1 :
名無しさん@ピンキー:
神威の女体化・・・。いいですね〜。神の光臨お待ちしてます。
ウチも書こうかと思ってます。
3 :
名無しさん@ピンキー:03/09/24 19:37 ID:nK2biNyM
嵐タンとかの女性キャラはだめなの?
4 :
名無しさん@ピンキー:03/09/24 21:01 ID:nK2biNyM
裏丁×嵐ネタならあるんだが・・・。
5 :
名無しさん@ピンキー:03/09/24 21:06 ID:CiVDu4br
カキョウ女体化キボンヌ・・・
7 :
名無しさん@ピンキー:03/09/24 23:27 ID:8k+suonG
なんでもいいから書いてくれ!!
カキョウ女体なら激ツボなんで書いて良いかも…封真相手で良いでしょうか?
8タン
カキョウ女体化SS待ってマス!
封真が相手なんてドキがムネムネ・・・
10 :
名無しさん@ピンキー:03/09/25 20:00 ID:VobLV4ae
ここは女体化オンリーですか? Xキャラのエロパロ書けるところなんて滅多にないんで・・・。 女の子キャラのも書きたいんですけど・・・。
11 :
名無しさん@ピンキー:03/09/25 20:27 ID:ndcIX2bg
1です。
OKOKよん。みんな書いて!どしどし書いて!!
12 :
名無しさん@ピンキー:03/09/26 01:27 ID:EQH3jz2k
Xのカップリングで一番人気はどれなんかな?
即死は逃れたのかな?
>>1も女体限定にしないで、Xスレにして女体もオケーってことにしておけばよ
かったのに。
14 :
名無しさん@ピンキー:03/09/26 11:06 ID:EQH3jz2k
女体化以外もOKとのことなんで、近いうちに裏丁×嵐ネタ書きたいと思います。
即死回避保守
16 :
名無し:03/09/27 02:45 ID:RGcY+muk
空汰×嵐とか駄目でしょうか。
17 :
名無しさん@ピンキー:03/09/27 07:25 ID:db4p70vh
>>16 すごく読みたいです!空汰×嵐のカップリング大好きなんで。
18 :
名無しさん@ピンキー:03/09/27 16:02 ID:Dj0A7bKE
空汰×神威(女体化)
「小鳥、封真・・・」懐かしげにある神社の前で立ち止まる影があった。
細く白いうなじ、風に少したなびくショートカット、髪の色は・・・・艶やかな黒、
掴んだら折れそうな印象の持てる手足、華奢な体つきなのにどこか凛とした印象を
生み出すのは、あの大きくて透明感のある・・未来を捜し求める瞳の為か・・。
自分の運命の歯車のなかに二人を巻き込まないようにしていたのに・・・。
みたいなのダメですか??
いわゆるト書きの文章が、書き手の浸りっぷり剥き出しだと普通に読みにくいんですけど。
20 :
名無しさん@ピンキー:03/09/27 23:29 ID:db4p70vh
男性キャラ全員女体化したらすごいだろうな・・・。草薙氏とか。
22 :
名無しさん@ピンキー:03/09/28 11:23 ID:diQz7uGC
天の龍の学生組四人の同居ってシチュ的にはかなりおいしいなあ。
>>19 そりゃ単にお前が普段から活字を読んでないだけだろw
25 :
名無しさん@ピンキー:03/09/28 16:25 ID:9KLEHtY1
裏丁×嵐ネタです。単行本未収録分のネタバレがあります。
・・・深く暗い水底に嵐は横たわっていた。
「・・・ん」
小さく身じろぎをしてゆっくりと目を開ける。
「ここは・・・?」
咄嗟に状況を把握できず嵐は周りを見渡した、しかし周りにはただ深い闇が広がっているだけだ。
「なぜ私はこんなところに・・・?」
嵐は時分の身に起こったことを思い出そうとした、しかし頭に霞がかかっているようでどうしても思い出せない。
「ほう・・・・。わらわの夢に捕らわれたにもかかわらず目覚めるとは・・・。
御神体を出せなくなったとはいえ、さすがに伊勢の隠し巫女だな・・・。」
背後からの悪意に満ちた声に嵐は振り返った、そこには水底からまるで湧き出るように現れた丁の姿があった。
「丁姫・・・?」
目の前にいる夢見姫に嵐は違和感を感じた。
見た目は紛れもなく丁だが受ける『気』が全く違う、いつもの儚さが無く、禍々しさに満ちている。
そして口元には今まで見たことも無いような冷たい笑みを浮かべている。
「丁姫・・・。一体これはどういうことですか?」
戸惑う嵐に丁はクッと冷たい笑いを投げかける。
「覚えておらぬのか?力を失ったお前は妾の所に相談しに来たのではないか。」
「え・・・」
「僅かではあるが、記憶は失っているようだな・・。まあよいお前にはすべてを忘れてもらう。
そして妾の意のままに動く人形になってもらおう。」
26 :
裏丁×:03/09/28 17:14 ID:9KLEHtY1
丁がそう言ったとたん、嵐の足元が揺れ白い触手のようなものが飛び出してきた。
「?!」
嵐は咄嗟に逃れようとするが、触手は嵐の腕や足に何本も絡みつき嵐の動きを封じようとする。
「くっ・・・」
触手を振り払おうとするが、その両腕も触手によって縛り上げられてしまう。
「クク・・妾の夢の中で、ただ眠り続けていれば楽にすべてを忘れることができたものを」
必死にもがく嵐を見ながら丁は冷たく笑い続ける。
「丁姫・・何故、何故こんなことを・・・!」
信じられないものを見るような目つきで、嵐は丁に問いかける。
「簡単なこと、天の龍全員に死んでもらうためだ」
「なっ・・。」
「お前が地の龍となり、結界を壊し天の龍を殺していけば妾の望みの実現はより近くなる。
そのためにもお前には、すべてを忘れてもらわねばならぬ。」
27 :
裏丁×嵐:03/09/28 17:33 ID:diQz7uGC
こんな感じなんですがどうでしょうか。エロパロまともに書くの初めてなんで読みづらかったらすいません。 あといきなり触手ものでごめんなさい。
>25-27
GJ! とりあえずsageとけ。
29 :
裏丁×嵐:03/09/28 22:08 ID:diQz7uGC
sage忘れてましたね・・・。すいません。次から気をつけます。続き頑張って書くのでよろしくお願いします。
>29
ガンガレー!
夢の中にあって、現実のような錯覚を覚える世界。
そんな世界の中で、終焉への夢を、繰り返し、繰り返し――――
変えたくても、変える事の出来ない未来の夢。
並の人間なら気が狂いそうな光景を、牙暁は生まれてからずっと見続けてきた。
何時と同じ様に畳に座り、ぼんやりとしながら目の前に広がる光景を見詰めていた時、ふと、ゆらりと空気が動くのを感じた。
何者かが、夢の中に無理矢理侵入してきた感触。
だが、入ってきた者が居ても、気配からそれが誰かわかるのか…牙暁は身じろぎもせず、振返りもせず。
近づいてきた男に後ろから抱き込まれ、耳元に生暖かい息を感じても。
男の指が無遠慮に髪の毛に触れ、首筋に触れても、抗う事も無く。
肩から羽織っていた打掛が滑り落され、首や顎をなぞっていた指がゆっくりと襟を寛げにかかった時に、初めてか細い指が、やんわりと男の動きを止めた。
…が、元より力の無い手はいとも容易く振り払われ、男の掌が襟の中に進入するのを許す。
「…っ……」
少し強く胸を掴まれ、ゆるゆると揉み、弄られる。
「…ぃ…たっ……」
少しずつ息が上がってきた頃に、ゆるりと乳首をつね上げられ、初めて声が上がった。
潤んだ目で、初めて己を翻弄する男―――封真を抗議するように見上げるが、不敵な笑みを浮かべた男は、そのまま畳の上に牙暁を放り出す。
うつ伏せに倒れた身体を、仰向けにして着物の襟を割る。
まるで肉の付いてない、か細すぎる白い身体。
唯一、男には無い2つの柔らかい脹らみが、彼の者が「男」でなく「女」だと言う事を知らしめていた。
男の薄い笑いと共に、思考は夢の世界から、無理矢理現実の世界へと引きずり出される。
衝撃と共に目が覚めた時、目の前には夢と同じ様に着物の襟は肌蹴られ―――薄い笑みを浮かべた封真が身体の上に圧し掛かっていた。
「身体が痩せ細っていてよく分からなかったが…地の夢見も、女だったとはな…」
無骨な掌がそのままするりと撫でる様に胸に触れる。
「…女だと、何か不都合でもあるのですか?」
「別に。」
読めない表情に浮ぶ冷笑は皮肉か侮蔑か―――何を考えてこのような行動に出ているのか。
だが、そんな事は牙暁にとってはどうでもよかった。
この男―――地の龍の『神威』は、己の命を奪う事の出来る運命の者なのだ。
その彼がこの身を望むなら、代償として差し出すのは当たり前の事。
このような行為が初めてであろうがなかろうが、所詮死んでいるのと変わらない身体を今更どうこうするつもりは牙暁の思考には無い。
それが、愚かな慰み――自らへの陵辱行為であったとしても、牙暁にはどうでも良い事だった。
どうも、8です。
実は他所で投下してる最中なんで、どうしようかと思ったんですが
>9さんに励まされて投下して見ました。
始めのうちなんで情景や思考表現が多くてスマソ・・・しかも女体化ネタだし。
次からエロが入るのですが、話自体はあまり長めにならないように頑張ります。
>裏丁×嵐さん
触手は個人的に萌えツボです。
しかも嵐たん相手なんで期待しております!
33 :
裏丁×嵐:03/09/30 00:05 ID:Tr0wQHcn
>>32 ありがとうございます。未熟な部分が多いですが、エロくできればいいなあと思っております。
封真×女体化牙暁いいですね・・・。牙暁の肌はさわり心地良さそう。
キ━タ━キ━タ━(゚∀゚)キ━タ━キ━タ━!!!
何か沢山投下キテル-!!
裏丁×嵐さん、8さん、(;´Д`)ウマー
続きを楽しみにしております!!!
あと、空×嵐や空×神(女)も是非…!!
35 :
裏丁×嵐:03/09/30 22:15 ID:pk6KE7Ur
丁は小さな手を嵐にかざした。すると嵐を縛り上げている触手が数本、嵐の制服に潜り込んできた。
「やっ・・・。」
触手は嵐の体をずるずると這い回る、思わず身をよじり逃れようとするが、全く意味がない。
触手はそんな嵐の抵抗をあざ笑うように体を撫で回してゆく。
「ふ・・・・あっ」
制服の上からも触手が嵐の体を這い回るのがわかる。
「・・はぁ・・・あっ」
触手は次第に胸へと這いあがってゆき、直接嵐の乳房を弄び始めた。
「ふあっ、」
触手が動き回るうちに制服ははだけてゆき、蹂躙されている嵐の白い乳房が露わになる。
「クッ・・・とても伊勢神宮の『最後の切り札』の姿とは思えぬな」
丁の言葉に嵐は思わず顔を背ける。だがそんな嵐にはお構いなしに触手は胸を攻め続ける。
嵐の乳房に巻き付き乳房の形を自在に変えていく。そのうちの一本が細い先端を嵐の突起に絡みつけ引っ張り上げた。
「痛っ・・・・」
痛みに思わず声を上げ、顔をしかめる。しかしそんな表情とは裏腹に胸の突起は次第に硬くなっていった。
(;´Д`)ウマー!!裏丁×嵐さん、8さんグッジョブ!!!
37 :
名無しさん@ピンキー:03/10/01 23:39 ID:MaJaKyr6
嵐タン、譲刃タン、小鳥タンとXの女の子は貧乳気味な子が結構いるけど、3人とも相手がいるからそのうち揉まれて大きくなってゆくのかな。
すいません。sage忘れてました・・・・。
39 :
裏丁×嵐:03/10/02 22:14 ID:8J6cMtSo
「あ・・ああ・・・」
痛みはやがて熱さへと変わり、先端はジンジンと痺れ、何も考えられなくなっていく。
体中の力が抜けも倒れそうになるが、体中に巻き付く触手はそれを許そうとはしない。
ただなすがままにされている嵐を丁は冷ややかに見つめていたが、ふわりと浮かぶと嵐のそばへと寄ってきた。
そして細い指先で嵐の胸元を撫でる。
「だいぶ墜ちてきたな」
丁は小さな手で嵐の細い顎をつかむと嵐の唇に舌をさし入れた。丁の柔らかな舌が嵐の舌に絡みつく。
丁の舌はゆっくりと嵐の口の中を侵してゆく
「ん・・ふ・・ぅ」
丁が顔を離すと、どちらのものともつかない唾液が糸を引いた。
「そのまま墜ちてゆくが良い。墜ちれば墜ちるほどお前はすべてを忘れてゆく」
「ひ・・・丁姫・・」
触手に苛まれながらも嵐は必死に口を開く。
「あなたは・・・っ地球を守るために私達を集めたのではなかったのですか・・・・!?」
「それはもう一人の妾であろう?」
「え・・・?」
「妾はかつて夢見丁の心に潜んでいたもう一人の丁。
妾の望みは妾の夢見通りに神威、そして天の龍に死んでもらうこと」
丁は嵐の肩に腕を回し細い首筋に舌を這わせる。
「あっ・・・」
そして耳元に紅い唇を寄せ低く囁く。
「おまえの愛する高野の一曜にもな・・・」
「・・・!」
40 :
裏丁×嵐:03/10/02 22:17 ID:8J6cMtSo
なんかちまちま投下しちゃってますね・・・。
なるべく早く書き上げるように頑張ります。
41 :
名無しさん@ピンキー:03/10/03 07:00 ID:gPFp4lH7
あげ
裏丁×嵐さんがんがれ!!
43 :
裏丁×嵐:03/10/05 00:42 ID:555bQEv6
嵐の目に恐怖の色が浮かぶ。
丁はそんな嵐の顔を嘲るような顔で眺めるとゆっくりと手を降ろす。
「さあ・・・そろそろ妾のものになってもらおうか」
丁の手が嵐のスカートに潜り込む。
「や、やめてください・・・」
とっさに足を閉じようとするが、触手が強引に足を開かせ、丁の侵入を易々と許してしまう。
スカートの中に入り込んだ丁の手が薄布をひきずりおろす。
丁の小さな手が嵐の秘所にふれる。細い指が秘所の形をなぞるように動いてゆく。
「あっ、ああっ」
丁の手が秘所をかき回す度に卑猥な水音が響く。突起にふれ軽く刺激する。
「ふあぁっ」
嵐はビクッと体を震わせる。目は焦点を失い、涙が溢れてきている。
不意に丁が体を離した。
「・・・・?」
「そろそろ終わりにするか」
丁がそう言った途端、嵐の足に絡みついていた触手が這い上がってきた。そして嵐の秘裂に一気に突き立てる。
「や・・ふぁぁっ」
触手は何本も入り込み、激しく出し入れを繰り返す。
触手が動く度にグチュグチュと音が漏れ、太股からは愛液が流れ落ちる。
体の底から熱さが沸き上がり目の前が真っ白になってゆく。
「あ、あああっ」
遠のく意識の中で嵐は最も愛しい者の顔を思い出していた。
「そ・・・ら・・・た・・・さん・・」
だがそれも嵐の意識とともに闇に消えていった。
ぐったりと目を閉じ、動かなくなった嵐の顔を丁はそっと撫でる。
「これでお前は妾の人形・・・。次にめざめた時は地の龍となり、天の龍達を殺してゆくのだ・・・」
闇の中で丁の低い笑い声が響いていた。
44 :
裏丁×嵐:03/10/05 00:46 ID:555bQEv6
以上です。エロも文章もぬるいですね。精進します。
嵐タン最萌キャラなのにいじめちゃったんで次はラブラブものがいいな。
45 :
名無しさん@ピンキー:03/10/05 18:24 ID:mrNVf3gV
乙! 嵐最高でした!
46 :
名無しさん@ピンキー:03/10/06 08:57 ID:MKwNSgdT
保守
47 :
名無しさん@ピンキー:03/10/09 16:38 ID:+koWVmVZ
とりあえず保守
48 :
名無しさん@ピンキー:03/10/12 14:53 ID:jQGmtQfs
空×嵐描きたいな・・・・。
49 :
名無しさん@ピンキー:03/10/14 15:53 ID:ji2towzG
>>48 このカップリングが最萌な自分としては是非かいてほしいです!
ファンサイトでは封×神やら星×昴が多いから気付かなかったが、
女性キャラ萌えって意外といるんだな。
50 :
名無しさん@ピンキー:03/10/14 19:43 ID:VhB+aYyJ
シチュ的にはどんなのがいいですかね?
原作ではくっついた直後に嵐タン失踪しちゃってるんで、あの後も二人一緒にいるって感じの、ちょっとパラレル風味の設定でもOKかな?
>>50 個人的にはラブラブなのが好みですが。自分が書きやすい設定がよいかと思われます。
52 :
名無しさん@ピンキー:03/10/16 22:00 ID:YsQzi+4D
保守
犯罪カプが好きなんだが・・・・
自衛隊×中学生キボン
54 :
名無しさん@ピンキー:03/10/19 18:31 ID:s5CLSLyL
ほしゅしてみる
8さんの封×牙(女)の続きお待ちしてます!空×嵐も期待してます。
今、空×嵐ネタ考え中です。台所エッチと普通(?)のヤツと、どっちにしよう・・・。
56 :
名無しさん@ピンキー:03/10/22 23:36 ID:JT2jOfzT
草×譲はエチに持っていくまでが難しそうだな。
鬼畜化しない限り草薙が迫ることはなさそうだし、譲刃が迫っても草薙がそれを許すことはなさそうだ。
映画版の草薙なら鬼畜化しそうだけど。
59 :
名無しさん@ピンキー:03/10/27 12:15 ID:sfHvQux+
映画版のは草薙さんとは認めたくない…
>>57 まぁパロなんだから
薙スケが大人の優しさで譲刃を受けとめてあげる、くらいの展開でもいいんでない?
映画版草薙が女子中学生を食い散らかすというパターンも…
61 :
名無しさん@ピンキー:03/10/28 00:27 ID:RApGgX1Y
TV版で嵐タンが封真に踏みつけられてるところで萌えてしまった・・・。
そういや草薙さん女体化したらどうなるんだろ。やっぱりガッツ系か?
62 :
名無しさん@ピンキー:03/10/31 23:34 ID:fvJOcFAv
保守
63 :
名無しさん@ピンキー:03/11/03 15:24 ID:PwZqqPci
女体化して違和感ないのは、神威・牙暁くらいだよな。Xの昴流は…どうだろ。
他キャラは想像できん。
64 :
名無しさん@ピンキー:03/11/06 15:53 ID:9wNXPppG
女体化でも某格ゲーみたいのなら女顔のキャラ以外でもOKかと。
65 :
名無しさん@ピンキー:03/11/07 21:56 ID:tnEFkSvi
保守
66 :
名無しさん@ピンキー:03/11/10 22:00 ID:8XJm5UNO
神の降臨はもうないのか…
かといって自分が書くにも文才がないし…
67 :
名無しさん@ピンキー:03/11/11 23:51 ID:pZ6J+9CC
空×嵐の台所Hネタちょっと遅くなると思いますが投下する予定です。
68 :
名無しさん@ピンキー:03/11/13 19:10 ID:6RAT3+1w
69 :
名無しさん@ピンキー:03/11/17 21:07 ID:A5baKFy3
最近、ビデオに撮ったアニメ版を見直してるんだが、封×嵐も結構イケるな。
原作では接点ないが。
70 :
名無しさん@ピンキー:03/11/22 18:10 ID:f28UgWSt
おお!ついにXネタのスレが・・・
71 :
名無しさん@ピンキー:03/11/25 22:02 ID:KDnZ9TbD
保守
72 :
名無しさん@ピンキー:03/11/28 21:27 ID:+w6L7ZKk
地の神威の封真って容赦なく鬼畜な事しそうだ。
空×嵐の台所Hネタ。とりあえずさわりだけです。一応くっついた後の設定なんで空汰は嵐のこと名前で呼んでます。
夕方、CLAMP学園の近く、天の龍の学生組4人がすんでいる家。
そこの台所からトントントンとリズムよく野菜を刻む音が聞こえてくる。コンロにかけられた鍋からは湯気があがっており、夕食の用意をしているのがわかる。
台所から流れる匂いにつられるように階段を降りる音が響き空汰がひょこっと顔を出した。
「お、ええにおいやなー。今日のメニューはなんや・・・・ってありゃ?」
学生4人が使うには立派すぎる台所には、今の今まで黙々と食事の準備をしていた嵐がぽつんと一人で立っていた。
空汰は嵐のそばに歩み寄るとキョロキョロと周りを見回す。
「あれ?嵐だけか?」
「はい」
「神威と譲刃ちゃんは?」
「お二人ともお友達と約束があって帰りが遅くなるそうです。」
「それにしては作る量多くないか?」
「一応お二人の夜食分も作っておこうと思ったので。」
「そっか、ほんならわいも手伝うわ。」
そういいながら空汰は刻んだ野菜が入ったボウルを手に取ろうとした。
「・・・・っ」
ガシャン
「あ・・・・」
ボウルはバランスを崩し床に落ちてしまった。野菜は床にぶちまけられる。
「あ・・・はははまだ左利きに慣れへんなぁ。」
空汰は苦笑いしながらしゃがみ込み、野菜を左手で拾い始めた。
「・・・・・・」
あの日から空汰の右手は動かなくなってしまった。
嵐は唇をかみしめうつむく。
「・・・ごめんなさい。」
74 :
名無しさん@ピンキー:03/11/30 20:57 ID:qjcFSGnC
投下キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
GJ!続きもお待ちしてます。
待ってましたよ神降臨!
空×嵐ハァハァ
76 :
空×嵐続き:03/12/01 22:17 ID:hoiyMty7
空汰は嵐を見上げ、少しわざとらしいくらいの明るい声を出す。
「嵐が気にすることない。わいが好きでやったんやから」
「でも・・・。」
嵐が何かを言いかけようとする、しかしそれを遮るように空汰はすくっと立ち上がる。
「さっ、こんな話しとらんとちゃっちゃっと飯作ろか!」
「・・・はい。」
嵐はまだ何かもの言いたげだったが空汰に従った。
「嵐、悪いけどもう一回落とした分の野菜切ってくれるか?」
「はい」
冷蔵庫から野菜を取り出し、刻み始める。
空汰は戸棚から皿を取り出していたがふと手を止めて嵐の細い背中を見つめた。
(やっぱわいの右手のこと気にしてるな・・・・)
確かに、あのとき右手が動かなくなったことは多少はショックだった。しかしそのことよりも嵐を守りきれたこと、そして想いが通じ合えたことの方が空汰には大切な事だった。
そんなことを考えてるうちに自然に体が動き、気がつくと嵐を後ろから抱きしめていた。
突然のことに嵐の体はびくりと震える。
「な、なんですか?」
「いやー、なんか抱きしめたくなってもうてなぁ」
「な、なにふざけてるんですか。」
「ふざけてなんかないで」
そう言うと右腕を腰にぎゅっと回す。
「あ・・・」
「な、右手は動かんけど、腕でこうやって嵐を抱き締めることは出来るんやから」
「空汰さん・・・」
「それにな、右手が動かんでもこーゆー事もちゃんとできるしな。」
「え?・・・あっ」
77 :
空×嵐続き:03/12/01 22:27 ID:hoiyMty7
いつのまにか空汰の左手が嵐のエプロンの下へ潜り込んで行こうとしている。
「まっ、待ってください・・。こんな所で・・あっ・・ん」
制服越しに嵐の胸を軽く揉みながら、細い首に顔をうずめる。
「んっ」
空汰の唇がふれた瞬間体の力が抜けクタッと空汰の胸にもたれ掛かる。
その拍子にいつの間にかほどけていたエプロンが床に落ちてしまった。
「嵐、ほんま首弱いなー」
「かっ、からかわないで下さい!」
真っ赤な顔で怒ったように振り返るが唇をふさがれてしまう。
「んんっ」
嵐が思わず動きを止める。その隙に空汰の左手が器用に制服のスカーフをほどいてゆき、そのまま制服をはだけさせてゆく。
「あ・・・」
空汰は嵐のブラジャーをぐいっとあげ、白く形の整った胸を露わにさせる。外気に触れ微かに震える胸に愛おしげに唇を寄せる。
「やっ・・ん」
嵐の胸から唇をはなさずにスカートの中に手を潜り込ませる。
「あ、だ、駄目です・・・」
そういいつつも嵐は空汰のなすがままになっている。スカートに潜り込んだ空汰の左手は滑らかな太股を感触を楽しむように撫で回している。
「んっ・・・」
くすぐったさと快感で嵐の体がピクッと震える。
(;´Д`)ウマー 嵐タンハァハァ
79 :
名無しさん@ピンキー:03/12/04 13:24 ID:XA38Img5
↑
80 :
空×嵐続き:03/12/04 23:08 ID:M22idqET
空汰の指がゆっくりと上に移動し、ショーツ越しに嵐の敏感な部分にそっとふれた。
ショーツはすでに湿り気を帯び始めている。
布越しに秘裂の形に沿って優しくなぞってゆく。
「やっ、はぁ・・・っ」
頬がほんのりと紅く染まり、切なげに眉を顰める。空汰の指が動く度に、小さく開かれた唇からは声が漏れる。
そんな嵐の顔を空汰は覗き込みへらっと笑った。
「・・・・・?」
「嵐ってこーゆー時の顔がいっちゃん可愛いなぁ」
「えっ・・・・」
言葉に詰まり真っ赤な顔で目を逸らす。
「な、何言って・・・んっ」
空汰が不意に首筋に舌を這わせた。嵐の体が小さく跳ねる。
足の力が抜けて、立っていられなくなり、しがみつくように空汰の服をギュッと掴む。
「立ってんのしんどいか?」
右腕を嵐の背中にそっと回し、耳に口を寄せ優しく囁く。
コクンと小さく頷くのを確認すると、空汰は嵐の体を抱きかかえてシンクに軽く腰掛けさせた。
81 :
名無しさん@ピンキー:03/12/07 00:13 ID:PF2exgIh
投下キテター!!!
グッジョブ!
82 :
名無しさん@ピンキー:03/12/10 19:12 ID:Rea3TRa+
↑
83 :
名無しさん@ピンキー:03/12/14 11:58 ID:/0GPJfnL
ほっしゅ
uwahha
女体化かよ・・・と思ってずっとスルーしてたんだが、総合だったんだな
以後、常駐させてもらいまつ
職人さん、GJ!
86 :
名無しさん@ピンキー:03/12/18 22:54 ID:mKrkntss
しばらく覗かなかった間に投下キテル━━(゚∀゚)━━!!
職人さんがんがれ!
↑
88 :
名無しさん@ピンキー:03/12/26 11:24 ID:rsYvx1d4
職人さん何かあったのかな?
続きお待ちしてます。
空汰×嵐ネタのものです。 すいません。最近忙しかったんで・・・。続きは一応書いてるんで近いうちにちゃんとここに投下します。
90 :
名無しさん@ピンキー:03/12/31 18:11 ID:EBfCe6pt
>>89 落ち着いた時でいいですよ。楽しみにしていますね。
91 :
名無しさん@ピンキー:04/01/03 23:51 ID:REMK237q
保守
保守的思考
93 :
名無しさん@ピンキー:04/01/09 16:16 ID:54rZEjgN
あげときます
94 :
名無しさん@ピンキー:04/01/12 23:21 ID:o/uM14fu
ほすあげ
あ
96 :
名無しさん@ピンキー:04/01/18 23:35 ID:+lijR4kJ
Xって同人誌やファンサイトも少ないし、パロディにしにくい作品なんだろうか…
97 :
名無しさん@ピンキー:04/01/22 03:33 ID:KBGB8UiJ
保守させていただきます。
空汰×嵐の職人さん、お待ちしてます。
他の職人さんも。
↑
原作は相変わらず再開されないままだな
このまま終了ってことになるのか?
誰か空×嵐・草×譲・遊×颯で原作の続きを書いてくれと言ってみる。
100 :
名無しさん@ピンキー:04/01/27 15:28 ID:yw1Dc4WI
100げと!
ついでにあげ。
ネ申はまだか!
101 :
名無しさん@ピンキー:04/01/27 16:15 ID:bJ+rvUDB
空×嵐の続き、激しくきぼん!
↑
↑
↑
↑
107 :
名無しさん@ピンキー:04/02/11 03:21 ID:9nbKV2uC
あげ。
過疎化してますね。
空×嵐の職人さんはどうしたんでしょう・・・。
いっそのことCLAMP総合スレにしてみてはどうでしょう。
108 :
名無しさん@ピンキー:04/02/14 22:39 ID:IoS6Fr01
>いっそのことCLAMP総合スレにしてみてはどうでしょう。
さくら・AL・レイアース以外の総合スレってこと?
そう。
あまりにも過疎化しているので、他の作品もOKにすれば、
ちょっとはSSも人もこないかな。
110 :
109:04/02/15 02:04 ID:ouvV01EC
Xはあんまり読んでないので無理だけど、
他の作品(初期の)だったらSSかくよ。
「ん・・・」
体に当たるステンレスの冷たさに少しみじろぎする。
そんな嵐の様子をみて小さく笑うと顔を胸に近づける。胸の頂を口に含み舌で転がしてゆく。
「あっ・・はあっ」
胸の頂はたちまち固くなってゆく。
時折強く吸うとそのたびに嵐は小さく声をあげる。
胸を攻める間も空汰の左手は休むことなくショーツ越しに秘裂をなで続けている。
ショーツも、今や愛液でぴったりと秘所に張り付き、空汰の手が動く度に大きな水音を奏でてる。
「嵐のここの音めっちゃ聞こえてるな」
胸から顔を離し嵐の耳許でからかうような口調で囁く。
「・・・し、知りませんっ」
真っ赤な顔をふいっと逸らし恥ずかしそうな口調で言う。
その表情が可愛くて空汰は思わず嵐の唇にキスをする。
「やっぱ嵐は可愛いなー」
唇を離しうれしそうに言うと、空汰はショーツの端に手をかけた。そして一気におろしスカートをたくしあげる。
「あっ、待っ・・・」
一瞬、嵐が抵抗するように体を小さく揺らした。
しかし手は体を支えるためにシンクに置いているので結局はなすがままになっている。
嵐の白い足の間に顔を埋め秘裂へ口をつける。
舌を嵐の中に挿しいれ何かを探っていく様にして動かしてゆく。
「あんっ・・!」
先程とは比べものにならない快感に、嵐は思わず目を閉じシンクの縁をぎゅっと掴む。
いったん秘所から口を離し次は上にある突起を軽く吸う。
「はあっ・・!」
吸われた瞬間に嵐の足がガクガクと震えた。愛液が一気に溢れでる。
(もうそろそろええかな?)
空汰が嵐の足から顔を離し体をおこした。
手を伸ばし嵐の頬を優しくなでる。
「な・・・もうええか?」
113 :
109:04/02/15 03:40 ID:GUwTs0Vf
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
乙!待ってました!
萌え! 職人さんぐっじょぶぅ〜っ!(TT)
やはりXだけでいけませんかね? 職人さん健在ですし。
115 :
109:04/02/15 14:24 ID:aq3jqUAW
職人さんが来てくれるならX一本でがんばりましょう。
職人さんがんがれ!
嵐は何も言わずに潤んだ目で見つめる。
それをOKと受け取り、嵐の足の間に入り、ズボンのジッパーをおろした。
取り出された空汰のものはすでにかなり張りつめている。
「嵐、しっかり抱きついててな。」
そっと嵐の髪を撫でながら囁く。
「・・・はい」
嵐は恥ずかしそうに目を伏せながら空汰の肩に細い腕を回した。
嵐がちゃんと抱きついたのを確認すると、嵐の細い腰にしっかりと腕を回す。
そして一気に奥まで貫いた。
「ん・・あっ」
一気に空汰のものに満たされていく感覚に思わず嵐の声が漏れる。
嵐の中は柔らかく温かな感触で空汰を包み込んでゆく。
その感触を楽しむように空汰はゆっくりと前後に動き出す。
「ふ・・あっ・・」
強い快感の波が嵐を襲い、体がビクッと震える。
思わず空汰の肩に顔を埋めハアハアと荒い息を繰り返す。
そんな嵐の髪に空汰は優しくキスを降らせた。
「そ、空汰さん・・・」
嵐が顔を起こし切なげに空汰を見つめる。
自分にしか見せない嵐の表情。
それが一気に空汰の感情を駆り立てた。
「・・・・・っ!」
腰に回した腕に力を込めると、一気に動きを早めていく。
「や・・・はああぁっ!」
肌がぶつかる音と二人が交じりあう水音が広い台所に響きわたる。
「そら・・た・・さ・・もうっ・・・」
「嵐っ・・・いくで・・」
いったん腰を引き、思いっきり突き立てる。
「嵐っ・・!」
「は・・んっ・・・あああっ!」
高い声をあげ、嵐の体が小刻みに震えた。
それと同時に空汰も嵐の中に熱い想いを放った。
達した後もしばらく二人はそのまま抱き合っていたが、嵐がふと顔を上げた。
「あの・・・空汰さん」
「んー?」
嵐の髪に顔を埋めた空汰が幸せそうな顔で聞き返す。
「何か焦げ臭いんですが・・・」
「へ?・・ってうわああっ」
鍋からブスブスと黒い煙がでている。
あわててコンロの火を止めるがすでに手遅れだ。
「ああ神威たちの夜食が・・・。」
嵐がせっかく神威達のためにと作った煮物は真っ黒に焦げてしまっていた。
空汰は頭を掻きながらごまかすようにあははと笑った。
「い、いやー、えっちに夢中で鍋焦がしてまうなんてベタやなあ・・・って、いてててて!」
嵐が空汰の腕を思い切りつねった。
「嵐、痛いがなー」
涙目で訴える空汰に嵐は
「誰のせいだと思ってるんですか」
と少し怒ってるようにも照れてるようにも見える表情で言った。
えー非常にお待たせして本当に申し訳ありませんでした。
ラブラブで嵐タンが可愛いエロパロを目指したんですがどうでしょうか。
次に書く機会があったらこんなに間をあけないようにがんばります。
乙です!
嵐タン激カワでした!
次回作も期待してまつ!!
GJ!!
空汰×嵐は最萌カプなので、おいしくいただきました!
122 :
名無しさん@ピンキー:04/02/20 21:33 ID:xlVwzA6n
あげときます
123 :
名無し:04/02/23 16:05 ID:jAm5Stcn
次はぜひ
ユズリ刃で!
譲刃たんですか。シチュとかカプの希望ありますか?
譲刃は草薙と絡ませてもいいけど、かれんさんや嵐・さつきなど女性陣と絡ませても楽しそうだ。
譲刃って同性にはオープンなイメージがある。
やっぱ草薙がいいな〜。
譲刃を優しく大きく包み込む草薙。
127 :
名無し:04/02/26 21:53 ID:ODR/WXUk
みんな分かってないなあ
ユズリ刃×受験戦争に破れた童貞達(レイプもの)
これしかないだろ
やっぱ嫉妬に狂ったビーストに体内に侵入されて好き放題にされる、さつき・・・うん、これだな
空×嵐ももっと読みたいな〜。
台所どころかいろんなとこでやりまくりの二人。
学校の誰もいない教室やら体育館やら公園やら。
あと閉店後のデウカリオンとか。
・・・・・・書いてみるか。
>>129 誰もいない神社で
空たは袈裟をきて 嵐は巫女さん姿で
>>127 譲刃が攻めなのか?それはそれで面白そうだが。
>>129 おぉ、是非書いてください。
初体験が病室な二人だっただけに、普通の場所では満足できなさそうだ。
132 :
名無しさん@ピンキー:04/02/28 14:25 ID:4qVcAgUI
>>131 違うね。
童貞達は自暴自棄になって
自衛隊とのデートの帰りだったユズリ刃タンを・・・
病室での初体験時は、動けない空汰の上で嵐が一生懸命動いてたんだろうか
空汰の為に痛みをこらえて騎上位で腰をつかう嵐萌え。
その辺の事も書くと面白そう。
嵐たんはそういうことに関しては尽くしてくれそうな気がしそう。
この前空×嵐ネタを書いたものです。今回は譲刃たんネタです。
一応今回は王道の草薙×譲刃ネタにしました。
夕方時の雑踏の中を譲刃は目を輝かせ元気に走っていく。
このところ立て続けに起きた地震のせいで、会えなかった草薙と久しぶりに会う約束をしていたのだ。
それが嬉しくて、足が自然に速くなってゆく。
約束の場所につき、人混みの中でも目立つ草薙の大柄な姿を見つけ、手をふりながら駆け寄っていく。
「草薙さーんっ!」
「おうお嬢ちゃん久しぶりだな。元気だったか?」
「はいっ元気いっぱいです!」
草薙を見上げにこっと笑う。
「そりゃよかった。犬鬼も元気そうだな。」
優しい笑みを浮かべながら譲刃の抱いている子犬鬼を大きな掌で撫でる。
「さてと、お嬢ちゃん今日はどこに行くんだ?」
「えっと・・・実は今日はどうしても草薙さんに連れていってほしい所があるんです」
「俺に?どこに行きたいんだ?」
譲刃は少しの間うつむくとやがて思い切ったように顔を上げて言った。
「あのっ・・草薙さんのお家に行きたいんです!」
意外な譲刃の答えに草薙は思わず驚いた顔をする。
「俺の?そりゃかまわんが・・」
草薙がそう言った途端ぱっと譲刃の顔が明るくなる。
「本当ですか?!」
「あ、ああ。」
「ありがとうございます!」
「ここからだと少し歩くが・・それでもいいか?」
「はいっ」
そうして二人と一匹は雑踏の中を歩きだした。
それから数十分後、譲刃たちは草薙の家の玄関の前に立っていた。
「うわぁなんだかドキドキしてきました。」
譲刃がはしゃいだ声を上げる。
「大したものはないからなあまり期待せんでくれよ。」
草薙が苦笑しながらドアを開ける。
「じゃ、入ってくれ」
「あ、お邪魔します!」
譲刃は少し緊張しながら草薙の家に入っていった。
「わあっこれが草薙さんのお家・・・。」
草薙の部屋はシンプルできちんと整理されており一見簡素な部屋に見えた。
しかし、いたる所におかれてる鉢植えなどの植物が草薙らしい温かみを感じさせてくれる。
「すまんな散らかってて。」
「そんなことないです。すっごく素敵です!」
嬉しそうに草薙の部屋をきょろきょろと見回す
犬鬼も珍しそうに部屋のあちこちをフンフンと嗅いでいる。
「あ、犬鬼っ草薙さんの部屋を散らかしちゃだめだよ。」
慌てて犬鬼を抱き上げる。
ちょうどそのときキッチンから草薙の声が響いた。
「お嬢ちゃんその辺に座って待っててくれ」
「あ、はーい。」犬鬼を抱いたままテーブルの傍らにちょこんとすわった。
しばらくすると草薙が少し申し訳なさそうな顔で入ってきた。
手にはウーロン茶が入ったコップを二つもっている。
「すまんな、お嬢ちゃんがくるのが解ってりゃもう少しましなモンを用意したんだが・・・。」
譲刃は慌ててブンブンと首を振った。
「とんでもないです!私がいきなり来ちゃったんですから。それに・・・」
「それに?」
「草薙さんのお家に来れただけですっごく幸せです。」
「・・・ありがとよ。」
その後二人はしばらくとりとめもない話をしていたが、譲刃が不意に黙り込んだ。
「お嬢ちゃん?どうした?どこか具合が悪いのか?」
急に元気がなくなった譲刃を草薙は心配そうに覗き込んだ。
「ううん、違うんです。あのね草薙さん・・・今日私もう一つ草薙さんにお願いしたいことあったんです。」
「もう一つ?」
「はい、でもなかなか言う勇気がでなくて・・。」
譲刃の声が次第に小さくなってゆく。
「お嬢ちゃん・・俺にできることならできるだけ協力するぞ。」
「ほんとですか?」
「ああ、で何を頼みたいんだ?」
草薙がそう言ったとたん譲刃の頬がぱっと赤くそまった。
「あの・・わ、私・・・草薙さんと・・・そのっ・・・」
譲刃の声はしどろもどろになり、最後の方はよく聞き取れなくなっていった。
真っ赤になってもじもじしている譲刃を草薙はしばらく訝しげに見つめていた。
やがて譲刃が言おうとしていることの意味がわかり愕然とする。
「お嬢ちゃんまさか・・・・」
草薙の問いに譲刃はコクンと頷く。
「お嬢ちゃん・・・本気で言ってるのか!?」
信じられないという目で譲刃を見つめる。
「解ってます草薙さんはまだ私のことそんな風には見れないって。」
譲刃はうつむいて手をぎゅっと握った。
「こんなの私の自分勝手なわがままだって解ってます。でも・・でも私、草薙さんをもっともっと近くに感じたい」
「お嬢ちゃん・・・」
「それにこんなにしょっちゅう地震が起きるんじゃ、いつ草薙さんに会えなくなっちゃうかわかんないし・・・」
譲刃の細い肩が小さく震える。
草薙は何も言えずただ譲刃を見つめ続けた。
「だから・・・だからっ・・」
譲刃の声が涙声になる。犬鬼が心配そうに譲刃にすり寄った。
「お嬢ちゃん・・・」
草薙の手がそっと譲刃の頭を撫でる。
「・・・解った。」
「草薙さんそれじゃあ・・・」
顔を上げ草薙を見つめる。
草薙は真剣な顔で譲刃を見つめた。
「だが本当にいいのか?お嬢ちゃんは後悔しないのか?」
譲刃は草薙の目を真っ直ぐ見てきっぱりと言った。
「しません。だって私・・・草薙さんのこと大好きだから」
「お嬢ちゃん・・俺はこんなガタイでガサツな奴だからな、もし本当に辛かったら言ってくれ。」
そういって譲刃の傍らにいる犬鬼の頭をぽんっと叩く。
「もしお嬢ちゃんを泣かしちまったらこいつに噛みつかれるからな。」
「はい!」
* ※ ☆ ※ ※ ☆ ※ *
* ※ ☆ ※ ※ ※ ☆ ※ *
* ※ ☆ ※ ※ ☆ ※ ※ ☆ ※ *
* ※ ☆ ※ ※ ☆ .☆ ※ ※ ☆ ※ *
* ※ ☆ ※ ※☆ ☆※ ※ ☆ ※ *
* ※ キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━!!!! ※ *
* ※ ☆ ※ ※☆ ☆※ ※ ☆ ※ *
* ※ ☆ ※ ※☆ .☆※ ※ ☆ ※ *
* ※ ☆ ※ ※ ☆ ※ ※ ☆ ※ *
* ※ ☆ ※ ※ ※ ☆ ※ *
* ※ ☆ ※ ※ ☆ ※ *
142 :
名無しさん@ピンキー:04/03/01 12:15 ID:hgRnLhIr
ミラクルな展開に拍手喝采
キタキタキタキタキタ━━(゚∀゚)━━!!!!!
GJ!
>>133 でも18巻で病室から出てきたときの空汰は立ってましたよね。
まさか、交わることで気を高め回復力を高めたとか…?
ちょっと無理無理な展開ですみません。
続きはできるだけ早く上げるようにします。
145 :
名無しさん@ピンキー:04/03/04 13:08 ID:tMdKNPM5
たまには
age
北都タンと組ませるには誰が萌えるだろう?
>>146 カプだと牙暁だろうけど、昴流とか星四郎とかもアリじゃないかな。
昴流でしょう。双子近親萌え。
・・・・数分後。
草薙の大きなベッドに譲刃は腰掛けていた。少し赤い顔で草薙を見上げる。
「草薙さん・・・」
草薙は小さく頷くと譲刃の肩をそっと掴み、優しく譲刃を横たえる。
そして気遣うようにしてそっと譲刃の制服を脱がしてゆく。
草薙の手が下着に触れたとき一瞬体を固くしたが、ぎゅっと恥ずかしそうに目をつぶり草薙に身を委ねる。
そして草薙が下着を外すと、譲刃の幼さの残る裸体が完全に露わになった。
譲刃の無垢な体を眩しく感じ、草薙は思わず触れるのを躊躇する。
だが、意を決したように手を伸ばし、まだ発展途上の胸の膨らみにそっと触れる。
「あっ、やっぁ・・」
馴れない刺激に譲刃の体はビクッと震える。
草薙はいたわるようにして譲刃の胸を優しくそっと愛撫する。
譲刃を気遣っているのか、もどかしいくらいのソフトな愛撫。
しかし快感に慣れていない譲刃には充分刺激が強く、草薙の手が動く度に譲刃の唇からは甘い声がこぼれる。
150 :
名無しさん@ピンキー:04/03/11 00:03 ID:QxuGZQYI
↑
151 :
名無しさん@ピンキー:04/03/12 18:03 ID:5Icyi5le
>>150 さくら〜さくら〜
いまぁ まいおちるう〜♪
ホッシュ
153 :
名無しさん@ピンキー:04/03/17 16:51 ID:9QhB/Rsf
ピンクの花びら→サクラ(もうすぐ開花宣言です)
Hなピンクの花びら→ユズリ刃タン(もうすぐ自衛隊が開花させます)
154 :
名無しさん@ピンキー:04/03/19 00:36 ID:Iu+uwzbs
A
155 :
名無しさん@ピンキー:04/03/22 15:47 ID:fdYa+iTh
a
156 :
名無しさん@ピンキー:04/03/25 13:23 ID:YRrIhFYi
A
ホッシュ
今このスレにいる職人さんって草×譲を書いてくれている人だけ?
もっと投下が欲しいな。
空×嵐がもっと読みたい!
ここってエロありきだよね?エロ無しとか微エロってどうなのかな?
自分はOKです。もっといろんなのが読みたいですし。
自分もOKです。
他のスレでもたまに見かけるから、板的にもエロがなければいけないということはないと思う。
何より投下が増えてくれると嬉しい。
163 :
名無しさん@ピンキー:04/04/06 18:54 ID:WvsIXlQS
xc
164 :
名無しさん@ピンキー:04/04/10 11:27 ID:CH+8GZtq
小鳥ネタってありかな?
>>SS保管様
空汰×嵐のSSを書いたものです是非保管お願いします。
最近なかなか書けなかったんですが草薙×譲刃の続きは来週からまた書こうと思います。
168 :
名無しさん@ピンキー:04/04/12 20:21 ID:ZyjzC1B1
169 :
SS保管人:04/04/13 02:52 ID:QzssgoQi
>>167 収蔵させて貰いました。
裏丁×嵐と封真×牙暁を書かれた職人様、不都合があれば削除しますので。
星×北とかありかな?
自分的にはアリです。白星、黒星どちらでもいけそう。
173 :
名無しさん@ピンキー:04/04/14 21:42 ID:R+l6CtGv
a
174 :
名無しさん@ピンキー:04/04/14 21:46 ID:R+l6CtGv
175 :
名無しさん@ピンキー:04/04/15 11:58 ID:bAbJsYpB
滅茶苦茶
176 :
☆×北:04/04/17 01:54 ID:I06JgJkq
「昴流をあのままにして私だけ幸せになることはできないのよ。だから、私を殺しなさい」
星史郎のマンションの一室で北都は星史郎に言った。
「いいでしょう」
彼女の普通ではない要求に彼は何の躊躇もなく了承した。
すぐさま北都は今まで一度も使ったことのない呪文を唱え始め、星史郎は彼女の言葉に耳を傾けていた。
呪文を唱え終わると、それまで閉じていた目を見開いた北都は星史郎を見た。
「星ちゃん?」
様子がおかしい。
自分が目を閉じてる間星史郎は自分を殺すための準備にとりかかってたと思っていた北都は、
全くその素振りを見せない彼にかえって焦りを感じた。
「北都ちゃん、『僕が急に殺したくなくなった』と言ったらどうしますか?」
「なっ!?そんなの許さないわよ!」
北都が思わぬ発言に冷静さを失ったのとは対照的に、星史郎は先程からずっと同じ微笑みを絶やさなかった。
同じ表情のまま彼女に歩み寄り、そのまま紅潮した頬に触れる。
「僕に殺して欲しいのなら、僕のすけべな欲求も聞いてくれますよね?」
「何でそんなことしなくちゃいけないのっ!?」
「呪文を聞いてわかりました、北都ちゃんは昴流君の身代わりになって僕の手から守るつもりなんですね?」
「そうよ、私が殺されなきゃ星ちゃんに昴流が殺されちゃうかもしれないわ」
「それじゃあ僕が君を殺さないと昴流君は守れませんね、いいんですか?見殺しにして」
「!…わかったわよ」
昴流の名を出され、北都はそれ以上拒否することができなくなった。
試しに導入部を投下、厨臭くてスマソorz
GJ!
続き楽しみに待ってます。
期待保守
遊んでる風だけど実はうぶで奥手な北都キボン
☆と★の狭間で揺れ動く星史郎キボン
保守
181 :
星×北:04/04/22 17:52 ID:2c6kN6rX
>>176 数分後、ベッドに腰掛けた星史郎が星史郎が離れて立つ北都に指示する。
「それじゃあ、まずは着ているものを全部脱いで下さい」
北都は黙ったまま頷き、式服を取り去って床に置いた。
あとは下着を身につけているだけである。
星史郎が自分を見ているのでなかなか下着まで脱ぐ踏ん切りがつかないでいると、
「どうなさったんですか?」
と催促され、覚悟を決めざるを得なくなった。
ブラジャーを外し、右腕で胸を隠したまま左手で降ろして下部を隠す。
「綺麗ですよ。ただ、隠すとかえって目立ってしまいますね」
「うるさいっ、このド変態」
知識はあるものの、好奇の目で自分の肌をじろじろ見られることは、良家育ちの北都には耐え難い屈辱である。
恥ずかしさで顔だけでなく身体が熱を帯びてくるのを彼女は感じた。
キターッ。
北都たん可愛い・・・。
良いですよ良いですよ
知識はあるけど体験がない、耳年増の北都タン。
知識があるから次に何をされるか想像してしまう北都タン。
そして知識と現実のギャップに立ちすくむ北都タン。
ハァハァハァ
保
185 :
名無しさん@ピンキー:04/04/27 16:46 ID:KtZt5tc3
保
186 :
星×北:04/04/27 22:01 ID:jg9HBXy1
>>181 身体を隠したまま星史郎の傍らに座り、きつく睨み付ける。
「で、私にどうして欲しいのよ?」
「どうしましょうかね?」
とぼけるように星史郎は北都をゆっくり仰向けにさせ丁寧に彼女を覆う手をどかした。
同時に北都はに彼の視線から逃れるように顔を背ける。
「どーせすぐに終わるんでしょ、好きなようにすれば?」
彼女にしてみればこれが精一杯の抵抗であった。
とはいっても大体星史郎がこの後何をしたがっているのかは予測できたし、その状況になっても冷静さを保っていられる確信はある。
「本当にいいんですね?」
北都にはからかわれているようにしか聞こえない。
「つべこべ言わないでさっさと…んっ」
言い終わらないうちに胸の先端を摘まれ、思わず声を上げてしまった。
「意外と経験は少ないみたいですね。色も綺麗ですし」
「いちいち変なこと言わないでってばぁはぁっ」
星史郎の愛撫が続く中、なんとか淫らな声を出さないように耐える北都の息遣いは荒くなっていった。
暖かい感想ありがとうございます。
ちまちまとしか投下できないんで保守程度に思って下されば光栄です。
頑張って下さい。
「おや、けっこう遊んでると思ってたんですが、もしかして見るのは初めてですか?」
みたいな感じで、言葉で責めるのキボンしてみる。
a
保
190 :
名無しさん@ピンキー:04/05/03 13:20 ID:jPv51ksy
保
>>186 北都はそれでも目を合わせないように星史郎から顔を背ける。
彼女の胸の先端が硬く立つまで星史郎はその小ぶりながら整った胸と先端を刺激し続けた。
「気持ちいいみたいですね。北都ちゃんがこんなときでも感じてしまう意地汚い人だと知ったら、
昴流君はまた悲しむかもしれませんよ」
北都の脳裏に心を閉ざしたままの昴流の表情が浮かんだ。
あの瞳は自分を責めているようにも見えなくもない。
「馬鹿っ!もとはといえばあんたが…」
星史郎が言葉を遮るかのようにそれまで閉じられていた北都の両足を開き、膝を立たせた。
「何すんのよ!やめてってば!」
文句は言うが抵抗はできない彼女を無視し、彼はあらわになった秘所に指を入れた。
「くっ、うぅぅん…」
「思ってたよりきついですね。もしかして初めてですか?」
「そ、そんなことどうでもいいでしょ」
濡れた指を引き抜き、すぐ上の敏感な突起に擦り付けると、
「ひゃぁぁぁんっ!」
と初めて北都は身体をくねらせ大きな声を出した。
「どっちにしても、やっぱり北都ちゃんはいやらしいんですね」
初めての感覚に耐えようとする北都に、星史郎はからかい半分に笑いかけた。
言葉責めをする黒星、怒りながらも感じちゃってる北都たん・・・いいですなあ。
保
Xのエロパロがあるサイトってないんかな。
過去に嵐タンの陵辱触手ものを見ただけなんだけど。
>>194 Xの同人サイト自体が少ないし、今となってはもう無理ぽ・・・
>>194 海外サイトになら沢山あるよ。
多少の英語力と翻訳ソフトを活用すれば読めると思う。
でも海外では喘ぎ声の表現ってないんだよね…
海外サイトものは少し見たことあるけど、表現が直接的なものが多かったね。
あと喘ぎ声らしきものがあっても英語圏はすごい大声出してそうな感じが(W
198 :
名無しさん@ピンキー:04/05/11 13:55 ID:IZ7d9KFX
ユズの続編きぼうします!
保守
200 :
星×北:04/05/16 21:38 ID:klOLmfSG
>>191 敏感になった突起の包皮を剥き、こすったり潰したりして弄ぶ。
とうとう北都は声を抑えることができなくなった。
「あぁん、あっ、いやっ」
星史郎の指が触れるたびに声をあげる。
この刺激が快感だとわかるのに時間はかからなかった。
知識はあったが理性を失いそうになるほど快感が強いなんて作り話だと考え、なめていたのかもしれない。
自分の読みはいつも甘い。
情けなさでいっぱいになった彼女の秘所からは本人の意思に逆らい愛液が溢れ、それを星史郎に
「グショグショになっていますよ」
と指摘される。
これだけの恥辱に感じている事実に彼女はもう抵抗できず、指に反応するだけである。
ふと星史郎の指が止まる。
北都の視界の外でジッパーを外す音がして、彼女は快感の波から現実に引き戻された。
「やっ…本気なの!?」
「当然じゃないですか」
これから起こることが生々しく頭に浮かんで彼女の顔はひきつった。
キターッ
北都タンハァハァ
保守
203 :
名無しさん@ピンキー:04/05/21 19:51 ID:5iofxMKU
保守新党→熊がい去る
保
205 :
名無しさん@ピンキー:04/05/28 17:18 ID:6fc65mb/
ほしゅ〜
そういや遊×颯って案外中身が想像できない。
207 :
名無しさん@ピンキー:04/05/29 23:16 ID:FEm8xeu/
遊人ってサツキにそういった興味持ってなさそうだ。
208 :
名無しさん@ピンキー:04/05/30 02:00 ID:Pl1sgKMX
遊人に少し好意を持つ颯に嫉妬をするビーストが颯を・・・ってどうでしょうかねぇ(?ο?)
>>129
是非書いてください…。
>>130
巫女さんの嵐…いいですねぇ。萌え。
神社っていうのもいいんですけど、そういう所でやるのは嵐が嫌がりそうでアレですね。ついでに神社で袈裟を着ている空汰もちょっとどうかな?
遊人×颯姫って、ちょっと考えてみたんですが難しかった…。
空汰×嵐の方がまだいいですね。
210 :
206:04/05/30 19:43 ID:bf63/T7q
211 :
名無しさん@ピンキー:04/05/31 00:45 ID:V52Q1FxA
>>208のものです。 おいらは執筆するまでの力量ではないので誰か書いて下されm(_ _)m
212 :
名無しさん@ピンキー:04/05/31 18:28 ID:PepCNHaQ
だれか書いてぇ〜
>>206 遊×颯より獣×颯の方が想像しやすいよね。
映画・TV共に嫉妬したビーストが描かれていたし。
>>209 神社で…って妄想してみたら、なぜか空汰が鬼畜化してた…
ここでは需要は少ないだろうけど誰か神威×小鳥書いてくれないだろうか。
自分にはその力量がないので。
あとこっそり昴流(男)×星史郎(女)も読んでみたい‥‥無理か。
星史郎(女)×昴流(男)を読んでみたい
星史郎の女体化バージョンでどんな感じなんだろ・・・。
某ゲームのブリス化みたいな感じ?
あの体格のままで女体化は怖いし。
自分は最近嵐たんと譲刃たんの百合が読みたくなってる。あの二人は女子校っぽいノリが似合いそうなんで。
火煉さんと霞月(女体化?)の百合がみたい。
218 :
名無しさん@ピンキー:04/06/03 19:51 ID:5VBmVHPV
需要はあるが肝心の職人様が不在なのか・・・
219 :
名無しさん@ピンキー:04/06/03 19:54 ID:q+yV65aP
霞月はフタナリになるのかな?
火煉さんはプロだからエロ書くときちょっと大変そう。
砕軌×蒼&緋の丁姫お付き三人の3Pとかもありかな。
「あっ・んっ・・」
譲刃のかわいらしい胸の頂はすでに固くなりつつある。
しばらく草薙の手は譲刃の胸を愛撫し続けていたが、やがてゆっくりと下腹部へと降りていった。
そしてついに譲刃の敏感な部分に触れる。
胸への愛撫でかなり感じていたのか草薙が触れた途端にクチュッという軽い水音が響いた。
「あっ、やっぁ・・」
自分でも殆ど触ったことのない場所にふれられ思わず足を閉じそうになる。
しかし、
(嫌がったらたぶん草薙さん止めちゃう・・・)
そう思い足を閉じそうになるのを必死に耐える。
そんな譲刃を気遣ってか、草薙の大きな手はいたわるように優しく譲刃の秘所を愛撫してゆく。
「ああっ・・ん」
譲刃が甘い声を漏らす度に、草薙の指に絡みつく蜜の量も増えてゆく。
草薙の指が動く度にクチュクチュと聞こえてくる水音も次第に大きくなっている。
譲刃は水音を奏でている自分の秘所が次第に熱くなってゆくのを感じた。
熱を帯びてゆくにつれ頭がぼうっとしてくる。
(私の体にこんなに熱くなるところがあったんだ・・・)
ぼんやりとそんなことを考えてたときに、不意に電流のような刺激が譲刃の体を駆け抜けた。
「きゃあっ?!」
感じたことのない強烈な感覚に思わず悲鳴のような声がでる。
草薙の指が譲刃のもっとも敏感な突起に触れたのだ。
「す、すまないお嬢ちゃん、痛かったか?」
譲刃の反応に少し狼狽した草薙が、心配そうに譲刃の顔をのぞき込む。
「大丈夫です、ちょっとびっくりしちゃっだけです。あの・・・それよりも・・・」
「どうした?」
譲刃が少し緊張した瞳で草薙を見つめる。
「草薙さん。私もう大丈夫ですから。その・・・」
消えてゆく語尾に続く筈の言葉を草薙はすぐに理解した。
「ああ・・・解っている」
キタ━━(゚∀゚)━━!!!!!
お互い気を遣いまくりな二人ハァハァ
草薙がひどく真剣な目で譲刃を見つめた。
「お嬢ちゃん、もう一度聞くが本当にいいんだな?」
「はい。」
譲刃も同じくらい真剣な瞳で、草薙を見つめ返す。
「解った、お嬢ちゃんいくぞ・・・。」
「は、はい。」
草薙の手がそっと譲刃の両足をそっとひらく。
譲刃は思わずぎゅっと目を瞑る。
草薙は己自身を譲刃の秘所にあてがうとゆっくりと挿入させていった。
「いっ痛っ・・」
強烈な痛みと、異物感に思わず顔をしかめる。
固く閉じた目からは涙がぽろぽろとこぼれてくる。
「大丈夫か?」
草薙が心底心配そうに譲刃の顔をのぞき込む。
「へ、平気です」
譲刃は弱々しく草薙に微笑みかける。
小さな譲刃の体はすぐに壊れてしまいそうで怖かった。
草薙は譲刃の体になるべく負担をかけないように、ゆっくりと体を動かした。
譲刃も草薙が心配しないようにと、必死に溢れようとする涙を堪える。
「く、草薙さん・・・・」
荒い息の下から譲刃が小さな声で草薙の名を呼ぶ。
「お嬢ちゃん、どうした?やっぱり辛いのか?」
譲刃はふるふると小さく首をふった。
「ううん・・あのね草薙さん、手を握ってくれますか?」
「・・・ああ」
草薙の無骨な手がそっと譲刃の小さな手を握る。
「草薙さんの手、あったかいです。」
草薙を見上げ嬉しそうに微笑みかける。
草薙も優しく笑みを返し、譲刃の頬をもう片方の手でそっと撫でた。
手の温もりで安心したのか、譲刃の体の緊張が解けていくのがが解る。
「このまま続けても・・・大丈夫か?」
「はい、大丈夫です。」
さっきよりもしっかりした表情で答える。
そのまま手を繋いだ状態で草薙は再び動き始めた。
「あぁっ・・はぁっん」
譲刃の口から漏れる声に、次第に痛み以外のものが混じり始める。
(なんか・・・体の中がすごく熱いよ・・・)
今まで感じたことのない強烈な感覚が、譲刃の中にこみ上げてくる。
このまま何処かに連れていかれるような気がして、思わず繋がれた草薙の手を強く握る。
「草薙さんっ、草薙さん・・・っ」
頭の中が一気に真っ白になってゆく。
そして、そのまま譲刃の意識は遠のいていった。
顔に何かざらざらとした冷たいものがに当たっている。
「ん・・・」
うっすらと目を開けると、犬鬼がペロペロと譲刃の顔を舐めていた。
「・・・犬鬼?」
どうやら少しの間眠ってしまっていたらしい。
ベッドから身を起こして部屋を見回すが、草薙の姿は無い。
「草薙さん・・・?」
「お嬢ちゃん、目が覚めたか?」
不意に隣の部屋から草薙の声がした。
「あ、は、はいっ・・・って、きゃあっ」
自分がまだ裸であることに気付き、慌てて服を着る。
そして草薙の声がした隣の部屋へとおずおずと入っていった。
草薙はやや気まずそうな表情で座っている。
「お嬢ちゃんその・・・。」
譲刃の顔をみるなり草薙が思い切った口調で切り出す。
「はい?」
「体は・・・大丈夫か?」
「え?」
「あ、いや、お嬢ちゃんに無理させちまったんじゃないかと思ってな。」
草薙の言わんとすることに気づき、慌ててぶんぶんと首を振る。
「あ、大丈夫です!どこも痛くないですから!
それに無理言っちゃったのは私の方だし・・・。」
「お嬢ちゃん・・・。」
二人の間に少し気まずい沈黙が落ちた。
譲刃の傍らにちょこんと座った犬鬼は、不思議そうに首を傾げ、微妙な空気が漂う二人を見つめている。
沈黙を破るように譲刃が犬鬼を抱きかかえてぱっと立ち上がった。
「あ、あのっ私帰りますね。あんまり遅くなるとみんな心配しちゃうから。」
「あ、ああ。じゃあ外まで送るぞ。」
草薙の家から外へ出てからも、二人の気まずい空気は続いていた。
(どうしよう・・・。)
自分が望んだことだったとはいえ、こんな気まずいままだと、次からは草薙は会ってくれないかもしれない。
そう考えると譲刃の気持ちはどんどん暗くなっていった。
「あっあの・・・」
草薙の顔を見上げ、譲刃が何か切り出そうとする。
しかしそれは草薙の思わぬ言葉に遮られた。
「お嬢ちゃん次はいつ頃会えそうだ?」
「えっ?」
一瞬ぽかんとするが、すぐに我にかえって答える。
「は、はい・・えっと来週の土曜日なら大丈夫です!」
「そうか、じゃあこの前お嬢ちゃんが言っていた、美味いケーキの店にでも行かないか?」
譲刃は少しびっくりした顔で草薙を見つめた。
そして満面の笑みで
「はい!」
と頷いた。
「じゃ、またな。気をつけて帰るんだぞ」
「はい!草薙さんまた今度!」
草薙に手をぶんぶん振りながら元気よく道を駆けだしてゆく。
草薙がまた会ってくれると言った。
そのことが譲刃には嬉しくてたまらなかった。
「犬鬼・・・私今までよりももっと、草薙さんのこと好きになっちゃったよ」
走りながら傍らの犬鬼にうれしそうに語りかける。
「草薙さんのいる世界を絶対守ろうね、犬鬼!」
絶対に守りたい。大切な人のいる、大切な場所を。
すいません別ネタと並行して書いてたら投下かなり遅くなってしまいました。
並行して書いてた空汰×嵐の第2弾も近日中に投下したいと思います。
草薙×護刃の職人さん、お疲れ様でした! 毎度素晴らしいです!
次回作はまた嵐ですか!? 嵐は最萌えキャラなので、すごく期待してます。
>>209の者です。
>>213 あ、嫌がる嵐を…ってことですか。それはそれでいいですね〜。
でも、袴って何処からもっていけばいいのか分からないんで書けないです。
>>216 …実を言うと、嵐と護刃の百合、考えたことあります。
空汰×嵐考えてたら道が逸れまして、妄想を繰り広げてました。
というか、それを考えたのは自分だけじゃなかったんですね。はー。
お疲れ様でした!
73様の各キャラの個性がよく出た台詞は毎回すごいなあと思って読んでいます。
232 :
名無しさん@ピンキー:04/06/06 12:52 ID:4K3HF3PB
草薙×譲刃 GJ!!
グッジョブ!おつかれさまです!!
初々しくていいですよね、この2人。
>>229 袴で…っていうのは難しいよね
浴衣なら、夏祭りの帰りに神社で…っていうのができそうだけど。
空汰×嵐と草薙×譲刃書いたものです。
草薙×譲刃と並行して書いてた空汰×嵐ネタ第2弾投下しますね。
あるうららかな休日の午後。
雲一つ無い青空で、気候もちょうど良く、遊ぶには絶好の日である。
しかしそんな行楽日和にも関わらず、空汰と嵐の二人は、朝から空汰の部屋にこもりっきりになっていた。
二人はテーブルに向かい合って座り、何かを黙々と書いている。
会話は交わさず、部屋にはシャーペンのカリカリという音のみが響いている。
「くあーっ」
沈黙に耐えかねた様に、突然空汰が妙な声を出しながら豪快に伸びをする。
「あー、ずっと机に向かってんのはしんどいなぁ、やってもやっても全然減らへんし」
少し疲れた表情で、肩を揉みながら空汰が言う。
「・・・・・」
「ほんまならこんなええ天気やったらどっか遊びに行くんやけどなぁ。」
窓から見える澄み切った空をみながら残念そうに空汰が呟く。
「仕方ないでしょう。私たちは出席日数が他の人達より少ないんですから。」
嵐が、書いているレポートから顔をあげずに淡々と言う。
何かと学校を休みがちな天の龍学生組の4人は、休日前に補習代わりの大量の宿題を出されていたのだ。
「課題を提出すれば、ちゃんと単位は頂けるんですし。」
「まあ・・そうやけどなぁ。
でもやっぱ机に向かってじっとしてんのは性に合わんわ」
そういって空汰は少し情けない顔でため息をつく。
「我慢してください。神威と譲刃さんに比べれば私たちは少ないんですから」
怪我やら行方不明やらで、神威と譲刃は空汰達と比べても、出席日数が極端に少ない。
それに反比例して、二人には空汰達の倍近い量の課題を出されてるのだ。
「神威たちは昨日徹夜やったみたいやしなあ。」
「ええ。ですから私たちも早く課題を終わらせましょう。」
そう言うと嵐は再び自分のレポートの作業に戻っていった。
空汰はレポートに没頭する嵐をしばらく見つめていたが、ふと何か思いついたような表情になりニマッと笑った。
「なあなあ」
テーブルから身を乗り出し、ぽんっと嵐の肩をたたく。
「・・・何ですか?」
ようやく顔をあげた嵐が訝しげに空汰を見つめる。
「いや、ちょっと気分転換せえへん?」
「・・・先程早く終わらせましょうと言ったばかりですが。」
少し冷たい口調で言う嵐に、空汰は笑いながらひらひらと手を縦に降る。
「やー、でも根つめすぎてもかえって効率悪いやろ?な、気分転換しよ?」
「・・・・」
嵐少し考えるそぶりを見せたが、小さく溜息をつき頷いた。
「・・・・わかりました。ではお茶でもいれてきますね。」
そう言って立ち上がりドアへと向かう。
しかし空汰は軽く嵐の手を掴み引き留める。
「あ、ちょっと待ってな」
「はい?」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
実際ありそうなシチュですね
続き楽しみにしてます!!
今度は空汰の部屋ですか!?普通っぽいのもいいですね。
…というか、ここは嵐萌えが多いんでしょうか。自分もそうですが。
>>133 考えるだけで萌え〜
グイッ。
いきなり嵐の手を強引に引っ張る。
「?!」
バランスを崩した嵐はそのまま空汰の胸に倒れ込んでしまう。
その拍子に、テーブルの上に置かれていた、教科書や参考書が何冊か落ちてしまった。
「な、何を・・・」
びっくりして顔をあげた嵐の唇を空汰がいきなり奪う。
「んんっ!?」
空汰の腕が嵐の背中に素早く回り、しっかりと抱きしめる。
そして、さらにキスを深くしてゆく。
空汰の舌が、嵐の唇を割り口の中に入り込んでゆく。
「ん・・・んんっ」
空汰の舌が、嵐の口内をまさぐり舌に絡みついてくる。
頭がくらくらするような感覚と、息苦しさに、思わず空汰の服をぎゅっと掴む。
嵐の頬が次第に赤く染まってゆき、肩が微かに震える。
ようやく空汰が顔をはなすと、お互いの唇から唾液が細い糸となって、ツウッと伸びた。
空汰のキスからようやく自由になった嵐が、真っ赤な顔で空汰を睨んだ。
「い、いきなり何するんですかっ」
荒い息を繰り返しながら空汰に抗議する。
「ん?キスしたに決まってるやろ?」
そう言って空汰はからかうような笑みを浮かべる。
「そ、そういう意味で言ったのではありません。
大体気分転換すると言ったのに、どうしてこんなことするんですか。」
少し怒った口調で抗議を続ける嵐に、空汰はいたずらっぽい表情をする。
「せやから、気分転換にキスしたんや」
「・・・は?」
空汰の答えに思わず目が点になる嵐に空汰はにまっと笑いかける。
「いやーやっぱどうせ気分転換するなら、好きなことした方がええなぁ思ってな。」
そう言うと、空汰は嵐をぎゅっと抱きしめた。
「やっぱわいは嵐とこうしてんのが一番好きやからな。」
そう言って嬉しそうに嵐の髪に頬をすり寄せる。
「全く貴方って人は・・・」
ため息をつき、呆れた表情をしながらも嵐は空汰の胸に身を預ける。
「じゃ、気分転換の続きしよか?」
嵐の髪から顔を起こし、そう言うと、いきなり空汰が嵐の足の下に腕を差し入れた。
「え?」
驚く嵐をひょい、と持ち上げ、いわゆるお姫様だっこの形になる。
そしてそのままベッドへと嵐を運びトサッと寝かせる。
「ちょっ・・・空汰さん?!」
戸惑った嵐が空汰を見上げる。
「気分転換の続きって・・・。」
241 :
星×北:04/06/12 05:14 ID:+4QKoh/W
>>200 星史郎はそのまま下着ごとズボンを降ろし、北都の眼前に彼の怒張が晒された。
北都は今になるまでそれを直接見たことはなく、脈打つそれを見て呆然とした。
「やはり初めてでしたか」
「・・・」
不気味ですらある怒張はこれから起こる強い痛みを連想させる。
開かれた膝を思わず閉じてしまった。
星史郎はすぐに彼女の脚を開かせようとする。
「おや、今まで昴流君にすけべなことをおっしゃってきたのに、自分は怖いんですか?
それでは可愛い弟さんを守れませんね」
星史郎の口調は怯える北都を面白がるだけで気づかいを微塵も感じさせない。
短い沈黙の後、北都が震える脚を再び開いた。
ところが、星史郎はいきなり北都の傍らに寝転んだ。
「そういえば北都ちゃん、自分で挿れるほうが痛くないらしいですよ」
「はぁ?」
「キスの続き言うたら何するか決まってるやろ。」
笑顔のままでそう言うと、空汰はベッドを軋ませながら嵐に覆い被る。
「今はそんな事してる場合では・・・んっ」
嵐の言葉を遮るように空汰が再び嵐の口を塞いだ。
左手が素早く服の中に入り込み、ブラジャー越しに嵐の胸をまさぐる。
「大丈夫やて、まだ提出日までちょっと余裕あるんやから。」
嵐から唇を離した空汰が暢気な声で言う。
「え?何を・・・はあっ」
嵐が何か言いかけようとするが、空汰の愛撫に思わず声を出してしまう。
空汰の手は嵐が感じるところを確実に攻めてくる。
「あっ、はぁっ・・・」
嵐はベッドのシーツを強く掴み、体を少しくねらせる。
ブラジャー越しからも胸の頂が少しずつ固くなっていくのがわかる。
そんな嵐の様子を見た空汰は、少し嬉しそうな表情をすると、スッと服から左手を抜き出した。
そして、そのままその手を嵐の服のボタンへとのばし、素早く脱がしてゆく。
嵐はすでに諦めたのか、特に抵抗はしない。
あっという間に嵐は下着以外何も身につけていない姿にされた。
空汰も自分の服をせわしなく脱ぎ、ベッドの脇に投げ捨てる。
そして、再び嵐に覆い被さると、嵐の首筋に舌を這わせてきた。
「あ・・・んっ」
空汰の舌は首から肩へとゆっくり下がってゆく。
やがて空汰の舌が嵐の胸の近くに到達すると、空汰が軽く身を起こした。
嵐を持ち上げるようにして背中に腕を回し、ブラジャーを外す。
左手を嵐の露わになった右胸に這わせ、もう片方の胸の頂を口に含む。
「ふぁっ」
空汰の口は嵐の胸を味わうかのようにして、頂を舌で転がしたり、強く吸ったりの行為を繰り返した。
同時にもう片方の胸の頂も、親指と人差し指で擦るようにして愛撫する。
「あっ・・はぁっ・・・あっ・」
両胸を同時に攻められ、嵐の口から漏れる声が次第に大きくなってゆく。
切なげに眉を寄せ、体を反らせる。
胸の頂が充分に固くなったのを確認すると、空汰の手がそろそろと下腹部へと下がる。
空汰の指が嵐のショーツにかかり、すばやく下ろすと、胸への愛撫で充分潤っていた秘所からは愛蜜が糸を引いた。
空汰の手が嵐の淡い茂みを抜け、秘所に直接触れようとする。
と、その時ぱたぱたと階段をあがる足音がして、譲刃の元気な声が響いた。
「空汰さん、嵐さん、いらっしゃいますかー?」
「・・・!」
思わず二人の体がビクッと固まる。
「お、おう譲刃ちゃんどないしたんやー?」
嵐の上に覆い被さった体勢のままで空汰が平静を装った声で答える。
嵐は空汰の下で動揺のあまり硬直状態になっている。
「今日の食事当番で相談があるんです。」
「食事当番?」
「はい。あの、嵐さん」
「は、はい?」
「今日の料理当番嵐さんと神威さんですよね?」
「ええ・・」
「でも神威さん、勉強でかなり疲れちゃってるみたいなんですけど。どうしますか?」
「は、はあ・・そ、そうですね」
動揺のあまりしどろもどろになっている嵐に空汰が助け船を出した。
「ほんなら今日はなんかとろか。
なに食うかは譲刃ちゃんと神威で決めてええで。」
「解りましたー。」
「あ、そうや譲刃ちゃん。」
「はい?」
「譲刃ちゃんたちはどこで勉強しとるんや?」
「下のリビングですけど、どうかしたんですか?」
不思議そうに聞く譲刃の声に、空汰が慌てて答える。
「あー、いや、なんでもない、神威にあんまり無理せんように言っといてな」
「じゃ、私下に行きますね。」
譲刃がそう言った後、ドア越しにの階段を降りる音が響いた。
「あー、焦ったわー。部屋入ってこられたら、どないしよかと思た」
空汰がほっとした表情で体の力を抜く。
「空汰さん。譲刃さんと神威もいることですしもう・・・」
ようやく冷静さを取り戻した嵐が空汰を見上げる。
「二人とも一階におるんやから大丈夫やて。ちょっとくらいの声なら聞こえへん」
「し、しかし・・・。」
「それになぁ」
不意に、空汰が嵐の秘所へズブッと指を挿し入れた。
嵐の秘所はあっさりと空汰の指を呑み込んでいく。
「あっ・・・くぅんっ」
「こんだけ濡らしとって、そんなこと言うてもあんま説得力ないで。」
「う・・・」
言葉に詰まってしまった嵐は思わず空汰を睨む。
空汰はそんな嵐にニッと笑いかけると、さらにもう一本、指を挿し入れる。
そして嵐の中を少し強めにクチュクチュと掻き回す。
「あっ・・ふぅ・・・んっ」
嵐の中の肉壁は柔らかく、そして熱く空汰の二本の指に絡みついてくる。
しばらくその感触を楽しむようにして動かした後、スッと指を引き抜く。
そして、蜜に濡れたままの指で突起をキュッと強めに擦る。
「はぁっ・・!」
強い快感に嵐は思わず大きく体を反らした。
秘所から溢れる蜜はさらに量を増し、シーツに小さなシミを作っている。
空汰はしばらく嵐の秘所を愛撫し続けていたが、不意に体を起こした。
「空汰さん・・・・?」
訝しげに見つめる嵐を抱き上げ、自分の上に背中を向けた形で座らせた。
「えっ・・・」
戸惑う嵐の太股を持ち、ぐいっと大きく開かせる。
「あっ、待ってください、こんな格好で・・・。」
嵐が言い終わるのを待たずに、空汰は嵐の腰を掴み、張りつめきった己自信を一気に嵐の秘所に埋没させる。
「あっ・・・はぁぁっ」「くっ・・・」
嵐の肉壁は待ちかねていたかのように、空汰のモノをきつく締め付けてくる。
「やぁっ・・・・あんっ」
空汰が強く嵐を突き上げる度に、嵐の美しい黒髪が乱れ、唇からは甘い喘ぎ声が漏れる。
グチュグチュと淫らな音が部屋に響き、結合部からこぼれる蜜は、先ほどよりも大きなシミをシーツに作る。
「あっ、あふっ・・はぁ・・・」
快感が深くなってゆくうちに、嵐も無意識に自らの腰を動かしてゆく。
嵐の動きが加わったことで、嵐の肉壁が空汰へ与える快感は更に強くなる。
「嵐、わいそろそろイキそうや・・・」
自分の限界が近づくのを感じ、空汰はそう言うと、最後とばかりに大きく突き上げた。
「ふっ・・・はあっ、あぁっ・・・・!」
嵐の体が小さく痙攣し、頂点に達する。
ほぼ同時に、空汰も嵐の中へ精を放った。
「・・・全く。後先考えないで行動しないで下さい。」
ベッドの端に座り、手早く服を着ながら、嵐が少し咎める口調で言う。
「課題間に合わなかったらどうするんですか。」
「まあまあ課題の締め切り明後日なんやから。何とかなるて」
すでに服を着終わった空汰がひらひらと手を振りながら、のほほんと言う。
しかし嵐はそんな空汰を怪訝そうに見つめた。
「・・・なに言ってらっしゃるんですか?」
「へ?」
「提出日、明日ですよ。明後日なのは量の多い神威達だけです」
嵐の言葉に思わず空汰の動きが止まり、嵐を真顔で見つめる。
「・・・まじか?」
「はい。」
「うわーっ。どないしよ。わい全然終わってへんわ!」
パニクる空汰を横目で見て、嵐はハアッと溜息をついた。
「・・・・・そんなことだろうと思いました。」
結局二人は神威達と同じく、徹夜で課題を仕上げるはめになったのだった・・・。
以上です。
思ったよりも話が長くなってしまいました。
前よりもエロエロを目指したんですけど、やっぱり難しいですねぇ。
乙です!
いやいや、描写が細かくなってエロくなってますよ。
萌えさせていただきました!
原作でもこんなラブラブな二人がもっとみたかった…
神威と譲刀ちゃんが家にいようがいまいがお構いなしにヤってしまう二人
250 :
星×北:04/06/14 22:25 ID:XWJezoWj
>>241 星史郎の言葉が何を指すのかを知っていたが、その行為がどれだけ屈辱的なのかも北都は
わかっていた。
「絶っ対嫌よ!そんなの!」
「そうですか?グショグショになっていたので嫌そうには見えませんね」
事実、彼女の秘所は強い快感と覗かれる恥ずかしさとで愛液が溢れ出ていた。
「うるさい」
「僕の要求をのまないのなら、もう僕はここを出ますが」
脇にいる必死な形相の北都に星史郎は余裕で微笑み返す。
「もう、やればいいんでしょっ」
観念し、北都は起きあがって星史郎の膝をまたいだ。
慎重に秘所の入口に怒張をあてがい、ゆっくり腰を落とした。
「…っ」
少し挿入を試みただけで鈍い痛みが彼女を襲う。
我慢をして続けると、彼女を遮る膜のようなものがあるのに気づいた。
>>248 乙です。
しっかり者だけどエロエロの嵐に激しく萌えました。
251 :
名無しさん@ピンキー:04/06/15 23:12 ID:w1tcaVQ2
>>248 乙です! 今回も非常に萌えさせていただきました!
相変わらず嵐が可愛らしいので、萌え萌えです。
前よりずっとエロエロになってますよ。素晴らしいです。
自分も職人さんしてみようかと思いましたが、ネタが微妙にかぶったので考え直します……。
あ、自分が書いてもあんまりエロエロにはできないんですが。
空汰×嵐萌えー! 堪能させていただきました!
職人さんグッジョブ!
>>251 そう言わずに書いてみてくださいよ。
>>251 是非書いて下さい。
やはりいろんな方の作品が読みたいです。
エロでXキャラならではのシチュって何かなぁ、と妄想してたんですが、思いついたのが超高層ビルの屋上とか木の上とか高いところばかり・・・。
というか天の龍側は結界あるからある意味どこでもOKになっちゃいますね。
ここってXのみ?
聖伝とかレイアースとか、他のCLAMP作品も読んでみたいなあ
>>254 CLAMP総合でOK!
ちなみにレイアース、さくら、エンジェリックレイヤーはそれぞれ単独スレがある。
>>255 前に総合にするかどうかで論議が出たときはXだけってことになりませんでしたっけ?
いや、別にいいんですけども。
>>257 既に東京バビロンがあるわけだが。
まあXの前奏と考えられなくもないが。
別に総合で問題は無いと思うけど。
今更単独でスレを立てて維持できるとも思わないし。
聖伝は、他に出来そうな場所がないからなあ
俺はここでいいと思う…つーか読みたい
個人的に、ツバサでもコンビ組んでた龍王×蘇摩とか
自分も総合化に賛成です。今から聖伝のスレ立てても即死しそうだしねw
個人的にはツバサの空汰と嵐夫妻も見たい。
保
262 :
名無しさん@ピンキー:04/06/20 13:10 ID:6iIPEzqW
…そういやツバサのスレってないですよね?
確か×××HOLICはあった気がしますが。
CLAMP作品で現在進行形のスレは、
レイアース・さくら・AL・HOLICですね。
これ以外の作品は、需要があるならここでも構わないと思う。
もしくは、こことは別に作品総合スレを立てるとか。
自分は空汰×嵐萌えなので、エックスだけで充分ですが。
話ぶった切って申し訳ないんだけど。
火煉さんが天の龍男性陣をつまみ食いしまくっちゃうってどうですかね。
でも火煉さんのキャラ的に難しいんだよね・・・。
>>263 別に総合スレを立てるのは反対
はっきり言って、5つあるCLAMP関連のスレで、まともに動いているのはこことさくらスレだけ。
それもぶっちゃけた話、そんなに頻繁にSSが投下されてるわけでもない。
これ以上増やしても共倒れが必至だと思う。
せっかく題名に”CLAMP”を冠してるんだし、ここが総合スレで良いんじゃないかな。
保
保守
268 :
星×北:04/06/26 21:41 ID:qx/PQYaQ
>>250 そこから更に腰を落とすと、想像以上の痛みに彼女の目に涙がにじんだ。
「い…たっ…」
だが、それだけでは終われないのはわかっているので、再び腰を上げた。
屈辱的な格好でゆっくりと腰の動きを繰り返すたびに、秘所は淫猥な音を立てる。
あとどれくらいで彼は自分を殺してくれるのかがわからない。
極度の恥ずかしさと恐怖の中で、徐々に痛覚とは別のものが彼女の中で起こった。
「あぁ…ん」
腰を動かす速さが増していくのを満足そうに見つめ、星史郎は彼女の胸に手を伸ばした。
「やっ、あぁぁ」
胸と秘所から込み上げる快感に、愛液は増して二人の身体を汚した。
北都の視界は涙でぼんやりして、意識すらも混乱を極めた。
「んっ」
何かが切れたかのように、北都は星史郎の上に崩れ落ち、彼は彼女を容易に抱き留めた。
彼女の表情を間近で見る。
「おや、失神なさったんですか?…無様ですね。
貴方は本当に読みが甘いんですから。
僕は『今すぐに殺す』とは言ってませんよ?」
北都の身体を傍らに寝かせ、顔を近づける。
「それに…貴方は僕にとって物の中でもとりわけ『役に立つ道具』なんですから、そう易々とは
殺して道具を壊すような真似はしませんよ、北都ちゃん」
そういって星史郎は北都の唇に自分のそれを押し当てた。
以上です。やっぱりエロパロに限らず二次創作は難しいですね。
もっと★の変態っぷりが出せればよかったのですが(;´Д`)
稚拙な文章に付き合って下さり、有り難うございました。
>>269 乙です!
真っ黒な☆と北都たんに激萌えしました。
そういえば以前颯姫ネタの話題がありましたけど、実は自分も獣×颯姫ネタはちょっと考えてました。
最近忙しいので投下は少し遅くなってしまいますが。
>>269 乙でした! すぐに殺さない☆が素敵です。
>>270 おおっ、ついに颯姫が…!
激期待してます!
>>264 こういう場で火煉さんを使うのはかなり難しいかと思います。
嵐とか護刃とか、初々しい感じの方が個人的に萌え。
272 :
名無しさん@ピンキー:04/06/30 15:05 ID:V3oucSTk
保
寂れたね……
誤爆スイマセン
275 :
名無しさん@ピンキー:04/07/03 16:46 ID:8K/5Cy0M
保
誰か帝釈天と阿修羅パパでやってくれないかなあ〜
ここ女体化だから阿修羅王はママになって…
そーするとパパは帝釈天!?
>>276 ここはもう女体化というより女キャラのエロ中心になってるからな‥‥。
スレたてた奴ももう諦めたのか出没してないみたいだし。つーか、スレたてた
んなら自分でも書けよって気もするが。
面白い内容なら読みたいと思うんだけどな。男キャラの女体化も。阿修羅王でも昴流でも雪兎でも。
そういう自分も他力本願なわけだが。
阿修羅はともかく、阿修羅パパはゴツいからなあ(w
あれを女性化するのはなかなか、というかかなり難しいね
CLAMP漫画でエロできる相手がいて女体化可能っぽい男性キャラはどの辺だろう?
とりあえずCCさくらの雪兎、聖伝の阿修羅、バビロンの昴流、クローバーの藍。
他に誰かいたっけ?
レイヤーの王二郎…は周りが女ばっかだからなぁ
レイアースのイーグルとかツバサのファイなんかどうだろう
ファイの相手って誰かいた?
Xの昴流は14巻ぐらいからなら女体化も出来なくはないと思う。
話的にはもの凄く暗くなりそうだけど。
無難(?)なとこで黒鋼かな>ファイの相手
あとは合法ドラックの風疾(だっけ)とかもありか?
で、この男性キャラの中で萌えそうなシチュエーションが書けそうなのは
誰だろうか。
藍が面白そう。
他もいいがもうありきたりな感もある。
全く心の無い関係なら昴流も面白そう。
昴流ってファンサイトではいやに受けっぽく書かれてる事が多いからXの昴流の
性格を壊していない話を読んでみたい。せっかく2CHなんだし。
藍は確かに面白そうだけど、年齢がかなり低めだな*
286 :
名無しさん@ピンキー:04/07/11 16:09 ID:EQZCVp7M
287 :
名無しさん@ピンキー:04/07/14 13:15 ID:GdsWezZB
保
288 :
名無しさん@ピンキー:04/07/16 12:37 ID:ABvqkUiI
保
289 :
名無しさん@ピンキー:04/07/18 22:21 ID:xQlLf8r1
保
290 :
1:04/07/19 20:23 ID:ZO+cYcjC
今日は。
聖伝スレを立てんですがこっちに統合することになりました。
以後宜しく。
神々の降臨をお待ちしております、、、。
できれば聖伝は女体化以外でお願いしたいですm(_ _)m
>>290 だったら最初から女体化スレになんかすんなよ。
最初からエロ総合にしとけば良かっただろ。その中で女体化もOKみたいに。
しかも自分で書く気はないのか?
>>291 おいおい、その「1」さんはここの「1」さんではなく、
向こうの聖伝スレの「1」さんだよ…
何、勘違いしてるんだか。
お前こそ、吼える前に何か書けよ。
293 :
聖伝スレの1:04/07/20 18:30 ID:EHQhPzEv
あっ。
スイマセン。
今度から
「聖伝スレの1」と名乗ります。
>>292 聖伝スレの1さんが何も言わず勝手にこっちに統合して「1」と名乗っていれば
ここのスレの1と同一人物だと勘違いもするだろ。
一言くらい名乗っとけと言いたい。
勘違いしたヤツ逆切れか。
明らかにここの「1」と文体違うじゃんか。
>>295 文体以前の問題で、普通の読解力で読めばこのスレの1じゃないとすぐにわかると思うが
保
298 :
名無しさん@ピンキー:04/07/29 00:26 ID:hRNS4j8r
保
>>264 火煉さんの場合、男性キャラと絡ませるより
嵐タン・譲刃タンの手解きをするっていうの方がキャラっぽいかも。
>>300 それ良いね。火煉×嵐でも火煉×譲刃でも3Pでも萌えそうだ。
ついでに他スレでやってたキャラのエチーの予想をXキャラでも。
とりあえず思いついた男性キャラ。
神威 この年の男子の割に知識が少なそうなんで、いざことに及ぶときにオロオロしそう。意外と耳年増の小鳥タンが「神威ちゃんここに入れて」とリードする。
封真(神威モード) とりあえず鬼畜。SMプレイなら道具を使ったものから言葉責めまでオールマイティ。
空汰 男だらけのとこにいたので、反動がでかい。テクニックは置いといて、若さにまかせて嵐タンとやりまくる。
遊人 テクニックは男性陣のなかでもNo1。庚や颯姫など相手にあわせて柔軟に変えることができる。
昴流と星は想像できなかった・・・。
というか昴流は経験あるのかな。
昴流はアニメ最終回の後、実月タソと再開してめっさたどたどしい
エチーになったという妙な確信がある。
×再開
○再会
>>301 星は一応跡継ぎ残す立場だし経験くらいあるんじゃね?
昴は自慰をした事があるのかも謎だ。
美月ちゃんでも邦子ちゃんでもいいから一度くらい女とする気にはならないのか。
夢精だと後始末が、面倒だから事務的にやってたとか?(当方女だからよくわからん)
女性型の式神作って、それで処理するとか。
昴は性的欲求が淡白な気がする。
もしくは真性ホモ。シスコンだし。
火煉さん、どうせなら昴にも手解きしてやって欲しいな。
308 :
名無しさん@ピンキー:04/08/07 23:31 ID:dcGD5qCp
上げ
今エロ無しの予定の昴流×実月書いてます。
>>309 楽しみです!
この二人はエロ無しの関係がいいな〜。
保
313 :
名無しさん@ピンキー:04/08/16 13:49 ID:AKs+rDJd
>>251の者です。
エロなしの話が出てるところで申し訳ないんですけども。
空汰と嵐のエロ話ができました。
ということで、投下。
良く晴れたある日のこと。
天の龍学生組の四人は、学校への道を歩いていた。その中で、嵐の隣を歩く空汰が声を掛ける。
「嵐、今日は当番やないやろ? 一緒に帰ろうや」
「あ…ええと…」
嵐は困ったように、空汰の顔を見返す。
空汰は首をかしげた。
「何かあるんか?」
「この間、体育でテストがあったんですけど、その日に地震があって受けられなかったんです。それで今日の放課後、受ける事になっていて…」
「ふーん。わいは待ってても構わんけど?」
「先に帰っていていいですよ。…そんなに長くはかからないと思いますけど」
「そうか…」
放課後。
そろそろ部活動の生徒が活動し始める頃、校庭の端には体操服姿の嵐と体育教師の姿があった。
「…はい、終わり。悪かったわね、放課後にやらせちゃって」
「いいえ。休んだのは私ですから」
「それじゃ、着替えたら気をつけて帰ってね」
「はい」
嵐が頷いたところで、おーい、と聞き慣れた声がした。振り向くと、空汰が鞄を肩に掛けて、バタバタ走ってくるのが見えた。
「嵐ー。終わったかー?」
「空汰さん」
「帰ろうかどうしようか思うてたら、嵐の姿が見えてな」
「今、終わったところです」
「じゃ、待ってるから着替えてき」
「はい」
踵を返そうとした時、後ろにいた教師に呼び止められた。嵐ではなく、空汰が。
「あ、ちょっとそこの彼」
「ん?…わいか?」
「そうそう。ちょっと頼みたいんだけど」
「はあ」
「これ、さっきの授業で使ったんだけど…。倉庫の方にしまってきてくれないかな」
後ろに積んである器具類に、教師が視線を向ける。空汰は、教師と嵐の顔を見比べた。
「…分かりました。体育館裏の倉庫に入れときゃいいんですね」
「ごめんね、頼むわー。鍵は開いてるから」
軽快に笑って、彼女は去っていった。
中途半端でごめんなさい。続きもそのうち。
前は保健室で考えてましたが、ネタかぶったんで。
CLAMP学園の体操服はブルマなんで、せっかくだしブルマ萌えに。
ちなみに何故(1)かというと、以前書いて下さっていた職人さんとは別人だというだけで、大した意味はございません。
空汰×嵐キターッ!!
お待ちしておりました!
しかも嵐タンブルマですかハァハァ。
投下キター!!
放課後+体操服+体育倉庫と来たら……
この公式の答えは一つしかないじゃないか! ハァハァ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
嵐タンのブルマ萌え(*゚∀゚)=3ハァハァ
続きもお待ちしています!
「いきなりこんな雑用させられるとはなー」
「…ごめんなさい」
隣を歩きながら、嵐が困ったような顔をする。
「いや、嵐は悪くないやろ。…と、すまんがドアだけ開けてくれるか?」
「あ、はい」
「……」
空汰はドアを開ける嵐の姿を、頭から爪先までまじまじと眺めた。
その視線に気付いて、嵐が不思議そうな顔をする。空汰が視線を離さないので、頬がだんだん赤く染まった。
「…あの、何ですか?」
「ああ、いや…」
「……そ、そんなにじっと…見ないでください…」
「いや、嵐の体操服姿って初めて見たなあ、と思ってな」
空汰は倉庫の中に、適当に器具を詰め込んだ。
返答出来ないでいる嵐の横をすり抜けて、倉庫のドアを閉める。薄暗い倉庫が、更に暗さを増した。
「…空汰さん、帰らないんですか?」
不思議そうに見上げる嵐にはただ笑い返した。
「髪、結ぶんやな」
「え?ええ…。体育の時ぐらいは」
「結んでるのも可愛いなぁ」
さらりと恥ずかしい台詞を言ってのけ、更に顔を赤くする嵐に背を向けさせる。
「?」
「あんまり可愛いから…こんなこともしたくなる」
空汰は後ろから、嵐の胸の膨らみを両手で包み込んだ。
「やっ…」
咄嗟の事に驚いて、思わず身をよじろうとしたが、空汰の腕がしっかりと嵐の体を押さえていて、身動きも出来なかった。
「嵐…」
耳元で囁いて、空汰は手に力を入れる。嵐の速い鼓動がその手に感じられた。
「ふぁ……っ」
「嵐はほんとに可愛えなぁ」
空汰はシャツの中に手を入れて、ブラジャーのホックを外した。そのまま、固くなり始めた膨らみに直に触れる。
「…やっ…」
嵐は抵抗もしないまま、立ち尽くしていた。シャツの中では、空汰の手が胸を揉み、首筋には唇が寄せられる。
「ん……」
左手で嵐の左胸を揉みながら、右手を下へ伸ばす。ブルマなので、すぐにすべすべした足に触れられる。太股を滑らせながら中心に近付くにつれ、嵐の体が強張った。
「…空汰さん…」
「このまま、嵐を独り占めできたらええのにな」
ブルマの上から足の間に指を滑らせ、前後に動かす。
「う、…ん…っ」
吐息が荒く、甘くなってくる。
空汰はウエストから中に手を入れて、直に嵐の秘所に触れた。
「あっ」
嵐の体が大きく震えた。
空汰が手を動かす度、指がどんどん濡れていく。そして、嵐の中に指を入れようとした時、されるがままになっていた嵐が空汰の腕を掴んだ。
「だ…駄目です…っ」
あ、今更ですが空汰の右手は動きます。
ついでに、嵐が体育の時髪を結ぶというのは自分の勝手なる想像です。
続きキターッ
嵐タン可愛い・・・ハアハア
>>309 遅レスですが、神のご降臨をお待ちしております…。
嵐タン可愛いです
自分も嵐は体育のときには髪を結ぶと想像してます。
しかし、やっぱりいいなぁ、この二人。
映画版のビデオ久々にレンタルして見たが、もう救い様もなにもあったもんじゃ
ないな・・゜(ノД`)゜。゜
譲刃が死ぬシーン見てほんのすこし譲刃→神威の片思いに見えた俺はもっと救い様がないかもしれない
TV版はまだ救いあるよね。
神威が心閉ざしちゃった回で嵐タンが泣いてる譲刃タンの肩を抱いたり、譲刃タンが嵐タンに抱きついているシーンには萌えまくったなー。
一番好きなのは空汰×嵐だけどこの組み合わせも激しく萌える・・・。
それでもテレビ版と映画版どっちが好きかって聞かれたら
声優の演技の上手さも見た感じも映画の方が好きって答えてしまう俺・゜・(ノД`)・・゜・・
映画版オリジナルの水使いの存在も個人的にデカイ
330 :
名無しさん@ピンキー:04/08/21 15:17 ID:Tfe3/5Kb
映画はしょっぱなから昴流と星史郎さんが死んだ時点でおいおいと思ったが
草薙さんの性格がやけに黒くなってる事もショックだった‥‥。
TV版は原作をきれいにまとめてたよな。
レンタルでTV版見たが、嵐と護刃の所はめっさ繰り返して見てた。
いいね、この二人。萌え萌え。
でも個人的には劇場版。TV版は声優の選択と小鳥の性格の変わり具合が気になる。
劇場版の小説はなかなか。嵐が空汰の膝枕、萌え。
たしかに声優の上手さは圧倒的に劇場版だな。
空汰の声と性格が劇場版では異様に大人だから最初にテレビ版見た時は
ギャップ埋めるのに大変だった。
小鳥は最期までテレビでは苗字で呼んでたのには納得できない(´Д`;)
劇場版みたいに恥ずかしくても拒絶されても名前で読んだれよ‥映画の方が
神威に恋愛感情剥き出しでヨカタョ‥
譲刃・嵐といえば、アニメ20話の譲刃が嵐に「空汰さんのことどう思っているんですか?」と言うシーンが好きだな。
原作のもいいが、アニメだと譲刃が嵐をからかっていて萌える。
ビミョンに譲刃×嵐…
334 :
名無しさん@ピンキー:04/08/25 14:14 ID:ei3SyKFw
あ
335 :
名無しさん@ピンキー:04/08/26 19:26 ID:q/F8+H2+
空汰&嵐の続きまだあ〜?
336 :
名無しさん@ピンキー:04/08/28 13:55 ID:seahv4S1
い
337 :
名無しさん@ピンキー:04/08/30 13:24 ID:RH7XyKrr
う
かたかたと体を震わせながら、必死に訴える。
「こんなに濡らしておいて、何言うとんねん」
「…これ以上濡れたら…着替えに帰れないです…っ」
涙目になりながら、空汰を見上げる。
その表情が、空汰には愛しくて堪らなかった。
「これだけ濡れとったら、今更やめても無駄やって」
空汰は笑って、人差し指と薬指で秘裂を開き、そこに中指を押し込んだ。するりと指を受け入れた嵐の中を掻き回す。
「んっ、はぁぁ…っ」
水音と共に甘い声が漏れる。体中に快感が走り抜けて、嵐は思わず体を反らした。
突き出された胸を、空汰は更に揉む。
「…あ…えぅっ…」
足がガクガクと震える。何かに掴まりたかったが、空汰は背後にいるし、前方にも自分を支えられそうなものはなかった。仕方なく、自分の中を掻き回している空汰の腕に縋るが、それは逆に、更なる自分への刺激となる。
「んくっ…」
このまま立っているのは無理そうだな、と感じ、空汰は愛撫をやめる。
「ちょっと待ってな」
空汰は秘裂に入れた指を出し、嵐を抱えるようにして支え、近くに丸めてあったマットを蹴飛ばした。マットはゆっくりと転がり、広がった。
そこに背後から嵐を抱いたまま腰を下ろす。
その時、嵐の体が空汰の股間に当たった。布越しに、嵐を求めて熱くなっているものを感じる。
「あ…っ」
少しだけ、及び腰になる。
「…駄目、ここ…学校なのに……」
遅くなってすいません。少々ネット界から離れてたもので。
いつも感想くれる皆様、未熟ながら付き合って頂き有難うございます。
なるべく早く完成させたいと思ってますので…。
340 :
名無しさん@ピンキー:04/09/01 18:17 ID:6tDqFKRA
ヤバイ…嵐の台詞とあえぎ声に萌えた…。
続きもお待ちしてます!
342 :
名無しさん@ピンキー:04/09/02 18:53 ID:fVtk9sIB
>>186 あ、あのぉ・・・できればそのぉ・・・
フェ○のシーンなんかも入れてもらえると・・・
今作じゃなくてもいいんで・・・
嵐タン可愛いなぁ・・・萌え萌えです。
エチーの時は嵐タンは可愛さが二割り増しになると確信してる自分。
344 :
名無しさん@ピンキー:04/09/05 13:35 ID:ShrDJ2ty
え
恥ずかしげなのが可愛いよな、嵐って
同意。普段清楚で真面目なだけにね。
347 :
名無しさん@ピンキー:04/09/10 14:09 ID:0DdYhbjt
お
348 :
名無しさん@ピンキー:04/09/11 14:51:49 ID:OE2eQnNG
劇場版の「X」は最初見た時は、なんじゃこりゃ!だったけど、
先日見たら、結構まとまってるって思ったんだけど。
原作のダイジェストって感じで良かった。
アニメ版とあわせて購入しちゃったよ!中古だけど。
劇場版もだけど、アニメ版もあの結末で、救いはあるのかな?
劇場版は観たけど、ちょっと後味が良くなかった覚えが。
最後には神威しか残らないなんて辛すぎ。
アニメもあんな結末だったんだ?
原作だけは、救いのあるラストが期待できると思うんだけど。
小鳥ちゃんの「未来はまだ決まってない」って台詞に期待。
350 :
名無しさん@ピンキー:04/09/11 20:55:13 ID:OE2eQnNG
349>
アニメは封真が生き残って、神威が死んでしまうの。
原作は、どちらでもない結末を期待するわ。
原作って何巻まで続いたの?
18巻くらいまでしか読んでないんだけど。
352 :
名無しさん@ピンキー:04/09/12 02:18:11 ID:4SxyedyP
今ぐぐったんだけど、もしかして未完?
読む機会があって、読んだら結構好きになったんだけど。
>352
未完です。
「TSUBASA」なんか描いてないで、はやく連載復活しる
354 :
名無しさん@ピンキー:04/09/12 12:44:38 ID:DfuAnmDI
>353
同感!もう19巻が出るの2年くらい待ってるよ!
連載止まってるって言う情報もあれば、
不定期ながら描いてると言う情報も。
でもCLAMPのHPには続刊であるから
完結させる気はあるんだよね、きっと。
嵐は今丁に捕らわれているんだよね?
CLAMP曰く、残虐な事件が多く発生するようになって、
漫画への規制も厳しくなったために、
今のままでは描きたい描写が描けないと判断して連載休止したのだと。
空汰・嵐萌えにとっては非常に辛いところで止まってる。
嵐を夢に閉じ込めた丁に空汰が殴り込みに来た場面まで。
356 :
349:04/09/12 15:01:26 ID:5zTHlfSm
>>350 うわ…神威が死ぬのか…
原作は二人とも生き残って欲しいよ
ありえないけどXの劇場版は地上波ではもう絶対放送できんよな。
・神威の母親が裸で剣を腹から取り出す。その後バラバラに
・小鳥の腹から剣を取り出されて死ぬ描写
・草薙の死ぬ描写
・ラストの神威VS封真の決着…
その他流血シーン‥なんだか自分で書いてて気分悪くなってきた(´Д`;)
けどやっぱり劇場版の方がうまくまとまってる気がする
「学校なのに、嵐のここはこんなに濡れてるんやなぁ」
空汰はからかうように、嵐の手を足の間に押しつけさせる。嵐の愛液は、ショーツをぐっしょりと濡らし、ブルマにまで染みていた。
「……」
嵐が俯く。空汰の手が離れると、すぐにそこから手を離した。
「…帰れなくなりそうやなあ」
耳元で軽く笑いながら、空汰は再びブルマの中に手を差し入れる。
いつもより歯止めがきかなかった。違う事といえば、嵐がいつもの制服ではなくて、体操服を着ているという、ただそれだけなのに。
止めようとする嵐はお構いなしに、空汰は更に秘所を攻める。
「あっ…やぁん…っ。…だ、駄目…っ」
言葉では抵抗するが、体は完全に空汰を求めていた。無意識のうちに、足を大きく広げている。
「そろそろいいか…」
空汰は嵐を四つん這いの格好にさせて、上体を下げさせた。シャツが滑り落ちて、頼りない背中が露になる。そして、外から見ても濡れているのが分かるブルマが空汰に向けられた。
「そ…空汰さん…」
「…すぐに気持ち良くさせたるから」
空汰は、ブルマをショーツごと掴んで、太股の中程まで勢い良く下ろした。
「きゃぁっ!」
嵐が声を上げる。一番大切な場所が、薄暗い倉庫の中で露呈した。愛液で濡れたそこは、怯えた子猫のように小さく震えている。
空汰は嵐の腰をおさえ、濡れきった秘裂に舌を伸ばした。
「ひゃぅっ」
嵐の体が大きく震えた。同時に、溢れる蜜の量も増す。
「あうぅ…っ。ひぁ…」
「…相変わらず、嵐は凄いな」
溢れる蜜を味わいながら、空汰の舌は秘所を這い回る。
「はぁ…っ」
空汰が口を離すと、細い糸が引いた。
「は……はふ……っ」
「嵐…もっと欲しいか?」
空汰は突起を軽く刺激する。
「やっ…!」
「…帰られなくなるかもしれんけど」
「………」
嵐が小さく頷いたのを見て、空汰はズボンのチャックを下ろした。
「あの…このまま?」
恥ずかしそうに、嵐は顔だけ後ろを向けた。
「後ろからも気持ちええでー」
空汰は笑って、嵐の腰を押さえる。そして身を固くする嵐の中に自分を挿入させた。その瞬間、嵐は入ってきた空汰を締め付ける。
「あん…っ!」
「どうや、ええやろ…」
嵐の腰を掴んで、空汰は自分を前後させる。
「…んぅ…っ」
目から零れた滴がマットに落ちる。
ベッドのシーツのように掴むものがないので、ただ拳を握り締めて、快感の荒波に流されていた。
「そ、空汰さん…っ。…あぁっ」
…どうしてだろう、と思う。入っているのはいつものように空汰のものなのに、どうしてこんなに感じてしまうのだろう、と。
抱かれている間に空汰の顔が見れないのは、少しだけ切ない気がするが、その分、自分の体の中にある空汰を感じる。嵐の中を動いて、激しく、そして優しく、嵐を浸らせていく。
「はぁぁっ…」
そろそろ限界だ、と思った時、空汰も同じ事を思ったのか、後ろから更に攻め上げてきた。
「嵐…っ!」
「ん、…ああっ…!」
頭の中で、何かが弾けた。
白濁液と混ざった嵐の愛液が滴り落ちた。
「さーて、本格的に帰れなくなったな」
空汰は嵐の髪のゴムをほどき、その髪をなでて笑う。
「…誰のせいだと思ってるんですか」
「濡らしたのは嵐やで」
「濡らさせたのは誰ですか!」
顔を赤くして、眉をつり上げる。とりあえず服は着直したものの、濡れたブルマは乾いてくれない。
空汰は笑って、マットが濡れることを気にして床に座る嵐を抱き締めた。
「着替え、持ってきてやるか?」
「…女子更衣室に入るんですか?」
「…それはマズイな」
空汰は苦笑する。理由が理由だけに、他の理由を付けて誰かにとってきてもらおうにも、自分が照れくさくてやっていられない。
「上着とか持ってきてへんの?」
「校庭の方においてありますけど…」
「じゃ、それ持ってくるから、ちょっと待ってな」
空汰は立ち上がった。
「それ、腰に巻いてったらバレへんやろ」
「……」
嵐は空汰を見上げる。あまりに楽観的な空汰に、溜め息をつくように頷いた。
その表情を見て、空汰が再び屈み込む。
「…疲れさせてしもたか?」
「あ…いえ」
「帰ったらゆっくり休もな」
くしゃりと髪をなでられて、嵐は再び頷いた。そのまま、何も言わずに空汰の胸に顔をうずめる。側に空汰の温もりがあるのが嬉しかった。
それじゃ持ってくるから、と軽く背中を叩かれて、嵐は体を起こす。
倉庫を出て行く空汰の背中を、嵐はずっと見つめていた。
…と言う訳で、何とか完結。アニメ関連の話ぶった切ってすみません。
何か嵐が可愛くなり過ぎた気がする…自分趣味。
二割までいったかは判りませんが。
感想くれた皆様、本当に有難うございました。
乙です!
ちょっと意地悪な空汰とめっさ可愛い嵐に萌えまくりました。
GJ!!
萌えましたよ!
嵐タンは普段が冷静沈着でも二人きりになるとこんな感じではないかと。
364 :
名無しさん@ピンキー:04/09/13 09:05:55 ID:XDKdwOMO
ナタクが好きだったんだけど。
カレンに出会って感情が芽生えて、
とまどってるとことか。
365 :
名無しさん@ピンキー:04/09/13 15:34:09 ID:ze6aeYqh
今まで読んだ事なくて、1〜18まで一気に買って読んだんですが…
これ、続くのでしょうか?
このまま終り〜とかなっちゃったら凄くもどかしいなぁ。
366 :
名無しさん@ピンキー:04/09/13 17:08:34 ID:XDKdwOMO
>365
劇場版XとTV版Xどちらも一応完結してるから
見てみるといいかも。
私的にはTV版の完結は納得はできないけど
作品的にはOK!かな。
絵と声は劇場版の方がいいと思うけど。
どっちやねん!ってとこで。
>空汰×嵐の方
モモモモモエ――――!!!!!!!!
FRAUにCLAMPのインタヴューが載って
いたけど、そうかー共同生活終えて
ソロワークも頑張るのかー…
続き、ダメかも orz
それ読みました。
今のように漫画描きに追われるのもなんとかしたい、って感じでしたよね…
続きはいつ読めるのか?
370 :
名無しさん@ピンキー:04/09/15 10:09:53 ID:HQKK6tR0
>369
同感!
それぞれの作品にファンはいるのだから
完結してもらわないとファン心理としてはきついな!
今休載してるのは4作品なんだよね。
古いところから手をつけて欲しい!!
371 :
名無しさん@ピンキー:04/09/15 13:00:36 ID:BDbf5XSf
372 :
名無しさん@ピンキー:04/09/15 13:27:34 ID:PlHqS7lO
Xの連載がストップしてるのは、描写が過激過ぎて、いろんな面で都合が悪いからなのかな?
連載をスットプしている理由とか、原因とか、今後の事とかの発表はないのかな?
それともどこかの雑誌やTVなんかで発表とかってあったの?
気になって気になってしかたないんだな(^-^;)
ちなみに私365です。
劇場版とTV版みてみますね☆
>>366さん、サンクーですた。
このままCLAMP・原作事情に止まる話が続くようなら、少女漫画板にCLAMPスレがあるから、そっちでした方がいいんじゃないか?
職人さんに気を使わせてしまったみたいだし…。
>>361 乙です!
よかったらまた書いてください。
やっぱり嵐タンはエチの時は、受け身で相手のなすがままになるのがいいなぁ
海外のだと積極的なキャラにされてて何か嫌だ。
>>372 3ヶ月くらい前の「ぱふ」で発表されていた
まさしく君の指摘どおりの理由
今のご時世じゃ永久に再開不可能だね
>>373 やっぱり嵐タンは受け身が萌えますねー。
空汰に頼まれたら戸惑いながらもフェラとかしてくれそうなところに更に萌えー。
譲刃タンはかなり積極的ぽいですね。
草薙×譲刃もいいけど譲刃×神威もなんかいいな・・・。
>>375 神威と護刃ペア。非常に好み。
だがこの二人はどっちを受けにしてもえちぃ展開に持っていけない。
377 :
名無しさん@ピンキー:04/09/16 13:36:09 ID:aL/YJRRQ
う
>>376 寝ている神威に譲刃タンがいたずらをするっていう設定ならいけるんじゃ?
譲刃タンは積極的であるに加え、好奇心旺盛で何でも試すタイプだと思う。
以前にも話が出てたけど、自分は譲刃タン絡みなら嵐タンとの百合が好みだ。
颯姫×譲刃なんてのも好きなんだが……
ビースト使って譲刃をネチネチと言葉責め。
だけど、何故か最後に自分もビーストにやられてしまう颯姫タン
庚×颯姫とか火煉×蒼一狼(不倫)とかもよさげ。
381 :
名無しさん@ピンキー:04/09/19 15:47:38 ID:3u6royxl
age
382 :
名無しさん@ピンキー:04/09/21 20:42:49 ID:M0xIC/8w
age
空汰って何気にエチーの時も余裕ありそうだな。
…切迫した空汰もちょっと見てみたいかも。
封真・星・遊人は完全に余裕だろうな。
>>380 火煉×蒼木は切ない感じになるのかな。
お互い上辺だけと割り切ろうとしても、かなりの葛藤がありそう。
火煉×蒼軌の場合は前に使ってた睡眠薬で蒼軌さんを眠らせて・・・。とかだとどうだろう?
どちらにせよ少し切ない感じになりそう。
鬼畜封真で譲刃タンや嵐タン(アニメ版設定で)をいじめまくるのもいいな。
火煉さん、睡眠薬以外にもあやしい薬を大量に持ってそうだな。
裏で他キャラに提供したりとか。
386 :
名無しさん@ピンキー:04/09/24 13:56:17 ID:ZxMRXweF
age
>385
媚薬を「これを飲むと女の魅力がアップするのよ」
とか火煉さんに騙され、興味のないふりをしながらも
「私には普通の女の子らしい魅力がないから……」と飲んでしまい
恥ずかしがりながらも空汰を求めざるをえなくなってしまった嵐とか……
で>383の言う切迫した、てかちょっと慌てる空汰とか。
うおー385のせいで妄想が止まらなくなっちまっただろうが!
空汰×嵐大好きなんだよー。原作の続きを読みたいよorz
>>387 よし、その妄想に台詞を加えて地の文を加えてみてくれ
>>387 恥ずかしそうに空汰におねだりする嵐タン・・・。
想像するだけでハアハア。
390 :
名無しさん@ピンキー:04/09/30 14:23:05 ID:Dv9dgVNR
もっとワル封真を活かさなきゃ
ネタ>職人
こちらを切実に感じる。
392 :
名無しさん@ピンキー:04/10/03 13:01:36 ID:0lh6+nVC
ネタ?
ネタと言うか、誰と誰がどうのとばかり出てて、
話を書く人がいないな、とそういう。
エロパロ板の規定にエロ妄想・パロディ専門とあるから、
必ずしも小説しなければならないというわけではないと思うのだが。
確かに小説投下が欲しいところではあるが、
元々住人が少ない上に、投下となるとそれが出来る人は限られてくるわけだし。
>>387 この設定で妄想したらかなり萌えた…。
395 :
名無しさん@ピンキー:04/10/06 09:51:04 ID:cDANqNRg
封真が攻めで書いてくださいー
相手はカキョウでもカムイでもナタクでも女の子でも誰でもいいです
SMモードの封真がいい。
牙暁や神威は女体化だよね?
女子キャラはやっぱやられるなら封印組がいいなあ。
アニメ版だと譲刃タンだけでなく嵐タンにも鬼畜で良かった。
嵐タン寝返った後都庁地下で封真にエロいことされてそうだ。
つか牙暁は普通に女にしか見えんよな〜
今までどれだけエロい治療されてたのか気になるい
399 :
名無しさん@ピンキー:04/10/06 19:14:43 ID:J4CR6mk1
そうそう不馬のキャラを生かしてレイ−プものとか!
フ馬でレイープ、いい!
サディスティックなの。
フウマ×カレンいいですか?
「うっ…ぅぅ…はっ!」
火煉は目を覚ました。辺りは暗闇に包まれ、何も見通すことができない。
「目が覚めたようだな。」
暗闇の中で封真の声が響いた。
「…譲刃は!?譲刃ちゃんはどこ!?」
火煉にスポットライトがあてられる。火煉は暗闇に向け半狂乱で叫んだ。
「ああ、生きてるよ〜…もうしばらくはね…」
いつのまにか火煉の背後にいた封真は静かにそう囁いた。
「!!どういうこと!?」
火煉は封真に向き直ると、睨みつけて叫ぶ。
「おねぇさんに恨みがある人たちが、痛めつけてるからあとどれくらいもつことやら」
封真はくすくす笑いながら、残酷な現実を告げた。
暗闇から数人の男がニヤニヤ笑いながら歩み出た。
「この人たちは、おねぇさんがお相手してくれれば恨みを忘れても良いってさ〜」
男たちの伸ばした手に体を強張らせる火煉。
「あれれ?おねぇさん、そんなことしても良いの?」
火煉の耳に遠い暗闇の中から、譲刃の叫び声が届き、思わず体をすくめる。
「もうわかるよね?どうすれば良いか?さあ、いってご覧?」
「…好きにしなさい…」
再び聞こえる譲刃の苦痛の声。
「色気がねえな〜」
「おら、もっと頼み方があんだろ!?」
男たちはニヤニヤと火煉に語り掛ける。
「…私を好きにしてください…」
「なぁんかな〜…無理矢理っぽくて嫌だな?」
「ああ、どうせなら進んでご奉仕してほしいよな〜…特にいやらしい、この胸でな!」
男たちの下卑た声と譲刃の叫び声を聞き、火煉は観念したように口を開いた。
「…ご奉仕させてください…」
静かにしかし、はっきりと告げられた言葉に男たちは狂喜し、馬鹿笑いする。
「げははっはは!天の龍ともあろう者がね〜!」
「いいだろう!奉仕させてやる!しっかり奉仕しろよ〜!」
「ソープで鍛えたテクをみせてくれよ!はははは!!」
そういって男はそういって醜い肉塊を火煉の鼻先に突き付けた。
「おら、しっかりしゃぶんな!天の龍の名が泣くぜ?」
屈辱的な言葉に火煉は黙って口を開け、男の肉棒を口に含んだ。
(譲刃のため…あたしががんばらなければ、譲刃が…)
火煉は口の中のモノに舌を這わせた。
「うお!っへへへ…天の龍が俺のを舐めてやがる…ぐ!?もうイッちまう!?」
火煉の技によって男はあっという間に口内で果ててしまう。
口の端から流れ落ちる白い汚液が火煉の胸を汚す。
「おい、一回出したんだから替われよ!」
「…ち!まあ次を待つか…また"ご奉仕"頼むぜ…」
男はそういって次の男と交代した。
「じゃあ早速、胸でしてもらおうか!?」
男は火煉の胸の谷間に肉棒をあてがい、待ちきれないように腰を動かした。
火煉は両手で胸を押し上げると、男の肉棒を挟み込んだ。
「げへへ!さあ、動いてくれ!」
男は火煉が自分のモノを挟み込むと、とたんに腰を動かすのをやめ、その胸の感触を味わっていた。
火煉は仕方なく、肉棒を挟んだ胸を支えた手でゆっくりと動かした。
「お!おう!?これは…う!?もう!?」
男は火煉の胸の谷間で盛大に発射し、白液が火煉の美しい顔や髪をを下から汚す。
「ぐ!まだだ…」
男は更に大量に射精し、火煉の胸は白くドロドロに染まってしまった。
「へへ…最高だったぜ…火煉ちゃんよう…」
男は白液のついた肉棒で火煉の顔を嬲りながらそういって次の男と替わった。
「そんなに良いのか?じゃあ、俺も頼むぜぇ…」
男はひときわ大きな肉棒を火煉に突きつけた。
火煉は、膝立ちになって男の肉棒を胸に挟むとゆっくりと体を上下させた。
「へ…大したことねえじゃねぇか…」
男は余裕たっぷりにそういって、仲間を嘲笑っていた。
その豊かな谷間からすらはみだした亀頭部分に舌をはわせ、更に、左右の乳肉を別々の方向に動かし、
先走りでぬめる肉棒を責め立てた。
「ぬっ…ぐぅ…これは凄ぇ…ぐおう!」
男はあっというまに達し、火煉の顔に大量の白液をぶちまけた。
火煉の顔は連続してかけられた白液によって白く染まっていた。
「へへ…せっかくだしてやったんだから、舐めとってきれいにしろ…」
男はそういうと、自分たちが顔かけた白液を火煉に舐めさせようとした。
火煉は無言で男にきつい視線を送っていたが、男が暗闇に視線を向ける、譲刃の存在を強調したため、
歯を食いしばりながら屈辱に耐えて、顔についた汚液を指ですくい、形の良い眉をしかめながら、
おずおずと口に運んだ。
ぴちゃぴちゃという音とともに、火煉は淡々と汚液を舌に運び、その美貌がほとんど元に戻ったころには、
火煉は男たちに囲まれていた。
男たちは、限界まで膨れ上がった凶悪な肉棒を火煉に突きつけていた。
「さあ…どう奉仕してくれるんだ?」
火煉は顔の前に突き出された肉棒を口に含み、両脇から生えた肉棒にそれぞれ指を絡ませた。
口の奉仕を受けていた男はあっという間に果て、火煉の口に欲望をぶちまける。
その欲望を嚥下した火煉は、次の肉棒を口に含み、舌を絡ませ、早くこの悪夢の終わりが訪れることと、
愛するのこと譲刃だけを考えて、男たちに奉仕していた。
「んはぁ!くぅ…!!」
火煉は突然、秘所に凄まじい快感を覚え、口にした肉棒を吐き出して喘いだ。
「へへ…俺達だけじゃ悪いから、弄ってやるからな…」
背後から聞こえる男の声。そして、粘着質な音と凄まじい快感。
火煉の理性は白く痺れ始め、男たちに対する奉仕にも力が入っていった。
そんな火煉の奉仕によって、男たちは次々と果てていく。
火煉の手の奉仕を受けていたもの達は、火煉の美しい髪に欲望をぶちまけ、口の奉仕を受けていた者は、
射精寸前に口から肉棒を抜き、火煉の美貌にぶちまけた。
奉仕を受けられなかった者は、火煉の体に肉棒をこすりつけ、特に胸には数本の肉棒が集中し、
中心部の美しい乳首を嬲っていた肉棒が胸をドロドロに汚した。
「はぁはあ…くぅ、ん…!」
激しい奉仕と快感で白く汚れ、荒い息をしていた火煉が顔を上げると男達の姿はなく、封真が近づいてくるのが目に映った。
「ごくろうさま…凄いんだねぇ…ソープのおねえさんって…」
封真は火煉の頬に手を当てると、おもむろに火煉の口に自分の口を重ねた。
その途端、火煉は鋭く激しい快感に襲われ、身体を硬直させた。
「じゃあ、次は俺を喜ばせろよ」
封真の声を耳にした火煉はゆっくりと、封真のズボンから封真の肉棒を取り出した。
「!なに…やだ…すご…」
火煉は自分の手によって導き出された封真のソレを見て、膝立ちの姿勢から思わず封真を見上げてしまった。
「どうしたの?さあ、ちゃんと奉仕してよ。」
封真は、笑顔のまま火煉に淫技を催促した。
火煉の手の中で脈打つ封真のモノは今まで火煉が相手にした誰よりも、大きく、そして見るだけで火煉を淫らな気分に引きずり込んでしまうものだった。
火煉は荒い息になりながら、封真の肉棒に下を這わせた。
先走りの溢れる先端の割れ目、カリの裏、竿を丹念に何度も嘗め回し、時には睾丸も口に含み、
亀頭を強く吸いたて、弄んだ。
しかし、封真は射精する気配もなく、その奉仕を楽しんでいた。
(…子供のくせに!)
火煉はプライドをくすぐられ、徐々に本気で封真を責め立てていった。
胸の谷間に肉棒を挟み込み、双乳できつくこすり上げながら、谷間から生える肉棒に舌を絡ませ、
尖端を強烈に吸いたてた。
並みの男なら、数瞬で果て、虜となるようなこの絶技を駆使しながら、火煉は内心ほくそえんでいた。
(さあ!情けない声を上げてイキなさい!無様に!さあ!)
しかし、封真は相変わらず微笑みを浮かべたまま、
「おねえさん、やっぱり凄いね…もったいなけど、一回出したくなっちゃった。」
そういうと、軽く体を震わせ、大量の白液を火煉の口に注ぎ込んだ。
「うぶぅ…んぐぅ…くはぁ…」
火煉は暫くその液を嚥下していたが、やがて飲みきれなくなり、口の隙間からダラダラと垂れ流してしまった。
それでも封真の射精は止まらず、口から肉棒を抜き取ると、火煉の美貌と髪を白く汚した。
「ほら、まだだよ」
封真はそういうと火煉の胸に肉棒を挟み込み、しごかせた。
すると、先ほどと同じくらいの凄まじい量の精液が射出され、火煉の顔を直撃した。
「はぁ…ぁぁ…くぅん…」
やっと射精を終えた封真を見上げながら、火煉は自分の体が甘く、そして鋭くうずいてしまっていることに気づき、あえぎ始めてしまった。
「僕の精液は特別みたいでね、女の人が狂っちゃうほどの媚薬の効果があるんだってさ。」
封真はニコニコと火煉を見下ろしながら、そういった。
「ぃやぁ…なおしてぇ…おかしくなるぅん…」
火煉はついにうずきを納めるために秘所に指を這わせ、胸を揉みしだき始めた。
「直す方法は、普通の精子を大量に摂取することなんだってさー」
封真はニヤリと笑みを浮かべ、追いつめられ、激しく秘所を指でかき回して自慰行為を繰り広げる火煉に優しく語り掛けた。
「まあ、他の男たちにお願いすれば、すぐに治るさ…でもね…」
封真はそういうと、火煉を両手を押さえつけ、自慰行為を中断させた。
「っ・・あぁぁ…?なん…」
もじもじと太股をこすり、疼きをとめようとしてもがき、封真の行為を不思議そうに、そして不満そうに見る火煉。
「僕の相手はまだ終わってないよ…さっきの倍は注ぎ込んであげる!」
そういうと、一瞬のうちに火煉の背後に回った封真は、愛液で濡れ滴る火煉の秘所に一気に肉棒を挿入した。
柔らかく濡れる肉壁を擦り上げられる感覚。そして、最奥の急所を突き上げられる快感。
「ひぃいいいあああ!イクぅぅぅ!」
火煉はじらされた挙げ句の、その快感に背中をのけぞらせて激しく絶頂にのぼりつめた。
封真×火煉エロくていい!
こんな時間に一人で部屋で萌えまくる漏れを誰か何とかしてくれ…
封真の一人称「僕」が新鮮で余計エロかったです
411 :
名無しさん@ピンキー:04/10/12 12:21:29 ID:6ofOxMaj
やっぱ封真は使えるキャラだね
412 :
名無しさん@ピンキー:04/10/14 11:08:20 ID:gZyxUkGn
a
地の龍の神威の能力ってオイシイよな。
その人が一番大切に思ってる人がダブって見えるから、
抵抗させにくくできるし。
譲刃は草薙、火煉は蒼木に見えたけど、
嵐はやっぱり空汰に見えるのかな。
>>401 乙!後ろの護刃の方もどうなってるのか気になる。
>>413 確かにオイシイ。
抵抗しにくくなっている嵐に色々出来たり。萌え!
415 :
名無しさん@ピンキー:04/10/18 12:57:45 ID:WhwG2ZON
b
個人的に嵐タンにはねちねちと言葉責めでいじめてほしい。
嵐タンは、肉体的苦痛には屈しなそうだけど、
精神攻撃にはすごく弱そう。
>>417 確かに弱そう。
封真に空汰のことを言われたら一番痛いだろうな。
そしてどうにも抵抗できない状態で封真に襲われる嵐萌え。
419 :
名無しさん@ピンキー:04/10/21 09:48:43 ID:64RSdulJ
職人さン不在なの??
ツバサだと黒×知萌え。
ファンサイトでうかつにもはまったorg
↑
422 :
昴流×実月:04/10/27 22:50:23 ID:tWUXTEYJ
地球の未来を左右する闘いに終止符が打たれて二年。
壊滅しかけた東京にも復興の兆しが見え、それまで避難していた人々も戻ることが増えていた。
「それじゃあ」
「え?…ええ」
最近人気が出ている喫茶店の前で、若い一組の男女は別れた。
どこかぎこちない態度の女に対し、相手は素っ気ない。
―やっぱり昴流君は面倒に思っていたんでしょうね。
振り返ることはない昴流の後ろ姿を見送りながら、実月は溜め息をついた。
会っている時に、昴流から話題をふることはなかった。
表情もほとんど変えないで返事を適当にするだけだった。
―それでも話をしてくれただけいいわ。
自分に言い聞かせ、実月は家に向かって歩きだした。
423 :
昴流×実月:04/10/27 22:51:43 ID:tWUXTEYJ
十一年前に実月が例の事件から目覚め、退院後まもなく親の仕事の都合で日本を離れることになった。
それからも頻繁に友人として連絡はとっていたのだが、ある時から昴流の返事が途絶えた。
何かあったのかと実月が心配していると、日本にいた彼女の友人から北都が殺害されたと聞かされた。
小さい頃に会ってはいたが、北都とはもう何年も話したことがない。
―お姉さんのことも詳しい事情も知らない私がでしゃばったら、かえって昴流君に迷惑をかけるかもしれない。
あえて連絡はとろうとしなかった。
424 :
昴流×実月:04/10/27 22:53:08 ID:tWUXTEYJ
二人が再会したのは実月がある事情で帰国してすぐで、数時間前のことだった。
実月がコンビニに入ったときに、たまたま昴流が何かを探すのを見つけた。
背丈が当時より伸びていて、髪も短めだ。
それでも彼女には彼が昴流であることを確信した。
「昴流君!…皇昴流君よね?」
名前を呼ばれ、昴流は実月のほうを見る。
さっきまで見えなかった彼の片目が実月をたじろがせた。
瞳が白く濁っている。
そして何より、あの頃のような朗らかな感じがどこにもなかった。
実月を見て、昴流は一瞬驚いたようだったが、すぐに元の冷めた表情に戻った。
「鏑木さん?」
言葉も彼女には違和感しか抱かせなかった。
「…やっぱり、昴流君だった」
旧友にかけられた言葉はそれだけしかなかった。
「…?」
昴流も喋らず、気まずい沈黙がながれる。
だが、不審に思った他の客達の視線が沈黙を遮った。
「あ…あの、ここではなんだから、よかったら場所変えて話さない?
久しぶりに会ったんだし…」
「別にいいけど」
そういうわけで二人は喫茶店に向かったのだった。
425 :
176:04/10/27 23:04:09 ID:tWUXTEYJ
>>309あたりでいってた昴流×実月です。
一応アニメの後日談を下敷きにしてますが、ほとんどパラレルになっていますスイマセン
あいかわらず遅筆ですので、やっぱり保守程度に思って下さいね。
それにしても恥じらう嵐タンをもっと読みたいよハァハァ
ue
>>425 GJ!
バビロンはもうほとんど忘れてしまってるけど、楽しめました。
続きもお待ちしています。
ここのスレでは嵐タン人気だね。
自分も嵐タンは最萌えキャラだ。
428 :
名無しさん@ピンキー:04/10/29 16:49:40 ID:fKi4xgJR
いや、媚薬効果で淫乱な嵐のほうがいい
嵐からは想像もつかない言葉が発せられる・・・
429 :
名無しさん@ピンキー:04/10/30 01:23:45 ID:1oEanpWn
嵐タンは個人的には一番エロ妄想をかきたてられます。
ラブラブもレイープも萌える。
430 :
名無しさん@ピンキー:04/11/02 13:19:24 ID:5M2gLcE3
431 :
昴流×実月:04/11/03 19:35:32 ID:EcVvQcJc
人気らしいだけに喫茶店は騒がしかったが、静かな場所よりかえって落ち着いた。
二人ともコーヒーを頼む。
「お仕事はうまくいってるの?」
「少し前にやめた。陰陽師としての力が急に衰えてしまって」
あくまで事務的に答える。
「そうなの…私はね、今はフリーターっていうのかな?
二年前までは日本企業の海外支店に勤めてたんだけど、
東京がああなったから本社が潰れちゃって」
少し残念そうに話す実月の前で、昴流がコーヒーにむせた。
「昴流君大丈夫?」
「ごめん、それじゃあ、今は仕事を探して帰国を?」
「そうね、それもあるわ。でも」
実月の目線が下に落ちた。
「『でも』?」
「ううん、なんでもないわ」
話題を変えるように再び昴流を見た。
432 :
昴流×実月:04/11/03 19:36:42 ID:EcVvQcJc
「昴流君も、もしかして今はフリーターなの?」
「獣医だよ、やっと免許をとれたから」
これには実月も驚き、素直に喜べた。
「すごいじゃない!
昴流君小さい頃から動物好きだったものね」
少しだけ昴流の口元が緩やかになった。
「ありがとう…そろそろいい?」
「あ、ごめんなさいね、わざわざ時間とらせちゃって」
「いや、少ししか時間をとれなかった僕も悪かった」
実月が自分のケータイ番号を書いて昴流に手渡した。
「何かあったら連絡してね」
「わかった」
昴流も自分の分を手渡す。
勘定を済ませ、そして二人はそれぞれの帰途についたのだった。
433 :
昴流×実月:04/11/03 19:38:24 ID:EcVvQcJc
歩きながら段々落ち着いてきた実月は考える。
昴流は確かに昔とは変わってしまったかもしれない。
しかし、あんなに驚いたり、おそれているような態度は失礼だったのではないか?
別れてから十年近くたったのだから変化は当然といえば当然である。
今の昴流は今の昴流なりに頑張っているようなのに、黙ったりしたら彼を否定していると取られてしまうのではないか?
申し訳ない気分になってきた。
―今度会ったら、昴流君に謝っておこう
ちょっとした決意を胸に、実月は歩く速度を速めた。
キター!GJ!
昴流がちゃんと自分の道を歩んでるのが嬉しいです。
続きキター!GJ!!
>>428>>429 空汰が嵐に媚薬を飲ませて襲うってのは?
これなら、レイープ→嫌がりつつも媚薬効果で徐々に淫乱になる嵐→最終的にはラブラブでウマー(゚д゚)
436 :
名無しさん@ピンキー:04/11/08 12:50:39 ID:Udp1uQpg
>>435 ちがうよ〜
空汰の目の前で不馬に・・・だよ!
437 :
名無しさん@ピンキー:04/11/09 21:17:10 ID:8j5iU+g3
牙暁&神威の女体化…萌え!
ツバサのファイも女体化だったら萌え
女体化ギブミー
空汰と嵐のエチーを神威と譲刃が覗いてしまって、妙な雰囲気になった二人も・・・・。
というのはどうだろう。
空×嵐と神×譲が同時に見れてウマー。
439 :
昴流×実月:04/11/10 22:27:01 ID:RWilBGnB
昴流と実月が再会してから一週間がたった。
勤務中でありながら、動物病院の中が不気味な程静まりかえっている。
彼らの健康を考えればそれにこしたことはないが、やはり一匹もいないのは味気無い。
膨大な書類を処理しながら、昴流は漠然とそんなことを考えていた。
星史郎が死に、神威が結界として消えていったのを境に、昴流の能力は日を経るごとに衰えていった。
原因はわからなかったが、さほど陰陽師としての未練は残っていなかった。
最終的に一般的な技能しか使えなくなったときに、昴流は家業から離れたのであった。
440 :
昴流×実月:04/11/10 22:28:19 ID:RWilBGnB
後には妙な開放感と獣医の資格だけが残った。
星史郎にとって何とか印象に残る存在になりたい、と願って大学で獣医学を学んだ。
よく六年も続いた、と今となっては思う。
当初は今の東京でペットを飼う人間はいるのか?と懸念したものの、復興の早さでそれは杞憂に終わった。
蒼軌や草薙や譲刃も心配して顔を覗きに来ることがあり、とりわけ譲刃は
「神威さんに言われたんです、『昴流さんを頼む』って」
といって勝手に犬鬼と二人でしょっちゅう遊びに来る。
調子が狂うが、悪い気はしなかった。
そういうわけでそれなりに充実した生活だったが、何かが足りないと感じていた。
だが、それが何なのかよくわからない。
441 :
昴流×実月:04/11/10 22:30:36 ID:RWilBGnB
書類を処理し終わり、一息つこうかと思ったそのときだった。
病院内に昴流の携帯の着信音が鳴り響いた。
液晶画面を見ると、実月のようである。
「はい、もしもし」
「昴流君!?」
逼迫していそうな声がした。
「今、今、犬が捨てられているんだけど、死んじゃいそうなの!」
「えっ?落ち着いて、まず何処にいるか教えて」
昴流まで落ち着きを失いそうになる。
「○○区の▲▲公園よ」
偶然にも、近い範囲の公園だった。
「わかった、迎えに行く。あと5分位で着くと思うから」
急いで病院を閉め、公園に向かって駆けだした。
GJ! 乙彼!
ホシュ
444 :
名無しさん@ピンキー:04/11/17 14:47:53 ID:aIZpn8V/
↑
今日発売のツバサに嵐と空汰の扉絵が載っているんだが…
ツバサの嵐タンはかわいいなぁ
446 :
昴流×実月:04/11/17 22:01:41 ID:5EuuqVSu
「単なる脱水症状だから、もう問題ない。
暫くは入院させておくべきだと思うけど…大丈夫?」
犬は病院内で眠っている。
健康にはなるだろうが、捨てられて、しかも繋がれて移動もできないでいた犬の処遇が
昴流には気がかりだった。
「うん、多分飼えると思う。
居候先の叔父さん次第だと思うけど」
実月の言葉に内心ほっとした。
「本当に可哀相だわ。
最初から飼ったりしなければよかったのに」
実月は犬を見て呟き、そのまま目を昴流に向けた。
「ありがとう、昴流君。
わざわざ迎えに来てくれてまで、この子を助けてくれて」
実月の眼差しが心から感謝しているようなので、昴流は少し面食らったが、
表情に出さないように努めた。
447 :
昴流×実月:04/11/17 22:09:57 ID:5EuuqVSu
「そうだ、昴流君」
「え?」
「この前はごめんなさい。
とても失礼な態度だったと思うわ」
昴流は一週間前のぎこちない彼女を思い返した。
だが、そのような態度をとられることは慣れっこで気にも留めていなかった。
「気にしてないよ。
それよりも僕の方こそ」
「?」
「勝手に連絡しなくなっちゃって…
忙しくても、連絡すればよかった」
北都の死以来、星史郎への執着のあまり周りの状況が読めない時期があった。
丁度実月との連絡が途切れ始めた頃だ。
大分冷静になったときには、実月は自分に呆れ果てていると思い、返事を書けなかった。
「いいのよ。よく知らないけど、昴流君大変だったんでしょう?
仕方ないわ」
本当に気に掛けていないように見える実月に、昴流はまた口元が緩んだ。
「ありがとう」
医院内に、ほんの一瞬だけ穏やかな空気が流れた。
グッジョブ!
いろんなサイトで昴流絡みの小説を見掛けるけど、
相手が実月ちゃんだとすごく新鮮に感じる。
449 :
名無しさん@ピンキー:04/11/25 10:44:49 ID:Xm2WJ4Vv
またまた需要があるのに職人さん不在状態に陥った・・・
450 :
昴流×実月:04/11/25 17:48:52 ID:l7l0KuUm
バタン。
ドアが閉まった音と同時に、元気な声が聞こえてきた。
「昴流さん、こんにちは!」
譲刃と犬鬼だ。
「今は勤務時間だから来られても困るんだけど」
毎回突然来るので、患者がいないとはいえ、少しは嫌味を言ってみたくなる。
「ごっごめんなさい!今休み時間だと勘違いしてました!」
顔を赤くして謝る姿がおかしい。
譲刃の視線が昴流から実月に移された。
「あっ、お客様がいたんですね、すぐ帰ります」
ますます顔を赤らめる。
「いいのよ。もう大丈夫だって。
…そうよね、昴流君?」
少し笑いながら実月は問いかけた。
「『昴流君』?もしかしてお知り合いなんですか?」
「うん。こちら、鏑木実月さん。高校のときの友人」
「私、猫依譲刃といいます。高校生で、昴流さんの知り合いです」
「よろしくね、譲刃ちゃん」
「はい!」
二人ともどういうわけかうれしそうであった。
451 :
昴流×実月:04/11/25 17:56:35 ID:l7l0KuUm
「ワン」
いきなり犬鬼が眠っている犬の場所に走っていき、吠えた。
「駄目よ犬鬼!起きちゃうかもしれないでしょっ」
もっとも、犬鬼の姿はごく一部の者にしか見えないから犬が起きることはないのだが。
「イヌキ?」
実月が不思議そうな顔をしている。
彼女にも姿は見えないようだ。
「彼女の守護霊っていえばいいのかな?
厳密には違うけど。犬の姿をしている」
犬鬼を叱っている譲刃に替わって昴流が答えた。
「へーえ。…私も見たかったな」
無表情で呟いた。
「そう…」
いい相づちの言葉が見つからない。
仮にも元術者であった自分と、一般人である実月には超えられない能力の差がある。
どんな言葉をかけても、彼女が犬鬼を見られないことには変わりないし、今し方生じた距離感は埋まらないのだ。
保守
453 :
昴流×実月:04/12/01 19:30:59 ID:/EgwGc5r
「でもよかったわ。
昴流君ってたくさんのお友達がいるのね。もしかしたらあの頃よりいたりするんじゃない?」
「そうかもしれないな」
高校の頃も大学の頃も友達ができる機会がなかったし、作る気もなかった。
友人といえる三人は皆天と地の龍つながりだ。
人類の運命なんてどうでもいい、と言った自分に付き合うのが地球を救った人間というのが妙な感じがする。
「だから、もうそんなことしちゃいけないよ、犬鬼」
譲刃が戻ってきた。
「ごめんなさい、犬鬼が実月さんのワンちゃんにご迷惑をおかけしました」
実月に頭を下げた。
「でも、あの子も犬鬼ちゃんのこと見えないと思うわ」
「えっ!?」
実月はクスクス笑っている。
つられそうになったので、昴流は咳き込んでごまかした。
最近は見える人間と接することが多かったので、すっかり忘れていたようだ。
それからしばらくは昴流を差し置いて二人の雑談が続いた。
454 :
昴流×実月:04/12/01 19:32:52 ID:/EgwGc5r
誰かの着信音が鳴った。
「私だわ」
バッグから取り出すと、実月の表情は急にかたくなった。
「はい、鏑木です。
…はい、それでは今からすぐに伺います。
よろしくお願いします」
通話を終えると、元の穏和な感じに戻って言った。
「急用ができちゃったわ。…昴流君、あの子をよろしくね」
「わかった」
「じゃあ、また明日」
実月が病院から出ていった。
hosyu
保守だけなのもなんかあれなので願望(?)を言ってみるテスト
ツバサ、まさか颯姫と遊人が出ないで終了or別々に出ることはないよね…?
ラブラブは無理にしてもなかよさげな二人が出てくれればいいんだけど。
空×嵐と草薙×譲刃書いたものですが、獣×颯を考えていたら何故か庚、遊人との3Pが思い付いてしまった・・・
獣×颯とどちらになるかは解りませんが年内には投下したいと思います。
ネタは思いついても書ける時間が少ない・・・。
3Pもハァハァ
今更だけどエックスのまともな18禁小説てネット上に殆ど無いように思えるのは
気の所為かな?検索技能には結構自信あったのに此処以外で満足の行くss
は見つからなんだ・・・・・・・・・・・・
461 :
名無しさん@ピンキー:04/12/07 17:18:43 ID:JZXAwj8t
462 :
昴流×実月:04/12/08 17:25:06 ID:2k94XW9V
「昴流さん」
「ん?」
「もしかして実月さんとお付き合いとかしてるんですか?」
「まさか」
ぶっきらぼうに返したが、譲刃の疑いは晴れない。
「だって、さっき私のこと笑ってましたよね」
見抜かれていたようだ。
「笑う昴流さんなんて見たことないです!
いつもはずっと無愛想でいるのに!
口数もちょっと多かったじゃないですか」
「それはそうかもしれないけど」
確かに、いつもより気分がよかったことは昴流自身もわかっていた。
でも、その感情が恋愛と結び付けられるのは明らかに変だ。
「鏑木さんとはこどもの頃からの付き合いなんだよ。
久しぶりに会えたから懐かしかっただけなんだ」
譲刃はまだ納得がいかないようだ。
「でも実月さん素敵な人ですし、お似合いだと思いますよ。
美男美女の組み合わせだし、幼馴染みだし」
「大人をからかうものじゃないよ」
昴流は溜め息混じりに諭した。
「そーですか…」
463 :
昴流×実月:04/12/08 17:30:36 ID:2k94XW9V
昴流が窓を何気なく覗くと、外の変化に気付かされた。
「もう暗くなってきちゃったね」
「えぇっ!?もう閉店しちゃうわ、せっかく払い戻そうと思ってたのに!」
「何を?」
譲刃がバッグから紙切れを取り出し、昴流に見せた。
都心から少し離れた場所にあったおかげで、結界の影響を免れた遊園地の二枚のパスポートであった。
「本当は草薙さんと行くはずだったんですけど、草薙さん忙しいからキャンセルになっちゃったんです」
悲しげに微笑んでいる。
「昴流さんに会ってから払い戻しに行こうと思ってたんですけど、もう閉まっちゃいましたよね」
「多分」
気まずい感じで二人は黙りこんだ。
「学校の友達もみんなその日空いてなくて、一人で行ってもつまんないし…」
「だろうね」
「まさか蒼軌さんや昴流さんとは行けませんし…そうだわ!」
「ん?」
間髪いれず、譲刃がパスポートを昴流に握らせた。
「昴流さんにあげます!」
悪戯っ子のようにはしゃいでいる。
「…いらない」
464 :
昴流×実月:04/12/08 17:31:26 ID:2k94XW9V
第一、何故自分と譲刃が行かなくてはならないのか?
「志勇さんに怒られたらどうするんだよ?」
「勿論、私は昴流さんとは行けませんよ」
「じゃあ誰と…ええっ?」
言いかけて、彼女が自分と実月に行って貰おうと企んでいることに気づいた。
昴流の呆気にとられた表情に譲刃が笑った。
「昴流さん、今凄く変な顔してますよ」
「…」
もう頭を抱えるしかなかった。
「私、やっぱり応援することに決めました、それじゃ!」
頭上で威勢のいい声と、ドアが閉まる音がしてから、また顔をあげた。
テーブルには2枚のパスポートが残っている。
譲刃の強引なやり方には閉口するときもあるが、おそらく自分に近づくには
それくらいしなくては駄目だと彼女は考えた上でやっているのだろう。
他の人にはあくまで素直で従順なのは知っている。
少なくとも、神威との約束を果たそうとする彼女を止める必要はないのだ。
実月の反応を想像してみたが、やんわりと断られる図しか思い浮かばなかった。
まあそのときはそのときだ、と自分に言い聞かせ、椅子にもたれる。
まぶたを閉じると、今日のめまぐるしい展開が浮かんできた。
つい、そのまましばらくうとうととしてしまった。
465 :
昴流×実月:04/12/08 17:32:12 ID:2k94XW9V
「お願いです…実月に…」
「えっ」
ビクッとして声が聞こえた方向を見たが、声の主がいるはずもない。
「気のせいか…」
思わず昴流は呟いた。
時計はもう勤務時間が終わったことを示していた。
秒針の音だけがする。
状況は変わらないのに、なんだか実月が来る前より静かで侘びしく感じられた。
獣×颯姫。
とりあえずさわりを投下します
467 :
獣×颯姫:04/12/12 03:49:27 ID:GZJ/sMLR
東京の結界の1つである都庁。
その地下にはごく一握りの人間しか知らない空間が存在する。
そしてその空間に存在する巨大な一室――――。
異常なほどの冷気が漂うその部屋の中央には、巨大な有機的な模様を持つ物体が鎮座している。
物体の中央には少女らしき人物が座っており、体中のあちこちにケーブルが潜り込んでいる。
この明らかに異常な空間に、場違いな明るく柔らかな声が響いた。
「颯姫ちゃん、次に壊す結界は決まりましたか?」
「遊人さん」
遊人の声に颯姫はヘッドギアをはずし遊人に顔を向ける。
唇には自然と笑みが浮かぶ。
「まだ検討中です」
「時間はかかりそうですか?」
「いえ、あと1時間ほどで終了します」
「それじゃ、颯姫ちゃんの仕事が終わったらお茶にしましょう」
そういって手に持っていたケーキの箱を颯姫に見せる。
「今日は有名なケーキを買ってきたんで、楽しみにしてくださいね」
「ええ」
「それじゃ、僕は庚さんに少し『用』があるんで、またあとで。」
そう言うと、遊人は颯姫に手を振り、獣の部屋を出て行った。
庚の名前を出した瞬間、颯姫がわずかだが眉をひそめたことには気づかぬまま。
468 :
獣×颯姫:04/12/12 16:52:28 ID:GZJ/sMLR
「・・・・ふう」
遊人が部屋から出て行くのを見送った後、颯姫は椅子にもたれ、軽くため息をつく。
最近の自分は何かおかしい。
遊人が庚の名前を出す度に胸の中に何かもやもやとしたものを感じる。
あの二人は肉体の関係こそあるが、何か特別な感情が存在しているわけではない。
それがわかっていても、颯姫の中には今まで感じたことのない苛立ちがあった。
――――私は遊人さんに出会ってから変わったんだろうか。
ぼんやりとそんなことを考えていた颯姫の体に、獣のケーブルが甘えるように絡み付いてきた。
ケーブルはゆっくりと颯姫の服の中に潜り込んでゆく。
「獣、またなの?」
469 :
獣×颯姫:04/12/12 17:08:02 ID:GZJ/sMLR
獣は時々颯姫との『戯れ』を求めることがある。
颯姫も獣の要求に最初はやや戸惑ったが、『戯れ』をした後の獣は機嫌がよく、扱いやすくなるので獣の好きなようにさせていた。
ただ、最近はその頻度が高くなっている。
ちょうど颯姫が遊人に対して特別な何かを感じ始めた頃からだろうか。
「んっ・・・」
獣のケーブルがそっとスパッツ越しに颯姫の秘所を撫で上げる。
更にほかのケーブルが颯姫のタンクトップに入り込み、愛撫をするかのように颯姫の乳房に絡み付いていく。
「はぁっ…」
小さく、甘い吐息を漏らしながら颯姫はキーボードへ手を伸ばす。
目の前のモニターの画面が変わり、庚の部屋が映し出された。
部屋の中央には豪奢なベッドが置かれ、その上では庚と遊人が妖しく絡み合っている。
470 :
獣×颯姫:04/12/12 17:40:28 ID:GZJ/sMLR
颯姫は更にキ―ボードを叩き、遊人へと画面をズームアップさせる。
そしてモニターに映し出された遊人の顔に颯姫はそっと触れた。
「遊人…」
颯姫がそう呟いた瞬間、颯姫の体に絡みついたケーブルの動きが止まり、獣が低いうなり声のような音を響かせた。
「獣…?」
獣の異変に颯姫が訝しげに身を起こす。
その瞬間、颯姫の体に絡みついたケーブルが颯姫の体を乱暴に絞め上げてきた。
「!?」
ケーブルは颯姫の体を座席に押さえつけ、颯姫の服を引き裂いていく。
「獣!!やめなさい!」
颯姫が必死に命令をするが、獣はそれを無視し、どんどん颯姫の体へと侵入していく。
力ずくでケーブルをはずそうとするが、その腕も他のケーブルに拘束されてしまう。
「くっ…あ…」
ケーブルに完全に拘束され、颯姫は無防備な姿を曝け出された。
引き裂かれた服の間からは、豊かな乳房と先ほどの獣の愛撫で僅かに濡れた秘所が見える。
471 :
獣×颯姫:04/12/12 18:09:58 ID:GZJ/sMLR
「ビ,獣…お願いやめて…」
恐怖と混乱の中で颯姫は弱々しく獣に懇願する。
しかし獣は颯姫の声がまるで聞こえないかのように、颯姫の体を蹂躙してゆく。
ケーブルが颯姫の乳房にきつく巻きつき蠢く。
颯姫の大きな胸がケーブルの動きに合わせて、自在に形を変えていった。
「ふぁっ…や、やめてぇ…」
恐怖と痛み、そして快感の中で、颯姫は自分の次第に意識が薄れていくのを感じた。
しかし、秘所へと侵入しようとする獣の動きに気付き、はっと我に帰る。
「獣、だ、だめそこは・・・やぁぁっ」
颯姫の秘所に太いケーブルが突き立てられた。
さほど濡れていない膣内に無理やり挿入された痛みで、颯姫の目からは涙がこぼれる。
472 :
獣×颯姫:04/12/12 21:16:36 ID:GZJ/sMLR
「あ・・・ああ・・」
細いケーブルが突起を弄び、乳首を擦る。
「ふあっ」
颯姫の頬が快感で紅潮してゆく
秘所に突き立てられたケーブルには、いつの間にか愛液が滴り落ちていた。
獣はその愛液に濡れたケーブルを引き抜くと、それで颯姫の口を塞ぐ。
「ん…むっ…」
口の端からこぼれる唾液と自らの愛液で颯姫の顔が汚れていく。
他のケーブルが再び颯姫の秘所に潜り込み、クチュクチュと水音を立てながら動く。
颯姫はただ、されるがままに体を動かすしかなかった。
獣はしばらく颯姫の口内と秘所を犯し続けたが、颯姫の体を拘束していたケーブルを一本外し、秘所の後ろへと移動させる。
そしてそのままアナルへとケーブルを挿入させる。
「…!!」
今まで感じたことのない感覚に颯姫は思わず体を反らす。
「んっ…ふっ」
叫び声をあげそうになるが、口を塞がれているのでくぐもった声しかでない。
獣×颯キタ━━(゚∀゚)━━!!
おお、獣×颯姫が!!
相変わらずすごいですね、表現に無駄も不足もないところとか。
肛門責めの続きも楽しみにしてます。
475 :
昴流×実月:04/12/15 23:07:11 ID:VFjbdnN1
日が沈んだ頃、実月は少々きな臭い探偵事務所を出た。
気分がすごく落ち着かない。
―もう少しで、千歳に会えるかもしれない。
年甲斐もなく、小走りしたくなるほどであった。
実月にとって、千歳は東京の友達のなかでも一番信頼の置ける存在だった。
日本を去った後も、彼女と連絡をとり、時折帰国した際には、二人で渋谷に繰り出したりもした。
476 :
昴流×実月:04/12/15 23:11:55 ID:VFjbdnN1
しかし、二年前の大地震が二人の中を分断した。
度重なる災害。
多数の死者。
満足に機能しない情報網。
東京の様子もわからず、実月にとってあまりにも不安な日々が続いた。
ライフラインが復旧しても、千歳の家族でさえ音沙汰無しであった。
―こうなったら、自分で探すしかないわね。
千歳の安否を確かめること。
それが実月が帰国した最大の理由だ。
昴流と譲刃といた時にかかってきた携帯は、探偵からのものだ。
早く家にいる叔父に、詳しく探偵の報告を伝えたかった。
それと、拾った犬を飼えるかどうかも聞いてみなくてはならない。
万一駄目な場合は、別の飼い主を捜すことも必要なのだ。
いずれにしても、あの犬に名前をつけてやりたい。
やりたいこと、叔父に話したいことがたくさんあったので、少し急ぎ足になった。
保
479 :
名無しさん@ピンキー:04/12/22 19:56:29 ID:qLX6N9s8
↑
480 :
昴流×実月:04/12/23 14:48:51 ID:xJEOxJta
翌日、実月は再び昴流の動物病院に立ち寄った。
「昴流君、おはよう」
「いらっしゃい」
昴流が出迎えてくれた。
「あの子の調子はどう?」
「今起きてるよ。見てみる?」
「ええ」
部屋を移ると、犬はだいぶ元気を取り戻したようだった。
尾を振り、実月に駆け寄ろうとする。
「よかったね、この先生のおかげよ」
犬に話しかけてみたが、言葉が届くはずもなくやっぱり実月にばかり関心を寄せている。
481 :
昴流×実月:04/12/23 14:49:45 ID:xJEOxJta
「叔父さんはいいって?」
昴流が問いかけたので、すぐに頷いた。
「本当?それはよかった」
昴流が初めて喜びを顔に出し、実月はびっくりした。
驚きが顔に出ていたのか、
「どうかした?」
「あの、なんていうか、昴流君が笑ったの見てびっくりしたっていうか…」
「猫依にも言われたよ。僕が笑うなんて滅多にないのに、だって」
「でも、笑顔のほうがいいと思うわ」
「そうかな?」
「そうよ、無表情の獣医さんのところなんてあんまり行きたくないわ」
「…結構ひどいこと言うんだね」
再会したばかりのときとはくらべものにならないくらい気楽に会話ができている。
―変わっちゃったかもしれないけど、やっぱりこの人は昴流君だわ
しこりが消えたような気がして、実月はとても嬉しかった。
ほしゅ
ほす
484 :
名無しさん@ピンキー:05/01/08 23:01:56 ID:u8huXJC6
↑
485 :
名無しさん@ピンキー:05/01/11 18:44:30 ID:deuNZ5gY
↑
続きマダー?
昴流×実月を書いている者ですが、最近仕事が忙しくなってきて、更新どころでは
ない状況ですorg
勿論完成させる気はあるので、暫しお待ち下さい。
488 :
名無しさん@ピンキー:05/01/22 23:36:38 ID:5ZOZCoGn
あげ
489 :
名無しさん@ピンキー:05/01/28 12:48:17 ID:aE9YsYx2
↑
491 :
名無しさん@ピンキー:05/02/07 00:12:00 ID:qscu8wIO
封真×小鳥の需要ってある?
間違いなくありますとも。
494 :
名無しさん@ピンキー:05/02/13 13:11:44 ID:7wPyCU+8
まだかー
495 :
491:05/02/18 19:42:59 ID:1cgS4Rh3
一応下書きはしたけど、エロものは初めてなんで、肝心のエロ部分がイマイチ。
どうにも表現力が無くて…。
ただ今、研究中。
そのうち投下するから、気長に待っていてください。
誰もいないみたいだけど…ひっそりと投下してみる。
初めてのエロ作品ですが、よろしければどうぞ。
基本は封真×小鳥で、神威も出てきます。
(注)これは、原作ではなくTVアニメ版の「X」をベースにしたものです。
原作はもちろん劇場版とも違います(TVアニメ版は、桃生家の日常描写が多い)。
元ネタがよく分からない方はTVアニメ版1〜12話を見ることをおすすめします。
葬式が終わり、封真は一人祭壇の前に座っていた。
何者かに神剣を奪われて大怪我をした父・鏡護。
快方に向かっていたはずなのに、突然、様態が急変して…逝ってしまった。
祭壇を見上げると、遺影の中に優しく微笑む父がいる。
こんな日が来る事を予測していたのだろうか。
父の部屋にあった貯金通帳には、封真と小鳥、二人が生活するには充分すぎるほどの預金が遺されていた。
「はぁ…」
大きく溜め息をつき、封真は頭をたれる。
今、封真を苦しめているのは、父が死んだ悲しみでも、今後の生活の不安でもない。
『…お前は神威の…添え星だ…』
父の最期の言葉だった。
――神威がいるから、俺は存在するのか?
添え星とは、主星あっての“添え”星。主星なくしては存在し得ない。
そして、光差す主星とは反対に常に影の存在。決して主星になり代わることはできない。
――俺に、神威の影として、神威のために生きろとでも…?
親友で幼なじみ、弟のようにかわいい神威は、封真にとって守るべき対象。
それは今も昔も変わらない…はずだった。
「…俺は神威の…添え星…」
幼い頃の封真なら、その役目も甘んじて受けていただろう。
だが今は違う。
封真には封真の願う未来、選びたい道がある。
しかし父の遺言は、それを否定するものだ。
父は、実の息子である自分より、他人である神威の未来を案じていた…などとは思いたくなかった。
「どういう意味なんだ、父さん…!」
庭を見ると、神威と小鳥が話をしている姿が目に入った。
神威を見つめて、小鳥はふわりと優しく笑う。
6年前に母が死んで、そして父も死んだ。封真に残された家族は、妹の小鳥だけ。
しかし、いつか小鳥も封真のもとを離れていく。
きっと…神威のところへいく。
そして自分は一人取り残されて…。
「……!」
我に返った封真は、軽く自嘲した。
――最悪だな、俺
いつからだろう、こんな醜い物思いに苛まれるようになったのは…。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「神威ちゃんが帰ってくる夢を見たの」
桜散る春の朝、頬を赤らめて嬉しそうに言った小鳥。
ドクン…と封真の胸が高鳴った。初めて見る小鳥の表情は、紛れもなく“女”の顔。
――小鳥も…こんな顔するのか…
それが始まりだった。
神威が東京に帰ってきて以来、小鳥は朝の身支度に時間がかかるようになった。
そして、出かける直前に必ず
「ねぇ、変なところない?」
と言って封真の前で一回転して見せるのが日課になった。
グレーのソックスに包まれた足先からふくらはぎへの美しいライン。
ほっそりとしたまぶしい太股がスカートの中に消える。
形のいい臀部と華奢な腰。宙を舞うしなやかな指先に続く細い腕。
つい4年前まで一緒に風呂に入っていた時には平らだった胸も、それなりに膨らんでいる。
白い首筋、赤く艶やかな唇、長いまつげに縁取られた大きな目、ふわふわと揺れる栗色の長い髪…。
「…お兄ちゃん!」
ちょっとムッとした強い瞳が封真を見上げる。
どうやら随分と呆けていたらしい。にこりと笑うと、封真は小鳥の頭を撫でた。
「うん。今日もかわいい」
小鳥の中に“女”を見つけてしまった封真。
禁断の思いを自覚するのに、そう時間はかからなかった。
日々、よからぬ妄想が封真を蝕む。
「いやぁっ!やめて、お兄ちゃん!!」
泣き叫ぶ小鳥の服を無理やり引き裂き、獣のように貪り、犯す。
破瓜の証に滴る血も、絶望に満ちた悲鳴もこぼれる涙も、全て封真を煽るだけ。
何度も何度も小鳥の中心に己の欲望をねじ込み、叩きつけ、放つ。
そして、無残な姿の小鳥を見下ろしながら、封真は満足げに氷の笑みを浮かべる。
…こんな夢を見た朝は憂鬱だった。
しかし頭と違い、体は素直なもので……自分の体の忌まわしい変化に、封真はさらに憂鬱になる。
そんなことはお構いなしに、現実の小鳥は元気よく封真の部屋に入って来る。
「早く起きないと、遅刻するよ!」
鳶色の瞳と視線が重なる。息がかかるほど近くに小鳥の無防備な笑顔があった。
ほんの少し手を伸ばせば、夢の再現など容易い。
「…わかってる。あと5分…」
伸ばしかけた手をぐっと堪え、封真はもぞもぞと布団の中にもぐった。
こんな時でも冷静に振る舞えた自分の理性を誉めてやりたい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ふと再び庭を見ると、神威と小鳥の姿がなかった。どこに行ったのだろうか。
小鳥は神威が好き。神威も小鳥が好き。
自分が入る余地など何処にもないことはわかっている。
だからこそ
「お前が小鳥を守ってくれるなら、俺がお前を守る」
こんな子供のころの戯言までひっぱりだして、昔のように二人の“兄”として振る舞おうと、自分の気持ちを抑えようと努力した。
だがここに来て、父の遺言。
――結局、父さんも小鳥も、俺より神威が大切なんだ
どす黒い“嫉妬”という感情が渦巻く。
不意に、いつか見た白昼夢…神威と自分が闘う夢がフラッシュバックする。
慌てて封真は首を横に振った。
封真はまだ、親友である神威を完全には憎みきれずにいる。
小鳥への許されない恋心、神威に対する嫉妬…そしてそんな感情を抱いてしまった自分自身への嫌悪。
――全て忘れてしまえれば、どんなに楽だろう
不意に眠気が襲ってきて、封真は深い夢の底に落ちていった。
…思ったより長かった(反省)
まぁ、前奏曲なんで、こんなもんでご容赦を。
あぁ、インパルスVSカオスが見たい。
504 :
訂正:05/02/23 11:43:25 ID:NOA1x7FZ
スミマセン。
×「お前が小鳥を守ってくれるなら、俺がお前を守る」
を
○「お前に何かあった時は、必ず俺が守る」
に訂正。
うっかり劇場版(?)の台詞を入れてしまった…はぁぁぁぁ…。
続きは、ちゃんと復習してから書きます…。
投下キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
どきどきしながら読みました。
続きお待ちしています!!
>>505 レスありがとうございます(^0^)/
いやぁ、嬉しいです。
がっかりさせないように…がんばれるといいなぁ。
では続き↓
瓦礫が散乱する廃墟のような場所に封真はたたずんでいた。
目の前には大きな十字架がある。その中央には…
「小鳥っ!」
細い無数のケーブルで縛りつけられた小鳥の姿があった。
傍らには神威がいて、その背には…黒い翼が生えている。
と、神威が小鳥に口付けをした。
少しずつ角度を変えながら巧みに小鳥の口内を蹂躙していく神威。
「…ん…ぅ……う…んっ…」
吐息と共に、ぴちゃぴちゃと舌が、唾液が絡み合う音がした。
次第に小鳥の頬が桜色に染まっていく。
不意に、薄く目を開けた小鳥と、封真の視線が重なった。
「……っは…お兄ぃ…ちゃん…」
やっとのことで神威の唇から解放された小鳥が、回らない舌で呼んだ。
神威も、じっと封真を見つめている。無機質で無表情な顔はまるで人形のようだ。
「…神威?」
不安げに封真がつぶやいた瞬間、神威の顔に生気が宿る。
ふっ…と嘲るように笑った神威は、ゆっくりと舌なめずりをした。
「やっ…は……ぁん…ん、ぁっ…」
…もうどれくらいこうしているのだろう。
封真の目の前で、小鳥は神威に嬲られ続けている。
引き裂かれた白いブラウスからのぞく、わずかに膨らんだ胸。
その先端は、神威に舐められ、吸われ、こねくり回されてピンと張り、よけい敏感になっていた。
神威が面白そうにそれをつつくと、恥じらいを含んだ甘い溜め息が漏れる。
封真は、黙ってそれを見ていた。
否、凍りついたように体が動かず、声を出すことさえできないのだ。
目をそむけることも、耳を塞ぐことも出来ず、ただただ阿呆のようにそれを見ているしかない。
そうと分かっているのか、神威はわざと封真に見せつけるように小鳥の体を弄んでいる。
小鳥を後ろから抱きしめるようにして、首から鎖骨、そして胸から腰へと指を這わせる。
「…ふ…ぅん……あぁっ!」
耳朶を軽く噛めば、耐えきれなくなったかのように高い声があがった。
更に下に伸びた神威の右手が、スカートの上から小鳥の右の太腿をやわやわと撫でる。
くすぐったいのか、小鳥はふふっと笑って身をよじろうとした。
封真はあることに気付いた。
小鳥の全身を拘束している無数のケーブル。しかし、脚を拘束しているものはいやに少ない。
そして、小鳥の太腿の上で動く神威の右手。
その動きに合わせて、次第に小鳥のスカートがたくし上げられている。
――まさか…っ!?
ひきつった封真の顔を見て、神威が笑った。
と同時に、神威の右手がスカートの奥…小鳥の脚の間に消える。
「ぁあああんっ!」
びくん、と小鳥の体がはねた。神威の指先が、小鳥の最も敏感な突起に触れたのだ。
さらに神威は指を奥へと進ませる。
ちゅぷ、ぬちゅ
「は、ぁ…あぁっ!…」
どうやら、すでに小鳥のそこはかなり濡れているようだ。
「…イヤぁ……そんな、とこ…触っちゃ…」
頬を朱に染めて小鳥が抗議すると、神威は小鳥の耳元で何か囁いた。
「――――――――――」
少し離れている封真には聞き取れない。
しばしの沈黙の後、小鳥が首を左右に振る。
「…イヤじゃ………ない…」
真っ赤な顔でうつむきながら、最後は消え入りそうな声で…だが確かに小鳥はそう言った。
くちゅくちゅと音をたてて、神威の指が小鳥の中で蠢く。
その度に、小鳥の高い嬌声があがった。
空いている神威の左手は、胸の先端を弄ることを忘れない。
「あッ…イイ……神威ちゃんっ、あ…」
始めは声を押し殺していた小鳥が、恥ずかしげもなく声を上げている。
あまりに淫らなその姿は、いつもの清楚で儚げな様子とはかけ離れていて、まるで別人のようだ。
と、小鳥のつま先に妙な力が入った。
「……や、なに…く、るっ…」
呼吸がいちだんと荒くなり、体が小刻みに震え出す。
「ぅあ…っぁ、あ……あっ!」
絶頂を迎えようとしたその瞬間、神威は小鳥の中から指を引き抜いた。
指の間でテラテラと光り、糸を引く小鳥の愛液。
神威は、封真にこれみよがしに見せつけるかのように、ゆっくり、ゆっくりとそれを舐めた。
「…なんで、ぇ…やめちゃ、やだぁ…」
至福の時を目前に快楽をせき止められた小鳥は、涙まじりの目で懇願する。
「もっと……シて…」
小鳥の前に回った神威は、ロングスカートの前の裾を小鳥のウエスト部分に挟み込んだ。
こうすると白い太腿は露になるが、その奥はわずかに見えない。
すでに小鳥の秘部からは大量の蜜が溢れだし、内腿を濡らしている。
神威は小鳥の下着を取り去ると、そのまま小鳥の中心に顔をうずめ、べろりと舐めあげた。
「ふ、ぁっ、あぁあああああっ!!」
ひときわ高い声を上げて、小鳥の体がビクビクと痙攣した。
鳶色の瞳がゆらゆらとさまよい、薄く開いた口からは涎がだらしなく垂れている。
やっと与えられた至上の快楽。小鳥はしばし、それに酔っていた。
しかし次の瞬間
くにゅ
「ひあぁあっ!」
痛みと快感が体を駆け抜け、飛びかけた意識を無理に引き戻される。
神威が小鳥の核を少し強くついばんだのだ。
じゅぷ…ちゅぷ、じゅる…
卑猥な水音がする。
神威の舌が小鳥の中に侵入を始めた。
「ひ…あっ…ぃやっ……おかしく、なっちゃ…は、ああっ!」
神威の唾液と小鳥の愛液が交じり合い、溢れ出す。
それがいくつものすじになって白い脚をつたっていくのが封真にも見えた。
「く…あ、あっ!…そこ……いっ…」
長い髪を振り乱してよがり、快楽に溺れる小鳥。
黒い羽根を羽ばたかせて小鳥をもてあそぶ神威。
それはまさに、天使が悪魔に汚されて堕天していくさまを見ているようだった。
「あぁっ!…も…かむ、いちゃん………ほしい…ほしいのぉ…っ!」
息も絶え絶えに小鳥が言った。
それに応えて神威はベルトを緩める…が、不意に動きを止め、肩越しに封真の方を見た。
勝ち誇ったように冷たく笑うその顔は、まさに悪魔。
封真は全身の血がわきあがるのを感じた。
――こんなの……嫌だっ!!
そう思った瞬間、封真の体は糸が切れたように自由になった。走りだし、懸命に手を伸ばす。
「やめろォ!神威ーっ!!」
力の限り叫んだ。
しかし、その声が合図だったかのように、神威は一気に己の猛りきった肉棒を小鳥に突き刺した。
「ああああああああっ!!」
小鳥の悲鳴が響く。
二人が繋がった部分から真っ赤な血があふれ、血の池が広がっていく。
「神威ーーーッ!!!」
突然、目の前が真っ暗になった。神威の姿も、小鳥の姿もない。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
気が抜けた封真は、崩れるように座りこんだ。
これが己の創り出した夢であることは封真自身よくわかっていた。だが、それでも嫌だった。
――嫌って、何が?
ふと自分自身に問うた。
こんな夢を創り出した自分の愚かしさか?夢の中とはいえ淫乱な“女”の小鳥か?それとも…
――神威ニ小鳥ヲ奪ワレタクナイ
声がした。あたりを見まわしても誰もいない。
「誰かいるのか!?どこから声が…」
――俺ダッテ小鳥ガ欲シイ
「!!」
そう、声がしたのは自分の頭(なか)からだった。
――デモ、小鳥ガ…ミンナガ必要トシテイルノハ『神威』ダケ
「やめろ…」
――俺ハ『神威』ノ『添エ星』
真っ黒な“それ”に侵食され、支配される恐怖に封真は身を震わせた。
――必要ナノハ『神威』ダケ。ダカラ…
「やめてくれ…っ!」
――『封真』ハ……イラナイ
「うわあああああっ!!」
夢の底から戻ってきた封真が、ゆっくりと目を開ける。
「神威…俺はお前の…」
その瞳に、いつもの優しさはない。あるのは混沌だけだった。
(続く)
エロをエロく書くって難しい…。
しかも封真×小鳥じゃなく、神威×小鳥だし。
イマイチな部分は脳内妄想で補完の方向でお願いします。
すみません。
515 :
名無しさん@ピンキー:05/02/25 12:33:20 ID:efIZ9FSC
気がつくと、封真の腕の中に怪我をした神威がいた。
「…神威っ!?どうしたんだ、その怪我!」
琥珀の瞳が不思議そうに封真を見つめる。
「封真……だよな」
「ぁあ?別な誰かにみえるか?」
封真は気を失った小鳥を部屋まで運び、ベッドに寝かせた。
あの後、問いただしてみたものの、神威は何も話してくれなかった。
それが封真と小鳥を“神威の回りで起こっている何か”に巻き込まないための、神威なりの優しさであることは封真にも分かった。
しかし既に桃生家は散々、巻き込まれてしまっている。
――俺たちにだって知る権利くらいあるだろ?知らなきゃ、身の守り様もない
封真の心配をよそに、小鳥は気持ち良さそうに寝息をたてている。
今回はかろうじて無傷だったが、次はどうなるかわからない。
「小鳥…お前は絶対、俺が守ってやるからな」
封真はそっと小鳥の額にキスをすると、名残惜しそうに小鳥を見つめながら部屋を出た。
ひとつ、封真の中で引っかかっているものがある。
『何も…覚えていないのか?』
神威が少しためらいながら言った言葉。
祭壇の前に座っていたら、急に眠気が押し寄せて………気がついた時には、腕の中に神威がいた。
まるで切り取られたかのように、その間の記憶がすっぽりと抜け落ちてしまっている。
神威の言い方は、その封真の“空白の部分”を知っているかのような言い方だ。
「…くっ……」
何も覚えていない、何も知らない、何も出来ない自分の不甲斐なさに、封真はぎゅっと拳を握り締めた。
父の葬式から数日がたった。
あれから小鳥は少し体調を崩してしまった。今も部屋で休んでいる。
封真は、茶の間でぼんやりとテレビを見ていた。
――夕食、何にするかな……あ!
きのう買ってきた料理の本を自室に置いたままであることを思いだし、封真はいそいそと自室に向かった。
小鳥の部屋の前にさしかかった時、不意に封真の足が止まる。
部屋の中から何か聞えた気がしたのだ。
そっと耳を澄ますと
「ぅ…うぅ……うん…」
小鳥の悩ましげな声が聞える。一気に封真の心拍数が上がった。
封真とて健康な男子高校生。
自室にはそれなりの本がある。(もっとも、最近は使っていないが。)
そんな自分の日常と照らし合わせて、ついよからぬ想像をしてしまったのだ。
しかしすぐに首を横に振る。
――いやいや、小鳥に限ってありえないだろ
封真は中学2年生の時、自室に隠しておいたそういう本を小鳥に発見された経験がある。
『お兄ちゃんの変態!!』
それから3日間は、口をきいてもらえなかった。
――でも、女の人でもする人はするらしいし…
封真はドキドキしながら少しだけ戸を開け、その隙間から室内を覗いた。
薄暗い部屋の奥、ベッドで眠る小鳥。
「…何で……二人も…」
――?????
どうやら夢でうなされていたようだ。
「は〜〜〜…」
安堵と期待外れと己のアホさ加減に、溜め息が出た。
部屋に入った封真はベッドの側に行き、そっと小鳥の顔をのぞきこむ。
小鳥は苦しそうに眉根を寄せ、微かにうめいていた。
普段の笑顔もかわいいが、苦悶する姿というのもなかなかいい。
汗をかいた首筋にそっと触れると、手に吸いつくように、なめらかでしっとりとしていて…。
「…離してっ!」
ビクッ
慌てて封真は小鳥の首筋から手を離した。
「…うぅ……」
起きたわけではないらしい。ほっと胸をなでおろす。
それにしても…随分とうなされて辛そうだ。封真は少し心配になり、小鳥の肩に手をかけた。
「小鳥……小鳥?」
「っやめて!!」
かっと目を見開き、小鳥は目覚めた。怯えた瞳が封真を捉えると、それは安堵の色に染まる。
「お兄ちゃん…」
安心しきった小鳥の笑顔。つられて封真も優しく微笑む。
「大丈夫か?さっきからずっと、うなされてたぞ?」
極力、優しく言ったのに、小鳥の顔に再び影が落ちた。
「夢を…」
「夢?」
「怖い夢。お兄ちゃんと司狼くんが…」
封真の背筋に、冷たいものが走る。
「お兄ちゃんと司狼くんが…殺し合ってた」
それは、封真も以前見た夢。
荒廃しきった東京の中心・東京タワーで、神剣を手にした神威と封真が闘う夢。
――確か、父さんの葬式の日も、そのことを考えていたような…
「でも、そんなことあるはずない。ただの夢だよね?」
そう言って小鳥は、いつものようにニコリと笑った。
しかし鳶色の瞳は、まるで捨てられた子猫のようで、必死にすがりつくように封真を見つめている。
――いや、そんな期待した目で見られても…俺だって何もわからないのに…
世の中には、危機に瀕した時ほど雄弁になって喋る人がいる。
どうやら封真もそういうタイプの人間だったらしい。
「…あたりまえだ!」
極上の微笑みを浮かべてあれやこれやと理由をこじつけて、封真は小鳥の部屋をそそくさと出た。
――あの夢を、小鳥も…
封真は確信した。
今、“自分たちの”周りでとんでもない何かが起こっている。
自分と小鳥は、今まさにその渦中に引きずり込まれようとしている。
そして、全ての鍵を握っているのは…
「…神威」
ふと見下ろした窓の外、庭の大きな木の下に神威の姿があった。
封真はありのままを神威に話した。
疑問、父の遺言、不安、小鳥を守りたいという願い……全て。
神威もそれに応えて全てを話してくれた。
「だが、これ以上、お前たちを巻き込みたくない。封真も、小鳥も…」
哀しそうに神威は目を伏せる。
そう、誰より辛かったのは、この一件の“鍵”になってしまった神威自身。
――俺は…何を意地になっていたんだろう?…俺と神威は…無二の親友じゃないか
どこまでも儚い、今にも消えてしまいそうな神威。
神威は、この小さく華奢な体で、封真と小鳥を過酷な運命に巻き込むまいと懸命に闘っている。
その思いに応えたいと、封真は思った。
「お前に何かあった時は、必ず俺が守る」
戯言ではなく本心から素直にそう言えた。
まるで、6年前の平和だったあのころに戻ったようだ。
互いの存在を確かめるかのように、二人はきつく抱きしめ合う。
そんな二人を、満月が静かに照らしていた。
(続く)
タイトル通り、次へのつなぎということで。
次こそ封真×小鳥ですが、忙しくてちょっと時間がかかりそうです。
誰か職人さん、来てor帰ってきてくれないかな。
イイヨーイイヨー
523 :
名無しさん@ピンキー:05/02/28 16:30:40 ID:gbbKkefW
521さんが不在の間に
他の職人さん、428&429の要望に応えてくれ!
やっぱり、連載休止が長いから…過疎化かなぁ。
とりあえず、出来た分だけ投下します。
神威の叔母・真神時鼓が神剣を産んで死んだ。
壊れて泣き叫ぶ小鳥を、神威が必死になだめている。
封真は自分でも驚くほど冷静だった。
6年前、神剣を産んで死んだのは、封真と小鳥の母・桃生紗鵺。
あの時も小鳥は泣き叫んで、必死になだめたのは封真だった。
――俺、本当に神威の『添え星』なんだ
目の前に広がる光景はまるで6年前の再現のようで、封真はぼんやりとそんなことを考えていた。
神威と封真と小鳥はヘリに乗せられ、CLAMP学園へ向かった。
豪華とまではいかないが小奇麗でわりと広い部屋に、真っ白いシーツが敷かれたベッドがある。
精密検査が済んだ小鳥はそのベッドに寝かされた。
「神威さん、あなたに見せるように時鼓さんから言付かったものがあるんですが…」
CLAMP学園理事長にそう言われた神威は、即答した。
「俺はここにいたい」
責任を感じ、小鳥を心配しているのはわかるが、これではただのだだっ子。
理事長が、ちょっと困ったような顔で封真を見た。
――ほんと…神威は変なところで強情だからなぁ…
とは思いながらも、封真は穏やかに微笑む。
「…神威、俺が看てる。行ってこいよ」
しかし、神威は不安そうにうつむくだけ。
そんな神威を封真は優しく見つめ、ゆっくりと、そしてはっきりと言った。
「これからはずっと…三人一緒だ」
ハッと神威は顔を上げる。それは神威が一番欲しかった言葉。
神威の目に涙が浮かぶ。封真はにこりと微笑んで、頷いた。
「まるで神威への牽制…だな」
神威たちが去った部屋で、封真はポツリとつぶやいた。
“ずっと三人一緒”…これはもちろん、神威が一人ではないことを示している。
しかし、今になってよく考えてみれば、神威と小鳥が“二人きり”になることを否定する言葉でもある。
もし二人の関係に進展があれば、お邪魔虫になってしまう封真はそこにいられない。
だから“ずっと三人一緒”でいるためには、“兄と妹と親友”という現状を維持する以外に道はないのだ。
――…それを言ったら、“兄”の俺も、“妹”の小鳥に何もできないな
自分自身への牽制でもあったという思わぬ結論に、封真は苦笑した。
窓辺に立つと、キラキラと輝く夜の東京が見える。廊下からは物音ひとつせず、街の喧騒も遠い。
ベッドの小鳥は、まるで眠り姫のように静かに横たわっている。
いつもならほんのりと桜色の頬が、雪のように白い。
そっと左手を握ると、少し冷たいような…そんな気がした。
――息をしていないんじゃないか?
ふとそんな不安にかられた封真は、ベッドの端に膝を立て、小鳥の頭の両隣に手をつき、覆い被さるような形で小鳥の顔に耳を寄せた。
…すぅ……すぅ……すぅ……
微かだが確かで正確な呼吸を、耳で、頬で感じた。
「よかった…」
嬉しさで、封真は顔をほころばせた。
長い栗色の髪を手繰り寄せ、指に絡ませれば、絹糸のようにさらさらと流れた。
掴んだ髪に鼻を近づけると、ふわりと甘い花の香りがする。
白く滑らかな額から頬に触れれば、それはまるで白磁のよう。
先ほどまで散々泣いていたせいで、わずかな朱が目元を彩る。
薄紅色の唇は薄く開いて、微かに呼吸をしている。
かわいい小鳥。
今までずっと、封真が大切に守ってきた小鳥。
たまらなく愛しくて、愛しくて、愛しくて……
封真はひじをついて小鳥との距離をつめ、ゆっくりと目を閉じた。
初めて触れた小鳥の唇は、しっとりとして柔らかく、それでいて弾力があった。
外界から隔離された一室。
封真と小鳥、二人だけしかこの世にいないのではないかと思ってしまうくらいの静寂が続く。
――もっと…
抑えきれない衝動に駆られて口づけを深くし、舌を差し入れようとした瞬間
「…んぅ…っ」
小鳥が苦しそうな声をあげた。封真はハッとして唇を離す。
――しまった!!つい…
ゆっくりと小鳥のまぶたが開かれ、とろんとしていた瞳が、目の前にある封真の顔を捕えた。
「あ、えぇと…」
封真は必死に言い訳を考える。しかし
――……ダメだっ!!何にもでてこない!!
こんないかにも“襲っています”と言わんばかりの体勢と状況で、いったい何をどう言い訳できるというのか。
全身から血の気が引いていく。手が震える。
喉が、口の中が乾く。嫌な汗が背中をつたう。
――ヤバイ……ヤバイ…ヤバイ、ヤバイ
その言葉ばかりがグルグルと頭の中を駆け巡って、思考がまとまらない。
その時だった。
「ふふ…」
急に、小鳥が目を細めて笑った。
――な、なんで笑って…?
「…神威」
幼い頃から封真と神威はよく『本当の兄弟みたいだ』と言われていた。
自覚はないが、おそらく世間一般的に見れば、二人は『似ている』んだろう。
――混乱して、俺と神威を間違えているんだろうか…
そう思った封真は優しく笑い、できるだけゆっくりと言った。
「小鳥、よく見ろ。俺だ。ふ…」
「神威」
言い終わるや否や、封真の首に細い腕が伸び、そのまま頭を引き寄せられた。
――………???
おそらく5秒ほど。
封真の思考は完全に停止していた。
唇に触れている柔らかい感触。それは間違いなく、小鳥の唇。
「ぅん゛っ!?」
我に返って慌てふためく封真を尻目に、小鳥は腕を離そうとはしない。
その、通常ならあまりにありえない事態に、封真は完全にパニックに陥った。
とにかくそこから逃れようと、腕に思いっきり力を入れて上体を起こし、小鳥を引き剥がす。
「な、何するんだ、小鳥ッ!お前っ…!!」
自分がしたことを棚に上げて、封真は真っ赤になって口をパクパクさせた。
小鳥ものそりと起き上がる。うつむいているため、表情はわからない。
「…こわい……」
ぽつりと小さな声で小鳥は言った。
両腕を伸ばし、小鳥はふわりと封真の胸のなかに倒れこむ。
「ひとりに…しないで……神威」
小鳥の体は微かに震えている。
落ちついて事態を把握しよう、と封真は考えた。
――小鳥は、神威と俺を間違えていて
「神威……神威…」
切なげに小鳥が呼ぶ。
――神威に、側にいて欲しいんだな
神威を呼ぼうと、封真が内線電話に手を伸ばしたとき、小鳥の口からとんでもない言葉が出る。
「抱いて……神威…」
その瞬間、一気に封真の脳裏にあの日の悪夢が…父の葬式の日に見た悪夢がよみがえった。
『かむいちゃん……ほしいのぉっ!』
息も絶え絶えに神威を求める小鳥。悪魔の笑みを浮かべて、小鳥を抱く神威。
ただそれを見ているしかできない自分……。
封真は、ぐっ…と小鳥の腕を掴む手に力を入れた。
「痛い、かむ―――」
言いかけた小鳥の唇を荒々しく塞ぐ。
きつく小鳥を抱きしめ、何度も、何度も、小鳥の唇をついばむ。
「……んぅ……は、ぁ…」
さすがに苦しくなったのか、小鳥は息を吸おうと喘いだ。しかし
「んっ!…ふぅ…ん、ぅ…」
封真はここぞとばかりに口づけを深くして、自分の舌を小鳥の舌に絡ませる。
交じり合う唾液と吐息。
舌が触れるたび、まるでそこから溶けていってしまうのではないかと思うほどの熱と心地よさが生まれる。
――…もう…限界だ…
思考が麻痺していく。
道徳や常識、あらゆる物が溶けてなくなる。
封真はついに、己の欲望に身をゆだねた。
投下キテルー!GJ!!
久々に覗いてみたんだけど
他にも職人さんいないかな?
久々に空×嵐が読みたいんだけど、誰か書いてくれないかな…。
職人さん不在・・・
ひたすら待つか
『もう一人〜』書いてる者です。
今度こそ忙しくて、時間がかかりそうです。でも、今月中には終わらせる予定。
人気の空×嵐…でも、自分はどうしても書けないんで……誰か、職人さ〜ん!
だれか何か書いてよおお
神威は理事長室のソファーに腰掛けて、時鼓のビデオを繰り返し見ていた。
どこか遠い目で、ビデオが終われば巻き戻してもう一度、始めから…。
「神威さん、大事なことですから…ゆっくり考えていいですよ」
理事長がそう言うと、神威はペコリと頭を下げて再び視線をモニターに戻した。
一方、小鳥と封真がいる部屋。
薄暗い室内に、無造作に脱ぎ捨てられた衣服が散乱している。
ザァァァァァ…
さすが天下のCLAMP学園。部屋にはバスルーム完備。
カーテンでしきられたユニットバスに湯気が立ちこめている。
しかし、浅く広いバスタブに湯はまだ溜まりきっていない。
そこにしゃがみこみ、シャワーの温度をみている封真。腰にはタオルを巻きつけ、厳しい表情をしている。
そんな封真を、バスタブにぺたりと座りこんだ小鳥が見つめていた。
こちらも体にしっかりとバスタオルが巻かれている。
ただ、小鳥の顔や首、体のあちらこちらには白濁した液体が付着している。
「……まったく」
渋い顔をしたまま、封真は小鳥にシャワーのお湯をかけた。
そう、封真は小鳥の口であっさりイってしまったのだ。
それは5分ほど前のこと。
ベッドで、小鳥の全身に愛撫を施しながら服を全て脱がせ、自分も服を脱ぐところまでは完全に封真のペースだった。
ところが
「ぅわっ!」
急に触れた生温かく柔らかい感触に、封真は声を上げた。
恐る恐る見下ろせば、小鳥が封真の足の間に顔をうずめ、四つんばいになっている。
ちゅ…ぴちゃ、ぴちゅ
封真自身にからみつく小鳥の指。赤い舌がちろちろと先端をくすぐる。
「…ぉ、おい…こと……っあ!」
うろたえているうちに、封真のモノは小鳥の口に収められてしまった。
「そんな事…しな、くて…い、っ!?」
封真の抗議を無視して、小鳥は顔を動かし始めた。
じゅぽ…じゅぽ…
唾液をたっぷり含ませた口は、ゆっくり前後に動きながら淫猥な音を立てる。
大きく固くなり始めていた封真のソレは、小鳥の小さくかわいらしい口には収まりきらない。
小鳥は、舌が届く場所は丹念に舐め擦り、根元の辺りは細い指で扱いていく。
「…こと、り…やめっ…ぅ、くぅっ…」
言いかけた言葉は、快楽によって霧散する。小鳥の方はというと
「ん、む……んぅっ…」
苦しそうな声を漏らしながらも、懸命に指を、唇を、舌を動かしている。
封真が何を言っても、離す気などさらさら無いらしい。
「………は、ぁ…」
諦めた封真は左手をベッドに付き、右手で小鳥の頭を優しく撫でた。
小鳥の舌や手の動き自体は、単調でしかない。
だが、決して結ばれる事はないと思っていた愛しい女が、自分を必死に舐め、擦っている…という事実は、封真を昂ぶらせるには充分すぎた。
「……っく…あぁ…」
ゾクッと背筋を走った快感に、封真はたまらず声をあげる。
目を閉じれば逆に、裏側を這う舌や唇の締めつけ、からみつく指の感触を意識してしまう。
中心から全身に広がった甘い疼きが衝動に変わった。限界を間近に迎え、封真の本能がビクビクと脈打つ。
「…もぅ、いい…離せ」
このまま小鳥の口内に出してしまうのは気が引けて、封真はやや強く小鳥の肩を掴んだ。
しかし小鳥は離れるどころか、いっそうむしゃぶりついてくる。
「で…出るって……ことりっ…」
焦る封真を追いたてるように、小鳥はさらに口内の締め付けをきつくして動きを速くする。
じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ
「ぅあっ…は、…っく……ゃ、やめろっ!」
思わず封真が叫ぶと、ぴたっ、と小鳥は動きを止めた。
締めつけていた唇がゆっくりと緩み、口が開かれる。やっと離す気になってくれたらしい。
触れる空気の感触に、ふぅ…と封真は安堵のため息を漏らす。その刹那
「…んぅ〜〜っ!!」
小鳥がここぞとばかりに一気に先端を吸い上げた。
解放されると思って油断した矢先の強い衝撃に、たがが外れる。走りだしたそれを止める術はない。
「!?…くっ……ああぁぁッ!!」
情けない声とともに大きく背を反らせ、封真は己の劣情を小鳥の口の中に放った。次の瞬間
「ん゛っ!?げほぉっ!」
「わ!?口、離すな、バカッ!!」
車が急に止まれないのと同じで、射精も急には止められない。
「ひゃあぁあっ!」
「ごめ…ことり……っ、ぁああ!!」
小鳥の顔、髪、首、胸、手…あらゆる所を白く汚して、やっとそれは終わった。
ザァァァァァ…
立ち膝になった封真は、正座している小鳥の顔や髪、体をシャワーで洗い流していく。
事ここに至って、封真はまだ迷っていた。
――ここでやめて、“兄と妹と親友”という関係…『今』を守るか…。それとも『変革』覚悟で、思いを遂げるか…
このまま、封真を神威だと思いこんでいる小鳥を抱くのは容易い。
だが、正気に戻った小鳥が“神威のフリをして自分を抱いた実の兄”を受け入れてくれるとは思えなかった。
神威本人だって黙ってはいないだろう。
つまり『変革』とは、“三人一緒ではいられない”こと。
封真の脳裏に、捨てられた子犬のような瞳をした神威の顔がよぎった。
――やっぱり、やめ……
膝の上の温かい感触に、封真は思考を止めた。
「……どうした?」
見ると、小鳥が封真の右膝に跨っていた。腕を封真の首の後ろに回し、じりじりとにじり寄ってくる。
小鳥が腰を動かすと、太腿の上でヌメヌメと何かが蠢き、濡れた感触が広がる。
その正体に気付いた封真は、ごくり…と喉を鳴らした。
と同時に、治まったはずの欲情の証が、再び意思を持ってハッキリと脈打ち始める。
さらに小鳥の膝が動いて、封真の先端に触れるか触れないかの所でかすめた。
体中から汗がふき出す。高鳴る鼓動が頭の中で反響して、軽い眩暈さえする。
小鳥の少し荒い息が耳にかかるだけで封真の体は震えた。
その時
「……『神威』…」
耳元で甘く囁かれ、封真は目を大きく見開く。
――俺は『神威』の『添え星』
夢の中と同じ…自分の中で黒い“何か”が目覚めるのを封真は感じた。
「ふっ…くくくく…」
覚醒の喜びか、それとも狂気へ堕ちていく自分への自嘲か…封真は肩を震わせて笑う。
――俺は…もう一人の神威…
封真は小鳥のバスタオルを取り払うと、そのまま押し倒した。
バスタブには中途半端にしか湯が溜まっていないため、小鳥の体は半分くらいしか湯につからない。
「…あっ、…んん…」
空気にさらされたままの胸に触れ、頂点をつまむと甘いため息が漏れた。
封真はおもむろに小鳥の左右それぞれの膝裏を掴んで引き上げる。
こうすると小鳥は脚を左右に大きく開く形になり、封真からは小鳥の秘所が丸見えになった。
可愛らしいベビーピンクの花弁。しかしそれはピクピクと蠢き、蜜を垂れ流して待っている。
「いやらしい女だな……こんなにして」
その言葉に、羞恥心で小鳥の頬は赤くなる。くくっと笑って、封真は猛った分身を花弁に押し付けた。
「あっ!…やぁ…っあぁ!」
腰を動かして擦り付ければ、ぐちゅぐちゅという音と共に高い嬌声が上がる。
「は…っあ、ぁ…かむ、い……か――」
言いかけた言葉を飲みこませるように覆いかぶさり、強引に小鳥の唇を塞いだ。
息が止まるのではないかと思うほど深い口付け。
唇を離すと二人に間に銀糸が糸を引く。それを手でぬぐって、封真は酷薄な笑みを浮かべた。
「そう、俺は………神威だ」
カシャン
神剣が床に転がる。急に襲った悪寒に、神威は身を震わせた。
「どうしました、神威さん」
理事長の問いに答えることも出来ず、神威はその“何か”に震えるしかなかった。
(続く)
次でこそ、終わります。
ベッドでヤったら、後始末が大変だなぁ…ということで、バスルームへ移動するさせました。
長くてスマソ。
続きキター!!
エロいですな。イイヨーイイヨー
GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!!!
ベビーピンクキター!!
544 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 11:19:31 ID:+CsLgWok
↑
545 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 20:35:07 ID:p6mkaGKj
↑
忙しさにかまけて、ラジプリと乙研を聴き忘れた…orz
“もう一人の神威”は、必ず完成させますが、もうしばらく休載です。
というわけで、誰か、作品投下をどうぞ↓
だ、だれか投下してぇ
書きかけはなくもないけど、忙しくて完成まで時間かかりそうです…
女体化ニガテなんでスレタイだけで敬遠していたが、なんだこの良スレは!?
ようこそ。結構敬遠している人いるのかな?
スレタイ良くない
553 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 13:02:24 ID:Gwd35jTr
あげ
スランプだ。
…というわけで“もう一人の神威”はまだ休載します。
散々、待たせた挙句にへなちょこなエンディングになりそうですが…。
待ってま〜す
CLAMPノキセキを買ったんだけど、
嵐が主人公の未発表作品(おそらく「嵐」)の設定が、
嵐がヤクザの娘、その相手役が警察官の息子(空汰の原型キャラ)なことに
激しく萌へ。
この作品をXを基に再構成させて、連載してくれんかな。
≫548,554
お待ちしています!
>>556 うああ激しく読んでみたい。
設定から想像するだけで萌える。
性格は同じなのかな。
>>556 おそらくってことは名前とか全部違うんだ?
CLAMPノキセキって何巻も出てるけど、どれ?
>>558 おそらくっていうのは作品タイトルのこと。
キセキのインタビューではその作品のタイトルまで言っていないから。
それに、タイトルはネットで見かけただけだから、タイトルについては全く自信なし。
この未発表作品の情報はCLAMPノキセキ最新の8巻に載ってます。
が、それもインタビューで出てきた話だし、キセキ自体も内容が薄いので、
もしこれから買おうと思っていたらあまり買うことはオススメできない。
>>557 性格は全く違って無口でぽーっとした天然系だったらしい。
けど、Xの嵐も天然入ってる気がするのは自分だけか?
>>559 嵐は確実に天然はいってると思われ。
というか封印は空汰以外は天然だと思う
↑
562 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 13:03:40 ID:umlCUh//
↑
>>560 だよなぁ…
個人的にはCLAMPの言う天然よりも、嵐みたいな天然の方が萌え。
ところで、獣×颯の続きはもう投下してもらえないのか…?
昴流×実月・・・・ 待ってます!
なんでもいいからとにかく待ってます!
>>556,&その他
自分もその設定非常に萌えまくりました!天然萌え!!
嵐がヤクザの娘って、何故かすごく違和感がない。
この設定見た時から妄想が暴走しまくりです。是非連載して欲しい。
「嵐」というタイトルは91年のCLAMPカレンダーの解説(?)みたいなので言ってました。
言い忘れてましたが、自分
>>548は
>>361でもあったりして。
次回は保守程度のすごく微妙な微エロになるかも…
ついでに時期も未定です。
期待しないで気長に待ってみたら何か投下するかも…
>>566 期待するなと言われても期待してしまいますが…
気長にお待ちしています。
確かに嵐がヤクザの娘って違和感ないですね。
空汰(「嵐」では別キャラだけど)も職業としては
教師よりも警官の方が合ってる気がする。
568 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 14:34:09 ID:DYm0PD5c
↑
↑
571 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 14:01:31 ID:RyU5bPmv
↑
572 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:42:08 ID:L+5c5YI6
小鳥かわいい だいすき
573 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 06:41:42 ID:BLG0KhKr
小鳥を優しく愛する小説を書いてくださいな。夢見として覚醒した小鳥とかきょうのセックスが見たい
574 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 10:14:42 ID:QaUF9xLk
小鳥タンのお話マダァ〜?
575 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 13:46:59 ID:BLG0KhKr
エックスでは小鳥が1番すき。あの不安な儚さ、夢見の資質、繊細さ、現実感のない人形みたい。エロくはないんだけどね。激しいエロとか体持たなそう。そんな小鳥をじわじわと緩やかにイカせてっ
ホシュ
577 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 14:15:58 ID:g3iQ/q5W
↑
保
神を待ちつつ保守
580 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 13:12:18 ID:NQ6IcPA6
神様・・・お願い・・・
581 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 02:22:07 ID:2+uVHbrx
無防備な、それでいて気配には敏感な少女に気付かれないように、そっと近づく。
そして、少女の耳元に優しく息を吹きかけた。
ふうっ。
「ひゃああっ!!」
不意の刺激に少女の体はビクンと反応する。
「うふふ……譲刃ちゃんったら、敏感なのね。可愛い」
「――――か、火煉さん。驚かせないでくださいよ」
少女―――猫衣譲刃は火煉の方に向き直ると、先程まで聞いていたCDプレイヤーを外す。
「それで、どうかしたんですか?」
「いえね、譲刃ちゃんがあんまりにも可愛いものだから。少しイタズラしちゃおうかなと思って」
悪びれた風もなく、火煉は言った。
言いながら、譲刃の方ににじり寄って行く。
意味も判らず、だだ身の危険を感じて譲刃は後退した。
だが数歩下がったところで行く手を壁に阻まれる。
「あっ……」
「……捕まえた」
582 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 02:22:27 ID:2+uVHbrx
背後から片手で譲刃の手を取り、もう片方の手はブラウスの上から乳房を弄る。
「気持ちイイこと……教えてあげる」
「んっ……」
突然の出来事に戸惑い、抵抗が微弱な譲刃を見て、火煉は笑みを浮かべた。
服の上から胸を触っていた手を、ブラウスの隙間に差し入れ直に揉む。
そして首筋に下を這わせる。
「やぁっ……ぁん―――あ」
「あら、抵抗しないの? なら……こんなこともしちゃうわよ」
「――――えっ!?」
近くにあったソファに譲刃を押し倒し、強引にブラウスを肌蹴させる。
腹部に下を這わせながら、徐々に上へと舐め上げていく。
上まで到達すると乳首を口に含み、コロコロと下で転がす。
「ひぃん……あふぁっ……」
「本当に敏感ね。でも、すぐにイカせてあげない。もう少し可愛がってあげるわ」
火煉は譲刃を押し倒したまま、体の方向を逆に向け、今度は譲刃の華奢な足を舐め始めた。
「あ……ああぅ……だめぇっ!!」
脹脛や太股を舐められるという未知の感覚に、譲刃は身を震わせて悶える。
「も――――だめぇっ……やめ…はあぁぁんっ……」
体中を舐め尽くさんが如く体中を責める舌と、巧みな指遣いに、譲刃はただ悶えるしかなかった。
to be countinued
583 :
581:2005/06/24(金) 02:24:12 ID:2+uVHbrx
拙い文章ですが、お楽しみいただけたましたなら幸いです。
投下キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
イイヨーイイヨー(*´д`*)ハァハァ
585 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 13:32:53 ID:/JgB+SfB
ようやく神が舞い降りた・・・
もう長いこと保守ばっかだったからな・・・
ユズちゃん以外の人も襲っていくようなシリーズ化して欲しいっすw
586 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 00:31:28 ID:OpmQQdPr
↑
保守
588 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 14:21:17 ID:ipkv/PiD
まだ落ちてなかったんだ、ココ…。
頑張れみんな。
589 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 13:29:20 ID:yza45hv5
ち、ちくしょー
あきらめないぞー
590 :
昴流×実月:2005/07/16(土) 02:25:38 ID:K4m7dr2A
>>481 それからしばらく実月が犬を眺めていると、隣の部屋から昴流が戻ってきた。
「鏑木さん」
「なあに?」
「えーっと…」
答えにくそうにしながら昴流は例の遊園地のチケットを取り出した。
「…これは?」
「遊園地のチケット、猫依が使えなくなったから、あげるって」
「ああ、護刃ちゃんが。でも、なんで私に?」
「猫依は、その…」
昴流が口ごもる。
「できれば僕と鏑木さんで行って欲しいって」
「本当に!?」
実月の反応が嫌そうに聞こえたのか、昴流が慌てる。
「いや、別に僕と行かなくてもいいんだよ。鏑木さんのお友達と行っても、全然構わないし」
「お友達」と聞いて、実月の頭の中に千歳のことがよぎる。
「…いいわ、『一番仲のいい友達』はいないし」
591 :
昴流×実月:2005/07/16(土) 02:26:42 ID:K4m7dr2A
「え?それって」
「一緒に行きましょ、昴流君」
「う、うん」
「次の日曜日ね、とっても楽しみだわ!
昴流君、お化け屋敷とか平気?あっ、あの仕事だからそれは大丈夫ね!
集合場所は、現地集合か最寄りの駅か…」
予想外の反応が返ってきてしどろもどろになった昴流に、実月はぺらぺらと喋っている。
それから会話こそかみ合わないものの、なんとか実月の家の最寄り駅で集合ということ、集合時間が決まった。
「それじゃあ、お仕事頑張ってね。『フレア』、あなたももっと元気になるのよ」
「フレアっていう名前にしたんだ?」
「そう、最初命の恩人の名前からからとって『プレアデス(昴星)』にしようと思ったんだけど、長かったから止めたわ」
「…それは止めて正解だよ」
昴流が苦笑するのを見て、実月はまた笑った。
592 :
昴流×実月:2005/07/16(土) 02:27:48 ID:K4m7dr2A
あっという間に次の日曜日になり、昴流は集合場所に向かった。
集合時間には間に合っていたが、実月はそれよりも早く到着し、彼を待っていた。
「昴流君!」
「ごめん、待たせちゃったかな?」
「ううん、大丈夫よ」
それから駅から直行の遊園地行きのモノレールに乗った。
休日で中の人も多く、ほとんど会話を交わすことはなかった。
遊園地前に停車して、下車後遊園地のゲートに向かう。
「どこに行こうか?」
「そうね…大きい乗り物には乗りたいけど、どこも混んでるわね。
ジェットコースターなんて二時間待ちよ」
マップを眺めながら実月が答える。
「どうせなら、人が少ないところを沢山見るのはどうだろう?」
「それもいいわね」
昴流の案を採用し、二人は人混みから遊園地のはずれに移動した。
593 :
昴流×実月:2005/07/16(土) 02:28:22 ID:K4m7dr2A
古びたビックリハウスやマイナス30度の世界、と銘打ったアイスハウスに入った後、
ワゴンでチュロスを買った。
「寒かったわね」
「そう?もっと寒いかと思った」
「もう!こういうときは寒いって言ったほうが盛り上がるのよ。
ビックリハウスだって、すぐ昴流君錯覚の仕掛けバラしちゃったじゃない」
「ごめん…でも楽しかったよ、遊園地なんてもう何年も来てなかったから」
「最後に来たのはいつ?」
「うーん、死んだ姉さんと知り合いの人と三人で行ったのが最後かな」
「お姉さんと…そう」
しばらく会話が途切れた。
「次はどうする?」
何とか重い空気を変えようと昴流から話をふった。
「じゃあ、あそこに行ってみない?」
実月が指さした先には、こぢんまりとした施設があった。
「『マスコットキャラクターの人形たちによる豪華な音楽ショー』があるんだって」
「大げさだね」
実月が顔をわずかにしかめ、昴流はまた自分の言葉に後悔した。
594 :
昴流×実月:2005/07/16(土) 02:29:14 ID:K4m7dr2A
薄暗い施設の中には誰もいなかった。
小さい映画館のように並べられた椅子に座ると、間もなくショーが始まった。
曲自体は有名なクラシックのメドレーではあったものの、人形の動きは乏しく退屈極まりない。
結局二人揃って居眠りを初めてしまった。
ショーが終わってどれくらい経ったのだろうか、昴流は人の気配に気付き目を開けた。
目の前には、清楚な感じの女性が立っている。
「あ…すいません、すぐ出ます」
係員が注意に来たのかと思い、昴流は目の前の女性に謝ったが、女性の口から出たのは予想外の言葉だった。
「皇さん、ですよね?実月の友人の田原千歳と申します」
「え?」
よく見ると彼女は実体ではなく、ぼんやりとした幽体であることがわかった。
「こんなところで、それもいきなりですいません。
2年前、私は事故死したんですが、それから実月はあたしをずっと捜しているんです」
「鏑木さんのお友達?」
「はい。それで…実月に伝えて頂きたいことがあるんです」
おそらく、今のままでは実月は見ることができないのだろう。
「よくわからないけど、自分の口で伝えた方がいいと思いますよ?」
呪文を試しに唱えてみると、先ほどよりは姿がはっきりした。
595 :
昴流×実月:2005/07/16(土) 02:30:24 ID:K4m7dr2A
「鏑木さん」
未だ居眠りをしたままの実月の肩をさすった。
「あ、昴流君ごめ…千歳っ!?千歳なのね!?」
目を開けて間もなく、実月は千歳の存在に気付いた。
「よかった…生きてたのね」
駆け寄って触れようとしたが、それがかなうことはなかった。
「ごめんね、実月。あたしはもうあのときの事故で死んだわ」
「そんな、嘘でしょ?」
実月の目にたちまち涙が溢れてくる。
「ごめんね。今まで伝えられなくてごめんね」
千歳は何度も申し訳なさそうな顔で謝った。
「それでね、あたし実月にお願いしたいことがあったの」
下を向いて泣きじゃくる実月に返事は無理そうであったが、千歳は屈んで続ける。
「…あたしのことを、『忘れて』欲しいの」
「何それ…意味がわからないわ」
「田原さん、どうしてそんな酷いことを言うんですか」
昴流にも真意が図りかねたので、思わず疑問が口に出てしまった。
596 :
昴流×実月:2005/07/16(土) 02:31:34 ID:K4m7dr2A
千歳が実月を悲しそうな眼差しで見つめたまま昴流に返した。
「実月がずっとあたしのことを心配してくれて、とても嬉しかった。
でもね、あたしがいなくなってからもこのままじゃ駄目になると思うの。
あたしは死んだ人間で、実月はまだ生きている人間だから、いつまでたっても悲しんでちゃ実月の為にならないから」
「でも」
昴流が反論するのを遮るかのように、千歳の幽体が再び薄れていく。
「嫌よ!行かないで、千歳!」
取り乱した実月の肩に両手を置く仕草をした。
「あたしは、あんたのことは忘れないけどね…大好きよ」
千歳の幽体が昴流にも見えづらくなって、彼女の前にいた実月はへたりこんだ。
もしかしたら能力がない彼女にはもう見えないのかもしれない。
「ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」
千歳が昴流に頭を下げる。
「いえ…」
どう返答すべきか昴流が決めかねていると、千歳が初めて微笑んだ。
「実月のこと、どうかお願いします。
小さいときも、今も実月の一番の力になれるのは皇さんみたいですから」
「…どういうことですか?」
「死ぬ前に皇さんのこと、しょっちゅう実月から聞いてたんです。
それで、実月はよっぽど皇さんのこと好きなんだろうなって」
冗談でも言うかのように、楽しそうな顔を最後に彼女は昴流にも見えなくなった。
597 :
昴流×実月:2005/07/16(土) 02:32:33 ID:K4m7dr2A
実月は、涙を流したまま呆然と昴流を見ている。
昴流は彼女の近くにゆっくり歩み寄った。
「千歳は何て?」
昴流と話していたこと自体はわかっているようだ。
「『鏑木さんをよろしく』だって、それだけだよ」
「千歳はずるいわ。自分は忘れないのに、私には忘れろって言うのよ」
再び俯いた実月はひどくしおらしく見えた。
昴流もしゃがみ込み、彼女の背中に手を回した。
「僕も憶えていられるうちは、忘れるべきじゃないと思う。
どうせ、あっという間に忘れてしまうんだから」
「昴流君…」
実月が微かに震えるのを感じ取りながら、昴流は自分自身のことを思い返していた。
北都が星史郎に殺され、当初はあれだけ星史郎を殺そうと強い意志を持っていたのに関わらず、北都の記憶が薄れるにつれ
昴流の気持ちは生きている星史郎に傾いていった。
そして今、星史郎の記憶も薄れ始めている。
自分にとっての「特別」だった二人。
勿論、これからも「特別」であり続けることだろう。
だが、生きていた頃のような依存はもうできないのだ。
598 :
昴流×実月:2005/07/16(土) 02:38:11 ID:K4m7dr2A
そうしている間にどれくらいの時間が経ったのだろうか、施設に足音が響いた。
「きゃっ」
驚いた実月がいきなり立ち上がったので、バランスを失った昴流は尻餅をついてしまった。
「す、昴流君ごめんなさい!!」
「いや、いいんだ」
昴流が見上げると、実月はだいぶ落ち着いたようだった。
「よかった、ちょっと元気になったみたいで。もう帰ろうか?」
実月が首を横に振った。
「ううん。まだお昼を過ぎたばかりでしょ?もっと楽しみたいわ」
「強いね、実月さんは」
そう言った途端実月があっけにとられた顔をした。
「え?ごめん、変な意味で言ったわけじゃ」
「…『実月』って言ってくれた!昴流君、ずっと苗字で呼んでいたでしょう?」
「そうだった?」
別に意識してなかったので、昴流は最初からそう呼べばよかったと思った。
「すごく嬉しいわ。早く出ましょう!」
599 :
昴流×実月:2005/07/16(土) 02:39:04 ID:K4m7dr2A
実月が昴流の腕を引っ張る形になったが、昴流は悪い気がせず、むしろありがたくさえ思えた。
―もしかしたら、「足りなかった何か」ってこういうことなのかな?
単純に、頼り、必要とされることは久しくなかった気がする。
護刃たちの態度も意地の悪い見方をすれば同情の延長線上にあるのかもしれない。
獣医としては頻繁に頼りにされたものの、それを抜きにした「皇昴流」として頼りにされたのはやはり久しぶりだった。
「…そういうことか」
もやもやしていたものが消えた嬉しさで、思わず言葉が漏れた。
「どうしたの?」
「ちょっと考え事をしていただけ。ここが出口だね」
外に出ると、施設に長いこといたせいでひどく眩しく感じられた。
手荷物からサングラスを掛けてみると、実月が微妙だと言わんばかりの顔をした。
「昴流君、そのサングラスのデザイン変よ。古くさくてあんまりだわ」
「そうかな?気に入っているんだけど」
「駄目よ、今度一緒に新しいの買いに行ってあげるわ。
折角顔はかっこいいのにそれじゃ台無しだもの」
「…わかったよ」
「それじゃあ、決まりね。じゃあ、次のアトラクションはどこにする?」
「人が多いけど、やっぱりジェットコースターには乗っておきたいな」
「そうね、私も乗りたいわ」
そうして意見が一致した二人は歩き出した。
半年以上も放置して申し訳ありませんでしたOTL(特に
>>564さんや某スレの707さん)
多分次の投下で最後になります。
あきらめないで良かった
>>600 GJ!!
正直続きは読めないんじゃないかと諦めかけていたんですが、
戻ってきてくれて嬉しいです。
完結するのを楽しみにしています!
数えてみたら、投稿作品12本中5本が未完…orz
待ってますんで、できれば完結させて欲しいです
>>600 キター!GJ!!マジGJ!!
564であり某スレの707です。どっちも自分ですた。
605 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 23:27:52 ID:VPW0mqGZ
↑
完結きぼう
誰もいないのか…
608 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:31:53 ID:KjB9LrJc
職人待ちage
トップランナー再放送記念sage
保守と書くだけなのもなんなので、
過去レスを読んでいて思いついた妄想ネタ。
手解きと称して火煉さんにいたずらされる嵐。
しかしそれを空汰に見つかってしまい、ふたりに攻められることに。
なぜか最近嵐タンをいじめたくなる…
誰でもいいからイジメテおくれ
>>566です。
遅くなりましたが保守程度の微妙なエロができました。
かなり短いです。またも空汰×嵐、ラブラブで。
ちょっとでもお楽しみいただければ幸いです。
CLAMP学園。
放課後ともなれば、学校全体がざわめきを増す。
その中を、空汰はいつものように、嵐を迎えに教室へ向かった。
後ろのドアから、ヒョイと顔を出すと、嵐はもう出るつもりだったらしく、自分の席の脇に立って、鞄も持っていた。
「あら……」
声を掛けかけたが、すぐ近くに、クラスメイトらしい男子生徒が立っているのが目に入った。掃除当番なのか、ほうきを片手に嵐と何か話している。
「…?」
空汰は首を傾げた。何か、事務用事だろうか。
だが、そんな雰囲気でもない。無意識のうちに耳をそばだてていたが、背後の廊下も目の前の教室も雑談が飛び交っている。その上校内放送まで入りだしたので、会話は全く聞こえてこなかった。
聞くとはなしに聞いてしまった放送は、空汰のクラスの担任に来客を告げるもので、職員室に来るようにと言って、プツンと放送が切れた。
珍しい放送でもないから、その前後に生徒達の変化などない。…そう、目の前の嵐と男子生徒も。
男子生徒がおどけて見せると、嵐が微かに笑みをもらした。
「……」
なんだろう、と空汰は思った。
何を話しているのだろう、そんなことも思いはしたが、それだけではない。自分の中を渦巻く、決して良くない感情…これは、なんだろう。
呆然と二人を見ていると、はたとその男子生徒と目が合った。
「…あ」
彼は、目が合ったのがいつも嵐を迎えにくる人物だと気付いて、少しだけ残念そうな顔をした。
…なんだろう、あの顔は。
空汰はまた思った。
男子生徒はすぐに嵐に何かを言って、ほうきを適当に振り回しながら背を向けた。
「?」
嵐が不思議そうな顔をして、彼の後ろ姿を眺める。首をかしげてから後ろを振り向いて、やっと空汰に気付いた。
「空汰さん」
嵐の顔がパッと明るくなり、鞄を持ってパタパタと駆けてくる。
「すみません、今から行こうと思ってたんですけど」
「………」
「…空汰さん?」
「ん、ああ、いや。……すまん、遅くなった」
「いいえ。私は大丈夫です」
そう言って笑った顔は、やはり先程の笑顔とは違う。この顔は、空汰だけに向けられるものなのだ。少なくとも、空汰にはその自信があった。
…つい、数分前までは。
「帰りましょう」
「あ、ああ」
いつものように並んで歩きだしたが、今日は何を喋っていいのかわからなかった。
嵐は場の沈黙を嫌わないが、さすがに空汰が一言も喋らないのは不思議らしく、時折心配そうに空汰の顔を覗いている。
その視線を逸らしながら校舎の外へ出て、やっと空汰は声を出した。
「…ちょっと寄り道せえへん?」
「え?ええ…」
構いませんけど、と言いつつ、何か言いたそうな顔をしている。
その視線をも避けるように、空汰は背を向けて一人で歩きだした。
大股で、早歩きで進む。嵐が歩くのは遅くないが、女の子にはついてくるのが少しだけ大変だったかもしれない。
空汰は人の少ない方へ向かって、ズンズン進んだ。
校舎の裏か、人口庭園か。人が来ないような場所なら、何処でも良かった。
結局、高等部の敷地内にある人口庭園に辿り着いて、二人はやっと歩みを止めた。
空汰は嵐に背を向けたまま、黙り込んでいる。
「……」
「…あの、どうしたんですか?」
「嵐」
振り返るなり、嵐を抱き締めた。
「そ…空汰さん?」
突然のことに驚いてはいたが、嵐はおとなしく腕の中に収まっている。
…ずっと、この腕の中にいてくれればいいのに。
空汰はそう願いながら、首筋に唇を寄せた。
「あ…っ」
嵐の体が、ぴくりと反応する。
僅かに力が抜けた一瞬をついて、空汰は半ば強引に嵐の唇を奪った。
「んっ」
咄嗟のことに、嵐が身を固くする。
空汰はただ深く深く、嵐の口の中を浸し続けた。そうしている間は、嵐は自分だけのものに思えたから。
誰かを所有する、というのは好きではないが、嵐がこの腕をすり抜けてどこかへ行ってしまうなら、ずっとこうしていた方がいい。
「ぅ……ん、んん…っ」
切なげな声がもれる。嵐の両手が、空汰のシャツを握り締めている。
…誰にも、渡したくない。
「ん、ぅ……」
そうして気持ちをぶつけることしか、できなかった。
キター!!
前作も含め566さんの描かれる空汰は独占欲が少し強めっぽいですね。
心理描写にかなり萌え(*´д`)
続きも待ってます!
GJ!GJ!
激しく萌えです。
やっぱこの二人はいいなぁ(*´д`*)
もももももも萌えー!!
やった!
いつのまにか神が降臨していた!
619 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:40:11 ID:agiI4XKq
↑
保守
そろそろ続きを・・・
hosyu
口付けているうちに気持ちは落ち着き、空汰はようやく嵐の唇を解放した。
だから、今はただ二人、抱き合っている。
「……」
「……」
空汰は今更ながら、自分の行為に後悔しだしていた。
同じクラスにいれば話す機会は多くあるだろうし、それを一々気にしている方が子供くさくて惨めたらしい。
空汰自身もクラスの女子と話さないかといえば、それは否、なのだ。だからとやかく言える権利などない。
できればもう、何も聞いてほしくなかったが、やはりそうもいかないらしい。
「…寄り道と言うから、何かあるのかと思ったら」
嵐は腕の中で、楽しそうに笑った。
「さっきの教室のこと、気になるんですか?」
「……」
どんぴしゃで答えを言い当てられてしまい、恥ずかしかったので黙っておいた。
「同じ教室にいれば、誰でも話したりしますよ」
「や、そうなんやけど」
「…でも、こんなに他の人と話すことができるようになったのは、貴方がいてくれたからですから」
嵐は柔らかく微笑んだ。
…確かに、嵐は東京へ着た頃よりは性格がまるくなった…というのだろうか。事務用事以外は殆ど口を開かなかったのが、今では空汰の他愛ない戯れ事にも耳を貸す。
どうもそれは、空汰に一番の理由があったらしい。
「嵐……」
「誰と話をしても…全てを預けられるのは、誰よりも特別な貴方だけだもの」
嵐はつま先立って、空汰の唇に口付けた。
…一瞬だけの、柔らかい感触。
先程のように深い口付けでなくても、空汰には充分だった。大事なのは、形ではなくて気持ちだということに、妙に納得した。
遅くなりましたが続きです。大してエロくもない話ですが、次で終了です。
感想をくれた皆様、ありがとうございます。
>>615 今回は空汰の独占欲を目立たせて書きましたが、言われてみれば自分が書く空汰はそうなっていますね。
書きかけの他の話も読み返してみて自分でも驚きました。
原作とはちょっと違いますが。その方が嵐に色々出来るからでしょうか。
アマーーーイ!!(*´Д`)
エロなしでも激しく萌え!
投下キテルーッ!GJ!
同じキャラでも職人さんによって描かれ方が違ってるというのは、
読んでて面白いですね。
保守
628 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 00:18:23 ID:O5a+nYsf
↑
>>610さんのネタを元にSS投下したいんですけど、そういうのはOKですか?
他スレでは結構そういうのあるんで大丈夫かと思いますよ
610ですが、書いた者としては是非お願いしたいです。
自分はネタを思い付いてもSSまでは書けないんで、
職人さんが自分のネタを元に書いてくれるのは嬉しいです。
OK頂いたので、なるべく早く書き上げたいと思います。
>632
投下お待ちしています!
どうでもいけど
X関連のスレ残ってるの他の板も含めてここだけだよね
アニメ2板とCCさくら板にもX関連スレがあるみたい。
あまり動いてはいないようだけど。
軽く検索かけただけなので他にもスレがあるかどうかは分からん。
少女漫画板の作者スレが実質Xスレ
東京都内にある火煉のウィークリーマンション。
そこに嵐が一人で訊ねて来ていた。
小さなソファーに座った嵐の前には良い香りを漂わせている紅茶、
そしてニコニコと嵐を見つめている火煉がいる。
「ごめんなさいね。突然呼び出しちゃって」
「いえ・・・。それより私に用事とはいったい何の・・・」
「嵐ちゃんにちょっと聞きたいことがあったの。・・・空汰君のことで」
「・・・なんですか?」
空汰の名前が出たせいか少し不安げな表情で嵐は尋ねた。
火煉はそんな嵐を見つめながらゆっくりと口を開いた。
「・・・嵐ちゃん。空汰君とのSEXはどんな感じなの?」
「は・・・!?」
火煉のあまりにストレートな質問に嵐は思わず固まってしまった。
そしてみるみるうちに顔が赤くなっていく。
「かっ、火煉さん、な、何言って・・・」
「私の予想なんだけど、嵐ちゃんてただ空汰君のなすがままになってるんじゃない?」
そう言うと火煉はいたずらっぽそうな表情で嵐を見つめた。
「かっ、火煉さんには関係ないでしょう」
真っ赤な顔でどもりながら言うが、これでは火煉の言うとおりだといってるものだ。
「・・・やっぱりね。でも受身ばっかりじゃだめよ」
そう言うと火煉はスッと立ち上がった。
そして嵐の横に立ち、嵐の顔を両手で挟み込んだ。
「だから、私が色々おしえてあげるわ」
そういうと火煉はいきなり嵐の唇を奪った。
「んっ!?」
思わず抵抗しようとするが、火煉の予想外に強い力でソファに
押し付けられ動くこともままならない。
火煉に口の中を弄られている内に、嵐は自分の体に異変が起こっているのを感じた。
自分の下腹部が段々熱くなっていく。
それは今まで感じたことのない熱さで、まるでそこだけ自分の体ではないような感じだ。
(こ、これは一体・・!?)
今まで感じたことのない感覚に戸惑っていると、嵐から唇を離した火煉が嬉しそうにな顔をした。
「あら、もう薬効いてきたのね」
「え・・・・?」
困惑顔の嵐に向かって火煉はニッコリと微笑む。
「さっきの紅茶にね催淫剤を入れておいたのよ」
「さ、催淫剤?」
「そ、前にお客さんからもらった即効性があって効き目の強い
とっておきをね」
神降臨!
自分としては嵐がなすがままでもOKなんですが、そこを言い当てられて反論できない嵐ってのがまたなんとも萌えまくりです。
続きもお待ちしています!
さて、神も来てくれた事だし自分は中途半端でエロくない話を置いていきます。
2でなくて1.5の理由が実はここにあったり。
「…嵐」
空汰は、きつく嵐を抱き締めた。
嬉しかった。それと同時に、少しでも嵐を疑った自分が恥ずかしい。だが、こうして二人でいられるのなら、そんなことはどうでも良かった。
「……やっぱりわい、嵐のこと…一番好きや」
「ありがとうございます」
風が吹いて、嵐の髪がなびき、シャンプーの香りが空汰の鼻をくすぐる。
(……あかん)
空汰はまずい、と思った。心の中で、嵐を抱き締める幸せが変化している。
嵐の背に回した手が、勝手にその下へ行こうとしていた。腰を通過して下の柔らかい膨らみ、そして…その中へ。
空汰は先に、謝った。
「……すまん」
「え?」
気持ちが大事なら、それに素直になってもいいだろう。今の気持ちは、嵐に口付けを迫った時よりもずっと真っ直ぐだ。
「今、抱きたくなった」
「ええっ!?こ、こんな所で何言ってるんですか!」
「じゃ、また体育館裏の倉庫行くか」
半分くらい本気だったのだが、一秒もしないうちに反撃された。
「やめてください。あの後、帰るのすごく恥ずかしかったんですからね!」
あの後、というのは以前倉庫の中で交わった時のことで。体操着から制服に着替えても、濡れた下着はどうしようもなくてそのまま帰るしかなかった。
どこからどう見てもいつもと変わらないのに、帰り道中、嵐はぶつぶつと文句を言っていたのだ。
思い出したのか、耳まで真っ赤になっているのが可愛かった。
「…ちぇ」
「…やるならせめて、家にして下さい」
嵐が溜め息をつく。
だが空汰のテンションは一気に跳ね上がった。
「家ならいいんか?」
「い、いえ。そういう意味じゃなくて…っ」
「じゃ、今すぐ帰ろ。なっ、なっ」
空汰は上機嫌で嵐の背を押した。
庭園を抜ける風は、どこまでも爽やかに吹き続けた。
ダブルでキタ━━(゚∀゚)━━!!
>>637 火煉さんが絡むとエロさが増しますね
この後どんな展開になるのか想像するだけで(;´Д`)ハァハァ
続きが楽しみです!
>>639 体育倉庫のことを思い出して真っ赤になる嵐タンに激萌え!
この終わり方…そして2ではなく1.5…
期待しちゃってもいいんでしょうか(*゚∀゚)
637さん、639さん、グッッジョ――ブ!!!!
萌えまくりですよ(*´д`)
540は未完のままなんだね
ひさびさに来たよ。…まだあったんだ、このスレ。
急に活性化してるのはツバサのせい?
自分、やたら長い540までの書いてた者です。
なんか収拾つかなくなって…筆を折りました。
神々のを参考に、頑張って完結させます。
646 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 13:40:44 ID:HuI1XSC6
もうすぐ2年目突入かぁ
嵐の前で卑猥な言葉を連発してみたい
きっと嵐はまるで汚物を見るかのようにボクを蔑むんだ
「な・・・・」
思わず呆然とする嵐。
火煉は笑みを浮かべたまま、嵐の白い首に顔をよせる。
火煉の赤い舌が嵐の首をゆっくりと這い回る。
肩を抑えていた右手が動きゆっくりとスカートの中に潜り込んでいった。
「や、やめくださ・・・・んはぁっ」
火煉の右手がショーツ越しに嵐の敏感な所を撫で上げた。
先ほどから熱く疼いていたそこからは、クチュッとう隠微な水音が響く。
すでに嵐のショーツには愛液によって小さなシミができ始めていた。
「もうこんなに・・・凄いわ」
嵐の体を押さえてた左手が制服越しにやわやわと乳房を揉しだく。
「ん・・ふぅっ・・・」
体を駆け抜ける快感に嵐は思わず体をそらす。
頭の中では何とか火煉の体を引き離さなければと思うが、催淫薬の効果か体に思うように力が入らない。
ただ、火煉から与えられる快感の波に翻弄されるしかなかった。
「・・・はぁっ・・・あっ」
火煉の手が動く度に嵐の足がビクッと震える。
「ふふ・・もっとよくしてあげる」
火煉は体を起こすと、嵐の体を抱えるようにしてソファーから立ち上がらせた。
そして、ベッドの側に連れて行くと、ゆっくりと嵐を押し倒す。
催淫薬と快感で体中の力が抜け、フラフラになった嵐はただされるがままになっている。
「か、火煉さんなぜこんなことを・・・」
荒い息の中から涙目で火煉を見上げる。
「言ったでしょ色々教えてあげるって。これから女の歓びをいっぱい感じさせてあげるわ。
それに・・・空汰君のためにもなるわよ」
「・・・空汰さんの?」
(まあ、一度嵐ちゃんにいたずらしてみたかったっていうのもあるんだけど)
火煉は心の中でこそっと呟いた。
「・・・・?」
「さ、もっと気持ちよくしてあげる」
火煉の手が手早く嵐の制服を脱がしていく、あっという間に嵐は何も身につけていない姿にされた。
「真っ白で綺麗な肌ね・・・お人形さんみたい」
火煉はうっとりしたように呟くと、薄桃色の乳首に唇を寄せ、軽く甘噛みする。
「ひぁっ」
火煉の唇は乳首を強く吸い上げたり、嘗め回したりとあらゆる方法で嵐の乳房を責め立てている。
あいたもう一方の乳房は火煉の右手捏ね回しており、休むことなく嵐の胸に快感を送り続けている。
火煉さんが何かひどい人ですいませんorz
今週の連休とか利用してチマチマ続き投下していきたいと思います。
イイヨーイイヨー(*´Д`)
続きが待ち遠しいです!
GJ!!
続きもお待ちしています。
Xの画集を楽しみにしてたのに、発売延期になってた…
>>650 GJ!ビバ連休!楽しみにしています
>>641 >>639です。
今回のは1のおまけとして1.5にしたので、続き考えてませんでした。
すみません。
2があるとしたら違うシチュエーションになってるかも…。
皆様感想ありがとうございました。
次は何書こう…。たまには違うカプとか。……いつになるやら。
654 :
641:2005/09/23(金) 15:41:20 ID:Z7Or/54J
>>653 勝手に勘違い、申し訳ない。
1.5=1と2の間という先入観があったわ…orz
とはいえ、次の作品も楽しみに待ってることに変わりはないですよ(*´∀`)
「やぁっ・・・あっ・・・」
火煉の巧みな愛撫に翻弄され、ただ嵐は喘ぐしかない。
愛撫によって乳首は硬くしこり、ピンと天井に向かうように尖っている。
「うふふ、こういう時の声は可愛いのね。もっと聞かせて・・」
火煉の頭が胸から下腹部に向かってゆっくり下がっていく。
手が太股の間に入り込み開こうと力を入れる。
「あ、そこは・・・」
思わず足を閉じようとするが、抵抗むなしくあっさりと足を大きく開かされてしまった。
さらけ出された秘部からは愛蜜が溢れ、シーツを濡らしている。
「胸だけで随分感じちゃったのね。こんなに濡らして・・・・」
「・・・・・」
恥ずかしさのあまり嵐は思わず顔を反らす。
「恥ずかしがることはないわ・・・。当然の反応だもの」
そういうと火煉は足の間に顔を埋め、愛液を湛えた秘所へ唇を寄せた。
「んふぁっ・・・」
火煉の舌が執拗に嵐の秘部を攻める。
秘唇を何度も往復し、時折膣穴に挿入して抜き差しを繰りかえす
「くあっ・・・あんっ、はあっ」
火煉の舌が動く度に、嵐の体が震え愛液が次々と溢れ出す。
愛液が作ったシーツのシミはすでに先程の倍以上の大きさになっている。
不意に火煉の唇がそれまで手付かずだった蕾をチュウッと強く吸った。
「あっ、あああっ!」
一際強い快感が走りぬけ嵐は大きく体を反らせる。
「本当、可愛い反応・・・。さ、そろそろ私も気持ちよくさせてもらおうかしら。」
そう言うと火煉は体を起こし、服を脱ぎ、ベッドの横へ投げ捨てた。
何もしていないはずの火煉の秘所からはすでに愛液が溢れ、太股から滴り落ちている。
火煉は嵐の足の間に自分の腰を滑り込ませると、嵐の秘部に自分のそれを合わせた。
クチュッ・・・
二人の愛液が絡み合い淫猥な音が響く。
「あっ・・!?」
今まで感じたことのない感覚に嵐は思わず目を見開く。
「んっ・・いくわよ・・」
火煉はゆっくりと腰を動かし始めた
先ほどより高い水音が響き、混ざり合った愛液が滴り落ちる。
「あっ、ふあっ、かっ、火煉さんっ・・」
「んんっ・・・気持ちいいでしょ・・?」
腰の動きがしだいに早くなっていく、部屋にリズミカルに水音が響き二人の喘ぎ声と絡み合う。
お互いの秘唇が、蕾が擦れ合う度に快感がどんどん高まっていく。
「あっ、はぁ、もうっ・・、はあああんっ!」
「んっ、くぅっ、ふぅんっ・・・!」
絡み合う二人はほぼ同時に絶頂に登りつめていった。
キタキタキタ━━(゚∀゚)━━!!
萌えすぎて一人悶えております(;´Д`)ハァハァ
GJGJGJGJGJG!!
1個足りなかった
J!!
糸が切れた人形のように二人はベッドに倒れこむ。
嵐の全身をけだるさが襲う、しかし体の疼きはまだ、おさまることはなかった。
秘部から愛液は留まることなくこんこんと湧き続けている。
(どうして・・・)
秘部から感じる熱さに思わずもじもじと太股を擦り合わせる。
「まだ疼きが止まらないんでしょ?」
火煉の手が嵐の細い顎に触れ、顔を上げさせた。
「結構強い薬だから、これくらいじゃ効き目はきれないわよ」
「そ、そんな・・・」
「大丈夫、そろそろ彼が来るから。」
「彼・・・?」
嵐が問いかけようとして身を起こす、そのときピンポーンとドアのチャイムが鳴った。
火煉がベッドから身を起こし、インターフォンの受話器を取る。
「あ、空汰くん?鍵開いているからそのまま入ってきて良いわよ」
「!?」
今一番この姿を見られたくない人物の名前に嵐は体を硬直させる。
ガチャ・・・・
ドアが開き空汰が入ってきた、いつものラフな格好で、何か届け物があったのか手に封筒を持っている。
「ほんならお邪魔します・・・って、え・・・・?」
顔を上げた空汰は目の前に広がる光景が咄嗟に理解できずその場に立ち尽くした。
裸で呆然とベッドに座り込む嵐、傍らには同じく裸で艶然とした笑みを浮かべる火煉が立っている。
「ど、どないなってんねや、これ・・・」
あまりに予想外の光景に思わず呟く。
「見てのとおりよ、私が嵐ちゃんに色々いたずらしちゃったの。・・・催淫薬を飲ませてね」
そういうと火煉はにっこりと微笑んだ。
一方の嵐は泣きそうな顔でうつむいてる。
「いたずらって・・・しかも催淫薬って嵐に何のませてんねん!」
ようやく状況を理解した空汰が火煉に食ってかかる。
しかし火煉は空汰の剣幕に怯むことなくサラリと答えた。
「大丈夫よ、別に体に悪影響が出るものじゃないから」
「や、そういう問題やないやろ!」
「それに、これは空汰くん達のためを思ってのことなのよ」
「へ?わ、わいらの・・・?」
意外な火煉の言葉に空汰は思わず目が点になる。
火煉はそんな空汰の背中を押すと嵐の正面に立たせた。
「ちょ、な、何するんや。それにわいらの為って・・・」
「そ、だから、空汰くんもちゃんと協力して頂戴」
ようやく空汰出すことができました。
何か火煉さんが書けば書くほどひどい人に・・・・。
663 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 01:34:01 ID:IxL74YDj
ここは…どこ?
ゆらゆらと暖かい、透明な、光る水。ここは、海。涙の海。透明な優しい涙が、ここには満ちている。
ゆらゆらと引き上げられてゆく、気を失った少女。
光る、海。
ここは夢?
現実世界から心を遮断した、夢見の渡る
ここはどこ? …貴方はだぁれ?
かきょう。
貴方が助けてくれたの?
ここは夢。
わたしはことり。
もう地上に戻らず、ずっとここにいたらいいよ…
664 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 01:45:13 ID:IxL74YDj
かきょうの、腕の中。
もうずっとここでいいの…?
わたしとおなじ、からだなの?
閉じた安全な夢の中、ベッドの中、ことりの体は美しかった。
貧血質の抜けるような肌が、かきょうの病みがちだが綺麗な肌に寄り添った。
ふたりは猫の兄妹のようだった。
ことりの桜色の唇に、かきょうが口付けた時、ことりは少しだけ震えた。
かむいちゃん…
ことりの閉じた瞼の奥で、涙があふれかけたけど、優しく口にさし込まれた、かきょうの舌が甘すぎて。
665 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 01:56:29 ID:IxL74YDj
ずっと、さみしかったのよ…
人の未来を夢に見たり…
さきのことや、人の心が解りすぎて。
ずっと、つらかったの… 本当は、ちいさいころから、ずっと、ずっと…
夢なんて、見たくなかった!
かきょうは、ことりを抱き締める。
優しく、あやす。
もうあの世界に君はもどらないから…
そばにいるから
綺麗な小鳥
ことりの首筋に舌が這うと、ことりは知らない甘い感覚に溶けそうになった。
かきょう…
びくりとはずむからだ。
全部、忘れたらいい、地上のことは全部。
ここは、夢。
孤独な夢見が閉じる夢
666 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 02:16:15 ID:IxL74YDj
あ…っ…あぁんん…ふ
小鳥が鳴く
甘い声
だんだん目がうつろになっていく。可憐な少女からは想像できないほど、淫らに
か…きょう へん…からだが、からだが…
気持ち良い?
へんなのぉ…
くねくねと腰が動く、もっと、もっと…
ことりの乳首はピンクが濃くなり、痛いほどに立っている。ゆるやかな白いふくらみの頂上で。
かきょうの舌にチロチロと舐められて、そのたびにびくびくと体を跳ねさせた。
あぁ、いっぱい濡れたね…
かきょうの指がそこをさぐると 、大量の蜜をぐちょぐちょにこぼした、花だった。
あふ…あぁっあぁ だめ… かきょう あっあっああっ
あ…かむいちゃぁん…!
かきょうが小さな芽を吸うと、ことりはそこから水を吹いた。そして、がっくりと気をやった。
微笑を浮かべて目をとじ、うっとりと意識を飛ばしてる。
全裸の肌はピンクにそまり、しっとりと汗をかいている。時折思い出したように体をぴくりとさせ、ことりは幸せに、かきょうの腕のなか。
初めて男の指にいかされた。初めて快楽に溺れた。
でも初めてのエクスタシーで、ことりは確実に、かむいを思って、呼んで、絶頂をむかえたのだ。
667 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 02:21:10 ID:IxL74YDj
楽園のような夢の中、アダムとイブは幸せだ。
夢見と夢見、もう地上の残酷には触れないでいいから。
からみあうもの、慰めあうもの。
初めて理解された安らぎと共に
ことりの足の間の花は、いつも幸せに甘く濡れている。
楽園で。
668 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 02:23:03 ID:IxL74YDj
初めてかいてみました(^-^)
面白くなかったらごめんなさい…。
あと、なかなかエロくならなく…、すみません。
>>662 GJ!!GJ!!
この火煉さん、やってることはちょい酷いけど、個人的には違和感なかったりします。
むしろこのままでいって欲しい!
続きもお待ちしています。
オッケーー!
いいよいいよー!その調子フォーーーーーー!
>>668 名前はちゃんと漢字で書いて欲しいですね。
でも、少ない言葉で夢の中の世界観をうまく表現できていると思います。
ここの職人さんの小鳥は萌えるなあ。
だいぶ前にx関連のスレで劇場版のデモ動画みたいなのを
拾ったんだけどこの前再生しようと思ったらファイルが壊れてるみたい
mpaで60MB以上のやつなんだけど誰か持ってる人いない?
そんなんがあったんだ…
ゲームの動画なら海外サイトで見たことあるけど。
674 :
672:2005/10/01(土) 14:45:56 ID:ZgFIKAkA
嵐タソスカートめくれて下半身丸見えのやつです
空汰、嵐と一つ屋根の下でよく我慢し続けれてきたな。
その反動がくっついた後の手の早さなんだろうか。
>>674 デモ動画は見たことないけど、
劇場版でパンチラするのって譲刃じゃなかったっけ?
デモ限定ものなら、自分も見たいが。
>>675 空汰って他キャラに比べて普通に性欲ありそうだから、
かなりの葛藤があったんじゃないかと思ってる。
考えてみれば、学生の男女が同居なんてよくそれぞれの身内が許可したよな。
ほす
デモ動画ってダブルエックス収録のフルアニメのことでは?
あれでの嵐タンは確かにスカートめくれてますから。
飛び降りて刀を構えるポーズで。
空ちゃんは天の龍の中でもオトナですから。
じっと待ってチャンスにはすかさずゲットと。
まぁ機が熟さないうちに襲ってもあれで斬られるでしょうね(w
初めの嵐タンは(かばって)抱きしめられても無反応でしたよね。
680 :
672:2005/10/07(金) 08:57:49 ID:hHnxZF+v
>>678 あ〜〜〜〜それっす!
それ手に入らない?
↑オクなどで中古で売ってると思いますよ。
「ダブルエックス」「XX」などで探してみては。
LDかビデオしかなかったと思いますけど。
>>671 1か所小鳥と漢字表記があるので、それが変換ミスでなく動物の方だとすれば、職人さんは意識的にひらがなにしたかと思われます。
原作でも封真に殺された後に牙暁の夢の中にいた小鳥は全部ひらがなでしゃべっていましたし。
>デモ
劇場版でパンチラは護刃ですね、確か2回。
嵐もビーストと戦ってた時スカートまくれてて、空汰から見たら絶対丸見え…。
ダブルエックスのは翻ってますがギリギリで見えてなかった。さすが。
スローで確認してしまった自分……orz
初版はビデオですけど、CLAMP DVD COLLECTINにはDVDで入ってるので、
他作品もありますけど探したらあるかもしれませんよ。
火煉&空汰×嵐の続きまだかな?
先週、火煉&空汰×嵐投下しようとしたら、何故かネットが繋がらない状態に・・・すいませんorz
復旧はしたんで週末に続き投下したいと思います
685 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 12:34:40 ID:o9w6i4L1
これ以上のお預けはきついです
「協力て・・・」
空汰は俯いたままの嵐を見下ろした、髪に隠れて表情は全く見えない。
「あー、その・・嵐、大丈夫か?」
気まずそうな表情で嵐に声をかける。
「・・・・はい」
嵐は消え入りそうな声で返事をするが、体を小さく震わせ続けている。
「・・・ほんまに大丈夫か?具合悪いんちゃうか?」
心配そうに覗き込むが、嵐は俯いたままだ。
「心配ないわ・・・ただ薬の効き目がピークになっただけ」
そう言うと火煉は嵐の傍に跪き、耳元に唇を寄せ囁いた。
「・・・・欲しいんでしょ?空汰君の」
火煉の言葉に嵐はビクッと反応する。
「わ、私は・・・」
「我慢しなくていいのよ、ただ・・・欲しいならそれなりの事はしなくちゃね」
その言葉に操られるように嵐は顔をあげ、上気した表情で空汰を見つめた。
「あ、嵐・・・?」
「空汰さん・・・ごめんなさい」
「え?」
空汰の疑問に答えずに、嵐はかすかに震える手を空汰のGパンのジッパーへと手をのばし、ゆっくりと下ろした。
そして空汰の男性自身を取り出し、唇を近づけていく。
「あ、嵐!?」
慌てた空汰は止めようと嵐の腕を掴もうとするが、火煉に阻まれてしまう。
その隙を突くようにして、嵐の唇が空汰の先端にそっと触れた。
「っ・・・」
快感に思わず声を漏らす。
嵐の舌が空汰の男性自身のあらゆる所を舐めまわしていく、ぎこちない動きだが、空汰には充分すぎる快感だった。
「ふふ・・その調子。初めての割には上手ね・・・」
火煉が嵐の肩を抱きながら囁いた。
もう片方の手が嵐の股間へと滑り込み秘所を愛撫する。
「・・・んむっ」
愛撫に体を震わせながら嵐は空汰への奉仕を続ける。
「っ・・ふうっ・・・」
唾液に濡れた先端を咥え、強く吸い上げる。
「くっ・・・」
空汰の手が無意識に嵐の頭へと伸び、黒髪を撫でる。
ある種異常な状況とはいえ、嵐が自分のものを愛撫してくれている、その事実が空汰の快感を増大させていた。
「っ・・あかん・・・」
絶頂の波が近づいてくるのを感じ、嵐の頭を引き離す。
その瞬間、空汰の男性自身が精を放った。
白濁液が嵐の顔に降り注いでいく。
「空汰さん・・・」
白く汚れた顔で空汰を見上げる、その表情が空汰の理性を完全に蕩かせた。
投下遅れてすいません_| ̄|○
なんか610さんの元ネタから離れていってる気が・・・。
とりあえずやっと次から火煉&空汰×嵐にはいります。
待ってました!!
こういう展開好きだ
積極的な嵐タン(*゚∀゚)=3
692 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 13:45:00 ID:+HsDLmmp
嵐タンの初おしゃぶり!
続きキテルー!GJ!!
続きも待ってます
694 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 20:52:37 ID:ArI6OJZu
保守
ほしゅ
保守
保
698 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 13:44:16 ID:nCknPABC
age
続きマダー?
700阿修羅たん
昴流と実月ちゃんの話を書いていた者です。
一応完成しましたが、309でエロ無し宣言したにも関わらずいざやってみると微エロな
シーンが入ってしまいました。
そこのシーンをカットするかそのまま投下するかどちらにしようか迷っております。
こ、小鳥たんのは?
703 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 14:39:15 ID:m0JWj5E5
期待age
>>701 ここはエロパロ、
エロが入ったからといって遠慮することは無い!
705 :
昴流×実月:2005/11/15(火) 21:21:00 ID:NI80aQGp
>>599 遊園地での出来事があった後、二人は共に行動する時間が多くなった。
実月は退院後もフレアをまめに昴流のもとに連れていった。
そんなことを繰り返していれば自然と仲も接近して、一月経った頃にはお互いが異性で一番近しい存在となっていた。
一方、実月は帰国のもう一つの理由である就職活動に精を出していた。
初めは東京で働ける企業を希望したが見つからず、結局とある中企業の名古屋支所に内定が決まった。
前の会社と比べると格が落ちるのは否めないが、自分の年齢を考えると仕方がないとも思う。
それでも、もう親や叔父に迷惑をかけずに済むのが救いだった。
内定が決まり、急いで引っ越しの準備をすることにした。
東京の叔父の家から職場までは時間がかかり過ぎる。
そこでペットを飼えるマンションを探し、手続きを済ませ一人暮らしが始まることになった。
初めての一人暮らしで不安は大きく、また昴流のことも気がかりだった。
これからは東京にすぐに帰ることはできなくなるだろう。
最悪の場合、もう二度と彼に会うことが叶わなくなることもあり得る。
これまでは一応フレアの容態を診てもらうという大義名分があったが、それももうなくなる。
どうせなら自分の口で伝えようとある日の夕暮れ実月は動物病院に出かけた。
706 :
昴流×実月:2005/11/15(火) 21:22:58 ID:NI80aQGp
動物病院に着いた頃には空がどんよりとして、今にも雨が降ってきそうだった。
入り口が閉まっていたので看板を見ると今日は休みで、自宅にもいなかったらどうしようと後悔した。
昴流の住むマンションに移動し部屋のベルをゆっくりと押してみる。
ベルが鳴り終わっても物音一つしなかったので、やはりいないのかとため息をついた。
「実月さん?」
帰ろうかと思い始めたとき、後ろで昴流の声が聞こえたので慌てて振り向いた。
こちらを不審そうに見ている。
「何か用が…もしかしてフレア?」
「違うの、そうじゃなくて」
否定のあとの言葉が続かない。
昴流の表情を見るのが急に怖くなって、実月は顔を上げることができなくなってしまった。
昴流が黙って彼の部屋に入るよう促したので、実月はうつむいたまま彼の部屋に入った。
「どうぞ」
掃除は行き届いているが殺風景なリビングのソファーに座らされ、昴流が差し出したコーヒーを手に取る。
「…ありがとう。私ね、就職が決まったのよ」
「それは喜ぶべきだろう、なんで」
「職場、名古屋になったの」
昴流の表情は見えない。
「ごめんね、サングラス買いに行けなくなっちゃったわ」
部屋が沈黙に包まれた後、昴流が口を開いた。
「サングラスのことは仕方がないよ。就職できたんだから。それより、いつ出発?」
「準備はおおかた終わってて、来週にはもう行かなくちゃ」
再び部屋を重苦しい空気が包む。
707 :
昴流×実月:2005/11/15(火) 21:24:26 ID:NI80aQGp
先に口を開いたのは昴流のほうだった。
「実月さんは、もうここに来るつもりはないんだね」
意外な言葉にはっとして実月は顔を上げた。
横に座っていた昴流が、口元を今までにないほど歪ませている。
しかし、その目は怒っているよりかむしろ哀しみを湛えていた。
「そんなことないわ、もし昴流君が許してくれるなら」
「それなら、いいんだけれど」
昴流の機嫌を損ねてしまったのかと、実月は落ち着かず彼の様子を伺っていた。
「社交辞令だと思った?」
え?と余計にあせる彼女には構わず、昴流は続ける。
「確かに昔の僕だったら誰にでも『いつでも来ていい』と言うと思う。
…でも、今の僕はわざわざそんなこと言わないよ。なるべく、仕事以外で人と関わらないようにしてきたんだから。
本当に短い間だったけど、仕事を誉めてもらったり、一緒に出かけたり、頼りにしてくれたりして楽しかった。
実月さんが来てくれて、とても嬉しかった。
『実月さん』だから、また来て欲しいと思えたんだ」
「昴流君…」
軽く自嘲する昴流の言葉を、実月は信じられない気持ちでいた。
―私のことをそんなふうに思っていてくれたんだ
思わず、次の瞬間には彼を抱きしめてしまっていた。
「み、実月さん、ちょっと」
「嬉しい…私も一緒にいられて幸せだった。本当は、もう離ればなれになりたくなかった…大好きよ、昴流君」
自覚せず、心の奥底にしまわれていた本音が堰を切ったようについて出る。
「…ありがとう、実月さん」
昴流の手も、ゆっくりと実月の身体を包み込んでいった。
視線がぶつかると、実月は昴流が微笑んでいることに気がついた。
笑っているといっても、これまでのような苦笑や微かに喜びをあらわすものとは違い、何の屈託もない昔と同じ微笑。
顔つきも片目の色も変わったというのに懐かしい彼に会えた気がして、実月はこれ以上ないというほど強く抱きしめた。
708 :
昴流×実月:2005/11/15(火) 21:25:53 ID:NI80aQGp
雲が雨を降らし始めた頃、真っ暗な空を寝室の窓から昴流は眺めていた。
雨音とシャワーの水音が聞こえてくる。
―本当に僕なんかでいいのかな?
二人は互いの気持ちを確かめ合った、だがこんなにすぐに交わっていいものなのか?
実月がシャワーを浴びる前、彼女は恥ずかしそうに昴流に抱いて欲しい、と頼んだ。
性的なことに興味がなかったわけではないが、仕事のこともあり女性と深く関わることは全くと言っていいほどなかった。
もっとも、星史郎に殺されたいと願っていた頃には虚しい欲望としか捉えていなかったのだが。
ましてや彼女の忌々しい過去を知っている者としては心中穏やかでない。
まだ高校生のとき、実月は暴走族に襲われたことがあった。死んだほうがましだと思い詰めた彼女は四ヶ月の間夢の中に閉じこもり、
たまたま仕事で再会した昴流と、星史郎の式神の介入により現実に戻って来られたのだった。
あの頃の昴流は性の知識に乏しく、説得は現実味に欠けた。
結果的には上手くいったものの、今思うと無知な者の偽善と彼女から罵られても仕方がない。
未だに女性と交わったことがない自分が、あまりにも深い傷を負った実月を受け止めてあげられる自信がなかった。
シャワーを浴びた実月が寝室に入り、ベッドの端に二人は座る。
「実月さん。やっぱりこんなこと」
実月に伝えようとするが応じない。
「やっぱり、昴流君は優しいのね。でもね…私がして欲しいの。昴流君となら、大丈夫な予感がする」
でも、と言おうとした昴流の口元を実月は自分の唇で塞ぐ。
突然のことでどぎまぎして、昴流は彼女の舌の侵入を許してしまった。
柔らかい唇が触れ舌が絡まり合う中、昴流は目の前の相手があの「実月ちゃん」と同一人物であるのに驚かされる。
今は彼女の言うままに流れに身をゆだねてみたくなった。唇が離れ、名残惜しそうに糸をひく。
709 :
昴流×実月:2005/11/15(火) 21:28:09 ID:NI80aQGp
昴流は彼女の衣服を脱がそうと試みた。少しずつ剥がされていき、最後には薄明かりの中昴流の眼前に一糸纏わぬ実月の身体があった。
黒く長い髪と優しい眼差しは昔と変わらなかったが、肉体は高校生の頃よりも熟れた大人の女性のものになっている。
「実月さん、こんなに綺麗な人なんだ…」
彼女に聞き取れない位の小さな声で呟く。残っていた理性が消し飛んでしまいそうだった。
つまらない理屈は置いて、ただ彼女の身体に触れて彼女を感じたい。実月が横になり彼女に覆い被さる格好になった。
よく膨らんで紅潮した胸を軽く掴んでみると、実月が僅かに身悶えした。
柔らかい胸をしばらく揉んだ後、少し躊躇したが胸の先端に舌を伸ばした。
「あっ…ぅっ」
実月が声をあげたのに気をよくして、思いつくままに何度も舐めたり吸い付いたりして責め続けた。
目線を実月の顔に向けると、恥じらっているのか顔は紅潮し少し汗ばんでいる。
そんな態度に気付いて、昴流は実月を心底可愛い人だと思った。
顔を彼女の茂みのほうに移し、両脚をそっと開くと彼にとって未知の場所が現れた。秘裂が潤み始めている。
秘裂の入り口をなぞるようにしてここも舐めあげてみた。予期してなかったのか途端に実月の身体がビクっと震えた。
「す、昴流君、そんなとこぉ」
「だって実月さんがそうして欲しいって頼んだんだよ?」
「でもっ、だからってそこは恥ずかし…だ、駄目っ」
実月の懇願に逆らって敏感な突起も含めて愛撫を続けると、愛液が秘裂から溢れてくる。
唾液と愛液が混ざり合い寝室にぴちゃぴちゃと淫猥な音が響いた。
710 :
昴流×実月:2005/11/15(火) 21:31:32 ID:NI80aQGp
昴流の男性自身もまた、今までにない興奮で先端が先走っている。秘裂の様子を伺い、そろそろ大丈夫だろうと判断した。
「本当にいいんだよね?」
問いに実月はコクリと頷いた。
それでも抵抗はあるのだろう。自身をあてがうと身を固くした。
彼は不慣れながらも自身を彼女の中にゆっくりと埋めていった。
実月が昴流の背中に両手を伸ばした。不安そうに彼を見つめている。
ふと心配になった昴流に、実月は大丈夫よ、と笑顔をつくって応えた。
秘裂の中はとうに愛液でぬめっていて肉壁が自身を締め付けてくる。
自分の手で慰めるのと全く異なる快感にすぐに駄目になってしまいそうになる。
しばらく腰を振り続けた後、昴流は実月の最も奥深い場所で結びついたことを理解し一旦動きを止めた。
実月は微かに震え、腰をよじっている。昴流はやはり駄目だったのかと思ったが、実月は逆のことを言った。
「違うのっ…変な感じ…でも嫌じゃなくて…もっとして欲しいのっ」
彼女はまだ快感を知らず、この感覚が何かがわからないようだ。
「そうなんだ。僕もだよ。もっとこうしていたい」
自身が温かい秘裂の中を幾度も貫き擦りあげ、快感が二人を支配していくのがわかった。
実月は小さな喘ぎ声を発し、昴流も限界に近づく。
「やぁぁっ…すばる…くん…もう…っ」
「…っ」
絶頂を迎えた実月を見た瞬間、昴流も頭の中が真っ白になった。
711 :
昴流×実月:2005/11/15(火) 21:32:23 ID:NI80aQGp
外は二人が仲違いしたあの日のように土砂降りの雨がふっている。
二人で横たわるには狭すぎるベッドの上に、二人は寄り添っていた。
「好きな人に愛されるって、こんな気持ちになれるのね」
実月は昴流に話しかけたが、無我夢中だったさっきの行為が頭に浮かび照れくさくて昴流はいい言葉が思いつかなかった。
「昴流君」
「?」
「名古屋から東京まで新幹線で2時間位なの。私、できるだけ戻ってくるようにするわ」
返事の代わりに実月の美しい髪を優しく撫でた。
数日後にまた二人は離れ離れになるのに、今度こそ大丈夫な気がした。
誰もが平等に幸福になんかなれない。
それでも、今自分を誰よりも欲してくれる彼女の笑顔を求める位は許されるだろう。
もし邪魔をする存在がいたなら、容赦なく潰してしまえばいい。
彼女を間近に感じながら、昴流はそんなことを思った。
これで終わりです。長々とスレを消費してしまいすいませんorz
>>
>>703,704 ありがとうございます、確かにここはエロパロ板でしたね。
完結キター!GJ!!
いいね。実月萌えになりそうだ。
昴がちゃんと前向いて生きようとしているのも好感度高い。
「潰してしまえばいい」ってところに微妙に黒昴が残ってて、それもまたよしw
「―――――ん、ぁ」
ゆっくりと目蓋を開く。
「お目覚め?」
唐突に、隣から声が聞こえた。
「火煉さん? なんで―――」
そこまで言って、ふと違和感に気付いた。
ベッドの上。
自分の両手が頭の上で束ねるように拘束されていていて、更には鮮やかな赤いチャイナドレスを着ていることに。
「な、これ……」
「可愛いでしょう。譲刃ちゃん華奢だし、似合うと思ったのよ」
火煉は事も無げに微笑む。
目を覚まして、数分。
ようやく自分の置かれた状況を把握した。
さっきまで、私は―――
「やっ……! 離してください!」
「ふふ……譲刃ちゃんったら、敏感なんだから。あれくらいで失神しちゃうなんて。
大丈夫。今度はもう少し優しく責めてあげる」
身動きの取れない譲刃に再び覆い被さり、剥き出しの脇に手をやり、軽くくすぐる。
「ひゃ……あ、あひぃッ! な、んで……くすぐ……り、んあっ!」
「知ってる? くすぐりも性感の一つなんですって。だから、その内気持ち良くなるわ」
「はぁっ……きゃふっ、いやぁ……」
「これは、どうかしら……?」
「ああッ! や、おなか揉まないでぇっ……ゃあ―――――」
「はぁ……あ、はぁっ……」
一時的にくすぐり責めから開放され、荒く息をつく。
「こうやって一方的に譲刃ちゃんを虐めるのも楽しいんだけど、どうせだからゲームをしましょうか?」
「はぁ……は、ゲーム……です…か?」
「そう、10分間私にくすぐられて我慢できたらやめてあげる」
「……分かりました。それで……構いません」
どうせ私に拒否権はない。
なら、一か八か可能性があるならかけてみるしかないのだ。
それに、くすぐりくらいどうってこと―――
「その代わり、我慢できなかったらちょっとヒドイ事しちゃうわよ」
耳元に顔を近づけて、そう囁かれた。
「それじゃ、スタート」
「んっ……!」
次にくる感覚に備えて、強く目を瞑る。
まずは先程と同じく剥き出しの脇を直にくすぐられた。
「ひぁっ……あ、ァふ――あッ……」
「ふふふ……」
「きゃはっ! はッ……んっ、あはぁっ……!」
―――5分経過
「あん……っあ……くふぅッ!」
「うふふ、ここが弱いのかしら。それともこっち……?」
「どっちもやだぁッ……ひゃん! くすぐったいよぅ……」
目元には薄っすらと涙が浮かんでいた。
必死に泣きそうになるのを堪えながら、ただひたすらに耐えているためだろう。
―――8分経過
「ふっ……あひぃ……ああっ!」
後二分。
「あら、思っていたより頑張るわね」
確かにこのままくすぐり続けていれば陥落は時間の問題だろう。
だが、そろそろゲームの残り時間が少なくなってきた。
「仕方ないか。ごめんね」
「……っはぁ―――え?」
チャイナドレスの上から、火煉は譲刃の小振りな乳房に顔を付け、舐めた。
「ひゃあん……! く、くすぐりだけって、言っ―――ふぁぁッ!!」
「あら、これも立派なくすぐりよ?」
「そんな……やめてくだ―――」
譲刃の懇願を無視して、舌で乳首を舐め、転がし、吸い、時に歯で甘噛みする。
勿論、空いた手で脇やお腹をくすぐるをは忘れずに。
服の上からとはいえ、その刺激は尋常ではなかった。
「やだぁっ……!! いや! そこ、ダメってばぁ……ひゃああん!!」
「どう、降参する?」
「って、また失神しちゃったんだ。本当、敏感なのね」
意識はなく、息も絶え絶えな譲刃に追い討ちをかけるかのごとく首筋を舐める。
「―――――ぁ……ん」
「まあ、今日のところはこれで止めて置きましょう。寝てるとじっくり楽しめないしね。
おやすみなさい、譲刃ちゃん」
そう言って、譲刃から離れる。
せめて今だけは、ゆっくりと寝かせてあげましょう。
ゲームの罰は、また次の機会に―――――
end
GJ!
721 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 14:06:21 ID:GKHlYOqg
ちょうどユズリ刃のが読みたかったんだ!
hosyu
画集∞買ってみたけど、カムイ・フウマ以外のキャラの絵少なすぎ。
CLAMPってノーマルカプの絡み絵って描かないよな…
724 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 16:41:20 ID:vfnx19LJ
ツバサスレに空汰×嵐の神が降臨している件について
こっちの火煉&空汰×嵐の続きもそろそろホスィ
保守
728 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 17:21:04 ID:TYey7Q3i
おい!
729 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 18:10:31 ID:BW5VaBq/
730 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 12:56:24 ID:C3KTjola
そろそろマジ頼むよage
hosyu
師走のせいか人がいないね・・・
さみしや
獣の続きが読みたいッス…
735 :
639:2005/12/25(日) 22:46:23 ID:p0ykWrm6
何か書こうかな……
結局今年もX再開はなしか…
>>735 是非是非書いて下さい!
737 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 20:58:55 ID:gKEs7iU2
age
だれかあ
739 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 01:36:45 ID:D/GDDi4z
今年こそは再開しますように。
&職人が来ることを期待してage
sa
>>69,378,438
需要は現在どの辺にあるでしょう…
ちゃんと完結してくれる作品がホスィ
桃生兄妹の話の完結マダー?
保守
746 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 19:48:12 ID:Z7IERUOw
↑
嵐タンの陵辱ものが読んでみたい
huju
以前話題になっていたダブルエックス。
他板で見付けたので。
www.irradiance.net/Animation/Production/CLAMP_%a4@%b8s%a5i%a9%c8%aa%ba%a4k%a4H/
確かに見えそうで見えない・・・
一年の時を越え、やっと続きを投下。
しかし、それにしても……本番を書くのは難しい(苦笑)
どこまでも続く青い空と蒼い海の浜辺に、牙暁は一人たたずんでいた。
これから始まる血の惨劇を…一人の少女が命をかけた“願い”の行く末を見定める為に。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
初めて会った夢の中で、牙暁は小鳥に言った。
「僕たちは知っている…これから何が起こるのかを。君の愛した兄さんや神威の未来を。
だからその為に君は自分を犠牲にした。ただひとつの望みのために」
その言葉に、小鳥は困ったように微笑んだ。
「……何でも知っているのね…」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ふっ…と牙暁は空を仰ぐ。
「人には“願い”がある。誰かを傷つけ、悲しませるかもしれないのに、願わずにはいられない“願い”が」
誰に言うでもなく、その言葉を口にした。
「時にその“願い”は、最も大切な人を、最も残酷な形で傷つける」
かつて、大切な弟のために自ら死を選んだ少女の姿が、脳裏に浮かぶ。
彼女の死が、どれだけの人を悲しませ、人生を変えてしまったか…牙暁自身が一番よく知っている。
今また、自分を愛してくれている人を傷つけ、それでも“願い”を叶えようとしている少女のことを思いながら牙暁はつぶやいた。
「人は……罪深い生き物だ…」
湯気が立ちこめるバスルーム。
大きく開いた両足を抱え上げられ、バスタブの底を背に、小鳥は陶然と彼を見上げていた。
幼い頃からずっと、ずっと、大好きだった人。今まさに彼と一つになろうとしている。
「恐いか?」
彼の問いに、小鳥はふるふると首を横にふる。
「…入れるぞ」
濡れそぼった蜜壷にあてがわれる熱く、固い感触。
思わず体を強張らせても、無駄な抵抗だと言わんばかりに、それはゆっくりと確実に侵入を始める。
「う…っく……」
広がる痛みに目を閉じ、縋るもののない両手を固く握り締めて、その衝撃に備える。
一瞬、彼が前進を止めて呼吸を整える。そして次の瞬間
「――――――――!!」
一気に奥まで穿たれた熱い楔に、想像以上の激痛が駆け抜ける。
しかし小鳥の唇は、彼の唇によって塞がれ、上げかけた悲鳴は喉の奥に飲み込まされた。
何とかやり過ごしたと思った激痛の波が、すぐに押し寄せ、再び小鳥を襲う。
「ん、ぐ…んぅんんんっ!」
くぐもった、悲鳴とも言えない悲鳴を上げ、小鳥はびくん、びくんと振るえる。
抱え上げられた足はつま先までぴんと張って引きつり、全身の間接が軋むほどに体が強張る。
下腹部を満たす熱く大きな異物感と、止むことなく寄せては返す痛みの波に、小鳥はただただ耐えるしかない。
「…ん…く、…うぅんっ……」
呼吸さえ遮られ、苦しさに身悶えていると、つぷ…と彼の唇が離れた。
溢れ出した涙で視界がぼやける。なんだか彼も苦しそうな顔をしているような…気がした。
「……動くぞ」
「え、ちょっ…待…――」
「ぅぐっ!……ぁ…はっ、はぁっ…ぁ、くっ……ぐ……」
苦しそうに眉を寄せて歯を食いしばり、抽挿の痛みに必死に耐える小鳥。
堅く閉じられた瞼の端から大粒の涙がつたい、流れ落ちる。
あまりの痛みに、小鳥は覆い被さっている封真の背にしがみついて爪を立てた。
「…くっ」
思わず封真は眉をしかめる。
背中に感じた痛みのせいもあるが、それ以上に、小鳥のなかは侵入者を拒むようにぎりぎりと締め上げてきつく、少し動くだけでかなりの力を要した。
だが、焼けるような熱とじっとりとした潤いに包まれていると、言い知れぬ快楽も湧きあがってくる。
襲い来る射精感に堪えて封真は腰を動かした。
「っ…ぐ…ぅ、う…っん…ぅ…」
しかし小鳥は、封真の動きに合わせて苦しそうに浅く短い呼吸を繰り返すだけ。およそ快楽とは程遠いだろう。
――このまま攻め続けるだけなら簡単……でも…
薄く笑って、封真は動きを止めた。
「…ん……はっ…はぁ…」
和らいだ痛みに、わずかに小鳥の体が弛緩する。
――どうせなら“泣かせ”るより“啼かせ”たい
「…ことり……小鳥」
優しい声に呼ばれ、小鳥はかたくつぶっていた目をうっすらと開けた。
声の主は穏やかに微笑み、ちょいちょい、と下を指差す。
小鳥は不思議そうに目線を移した。
「っ!!……」
そこにあったのは二人が繋がっている部分。慌てて小鳥は顔をそらした。
「…ゃ…やだっ…」
「なにテレてるんだよ?今さら」
揶揄されて更に気恥ずかしさが込み上げ、体が熱くなる。
なんとも言えない居たたまれなさに困った小鳥は、彼を見つめ返すことも出来ず、視線を泳がせた。
大きく優しい手が、そんな小鳥の頬にそっと触れ、撫でる。
「…フッ……かわいぃ…」
なかから伝わってくる振動で、彼が軽く笑っているのがわかった。
が、急に前髪をわしづかみにされる。
「きゃ!痛…」
「ちゃんと見ろよ」
重なった視線の先の彼は、先ほどまでとは別人のように冷たい目をしていた。
彼は小鳥の顔を再びそこに向けさせると、少しずつ腰を引いていく。
「…ぁ……あぁ…」
小鳥は思わず声を漏らした。
徐々に姿を現した肉棒は大きく怒張して赤黒く、さらに小鳥の愛液と鮮血がこびりつき、ぬらぬらと光っていた。
こんなものが本当に自分のなかに入っていたのか、と目を疑いたくもなる。
しかし、先ほどまでの強引で力任せの抽送とは違い、ゆっくりと引き抜かれる事で、逆にその熱や形をリアルに感じてしまう。
――ほんとうに、わたし…
ぞくっ…と腰から湧きあがった何かが背筋を這ったような気がして、小鳥は微かに身を震わせた。
「感じたのか?」
突然、降ってきた声に小鳥が顔を上げると、彼は心底嬉しそうにニヤニヤしていた。
「…ち、違…っあぁあっ!」
否定しようと言いかけた言葉は嬌声に変わる。彼が、再び一気に肉棒をねじ込んだのだ。
「あ、んっ、ふあっ……んっ……ああっ…」
封真が突き上げる度、小鳥は甘い吐息を漏らす。
痛みが完全に無くなったわけではないのだろうが、先ほどまでとは明らかに様子が違ってきていた。
熱に浮かされたようにぼんやりと焦点を結ばない鳶色の瞳。
白い肌はうっすらと桜色に上気し、じっとりと汗ばんできていた。
「…ぁあっ!…や、あっ…ぁん…ぃ、やぁっ…」
かき回すように大きく腰を回せば、背中を反らせて喘ぐ。何より顕著な変化は…
「わかるだろ?…食いついてる…」
封真が、彼自身を飲みこんだままの花弁に触れた。
そこは何度も擦られた事で充血し、鮮やかな赤に色を変えている。
「ひあっ!!……そ、んなこと、な…っ…あっ…ん…!」
言葉とは裏腹に封真が行き来する度、紅い花弁はぐにぐにと形を変える。
抜け出ていく彼に追い縋るように絡み付き、戻ってくれば、さらにもっと奥へと誘うように締め上げる。
おもむろに封真は手を伸ばし、シャワーを止めた。
聞えるのは、バシャバシャと水面が揺れる音、二人の体がぶつかり合う音。そして
「…ぐちゅぐちゅいってる。物凄く、濡れてきてる…」
「!……やっ…見ない、で…っ…」
「ほら、また締まった」
「――――っ!」
カァァッと小鳥の全身が真っ赤に染まる。
内股を濡らす己の愛液も、自分の体のあさましい変化も…当の小鳥本人が一番よくわかっている。
しかしわざわざ言葉にされると、どうしようもなく恥ずかしいらしい。
「…も……やだぁ…っ…」
小鳥は真っ赤な顔を横にそらし、両手で覆った。
無防備にさらされた小鳥の左の耳朶。
封真はしゃぶりつき、ちゅぷちゅぷと音をたてて執拗に舐る。
「ん…ぁ……はぁ、あ…ぃやぁ……ん…」
堪えきれずに小鳥は甘い吐息を漏らす。それに伴って、本人には自覚がないのかも知れないが、微かに腰も動き出した。
――もうひと押し…か?
細く笑って、封真は小鳥の耳元で、優しく囁いた。
「イヤならやめようか?」
しばしの沈黙の後、小鳥はすがるような瞳で見上げ、首を左右にふった。
「…イヤじゃ………ない…」
最後は消え入りそうな声で…だが確かに小鳥はそう言った。
ドクン…と胸が高鳴る。しかし封真は込み上げる衝動を押さえ、更に小鳥に要求する。
「イヤじゃないなら、どうなんだ?」
封真は小鳥の栗色の髪を掴んで、口元に寄せ、くちづける。そのまま、目を細めて優しく微笑みながら、低く甘く……囁く。
「教えて?」
「………ぁ……ゃ……ぅ…」
小鳥の口がもごもごと動き、大きな鳶色の瞳がゆらゆらとさ迷う。
彼女にはまだ理性と羞恥心が残っているようで、紡ぐべき言葉に困っている。
「口では言えないのか?……なら、こっちに……聞いてみるか」
そう言って封真は小鳥の恥丘に触れた。
「ぁあっ…!!」
ひときわ高い声を上げ、小鳥のなかが収縮する。
「…ダメ…ッ…そんな、とこ…触っちゃ…っア!」
頬を朱に染めて小鳥が抗議するが、封真は一向に止め様としない。
それどころか、溢れ、零れ出した小鳥の愛液を指先ですくい、真っ赤な真珠に塗り付け始めた。
「ぁ…やめっ……おかしく…なっちゃ、う…っあぁん…」
くぷ、ちゅぷ…と濡れた音がバスルームの中に響く。
小鳥が、力の入らない両手で封真の腕を掴んでみても、動きは止まるわけもない。
寧ろ、縋り付き、誘っているようで…くくっ、と封真は笑う。
「止めていいのか?こっちの口は…全然、止めて欲しくなさそうだ、け、ど?」
そう言って封真は、小鳥の核を一気に強く摘み上げた。
「ひああぁっ!!」
悲鳴にも似た高い声とともに、封真を飲み込んだままの小鳥の膣がぐぷぐぷと大きく蠢く。
ビクビクっ…と小鳥の全身は痙攣し、背中を大きく反らせる。
そして……糸が切れたように、ぐったりとした。
「…っ……はぁ…はぁ……はぁ…」
「…悪い子だなぁ。一人でイッちゃうなんて」
朦朧とした意識の中、小鳥は見上げる。そこには、冷たく甘美な笑みを浮かべた悪魔がいた。
「もう少し…つきあってもらおうか」
というわけで…今日はここまで。次回こそ完結(予定)。
もう少しだけ、お付き合いのほどを。
待っていてくださる方、筆が遅くてスミマセン。
おお!もう来てくれないのかと思ってたよお
>>742 438ですね。しばしお待ちください。
>>757 復帰ありがとうございます!次回も楽しみにしています。
落ちそうで落ちないこのスレはすごい
数少ない職人さんがギリギリのところで救ってくれる
761 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 10:47:00 ID:p0myqedA
良スレage
>>759です。
神譲書いてたら、二人がラブラブという設定になってしまいました;
ノーマルカプ好みの方すみません。
その設定でOKならそのうち投下します
バッチコーイ!!
765 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 14:15:56 ID:CFE55Ug9
↑
あっぷっぷ
hosyu
768 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 11:10:04 ID:xrsh1cGj
↑
未だに獣×颯姫と火煉&空汰×嵐の続きを待ってる自分がいる…
770 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 13:30:45 ID:+1nQL8L+
俺もw
771 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 00:12:06 ID:TMKoauMv
封真×神威(女)待ってるぞ
・・・
原作が全く進まんので、色々読み返したりしてるんだが、
映画の小説版は結構いいよな。
ホモ要素がほとんどなくて神威×小鳥だし、
短いのに各カプのエピソードもそれなりに詰め込まれてる。
中でも嵐が空汰に膝枕するシーンは今読んでも萌えまくり。
774 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 12:46:33 ID:GM/cu2e8
小説が出てること自体知らない俺が来ましたよ
775 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 01:25:40 ID:x4ILQ0B0
あったのか。原作とはどう違うの?
映画の小説版って言っても、実際は映画とも異なるんだけどね。
映画と同じなのは神威が封真・小鳥に会うまでと神威以外皆殺しエンドくらいで、
誰と誰が何処で戦ってどう死ぬのかがほとんど違う。
無理に90分に抑えず、このシナリオで長編映画にすれば良かったのに。
>>775 95年あたりで映画化したから、原作とは全くの別物。
出すとストーリーが複雑になるという理由で、牙暁に代わって別キャラが出てるし。
777 :
神威×譲刃:2006/03/19(日) 15:30:34 ID:/KQ1mzff
雲のない夜空に、月と星が輝いている。
食事も終わり、ゆったりと流れる夜の時間。
護刃はのんびり風呂に入って、階段を上がってきた所だった。
「うーん、さっぱりさっぱり」
上機嫌で自分の部屋のドアノブに手を掛けかけて、ふと顔を上げた。
「…?」
視線が廊下の奥へ向かう。そちらから、声が聞こえたような気がしたのだ。
声は嵐と空汰のもののようだが、とぎれとぎれで聞き取れない。だが、嵐と一緒にいて、幸せそうに顔を緩ませる空汰がすぐに想像できた。
「ふーん……」
仲が良いなぁ、と思う。
思って、そのまま部屋に入ってしまえば良かったのだが、何故かその時、心の中に好奇心がムクムクと沸き上がってきたのだ。
何をしているのか。何を話しているのか。空汰と二人きりでいる時の、いつもと違う嵐の顔は。
声の出所を探すと、すぐに空汰の部屋だとわかった。
(…いけないとは思うんだけど)
護刃は、ドアをちらりと見た。
それが閉まっていたら、ドアに耳を付けてまで聞こうとはしなかった。
しかし、部屋のドアは金具が中途半端な所で止まっていて、中を覗ける隙間はなかったが、代わりに完全に閉まってもいなかった。だから声が漏れてきたのだろう。
(ちょっと、だけ…)
護刃はそろそろと部屋に近付き、ドアの隙間に耳を近付けた。途端、飛び込んできたのは。
「…あ…っ……」
嵐の短い声。それは、会話という雰囲気ではなかった。
胸が、早鐘を打つ。この行為がいけない事だからだろうか。それとも、聞こえた嵐の声が、色っぽかったからだろうか。
無意識に耳を更に近付けようとした時、ドアに頭が当たってしまった。
(あ…っ!?)
音は立たなかったが、中途半端だった金具が動き、小さな音と共に、ドアが僅かに開いた。
もう駄目だ、と思った。
これでばれてしまったら、素直に謝ろう。もし気付いていないのなら、申し訳ないがこのまま立ち去ろうと、細い隙間を覗き込む。
だがそこに、こちらに向く視線はなかった。
部屋の主である空汰はベッドの上で、背中を向けている所を見ると、全く気付いていないらしい。
(…何だ)
護刃はほっと息を吐いた。
それにしても、空汰は上半身は何も着ていない。女の子ほど問題はないが、嵐がいるなら着ればいいのに、と思う。
ぼやっと思っていると、再び嵐の声が部屋に響いた。
「…う、…んっ…」
778 :
神威×譲刃:2006/03/19(日) 15:32:16 ID:/KQ1mzff
胸の鼓動を早くする、その声の主を捜して視線を動かすと、空汰の奥に、嵐がいるのが見えた。
「!」
その瞬間、護刃は息を飲んだ。…目の前の状況が信じられない。
ベッドに横たわる、嵐の姿。制服はしどけなくはだけ、白い肌と、護刃に比べれば僅かに豊かな胸の膨らみを露にしている。
(うそ…)
そこに固まったまま、護刃は動けなかった。
「…やっ、ぁん…っ」
空汰に胸を触られ、嵐が体をくねらせる。それが、嵐が嫌がっているようにしか見えなかった。
(空汰さん…!?)
いつでも空汰は嵐を大切にしていた。自分が怪我をしてでも、嵐を守ろうとする。
だが、男と女では力の差が歴然としている。空汰が本気で押し倒せば、嵐も抵抗できないに違いない。
(どうしよう…っ)
護刃は慌てて、誰もいない廊下を振り返った。
手を出すべきか、否か。これは女の子の一大事だ。嵐が本当に嫌がっているなら、止めなくては。護刃が間に入れば、空汰も行為を強行しようとは思わないだろう。
(で、でも。とりあえず、もうちょっと様子を見て…)
僅かにドアの隙間を広げ、二人の行動に見入った。すると空汰は、手を胸から足の間に移した。
「あ……はぁん…っ」
山育ちで目がいい護刃には、空汰に触られたそこが、濡れていくのがよく見えた。
聞こえる嵐の声も、いつの間にか色っぽさを増している。嫌がっている様子など何処にもない。そうしている二人は、護刃の知る二人とは、およそ掛け離れて見えた。
「…嵐……いいか?」
「……はい」
嵐が頷いて、空汰が足の間に構える。
二人は同意の上での行為だったらしい。それがわかった時点で、護刃は立ち去れば良かった。これは、空汰と嵐と、二人の事だから。
だが…二人を凝視したまま、護刃は動かなかった。否、動けなかった。
そして二人は…繋がった。嵐の喘ぎ声が大きくなる。
「んっ、…ぁあっ!」
「嵐…ええやろ?」
「は、はい……っ。…あんっ」
空汰が腰を動かす度に、護刃の耳にまで水音が聞こえてくる。
護刃は、人形のように動かなくなった身体を叱咤して、ドアも閉めずに自分の部屋へ駆け込んだ。
ラッキーセブンをgetしてしまいました。
>>762です。
遅くなりましたが、神譲のラブラブ設定で投下です。何か微妙な設定ですが…
780 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 15:22:28 ID:nl60GrYz
781 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 16:47:12 ID:drbDWHxs
神×譲の続きマダー?
保守
783 :
神威×譲刃:2006/03/32(土) 13:42:11 ID:gj9vCOc4
「……」
部屋に戻っても、あの光景は頭に焼き付いて離れない。心臓の鼓動が速くて、壊れて止まってしまいそうだった。嵐の白い肌が、喘ぐ声が…リアルに頭に浮かぶ。
『嵐さん、空汰さんのこと好きなんですか?』
そう聞いた時、普段冷静な嵐が頬を真っ赤に染めて慌てた。それを見て可愛いなぁと思ったのはそう昔の事ではない。
それなのに、いつの間にか護刃の及びもつかないような所へ行ってしまっている。少なくとも、護刃は神威が好きだとは思っても、嵐達のような事をしたいと思った事はなかった。
ただ側にいられればいい。神威も、そう思っているのだろうか。空汰のように、護刃を求めたくなった事はないのだろうか。
(私も…神威さんと、あんな事したりするのかな…)
思いかけて、ふと下を見下ろす。
空汰に触れられていた嵐の胸。それに比べれば、まだまだ子供のような膨らみしかない自分。
「神威さんは…胸の小さい子って、嫌いかな…」
少しずつ大きくなり始めた膨らみに触れる。
「…私、もっと大人だったら良かったのに」
そうしたら、神威もそんな事を思うのかもしれない。
「…神威さん…」
784 :
神威×譲刃:2006/03/32(土) 13:52:56 ID:gj9vCOc4
興奮したまま殆ど眠れずに夜を明かし、翌日空汰や嵐の顔を見る度に赤面した。二人は本当に気付いていないらしく、逆に心配されてしまった。
空汰と夕食の当番に当たっていたが、夜もそんな調子で、ご飯は作ったが片付けは嵐が代わってくれた。嵐が珍しく強い調子で言ってきたのもあるが、昨日の姿と重なって見えてしまい、まともに顔を見られなかった。
「…散々だったなぁ……」
一人で部屋に戻り、護刃は呟いた。
今日、嵐も空汰もいつもと変わらなかった。という事は、これまでにもあんな夜を幾度と過ごした可能性もある。
「……あうー」
考えただけで、頭が爆発してしまいそうだ。
体が、熱い。護刃、と呼んで、抱き締めてくれる神威の腕が、欲しい。
…望めば、神威は護刃を抱いてくれるだろうか。
立ち上がろうとした時、部屋に足音が近付いてきて、ドアをノックした。
「あ、はいっ」
急いで開けに行くと、嵐が立っていて、廊下の奥にいるらしい空汰に「先に行っていて」と目で合図していた。
「具合は大丈夫ですか?」
「はい。…ごめんなさい、心配かけちゃって」
「いいんですよ。無理しないで、早めに休んで下さいね」
嵐はとても柔らかな瞳で、護刃を覗き込んだ。
「…はい」
やはり顔は紅潮したが、少しほっとしたふうの嵐が、とても綺麗に見えた。嵐はもともと整った顔立ちをしているが、それがいっそう引き立つような、出会った頃とは違う美しさだ。
それでは、と頭を下げて、嵐は廊下の奥へ早歩きで向かう。
部屋から顔を出した空汰が、嵐の肩を抱いて部屋に戻っていった。
「……」
護刃は、今度はきちんと閉じた空汰の部屋のドアを見つめた。
ただ一緒にいて、話すだけかもしれない。もしかしたら、また昨日のような事をするのかもしれない。
「……」
護刃は部屋に戻り、ドアを閉めた。だが何秒もしないうちに再び開け放ち、神威の部屋へと向かった。
785 :
神威×譲刃:2006/03/32(土) 14:00:06 ID:gj9vCOc4
>>780 こちらこそお世話になります。やはりばれましたか;
なるべく遅くならないようにしますので。
今更ですが今回は草薙のくの字も出てきません。完全つまはじき。
>>785 いえいえ、こっちはいつもクレクレ言ってるだけの身なので・・。
神威と護刃をくっつけるとしたら筋肉マンはいないことにしたほうがいいよねw
もし出すならアニメ版みたいな感じじゃなくて、あの容姿に合わせて極悪人に
したほうがいっそのことよい気がするのです。
保守
788 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 14:32:18 ID:OBZe1J63
↑
保
hosyu
791 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 10:31:26 ID:L3im5QXG
↑
792 :
神威×譲刃:2006/04/23(日) 13:05:47 ID:nFv4cAPW
神威の部屋をノックすると、すぐに返事が聞こえて、護刃はそっとドアを開けた。
「…神威さん」
「護刃?具合が悪いんじゃ…」
課題でもしていたのだろうか、机からすぐに出迎えにきてくれた。
「ううん、大丈夫です」
「でも……」
「…入ってもいいですか?」
「あ、うん…」
頷いて、招き入れると、神威は再び机についた。だが、机には向かわずに、ベッドに腰掛けた護刃の方を向く。
「どうかしたか?」
「…えっと、あのですね」
勢いでここまで来てしまったが、何から言い出せばいいのだろう。あまりに単刀直入に言うのも恥ずかしいし、かといって昨日の事から話し始めるのも何だか変だ。
護刃の頭は空回りし続けた揚げ句、いきなりこんな事を言う結論に至った。
「あ、あの…神威さんは、胸の小さい女の子って嫌いですか?」
最初と最後が駄目なら真ん中から、そんな結論。
勿論、急に言われた神威は面食らった。
「どうしたんだ?急にそんな事……」
「だって、嵐さんはもっと胸があるし、男の人は大きい方が好きだって…」
「いや待て。だから何で、いきなりそんな話」
「……だって…」
何だか急に、悲しくなった。…やはり神威は、護刃をそういう対象には見ていなかったらしい。同じ好きでも、家族の好きと恋の好きは全然違うのに。
「…神威さんが好きな女の子に、少しでも近付きたかったんです」
「……」
神威は、目を丸くした。…そして、何故か急に笑いだした。椅子を降りて、護刃の前に膝をつく。
「その事なら、心配ないよ」
「え?」
護刃は神威を見返した。笑みを消した、真っ直ぐな視線だけが向いている。
「それが護刃なら、俺は全部好きだから」
「え……っ」
「だから、その…胸が、とか考えた事ないし…」
「……」
口が、声を出せずにパクパクと動いた。
よく考えれば、神威がそんな人でないくらい、すぐに解るはずなのに。昨日の出来事のせいで、思考回路がいつもと違う計算をしてしまったようだ。数式で掛け算より先に足し算をしてしまった、そんなふうに。
しかも悲しい事に、一度出た言葉は引っ込められない。案の定、神威はこう尋ねてきた。
「何で急にそんな事思ったんだ?」
「えっと、それは、あの……」
すみませんかなり間が開いてしまいました。
今更ながらこの展開ってどうなんだろうとか思い始めた自分です。
職人さんの好きなように書いてもらうのが一番だと思うよ基本的には。
苦手な人がいそうな展開でも、事前に注意書きすれば住み分けできるんだし、
書き手さんが遠慮する必要はないとみた!
そういうわけで投下カモーン!!
いや別に悪くないだろう
796 :
神威×護刃:2006/05/02(火) 11:39:40 ID:ZZhrm9WR
「俺が、そんな事で護刃の事を嫌いになるって…思ったのか?」
「…違います!」
護刃は慌てて否定した。違う。不安にはなったが、ずっとそう思っていたわけではない。ただ、昨日の…昨日の、空汰と嵐が。
「あ、あの…ですね。実は、その……昨日の夜、空汰さんの部屋のドアが開いてて…空汰さんと嵐さんが、…え、えっちな事してるの…見ちゃって…」
神威は頭を抱えた。
「…それで今日、様子がおかしかったのか」
「だって……」
「うん、解ったから。でも、空汰達は空汰達だ。俺達は焦らなくてもいい」
そう言って、そっと髪を撫でてくれる。
撫でてもらうのは好きだが、これはどう見ても子供扱いだ。
「神威さんは、私の事そうやって見た事はないのかなって…」
「…やめてくれ、護刃」
神威は気まずそうに、目を逸らした。
途端に、護刃の胸の中に黒い影がせりあがってくる。
「やっぱり、私は恋愛対象じゃないんですか?」
だから、胸が小さくても良くて。護刃を求めることも、しなかった。
「護刃」
いきなり抱き寄せられて、唇が重ねられた。まだ数えるくらいしかない、小さな触れ合い。
「…そういう事、俺の前で言うな」
言って、顔が見えないように抱き締められる。
「……俺…きっと止められなくなる…」
「え?神威さん、それどういう…」
「考えた事がないわけじゃないんだ。でも、護刃の前でそんな事を考えてたら…護刃の気持ちなんて考えないで、一人で走ってしまう」
体を起こして、神威は護刃の瞳を見つめた。
「それで護刃に悲しい顔をされるの、嫌だったから。…もう少し先でも、いいと思ったんだ」
「……」
護刃は押し黙った。恥ずかしかった。神威は護刃の負担にならないようにと、そういった気持ちを隠し続けていただけだったのだ。
だが、それなら。護刃がいいと言えば、神威は……。
「…神威さん…」
胸の鼓動が早くなる。自分でも、一時の気の迷いかもしれない、と思う。同じクラスの子がこんな事をしていると知ったら驚く。
しかし、それでも神威を近くに感じたかった。
「…それでもいいって言ったら?」
思い切って言うと、神威は目を丸くした。
「…ゆず…りは?」
「駄目ですか?」
気を改める様子がない護刃を見やって、神威は軽く溜め息をついた。
「途中で嫌だって言っても、やめられる自信はないからな。…本当に、護刃はそれでいいのか?」
「……」
怖くないわけではないし、途中で嫌だと言ってしまうかもしれない。しかも、それで神威がやめてくれないかもしれない。だから余計に怖い。しかし、このまま何もなかったように帰るのは…体が許さなかった。
護刃が無言で頷くと、困ったように、神威は頭をかく。
「その…初めてって、痛いらしいけど」
「痛いんですか?」
「らしい。それもあったから、…まだ先でもいいかなって」
「……大丈夫です」
真っ直ぐに神威を見上げると、神威は優しく笑った。
「…ありがとう。あまり痛くないようにしてやるから」
「はい」
護刃も、微笑んだ。神威の笑顔が、嬉しかった。
乙。
神威はツンデレで小鳥一筋。この神威は別人28号です。
798 :
神威×護刃:2006/05/03(水) 11:51:31 ID:nOWuOi2s
神威がそのまま、ベッドに上がってくる。
「俺、女の子の服はよく知らないんだけど…その制服って前開きでいいのか?」
「あ、はい」
護刃はリボンをほどいて、前を開けだした。だが、その手を神威が止める。
「いいよ。任せてくれればいい」
「はい…」
言われた通りに、黙って神威がするのに任せた。とはいうものの神威も初めての事だから、何をするにも手つきがぎこちない。だが、逆にそれが護刃を安心させた。
制服の前を開けてから、そっとベッドに寝かされる。
護刃は神威の顔を見上げた。
「…あの、全部脱がなくていいんですか?」
「脱ぎたいのか?」
「あ、いえ…。そういうわけじゃないんですけど」
思わず赤面する。そういえば、嵐も全てを脱いでいたわけではなかった。想像と現実には、微妙な誤差があるらしい。
「護刃はそのままでいいよ」
笑って、神威は護刃のブラジャーを押し上げた。小さな膨らみが二つ、顔を出す。
「きゃ…」
思わず目を閉じると、神威の手が遠慮がちに触れた。
「あ…っ」
触られた感覚より、普段隠している所が他人に触れられているという事の方が護刃の胸を高鳴らせる。
だんだん、神威も大胆に触ってくる。
「んっ…。…なんか、くすぐったいみたいな…変な感じ…」
「俺は気持ちいいけど」
神威は笑って、顔を近付けてきた。今、一番近くにいるのは護刃で。体いっぱいに神威を受け止められる。
二つの唇が、重なった。
「んっ……」
799 :
神威×護刃:2006/05/03(水) 11:57:25 ID:nOWuOi2s
神威の舌が滑り込んでくるのを感じて、護刃はそれより早く舌を滑り込ませた。
一瞬、神威が驚いたように怯んだが、すぐに護刃に絡ませてくれた。…不思議な感じがする。
唇が離れると、唾液の糸が伸びて切れた。
「護刃、どこでこんな事覚えたんだ?」
「…だって、空汰さんと嵐さんが…」
「…まったく、空汰も不用心なんだから」
神威は大きな溜め息をついた。
「そのくせ俺が見たって言ったら怒るんだよな。きっと」
「…かもしれない」
妙に冷静な神威を見上げて、護刃は笑った。それにつられるように笑いながら、神威が髪を撫でてくれる。
「…解らないでもないんだけど」
「え?」
「俺も護刃、空汰には見せたくないし」
「……」
何だか恥ずかしくなって、神威から視線を逸らした。偶然視界に入った部屋のドアは、きちんと閉まっている。
「…俺しか、見てないから」
護刃の視線の先を確認して、神威が微笑む。
「……はい…」
「だから全部、見せて欲しい」
神威はスカートをめくり上げ、ショーツを足から外した。
「か…神威さん……」
「大丈夫だから」
神威がそこに触れると、電気が走ったように護刃の体が震えた。
「きゃぅっ」
形に沿って、優しく撫で付けていく。
「あっ、…恥ずかしいよぅ…」
「大丈夫だから。濡らしておかないと、護刃も痛いし」
「…ん、…はぁ……っ」
濡れているのが、自分でも分かる。嵐も空汰に触れられて、濡れていた。
「…あの、変じゃ…ないですか…?」
「そんな事ないよ。…綺麗だ」
そう言って、更にそこを撫でる。
「んっ、あぅ…」
言葉が無意識のうちに零れていく。…嵐も、空汰に抱かれてこんな想いをしていたのかと、僅かに考える余地のある頭で思う。
800 :
神威×護刃:2006/05/03(水) 12:03:05 ID:nOWuOi2s
「…指、入れるよ」
「……それは…痛くない?」
「うん」
神威は頷いて、濡れたそこに指を差し入れた。
「あっ……、はぁ…ん」
「気持ちいいか?」
「はい…っ。んんっ、…くぁ…っ」
今まで感じた事のない感覚が、波打っている。これが何なのかと考えたが、言葉では上手く出てこない。でも「気持ちいい」事だけは、多分間違いなかった。
そして、次々に巡ってくる感覚は護刃の心だけで処理しきれずに、勝手に体をくねらせる。自分が、自分じゃないみたいに。
「…はぅ…っ。…私…変になっちゃったみたいだよぉ……」
「うん、いいよ」
神威は更に護刃の中を掻き回す。
「やっ、駄目ぇ…っ。ふああぁっ」
堪らず、護刃は声を上げた。言葉では駄目だと言っても、体は一番大事な場所で動く神威の指を待っている。
「すごいよ護刃…。すごくよく濡れてる…」
興奮したような神威の言葉に、護刃の胸が、大きく波打った。その言葉の次に来るのは。…きっと。
不安と期待が半々になって、護刃の中を渦巻く。
「…そろそろ、いいかな」
神威が呟いて、ズボンのチャックを下ろした。…その時が、来たのだ。
「……」
護刃はそれを見上げた。一緒にいて意識した事はなかったが…神威も男だから、ついているのだ。
それが何処に入れられるかは解るが、護刃はそこにどれ程の太さのものが入るか、考えた事もなかった。
神威はもう足の間にいる。
「…大丈夫か?」
「……はい…」
護刃は体を強張らせたまま、頷いた。
書けば書くほど微妙さを増している気が…。
神小も考えたのですが、自分の使えない発想では出てきませんでした;
すみません神威も別人ですねorz
さくっと幕引きして神降臨を待つことにします。
802 :
神威×護刃:2006/05/04(木) 11:09:46 ID:ifM5VABH
…怖いけれど、神威に抱いてほしい。
目を固くつぶって、シーツを握り締めていると、ふっと瞼に優しく口付けされた。
「神威…さん…?」
「…好きだよ、護刃」
神威は髪を撫でて、笑う。
その笑顔に、護刃はほっとした。そして、何処かで聞いた台詞をそのまま呟く。
「…優しくして下さいね」
「うん」
頷いた神威を見て、再び目を閉じた。
秘所に、指でないものが当たる。そしてそれが、蜜で溢れる中に、滑り込んだ。
「あっ……やっ!」
同時に押し寄せる痛み。逃げるように、護刃の体が反った。しかし、それによって痛みから逃れる事も、神威が出ていく事もなかった。
「痛い、か?」
「…んっ……えうぅ…っ」
辛うじて首を微かに振れたが、それが強がりである事は明らかだっただろう。涙で滲んで、神威の顔はよく見えない。
(でも…やっと…神威さんと……)
気遣うように、神威が瞳を覗いてくる。
「護刃…」
「……大丈夫…だから…」
「…わかった」
頷いて、神威がゆっくりと動きだす。
「あ…はぁぁ…っ!」
また涙が零れ落ちる。
神威が動く度に、痛みが襲いかかる。もうやめて、と言いそうになるのを、必死に堪えた。これは護刃の望んだ事だから。
「…ん、……あぅぅ…っっ」
でも…不思議だ。痛いのに、さっきと同じように声が上がる。初めてが痛いのなら、次からはもっと気持ち良く感じるだろう。
「…神威、さん……っ」
「ん?」
「…ぁんっ。…わ、私……神威さん…大好きです……っ」
「うん。…俺もだよ」
笑って、神威が動きを速める。
「…ふぁぁっ。……ゃ、ぁあんっ!」
痛みはまだ消えない。だが、その裏にある快感と、この登り詰めていくような気持ちは…。
「あ、あああぁっ!!」
体が小さく痙攣した。神威を締め付けていた秘裂が解き放たれる。
それと同時に、護刃の瞼が落ちた。
803 :
神威×護刃:2006/05/04(木) 11:13:16 ID:ifM5VABH
ぼんやりと目を開けると、そこはいつもの神威の部屋だった。
「…気がついたか?」
神威が、少し不安そうに覗き込んでいる。
「…神威さん……」
「俺……無理させたかな」
「ううん。…ありがとう、神威さん」
護刃は微笑んだ。体中が疲れきってはいたが、それを上回る充実感があった。
「ね、今日はここに泊まっていいですか?」
「うん。いつでも来ていいよ」
いつでも、と言われて、嵐の肩を抱いて部屋に入っていった空汰を思い出す。
「そんな事言ったら、たくさん来ちゃいますよ」
悪戯っぽく笑うと、神威もまた微笑んだ。
その温かな笑顔の隣で、護刃は深い眠りに落ちた。
以上です。お目汚しすいません。
読んでいただいた方、そしてコメントくれた方、ありがとうございました。
805 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 11:20:48 ID:z4OiYtQB
age
806 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 12:34:31 ID:YTJaDbdv
職人待ちage
保守
808 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 12:27:19 ID:GkJilLU7
ツバサにXのメンバー出してるより、Xを再開してくれと熱望中
もう再開しないんじゃないの?
保守がてら雑談でも。
空汰が密教系のお坊さんということは知ってのとおりだが、密教においては性的ヨーガというタイプの修行が存在していた。
性的パートナー(ダーキニー)と肌を合わせておのずと性的快楽を高め、その快楽の先に悟り(解脱)を見出そうというもの。
ダーキニーは大きな青い蓮華のような目をした美貌の若い女性、と決まっていて、ついでに言うと、女性を誘惑して支配するマントラとかもあった(←経典が残っている)
結構美味しいと思うんだが、誰か空汰×嵐で書かないかw
しかも性的ヨーガは「射精禁止」www 生殺しするもよし失敗して何度もやり直すもよしwwwwww
行者らに囲まれながら修行とかいう視姦プレイもありですが何か。
当然だがこんな類の密教は1000年前に滅んでるので、先走って出家とかするなよお前らw
独自の結界も張れるしな。
密教の僧っていう設定はおいしいのかもしれない。
出家がダメならタイムマシーンに乗って1000年前に逝ってきます
なにげに鬼畜系にも使えそうだとオモタ
あとくっつく前なら、我慢の限界が来た空汰が密教の結界と術使って無理矢理・・・とか
完全パラレルだな・・・・
しかし原作がああなっている以上、
どういう展開にもっていってもパラレルといえばパラレルだ
萌えとかエロとかあればパラレルでも問題ない!
射精を堪えようとするけど我慢できなくて何発も発射!
嵐の顔は大変なことに!
816 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 13:08:29 ID:N/5Dy/ZT
護法も使い方によっては覗きも可能なんだよな
…って考えていくと、空汰のイメージが変態キャラへと変貌していく…
>816
X世界には更なる真性変態がうようよしてるから全く問題ない。
むしろ変態能力高レベルいくせに自制心の強いへたれ、というのも萌えの一ジャンルとおも
この際、変態キャラでええやろ
くっついた後の手の早さから考えると、きっかけがあれば変態にでも鬼畜にでも変わるんじゃないかと思う。
んで嵐は抵抗はするものの、完全には拒めなくて最終的には受け入れてしまうと。
嵐はMっ気がある気がして仕方がない
火煉さんはオールマイティで
護刃はどうなんだろう
嵐は黙々と行為に興じるタイプ
個人的に嵐はMでありながら本人にはその自覚がないのが希望。
保
空タを徹底的に変体化して欲しい
そのほうがいい
hoしゅ
保守
827 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 15:01:37 ID:eCKtXLGq
保守↑
空汰っていろんな解釈ができるキャラなのかも
原作でくっつく前の「清い仲」発言も単なる冗談とも取れるし、
ヤりたいって気持ちが少なからずあっての言葉とも取れる
とにかく職人がいないことが一番深刻な問題だな。
ひたすら待つのはつらい。
住人自体減っちゃったみたいだしね……
職人を待つ側としては萌え話でもしてスレを活気付けていくしかないんじゃない?
831 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 12:21:44 ID:5pROPFBo
こう何年も連載が止まっていると、他に流れるものですねえ…。
職人さんにも、書きかけの話とか今更といわず続きを書いて欲しいものです。
689も止まってるし・・・
結構好きだったんだけどねぇ・・・>689
とりあえず未完SSの続き&新作SSを期待して保守。
僕らに出来ることそれはhosyu!
巫女が純潔であるべきで、処女を失った瞬間にその力がなくなるなら
それを狙った地の龍男性陣が嵐と護刃に襲い掛かる‥
劇場版設定なら薙スケも参加可能。
‥なんてシチュエーションを考え出した自分
836 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 02:08:12 ID:BibD8y2K
とりあえず上げとく
>>835 ああ それいいね!
ナイスIDEA!草薙は絶対極悪のほうがいいよね
神の後輪はまだなんだね
>813な設定のを読んでみたいかも
封真×女神威のレイプものが読みたい。
しかし、ツバサの封真は見事にスルーされてるな
841 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 18:20:39 ID:bJsVXuMP
age
保守
保守ついでに空汰と嵐の初エチー妄想小ネタ
「空汰さん、いきます・・・・・」
そういうと嵐は空汰の怒張に手を添え、ゆっくりと腰を落とした
「痛っ・・・・」
破瓜の痛みに嵐は思わず顔をしかめる。
「ねーちゃん、大丈夫か」
心配そうに見つめる空汰に、嵐は弱々しく微笑みかける
「だ、大丈夫です」
痛みに顔をしかめながらも嵐はゆっくりと腰を上下に動かし始めた
「・・・っ」
今まで感じたことのない快感に空汰の唇からは思わず声が漏れる。
「あっ・・くぅ・・・」
痛みに目に涙をにじませながらも嵐は腰を動かし続ける。
体位の関係上丸見えになっている結合部からは、嵐の破瓜の血と愛液が滴り落ちている。「ねーちゃん・・・・」
自分の愛する女が自分のために痛みを耐え、尽してくれている。
そう思うとたまらない気持になり、思わず嵐の唇に口付けた。
「・・・嵐と呼んでください」
「え?」
「これからは名前で呼んで下さい。貴方にはそう呼んでほしい。」そう言うと嵐は柔らかく微笑んだ。
名前の呼び捨てになるきっかけがこんなんだと良いなと妄想しますた
推敲なしなので、駄文スマソ。
>>843 久し振りに文が読めて嬉しいです!
やっぱり初はこんな感じだったんでしょうね。
自分が考えてた話はもっとだらだら長い駄文でしたが。
初合体で騎乗ぃかよ!
萌えた…!
そういや、名前で呼ぶきっかけって考えたことなかったなー。
くっついたから名前で呼ぶようになったくらいにしか思わなかった。
CLAMP NewtypeにXのコミックス未収録分が載った別冊付録が付くみたいだけど、
再開が近いと考えていいのかどうなのか…
848 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 10:58:57 ID:F21/tJbv
護刃のエロSSもっと見たいヨー!
もっといろんな方法で犯されているのをメッチャ見たいワ
>>848 ここは陵辱物自体少ないからなあ
俺も個人的には読みたいが・・・・・
映画版の草薙なら護刃タソに大変なイタズラしちゃいそうだ
850 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:30:48 ID:9+bbvY0i
護刃たんとの組み合わせは、神威か火煉か封真か映画の草薙がイイナ♪
ツバサに出てきた昴に萌えた・・・ハァハァ
あれを女体化したら立派にギャルゲーの病弱美少女キャラだなww
ツンデレで初エチーが病院でおそらく騎乗位
嵐たんエロゲヒロインやれるな
保守
保
陵辱モノ希望
ほシュ
857 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 22:53:08 ID:jQBJKXxY
age
858 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 17:33:16 ID:s8ggAw3r
犬鬼に犯される護刃ちゃん希望
859 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 23:07:08 ID:XVorzW8f
小鳥レズ責めで。
昴くんと小鳥でも良いなぁ。
小鳥ファンです
お願い致します
ツバサ設定で
神威×女体化昴流はどうですか?
862 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 11:11:54 ID:Uz9Hk8yY
久々に空嵐が読みたいなぁ
空嵐スキーばっかりだな、ここ。
つか今、住民ってどれくらいいるんだろう?
ここに三人目がいるよ。
いっそのこと連載再開をちらつかせるのを止めてくれれば好きに
妄想できるのに、と最近は思ってる。
かなり早いけど次スレのタイトルは「CLAMP総合」とか?
ノシ
自分も空嵐スキー
5人目
空嵐以外では遊人×颯姫が好きなんだが、エロパロなシチュエーションが想像できない
868 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 17:25:04 ID:JiKbAeZi
ワシ、6人目。
護刃が犯されるネタ希望。
7人目どぅうぇす
女キャラ全員不馬に喰われるのがいいね
CLAMP学園の近くにある一軒家、その一室のドアが開き、
部屋の主である司狼神威がやや疲れた表情で入ってきた。
「ふぅ・・」
神威は溜息をつくとゴロンとベッドに寝転んだ。
ドア越しから1階のにぎやかな声が聞こえる。
親睦会と称して天の龍全員で宴会をしているのだ。
神威も先程まで参加していたが、テンションについていけず(主に空汰と護刃の)自分の部屋に避難してきたのだ。
「全くあの二人は元気よすぎるんだよ・・」
そう呟いて寝返りをうつ、疲れが出てきたのか、不意に眠気が襲ってきた。
(どうせ下の宴会もしばらく終わらないだろうし、しばらく眠っておくか)
そう思いながら神威は眠りの中に落ちていった・・・。
カチャ・・カチャ・・
何か金具を外すような音が聞こえる、それに下半身にまるで人が乗っているような重みを感じる。
「・・・・」
神威は恐る恐る目を開いた。
「うわぁっ、か、火煉さん!?」
そこには下着姿の火煉がいた。
しかも神威のズボンを脱がし、さらにトランクスを脱がそうとしている。
「な、何を・・」
あら、だって神威ったらすぐに部屋に戻っちゃったじゃない?
それじゃつまらないから遊ぼうと思ってね」
そういうと火煉は身を起こし、神威の顔に自分の顔を近づけた。
火煉の体から強いアルコール臭を感じる。
よく見れば火煉の目はとろんと潤み、頬も紅潮している。
「火煉さん、酔っ払ってるんですか!?」
「んー確かにちょっと飲みすぎちゃったかしら」
そう言いながら神威の上に覆い被さろうとする。
「と、とにかく部屋から出てってくれ」
火煉の肩を掴み引き離そうとする、しかしそれより素早く火煉の手が神威の下半身に伸び、トランクス越しに神威の男性自身を握った。
「うわっ・・・」
突然の快感に思わずビクッと体を震わせる。
その隙に火煉は神威の下半身へ移動しトランクスを引きずり下ろした。
「うふふ、神威もここはちゃんと男の子なのね」
嬉しそうに呟くと神威の肉棒を口に含める。
「ん・・む」
火煉の舌が先端を舐め回し、ジュプジュプと唾液が淫猥な音を立てる。
「うあっ・・ああ・・」
強烈な快感に神威はただ声を漏らすしかなかった。
抵抗する気力はすでに奪われている。
そんな神威の様子を、火煉は奉仕していた肉棒から口に離し、満足気見つめた。
「気持ち良い・・・?もっと良くしてあげる」
火煉は自分の手で乳房を持ち、神威の肉棒を柔らかく包み込んだ。
神威の肉棒を挟んだまま火煉の乳房はゆっくりと上下に動き始める。
乳房の先端から覗く亀頭をチロチロと火煉の赤い舌が舐める。
「っ・・あっ火煉さんっもうっ・・・」
「あら、もう出そうなの?」
そう言うと火煉は肉棒を深く咥え込み、激しく吸い立てた。
その瞬間、神威の体が震え、精液が火煉の口内に向けて射出される。
「んっ・・・ふぅっ・・ん」
火煉は神威の白濁液を飲み込んでゆく。
口内から溢れた液が火煉の唇を伝い、ベッドに小さなしみを作る。
「神威ったら結構溜まっての?
こんなにいっぱい出すなんて思ってなかったから、びっくりしたわ」
嬉しそうに火煉が妖艶な笑みを浮かべる。
強烈な快感の波に翻弄された神威はただ荒い息を吐きながら、ぐったりとしている。
「じゃ、次は私が気持ちよくしてもらおうかしら」
そう言うと火煉は大きく足を開き秘裂を自分の指で広げた。
蜜が溢れるそこからは女の匂いが漂っている。
神威はその匂いに誘われるようにふらふらと火煉に近づいた。
そして、足の間に顔を埋めるとぴちゃぴちゃと音を立てながら、火煉の秘唇を、突起を舐め始める。
「んっ・・そうもっと奥にっ・・」
神威に指示を出しながら火煉は時折甘い吐息を漏らす。
この淫猥な状況で理性が完全に麻痺した神威はただひたすら火煉の秘所を舐め続けている。
唾液と蜜が混ざったものがベッドに絶え間なく滴り落ちる。
「はぁ・・んっ。思ってたよりも上手ね・・・。」
暫らく神威の愛撫に身を委ねていた火煉だが、不意に身を起こして神威の顔を股間から引き離した。
「え・・・」
愛撫を急にやめさせられた神威がものほしそうな子犬のような顔で
火煉を見つめる。
「口はもう良いわ、次は神威のを頂戴」
神威を仰向けに寝かせ、火煉は上にまたっがった。
先程の火煉への愛撫で興奮したのか、神威のモノはもう充分な程隆起している。
火煉は神威の肉棒を秘裂にあてがうとゆっくりと腰を落とす。
「あふっ・・・ん」
ぬるぬるとした熱い感触が神威を包み込む。
「っ・・あ、凄い・・」
「んっ・・動くわよ」
火煉の体が上下にリズミカルに動き出す。
ぐちゅぐちゅと二人が交じり合う水音と、甘い喘ぎ声がシンプルな部屋に響く。
「はぅんっ・・くぅんっ」
火煉は神威の上で腰を動かしながら貪欲に快楽を貪っている。
このままでは自分も取り込まれるような気がして、思わず神威は火煉の腰を下から打ちつけた。
「!・・くふっ、はぁっ」
神威の思わぬ反撃に驚いたものの、火煉はすかさず神威のリズムに合わせ動いていく。
(もう・・限界だ・・・)
二度目の射出が近づいてきたことを感じた神威の動きが早くなる。
火煉もそれを察したのか、腰の動きを激しくしていく。
「っ・・あ火煉さんっ」
「くふっ・はぁんっ・・」
火煉の中に勢いよく神威の精が射出され、神威の意識は真っ白になった――――。
事を終えた後も神威はベッドに寝転がっていた。
さすがに服は着たが茫然自失状態で、焦点の合わない目で天井を見つめている。
その傍らでは満足気な顔で火煉が服を着ている。
やがて服を着終わった火煉が神威に顔を近けた
「楽しかったわ神威、また次の『親睦会』でね」
そう囁くと、妖艶な笑みを浮かべながら火煉は部屋を出ていった。
(あの人本当は酔ってなかったんじゃないのか・・?)
次の『親睦会』が怖いようなしかしどこか心の片隅では楽しみなような、そんな複雑な気持ちの神威を残したまま夜は更けていくのであった――――。
突発的に思いついた火煉×神威投下しますた。
思いっきり受身だ神威・・・
サイキ×ヒノトとかどうですか?
>>874 GJ!
短いながらも、火煉さんエロいよ〜(*~д~*)
「次」の時も、神威は弄ばれるんだろうなぁ…モエス。
877 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 20:29:03 ID:UCjAdq3w
>>875 砕軌×丁 いいね〜
幼女と学ラン青年の禁じられた愛の秘め事
>>874 久々に上質のエロパロ読めました。
この調子で書きマクって下さい!
障害者美幼女、丁が凌辱されるとこキボン
ほす
「丁姫、湯浴みの用意が出来ました」
「その声は砕軌殿ですね。どうぞお入り下さい。」
砕軌は夢見の間の襖を静かに開け、湯が入った盥を恭しく丁の側に置いた。砕軌
が丁のもとに仕えるようになってから、もう8年が経とうとしているが、湯浴み
の介助をするのはこれが初めてのことである。
(失礼の無いようにしなければ…)
砕軌がそう意識すればするほど、胸の鼓動は速まり、頬が紅潮するのが感じられ
た。しかし薄暗い照明が幸いしてか、丁は砕軌の頬の紅潮には気付いていないよ
うだ。
「お召し物を…」
緊張の余り震える手で、丁の帷子を一枚一枚脱がしていく。衣ずれの音が夢見の
間に響き、たちまち丁は一糸纏わぬ姿になった。なるべく丁の姿を見ないよう、目線を逸らしながら抱き抱え、湯の入った盥に移
した。そして肩から背中にかけて流し、固く搾った手拭いで背中を擦りつけた。
「痛い…砕軌殿、もっと優しく…」
擦ったところがみるみる赤くなっていく。
「あっ、す、すみません」
「砕軌殿は、女性の躯に触れるのは初めてですか?」
「は、はい」
「…もう8年も、ずっと妾に仕えてくれていますものね。己の意思では決められ
ない運命によって…」
「いえ、そんな…!」
「妾も、未だ男の肌を知らない…それどころか、この夢見の間から出たこと
さえも…」
丁の肩が小刻みに震え、泣いているらしいことは後ろからでも容易に想像がつい
た。
「後生です。妾を抱いて」
「ええっ!?」
そう言うと丁は砕軌の胸にピッタリと躯を押し寄せた。
「こんな妾にも生きている喜びが欲しい…俗世の男と女の喜びが…」
お椀を伏せたような形の良い乳房が学生服の上からも感じとられ、たちまち下半
身が熱く充血していくのがわかった。
「い、いけません。僕なんかが触れたら丁姫が汚れます」
「汚して下さい。そうすれば妾はまた夢見としての己の運命を受け入れて生
きていける…」
涙に濡れた大きな瞳で見つめられ、砕軌の中で抑制していた感情が音をたてて瓦
解していった。
「丁姫…!」
そう小さく叫ぶと、丁の躯に腕を回して強く抱きしめ不器用に唇を重ねた。
砕軌はおもむろに学生服の上着を脱いで敷き、その上に丁を横たわらせた。そし
て丁の上に覆いかぶさるように四つん這いになり、うなじから首筋、緩やかに隆
起した乳房や小さな桜色の乳首に舌を這わせた。
「…んっ…あぁっ…あっ…」
丁の愛らしい唇から、切なげな溜め息が洩れた。
しかし少女の肉体で、果たして交接は可能であろうか。砕軌はそれが不安だった
。破瓜の痛みは相当なものであることが予想される。なるべく苦痛は減らしてあ
げたい。砕軌は丁の両膝をそっと広げ、秘密の部分に顔を近づけた。性毛に覆わ
れていない丁の秘裂は恥じらうようにピッタリと閉じている。
「あっ、いや…恥ずかしい…」
「すごく綺麗です。すごく…」
両手の親指を淵にかけ、秘裂をぐっと押し広げると、乳首と同じ色の花弁が開き、
上部には小さな肉芽がひかえめに顔を出した。花弁にそっと舌で触れ肉芽を吸う
と、悲鳴とも嬌声ともつかぬ声が響いた。
「ああっ…いいっ…こんなの初めて…」
透明なサラサラとした愛液が溢れ、花弁は瞬く間に潤い、甘い香りを漂わせる。
「…お願い、来て…砕軌のが欲しい…」
砕軌は再び丁の上に覆いかぶさり、真剣な面持ちで囁いた。
「途中で嫌だとおっしゃられても、止めたりできませんよ」
その瞬間、丁の背筋にゾクッとした戦慄が走り、初めて男を怖いと感じた。
砕軌は乱暴な手付きで不器用にベルトを外し、中から隆隆とそそり立つ肉茎を掴
んだ。
そして肉茎の先端を秘裂に押し当て、腰をぐいっと前に突き出した。その瞬間メ
リメリッと音をたて、柔らかな肉壁が引き裂かれた。
「痛っ!いやぁっ!」
肉壁を貫かれた丁は、懇親の力であらがい、侵入を防ごうとしたが、大人の男に
近い砕軌の力の前ではあまりにも無力だった。
丁の躯が上にずれていかないよう、両手で頭を押さえ込み、肉茎を半分程抜いた
後、更に勢いをつけて貫く。
「やめっ…、痛い!だめぇっ!」
「大きな声を上げると、ソウヒとヒエンが来てしまいます」
丁はハッと我に返り、躯の下に敷いてある学生服の袖を噛んだ。
「苦しい…お願い、もっと優しく…」
しかし自制心を失った砕軌の耳には、もう届かない。
砕軌は丁のか細い腰を両手で掴むと、己の下半身に何度も叩きつけた。
「んっ…んっ…んっ…」
砕軌に突かれる度に、丁の口からうめき声が漏れる。動きは序々に激しさを
増し、抵抗することを諦めた丁の躯は人形のようになすがままになっていた。
「んっ、んっ、んっ、んっ、んっ!」
小刻みな腰の突きは速度を増していく。苦悶に顔を歪めて耐えている丁の顔を見
ていると、狂おしい程の愛おしさと劣情とが砕軌の中で熱いマグマのような塊と
なり、やがてそれは白濁の粘液と変化して丁の躯の奥深くまで放出された。
表丁の初エチーを想像して書いてみました。
スレチかもしれませんがご笑覧下さい。
鬼畜封真×小鳥の近親相姦陵辱ものとかも書いてみたいです。
おぉっ!
素早いお仕事、GJ!
自分、あのやたら長い『もう一人の神威』の書き手ですが…
最終的に、鬼畜にするか和姦にするかで悩んで、筆が止まってしまった(´A`)
>>844さん、ぜひそのネタを!
自分も頑張って完結させるよ…(遠い目)
886 :
885:2006/10/17(火) 21:40:12 ID:deuBgF2R
砕軌と丁の職人さん素早いお仕事GJ!
やっぱり丁が誘うのかw
『もう一人の神威』の職人さんも完結楽しみにしてます。
個人的には後の展開にも繋がりそうなので鬼畜エンドキボン
保守
889 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 20:12:52 ID:bN/7uwFq
護刃が過激な調教をされるネタ希望
「…選んだようだな」
「…ふう…ま…?」
「『天の龍』『七つの封印』としての『未来』を選んだな『神威』」
神威は背筋が凍りついた。封真の柔和な面影は消え失せ、代わりに残忍な光りを
瞳にたたえている。
「お前が『天の龍』としての『未来』を選んだのなら、『地の龍』となるのが俺
の『運命』」
そう言うと封真は、神威にもたれていた小鳥の腕を掴んで地面に押し倒した。
「お兄ちゃんっ、何をするの…!?」
何がなんだかわからないといった表情で小鳥は叫んだ。
「神威、よく見ろ。これからお前の一番愛する女が、お前の一番信頼していた男
に犯されるさまを!」
封真は小鳥の襟に手をかけ、力いっぱいに引き裂いた。
「きゃあっ!」
小鳥が抵抗するよりも早く、ピンクハウスのワンピースは剥ぎ取られていく。
「封真っ!やめろーっ!」
神威が制止に入ろうとするが、透明な壁のようなものに遮られて近づくことがで
きない。
裸に剥かれた小鳥の裸体は陶器のように白く、すんなりと伸びた長い手足が美しい。
中でも特に、形の良いツンと張り出した乳房が神威の目を射ぬいた。まだ少女らしさの残る体つきながら、そこだけは女の色香が感じられる。
「や、やめろ…封真…」
「くっくっくっ、どうした?神威。腰が引けてるぞ」
封真は淫靡な笑いを浮かべながらズボンのファスナーを下げ、屹立した巨大な肉刀を取り出した。
封真は右手で小鳥のしなやかにうねる栗色の髪を掴んで頭を自身の股間に引き寄
せた。
(お兄ちゃんの、大きい…!)
肉の武器と化した封真の肉茎は、幼い頃に風呂で見た可愛らしいそれとは違い赤
黒く怒張している。小鳥が恐怖で顔を引き付らせるよりも早く、肉茎の先端がさ
くらんぼのような唇をこじ開け、口の中で激しく暴れだした。
「うんっ…んんっ…ぐふぅっ」
「もっと舌を使うんだ、小鳥。そうだ、上手いぞ」
喉の奥深い粘膜に先端がぶつかる度に、小鳥は整った顔をしかめた。
「ようし。もういいだろう」
ズルンッと引き抜いた肉茎は小鳥の唾液でテラテラと残忍に光っている。
「今度は下の口でくわえ込むんだ。神威、見えるか」
小鳥を仰向けに寝かせて足を大きく開かせると、真っ白い太腿の内側があらわに
なり、うっすらと柔らかな性毛に覆われた真紅の秘裂が神威の目に焼きついた。
「いくぞ」
ぬぶりっ、と肉茎の先端を秘裂にあてがい、激しく腰を突き出した。
「いやっ…あーっ!」
細い手足を懸命に動かし侵入を阻止しようとするが、無駄な抵抗であることは明
らかだった。封真の反復運動に併せて、小鳥の細いしなやかな体はビクンビクン
と弓反って、陸に揚げられた白魚のように痛々しい。
「神威ちゃん…見ちゃ…いや…お願い、見ないでっ!」
「おや?どうした神威。ズボンの前がテントを張っているじゃないか」
封真に指摘される前から、下半身が変化しているのは気付いていた。
「なんなら後の穴も貸してやろうか」
「う、うるさ…。くぅっ!」
神威はガクンと膝を折りしゃがみ込んだ。たちまちズボンの前に大きな染みが拡
がる。
「小鳥…ごめん…」
「いいザマだな、神威」
ガクガクと腰を振ると同時に肉刀と窒肉が激しく擦れあい、秘裂からほとばしる鮮血は白い内股を染める。
小鳥にとって封真は優しく頼もしい兄だった。母が死んだときも、父が死んだと
きも、小鳥は封真を信頼し、お互い支えあってきたからこそ今まで生きてこれた
。
その兄が今や邪悪な人格へと変貌し小鳥の処女肉を貪っている。
しかも初恋の人の目の前で…!
形の良い半球形の乳房をもぎ取るようにわしづかみにされ、小鳥は悲鳴のような
喘ぎ声をあげた。全身を貫く激痛と恥辱、絶望の中で、小鳥の意識は遠退き始め
た。
その瞬間、封真が神剣を振り下ろし、小鳥の白い胸に突き立てた。
引き抜くと同時に噴水のように血が吹き出して小鳥は絶命した。
涙に濡れてはいるが、その死に顔は静かで落ち着いている。
うずくまり動けない神威に、封真は口元に冷たい微笑をたたえながら言
った。
「次はお前を犯す」
放心した神威と小鳥の亡殻を後にして、封真は闇のしじまへと消えていった。
一応封真が地の龍に覚醒したシーンのパロディってことで、エログロですみません。
神威の目の前で封真にレイプされる小鳥っていうのを描いてみたかった私は変態です。
('A`)
>>893 「次はお前を犯す」って……(・ω・;)
音声変換しちまったジャマイカ…orz
801板に逝ってくる
保守
893です。
一応最後はウケをねらったつもりなのですがwwwww
舌足らずな表現ですみません(汗)
保
899 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 17:58:29 ID:/oGHU6ez
守
900
やっと900か…。
次スレは普通に『Xでエロパロ』?
『CLAMP総合』案も出ていたが…それともこのままフェイドアウト?
女体化はスレタイから外さないと。
【X】CLAMP総合エロパロスレ【バビロン】
こんな感じでどうだろう。
関連スレのピックアップどうする?
次スレ立てても職人がいるかどうか…
906 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 21:26:34 ID:3rtwOOg/
ホシュ
連載中の二作品は別として、CLAMP総合で立てるのは?
Xだけだと弱いかも試練
908 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 21:52:37 ID:ndm8+P3F
age
誰か…
ふふ・・・過疎にもほどがあるぞ
サンタさん、どうかSSを…
今さらながら前置き。
TVアニメ版ベースの封真×小鳥。8レス。
2レス目にSM風な部分有り。
「崩壊の前奏曲」、「悪夢の練習曲」、「間奏曲・道化師」、「破滅への回旋曲」、「原罪の交狂曲」と続いての締めくくり。
(ダラダラと無駄に長かったことをここに陳謝します。)
前回までのあらすじ
『神威の添え星』という自らの宿命に疑問を感じ、そして小鳥への許されない恋心に悩んでいた封真。
しかし、真神時鼓の遺体を見て精神崩壊した小鳥に「神威、抱いて」と誘われる。
戸惑いつつも、ついに封真は欲望に負け、小鳥を抱いてしまうが……
では投下
「…ぁ、んっ…あ、っ…あ」
バスルームにリズミカルな吐息が響く。
抱き起こされた小鳥は座る彼と向かい合って腰に跨り、下からゆるゆると突き上げられていた。
「…ん……はぁ…」
小鳥が腕を伸ばして彼の首にしがみつくと、ぐっ、と強く腰を引き寄せられた。
「あぁっ!…ダメぇ…ぉ、おくっ、ぁ…あっ」
「気持ちいぃだろ?」
図星を差されて、小鳥の顔がかぁぁっと赤くなる。
「…ちゃんと、教えてくれよ」
吐息交じりでゆっくりと語尾をのばすように、そんな喋り方は彼のクセだ。
「なぁ…小鳥…」
耳元で低く甘く囁かれて、ゾクリと腰が疼く。堪らず、きゅうっと彼の首に回した腕に力を込めた。
「、んっ……きもち、いぃ…」
外も中も隙間無く密着した肌から、彼の熱い体温が伝わってくる。抱きしめられる腕の力強さを背中から感じる。
呼吸は乱れて鼓動は高鳴り、苦しいはずなのに…ふわふわと温かくて幸せで。
「俺のこと、好きか?」
夢見心地の小鳥は、こくりと頷いた。
「……だいすき…」
「そうか。なら……大好きな『神威』になら、何されても平気だよなぁ?」
言うなり彼は小鳥の首を掴み上げ、力まかせに後方のバスルームの壁にドンッ!と押し付けた。
呼吸が出来ず、一瞬、小鳥の目の前は真っ暗になる。
しかしそれも束の間
「キャァァッ!!」
胸に走った強烈な痛みに、意識が呼び戻される。
見下ろすと、かがんだ彼が小鳥の左胸に噛み付き、ギリギリと歯を突き立てていた。
逃れようと彼の肩に手を掛けて揺さぶってもびくともしない。
それどころか彼は小鳥の右胸を鷲掴みにし、その手を一気に引きおろした。
「いっ、アアアッ!!」
胸からわき腹へと真っ赤な爪痕が刻まれ、所々皮膚がはがれて血が滲む。
さらに彼はシャワーヘッドを手にし、力任せに小鳥の花芯に押し付け始めた。
「…やっ…そんなの、はいらな…っ…」
無理やり押し込まれる冷たい感触に背筋が凍り、快楽を覚えたはずの体の中心は再び痛みに血を流す。
甘い夢から現実に引き戻そうとするかのように、体のあちこちに傷と痛みが刻まれる。
「、っ…どうして、こんなっ…」
震える声で問うても、彼は答えてくれない。
代わりに、小鳥の肌に刻んだ爪痕を抉るようになぞり上げて、目を細めるだけ。
小鳥には何がなんだかわからなかった。
「……こんなの、イヤぁあッ!!」
叫んだ瞬間、彼の手からシャワーヘッドが滑り落ちる。
「こんなことされても、俺が好きか?」
小鳥の瞳から零れた涙が、彼の頬にぽたりと落ちた。
――俺ハ小鳥ガ望ムカラ、『神威』ヲ演ジテ小鳥ヲ抱イテイル。
ダカラ、『神威』ヲ「キライダ」ト言ッテクレ。ソウシタラ、ヤメルカラ…
自分のなかから聞えてきた声に、封真はくつりと笑った。
――何を今さら。
母さんも父さんもそうだったように、小鳥も…『神威』を一番に想っている
母・紗鵺は『神威』の神剣を産んで、父・鏡護はその神剣を守って死んだ。
それは封真の目に、二人が実の子である封真や小鳥より『神威』を想っているようにしか見えなかった。
――誰も『封真』を一番に想ってはくれない。
運命に逆らってでも、共に生きようとはしてくれない
そっと小鳥の左胸に付けた歯跡に触れると、小鳥の体がびくりとふるえる。
指先から感じる、確かな鼓動。
ゆっくりと、わき腹から右胸に付けた爪痕を舐め上げると、口の中に血の味が広がった。
――小鳥も同じ。『神威』を想い、『神威』のために死ぬ。
…だったら、そうなる前に…いっそ、俺の手で全て奪って……
そんな事を思いながら見上げると、ぽたぽたと小鳥の涙が降りそそいで封真の頬を伝い、流れ落ちる。
その涙を優しい指で拭って、小鳥がふわりと微笑んだ。
「…どんなひどいことされてもいい…だいすきよ…」
「…ぁ、はっ……ああぁっ!」
壁にもたれる小鳥の右足を抱え上げ、その中心に再び封真は己の欲望をねじ込んだ。
あれほどきつかった小鳥のなかは、この短時間で封真の形を覚えたかのように熱く締め上げ、絡み付いてくる。
ぐるりと円を描くように腰を回すと、その動きに合わせて小鳥も自ら腰を振る。
「…本当に、いやらしい女だな」
「ち、ちがっ…からだ、かってに、…あぁあっ!」
小鳥の表情が歪むその一点を擦り上げれば、白い喉を仰け反らせて喘ぐ。
「…そこ、ダメぇッ!」
「ダメ、じゃないだろ?こんな…こんなに、してっ…」
唸るように低く言うと、封真は奥まで抉るように激しく突き上げ始めた。
じゅぷ、ぐちゅ、という濡れた音とともに、交じり合った愛欲の雫が溢れだす。
「ッぁ、…ダメ、なのぉ…きちゃ、ぅうッ!」
「…何…が、くるって?」
「イイの!きもち、イイのっ、きちゃうッ!」
「…っ、はぁ…そうか…」
激しい突き上げに揺れる視界と涙で霞むその向こうに見た彼に、小鳥は息を呑んだ。
何かに耐えるように微かに眉根を寄せ、切れ長の双眸を細めて優しく艶やかに微笑む彼。
“俺が好きか?”と聞いたときは、あんなに泣きそうな顔をしていたのに。
その笑顔をずっと見ていたいと思っても、思いは快感にさらわれる。
「あぁッ!も、もっ、と…らめ、っああッ!」
もう何を言っているのか自分でも分からない。
交じり合う体の熱、吐息、鼓動、快感。触れられる場所、全てが熱い。
腰は最早、理性とは切り離されて欲望のままに互いを求めて激しく動く。
「あ、あぁっ、…もぉ、っひぁああっ!や、ぁっ…はああっ!」
内壁を抉り出すかのように引き抜かれ、再び一気に分け入って突き上げられる。
そうなるように自分が彼に喰い付いているという自覚は小鳥にはない。だが
「っ……はっ…はぁ…小鳥…ことりっ…」
囁かれる声も掠れ、一層、激しさを増す突き上げに、彼もまた限界に近いことを小鳥は知る。
次の瞬間、ズクン、と最奥をひときわ激しく突き上げられた。
「……っや、ああぁあああッッ!!」
全身を駆け抜ける衝撃。のたうつように体がビクビクとふるえ、止まらない。
必死で彼にしがみつくと、彼もまたきつく抱きしめ返してくる。
「…っく、……こと、りっ!!」
「っ!!…あ、ぁあ…あッ……」
小鳥の中でドクドクと蠢き脈打つ彼。熱い塊が体の奥深くに注ぎ込まれていく。
「……‐‐ぃ、ちゃん…」
愛しい人と結ばれたい…その“願い”が叶った幸福感に心も体も満たされて、小鳥は意識を手放した。
「…小鳥」
封真は腕の中の小鳥に呼びかけた。
後始末を終え、そこは何事も無かったかのように整然として静かな室内。
ベッドに、すやすやと寝息を立てる小鳥をそっと横たえた。
封真はベッドに腰掛け、じっと小鳥を見つめた。手に、体に残る確かな温もりと感触。
夢をみていたような心地がするが、先ほどまでの事は紛れも無い現実だ。ただ、絶頂の瞬間…
――「……おにいちゃん…」
満面の笑みで、そう呼ばれたような気がするのは、自分の都合のいい解釈だろう。
きっと小鳥は“神威ちゃん”と言ったのだ。
「…ごめんな。俺はもう、戻れない」
よろよろと立ちあがり、ベッドの傍らにあった椅子に腰掛けると、封真は天井を仰いだ。
――俺は小鳥の体も命も全て奪って、俺だけのものにする。
神威…お前は、お前から大切な人を奪う俺を許せるか?
お前だけは…どんな酷い事をしても、そんな俺でも……一番に想って、共に生きたいと願ってくれるか?
それが自分勝手な“願い”だと知りつつ、封真は深くうなだれた。
「…小鳥ィっ!!」
絶叫とともに、神威はソファーから飛び起きた。
そこは理事長室。真っ白いスクリーンには何の映像も映っていない。
目の前には、びっくりした様子のCLAMP学園理事長がいた。
「だ、大丈夫ですか?急に意識を失って倒れて…随分とうなされていましたし…」
言われてみれば悪寒が背筋を這う。
何か夢をみていたような気がするが、水面が波打つようにぼやけて思い出せない。ただ…
――「……司狼くん…」
泣きながら、そう呼ぶ小鳥が見えたのは、気のせいではないだろう。
そして“ごめんね”とも言っていた。
「…すいません。俺、もう行きます」
よろよろと立ちあがり、床に転がっていた神剣を拾い上げると、神威は理事長室を後にする。
今さら考えずとも、東京に戻ってきた時点で、答えは決まっていた。
――俺はただ…小鳥と封真が幸せに暮せる場所を守りたい…それだけだ
それが最早、叶わぬ“願い”だとは知らず、神威はそっと封真と小鳥が居る部屋のドアノブに手を掛け、扉を開いた。
「…本当に、いいのかい?」
水際に佇む小鳥の背に、牙暁は問いかけた。
振り返った小鳥は、牙暁の浮かない表情に笑みをこぼす。
「酷い女だと思ってるでしょ?精神崩壊したふりをして実の兄を誘惑したなんて」
「…い、いや……でも、彼も君を愛していた。だから、わざわざこんなこと、しなくても…」
言い淀む牙暁に、小鳥はくすくすと笑う。
「だめよ。お兄ちゃんは優しいから、司狼くんのことを気遣って、“三人一緒にいよう”とか言っちゃうもの。
でも、それじゃあイヤなの。
私は、例え私の命と引き換えにしてでも、お兄ちゃんと司狼くんが憎みあって傷つけあうことになっても、それでも…
……お兄ちゃんに抱かれたかったの」
満面の笑みで言う小鳥に、牙暁は言葉も無かった。
そして、何も知らない神威のことを思うと、胸が痛んだ。
「最期、お願いね…お兄ちゃんが司狼くんを殺そうとしたら…」
「あぁ、わかっているよ」
未来はいつも一つ。
たった一つの“願い”を叶えた代償として、死の瞬間が近づくのを小鳥は今、待っている。
神威の“願い”は最早、叶わない。
だからせめて、封真の“願い”だけでも叶って欲しいと、牙暁は願わずにはいられなかった。
(終)
以上です。
結局、和姦→オチという流れに収めました。
色々、構想はあっても、文章化するのは難しいね。
サブタイトル…分かる人だけ分かって笑ってください。
来年も連載再開は無いんだろうか…。
このスレ…モーホーは禁止?(・ω・;)
>>921 GJ!!つかせつねーな(´Д⊂
小鳥も封真も哀しすぎる。
ともあれ完結してくれて嬉しいよ。おまいさんの文体大好きだ。
>>922 ホモはこっちじゃ×ってことになってる。数字板の方でやってくれ。
エロパロは男性向けって住み分けが一応あるし。
(一部スレではごっちゃのとこもあるけど、それは特例っつかホントはマナー違反のはず)
久々に投下されたぞい!!
925 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 16:10:08 ID:BsArYBzd
良いお年を。
空×嵐で良いシチュないですかね・・・
あけおめ。
今年こそは連載再開して欲しいよ。
>>926 無理やりっていうのが個人的には萌える。
928 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 20:38:27 ID:hC1+h/FG
どなたか教えてください
Xは18巻から出ていませんが、それから少し先、アスカで連載されたのでしょうか?
一話とか二話とか
ありましたら、保管されているサイトはありますでしょうか?
>>928 未収録分はNewtypeの増刊かなにかで出てるはず
確か…
夷が殺されて、その犯人は封真だ、みたいな空気になって、ついに神威が封真と対峙!
…で連載休止だよね。
ツバサにも登場したことだし、そろそろなんらかの形で完結して欲しい。
ほす
]はバッドエンドでも最後がみたいよな
ツバサの方で封真&神威と星史郎&昴流を幸せにすりゃいいんだし
保守
934 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 23:59:55 ID:1I17c+Ln
↑
ホシュ
人いなすぎ…
937 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 21:09:30 ID:dimgOJHA
まだだ!
ツバサも打ち切られそうだね。
砂の国編、Xファンは喜んだだろうけど、純粋にストーリーだけ見たらつまんなかったからなぁ。
昴流女体化書いてるんだけど投下してもいいか?
wktk!!
頼むぅうぅっっ!!
書いてくれっっっ!!!
942 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 22:07:47 ID:QVF5b0Vi
小ネタ。
夷と遊人がヤッてるのをモニターで見ながら、ビーストに同じことさせるさつき。
でもそんなさつきの様子をビーストは夷たちにモニターで見せてる。
そのことに気付いてさらに乱れるさつき。
最終的には遊人VSビーストの、どっちが先に相手をイカせられるか対決。
…とか思いついたが文書化できんorz
保守
944 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 06:16:44 ID:IfQTYRtl
↑
保守
946 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 06:19:40 ID:c/dy72xq
↑
947 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 10:45:18 ID:WIk85twj
昨日古本屋でX買いました。萌えました。
初心者ですが書いて見たいとおもったので、
どういう組み合わせがいいと思いますか?
やっぱり空嵐で
>948
またか。クレクレしてないで、たまには自分で書いて投下汁。
>947
読んで萌えたんなら、その一番萌えたカプで。
そのほうがイマジネーション湧くと思うし。
過疎ってるからオールOK。
ホシュ
951 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 14:19:46 ID:kqZKpn8W
age
952 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 22:13:05 ID:O91pw0TW
ほしゅ
953 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 13:25:48 ID:9lgGIY6z
age
今更ながらに
>>921GJ!
スレタイが女体化だから今まで読んでなかったよw
956 :
947:2007/05/12(土) 19:03:43 ID:09Vj619Q
散々考えた結果、颯姫と遊人で!
個人的にはメチャクチャ颯姫萌え〜。
来週には降下できると思います。
↑ お待ちしてます
958 :
921:2007/05/25(金) 02:45:57 ID:1RXyPPA/
>954
遅レスながらdクス。
実は続編で神威→小鳥の死姦、それを目撃して始めちゃう空嵐…とか考えてたんだが、あんまりマニアックプレイすぎてやめた。
>956
楽しみに待ってるよ〜。
空汰と嵐の初エチーってシチュだけ見るとエロゲチック
空嵐で無理矢理とかイイ!と思うんだがその流れへ持って行くの難しそう
960 :
名無しさん@ピンキー: