も使い始める。柔らかいヴィーナスの丘に指先を
食い込ませてグイと寛げる。上下の唇で包皮ごとクリットを啄ばみ、舌の先でそれを激しく
上下左右にブラッシングする。
「あひッ! ひっ、ひィ〜〜〜ッ!! やッ、止めッ……ひィんっ!!」
瞼を閉じ、舌の先に神経を集中させる。薫の精神は葵の膣の中に取り込まれてしまったか
のようだった。その耳には息も絶え絶えな葵の喘ぎ声さえも届いていなかった。
唇の間の包皮の中で、葵のクリトリスがビンビンと弾かれてプックリと膨らみだす。薄皮
はパンと張り詰め、今にも内側から弾けてしまいそうだ。恐らく葵は既に快感を通り越して
痛みすら感じているに違いない。
(今……楽にしてあげるよ、葵ちゃん)
薫が更に激しいブラッシングを葵に送り込む。声を上げる余裕さえも無くなった葵は白い
喉元を曝け出して海老反り、悶え狂うしかなかった。
ピッ!
葵の股間に小さく鋭い痛みが疾った。薫の執拗な愛撫に根負けしたのか、遂に葵の頑固な
包皮がようやくその一端を綻ばせたのだ。包皮を裏返しながら徐々にその姿を現す葵の宝玉。
それは正に肉真珠と形容するに相応しい完璧な球形である事を薫は舌の先だけで感じ取った。
大きさは米粒の半分ぐらい。
(こんなに……小さいんだ……)
だがこの小さな真珠肉には鋭敏すぎるほどの性感神経が集中しているのだ。薫は細心の注
意を払って繊細に、かつ大胆に陰核への愛撫を続ける。
「ひッ……はひっ……ひィッ……」
葵はしなやかな肢体を仰け反らせて悶絶する。必死に薫の口から恥核を逃がそうとするのだが、
彼はがっちりと腰を抱え込んで彼女の股間から顔を放そうとはしなかった。
だが精一杯の抵抗で身じろぎした所為なのか、葵の淫核は再びすっぽりと皮の中に隠れる
事に成功した。初めて剥き下ろされたばかりの肉鞘はまだ剥け癖よりも被り癖の方が勝って
いるようだった。
焦れた薫は肉鞘ごと葵の恥豆を口に含んで思いっきり吸引した。
ジュッ……ジュジュジュジュジュジュ〜ッ!!
「はッ!……はひィッ、ひィ〜〜〜ッ!!」
葵が断末魔の声を上げた。背中が弓なりに反りかえり、尻が宙に浮いた。
初心なクリットは強烈な吸引に抗えず、とうとう肉鞘から吸いだされてしまう。葵の腰が
排泄行為の後のようにブルッと震えた。
激しく吸った後は、今度は包皮にくるまれたクリットを西瓜の種でもそうするかのように
プッと吐き出す。これ以上は無い位に大きく見開かれた葵の瞳には目の前の光景を映しては
いなかった。頭の中で炸裂する色とりどりの光の瞬きだけが彼女の視界を占有しているのだ。
ほうほうの態で再び肉鞘の中に逃げ込んだ女芯はまたもや薫の吸引に引きずり出され息を
つく暇もない。
こうして皮を剥かれては被されてという行為の繰り返しに固さの残っていた包皮はすっか
り柔らかくほぐされて、とうとう薫の吸引が終わりを告げた後もズル剥けの状態になってし
まったのだ。
それを舌の先で確認した薫はようやく彼女のヴァギナから口を離し、生まれて初めての御
開帳となる葵の宝玉に見入った。
包皮を剥き下ろされてピンと屹立するクリトリスは余りにも小さい。皮の上からでさえ触
れた事など皆無であろう。よく目を凝らせば葵の心臓の鼓動に合わせて陰核がズキンズキン
と脈を打っているのが判った。こんなウブなクリトリスが薫の口唇前戯に応えてくれたのだ。
泡立って白濁した愛液の海に溺れそうな、米粒よりも小さな葵の雌芯を薫は心から愛しく
感じた。
再び薫が葵の恥豆にむしゃぶりついた。雌芯の根元から頂点に向けてざらついた舌でズル
リと舐め上げる。
「ひッ……あひィッ!!」
クンッと葵の腰が一際高く跳ね上がり、頂点で大きくブルッと痙攣した。その瞬間、薫の
顎から喉にかけて熱い飛沫が葵のヴァギナからブシュウッ!と噴き出した。達した瞬間に潮
を吹いたのだ。桜庭葵の生まれて初めての絶頂体験は薫のクンニリングスによって迎えたの
だ。
葵が頂点に達した事は童貞の薫にさえ判った。自分が葵をそこまで導いたという自信を面
に浮かべ、口を手の甲で拭いながら薫は自分の股間を見下ろした。
これまでの人生の中でこれほど勃起した経験があったであろうか。先走りの涎に塗れた亀
頭は禍々しく輝いている。陰茎がズキンズキンと裂ける様に痛み、亀頭は爆発してしまわん
ばかりに膨張している。ずっしりとした重量感が股間にあった。反りかえった肉槍は下腹に
ぴったりと張り付き、葵の膣に狙いを定める為には無理矢理下に押し下げなければならぬ程
である。
こんな凶暴な一物が葵の小さな膣に挿入されるのだ。我ながら恐ろしくなるぐらいの猛り
ぶりである。
「葵ちゃん……本当に良いんだね?」
薫の最後の問い掛けにも、息も絶え絶えな葵は力無く肯くしかなかった。
薫の手が葵の膝を割る。内腿をべたりと濡らしている葵の秘め処が余すところ無く薫の目
に飛び込んでくる。
切先を葵の中心にあてがう。粘膜と粘膜が音を立てて触れ合った。
(葵ちゃんの処女を……俺が……)
グイッと力強く腰を突き出した。だが一息に貫通とは行かなかった。手ごたえはあった。
場所に間違いは無いようだ。ガチガチに勃起した若く逞しいペニスはいまや鋼の矛と化して
いるものの、処女の聖なる扉を流石に一突きで打ち破るには到らなかったのだ。
「痛ゥッ!!」
二突き。三突き。腰を突き入れ、引く度にヌチャヌチャと淫らな水音が響く。だが葵の入
り口はきつく締まっており、薫の極太亀頭を容易に受け入れようとしない。しかし葵の豊富
な自家製潤滑液が粘膜と粘膜との摩擦をやわらげる。薫の切先が徐々に葵の膣内に沈んでゆ
く。
強烈な入り口の締め付けが亀頭をギリギリと締め上げ、薫は僅かに痛みを感じた。
(こんな痛み……葵ちゃんはもっと痛いんだぞ……)
葵は声を漏らさぬように、唇を噛み締めている。固く閉じた瞼のまなじりには涙が滲んで
いる。
(葵ちゃん……ありがとう……)
(……葵ちゃんのバージンを……俺が……)
(破るっ!!)
ズルリと滑るような感覚とともに、薫の亀頭が一線を越えた。
「はァッ!……ああっ……」
ミチミチと締め付けてくる狭隘な肉路を一突き、また一突きと徐々に深く抉り込んでゆく。
だが薫の長茎がいくらも沈まぬ内に、再び葵の膣洞は頑なにペニスを拒んだ。まだ行き止
まりでは無い筈だ。
(ここが……葵ちゃんの……)
(処女膜ッ!!)
いよいよ彼女が清らかな処女の時代と決別するのだ。薫は自分が承った重い使命が、尚一
層血を凝集させたペニスがより硬く、より長く、より太くするのを感じた。
ミチィッ……メリメリッ……
環状になった処女膜が一箇所、また一箇所と断ち裂かれて、綻んでゆく。
葵はといえば純潔を失う激痛に声も上げる事さえも出来ずに、その唇が虚しく空気を貪る
だけであった。処女の本能に従って腰を逃がそうとする葵だったが、若き雄の獣の前では彼
女はあまりにも非力であり、童貞の薫にはそんな葵を気遣うような余裕は無かった。
「はぁッ……あッ、ああっ、ああ〜ッ!!」
肺腑に溜め込んでいた大量の空気を全て吐き出すかのような叫びが葵の喉を震わせるのと
同時だった。
「あっ……葵ちゃんッ……くうっ……!!」
薫の口からもくぐもった声がもれた。薫の亀頭が遂に関門を乗り越えて、葵の股の奥にズ
ンと打ち込まれたのだ。
葵が女になった瞬間だった。二人が繋がった場所からは純潔の証が滲んだ。
だがそれでも薫の剛直はまだ半分さえもインサートされていないのだ。バージンの聖扉を
打ち破ったペニスの行く手を阻むものは何も無い。こなれていない処女の膣肉を無理矢理に
抉じ開けて薫は女体の奥深くへと掘り進んでいった。
「かっ……薫……様ッ……も、もっと……優しく……ッ……」
薫がそれだけの経験を積んでいれば、初めての葵を気遣う余裕もあったのだろうが、それ
を童貞の身の彼に望むのは無理からぬ事であった。行き着くところまで行く以外には、熱く
滾った若い牡の勢いを止めることは誰にも出来ないに違いない。
「はッ……ああ〜ッ!!」
薫の亀頭が最奥に達した瞬間を告げるように葵が声を上げた。処女の身に咥え込まされる
にはあまりにも長大な剛直は、いまやその全てが葵の胎内に収まったのだ。
「あっ……葵ちゃんッ……!」
葵の素晴らしい締め付けに薫は呻いた。葵の膣洞が彼の若茎にピッタリと密着し、キュキ
ュンと肉路を絞り込んでくる。特に亀頭の周囲ではウネウネと膣襞が蠢き、まるでミミズか
蛸が胎内でのたくっているかのようだった。
(なっ……なんて、気持ち良いんだッ!)
薫は身体を固くした。動かない。いや、動けなかったのだ。
今自ら腰を動かせば、二擦りとたたぬうちに葵の膣内にザーメンをぶちまけてしまうのは
間違いなかった。
薫は必死に堪えた。挿入した瞬間に放出してしまうような無様な醜態は男の沽券に関わる。
昂る精神をなだめ、心臓の鼓動を鎮めようとする。動きを止めた薫のペニスとは裏腹に、
葵の膣は絶え間なく蠢動を繰り返している。ともすればその蠕動だけでも思いのたけをぶち
まけてしまいそうにもなるが、間一髪で薫は耐える。
どれ程の時間がすぎたのだろうか。一分にも満たない時間であったような気もするし、一
時間にも及ぶ長い間だったような気もする。
自分と落ち着きを取り戻した薫が葵に問い掛ける。
「葵ちゃん……」
「薫……様ッ……」
濡れた瞳と瞳が見つめあう。
「葵は……幸せですっ……初めてを……薫様に捧げる事が出来て……薫様に……女に……
していただいて……」
「……俺もだよ、葵ちゃん……俺も葵ちゃんに男にしてもらったんだ……葵ちゃんは俺の
最初の女の人で……そして、最後の女の人だ」
一瞬、葵が目を伏せた。しかし次の瞬間には何事も無かったかのように、目の前の愛しい
薫を見詰めて今度は自分から唇を寄せた。薫は彼女の一瞬の逡巡に気付く事なく、口付けに
溺れてゆく。
二人は互いの唇を貪りあうかのような激しい口付けを交わした。最早葵にも衒いはない。
二匹の獣と化した許婚同士は互いの唇と舌と唾液を思う存分に吸い合った。
葵は胎内に収まった薫のペニスの脈動をしかと感じ取り、薫もまた葵の肉襞の蠢動を味わ
った。
葵の若く瑞々しい膣が初めて受け入れた男根に馴染むのにそれほど時間は掛からなかっ
た。しっかりと薫のペニスを包み込み、蠢く肉襞がその形を葵の脳に記憶させる。柔軟な肉
路が、ギュンと弓なりに反りかえった逞しい若茎のカーブにぴったりと隙間無く密着した。
たった今、葵の膣は薫のペニス専用の膣となったのだ。
心臓は未だに早鐘を打っているものの、挿入の瞬間のような爆発的な鼓動ではない。だい
ぶ落ち着いてきたようだ。頃合充分と見計らった薫が葵に尋ねた。
「葵ちゃん……動かしても、良い?」
一体何を動かすのかさえも判らぬ葵は、彼の問い掛けにただコクンと頷くばかりであった。
密着していた二人の腰と腰との隙間が空いた。処女の証に赤く染まった長大な薫のペニス
がズルリと姿を現す。亀頭のエラが葵の入り口に引っ掛かった所で、薫は再び剛直を打ち込
んだ。
一度貫通させられた肉のトンネルはさしたる抵抗も無く薫の長大な剛直を根元まで呑み込
んだ。勿論止め処なく湧き出す豊富な愛液の助けはあるものの、それ以上に葵の膣が薫の男
根に馴染み始めているのだ。
ジュボジュボジュボジュボとあられもない音を立てる一突き毎に、愛液が薫のペニスを染
めていた純潔の証を洗い流してゆく。
薫の腰が回転数を徐々に上げてゆく。
「ひッ……かっ、薫様ッ…もっ、もっと……ゆっくり……あひッ……激し過ぎます ッ…
…」
だが童貞を捨てたばかりの薫に自重を望むのは酷というものであった。葵の声など耳に入
らぬかのように、只々雄の本能に導かれるままに腰を突き動かす薫。
「だっ……駄目だッ……止まらないっ!!」
彼女の息も絶え絶えな喘ぎが聞こえぬ訳ではなかったが、まるで何者かに身体を乗っ取ら
れたかのような錯覚を薫は覚えていた。
もっとゆっくりと、優しくしなければと思えば思う程、薫の腰は葵のヴァギナに容赦なく
ペニスを打ち込んでゆく。
泡立って白濁した愛液が飛沫となって飛び散り、葵の部屋の湿度を更に高めた。繊細な粘
膜が擦り切れるかと思われる程の荒々しい薫のピストン運動に、葵は豊潤な愛液で応える。
二人の結合部から滴るラブジュースが布団の上に染め抜かれた純潔の証を滲ませてゆく。
続く
821 :
浜谷太一 ◆yl1SBmcic. :2006/08/16(水) 12:42:31 ID:+cTnhgLl
容量がすごい事になってきたな
823 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 21:57:25 ID:0T9l3VuY
GJ
『初夜』 続き
葵にとっては永遠にも等しく思われたピストン運動も、薫にしてみればまだほんの一瞬に過ぎなかった。
だが、悲しいかなこれが童貞の限界なのか。
歯を食いしばって必死に射精本能を押さえつけようとする彼の意思とは裏腹に、肉棒の先端の鈴割れからはジクジクとザーメンが漏れ出してしまう。
一摺り毎に近づいてくる決壊のリミット。頭の中で他の事を考えて気を紛らわそうとする薫だったが、
葵の肉壷の具合の良さは彼の努力を灰燼に帰さしめるのに充分だった。
(すっ……凄いッ!……)
(こんなに良いなんてッ……)
ヌメヌメと濡れた肉襞がペニスにしっとりと絡み付き、時には食い千切られるのではないかと思うほど強烈に締め付け、
またある時は真綿で包まれたかのようにふんわりと己の剛直を受け止めてくれる。
この感触を知ってしまった今では、自分の手で欲望を慰めるのが如何に虚しい行為であったかと思い知らされた薫だった。
(……自分でするのとは全然違う……)
気持ちよさだけではない。高まった欲望を好きな時に解き放てばいいマスターベーションとは違い、相手を慈しみ、思いやり、
二人で一緒に頂点を迎えなければならない。断じて男の自分だけが達してしまう事だけは避けなければならぬというプレッシャー。
だが、薫の忍耐もここまでだった。
「あっ……葵ちゃんッ……俺……俺……もうッ……!」
ガクガクと腰を震わせながらうなだれる薫。
「薫……様ッ……」
「もうッ……我慢……出来ないッ!」
ようやく謝罪の言葉だけを吐き出すと、薫は葵の腰をグイと抱え込んで今まで以上の激しいストロークを膣奥に叩き込んだ。
「ああっ……あひッ……だっ……出してッ……ひィッ……出して、下さいッ!!」
ストロークの合間に切れ切れに応える葵。
「……薫様ッ!……薫様に、気持ち良くなって……はっ……はうッ!……いっ、頂くのが……私の……務めですッ!!」
擦れ合う二人の性器が愛液の飛沫を撒き散らした。陰毛と恥毛が絡み合う。葵の薄ラヴィアがカリ高のエラに引き摺り出されては、剛直のストロークに巻き込まれて裏返しになる。
薫の精嚢が悲鳴を上げた。股間にぶら下がった肉袋に痛みが走った。溜まりに溜まったザーメンの貯蔵量はとっくの昔に限界を超えていたのだ。
「だっ、駄目だッ! 葵ちゃんッ!!」
葵がアクメを迎える前に自分だけが達してしまう不甲斐無さをもかなぐり捨てて、断末魔の咆哮が薫の食いしばった歯の間から迸った。
膣肉に包み込まれた剛直が最奥に達する。股間にぶら下がった睾丸袋が収縮する。
ドクッ!
半ば固形化したザーメンが薫の恥垢を根こそぎ吹き飛ばしながら葵の胎内で渦を巻いた。鈴割れから大量の精液が勢い良く噴き出し、精液の土石流ともいうべき奔流が葵の子宮を直撃した。
「ああっ!!熱ひィッ!」
灼熱のマグマのようなザーメンに女の命を撃ち抜かれて葵は悶絶した。
「うおおおおおおッ!!」
獣のような雄叫びを上げ、薫は殆ど本能的に腰を引き、一拍置いて再び葵にペニスを打ち込んだ。
ドキュゥンッ!!
間髪を挟まず男根が脈動した。尿道を凄まじい勢いで駆け抜けてゆく薫のスペルマ。精嚢に溜め込まれた在庫精子の一斉処分だ。濃厚な白濁樹液が葵の胎内の奥深くまで注ぎ込まれる。
「うわああああああああああああッ!!」
粘液にヌラヌラと輝く肉のピストンがストロークした。
ドビュウッ!!
一週間の禁欲生活に鬱屈したパトスは留まるところを知らない。二度の脈動ですっかり通りの良くなった精管をこれまで以上の大量の精虫が通り抜けてゆく。
それを受け止める葵のヴァギナはもう限界だった。只でさえ狭い上に、未開拓故に奥行きも浅い葵の膣はその可憐な佇まいとは不釣合いな程の雄渾たる一物を咥え込まされている事も災いして、
それだけ大量の精液を受け入れるだけのキャパシティはもう無かったのだ。
行き場を失ったザーメンは、葵の純潔の証と愛液と混ざり合いながら二人の結合部の間からブリブリと噴き出した。二人の性器が一部の隙間もなく密着しているために下品な音がするのだ。
それだけの大射精をしてもなお薫のフィニッシュはまだ訪れない。勢いこそは流石に先程の大噴火には劣るものの、今度は小刻みにペニスを震わせながら子種汁をドクドクと絶え間なく流し込む。
薫はその間も休み無く腰を振り続けているために折角流し込んだザーメンがドボドボと溢れた。
「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ」
荒い息遣いと共に徐々にスローダウンしてゆくピストン運動。
ようやく薫の精液貯蔵庫の底が見えたかと思われる頃、彼から遅れること三十秒余り。葵の膣がキュンキュンと痙攣した。
「ひッ……!!」
葵の腰が浮き、小振りなヒップがはしたなくカクカクと前後に揺れた。
深窓の令嬢としていかに慎み深く育てられようとも、桜庭葵も一人の女に過ぎなかったのか。彼女の中の雌の獣の遺伝子が腰をあられもなくグラインドさせたのだ。
紛れも無く、葵が気をやった証だった。そう、彼女はアクメに達したのだ。十数年想い焦がれてきた許婚との交合で、桜庭葵は生涯で二度目のオルガズムを迎えたのだった。
既に一足早く達していた薫は狼狽した。慌てて葵と腰の動きを合わせようとするが、彼女の膣の締め付けが彼から冷静さを奪った。
これが名器というものか。驚くべき事に、咥えこんだペニスをまるで雑巾でも搾るかのようにきつく締め込みながら膣奥へ膣奥へと引きずり込もうとするのだ。
豊潤なラブジュースの助けを借りてさえびくともしない。完全に腰振りの主導権は葵に奪われてしまったのだ。
貪欲な膣の蠕動は貞淑な葵の持ち物とは思えぬ淫蕩さだった。肉襞のざわめきが若幹を前後に扱き上げ、
尿道に僅かに残っていた精液が最後の一滴まで搾り取られる。葵の肉筒の吸引性能は間違いなく一級品のそれであった。
だが、その淫らな動きも長くは続かなかった。痛みすら感じたほどの強烈な締め付けは消え失せ、再びしっとりと柔らかくペニスを包み込む慎ましい風情を取り戻す葵のヴァギナ。
ゆっくりと収縮してゆくペニスを名残惜しむかのように葵の膣は真綿のような柔らかさで包容する。
それでも萎えた状態でさえ平均的な日本人男性の勃起時に近い大きさを誇る薫のペニスは、やはり小振りな葵の膣には大き過ぎて充分過ぎる程の締め付けを保っている。
ゼンマイが切れた玩具のように、ゆっくりと腰振りを停止する葵。
大きな仕事を成し遂げたという安堵の溜息が薫の口から零れた。自分の身体の下で気息奄々とする葵の姿を見つめ、今夜の出来事が夢ではなかったのだと改めて確信した。
しどけなく半開きになった薔薇の花弁のような彼女の唇を見ているうちに、つい先程大射精したばかりのペニスに再び血が凝集してゆくのを薫は感じていた。
続く
827 :
浜谷太一 ◆yl1SBmcic. :2006/08/19(土) 01:48:52 ID:A5QmKruO
本気で容量を意識したほうがいい&GJ
GJ