スターオーシャン3 -Till the End of Time- Part8
「・・・済みません・・・」
「・・・うんん、言ってみただけ。私の方こそ・・・あ、またおっきくなった」
「・・・男の性です・・・」
「フフフッ・・・」
「ふっ・・・」
二人はお互いを見つめ合いながら笑った。
「ねぇ、私の事看病してくれてたときに・・・手、握ったりした?」
「え、あの時意識があったんですか?」
「うんん、ちょっとそんな気がしただけ」
「そうですか・・・」
「あ、そう言えば・・・まだ言ってなかったね」
「何をです?」
「お礼。あんた、必死で看病してくれたんでしょ?」
「あれは・・・あれはやって当たり前の事です・・・」
「フフッ、いいの、言わせて・・・」
・・・・・・・・・・・・ありがとう、ミシェル・・・・・・・・・・・・
翌朝、ミシェルは馬車でシランドに発つ事になった。
「それでは皆さん、短い間でしたけれど、お世話になりました」
「城のことならワシに任せておけばよい。またいつでも来るが良いぞ、むほほほほ・・・」
「そうじゃな、ワシにはお前さんのような、一歩抜きん出た人材が必要じゃからのぅ。おうっ!?」
「ちょっとそれどういう意味よ」
「そのまんまの意味じゃわい!年寄りを蹴るなこの小娘が!
こうしてやるわい!ぺっぺっ!」
「ぎゃ〜っ!体液を飛ばすなぁ〜!!」
「・・・ふぅ、何をやってるんだか・・・。
バニラさん、色々とありがとうございました。」
「うんん、そんな事ないよ。僕も色々勉強させてもらったしね。
有意義な時間だったよ。またいつでもおいで」
「はい」
「ミシェル!」
「え?」
「手ぇ出しなさい!」
「・・・こうですか?・・・何です?この小さい箱は」
「プレゼント」
「・・・でも開かないじゃないですか、これ」
「箱の鍵は私が持ってるもの。また来るんでしょ?その時に一緒に持ってきて。
その時開けるの。それまでは開けようと思っても開かないんだから」
「はぁ・・・いちいち考える事が幼稚ですね、あなたは」
「あんたはいちいち口に出す事が嫌味ね・・・」
「・・・ふっ」
「フフッ・・・」
「じゃあ、有り難く受け取っておきますよ、このプレゼント」
「無くすんじゃないわよ」
「あなたじゃないんだからそんな間抜けな事しませんよ」
「むか〜っ、さっさと馬車に乗んなさいよ!」
「はいはい、分かりましたよ」
そう言ってミシェルは馬車に乗り込んだ。
「またいつでもおいでよ!」
「次はゆるりとしていくが良いぞぉ!」
「今度来たら天才発明家の助手は間違い無しじゃ!」
「絶対・・・絶対、帰ってきてよ〜っ!」
四人の声を背に受け、ミシェルを乗せた馬車は、粉雪の向こうに消えていった。
「行っちゃったね・・・」
メリルの横に立ってバニラが言った。
「・・・・・・」
「淋しいかい?」
「そんなわけないでしょ!」
メリルは目に浮かんだ涙を袖で拭った。
「さぁ、伯爵、ジジィ、仕事するわよ!」
「だ〜れがジジィじゃ!発明王と呼ばんか!」
「な〜にが発明王よ、あんたは発迷王じゃない!ほらさっさと工房に行くわよ!」
アーリグリフの空は一面純白の雲に覆われて、今日もいつも通りの一日が始まろうとしていた。
おそまつさまでした。それにしても長いですね〜。
しかもメインが少ない・・・精進します・・・。
ウホッ、いいSS……
emptyたん(;´Д`)ハァハァ
ミシェル・・・存在すら忘れてたな。
ほのぼの(・∀・)イイ!
クリエイターのセリフなんてちょこっとしかないのに、
ここまでキャラ立てて話が作れるってすごい。
ミラージュエンディングあることいましりましたよ・・・
鬱だsnow
どうすればみられるんですか?
SO3の歩き方買ってこいや
ミシェルって誰?
>>706 執筆クリエイター 執筆Lv.35 cost+10% 85000フォルで契約
シランドの通りでうろうろしている。
知能指数190の天才少年。その才能は主に文学に向けられている。
周囲の大人が自分に対して腫れ物に触るように接する理由を十分理解している反面、子供らしさも残しているアンバランスさが一部の婦女子に人気のヒミツらしい。
(テレグラフの紹介文より)
シランドの路上で、歩きながらも勉強に励む少年。
IQ190の天才少年とのふれこみだが、エントリーまえの「大人は気楽でいいですよね。僕等のような年代だと、毎日毎日勉強で大変なんですよ」、
エントリー後の「何ですか?僕は勉強で忙しいんです。人の役に立つ本を書き上げるのが僕の使命。貴方みたいな大人と違ってヒマじゃないんですよ」との発言は、聞くものを熱くする。
その鼻っ柱をへし折りたくなるところだが、口げんかでは勝てないだろう、きっと。
(ファイナルガイドより)
スタオ3を代表するショタキャラ
>>708 ロジャーじゃないのか…(;´д`)
まぁたしかに下手したらロジャーより
ミッシェルの方が人気有りそうだけどな。
ロジャーはガノタ専用
やっと…また辿り着けました。投稿作家さんたちの部屋へはどう行けば…。
取り敢えずお久しぶりです。この前の続編、タイネーブバージョンです。
ああ、もう……訳わからん…。
それでは、宜しければ暇つぶしにでもどうぞ。(謎)
【蒲公英の君】
「……………はふっ…あ……んっっ……」
薄暗い部屋。黄色い毛髪をショートカットにした女性が、喘ぎ声を上げていた。息遣
いを荒くし、自分の机に片手をついている。
「ふぁっ……ああ……フェイ…ト……さん………」
半開きの口から、ある青年の名が零れた。ここにはいない、あの青髪の青年。
彼女は花弁を弄んでいた右手を止めると、自分の目の前に持ってきた。
親指から中指まで、自分の体液が恥ずかしくなるくらい糸を引いている。
(……こんなに濡れるなんて……私……)
体は未だ快感を欲っしており、半ば無意識のうちに右手を足の付け根に戻した。
「………っ……」
声のない叫び。やがて絶頂を迎えた彼女は、そのまま机の上に突っ伏した。
「………」
私は……どうなってしまったのだろう。
自慰行為など、今までしたこともなかった。やり方もよく分からなかったし、それ以
前にしたいとも思わなかったのだ。
「……ふぅ…」
領主の館、地下の大浴場。この館の主人は温泉好きだったので、このように10人は
入れるくらいのスペースがある。
湯船に耳朶まで浸かり、タイネーブはぶくぶくと溜息で泡を立てた。
あの青年…フェイト・ラインゴット。
初めは、ただの好意だった。空色のさらさらした髪、微かに碧色を帯びた瞳。
何となく、好意を持っただけだったのだ。よくある例えで言えば、男性が町中ですれ
違った美女に好意を抱く、そんな感情でしかなかった。
しかし……カルサア修練場……そして銅鉱石運搬の時……二度も助けられた。そして
やっと、自分の気持ちの変化に気付く。それはもはや好意などという生ぬるいものでは
なく、そう……狂おしいほどの愛だった。
(………こんな……気分だったんだ……)
恋するということ。とても心地よく、そして苦しい。いや、その苦しささえも、だん
だんと快感に昇華しつつある。
(………でも……)
果たして…彼の方はどうなのだろうか。
知りたい。自分の事をどう思っているのか、とても知りたい。
しかし、出来ない。恐いのだ。もし自分の勝手な片想いだったら、今の関係さえ壊れ
てしまうかも知れない。
(…………意気地なし)
自分で自分を貶しても始まらない。が、覚悟のない自分にいつも呆れてしまうのだ。
ネル様、クレア様、ファリン…彼女たちの方が、きっとフェイトの目には自分なんか
より魅力的に映るだろう。
考えてみれば、自分に好かれる要素などない。今日だって、話をしていたら無意識の
内に彼を殴ってしまっていた。
(フェイトさんは気にしなくて良いって言ってたけど…)
本心ではかなり腹を立てていたのかも知れない。大体、そんな私の癖って一体…?
「……フェイト……さん…」
そう呟いた時だった。ガラガラと浴室の戸が開き、誰かが入ってくる。夜目の利くタ
イネーブには、薄暗い浴室でも相手の顔がはっきり見えた。
(!! フェイトさん!?)
しまった、入浴中の札を出し忘れていた。
取り敢えず湯船に潜り、近くの大岩の陰に隠れる。幸い彼は疲れているらしく、細か
く注意を払っていなかった。
と、再びガラガラと戸が開く。
「……フェイトさ〜ん」
(………え?)
何で…ファリンが? フェイトさんが入浴中だって知ってるのに…。
「ファ、ファリンさんっ!?」
フェイトは驚き、湯船に飛び込もうとする。ファリンはその腕を掴み、彼の体をスノ
コの上に押し倒した。
「もぅ、何で逃げるんですかぁ?」
「いや…だって……。そ、それでどうしたんですか?」
自分も彼女も、一糸纏わぬ裸体である。フェイトは少し目を逸らすようにして、のし
掛かっている女性に尋ねた。
ファリンは、何か楽しい悪戯を見つけた子供のように微笑むと、手を彼の下方へと伸
ばす。
「ファ、ファリンさん。ここで……んむっ…」
戸惑った声は、彼女の林檎色の唇にかき消された。
「この前は、色々アレでしたからぁ…」
「で…でも、ここでやるんですか?」
「フェイトさんも、それがいいんでしょ?」
既に硬質化した彼自身を弄びながら、ファリンはずばり言い当ててみせる。勿論フェ
イトに異存はなかった。
舌を絡み合わせつつ、フェイトは彼女の胸へと手を伸ばす。ファリンの喘ぎ声が、忽
ちの内に激しくなっていった。
「あふぅっんっ、はっ」
彼の頭を抱え、顔を自分の胸に押し付ける。フェイトは桜色の突起物を舌先で転がし
つつ、空いた手で乳房を軽く握り、下方の洞窟の周囲を指でなぞった。内部に中指を入
れ、ゆっくりとかき回す。
やがて二人は、男の余分な部分と女の足りない部分を繋ぎ合わせた。
フェイトが腰を突き上げる度に、ファリンが恍惚とした表情のまま声を上げる。
「ひゃんっ…はぁふっっ……あっ…」
フェイトが小さく呻いた。次の瞬間、ファリンは体を痙攣させ、スノコの上に横たわ
る。暫くぼんやりとした表情のままだったが、フェイトに助け起こされると、そっと唇
を合わせた。
「…………!!!」
二人は、いつの間にあんな関係になっていたのだろうか?
タイネーブは、岩陰から一部始終を見ていた。知らず知らずの内に、湯船の中の指が
下方へと伸びている。
(ファリン…あんな顔して……)
例え夕食にどんな大好物が出ようとも、彼女はあんな顔をしない。自分が初めて見る
表情だった。
(……フェイト…さん…)
やはり…私はバカだった。もたもたしている内に、彼はこうしてファリンと結ばれて
しまったのだ。
タイネーブは岩陰にもたれると、そっと溜息を吐いた。
「そーだ、フェイトさん。ちょっと目を瞑ってて貰えますかぁ?」
ファリンが彼の背中を流しながら、そう言ったのが聞こえた。
「え? 目を……ですか?」
「はぁい。少しの間だけ……」
「こうですか?」
「そうですぅ。いいですか、良いって言うまで絶対に開けないで下さいねぇ?」
「分かりました」
目を瞑り、フェイトは自分で背中を洗い出す。ファリンは湯船にはいると、そっと岩
の陰へと近付いて行った。
「……タイネーブ?」
「!!?」
驚いて声を上げようとした彼女の口を、ファリンが素早く塞ぐ。そのまま、小さな声
でお喋りが始まった。
「…見てましたねぇ?」
「いやっ私は……」
「ふふっ、照れなくてもいいですよぅ」
行為を最初から最後まで覗かれていたというのに、ファリンはにこにこしている。そ
れが逆に恐怖に感じられ、タイネーブは俯いた。
「タイネーブも、フェイトさんの事が好きなんですねぇ?」
「………!?」
「だから、照れなくてもいいですよぅ。他の男の人は狸小僧、ヘソ出しプリンさん、
若作りマッチョさんとかですしぃ、それならフェイトさんしか残されてないじゃない
ですかぁ?」
かなり無茶苦茶なことを言ってのけたファリンだったが、ともかくフェイトのことが
好きだと言う事は、タイネーブにしてみれば図星だった。
「……もう…いいのよ」
彼女は首を振る。
「フェイトさんがあなたと結ばれて幸せなら、私はそれでいいの。…………私なんか
じゃ、きっとフェイトさんは……」
そこまで言い掛けて、ファリンは突然タイネーブを湯船から引き上げた。口を押さえ
て声を封じ、そっと彼女の股に手を入れる。
「っっっっっ!?」
「ほら、やっぱり濡れてるじゃないですかぁ。顔は大丈夫でも、心とこっちは号泣し
てますねぇ?」
「っ! っっ!!」
頬を真っ赤に染め、手を振り解こうとする彼女に人差し指を突き出し、ファリンはタ
イネーブをフェイトの方へと引っ張って行った。
「ファリンさん? もういいですか?」
「まだですよ〜う」
フェイトは辛抱強く待っている。更に暫くして、突然背中に柔らかいものが押し付け
られた。誰かと体が密着している。と、手が体を這い、自分自身に触れた。
「うっ……」
誰かの体は前に回り、彼自身が何か温かいものに包まれる。
「ちょ、ちょっとファリンさ…」
直ぐに硬度を取り戻した自分に多少戸惑いながらも、彼は止めて下さいとは言えなか
った。
しかし、やがて違和感を覚える。
「あ、あの…ファリンさん?」
「何ですかぁ?」
耳元で彼女の声がした。
「え!? じゃっじゃあこれは……」
「目を開けても良いですよぅ」
「…!! タイネーブさん!?」
驚くフェイトだったが、吸い込まれそうな快感に思わず言葉を失う。
「ぅあっ…出る……」
タイネーブが口を離すと、鈴口から白い液体が噴出した。未だいきり立っている彼自
身を横から舐め、彼女は恥ずかしそうにフェイトを見上げる。
「あの…き……気持ちよかった…ですか?」
「は……いやっ、じゃなくて!」
首を回すと、ファリンの顔があった。
「ファリンさん? これは一体どういう……」
「あのですねぇ、タイネーブもフェイトさんのことが好きなんですよう」
「へ…? なっ…!?」
「まだ出来ますよねぇ? だから、タイネーブも仲間に入れてあげてくださぁい」
「はぃぃぃいいい!?」
つまりは、彼女公認の浮気をしろということか。
「あの…話がよく……」
「つまりですねぇ、私がフェイトさんを独り占めなら、タイネーブは失恋じゃないで
すかぁ」
「はぁ…」
「そうなったら、タイネーブは酒場で自棄酒ですよねぇ。そうすると、もうどうでも
良くなってしまって、そこらの悪い男に引っ掛かって、破滅して……」
「は、はぁ……」
「ところが、私たち二人がどちらもフェイトさんの恋人になると、全て丸く収まるわ
けですぅ。お分かりですかあ?」
「でも……」
フェイトの脳裏に、処女を捧げてくれたときのファリンの表情が甦る。
「ファリンさん…」
「私は…タイネーブが悲しむところなんか、見たくはないですぅ……」
ゆっくりとフェイトの上半身を倒し、彼と唇を合わせた。
「そして…それを知って、フェイトさんが悲しむところも…」
タイネーブを招き寄せる。戸惑いながら…ではあったが、彼女はフェイトに顔を近付
け、ファリンと同じように唇を合わせた。ファリンはタイネーブの首筋に舌を這わせ、
そのまま小ぶりの、しかし整った乳房へと下る。
「ウっ…」
タイネーブは体を海老のように反らせた。しばらく胸を弄んでいたファリンだが、不
意にタイネーブの太股を掴み、広げる。そしてフェイトに向けた。
「ほら、フェイトさぁん。もうこんなになっちゃってますよぅ」
「あっ、やっ……」
彼女の洞窟からは、既に愛液が溢れ出している。一番恥ずかしい場所を露わにされ、
顔を真っ赤にして隠そうとするタイネーブだったが、それよりも早く、フェイトはそこ
に顔を埋めた。
「やっ…フェイトさ………」
そう言い掛けたが、彼女の体がビクンと反応する。
(フェイトさんが…私のアソコを……!)
胸の鼓動が、どんどんと早くなる。
「んっ…はぁっっ………」
と、フェイトが顔を離した。少し興醒めな表情になるタイネーブだったが、直ぐに意
味を悟る。
「タイネーブさん、その……ゆっくりでいいですから…」
頷いて、彼女はフェイトの上に乗った。指のように細いものではなく、これから挿入
れようとしているのは太長い男根なのだ。
ゆっくりと腰を沈め、彼を受け入れようとする。直ぐにそれは自分の中の障壁に突き
当たり、身を切るような痛みがタイネーブを襲った。
「!? ひぐうぅぅぅっ…!!」
フェイトに抱き付き、殆ど反射的に背中に爪を立てる。
「タイネーブぅ。力を抜いた方がいいですよぅ」
彼女の背を優しく撫でつつ、ファリンがアドバイスした。やがてタイネーブの力が抜
けたのを機に、フェイトはゆっくりと腰を上下させ始める。
「あ…ふぅっ…ひぁんっ……」
声が色気を帯び、口を半開きにさせたまま、彼女も自分から躍動を始めた。
「はんっあっ…」
フェイトの指が伸びる。その指は、こちらをじっと見ているファリンの足の付け根に
至った。
「あっ……」
既にぐっしょりと濡れていたそこは、彼の指をすんなりと受け入れる。今一番敏感に
なっているところをかき回され、ファリンは体を震わせた。顔を上気させ、フェイトに
顔を寄せて舌を絡み合わせる。
「んはっ…あああっっ…ひっ……」
「うくっはっ…あんっ……」
どちらへの攻撃も、緩められる事はなかった。やがてフェイト自身も終わりを感じ、
腰の動きと指の動きを一層激しくさせる。
「うくぅっ……タイネーブさん、そろそろ……」
「あ…な…膣内に……今日は…大丈…ひぁっ…!」
彼は最後に大きく突き上げた。
「! 熱……」
彼女の中に勢いよく、熱い液体が注ぎ込まれる。
「ふああぁぁぁっ……」
ファリンも顎を上げて小さく叫ぶと、フェイトの上に突っ伏した。
自室のベッドの上に横たわり、フェイトは枕に顔を埋めていた。
(……最低だ…)
ひどい自己嫌悪感に襲われる。
何の事はない、弱みにつけ込んで、二人の女性の処女を奪ってしまったようなもので
はないか。
(最低だ……)
顔を突っ伏したまま、深く溜息を吐く。
と、ノックも無しにドアが開いた。
「あ〜〜、やっぱりぃ」
そんな声が聞こえ、いきなり誰かが背中の上に飛び乗ってきた。
「うぐ!?」
「フェイトさぁん。何で落ち込んでるんですかぁ?」
「ファ…ファリンさん……」
同じく入室して来たタイネーブが、後ろ手にドアを閉めると、心配そうな顔でフェイ
トを見る。
「あの…やっ、やっぱり私がその……」
「違いますよ」
慌てて彼は首を振った。
「ただ……これでいいのかな、って」
「………」
「確かに、本当の事を言うと……僕はお二人が大好きです。片方だけを選べって言わ
れたら、きっと迷ってしまうでしょう。でも………僕は…ファリンさんやタイネーブ
さんの弱みに付け込むようなマネをして……」
「……確かに…そうかも知れませんねぇ」
呟いたファリンに、今度はタイネーブが慌てる。
「ファッ、ファリン……!」
「ですからぁ、ちゃんと責任は取ってくださいねぇ?」
「え…?」
「私もタイネーブもぉ、どっちも絶対に捨てないでくださいね?」
「あの…それは……」
「好きっていう気持ちはぁ、どうしようもないものなんですよう。……別に相思相愛
なら、問題無いじゃないですかあ」
「でも……」
「もぅ、くどいですよ〜う」
自分の唇で、無理矢理フェイトの口を封じた。
「文句ありますかぁ?」
「いえ、その………………………ないです」
ファリンはにっこりと笑うと、未だ恥ずかしがっているタイネーブを招き寄せる。
「あの…ファリンさん?」
「はい?」
「まさか……」
既にシャツのジッパーは下ろされていた。
「余計な心配かけた罰ですよぅ」
どうやら今夜は眠れそうにない。直ぐにでも使えそうな自分自身に呆れながら、フェ
イトは溜息を吐いた。
完。
とまあ、こんな感じになっちゃいましたけど。詳しく聞かないで下さい!お願いします!
次はどーしましょー………ミラー…えふっえふうっ…。
………。
それでは・・・。
>nameless氏
とりあえず、この掲示板のルールというものがあるので、
メール欄には「sage」と入れてください。
他の人の投稿を見れば、ほとんどみんな「sage」なのでお分かりいただけるかと思います。
メアドは必要がなかったら書かないのが無難です。
作家さんたちのチャットはこちらから「臨時チャット」へ。
アドレスは負荷減らしのためにも直接リンクしないのがルールなので、
コピー&ペーストで飛んでください。
ttp://blue.ribbon.to/~yukinone/top.html 作品はよかったです。楽しませてもらいました。
次はエレナがいいなぁと言ってみるテスト。
2ちゃん用語なしで書くの疲れた(ノд`)
>724
エレナネタ激しく同意(゜д゜)
>>724 「言ってみるテスト」は2ちゃん用語では?
>726
最後の最後で気を抜いたらしい…。
ネルたんのふとももで窒息して逝ってくるよハァハァ
んじゃ俺はネルたんのマンコで(;´Д`)ハァハァ
さて、容量的にそろそろ新スレなわけですが
732 :
名無しさん@ピンキー:03/11/28 23:18 ID:VvKzRkoO
タイネーブさんかわいすぎです!!!
クレネルがきりのいいところまで完成しました。
それではどうぞ。
大陸中に多くの信者を持つアペリス教の発祥の地である、シーハーツ王国。
この国には二人の代表的な戦士がいる。通り名はクリムゾン・ブレイド。
彼女らなくして、シーハーツを語らないことができないほど、重要な存在だ。
そんな、クリムゾン・ブレイドの二人の関係に、大きな転換が起きようとしている。
シランド城の一室の出来事だった―――。
ベッドの上に仰向けになっている赤髪の女性と、それを見ている銀髪の女性。
「クレア、いったいさっきのプリンに何を入れていたんだい!?」
「落ち着いて、ネル」
銀髪の女性、クレア・ラーズバードが諭す口調で話しかける。
「こんなことされて、落ち着けと言うのかい!?」
赤髪の女性、ネル・ゼルファーは身体の力の自由を奪われていたのだ。
「んくっ・・・」
両腕・両足に力を入れてみても、軽く動かすのがやっとだ。原因を考えてみると、
先ほどスプーンでガツガツ突きながら食した、プリンに原因があるとしか考えられない。
「確かにプリンの中に痺れ薬を入れておいたわ。よかった、効果はばっちりね」
「どういうことなんだい、説明が欲しいね?」
「説明ならこちらが聞きたいわ」
ネルの上に馬乗りになるクレア。
「ねえ、ネル。ディオンさんのこと、どう思っているの?」
そして、手のひらをネルの顔の両側につけて顔を近づけた。
「えっ!?」
クレアの質問を聞いて、ネルが動揺の表情となる。
「な、なんのこと―――」
視線をそらそうとしたネルの唇を人差し指で制して、クレアが再度尋ねる。
「答えて」
「・・・格好よくて、知的で、頼りになる存在だと思うよ」
答えていくネルの顔は、多少赤くなっていた。
「それだけ?」
「ああ、それだけ―――」
「嘘をついては駄目。ネルのディオンさんを見つめる眼は、それだけではないはずよ」
クレアの口調が厳しいものとなる。ネルは金色の瞳に見つめられ、身体が侵食されて
いく気配を覚えた。
「わかった、言うよ・・・」
この状態で嘘を貫き通しても、事態は好転しない。それに遅かれ早かれ、友人には
言っておくべき事柄なのだ。ネルはポツリポツリと語っていった。
「最初あった時から・・・良い印象はもっていたんだよ・・・。それで解らないことが
あったとき・・・、ディオンに訪ねてみたら・・・、丁寧に細かく教えてくれたんだ・・・。
そのうち胸が熱くなり・・・、どんどん大きくなっていって・・・」
「ディオンさんが好きになったのね」
「ああ・・・」
ネルはコクリとうなずいた。
「やっぱりそうだったのね・・・」
クレアの眼が厳しいものとなる。
「許さないわ」
「うっ・・・」
嫉妬にかられたクレアの表情を見て、ネルは判断する。
「クレア・・・、あんたもディオンのことが好きなのかい?」
それなら自分を動けなくしたのも合点がいく。恋敵を恐喝してあきらめさせようと
言う魂胆だ。
「悪いけど、こんな脅しに屈する私じゃないよ。それはあんたが一番知ってるはずだよ」
しかし、拷問の訓練を受けているネルには、どうということはなかった。かえって、
ディオンへの思いを強固にする結果となろうとしていた。
「そうね、わたしはあなたのことを一番理解しているつもりよ。いえ、理解したかったの。
この世界で誰よりも・・・、うっ、うぅ・・・」
クレアの瞳に涙が滲んでくる。そして、嗚咽も漏れてきた。
「クレア・・・?」
突然の態度の変化に戸惑うネル。そんな彼女にクレアは涙声で問いかける。
「ねえ、ネル。わたし達は幼馴染よね?」
「ああ、そうだよ」
「一緒に遊びながら育ってきたわよね?」
「もちろんだよ、クレアと私は幼いころからの友人じゃないか」
当たり前のことを尋ねるクレアを怪訝に思いながらも、ネルはなだめるように答える。
これで気が済むなら安いものだ。
「友人・・・、そうね、わたしも最初はその関係が当然だと思っていたわ。でもね、
それだけでは満足できなくなってしまったの」
「どういうことだい・・・?」
「もっと深く・・・、貴女と愛しい関係になりたいの」
告白と同時に涙がネルの顔にかかった。
「な、なんだってーっ!?」
あまりにも突然のことに、ネルは人が変わったかのように叫んだ。
「貴女が好きなの、ライクではなくラブとして・・・」
「んむっ・・・!?」
ネルが何かを言おうとしたときには、クレアの唇が重ねられていた。
「はむ、ん、んふ・・・」
「んんっ、ふ、んぅぅ・・・?」
そして、舌を入れられ、絡み合う。唇同士から発する淫靡な音が、ネルを動揺させ、
興奮させる。
「んぅぅ、んんん・・・、ぷあっ、はぁっ、綺麗な味・・・」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・、あぁぁ・・・」
唇の交わりが解かれたころには、ネルはすっかり放心状態になっていた。
「ネル・・・、わたしと一つになりましょう・・・」
真紅の髪を優しく撫でながら、クレアが耳元で囁く。
「だめだよクレア、私たちは女同士なんだよ・・・」
上に圧し掛かっているクレアの重みが、服越しに伝わる柔らかい肌の感触が、ネルの
鼓動を大きくさせる。
「あら、アペリス教の教えに、同性愛をしてはならないという決まりはなかったわ」
「けど常識として・・・」
「そう、ならネルに重大な質問を尋ねるわ」
クレアの顔が真剣なものとなる。
「わたしとディオンさん、どちらが好きなのかを、今ここで言って」
「えっ!?」
それは、ネルを驚かせるのに十分な言葉だった。しかし、さらに驚愕させる質問が、
クレアの言葉から出る。
「もし、ディオンさんが好きだというのなら、わたしとは永遠のお別れね」
「な、なんでそうなるんだい!?」
「あら、当然よ。自分のことが好きでもない人を薬で動けなくし、押し倒し、そのうえ
キスまで奪った。これは十分な犯罪行為よ。わたしは逮捕され、釈放された後でも、
どこか遠いところへ強制移動させられるわ。ネルに出会って再び犯罪行為をさせない
ためにね。これで納得かしら」
「それは・・・、一応すじは通ってるけど・・・」
あまりの告白に、ネルは頭がパニックになる。ただひとついえるのは、クレアと二度と
会えなくなるのだけは避けたいことだった。
「それとも、こんなひどいことをする人には答える義務なんてないの?もっともなことね、
痺れを解いてあげるわ」
クレアが施術を唱える。そして、ネルに対して発動させる。
「あ・・・」
一瞬ネルの身体が軽くなり、そして自由に動けるように神経が伝達されるようになった。
「さあ、ネルの身体は自由よ。これでわたしを捕まえることができるわ。そして、陛下の
下に連れ出してこう言うのよ。『この下賎な者は私を辱めた、憎むべき犯罪者です。重い
裁きを、出来れば死刑をお願いします』とね」
「そ、そんな・・・」
「さあ、早く捕まえて。わたしはいつでも準備が出来ているわ」
クレアは力を抜き、瞳を閉じ、ネルにすべてを委ねた。
「う、あ、あぁぁ、クレア・・・」
ネルの頭の中は、クレアとの思い出がフラッシュバックとなり映し出されていった。
初めて出会った記憶、一緒に食事をした記憶、お互いに励ましあいながら稽古を重ねて
いった記憶、夜更かしをして遊んだ記憶―――。
「どうしたのネル。ちょっと痛いわ」
いつの間にか、ネルはクレアの身体を、きつく抱きしめていた。
「ご、ごめん・・・」
「いいのよ、気にしないで」
クレアがやさしく微笑みかける。この微笑みも、自分の選択しだいで二度と見られなく
なってしまうのだ。
「ク、クレア・・・」
「なに、ネル?」
「これからも一緒にいて欲しいよ、クレアのいない生活なんて考えられないよ・・・」
これからはクレアのことだけを愛していこうと、ネルは決心した。例え女同士でも、
世の中の道理に反することでも、クレアという存在の前にはどうでもよくなった。
「それはわたしを選んでくれたととらえてもいいのね?」
「ああ・・・、クレア、世界中で誰よりも好きだよ・・・」
先ほどとは逆に、ネルの眼が滲んでいた。
「ありがとうネル、うれしいわ・・・」
再び二人の唇が触れ合い、舌が交じり合う。ただし今回はお互いに抱き合い、舌を
貪りあっていた。
今回はここまでです、エッチシーンは後ほど・・・。
「ねえ、ネル・・・」
キスが終わったあと、クレアはネルの髪の匂いを楽しんでいる。
「なんだい?」
「これからわたしのすることを、すべて受け入れてくれるかしら?」
キスの後ベッドですることといえば、おのずと答えが絞られてくる。
「ああ、いいよ・・・」
クレアとひとつになりたい。ネルの思考はそれでいっぱいだった。
「ありがとう、ネル・・・」
クレアはネルのチューブブラを外し、戦闘服を胸の谷間へ寄せる。その結果、ネルの
二つの膨らみがクレアの視線に見えることとなった。
「クレア、服は脱がせないのかい?」
てっきり生まれたままの姿にされるのかと思っていたネルは、面食らった。
「脱がせるなんて、とんでもないわ。服を着たままするのがいいのよ」
「だけど、この戦闘服は陛下から頂いた、由緒あるものだよ。その・・・、こんなこと
するときに着ておくものじゃないよ」
「だからいいんじゃないの、背徳感が生まれてもえるわ」
「だけど・・・」
「ネル、さっきわたしのすることを、すべて受け入れることに同意したわよね。あれは
嘘だったの?」
「う・・・、わ、わかったよ、着たままでいいよ・・・」
ネルは心の中でシーハーツ女王に謝罪した。
「ありがとうネル、それじゃ始めるわ・・・」
すでにクレアの身体が火照り、顔が紅潮していた。もう待てないといった面持ちで、
手のひらが、ネルの胸を優しく包み込む。
「ん・・・」
ネルの身体が硬直する。
「これがネルの胸・・・、生で触るネルの胸・・・」
クレアが恍惚の表情をする。
「引き締まった身体にふさわしい張りのある。でも女性らしく柔らかい胸ね。握った
ときに押し返す弾力が心地いいわ」
「は・・・、ん・・・」
クレアの優しい愛撫に、次第にネルの緊張が解き、身体から余分な力が抜ける。
「このピンクの部分ははどう感じるのかしら」
ネルの先端の突起物が指で押し付け、転がされ、摘まれる。
「んん・・・、あぁ・・・!」
すると、見る見るうちに突起物が勃起してくる。
「嬉しい、感じてくれているのね」
気分が高揚したクレアは、手のひら全体でネルの胸をいじりまわしていく。
「はぁっ、はぁっ・・・」
ネルの体温が上昇し、息遣いが荒くなる。
「これだけ尖っちゃったら、母乳が出るのかしら」
試してみるといわんばかりに、それを口に含む。
「ふあっ!?」
ネルの口から嬌声が発せられる。
「ふふふ、コリコリしていて美味しいわ」
クレアはネルの乳首を、あるときは舌で転がし、あるときは吸い上げる。むろん、
反対の乳首はいじられているままだ。
「はっ・・・ふっ・・・、乳首が・・・おかしく・・・なって・・・る・・・」
ネルは親指をしゃぶりながら、うつろな眼で愛撫を受け入れていた。
「ふふっ、いい反応よ、ネル。こっちはどうなっているのかしら?」
クレアの手がネルの大事な場所に向かってゆく。
「ふあっ・・・!?そこ・・・は・・・!」
黒パンツ越しに大事な部分を刺激され、ネルの肉体は敏感に反応する。
「あらあら、ちょっと染みているわね。感じやすい体質なのかしら」
ぷにぷにと指の腹で押して弾力を楽しみながら、クレアはクスクス笑う。そしてその
指を割れ目に沿って擦りつける。
「駄目だよ、クレア・・・そんなにいじら、んっ・・・ないでおくれよぉ・・・」
ネルの全身に汗が浮かび上がる。筋肉が細かく震え、声に艶が出始めた。
「そろそろ指だけでは物足りなくなってきたわ・・・」
ネルの足が開脚され、クレアの顔が割り込んでくる。
「やっ・・・!は・・・恥ずかしいよ!」
ネルは脚を閉じようとするが、時すでに遅し。
「ネルの水分で変色しているのが良くわかるわ・・・。んんっ、んっ・・・!」
クレアは顔を股間へ埋め、鼻で匂いを思いっきり嗅ぐ。
「ひあっ・・・、クンクンしないでおくれ・・・!」
呼吸が濡れた黒パンツを冷たくし、ひんやりとした感触がネルを襲う。
「ネルの汗臭い匂いが充満しているわ・・・酸っぱくて良い匂い・・・」
「ふああぁ・・・、恥ずかしいよぉ・・・!」
恥ずかしがるネルをよそに、クレアは何度も呼吸を繰り返す。
「ネルの匂い・・・気持ち良い・・・」
「クレアァ・・・、もうやめて・・・おくれ・・・」
ネルは羞恥心で真っ赤に顔を染め上げていた。
「そんな顔しないで、ネル・・・」
クレアが微笑を浮かべる。
「もっと虐めたくなっちゃうじゃないの・・・」
施術を使い、指先に空気の刃を作る。そして、黒パンツの紐の部分を切った。
以上、出来上がった所まで投下しました。
743 :
もぽえ:03/11/29 23:50 ID:erzgf/QP
既に最初からクレアたんの話術にはまってるネルたん
(;´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア
クレアたん上手すぎさすが団長!もう2人の関係からしてサイコー(;゚∀゚)=3
クレアたんの攻めが楽しみ つ、続きを〜!!!
746 :
名無しさん@ピンキー:
禁断っテすばらしい!!