>787-791の続きです。
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「はぁ…はぁ…ん…っ…」
どうにか体を起こすが、火照った身体は全く治まろうとはしない。
再びファリスは胸の蕾と秘穴へと手を伸ばす。
「あぁ…っ…んっ…はっ…止まんないよ…っ…! バッ…ツ…ぅ…」
身体が熱く濡れた肉棒を求めている。
肉棒の入ってくる様をかすかに想像しただけでファリスの身体がまた燃え始める。
「あぁんっ! あぁ! バッツ…ふぁ…っ…はぁっ…!」
きつく胸の蕾を摘み、秘穴へと指を伸ばしたその時だった――
「うっ…ぐぅ…」
バッツの声だ。最初に飲ませた薬の類がようやく効いてきたらしい。
――こんな姿を見せたくない。だけど――
「バッツのが…欲しい…よ…」
小さく、ファリスが声を漏らした。
後ろでごそごそとバッツの動く音がする。
ちらりとバッツを見るとまだバッツはこちらを向いておらず、ファリスのその姿には気づいてないようだった。
ファリスはのろのろと体を起こし、バッツの方へと寄っていった
「うっ…ファリス…大丈夫か…?」
バッツはのっそり体を起こした。どうにか怪我も軽くは塞がっている。
が、目の前にいるファリスを見てバッツは目を丸くした。
――俺が倒れてる間に何があったんだ? 何をやらかしたんだ?
そう言葉にしたかったが、バッツの口から言葉が紡ぎ出ることはなかった。
それもその筈である。
上着は前を大きくはだけ、腰の辺りで丸まっていて豊満な胸を露出しているファリス。
スカートは無残に地面に落ち、下着は膝の辺りで止まっている。
唯一まともに身につけているのは靴下だけ…
ファリスの表情も恍惚としていて、なにか物欲しげに目を潤ませている。
「よかった…バッツ…目が覚めたんだな…っ…よかったな…」
ファリスはねっとりとした笑みを浮かべた。
その姿を見、バッツ自信も高ぶりズボンの下から主張を始めてしまった。
ファリスがすっと手を伸ばし、バッツの側に転がる瓶を拾いあげた。
バッツはその瓶をファリスの手から奪い、中身をまじまじと見た。
「これは…媚薬じゃねえか! こんなもんどうしたんだ?」
「オレが…作ったんだ…バッツが早くよくなるようにって…そしたら…そうなったの…」
ファリスはおもむろに瓶を奪い返し、媚薬を口に含んだ。
そのまま喉へとやり、先程よりも多量の薬を飲み込んでしまった
「あぁ…ん…っ…! バッツ…お願い…オレに…ちょうだい…おねが…い…っ…!」
ファリスは身を屈め、バッツのズボンから肉棒を解放した。
肉棒は既に先端から先走りの汁が僅かに零れている。
ファリスはそれを見、またねっとりとした笑みを浮かべ、おもむろにそれを咥えた。
「くっ…! ファリ…ス…!」
霞がかったバッツの頭が一気に鮮明になる。
バッツはファリスの顔を離させ、ファリスを石床に押し倒した。
「あぁ…っ…バッツ…ぅ…!」
バッツの身体の重みでさえ、今のファリスにとっては燃え上がらせる材料に過ぎない。
バッツはファリスの乳房を掴み、優しく、時には強く揉みしだいていく。
充血してぷっくりと膨れた頂に咲く蕾に口付け、舌を這わせて強く吸い上げる。
「あぁん! あぁっ…! ふぁ…っ!!」
蕾を中心に乳房全体に舌を這わせてやると、ファリスはがくがくと身体を震わせ、高い媚声を上げる。
そっとバッツはファリスの秘所へと手を這わせる。
そこは充分すぎるほどに濡れそぼっており、肉棒を求めて秘穴もひくついていた。
バッツは身体を離し、ファリスの両足を掴んで大きく開いた。
秘裂に舌を這わせるとファリスの身体がひときわ大きく揺れた。
「うぁっ…はぁぁぁっ…あっ…あぁぁぁぁぁ!!」
再びファリスは絶頂へと達し、ぐったりと床に倒れこんだが…まだまだ身体が求めていた
「お願い…っ…バッツ…もう…オレ…我慢…できない…っ…よ…!」
ファリスの声はもう涙声になっている。
「もう…んっ…んんっ…!」
バッツはファリスの言葉を聞く前に深く口付けた。
舌を絡めとリ、唇を離す。銀色の糸が二人の間に繋がれた。
再び軽くファリスに口付け――バッツは己の肉棒をファリスの秘裂に押し込んだ。
柔らく熱い膣壁が収縮し、待ち焦がれていたバッツ自信に噛み付いた。
「あぁぁぁぁんっ!! バッツのが…オレの中にっ…あはぁんっ! くっ…ふぁ…ぁ!」
「くっ…!! ファリス…!」
込み上げる射精感を押さえ込み、バッツは思う存分ファリスの中に肉棒を叩きつけた。
「あぁっ! あっ! あぁぁんっ! バッツ…! ふぁっ! ふあぁぁぁん!!」
ファリスは無意識のうちに両足をバッツの腰へと回し、自らも激しく腰を動かした。
腰を打ち付ける間も、バッツはファリスの秘裂の結びにある肉芽を摘み、擦り上げた。
ファリスの頭に白い火花が無数に散り、悲鳴に近い媚声を吐き出した。
「いやぁぁっ! あはぁっ! ふはぁぁぁぁぁん!!」
その瞬間、今まで異常に膣肉がバッツのモノを齧り上げたが――バッツは敢えて肉棒をファリスの中から抜き出した。
ファリスはびくっと身体を震わせ、涙を浮かべた目でバッツを見た。
「やだぁ…っ…なんで…ぇ…」
バッツはにやりと笑い、石床に腰を落とした。
「欲しいんだろ? これが。自分で来いよ。ほら…欲しいんだろ?」
ファリスは熱病にうなされたようによろよろと起き上がり、バッツの側へと寄った。
てらてらと光る肉棒はひどく大きく、更にファリスを官能の渦へと巻き込んでいく。
「ほら。早く来いよ」
バッツは胡座をかき、ファリスを呼び寄せる。ファリスは、虚ろな目でそれを見た。
そして――わずかな迷いもなく、ファリスは腰を落とした。
「ふぁぁっ…! あっ…あぁぁぁぁぁぁん!!」
噛みついてくる膣肉を味わい、バッツはファリスから手を離し、床へと寝転がった。
「俺そんなに体力も残ってないしな…自分で動いてみてくれよ」
そう言ってバッツはファリスの秘裂の肉芽を擦り上げた。
「あぁっ…! あっ…! くぅ…ん…っ!! ふっ…はぁぁん…!」
すぐさまファリスは慣れた腰つきで動き始めた。
素早く腰を上下させてみたり、わざとゆっくり肉棒を味わうように動いてみたり。
前後に動き肉芽を擦りつけ、自らの手で乳房を揉みしだき、蕾を摘み上げ、押し込んだ。
薬の所以もあり、ファリスはもう数え切れないほどに絶頂へと達していた。
完全に性欲に取り付かれた一匹の雌として、涙を流し涎を光らせながら腰を振っていた