1 :
モJOJOJO:
UUURYYYY。
しばらくこれなかったので前スレが潰れてしまった。
まだ未完の作品もあったのに…。
もし書く気がおありでしたら続けてください。
俺ももう少し頑張ってみるつもりです。
4 :
名無しさん@ピンキー:03/09/26 22:45 ID:873xfl2P
6 :
名無しさん@ピンキー:03/09/26 23:12 ID:Xb1Zg8x2
>1
乙!
前スレで出てたアレックス×ソフィアの続き
まだまだ待ってます!
>>4 おおう、ありがとうです。
そういえば300代だったんだな。
乙ー、
でもあと1日以内に落ちます。
危険です。デンジャーです。
32行で 20KB級
わざと16行で 10KB級を投下すれば大丈夫みたいです。
お手伝いでなくてスマン…
あ、わざと書き忘れた!
クラウス(・∀・)モエッ
(相変わらず間違ってるなハハ)
ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、
久しくとゞまりたるためしなし。
世中にある、人と栖と、又かくのごとし。
たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、
いやしき人の住ひは、世々を経て、尽きせぬ物なれど、
是をまことかと尋れば、昔しありし家は稀なり。
或は去年焼けて今年つくれり。
或は大家ほろびて小家となる。
住む人も是に同じ。所もかはらず、人も多かれど、
いにしへ見し人は、二三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。
朝に死に、夕に生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似りける。
不知、生れ死ぬる人、何方より来たりて、何方へか去る。
又不知、仮の宿り、誰が為にか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。
その、主と栖と、無常を争ふさま、いはゞあさがほの露に異ならず。
或は露落ちて花残れり。残るといへども、朝日に枯れぬ。
或は花しぼみて露なほ消えず。消えずといへども、夕を待つ事なし。
春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく、山ぎは少し明りて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。
夏は、夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、をかし。雨など降るも、をかし。
秋は、夕暮れ。夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音(ね)など、はた言ふべきにあらず。
冬は、つとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も白き灰がちになりて、わろし。
3kbは足切りラインを超えたのだろうか
小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
緑なす??(はこべ)は萌えず
若草も藉(し)くによしなし
しろがねの衾の岡辺
日に溶けて淡雪流る
あたたかき光はあれど
野に満つる香りも知らず
浅くのみ春は霞みて
麦の色はつかに青し
旅人の群はいくつか
畑中の道を急ぎぬ
暮れ行けば浅間も見えず
歌哀し佐久の草笛
千曲川いざよふ波の
岸近き宿にのぼりつ
濁り酒濁れる飲みて
草枕しばし慰む
荒らし一歩手前の保守。
無事生き延びた曉には
>>10-15をアボーンしてください。
17 :
名無しさん@ピンキー:03/09/27 20:43 ID:uxvH9ZM+
保守
YO!
保守で。
書かなきゃ…! 俺…!
>>18 頑張って下さい。
いくら保守の為とはいえ、方丈記や枕草子はいやじゃあw
一日後、またのぞきにくるでや
頑張れ〜
21 :
名無しさん@ピンキー:03/09/28 18:54 ID:XfBqTHM/
保守
ディーオとアルヴィスで何か書きたいが、
エロじゃないとだめぽ?
はい!
エロ無しOK派です。
>23
そうっすか?じゃあ書いてみるよ。
何話か飛ばしてしまったので、変なところあったらゴメン。
保守。
「珍しいね、アルヴィスがこんなところにいるなんて」
アルが顔を上げると、にこにこと微笑むディーオがいた。
その後ろにはいつも通り、ルシオラが静かに立っている。
ディーオは沈んだ雰囲気のアルの横に腰掛けると、
興味深々の様子で話し掛けて来た。
「インメルマンやインメルマンのナビの子のそばに行かないの?」
「…なんとなく、一緒に居ずらくて」
砂漠地帯で行方不明になっていたクラウスがタチアナと一緒に
シルヴァーナに戻ってきてから、ラヴィの様子がおかしいとアルは感じていた。
クラウスとラヴィは喧嘩でもしてしまったのだろうか、とも考えた。
ギクシャクした2人の雰囲気に不安を覚え、ほとぼりが冷めるまで待とうと思ったのだ。
「ラヴィ、クラウスに怒ってるみたいなの…早く仲直りしないかな」
「ああ、インメルマンが赤いヴァンシップのパイロットと一緒に帰って来た事?
なーんだ、そういう事かぁ…ふーん」
ディーオは一人納得したような顔をしてみせた。
何がそういう事なのか、アルにはよく分からない。
「でも、インメルマンも思ったよりやるよね。
あのパイロット、帰ってきた時インメルマンの服を着ていたそうじゃない?
そりゃあラヴィだって怒るよ、ね、ルシオラ?」
突然話を振られたルシオラは、困ったように首を傾げるだけだ。
「何でラヴィが怒るの?クラウスが服を貸すって悪い事なの?」
「違うよ、ジェラシーさ。分かる?ヤキモチって事だよ、アルヴィス」
「ジェラシー?ヤキモチ…?」
「インメルマンとあの女の子の間で行方不明の時にきっと何かあったんだね。
それでラヴィは悔しがってるって訳さ」
得意気に話すディーオの言葉に、アルは益々訳が分からなくなってくる。
「何か?クラウスとあのお姉さんに何があるの?」
「何って…そうだな、キス以上は絶対したって僕は思ってるんだけど…」
「キス?」
アルの不思議そうな顔を見て、ディーオは嬉しそうに笑った。
「あははっ、それだけじゃ、あの子がインメルマンの服を着る訳ないよね」
「どうしてキスするとラヴィが怒るの?
私、おじい様にお休みのキスをいつもしてもらったけど、怒られた事はないよ」
アルの見当違いな答えに、ディーオは腹を抱えて笑い出した。
「アルヴィス、君って本当に子どもなんだね!
キスも知らないなんて…僕驚いちゃったよ、ああ可笑しい!」
子ども扱いされて笑われて、アルも面白くない。ムッとしながら怒ったように聞き返した。
「じゃあ、ディーオは子どもじゃないの?」
「僕はこう見えてもインメルマンよりも年上なんだよ。決まってるじゃない」
「それはそうだけど…でも、ディーオだって私くらいの時は子どもだったでしょ?」
「僕がアルヴィスくらいの時だって、君ほど子どもじゃなかったよ。 ね?ルシオラ」
「ディーオ様」
悪ふざけするディーオをルシオラは静かにたしなめるが、まるで聞こうとしない様子だ。
頬を膨らませて拗ねるアルに顔を寄せながら、ディーオは悪戯っぽく囁いた。
「フフ、僕が教えてあげようか?子どものキスと大人のキスの違いをさ」
「違いって、何が?いつもおじい様としていたのとは違うの?」
「うーん、口で言うのは難しいな…教えても良いけど、知りたい?」
頷くアルに、ディーオはくすくすと楽しそうに笑う。
ルシオラは、もうお手上げだと言わんばかりに大きなため息をついた。
「いいよ、でも…誰にも秘密にしてよね。特に、インメルマンには絶対に内緒だよ」
「わかった」
何故秘密にしなければならないのか理解はできなかったが、
ちょっとだけ大人になれる好奇心に、アルは少し胸を高鳴らせた。
フと、ディーオの唇が柔らかくアルの頬に触れてきた。
「これが子どものキスだよ。いつもおじい様としてたのって、これでしょ?」
「うん、そうよ。夜寝る時にしてくれたの、ギータもしてくれたわ」
幸せそうに思い出を話すアルに向かってディーオはにっこり笑うと、
今度はその頤を取って上を向かせた。
「本当のキスは口と口をくっつけるのさ。知らなかったでしょ?」
「うん、知らなかった。そうなの?」
「こうするんだよ」
言ったと同時に、ディーオはアルの唇を自分のそれで塞いだ。
アルは驚いて息を詰めたが、ディーオは一瞬だけ押しつけるようにすると、
すぐに顔を離してやった。
ぷはっ、と息をつくアルの様子が可愛くて、ディーオは声を出して笑った。
「ビックリした…でもこれじゃあ息が出来なくて苦しいよ」
「アハハッ、鼻で呼吸すればいいじゃない?」
「あっ…そっか」
「じゃあ、今度はちょっとだけ口を開けて」
素直に少しだけ開いたアルの唇に、ディーオはその舌を滑り込ませた。
「ンッ…!?」
柔らかくて温かなディーオの舌に口内を優しく刺激される。
舌と舌を絡めるだけでなく、歯列を確かめるように緩やかになぞられる
アルはどうして良いか分からずとっさに体を離そうとしたが、
何時の間にか肩と腕を掴まれ、逃げる事も叶わなかった。
上顎を舐められて、ぞくぞくと寒気に似た間隔が背筋を駆け上って行く。
どちらのものともつかない唾液が口の端から零れて、アルの喉元を汚した。
「ぅ…ンンッー…!」
顔を真っ赤にさせてもがき始めたアルをディーオはようやく離すと、
「こんなキスもあるんだよ」
と無邪気に笑って教えてあげた。アルは息を乱しながら、やっとの事で
「く、苦しかった…」とだけ言った。
ルシオラはハンカチを取り出して、アルの口元を拭いてやる気遣いを見せた。
「これ以上はアルヴィスがもっと大人になってから教えてあげるよ」
そう言いながら歩いて行ってしまったディーオと、「失礼します」と言いながら
それを追うルシオラの後姿を見送りながら、アルは大人が益々分からなくなった。
苦しいし、変な感じがするキスをどうして大人はするんだろう、と思った。
しかし同時に、震えるような寒気の正体を考えて、アルは再び顔を赤らめるのだった。
「ディーオ様、アルヴィスをからかうのはあまり関心致しません」
「やだなルシオラ。アレはアルヴィスが知りたいって言ったんだよ。
だからちゃあんと教えてあげたんだ。僕って優しいと思わない?」
渋い顔をするルシオラに、ディーオはケラケラと笑う。
「あれ以上の事を教える時はルシオラもまぜてあげるから、拗ねないでよ」
ルシオラは更に渋い顔をして、「いえ…結構です」と首を横に振るだけだった。 <終>
やっと終わった…。
一回全部書いたのがフリーズして消えて鬱死しそうだった。
いろいろ変なところも有るよな…スマソ。失礼シマシタ。
いえいえ、堪能いたしました!!
なんだかんだ言って、今夜最終回じゃん。観ないとそれこそ鬱死してしまう。
こんなにおもしろいの久しぶり。GONZO最高作品なのは間違いない。
本スレではたたく人多いけど。ま、アンチの人が向こうにいってしまうのでしょう。
重箱の隅スレとか、ハアハアスレとか傍流のほうがいいレスがついてる。
>>30 お疲れ様です。
十三才にもなってディープキスも知らないアルが崇高に見えました。
知らないのが普通か? 俺はどうだったか。どうでもいい。
っていうかディーオはどこでそんなスキルを身につけたんだ。
さすがはギルドの御曹司。性教育も行き届いている。
あと、健在のルシオラを見ていたら涙が…。
GONZO最高作品〜そうなんだ、他作品みて無いからわからんが
設定はいいんだよねなんかこう立派な舞台の上に
巨大な『無駄』の文字がでんとしてる感じで
もっと〜こうなんとかならンかなと言う感じもったいないなあと
あ、マジめなこと書いちゃった
らすと一応倉ラヴィでおさまった様ですが
うんまあこれならもう一冊くらい本だせるかなあ
>>34 よし、次も買うからトラに出してね。
ラヴィたんいっぱい描いてね。お願いだ(;´Д`)
タチアナたん本じゃ、駄目ですか?
てか、タチアナたんファンているの・・?(涙)
自分はスゲー、タチアナたん萌え。
保守
>36
ノシ
漏れもタチアナ好き。
姫の本だったら何が何でも買わせてもらいまつ。
アリスといちゃついてる話とか読みたいなぁ……。
立ち穴ってネコだよね
>39
最終話まで見た感じだとネコかなぁ。
タチアナが自分から積極的な行動に出るのはいまいち想像できないし、
そうなるとアリスの誘い受け?
41 :
36:03/10/03 07:20 ID:W+YSlU1x
>38
まじ!? うれしいでつ。
うん、いちゃついてますよ。
うん、自分もネコだと思うね。
アリスの誘い受けというより、バリバリ攻めのような気が。
タチはやっぱ倉臼の方が好きで・・アリスの叶わぬ思いみたいなー。
ネット見てても、タチよいしょサイトってないんだね
婦女子むけばかり。いつのまにかお野菜ジャンル(涙)
>41
この反応は姫の本がある!ということ
ですか?どうすれば手に入れられますか
(相手が倉じゃない姫は好きなのです)
立ちって本当に倉をすきなのかなあなんか勘違い
してるだけにもみえるけどなあ(免疫ないだろうし)
けどラヴィから倉をとろうなんて思考は無さそう
(というかあの一連の騒動はラヴィが自爆してただけだし)
俺ノ中ではラストの二人は新婚旅行です
>ネット見てても、タチよいしょサイトってないんだね
というかラスエグサイトすら知らない
>41
タチアナ本だったら内容確認しないで買ってもいいぐらいに、姫好きでつ。
あなたが本を出されているのなら、是非読ませてもらいたい……。
タチアナ、ラスエグの女性キャラの中で一番「可愛い」キャラだと思う。
素直になってからは、言葉遣いとか、なにげに女の子女の子してるし。
(それが彼女の地だと思う)
アリスは、基本的におとなしいネコだけど、タチアナに拒絶されたとたんに
豹変して押し倒しそうなイメージが……。
45 :
名無しさん@ピンキー:03/10/06 19:00 ID:YP9RRMck
あげー
46 :
41:03/10/07 22:19 ID:AU/4cnc0
わーお!レスがついてるよ。
うん、実は出したんだ・・本。薄いんだけど。
すげーショートのエロで。
ネット通販に出されるかわからないが、寅に卸す予定。
興味あったら見てけろ。
ネットはラスエグのリングとか見たんだけど、やはり
タチアナよいしょはなかったね。Dオか浣腸ばかりだー。淋しい。
>豹変
わははは、それも面白いかも!是非小説とかで書いてくれ〜!
壊れアリス見てみたいぞ。
48 :
43:03/10/11 18:58 ID:Dz8b/Jq6
>46
レスありがd。
激しく読みたいのでこれから気をつけてチェックしてみまつ。
アリス×タチなSSは、ほんのちょこっとだけ書きかけた過去があったり。
放送も終わったし、気が向いたらちゃんと書いてみようかなぁ……。
49 :
名無しさん@ピンキー:03/10/13 20:48 ID:YlJVpAZh
age
通信兵の娘ヨイショとか言ってみるテスツw
ってーか姫ってノックしないで無言で部屋に入ってくるよね・・・・・(゚Д゚;)
倉薄オナーニ目撃ネタとか書けそうじゃん?
ヤベっ!!ageてしまった・・・・
って・・・・あれ?漏れがあげたんじゃなかったのか・・・・・
12日のイベントとかどうだったんだ
収穫あった?
12日のイヴェント?
5日のイヴェントのときは脱衣ブロック崩しで
ラヴィたんとたちアリが描かれてるソフト売ってた
アリスたんの下着は黒でした
初心に帰って倉ラビハァハァ(;´Д`)ハァハァ
倉ラビの小話書いてくれる神はいませんか?
降臨して!
57 :
名無しさん@ピンキー:03/10/20 21:34 ID:nzMUOVYR
ほしゅ
>>55 初心は大事だよね。
よ〜し!!初心に返ってディオ倉を・・・
>58
エェェェェエェェ〜〜?
やっぱシカーダディオだろ?
捕手
61 :
名無しさん@ピンキー:03/10/25 23:31 ID:6OM1GRMm
職人さんカモン!
そういえば『たちあり』の本って
もう某虎にでてんのかな?
というか表紙がもろにそれじゃなきゃ
判別できないかもしれんのだが
>62
多分あの本だと思うけど、まだタイガホーには置いてないみたいだ。
通販のページにもないし、秋葉の店舗にもなかった。
表紙はタチアナのピンなので、見逃すことはないかと思われ。
ホッシュホッシュ
65 :
名無しさん@ピンキー:03/10/31 16:22 ID:cdvPY+RA
ほす
人いなーいな
小説下巻
こんな感じの倉ラヴィ映像がみたかたよお
ラヴィを抱き締める所とか
居なくなって寝るしかない倉とか
つくずくアニメはもったいない
続編キボン。
ヴァンシップで活躍する痛快なヤツ。
|・ε・)
マリウスのしつけの一環で快感に耐えるソフィア。
71 :
名無しさん@ピンキー:03/11/07 23:53 ID:OZvE9DKF
小説版だとデルフィーネとディーオの近親相姦が…。
72 :
名無しさん@ピンキー:03/11/09 10:53 ID:EvgcYomm
あぼーん
デル姉にはもっと滑稽に死んで欲しかったな
75 :
名無しさん@ピンキー:03/11/16 00:01 ID:Cbejb9B1
結局どのカップリングが一番人気なんだろうな。
俺的には蔵×ソフィ
クラ×ラヴィかな。
クララヴィ
のエロ小説が読みたい
いやもうエロでなくても
カップリングとちての倉ラヴィを
マンガでも小説でもなんでもいいから見たい
いまのとこ倉ラヴィほんは小説版ただ一つだもんなあ
クララヴィ。小説版があるから十分満足だけど・・・って、
オフィシャルのやつのこと言ってるんだよね?(同人誌のこと?)
80 :
名無しさん@ピンキー:03/11/17 22:29 ID:iM764l3x
漏れやっぱりD男×蛍かな
81 :
名無しさん@ピンキー:03/11/17 22:31 ID:b+YwMTv/
デル姉×D男
あひゃったまんまのD男と無理やり子作りする姉サマ(;´Д`)ハァハァ
もちろん騎乗位で
84 :
名無しさん@ピンキー:03/11/23 09:13 ID:bu6h4Lvl
職人期待あげ
久しぶりです。
むっっっちゃかかりましたが、出来ましたので投下します。
時間かけた割には…とか言うな。
【前回のあらすじ】
クラウスは巨根でした。
ギャルゲーの主人公のごとく次々と
シルヴァーナのクルー三人と交わりました。
一人が皇帝で、シルヴァーナを降りました。
残った二人と3Pをやりました。
書いて後悔しました。
あと、クラウスは巨根でした。
僕は疲れきっている。一五かそこらのガキが何を言ってるんだと思うかもしれないが、
もの凄い勢いで断言できる。僕は疲れきっている。
言わずもがな、アリスティアさんの所為だ。どういう事かというと、数日前に三人でし
た日からなんとなくアリスティアさんとタチアナの仲が険悪になった。喧嘩しているとい
うのでもなさそうなのだが、どうやらタチアナがアリスティアさんを一方的に無視し始め
たらしいのだ。それによるアリスティアさんの荒れようは凄かった。凄すぎた。まず、彼
女達の険悪なムードを少しでもからかった整備士の連中がアリスティアさんによって殴る
蹴るの暴行を受けた。これ以上やれば死ぬ、というところでルシオラが止めたらしい。さ
すがルシオラ、と言いたいところだが、彼に言わせれば「彼女の精神はもはや人の域には
存在しません。まともにやりあったら私もただでは済まなかったでしょう」だそうだ。そ
してその人外の標的になったのは勿論僕だった。気がつくと背後に立たれてどこかへ連れ
て行かれそうになるので、ここのところ毎日のように僕は彼女から逃げ回っているという
訳なのだ。説明終わり。
「…ふう…」
真夜中。トイレに行った帰りにため息など吐いてみた。ついでにその場でストレッチ。
だるさの残る筋肉をマッサージしてから部屋に戻ることにした。
「…ん?」
足を少し進めた所で、なんとなく人の気配を感じた。なんとなくと言ってもこういった
局面で感じた人の気配というのは何故か確実なものだったりする。しかもそのほとんどの
場合が自分が最も恐れる存在だったりするわけで。周りを見渡してみようか。でもそれで
本当にあの人がいたりしたら僕はもう本当に。
「……」
心臓が狂ったように活動している。冷や汗も出てきた。
落ち着け。気のせいかもしれないし、それにアリスティアさんだと決まったわけじゃな
い。こんなところ誰だって通りかかる。
そうだ。こんな時はヴァルカ家に代々伝わる伝統的な発想法があった筈だ。
それは……『逃げる』。
「クラウス」
「っっっ!!!!」
一目散に駆け出そうとした瞬間、横からいきなり声をかけられた。心臓が止まるってこ
ういう事を言うんだ、と痛感した瞬間だった。本当は構わずに駆け出してしまうべきなの
かもしれないけど、足が動かない。
「クラウス」
もう一度呼ばれた。女の人の声だ。何故だかは知らないがとてもか細い声なのでアリス
ティアさんの声にも聞こえるし、知らない人の声にも聞こえた。僕は泣きそうになりなが
ら声の方に顔を向けた。そこにいたのは、僕以上に泣きそうな顔をしながら不安げにこち
らを見詰めているタチアナだった。
とりあえず移動。喉が渇いていたので給湯室で何か飲むことにした。
「タチアナは何がいい? 水でいいかな。もしくはコーヒーとココアが作れますがいかが
いたしましょうか」
「……いらない」
「…ココアが飲みたいから飲もうっと。タチアナもそれでいいよね?」
何も答えてくれない。僕は黙ってココアを作ることにした。当然二人分だ。お湯が無け
れば話にならないので、とりあえず沸かす。
「僕に何か話があったんじゃないの?」
何も答えてくれない。目線も合わせてくれない。
…ここの火力は強いので、お湯はすぐ沸くだろう。
「………」
僕は何も言わない。
「………」
彼女も何も言わない。
「………」
「………」
「とりあえず…謝るよ」
沈黙に耐え切れなくなったのもあるが、ずっと言いたかった事を言うために僕はタチア
ナに体を向けた。そこでやっと目線を上げ、僕を見るタチアナ。
「この間はさ…勿論アリスティアさんと僕と、君と三人で…うん…」
支離滅裂かつ意味不明だった。
「寝てる君にいきなり…ってのはさすがにまずかったと思う。反省してる」
お湯が沸いた。火を止める。
「…それだけ…?」
そこでようやくタチアナは口を開いた。無表情だと思うが、睨んでいるようにも見える。
「…うーん…」
僕はココアを作る手を止めて、もう一度体を彼女に向けた。
「…それ以外にも…その…ソフィアさんと…したり…アリスティアさんと…も…」
段々と表情が険しくなっていくタチアナに対して何も言えなくなってしまった。彼女は
もう完全に僕を睨みつけていた。でも僕の中での罪悪の念を一概に否定する事も出来なか
ったので、ここは素直に謝っておきたかった。
「その…ごめ…」
「ココア」
「へ?」
意表を突かれて、つい素っ頓狂な声を上げてしまった。タチアナは不機嫌そうに腕を組
みながらそっぽを向いてしまっている。
「お湯が覚めてしまうわ。ココア、作ってくれるんだろう?」
「え、あ…うん、はい」
僕は慌ててココアパウダーの入ったカップにお湯を注いだ。それほど広くない給湯室が
甘い匂いで満たされる。スプーンでかき混ぜてから手渡した。タチアナは何も言わずに飲
んだ。僕も自分の分を作り、飲み始める。
「………」
「………」
口の中を火傷しないように気をつけながら少しずつ飲む。甘さと苦味のハーモニーが口
の中でとろけるように広がって……なんちゃって! 美味しんぼかっつーの(爆)!
「…………」
「…………」
美味しんぼかっつーの!
「……………」
「……………」
かっつーの!
「………………」
「………………」
(爆)
「…………………」
「…………………」
「あのさ…」
気がついた時には声を発していた。この空気に何時までも耐えられるほど僕は超人じゃ
ない。タチアナは俯かせていた顔をこちらに向けた。やっぱり無表情だ。それでもさっき
までの威圧感のようなものが軽減されているのは気のせいだろうか。しかし何を話したら
いいものか。「あのさ…」の続きを考えていなかった。
「…なに?」
タチアナが尋ね返してくる。だから続きを考えてないんだって。
ここで返すべき言葉はなんだろうか。「なんでもない」だけは止めておこう。話かけて
おいてそれはない。「なんでもねぇよ!!」は単なる逆ギレだ。「おいしい?」とかはど
うだろうか。当たり障りないが、あまりにも持久力のない切り出し方だと思う。少なくと
も僕にはそこから話を弾ませる自信は皆無だ。
「……タ…」
「?」
「タチアナとアリスティアさんってさぁ……」
限界だ。そう判断した僕は、もういっその事、ずっと気になっていたことをここで聞い
てしまう事にした。
タチアナはカップを傾けてココアを一口飲んで、
「い、いつからレズな関係に?」
「ぶふぅっ!」
噴出した。口から飛び散った茶色い液体が床を汚す。
「汚いなぁ…」
「お…お前が変なこと聞くからだろう!」
「いや、それはそうなんだろうけどさ。この御時世に『飲んだものを噴き出すリアクショ
ン』ってのはどうなの? そこんとこどうなの?」
「い、いいからタオルをよこせ!」
可哀相なくらい狼狽しながらタオルを催促するタチアナ。そんな彼女を見てなんとなく
僕はさっき使ったスプーンを手渡してみた。
「はい、タオル」
「そうそうこれこれ。超能力で曲げてユリ・ゲラー…ってこれタオル違う!」
「………」
「………」
「…………」
「…タオルをくれる?」
タチアナは精気の抜けたような表情で再度催促してきた。僕はタチアナに対してとても悪い
ことをしてしまったなぁ、と思いながら、
「…はい、タオル」
まだ中身の入った僕のカップを手渡した。
「そうそうそうそう。これをクイッっと一気飲み…ってオイ!」
そう言ってタチアナは飲み干して空になったカップを床に叩きつけた。当然カップは砕
け散る。被害は拡大した。
「ああ…!!」
タチアナは苦悶の表情で身悶えた。
「…タチアナってさぁ…」
「WRYYYYY!」
タチアナは奇声で僕の言葉を遮ると、自分でタオルを持ち出して口の周りを拭いてから、
ついで汚れた床も拭いた。そして急いでホウキとチリトリを持ってきてカップの破片を掃
除し始めた。ホウキと破片が床を擦る音が給湯室に虚しく響く。何もこんな事をするため
に士官学校に入っていたわけじゃないだろうに。そう考えるとその光景は涙が出るほど痛
々しかった。
「……いつからレズな関係になったの?」
話を戻した。それと同時にタチアナの掃除が終わる。ホウキとチリトリを元の場所に戻
してからタチアナは口を開いた。
「あの日アリスから…告白されたのよ」
「へぇ。あの人が。なんて?」
「…言いたくない」
「…さっきのノリツッコミってさぁ…」
「言うわよ!」
「どうぞ」
「……『タチアナ、セックスしよっ』」
「………………………」
「その後キスされて…口移しで、へ、変な薬を無理やり…飲まされて…うぅ…」
「あの人の中で何が起こったんだ…」
「そうしたら…貴方が…」
「マジですいませんでした」
もう一度謝っておいた。タチアナは涙目になりながら今度は自分のカップを煽った。
「…おかわりいる?」
「…いらない」
まずい。振り出しだ。
「あ、あのさ」
もう一つだけ気になっていた事を聞くことにする。
「さっきは僕に用があってあそこにいたの? それともただのトイレ?」
声をかけられた時のタチアナの表情を思い出す。なんだか僕に何かを訴えたがっている
感じだった。怒っているようでもなかったし。けどやっぱりタチアナは僕の質問に即答し
ない。それどころか、前の質問よりも一層答えにくそうな様子だった。
「…タチアナ?」
「…トイレよ」
「あ…そう」
少しだけガッカリ。
「でも」
「?」
「貴方を見かけて、声をかけなくちゃって思ったんだ。その…最近貴方を無視していたし」
「…うん」
「仲直り…したかった」
「…タチアナ…」
…まぁソフィアさんと関係しなければ多分アリスティアさんともしなかったわけで。不
幸を嘆いていたわりには僕に原因があったというこの現実。少し反省してみる。よし。
僕はタチアナに歩み寄った。
「な、なに?」
「仲直りしよう。今回は完全に僕に非があるから、タチアナは何もしなくていいよ」
「ちょ、何が…! ん…ふ…」
唇を重ねた。そのまま唇の周りをなぞる様に舌を動かす。僕を突き飛ばそうとするので
両手を壁に押さえつける。何気に僕の方が腕力があったらしい。
「んは…やめ…何が仲直り…だ…」
口内には差し入れず、じらすように唇を舐めて、吸った。しばらく抵抗を続けていたタ
チアナだったが、次第にもじもじと体をくねらせるようになった。彼女はもう体に力を入
れていないようだったので両手を開放する。すぐに僕に力強く抱きついてきた。僕も同じ
ように抱きしめる。もう一度唇を合わせた。再度じらすように唇の周りを嘗め回している
と、驚くことに彼女の方から舌を僕の口内に差し入れてきた。僕も負けじと応戦する。
息が漏れる。先ほど飲んだココアの甘さと苦味がタチアナの唾液と混ざり合って、僕の
味覚を刺激した。
「……ん…はぁん…」
タチアナの足が震えている。さっきまでのようにただ抱きしめているのではなく、今や
僕にしがみついていないと立っていられないようだ。
キスを止める。粘っこい唾液が糸を引いて、切れた。
タチアナは身体全体を押し付けるようにして抱きついてきて、僕の胸に顔を埋めた。キ
スの所為で硬くなった性器が、柔らかな下腹部にめりこむ。タチアナはとても恥ずかしそ
うな表情で体を震えさせた。僕はその反応に満足すると、今度はタチアナのお尻に触れて
揉んだ。
「っひゃぁ!」
ビクンと身体を震わせるタチアナ。気にせずに揉み続ける。寝巻きだから服の生地が薄
い。胸とはまた別系統の柔らかさだ。さらに性器が硬くなる。窮屈で辛い。
「タチアナ…我慢できないや…」
僕はそう呟いてタチアナのズボンを脱がし始める。膝下までずり下げて、下着も同じよ
うに下げた。タチアナの甘い体臭が濃厚になる。彼女のその部分は見て分かるほどに濡れ、
枷を無くした愛液は太ももを伝っていく。
「そんなに気持ちよかったの?」
僕が尋ねると、タチアナは顔をイヤイヤと横に振って、顔を真っ赤にした。僕は少しだ
け嬉しくなって、タチアナのそこに触れようとした。けれど、
「…クラウス…」
あの時の声が聞こえた。廊下で声をかけられた時の、あの今にも泣き出しそうなか細い
声。タチアナの顔は、案の定不安げな色で染まっていた。
「どうしたの?」
「…クラウスは、ソフィアや、アリスの事が好きなの…?」
「…え?」
「私に『好き』って言ってくれたのは、嘘…?」
「…嘘じゃないよ」
「三人とも…好き、なのね」
「…………」
ソフィアさんは…密かに憧れの人だった。綺麗だし。大人だし。爆乳だし。アリスティ
アさんも綺麗だ。意外に胸も大きかったし、凄く綺麗な体をしてるし。怖いけど…その怖
さが何気に好きだったりする。
「…うん。好きだ。あの人達が」
「…そう」
「勿論、タチアナの事も好きだよ。でも一番を決めろって言われると多分…誰も選べない
と思う」
「…………」
「…タチアナ…その…」
「いいんだ」
「……ん?」
「分かっているわ。クラウスは皆に優しいから…」
「……う〜ん、それはどうだろう…」
「…分からないのは、私。アリス達に嫉妬してる、私。私は立派なアナトレー軍人になる
ために努力してきた。それだけを考えてきた。でも、貴方と出会って、貴方を好きになっ
て、貴方に抱かれて、貴方をもっと好きになって…今はこんなに嫉妬深い女になってしま
った。……どうして、思い通りの自分になれないんだろう…」
喋りながら、タチアナの目尻には涙が溜まっていく。っていうか悪いのは明らかに僕だ
と思うので、そういう顔をされると良心の呵責が…。
「タチアナ…」
「え…?」
「下半身丸出し」
「…もう!」
タチアナは色んな感情で顔を真っ赤にすると、僕の鳩尾に思い切り正拳突きを叩き込ん
だ。
「はぐぅ!?」
吹っ飛ぶ。すげぇパンチだ! あまりの威力に呼吸が出来なくなってしまった。悶えな
がら目線を上げると泣きながらズボンを履きなおすタチアナの姿が目に入った。
「やっぱりお前は最低だ…! 全然…優しくない…!」
「タチ…アナ」
僕はなんとか立ち上がり、タチアナに歩み寄った。警戒心をあらわにして構えるタチア
ナ。さすがは士官学校を出ているだけあって、アリスティアさんとまではいかなくてもそ
れなりに強いのかもしれない。そんな事を考えつつ、僕はゆっくりとタチアナとの距離を
詰め、もう一度抱きしめた。
「んぅ…!」
さっき抱きしめたときよりも本気っぽい抵抗を受ける。でも僕も本気だった。しばらく
じたばたともがいていたタチアナだったけれど、やがて落ち着いたのか静かになった。
さて、何を言おうか。僕は慎重に言葉を選ぼうとするけれど、やっぱり上手い事は言え
なかった。
「タチアナは変わったのかもしれないけど…可愛くなった」
「……前は?」
「さらに、だよ。もっとだよ」
そこでタチアナの目尻の涙を唇ですくい取る。少ししょっぱい。
「前はこうやって抱きしめることなんか出来なかった。でも、今はそれが出来るんだ。僕
にはそれが凄く嬉しいよ。これ本当」
「……」
「好きだよタチアナ。とっても可愛い君が好きだ。これも本当。本当の本当。こんな事言
うとつくづく僕って無責任だと思うけどさ。それでも…」
タチアナの瞳を覗き込むと、すくい取った筈の涙がまた溢れ出てきた。タチアナは顔を
俯かせ、やっぱりどこか不満げに言った。
「…私もだ。悔しいけど……好き」
「うん」
頷いてみせる。すると、タチアナがキスを求めてきた。
「いいの?」
「…ええ」
「最後までしても?」
「…結局はそれかっ。…ほんとにお前は…」
「ごめんね」
「…ん」
キスする。舌は使わないけれど、唇だけで十分。角度を変えて、唇を噛むようにして、
何度もキスをした。そしてさっきの続き。僕はタチアナのズボンを降ろした。下着も下げ
ると、柔らかな茂みが露になった。脱がせる時に糸が引くほど濡れていたが、今はそれに
ついては触れない事にした。今はそういう雰囲気じゃない。
「さっきよりも濡れてるね。キスだけで感じたの?」
あ。
「…やっぱりいじわるだ、お前は」
怒気を含んだ声。なぜ思ったことをすぐに言ってしまうのだろう。僕はタチアナの怒り
が怖くて、すぐに目の前の局部に口付けた。
「っはぁっっ…ぃゃぁ…」
少し強めに唇や下での愛撫を行っていると、早々にもタチアナの膝が笑い始めた。かま
わず柔らかなソコを舐る。
「んぁあ…っふぅ、あ、ああ…」
突然タチアナが膝から崩れ落ちた。限界だったらしい。頭がぶつからないように背中を
仰け反らせる。ちょうど正座の姿勢になったタチアナと目線が重なった。でもすぐに逸ら
される。怒っているのかな。浅いキスをすると、タチアナは正座の形になっている足を崩
した。そして脱がしかけだったタチアナのズボンを完全に脱がした。
「お尻が冷たい…」
「ん、立って」
タチアナに力を貸して、二人一緒に立った。彼女を壁にもたれかけさせるようにして、
僕は中途半端にズボンを下ろした。すでに硬くなったモノを取り出す。
「口でしてもらおうと思ったんだけど…もうそんな余裕もないや」
もう体全体で限界だった。入れたい。入れたい入れたい。僕は焦りつつ性器を入り口に
擦り付けていく。まともにするのはコレが二度目。この間は半分レイプに近かったから。
先端が埋没した。すぐさま柔らかい肉に握るように締め付けられた。このまま一気に突
きこみたいのは山々だけど、もう少しお互いを焦らしてみる。
埋没した先端を引き抜いた。ちゅぷりと音を立てて壁が閉じる。もう一度先端だけ入れ
る。そして抜いた。もう一度。繰り返す。半端な気持ちよさが拷問のようだ。
「ん…ん…ん…ん…」
タチアナも同じらしかった。ほんの少しの快楽がもどかしい。僕だってこのまま入れて
しまいたい。だけどまだ。もう少し。僕は懲りずに繰り返す。
「クラウス…」
「…なに?」
「………うぅ…分かってる、だろ?」
「何をさ?」
「…やっぱりいじわるだ…」
あ、泣きそうだ。本当は懇願して欲しかったんだけど、僕は助け舟を出すことにした。
「入れて欲しい?」
タチアナはさらに泣きそうな顔をして、コクンと頷いた。
「でもタチアナ、忘れてない? ここって一応給湯室なんだよね。誰が何時来ても不思議
じゃない。本当にいいの?」
「う…うぅ…」
迷ってる。でも、その反応だけで十分だった。僕は両手をタチアナのお尻に這わせて、
「やっぱり…ここじゃ、んぁあ!」
突き入れた。タチアナは目を見開いて身体を震わせている。急な刺激で達してしまった
のかもしれない。僕は根元まで入り込んだ状態でしばらく静止した。
「ひ…ん、ひどい…」
「あんまり大きい声出すと誰か来ちゃうよ…」
「だってお前がぁ…あっ」
動く。体重が軽いタチアナを持ち上げるのは容易い。腰の動きに変化をつけながらグチ
ャグチャになっているソコを何度も突き上げる。
「ん! ふっぅ、あ、う、ふぅっ」
声を出さないように必死になっている。そんな表情を見せられると、止まらなくなって
しまうじゃないか。僕はタチアナの唇を貪るようにキスし、愛撫し、何度も何度も突き入
れた。その度に艶のある息を漏らすタチアナ。入れている部分が溶けてしまいそうになる。
淫ら過ぎるピチャピチャとした水音が給湯室に響いて、腰に乳酸が溜まって辛くなって
来た頃、お互いに絶頂が近づいてきた。
「はぁ…タチアナ…中に…」
「うん、出し…出して…」
タチアナらしからぬ言葉。よほど気持ちがいいらしい。僕は唇をかみ締めつつ、最後に
思い切り突き上げた。弾ける。ドクンドクンと流れ出る。タチアナも達したらしい。僕の
肩に思い切り爪を立てて背中を仰け反らせた。痛みと共に満足感と射精の余韻が後を引い
ていて、凄くいい気分だ。
タチアナを壁に寄りかからせて座らせた。僕ももう立っていられなかった。
「ふう…」
「結局…したわね」
タチアナが睨みつけてくるが、そんな脱力した表情で睨まれても恐くない。むしろもう
一回戦出来そうな勢いだ。
「そんな事言って…『中出しして下さい。クラウス様』って言ってたじゃないか」
「馬鹿、言ってない!」
「しー…」
「あ…」
慌てて口を塞ぐタチアナ。何だかんだと色々やったけど、僕としてもこんな所を誰かに
見られるわけにはいかないのだ。
僕はズボンを履きなおしているタチアナをまた抱きしめてキスをした。今度は抵抗され
なかった。しかしタチアナの目が大きく開かれて、唇が戦慄いた。
「ど、どうしたの?」
僕はタチアナの視線の先を見た。給湯室の入り口からアリスティアさんがこちらを覗い
ていた。
「ア、アリ…」
タチアナは蒼白な表情を浮かべ、僕も口が回らなかった。
「ど、どこから見てました…?」
やっと捻り出た言葉がそれだった。
「タチアナがノリツッコミをした辺りからかしら」
「マジかよ…」
「全然気づかなかった…」
「タチアナ…クラウスとは仲直りしたのね?」
ふいにそんな言葉が投げかけられる。僕とタチアナは顔を見合わせた。そしてタチアナ
は僕の顔をマジマジと見て考えるような仕草をして、アリスティアさんに向かって僅かに
頷いた。それを見て微笑むアリスティアさん。久しぶりに穏やかなアリスティアさんを見
た気がする。アリスティアさんはモジモジと恥ずかしそうにしながらタチアナに尋ねた。
「私とも仲直りしてくれる?」
今度ははっきりと頷くタチアナ。「でも…」と続ける。
「私は、アリスティアとは友達でいたい」
「セフレ?」
「違うっ」
否定されたアリスティアさんは俯き、その後にどこか寂しそうな笑みを浮かべて頷いた。
そして次の瞬間には彼女の姿は消えてなくなっていた。僕とタチアナはその場でしばらく
放心していた。
翌日。タチアナとアリスティアさんの間での険悪な雰囲気は完全に消えていた。今なんて
僕の目の前で二人揃って朝食を食べている。クルーのみんなも一安心だ。アリスティアさん
によって殺されそうになった整備員(イーサンとかいう奴)もなんとか職場復帰している。
ただ、「アリスティア」という単語が出ただけで気が狂ったように泣き叫ぶらしいけど、ま
ぁどうでもいいや。
とにかく、僕は久しぶりにスガスガしい気分で朝食を取るのだった。
完
長っ。
改行の仕方を変えてみました。
まぁ改善すべき場所はそこじゃないとは思うんですけどなぁ。
ってなわけでネタが浮かべばまた。
俺以外の職人さんの登場も心待ちにしてます。
>>99 激しくワラタ
そして悶えた。タチアナ可愛過ぎ。
めっさグッジョブ
102 :
旧183:03/11/29 22:01 ID:YCT+vTnm
>>99 乙!
鬱なエロが多い中、躁なエロは貴重です。
ギャグとエロの具合がちょうどいい感じですな。
楽しませていただきました!乙!
>>85 クラウスは巨根でした。
田各
あと、クラウスは巨根でした。
この停滞期での投下に冒頭から爆笑したよ・・・・・・
>>101 どうも。意外と自分がタチアナ好きだというのが最近になって分かってきました。
>>102 お久しぶりです。もしよろしければまた書いてみてください。
>>103 ちょうどいい感じですか。
下手すると冗長になるかな、と思ったんですけどね。
今度はもう少しまとめてみようかなと思います。
>>104 最初は真面目にあらすじを書こうと思ったんですよ。
でも真面目にあらすじを書こうとすると凄い事になったので、止めました。
思ったより人がいてビビッった。職人も増えてくれればいいんだけど…。
106 :
名無しさん@ピンキー:03/12/09 22:02 ID:vkgANdJY
利尿剤入りの水や水分たっぷりの食事を食べされられて毎飛行ごとにおしっこを我慢させられるタチアナ。
タチアナがナビになったときはクラウスはわざと乱暴な操縦をする。その衝撃でお漏らししてしまう。
格納庫でさらし者になって泣くタチアナを想像した。SS書く余裕は無いので妄想だけですまん。
>106
十分ハァハァさせていただきますた(;゚∀゚)=3
デュシス兵に捕まって岩穴に首を入れさせられたクラウスとタチアナ。
いつのまにか人の気配が無くなったことに気が付いたクラウスが首を戻すとデュシス兵が走り去っていく所だった。
すっかり心がくじけてしまったタチアナはそのままの体勢でいた。
この状況を使用して溜まっていたモノの処理をすることにした。まずタチアナのズボンを脱がす。下着は塗れてしまったのではいてない。
タチアナはビクリと体を震わせたが強く乱暴に押さえつけると抵抗が無くなった。
愛撫もそこそこに張り立つペニスをタチアナのヴァギナに挿入する。
タチアナの内部の具合の良さに何度も白濁液を注ぎ込むクラウス。
-----
というのを妄想したんだけど誰かに続きキボンヌ(w
訂正。続きっていうかSSとして再構築キボンヌでした。
タチアナは相手がクラウスじゃないと思って激しく抵抗するが、
正体をばらした途端に悦楽の虜になるわけか。
111 :
名無しさん@ピンキー:03/12/11 10:16 ID:ROLIAsej
エロパロてっきり落ちたと思ってたー!
モJOJOJOさん。小説乙です、前スレから読ませてもらっています。
ラスエグも人口低下してくる頃だけどがんがって下さい!
うっかり下げ忘れた。スマソ…
おい、こんなんじゃまたスレ落ちちゃうぞ…
オンリーイベントで男性向けエロで参加する神は居ないのか
114 :
名無しさん@ピンキー:03/12/12 13:22 ID:9DuLaubA
ageるべ
モJOJOJO〜?
115 :
名無しさん@ピンキー:03/12/13 19:49 ID:b/k/SuTH
age
う〜ん…
誰か書いてくれる神は居ないものか。
漏れもがんがって書いてみようかな…
がんがれ!
漏れにも文才があれば、あんなラヴィたんや
こんなタチアナたんを書けるんだが…
文才とかいらないし マジ
120 :
名無しさん@ピンキー:03/12/18 22:37 ID:lGzNy4Np
こんなんじゃまた落ちちゃうYO
テレビ終わったからもう駄目なのか…
漏れはいつまでもラビィたんが好きだ!
いらっしゃい クラウス。
ラヴィは…よく眠ってるわね。睡眠薬が効いたようね。
ふふ クラウスったら。もうそんなにカタくして。
駄目よ。いきなりそんなの突っ込んだら、ラヴィのが壊れちゃうわ。
私の言う通りに、ちゃんとほぐしてあげるのよ。
まずキスからね。
女の子はみんなキスが大好きなんだから。
そう。
もっと舌を使って。
歯をぶつけたりしちゃ駄目よ。
いいわ。それじゃ、この薬を飲ませてあげて。
口移しでね。
ん?これ? 媚薬よ。
初めてなんだから、痛くないようにね。
効いてきたわね。
上を脱がせてごらんなさい。
乳首、カタくなってるでしょう?
そこにもキスしてあげなさい。
そこも舌を使って。転がすようにね。
駄目よ。そんなに強く吸っても痛いだけよ。
それに、1ヶ所だけじゃなくて、もっと全体に気を配ってね。
それじゃ、下も脱がせてあげて。
ええ、クラウスも脱いだほうがいいわね。
どうなってる?
ふふ そりゃ ラヴィはまだバージンなんだもの。
私とは違うわよ。
そう 広げてみて。
クリトリスにもキスしてごらんなさい。
デリケートなんだから、乱暴にしちゃ駄目よ。
ゆっくりと。慎重にね。
あら。そろそろ睡眠薬が切れかけてきたわね……
あれ。 ソフィアがいる。
相変わらずでかい胸ねー。
それでクラウスを誘惑したのね。ふん。
あれ? クラウス?
わ キスしてきた。
舌まで入れて。どこでそんなワザ覚えたのよ。
てゆーか なんで裸なのよ。クラウス。
……まーいーか。あたしも裸だし。
んっ
指入れてきた。
ソフィアがなんか言ってる。
そんな女見てるんじゃないわよ。
こっち見てなさい。クラウス。
…って 今度はアソコばっか見てるし。
あ
お尻の穴舐めてる。
やだなー その口でまたキスするんじゃないでしょーねー。
クラウスのアレがギンギンになってる。
最後に見たのいつだっけ…
ずいぶんおっきくなったなー。
体も なんか引き締まって…女の子みたいだと思ってたけど、やっぱり男の子だったんだなー。
クラウスが自分のアレとあたしのアソコこすり合わせてる。
するのかなー。 セックス。
そろそろ、いいのかな…
うん。ソフィアさんもいいって言ってくれた。
いくよ。ラヴィ。
わ…キツキツ…
よし。奥まで入った。
ソフィアさんの言うとおり、動かないでラヴィを抱きしめてあげる。
トロンとした目でこっちを見てる。
キスして、首筋に舌を這わせると、ラヴィの味と匂いがよく分かった。
サラサラした髪が気持ちいい。
痛がってる様子もなかったから、こすり合わせるようにして少しずつ動いた。
やっぱり 感触って違うんだな。
ラヴィの息づかいも荒くなってきた。
わかってますよ。ソフィアさん。
すごい締め付けだけど、もうちょっと頑張れる。
ラヴィの呼吸に合わせて、少しずつ動きを大きくしていって…
はいっ ソフィアさん 出ますっ……
ラヴィはまた眠ってる。
起きたらなんて言うかな。ラヴィ。
126 :
旧183:03/12/20 06:29 ID:7jegO5Af
以前ボツにしたプロットを復活。
一人称はあまり書いたことなかったけど、意外と面白いね。
視点が違うのがおもしろいね。
気の強い女性が粗相っていうのはいいね。
その意味でタチアナのおもらしは萌えた。
で、おもらしの快感に取り憑かれたタチアナたんなぞキボン
こーゆー感じで
「ふうっ・・・」
貴重な一番水をたっぷりと飲み干し、タチアナはため息をついた。
それから苛々と指をこね回し、下着姿のままベッドへ横になる。
そのうち考えていたとおり激しい尿意を感じ始めた。朝起きてから一度もトイレに行っていないのだから当然だ。
だがそれでもしばらくタチアナは腿を擦りあわせたり体の向きを転々と変えたりするだけで動こうとはしなかった。
(クラウス・・・・)
一人の少年パイロットの面影が脳裏に浮かぶ。
生理的な欲求を無理に我慢することによって息を荒くしながらタチアナは上半身を起こしベッドを降りた。
「うっ」
思わず身体にふるえが走り、声が漏れる。もう膀胱が限界まで膨れ上がっているのだ。
タチアナは部屋の片隅につり下げてあったズボン−−以前クラウスに貸して貰ったもの−−を掴むと、ぎこちない動作でそれを履く。
強い尿意に身悶えしつつ彼女の心は、あの日のヴァンシップでの偵察飛行の時に回帰していた。
そして、自身が粗相してい、あまつさえそれを見下していたはずの少年に知られたと知ったときの激しい羞恥。
(あんな惨めな思いは初めてだった・・・・・そして二度と味わいたくないと思っていたのに・・・・)
そのときの強烈な体験はクラウスへのほのかな思いを芽生えさせるとともに、もう一つの陰をタチアナに生じさせていた。
(また・・・見てほしい・・・・・クラウスに、わたしの、わたしの・・・・・・・・恥ずかしいおもらしを・・・・・・・)
帰艦後、クラウスの顔を見つつそんな思いが意識の表にでてきたとき、タチアナは愕然とした。
だがその場面を夢想したとき、彼女は全身が興奮でゾクゾクと震え、股間が熱く湿るのを悟ったのだった。
以下は想像で補完よろ。
>>130 タチアナたんの一番水(; ´Д`)ハアハア
>130
マニアックな趣味に目覚めたお漏らし姫(*´Д`)ハァハァ
放送当時、「あれは失禁」「いや、クラウディア液」で揉めたのが懐かすぃ。
>>106 そういえばタチアナは失禁娘。なんだからそれをネタにすればよかったな…。
>>108 半鬼畜ですな。
そういうのもいいかもしれない。
>>111 どうもです。
人口低下はいたしかたないかもしれませんね。
青の6号みたいにゲーム化すれば話は別なのに。
>>118 >>119の言うとおり。文才なんて必要なし。
書きたい事を書き綴ればいいのだ。
もしよろしければ少しでも書いてみればいかがですか?
>>旧183
待ってました!
クラウスはすでにソフィアに手篭めにされた後なのね…。
俺もそろそろラヴィもの書いてみるかなー。
でもそうなったら最後っぽいなー。
>>130 やっぱり失禁ネタはタチアナの専売特許みたいな感じがするな。
っていうかプレイをするなら三番水飲めよって話ですね。
まぁ本人にそんな意識があるのかどうかは別ですけど。
クラウスに言わせれば「そんな事に一番水を…」。
ぎゃあああ…。
135 :
名無しさん@ピンキー:03/12/27 01:22 ID:FWqyHbRe
age
136 :
:03/12/28 23:18 ID:oghKueWL
sage
137 :
名無しさん@ピンキー:03/12/29 03:48 ID:pOBIu5uX
age
138 :
名無しさん@ピンキー:03/12/29 09:35 ID:FqCzlIOC
キ // /::::://O/,| / これは……
ュ / |'''' |::::://O//| / 半ば 無駄レス
.ッ \ |‐┐ |::://O/ ノ ヾ、/
: |__」 |/ヾ. / / だが 半ば……
ヽ /\ ヽ___ノ / . へ、,/ 良レス…!
/ × / { く /
く /_ \ !、.ノ `ー''"
/\ ''" //
| \/、/ ゙′
|\ /|\ ̄
\|
年末age!
140 :
名無しさん@ピンキー:03/12/31 09:52 ID:LehTGO7a
コミケのエグスペはエロ率高かったな
142 :
名無しさん@ピンキー:04/01/03 16:45 ID:O7ZET7r6
age
144 :
名無しさん@ピンキー:04/01/04 03:44 ID:PyVf+cEe
age
145 :
名無しさん@ピンキー:04/01/04 19:18 ID:0WfeRZ8z
age
146 :
名無しさん@ピンキー:04/01/06 23:49 ID:l2r5xOz2
age
147 :
名無しさん@ピンキー:04/01/07 23:33 ID:PUC/JzVL
age
148 :
名無しさん@ピンキー:04/01/08 22:44 ID:XiGHxfGS
ラスト・アゲザイル
149 :
名無しさん@ピンキー:04/01/10 11:53 ID:D/1cl+Yu
age
hitoine-!
本当いねー!!
ラヴィたん…(;´Д`)
152 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 04:45 ID:W3Egu+eN
こんちはー
あんまりにも寂しいんで小説放置していきますー。
すげー長くてうざいかもですがシクヨロです。
>モJOJOサン小説イイッス!あと「クラウスは巨根」サイコーですね。
153 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 04:46 ID:W3Egu+eN
「愛しき人に語るべき真実を、自らが持つことが叶わなければ、そこにはおそらく
微量の偽りが混じる。」
「やがて偽りは『嘘』として、
私達にその負債を贖わせるべく復讐を始めることになるだろう。」
ヴァイク・G・シュトゥンプフ 「大いなる祖父の御許に」より
気温は摂氏40℃をとうに超えてしまっている。
時刻は午後2時35分。日没はまだ遠い。
今は私が意識を取り戻さないうちにクラウスが操縦席の頭上に張り渡してくれた
薄い毛布が悪魔の釜のような熱と日差しからわたしを遮ってくれていた。
このようなしけた毛布でも役に立つことはあるのだ。
そんなつまらない妄想が無性に癪にさわる。
クラウスはまだハンマーを振るう。乾いた金属音が奇妙に反響して
耳元に届く。それはまるでさっきまでのわたしの醜態をあざ笑う
ように聞こえた。
クラウスはもはやわたしのことを気遣ってハンマーを振るってはいない。
このいずことも知れない砂漠の真ん中から、壊れて使い物にならないはずの
無用の長物で生きて帰ろうと奮闘しているのだ。
154 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 04:47 ID:W3Egu+eN
「よせばいいのに・・・・」
声が出ない。最後に水を飲んだのはいつだったっけ。
「よせばいいのに」
出た。ひきつけをおこしたラバのような声が。
「え?どうかしましたか、タチアナさん」
「これは、もう、使い物にならない」
クラウスにはわたしの声が届いていないらしい。
彼はゆっくりとした足取りでわたしの許へ近寄ってきた。
「タチアナさん、何か言いました?」
155 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 04:48 ID:W3Egu+eN
何も言ってない。例え何か言っていたとしてもわたしは
今のクラウスと話す気などなかった。どうせならこのまま
死んでしまって、地獄まで今の言葉を抱えていってやろう。
クラウスはわたしの最後の言葉を聞きそびれて後悔する。
そしてクラウスが死んで地獄でまた再会できれば
さっきのつまらない言葉を聞かせてやろう。
実に下らない意味の無いわたしの一言を。
わたしは眠る。日没はまだ遠い。
156 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 04:49 ID:W3Egu+eN
目が覚めた時、頭上は一面の星空だった。
狭いヴァンシップの操縦席で長い間同じ姿勢でいたので
関節のあちこちが悲鳴を上げる。
一体どれほど眠っていたのだろう。
夕刻、日暮れ時にアルヴィスが作ったというサンドイッチを
食べてからまたすぐに眠ったから覚えていない。
その後目覚めたときは砂漠の上で小さな虫を見ていた。
クラウスがすぐに追いかけてきて、言葉を交わして・・・。
「大丈夫です。タチアナさん」
157 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 04:50 ID:W3Egu+eN
いつの間にかクラウスはわたしをヴァンシップまで
連れ戻してくれていた。わたしは定位置である操縦席に座り、
クラウスは機体のステップに足をかけて上から覗き込むように
わたしを見ていた。
「どうして、わざわざ・・・・」
「何故って、砂漠の夜は冷え込むんです」
「骨の髄まで」
158 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 04:52 ID:W3Egu+eN
そういえば意識が朦朧としていたので気がつかなかったが
空気はひどく寒々としていた。昼間の灼熱地獄が幻のようだ。
「寒い・・・・。」
「タチアナさんは僕の整備服しか着ていないから・・・」
「それは」、と言いかけてわたしは口をつぐんだ。
そんなことを口にしてもますます自分が惨めになるだけだ。
クラウスも自分の口にしたことの問題に気が付いたらしい。
空気の読めない奴。
気まずい時間が流れる。
ただ、それだけならクラウスなど無視してもう一度
眠ってしまえばよかった。しかし今夜はこのわたしを簡単に
眠らせてくれるほど親切ではないようだ。
159 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 04:53 ID:W3Egu+eN
「タチアナさん、震えてる・・・・」
クラウスの手がわたしの肩に触れた。
「!!」
「・・・・さわる、な」
寒さでもう声も出ない。
「こんなにも冷え切ってる」
「お前には関係ない・・・」
「そんなことありません、タチアナさん」
クラウスはそう言うや否や頭上に張り出していた毛布を取り、
狭い操縦席のわたしに優しくかけてくれた。
良かった、これで少しは・・・。
「お、お前!?」
「失礼します」
160 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 04:53 ID:W3Egu+eN
良くなかった。クラウスは何を血迷ったか、わたしの座るこの狭い
操縦席に体を滑り込ませてきたのだ。
「や、やめろクラウス・・・」
わたしは反射的にクラウスを追い出そうと体を動かした。
だが凄まじい寒気はわたしの関節という関節をすでに
凍りつかせてしまっていた。
クラウスはわたしのひざの上に体重をかけないよう
慎重に座った。
161 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 04:55 ID:W3Egu+eN
「僕らは、どうしようもなく寒くて、夜も眠れない時、こうして
暖をとっていたんです」
「父さんたちが死んでから、ラヴィと二人きり」
「薪を買うお金も無かったから」
「こうして僕らに唯一残された形見、ヴァンシップで」
「でも二人でいる時は本当に暖かかった」
「・・・・・」
「すみません、こんなつまんない話して」
「・・・いや、いい」
クラウスの言うことは本当だった。
さっきまで凍りつきそうだったわたしの身体のあちこちが
今や雪解けのように生気を取り戻していた。
クラウスはそっとわたしの肩にまわしていた腕を自分に
引き寄せた。
何故か、もうわたしにはクラウスを拒む気持ちが無くなっていた。
162 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 04:57 ID:W3Egu+eN
「クラウス」
「何ですか、タチアナさん」
「・・・・・・もっと、強く」
今思い返してみても、どうしてあの時あのような言葉を
口にしたのかわからない。
「抱きしめて」
「わたしが、壊れてばらばらになってしまわないように・・・・」
クラウスは何も口にはしなかった。
ただ、静かにわたしの唇を暖かい体温で包んでくれていた。
163 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 04:58 ID:W3Egu+eN
人生で二度目のキス。
一度目は士官学校時代に冗談でアリスティアと。
クラウスの愛撫を受けながらわたしはぼんやりと
昔の記憶を思い出す。
やがてクラウスはゆっくりと口の中へ舌を這わせてきた。
不思議なことにわたしも何ひとつ抵抗することなく、
クラウスと舌を交わらせる。
お互いの唾液が体温で暖められて、口内を熱湯が奔流の
ように暴れまわる。今朝からろくに水分など取っていなかったというのに。
「・・・・ク、ラ・・はあっ」
「タチアナさん・・・」
「タチアナで、いい」
一瞬たりともクラウスと離れたくない。
操縦席は壊れた機材と飛び散ったクラウディア溶液そして、
わたしとクラウスの発する香気で一杯になっていた。
164 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 04:59 ID:W3Egu+eN
その香気はわたしたちを不思議な高揚感に導いてくれた。
何度も体を硬い金属部品にぶつけたというのに
まるで痛みを感じなかった。
「クラウス・・・」
「なに?タチアナ」
「もう、寒くない」
「良かった」
クラウスは優しい笑みを浮かべるとゆっくりと唇を離した。
そして、クラウスはわたしのひざに腰掛けていた
自らの腰を浮かせようとした瞬間だった。
165 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 05:00 ID:W3Egu+eN
すり抜けようとしたクラウスの腕を捕まえようとしたわたしの手が、
クラウスの下腹部に触れてしまったのだ。
「あ・・・・・」
「ご、ごめん、タチアナ」
「待って、いいのクラウス」
「で、でも・・・・・・・・」
「嫌!お願いだからわたしを、わたしを」
「ひとりにしないで」
クラウスはもう一度唇を、さっきより少しだけ激しく重ねる。
そして、わたしはいつのまにかクラウスから借りた作業服のジッパーを下ろしていた。
166 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 05:00 ID:W3Egu+eN
クラウスはもう何も言わなかった。何かを決意した真剣な面持ちで
一糸纏わぬわたしのからだを愛撫していた。
誰にも見せたことの無い胸の膨らみ。わたしはひそかにこの美しいラインを
気に入っていた。そして今はクラウスのためだけに披露している。
クラウスはぎこちなく、しかし、しっかりとした舌使いで乳頭を吸う。
「っはあっつ・・クラウスう・・・・」
余りにも心地よかった。わたしはもうクラウスに全てを捧げたいとさえ思った。
「ぃゃあっ・・・・だめ・・」
クラウスはやがてわたしの下腹部の茂みに舌を這わせていた。
「タチアナ・・ここ濡れてるよ」
「ぃや・・・恥ずかしい・・」
クラウスはゆっくりと口元でわたしの性器を味わっていた。
舌が中へ入ろうとする度に、わたしのからだは電流が流れたみたいに
しびれる。その都度頭の中まで真っ白になってしまう。
167 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 05:01 ID:W3Egu+eN
これが限界だった。
わたしは座席から立ち上がり、中腰の姿勢で両腕を
操縦席の縁でつっぱるように腰を浮かせた。
ちょうど、クラウスの下腹部がわたしの大切なところを
あてがうように。
「クラウス、わたしの中に来て・・・・」
クラウスはわたしの腰を抱え込むようにして持ち上げた。
するとわたしの顔はクラウスの正面に向き合った。
お互い貪るような再度のキス。
「入れるよ」
「・・・・・う・・ん・・・」
わたしの性器はクラウスを受け入れるのに充分準備が
整っているみたいだった。
168 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 05:02 ID:W3Egu+eN
わたしはあえてクラウスのものは見ないようにしていた。
彼のものがわたしという存在に入ってくるまでは。
クラウスは少し戸惑いながらも、入口にあてがうと、
腰をすばやくグラインドさせた。
次の瞬間わたしに激痛が走った。
「痛いっ!」
「タチアナ・・・」
「いいの、続けてクラウス」
ひざをひどく擦りむいたような、奇妙な痛みが続いた。
しかし、しばらくすると痛みも引き、再びあの甘美な快感が
戻ってきた。
169 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 05:02 ID:W3Egu+eN
「・・・・ああ・・・もっと激しく」
「でもタチアナ・・」
「そのほうが幸せだから・・・」
「わかった」
クラウスが力強くわたしを突き上げる度に
不安定な砂地の上のヴァンシップは大きく揺れた。
闇夜の中でそれは海の上の船のようだった。
シルヴァーナから、そして運命からまでも見捨てられた
ような遠い砂漠の上で、わたしたちは強く、深く互いを
求め続けた。
170 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 05:04 ID:W3Egu+eN
小さな青白い常夜灯からぼんやりとクラウスが見える。
上気した顔が絶頂の近いことを教えてくれる。
「ああっ、・・ふうっ、はああっん・・・・・・」
「タチアナ・・、タチ・・アナっ」
「もっと、もっと・・・わたしの名前を・・呼んで、クラウス」
「タチアナ・ヴィスラっ!」
わたしはその瞬間無我夢中でクラウスにしがみついた。
「中で・・・、わたしの中で・・出して!」
171 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 05:04 ID:W3Egu+eN
いつもは生理の時くらいしか自分の子宮のことなど
意識したことが無かった。だがこの時だけは、
とても力強くて熱いものがわたしの子宮の中を満たしてゆくのがわかった。
そうクラウスとわたしが本当に一つになれたのだ。
クラウスが放ったものを一滴たりともこぼさないとその時誓った。
わたしたちは夜が明けるまで互いに離れることは無かった。
172 :
本当はアリ×タチ派:04/01/23 05:05 ID:W3Egu+eN
もちろんわたしはこの時初めてだったのだが、
何故かこれだけははっきりと認識できた。
だが今は違う。
わたしは、タチアナ・ヴィスラは心の底から、からだの底から
クラウス・ヴァルカのことをいとおしいと感じていたのだ。
全世界が一瞬で変わってしまう瞬間を、
あの砂漠での遭難が出会わせてくれたのだ。
この体験こそが、わたしにとっての本当の「エグザイル」だったのかもしれない。
いとしき歳月を振り返った今だからこそ思うのだ・・・・・・。
完
ハァハァ,GJ!
冗談でアリスとちゅーしちゃうタチアナハァハァ
士官学校時代は手紙にウソ書かないで済んでたんだろうなあ
………逆にもっとウソだらけだったりして
げふ!萌え尽きたぜ・・
175 :
旧183:04/01/23 19:13 ID:uMQiDN8r
>>152 おお このスレにも光が…
タチアナの一人称ですか。面白いです。
アリ×タチということは、アリ攻ですな。
「言ってごらんなさい。どうして欲しいの?タチアナ。」とか…
こっちのネタでもひとつ宜しく。
>>152 すごい綺麗なまとまり方してますね。
月明かりのようなイメージが。やべっ、くせっ。
しかし学生時代におふざけでキスですか…。
タチアナの学生時代ってどんななんでしょうね。
普通の女の子みたいにふざけたりして過ごしてたんでしょうか。
書こう書こうと思ってても書けない自分が。
まぁまったりと書きますよ。
新規の職人さんにもドンドン書いて欲しいな。
177 :
名無しさん@ピンキー:04/01/24 00:50 ID:RZITW8fq
死守
乙でした!
久々に(;´Д`)ハァハァできますた
179 :
本当はアリ×タチ派:04/01/25 18:03 ID:O6QQhCtd
うわっ驚いたー。こんな話に皆様のたくさんのレス
ありがとうございます。凄く嬉しいっす。
最近ジリ貧気味のラスエグですけど少しでも
盛り上がる助けになればと思っております。
そんなわけで、アリ×タチ好きとして、もう一本小話を
放置させて下さい・・・・。
これまた長いけどシクヨロです。
180 :
アリスティア・アグリュー:04/01/25 18:06 ID:O6QQhCtd
『遠い記憶を呼び起こす何かがそこにはある―』
マグダレーナ・ヘルメーレン 「カレリアの家族」
『必ず「さよなら」を聞かせてちょうだい。わたしの許から消えていった
愛する人々は誰一人「さよなら」を聞かせていってはくれなかったから』
マリオン・グラッツィアーニ 「ジュリオ・アヴィスタ公の遺産」
どうやら戦局はあまり芳しくないみたい。何人かのルームメイトが
部屋の隅で小声で話すのが聞こえてくる。
窓からは穏やかな正午前の日差しが柔らかに射し込んで、
小さなベッドと質素な机の並ぶ部屋を暖かくつつんでいた。
181 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:25 ID:O6QQhCtd
「こんな歳なんかで死にたくない。」
「私だってゴメンよ。」
「あんたのとこのお父様って参謀本部付の将校でしょ?
コネきかせてよ。」
「どっかの基地のお茶汲みとかー?」
「とにかく、早く素敵な名家の子息に見初められて、
さっさと退役しちゃうのよ。それしかないっしょ。」
「でもさ、それまでに死んじゃったら・・・・・。」
沈黙が流れる。
182 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:26 ID:O6QQhCtd
やがて、ひとりがポツリと漏らした。
「せめて、それまでに
別に名家の貴族じゃなくたっていいから
本当に好きになった人と心から愛し合ってみたい。」
誰も口を開かなかった。
皆、思いは同じだから。
日頃の彼女たちならこんな歯の浮くようなセリフが出た途端
大笑いしていた所だろう。
でも、今日は笑うことなどできなかった。
もしかしたら明日も笑えないかもしれない。
そう思うとみんな全てを捨てて逃げ出してしまいたくなる。
183 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:27 ID:O6QQhCtd
いつもかしましく騒いでは、同室のアリスティアとタチアナを
辟易させていたルームメイト達だったが、
今はそんなアリスティアも彼女らと、思いを同じくしていた。
そう、本当に切ない最後のモラトリアム。
しかし、アリスティアの隣にはタチアナの姿は無かった。
やがて彼女らは静かに自分の想い慕う者の話を誰からともなく始めた。
もし、明日この世界から自分がいなくなってしまっても、
かつて自分が愛し、添い遂げたいと想った人がいたという事実を、
思いを同じくした仲間が胸に残してくれていればせめてもの救いに
なるんじゃないか、そう思ったのかもしれない。
184 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:28 ID:O6QQhCtd
士官学校卒業が繰り上げになり、しかも在学中の生徒は
卒業年次まで候補生身分のまま各地の戦地に派遣されるという
勅令が皇帝直々の命で発せられたのはつい昨日のことだった。
アナトレー軍はそこまで前線の将校が不足していたのだ。
アリスティアは小声で聞こえなくなってしまった彼女たちの
話に耳を傾けるでもなく穏やかな午後の日差しを眺めていた。
しかし、その心は自然と昨日のあの人との記憶へと移ろってゆく。
「タチアナ・・・・わたし、決めた。」
185 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:29 ID:O6QQhCtd
一日前の夕食後・・・。
古ぼけた礼拝用の講堂に突然生徒たちが集められた。
学校長の重々しい訓示のあと、皇帝陛下の勅令が
次席代表によって読み上げられた。
本来なら士官学校生徒隊首席であるタチアナの仕事だったのだが、
先日起こしてしまったある事件により、その処遇が審理会で決まるまで
謹慎処分を受けていた。
アリスティアは本当なら自分の隣にいる筈のタチアナの不在を、
この時ほどつらく感じたことは無かった。
「タチアナ・ヴィスラ。あなたは今何処にいるの?」
186 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:31 ID:O6QQhCtd
講堂を出た生徒たちは、皆沈痛な面持ちでそれぞれの宿舎へと戻ってゆく。
部屋に帰っても誰一人として口を開くものはなく、
ただ、仲の良い友人同士は時折視線を交わしあい、
互いの存在を確認することで何とか平静を保とうとしていた。
しかし今、アリスティアのもとに心通わせる者の姿はなかった。
消灯時刻が来る。一斉に宿舎の照明が落とされた。小さなベッドで
息を殺すように不安に耐える少女たちを暗闇が容赦なく襲い掛かる。
しばらくしたあと、宿舎内のあちこちでアリスティアと同じ境遇の
少女たちのすすり泣く声が聞こえてきた・・・。
187 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:32 ID:O6QQhCtd
部屋の中で僅かに床のきしむ音がし始めた。
親友のベッドへ向かう少女たちの足音が。
やがて、床板のきしむ音は、シーツの衣擦れの音へと変わってゆく・・・。
それにつれて、少女たちの小さな嗚咽は聞こえなくなっていった。
そして、一部の少女たちは密やかな、余りにも切ない愛の交歓を始めた。
「わたしは・・、後悔したくない。」
アリスティアは静かにベッドを抜け出すと暗い廊下に出た。
いつもなら点いているはずの当直の教官室の照明も落とされていて
人の気配はない。おそらく教官達も気を遣って、
今夜に限っては黙認しているのだろう。
188 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:33 ID:O6QQhCtd
今しかなかった。青白く射し込む月光でアリスティアの姿が
幻影のように浮かび上がる。
階段で四階に上がり、大廊下に出て、突き当りの細い廊下を右に・・・。
謹慎室の鍵が閉まっていて、会えないかもしれないと思っても、
期待と不安から自然と足取りは早くなってゆく。
もうすぐ、もうすぐだ。
「待っていて、タチアナ・・・。」
189 :
タチアナ・ヴィスラ:04/01/25 18:35 ID:O6QQhCtd
タチアナ・ヴィスラは正午前の穏やかな陽光が射し込む
謹慎室の小さな窓から見える、宿舎の庭を眺めながら、
昨日のアリスティアとの出来事を思い返していた。
あれだけ、迷っていたはずだったのに、アリスティアが来て
その迷いを全てを氷解させてくれた。
そう。わたしはずっと彼女が来てくれるのを待っていたのだ。
惨めなベッドと机しかないこの部屋で、小さくなって
泣いて震えていたわたしのところへ。
時間だ。
「さあ、行こう。タチアナ・ヴィスラ・・・・。」
190 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:35 ID:O6QQhCtd
タチアナは謹慎されていらい、もう何日も眼下にある
中庭を昼夜の別なくただぼんやりと眺めていた。
あの日、士官学校入学以来築き上げてきたキャリアを全てを失い、
それどころか軍規違反に問われたあげく、犯罪者にされようとしている。
故郷の年老いた両親、そして、誇り高きヴィスラ家の家名
みんなに泥を塗ってしまった。
「全て、失ってしまった。もうわたしには、
何も残されてはいない・・・・・・・・。」
その日、夜の闇が迫るころ、中庭にある講堂に生徒達が
集められているのが見えた。
「どうして、今頃・・・・。」
191 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:36 ID:O6QQhCtd
一時間ほどして再び生徒は宿舎に戻り始めた。
だが、誰もが一様に酷くうなだれている。
途方に暮れていたり、悲しみに浸っていたり、怒りに震えていたり・・・。
もちろん外はすっかり日も暮れていたし、人の表情など見えるわけが
なかった。だが、闇を通して少女たちの感情がまるで厳冬の
バレンツ海の波濤のように、際限なく打ち寄せてくるように
タチアナは感じた。
その時、部屋のドアがノックされ、教官の一人が部屋に入って来た。
沈痛な面持ちをして。良い知らせではあるまい。おそらく。
「タチアナ・ヴィスラ、話があります。」
192 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:37 ID:O6QQhCtd
今日夕刻審理会の結果がでた。
判決は放校処分。強制退学でこそないがそれに次ぐ厳しい判決だ。
二週間以内に正式に放校手続きを済ませた上、一兵卒として、部隊に
配属されるということだ。
タチアナはこの話を聞かされたとき、余程教官の目の前で
舌を噛み切って死んでやろうかと思った。
しかし、すこし間をおいて教官が重い口調で、
「但し、この判決には注記として、非公式の別処分が付いている。」
「実は、シルヴァーナから君の事を受け入れたいと打診があった。
今回の君の事件を聞き、畏れ多くも・・・いや、なんでもない。
シルヴァーナの副官が、直々に君をご指名になった。」
「ソフィアが・・・?」
193 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:38 ID:O6QQhCtd
「審理会においても、事情も鑑み公式には君を放免することはできないが、
これまでの優秀な成績、実力などを考慮して、
君自身が、自主退学という選択をすれば、シルヴァーナには
少尉待遇ということで受け入れがきまっている。」
「もちろん、罪科も全て取り消した上でだ。それに、ここでの在籍記録も残る。」
「どうして?何を今頃・・・。」
「今ここで決めろとは言いません。明日正午までに決断をして、
学校長の所へ来なさい。」
「あと、これは余談ですが、今夜、みんなにも卒業年次繰上げ、
候補生の戦地派遣の陛下の勅令が出ました。
あなただけでなく、みんなにもです・・・・。」
194 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:38 ID:O6QQhCtd
教官は静かに話し終えると最後にこう付け加えた。
「みんな疲れました。今夜は当直、見回りもありません。
教官もみんなぐっすり眠りたい。教官は疲れた表情をして、
私も眠い。だからあなたの部屋の鍵は閉め忘れます。」
「タチアナ・ヴィスラ、あなたもゆっくりおやすみなさい。
これが最後のあなたたちの猶予期間だから・・・・。」
教官はそう言い残すと、本当に鍵を閉めずに出て行ってしまった。
「皆殺しのシルヴァーナ」、か。
「所詮残され貴族のわたしには、こういう所がお似合いなのかもしれない」
そう口にすると、これまでタチアナを張り詰めていた緊張が
肩の荷を降ろしたように解けた。そして、気だるい疲労感が押し寄せ、
いつの間にか去っていった。
195 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:39 ID:O6QQhCtd
タチアナは、すっかり夜も更けた中庭を眺めた。消灯時間も過ぎ、
当直の教官室でさえ照明が落とされていた。
夜のしじまに少女たちの乱れる思いを秘めたまま、宿舎はしんと
静まり返っていた。
夜の闇は夜ごと深くなってゆく。時が刻む度、私達の上に
静かに、静かに降り積もってゆく。深い静寂がわたしたちの
心を不安や恐れの辺境に追いやってゆく。
わたしたちは、今夜を最後にあの人を、思い出せない。
もう二度と。
「アリスティア、わたし・・・。」
196 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:40 ID:O6QQhCtd
こんな感情は初めてだった。こんな夜にひとりぼっちで
小さくなっていることがこれ程切ないことだったなんて。
つらくて暗くて切なくてどうしようもなかった。
だけど、タチアナにはこの部屋を出てゆく勇気はどうしても
出なかった。鍵のかかっていない扉を開けることが、
どうしてもできなかったのだ。
「アリスティア・アグリュー、あなたは今何処にいるの?」
197 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:41 ID:O6QQhCtd
「大廊下の突き当りを右に・・・・・。」
アリスティアは夜の闇に静まり返る廊下を進んだ。
突き当たりから、右の廊下へ曲がる時、柱に二人の人影が見えた。
アリスティアは黙って彼女たちの脇を通り抜けた。
彼女たちも静かに抱き合ったまま、アリスティアを見送る。
もうすぐだ・・・・。
どうして、わたしはタチアナに会いに行こうと思ったのだろう。
これまでのわたしは、いつもタチアナの後ろで見守っていることしか
できなかった。あの事件のときでさえ、わたしはタチアナに何も
してあげることができなかった。
「タチアナが、わたしを庇うためにした行為だったのに・・・・。」
198 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:41 ID:O6QQhCtd
タチアナはわたしに会ってくれるだろうか。
こんな夜、ろくに親友の弁護もできないわたしに、ただ寂しくなった
くらいで会いにきたなんて言うわたしを受け入れてくれるだろうか。
そもそも、鍵が開いているかさえわからないのに。
だけどわたしは決めたの。誰がなんと言おうと、
今夜わたしは、タチアナ・ヴィスラのもとへゆくと。
とんとん・・・・。深い池の底のような静寂が静かに震えた。
がちゃり。何かが入ってくる。ぱたん。古い床板がわずかにきしむ。
タチアナは頭から被っていた毛布をずらし、扉のほうを見る。
そこは青白い水底のようだった。その安らかな青の世界に
ひとりの少女が佇んでいた。
199 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:43 ID:O6QQhCtd
タチアナは何も言わなかった。
立ち上がり、ベッドを抜け出てその少女のもとへ駆け出していた。
「アリスティア・・・・!」
「会いたかった。」
「タチアナ・・・。」
青白い水底でしっかりと相手を抱きしめる。もう二度と離すものか。
長い間二人は互いの温もりを肌に感じながら、見つめあっていた・・・。
そして、青白い水底をたゆたうように、
二人はゆっくりと互いの唇を重ねた。
とても、自然に。
200 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:43 ID:O6QQhCtd
「タチアナ・・・・・、愛してるわ。」
「うん・・。わかるよ・・。
わたしも愛してる。アリスティア・・・・・・。」
今度はアリスティアがタチアナに唇を重ねた。
「んっ・・・、はあっ。」
タチアナもアリスティアの口の中へ優しく舌を差し入れた。
熱い吐息が体を痺れさせ、
「あ、はあ・・はあ・・・アリ、ス。」
絡み合う唾液が、とめどなくあふれ、糸を引く。
二人は夢中で相手を求め続けた。
そして、アリスティアはタチアナの柔らかな胸の膨らみに触れる。
パジャマの上着のボタンをはずした。
201 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:44 ID:O6QQhCtd
「ア、リス・・・。ベッドへ・・・・・・・。」
「うん・・・・・。」
アリスティアは先にパジャマを脱ぎベッドに腰掛ける。
タチアナも恥らいつつズボンを脱いだ。
アリスティアの体は本当に美しかった。優しい女性的なラインは
同性の目から見てため息が出るほどだ。
正直言って胸の膨らみもわたしより大きいし、かたちも素敵だ。
それにひきかえわたしは・・・・。
「素敵よタチアナ。」
「え・・?」
「とても、きれい。」
202 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:45 ID:O6QQhCtd
わたしたちは、これまで異性との、もちろん同姓との性体験などもない。
だから何も知識などないはずなのに、自然と
体が動いてくれるのには本当に驚いた。
ただ、心の赴くままに愛する人をもとめるのだ。
タチアナはきしむベッドに横になり、そして少し緊張を残しつつ
体の力を抜いた。
アリスティアはそんなタチアナの姿を見て決意した。
「タチアナ、嫌だったら言ってね。」
「わかった・・・・。」
アリスティアはタチアナの薄くグレイのかかったブロンドの茂みを
優しくなでた。タチアナの体が少しこわばるのがわかった。
203 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:46 ID:O6QQhCtd
「力を抜いて、タチアナ。」
アリスティアは柔らかなタチアナの香りがする性器に舌を這わせた。
「っつはあっ・・・。」
タチアナの体が鋭く反応した。アリスティアは構わず続ける。
「アリスティア・・・、わたし、幸せよ・・。
んんっ、はあ・・・・は・あ・・・。」
しばらくしてアリスティアは寝かせていたタチアナの上に
頭を足のほうに向いて覆いかぶさるようにまたがる。
ちょうど、タチアナの顔の前にアリスティアの茂みと
大切なところが見えた。
204 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:48 ID:O6QQhCtd
「アリスティア、腰を下ろして。」
「ええ、わたしのことも、お願い・・・・・・。」
いつも、アリスティアはわたしのそばにいた。嗅ぎ慣れた香りは
とても安らいだ気持ちになれる。
タチアナはアリスティアに初めて舌をはわせる。ぎこちなく、せつなく。
「んあっ・・タチアナ・・はあっ・・・」
「タ・チ・・・・アナ」
「もっと、もっとわたしのこと、感じて・・・・。」
「ええ、アリスティア。あなたは、今ここにいる」
「来て、タチアナ・・・・。愛してる。」
205 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:49 ID:O6QQhCtd
長い時間二人は互いを求め続けた。相手の手が、舌が自分の体の
どこかに触れるたび、心は歓喜に激しく震えた。
熱い泥の海の中で何もかも忘れ、ただ、互いの存在だけを
いつまでも、いつまでも確かめ合っていた。
長い夜だった。
星が美しい夜だった。
だが、もう別れの時だ。
二人は、小さなベッドの上に裸で横になり、
幸せな、気だるい疲労を心地よく感じていた。
そんな時、タチアナがおもむろに口を開いた。
206 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:49 ID:O6QQhCtd
「アリスティア、あなたに言わなくてはいけないことがあるの。」
「え・・・?」
「放校処分が決まったの。」
「いつ・・・!」
「昨日。二週間以内に手続きをしてここを出る。」
タチアナはゆっくりと起き上がり、新しいショーツをはいた。
「じゃあ、タチアナあなた・・・・。」
「ただし、シルヴァーナに行くのなら、少尉任官で自主退学扱いになる。
ソフィアがわたしを受け入れてくれるって。」
「シルヴァーナに?それでどうするつもりなの」
アリスティアはベッドから起き上がり、タチアナの手をとった。
「わたしは、シルヴァーナに行く。
だからアリスティア、これでお別れなの。」
207 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:50 ID:O6QQhCtd
「・・・・・・・。」
「嫌。わたしは、離れたくない。」
「もう、決まったことなの。わかってアリスティア。」
アリスティアはその小さな瞳一杯に涙を湛えていた。
タチアナもそんなアリスティアの涙を見ていたたまれない気持ちが
押し寄せてきた。
「やっと言えたのに・・・。」
「想いを伝えられたのに・・・・。」
「どうして?」
タチアナは涙を堪えながらアリスティアを抱き寄せた。
その表情には何かを決意したものが持つ真剣さがあった。
208 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:51 ID:O6QQhCtd
「アリスティア、わたしと一緒にシルヴァーナに来て。」
「タチアナ・・・・。」
「わたしはあなたの将来まで壊してしまうことになるかもしれない。
それでもあなた、アリスティア・アグリューに来て欲しい。」
タチアナは優しくアリスティアに上着をかけてあげると、
もう一度静かに唇を重ねた。
「もし、わたしと一緒に来てくれるのなら、
明日の正午、学校長の部屋の前で待ってる。」
そして、アリスティアは自分の部屋に戻っていった。
209 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:52 ID:O6QQhCtd
アリスティアが帰った後、
タチアナ・ヴィスラは退学手続きの書類を書き上げた。
荷物も朝のうちにまとめておいた。
これですぐにでも出て行くことができる。
タチアナは椅子に座り、窓からこの数週間見慣れた中庭を眺めた。
暖かい陽光がいっぱいに降り注いでいる。
小さな蜂が窓の外からタチアナを物珍しそうに見つめた。
そして、一度だけ軽く窓ガラスにぶつかり、こつんと乾いた音をたて
またどこかへ行ってしまった。
時間だ。
「さあ、行こう。タチアナ・ヴィスラ。」
210 :
最後のモラトリアム:04/01/25 18:53 ID:O6QQhCtd
タチアナ・ヴィスラはしっかりとした足取りで学校長室のある
本校舎へと一歩、一歩、歩みを進めていった。
暖かい光がタチアナを優しく守るように包んでくれていた。
その日、プレステールの空はどこまでも青く、
遠くデュシスまで見渡せそうだった。
終わり
211 :
附記:04/01/25 18:56 ID:O6QQhCtd
アナトレー皇室士官学校
生徒記録
プレステール暦664年 タウロス15日
生徒番号 7785
学年 第72期生 2学年生
氏名 タチアナ・ヴィスラ
年齢 15歳
本校生徒、タチアナ・ヴィスラは一身上の事情により
664年 タウロス15日を以って自主退学を希望。
本校はこれを受理せしものとす。
アナトレー皇室士官学校学長 アラミス・ルクレール・ダラディエ
212 :
附記:04/01/25 18:57 ID:O6QQhCtd
アナトレー皇室士官学校
生徒記録
プレステール暦664年 タウロス15日
生徒番号 7786
学年 第72期生 2学年生
氏名 アリスティア・アグリュー
年齢 15歳
本校生徒、アリスティア・アグリューは一身上の事情により
664年 タウロス15日を以って自主退学を希望。
本校はこれを受理せしものとす。
アナトレー皇室士官学校学長 アラミス・ルクレール・ダラディエ
213 :
旧183:04/01/25 19:43 ID:6kV1aQNZ
アリ×タチだー
すごく詩的な描写ですねぇ。
完成度高いです。エロシーンなくてもいいくらい。
私はもうネタ切れ気味ですが、これからも頑張ってくださいー。
完成度が高いですねー
いいもん読ませてもらいますた
連投じゃないですか!
そしてまたこれが綺麗にまとまってること…。
オチもいいですね。
思わずモニターの前で頷きました。
この二人の学生時代はこのSSみたいな感じだったんだろうな。
タチアナ「ごきげんよう」
アリスティア「ごきげんよう」
みたいな。
216 :
アリ×タチ:04/01/29 17:16 ID:DLwKwNGT
ども。今回も長々とスミマセンです。楽しんでもらえましたでしょーか?
今までSSなんて書いたことなかったんで、本当に大変でした。
誤字、脱字等も多いんで恥ずかしい限り。
でも、ラスエグは最近のアニメの中でも数少ない頑張ってた
オリジナルアニメ作品でしたよね。
その世界観は色々な他の展開を想像させてくれる懐の広い物
を持っていましたし。
確かに人気は下降してますけど、まだまだラスエグが
見たい!って思っている人がたくさんいると信じてます。
あと、今度オンリー参戦して、新刊出す予定です。(冬コミは落ちた)
マンガ+イラストショートストーリー本(アリ×タチ含有率高し!)でし。
もし興味がおありの方がいれば探してみて下さいな。
これがラスエグ系最後のチャンスと期待している人も多いと聞きます。
わたしも姫様とアリスティアさんの本に出会えることに期待しつつ・・。
>>213 こんにちは。詩的な描写だなんて。嬉しいやら恥ずかしいやら。
皆さんの過去作品に学ぶことしきりなんですから。
ネタ切れなんて言わずまた(*´Д`)ハァハァさせてくれる作品読ませて下さい!
>>214 ありがとうございます。でも未熟な部分も多いからもっといい作品を
書いてゆければと日々精進です。
>>215 すみません・・掲示板私物化しちゃってますね・・・。
でも二人の学生時代のイメージはモJOJOJOさんのご指摘通りですう。
「ごきげんよう」これでキマリですね。(某マ○みて)
どっちかというとエロより百合物のほうが何気に好きだったりします(笑)
モJOJOJOさんもまたハジけた作品書いて下さいっ。いちファンとして期待
してます!
>216
オンリ参戦ですか!アリタチ本描かれる方は少ないので楽しみにしています!
・・・ちなみにそんなアリタチ派の自分は
オンリで本当にアリタチのごきげんよう本を製作中です_| ̄|○
218 :
アリ×タチ:04/01/30 00:49 ID:iyGkY6lj
>>217 おおっ同志!しかも「ごきげんよう」本。マジ見たひっす・・。
オンリーでは是非とも探さしてもらいますう。頑張って下さい〜。
219 :
アリ×タチ:04/01/31 03:13 ID:ZhjPhtyK
こんばんわ。最近むしょーにアリ×タチ本が見たくて仕方ありやせん。
あと、デル姉様にも少し(*´Д`)ハァハァきてたりしてます。
でも解消のしようも無いんで、またしつこいですが小話を放置させて下さい。
もし興味あれば拾って(*´Д`)ハァハァして下さると嬉すぃでし。
ちなみにテーマは「はじめての陵辱」またまた長い話ですがシクヨロです。
220 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:17 ID:ZhjPhtyK
『愛ゆえに愛する人を取り返しの付かない程損なってしまうことがある。
それは二度と回復することのない大きな傷として生涯残ることになる』
『そうね。そうかもしれない。でもね、それでも私はその傷を
抱えたままこの無慈悲な世界で生きてゆかなくてはならないの―』
カヴァレフスキー・コヴロフ 「帝國の黄昏」
長時間締め上げられていた首の骨が悲鳴を上げる。
汗と体液。うっすらと白い皮膚の上に滲む鮮血。
暮れかかった晩秋の光が最期の輝きが
まるで何事もなかったかのように
汚れきったからだをささやかに照らしていた。
221 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:19 ID:ZhjPhtyK
午後から始まった宴は、わたしの失神で終幕を迎えたようだった。
その後の記憶は無い。
下腹部に乾いた体液の跡があったから、一応
達することはできたらしい。
手首を締めていたロープは解かれ、無造作に放置されていた。
「まるでぼろ雑巾」
悲しくはなかった。
むしろ今の自分の姿が滑稽で、思わず吹き出した位だった。
汚れた下腹部を湿らせた紙で丁寧にふき取る。
再び水気を帯びた体液が、独特の臭気を発した。
「これを出せないと終われないなんてね」
指にアルカリ質特有のぬめりが絡みつく。
わたしはしばらくの間、裸のまま血さえ拭かず、ただぼんやりと
指のぬめりを弄んでいた。
222 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:20 ID:ZhjPhtyK
この数ヶ月、週末ごとに宴が催され、
わたしはその度に宴の中心にいた。
たったひとりのゲストを満足させるために。
最初は恐怖と苦痛。そして、悲しみがわたしを襲った。
自己嫌悪から何度も自ら命を絶とうとさえ考えた。
しかし、時が経つに連れ、徐々にではあるが
深い諦念と、薄明の月のような無感覚が満潮のように
わたしを包み込んでくれた。
「これでなんとかわたしは死なずに済むかもしれない」
安らかな安堵感。
少なくとも来週末まではわたしは生きているだろう。
来週までは・・・・。
223 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:21 ID:ZhjPhtyK
「お願いだから、やめて!」
殴打された右頬が酷く痛む。両手首はロープできつく縛られ、
そこから血が滲んでいる。
「もう抵抗しない。黙ってうけいれるから・・・。」
手首を締め上げたロープがきつく締めあがる。
「ぐぐうぅぅ・・はああっつ」
「やめて、やめ・・て」
そして、ロープの端を古いベッドの金具に結ぶ。
わたしのからだはベッドの上で身動きできない状態になってしまった。
「タチアナ、お前のような女はな、」
「もう、我がヴィスラ家の娘でもなんでもない」
「屑のようなメス犬が!」
224 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:23 ID:ZhjPhtyK
「そんな事言わないで、お父様!」
「お・・・願い・・・」
今度は左頬にきつい平手が飛んだ。目の前が一瞬真っ白になる。
その返す手で父はわたしインナーシャツに手をかけた。
胸ぐらをつかまれたかと思うと、たちまち薄手のシャツは
無残に引き裂かれてしまった。
「嫌あっ・・・・・・・」
わたしは恥ずかしさと恐怖で、露になった胸を必死に隠そうとした。
「・・・・・・・」
「タチアナ、今どんな気持ちだ?このヴィスラ家当主、そして
お前という存在を、この世界にもうけた実の肉親に愛されるのは」
父は全く感情のない声で静かに問いかけた。
「愛しているのならどうしてこんなにも酷いことをするのですか?」
225 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:26 ID:ZhjPhtyK
「お前を愛しているからだ」
父の視線はわたしを眺めてはいるものの、実際には
わたしではないどこか遠くの何かを見つめているようだった。
春の終わり。暖かいと言うにはいささか暑すぎる日差しが
部屋に射し込んでいた。
光が部屋の中で奇妙に拡散してうすぼんやりとフィルターが
かかったように全てが白っぽく飛んで見えた。
だけどこれはもしかしたら殴打された時に視覚が少しおかしく
なってしまったからかもしれないけれど。
長い間、父は黙ってわたしの姿を眺め続けた。
そして、おもむろにわたしの白い小さなショーツに手をかける。
この前は父がショーツに手をかけた瞬間、
わたしは反射的に足を跳ね上げ、父の顎を蹴り上げていた。
その直後、わたしは気を失ってしまうくらい父に打ちのめされていた。
だからわたしはもう抵抗しないことにした。
そうしないと、父は本当にわたしを・・・・。
226 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:27 ID:ZhjPhtyK
年老いた初老の男が、15歳にもなってない少女の、
しかも実の娘の淡い茂みをかきわけ、小さな割れ目に舌を這わせる。
それは、おぞましくもあり、滑稽で、そして余りにも寂しい光景だった。
父の指がわたしの割れ目を押し広げて尿道のあたりを
強く刺激した。何かを確かめるように、丹念に指でヴァギナを撫で回すと、
おもむろに、舌を差し入れてくるのがわかった。
「ひ、あっ・・・」
ぴちゃぴちゃ・・・・。ゆったりとした舌の動き。時折、茂みの
中から、吐息ともつかない人いきれが聞こえる。
「・・・・・・・」
「・・・・あ」
「まだ小娘の分際で・・・濡れてきおった」
「本当に下賤の血が流れているとしか思えんなお前は」
本当に父は嬉しそうにわたしを罵る。
こんなに喜びに満ちた父の姿を、わたしはこれまで
見たことがあっただろうか・・・・。
それは、わたしを辱めることによってのみ、喜びを感じ、
愛することができる、哀れな男の姿だった。
227 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:28 ID:ZhjPhtyK
父の中にある卑屈で惨めな魂は、悪意という狂気をもって
わたしを損なうことに救いを見出していたのかもしれない。
荒ぶる魂が、自らの苦悩を静めるには、己のなかにある
大きな問題と同じ根を持つ愛する者の
何かをもってしか救うことができないから。
何故ならわたしを酷く打つ手が、浴びせかける罵りが、
嫌な臭気を発する体液が、それらの父という存在を織り成す
全ての行為に、これまで一度たりとも見たことのない父の
わたしに対する深い愛情が感じられた・・・。
「タチアナ、このわたしが欲しいか?」
「・・・・・」
「さあ、わたしが欲しいと言え」
「わたしと深く交わることによって真の救済が
得られるのだと・・・」
父は、右手でわたしの胸を掴みながら、もう一方の手で、
茂みからクリトリスにかけて無造作にまさぐっていた。
だがそのようにぞんざいに扱ってはいたものの、
父は直接指を挿入するようなことは決して無かった。
「・・・・・・お・父様・・」
「わ・た・・しに・・・・、・・慈悲を」
このひと言が全てを決めた。
父の表情からほんの一瞬、あの深い苦悩の闇に一条の光が見えた。
228 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:29 ID:ZhjPhtyK
「・・・・・わかった」
父はおもむろにズボンのベルトを外し、下着姿になる。
そしてわたしの隣に腰掛け、手を縛っていたロープを解いた。
「タチアナ、このわたしが救ってやろう」
「・・・・・・」
「お前のように何も価値の無い下賎な者には」
「こうすることによってしか」
「救われる道はない」
そう言うと父は下着から屹立したペニスを取り出すと
有無をいわさずくわえさせた。
「んっ・・・・・」
口の中いっぱいに嫌な味が広がる。
塩分を含む体臭を煮詰めたような酷い臭気は、
思わず胃の中のものを戻してしまいそうになる。
「んはあっ・・・・、んんうっ」
「丹念に、磨き上げるんだ」
「・・・・ぐう・・・はああっ」
時折、頭をはたかれる。
「つっ!歯を立てるなといっただろう」
「・・・・・・・」
この瞬間に何度も父のペニスを根元から噛み切ってしまおうかと
思った。そうすれば、わたしはこの悪夢から解放されるのに。
229 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:29 ID:ZhjPhtyK
だが、できなかった。そもそも父自身もこのように自分が
一番無防備な状況にあるというのに警戒していなかった。
この瞬間、これまで自ら陵辱し、欲望の犠牲にしてきた愛娘が、
のどの奥までくわえ込んだペニスを噛み切ったとしても
何らおかしくなかったというのに。
「タチアナ、お前はよくやっている」
「やはりヴィスラ家の長女、いや、わたしの娘だな・・・」
「愛しきタチアナよ」
父はそう言うとさんざんわたしを打ち据えてきた右手で、
上下するわたしの頭を優しくなでてくれた。
「・・・・・・・・・」
わたしが父のペニスを噛み切るには余りにも
タイミングが遅すぎたようだった。
もう、わたしに父を殺すことはできない。
230 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:30 ID:ZhjPhtyK
わたしはもう一度ベッドの上に寝かされた。
「さあ、足を開いて・・・」
言うとおりにする。
そして、おもむろに横になっているわたしの腰を抱え上げた。
わたしの下半身は宙に浮くような格好になった。
父はゆっくりと、わたしの股間に自身を重ねてきた。
何度経験してもこの瞬間だけは怖い。
いつも思わず足を閉じてしまいそうになる。
しかし、父はわたしに足を閉じさせる暇など与えずに、
すばやくペニスをあてがった。
「・・・・・・・お父様・・・はうっ・・」
父はわたしの湿ったヴァギナの上でペニスを何度も
こすり上げた。
長く太いペニスが何度もヴァギナの上をスライドした。
しかし、父は最期に交わった時まで一度もペニスを
ヴァギナに挿入することはなかった。
231 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:31 ID:ZhjPhtyK
時折父が満足げな嘆息を小さく上げている。
上気した初老の父の姿。何歳も若返ってさえ見える。
わたしは感慨深くその姿を眺めた。
「まるで、あのころのよう・・・」
父はもうわたしが何を言っても聞こえていないみたいだった。
「かつて、近衛艦隊の旗艦に座乗していたころの・・・」
父の姿がそこにはあった。
いつも優しく、愛情に溢れ、不正を憎み
公正を自身に厳しく課していたあの父が。
だが、不慮の事故により多くの部下を失い、自身も大怪我を負った。
そして事故の責任者として責任を取らされ、結果強制的に
退役せざるを得なくなった。貴族としてのヴィスラ家の名も地に落ちた。
以来、父は塞ぎこみ深酒に溺れ、母やわたしたち家族に
つらく当たるようになった。
「・・・・パパ・・」
ふいにわたしの頬を涙が伝った。
「もう・・・・いいのよ」
父の息が激しくなる。
「お願いだから・・・」
232 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:31 ID:ZhjPhtyK
その時これまで目を閉じていた父が目を大きく見開き、
無言でわたしを見つめた。
しかしその目はとても平板な、奥行きの無い奇妙な色を
湛えているだけで、そこにかつての父の姿は無かった。
もうあの頃の父はいない。
既にそれは激しく損なわれてしまったあとだった。
そして、そこには初老の、荒みきった荒野を
自らのうちに抱えた惨めな男しかいなかったのだ。
わたしはとても切ない気持ちになる。
こんなにも酷い陵辱にあっているのに、
こんなにも酷く損なわれているというのに、
こんなにも酷く愛しているというのに・・・。
だが、全ては遠い彼方に消えてしまっていた。
「さあ・・・タチアナ、受け取りなさい」
「・・・パパ」
「これが、わたしのしてやれる唯一の救済・・・」
「はあうっ・・・!!」
233 :
失われた追憶の日々:04/01/31 03:33 ID:ZhjPhtyK
今でも父のことを思い出すと、損なわれたわたしの魂は強く彼を憎む。
そして、同時に同じくらい彼のことを愛している自分が
いることにも気が付く。
父と娘との間で、本当なら起こるべきではなかったことが
あった故に、わたしは初めて彼の内にある荒廃を知った。
そして、その荒廃は、わたしの知っていた世界そのものであったのだ。
涙は途切れることなく流れ続ける。
それは、もはや失われてしまった日々に手向けられた
レクイエムのようだった・・・・。
『いつもそこには父親なるものがいる』
There will aiways be a father.
ゲイリー・ギルモア 末期の言葉より。
マイケル・ギルモア 「心臓を貫かれて」
終わり
ハァハァしますた…タチアナたん、こんな虐待にめげず、よくぞそこそこまともに育ってくれて…
同性や少年にハアハアしちゃうのはこのころの後遺症でつか………
でも219のフリで223を読むまで
「これは! デル姐があんな歪んだ性格なのは幼少時の性的虐待のせい!?
というセテーイのロリフィーネリョジョーク小説なのか〜!?」
と勘違いハァハァしてたのは秘密。ていうか勢いがついちゃった。
わざと艶やかに飾り立てられてから散々リンカーンされ尽くしたロリフィーネ、
すべてが灰色に染まった視界の中、バラの花弁だけが鮮やかに舞い散る様を
能面のようにデッキで眺める。外界は今日も嵐。思い出せる限り昔も、
そしてたぶん未来永劫、代わり映えのしない嵐が吹き荒れるのだろう。
…………突然雲を割って現れる影。一瞬で消え去ったそれには確かに
…人が乗っていた。下界の人間が。玩具の張な機械でここまで来たのだ。
マエストロになればいいんだ。変わらぬ景色などない。
嵐が吹き止まぬというなら、バラの花弁で空を埋め尽くそう。
いつしか笑みを浮かべながら、少女はいまや君臨すべき楼閣へと裾を翻した。
………………………………あのとき既にマエストロだったら無効ッ!。
うわー
何か鬼畜ですな!今回も楽しませてもらいますた
ひ い い い い ! ! !
三連続じゃないですか。
いや、もしかしてさらに隠しているのかもしれない…。
自分以外の人の作品を読むのはとても楽しいので頑張ってください。
俺はちょっとネタを練っているので。
そういえば鬼畜ものには手をだしてなかったなー。
237 :
アリ×タチ:04/02/02 02:52 ID:uPoACW4d
ちわ。今回「はじめての陵辱(笑)」で愛しの姫様にはヒドイ目に
遭っていただきました〜。個人的に鬼畜系書くのはツライものが
ありましたが、陵辱される姫を魂が求めるんで(笑)思わず書くことに・・。
しっかしわたしも何を今更な勢いでSS集中投下してるんだか・・。
この数ヶ月でラスエグ系スレも寂しくなりましたね・・・。ファンサイトも
女性向けのサイトが殆どだから居場所ないし。どっかにあればいいんだけど。
いっそのこと、うちのサイトをリニュしようかしら・・。
>>234 すんません(笑)フリがまぎらわしかったですか。気をつけねば。
でも小説イイですねえ〜情景が目に浮かびます。わたしもデル姉様SS書こうかしら・・・。
あとデル姉様少女期の設定画って魔女っ子風でイイと思いませんか?
>>235 今回もありがとうございます〜。そうですね、鬼畜ですね。
ただし、やっぱり愛が無いと駄目です。でも暴力はイカンですね。
>>236 えええええ!!!
モJOJOJOさん新ネタありですか?楽しみにしてます〜。
わたしも皆さんの作品を読むのは大好きですから。
>三連続
絨毯爆撃。やり過ぎ。ごめんなさい。でもまだ重爆が何機も残ってます・・・。
本当ならマンガで描ければいいんですが、時間無いし、手間を考えるとねえ。
プロットは多く書き溜めているけど描くには覚悟いりますし。原案提供するんで、
どこかに誰か勇気ある(笑)絵描きさんはいないでしょうかねえ。
ラスエグの同人が見たい人にとっても絵で見たい人多いんだろうしなあ・・。
ただ、小説って媒体は手軽で個人的にはとても好きなんですケドね。
デル姉様少女期にもルシオラに相当するような親友がいたりして。
大切に大切に想い、生まれ持ったSっ気でまいにち虐めながらも仲良く暮らしていたら、
ある日何だか過酷な運命に襲われてその子を失い、結果的に歯止めが無くなって
徐々に徐々にくるっていく幼デル様………ハァハァ
>238
デル姐は百合、ディオたんは薔薇だったら倒錯的で最高にハァハァ…
240 :
アリ×タチ:04/02/05 01:31 ID:GrUTfiFZ
DVD8巻ジャケイラストは
何とタチアナ×アリスティアさんです〜!!
表情が何とも言えずイイ。こりゃたまりません・・・・。
アリ×タチさんはオンリ原稿進んでいるのだろうかホシュ
242 :
アリ×タチ:04/02/07 23:44 ID:JuTm9Ze6
>>241 はい。順調に遅れとります(笑)。
でも何とか頑張りますんでシクヨロ。
243 :
アリ×タチ:04/02/10 01:00 ID:qlghwhHX
原稿完成までもう少し〜。それとサイトもラスエグ
対応化に向けて現在改装中・・・。たいへんですぅ(泣)
>243
原稿もサイトもがんばってくださーい!!
245 :
アリ×タチ:04/02/12 01:56 ID:AkWTgIc4
>>244 わざわざありがとうございます〜。サイトはなんとか改装完了です。
じゃあ原稿はどうよ?・・・・・・えーと、えーと・・・。まだです。
大丈夫か!?自分。
ぼちぼち、無理しない程度に頑張れ〜
247 :
アリ×タチ:04/02/15 01:47 ID:519gsyZD
>>246 ご心配おかけしております〜。そのお言葉が励みになります。
ここにも早く次のSSアップしたいんだけど
最近忙しくて暇がない・・・。トホホ〜。
248 :
アリ×タチ:04/02/22 22:42 ID:z8jhEaLu
お久しぶり〜。
この所ずっと人大杉でこちらに来られませんでした。
皆さんお元気ですか〜。
わたしは何とか生きてます。そして新刊何とかだせそうです・・・。
クララヴィきぼんぬ
主人公カップルなのに少ないね
hosyu
252 :
名無しさん@ピンキー:04/03/13 01:05 ID:RWbwSIjB
保守
おまいら。オンリーで収穫はありましたか。
小説投下してくれる神待ち…
253 :
名無しさん@ピンキー:04/03/22 08:31 ID:54k6NgQK
神降臨期待age
254 :
名無しさん@ピンキー:04/03/28 02:25 ID:NaaQk5Yu
もう…終わりかな…。
なんか書きたいけど時間がないYO!!
神待ち
まださげようじゃないか
ひたすらさげ
デル姉とクラウスあたりでキボン
sa-ge-
ho
残念だったな!ここは落とさせやしない!
264 :
名無しさん@ピンキー:04/04/26 20:19 ID:k/DU/MrC
age
sukuisage
266 :
名無しさん@ピンキー:04/05/03 02:13 ID:MMN9y4D/
あげ
267 :
名無しさん@ピンキー:04/05/04 18:03 ID:kjAcSEea
「タチ」アナなのに、夜はネコとはこれいかに?
>>267 そこがイイんじゃないか!
昼はツンとしてて強気なのに夜は切なげな声で鳴いちゃう。
ハァハァ
269 :
名無しさん@ピンキー:04/05/11 00:30 ID:x8ekhGld
>>267 「ソフ」ィアなのに、ハードなプレイが好きであるがごとし。
このスレ自体「ラスト」エグザイル
271 :
名無しさん@ピンキー:04/05/30 02:14 ID:vMUSE7Er
アリタチマダー?
272 :
名無しさん@ピンキー:04/05/30 11:58 ID:z1e+IIwV
・・・・・・・・・・←アリ達
273 :
名無しさん@ピンキー:04/06/08 01:01 ID:hc+3yT7w
萌え要素は結構あるのにここでは不遇だなage
タチアナ「ちょっ、クラウス!だめ!あ、そこは・・・ンッ、アッ!
ア、ア、ア、イクッ!イッちゃう・・・アァァァァァァ!!」
ho
276 :
名無しさん@ピンキー:04/06/29 20:08 ID:vkPpL4Hu
アリスはガチ。
アリスはチ○コが
知らなかった!こんなとこにスレが…。今から全部読もう
久々のふじょ〜か
燃料がない
愛が足りない
タチアナは戸惑っていた。
焦がれていた、クラウスとの情事の時。
全ての予定が順調に消化され、クラウスの心を惹き付けたまま、
ベッドの上で、二人は、一糸纏わぬ姿になっていた。
しかし、クラウスのその突起物は、覚悟していた大きさを遙かに上回っていた。
タチアナの身体が、事前に振り払った以上の恐怖にブルブルと震え出す。
「大丈夫だよタチアナ・・・痛いのは最初だけだから・・・優しくするから・・・」
違う。そんな事は予め覚悟していたし、クラウス相手にそんな事で怖がったりしない。
タチアナはそう心の中で叫びながら、クラウスの甘く優しいキスを受け入れた。
クラウスとの行為自体は、むしろずっと夢見ていた事だ。後悔もしていない。
いざ事に及んだ時にクラウスを拒んだりしなくて済むように、勉強や準備も整えた。
だから、タイミング的にもいつでも良かった。
たまたま今日、掴んだチャンスが最後まで何の障害も無く到達出来ただけ。
ちょっと痛いかも知れない。出来れば痛くないと良いけど、それはどちらでも良い。
結ばれる今日が、タチアナとクラウスにとって、最高の記念日となる筈であった。
しかし、クラウスのソレは、痛みの有無の問題では無いのではないか。
ラヴィからクラウスへの悪態を思い出す。クラウスの相手が出来るのはラヴィだけ。
アリスティアの一言を思い出す。タチアナのパートナーは、アリスティアが勤める。
それが局部の発達具合を表すのであれば、自分の『女』は、この一夜で壊される。
・・・でも、壊すのがクラウスなら、それでも良いのか?
なまじ覚悟を決めていただけに、結論の出ぬまま、体は恐怖に打ち震える。
それ以上の覚悟を決める事も、クラウスを拒む事も、タチアナには出来なかった。
そんなタチアナをほぐすように、クラウスの愛撫が始まる。
いつも気高きタチアナが、クラウスの目の前で、生まれたままの姿で震えている。
まるで赤ん坊の如く滑り潤む肌に、息で、手で、口で、全てで刺激を与えていく。
その白い肌に触れる度に、タチアナの震える身体がビクンと反応し、微かに呻く。
傷一つ無い羽二重の肌に吸い付き、肌をも吸い破らんばかりの勢いで吸い上げる。
押し殺した呻き声が漏れ、内出血の紅い跡が瞬く間にそこかしこに浮かび上がる。
たった数ヶ所の刺激だけで、標準より薄い胸の小さな頂は、小さく自己主張していた。
クラウスの息が側を流れるだけで、痛い程敏感に検知し、恐怖とは別に体を震わせる。
女性としての証の上下を隠すタチアナの二本の腕も、形だけの飾りに過ぎない。
ましてやクラウスが胸の双丘を侵略する際の城壁に、なり得るわけがなかった。
クラウスの指が右の丘の裾からグルグルと這い登り、彼の舌が左の丘を山頂より弄ぶ。
上半身のみの情交の中、タチアナは二〜三度、軽めの絶頂を迎えた。
胸部までを征服し、クラウスは、息も切れ切れのタチアナをベッドの上部に横たえた。
触り、揉み、舐め、甘噛みし、吸い付き、下半身にも上半身と同じ模様を付ける。
秘部を避けて愛撫している事が、最後の砦を守るタチアナの手を籠絡する。
産毛程度の薄い茂みを備えた、異性の一部どころか自慰の手すら触れた事のない場所。
そこを隠し護る筈の指は、蜜の染み出るその周辺を、徐々に、稚拙な動きで擦り始めた。
クラウスの愛撫は、秘部を除くタチアナの身体中全てをくまなく蹂躙した。
それはまるで、タチアナと言う一つの素材の風味を確かめるかのようでもあった。
愛撫と言う前菜の仕上げに、クラウスは、タチアナの女性自身を嬲り始める。
自ら刺激を与えていたタチアナの手を引き剥がし、代わりに、数倍複雑な刺激を与える。
空いてる手や口は、愛撫の中で見付けたタチアナのウイークポイントに伸びる。
自身の想像の範疇を超えた刺激が、タチアナの背に幾度と無く電流を走らせる。
タチアナの性感の全てを知るのは今、タチアナでは無く、クラウスと言う事になる。
淫らな水音と共に、タチアナの身体に蹂躙の序章が叩き込まれる。
以上、タチアナ地獄変の前編、前戯。
ションボリックリンク(´・ω・`)ノシ -s >282-283
取り敢えず書いたんで置いちゃいました。
続編は一週間余り間空いちゃうかも知れないんですが、待って頂けますか?
待っちゃう待っちゃう。
続編がくるまで俺は服を着ない。
タチアナ好きな俺にとって神降臨に等しい!
うほゎ!まじガンガッテ下さい!
期待してます。
玉のような汗を帯び、熱く薄桃色に紅潮した肌が、タチアナを包む。
幾度と無く達したその身体からは、震えと、抗えるだけの体力が奪われていた。
―――タチアナ、いくよ?
クラウスの声が、タチアナの目の前に浮かぶ優しい表情から降り注ぐ。
気付くと、タチアナの両膝は、覆い被さるようなクラウスの両腿でM字に開かれていた。
その制御する足の間から、凶器の如き一物が、しとどに濡れた小さな峠へと降りてくる。
そう言えばさっき、想像もしなかった大きさに震えていた・・・
クラウスの『男』への恐怖と受け入れる事への戸惑いを、虚ろな思考の中、思い出す。
まだ覚悟が決まったわけではない。しかしもう、拒否するだけの体力も気力も私には無い。
きっと私の女としての器はこれで壊れてしまう。最初で最後の情交。クラウスとの交わり。
ずっと望んでいた愛の営み。愛しい人に捧げる、私の身体。
壊れても、クラウスはまたこれまでみたいに接してくれるだろうか。
壊れても、クラウスのモノだけならまた受け入れる事が出気るだろうか。
壊れても・・・クラウスの子を身籠もる事は出来るだろうか。
数多の疑問や不安や、消え去りそうな甘い期待が、タチアナの、白く靄む頭の中を巡る。
結合寸前の下腹部を見るタチアナの両目の端には、零れ落ちる涙の通り道が出来ていた。
クラウスの先端が、濃桃色に濡れる扉の中心に触れ、侵入を始める。
入口がミリミリと広げられ、滑るように押し入ってくる異物感。激痛の前兆。
傘の部分が埋まりきる前に、タチアナの視点は既に結合部から離れていた。
クラウスの顔を見る。クラウスが、語りかけるように何か言っている。何を言ってるの?
怖い。やっぱり怖い。助けて。助けてクラウス。信じていいの?信じていい?信じる。
クラウス、信じてる。信じてる。信じてる。愛してる、クラウス。信じてる。信じてる。
痛い。クラウス、痛い。でも信じてる。痛い。信じてる。クラウス。痛い。痛い!痛い!!
「うぁ!・・・ぁ・・・!」
ゆっくりと、だが確実に。肉の剣が、窮屈に締め付けるタチアナの中へと沈んでいく。
せめぎ合い滑りゆく臓器に、プチプチと何かの千切れる感覚が混ざる。
声を押し殺すタチアナの膝に、クラウスの侵入を拒もうと力が入る。
クラウスを突き放せない手がシーツを掴み、上体の方へ逃げようと藻掻く。
しかし、芯まで気を遣り尽くした直後の身体に、そんな体力が残っている筈も無かった。
タチアナの膝は、クラウスに密着する事しか出来ない。
シーツを掴む手は、ベッドの上を滑る事しか出来ない。
肉体的苦痛に、無意識の内に足掻くタチアナ。しかし、クラウスの沈坑は止まらない。
溢れ続ける涙に潤むその目は、瞼裏の闇、焦点の合わぬ空間、クラウスの顔を映していた。
荒い息を奏でる口は、時として歯を食いしばり、時として呻くような声を絞り出した。
タチアナにとって最初の永遠となる数秒は、その最奥への到達をもって終わりを迎えた。
―――タチアナ。一番奥まで、来たよ。
痺れる程の激痛の中、それでもタチアナの心は既に充足感で満ち溢れていた。
クラウスを受け入れる事が出来た。
クラウスと私は今、一つになっている。
クラウスのパートナーに、私もなれる資格がある。
その満足感は、痛みだけで無く、更に続く行為をも、一瞬、タチアナから忘れさせた。
以上、タチアナ地獄変の中前編、挿入。
ヘタレデ ゴメンネ ションボリック リンク(´・ω・`)ノシ -s 前戯>282-283
挿入>290-291
続編は1〜2週間空いちゃいそうです。
前中後編の筈が少なくとも四章構成になってしまいました。スミマセン...
だから取り敢えず>286さんは服着て下さい。
293 :
286:04/07/11 13:29 ID:cxMpw0uR
フー…やっと服が着れるぜ…。
仕方ない、次は俺が裸になって待とう。
295 :
名無しさん@ピンキー:04/07/15 10:58 ID:XwDCf2yy
タチアナ(; ´Д`)ハアハア
保守
保守
299 :
名無しさん@ピンキー:04/08/02 18:21 ID:E9veh6/B
ホッシュ
300 :
名無しさん@ピンキー:04/08/06 01:48 ID:AbPir4j+
ソフィアさん!
そろそろ、初心者の為に、キャラ説明とか書いて置いた方が良いのでは?
いくら夏でも裸で待つのは寒いな
ほしゅしてみる
誰か詳しく紹介して。
ディーオ・エラクレア
天真爛漫な性格。
姉の偏愛ぶりにギルドから逃走。
ラヴィ・・・・・・・・メインヒロイン。明朗な性格だが、危険な事を嫌う一面も。
ナビとしての腕は一流と二流の間くらい。
アル・・・・・・・・・サブヒロイン。幼女。かぼちゃパンツ。エグザイル起動の鍵。
タチアナ・・・・・・サブヒロイン。感情をあまり表に出さない。
パイロットとしての腕は一流。最終学歴は士官学校中退。
アリスティア・・・サブヒロイン。癒し系の美少女。おさげ。
ナビとしての腕は一流。最終学歴は同上。
ソフィア・・・・・・・サブヒロイン。皇帝。シルヴァーナの副艦長。
ウィナ・・・・・・・・・サブサブヒロイン。ソナーとしての能力は超一流。
デルフィーネ・・・ギルドの最高権力者。独裁者。王様なのか単なる馬鹿なのか判別困難。
おっぱいの大きさ
ソフィア≧デルフィーネ>ウィナ≧アリスティア≧タチアナ>ラヴィ>アル
可愛さ
ディーオ≧アル>>>超えられない壁>>>その他の連中。
ho
308 :
名無しさん@ピンキー:04/08/22 19:52 ID:eSr7/NEi
あげ
保守
中盤からのタチアナには誰も勝てない
故にage
タチアナsage
ttp://yogatori.com/movies/guitarist/kimishine.htm ( ´_ゝ`)ヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノ
( ´_ゝ`)ヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノ
('A`)ウ〜ンウ〜ンンンンンウ〜ンウ〜ンン・ン・ン
テ〜ケテ〜ケテケテケテン〜テ〜ケテ〜ケテッテッテ
(・∀・)ラヴィ!!
(゚3゚)ピ〜ピロリ〜ピロリ〜ロリ〜ロリレリ〜
( ´_ゝ`)(ヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノ)
(゚3゚)ピ〜ピロリ〜ピロリ〜ロリ〜ロレルラロ〜
( ´_ゝ`)(ヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノヌヌネネヌヌネノ)
('A`)ウ〜ンウ〜ンンンンンウ〜ンウ〜ンン・ン・ン
テ〜ケテ〜ケテケテケテン〜テ〜ケテ〜ケテッテッテ
(゚∀゚)ラヴィ!!
>312
もう、整備士連中が歌ってるようにしか聞こえん。
315 :
名無しさん@ピンキー:04/09/17 22:04:55 ID:cZoqTRMi
続編期待age
316 :
名無しさん@ピンキー:04/09/17 23:48:07 ID:9VFDRdbZ
浮上
新作投下されないかな?
ホホッシュ
亀だがwinampで放送中ですよ保守。
まだ完結してない話、タチアナ地獄変、これ完結しないかな?
してほすぃ。
作者が忘れてなければ可能かと。
ほ
324 :
名無しさん@ピンキー:04/11/12 18:26:46 ID:h5Pd5beY
浮上〜!
保
俺はいつまで裸でいればいいんだ?
流石に寒いぞ。
タ
チ
コ
マ
ン
タ
>>326 そんな時は下半身だけマッパにすればいいと思うよ
あ
ディーオかわいいよディーオ
な
ん
浮上〜!!
輪
339 :
名無しさん@ピンキー:04/12/19 20:07:20 ID:5yeDNbiP
ぬるぽ
341 :
sage:04/12/20 19:41:11 ID:DfCAkIFV
ぬるぽ( ´,_ゝ`)
342 :
名無しさん@ピンキー:04/12/20 19:54:51 ID:g47PPtIR
ガッ
ぬるぽ!!
ぬるぬるディーオ
やったガッされて無い!!
記念になんか投下してくれ(マテ
346 :
名無しさん@ピンキー:04/12/24 00:02:51 ID:LYocC02N
ここは穴トレーですか?
いいえここはラストエグザイルスレです。
347 :
名無しさん@ピンキー:04/12/29 22:33:44 ID:2HlZk65U
来年1月にムック発売
WINANPでも放送再開。
さあ誰か燃料投下してくれ!!
あう
349 :
名無しさん@ピンキー:05/01/08 23:09:39 ID:XagALRl3
保守。
350 :
名無しさん@ピンキー:05/01/12 01:16:11 ID:eXo3Ty3e
キャラそのまんまで舞台をパリダカにしたら何か作れそうだ。
誰か居ないかな
もう職人はここにはいないのか・・・。
353 :
名無しさん@ピンキー:05/01/31 23:06:38 ID:Bffcoirm
2月23日発売のエアリアルログに職人が反応するのかどうか…
354 :
名無しさん@ピンキー:05/02/07 00:24:51 ID:R1tSuu1E
>>354 クラウスとラヴィの明るい夫婦性生活か・・・
>>355 その夫婦生活を邪魔しにきたタチアナ、アリス・・・
357 :
名無しさん@ピンキー:05/02/10 00:04:08 ID:9xji366v
358 :
名無しさん@ピンキー:05/02/10 00:51:43 ID:9xji366v
まさかハーレム容認?
359 :
名無しさん@ピンキー:05/02/15 00:28:58 ID:6clT8rcO
>>354 ラヴィとアリスの足の太さの差に(;´Д`)ハァハァ
360 :
名無しさん@ピンキー:05/02/15 01:46:10 ID:jq5Yxm5W
おそろいの白い服にもハァハァ
なぜお揃いなんだ?
一緒に暮らしてるのか?
ハアハア
362 :
名無しさん@ピンキー:05/02/16 02:47:38 ID:994kb6qF
ハリウッド実写映画化記念age
363 :
名無しさん@ピンキー:05/02/16 03:28:13 ID:ZGjRLy0w
まじ
364 :
名無しさん@ピンキー:05/02/16 04:03:36 ID:7Pnm7Spw
365 :
名無しさん@ピンキー:05/02/22 16:56:01 ID:d9RM8RhH
エアリアルログ発売age
嗚呼保守
保守
368 :
名無しさん@ピンキー:05/03/08 22:07:58 ID:YKR4EcIO
先日のオンリーで収穫はあったんだろうか?
369 :
名無しさん@ピンキー:05/03/12 16:33:58 ID:CZU0jcWu
浮上ー!!
370 :
名無しさん@ピンキー:05/03/15 05:08:22 ID:hyC46wo5
デルフィーネ×ディーオとか投下しちゃ駄目か?
保守。人いね〜
376 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 15:50:52 ID:e2q15gqy
キャもーン
hos
保守
ほ
保守
381 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 23:49:37 ID:CQzg08XZ
ここがエロスレですか
本スレがエロ化しているので来ました
保守
>>381 本スレでんなことやっとらんとこっちゃーこい
って言っといて
>>383 いっておきます。
カトゥーンで放送しているせいか、新人が湧いているらしい
■新番組<アルヴィスとカルピス>
アルヴィスはある日森に出かけました。↓
アルヴィスは気付きませんが、その背後に尾行する一つの影。
ゲイルです。
彼が活躍するのはずっと後。ひとまずアルに目を戻しましょう。↓
アルヴィスが森に来た目的は散歩だったのですが、家で待っている皆のためにちょっとしたお土産を持って帰ろうと思いつきました。
ラヴィが今夜のメニューとしてシチューを作ると言っていたので、何か食材になる物を探そうと思います。
キノコなどが無いかとしばらく歩くと、道が二手に分かれていました。
右は深い森へと続き、
左は湖の方向へと続いていました。
どちらも行った事が無い道で、少しだけアルヴィスは悩みます……。↓
ゲイルは言います。
「右だ! 右行け右! そうすりゃお前……」
それとなく囁き声の為、聞こえる心配は皆無です。
と、そこへ……↓
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ ● ●、
|Y Y \
| | | ▼ |
| \/ _人.|
| ___/
\ /
| | |
(__)_)
391 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 10:02:47 ID:RrDtDbyP
ああ、タチアナ と保守
392 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 04:27:30 ID:RSQSx0Cp
393 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 08:44:01 ID:d7jK4pRE
>>389 魔女が姿を現しました。
「あれ、ラヴィ? どうして?」
きょとんとするアルに、魔女はげふげふ咳き込みつついいました。
「あ、あたしはラヴィなんて女じゃない。魔女だ。この森を支配する魔女なのよ」
魔女は着慣れないローブをわざとらしく翻し、悪役に徹するが如く、
恐ろしい(ような)冷笑(っぽいもの)を浮かべます。
「さ、さあお嬢ちゃん、あたしと一緒に森の道を行きましょう。そうしないと、ま、魔法でカエルに変えてやるからね」
しかしアルのリアクションは
「どうしたの……?」
と、至って冷静に、知人の奇怪な行動に対して疑問を浮かべるばかりです。
その反応に魔女は一歩後ずさります。
「し、しぶといわね……。ソフ…じゃなくて、師匠! 師匠来て下さい!」
魔女は高らかに叫びました。
それに呼応するように、森の奥から女性の甲高い笑いが響いてきました。
「オーホホホホホホホホ……」↓
395 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 00:44:34 ID:9bs+03t+
「私は森の皇女。特技は復唱。趣味は、少年を惑わすコト。年齢は19と言っておくわ」
めがねの年増が出現しました。
どうしますか?
・たたかう←
・隠れる
・逃げる
・アイテム
↓
396 :
モJO(ry:2005/05/20(金) 21:18:18 ID:Lte8SZwH
・たたかう
・隠れる
・逃げる
・アイテム←
アルは懐から一冊の本を取り出しました。
パラパラとページを捲り、行き過ぎてしまって戻り、ようやくお目当ての項目を探し当てます。
アルは首を傾げました。
「19さい〜? うそ。25歳以上って・・・」
断末魔が上がります。ソフィアは身を仰け反らせてその機能を停止しました。
「師匠!? 師匠!!」
魔女は年齢鯖読み年増女を揺さぶりますが、反応は一向に訪れません。
アルは少しだけ哀しそうに言いました。
「ソフィア死んじゃった・・・」
「その方がいいんじゃよ。年齢詐称は最悪の罪じゃ。あんなババアが生き延びて何になろう」
そう答えたのはゲイルでした。
「居たのかよ!」
魔女の突っ込みが冴え渡ります。
ゲイルのテンションはさらに向上します。
「ハードゲイルです! フゥウウウ!!」
「帰れ」↓
397 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 09:14:15 ID:40C9TcN6
不意に鈍い音がしてゲイルが倒れました。見ると、クラウスがレンチを持って
立っています。
「あ、クラウス」
クラウスは無言でソフィアの前にかがむと、いきなりその唇を奪いました。
つづいて胸を激しく揉み始めます。
「すごい、エッチなことしている!」
「な、なにやってるのよ、クラウス!」
アルと魔女の声が錯綜します。振り向いたクラウスは
「人工呼吸でソフィアさんを蘇らせるんだ!」
きっぱり言い切るや、作業を再開します。実にいやらしい仕草でソフィアの
胸を揉みしだき、唇から息を吹き込みます。
やがて、「げほげほ」といいつつ、ソフィアが復活しました。
「ソフィアさん……」
「クラウス、ありがとう」
年増女は感謝の眼差しでクラウスの唇を奪いました。
再び鈍い音がしました。今度は魔女がレンチを持ってクラウスをドツイています。
「本当にみさかいないわね、あんた。師匠もいい加減に童貞食いはやめてください!」
「あら……でも、クラウスのって大きいのよ」
ソフィアはいそいそとクラウスのズボンを脱がしにかかりました。
そこに……。
398 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 15:33:41 ID:b1tSEo+m
/:.:.:.:.:./〃:.:.:,イl:.:|:l |:li:.:.:.:l:.:.:l:、:.:.:.!:.:i:.:.:.:.:ヽ
,':.:.:.:.:,イ:.l1:.i:.:.i !l|:.l:! l:.l l:.:.l|:.:.|l:li:.:.l|:.:l:i:.:.:.:.:.',
,':.:.:.:.:.l::l:.|l:,ノL:! ヽー' ` `^ ー'リ l;.;リ:.ハl:.:.:.:.:.!
. ,:.:.:.:.:.:.|::ト' ,.-'''""" ´´゙゙゙゙゙゙'ヽ、'^!:|:.:.:.:.:.:i
i:.:.:.:.:.:.l::l '´ __ ,.-__. `l:!:.:.:.:.:.:.l
l:.:::.:.:.:.:.!:l ,r'7´:(ヽヽ ´',:'"(ヾヽ, リ:.:.:.:.:.:.:| LAST EXILE
. |:.::::.:.:.:.:i:|〈. i,::ゞ':リ i,::ゞ':リ 〉l:.:.:.:.:.::::l
l:!::::::.:.:.:.゙、 `.ニ´ `ニ ,':.:.:.::::::::l
l:|::i::::::::::.:.', , . ,';::::::::::::!;'
ヽ:、::::::::::i.i. i::l:::::::::::リ
ヾ、:::::::ト! (⌒) l:l|:::://
\::ト、 /イ;/
` ヽ`i 、 ,ィ'/
l `ヽ 、 _ _,. ' !
. | l
j ゙、
/ ヽ
本スレどこ?
ずっとここだと思ってブクマしてたよ
400 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 02:35:55 ID:zMMnwewQ
ソフィアはクラウスのズボンを下げました。続いてパンツを降ろし、
クラウスのちんちんをむき出しにします。むき出しになったそれを見て、
魔女とアルがびっくりの声を出します。
「わっ!」
「な、なに、これ! クラウス、どうしてこんなに大きいのよ!」
「あら、あなたたち一緒に暮らしていたんでしょ。見たことないの?」
ソフィアのツッコミに、魔女は頬を染めつつ答えました。
「そりゃ、小さい頃は見たことあるけど……師匠、それって勃起している
っていうんですよね?」
「ふうん……本当に見たことないんだ」
「クラウスは、あたしの前で勃ったことなんてなかったです」
「そう。きっとあなたの場合、小さい頃から一緒だったせいで反応しないのよ。
わたしはその点、大人の女ですものね」
いやらしくシナを作ったソフィアは、クラウスのフランクフルトソーセージを
手に取りました。さすり始めると、ただでさえ軽く勃起していたちんちんはたち
まち怒張しました。目を丸くして眺めるアルたちを余所に、ソフィアは舌なめずりです。
「さて、お楽しみ」
ぱっくりとドイツ製ソーセージを食べようとするソフィア。と、その瞬間、怪しい歌声が
響いてきました。
401 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 02:45:49 ID:zMMnwewQ
「歌はいいね、リリンが産みだした文化の極みだよ」
どこかで聞いたような科白を吐きつつ、ディーオが姿を現しました。クラウスの勃起
を見たヨオイ少年は、たちまち目を輝かせました。
「すごい、インメルマンのソーセージだ!」
402 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 04:00:30 ID:fSAREJ/7
398に誰も反応しないところを見ると時代も変わったなぁ、と実感
403 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 23:44:13 ID:cSU3KMTe
(・∀・)イイ!!
404 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 09:55:57 ID:kgs6r2vC
「ちょっと、あなた……なにするのよ」
「ボクのほうがインメルマンを愛しているんだよ。これはボクのものさ」
ソフィアの隣に座ったディーオは、クラウスのちんちんを奪い取りました。
「ああ……インメルマンの操縦桿、硬いなあ。手にしっくりとなじむよ」
ラヴィ萌えな俺は∀ガンダムのエロ同人誌でソシエを脳内変換して抜いてる。
406 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 13:55:42 ID:ZmOfO0Jh
保守
>>404 「私のよ!」
ソフィアはソーセージを奪い返します。
「僕のだ!」
ディーオは奪い返します。
「私のだって言ってるでしょ!」
「僕のだって!」
408 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 04:24:01 ID:hAjGr08r
(・∀・)イイ!!
ここの文章ってまとめられてたのか…。
自分で必死にhtmlファイル作ってインデックスとか作ってたよ。
8割くらい出来たところで気づいた。
保守
保守?
hoshu
ターチーアーナー
保守
最終話見た。
涙が止まらない。
良い話だったよ。最高だよ。
うむ
カートゥーンネットワークでまた第一話から始まった。武士道と騎士道精神を取り違ってる気がする。
420 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 22:46:03 ID:qWoWC5Uh
>>419 じゃあ騎士道精神ってどんなのだと思うの?
魔法のような一瞬に会えるのか
冷たい夜を引き換えに二人は羽ばたいて
永遠を掴むその果てには
>422
それは一面でしかない。
騎士道とは時代によって非常に多様で、
エリート軍隊養成のための騎士道と、宗教騎士団の騎士道と、騎士から紳士に
移り変わる時代の騎士道、ロマンスに描かれるようになった騎士道、これらは全
て違う。
実在の欧州のだけでも軽く上げてこれだけあるのに、一くくりで決め付けるのは
どうだろうか?
基本的には、君主に忠誠を誓うのは、騎士道では本当に短い期間だけである。
むしろ女性に忠誠を誓っていた時期の方が長い。
>>423 >「デ、デルフィーネ姉さん、あぁ、そこは、ちが(ry」
まで読んだ
>>423 >むしろ女性に忠誠を誓っていた時期の方が長い。
まで読んだ
427 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 17:12:04 ID:EzG9+WVA
本スレ消えたっぽいのでここで質問。
ラヴィがヴァンシップを直しているところに
アレックスが来て手伝うシーンて何話でしたっけ?
アレックスがデルフィーネ見て激昂する理由ってすごい陳腐だよな
あればっかりは後付け設定かと思った
本スレあるよ。
ないよ
検索かけても出てこなくなった
432 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 22:40:39 ID:0jhtl8jf
>>428 きっとアレックスは平民出身の苦労人で特権階級が嫌いだったんだよ
>>431 あれ??おかしいなー
とりあえずd
あっちで聞いてきまーす
>>432 そんな涙ぐましい裏設定があったのか・・・
「グランドストリーム越えした時に何か見ててムカついた」よりはいいなw
>434
いや、彼女と恩師殺されたから、だろ…。
>>435 デルフィーネが殺したんだっけ?
見てただけジャン
自分の恋人を撥ねた大型バスにのっていた奴を恨むようなもんか?
その大型バス自体を恨む、虎よ、虎よ!の主人公みたいなのよりはマシ
>436
アナトレーとデュシスに、勝手に和平を結ばれると困るデルフィーネが、
戦艦の自在旗でヴァンシップを叩き落した。
要するに、前を走っているタンデムのバイクを、自分の乗っているダンプで
跳ね飛ばすように運転手に命令した、って事だよ。
440 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 00:48:14 ID:iVkOwm7X
>>439 むしろそっちが裏設定なんだよなあ、ライナーノート読まないとわかりにくい。
アレックスはいい年して童貞だったのをデルフィーネにばれてしまって、
さんざんいたぶられてトラウマになったあげく
彼女が見てる前で、デルフィーネにねちっこく犯されたから
恨んでいるのさ
っていう設定でSS書くかの
おっきした
書いて〜
ラスト・エロザイル
445 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 14:51:06 ID:EiC8ixrQ
ソーセージを使うホットドック関連でお祭りみたいですね
446 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 11:48:43 ID:GUNVNgTJ
ほしゅ
タチアナとアリスティアの濃厚な絡みが見たいです
保守
449 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 17:38:28 ID:mWicI4MR
保守
450 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 01:11:39 ID:6gSI5GwK
保守
保守
452 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 23:36:53 ID:y+cZW0F/
アル「モJOJOJOはどこ?」
453 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 00:33:46 ID:3q0zX5QJ
保守
454 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 16:12:10 ID:OkttJRpe
今フレッツスクエアで再放送してるというのは既出か?なにげにラスエグ見たのあれが初めてで今頃はまっちゃったよ。
DVDかビデオみたいな
455 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 20:49:41 ID:8Qem+RE4
レンタル店にいけ
タチアナ保
457 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 04:19:39 ID:a+u3Ano5
インメルマン保守
ディーオみたいな性格のキャラが出る漫画orアニメってめったに見かけないと思う。