真・三国無双5

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1前スレ683
コーエーが放つタクティカル・アクションゲームの決定版 …で
戦場を駆ける華〜孫尚香・貂蝉・大喬・小喬・甄姫・祝融・月英・近衛兵を嬲って夢想せよ

前スレ
真三国無双4
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053747227/

基本的にsage進行でおながいします。関連・その他は>>2>>10あたりで

2前スレ683:03/08/03 00:24 ID:UDmcxbtp
記念すべき初代スレ(なぜか家ゲー板の攻略スレで登場)
真・三国無双2 No.125
http://game.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1013202998/

現在の形を作った二代スレ(神706氏が大活躍)
真・三國無双2 No.106
http://game.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1014486084/

趙雲学園物でハァハァな三代スレ(キャラごとに特徴をつかんだ706氏の業)
真・三国無双2 No.127
http://game.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1021867595/

エロパロに移転しての四代スレ(現人神ヒロ氏登場)
真・三国無双2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1026744910/

ヒロ氏大活躍な五代スレ(魏男性メンバーの面々も魅力)
真・三国無双3
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1049239775/

神:706 ◆rBxXtdJc氏の小説まとめ置き場
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6103/musou.html
3名無しさん@ピンキー:03/08/03 00:41 ID:3R+SEkzJ
新スレおめでとう。3ゲット。
4前…688:03/08/03 01:09 ID:/knnHsqP
新スレ乙です>683氏

前スレで言っていた作品…お盆前後あたりにうp出来るかと。
神の降臨、お待ち申しております
5新スレが:03/08/03 01:38 ID:y6f+G0j5
           ∧⊂ヽ
キタ━━━━━━(゚∀゚)ノ━━━━━━!!!!!
   ____/ |⊃ |\____
   \ 北 / ̄ |   | ̄\ 北 /
     \/    ⊂ ノ〜  \/
     /\ ((⊂∪⊃)) /\
   / 北 \____/ 北 \
     ̄ ̄ ̄ ̄\. 北 ./ ̄ ̄ ̄ ̄
              \/ 

ある程度レス伸ばさないとダメなんだよな?
6前スレ683:03/08/03 01:42 ID:UDmcxbtp
>>3->>4
どうもです。初期の頃はスレが散乱していて纏めるのに苦労しましたがw

>>4
683氏、新作楽しみにしております。
それにしても今の所ここには夏厨の影響が無く、激しく安堵。
いつもどうりsage進行で逝きましょう
7前々411:03/08/03 02:23 ID:BXyql4kl
638氏、お疲れ様です。
そして皆さん新スレおめでとうございます。
前スレ
8前々411:03/08/03 02:29 ID:TaMACmbZ
638氏、お疲れ様です。
そして皆さん新スレおめでとうございます。
前スレで意見を下さった方々、本当にありがとうございました。
亀の歩みペースの投下となりそうですが、これからもssを書き続けようと思います。
自分なりの良いところみたいなのを出せればなぁと。
私事により、これから激しく忙しくなってくるのですが
もし私のssを楽しみにしていて下さる方がいらっしゃいましたら
何とぞのんびりと待ってやって下さい。
近いうちに、前の続きを投下しに参りたいと思います。
それでは今回もスレが賑わいますように。
9前々411:03/08/03 02:31 ID:ANTQwDFl
(;´Д`)すいません途中でカキコしちゃいました。
可進に屠殺されてきます…。
10前スレ683:03/08/03 02:33 ID:UDmcxbtp
新スレということで漏れもSSを書いてみようと思います。
スレ汚しになるでしょうが、宜しくおながいします。
11ヒロ:03/08/03 11:00 ID:8o6/67tt
新スレおめでとうございます。

>683さん
お疲れ様でした。
確か10KBいかないと即死でしたよね…。
12名無しさん@ピンキー:03/08/03 11:38 ID:0r4bqehI
前スレ683
スレ立て乙でした。

神々の新作を
期待&即死回避sage
13名無しさん@ピンキー:03/08/03 12:30 ID:3R+SEkzJ
即死されては困るからなsage。
14前スレ683:03/08/03 12:58 ID:UDmcxbtp
即死防止のためにも前半投下させていただきます。
題材は最近あまり使われていない女護衛兵です。
15前スレ683:03/08/03 12:58 ID:UDmcxbtp
益州の州都成都―
ここは一昨年劉備が支配して以来、夜盗も減り、漢中に赴いているもの以外は暇な生活を送っていた。
そして今は八月、暑い夏に訓練以外することも無く、しかも中原より遠く離れた熱帯で暮らす女護衛兵の苦痛は筆舌に尽くせぬ物であった。

「毎日、毎日、政務、訓練、あいつ等よくあきないもんだねぇ」
気だるそうに声を発したのは護衛兵の中でも先輩にあたる桃燕である。
「先輩、調練に出なくていいのですか?早く帰らないとまた私まで教官に怒られてしまいますよ〜。」
蚊の泣くような声で意思表示をしたのは最年少ながら一番桃燕にかわいがられている彩香。

「うるさいっ!」

そう桃燕に一喝され、彩香はすくんでしまった。
「はぁ、また補習訓練か…」
そう思いながらも口に出せないもどかしさと諦めにも似た感情が彩香の脳裏を駆け巡った。

16名無しさん@ピンキー:03/08/03 12:58 ID:VqSpkLXL
新スレ乙&即死回避sage
17前スレ683:03/08/03 12:59 ID:UDmcxbtp
数時間後…
案の定補習訓練をやらされた二人はくたくたになりながら宿舎に帰っていった。

「ったく、教官たらなんであんなに目くじら立てて起こるかね」

やっぱり先輩の素行が悪いから…と危うくはっきりと言いそうになったのでしどろもどろになりながら、
「で・でもこんなことじゃ憧れの月英様の護衛兵になれませんよ。」

「う〜ん。…まぁなんとかなるだろ!」

何故そういえるのか、その根拠の無い自信に呆れながらも二人は疲れの為か、眠りについていた。

翌日
朝の調練の初めに教官から思いもかけない言葉が発せられた。
「今日から桃燕と彩香は正式に護衛兵の職についてもらう!」

余りにも急なことなので当の本人も唖然としていた。

そして桃燕が
「も・もしかして月英様のところですかぁ」
と聞くと、教官は
18前スレ683:03/08/03 12:59 ID:UDmcxbtp
「魏延殿だ」

一瞬、時間が止まった様な気がした。

ようやく状況を把握した彩香が
「つ・つまり魏延様につき従う、ということですよね…」

「そうだ」
と教官が答えた…と思ったら二人はすでに卒倒していた。


………
…………
眠っていたのであろうか…眩しい…目を開けると目の前に…







19前スレ683:03/08/03 13:01 ID:UDmcxbtp
「気ガ…ツイタカ…」





「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
桃燕は今の状況が全く理解できなかった。丁度叫び声で目が覚め、同じく絶叫した彩香についてもそうだった。

「はぁ、はぁ」
ようやくおかれている状況がわかった二人はなんとか落ち着きを取り戻し、宿舎に入って行った。

「月英様の護衛兵になれないなんて〜」

「あー!もう!彩香!飲みに行くよ!やけざけだ!」

「あっ、まってくださいよ〜」

数時間後…
すっかり酔って酩酊状態の二人は足の向くまま、どんどん裏道へ入っていった。


20前スレ683:03/08/03 13:01 ID:UDmcxbtp
声のするほうに歩いていくと信じられないような光景が目に飛び込んできた。

「嫌ー!!やめてー!」
「へっ、月英様というもんがあんまりさわぐんじゃねーよ」
「この薬を塗りゃおとなしくなりまさぁ」
「嫌ーーーーーー!!」

二人が見たのは月英が数人の男に犯されようとしている所だった。
そしてそのうちの一人が裸の月英に何かを塗りたくっていた。

勿論この男たちが二人によって散々に打ち破られたことは言う間でもないが、
少し月英の様子がおかしかった。

「ああ、体が熱い…」
「もしやっ!」

二人がきづいていた時はもう遅かった。
実際二人もそこで呼吸をしているだけで少しずつ媚薬の効果が現れてきた。

「胸を触って…」
月英が呟くと二人はそれぞれ片方ずつその豊満な乳に手を添えていった。
21前スレ683:03/08/03 13:02 ID:UDmcxbtp
前半はあんまりエロないでつ
スレ汚しスマソ
22名無しさん@ピンキー:03/08/03 13:04 ID:VqSpkLXL
新作&即死回避乙でした!後半に期待してます!


・・・割り込み、申し訳ありませんでした(脱兎)。
23名無しさん@ピンキー:03/08/03 13:55 ID:AHZJl7Qg
 お疲れ様ですー。
 あの、提案なのですがそろそろ皆様、ヒロ氏のように固定ハンドル使用しては如何でしょうか。
「前スレ」とか「前々スレ」などが増えて来ていると思うので……。
他の皆様の意見や、作者様方にもよりますが、やはり、少々混乱を招いてしまうかと思います。
24元683:03/08/03 15:54 ID:UDmcxbtp
そうですね。では漏れはケンと名乗らせていただきます。
25ケン ◆3GeKd17wBo :03/08/03 15:55 ID:UDmcxbtp
名前変えますた。
26ヒロ:03/08/03 16:36 ID:4Kis5EkH
ケンさん乙です!後半に期待です……(*´Д`)クンヅホグレツ……
27名無しさん@ピンキー:03/08/03 18:46 ID:DQIoSrpe
真・スレは・・・・ココカ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

さっそく作品があるし!マンセー!
28名無しさん@ピンキー:03/08/04 00:52 ID:Gj4MdYsv
まだ10KBいかないかな?とりあえず即死回避sage
29名無しさん@ピンキー:03/08/04 01:34 ID:3FN5Ljr3
即死回避sage
30名無しさん@ピンキー:03/08/04 01:41 ID:Tv47Wtm7
リクソンたんが呉の女キャラにおもちゃにされるパターンきぼん。
31ケン ◆3GeKd17wBo :03/08/04 01:47 ID:lymlIIJ1
今の所8KBでつ。というわけで即死回避sage
32名無しさん@ピンキー:03/08/04 03:25 ID:dmuqIf0Z
即死回避sage。これ書く段階で9.0KB。
そういや太史慈が出てくる話ってあまり見ないなぁ。
33名無しさん@ピンキー:03/08/04 05:21 ID:3FN5Ljr3
帰宅捕手
34前…688/さんや ◆bt4KuP0jY6 :03/08/04 07:46 ID:CRw7NOXf
只今9KB…即死回避協力します。

>23さんのご意見は最もだと思うので、僭越ながら私もコテハン
名乗ってみようと思います。

これからは、「さんや」でよろしくお願い致します。


ご存知の方もおられると思いますが、この板は一レスにつき、
「半角で2048文字、全角1024文字」までの文字制限があり、
さらに、行数は「文字数に関係なく32行」までとなっております。

これから降臨する神々の参考になれば、と思います。
35さんや ◆bt4KuP0jY6 :03/08/04 08:55 ID:u3Lc7D6f
それと、683さんスレ立て&作品乙です
…やはり3人で…………(´∀`*)後半楽しみにお待ち申しております
36ヒロ:03/08/04 09:50 ID:VPQHZYcr
  ,-☆| -―- 、
 (_,☆/ __ - 、`、
   l ノ/' `)ヽ、i | >>さんやさんありがとうございます♪
    id l'┃ ┃〈)
    ヾ丶_ー ノ
     /`-'ヽ  /☆、
    く l=三=|⊃ )  |
   //(,--,-.) \☆'
    ̄ ヽl⌒ll⌒l
      .`-' `-'
37前々411@森川K太郎 ◆s4sQgWdsYI :03/08/05 00:54 ID:aoQmLffP
それでは私も若輩者ながらコテハンを…。
前々411改め、森川K太郎と名乗らせて頂きます。


>>さんや氏
字数、改行の規制情報ありがとうございます。
激しく参考にさせて頂きます。
38名無しさん@ピンキー:03/08/05 01:17 ID:qhbTiffX
10KB
39名無しさん@ピンキー:03/08/05 20:16 ID:pXbI/6R+
>>683たん
  後半キボンヌ!・・・・ハアハア・・・・
40名無しさん@ピンキー:03/08/06 01:16 ID:GL8/TBZ0
>36
小喬たんカワ(・∀・)イイ!!
41名無しさん@ピンキー:03/08/06 06:17 ID:C0FkENfw
>>34
字数と改行の規制、数字までは知らなかったなあ。
新スレ立ったばっかりだけど、次スレのテンプレに入れたらどうだろう。
(自分は職人ではありませんが)
42名無しさん@ピンキー:03/08/06 23:11 ID:xYqEuTm5
神光臨待ち
43名無しさん@ピンキー:03/08/07 00:56 ID:SgfhzeCL
潰れるぞage
44名無しさん@ピンキー:03/08/07 11:43 ID:2j6r4+C0
ヒロ神さま、まだぁ〜?
期待して待ってます。

いちファンより。。。
45名無しさん@ピンキー:03/08/07 13:10 ID:Yfd/Wg7Y
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46_:03/08/07 13:25 ID:ug+dC70K
47名無しさん@ピンキー:03/08/07 13:28 ID:trZQM1XH
48ケン ◆3GeKd17wBo :03/08/07 18:10 ID:DbUmk0Z8
後半投下させていただきます。
49ケン ◆3GeKd17wBo :03/08/07 18:11 ID:DbUmk0Z8
見た目どうりその豊満な胸は心地よい弾力と張りがあり、二人を唸らせるには十分であった。
二人はわき目も振らずその乳頭に吸い付いた。

チュッ、チュッ

「あっ、そう、いいわぁ二人とも。じゃあ今度は私の番ね」
そういうと月英は二人の手を払いのけ、桃燕の乳頭に口をつけ、そして彩香の同じく乳頭を親指と人差し指ではさんだ

「どう?すごいでしょ」

「いっ、いいですっ!」
「あっ、あっああ!」

三人は我を忘れてお互いに淫靡な行為を楽しんでいた。

「ほら、仰向けに寝てみて。」
月英はそういうと桃燕を仰向けに寝かせ、その上から覆いかぶさってきた。

「あっ、月英さまぁ」

月英は桃燕の体を嘗め回すように見つめた後おもむろにその胸を桃燕の胸に擦りつけて来た。

二人の体はお互いの汗と唾液でヌルヌルに濡れており、二人の体をスムーズに滑らせるのに十分であった。

ズルッ、ズルッ、ピチャピチャ

「あああっ!い、良いです!ああ!そんなに舐めたらっ!」
「あっ、あっ、いいわよ貴女、お互いの乳首が擦れて…あっ!」

50ケン ◆3GeKd17wBo :03/08/07 18:11 ID:DbUmk0Z8
二人の興奮は最高潮に達し、二人がお互いの秘所を舐め合う格好となった。

「ああ、月英さまぁ、こんなにあふれてきてとても…ピチャピチャ」
「い、いわないで、それに貴女だってこんなにいっぱいあふれ出してきますわよ」

その様子を見ていた彩香は自分の性欲を抑えきれず自慰行為を行っていたが、ついに耐え切れず、二人の淫行に加わっていた。

「月英様の胸…柔らかくて気持ちいい…」
「月英様ぁ…ピチャピチャ」

桃燕は下から秘所を舐めまわし、彩香は上から胸を揉み、
月英は二人に上下から責められるかたちになり、余りの快感に身悶えていた。

「あふぅ・・・あっそんな所まで・・・あっ、ああああああっ!」

二人の愛撫によって達した月英は二人にこういった

「はぁ、はぁ、二人とも、最高だわぁ」

こういうと月英は二人を横に並ばせ、二人の秘所に指を挿入した。

「あっ、ああ、・・・あああっ、いい!いいです!」
「ああ、はぁっん!ああ・・・ああ!い、いきそう!」

……ほぼ同時に二人は達した。そして薄れゆく意識の中で自分たちの行為を見ながら手淫に浸っている男を見た…様な気がした。
51ケン ◆3GeKd17wBo :03/08/07 18:11 ID:DbUmk0Z8
数時間後…
勝手に宿舎を抜け出し、何時間も帰ってこなかったということで散々に先輩護衛兵から怒られている二人だったが…

「モウヨイ、コノ辺デユルシテヤレ。」
「よ、よいので御座いますか。ならばそう致しましょう。」

「あ、有難う御座います!」

「ど、どうして許してくれたのですか?」

「キニスルナ、シュクシャヘカエレ」

そして別れ際に彼が言った言葉はこうだった。

「ミタゾ(・∀・)ニヤニヤ」

であった。

52名無しさん@ピンキー:03/08/07 23:57 ID:Kk3EIsRX
>「ミタゾ(・∀・)ニヤニヤ」
イイ!すごくイイ!
次回作に期待ハァハァ
53ケン ◆3GeKd17wBo :03/08/08 00:06 ID:1ulx+IQx
>>52
お褒めの言葉有難う御座います。
処女作なのでいい出来では有りませんが…
どんどん作品を発表できたらなとおもっております。
54名無しさん@ピンキー:03/08/08 16:50 ID:MMybR1uQ
同じくミタゾ(・∀・)ニヤニヤにワロタ
是非是非次回作をおながいします!!
月英タソにハァハァ
55名無しさん@ピンキー:03/08/09 07:14 ID:lPNTL9An
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
ケンさん素敵!漏れも次回作待ってます(*´∀`*)
56名無しさん@ピンキー:03/08/09 15:15 ID:IFoOwTx+
小、中学生?のつるつるオマンコに中出ししてる画像を発見!
http://plaza16.mbn.or.jp/~satchel/paipan_omanko/omanko_collection/

ここすごい!エロすぎ!(*´∀`*)ハァハァ…
57ヒロ:03/08/09 19:00 ID:KL7q5wMB
それでは投下します。さてさて甄姫と小喬の復讐は完結するのか?
張りきって、どうぞ〜!
58ヒロ 1/22:03/08/09 19:01 ID:KL7q5wMB
ギィ………

華やかな通りの裏にある、暗くうす汚い酒場の扉が開いた。
とある二人組がゴロツキの溜まる店内へと入っていった。
二人とも黒眼鏡をかけ、男達が座る机を縫う様に進んでいく。

先を進む人物の見事な肢体……歩くたびに大きく揺れる胸、妖絶な腰付き、
豊かに張り出した尻、優美な長い足。
そんな彼女に男達が口笛を鳴らすと、フリフリと妖しく手を振り返す。

続いてその後に続く少し小さめの人物は、前を行く女性にのみ注目が
集中しているとも知らず、同じくフリフリと腰を振りながら進んでいった。
歩くたびにピョコピョコと左右に揺れる長い髪が余計に幼さを演出させる。

カウンターに辿り着くと、二人はそれぞれ腰掛けた。
「……桂花陳酒を。」
さっと黒眼鏡を取り、優雅に注文する麗女。
「あいよ。…そっちのお嬢さんは?」
「け……けい?………い、いっしょの。」
何と言ったのか分からずあたふたする少女。
「はっはっは。あいよ。」
注文品が着くと、麗女が店主に尋ねた。
「ところで、この前言ってた凄腕の男は来てるのかしら?」
「ああ、あそこで飲んでる奴だ。」

二人がクルリと首を回すと、奥に一人酌を進める男がいた。
「あれは………」
「……甄姫しゃん、知ってるの?」
「え、ええ。名は……」
59ヒロ 2/22:03/08/09 19:02 ID:KL7q5wMB
二人して杯を手にして男に近づいた。
上半身はほとんど裸に近く、額に赤い布を巻いている。

「…俺を呼んだのはあんた達か?………っておい!小喬じゃねーか!!
 久しぶりだなー、おい!!」
「ふぇ?…あたしの事、知ってるの?…えっと〜……甘寧しゃん。」
「あ、あぁ……。」
「…今さっき名前を教えてもらったんだ〜。」
甄姫と目が合う。
「あー、その、なんだ。……ずーーっと昔に会ったんだがなぁ。
 まだお前がちっこい頃だったから、覚えてねーか……。」
「ふ〜ん。……でも……あたしも確かに知らなくはないような……?」
首を傾げる小喬。

「…まあまあ、昔の事は置いといて。」
カチンと杯を交わす三人。
「だな。あんた達がわざわざ俺を呼んだのかい?」
「ええ。…店主からすご腕の男がいるとお聞きしたの。」
「今じゃ暴れもしないで野郎共と漁師暮らしの俺だがなぁ……へへ。」
「へ〜、漁師しゃんなんだぁ。」
「…そうさ。昔は海賊なんてのもやってたんだぜ?」
「あ、そっちの方が合ってるっぽい。キャハハハハ♪」
甄姫を見ると、切なくなるほどに優しい眼差しを小喬に送っていた。

「……で、仕事って事なのか?」
「ええ。報酬は弾みますわ。(注:血税から )」
「ちょっと懲らしめてほしい人がいるんだよねぇ〜。」
「へえ……そいつ、悪さでもしやがったのか?」
「そうですわよ!…俗に言う『密告』ですわ!」
「も〜、ビッチョビチョのクッチョクチョにしていいよっ!!」
60ヒロ 3/22:03/08/09 19:03 ID:KL7q5wMB
「……な、なんだそりゃ?」
「ですから、かくかくしかじか……」
ゴニョゴニョと甄姫が耳打ちした。

「お、おいおい!…俺に強姦しろってのかぁ!?」
「そこまで言ってませんわよ。とある作戦で貴方に極上の女を贈呈……ね?」
「なんだかなー…」
頭の後ろで手を組み、椅子で船漕ぎをしながら悩む甘寧。

両手を重ね、目をキラキラさせて返事を待つ小喬。
「ま、まあ……面白そうだし、やってもいいぜ?」
「ほんとにっ!?……甘寧しゃんっ、だ〜い好きっ♪」

ガバッと甘寧の腕に絡みつく小喬。
「お、おいおい。……ところで、だ。」
「何かありまして?」

「何故あんた達がやらないんだ?…事情は分かったがそこが気になってよ。」

「ああ、そうですわね。おっしゃる通りですわ。」
「あのね、あたし達って事がバレたらまた復讐のお返し合戦でしょ?
 もうこれでこの一件は終わらせようって決めたんだ。」
「へえ…そうかい。」
「こーゆーのをね、『イタチごっこ』って言うんだよ?」
えっへんと胸を張る小喬。
61ヒロ 4/22:03/08/09 19:03 ID:KL7q5wMB
翌日。二人はとうとう宮殿へと帰ってきた。
先に戻った孫尚香・大喬と順に挨拶した後、月英にこっぴどく叱られた。

ガミガミと叱られている間ずっと正座をさせられ、二人が脂汗を浮かべて
モジモジし始めると、月英がすっと立ち上がった。

「…じゃあお話はここまで。もうしちゃ駄目……よっと♪」
二人の足の裏をキュッ、キュッ、と踏んで月英は去っていった。

「んヴぃふぉあgrjごいrghrーーーーー!!」
「ξ刀刄ノ∽○※□Ωοψζ◇фБーーーーー!!」
ゴロゴロと転げまわって悶絶する二人。


そして………
「あら…お帰りなさい、甄姫。小喬さん。」
「ただいま、貂蝉。」
「たっだいまぁ〜、貂蝉しゃん。」

「二人とも大変だったらしいわね?…クスクス……」
「ええ、とっても。ウフフ……」
「ほんと、た〜いへんだったよ。ニャハハ……」
ケタケタと廊下で笑い合う三人。通れない侍女達が困っている。

後日、六人は久しぶりに全員揃って市場に買い物に出かけた。
それぞれ目当ての物を入手し、どこかで一杯休憩していこうかと歩いていた時、

「さあさあ、お立会い!…この俺様に挑戦しようって奴ぁいねえか?」
62ヒロ 5/22:03/08/09 19:04 ID:KL7q5wMB
ザワザワとその大声を囲むようにして人だかりができていた。
「へぇ……何かしら?」
「いってみよっか?」
甄姫と小喬が貂蝉を押すようにして人だかりへ向かった。
「あら……ち、ちょっと……」
「あ、わたしも見る〜♪」
その後を孫尚香がついていった。

「……じゃあわたし達は先に席を取っておきますねー?」
大喬と月英は一足先に喫茶店へと向かった。

「さあさあ、この俺を倒せた奴はこの黄金の髪飾りをくれてやるぜ〜?
 俺はいっさい手をださねえ。一発だ!一発で俺を倒せたらでいいぜ?
 賭け金は――――」

腕組む甘寧が後ろにゴロツキを並ばせて大声で皆に呼びかけていた。
観衆はと言うと、ゴロツキの雰囲気からか興味はあるが絡むと厄介な事に
なりそうだと様子を見ているだけである。

「ねっ、ねっ、誰かやってみないのっ?」
小喬が貂蝉の裾をクイクイと引っ張って問いかけた。

「よぉ〜っし、ここはわたしが……♪」
「…貂蝉、やってみたら?」
パシッと拳を叩く孫尚香の台詞を打ち消した甄姫。
「わたくしが?」
63ヒロ 6/22:03/08/09 19:04 ID:KL7q5wMB
「そう。」
「どうして貂蝉さんなの?」
キョトンとして尋ねる孫尚香。

静かに瞳を閉じ、ピッと人差し指を立てて甄姫が言った。
「ここは……『貂蝉が挑戦』……ですわ!!」
「つ、つまんない……」
呆れ顔の孫尚香が肩を落としてため息をついた。

「ねっ?ねっ?…ほら、貂蝉しゃん……行ってらっしゃいっ♪」
小喬がポンッと貂蝉を押して人ごみから一歩進ませた。
「あん………」

「へえ、あんたが挑戦するってかい?……たいした度胸だぜ!!」
「もう、仕方ないですわね。」
「やるのかい?…言っとくが倒せなかったら……そん時は知らねえぜ?」
睨む甘寧。平然としている貂蝉。わずかにざわつく人々。

「あら………でも、けっこう綺麗な髪飾りですわ。」
「へっへっ、その細腕で俺を倒せたらあんたのモンだ。」
「じゃあ、始めましょうか?」
軽く拳を作り、身構える貂蝉。
「よっしゃ!来い!!」

次の瞬間、甘寧の視界に入ったのは貂蝉の右肘の『裏側』だった。

ボギャッ………。
「ぶべらぁっ!!」
64ヒロ 7/22:03/08/09 19:04 ID:KL7q5wMB
とても人と人が生み出した音とは思えぬ鈍い音が響いた。
ゆっくり…ゆっくり…と甘寧が倒れていく。その最後の言葉は、
「……ひ……じ………なんて………聞いて……ねえ…って……………」

バタン……。
「お、親分〜〜っ!!」
「やったぁ!…あは、どうも。どうも〜♪」
人だかりから凄まじい歓声と拍手が溢れ、ネコを被る貂蝉を称えた。
何も言えず固まる二人。
「さ、行きましょうか…お二人さん?」

その日の夜遅く、以前の酒場で三人は落ち合った。
「どういうことだぁっ!?」
ダンッ!と机を叩き、甘寧が怒鳴る。
「…普通あーいった場合、拳でブン殴るってもんが筋だろ!?」
「それはそうですけど……」
「あんなに簡単に倒れちゃうんだもんなぁ……」

「てめーらぁっ!…肘で眉間、ど突かれてみろっ!!」
「男でしょ?もうちょっと…ねぇ……。(注:当たり所が悪ければ氏にます)」
「そうだよぉ。うんうん。」

「ったくよぉっ!!」
「まあまあ、次で終わらせますわ。」
「そうそう。この作戦で最後だからさっ。」
「本当だろうなぁ?…言っとくが報酬は…『キッチリ』…もらうぜ?」
「ええ、ご心配なく。…失敗しても必ずお支払いしますわよ。」
「でねっ、その作戦ってのは…ゴニョゴニョ。」
「………って、ほとんど同じじゃねーか…。しゃーねーなぁ……」
65ヒロ 8/22:03/08/09 19:05 ID:KL7q5wMB
後日、再び六人は市場に出かけていた。またまた人だかりができている。

「…さあさあ、お立会い!……俺に挑戦する奴は……っと、そこの御一行!」
観衆の目も六人へと移る。
「そこ行くあんたはこの前のお嬢さんじゃねーか!!」
「あら、どうもこんにちは。」
「どうだい?…一発やってかねーか?今度はこのでっけえ水晶玉だぜ!」
「う〜ん、ご遠慮――」
「頑張って!貂蝉しゃんっ!!」
「こ、こらっ、小喬!…駄目でしょ、勝手に……!」
大喬がペチンと小喬の頭を叩いた。
「ふぎゃ。」
「……どうなされるの?…このまま…逃げるのかしら?」
腕組みをする甄姫が挑発的に言い放った。

「………。分かりました。やりましょう。」

観衆から期待の歓声と動揺のざわめきが挙がる。
「おっと、その前にだ。この前みたいに肘打ちは無しだぜ?」
「あら、残念。…ま、いいですわ。……さぁ、いきますわよ?」
貂蝉が構える。
「よーーっしゃぁっ!来いやぁ!!」

次の瞬間、甘寧の視界から貂蝉の姿が消えた。
スッ…と右横に音も無く忍び寄ると、すっと首筋に手を添え、

ゴキャッ……。
「がはぁっ…!!」
66ヒロ 9/22:03/08/09 19:06 ID:KL7q5wMB
白目を向いて泡を吐き、甘寧は膝から崩れ落ちていった。
「お、親分〜〜〜!!」
「あらっ、落ちちゃいましたわね♪」
水晶玉をコロコロと両手で転がしながら、皮肉っぽく言い放った。
ギリギリと歯を食いしばって倒れる甘寧を見つめる二人。
その時、貂蝉がニヤリと笑った事を二人は気付かなかった。


その日の夜遅く。
「てめーらぁっ!!」
「……もうっ、そんな大声出さないでくださる……?」
「そうだよぉ。こーゆーのって、『営業妨害』って言うんだよ〜!?」
「うるせーーーっ!!…もう下りたぜ!」
「あ、あら…!?」
「ちょっとぉ〜?」

「あんなキチ○イ女、相手にしてたら命がいくらあっても足りねえ!!」
「もう……軟弱ねぇ……。」
「そーだよ。たかが首の一つや二つ極められたからってさ?
 (注:良い子も悪い子も真似しちゃ駄目っス('A`)  」

「もう下りたからな!…さあ、報酬をもらおうか?」
「えーーーっ!?甘寧しゃん、ズルいよ〜っ。」
「おいおい、失敗しても払うって言ったのはあんただぜ?」
甄姫を指差す。
「ま、まあ……。仕方ありませんわね。」
ふう…とため息をついて胸元から袋を取り出し、放り投げる。
67ヒロ 10/22:03/08/09 19:07 ID:KL7q5wMB
「ひい…ふう……おいおい、こんなんじゃあ足りねえって。」
「あら、充分ですわよ。」
「そうだよっ!べーーっだ!!」
「あんたらの作戦とやらで黄金の髪飾り、水晶玉が取られた。その分は?」
「……もうありませんわよ〜だ。」
甄姫が袋をヒラヒラさせて、舌を出しながら言った。
「ありゃりゃ、ざ〜んねん。きゃはははは♪」

「そうかいそうかい。じゃあ残りは……」

「あ、あら?………くっ、こ…これ…はっ…………」
「はにゃ…甘寧しゃんが二人……ありり、増え…しゃんにん……よにん……」

バタン……と机に倒れこんでしまった二人。
二人が飲んでいた杯がコト…と倒れると、こぼれた部分からシュワシュワと
奇妙な液胞が出ていた。

「よっと…。」
気を失った二人を担いで甘寧が酒場を出ようとした。
「ちょっとお客さん!お勘定!!」
当然店主が呼びとめる。

「…あそこの分はわたくしが払いますわ。」

カウンターに座る一人の女性が答えた。
68ヒロ 11/22:03/08/09 19:07 ID:KL7q5wMB
「はあ?…お、お嬢さんが払うのかい?」
「ええ。あちらの分はわたくしが……」
甘寧と目が合うとニヤリと笑い合い、
「払いますから♪」
店主にニコニコと笑顔をおくった。


「う……ん」
「ここ…は……?」

木造の部屋で目を覚ました二人。
「……俺ん家だ。といっても船の中だがな。」
甘寧があぐらをかいて座っていた。
「……何をする気かしら?」
「ましゃか……この展開はっ……」
「おっと、察しがいいな。こういう時は体で払うのが筋ってモンだろ?」

「まったく、こんなことではないかと思いましたわ……」
「うわ〜ん、あたしのむちむちぼでぃがぁ〜…」
自分の胸をギュッと握り、いやんいやんと悶える小喬。
「…………」
何も言えない二人。

「まぁ、いいですわ。わたくしがお相手してさしあげます。」
ふぁさ…と髪を掻きあげ、甘寧に近づく甄姫。
「そうか?じゃあまずは……」
甘寧は仁王立ちして膝をつく甄姫の髪を撫でた。
「……とっくりしゃぶってもらおうか?」
69ヒロ 12/22:03/08/09 19:08 ID:KL7q5wMB
「まったく、報酬額が多すぎますわよ…このような美女と話せるだけでも……」
ブツブツと文句を言いながら甘寧の服を脱がしていく甄姫。

「まったく、報酬額が多すぎましゅわよ…こんな美少女と話せるだけでも……」
ブツブツと文句を言いながら甄姫の服を脱がしていく小喬。
「ちょ、ちょっと…小喬さん?」
「まぁまぁ。あたしも手伝うよ。」
「いいのよ。ここはわたくしが……んんっ……!?」

小喬がガバッと抱きつき、甄姫の唇を奪った。
大きく口が開けば、互いの舌先がチロチロと触れ合い追いかけ合う。

「お〜い……」
一人たたずむ甘寧。
うっとりと見つめ合い、互いの唇を繋ぐ糸を辿りながら再び唇を交わす。
続いて甄姫もイチャイチャしながら小喬の服を脱がしていった。

「お〜いって……」
「もうっ、うるしゃいなぁ……今いいとこなのにさっ……」
「そうですわよ。せっかく可憐な花園を………」

「…いいから俺も混ぜろ。」
頭を抱える甘寧が仁王立ちのまま近づく。

「しょーがないね。やっちゃろかいっ♪」
「ありがたく思いなさいよ?こんな極上の美女二人が……」
70ヒロ 13/22:03/08/09 19:09 ID:KL7q5wMB
二人の唇が欲棒に近づく。
それぞれが亀頭の左右にチュッ…とくちづけを送った。
互いの舌が触れ合いながら、チロチロと舌先で亀頭全体を舐め回す。

亀頭をよだれでビチョビチョにすると、続いて竿の部分に移った。
左右をそれぞれレロレロと舐めたり、チュウー…と吸いついたり、
唇自体でしごいたりして愛撫する二人。

「くぁーーっ!…こりゃ……すげーー……ぜ!!」

巧みな舌技でカリや亀頭をレロレロと激しく愛撫する甄姫。
少し不慣れではあるけれども一生懸命舌を動かす小喬。
二人の異なる舌使いはさらに甘寧を興奮させていく。

「お、おい……タマも……しゃぶってくれ……」

二人はそれぞれ人差し指を重ねて勃起を持ち上げると、もはや何も言わず
素直に陰嚢に吸いついた。
モゴモゴ…と口内でまったりと転がし、息を合わせてチュポン、チュポンッと
交互に吸いついては離し…を繰り返した。
二人が人差し指で抑える勃起がビクビクと脈打っている。

ヌメヌメと裏筋に舌を這わせながら、二人は亀頭に辿り着いた。
「あ〜ん……んむ…」
小喬が大きく口を開けて勃起を奥まで咥えこみ、素早く解放した後、
「あむっ……」
甄姫が素早く咥えこみ、続いてすぐさま小喬が再び咥えこむ。
欲棒が二人の口内に交互に囚われては解放された。
71ヒロ 14/22:03/08/09 19:09 ID:KL7q5wMB
「うおっ……おっ……おぅっ……くぅ………あ〜……いい………」
甘寧は上からすっと手を延ばし、甄姫の豊乳を揉みしだいた。
「ん゙〜っ!!」
甄姫の乳首を指で弾く一方、小喬の頭を撫でる。
「……あ、あたしも揉んでよっ…!」
「おいおい、揉むほどのモンが――」

がぶー。
「いてっ…!」

「おっほっほ、甘寧の言う通りですわ。この猛乳を見れば当然♪」
「む〜!!……今に…今に見てなしゃい……」

噛んだ部分を癒す様にしてペロペロとしゃぶり倒す。
もはやどちらの唾液かも分からぬほど、勃起がよだれでビチャビチャに
濡れ光っていた。

甄姫が膝立ちして豊かな胸で勃起を包みこんだ。
「よろしかったら…後ろからお願いできる?」
「……りょーかいっ♪」

甄姫の背後に回り、柔らかな乳房を寄せてヌコヌコと上下させ始めた。
「そう…そう…あん………上手…ですわよ……」
甄姫がすっと後ろに手を延ばし、小喬の秘部に触れた。

クチクチュッ……クチャ……ピチュ……
「きゃうんっ!!……だ……だめっ………だ…め…だよぉっ………」
72ヒロ 15/22:03/08/09 19:10 ID:KL7q5wMB
「あら…やめて……いいのかしら……?」
「あうっ!…だめぇ……それも…だめぇっ………んああ………あぅっ!……」

たまらず小喬は甄姫の耳たぶに吸いついた。
「はあんっ!」
ゾクゾクと身震いさせて悶える甄姫。
チュウチュウとうなじに吸いつき、首筋をピチャピチャと丁寧に舌で愛撫する。
「あはぁ……だめ…よ……そんな………したら……」
「おら、舌も使えって……」
そんな甄姫の頭をグイと下に向けさせる甘寧。

ヌコヌコと勃起が豊かな谷間から出る度に、舌先でチョン…チョン…と
挨拶するように舐め取った。

小喬が強く乳房を掴んでギュウーッ……と搾り込むと、亀頭の先に欲望の雫が
溢れ出た。すかさず甄姫がチュッチュッと愛らしいくちづけで吸い取る。

視覚的な快感が急速に甘寧を射精へと導いた。
「くっ!!……い………いくっ!!」
ぐー…と甘寧が腰を突き上げると、谷間から亀頭が突出した。
パクリと甄姫が咥えこんだ瞬間、

「あぶぁッ!!!」
甄姫の唇を破って、怒涛の勢いで精液が放出された。
ドクドクと溢れ出る精液を二人は次々に舐め取り、嚥下していく。

甄姫の胸の谷間にも飛び散った精液を、小喬がペロペロと掃除し始めた。
「綺麗にしてあげるね…甄姫しゃん…」
「あ……嬉しい…ですわ……小喬さん……」
きつく甄姫が抱きしめるとうっとりと見つめ合い、くちづけ合う。
73ヒロ 16/22:03/08/09 19:10 ID:KL7q5wMB
そのままドサッ…と小喬が上から押し倒す形となった。
小喬が含んだ精液を、下の甄姫に口内で渡し、味わい合う。

見つめあってコクン…と飲み干すと、また唇を交わした。
きつく抱き合うために甄姫の乳房が小喬の胸で押しつぶされている。

「甄姫しゃん……あったかくて……やわらかい……」
「小喬さんも…とても綺麗な体よ………」
下から小喬の尻を揉みしだく。
「や…ん………そんな……ふあ……気持ち……いぃ……」
上の小喬の秘部から垂れる一筋の液体が、甄姫の秘部へと辿り着く。

そうしている内に、甘寧が二人の足元に入りこんだ。
「俺も交ぜてもらおう……かっ!?」

ズプッ!!
「ひゃあああっ!!」

甘寧はお構いなしに小喬の膣へと勃起を送りこんだ。
「あう!…あうん!…あうぅっ!!………お…おっ……おっき…いッ!」
甄姫の眼前で淫らに震える小喬。

ズン…ズンッ…とゆっくりと突かれる度に、小喬の顔が快楽に歪む。
小喬が流す官能の涙を、甄姫が優しく淫らに舐め取る。

「ひゃうっ!……ぬ…抜いちゃ……やあぁ………」
チュポン……と小喬からいったん引き抜くと、

「んはああぁーーーーっ!!!」
次は甄姫の番だった。
こちらは小喬とは違い、最初から怒涛の勢いで欲棒を送りこむ。
74ヒロ 17/22:03/08/09 19:11 ID:KL7q5wMB
「あはぁっ!…あっ!……やっ!!…はひ…い……あんっ!…んんーっ!!」
大きく仰け反って首筋を剥き出し、律動に支配されてしまった甄姫。

荒荒しく息を切らす小喬は、甄姫の桃色の乳首を含んだ。
小喬の唇によって固定される乳首周辺以外、律動のために乳肉が大きく弾む。

ぎゅうーっ…と乳房を寄せて、甘寧が突く度に左右の乳首を交互に吸った。
「ああっ!……んああっ!…やはぁ……そ…んな………だめっ!…だめえっ!」
「おっぱい…気持ち…良い?……甄姫しゃん…?」
熱に浮かれたような目で甄姫に問い掛ける小喬。
それを見ていた甘寧は、より一層腰使いを早めて甄姫を妨害した。

「ねえ……甄姫しゃん……?」
コリコリと乳首をこねくりながら小喬が問う。
大きく仰け反る甄姫は、喘ぎ声を挙げる中で細かに頷くしかなかった。

「はきゃあっ!!…んあぅっ!!…やっ!…あっ!あっ!!…やぁっ!」
小喬が穿たれる番となった。
先程とは比べ物にならない速さで穿たれる小喬。

「ひゃうっ!…やんっ!…やん!……だ…めえっ!……し…死んじゃ…」
甄姫がお返しとばかりに下から陰核をキュッキュッと摘む。

「んあっ!!……だめ……あぅ……だ…め……ふあぁっ……くぅんっ!!……」

小喬の口元からよだれが漏れ、甄姫の胸元に広がっていく。
「……うあぁっ……や…あ!…あっ!…ああっ!…んああああっ!!!」
ギュウーッ…と甄姫の乳房を鷲掴みにすると、小喬はパタリと動かなくなった。
75ヒロ 18/22:03/08/09 19:11 ID:KL7q5wMB
「おっと……イっちまいやがったか……」
そう言って甘寧は小喬から欲棒を引き抜き、
「はあああんッ!!!」
甄姫に挿入した。

グチュグチュと淫靡な音が立ち、甄姫の口からは快楽の音色が漏れ出した。
揺れる乳房の上で、小喬が満足そうに気を失っている。
柔軟な股を驚くほど大きく開かせ、執拗なまでに子宮口に亀頭を打ち込む。

「ああっ!…はぁっ……はあぁっ!……す…すご……いっ……!」
「うあっ……すげー……おまえら……すげー……ぜ……」
甄姫の上に倒れ込む小喬の腰を掴み、ひたすらに腰を突き込む甘寧。

「ん………んあ……」
あまりに甘寧がきつく腰を掴むために、小喬が目を覚ました。

「お、起きやがった?」
軽い失神から目覚めた小喬に気付くと、

「やぁーーーっ!!……あっ!…あひッ……やんっ!…あんっ!…んんっ!!」
甘寧はおはようの挨拶とばかりに小喬を穿ち始めた。
甄姫をしばらく放置し、徹底的に小喬を貫き続ける甘寧。

猛烈な突きこみに加えて、またも甄姫が陰核をつねった。
「だめっ!だめぇーっ!!……きゃあーーーーーーっ!!」
無残にも小喬は再びガグッ、ガグンッと痙攣しながら失神した。
大量の愛液が結合部から溢れ、甄姫の秘部へと垂れ落ちていく。
76ヒロ 19/22:03/08/09 19:12 ID:KL7q5wMB
「……ん…」
小喬が目覚めると、眼前で甄姫が果てようとしていた。
相当激しく貫かれ続けたようで、玉のような汗を額に浮かべている。

「わ、わたくし…もう……ああっ!!……もう!…もうっ!!」

カリッ!
その瞬間、小喬が桃色の乳首を軽く噛んだ。

「ゃあああーーーーーーッ!!!」

甄姫は小喬ごと激しく弾み、ビクッ、ビクッと大きく仰け反った。
「しゃあっ!」
甘寧は甄姫から欲棒を引き抜くと、二人の眼前でゴシゴシとしごいた。
二人は淫靡な瞳で欲棒を見つめ、舌を突き出して精を待つ。

「おらぁっ!!」

「きゃあっ……ぷぁっ……」
「あっ……あぁ…すごい…」

二回目というのに先程と引けをとらない程の勢いで二人の顔に精が放たれた。

脈打つ亀頭にむしゃぶりつく二人。
淫らに舌を踊らせ、溢れる精液を丁寧に飲み干していった。
二人とも射精が止まっても愛らしくくちづけをしたり、舌でレロレロと
くすぐり、萎え行く陰茎をいつまでも可愛がった。
77ヒロ 20/22:03/08/09 19:12 ID:KL7q5wMB
甘寧がドサッと座りこむと、続いて二人は互いの顔に跳ねた精液を舐め合った。
「甄姫しゃん……」
「小喬さん……」
唇を交わし、舌を絡めて互いの唾液を送り合う。
「ねぇ……おっぱい…吸っていい……?」
今にも眠ってしまいそうな半目で小喬が尋ねた。
「ええ…いいわよ。」
甄姫がクスッと微笑むと、小喬は目を閉じチュウチュウと桃色に吸いついた。
小喬の髪を優しく撫で、甄姫もうっとりと目を閉じる。

しばらくすると、二人は眠りに落ちていった。
「……ったく……俺が世話してどうすんだよ……」
ポリポリと頭を掻きながら大きな布を二人にかけてやる甘寧。


もうすぐ夜明けかという頃、二人は宮殿に帰ってきた。
「ありり?……あそこにいるのって……」
宮殿へと続く小川に何かを投げ捨てている人物がいる。
「貂蝉じゃないの……」

「……おかえりなさい。」
笑顔で二人を迎える。
「ただいま、貂蝉。」
「ど、どうしたの、貂蝉しゃん?…こ〜んなに暗いのに?」

「お二人を待ってたの♪」
「んん〜?…そうなの…?」
首を傾げる小喬。
78ヒロ 21/22:03/08/09 19:12 ID:KL7q5wMB
その笑顔で全てを察した甄姫は、腕組みをして貂蝉と睨み合った。
「貂蝉……何か知ってるようねぇ……?」
「あらぁん、なんの事かしらぁ?」
二人がバチバチと火花を散らし、険悪な雰囲気になった。

「こりゃっ!」
一喝と共に、甄姫と貂蝉の尻をペチンペチンと叩いた小喬。
「やんっ!」
「あん…」
「…そんな怖い顔で睨んじゃだめっ!……ほりほり。」

自分を真ん中にして二人を橋渡しする様にして手を繋いだ。
「仲良く帰るのだぁっ♪」

ニコッ…と太陽の様な明るい笑顔を二人に送った。
思わず顔を見合わせる甄姫と貂蝉。二人はクスッと笑い合うと、
「そうね?…さ、戻りましょうか、貂蝉?」
「ええ……そうですわね、甄姫。」

こうして三人は手を繋ぎながら戻っていった。
「小喬さん、今から一緒に寝ましょうか?」
「えっ、まじ?…貂蝉しゃんっ!?」
「ええ♪」
「やっほ〜いっ!…ね、ね、甄姫しゃんも一緒に寝よ?」
「あら、わたくしもいいの?」
小喬がキラキラした瞳で貂蝉を見上げる。
「ええ、当然ですわよ♪」
きっぱりと笑顔で頷く貂蝉。
79ヒロ 22/22:03/08/09 19:13 ID:KL7q5wMB
「やたーーーっ!じゃあじゃあ、三人だから〜おっきい寝床のとこでしょ〜…」
「それならわたくしの部屋ね?」
「そだね!甄姫しゃんの部屋が一番おっきもんね?」
「ふふ、小喬さん……嬉しそうね?」
「だって〜、二人のおっぱい吸いたい放題じゃんっ!」
「まあ……」
「小喬さんったら……」
「だめ〜?」
まるで二人の母親に駄々をこねる子供のような小喬。
「ええ、いいわよ〜♪」
「わたくしの猛乳、心行くまで吸うがよくってよ♪」

ニコニコと微笑み合う三人を、ようやく出てきた朝日が照らす。
こうしてこの大騒動は幕を下ろした。
80ヒロ おまけ:03/08/09 19:14 ID:KL7q5wMB
翌日。
「おらおら、野郎ども!…さっさと釣らねえと晩飯さえ食えねえぞ〜!?」
『へ〜い……』

長江に大きな船を浮かべ、手下と共に釣りに励む甘寧。
「ったく!あいつらのせいで大損だぜ…っと、来た来たーー!!
 こりゃ…大物だぜ!」
『すげえ引きでげすよ!』
「お、おい!網だ網!…網持って来い!!………うおりゃあっ!!」
ザバァッ!!

『な、なんだこりゃ?』
「こりゃあ……あん時とられた金の髪飾りじゃねーか!!」
『これを売れば今晩のおまんまは大丈夫でげす〜!』
「あ、あの女…捨てやがったなっ!?おい、お前ら!ちょっと待ってろ!」
そのまま甘寧は素っ裸になって長江へと飛びこんだ。
「(って事はだ……水晶玉もこの辺に転がってるはずだぜ……)」
『親分〜!…はやく晩飯にしやしょうぜ〜〜!?』
「プハァッ!…おい!お前らも泳いで水晶玉探せ!」
『親分〜!!』
「早くしろぃ!ぶっ殺すぞ手前ら!!」
『へい!!』

その頃……
「ありり、貂蝉しゃん……まだその水晶玉持ってんだ?」
「あら、これ?…そうなの。これだけは気に入りましたの♪」
「ふ〜ん。」

甘寧と手下達の水泳は続く……。
81ヒロ:03/08/09 19:23 ID:KL7q5wMB
以上、「復讐劇最終章 〜連姦の計〜」でした。

貂蝉と甘寧がいつ接触したかは僕自身決めていません。でもおそらくは……。
いますよね、こういうちゃっかりした人(笑) おそまつ様でした。
82ケン ◆3GeKd17wBo :03/08/09 19:43 ID:I2J38/mb
ネ申キターーーー(゚∀゚)ーーーーー!!!
ヒロさん最高ですた!
次回作期待して待っています!
83名無しさん@ピンキー:03/08/09 20:59 ID:24dl2vbh
ヒロさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
今回もとってもハァハァさせていただきました!
84名無しさん@ピンキー:03/08/10 00:04 ID:R7cL+hxL
うん、いいものが読めてわしは幸せじゃ。
みんながんがれ。
85名無しさん@ピンキー:03/08/10 12:27 ID:/di7J4N5
ヒロ氏キタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!

もう最高ですた。。。
86前スレ573こと山之内:03/08/10 23:41 ID:YTj6g4EO
ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/niji/img-box/img20030810233710.jpg

ヒロ氏の作品に萌えさせて頂いたので、
小喬描いてみますた。絵掲なんで、少々荒いです......(⊃Д`)
87ケン ◆3GeKd17wBo :03/08/11 01:59 ID:JiC4D82u
前スレを見てたらこの板でSSコンペを開催するらしいのですが
皆さんどう致しますか?
88名無しさん@ピンキー:03/08/11 07:04 ID:Hs3m/77J
>86
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
来たキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
>絵掲なんで、少々荒いです......(⊃Д`)
そんなこと言わずにどしどし載せちゃってくださいハァハァ
89森川K太郎 ◆s4sQgWdsYI :03/08/13 00:29 ID:S/F3655Y
諸事情により、ssの投下を停止する事に致しました。
(いらっしゃるか分かりませんが)
自分のssの続きを楽しみにして下さっていた方々には申し訳無いと思っています。
短い間ですが、感想等を下さって本当にありがとうございました。
他の神々が、これからもこのスレを盛り上げていって下さることを願っています。
それでは、またどこかでお会いしましょう。
90山之内:03/08/15 02:58 ID:qasRIRFX
起爆剤…になると良いな、と思って描いてみますた。尚香
ttp://pink.sakura.ne.jp/~saika/search/bbs/BBSNote/data/ImG_002681.jpg
91名無しさん@ピンキー:03/08/15 10:57 ID:BIZBjkGd
神キタ━(゚∀゚)━┥東│東│東│ │ │ │発│発│発│中│中│中│北┝┥北┝━(゚∀゚)━!!!!!
尚タンの表情がdlkggjんvkjdbま



(;´Д`)ハァハァ
92名無しさん@ピンキー:03/08/15 15:13 ID:+OSMOstk
http://www.sexlola.com/cgi-bin/top.cgi?in=1200
210.142.178.146 , nsb.nag.ac.jp ?
93名無しさん@ピンキー:03/08/15 15:36 ID:OOTiY4Ms
いいねえ。キターって感じだね。
94山崎 渉:03/08/15 15:51 ID:7WSqfyM8
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
95名無しさん@ピンキー:03/08/15 19:42 ID:nw/18o3j
期待age
96名無しさん@ピンキー:03/08/16 19:30 ID:PG4FMN1Z
どうしてもユリに見えてしまう・・・。
97名無しさん@ピンキー:03/08/20 00:46 ID:EgVf9n6G
人少な杉
コミケだから?神達、はやく現われてくらさいな
98名無しさん@ピンキー:03/08/20 18:55 ID:Yp2CwYGY
諸葛亮・・・・・神を・・・・・!!!!
99前725改めトモトモ:03/08/22 00:36 ID:cJO3iUUg
お久しぶりです。夏の祭典が終わりやっと来れました。
こっそりと書いてみたのですが投下させてください。
何気に前の続きだったりします。

100前725改めトモトモ 1/12:03/08/22 00:40 ID:cJO3iUUg
曖昧な空気の中。
その影を照らすのは遥か彼方の月だけ。

嫌味な程に輝く満月は
こうこうと照り、影を地に落す。

吐く息が甘い。

身体がけだるい。

先刻から睦みあう二人は流れる時を忘れ
お互いを貪りあうだけ。

女は激しく呼吸を繰り返し自分を貪る。
満月に照らされ神々しく輝く女。
神秘的だ。
女神が舞い降りて来たのかもしれない。
しかし、この場合は女神と言う事場ではなく…

「もう駄目なんですの?!ほら、しっかりと奉仕しなさい!」

「女王様」と言った方が正しいのかもしれない。
101トモトモ 2/12:03/08/22 00:40 ID:cJO3iUUg
男の四肢は縄で寝台に固定されていた。
藍色の着物は脱がされず、代りに越し回りの部分だけが
露出している。ぴょこんと突出した男性器が妙に藍色の着物と
不釣合いで男は恥辱を感じてしまう。
女は細く白い指を伸ばし、男の淫茎にちょんと触れた。
「く……」
うめきは直に敏感な下腹部に現れた。
ー女から辱めを受けるとはー
男は屈辱で下唇を噛んだ。
だが、男の意思とは裏腹に敏感な男性器は過剰に反応する。
「ふふ……ここだけは立派ですわね……」
くすくすと笑うその意図が解らず…否、解りたくもなく、
男は反論に出る。
「ふん……貴方こそ…こんな趣味をお持ちとは…ぐおっ!」
口の橋を吊り上げる事はできなかった。
その前に女の細指から信じられない程の力が出て、
彼を握りしめたからである。
「まあ……これしきの事で悲鳴をあげてどうするのですか……
 これじゃあ何時まで経っても諸葛亮には敵いませんわよ」
「ぐぅ……」
102トモトモ 3/12:03/08/22 00:41 ID:cJO3iUUg
可愛いと思った。
男の悔しがる顔を見て女は良い気分になる。
すぐ拗ねるこの男をからかう事は
気まぐれな自分にとって一つの楽しみになっていたからだ。
「あら!こんなにされているのに…貴方の男子はしっかりと
 反論していますわ」
そっと手の中を見ると、ビクビクと痙攣を起こし、力強く
そそり立っているモノがある。
女の愛撫で尿口から先走り液を流し。
それがテロテロと満月の光を受け輝いていた。
「くっ……姫…甄姫殿…」
男は苦しい中、女の名を呼ぶ。
「なんですの?司馬懿……」
男に敬意を腹ってか、甄姫も男の名を呼んだ。
「このような仕打ちは……くっ……」
「駄目ですわ。貴方ったら、あまりに不甲斐無いんですもの」
クスクスと笑う甄姫。
甄姫と司馬懿の淫らな行為は今に始まった事ではない。
前から人目を避けてはこの様に淫らに舞う事もあった。
「ほーら…早くなんとかしないと、また射精してしまいますわよ」
くりくりと筋をなぞり、先っぽの敏感な部分に吐息をかける。
甄姫の吐息は甘く、それでいてぞっとするような快楽を
与えてくれる。怪しい動きに反応する様に先ほどから
陰茎はピクピクと痙攣をしていた。
103トモトモ 4/12:03/08/22 00:41 ID:cJO3iUUg
「……」
「……」
「………あの……」
沈黙に絶えきれず、少年はそっと口を開いた。
「なんだよ」
「いえ……」
怪訝そうに男ー少年の先輩だろうーは返事をする。
「すごいですよね……」
「ああ……」
そして沈黙。

少年、姜維と先輩株の趙雲、馬超は
何故か魏の国に来ていた。

現在魏と蜀は交戦中である。
そんな危うい所に彼等が偲びこんだのは訳があった。

先日の事である。何故か趙雲は孫尚香にボコボコにされ、自宅で
教養していた。と、そんな彼に諸葛亮は菓子折りを弟子に
持たせた。しかし、その菓子には南蛮産「倍亜倉」が混入されていたのだ。
そんなモノを食べてしまったら最後、無双乱舞の打ちまくり。
彼等は丞相、諸葛亮に復讐を誓ったのだった。
3人は「槍族会議」を開き、どうやって彼に復讐するかを
考えた。
104トモトモ 5/12:03/08/22 00:41 ID:cJO3iUUg
「では……黄夫人に『筆おろし』をしてもらうってのはどうだ?」
最初に案を出したのは馬超。
「え……!そ……そんな!!」
驚愕の表情をした二人を余所目に、馬超は淡々と語る。
「夫の罪は妻の罪だろ……いくら月英様たって、男3人で取り押さえれば……」
頭の中でシュミレートしてみる。
縄で腕を縛られ、鎧を剥ぎ取られる。
愛用の武器、湖底蒼月が音をたて落ち、頭の冠を押さえつけ、
上品な口腔に熱い塊を突っ込む。腕を押さえ……
「この不埒者ーーーー!!!!」
趙雲が叫ぶと同時に、馬超は頬を殴られ数尺吹っ飛んだ。
そして、わなわなと震えながら叫ぶ。
「ここここ……こんな強姦なんて、淫行だなんて、
 鬼畜行為なんてできるかーーー!!!!私は、劉玄徳の臣下として
真っ当な復讐をするのだーー!」
「姜維、お前もそう思うだろう!」
「は…はぁ…」
本当は不埒ながらも若い者特権の妄想力で
いたいけな「少年時代」を硬くさせていた姜維だったが、
怒り心頭で髪を逆立てる趙雲に逆らう事は、
山頂に布陣する事より危険だと思ったので逆らわない事にしておく。
105トモトモ 6/12:03/08/22 00:42 ID:cJO3iUUg
「では……丞相に『筆おろし』をしてもらうってのはどうだ?」
次に案を出したのも馬超。
「え……!そ……そんな!!」
驚愕の表情をした二人を余所目に、馬超は淡々と語る。
「本人の罪は本人の罪だろ……いくら丞相様たって、男3人で取り押さえれば……」
頭の中でシュミレートしてみる。
縄で腕を縛られ、木綿を剥ぎ取られる。
愛用の羽扇、朱雀羽扇が音をたて落ち、頭のかぼちゃを押さえつけ、
ヒゲ付きの口腔に熱い塊を突っ込む。腕を押さえ……
「馬超殿!もう、許してください!」
今度は姜維がわっと泣き出す。
「こんなのあんまりです!酷すぎます!」
折角の妄想で大きく膨らんだ夢はへなへなと萎んでしまった。
哀れ若い少年兵は必死に頭に浮ぶ師の悲痛を消そうと努力する。
「そうだよな…いくら女性に人気な俺達だって、
男より女とヤッた方が……」
106名無しさん@ピンキー:03/08/22 06:27 ID:QBsp1FRM
えっ?終了?
107トモトモ 7/12:03/08/22 15:54 ID:hbtnSc2g
申し訳ありません!続きを投下します。

「く……」
腕に食い込む縄の痛みに顔を歪ませ、司馬懿は唸る。
「クスクス……こんな状況で、まだ逃れようとしていますの?」
甄姫は、そっと司馬懿の顔に手を当てた。
冷たい手の平から伝わる、しなやかな感触。
指をつっと滑らし、彼の突起に触れる。
ぷにぷにと軽く押し、爪を立てる。
「ぐっ……!!」
恥辱を快楽としては駄目だ。それは
彼のプライドが許さない。
辛うじて声を上げる事は押さえた。
「……何時までそのやせ我慢が続きますかしら」
冷たく、それでいながら甘い声で囁くと、甄姫は状態を司馬懿の
腰までずらした。
艶かしく動かす桃尻にツンっと硬直した
男性器が当る。
「な……なにを……?」
解りきった事だが、聞いてみるしかない。
「ふふ……」
怪しく、微笑むと、一気に淫茎を秘部に押しこんだ。
「ぐうっ!!」
急な圧迫感に、襲われ、さすがの軍師も声を上げる。
しっとりと冷たい外皮とは違って、膣内は熱く
蕩けそうな感触を与える。
108トモトモ 8/12:03/08/22 15:55 ID:hbtnSc2g
彼の体液か、彼女の体液か
トロトロと、愛液が零れ落ち、彼の藍の衣を汚した。
「ん……貴方のお●ん●んすごく熱いですわ」
卑猥な言葉は余計に司馬懿の自羞恥心を高め、
また、淫茎に熱い血液を送りこむ。
「あっ……あん……はふぅ」
甄姫は更に腰の動きを早めていった。
ヌチュヌチュと響く音は、静かな部屋に響き、
結合部分からは熱い欲望が吐き出される。
「ぐお!!!」
司馬懿が叫ぶと、同時に彼から欲望が勢い良く吐き出された。
「はああああん!!!熱い、熱いですわぁあ!」
膣の中を熱く満たす精は、勢い良く子宮にあたる。
「ふぅ……」
甄姫は司馬懿の射精が終わるのを待つ。
たっぷりと射精され、膣内に入りきれない白液は
とろとろと藍色を濁す。
「うふふ……そろそろ…自由にしてあげますわ……」
甄姫は結合したままの状態でもそもそと動き始めた。
器用に四肢を拘束する縄を解く。
「全部解きましたわよ…さぁ。後は好きにしなさい」
あくまで余裕をかます甄姫。
109トモトモ 9/12:03/08/22 15:55 ID:hbtnSc2g
その体が急に垂直に倒れた。
「きゃ!」
小さな悲鳴と共に寝台の軋む音。
そして、司馬懿の手が彼女の乳房を鷲づかみにする。
「きゃあ!!」
汗で濡れた体にぴっちりと布が張り付き、硬くしこった乳首が
薄っすらと姿をあらわした。
司馬懿はそれをキュウウと摘み上げる。
「はぁん!お乳、そんなに搾っっちゃ駄目ですわ!」
「フンッ……淫婦が何を今更…」
甄姫の哀願を聞き入れず、更に突起を摘みあげ、上下にさすってみる。
いまや、彼女のたわわわな乳房は司馬懿の摘みあげで無理な動きを
させられていた。
「はぁああ!駄目!駄目ですの!私のお乳、そんなにしたら……」
「そんなにしたら…?ハハハ…千切れてしまいますか?甄姫様は
 巨乳ですからね!」
ギュウウと胸全体を揉みしだき、それに顔を埋める。
ハリも艶も良い乳房は何度愛撫しても飽き足らない。
「姫の乳房はまるで牛の様ですね!さながら、盛りのついた、メス牛ですか!?」
ワザと、被虐的な言葉を浴びさせ、否、彼女が好む言葉を浴びさせ
反応を楽しむ。すると、彼の言葉は予想以上に甄姫に
効いたらしく、膣内の中がギュッと締った。
「あああん!貴方こそ、盛りのついたオスではないですの!」
「お互い様…と言う事とですか……」
クスクスと笑うと、甄姫も苦しい表情を
少し和らげた。
110トモトモ 10/12:03/08/22 15:55 ID:hbtnSc2g
「くっ…」
司馬懿は彼女の足を持ち上げると、腰を一気に突き上げる。
「ああん!いいですわ!もっと!!もっと突きなさい!!」
激しいピストン運動の中、
甄姫の歓喜の声が段々と悲鳴に近い声に変わっていく。
司馬懿に激しく突き上げられ喘ぐ事も難しくなってくる。
「あ…!ひ!!!んんんーーーー!!!!」
「フフ…形勢逆転だな……さあ…姫…貴方は何を望むのですか?
 何時もの様に高飛車に言ってみればどうです?」
意地悪く、それでいて挑発をする様に語る司馬懿。
「ああ!臣下の癖に……生意気な…」
快感に身を震わせながらもけして女王で或る事を主張する。
「フンッ!では、このままで良いのですね……」
「んああ!駄目ぇぇ!駄目ですの!お乳…私のお乳を虐めなさい!
 くうん!これは……命令ですわぁ!!」
自分の胸を上下にさすりながら
玉の汗をかき、甄姫は臣下に命令を下す。
甄姫の胸は彼女の手でぷるぷると揺れていた。
尖った先端が被虐の時を待ち望んでいる。
「承知しました」
111トモトモ 11/12:03/08/22 15:56 ID:hbtnSc2g
ニヤリと笑うと、手にした漆黒の羽扇で彼女の胸を…
敏感な乳首を擽る。
「はあああ!いいの!そこですわ!ああ……!」
黒羽扇は硬くしこった乳首を中心に白い乳房、
乳輪をもしつこく擽りあげる。
その度に甄姫は大きく喘ぎ、また膣内からは愛液が
大量に流れる。
「甄姫様は本当に好きですね……」
「あん!お黙りなさい!貴方は……ただ……
 私の命令に従えば良…いのですわ!」
そろそろ、絶頂に近づいてきたのか、
司馬懿はぶるりと体を震わした。
「司馬懿……今度は私を庭に……」
「やれやれ…淫乱なご婦人だ」
司馬懿は甄姫を持ち上げると庭に向かう。
もちろん結合部分はそのままで…だ。
そして、薄暗い木陰に移動し終わると、そこで行為を再開する。
「あああん!余計に感じますわぁぁ!!」
背徳心か、誰かに見られるという恐怖心か…
それが甄姫の膣を余計に刺激し、陰茎を締め上げる。
「くぅ……甄姫様…そろそろ……」
「ああ!出しなさい!たっぷりと出すのですわ!!」
「ああああああ!!!!」
甄姫は悲鳴に近い声を上げ
達した。と、同時に、陰茎を素早く引き抜く。
「ぐああああ!!!」
急なピストン運動により今度は、司馬懿が達する。
標的をを失ったそれは……
ドプドプと近くの茂みに……
いや、茂みの中に隠れていた彼等に降り注いだ。
112トモトモ 12/12:03/08/22 16:03 ID:hbtnSc2g
「あら……見ていたんですの?ごめんさない。気が付きませんでしたわ」
クスクスと笑う甄姫。
彼女の小悪魔的な笑みを見る事もなく、
白液に染まった3人は、悲しい世界に入っていた。
それは現実逃避と言う人もいるだろう。
しかし、彼等は認める事ができなかった。
敵将、青白い男の精を顔面に受けた自分達を。

夏の暑い日、風鈴の音だけが静かに響いていた。

以上です。諸事情により投下が途中で途切れてしまい申し訳ありませんでした。
それと、森川K太郎様へ
今までありがとうございました、森川様の書かれる小説が大好きです。
あのしっとりとした雰囲気は私の目標でした…(ノД`)
再開を待っています!
113名無しさん@ピンキー:03/08/23 01:41 ID:AB0Kabug
トモトモ氏キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!


・・・・・って漏れだけ(´・ω・`)ショボーン


114山之内:03/08/23 08:28 ID:0eurbLi3
トモトモ神キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
S甄姫とM司馬懿に激しく萌えると共に、
蜀将共にワ ラ タ !

……我もおるぞ!同志よ!(w>>113
115名無しさん@ピンキー:03/08/23 08:28 ID:sQxab9sm
>トモトモ氏
イイ!
槍族3人はいつまで我慢させられてるのかなw

>森川K太郎氏
亀レスだけど、俺もあなたのSS好きでした。
残念だけど仕方ないですね(ノД`)・゚・。ありがとう
116名無しさん@ピンキー:03/08/23 14:07 ID:aB4ryQ27
久々キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
117多分続く:03/08/26 05:17 ID:yQuZagbc
魏と呉の合戦のさなか、一人孫尚香は一騎で林の中をさ迷っていた。
別働隊として、敵の背後を突こうとしたが気づかれて逆に急襲されてしまった。
孤立した尚香は親衛隊の援護のもと一騎で逃げ切った。
「このまま進めば呉の陣に帰れるはず」
ひたすら林の中を勢いよく馬で駆ける。
「ジャーンジャーン」
後ろからドラの声が聞こえ
「やばい、追いつかれた」
勢いをまして尚香は馬で逃げる。
「うん?あああ!」
何かにひっかかったらしく、尚香は勢いよく馬から落ちた。
木の上から数人の男が猿のように飛び降りて尚香を取り押さえ、後ろから男が数人がかけつけた。
「ちょっと!いやぁぁーやめなさいよ!」
尚香は必死に抵抗するも武器がない女が数人の男に取り押さえられたら勝負はない。
後ろ手にされ、手は縄で縛られて身動きが出来ない。
118多分続く:03/08/26 05:18 ID:yQuZagbc
「隊長、この女をどうしますか」
男が隊長らしき男に問うと
「曹操様から呉の武将を捕らえたら懸賞金をもらえる。女武将となるとさぞお喜びになられよう。」
男は笑いながら言った
「だが、戦場だから無傷で捕らえられるわけはない。少し遊んでもいいだろう」
そう言うと男達は歓声を上げた
「それじゃさっきの民家のほうへ連れて行け」
そう支持すると孫尚香につながれた縄を男が乱暴にひく。
「ちょっと、なにするのよ!乱暴にしないで。」
と孫尚香が言うと
「うるさい、だまれ!」
と孫尚香のみぞうちを殴った。
「うっ・・」
おとなしくなった孫尚香につながれた縄を持って男は馬を走らせた。
「きゃゃあああ」
孫尚香は地面に叩きつけられ、そして引きずられた。
119多分続く:03/08/26 05:18 ID:yQuZagbc
途中で木にあたったりして孫尚香の体を痛めつける
「(痛い!痛い!)」
孫尚香は声を発する事も出来ずひきずれられる。
民家に到着した時は孫尚香の体はぼろぼろになっていた。
衣服はぼろぼろになれ、甲冑は取れる寸前であった。
甲冑が無かったらいまごろはもっと酷い状態だっただろうと孫尚香は思った。
「さぁ、ついてこい」
と孫尚香は立ち上がらされて歩かされた。
民家の中に入ると誰も居ないようで、家具も何もなかった。
しかし、部屋に入るとそこにはおびただしい器具が合った。
「な・・なにをするきなの!」
突如、男が孫尚香に襲いだして、衣服を剥ぎ取ろうとした。
「さぁ、もうやってもいいぞ」
と隊長が不気味な笑顔を浮かびながら言う」
「きゃあ!やめて!やめてったら!」
さっきの引きずりで抵抗する力を失い後ろ手をしばられた孫尚香は声を出す事しか出来ない。
体を左右に振るが、何の威力もない。
120多分続く:03/08/26 05:18 ID:yQuZagbc
全裸にされた孫尚香は恥ずかしさのあまり体を地面につけて隠そうとしたが、すぐに男にもとに戻された。
後ろ手の縄をはずされた孫尚香が逃げようとすると、男がすぐに押さえた。
「よし、おまえからやっていいぞ」
と隊長が言うと孫尚香の前で男が脱ぎだした。
孫尚香は何をされるか解っていたが混乱のあまり何も出来ない、しようとしてもこう押さえられては何も出来ない。
「へへ、いい乳してるじゃないか」
と男が無造作にもみだした
「いやぁ、さわらないで!」
孫尚香は抵抗しようとするが両手と足を押さえつけられ、仰向けになっている。
びくっ!と孫尚香は感じるが恥ずかしさから声は出せない。いやだしたくない。
男達が喜びそうな表現をすると図に乗ってしまうと考えた。しかし
「はぁはぁ」
うっかり声に出してしまった
「おい!感じてるぜ!」
「もう胸はいいだろ!」
男が口々に声を出す。
「おい、もう下が濡れてるじゃないか。感じてるんじゃないか」
と男は言うと孫尚香は
「そ、そんなことないわよ」
だが、男が孫尚香の秘所を触りだした。
121多分続く:03/08/26 05:18 ID:yQuZagbc
「ああっ!」
孫尚香が口に出す。すると男は
「お前、男とやったことがあるのか?処女か?」と問う。孫尚香は
「そんなことどうして、あんたたちに言わないといけないのよ!」
と言うと、
「きゃあ!」
男の拳が飛んだ。何度も殴られた。
「うう・・」
孫尚香は目に涙を浮かべて痛みをこらえた。
「さぁ!言えよ!そこにある棒で殴ろうか!」
と男に言われたので孫尚香はしかたなく
「しょ・・処女よ」
と言った。
「こんな可愛い顔してまだやったことがないなんて、さすが呉の女武将だ」
男達は口々に言い出した。
「それなら、指でやらずに、そのままやってやるか」
と男は、自分の性器をそのまま孫尚香の秘所に入れた
「ぎゃあーーー痛い痛い」
孫尚香はいままで感じた事がない激痛に襲われた。
「やめて・・やめて・・やめてぇぇ」
孫尚香がやめてというと男が少し動いただけで孫尚香の超えは悲鳴に変わった。
122多分続く:03/08/26 05:19 ID:yQuZagbc
「へへ、やっぱり初物はいいよな」
「よし、ここからが本番だ動くぞ」
と男は腰をふりだして、動き出した。
「ぎゃああああ」
孫尚香はさっき以上の痛みを感じて泣き出した。
「痛い!・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁあ」
動きにつれて孫尚香から痛いという声から喘ぎ声がきこえだした。
「そら!もうだすぞ」
と男が言うと、男から精子が孫尚香の中に入った。
「ううう・・・」
孫尚香は泣きじゃくった。
戦場で捕らえられて男達の思い通りにされて悲しかった。
これから自分がどうなるのだろうと考えもつかなかった。

続く?
123名無しさん@ピンキー:03/08/27 03:11 ID:i0waijJS
すげぇ、つまんねぇ。
124名無しさん@ピンキー:03/08/27 03:19 ID:ABWCIj+s
あと2、3本くらい書いて少しは練習するといいかと思われ。素質がまったく無いわけではないと思う…と信じたい。
125名無しさん@ピンキー:03/08/27 06:00 ID:hIgEYpJv
こんなつまらないのはじめてみたよw
126名無しさん@ピンキー:03/08/27 14:58 ID:L+0x06Pd
確かに小説というより何か作文っぽい。
でも>>125は言い過ぎ。
文章として成立してない物や、原作完全無視の物より全然マシ。
127名無しさん@ピンキー:03/08/27 18:30 ID:DU8pRKeD
何だかヤンキー臭いと思った。
128ヒロ:03/08/27 19:25 ID:6EHY/kN7
 お久しぶりでございます。
 今eonetが書きこみ規制を受けており、作品をうpできません。
 この本文も別の方に依頼して書きこんでもらいました。
 規制解除まで1ヶ月や2ヵ月、ひどくて2年(?)とも聞いてます。
 必ず。必ずここに戻りますのでお待ちください。時々ご連絡致します。
129名無しさん@ピンキー:03/08/29 08:34 ID:uU+y+tCV
>ヒロさん

復活、気長に待ってます。規制って辛いですよね・・・・。
この機会にガッツリ充電して、規制が解けたら思う存分に筆を振るって下さいな。
130名無しさん@ピンキー:03/08/31 07:09 ID:HjKNJ0mg
さて、寝るか
131さんや ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 09:48 ID:HS04F2zA
皆さん色々と乙です。
個人的にトモトモ氏の槍使い達の今後が楽しみです。
ヒロさん、復活お待ち申しております。

えーと、夏コミ帰還後すぐに上げられるかと思ったら
いつのまにか8月の最終日……
慌てて工作を仕上げていた、遠い遠い記憶が蘇ってきます。

普通に半同意な徐晃×月英が出来上がりましたので
投下させていただきます。
132さんや 1/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 09:49 ID:HS04F2zA
 蜀陣営では、酒盛りが行われていた。
 戦時中だというのに呑気なものである。
 しかしこれは敵…魏陣営を挑発するためであった。
 同時に、休むことなく敵を罵る兵士の声がしている。

 その酒盛りは、武将全員が率先して行えという諸葛亮の
達しがあった。それは、女性武将であり、諸葛亮の妻でも
ある月英も例外ではない。
 しかし、彼女は酒自体も、こういった無遠慮な酒盛りは
好きではなかった。

 嗜む程度の酒が少し回ってきた頃、月英はふと甘い香りを
感じた。
 酒の勢いも手伝って、彼女は誰にも何も言わずに酒に酔う
男達の喧騒を離れた。
133さんや 2/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 09:50 ID:HS04F2zA
 月英がその甘い香りに誘われて辿りついた先には、
濃淡交々の桃色の美しい花をたくさん付けた木々が
立ち並んでいた。
 どれも満開で、花が咲き乱れるその情景に彼女の目は
奪われた。
「桃の木だろうか…美しい…」
 その時月英は、自分以外の声を聞いた。

「このような所に…風流であるな。うむ、花の香りも良い。
少し涼んでいこうか」
 警戒し声の主を分析し始めると、それは彼女のほうへ
歩み寄ってきた。そして、姿形を認識できるまでにそれが
近づいた時、月英は、いや「それ」も驚いて、即座に相手を
呼ばわった。

「そなたは、徐晃殿!」
「月英殿!」
 双方共に名の知れた武将であるし、戦場で顔を合わせた
事もある。忘れようも無い姿が目の前にある。
 そう思うと同時に、互いは互いを敵と認識して身構え、
得物を構えた。

 その時、それを諫めるかのように風が吹いた。
 風はこの桃色の花に似合いの匂いを運び、その匂いを
感じた二人は、嵐が過ぎ去ったかのように、急に穏やかな
気分になった。
134さんや 3/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 09:50 ID:HS04F2zA
「このような見事な場所で、血を流す事もあるまい」
 まずは、徐晃が戦斧を地に落とす。
「…そうですね」
 今度は月英が戈を下ろした。
 二人はそのまま木の根に腰を下ろした。


 涼やかにそよぐ風が花の香りを運んでくる。
 二人は、言葉無くそれを楽しんでいる。


 やがて、徐晃が口を開いた。
「こうしていると、心が穏やかになりますな…」
「そうですね、体がぽかぽかと暖まってきました」
 呟くように月英が返事をする。

 まだ花冷えのする春先。夜中に暖かくなるには早すぎる
季節である。
「申し上げにくいのですが、それほどの気候には…って、
ええっ!」
 徐晃の疑問に構わず、月英は驚くべき言動、そして行動に
出ていた。

「暑いので脱いでしまいましょう」
 月英は自分の鎧を外そうと手をかけていた。
 何のためらいも無く、冠、胸当て、胴当て…上から順番に
それを慣れた手つきで外していく。
135さんや4/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:00 ID:9mC946Aj
「…そうだな、互いに危害を加えぬのに身を守る鎧を纏う
事もあるまい」
 驚いた徐晃も少し考えた後にそう言って、彼女に倣って
鎧を脱ぎ始めた。
 この閑静な木々の中で、がちゃ、がちゃ、と金属が重なり
合い、地面に落ちる音が際立つ。
 ついに、二人共がその身に纏うのは、着衣のみとなって
しまった。

「身軽になり申したな」
 横にいる月英をちらちらと窺いつつ、徐晃はあえて平静を
装って木々を見つめる。
 普段は鎧を着、颯爽と戦場を駆ける女の、平服一枚となった
姿を見るのはもちろん初めてであり、これは女性にあまり
免疫が無く純情と言っても良い位の彼にとって、興奮を催す
刺激となるには充分だった。
 服から漏れる玉のような白い肌を、肩に流れる柔らかな
髪をその目に映し、彼の鼓動は激しく脈打っていた。
136さんや 5/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:07 ID:9mC946Aj
 その髪に、体に触れたい。撫でたい。その衣を剥いで…
 対象が目の前に居るだけに、想像が鮮明である。
 火照り始めた体の熱が下半身にまで伝達し、その中心部が
固くなってしまった。
 
 いけない。

 このような劣情を催すとは、武人として許し難い事だった。
 まだまだ修行が足りない、徐晃はそう思ってかぶりを
振った。と、同時に何故こうまで簡単に卑猥な妄想へ
行き着くのだろうと自問した。
 普段の彼には、考えられない事であった。

「どうしたのですか?」
「い、いや、なんでもござらん!」
 頭の中で彼女を裸にしていたなどと言えるわけがない。
 しかし次の瞬間、彼の想像は彼女の手によって実現した。
「ああ、暑い」
 月英は、なんと襟口を広げて胸元をあらわにした後、
帯に手をかけていたのだ。
 これには徐晃もびっくりして慌ててそれを制止する。
137さんや 6/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:10 ID:9mC946Aj
「ま!待って下され!そのようなはしたない事をするもの
ではござらん!」
「だって、暑いんですもの」
 必死で止めようとする徐晃に、月英は色を帯びた虚ろな
目で即答した。

「だからといってこのような…そうだ、拙者が扇ぎますゆえ」
 なんとか気持ちと股間を収めたくて理性的な提案をする
徐晃だったが、
「いいえ、そのような事ではないの…」
 彼女の潤んだ色気のある目は、むしろ劣情を増大させた…。

「体の奥が火照って火照って…」
「な、なんですと?」
 明らかに月英の様子がおかしい。
 気のせいか、花の香気が強くなった気がする。
138さんや 7/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:16 ID:9mC946Aj
「なんだか、もう、体中が疼いて疼いて……苦しい…
耐えられない………」
 既に全裸の彼女がそう言って身をよじると、股を開いて
 その体の奥から分泌された液で濡れた陰部を徐晃に見せた。
「ほら、もうこんなに…」
「…そうでござったか…」

「では、拙者が静めてみせよう」
 その状態を凝視して言う徐晃の目も、虚ろに変化していた。
「…ええ、おねがいするわ…」
 もはや彼らは、自分が何を言っているのかの判別もついて
いなかった。
 この花の香気は、確実に彼らの正気を奪っていったのである…。

 決めてしまえば早かった。
 彼らは一糸まとわぬ姿になり、互いを見つめ合った。
139さんや 8/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:20 ID:9mC946Aj
 徐晃は、その広がった股の奥にある薄く茶色い陰毛に
覆われた陰部を覗き込んだ。
 その奥からあふれ出る液体は、その秘肉どころか腿まで
べっとりと濡らしている。
 彼の手によってその割れ目が掻き分けられると、内から
溢れる液に濡れて光る膣内の肉が姿を現した。

 徐晃はさらに、肉付きの良い膣肉を、用途が分からない
玩具を与えられ、訳も分からずいじくる子供のように興味を
示し、それを押したり揉んだりと、不思議そうに、楽しそうに
もてあそんだ。

 もうそれだけで指が肉の中に沈むほどそれは柔らかく、
ぐしょぐしょに濡れていた。
 徐晃がそうして、その液体と柔肉の感触を楽しむ度に、
月英はくぐもったあえぎ声を漏らした。

 そうして弄り続けていると、不意にその指が二本ほど
月英の中に滑り込んだ。
「ふああっ…」
 徐晃はその反応にも興味を示し、思わず声をあげた
月英の顔を見た。
 彼女は、目を潤ませ、頬を紅潮させて、指を差し込ん
だり、抜いたり、中で掻きまわしたりするたびに、小さく
喘いでいた。
140さんや 9/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:24 ID:9mC946Aj
 そうして遊んでいると、不意に徐晃の熱くそそり立った
棒が掴まれた。
「くっ」
 今度は徐晃が声をあげた。
 自分の手でなければ月英の手だ。彼女の白い手が徐晃の
肉棒を掴み、上下に摩っている。
 それを合図に徐晃は月英の陰部を触るのをやめ、彼女の
太腿をつかんでさらに足を広げた。

 月英もまた、棒から手を離して肉棒の先に自分の膣口を
あてがおうと腰を捻った。その導きのままに徐晃はそれを
おそるおそる彼女の中にあてがった。
 その口の温かさとぬめりのある液に先が触れただけで、
徐晃の全身に快感が走った。

「ぐ、これは…」
 そう言いながら、どんどんとそのいきり立った肉棒を
月英の中に差し込んでいく。
 月英もまた、どんどんと自分の中に侵入するものを、
何のためらいもなく受け入れるのであった。
141さんや 10/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:29 ID:9mC946Aj
 ついに、徐晃の肉棒が月英の中に入りきった。
「あ、熱い…」
 脈打つ陽物を膣内で直接感じた月英は、思わず感嘆の
声をあげた。
「その…動かしてよろしいか…」
 徐晃も欲のままに言葉を発すると、月英はこの香気に
侵され、また自分の膣内を満たす快感に潤んだ虚ろな目を
して頷いた。
 それを合図に、徐晃は月英を抱きしめて望みのままに
突き上げた。

 二人にはただ、入り口から奥まで突き上げる、突き上げ
られるという単純な動作だけで十分快感を得る事がだった。
 彼らは、花の香気と二人の陰部から発する水音に酔い、
互いに身体を動かし、欲望に任せて互いの身体を貪っていった。



 優しく、または激しくそんな動作を続けていると、不意に
高まりが彼らに襲い掛かった。
「く、おおおおお…」
「あ、ああああ…こ、こう…めい…ぁまあぁ…」
 一際大きな声を上げて、二人は同時に絶頂に達した。

 二人はそのまま、意識を失ってしまった…
142さんや 11/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:35 ID:9mC946Aj
 次に意識を取り戻した時、月英は屈辱に身をふるわせて
いた。
 彼女も人の妻、夫以外の男に抱かれ、あまつさえ自ら
貪ったという事実が重くのしかかっていた。
 同じく意識を取り戻した徐晃も、跪いて俯いて、この行いを
深く恥じている。

 やがて、月英が重々しく口を開いた。
「この事…どうか内密に…」
「拙者こそ是非お願いしたい…」
 徐晃も、重い口調で答えた。
 二人は息を上げて衣類や鎧を着るにつれて、どんどんと
我に帰っていった…

「この様な場所に入ってしまい、狂った私にも落ち度はあるし、
そなたを責める事もしない。
しかし、このような事になってしまったからには、お命頂戴する!」
「!気持ちは分からぬでもない!しかし」
 月英は激昂して、徐晃の制止も聞かずにその手に取った
得物を振り上げる。
 その時、二人のではない声がした。
143さんや 12/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:39 ID:9mC946Aj
「徐晃殿ー!」
 徐晃の名を呼ぶという事は、魏軍の者だと容易に類推
できる。新手が来た事を悟った月英は、相手が二人では
分が悪いと身を翻した。
「徐晃殿、今は去ります。しかし、いずれ戦場にてあいま
みえるでしょう。その時はお覚悟を」
 そう言い残して彼女は足早に去っていった。



「参ったな…」
 本意では無いとはいえ、とんでもない事になってしまった。
徐晃が頭を抱えていると、声の主が徐晃の側に寄ってきた。
「徐晃殿、こちらにいらしたのですか」
「おお張コウ殿」
 声の主は、魏の将軍である張コウであった。

「おや、先ほどまで誰か居たような…」
「…気のせいでござろう」
 徐晃は、そっぽを向いて誤魔化した。
 先程までの情事の事は、相手にとっても自分にとっても
不名誉な事だと思い、黙っていた。
144さんや 13/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:43 ID:9mC946Aj
 張コウがさらに突っ込んで聞こうと口を開きかけた時、
またも風が吹いた。
 その風をまともに受けた張コウは、少しだけ眉根を寄せて、
「この花の香り、危険ですね。話は後で聞きます。早く戻り
ましょう」
 と、徐晃にこの場から離れる事を促した。
 彼は、一面に咲き乱れる花の香気と、その効果を鋭敏に
嗅ぎ取ったのだ。
「ああ、全くだ」
 徐晃は先ほどの激しい情事を思い、大きく頷いた。
 照れ臭そうに足早と駆け出す徐晃の後ろに付いている
張コウはこの花を見て、

「この美しい花達は、剣をあわせるより情を交わすことの
方が尊いと思ったのでしょうか?」
 と、独り言を漏らした。

 そして、ひと息ついて、
「人は、ただ愛し合う事のみが出来るほど単純な生き物
ではないというのに」
 とも。
145さんや 14/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:50 ID:9mC946Aj
 月英が自陣に戻ると、諸葛亮自ら彼女を出迎えた。
「月英、どちらへ行っていました?」
「はい、花の香りに誘われて花見をしておりました」
 月英が先程までの出来事を冒頭だけを答えると、彼は溜息を
ついて首を横に振った。

 月英がその仕草に首をかしげると、諸葛亮は呟くように口を
開いた。
「…あなたほどの方があの花を知らぬとは…」
「え?」
 月英は、訝って次の言葉を待った。
146さんや 15/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:54 ID:9mC946Aj
 丁度同じ頃、徐晃が花見をした事を張コウに話していた。
「あれは”乱花”とも称される花の木で、強い香気を出します。
そして、精力を著しく増大させる効果があります。その木や
花は媚薬の一種として使われる事もあるのですよ」
 それに対する答えが、上のようなものだった。

 さすがは自分を花に例える張コウである。異様に詳しい。
徐晃はその知識の深さに感心した。
「そ、そのような…」
「徐晃殿、あなたあのような花で花見をなさったのですか?
よくご無事で…精力を増大させすぎれば、命すら尽きると
いうのに…」

 すべて、その花の香気とやらが起こした事だったのだ。
 そう思うと、徐晃は自分の不甲斐なさを思って苛立った。
「うむむ、あのように害のあるもの、何故誰も対策を取らぬ
のだ!」
 徐晃はいきなり張コウの胸倉を掴んで迫った。張コウは
驚きもせず反論した。
「あれにも利用価値があるということです。知らずに近づいた
あなたが悪いのでしょう」
「うぬぬ…」
 何も言い返せない徐晃であった…。
147さんや 16/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:56 ID:9mC946Aj
「何故あの様に放置しておくのです!」
 徐晃と全く同じように、月英は夫である諸葛亮に突っか
かっていた。
「落ち着きなさい。あれをどうしようというのです」
「燃やせばよいではありませんか!」

「花や木の香気が周囲に蔓延し、大変な事になるでしょう。
あの木にも媚薬効果を発揮させる香や香木として価値が
あるものですから」
 激昂する月英に、諸葛亮はあくまで冷静に、彼女を
宥めるようにやさしく理屈を述べた。

「では、どうすれば」
 さらに怒りと、もう一つの理由に顔を赤くして突っかかる
月英に、諸葛亮は小憎いほどに涼やかに答えた。
「あのまま放置するしかありません。それを利用する人間も
いることですし」
「うぐぐ…」
 月英は、信じられないといった顔つきで悔しがった。

「…そもそもあんなものがなければ私はあのような…」
 ぶつぶつと独り言を漏らしながら怒りに震える月英を、
諸葛亮は微笑ましげに見つめていた。
148さんや 17/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 10:58 ID:9mC946Aj
「月英」
「は、はい」
 諸葛亮が改まって声をかけると、月英は肩をびくんと
跳ね上げて彼女も改まって返事をした。
「月英は、私の事をどう思います?」
「え、勿論、私の尊敬する…そして、その、愛する夫であります」
 月英が顔を真っ赤にして思ったとおりの事を伝えると、
諸葛亮は大きく頷いて、
「それならばよろしい」
 とだけ言った。

「孔明様、いきなり何を…」
「月英、私はあの中で何があっても、私はあなたを愛しますよ」
 これで月英は、夫が何を言っているのかが分かった。
 あの中で起きるであろう出来事を危惧してのものだった。
あの中に男女が入ったとしたら、強い香気に抗う事など
出来ないだろう。そして、それは実際に起こっていた。
149さんや 18/18 ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 11:00 ID:9mC946Aj
 しかし、月英はその事を武人として、諸葛亮の妻として
認めるわけにはいかなかった。
「こ、孔明様、この月英、その様な香気にたぶらかされる程
弱くはありませぬ!」
 それが嘘であることは、先程までの行為が証明している。
 諸葛亮は、全てを見透かすような目でじっと月英を見、
そして高々と笑い始めた。
「ははは、そういうことにしておきましょう。月英、あなたは
素敵な方です」
「孔明様!」
 月英はその態度に苛立ちを感じたが、事実なだけに何も
言い返せなかった……。


=終=

150さんや ◆bt4KuP0jY6 :03/08/31 11:03 ID:9mC946Aj
おそまつさまでした。
…大変都合のいい花をでっちあげてみました。

連投規制凄まじいですね。かなり苦労させられました…


そして、前スレで陵辱死にネタ云々言っていましたが…





書いてるうちに色々と辛くなって続行不可能になりました。ヘタレデスマソ…
151名無しさん@ピンキー:03/08/31 11:38 ID:W2gH/RpO
色々と弄って遊んでるうちにキャラクターに愛着湧いてきたりするんだよねえ。
そうなっちゃうと設定上とか成り行き上か、そういう適当な理由で無駄死にさせたくなくなっちゃうもんだ。
書きたくなきゃ書かない。書きたくなったのを書く。 ここはそういう場所でいいんでないかな。

とROMが偉そうにスマソ。
152名無しさん@ピンキー:03/09/06 16:12 ID:6VfvsJEg
ほしゅ。
孔月のエロ本が欲しいぜチクショウ…
153名無しさん@ピンキー:03/09/06 23:38 ID:uDeVVuwk
>152
折れもだよ。無双のエロ本ホスィ…
154名無しさん@ピンキー:03/09/10 06:43 ID:SluMaEYO
保守
155ヒロ:03/09/10 21:00 ID:JiwRYPg/
お久しぶりです。久々に来たらいつのまにやら規制解除してたらしく。
この前とある海峡を通った時に「明石海峡大喬」って呼んだ僕はもう駄目人間です_| ̄|○
ではいきます。
156ヒロ 1/26:03/09/10 21:02 ID:JiwRYPg/
とある暑い日の朝。
蝉が所狭しと夏を歌い、容赦無い陽射しが大地を照りつける。
宮殿内に流れる小川に足を浸し、少しでも暑さを紛らわせようとする六人。

「あ〜、暑い熱い暑い熱い暑い熱い!キィーーーーーッ!!」
ギラギラと輝く太陽に言い放つ様に吼える甄姫。
「…仕方無いわよ。暑は夏いんですから。」
ニコニコと微笑む月英だが、その顔には玉のような汗がいくつも浮かんでいる。
「で…でもさぁ〜…、こりはちょっとヤバいっしょ〜〜〜。」
げっそりと猫背全開の小喬。
「こう……冷た〜い冷酒でも一杯いきたいですわねぇ……」
しきりに汗をふき取りながら貂蝉が言う。
「わたしはこの前飲んだ『ふるぅつじゅうす』がいいなぁ。」
バシャバシャと水面を蹴り蹴りする大喬。
「でもこの前、甄姫さんが全部飲んじゃったんだよね……」
孫尚香が半目で空を眺めつつ言った。

全員がため息を空へと送る。
もはや誰も甄姫を責めはしなかった。否、責める元気すら無かった。
そして誰も月英をつっこまなかった。

「決めた!!」
突然孫尚香が立ちあがった。堅く握られた拳が震えている。
「……え!?」
目をパチクリさせる大喬。
「今から海に行こう!!」
瞳に炎をメラメラと燃やす孫尚香の勢いに、大喬以外の四人も即座に燃え上がる。
157ヒロ 2/26:03/09/10 21:02 ID:JiwRYPg/
「貂蝉さんは馬を用意して!」
「十分で用意しますわ!」
「甄姫さんと月英さんは『ござ』と大きな日傘を!」
「了解ですわ!」
「まかせて!」
「…小喬は乾いた布を六人分ね!」
「あいあいさーっ!」

「あ、あの〜…。」
目を血走らせる五人の凄い勢いにオタオタする大喬。
「じゃあわたしと大喬は簡単な着替えとその他小物を!……解散!」
瞬時に走り去っていく四人。
「速っ!………って、わわわわわ〜〜〜っ!?」
孫尚香に首根っこを掴まれ連れて行かれる大喬。

「……あ、あの…尚姉様……!?」
担ぎ上げながら走る孫尚香に恐る恐る尋ねた。
「えへへ、面白くなりそうだね。」
「え!?…あ……うん!」
以外と冷静な孫尚香に驚く大喬。
…と言ったのも束の間、再び孫尚香の目が血走った。
「水泳……素潜り……すいか割り……日焼け……」
何かに憑り付かれたかの様にブツブツと海の醍醐味を呟く孫尚香。
「はは………」
プラプラと肩に担がれながら、廊下を走り抜けていった。
158ヒロ 3/26:03/09/10 21:04 ID:JiwRYPg/
ザザ……ザザザ……
青い波が白い泡と共に幾度も押し寄せ、独特の海の音を生み出している。
そこに降臨した水着姿の六人は、意味も無く横一列に並んだ。
適度に混んでいる砂浜の老若男女の視線が一気に六人に集中する。

何故か大喬が『美』と書かれた旗を持たされていた。顔を真っ赤にして恥らっている。

思わず見惚れる彼氏達の頬をつねる彼女達。
ニ十年ぶりに下半身に青春を取り戻したおじいちゃん達。
遠くで舵を失った漁船が一隻転覆した。

月英はすう〜…っと大きく息を吸いこむと、
「全軍、突撃〜〜〜〜っ♪」
走り出す六人。旗をなびかせる大喬も泣く泣く走り出す。

(はうぅ〜〜っ、見ないでぇ〜〜〜〜〜っ!)

海に入ると、ようやく六人は理性を取り戻した。

六人で円を描くと、玉をポン…ポン…と落ちないように浮かして回し合う。
実を言うと、この玉は来る途中で『作った』ものである。
途中で寄った林に住む熊を甄姫と貂蝉が絞め落とし、薄皮一枚を拝借した。
それを月英が馬上で器用に玉状に糸で紡いだのだった。

六人は心行くまで遊び、それぞれがその後を満喫し始めた。
159ヒロ 4/26:03/09/10 21:05 ID:JiwRYPg/
黒眼鏡をかける甄姫と貂蝉は日傘の蔭で、心地よい暑さを受けている。
度々勇気を振り絞った若者が声を掛けるが、スルスルと巧みにかわされていた。
渡された貢ぎ物がいつの間にか山のように積まれている。
「持って帰るのが面倒ね……」
ふぅ……と甄姫がため息をつくだけで、黒い水着に包まれた乳房が揺れる。
「わたくし達の美貌のせいね。」
そう言う貂蝉は美尻をほとんど晒した水着である。
「罪ねぇ……」
「罪ですわね…」

小喬と月英は砂で城門を作り、カニを通らせてキャイキャイと戯れていた。
「カニしゃん出陣っ!……じゃ〜ん、じゃ〜ん♪」
四つん這いになり、小さな尻を無邪気に突き出してカニを操作する小喬。
「あらあらっ、そっちはまさか……水関!」
カニを操る度に、月英の白い水着から柔らかそうな乳房がこぼれそうになる。
「わははははっ、このまま一気に攻めてやるぅ〜〜〜っ♪」
「そうはいきません!」
「うむむっ、何奴!?」
「やあやあ我こそは……」
二匹のカニがその自由を奪われていた。

孫尚香と大喬は潜って、美しい海底の探索を続けていた。
「プハァ!……見た見た!?すっごい大っきなタコ!」
「はい!大きかったですね〜!」
海水でしとどに髪を濡らし、砂浜の女性陣とはまた違った魅力を
醸し出している大喬と孫尚香。
「……って大喬。あなた……」
「な、何ですか?」
「私が知らない間に胸…ずいぶん大っきくなってるじゃないの〜!」
「あっ、やんっ!……も、もうっ!尚姉様だって!」
「あはっ、こ、こらぁ!」
160ヒロ 5/26:03/09/10 21:05 ID:JiwRYPg/
太陽がほぼ真上で輝き出した。
「さて、そろそろ火でも熾しておきましょうか。」
甄姫が小枝を組み、火打石で草を燃やす。
「じゃあわたくしは月英達を呼んできますわ。」
貂蝉は立ちあがり、美尻を揺らしながら二人の元へと向かった。

「あれ、甄姫さん?」
大量の魚を木製の槍に突き刺した大喬が驚いた。
「ふー…ふー…。あら、おかえりなさい。」
「また良い頃合で火を焚いてるぅ♪」
そう誉める孫尚香は、巨大なタコを肩で担いでいた。

「敵将、カニ!このカニが討ち取りましたぁ〜!」
「ぎゃははは、どっちもカニじゃんか♪」
「そういえばそうね。すごい変な言葉喋っちゃったわ。」
「ぎゃはははははは♪」
「……お二人さん。」
「あり、貂蝉しゃん。」
「…そろそろお昼にしましょう。」
「わかりました。いきましょ、小喬ちゃん。」


月英と小喬が揃うと、様々な魚と巨大なタコが丸焼きにされていた。
「へへへ。」
「なぁに、小喬さん?」
何やら意味ありげに笑う小喬に尋ねる貂蝉。
「そりゃっ!」
先程のカニの甲羅をガパッと開けてかにみそを取りだし、
皆のタコの肉片につけた。六人が一斉に頬張る。
161ヒロ 6/26:03/09/10 21:06 ID:JiwRYPg/

『ウマ━(゚∀゚)━(´∀`)━(`.∀´)━(゚ー゚)━(゚Д゚)━(゚Д゚)━!!!!!!』


「ほう…。なんとも豪快な食事をしているな。」
その声に振り返ると、六人は度肝を抜かれた。
曹操以下名将や文官武官がふんどし一丁で並んでいたからである。

「あ、あら……殿…!?」
「お前達も来ていたのか。今日は皆で海水浴に行こうと決まっていたのだ。
 ……どうやら一足遅かったようだな。皆よく焼けている。」

その後は海辺での大規模な酒宴となった。
沈む夕日を皆で見送り、ベロベロの人間達を馬が続々と運び帰っていく。

六人も何とか馬にしがみつくようにして帰路へと向かい始めた時、
貂蝉が突如引き返した。誰も気にしなかったが、偶然小喬の視界に入った。

「あり〜…、ちょうしぇんしゃぁ〜ん……ろこ行くのぉ〜?」
「ちょ、ちょっと…忘れ物ですわ……」
「ふにゃぁ〜〜……寝る。も〜寝る。……………ぐぅ。」


貂蝉はしばらく引き返すと突如馬を降り、海辺周辺の独特な松林に入りこんだ。

(ふ…不覚……このわたくしがまさか悪酔いとは……!!)

震える手足を精一杯に働かせて出来るだけ奥に入り込もうとするが、限界が訪れた。
162ヒロ 7/26:03/09/10 21:07 ID:JiwRYPg/

「ゔっ!!」
静かな林に膝から崩れ落ち、先程飲食したモノを胃から逆流させ始めた。
あまりに松林が静かなため、霞む意識の中で貂蝉は自分の嗚咽が
誰かに聞こえないかと心配した。

「ちょっと!大丈夫ですか!?」

その時、不意に後ろから声を掛けられた。
驚きと恥じらいから振りかえるが、すぐに第二波が貂蝉を襲う。

「………ゔっ!」
「わぁっ!ちょ…貂蝉さん!?」
震えるを手を後ろに振り『 帰って!』と意志表示するが、姜維は駆け寄る。
「気分悪いんですか!?」
姜維に後ろから背中を擦られると、一気に流れが加速した。
口元を手で覆い、目尻に涙を溜めて首を振るが、容赦無く背中を擦られる。

再び貂蝉は嘔吐を始めた。
背中を擦る手を止めてほしかったが、吐き出す毎に楽になっていくのが分かる。
酔いも手伝ってか、貂蝉の思考は混乱していた。

「はぁ………ぐ………はぁ…はぁ……」
「どうです?……楽になりましたか?」
「……も…う……やめ……………ゔっ!!」
「だ、駄目ですよ、我慢しちゃ!……ほら、水を飲んで下さい。」
腰に掛けてあるひょうたんの栓を抜き、口元に運ぶ。

しかし貂蝉はもう吐きたくなかった。これ以上人前で惨めな姿を晒したくなかった。
力を振り絞って姜維を押しのけようとする。
163ヒロ 8/26:03/09/10 21:07 ID:JiwRYPg/

パシッ!!
姜維の平手打ちの音が松林に響いた。

「いいかげんにしてください!」
「……!」
思わず手を添えた頬が熱い。
「貂蝉さん程のお酒が強い人がそこまで吐くって事は相当まずいって事です!
 あぁもう!顔だって真っ青ですよ!?ほら!」
「あ……」
少し強引に口を開き、トクトクと水を注ぎ込む。
その直後だった。水が胃に達したと同時だろうか、貂蝉は再度嘔吐を始めた。

上半身には上着を着ている貂蝉だが、下は水着のみである。
ほぼ剥き出しの美尻を姜維に向かって突き出す格好で嘔吐する貂蝉。
一度姜維は邪な悪意に襲われたが、幾度も頭を横に振って背中擦りに集中した。

「……どうですか?……全部…出ましたか?」
コク…コク……と力無く頷く貂蝉。
「じゃあ口をゆすいで……………はい、もう一度………」
「…う……うぅ……」
「馬とか……無理ですね…。……失礼しますよ…………よいしょっと。」

貂蝉を背中で背負い、自分と貂蝉の馬を繋ぎから解放する。
「すまないが両手が混んでるんだ。連れていけない。好きに……ん?」
二頭はしきりに姜維の手荷物やら小物やらを咥えて引っ張る。
「……持ってくれるのかい?」

こうして極力負担を軽くしてもらった姜維と、それに負ぶさる貂蝉、
その後を追う二頭の帰路が始まった。
164ヒロ 9/26:03/09/10 21:08 ID:JiwRYPg/
星空の下、姜維が尋ねた。
「…吐き気は治まりましたか?」
コク。
「寒気は大丈夫ですか?」
コク。コク。
「辛かったらいつでも言ってくださいね?」
ポフッ。
「……?」
姜維が少し顔を右に向けると、貂蝉は右肩にあごを乗せて眠りについていた。
髪は乱れてしまっているが、それでもその優美な気品は失われてはいない。
普段から少し大人ぶっているせいか、無防備な寝顔はまだまだ十代の女の子だった。
それに先程から両手に伝わる絹のようなふとももの滑らかな肌触り。


「…ん………」

「あぁ…お前ちょっと蹄が伸びてるな……。明日切ってやるからな。」
「ブルルルル。」
「はは、返事するとはな。……賢いな、お前は。」

「ねぇ……」

「あっ、起きましたか?……どうです?」
「だいぶ…楽……ですわ……」
「そうですか…良かった。」
よく見れば姜維の顔中に汗が浮かんでいる。
「…あの…………ごめんなさい……」
「はは、今日はやけに素直ですね〜?」
165ヒロ 10/26:03/09/10 21:08 ID:JiwRYPg/

ギュウ〜。

「いへっ!…いへへっ、すいまふぇんっ!!」
「…わたくし……重くない?」
「あの……むしろ心配するぐらい軽すぎるんですけど…。もっと
 食べられた方が良いと思いますよ?」
「……嘘ばっかり……」

半分は当たっていた。確かに貂蝉は軽いが、それでも人っ子一人を熱帯夜に
担いで歩けば誰でも汗は吹き出る。

「……ねぇ…?」
「はい?」
「本当に……ありがとう……」
「貂蝉さん……」

長い道のりが終わろうとしていた。宮殿が遠くに見えようとしている。


宮殿に戻ると、姜維は貂蝉を部屋まで送った。寝床に横たわらせて額を冷やす。
「あぁ……気持ちいいですわ……」
「何かご要望は?」
「ふるぅつじゅうすが飲みたいですわ……」
「あれって確か……果樹倉庫でしたよね…!?」
コク。コク。
「し、忍び込め……と!?」
「駄目?」
小悪魔のような上目遣いと囁きに、姜維の心臓は一口で飲み込まれた。
「じゃあ……行ってきます。」
166ヒロ 11/26:03/09/10 21:09 ID:JiwRYPg/
数刻後。
「おかえりなさい……」
横たわったままの貂蝉。
「うぅっ、これって南蛮からの大事な贈り物ですよね……」
「まあ美味しそう♪」
トクトクトク……と芳醇な香りを立ち上らせながら盃に注がれていく。
「さあ、どうぞ。」
「…飲ませて。」
「……は?」
「飲ませて、と言っているの。」
「はぁ。」
盃を口元に運ぶが、貂蝉はそっぽ向いて拒んだ。
「や!」
「はぁ?」
「…………」
貂蝉はうっとりと目を閉じ、少し口を開いた。
「ぅええっ!?」
「早く!喉が乾きましたわ。」
目を瞑りながら、ム〜…と眉をしかめる貂蝉。
「………で、では……」

姜維は数滴口に含むと、唇を重ねて貂蝉へと送った。
「……ん………美味しい♪」
「…もう大丈夫みたいですね。顔色も……」
そっと額に手を乗せ、ほつれた前髪を優しく撫でる。
「もう普段の美しさかしら?」
少しいたずらっぽく尋ねるが、姜維は目をパチクリさせている。
「…よく僕の考えが分かりましたね?」
「お、お馬鹿っ!…冗談ですわよ、冗談!」
「そうなんですか?冗談でもなく美人なんだけどなぁ……?」
167ヒロ 12/26:03/09/10 21:09 ID:JiwRYPg/
「……もう一口くださいな。」
「あ、は…はい…!」
姜維が上に覆い被さる様にして唇を重ねると、再び貂蝉に果実の恵みが送られる。

すると、貂蝉の両手が姜維の首元に回された。
すでに飲み干されたというのに、貂蝉は唇を離そうとしない。
舌を淫らに絡ませ合い、互いの唇を貪り合う。

ヌメヌメと舌を貂蝉の頬に這わせて、耳たぶに吸いつく。
「あんっ!……あ……だめ…!」
「え……?」
「わたくし……まだ体を流しておりませんの…。」
「ほんとだ…ちょっとしょっぱいです……」
「お風呂に行ってきますわ。」
「でも…大丈夫なんですか?」
「もう全然平気。」
いつもの優美な笑顔を浮かべてニコッと微笑む。
「では……僕もそろそろ失礼しますね。」

立ち上がろうとした姜維の服をキュッと掴む。
「……?」
「あなたもお風呂に行くのでしょう?」
「ええ。」
「せっかくふるぅつじゅうすを持ってきてくださったのですから……
 お風呂上りに寄って飲んでいきなさいね?」
「え……でも……」
「嫌ならいいんですけど。」
両目を瞑ってそっぽを向く。
168ヒロ 13/26:03/09/10 21:10 ID:JiwRYPg/
「あ!いえ、是非!」
「ふふっ…うふふ……」
「ははは……」


その後、貂蝉は入浴を済ませて部屋へと戻っていた。
「あら……ごめんなさい、お待たせしたかしら?」
部屋の前で待つ姜維の元へと小走りで駆け寄る。
「いえ、割とじっくり入ってきましたのでそれ程……」
「ふぅん……」
「な…なんですか?」

下から姜維の顔を覗きこむ。
「期待してらっしゃる?」
「えっ!?…あ!いや!…その…!!」
「ふるぅつじゅうす。」
「え……!?」
「……何と思いましたの?」
「いえいえ!いや〜、楽しみです!ふるぅつじゅうす!」
「ふふ………わたくしの『ふるぅつじゅうす』も後で召し上がる?」
「あ、はい!…っていや!あの!!……そうじゃなくて…!」
目を真っ白にして口をパクパクさせる姜維。
「うふふ……さぁ…ここではなんですし……どうぞ中へ。」
「あ……あの…でも……」
「……帰られてしまうの?」
もの凄く悲しげな表情で上目を送る浴衣姿の貂蝉。
「おじゃまします…!」
「ふふ、さぁ…どうぞ♪」
169ヒロ 14/26:03/09/10 21:11 ID:JiwRYPg/
寝床に並んで腰を掛ける。
「ふう…もう夜中というのにこの暑さ……」
「そ…そうですね。」
「そろそろ……飲みましょうか?」
「あ…はい……」
「………イヤ…なの…?」
「ちっ、違います!…あの……俺……」
「……?」
「こういう事を狙って貂蝉さんを介抱し……むぐ。」

姜維の唇に人差し指を当て、貂蝉はそれ以上言葉を紡がせなかった。
「そんなの……承知していますわ。」
「…………」
「わたくし…あんなに人に本気で叱られた事って無かった……。あの時、
 『ああ、この人はわたくしの事を本気で心配して下さっている』…と
 心から感動しましたの。」
叩かれた頬に手を当て、しみじみと貂蝉が語る。
「すみません…。手加減もしないで……」
「いいの…。……嬉しかった。本当に嬉しかった。」
ポテッ…と姜維の肩に持たれかかる。
「貂蝉さん……」

唇を重ね合う。
「脱がせて……」
シュルシュルと貂蝉の浴衣の腰紐をほどき、ゆっくりと裸体を横たわらせる。
「綺麗です…とても……」
上から覆い被さり、くちづけを交わしながら姜維も衣服を脱ぎ捨てた。
170ヒロ 15/26:03/09/10 21:12 ID:JiwRYPg/
何度も何度も唾液を送り合い、舌を絡ませ吸い合う。
「んん……ん……あむ………んあ……」

貂蝉のしなやかな首筋に唇を当てながら、胸元に辿り着いた。甄姫や月英まで
とはいかないが、それでも成人前女性としては充分過ぎる程に豊かな乳房。
なによりその気品を象徴するかのような見事な丸みは姜維を魅了した。
憎らしいほどに美しい桃色の果実が屹立しようとしている。

姜維は両手を添えてやわやわと乳房を揉みしだき始めた。
「あはぁ………や……はぁ…あぅ……んんッ……やぁ……」
コリコリと桃色を指でこねくり、唇に含む。
「あんっ!!」
思わず姜維の頭をギュッ…と抱きしめる。続いて口内で上下左右に舐め転がす。
「あッ!……やん!…だ……めぇ……そ…んな……あんっ!やんっ!!」

ぎゅう〜…ともう片方の乳房を揉み上げ、その乳首を突如軽く噛む。
「はああぁっ!!」
ビクッ、ビクッ…と小刻みに浮きあがる貂蝉。
「胸だけで……?」
「…お上手…ですわ……ふふ……」
夢中で乳房を吸う姜維の頭を優しく撫で、まるで母親の様に誉める。

舌を這わせ、へそから下腹部へと向かう。
「あは……くすぐったい…!」
「なんと言うか……貂蝉さんはおへそまで美人なんですね……」
「え…?………もう、お馬鹿……♪」
171ヒロ 16/26:03/09/10 21:13 ID:JiwRYPg/
閉じられたふとももに両手を添え、貂蝉を見つめる。
「……『ふるぅつじゅうす』……?」
「はい…。」
頬を朱に染めて、横を向くと同時にコク…と頷く。

ゆっくり…ゆっくり…とふとももを左右にこじ開け、秘部を露わにした。
「…あぁ………やぁ……」
切ないほどの深い喘ぎ声が貂蝉の口からこぼれる。
すでにしっとりと湿り気を帯びた秘唇一帯を凝視され、さらに秘蜜を溢れさせた。
「いただきます……」

チュッ……
「やんッ!!!」

チュルッ……ジュッ……ズ……ズズ……
「あっ!……はぁっ…!……あんんっ!!……やぁっ!やああっ!!」

秘蜜を強烈に吸いながら両手を伸ばし、両乳房を荒荒しく揉みしだく。
「はぁっ…あぅ……そん…な………だめ………だめぇっ……」
ぷっくりと突起する陰核を唇で甘く噛む。
「やんっ!…あんんっ!!」

ニュクッ…ニュプ……ズチュゥ……ジュッ………ジュ………
「やああッ!!……な…かに………舌…あんんっ…入れ………ひゃぁっ!!」

「うおっ!?」
プシャッ、プシャッ……ピュッ……ピュー……
姜維の顔面一帯に聖液が容赦無く降り注がれた。細かく震える貂蝉。
172ヒロ 17/26:03/09/10 21:14 ID:JiwRYPg/
「貂蝉さん…俺……もう…」
貂蝉の乳首を優しく転がしながら、姜維が膝立ちになる。
「…はぁっ…あぁ……あんん……………ふふ、まだ…だ〜め……♪」
「そ、そんな…」
軽い絶頂を幾度か迎えてどこか力無い体を起こし、今度は姜維を仰向けにさせる。
「わたくしにも…味わせて下さいまし……」

耳元の髪を掻きあげ、ギンギンに張った欲棒の裏筋を舐め上げる。
「ぅおおっ…!」
舌を幾度も裏筋に上下させるが、決して竿全体を含まない。
「……くっ……あ……おおっ!……貂…蝉さん……くっ………あっ!…」
「ふふっ……咥えて欲しいの……?」
「お願い…しますッ……!」
「そうね……もうちょっとしたらね…?」
「そ、そんな……」
…と言った瞬間に奥の奥まで咥え込まれ、ズチュウーッ…と強く強く吸い込まれた。
「うおおぉっ!!……す…ごいっ!……気持ち……良い……あぁ……いい…」

クッポ…クッポ……チュポ……ジュプ…ジュポ……チュッチュッ……
右手で玉を優しく転がしながら、まさに味わうかのような愛撫が送られる。

レロ……レェ…チュプ………レロ…………チュッ…チュッ……
「あむ……ぷ……む……んん……」
カリの部分を追って亀頭を一周し、先端にくちづけの嵐を送る。

「うあっ……あ…そう……くぁ……あぁ……幸せ…です………」
「幸せ?」
チュ…チュッ…と陰嚢にくちづけを重ねながら貂蝉が尋ね返した。
「は…いッ…!」
173ヒロ 18/26:03/09/10 21:14 ID:JiwRYPg/
尿口や亀頭全体を指の腹でクリクリとくすぐりながら、貂蝉は陰嚢を
咥え込んだ。口内で激しく転がし、軽く噛んだりする。

「うわぁっ!!…だめですっ…そんな……俺……もうっ…!!」
「あむ……んっ……イキそう?」
裏筋をチロチロと舐めながら貂蝉が見つめる。
「はいっ………あ……あぁっ…!!」

深く咥え込むと、奥の奥から先端まで…と凄まじい唇の上下運動を始めた。
「うあぁっ!!……だ…め…です………俺…出ちゃいます!!」
「んぶっ!…んん……んぷっ……ふぶ…う……んんっ!……」


「ぅああぁーーーっ!!!」

「ん゙ーーっ!!……んぐぅっ!!…ん…んんっ……ん…ぶ………」
ゴキュッ…ゴキュ!…ゴキュ……ゴクッ…ゴク………

射精の間も、貂蝉は緩やかに唇でしごき出していた。
「う……わ…す……ご……気…持ち……いいッ………」
「ぷは……ぁ……」
「す……すみま…せ……」

ギュウー…と付け根から搾り上げると、プックリと尿口に溜まった一滴を、

チュッ…♪
「ぅああッ!」
「うふふ……可愛い♪」
174ヒロ 19/26:03/09/10 21:15 ID:JiwRYPg/
「凄く……凄く気持ち良かったです…」
「まだ…こんなに……」
シュコシュコと数回しごいただけで、姜維の欲棒は先ほどの様にいきり立った。
「貂蝉さん……」
「来て…くださいまし……」

貂蝉をあお向けにすると、膝立ちで下半身に潜りこむ。
欲棒の先端を入り口に押し当て、見つめ合った。
「いきます…」

キュチッ……
徐々に入っていく怒張の先端。
「ああっ!…はああんっ!!………お……大っき…いっ!!」
「すご……温か…いです………すごく……あ……あぁっ……」

姜維は完全に繋がると、快楽に眉をしかめる貂蝉の腰に手を添えた。

「んあッ!?……んあッ!…あっ!やっ!!ああーーーっ!!」
「すご…い………絡み…つくッ…!!」
「はぁっ……あっ…あうっ!!……も…もっと……もっとぉっ…!!」
「…いきますよ……?」

「んああぁーーーーーーっ!!!」
欲棒を奥の奥まで打ちつけるかの様に激しい律動を送り、貂蝉は乱れ叫ぶ。

すらりと長いふとももを担いで両足首を肩に乗せると、貂蝉を折り曲げ、
ただひたすらに亀頭を送り込む。姜維の陰嚢が秘部に打ちつけられ、
パン!パンッ!と甲高い音が部屋に響いた。
175ヒロ 20/26:03/09/10 21:16 ID:JiwRYPg/
「あっ!やあっ!…はぅっ!…あうっ!!…い…いいッ……いいっ…!!」
「俺も…すご…く……気持ち良いですっ……!」
「お…起こして……」

姜維は貂蝉の腰を掴むと、優しく抱き起こした。
「あうぅっ……!!」
最も深い部分まで貫かれ、貂蝉は体をぐねらせる。
姜維を押し倒し、今度は貂蝉から欲棒を貪り始めた。

「……あ……あっ……あんっ……んんっ!……んっ!!………ひゃ…あぁ……」
「うわ………う…っく……あ……ああ……そ…んな……」
「ど…う…?……気持ち……あんっ!…よくって………?」
「貂蝉さ…ん……すご……うおっ!………すごい…です………」
タプッ、タプンッと軽やかに揺れ動く乳房を鷲掴みにし、屹立した乳首を
指の間で挟み込む。
「やああんっ!!」
さらに肉襞が姜維を絞めつけ、急速に絶頂が導かれる。
「そん……な…うぅっ!………俺…また……イキそうですっ…!!」
「あっ!…やんっ!!……だ……だして…ぇ……な…かに……なかにぃっ!!」
「うおおおッ!!」

ドプッ!!!
「ああああーーーーっ!!!」

ドプドプッ……ドプッ……ドク…ドクッ……ドク……
「あんッ!ああんっ!!……あはぁ……あ……きもち……い…い……」

直接子宮に精液を浴びせられ、激しい射精の度に体を打ち震わせる貂蝉。
貂蝉もまた絶頂を迎え、姜維の胸元に倒れてしまった。
176ヒロ 21/26:03/09/10 21:17 ID:JiwRYPg/
互いに荒い息を静めると、虚ろな瞳で見つめ合う。
髪を優しく撫でると、貂蝉は胸元でゴロゴロと子猫のように甘えた。

思わず唇を奪おうとするが、はっと貂蝉が拒む。
「だ……だめ…!」
「どうしてですか?」
「わたくし…お口……」

先ほど姜維の想いを口一杯に受け止めた事を思い出したのだった。
「貂蝉さん…。それなら……」
今度は本当の『ふるぅつじゅうす』を口に含み、貂蝉へと口移しに流しこむ。
「ん………んふっ……んあ……あぁ……」
「これでどうです?」
「よろしくってよ♪」

互いをきつく抱きしめ合い、音が立つほどに激しいくちづけを交わす。
いつの間にか離れてしまった結合に気付くと、姜維は貂蝉を下にした。

柔らかで可愛らしい耳たぶを吸うと、ピクッ、ピクッと貂蝉は細かく震えた。

舌を這わせて乳房に辿り着くと、左右の桃色を存分に味わった。
コリコリにしこった乳首周辺を揉み上げ、ズチュゥー…と思いきり吸いつく。
「はああんんっ!!」

再び貂蝉に火が付いたのを見計らい、今度は四つん這いにさせた。
「あん…こちらから…?」
「ええ…。いきますよ……?」
177ヒロ 22/26:03/09/10 21:17 ID:JiwRYPg/
ヌチュ…ヌチ……
「あっ……んああっ!!」
「あ……あぁ……貂蝉さんの中……温かい………」
「はうぅ………おっき…いぃ……おなか………掻き回…されっ…」
ギュッと寝所の布を掴み、姜維の欲棒に打ち震える。

「それっ…」
パンッ!
「あんッ!!」

パンッ!パン!パン!パンッ、パンッ!!
「やッ!はひぃっ!!あうっ!きゃうっ!」
「うあ………すご……締まる……締まりますッ!!」
グリグリと腰を振り、奥の奥までねじ込むように欲棒をこすりつける。
「あっ!…あぁ〜っ!!………やめちゃ…だ……だめぇ………も…もっと……
 ……突いてぇ…………おかしくなるくらい……突いてぇ……」
「いきますよ?」

凄まじい律動が貂蝉に送られ始めた。
これでもかと欲棒を抜き差しし、貂蝉をよがり狂わせる。
口元からよだれをポタポタと垂れ流し、自我を失うほどの快感に襲われる貂蝉。

いつの間にか踏ん張っていた両腕を陥落させ、背後からの官能を肩で
受け止めている事に気付き、姜維はその力無い腕を掴んだ。
まさに背後から串刺しにされているかのような格好で貫かれ、貂蝉は
頭を激しく左右に振る。
178ヒロ 23/26:03/09/10 21:18 ID:JiwRYPg/
「だめっ!…だめぇっ!!……し…んじゃ……死んじゃうぅっ!!」

「じゃあ…止めますか?……抜いちゃい…ますよ?」
「だめぇっ!!……だめ…だめなの………あぁっ!……だめ……だめぇっ…!」
もはや何が駄目なのか分からない。

「あうっ!やはぁっ…!!………イッちゃ……だめっ…もう……もうっ…!!」
「……俺も…そろそろ……イキます……よっ!!」
両腕を解放すると、ドサッ…と倒れこんだ貂蝉の柔らかい尻を荒荒しく掴み、
姜維は最大最後の猛攻を送り始めた。

ズチュ!グプッ!ズチュッ!ヌジュッ!…ズプッ!!
「ああっ!……やああっ!!……イ……イクっ!……イッちゃうぅっ!!!」
「俺も……俺もっ…………くあ………ぐ………ああっ!!!」

「ああああーーーーーっ!!!」


「………ふふ…幸せ……」
絡み合う様に抱き合い、姜維はまた貂蝉の髪を撫でていた。
「ねぇ……」
「…………」
「ねぇってば……」
「え……あ、はい!?」
姜維は精魂を使い果たし、ウトウトと心地よい眠気に襲われていた。
「もう…寝ましょうか?」
「はい……また明日にでも……」
「えっち…」
「え!……あ、いや、そういう意味じゃ……!!」
179ヒロ 24/26:03/09/10 21:18 ID:JiwRYPg/
「ふふっ…くすくす……」
「はは……。あ、あの……貂蝉さん…?」
「なぁに?」
「あの……その…………胸……吸っていいですか…?」
「うふふ………そんなに吸いたい?」
「はい…。」
「はい、どうぞ…♪」

今度は姜維が甘える番となった。
可愛らしい乳首を含むと、チュウチュウと軽く吸い付く。
「あん……うふふ……可愛い子ね………」
貂蝉が髪を優しく撫でると、姜維はそのまま眠りについた。

貂蝉も徐々に霞みゆく意識の中で、とある事を思い出した。
最後の最後に嘔吐した中に、赤い肉片があった事を。

(あれって……やはりわたくし、タコにあたったのかしら……?)

小喬に少しお仕置きしようかと思ったが、姜維の幸せそうな寝顔を見ていると
その気も無くなった。姜維の頭に頬をすり寄せると、貂蝉もそのまま眠りについた。


翌日。その日も暑い日となった。
姜維は追われていた。それも貂蝉に。

「きいっ!お待ちなさいっ!!」
「わあぁーーーーっ!!」
180ヒロ 25/26:03/09/10 21:20 ID:JiwRYPg/
物語は少し過去に戻る。
その日の全員参加の朝礼で、曹操は次のように切り出した。
「さて、これで今朝はしまいとする。……と、それとだな…。昨夜果樹倉庫から
 勇敢な泥棒が儂の分の『ふるぅつじゅうす』を盗みおった。」

明らかに苛立つ曹操の表情に一同が息を飲む。
「あまりに素早い犯人だったので捕まらなかったのだが……こんなモノが
 落ちていた。」

その手には長い黒髪が一本持たれている。
「……さてさて、これほどまっすぐに長くて黒い髪は……」
甄姫を見る。甄姫も髪は長いが薄い茶色である。
「残念ですわね、わたくしじゃなくってよ〜っだ。」
「ふむ。そのよう…だな。」
「べー。」

月英を見る。月英も甄姫と同じく茶色がかっている。
「わたしは違いますよ〜♪」
「ふむぅ。よし、次。」

孫尚香を見る。
「わたしもこれぐらい伸ばそうかなぁ……」
「うむ、まっすぐな良い目だ。お前ではないな。」

大喬を見る。実は大喬も髪は長いが巻き上げているために少々癖が付いている。
「お嬢さんでは……ないな…?」
「ちっ、違いますっ!!」
「ふふ、そう震えなさんな。」
181ヒロ 26/26:03/09/10 21:20 ID:JiwRYPg/
小喬を見る。さらに近づく。
「あ、あたしじゃにゃいっス!!」
「ふむ……ふむぅ……」
よく見比べると、小喬の髪は真っ黒…というわけではない。

貂蝉を見る。同様に少し近づく。
「ほうほう…。ふむふむ。」
「と、殿……」

元の壇上に戻り、咳を一払いした。
「貂蝉っ!お前は今月、給料無しだーーーーーっ!!」
「ぬ、濡れ衣ですわっ!!これは……」
「これは…?」
「これは……」
よくよく考えれば、結局飲んだのは自分である。
チラ…と、とある人物を見る。その人物は貂蝉と同じ髪の長さ、髪の色である。
朝礼なぞお構いなしに、その人物は昨夜の疲労を回復しようと立ちながら
眠りについていた。
「………!!」

そして現在。
「ね……寝てたんですから仕方ないじゃないですかぁ〜〜〜っ!!」
「根性出して起きてなさいっ!!」
「そ、そんな無茶な!!」
「きいっ!このわたくしが……あのような恥辱、認めませんわっ!!!」
「ひぃ〜〜〜〜〜っ!!!」

また、暑い一日が始まろうとしていた。
182ヒロ:03/09/10 21:24 ID:JiwRYPg/
以上、「ふるぅつじゅうす」でした。

久しぶりに2+猛将伝をやったら、女性キャラ全員がパラMAXでした……(;´Д`)
ちょっと恥ずかしかった事はここだけの秘密です……(´・ω・`)
183ヒロ:03/09/10 21:25 ID:JiwRYPg/
うわぁっ、すみません、おそまつ様でした。
184名無しさん@ピンキー:03/09/10 22:03 ID:SwYUmBWD
久々に神降臨キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
御馳走様でした…なにげに姜維と貂蝉がイイ感じですな。
最後の方でおっぱい吸う姜維が可愛かった・・・男の夢だアレは。
ともあれヒロさんお疲れさまです。
185名無しさん@ピンキー:03/09/10 23:41 ID:EPaf5h8L
真ヒロ神無双3猛将伝
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
正直に良いまつ、抜きますた。ええ、抜きますた。
186名無しさん@ピンキー:03/09/11 01:41 ID:icgUwOqt
お見事です。相変わらずの力量ですね。
……蛸はあたる事がありますので気をつけましょうw
187名無しさん@ピンキー:03/09/11 04:58 ID:D2f2qtah
待ってました!かなり良かったぁぁぁぁ!!
貂×姜カポーはこの後仲直りして、イイ感じで居てホスィ・・・密かに願う
188名無しさん@ピンキー:03/09/11 22:53 ID:3u5Huf9d

ヒロさんがキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
久々&乙でした!!!
189名無しさん@ピンキー:03/09/12 07:42 ID:V8yii9Xp
ヒロさん
キテタ━(゚∀゚)━┥東│東│東│南│南│南│西│西│西│北│北│北│發┝┥發┝━(゚∀゚)━!!!!!

ハァハァでしたよ、そりゃもうハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
無念…ヒロさん許して下され
190(゚∀゚):03/09/16 17:04 ID:bi9zOg2U
ンァーーー(*´д`*)ハァハァ
萌えました。マジで萌えました。
ヒロさん、最高の萌えをありがとう。
191名無しさん@ピンキー:03/09/17 23:12 ID:L2IlBC+U
猛将伝が出れば盛りあがるんだろうな…。
192名無しさん@ピンキー:03/09/20 16:51 ID:SHJFKoAz
期待ほっしゅ
193名無しさん@ピンキー:03/09/20 23:30 ID:Z60FuCaj
古い話になりますが。
また、空気読めてない厨(マナー違反)になってたらすみません。
その時は是非ご指摘を頂きたく思います。

3日ほど前にこのスレ発見しました。
ここの神々は素晴らしいですね〜感激しつつ読ませて頂きました。
スレの4と5だけしか読めなかったのですが…
当方こういう世界(?)にはまったく馴染みのなかった者ですが
(エロ小説、パロディを読むこと書くことまったく未経験。
同人誌に関しても無知で、ただ三国無双の世界が好きなだけ)
ただのエロ、パロに留まらず、美しさを感じました。
中でもある神の作品に魅了され
読み進めるにつれ次の展開が大変楽しみになっていました。
「こういう展開で書いてみて欲しいな…駄目かなあ…」
という妄想までも逞しく持ちはじめたところ
その神は、このスレで断筆?休筆?を宣言されていたようで
びっくり、少々淋しく思いました。
それでも、神が産み落とされた作品(設定)のことが頭から消えず
このような作品どころか、小説すら書いた事のない身ではありますが
自分で、自分の楽しみのために、勝手に続きを書いてみました。
とりあえずある程度のところ(自分の妄想がばく進した地点)まで完結できたので、
ここの皆様がよろしければ、それをここで披露させて頂ければ
と思い、書きこんでいます。当方としては「偉大なる神に捧ぐ」のつもり
ですが…勘違い厨なのかもしれん、と思ってもいます。
194名無しさん@ピンキー:03/09/20 23:31 ID:Z60FuCaj
古い話になりますが。
また、空気読めてない厨(マナー違反)になってたらすみません。
その時は是非ご指摘を頂きたく思います。

3日ほど前にこのスレ発見しました。
ここの神々は素晴らしいですね〜感激しつつ読ませて頂きました。
スレの4と5だけしか読めなかったのですが…
当方こういう世界(?)にはまったく馴染みのなかった者ですが
(エロ小説、パロディを読むこと書くことまったく未経験。
同人誌に関しても無知で、ただ三国無双の世界が好きなだけ)
ただのエロ、パロに留まらず、美しさを感じました。
中でもある神の作品に魅了され
読み進めるにつれ次の展開が大変楽しみになっていました。
「こういう展開で書いてみて欲しいな…駄目かなあ…」
という妄想までも逞しく持ちはじめたところ
その神は、このスレで断筆?休筆?を宣言されていたようで
びっくり、少々淋しく思いました。
それでも、神が産み落とされた作品(設定)のことが頭から消えず
このような作品どころか、小説すら書いた事のない身ではありますが
自分で、自分の楽しみのために、勝手に続きを書いてみました。
195名無しさん@ピンキー:03/09/20 23:34 ID:Z60FuCaj
うわー、しくじった!二重カキコ。弾かれたかと思ったのに!
しかも、あげ。
吊ってきます…

がその前に続きをお聞き下さい。

内容が内容だけに、友達に読んでもらうわけにもいかず、作品の質は、
客観的にはどんなものなのかわかりませんが、いかがでしょうか…?
「名指しで人を賞賛するな!」
「人の作品に手を出すな!」
「ツマンネーことすんな!」
というお叱りがあろうかと心配したのでまずはお伺いまで。
※H系の描写って難しいっすね。自分だけ盛り上がっちゃったら
全然進まないし。マジで、冷静で緻密な仕事なんだな〜と思いました。
ヒロ氏を始め、良質の作品を精力的に送り続ける神々に最敬礼。
196名無しさん@ピンキー :03/09/21 13:26 ID:EEG5pDw3
ここは一騎当千の話題も含まれますかね
197名無しさん@ピンキー:03/09/21 14:06 ID:KqU4NaLQ
一騎当千は無双じゃないだろ…ここってそんな間口広いの?
198名無しさん@ピンキー:03/09/22 17:25 ID:Ra81XLyQ
>>195
折角書いたならとりあえずうpしてみれば?と言ってみる
199名無しさん@ピンキー:03/09/22 18:06 ID:SSPYRzKa
>>196いやいや、完全に別モノだろ。スレ立てても良いと思うぞ。テレビとかやってるみたいだし。
200名無しさん@ピンキー:03/09/22 23:08 ID:R+oPCN2/
>>198
レスありがとうございます。
人の作品の続編を勝手にうpすることでごたごたの元にならないか
気になってるんです。
書いて公表はせずに自己満足で終わるくらいならいいとしても。
神と仰ぐかたがたへの冒涜?とも思ったり。
自分に設定パクられた人があとから読んで、
そんなんじゃねーYO!と思われるかもという不安もあります。
とりあえず、2作書いてあります。イメージが広がったので
オリジナルネタ(だと思う)にも着手し始めました。
精進しながら総意を待ちたいと思います。
201名無しさん@ピンキー:03/09/23 01:13 ID:lRMqUFYU
>>200
とりあえずはオリジナルから投下されては?
202名無しさん@ピンキー:03/09/23 17:33 ID:Z6vwnPKm
>>201
胴衣。

やはり先入観みたいなのがあるかもしれないし…
オリジナルを投下された方が良いかと
203名無しさん@ピンキー:03/09/23 22:09 ID:zfqaCBbY
>201-202
ありがとうございます!
そうですね、設定パクリのネタ2作は、自分では
とても気に入っているものなのですけど(まだまだ続編に燃えてます)
オリジナルネタのほうの推敲に入魂しようと思います。
フィニッシュまであと少し、頑張ります。
うpの際にはよろしくお願いします。
204名無しさん@ピンキー:03/09/23 22:30 ID:LaRvpGAe
>>203さん

頑張って下さいね!僕は猛将伝のFGでしばらく何にもできそうにないです……( ´Д`)
205森川K太郎 ◆s4sQgWdsYI :03/09/23 22:41 ID:uqzxZiQu
皆様、お久しぶりです。
以前に「投下停止」を宣言したのですが、その後自分でも
消化不良な所もあり、また此方のスレに投下させて頂こうか、と最近考え直しています・・・。

前スレの最後でも触れていましたが、此方に投下させて頂いたものを
加筆、修正して自サイト(晒すのは勘弁して下さい)に再掲載していた云々の件で
自分なりに思う節があったのと、実は自分は受験生なので中々SS執筆時間も作りづらく
投下に間が空き過ぎるであろう事でひっかかっていたので、一時投下停止を宣言
させて頂いたのですが・・・。

亀の歩みになりそうなのですが、又投下を再開させて頂いて宜しいでしょうか?


>>195さん
自分の勘違いなら非常に申し訳ないのですが(かつ恥ずかしい)
もし森川の作品の続きを書いて下さっているのならば、遠慮せずに
投下なさって下さい。
206名無しさん@ピンキー:03/09/23 22:51 ID:9Ayc6b+z
投下されようとしている方々、じゃんじゃんやって下さい。
むしろ、やれ!(w
タダでさえ時間のかかる創作、一人でも多くの職人さんの作品を見たいのです。
大変だとは思いますがすごく楽しみに待ってる者がここに一人。
それだけでも覚えておいていただければ至極恐悦。
207名無しさん@ピンキー:03/09/24 02:26 ID:iJhNZz4e
>森川タン
待ってました!続き投下!
休筆宣言時は『(´д`)ショボーン。でも森川神にも事情があるからなぁ。だだの読者が我儘言ってはイカン』
と、涙を飲みましたが、神自身にやる気が戻ったのならば、我儘言わせてもらいます!
亀の歩みでもイイ!これからも読者をたくさんハァハァさせて下さい!
208193:03/09/24 04:05 ID:fZupxRoI
193-195、200、203です。

>204さん
ありがとうございます!
猛将伝も楽しみですね!当分買わないつもりでいたけれど、小説書きたいし
買おうかなと思い始めたりして…(動機が不純!!)


>206さん
僭越ながら「自分も?」と嬉しくなっちゃいました。(違ってたら叱って下さい!)
このスレはマターリしていてすごいなと思いました。
だからこそ荒れる原因になりそうなことには慎重にいきたかったのです。
「やれ!」の声、しかと覚えて、勝手にエンジンかけてる者がここに一名です。
209193:03/09/24 04:08 ID:fZupxRoI
>森川様
お会いできて(?)恐悦至極に存じます。当スレ5より参加しております者です。
大変恥ずかしながらおっしゃる通りです。(ああっ、言ってしまった…クラッ…
レス読ませていただいて緊張し…作品を封印して黙ってようかとも思ってました。
ご本人が降臨されては、身の程もわきまえぬ自分を申し訳なく思うばかりです…。
でも、私の駄作より、森川様のビジョンの続きを希望・熱望・切望します!
皆様も、きっと同じ思いだと思います(と、出すぎた発言、お許し下さい!)
しかし、お忙しい身と存じますので、私は待てます!ご無理をなさらず、
いいモノを生み出して下さいませ!
前にも書きましたが私は小説を書いたこともなく、ましてや×××なものの読み・書きに
興じることなど、予測もしませんでした。
このスレも無双を検索してヒットした通りすがりでした。
皆様の小説を読んで「わ、エロ〜」と思いつつも、ゲームのイメージをよくとらえた描写や、
史実・演義等の知識を考慮してなお型にはまらない想像豊かで自由な設定、
何よりも文字にすることの難しい表現を自在に駆使されていることに、驚きました。
また森川様の小説を読んで、続きを渇望する自分への解消として
このジャンルにまったく興味のなかった自分に新しい悦びを見つけることができました。
感謝しています。
今回の事は、森川様が荒地から耕し種を撒いたものを、私が簡単な水撒きだけして
収穫するようなものだと、思っておりました。
下手であっても、私もそこから始めます。面白い、と思える限り、やっていきたいです!

私の作品を見かけたら、「コイツが森川K太郎氏の後釜を名乗ろうとしただと?」と、
失望&激怒されるかもしれませんが、是非忌憚のないご感想・ご指導をいただけ
ますようお願いします!>皆様

なんか個人レスっぽくなってしまい申し訳ありません。
210193:03/09/24 04:09 ID:fZupxRoI
またまたカキコしてすみません(興奮気味(*゚∀゚)=3
ちなみに、私が書いたのは、周泰・孫尚香ペアと、孫権・大喬ペアの話ひとつずつです。
以下、森川様の創作意欲を削ぐかもしれませんが、少しお言葉に甘えて、
書いてみての感想だけ書かせてください。

周泰・孫尚香のほうは、二人の馴れ初め(?)を書いてみたのですが
あとで3以前の過去ログを読んだら、もう書かれてありました。
周泰カッコエエー(*゚∀゚)=3 尚香カワエー(*゚∀゚)=3 そういうことだったか!と思いました。
これで安心して眠れると思いましたよ(マジで…って過去ログ嫁さんですな)
無双では周泰は使いやすくて「利用」していましたが、「三国志」のほうでは別に
たいしたことないと思ってたです。が、森川氏の作品で一気にファンになってしまった。
孫権・大喬のほうは、その後です。しかし森川氏の描かれるような雄雄しくも繊細な
孫権にはならず、単なる未練がましい変態権力者になってしまったのでした…。
あと、私は中国文学の素養がないので、どうも日本の古典みたいな表現に
なってしまいます。単なる想像力・才能の限界かもしれませんが…
すっごく気になられるかたは、不快かもしれません。
私はヒロ氏がたのような幅広いエンターテイメント性も狙えないので、中途半端です。
要勉強です。

もしよろしければコテハン名乗らせて頂いてよろしいでしょうか?
うpする時には「葉山O次郎」にしようと思ってました(失礼('A`)
でも、オリジナルで行くつもりなので、作品ウp以降には
初心者ってことで「雙葉(ふたば)」と名乗らせて下さい。
どうぞよろしくお願いします。
今週中にはうpできるよう頑張ります。
211ヒロ:03/09/24 11:46 ID:b0HMu8e9
>雙葉さん
おおっ、頑張っていきましょうぞ!
処女作……(;´Д`)良い響きだ……(`・ω・´)じゃなくって、期待しております。

>森川K太郎さん
おかえりなさいまし・゚・(ノД`)・゚・ ウワアアアアン
僕の様に昼まで寝てるバカ学生にはなっちゃだめですよ……・゚・(ノД`)・゚・
212名無しさん@ピンキー:03/09/24 23:33 ID:oE+mEObS
>森川氏
復活うれしい!!
マターリでよいので、続きをお待ちしております。
213名無しさん@ピンキー:03/09/28 20:42 ID:dSjrIQRn
全然SSとは関係ないけど、無双3の一騎打ち……周泰VS馬超(プレイヤー側周泰)
台詞が……

周「周幼平だ……」
馬超「我が槍で応えよう!!」

……か…会話が噛み合ってない
214名無しさん@ピンキー:03/09/29 02:07 ID:b2R06frn
猛将伝の小喬列伝・・・・
曹操が・・・・曹操が炉利魂に・・・・

激しく笑いました。
猛将伝、ラヴラヴシーン多めだから職人の皆様にはいい題材になるかな?
215名無しさん@ピンキー:03/09/29 02:12 ID:gy57XKIG
確かに曹操に(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル。

大喬の列伝は何かムズ痒かった…
216名無しさん@ピンキー:03/09/29 08:35 ID:uy/ttafO
まあ、三国一の女好きだから。
むしろ曹操伝でギャグに走って各国の美女は儂のものだ! でも個人的には全然困らなかった。
小喬伝の曹操はあのテンションと口調であの台詞だったから余計にインパクトあったな・・・
217名無しさん@ピンキー:03/09/29 20:12 ID:sjtOqyAi
小橋伝を男武将でやると楽しいな。(w
218名無しさん@ピンキー:03/09/30 00:29 ID:z8CngDTK
神よ…諸葛亮伝を見てふたりの初夜を書いてはくれぬだろうか…
などと秋の夜長に虚しい独り言を言ってみるテスト。
219名無しさん@ピンキー:03/09/30 14:38 ID:hbcGjbUY
>>218
見た。ちょろっと書いてみた・・・んだがエロくないし前フリが長くなったのでボツった・・・

「おやおや・・・褥の中ではずいぶん従順なのですね・・・」
「そ、そんな・・・恥ずかしい」

(´・ω・`)文才くれー
220聴覚:03/09/30 16:07 ID:ua1e16RL
>>219>>219
文才を与えよう
221219ではないが:03/09/30 17:15 ID:s0GjR0n2
「おお、ティカラが湧いてくる〜!」
ってなわけで、自分ちょっとSSに挑戦してみます。
222通りすがりの人:03/09/30 17:26 ID:+AqxlZTu
223219:03/09/30 17:39 ID:hbcGjbUY
>>220
ビバヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノイイエロターバンズ!

221ががんがるなら漏れがんがるよ
224某スレの893:03/10/01 22:30 ID:sYQvA5Uj
甄姫×仲達って需要有る?
あるならそのうちうpしようと思うんでつが。
225名無しさん@ピンキー:03/10/01 22:50 ID:tcAHGRf9
>>224
うp禿しくキボーン
甄姫と仲達でハァハァしたい…
226聴覚:03/10/01 22:56 ID:CZDwtSgr
これぞ奇跡
227名無しさん@ピンキー:03/10/02 00:25 ID:NknwNYkc
数日前にこのスレを見つますた。いいスレだ(´∀`)
228名無しさん@ピンキー:03/10/02 00:45 ID:PdLRh10q
前からこのスレによく出入りしてたんですけど、いいスレですね。
ちなみに自分2ch初心者で、専門学校に通っててバイトできなくって、パソコン買えないので携帯からの為、滅多に発言出来ませんが宜しくお願い致します。
229名無しさん@ピンキー:03/10/02 22:15 ID:ZNCunHIE
>>228
はじめましてはいいがsageくらい覚えてから書き込みなされ
230名無しさん@ピンキー:03/10/02 23:59 ID:ERZliKRL
司馬懿と月英ってダメなんだろうか…
司馬→月?孔明一筋の月英を捕獲してちょめちょめ。
あとは姜×月とか…

まあいいや月英タソ(;´Д`)ハァハァ
231名無しさん@ピンキー:03/10/03 16:10 ID:Elfu4bwT
修羅モードが色々と面白いから、
実際のプレイをネタに何か書こうかなー。へタレだけど・・・・
しかも史実を完全無視してしまうという問題点も・・・それでも良いのかな?

ちなみに現在シン姫を操作して、尚タン・月英・チョウセンと一緒に
全兵科を女兵にしてアマゾネス軍団を気取ってたら、
防衛戦で祝融にやられますたヽ(`Д´)ノ漏れの真空書返せよー
232名無しさん@ピンキー:03/10/03 17:25 ID:BYw/UOr/
無双の時点で史実ほとんど関係ないみたいなもんだし。

甄姫の列伝二人とも叩きのめして独立するルートが欲しかったなあ。
233名無しさん@ピンキー:03/10/04 02:37 ID:CRuJLZGr
>230
 同じく萌えているひとがここにも……。
 成都にて敗北した月英(諸葛亮と劉備は討たれ済み)が
才認められ魏に降らぬかと司馬懿に持ちかけられ、当然月英は誘いを断るが、
元魏将でもあり、月英を思い一先ず再び魏に降った姜維のために月英は否応なく降ることとなり……。
 などと色々妄想してみたが、オチとしていいものがイマイチ思い浮かばぬ上、
精神的にストレス与えたら発明なんて無理じゃん!と自分的にツッコミが数多く
入ったので結局ボツった。萌え神降りてこないかなぁ。
234名無しさん@ピンキー:03/10/04 02:55 ID:NQpO7k/D
姜維×月英は見てみたいかも!
袁煕×甄姫それと猛将伝で劉備×孫尚香に萌えたので
こちらも…神降臨キボンヌ
235名無しさん@ピンキー:03/10/05 10:14 ID:EBMcqln3
馬超のエロが読みたいかもと言ってみるテスト。
前スレの馬超×甄姫に萌えてしもた…
ちょっと荒っぽいところが(・∀・)イイ!!
236名無しさん@ピンキー:03/10/05 13:07 ID:54Je6BMy
ある蒸し暑い夜・・・※現在蝶蝉HP100
趙雲「我が趙家に伝わる一本槍をくらってみろおぉぉぉぉ!」
蝶蝉「アっ!アー・・イイィ!もっとぉぉん♪!」※現在蝶蝉HP60
夏侯淳「ぬぬぉぉぉ俺の槍もうけてみろぉぉぉ!」
蝶蝉「ハァァアア!?アーン!アッ・・・アッ!」※現在蝶蝉HP30
馬超「我が野生の槍も交えてみよ!」
蝶蝉「ア・・ムマ・・」※蝶蝉HP5にダウン
呂布「我が天下無双の槍を味わうがイイ!」
蝶蝉「・・・ダレカ・・タスケテ・・」※蝶蝉HP1
237名無しさん@ピンキー:03/10/05 13:46 ID:ogblHeDr
て、ことはだ、趙雲、夏侯惇あたりは40・30へらせるものを
呂布は4しかへらせないということか……

(`_ゝ´)<リョフプッ
238名無しさん@ピンキー:03/10/05 18:19 ID:4p3YYk4y
趙子龍のC1は無敵だからな。
239真・諸葛亮伝:03/10/05 23:03 ID:ogblHeDr
 孔明は月英の心を射止めるべく、その身を月英のいる場所へと向けた。
 どうやら月英は山頂にいるらしい。その道を急ぐ孔明の脳裏に

 -月英を撃破し、自らの器をしめせ!-

 という文字が浮かんだ。
 時をほぼ同じくして、当の月英が目前に現れ華麗に挑発をしてきた。
「私の夫となることを望まれるのなら……
 あなたの器……量らせていただきます」
 そう言い放つと同時に身を乗り出し、愛用の武器を振り回し攻撃を孔明に仕掛けてきた。 孔明としてはできる限り穏便に月英に認めてもらうようにしたかった。
 武器に頼り器を示すことはもちろんできる。だが、己は武人ではないし、なにより月英を傷つけるような真似はしたくはなかった。
 結果として認めてもらえればいいのです……そう、誰にも聞こえないほど小さな声でつぶやくと、向かってくる月英に対して防御の構えを取った。
 その動きをみて、小手調べとばかりに手に持った浮月を大きく振りかぶる。幾程もたたないうちに手には打ち付けたという衝撃があるはずだった。
 孔明に防御されているのを承知で攻撃をしたのだから、手ごたえはかなり少ないのはわかるのだが、それにしても少ない。視線を浮月の先にやるといるはずの孔明が確認できなかった。
 己が攻撃が空振りしたということ、孔明が目標点から消えたこと、そして消えた孔明が何処へ移動したか。それを月英が理解したのは武器を振り上げてから振り下ろした直後のの数秒のことであった。
240真・諸葛亮伝:03/10/05 23:06 ID:ogblHeDr
 振り下ろした浮月を構えなおそうとした瞬間、月英は自分の体が思い通りにならないことに気づいた。後ろから孔明が寄り添い、両手を自らの胸部を上からつかみあげたからだ。
「なっこれは!?」
 戸惑いが孔明の動きを促す結果になった。最初は胸当ての上から触られていただけだったのが、瞬時に胸当てを外され、その下に来ていた薄布の上から包み込むようにもみあげてくる。
 その動きは巧みで、振りほどこうという考えを一瞬で吹き飛ばすほどの悦楽を月英にもたらす。全身を捩り、逃れようとするがすでに見切られているのか己が動きに合わせて孔明も動き、刺激を月英に与える。
 更に乳房の先端をつまむように指先でいじったり、時には乳房全体を鷲づかみ痛みを喚起させるほど強く揉みあげる。
「やっいきなり何をするので……ぅん……っ」
 すでに吐息交じりでしか言葉をつむぎだすことのできなくなっていた月英だった。
「あなたのおっしゃるとおり、器を見せているところです」
 顔色ひとつ変えず恥ずかしさのため上気した月英の耳元で孔明はささやいた。
 月英が何か反論をしようとしたが、孔明から与えられる刺激で中断を余儀なくされた。 月英の豊かな乳房は孔明の大きな手に揉みくだされ、その形を次々に変えていく。
 緩急をつけた刺激は月英の体にかつてない程の火照りを灯す。
 刺激を受け続けることを良しとしない理性は何とか孔明の腕を振り払うように体を動かし目的を成功させた。月英は顔を真っ赤にさせながら
「なるほど……(意味はちがいますが)なかなかの腕をお持ちの様子……」
 と言い残すと撤退した。
241真・諸葛亮伝:03/10/05 23:06 ID:ogblHeDr
 あの方は一体……
 月英は孔明にされた所業を考えながら人気のない獣道を使い普段身を隠している山頂を目指していた。
 あきらかに他の人間とは違う。それだけは一見しただけでわかったのだが、まさかあのように胸を触るなんて……
 胸に意識を向けたとたん、先ほどの孔明の動きを思い出し再び顔を赤くさせる。
 このまま逃げ戻ってもいいだろう。普通ならそうするはず。だが、あの孔明といった方はもしかしたら私の求めていた方なのかもしれない。
 武器を前にしてあのようにすばやい動作は私の動きをわかっていたとしか言いようがない。最初に防御したのは私の動きを誘うための作戦だったとしたら……私は初動からしてあの方の思うまま操られていたということに……。
 己の考えに薄ら寒さすら感じた月英は推測が、果たして真か否か確かめるためもう一度孔明の元へ足を向けた。あるいはただの破廉恥な人間ではないと否定をしたかったかもしれない。
 月英の姿が見えなくなったので、再び山頂を目指して疾走してた孔明はすぐに引き返してきた月英に程なく再会する事となった。
 先ほどのこともあり、やや面持ちが硬くなっていた月英だが、思ったよりもしっかりした口調で
「さあ、今一度勝負いたしましょう!」
 と元気よく孔明に挑んできた。
 今度は直接斬りつけるような事をせず、武器を投げつけて攻撃をしてくる。
 どうやら近距離戦は避け、遠距離戦に持ち込みたいらしい。孔明の手に持っているのは羽扇であり、普通であれば武器になるようなものでもない。使うとしてももちろん近距離で殴りつけるぐらいしかできないであろう。だが、孔明には遠距離から攻撃できる技がある。
 月英が武器を投げつける時の隙を見つけた孔明は、次にくるその一瞬を逃さぬよう注意深く探っていた。
 一閃、一閃できる限り体力の減らされぬよう防御を続けながら隙ができるその時が待っていた。ついにその時がきたとき月英の注意を己に向けるためわざと大きく言い放った。
242真・諸葛亮伝:03/10/05 23:07 ID:ogblHeDr
 「この戦、見えましたね」
 思ったとおり、月英の優しさと知性を備えた瞳がこちらを向いたときを見計らって、孔明は己の着物の前を大きく広げ、その前身を月英にさらした。
 軍師になる前は一農民として鍬をもち農耕を営んでおり、痩身ながら均整の取れた己の肉体とすでに膨張して、天に向かって反り上がり弩弓ともいうべき己の一物を存分に見せ付ける。
 月英のみるみる見開かれていく瞳が、下半身に視線を集中し呆気にとられているのが見て取れた。できる限り傷つけないようにするため、少しでも大きく隙をつくる作戦だが、予想以上の効果に嬉しさがこみ上げてくる。
 間髪いれず、白い数条の光が月英の方向に向かって飛び交う。威嚇のために発射したので月英の体には直接触れなかったのだが、先ほどの光景と相まって精神的な衝撃は計り知れないだろう。
 その場に片ひざをついて、うなだれている月英にすばやく近づき、地面に押し倒し、覆いかぶさる。
 利き腕を月英の太ももに近づけそこから根元へゆっくりと沿わせる。
 すぐに月英は孔明を体の上からのけようともがく。
 両腕にこめられた力が無くなり、あっ、と小さな声を月英が漏らしたのは、女体の芽とも言うべきところに触れたときだった。
 月英の反応を試すためもう一度軽く触れて見たがやはり同様であることから、どうやらかなり芽の部分の刺激に弱いらしい。
 指の腹で撫で回すたび、何かを耐えるように目をつぶり唇を結ぶ。芽の方は顔とは正反対に刺激に反応して、見る見る硬くなるのがわかった。
 上半身と下半身の反応の違いが可笑しい。上半身も素直にさせるべく、片方の手で先ほども味わった感触をもう一度味わうことにした。
 着物をはだけさせ、真っ白な肌の胸をあらわにさせる。先端部分の紅色と肌の白さの対比が美しい。
243真・諸葛亮伝:03/10/05 23:07 ID:ogblHeDr
 刺激を与えるたびにゆれる様をみて、孔明はもっと朱に染めてしまいたくなる衝動にかられ、己の口と舌をつかい実行に移した。
 舌先で盛り上がった先端を舐める。必死になってこらえていた月英はついにこらえきれなくなって小さな吐息交じりの嬌声を上げる。
 その様子に気を良くした孔明はさらに舌全体をつかって攻め立てた。
 乳首と芽の両方を攻められ、さしもの月英も少しずつ漏れ出す吐息が多くなった。
「そのような……ところをっ……ぁぅ……ぁあ……うぅん」
「どうでしょう。少しはわかって頂けたでしょうか?」
 いったん手を止め、孔明は月英に問いかける。
 ようやく収まった刺激にほんの少しの間気を遠くにやっていた月英だったが、理性が戻ってきたとたん、両腕と足を使い孔明の体を持ち上げて投げ飛ばした。
「(わかるもなにも……)こ、このような小手調べでは、量りきれませんね」
 かなり錯乱していたため、いまいちいい台詞が出てこなかった月英だが、とりあえず律儀に返答してからまたも体制を整えるために孔明の元から離れていった。

「どうやら、芯の強い方らしい…心から認めていただかなくてはいけませんか……」
 孔明は両手に残った女体特有の柔らかな感触を名残惜しそうに楽しみながらつぶやいた。
244真・諸葛亮伝:03/10/05 23:08 ID:ogblHeDr
 またも辱めを受けた月英はいまだ心の乱れたまま山頂に戻ろうとしていた。
 落ち着こうとはしているのだが体の火照りは収まらず、それが月英の敗北感をいっそうのものとした。
 受けた行いには噴飯ものではあるのだが、やはり目的のための手段の鮮やかさにはただならぬものがある。
 それにしても先ほどの光線が飛び散る技、一体どういう仕組みで出てきたのか、月英には皆目検討もつかなかった。
 智をたしなむ者の末席にいるものとして、自分の知らない物を理解したいという欲求は人一倍ある。加えてその寸前に見た逞しい体。
 上半身は農業を営んでいれば特に特出する物ではなかったのだが、その陰部は……もしかしたら常人よりも並外れているのかもしれない。
 月英自身は実物を眺めたことがなかったが、書物の中には人体に精通するためのものもあり、どういう形状かということも記してあった。だが、まさかあのような形で目にするとは思わなかった。
 「もう一度……もう一度確かめましょう。それからでも遅くはないでしょう」
245真・諸葛亮伝:03/10/05 23:09 ID:ogblHeDr
 孔明は三度山頂を目指していた。途中月英以外の人間の気配が幾たびか感じられた。ここは余計な事をして時間を費やすのは得策ではないと判断して、近づくたびに一時的に身を隠し、回避をした。
 山頂近くになると人が手入れをした道が開けてきた。丁寧に石を敷き詰め少しでも登りやすくなるようにと整えられた階段の先に、かの人は先ほどと同じように武器を携え待ち構えていた。
「こちらもそろそろ、本気で参ります!」
「わかりました、そう仰るのであれば、こちらも用意があります」
 今度は孔明から先に動いた、月英の場所まで走り寄ると月英の間合い近くでおもむろに手に持っていた羽扇を月英に向かって投げつけた。
 月英はとっさに手に持っていた武器を使って防御した。はずだった。
 浮月の柄に当たった羽扇はそのまま地面に落ちるものだと確信していたのだが、どうゆうわけだか、月英の目の前に小さく弧を描きながら月英の胸元の方にまで入り込んできた。
 横に広がっていた羽は閉じ、小さくなったそれは、そのまま胸の谷間に入り込んだ。
246真・諸葛亮伝:03/10/05 23:10 ID:ogblHeDr
「なっ」
 すぐに胸元から取り出そうと手を伸ばしたとたん、孔明が何事かつぶやくのを聞いた。 同時に、胸元の羽扇がまるで意思を持ったかのように動き出し月英の胸元を蹂躙し始めた。
 小刻みに振動する羽扇は柔らかい乳房を大仰に揺らし、月英はまたも刺激を受ける羽目になった。
 早く取り出そうと手を胸元に伸ばすが、羽扇は胸元から腹の辺りへと落ちていく。
「孔明様。早く……早くこれを取ってください」
 中に入り込んで手では取り出せなくなったので、月英は孔明に助けを求めた。
「よろしいのですか?」
「よろしいもなにも……早く取ってください!」
 諾という言葉の代わりに、口元に笑みを浮かべ小さくうなずくと月英の前に立ち、手早く月英の甲冑を脱がせ始めた。
「孔明様!? どうゆうことです」
「一刻も早く取り出すためには邪魔なのです」
 そういうと、胴体部分を覆っていた甲冑をすべて取り払ってしまう。
 月英は何か言おうとするまえには、動作が完了していた。
「さあ、あなたの仰るとおり取りましょう」
 薄布をまとうだけとなった月英に孔明が再び足元から手を伸ばす。すでに下腹部近くまで落ち込んでいた羽扇をつかむとゆっくりと引き抜く。
 安堵の表情を浮かべた月英に、孔明はゆっくりと次の一手を繰り出す。
247真・諸葛亮伝:03/10/05 23:11 ID:ogblHeDr
「月英、それでは私の本気をお見せしましょう」
 地面に月英を押し倒すと両足を広げ、その中に己の体を寄せる。
「え?……」
 月英の陰部に触れるとすでに蜜があふれている状態だった。
「思いのほか、策が通じたようです……これならばすぐにで……」
 孔明は自らの弩弓を月英にあてがい、一気に貫いた。
「うああああああぁぁぁあぁぁぁ!!」
 月英に今までに味わったことのない種類の激痛が走る。
「ぃいつぅ……そんな、これが……」
 月英に遠慮して貫いただけで動くことのなかった孔明だが、月英の態度で次の段階に進んでもいいと判断してゆっくりと腰を動かし始める。
「さすがに……すごい締め付けです」
 いくら濡れているとはいえ、月英にとって初めての性交である。膣の中は非常に狭く孔明の弩弓をへし折るかというほどに締め付けてくる。
 痛みのためにどうにかなってしまいそうな月英に孔明は涼やかに突いてくる。
 いやみの意味もこめて
「まだ余裕がおありのようですね……」
 というと、逆に一番深いところまで突き上げられることとなった。その激しい攻撃を受け、月英はうっ、と小さくうなると気を失ってしまった。
248真・諸葛亮伝:03/10/05 23:12 ID:ogblHeDr
 反応のなくなった月英を労わるようにその場に横たえ、着衣の乱れをなおしていると、遠くのほうからなにやら騒がしい物音が聞こえてきた。視線をそこにやるとどうやら男数人が我先と争うように山頂を目指しているのがわかった。
 どうやら、武官が二人、文官が一人いるようでそれぞれなにやら言い合っている。
 そのうちの一人が孔明に気づきなにやら大声をだした。
「む? そなたも彼女をねらっておるのか」
 何も答えずにいると別の人間からも、
「彼女は、俺が先に目をつけたんだ」
「彼女は私のものです」
 などという言葉を浴びせられた。
 孔明としては人を物のように扱う所業はけっして好きではない。
 月英は、こういう考えの人間を選ぶとは思えなかったが、手は打ったほうがいいだろう。
「あの方は、誰のものでもありませんよ……誰と共に歩むかは、彼女が決めることです」
 そういうと先ほど月英にも放ったものと同じ光の筋が三人を襲い、爆音をたてながら一瞬にて倒してしまった。
249真・諸葛亮伝:03/10/05 23:13 ID:ogblHeDr
 大きな物音で目が覚めた月英だったが、当初なぜ自分が半裸に近い形で寝ていたかの理由がわからなかった。ぼんやりしているときに孔明が近寄ってきてようやく思い出し、着物の裾を握り締め赤面してしまった。
 こうなってしまっては仕えるのは孔明に決まったも同然だ。だが納得のいかない事も多々ある。だったら孔明にその旨をつたえとことん試させて貰おう。
 そう決心すると立ち上がり孔明に向かって言い放った。
「あなたの力、更に奥底をみせてください……」
250真・諸葛亮伝:03/10/05 23:14 ID:ogblHeDr
 月英は山頂にある小さな東屋に寝泊りをしていた。そこへ孔明を招き入れるとそこで見せてもらうように孔明に言った。
 婚前に姦通することなどもちろんなかったのだが、年頃の娘にある程度の性知識を与えるということも立派な花嫁修業だとばかりに、近所にすむ年増が教えてくれていた。
 寝具の上に孔明を横にさせると、月英は顔を孔明の股間の上にもってきた。
 さきほど己を貫いた一物を改めて眺める。己にない男性の象徴ともいうべきものの外見上の醜悪さとこれが体の中に入ったということに恐ろしさを感じた。
「どうしました? 月英……」
「いえ……ただすごいものだと」
「あなたが気乗りしないのであればやめましょうか?」
「そ、それには及びません。で、ではいきます」
 教えてくれた年増も、いざとなったら心を決めてなさいなどと仰っていましたね……
 月英は覚悟を決めて弩弓の先端に舌を沿わせた。
 思ったよりもやわらかな感触が舌から伝わる。少しずつ場所を変えながら刺激を与えているとぐんぐんと元気になっていくのがわかった。慣れていないためかどうしても音を立てて舐めてしまう。はしたないとは思ってもまずは孔明に刺激を与えることが先だ。
 おうとつのはっきりした場所を丁寧に舐めとるとかすかに孔明に変化が見られた。小さなうめき声を上げたのだ。
「ここが……弱点なのですね」
「まだまだ、それだけでは私を倒せませんよ」
 今度は集中的に亀頭の付け根を刺激しだした月英に孔明はさも大丈夫だとばかりに言い返す。
「そんな……これほどの力を……」
 孔明の言ったとおり、大きくはなるものの、いっこうに絶頂に向かう気配を見せない孔明のそれに驚愕のまなざしをむける。
 だが、こんなところで立ち止まってはいけない……
251真・諸葛亮伝:03/10/05 23:15 ID:ogblHeDr
「まだ……認めるわけにはいきません」
 今度は自ら裾をつかむとさんざん孔明に弄ばれ、ほんのり全体が朱に染まった胸をはだけさせる。そして、自ら乳房を支えるように持ち上げると挟み込むように男根の竿にあてがい、その上で刺激を与える。先端は乳房より出ているので、そこは口全体で包み込んだ。
 柔らかな刺激が孔明の男根全体を包み込み、扱きあげる。決して激しいものではないのだが確実に天への足取りを軽くするものだった。
 少しずつ、月英の口中に苦味が広がる。口の動作はそのままに、なぜかと考えていると一つだけ思い当たることがあった。
 年増の講義には精液の出る前に透明な液体がでると。その液体が出ると殿方によっては射精はもうすぐだ。と……
 それであるならば孔明ももうすぐ達するのかも知れない。
「これで……どうでしょう」
 両手で竿と口と舌で亀頭を攻撃しながら孔明の顔を見上げる。孔明にとってはその角度と頬を紅に染めた表情も攻撃の一手とも言えるものだ。
「さすがです。ですが、ここで倒れるわけにはいきません」
 実際にはいつ達してもおかしくないのだが、百戦錬磨である孔明の厚顔はそれを微塵も月英に悟られなかった。
「認めざるをえない……のでしょうか」
 これほど刺激を与えても駄目だということに、打ちひしがれた月英だがそれでもまだやめようとはしなかった。
 月英は寝台に横たわっている孔明の上にのると腰の位置にまたがった。
「私の全力、受け止められますか!?」
 もう一度孔明の弩弓を自らの体内に受け入れるために腰を落とした。
252真・諸葛亮伝:03/10/05 23:16 ID:ogblHeDr
 きつい……先ほども感じたことと再度認識する。
 実際には音など出てはいないのだろうが、肉の裂ける音が聞こえてくるような錯覚に陥る。
 ゆっくりと腰を下ろし、根元まで孔明を招き入れる。すべて入りきったところで、小さく息を吐く。
「これが最後……いざ、参ります」
 孔明の返事を待つ前にゆっくりと腰を揺らし始めた。
 年増の講義はここら辺になると具体的なことは教えてくれなかったので、おそらくこうではないかという風に上下に腰を振る。
 まだかなり痛みの伴う動作だったが、少しずつ慣れていくのだろう。
 孔明はというと、最初から痛いぐらいに締め上げる月英に必死で耐えていた。
 ぎこちなさが不規則な動きを生み出し、それがまた刺激となって孔明をさいなむ。だが、ここで達しては月英に認められないというため、達するのを堪えていた。
 そのとき月英が腰を下ろすたびにあげる悲鳴とも取れる声が孔明の耳に届く。
 やはりまだ、痛みがあるようですね……
 原因が自分にあるので、できるだけ早く苦痛を取り去りたい孔明だが、そのためには自分が主導権を握らないといけない。
「今の状況もかなりいいのですが……仕方ありません」
 小さくつぶやくと月英の動きを一度やめさせた。
「まさか……私では及ばないのですか…」
 気を落としてばかりの月英をなだめるように、
「いいえ、あなたは良くやってくれました。ここからは私にまかせてください」
253真・諸葛亮伝:03/10/05 23:18 ID:ogblHeDr
 そういうと、孔明は袖からなにやら小さな瓶をとりだした。今度は月英を寝台に寝かせ孔明はその横にすわった。指で少量とると、月英の陰部にやさしくすりこむ。
「孔明様、これは……?」
「華佗膏です。少しは傷みが和らぐでしょう」
「そうですか……ならばよろしくお願いします」
 最初は月英の花弁にすり込んでいた孔明だが、塗り薬は患部全体に塗ったほうがいいと思い、やおら指を蜜と血の滴る深部へと滑り込ませる。
 全面に広がるようにと丁寧にぬり、時には深部の形状に合わせて指を曲げたりもした。「孔明様。そのような……指使いを……されると……」
「どうしました?……」
「いえ……」
「なにか仰りたい様子ですね。かまわずに仰ってください」
 なかなか言おうとしない月英を促す。顔を赤くしている彼女の言わんとしている事はわかっているのだが、困惑した表情がいとおしくてあえて言わせてみたくなった。
「まだ、塗っていない箇所があるのですか?」
「いえっそういう……っあん、ことではないのですが……ぁはぁ、くぅ」
「ではどうされたいのか教えていただけませんか? 正直に仰ってください」
「!……そんな……ぁぅ……ただ、もっと……」
「もっと? どうされたいのですか?」
「ぃあぁぅ……そんな……指を三本も入れないでください……くぅ」
「それは悪いことをしましたね」
 そういって指を月英の体内より引き抜く。指には華佗膏の他にも彼女自身からあふれ出した体液も付着していた。指を広げると粘度のある液体は少し糸を引いた。
「おや、こんなに濡れているようですね。これ以上になるとせっかく塗った華佗膏が流れ出てしまいだすので、栓をしてしましょう」
 といって、月英の片足をつかみあげると己の弩弓を用いて栓をした。
 それに合わせて、月英の口から言葉にならない音が発せらる。
「っああぁ!!」

254真・諸葛亮伝:03/10/05 23:19 ID:ogblHeDr
 栓として月英の体内を埋めていく。濁音交じりの水音が結合部からもれだす。
 今日三度目の結合のためなのか、さきほどの華佗膏が潤滑油の役割も果たしているのか、先ほどの挿入よりもずいぶんと容易にできた。
 月英としても先ほどまでの衝撃を覚悟していたのだが、あきらかに今までと違う感覚に戸惑いを覚えざるを得なかった。
「これが……孔明様の……本当の……ぅあぁ」
 なぜだろう、先ほどとやっていることはまったく同じはずなのに……今では心地よささえ感じるのは。
 結合部分から聞こえる音は更にまして東屋に響いている。普段であれば疎ましく感じるはずの音なのは間違いないはずなのに今はそれも感じられない。
 これは……もう、違えようがない。
 未だ結合しており、必死になって孔明の弩弓を身に受けている最中であるが、月英は視線を孔明にやりつぶやいた。
「私の完敗です……この月英、孔明様にお仕えしましょう」
 孔明は一度月英を抱き起こして背中から抱きしめる形、いわゆる背面座位の形にさせると背中から月英の手をとりやさしく諭すようにいった。
「いいえ月英、私は仕えて頂くことなど求めません。共に歩むのです。……私の妻として」
 その状態から月英を突き上げる。しばらく二人とも行為に夢中になっていたが月英も己も限界を感じたとき
「あなたと私、二人で天へと羽ばたきましょう」
 といって二人そろって達し、昇竜になることを誓った。
255名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:20 ID:ogblHeDr
孔 × 月 書いてみましたが、変なものにしかなりませんでした。
すべてノリのみで書いておりますのでエロくもないですが、笑っていただければ幸いです。

それでは失礼します
256名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:22 ID:HCD4wiLR
神降臨キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
リアルタイムで見てしまった…初めてな月英タソ…(;´Д`)ハァハァ
おっぱいプレイ…
257名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:43 ID:ogblHeDr
書くのを忘れましたが>242は
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1057524494/343
のイメージで見ていただくとわかりやすいかも
258名無しさん@ピンキー:03/10/06 00:38 ID:GWv37qGH
242でワロタ。
しかしそこだけ読んだら孔明がただの変態さんのようだ・・・
259名無しさん@ピンキー:03/10/06 10:15 ID:ktAVXf05
折れも>>242であのAAを想像しちゃったよ。
「私の連弩を受けてみよ」





そして月英タンに(;´Д`)ハァハァ
260名無しさん@ピンキー:03/10/07 18:25 ID:Nv36a8dY
だれか、前スレのSSまとめきぼん。
261名無しさん@ピンキー:03/10/08 11:56 ID:Eop+bFlM
前スレまだ生きているから、自分でまとめろ。
262名無しさん@ピンキー:03/10/08 19:25 ID:CmiFFxcc
まとめサイト作りたいな。
誰も作ってない?
263名無しさん@ピンキー:03/10/08 19:53 ID:5OudAWHK
>>262
あることはあるけど、全然更新してないみたいだし、作ってもイイんじゃない?
264262:03/10/08 20:53 ID:CmiFFxcc
>>263
無双スレ3まではまとめられてるので
無双スレ4以降からまとめます・・・
垢も取ったし、後日報告するっス(`・ω・´)ノ
265名無しさん@ピンキー:03/10/09 01:19 ID:O6T4JCpI
>262
っつうか少しずつでかまわんから全部まとめてほすぃ
266名無しさん@ピンキー:03/10/09 16:09 ID:N9QuzVyd
>>264
乙。
267ヒロ 1/17:03/10/10 23:43 ID:vp8AlxlS
朝礼にて。
司馬懿がサクサクと司会をこなしている。
「……では今日はこれでしまいとする。殿、締めのお言葉を。」

「……ねぇ、お姉ちゃん…」
「な、なに…小喬……?」
「さっきからさぁ……」
「う、うん…。見てらっしゃるよね……」
先程からずっと会議そっちのけでぼー…とした目で二喬を眺めている曹操。

「なんか顔に付いてるっ?」
「ううん…。何か御用でもあるのかしら?」

「殿…。殿っ!?」
「むっ!?お、おぅ、すまんすまん。」
「締めのお言葉……あの件を……」
「う、うむ。…さてと、では最後に今日は皆に伝え置く事がある。」
曹操は一通り一同に目を配ると、司馬懿に目配せした。
頷いた司馬懿が奥から木箱を運んでくる。

「これは意見箱だ。」
司馬懿の説明が始まった。
「…これを宮殿内の三箇所に置いておくので、諸将は何か意見を書いて
 投函されよ。今から個々に投函用の竹簡を渡す。」

曹操が補足を述べる。
「匿名なので安心しろ。我が国のために何か率直な意見・要望をどんどん書いてくれ。
 次の朝礼がある明後日までに入れておいてくれぃ。そこで答えれる意見には
 答えるよう、司馬懿と徹夜で目を通すのでな。おっと、そう言えば…次回
 遅刻すれば減給が確定する奴がいたな。」
268ヒロ 2/17:03/10/10 23:44 ID:vp8AlxlS
「ギクッ!」
飛びあがるのは甄姫。
「ふっ…、色々な意味で楽しみにしている。では解散。」
一同がぞろぞろと帰っていく。

「これはまずいですわ…。何とかしなくては……」
なにやらブツブツと呟く甄姫も帰っていった。


ニ日後。司馬懿が意見箱を三つ運んできた。
「では……開票いたします。」
「うむ。」
箱をカコンカコンと開くと、ドサドサドサッと竹簡の山が曹操の前に積まれる。

その中から適当に拾った一つの竹簡の裏側を、曹操はニヤニヤしながら眺めた。
「ふっふっふ。匿名……なぁ。」

竹簡の裏側には、無作為に並べられた文字列が模様として描かれている。
しかしながらその文字列には、投函した人物が分かるように細工がされていた。

今曹操が持っている竹簡の裏には、文字列の特定の箇所に「合・肥・髭」と書かれている。
「これは張遼だな……」
「ふっ、殿もなかなかの策謀家ですな。」
「お前には負ける。」
「…そ、そこまできっぱり言われると少し傷つきますぞ………」
「さてさて、では早速目を通すとするか。張遼は…なになに……?」

『天候・気候の影響を受けやすい農業に比べ、漁業は年中収穫量に
 期待が持て候。今後より一層の漁業の重視を………』 
269ヒロ 3/17:03/10/10 23:45 ID:vp8AlxlS
「ふむ。さすがは張遼、良い事を言いおる。」
「殿…、この『無・毛』とは誰でありましょう?」
「わはは、それは典韋だ。」
「ふっ、なるほど。ふむ……」

突如司馬懿が震え出した。
「……どうした、仲達?」
「………こ……これをっ………」
その震える手から典韋の竹簡を受け取る。

『あっしの友人に、つるっパゲの奴がいやす。そいつはいつも回りからハゲと
 呼ばれて傷ついていやす。どうかハゲを差別用語として扱って禁止してくだせぇ。』

爆笑する二人。
「わはははは!!友人か!わはははははは!!!」
「はっはっはっは!!…いやいや、典韋殿もなかなか愛嬌がありますなぁ。」

しばらくして、曹操は新たな一つに手を止めた。
「こ…これは張儁乂だな……。」

『わたしは最近恐ろしく存じます。この美しさは罪なのではないかと……』

「…………」
後ろにポイッと投げ捨てた曹操。
続いて司馬懿が新たに一つを手にする。
「これは……甄姫殿だな。」

『わたくしは最近恐ろしく存じます。この美しさは罪なのではないかと……』

「…………」
後ろにポイッと投げ捨てた司馬懿。
270ヒロ 4/17:03/10/10 23:46 ID:vp8AlxlS
その後、二人は黙々と作業をこなしていった。
「おっ、これは大喬さんとこのお嬢さんだな…。」

『銅雀台を建設した本当の理由を教えてください。』

「むっ…!」
突如曹操の手が止まる。
「殿…。これはその妹なのですが……」
司馬懿に手渡された竹簡に目を通す。

『ここだけのぶっちゃけた話、二喬狙ってましゅたか?』

「むううっ……」
「と…殿…。」
「頼む…何も言うな、仲達…。」
「御意……」

黙々。

「こっ、これは……」
「どうした仲達?」
「いえ!何でもありませぬ!」
ササッと竹簡を後ろに隠す。
「かまわぬ。見せぃ。」
今までの意見には批判や反対意見もやはり多々存在した。
それゆえ司馬懿が気をつかったのだろうと曹操は感じたのだが。

「ほぅ、月英か。なになに……?」
271ヒロ 5/17:03/10/10 23:47 ID:vp8AlxlS
『風説其の一、曹操様は昔、二喬ちゃんを狙っていた。
 憶測其の一、っていうか今もかもしれません。
 理由其の一、朝礼でよく二人をエッチな目で見ています。
 理由其のニ、二人の席を絶対隣同士にするよう仕組んでいますね?
 結論其の一、絶対手を出しちゃ駄目ですよ。
 要望其の一、もずくをお腹一杯食べたいです。          』


「仲達よ……」
「は……」
「率直に答えてほしい。やはり銅雀台の建設は………」
「はい…。やり過ぎだったかと存じます……」
「そうか……。」


翌日の朝礼で優秀・重要な意見に解答するため、二人は夜を徹して作業を続けた。

「…さてと、これで準備は終わりましたな。」
「うむ…。ふわあぁ………儂も年かのぅ…徹夜がこたえるな。」
「何をおっしゃる。殿にはまだまだ魏を引っ張っていただきますぞ?」
「ははは、分かった分かった。……おっと、そろそろ行くとするか。」
272ヒロ 6/17:03/10/10 23:49 ID:vp8AlxlS
二人は移動し、曹操は会議場にある壇上の机に腰掛けた。
「…まだ早かったか。ふわあぁ……。」
会議場にはまだ誰も出仕していない。
「殿…、少しだけでも休まれては?」
「ふむ………そうだな……。すまんが……少し寝ると…しよう……。」
「はい。」
「全員……揃ったら………起こして………………くれぃ………」



「……むっ?ここは……」
気がつけば、曹操は銅雀台にいた。
かつてはよく着ていた鎧をまとい、見晴らしの良い場所に佇んでいた。

(…銅雀台か……ふむ…銅雀台………何か……おっと、これは夢か。)


「やだやだっ、離せーーーっ!!!」
突如背後から愛嬌のある怒号が聞こえ、思わず振り向いた。

「しょ、小喬…?儂が分からんのか?」
「離せぇーっ、ケダモノォーーーッ!」

縄で後ろ手に縛られた小喬がジタバタと暴れている。
(……どうやらこういう夢らしいな………ふむ。)

ズリズリと後ずさる小喬に余裕で追いつき、顎をクイッと持ち上げる。
「んんっ…!!」
「ふむぅ、やはりこれほど近くで見ればますます愛嬌のある顔だな……。」
「や、やだっ!離してっ!!」
「そうはいかん。たっぷりと楽しませてもらうぞ……」
273ヒロ 7/17:03/10/10 23:50 ID:vp8AlxlS
いやらしく小喬の耳たぶをくすぐりながら、満面の笑みを浮かべる。
「やっ……い、いやっ……!!」
「待てよ……そういえば……」
「お…お姉ちゃんなら、あたしが先に逃がしちゃったよーーーーっだ!!」
「そうか……」
「べーーーーっだ!!」

「殿!!」
その時、突如背後から聞き慣れた声がした。
「おぉ、淵ではないか。」
「大喬を連れてきやした!!」
「おおっ、まことかっ!?」

「お、お姉ちゃんっ!?」
「ん゙んっ!!」
夏侯淵の後ろには同じく後ろ手で縛られ、猿ぐつわをされた大喬がいた。

「殿、それじゃ俺は帰ります。」
そう言うと夏侯淵はどこへともなく走り去っていった。

(淵……。この夢から起きたら大幅に昇給してやるからな……)


「さてと…。」
「ん゙ーーっ!!」
大喬をドサッと小喬の隣に突き倒し、猿ぐつわを外す。
「ぷは………小…喬………」
「お姉ちゃんっ……」
274ヒロ 8/17:03/10/10 23:51 ID:vp8AlxlS
「又と無い夢のような機会だ……手加減はせんぞ…」
よだれでビチャビチャの猿ぐつわを、大喬の眼前で舐り始めた。
「いっ、いやあああっ!!や…止めてえっ!!!」
「へっ変態っ!…大っ嫌い!!」
「ふむぅ、甘露甘露……。もっとよく見ろ……」
ブンブンと頭を横に振って拒む大喬。

「さてと…どちらから相手をしようかのぅ……」
真っ赤に恥らって俯く大喬と、今にも噛み付きそうな目で睨む小喬。

「よし、お前だ…」
「んぶぅっ!!」
たっぷりと舐めまわした猿ぐつわを再び大喬にはめ込む。
「や、やめろぉーーーっ!!」
必死で体当たりを繰り返す小喬の頭を荒荒しく掴む。
「誤解するな、小娘…!」
「ううっ…!?」
「お前だ。」

「…ひぃっ!!」
目の前に己の怒張した勃起を見せつけられ、小喬は思わず悲鳴を挙げた。
「さぁ……咥えろ…」
「むぐぅっ!………い、いやあッ!!」
「さっさとせんか……」
小喬の鼻を掴んで強引に口内に入れようとするが、首を左右に振って拒む小喬。
275ヒロ 9/17:03/10/10 23:52 ID:vp8AlxlS
「仕方ない…、先にお前の姉をボロボロにしてやる……」
「だ、駄目ッ!!」
「……おとなしく咥えるのか?」
「…………」
「どっちなのだ!?」
「……し…しますっ………しますから…お姉ちゃんにはヒドイ事しないで……」
「んんんーーッ、んんんっ!!!」
必死で首を横に振る大喬。
「ほほぅ、健気だな…。お前が儂を満足させられれば、考えてやらん事もない。」
「約束……だからね……」
「分かったからさっさと咥えろ……」

小喬の震える唇が欲棒へと近づく。
「……さっさと…………咥えんかぁっ!!!」
「ふぐぅっ!!」
「お…おぉっ……これが…お前の口…か………」
「ん゙ーーーっ!んぶぅっ!」
「むっ…くぅ………どれ……しっかり咥えていろ…よっ……」

「ぶふぅっ!!…ぶ…ぷぅっ!!……んんっ!!…ん゙ッ!……」
「お……おおっ…もっと……舌を絡ませろ……」
「んぐぅっ!……ぶふぅっ…ぐっ……んぐっ!!……ん…ぶ………」
「ほう……なかなか…美味そうに咥えるではないか……」
涙を流しながら曹操の勃起を咥えこむ小喬。

「見ろ……お前の姉が羨ましそうに見ているぞ……」
勃起を咥えさせたまま、グイと小喬の頭を大喬に向ける。
276ヒロ 10/17:03/10/10 23:52 ID:vp8AlxlS
「んんっ………んんんっ……!!」
涙を流しながら小喬を見つめる大喬。
「お姉…ちゃん………見ない…で……見ないでぇ……」
「誰が口を離してもよいと言った!!」
「んぶうぅっ!!!」
再び激しい小喬の唇の蹂躙が始まる。

「ぐ…え………んぶっ…あ……ぶ………んぐぅっ……」
「くっ……う……射精す…ぞ………全部………飲めよッ!!」
「むぐぅっ!?………あぶぁーーーーっ!!!」

凄まじい勢いの口内発射に耐え切れず、小喬は吐き出してしまった。
ビチャッ…ビチャ……と小喬の口元から精液が落ちていく。

「ゲホッゲホッ……ゲホ………う……うぅっ……」
「全部飲めと……言っただろうがぁっ!!!」
「むぐうぅーーーっ!?」
「…飲めっ!!」
「う…うぐっ………ゴクッ……ゴキュッ………ゴク………」
まだまだ溢れ出る精液を小喬に嚥下させつつ、大喬に不敵な笑みを浮かべた。
「どうやらお前の妹は徹底的に調教しなければいけないようだな……」
277ヒロ 11/17:03/10/10 23:53 ID:vp8AlxlS

ズプッ…グプッ!…ブリュッ……ギュチッ……キチュッ……
「やっ!はひぃっ!!…あうっ!…はぁー……」

結合部がわざと見えるように、小喬を大喬と向かい合う様に自分の上に乗せ、
容赦無い突き上げを小喬に送っている曹操。

「んん……んんん………」
涙を流しながら、ただただ見守るしかない大喬。
すると疲れたのか、曹操がいったん腰を休めた。

「…も…う………許…し……てぇっ………」

ドプ!!
「あひぃーーーーっ!!!」

「おっ……おおぉ……」
小喬の小さな胸を後ろから鷲掴みにし、小刻みに震える曹操。
「い…やあ……ああぁぁ………」
「さんざん大口を叩いておいて……その様は何だ…?」


その時、大喬が体を引きずりながら近づいてきた。
「どうした……?」
大喬の猿ぐつわを外し、口を解放した。
「わたしを…………妹はもう…許して……あげて………」
「……お前が身代わりになる…というのか…?」
小刻みに震えながら頷く。
278ヒロ 12/17:03/10/10 23:54 ID:vp8AlxlS
「そうか……。だと言っているが?」
「だ…めぇ……お姉……ちゃんは………」
「…だそうだ。」

軽々と小喬を持ち上げ、繋がったまま四つん這いにさせる。
「あうんっ!!」
「お前の妹は…儂のが気に入った……ようだなっ!」
「そ…んなっ………違…う……」

パンッ!
「きゃうぅっ!!」

…パンッ!…パンッ!…パンッ、パンッ、パンッ!!
「あっ!…やんっ!!…あっ…あっ……ああぁーーーっ!!!」

「ふ……口ではそうは言っても………この締めつけは何なのだ……?」
「やあっ!あっ、ああっ!んあっ!!やああっ!」

「やめて……やめてぇっ!!」
両手を縛られながらも、大喬が必死に曹操の腕に体を当てる。

「むぅっ?…おとなしく………む?」
大喬の太ももに光る幾筋もの液が見えた。
「なんだ、妹の痴態を見ていて興奮したのか?」

そっと手を伸ばし、大喬の秘唇を指でもてあそぶ。
279ヒロ 13/17:03/10/10 23:54 ID:vp8AlxlS
グチュッ……キュチッ!
「んああっ!!」
「すぐに相手してやる…そこで待っていろ……」
指を引き抜くと、大喬はその場に崩れるように座りこんでしまった。

「…んあっ……あぁ………イ…く………イっちゃ…うぅッ!」
「ほぅ…。だが…それでは……」
グイと小喬の尻に手を押し当てる。
「あぅっ!?」
「つまらんのでなぁっ!!」

「抜いちゃやあぁーーーーっ!!」
倒れこむ小喬を仰向けにして足を左右に開かせると、丸める様にして
小喬の眼前に自身の秘唇を近づけさせた。
溢れ出る精液が小喬の胸元を垂れ流れていく。

「抜いちゃ……やあぁ………イ…きたいぃ……イカせ…てえぇ……」
「なんだ、さっきと言っている事が違うではないか…。」
「お……おねがいぃ………い…入れてぇっ………」
「ふむ…どれ………」
「ひッ!?…そこは……違っ……!」

グプッ……
「ひっ…ぎぃッ!!」

小喬は無残にも肛門に怒張を挿入されてしまった。
「お…おおっ!……さすがに……比べ物にならない締めだ…のぅ……」
「シ……あ……ぎ………ら…めぇっ……」
「さすがにいきなりは辛いか…。おい、こっちへ来い…。」
280ヒロ 14/17:03/10/10 23:55 ID:vp8AlxlS
顔を背けていた大喬を呼びつけ、その頭を掴んで結合部へと導いた。
「ああっ……」
「妹が苦しんでいるのだ……それを助けてやるというのが筋だろう?」
ゆっくりと亀頭までを引き抜きながら、曹操が言った。

見れば小喬が半分白目を剥きながら震えている。
一度大きく唾を飲みこむと、大喬はその可憐な唇をゆっくりと落としていった。

「きゃうぅっ!!」
自分の姉から送られる、切ないまでの陰核への愛撫に
ビックンと小喬が大きく体を弾ませた。

「お姉…ちゃんっ………そっ……そこ……だ……だめぇッ………」
「もう良い頃合か…?」

ズプウッ!!
「ひぎいッ!!」

「……ッ!!」
目の前で妹の肛門が無残にも深く深く貫かれ、怯える大喬。

ズプッ、ズニュッ!ギチュッ!ギュチッ!!
「か……はぁッ!!………ぎ…あ………ぎぃッ!……」
「此度は容赦せん…ぞッ!!」

プジュッ、グチュッ、グポォッ!!…ズッチュ…ヌッチュ……
「だ………めぇ……お……お…尻………壊れ…るぅ…………」
281ヒロ 15/17:03/10/10 23:56 ID:vp8AlxlS
「くっ………果てぃっ!!」

ブシャアアアッ!!
「やあああぁーーーーーーっ!!!」

凄まじい飛沫をあげながら、熱い精液が奥へと奥へと注がれていく。
ビクッ、ビクンッと大きく体を震わせ、小喬は目を開いたまま失神した。
だらしなく開いた口からよだれが垂れ落ちていく。

「さぁ…きれいにしろ………」
小喬の肛門から引きぬいた欲棒を、大喬の口元に近づける。

「ひぐっ……うっ…うぶっ……ブ…ぷぅっ……」
「どうだ?……妹の尻に入っていたモノは……」
「い…いやぁ……」
「さてと……では今度はお前の番だな………」
「ひっ……い…いや……やめ…て………やめてぇーーーっ!!」


「殿っ!!」
「む…むうっ……」
司馬懿が凄まじい形相で曹操を起こしていた。
「むぅ……そうか…夢であったな………」
「あの……」
「………おぉ、色々思い出してきた……皆、揃ったのだな?」
見渡すと、確かに揃った一同が自分をじっくりと見つめている。
282ヒロ 16/17:03/10/10 23:56 ID:vp8AlxlS
司馬懿が言い辛そうな面持ちで口を開いた。
「いえ…甄姫殿が寝坊で全員ではありません……。」

「なんだとっ!?皆が揃うまでは起こすなと言ったではないかっ!!!」
大声で叱りつける曹操。
「それが……。大変述べにくい事なのですが……」
「何だ!?早く言え!」
不機嫌そうに机をトントンと叩きながら司馬懿を睨みつける。

「殿…、甘美な夢をご覧になるのは大変結構なのですが……」
「ふむ……ちょっと待て!なぜそれを知っている?!」
「大変大きな寝言を……しかも克明に………」
「なんだとーーーーっ!!!」
「あれ以上進めば……あちらが………」

司馬懿がチラと目線を送ると、そこには怒りで闘気を発する徐晃がいた。
「うおっ!」
「あと……やはり最大の問題はあちらかと………」

分かりきってはいたが、司馬懿の視線をゆっくり…ゆっくりと追う。
顔面を真っ赤にしている二喬がいた。
「うおおおっ…!」

小喬がイヤンイヤンと腰を振りながら言った。
「ま〜、分かる!分かるんだけどねぇ〜。こんなに可愛い小喬ちゃんを
 好きにしたいのは分かるんだけどねぇ〜。」

ジロ…と冷たい視線を送る大喬。
「…見そこないました……。…曹操様のえっち!」
283ヒロ 17/17:03/10/10 23:58 ID:vp8AlxlS
「ぬおおおおおおおっ……!!!」

「にゃはは〜、思い出しただけで恥ずかしくなっちゃうよぉ〜ん♪」
「ふーんだ!えっち!!」

「あ……そういえば。」
「なんだ…司馬懿……」
呆然となりながら司馬懿に応える曹操。
「先程の『 夏侯淵殿の昇給 』の件についてはいかがいたしましょう?」
「うほっ♪」
「そんなもの、知るかーーーーっ!!!」
「そ、そりゃないっすよーーーーっ!!」


「嗚呼っ…わたくしとしたことが(常習犯)また寝坊をしてしまいましたわ…。
 せっかく昨晩必死に造った七星帯とかいうお守りも、まったく効きません
 でしたわねぇ…。」

凄まじく荒れている会議場にようやく現れた甄姫。
どうやら何かあったらしく、会議どころではないようである。

「……効きましたわ♪」
284ヒロ:03/10/11 00:01 ID:a5mVHozp
以上、「銅雀台に曹操落つ」でした。
今回の小喬伝で見事に羽ばたいた曹操様へ。
SSの中では常に紳士として描いてきたつもりの僕の立場はどうなってしまうのですか?


……おそまつ様でした。
285名無しさん@ピンキー:03/10/11 01:31 ID:8ugrnNyQ
グッジョブ!
笑いました。多種多様なる面があってこそ英雄かと!
286名無しさん@ピンキー:03/10/11 11:05 ID:Ap5Ch7VZ
さすが乱世の姦雄だな。
287名無しさん@ピンキー:03/10/11 20:47 ID:dBm6TKF3
魏の炉利帝
キタ━(゚∀゚)━┥東│東│東│南│南│南│西│西│西│北│北│北│發┝┥發┝━(゚∀゚)━!!!!!



プレイ直後、こういう話を想像してますた。
残りの女性陣のも期待してもイイんですよね。イイに決まっkjてゃkま
288異名その1:03/10/13 17:31 ID:y7BRD9An
262改めまとめ人の異名と申します。
書き込みできなくてレス代行スレにお願いしました・・・_| ̄|○
ご意見や画像投稿もおまちしております。
289異名その2:03/10/13 17:34 ID:y7BRD9An
ご連絡遅くなりましたがとりあえず無双4からのまとめサイトです。
290名無しさん@ピンキー:03/10/13 17:37 ID:hE3U3er9
>>289
どこ?URL貼って。
291名無しさん@ピンキー:03/10/13 22:51 ID:GAWPtRzq
>>289は何が言いたいんだ?
292名無しさん@ピンキー:03/10/14 00:13 ID:AOGd3sOE
h tt p://s mu so u.h.f c2.c om

保管庫URLです。レス代行スレまで行って拾ってきました。
代行人サンも書けなかったということは
URLの文字にどこかエラーに引っかかる部分があるのかな?
スペースを削除して打ち込んでみてください。

異名さん乙!
293名無しさん@ピンキー:03/10/14 14:56 ID:0Euk9YiZ
>>284
遅くなりましたがGJです。
まあ…「英雄色を好む」とも言いますし…
294名無しさん@ピンキー:03/10/14 17:48 ID:NLZE58O0
>>ヒロ氏&異名氏共に乙。
295名無しさん@ピンキー:03/10/14 19:18 ID:R5IULl3s
296名無しさん@ピンキー:03/10/14 23:34 ID:fhc3eSzU
297名無しさん@ピンキー:03/10/15 00:49 ID:DfQ9/px/
>>296
ワロタ どーやったんだ?
298異名 ◆XhDQ6ssgE. :03/10/15 21:06 ID:bcNzr1VZ
292さん本当にありがとうございましたヽ(TーT)ノ
代行スレの方も途中まで微妙に送信できる状態で
混乱させてしまい申し訳ありませんでした。
スレ5(このスレ)については次スレ以降後に一括更新しようと思います。

ところで、近衛兵ネタなど旧スレ分については
まとめは必要でしょうか?
ご意見お待ちしてます!
299短い始まり 1/6:03/10/16 00:03 ID:dAVnkJWk
──気付いたときには、そこにいた。
───あたり一面に広がる見たこともない景色。
─自分は何者だ?それすらもわからない。
────頭痛がひどい。頭に手を沿え、膝をつく。どこからか、男の声が聞こえる。
「己の力で己の限界を目指せ。修羅の道を極めよ。そなたの名は周泰。字は幼平だ」
──その声を聞いたとき、何かが一瞬、脳の中で甦り、消えた。
─なにか、賑やかで平和な風景だった気がする。
───それが消えた瞬間、先ほどまで取り付いていた頭の痛みも消え去った。
これが、これから起こる長い長い道のりの、始まりだった。



少し歩いた。頭痛はすっかり止み、足取りも軽く感じた。
しかし、記憶は全く戻らない。先ほどの男の声によると自分の名前は周泰のようだ。
そして自分がいる、この地の名前は洛陽というらしい。随分にぎやかな町で人も多い。
「己の力で己の限界を目指せ」これも男が残した言葉だ。意味がわからない。
自分の身体を見回してみると、腰に刀のようなモノが据えられている。
自分はもしかすれば、どこかの軍の人間だったのかもしれない。



──トントンッ!



唐突。肩に二回の軽い衝撃。誰かに肩を叩かれたようだ。
あまりに突然の出来事だったので、振り返ることもできなかった。
300短い始まり 2/6:03/10/16 00:04 ID:dAVnkJWk
「ねえ!こっち向いてよ!」
女か?随分明るい口調で話しかけている。少々警戒しながらも、振り返ってみた。
そこには赤い服装をまとった女が、にこやかな表情で周泰のことを見つめていた。
「あなた・・・なんて名前?」
「周・・・泰・・」
まだぎこちない。妙になれ慣れしい、この女が不思議でならない。
「周泰・・・。・・・やっぱり何も思い出せない・・・」
その瞬間、女の表情に陰りが見えた。
「あ、いや、なんでもないわよ!ここじゃそれが当然だしね。・・で?何回目の出発?」
全く意味不明だった。ここじゃそれが当然。とか何回目とか。なにも記憶がないのでわかるはずがない。
とりあえず記憶喪失になっていることを説明しなければ。
「すまないが、わからない。・・・私は記憶喪失だ。先ほどまでは名前すらわからなかった」
女の表情がキョトンとする。
「記憶喪失?当たり前じゃない、そんなの。でも、装備品とか残ってるでしょ?」
ますます意味不明だった。装備品って何のことだ?
会話がかみ合わず、なにも話すことができなくなった。
「あ、まさか初めての人!?そうね!それなら会話がかみ合わないのも頷けるし」
頭の中に?が乱舞する。
「よし!じゃあ、私についてきて、私、孫尚香!これからの旅の友よ!」
わけもわからないまま、腕を引っ張られ、なすがままに連れて行かれた。
だが、悪い気がしなかった。この女の明るい性格や表情を見ていると楽しく過ごせそうだ。
まだまだ、旅やら装備品やら分からないことは山ほどだが、今はこの女についていくことにしよう。
301短い始まり 3/6:03/10/16 00:05 ID:dAVnkJWk
「いらっしゃいませ!じっくりみてくだせぇ!」
なすがままに連れてこられ、ついた先は関所のようなところ。
そこには食べ物やら物騒な剣等を置いた店があった。
「うーん・・・お金もないし、なにも買わなくていいわ!」
「ありがとうございやした!」
品物をじっくり見ていると、肉まんやら酒やら結構うまそうなものもあった。
しかし気になったのは隣にある妙な置物たちだった。
なにか小さな文字で書いてあるが、小さすぎて見えなかった。
「ほら!さっさと行くわよ!時間も少ないんだから!」
商品を手にとって、じっくり見たかったが、それもできなかった。


関所を越えると、そこはまた違う世界だった。木々が生え盛り、道も荒れている。
「さ!今回は・・・・山賊頭の撃破よ!」
「・・・なに?」
山賊?撃破?またまた妙な展開になってきた。
「その腰に据えてある立派な剣で、辺りの賊どもを叩っ斬っちゃって!」
腰に視線を落とす。確かに自分の腰には立派な剣が据えられている
視線を戻すと、孫尚香がデカイ円型をした刃物を握っていた。
「それはなんだ・・・?」
「私の武器!あなたの剣みたいなものよ!ほら、さっさと準備して!」
孫尚香が周泰の腕を掴み、剣の柄の部分へもってゆく。
302短い始まり 4/6:03/10/16 00:06 ID:dAVnkJWk
「さっさと剣を抜いて!」
そっと剣の柄を握る。
「ぬう・・・!?」
頭痛だ。そして再びぼやけた映像が一瞬映り、消えた。
今度は血が写っていた気がする。
「・・・・・」
スッと流れるように剣を抜く。
「きゃぁっ!」
刃が孫尚香の顔スレスレのところを走り抜けた。孫尚香はバランスを崩してしりもちをついてしまった。
「ちょっとぉ!なにすんのよ!」
太陽光に反射して光る刃。それがなんとも美しく、周泰の心を魅了した。
「・・・・もう!さ、行くわよ!さっさと山賊叩きのめして宿にいきましょ!」
一度二度、刀を振り、感触を確かめる。やはり昔自分は軍の将軍かなにかをやっていたのだろう。
妙に血が騒いだ。



「いらっしゃい」
宿についた。山賊頭は孫尚香が討ち取った。
「おやおや、連れの男は随分とまぁ・・・」
「あはは・・・」
ボロボロだ。血が騒ぐだけで身体が全くついてこない。幾度となく、この女に救われた。
ちょっと情けない。いや、かなり情けない。
宿の婆さんが見かねて風呂に入るよう催促する。
「ちょっとしみるだろうけど、ちょうどえぇよ。泥や砂流しちまいな」
「そうさせてもらおう・・・」
こっちこっちと指差して風呂場の位置を指す宿の婆さん。
「私も入ろっかな。なんか随分疲れちゃった」
「あー、ウチの宿は女湯、男湯分かれてなくてねぇ。混浴さね。お二人仲良くはいるかね?」
「じょ、冗談やめてよ!もう・・後でいいわ。さっさと出てよね!」
慌てた口調がちょっとかわいかった。しかし身体のあちこちが痛む。さっさと風呂に入ろう。
303短い始まり 5/6:03/10/16 00:06 ID:dAVnkJWk
全裸になり、自分の身体を見回してみる。かなりよい体つきだ。
だが、身体の至るところに傷の跡がある。いったい自分は何者だったのだ。
もしかして結構階級が上で何度も戦を経験しているような凄い奴だったのか?
「・・・どうでもよいか」
忘れたものは仕方ない。これからを生きてゆこう。
ポジティブに思考を走らせ、前向きに向かうことにした。
「・・・っ・・・」
景気づけに湯を浴びたら、かなり沁みた。だがスッキリした。身体に付着した泥が洗
い流されていくのが直に感じられた。
「・・・・・・?」
なにか柔らかく優しいものが背中に触れた。
「今日はお疲れ。背中、流してあげる」
「な・・・」
背中に触れたのは孫尚香の手のひらだった。
「変な想像しないでよ。私は服着てるんだから」
泡を纏った手のひらが周泰の背中をゆっくり丁寧に滑ってゆく。
「すごい・・傷だらけ・・・」
孫尚香がつぶやく様に言う。
「腕も洗ってあげるね。」
手のひらが肩にかかる。視線を肩に向ける。白く小さな手が見えた。
その手の甲に刃物で斬られたような傷が見えた。その時だった。
「!?」
また頭痛だ。だが今回のは桁が違う。目を見開き、歯を食いしばる。
「ちょ・・どうしたの!?」
孫尚香が肩をゆする。だがゆすられているという感覚もなくなってきた。
そのまま私は気を失った。

ぼやけた白の世界。馬にまたがりながら、剣を抜き、何かに向かって駆けてゆく。
一合二合打ち合う。相手は誰か、わからない。だが、形勢は有利だ。
刀から腕にに確かな感触が伝わり、白の世界に真っ赤な血しぶきが舞う。白の世界に飛び散る赤が、やけに鮮明だった。
間髪おかずフッと相手の姿が消える。白の世界が弓兵の姿で覆われる。
太い男の声がひびき、幾千本の弓が飛んでくる。かわしきれるはずもなく、一本一本が身体に突き刺さり、意識が薄れてゆく。
304短い始まり 6/6:03/10/16 00:07 ID:dAVnkJWk
「うああああっっっっ!!」
あたりは真っ暗。どうやら自分は布団の中にいるようだ。
悪夢か・・。嫌な夢だ。自分は風呂場で気を失ったはずだ。その後どうなったのだろう。
「・・・起きたの?」
孫尚香の声だ。尚香も、もう寝ているのか。随分長い間自分は気を失っていたようだ。
迷惑をかけてしまったな。


ギュッ


「・・・・?」
孫尚香の手が周泰の服の襟をキュッと握っている。その手は小刻みに震えていた。
「どうした・・?」
「お願い・・夜は一緒にいさせて・・怖いの・・・」
震えた弱々しい声だった。尚香が何におびえているのか、聞いてみたかったが聞かなかった。
そっと孫尚香の背中に腕を回し、抱きしめた。
「ありがと・・・」
彼女の吐息が肩に吹きかかる。ちょっとくすぐったかったが、悪い気分ではなかった。




しばらくして孫尚香は寝息をたてはじめた。わずかに見える寝顔がかわいらしかった。
次第にまぶたが重くなり、周泰も静かに目を閉じた。
悪夢を見ないようにと心のどこかで祈りながら──


──翌日、早朝に起こされる。この日もどこかへ出かけ、敵を斬る一日となるそうだ。
───ここはどういう世界なのか。一体自分や、この女は何者なのか。
─謎は数え切れないほどある。だが、今はこの女と一緒に生き、共に戦ってゆこう。
そうすれば自分は幸せになれる。そんな気がした。
305名無しさん@ピンキー:03/10/16 00:15 ID:olZs+YMo
修羅モードキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
なんか新鮮で(・∀・)イイ!
リアルタイムで見られてちょっと幸せ。
306いつしかの人:03/10/16 00:15 ID:dAVnkJWk
はじめまして(正確にはお久しぶり)
とてつもなく久々の投下なため挨拶をはじめましてとしました。
今回投下した作品は短い上にエロ無しと喧嘩売ってるような内容でスマソ。
ですが、続き物なので、これから話が進むにつれドンドンエロもいれていきたいと思います。
ついでに元ネタは修羅モードです。気付いた方も多いんでないかと。
でわ、これからよろしくお願いしまつ。(最初にあげてしまいますた。・・申し訳ない
307名無しさん@ピンキー:03/10/16 00:20 ID:ZUZ29R+L
リアルタイムキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
と書き込もうと思ったらギコナビ不調で一旦落とした漏れ。
周泰カコ(・∀・)イイ!!
尚香カワ(・∀・)イイ!!
続き待ってまつ。
308名無しさん@ピンキー:03/10/16 00:55 ID:3zTrKyPx
修羅
キタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!

自己最高記録になったプレーヤー周泰で
教祖、d兄、小凶の凸凹パーテーを思い出しますた。
309森川K太郎 ◆s4sQgWdsYI :03/10/19 09:50 ID:KhZWp+Ju
おはようございます。
以前の続きを書いたのですが、丁度話の継ぎ目で
長いくせにエロが無いという物に仕上がってしまったので
もしそれでも良ければ投下したいのですが・・・。
承諾頂ければ、近日中に投下致したく思います。
それでは模試へ・・・。

>>いつしかの人氏
つ・・・続きを!
修羅モード編(;゚Д`)ハァッハァッ・・・!!!!
310名無しさん@ピンキー:03/10/21 00:21 ID:oUNUy/e5
>森川タン
早く投下してくれYO〜!

あ、あとヒロタンも続きマダーーーーー??(´Д`)??
たくさん新作読みたいでつ、たのみます職人様方
311森川K太郎 ◆jN3t1TLKqA :03/10/21 13:04 ID:EXkbqsjR
今日は。
それではお言葉に甘えまして、前スレからの続きを投下させて頂きます。
エロが無いので、軽くスルーしてやって下さいませ。
明け方から降り出した雨は重い灰色の雲を連れたまま
昼を過ぎても未だに空に留まり、地面を激しく穿っていた。

「では、出立は明日の日の出と同時刻。先鋒は朱治隊、凌統隊――・・・」

諸将らは何も言わない。
だが、告げられる己の役に皆力強く頷く。

呉の城の一角。
それ程広くも無い部屋に、諸将らは陸遜の召集に応えて集まっていた。
その場には、孫尚香の姿もあった。
尚香様にとっては辛いかもしれませんが軍議には立場上一応出て頂きます、と陸遜に告げられた為だ。

―・・・・成都・・・蜀の都、か・・・・。

「本陣には魯粛隊、そして私の部隊が―――・・・」

何を言うでもなく、孫尚香は陸遜が述べる言葉を聞いていたが
最後に陸遜が、何か異存は、と全員に向かって尋ねた時に
彼女は初めて口を開いた。

「ちょっと待って。私の配置は?」

一瞬にして、諸将らの視線は孫尚香へ集まる。
陸遜は、恰もその言葉を予想していたかのように、悠々と彼女を見た。

「今回は直接成都へと攻め込む戦となりますから・・・尚香様は無理に出陣なさらなくても構いません。」

だが、孫尚香はそれに納得しなかった。
313森川K太郎 2/10@ ◆s4sQgWdsYI :03/10/21 13:06 ID:EXkbqsjR
「私だって武将よ?馬鹿にしないで。」
「・・・・・ならば、貴女は劉備を斬れると、そう仰るのですね?」

陸遜は、幾分語調を強くした。
諸将らの視線は、痛い程に孫尚香一人へと注がれている。

―私は、もう迷わない。

孫尚香は、怯むことなく答えた。

「この国のためなら・・・・戦えるわ。」
「そうですか。なら尚香様は周泰殿の部隊の、副将に就いて下さい。」

いやにあっさりと陸遜は返す。
孫尚香も少々面食らった様子で、陸遜を見ている。
陸遜はそれを気にも留めずに、視線を皆へと配った。

「では・・・此度の戦も、呉に勝利を!」

「もっちろん!!」
「頑張ります!」
「蜀軍にゃあ負けねぇぜ!」
「我が命を賭しても!」
314森川K太郎 3/10@ ◆s4sQgWdsYI :03/10/21 13:07 ID:EXkbqsjR
次々と自室へと戻っていく諸将らの背を見送りながら
未だ部屋に残っていた孫権が、同じく部屋に残って算木やら駒やらを片付けていた陸遜を見る。

「・・・・あれで良かったのだろうか。」
「何のことですか?」

散らかった算木や駒を纏めながら、陸遜はとぼけたように言う。

「いや、その・・・尚香のことだが・・・。」
「初めからそのつもりでしたから。」

片付けの手を休めずに、軽く答える。
そんな陸遜の様子を、孫権は訝しげに眺める。

「そのつもりだった、とは?」
「けじめをつけるには丁度良い機会でしたからね。
 尚香様にとっても、何時までも問題を抱えているのは毒にしかなりません。」

陸遜は最後の駒を箱へとしまい
卓の上に転がっている筆と、広げられたままの地図に手を伸ばした。
315森川K太郎 4/10@ ◆s4sQgWdsYI :03/10/21 13:08 ID:EXkbqsjR
「私はただ、その後押しをしただけです。それに、尚香様ならば何時かは御自分で決心なさると思っていましたから。」
「・・・幼平の副将につけたのは?」
「それが最善の位置だと思ったからですよ。孫権様も御存知でしょう。」

お前はそういう事まで分かるのか、と孫権は笑った。
陸遜は地図と筆を片付けて、孫権の方へと向き直った。

「孫権様の部隊の副将は、大喬殿ですからね。頑張って下さい。」
「な・・・先の軍議で大喬の部隊は陸遜の副将と・・・・。」
「私の部隊は精鋭を揃えていますから、副将が居ずとも大丈夫ですよ。本陣の近くですし。」
「そ、そういう問題では・・・!」

陸遜は、ふっ、と息を漏らした。

「その方が、孫権様の士気も上がるでしょう。」

孫権は慌てて陸遜を睨んだが
赤い顔をして自分を見てくる君主に、陸遜は笑いを堪えずには居られなかった。

「部下の前で情人を呼び捨てにする位なのですから、ね。」

意地の悪い笑みを孫権へ向け、陸遜は足早に部屋を後にした。
全く皆さん世話が焼ける、と言い残して。
後に一人残された孫権は、照れ隠しに大きな溜息を吐いた。

「・・・まあ確かに士気は上がるがな・・・。」

316森川K太郎 5/10@ ◆s4sQgWdsYI :03/10/21 13:09 ID:EXkbqsjR
軍議が終わっても、雨は勢いを弱めずに降り続いていた。

「・・・・・姫、居られますか。」
「どうしたの、幼平。入って良いわよ。」

雨のせいで昼間なのに薄暗い孫尚香の部屋へ、周泰はゆっくりと足を踏み入れる。

「珍しいわね。幼平が部屋まで訪ねてくるなんて。」

孫尚香は、自分の部屋まで周泰が訪ねて来た意味が分かっていた。
そんな所に立ってないで、と言い、椅子を勧める。
周泰は僅かに戸惑ったがそれを受け
部屋の奥の、窓際の椅子へと腰を下ろした。

「お茶、入れるから。」
「あ・・・いえ・・・構いません。」
「いいから。遠慮しないでよ。」

軽く笑い、孫尚香は厨へと吸い込まれていく。
周泰はどうしていいか分からずに、窓の外へと目をやった。
317森川K太郎 6/10@ ◆s4sQgWdsYI :03/10/21 13:10 ID:EXkbqsjR
「態々ここまで来るなんてね。」

彼女の声が聞こえる。
厨へと視線を戻すが、姿は見えない。
だが直ぐにも孫尚香は茶器を持ち、姿を現した。

「その・・・・。」

答えあぐねているうちに、孫尚香は良い香りのする茶を卓に置き
周泰の正面に座った。
お互い暫くの間何も言わずに、茶を啜る。



「・・・・・今度の戦の事、よね。」

口を開いたのは孫尚香。
片手に持った真っ白の茶器を見つめたまま、周泰は動かない。

「怒ってる?」
「そのようなつもりでは・・・・。」
「・・・言わなきゃ分からないわよ?」
「・・・・・・・。」

孫尚香は少し意地の悪そうな笑みを一瞬だけ浮かべたが
すぐに真剣な面持ちに戻った。

「なんてね、分かってるわよ。戦に出るなって言いたいんでしょ?」
「・・・・・はい。」
318森川K太郎 7/10@ ◆s4sQgWdsYI :03/10/21 13:12 ID:EXkbqsjR
今度は穏やかな笑みを浮かべる。
その表情のまま、孫尚香は続けた。

「ありがとう。でも、もう決めたの。私は戦う。」

はっ、と、周泰が顔を上げると
孫尚香の大きな瞳と目があった。

「ですが・・・・。」
「良いのよ。けじめも付けたかったし。」

孫尚香は、すい、と茶器を持った手元へと視線を落とした。

「それに、大切な人が誰かってちゃんと分かったから。」

窓から吹き込む水気を含んだ風が、孫尚香の髪を揺らした。
319森川K太郎 8/10@ ◆s4sQgWdsYI :03/10/21 13:15 ID:EXkbqsjR

ほんの少しだけ乱れた髪を抑えながら、ちょっと恥ずかし過ぎる台詞よね、と
孫尚香は照れた笑いをした。
そうして一息ついて、目を少し細めて周泰を見る。

「・・・大丈夫よ。」
「・・・だと良いのですが・・・。」
「心配しすぎよ。幼平こそ部隊長なんだから、しっかりしてよね。」

少年のような笑みをして、孫尚香はふざけた口調で言う。

「私は大丈夫です。」
「ま、私が副将だから大丈夫よね。」
「・・・むしろ心配ですが。」
「可愛くないわねぇ。」

けらけらと笑い、孫尚香は茶を一気に飲み干した。
周泰も茶を流し込む。

「-――・・・雨、止まないわね。」
「そうですね・・・・。」

途端、彼女は儚げな表情をする。
銀糸のような雨は、遠くに靄をかけていた。

「明日からの戦も雨かしら。」
「恐らく・・・まだ降り続くでしょう。」
「そっか・・・。」
「はい。」
320森川K太郎 9/10@ ◆s4sQgWdsYI :03/10/21 13:15 ID:EXkbqsjR
「・・・幼平。」

急に不安になって、愛しい名を呼ぶ。

「はい。」

卓に置かれた周泰の手に触れると、そこから体温が伝わる。

「・・・ごめんね。」

急に謝られた周泰は、解せぬという顔をして孫尚香を見る。

「迷惑かけてばっかりで、ごめんね。」
「迷惑など・・・・。」

与えられる温もりは、何時でも優しい。
それを失いたくなかったし、守りたいと思った。

「駄目ね。もっとしっかりしなくちゃ駄目なのに。」

重ねた手を、孫尚香は静かに退けた。
茶器を厨へと下げに行く。

戻ってきた彼女は椅子には座らずに、窓の傍に立ったきり
外を見てばかりで口を開こうとしなかった。
ゆっくりと立ち上がり、周泰は孫尚香の傍らに立つ。
321森川K太郎 10/10@ ◆s4sQgWdsYI :03/10/21 13:16 ID:EXkbqsjR
雨の霧は、遠くの景色を灰色に染めた。
幾ら目をこらしてみても、何もかもがぼやけて見える。
見知った景色がどこか遠くへ行ってしまったようで、悲しみに似た感情を抱いた。

「・・・怖いわ。」

何かを守るために、他の何かを犠牲にする。
それが一度情を通わせた仲だったとしても。

「何かを失う事がこんなにも怖いだなんて、ね。」

遠くを見たまま、孫尚香は少し笑った。

「雨なんか降るからよ。」

周泰は何も言わずに、孫尚香を後ろから抱き締める。

「・・・ありがとう。」








雨足が、強まる。
322森川K太郎 ◆s4sQgWdsYI :03/10/21 13:17 ID:EXkbqsjR
トリップを2回も間違えてしまいました。鬱。
これからも宜しくお願いします。
復帰を温かく迎えてくださった皆さん、本当に有難う御座います。

それでは又次回に・・・。
323森川K太郎 ◆s4sQgWdsYI :03/10/21 13:18 ID:EXkbqsjR
( ゚д゚)ハッ!!!
お茶は「入れる」ではなく「淹れる」ですね。
お粗末様でした・・・。
324いつしかの人 ◆NtFnbUZaPU :03/10/21 15:26 ID:hhECdNlp
グッジョブです!
自分も張り切ってやらねば。
325名無しさん@ピンキー:03/10/22 10:37 ID:g2WhLy1g
森川氏グッジョブ!
孫尚香と周泰にハァハァ…
エロが無くても有っても森川氏の作品は萌えポイントだらけです。
所で、ここって鬼畜物とか大丈夫でつか?
良かったら投稿したいんだが
326名無しさん@ピンキー:03/10/22 20:28 ID:R94eNZjx
>K太郎様
久々の投下乙です!孫権が微笑ましかったでつ(・∀・)
>325サン
ぜひ読みたいので書いて下さい!楽しみにしてます。

独り言・・・呂布×貂蝉読みたいです(´Д`) だ、だれか・・
327名無しさん@ピンキー:03/10/22 23:00 ID:xy4jnAZo
age
328名無しさん@ピンキー:03/10/23 20:37 ID:DOeQDNqy
期待しつつ保守
329ヒロ:03/10/23 22:53 ID:fixfjjbR
(´・ω・`)あの…………萌え重視のやつが一本できたんですが………
330名無しさん@ピンキー:03/10/23 22:58 ID:xu+psHct
ヒロ氏щ(゚Д゚щ)カモーソ!!!
331ヒロ 1/21:03/10/23 23:42 ID:fixfjjbR
ドドン!……ドドーン!パパ、パパパ……
一面に澄み渡る青空に、花火と爆竹の音が鳴り響く。

そう、今日は運動会なのである。運動場は人・人・人で埋め尽くされていた。

「はにゃぁ〜、でも…この体操着はちょっとなぁ……。」
小喬が『ぶるま』という衣装をクイクイと引っ張りながらぼやいた。
「でもとっても似合ってるわよ、小喬ちゃん?」
月英が小喬の頭を撫で撫でしながら笑いかける。
しゃがむ月英の動きに合わせ、谷間が布地ごと左右に揺れた。
それを見て、小喬は思わず『振り子の理論』を思い浮かべてしまった。
「えへっ、そう?………って、月英しゃんっ!?」
「なぁに?」
「お……おおおっ…おっぱ……おっぱい……透けてるよぉっ!?」
真っ白な体操着の胸元に、プックリ浮かんだ桃色の影。
「え?…あぁ…。うふ、小喬ちゃんもまだまだ子供ねぇ……♪」
「にゃんとっ!?」
そこに、同じく桃色をうっすら浮かべる甄姫が割りこんだ。
「月英の言う通りですわ。わたくし達ほどの猛乳は、見せつけるために
 存在するのです…。小さな恥よりも、大きな誇りですわ!」
回りで盗み聞きをする男性一同が、うんうんと頷いた。

「そっかぁ…。じゃああたしも上、外そうかなぁ……」
背中の止め具をモゾモゾといじくる小喬。
「ばっ、馬鹿っ!やめなさい!!」
余りにも無茶苦茶な理論に毒されようとしていた妹を、諌める姉。
332ヒロ 2/21:03/10/23 23:43 ID:fixfjjbR
一方、その後ろでは孫尚香が入念に全身を伸ばしていた。
細く長い足を左右に開き、体を前にゆっくりと倒していく。
「いっち、にっ………よぉ〜っし、頑張るぞ〜っ!!」
「尚香さん、気合い入ってらっしゃるみたいね?」
「だって貂蝉さん。わたしね、運動ってだーい好きだもん!」
「まぁ、尚香さんの足手まといにならないよう気をつけますわ。」
「よく言うよぉ。貂蝉さんの実力、知らないとでも思ってるのぉ〜?」
「おほ、おほほほほほ……」
「へへへ……へっへっへ〜……」
何気に体力面でライバル視しているこの二人。
お互いこの方面で決着をつけるに良い機会だと思っているのだろう。


この運動会は、六人が一組となって団体で争う。
優勝した組には莫大な恩賞が与えられるので、選手だけではなく
観戦する親類・応援者にも異常な気合が入っていた。

大声援の中、選手たちが列をなして入場してきた。

まずは甄姫・貂蝉・月英・孫尚香・大喬・小喬の『美神光臨』。
全員が俊足を誇り、体力面も豊富。しかし腕力面では少々不利か。

次に曹操・夏侯惇・夏侯淵・曹仁・典韋・姜維の『常勝魏軍』。
機敏さに欠けるが、圧倒的な力と勢いで優勝を目指す。

続いて徐晃・張合β・張遼・楽進・于禁・許ネ者の『五虎一豚』。
極めて均整の取れた優勝候補。『一豚』が勝敗のカギか。
333ヒロ 3/21:03/10/23 23:44 ID:fixfjjbR
お次は司馬懿・郭嘉・筍或・程c・楊脩・賈逵の『秀才集合』。
卑劣なまでの知略を活かし、栄光すらその手に狙う。

中でも注目を集めたのは、奇跡の八つ子『護衛兵達』。
八つ子の中から選ばれた六人のそっくりな女性達が入場すると、騒然となった。

曹昴・曹丕・曹彰・曹熊・曹洪・曹休の『顔無上等』。
密かに優勝を目指す、幸薄い人達。病弱な曹熊は歩いているだけで咳き込んでいる。

他にも『馬超一族』『南蛮襲来』など、多種多様な全十六組が栄光をかけて争う。

宣誓式が始まった。
壇上の国旗へと向かうため、ぶるま越しの妖絶な美尻を揺らして甄姫が階段を登って行く。

「宣誓。わたくし達選手一同は、猛将精神に則り、正々堂々戦う事を誓います。
 尚、女性は淫らに、いやらしく動き、殿方を精々動々させる事もここに誓います。」

男性陣からの凄まじい拍手喝采と共に、宣誓式が終わった。
甄姫のこういったサービス精神は男性から圧倒的な支持を得ていた。

第一競技・全員参加の短距離走。

意外にも一着を取れなかった甄姫が建物へと消えていき、数分経ってまた現れた。
「…………」
「あ、あの…えっと………おしかったですね?」
うな垂れる甄姫に、大喬が気を遣った台詞を送る。
334ヒロ 4/21:03/10/23 23:46 ID:fixfjjbR
「あら?」
貂蝉がある事に気付いた。
「甄姫……あなた、着けてきたの?」
よく見れば甄姫の胸元には桃色は透けておらず、黒の下着が浮きあがっている。
「…この猛乳が解放されれば、あれほど走りにくいモノだったとは……。
 一生の不覚ですわ……。」

その頃、一生懸命走っている月英の胸がぶるんぶるん揺れ踊っていた。
「ああん、走りにくい〜♪」


第二競技・肉食い競争。
走った先にある、釣らされた肉を咥えてさらに駆けぬけるというアレである。

「これは誰が出るのでしたかしら?」
「はーいっ!」
貂蝉の質問に、大喬が元気よく手を挙げた。
「お姉ちゃん、頑張れっ!」
「うんっ、頑張る!」
ペチペチと尻についた砂を払い、大喬が始点へと向かう。

参加者が位置につく。
「位置についてぇ……」

(がんばるぞぉ……んんっ?)

ある事に気付いた。見つめる先にある骨つき肉だが、その高さが――
335ヒロ 5/21:03/10/23 23:47 ID:fixfjjbR
(と、届くのかな……!?)

「よぉい……始め!!」
「え、え〜いっ、とにかく走ろうっ!!」
タタタ……と周りの屈強な男達と共に、とりあえずは肉まで辿り着いた。

「あ〜んっ!…あむっ!………あ……あれ………?」

「大喬〜っ!飛べっ!飛ぶのよ〜〜っ!!」
遠くから孫尚香の声援が聞こえる。が、飛んでも飛んでもプラプラ揺れる
肉を上手く咥える事ができない。
いつのまにか続々と抜かされて、とうとう大喬一人になってしまった。

(うわ〜〜〜ん……恥ずかしいよぉ〜〜〜っ!!)

視線が自分に集中している事に気付き、大喬は緊張してしまった。
「こらーっ、大喬っ!ちゃんと目を開けなさいっ!!」
孫尚香の怒号が聞こえる。
「ひ〜ん……!」

(と……とりあえずお肉を安定させないと………)
舌先を伸ばし、空中で揺れる肉にチロチロと触れる。

顔面を真っ赤にし、骨先にチロチロ…チロチロ……チロチロ………

「んぁ?」
一生懸命頑張っている最中、そんな自分をニタニタと見ている曹操と目が合った。
336ヒロ 6/21:03/10/23 23:48 ID:fixfjjbR
「……なに……見てらっしゃるんですか……」
「むぅっ……い、いや……その…………が、がんばれぃ……」
「………ふーんだ!えっち!!」

跳躍一番ようやく肉を咥えると、大喬は走り去っていった。

「と、殿…」
「淵………何も言うな………。」
「へ…へい……。…………なぁ、惇兄……」
「何だ?」
「殿が……あの殿が……泣いてるぜぇ……」
「ほっとけ。」


第三競技・大玉転がし。
「よお〜っしっ!じゃあちょっといってくんね!」
「がんばって、小喬ちゃん!!」
月英がぐっと拳を作る。

「位置について……よぉい……………始め!!」

「そりゃゃぁあああっ!!!」
ドドドドドド………

「あら!あらあらあら!!ちょいと、大喬さん?」
「な…何でしょう、甄姫さん……?」
337ヒロ 7/21:03/10/23 23:49 ID:fixfjjbR
「ど〜けどけどけどけ〜いっ!!」
ゴロゴロゴロ………

「貴方の妹さん……」
「はい……。あの子、球技はまるっきし駄目なんです……」

小喬の三倍くらいもある大玉は、彼女の意図とは異なる軌道を描いていた。
「うわああぁんっ!みんな待ってよぉ〜〜〜っ!!」
「小喬ーーーっ!もっとちゃんとやりなさーーーいっ!!」
「にゃんとっ!!」
孫尚香が怒号を飛ばすが、必死でやっている小喬にはカチンとくる一言だった。

「けっ、けっ、いいよねぇ〜!普段はもっと小さな玉を二つ触ってる姉様達は!!」

遠くで徐晃がいじられ、夏侯惇は「俺のだ!」と大声で自慢している。
真っ赤になって俯く大喬と孫尚香。

観覧席全体が爆笑に包まれる中、目が合う貂蝉と姜維。
貂蝉が頬を赤らめて片目をパチッと瞑ると、姜維は大きく唾を飲みこんだ。


第四競技・玉入れ。
自分たちの番を次ぎに控え、甄姫達は作戦会議を行っていた。
「さて、どうしましょうか。球技では殿方に差があるのは否めませんわ。」
「はい。」
「あら尚香さん……何か秘策でも?」
「小喬は……大喬もだけど…、球技が駄目でしょう?」
「ふにゃ。申し訳にゃい。」
「は…はい……。」
338ヒロ 8/21:03/10/23 23:49 ID:fixfjjbR
「だから、小喬と大喬は後方支援。玉を拾って皆の後ろに集めるの。」
「にゃるほど!」
「…で、尚姉様達がどんどん投げるって寸法ですね!?」
ポンと貂蝉も手を叩いて尚香を誉めた。
「それは名案ですわ!…確かにこの種目は拾う時間が問題ですからね?」

玉入れ終了後、観客席に戻った一同。

「そうね。二人は姉妹ですものね……似た動きをするのは仕方ないですわよ。」
貂蝉の優しい言葉も、正座している二喬に届いているのかは分からない。

甄姫がぼー…と空を見上げる。先ほど起こった出来事を思い出した。

最初は順調だった。四人が投げる玉の数は、明らかに他の組に勝っているほどに。
「さぁさぁ、どんどん投げちゃって下さい!」
続々と玉を拾っては集める大喬。
「ほりほり、じゃ〜んじゃんいっちゃって〜っ!!」
小喬も先ほど大玉転がしの屈辱を晴らすべく、玉を地道に拾う。

ゴチンッ!……バタン、バタン。

鈍い音と倒れる音。
玉拾いに夢中になる二喬が互いに頭をぶつけ、クルクルと目を回していた。
緻密(?)な作戦が崩壊した瞬間だった。
月英は種目そっちのけで二人に駆け寄り、焦る甄姫と孫尚香は互いに愚痴り
ながら玉を放り投げていた。
それでも最下位にならなかったのは、唯一地道に放っていた貂蝉の功績だろう。
339ヒロ 9/21:03/10/23 23:51 ID:fixfjjbR
そんな回想から現実に戻り、甄姫がため息をつく。
「…ほ、本当にごめんなさい……」
「すみましぇんでした……」
本当に申し訳なさそうに二喬が頭を下げる。

午前の種目を終え、掲示板には現時点で十六組中十一位とある。
「これは……一発逆転を狙うしかないですわね。」
「まぁまぁ、とりあえずお昼にしましょ♪」
月英がパンパンと手を叩いて皆を促した。
「そうね。じゃあ皆で食堂にでも――」
「あああっ!甄姫!!」
突如甄姫の発言を月英が打ち破る。
「な、何ですの?」
「ちょっと!早く!!…あっ、小喬ちゃんもっ!!」
「ふにゃああああっ!!!」
「ちょっ、ちょっと……月英!?」

甄姫と小喬の袖を強引に掴み、二人を引きずる様にして食堂へと向かう月英。
二人を引きずりながら、呆然と残された三人にパチッと片目で笑みを送る。

「え…えっと………どう…しましょうか………」
大喬がチラ…チラ…と孫尚香と貂蝉を見上げる。
「…ま、月英さんがせっかく気を使ってくれたみたいだから…。それに甘える
 としましょっかぁ?……ねぇ、貂蝉さん〜?」

ニッタァ……と貂蝉の顔を覗き込む孫尚香。
「なっ、何でそのような言い方を……?」
「ふふ〜ん。ちょぉ〜っと、良い事聞いちゃったんだよねぇ〜♪」
「な、なななっ……何だと言うのです…!?」
340ヒロ 10/21:03/10/23 23:52 ID:fixfjjbR
「ねぇ、大喬。」
「はい?」
「胸の大きさって二文字で何て言うんだっけ?」
「え〜とぉ…胸囲ですか?……あの…それがいったい…?」
「…っ!」

「そんじゃさ、脅かされるほどの怖い存在って二文字で何て言う?」
「う〜んとぉ……脅威とかですか……?」
「ちょっ…!!」

「じゃあじゃあ、びっくりするような事は?」
「驚異…かな?……あの…それが……?」
「あぁっ!……大喬さん……あの…その……」

「最後ね。教育委員会、略して?」
「教委?…あの……なんでさっきから『きょうい』って言葉を………
 ………って…まさか……?」
ポー…と頬を赤らめる大喬の視線が、貂蝉に突き刺さる。
「も、もう結構!…そうよ!そうですわよ!!」
貂蝉は顔面を紅潮させ、荷物を抱えて人ごみへと消えていった。

それぞれの昼食が始まる。
運動場では、運動会ならではの光景がずらりと並んでいた。
「はい、父ちゃん……あ〜ん♪」
「あ〜ん……」
「上手いだろ?あたいの手作り料理だよ?」
「あ、ああ!うめえ!!………ゲフッ…」
「何だよ!その『ゲフッ』ってのはぁっ!?」
「い、いや!……あ、あまりにうめえからよ……」
「そうかい?…さぁさぁ、じゃんじゃん食っとくれよ?」
341ヒロ 11/21:03/10/23 23:53 ID:fixfjjbR
「…あっ、徐晃さーん!」
「おおっ…大喬殿。」
落ちついた雰囲気を好む二人は、静かな場所で待ち合わせていた。
「ごめんなさい、お待たせして……」
「いえいえ。」
静かな木陰に二人で陣取り、腰掛ける。
さっそく弁当箱を手にする徐晃を横目に、一旦はちまきを外す大喬。
「…ふぅ。……ん?…あっ、どうぞどうぞ!」
徐晃の目を見た時、大喬は『おあずけ』をさせられている犬を連想した。

「では!……モグモグ………おおっ、これは美味な!」
「えっ、本当!?」
「大喬殿は料理の素質もあるのですなぁ……モグモグ…。」
「えへ…嬉しい♪………あ、ほっぺに……」
「?」
キョロ…キョロ……と辺りを見まわし、徐晃の口元に唇を重ねる。
「だ、大喬殿っ……」
「…えへへ……」
「モグモグモグ!…ガツガツ!!……」
「うふふっ…そうやってわざとほっぺに付けたのは駄目ですよ?」
「そ…そんな………無念…。」

━━━━━━━━━━━━徐晃、士気低下!!━━━━━━━━━━━━
342名無しさん@ピンキー:03/10/23 23:53 ID:zmC5eZOI
投下キボンヌ!
343ヒロ 12/21:03/10/23 23:54 ID:fixfjjbR
一方その頃。
「ほら、元譲。」
「おっ…手作り弁当か?」
「当ったり前でしょ〜?」
こちらは運動場の観客席で堂々と座りこむ二人。
ブルマからスラリと伸びる孫尚香の脚に、どうしても目がいく夏侯惇。
「は、早く食わせろ!!」
「もう…うっさいなぁ……。」
とは言いながら、孫尚香の顔には笑みが含まれている。
「こ…これは……」
「尚香様特製おにぎり!」

竹の皮に包まれたそのおにぎりは、夏侯惇の顔ほどの巨大さだった。
そして、丸かった。天才的な丸みを誇る仕上りだった。

「でかい…な……」
「愛情の量ってやつ〜?…な〜んてね、あっはっはっは!」
「中身は…なんだ?」
「えっとねぇ、一階に梅でしょ。二階にはおかかと昆布でぇ…」
「そうか……階…か……」
「男の子だもんね、それぐらいペロッといっちゃうんでしょ〜?」
「……ま、まぁな。これぐらいは軽い。」

━━━━━━━━━━━夏侯惇、巨大な敵に奮戦!!━━━━━━━━━
344ヒロ 13/21:03/10/23 23:55 ID:fixfjjbR
「さてと、俺も食堂に行くかな。………んんっ?」
食堂へと向かう人の流れにその身をまかせようとしていた姜維の服を
キュッと掴む白く可憐な指が三つ、人ごみの中から伸びていた。

「ちょ、貂蝉ふぁんっ!」
「しーーーっ!…こっち…こっち!」
「おっとととと……」
建物と建物の間の死角に連れていかれた。
「…ど、どうしたんですか?」
「………こ…これ…」
「何ですかこ………うわぁっ!もしかして!?」
「な…なによ!わ、わたくしがお弁当作っちゃだめ!?」
「そ、そんな事いってませんよ!…うわ…うっわー………」
「じ…じゃあ…」
「えっ?…あ、ちょっと…!」
クイッと手首を掴みかえす姜維。
「………♪」
「せ、せっかくですから一緒に……食べませんか?」
「…そ、そうね?」

落ちついた場所を探す二人。
「うわー……運動会ってこんな楽しい行事だったんだな……」
「クスッ、何言ってるのよ?」
「いやー…、何て言うか……幸せだなぁ…って……」
「……お昼休みの間に、もっと幸せになりましょうか?」
「…いっ、いただきますっ!!!」

━━━━━━━━━━━━姜維、勃起!!━━━━━━━━━━━━━
345ヒロ 14/21:03/10/23 23:56 ID:fixfjjbR
第五競技・障害物競走。

平行感覚、柔軟性、適応能力に秀でた貂蝉がぶっちぎりで一着になった。
一位の旗を振りかざし、甄姫たちの士気を大いに上げる。
……ヘロヘロになった姜維が、同じ組の仲間から叱られているのを横目に。

「…ねぇ、月英しゃん……」
「なぁに?」
「なんか…貂蝉しゃんの顔が……すっごく『悪女』に見えるんだけど……」
「そうね…あれは何かしたわね。あの子もやるわね。」
「あの子もやるわね…って……何の事?」
「え?…うふっ……な〜いしょ♪」

第六競技・借り物競争。

走っている時でもニコニコと笑う天然全開の月英。
「え〜っと、なになに……?」
甄姫達の元に激走してくる月英は、どこか緊迫した面持ちだった。
「ありり、月英しゃん……こっちに来るよ?」
「みんな!脱いで!!」

「えーーーーっ!?」
大喬が悲鳴を挙げる。
「違うの!これ!これっ!!」
月英がピラピラと見せつける紙には、こう課されていた。

『黒、水色、白、桃色、縞模様、点模様の胸用下着』
346ヒロ 15/21:03/10/23 23:57 ID:fixfjjbR
「甄姫が黒でしょ?貂蝉が水色で、わたしが白。大喬ちゃんが桃色で
 尚香ちゃんが縞模様、小喬ちゃんが点模様!ね、ピッタリ!!」

「わ〜お!…むむむ……ほらほら、お姉ちゃんも急いでっ!!」
「はううぅ………うわ…みんなほんとに脱いでるし……」

六人が大衆のど真ん中で、体操着の下に手を潜らせてモゾモゾと下着を脱いでいく。
「あ〜ん、ほらほら大喬ちゃんっ、早く早くっ!!」
五人分の色々な下着を振りまわし、月英が催促を繰り返す。
「そ、そんな事言っても……」
「あーんもうっ、お姉ちゃん遅いっ!みんな、やっちゃおうよ!!」
「えっ…!?」

小喬が手間取る大喬の正面にガバッと抱きつくと、残る四人が壁を作る。
「え!なに?なにっ!?」
甄姫と貂蝉が大喬のそれぞれの腕を、孫尚香が首を掴んだ。
そして背後から忍び寄る月英が……
「えいっ♪」
スッポーンと大喬の体操着を脱がしてしまった。
「キャアーーーーーーッ!!」

「は〜いはいはい、すぐ終わりましゅからね〜…」
カチャカチャと止め具を外し、手際よく下着を奪う小喬。
「はい、おしまい♪」
月英が再びスッポーンと体操着を上から着させる。

再び月英は走り出したが、大喬は目を真っ白にして固まったままだった。
347ヒロ 16/21:03/10/23 23:58 ID:fixfjjbR
第七競技・騎馬戦。
支え前列の月英、支え右の甄姫、左の貂蝉の上に孫尚香が乗って戦う。
二喬は仲良くお休みである。

完全に不利だと予想されたいた彼女達だったが、意外にも次々と相手を打ち破っていく。
「すっごーーーい!がんばってーーーっ!!」
「いけいけーーっ!!尚姉しゃまっ、み〜んなやっつけちゃえーーーっ!」

体操着の女性が屈強な男達に勇猛果敢に立ち向かい、絡み合って戦う光景は
皆に感動を与えた。しかし、徐々に違和感が観客を襲った。孫尚香の戦い方が、
『奪う』というよりは『(敵が)奪われている』といった感じがするのだ。


「次っ!あっちの敵にいくわ!!」
「了解ですわ!」
「貴様などには負けはせん!」

━━━━━━━━━━ 一気討ち開始!!━━━━━━━━━━━━

「うおおーーーーっ!」
「くっ…、甄姫さんっ、月英さんっ、お願いっ!!」
「承知!」
「は〜い♪」

「ふー……ふー……」
甄姫が前列の支えの耳元に熱い吐息を吹きかける。
「うふ♪…スリスリスリ……」
月英が敵乗り手の股間に頬をすりよせる。
348ヒロ 17/21:03/10/23 23:58 ID:fixfjjbR
「ねぇ……くちづけしてもよろしくって…?」
「ぜ、是非…!」
息を荒げる支えの男。
「あら〜、もうこんなに…。パクッ♪」
「うおっ……気持ち…いいっ…!」
もはや騎馬戦どころではない乗り手。

「それっ!……敵将、討ち取ったー!」


そして最終競技・長距離走。
「尚香さん、期待しておりますわ。」
「尚姉様、がんばって!」
「ま、わたくしの期待を裏切らないよう、頑張ってくださいましね?」
「フレーッ!フレーッ!尚姉しゃまっ!!」
「尚香ちゃん…これに勝てば逆転優勝よ!」

「みんな…。まかせといて!」

始点に体力に自信のある出場選手が続々と集まってきた。
「…おお、お前もか。」
「うわ!…元譲も出るの!?」
「もちろんだ。まだまだ二十代ってとこを見せてやる。」
「え?ごめん、何て言ったの?」
「まだまだ二十代ってとこをだなぁ……」
「ちょっ、ちょっと待ってよ…。え?あれっ!?」
「何だ?」
349ヒロ 18/21:03/10/23 23:59 ID:fixfjjbR
「そ…そういえばさぁ…、元譲って今……いくつなの…?」
「二十九だ。これでもどっこい二十代だぞ。」

「ええぇーーーーーーっ!!!」

「なんだ、そんなに驚く事か?」
「あ……あな…あなた、どんだけ老け顔なのよぉーーーーっ!!」
「言うな。妙才なんかあれで二十八だぞ。」
目を白黒させ、口をパクパクさせている孫尚香。

『それでは……位置について……』

「そういや張儁乂も俺とタメだったな。」
「嘘よ……詐欺だわ………夢よ………何よこの国……おかしいわよ……」

『始め!』

「はっはっは、俺の作戦にまんまと引っかかったな!さらばだ、尚香!」
「えっ、あれっ!?」

「尚香ちゃ〜ん!もう始まってるわよ〜〜〜っ!!」
遠くで月英の声が聞こえる。

「ゆ、許せない!!」
爆走を開始した孫尚香。
しかしこういった運動に慣れている彼女は、無謀な走りはしなかった。

一つの集団に追いついてはそこの一位になり、また次の集団へ……。
彼女の素晴らしい走りに観客が凄まじい声援を送る。
350ヒロ 19/21:03/10/24 00:00 ID:nRCLHug6
とうとう先頭集団に追いつき、そこに調子を合わせた。
もはや孫尚香が主役であった。

次々と先頭集団から脱落者が増えて、とうとう残り一周。
先を行く夏侯惇の横に並び、孫尚香は口を開いた。

「はっ…はっ……ねぇ……」
「…ふっ…ふっ……ふっ…ふっ………」
「はっ……はっ……ねえってば……」
「……ふっ…ふっ……ふっ…ふっ……ふっ…」
「どうやら……ちょっと……キテる……みたい……ね………」
「うる…さい……ふっ…ふっ……ふっ……」
無心で走りつづける夏侯惇。
「いいコト……教えて……あげよっ…かぁ………」
「ふっ……ふっ…ふっ…ふっ……」
「あの……おにぎり………中身……なんだったっけ…?」
「ふっ!?…ふっ…ふっ…ふっ…ふっ……」
「ねぇ……お腹………なんとも……ない……?」
「ふっ…ふぅっ!?………むっ…おま…え……くっ……むぅ……う……」
「うふ……うふふふふ………」

急激に夏侯惇の速度が落ちていく。
「いけーーーっ、尚姉しゃまぁーーーーーーっ!!!」

孫尚香が両手を上げて、一着の線を胸で破いた。

「はぁ……はぁ………あ〜、キツかったぁ〜……」
大の字で寝転がって青空を見つめる孫尚香に、甄姫達が駆け寄る。
皆が瞳を潤ませていた。
351ヒロ 20/21:03/10/24 00:01 ID:nRCLHug6
「やった!やったぁ!!優勝だよ、尚姉様!!」
「本当によく頑張りましたわ!」
「くぅ〜っ、やるねぇっ、尚姉しゃま!!」
「尚香ちゃん最高っ!!」

「お疲れ様…。」
布を手渡す貂蝉の瞳にも、雫が溜まって今にもこぼれそうになっている。
「貂蝉さん……」

「おいっ、尚香っ!」
そんな感動の場面を、夏侯惇が打ち破った。
「何よ〜?」
「卑怯だぞ…弁当(?)に下剤を盛るなど!」
「じゃあ聞くけどぉ、本当に今もお腹痛い?」
「む?……い、いや……」
「わたしは単純に、あのおにぎりに何が入ってたかな〜?って聞いただけよぉ?」
「し、しかし…腹がなんともないかとか……」
「だからぁ、それも単純に尋ねただけ。」
「なっ…!?」
「わたしねぇ、最近月英さんに心理学ってのを教えてもらってるんだ〜。
 ほんと役にたったわ〜。ありがと、月英さん♪」
「いえいえ、お構いなく〜。」

いまだ何か納得のいかない夏侯惇。
「む〜…。」
「夏侯惇さん、ちょっとお耳を…。」
「な、何だ?」
352ヒロ 21/21:03/10/24 00:02 ID:nRCLHug6
月英がなにやら夏侯惇に耳打ちした。
「どうして尚香ちゃんが………」
徐々に夏侯惇の顔から怒りが無くなっていく。
「ちょっ、なに……月英さんっ!?」

「……から…って♪」
「……ふむ。そうかそうか。」
ニヤリと夏侯惇がどこか憎ったらしい笑みを孫尚香に送る。
「な……なによぉ……」
「いやいや、何でもない。じゃあな。」
「ちょっ……な、何言ったのっ、月英さんっ!!」
「わたし知〜らな〜い♪」

見事優勝に輝いた甄姫達。
こうして波瀾の運動会は幕を閉じた。




『どうして尚香ちゃんが心理学を習ってるかっていうのは、あなたのためなんです。
 もっと恋の素晴らしさを教えてあげたい、ドキドキしてもらいたいから…って♪』


353ヒロ:03/10/24 00:06 ID:nRCLHug6
以上、『運動会』でした。
すまません、たまにはエロ無しのが書きたくて………。
次回からはがっつりいきますので、今回はご容赦くださいませ……('∀`)
おそまつ様でした。
354名無しさん@ピンキー:03/10/24 00:57 ID:g9G+o4XY
ヒロ氏グッジョブ!!!
こういう話も好きですよ!萌え萌えですた。
もうヒロ氏の話読むのが楽しみで楽しみで・・・。
次回作も楽しみにしてまつ。
355名無しさん@ピンキー:03/10/24 01:12 ID:n+vvWzAn
ヒロ氏、キテタ━━━(゚∀゚)━━━!!
萌え狂いますた!エロ無しでもイイ!次回作にも期待してます。
お疲れさまでした〜♪
356名無しさん@ピンキー:03/10/24 10:03 ID:mkNbDPlL
スゴイ萌へ
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!

エロが無くても萌え要素満載でお腹いっぱいでつ。
次回作にも今から期待…ハァハァ(;´Д`)
357名無しさん@ピンキー:03/10/24 13:29 ID:hd2Hy9B6
も、萌え氏ぬ………
358名無しさん@ピンキー:03/10/24 21:35 ID:a+sSRcuP
さすがヒロ氏!萌えますた(´∀`)次回作にも期待大しまつ。
乙でした
359名無しさん@ピンキー:03/10/25 00:25 ID:cOfdcEJ5
キタキタ━━━━(゚∀(゚∀゚(゚∀゚)゚∀゚)∀゚)━━━━ッ!!
萌え死にました。(*´д`)ハァハァハァハァノヽァノヽァ・・・
もうお腹いっぱいです。次回作も期待してますよ(*´∀`)ノシ
360325:03/10/26 01:33 ID:2UsCskKg
ヒロ氏キタ―――――!萌えポイントだらけで
ハァハァしますた。小喬タン(゚∀゚)イイ!
所で書き上がったので乗っけてもよいでしょうか?
初めて書いた(自称)鬼畜物で続き物だったりしますが…
361名無しさん@ピンキー:03/10/26 01:44 ID:uejZuHqz
>325氏
早速おながいしまつ(・∀・)
362325改め西河 1/12:03/10/26 01:56 ID:2UsCskKg
では、お言葉に甘えて…

荊州の問題は複雑である。
孫権は何度も劉備に返還を求めたが
帰ってくるのは思わしくない返事ばかりだ。

ーあの男…何時まで我が領土にのさばる気だ……

歯軋りをしながら窓の外を眺める。

「殿ー」

「おお……周瑜か」
「私に……妙策があります……」
周瑜は口元を滑らかに動かし、策を語り始めた。
363西河 2/12:03/10/26 01:58 ID:2UsCskKg
「ばんざーい!」
「孫家ばんざーい!」
「劉家ばんざーい!」
「両家に祝福を!」


フンっと鼻を鳴らし足を投げる。
「何が『祝福を!』よ」
輿入れから数日後、孫尚香は自室に居た。
彼女が来てから幾分か経つがこの部屋を訪れる男はいない。
唯一の話相手は呉から共に来た下女だけだった。
劉備の事は兄から少し聞いていた。

元筵売りだが漢王朝の血の流れを組むもの。
仁を尊び、得を愛す。
稀代の英雄。

そして、もっとも油断できない相手だ。

その時は『たかが元筵売りが?』と思ったが
兄が劉備を話すときに見せた真剣な眼差しを忘れる事は
できない。
364西河 3/12:03/10/26 02:00 ID:2UsCskKg
「権兄…」

窓の外を眺め今は遠い兄の姿を思い浮かべる。
誰よりも兄に近い存在だと思ってた。
そして、兄も自分をもっとも近い存在として見てくれた。


周瑜から『劉備の妻になれ』と言われた時までは。

――駄目駄目…感傷的になって…
やらなくちゃいけない事、沢山あるのに…

うっすらと浮かんできた涙を拭うと
腰掛けから立ちあがる。
紅い光が差し込んでくる。
何時までもくよくよしていられない。
そう、周瑜の秘策を実行するのだ。

日は沈み、月が地を照らす頃、
どこからか聞こえる鈴虫の鳴き声以外は
辺りはシン…と静まりかえっている。

孫尚香はなるべく音を立てない様に廊下を歩いていた。
衛兵の話を盗み聞きしたのだが、今夜屋敷に劉備はいない。
今のうちに情報という情報は掴んでおくのだ。
それが自分の役目であり、呉を勝利に導く事となる。

明りの灯っていない部屋に目が慣れてくると
質素な部屋が映る。
365西河 4/12:03/10/26 02:01 ID:2UsCskKg
ふと、先日の酒宴を思い出した。
劉備側の男達は
美女を侍らせ、珍味を食らい酒を浴びる様に飲んでは
無駄の限りを尽くしていた。
その光景を目にし、「人民を食い物にして何が徳よ…」と
憤慨したのだったが…

ー変なの…−

幾つか疑問が残ったが捨て置いても問題はないだろう。
孫尚香はそっと部屋に入った。
「何か…少しでも役にたつものを探さなくちゃ」
鼎の中にある書簡を何本か取り月明かりを頼りに読んでみる。
ーこれじゃないー
内容はいたって普通の物だった。
ーもっと…もっと重要な情報を−
はやる心を落ち着け、次に机上に手を伸ばす。
何枚かの絹を取るとこれも読んでみようとする。
366西河 5/12:03/10/26 02:02 ID:2UsCskKg
「何をしているのだ?」
「えっ……」

そこには有得ない男がいた。
ーどうしてー?劉備はいないはず――
「明りもつけず…何をしている?」
この状況で言い訳は無用だろう。
孫尚香は咄嗟に彼の脇を通り抜け様とする。
しかしそれよりも早く劉備に腕をねじられる。
「いたい!何するのよ!」
「お前こそ…何をしていたのだ?」

敵を見る様な…
劉備の冷たい視線にゾッとする。

だが、腰弓姫と言われる孫尚香。けして怯みはしない。
「何だって…いいじゃない!私達、夫婦なんでしょ!妻が夫の部屋で
何かしちゃ悪い!?」
相手に反論を与えないように一気にまくし立てる。
「そうだな…私達は夫婦だな……」
「そうよ!夫婦なのよ!解ったならこの手を離しなさい!」
367西河 6/12:03/10/26 02:03 ID:2UsCskKg
ドン!

「きゃあ!」
その刹那、孫尚香の体は床へと叩きつけられた。
腰につけていたアクセサリーが音を立てる。
「ちょっとアンタ…!」
「夫婦…だろう?」
薄笑い浮かべゆっくりと近づいてくる劉備。
足が動かない。心臓を氷の槍で突き刺された様な感触が恐怖心を煽る。

怖い

怖い

怖い怖い怖い怖い―――――

「や……いや………」

「嫌ーーーー!!!」

何とか悲鳴をあげ近くにあるモノを投げつける。
寝具、書簡、腰を引きずり後退しながら何でも投げつけるが
劉備は段々と近づいてくる。
「嫌!嫌ああ!!来ないで!来ないでーー!!」

恐怖で顔を歪ませる孫尚香の前に劉備はしゃがんだ。

「―――――!?」
「大丈夫だ」

にっこりと満面の笑みを浮かべ孫尚香の頭をポンポン叩く。
368西河 7/12:03/10/26 02:04 ID:2UsCskKg
ビリィィ!

今頭を撫でていた手で薄い布を引き裂いた。
「あ….ああ…やぁ…」
何が起こったのか?解らない。声もでない。
「嫌あああ!!」
ようやく我に返った時には、幼い乳房は丸出しとなり、
桃色の先端が外気に晒されていた。
と、同じに劉備の手が孫尚香の腕を掴み押し倒す。
「きゃああ!!」
「夫婦であろう」
片方の手で細い腕を押さえながらもう片方で
可愛らしい乳房を揉む。
「や!止めてぇ!やだやだぁ!」
外周を揉み乳輪をなぞりながら段々と先端へ指を進める。
先端の桃色に指が触れた瞬間、孫尚香の身体はビクンっと跳ねた。
「ああ!やぁ!やめぇ…」
更に桃色の突起を指で苛める。
摘んだり、弾いてみたりすると硬くしこっていくのが伝わってきた。
「はひぃ…や…やだぁ」
「ほぅ…随分と感じているな」
369西河 8/12:03/10/26 02:06 ID:2UsCskKg
だが、その身体からは止めど無く甘い声が発せられる。
孫尚香の太ももから流れる一筋の雫を指にとり、
技とらしく見せ付けた。
「ちが…それは……」
「何が違う?」
素早く差し込んだ指できゅっと肉芽を摘む。
「ああん…!」
「……良い声だ」
そこが孫尚香にとって最も弱いポイントだと知ればこちらの物。
執拗に指で弄繰り回す。
指の腹で擦りながら包皮を剥いてゆく。すると既に硬くなった
芽が剥き出しになった。
「やぁん…そこは…嫌ぁ」
必死にか弱い腕で劉備の行動を阻止する。
だが、女の弱い力と刺激にやられて火照った身体では如何し様もない。
非力な抵抗も空しく孫尚香の
脚からはスパッツや下履が全て剥ぎ取られてしまった。
370西河 9/12:03/10/26 02:09 ID:2UsCskKg
「さて…」

一息つくと脚を割って入る。
「え―――い…嫌!」
これから起こる事にはっと我に帰る。
この後に起こる惨劇は孫尚香にだって解る。
ー嫌…助けて…!権兄!権兄!!−
改めて『男に犯される』と言う事実を認めなくて
ならない時、彼女にできた事は
心の中で助けを呼ぶ事だけだった。
「止めて!それだけは嫌ぁ!!」
必死に逃れ様とするが、がっちりと掴まれた
腰が動かない。
「大丈夫だ…」
怒張はおぞましく脈うち、
ぬるりとした陰部にあてがい一気に捻込む。
「嫌ああああああ!!!」
メリメリと肉を裂かれる痛み。
「あ……ああああ……」
陰部を貫かれた孫尚香は声に成らない声をあげる。
「うむ……さすがだ…」
孫尚香の内部の狭さに思わずうめいてしまうが……
「ん…そなた……」
劉備は孫尚香の耳元でそっと囁いた。 
「嫁入り前の淑女が…誰と姦通したのだ?」
「――――――!!」
一瞬、孫尚香の瞳が更に大きく開かれる。
「そうか…やはり…」
無言を肯定と受け取った劉備は
複雑な表情で孫尚香を見つめた。
孫尚香は赤い顔を俯かせ唇を噛んでいる。
371西河 10/12:03/10/26 02:10 ID:2UsCskKg
「まったく。不忠な娘だ…」
劉備は荒荒しく陰茎を捻じ込む。
「あひぃ!いやあああ!!」
その度に結合部分からは音を立てて愛液が飛び散る。
「はぁああ!や!やめて…!」
「この位は…平気であろう?」
孫尚香の腰を持ち上げごりごりと奥を擦りあげる。
「ひぃ!やあーーー!!」
「厭らしい子だ…嫌と言いながら下部では私を離さない…」
女の防衛本能を快楽と受け取られ
瞳に悔し涙が浮かんできた。
「違う!誰がアンタなんかにーー!」
「強情な子だ…見てみるんだ」
「きゃあっ!」
劉備は繋がったまま子供に
おしっこをさせる様に孫尚香の身体を持ち上げた。
立て掛けてある鏡の前で大きく結合部分を晒す。
「尚香よ…見るがいい!これが私とお前が繋がっている所だ!」
大きく開かれた脚の間ーぐちゃぐちゃに濡れそぼった
陰部に深深と突き刺さった熱い怒張。
「やっはぁ…嫌あああ!」
「こんなにも私のモノを飲みこんで…それでもまだ『嫌』と言えるか?」
耳元で囁き、赤く膨らんだ女芽を摘み上げる。
「きゃぅ!」
一番敏感な女芽を詰まれた事で、結合部分から
熱い愛液と喉の奥から情けない声が溢れ出た。
愛液はじゅぷじゅぷと音をたてながら肉棒の滑りを良くする。
372西河 11/12:03/10/26 02:11 ID:2UsCskKg
「あふぅ!やああ!やだぁ!駄目ぇぇ!」
部屋には噎せ返るような臭いがたちこめ
理性を破壊していく。
このままでは快楽に飲みこまれ
ただ淫乱に腰を振るだけだ。

ー駄目…駄目なのにーー!!

劉備のリズミカルな攻めに理性と尊厳はぼろぼろになっていく。

ー助けて!このままじゃ私ーー

「やああん!駄目なのぉ!そんなにしたら駄目ぇぇ!」
「何処までも落ちよう…孫尚香…」
囁きが聞こえた瞬間、膣内に熱い精を感じ
頭が真っ白になった。

落ちゆく意識の中、最愛の人が見えた。

権兄ぃ…


助けて――

私、駄目になるー

373西河 12/12:03/10/26 02:16 ID:2UsCskKg
以上です!陵辱物は初めてだったので
かなーり変になりました。おそまつです。
次回ができ上がりましたら投下させてください。
374名無しさん@ピンキー:03/10/26 03:15 ID:uejZuHqz
>>西河氏
鬼畜劉備イイ(・∀・)!!
その上、権と尚香タンは近親相関なのですね…ハァハァ
続きも楽しみにしてます。
375名無しさん@ピンキー:03/10/28 22:58 ID:qxzRilzK
age
376名無しさん@ピンキー:03/10/29 17:46 ID:/rYOUaW1
無双でもこの二人の絡み作ってくれたっていのに…コーエーのバカ…
377名無しさん@ピンキー:03/10/30 04:04 ID:AxlY/2DI
巨大な三本目のトンファーと、持ち前の筋肉で荒々しく女性を屈服!孫策!!
古今東西あらゆるテクニック、プレイを極め、女性を服従!周瑜!!
江東で知らぬ者はいない、この義兄弟の裏の顔
それは……
 調 教 師 ! !
そんな二人が酒の席にて……
サク「なあ公瑾、大喬と小喬、交換してみないか?」
ユ「ほう、面白いことを言い出すな、伯符。いいだろう。
 しかし、ただ交換するのはつまらん。どちらの調教が優れているか勝負しよう」
サク「そうりゃいい。お前が勝ったら尚香をくれてやるよ」
ユ「私が負けたら?」
サク「孝承彦の娘を連れて来てもらおう。お前なら簡単だろ?」
ユ「わかった。だが、もしどちらかが負けても後腐れはなしだぞ」
サク「わかってるって。俺達には先ほど保護した傾国の美女貂蝉を、最高の牝に躾る野望が待ってるんだからな」
そんなこんなで二人は一週間の準備期間をおいて、喬姉妹の再教育に力を注ぐことになりました。
さてさてどうなることやら……



と、こんな事考えてもHな文が書けない俺
378名無しさん@ピンキー:03/10/30 19:08 ID:3K7cV7A5
age
379名無しさん@ピンキー:03/10/30 19:36 ID:OF2973+f
>>376
史実カプリングなのにね>劉備×孫尚香
ゲームでは完全に別陣営でそれっぽい会話も無いのは悲しすぎる。
380名無しさん@ピンキー:03/10/30 23:32 ID:WAw8N9PG
猛将伝の孫尚香列伝モードではなかなかのラブっぷりでしたけどね。
でもどうせなら馬は2人乗りとか劉備が肩抱くくらいしてもいいのにな。
大喬と孫サックのロマンスくらいにしっかりいちゃいちゃさせて欲しかった。
381名無しさん@ピンキー:03/10/31 23:44 ID:UFS1eOuX
matamataage
382名無しさん@ピンキー:03/11/01 01:48 ID:3vvtFdPU
>377
    ─┼─ /\                          ───┐   /^ ゝ/^ ゝ
   ─┼─ ノ\ \──┐              ─-┐  |  /  / // /
      .|    ヽ/  |/ アアァァ(゚∀゚)ァァアア  |/   |/   // //
      |   /   丿                丿   /    ο  ο
383I like 三国志:03/11/01 17:25 ID:sjQqq9wZ
話は変わりここは虎狼関、呂布の決戦前の陣地である・・。
呂「ここに集う諸君たちよ決戦の日は近い!必ずやドウタク様のために必勝を!」
兵士たちは杯を酌み交わし、指揮も絶頂に達していた。決戦前の宴会の言葉も終えた呂布は酔いを覚ますために外を歩いていた。
貂「呂府様、とうとう出陣なさるのですね。」
呂「そうだとも。この戦を足がかりにして天下えとかけるのだ。」
貂「私目はさびしく思います・・。どうかご無事で。」
呂「おお貂蝉・・・。愛しておるぞ。」
呂布は静かに抱きついた。この言葉もオウインらの策略とは知らずに。
密偵(以下、密)「呂布様!連合軍が動き出しました!!至急ご命令を!!」
あまりにも突然な報告に抱きついたてを離し顔を赤くしていった。
呂「うろたえるな!連合軍がここにつくのは明日だろう。迎え撃つ準備をしておけ。」
密「はっ!承知しました。即刻伝令します。」
流石は歴戦の英雄、貂蝉のことなど忘れすごすごと陣へ戻っていった。

あれから1時間ほどした呂布の自室に貂蝉がやってきた。
貂「少しお話をさせてもらえませんか?」
呂「どうしたのだ貂蝉?」
貂「そこまでしてドウタクに忠臣を誓いますか?ドウタクは逆臣では・・!!」
その瞬間、呂布の野獣のような力で貂蝉は押し倒されてしまった。
呂「黙れ!!!!お前がこの俺と奴の仲を引き裂くのを知らないと思っているのか?哀れな小娘が!!」
バレた。ばれてしまった。・・この時貂蝉は自分や家族が皆殺しになるのを垣間見た。この獣に・・。
貂蝉は逃げようとしたがこの巨体が邪魔でうまくいかない。
呂「逃げるのか?それは無理だな。お前には罪を償ってもらう。」
呂布はそばにあった自分の剣で貂蝉の衣を切り裂きはじめた・・やはり野獣のように・・・
384名無しさん@ピンキー:03/11/01 20:10 ID:1A1UGMIQ
トウタクじゃないのか?
385I like 三国志:03/11/01 22:58 ID:sjQqq9wZ
間違いました。すみません。感想書き込んでください。

386名無しさん@ピンキー:03/11/02 00:22 ID:xhMKLTgI
>>385
外国の方ですか?
387名無しさん@ピンキー:03/11/02 01:25 ID:/0rY2NY5
>383
×・・・天下えと
○・・・天下へと
これ以外にも誤字大杉が気になった。でも続きも読みたい。以上
388名無しさん@ピンキー:03/11/02 03:16 ID:NhbhXWlG
>>385
感想と言われてもまだ続き読んでからじゃないと…
389名無しさん@ピンキー:03/11/02 03:33 ID:8SYAV7/P
sageもせず、完結もさせないで感想クレクレさけても…。
390I like 三国志:03/11/02 16:08 ID:07Ff1bUe
はっきりいって寝ぼけてました。誤字は勘弁してください。
391名無しさん@ピンキー:03/11/02 17:08 ID:QqxM6maK
ポカーン
392名無しさん@ピンキー:03/11/02 19:58 ID:C6Nwmgf/
>>390
だからsageろってのに…
393名無しさん@ピンキー:03/11/02 21:06 ID:mCIkUqWW
勘弁なのは誤字だけじゃ無いと思うがな
394名無しさん@ピンキー:03/11/02 21:16 ID:PeKW+JTJ
>>390
誤字はこの際どうでもいい。
それ以前の問題があると思うわけよ。
スレの最初に書いてあるだろう

>基本的にsage進行でおながいします

ってな。sageる方法はメアド書くトコに半角英数でsageって書くだけだから。
それさえ出来れば感想なんざ直ぐに書いてやるから。
395I like 三国志:03/11/02 22:29 ID:07Ff1bUe
話は変わりここは虎狼関、呂布の決戦前の陣地である・・。
呂「ここに集う諸君たちよ決戦の日は近い!必ずやドウタク様のために必勝を!」
兵士たちは杯を酌み交わし、指揮も絶頂に達していた。決戦前の宴会の言葉も終えた呂布は酔いを覚ますために外を歩いていた。
貂「呂府様、とうとう出陣なさるのですね。」
呂「そうだとも。この戦を足がかりにして天下えとかけるのだ。」
貂「私目はさびしく思います・・。どうかご無事で。」
呂「おお貂蝉・・・。愛しておるぞ。」
呂布は静かに抱きついた。この言葉もオウインらの策略とは知らずに。
密偵(以下、密)「呂布様!連合軍が動き出しました!!至急ご命令を!!」
あまりにも突然な報告に抱きついたてを離し顔を赤くしていった。
呂「うろたえるな!連合軍がここにつくのは明日だろう。迎え撃つ準備をしておけ。」
密「はっ!承知しました。即刻伝令します。」
流石は歴戦の英雄、貂蝉のことなど忘れすごすごと陣へ戻っていった。

あれから1時間ほどした呂布の自室に貂蝉がやってきた。
貂「少しお話をさせてもらえませんか?」
呂「どうしたのだ貂蝉?」
貂「そこまでしてドウタクに忠臣を誓いますか?ドウタクは逆臣では・・!!」
その瞬間、呂布の野獣のような力で貂蝉は押し倒されてしまった。
呂「黙れ!!!!お前がこの俺と奴の仲を引き裂くのを知らないと思っているのか?哀れな小娘が!!」
バレた。ばれてしまった。・・この時貂蝉は自分や家族が皆殺しになるのを垣間見た。この獣に・・。
貂蝉は逃げようとしたがこの巨体が邪魔でうまくいかない。
呂「逃げるのか?それは無理だな。お前には罪を償ってもらう。」
呂布はそばにあった自分の剣で貂蝉の衣を切り裂きはじめた・・やはり野獣のように・・・

396I like 三国志:03/11/02 22:30 ID:07Ff1bUe
多分sageました。
397名無しさん@ピンキー:03/11/03 00:05 ID:cFUYkGRk
>>395
何か悪い物キメて書いてるんですか?
こんなうわ言みたいな物を貼られても困ります。
398I like 三国志:03/11/03 00:07 ID:jvjhoflZ
批評がひどいな。
399I like 三国志:03/11/03 00:09 ID:jvjhoflZ
またsageるのを忘れたかな?てかsageってナニ?
400名無しさん@ピンキー:03/11/03 00:45 ID:2sp2UmDC
>>395
まず最初の「話は変わり」というのは何なんでしょう?コレは何か前があって、それの続きと言う形になるんでしょうか。
で、前に誤字の事を指摘したにもかかわらず全く修正もしていないのはどういうワケでしょうか。
1日以上経って再投稿するのに前と全く同じモノを上げる理由が私には分からんのですが。

「sageました」とかそういうのはあまり問題じゃないんですよ。まあageるのはイカンですが。
「批評がひどいな。」とか言うんだったら感想クレとか言わないで下さい。
感想ってのはわざわざ良い所だけをなんとか探し出して報告するモノじゃなくて読んで思った通りの事を書くものでしょうに。

とりあえず何でもいいからオチつけてから感想求めて下さいよ。
401I like 三国志:03/11/03 00:46 ID:jvjhoflZ
とりあえず哀れな続きなり。

貂蝉の美しい衣は引き裂かれ、桃色の乳や未使用(?)の性器が姿を見せた。
呂「今から償いの儀式を始めるぞ!!食らえ!」
貂「あんっ!あ・・・助けて!!それだけは・・!!」
呂布は自分の物でc6を繰り出している。
貂「お願いします・・やめてくだ・・きゃあ!」
呂「そんなにうれしいか?もっと償ってもらおうか!」
呂布はさらに貂蝉の性器をいたぶる。
呂「そろそろいくか・・。覚悟しろ。」
貂「あんっ・・駄目よっっ!!駄目!!!やめてえええ!!!!」
とうとう物を中に入れ、激しく腰を動かす。
呂「嫌といいつつこれは何だ?濡れているではないか。もっと感じさせてやろう!!!」
ぐちゅっぐちゅっ・・・液をかき回す音が鮮明に聞こえる。
貂「ああっ・・もう・・もう駄目!!滅茶苦茶にしてください!!!」
とうとう貂蝉の中の快楽がプライドと理性を超えてしまった。獣のエサになる。
呂「はははっっ!!いくぞ!いくぞ!」
呂布の興奮も絶頂に達する。
貂「早くっ早く〜〜!!もっともっと出して!!あんっ!いく〜〜!!!」
ドピュ!ドピュ!ドピュ!!・・とうとうイってしまった。しかしまだしごきは続く。
貂「まだ満足できないわ!!もっとよ!はぁんっ!!」
とうとう呂布がフィニッシュに入る。その時貂蝉の快感が絶頂を越えた。
呂「はっはっはっ!!!それで終わりか!!!初めてなのだから楽しもうぞ!!!」
貂「もうっ・・もうっだめ・・・・。」
かすかな言葉を吐いて失神してしまった。
402I like 三国志:03/11/03 00:47 ID:jvjhoflZ
オチ付けたような気がする・・。まだまだ未熟だ。
403I like 三国志:03/11/03 00:50 ID:jvjhoflZ
もう感想もとめていいのかな?お願いします。話が変わるというのは誰かが書いている途中でいきなり入るといけないかと思ったからです。(まあそれでも失礼か。)
404名無しさん@ピンキー:03/11/03 00:58 ID:Z5LvHn2u
うわー、ちょっとマジヤバイ奴な気がする・・・・
405名無しさん@ピンキー:03/11/03 00:59 ID:S7Fc+rE3
>>ID:jvjhoflZ
リアル消か厨の方ならもっと大人になってから来て下さいね。
406名無しさん@ピンキー:03/11/03 00:59 ID:+57npwus
なんでわざわざ同じ物をもう一度貼ってるんだ?
せめて誤字だけでも直して貼れよ!内容まで手直しして貼れとは言わないからさ。。。
・誤字見苦しい
・日本語がおかしい
・展開が唐突(いきなり説明も描写もなく貂蝉がわいて出て話し始めたり)
・王允の策略だと知らずに・・・。とか言ってる傍から、『知らないとでも思ったか?』って・・・(知らないんじゃなかったのかよ!w)
・ふだんまともな本読んでなさそうなニオイが文体から感じられる
・ふだん敬語、丁寧語も使ってなさそうなニオイがキャラの台詞から(ry

読んだ感想です。以上の点に気を付けて、あとsageの意味位知ってからまた書いてみて下さい
407名無しさん@ピンキー:03/11/03 01:01 ID:k7QV6mrN
>>I like 三国志
ここは21歳未満が来るところではない。
408名無しさん@ピンキー:03/11/03 01:48 ID:cFUYkGRk
>>401
まつやん以下。
409名無しさん@ピンキー:03/11/03 10:54 ID:MlGhbjNo
三国志読んで出直して来い。
410名無しさん@ピンキー:03/11/03 14:01 ID:QX6WlLi0
>>I like 三国志
カエレ(・∀・)!!!
話の内容意味不明なんでスルーしますた。
411名無しさん@ピンキー:03/11/03 17:11 ID:SNqOgMli
こんな殺伐とした空気を一掃するような神が出現!
412名無しさん@ピンキー:03/11/03 18:09 ID:l2xenz0c
ウンコー(・∀・)
413名無しさん@ピンキー:03/11/03 18:32 ID:Irg+cqwC
何か書こうかなと思って書いたネタは挫折…
なので、何か読みたいものありますか?カップリングでもシチュエーションでも。
ちなみに陸遜×尚香に挫折しました…
414森川K太郎@0/7 ◆s4sQgWdsYI :03/11/03 20:44 ID:j9nR4fAU
今晩は。
>>321の続きが書きあがりましたので、投下させて頂きたく思います。
エロにも萌えられるように、自分なりに頑張ってみました・・・・が
私   に は 無 理 で し た 。
ヒロ氏はやはり凄いです・・・萌え道極め難し、です。
415森川K太郎@1/7 ◆s4sQgWdsYI :03/11/03 20:45 ID:j9nR4fAU
何をするでもなく、劉備は回廊の欄干に凭れて外を眺めていた。
雨は蜀の剣山にも同じように降りそそぎ、視界から彩度を奪う。
霖雨に耳を傾けて目を閉じても、溜息が口を突いて出るばかりだった。

「殿、このような所に居られては御体に障りますぞ。」

いきなり後ろから声を掛けられ、劉備は慌てて顔を向けた。

「おお、馬超か。・・・いや、何。大丈夫だ。」

少々不審そうな顔をしている馬超に向かい、劉備は咄嗟に笑顔を取り繕ったが
内心、自分に近づいてくる気配を全く感じ取れなかった事に、惨めさを感じた。

「ですが殿の御体は・・・。」
「夷陵での事か?何、大した事は無い。すまぬな、心配をかけて。」

やんわりと笑う君主を見て、馬超は居た堪れなくなった。

「・・・にしてもこのような場所に来るとは・・・何かあったのか?この先には孔明の私室くらいしか・・・。」
「その諸葛亮殿に呼ばれたので。」
「そうだったのか・・・。」
「はい。」

分かったような分からないような表情をして、劉備は再び欄干の外、遠くへと目を遣った。
馬超はその場を去ろうか一瞬だけ迷ったが、結局その場に留まる事にした。

薄い透明な膜が辺りを包んでいるような錯覚が、僅かに生じた。
416森川K太郎@2/7 ◆s4sQgWdsYI :03/11/03 20:46 ID:j9nR4fAU
「孔明にも馬超にも、もちろん皆にも、随分と迷惑をかけているな・・・。」

不意に掛けられた言葉は独白めいたものだったが、馬超は空かさずそれに答えた。

「迷惑など感じてはおりませぬ!」

幾分大きめの声は、回廊に響いた。
その響きがすっかり収まるのを待ってから、劉備は口を開いた。

「次はお前達が、この蜀を支えるのだ。私にはもうそれ程の時間は無い。」

馬超はその言葉に酷く狼狽した。
早く何かしらの言葉を出そうと何故か焦りが生じる。
それを努めて態度には出さぬようにしたが、存外に声は震えていた。

「何を仰る!殿はまだ――――」
「馬超。」

穏やかに、諭すような口調でそれを制してから
劉備は肩の力を抜いて、首だけを馬超へと向けた。

「孤独というものは、思いの外、辛い。」
417森川K太郎@3/7 ◆s4sQgWdsYI :03/11/03 20:47 ID:j9nR4fAU
その一言で、馬超は劉備が何を言わんとしているかが十二分に分かった。
だが、馬超は励ましの言葉も気の利いた言葉も掛ける気にはなれなかった。
所詮他人が何を言っても、意味が無いのだ。

「私には皆が居るというのに・・・。」
「・・・・。」

馬超は、自分は随分と恵まれた身だと思った。
生い立ち云々ではなく、今自分が居る立場が恵まれていると思った。
力を持たぬ民でもなく、かと言って国の主でも無い。

「さあ、孔明も待っているだろう。今の話は孔明には内密に頼んだぞ。」

体ごと向き直り、明るい声色で劉備は馬超を促す。
それでは、と幾分歯切れの悪い言葉を残して立ち去る馬超の背を見送ってから
劉備は雨に濡れる事も厭わずに、欄干から少し身を乗り出して天を仰いだ。

「全く、私も弱くなったものだな・・・。」

隣に彼女が付いて居てくれたならば、という言葉を口には出さぬように懸命に堪えて
やがて劉備もその場から離れた。

回廊は、再び静寂に包まれた。
418森川K太郎@4/7 ◆s4sQgWdsYI :03/11/03 20:48 ID:j9nR4fAU
火照る体に、冷えた風が心地良い。

「んっ・・・あぁ・・あっ・・・!」

あれから縺れこむようにして寝台へと倒れこみ、互いに求め合った。
周泰は性急に孫尚香の体をまさぐり、音を立てて後ろから孫尚香を穿つ。

「やぁっ・・・ようへ・・・・・っああ!」
「くっ・・・・・。」

孫尚香の滑らかな背が震え、周泰の陰茎を締め付ける。
それを充分に味わってから、何度目になるか分からない精を吐き出た。
ずるり、と音を立ててそれを抜き去る時も、孫尚香は惜しそうに声を上げる。

「・・・綺麗に・・・してあげるね・・・。」

孫尚香は向き直り、周泰の股間に顔を埋めた。
亀頭を口に含み、舌をゆっくりと這わす。
鈴口の部分に、何度も舌先を往復させたかと思うと一気に根元まで咥え込み
全体を口腔に入れたまま、またゆっくりと竿を舐める。
時折、孫尚香が音を立てて強めに周泰の一物を吸うと
先に射精したにも関わらず、口の中で固さを増していった。

「やだ。またぁ?」
「あ・・・・いえ・・・・。」
「ふふふ・・・もう、元気なんだから。」
「・・・・・申し訳ありません・・・・。」

照れたように顔を伏せる周泰を、孫尚香は愛しそうに見て笑って
また周泰のものを咥え込もうとしたが、今度は周泰が孫尚香を組み敷いた。
419森川K太郎@5/7 ◆s4sQgWdsYI :03/11/03 20:49 ID:j9nR4fAU
長身の周泰の下では、孫尚香は小さく見える。
周泰は孫尚香の栗色の髪を優しく撫で、桜色の唇に自分の唇を押し当てた。
暫くの間その柔らかな感触を味わっていたが、やがて名残惜しそうに放したかと思うと
そっと、孫尚香の胸の方へと顔を近づけていった。

「んっ・・・・。」

桃色の先端を啄ばむと、孫尚香が可愛らしい声を上げた。
それに気を良くした周泰は重点的にそこを舌で攻め立てる。
唾液にまみれた乳首は、段々と立ち上がってきた。

「姫も……体は反応しているようですが……。」
「馬鹿・・・そんなこと、言わなくて良・・・・きゃぅ!」

周泰が口元に笑みを浮かべたと思った瞬間、彼は孫尚香の耳に息を吹きかけた。
それに肩を震わせて、孫尚香が反応する。
そのせいで思わず閉じてしまった孫尚香の膝を、周泰が足を割って入れて開かせる。
同時に片手を滑り込ませ、秘唇へと指を伸ばした。

「やはり…姫も…。」

熱く濡れた襞を指先に感じ、周泰は嬉しくなった。
それを聞き、孫尚香は顔を紅く染めた。

「・・・言わないでって・・・ば・・・。」
「御意・・・・。」

こんな時にまで堅苦しい言葉を使う周泰を、愛しいと再び思ったのも束の間
孫尚香は短く悲鳴を上げた。
420森川K太郎@6/7 ◆s4sQgWdsYI :03/11/03 20:50 ID:j9nR4fAU
「んんっ!あ・・・はっ・・・!!」

いきなり、周泰が陰茎を突き立てる。
孫尚香は懸命にそれを受け入れようとして、口からは掠れた息が漏れた。

「ひゃ・・・あ・・っ・・・う・・・。」
「辛いですか・・・?」
「だい・・じょぶ・・・・っ。」

温かい膣壁がひくつき、陰茎に絡みつく。
周泰は眉を寄せて荒い息を吐く孫尚香の額に一度口付けをしてから、腰を動かし始めた。

「んぁっ!あっ・・・んっ・・・はぁ・・・っ!!」
「姫・・・・・・。」

激しく腰を打ちつけると孫尚香の胸が揺れ、余計に周泰は興奮した。
ひっきりなしに甘い声を上げる彼女の口を、周泰は唇で塞いだまま
蠢く最奥をひたすら突き上げ続けた。

「んーっ!んっ・・・ふっ・・・んふ・・んんっんんーっ!!」
「・・・・ふ・・・う・・・っ」

孫尚香がくぐもった悲鳴を上げ、周泰のものをきつく包み込んむ。
同時に、周泰は熱い精を最奥に注ぎ込んだ。
421森川K太郎@7/7 ◆s4sQgWdsYI :03/11/03 20:51 ID:j9nR4fAU
気が付いた時には、既に辺りは暗くなっていた。
同じ寝台の上で周泰と孫尚香は裸のまま抱き合い、互いにその温かさを感じていた。
周泰は、幸せだ、と単純に思うと同時に、孫尚香を失いたくない、と強く思った。
ふと孫尚香の顔を覗き込むと、彼女は長い睫を伏せて、可愛らしい寝顔を見せていた。
周泰は優しく微笑み、そっと彼女の肩を抱き直す。
出来る事ならば、ずっとこうして居たいと願った。

「・・・・・・明日は戦、か・・・・・・・。」

孫尚香の髪を、自分の節くれだった指に絡める。
するり、と滑りぬける美しい髪をぼんやりと眺め、深く息を吐いた。
そうして孫尚香の頬に口付けを落とし、周泰も目を閉じた。






雨は、何時の間にか止んでいた。
422森川K太郎 ◆s4sQgWdsYI :03/11/03 20:54 ID:j9nR4fAU
成都の戦の前辺りの話です。
別の話に向けて、色々と伏線をはってみたり…(そんな大層なものでは有りませんが。)
お目汚し申し訳ありませんでした。楽しんで頂ければ幸いです。

>>413
陸遜×尚香(・∀・)イイ!!!ですね。
激しく読みたいです…。
鬼畜物とかも読んでみたかったり・・・。

423名無しさん@ピンキー:03/11/03 21:57 ID:xnd002Lp
森川氏キキタキタキタ―――――――――!!!!
424名無しさん@ピンキー:03/11/03 22:29 ID:FIRc7ibV
森川氏、最近キレが増してますね…。
gjでした。
425名無しさん@ピンキー:03/11/03 22:33 ID:t6JSRJqz
劉備が切ない… ・゜・(ノД`)・゜・
尚香タソと幸せになって欲しかったのに。
仕方がないと分かっちゃいるけど二人を引き裂いた
呉の重臣+孫権のバカ!と思ってしまう…
426ヒロ:03/11/03 22:37 ID:t98EP3Rg
>>森川しゃん
(*´Д`)'`ア'`ア……ちんちんビンビン萌え燃えですよぉ……。

(`・ω・´)受験頑張って!!
427名無しさん@ピンキー:03/11/06 03:33 ID:8aMFvlJG
流れを壊してしまいますがスミマセン
先日、3をプレイしてコチラのスレにお邪魔したのですが…

小説のあまりの力作揃いに驚嘆致しました!!
特にヒロとでも名乗っておこうさんの作品が大好きです

エロ部分はもちろん良いのでですが、
キャラの心情がとても繊細でエロ無しシリアスも素晴らしかったです
運動会のようなギャグも楽しくほのぼのして好きですね!!

扱われるカプでは姜維×貂蝉がイイですv
何て言うか…姜維が「年下のボク」ってカンジで(笑)
(無双設定では同い年の19歳ですが)
いつもの貂蝉が押し気味も大好きですがたまには強気な姜維も見たい
ですなー気が向いたら書いて頂きたいですよ。
では長々とスミマセンでしたこれからも楽しみにしております。

プレイして2人の友好度を頑張って上げたいです♪


428名無しさん@ピンキー:03/11/06 06:10 ID:C+u/+rsb
先日無双3を買って、甄姫のプリケツにハァハァしてる者です。

ヒロさんの小説を読んでて浮かんだ妄想が。


貂蝉×張遼

張遼が貂蝉を責めたてながら、貂蝉と自らが慕っていた呂布の交いについて
執拗に聞き出そうとする。そうして興奮を駆り立てながら暴走する張遼。

呂布との思い出だけは切なくなる(?曹仁編を読んでそう感じました)貂蝉も、
かつて呂布の部下だった男に呂布の事を訊かれながら抱かれる事に
背徳感を感じ、余計に乱れてしまう。(僕的には乱れるのが重要です)


『呂布の命日に2人が呂布を弔いながら、故人について語りあうところから、
 酒が進むにつれて会話の内容が徐々に下の方に逸れていって、、、』
みたいなシチュを考えていましたが、文才ともう一歩の妄想力の欠如の為
企画倒れです。


失礼を承知でお願いしたいのですが、もし良かったらヒロさんに
作品の形にして欲しいのです…。ヒロさんの描くエチーな貂蝉が理想像
(というか、それを読んで思いついたから)です。
もちろん「我こそは!」って方がいらしたらぜひお願いします。

この設定じゃ勃たない(or萌えない)、ってことなら諦めますので
スルーして下さい。

こんな時間に何書いてるんだろ。。。鬱だ。。。
429名無しさん@ピンキー:03/11/06 22:28 ID:lToXTbbj
>>395
ドウタクって誰だよ
虎狼関ってどこだよ
これだから無双厨は・・・
430名無しさん@ピンキー:03/11/07 00:05 ID:nDYDyd5i
>>429
ここは無双のスレでは?
431名無しさん@ピンキー:03/11/07 00:36 ID:u2DcDq3v
イエス。知ったか歓迎。萌えれば良しがモットーの無双スレです。
432名無しさん@ピンキー:03/11/07 00:59 ID:ofSpyFVW
良スレは
   煽りも馬鹿も
        無視できる
433名無しさん@ピンキー:03/11/07 07:07 ID:GKdGIFo1
馬鹿の集まりだからなw
434ヒロ 1/20:03/11/07 20:27 ID:mOocQIXv

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○月×日 晴れ時々曇り

今朝はちょっとだけ寝坊しちゃった。
どうしても布団に潜りこんでしまう癖が抜けない。
目覚ましのためにブラブラと廊下を歩いていたら、大喬に会った。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「…あ…大喬だ。」
遠くの廊下で、徐晃と話している大喬。
すると徐晃は何やら急いでいるらしく、荷物を手にした。

「では大喬殿、行ってまいります。」
キョロキョロと辺りを見まわした後、徐晃の頬に唇を重ねる大喬。
「どうぞ、お気をつけて…。」
「は…はいッ!」
遠出をするのか徐晃は馬に乗り、颯爽と駆け出していった。
そんな徐晃にヒラヒラと手を振り続ける大喬。

「あ〜あ〜、もうすぐ冬だよね〜?…熱っつぅ〜……」
「ぅわあーっ!!………しょ、尚姉様!?」
「おはよう。…徐晃さん、どっか行くの?」
「び…びっくりしたぁ……。あ、そうなんです。出張なんですって。」
小さくなった徐晃を見送りながら、大喬が何やらをキュッと抱きしめた。

「あれ……大喬、なにそれ?」
「…はい?……あ、これは……ダメ。」
ササッと背後に隠す大喬。
435ヒロ 2/20:03/11/07 20:28 ID:mOocQIXv
「いいから!…お姉様に!……見せなさい!!」
「だ、駄目ぇっ!」
「もうっ!…ほら!……それっ!………あーもうっ!…必殺、白鳥閲覧!」

ファサァッ……と大喬のスカートが捲くられ、白い下着がご披露された。
「きゃああーーーーーッ!!」
「それ、いただき!」
「はううっ、わたし最近こんなのばっかり……」
「何これ…『徐晃と大喬の愛々交換日記』……?」
「ぜ、絶対内緒ですよ!?」
「あはははは!…あんた達、交換日記してるの!?あはははははは!!」
「そ、そんなに笑う事ないじゃないですかぁ!」
「あは、ごめんごめん……可愛いなぁ…。どれどれ……」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

大喬には悪いけど、それ見て笑っちゃった。
徐晃さんって交換日記の意味がよく分かってないのね。
長々とガチンコの日記を真面目に書いて大喬に渡してるんだもん。

でも大喬はそんな所が可愛くて好きなんだって。まぁ分からなくはないわね。
聞いてる、元譲?

その後大喬と朝御飯食べながら話してたら、小喬が起きてきた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
436ヒロ 3/20:03/11/07 20:36 ID:mOocQIXv
「ふにゃああぁ……。おはよーしゃあん……」
寝巻姿で目をゴシゴシと擦りながら腰掛ける小喬。
「小喬、もうちょっと早く起きなさい。」
大喬が少し眉をしかめながら卵焼きを口にする。

「…らってぇ〜……眠いんらもん〜……」
「まぁまぁ、自分で起きてきただけ偉い偉い♪」

「へっくし!」
「くしゅん!」
爆睡を続ける甄姫と貂蝉がくしゃみした。

「駄目ですよ、尚姉様…甘やかしちゃ……」
「べ〜っだ。」
「あはは。さぁ小喬、さっさと食べちゃいなさい。今日はお掃除当番でしょ?」
「ふぁ〜い。」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

実の姉妹ではないけど、わたしはこの二人の姉であることがとても嬉しい。
真面目で優しい大喬と、脳天気で天真爛漫な小喬。
正反対だけど……ううん、だからこそ、どっちも見ていて可愛くて仕方ない。

すると、ひょっこり月英さんが来たの。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
437ヒロ 4/20:03/11/07 20:41 ID:mOocQIXv
「おはよう〜♪」
「あ、月英さんだ。」
「おはようございます。」
「ほりほり、月英しゃんもお寝坊しゃんじゃんか…。」
小喬が大喬をニヤリと笑う。
「む…!」
「あらあら、わたしはずっと起きてたわよ?」
「にゃんとっ!?」
「ちょっと気になる理論を思いついてね、徹夜しちゃったの。」
「り、理論ですか…?」
大きなあくびを一回し、月英が答える。
「そうなの。物質が光速を越えれるかもしれない理論が浮かびそうだったの。
 でも駄目ね。どうしてもあそこで行き詰まっちゃうのよね〜…。」
「そ、そうですか…。……あ、何か召し上がりますか?」
大喬が席を立とうとするが、月英は手を振った。
「あ、いいの。喉が乾いただけだから。う〜ん、やっぱりここが……」
何やら理論やら公式やらが書かれた紙を眺めながら、空の盃を机に置く月英。
三人は月英が何をするのか分からなく、ただただ注目するだけである。

すると月英は机に盛られたりんごを一つ掴み、その盃の上に持っていった。

ゴキャッ!…メキャッ…バキッ…バキバキ……

りんごの果汁がボタボタと盃に落ちていく。
「うわッ!月英しゃんっ!?」
「ん〜?なぁに?」
「す…すごい……手作り果汁ですね……」
「あぁ、これ?…美味しいわよぉ。」
438ヒロ 5/20:03/11/07 20:42 ID:mOocQIXv

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

月英さんはまだまだ謎が多い素敵な人だ。
まず、その知能。すごく頭が良い。でも威張らないし、天然でわたしは好き。
次に力。噂によると、突進する猪の顔面を掴んで止めたとか。
胸。大きい。女でもドキッとするぐらい大きい。欲しい。(なんてね)

その後、わたしは甄姫さんの部屋に行った。
ちょっと聞きたい事があったから。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「甄姫さ〜ん、起きてる〜?」
コンコンと扉を叩くが、無言のみが返ってくる。
「ったくもー。……あ!いい男発見!」
「…むにゃ?……すー……すー……」
「わ〜!美味しそうなお酒!」
「う……う〜ん………」
「なんて美しい装飾品なのかしら!」

数秒たって、扉が開いた。
「…あら……尚香さん…。……何かすっごく気になる単語がわたくしを
 目覚めさせたような気がするの……」
「気のせいじゃない?…ちょっとお邪魔していい?」
「えぇ…どうぞ。……ふぁあああ……」
孫尚香が持ってきた果汁を飲みながら、部屋の机に座る。
「……で、何かご用なのかしら?」
「あ、うん…。……あの…ね……」
「あら…その様子は夏侯惇様の事かしら?」
439ヒロ 6/20:03/11/07 20:43 ID:mOocQIXv
「ま、まあ…。甄姫さんってさ、けっこう古参の将なんだよね?」
「そうねぇ。袁が滅びた頃からですから……古参といえば古参ですわね。」
「あの…さ、昔ね、元譲って左目に矢を……」
「あぁ、その事ですの。」
「…結局のとこ……やっぱり…食べた…の……?」
「…………」
「どう…なの…?」
「ご本人にお尋ねなさい。」
「えー!?」
「そういう事はご本人からお聞きした方が面白くってよ?」
「い、いや…面白いとかじゃなくって……」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

結局、甄姫さんから真相は聞けなかった。
そうそう、甄姫さんってどうしてあんなに綺麗なのかな。
机に座るときの仕草とか、脚の組み方とか、ほんと綺麗。やばい。

それでも、元譲本人に直接聞くべきじゃないかもしれないと思って、
わたしは次に貂蝉さんの所に聞きに行くことにした。

今日一番のおもしろ出来事が待っているとは知らずに。クスクス。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
440ヒロ 7/20:03/11/07 20:44 ID:mOocQIXv
「貂蝉さん、起きてる〜?」
「…えっ!あ、ちょっ、ちょっとお待ちを…!」
「は〜い。」

部屋からボソボソと貂蝉の声らしきものが聞こえてきたが、よく聞こえない。
何だろうと思った瞬間、扉が開いて寝巻姿の貂蝉が出てきた。

「あれ、貂蝉さん…髪下ろしたままなんだ。」
「えっ?…あ、い…今起きたものですから。おほ、おほほほほ……」
「ふ〜ん。ふふっ、あんまり寝坊したら大喬に怒られるぞぉ?」
「肝に命じておきますわ。……で、何か?」
「あ、ちょっとお邪魔してもいい?」
「……えぇ…か、構いませんけど…。」

机に座って茶をいただくと、早速切り出した。
「………それでね、貂蝉さんは知ってるかなぁって思って。」
「…わたくしも甄姫と同じ意見ですわ。直接聞いたらいかが?」
「教えてくれない?」
「だ〜め。」
「じゃあじゃあ、わたしも姜維さんの秘密教えてあげるから!」

ゴツンッ!

部屋のどこかで甲高い音が鳴った。
「貂蝉さん…今の音……何…?」
「ね、猫でしょう。」
「猫かぁ。……で、どうする?」
441ヒロ 8/20:03/11/07 20:45 ID:mOocQIXv

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

実を言うと、この時点で薄々気付いていたのよね。
貂蝉さんの遅い対応、やや乱れた髪。とある人物の名前と同時の衝撃音。
そう、寝床の下。フッフッフ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「と…とりあえずお聞きしましょうか?」
あくまで冷静な振りをする貂蝉。
「ふふっ、実はねぇ…。」
「ゴクリ…」
「姜維さんはねぇ……。」
「お…お早くおっしゃって!」
「そうねぇ…。でも…誰かに聞かれたら……」
「……だ、大丈夫ですから!」
「だいじょうぶかな?…ん〜、いい天気♪」
その下に何者かの気配を感じる寝床に座り、窓から外を眺める孫尚香。
「あっ…!」
「うわ、貂蝉さんの布団ふかふかだね〜?」
ボインボインと布団の上で飛び跳ねる孫尚香。
「ああっ…!」
「しょ、尚香さん…わたくし、実を言うとこれから所用が……」
「プッ…あ、ごめんなさい!…じゃあ出ますね。あ、さっきの秘密だけど。」
「な、なんですの?」
「ほんっ…とに、貂蝉さんの事が好きみたいよ?」
「そ、そう…。」
嬉しいような恥ずかしいようなで困る貂蝉。
442ヒロ 9/20:03/11/07 20:46 ID:mOocQIXv
「それじゃ…この後も頑張ってね、お二人さん♪」
「ええ、頑張るわ♪…って…しょ、尚香さーーーーんっ!!!」
「あっはっはっはっは!!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

あの時の貂蝉さんの顔は一生忘れないと思う。
貂蝉さんも大好き。いい人だし、可愛い。なんだかんだで気が合うってやつ?

その後、思いきって元譲に会いに行ったんだけど会えなかった。
あいつにしては珍しく働いていたみたいで、話す事もできなかった。
ま、別に急ぐってわけでもないから構わないんだけど。

ううん、嘘。それでも会いたかった。
用なんて有っても無くてもいいから、会いたかった。

もう寝よう。では、おやすみなさい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「ふぅ。」
筆を置き、孫尚香は机に両手を組んでその上にポテッと頭を乗せた。
机のすぐ横にある窓から、月が見える。
「……お月様にお願いしてみようかな……」
ポソッと呟く。
443ヒロ 10/20:03/11/07 20:46 ID:mOocQIXv

「おーっす。」

いきなり孫尚香の視界が夏侯惇で一杯になった。
「ぅわーーーっ!?」
窓をよじ登り、部屋に侵入してくる夏侯惇。
「夜這いしに来たぞ。よっと…」
「ば、ばかぁっ!猿っ!!」
「おいおい、そんなに………おっ、これは何だ?」
夏侯惇が日記帳に手を伸ばす。
「見たらほんとにぶっ殺すわよ…」
孫尚香の目が怒りに燃え上がっている。
「おっとと、すまんすまん。」
「あっちに座ってなさい…」
後ろの方にある机を指差し、夏侯惇を誘導した。
「おーおー、怖い怖い。」
机に座るなり、盛られたバナナをモグモグと食べる夏侯惇。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

追記。
と思ったら猿がやって来た。後ろでほんとに猿みたいにバナナ食べてる。
でも嬉しい。ほんとに嬉しい。

あ、前言撤回。まだ寝ないわ。寝かさないんだから。キャッ♪

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
444ヒロ 11/20:03/11/07 20:47 ID:mOocQIXv
パタンと日記帳を閉じ、机のロウソクを消すと、座る夏侯惇に後ろから
そっと抱きついて囁いた。
「何しに来たんだっけ?」
「夜這いだ。」
「猿…」
頬をすり寄せ、さらにキュッと抱きつく。
「…今日……会いに来たと聞いた。」
「あ、うん……」
「すまんな。俺もたまには会議とやらに出なくてはいかん。それで、何だ?」
「…う、ううん……ちょっと会いたいなぁ〜って思っただけ。」
「そうか…すまなかった。会議など抜け出してやったんだがなぁ。」
「元譲……」

孫尚香から唇を重ねていった。

熱いくちづけを終えて名残惜しげに唇を離すと、孫尚香の目尻に雫が溜まっていた。
「…泣くな。言ったろう?俺は…」
「酒と女の涙は苦手だ!……でしょ?」
「ふっ、さすがにもう覚えたか。」
指で丁寧に雫を払ってもらいながら、孫尚香が呟く。
「…寝所……いかないの?」
「ん?…あぁ、いくか。」

二人で抱き合うようにしながら寝所へと向かう途中、孫尚香が尋ねた。
「ねぇ……どうして元譲はあんまり強引にしないの?」
「ん?」
「こういった場合って、男の子がガバッ!てやるもんじゃないの?」
「あぁ…だがなぁ……。」
「なに?」
445ヒロ 12/20:03/11/07 20:48 ID:mOocQIXv
今度は夏侯惇が後ろから優しく抱きついた。
「…俺は…お前を大切にしたい。」
「元譲……」
「もしも…お前が傷つくなら、強引にする度胸などいらんよ。」

「…元…譲……馬鹿だよぉ……」
「なんでだ?」
「また…わたしの事泣かしてさ………うふふっ……」
ポロポロと零れ落ちる嬉し涙が、腕を回す夏侯惇へと落ちていく。
「おっと、これはしまったな。ふっ…」

寝所につくと、孫尚香をそっと横たわらせた。
「とは言うものの、夜這いしに来た俺が偉そうな事言えんか。」
「じゃあじゃあ、今度はわたしが夜這いしに行くから!」
「なにっ!?……ははっ……わっはっはっは!!」
「うふっ、うふふふふっ♪」

雰囲気が一気に明るくなり、夏侯惇は衣服を脱がせにかかった。
帯を解いて薄い寝巻を脱がし、胸の下着を外しに背中に手を回す。

「うわ…外すの早いなぁ……。いやらしい〜……」
「慣れた。いったん内側に引っ張るのがコツだ。」
「ま、真面目な顔で言わないの!猿っ!!」

ポロンと形の良い乳房が露わになり、そっと手で隠す孫尚香。
「なら……先にこっちだな……」
「あっ…!」
下着の両端に指を滑りこませ、スルスルと脱がせていく。
孫尚香は頬を赤らめながらも、腰や脚を浮かせてそれを手伝った。
446ヒロ 13/20:03/11/07 20:51 ID:mOocQIXv
「さてと…では、いただくとしよう……」

孫尚香の首筋に唇を重ねた。
幾度も舌を這わせて舐め上げ、時折耳たぶを甘噛みする。

「あん………んっ……あんっ!……や…あ………」
温かな胸元に唇を落としながら、徐々に下へと移動していった。

「おまえ……」
「でしょ?…最近ちょっと大っきくなったんだ〜♪」
「俺のおかげだな。」
「いえいえ、自力でございます。」
「おいおい、この乳は俺が育てたと言っても過言ではないぞ?」
「自力でございます。あしからず。」
「仕方ない……」
「えっ…?」
「お前をデカ乳にしてやる。そしたら信じろ。」
「…ばか……♪」

孫尚香を座らせ、背後からたっぷりと乳房を揉みしだく。
「あっ…ああんっ!……あん……やはぁ………んっ!……んうっ!」

指と指の間でコリコリと桃色の乳首をこねくると、孫尚香が小刻みに震えた。
「きゃうッ!……ふぁ……んあっ…んんっ!…きもち……いいよぉ…………」
「良いか?」
クッ…と顎に指を添えて後ろに振りかえらせると、唇を奪った。
「ふうぅん……んん〜………んあ……ん………んはぁ……」
447ヒロ 14/20:03/11/07 20:52 ID:mOocQIXv
「どれ…」
夏侯惇の手が秘部へと落ちていく。
「あっ!!」

クチュッ…クチュ………
「あっ、あんっ!やんっ!!」
「いいぞ…お前の乱れる姿も好きだ……」
「さ…るぅ……」
「おっと、まだそんな余力が残っていたか……」

キュチッ!…クチュ……グチュグチュ!……ニュチニュクッ……
「あッ!ああっ!…やあっ!…あんっ!…んあああーーーっ!!」

うなじに吸いつきながら右手で秘部をやや強めに責め、左手をいっぱいに
広げて両乳房ごと荒く揉みしだく。

「そん…な……だっ……だめぇっ!………も…う……もうッ!!」
泣いて喜ぶ孫尚香をわざと仰け反らせ、両乳首をギュッと強くこねあげた。

「ひゃあああーーーーーーっ!!」

勢いよく潮を吹きながら、大きく痙攣する孫尚香。
「あぁっ……イっ…ちゃったぁ………んんっ……んあぁ………」
座る夏侯惇に持たれかかりながら、ヒクッ…ヒクッと打ち震える。

「良かったか…?」
「元…譲……。さいこぉ…だったよ……とっても………」
トロンとした目で夏侯惇の頬にくちづけを送る。
448ヒロ 15/20:03/11/07 20:53 ID:mOocQIXv
「そうか。俺もやるもんだな。」
「ところで……さっきからお尻と腰にツンツン当たってるんだけど……」
「そりゃそうだ。お前が欲しくてたまらん。」
「ばか……。じゃあ今度はわたしが……」

夏侯惇の前に座りこみ、蛙のように身を低くして勃起へと口を近づける。
「ぅわっ………すっごく…元気だね……」
シュコシュコと軽くしごくと、亀頭が驚くほど濡れていることに気付いた。
「た、頼む……早く……」
「う、うん…」
苦痛にも似た表情で待ちわびる夏侯惇を気遣い、早速咥え込んだ。

「ぅおおっ……!!」
「んふ♪……んっ…んんっ……んぶっ…んん……ぷぁ……んはぁ……」
「お…おおっ……おおっ!」
「ぷぁ…ひふぉひいい?」
「あ、ああ…。もう出そうだぞ……」
「ねぇ、お願いがあるの…。」
「な…んだ……?」
「早くイキたいのは痛いほどわかるんだけど……」
「………?」
「中…に………わたしの中にいっぱい欲しいの………」
「だが…この調子だと……すぐに……」
「だめ……?」
「よ…よし、お前がそこまで言うなら……」
「きゃあんっ♪」
ガバッと孫尚香を仰向けにし、すぐさま亀頭を当てがう。
449ヒロ 16/20:03/11/07 20:54 ID:mOocQIXv
「あああーーーーーっ!!!」
「うおぉっ!………おま…え………くッ……言わん…こっちゃないっ……!!」
「だ、出して……元…譲の………いっぱい……いっぱいっ……………」

「うおおおおっ………!!!」
壮絶に飛沫をあげながら、孫尚香をどんどん満たしていく。
「やっ!…あっ!あんっ!あああーーーーーっ!!!」
「うおぉっ……まだ…まだっ………出る……ぞっ………」
「あ……あぁっ!……げんじょ…う……すご………すご…いっ……」
「…はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
肘をついて体重を支えながら孫尚香の髪を撫でる。
「元譲……好…き……好き………大好き…だよ……」
「俺もだ。お前が欲しい……。俺と…俺とずっと一緒にいろ……いいな?」

止めど無く涙を流しながら、ただ頷く孫尚香。
「よし…いい子だ……。ご褒美をやろう。」
「え?……あっ!……も、もうっ!」

繋がったまま孫尚香の腰を回転させ、後背位へと移行した。
「あっ!…やんっ!…あ……奥まで………届いてるぅ……」
「お望み通り、たっぷり注ぎ込んでやるからな……」
「……ばか♪」
「そら、いくぞ……」

パンッ!
「ああッ…!」
大きく弓なりに弾む孫尚香。
450ヒロ 17/20:03/11/07 20:55 ID:mOocQIXv
パン!パン!…パンパンッ!パンッ!!
「あッ!ひあっ!…あっ、あうっ!…あんんっ…!!」
「そらっ……こんなのは…どうだ……?」
突き上げ一辺倒から、今度は円を描くようにして腰を揺り動かす。
「ふぁああぁ………い…いい〜………そ…それ……いいよぉ〜……」
「こっちはどうだ?」

パン!パン!パン!パン!
「ひいッ!…あっ!やんっ!……ぁうっ!!……これ…も……いいのぉ…!」
「…そうか。ではこれはどうだ?」

孫尚香の背中に覆い被さって乳房を揉みながら、大きく腰を引き………

ズパンッ!!
「やああッ!!!」

再び腰を大きく引き、力を込めて穿つ。

パァンッ!
「んああっ…!!」

穿つ回数こそ少なくなるにせよ、一発一発に込められた力は今までの比ではない。
「どうだ……凄いか…?」
「死んじゃ…う………これ………ほん…と……やば………」
「これだ……なっ!」
「ひぁあっ!!」
451ヒロ 18/20:03/11/07 20:55 ID:mOocQIXv
荒荒しく穿たれるたびに、孫尚香の意識が遠のいていく。
体中のどこにも力が入らず、ただただ夏侯惇の好きに突かれるだけだった。
残酷なまでの一撃を受けるたびに尻ごと大きく跳ねあがり、辺りに愛液を
飛沫かせながら限界へと昇っていく。
「さぁ……そろそろ………お前の好きなやつがくる…ぞ……」
「ひっ………あぁ……あ………き……きて…………きてぇっ………」

「尚香……尚香っ!!」
最後は乳房を荒荒しく掴み、そのまま強烈な締めつけにまかせて射精した。
「…っ!!」

ふいに孫尚香の体から力が抜けたが、それでも膣肉は夏侯惇から一滴でも
多くの精を搾り出そうとヒクヒクと蠢いていた。


「……ん…」
「おう…起きたか。」
「…あれ……元譲…?……わ……力が…入らない……」
「あれだけ派手に果てたんだ。無理するな。」
孫尚香の頬が赤く染まっていく。
「わ……わたし…どれぐらい……?」
「半刻ほどだ。面白かった。」
「な…何がよ……」
「お前のその可愛らしい乳首を突っつく度にな、笑って寝返りをうつんだ。」
「こっ、この〜〜〜っ!!」
「お、おいっ!いてっ!いてててて!!」
「えっち!すけべ!へんたいっ!猿!ボス猿っ!!」
452ヒロ 19/20:03/11/07 20:56 ID:mOocQIXv
ゴロンと夏侯惇に背中を向けて膨れる孫尚香。
「お〜い、尚香様よ……」
耳たぶをくすぐるが、パシッと弾かれる。
「お〜い。」
髪を優しく撫でるが、布団の中に潜られてしまった。
「ふむ。……腕は伸ばしておくから、好きな時に使うがいい……」

ピクッと動く布団の塊。
するとモゾモゾと孫尚香が布団から頭を出してきた。
「仕方ない…そちの腕枕、使ってやろうぞ。」
「おう、こいこい。」
「えへへ……」
「ふっ……」

その日最後のくちづけを交わし、心地よい眠気と互いの温もりに抱かれて
二人は眠りに落ちていった。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○月△日 曇り   

まだ日が昇ってない。今日は雨って月英さんが言ってた気がする。

わたしの布団にお猿さんが寝てる。
布団から象さん丸だしで困るんですけど。もちろん突っついてやったけど♪

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453ヒロ 20/20:03/11/07 20:57 ID:mOocQIXv
「…む………お〜い……尚香〜……」
「はいはい、なあに?」
「こっち…来ぉーい……」
「はいはい。ちょっと待ってね。」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

えっちなお猿さんが呼んでるから、日記の続きは今日の晩にでも。

好きだぞ、お猿さん♪

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「ほ…ほら………象さんが……あ〜もうっ!」
バサッと布団をかけ直し、自らもそこに潜りこむ。
「尚香〜…」
ギュウー…と乳房に顔を埋め、グリグリと顔を左右に揺らす。
「あ!…も、もうッ………えっち…♪」
「昼からどっか買い物にでも行くか。」
「えっ、元譲…買い物に付き合ってくれるの!?あんなに『女の買い物は
 長くてつまらん!』とか言ってたのに?」
「昨日の礼だ。何か買ってやる。」
「やったぁ!…じゃあ…え〜っとねぇ〜……わー…何にしようかな……」
「すけべな下着とかはどうだ?」
「猿っ!」
454ヒロ おまけ:03/11/07 20:58 ID:mOocQIXv
朝を迎えた。まだまだ抱き合って愛を囁き合う二人。
「ねぇ、元譲……」
「なんだ?」
「あの…さ……」
「金ならないぞ。」
「猿!…ちゃんと聞いて。あのね、その……目を怪我した時にね……」
「あぁ、お前は知らなかったか。よしよし、真実を教えてやろう。」
「ゴクリ…」

「美味かった。実に美味かった。」

ふらぁっ…と孫尚香は気を失いそうになる。
「…と言うのは冗談だ。食うわけがないだろ。」
「心臓止まるかと思ったわよ……」
「遠目で見ていた奴には、矢を抜く仕草が食べる仕草に見えたんだろうよ。
 その場にきちんと埋めた。曹性も埋めたがな。わっはっは。」
「そっかぁ…よかったぁ。」
目玉を埋めた→曹性も埋めた。という百発百中のネタが軽〜く無視され、
ちょっとだけヘコむ夏侯惇。
「…食ったか食ってないか皆がしつこく聞くのでな、答えないことにしたんだ。
 そしたら一種の都市伝説みたいになってしまった。」
「自業自得じゃないの。ばか……♪」
「わはは、そう言われればそうだな。…さて、もう一眠りしようか……」
「そうね……安心したら………眠くなっちゃった………」

眠りゆく孫尚香を撫でながら、うっすらと笑う夏侯惇。
その笑みが意味するのはいったい…………。
455ヒロ:03/11/07 21:04 ID:mOocQIXv
以上、『とある日の孫尚香』でした。
実を言うと今作、最後は抱き合って寝るところで終わるはずだったんですけど、
打ち終わった時に頭の中で惇兄がニヤリと笑ったんです…ガクガクブルブルです。

あと、リクエストをくださった方…あのぅ…あまり……期待は………。

おそまつ様でした。
456名無しさん@ピンキー:03/11/07 21:28 ID:aVDzFzOC
ヒロさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

>目玉を埋めた→曹性も埋めた
は自分にはクリティカルでした。惇兄さすがw
457名無しさん@ピンキー:03/11/07 21:44 ID:YATk/fWV
神キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・* !!!!!

>目玉を埋めた→曹性も埋めた
スコップで地面に穴を掘るd兄を想像してワロタ。
458名無しさん@ピンキー:03/11/07 23:07 ID:RA7PLTzV
>>427です
ヒロさんキター!!!!!!!!!!!!!
尚姉ハァハァハァハァ 夏侯惇×孫尚香 徐晃×大喬 姜維×貂蝉
みんな素晴らしく萌えさせていただきました!!!!!!!!!!!!

私なぞのリクは気にせずヒロさんのお好きに書いて欲しいです。
次回作も楽しみに待っております故…
459名無しさん@ピンキー:03/11/08 07:55 ID:TU0eScRo
このありえない組み合わせは何なんだ!?
姜維×貂蝉なんて熟女プレイじゃねえか
貂蝉は実在はしないが、演義では董卓挙兵の時代の登場人物だから
姜維が成人するころにはやはり、おばさ・・・(ry
460名無しさん@ピンキー:03/11/08 08:01 ID:pWfV7zF3
>>459
まあそこがあれですよ、ファンタジィってやつですよ。
無双の人々は明らかに不老ですから(w
461名無しさん@ピンキー:03/11/08 13:10 ID:bixBFs2H
>貂蝉は実在はしないが、演義では董卓挙兵の時代の登場人物だから

厨房まるだしだな(w
ボク、三国志詳しいんだ?(w
462名無しさん@ピンキー:03/11/08 20:03 ID:aiGfJ5AT
ヒロさんの話の登場人物の年令に素で突っ込み入れるとなると、
すべての人物がジジィババァや結構な年令になってるハズなんだが…(魏が三国統一した後の話なんだし)
なんであえて貂蝉にだけ突っ込み入れてんだよ?
つーか無双自体ありえない設定のゲームなのに、無双のスレでしかもエロパロで演義史実云々言って・・・プッ
463名無しさん@ピンキー:03/11/08 20:05 ID:xDk8GeG2
まあまあ、マターリマターリ。
464名無しさん@ピンキー:03/11/10 01:34 ID:ieRdu2vg
ヒロタンキテタノネ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
テレビ見ててそういや昔ヒロタンって選挙の話してなかったっけって思ってここきたら光臨・・・・偶然ってあるもんだ
465名無しさん@ピンキー:03/11/10 14:54 ID:mwuCkvK1
age
466名無しさん@ピンキー:03/11/10 16:37 ID:mwuCkvK1
ヒロタン〜出来れば黄忠もSSに登場させてやってください
今まで黄忠がエチーするSSを見たことがないもので・・・
467名無しさん@ピンキー:03/11/10 18:27 ID:L/wUPn3n
>>466
保管庫逝ってこい
468名無しさん@ピンキー:03/11/11 02:34 ID:NZ5WR0po
わかってない、わかってない
>459は本当にわかってない。
いいか!貂蝉の定義はなっ
1,実在しない
2,絶世の美女
つまりココから導き出される結論とはっ
お ば さ ん だ ろ う が お ば あ ちゃ ん だ う が

問 題 な く ハァハァ ハァハァ で き る ん だ よ ! !
469名無しさん@ピンキー:03/11/11 13:02 ID:cPQvzuei
わざわざ蒸し返さなくてもいいだろ。雰囲気悪くするだけ。
470名無しさん@ピンキー:03/11/11 21:34 ID:pr3t9G82
だれかホウ統、黄忠のSSを書いてくれ
471名無しさん@ピンキー:03/11/12 00:06 ID:54+pmmKX
敵将、貫いたよぉ
472名無しさん@ピンキー:03/11/12 06:15 ID:ecV61hFE
>>470
杖と弓でもいれるのケ?
473名無しさん@ピンキー:03/11/12 18:35 ID:8z01btHT

  \_    _/ _/
     \ / / ユンユン
      ξ    ユンユン
     ∧_∧
    (  。∀゚) アーヒャヒャヒャー
    ⊂   つ
    | | |
    (__)_)
474名無しさん@ピンキー:03/11/13 01:42 ID:iRgbpmb9
なんだかよくわかりませんが、ここにプティングおいときますね。

    _
   /〜ヽ
  (。・-・) 
   ゚し-J゚
475名無しさん@ピンキー:03/11/13 22:49 ID:BdVdHs0h
ホウ統のSSキボンヌ
476名無しさん@ピンキー:03/11/14 08:49 ID:+fIRIrEe
ホウ統のAAキボンヌ
477蒼天ホウ統:03/11/15 19:39 ID:K3hUAaJ6
>>476
   ,,,  /  // ヽ    r/ー''  彡  ヾヽ
 / /ノ//ー=、、 ヾ , ヾ/r-   彡ー、 |ヽゞ
 |  /// /''"               ヽ,, |ll           た
/    丿ノイ:::::                ヽ, ゝミ      無  
 /  从 / リ::::::::::           ,,___,,,、、 'l ヾ         れ
// ノ  /;  ミー-------、、,    イ,、-‐‐≡ミミト、| |       双
  /  / ミミ;゙゙ ̄ ̄ ̄```   /  _,, z--テt、, |  l           流
   ノ //゙゙''' ,,、-t‐'''テ'' ノ    (    ̄``""´ '| リl,     厨
 彡/ ノノ リ  ```´ ̄  "´     \       l  l        す
  / //ミ:::::::::、、,,             ヽ、      | ミヾ、
 彡ノ /ノll::::::::::ミ/、,      ;:: / ソ" ,l      ,i  ゞ;       な
ノノ  イlll::::::::::/:       ,,、、y'/  、,j ヾ,ヾ;、.   ,| ミヾリ
  彡 ノll:: : :: ::     /ノ//  ,,、、,,_;;;、,,_ ゙゙ーゞミl、 | ヘ ゙ヘ
 //ノ゙lllll:::::: : : : ::  ///''',,、-‐''"   _ ``''┘ `'ヽ |  ミ ミ     _、、-
ノ  イ, ゙llll:: :. .::::::.. :リ/ノ `"゙1´ ー '''""゙゙       |  ソ ヾ ー‐'''ヾ:::::::::ヾゞ
 彡ノ、;、 lll;::.:.:..:.:. |リ    ,ll゙             / ヾヾ  ヽ、 :::::::::::::::::ミ::::::::
 / :::::`ヽ, ヾ、::::..::.::: .::  ll '゙           /    ゞー  ミ;:::::::::::::::::::::::ミゞ
  ノ彡 :::::゙ー-''` 、;;__:::: ,.:: 1l ll   ノノノ| | iill;;;イii,   ヽヽ    \::::::::::::ゞ::::::::::::
 / / ノ::::::::::::::\;:::::::::::::: `''' "" ̄  ...,,,::::   '┃、ー=二ー━━'''''゙゙゙゙゙''''''
  /  ノ::::,,r''"""゙゙j゙1   ヾ;:::::::::::: /      ┃、ヾヾ\   ヾ
  彡 ノ  / ̄ ̄ ̄´゙゙)   ゞ::::::::::;       ┃ヾ   \ミ
 /   /  ̄ ゙゙゙̄'')´::::::::     ゝ、     ::::;|; ゙ヾ
478名無しさん@ピンキー:03/11/15 19:44 ID:mPy/QEa7
>>477
蒼天ホウトウと無双ホウトウを一緒にしないでほしい。
479槍兵:03/11/16 02:00 ID:DGPRhT44
失礼は重々承知ですが、ヒロさんの時代背景を真似させていただきました。

「なんだと!!それは真か!?」
城内に曹操の声が響き渡る。
「ハッ!兵が何度か見かけております」
「あの臥龍こと諸葛亮とならび称されるホウ統が生きておったとはな・・・しかし落鳳坡で戦死したと聞いておるが?」
「詳しくは分かりませぬが目撃したという情報です。」
曹操はしばし考えた・・・鳳雛とまで称されるホウ統・・・しかし組織破綻の鍵とならんかと・・・。
従兄弟である夏候惇が近寄って来た。
「猛徳、何事だ?」
すると曹操は兵を退かせた。
「なに、あのホウ統を見かけたという報告があってな・・・」
「何だと!?あの鳳雛と称されるホウ統がか?」
「うむ・・・」
「胡散臭い・・・」
夏候惇は顔を顰めた。
「口調はそっくりらしいのだが・・・」
「まぁ猛徳、此処で議論をしても始まらんだろう。使いを出してみれば良かろう」
「・・・・・・」
曹操は渋った。
「司馬懿にでも相談してみてわどうだ?」
480槍兵:03/11/16 03:40 ID:DGPRhT44
漏れはなんという間違いを!!
訂正
>「司馬懿にでも相談してみてわどうだ?」 ←間違い
>「司馬懿にでも相談してみてはどうだ?」 ←正解

481名無しさん@ピンキー:03/11/16 04:12 ID:QhSfgIz1
いや、猛徳とか夏候淳とかみてわとか……
対象を指定した模倣とは、創作よりも難しいのだよ?
482名無しさん@ピンキー:03/11/16 04:13 ID:QhSfgIz1
って夏候「淳」って何だよ。人のこと言えないので逝って来る……
483名無しさん@ピンキー:03/11/16 12:36 ID:ls3trKSE
というか、夏候惇じゃなくて夏「侯」惇だ
いい加減にしろよ、無双厨
484名無しさん@ピンキー:03/11/16 12:37 ID:ls3trKSE
あと「孟」徳だ
485名無しさん@ピンキー:03/11/16 12:40 ID:ls3trKSE
>>462
遅レスだが
<魏が三国統一した後の話なんだし
魏は三国統一などしていない
486名無しさん@ピンキー:03/11/16 14:32 ID:zF8jBLil
分かった分かった。分かったからおまいら仲良くパンツ脱いで職人待とうぜ
487名無しさん@ピンキー:03/11/16 19:26 ID:0D0UbZdS
488名無しさん@ピンキー:03/11/16 19:54 ID:jCQY8xGj
ttp://www.genzuxi.net/game/muso3/
無双ネタでSS書くなら、ここの無双辞書入れたほうがいい。
489名無しさん@ピンキー:03/11/17 02:45 ID:yCPc6+hr
>>487
すげー。。 どうやったの?
甄姫や貂蝉でもできる?
490名無しさん@ピンキー:03/11/17 10:23 ID:dWJwDvoQ
無表情が妙に気持ち悪かったりするのですが
491名無しさん@ピンキー:03/11/18 00:04 ID:JsoRG93A
神が降臨されるのを待ちながら、マターリエロ話でもしませんか
492名無しさん@ピンキー:03/11/18 19:37 ID:Ql4FZxoS
神はまだ?
493名無しさん@ピンキー:03/11/19 19:07 ID:bOZGbViF
提案なんだが、神待つだけじゃなくて喪前らも何か書いて見ませんか?
短いのでも良いから自分のモエをつぎ込んだものを。

読むだけ読んでうるさいと言っている訳じゃないんだ、気に障ったらスマソ。
ここの住人一人につきひとつ見れたらかなりのSSが見れる…とオモタ。
漏れもちょっとがんがって見る。
494名無しさん@ピンキー:03/11/19 19:10 ID:jot8ucY5
でもSSとか書いたことないからかなりヘボイSSになると思う。
あと、ごっつ叩かれそう。
495名無しさん@ピンキー:03/11/19 19:21 ID:0TymZkrQ
無双厨だけしか叩かないから安心しろ
496名無しさん@ピンキー:03/11/19 19:24 ID:jot8ucY5
ここって無双のスレ・・・だよな?
497名無しさん@ピンキー:03/11/19 19:26 ID:0TymZkrQ
正史でも読めば?
498名無しさん@ピンキー:03/11/19 19:39 ID:UcMnbt7M
ここは無双のスレ。
ただ無双から入った人間でも誤字とかはどうかと思う・・・。
基本的なとこ(文字とか)はちゃんと調べてからなら、なんでもありだ。

しかし>>494=496。
ageすぎ。一応sage進行な。
SS書いたことないなら、ちゃんと下書きして
更にそれを推敲してうpしる!書く気があるならガンガレ。
499名無しさん@ピンキー:03/11/19 19:49 ID:jot8ucY5
どうもすんません。もう少ししたら書いてうpしてみたいともいますわ〜
500ヒロ:03/11/19 21:12 ID:iJLfcweP
(゚∀゚)コンバンハ!!ソツロンデコワレソウナボクノサイシンサク、イキマスネ!!アヒャヒャ!!
501ヒロ 1/18:03/11/19 21:13 ID:iJLfcweP
「えーっと……」
「う〜んとぉ……」
大きな机に向かい、何やら悪戦苦闘する大喬と小喬。
真面目に取り組む姉とは対照的に、筆を鼻と上唇に挟んでいる妹。
「ねぇねぇ、お姉ちゃん。」
「なぁに?」
「この問題なんだけどさぁ……」
「えっと……これは…………」
「分かんにゃいのぉ〜?」
「ち、ちょっと待ちなさいよ!……えっとぉ……」

「えぶりで〜戦い続け〜♪悔し涙流して〜…」
そんな二人のいる部屋の横を、月英が鼻歌を鳴らしながら通過した。

「あっ!月英しゃんだ!」
「心に傷を〜…ん?……あらあら、二人そろってお勉強?」
「そうなんです。特にこの子ったら……」
チラと横目で小喬を睨む大喬。
「あたしなんか九九、二の段がギリだもんね〜っ!」
「お馬鹿っ!自慢してどうするのよ!」
「うふふ、だったら…わたしの学校に来る?」
「あ、行く行く〜♪………って、にゃんとぉ〜〜〜っ!?」
ガバッと机から体を乗り出して驚く二人。
「あら、言ってなかった?…わたし、明日から学校の先生するのよ?」
絶句する二喬の口は、開いたままである。

月英が言うには、その頭脳が(天然である事以外は)素晴らしい知能・才能を
秘めている事が認められ、国直属の学校で指導することになったらしい。
502ヒロ 2/18:03/11/19 21:14 ID:iJLfcweP
「す…すごい!月英さんって頭良いって思ってたけど……」
「学校は毎週月水木で、お昼は基本知識だから…小喬ちゃんはこっちね。
 夜は実践知識だから、大喬ちゃんは晩に来てね。」
「え〜〜っ!?あたし基本にゃの〜?」
「小喬ちゃん……」
ガシッと小喬の両頬を掴み、少し怖い顔で近づく月英。
「ふ、ふぁひっ!?」
「基礎をなめてもらっちゃあ……困るわよぉ……」
「ふがふが……ふ、ふぁ〜い!」
「はい、いいお返事♪」


その学校は基本的には自由な学校である。開校されている時にはいつでも誰でも
参加してよいし、そして強制参加でもないので掲示板に示された時間割を個々が
把握して、習得したい授業を選んで来ればよいというものだった。

翌日の昼。
「は〜い、みなさん…こんにちは♪」

『こぉんにぃちわぁーーー!!』
元気な子供達が月英先生にあいさつする。
一番後ろの席には、他の子供達よりも一回り大きいお姉さんがいた。
「ったく……にゃ〜んであたしがお子ちゃま学級にゃのよ……」
口調だけならぶっちぎりで一番幼いのだが。

「では国語を始めます。教科書の始めから読むわよ〜?さん、はい!」
503ヒロ 3/18:03/11/19 21:14 ID:iJLfcweP
『おーきな太陽が、のぼりましたぁ!それを見ていたきつねさんがぁ……』

とか何とかいいながら、小喬も案外ノリノリで教科書を大声で読んでいる。
「……はい、そこまで。じゃあ…小喬ちゃん?」
「に、にゃんでしょうか?」
「最後にきつねさんは、太陽に何をちょうだいって言ったの?」
「えっと……えっとぉ………お、お金かな?」

「ぎゃはははは、こいつ馬っ鹿でぇ〜〜〜!!」
近所のガキ大将らしい少年が小喬を馬鹿にすると、釣られて皆も笑い出した。
「む〜〜っ!」
少々ほっぺたを赤く染めて小喬が膨れる。
「はいはい、そこまで!…小喬ちゃん、ただ読むだけじゃ駄目よぉ?」
「…………」
ガキ大将を睨む小喬。それを睨み返す少年。
「小喬ちゃん!」
「ふぁ〜〜い。」
「では、おさらいをしていきましょう。まずきつねさんが…………」
授業が再開し、月英が黒板にさらさらと内容をおさらいしていく。


ドスッ!!
「ぅわっ!」

突然そのガキ大将の机に、もの凄い速さで何かが突き刺さった。
「な…なんだぁ……これ………」
よく見れば、人の毛であった。気で硬質化し、鋭利な凶器となっている。
飛んできたであろう方向に首を横に向けると……
504ヒロ 4/18:03/11/19 21:15 ID:iJLfcweP
ニヤニヤと笑いながら、次の分の凶器をチラつかせる小喬。
ペコリと頭を下げるガキ大将。
どうやら初日早々、ボスの交代が起こったようだ。


日が暮れた。
「みなさん、今晩は。」
昼とは一変して、ズラリと座る大人達が頭を下げた。
「では今晩の授業、『経済と人口の関連性』について始めます。」

(うわ……何か…いきなり難しそうだなぁ………)
背が低いため、一番前の席で話を聞く大喬の顔が曇る。

「うふふ、大喬ちゃん?」
「は、はひっ!?」
後ろに座る、お偉いさん方の視線が背中に突き刺さる。
「そんなに難しく考えないで…ね?」
「はひっ…!」
「あらあら…。そうねぇ……じゃあ、ちょっと一息いれましょうか。」
サラサラと竹簡に何やら文字を書く月英。
「…では、大喬ちゃん。今から反射神経を試す問題をします。」
「はぁ…。」
「今からこの竹簡を開くから、そこに書いてある文字をできるだけ早く、
 大きな声で、心を込めて言うのよ?」
「わ、分かりました…。」
「じゃあ……いくわよ?」
バッ!と月英が竹簡を一気に開いた。
505ヒロ 5/18:03/11/19 21:16 ID:iJLfcweP

「徐晃さん大好き!!」

「はい、よくできました♪」
「ぅわわわ〜〜〜〜っ!?」
「それでは授業を始めます。まず……」
大喬の顔面が沸騰するのを横目に、授業が始まった。

それでも月英の授業は大変素晴らしく、その評判はあっという間に
都中に広がっていった。

「ゲ、ゲ、外道のゲ〜♪」
その日もご機嫌で授業に向かう月英先生。
「今日も寝床で愚……あら?」

掲示板に張られた時間割をじぃっ…と見つめる大男がいた。
「おはようございます、許ネ者くん。」
「…………」
「何か興味のある授業は見つかりましたか?」
「あんのぉ〜……」
「はい?」
「……いえ…なんでも〜……」
何か言いたい事でもあるような目をしながらも、許ネ者は去っていった。
「……どうしたのかしら?」
ノッシノッシと歩く許ネ者の背中を見ながら、首を傾げる月英。
506ヒロ 6/18:03/11/19 21:16 ID:iJLfcweP

「うわぁーーーん!!」

突如教室から聞こえてきた泣き声に、月英は飛びあがった。
「……あらあら、どうしたの!?」
「げつえいせんせー!……あのお姉ちゃんが……あのお姉ちゃんが〜!!」
泣きながら月英に抱きついてきた少年が指差す先には、どうやらその子から
奪い取ったであろう飴を持つ小喬がいた。

「小〜喬〜ちゃあ〜ん!?」
両手を腰に当てて月英が近づいてくる。
「ち、違うよっ!…ほんとはこの飴、この子の分だったんだよ!」
よく見れば、小喬のそばに座って泣いている女の子がいる。
「へんだ、そいつが食わねぇみたいだから俺が貰ってやるって言ってんのによぉ!」
「この子、弟しゃんのために持って帰ろうとしてたんだよっ!……ね?」
「クスン……うん…。」
「そんなの知らねーよ!バーカ!!」
「きぃーーーっ!どついちゃろかいっ!!」

女子対男子のよくある喧嘩だが、十六歳の小喬は見事にそこに同化していた。

「ではこうしましょう。」
どこから出てきたのか、教室のど真ん中に突如甄姫が現れた。
「今日は授業を変更して、男子と女子を別々にしましょう。」
「甄姫…あなた……」
「さぁ、男子は月英先生と外で遊んでらっしゃい!女子はわたくし、
 甄姫先生が特別授業をしてさしあげますわ。」
「……今月分のお給料、全部使っちゃったのね?」
「ギクッ!……さ、さぁさぁ、子供は風の子!いってらっしゃい!」
507ヒロ 7/18:03/11/19 21:17 ID:iJLfcweP
それでも月英と遊べるのがよほど嬉しいのか、男の子は先を争うかのように
運動場へと駆け出していった。
「さてと……どうしましょうかねぇ……。日給とはいえ、きちんと仕事を
 しなければ報酬はもらえないみたいですし……」
教壇にバン!と手をつき、唖然とする女の子を見渡す甄姫。
「そうね…。ではまず、男性の喜ばせ方からいきましょうか。」
黒板にゴツゴツした『きのこ』の絵を書き出す甄姫先生。
「よろしくって?ここが俗に言う鈴口で…………」

十歳にも満たない女の子達にはチンプンカンプンな授業が始まった。
後ろの小喬だけが真剣に聞いていた。


その日の深夜。
月英先生と甄姫先生は酒を酌み交わしていた。
「そう言えば……」
「どうしたの、月英?」
「昼間ね、許ネ者くんが掲示板を熱心に見ていたの。」
「許ネ者様が?…へぇ……珍しいわねぇ。」
「何か習いたい事でもあるのかしら?」
「あ…そう言えば、許ネ者様って来週田舎に帰られるのよね?」
「えっ……そうなの!?」
「そうお聞きしましたわ。なんでも田舎のための資金も貯まったからって。」
「田舎のため?」
「あら、月英は知らなかったかしら?許ネ者様はね、元農民なの。」
「農家の方なの?」
「あまり裕福な村ではなかったみたいね。それで、従軍するようになってから
 今まで稼げるだけ稼いでたようですわ。」
「そう……。」
508ヒロ 8/18:03/11/19 21:17 ID:iJLfcweP
「月英先生……これは特別授業かしら?」
「あら…甄姫先生、よく分かりましたね?」
「それはまぁ、先生とは付き合い長いですからね。」
「うふっ……うふふふふふ……」
「おほほほほ……」
二人が見上げた星空は、キラキラと光り輝いていた。

翌々日。
「ぼんばへっ♪…ぼんばへっ♪」
月英は夜間の授業に向かおうとしていた。
「無茶して知った〜……あら?」
また許ネ者が熱心に掲示板を見ている。
「許ネ者くん、こんばんは〜。」
「ん〜?……どぅも〜…。」
「そうそう……今度ね、特別授業を組んだの。」
月英が掲示板にサラサラと追加授業を書き足していく。


          『特別授業:役立つ一般農業技術』

しかも、休日であるはずの土曜日を一日丸ごと使ってである。
「あ〜……これ……」
「よかったら許ネ者くんもきてくださいね?」
コクコクと許ネ者は頷き、歩いていった。
「ふふっ…さてと。…………はい、皆さんこんばんは〜。」
ズラリと並ぶ大人達が挨拶する。
「ふあぁ……」
「あら、大喬ちゃん……眠たそうね?」
509ヒロ 9/18:03/11/19 21:18 ID:iJLfcweP
「す、すいません…。お昼にちょっとお仕事をしてて……」
「無理しなくてもいいのよ?」
「あ、いえ、お構いなく…」
「うふふっ、じゃあ………アレ…いっとく?」
竹簡をプラプラと揺らして月英が笑いかける。
「け、結構ですっ!!」
後ろの方にいる徐晃の士気が少し低下した。
「今度は正真正銘の反射の問題だから。」
「ほんと…ですかぁ?」
「これは真面目なやつだから。じゃあ、いくわよ…?」
月英が勢いよく竹簡を開いた。

「子供は二人ぐらい欲しいなぁー!!」

「はい、よくできました♪」
「ぅわわわ〜〜〜〜っ!?」
「それでは授業を始めます。まず……」
大喬の顔面が煮えたぎるのを横目に、授業が始まった。


そして土曜日。
昼から特別授業が行なわれた。許ネ者以外にも、一般人や学者が参加した。
しかし内容があまりにも具体的・実践的であったため、日が暮れる頃には
聞き手は許ネ者一人となっていた。

「……というわけ。以上です、お疲れ様でした。」
「…………」
510ヒロ 10/18:03/11/19 21:19 ID:iJLfcweP
「何か質問はありますか?」
「あんのぉ〜……」
「はい?」
いつものようにニコニコと微笑む月英。
「どうして………おらなんかに………」
「え?」
「この授業は……」
「あら、バレちゃった?…うふふ、そうよ。許ネ者くんが田舎に帰るって聞いて。」
「…………」
「ご、ごめんなさい……おせっかいだったかしら!?」
ブンブンと首を大きく左右に振る許ネ者。そして、ゆっくりと口を開いた。

「おいら……こんな…変なのに………せんせーは………」
「あら、どこが変なの?」
「……のろまで………頭悪いし……デブだ……」
「それが変なの?」
「………?」
「立派な大人じゃない。田舎のみんなのために戦って、働いて、お金貯めて…。
 すっごく素敵だと思うわ、先生。」
「せ…せんせー………」
「人の価値はそんなものじゃ計れないわ。ましてやこんなに優しい
 許ネ者くんを馬鹿にする人がいたら、先生許さないんだから…!」
「ううっ……せんせー………せんせー………」
許ネ者の大きな目から、ポロポロと大粒の涙が零れ落ちていく。
そんな許ネ者を抱きしめ、その頭を月英は優しく撫でてあげた。

月英には、許ネ者の気持ちがどこかわかるような気がした。
月英自身もかつて心に傷を負って、今のようになった事は薄々分かっている。
許ネ者にも何かあった事は間違いないのだろう。しかし、そんな事はどうでもいい。
いま月英がしてあげたいのは、泣き止むまで頭を撫でてあげる事だった。
511ヒロ 11/18:03/11/19 21:19 ID:iJLfcweP
「いつ帰るの…?」
「あした…」
「えっ?…あ、明日なの?」
「はやく…おっとぉとおっかぁに会いてぇ……」
「そう…。たくさん親孝行するんだ?」
コクリと頷く許ネ者。
「ここで…たくさん思い出できた?」
「いっぱい…いっぱいだぁ……。田舎のみんなに聞かせてやるだよ……」
「そう……。じゃあ……最後に…先生と思い出作ろっか?」
「え………」

許ネ者の唇が、月英の唇と触れ合う。

「……将来許ネ者くんにお嫁さんが出来た時のために、お勉強しましょうね?」
「あのぅ……せんせ…むぐ……」
「んふ……いいから………」
唇を優しく重ねながら、月英は衣服を脱いでいく。
「わぁ………せんせー……でっけーなぁ………」
「おっぱい大っきいでしょう?」
コクコクと頷く許ネ者。
「まるで…」
「うふふ、吸ってみて……?」
許ネ者の顔面に柔らかで豊満な乳房をやや強引に押し付ける。
「むぐっ…」

許ネ者はその迫力に押されながらも、恐る恐る桃色の乳首を咥えた。
「んッ!……んんっ!!」
夢中で乳房を啜られ、月英は小さく震えた。
「あぁっ……そ……そんなきつく……吸っちゃ……」
512ヒロ 12/18:03/11/19 21:21 ID:iJLfcweP
チュポンッ…
「ぃやんっ!!」
「うんめぇ〜……せんせーのおっぱい………」
「ふふ、可愛い子ね…。もっと吸ってもいいわよ……」
許ネ者の頭を優しく撫でながら、月英が微笑みかける。

チュウ……チュッ………ズチュー……チュポ………チュプッ……
「あっ!……んあっ………あっ!あっ!ああっ……!!」

乳房という甘く芳醇なごちそうを与えている間に、月英は許ネ者の衣服も
徐々に脱がせていった。

「あら……可愛いのね♪」
許ネ者の陰茎を見た月英の率直な感想だった。
「せ…んせー……」
「先生がたっぷりと可愛がってあげる………」

許ネ者を直立させて自らはチョコンと座りこむと、陰茎の根元をそっと握った。
皮で覆われた先端に、優しくくちづけを送る。

「うっ…!」
「んふ♪」

舌でねっとりと先端をくすぐり、よだれで徐々に潤いを増していく。
「おっきくなってきたわよぉ……」
「気持ち……いい〜……」
「じゃあ…剥いていくわね……」
513ヒロ 13/18:03/11/19 21:22 ID:iJLfcweP
唇で皮を甘噛みしたり、皮と亀頭の間に舌を潜りこませながら、
徐々に許ネ者の陰茎を剥いていった。

「さぁ……できたわよぉ………」
完全に剥かれた許ネ者の勃起が、ビクビクと打ち震えている。

チュッ……
「ぅああっ!!」
「あんっ!…ご、ごめんなさい…痛かった?」
「い…痛くねえけど………すっげぇ………ビクッってなった………」
「優しくするわね……」

舌先で優しく撫でるようにして勃起全体に挨拶していく月英。
「んふ……たまたま大きいのね………いいお父さんになるわよ……」
「せんせー……おいら………」

勃起を優しく持ち上げ、陰嚢にむしゃぶりついた。
片方を丸ごと口一杯に頬張り、口内でレロレロと転がし回す。
「う…わぁ………す…げぇ……」
「んふっ……たまたまとおちんちん、どっちが気持ちいい…?」
「ど……どっちも………」
「うふっ、欲張りさんなのね♪……分かったわ、たっぷりしてあげる……」

両手で陰嚢を揉みしだきながら、グッポグッポと勃起を唇でしごく。
「…んぶっ……んっ……ぷぁ………んぶ……んんっ………んふ……」
「す…げぇ………あ………あぁ……」
「ぷは……イキそう?」
モゴモゴと陰嚢を咥えながら月英が見上げる。
「だ……めだ………出…ちまう……」
「んふっ♪」
514ヒロ 14/18:03/11/19 21:23 ID:iJLfcweP
さらに激しい口腔内愛撫が、一気に許ネ者を絶頂へといざなった。

「ぅあーーーーっ!!」

「ん゙んっ!?……んぐっ!!…んんっ!………ぶ……ふぅ……んっ………」
ゴキュッ…ゴキュッ…ゴクッゴクッ……ゴクッ………ゴク……

「…た…くさん出したのね……すごいわ………濃くて…うっとりしちゃう……」
レロレロと亀頭を綺麗に掃除しながら、打ち震える許ネ者を見上げる。
「うふっ、まだ残ってるわね…。綺麗にしてあげる……」

再び奥まで咥えこみ、強烈に吸いつきながら尿道に残る精液を吸い出す。
「う……ううっ………す…げぇ………」
「じゃあ次は、おっぱいで気持ちよくしちゃうんだから……」

続いて膝立ちをすると、月英はその大きな乳房で勃起を包みこんだ。

「…うわぁ………せんせーの……温かくて……やわらけー………」
「うふっ………でしょう?…たくさん出してね?」

先ほど出した許ネ者の精液と月英の唾液で、潤滑液は充分である。
月英がすくい上げるようにして揉み上げた乳房を上下させ、許ネ者の勃起を
翻弄し始めた。

ヌコ…ヌコ……ヌコッ…ニュク……ヌコヌコ……

「う……あぁ………す…げぇ……せ…んせー……」
「おっぱいが大きいとね、こんな事もできちゃうんだから……」
515ヒロ 15/18:03/11/19 21:23 ID:iJLfcweP
さらに豊乳を揉み上げると、許ネ者の勃起が完全に乳肉に隠されてしまった。
「…ちんちん……見えねぇだ……」
「うふふっ……おちんちんど〜こだ?」
「お…おっぱい……」
「せいか〜い♪」

いったん勃起を乳房から解放し、パクッとその亀頭を咥えこむ。
「うあぁ……せんせーの口も…あったけぇ……」
そのまま月英は右の豊乳を揉み上げ、屹立した乳首を裏筋に這わせた。
「…うわぁ……コリコリして………気持ちいい………」
「さらにいくわよ〜…」
そのまま揉み上げた乳房を陰嚢の下に導き、陰嚢ごとタプタプと揺らした。
「わぁッ!……そ…れ………すっげぇ…!」
「たまたま、気持ちいいでしょう?」
「う…………うぁっ!…せ……んせ……おいら………また……」
「どうやってイキたい?」
レロォ…と舌を這わせて亀頭を一周しながら月英が尋ねた。
「………お、おっぱい…」
「うふっ、いいわよぉ……」

再び勃起が豊乳に挟まれ、翻弄される。
無意識のうちに許ネ者も腰を動かし、絶頂を求めていた。

「うっ……うう〜〜〜っ…!!」
「い、いいわよ!先生のお顔をたっぷり汚して!」
乳房をきつくきつく寄せながら、亀頭をチロチロと可愛がる。
516ヒロ 16/18:03/11/19 21:24 ID:iJLfcweP
「くぁ…あ………ぅああああっ!!」

一度目と何ら引けをとらない量の精がほとばしり、月英の顔面を直撃する。
「ぷあっ!!……あっ!…あんっ!………あ……あぁ……すご………い……」

口元を中心にして月英の顔面が淫らに白濁した。
それにも関わらず月英はどこかうっとりした表情で許ネ者の亀頭を見つめている。

「すごいわ…許ネ者くん……先生おかしくなっちゃいそう………」
口端からトロ…と垂れ落ちる精の塊を指ですくい、ネットリと口に含む。
「せんせー……」
「許ネ者くんの……すっごくいいわ………あぁ……」
許ネ者の勃起にスリスリと頬を寄せる。
「そう言えば……あの子もそんな事言ってただなぁ〜……」

「先生…もう我慢できな……………………………いま……何て言ったの?」

「ん〜?……おいらのが良いって、あの子も言ってただよ。」
「……あ…あの子って誰?」
「田舎にいる許嫁だ〜。」
「い、いいなずけ!?」
「んだ〜。帰ったら結婚するだよ〜。せんせーのおっぱい、まるであの子
 みたいだ〜って、ず〜っと思ってただよ。」

「な、何ですってーーーーーーっ!!!」

「うわぁ……そんな大声出したらびっくりするだ……」
目をギュッと閉じて耳を塞ぐ許ネ者。
517ヒロ 17/18:03/11/19 21:25 ID:iJLfcweP
「やって……やってしまった………」
天井を呆然と見つめる月英は、何やらブツブツと呟いている。
「せんせー…?」
「きょ、許ネ者くん!…ちょっと座りなさい!」
「んん〜?」

チョコンと座る全裸の男性と女性。
月英が許ネ者の両肩をガシッと掴み、真剣な目で話し掛けた。
「許ネ者くん…。いい?よく聞いて。…その子と幸せになりたい?」
「んだ。」
「じゃあ、絶対…今晩の先生とのコトはその子に言っちゃ駄目よ!?」
「どしてだ〜?」
「許ネ者くんの幸せな家庭が崩壊してしまうからよ!」
「んん〜?…おいら、よくわかんね〜だ……」
「だから…その子が聞いたら、『許ネ者くんはわたしと月英って女のどっちが
 好きなんだろう?』って思うでしょ!?」

「…おいら、せんせーが好きだ。」
「……許ネ者…くん………」
「あの子も好きだ。おいら、み〜んなが好きだ。」
「そう…。それは素晴らしい事ね。…でも…でもね……」
「んだ。分かってるだ。せんせーがそう言うなら、言わねぇ。」
「許ネ者くん…。」
「せんせー…」

一瞬、月英は何が起こったか分からなかった。
518ヒロ 18/18:03/11/19 21:27 ID:iJLfcweP
許ネ者が、優しく抱きしめてくれていた。

「とっても気持ちよかっただよ。ありがとぉ…」
「許…ネ者くん……」
「おいら…おいら……せんせーの事…みんなの事…ぜってぇ忘れねぇだ……」
抱き合う二人の瞳から流れ落ちる熱い涙。
「お幸せにね……」


翌日、とうとう別れの時間となった。門まで見送りに来た一同に別れの挨拶を
済ませ、許ネ者は背を向けノッシノッシと歩いていく。

「おい…淵よ…。馬を引け…」
曹操がポツリと言った。
「ううっ……と、殿…あきらめが悪いですぞ……グスンッ……」
「違う…。奴の村は、逆方向だ。」

ドテーッと、すっ転ぶ一同。
皆が不安そうに見送る中、それでも満足そうな表情で許ネ者を見送る女性。
そして許ネ者の荷物の中には、一枚の卒業証書がそっと眠っていた。
519ヒロ:03/11/19 21:32 ID:iJLfcweP
以上、『月英学院』でした。
すいません、「ネ者」で萎えた方もいらっしゃると思います。
でも出ないんですよね、チョって漢字・゚・(ノД`)・゚・

おそまつ様でした。マタコレカラソツロンダナ(゚∀゚)アッヒャッヒャッヒャ!!!
520名無しさん@ピンキー:03/11/19 21:57 ID:jot8ucY5
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
521名無しさん@ピンキー:03/11/19 22:51 ID:0TymZkrQ
くだらね
522名無しさん@ピンキー:03/11/19 23:04 ID:2z9nhgEV
確かに今回はつまんねかった。いやいや正直な意見なので。
523名無しさん@ピンキー:03/11/20 00:11 ID:vI+v8T0K
つまらないです。
524名無しさん@ピンキー:03/11/20 07:56 ID:mby8bDkW
まあまあ
525名無しさん@ピンキー:03/11/20 12:50 ID:nYWwXYXH
すごく良かったと思うが。
許チョなのが新鮮だし、話もまとまってるし。
俺がエロだけのSSが嫌いだからなだけかもしれんが。
526名無しさん@ピンキー:03/11/20 13:28 ID:R5wRd2Zk
俺も時間かけたくない時はエロ部分飛ばすから
おもしろかったけど……大喬のあたり。
っていうかさ、最近何か変なのいねぇ?
527名無しさん@ピンキー:03/11/20 15:37 ID:j2uiCw8o
ヒロさんではないが物書きとしては
何処ら辺がつまらなかったのか聞きたい。
マンセー意見も批判も次回作の参考になると思うし。

528名無しさん@ピンキー:03/11/22 11:47 ID:mjLWhkfr
許チョがかわいくて(・∀・)イイ!
読み専ですが。
529名無しさん@ピンキー:03/11/23 23:53 ID:NlcXcBhZ
ヒロさまごめんなさい、自分の中では、許チョは癒し系に属しているのでチト引いてしまいました。
その他の部分は相変わらず面白いです。こういう所はダントツに上手いなと思います。
エロだけのSSは確かにつまらないので、もっとこんな感じのが増えると嬉しいのですが。
森川さまの文章みたく情感あふれるものが好みなのです。
530ヒロ:03/11/24 01:43 ID:jVavmNSc
えっと、皆様ご感想&ご指摘ありがとうございました。
見直すと確かに熱意がこもっていない気がします。
作家自身がそう思うのですから駄作であると思います。以後精進致します。

あと…以前とあるリクエストを下さった方……あの…気長にお待ちを(´・ω・`)
531名無しさん@ピンキー:03/11/24 15:28 ID:gUCwK8o0
ヒロさん、司馬尉もだしてやってください
532名無しさん@ピンキー:03/11/24 20:48 ID:BX138hIF
>>ヒロ様
許チョカワ(・∀・)イイ!!
525サンに同意。新鮮でした(*´Д`)ピチピチ

卒論ガンガテください(`・ω・´)q
533ヒロ 1/23:03/11/28 17:58 ID:36WFUTw9
「あの子……大丈夫かしら……」
雲一つ無い青空を見上げながら、大喬はもう何度この台詞を言ったのだろうか。
「大丈夫だって。ああ見えても結構頑丈でしょ、あの子。」
「尚姉様…」

突然小喬が一人旅に出たいと言ったのはもう二週間も前のことである。
皆で夕食を取っている最中、小喬が突然その旨を告げた。
「…でね、面白そうだから旅に出てみようかなって思ってるんだぁ♪」
「いいじゃない。行ってらっしゃいな。」
「お土産は温州蜜柑をお願いね。」
甄姫や貂蝉は賛成の意を示したが、当然心配性の姉は顔を曇らせる。
「…でも……あなた、本当に一人で大丈夫なの…?」
「だいじょうぶだいじょうぶ!何かあったらそっこーで帰ってくるしさ。」
「ま…そこだけ気をつけてくれたら、わたしはいいかな。」
「わたしも。小喬ちゃん、体だけは大事にするのよ?」
孫尚香と月英の了承を得て、小喬は大きく頷いた。

翌日、小喬は目的地の無い自由な旅へと旅立とうとしていた。
五人が門で待っていると、一頭の雌馬を引き連れて小喬がやってくる。
「小喬っ…あなた、その馬は…!」
「そ!『微喬』だよん。」

微喬とは小喬の誇る愛馬であり、本人曰く小喬の手下だから微喬だそうである。
しかしこの馬、姉が案ずるように少々性格に難がある。
確かに体力面・馬力面では他の追随を許さない名馬だが、気まぐれで
我が強く、時々命令を無視することも多々あった。
534ヒロ 2/23:03/11/28 18:00 ID:36WFUTw9
「…やめなさい!わたしの巨喬貸してあげるから!」
巨喬とは大喬の愛馬で、従順で素直な馬である。
「やだ!」
「だめ!降りなさい!」
「べーーっだ!…いってきまーす!そりゃっ!!」

駆け出すよう強めに腹を蹴ったはずだが、微喬はカッポコカッポコと歩く。
何かものすごく変な空気になり、大喬は追うに追えず固まってしまった。


そして現在。
「よく言うじゃない。可愛い子には旅をさせろって……。ね?」
「はい……」
「さて!…じゃあわたしはお掃除でもしますか!…じゃあね。」
大喬は再び青空を見上げて目を瞑り、両手を軽く重ねた。

(神様……あの子が無事でありますように……)


「う〜む……」
微喬の上であぐらをかき、何やら書面を凝視している小喬。
そんな微喬の蹄と土が織り成すポコポコという軽快な音は聞こえない。

「完全に迷っちゃったにゃあ……」
行けども行けども林の中。もう半日は同じような景色の中を進んでいた。
「今どの当たりなんだろ…。ねぇ、分かる?」
微喬の眼前に地図をピラピラと振り、尋ねる小喬。
535ヒロ 3/23:03/11/28 18:00 ID:36WFUTw9
「ブフィーーーッ!!」

分かるわけないでしょ!と言わんばかりに血管を浮かべて暴れる微喬。
「のわぁッ!…ちょっ、ちょっ……落ち着きなしゃいっ!」
だが、突然微喬がピクッ…と動きを止めた。
耳をピンと突き上げ、ひたすら何かを聞き取っている感じだった。
「ど…どしたの……?」

ドドッ…ドドドドド……
「のわっ!…ちょっ…どこ行くのっ…!?」

前方が明るくなってきた。
「あ!…林……抜ける…!」
林を抜けるとすぐに強烈な夕日に眼を奪われた後、小喬は気付いた。
「わ〜お!小屋があるじゃん!…でかしたぞっ、微喬っ!!」

「誰じゃ…?」

すると小屋の横から老人が現れ、声を掛けてきた。
「あ、誰か住んでるんだ…。……あ、あのっ…!」
「おぉ!…おおっ…おおおっ!?」
「ん?」
「お…お前さんは……」
「お爺ちゃん…あたしの事知ってるの?」
「知っとるもなにも……」
老人は思い出した。
自分が一度死の淵に陥ったことを。
そして奇跡的に回復するまでの間に、ある戦友が敵国の少女達に何をしたかを。
その少女達がどうなったかを。
536ヒロ 4/23:03/11/28 18:01 ID:36WFUTw9
「…どしたの?」
「お、おお……いやいや、よく見れば別人じゃ。」
「あぁ、あたしとそっくりしゃんがいるんだね?」
「うむ…。……で、どうしたのじゃ?このような人里離れた辺境に……」
「旅の途中でね、迷っちゃったんだぁ。」
「おお、そうかそうか…もう日が暮れる。今日は泊まっていくがよいぞ。」
「ほんとっ!?…ありがとー!……」
小喬の脳裏に、腰に手を添えて怒る姉の姿が浮かび上がる。
「じゃなかった、…ありがとーごじゃいます。」
「ふぉっふぉっ…舌っ足らずじゃのう。」
「そりが問題にゃんだよね……にゃはははは♪」
「ふぉっふぉっふぉ。」
「あ、お爺ちゃんの名前って何?…あたし、小喬!こっちは微喬だよ。」
「儂か…?…儂の名は黄忠じゃ。黄漢升じゃ。」

日が沈み、夕飯を馳走されることになった。
決して豪勢とはいえない料理が食卓に広がる。
「ふぉっふぉっ、食わぬうちからそう不味そうな顔をするでない。」
「えっ!?…そ、そんなことは……」
「ええから食うてみぃ。」
「う、うん…。モグ…モグ……。おっ……美味しいっ!!」
「じゃろう?…食材が新鮮ならば粗末な料理も美味くなる。」
「うわ…この山菜、まじ美味しい!!」
「ふぉっふぉっふぉ、コロッと表情変えおって。」
「えへへ〜。……あのさぁ、お爺ちゃん…一人で住んでんの?」
「そうじゃ。…ここは気楽でええからのぉ……」
「でも…寂しくない?」
「む?…よしよし、では明日お嬢ちゃんに儂の友人を紹介してやろう。」
「んん〜?」
537ヒロ 5/23:03/11/28 18:04 ID:36WFUTw9
まだスズメ達が毎朝の挨拶もしていない頃、黄忠の怒号が小屋に響く。
「こりゃあっ、起きんかっ!」
「む…にゃぁ〜……」
「いつまで寝とるかっ!」
「ぷにゃあ〜……まだ…夜じゃん……か……」
「たわけっ!もう朝じゃ!ほれ、起きいっ!!」
ガバッと布団を取り上げられる。
「さ…さぶっ!…寒いっ!!」
「美味いものばかり食って…昼まで寝とるから…そのような腹になるのじゃ。」

「や、やだっ!」
バッ!と寝巻を整え、腹を隠す小喬。
「儂がつまんでやろうか?」
「べーっだ!」
「さあ、歯を磨いて顔を洗ってこい。」
「ふぁ〜い。……ふあああぁぁあぁ……」

グシュグシュと歯を磨きながら、ちょいと腹をつねってみる。
確かにほんの少しだが、プックリとつまめるものがそこにある。

(こりはッ!何とかしないと……!!)

甄姫や貂蝉のくびれを思い出しながら、やたらと気合のこもった歯磨きを
おこなう小喬であった。
538ヒロ 6/23:03/11/28 18:07 ID:36WFUTw9
「終わったかの?」
「うん。」
「では外に出るかの。」
「うわぁ……きれー……」
見渡す限り、朝靄が辺りを包んでいる。
「こっちも見てみぃ…」
「…………」
一面に渡る自然の景色に、言葉も出ない小喬。

「ふぉっふぉっ。…どれ……」
「ありり、お爺ちゃん…何持ってるの?」
「餌じゃよ。」
「餌…?」

「とーとーとーとー!!」

突如黄忠が林に向かって一定の音調の大声を放った。
「うわッ!…な、何!?」
「さてさて、何が来るのかのぉ〜?」
困惑する小喬の顔を覗きこみ、冗談半分に問いかける。
「え?…え?」

ドド………ドドッ……ドドドドド……

「わ〜っ!馬だっ!!たくさん来たよ!」
「ふぁっふぁっふぁ。儂の友人じゃよ。」
「すご…い!……まだまだ来る!!」
539ヒロ 7/23:03/11/28 18:08 ID:36WFUTw9
四十頭ほどの野生馬に囲まれる二人。
「うわぁ……みんな…いい馬……」
「じゃろう?自然で育った豪傑ばかりじゃからな。」
「うん…。そうそう、それでさ…どうしてみんなを呼んだの?」
「おお、そうじゃそうじゃ。冬を迎えて馬は餌が少なくなってくるのでな、
 儂の所へ来る。儂は馬の残した土産をもらうというわけじゃ。」
「み、土産?」
「下見てみぃ。」
小喬が足元を見ると、馬糞がいくつか転がっていた。
「くしゃっ!…くしゃいっ!」
「ふぉっふぉっ、こいつを使って畑を豊かにするのじゃよ。」
「ふ〜ん……」
鼻をつまみながら、馬糞を木の棒で突っつく。
「ほれ、お嬢ちゃんの馬を放してやれ。」
餌を撒きながら、黄忠が微喬を指差す。
「え…?」
「しばらくの間だけじゃよ。たまには仲間と自由に走りまわらせるのも
 飼い主の大事な務めじゃて。」
「え………」
「どうした?」
「う、ううん…。」

タタッ…と微喬に駆け寄り、手綱や鐙を外す。
「ごめんね…。いつも繋がれっぱなしじゃ…誰だって怒りっぽくなるよね……」
懐から手櫛を取り出し、毛並みを整えてやる。
「微喬だって女の子だもん…やっぱ初対面はキメなくっちゃね♪」
540ヒロ 8/23:03/11/28 18:09 ID:36WFUTw9
普段とは全く違う軽い足取りで、微喬は仲間と共に林の奥へと消えていった。
「お嬢ちゃんの馬もいい馬じゃ。」
「馬力ならあたしの微喬がぶっちぎりジャヨ。」
「ん?ふぉっふぉっ、儂の真似か?」
「フォッフォッ。」
「わっはっはっは!」
「にゃはははは。……で、次は何するの?」
「そうじゃなぁ…釣りでも行くかの。」
「釣りなら大の得意だいっ!」
「ほう!…ならば勝負じゃな。」


「ふにゃあーっ!ど〜してあたしの竿には一匹も来ないのよ〜っ!!」
「わっはっは!…儂は大漁じゃ大漁!」
「むきぃーーーっ!!こうなったら……」
突如下の衣服を脱ぎ始める小喬。
下は水色の下着一枚になると、ジャブジャブと川の流れの中央に進んでいく。
「ちっ、ちべたい……!!」
「ふぁっふぁっふぁ!風邪引くでないぞぉ!!」

小喬が精神集中する。
「飛び上がって、川を叩きつける衝撃で魚を取る他勝ち目はにゃい…」
しかし足は水流に飲まれ、高く飛びあがれるかも分からない。
「どうすれば……んんっ?…確かこの状況…前に読んだ漫画で……」
「どうした?儂の勝ちかの〜?」
岸辺から黄忠が嬉しそうな声を掛ける。
「これだぁっ!!」
「な、何と!?」
541ヒロ 9/23:03/11/28 18:11 ID:36WFUTw9
両手を川底に付くと、その筋力で自身を空高く飛び上がらせた。
「南斗水鳥拳奥義!飛翔白麗!!」

ドッパーン!!

見事に川を叩きつけ、衝撃で放り上げられた魚が川辺でピチピチと暴れている。
「おお…見事じゃぁ……」
「やったね!…ふが……へーーーっくし!!」
見様見真似の技を成功させたはいいが、全身ズブ濡れになった。
「わっはっは!愉快じゃ!わっはっはっは!!」

小屋に戻り、すぐに風呂を沸かしてもらった。
「ふー…ふー……どうじゃ、湯加減は?」
外の風呂釜から中に声を掛ける黄忠。
「うん、さいこ〜♪」
「しばらく浸かっとれ。」
「ふぁ〜い。…ってゆーか、お爺ちゃんも一緒に入ろうよ?」
「何じゃと?」
「せっかく沸かしたんだからさ、ね?」
「儂は構わんがのぅ…」
「ワシも構わんがノゥ。」
「ふぉっふぉっ、では待っとれ。」

そのまましばらく浸かっていると、黄忠が風呂場に入ってきた。
「おお、流石に温いのぉ。」
何の恥じらいも無くいちもつをプラプラさせて、黄忠が掛け湯する。
「ち、ちょっとちょっと、お爺ちゃん……ちょっとは隠してよぉ…」
流石に頬を染めて目を背ける小喬。
542ヒロ 10/23:03/11/28 18:11 ID:36WFUTw9
「なんじゃ…見たことないのか?」
小喬の横に座り、湯船に身を浸す。
「ちっちっち。あたしほどの麗女なら、星の数ほどのおちんちんを……」
「麗女じゃとぉ?…百年早いの。」
「にゃんですって〜っ!?」
ザバァッと浴槽を立ちあがり、腰に両手を添える。
「見なしゃい!この麗しき肢体をっ!」
「なんじゃ、よく見ればますます子供じゃのぅ。」
「こっ、この爆乳を!」
寄せて上げてようやく完成した低い谷間を見せつける。
「筋肉じゃが、儂の胸の方が大きいのぅ。」
「み、見んしゃい!この大人の証をっ!!」
ズンと腰を前に押し出し、薄すぎてよく分からないほどの陰毛を主張する。
「赤子じゃ。」
「こっ、この男を惑わす妖絶なお尻………へっくしょん!」
「ほれ、はよう浸かれ。」
「ううっ、覚えときんしゃいよ………ブクブクブク……」
543ヒロ 11/23:03/11/28 18:12 ID:36WFUTw9

夜。
布団を横に並べて眠りに就こうとする二人。
「静かだね……」
「もうすぐ冬じゃからな……虫も寝とるんじゃ…。」
「なんだか怖いくらい……」
「ふぉっふぉ、子供じゃのう。」
「子供じゃ……へっくし!」
「やはりその布団は少々薄いかの。どれ、交換して………おおっ?」
モゾモゾと黄忠の布団に入ってくる塊。
「にゃはは、こっちの方が温かいもんね。」
「おお、考えおったな。」
「ねぇ……お爺ちゃん…?」
黄忠の胸元で小さく囁いた。
「何じゃ?」
「もう少し……ここに居てもいい…?」
「おお、良いぞ良いぞ。お嬢ちゃんの馬もここで羽休めになるじゃろて。」
「ぶー、その場合は骨休めだよ〜っだ。」
「おぉ?……わっはっは、一本取られたのぅ。」
「ふふっ…うふふふふっ………」
「さて、寝るかのぅ……」
「うん…。…お休み、お爺ちゃん……。」
「あぁ、お休み……」
静かな夜が更けていった。
544ヒロ 12/23:03/11/28 18:13 ID:36WFUTw9
「こりゃっ!いつまで寝取るか!」
「う…にゃあ………眠…い……」
翌朝もいつもの儀式、『布団取り上げじゃあ!』が行なわれた。
「さぶっ!…寒すぎっ!!」
丸虫のように小さくなる小喬。
「今日はお嬢ちゃんが呼んでみるか?」
寝巻から普段着に着替えている最中、そう持ち掛けられた。
「え!?で、できるかな…?」
「何事も挑戦じゃて。」
「よ〜し!」

外に出て、昨日の黄忠を思い出す。
「腹から声を出すのじゃ。」
「うん。…すぅ〜……………とーとーとーとー!!」

し〜ん。

「む〜…もう一回!…………とーとーとーとー!!」

ガサ。
545ヒロ 13/23:03/11/28 18:14 ID:36WFUTw9
「来たっ!?」
通りがかりの狸だった。
「ズコー。」
「がっはっは、まだ無理かのぅ。……とーとーとーとー!!」

ドドドドドドド………

黄忠の呼び声に、微喬も含む野生馬たちが集まった。
「微喬〜…あんたぐらいは来てほしかったにゃあ…。」
ポンポンと微喬の体を叩きながら、小喬が肩を落とす。
「ブルルルルル……」
「にゃはは、あんた笑ってるの?…にゃはははは。」

その後、小喬は様々な場所に連れていってもらった。
山菜の実った森、果実溢れる林、どれほどの大きさかさえも分からない巨木。

最後は近くの里を一望できる野原だった。
「う〜む、年かのぉ…流石に足が棒のようじゃて……」
走りまわる小喬を尻目に、黄忠が野原に大の字で寝転ぶ。

「お爺ちゃ〜ん!……ありり、寝てるし。」
「ちょっと休憩じゃ。…そうじゃ、お嬢ちゃんも寝てみぃ。」
「こう?」
黄忠と同じように、ドサッと寝転ぶ小喬。
546ヒロ 14/23:03/11/28 18:15 ID:36WFUTw9
「空を見てみぃ。」
「…………」
緩やかに動いていく雲、そのさらに上にある青空。
「どうじゃ?」
「……あの…雲……どこから来て……どこに行くんだろう……」
「よしよし…次は目を瞑って耳を澄ませてみぃ。」

鳥の鳴き声、風が創り出す草の音、自分の鼓動。

意識の遠くで、黄忠の声が聞こえる。
「もっと下じゃ…よぉく聞いてみぃ………」
「…下……」

意識が地面に触れた。

感じる。
遠くに微喬の命を。
微喬もこちらの意識に気付いたのか、目が合った。

感じる。
はるか遠くにいる姉を、友人たちを。
今日も元気そうで安心した。

感じる。
この大地に生きる全ての命を。
その偉大さと尊さに意識が触れた瞬間、小喬は優しい眠りに落ちていった。

「ふぉっふぉっ…寝てしまいおったな。」
起こさぬよう優しく背中に小喬を背負い、小屋へと戻った。
547ヒロ 15/23:03/11/28 18:17 ID:36WFUTw9
「えへへ、もうちょっと待っててね?」
「う…うむぅ……。」
この日の晩は、小喬が夕食を作ると言い出した。
「にゃによ、その不安そうなお顔は……」
「い、いやいや…」

しかし、黄忠の不安は良い意味で裏切られた。
「じゃ〜ん!…川魚の香草包み、山菜の吸い物、栗御飯の冬仕立て!!」
「おおっ…見事じゃぁ……」
「ほりほり、食ってみんしゃい!」
「……おお、美味い!…お嬢ちゃんにこのような才能があったとはのぉ。」
「えへへ、良いお嫁さんになれるかな?」
「それはまだまだじゃな。まずは自分で起きれるようにならんと。」
「え〜?…そりは……そうだけど……」
「がっはっはっは!」
「にゃはは、にゃはははは♪」


あっという間に闇と静けさが小屋を包む。
また黄忠の側にくっついて眠ろうとする小喬。
「いつ…帰るのじゃ……?」
「うん……そろそろ…かな………」
「そうか……」
「また…来るから…。絶対……」
キュッと黄忠の寝巻を掴む。
「いつでも来るがよい……」
小喬の頭をポンポンと叩く。
548ヒロ 16/23:03/11/28 18:17 ID:36WFUTw9

「お爺ちゃん……」

黄忠の頬にチュッと唇を重ねる。
「おっ、おおっ……!?」
「どう?……嬉しい?」
「おじょ…」
黄忠の口が止まった。
胸元から自分を見つめる小喬は、すでに女の眼をしていたからであった。

「おおっ…!」
小喬の手が寝巻の上から陰茎を擦る。
「わ!…お爺ちゃん……すごいじゃん…!」
「こ…れ………いか…ん…て…」
「へへ……ペロペロしちゃおっと……」

布団の中に潜りこみ、黄忠の衣服をずり下げる。
「待たん…か………」

すぐにギンギンに張り詰めた勃起が温かな口内に囚われる。
「おおっ…!」
もはや忘れ去られようとしていた快感が、黄忠の中で蘇る。

布団の中の塊が上下し、その度に強烈な快感が黄忠を襲う。
「おじょう…ちゃん……」
「ぷはっ!…苦しいっ!布団邪魔っ!!」
小喬は二人が被っていた布団をバサッと放り投げた。
549ヒロ 17/23:03/11/28 18:18 ID:36WFUTw9
「お爺ちゃん……舐め合いっこしよ………」
勃起を咥えながら寝巻を脱ぎ、陰部を黄忠の眼前に導く。
「お…おぉ……」

裏筋に舌を這わせながら、陰嚢へと向かう。
「ぅおぉっ…!!」
「一杯舐めちゃおっと…♪」
コロコロと陰嚢を転がし、吸いつく。
たまらず黄忠は目の前の陰唇に吸いついた。

「んっ、んんーーーっ!!」
「す、すまん……」
「……う、ううん…いきなりで……ビックリしただけ……」

カリの部分を指でなぞりながら裏筋を丹念に舐め上げ、唾液でヌルヌルにする。
「もっと…あたしのも……してぇ………」
自ら腰を顔に擦りつけ、黄忠の興奮を高めた。

最初は確かに黄忠もたじろいでいたが、口内に溢れる女の味が理性を崩壊させた。
どんどん溢れてくる愛液を飲み下し、催促するように強烈に吸いつく。

「んあっ!んぶっ!んんんーっ!…んんーーっ!」
決して勃起を口内から離さないようにしていたが不意に陰核に吸いつかれ、

「ああっ!あああーーーーっ!!」
唾液の糸で繋ぎながらも勃起を離して、小喬は大きくのけ反った。
ドッと奥からさらに愛液を噴出させ、黄忠の口元をヌルヌルに汚す。
550ヒロ 18/23:03/11/28 18:19 ID:36WFUTw9
荒い呼吸を落ちつかせ、小喬はクルリと反転した。
「入れちゃおっと……」
高まる鼓動を抑えながら、黄忠にまたがり勃起を秘唇に当てがう。

ジュ…プ……
「くぅんっ…………だ…め……おっ…きい……」
「儂に…まかせろ……」
震える腰を掴み、一気に突き上げる。

ズプンッ!
「ひゃううッ…!!」
「お…おおおぉ…っ…」
強烈な快楽と衝撃に、小喬は黄忠の胸元に崩れ落ちた。

「お…爺ちゃん………ヒド…イよぉ……」
「おおぅ……締ま…る……」
「もうっ…干乾びるまで搾り取っちゃうんだから……」
力無い手を必死に使い、黄忠の上に馬乗りになる。
しばらくは目を閉じて貫かれる快楽を味わっていたが、徐々に腰を上下させ始めた。

「あっ…あんっ…あんっ!……あっ!……あうっ!!……ひゃうっ!……」
小刻みに緋色の乳首が上下し、その残像を暗闇の中に浮かび上がらせている。

「み…見て……お爺ちゃん……」
見せつける様に後ろに大きく仰け反り、結合部を見せつける。
ちんまりとした小喬の秘部を、残酷なまでに勃起が貫き押し広げている。
「綺麗じゃぞ…。どれ…今度は儂が責めてやるかの……」
「お爺ちゃん…無理しちゃダメだよぉ……」
「馬鹿言うでない…儂ゃ生涯現役じゃて!」
551ヒロ 19/23:03/11/28 18:21 ID:36WFUTw9
「わわっ!?」
繋がったまま小喬を持ち上げ押し倒すと、壮絶な抜き差しを開始した。

「ああっ!んあああーーーーっ!!!」
本当に小喬の膣奥を穿ち抜いてしまおうかといわんばかりの挿入に、
小喬は首を振り、涙を流して喜びの声を挙げる。

「す…すごいよぉっ………いい……いいっ!……ああんっ!…あうっ!!」
「そりゃそりゃあっ!……どうじゃ、儂のは!?」
「…イッちゃう……あたしイッちゃうよぉっ!!」
「馬鹿言うでない、これしきで果てるでないぞ!」
「ああァーーーーっ!!」

黄忠の勃起が熱い噴水の直撃を受ける。
「ふぉっふぉっ……愛いのぅ。」
「あ……あぁ〜………んあっ……んん…」
ヒクつきながら涙を流し、悦びの余韻を味わう小喬。
「じゃが…まだ行くぞ…?」
「えっ!?……あぁんっ!…あっ…ぃやっ!…やぁっ!……やあっ!!……」
腰を掴んで持ち上げ、強烈な一撃を何回も送っていく。
「そりゃ!そりゃあ!そりゃあっ!」
「あんっ!……やんっ!…あうっ!!…ら……らめぇっ!…ま……また……」
「儂も…そろそろじゃぞぃ……!」
「い…イクッ!………またイッちゃうっ!………んああっ、またっ!……」
何回も飛沫をあげながら、イキっぱなしの小喬。
552ヒロ 20/23:03/11/28 18:21 ID:36WFUTw9
小刻みに勃起を抜き差ししたかと思えば時に激しく貫く。
そんな黄忠の絶技に小喬は上半身を何度も仰け反らせ、その口からは
可愛らしい、されど女の快楽を歓ぶ声を挙げていた。

「おりゃああぁっ!!」
限界まで突っ込み勃起全体で強烈な締め付けを味った後、ジュポンと引き抜くと
小喬の下腹部めがけて大量の精を放出した。

「ふぅ……ふぅ……ふぅ……流石に疲れたわい………おおっ?」
「すー……すー………むにゃ……お爺ひゃ〜ん……………」
「ふぁっふぁっふぁ、愛い愛い。」


翌日二人は早めに起き、馬の世話の前に川へと出かけた。
というのも以前赴いた際に小喬が忘れ物をしたらしく、それなら何にしても
早めに行った方がよいというわけだった。

忘れ物を無事見つけ、小屋へと帰る途中。
「こりゃ〜っ!その橋は渡っちゃいかんと言っとろ〜が〜っ!!」
突如黄忠が遠くの橋に向かって叫んだ。
小屋を出発してかなりの時間が経ったので、もう日は昇っている。
確かにその橋を三人の子供たちが渡っているのが見えた。

「だーいじょうぶだって!」

子供たちが黄忠に大声で応えるが、その時だった。
砂埃をあげながら、橋を作る綱がほころび始めた。
553ヒロ 21/23:03/11/28 18:22 ID:36WFUTw9
「や、やばっ!」
二人同時に橋へと駆け出す。
恐怖のあまり、子供たちは橋の中央で座りこんでしまっていた。

「ふぎぎぎぎ……!!」
「くおおおおっ!!」
二人が全力でほつれゆく綱を掴み、引っ張る。
「何…しとるっ!……早…く……渡らんかぁっ!…」
「は…早く…渡ってぇっ……!!」
しかし、二人の叫び声も恐怖に駆られた子供たちには届かない。

「い、いかんっ!」
黄忠の目の前の綱がスルスルとほどき落ちていく。
「ふがっ!……ぐうぅ……」
とっさの機転で綱に噛み付き、橋の崩壊を遅らせようとする黄忠。
それでも徐々に崩壊へと向かっているのは二人にも重々感じている。
「や…ばい……このままじゃ……」

すると、黄忠がこちらを見つめていることに気付いた。
「あ…あたしが………」
目が合った瞬間に、黄忠の意図が分かった。

どうなるか分からない。
それでも彼らを呼ぶことで何か解決策が生まれるかもしれない。
しかし今、黄忠は口を使えない以上自分がやるしかない。
焦りと不安感が小喬を震わせる。
554ヒロ 22/23:03/11/28 18:23 ID:36WFUTw9
「お爺ちゃんっ!」
口元から血を滴らせ、苦痛に耐えている黄忠。
しかし、黄忠はゆっくりと目を閉じた。

「あっ……」
その行為で小喬は思い出した。
野原で感じた全てを。心が広く、大きく、安らかになったあの貴重な体験を。


「とーとーとーとー!」

自分でも驚くほどの自然な呼び声が林へと響く。

「き…来たっ!!」
小喬の想いはすぐに伝わった。微喬が先頭となって彼らを引き連れてくれた。
「微喬っ…あんた…ちょっとの間でいいから……これ噛んで引っ張ってて…!」
微喬の口元に綱を導くと、微喬だけではなく数頭がそれを引っ張る。
黄忠も数頭の支援を受けているのを見て、小喬は橋を駆け抜けていった。


ズドドドドオォォン………

橋が崩壊した。
小喬が人さらいの様に子供たちを掴み、黄忠達の所まで駆け戻った直後だった。
555ヒロ 23/23:03/11/28 18:24 ID:36WFUTw9
「ふぃーーっ、危機一髪だったぁ!」
「よくやったのぅ!見事じゃあ!!」
「えへへ…。」
続いて黄忠が子供たちに、半日は続くだろう叱咤を始めたのを尻目に
微喬たちを撫でる小喬。

「ありがとね…みんな……微喬……」
そっと抱きしめ、ポロポロと流れ落ちる涙など構わず微喬を撫で続けた。


後日小喬は黄忠の元を去り、一人旅を終えて都へと戻った。

その後、手紙を使ってのやり取りなどしていない。

目を瞑れば互いを感じられる。
会いたくなれば微喬に乗って会いに行けばよい。
小喬が眠る前にゆっくりと目を閉じる習慣があることを、誰も知らない。
556ヒロ:03/11/28 18:28 ID:36WFUTw9
以上、「小喬千里行」でした。
寒くなってきました。ジジイの季節ですね。
皆様風邪をお召しならないようお気をつけください。

おそまつ様でした。
557名無しさん@ピンキー:03/11/28 20:00 ID:N8vK+bXV
ヒロさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ジジイとロリですか。もう最強。
ヒロさんのSSはきちんとストーリーがあっていつも楽しく読ませてもらってます!
558名無しさん@ピンキー:03/11/28 20:11 ID:/MSqT58c
ヒロさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
559名無しさん@ピンキー:03/11/28 20:25 ID:L3rBrHVH
生涯現役の爺ちゃんキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
エロハロ板なのにエロが無くてもイイと思えるのは
やはりストーリーが立ってるからなんでしょうね

乙ですた(;´Д`)ハァハァ
560名無しさん@ピンキー:03/11/28 23:55 ID:xdqewAsk
黄忠イキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
なんか安心してしまいました。ヒロさんGJ!!!
561名無しさん@ピンキー:03/11/30 23:50 ID:GZna60il
さっきスポーツニュース見ててふと思ったこと。
無双での黄忠の年齢設定だと、長嶋茂雄よりも年下なんだね・・・。
どうでもいい話でスマン。
562名無しさん@ピンキー:03/12/03 00:03 ID:LCvDeHzw
黄忠と小喬スゲー良かった!
次も期待してます。
563名無しさん@ピンキー:03/12/03 19:47 ID:A7BoOAvN
「これは・・・なんの薬だ?」
司馬懿は陣屋の薬剤師に差し出された小瓶を見て言った。
ドロドロとした液体が入っているようだが小瓶の色のせいで液体の色はわからない。
「媚薬ですよ。司馬懿殿も試してみてはいかがですか?」
ククッと笑うと薬剤師は部屋を後にした。
「媚薬・・・か・・・」
司馬懿は多少興味を持ちながら、しばらく小瓶を見つめた。
よく見ると、小瓶に小さな紙が付いていた。あの薬剤師の書いたものだった。
「この媚薬は強力です。使うなら指で一掬でも充分効果はあるでしょう。」
「なるほど・・・強力か・・・甄姫殿で試してみよう。」
司馬懿は不気味に微笑んで甄姫の部屋を目指した。
564名無しさん@ピンキー:03/12/03 20:00 ID:A7BoOAvN
「いきなりこれを持って行くのもなんだな・・・何かに入れないと」
キョロキョロと周りを見ると、酒と盃があった。
「そうだ。酒に入れれば・・・」
早速酒を盃に注ぎ、媚薬を一掬いではなく液体を半分も入れた。
それだけすると、甄姫の部屋に向かった。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
甄姫の部屋からは、美しい胡弓の音色が聞こえてくる。
ガチャ
「あら、司馬懿殿、どういたしました?」
「いや、酒でもどうかなと・・・」
そう言うと媚薬入りの酒を差し出した。
「せっかく持ってきて頂いたんですし・・・頂きます。」
甄姫は盃を受け取ると、コクコクと飲み干した。
「おいしいですわ。ありがとうございました。」
盃を司馬懿に返し、
「それでは私は仕事の方に戻るので、失礼します。」
といい、司馬懿は甄姫の部屋を出て行った。
(今夜はお相手しましょう。甄姫殿・・・)
心のなかでそういいながらただひたすら媚薬の効果を待った・・・・
565名無しさん@ピンキー:03/12/04 00:56 ID:3MTI2mXt
>>563-564
凡愚ですね。
>ガチャ
これだけで3分くらい笑いました。 (・∀・)カエレ!!
566名無しさん@ピンキー:03/12/04 14:47 ID:A6E/pmos
え?終り?
567名無しさん@ピンキー:03/12/04 15:33 ID:4NgdvNZA
折れはイイ!と思ったが。
続きキボンヌ。
568名無しさん@ピンキー:03/12/04 16:06 ID:UOmbQQGt
続きまだー?(AA略
569名無しさん@ピンキー:03/12/04 19:18 ID:iGh280Rb
>>563-564
展開が強引過ぎますよね。
脳内ならこれでもイイですが文字にするとなると問題ですね。
570名無しさん@ピンキー:03/12/09 06:08 ID:lG9bVv1o
age
571名無しさん@ピンキー:03/12/09 19:26 ID:6qQHqKyF
洋式ドアなんだな
572名無しさん@ピンキー:03/12/11 12:46 ID:LMUPeUDh
無双で女体化って需要ないよな?
いやなんとなく思っただけなんだが。
573名無しさん@ピンキー:03/12/11 16:52 ID:5HAsFBYv
女性化は結構しやすいと思うけどな。
やきもち焼きの張飛とか。
574名無しさん@ピンキー:03/12/11 22:22 ID:LMUPeUDh
>>573
うん。設定的に結構萌えるキャラ多いしさ。
ただ、やきもち焼きの張飛とかならまだ可愛いけど、女子化した黄忠や董卓にハァハァするヤシはさすがにいないだろうがw
575名無しさん@ピンキー:03/12/11 23:16 ID:cAI3kgRc
スーパー歌舞伎みたく劉備女体化はどうだろうか。
ちょっとマゾな漏れとしては女の方が地位高いのが萌え…(;´Д`)ハァハァ
576名無しさん@ピンキー:03/12/11 23:33 ID:NGNG9Rex
それはもう単に某アニメ化するだけと違うんかと。
577名無しさん@ピンキー:03/12/12 11:50 ID:AcFTNNCG
>>576
ソンサコキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
578名無しさん@ピンキー:03/12/13 03:11 ID:VV02MwuW
あの尻アニメか。
恥ずかしながらストーリーが面白く、全話見てしまいました。
579名無しさん@ピンキー:03/12/14 13:12 ID:DywWQBth
俺も見たクチ。
そして呂布萌した。
580名無しさん@ピンキー:03/12/15 03:39 ID:kQz608rC
………
581名無しさん@ピンキー:03/12/18 13:56 ID:/Ya0nFrm
 
582名無しさん@ピンキー:03/12/19 20:36 ID:ZHX/Sh6Q
hosyu
583名無しさん@ピンキー:03/12/20 00:54 ID:nRajRsF1
神はどこに…?
みなさま年末でお忙しいのでしょうか?
584名無しさん@ピンキー:03/12/20 21:48 ID:R+vGQ2r5
ホウ統のSSが読みたくて自家発電にトライしてみたけど
全然萌えない。
神たちは凄いんだと改めて実感したよ。
585名無しさん@ピンキー:03/12/21 00:10 ID:9gssfWOT
萌えなくてもいいから投下パーシボンヌ。
586名無しさん@ピンキー:03/12/21 00:22 ID:LYmYp5zh
 こっそりこっそりラブコール。

 ずーっと前に司馬懿×甄姫の美文小説(確かスレ「3」辺り)
をお書きなかった作者様、密かにファンでした。

 気が向かれたまた投下して下さい。

 
587名無しさん@ピンキー:03/12/21 15:22 ID:eXEA/Go9
なぁ、まとめサイト更新ずっと止まってるね
管理人さんガンバ!!
588ヒロ 1/17:03/12/21 23:18 ID:EOVkGoiM
「暇だなぁ…。」
今の彼女にとってその一言だった。
現在大喬は図書館の事務をしているのだが、
「…………」
広い広い室内を見渡しても数えるほどしか利用者はいない。
(ま…しょうがないっか……年末だしなぁ……)
普段なら宮殿の学者だけではなく、一般人も利用するので忙しいことこの上無い。
忙しいなら忙しいで辛いものだが、暇は暇で嫌なものだ。
「……わたしも何か読もっかな。」
ガラ……
「あ、いらっしゃいま……せ……」
しかしその静寂は、次に入ってきた五人によって打ち破られた……。

「ぅぐー…ぐぅー……ぐぅー……うっ………ぐ……」
「あっ、あのっ…甄姫さんっ?………どうしたんですか!?」
「甄姫ったら、今の今まで飲んでたのよ。」
グリグリと甄姫の頭を転がす貂蝉。
「ううっ…や、やめて………吐きそう…ぶちまけてしまいそう…ですわ……」
「こっ、ここで吐いちゃ駄目ですよっ!?」
そんな大喬の腕をグイグイと引っ張る小喬。
「ねぇねぇお姉ちゃんっ…漫画ないのぉ〜?」
「ないの!あんたはお勉強の本読みなさい!」
「うわっ……怖いよぅ〜、月英しゃ〜ん……」
「あらあら…よしよし♪」
「ムグッ。」
月英に抱きしめられると、小喬の顔がギュムギュムと谷間に埋められた。
「ムグムグ……」
「あは、こら…!」
顔をグリグリと振り、胸元をはだけさせて桃色の乳首に吸いつく。
589ヒロ 2/17:03/12/21 23:20 ID:EOVkGoiM

       「 あ ん ッ !」

ひときわ大きな喘ぎ声が図書室に響いた。
「シーーーッ!…っていうか、あんた何してんのっ!?」
「むちゅ〜……おっぴゃい吸ってんのっ♪」
「うふふ…大喬ちゃんだって昔、わたしのおっぱい吸ったじゃないの♪」
「そっ、それとこれとは話が違いますっ!!」

「ううっ、お願い…貂蝉……堪忍して……」
「あら♪…ここまで弱った貴方も珍しいわ。それそれ……」
「むちゅ〜…むちゅ〜……」
「あんっ…そ…そんなに吸っても……出ないわよ………んっ……」
プシューッ!と頭から煙を出した大喬が、ガタンと立ち上がった。

「と!に!か!く!……静かにしてください!!」
「でもね、大喬……」
フーッ…フーッ…と肩で息をするほど怒る大喬に、孫尚香が後ろを指差す。
「…もう誰もいなくなっちゃったみたいよ?」
騒々しい図書館には、もはや利用者はいなかった。
「ううっ……もう好きに使ってください……」


もはや客さえ来ないようなので、六人掛けの机に座って雑談することにした。
「………で、城にはお義母様もおりましたから…。わたくしもどうしようかと
 本当に思案しておりましたの。」
いつの間にか復活した甄姫が、身の上話をしていた。
「あ、そこ知ってる。有名な話よねぇ……」
孫尚香が甄姫を見つめる。
590ヒロ 3/17:03/12/21 23:21 ID:EOVkGoiM
「…たしか…一目惚れした曹丕さんが甄姫さんを口説いて……」
「えぇ…まあ殿方なら当然の態度ですけど。おほほほほ……」
小喬も興奮気味に机から身を体を乗り出した。
「でっ、でっ?…どうなったのっ!?」
「本当に迷いましたわ…。すると、門の入り口で思案しているわたくしを
 見つめている憎たらしそうな女性がいたの。」

「あらあら、もしかしてそれって……」
月英の視線だけではなく、一同の視線が貂蝉に集まる。
「そう。わたくしはその頃すでに魏におりましたから、一人の武将として
 袁攻めに参加しておりましたの。それが初めての出会いね。」
代わって貂蝉が話を進める。
「…そうしたらね、門の入り口で迷っている甄姫がわたくしの胸を見て
 『ふっ』と笑ったの。」

「にゃはははは。確かに、これに勝てるのは……」
小喬が甄姫の胸に指先を埋め、グググッ…とそのまま沈めていく。
「……月英しゃんか祝融しゃんぐらいだもんねぇ。」
一気に指を引きぬくと、ポンッ!と胸が弾けた。貂蝉が話を続ける。

「…確かに大きさでは負けていたので、わたくしは甄姫の腰を見たの。すると
 わたくしの方が細かったから、わたくしも笑い返してさしあげましたわ。」

四人の脳裏に、バチバチと睨み合う二人が容易に想像された。
甄姫がやや笑いをこらえながら貂蝉と交代する。
「でね、お互い決着をつけるために互いのお尻に目がいくのはご想像できて?
 これが間違いだったのね。どちらも負けじと笑ったからもう大変。」
591ヒロ 4/17:03/12/21 23:22 ID:EOVkGoiM
「ど、どうなったの?」
実は喧嘩の話とかは嫌いじゃない孫尚香。

「わたくしに向けて甄姫が単騎突撃ですわ。」
「あれは…壮絶な死闘になりましたわね。」
「ええ。櫓やら陣地やらは後形もなく崩壊しましたし、激闘に巻き込まれた
 あわれな将兵たちもボロ切れのような無残な姿に……」

「どっ、どっちが勝ったのっ!?」
興奮した小喬が、甄姫の手を掴んでブンブンと振った。
「うふふ…相打ちですわ。貂蝉に空高く叩き上げられて空中で二発くらった後、
 三発目をもらうと同時にわたくしも最後の蹴りを放って……」
なぜか笑いをこらえている貂蝉に代わる。
「でね、甄姫はそのまま曹丕様のところに吹き飛んだのよ。」

「えっ…もしかして……!?」
大喬と月英が同時に気付いた。
「そうですわ。激闘を唖然と見ていた曹丕様は、どさくさに紛れてそこで
 『甄姫が降った』と決めて…。で、結局はわたくしと同陣営になったと。」
「わたくしも貂蝉との激闘で完全燃焼しましたから…。お義母様さえ大事に扱って
 いただけるのなら、もうどうでもよくなりましたので…流れに身をまかせたの。」
へえぇ……といった顔で甄姫と貂蝉の顔をいったりきたりする四人。

すると、図書室に一人の男が入ってきていた。
「すまない、本の返却をお願いしたいのだが……」
「あ、はい!」
大喬が急ぎ返却口へと向かう。
「あっ!張遼しゃんじゃんか!お〜い、元気〜?」
手を振る小喬の方に振りかえり、小さく手を振り返す。
592ヒロ 5/17:03/12/21 23:23 ID:EOVkGoiM
「ふふっ…小喬ったら…。もう『張遼さん恐怖症』は直ったんだ?」
「しょっ、尚姉しゃまっ!!」
爆笑する一同。
(以前小喬は夢の中で剃毛されたことで、張遼に恐怖心を抱いていた。)

「…はい、確かに返却を確認しました。ありがとうございました。」
「ご苦労様です。…では。」
小さくなっていく張遼の後姿をもう一度見つめる貂蝉。
この張遼と貂蝉、現在同陣営という事以外は何ら関係を持っていない。
そう、かつて一度だけの関係を除いては。


時代は過去にさかのぼる。戦乱の嵐が吹き荒れていた時代へ。

吹雪が吹き荒れる中、一人の人物がとある墓前に佇んでいた。
「おお、貂蝉殿…ご無事でしたか……」
その人物に後ろから声をかけたのは張遼だった。
「張遼様……」
「…拙者は魏に…曹操殿に降り申した。」
「そうですか……」

ここは呂布の最後の戦場となった城の裏にある山中。
「それが……」
張遼の言葉に何も言わず、ただその墓を見つめる貂蝉。
その墓には巨大な方天戟が墓標の様に突き刺さっており、吹雪がそれを
みるみる内に白く埋めてしまおうとしていた。
593ヒロ 6/17:03/12/21 23:23 ID:EOVkGoiM
「はい…。ここに………ここに奉先様が眠っております……」
「そうですか…。しかし……いったい誰が……。」
水攻めと爆殺火計の連計で呂布を討ち取ったと感じ、誰もが歓喜の声を挙げた。
今までその武勇をその目で見てきた張遼でさえ呂布の最期を感じた。

だが歓喜の声を打ち破るように、城内から呂布の戦意溢れる咆哮が聞こえた。

呂布は死んでいなかった。
完全な決着をつけるために曹操が全軍に城門を開けるよう指示したが、
またしても衝撃が兵士達を襲った。

呂布が倒れていたのだ。すでに息を引きとった姿で。


それから呂布はここに運ばれ、葬られた。
吹雪に晒される張遼の脳裏に倒れた姿の呂布が浮かぶ。
「拙者もすぐに様子を見に行きましたが、いったい誰が……。軍医が言うには
 火傷ではなく後頭部から頚椎にかけての打撲症が致命傷だったと……」

背を向ける貂蝉の肩が震えていて、二つの錘がその手からズルリと滑り落ちた。
「……ま…まさかっ……まさか貂蝉殿がっ!?」
一度だけ小さく頷き、貂蝉はその場に崩れ落ちた。
「わたくしは……わたくしはっ………」
「貂蝉…殿っ……」
張遼はある事を思い出し、ただただその全身を震わせた。
かつて、董卓は同様な手口で何者かに暗殺された。
警護にあたっていた呂布の目さえ巧妙にすり抜けられ、後頭部を一撃だった。
594ヒロ 7/17:03/12/21 23:24 ID:EOVkGoiM
目の前で吹雪にさらされながら涙を流す少女の凄まじい人生をその肌に感じ、
張遼は何とも言えぬ恐れと哀れみ、悲しみが入り混じった複雑な感情となった。

顔を覆い、ポロポロと涙を流す貂蝉に布が優しくかけられる。
「張…遼……様………」
「貂蝉殿…ここは寒い……。目が凍ってしまいますぞ……」

そのすぐ横に見つけた洞窟に入り、張遼は手際よく火をおこした。
肩をしゃくりあげながら、パチパチと燃える木々を見つめる貂蝉。
「どうなされた…?」
「…え?」
燃えさかる炎に小枝を加えながら、張遼は言った。
「なぜ涙を我慢なされる…。泣きたい時に泣けない女性は…不幸ですぞ……」
「…うっ………ううっ………うわああああっ!!!」

隣に座る張遼の胸に飛び込み、貂蝉は泣きに泣いた。
衣服に熱い涙が染み込むほどに、張遼もその胸を掻き毟られるようだった。

義父への恩に報いるため。
董卓の暴政と呂布の暴虐を止めるため。
群雄たちに新しい時代を導くための意義ある戦をさせるため。

張遼の胸で泣き続ける女性は、修羅となった。

張遼は思った。
おそらくは爆発の煙に紛れて呂布殿を殴り殺したのだろう、と。
595ヒロ 8/17:03/12/21 23:25 ID:EOVkGoiM
確かに貂蝉にとっての呂布とは、もはや必要のない駒だったに違いない。
しかし、その覚悟には董卓の時に必要だったものとは遥かに重みが違う。
それでも呂布には「悪意」は無かったはずなのだから。

どのような感情を抱きながら呂布をその手にかけたのだろうか。
それは誰にも分からない事だった。

どれだけ時間が経ったであろうか、ようやく貂蝉の涙も枯れて、しゃくりあげる
回数も徐々に減っていく。そして、その可憐な口がゆっくりと開いた。

「もう………奉先様の…時代ではなかったのです………」
「ええ…それは拙者も感じておりました…。」
「…袁術と……引いては袁紹と組めば…また…時代が荒れて……」
「貂蝉殿…。」
「歴史を…時代を動かすため……」
「貂蝉殿!」
「…………」
「分かっております…。誰も貂蝉殿を責めることなどできませぬ。」

俯く貂蝉を見て、張遼は一呼吸おいて次の言葉を言う決心をした。
「……確かに…。確かにその手は汚れてしまったかもしれませぬ……。」
最も聞きたくない言葉を耳にし、愕然とする貂蝉。
「しかし……貂蝉殿が導いた新しい時代に生きる人々が、きっとその手を
 洗い流してくれるはずです……。」
凍えた両手がそっと張遼の手に包まれる。
「…この……手を………」
596ヒロ 9/17:03/12/21 23:27 ID:EOVkGoiM
「ええ…。拙者も恥を忍んで降りました。何故だか分かりますか?」
「…………」
「生きるためです。」
「生きる……ため………?」
「まだ…拙者は生きた証を見ておりませぬ。拙者が求める新たな時代を…。」
「新しい…時代……」
「貂蝉殿………生きましょう。」
貂蝉の胸元から短刀を引きぬき、火の中へと投げこんだ。
「あっ……」
自害を見破られた事よりも、胸に触れられた事に頬を染めて恥らう貂蝉。
「貴方もまだ生きた証を見ておりませぬ。…いえ、貴方こそ生きて新たな時代を
 見届ける義務があります……」
「張遼様……」
「時代を変えるという過酷な運命を成し終えたのですから……。
 これからは…貴方の思うままに、自由に生きられるべきです……」

それからしばらく貂蝉は最後の涙を流し続け、優しく抱きしめてくれていた
張遼を見上げて目を瞑って唇を差し出した。
思わず張遼は戸惑ったが、元気付けるためにその額に唇を重ねる。

「張遼様!」
「うわっ!…な、なんでしょう?」
ジロ〜…と張遼を見つめる貂蝉。
「せっかく初めての機会なのですから……接吻とやらをしてくださいまし…。」
「はっ、初めてですと!?」
「あら…わたくしをどのような目で見てらっしゃるの?」
「い、いや……それは…その……」
「わたくし、こう見えても……その……純潔…でしてよ…?」
597ヒロ 10/17:03/12/21 23:28 ID:EOVkGoiM
「な、なんですと!?」
貂蝉がプクゥッと頬を膨らませる。
「大切なこの純潔、誰が董卓などに差し上げるものですか!」
「な…なんと…!……いや、しかし……」

「…この純潔……どうかいただいて下さいまし……」
貂蝉の方から抱きつき唇を重ねるが、勢い余って互いの歯がカツンと当たった。
互いに可笑しくて噴き出しそうになったが、それでもじっくりと唇を重ねていた。

唇をゆっくりと離した後、貂蝉は自らの唇にそっと指先を当てた。

(これが……接吻ですの…。……何とも…とろけそうな……)

その可憐な仕草に、張遼の鼓動もさらに速まる。
「あの……も…もう一度……よろしいでしょうか……?」
「あ、拙者は…何度でも……」
「クスッ……」
再び唇を重ねる。

今度は少しだけだが唇を左右に振り、少々濃厚な接吻を交わした。
「…………」
酔ったような目で見つめ合う二人。もはや互いの本能を止められなかった。
そのまま貂蝉は体重を引いて張遼に押し倒させた。
唇を重ねながら自然と衣服を脱いでいく二人。
598ヒロ 11/17:03/12/21 23:28 ID:EOVkGoiM
「…よろしいか……?」
コク…と頷く貂蝉。
それを確認した張遼は貂蝉の股を恥ずかしくない程度に広げ、亀頭の先端を
当てがった。そっと手を添えたくびれた腰が細かく震えている。

「い…んっ……いっ…痛…いッ……!」

予測された反応に、張遼は侵入を止める。
「やはり…やめましょうか…?」
「…も…う……入りまして…?」
まだ亀頭すらも入っていない。
張遼がその旨を伝えると、貂蝉の表情が愕然となった。
「やはり…ここはやめましょう……」
「いや……いや…!」
フル…フル…と力無く首を横に振り、張遼の腕をキュッと掴む。
その動きに、目尻に溜まった苦悶の涙が一滴ずつ耳元へと落ちていった。
「……分かりました…。では……」
「あっ…?」
今までの成果を引き抜くと、貂蝉のふとももを掴んで目一杯広げさせた。
「あっ……やぁっ……」
あまりに恥ずかしい格好に思わず両手で顔を覆ってしまう貂蝉。
「こうすれば極力痛みを抑えれると聞きました…。」
亀頭を当てがうと、貂蝉の上に覆い被さる。
「一気に…いきますぞ…?」
貂蝉は指と指の隙間から覗き見て、コク…と頷いた。
599ヒロ 12/17:03/12/21 23:29 ID:EOVkGoiM
声にならないような貂蝉の悲鳴が洞窟に響く。

破瓜の痛みに声を挙げて泣き叫ぶ貂蝉の頭をグッと抱き寄せると、
たまらず貂蝉は張遼の胸元を噛んだ。
「んぅっ!…んんーーーっ…!!」
張遼の胸にも痛みが走るが、ただ貂蝉だけが泣き叫ぶよりかはよほどましだった。

また、激しい苦痛に襲われているのは貂蝉だけではなかった。
異物を急激に挿入された貂蝉の本能が、張遼を排除しようと痛いまでの収縮と
締付けを繰り返しており、張遼自身も歯を食いしばって耐えていた。

結合部から一筋の紅い流れが滴り落ちていく。
上に覆い被さる張遼をも押し上げるような貂蝉の激しい呼吸も、
それでも時が経つにつれて次第に落ち着いていった。
「…ご無事か……?」
「……え…えぇ………なんとか……」
「よく我慢なされた…。」
「あっ…も、申し訳ありません…!」
たまらず噛み付いた張遼の胸元から血が滴っている。
「いえ……」
「……聞いてはおりましたが…ここまでとは……」
「えぇ…。…拙者も驚き申した……」
「クスッ…」
突然笑みを浮かべた貂蝉に不思議がる張遼。
「ど、どうなされた?」
「拙者…も?」
「あ…」
語るに落ちるとはこのことだった。
600ヒロ 13/17:03/12/21 23:31 ID:EOVkGoiM
しかし二人で一笑いした後でも、貂蝉の苦痛感は収まらなかった。
いったん萎えた張遼の陰茎が再び充血しただけでも貂蝉は痛がった。
「やはり…もう終えましょう……」
「だ…だめっ…!」
「いや…、しかし……」
「お願いです……わたくしに…わたくしに生きる喜びを与えてくださいまし…!」
「貂蝉殿……」
張遼はもはや何も言わず、大きく頷くと徐々に腰を動かし始めた。
「んうっ!…んっ………くっ……くぅっ!……んんっ…!!」
すぐに貂蝉に苦悶の表情が浮かび、低い呻き声が漏れる。

「むっ……くぅっ…!!」
すると突如張遼がやけに大きく震え、薄い赤に染まった勃起を引き抜いた。
「……お…終わりましたの……?」
「えぇ…。大変気持ちよかったですぞ……」
勃起が射精を求めてビクビクと痙攣しているに関わらず、張遼は笑ってそう答えた。

「…そうですか……」
張遼が満足した事が嬉しかったのか、痛い儀式が終わった事に安心したのか、
貂蝉の顔にようやく安堵の笑みが浮かぶ。
「大きな…大きな借りができましたわ……」
「いや、拙者は……」
「いえ…必ず…。必ずお返し致します。」
「そうですか…?…では、いつか拙者が絶体絶命になった時にでも…。」
「まぁ!…わたくしを攻城兵器のようにおっしゃるのね…!」
「い、いやいや!そのような意味では……」
「うふっ…うふふふふ……」
「はは、ははは……」
601ヒロ 14/17:03/12/21 23:32 ID:EOVkGoiM
そうしている内に夜が明け、洞窟に眩しい光が差し込んできた。
「さぁ…参りましょうぞ…」
柔らかな後光を伴いながら、張遼がそっと手を延ばす。

「新たな日々へ……」
「はい…。」
そっと触れ合う二人の手。


そして時は経ち、張遼はある苦境に陥っていた。
合肥城は十万の呉軍来たるという報によって浮き足立っていた。
誰もが不安に駆られ、迎撃か篭城かの議論は終わる事は無かった。
そんな中、奇襲で出鼻を挫き敵の戦意を削げという曹操からの助言を受け、
張遼はさっそく李典と楽進にその旨を伝えて戦の仕度を整えさせた。

「…もうすぐ陽が沈む……。次の夕日を…拙者は見れるのだろうか……」
大激戦を明日に控え、将兵と同様に張遼もついつい弱音をもらしてしまう。
城壁に手を付いて沈みゆく夕日をただ呆然と眺めていると、はるか彼方の丘に
一騎の影が見えた。乗っている馬が大きく動かねば見過ごしていたかもしれない。
「…あれは……?」
全身を布で覆って素性を隠しているが、その手に持たれた二つの錘はある人物を
思い浮かばせた。
「まさか…」
その一騎は張遼の視線を確認すると、後ろの茂みを指差した。
「おおっ…!!」
その人物が引き連れてきた援軍が千騎ほど確認できる。
加勢することを示した後、その一軍と指導者は茂みに消えていった。
602ヒロ 15/17:03/12/21 23:32 ID:EOVkGoiM
「…このような所におられたか、張遼殿…」
「明日は大変だぞ?…早めに夕食を取ってたっぷり休もう……」
副将の楽進と李典が張遼の後ろにやってきた。

「張遼殿?」
「……明日の戦、勝てるぞ。」
「ははは、なんとも頼もしいことだ。」
「なんだ?…誰かが何かの兵器でも持ってきてくれるのか?」

「違うさ…。どうやら…勝利の女神が加勢してくれるようだぞ……」
互いに顔を見合わせる楽進と李典。
「さぁ、明日は大変だ……休むとしようか……」

(……貂蝉殿……以外と早く借りを返していただくことになりましたな……)


そして奇襲が始まり、両軍入り乱れての大激戦が始まった。
「伝令!李典軍苦戦、援護されたしとの事!」
「くっ……分かった…。……皆、拙者が戻るまで耐えろよ!」
守備兵長に檄を飛ばし、駆け出そうとしたその時。
「も、申し上げます!」
「何だ!?」
「そ、それが……」
「早く述べよ!」
「ぎ…義勇軍が現れました!その数およそ千騎で、李典軍は持ち直しました。」
「おお……で、その様子は?」
「はい…その一軍は皆女性のようなのですが驚くほど強く…特にその指導者と
 思われる人物はまるで……」
603ヒロ 16/17:03/12/21 23:34 ID:EOVkGoiM
「…?」
「まるでかつていた呂布のような…いえ…呂布をも凌ぐ鬼神ぶりで……」
「ふっ……そうか…。」

(あくまで拙者の援護というわけか……おもしろい!)

「…ちょ、張遼様?」
「ならばこの張文遠、この名を戦神として轟かせてみせよう!
 全軍、推して参るぞ!!」
「おおーーっ!!」

その後、あのような行為を経てもこの二人に『愛情』と呼ぶものは生まれなかった。
それも愛というものなのかもしれない。
ただ、二人の間には愛にも勝るとも劣らない強い絆が生まれたことは確かである。


「…さん……貂蝉さん?………貂蝉さん!!」
「えっ!?」
孫尚香が眼前で手を振っていることにようやく貂蝉は気付いた。
「どうしたの?…ボーっとして……」
「ご、ごめんなさい…。」
「謝んなくてもいいけどさぁ…。」
どこかうっとりとした目で大喬が貂蝉を見つめていた。
「でも…」
「でも…なぁに?」
「今の貂蝉さん……とっても綺麗だった…。」
「あ、あらあら…ちょっと照れますわね……」
604ヒロ 17/17:03/12/21 23:35 ID:EOVkGoiM
甄姫が割り込む。
「まぁ、わたくしには遥かに劣りますけど。」
カチン!ときた貂蝉の頬が震える。が、すぐにその頬が緩んだ。

「あらあら、甄姫ったら。分かってらっしゃるようね。」
「な、なにがですのよ…。」
自信過剰な癖なのかいつも上座に座る甄姫だけが五人と少しだけ離れている。
「こっちからこっちは、年齢を四捨五入しても花のニ十代よね?」
「…なっ!!」
「誰かさんだけは…三十代ですわねぇ……」
哀れみを込めたような目で甄姫を見つめる貂蝉。
しかし、甄姫は怒りを抑えるように笑いながら月英をチョイチョイと指差した。
「ざ、残念でしたわね…それなら月英だってこっち側で……」
「わたし、まだニ十三だも〜ん♪」
大喬をギューッと抱きしめ、最後の粘りを見せる月英。
「ギリギリこっち〜♪」

「はぁ……哀れねぇ……」
「キィーーーーーッ!!」
その日その時、冀州番外戦の延長戦が始まった。

新たな時代、新たな友。
貂蝉の人生は、まだ始まったばかりである。
605ヒロ:03/12/21 23:42 ID:EOVkGoiM
以上、「鬼神と戦神」でした。

>>428さんの御提案を元にして作成しました。>>428さん、ありがとうございました。
それと前回の小喬とお爺ちゃんが好評だったみたいで大変嬉しいです。
ご感想くださった方、ありがとうございました。

おそまつ様でした。
606名無しさん@ピンキー:03/12/21 23:52 ID:MFZ85sd+
ヒロさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
ああ、神をひたすら待ち続けた甲斐があった・・・。
張遼×貂蝉、萌えますた!
607名無しさん@ピンキー:03/12/22 08:56 ID:rIRQTL0k
もっとエロいのキボン
608428:03/12/25 18:37 ID:yq444Cub
>ヒロさん
自分勝手なリクした428です。

鬼神と戦神を読んで:
自分がぼんやり考えてたのとちょっと方向が違いましたが、
設定がしっかりしてるし、現在とは違い(?)、
生真面目でウブな貂蝉に萌え狂いました。
さすがの一言です。


リクに答えて頂いてとても嬉しいのですが、自分のせいで
今後リクが氾濫してしまったらどうしようと心配してます。
皆さんこういうバカな真似しないでね。

609428:03/12/25 18:39 ID:yq444Cub
ぐはっ、一番に書こうと思ってた言葉が抜けてた...。

『ヒロさん、本当にありがとうございました!』

鬱だ氏のう…。
610名無しさん@ピンキー:03/12/27 17:26 ID:4yA3fk//
今更ですが、
張遼×貂蝉キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
密かに好きなカップリングなので、過去最高に萌えました。
ヒロさん、素晴らしいです……
611名無しさん@ピンキー:04/01/03 09:31 ID:Cysjlhk9
age
612名無しさん@ピンキー:04/01/03 13:39 ID:dt94z6TX
神キボンヌ
613名無しさん@ピンキー:04/01/03 15:35 ID:QhoDkzUa
無知とは罪
614名無しさん@ピンキー:04/01/04 13:57 ID:xlhxSyut
罪×罰
615職人見習い 1:04/01/04 23:03 ID:3xnyFhRZ
ある日、孫尚香は見知らぬ庵で目が覚めた。
雨の音が聞こえる。何日か寝ていたようで身体がだるい。
  ――ここどこだろ・・・私、確か城を飛び出して・・・



事の始まりは数日前にさかのぼる。
「いいかげんにしろ、尚香!・・一生嫁にいけなくても俺はしらんぞ!」
「ふんだ、兄様のばか!」

「あ〜あ、またやってるよ」
まわりの家臣たちは呆れ顔で聞いている。
孫尚香十八歳。この時代、しかも両家の娘にしては少々いきおくれている。
それでも頑として何度目かの見合いを断り、兄孫権を激怒させていた。
「勝手にしろ!」
  ――兄様こそ勝手なこといわないでよ。私は結婚なんてしないんだから。
部屋から飛び出し怒りさめやらず廊下を歩いていると向こうから数人、なにやら
噂話をしながら歩いてくる。
「いったいどんな方があの姫将軍様の夫になるんでしょうね・・・」
「自分より強くなきゃいやだっていってるらいしいけどな。太史慈、おまえなん
 かどうだ?」
「いや、それがしは・・それより甘寧殿の方が適任かと」
「はっはっは、俺にも無理だ。」
なによ!そういいながら飛び出そうとした時だった。
「でもあれじゃあな。可愛い顔してんのに。一生男知らずに終わるぜ。」
616名無しさん@ピンキー:04/01/04 23:11 ID:YmYDlK68
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
617職人見習い 2:04/01/04 23:14 ID:3xnyFhRZ
「旅にでるわ」
「ちょっ、孫尚香様、どちらへ!?お待ちください!」
「む、武者修行よ!」
そう言い捨てるや、風のごとく孫尚香の馬は走り出した。近衛兵達はあわてて
追いかけるが間に合わない。
  ――待たないわよ。だってひとりにならなきゃ意味がないもの。

さっきの言葉が胸をかけめぐった。一生男をしらないなんて!なんて馬鹿にし
た言い方だろう。

図星な分余計に腹がたった。同い年の娘達はみんな結婚して、もう子供もいる。
負けたくない。できればこの国でない人。いや、私の身分を知らない人なら誰
でもいい。

「絶対、処女をすててやるんだからぁ!」
618職人見習い 3:04/01/04 23:23 ID:3xnyFhRZ
そして今――

もともと何も考えずに城から飛び出したので、すぐに道に迷った。夜に
なっても街は見えず、おまけに雨が降り始め、いきだおれそうになった
ところを助けられたらしい。

「ん・・・きづいたかね」
「おじさんがたすけてくれたの・・?ありがと・・」
「あっし一人でなんももてなせないが、少し休んでいきなよ。」
孫尚香は臥所に横たわったまま恩人の男を見た。色黒で不精髭がはえて
いる。おまけに背は女の自分より低そうでお世辞でもいい男とはいえな
い。だが、山のように積まれた書物や身のこなし方からただの農民とも
思えなかった。
619職人見習い 4:04/01/04 23:32 ID:3xnyFhRZ
「おじさんは何してる人なの?人相鑑定とか?」
「ほっほ、まあそんなのもできるよ。あんたこそ一人旅かい?まあ目的は
 わからんがまったく無茶な事をするもんだねえ。」

  ――目的!そうだ私は処女捨てるために城からでたんだっけ。

そう考えると胸がどきどきした。着衣が乱れた様子はない。まだ、何も
されてないんだ。

  ――侍女が言ってたわ。男は誰でも女が好きでいつもアノ事ばかり
    考えてるって。いまこの家にはこのおじさんと私二人きりだ。
    このおじさん優しそうだけど何も感じないのかな。それって、
    やっぱり私が子供だから?

「どうなすった。気分でも悪いかね?」
620名無しさん@ピンキー:04/01/04 23:44 ID:ujry86Eu
神キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
621職人見習い 5:04/01/04 23:48 ID:3xnyFhRZ
男が近くに寄り、顔を覗き込んだので孫尚香はあわてて目をそらした。
一度そう考えると、ダメ、余計に意識しちゃう。

「おじさん、・・私女として魅力がないかな?」
「突然何言うんだい。そんなこたぁないよ。」
「ホントに?じゃあなんで私に何もしようとしないの?」
「何もって・・・」
少女の突然の言葉に男は面食らっているようだった。男に背をむけ布団で
顔を隠してしまった。

「馬鹿!鈍感!もう知らない」
何を怒っているだね、と髪を優しくなでられ泣きそうになる。一番馬鹿なのは、自分だ。

「ねえ、おじさん。抱いて」
「えっ?」
「いいから抱いて!」
622職人見習い 6:04/01/04 23:58 ID:3xnyFhRZ
孫尚香は自分の口にした言葉と恥ずかしさで男の鈍感な反応への怒りで
顔が真っ赤に染まるのがわかった。男はなおも戸惑っていたが、少女の
剣幕にやがておずおずと臥所に入り込み、後ろから抱きしめた。
どちらのものともわからない心臓の音が早鐘のように打ち、破裂しそう
であった。触れ合っているところの体温が熱い。よい香りが男の鼻腔を
くすぐった。二人ともそのまま動かず、沈黙が続いた。

「・・・もっと、しないの?」
「・・・・・いいのかい?」
女に不慣れなのか、あきれるほどじれったい。孫尚香はだまってうなずく。
男の顔が近寄りそっと唇に触れた。初めての、感触。
口づけしながら男の手は少女の髪から頬、頬から首へとだんだん下へなで
てきた。首から肩。肩から腕。そして、遠慮がちに大きな膨らみに触れる。

「あんっ・・」
623職人見習い 7:04/01/05 00:11 ID:TqEred1U
その瞬間、男は理性がきれたかのように少女の上に馬乗りになり、荒々
しく愛撫しながら服を脱がせた。

「きゃあ・・」
孫尚香はあっという間に生まれたままの姿にされた。男の視線にあわてて
胸や下を隠そうとするが強い力で押さえつけられた。下腹部のあたりに固
い何かがあたる。抵抗しようとするが、両手首を頭上でしっかりと掴まれ
身動きができない。男は口で膨らみの中心にある、桃色の突起をなめまわ
した。

「は、離してよ・・きゃははは、く、くすぐったい。やめて、ははは。・・
 ・・・んん・あぁ」
「まったく騒がしいお嬢さんだねえ」
「あ、んん・・うるさ・・い」
白い肌にいくつもの痕がついた。男はいままで掴んでいた腕を離し、今度
は要の部分を見ようと少女の脚をひろげた。
624職人見習い 8:04/01/05 00:25 ID:TqEred1U
「や、やだ!見ないで」
太ももに力をいれ、見せまいとしたが無駄な抵抗であった。大きく広げら
れた脚の中心部は奥の方まで全て見える。男はきれいだ、きれいだよと何
度もいいながら口をつけた。

「あん、・・そんなとこ・・いや、・ん、んあ、恥ずかしい・やめ・・て」
止めるどころかますます舌の動きは速くなった。敏感な部分への刺激はい
ままで孫尚香が味わった事のないもので、何度も頭にシビレが走り、奥から
とろりと蜜があふれだす。男はその奥を味わんと、指を入れた。きゅうと、
締め付けられる。

「はあっん・・」
「こりゃあ、すごい・・・」
男はそう言っていままで着ていた服を全部脱ぐ。さっきまで服の下でいま
かいまかと待っていたそれは、すでに最高潮であった。孫尚香は体内に入
るであろうそれを間近にみた瞬間、初めて恐怖を覚えた。
625職人見習い 9:04/01/05 00:34 ID:TqEred1U
「いや・・!やっぱりやだ!」
「やめられるわけ、ないだろ・・」
暴れる孫尚香を押さえつけ、蜜と唾液にまみれた入り口に無理やりいれよ
うとした。だがそこは予想以上にきつくなかなか入らない。抵抗はなおも
続いたが男は無視し、一気に貫いた。

「きゃー・・痛い、いたい!」
腰を動かせようとすると背中に爪を思い切りたて、必死に哀願をした。

「もうやめて・・動かさないで・・」
「・・・・・・・・」
その必死な姿に、欲情と理性の間でしばらく迷った。やがて押さえつけて
いた力をゆるめ、ゆっくりと引き抜いた。

つながれていた部分から真っ赤なしずくがたれている。
男は手近な布でそれを拭った。
626職人見習い 10:04/01/05 00:54 ID:TqEred1U
気まずい空気が流れた。雨粒の音にまじり嗚咽が聞こえる。
孫尚香は痛みと恥ずかしさで泣いていた。男はどうしてよいやらわからず、
服をはおり酒瓶を手元に引き寄せ白濁した酒を飲んでいる。

「その・・あんた・・・生娘だったのかい」
ようやく歯切れ悪く口を開く。そしてなにも反応しない背中にむけ、ごめ
んよ、と謝った。

  ――馬鹿みたい。

  ――このおじさんはちっとも悪くない。幼稚な意地だけで城を飛び
    出し、身も知らない人に抱かれる事を望んだのは私だ。確かに
    それはかなった。でもそれだけだった。今の自分がいかに幼く、
    子供であるかを身をもって知ったのだ。そう、全て自分のせい・・

またぽろぽろと涙をこぼれた。そのとき目の前に盃が差し出された。
627職人見習い 11:04/01/05 00:59 ID:TqEred1U
「飲むかい?」
こくりとうなずくと起き上がってちびりと盃の液体に口をつけた。
「・・おいしくない」
「は、は、まだちょっと子供には早いかもしれんねえ」
むっとした孫尚香は男から酒瓶をとりあげ、なみなみと盃にそそぐと今度
は一気に飲み干した。
「げほ、ゴホゴホ」
「ほれほれ無理しなさんなって。」
むせている華奢な背中をさすってやる。無防備なうなじや胸の谷間が見え、
何かをしたい衝動にかられたが、今度は押しとどめた。

「ありがと、おじさん・・」
「さっきから気になってたんだが、おじさんはよしてくんなって。あっし
 はこう見えてもまだ30ちょっとなんだ。せめて“お兄さん”とよんで
 くれないかねえ。」
628職人見習い 12:04/01/05 01:11 ID:TqEred1U
「ふ〜ん、なんだ。私の兄様とたいして変んないのね。でも本物の“お兄さん”
 がいるんだもの。やっぱりおじさんはおじさんで決まり!」
「ほ〜う、そういう悪い子はお仕置きだ。」
「きゃあ、ははは、やだ、くすぐんないで、はーはーはー。し、死んじゃう」
男はまた馬乗りになり脇腹やら脚の裏などにいっせいにくすぐり攻撃をした。孫
尚香も負けじとくすぐり返す。二人とも小さい子供の喧嘩のようにじゃれあった。
笑い声が庵中に響きわたる。

「はあはあ、どう、降参する?おじさん」
一騎打ちの勝者は少女であった。
「はあはあ、はあ、う、うん、まいった。まいった」
お互い肩で息をしている姿が滑稽でまた笑いが止まらなくなった。

629職人見習い 13:04/01/05 01:15 ID:TqEred1U
しばらくしてひとしきり笑いがやむと、ぽつりぽつりと孫尚香は自分がなぜ、旅
に出たのかを話し始めた。男は黙って聞いている。全部話が終わると優しく腕の
中に抱き寄せ、接吻をした。不精髭がこそばゆく孫尚香はまた笑った。

まるで小さい頃にもどったような懐かしい感触。顔はよく覚えてないけど――

  ――お父様みたい

そんな事を思った。

いつの間にか雨も止み、日が暮れようとしている・・・
630職人見習い 14:04/01/05 01:27 ID:TqEred1U
「ねえおじさん、占いするんでしょ。私の運勢みてよ」
「お安い御用だよ。両手を広げてみな」
孫尚香は両手を思い切りひろげ、男に見せた。
「ほう。こりゃー女傑の相だねえ。」
「ホント?嬉しい!私もっともっと強くなりたいの。誰にも負けないくらいね。」
「ほっほっほ。勇ましいねえ」
「死んだお父様と上のお兄様を強い人だったの・・だから結婚するんだったら強
 い人がいいわ。ねえ、私、どんな人と結婚するのかもわかる?」
「どれどれ。今度は顔をよくみせてごらん」
男はじっと孫尚香の顔を見つめた。緑がかった眼が潤んでいる。夢見るような、
少女の瞳。

「あんたは天下の英雄を旦那にもつよ・・・一見弱そうにみえるがそうではない。
 大いなる志をもつ、そんな大器の人の妻になる。」
「ふふ、なんだか立派過ぎて信じられないわ。」
631職人見習い 15:04/01/05 01:44 ID:TqEred1U
「ほっほっほ、あっしも信じられんよ。あんたみたいなのが妻じゃ命がいくつ
 あってもたらんねえ。」
「ひっどーい。」
孫尚香は顔をぷうと膨らませた。男はその顔をみて笑った後夜空を見上げ、明日
は晴れそうだねえ。と言った。孫尚香も一緒に見上げれば昼間での雨雲は嘘のよ
うに消え、満点の星が耀いている。

「本当、きれい・・・」
「お前さんだってきれいだよ。」
月明かりに照らされた少女の身体はまるでこの世のものとは思えないような耀き
があった。男は照れくさそうに頭をかき、明日は帰れるだろうからもう寝ちまい
な、あっしはこっちで寝てるからと言って自分ひとり寝る為のムシロを取ろうと
したときだった。

孫尚香が男の背中からふっと抱きつき、口づけをしたあと、耳元で囁いた。
「ねえ、・・・さっきの続き、して」
632職人見習い 16:04/01/05 01:58 ID:TqEred1U
それから数日がたった。
男は庵で碁を打っていた。相手は呉の都督、周ユである。

「ホウ統殿。我が孫家への仕官の件、考えていただけましたか。」
「いやいや、やっぱりよしとくよ。どうも堅苦しいのは苦手でね。それにどうも
 あっしは孫権殿に好かれていないようだ」
「貴方の才、埋もれさせておくのは実に惜しい」
碁石を打つ音が小気味よく響く。

「ところで周ユ殿。姫将軍様はお帰りになられたのかね」
「ええ、まったくどこにいってらっしゃったんだか。あの方の我儘には困り果て
 ます。まあ少しは反省してらっしゃるようで以前より大人しくなりましたがね。」
「そりゃいい。それで」
一呼吸おいて男は、いやホウ統はいった。

「あの事は、どうするつもりだい。」
633職人見習い 17(最後):04/01/05 02:08 ID:TqEred1U
「例の件、明日にでも孫権様に献策するつもりです。」
「姫様との結婚にかこつけて劉備をおびき出し、なき者にする、とねえ。」

  ――おそらく失敗するだろう。あの男はこんなことで倒れる器ではない

しかしホウ統はなにも言わなかった。ふと、背中の爪痕が痛む。
「あの姫様とは案外お似合いかもしれんねえ」
「おや、孫尚香様とお会いしたことがあるんですか。」
「え、あ、まあ、ちい・・とばかしね」
パチリ
「おやおや、鳳雛先生、そこにおいてよろしいのですか?この勝負いただきまし
 たよ。」
「や、や、しまった」

ホウ統は穏やかな午後を楽しんでいる。乱世の、束の間の休息であった。
634職人見習い 後書き:04/01/05 02:18 ID:TqEred1U

以上です。

エロ小説書いたこと無かったのにホウ統SSが読みたくて自家発電したのですが
エロパロなのにエロがが薄い!
予想以上にストーリーが長い!
誤字脱字等見苦しい点もおそらく多いと思います(汗

自分なりに一生懸命かいたつもりなのでもしもご感想などいただけましたら
嬉しいです。
635名無しさん@ピンキー:04/01/05 23:34 ID:CICFWfD3
ホウ統とは珍しい。
孫尚香がいい感じですね。
636名無しさん@ピンキー:04/01/05 23:45 ID:qUezZscP
上手い、と思いました。
無双というか三国志の知識もある感じですし。
ともあれ、グッジョブでした。
637職人見習い :04/01/07 23:04 ID:oitCbECa
自分で読み返して余りの誤字脱字の多さに_| ̄|○
直接かきこんだとはいえ、あんまりだ・・・
萎えた方もいらっしゃるとは思いますが適当に脳内変換していただけると助かります。

読んでくださった方々&感想までくださった方々
どうもありがとうございました。
とても励みになります。

また作品ができたら投下しますのでよろしくおねがいします。
638名無しさん@ピンキー:04/01/07 23:23 ID:nIGLO/KM
頑張ってください〜。
639名無しさん@ピンキー:04/01/07 23:31 ID:Dw0sGemi
>>637
別ファイルに全部書いてからコピペで貼り付ければ一気にうpできるじょ。
うpする前にじっくり推敲もできるしなー。がんがれー。
640名無しさん@ピンキー:04/01/08 00:15 ID:ltgsg18P
ここって百合物はOK〜?
読みたいし書きたいんだけれども
641名無しさん@ピンキー:04/01/08 22:47 ID:2ASlOzY/
百合ってちょっと前まで引きがちだったけど妹の部屋で
「マリア様が見てる」を読んでから大好物になりました。
642ヒロ 1/23:04/01/11 00:17 ID:Pr1WPTq+
「遅いなぁ……」
門の前で誰かを待つ晴れ着姿の女性。
普段の彼は約束を破る人ではないし、時間にも正確なしっかりした人である。
かれこれ三十分は待ったであろうか、とうとうその女性は迎えに行くことにした。

部屋の前に立ち扉を叩くが、無音だけが返ってくる。
「いないのかな……あれ、開いてる…………?」
もう昼前だというのに雨戸は締めきられ、部屋は真っ暗であった。

「…はぁ…はぁ……」

「っ!?」
どこからともなく聞こえた低い呻き声に、その女性は背筋を凍らせた。
「…お…お化けさん…ですか…?」
「う……ぅ……」
「お、お邪魔しましたっ!!……………って……あれ…?」
よくよく考えれば聞きなれた声だった気がする。背後をしきりに気にしつつも
雨戸を開いて室内を太陽で照らすと、そこには顔面を蒼白にして苦しむ徐晃がいた。

「徐晃さんっ!?」
「む……お…おぉ…大喬…殿…」
「どうしたんですか!?」
「どうも……昨夜から…風邪を引いたようで……」
「たっ、大変!」
晴れ着の裾を捲くる大喬を見て、ようやく徐晃は事を思い出した。
「そ、そうだ……今日は大喬殿と…初詣に……」
震える体に鞭打って起きあがろうとする徐晃を、大喬はとっさに押し倒した。
「動いちゃ駄目ですっ!!」
「いやしかし……」
643ヒロ 2/23:04/01/11 00:18 ID:Pr1WPTq+
聞いているのかいないのか、自分の額を徐晃の額と重ねる。
「すごい熱……ちゃんとお薬飲みましたか!?」
「昨夜…。ですから…もう大丈…」
「じゃあ今日はゆっくり休まないと…。」
「…しかし…せっかくそのような…美しい着物を…」
「徐!晃!さん!」
「はいっ!」
「いい加減にしないと……寝床に縛り付けちゃいますよ……」
ジロ…と本気で怒る大喬の気迫に、徐晃は急ぎ布団をかぶった。
「じゃあ、ちょっと待っててくださいね…?」

そう言って部屋を出た大喬が再び部屋に戻ってきたのはそれから十分後だった。
「よい…しょっと。ふぅ…。」
冷たい水を桶に汲んで来て、気になる徐晃の様子を見て大喬は驚いた。
「…はぁ…はぁ…はぁ……うぅ…………はぁ…」
「徐晃さん!?」
顔中に汗を浮かべ、高熱に苦しむ徐晃。
「おぉ…大喬殿………少し……頭が………」
少しと言う割には大喬が五〜六人に見え、それぞれがグルグル回っていた。
「ちょっ、ちょっと待ってくださいね!?」
急ぎ布を冷水に浸し、適度に搾って徐晃の額に乗せる。
「お…ぉ……心地良い……」
「食欲は…無い…ですよね…?」
「…申し訳…無…い………」
そう言ってゆっくりと目を閉じると、猛烈な眠気が徐晃を襲う。
地中深くに沈んでいくような感覚に抱かれながら、徐晃はその意識を失っていった。
644ヒロ 3/23:04/01/11 00:18 ID:Pr1WPTq+

「……む…」
「あ、起きましたか…?」
「大喬…殿……」
弱っている徐晃に対し、きわめて優しい口調で話しかける大喬。
「体調はどうですか?」
「そうか…拙者……」
自分がどうなったかを思い出したその時、視界が大喬の顔で一杯になった。
「う〜ん……ちょっとだけ…熱は引いたかな?」
「…先ほどよりかは……幾分楽です……」
「クスッ…」
「?」
「徐晃さん…。徐晃さんはあれから半日も眠ったままだったんですよ?
 何人かのお役人さんも来て、しばらくゆっくり休んでくださいって……。」
「…半日も……ですと……?」
「それだけお疲れだったんですよ。」
「しかし……不覚…です………風邪など……」
「うふふ…そんなに落ちこまないで下さい。誰だって風邪はひきますよ…。
 ……あ、そろそろかな……」
徐晃の額に乗っている布を取り、新たに搾り直す。
部屋がロウソクで灯されている事に気付き、徐晃は尋ねた。
「今……何時でしょうか…?」
ギュ〜…と布を搾りながら答えるには、
「う〜ん、ちょっと分かりませんね…。たぶん二時か三時ぐらい…かな?」
「なっ……い、いけません!」
「へ?」
徐晃が何を言いたいのか分からず、大喬は目を点にした。
「大喬殿もお休みにならねば…!」
よく見ればまだ昼間に着ていた晴れ着のままである。
645ヒロ 4/23:04/01/11 00:19 ID:Pr1WPTq+
「わたしは大丈夫ですよ。」
ポム…と湿った布が額に置かれると、冷却感がたまらなく心地よかった。
だが、徐晃は気付いた。額にその布を置かれた際に、人肌を感じなかったのだ。
「まさか…」
どこか重ったるい手を伸ばし、大喬の手を握る。
「…やはり……」
「えへへ……ちょっと…冷たいでしょ?」
「大喬殿…」
徐晃が眠っている間、大喬は少しも休まずに熱を抑えていた。
季節は冬。その手には感覚さえ残っていない事は容易に想像できた。

「…拙者……拙者は……」
「え?」
「拙者はなんと幸せ者なのでしょう…。…それが……嬉しくて………」
「徐晃さん…。………じゃあ、早く元気になってくださいね…?」
「勿論ですとも。…大喬殿に早く恩返しを致さねば…。」
ギュッ…と手を握り合い、見つめ合う二人。
そっと徐晃の頬に手を添えると、チクチクとした不精髭がうっすら生えていた。
「うふふ…お髭……」
「やや…これはいけませぬな……」
徐々に互いの顔が近づいていく。
「…移りますぞ……」
「いいよ…徐晃さんのなら…」
大喬の唇が今まさに触れようとしたその時。

「お姉ちゃ〜ん!焚き木、持ってきてあげたよ〜っ!!」

突然の小喬の襲来に、サッ!と超反応で離れる二人。
「ちょッ、ちょっと小喬!…ちゃんと叩扉ぐらいしなさいっ!!」
646ヒロ 5/23:04/01/11 00:20 ID:Pr1WPTq+
「…ありり、徐晃しゃん起きたんだ?」
「コ、こんばんは…小喬殿…。」
「聞いてないし…」
「なんだか二人…怪し〜…。ましゃか…」
別にやましい事などしていなかったが、それでも恥ずかしい事は恥ずかしい。
「まさか…何よ……」
「徐晃しゃんっ、お姉ちゃんに襲われてたのっ!?」

ポカッ!

「いてて……」
姉からきついゲンコツを一発食らい、トボトボと帰っていく小喬であった。

「まったくもうっ!…ごめんなさい、あの子ったら…。」
「いえいえ…。元気で明るい妹さんですな……」
「そこだけが取り柄なんですよね…。」
フゥ…と妹の将来を心配してため息をつく姉。
「…ははっ……ははは………」
「うふっ、うふふふふ……」
笑いながら、大喬が紙包みを手にする。
「さ、これを飲ん…………どうしました?」
どうも徐晃の顔が冴えない。
「い…いえ……どうも苦いのは拙者、苦手なのですが……」
子供のような徐晃に激しく母性本能をくすぐられ、思わず鼓動を速めてしまった。
「だ、駄目ですよっ…駄々をこねちゃ♪」
「大喬殿…なぜ嬉しそうなのですか……?」
「えっ…そ、そんな事ないですよ?……はい、あ〜ん!」
「あ〜……」
647ヒロ 6/23:04/01/11 00:20 ID:Pr1WPTq+
「はい、お水です…」
「う………ううっ…大喬殿は優しく、厳しいのですなぁ……」
ほどなくして、徐晃はまた本能に意識を奪われるような睡眠に落ちていった。


(……む…)
徐晃の意識が、ほんの少しだけ戻った。
まだ目が開かない。弱った体が、まだ開く事を拒絶しているのだろう。
体もどこ一つとして動かなかったが、その内徐々に感覚が戻ってきた。

(これは……何だ……?)
その手の平に、とても柔らかな感触を感じた。
きちんとそれを把握すべく、指が動くか試してみる。

(…どれ……)
モニュ。

(おぉ………ふむ?)
モニュモニュ。

どこか懐かしいようで知っているような感触。
しかもつい最近感じたことのあるような絶品の柔らかさと温かさ。

モニュモニュモニュ。
(分かった……これは大喬殿の乳房だ……)

重大な事実もつゆ知らず、徐晃はその感触に酔いしれる。
徐晃の寝ぼけた頭は、そこにはなぜか『大喬の乳房』があると理解していた。
648ヒロ 7/23:04/01/11 00:21 ID:Pr1WPTq+
ギュッ…ギュムッ……ギュー……ポヨンッ…ポヨン……タプッ…タプ……
(…この大きさ、張り、柔らかさ……やはり大喬殿の乳房だ……)

「んぅっ……」
押し殺したような低い声が聞こえたような気がした。
なぜ手のひらに大喬の乳房があるのか分からない。
ただひたすらに、徐晃はその柔らかな快感を勝手気ままに揉みしだきたかったのだ。

(このあたりに……)
柔らかな山の頂上には、どれだけ触っても触り足りない突起があるはずである。
衣服越しとはいえ明らかに突起したものを探り当て、親指と人差し指で抓る。

「やんっ!!」
(…っ!?)

徐晃の意識がようやく、だがしかし急速に復活してゆく!
今まで寝ぼけていたので、なぜか『大喬の乳房だけ』があると思っていた。
しかし、現実にはそんな事はありえない。

(まっ…まさか……まさか………!?)
完全に覚醒した脳が恐る恐る命令し、その目をうっすらと開けていくと
徐晃の目に飛び込んできたのは、顔を真っ赤にして固まる大喬の姿だった。

なぜこのような事態が起こったのか。
これは一方の大喬が、明け方についつい眠ってしまった事に始まる。寝床のすぐ横の
椅子に座っていたため、意識を失った大喬は徐晃の腹部に重なるようにして眠っていた。
勝手気ままに乳房を弄ばれてすぐに目を覚ましたが、病弱した徐晃を起こすに
起こせず大喬はその姿勢のまま固まってしまったというわけである。
649ヒロ 8/23:04/01/11 00:22 ID:Pr1WPTq+
「…だ…大喬殿……」
ギ…ギ…ギ……と緊張した大喬の首が徐晃の方へと向く。
「だいぶ…元気になったみたいですね…?」
いまだ紅潮さめやらぬ大喬の眉間がピクピクとヒクついている。
「はっ…はい!…もうこの通り!」
何とか別の話題に振ろうとするが、そうはいかなかった。
「そりゃそうですよね……あんなに……」
スッ…と徐晃のいたずらな手に大喬の手が添えられたその時、

ギュ〜ッ!!
「あいたたたたーーーっ!」
「わたしのおっぱい、好き勝手にしたんですからねっ!!」
手の平の薄皮を抓れられて、徐晃は悲鳴を挙げる。
「おっ、お許しをっ!…いたたたたた!!」
「だ〜めっ!」
続いて上にまたがり、徐晃の両頬をギュー…と引っ張る。
「ふぁ、ふぁいひょうほの……お許ひくひゃはれ……」
「徐晃さんのえっち!」
「ううぅ……」

ポテッ……

「大喬…殿…?」
今までの勢いはどこへやら、とつぜん大喬は徐晃の胸元に沈んだ。
「…よかった……。徐晃さんが元気になって……」
「みな…大喬殿のおかげです…」
「元気になりすぎちゃったかも…ね?」
「それは……面目無い…」
650ヒロ 9/23:04/01/11 00:22 ID:Pr1WPTq+
「うふっ、うふふふふっ♪」
「ははっ…はっはっはっ……」
互いにギュウッ…と強く抱き合い、軽く唇を重ねる。
「あ、でもまだ無理しちゃ駄………ふああぁ……」
「大喬殿も一度休まれねば…。」
「はい…徐晃さんの朝御飯作ったら、わたしも一休みする事にしますね。」
「いや、早めに休まれた方が……」

グゥ〜……

「あ……」
徐晃の腹の虫が栄養分の催促を大声で促す。
昨日からの子供のような徐晃に、大喬の母性本能は刺激されっぱなしだった。
「うふふ………お粥でいいですか?」
徐晃はゴクリと音を立てて唾を飲みこみ、ただ一言。
「お願いします…。」


「…ごめんなさい、お待たせしちゃって。」
戻ってきた大喬の手にはホカホカと湯気を上げる土鍋がある。
「いえいえ、とんでもない!」
言葉とは裏腹に、待っている間に徐晃の腹は幾度も鳴っていた。
いつもの椅子に腰掛け、大喬はれんげを手にして粥を掬う。
「…ふー…ふー……」
「あ、あの…」
「はい、あ〜ん?」
「あ〜ん。」
『自分で食べれます』的な意志を表しつつも、実は是非とも『あ〜ん』を
して欲しかったであろう徐晃が可愛くて仕方ない大喬であった。
651ヒロ 10/23:04/01/11 00:23 ID:Pr1WPTq+
「どう…でしょう?」
「美味しいですなぁ…。もうこの一言に尽きますな…」
「ほんと?」
「至って素朴な味付けも、今の拙者には嬉しい限り…。」
「えへへ…」

次々と運ばれる粥を口にしながら、徐晃は思った。
自分はこの女性のために何ができるだろうか、と。
もしも戦が起こるものなら、死んでも大喬を守りぬく自信はある。
しかしそのような機会は起こり得ないし、起こらない方が断然良い。
では、いったい何ができるのか?
そんな単純だが答えの難しい疑問が、徐晃を悩ませた。

「……徐晃さん?」
「…………」
「もうお腹いっぱいですか?」
「いえ…」
「もしかして、また苦しくなりました!?」
「いえ……」
「そう…ですか。」
「大喬殿……」
「はい…?」
「聞けば…卑怯になってしまうかもしれませぬ……。ただ……」
「…何でしょう?わたしに答えられる事なら…。」
「拙者は…貴方に何をすればよいのでしょうか……」
「え?」
あまりに単純な質問に、大喬は最初その意味が分からなかった。
652ヒロ 11/23:04/01/11 00:24 ID:Pr1WPTq+
「ここまで…健気に拙者の事を想っていただいているというのに………
 ……拙者は……いったい貴方に何ができるというのでしょうか……?」
言葉にしたもののそれでも答えが掴めず、徐晃は俯いてしまった。

「じゃあ…」
「では…?」
「じゃあ、わたしのそばにいてください。」
「そば…に…?」
「何かをして欲しいって…いうのとはちょっと違うかもしれませんけど…。」
「よ、よく意味が分かりませぬ…」
「徐晃さん…。わたし、今…嬉しいんです。」
「嬉しい…?」
「そうやってお互いの事を想って、感じて、悩んで、苦しんで…。
 これって…素晴らしい事だと思うんです。」
「…………」
「…徐晃さん……わたしの事、好き?」
「そ、それはもう!…世界で一番ですぞ。」
「えへへ…わたしも徐晃さんの事、大好きです。もう死んじゃうくらい好き…。」
「大喬殿……」
「お互いの事が好きだから悩むって、素敵じゃありませんか……?
 そんな素敵な悩み、一緒に越えていきたいです…。だから…そばに……いて?」
「大喬殿…!」
徐晃がすべき事は一つ。ただただきつく抱きしめる事だった。


それから三日後。
一昨日は念の為安静に過ごし、昨日は復帰祝いで仲間から宴に呼ばれたので
徐晃は今日まで大喬に会えなかったのだ。
夕焼けに照らされながら、宮殿内にある噴水前で待つ徐晃。
653ヒロ 12/23:04/01/11 00:24 ID:Pr1WPTq+
「おぉ、大喬殿…」
「こんにちは…ってもう、こんばんは…かな?」
「やや、これは微妙な時間ですな。」
「良かった、今日はちゃんと待っててくれて。」
「だ、大喬殿〜…!」
「うふっ、うふふふふ♪」
照れ隠しをするために笑い合うが、すぐに止まってしまった。
互いに見つめ合い、改めて『好き』という感情が溢れかえる。
あまりに熱く見つめられ、たまらず目を伏せた大喬の視界に入ったのは
膨れ上がった徐晃の股間だった。

「で…では食事にでも参りましょうか……」
「…だめ……」
夕日に照らされてますます紅く染まる大喬がキュッと徐晃の服を掴む。
「そう…ですか?……ではどこに参りましょうか……」
今にも飛んでしまいそうな理性を抑え、あくまでも真摯で誠実に接してくれる
徐晃の気持ちがとても嬉しかった。
この人になら何をされてもいい。大喬は心の底からそう思った。


「…徐晃さんの部屋……」


手を繋ぎ、次第に暗くなっていく廊下を進む二人。爆発しそうな鼓動が
繋ぎ合う手を伝って相手に聞こえてしまいそうで、互いに恥らう。
654ヒロ 13/23:04/01/11 00:25 ID:Pr1WPTq+
部屋に着き、扉を閉め終わるか否かという時にはもう二人は唇を重ねていた。
音を立てて唇を貪り合い、自然と互いに口が開く。
チョンチョン…と徐晃が挨拶すると、大喬もチョン…チョン…とお返しをする。
ギュッと徐晃が抱きしめると、大喬もキュッと抱き返す。
鼻の先端を触れ合わせながら微笑み合うと、再び唇を重ねた。
「んんっ……んぁ………あむ…んむ……んむぅっ……」
徐晃がさらに舌を潜り込ませると、大喬はしごくようにしながら吸いついた。
「あ……あぁ………」
たまらず徐晃は熱い吐息を漏らし、さらに大喬をきつく抱きしめた。
まるで折れてしまいそうな細い腰を抱き寄せ、上から覆い被さる様にして
大喬の可憐な唇を貪り、小さな尻を撫で回す。

「んぅっ!……やっ………んふぅ……んぷっ!…んむっ…!」
腹部にゴリゴリとした塊が擦りつけられるが、それでも徐晃の好きにさせる大喬。
「んんっ…ぷぁ………んっ!…んん……んっ!んーっ!!」
あまりにも荒い行為に大喬が悲鳴を挙げると、ようやく徐晃が我に返った。
「あっ……もっ、申し訳無い……」
「う…ううん……えへへ、息継ぎができなかったの。」
いかんいかん、と徐晃が首を横に振って自身を落ち着かせる。
「徐晃さん……もっと…好きに……徐晃さんの好きにして……」
「だ…大喬殿…。…ならば……」
「きゃっ!?」
大喬を掬う様にしてお姫様抱っこする。
「寝床まで、ご案内致す…。」
「うふふ…ありがと♪」
チュッ…と徐晃の頬に唇が触れた。
655ヒロ 14/23:04/01/11 00:26 ID:Pr1WPTq+
大喬を寝床にそっと座らせると、徐晃はその後ろに回って背後から抱きしめた。
「…大喬殿……良い香りがしますな……」
大喬の首元に顔を埋め、クンクンと甘い香りを味わう。
「徐晃さんも…」
二人共が意識して待ち合わせの一時間前に風呂に入っていた事、ニ十分前には
歯をこれでもかと磨いていた事は、互いにバレバレであった。

「脱がせて……宜しいか…?」
「うん…」
プチ…プチ…と衣服の止め具を外し、上半身を露わにする。
「や…やだ……」
肩越しからとはいえ火傷しそうな程の乳房への視線にたまらず大喬が胸を隠す。
そっとその手を解き、徐晃はその柔らかなまろみを味わい出した。

徐晃の手の動きに合わせて好きに形を変える乳房。
重量感こそやや少なめなものの、その柔らかさは絶品だった。
きつく揉むと、指の間から柔らかな乳肉がわずかにはみ出るほどに。
「あんッ…や…ん………んんっ!………そ…んなに……だ……めえぇ……」
手の平にすくって、タップンタップン揺らしてみる。
「やんっ!…んっ!ああっ…!!」
興奮する徐晃の鼻息が耳元に当たり、大喬も興奮していく。
「…徐…晃さんは……」
「?」
「おっぱい……大っきい方が…好き…?」
「…拙者は大喬殿の胸ならば…それで……」
ビンビンに屹立した桃色の突起をひねり、こねくる。
「んぅっ!!…嬉しい……。」
「大喬殿…こちらを……」
片手で優しく大喬のあごを摘み、振り向かせて唇を奪う。
「んふぅ……んむっ………ん…ぷ………んぁ…」
656ヒロ 15/23:04/01/11 00:26 ID:Pr1WPTq+
熱く舌を絡ませながら気の済むまで乳房を弄ぶと、続いて下の衣服を脱がす。
短いスカートを脱ぐ際に自分の脚が目に入った。
「…もっと綺麗な脚になりたいなぁ……」
細いとはいえ、確かにお世辞でも『綺麗』とはいえない幼い脚。
大喬の脳裏には甄姫や貂蝉の優雅な脚が浮かんだ。
「大喬殿は…まだ十と七でござろう?」
「はい…。」
「その歳でこれほどの美しい体をされているのですから…。もっともっと
 美しくなるのも時間の問題でしょう…。」
「徐晃さん…。…じゃあ……綺麗になるまで待っててくれる…?」
「…ええ。永遠に……」
うっとりと目を閉じて大喬は唇を差し出すが、パッと目を見開いた。
「それじゃあわたし、永遠に綺麗にならないみたいな言い方ですね……」
「い、いやいやいや!そういう意味では!!」
「うふっ、うふふふふ♪」
「はは…やれやれ……」
十七歳の彼女を手玉に取るには、まだまだ努力が必要な徐晃・三十三歳の冬だった。

スル…と下着の脇に手を潜り込ませるが、キュッとその手を握られる。
「わたしだけ裸は……恥ずかしいよ……」
「面目無い…」
大喬の背後で衣擦れの音が鳴り、再び背後から抱きしめられた。
衣服越しよりも遥かに暖かな温もりに包まれ、大喬は心の底から幸福を感じた。
「大喬殿も…」
がっしりと抱きしめてくれている太い腕は動く様子は無い。
「えッ……じ…自分で脱ぐの!?」
「さぁ…」
耳たぶをチロチロと舐められ、大喬はゾクゾクと震える。
657ヒロ 16/23:04/01/11 00:27 ID:Pr1WPTq+
「んんッ………も…もうっ…徐晃さんの…えっち…ぃ…」

(や…やだ………自分で脱ぐのって…脱がされるより恥ずかしいよぉ〜っ!!)

シュルシュルと脱ぎ終えると、ポイッと遠めに投げ捨てた。
「おや、珍しく行儀の悪い…」
「…えへへ……」
本当は下着の染みを見られたくないからとはとても言えない大喬だった。
先程よりも激しく胸を揉みしだかれ、大喬は弓なりに背を反らす。
「あっ、あっ!……ふあぁ…おっぱい……かたち…変わっちゃうよぉ……」
さらに徐晃が密着すると、腰元にひときわ熱い塊が擦れる。
「や…やぁっ……」
徐晃の片手が徐々に下りていくと、たまらず大喬は固く目を閉じてしまった。
うっすらとしか生え揃っていない陰毛を掻き分け、秘部に近づく。

グ…チュ……
「んんうッ!!」

驚くほどにぐっしょりと熱く濡れそぼったその様子に徐晃は思わず手を離した。
「こ…これは……」
ほんの少し触れただけで、ニチャ…と指と指を繋ぐほどの粘液が付着している。
淫らな液が二人の目の前で糸を引いて落ちていった。
「や…やだっ!」
「大喬殿……なんと愛い……」
恥じて顔を背けたおかげで大喬の可憐なうなじが徐晃の前に広がる。
「ひゃんっ!?」
チュウチュウとうなじが吸われ、と同時に中指がゆっくりと侵入してきた。
「んあぁっ!!」
658ヒロ 17/23:04/01/11 00:27 ID:Pr1WPTq+
ビクッ、ビクンッと小刻みに震え、大喬の体から力が抜けた。
「気持ち良いですか…?」
答えているのかいないのか、大喬は小刻みに震えるばかりである。

「あんっ!やっ!あっ、ああっ!!…んんっ!あぅっ!」
挿入された中指が膣内で暴れ始めた。
ネットリと絡み付く膣肉をふりほどくように掻き分け、上に…下に…奥に…
と勝手気ままに膣内を蹂躙する。

「…ら…め……」
徐晃の太い腕が、細い腕で力無く掴まれる。
「ゆ…るしてぇ……おねが……」
肩で息をする大喬の懇願。
「しかし…良いのですか…?」
未だに徐晃の指はキュッ、キュキュッと締めつけられっぱなしだった。
試しに奥まで突き込み、関節をクイクイと曲げてみる。
「…ひあっ…あっ!…あぁーーーーッ!!」
ビックゥ!と背を反らせ、大喬が悲鳴を挙げた。
その目からは大粒の涙がポロポロと零れ落ちていく。

指を引き抜くと、驚くほどの愛液にまみれてヌラヌラと照かっていた。
「すごい…」
徐晃の率直な意見が、逆に恥ずかしかった。
「も…もうっ……徐晃さんだって……」
「くっ!?」
背後に手を伸ばすと、痛いほどに硬く張り詰めた勃起を握る大喬。
「徐晃さん…寝て……」
「は…はい……」
659ヒロ 18/23:04/01/11 00:28 ID:Pr1WPTq+
徐晃がゴロンと寝転ぶと、大喬はその股の間にチョコンと座った。
「うふふ…徐晃さんだってこんなに……」
ギンギンに勃起したその先端からは透明な液体が糸を引いて大喬を待ちわびていた。

「どうしちゃおっかな……」
先端をクリュクリュと指先でくすぐると、すぐに徐晃が震える。
「くぉっ!」
「うふふっ………一杯可愛がってくれたから…わたしも頑張るね……」
徐々に下がっていく小さな顔。

レロン…と先端が一舐めされた。
「うっ!!」
まるで掃除でもするかの様に丁寧に先端の液を舐め取っていく大喬。
もう全て舐め取ったはずなのに、続けてレロレロと舌を這わせる。
「あ…あぁ……おおっ……お……おぉ………」
欲棒が暖かな口内に囚われ、徐晃の口から吐息が漏れた。
「おおッ!!」

…クポッ…クポ……クポッ…クッポ…クポ……クポッ……

最初はゆっくりとだったが、徐々に速く首を動かしていく。
しかも一回一回の深さはきっちりと根元まで。
目尻に涙を溜め眉をしかめて苦しむが、ただひたすらに徐晃のために首を振った。
だが、そんな無茶な奉仕にも限界があり、喉奥に亀頭が直接衝突してしまった。
「…んぐッ!!…げほっ、げほっげほッ!……こほっ……」
「だ、大喬殿!」
「…こほっ…こほ……だ、大丈夫……ごほっ…」
660ヒロ 19/23:04/01/11 00:29 ID:Pr1WPTq+
「だ、駄目です!…もう……」
起きあがろうとする徐晃のふとももを押さえ、制止する。
「わ、分かりました。…でも…もうちょっとだけ……させてください……」
繋がってしまえばその危険なまでの快楽から意識が薄れ、徐晃の悦ぶ顔が
見れなくなってしまう。
大喬が唯一しっかりとそれを確認できるのが口による奉仕だった。

小刻みにくちづけを行いながら、裏筋をさらに下りていく。
「あ……あぁっ………くっ…う……」
すでにパンパンに膨らんだ陰嚢の片方を、ポコンと丸呑みにした。
「…うあっ……そ…そんな…」
たっぷりと左右の陰嚢を味わい、唾液まみれにする。
「ひふぉひいい…?」
裏筋の薄皮を甘く噛んで、チューッと引っ張りながら大喬が尋ねると、
「もうっ……最高…です…」
「徐晃さん……わたし…」
見れば大喬のふとももを液体が幾筋も滴っていた。
「大喬殿……」
精一杯頑張った少女の額にくちづけを送り、仰向けにさせて脚を開かせる。
「…いきますぞ…?」
「う、うん……」
震える腰を掴み、亀頭を当てがう。

「あ…んっ!…んあ…あっ……ああぁ……ひっ!…ひゃあっ!!」
「…お…おぉっ……」
「大っ…きいッ…!!」
ゆっくりと腰を引いていくと、ネットリとした肉が絡みつく。
「あっ!…やっ…あんっ!…あっ、ああっ!…」
661ヒロ 20/23:04/01/11 00:30 ID:Pr1WPTq+
再び腰を突き出して欲棒で穿つ。
「んあぁーーーっ!!」

大喬の嗜好に合わせ、ゆっくりとした調子で腰を動かす徐晃。
「あん……ぁ…やん………んんっ……あっ…ひんっ!……あ…あぁ……」
突きに合わせて小刻みに震える乳房を揉みしだき、尖った乳首を含む。
「…んうっ!……そ…んな……いっぺんに…こまっちゃう…よぉ………」

乳房を鷲掴みにしてひたすらに腰を突き動かしていると、大喬の様子が変わった。
「だ……だめ………も…う……だめ……」
力無く首を横に振り、徐晃の分厚い胸を掴む。
大喬にとって、恐ろしいまでの快楽がもう目の前だった。
「そう言われては、逆に奮闘せねば…!」
「ひゃうぅっ!……だ…めっ…だめぇ!……いっ………いっちゃ…うぅっ!」
「さあ…!」
「ぃあっ…やああっ………あああぁーーーーっ!!!」

腰を弓なりに反らせ、ビックンビックンと大きく跳ねる大喬。
あまりに可愛らしいので、徐晃は乳首をコロコロと転がしてあげていた。
「…くうんっ………あっ……あんっ………ひゃ…あ…………あぅ……」
「…………」
「…徐晃…さん……嬉しそう…」
「え……あ、いや…大喬殿の果てる姿が……感無量でして…」
「えっち…」
互いに抱き合い、唇を貪り合う。
続いて徐晃は大喬を優しく抱き起こし、対面座位に移行した。
奥の奥まで串刺しにされ、大喬は身をよじる。
662ヒロ 21/23:04/01/11 00:30 ID:Pr1WPTq+
「くうんっ!…………す…ごい……徐晃さんのが…いっぱい……」
「大喬殿も温かくて…優しく拙者を包みこんでくれておりますぞ……」
「や…だ……そんな……恥ずかしい…よぉ……」
優しい言葉責めに、敏感な大喬の秘部も反応した。
「うっく…!!……し…締…まる……!」
繋がっているだけでも気を抜けばすぐにでも射精してしまいそうになり、
たまらず徐晃は腰を突き上げ始めた。
「んうっ!…やっ!…やぁっ!…あっ、あひっ!……そ…んな……おく………」
ガックンガックンと大喬の軽くて小さな体が徐晃の上で跳ね上がる。

…パブッ…プジュッ……グプッ!…ブプッ…グチュッ……プチュッ…グプ……

愛液でぐっしょりと湿った徐晃の陰嚢と、大喬の柔らかな尻が奏でる淫らな旋律。
徐晃のたくましい腕に抱かれながら、大喬は幾度も幾度も背を反らして達した。
「…ぁ………あぁ………んっ………ぁ……」
次第に声を挙げる力も失い、ただ小声で喘ぐばかりの大喬。
「大喬っ…殿………拙者…もう………もうッ!」
必死に徐晃に抱きついていた大喬が、最後の力を振り絞って耳元で囁いた。
「…きて………」
「大喬殿っ……」
強引に唇を奪い、互いに吸い合いながら最後の時を迎えた。

「くッ!!」
ドプッ!!…ビュッ、ビューッ!!…ビュクッ、ビュブッ!……ビュ……

凄まじい勢いと量の精がほとばしり、大喬の子宮を直撃する。
663ヒロ 22/23:04/01/11 00:31 ID:Pr1WPTq+

…ドクッ、ドクンッ……ビュッ………ドク……ドクッ……

長い射精が続き、すぐに大喬を一杯に満たして結合部から溢れてくる。
大喬はというと最初の凄まじい一撃を深奥に受けて、すでに失神していた。
徐晃の肩に倒れこむようにしてもたれかかるが、その秘唇と秘肉はそれでも
徐晃を締めつけ、一滴でも多くの精を絞り取ろうとヒクついていた。


「むにゃ……」
「おお、起きられましたか…」
「あ…あれ……」
気がつけば、徐晃に抱かれながら毛布に包まれている。
「ご無事か…?」
「…あ…そうか……」
うっとりと目を閉じれば、中に溢れる徐晃の熱い想いを感じる。
「たくさん出したんだね……分かるよ……いっぱいになってる……」
「申し訳無い…」
「ううん…。…徐晃さん……」
「大喬殿……」
「好き…」
静かに目を閉じ、唇を重ねた。


「えっ?…こ、こんな高そうなの注文したんですかぁ!?」
「今宵は拙者のおごりです…。さぁさぁ、いただきましょう。」
それから二人は風呂に入り、食堂に来ていた。食堂とはいっても国家お抱えの
ものであるから、その品は種類も値段もピンキリである。
664ヒロ 23/23:04/01/11 00:32 ID:Pr1WPTq+
二人の食卓の中央には鳥の丸焼きや見たことも無い豪勢な料理が
並んでおり、二人は完全に周囲から浮いていた。

「モグモグ……わぁ、美味しい!」
「美味ですな…」
「こんなの…食べた事ないです……」

「あーーーっ!お姉ちゃんっ!!」

「あ…小喬……それに……」
ドカドカと近づいてくるいつもの面々。
マジマジと食卓を眺める甄姫と月英。
「こっ…これは……満漢全席『鳳凰』でなくって!?」
「ま、マン姦?」
「満漢ですわよ!…おっそろしく高価な食事一式の事ですわ。」

「…確か甄姫の月給の……これぐらいでしたかしら?」
指を三つ折り曲げる貂蝉。
「う、うるさいわね…。」
「ね…ねぇみんな……そろそろ……」
孫尚香が気を遣って去ろうとするが、小喬がとうとうこの台詞を吐いてしまった。
「うっわ〜っ、うんまそ〜…。…食いて〜……」
もはや徐晃と大喬に残された台詞はこれだけだった。
「…あ、あの……皆さん…よろしければご一緒に……」

(とほほ……。)

665ヒロ:04/01/11 00:35 ID:Pr1WPTq+
以上、『想い想われ』でした。

少々遅いですが、あけましておめでとうございます。
いやはや、病気をけなげに看病する女の子。漢の浪漫ですね。
ちょっと淡白すぎるストーリー&仕上りになっちゃいましたが(汗)。

おそまつ様でした。
666名無しさん@ピンキー:04/01/12 12:14 ID:BO9eHWeF
相変わらずヒロさんレベル高い!
こういう話もいいものですなぁ。
667名無しさん@ピンキー:04/01/12 16:18 ID:MZQ55YdT
風邪ひいて寝てる間にヒロさんキテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!

折れも看病してもらいた・・・ぐはっ無念
668名無しさん@ピンキー:04/01/14 21:46 ID:LvXWBJku
神。ヒロさん、あんた天才や!
669魏延タン:04/01/15 09:16 ID:+gn44fjf
我、乳、吸ウ…
670名無しさん@ピンキー:04/01/18 08:05 ID:SY7beJhE
逝かせないからっ!!
671名無しさん@ピンキー:04/01/20 23:30 ID:gzRMH08P
保守
672職人見習い 1(最初):04/01/22 20:31 ID:nDHy/Rly
「ぎゃあああぁぁぁ・・・・・」

断末魔の悲鳴が響き、相国、董卓はたおれた。
赤い鮮血がどくどくとふきだし、よく磨かれた宮殿の床一面にひろがる。
いったい何人の返り血をあびたのであろう、前身血まみれの殺人者は相手に止めをさすと、
返り血を拭おうともせず、後方に控えていた女を抱き締め、押し倒した。

「・・やった。やったぞ!貂蝉―」
「うれしゅうございますわ。奉先様!」

そのまま男女は裸になり、もつれ合う。
男の目の前に、夢にまで見た女の肢体。ふくよかな胸、細首、豊かな腰つき、そして・・・

  ―なんと美しいのだ!

全身が、猛っている。男は胸をもみしだきながら女の肉体に顔をうずめた。
そしてうわごとを繰り返す。幾度も、幾度も。
 
 ―貂蝉、貂蝉。おれのものだ―
673職人見習い 2:04/01/22 20:48 ID:nDHy/Rly
  ―見目よい女だな。

始めはそれだけだった。侍らしている権力者があまりに肥満体なだけに余計、女の
華奢さがきわだつ。後に、司徒であり、娘の養父である王允から本当は呂布将軍に
差しあげるつもりだったというと聞いた時、食指が動いたが、それ以上の感情はも
つことはなかった。元来、呂布は好色なほうではない。すでに妻も子もいて、その
生活に満足していた。

ただ、気になっていた。ときおり自分を見つめる視線に。呂布が目を向けると女は
ふっと視線をそらしてしまう。そのくせ、こちらが見てないときはいつまでもこち
らを見ている。ひどく悲しげな、でも熱い何か・・・

この日もそうだった。夜、いつものように呂布は董卓の私邸を警備していると、廊
下を歩く貂蝉と会った。女は男にきづくとハット立ち止まり、例の表情を見せる。
だが、すぐにそそくさと逃げるように去っていった。行き先は決まっている。また、
今夜も、夜伽を命じられたのであろう。
674職人見習い 3:04/01/22 20:53 ID:nDHy/Rly
屋敷の空気は冷えている。戦場を駆け巡り、多数の首級をあげる事に喜びを感じる
男にとって、屋敷の警備はひどく退屈であった。その退屈さとさきほどの女の顔が、
この男らしくないきまぐれを実行に移させた。呂布は董卓の部屋の前までくると、
そっと中を覗いた。


―どうだ、貂蝉よ・・・・・・ほれいうてみい・・・どこが気持ちよいのじゃ・・
―ああ、董太師さま・・・はぁんん、・そのようなことなど・・あ・・恥ずかしくて口にはだせませぬ。
―なんじゃと。、そんなことをいうのか。それではひどい仕置きをせねばならんのう。
―まあ、なんとおそろしい・・おゆるしくださいませ・・・
―それじゃ、いうてみい。おまえのこの、じっとりしているここはなんじゃ?いまどのようになっておる?

いつのまにか呂布は自分のものを握り締め、しごきはじめた。
卑猥な会話は続く。
675職人見習い 4:04/01/22 20:58 ID:nDHy/Rly
―・・・・・・・そこは・・・そこは貂蝉の・・・ほとでございます・・・わたくしめのほとの中に董卓様が・・
 はいっております・・・ああっ・・
―わしのなんじゃ?わしの何がはいっておるというのじゃ?
―・・・・・・・
―いわなければ、こうじゃぞ
―きゃあ・・・・・トウ卓様の魔羅が、貂蝉のほとの中を・・・はあっ!・・でたりはいったり・・・
―よしよし。貂蝉、おまえはなんと淫蕩なおなごよ・・・こちらの穴にもいれてやろうぞ・・・
―いやぁ・・・・・


野獣のような男に責められ、快楽とも泣き声ともつかない声が響いた。変態めいた
こともさせられている小動物のごとき女の、なんと哀れな美しさだろう!
目が、離せなかった。
676職人見習い 5:04/01/22 21:13 ID:nDHy/Rly
どれほどの時間がたったのだろう。女のひときわ高い声が聞こえてきたとき、呂布
も達した。ほとばしる精を自分自信の手で受け止める。また中から声がきこえてき
た。

―かように、たくさんあふれて・・・・

熱く吐き出されたものはすぐに冷えた。呂布はそれを乱暴に壁になすりつけると今
度は方天画戟を握り締める。そして闇にむかって何度何度も振り下ろした。得物の
空を切る音だけが不気味に鳴った。


いままで感じたことがない、おかしなものがめばえた。胸詰まる、想い。
脳裏に浮かぶは我が主君の、非力な愛妾。 

 ―・・・ちょうせん、チョウセン、貂蝉―

呂布は呂布でなくなった。
677職人見習い 6:04/01/22 21:49 ID:nDHy/Rly
意識をすれば視線だけの語らいも意味をもつ。どちらからともなく、密かに逢瀬を
重ねるようになった。呂布は喜んだが、同時に苦しんだ。女は決して呂布の、男の
求める場所を触れさせようとはしなかった。

「・・・助けてくださいまし・・」
その声同様、細すぎるからだが男の腕をつかみかすかに震えていた。衣服からのぞ
く白い肌に、痛い痛しい縄目のような痕が見え隠れしている。呂布はおもわず強く
抱き締め、接吻しようとした。

「いけません・・!」
「なぜだ!貂蝉!」
女の抵抗に手を止めた。女は続ける。

「あなた様はまがりなりにも董太師の家来。主君の妾をとったとなれば人々に笑わ
 れます。」
「人の口などどうでもよい!貂蝉、おまえを救いたいのだ。」
「ああ、お忘れになって、助けてくれなどという世迷い言など!董太師に耳に入っ
 たら私は殺されてしまいす。誰も、誰もあの方には逆らえない・・・・」
「・・・・・・」 
「もう一つだけ、貂蝉の世迷い言をお聞きください・・・・私は将軍の事を一目見
 たときからお慕い申し上げておりました・・・」

身体のおくから女への愛しさがわきあがり女を抱き締めた。今度は抵抗されない。
いままで養父の民や臣へのどんな暴虐な行為より、自分の愛する貂蝉を支配して
いることが許せなかった。

  ―あんな男は、父でなければ主君でもない。
  ―・・・・
  ―おまえを、救ってやる。
678職人見習い 7(最後):04/01/22 22:09 ID:nDHy/Rly


吐き気をもよおすような血の臭いが充満している。
静か過ぎる宮殿は、男女の荒い息遣いと、睦みごとしか聞こえてこない。

男は幸福であった。夢中で腰を振り続け、まるで赤子のように乳頭をしゃぶる。
「・・貂蝉、貂蝉!愛してる・・」
「私もですわ、奉先様」

男は一生気づかない。
女が燃えながら、しかしその一方で、つめたく冷めていることを。
全てが、そう何もかも全てが、女とその養父王允の策であったことに。

一生、気がつかない。
女が、自分を、愛していないことに。


何十、いや、何百もの死体が転がる宮殿で、血まみれになってからみあう男女が一組。
天下は、ここからまた、乱れようとしていた。
679職人見習い 後書き:04/01/22 22:13 ID:nDHy/Rly
以上です。

以前コピペでの投下方法教えてくださった方、ありがとうございました。
おかげで前回よりも楽に投下作業できました。

拙い作品ではありますが、場つなぎになれば幸いです。
680名無しさん@ピンキー:04/01/22 22:23 ID:5Za98kU4
むむ。折角だから遠慮なく感想をば。

微妙にひらがなと漢字の入り混じったというか、変換すべきである部分がやや目立つ文章が、なんか気になる。
まあ、句読点の癖は人それぞれだからとして…。雰囲気とテーマ選びは良いと思うよ。
次回に期待。
681名無しさん@ピンキー:04/01/22 23:53 ID:ET8JotQm
新作キター!!(AA略

漏れはそんなに気になりませんでしたが>変換
あまり漢字だらけにしても硬くなりがちだから、わざとかな表記混ぜる時もあるし。
職人見習い氏の他の作品も、もっと読みたいです。
682名無しさん@ピンキー:04/01/24 13:46 ID:5qYIZEBa
 おー。雰囲気といい、テーマ選びといい、個人的には萌えですな!
前作よりもすんなりと自然に読めました。

 個人的には「・・・」を→「……」、
「―」を→「――」にするだけでも雰囲気が随分変わると思うよ。

>男の目の前に、夢にまで見た女の肢体。ふくよかな胸、細首、豊かな腰つき、そして……

  ――なんと美しいのだ!

 といった感じで。
 こうした点線(……)、ダッシュ(――)は二つでひとつ、
という文章制作上のルールがあるから、今後はこれを意識すると良いかも。
ちなみに原稿用紙では一コマに三点(…)、ニコマで書くと言うお約束があるので、
覚えておくと便利です。

 あと、改行したら一コマ下げた方が良いかも。

 口煩く感じたら御免よ!
しかし言葉の選びが文章(テーマ)の雰囲気にマッチいると思うので実に好みです。
今後とも期待しております。
683682:04/01/24 13:50 ID:5qYIZEBa
>あと、改行したら一コマ下げた方が良いかも。

 「段落変更としての改行をしたら」という意味です。
分かり難いかなと思い補足……。
684名無しさん@ピンキー:04/01/24 18:11 ID:uKuXvSxx
WEB上では見た目が重くなると言う理由で「……」より「・・・」を使う人も多い。
字下げはしない人とする人がいる。
原稿用紙と同じように書けというなら、都合のいいところで読みやすく改行するのも
ルール違反になっちゃうよ。
>682に絡んでるんじゃなくて、あくまでWEB上で多いって話。
好きなふうに書いたらいいと思う。
一般的な話が知りたいなら控え室スレでも行くといいんじゃないかな。
自分が知ってるのは、読みづらいから「!」「?」のあとは1マスあけるってことぐらいかな。
これは印刷のルールだって聞いたけど。
685名無しさん:04/01/24 21:18 ID:B6+7Nxhd
いい話ばかりでびっくりですわ
686職人見習い :04/01/25 00:53 ID:YskPLQTX
職人見習いです。

ご指摘&ご感想、ありがとうございました。
なにぶん“見習い”ですのでいたらぬところはありますが、
皆様にハァハァしていただけますよう頑張っていきたいと思います!

次回作も鋭意構想(妄想?)中です……ネタはあるんですが……話まとまるんだろうか。

687名無しさん@ピンキー:04/01/25 23:37 ID:FleJwi0M
がんばって下さい!
688名無しさん@ピンキー:04/01/28 18:20 ID:odlG8f+H
ガンバ
689名無しさん@ピンキー:04/01/30 18:48 ID:LZvIwVeg
保守
690名無しさん@ピンキー:04/01/31 21:03 ID:n/7ZCN4v
最近神が少ないような・・・皆様お忙しいのでしょうか。

これだけでもなんなのでネタを。
ジョカって、あまり人気ないのかな?
漏れ的には女性キャラで一番顔が好みなんだけど。
691名無しさん@ピンキー:04/01/31 22:47 ID:cDzFXjcw
ん…ま、中身が蛇だからなあ。
692名無しさん@ピンキー:04/02/01 08:10 ID:O3kCcuJa
706氏のジョカはエロエロで良かったなぁ…( ´ー`)
693名無しさん@ピンキー:04/02/01 16:54 ID:lf+efEAa
>>691のレスを読んでジョカが蛇になって女性キャラをいたぶる・・・というネタが
思いついた。
しかしネタだけはよく思いつくんだがそれを文章にするのは難しいよなあ。
694名無しさん@ピンキー:04/02/02 09:59 ID:aGdkWBRU
さみしいなぁ・・・。戦国無双みんな買う?どうよ。
695名無しさん@ピンキー:04/02/02 13:38 ID:hdpOQ5au
買うぞ。メスキャラがいまいち萌えないが。
所詮3月までのつなぎだがなw
696一人っていいよな!:04/02/02 16:28 ID:aGdkWBRU
なんだっけ?なんか真・三國無双3 (英語で)なんとかなんとかとかいうのがでるんだっけ?覚えてねぇー。
697名無しさん@ピンキー:04/02/02 18:59 ID:MzHntdC9
真・三國無双3Empiresか。国取りがメインのやつな。
コーエーは完全に無双での商売に味しめやがった。
続編が出やすくなるのは嬉しいが…なんだかなあ。
698ヒロ:04/02/02 22:49 ID:QkeVY4kf
甄姫帝国を真っ先に創る事をここに宣言するヒロでございます。
それでは、新作どうぞ。
699ヒロ 1/23:04/02/02 22:50 ID:QkeVY4kf
「ふぁああぁ……眠……」
もう昼前だというのに、甄姫は目を擦りながら廊下をさ迷うに歩いていた。

「…で、で、誰にする?」
「わたしはねぇ……」
「えー? やっぱ……でしょ。」

道を塞ぐようにして楽しげに会話する女官達の姿。
「あ、甄姫様!……ちょっと、ほら!皆どくのよ!!」
「あらあら、ごめんなさいね。……何のお話?」
「え? 甄姫様ご存知ないですか? これですよ、これ♪」
眠気まじりの目を擦って、手渡された告知書に目を通す。
「…人気投票?」
宮廷に仕える女性達による、男性武将または文官の人気投票が行なわれるらしい。
「甄姫様の所にも投票用紙が届いていると思うんですけど……?」
甄姫の脳裏に、ゴチャゴチャと机に溜まった手紙やら通達書などが浮かんだ。
「あ…あぁ、そういえばそんなものがありましたわねぇ……」
とまぁ軽く嘘をつく甄姫であったのだが、気になる事が一つ。
「で、優勝候補はどなたなの?」
「そうですね…徐晃様でしょ、それに張遼様、曹仁様、典韋様……」
「…まぁ妥当なとこね。」
「面持ちでは姜維様とか夏侯惇様ですね。あ、後は一応あの御方も……」
甄姫や女官達の脳裏に、『美しい人』が浮かぶ。
「…でもあの方はちょっと……ねぇ?」
「はい…。」
張儁乂については、古くから知る甄姫ですらよく分からない事が多々あり、
噂ではかつてあの夏侯淵を『美しい』と言ったらしく、彼の美的感覚さえも謎であった。
700ヒロ 2/23:04/02/02 22:50 ID:QkeVY4kf
「あ、でもやっぱり優勝は……あ。」
「優勝は…?」
「噂をすればですよ。あの御方です。」
チョイチョイと女官が背後を指差すのでクルリと振り返ると、彼方から
まるで群れるようにして女官達を連れて歩み来る司馬懿の姿があった。

「あの…司馬懿様……これ……」
「お、焼菓子か。ありがとう。」
「司馬懿様ぁ〜、今度のお休みは……」
「すまない、ちょっと空けれそうにないな。」
「司馬懿様、お荷物お持ちいたしますわ。」
「いやいや、その気持ちだけで結構だよ。」

「な、なんですのよ…アレは……」
絵に描いたようなモテ具合に頬をヒクヒクさせる甄姫。
「だって司馬懿様はモテますからね〜。」
「アレが?」
「えっ?」
厳格で美しい顔と誠実な性格。それとは裏腹に甘い口調と意外に柔らかな話術。
そんな彼の人気振りは、司馬懿を知るものには周知の事実である。したがって
司馬懿を『アレ』呼ばわりする甄姫の方が不思議でならない女官達であった。
「アレって……。甄姫様、何か…そのぅ……確執でもお有りなのですか?」
「いえいえ、そういうのではないですけど。」
そう言う間にも歩み寄ってくる司馬懿とその集団。
すると甄姫の存在に気付いた時、司馬懿の表情が一瞬硬くなった。
701ヒロ 3/23:04/02/02 22:51 ID:QkeVY4kf
「お、おや……これは甄姫殿……」
「これはこれは司馬厨勃様。ごきげんいかが?」
「…っ!!」
たまらずコソコソと甄姫に忍び寄る女官。
「しっ、甄姫様っ! 発音が違います! 『仲達』様ですよ!?」
「あら、そうでしたかしら?」
「…あ、相変わらずお美しい。」
「あ〜ら、それは光栄。」
「…………」
「では。失礼致しますわ。」
どこか妖しげな視線を残し、甄姫は尻を振るようにして歩いていく。
それは、どこか司馬懿を侮蔑したかのような瞳でもあった。

「ねぇねぇ、司馬懿様ぁ〜。」
「司馬懿様、行きましょう?」
「司馬懿様ってばぁ。」
いまだ表情の硬い司馬懿の腕を、取り巻きの女官達がしきりに引っ張っていた。


「甄姫…いる?」
「はいはい、開いてますわよ。」
扉を開けて部屋へと入ってきたのは貂蝉だった。
「貴方、ちょっと噂になってるわよ? …はい、おみやげ。」
寝床に寝転ぶ甄姫に、リンゴを放り投げる。
「噂?…あら、ありがと。」
「そ。『甄姫様と司馬懿様は実は仲が悪い』って。」
「はぁ?………あぁ。」
702ヒロ 4/23:04/02/02 22:52 ID:QkeVY4kf
先程自分がとった態度を思い浮かべれば、その理由も分からない訳でもなかった。
「久しぶりに仲坊を虐めたの?」
「い〜え〜、少々からかっただけですわ。」
恐ろしい台詞が出たにも関わらず、ケラケラと笑い合う二人。
「でも聞いてよ貂蝉。あの仲坊ったらね、女官はべらして歩いてるのよ?」
「まあ! 仲坊も大きくなったものねぇ?」
この二人がこうまで司馬懿を見下す理由とは?
そのきっかけを知るは、遠く過去にさかのぼる必要があった。

まだ三国がその覇権を狙い、奪い合っていた時代。
「ねぇ貂蝉、聞いた?」
「何ですの?」
その出会いこそ猛烈であったが、今や良き仲となった甄姫と貂蝉。
「何でも、殿直々に引き抜いた方が来るんですって。」
「あの諸葛亮とやらのため?」
「そうらしいわ。まったく、わたくし達に任せてもらえばあんな白装束など
 瞬殺だというのに……。」
空中に浮かんだ諸葛亮の顔をブンブン殴る甄姫。
「…で、どうなの?」
「そこよ! どうやら……」
ピッと指を立てる甄姫に、貂蝉がガバッと近づく。
「あら、もしかして?」
「そう。聞けばなかなかの良い男だとか…♪」
「あ〜らあらあら、それは熱烈歓迎しませんと。」

そしてその翌日、朝廷にて。
壇上の曹操が手招きすると、一人の男性が壇上へと上っていった。
703ヒロ 5/23:04/02/02 22:53 ID:QkeVY4kf
やたらと派手な衣装で目立つ二人の女性が気になるが、曹操は咳払いを一つ。
「ゴホン。紹介しよう…司馬懿仲達だ。」
「司馬懿仲達です。魏のため、私も微力ながら貢献する事をここに誓います。」
「あー…そこ、少し黙れ。…えー、儂は諸葛亮に対抗できる人材はこの……」
最も重要な話などそっちのけな騒々しい二人だった。
「地位、才能、背丈、風貌……。これはなかなかでなくって…?」
ジロジロと司馬懿を吟味するように見入る貂蝉と、
「ええ。…まったく、殿ったら話が長いのよ! さっさと終えなさいよ、もう!」
言いたい放題の甄姫だった。

「……では今日はここまで。後は皆と談話でもしてくれぃ。」
「はい。」
壇上を降り、皆の元へと歩み行く司馬懿を真っ先に待ち構えていたのは、
当然ながらあの二人組だった。
「ようこそ、司馬懿様。わたくしが歓迎致しますわ。」
クネクネと腰をくねらせ、妖しい魅力を発散させながら礼をする甄姫。
胸元からは強烈な谷間が覗き、サラリと流れる髪からは芳醇な色香が香った。

「あの…わたくし、貂蝉と申します。宜しくお願いします。」
貂蝉は甄姫とは正反対の攻勢に出たようだ。
若さと清純さを前面に押し出した笑顔と礼儀正しさ。

「さ、さ、そろそろ宴もたけなわ(?)ですわ。そろそろわたくしの部屋へ。」
「あら、わたくしもお供しますわ。」
「ぅあっ、ちょっ…!?」
左右から腕を絡ませ、二人はまるで連行するかの様にして連れ去っていった。
704ヒロ 6/23:04/02/02 22:53 ID:QkeVY4kf
甄姫の部屋に連れて来られた司馬懿。
二人はその左右に陣取り、彼の第一声を満面の笑みで待っていた。

「い、いやぁ、本当に綺麗なお嬢さんたちだ。」

甄姫と貂蝉の表情から笑みが消え、表情が『無』になる。

「ま…まさに両手に花…だな。私は幸せ者だなぁ。」

甄姫と貂蝉の目が点になる。

「こっ、こんな綺麗な人がこの世に存在しているんだなぁ。」

カクカクと首を小刻みに横に振りながら、二人は思った。

(きっ、気持ち悪いっ…!!)

台詞もさる事ながら、どこか臭ってきそうなその雰囲気と身振り。
胃をムカムカとさせるような特上の気持ち悪さが漂っていた。
「あ。」
突如、貂蝉が立ち上がった。
「わたくし、少々用事を思い出しましたわ。では、失礼。」
「ああっ、それはなくってよっ!!」

バタン。

皮肉にも、取り残されたのはこの部屋の主だというわけである。
そうしている間にも司馬懿の下品な目が胸の谷間を凝視しており、
甄姫は腕を組んでそれを阻止した。
705ヒロ 7/23:04/02/02 22:54 ID:QkeVY4kf
「えっと…司馬懿様、わたくしも用事が……」
「な、何言ってるんだ? そっちが誘ったんだろ!」
「きゃっ!!」
我慢が限界に達したのか、突如司馬懿は襲いかかった。
「ふー…、ふーっ……ふー…」
上から覆い被さり、息を荒げながら甄姫の胸をまさぐる。
「あらあら……お盛んだこと。」
「うっ、うるさい!」
甄姫の両手首を押さえる司馬懿の手に力がこもる。
「甄姫殿……貴方は確かに猛者のようだが、腕力では私にかなうまい…?」
ニタニタと笑う司馬懿の顔が、平然とする甄姫の顔に近づく。
「腕力…ねぇ……。まぁ、確かにそうかも…ね?」
「ふっ、大人しくするんだな!」

ボグッ……
「ぐ…えっ……」

司馬懿の下腹部に、甄姫の膝がめり込んでいた。
「でもね…、脚力は国内一と自負しておりましてよ?」
その衝撃で司馬懿の口から数滴の唾が甄姫の顔に飛び散った。
意識が遠のいてゆく中で、甄姫の冷たい目だけが見える。
「まったく…汚らわしい……」


「う……痛っ!」
下腹部に強烈な痛みを感じ、たまらず司馬懿は意識を戻した。
「起きたかしら…?」
「な、何だ…これは!?」
寝台の上に、大の字に両手両足を拘束されていた。
706ヒロ 8/23:04/02/02 22:55 ID:QkeVY4kf
しかし拘束に動揺するのも束の間、さらに驚いたのは全裸にされていた事だった。
「あら…突然襲ってくるような方を縛っておくのは当然でなくって?」
椅子に腰掛ける甄姫は、腕を組んで司馬懿の痴態を見下している。
「そ、それは……お…お前が誘ってきたのだろうが!!」
「お黙り。」
萎えている陰茎の先端を指で強めに弾く。
「痛っ!」
「あのねぇ…。率直に言わせていただきますけど。」
フーッと大きくため息を吐き、甄姫は頭を掻く。
「な、何だ……」
「貴方……気持ち悪いのよ。」
「なっ!?」
「気のきいた台詞も結構。美女を前にして緊張も結構。でもねぇ……」
「…………」
「貴方は違う。小慣れたフリして女性を口説く一方、挙動不審で不自然な仕草…。
 そしてその吐き気がするような本性剥き出しの下品な目…。それは女性が最も
 気持ち悪がる事なのよ?……そして、これは一つの結論を導く……。」
まるで探偵漫画の主人公のように司馬懿をビシッと指差す甄姫。
「貴方、童貞ですわね!?」

ガ〜ン!!

司馬懿にとって、その真実を見破られたのはそれが初めてだった。
チョンチョンと陰茎の先を突っつく。
「結構黒くなってるけど…。貴方、かなり手淫してるわね?」
「…………」
恥辱と衝撃が一気に襲いかかり、司馬懿の目から力が無くなっていく。
「でも…どうして……」
ここで甄姫は言葉を詰まらせた。どうもわけ有りなような気がしたからだ。
707ヒロ 9/23:04/02/02 22:56 ID:QkeVY4kf

「…女など……信用できない……」

しばしの沈黙の後、司馬懿の口から最初に漏れた言葉だった。
「まぁ、分からなくもないわね……」
甄姫も司馬懿の気持ちが分からなくもなかった。
自分の美貌と肢体を狙い、言葉巧みに近づいてくる下賎の男達。

司馬懿の周りにもそのような女達が溢れていたのだろう、と甄姫は感じた。
司馬懿の地位、将来性を見込んでその金銭的価値にのみに近づく女達が。

入れ替わるようにして近づいてくる仮面を付けた女性達と接する内、
司馬懿はいつからか女性に対して壁を作っていた。しかしその誇り高い
性格から、あくまでも普段は女性に対して整然と接していたのだった。

「さっさと…離してくれ……」
先程の勢いはどこへやら、今にも死んでしまいそうな司馬懿があちらを向く。
「やれやれ……」
こんな不安定な人物に自軍を任せて諸葛亮に挑ませるわけにはいかない。
甄姫は前髪を一回掻き上げてポリポリと頭を掻くと、何やら覚悟を決めた。
「仕方ないわねぇ…」

パサッ……パサ……

「なっ、何で脱いでるんだ…!?」
タプンタプンと乳房を大いに揺らしながら衣服を脱いでいく。
「そんな事で諸葛亮とやらに勝てるのかしら?」
「…それは……」
「わたくしが一発お相手してさしあげるから、自信つけて元気出しなさいな……」
708ヒロ 10/23:04/02/02 22:57 ID:QkeVY4kf
「ちょっ、じゃあこの縄を…!」
「ただし……」
甄姫の目が突如妖しく輝く。
「あくまで貴方はわたくしの犬…。」
「い、犬だとぉッ!?」
いつの間にか全裸となった甄姫が司馬懿の顔をまたぐ。
司馬懿の視界一杯に甄姫の陰部が広がり、甘酸っぱい香りが鼻腔をくすぐった。
「お舐めなさい。」
「ふ、ふざけ…ぶほっ!!」
「ふふ…さぁ、主人に奉仕しなさい……」
陰毛が鼻をくすぐり、司馬懿の理性が崩れていく。
「ほぉら、いい子だから……」
そっと後ろに手を伸ばし、陰嚢をやわやわと優しく揉みほぐす。
裏筋に指を這わせ、鈴口から溢れる雫を拭った。
「うぶっ!!」
「やんっ!」
たまらず反りかえった司馬懿の反動で、つられて甄姫の体にも快感が走る。
ついに司馬懿が陥落した。恐る恐るだが口と舌を使い始める。
「んふ……そう……いいわ…んんっ!……そ…こ……丹念に……」
どんどん溢れてくる愛液が司馬懿の口元を汚し、顎元を垂れ落ちてゆく。
甄姫はたっぷりとした自らの乳房をこね回し、尖る桃色を指で摘む。
「んうっ!!…あん!…こ……この…征服感…んッ……たまらないわ……」
目を疑うほどに細い腰の上には、それとは逆に張り出した大きな乳房が揺れ惑う。
「むぐっ!…むぐぐ…!!」
「あら、何か言いたいの?」
少しだけ腰を浮かせると、口元をびっしょりと濡らした司馬懿の口が開いた。
「お…俺にもしてくれ……」
「あら。そっちの方がいいじゃない。」
709ヒロ 11/23:04/02/02 22:58 ID:QkeVY4kf
「そっち…だと?」
「そうよ。」
上から優しく頭を撫でる。
「変に着飾って『私』って言うよりも、今の『俺』って言う方が自然に聞こえたって事。」
「そ…そうか…?」
「ほら、そんなのどうでもいいからさっさとお舐め!」
「むぐっ!」
「わたくしをある程度満足させたら……後でたっぷりしゃぶってあげるわよ。」
こいつはいい女なのか、それとも単なる淫らな女なのか。
司馬懿の頭にに疑問が浮かんだが、少なくとも悪い女ではない事だけは感じ――
「それにしても…初めての接吻の相手がわたくしの膣だなんて……。
 貴方も相当幸運者ですってよ? 誇りに思いなさい。」
――否、この女はどこかズレてる。そう思う司馬懿だった。

「あっ…あぁ………童貞の…くせに……なかなか上手い…じゃないのぉ……」
「むぐ……あ、あんまり言うな……く、くそっ!」
「んうっ!」
ビクンッ!!と甄姫がのけ反る。
「…し…舌……入れたのね?………いい子……」
さらに頭を撫で回し、ご褒美として後ろ手で数回勃起をしごく。
「それじゃあ…ちょっとの間、舌伸ばしてるのよ…?」
そう言うと甄姫は腰を上下させ始めた。
「あっ……やぁ……やだ…これ………すごく感じちゃう…!!」
「…ぶっ…うぶ……あ……ぷ……ぷ…ぐッ………」
「あんっ! ひあっ! あッ! ああっ! やあッ!!」
710ヒロ 12/23:04/02/02 22:58 ID:QkeVY4kf

ビチュッ。

「…ん?」
夢中で腰を振る甄姫の腰部に、背後から熱いモノが飛んできた。
そっと拭ってみれば、白く生臭い液体が手に付着している。
「貴方…まさか……」
振りかえると、まさにその軌道を描いたような精が司馬懿の腹を走っていた。
しかしその量はあまりに少なく、勃起は未だにビクビクと脈打っている。
「軽くとはいえ……イキましたのね…?」
司馬懿の横に寝そべり、その恥辱に満ちた表情を楽しむ。
「そんなに舌が気持ち良かったの?」
たまらず司馬懿が向こうを向くが、グイと頬を掴んで甄姫はそれを許さない。
「流石は童貞君ねぇ。わたくしの膣ズリで舌をしごかれただけでイクなんて…。」
ヌメる亀頭を指の腹で撫でつつ、罵声を浴びに浴びせる。
「あぁ嫌だ事。この早漏。変態。下郎。」
「う、うるさいっ…!」
まだ屈しない飼い犬にカチンときた甄姫は、絶妙な手つきでしごき始めた。
器用に手首を左右に回転させながら上下にしごき、時に深く時に浅く。
「でも我慢したのね…。いい子……」
空いている手でコチョコチョと陰嚢を転がし、司馬懿の耳たぶを甘噛みする。
「ほらほら、汚らしいお汁出しなさいな。」
「…う……い……いや…だ……」
「あら、そうよね? 今出したら……下手したら自分で顔射しちゃうものねぇ?」
今にも爆発しそうな勃起が、司馬懿自身を凝視しているようだった。
「くッ…う!…あっ……あぁッ…!!」
「何してるの? わたくし、今握ってるだけよ? 猿みたいに腰振っちゃってまぁ……」
「…あっ……で…出……出っ!」
711ヒロ 13/23:04/02/02 22:59 ID:QkeVY4kf
「ほら、見ててあげるから! 好きなだけ出しなさい!!」
「ううぅッ!!」
「さぁ、イキなさい!!」

壮絶な射精だった。
顔射どころか、勢いが強すぎて壁にまで飛んでいくほどに。
一部が司馬懿の顎周辺に飛び散ったものの、大半は胸元から腹部にかけてだった。
陰毛や下腹部周辺にドクドクと溢れ出る精液が、情けなく垂れ落ちていく。

「…これはまた…出たわねぇ……」
ギュ〜…と根元から搾り出すようにしごき出すと、精の塊がプックリと溜まった。
それを指で拭い取り、司馬懿の目の前で舐め取る。
「誰かに出してもらったの……初めて?」
コクン。

「気持ち良かった? わたくしの犬も良いものでしょう?」
コクン、コクン。

「そうそう。いい子ね……そろそろ外してあげましょうか…。」
「た、頼む!」
両手両足の束縛が無ければもっと楽しめる。
司馬懿が必死の懇願をするが、ご主人様はその言い方が気にくわなかったようだ。
「た・の・む・?」
「あ、いや…、た、頼みま………お願いします……」
「そうよねぇ? 貴方、犬ですものねぇ? タメ口聞いちゃあ駄目よ。」
「す、すみません…。」
712ヒロ 14/23:04/02/02 23:00 ID:QkeVY4kf
司馬懿の上に体を重ね、まず右手の縄を解く。
その際、溢れんばかりの乳房が司馬懿の胸に当たり、押しつぶされた。
「どう…? おっぱい…柔らかいでしょう?」
「はい…。」
どんどん近づいてくる甄姫の顔。
「まだ駄目よ……ちゃんと両手を解くまでおっぱい触っちゃ……」
「そ、そんな……」
もう互いの鼻先が当たるほどの距離まで近づく。
「貴方…接吻した事ある?」
「ないです…」
「じゃあ…おあがりなさい…。」
甄姫の柔らかな唇が触れた。
胸に溢れる温かで柔らかな柔肉が非常に気になるが、それでも接吻の初体験は
司馬懿を夢中にさせた。多々いる兄弟達は何の味がしただのと言っていたが、
司馬懿にとってはあまり美味なものではなく、それが甄姫の口紅のせいだと
気付くのは、後に口説いた女性と接吻をする時だった。

しかし、味としてではない強烈に甘い高揚感。
そして舌が絡み合うたびに走る電流と口内に広がる雌の味。
司馬懿の陰茎が再び充血するのにそう時間はかからなかった。

「…んふぅ………どう?」
「す…すごい……もっと……」
「そう? そろそろおっぱいの時間でなくって?」
タプタプと押しつけられ、ハッ!と思い出したかの様に乳房に見入る司馬懿。
「うふふ…それじゃあこっちも……」
713ヒロ 15/23:04/02/02 23:01 ID:QkeVY4kf
とうとう両手の自由が戻ってきた。
そのまま甄姫は少し上に移動し、四つん這いの姿勢で司馬懿の眼前に乳房を揺らす。
司馬懿は手首に残る縄の後が多少気になったが、そんな事はどうでもよかった。
目の前で挑発的に荒ぶる乳房を揉みしだけるのならば。

「い、いいか?」
「貴方ねぇ…。自分の立場がま〜だ……」
「さ、触ってよろしいでしょうか…?」
「…………」
「お揉みさせてください…。」
「………よし。」

凄まじい勢いで下から手が昇り、一気にその柔肉をちぎれんばかりに掴んだ。
「い、いたっ!!……ちょっと、こら!」
「…ふーっ、ふーっ! ふー…、ふー!…」
メキャッ。
「おちつきなさい。」
司馬懿の額に強烈な肘打ちがメリ込んでいた。
「す、すみません…」
「まったくもう、ほんとに童貞丸だしねぇ…。」
「…………」
「もうちょっと…何ていうか……この極上の猛乳、味わって揉みなさい。」
「は、はい……」

ようやく落ち着いた司馬懿はゆっくりとそのまろみをその手に包みこんだ。
指と指の間からはみ出る程の柔らかさと、みっしりとした張りを備える柔肉。
谷間にはうっすらと汗が浮かんでおり、ほのかに甘酸っぱい香りがした。
714ヒロ 16/23:04/02/02 23:01 ID:QkeVY4kf
たっぷりとその豊乳を味わい、屹立した桃色を指でこねくれば男はある衝動に駆られる。
しかし、すでに司馬懿の調教はある程度の段階にまで進んでしまっていた。
「あ…あの……」
「ん………なぁに?」
どこかトロンとした目で見つめる甄姫。
「吸っても……」
「えぇ、よろしくってよ……」
きちんと承諾を取ってから。そんな忠実な犬にはご褒美といわんばかりに
肘から少し力を抜き、乳肉全体を司馬懿の顔に押しつける。
「あんッ! あっ…んん……いいわよ…もっと…んんっ!!…もっと強く……」
乳輪の周りを舌で巡り、尖った乳首を左右交互に吸いつけば、
その度に甄姫もビクッ…ビクンッと小さく体を跳ねさせた。
さらに甄姫を抱き寄せて、豪快な谷間に顔ごと埋めた。
ブルブルと顔を振れば、柔らかな乳房が波を立てて左右に揺れる。

司馬懿の下腹部に上からポタ…ポタ…と愛液が垂れ落ち、さらに甄姫の
ふとももをも伝って愛液がキラキラと流れ落ちてゆく。

「…じゃあ…そろそろ卒業式といきましょうか……」
さんざん乳房を揉みしだき、吸いついて疲れた司馬懿を見計らい、甄姫は
ご褒美にその額にくちづけを残すと、彼の下腹部へと下がっていった。
「あの…足の縄は……?」
未だに司馬懿はその両足を拘束されている。
「そうねぇ………駄目。」
「な、なぜ…」
「犬のくせして主人に乗る気かしら?」
「そ、そういうわけでは……」
「それにねぇ……。」
「……?」
715ヒロ 17/23:04/02/02 23:02 ID:QkeVY4kf
「わたくしがここで寝転がって……貴方、わたくしを満足させる自信があって?」
「………無いです…。」
「ほらね?……安心なさい。わたくしの騎乗位の実力と真髄、見せてあげるわ。」
そう言う間にも甄姫は勃起の根元を摘み、秘唇に当てがった。
「さぁ…一人前の男にしてあげる………わ!!」

ジュ…プッ!……ズ…ブ……グ…チュ……ズブ………ズブブ………

「うおおっ…!!」
「あぁん!……んふぅ……ほぉら…どう…?」
「す…ごいっ……トロトロ…で……熱い…!!」
「それだけじゃなわいよ……」
自身の乳首と陰核をコロコロと転がせば、敏感な秘部が即座に反応する。
「うわぁっ!!」
「どう…? 根元はキュッキュッ締まって、竿は握られてるみたいでしょう?」
ガクガクと震えるように司馬懿は頷き、震える手で細い腰を掴んだ。
「たっぷり味わいなさい……」
そう言って甄姫は司馬懿の胸に手を乗せると、腰を上下に使い始めた。

…プジュッ……グプッ……グチュ!……グチッ…ズチュッ……パブッ……

「…ほらほら……まだまだいくわよ…!!」
自身の乳房を荒荒しく揉みしだきながらさらに腰を豪快に振り落とす。

ブチャッ!!…ブプッ!……グプッ…ブッ!!……ズチュッ!…ブリュ!……

「うおッ!……うっ!……く……くぅッ!………うあぁ………く…おぉ……」
甄姫が腰を上下させる度に司馬懿の腰にとろけそうな快楽が走り、上で
タップンタップン揺れ踊る乳房の魅力が、ますます勃起を固く太くしてゆく。
716ヒロ 18/23:04/02/02 23:03 ID:QkeVY4kf
「あんッ! ま…また大きくなった…じゃないの……」
褒美として司馬懿の乳首をコロコロと転がし、妖しく微笑む。
「うお…ッ!」
「ちょいと……今からご褒美あげるから…我慢するのよ?」
もう何がなんだか分からないが、混乱しながらも司馬懿はただ頷いた。

キュ〜ッ。

「うわあああぁッ!!」
「ほぉら! ほら!!」
甄姫が肛門に力を入れるたびに、司馬懿が悲鳴に似た喘ぎ声を挙げる。
彼は根元からちぎられてしまいそうな最高の締めつけに襲われていた。
「うああぁぁあぁ……」
司馬懿が今までで最高の表情をしたことをきっかけに、甄姫の瞳がキラリと光った。
「勝機! ちょっと…支えててくださらない?」
力の入らない司馬懿の手を豊乳に導き、掴ませて固定させる。
「キメるわ!」

…ズチャッ!…グプッ!……パブッ、バブッ!……ブリュッ!…ズチュッ!!……

急速に絶頂へと向かう司馬懿が快楽に打ち震え、甄姫の豊乳をきつく揉みしだく。
「だ…めだ……もう………もうだめだぁッ!!」
「悪いけど…膣内はだめよ………でも……最高に射精させてあげるわ……」
「あ……あああっ!………いッ…い……イクッ!!」

ジュポン…と己から勃起を引き抜いて司馬懿の股に潜りこむと、自分の愛液で
濡れそぼる勃起を谷間に挟み、豪快に乳肉を振ってしごき上げた。
膣肉とは違った柔らかさと温かさで勃起全体が包みこまれ、さらには覗き出る
亀頭がチロチロとくすぐられ、司馬懿の興奮が頂点に達した。
717ヒロ 19/23:04/02/02 23:04 ID:QkeVY4kf

「うおおああッ!!!」
ビューッ!! ビュッ、ビュブッ、ビュクッ! ビュ…ビュッ……ビュ……

谷間の熱い塊がビキビキと張った瞬間、これまた凄まじい精が放出された。

最後のご褒美か、甄姫はそれを口と舌で受けとめてあげていた。
見る見る内に甄姫の口元が白く汚され、谷間は白濁液で一杯に満たされた。

キュムキュムと優しく乳肉でしごき、最後の一滴まで射精し尽くさせる。
谷間に溜まった精液をわざとこぼし、萎えゆく陰茎にまぶし付けた。
実はこれ、率直に言えば司馬懿のためではない。自分の愛液と精液にまみれた
陰茎をしゃぶるのが趣味だとは、世間上とても言えない甄姫だった。
「んん〜、美味しい♪」
陰嚢の裏までたっぷりとしゃぶり尽くした甄姫が目を移すと、司馬懿は眠っていた。
「ま、初体験がわたくしでは当然ね。」


「…む……」
とても心地良い感触を肌に感じる。
チラと下を見ればきめ細やかでプルプルとした肌の上だった。
「起きたかしら?」
声の主を見ようと上を向くが、豊満な乳房で顔が見えない。
「そうなのよねぇ。あまりの猛乳っぷりのせいで、真下が見えないのよ。」
拘束も解かれており、甄姫も最後は司馬懿の顔を立てて膝枕をしていた。
「どう?…女もそれなりに良いものでしょう?」
「そう…だな……」
寝返りをうてば甄姫の陰毛が眼前に広がり、甘酸っぱい香りがした。
718ヒロ 20/23:04/02/02 23:05 ID:QkeVY4kf

メキャッ……

「何見てるのよ。」
強烈な拳が司馬懿のこめかみに炸裂し、メリ込む。
「まったく……」
「なぁ……一つ聞いていいか?」
「そうねぇ。この美貌は物心ついた時からね。怖かった…自分の美しさが……」
「人の話聞けよ。…まぁそれも関係あるんだが……」
「…何かしら?」
「お前、なんでそこまで自信があるんだ?」
司馬懿の頭を優しく撫でながら、甄姫が答え始めた。
「…そうねぇ……うだうだ考えない事かしら?」
「考えない?」
「貴方、細かすぎるのよ。確かに鬱陶しい女もいるでしょうけど…。
 わたくしのように良い女もいるって事。それだけの話よ。」
「………お前、良い女だな……」
「あら、ようやく分かったの? さっきから言っているのに。」
ケラケラと笑い合う。
「はっはっはっは!!」
「でも貴方は一生わたくしの犬、下僕、家畜ですからね。」
「は…はは……」
「別に人前で媚びろとは言いません。ただ、常に見下した目で見てあげるわ。」
「冗談…だろ…?」
「あぁ〜ら! それが一人前してもらった男が言える事かしらぁん!?
 別に構いませんわよ? 宮廷中に、貴方は素人童貞だという噂を……」
「…分かりました。」
「そうそう、素直にしていればまた可愛がってあげるから♪」
719ヒロ 21/23:04/02/02 23:06 ID:QkeVY4kf
毒蛇に捕まった――。そう感じた司馬懿だった。

「あ〜、お腹減った。…ちょいと、おにぎり食べたいわ。」
「はぁ。」
「いえ、だから。さっさと作ってきてくれません?」
「はぁ!?」
「梅と鮭とおかかでよろしくってよ。おかかは醤油無しでね。」
「な、何で俺が……」
それに加え、まだまだ気持ち良い甄姫のふとももの上で戯れていたかった。
「貂蝉って、結構口が軽いのよ…?」
「行ってきます……」
司馬懿がムク…と起きあがろうとしたその時、甄姫がそれを止めた。
「あ、そうそう!」
「まだ何か?」
ちょっと怒りがこもった声で司馬懿が尋ねる。
「お聞きなさいな。あのね、決め台詞を作ったらどうかしら。」
「決め台詞…?」
どさくさにまぎれてふとももにスリスリしていると、ゴチンと拳が落ちてきた。
「あれって意外とスッキリするのよねぇ。貴方、ちょっと考え過ぎるところが
 あるみたいだから…。どうかしらと思って。」
「ほう…。……で、お前は何なんだ?」
「えっとねぇ……昔は『袖が汚れてしまいまいたわ…』だったんだけど…。
 気付いたのよね。わたくし、袖のついてる服を着ていない時もあるって。
さすがに恥ずかしいのか、ポッと頬を染める甄姫。
「最近はそうねぇ…『お覚悟!』とか『お覚悟なさい!』とかかしら。」
「そ…そうなのか。…じゃあ俺はどうしようかな……」
「何か計略を発動する時に、『俺のこの手が真っ赤に燃える!』とか。」
ググッと拳を作る甄姫。
720ヒロ 22/22:04/02/02 23:07 ID:QkeVY4kf
「う〜む、違うな。というかそれは止めておいた方がいいと思う。」
「じゃあねぇ……」
「何かこう……お前の言う通り、スッキリするやつがいいな。」
「そう? じゃあ率直に『馬鹿者!』とかは?」
「おっ、それいいな。そうだな……『馬鹿めが!』 これなんかどうだ?」
「あら…いいんじゃない? 貴方の雰囲気にもピッタリですわ。」
「ふむ…『馬鹿めが!』……『馬鹿めが!』……『馬鹿めが!』」

すっかり気に入ったらしく、ちょっと言い方を変えたりして
吟味する司馬懿を見て、甄姫は一安心した。
「ま、この調子なら国を任せても大丈夫でしょ………って貴方。」

メキャッ。

「いつまでわたくしのふとももで寝てるのよ。さっさとおにぎり作ってきなさい!」
「は、はい……」

そして月日は流れ、ここはとある戦場の真っ只中。
「や〜い、司馬懿! 出て来〜い!!」
「俺達が怖いのか〜!? 」
「出て来い、弱虫!」

「ううっ、馬鹿めが!馬鹿めが!!」
決め台詞が、いつの間にやら捨て台詞になってしまっている司馬懿だった。

721ヒロ:04/02/02 23:13 ID:QkeVY4kf
以上、『名言誕生秘話』でした。
やっぱり司馬ちゅーはSですね。なかなかしっくりきませんでした。
でも甄姫と絡ませる以上、ちょっとMプレイしていただきました。

次回作はちょおっと長くなりそうです。
ですから前編→エロ無し、後編→ガチンコでいくかもです。

おそまつ様でした。
722名無しさん@ピンキー:04/02/02 23:38 ID:iGRCKMFb
グッヂョブー!!!!!!!!
ヒロさん乙でした!!司馬ちゅーがヘタレでイイっす!!
長編も大期待で待っておりますハァハァ
723名無しさん@ピンキー:04/02/03 13:43 ID:W7Fz0wUP
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
724職人見習い :04/02/03 21:31 ID:Bkx8lTNc
エロエロで萌え萌え、そのうえ話までもが面白いとは・・・さすがヒロ様!
ああ、神のような萌え文を自分も書いてみたい・・・

グッジョブでした。次回の長編、期待しております!
725名無しさん@ピンキー:04/02/03 21:33 ID:0KBA7q2K
ヒロさんキタ――――――――!!!!!!!!乙!!
726名無しさん@ピンキー:04/02/06 19:08 ID:nBiE8XzW
シンキねたもっとがんばってください
727名無しさん@ピンキー:04/02/10 21:03 ID:+0D3aZMx
保守しつつ
明日は戦国無双発売だー
エロパロ版にも戦国無双スレできるかな。


728名無しさん@ピンキー:04/02/10 21:31 ID:0RXiSWFV
できるんじゃないのか?お市タンかわいい・・・。かわいいよなっ!?けん玉で人殺すのとかはありえねぇが・・・。
729名無しさん@ピンキー:04/02/11 16:23 ID:y4jDN8qB
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1076482948/

戦国無双のスレ立てたのでヨロシクです。
730名無しさん@ピンキー:04/02/12 00:42 ID:0lOZOak2
>>729
新スレおめ! がんばれよー( ´D`)ノ
731職人見習い :04/02/14 23:59 ID:gqTvD9kL
戦国無双スレ誕生おめでとうございます。
三国無双スレの方もモタモタしてらんねーずぇーというわけで新作いきます↓
732職人見習い 1:04/02/15 00:02 ID:lljgrUOC



湖のほとりで曹仁は胡座をかき、ひどく穏やかな湖面を呆けたように眺めていた。
呆けた、という表現はこの男にはあまり似つかわしくない。しかし顔の表情等は
いつもと変わらないが、このときの曹仁は間違いなく呆けていた。

大きな欠伸が一つ出た。湖の水すくって顔を洗うとその冷たさで目が覚める。そし
てまた同じ姿勢で眺める、さっきからそれを繰り返していた。


  ――あれは夢だったのだ。そうだ、そうに違いない。――



「これは夢ですわ。」

曹仁の戸惑いを見透かしたようにシンキは言った。その腕は曹仁にからみつき、細
い指が鎧の止め金を一つ一つはずす。
733職人見習い 2:04/02/15 00:05 ID:lljgrUOC
そうだこれは夢か。曹仁は納得すると同時に、生真面目を絵に書いたようなこの男
は淫夢を見る自分を恥じた。いま目の前にいるのは我が主君の、嫡子の妻だ。この
ように夜更けに男の幕舎に訪ね、ふしだらなことをするわけがない。落ち着け、目
を覚ませ――

武骨な鎧がはずされた。夢とはいえ不貞をはたらくことなどできない、ましてや相
手が相手だ―― 今度は衣服を脱がそうとするシンキを、曹仁は制した。女の手が
触れる。その柔らかく絹のような感触があまりに生々しく戸惑った。これは本当に
夢なのか?


「ホホ・・・おかしな方ね、まだ夢だと信じられませんの?」

734職人見習い 3:04/02/15 00:11 ID:lljgrUOC
甄姫はそういうと、曹仁の頭をおさえると顔が息かかるほどに近づいた。紅さされ
た口から舌を突き出る。曹仁は全身が堅くし、まるで何かに魅入られたようにただ
眺めていた。甄姫の舌が曹仁のまぶたをやさしく、こじあけた。

「・・・・・・!」

しばし時の流れが止まり男は動けなかった。女の熱い息がかかる。何かが眼球に触
れていた。それは不思議な感触で痛みはない。こんなことは一度も経験したことが
なかった。

  ――ほら、こうしても痛くないでしょう。私にもしてくださらない?――


曹仁はいわれるままに舌をのばした。そしておそるおそる女の長いまつげを割り、
澄んだ黒目に触れる。その時女は既に男の腕の中に具合よくおさまっていた。甄姫
の口元が、かすかに嗤う。

長い夢の前哨戦――
735職人見習い 4:04/02/15 00:14 ID:lljgrUOC
女は声を漏らさぬようにしているのか、自分の人差し指を折り曲げそれを噛む。甄
姫の白い尻が曹仁の前に突き出され、猛った部分を十二分に受け入れていた。突き
動かす、引く。大きな胸が揺れ体がぶつかりあう音が響く度、甄姫のその唇から声
をもれた。

  ――んっ・・・ん・・・・・・子孝様、子孝様・・・――

曹仁が果てそうになると、まだ嫌ですわ、と甄姫は締め付ける力を弱めた。房中の
術でも心得ているのだろうか。自分が達するまで巧みにそこを操り男にむやみに精
をださせない。曹仁も若いころは何人かの女を抱いたがこのような女は初めてだっ
た。容姿の美しさや気品はもちろんだが、華美な衣装の下にある、その肌の絹のよ
うな滑らかさといい、ほどかれた艶やかな黒髪、柔らかい乳房の弾力、桜色をした
その先端・・・そして男を悦楽に導いてやまない陰門と術。どれをとっても当世随
一の美女の名にふさわしい。

ビクリと女が痙攣し、さきほどよりも大きな喘ぎが指を噛む歯の隙間からもれた。
同時に曹仁も達する。


736職人見習い 5:04/02/15 00:22 ID:lljgrUOC
抜かれた部分から白い精があふれる。もしも孕んだらと考えて曹仁は自嘲した。何
を心配する必要があるのだ。夢の中だからこそ人の妻を姦淫したのではないか。そ
うだ、人の妻。この女を独占している男がいる。・・・次期曹家の君主、曹丕! 

甄姫の唇が男の精と女の淫水で汚れた部分を清めている。彼女の夫はこの光景を毎
夜みているのか、曹仁は羨んだ。舌が初めは頭の方をなめ、次第に奥へ奥へと筋に
沿って進み全てを口中に含ませた。また堅くなる。夫となった男は毎夜毎夜、いや
望めば朝でも昼でも一日中この美女の肉体と秘術を味わいつくすことができるのだ――

「う・・・・・・」

思考は中断された。まだ夢は続く、醒めるまで――




  ――おやすみなさい、子孝様――

服を着て元のように髪を結い上げて甄姫は幕舎を出て行く。曹仁その声を遠くに聞
いた。眠りに落ちる。深く深く・・・

737職人見習い 6:04/02/15 00:25 ID:lljgrUOC




「どうなさったのですか?」

女の声に心臓が止まる思いがした。振り返ると甄姫が何事もなかったかのように立
っている。曹仁は動揺を見せぬようできる限り声を落ち着かせて答えた。

「湖面を見ておりました・・・世の騒乱もいつか、このように穏やかにならぬもの
 かと思うて・・・」

いや、違う。今一番乱れているのはそれではない。ただ決してそれは口にはだせぬ。

「じきにその日は来るでしょう。そのために、わたくしたちはこうして、呉を討ち
 に参ったのですから」
「・・・・・・そうですな」

そんな時代が必ずくるはずだ。そのために自分は戦っている。淫色にうつつを抜か
す暇など無い。昨晩から忘れていた大志が曹仁の体中の血を沸かした。

「乱世に幕引くため、自分はいましばらく鬼となりましょう! 孫堅よ、首を洗っ
 てまっておれ!」

そして乱世が終わったらどうなる?
738職人見習い 7:04/02/15 00:38 ID:lljgrUOC
甄姫をちらと見た。戦場では他の男どもを打ち負かすほどの奮闘をみせるが、湖面
を見ている姿は気品あふれる貴婦人だ。朝日の光りが眩しいのか、眉間にしわをよ
せて目を細めている。美しい。その表情に曹は仁はふとある言葉を思い出させた。

“顰みに習う”戦国の時代、絶世の美女で呉の王妃であった西施の眉を顰めた顔が
あまりに美しく、国中の女共がこぞって真似たという。

しかし、この故事のもとになった西施はその美貌で呉王夫差を骨抜きにし国を滅ぼ
す遠因となった。歴史をひもとけば不思議なほど亡国には美女がつきまとう。“酒
池肉林”の商王朝の妲己しかり、笑ったことで周王朝を崩壊させたホウジしかり。
この自分の隣にいる貴婦人もそんな毒婦にならないといえるのか――
739職人見習い 8(最後):04/02/15 00:50 ID:lljgrUOC
 ――愚かな!淫夢にあきたらずそのような不吉なことを考えるとは!――


「軍議がはじまりますわ。参りましょう」

曹仁は妄想を振り払った。夢はもうおわりだ。戦いの日々が始まる。

ただひとつだけ醒めない夢、愚かな王達がこぞってふけた情欲と恋慕の炎を胸に秘
め――

去り行く女の背中に曹仁は声を出さずにその恥ずべき劣情をぶつけた。

  ――あなたをお慕いします――


女の足は速い。後ろを振り返らずに進む。その口元が、かすかに嗤っていた。





740職人見習い 後書き:04/02/15 00:59 ID:lljgrUOC

以上「傾国の夢」でした。


序盤甄姫の名前がカタカナになってました…すいません。

やっとのことの三作目ですが場つなぎになれば幸いです。
次回はかる〜い作品かエロ重視のを投下予定です。

741名無しさん@ピンキー:04/02/15 02:41 ID:/mtCZwxw
>職人見習い氏
本当に文章が上手いですね〜。
所詮エロパロだと高をくくっていたんですが目が覚めました。
742名無しさん@ピンキー:04/02/17 18:19 ID:lnOSO44J
孔明、月英ものってどっかにありましたよね?
過去スレをみてるけどみつからない・・・
孔明殿って需要薄なのか?
743名無しさん@ピンキー:04/02/18 00:17 ID:5FvsK3Xi
>239から>254にあるじょ
744名無しさん@ピンキー:04/02/18 18:02 ID:Fb2II/yS
>>743
ありがとうございます!!
じっくり読みます〜
745名無しさん@ピンキー:04/02/19 00:32 ID:KhRADPBT
てか、742書いてみれば?
需要は確実にあるから
746名無しさん@ピンキー:04/02/19 10:43 ID:kLKNSViT
>>721
ヒロさん乙かれです!







曹操に仕えたときは…もう妻がいたような(ボソッ
747名無しさん@ピンキー:04/02/19 13:58 ID:MN7ofmBT
たわけ!
三国志エロパロじゃなくて無双エロパロだからいいんだよw
748名無しさん@ピンキー:04/02/19 23:00 ID:DAPHmcbn
史実重視でいくか、それともエロパロだからこそのありえないことをするかは、好みがわかれると思う。
萌えを求める気持ちは一緒だからどちらの趣向の人もマターリマターリ。
これから投下しようとしている人たちが気後れしてしまうよ。
749超飛 ◆TbjlUtTwCg :04/02/20 20:52 ID:Pswdvw7f

劉備玄徳は陵辱が趣味だ。
今日も張飛・関羽とレイプした。
女「あー、イクイク」
張飛「あー、イクイク」
関羽「あー、イクイク」
びゅうびゅびゅびゅびゅう〜
劉備「お前ら、三穴ファックじゃ!」
張飛・関羽「おうおう」
玄徳は猛然とつきこんだ。張飛も猛然と着きこんだ。関羽も猛然と着きこんだ。
女「あー、スゴイわ〜、イクぅ、イッちゃう〜!」
女はもう、メスブタ奴隷だっ!
玄徳「ようし、これで俺たち、兄弟の契りを結ぼう!」
張飛・関羽「結ぼう!」
玄徳「次はもっとたくさん女を犯そう」
こうして三人は黄布討伐に向かいました。
(続く)

次回、劉備たち三人は抗菌軍と血みどろのレイプ合戦をします
玄徳「血がたぎるぜ」
張飛「おうおう!」
こうご期待!
750名無しさん@ピンキー:04/02/20 22:41 ID:ylaZYFPI
>>749
つまんねえんだよ泥棒
ネット上のダメなエロSS第二章からの盗作
751名無しさん@ピンキー:04/02/21 01:02 ID:44ZAjCrt
(・A・)盗作イクナイ
752名無しさん@ピンキー:04/02/21 01:23 ID:CS41SsWW
>>749

(゚A゚)ケエレ!
753名無しさん@ピンキー:04/02/24 15:29 ID:d6KBjFLm
                       ∧∧
                   (゚-゚= )'⌒ヽノ "
                   ⊂⊂ ととノ
754名無しさん@ピンキー:04/02/24 15:37 ID:zSazHC8R
('A`)?
755職人見習い ◆zXLPxiVb76 :04/02/27 21:22 ID:QEnC8nzU
亀レスですが、>>741さん、お褒めの言葉ありがとうございました。

たとえエロパロでも、なるべくストーリーある作品にしたいとは思って書いてい
るのですが肝心のエロ描写がいつも淡白になってしまうので、読んでくださる
方は萌え足りないのではないかといつも不安です。

やはりエロパロは萌えてナンボ、とつくづく感じますね〜。神達皆エロが上手。

まあ反省は次回作に生かすとして。ただいま戦国無双の方も同時進行で書い
ていてるので投下は遅れると思いますが、またできあがったらここに投下しま
す。お目汚しになるかもしれませんがよろしくお願いします。

756名無しさん@ピンキー:04/02/29 13:57 ID:eKoUioUE
   /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)
   /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)
   /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)
   /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)
   /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)
   /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)
   /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)
   /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)
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 U  .U_ _ U  .U_ U  .U _ U  .U _ _U  .U _ U  .U _ _U  .U _U  .U
スミマセン通らせてください
757名無しさん@ピンキー:04/03/03 00:04 ID:SOmZlt3J
殺伐としたスレに救世主が!
ほうせんマン

  Ψ   /X\
  | .__/_/_ °°
  |ヽ|・∀・|ノ  カスメ!ドケ! ムシケラ!!
  | |__|
      | |
758名無しさん@ピンキー:04/03/03 22:37 ID:exg+42TT
>757
和んだw
759名無しさん@ピンキー:04/03/07 06:47 ID:83GYaaa+
       ,/X\
     __/_/_ °°+
 +   |・∀・|> <オレコソガ シンノサンゴクムソウ ダナ!
    <| ( ) |     +
.    / ̄ ̄\
760名無しさん@ピンキー:04/03/08 15:51 ID:4FX39fdA
>>759

多分。
761名無しさん@ピンキー:04/03/11 03:59 ID:irLAaWLU
新作ネタが来るまで保守。
762名無しさん@ピンキー:04/03/13 16:47 ID:H4xYXJU6
すいません、ようかん頂いています
    ,.、  ,r.、
    ,! ヽ,:'  ゙;.
.    !  ゙;;  }
     ゙;  ii ,/
    ,r'      `ヽ、 すみません ほうせんいただいてますよ。
   ,i"   _    _ :
   !.  ・     ・,!
   ゝ_    )-( .__
    /`'''''''''''' ノ∀・ |ノシ
   .!   二つ__|
    ゙''::r--、::-│' |
      ゙'ー-‐゙ー-゙'
763名無しさん@ピンキー:04/03/17 17:06 ID:TNrsZf16
みつからねぇ・・・
カコスレに無双キャラの身長と年齢かいてくれたのあったよな?
みつからねぇ・・・
誰か・・・
764名無しさん@ピンキー:04/03/17 17:09 ID:hfxu2+jS
765名無しさん@ピンキー:04/03/22 09:23 ID:6ItrUpTG
エディ子の無邪気ボイス、一人称僕だ・・・
766名無しさん@ピンキー:04/03/26 18:19 ID:1zJWigoY
あげ。
767名無しさん@ピンキー:04/03/29 00:30 ID:A2TV5UgX
過去ログ覗いてきた。
あの頃はよかった(´・ω・`)
768名無しさん@ピンキー:04/03/29 06:33 ID:u63Af3AL
うん…706 ◆rBxXtdJc氏はよかったよなぁ(´・ω・`)
769名無しさん@ピンキー:04/03/29 08:58 ID:aACCvTMm
ヒロ氏もな・・・
770名無しさん@ピンキー:04/03/30 11:18 ID:j/dca6YA
皆戦国に流れたのか?
771名無しさん@ピンキー:04/03/30 15:17 ID:fwc2a6wk
読み手はネ申が降臨するまで保守するのもお仕事。

…と、無双4が出るまで耐えよ
772名無しさん@ピンキー:04/03/30 20:33 ID:puggbSy7
そういや三国empiresならヒロ氏のif世界も全く問題なく存在できるんだよなあ。
773名無しさん@ピンキー:04/03/30 21:17 ID:NbmDhP/s
ヒロ氏は来ないのかな?もっとシンキたんの話が読みたいよ…ショボーン
774名無しさん@ピンキー:04/03/30 22:33 ID:GlBAdMU0
>>772
専ら戦国の日々を過ごしている自分だけどエンパ買ったらヒロ氏のSSでも読み返してみようかな。
また違った面白さが見つかるかも。

775名無しさん@ピンキー:04/04/01 21:48 ID:BquEGq+O
神を待ってたのは俺だけじゃなかった・・・よかった。
次の神降臨はいつになるのやら ショボーン
776名無しさん@ピンキー:04/04/02 09:15 ID:NyGfp0ye
再びあげ。
777名無しさん@ピンキー:04/04/03 12:00 ID:SEMaYJhC
正直もう終ったスレじゃないかという疑念が
778名無しさん@ピンキー:04/04/03 17:14 ID:dnPEJQJ9
こらこら、冗談はいけないよ
779ヒロ:04/04/03 21:27 ID:jBcWjHjl
申し訳ないです、最近全然投下できてません…。
新しい生活に慣れるまで気長にお待ち下さい……
780名無しさん@ピンキー:04/04/05 11:02 ID:wzXT7cz1
ヒロ神復活まで保守
781名無しさん@ピンキー:04/04/07 12:18 ID:JP4mwOJk
保守
782名無しさん@ピンキー:04/04/10 12:15 ID:GsRqpXMb
保守
783名無しさん@ピンキー:04/04/14 01:20 ID:Xz0dE7AP
ヒロ氏、毎回オモロイもの読ませて貰っていて恐縮ですが…
>「ゴホン。紹介しよう…司馬懿仲達だ。」
の部分、正確に言うと、名と字は同時に読まないのが普通です。
結構、知られている事なので……(厨ゲームの無双っぽい感じはするが>名字の連続読み)
784名無しさん@ピンキー:04/04/14 02:00 ID:hotUxPVq
そうなの?
NHKとかそういうので「諸葛亮孔明」ってよく聞いた覚えがあるよ。
ついでにゲーム内でも「劉備玄徳」とか言ってなかったっけ?
三国志のスレじゃなくて無双のスレだからゲーム内にあわせるのがいいと思うけど
どうなってたっけ・・・。
785名無しさん@ピンキー:04/04/14 02:46 ID:7crP7dt7
細かく言うと「姓は司馬、名は懿、字は仲達」って紹介になるかな。
名は親しい人しか呼ばないそうなので、司馬仲達か司馬+職のどちらか。
司馬懿の職はなんだったかな…。
ゲームではかっこいい(と思われる)のでフルで呼んでるんだろう。
786名無しさん@ピンキー:04/04/14 04:13 ID:opPIYt4+
普通は姓名字で呼ばないが、全く呼ばない訳でもない。
ゲーム中でそう呼んでるのならそれでいいのでは?
「正確には〜」と言うのなら、無双そのものにツッコまなきゃいけなくなる。
787名無しさん@ピンキー:04/04/14 11:33 ID:Xzmke6Hn
ゲーム中で「趙子竜」「姜伯約」「孫伯符」とか名乗ってる奴も居なかったか?
「姓+名+字」か「姓+字」かは、コウエーは響きの良い方を採っていると見た!
(例に挙げた奴らが響きが良いかはともかく。)
788名無しさん@ピンキー:04/04/14 17:14 ID:zGUj74EV
本来は親しい人には姓名で、そうじゃない人には姓と字で呼ばせるんだっけ?
789名無しさん@ピンキー:04/04/14 19:34 ID:ChzK/jho
>>788
当人の目の前で姓名を使って呼ぶ事は無いと思う。
自分と同格・格下の人物や敵対者が話題に上った時に使うのではないかと。
姓字はその場にいる相手、敬意を払うべき相手かな。
あくまで印象なので、正確に分からないけど。
790783:04/04/14 19:35 ID:Xz0dE7AP
その基準は非常に難しいんですが、名を呼べるのは“非常に親しい人or君主”のみだった気がします。
また、字も親しくならないと呼んじゃいけなく、普通は役職で呼ぶのが正しいようです。
字っていうのは何回も変える人(三国志だと李通とか)もいますし、君主から貰う例(南宋の文天祥など)もありますし。
諸葛亮で例えますと、
“亮”と呼び捨てに出来るのは劉備(君主)、諸葛玄(叔父さん。育ての親)、ホウ徳(師)、司馬徽(師)
“孔明”と呼ぶのはホウ統、徐庶、孟建、石広元、崔州平(同門の友人軍団)、董和(出師の表であげた友人)、諸葛均(弟)
あとは、軍師将軍、益州殿(諸葛亮は益州太守)、等々。
死後は諸葛武候(性格には忠武候。中国史の中で“忠武”と諡されたのは二十四人しかいないとか)
それから、“敵が相手の名を呼んで愚弄する”というパターンも存在するようです。魏の人々は“亮”と呼んでいたでしょう。

なんて偉そうに書きましたが、俺も良く分かりません。実際誰と誰が仲良かったかなんて分かりませんし、
名字は響きが良いので採用しても、無双だし、いいと思います(三国時代の人物は新の王猛の名一文字例の影響で一文字名が大半なので)
ただ、無双でその並び順は無かったとおもいます.。
あと>784、HNKは学問的には杜撰なので、ソースにはなりえません。あれは“マンガ〜〜史”と同じ入門書的な番組が多いですし。
791名無しさん@ピンキー:04/04/14 21:50 ID:fjQ5bgmF
>786でFAだろ。
もしくは>783の例に挙げた例だとSS中の、しかも会話だから、
司馬懿が美女を前にちょっと緊張してる雰囲気を出したかったのかもしれない。

まぁ何にせよ、よりによってエロパロスレまで来て「厨ゲーム」とか言う奴に
ウンチク垂れられても、三戦板からの煽りかと思って反応に困るだけだ。
スレ住人が大人なせいでスルーされてるが、下手なスレだとめちゃくちゃに荒れるぞ。
まず言葉に気を使うべきなのはどっちだよ?
確かに無双やっただけの半可通自称三国志オタが多いのは認める。
それで知識を持った人が(正しいかどうかすら俺にはワカンネー)
いろいろ不快になってるのかも知れんが、空気嫁と。
しかし、まず言葉に気を使うべきなのは誰だ?
まぁ藻前も細かいこと言わずにハァハァしていきなさいってことだ。
792783:04/04/14 22:47 ID:Xz0dE7AP
まぁ>791の言うとおりです。でもヒロ氏は三国志について知識を持っていた人だと思うんで。
厨ゲーム発言こそしましたが、無双大好きですよ自分。無双でその並び順は無かったって言ってるでしょ?
キョウイとチョウゼンじゃ時代合わないじゃんみたいなこと言ってた人と同類に見られるのは辛いです。
793名無しさん@ピンキー:04/04/14 23:23 ID:XV3plygL
ちょうせん ですよwwwwwププ
794名無しさん@ピンキー:04/04/15 02:16 ID:OFE4k0P6
無双関係のスレにはよくこういうのが湧くからね。
相手せずにスルースルー。
795名無しさん@ピンキー:04/04/15 13:13 ID:FhjHcW4z
ゲームの中でも確か司馬懿仲達と連続では言ってなかったと思います。
NHKでも諸葛孔明とは言っていましたが、諸葛亮孔明とは聞いたことはないです。

私の見たものの範囲ですが。
796名無しさん@ピンキー:04/04/15 16:58 ID:JpxAQd+s
とにかくみんな神光臨待ちってことだな。
とりあえず微妙に勉強になったよアリガト。
797職人見習い ◆zXLPxiVb76 :04/04/18 00:02 ID:s6Cie5ah

ネタ一部↓

 夏侯惇×甄姫の不倫もの
 南蛮に囚われた陸遜が祝融や女南蛮兵相手にやったりやられたり
 貂蝉×二喬な二喬奪還戦番外編(王允×貂蝉、董卓×貂蝉も)
 甘寧×修羅モードの店屋のお姉さん(巨乳設定)


気が付けばどれも途中まで書いといて放置プレイ中・・・
どれか読んでみたい話ありますか?


798名無しさん@ピンキー:04/04/18 00:50 ID:IYx4B8T/
> 南蛮に囚われた陸遜が祝融や女南蛮兵相手にやったりやられたり
これに一票
799名無しさん@ピンキー:04/04/18 01:04 ID:YS/7potg
シンキのやつ
800名無しさん@ピンキー:04/04/18 11:53 ID:yg8SfeSw
> 南蛮に囚われた陸遜が祝融や女南蛮兵相手にやったりやられたり
二票目…ノ
801名無しさん@ピンキー:04/04/18 13:21 ID:GvtPNJ7k
>甘寧×修羅モードの店屋のお姉さん(巨乳設定)
商品で何やらかし亜qwせdrftgyふじこlp;@
ノシ
802名無しさん@ピンキー:04/04/20 23:00 ID:aMojuroU
>甘(ry
ノシ
甘寧ネタは好きだ。
803名無しさん@ピンキー:04/04/21 16:54 ID:u0Ci7MdV
しんきの希望
804名無しさん@ピンキー:04/04/21 20:06 ID:fCyJonH7
見事に票が分かれてるな。百合は需要無いようだが。
805名無しさん@ピンキー:04/04/22 22:57 ID:NJS1WofI
あげ
806名無しさん@ピンキー:04/04/23 06:56 ID:klZw+P8o
百合かぁ…
某同人誌の月英×尚タソはなかなか良かったけどな
807名無しさん@ピンキー:04/04/24 13:18 ID:MW4XhYXG
話は全然違うんだがどなたか>>377氏のネタでSS書いてくれる神はおらぬか?
密かに待っているのだが。
スマソ・・・自分は書けん。
808名無しさん@ピンキー:04/04/25 08:35 ID:R0f4g3fA
> 南蛮に囚われた陸遜が祝融や女南蛮兵相手にやったりやられたり
三票目…ノ


809名無しさん@ピンキー:04/04/25 08:58 ID:R0f4g3fA
> 南蛮に囚われた陸遜が祝融や女南蛮兵相手にやったりやられたり
三票目…ノ


810名無しさん@ピンキー:04/04/25 09:55 ID:R0f4g3fA
ブウっっ書き込み出来てないと思ってたら…!!!!!!!!!!!
ダブッテター…お恥ずかしい、大変失礼いたしました…
811名無しさん@ピンキー:04/04/25 21:48 ID:b9+aHds9
やはり票を入れるにしろ、読みたい理由とか述べてみたほうがいいのではないだろうか。

801じゃない陸遜を見たいので俺は2番目に一票。
あと祝融萌えって理由も。
812名無しさん@ピンキー:04/04/25 22:53 ID:YKz/XuZg
やったりやられたりつーのが好きなんで、陸遜の話に一票。


ところで過去のスレで張コウのSSありましたっけ?
後日談とかに軽く出てるの位しか記憶になくて…
813名無しさん@ピンキー:04/04/26 20:28 ID:gil+TqYz
>>292の保管庫にあったよ。

まだSSに登場してない男キャラは何人いるのやら・・・
814812:04/04/27 00:15 ID:rTm6LVyk
>813 サンクスです!

大体の(特に需要ある)キャラは出ただろうが、正直把握しにくい気も…
815陵翠玲:04/04/27 20:16 ID:PkzJ/au8
ハンネをエディット武将の名前で初参戦。
んで…いきなり文を考えてみようと思うんですが……百合(攻甄姫×孫尚香受)のさらに獣姦を考えているんですよ。まぁ、獣姦が気に食わない人が多ければただの百合行きますが…
816名無しさん@ピンキー:04/04/27 22:54 ID:xHbfdeQ0
>>815
好き嫌い分かれそうなジャンルなんで注釈はつけたほうがいいかも。
これからSS書くの?

817陵翠玲:04/04/27 23:12 ID:PkzJ/au8
はい、これから。
百合は確定ですが…獣ならさらに貂蝉あたりも出してみようかと
818陵翠玲:04/04/28 09:21 ID:lir1tnvz
とりあえず、今週中に無い知恵絞って孫尚香×甄姫か孫尚香×貂蝉の甘百合を考えます。三人はやらないです…(笑)
819陵翠玲・導入編:04/04/29 02:37 ID:+EtQv9jH
―ポタ…ポタポタ…
微かな水音に、目を覚ます孫尚香。
…うっすらと目を開いてみれば、目の前にほっそりした手が見えて…
―パシッ…
「あっ…」
反射的に平手で払ってしまい、水に濡れた布が宙を舞いその手の持ち主の顔に張り付く。
「あ…ご、ごめ……?」
謝りかけて彼女は思う…自分たちの仲間にこんな格好の人はいたのか…と。
まだ頭がはっきりしていないのか…ぼぅっとその女性の姿を見て…ハッと気付く。
確かに仲間にはいなかった…しかし見たことはある。
この格好は…この格好は…!
女性が布を顔から引き離すと同時に…
「…甄姫…」
孫尚香は呻くように呟く…。
…私たちの…敵の魏軍の女…
「ふふ…流石尚香様ですわね…。元気がよろしいですのね」
艶やかに微笑む女性…もとい、甄姫…。
乾坤圏を投げつけようと手をのばすが…当然、あるはずもない…。
さらに服も着ていない…が泥や汗などで汚れている感じもない。
風呂に入れられたのか…ほのかに花の香りもする。
微かに恥ずかしくなって胸元まで上掛けの布を引き上げる。
…そこで唐突に自分がここにいる理由…そして経過を思い出した。
820陵翠玲・回想編:04/04/29 02:39 ID:+EtQv9jH
―石亭謀略戦と呼ばれる戦いのとき…。
曹休を三方から攻め、さらに埋伏から抜け出した周魴を含め四方より包囲し、曹休を撤退させ…本陣に責め上るため周魴と配下を伴って孫尚香は橋を渡った…。
こちらの軍は士気も高く兵数も圧倒的に有利に制圧できるはずだった…。
しかし…魏軍はこの瞬間を狙っていたのか…。
孫尚香と周魴が橋を渡った瞬間、橋は落とされ味方と分断された。
これだけならまだしばらく耐えていれば陸遜が橋架車を使って助けにきてくれる…。
しかし、驚くべきことに周魴が再び寝返って少なかった孫尚香の配下を攻撃し始めたのである。
孤立した孫尚香…必死だったため敵の攻撃が妙に緩いことにも気付かず、奮闘した…。
しかし、人間には限界がある…疲れきって乾坤圏を振るうこともつらくなったときに…正面から現れた甄姫が笛で孫尚香の額を一撃したのだった。
…疲れや位置により、あっさりと気絶して連れて行かれる孫尚香…。
陸遜らが橋架車を使い谷を越え、本陣を制圧したのは孫尚香が甄姫らに連れて行かれた後だった―
821陵翠玲・選択編:04/04/29 02:44 ID:+EtQv9jH
―…そして現在に戻り…。
ふと…孫尚香は不思議に思う…。
何故自分は寝台に寝かせられているのか?
さらに甄姫が看病のようなことをしているのは何故か…?
そんなことを思いながら甄姫を見ていると彼女は微笑み…
「ようやく意識がはっきりしてきましたのね…。この状況が不思議なのでしょう?」
思っていたことが顔にでてのを見たのか、甄姫は孫尚香にそう問いかける。
孫尚香はこくりと頷き、上掛けの布をさらに引き上げる…が豊かな膨らみは微かに透けている…。
それをみて甄姫は小さく喉を鳴らすが…気付かれないように少し視線をそらして…
「貴女を丁重に扱っているのは…わたくしの口出しですわ。他の方には任せておけませんし…それに…」
…微かに言い淀む甄姫。
孫尚香は不思議に思って軽く首を傾げて続きを促すように、
「それに?」
と問う。
しばらくもごもごと口の中で呟いていたが、思い切りがついたのか、少し頬を紅潮させて口を開いて…とんでもない言葉を紡いだ…。
「それに…わたくし、初めて戦場で貴女を見たとき…ときめいてしまったのですわ…」
彼女は語りながら立ち上がってゆっくりと近づいて寝台に座り…またある操作をして鎖につないだ皮の首輪、腕輪、足輪を寝台から取り出し…首、手首、足首を拘束していく。
「夫のある身とはいえ…夫よりも貴女のほうに常に想いが向いていましたわ…。だから…あの埋伏の者を洗脳させて、二重の埋伏としたのです。…予想以上の効果でしたわ…。…そして、尚香様さえいるなら…わたくしは魏の存亡には興味がありません…」
ぞっとするほどに艶やかな笑みを浮かべて手を伸ばし孫尚香の頬を撫でる。

>>821
告白する
>>822
拒絶する
>>823
おびえる
822陵翠玲・選択・告白:04/04/29 02:46 ID:+EtQv9jH
「私も…好き。本当は…いつも探してたし、戦わないようにしてたよ?…同じだったんだね」
くすっと笑って囁く。
「…尚香様っ…!」
甄姫は感極まってきつく抱き締める…。
「でもね…」
体を離して…
「私は魏にいるつもりはないわよ?」
苦笑を浮かべて、そう言う。
「…わたくし、申し上げましたでしょう?貴女さえいてくれれば…この存亡はどうでもいいんですのよ…?」
……なら…
「なら…一緒に逃げようか」
声は冗談めかしているものの…目は本気である。
「えぇ…金を幾ばくかと…あとはこれくらいでいいですわね…」
「じゃ、行こっ♪」

二人は手を繋いで…窓から飛び降りて二人で衛兵や門兵を打ち倒して…自由な世界へと旅立っていった…

NOMAL END
823陵翠玲・選択・拒絶:04/04/29 02:47 ID:+EtQv9jH
「近づかないで!この変態!」
強く一言言って、拳を握って甄姫を殴る孫尚香。
「うぁっ……」
倒れ…きっと孫尚香をにらむ甄姫。
「よ…くもっ…!許しません…わっ…!」
可愛さ余ってなんとやら。
甄姫の瞳には憎悪の炎が燃え上がり…寝台の絡繰を操作し、孫尚香の手首足首をひとまとめに縛り付け…口をふさいで…荷車に乗せて一般兵舎に向かい…
「お好きになさい。壊しても構いませんわ…」
そう言って去っていく…。
背後から聞こえる悲痛な声にも全く心を動かされることもなく…

BAD END
824陵翠玲・選択・脅怯:04/04/29 02:50 ID:+EtQv9jH
「やっ…」
逃げようとするも鎖のせいで広いとは言え寝台の上しか動けない。
移動してもすぐに甄姫の手が追ってくる。
「こ…怖い…」
孫尚香はどんな敵に相対した時よりも…どんなに包囲された時よりも強い恐怖を感じる。
「ふふ…可愛いですわ…」
這い回ったために上掛けや布団は寝台の横に落ち、孫尚香の体を隠すものはない。
身を隠そうと思えば腕を使うしかないが隠す場合は寝台の中心から動けなくなる…
「あ…あぁ…」
怯えた瞳で甄姫を見上げる孫尚香…。
その瞳をみて嗜虐心が燃え上がる甄姫…。
「可愛がって…あげますわ…」
「やだ…やだ…来ないでよ…」
体をちぢこめてびくびくと身を震わせ甄姫を見つめる…。
その声…仕草…瞳…全てが甄姫を燃え立たせる。
また寝台の絡繰を操作し、鎖を限界まで短くしていく。
そうなるとつまり手足は開かされ…仰向けに寝転がることになってしまうのである…。
「やっ…だぁ…やめ…」じっと見つめてくる甄姫の視線から逃れるように身を捩るもまったく効果はなく…逆に見るものの目に扇情性を与える身の動き…。
「うふふ…」
ただ小さく息を漏らすように笑う甄姫…。
「そんなに怯えなくとも…優しく致しますわ…」
825陵翠玲・選択・脅怯:04/04/29 02:53 ID:+EtQv9jH
ゆったりとした動きで孫尚香の腹の上を跨ぐようにして寝台に乗り…右手を孫尚香の胸の上に滑らせる…。
二本の指先を麓から…緩く螺旋を描くように頂点の突起を目指す…そして頂点の周囲の濃い色の部分に触れそうになった途端、麓に戻り…。
それを何度となく繰り返していく甄姫。
「んく……っ……」
声を漏らすまいとする孫尚香。
しかし生理反応かはたまた開発されているのか…体は否応無しに反応し、胸の先端突起を尖らせていく…。
それを見てとった甄姫は唇を歪め笑みを浮かべ…ゆっくり体をずらして、頭も屈めていく。
指先は先端に触れないようにして柔らかで豊かな丘の登山を繰り返し…頂上にたどり着く前に転落を繰り返している。
そして唇を胸と引き締まったあばらのくっついている部分に寄せ、舌を這わせていく。
「……ひぅ」
予想しない刺激にひくんと身を震わせ小さく呻く孫尚香…。
その反応を楽しむように、暖かく艶めかしい舌で甄姫は孫尚香の胸を刺激していく。
…こちらは一直線に孫尚香の先端突起を目指し…優しく口に含む…それと同時に右手の指先できつく捻りあげるようにして、左右で緩急に差をつけて刺激していく。
「ひぅっ…うぁっ…あうっ…」
826陵翠玲・選択・脅怯:04/04/29 02:55 ID:+EtQv9jH
ちゅ…と甘い水音をたてながらあくまでも優しく…甘く…吸い上げ、舌先で刺激を加えていく。
それとは対照的に先ほどまでとは打って変わって執拗に先端だけを攻め、力の限りにつねったり、長めにのばした爪で根本から千切りとろうとするように見えるほどにきつく攻める指先…。
対照的な刺激に脳が混乱して普段よりも強い刺激と誤解する…その結果…
「あっ…うぁあっ…!ひんっ…あっ…あぁっ!」
おとがいを天井へと仰け反らし、声も抑えられなくなっていく…。
…唐突に…甄姫は指と口を離して…。
孫尚香は…つい…どうしてやめるの…いった視線を向けてしまい…。
微笑みを浮かべた甄姫と目が合ってしまい、ひくんと身を震わせ視線を反らせる孫尚香…
「体は…正直ですわよね?」
くすくすと笑いながら腰を浮かせ…立ち上がり寝台から甄姫は降りる。
「…っうるさいわよ」
真っ赤になって視線を逸らす孫尚香…。
「でもここはこんなに…」
「ひんっ!」
甄姫は指を伸ばして孫尚香の秘所に触れ…。
そこはもう十分にぬるんでいて…。
一瞬のつっかかりもなく割れ目の部分を一直線に滑っていく。
「うふ…美味しそうですわぁ…」
827陵翠玲・選択・脅怯:04/04/29 02:56 ID:+EtQv9jH
じっと…甄姫は孫尚香の秘所に視線を注ぎながら、もどかしそうに服を脱いでいき…。
「みな…いで」
小さく抵抗の声をあげる孫尚香。
そして甄姫は全て服を脱ぎ…。
孫尚香に比べてすらっとした…しかし妙に艶やかな全裸が現れる。
「はぁ…ん」
頬を紅潮させて頭の後ろに手をやり髪を一括りに括り上げ…ギシ、と寝台を鳴らし孫尚香の足の間へと身を滑り込ませ…秘所に顔を近づけていく。「いやぁ…」
字面こそ抵抗があるが…既に声に抵抗の意志は見えず、鎖がいつの間にか緩んでいるにも関わらず足を閉じようとしないことから…すでに壁はくずれたのだろう…
「…して欲しいですの?」
…息を吹きかけながら問いかけると…孫尚香は
「…して…してぇっ…っ!」
足をさらに開いて迎えるように腰を浮かせる…。
「可愛いですわね…」
また息を吹きかけ…口を近づけて…秘所に触れて…ぴちゃ、ぴちゃ…と猫のように音を立て…。
「あっ…ぅんっ…はぁっ…」
彼女にとって強い刺激によってガチャ、ギチャンと鎖の音を鳴らして腕を暴れさせる。
甄姫の舌はさらにゆっくり奥へと侵入させて…また抜き…と繰り返し…
「あっ…はぁっ…!ひぁっ…ぅんっ!あく…ふぅっ…」
828陵翠玲・選択・脅怯:04/04/29 02:57 ID:+EtQv9jH
既に声を我慢する事はなくなり…頭と手を振り乱し感じ続ける孫尚香。
「ふふ…」
一旦口をはなし…
「一人で感じ続けるのは…ずるいですわよ?」
くすくすと笑って…
「…一緒に…感じましょう…?」
…ガチャ…ガチャ…と鎖を外して体を自由にさせて…
「うん…そうね…早く…ぅ」
既にとろかされた瞳で背を軽く起こして微笑み手招きをする孫尚香
甄姫は同じように微笑み…体勢を入れ替えて、甄姫の口は孫尚香の秘所に…孫尚香の口は甄姫の秘所に来るようにする。
「ん…ぅっ…んっん…!んぅっ…!」
「ん…ふぅ…ぅん…ん…んぅ…んん…」
二人はお互いの秘所を貪るように激しく吸い上げ…舌を使って舐め…挿入し…抜き…。
「んっ…んぁ!んふっ…ふぅむっ…んふっ!」
「ふぅっ…んくっ!んくふっ…んっんぅ…」
だんだん激しさを増していき…二人は階段を徐々に登っていく。
どちらからともなく…口を離し…二人の体を挟んで目を合わせ同じ種類の微笑みを浮かべ、さらに体勢を変えていく。
二人は秘所を重ね合わせ…腰を密着させ、快感への階段をさらに駆け上るのに最適なタイミングで腰をゆり動かしていく。
「はっ…あっあっあんっ…!ひぅんっ!やっあっ!あはぁうっ…!」
829陵翠玲・選択・脅怯:04/04/29 02:59 ID:+EtQv9jH
「んっぅっ…はぁあっ…あぅっ…ふぅあっ」
二人は全身汗まみれになりつつも…淫らな二重奏はやめない…。だんだんとメゾピアノからメゾフォルテ…フォルテへ…。
またアンダンテからアレグロへと、声は大きく、テンポが早くなっていく…。
もう…二人は絶頂が近いようで…声も同期していく。
『あっ…はぁふぁぁぁあっ…ああくっ!』
最後は…完全に同じ声をあげて…絶頂に達して…脱力し、寝台に倒れ込む…。
『はぁ…はぁ…ふぅ…』
二人は息を整え…しばらくして体の汗を拭いてから服を着た…。
830陵翠玲・選択・脅怯:04/04/29 03:00 ID:+EtQv9jH
そして孫尚香は起き上がり口づけして…微笑み
「私も…好き。本当は…いつも探してたし、戦わないようにしてたよ?…同じだったんだね」
くすっと笑って囁く。
「…尚香様っ…!」
甄姫は感極まってきつく抱き締める…。
「でもね…」
体を離して…
「私は魏にいるつもりはないわよ?」
苦笑を浮かべて、そう言う。
「…わたくし、申し上げましたでしょう?貴女さえいてくれれば…この存亡はどうでもいいんですのよ…?」
……なら…
「なら…一緒に逃げようか」
声は冗談めかしているものの…目は本気である。
「えぇ…金を幾ばくかと…あとはこれくらいでいいですわね…」
「じゃ、行こっ♪」

二人は手を繋いで…窓から飛び降りて二人で衛兵や門兵を打ち倒して…自由な世界へと旅立っていった…

TRUE END
831陵翠玲:04/04/29 03:04 ID:+EtQv9jH
ちょっと短かったかな…。
パソコン壊れて携帯で作ったんですよね…
敢えて選択方式で「遊び」を持たせてみました
ただ最後の方は少し疲れてきたのか書いててしょぼいと思いますが…初エロSSだってことで許してくださいι

…拒絶編は敢えて描写はせず…これをネタに詳しく誰かが書くのは気にしませんw
832名無しさん@ピンキー:04/04/29 14:59 ID:oFrQf/GH
まさか選択になっているとは…グッジョブ!!
833名無しさん@ピンキー:04/04/30 00:01 ID:2BQJDhhL
微妙
834名無しさん@ピンキー:04/04/30 10:26 ID:+y7NLPKU
漏れも正直微妙だとオモタ
835名無しさん@ピンキー:04/04/30 23:20 ID:FDsHARnG
感想としては、「・・・」の多いのが気になる。
会話以外の「・・・」を消したほうが話がすっきりとするとオモタ。
あとやっぱりハッピーエンドど拒絶の方もエチー書いて欲しかったな。
次回に期待。
836陵翠玲:04/04/30 23:38 ID:boNSmvar
批評・感想ありがとうございます

…一応ハッピーは最後のです〜
最初のはノーマルで、受け入れてしまったためにエチなし純愛になってます
で、拒絶のは嗜好・表現の限界から輪姦陵辱系は書けないので…
あれは…私より巧い人に頼んでくださいι
あくまで目的は…百合でしたから
837名無しさん@ピンキー:04/05/05 22:44 ID:Atsm06Y4
神待ち保守。
ヒロさん早く復帰しないかな〜
838名無しさん@ピンキー:04/05/07 03:02 ID:EPNKDTSm
保守
839名無しさん@ピンキー:04/05/07 21:16 ID:56fg3nbl
保守ばっかりもなんだし、次スレはいっそのこと戦国スレと統一してもらうってのはどうだ?
両方のスレの住人の考え方次第だが。

840名無しさん@ピンキー:04/05/09 19:40 ID:Oy2Baj+S
保守
>839
漏れは統一はちょっと…
無駄にスレ増やすのもどうかとも思うが、
どうにも戦国のあの雰囲気になじめないので。
841名無しさん@ピンキー:04/05/11 05:05 ID:ebpIVD4D
>>839
無双がFF・DQ・ガンダム等のように何種もあったら問題だけど、2種類くらいならあってもいいのでは?
842名無しさん@ピンキー:04/05/12 21:02 ID:bkOWsWCg
>統一
漏れはどっちも読んでるけど、>841と同じく
別にこのままで良いとオモ。
843839:04/05/15 21:17 ID:bcxOMRYk
>統一案
俺も乗り気なわけではないが、ふとこのまま保守だけで埋まるのかとオモタら虚しくなったので。
マターリともう少し辛抱強く職人様を待ってみるよ。

844名無しさん@ピンキー:04/05/19 23:18 ID:jCUuDWZo
保守
845名無しさん@ピンキー:04/05/20 02:42 ID:91ekcc2s
こういう時こそ女体化
846名無しさん@ピンキー:04/05/20 18:40 ID:YnDVNwHx
女体化は荒れるからなぁ…
ちなみに、誰までなら許容範囲?
847名無しさん@ピンキー:04/05/20 20:34 ID:UESITH3Z
陸遜、生姜あたりかな
848名無しさん@ピンキー:04/05/20 22:00 ID:LfRZHMFQ
ぶっちゃけて言えば、とあるサイトの影響で、
髭さえ生えてなければ誰でもいける。

…芝居とか駄目かな…
849名無しさん@ピンキー:04/05/20 22:08 ID:494n0Y2q
正史読め
850名無しさん@ピンキー:04/05/20 22:16 ID:JxVJpexd
三戦板の惇兄ってもしかして女スレで萌えてしまったので、
このさい夏侯惇ですらOKだ。
851名無しさん@ピンキー:04/05/20 23:39 ID:0GJDwn2S
>850
おお、ヽ(゚∀゚)人(゚∀゚)ノナカーマ…
惇姉はなかなか萌える。
852名無しさん@ピンキー:04/05/21 22:53 ID:E+FCKoGu
女体化でもいいから投下キボン
853名無しさん@ピンキー:04/05/22 01:35 ID:V5OEW/3F
>848
司馬懿なら雑兵輪姦で。
854名無しさん@ピンキー:04/05/23 19:54 ID:A9YLIfvN
張コウは……つまんないだろうなぁ>女体化
855名無しさん@ピンキー:04/05/23 20:24 ID:McyG6LIo
あ、けっこういけるかも知れない。
夏侯淵と純愛とか…駄目かな。
856854:04/05/23 23:52 ID:A9YLIfvN
>855
思いつきで言ったんだが…そういうのも有りか…
たとえば…


何か妖術あたりで女体化した張コウ。
戦場で何かとたまってた夏侯淵は女と化した張コウを見て
いけないと思いつつも、触りたくて、やりたくてたまらない。

焦れている夏侯淵を不憫に思ったのか、彼に少なからず
好意を持っていた張コウの方から
「将軍、よろしいのですよ。将軍なら…」
などと言い出し、自ら夏侯淵の相手を申し出る…
夏侯淵も「いいのか?」などと緊張した手つきで、
遠慮がちに女体となった張コウの体を触りだす。

やがて二人の求め合いは激しさを増し、互いの欲望を
吐き出すかのように交わり続けた…

次の朝には効果が切れ、元に戻った張コウはやさしく
夏侯淵を起こす。
「お、戻ったのか……」
「将軍、昨日は激しかったですね」
「ば、ばっかやろう!」
顔を真っ赤にさせて夏侯淵は一言怒鳴った後、
「でも、戻ってよかったな」
と、呟いた。
その言葉に張コウは、笑顔で応えた。


なんてね…すいません。
857名無しさん@ピンキー:04/05/24 00:17 ID:V8rPz1y5
>854
萌えた・・・
詳細キボン
858854:04/05/24 20:08 ID:i2dbscEa
>854
詳細か…頑張ってみてもいいですか?

しかし、女体化駄目な人用の対策はどうしましょう。
IDをNGワードにしてもらえばいいかな?
859名無しさん@ピンキー:04/05/24 21:29 ID:7ATvCIJ/
名前に女体化と入れるのはどうか。

張コウ♀カモーン!! ハァハァ
860854:04/05/26 00:13 ID:rY2fO2jz
ええと、お言葉に甘えて投下してみます。
女体化張コウの話、相手は夏侯淵です。
苦手な方はIスルーよろしくおながいします。

概ねあらすじ通りですが、ちょっと違う所あったらごめんなさい。
861女体化張コウの話  1/13:04/05/26 00:14 ID:rY2fO2jz
 張魯の軍と交戦中の張コウは、本人いわく、美しく!華麗に!
その自慢の爪と体さばきで敵をばったばったと切り裂いていく。
 今日も私は美しい…と勝利に酔いしれ、目を閉じた。

 その時。
 彼の頭上にどさっ、と音がせんばかりに大量の粉が浴びせられた。
薄汚れた黄色いその粉は、煙をあげて張コウを取り囲んだ。
 張コウは、慌ててそれを振り払いながら、
「この美しい私にこんなものを…げほ…どこの、げほ、どなたです、許しま
げほげほっ…」
 などと罵るが、口を開くたびに粉がその中に入り、むせてしまって
思うように喋ることができない。
 この厄介な粉を降らせた相手を見上げようにも、粉が目潰し代わりとなり
それを視認することすらできなかった。
862女体化張コウの話  2/13:04/05/26 00:15 ID:rY2fO2jz
 厄介な粉の相手をしていると、どこからともなく声がした。
「ふぁっふぁっ…曹操軍が誇る武将が形無しじゃな…」
「なんですって!この、姿をお見せなさい!」
 すかさず張コウの怒号が飛ぶ。しかし声の主は意に介さず、言葉を続けた。
「その粉は我が妖術を練りこんだもの。ほれ、お主の体は面白く変化しておるぞ」
 その言葉を受け、張コウは恐る恐る自分の顔を、体を触ってみた。
その面白い変化とやらは、すぐに彼の知る所となった。

 胸部に不自然な柔らかい膨らみ…
 股間にあるはずのものがきれいさっぱりなくなっている…
 体全体も少し重くなったような…

 信じがたかったが、確かに自分が女性の体つきになっている事を
悟った張コウは、呆然とするしかなかった…。
 しかし、それを許さなかったのが張魯が置いたであろう伏兵だった。
兵たちは一斉に張コウに襲い掛かかった。

 爪を持って応戦するが、いつもの様に切れのある動きが出来ない。
胸も邪魔であるし、女性的な体つきになってしまった為に体の動きが
鈍くなっている。
 それでも何とか、親衛隊の助力も借りて敵兵の重囲を突破し、
退却することには成功したのだった…。
863女体化張コウの話  3/13:04/05/26 00:15 ID:rY2fO2jz
「おまえ、張コウなのか?」
 共に戦場に出ていた夏侯淵が、張コウの姿をみるなり、素っ頓狂な声をあげた。
「張魯軍を攻めていたのですが、不覚を取りまして申し訳ありません」
 張コウは頭を垂れて謝罪の意を示した。

「それは分かったけどよ、お前の体、どうしたんだ?鎧がきつそうだぞ
…特に胸のあたりが」
 そう夏侯淵に言われ、張コウは反射的に腕で胸を隠す。
 すると、夏侯淵の方もほのかに顔を赤らめてしまった。
「ば、馬鹿やろう、そんな仕草してんじゃねーよ」
「将軍が変なことを言うからです」
 張コウも怒ったように言葉を返す。そして、疲れた声で告げた。
「とにかく、本日は休ませていただきます。明日になれば元の姿に
戻っているかもしれませんし」
「そうだな、そうするといい」
 まだ信じられない、といった表情で夏侯淵はしずしずと歩く張コウを見送った。
864女体化張コウの話  4/13:04/05/26 00:16 ID:rY2fO2jz
 しかし、張コウの体は何日経っても女性のままだった。
 彼自体の顔かたちが整っていることもあり、女性の体として
均整の取れた魅力的な肉付きも加味されて、彼を美しい女性だと
いっても差し支えない艶やかさがある張コウに、皆は目のやり場に
困るようであった。
 それは、張魯討伐軍を統括する立場にある夏侯淵も、例外ではなかった。

 軍事上の打ち合わせをするために、張コウが体を近づければ
胸が当たるか当たらないかの際どい距離に動悸が高鳴るし、
息が当たれば心臓が飛び上がらんほどに驚きを覚える。
 今まではこんな事なかったのに…。
 張コウの変わり果てた姿かたちが夏侯淵の心を乱しているのは
確かであった。

 特に、今は戦場にある。自分の自由になる女は居ない。
 平たく言ってしまえば、性欲がたまっている。
いい女が居れば手を出しかねない。
 張コウが元は男で、一国の将軍という認識をとり外してしまえば、
目の前に美しく肉付きのよい、いわゆるいい女が居るということになる。
 思わず、抱いてみたい、裸にして眺めてみたい、胸を触ってみたい、
体中を触ってみたい……そして一発……
などと性的な妄想を働かせてしまう。

 が、次の瞬間には、そんな目で見ていると知れば、張コウはどう思うだろう。
いい気はしないだろうな、などと妄想を振り払うように思い返してかぶりを振る。
 張コウは、そんな夏侯淵の心の葛藤を知ってか知らずか普段どおりに
夏侯淵に接していた。
865女体化張コウの話  5/13:04/05/26 00:16 ID:rY2fO2jz
 ある日の夜、夏侯淵が女張コウを弄んでいる妄想をたくましくして、
一人悶々と寝台に横になっていると、入り口から物音がした。
 誰だと問うと、
「私です。将軍にお話があって参りました」
 張コウの声がした。夏侯淵はあわてて起き上がって彼を迎える。
甘い妄想など跡形も無く吹っ飛んでしまった。

 変わって彼の心を支配するのは、いったい何の用だ?
もしかして変な目で見てるのがバレて、やめてくれって事か?
いや、やめろと言われて止められるのならとっくに止めている。
でもあいつを見て股間をたくましくしているのも情けないしなぁ…
 などという、めまぐるしい葛藤であった。

 しかし、いつまでも張コウを待たせておくわけにはいかないので、
「分かった、入れ」
 と、彼に天幕の中へ入ることを促した。
 
 入ってきた張コウの姿を見て夏侯淵は驚きを隠せなかった。
 薄い着物をただ一枚羽織って帯を締めているだけの格好だったのだ。
明かりに照らされて、その体の線が薄く見える。

 つい先程まで卑猥な妄想をしていた夏侯淵は、それだけでも
下半身を押さえきれなくなっていた。あわてて張コウから見えない角度に
体を動かすと、張コウがそのまま夏侯淵の傍まで近寄ってきた。
 そして、あっというまに手の届く距離にまで来てしまった。
 夏侯淵が驚いて後ずさると、張コウもまた近づく。
866女体化張コウの話  6/13:04/05/26 00:18 ID:rY2fO2jz
 こ、こんなに近づかれては勃ってるのばれちまう!
「な、なんのつもりだ!」
 そう思った夏侯淵は焦って、思わず叫んでしまった。
 目の前で、張コウが微笑んでいる。

 近くで見ると、ますますきれいな顔だ、と夏侯淵は思う。
 そして、視線は自然と下に、胸のあたりに下りる。
 それは着物を八期欄ばかりに豊かに膨らみ、着物の間から
覗く胸の谷間が、ますます夏侯淵の劣情を煽り、それは彼の
我慢の限界を飛び越してしまった。
 夏侯淵は、張コウの両肩を捕まえて叫んだ。
「おまえ、自分がどういう状況にあるか分かってるのか!?
男と…女の体をした奴が夜中に入ってきて、その、襲われるとか
そういうこと、考えないのか?俺だって普通の男だぞ!
このままじゃ、俺、我慢できなくて、あーっと…」
 狼狽を表に現す夏侯淵に対して、」張コウは、微笑を崩さずに
言い放った。
「将軍、よろしいのですよ」

「はぁ?」
 夏侯淵の驚きの声を聞きながら、張コウは言葉を続けた。
「そうでしょうとも!元々私は美しい…そしてこの魅惑的な体つきに
なってしまったのですから、将軍があらぬ欲望を抱くのも当然です」
「は、はぁ…」
 中身は変わらねぇんだな、と半ば呆れながらも全く萎えない自身が
ある意味凄いと感心する。
 でも、これ以上馬鹿なこと言われたら、別の意味でどうなるか
分からんな、と思っていると、張コウが急に神妙な面持ちになって、
少しだけ顔を赤らめながら、呟いた。
「将軍なら…私は身を任せることができます」
867女体化張コウの話  7/13:04/05/26 00:19 ID:rY2fO2jz
 張コウが夏侯淵の腿に手を置くと、夏侯淵はその手ごと、彼を抱きしめた。
「いいのか?」
「今のが、肯定に聞こえませんでしたか?」
 震えた手で、夏侯淵は張コウの帯に手をかけた。
 その顔が、真っ赤であることは言うまでも無い。

  帯を解き、服を剥ぎ取る一連の動作がぎこちなく、
「将軍、まるで女を知らない者のよう…」
「う、うるせー、んなわけあるかよ」
 なとという会話を生ませた。
 一糸まとわぬ姿になった張コウを放し、夏侯淵も自分の服を脱ぎ始めた。
 その目は張コウの体に釘付けであった。
 胸も重量感たっぷりでしかも形がよく、柔らかく弾力がありそうだ。
 元々細い腰だとは思っていたが、女の体になってからはより細く見える。
 そこから伸びる尻への線はゆるやかな曲線を描き、さらに、そこからすらりと
伸びた足は思わずほおずりしたくなる。

 ようやく裸になった夏侯淵は、居を正して張コウに問うた。
「本当に、いいのか?」
 答えるかわりに、張コウは直接夏侯淵の天高くそそり立った陽物へ
しなやかな白い手を伸ばした。
「もうこんなにして…」
 手の中にある硬い物を緩やかにさすって、張コウはほだされたように
ため息をつく。
「だっ、いきなり何しやがる…」
「二度も同じ事を聞かないでください。行きますよ…」
 そう言って張コウは夏侯淵の股間に顔を沈め、いきりたった彼のものを
口に含んだ。
「う、うぐっ」
 情けない声を出して夏侯淵はその愛撫を受ける。しかし、彼もこのまま
黙ってはいない。
868女体化張コウの話  8/13:04/05/26 00:19 ID:rY2fO2jz
「おい、俺もやってやるよ」
 と言って夏侯淵は自分の陰茎から張コウを放し、
「こっちに尻向けろ…そうそう」
 仰向けに寝転んだ夏侯淵の眼前に臀部を向け、膝をたてて体の均衡を
保ちながら、張コウはゆっくりと股間の中央で大きな顔をしているものを
口に含んだ。
 一度そのまま根元まで咥え込み、そのまま唾液をつけながらゆっくりと
顔全体を引き上げた。そして、亀頭を名残惜しそうに舐め取ると、
また、それを口に含ませた。

「お…おっ、やるじゃねえか。じゃ、俺もそろそろ始めようかな」
 ためらいが無いわけではない。ただ、相手が良いと言っているし、なおかつ
自分が先に責められているのだ。お返しをしなくては逆に悪い気がしてきた。

 おそるおそる、重力に従ってぶるぶると揺れる乳房に腕を伸ばした。
 まずは、指で乳房をつついてみる。吸い付くように柔らかく、心地よさに
気を良くした夏侯淵は、何度も、5、6度に一度は乳首をつついてみせた。
「ん、んっ」
 張コウの方からも、思わず艶のこもった声が上がる。
「へーえ、ちゃんと女の体じゃねえか」
 夏侯淵は感心したように言って、下からすくい上げるように手で乳房を
包み込み、柔らかい感触を楽しむように緩急をつけて揉みしだいた。
「ふぅ…ん……」
 どんどんと脈打つ陽物を緩やかに舐め銜えながら、体の底から来るような
ぞくぞくするような快感に身を任せていた。
869女体化張コウの話  9/13:04/05/26 00:21 ID:rY2fO2jz
 不意に、乳房から手が離れた。
 少し残念に思った張コウは、自分の股の間を何かがなぞる感触に、
思わず体をのけぞらせてしまった。張コウの口から先程まで愛撫していた
物が離れる。
「あっ…将軍…そこは」
「へぇ、下のほうもちゃんと女になってるんだな、不思議なもんだ」
 そう言って夏侯淵は女の裂け目を何度かなぞり続け、くちゃくちゃと
音を立てるのを楽しんだら、するりと指を一本その奥に滑らせてみせた。
「あっ!」
 またも、張コウが声を上げる。夏侯淵がその指をそのまま膣内で
かき回すと、その動きにあわせるかのようによがり続けた。
「あ、ああっ。ん、くっ、んああああっ!ああっ!」
「おい、もうちょっと静かにしろって、外の見張りに聞こえたらどうすんだ?」
 などと言いながらも夏侯淵はかき回す指を止めない。だんだんと中は
濡れそぼっていき、滑らかにしていく。
「あ、それは…っ…だいじょ…ぶです…内々のはな…しと言って外させまし…たから」
 用意周到だな。こうなることが分かって、というより、これが目的で来たんじゃねぇのか?
と問いたくなるくらいだ。
 夏侯淵はそう思いながら、指を一気に引き抜いた。
「あ、あっ…」
 張コウから、名残惜しそうな声が漏れる。もう指がふやけるのではないかと
いう位、夏侯淵の指はべとべとに濡れていた。
 それを確認した彼は、呟いた。
「もうそろそろ、入りそうかな…」
870女体化張コウの話  10/13:04/05/26 00:25 ID:rY2fO2jz
「一応聞きますけど、何を、どこに…」
 恐れと歓喜が入り混じった声で張コウは弱弱しく尋ねる。
 彼にとって誤算だったのが、女の体で感じる性感が予想以上に
激しく、甘いものだったことだ。
「もちろん、俺のブツを、ここにだよ」
 そう言って、夏侯淵は指で目の前にある肉の割れ目を開き、
舌でべろりと舐めた。
「あうっ」
 また、一声上がった。
 と同時に、張コウは、この心地よい感覚に押し流されてしまおうと
覚悟を決めた。
 
 今度は張コウが寝転ぶ番であった。
 夏侯淵は、横になった張コウの足を開いて、すっかり硬くなった自分の
陽物を散々なぶっていた股の間の割れ目に当てる。
 そして、先端からゆっくりとかき回すように、それは張コウの体内に
入っていった。
「あ、ああっ、は、入っているんですか…?」
 張コウが心の底から驚いた様子でそれを見守る。
「分かるか?ちっとばかしきついけどな、この位なら…ああ、奥まで来たな」
 突き上げられる感覚に、張コウは今までに無い快楽を感じて身をよじった。
 夏侯淵の方も、濡れそぼった中に陽物を挿入して、男としての快楽を
十分に感じていた。

 こいつが、俺の下で、ねぇ…感慨とためらいが無いわけではなかったが、
今まで悶々としていた性欲が勝り、今、ここまで来ている。
 こうなったら最後まで…と思い、中をゆっくりとかき回してみた。
「ああっ」
 案の定、張コウは快楽に身を任せた声をあげる。
871女体化張コウの話  11/13:04/05/26 00:26 ID:rY2fO2jz
「よし、もういいな」
 この声を合図に、夏侯淵はどんどんとその先端で張コウの中央を突き上げていった。
「んっ、ああっ、くぁああっ、ああーーっ!!」
 上がる声も大きく、彼の方からも、本能に任せてより気持ちよくなろうと
腰をうごかしている。
 感極まって、夏侯淵が張コウの背中に腕を回そうとすると、それに呼応
するかのように張コウは背中を持ち上げた。そして、彼も夏侯淵の大きな体に腕を回した。
 抱き合って繋がりが深くなったのか、二人は我を忘れて快楽をむさぼり続けた…。

 激しく突き上げられる張コウは、哀願の目を夏侯淵に向けて
「わ、私、もう…」
「なんだ…?いきそう…か?俺も…だっ」
 夏侯淵の方も息が切れてきている。
「そう…そう、これが、女性の達する感覚ならば…そうでしょう…将軍…」
 視線を宙に彷徨わせてから、
「いかせて…下さい…」
 喘ぎながらも確かな口調で、そう言った。
 夏侯淵は疲れた顔でにこりと笑い、
「よっしゃ、分かった。俺も付き合うからな」
 そう言って、奥まで届いている自分のものを、さらに奥に押し付けるように
体を動かし、下にいる女を抱きしめる腕の力がぎゅっと強くなった。
 張コウも、負けじと夏侯淵にしがみついて自分が達するように体をくねらせた。

 やがて…
「ん、あああーーーーーーーーっ!!」
 体中がびくんびくんと跳ねるような衝撃を、張コウは感じた。と、同時に中心に
熱いどろどろとした液体が注がれるのも感じた。
 上では、夏侯淵が息を切らして張コウをじっと見ている。
 張コウも、息を切らして夏侯淵を見た。
 二人は、ぐったりとしながら、見つめあった。
 そして、そのまま張コウの横に倒れた夏侯淵と、そのままぐったりとしている張コウは、
快楽を貪った心地よい疲れの次に訪れた開放感に身を任せ、そのまま眠ってしまった。
872女体化張コウの話  12/13:04/05/26 00:27 ID:rY2fO2jz
 翌朝、夏侯淵は自分の寝台の上で目を覚ました。
 虚ろに覚えている、張コウとの性交。
 本当に、あんな事してよかったのか…そう思いながら横を向くと、そこに居たはずの
張コウの姿が消えうせていた。

 …俺、夢でも見たのかな。
 真っ先に思ったのがそれであった。
 第一、いくら張魯が怪しい妖術使いだからって、人体の構成まで変えられるわけが無い。
そうだ、起きてしまおう。起きたら何もかもが元通りに戻るに違いない。
 彼は、勢いよく身を起こした。

「おはようございます」

 と、同時に聞こえた声。張コウのものだ。慌ててその姿を追う。
 すると、細身ではあるが、鍛えられた胸板、腕、胴、足…ちゃんと男の体をした
張コウが立っていた。
 やっぱり夢か、夏侯淵が安堵したその時、
「将軍、昨日はお相手どうもありがとうございました。激しかったですよ」
 …彼自身に夢であることを否定されてしまった。
 夏侯淵は、昨日のことを思い返し赤面してしまった。
 女だった張コウの肌のぬくもり、乳房の弾力、膣内の締まり具合…そして、
一緒になった達成感と開放感。全て、その身に感じたことだった。
そう思うと、どうにも照れくさくなってしまい、
「ば、ばっかやろう!」
 と顔を真っ赤にして罵るしかなかった。
873女体化張コウの話  13/13:04/05/26 00:28 ID:rY2fO2jz
 その後我に返った夏侯淵は、全て現実と踏まえたうえで、
「そっか、戻ったんだな」
「ええ、妙な粉の効果が切れたのか、それとも、男性の物質が体内に入ったのが
影響したのか…不思議なものですね」
 自らの身に起こったことながらも、冷静に分析している張コウに、夏侯淵は
少し感心した。

 そして、心からの言葉が飛び出した。
「ま、ともかくだ、戻ってよかったな」
 張コウは、極上の笑顔でそれに応えた。

=終わり=

874854:04/05/26 00:31 ID:rY2fO2jz
えーと、長いような短いような…
女体化というだけで特殊なので、色々な意見があるかと思います。

それと、そろそろサーバ容量がやばいです(492kb・かちゅで確認)
次スレはどうしましょうか?
875サウロンの口:04/05/26 01:50 ID:oe3uqmj8
876サウロンの口:04/05/26 01:53 ID:oe3uqmj8
877サウロンの口:04/05/26 01:54 ID:oe3uqmj8
878サウロンの口:04/05/26 01:56 ID:oe3uqmj8
879サウロンの口:04/05/26 01:57 ID:oe3uqmj8
      , '´ ̄ ヽ、        ,. '´ ̄ヽ
       | ヽ ヽ. ヽ       / //
      ヽ  ヽ. ヽ ヽ   / // /
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         ヽ ! / /  '    i
   , '´ヽ   / /  ,゙ ,. '´ ̄ヽ{
.  /  ⊂二´l (.ソ   (.ソノ  , '´ ̄二二 お前等マジキモ杉!
 / ヽ   __,゙ -'ヽ、 ' ,.-、,. -、 〈__  ‘ー-、  吐き気がしてきた!
./   ヽ,`ニ-"´\Tヾ_,. -‐'",. ィ  ̄`ヾ、_  オゲエエェェェ!(マッドショット)
i \ / /  _,. -、` ー一'"    !
!  / ̄/ / \ノ          !  _
l /-‐'、 /  ヽ/'          Y´  `>'
レ゙/ ├‐゙ ヽ/ /              
Liー' ー/  ,'              (__r'´
  ヽ、/   |         ,.-、    ノ `
880サウロンの口:04/05/26 01:58 ID:oe3uqmj8
881サウロンの口