ファリスたんを犯したい4

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882前萌えスレ952
どうもお邪魔します。媚薬続編うpです。


一行はフォークタワーを脱出し、一旦クレセントへと戻った。
既に日は暮れ、宿は客で溢れかえっていた。
荷物を置き、一行は食事を取ろうとした――その時だった。
「どうしたの? 姉さん。随分眠そうだけど…」
レナの言う通り、ファリスの目はとろんとしており、あまり焦点も合っていない。
うつらうつらと舟をこいでいる状態だった。
無論それはバッツとの行為のであったが、レナとクルルは知る由もない。
バッツもファリスも、それについては2人に一言も話していないからだ。
「んー…ああ…別に…」
眠い目を擦りながらファリスはどうにか応答するも、大丈夫そうな雰囲気ではない。
「姉さん、一旦部屋に戻って休んだら? 夕飯なら後で私が持っていくから」
「ん…そうする…」
ファリスは大きな欠伸を1つ漏らし、あまりはっきりしない意識を奮い立たせ部屋へと戻っていった。
「ファリス、どうしちゃったのかな。バッツは何か知らないの?」
クルルがコップに水を注ぎながらちらっとバッツの方を見た。
「いや、俺もよくわからん…ん?」
ふいにバッツは胸ポケットを、ズボンを漁り、椅子を立った。
「悪い、財布忘れてきた。取ってくる!」
883前萌えスレ952:03/12/16 00:51 ID:SQWscoBh
部屋は4人部屋で、階段を上がってすぐ目の前にあった。
薄暗い部屋の中でファリスが大きな欠伸をし、ベッドの前に立った時、バッツが入ってきた。
「よぉ、ファリス。随分眠そうだな。どうしたんだ?」
今更、といった風な口をきくバッツにファリスは怒りを見せた。
「お前のせいだろ。あんな…あんなの…」
昼間の行為を思い出し、ファリスは顔を赤らめた。
「たまにはいいだろ? お前もまんざらじゃなかったみたいだし」
バッツは静かに歩み寄る。自然とファリスは身を硬くし、たじろいだ。
頭にずっしりとのしかかっていた眠気も覚め、バッツの雰囲気に圧されていた。
「これ、覚えてるよな?」
そう言ってバッツはベッドの下から瓶を1つ取り出した。
紛れもなくそれは――昼間ファリスが誤って調合し、なすがままにされたあの媚薬だった。
先程荷物を部屋に運び込んだ時、懐から取り出しベッドの下へと隠しておいたのだ。
「――それ…! なんで…! 窓から捨てたって…!!」
ファリスは一気にパニックに陥り、顔を紅潮させた。
「俺が本当に窓から捨てると思ったか? こんないい物捨てるわけないだろ」
バッツは一気にファリスとの距離を詰め、しっかりと細い体を抱きしめ耳元で囁いた。
「昼間のファリス可愛かったぜ。あんなに俺を求めてくるなんて…なあ?」
ファリスは顔を真っ赤にし、首を横に振った。
「ち…違う…! あれは…薬が…」
884前萌えスレ952:03/12/16 00:52 ID:SQWscoBh
「俺のを見て泣いて求めたもんな? ファリス。性根があんなに淫乱なんてな…」
「だから…! あれは…薬のせいなんだよ! 薬の…」
バッツはファリスから顔を離し、邪な笑みを浮かべファリスを正面から見据えた。
「またあんなファリスが見たいな、俺は」
そう言うとバッツは素早く瓶のコルク栓を弾き、媚薬を自らの口に含んだ。
そのままファリスに口付け、舌を差し入れ媚薬をファリスの口へと移していく。
「ん…んん…っ! んん…!」
あまりに突然の出来事に、ファリスは含まされた媚薬を喉へとやってしまった。
静かに鳴るファリスの喉の音を聞き、バッツはそのままファリスをベッドへと押し倒した。
バッツは口付けたまま、枕下に忍ばせてあった布紐を取り出しファリスの両腕を上へと固定させる。
唇を離し、素早くファリスの両足を開き、そのままの形でベッドへと固定させた。
丁度”人”の形で縛り付けたファリスを見、バッツはにやりと笑った。
「そんな格好もよく似合うぜ、ファリス」
そういうと静かにバッツはファリスの衣服へと手をかける。
ベストを剥ぎ、薄いシャツの前をはだけさせ、真っ白なサラシへと手が伸びる。
バッツは器用にサラシを取り去り、スカートへと移った。
巻きスカートである為容易に取り去り、下着を膝辺りまで脱がせた後、短剣で斬ってしまった。
885前萌えスレ952:03/12/16 00:53 ID:SQWscoBh
「や…だぁ…! 止めろよ…! こんなこと…!」
ファリスはどうにか動いてみせるが両手足を縛られては何をすることも出来ない。
バッツはテーブルの上にあったハンカチを丸め、ファリスの口へと押し込んだ。
「うんん…! んむ…!」
なおファリスは抵抗し続けたが、バッツはそれを横目で見るだけで何もしようとはしない。
バッツは隅に置かれた自分の荷物から財布を取り出し、扉の前に立った後ファリスの方を見た。
「俺は戻るけど…ファリスなら我慢できるよな?」
言うまもなく、ファリスの身体に変化が生じ始めていた。
身体は徐々に火照り、息も少しずつ荒く、早くなってきている。媚薬の効果が出始めてきたのだ。
「んむぅ…! む…んん…!!」
ファリスは必死に言葉を吐き出すが、バッツは聞く耳も持たない。
「大丈夫そうだな。しばらくしたら晩飯持って来てやるからよ…じゃあな」
そう言ってバッツは照明を消し、扉をくぐって出て行ってしまった。
暗くなった部屋に、ファリスは一人残されてしまった。――孤独な、襲い来る快楽との戦いが始まった。
886前萌えスレ952:03/12/16 00:53 ID:SQWscoBh
「あ、バッツ帰ってきたよ」
「遅いよ、バッツ。姉さんどうだった?」
レナとクルルが代わる代わる口を出す。既にテーブルの上には料理が運ばれ始めている。
「あぁ、俺が部屋に入ったらもうベッドに入っててよくわからんかったけど…多分寝てたな」
バッツは前菜をつまみ、椅子に腰掛けた。
「そう…後で何か持っていってあげなきゃ…姉さんどうしたのかしら」
真実は、バッツだけが知っている。バッツは込み上げる笑みを押さえ、また前菜に手を伸ばした。
「さあなぁ…まあ、多分大丈夫だろう」

「ふ…んん…! んん…ん…ふ…ぁ…」
ファリスは必死で快楽を紛らわせようとした。
胸の頂に咲く蕾から秘裂からどんどんと溢れ出てくる快楽は凄まじいものだった。
蕾はじんじんと熱く疼き、ぴんと立ち上がり刺激を求めている。
秘裂の頂にある肉芽もまた、熱を持ち熱く立ち上がっていた。
だが、手を拘束されているせいで自ら慰めることすらできない。
何も出来ない事によりさらに火は燃え上がり、また快楽も増していく。
腰を浮かし、それとなく肉芽に刺激を与えようとしてみても満足いくはずもなく、
逆にむず痒い思いをするだけであった。
そのような時ほど、行為の事を思ってしまうものだ。ファリスの脳裏に昼間の出来事が浮かんだ。
熱く滴る、巨大な肉棒。それになすがままに押し流された自分。
今、あれで貫かれたらどんなにいいだろうか?
あの無骨な指で乳房を揉みしだかれ、頂の蕾を摘み上げられ、舌を這わされたら。
秘裂の肉芽を強く摘まれ、秘穴にあの肉棒を押し入れられたら。
熱い腕に抱かれ、バッツの息をこの身体で感じられたら――。思いばかりが先走り、ファリスの身体はさらに熱を帯びていく。