先に言っておきます。
あまりエロくないです。
3
先に目を覚ましたのはシザーマン・ボビーの方だった。まだ夜は明けておらず、そこに誰かが来た様子も無い。ボビーはすぐに、不死身の肉体を誇るように立ち上がった。
一方、人間の肉体を持ったジェニファーは、一目で分るほどの酷い怪我を負っていた。
(しかし、息はある)
シザーマンは、一思いに止めを刺そうと、鋏に手を伸ばした。
「あ」
鋏に手を伸ばしたものの、それは既に、鋏だと分らないほど拉げていた。
シザーマンがシザーを持たなければ、一体何だというのか。
仕方なく、ボビーは自らの腕で、ジェニファーを絞め殺すことにした。非力な殺人鬼とはいえ、重体の娘を殺すことぐらい、そう難しいことではない。
ボビーはジェニファーの首に手を伸ばした。
夜の冷たい外気に触れながらもジェニファーの首は、ボビーにとって、生きた人間の温かさを感じられるものだった。
ふと、鼻につく匂いがあった。よく覚えている匂い。ボビーはそれが何と分る前に、母・メアリー・・その体温を思い出した。
悪魔とはいえ、不完全体のボビーにとっては、少し感じるところがあった。
両手は、いつの間にか首ではなく、その下、乳房をまさぐり始めていた。
4
(暖かい・・)
ボビーはやがて、ジェニファーの胸に顔を埋めた。
その懐かしい心地よさと感触に、ボビーは酔ってしまっていた。
今より幼い頃の、わずかな母の思い出。メアリーの愛情や期待は、そのほとんどが完全体のダンに向いてしまっていた。
ボビーにとって、母は近くて遠い存在だった。
・・・そんなもの、殺人鬼にはいらないものの筈だ。
だが確かに、ボビーは今、母を求めるただの少年へと戻ってしまっていた。
「ジェニ・・ファー」
(確かそんな名前だった)
柔らかく、しかし未だ幼い胸に頬を寄せながら、ボビーは微笑んだ。
それは、とても殺人鬼とは思えない、無垢な微笑みだった
5
やがて胸だけでは飽き足らず、全てを欲しがるように、ボビーは身体をこすりつけた。ジェニファーの身体は、どこも温かかった。
まだ小さく、その使い方すらよく知らないペニスにも、自然に興奮が伝わり、大きくなって行く。
「ジェニファー、ジェニファー・・」
うわ言のように呟きながら、ボビーは自分の興奮を、ジェニファーの太ももの付け根に寄せた。
それがどういった行為かも分らずに、気持ち良さと、興奮だけを求めて。
(何で、何だろ、何だろうこれ?)
まるで、小便の出る時のような、せり上がって来る感覚。それを感じながらも、止められない体の動き。
「あ、ああっ!」
その瞬間、ボビーの股間から白い液体が飛び出した。
それは円を描き、ジェニファーの頬を濡らした。
ボビーは漏らしてしまったと錯覚したまま、意識と、力を失った。
6
明くる朝。
森で二人の死体が付近の住民によって見つけられた。
一人は、十代半ばの黒髪の少女。もう一人は、まだ幼い子供だった。死因は車の事故によるものだった。少女の顔には精液がついていた事 から、どこかから逃げてきた可能性が考えられた。
ただ、子供の方に関しては、死因など分ろうはずも無かった。
それもそのはず。
その身体は、風でも吹けば飛びそうなほど軽い、白骨だったからだ。
後になっても、その白骨の身元は分らなかった。だが、驚くべき死亡時期は判明した。何と今から九年も前だというのだ。九年間も、一体、どこに保管されていたというのか。
少女に抱きついたまま見つかった子供の骨の正体。その謎が明らかになる事は永遠になかった。
そして、クロックタワーの秘密も・・・
隠しエンディングI
投下完了。短かった・・けど、今までで一番むずかった。
3はギャグでもホラーでも、けっこうどうとでもなったんだけど。
あとオチは、主観ありまくりの個人的クロックタワーと不完全体シザーマン・ボビーの解釈なので、突っ込まれてもどうしようもありません。
それでは、また・・といっても、最近極めて忙しいので、ちょくちょく来れなくなりますが・・またその内。
↑言いたい事があるならハッキリ言わんかい
(゚д゚)ホシュ
466さん、102さん・・・・・ 待ってますよ
246 :
466:03/12/06 15:24 ID:voYhvON9
久し振りに来ましたが、だいぶ人が少なくなりましたね・・・
需要があれば何か描きますよ。
遅くなるかもしれませんが・・・。
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!
3じゃないけどゴーストヘッドの主人公が二重人格って設定は良いネタになりそうだな、と。
ネタになるなら正座して待ってるので是非書いて下さい、と。
>>248 たしか女の子に男の人格が出るんだっけ?
・・・誰か書いてくれ・・・。
251 :
名無しさん@ピンキー:03/12/15 23:17 ID:4HlvPKWT
アリッサが魔物たちに犯され快楽に溺れ精神が崩壊してしまい最後は
魔物に殺されてしまう話をどなたか書いてください。
253 :
名無しさん@ピンキー:03/12/17 00:50 ID:rbVQIJ+l
>>251 漏れは書けないが、犯されまくったあげくに
契約の儀式で心臓をえぐられてしまうっていう感じか?
102さんの降臨を待つか・・・
254 :
名無しさん@ピンキー:03/12/19 16:13 ID:4N5HAiEi
102さん早く来てください。
↑おまえは何をしたいのかね。
259 :
名無しさん@ピンキー:03/12/31 22:19 ID:FTyZxHz5
アリッサたんを後ろから抱きしめてまさぐりたい。
そうだね...
さて、久しぶりにクロックタワー3でもやるかな
漏れも久し振りにサンタコスでプレイした。
四つんばいハァハァハァハァ(´д`;)
みんなはどのコス好きなん?
漏れは眼鏡ッ子とサンタ!
セーラー服アリッサタンに(;´Д`)ハァハァ
age
sage
人いないなぁ・・・
誰かエロイ妄想を熱く語る香具師はいないのか。
空あげ
唐揚げ
だからネタも無いならageるなっつーの
ジェニファーとヘレンのレズプレイはどうだろう。そしてそれを、オナリながらダンが見てる、みたいな
って、ここは3のスレッドだったね
方向性さえ決まれば俺にも書けなくもないが・・・。
>>270 じゃあアリッサと斧男の無理やり系の方向で
このスレでエロを書けよ
うぬの手で、な
273 :
名無しさん@ピンキー:04/03/08 11:18 ID:w5HXkoMF
寂れたな・・・
clock 2
1
「お姉ちゃん、またね・・」
その言葉で彼女は振り返り、軽い笑顔を見せた。
僕はその顔を、その表情を、目の裏にはっきりと焼き付け、照らし合わせた。
間違いなかった。間違えるはずも無かった。ようやく見つけたのだ。
「さあ、行きましょう」
頭上から女が言った。
(そろそろ、この女も用済みだな)
ちらり、と女の顔を見つめる。しかしまだ殺すわけにはいかない。もう少し生きていてもらう必要がある。少なくとも、肉体的には。
二時間後、僕はホテルを抜け出していた。
部屋には、全裸を曝け出したままの女教師が残されていた。
2
「随分遅くなっちゃったなあ・・」
ノランと名乗る記者と、一日街を回り、質問に答えた帰り道。
しかし、やはり私の記憶には、肝心な部分が戻ってこない。教授の、催眠による記憶回復にしても、本当に効果があるのか分らない。
カツッ・・・
思案する頭の中に、小さな雑音が入った気がした。
「?」
それが何であるか、徐々にはっきりして行く。
カツッッ
足を止める。分った。足音だ。私が止まると同時に、その足音も止まったのだ。
・・つけられている?
私の足元から、一気に恐怖が上ってくる。なりふりかまわず、私は近くの店の扉を叩いた。しかし反応は無い。
顔を上げると、同居人で、保護者でもある女性・ヘレンの勤める大学が目に入った。
(そうだ、この大学は)
周りをもう一度見回すと、私は門をくぐって行った。
276 :
名無しさん@ピンキー:04/03/10 10:15 ID:BcYY9nGu
続きキボン
3
仮面を着ける。巨大な鋏を握る。
血液が体内で沸騰するような感覚。唇の端から漏れる呼吸。自分はやはり悪魔なのだと実感する瞬間だ。
扉を強く叩く音が聞こえてきた。見るまでもない。
不意に、驚かしてやろうという気持ちが沸いてきた。足音も立てず、距離を取りながら標的の背後に素早く回る。
「変質者かな・・?」
間抜けな言葉と一緒に出てくるガードマン。瞬間、視界は薄汚い紅で覆われた。
「きゃああああっ!」
悲鳴が聞こえた。ああ、ようやく聞けた、この声を。1年もの間ずっと聞きたがっていた声を。
少女の見開いた目は、僕にとってはあまりに扇情的だった。今すぐ、その身体に流れる血を見たい欲望に駆られた。
けれど。
僕の一瞬の躊躇の隙に、少女は建物内へバタバタと駆け込んだ。もちろん、僕もすぐ後を追う。
「あれ?」
廊下に、人の姿は無かった。
どこかの部屋へ逃げ込んだか。それとも、近くに隠れているのか。僕は辺りに目をやりながら、それでいて大胆に歩を進
めた。
「逃げられないのに」
言い終わりも待たずに、背後から派手な物音がした。背後には・・ロッカーがあった。
振り返ると、ちょうど少女がロッカーから出てくるところだった。
隠れていたなら、何故こんなすぐに出てくるのか?
疑問はすぐに晴れた。少女が入り口の扉に手をかけたからだ。
「無駄だよ、ジェニファー」
4
開かない!何故なの?
扉は開かなかった。たった今、入ってきたばかりだというのに。・・シザーマンがかけたのだろうか。
振り返れば、仮面の向こうで笑われた気がした。前にも後ろにも逃げ場はない。奴は絶体絶命の私を笑ったのだろうか。
「無駄だよ、ジェニファー」
突然自分の名前が呼ばれた。その声は妙にくぐもっているせいで、年齢も性別も分らない。
「な、ぜ・・私の名前を?」
答えは無かった。巨大な刃が、目の前に少しずつ迫ってくる。
「ひっ」
鋏が突き出される瞬間、私は尻餅をついた。切られた数本の髪の毛が目の前を舞う。しかしすぐに凶器は角度を変え、私
の眼前に迫った。身体は全く動かない。腰が抜けてしまったようだ。
「きゃああああっ!」
ありったけの悲鳴を上げながら、私は死を覚悟した。
しかし意外なことに、死の瞬間はなかなかやってこない。かといって、目を開けるのも恐ろしかった。その時こそ、私を
殺すつもりかもしれないと言う恐怖があったからだ。
結局私は目を閉じたまま、震えていた。
永遠かと思える時間が続く。
と、不意に鼻先の空気が揺れた気がした。
ついに来たと、私は再び心を決める。今度は確かに、鋏の動く音が耳に入ってきた。
「・・っ!」
その瞬間、とうとう私は目を開けてしまった。
おー知らぬ間にキテター!期待
5
鋏を突き出す。しかし、まだ殺す気は無かった。あれから一年もの間、この時を待ったのだ。すぐに終えてしまうのはも
ったいない。
「きゃあっ!」
刃は、ジェニファーの右肩を小さく突付いた。その部分に、服の下からすぐに暗めの赤が現れる。
顔色を失ったジェニファーは、さらに小さくうずくまり、肩を震わせた。その目には、怯えの色しか見えない。
「ジェニファー」
・・ああ、ダメだ。それ以上僕を悦ばせないでよ。
体中で暴れ狂う血液が、僕に興奮を認識させる。腕が、指先が、まるで沸騰しているかのように熱を上げる。
「お・・願い。たすけて・・!」
顔を隠すようにしながら、懇願するジェニファー。それは、ついに僕の中の最後の糸を切った。
ドンッという音が、人気のない夜の大学に響き渡った。欲望を抑えきれなくなった僕が、鋏を放り出し、ジェニファーの
身体を入り口の扉に強く押し付けた音だ。
「な、なにっ!」
「ジェニファー、忘れたのかい、僕を」
「えっ?・・・ひゃっ!」
仮面の下半分をはずし、僕は少女の肩に唇を寄せた。甘く、それでいて苦い鉄の味。
「やめっ・・」
僕の身体を離そうとジェニファーはもがく。その抵抗すら、僕には楽しくて仕方が無いのに。その上、肩の傷のせいか、
僕を突き放す程の力は、もはやジェニファーにはない。
唇を、やがて首筋へとずらして行く。母より、そして立場上、僕の担当をしている孤児院の女より、遥かに張りのある、
美しい肌。
僕は確かに、最上の獲物を手に入れたのだ。
(*´д`*)ハァハァめちゃくちゃ期待して待ってます。
6
右の肩が、痺れるような熱い痛みを短いリズムで伝えてくる。それと同時に、血と共に力が抜けて行くような感覚。
「ひっ」
首筋に、何か生暖かい物の感触があった。それがシザーマンの唇だと気づく頃には、粘着質で熱い物に首筋を触れられる感覚に、私の思考は捕らわれていた。
「いやっ!」
首筋を舐められていたのだ、あのシザーマンに。そのおぞましさは、一瞬で私の全身に寒気を走らせた。
震えながらも、私は自分の両腕に力を込めていく。状況を悟ったのだ。このままいけばどうなるか。
が、いざ動き出そうとした瞬間、突然両腕が押し返され、壁にぶつけられた。
「いった・・・ひっ!」
目を開けば、目の前にシザーマンの顔があった。もちろん、仮面に覆われてどんな表情なのかは分らない。だが、目が合っていることだけは分った。
次の瞬間、私の唇に触れるものがあった。それが口付けだと分るまで、数秒かかった。
「僕を思い出してよ。・・ジェニファー」
先ほどとは違う、まともな人間の声。
深いところに沈み込んでいた記憶が、一気に目の前へ現われたようだった。
7
「なん・・で・・あなたが・・・?」
信じられないといった表情で彼女は言った。僕の唇が胸の辺りまで来ているというのに、驚きのせいかジェニファーは抵抗すら見せない。
「死んだと思ったのかい?僕はボビーとは違うよ」
年のわりにふくよかな胸にキスしながら僕は答えた。
「そ・・んな・・・」
怯えの表情が、絶望に変わって行く。それに伴い、僕の股間も一気に膨れ上がる。
「そう。その表情だよ。もっと見せて」
いつの間にか僕の呼吸は荒くなっていた。あの女教師を嬲りものにした時よりも、遥かに強い興奮。止めどなく欲情が湧 き上がり、自制のきかない感覚。
それは1年前の、あの悪魔の宴を思い出させた。
「い、いやあっ、離してっ!」
喉を振り絞るような悲鳴。そして最高の表情。
僕は歓喜し、両手で一気にジェニファーの服を破り捨てる。現れる白い柔肌を、感情のままに触れ、掴み、愛撫する。
ジェニファーの発狂したような抵抗。元々狂っていた僕はそれを笑いながら受けながらも、少女を隠すものを次々に引き裂いていった。
しばらくすると、僕の眼前には、体中に引っかき傷をたくさんつけた全裸の少女がいた。
白の上に赤を散りばめた様な肌は、美しく、僕の目を釘付けにした
保守
( ゚∀゚)=3