お誘い有難うございます、どうやら今日はお忙しいようなので後日
履歴書(設定)をもってお伺いします。
832 :
桜庭 奏:03/10/15 00:55 ID:d/zx/p8w
「……寒いっ」
部屋を出た途端ぶるっと震えると、一旦自室に戻りカーディガンを着て再び廊下へ。
833 :
秋山 麗:03/10/15 00:56 ID:2K3zzgml
>>828 「いいじゃないの、実際女の子なんだし」
相槌を打ちながら、今一度紅茶を一口。
>>831 「履歴書は簡単でいいわよ。あまり不用意に多くすると泥沼にはまっちゃうから。
また会う日を楽しみにしてるわね」
ベッドで何かを嬉しそうな表情で読んでいる。
単なる可愛い絵柄のノートだが、どうやら中身は俊との交換日記らしい。
>>833 「うーん、やっぱり男の人は、女の子っぽい方が魅力的に見えるんでしょうか?」
梨をもう一切れ食べながら、そんな事を漏らす。
「私…育ちが育ちだから、昔は『男女』とか言われてたし…」
事実、幼い時はやんちゃなじゃじゃ馬娘であったようである。
836 :
桜庭 奏:03/10/15 01:02 ID:d/zx/p8w
みつあみで横わけにしているためうなじが見えやすいのにも関わらずそれに気付いていないため
のほほんといつも通りマイペースに廊下を歩く。
「そういえば、昨日私の洗濯物が何か足りなかったような……なんだっけ。」
新人の未来が持っているとも知らず首を傾げる。
「私もいつまでも新人気分じゃいられないのよね。
先輩ばかりだと思ってたら、私もいつの間にか先輩になっちゃってたわ。どうしよう。」
新人でもうかうかしてるとあっという間に自分より仕事が上手くなってしまいそうで
少し不安な表情を浮かべる。
「……それより、なんかおいしそうな予感が……」
なんとなく厨房に向かって歩き始める。
旧館へ戻ってくると、なにやら何人かメイドたちが集まっているのに気づく。
「あら? お引越しの準備はよろしいんですの?」
殊勝なことを言うものの、梨と紅茶に目が向いている。
838 :
秋山 麗:03/10/15 01:07 ID:2K3zzgml
>>835 「そうとも限らないわよ。趣味と同じで、人それぞれ。
大人しい子が好きな男もいれば、活発な子の方がいいっていうのもいるし。
まあ、瑞葉さんみたいな、清楚な子が好みっていうのは多いけどね。大抵高嶺の花としか思ってないわよ」
知ったような口を利いてみる。
>>837 などと言っていると、噂をすればなんとやら。
「あら瑞葉さん、お疲れ様。主だったことはもう終わったわよ」
いくら考えても眠さのせいで頭がこんがらがってきたので姉に聞こうと思い問題集と
ノートを抱えて奏の部屋へ。
が、彼女はもう既に部屋を出た後で、眠くて仕方がない俊はこれ以上探す気にもなれず
自室に戻る。
「ちぇっ、もういい。寝る。明日、電車でやる。」
そう呟いて明日の用意を済ませるとベッドへ飛び込む。
>>838 「うーん、やっぱり人それぞれなのかな…?」
>>837 「あ、瑞葉さんもこんばんは〜。お一つどうぞ」
梨を瑞葉に差し出すと、自分は麗と話を続けながらお茶受けを探しに。
「ええっと…クラッカーとかクッキーならあったけど…カロリーがちょっと。煎餅がいいかな?」
とりあえず、人数も多いのでそれらを少しずつ皿に盛って話し場に戻ってくる。
「こんばんは〜……」
厨房に入ると、談笑中の同僚達が。
「あ、あー!ズルイ、私も仲間に入れてください〜。おいしそうな梨!!」
なぜかいつもよりハイテンションで仲間に入っていく。
842 :
桜庭 奏:03/10/15 01:11 ID:d/zx/p8w
843 :
椿 杏樹:03/10/15 01:12 ID:bXAb/0OF
引き続き周囲の会話を聞きながら、梨を食べている。
「なんかみんなで集合だなんて、新鮮な感じですね〜」
>>838 >大抵高嶺の花としか思ってないわよ
「そうなの?見てるだけ〜で済まない子も若干一匹、いるみたいですけど。
あれは例外なのかしら」
ニヤニヤと瑞葉を見つめる。
「ねえ瑞葉さん」
「例外……?あ!」
一瞬考え込んでいたが、すぐに瀬名の事が思い浮かぶ。
「そういえば瑞葉さん…最近どうなの?」
杏樹の質問に瑞葉がどう答えるかを、興味津々といった様子で見ている。
>>838 >>840 メイドたちの輪に加わる前に、麗が自分のことを言っていたように
聞こえて、首を傾げる。が、それを問う前に、みかさから梨が渡される。
「? 麗さん、私が……あ、ありがとうござます、みかささん」
>>841 「あ、奏さんもこんばんは」
梨をかじりながら一礼する。
>>843 「え? え? 見てるだけって……?」
会話の流れが掴めずオロオロしだす。
846 :
桜庭 奏:03/10/15 01:16 ID:d/zx/p8w
「変な失敗しちゃった……」
誰にも聞こえないような小さな声で呆然と呟く。
847 :
秋山 麗:03/10/15 01:17 ID:2K3zzgml
>>840-841 >>843 引越しのためか、同時にこれだけのメイドと出会うことは久しぶりである。
>「なんかみんなで集合だなんて、新鮮な感じですね〜」
「まったくね……同じ屋敷で仕事はしていても、バラバラの時のほうが多いし」
>「ねえ瑞葉さん」
「そういえば一人……高嶺の花をものにしそうな人がいたわねぇ」
杏樹に続いて、悪戯っぽい顔を浮かべて瑞葉をみやる。
848 :
椿 杏樹:03/10/15 01:22 ID:bXAb/0OF
「今日の夜伽のお相手、どうやら誰も行ってなさそうだし…
きっと今頃御主人様も寂しがってるでしょうね。うふふ、想像したら可愛い」
みかさの出したクッキーをつまみながら、笑う。
「『おかしいぞ、なんで今日は誰も私の元へ来ないんだ!』
な…なんて言っちゃったりして…ぷっ」
849 :
桜庭 奏:03/10/15 01:23 ID:d/zx/p8w
「??何の話してたんですか?」
梨をさっそくいただきながらみんなの話についていけず質問する。
850 :
秋山 麗:03/10/15 01:28 ID:2K3zzgml
>>848 「夜伽より屋敷の引越しが優先されます、ってね」
もはや引越しではなくお茶会だが。
「案外、一人だけで新しい屋敷に行ってて、困惑してるんじゃない?」
「そういえば……みかささん以外には言ったっけ? あたしがこの屋敷にいる期間の話」
ふと思い出して、口に出す。
>>849 「奏ちゃん、今話してるのは瑞葉さんのこ・い・ば・な♪」
悪戯っぽく笑いながら奏に囁きかける。
>>844 >>847 「え? あ、あの……ええと、お約束はしたんですけれど、でもそれっきりで……」
そこで、別に白状する義務はないし、そもそも言っていいことでもなかったことに気づく。
「あっ!」
慌てて口を抑えるが、もう遅い。
>>848 「そ、そうですわよね。後でお仕置きされるのも怖いですし、
そろそろお相手に行った方が……」
焦って露骨に話題を反らそうとする。
>>849 「べ、別に、な、なんでも……」
これまた怪しい態度で誤魔化そうとする。
>>851 「み、みかささんっ!」
顔を真っ赤にして背後からみかさの口を両手で塞ぐ。
それも力いっぱい。もっとも大した力ではないのだが。
854 :
桜庭 奏:03/10/15 01:32 ID:d/zx/p8w
>>851 >瑞葉さんのこ・い・ば・な♪
「!へ、へえ〜、瑞葉さんの。
うふふ、お相手は聞かなくてもバッチリですよ。」
囁きかけるみかさに身をよせながら内容を理解すると、内心複雑だがにっこり笑ってみせる。
「夜伽の相手??も、もしかして決まってるんですか?」
杏樹の言葉に驚いて慌てて手帳にはさんである仕事表を見つめる。
855 :
椿 杏樹:03/10/15 01:34 ID:bXAb/0OF
>>849 「ああ、えーと…瀬名くん…基本的に男の方のお話とか、恋の話ですかね?
まあそんなところなのかな?奏さんもあるでしょうー。色々と」
奏にパイを齧りながら言うと、メイド全員の方を向く。
「志保さんと凛ちゃん貴子さんもいればいいのにねえ。
あと未来さんは…もうお休みかしら?まあ、無理はさせられないですしね」
「ところでみなさん、この前のメイド協会のアンケート出しました?
『好きな男性のタイプ』なんてあったから私、少し照れましたよ〜。」
どうやらなんて書いたのか、ちょっぴり興味があるらしい。
>>850 「あ、麗センパイ…」
瑞葉の件が一段落したところでの麗の話。
周りの同僚達の顔を見ながら、麗の話に耳を傾ける。
857 :
椿 杏樹:03/10/15 01:38 ID:bXAb/0OF
>>854 「決まってても気まぐれで変わるんですもの。あんまり意味無いかもねー。
御主人様の気分次第で変わるのなら、
たまにはお返しでメイドの気分によってこんな日があってもいいのかな?なんて」
お茶をすする。
「…言ったら執事様に叱られてしまいそうですけれど。」
>>850 「何の話ですか?麗さんの期間って」
>>850 とりあえず話を流すことは出来たようなので
呼吸を落ち着けて、なにやら重大らしい麗の言葉に耳を傾ける。
859 :
秋山 麗:03/10/15 01:40 ID:2K3zzgml
>>852 あからさまな態度をみて、思わず笑みがこぼれる。
「その様子じゃ、進展はさほど無さそうねぇ。
柏葉さんも、少し雰囲気変わったような気もするけど、女の子に弱いのは治ったのかしらねぇ……
……今度、体に聞いてみようかしら?」
などと、シャレにならない冗談を呟く。
>>855 「ああ、あれね……出したことは出したけど……」
どこか歯切れが悪い。
>>856-858 「とりあえず、あたしがこの屋敷にいるのは今年いっぱい。そういう契約らしいから。
……まあ、あの主人がどう出るか分からないけど、無理にでも諦めさせるから、そのつもりでね」
かなり強気な発言である。
>>855 「好きな人のタイプ…?えへ、私はもうもちろんそれはそれは…ね?」
良く分からない日本語を喋りつつ、微かに頬を染める。
861 :
桜庭 奏:03/10/15 01:43 ID:d/zx/p8w
>>855 >奏さんもあるでしょうー。色々と
「ああ、色々と……。」
『色々』を思い出して首まで赤くなるが、慌てて手を振って否定する。
「あ、杏樹さん!ないですよ〜、何にも。」
バレバレな表情をしてしまっていたことに気付いていない。
>>850 「……期間?麗センパイ、なんですか、それ?私、初耳です。」
なんだかあまりいい話ではないような気がして片眉を上げる。
862 :
桜庭 奏:03/10/15 01:47 ID:d/zx/p8w
>>855 「アンケート?ああ、あれ……私、あんなに正直に書いてよかったのかと思うほど
正直に書いちゃって……。向こうの人にひかれなかったかしら。」
難しい顔をしながらつぶやく。
>>859 「!!うそ、麗センパイいなくなっちゃうんですか?
え、ここを出たらどこに……?」
目を丸くして驚き、手を口で押さえたまま訊ねる。
863 :
椿 杏樹:03/10/15 01:50 ID:bXAb/0OF
>>859 >あたしがこの屋敷にいるのは今年いっぱい
「!!ええ〜〜〜!?そんなぁ、せっかく仲良くなれたのに。寂しいです…」
パリ、とパイをかじり何を寂しそうに言うのかと思えば
「麗さんにムチの使い方とか、色々教えてもらおうと思ってたのにー」
一体誰に使う気なのか。
「そう言えば志保さん、最近どうなのかしら。
お腹の具合とか何ヶ月目でしたっけ。つわりとか大変なんですよね?」
864 :
桜庭 奏:03/10/15 01:52 ID:d/zx/p8w
杏樹の言葉にうんうんと頷く。
「そうですよ〜。私も、センパイに教えてもらいたいことたくさんあったのに。
もう、明日から毎日お仕事のお勉強教えてもらいに行っちゃおうかな。」
心底寂しそうな顔をしながら再び梨をもぐもぐと食べる。
865 :
秋山 麗:03/10/15 01:54 ID:2K3zzgml
>>862 思わぬ問いに、一瞬きょとんとした顔を見せる。
「……あ、言ってなかったかしら? あたし、本当は名無しの侯爵家のメイドなの。
ちょっと前の杏樹さんみたいに、この屋敷に出向中ってわけ」
>>863 「(……何で鞭?)」
ツッコみたい気もするが、なんか怖い答えが返ってきそうなのでやめておくことにする。
「志保さんは、確か三ヶ月目に入ったところだったかしら?」
>>855 >アンケート
「……一応書きましたけれど……」
はぁ、とため息をついて言葉を濁す。
>>859 >今度、体に聞いてみようかしら?
「ダ、ダメですっ! 絶対にダメっ!」
せっかく反らすのに成功していた話を自分で引き戻してしまう。
>あたしがこの屋敷にいるのは今年いっぱい
「……えっ、じゃあ、あの侯爵様のところへ戻られるんですの?」
瀬名のことでの狼狽がピタリと止まる。
「麗さんとは色々ありましたけれど……でも寂しいです。
教えていただいたことも沢山ありましたし……
侯爵様のところへ戻られても、時々遊びにいらして下さいね。
おじ様が悪いことをしないように、私たちで見張りますから」
ね、と周りのメイドたちを見回す。
867 :
桜庭 奏:03/10/15 01:57 ID:d/zx/p8w
>>865 「名無しの侯爵家……?そうだったんですか。
って、なんか『名無しの侯爵家』って、聞き覚えがあるような……」
と言って眉根を寄せる。
「それにしても寂しくなりますねえ……」
皿の上の梨を次から次へとパクつきながら呟く。
>>863 「つわり…かあ」
最近、さすがに仕事のキレを失いがちな志保の事を思う。
「志保さんと伊達さんの赤ちゃん、元気に生まれてくるといいですね…」
別に他意はなく、杏樹にそう言う。
>>866 「そうです!たまには遊びに来てくださいよ!」
口を尖らせながらそんな無茶を言う。
869 :
桜庭 奏:03/10/15 02:00 ID:d/zx/p8w
>>868 「ですねぇ、元気に生まれてくるといいな。赤ちゃん……」
生まれてくる赤ちゃんの可愛らしさを想像して顔がとろけたような表情になる。
「絶対、抱かせてもらうんだ〜♪」
うふふと笑いながら梨をかじる。
870 :
秋山 麗:03/10/15 02:02 ID:2K3zzgml
>>866 「うぅん……正直なところ、あまり庇われても困るんだけど……」
周囲の意に反して、苦笑いしながら答える。
「曖昧に向こうに戻って、未練を残しちゃうと、あとあとちょっかいをかけられたりして困るから。
それよりむしろ、直接対決でもして、きっぱり諦めてもらった方がいいのよ」
果てしなく難しい方法だということは承知しているが。
>>868 「はいはい、わかりました」
全力でお願いするみかさに、子供を諭すようにして答える。
871 :
椿 杏樹:03/10/15 02:02 ID:bXAb/0OF
>>865 「三ヶ月かぁ。ドラマだと新婚家庭で告白するあたりですよねぇ。
『あなた、妊娠したの。3ヶ月ですって』
『なんだって!?おめでとう志保!』」
他のメイドに気付かれないよう、言いながら一瞬ちょっぴし唇を尖らせる。
「なぁーんて言っちゃたりして抱き上げてクルクル回ったりしてさ。ぷんだ」
>>868 「あ、そうですよねー。なんたって赤ちゃんは健康が一番だもの」
みかさの言葉に打って変わってにこにこ笑い、答える。
872 :
桜庭 奏:03/10/15 02:05 ID:d/zx/p8w
>>870 「えぇ〜、そんなこと言わずにたまには遊びに来てくださいね。
ほら、五月さんだって、違うお屋敷だけどたまに遊びに来てくれますし。」
最近会わない五月を思い出しながら再び梨に手をつける。
「志保さんの、赤ちゃん……」
必ずしも伊達の子では無いのではないか、という可能性が頭をよぎるが、
ブンブンと首を横に振って、その可能性を打ち消す。
「ええ。可愛くて元気な赤ちゃんがいいですわよね。
志保さんのためにも……」
少し翳のある表情で頷くが、周囲が盛り上がっているので
だんだんと明るさを取り戻す。
「……私もいつか、可愛い赤ちゃん欲しいですわ……
皆さんもそう思われません?」
874 :
秋山 麗:03/10/15 02:11 ID:2K3zzgml
>>872 「そうねぇ……まあ、暇を見て、ね。
たぶん向こうに戻っても、しばらくはかなり忙しいと思うから」
先のことはわからないので、またしても言葉を濁しつつ、自分も梨を手に取る。
>>873 「悪いけど、あたしは遠慮したいところね……欲しくない、ってわけじゃないけど……」
これまた曖昧な答え。
>>873 「そうですねー……って!?」
突然の瑞葉の赤ちゃん欲しい発言に、口に運ぼうとしていた煎餅を取り落とす。
「瑞葉さん…早まっちゃダメよ?」
何を勘違いしているのやら。
「でも、いつか私も赤ちゃんほしいなあ…。幸希と私の赤ちゃん……っていきなり何言わせるんですか!?」
自分から言った事にもかかわらず、顔を赤くしてあたふたしている。
876 :
椿 杏樹:03/10/15 02:15 ID:bXAb/0OF
>>872 「そうね。侯爵家の御使い用事があれば、来て貰う事はいつだってできるもの。
なんだかんだあってお別れになっても、御主人様は麗さんをお気に召してらしてるんですから…。
きっと喜ばれますよ」
>>873 「私も、怖くて作れないかもしれません。他の人の子供と遊ぶのは大好きですけど…。
なんかほら、自分の子供だといつか殺してしまいそうで」
笑顔で爆弾発言。
「?あ、あれ…?なんかおかしい事、言いまし、た?私…」
周囲の目にきょとんとする。
877 :
桜庭 奏:03/10/15 02:15 ID:d/zx/p8w
>>874 「うう、そうなんですか。やっぱり今のうちに麗センパイのお仕事知識をごっそりと
吸収しておかないと……」
そう言いながら手帳を取り出し、自分の空いている時間を探す。
「センパイ。空いてる時間に色々教えてくださいね!!」
どこか必死な表情でお願いする。
>>873 「赤ちゃん……欲しいけど、しばらくは見てるだけでいいかな。
だって、まだ全然育てられる自信ないし。私もまだまだ子供だから。
このまま行くと、10年後も同じこと思ってそうな予感がするけど……」
そう言いながら、10年後の自分は何をしているのだろうと思いをはせる。
878 :
桜庭 奏:03/10/15 02:20 ID:d/zx/p8w
>>876 「……!!」
恐ろしい事を笑顔で話す杏樹に思わず固まる。
879 :
秋山 麗:03/10/15 02:21 ID:2K3zzgml
>>875 「なぁんか暑いわねぇ。外は寒かったはずだけど?」
あからさまにそう言ってみる。
>>877 「吸収できたら、の話だけどね。あたしの14年…そろそろ15年にも及ぶメイドの知識」
改めて数字で表すと、長いなぁと自分でも思いつつ。
>>876 さらり、と杏樹の口から漏れたダイナミックな発言に、一瞬硬直する。
「……今、何て言ったの?」
>>874 「そう、ですの?」
割と夢見る発言だったので、麗の冷静な言葉には共感出来ないようである。
>>875 「早まる……って、べ、別に今すぐってわけじゃありません!
別に瀬……い、いえ、何でも……」
こちらもみかさと同じくあたふたして俯く。
>>876 「え……?」
杏樹の爆弾発言に顔を引きつらせて固まってしまう。
>>877 「あ……そうですわよね。考えてみれば、私も子育てなんて
今のままじゃ出来ませんし……もっと良いお母様になれるように
たっぷり修行しませんと」
ようやく冷静になったようではある。