だぁ!だぁ!だぁ!エロパロ総合スレpart.6

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
マターリから鬼畜まで!
「だぁ!だぁ!だぁ!」のエロ系同人情報、CG、SS等はこちらへどうぞ。

【前スレ】
だぁ!だぁ!だぁ!エロパロ総合スレpart.5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1044124238/

過去スレ、関連スレは>>2-5あたり
2名無しさん@ピンキー:03/07/31 19:24 ID:PxjhUy5C
3あぼーん:あぼーん
あぼーん
4名無しさん@ピンキー:03/07/31 20:51 ID:oMgL9saN
>>1お疲れ〜まだまだこれからなのさあ
5タイトル未定その1 ◆GFw740H0lY :03/08/01 00:30 ID:iNpxOzN1
 「はぁ〜」
 長かった梅雨がようやく明け、真夏の太陽が顔をのぞかせた八月最初の日曜日。
未夢とワンニャーはたまった洗濯物をかたづけ、母屋の掃除をしていた。
 「もう彷徨のやつ、なんでこんな時に出掛けますかなぁ〜」
 こうなることを予想してのだろうか。彷徨は三太と一緒にレアでコアな映画三
本立て鑑賞&レアでコアなレコード探しのために朝から出かけていた。。
 「未夢さ〜ん、茶の間の掃除お願いしますぅ」
 「はい、は〜い。分かりましたぁ〜。まったく彷徨のやつ…プンプン」

 「まずはテレビから……あれ?」
 洗濯物を干し終わった未夢が茶の間のテレビの上を拭こうとした時である。ビ
デオデッキの横に茶色の小さな紙袋があるのに気付いた。手に取った袋には「開
けるな」とだけ書かれていた。
 「これは彷徨の字ですなぁ〜。開けるなと言われましてもね〜」
 畳の上に座り込んだ未夢はにやりと笑うと紙袋を開けてみた。
 「ちょっと、なんなのよこれ〜」
 紙袋の中から出てきたのは一本のビデオテープであった。ラベルには手書きの
文字で「女子高生・濡れた放課後−セーラー服でエッチして−」とだけ書かれて
いた。
 「やだ…彷徨ったら、なんでこんなビデオもってるのよ〜」
 まだ純真でセックスのセの字ぐらいしか知らない未夢であっても、そのテープ
がいわゆる一つのエロビデオであることぐらいは理解できていた。
 「彷徨のエッチ……」
6タイトル未定その2 ◆GFw740H0lY :03/08/01 00:32 ID:iNpxOzN1
 「未夢さん……未夢さん……」
 「………あっ、ワンニャー」
 「どうされたのですかぁ? お顔が真っ赤ですよ〜」
 「な、何でもないよ」
 エロビデオのテープを持ったまま固まってしまっていた未夢はあわててそれを
ビデオデッキの上に置いた。
 「そうですか。それならいいのですか…。そうそう、未夢さん…」
 「な〜に、ワンニャー」
 「わたくしはルゥちゃまを連れて平尾デパートに行って来ます。お留守番お願
いしますね」
 「あ、お買い物ね。お願いするね、ワンニャー」
 「はい、それでは行ってまいります。いろいろ買わなくてはいけないものがあ
るので…そうですね二時間位したら戻りますですの」
 「分かった。気をつけてね」
7タイトル未定その3 ◆GFw740H0lY :03/08/01 00:32 ID:iNpxOzN1
 「どうやってこんなビデオ手に入れたのよ。……あれ? この字は……。はは
ぁ〜ん、三太くんから借りたのですなぁ〜」
 みたらしだんごあるいは親戚のお兄さんに変身したワンニャー達を玄関で見送
った未夢は、茶の間に戻ると再びビデオを手に取ってみた。
 「ルゥくんやワンニャーに見つかったらどうするのよ。隠すなら自分の部屋に
隠しなさいよ〜」
 未夢がテープを袋の中に戻そうとした時である。
 (ちょっと見てみようかな〜)
 いくら純真でセックスのセの字ぐらいしか知らない未夢ではあるが、やっぱり
それなりの好奇心は持っていた。
 (でも……中学生がこんなの見ちゃいけないよねぇ…)
 一応、未夢の中で葛藤らしきものが生じてた。が、
 (……せっかくだから見ちゃおう)
 しょせん、エロビデオを見るか見ないかの問題である。
 (ドキ…ドキ…ドキ)
 これから見るエッチな大人の世界。期待に胸を弾ませながら、未夢はテープを
デッキにセットした。

(続くといいなぁ)
8 ◆GFw740H0lY :03/08/01 00:36 ID:iNpxOzN1
仕事が暇だったんでちょこちょこっと書いてみました(大丈夫か>うちの会社)

読めば分かると思いますが、某掲示板の某神の画像を勝手にSS化したもの
です。この後、未夢っちがどうなるのか……神に聞いてください。

なお、画像のありかはエロ画像スレに行って調べて下さい。

それでは。
9名無しさん@ピンキー:03/08/01 01:01 ID:MgWavi7Y
>>8
新スレお疲れですなぁ〜

>タイトル未定
(・∀・)イイ!!
以前みたいにSSと画像がリンクするのを
一読者としては、見てみたいですね。

(続くといいなぁ)
10名無しさん@ピンキー:03/08/01 02:20 ID:6O4bt7z/
>>8
頑張ってください!
漏れも神と神のコラボレーション見てみたいでつ。
11 ◆jjhdc3WdwA :03/08/01 08:21 ID:AWstWu43
>>8
(=゚ω゚)ノお疲れ〜 
12 ◆jjhdc3WdwA :03/08/01 19:17 ID:zm54UZsL
と言う訳で、前スレ綺麗に埋まりました、1000ゲッター光ヶ丘めぇ、やるなぁ(藁

では、だぁ!だぁ!だぁ!エロパロ総合スレPart.6 頑張っていきましょう。(w
13光ヶ丘:03/08/01 19:20 ID:iuiSrUh2
それがボクの生きがいだからねぇ。
では諸君、このスレの1000でまた合おう、アディオース。
14名無しさん@ピンキー:03/08/01 19:30 ID:7SBAnf0W
>>13
って1000まで出番なしかよ(w
15 ◆jjhdc3WdwA :03/08/01 19:34 ID:zm54UZsL
>>13
>このスレの1000でまた合おう、アディオース。

あみーご!(w

>>14

良いところだけ取っていくのはアニメ版でも変わらないからなぁ。(w
16名無しさん@ピンキー:03/08/01 20:20 ID:fxtWckKH
>>12
埋め立てお疲です。
今週は御三方揃い踏みですなぁ。
17名無しさん@ピンキー :03/08/01 21:41 ID:lMuWCeng
彷徨のチンポは見た目は地味でも、甘辛とろーり美味しくて、でも
みずきのチンポはお洒落にパールぐんにゅりこつこつも美味しいの〜
18 ◆jjhdc3WdwA :03/08/01 23:15 ID:uTMoe8W4
>>17
替え歌神決定!
19名無しさん@ピンキー:03/08/02 01:05 ID:KkQ3P4Oi
新スレ移行、おめでとうごさいます。
お祝いついでに二作目を投下しようかと思考中。
が、しかし
過去スレpart.4の>>687-691読み返して気付いたんですが西遠寺の電話って台所なんですねぇ?
しまった〜〜!!設定無視なのを書き上げた後に気付く・・・。
(これで放送直後にハマッたのがモロバレですな)
ただでさえネタは純愛路線なので晒し難いってのに。

しっかし廊下に電話があるなんて固定概念は捨てるべきだ>自分。
サザ○さんの影響受けすぎ(鬱)
20 ◆GFw740H0lY :03/08/02 01:37 ID:rqrpkoi/
前スレが1000までいったので、念のために保存しておいた。
ttp://ayatanhahaha.tripod.co.jp/part5.html
21あぼーん:あぼーん
あぼーん
22 :03/08/02 09:00 ID:6ckzeNbj
age
23あぼーん:あぼーん
あぼーん
24あぼーん:あぼーん
あぼーん
25 ◆jjhdc3WdwA :03/08/02 16:39 ID:+uSPALPz
とりあえず、さげ
26名無しさん@ピンキー:03/08/03 03:47 ID:iHoxc5mh
                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     デケデケ        | 職人さんSSまだ〜?
        ドコドコ      \
   ☆      ドムドム      ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ☆   ダダダダ! 
  ドシャーン!  ヽ            ♪
         =≡=  ∩_∩     ☆
      ♪   / 〃(*゜∀゜*)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ   ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
27Hotel California(その7) ◆GFw740H0lY :03/08/03 04:20 ID:3nb/S9yP
前スレ>>726-731の続き。

一応あらすじ 中学生のくせにラブホテルにやって来た彷徨と未夢(以下略)。


 「♪いつも何か忘れ物してるような〜」
 「ガチャ」
 「ちょっと、何で入ってくるの〜」
 バスルームのドアが開き、タオルで股間を隠した彷徨が入ってきた。鼻歌まじ
りにシャワーを浴びていた未夢があわてて胸を両手で隠す。
 「どうしたんだ?」
 「……恥ずかしい……」
 「恥ずかしい?」
 「だって……お風呂入っているとこ見られるのって恥ずかしいよ〜」
 (何をいまさら…)
 何度も未夢と裸で抱き合い、身体を重ね合った彷徨にとってはその言葉は意外
であった。
 「ま、いいか。未夢、背中洗ってやるよ」
 「いいよ。もう洗ったから」
 急いで身体をシャワーで洗い流した未夢は、そそくさと湯船の中に入っていっ
た。


 「入るぞ」
 身体を洗った彷徨は湯船に入り、未夢の隣に腰を下ろした。直径2bはあろう
かという円形の湯船は二人が足を伸ばして入るには十分すぎる広さであった。
 「あ、あたし上がるね」
 「入ったばっかりだろ。ちゃんと暖まれよ」
 「……うん」
28Hotel California(その8) ◆GFw740H0lY :03/08/03 04:21 ID:3nb/S9yP
 「…………」
 無言のまま湯船に浸かっている未夢と彷徨。
 (え〜ん、恥ずかしいよ〜) 
 入浴という極めてプライベイトな行為を、たとえ身体を重ね合った彷徨とはい
え、見られること、そして一緒に入るということは未夢にとってはかなり恥ずか
しいことであった。
 それとは対照的に、部屋に入った時から臨戦体制であった彷徨。何度も見てい
るとはいえ、隣にいる生まれたままの未夢の姿は彷徨の欲情を激しく刺激する。
 (ゴクリ)
 もはや限界である。彷徨は未夢の肩に腕を回すと身体を引き寄せた。
 「あっ…」
 彷徨の唇が未夢の唇に重なる。一緒にお風呂に入ることを恥ずかしがっていた
未夢だったが、こうなると話は別である。未夢の腕が彷徨の身体に回り、激しく
舌を絡めていった。

 「はぁ…はぁ…あっ……あっ……」
 彷徨の手が控えめに膨らんだ未夢の乳房を優しく揉み、乳首を唇でついばむ。
ピンク色の小粒な乳首がひょこんと頭をもたげ、鼻にかかった愛らしい喘ぎ声が
唇から漏れ始める。
 「彷徨……そこ……うくっ……あぁ〜ん」
 未夢の言葉に応えるかのように、彷徨の手が未夢の下半身に伸び、うっすらと
茂った草むらの下にある花園を指で刺激する。彷徨の指にお湯とは違う温かい液
体が絡みつく。
 「あっ…あっ…いい……くぅふ〜ん……」
 クリトリスを嬲られている未夢は顔を仰け反らせ快楽の声を上げ続ける。そん
な未夢の蜜壺の中に彷徨の指が忍び込む。
 「あん…くふぅ……いい……」
 潤った蜜壺を彷徨の指が中を激しくかき回す。彷徨にしがみつき、喘ぎ続けて
いた未夢の手が、自然に彷徨の硬くなったペニスを握り、ゆっくりとそれをしご
き始める。
29Hotel California(その9) ◆GFw740H0lY :03/08/03 04:22 ID:3nb/S9yP
 「いいか?」
 こくりとうなずいた未夢を湯船の縁に掴まらせた彷徨はヒップを掴んだ。
 「こんな格好恥ずかしいよ〜」
 バックからインサートした彷徨は未夢の身体を抱え、そのまま湯船の中に腰を
下ろすと、未夢の両足を大きく広げた。
 「そうか? ほら、見てみろよ」
 悪戯っぽく微笑んだ彷徨が指さす方向には彷徨のペニスをくわえ込んだ未夢の
蜜壺の姿があった。
 (彷徨のエッチ…)
 あわてて視線を反らした未夢の蜜壺を彷徨は下から突き上げる。
 「やだ……そんなにされたら……壊れちゃうよ〜」


 未夢の身体を突き上げながら、彷徨の手は未夢の乳房を揉みしだき、クリトリ
スを刺激する。
 「いいよ……彷徨……いつもより……気持ち……いい」
 西遠寺では決してすることのできない、何も気にせずに心の底から楽しめるセ
ックス。二人は額に大粒の汗を浮かべながら快楽をむさぼり続けた。バチャバチ
ャというお湯の音とエコーのかかった未夢の喘ぎ声がバスルームの中に響き渡っ
た。
 「いくぞ」
 限界が近くなってきた彷徨は、繋がったままの体勢で未夢を立たせると壁に手
を突かせた。そして両手でヒップを掴むと、激しく蜜壺を突き始めた。未夢の蜜
壺が彷徨のペニスをギュギュときつく締め始める。
 「はぁ…はぁ……んくっ……来る……彷徨……来るよ〜……
 未夢の唇が頂点が近くなったことを告げる。それに合わせて彷徨もスパートを
かける。
 「ダメ……来ちゃう……彷徨……来ちゃうよ……ふぁぁ〜〜〜ん」
 背中を仰け反らせ、一気に頂点に達した未夢の背中に彷徨は熱いエキスを放出
した。
30Hotel California(その10) ◆GFw740H0lY :03/08/03 04:22 ID:3nb/S9yP
 「はぁ…はぁ………ぷしゅ〜」
 「おい、大丈夫か」
 頂点に達した未夢はそのまま湯船の中にへたり込んだ。
 「ちょっとのぼせただけ。心配しないで。大丈夫なのさぁ〜」
 「本当か?」
 「うん」
 ゆで蛸のようになった真っ赤な顔をほころばせて未夢は言った。
 「あ〜ん、背中ベトベトだよ。彷徨、そこどいてよ。身体洗うから」
 「背中流してやろうか」
 「結構ですぅ。どうせエッチなことしようと思ってるんでしょ。それよりお風
呂のお湯抜いてね。後で入るんだから」
 「ちぇっ」
 図星を突かれた彷徨は言われるままに浴槽のお湯を抜いた。そして、さ〜っと
シャワーで汗を流すと、とぼとぼとバスルームから出ていった。

(続く)
31 ◆jjhdc3WdwA :03/08/03 06:03 ID:7ZvG3pAu
お疲れであります!◆GFw740H0lY さま!

大変(・∀・)イイ!!でちゅ。(;´Д`)ハァハァ
32名無しさん@ピンキー:03/08/03 06:07 ID:1dtVqwww
>>30
心の底から楽しめるお風呂エッチ(・∀・)イイ!!
しかもまだ続くとキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

期待して待っていますなぁ〜
33あぼーん:あぼーん
あぼーん
34前書き:03/08/03 11:58 ID:rbkTbGWU
設定無視のくせにどうしても投げ遣りになれない〜損だ。
とりあえず読み手の解釈によって場所を想像してもらえるように修正してみました。

もしかすると前後が繋がらないかもしれませんが
一応、大丈夫!・・・のはず。・・・だと思う。・・・多分。
35『夜中の電話と満月』その一:03/08/03 12:03 ID:rbkTbGWU
満月には人を狂わす不思議な力があるって聞いた。

狼男が変身するのも満月。

英語でルナティックって意味があるのはその所為だって。


「はい、西遠寺です・・・ななみちゃん?」

蒸し暑い夜もそろそろ更けてくる頃、わたし、光月未夢は早めにお風呂に入って後は寝るだけの状態だったんだけど
突然かかってきた電話は親友の天地ななみちゃんからだった。

「どうしたの〜?こんな時間・・・」
『うん。ごめんねぇ〜遅くに。あのさぁ・・・』
まぁ、突然なのは今に始まったことじゃないから一言で軽く交わして、すぐさま本題に入っておしゃべりを続けた。
女の子ってやっぱりおしゃべりが好きで何気ない会話でも弾むよね。

けっこう他愛ない話まで普段の休み時間と変わらないぐらいに長電話してたもんだから、
暫くして同居人である西遠寺彷徨が寄ってきてもすぐに気付くことか出来なくて・・・油断した。

「ひぁっ!・・・っ〜〜〜〜」
『なっ何?!どーかしたの?』
「っうん・・・なんでもない、の」

電話越しのななみちゃん、驚いたよね。
ってわたしも吃驚したよ〜〜!!
彷徨ってば背後から近づいたかと思ったら・・・う、うなじに舌這わすんだもん。
わたしの髪を避けて唇が吸い付くと触れたところから甘い痺れのような感覚が押し寄せてきた。
まだ通話中なのに彷徨が更にわたしの腰に腕を回して自分の方へ抱き締めてくる。
パジャマの上からでも彷徨の火照った体温が伝わって。
丁度、お風呂上りで縁側に向かう途中だったんだろうなぁ。
寝苦しい夜は終い湯に入るのが習慣になってるから。
36『夜中の電話と満月』その二:03/08/03 12:06 ID:rbkTbGWU
ぁあっ・・・ちょ、ちょっと・・・ふぁっ)

彷徨の腕の動きは止まることを知らずパジャマを擦り抜けて直接肌に触れてきた。
本当はすぐにでも彷徨にその手を止めさせて文句を言うなり、離れるように促したいんだけど。
でもそんなことをすれば折角続いているななみちゃんとの会話が中断されて
加えて電話越しでからかわれるのは目に見えているんだよ、ね。
身をよじって逃れようとはしてるんだけどこのまま電話を離す訳もいかない。
受話器に今にも漏れそうな息をかけないようにして何とか耐えようと必死に平静を装う。
いつの間にかパジャマのボタンが幾つか外されてわたしの胸は直接空気に晒されてた。

(ぁあ・・・ぅぅん・・・)

彷徨の指が撫でるように乳房の頂を刺激すると固く尖ってくる。

(んぅ・・・はぁっ・・・や・・・)

腰に回された腕がするすると下に移動してくるとさすがに抵抗しようと上から手を添えてみるんだけど
力が入らなくって止まってすらくれない。
なにしろ受話器を持つ反対側の手も持っているのがやっとなくらいで落としそうになるくらい力が抜けてしまっている。
飛ばされそうな意識を引き戻そうとわたしは受話器を握り締める指先に力を込めた。

(やっ・・・あぁんっ・・・)

彷徨の手がショーツの中へ滑り込んでわたしの入り口を押し広げて指を侵入させてくる。
じわりと濡れてきていたアソコに指は簡単に入ってしまった。
ふぁぁぁん・・・こんな状況で感じてきているよぉ。
わたしの中を出入りする彷徨の指に溢れ出た蜜が伝ってる。
さっきから与えられてきた刺激に身体全体が反応してきたみたい。
あぁっ、だっだめ・・・足が竦んじゃうぅ〜。
37『夜中の電話と満月』その三:03/08/03 12:09 ID:rbkTbGWU
(んんっ・・・はぁ・・・)

指が三本まで増えるし蕾は押し込まれるように捏ねられるから身体は小刻みに震えてくる。
上も下も隆起した敏感なところを絶え間なく責めたてられていたんだけど
そのうち愛撫していた腕が胸を開放しても止まらない下の指の動きに意識が集中する。
だから彷徨の空いた片方の手がゴソゴソとお尻のほうで動いているのを気にすることが出来なかった。
受話器から聞こえてくるななみちゃんの声が遠く感じて代わりに
動かされた指にまとわりつく蜜の音が身体を伝って耳元に響いていたから。

『未夢、聞いてる?・・・どうかした?』

うぅ、ななみちゃん微かに変化しているわたしの様子に気付いた、かな?
こ、これ以上は危険すぎるぅ・・・会話を切あげようとしたところでななみちゃんの向こう側から
投げかけられた声がこっちの受話器にも伝わった。
多分ななみちゃんのお母さんだと思う、早く寝なさい・・・って。

『いっけない、もうこんな時間?!ごめんね、未夢〜眠たかったでしょ?』

慌てた様子のななみちゃんが捲くし立ててきた。

わたしとしてはほっとするような、申し訳ないような気持ちが犇めき合ってならない。
なにしろ後半になってからは押し寄せてくる快楽と理性の鬩ぎ合いに必死で
・・・会話は殆ど覚えてない状態で相打ちすらろくに出来なくなっていたから。

『明日の件、忘れないでね。じゃっ!おやすみ〜♪』
「ん・・・おやすみなさい、ななみちゃん・・・っ」

とにかくこれで通話が終わる、そんなことばかり考えながら何とか普段の声を装って電話が切れるのと、
わたしが言い終わらないかぐらいに差し込まれた指が胎内の一番敏感な肉壁を擦るのが同時だった。
38『夜中の電話と満月』その四:03/08/03 12:11 ID:rbkTbGWU
「っあぁ・・・!!」

次の瞬間、声を発したのと受話器が電話に置かれたのが一緒ぐらいだったと思う。
後から考えてみれば聞こえたか、聞こえないか、の際どさで血の気が引く思いなんだけど感度も上がって
痺れが止まらない今のわたしにはそこまで考えが辿り着かなくって荒くなった息に肩で呼吸するしかない。
体重をかけていた後ろへ身体をずらし彷徨の胸に倒れ込んだ。
わたしの手は彷徨の腕にしがみつくように触れたけど力なく添えられたって感じ。
彷徨の腕が回りこんでしっかりわたしを抱きとめてる。

「未夢」

呼ばれてもう一度、身体をずらして今度は正面に向き直った。

「んっ」

頭、一つ分上にある彷徨の顔が近づいて唇が触れ合う。
吸い付くようなキスが心地よくってなんともいえない気分に浸ってしまう。
いつの間にか右足が持ち上げられて膝裏に彷徨の腕が通ってる。
パジャマがショーツと一緒に脱がされていて立ってる左足にだけ着けている状態だった。
こ、これってこのまま続けるってことだよね?
そういえば、ななみちゃんと会話しているときにお尻のあたりでモゾモゾしてたっけ。
あれって、あれって・・・ゴム、つけてたのぉ〜〜?!!

「はぁっ・・・んぅ・・・っぁぁん!」

股を広げられことによって膣の入り口が露になって
もう十分に濡れていたから彷徨の熱い欲望を何の抵抗もなく受け入れる。
正直、どうしてこんなことになってしまったのか考えても思いつかない。
シィィンと静まり返ってる西遠寺でわたしと彷徨、繋がってる。
39『夜中の電話と満月』その五:03/08/03 12:14 ID:rbkTbGWU
「か、かなた・・・なんで・・・」

力なく抗議しながら、少し見上げた。
わたしを見つめる彷徨の表情にドキリとする。その眼差しが真剣で、熱を帯びていて。
なんだかカッコいいと感じるより怖い気がする。知らない人みたい・・・。
答える代わりに彷徨が口づけてきた。
息はお互い乱れていたから、呼吸しながら何度も何度も。
唇を離すのが惜しくなってそのうち開いた口から舌を絡ませ貪るようにキスを続けた。
立っている左足はもちろん全身に甘い、痺れるような震えが襲ってきて堪らなくなる。

『リーーーーーーーーーーーーーン』
カチャ
「・・・はい、西遠寺・・・」

突然の電話の音に私は反応出来なかったケドたった一回のコールで彷徨が受話器をとった。
唇が離れると心地よさに酔い痴れていた意識がその電話によって一気に引き戻される。
うっ嘘ぉっ?!電話に出ちゃた・・・の?

「何だ三太かよ・・・はぁ・・・いや、雑巾がけを・・・うるせーよ」

もう夜中みたいな時間に電話をかけてくるなんて彷徨の幼馴染、
黒須三太君ぐらいしか居ないから三太君らしいって言えばらしいんだけど。
彷徨、息が荒いのを突っ込まれたみたい。
静寂の中で受話器から聴こえる三太君の声がわたしの耳まで届いてる。
誤魔化すため咄嗟に口に出た雑巾がけっていうのにも、こんな遅くに〜ってからかってる声は普段と変わらない。
まさか彷徨とわたしが電話越しにこんな状態になってる、なんて思ってもないだろうな。

(んぁ!・・・ぁぁっやぁ、ん・・・)
40『夜中の電話と満月』その六:03/08/03 12:17 ID:rbkTbGWU
電話に出ている状況なのに彷徨が腰をゆっくりと動かし始めた。
ああぁん!何考えてるのよぉ〜?!

(やっ・・・かな、た)

乱れた息に声を出せば気付かれてしまう。
わたしは漏れそうになる変な声を殺して彷徨に解るよう唇だけを動かした。
相変わらず電話の向こうでは三太君がこちらの様子を疑うことなく喋りたてている。
当の本人は音が近すぎる所為か耳から受話器を10センチくらい離して適当に相槌していたけれど
わたしの唇の動きを読むと顔を近づけて耳元で小さく囁いた。

「・・・声、出すなよ?」
(そ、んな・・・んんっやぁ)

吐息が耳にかかってゾクゾクとした快感が迫ってくる。
必死で耐えようと彷徨の脇の下から背中にまわした手がランニングシャツを握り締めた。
胸を押し付ける形で抱き合うと彷徨が上げていた右足を自分の腰にまわさせて、
膝裏に通っていたはずの空いた手がわたしの腰を引き寄せると更にお互いの身体が密着する。
だんだんと突き上げられる動きが早くなったような気がしてならない。

(ふっぅん・・・やっやぁっぁぁ・・・)

わたしは無意識のうちに彷徨の少し汗ばんだ肩に唇を押し当てて口で呼吸しないようにしてみる。
こうでもしないともぉぉっ、声が洩れそうなんだもんっ。
全身から伝わって繋がってる部分の音が辺りに響いてるんじゃないかって錯覚した。
肩口から彷徨を覗いてみる。

さっきと同じように受話器を耳元から10センチくらい離してるその指先は
マイクの部分を押さえ込んでるんだけど、そんなので・・・防げてるとは思えないよぉ。
41『夜中の電話と満月』その七:03/08/03 12:19 ID:rbkTbGWU
ふと、眼が合うと熱い息をかけながら彷徨の唇が目尻や額に降りてくる。
彷徨の表情は例えようのない高揚感が浮かんでるようで大人びたその顔はやっぱり・・・知らない人みたいで、怖い。
なのに、わたしの身体は彷徨を受け入れてる。
こんな状況にもかかわらずわたしの身体は寵辱されてるって感じて余計に興奮して。

(ぁっあっやぁ・・・やっもう、だ、め・・・耐え・・・られない)

立ったままの左足の内腿に潤った蜜が溢れ出て伝ったかと思った頃にはもう雫になってこぼれ落ちてた。
さっきよりも蜜の浸透力が増して更に卑猥な音が響く。
こんなにも感じてる・・・わたしって、こんなにも淫らだったんだ?
意思とは別に身体は与えられる快楽に歓喜して。
まるで自分が自分でないみたい。
こんなわたし、彷徨どう思うだろう・・・淫猥だって思われて嫌われる、かな。
そんなふうに思ったら後から後から考えが悪いほうへと浮かんでくる。
電話越しの三太君にももう気付かれてるんじゃないか、とか。
そしたらななみちゃん達みんなにも軽蔑されるんだろう、なぁ。

「ふぇっ・・・っん・・・ひっく・・・ひっ・・・ぅぅ」

与えられていた快楽のおかげでもとから瞳は潤んでいたけど、一度考えた悪い考えが止まらない涙となって流れ出た。
声を噛み殺さなきゃいけないって分かってるのに呼吸するたび吐き出した息が嗚咽となって洩れてしまう。

「み、ゆ・・・」
「ふぇぇっん・・・はっ・・・ひぃ・・・っん・・・ひっく」

動きは止まらず小さく呼ばれたけど彷徨の胸に顔を押し付けて肩を震わせ、わたしは噎び鳴いた。

『どうかしたかぁ?』
42『夜中の電話と満月』その八:03/08/03 12:22 ID:rbkTbGWU
通話していて三太君が初めてこちらの様子を窺ったと思う。

「未夢が・・・泣いてるんだ。いかなきゃ、オレ。悪いな、用件はまた明日でいいだろ?」

間髪入れずに彷徨が答えてからもう一言、短く言葉を交わして電話を切った。
と、同時に動きが早まってわたしを激しく突き上げてくる。

「やっ・・・ぁっ!んっ!かっ彷徨っ!ぃぁっ・・・あっあぁん!」

髪と一緒に上半身が振り動いてしまうから彷徨の首に腕をまわしてキュッとしがみついた。
頬を伝うわたしの涙が舌で舐め取られる。
彷徨も・・・興奮してる、の?
貫かれている膣の中の感触が頭の中にまで直接届いてるみたい。
わたしを抱きかかえている彷徨の指先に力強さが増して最後にひときわ強く腰が打ちつけられると
胎内の、一番奥深くに彷徨の熱い淫水が吐き出された。

「み、ゆ・・・んっはぁぁ」
「ああぁっ!」

全身に電気が走ったような痺れが襲ってきて震えが止まらない。
思わず仰け反るほどの身体の痺れに耐えようと彷徨にしがみついたら同じようにアソコも締め付けるように力が入った。

「ふぁぁっ・・・あっあぁぅぅん・・・」
「くっ・・・ぅ」

堪らず彷徨も小さく呻いて二人して達した。
もう左膝なんてガクガク震えて、右足も力が入んないから彷徨の腰から太腿の後ろを滑るようにズルズルと下りていく。
わたしは彷徨に支えられ、身体の中で脈打つ彷徨の振動を感じながらほんの少しだけ余韻に浸った。

「ぁっんんっ」
43『夜中の電話と満月』その九:03/08/03 12:25 ID:rbkTbGWU
引き抜かれる時も動いただけで彷徨自身を包んでいたヒダが刺激されて、またイッちゃいそうになる。

はぁ・・・はぁ・・・
はっ・・・はぁっ・・・

どちらの息遣いもまだ荒くて呼吸はなかなか整わない。
立っていた場所の床は雫が滴っていたので彷徨がわたしを抱きかかえ直して少し移動して腰を下ろした。
同時に立つもの叶わなくなったわたしが崩れるように組み敷いた彷徨の足にへたり込む。
解放されたわたしは放心状態で普段の行為で感じる、幸福な気持ちが沸いてこなかった。
本当、なんでこうなっちゃたんだろう・・・。

「未夢」

そんなわたしに彷徨が心配そうに声をかける。
っ〜〜!
一言だけでも文句言ってやらなきゃ気がすまなくなって、キッと睨む・・・つもりだった。
でも覗きこんでくる彷徨の表情はさっきまでとは全然違っていて。
まるで悪戯して叱られた子供みたいな、しょんぼりしたような、そんな眼をしてる。
切なさを感じてキュンと胸が締め付けられてしまう。
そう思ったら、あぁやっぱりわたしって彷徨のこと好きなんだなーって実感した。
だからもう黙って彷徨の頭を胸の方に引き寄せてそっと抱き締めるしか出来なかった。
座った位置から外の方を見てみると月明かりが外灯の灯りみたいに降り注いでいて妙に明るく感じる。
今夜って満月だったんだ・・・そんなふうにぼんやり思いながら小さい子にするみたいに彷徨の頭を撫でた。
普段でも時折、彷徨がわたしにするみたいに。
余談なんだけどっ。

そのあと何とか、ぎこちなくしか動かない身体を無理やり動かして、半裸のままさっさと床を片づけたんだけど。
うぅ〜・・・情けないのと死ぬほど恥ずかしいのとでまた泣きそうになっちゃったよぅ。
彷徨が手伝おうとしてくれたけど彷徨は彷徨でゴムの後始末があったし・・・。
そ、それに床の片づけまでさせるほど、わたし寛大じゃないよぉ〜っ!!

片づく間、彷徨がお風呂の残り湯を少しだけ沸かしなおしてくれたから二人して入って。
軽く洗い流す程度にさっぱりした身体にもう一度着替えた頃にはすっかり疲れちゃった。
その時にはもういつも通りの彷徨に戻ってたからなんとなく甘えたくなっちゃってひっついてたら
わたしが寝付くまで傍にいてくれたんだけど・・・それにしても、本当になんだったんだろう?

彷徨があんなふうに求めてくるなんて月の狂気に触れたとしか思えなくって。
もしこれが満月の所為だって言うんだったら・・・二度とあって欲しくないなぁ。
45後書き:03/08/03 12:29 ID:rbkTbGWU
>>30
ホテルの続きを期待してますぅ
彷徨×未夢、推進つぅことで投下(w
46名無しさん@ピンキー:03/08/03 13:24 ID:d8NRCEl5
>>35-44
乙です!!
それにしても、読みやすいし想像しやすいし入っていきやすい!
文章上手いですね〜〜〜!!

新作期待してます!!
47あぼーん:あぼーん
あぼーん
48名無しさん@ピンキー:03/08/03 20:08 ID:1dtVqwww
>『夜中の電話と満月』

声を出したくても出せないという制約の中での行為
必死に耐える未夢たんがとても良いです。
そしてふと、悪い考えが頭をよぎって泣き出す未夢たん・・・・・
この辺なんか最高です。

あと、未夢視点の余談、これがまたとても(・∀・)イイ!! です。
お疲れ様でした。
前スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1044/10441/1044124238/511-518の続き

でね、そのお店のクレープをこの前食べてみたんだけど、
すんごく美味しかったよ」
「へ〜、そうなんだ。
今度一緒に食べに行こうね。
じゃ、私こっちだから、バイバイ、未夢」
「バイバイ、ななみちゃん」
未夢と別れたななみは月島のことを考えていた。
(昨日はなんとも思ってないなんて言ったけど、
やっぱ気になるよね・・・)
そんなななみの足は知らず知らずのうちに
月島のバイト先である古着屋へ向いていた。
(月島さんには彼女がいるんだから
いつまでも未練たらしく思うのはよくないかもしれないけど、けど・・・)
「って、あれ、ここは?」
いつのまにか、ななみは古着屋の前に来ていた。
(家に帰るつもりだったのに、どうして?)
「あれ、ななみちゃん?いらっしゃい」
「あ、どど、どうも」
「また新しいの入荷したからゆっくり見てってよ。
あ、そうだ、ちょっと待ってて」
そう言って月島は店の奥から何かを持ってきた。
「はい、これ」
「え、これって」
月島が渡したもの、それはピンクのリボンで口が結ばれている、クッキーがはいった袋だった。
「今日はホワイトデーだからね、バレンタインのお返しだよ。
ななみちゃんの気持ちに応えることはできないけど、
お返しはちゃんとしないとね」
月島はにっこりと微笑みながらそう言った。
「あ、ありがとうございます」
あふれ出そうな涙をこらえ、なんとか笑顔を作ってななみは月島に感謝の言葉を述べた。
「ははは、そんな風にかしこまって言われるとなんだか照れるな。
じゃ、ゆっくり見てって」
幸い(?)にも月島はななみの心境には気づいていないらしい。
「はい」
元気一杯の声でななみは返事をした。
ななみとわかれた未夢は一人寂しく家路をたどっていた。
(ななみちゃん、なんだか強がってるように見えたけど大丈夫かな〜。
綾ちゃんはちょっと落ち込んでたみたいだけど
明日になればケロッとしてそうだからあんまり心配はしてないけど。
にしても田丸君ってホント鈍感なのね。
せっかく綾ちゃんが勇気をだしてチョコ贈ったっていうのに。
私が綾ちゃんなら田丸君を殴ってるわね)
などと今日の出来事を思い出していた未夢はいつのまにか西園寺についていた。
(アレ、この三輪車と自動車って、まさか・・・)
ガラガラガラ〜
「ただいま〜」
「未夢さん、お帰りなさいませ。今、ももかさんと小梅さんがきてらっしゃいますよ」
小梅がいるためか、ワンニャーは若パパに変身していた。
「あ〜、やっぱり〜・・・」
「どうしたんですか、なんだか声が疲れてますけど」
「ううん、なんでもないよ、なんでも、あはははは」
「そうですか、ならいいんですけど」
「ところでワンニャー、ルゥ君達はどこにいるの?」
「ルゥちゃま達なら居間にいらっしゃいますよ」
「じゃあ、ちょっといってみよっと」
未夢はルゥ達のいる居間へと向かった。
「ルゥ君ただ今。いらっしゃい、ももかちゃん、小梅ちゃん」
「だぁ、マンマ〜」
「お邪魔してるわ、おばたん」
「お邪魔しています、未夢お姉さん」
(またおばたん、って言われたよ〜・・・)
「おばたん、見て見て。ルゥがホワイトデーのお返ちにあたちの似顔絵書いてくれたのよ」
「わたちもよ、ほらこれ」
二人は未夢にルゥからもらった自分の似顔絵(出来の方は少々アレだが)を見せた。
「へ〜、上手く描けてるじゃない。よかったわね、二人とも」
「ももか、これ一生大事にしゅるわ。だって愛するルゥがあたちのことを思って描いてくれたんですもの」
「わたちもよ。わたちこれ、宝物にしゅうわ」
二人の幸せそうな顔を見て、おばたんと言われてへこんだ気分も吹きとび、
未夢もなんだか楽しい気分になってきた。
と、そんな未夢の元へルゥが近づいてきた。
「マンマ〜、だぁ〜、だぁ〜」
「え、何、ルゥ君?」
「だぁ〜」
ルゥは何かが書かれた紙を差し出した。
「あ、これ、わた、し?」
紙には先ほどの絵同様、あまり上手とは言えないものだが
未夢らしき人物が描かれていた。
「(そっか、昨日書いてたのはこれだったんだ)
ありがとう、ルゥ君。上手に描けてるね」
「あ〜い♪」
ルゥの頭を撫でようとした未夢は突き刺さるような視線を感じた。
「おばたん、これ、どういうこと?」
「未夢お姉さんもルゥ君にチョコを贈ったの?」
「そ、そうなのよ。勿論義理だけどね」
『本当に?』
追求する二人の声がハモる。
「本当よ、ほ・ん・と・う!」
「ムキになって否定するなんて、ぁゃιぃわね。信用できないわ」
「未夢お姉さん、嘘をつくのは悪い子でしゅよ。本当のことを言ってください」
(私はホントのこと言ってるのに〜。あ〜もう、どうしたらいいのよ〜・・・)
「みなさん、お菓子をお持ちしましたよ。
あれ、みなさんどうかされたんですか?」
珍しくタイミングよくこの場にきたワンニャーに、未夢はすがるような目で助けを求めた。
「あ、ワンニャー、実はね、かくかくしかじかで」
「なるほどなるほど、そういうことでしたか。
ももかさん、小梅さん、未夢さんは確かにルゥちゃまにチョコを贈りましたよ。
でも、当の私や彷徨さんは勿論、はてはペポにまで贈ったんですよ。
だから、ルゥちゃまだけ特別なわけではありませんよ」
「へ〜、そうだったんだ。まあ、冷静になって考えてみれば
おばたんがルゥに本気で言い寄ったとしても私に勝てるわけないから
何も心配することないわね」
「ワンニャーさんが言うことなら信じられるわ。
未夢お姉さん、疑ったりしてごめんなさい」
「よかった、信じてもらえて。
(ホント、ワンニャーがきてくれて助かったよ〜)
それじゃあ、二人ともゆっくりしてってね」
これ以上ここにいるとまた蒸し返されそうな気がした未夢は
居間を後にして自室へと向かった。
「ふ〜、あの二人をいっぺんに相手するとやっぱり大変ですな〜・・・」
自室についた未夢は制服を脱いでいつもの赤ワンピースに着替え床に寝転がった。
(は〜、宿題やらなきゃいけないけど疲れたよ〜。
ちょっと寝ようかな)
時計に目をやると4時を回ったところだった。
(今寝たら夕飯まで寝ちゃうだろうから
ご飯食べた後でやらないといけなくなるのか〜・・・。
う〜、それはめんどくさいよ〜。
でも寝たいよ〜。でもそうなると・・・)
宿題を今やるか後でやるかを悩んでいた未夢は結局そのまま眠りに落ちていった。

「・・ゆ、未夢、未夢」
自分の名を呼ぶ声で未夢は目を覚ました。
「ふぇ、え、あ、彷徨」
彷徨に起こされた未夢は時計を見た。
時計の針は5時半少し前だった。
「(あ、私、寝ちゃったんだ)
どうしたの彷徨、何か用?」
わざわざ寝ている自分をこんな時間に起こしにきた彷徨の態度に
疑問を持った未夢は彷徨に用件を尋ねた。
「あ、ああ、用ってほどのことじゃないんだけど・・・」
「何?」
「その、今日ってホワイトデー、だよな」
「え、ええ、そうだけど(もしかして何かくれるのかな)」
「それで、この前のバレンタインのお返しをしたいんだけど・・・。
未夢、目をつぶってくれないか」
「え?」
言葉の意味を瞬時に理解できなかった未夢は目を丸くした。
「だから、目を閉じてくれないか」
(え、こういう場合に続く展開って、もしかして、キキキキ、キス!
そ、そんな本当にクリスちゃんの妄想みたいなことが起きるなんて、
どどど、どうしよう!)
動揺する未夢の両肩を彷徨は両腕でがっしりとつかみ未夢の瞳をみつめた。
「未夢」
(彷徨・・・)
雰囲気に流されやすい未夢は結局、その場の雰囲気に負けて瞳を閉じた。
「彷徨」
「未夢」



・・・。
待てども待てども唇には何かが触れようとする気配すら感じられず、
不安になった未夢は目を開けてみた。
その目に映ったものは見慣れた自室の天上だった。
「え・・・。彷徨・・・。あれ?」
あたりを見渡すが彷徨はどこにもいない。
時計に目をやると5時を大分回ったところだった。
「もしかして、夢・・・?
あ〜もう、私ったらなんて夢見てるんだろう・・・」
先ほどまで見ていた夢のせいで顔が真っ赤な未夢は
夢の内容を否定するかのようにかぶりをふった。
「ただいま〜」
とそこへ、買い物に行った彷徨が帰ってきた。
いつもなら玄関へ行って、おかえり、と一声かけるところだが
あのような夢を見た後では顔を合わせづらいため、
部屋から出ようとはしなかった。
(宿題でもやろうかな)
かばんから教科書をとりだした未夢は机に向かい、先ほどやろうとしていた宿題に手をつけた。

「最後にxに4を代入すると、yは8か〜。
今日はなんだか絶好調だね〜」
宿題を始めて数分、未夢はスラスラと問題を解いていた。
いつもはすぐに詰まってしまう未夢だが、未夢の言うとおり今日は絶好調であった。
勉強に集中してさきほどの事を忘れようとしているのだろう。
「次の問題は、と。
ふんふん、え〜と、こういう場合は確か・・・」
「よ〜し、できた〜♪
やり始めて10分ちょっとでできちゃうなんて、私ってやればできるんだね〜」
「未夢、ちょっといいか?」
とそこへ、買い物の片付けが一通り終わった彷徨がやってきた。
「うわわわわ、か、彷徨!な、何?」
先ほどのことを忘れかけていた未夢であったが
彷徨の顔を見て思い出してしまい動揺してしまった。
シャー
「どうしたんだ、お前。昨日も慌ててたけど?」
「何でもない何でもない」
必死に平静を装う未夢であるがその様子はどこか不自然であった。
「ふ〜ん。まあいいや。これ」
未夢の様子は気になったが、それ以上言及するのはやめて彷徨は何かを差し出した。
「何、これ?」
彷徨が差し出したもの、それは何かが入った紙の袋だった。
「ああ、スーパーでくじ引きやっててな、それの景品」
「へー、何が入ってるんだろ」
ガサガサ
「ハンカチ?」
中に入っていたのは白地にみんなのアイドル、
ピキピキエンジェルが真ん中にデカデカと印刷されたハンカチだった。
「ほら、今日はホワイトデーだろ。
昨日も言ったように別に未夢に何かやるつもりはなかったけど、
丁度お返しにぴったりのものが当たったから未夢にやるよ」
「あ、ありがとう」
思っても見なかったプレゼントに未夢は顔を赤らめた。
彷徨の顔も心持ち赤い。
「じゃ」
彷徨が未夢の部屋を後にしようとした時、未夢はあることに気づいた。
「彷徨、ポケットから何か落ちたよ。何だろ?レシート?」
言われて彷徨が振り向いた時には既にレシートは未夢によって拾い上げられていた。
「ん?ああ!そ、それは!」
慌てて未夢からレシートを取り上げようとするが未夢はひらりと彷徨の手をかわした。
「ほほう、彷徨さんや、これはこれは」
レシートを見ていた未夢が突然ニヤニヤしだした。
そのレシートには
平尾町ファンシーショップ
200x 3/14 16:57
ハンカチ \498(以下省略
と書かれていた。
「確かこのハンカチはくじ引きで当たったとか言ってましたな〜。
このレシートは何なんでしょうな〜」
「そ、それはだな、え〜と、その・・・」
先ほどまでとはうってかわり、今の彷徨の顔は耳まで赤い。
「彷徨さんや〜、何か言ったらどうですかな〜」
未夢もここぞとばかりに彷徨をからかい続ける。
「・・・。あ〜そうだよ、そのハンカチは買ったものだよ!
昨日はああ言ったけど一応一緒に住んでるんだから
もらうだけもらっといて何も返さないってのは悪いと思ってな。
だから買い物帰りに買ってきたんだよ!」
彷徨はすごい剣幕でまくしたてた。
「かな、た?もしかして怒った?
ごめんごめん(ちょっと調子にのりすぎたかな)
ハンカチくれたのは凄く嬉しいよ。彷徨、ありがとう」
「未夢・・・」
「でも、あんな嘘つかずに素直に渡せばいいのに」
「そんなの言えるわけないだろ。
男が一度口に出したことをそう簡単に撤回するわけにはいかないんだよ」
「ぷっ、何よ、それ」
「何でもいいだろ。じゃ、宿題やらなきゃいけないからそろそろ行くぞ」
「うん」
まだ彷徨をからかいたい未夢であったがあまりやりすぎると後が大変になりそうなので
未夢は素直に返事をした。
ピシャン
彷徨が去ったのを確認した未夢は先ほどのハンカチを嬉しそうに眺めていた。
(彷徨、ありがとう・・・)

こうして、今年のホワイトデーも過ぎていくのであった。

(終)
60 ◆x41vMzK08A :03/08/03 23:54 ID:kcusz6ba
2chでの表向きの活動が一段落ついたからこっちの活動再開(w
(といっても最近賑やかだから漏れみたいのが活動再開しても
役に立たないだろうけど)
とりあえず書きかけでとまってたホワイトデー話を書き上げますた。
大体のキャラに焦点をあててはみたものの
なんかグダグダですな・・・。
前スレでの宣言どおりエロはなしですが
次はエロで行く予定。
61名無しさん@ピンキー:03/08/04 00:12 ID:Ls8nO2dm
>>60
ホワイトデーの続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
補完できたんですねぇ〜お疲れ様ですぅ

是非是非、活発に活動を再開してください!
そんな訳で次回作に期待(w
62名無しさん@ピンキー:03/08/04 01:31 ID:yJXLGTnV
>>60
ほのぼのしているので、読んでいて気持ちが和らぎます
物語の流れもまさに「だぁ!だぁ!だぁ!」って感じですよね。
とても(・∀・)イイ!! です。

彷徨君がお返しに来て
>未夢、目をつぶってくれないか
このあたりの流れを読んでいる時・・・・・

もしや星矢??   と思ってしまいましたよ(w


次も期待しています。
63本スレ547:03/08/04 07:27 ID:Pfoq8j16
>「わたちもよ。わたちこれ、宝物にしゅうわ」

や〜〜っぱりそ〜ゆうことでしたのね〜〜w
64名無しさん@ピンキー:03/08/05 00:04 ID:eacJuJnu
♪何でだろ〜何でだろ〜
♪出ないときはトコトン出ないのに一本でると雨後の竹の子のように
SSが出てくるの何でだろ〜
65山村みかん ◆jjhdc3WdwA :03/08/05 01:29 ID:YFGyUyRc
>>64
「あーそれそれぇ!あたしー西遠寺さんちによく取材に行くんだけどさぁー」
「でね?その訳ってね……」
「みかん先生!見つけましたよ!」
「って、編集者ぁ!何でこんな処に!」

「はいはい、みかん先生、遊ぶのはここまでですよ〜」
「新作の原稿を早く仕上げてくださいね〜」
「あーこれわっ、次回作の取材ぃー」
「新作も上げないなら次回作もありません!」

(ずるずるずる〜〜〜)

「えーん未夢ちゃん彷徨くーん助けてぇ〜。」

未夢「いってらしゃいませ〜〜」
彷徨「頑張ってくださいね〜〜」
未夢「やっと邪魔者が消えたわね…ほっとしたよー」
彷徨「と言うか、みかんさん、あの時の思い込み娘をアシ見習いで雇ったとかなんとか…」
未夢「あたしらの愛の巣を為に、犠牲になったんだねーエラいのさぁー」
彷徨「さっ未夢、寝よ寝よ……ルゥもワンニャーも居ないしなぁー」
未夢(ぽっ…)

まだ少し寒い3月の事であった。

…ある意味、月は関係あるよ多分、今半月だしねぇ(笑)
66あぼーん:あぼーん
あぼーん
67あぼーん:あぼーん
あぼーん
68あぼーん:あぼーん
あぼーん
69名無しさん@ピンキー:03/08/05 18:52 ID:OOcXPfJF
>>67
うるせー馬鹿!

>>68
氏ね!禿げ!
70名無しさん@ピンキー:03/08/05 18:56 ID:LTgCLgMr
すいません、part.5のdatファイルを持っている方いらっしゃいますか?
旅から帰ってきたら新スレに移行していたので…
71 ◆jjhdc3WdwA :03/08/05 19:05 ID:8Sz6+HJj
>>70
>>20であります! ◆GFw740H0lY氏に感謝。

72名無しさん@ピンキー:03/08/06 15:28 ID:NcK3w9jL
ttp://www.dlsite.com/work/workshow.cgi?workno=ds2578

DLされた方、いらっしゃる?
73名無しさん@ピンキー:03/08/06 17:41 ID:ZMQyqeXp
>73
DLしたんだが、ファイルを開くことができん・・・。
なぜだろう。金払ってるのに・・・。
74 ◆jjhdc3WdwA :03/08/06 20:11 ID:5k2ItqoP
>>73
Acrobat Reader入ってます?
乃至は、Verが適切ですか?おそらくそれが原因かと…。

ああ…たぶれっとほすい…MSマウスじゃ死ぬ……。

75名無しさん@ピンキー:03/08/06 22:40 ID:CBzJHbDI
>>74
お絵かき中?
未夢たん(;´Д`)ハァハァ ですかぁ?
76あぼーん:あぼーん
あぼーん
77名無しさん@ピンキー:03/08/07 01:09 ID:4tyvvvxt
カウンターsage
78Hotel California(その11) ◆GFw740H0lY :03/08/07 02:49 ID:4tyvvvxt
 「お待たせ〜」
 汗とザーメンで汚れた身体をシャワーで洗い流した未夢がバスルームから戻っ
てきた。
 「彷徨、それ何?」
 「これか? 冷蔵庫の上にあったんだ」
 ベッドに座った彷徨がいじっていたのはピンクローターである。おそらく二人
の前にこの部屋を使ったカップルが忘れていったものであろう。
 「何に使うんだろうね?」
 彷徨の横に座り、ピンクローターを手にした未夢は興味深げにそれをいじって
いた。まだ純真な中学生である二人がこれが何であるのか。そして何に使うのか、
もちろん知るよしもない。
 「これ、スイッチかな? きゃっ、彷徨、動いたよ〜」
 スイッチが入り、振動を始めたピンクローターを未夢はあわてて放り投げた。
 「マッサージ器なのか? 未夢、そこに寝そべってみろよ」
 「こう?」
 ピンクローターを拾い上げた彷徨はうつぶせになった未夢の肩にそれを当てて
みた。
 「ちょっと、何するのさぁ〜」
 「マッサージ」
 「そんなことしなくていいよ〜」
 「お客さん、肩こってますねぇ」
 普段は見せることのないおふざけたモードの彷徨。おそらく心を許した未夢の
前だからこういうこともできるのだろう。
 「肩なんかこってません!」
 「あ、こるほど胸ないか」
 「む〜、失礼ですなぁ〜」
 「こんどは腰を…」
 「ちょっと、もういいよ……あっ」
 身体に巻いてあったバスタオルが剥ぎ取られ、ピンクローターが背中に触れた
時である。未夢の身体がピクッと反応した。
79Hotel California(その12) ◆GFw740H0lY :03/08/07 02:50 ID:4tyvvvxt
 「はぁ…はぁ…はぁ……」
 未夢の変化に気付いた彷徨は背中に当てたピンクローターを上から下へ、下か
ら上へと動かしていった。未夢の呼吸がだんだん荒くなり、白い肌が再びピンク
色に染まってきた。
 (こんなところも感じるんだ)
 まだ経験が乏しい彷徨にとって、背中が性感帯というのは思いも寄らなかった
ことであった。
 (背中でこうなるのなら…ここはどうかな?)
 「何するの、やめて……ひゃ〜ん」
 未夢の身体を強引にひっくり返した彷徨は未夢の両足を大きく広げるとクリト
リスにピンクローターを当ててみた。
 「やだ、そんなことしないでよ〜……あぅ〜ん…だめ〜」
 閉じようする未夢の両足を強引に開いた彷徨は、ピンクローターをクリトリス
に当て続ける。未夢の蜜壺がピクピクし始め、トロ〜リと愛液を流し始めた。
 (こんなのいやだよ〜。でも……でも……気持ちいいよ〜)
  暖かみもなく、ただ単に振動を与え続けるだけのローターの感触に未夢は嫌
悪感を覚えていた。だが、身体は激しく反応しているのだった。
 「ひゃ〜ん…そんな…あっあっ……ダメ……変になっちゃう……壊れちゃうよ
〜」
 (すげぇ……)
 シーツを掴み、背中を仰け反らせ、あられもない声を上げ続ける未夢。いつも
とは違う未夢の乱れっぷりを目の当たりにして驚いている彷徨がピンクローター
を蜜壺に入れようとした時である。
 「……彷徨……もうやめて……」
 荒い息の中、潤んだ瞳の未夢が消え入りそうな声で懇願する。
 「一人は……いや。お願い……一緒に……」
 「分かった」
 ピンクローターのスイッチを切った彷徨は用意しておいたコンドームを手にし
た。
80Hotel California(その13) ◆GFw740H0lY :03/08/07 02:51 ID:4tyvvvxt
 「そのままでいいよ」
 「いいのか?」
 「うん……そのままでして欲しいの」
 「分かった」
 すでに戦闘状態になっていたペニスを彷徨は未夢の蜜壺の中に挿入していった。
 「彷徨……」
 彷徨のペニスを受け入れた未夢は彷徨の身体にしがみつくと自分から唇を重ね
ていった。
 「…あったかいね…」
 「?」
 「ううん、なんでもない。彷徨、もう少しこのままでいたいなぁ〜」
 「えっ? あぁ、いいぞ」
 「ありがとう」
 未夢は寂しかった。目の前に彷徨がいるのに自分だけがイッてしまう。自分一
人が取り残されてしまうような感じがいやだったのだ。彷徨を近くに感じたい。
彷徨と一緒にイキたい。彷徨にしがみついている未夢はそう思っていた。
 「……動いていいよ」
 彷徨のペニスが未夢の蜜壺をゆっくりと出入りし始める。
 (やっぱり彷徨のおちんちんの方がいいよ〜)
 ピンクローターとは違い、暖かみのある彷徨のペニス。少々ぎこちないところ
はあるけど、それでも機械的なピンクローターの動きより心のこもった彷徨の動
きの方が未夢は好きだった。
 「もっと……彷徨……もっと……さっきより……気持ちよくなりたいの」
 いつもより大胆になった未夢の太股を抱え、激しいピストン運動を続ける彷徨
の身体に未夢が再びしがみつく。
81Hotel California(その14) ◆GFw740H0lY :03/08/07 02:51 ID:4tyvvvxt
 「おい、このままだと…」
 「いいよ」
 「いいよって…」
 「今日は大丈夫な日だから……」
 「未夢……」
 (だったら早く言えよな〜。そしたらさっきだって…)
 そう思いつつも口には出せない彷徨は、バスルームでの恨み(笑)を込めて未
夢の蜜壺を激しく突いた。
 「彷徨…好き……だから……一緒に……あぁ〜ん」
 「未夢…未夢…」
 「来て……彷徨……一緒に……来る……来ちゃう……ひゃ〜〜〜〜ん」
 彷徨にしがみついたまま絶頂に達した未夢の蜜壺の中に彷徨は熱いエキスを放
出した。

 「はぁ…はぁ…はぁ……彷徨…」
 「何だ?」
 「彷徨のぶわっかぁ〜〜〜〜〜」
 ベッドに横たわっていた未夢がいきなり起きあがり、スヌ●ピーの絵のついた
大きな枕を彷徨の顔面に投げつけた。
 「痛ぇなぁ。何すんだよ」
 「エッチ、スケベ、変態。あんなことするなんて、もう信じらんな〜い」
 「……悪かったよ」
 「………」
 しばらくの間、涙を浮かべたまま黙りこくっていた未夢がようやく口を開いた。
 「彷徨…」
 「何だよ」
 「今度はちゃんとしてね」
82Hotel California(その15) ◆GFw740H0lY :03/08/07 02:52 ID:4tyvvvxt
 「遅くなりましたわ……。あっ、あそこにいるのは彷徨くんじゃあ〜りません
か」
 「誰もいないよね」
 「あぁ……まずい、花小町だ」
 あれから二回も愛情あふれるセックスを楽しんだ未夢と彷徨がホテルを出よう
とした時である。二人の視界に猛ダッシュでこちらに向ってくるクリスの姿が飛
び込んできた。
 「はぁ…はぁ…あら、彷徨くんに未夢ちゃん」
 慌ててホテルの中に戻ろうとしたが無駄であった。二人の目の前に息を荒げた
クリスが現れた。
 「や、やぁ、花小町」
 「こ、こんにちは。クリスちゃん」
 「お二人で何をなさっていたのですか?」
 「いや、それは……」
 もちろんクリスに本当のことは言えるわけはない。
 「ここは……ホテル…」
 「あのね、クリスちゃん…」
 「……ホテルから二人仲良く出てきた彷徨くんと未夢ちゃん……。『未夢、お
前のためにホテルのスイートルームを用意したよ』『うれしい、ちゃんとあたし
の誕生日のこと覚えていてくれたのね』」
 毎度おなじみのクリスの妄想が始まった。
 「こうして二人は手に手を取ってホテルに入ると、スイートルームであま〜い
お汁粉を作って、口うつしで……許せませんわ……」
83Hotel California(その16) ◆GFw740H0lY :03/08/07 02:52 ID:4tyvvvxt
 「違うよ、クリスちゃん。あたしと彷徨は……お祓い、そうお祓いに来たの」
 「そうそう、ここのホテルの支配人と親父が大の親友でさぁ。定期的にお祓い
に行くんだけど、親父が出かけて今日はオレが代わりに来たんだ」
 「あら、そうですの」
 あわてて取り繕う二人の言葉に、とりあえずクリスは納得の表情を見せた。
 「それにしては彷徨くんは袈裟を着ていらっしゃらないですし、それに…くん
かくんか…彷徨くんと未夢ちゃんから同じ香りがしますわ。いつもは違うシャン
プーを使ってらっしゃるのに……やっぱり二人はお汁粉を口移しで食べたのです
ね……」
 「ひぇ〜〜〜、彷徨どうしよう」
 妄想&暴走モードのクリスを説得するのに小一時間かかった二人が西遠寺にた
どりついたのは夕日が西の空を染め始めた時であった。

(終)
84Hotel California(その17) ◆GFw740H0lY :03/08/07 02:53 ID:4tyvvvxt
 「おかえりなさいですぅ〜」
 「ただいま。はぁ〜、今日は疲れたなぁ〜」
 「あの〜」
 「どうしたの、ワンニャー?」
 「何かお忘れではないでしょうか?」
 「あ〜〜〜」
 「どうした?」
 「おみやげのみたらしだんご買ってくるの忘れてたよ〜。ごめんね、ワンニャ
ー」
 「ひどいですぅ。忘れるなんてひどいですぅ…」
 
 (完)
まずは最後まで付き合ってくださった皆様に感謝します。今回
はちゃんと最後まで書きましたよ(苦藁。

ええかげん彷徨×未夢のセックルのパターンが尽きてきたんで
大人のおもちゃ出してみたんだけどどうなんだろうねぇ? 中学
生にはちと早過ぎるような気がするけど(w。

次は夏らしくこわ〜いお話の予定。その次はいいところで終わっ
ているあの話を終わらせて、それから未夢×彷徨の初体験ネタ
だな。





86名無しさん@ピンキー:03/08/07 03:25 ID:tuWyF6Tl
>>85
まずは続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!で乙彼ですぅ〜

彷徨未夢のパターンも出尽くし感あるかもしれないですが
この二人のなっかよっしさぁ〜ん(笑)のエッチが読めるだけでもありがたいのです。
今後も無理せずガンガッてください
87 ◆jjhdc3WdwA :03/08/07 14:07 ID:DJp3n9gK
>>85
お疲れさまーーーー!(=゚ω゚)ノ 旦~お茶でも。

>ええかげん彷徨×未夢のセックルのパターンが尽きてきたんで
>大人のおもちゃ出してみたんだけどどうなんだろうねぇ? 中学
>生にはちと早過ぎるような気がするけど(w。

多少はイイと思います。◆GFw740H0lY さんの手法もいいですね。
また、その手のモノを見て「?」になった未夢彷徨で
彷徨は、「知らないとどうもヤだな」で背伸びさせて、未夢は面白がってって
言う手法もありましょう…ゴホホ。

>>75
>ええかげん彷徨×未夢のセックルのパターンが尽きてきたんで…の処から
そろそろ、シナリオの更新を諦め、お絵かきを始めました。
…と言っても、艦船系しか描けないワイヤーフレームの素地と、
大学の頃にフローハンドでラムちゃん描きまくっていた素地が担保。

んで、落書き→イラスト(挿絵)→絵コンテ→漫画らしきモノにする…でも始めようかと。
五十の手習いじゃなく三十路の手習いですが、二、三年掛かりそうなので気長に………。

今は一から起こした絵の身体のデッサンが気に入らなくて書き直したり
神の絵をコラージュして(ダメです)いろんなポーズや髪型に書き直したり。('A`)
しかし、12年のブランクは痛い…んでは…('A`)ビデヲミヨ
88名無しさん@ピンキー:03/08/07 21:29 ID:bUb3dpn8
>>85
完結疲れさまです。
大きい人のおもちゃ(・∀・)イイ!! です

>「……彷徨……もうやめて……」
>荒い息の中、潤んだ瞳の未夢が消え入りそうな声で懇願する。
>「一人は……いや。お願い……一緒に……」

この辺り激萌え〜でした (;´Д`)ハァハァ

>ええかげん彷徨×未夢のセックルのパターンが尽きてきたんで
この二人なら似たようなパターンでもうれしいです。

次もがんばって下さい。


>>87
お絵かき完成したら、ぜひ見せてくださいね〜
89 ◆jjhdc3WdwA :03/08/08 21:01 ID:aohSiiNd
たいふんさげ。
90名無しさん@ピンキー:03/08/08 22:35 ID:XCQCEcqp
税金みてーなもんだ・・・房の広告は、計算に入ってる
つったんだよsage
91 ◆jjhdc3WdwA :03/08/09 22:02 ID:NEAlWmk3
>>90
どうでもいいが、こう言う広告爆撃って誰やっているんだ?
92名無しさん@ピンキー:03/08/09 22:32 ID:Eukgf27u
隔離板絵との連携SSに期待
93名無しさん@ピンキー:03/08/10 04:55 ID:YzFFmnzs
どういうシチュエーションなのか内容もですが
続きも気になりますなぁ(;´Д`)ハァハァ
94名無しさん@ピンキー:03/08/11 06:28 ID:Y60GGZYp

   + 警報 +

只今「だぁ!エロパロスレ」上空に時空の歪が発生中・・・・・・
95名無しさん@ピンキー:03/08/11 08:42 ID:h6wxVf3a
時空の歪によりコーコクセイからのURLが届いています。
96名無しさん@ピンキー:03/08/11 09:18 ID:Ut3s7n1v
マンコク星とか無いの?
97夏・西遠寺(その1) ◆jjhdc3WdwA :03/08/11 09:55 ID:8DtwifxO
「時空のひずみ制御装置発射!」

「ねーちゃん、今度はもっと高いカセットだね!
「そうさっ、最初は、VHS 次はS-VHS そして今や真打ち、D-VHSテープだからねぇ」
「で、ドリアンねーちゃん?どっから買っていたの?そんな高いの?」

「ふふふっ…あたしゃよいひと団だよ、悪事に手は染めちゃ居ないのさ?」
「で、これが請求書ってわけ…ドリアンねーちゃん?」
「大丈夫、大丈夫、あたいらシャラク星のお抱え科学者だからねぇ」
「…って、ケタがスゴいんだけど、これもシャラク星政府持ち?」
「……ふっ、平和の対価ってのは高いもんさ」

「ドリアンねーちゃん、らしくない語りだね」
「グワバ?なんだか、ドリアンねーちゃん、額から汗垂らしてるよ?」
「この頃、時空のひずみ研究に、格好付けた経費を、横流してるし…」
「バレたら…また、悪の道に走るんだね…いやだよーグワバねーちゃん」
「そう言えばUFOの後ろに、さっきから変な物体が迫っているんだよね?」
98夏・西遠寺(その2) ◆jjhdc3WdwA :03/08/11 09:55 ID:8DtwifxO
『そこのUFOー止まりなさーい!』
『見損なったぞ!わるわる団くん!君たちがそんな事を!』
『って!熱っ苦しいわよ!テル!』

2003年8月……熱っ苦しいカップルと、三人科学者漫才グループが
暴れ抜きつつのチェイスをしつつ地球に近づきつつあった……。

ちょうど西遠寺には、避暑がてら泊まりで、
瞳さんの墓参りに、光月未夢(16歳)が居たりした。
年二回だけと言う逢瀬のまっただ中の彷徨と未夢に何が起こるのか……。

ただ、あの連中が、騒音をまき散らしながら、西遠寺の中庭に落下するのは、
彷徨と未夢がクライマックスな頃と、相場が決まっているのは言うまでもない。
99夏・西遠寺(その3) ◆jjhdc3WdwA :03/08/11 09:56 ID:8DtwifxO
彷徨と未夢は、その騒動が近づいて居る事も知らず、
彷徨の部屋のフトンの中で、晩夏の暑さも忘れ、
互いの身体を絡め合っている最中であったが、何となくイヤな予感が
二人の脳裏を過ぎったのは言うまでもなかった。

何故、過ぎったかは知るよしもないが、彷徨と未夢は
熱い息の下、ふと吐息を漏らしてこう言葉を交わした。

「……彷徨ぁ…スキンした?」
「あっ…えっ?…多分…、じゃ抜いてみる?未夢」
「いやぁっん…いじわる…抜くとかそう言う問題じゃなぁーい!」
「と言うか…大丈夫なんだろう?今日は?」
「いや〜そう言われますと〜わかりませんなぁー」
「……………」
100夏・西遠寺(その4) ◆jjhdc3WdwA :03/08/11 09:57 ID:8DtwifxO
「……未夢…」
「…彷徨ぁ…」

未夢と彷徨は顔を見合わせて同時に喚いた。

「わぁーーー大変だぁー!」

その次の瞬間、西遠寺の庭先に轟音が鳴り響いた。

「もっと大変そうで、懐かしいリアクションもキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!」
「彷徨さんや…そのセリフはおかしいですよ?」
「…とりあえず、全力ダッシュで服を着て外に出る!」
101夏・西遠寺(その5) ◆jjhdc3WdwA :03/08/11 09:57 ID:8DtwifxO
「ああぁーーん、あたしのショーツーーどこー?」
「って!彷徨!幾ら暗いからって、あたしのぉーー!!」
「そーいう未夢だって!オレのトラ……!」
「いやーもーしんじらんない!ぜっんぜん!変わらないんだから!」
「そう言う未夢だって、三年経っても乳大きくならな…」
「そうぬかしやがりますか!」
「だぁー!帯と思ったら、未夢のストッキングだ」
「あーーそれっ!結構高かったのにぃ!その辺の安物じゃないのよっ!」
「いやぁーお嬢様は、お召し物も高級でいらっしゃりますなぁー」
「彷徨?それイヤミ?」
102夏・西遠寺(その6) ◆jjhdc3WdwA :03/08/11 09:57 ID:8DtwifxO
「……というか、未夢早く下着付けろ!」
「彷徨だって、その辺に脱ぎ捨てた浴衣着なさいよ!」
「くそー暗くて見えねぇー」
「電気つければいいじゃない、ほっい!ぽっちっ!」
「ほぉ〜ら〜付いた付いた〜」

しかし、彷徨が敢えて電気を付けなかったのは訳があった。
幸い、おじゃ魔虫の宝晶、未来、優は、ちょっとした用事で
二日前程前に出ていったのでそれ系に問題が生ずる事はない。
お盆のお祀りも、ちょうど過ぎた辺りだったので、
その辺も抜かりはない。(設定が)
103夏・西遠寺(その7) ◆jjhdc3WdwA :03/08/11 09:58 ID:8DtwifxO
問題は、その彷徨の部屋の惨状だった。
未夢と彷徨の衣服や下着が、ばらんばらんに散乱している。
三人組がいいタイミングで出ていったのが、つい、嬉しくて…。

昨晩はいろいろやったらしい……。

「…………」
「彷徨…昨晩…あたし何したっけ?」
「あーーオレ、覚えてない…というか思い出したくない…」

そして、二人はまた顔を見合わせた。

「若いってスゴいですなぁ〜〜」
104夏・西遠寺(その8) ◆jjhdc3WdwA :03/08/11 09:58 ID:8DtwifxO
そして、ドタバタしたあげく、紺の浴衣姿の彷徨と、
それに似合わぬ雰囲気を醸すような、キャミソール姿の未夢が、
縁側から、下駄を履いて庭先に出てみると、

三年ほど前に見た騒々しいUFOが3機、
見事に地面にめり込んでいるのを見て、また顔を見合わせて呟いた。

「ほいっ、スコップ」
「はいな…彷徨…」

「また掘り出すんですかいなぁー」
「オヤジ達が帰ってくる前に、掘り出すか…無理なら埋めてしまうか…」
「涼しい顔をして…恐い事を言いますなぁ…彷徨さんやぁー」

ざっくざっくと、半月の夜空の下、妖美に光るキャミの上に羽織った
サリーが舞わせる未夢と、ちょっと裾が緩んだ彷徨は、
ざっくざっくと西遠寺の中庭を掘るのだった。
105夏・西遠寺(寝) ◆jjhdc3WdwA :03/08/11 10:00 ID:8DtwifxO
お休みなさい〜〜('A`)ノ

広告はあんまり反応しない方がいいかも。
後で削除依頼出すとき色々あるそうだから。(w
って、この突発SSもヤバイか…な…テヘ。

ZZZZZ
106 ◆jjhdc3WdwA :03/08/11 21:59 ID:EF8Xa3IG
保守下げ…
107名無しさん@ピンキー:03/08/12 01:48 ID:sh+Oh8Of
夏〜って感じですなぁ。
大変ですなぁ。

>夏・西遠寺
夏の西遠寺に限らず宇宙人連中はいつ現れてもおかしくなさそうスね。

>つい、嬉しくて…。
つい、なのか〜(w
イイっスね!正直な二人に萌えです〜。

乙かれさまでした。
突発SS大歓迎ですよ、餓えてますし(w
108あぼーん:あぼーん
あぼーん
109 ◆jjhdc3WdwA :03/08/12 19:40 ID:Uh8oB1vw
かわいそうに、IP晒されてるわ。
110名無しさん@ピンキー:03/08/12 20:03 ID:C4fNqHAy
うーん、削除人さん見事に証拠物件だけ残していかれましたな。
111あぼーん:あぼーん
あぼーん
112名無しさん@ピンキー:03/08/13 02:50 ID:IUk+0tjA
113 ◆jjhdc3WdwA :03/08/13 03:14 ID:DxTD5wGi
>>112
やりたいのは山々だなぁ…。(w
○さーんでレス書き込んでいる漏れはそう思うのだった。
盆開け辺りにやってみますわ……あまり期待しないでね。

と言う訳で、夏コミ参戦の方々の奮戦を祈る。
今年は涼しいらしいけど、油断禁物、三日目にすべてを賭けろ。(笑)
114 ◆GFw740H0lY :03/08/13 10:29 ID:3yFXfOUz
>>112
上から3枚目を々処理するかが難関なり
115名無しさん@ピンキー:03/08/13 20:28 ID:+PzRnD1m
>>112
神絵追加
tp://www90.sakura.ne.jp/~kakuri/cgi-bin/oekaki/data/IMG_001162.png
116あぼーん:あぼーん
あぼーん
117名無しさん@ピンキー:03/08/14 15:35 ID:dTEhWML4
晒しキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!
そして神の新作
ttp://www90.sakura.ne.jp/~kakuri/cgi-bin/oekaki/data/IMG_001166.png
118名無しさん@ピンキー:03/08/14 20:28 ID:sg6vA6jF
>>116
あなたの会社につーほーしますか?
119 ◆jjhdc3WdwA :03/08/14 23:59 ID:chCkb5dB
踏み台にされたとかとかもある…かも。

某IP辿っていったら、既に潰れた会社が拾得していたらしい
グローバルIPが、現在も、そのままで歩いていた事が分かった事もある。
120あぼーん:あぼーん
あぼーん
121あぼーん:あぼーん
あぼーん
122名無しさん@ピンキー:03/08/15 17:54 ID:l/HPEULz
age
123あぼーん:あぼーん
あぼーん
124あぼーん:あぼーん
あぼーん
125 ◆jjhdc3WdwA :03/08/17 04:16 ID:7BL07GFW
ほしゅなのさぁ〜
126 j sr;ofuhrs :03/08/17 07:58 ID:Ucs2gYLE
ノーマルもいいかも
127名無しさん@ピンキー:03/08/17 14:31 ID:hMi+Be+A
神の新作がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!
ほぼ期待通りの展開にテンションがっ(w
この先の予想がつかない、尽きない、気になるのさぁ
128あぼーん:あぼーん
あぼーん
129名無しさん@ピンキー:03/08/18 02:09 ID:Eio4AaOg
そろそろ夏のお祭りの収穫発表をキボンヌ。
たぶん娘娘飯店以外はなさそうだけど。・゚・(ノД`)・゚・。
130あぼーん:あぼーん
あぼーん
131あぼーん:あぼーん
あぼーん
132あぼーん:あぼーん
あぼーん
133 ◆jjhdc3WdwA :03/08/19 21:15 ID:v7uHi6IG
うーん、爆撃がないところは全くないのだが…スレ深度も良好…一体何故に!(w
134名無しさん@ピンキー:03/08/19 21:51 ID:kYmFg4CG
>>133
タイトルのエロという文字がまずいと思われ。
135名無しさん@ピンキー:03/08/19 22:41 ID:ia/JlJXO
仮に、もし仮にハッピーアイスクリーム!のSS書きたいと思ったらここでいいんでしょうか?
やっぱりその他スレに?
136夏バテ ◆jjhdc3WdwA :03/08/19 23:03 ID:yKJYSgow
>>135
とりあえず、連載が始まってある程度なるまでは、<なかよし10月号からだし
間借りという感じでどうか?>スレ住人様
スレ立てしても、一定容量がないと即死するしね。

とりあえず、住人様の意見を求むのさぁ〜。

137眠い ◆GFw740H0lY :03/08/19 23:06 ID:kYmFg4CG
ここでいいんじゃないすか。
アイス以外でもリアルみかんさんのSSならここにうpしてもOKだと思うが。
138だるい@一読者:03/08/20 00:17 ID:W+kme9jd
>>135
別にここでかまわないと思いますが、感想がもらえるかは分かりません。
私は「だぁ!」しか見て無いので感想は書きにくいですね。
139名無しさん@ピンキー:03/08/20 01:57 ID:0MU9NlHv
140小人さん代行状態 ◆jjhdc3WdwA :03/08/20 02:22 ID:QnUQiUcU
>>139
落札価格4000円…うぅむ…。
141小人さん代行状態 ◆jjhdc3WdwA :03/08/20 02:22 ID:QnUQiUcU
>>140
いかん、予定価格ね…もう寝よう…。
142名無しさん@ピンキー:03/08/21 13:22 ID:pyPjAjSA
むー、だだだのエロ話は雑談でも何でもこっちのスレでやってほしいのぅ。
いや、本スレの流れをみて思った。
143名無しさん@ピンキー:03/08/21 14:11 ID:9m9hvApF
>>139
10時半ごろには売りきれていたような気がしたな。
144あぼーん:あぼーん
あぼーん
145あぼーん:あぼーん
あぼーん
146 ◆jjhdc3WdwA :03/08/21 14:44 ID:lE0T7BE2
>>142
漏れも思った。
しかし、軽めのエロネタを収容すべき、ハァハァスレが機能してないからなぁ…。

難しいですなぁ〜。
147名無しさん@ピンキー:03/08/21 16:37 ID:BrdtimdW
>>143
午後にどこからともなく?在庫が届いて、販売再開してたよ。
まぁまたすぐ無くなってたみたいだけど。
148名無しなのさぁ〜。:03/08/21 17:16 ID:MNZZxNn3
健全スレでえっちな話題はやめてほしいのさぁ〜。
一応under18には刺激が強すぎるのさぁ〜。

透明あぼーんされると専用ブラウザだと再読み込みしなきゃいけなくなるのさぁ〜。
面倒なのさぁ〜。
149小人さん代行 ◆jjhdc3WdwA :03/08/21 17:34 ID:lE0T7BE2
>>148
…なら来ないでくれ、不愉快だ。ハッキシいって。
棲み分けはきっちりやっているし、そう言うネタが本スレで出た場合は
ちゃんと誘導している。 二度と来るな。

以下誘導、【ワンニャー】はぁ!はぁ!はぁ!もう我慢できん【未夢】
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1054729693/
150 ◆GFw740H0lY :03/08/21 22:10 ID:THwC+832
>>145
とりあえず落ち着け
151名無しさん@ピンキー:03/08/21 22:33 ID:YFmKawoB
>>149が何故キレ気味な文体になってるのかが理解できない。
>>148>>142>>146と言ってることは同じと感じるが。
152小人さん代行状態 ◆jjhdc3WdwA :03/08/21 23:15 ID:AzV/8Obg
>>150
うん、ちょっと過剰反応してしまった…すまなかった…鬱。
>>151
だぁ!だぁ!だぁ!の「なのさー」ニュアンスが呑み込めないとは
かなり疲れているのかもしれん、すまんかった。(つд`)
153名無しなのさぁ〜。(148):03/08/22 00:04 ID:R1ARwKdU
>>149
お気に障ったようで、すみません。
ちと本スレのエロがこのところ目立つ傾向にあるので、こちらの方が書いているのかと思い
書き込んだ次第です。
えと、私がunder18というわけではなく、本スレを見ているunder18な人もいる、ということです。
透明あぼーんに関しては、本スレの業者宛てです。誤爆です。

私以外にも名前:「名無しなのさぁ〜。」で書きこんでいる方がいらっしゃるようですので、
ご迷惑がかからぬようここにお詫びしておきます。
154前書き:03/08/24 16:29 ID:pUpurRmT
これまでを全く無視して投下します〜。
まぁ適当に受け流して下され。

155『my word 、my world?』その一:03/08/24 16:31 ID:pUpurRmT
やっぱり地元の平尾図書館じゃ、誰かしらに会う確率が高いから隣町の図書館に足を運んだって感じね。
で、その一番奥まった本棚の狭い通路の壁側に彼女を押しやって、自分は持参した文庫本でカムフラージュすんの。
もちろん誰かが間違って現われたときの為にだから準備に抜かりなさそうだわ。
自分が背中を向けておけば壁側に居る彼女の顔までは見れないようになってて。
休日の午前中なら大体ガラガラだし・・・万が一、
気付かれたとしても誤魔化せるのよね、彼って何気に演技上手いし〜。
広い書物部屋の狭〜い空間に二人っきりってシチュエーション。
誰も居ないような錯覚を起こして啄むようなキスを何度もするのよ。
そのうち彼が我慢しきれなくなって誘うようなディープキスっってのも考えられるわね。
最初は彼女も嬉しそうにしてるんだけど、彼の手はだんだんと
在らぬ方向に手が伸びてくるもんだから逃れようとするの。
でも生憎、彼女の退路は目の前にいる彼を押しのけないといけないのよねぇ。
当然、彼がそれを許すはずがなくて無理やり彼女を狭い空間に閉じ込める状態のまま
添えていただけの手が彼女の胸の形を掴むように揉んでくるの。

「んんっ、ちょ、ちょっと!」

少し強めに声をたてたもんだから彼の単行本を開いて持っていた手が
本を閉じて人差し指を口元にやって静かにするように促すのね。
つーか、片手で本読んでるフリするのはいいアイディアなんだけど・・・
どーやってページめくるんだってツッコミたくなっちゃうなぁ。
やっぱお芝居のリアリティを追及する監督の立場としては見逃せないところだわ。

「・・・図書館では静かに、な?」
156『my word 、my world?』その二:03/08/24 16:34 ID:pUpurRmT
喋らず、ジッとしてなさいって意味を込めて彼女に囁くのよ。
で、彼の言葉に従う健気な彼女。う〜ん、ちょっとそれは思うツボなんでない?

「〜〜〜ダメだよぅ」

彼を止めようと息声で小さく抗議するんだけどその意思とは別に
身体の方は敏感に反応して次の刺激を求めていそうね。
腰がひくついて秘部がじんじんと熱くなっていくのが自分でも分かったんじゃないかしら。
赤くなりながら潤んだ瞳で言っても彼をより一層、奮い立たせるだけだと思うんだけど。
案の定、彼女の言葉も空しく彼の腕の動きはエスカレートしていって
布越しでキツく刺激を与えようと指先に力が入る訳。
彼女としては抵抗したいんだけど好きな人から与えられる快楽に身も心も捧げたいって
感じなのかしら、黙って受け入れちゃうのよねぇ。
胸を揉んでいた手が彼女の曲線をなぞって腰からお尻まで到達したら、
スカートの中に彼の手が侵入するって筋書き通りになりそぉ〜。
太腿を撫でるように移動した彼の掌がそのままショーツの中に滑り込んで茂みの奥へ指を深く
差し込んだりなんかしたら、さっきまでの愛撫の効果が彼女の秘部にしっかり表れてるって寸法なのよ!

「濡れてるな、。。・感じてるんだ?」

「やっ!もぉやだぁ・・・言わないで」

彼女は身をよじるんだけど差し込まれた指が更に深くなって動いてくるもんだから徐々に
心地よくて痺れるような震えが彼女の全身に伝わっていくんだろうなぁ。
彼の指の動きは絶妙で丹念に蕾を捏ねたり、擦ったりして思わず彼女も嬌声を上げそうになったりでもう大変よね。
なにしろ声を出そうものなら誰かに聴かれる危険があってそれだけは避けたいからなんとしてでも耐えようと
157『my word 、my world?』その三:03/08/24 16:36 ID:pUpurRmT
口を覆って堪えるんだけどその手も力が入んなかったりしちゃって。
甘い声を出すのを必死の思いで抑えんのよぉ。

「ね。。。も、いいから・・・やっ」

「なんで・・・指だけでこんなになってる、気持ちいいんだろ?」

「い、言わないでったら・・・ぁっん・・・んっだめ」

彼は彼で、そんな彼女の様子に刺激を受けて更に興奮したんじゃないかしら。
なにしろ自分の愛撫で彼女が感じまくってるんだもの!
例えようのない悦びが込み上げるのは当然じゃない!
内部の、熱を帯びた肉ヒダに刺激を与えるように指を動かして、果てはその指を二本から三本に
増やすもんだから秘部の潤滑効果も上がってより一層彼女を快感の終焉へ導こうとしてたりすんのよ、コレが。
またその潤いが溢れて腿に滴り伝った時には誰かに気付かれるんじゃないかってくらい
卑猥な音が二人の耳に届いて刺激されてね。

「もっと気持ちよくなって欲しいんだけど」

「そっそんな・・・でもここじゃ、や、もう止まっ・・・」

聴覚から指を動かす度に淫靡な音が伝わって、嗅覚からは脇にある本棚から漂う
古書の匂いが際どい場所であることを否応なしに認識させるからそれがまた感じる要因になって・・・
絶頂に達する彼女の全身に甘美な痺れを与えて快感が全身を駆け巡るんだわ。
158『my word 、my world?』その四:03/08/24 16:38 ID:pUpurRmT
いい!
いいわね〜!
ちょっと、ちょっと凄いんじゃない?!
私ってば官能作家の才能も有るんじゃないかしら?

「いや〜ん自画自賛てヤツ?我ながら自分の才能に惚れ惚れするわ〜」

「ちょっ!ちょっと綾ちゃん??」

へ?

「なーに?未夢ちゃん」

いつの間にか私の目の前には彼女・・・じゃなかった、未夢ちゃんが
焦った様子でこちらを窺ってるみたいなんだけど?

「なーに?じゃないよぉ〜。HRの間も相変わらずプチみかん乗せて・・・
 一人の世界に入ってお話考えてるみたいだけど、ここは教室なんだからね?」

ふと気付けば殆どの生徒が部活に行こうと教室を離れてたり、残った何人かはやれ掃除だとか、
居残りだとか嘆いてたりしてる。私、帰りの挨拶ちゃんと出来たのかしら?

「ごめん、ごめん。実は今日、未夢ちゃんの西遠寺君に対しての態度が余所よそしかったからさぁ、
 何かあったんじゃないかって思ったら、つい創作意欲が掻きたてられちゃったのよ」

その私の言葉で途端に未夢ちゃんの表情が一気に紅潮し出したもんだから
これは良い展開になりそうだって思わずニンマリしちゃったわ。
159『my word 、my world?』その五:03/08/24 16:40 ID:pUpurRmT
「わたし・・・そんなに態度に出てた?」

「うん。西遠寺君は西遠寺君で、いつもより未夢ちゃんに取繕うみたいな感じがあるような気がしたし・・・
 昨日は二人一緒のところを見かけたのにどうしてかな〜って思って」

未夢ちゃんの顔が徐々にうつむき加減で恥ずかしそう・・・これはなにかあったのね。
そんな未夢ちゃんの態度がいつ判ったのか、いつ気がついたのか、彼が・・・もとい、
西遠寺君がこちらにプリントを持って近づいてきた。

「未夢、小西、古典のプリント返却。間違ってるとこを直して再提しゅつ・・・未夢?」

窓際の席から順番にプリントを配って、もの凄〜く自然に近づいた西遠寺君は
やっぱり未夢ちゃんだけを気にかけて話しかけてる。
俯いたまま黙りこくってしまった未夢ちゃんに代わって私が西遠寺君に再度、同じ言葉を投げかけた。

「昨日、西遠寺君と未夢ちゃんを隣町の図書館で見かけた時は仲むつまじい感じが出てたのに
 今日は妙に余所よそしいからどうしたの?って聞いたらこうなっちゃたの」
「んなっ?!こっ小西、お前っ!同じ時間に図書館に居たのか?!」

わ〜お。いつ、どんな時でもポーカーフェイスの西遠寺君がここまで慌てふためいてる。
ってゆうのも私の場合、読みたかった図書館の本を予約しておいたら隣町の図書館から借りられるって
連絡が入ったんだけど、ど〜しても早く読みたくって平尾図書館に取寄せてもらう時間を惜しんで直接、
隣町まで足を運んだのよね。

「うん、でも私借りた本をじっくり家で読みたくってさっさと帰っちゃんだ」

そこまで言ってようやく未夢ちゃんが俯いた顔を上げてくれたから今度は二人に向かって昨日の様子を窺ってみた。
160『my word 、my world?』その六:03/08/24 16:43 ID:pUpurRmT
「二人を見かけたけど・・・それが図書館の隅に移動してるところだったから声はかけられなかったのよね。
 西遠寺君もあの噂、聞いたんじゃないかって思ったから」

って、あれ?
未夢ちゃんが机につんのめっちゃたよ。
西遠寺君に至っては硬直した表情でジト汗かいてる。

「なっ、なにっ?!ど〜いうことなの?」

「未夢ちゃん、知らないの〜??隣町の図書館って広いからさぁ、便利に使えるようにって頻繁に
 利用される本だけ別にコーナー設けられたから奥まったところの専門書とかには滅多に人が寄り付かないのよ。
 そんなもんだから恋人たちの隠れたデートスポットになってるんだよ?」

ガバッと勢い付けて起き上がって私に説明させたかと思ったら今度はプシュ〜ってな感じで気が抜けた
未夢ちゃんがまた机に上体を投げ出した。
西遠寺君は・・・口元、覆って赤くなってるんだけど眼が泳いでるよ?

「私も新聞部の噂を人伝いに聞いただけで元々は知らなかったんだけどさ、でも噂の発信源が新聞部ってことは
 黒須君から西遠寺君の耳に入ったってことよねぇ・・・わっわっ」

って驚いたのは西遠寺君に向かって未夢ちゃんが怒鳴ったから。

「彷徨のばかぁ〜!!知ってて黙ってたの!?」

「言ったらお前、来なかっただろ」

「当たり前だよ!!〜〜〜もう二度とあの図書館に行けないいぃ」

でも未夢ちゃんって滅多に図書館なんて利用しないんじゃ?
なんて無粋なツッコミは敢えて心の中に留めて置いときましょう。
それにしても悲痛な声で今にも泣きそうだわ。
逆に西遠寺君は然も楽しそうな感じがするんだけど。
161『my word 、my world?』その七:03/08/24 16:45 ID:pUpurRmT
「未夢ちゃんも大変だねぇ。西遠寺君、相手じゃ満足させられないんじゃない?」

「なっ、なにそれ」

だってさぁ〜西遠寺君が未夢ちゃんに悪戯するのは目に見えてるとはいえ、
西遠寺君が未夢ちゃんの感じてる姿を見て興奮しない訳がないじゃない!
かといってするにはやっぱ危険な場所だし、万が一そんなところを誰かに見られるなんて
そんなヘマ、西遠寺君がするはずもないし。

「だからぁ西遠寺君が背中を通路側に向けておけば未夢ちゃんがしゃがんでも見えないようになるから、
 彼女は彼の猛ったさっ・・・ふぐぐっ〜〜〜〜んん?!」
「綾ちゃん!!ここっ!学校〜っ!」

私が最後まで言い切る前に真っ赤になって慌てる未夢ちゃんに口を押さえつけられちゃった。
西遠寺君なんかには片手で頭なんか抱えられて絶句されちゃったわよ。

「小西・・・見てた、のか?」

辛うじて聞き取れる大きさで訊ねながら西遠寺君の眼が指の隙間から私を窺う。

「まっさか!そりゃぁ気になったのはなったけど、私、出場亀するほど卑しくないわよ?
 ただちょっとどうなったのかなぁ〜って思ったら私の沸き立つ創造力が溢れ出てきちゃったのよね」

安堵の表情を浮かべる二人だけど私としては追及したいところ。

「正直、未夢ちゃんしたの?西遠寺君に・・・」
「してません!」

間髪入れずに否定した未夢ちゃんがボソッと呟いたのを私は聞き逃さなかったわよ。
162『my word 、my world?』その八:03/08/24 16:47 ID:pUpurRmT
「されたのはわたしの方なんだから・・・」
「うん?そこのところを詳しく!」
「あ〜やちゃぁ〜ん」

私が興味津々で詰め寄るから未夢ちゃんが西遠寺君の後ろに身を隠すんだけど簡単には引き下がらないわ。

「西遠寺君は満足したんでしょう?」
「そ、れは・・・ノーコメントで」

後ろに隠れちゃった未夢ちゃんが制服を握り締めてるのを感じて西遠寺君が
当たり障りのない返答を返してくるんだけど・・・でもそれって未夢ちゃんを弄んで満足出来たけど
興奮した自分は出来なかったから余計に堪ったって意味に捉えてもいいってことかしら?
まぁ西遠寺君の欲望を満たすことなんて家に帰れば幾らでも出来るんだからいいとして、やっぱり未夢ちゃんよね。
でも私が探りを入れようと変化球を投げるまでに二人が防衛対策しようとコソコソ話し合ってたりして。

「どーすんのさ、彷徨?綾ちゃん完全に勘付いてるよ〜もうっ彷徨の所為なんだからね!」
「オレがどうこう言って小西の暴走が止まるのかよ」
「うぅ、彷徨が変なことするからこんなことになったんじゃない〜」
「本当に、見てたんじゃないだろうな?あの創造力は妄想の域に達してるぞ」

う〜ん、なんだか会話だけ聞いてると責任の擦り付け合いみたいだわ。
しかも明らかに私の天才的な創作力にケチをつけてる気がしないでもないような。
そんなもんだからもう次のお話のネタを探そうと思って二人の乳繰り合いを参考にしようと期待して煽ってみました。

「西遠寺君の所為で図書館にはもう行けないんだ?」
「そーだよ・・・死にそうなぐらい恥ずかしくて嫌だったんだから!」
「あんなに感じてたのに?」
163『my word 、my world?』終焉:03/08/24 16:50 ID:pUpurRmT
あ。

しまった、って感じで西遠寺君が口を噤むんだけどもう遅いみたい。
西遠寺君の一言に反応して未夢ちゃん、固まっちゃった。
いやその前に未夢ちゃんも墓穴、掘ったんだけどね・・・でもそれで私たちに空気が凍ったような気まずい
「間」が出来ちゃってそれが余計に西遠寺君の一言を際立たせちゃったのよ。
んもぉ〜コレがお芝居なら抜群の演出効果なのになぁ。

「ばかっ!!もう知らないぃぃ〜」
「みっ!未夢ちゃん、ちょっと、どこ行くの〜?!」

あ〜ぁ・・・赤くなって捨て台詞を吐くように未夢ちゃんが教室を飛び出して行っちゃった。
是非とも真相を突き止めたかったのに・・・って西遠寺君まで出て行っちゃったよ。
まぁ、フォロー入れなきゃいけないんだから当然かぁ。
それに未夢ちゃん一人じゃ変な輩が近づいてくるのも目に見えてるしね。
教室の掃除が終わって片付いた頃に西遠寺君が未夢ちゃんを連れ立って戻ってきたからとりあえずホッとしたんだけど。

「未夢ちゃん、嬉しそうだね」
「え?そ、そうかな・・・」

照れてるんだけど心なしか幸せに満ちてるって感じの未夢ちゃんは
女の私から見てもやっぱり可愛いなぁって思っちゃうわ。
それにしても教室を出ていった後、何か有ったのかしら・・・って有るわよね〜あの表情から察するに。
きゃ〜〜!!またまた創作意欲が湧いてきたわっ!!
やっぱり近くに恰好の獲物・・・いやいや題材があると俄然、意欲も出来映えも違うのよね。
本当はここから先もツッコミたい所なんだけどぉ〜まっ大体の予想はつくかな。
それにしてもやっぱりからかい甲斐があるわよね。
未夢ちゃん、西遠寺君、これからもネタ提供よろしくうぅぅ〜!
164後書き:03/08/24 16:51 ID:pUpurRmT
夏休みにも関わらず、学校で申し訳ない。これ考えたの六月だったんスよね。
しかも後半、三人の会話かみ合ってない・・・ま、いっか。

綾ちゃん、お誕生日おめでとう〜!!
165名無しさん@ピンキー:03/08/24 18:17 ID:DDogayzC
>>164
綾ちゃんネタと見るや二人をいじめるいじめる。そして結局いいように誘導される二人。
いいですなあ。

で、出て行った二人は結局なにをして戻ってきたのでしょうか(w
166名無しさん@ピンキー:03/08/24 20:54 ID:9tahLm59
>>164
さすが綾ちゃん的確だね。
あわてる二人とてもかわいいです。
しかし図書館などの限定された状況ってのは、萌えますな。

綾たんおめでと〜
167名無しさん@ピンキー:03/08/26 13:57 ID:R2ZP0XJW
ちょっと彷徨、きちんとお努めしないと圧縮がきたらやばいのさぁ。
168彷徨:03/08/26 14:27 ID:XuhL6uMS
>>167
夜のお努めならばっちりだぜ!
169名無しさん@ピンキー:03/08/26 21:01 ID:a8gZrjAi
× お努め

○ お勤め
170名無しさん@ピンキー:03/08/27 00:16 ID:oiEL5l06
保守。

171名無しさん@ピンキー:03/08/27 12:41 ID:PwiYwlZ+
>>169
ごめんよ〜、辞書引いて出直すのさ〜
172名無し音楽放浪の旅 :03/08/28 01:20 ID:mMAqx6pi
保守
173名無しさん@ピンキー:03/08/28 03:37 ID:/k7iV1Fh
Q:次の神が降臨するまであなたはどうやってスレを盛上げますか?
 
 ななみ「誰よ〜こんな無理難題、考えたのは。無視よ無視っ!」
  彷徨「sageも保守も無しなのか・・・難しいな」
  未夢「Y談になっちゃうよね、それでもいいのかな?」
   綾「書いてもらえそうなネタ提供〜!」
  三太「なりきり・・・」
    
    「却下!!!」×4
  
  三太「ひで〜よ、みんなぁ。・゚・(ノД`)・゚・。」
174名無しさん@ピンキー:03/08/28 09:28 ID:Juyb0wYb
  綾「…! ところで未夢ちゃん、Y談ってなぁに?」
 未夢「や、やだなぁ綾ちゃん。 何言ってるのよ〜」
ななみ「☆ 何なに、あたしもしりたい、Y談ってなによ? 未夢」
 未夢「ななみちゃんまで、マジ?」
 彷徨「…そうだなぁ、オレも聞きたいなぁ、そのY談ってやつを、未夢の口から」
 未夢「ちょっと彷徨」
 三太「あのな、Y談というのはぁ」

 3人「あんた(おまえ)は黙ってなさい(ろっ)!」
 三太「ひぇ〜」

 未夢「あ、あの」
  綾「さあ、話してもらいましょうY談」
ななみ「たのしみよねぇY談」
 彷徨「さあ、さあ早く」

 未夢「え、えーと、わ、わ、わぁ〜い…」

 一同「おもしろくねぇ!」

 未夢「ごめん」
175名無しさん@ピンキー:03/08/29 00:27 ID:Fv3BnNpT
age
176あぼーん:あぼーん
あぼーん
177名無しさん@ピンキー:03/08/29 00:38 ID:wn84f1++
自分で撮影したハメ撮りビデオ、見せたいけどモザイクかけられない。
顔をモザイクで隠したい。
せっかく公開するならずっとお金が入ってくるようにしたい。

そんな方、まずは是非メールください!
178名無しさん@ピンキー:03/08/29 04:08 ID:RPziZYZg
保守さげ
179名無しさん@ピンキー:03/09/02 00:35 ID:eXfjj9oT
「こんばんわ〜」
「はぁい、ってあれ? クリスちゃん。今夜はお誕生日パーティがあるんじゃなかったの」
「あんな堅苦しくて退屈なパーティなんかいたたまれませんわ」
「えー? 抜け出してきたの?」
「そうですの、だって、だってやっぱり自分のお誕生日は一番好きな人と過ごしたいですもの」
「えっ…」
「静かな窓辺のテーブルで向かい合う二人、ローソクのほのかな明かりに照らされながら
…(中略)…やがて二人の気持ちは熱く燃え上がり、そして、そしてぇ!」
「ク、クリスちゃん!」
「は? いけませんわ。わたくしったらつい興奮してしまって。
というわけで、彷徨君いらっしゃいます?」
「え、えっと彷徨は…」
「ま・さ・か未夢ちゃん、『彷徨はわたしのものよ、クリスなんかには渡さないわ』とか
考えてらっしゃいますぅぅ〜」
「いや、そうじゃなくてね、えっと彷徨は今夜もう使えないんじゃないかなって」
「ど、どういう事ですの?」
「あの、その、さっき連続で3回もしちゃって、足腰が立たないって言ってたから…」
「まあ、そうでしたの。残念ですわ」
「そ、そうなのよ、まさかクリスちゃんが来るなんて思ってなくてぇ…」
「…」
「…」
「…さ、さんかい? 3回ってなんですの? なにを3回ですの!? 誰が誰とナニを
3回したっておっしゃるのぉぉぉ!!?」
「いや、あの、お、落ち着いてクリスちゃん」
「ゆるせませんわぁぁぁ!!」
「きゃぁ〜」


というわけで、ハッピーバースデイクリスちゃん!
「どこがハッピーですの!?」
180名無しさん@ピンキー:03/09/02 03:55 ID:spE01ugk
>>179
>さっき連続で3回もしちゃって・・・・・・
こんな事をクリスたんに言ったら平尾町が壊滅しますぞ(w


クリスたんおめでと〜
181名無しさん@ピンキー:03/09/02 20:17 ID:8uJFILh8
>>180
平尾町レベルじゃ済まない予感。
182名無し音楽放浪の旅 :03/09/02 20:43 ID:/EKvLiTe
>>181
破壊した町をもあっという間に直してしまうクリスたん
183名無しさん@ピンキー:03/09/05 05:58 ID:g738BNdP
保守ですなぁ〜
184名無しさん@ピンキー:03/09/06 07:02 ID:2CsnhOsZ
185名無しさん@ピンキー:03/09/07 09:46 ID:+XBoNRzT
( ノ゚Д゚)おはよう
186名無しさん@ピンキー:03/09/09 23:35 ID:VzdnYeLG
保守ピタル。

ということで、看護婦未夢ちゃん・・・を誰か書いてください、てのはダメ?
187名無しさん@ピンキー:03/09/10 02:13 ID:fYkNxJQu
看護婦のカッコをするSSがありましたなぁ
188名無しさん@ピンキー:03/09/10 02:26 ID:HtGLBQtn
看護婦ネタか…。
天国に召されるの待つだけの彷徨(もろちん童貞)。
そんな彷徨を扉の影から見つめていた看護婦の未夢は彷徨の思い出作りのために
彷徨に身体を許した。未夢の中に熱いエキスを放出した彷徨は幸せそうな顔をした
まま天国に召されたのであった。
189名無しさん@ピンキー:03/09/11 21:58 ID:nfAOQlhH
何となく捕手
190名無しさん@ピンキー:03/09/11 23:39 ID:muRMUjKY
タマを激しく打ち付けた捕手を気遣う未夢っち(の中の人)萌え。
191名無しさん@ピンキー:03/09/12 00:14 ID:BJaK+jFC
精子を激しく打ち付けたペニスを、気遣う様に包み込む未夢っちのワギナ萌え。




……さて。

192名無しさん@ピンキー:03/09/12 12:31 ID:aqJAlq+4
はて。
うむ

(=゚ω゚)ノ 整理してみよう、SSプロットチャート式に。 ついでに鯖の具合も…

10 看護婦>とりあえず看病するにレベル低下
20 天国に召される>ちょっとした夏風邪にする、西遠寺にクーラなぞいれてみる。

30 むんむん熱かった西遠寺に、文明の利器が…大喜びする未夢彷徨ルゥワンニャー
40 しかし広く部屋数が多い西遠寺に全室冷房は、電源事情上不能<ハロウィン篇
45 回想
50 実は居間会議で、設置場所が検討されていた。
60 未夢は、そもそも「お嬢様気質があったので」、自室に設置することを要望<いきなり四人家族の未夢妄想から
70 ワンニャーはみんなが何時もいる部屋に付けるべきと、シッター的に主張
80 そんなこんなで、居間で決着
85 連日猛暑が続き、居間で四名雑魚寝。未夢と彷徨の間にはルゥが入って( ゚Д゚)ウマー>川の字
87 結構雑魚寝の是非で揉める<特に未夢
90 涼しい居間で、薫る未夢のかほりで、案の定むんむんし出す彷徨
100 彷徨 何となく寝返り打って、未夢に近こうとするが、ことごとく寝て居るルゥに邪魔をされる
110 どたんばったんしている内、彷徨の右手だけが未夢の長い髪に触れる。
120 彷徨 さわさわ。
130 未夢 うぅーんと言う寝息と共に、彷徨の右手を枕にしてしまう
140 彷徨 動けない…しかし、幸せ(中学生的に) だが身体が許さない。
150 未夢、何故か、その手のひらに頬ずりをし始める。
160 彷徨 辛抱溜まらなくなるが、自分には左手があったことに気づく  
170 シコシコシコ…ウッ…彷徨、結構早いみたいだ。
180 未夢突然毛布に身をくるんで、彷徨と反対方向に転がって大の字にへそ出しで寝息を立てる
190 彷徨何となく侘びしくなる…が、何故か自分の毛布がないことに気づく……結構寒い。
200 暗いのでコントローラーが行方不明、ついでにティッシュも行方不明、彷徨ピンチ。
210 彷徨手探りでなんとか見つけて懸案は処理される。
220 未夢はそんな事も知らず、ぐーぐー寝息を立てて幸せそうな感じ。
230 彷徨そのまま敷き布団にくるまって寝る
240 翌朝、起きると、未夢が居ない…洗面所の方で音がする、彷徨察して行かず。
250 キッチンで、鼻水垂らしそうな未夢と、ちょっと顔が火照っている彷徨、同時にくしゃみをする
260 未夢と彷徨、「早く秋にならないかなぁと溜息を漏らす。
270 ワンニャー、既に庭の家庭菜園で、秋の収穫物を眺めていた
280 もう秋ですね〜
290 屋敷からまた大きなくしゃみが出る。
300 終わり

連投制限か…30sec
手厳しい…30secルール(w

描写詳細部分補足
10-20は、設定のソフト化
30-40節、とりあえず、クーラーで喜ぶ四人を描写
40-87節、回想部分とクーラー設置場所、揉める四名、未夢のはにかみとか居れる
90-150節 未夢の寝相の悪さを、萌えるように描写する、彷徨視点が良いと思われ
160-170節 中学生な未熟さを押し出してみる。
180説 未夢、寝て居ても貞操の危機を関知すると、身体が勝手に男から遠ざかるようになっているらしい事を
     未来の仕込みで描写、未夢未来回顧視点
190-210 彷徨侘びしさを表現
220-230 二人の寝付いた場所を暗示する
240-260 二人風邪引きオチ
270-290 ワンニャーが西遠寺の庭で秋を感じつつ、二人のくしゃみをバックに
      視点を空にフェードアウト(オリジナルでよく使う手)
300 ED

こんな感じなら書けるな…オチもありがちだし、王道って事で。 
197186:03/09/13 00:08 ID:Qbk/n2dz
何かすごいことになってる・・・

皆様、よろしくお願いします。
198名無しさん@ピンキー:03/09/13 01:30 ID:9KdAV6VQ
( ゚Д゚)おお!
199名無しさん@ピンキー:03/09/13 22:41 ID:cvErMHiQ
200名無しさん@ピンキー:03/09/14 00:19 ID:SDtOcrK+
12月発売予定 PS2「カードキャプターさくら −さくらカード編ー 」
講談社「なかよし」で連載され、TV放映、映画と好評得た「カードキャプター
さくら」が、プレーステーション2で登場だ。学校で勉強したり友達と話した
り、日常生活を経験することで“さくら”を一人前のカードキャプターに育て
ていく。ストーリーはTVシリーズ「さくらカード編」を完全に再現していて、
イベントでシナリオが変化するマルチエンディング。「お友達との仲良し度」
メーターで、出会うキャラやイベントが変化するうえ、TVシリーズイベントの
ほかにオリジナルイベント(CLAMP監修)が120種以上用意されているというから
すごい。
 また、”オリジナルキャプター”モードでは自分で育てたキャラをオンライ
ン対戦で、ゲーム中に覚えたカードでデッキを組み、友達と対戦できる「カー
ドバトル」も楽しめちゃう。さらに”ビデオキャプター”モードでは知世の視
点でビデオを撮ることも出来る。“さくら”を知ってるキミと友達との「仲良
し度」メーターはもう上がりっぱなし!

紹介 ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047914126/249-7673833-0734709

本スレ http://comic.2ch.net/test/read.cgi/sakura/1058591334/
上、ネタ 以上。

リンク先騙された系
『じゃあね彷徨、わたしパパとママの所に帰るわ』
『ちょっと待て、未夢。ルゥ達のことはどうするんだ?』
『何言ってるのよ、ルゥ君もワンニャーも、もう帰っちゃったじゃない』
『えっ?』
『もうわたしがここにいる理由はないわ』
『ま、待てよ』
『さよなら彷徨…』
『未夢! 待ってくれ未夢!!』

「うう、み、未夢…」
「彷徨、かなたっ!」
「未夢!」
はっ!?
「ちょっと彷徨、大丈夫? だいぶうなされてたみたいだけど」
…ゆ、夢?
「熱、だいぶ下がったみたいだけどまだ少し熱いわね…」
オレの額に手を当てながら未夢が言う。
そうか、風邪で寝込んでたんだオレ…
「…未夢、今何時だ?」
「えーと、もう夕方4時過ぎだよ」
「ずいぶん寝てたんだな、…あれ、おまえ学校は?」
「さっき帰ってきたところよ、ワンニャーはルゥ君連れて買い物に行ったわ。
昼間ルゥ君が彷徨の部屋に入りたがって大変だったらしいわよ、風邪が移ったりしたら
いけないし」
「…面倒かけてすまん、ありがとな」
「いいのよ、でもさすがの彷徨さんも病気のときはやけに素直ですな」
「おまえなぁ…」
「ふふっ、冗談よ、それよりワンニャーがおかゆ作ってくれてるんだけど食べる?」
「ああ、未夢が作ったのじゃなければ安心だ」
「失礼ですな、まあいいわ。きっともう冷めちゃってるから温めなおすまで待ってて」
未夢はそういって台所へ向かった。
うう、それにしても嫌な夢だったなぁ。
…もし、ワンニャーやルゥがオット星に帰ったら未夢はいったいどうするつもりなんだろう。

だめだだめだ、どうも風邪をひいて気弱になって る。

ピンポーン

こんなときに客?

「はぁい」
「あ、ななみちゃん、綾ちゃん」

天地と小西か…

なにやら玄関先で談笑している。
オレのことはもう忘れられてるな…

「きゃー、やだ、かわいい〜」

未夢の声だ、ったくなにをはしゃいでるんだ。

うう、頭が重い、のどが痛い。
何年ぶりだろう、風邪なんかひいたのは…
しばらするうちに2人とも帰っていったようだ。

「ごめーん、彷徨、遅くなっちゃって」
「?」
戸を開けて顔だけ覗かせて未夢が言う。
「綾ちゃんとななみちゃんからお花と果物貰っちゃったよ、お大事にって」
「そうか、ただの風邪だからそんなに大げさにしなくても良かったのにな」
「それとね…」
「それと?」
「じゃーん」

……☆
なにやらポーズをつけながら部屋に入ってきた未夢はさっきとは違ういでたちをしている。

「な、なんだ、それは?」
「なにって、看護婦さんだよ〜」
「いや、それはわかるんだが…」
「綾ちゃんがね、病人を看病するならこの格好でしょ、ってことで演劇部の衣装を借りて
きてくれたのよ」
よく見ると一般的なの看護婦の服ではなくて演劇で登場しそうな少し時代がかった古め
かしい衣装だ。
例えるなら… 某薬品ブランドのシンボルマークに登場するキャラクターが着てるような、
そんな感じ。
「おまえなぁ…」
「何よ〜、嬉しくないの?」
「なんか頭痛がするからもう一度寝る…」
「ぶぅ」
本当に何考えてるのやら…
「あ〜!」
「な、なんだ?」
「せっかくおかゆ温めなおしたのにまた冷めちゃうよ」
ばたばたと出て行ったかと思ったら、お盆に茶碗とれんげ、それに湯飲みをのせて戻って
きた。

「大丈夫? 起き上がれる?」
「ああ」
「わたしが食べさせたげよっか?」
「ば、ばかっ、大丈夫だよ」
そんな恥ずかしいマネができるかよ…
「もう、遠慮しなくていいのに」
な、なんだよその残念そうな顔は、ほんと未夢って世話焼きだよな。
「おいしい?」
「うーん、風邪のせいで味がよくわかんねぇ」
「そっか…でもちゃんと食べないと早く良くならないよ。それと食べ終わったらこのお薬
ちゃんと飲んでね」
「ああ」
食べる物を食べ、薬を飲んだ後、それを片付けに行った未夢はしばらくしてまたオレの
部屋にやってくる。
「まだちょっと熱あるみたいね」
体温計を見ながら未夢が言う。
「未夢、オレまた寝るからおまえは自分のことしてていいぞ」
「うん、でも」
「別にこのくらいなら明日には良くなるって、心配すんな」
「わかった、でも彷徨が寝付くまでここにいてあげるよ」
「そ、そうか?」
なんかそうしていられると照れちゃうよな…
でも、なんか、ほっとするような、とても安らぐような…
薬が効いてきたのか、眠い。
未夢が歌ってるのか、子守唄のようなものが聞こえる…


『未夢! どこだ未夢!』
『ここだよ、彷徨』
『未夢』
『彷徨、わたしはいつでもここにいる』
『…』
『たとえ離れて暮らす日がきたとしてもわたしはここにいるから…』
『ここって?』
『いつでも彷徨の傍に…』

はっ!?
また夢か…
いつでもオレの傍に…か。
ふう、それにしてもだいぶ気分が良くなったな…
あれ?
なにか聞こえる? 寝息?
…未夢!?

横を見るととなりで未夢が寝てる。
ずっとここにいてくれたのか。
…まだ看護婦の服着たままだよ。

「未夢、おい、未夢」
「う、うーん、あれ、彷徨?」
「そんなところで寝てると今度はおまえが風邪ひくぞ」
「やだ、わたし寝ちゃってたんだ。 彷徨調子はどう?」
「もうほとんど大丈夫みたいだ」
「どれどれ?」
「わっ」
未夢はいきなり顔を近づけると、自分の額をオレの額におしつける。
「もう熱はないみたいね」
「…」
び、びっくりした。
「ちょ、ちょっと、なにいまさら照れてんのよ。 こっちが恥ずかしくなるじゃない」
「いや、まあ…」
「それよりいっぱい汗かいたでしょ、着替えたほうがいいよ」
「あ、ああ、そうだな」
そういえば全身汗して気持ちわるい。
「そこに着替えの下着とパジャマがあるから」
きちんと折りたたんだパジャマと下着が枕もとにおいてある。ワンニャーが用意してく
れたのかな。
とりあえず半身を起こして上のパジャマとシャツを脱ぐと、替えのシャツを着ようとした。
「あ、まってよ。それ着る前にきちんと汗拭かなきゃ」
未夢がタオルを持ってオレの体を拭こうとする。
「あ、おい、いいよ、自分でやるから」
「いいから、こういうことは看護婦さんにまかせなさい」
すっかり看護婦気分だよ。
「ほら、下のほうも…」
未夢はそう言いながら布団をめくる。
「わっ」「あ…」
や、やばっ、一連の未夢の行為に下半身が反応してしまってる。
「ちょっと彷徨ぁ〜」
「いや、まて、これは」
「スケベ!」
「ち、ちが〜うっ、これは男の生理的現象だ。女にはわからんことなんだっ」
「ふーん、そうなんだ」
「そ、そうだよ」
しばらく気まずい沈黙。
「…しょうがないなぁ、こっちのほうも看護婦さんが処理してあげるわよ」
「ば、ばかっ。看護婦はそんなことしないぞ!」
「いいのよっ、わたしは彷徨専属なんだから」
「…おまえ、本当は自分がしたいんだろ」
「えっ? えっとぉ、はいはい、患者さんはそこに横になってね〜」
「ちょ、ちょっと待てよ、オレは本当に病人なんだぞ」
「まあまあ、いい汗かけば風邪なんてすぐ治るわよ、それに彷徨はなにもしなくていいから」
「あ、あのなぁ、…おっおい、おいってば、…うっ」
うむを言わさずオレのパジャマのズボンとパンツをひきずり下ろすと、手でオレのモノを
しごき始める。
「ほら、彷徨のここはこんなに元気じゃない」
「ったく、おまえのせいだろ…」
「はいはい、じゃ今度はお口でね」
「ううっ」
未夢はオレとは反対向きに上から覆い被さると、口と舌を使って刺激をあたえる。
未夢の着ている看護婦の衣装は演劇用だけあって機能面より見た目を重視してある
ようだ。
紺色のワンピースにエプロン状の白衣、スカートのすそから覗かせるレース付のペチコートが
なんともセクシーだ。
そんな姿と未夢の口から加えられる刺激が相まってなんか頭がくらくらする。
たまらず未夢のスカートをたくし上げてこちらに向けられた未夢のあそこを下着の上から
触った。
「んっ」
未夢は小さく腰をくねらせる。そこはすでに充分湿っている。
しかし、このままシックスナインにもっていけるほどの体力はない。
「ううっ、み、未夢…さすがに今晩は2回戦は無理だぞ…」
今にも未夢の口の中でイキそうなのをこらえながら言う。
「それじゃ…」
どこから取り出したのか、避妊具をオレのものに装着すると、未夢はゆっくり立ち上がり
スカートの中から下着だけを脱ぎ捨てた。
「お、おい、そのままするのか?」
「うん、だってはやくしなきゃかなたの体冷えちゃうでしょ」
一応オレの体を気遣ってるのか…
「じゃあいくわよ」
「ああ」
そのままこっちを向いて俺の上ににまたがると未夢はその手でオレのものを自分自身に
招きいれる。
「んっ…」
入った瞬間の未夢の表情がなんとも言えず官能的だ。
「あ、あ、んっ」
いつになく腰を激しく上下させながら甘い喘ぎ声を上げる未夢。
「み、未夢…」
「い、いいよ、彷徨は動かなくても、わ、わたしがいかせてあげる…あ、ん、やっ」
看護婦の衣装を着たまま身悶える未夢の姿が視覚に新鮮な刺激感もたらし、また肌に
すれる衣装が触覚を刺激した。
「あ、ん、やぁ、か、かなたぁ」
スカートの下に隠れて見えない結合部がいやらし音を立てる。
未夢の中に進入した先端部が未夢の腰の動きに合わせて上下左右に振られ、その
肉ひだと摩擦を起こす。
もう限界だ。
「み、ゆ 、も、もういくぞ…」
「あ、わたしももう…」
未夢はいままでの激しい腰の動きからより細かで早めのうごきへと切り替えた。
「うっ」
「あっ、ああっ」
オレの中に溜まっていたものがいっきに体外へ放出された。
未夢はその脈打つ感覚を確かめるとそのまま力を抜き、オレの胸に崩れ落ちた。
本当は未夢のほうが先に達していたのかもしれない。
「未夢…」
「彷徨……よ、良かった?」
「ああ、良かったよ未夢とっても」
そしてオレ達はそのままキスを交わした。
翌朝、キッチンに顔を出すとワンニャーが朝食の支度をしている。
「あ、彷徨さんおはようございます。お加減はどうですか?」
「ああ、風邪のほうはもう大丈夫だ、ちょっと別の要因で体がだるいけど」
「そうですかぁ、なんにしても未夢さんの看護のおかげですねぇ」
「え?」
「いや、昨晩彷徨さんが眠ってるときにわたくしが看てましょうかって申し上げたんですが、
未夢さんが『わたしが徹夜で看病するから大丈夫』っておっしゃって…」
「へぇ」
「なんでも彷徨さんがうわごとで未夢さんの名前ばかり呼ぶからって」
「ぶっ!」
なっ何ぃ〜! オレそんなこと寝言で言ってたのかぁ? …そうか、それで未夢のやつ。
「ちょっと! ワンニャーそれ彷徨には内緒でって言ったでしょ!」
未夢がルゥを抱いてひょっこりと顔をだす。未夢はなぜかまだあの看護婦の衣装を着てる。
「…っておまえ何でまだそんな格好してるんだよ!」
「え? だってこれなんか気に入っちゃったもん、はらルゥ君もお気に入りみたいだし」
「だぁ!」
いや、ルゥはただ目新しいものを面白がってるだけだと思うぞ。
「未夢さん、その格好とってもきまってますよぉ〜」
「そうでしょ、綾ちゃんこの衣装何着かあるって言ってたから一着譲ってもらおうかなぁ」
「そんなもの貰ってどうするんだよ!」
「だってまた誰かが病気になったら看護婦さんにへんしーんして診てあげられるでしょ」
「た、頼むからやめてくれ…」
頭がくらくらする。
「え〜? だって彷徨も気に入ったんじゃないの? これ」
そう聞かれて昨夜の看護婦姿で喘ぐ未夢の姿がまた頭のなかに浮かぶ。
「いや、だから、その、お願いだ、オレを変な道へ引きずり込まないでくれ」
「??? なんか意味わかんないよ彷徨。もしかしてまだ熱があるの?」
うう、本当にまた熱が上がりそうだ。

END
212さきら ◆mpSakira8k :03/09/15 01:14 ID:Qb/+uQfs
>>186
というわけで看護婦さんネタいかがだったでしょうか?

>>193-196
一部プロット重なってるかなぁ?
ごめんなさい、思いついてから書きあがるまでどうしても時間がかかるので。

ではまた。
213186:03/09/15 01:20 ID:2zuUCeKc
>mpSakira8k

スレ活性化&おいらの下らないリクに応えていただいてありがとうございますです。

これをきっかけに、人が増えてくれれば・・・
>>212
おみごと!さきらさん、ほのぼのさにこゝろが和みます。(笑)

負けてられないなぁ。(笑)
215名無しさん@ピンキー:03/09/15 07:48 ID:O7RsBazf
>>212
今回の未夢たんは看護婦姿なので、いつもより積極的で可愛いですな。
しかも服着たままのエッチ・・・・・最高です。
未夢たんに介抱されたい (;´Д`)ハァハァ

わざわざ服を持って来たという事は・・・・・
綾たんがどこかで覗いてそうですね(w

さきらさん良かったです。
お疲れでした〜
216名無しさん@ピンキー:03/09/15 20:54 ID:201Y9wex
>看護婦未夢ちゃん

も、萌えです〜!!
クラシカルな衣装を持ってくるなんて綾ちゃんってば・・・
狙っていたとしか言いようがないですな(w
217名無しさん@ピンキー:03/09/17 02:52 ID:DesocE44
次はチアガール姿かテニスウェアか剣道着をキボンヌ
218名無しさん@ピンキー:03/09/17 13:03 ID:z2ELqHXt
剣道着?
剣道着姿の未夢っちかあ、想像できなくも無いけど・・・
着たままするのは無理っぽい(w
219名無しさん@ピンキー:03/09/17 22:37 ID:cxosSeMa
後ろだけ解けばできるのでは?
それか最後までじゃなくても隙間から手を・・・(w

袴を穿いたことのある人にだけにしかわからない説明でスマヌ
220名無しさん@ピンキー:03/09/18 01:24 ID:v82t3/cV
>>219
袴は、横が開いているよね。
そこから (;´Д`)ハァハァ
221名無しさん@ピンキー:03/09/18 06:06 ID:yKBR8uUc
あるいは川村テイストを立てるなら柔道着で・・・
222名無しさん@ピンキー:03/09/18 20:49 ID:ny1N1uQi
スポーツ絡みのネタがキボンされているようす。
>剣道着
季節に関係なく道着、着たらいつもポケット代わりに手ぇ突っ込んでたなぁ。

個人的にはチアガール未夢ちゃんがイイ!

>>221
もちろん、見せ場(濡場かw)は寝技っスよね!
223名無しさん@ピンキー:03/09/18 22:06 ID:sND5Kruo
未夢っちスポーツウェアせく〜すダービー
1 競泳用水着
2 テニスウェア
3 レオタード
4 ソフトボールのユニフォーム
5 チアリーダー
6 柔道着
7 剣道着
8 ラクロスのユニフォーム

漏れ的には1−4−2の三連単で逝きたいが8も捨てがたい(w
224名無しさん@ピンキー:03/09/18 22:47 ID:/kBwAA1k
9 スクール水着
10 スキーウェア
…も追加で。
225223:03/09/19 02:07 ID:bi2PvULl
1 テニス編
 「こう?」
 ある日の午後、西遠寺の境内で未夢はラケットの素振りをしていた。来週行なわれる球
技大会で、未夢はななみと組んでテニスのダブルスに出場することになっていた。
 「下手だなぁ〜、何だよそのへっぴり腰は」
 「むぅ〜、失礼ですな」
 「貸してみろ」
 未夢の素振りを暖かい目で眺めていた彷徨だったが、あまりの下手さに我慢が出来なく
なり、未夢を指導することにした。
 「こう振るんだ」
 さすが運動神経抜群の彷徨である。華麗なフォームでラケットを振ってみせる。
 「分かった」
 彷徨のやったようにラケットを振る未夢。だが、彷徨のようにうまく振れない。
 「ダメだ。いいかこうやって…」
 未夢の手を取りを正しいフォームを教える彷徨。
 「……」
 鼻をくすぐる未夢の汗の香り。それに普段見ることのないピンクのテニスウェア姿の未
夢。密着して教えている彷徨のペニスが反応し始めた。
 「ちょっと彷徨……」
 自分の腰に硬い物が当たっていることに気付いた未夢。
 「未夢……」
 彷徨は右手で未夢の身体を抱え込むと、耳元に熱い息を吹きかけながら、左手で遠慮が
ちに盛り上がったテニスウェアの膨らみを揉み始めた。
 「やだ〜、彷徨なに考えてるのよ〜」
 身体をよじって彷徨の腕から逃れようとする未夢。だが、ブレーキの壊れたダンプカー
状態の彷徨は、左手を胸から下半身へと伸ばしていった。
 「あっ…」
 未夢の手を振り払い、スカートの中に忍び込んだ彷徨の左手がスコートの上から未夢の
秘部を刺激し始めた。
 (以下略)
226223:03/09/19 02:19 ID:bi2PvULl
2 ソフトボール編
 「こう?」
 ある日の午後、西遠寺の境内で未夢はバットの素振りをしていた。来週行なわれる球技
大会で、未夢たちのクラスの女子はソフトボールの試合をすることになっていた。
 「下手だなぁ〜、何だよそのへっぴり腰は」
 「むぅ〜、失礼ですな」
 「貸してみろ」
 未夢の素振りを暖かい目で眺めていた彷徨だったが、あまりの下手さに我慢が出来なく
なり、未夢を指導することにした。
 「こう振るんだ」
 さすが運動神経抜群の彷徨である。華麗なフォームでバットを振ってみせる。
 「分かった」
 彷徨のやったようにバットを振る未夢。だが、彷徨のようにうまく振れない。
 「ダメだ。いいかこうやって…」
 未夢の手を取りを正しいフォームを教える彷徨。
 「……」
 鼻をくすぐる未夢の汗の香り。それに普段見ることのない縦縞のソフトボールのユニフ
ォーム姿の未夢。密着して教えている彷徨のペニスが反応し始めた。
 「ちょっと彷徨……」
 自分の腰に硬い物が当たっていることに気付いた未夢。
 「未夢……」
 彷徨は右手で未夢の身体を抱え込むと、耳元に熱い息を吹きかけながら、左手で遠慮が
ちに盛り上がったユニフォームの胸の膨らみを揉み始めた。
 「やだ〜、彷徨なに考えてるのよ〜」
 身体をよじって彷徨の腕から逃れようとする未夢。だが、ブレーキの壊れたダンプカー
状態の彷徨は、左手を胸から下半身へと伸ばしていった。
 「あっ…」
 未夢の手を振り払い、スパッツ丈のユニフォームのパンツの中に忍び込んだ彷徨の左手が
パンティの上から未夢の秘部を刺激し始めた。
 (以下略)
227223:03/09/19 02:20 ID:bi2PvULl
3 剣道編
 ある日の午後、西遠寺の境内で未夢は竹刀で素振りをしていた。来週行なわれる
武道大会で未夢は…。
 (以下略)

4 スキーウェア編
 ある日の午後、西遠寺の境内で未夢はスキーのストックで素振りをしていた。
 (以下略)

5 スクール水着編
 ある日の午後、西遠寺の境内で未夢は……ええかげん飽きた(w。
228名無しさん@ピンキー:03/09/19 03:48 ID:ROfa/yP4
>>225-227

223様、Goodjobです!
最初キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と思い読みながら(;´Д`)ハァハァしながらスクロールさせていったら
226見た瞬間=■●_ヤラレタ…。

しかもオチもいい加減飽きたで自分で閉めるのも笑いますたw

>ブレーキの壊れたダンプカー
スタン・ハンセンでつな?

>>228 プ板へ(・A・)カエレ!
229名無しさん@ピンキー:03/09/19 03:57 ID:eJKJ9qsi
>>223
スポーツじゃないけど、着物とか浴衣も(・∀・)イイ!! と思う。
230名無しさん@ピンキー:03/09/19 12:13 ID:sWazCfsO
>>229
「彷徨彷徨っ、ちょっと手伝って。帯押さえててっ」
「え〜なんだよ、なんで俺が」
「いいから早くっ」
「ここか?」
「で、もう片方の手で後ろのほう押さえて」
「え、こうか?」
「ちょっと、やらしいまねしないでよっ!」
「な、なんだよ!」
「イエローカード…」

「それじゃお言葉に甘えてワタクシたちもお祭りに…」
「はぅぁ〜、し、失礼しました。でもお二人はまだ中学生なの
ですから節度のあるお付き合いを…」

浴衣の回でネタになりそうな部分
231名無しさん@ピンキー:03/09/20 13:16 ID:UQE5v/wQ
テニスかソフトボールの続きま〜だ(;´Д`)ハァハァ
232名無しさん@ピンキー:03/09/20 14:07 ID:FeYP0ULa
続き期待age
233名無し音楽放浪の旅 :03/09/20 23:15 ID:XpmyPF9l
ですなぁ〜
234名無しさん@ピンキー:03/09/22 13:30 ID:KzOXz+Dq
ほしゅ

前スレhtml化されてますた。
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1044/10441/1044124238.html
235名無しさん@ピンキー:03/09/23 17:13 ID:xF6yjCuS
ほしゅ!ほしゅ!
236225の続き@オン書き:03/09/23 22:31 ID:FIfu9cz2
*訂正 境内→母屋に庭先

 「彷徨、中で……」
 懇願する表情で振り返った未夢の唇に彷徨は強引に唇を重ねていった。
 (もう…彷徨のバカ)
 忍び込んできた彷徨の舌に自分の舌を絡めていった未夢は身体の力を抜き、彷徨に身
体を預けていった。


 「あっ……彷徨…そこ……いい……」
 太陽の光がサンサンと降り注ぐ中、彷徨は未夢の身体を愛撫し続けていた。まくり上
がったテニスウェアからこぼれ出た小さな乳房を下からすくい上げるように揉みしだき、
スコートの中に忍び込んだ指は蜜で潤んだ花園をやさしく刺激していた。

 「未夢、オレのも……」
 「うん」
 コクリとうなずいた未夢は彷徨の前にひざまづくと、ズボンのベルトに手を掛けた。
 「わがままですなぁ〜」
 彷徨のズボンを下ろした未夢は硬くなったペニスを掴むとボソっとつぶやいた。
 「えっ?」
 「こんなとこで大きくなるなんて、ホント彷徨さんそっくりでわがままですな」
 「しょうがねぇだろ。だって未夢が……」
 「あたしがどうしたの?」
 「いや……なんでもない」
 (テニスウェアを着た未夢が可愛かったからなんて言えないよなぁ〜)
 「それより……」
 彷徨の手が未夢に頭の上にそっと置かれた。未夢はペニスに顔を近づけると舌を出し、
チロチロと亀頭の部分を舐め始めた。
237225の続き@オン書き:03/09/23 23:49 ID:3+84m5kc
 「くちゅ……くちゅ……ちゅぱ…気持ちいい?」
 「あぁ」
 亀頭から裏筋、そして袋の部分を丹念に舐めた未夢は彷徨のペニスを口に含み、しゃ
ぶり始めた。
 (彷徨の感じてる時の顔ってかわいいですなぁ〜)
 気持ちよさそうな表情を浮かべている彷徨の顔を上目使いで見つめながら、未夢はペ
ニスを熱心にしゃぶり続けた。
 
 (やばい……)
 普段は夜中、未夢の部屋でせく〜すしている彷徨は、真っ昼間の庭先でしかもテニス
ウェア姿の未夢にしゃぶられてることでいつもより興奮していた。そんな彷徨のペニス
はあっという間に頂点に達してしまった。
 「未夢、出すぞ!」
 「くちゅくちゅ……ダメ」
 慌ててペニスを口から出したがすでに遅かった。上気した未夢の顔へ彷徨のペニスか
ら白い液体が降り注がれた。
 「か〜な〜た〜」
 頬を膨らませ、怒りの表情を浮かべる未夢。
 「ゴメン、ゴメン」
 「もう〜、髪についたらどうするのさぁ〜。あれ、洗ってもおちにくいんだから」
 「だから、ゴメンって言ってるだろう」
 「あやまればいいってもんじゃないのさぁ〜……プンプン」
 そうは言いながらも、未夢は顔についたザーメンをふき取ると、舌で彷徨のペニスを
丁寧にお掃除し始めた。そんな未夢のきれいな長い髪を彷徨はやさしく撫で始めた。
238225の続き@オン書き:03/09/24 00:34 ID:H7VZOQ8w
 「彷徨……」
 お掃除し終えた未夢が潤んだ瞳で上目使いで彷徨に訴えかけた。
 「ああ、そこに手突けよ」
 言われるままに縁側に両手を突き、かわいらしいおしりを彷徨の方に向けた未夢のパ
ンティを彷徨はスコートごと一気にずり下ろした。
 「ちょっと…なにするのさぁ〜〜〜」
 ペニスとは違う何かが自分のあそこに当てられたことに未夢は気付いた。振り返った
未夢の目に飛び込んできたのはラケットの柄の部分をあそこにあてがっている彷徨の姿
であった。
 「彷徨のぶわっかぁ〜〜〜〜〜〜」
 彷徨の手から奪い取ったラケットで未夢は彷徨の頭を思いっきり引っぱたいた。
 「いてぇ〜なぁ〜。何すんだよ」
 「そんな物入るわけないでしょ。もう何考えてるのよ〜」
 「いや〜、赤ちゃんが生まれるんだからこのくらい……」
 「もう信じらんな〜い」
 再び頬を膨らませた未夢はもう一回彷徨の頭をラケットで叩いた。
 「痛いな………未夢?」
 「バカ……ひっく……彷徨のバカ…」
 縁側に座った未夢の瞳に涙が浮かんでいた。
 「なんで泣くんだよ」
 「だって……せっかく二人きりになったのに……彷徨ったら……」
 「未夢……」
 彷徨は未夢の横に座ると、肩に腕を回し未夢の身体を引き寄せた。
 「ゴメン、オレが悪かった」
 「彷徨……」
 見つめ合う未夢と彷徨。涙で濡れていた未夢の瞼がゆっくりと閉じられた。彷徨は未
夢の唇に自分の唇を重ねた。
 「彷徨……」
 長く、激しいキスの後、未夢は彷徨のペニスを掴み、彷徨の瞳を見つめてささやいた。
 「一緒に気持ちよくなろうね」
 (以下省略)
239226の続き@オン書き:03/09/24 00:37 ID:H7VZOQ8w
(展開はテニス編と同じなので途中まで省略)
 言われるままに縁側に両手を突き、かわいらしいおしりを彷徨の方に向けた未夢のパ
ンティを彷徨はユニフォームのパンツごと一気にずり下ろした。
 「ちょっと…なにするのさぁ〜〜〜」
 ペニスとは違う何かが自分のあそこに当てられたことに未夢は気付いた。振り返った
未夢の目に飛び込んできたのはバットの柄の部分をあそこにあてがっている彷徨の姿
であった。
 「彷徨のぶわっかぁ〜〜〜〜〜〜」
 彷徨の手から奪い取ったバットで未夢は彷徨の頭を思いっきり引っぱたいた。
 「彷徨……」
 我に帰った未夢の目の前にいるのは(以下怖い話になるので省略)
240名無しさん@ピンキー:03/09/24 01:04 ID:W72xe+1H
>>239
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
241名無しさん@ピンキー:03/09/24 02:19 ID:x4LAMUEV
差分ばっかだがおもろかった
242238の続き:03/09/24 02:47 ID:GpZwpYIA
 「分かってるよ」
 未夢の頬に軽くキスをした彷徨が未夢を縁側に横たえた時である。
 「待って、あたし……上になりたい…」
 「何でだよ?」
 「だって……また変なことするかもしれないから……」
 「もうしねぇよ」
 「信用できませんな〜」
 「分かったよ」
 渋々縁側に寝ころんだ彷徨の上にまたがった未夢はペニスを握ると自分の蜜壺に導い
た。


 長い髪をなびかせ、汗だくになりながら未夢は彷徨の上で激しく腰を動かしていた。
そんな未夢の姿を眺めながら、彷徨は腕を伸ばし、ピンクのテニスウェアを再びたくし
上げた。
 「おっぱい……いじって……」
 もちろん彷徨もそのつもりである。露わになった小振りな乳房を激しく揉み、指先で
乳首を転がした。未夢の口からこぼれる歓喜の声が一段と高く激しくなってきた。
 「未夢……今日はすごいな……」
 「そんなこと……ない……あ〜ん」
 普段とは違う場所、違う格好でするセックス。未夢も彷徨と同様にいつもより興奮し
ていた。そんな未夢の身体が前に倒れ込み、彷徨の唇に自分の唇を重ね、舌を絡ませて
いく。激しいキスをしている時でも未夢の腰の動きが止むことはなかった。
243238の続き:03/09/24 03:01 ID:GpZwpYIA
 「彷徨……もう……ダメ……いっちゃいそうだよ〜」
 再び身体を起こし、彷徨の上で腰を激しく動かしていた未夢は快楽の頂点の手前まで
来ていた。
 「オレももうダメだ」
 「中で……いいよ。今日は……大丈夫だから」
 未夢の動きに合わせて彷徨も腰を突き上げていった。二人の動きがシンクロし、快楽
の頂点へと二人揃って向っていった。
 「ダメ……一緒に……一緒に……ね…」
 「ああ、一緒にいこうな」
 「うん……はぁ〜ん……イクよ……イク……イク……いっちゃうのさぁ〜」
 未夢の身体が後ろに仰け反り、頂点へと達した。それと同時に彷徨も未夢の蜜壺の中
に熱いザーメンを放出した。

 「はぁ……はぁ……一緒にイケたね」
 「そうだな」
 倒れ込んできた未夢の身体をやさしく抱きしめた彷徨は未夢の唇にそっとキスをした。
 「服汚れちゃったな」
 「ううん、洗濯するからいいよ」
 「さ〜て、シャワーでも浴びてくるか。オレも汗だくになったからな」
 「彷徨……一緒に浴びてもいいかな……」

 (終わり)

 次は浴衣編か? 未夢っちが浴衣着てたの何話っけ?
244名無しさん@ピンキー:03/09/24 03:36 ID:nfj2ey00
テニス編続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
おまけにソフト編も・・・・・・・( ´∀`)

>>243
浴衣の帯が巻けません〜♪
18話ですな。
245名無しさん@ピンキー:03/09/25 00:07 ID:v6/PD5H1
いまさらだけど、スキーのストックを素振りして何の練習をしてたのかが非常に気になる(w
246名無しさん@ピンキー:03/09/25 22:05 ID:36SEfZwi
age
247すてい・あっと・西遠寺:03/09/26 00:09 ID:7BMvZJcF
 その金曜日の午後もスーパーたら福はいつも通りに、大勢の主婦の皆さんで賑わっていた。
店員さんのスマイル満載の実演販売も相変わらず冴えていた。
 彼らの内のほとんどは気にも留めなかったが、しかし、この日のスーパーたら福にはいつもと
違う点があった。
 少しばかり珍しいお客さんを迎えていたのだ。
 「・・・はきっと南瓜好きよね・・・でも、未夢さんのことだから沢山出して食べ飽きたりしてない
かしら・・・あっ、黒毛和牛の角切り大特価だって・・・カレーもいいかもね。っと、これは・・・
平尾農場の黒豚ベーコンかあ・・・朝はこれで目玉焼きでも・・・って、和食、洋食どっちがいいのかな・・・」
 「・・・ちゃん・・・・・・ももかちゃん?」
 「あっ?こ、小西先生!?・・・アハハッ、こ、こんにちは」
 先ほどから熱心に肉野菜を物色していた花小町ももか平尾第四中学校3年生15歳に
後ろから声をかけてきたのは同学校教諭(担当科目国語)、小西綾であった。
 「珍しいねー」
 「え?」
 「ももかちゃん、おうちの買い物なんてしないと思ってたから」
 かつての未夢の様な立場ならともかく、普通に家族と暮らす女子中学生、
とりわけ本家でないにしろ、国内きっての名家である花小町家の御息女、が庶民御用達の
スーパーマーケットに足を運び肉、野菜を選んでいる図、というのは言われてみれば確かに
なかなかお目にかかれるものではない。
 尤も、ももかの両親は放任主義というか、幼い頃から連絡さえしっかりしてれば一人で
何をしていても大体は彼女の自由に認めてきたフシがある。
 その育て方のお陰か、ももかには、深窓の令嬢として幼少期を過ごしたクリスにはない
歳不相応な行動力や世間的感覚、理解力、責任感などなどが早くから養われていったわけだが、
そういうももかの家であっても、今日のような日用的な買い物というのはお手伝いさんの
仕事であり彼女には縁の無い日課であった。
248すてい・あっと・西遠寺:03/09/26 00:12 ID:7BMvZJcF
 「あ・・・そ、そうなんです!お手伝いさんがカゼ・・・風邪でダウンしちゃって・・・みんな!」
 「・・・そうなの?」
 「本当本当!よくある話ですってホホホ・・・」
 「別に疑ってないけど」
 「え?」
 場を一瞬沈黙が支配する。
 まずい。ここで怪しまれては・・・
 「あのっ」
 ももかが慌てて何事か言いかけたとき。
 RRRRRRR・・・
 そのオーソドックスな着信音は綾のハンドバッグから流れてきた。
 「・・・はーい!うん、うん、うん・・・・・・」
 普段から声が高い方の綾だが、更に1オクターブ上がった調子でケータイ電話に応対する。
 「じゃあ、今晩何がいい?えっ・・・やだあもう!・・・うん、わかった。・・・(ピッ)・・・・・・
ごめん、急用が入っちゃったから、私行くね」
 「あ?は、はい・・・どうぞ」
 そういえば先生週末は彼氏の家に通い妻って、前に未夢さんから聞いたことがあったなあ・・・。
 電話の相手やら内容やらに全く興味がないわけではないが、今他人の色恋に関わって
藪をつっつく馬鹿をやる女の子ではない。ももかは微笑んで見送ることにした。
 「さて」
 つぶやくと少女は食材の物色を再開するのであった。
249すてい・あっと・西遠寺:03/09/26 00:15 ID:7BMvZJcF
 「じゃ前から言ってあったとおり、俺は本山の寄り合い(一泊二日)に行くから」
 「私は元の学校のクラス会に。久しぶりにパパとママに顔見せたいから、
そのまま今日は未宇と実家に泊まるわね」
 「ママにちゅいていくのー」
 「承知しました〜!西遠寺の留守は私とルゥちゃまにお任せ下さい」
 「悪いな。本当ならこんなの親父が出席すればいいんだけど、また修行だなんだで
出て行っちまって・・・。連絡がつかん以上俺が出るしかないし・・・今日明日、特にお勤めは
ないから大丈夫とは思うけど」
 「ルゥ君はまだ学校?」
 「はい。演劇部での夏公演の反省会と秋の劇の打ち合わせがあるんだそうで」
 「ああ、小西か・・・ルゥも大変だな」
 「まあ・・・綾ちゃんがいろいろ学校で手回ししてくれるお陰でルゥ君も助かってるのでして」
 「ははは・・・」
 
 「ふう・・・」
 そんな、西遠寺の門前でのやりとりがあったのが、小一時間前。新学期も始まって
すっかり疲弊した西遠寺ルゥ12歳がその同じ場所をくぐった頃には時計の針は午後5時を
回るところであった。
 最近は、半ば無理矢理に入部させられた演劇部の活動で7時過ぎまで、帰って来れない日も
ザラだったりするのだが、どうも部の顧問でありルゥのクラス担任であるところの綾先生に
用事が入ったらしく、この日は早目に切り上げることができた。
 「ただい
 その帰宅の挨拶は最後までできなかった。


(続きます。)
250名無しさん@ピンキー:03/09/26 08:36 ID:PA17XLoB
ルゥXももか (・∀・)イイ!
続き期待してます。
251すてい・あっと・西遠寺:03/09/28 03:11 ID:07MN4CFF
 「ルゥちゃまああ!」
 玄関が開かれるなりワンニャーの丸い肢体が飛び込んできた。どしん。まともにルゥの腹を直撃する。

 「げほっ・・・ぐぐ・・・」
 「ああっ、すいません大丈夫ですかルゥちゃま!?」
 「い、いいよ。それよりどうしたんだ?」
 「はっ、はい大変なんです・・・古新聞、チラシの整理をしていたら・・・間にこんなものがあ」
 ワンニャーの取り出したのは市販のものとはちょっと色の違う封筒。それには―
 「なんだこれ・・・NHK?NHKって・・・あのNHK?」
 日本放送協会―NHKのロゴマークと部署、それに御手洗団子というワンニャーの偽名が
様付けで綴られていた。
 「はい、ワタクシ先月NHKのお昼の番組『メシどき日本ゲトー』の視聴者参加企画
〈みたらし団子のルーツを探る!一泊二日食べ放題日本縦断ツアー〉に応募したのです。
 ダメもとでしたけど・・・それが当選してたんですう!」
 「すごいじゃないか!おめでとうワンニャー!」
 「ありがとうございます。ですが・・・・・・。これ、どうも先週には届いてたものらしくて・・・
参加者の集合が今日の夜6時NHKビル前なんですう・・・」
 成る程、その封筒には先週の発送を示す消印が押されてあった。
 「ああ・・・・・・未夢ママが渡し忘れたんだね。きっと・・・」
 「はああ・・・もっと早く解ってれば何とか出来たのに彷徨さん達が留守にしてる今日・・・
それもあと一時間後になんて」
 「準備しな」
 「・・・え?」
 「あと一時間はあるだろ。僕の能力(テレポート)ならNHKまで一瞬だから」
252すてい・あっと・西遠寺:03/09/28 03:13 ID:07MN4CFF
 「だ・・・駄目ですよルゥちゃま!今日ワタクシ達は西遠寺の留守を預かるとお二人に
約束したのです。それを放り出すわけにはいきません」
 「留守番くらい僕一人でもできるさ。彷徨パパと未夢ママには僕から伝えておくから」
 「しかし・・・ワタクシのシッターペットとしての責任がっ・・・」
 「ワンニャー、お前は地球に着てからもずっと僕のサポートに家事の半分に、
たまには未宇の面倒も見て・・・働いてばかりじゃないか。少し休まないと・・・それに、ママ達だって
きっと行って来いって言うさ。」
 「ルゥちゃまあ・・・ワタクシ世界一幸せなシッターペットですう・・・ヨヨヨヨ」
 赤ん坊の頃から世話をしてきたルゥが自分に孝行してくれる。シッターペットとしてこれ以上の
喜びはない。しかも目の前にあるのがみたらし団子とあってワンニャーはすっかり舞い上がっていた。
 そうでなかったなら、演劇部に入ったとはいえ、このまだまだあまりに稚拙なルゥの
脚本棒読みな演技に多少は疑問を持ったのだろうか。いや、持つまい。だってワンニャーだから。

 「じゃあ、いってらっしゃい」
 荷物もそこそこにNHK前に跳んだルゥと応募時に出した名前の通り親戚のお兄さん姿のワンニャー。
 「ルゥちゃま・・・お土産、たくさんたくさん買ってきますからね。ワタクシがいないからって
夜更かしなさってはいけませんよ。お腹が空いたら戸棚の中にプリンが入ってますからね。
石鹸が切れた時は・・・」
 ひとしきりの心配事を伝え終えたワンニャーを乗せるとNHKの文字とドーモくんを
横腹に入れたバスはゆっくりと走り出した。
 「・・・さて・・・と」
 ワンニャーを見届けると徐にルゥはケータイ電話を取り出した。
 「うん・・・うまくいったよ。じゃあ・・・あとでね」
253すてい・あっと・西遠寺:03/09/28 03:36 ID:07MN4CFF
 ひとっ跳びで西遠寺に戻ってきたルゥ。やることがないわけではないが、今は
長距離テレポートで消耗している、とりあえず疲れをとるため居間でねっころがった。
 電灯の発光する音だけが静かに、部屋に染み渡った。


 「こんなに静かだったんだな・・・」
 少なくとも再びここでお世話になることにして以来、あの愛すべき家族が、ワンニャーが
そろっていなくなることはなかった。彷徨の読経も未夢の声も未宇の喧騒もない。まるで違う
空間にいるような感覚に陥った。
  
 尤も、その静寂に関してはすぐに打ち破られることになる。
 ほどなく。
 しゃっしゃっしゃっしゃっしゃっしゃっ・・・・・・・・・。
 ペダルとチェーンの回転する音が近づいてくるのがわかった。その音を受けてルゥは
起き上がって、庭に出た。
 それは西遠寺の裏口の向こう側で止まり、スタンドの立てられる音がした。裏口が開けて。
 「ルゥ!」
 手にはいくらかの食材を詰めたスーパーたら福の買い物袋、スポーツバッグをしょいこみ。
 花小町ももかがそこにいた。

 「ホントにこんなうまくいくなんて思わなかったよ・・・」
 西遠寺のダイニングでエプロンを身につけるももかをを見ながら、ルゥは呟いていた。
 「ふふっ、でもさっきたら福で小西先生に会って、ちょっと危なかったわ」
 「先生が?大丈夫なのか・・・?」
 「ん・・・すぐに別れたし、それにこの週末はあの人も何もできないでしょ」
 「?ふーん・・・」


(続きます。)
254あぼーん:あぼーん
あぼーん
255名無しさん@ピンキー:03/09/29 20:57 ID:EElN8ZaC
続き期待保守
256名無しさん@ピンキー:03/09/30 00:24 ID:fjHlOetG
ルゥ×ももか 、初々しいお話かと思えばなにやら企てているのだろうか?
あらぬ妄想に(;´Д`)ハァハァ
続き期待してます!

257名無しさん@ピンキー:03/09/30 18:22 ID:S5cirOV7
保守
258名無し音楽放浪の旅 :03/09/30 21:00 ID:zsKe48qh
あぼーんの多いスレですね
259すてい・あっと・西遠寺:03/10/02 23:02 ID:hwSCfbXg
 西遠寺夫婦が家を空けるとわかった日から「それ」はスタートしていた。
 ももかは花小町家のコネでNHKの番組に手を廻してツアー企画をねじ込む。もちろんそれが
ワンニャーお気に入りの番組であって企画に食いつくことを見越して。
 抽選も、ももかの指示で、ワンニャーは最初から当確だったわけだが、といって事前に通知したのでは
ルゥ以外が全員家からいなくなることになり、そうなると彷徨や未夢が自分達の予定を
キャンセルして残ってしまうかも知れない。
 そこでルゥが通知の封書を隠し持って当日、未夢、彷徨が出かけた後にワンニャーがそれを
見つけるように仕込んでおく(ちょうど今日は古新聞整理の日になっていたのでその中に忍ばせておいた)。
 ワンニャーは誘惑を断ち切れず行ってしまい、西遠寺にはルゥ。と、ももか二人きり、という算段なのであった。
 尚、ももかは家の方へは「小梅の家でお泊り勉強会」と伝えてあり、そのための
アリバイ工作も当然完璧に整えてあった。
 まあワンニャーが当日の放送を見ない、応募しないという可能性もなきには非ずだったのだが、
そのときはそのときでスーパーたら福のイベントを裏で組むなどまた別の計画を走らせていた。
 いずれにせよ「彼がみたらし団子への誘惑を絶てるわけがない」というのが作戦の大前提であった。

 「ご飯は私に任せて!」
 かくて、いきまくももかにルゥはダイニングを追い出されてしまった。
 「・・・・・・でも、いいのかな・・・」
 今回のお泊りの提案者はももかであった。最初はイタズラ気分で乗り気だったルゥだが
こうもうまくいってしまうと、多少罪悪感が湧いてくる。
 ワンニャーは喜んでるし、仮に今回の件がバレたところで未夢達はそう咎めたりはしないだろうが
騙してることに変わりはない。そしてもう一つ気にかかっている事はあったが・・・
260すてい・あっと・西遠寺:03/10/02 23:08 ID:hwSCfbXg
 「ま、いいか」
 さし当たって暇になったので自室で課題を進めることにした。課題といっても中学校の英語のドリル
などではなくルゥの本業でありこの星に滞在できる理由―地球に関するレポートである。
 ルゥがこの報告に使うコンピューターは彼の手製。かつてワンニャーが使っていたUFO型通信機と
形状は似ていたが時空の歪みの理論を応用し感度が大幅にアップ。更に地球上に存在する全ての
セキュリティを破れるプログラムを搭載しており未html化の某所ログをタダで見れるのは愚か場末の吉○家の
バイトくんの勤務表から各国政府の重要機密事項まで一切の痕跡を残さずアクセスできる代物である。
 これによって情報(ネタ)はたやすく手に入るが、そのまま垂れ流せばいいというものではない。
いい内容だと課題終了⇒オット星帰還、ということになりかねないし、いい加減にやってても
学習態度欠如でやはり帰されてしまう。そこで頭と神経を使う。

 ・・・ここは・・・多次元式ハフモデル挿入と・・・・・・あと過去50年分のデータがあれば・・・
 ・・・・・・うぃーん・・・

 あ、そっか。形式を組み直さないと・・・gifが使えるわけないし・・・
 ・・・きゅるるるる・・・・・・ずがががが・・・

 ・・・・・・地球のダイコンはオット星のものの3分の1位の大きさで、これは遺伝情報が・・・・・・
 とんかんとんかん・・・ががが・・・ぐおーん・・・

 「・・・・・・・・・・・・・・・。」
 およそ厨房から発せられるとは思えないSEの数々にルゥはキッチンに向かった。
 「あのー・・・何か手伝うことがあったら」
 「ダメ!料理は私に任せてって言ったでしょ!」
 「何だよそれ・・・台所で何をしてる?」
戸をあけたルゥをさえぎるももかの手にはなぜか金槌が握られていた。
 「りょっ・・・料理よ南瓜料理!」
 「・・・じゃあ、何か用事があったら呼んで」
 「あ、ありがと!できたら呼ぶから、待っててね!」
 微妙な面持ちで立ち去るルゥを尻目にももかは「従姉さんに教わっとけばよかった・・・」と思った。
261すてい・あっと・西遠寺:03/10/02 23:18 ID:hwSCfbXg
 「ご馳走様でした」×2
 10時を過ぎ、夕食は既に夜食になっていた。
 「どうだった、ルゥ・・・?」
 「うん。美味しかったよ、でも・・・・・・ずいぶん作ったんだね・・・・・・」
 「ルゥのためだもん」
 南瓜のサラダ、タイ風カレー、トマトグラタン、ドリアに和風あんかけ、大根との煮物、ハンバーグ、プティング・・・・・・
 半端は許せない性分である。やたらと時間をかけ、どこをどうやったのかは謎だが、あの状況から
ももかは己の知識と技量で出来うる限りの料理をしっかと作っていた。
 その裏では、買ってきた南瓜、食材のほとんどを失敗の連続で使い切り、しれっと家庭菜園の
物にまで手を出していたのだが・・・。
 南瓜は食卓によく出るしルゥも嫌いではない。味の方も(異常に待たされたせいもあるだろうが)
実際かなりのものだった。
 が、流石に今日は品数も量も多い。はりきるももかの手前、何とか食べきりはしたもののかなり腹に応えていた。
 彷徨パパがいたら喜んだだろうな・・・・・・・・・あれ?待てよそう言えば・・・?
 ルゥが何事か思い当たったのが早いか、ももかが席を立ちお皿や茶碗を重ね始めた。
 一旦思考を停止し
 「いいよ僕がやるから・・・ももかは、・・・」
 言いかけて詰まってしまった。それをやってしまうと後はもう「それ」しかないという事実に
気づき黙って紅くなる。
 「うん・・・・・・じゃあ、お風呂入ってくる」
 でも、察したももかはルゥが言いかけたことの続きを継ぐんで、やはり少し頬を染めていそいそとダイニングを出ようとした。
 「あ、ももか・・・!」
 「? なぁに?」
 「・・・・・・部屋に、いるから・・・」
 ももかは二度赤くなり、黙って頷いて行ってしまった。
 しかし、この時ルゥが聞きたかったことは実は違っていた。
 ―なんでこんなことしようって思ったの?―
 今更ひどく無神経な質問だと感じて思いとどまったが、でもルゥは漠然と、ももかが
自分に何か隠してるように思えてならなかった。

(続きます)
遅筆で申し訳ないです。
あの最終回から構想(妄想)すること2年、たらたら書いてたらいつまで経っても完成せん!と思い
自分にハッパかける意味で誕生日にw冒頭を投下したものの・・・ダメダメだあ〜!
何発も投下できる諸SS職人さんには本当に頭が下がります。
とりあえずここを乗り切れば後のシーンはスムーズに流れるはず
(前もって白状すると某所のSSを文字コラしたものですが)なので
ご期待頂いてる方もつまんねえと思ってる方ももうちょっとお付き合い下さい・・・。

>>256
初々しい・・・・・・えーと彼らは(隠すほどのもんでもないがメール欄)、あははは・・・・・・
263名無しさん@ピンキー:03/10/03 06:46 ID:dqpsd5Eq
>>262
途中が「未夢の料理は失敗?」の
ももか版ですね。(・∀・)イイ!!
264名無しさん@ピンキー:03/10/03 22:34 ID:NCquCQ9f
>>262
まだ途中なので感想とかは書かないでおきますが、期待してますよ。
265名無しさん@ピンキー:03/10/05 20:51 ID:XiiSGMO5
久々に□さんが>>204の挿絵を描いてくださいましたよ皆さん
266名無しさん@ピンキー:03/10/05 21:29 ID:q3txaLa9
>>265
看護婦未夢ちゃんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
267名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:57 ID:uKqVJCsb
次は彷徨を撲殺する未夢っちか(w
268前書き:03/10/06 00:35 ID:6kGTJuBn
浴衣の需要ってまだありますでしょうか?
269〜浴衣編〜:03/10/06 00:36 ID:6kGTJuBn
日の暮れ始めが早く感じるような時間、秋祭りに出かけるつもりで
早めに夕飯を済ませた西遠寺の面々は仕度に勤しむ。
ワンニャーもそのつもりで早々と片付けを済ませ、気分は上機嫌である。

「うふふ〜今夜は久し振りのお祭りですぅ。
あぁーお団子の屋台がわたくしを待ってるのですね〜」

そのまま戻ってこないんじゃないかという勢いで
ワンニャー陶酔していると、ふと普段の西遠寺では聞き馴染みの無い
艶のある声が襖の向こうから聞こえてくる。

「いい、か。未夢?」
「うん、お願い」

シュル――――――

「っ」
「大丈夫か?」
「ん、平気・・・だから、離れないで」

若い男女の囁き声と衣擦れの音。

(えぇぇーーーーーーーー?!こっ、これは一体、なんなのでしょうぅぅ)

よからぬ想像に支配され、考えるよりも早くワンニャーが戸を開け放ち乱入する。

「み、未夢さん!彷徨さん!お二人はまだ中学生なのですから
 節度あるお付き合いを〜〜〜〜〜〜・・・って、あ、あれ?」

部屋の中央には・・・妖しい色香で交わる男女、
ではなく少女の着付けを手助けする少年という二人の姿があった。
270〜浴衣編〜:03/10/06 00:38 ID:6kGTJuBn
「あっ!!ワンニャー、いいところに来てくれたよ〜ちょっとこっちの端、持ってて!」

慣れない帯の着付けに手間取って未夢が助けを求めるが一瞬でもよからぬ想像に
二人を疑ってしまったワンニャーが呆然とその光景を眺める。

「どうしたの、ワンニャー?」
「はうぅ〜い、いぇ」

不審を持たない未夢に声をかけられてワンニャーがようやく部屋へ足を踏み入れ、二人に近づく。
そして帯の端を持って着付けの手助けをしながら思わず安堵の言葉を漏らした。

「よかったですぅぅ、わたくしの思い違いで〜」
「え?なぁに?」
「い、いえ・・・ゴニョゴニョ」

それまで黙々と着付けを手伝っていた彷徨がワンニャーに対し細目で批難しながら
未夢の耳元で何かを囁いた。

「未夢、ワンニャーはな・・・」
「か、彷徨さん!違うんです〜」

疑いを持たない未夢と違ってワンニャーが何を勘違いしたのか彷徨には容易に想像出来たらしい。
未夢に囁きかけながらも彷徨の眼はワンニャーを睨んでいて弁解の余地を与えさせ無い。
彷徨の言葉に耳を傾けていた未夢が内容を理解すると徐々に顔を紅潮させジタバタと暴れだした。

「な、何考えてるの〜〜〜?!やっ、やっぱり着るの止めるぅ!」
「あっこら、解くなよ!」
「未夢さん、未夢さん、誤解なんですようぅ」

折角、浴衣を着付けたというのに無駄な労力を費やす。
結局のところ、未夢の機嫌が直るまではバタバタと慌しい時間が過ぎていくのだった。
271後書き:03/10/06 00:39 ID:6kGTJuBn
と、言う訳で>>230をそれっぽくしてみましたが・・・突発的ですね。
季節外してるし、やめときゃよかったかも(涙)

すんません一応、保守ってことで。
272名無しさん@ピンキー:03/10/06 02:29 ID:ArS4jW1L
>>271
まっけない〜まっけない〜♪

とても(・∀・)イイ!! ですよ。
頭の中で未夢たんが暴れるところを想像してみたり・・・・
273コスプレシリーズ第?弾 浴衣編:03/10/06 03:18 ID:nb3oXNLX
 (これまでのお話)18話のAパート見てくれ。
 

 「一匹ももらえなくて残念だったね」
 「けちんぼですよね。普通なら一匹ぐらいくれるのに」
 みかん達と離れて金魚すくいに行った未夢とみずきであったが、不器用だった
のか、それとも単に運がなかったのか、ともあれ二人は一匹も金魚がすくい上げ
ることができなかった。金魚すくいを切り上げた二人が神社の裏にある池の周り
を散歩しようとした時である。
 (ひぇ〜〜〜〜〜〜)
 さすがお祭りの夜である。池の周りに足を踏み入れた二人の目に飛び込んでき
たのは、ハメを外したカップルが茂みの中やベンチに座ってキスしたり、抱き合
っているしている姿であった。
 (す、凄いなぁ〜)
 「……みずきさん」
 「……行こうか」
 頬を赤らめた二人が歩き出そうとしたその時である。
 「あっ」
 「どうしたの」
 「鼻緒が切れて…」
 普段履いていないからなのだろうか、未夢の草履の鼻緒がぷつりと切れていた。
 「これなら直せるよ。そこに座って」
 未夢の足下にかがみ込んだみずきは草履を手に取ると、近くのベンチに未夢を
座らせると、自分も未夢の横に腰を下ろした。
 
274コスプレシリーズ第?弾 浴衣編:03/10/06 03:19 ID:nb3oXNLX
 「………」
 うつむいたままでベンチに座り、草履がなおるのを待っている未夢。賑やかな
祭囃子に混じって、時折女性の喘ぎ声が未夢の耳に届いていた。
 「これでよし」
 「ありがとうございます」
 草履をなおしていたみずき、そしてうつむいていた未夢。同時に顔を上げた二
人の目に飛び込んできたのは、茂みの中でせく〜すしている最中のカップルの姿
であった。
 「未夢ちゃん……」
 再びうつむいた未夢の肩にみずきの腕が回ってきた。
 (ひぇ〜〜〜、どどどどどどうしよう〜)
 周りの妖しい雰囲気に当てられたのだろう。あたふたする未夢の身体を引き寄
せたみずきの顔がどんどん未夢の顔に近づいてきた。
 (みずきさんなら………いい……)
 あこがれの存在であるみずきに迫られた未夢は胸をドキドキさせながらまぶた
を閉じた。そんな未夢の唇にみずきの唇がそっと重なった。

(続く……のか(w)
 
275273-274:03/10/06 03:20 ID:nb3oXNLX
ひぇ〜〜〜〜、ネタがかぶっている。
スマソ、271。
276名無しさん@ピンキー:03/10/07 00:02 ID:ql8Wpp/J
277すてい・あっと・西遠寺:03/10/07 23:38 ID:ZY2snEkM
 洗い物と、食卓の片付けを手早く終え、ルゥは部屋に戻っていた。
 先ほどいると言った以上、そこにいなければならなかったのだが、正直ルゥは戸惑っていた。
 ももかから来てる違和感も原因にはあったが、どうもタイミングを外したような気がした。別に、
さっきの場でそのまま襲ってしまえばよかったなどとは勿論思ってないが、こう、改まって「する」という
お膳立ての整ったシチュエーションはなかったのでどうも恥ずかしいやらこそばゆいやら・・・
なかなか複雑だった。
 「あ・・・」
 落ち着かず、自室を見回していたルゥだがふと、ある物体に気づいた。それは机際の壁面に貼り付けてあった。
 「危なかったなあ・・・」
 ルゥは押しピンを取り外して、それを机の引き出しに仕舞いこんだ。もう随分、紙も古く劣化してしまった絵
―12年前、ももかの描いてくれた自分とももかの絵であった。

 かつて地球を去る時、ルゥとワンニャーはたくさんのお土産をもらった。オット星人の知能指数は
平均的な宇宙人と比べても高い水準にあると言われているが、それでも0歳当時のことまでルゥが
かなり鮮明に覚えていたのはこれらのお土産のお陰であった。
 しかし、ある日ルゥは両親が、トリのレコードを夢中で聞いてる自分を、笑顔ではありながらも、もの哀しい瞳で
見ていることに気づいてしまった。両親は口に出して止めることはしなかったが、自然にあまり再生してはいけない
「思い出してはいけない」ものなのだとルゥは幼心に悟った。そうして、だんだんレコードを取り出したり
迷路で遊ぶといったことがなくなり、今ではほとんどの品が自宅の「空間圧縮カプセル」に
押し込められ日の目を見ることは無くなっていた。

 しかしそれでも何故かこれだけは手元に置いていた。いつかもっと大人になっても忘れられない時間。
ルゥにしてみればそういったものをこの一枚の中に濃縮したつもりだった。
 そしてそれは、そこにあるのが彼にとって当たり前になっていたが、今からここに来る
女の子には直感的に、あまり見られたくないものではあった。
 「ん・・・?」
 絵をしまったその直後、ルゥがある事実に考えが到ったとき、部屋の障子戸が開いて―。
278すてい・あっと・西遠寺:03/10/07 23:41 ID:ZY2snEkM
 「もも・・・!」

 普段見たことのないももかのパジャマ姿にルゥは思わず息を呑んでいた。
 ツインテールから解き放たれた栗色の長い髪はしっとりと揺れている。自分の使ったシャンプーとは
少し違う、さっきのバッグの中にお気に入りのを持ち込んでいるのだろう、とても甘ったるい香りが鼻腔を擽る。
 「いいお湯でした」
 「え?あ・・・ど、どういたしまして」
 見とれてしまい要領を得ない返事で返す。
 「昔、何度か西遠寺のお風呂は入ったことあるけど・・・なんだか狭くなったみたい」
 「そりゃ・・・僕達が大きくなったんだよ」

 しばらく二人は、無言であった。が、間が持たない気がして、ルゥがさっき思ったことを聞いてみた。

 「はじめてだよね」
 「え?」
 「僕が西遠寺にまた来てから・・・この部屋に入るの」
 「そうね・・・久しぶりだわ」
 そう。西遠寺に居候を始めてからずっと飾ってあった絵を今、隠さなければならないという
事態になったのは、つまりももかが部屋に入ったことがなかったことを意味していた。そして、必然的に
もう一つの事実にも思い当たっていた。
 「で・・・西遠寺に来るのも随分しばらくだった気がするんだけど・・・」
 「そお?ううん、こんなものでしょ・・・」
 どこか上の空であったももかだが、その言葉に何故か僅かにトーンが上がった。
何かを強調、否定したいかのように。
279すてい・あっと・西遠寺:03/10/07 23:45 ID:ZY2snEkM
 「未夢ママが言ってたよ。最近ももかが遊びに来てくれなくて寂しいって」
 「・・・・・・」
 12年前、ルゥが地球を去り、未夢がいなくなった後も、ももかは西遠寺に顔を出し続けた。
 三日に一度、週に一度、月に一度・・・大きくなるにつれその間隔は徐々に広がっていったが、
しかし決して途絶えることがなかった。未夢が平尾町に「帰って」きてからは以前のように三日に一度は
訪れるようになった。未宇が生まれた頃などはそれこそ毎日やってきて泊り込むことさえあった。
 それがごく最近、ルゥが学校の研究テーマという名分で地球に「帰って」きてから、その足が
衰えてきていた。それでも半月に一度くらいのペースで来てはいたが以前のように
「事ある毎に」というわけではなくなっていた。想い人にいつでも会えるようになったにしては
妙な状況と言えた。
 ルゥは言ってから何か彼女の雰囲気が変わったことに気づいた。しまったと思った。
 「あ!で、でもももかだって近頃は体育祭とか演劇コンクールとかの生徒会職務で忙しいんだから
遊びに来れなくたって当たり前だよね!僕は全然気にしてない・・・」

 「・・・妬いてたんだと思う」

 気持うなだれて、ももかはぽつりと喋りだした。
 「え?」
 ルゥは突然の告白にしばし思考がつながらなかった。
 「妬いてた・・・?」
 「きっとまた会えるって、ずっと想い続けてきて・・・2年前、あなたが帰ってきたとき、すごく
嬉しかった。あの時はすぐに帰っちゃったけど・・・その時・・・タイムカプセル、掘り起こしたでしょ?」
 「うん・・・」
 「あの時、私はあなた達の話の中に入ることができなかった」
 「だから、アレはたまたま、ももかがいなかったってだけでっ・・・」
 「私もそう思うようにしてた。でも・・・二度目にルゥが来てからしばらくして、ある日気づいたの。
未夢さん、彷徨さん、ワンニャー・・・・・・」
 ルゥは言葉を挟めなかった。
280すてい・あっと・西遠寺:03/10/07 23:48 ID:ZY2snEkM
 「どんなにあなたを想い続けても、私はあなた達「家族」の絆に勝てないって気づいちゃって・・・
ううん、多分ずっと昔からそれはわかってたんだと思う。ただ気にしなかっただけ。
そのまま、あの頃みたいに気にしないでいられれば良かったのにね・・・」
 「その時は、すごく悔しかったわ。なんかベッドに入ると一気に泣けてきちゃった」
 「・・・・・・」
 ももかの瞳には涙が溜まっていた。
 「でもね!私、未夢さんも彷徨さんも好き。未宇ちゃんも本当の妹のように可愛いの。だから・・・
悔しかったけどでも・・・あの人達を嫌いになるのは・・・絶対、イヤだった!」
 声に徐々に湿気が共ってきていた。
 「でも、でもあなた達が一緒に居るのを見ると・・・嫌いになっちゃいそうで、、そんな自分が
たまらなくイヤで・・・!それで・・・それで、段々西遠寺にっ・・・!」

 振り向いたももかを、まだ何か吐き出そうとする唇を、ルゥは刹那に塞いでいた。
 実際には30秒に満たない位だったが、彼らには長く、永く互いの唇は重なってるように思えた。
 「・・・ぷはっ」
 「・・・ごめんっ・・・!」
 唇を離し謝罪の言葉を紡ぐのと同時に一気に抱きしめた。
 「・・・ルゥが謝ることじゃないわ」
 「でも、ごめん」

 「で、さ・・・僕も気づいたことがある・・・聞いて欲しい」
 「・・・?」
 「僕は、未夢ママが好きだ」
 「うん・・・」
 「彷徨パパが好きだ。本当のパパとママと同じ・・・比べられないくらい好きだ」
 「・・・わかってた」
 「ワンニャーも、未宇も好きだ、宝晶さんも、先生も、みんな好きだ。
それで、皆幸せでいてほしいと思ってる。けど・・・ももかは違くて・・・」
281すてい・あっと・西遠寺:03/10/07 23:50 ID:ZY2snEkM
 「え・・・?」
 「幸せでいてほしいんじゃなくて・・・ももかは、『僕が幸せにしたい』んだ、って・・・解ったんだ・・・
たった今だけどさ」
 「ルゥ・・・!」
 「だからその・・・つまりそういうことだから、何ていうか・・・安心して、ってのはちょっと違うけど・・・
だから、そういうことじゃ・・・駄目かな?」
 「嬉しい・・・ルゥ、私とって、、嬉っ・・・」
 お互い、最後の方は自分が何を言ってるのか制してない状態にあった。
 ももかに至っては終りまで喋れず、堰を切ったように泣き出した。
 ルゥも自分の腕の中で泣くももかにつられて目頭を熱くしていたが、危ういところで踏みとどまった。
かつて、この少女のくれた言葉が記憶の片隅に残っていたからかも知れない。代わりに、ただ、ただ強く抱きしめた。

 どのくらいそうしていたのか。二人は互いの瞳を見つめあっていた。
 もうすでにタイミングも何もなく。
 手のひらと手のひら、指と指が鏡合わせのように対応して触れ合う。
 ももかが瞼を合わせると、ルゥの唇が引き込まれる。唇と唇が合わさり、やがて、ちゅっちゅっと吸い合う。
 次第に熱がこもり、それはいつしか舌を絡めあうディープキスにレベルアップしていた。
 にちゅ・・・ちゅく・・・ちゅ・・・
 「はあ・・・」
 ようやく唇を離した二人は揃って溜め息をついた。
 「ルゥ・・・」
 ―幸せにして―
 潤んできらきらと光る瞳でルゥに乞う。ルゥはこっくりと頷き、立ち上がった。


(続きます。)
282名無しさん@ピンキー:03/10/08 00:09 ID:7ohrjFYH
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
283名無しさん@ピンキー:03/10/08 03:27 ID:VV3DhVqF
時代を超えて、新しい二人のだぁ!だぁ!だぁ!

(・∀・)イイ!!
284すてい・あっと・西遠寺:03/10/08 22:45 ID:nd3XNMfQ
 敷いておいた蒲団の上に、ルゥはももかを押し倒した。
 ルゥはももかにのし掛かると、再び唇を重ねた。スイッチが入ったようにももかがルゥの首に
腕を回し、しがみつく。
 互いの舌を自分の舌で絡めるように舐めしゃぶる。
 「はぁ‥‥」
 唇を離すと、息が上がった
 ルゥはももかの首筋に、ツッと舌を這わせた。ももかは
 「あふ‥‥あ‥‥」
 と感じた声をあげはじめた。
 ルゥは、ももかのパジャマのボタンを上から順にひとつひとつ外した。パジャマの前を軽くはだけ
右掌に乳房を納めると、撫でるように揉む。柔らかい乳房はルゥの掌の動きにあわせ、うにうにと
形を変えながら、その一方、弾むような感触で掌や指を押し返して来た。
 ルゥの唇が首筋を下降し、乳房に向けて膨らみを登りはじめた時だった。
 「待って‥‥」
 ももかがルゥを押しとどめた。水を差されてきょとんとした顔をするルゥに、ももかは
恥ずかしそうに頬を染め、目を反らし
 「‥‥全部、脱がせて‥‥」
 ルゥはその意図を察し、唾を飲み込んだ。
 未夢と彷徨にとってそうであるように、西遠寺は二人を引き合わせてくれた特別な場所で、
たくさんの楽しい思い出の詰まった、言わば二人の家である。
 その家でのセックス。
 いくらルゥとももかが家主兼保護者公認の間柄であるとは言ってもやはりそこは居候と近所の娘。
 しかも四六時中、彼らやワンニャーの目が届く中での睦みあいというのはどうしても憚られるものがある。

 だが、今日は西遠寺にふたりっきり。こんな夜はもう二度とないかもしれない。
 身も心もハダカになって、求めあってみたい。そんな気持ちは、判る気がした。
285すてい・あっと・西遠寺:03/10/08 22:48 ID:nd3XNMfQ
 ルゥは、ももかのパジャマを大きくはだけ、肩口から腕を抜き取った。
 ももかの背に手を回し、少し抱き寄せて身体を浮かせ、もう片方の腕も抜いた。そのままパジャマの
上半分を抜き取って、上半身を裸にした。
 丸い肩、薄くくぼんだ鎖骨が露わになり、ふっくらとした胸のラインへ続くカーブがドキドキする程、魅力的だ。
 ルゥは、中断していた唇での愛撫を再開した。きれいな桃色をした乳首に挨拶代わりに軽くキスをした。
 「あん‥‥」
 ももかから気持ちのいいレスポンスが返ったのに気をよくし、Oの字に開いた唇で乳首を口中に
吸い上げ、舌でレロレロと舐めてやる。もちろん、反対側の乳房を円を描く様に揉むのを忘れない。
 「あッ‥‥んッ‥‥あんッ!‥‥」
 ももかが声をあげ、イヤイヤをするように頭を振る。
 その反応を暫く愉しんで、ルゥは乳房から唇を離した。
 ももかの両膝を揃え、腕をこじ入れて膝を上げさせると、パジャマのズボンに手をかけた。
 察したももかがお尻を浮かせる。
 ルゥはパンティごと、お尻からパジャマのズボンを抜き取った。
 ももかは、一糸纏わぬ生まれたままの姿を見せている。
 自分が言った事ではあるが、その事実を今更ながら認識しももかは恥ずかしさに身を捩った。
 胸の前で腕を組み、腿をぴったり合わせて、ガードを張る。
 でも、その恥ずかしさがたまらなくキモチイイのも事実だった。
 ルゥはそれこそ舐める様に、上から下へとももかのはだかに視線を滑らせた。
 恥ずかしそうに隠しているのが逆にエッチな気持ちをそそられる。
 手をのばすと、ももかの肩に触れた。そのまま、背中を撫でるように手を進める。
 「んふ‥‥‥」
 ももかがくすぐったそうに身を捩った。
 お尻から腿に下がった手が、中心に進んで逆に登る。あわさろうとする腿の柔らかな抵抗を
押し割って、行き着いた先をそっと撫でさする。
 「あんッ!あッ、きゃふ!」
 揃えて撫でている手に、何かが擦れてる感覚があった。その度にももかが身を捩って跳ね回る。
 興奮して勃起したクリトリスが、顔を覗かせていて、撫でる手に触れるのだ。
 ルゥは、乳首へのキスも再開し、指の方は人差し指と中指を揃えてシェルピンクの粘膜に
ゆっくりと挿入した。
286すてい・あっと・西遠寺:03/10/08 22:51 ID:nd3XNMfQ
 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ッ‥‥」
 うわぁ
 熱く濡れそぼった膣に、指が滑り込んでいく。その汁だくさんぶりに、ルゥは感心した。
 揃えた2本の指を、後退させては突き入れる。その度に、水の染みたスニーカーで歩くような、
湿った水音が聞こえた。
「はぁッ!‥‥あっ!‥‥あぁッ!」
 遠慮なしによがり声をあげ、身体を波打たせた。それがルゥの興奮に拍車をかける。
 2本の指バタ足のように動かして中をぐちゃぐちゃに掻き回したり、あるいは鈎に曲げて
膣壁を抉る。その度にももかの敏感な反応が返ってたまらない。
 夢中になって指を蠢かせていると、突然にももかがルゥにしがみついてきた。
 身を起こし、ルゥを押し倒したももかは、弾む息を何とか落ち着かせた。
 「ルゥったら私ばっかりハダカにして‥‥ずるいわ」
 桜色に頬を染め、潤んだ目でルゥを見て、そう抗議した。
 ずるいもなにも、裸にしてと言ったのはももか自身だ。
 言われるままに裸にしてやったら、ズルイと言われては、ルゥの立つ瀬がないが、そんな
ももかのワガママも可愛いと思えてしまう。
 ももかは、奪うようにルゥと唇を重ね、舌を絡み合わせながら、伸ばした手で、
パジャマのボタンを手際よく外した。前を大きくはだけると、背中に手を回して襟をぐいっと引っ張る。
 二の腕から下だけ残し、大きく脱げたパジャマは、まるでルゥを拘束しているようだ。
 ももかは、ルゥの右腕をパジャマの袖から抜き、ついで左腕も同じようにしてから
パジャマそのものをルゥの背の下から抜き取った。
 オトコ臭さの少ない、中性的な、ルゥのセミ・ヌードに、ももかは唾を飲み込んだ。
 頬を朱に染め、恥ずかしそうに下唇を噛んでいる顔から、喉仏の目立たない喉を通り
肉付きの薄い、肩から胸が露わになっている。
 ももかは、視線を走らせた先を、丁寧にライトキスで辿った。
 「んん‥‥う‥‥あう‥‥」
 ルゥがくすぐったさに身を捩る。反応に気をよくしたももかは、まるで男のコになった気分で、ルゥの乳首を舌先で虐めた。
287すてい・あっと・西遠寺:03/10/08 22:56 ID:nd3XNMfQ
 「はうッ‥‥」
 ルゥの頭がのけぞる。男のコにしておくのが、もったいないくらい敏感だ。
 ももかは、ルゥの胸へライトキスを繰り返しながら、左手を下へと進め、パンツのゴムの下へ
掌を侵入させた。
 「も‥‥ももか‥‥」
 下腹からお尻を撫でる手に気付いたルゥが、ももかに呼びかけた。僅かに腰を浮かせると、
ももかが手の甲で押すように、ルゥのパンツを下げていく。やがて
 ぷるんっ!
 下着の下で撓んでいたペニスが、拘束から解放されて元気いっぱいに跳ね起きた。
 ももかは、下腹へ向けて唇を進めながら、ルゥの足からパジャマを抜き取っていく。
 これで二人とも生まれたままの素っ裸だ。
 先ほどの指のお返しとばかり、ももかは屹立するルゥのペニスに唇を寄せると
そのまま咥え込んだ。
 「あッ!」
 ルゥの頭が電気に打たれたように仰け反る。
 全長の2/3程降りたところで、ももかの唇は着た道を折り返し、亀頭の後ろで止まって
また降りる。降りるとき、通せんぼをするような舌を押しのける抵抗感と、
登るときにちゅぅっと吸われる感触がたまらない。
 我慢しきれず、ときどき腰が突き出されてしまうが、ももかは上手にそれを
やり過ごし、唇の上下運動を続けた。
 口いっぱいに溜まった唾液と、ルゥの先走りのカクテルを、ペニスを深く咥えたまま、
ごくりと飲み込む。その律動にルゥの頭が仰け反った。
 なおも続く唇の奉仕に、ルゥが音を上げた。
 「ももか・・・もう・・・・・・もう、やめて・・・・・・あ・・・で・・・出ちゃうよ・・・・・・」
 ぬぽっ
 ももかはペニスから口を放すと、からだを起こし、そのままルゥの脇に寝そべった。
 ごく自然に二人の唇があわさった。
自分の排尿器官を舐めた唇なのに、なぜかふたりとも抵抗を感じない。
288すてい・あっと・西遠寺:03/10/08 23:02 ID:nd3XNMfQ
 「んぁッ!」
 今度はももかの頭が仰け反った。
 さっきの続き。ルゥは揃えた右手の人差し指と中指を、ももかの柔肉に滑り込ませた。くちゅくちゅと
掻き回すと、とろりとしたシロップが秘唇から溢れる。
 左腕はももかの背に回し、抱える様にして、乳房を掌に納める。ルゥの手指の動きにあわせ、柔らかな
乳房がうにうにと形を変えた。
 つっと、喉を舐めてから、ルゥはももかと唇をあわせた。
 同時にももかの膣を掻き回していた指を、深々と奥まで突き入れる。
 「んン!・・・・・・・・・」
 ももかの声はルゥの舌に阻まれて、消えた。
 「ん・・・・・・んむーっ・・・・・・んんッ!・・・」
 鼻から漏れるくもった喘ぎを訊きながら、いい気になって指を動かしていると、ふいにももかが
ルゥの喉に手をかけ、押しのけようとする仕草を見せた。
 潤みきった涙目でルゥを見え上げたももかは、
 「だ、だめ・・・これ以上されたら・・・これ以上されたら・・・私、イッちゃう・・・」
 と、切なげに愛撫の中断を求めた。
 ルゥはやや暫くぽけっとももかの顔を見下ろしていたが、やがてニッと唇を歪めると
そのお願いを却下した。
 「イヤだ」
 「そ・・・・・・そんな・・・・・・」
 「いいよイッて。ももかがイクとこ、僕が見ててあげるから」
 言うなり、ルゥはももかの返事も待たず、膣に挿入した2本の指を先ほど以上に激しく出し入れした。
 ぢゅっ、ぢゅぶ、ぢゅっ、ぢゅっ、ぢゅっ、ぢゅっ
 卑猥な水音と狼狽えたももかの声が静寂としたお寺の一室を支配する。
 「あッ!・・・やッ!・・・・・・ルゥ・・・ホント・・・やめ・・・・・・あッ・・・ヤンッ!・・・る、ルゥ!
・・・あッ!あんッ!あッ!あッ!!あァーッ!!」
 ひときわ大きな嬌声を振りまきながら、ルゥの腕の中でももかの背が大きく仰け反った。
指を咥えた膣を中心に、全身が波打ち、そのうねりが暫く続く。
 やがてももかは、糸が切れた様に、ガクッっと脱力した。
289すてい・あっと・西遠寺:03/10/08 23:09 ID:nd3XNMfQ
 ルゥは指の動きを止め、ももかのオルガスムスに魅入った。
 はぁはぁと荒い息をつぐももかの顔は酔ったように真っ赤で、八分ほど閉じられた瞼の端から
涙の滴がこめかみへ滑り落ちていく。
 可愛い、かわいい。カワイイ!
 愛おしかった。ももかの全てが可愛らしかった。
 ルゥは、ももかに覆い被さると、その頬にチュッと口づけた。
 まだ半分惚けているももかがそれに気付いて顔を向けると、今度は唇にキス。
 「ん・・・・・・」
 幾度かのリフレイン。次第に熱がこもり、舌を絡めるキスになっていった。
 頃合いと見たルゥは、身を起こすと、ももかの足をMの字に大きく割り、自分の
細腰を割り込ませた。
 先走りの露とももかの唾液とでぬとぬとになったペニスをグリップし、軽く腰を引いて先端を
粘膜の狭間に潜らせる。
 「・・・いくよ」
 そのまま一気に奥まで挿入し、めちゃくちゃに抽送したがる本能に必死にブレーキをかけ、
ルゥはそおっと腰をしゃくり上げた。
 にゅぷっ・・・。
 「ふぁ・・・・・・・・・ん」
 イッた直後で敏感になっている秘粘膜に、太くて長くてカタい肉棒を挿入されて、ももかの
背が反り返った。
 ルゥはももかを刺激しすぎないように気を使ってゆっくりと腰を進めた。
 奥へ行き着くちょっと手前で挿入を止め、一呼吸置き、そろりと腰を引く。
 「あ・・・・・・・・・ルゥ・・・・・・あ・・・・・・ん・・・・・・」
 ももかは、ルゥがゆっくりと押し入って来る度、ため息の様な喘ぎを漏らした。
 いたわるような優しい動きに身も心もとろけてしまいそうだった。
 ルゥの首と背に腕を回し、しがみついて唇を求める。上の唇には舌を、下の恥ずかしい唇には
ペニスを、両方いっぺんにルゥで満たされ、ももかは幸せいっぱいだった。
290すてい・あっと・西遠寺:03/10/08 23:15 ID:nd3XNMfQ
 しかし、ルゥの方は我慢に限界が来ていた。熱く濡れそぼったそこに敏感な亀頭を舐められ続け、
そういつまでも気遣った優しい抽送をしていられるほど、ルゥは女体慣れしていない。
 ルゥの理性が劣情に負けはじめ、ピストン運動のストロークが次第に大きくなって、
子宮の入り口を突き上げるようになった。
 覆い被さったももかの上で、ルゥのお尻が尺取り虫の様に動く。その動きもいつしか激しい
上下運動になっていき、下半身がぶつかるピタピタという音が聞こえはじめた。
 「あッ!・・・あんッ!・・・る・・・ゥ・・・あッ!・・・・・・ルゥ!・・・ルゥぅ!・・・・・・」
 「ももか・・・・・・ももか!」
 既にルゥは無我夢中になっていた。ももかの事を呼びながら、貪る様に腰を振り立てる。
 ぱん!ぱん!ぱん!
 「ルゥ!ルゥ!・・・・・・あッ!ふぁッ!あァッ!!」
 ぎゅぅう
 再び絶頂したももかが、腕と足でルゥに思い切りしがみついた。その刺激でルゥが我を取り返す。
 しまった!やりすぎた。
 ペニスで串刺したまま、動きを止めたルゥの下で、ももかは全身をぷるぷると震わせた。
暫くそれが続き、くたりとくず折れる。
 「だい・・・・・・じょうぶ?ももか」
 声をかけたが、ももかは荒い息をしながら目をつぶっていて、答えない。
 ルゥはそれをみて、しばらく悩んだ。
 ももかに入ったまま、いきり立つペニスは、射精を求めてやまない。一刻も早く、思い切り
激しい抽送を再開したくてたまらなかった。
 だが、ももかの様子も気にかかる。立て続けなので、痛いとかそういう事はないのだろうか?
と心配になった。
 悩むこと暫し。ルゥは結局、自らの肉欲に従った。
 ただし、最初と同じくゆっくりとした抽送で、ももかの様子を伺う。
 「ももか・・・・・・ももか・・・だいじょうぶ?・・・・・・痛かっ・・・たり・・・・・・しない?」
 抽送に途切れながら、ルゥはももかに声をかけた。
 ももかの答えは喘ぎで返った。
 「あ・・・・・・はぁ・・・ん・・・」
 眉間に短い皺を刻み、眉をひそめてはいるが、少なくとも苦しそうには見えなかった。
 ルゥは少しホッとした。安心すると、自分の性感に意識が集中していく。
291すてい・あっと・西遠寺:03/10/08 23:22 ID:nd3XNMfQ
 突き入れる時の柔肉を押し割る感覚、引くときに絡みついて亀頭を絞る無数のラヴィア。切なげな
ももかの喘ぎに、組み敷いた身体の柔らかい弾力。それらが渾然一体となって、ルゥを高め、
腰の動きが再び加速をはじめる。
 もうこうなったら止まりそうもなかった。ペニスの中に熱い芯が通り、それを追いだすように
ルゥはいつしか激しく腰を使っていた。
 ルゥが奥へ欲棒を打ち込む度、ももかの身体が大きく波打って、胸の上で乳房がぷるぷると揺れる。
ヴォリュームに乏しい膨らみは、揺れ方が若干固めで、皿に盛ったフルーツゼリーが
揺れている様な印象だった。その振幅にあわせ、桃色の乳首が何かを描くように宙をさまよう。
 「るっ、ルゥ!ルゥ!!あ!ふぁッ!あーッ!!」
 ももかが3度目のエクスタシーに仰け反ったのとほぼ同時に、ルゥの中をピンク色の電気が駆け抜けた。
 「も・・・・・・ももかぁ!!」
 びゅっくん!
 声と同時に、ゼリー状の白濁液がももかの子宮口目掛けて撃ち出された。
 びゅっ、びゅっ、びゅっ、ぴゅ・・・・・・
 二度、三度。
 大きくルゥがひくつく度、ももかの中に熱く煮えたぎった精液が注ぎ込まれる。
 二人はきつく抱き合ったまま痙攣しあい、それが収まると、
全てを出し切ったルゥががくりとももかに折り重なった。

(最終章に(どうにかこうにか・・・)続きます。)
292名無しさん@ピンキー:03/10/08 23:27 ID:YDMEXJTk
キタ━━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━━!!!!
読んだ━━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━━!!!!
(;´Д`)ハァハァ━━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━━!!!!

最終章に激しく期待。
293名無しさん@ピンキー:03/10/09 07:57 ID:ugQCtOib
いいいい(・∀・)イイ!!

>揺れ方が若干固めで、皿に盛ったフルーツゼリーが
>揺れている様な印象だった

この辺の表現最高〜
294すてい・あっと・西遠寺:03/10/09 20:58 ID:MbtW7EjY
*********************************
 「ルゥが普通の赤ちゃんと違うのは―別の星からやってきたからなんだ―」

 べつのほし?

 「だからね―ルゥ君もワンニャーもオット星に帰らなければならないの―」

 いやだもん・・・ももか、わかんないもん・・・もうルゥとあえなくなっちゃうなんていわれたって、
わか・・・ない、もん・・・!
 ずっとルゥといっしょだとおもってたのに―おっきくなったら、いっしょにがっこうもいけると
おもってたのに―!
*********************************

 ―瞼が開いた―。
 素っ裸で上にタオルケットを乗せただけの自分の肢体。
 視界には西遠寺の天井の木目。
 3時を少し回った壁掛け時計の針。
 頭の下にふにっとした柔らかいモノ―?
 意識のはっきりしてきたももかは自分のすぐ右横に顔の向きをそらせ、瞬時に後頭部の
「ふにふに」の持ち主を認識した。
 そこにルゥの寝顔はあった。
 先刻、あんなに激しく求め合ったのに、いや、だからこそか、とても無邪気で安らかな寝顔。
 3つも年下であんなに小さかったルゥが今は自分と同じほどの背丈で腕枕をしてくれている。
 頬を通して伝わる暑苦しくも冷たくもないルゥの体温が何とも心地よい。
 それがたまらなくおかしく思えてつい、笑ってしまい呟く。
 「生意気だわ」
295すてい・あっと・西遠寺:03/10/09 21:07 ID:MbtW7EjY
 一つには、あの二人のように結ばれたかった。
 ―あの二人―
 この宇宙にカップルは星の数ほどいて、カタチも色もどれ一つとして同じものは無い。
どんなカップルが正しい、間違いだ、なんていうことはできない。
 けれど、ももかの知り得る限りで未夢と彷徨は間違いなくその正解例の一つであり、尊敬でき、
愛慕うべき存在となっていた。
 結婚が決まった時は、従姉妹への同情の念も湧かないことはなかったが、二人の関係を3歳の
時から見て、感じ取っていたその身には、それさえも霞んでしまった。祝福の気持ちばかりが
溢れてしまったのを今でも覚えている。そうさせる二人だった。
 こんなカップルになりたいと、心から思った。それが一つ。
 いま一つには、西遠寺でセックスをしたかった。
 さっきまで見ていた夢―別れの記憶―は最近になってももかがよく見る夢であった。
 もしルゥが帰ってくることがなかったなら、「それ」は単なる記憶として・・・或いはもしかすると、
ルゥやワンニャー達のいた楽しい日々はまるごと夢の一節だった、として忘れ去られ、全く違う
人生を送っていたかも知れなかった。
 しかし、ルゥがこうして自分の目の前で寝息を立ててるこの世界では、「それ」は確実にあった
事実であり、思い出であり―そして今現在、ももかに一つの危惧を抱かせるものであった。
 歳の差。名家花小町の名。生まれた星の違い。
 障害となり得るものはいくらもある。でも、ももかが感じているのはそんな事情、
或いは己の意思をも問答無用に超えるもの。
 何か、もっと大きな、運命というか「流れ」のようなものが自分達を祝福しない。
そんなイメージが彼女の頭から離れなかった。
 でも、ここで結ばれることで、自分達に何が待ち受けていても、西遠寺が護ってくれる。
そんな思いを抱いていた。
 神(寺なら仏?)頼み、他力本願というのは本来、彼女の好しとするところではない。それでも、
未夢と彷徨を引き合わせ、自分とルゥを引き合わせ、何人もの宇宙人をも引き寄せた、このお寺にある
「何か」の力をももかは信じていたかった。

 あの二人のように結ばれたかった。西遠寺でセックスをしたかった。
 あまりにストレートでルゥには言えないと思ったが、それが今回の「お泊り」を強攻した理由であった。
296すてい・あっと・西遠寺:03/10/09 21:10 ID:MbtW7EjY
 あの人達みたいに、私達ケッコンして、赤ちゃんができて、ずっと一緒にいられるよね・・・?
 ももかは横のルゥをぎゅっと抱きしめた。
 どのくらい、そうしていただろう。
 「・・・ももか」
 起きていた。
 「ルゥ・・・ごめん、しばらくこうさせて」
 「冬休みに、オット星に帰る」
 「・・・」
 突然の思いもよらない告白にももかは言葉を継げられなかった。代わりに抱きつく手足に
反射的に力が入っていた。
 「ももか・・・」
 「どうして!?今度はいつ帰ってくるの!?そんなにっ・・・!」
 西遠寺の加護を信じていた矢先のことにももかは動転していた。怒っていると言ってよかった。
 「お正月明けて・・・5日には」
 「5日なんて・・・!・・・え?」
 「28日に帰って・・・1月5日には戻ってくる」
 しゃあしゃあと言ってのけるルゥ。
 「だって・・・オット星なんてずっとずっと遠くて!」
 「ドリアンさんの時空の歪み観測でね・・・年末年始にかけて太陽系、オット星近海をつなぐ歪が
発生するって出たんだ。非常に安定した歪みでこれを利用すれば片道三日でオット星と地球を
行き来できるらしい。それで、ちょっと里帰り・・・まあ、こんな歪み現象は76周期に一度しか起こらない
そうだけどね」
 「な・・・なんだ」
 思いっきりももかは脱力した。しかし、次のルゥの言葉にまた硬直することになる。
 「それで・・・ももかの予定が合うようなら、遊びに来ない?」
 「・・・はい?」
 「あ、いや・・・!駄目なら無理にじゃないんだけど!・・・僕の育った星を見てほしいというか、・・・パパと
ママにちゃんと、紹介・・・いや、そんなことより・・・そう!ちょうどその時期、銀河系連合水泳大会が
ウチの星で開催されてて!別に、それだけでも結構面白いんじゃないかなー、と・・・」
297すてい・あっと・西遠寺:03/10/09 21:12 ID:MbtW7EjY
 ・・・どうも先ほどまでのどこか人を食った話術は、ももかに対してイニシアティブを取るためだった
ようだが、肝心の内容に入ると照れ臭さでそれもガタガタになってしまったようだ。
 でも、一番したいことはももかにはちゃんと伝わっている。
 私を・・・両親に紹介?それって・・・・・・・・・・・・
 「・・・・・・ぷっ・・・あはははは!あははは・・・」
 「・・・やっぱり駄目?」
 「あははは・・・そうじゃな・・・、あははは・・・ゴメン!あはは・・・」
 「・・・そんなに笑わなくたっていいだろ!そんな可笑しいか?」
 笑いの意味を取り違えて、今度はルゥが膨れた。
 可笑しくて笑ってるのではない。ももかは嬉しくて笑っていた。瞳には今晩何度目かの涙も溜めていた。
でも、もちろんそれは憂いの涙ではない。抱きついたまま、涙を溜めながら笑ってる。
 そんなももかを見ていてルゥは―。
 「あっはははは・・・・・・あ・・・?」
 ももかはようやく笑いを止めた。ルゥの変化に気がついたからだ。
もっと正確には、「ルゥ自身」の変化に。
 「・・・ルゥのエッチ」
 今度は意地悪くルゥを非難してみる。
 先ほどから柔らかい肌を密着されて、ルゥのペニスは屹立し、いつでも再出撃できるまでになっていた。
 「し、仕方ないだろっ・・・」
 密着自体はそれほどではなかったのだが、笑ってるももかが可愛くて可愛くて、また勃ってしまった。
・・・などとは釈明できないし、しても無駄である。それだけ言ってまた膨れるルゥを尻目に正直な息子は
益々その硬度を高めていった。
 それがおかしくなって、嬉しくなって。
 「・・・いいわ」
 ももかはそういうとルゥの身体に絡めていた腕脚を解き、彼の上に身を起こした。
 ―私達はきっと大丈夫―そう思いながら。
298すてい・あっと・西遠寺:03/10/09 21:16 ID:MbtW7EjY
 結局その後、3回目を終えた頃に、東の空が明るくなってきたのでそのまま新しい朝を迎えることにした。
 二人でシャワーを浴びた。生憎(?)一晩計4回のお勤めをこなした後に欲情できるほどにはルゥは
旺盛ではないし、その回数以上にイかされて尚、朝っぱらから求めてくるほどにはももかも
貪欲ではない。その場は互いの身体を洗い流すに留まった。が・・・
 「あっ・・・・・・」×2
 ももかの股の間から流れ落ちる多量のルゥのエキス。二人は顔を真っ赤にした。

 ルゥは先に上がった。朝の本堂、境内周り等の掃除という日課もあるが、何より昨晩の蒲団の始末
を手早く済まさなければならなかった。
 その後、いそいそと服を着て、ももかは下ろしていた長髪をツインテールに仕上げた。これで
いつもどおりのももかだ。
 風呂場を出ると昨日と同じようにダイニングに立った。結局、昨日の内に買い出したベーコン他、
朝食用の材料も使いきってしまっていたので、冷蔵庫に残ってるもので作ることにした。
 今日、未夢も彷徨も戻ってくるのは夕方である。昨日は料理に時間がかかり過ぎて、ろくに遊ぶことも
出来なかったが格ゲーやDVDを持ち込んでいるのだからせめてお昼まではそれで楽しめるだろう、
という目算をももかは立てていた。
 今度は手早く作らなきゃ・・・。
 エプロンをつけながら一人気合を入れる。
 「おはよう!ルゥ、朝はどうしたらいい?」
 一通りの朝の日課を終えてルゥがいる筈の居間に入った。しかし、そのリクエストの答えは返ってこなかった。

 「・・・ルゥ・・・・・・」
 「zzzzzz・・・・・・。」
 家具調コタツの上に頭をつっぷして、眠ってしまっていた。
 「・・・あの位の徹夜で寝ちゃうんだから・・・まだまだこどもね・・・」
 ももかは笑みをこぼして静かに腰を下ろしていた。
 本当・・・・・・こども・・・なんだから・・・・・・・・・。
299すてい・あっと・西遠寺:03/10/09 21:20 ID:MbtW7EjY
 「ただいまー!」
 「ぺぽぺぽー!」
 「たっ・・・だいまあ・・・・・・帰ってこれたよう・・・」
 家を空けた三者の内、予定より早く帰ってきた未夢は疲弊しきっていた。
 本当ならもうちょっと実家でゆっくりするつもりだったのだが、未宇がこっそりペポをポーチの中に
忍ばせていたのが発覚。クラス会の料理を7、8割方食い尽くすは、家では未来に小一時間以上
問い詰められバレそうになるはでとてもそんな状況ではなくなり急用をでっち上げて帰ってきたのであった。
 「いやー、あんなに誤魔化しまくったの久しぶりでしたなあ・・・」
 「ママ、ルゥおにいたんに、おみあげー!」
 「ああ、はいはい・・・」
 「ルゥおにいたーん!」
 「ぺぽぽーー!」
 未来がNASA経由でもらってきたという怪しげなお菓子やアイテムを抱えあってとたとたと義兄と
主人の元に走る未宇とペポ。
 出て行くときペポがいない時点で気づくべきだった、と思った。
 余談だがルゥも昨日の晩餐の時に、その存在を思い出しかけながらもすぐに失念してしまっていた。
 「今度から未宇を連れて行くときは気をつけないと・・・」
 「あーっ!」
 「!どうしたの未宇?」

 すやすやすや・・・
 「ももおばたん!わたちのルゥおにいたん!はなれて!」
 未夢の見た居間にはそのままコタツに頭をつっぷして、仲良く熟睡してる二人の姿があった。
 おおよその事情は察せてしまった。二人を起こさないよう声を潜めながら
 「さ、さあー未宇。二人ともお留守番でとっても疲れてるから静かにしてあげようね?」
 「えーやだママー!」
 「ぺぽー・・・」
 未夢は嫉妬する未宇とペポを連れてまた外に出た。公園でしばらく時間をつぶすことにした。
 変わらない子ども達、変わっていく子ども達。両方の姿を垣間見てしまい多少の寂しさを覚えながらも
未夢は、「二人の見てる夢が同じだったら素敵だなあ」と思った。

(終わり。お付き合い下さり有難うございました。)
300すてい・あっと・西遠寺@後書き:03/10/09 22:17 ID:MbtW7EjY
やった・・・というより「やっちまった・・・」というのが正直なとこです。
このスレでも誰も書こうとしないタブー的なところがあったし
感想サイト数件回ってもほとんどが無視、所によってはかなり冷遇されてるし>ルゥ×もも
「なら俺が書くしかねえや」とSS暦全く無しで妄想だけで突っ切った、という次第ですw

結果としてネタもシリアスもラブラブも半端な五流だか十流だかわからない代物に
なりましたが、まあ・・・不遜ながらルゥ×ももに少しでも萌えて後に続く職人さんが出てきてくれたなら
こんなのでも書いた意味はあるのかな・・・と。
失礼しました〜


>>293
いや・・・前に書いた通り、Hシーンは某所の物を引っ張って文字コラしたものなので
そこを褒められるとどんな顔していいやら・・・w
現物は2点リードがデフォルトだったので途中で気づいて統一したものの
最初の方は「・・・」じゃなくて「・・」になってるのが激しく後悔(;´Д`)
301名無しさん@ピンキー:03/10/10 01:19 ID:RgxLIvd+
とりあえずキタ━━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━━!!!!
これから(;´Д`)ハァハァさせていただきまつ
302名無しさん@ピンキー:03/10/10 21:53 ID:9EeEaT68
>>300
ルゥ×もも 堪能させていただきました。

途中でももかが未夢とまったく同じ行動をとったり、元のエピソードを大変うまく
引用されたりしてたいへん面白く読ませていただきました。まさしくパロディって
感じでよかったっす。

あのまま物語が進んだらこんな感じになりそうだなぁって思えてすごく楽しかっ
たです。


> なら俺が書くしかねえや
多分みんさんもそれが最初に書かれるきっかけなのではないかと(笑
303名無しさん@ピンキー:03/10/11 19:36 ID:kgmS5GlH
>すてい・あっと・西遠寺
しっかり萌えました〜!!
>>302と同じになっちゃいますが文字コラでもだぁ!に
きちんと編成されているので違和感なく楽しみましたです。

とりあえず無事に完結、よかった(w
304名無しさん@ピンキー:03/10/12 21:41 ID:YyF9s1Rs
age
305名無しさん@ピンキー:03/10/12 23:29 ID:n44Vz0um
最近コテトリップの人たちいないねぇ。
お〜い、生きてるか〜い(w
306 ◆jjhdc3WdwA :03/10/13 13:47 ID:84uYrfVK
>>305
老兵は死なず、ただ見守るのみ…。
左肩から指先までの腱鞘炎が悪化してますけど生きてる。(w

うん…でも、>>300氏ら新人さん、皆さん巧いから大丈夫でしょう。
(=゚ω゚)ノ頑張ってください。 




307名無しさん@ピンキー:03/10/13 13:50 ID:06LSPtuW
娘娘飯店さんの通販キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
308 ◆GFw740H0lY :03/10/13 19:45 ID:h9HiVurh
>>305
生きてるよ
最近は(ry
 「Blue Moon of Florida これまでのお話」
 「あたし、光月未夢。中学二年生。夏休みを利用してパパとママが住むフロリダに彷徨
と一緒に行ったの」
 「まさか、親父にルゥにワンニャー、おまけに三太以外みんな来てるとは思わなかった
なぁ」
 「おまけに、あたしと彷徨は宇宙人に間違えられてヴィンセント博士に追っかけられて、
もう大変だったのさぁ〜」

 「未夢、みんなが寝ちまったらビーチに行こうぜ」
 「慌ただしい日々が続く中、あたしと彷徨は二人っきりになりたくて、夜のビーチに出
かけたの」
 「未夢……いいよな」
 「もう、彷徨ったら。いきなり何するのさぁ〜。あたしに抱きつくなんて」
 「未夢……お前が欲しい」
 「彷徨……あたしも彷徨が欲しい…」

 「オレと未夢がキスしている時に海から謎の物体が」
 「彷徨……怖いよ…」
 「未夢、お前のことはオレが守ってやるからな」

 「そんなこんなで、オレと未夢は大ピンチに陥っているわけなんだが…」 
 「大変ですなぁ〜」

 (てなわけで、この後の話は
  http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1044/10441/1044124238.htmlの
  626-630の続きでつ)
310Blue Moon of Florida(6) ◆GFw740H0lY :03/10/14 23:06 ID:zFTOpIkM
 「あれ?」
 二人に近づいてくる人間らしい黒い物体を凝視していた彷徨は、その頭上らしきところ
に丸い物体があるのに気付いた。
 「未夢…あれ……」
 「えっ……」
 「ひょっとして……」
 黒い物体がどんどん二人に近づいてくる。恐がりの未夢が不安げな表情を浮かべ、彷徨
の腕をぎゅっと握った時である。
 「あんたたち……」
 「みかんさん!」
 二人の前に神出鬼没でおなじみのみかんが現れた。フロリダらしくアロハにバミューダ
パンツ姿であったが、不思議なことに海の中から出てきたのに服も髪の毛もまったく濡れ
ていなかった。
 「どうしたの? こんなところで?」
 「みかんさんこそ」
 驚いた表情でみかんのことを見つめる未夢と彷徨。みかんの神出鬼没ぶりには慣れてい
るとはいえ、まさかフロリダの、しかも真夜中のビーチで出会うとは思っても見なかった。
たとえ、二日前に町で会っていたとしても。
 「あたし? ネーム考えてたの。………ねぇ、彷徨くんに未夢ちゃん、ちょっと聞いて
よ。マリ山ったらひどいのよ。取材旅行に来ているのに次回の読み切り用のネーム切れっ
て言うの。せっかくフロリダでのんびりしようと思ったのに……ブツブツ」
 「どうしよう…。今日のことみんなに話されたら……」
 「みかんさんはそんなことしない……と思う」
 みかんの愚痴を聞き流しながら、未夢と彷徨はひそひそ声でこの場をやり過ごす方法を
考えていた。
 「それより〜、何であんたたちは裸なの?」
 「ギクッ」
 思わぬみかんの出現に気を取られていた二人は服を着るのを忘れ、一糸まとわぬ姿のま
まであった。そんな二人の姿をみかんは上から下へ舐め回すような目で見ていた。
311Blue Moon of Florida(7) ◆GFw740H0lY :03/10/14 23:07 ID:zFTOpIkM
 「みかんさん、ここここここここれはですねぇ……」
 「ひらめいた! 主人公の夢美と田中は初島行きフェリーに乗ったの。そしたら竜巻に
巻き込まれてフェリーが遭難するの。二人が流れ着いたのは無人島。もちろん夢美と田中
以外誰もいない。最初は喧嘩ばかりしていた二人もいつしか互いのことが気になりだした
の。そして満月の夜……。あ〜、創作意欲が湧いてきたわ。じゃあね、彷徨くん、未夢ち
ゃん」
 漫画家魂に火のついたみかんは二人の自分の世界に没入していた。頭上のみかんが椰子
の実に成長?する様子をあっけに取られた表情で見つめる二人をほったらかして、みかん
はビーチから去っていった。

 「行っちゃいましたなぁ〜」
 「あぁ、一時はどうなることかと思ったよ」
 嵐のようなみかんが去った後、二人は再び夜の海を眺めていた。
 「みかんさんって凄いよね。漫画のことに………ちょっと、彷徨……」
 みかんがいなくなったことで再びその気になった彷徨は未夢の身体を抱き寄せ、キスを
しようとした。
 「ここで……続きするの?」
 頬を赤く染めた未夢が彷徨の顔をじっと見つめる。
 「他にどこでするんだ?」
 確かに未夢の両親の家に二人が愛を確かめ合う場所はどこにもない。
 「誰か来たら……」
 「みかんさん以外にこんなとこに来るやつなんていないぜ」 
 「でも……」
 これ以上の反論を拒むかのように、彷徨は未夢を抱き寄せ、唇を重ねていった。
 (もう彷徨ったらエッチなんだから。少しくらい我慢できないできないのですかねぇ〜)
 そうは思っていても、やはり身体は正直であった。自然に未夢の腕が彷徨の身体に回り、
口の中に忍び込んできた彷徨の舌に自分の舌を絡ませていった。

 「ちゃぷ……ちゃぷ……ちゃぷ……」
 
「彷徨、あたしたちどうなっちゃうの?」
「オレに聞かれても……」

「そんな、いや、やめて……。ダメ……彷徨の前で犯されているのに…
こんなに感じちゃうなんて……。あたし……いや〜ん……」

海から現れた謎の物体Xの魔の手が、未夢の青い果実のような身体が、
彷徨の引き締まった肉体に…。

いかん、前回と同じだ(w。

「大丈夫か? 未夢」
「みかんさんがいなくなって彷徨と愛し合えると思っていたのに…。あ
たし達、謎の物体に襲われてるんです」
「助けて〜! 彷徨!」
「待ってろよ、いま行くからな!」
「早く来て。あたし…このままじゃ……」

次回のだぁ!だぁ!だぁ!は「彷徨以外は天国に」

「やだ……彷徨の前で犯されているのに……こんなに感じちゃって…。
あ〜ん、来るよ、来ちゃうよ。ごめんね、彷徨。あたし……あたし……」


例によって予告は予定なので違った話になっても責めないでね(w。
313名無しさん@ピンキー:03/10/15 11:09 ID:J/eHHyJ0
>>306
老兵よ
パ、パラレルは・・・・


>>312
謎の物体Xは、みかんさんでしたか。
裸の二人見てみたいですね。


>「やだ……彷徨の前で犯されているのに……こんなに感じちゃって…。
>あ〜ん、来るよ、来ちゃうよ。ごめんね、彷徨。あたし……あたし……」

また予告に萌えてしまった(w
ひじょーに続きが気になります。(;´Д`)ハァハァ
314老兵 ◆jjhdc3WdwA :03/10/15 19:24 ID:5CajhIWj
>>313
>老兵よ、パ、パラレルは・・・・

左腕がダメになっても打つ、何、右手があるさ。
約束するので、しばらく待っていてくれい。ヽ(´ー`)ノ

>GFw740H0lY氏
乙かれー
いい温泉知りませんか、平尾山のあそこで穴でも掘るか…(w
315313:03/10/16 08:28 ID:nelOxuyX
>>314
わーありがと。
でも、無理をしないようにしてね。
316名無しさん@ピンキー:03/10/17 18:08 ID:Vp1XWhVI
アク禁解除オメ!!!!!
317名無しさん@ピンキー:03/10/19 09:08 ID:u+n+phnI
□さんの巻っけない♪キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
318名無しさん@ピンキー:03/10/19 16:22 ID:p6yFii32
誰か!!臨隔板の住所教えてくれ!!


…なんだ、板違いか。
319Blue Moon of Florida(8) ◆GFw740H0lY :03/10/19 23:03 ID:gvAZvqT4
 フロリダの青い月の下、砂浜の上に横たわった未夢と彷徨は抱き合い、熱いキスを続け
ていた。
 「彷徨……」
 「未夢……」
 誰にも邪魔されない二人だけの世界。ずっとごぶさただった二人は身体の中に溜まって
いた欲望をぶつけ合うかのように、互いの唇を貪り続けていた。
 「ちゃぷ……ちゃぷ……ちゃぷ……」
 そんな二人が、海の中から新たな黒い影が出現していることなど、当然知るよしもなか
った。

 「………あっ」
 彷徨の手が控えめに膨らんだ未夢の乳房に触れた時である。
 「あれ? あなたたち」
 「えっ!」
 思いがけない呼びかけに驚いた未夢と彷徨。振り返った二人の視線の先には、またして
も見慣れた人物が出現していた。
 「水野先生!」
 海の中から現れた新たな黒い影の正体は、二人の担任である水野であった。普段はスー
ツの中に隠されている豊満な肉体は紺色の競泳用水着に包まれ、なぜか手にはフロリダ特
産の海産物がたくさん詰まった網袋を持っていた。おそらくフロリダの海を見ているうち
に、昔をやっていた海女の血が騒いだのだろう。
 「どうしてここに?」
 「せ、先生こそ」
 砂浜の上で抱き合っていた二人はあわてて身体を起こすと、思わず砂浜の上に正座して
しまった。
 「私はみかんの取材旅行に付いてきたんだけど。聞いてないの?」
 「みかんさん、何も言ってなかったなぁ」
 「そうなの。光月さんたちがこっちに来ていることはみかんから聞いてたんだけど」
 「そうなんですか」 
320Blue Moon of Florida(9) ◆GFw740H0lY :03/10/19 23:04 ID:gvAZvqT4
 「それにしても奇遇ねぇ。こんな夜中に、まさかビーチで二人に会えるとは思わなかっ
たな。ところで……何をしてたの」
 微笑を浮かべた水野の視線が生まれたままの姿の二人に注がれた。
 「いや、それはその……」
 「ふ〜ん、昔江ノ島でビーチセイバーをしていた私が見たところ……あなたたち、ここ
でセックスしようとしてたのね」
 「ギクッ」
 「そ、そんなことありません。なぁ、未夢」
 「あ、あたし達、ちゅ中学生ですからそんなことはまだしてません」
 しどろもどろになりながら否定をする二人を水野は疑わしげな目で見ていた。
 「ふ〜ん、怪しいわね。ねぇ、どうして二人は裸なの」
 「えっ……さっき海辺で遊んでいた時、未夢が転んで二人ともびしょ濡れになったんで
す」
 「そうそう、あたしが転んで彷徨を引きずりこんだんです」
 「変ねぇ。そこにある二人の服、濡れてないんだけど」
 「ギクッ」
 「それに西遠寺くん、それ……」
 ニヤリと笑った水野の指さす先にはエレクトしたまま彷徨のペニスがあった。
 「あっ」
 「いいのよ、隠さなくても。西遠寺くん、あなたは光月さんのこと好きなの」
 教師の顔に戻った水野が、真剣な眼差しで彷徨に問いかける。
 「……はい」
 「そう、光月さんは西遠寺くんのこと好きなの?」
 「……はい」
 「良かった。先生心配したの。興味本位でセックスしようとしてるんじゃないかって」
 安堵の表情を浮かべた水野は二人の前に屈み込んだ。
 「西遠寺くん、それに光月さん。好きなもの同士が愛を確かめあうためにセックスをす
る。それはごく自然なことなのよ」
 「水野先生…」
 不安げな表情をしている未夢の頭に水野はそっと手を置いた。
 「心配しないで。先生、誰にも言わないから」
 安堵の表情を浮かべた未夢と彷徨に水野は意外な言葉を投げかけた。
321 ◆GFw740H0lY :03/10/19 23:08 ID:gvAZvqT4
>>314
いい温泉ねぇ……新穂高の露天風呂は最高だし
川治の湯巡りも捨てがたい……。
スマソ、腱鞘炎に効く温泉は知らない。
322名無し音楽放浪の旅 :03/10/19 23:20 ID:yyPfT6kx
岡本真夜
323名無しさん@ピンキー:03/10/21 13:56 ID:XxkDRjA0
去年
「来年のハロウィンには・・・・」

と、言っていた人
書いてくれるかな・・・?
324ハロウィンネタ(前編):03/10/21 15:38 ID:6oUDEi4D
 「暇ですなぁ〜」
 ハロウィンの夜、未夢は37.5℃の熱を出したので、一人寂しく西遠寺でお留
守番をしていた。彷徨は三太と、ワンニャーとルゥはももかと一緒に花小町家
で行なわれているハロウィンパーティに出席していた。
 「ピンポーン」
 「あれ? 誰だろう」
 パジャマの上にカーディガンを纏い、茶の間でぼけ〜とテレビを見ていた未
夢は急いで玄関へと向かった。
 「は〜い……………ひぇ〜〜〜〜〜〜〜〜」
 玄関の戸を開けた未夢の目の前にいたのは、ハロウィンの黄色いカボチャの
かぶり物をかぶった一人の男が立っていた。
 「Trick or Treat?」
 「Trick……そういえば今日はハロウィンでしたなぁ。はいは〜い、ちょっ
と待っててね」
 台所に向かい、お菓子を探した未夢だったが、いつもなら必ずあるお菓子が
今日に限ってはまったくなかった。
 「……あった〜」
 ようやく冷蔵庫のすみっこからチョコボールの箱を見つけた未夢は急いで玄
関へ戻った。
 「お待たせ〜。はいお菓子」
 「Trick or Treat?」
 「ごめんね、もうお菓子ないの」
 「You are liar!」
 カボチャのかぶり物をかぶった男の語気が荒くなる。
 「嘘なんてついてないのさぁ〜」
 男は未夢を指さすとこう叫んだ!
 「No! Cake is here!」
 「あたしが……ケーキ?」
 こくりと頷いた男は、きょとんとした顔の未夢にいきなり襲いかかった。
 (続きはハロウィンの日に)
325名無し音楽放浪の旅 :03/10/21 20:39 ID:FzRF3LSN
岡本真夜
326名無しさん@ピンキー:03/10/22 07:27 ID:qFuMoyR5
>>324
未夢たんピーンチ (;´Д`)ハァハァ
31日が待ち遠しい。
327名無しさん@ピンキー:03/10/23 23:39 ID:4HTtdItY
328名無しさん@ピンキー:03/10/26 01:15 ID:DYhIKOdB
保守なのさぁー
329名無しさん@ピンキー:03/10/28 21:41 ID:9zYXTaNI
age
330名無しさん@ピンキー:03/10/30 02:25 ID:nXOZnXdI
そろそろハロウィンだな(;´Д`)ハァハァ
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1064744033/779
何か頭にヒットしたので落とします。

>>799
そして同じく対抗するが如く、巨大化する未夢ちゃん。

三太「うわースゲッー!オレこう言うの好きなんだよ!」
彷徨「いや、そう言う問題では無いと思うがなぁ…」
三太「そう言うロケなんだろっ!カメラ!カメラ!」
彷徨「ああ、もうどうしたらいいかわかんねぇ」
隣兄「どうしますか彷徨さん?」
彷徨「オレはもう知らん、ワンニャー頼む、無かったことにしてくれ」
隣兄「ええ、わかりました…無かったことにですね…。」

三太「パシャパシャパシャ!もうオレ今猛烈に感動!花小町さーん、光月さーん頑張れー」

未夢「って、あたしが、巨大化してどーすんのよぉー!」
隣兄「ええ、ですので目前のクリスさんをよけるフリをしてですね……」
未夢「……な る ほ ど、ワンニャーは悪知恵が働きますなぁーおほほ」
隣兄「いえいえ、未夢さんの悪知恵ほどじゃないですよーあはは」
未夢「…#」

未夢「あ っ 足 が 滑 っ た !←棒読み」

『プチ…』
隣兄「ああ、今「プチ」とか音がしちゃいましたねー、プチ!って」
未夢「はぁー、この歳で…未夢は不幸なのさぁー」
隣兄「でも、下の方は解決しましたけど…クリスさんはどうします?」
未夢「ワンニャー?ミニミニマシーン持っていたっけ?」
隣兄「ええ、常時携帯しております、なんせ私は優秀なシッターペットですから」
未夢「とするとーそれ使えばいいじゃない。」
隣兄「あ、そーですね、そういえばそうでしたー」
未夢「ワンニャーホントに優秀なの?」
隣兄「ええ…わた…ってとりあえず未夢さん、構えてください!」
未夢「ええ?どうするの?こっこぉ?」
隣兄「ええ、出来ればこうクロスに構えてですね」
未夢「ふんふん…で、構えたわよ?」
隣兄「では、格好良く構えて、こう叫んでください」
未夢「………ぽっ」
隣兄「ではいきますよ、いちにっのさん!」

未夢「…シュ…わ ぁ ぁ ー!」←棒読み
その手の間に隠れていたワンニャーの手にあったミニミニマシーンから
怪光線が発射され、クリスは元の大きさに戻ったそうな。

クリス「ぎゃおぉーんんん〜ぷしゅー」

ルゥ「だぁっ!わーマッ!ママーダアァー!」
隣兄「ほら、ルゥちゃまも大変喜んでおりますよー」
未夢「ルゥくんーこんなママでいいのー」
ルゥ「マッンマ!だー」
隣兄「いいみたいですねー」

彷徨「ふー、一件落着、しかし…問題はこの「プチ」だなぁー」
水野「大丈夫!」
彷徨「わっ!何時から」
水野「ふふっ…!甘いわね…かつて…(以下259文字省略)なのよ」
彷徨「分かりました、ではお願いします」
水野「まかせてー、先生もー、久しぶりに…(以下459文字省略)」

水野先生に語らせると長くなるので割愛
そうして、水野先生は手をぶんぶん振りながら西遠寺の階段を下って消えた。

彷徨「ふう…って、未夢ーそろそろお前もミニミニマシーンで元に戻ってこーい」
未夢「えっ?そうだね、ワンニャーお願いね」
隣兄「あ、はいでは…」

そして、平均サイズに戻った未夢であった。

彷徨「さて、終わったしメシ、今夜は未夢の当番だったな?」
未夢「で…彷徨ぁーさぁ?」

未夢は恐い顔で彷徨ににじり寄る

未夢「あの大きさじゃ、クリスちゃんからは見えなかっただろうけど!」
   「彷徨の位置からなら、ぜぇっぇ〜〜たい見えてたはずよ!」
彷徨「何が?」
未夢「…パ…ぱ…ぱぱ………あたしのパンツ!」
彷徨「お前、まだあのこと根に持ってんのか?」
未夢「みたーみたー!ああぁん!タダ見ーされたよー」
   「あたしのパンツー彷徨のへんたーい!」
彷徨「分かった分かった…今夜は特別に、オレが当番な…それでいいだろ」
未夢「ぷんぷんぷん!そーいうことぐらいで…」
彷徨「まぁ、夕食当番を代わるぐらいの価値はあったと言うことで…くす」
未夢「彷徨ぁ―――!」 

その後、どかんばきんがしゃーん!と、いろいろな音が聞こえてくる
西遠寺の境内であったが、その晩は結構オツな夕げだったそうな。
夕食中の居間

未夢「何か忘れてない彷徨?」
彷徨「別に…なんだろう?」

結局「プチッ」と音がしたオブジェクトのその後について
彷徨と未夢は知ることはなかった。知りたくないし考えたくもなかったのが本音であった。
尚も言えば、両人の天然ボケが冴え渡った感じであった。
…で、翌日、普段通り教室で会った三太は、自然に三太であった。

三太「おぅ!彷徨!実はさーあの名曲…トリ…」
彷徨「おお」
未夢「ぷんぷん!ぷんぷん!彷徨のエッチ!」

……多分三太なのであろう。未夢の思いは問題外であるが
可愛いから良しとしよう。

水野先生「そういうことよ?追求したいのなら…」
      「今夜…あなた?アタシの家に来る?」
      「うふふ………」

うっとりした瞳で薄ら笑いをする水野先生であった。

未夢彷徨「そーいえば、最後まで水野先生の家は出なかったなぁ(ですなぁー)」

何時もと変わらぬ、第二中であった…ちゃんちゃん…おしまいっと。
338 ◆jjhdc3WdwA :03/10/31 06:05 ID:9wuzNIPX
(=゚ω゚)ノハロウィンー ぃょぅ

水野先生の家…いやアパート?
まさかマンション…それも忍者屋敷に改造したカスタマイズマンション?
謎は膨らむのだが、水野先生は恐いからなぁ……ザシュ…。

水野「ふぅ…始末完了…あたしの家は誰の頭にも上らないようにしていたはずなのに」

でわ、ハロウィーンおめでとー。
339ハロウィンネタ(後編):03/10/31 23:46 ID:hggCs1DH
 「ちょっと、何するのよ〜。離してよ〜」
 かぼちゃのかぶり物をかぶった男は未夢を床の上に押し倒すと、そのまま身
体の上にのしかかった。
 「いや、やめて、離して」
 男の身体の下で激しく抵抗する未夢。だが、熱のせいなのだろうか、思うよ
うに身体が動かない。そんな未夢の控えめに膨らんだ胸の膨らみを、男はカー
ディガン越しに荒々しく揉み始めた。
 「お願い、もうやめて…………彷徨……」
 男の手の動きが止まった。男の身体の下から何とか逃れた未夢は両手を伸ば
して、カボチャのかぶり物を脱がせた。
 未夢の予想通り、中からはバツの悪そうな表情をした彷徨の顔が現れた。
 「ばれてた?」
 「当たり前でしょ。出かけたときと同じ服着てるんだから。もう、何考えて
るのよ〜〜〜〜」
 「ゴメン。………オレ未夢のことが心配だったんだ。花小町の家にいてもず
ーっと未夢のことを考えていた。だから様子を見に帰ってきた」
 ふくれっつらになった未夢の顔を真剣な表情で見つめる彷徨。
 「ちょっと未夢をからかってやろうと思ってこれを被ってみたんだ。けど未
夢を見たら急に欲しくなって……」
 「彷徨……」
 「ゴメン、悪かったよ…」
 しょんぼりとした顔の彷徨が指で未夢の涙をふき取った。
 「彷徨……Trick or Treat?」
 「えっ……ごめん、お菓子持ってないんだ」
 「ふーん、それじゃいたずらするね」
 ニヤリと笑った未夢は彷徨のズボンのベルトに手を掛けた。
 「おい、未夢…」
 「彷徨さんは嘘つきですなぁ〜。こんなところに美味しそうなキャンディー
隠して」
 ズボンの中からピーチ味のキャンディーのようなペニスを取り出した未夢は
それをペロペロと舐め始めた。
340ハロウィンネタ(後編):03/10/31 23:47 ID:hggCs1DH
 「ちゅぱ…ちゅぱ……」
 二人はそのまま床の上に横たわり、下半身を覆っている物を脱がせ合うと、
シックスナインの体制で互いの一番大切なところを愛し合っていた。子供がキ
ャンディーを味わうように彷徨のペニスをしゃぶる未夢。彷徨はまだ熟してい
ない二つの桃のようなヒップを両手で掴み、溢れ出る甘いラブジュースをすす
りながら、ピーチ味のグミのようなクリトリスを舌で転がしていた。
 「未夢、そろそろ……」
 「うん。来て、彷徨…」
 両手を広げ、彷徨を迎え入れようとする未夢を横目に、彷徨は再びカボチャ
のかぶり物をかぶった。
 「ちょっと、何でそんなものかぶるよ〜」
 「たまにはいいだろ」
 「そんなことしなくて……あぁん」
 あわてて止めようとする未夢を無視して、彷徨は冷蔵庫から取り出したばか
りのアイスキャンディーのようになったペニスを一気に未夢の中に挿入した。
 「やだ、外してよ……あぁ〜ん」
 初めはカボチャのかぶり物を脱がそうとしていた未夢であったが、彷徨に突
かれているうちに、そんなことはどうでもよくなっていた。
 (何か変な感じですなぁ〜。彷徨としてるのに……)
 カボチャのかぶり物をかぶった彷徨とセックスしている未夢は、何となくと
まどいを感じていた。そんな未夢のカーディガンとパジャマのボタンを外した
彷徨は、露わになったサクランボのような乳首を指の間に挟み、マシュマロの
ような未夢の乳房を強く揉み始めた。
 「あん……彷徨……いい……いいよぅ……変になっちゃう………壊れちゃう
よ〜」
 未夢の喘ぎ声が一段と高くなる。未夢は両手を彷徨の身体に回し、汗まみれ
の、熱のせいでいつもより火照っている自分の身体をぴたっと密着させた。
 (……いつもより気持ちいいよ〜。どうして……? やだ、あたし彷徨より
カボチャとしたかったの?)
341ハロウィンネタ(後編):03/10/31 23:47 ID:hggCs1DH
 「彷徨……もっと……はぁ〜ん……いい……いいよ〜」
 未夢の唇から漏れる声が次第にすすり泣くような声に変わった。頂点が近く
なったのだ。彷徨は腰の動きを一段と激しくした。
 「未夢、いくぞ!」
 「一緒に…一緒に……あぁ〜ん、イク……イク……いっちゃうよ〜〜〜」
 両手両足で彷徨にしがみついた未夢がエクスターに達した。そんな未夢の中
に彷徨はホットカルピスのような白い液体を放出した。


 「ワンニャーたちが心配するといけないから、オレ花小町の家に戻るよ」
 ズボンを履いた彷徨はカボチャのかぶり物を手に取った。
 「うん、気をつけてね。ちゅっ」
 パジャマの上着だけを身につけたままの未夢は立ち上がると、彷徨のほっぺ
に軽くキスをした。



 「ただいま戻りました〜」
 「マンマ〜」
 「お帰り。ルゥくん、楽しかった?」
 「あ〜い」
 一眠りした後、茶の間でテレビを見ていた未夢の元に、ようやくワンニャー
とルゥと彷徨が戻ってきた。
 「寝てなくて大丈夫なのですか?」
 「ありがとうワンニャー。でも、もう大丈夫なのさぁ〜。汗かいたら………
熱下がっちゃった」
 「お前、何で顔赤くしてるんだ?」
 「えっ」
 (もう、彷徨のいじわる〜)
342ハロウィンネタ(後編):03/10/31 23:48 ID:hggCs1DH
 「あ〜あ、疲れた」
 お茶を入れにいったワンニャーが台所に向かうのを見送った彷徨は、両手を
広げて伸びをすると、そのまま畳の上に寝ころんだ。
 「どうだった?」
 「大変だったよ。花小町たちがずっと付ききりでさぁ」
 「彷徨さんは人気ありますなぁ〜」
 「あいつらから離れられたのはトイレに行く時だけ。本当に疲れたよ」
 「ちょっと彷徨」
 「なんだよ〜」
 「ずーっとクリスちゃんの家にいたの?」
 「えっ……。あ、当たり前だろ」
 「本当?」
 「おーい、ワンニャー。オレずっと花小町の家にいたよな」
 ちょうど茶の間に戻ってきたワンニャーに彷徨はたずねた。
 「はい、彷徨さんはず〜〜〜っとクリスさんたちと一緒でしたよ。あれ、ど
うなされたのですか? お顔の色が優れませんよ」
 (彷徨はずっとクリスちゃんの家にいた……さっきの彷徨はいったい誰なの
さぁ〜)
 「こんばんわ〜。貧乏宇宙旅行者の夜星星矢で〜す」

 (終)
 
343ハロウィンネタ(後編):03/11/01 00:01 ID:/fooWs35
なんとかハロウィンの日に間に合った(w。
344名無しさん@ピンキー:03/11/01 07:21 ID:sQaoQknE
>>343
Σ(゚д゚lll)ガーン
星矢が未夢たんに中出し・・・・・

しゃらく星に宣戦布告します。(w
345名無しさん@ピンキー:03/11/01 10:05 ID:1kgL72nC
>>344
え、未夢っちとやったのって彷徨じゃないの?
ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━(  ゚)━(   )━(゚;  )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
346名無しさん@ピンキー:03/11/01 10:11 ID:kDoOyXeu
>「こんばんわ〜。貧乏宇宙旅行者の夜星星矢で〜す」
(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
347名無しさん@ピンキー:03/11/01 14:15 ID:swj0bc1i
みんな餅つけ!
クリスの家にいたのは夜星が変身した彷徨。
未夢とえっちしたのは本物の彷徨。
だよな? だって夜星はクリスのこと知らない
し…。
348名無しさん@ピンキー:03/11/02 17:25 ID:PKx8Icmx
いや、夜星でもいいだろうに…
349名無しさん@ピンキー:03/11/02 23:13 ID:HbL1+etC
>>348
いやだ、未夢っちとえっちしていいのは漏れと彷徨だけだ(w
350名無しさん@ピンキー:03/11/03 00:58 ID:ZB7AZmjR
断じて否ぁ〜!!!。
彷徨only.
351名無しさん@ピンキー:03/11/03 01:11 ID:BLTLfw2q
>>350
そうだそうだ。俺だけだ。
犯ってもいいのは。
つーか毎日犯ってるしな。
352名無しさん@ピンキー:03/11/03 01:56 ID:GC28gXqc
>>351
なんて羨ましい……彷徨たまに代わってくれ。
353ハロウィンねたの人:03/11/03 02:01 ID:RAU+eAs/
やっぱり夜星が未夢を犯ったと思われてる_| ̄|○
354名無しさん@ピンキー:03/11/03 02:13 ID:ch0SRZf5
彷徨未夢の絆は強いからなぁ…
355名無しさん@ピンキー:03/11/03 19:26 ID:3bKPSVpC
本格的に未夢が彷徨以外と和姦する話をキボンヌ。
356名無しさん@ピンキー:03/11/04 21:11 ID:JWEOoccC
2週間メール出し続けてたけど、まるで無反応だったあの子からついに返事が来たぜ。

>すいませんが、もうメール送ってこないでもらえますか。
>きもちわるいです。いい加減にしてください。

だとよ。まいったなー、一瞬びっくりしたぜ。
まさか縦読みだとは思わなかったからな。
357名無しさん@ピンキー:03/11/04 22:20 ID:rDBpQp2B
>>356
可哀想な三太くん。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
358名無しさん@ピンキー:03/11/04 22:25 ID:4QtzrG9g
>>357
三太君には茜タソがいるじゃねーの。
もうすでに犯ったのかね?あの二人…
359名無しさん@ピンキー:03/11/04 22:34 ID:tzrsIgpo
「犯った」ゆーな!
360名無しさん@ピンキー:03/11/04 22:38 ID:J2SNNJxF
>>359
「契った」とか…古風な二人だし
361名無しさん@ピンキー:03/11/04 22:44 ID:rDBpQp2B
>>358
電話契りと思われ。
三太と逢った後、茜ちんはドイツに行ってしまったからな。
362名無しさん@ピンキー:03/11/04 22:49 ID:J2SNNJxF
>>361
てれふぉんせーくすかい!何かアナクロだな。<電話音声で…
363貧乏留学生の電話交尾:03/11/04 23:21 ID:rDBpQp2B
「はぁはぁ・・・・茜ちゃん(シコシコ・・・)」
「プル〜プル〜」
「ガチャ」
「・・・三太くん、茜イクよ・・・いちゃうの・・・」
「茜ちゃん・・・オレも・・」
「三太く〜〜〜〜〜ん」
「茜ちゃ〜〜〜〜〜ん(ドピュ)」
「ツーツー」

364名無しさん@ピンキー:03/11/04 23:35 ID:cAO5N23G
>>363
国際電話は高いけど、愛を深めるなら、三太は迷わず金を投入するだろう。
>「ガチャ」(の間)「ツーツー」
最初から最後まで…でがんばれ、電話はインカム式で手が空くしね。
365名無しさん@ピンキー:03/11/04 23:38 ID:4QtzrG9g
>>362
それも手紙でやってたら神だなw
366名無しさん@ピンキー:03/11/04 23:46 ID:cAO5N23G
>>365
それが高じて、茜はハイティーン向けレディコミ作家に走り
三太は、ヲタ向けのえろマンガ作家に走った……そして二人はとある出版社で再会。

はぴーえんど?(w
367名無しさん@ピンキー:03/11/04 23:49 ID:vkSt5CWx
「はぁはぁ・・・・茜ちゃん(シコシコ・・・)」
「プル〜プル〜」
「ガチャ」
「もしもし、彷徨だけど・・・」
「(勢いで)・・・・(ドピュ)」
「もしもし、三太聞いてるのか」
「ツーツー」
368名無しさん@ピンキー:03/11/05 03:22 ID:twCkWYXt
三太君の癖に生意気ね!
369名無しさん@ピンキー:03/11/05 15:23 ID:85Re4gn6
三太くんのくせに中出しね!
370名無しさん@ピンキー:03/11/05 18:57 ID:qI2MgrO+
綾   「えー? 黒須君中出ししちゃったのー? さいてー」
ななみ 「まあ、黒須くんらしいわねぇ〜」
クリス 「いけませんわ、中出しなんて」
未夢  「そうよ、それじゃ彷徨と同じじゃない」
371名無しさん@ピンキー:03/11/05 19:04 ID:fChkw9x8
>>370
なっかよしさ〜〜〜ん。
372名無しさん@ピンキー:03/11/05 22:56 ID:MdyoldH4
Q:エロSSのフィニッシュとして一番(・∀・)イイ!!と思うのは
1 中出し
2 顔射
3 乳射・腹射
4 コンドーム
5 その他
373名無しさん@ピンキー:03/11/06 02:18 ID:hvHgaGW9
>>372
ノシ 4
374名無しさん@ピンキー:03/11/06 02:37 ID:C7mDHjj7
>>372
ノシ 3
375名無しさん@ピンキー:03/11/06 02:47 ID:8uIVA2pF
>>372
1に決まってるじゃろ。
エロSSぐらい避妊なしで読ませろ(w。
376名無しさん@ピンキー:03/11/06 08:17 ID:M43EXWjt
>>372
決まってるだろ?強姦+処女喪失+中田氏!
377名無しさん@ピンキー:03/11/06 08:45 ID:yRgrFqvM
>>375
近年希に見る激しさで同意
378名無しさん@ピンキー:03/11/07 02:39 ID:k11bGfv+
なぜ口内発射の選択肢がないんだ。
それとアナル発射も。
ついでに素股も(w。
379名無しさん@ピンキー:03/11/07 03:07 ID:CvwWxN1x
>>378
実は隠しコマンドでしか出ないんです。
またはあなたがフラグを立て損なっているか………。(w
380名無しさん@ピンキー:03/11/08 00:43 ID:gnAxPKP6
お前ら、未夢っちはまだ中学二年生なんだぞ。
赤ちゃんはコウノトリが運んでくると信じているだぞ。
もちろん、おちんちんが硬くなることもしらないし、あ
そこにおちんちんを入れるととっても気持ちよくなる
ことなんてもちろん知らない。
そんな未夢っちをお前らは…。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン。
381名無しさん@ピンキー:03/11/08 00:44 ID:gnAxPKP6
>>380
誤爆スマソ
382名無しさん@ピンキー:03/11/08 03:34 ID:PLxGBOBn
>>381
誤爆かよ!w
383名無しさん@ピンキー:03/11/08 06:06 ID:h4jPK8g9
>>380
むしろ、その設定は萌える。
384自由じゃない自民党:03/11/08 11:29 ID:MpdYak4G
自由民主党のマニフェストに
「青少年有害環境対策基本法・改」の
早期成立が明記されました!!
[もうエロ小説やエロ漫画が読めない、エロサイトが撲滅
801・ニョタ撲滅、≪健全恋愛系≫も撲滅寸前]
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/6372/
もう総選挙まで時間がありません!
このレスをできるだけ多くのスレにコピペして下さい!
385名無しさん@ピンキー:03/11/08 18:20 ID:qqlvL4xc
hosyu
386名無しさん@ピンキー:03/11/09 20:15 ID:8AENOrtM
>>380の設定でSSキボン
387名無しさん@ピンキー:03/11/10 20:17 ID:RFaKGqLv
age
「これこれこうしてこうやって、っと。はい、これでOKですよ」
「どうもありがとうございます。
こういうのってうち、誰も分かる人いなくってやってもらえて助かります」
「いえいえ、これも仕事ですから。
じゃあこれ、説明書と保証書ですから、お使いになる前に読んでおいてください。
それから、なくさないようにちゃんとどこかにしまっておいてくださいね」
「は〜い」
「それじゃあ」
私は電気屋さんのお兄さんを見送って、自分の部屋に戻ってきた。
実はこの前、福引をやったらななななんと、パソコンが当たったの!
でも、私、パソコン、というか電化製品全般、ってよくわかんないし彷徨もあんまり詳しくないみたいで
配線とかせっとあっぷ、っていうやつ?、をどうしようかと悩んでたんだけど
そういうのも一緒にやってもらえたんで助かっちゃった。
前からパソコンに興味があったから、今回当たったのは本当にラッキー♥
「さてと、まずは・・・、電源をいれて、と。
って電源電源・・・、あ、これね」
電源がどれだかわからない、なんてことは流石のあたしでもやらないのさ〜、へへ〜ん。
ポワン
「あ、ついたついた。え〜っと、どうすればいいのかな・・・」
説明書をパラパラめくってみたけど分厚すぎて
何がなんだかわかんないよ〜。
ガラガラ
「ただいま〜」
あ、彷徨の声だ。
私は立ち上がって玄関へと向かった。
「あ、彷徨、お帰り。早かったね。もっと遅くなると思ってたけど」
「三太のやつに呼び出されて行ってみたら
今日までしかやってない映画がどうしても見たいから金貸してくれよ〜、だとさ。
こっちだって金ないから三太には悪いが断ってすぐ帰ってきた、ってわけさ」
「三太君、かわいそ・・・」
「ところで未夢、ルゥ達はどうしたんだ?」
「ルゥ君はももかちゃんと小梅ちゃんと一緒に遊びに行ったわよ。
帰りは遅くなるって。もちろんワンニャーも一緒よ」
「ふーん。まあワンニャーがついてれば大丈夫だろうな。
で、お前は何やってたんだ。分厚い本なんか持って」
彷徨に言われて私はパソコンの説明書を持ったままなのに気付いた。
「え、ああ、これ、ね。この前福引きで当たったパソコンがさっききたのよ」
「そういや昨日そんなこと言ってたな」
「でね、早速やってみようと思ったんだけど、よくわかんないのよ・・・
説明書読もうとしたんだけど分厚すぎて読む気も起きないし・・・」
「俺、学校でパソコン、たまに使ってるから少しくらいならわかるけど」
「本当!じゃあ教えて!」
「ああ。いいけどパソコン、どこに置いたんだ?」
「私の部屋だけど。居間に置こうと思ったんだけどルゥ君が勝手に触って壊したりすると大変だし、
彷徨、あんまり興味ない顔してたから私の部屋にしたんだけどまずかったかな?」
「いや、特に問題ないが」
私と彷徨は部屋へ向かった。
「えと、部屋、入るぞ」
あのあと、私の部屋に戻ってきたけど
彷徨ったら私の部屋に入るのにちょっと躊躇してるみたいで、なんだか可愛い。
「で、未夢はパソコンで何をやってみたいんだ?」
「前から一度いんたーねっと、ってやつをやってみたかったのよ」
「ああ、それか。それはええと・・・・・・、
お、このパソコン最初からネットに繋がってるじゃん。
だったらここをこうして、っと」
カチカチッ
「あ、何かでてきた」
「これをマウスの左ボタンでダブルクリックするとだな」
「ちょっと待って彷徨。その、まうすって何かな・・・?ねずみ?」
私はちょっと照れながら彷徨に質問した。
「・・・、今俺が右手で握ってるやつのことだよ、
で、左ボタンってのはマウスの左と右にボタンがあるだろ。
これの左のボタンのことでダブルクリックってのはこれを連続でこうやって押すこと」
「へー」
「分かったみたいだから先に進むぞ。次に・・・」
このあと1時間くらいかけて彷徨に色々説明してもらって
(当然、私の質問の合いの手が入ってばっかりだったけど)
私も少しはパソコンってのが分かった気がする。
そういえば、彷徨と二人でこんな風に過ごすっての、あんまりなかったな〜。
って私ったら何急にドキドキしてるんだろ。
「・・・ゆ、未夢、おい」
「わわわわ、な、何?」
「何慌ててんだ?とりあえずこれで一通りの事は説明したけど、
何かわかんないことあるか?」
「え、あ、えっと、と、特にないと思うけど」
私は動揺をなるべく顔に出さないようにして彷徨に答えた。
「そっか、じゃあまた何か分からないことがでてきたら聞いてくれ」
「うん、ありがと、彷徨」
「・・・」
何故か彷徨は照れくさそうな顔をして私から顔を背けた。
「どうしたの、彷徨?」
「いや、そんな風に面と向かって未夢にありがとう、何て言われるのって
あんまりなかったからちょっと・・・」
「ちょっと・・・、何ですかな〜?彷徨さんや〜」
私はさっきのことでちょっと照れがあった自分自身を隠したかったから
ちょっと彷徨をからかってみた。
「な、なんでもない。とにかく、一通りのことは教えたから、じゃあな」
からかわれた彷徨はちょっとむくれて私の部屋からでていった。
まったく、彷徨ったら大人気ないんだから。
でも、色々教えてもらえてちょっと嬉しかったよ、彷徨。
彷徨が出て行った後、私は早速いんたーねっと、ってのをやってみることにした。
「えーっと確かこれをこうするんだったっけ。
・・・、あ、でてきたでてきた。
検索っていうのをやると便利だ、って確か行ってたわね。
検索検索・・・、あ、あった、これね。
ここに文字を入力すると見たいいんたーねっとが見つかる、
って感じのことを確か言ってたわね。
よ〜し・・・・・・・・、って何を見よう・・・」
よく考えて見れば私、何が見たいかなんて全く考えてなかったよ〜・・・。
どうしよう、あれだけやってみたい、って言ってたのに
今更やっぱりいいや、なんて流石に言えないし・・・・・、そうだ!
「え〜っと、o、o、o、は・・・、あ、あった」
カチッ
「次にt、t、とあ、みっけ」
カチカチッ
「それから・・・、で、最後にiはどこにあるのかな・・・、あ、あったあった」
カチッ
「で、変換をして、これでOK、と」
カチッ
-オット星に該当するページは見つかりませんでした-
ああ、やっぱり。私達だけしか知らないんだから見つかるわけないか・・・。
あ、じゃあこれならどうかな。え〜っと・・・、こうづきみき、と。
-光月未来に該当するページは892件見つかりました-
「うわー、こんなに見つかったよ〜。やっぱ、ママって凄いんだな〜。
ママについて何が書かれてるのかな?」
私は検索で見つかった一番上のいんたーねっとを見てみることにした
「何々、光月未来はNASAに選ばれた日本人宇宙飛行士で、
彼女が乗り込む予定の宇宙船の建造には同じくNASAで働く夫である光月優が携わっている。
今、彼女はNASAで云々・・・」
TVや新聞でこんな風に書かれてるのをよく見るけど、
それを私の全く知らない、いんたーねっとというやつで見る、というのは
なんだかとっても新鮮な気がした。
他のいんたーねっとも見てみたけど、どこも同じような事が書かれてるか
よく分かんない事が書かれてるかだけだったので他の言葉で検索をやってみることにした。
う〜ん、次は何でやってみようかな〜・・・。
そうだ、私の名前で検索したらどうなるのかな?
えっと、光月未夢、と。
-光月未夢に該当するページは7件見つかりました-
「あ、見つかった〜!どれどれ。
なお、宇宙飛行士である光月未来さんには光月未夢という一人娘がおり云々・・・」
私の名前なんて入れてもさっきのオット星みたいに見つかりませんでした、
って出ると思ってたからこの結果はちょっと嬉しかった。
ちょっとした有名人気分ってやつ?
他のいんたーねっとには何が書かれてるのかな。
「光月未夢というお子さんがいて云々・・・。
う〜ん、やっぱ同じようなことしか書かれてないか。
じゃあ次は何でいこうか・・・」
と、そんなこんなでアレコレと文字を入力しては検索をして、
見つかったいんたーねっとを見ている、というのを繰り返して
私はいんたーねっとを満喫していた。
が、
ある単語を入力して見つかったいんたーねっとを見て私は衝撃を受けた。
入力した単語は赤ちゃん。
そして私が見たそのいんたーねっとにはこう書かれていた。
>赤ちゃんが誕生するプロセス
>まず、男女の性的営みによって精子が卵子と受精し
>(中略)
>そして、受精してから大体九ヶ月後くらいに出産となります。
>こうして赤ちゃんは誕生するのです。
え、え、え〜〜〜!!!
あ、赤ちゃんってコウノトリさんが運んでくるんじゃなかったの?
ママもパパも、未夢はコウノトリさんが運んできてくれたのよ、
って言ってたからそれを信じてきたのに、ち、違うの?
え、え〜!
と、とにかく、他のいんたーねっとも見てみよう。
このいんたーねっとに書かれていることが間違ってるだけなのかもしれないし、うん。
・・・・・・・、
他のいんたーねっとに書かれてることも大体一緒だった。
ってことはママ達が言ってた赤ちゃんはコウノトリさんが運んでくる、っていうのは
やっぱり嘘だったんだ・・・。
ひょっとして私だけがこの年でこんなこと信じてたのかな〜・・・。
私はなんだか急に恥ずかしくなってきた。
・・・よし、せっかくいんたーねっとをやってるんだから色々と調べて見よう。
とりあえず、性的営み、っていうのが何なのか調べてみよっと。
395名無しさん@ピンキー:03/11/11 06:36 ID:ekS57jkI
こうして未夢たんはエッチな知識を覚えるのであった。
そして近いうちに体験することになる・・・(;´Д`)ハァハァ

◆x41vMzK08A さん久しぶりですね
乙ですた。
396名無しさん@ピンキー:03/11/11 09:01 ID:QPWYPoTw
◆x41vMzK08Aさん 乙カレー。
397名無しさん@ピンキー:03/11/12 02:12 ID:YCV066Lr
乙です。続きが激しく気になりますね〜w
398名無しさん@ピンキー:03/11/12 14:29 ID:WmDinbEr
続き期待
399彷徨:03/11/14 01:36 ID:FXE1BJxG
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1054729693/404-の続き
えっ、ここでいいだろ。
(といいつつななみのセーターをたくし上げる)
へぇ〜、天地って結構胸大きいんだな。未夢とは大違いだ(w。
……キスしようか…
400ななみ:03/11/14 01:40 ID:h3r+XVV0
ん…ちょっと待って西遠寺くん…天地って言わないで、ななみって言って…
あぐぅ…そんなに焦らなくても…もぅー彷徨くん、脱がすの上手いんだね
未夢も…ちゅ ……?!……
401彷徨:03/11/14 01:50 ID:FXE1BJxG
(キスをしながらななみのスカートの中に手を突っ込む)
天…ななみは感じやすいんだな。ほら、こんなに濡れてるぞ。
なぁ……オレのも触ってくれないか…
402ななみ:03/11/14 02:00 ID:h3r+XVV0
あぁっっーだめっ?! 彷徨くん…ちょっと手が早いっ!?
あっん!くすぐった?あんんっっっーー!?

へ……なに?…あっ…彷徨くんのもの…わ…(さわさわ)…へぇ?すご…い。

すごいね…彷徨くんの…ズボンの上からでもこんなに…ね?ジッパー下げて出してもいい?
403田丸くん:03/11/14 02:03 ID:FXE1BJxG
zzzzzzzzz
404ぴきぴきえんじぇる:03/11/14 02:06 ID:h3r+XVV0
ZZZZZZZZZZ…………
405未夢:03/11/14 02:34 ID:FXE1BJxG
あっ…くぅ……月島さん……そこ…いい…あぁんん
えっ? 舐めるの…ですか……
(カチャカチャ)
凄い……彷徨のより…大きい。口に入るかなぁ?

くちゅ……ちゅぱ……ちゅぱ……ちょっと綾ちゃん、そんなとこ舐めないでよ〜。
そんなにしたら…ダメ…出ちゃう……出ちゃうよ〜〜〜。
406:03/11/14 16:34 ID:ZbRWhaZS
あ〜、それロン。
メンタンピン、一発…ハネ満だ〜。
さぁ、未夢ちゃん脱いでちょうだい(w。
407もう一人のななみ:03/11/14 17:12 ID:8BlTUKw9
綾ぁ?それ、あたしも未夢のその牌でロン。
ルールじゃダブルでもトリプルでも良かったハズだしぃ。(うふふ)

って、月島さん?未夢と一緒になって、積み込みと通しやってたー?
未夢のアソコを弄る振りして、牌の交換なんて・・・やりますなーくすくす。

そ・れ・と・あーやーも! ちょっとグルぽかったしーイカサマはダメだよーふふふ。

で、わたしはチートイツだけの小物上がり。

さぁ未夢も月島さん、綾も脱いで脱いで!(w
408彷徨:03/11/14 22:49 ID:718q4LGj
天地、お前フリテンだぞ。ほら、自分で三萬切ってるじゃないか。
確かチョンボの時は……分かってるよな
409ななみ:03/11/15 02:39 ID:S+yMsUeY
ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン
そんな………。

わ、分かってるわよ。やればいいんでしょ、やれば。

410名無しさん@ピンキー:03/11/17 19:12 ID:ApSkBu18
未夢まん
411名無しさん@ピンキー:03/11/18 06:50 ID:DtuIM/59
未夢まんじゅう。保守

412名無しさん@ピンキー:03/11/18 22:27 ID:z+Ze3xvw
age
413名無しさん@ピンキー:03/11/20 15:16 ID:CObH37Am
保守下げ
414名無しさん@ピンキー:03/11/21 16:10 ID:431Ci3eB
ネタ切れ保守
415名無しさん@ピンキー:03/11/22 00:38 ID:RooO2JD8
月島と聞いて月島雫を思い出した下げ
416名無しさん@ピンキー:03/11/22 01:08 ID:0/s+JBZ7
>>415
どこの誤爆かなあw
417名無しさん@ピンキー:03/11/22 01:15 ID:2Rb8i50g
月島といえばもんじゃ焼きだろ。
未夢と彷徨のもんじゃ焼きプレイ(;´Д`)ハァハァ
418名無しさん@ピンキー:03/11/24 22:16 ID:lF8hw7C6
>>416
>407を見てのことと思われ
419すていあっとの香具師:03/11/26 11:26 ID:ZcU2O4R6
ご無沙汰してます。唐突ですがDVD見返してて大変なことに気がつきますた。


西遠寺にシャワーはない……_| ̄|○
420名無しさん@ピンキー:03/11/26 12:59 ID:l2EsQQsZ
なんてこと言うんだ!
未夢たんのシャワーシーン見れないじゃないか〜(つД`)
421名無しさん@ピンキー:03/11/26 15:18 ID:sGsE1WTj
未夢たんのシャワーオナニー→彷徨覗く→彷徨未夢たんの部屋に行く
→振り返ったとたん未夢たんの身体を包んでいたバスタオルが取れる
→(゚д゚)ウマーの黄金コンボが使えないじゃないか。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
422名無しさん@ピンキー:03/11/26 17:01 ID:z2qz3Vux
>>421
アンタいくつよ。解る俺もオサーンだがw
423名無しさん@ピンキー:03/11/26 19:17 ID:CQ6/TFhI
>>419
そういえば……無いな、シャワー。
424名無しさん@ピンキー:03/11/26 21:43 ID:/SfWwqTm
>>422
俺さっぱり分からん(゚Д゚)?
425名無しさん@ピンキー:03/11/26 22:00 ID:Z06Fa6sb
>>424
亜美といえば……(;´Д`)ハァハァ
426名無しさん@ピンキー:03/11/27 00:16 ID:4QZflmwk
>>421
そのまま行為に及んでる最中にワンニャーがやってきて
「どうしたんですか?未夢さん」
ドンドンドン!
「未夢さん、ここ開けてください!」


…ってパターンも障子戸しかない西遠寺では成り立たないな。
427名無しさん@ピンキー:03/11/27 00:18 ID:q3zAfQMe
>>426
フロリダの未夢の実家でやればOK。
やり終わったとたんに未夢の両親がドアをノック→未夢居残り、彷徨帰国。
未夢again(w
428名無しさん@ピンキー:03/11/27 01:20 ID:SMJ1obG0
他の男にやられながら彷徨の名前をよぶ未夢たん(;´Д`)
429名無しさん@ピンキー:03/11/27 01:37 ID:4z1Bdbkn
>>427
未来さんなら彷徨を帰国させないような気がする・・・(´Д`)
430名無しさん@ピンキー:03/11/27 08:05 ID:jjNt2J8M
>>425
セラムン?んな分けないかw
くりいむれもんでつか。
おれよーしらん。
431名無しさん@ピンキー:03/11/27 12:43 ID:q3zAfQMe
>>429
ママンはともかくパパンが烈火のように怒りそうな悪寒。
432名無しさん@ピンキー:03/11/29 01:05 ID:qxkLZjwQ
何やってんだよっ! みんなっ!
433名無しさん@ピンキー:03/11/29 02:30 ID:PEpvdVkL
>>432
せく〜すに決まってるでしょ(w
434名無しさん@ピンキー:03/12/01 00:16 ID:dNZmJouH
age
435名無しさん@ピンキー:03/12/03 02:08 ID:a/RlsCdO
♪今はもう秋 誰もいないスレ〜
。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
436名無しさん@ピンキー:03/12/03 02:30 ID:QgjV1VMF
木枯らしが身にしみますなぁ…
437名無しさん@ピンキー:03/12/03 03:26 ID:rujNG2EM
もう冬だしなあ
438名無しさん@ピンキー:03/12/03 07:34 ID:Co7gmV3k
またあおうね!
439名無しさん@ピンキー:03/12/03 16:14 ID:2PgwboRo
また会えたね!
440名無しさん@ピンキー:03/12/04 02:47 ID:/CN5izPE
久しぶりにアイディアがキタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!
書けるかどうか分からないけど(w
441名無しさん@ピンキー:03/12/04 06:55 ID:9j9cxpuS
激しく期待し待つ。
442名無しさん@ピンキー:03/12/04 10:12 ID:MQHEVNLz
アイデアキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
期待してます。
443名無しさん@ピンキー:03/12/04 14:07 ID:xO9v8JKD
激しくキタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ ━━━!!頑張ってね。
444名無しさん@ピンキー:03/12/06 00:40 ID:9aTdRj0P
刮目して待ってるのさぁ〜。
445名無しさん@ピンキー:03/12/07 18:56 ID:J6tmC4Tc
期待age
446名無しさん@ピンキー:03/12/08 18:57 ID:8VyEZzzm
誰かワンニャー描いてくれよぅ
447名無しさん@ピンキー:03/12/09 21:52 ID:qtgwbx5c
だぁの過去ログ全部保存してるところって何処だっけ?
448名無しさん@ピンキー:03/12/09 21:54 ID:d2LrYdxt
「全部」じゃないけど…
http://shibuya.cool.ne.jp/daadaadaa/index.html
449名無しさん@ピンキー:03/12/10 20:34 ID:BnxoqYFf
dクス
450名無しさん@ピンキー:03/12/14 16:45 ID:A39yfNGL
ぽしゅ
451名無しさん@ピンキー:03/12/14 19:29 ID:llGw71rP
>>450
ご苦労様です。
>>394の続き

あの後、性的営みとかの分からない単語を片っ端からいんたーねっとで調べてみたんだけど、
さっきまで赤ちゃんはコウノトリさんが運んでくる、なんてことを信じてた私には
いんたーねっとに書いてあったことはあまりにも衝撃的だった。
ルゥ君のおむつを取り替える時におちんちんを拭いてやると
固くなってくることがあったけどあれにはあんな意味があったんだ・・・。
なんで固くなるのかな〜、って思ってはいたけど。
今度からルゥ君のおむつ替えてあげる時に妙に意識しちゃいそう。
・・・・・、何だろう、何か、変な気分。
さっきから変なこと考えてたからかな、
あそこが妙にジンジンというか、何て言えば言いんだろう。
とにかく、変な気分になってきた私は何かに誘われるように手をスカートの中へと運んだ。
「んっ!」
手があそこに触れた途端、今までに感じたことのない気持ちよさを感じた。
な、何?今のは・・・。
私は恐る恐るもう一度あそこに触れてみた。
「んん」
気持ち、いい。
さらに快感をえようと、私は下着の上からあそこを何度も何度も擦りあげていた。
「ん、ん、ふ、んん」
気持ちいい、けど、何かいけないことをしているような気分・・・。
そうしてあそこを擦りあげているうちに私はあることに気付いた。
下着が、濡れてる・・・。
やだ、私ったら中学生にもなってお、お漏らししちゃったの・・・?
いや、でもこの濡れ方は何か違うような気も。
私はスカートをまくりあげて直接下着を見てみた。
・・・うわ、下着が濡れてあそこが透けて見えてる・・・。
ふと、私はさっき見ていたいんたーねっとに書いてあった事を思い出した。
確か女の子のあそこをいじってると
あいえき、とかいうのがでてくる、とか書いてあったわね。
まあ、何はともあれお漏らししたわけではない、と知りほっとした私は
これ以上下着が濡れてしまうのは困るので下着を脱いだ。
そして再びスカートの中に手をいれて覆うものが何もなくなった私のあそこに
再び触れた。
そこはやはり濡れていた。
「きゃ、ふん」
下着の上から触ってた時より何倍も気持ちいい・・・。
あまりの気持ちよさに夢中になってあそこを摺りあげていた。
「はあはあ、あ、ぁん、い、いい、気持ちいいよ〜・・・」
あまりの気持ちよさに私はあられもない声をあげていた。
もしも今、こんなところを誰かに見られたら軽蔑されちゃうわね・・・。
でも、そんな思いよりももっと快感を得たいという気持ちの方が勝っていたために
私の手は止まることなく、さらに快感を得ようと
愛液ですっかり濡れてしまったあそこの上で慌しく動いていた。
「はぁぁぁんんん!」
あそこを摺りあげていた手がふとした調子であそこの上の方に
いってしまい偶然そこにあった突起に当たった時、
私は今日一番のみっともない声をあげてしまった。
「な、何?今、凄い気持ちよかった・・・」
私はスカートを捲り上げてみてその突起がどこにあるか探してみた。
うわ、凄い濡れてる・・・。
手で触って濡れているのは分かっていたけど、こうやって見てると
私のあそこがとんでもないことになってることを改めて実感させられる。
と、私はあそこの上の方にちっちゃな突起があるのを見つけた。
さっき触れたのはこれね。
ひょっとしてこれがくりとりすとかいうやつかな。
あまりの気持ちよさにもう一度そこに触れるのはちょっと怖かったけど
もっと快感を得たかった私はもう一度そこにそっと触れてみた。
「ふぁぁ、ぁあん」
す、凄い・・・。
さっきも今もちょっと触れただけなのに凄い気持ちよかったし
愛液も今まで以上に溢れてきてる。
ここを触ると凄く気持ちいいということを知った私は
さっき抱いた恐れもどこかへ行きもっと快感を得ようと
もう片方の手もスカートの中に入れて、
片方の手はあそこを擦り、もう片方の手であそこの上の方にあるクリトリスを刺激した。
「あ、あ、ああ、いい、ふぁぁん」
両手であそこを弄っている私は段々頭の中が真っ白になって
何も考えられなくなってきていた。
「ん、あ、くぅぁんん、いい、いい」
もう私は声を上げることに対しみっともないという思いを
抱くこともできないくらいに快感に身を任せていた。
「い、あ、ああ、!、ああああああああああああ!!!」
突如、私を何かが襲い、頭の中が完全に真っ白になり大声をあげてしまった。
あそこからは大量に愛液があふれてきている。
「はあはあはあはあ・・・」
何だかとっても疲れてしまった私は肩ではあはあと大きく息をし
その場に寝転がった。

数分後、息が整ってきた私は
ティッシュで濡れてしまったあそこ(だけでなく流れてきた愛液のせいで濡れてしまったふとももも)
を吹き再び下着を履いた。
さっきのあれが絶頂ってやつだったのかな・・・。

これが私の初めての自慰だった。

(続?)
456名無しさん@ピンキー:03/12/16 01:21 ID:pSSvYsOw
未夢たんおなにー(;´Д`)ハァハァ
457名無しさん@ピンキー:03/12/16 03:26 ID:xhJPBxEC
キタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!千住
458名無しさん@ピンキー:03/12/16 08:25 ID:wge4YAvU
キタ━━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━━!!!!
続いて!
459名無しさん@ピンキー:03/12/16 09:47 ID:10AwMAm/
あぁ…(・∀・)イイ!!
460名無しさん@ピンキー:03/12/16 14:58 ID:4oyS+y8F
うぶな未夢タン(・∀・)イイ!
だが肝心なことを勘違いしている


未夢タンはそんなにエッチじゃないもん(w
461名無しさん@ピンキー:03/12/16 18:25 ID:6ckl/whZ
>>460
うふふふなのさー
462みゆ:03/12/16 23:49 ID:Hy9peEgS
>>460
えっ? あたし? あたしはエッチだよぉ〜
だって今夜も…
えへへへ、じゃあおやすみ〜
463名無しさん@ピンキー:03/12/17 00:03 ID:/+FWIXbt
>>462
ひげが出てますよ。
犬猫さん
464名無しさん@ピンキー:03/12/17 00:27 ID:rD1TIdUx
>>462
おいおい、そんなに締め付けるなよ。
いっちまうじゃねーか!
465名無しさん@ピンキー:03/12/17 01:05 ID:E7+QVTCD
>>464
462の正体が夜星であること知らないまま
腰を使い続ける464であった。
(完)
466名無しさん@ピンキー:03/12/17 07:53 ID:rD1TIdUx
>>465
って事はデジコか。
それも良し!
467名無しさん@ピンキー:03/12/17 19:32 ID:Rr8uKL13
落とさせやしないのさあ
468名無しさん@ピンキー:03/12/17 21:58 ID:poWCPjh5
>>464
462の正体がこいのぼり星人であること知らないまま
腰を降り続ける464であった。
(完)
469名無しさん@ピンキー:03/12/17 22:38 ID:Rr8uKL13
こいのぼり星人って卵生なのかな・・・
470名無しさん@ピンキー:03/12/18 03:52 ID:wXfH1cxc
まぁおまいらはせいぜい騒いで炉!
俺は未夢タソと楽しく犯ってるから。
471名無しさん@ピンキー:03/12/18 16:16 ID:KlFhH94g
とりあえず、保守
472名無しさん@ピンキー:03/12/20 22:21 ID:ETI3bBGx
オリジナルキャラがでてくる微妙にエッチなギャグSSはどこに投下すればいいでつか?
473名無しさん@ピンキー:03/12/20 23:23 ID:DdZukw85
>>472
ここだ
474名無しさん@ピンキー:03/12/21 03:01 ID:jYq1ERKX
>>472
オリジナルキャラ=自分が未夢っちやななみたんとせく〜すする話じゃ
なければこちらへどうぞ(w
475名無しさん@ピンキー:03/12/21 09:27 ID:jBcT62YG
オリキャラがかわゆい女の子ならここで良し!
476名無しさん@ピンキー:03/12/21 15:35 ID:7phU9Jxm
>>472
なんでもいいから早くうp汁
477名無しさん@ピンキー:03/12/21 20:36 ID:byEzmg9m
478名無しさん@ピンキー:03/12/23 11:25 ID:PblmHBu1
hozen
479名無しさん@ピンキー:03/12/24 06:52 ID:KmraCtSb
明日は彷徨君の誕生日ですよ!
クリスマスと誕生日のプレゼントをまとめて…(;´Д`)ハァハァSS

きぼん!

 「そういえば、今日か…」

彷徨は、境内に溜まる落ち葉を箒で掃きながら呟いた。

未夢が、春に実家に帰ってもう八ヶ月、その時は何かを失うと思っていた彷徨の日常は
未夢やルゥ、ワンニャーがいた頃と、あまり変わらる事はなかった。
毎日学校に行って、三太のつまらない話でダベる、普通の日常だった。

ただ、変わっていた事が一つだけあった。彷徨はそれを思うときが重くなる。
そんな事を思いつつ、学校から帰ってきた彷徨は、何ともなしに西遠寺の母屋の戸を開ける。

       □

「ただいまー」

『おかえりなさいませー、彷徨さん?今日は未夢さんと交代で買い出しですよ?』
『サボらないでくださいね?』

『だぁ!ぶぅーうんにゃーきゃは』

「はいはい、行ってくるよワンニャー、未夢は先に帰ったみたいだけど?」

『あれぇ〜彷徨さん?未夢さんが気になるんですかぁー』
『パッパマンマ!』
 
      □
……でも、彷徨を待っていたのは……トンデモオヤジ宝晶の間の抜けた返事だけだった。

「帰ってきたか彷徨。」
「さぁ、本堂でワシがチベットとネパールで写経してきた教典での修行じゃ!」

引き戸を引いた途端、奥からそんな言葉を上げながら宝晶が玄関先に顔を出す。
そんな宝晶を見て、彷徨はふと、さっきの懐かしい光景を思い出すようになっていた。

「何かが違うような…」

未夢がいた頃は…いや未夢が来る直前までは、スチャラカオヤジだったはずだが
未夢が去り、修行が終わった宝晶が西遠寺に腰をやっと落ち着けてからは
父宝晶の様子がチト変わっていた。

少なくとも、何に対してもふざける事を良しとしていた宝晶が居なくなっていた。

「あ、オヤジ?今日はパス」
「なんじゃと彷徨!」

宝晶の不満げな言葉を背に聞きながら、彷徨は自分の部屋の戸を開けて中に消えた。
それを見ていた宝晶はやれやれと肩をすくめると懐から携帯を取りだし
短縮ダイアルで電話を掛ける。

「あぁ〜〜〜〜光月さんのお宅ですか?あーワシ宝晶ですじゃ!」
「いやぁー久しぶりですなー未夢さん」

わざとらしい大声で、西遠寺の廊下でがなり立てる。
彷徨の部屋の戸が一瞬「ガタッ」と音を立てるが、宝晶は気にもせず
そのまま電話を続ける。

「あー未夢さんも元気そうで?え?何時も電話が激しいのさぁ〜だって?」
「そんな事は気のせいじゃ、未夢ちゃんも少しは広い心で…え?おじさんはお呼びではないと?」
「未夢ちゃん…老い先短い…え?彷徨を出せって?」
「いやぁ〜彷徨はな、何か知らぬが、この頃へそを曲げておってなぁ〜」
「ん?またまたぁ〜未夢ちゃん、ワシは別に彷徨をいじめては…え?それがいじめているって」

さて、場面変わって、光月家。
自室でベッドに寝っ転がりながら携帯電話を顎に挟み、宝晶おじさんのヘンなお題目を
聞いていた未夢は、この時点で相当おかんむりであった。

『まったくーぅ、宝晶おじさんって、彷徨からかうの、ほんっ!とに好きなんだからー』

まぁ、おくびにもそんな事は喋らないが、甲高い宝晶のお題目を聞き流すのも疲れてきた。
未夢は聞こえないように溜息をつくと、ベッドに置いている大きなクッションに身体を廻して、
寝転がった足膝を立てて靴下を脱ぎ始めた。

何の事はない、未夢も学校から帰ってきたばかりで、まだ制服を脱いでも居なかった。

「……………!?」

耳と肩に挟んだ携帯からは宝晶の世間話が聞こえてくるが、未夢は気にもせず
長いニーソックスを脱ぐと、ぽいっと籠に放り込む。
続いて傾いた身体を浮かせ、スカートのホックを外し、ばさっばさっ!と同じく籠に放り込んだ。
そして未夢は、裾の長いブラウス一枚のまま、再びベッドに身体を倒れ込ませ
顎と耳に挟んでいた携帯を右手に取り直すと、ちょっと乱れた長い亜麻色の髪を左手で弄り始め
携帯の通話口に向かって、静かに言葉を繰り出し…そして怒鳴った。

「あのねー宝晶おじさん?」

『彷徨を出してちょうだーい!』

それによって一瞬の通話に間が出来たが、未夢はここぞとばかりに捲し立てる。

「あのねー!おじさんがそーだから、彷徨がそーなるわけ!」
「大体、何処で電話受けているのさぁ〜!」
「私は西遠寺で暮らしてたんだから、その辺の間取りは手に取るように分かるんだからね!」
………返す言葉もございません。

何故なら未夢の勘は、宝晶が間違いなく「彷徨の部屋の前」で電話をしている事を告げていた。
実際その通りだったから、障子一枚で隔てられた部屋の中に居る、
彷徨はたまったものでも無かろう。

そう捲し立てた未夢は、ベッドから半身を起こし、長い髪の毛を弄りつつ
トドメの一撃を、宝晶に加えた。

「おじさま〜?あたしどーも、『西遠寺』が気になるから、そっちに明日行くからね?」

未夢は『西遠寺』の処のイントネーションを微妙に強くした。
既に、言葉もない宝晶は、猫なで声で未夢に訊いたが、問答無用でこの話は決定された。

「えーと、西遠寺の住職はワシ…だけどね?未夢ちゃん?」
『二年間住んでたあたしも、西遠寺を気にする権利はあるわ!』
「って〜、実は彷…ってわぁ!」
宝晶の受話器から、未夢の半身が飛び出してきた。

「よっ!妖怪っ!」
「へへへーん、いいこと?おじさま?行くと言ったら、行・く・の!」

と、携帯を目の前に持ち直していた宝晶の動揺振りも気にせず
通話口から半身を出していた未夢は、彷徨の部屋の障子に向かってこう言って消えた。

「彷徨さん、うふふーもーちょっとの辛抱なのさー」
「んじゃねっ!バイバイ!」

ガチャ! ツツツーー。

西遠寺の七不思議には、住んでいる人間を妖怪化させるってあったのか…と宝晶は、
切れた携帯に向かって呟いた。

             □
って言う顛末があったのが昨日。

で、翌日彷徨は、境内でソワソワしながら、箒を掃いていたという訳だ。
季節はもう師走、既に掃くべき落ち葉もそんなには無い。
何時しか、彷徨は掃き集めた落ち葉に新聞紙や小枝を入れて
小さなたき火を始めていた。

「ふーやっぱり、冬はたき火だよなー」

パチパチと音を出すたき火に手をかざして暖を取る彷徨は呟くが、
段々、何か空しくなってきたか、愚痴が混ざり始める。

「……遅いなぁ…未夢…」
「来るって言ったのに…もう三時だぞ…」
「やっぱり平尾町駅まで迎えに行った方が良かったかな?」

実は、その日彷徨は未夢に電話を掛けていた。
しかし、未夢の返事は素っ気なかった。

「迎えに来なくていいよ、大丈夫だから、うん大丈夫!んじゃ彷徨」
彷徨の指に握られた枝が、彼の苛立ちを表すかのようにたき火を弄る。

「バカ未夢…」
「…ぐすっ…ああぁ、鼻風邪引いたかな…」

彷徨の姿を端から見ると、境内の端でたき火にブツブツ話しかけるアブナさが滲み出ていた。

「…たっく!イジイジしちゃってばさー」

実はそんな姿を、境内の林の中から伺う未夢が、結構前から居たことを彷徨は気づいてなかった。

「そーそーっと…おとと…」

未夢は忍び足で、彷徨の背後に近づいていく。
そして、いきなり後ろ手に抱きしめる。

「彷徨ぁーただいまなのさぁー!」

縮こまっていた彷徨の背中に、未夢の胸の柔らかさと暖かさが伝わってくる。
「―――!?」

上手い具合に脅かしたのさーと未夢は思い、上機嫌でごろごろと
彷徨の首筋に頬を寄せて懐きまくる。

「ねー久しぶりだよねーもう八ヶ月かなぁーあたし寂しかったのさー」
「―――!?」
「ん?どうしたの彷徨ぁ?あまりの感激に声も出ないとか?えへへ」
「―――がくり」

後ろ手に抱きついていた彷徨の頭が急に力を失って俯き込んだ。
未夢はちょっと様子がおかしいなっと、彷徨の肩を回して正面を見た。

「…へっ?えええ?彷徨!どーしたの!きゃぁー彷徨ーお芋が喉に?!」
「はわわ!ええっと水?じゃないお湯?どっちー彷徨!」
「あぁぁーん!死んじゃダメぇ〜彷徨ぁ!今母屋まで背負って行ってあげるからっ!」

動揺する未夢は、半ば青い顔をしていた彷徨を背中におんぶして走り出した。
「少し彷徨ってば重くなったかなぁ」と、ちょっと不謹慎なことを呟きつつ
母屋に向かって未夢は一生懸命駆ける。
そんな時、未夢の胸にヘンな感触が襲った。
未夢におんぶされ、その背中に被さっている彷徨の手が
いつの間にか未夢の胸に回っていた。

むにゅぅ〜。

その感触で未夢は思わずずっこけた

「ひんっ!?」
「そう言うお前も、すこし胸大きくなったんじゃないの?」
「って!かーなーたーぁー?」

ふにふに…。

「ひっん!ああっん!……って甘い声出させるんじゃないー!彷徨ぁ!芋はどうしたのさー!」

倒れ込んでいた未夢は、彷徨の顔に向かって首を捻り、頬を赤く染めながら口を尖らせた。

「芋?オレは芋なんか食べてなかったぞ?」
「うそッー!だってだって、あの時は確かに!」
未夢の顔はもう真っ赤だ、そして彷徨は未夢の華奢な肩に頬を預けて小さく言った。

「確かめてみる?」
「なにをさぁー!ぷぅー」
「口の中?」
「へっ?――んっっ…!?」

次の瞬間、彷徨の唇は未夢の唇にくっついていた。
「んんんっっ………」と、手足をばたつかせる未夢だったが
段々、彷徨の濃密な舌使いに、身体の感覚が微睡んでくるのを感じた…が、

未夢としても、こんな境内のド真ん中で、それも結構寒いこんな地面の上では寝覚めが悪い。
第一、こう言うシュチュエーションは「場所を選びたい」もんだ。
しつこく求めてくる彷徨の唇と舌の蹂躙に身体が震えながらも
未夢の手は、彷徨の頬を何とか引っ掴んで放すに成功した。

「んっ!もうっ!」

彷徨と未夢の口と口の間に粘性の唾液のアーチが出来たが
未夢の言葉であっけなくとぎれた。
何時しか二人は境内の母屋玄関口当たりでへたり込んでいた。

「はーー」と未夢の口から溜息が出る。

そんな未夢に悪びれもせず、彷徨は言った。

「お帰り…未夢」

そして未夢も、そんな彷徨に言った。

「ただいま…彷徨ぁーー!」

尻上がりのイントネーションの声を上げ、飛び込んでくる未夢を彷徨はちゃんと胸に抱き止め、
そして抱き締められた未夢は、上目使いに彷徨を見て小声でささやいた。

「メリークリスマス…そしてお誕生日おめでとう…かなたぁ…」

未夢が居るクリスマス、そしてクリスマスだけ西遠寺に居る未夢。

西遠寺のクリスマスは暖かく始まった。
>>479
メリークリスマス、はぁはぁなSSでは無いけど、クリスマスと誕生日は纏めた気がするぞ(w
あ!プレゼントは未夢ちゃんそのものだ!

んでは〜〜。
494名無しさん@ピンキー:03/12/25 04:32 ID:QzIwfEsr
ありがとうございました。
かなたんを背負うとは・・・なんとパワフルなみゆたん。
495479:03/12/25 07:32 ID:CJ0lkRFv
>>493
>プレゼントは未夢ちゃんそのものだ!
(・∀・)イイ!!
続きは脳内で再生しときます(;´Д`)ハァハァ


クリスマスプレゼントありがとうね〜♪
496名無しさん@ピンキー:03/12/25 07:33 ID:mqlutyYo
まさか本当に来るトハ---((゚∀゚))---((゚∀゚))---((゚∀゚))---((゚∀゚))---((゚∀゚))---!!  
即興でこれだけのものを・・・GJです!
497名無しさん@ピンキー:03/12/25 19:31 ID:ULkey41L
その日は12月25日、昼下がり。未夢は何をするでもなく、縁側に腰掛けてぼーっと庭を眺めていた。
居間は昨夜行われたクリスマスパーティによってさんたんたる有様だ。
後片付けをしなければいけないのだが、それにも手が付かずただ、ぼーっと…

「み、未夢…」
いつもよりもちょっとだけよそよそしい雰囲気をまとわせながら部屋の奥から現れた彷徨が声をかける。
「…」
未夢はぴくんと肩を震わせただけで、無言のまま返事もしない。
「あ、あのさ…」
「…」
「昨日の…事、だけど…」
「…!」
いままでどこか焦点の合わない表情をしていた未夢の顔がみるみる赤く染まる。
「え、えーと」
「な、何よっ! 言いたいことははっきり言いなさいよ」
なかなか煮え切らない彷徨の言葉に未夢が反論する。
でもその視線は決して彷徨の方向へ向けられることは無かった。
「未夢…その、あ、ありがと」
「……」
ストレートなお礼の言葉に未夢はうつむいたまま固まってしまう。
「あ〜、え〜、その何だ」
対処に窮した彷徨は適当に言葉を続ける。
「すごく、いや、えーと、とてもその…よ、良かったよ」
「バカッ! いやらしい言い方しないでよっ!!」
思わず振り向いた未夢と彷徨の視線が真正面でぶつかり合った。
2人はすぐにその真っ赤な顔をそむける。

彷徨はそのまま未夢の隣に腰を下ろした。
そして、その後2人は何もしゃべらず庭の風景を眺めている。ただただ、ぼーっと。


Happy birthday Kanata
498名無しさん@ピンキー:03/12/26 07:32 ID:6f/WRYqp
>>497
短編(・∀・)イイ!!
499名無しさん@ピンキー:03/12/28 19:27 ID:wlRVKtsp
>>497
どういう展開で事に及んだのか気になる!
(;´Д`)ハァハァ

短いながらも萌えますな。ありがと〜。
500名無しさん@ピンキー:03/12/30 09:52 ID:lBSSCT0J
500ゲットですよ、ルゥちゃま。
501Here You Come Again(1) ◆GFw740H0lY :03/12/31 03:50 ID:3wZr83lX
 「みんな来てるかな?」
 西遠寺を去ってから二年後の春休み、未夢は同窓会に出席するために平尾町に
戻ってきた。去年の秋、両親と共に彷徨の母親である瞳のお墓参りに行った時以
来のことである。

 「アデュ〜、未夢っち。今日も一段ときれいだねぇ」
 会場である四中の教室の扉を未夢が開けた瞬間、肩にオカメちゃんを乗せた光
ヶ丘が一輪の薔薇を手にやって来た。おそらく一番最初に教室にやって来て、女
の子が来るたびに出迎えをしていたのだろう。マメな男である。
 「あ、ありがとう」
 (望くんは相変わらずですなぁ〜)
 差し出された薔薇を受け取った未夢は思わず苦笑した。中学三年になると同時
に転校した未夢であったが、二年から三年になる時にクラス替えがなかったので、
教室にいるメンバーは中学二年の頃とまったく変わりがなかった。
 「あ、未夢ちゃん」
 「み〜ゆ、久しぶりだね」
 「綾ちゃん、ななみちゃん」
 未夢の到着に気付いたななみと綾が駆け寄ってきた。墓参りの時には時間がな
かったので、二人に会うのは去年の春休み以来のことである。四月から高校二年
生になる二人は、中学生のころとは違い、大人びた雰囲気を醸し出していた。
 「あれ? 綾ちゃん髪型変えたの?」
 「うん……」
 去年会った時は中学生の頃と同じお下げ髪だったが、今では肩までかかるセミ
ロングのウェーブヘアになっていた。
 「田丸くんがこっちの方が似合うんだってさ」
 「内緒にして言ってたのに……。あのね、未夢ちゃん驚かないでね。ななみち
ゃんはね……」
502Here You Come Again(2) ◆GFw740H0lY :03/12/31 03:50 ID:3wZr83lX
 「スト〜ップ。それ以上は言わない」
 「え〜。聞きたい、聞きたい」
 「あのね、ななみちゃんは………ふごふご」
 これ以上喋られるとまずいと思ったななみの右手があわてて綾の口をふさいだ。
 「あれ? 西遠寺くんは一緒じゃないの」
 「うん、あたしは直接こっちに来たの。まだ来てないの?」
 「さっき黒須くんに聞いたんだけど、今日はおじさんと一緒に法事だって」
 「そうなんだ………」
 「西遠寺くんがいなくて寂しいでしょ」
 一瞬寂しげな表情を浮かべた未夢を綾は見逃さなかった。ななみの手からよう
やく逃れると鋭い突っ込みを未夢に投げかけた。
 「そ、そんなことないよ」
 「本当かな? 顔真っ赤だよ」
 頬を赤く染めた未夢にななみが追い打ちを掛ける。
 「もう〜、ななみちゃんのいじわる」
 

 「あら、未夢ちゃん」
 「クリスちゃん。久し振りだね」
 未夢たちが昔話に花を咲かせているところにクリスが顔を出した。もちろん光
ヶ丘からもらった一輪の薔薇を手にして。
 「あの……彷徨くんは……」
 「彷徨は宝晶おじさんと一緒に檀家さんの法事に行ってるの」
 「そうなんですか。……………何で未夢ちゃんが知ってらっしゃるのですか」
 おどおどとしていたクリスの態度が一変した。目がキラリと光り、身体から妖
しいオーラが放出され始めていた。
503Here You Come Again(3) ◆GFw740H0lY :03/12/31 03:51 ID:3wZr83lX
 「遠く離れていても二人は一心同体。『彷徨、明日の同窓会どうするの?』
『オレ親父と一緒に檀家さんの法事に行くから同窓会出れないかもしれない』
『え〜っ』『ゴメン。その代わり同窓会が終わったら……なっ』こうして二人は
手に手を取って二年後の結婚式の予行練習のためにタキシードとウェディングド
レスに着替えて、誓いのキスの練習をするのですね……ゆ・る・せ・ま・せ・ん
・わ(ゴゴゴゴゴ)」
 (クリスちゃん変わってないなぁ〜。なんて言ってる場合じゃないのさぁ〜)
 「ち、違うよ、クリスちゃん。ななみちゃんが教えてくれたの。ねぇ〜、なな
みちゃん」 
 「そうだったっけ?」
 「ななみちゃ〜ん」
 慌てふためく未夢の顔と、今にも手にしたロッカー四台を外に放り投げようと
しているクリスを目にしては、これ以上未夢をからかい続けることはさすがにま
ずいとななみは思った。
 「クリスちゃん、落ち着いて。西遠寺くんが法事に行ってることはあたしが教
えたの」
 「彷徨くんと未夢ちゃんとななみちゃんは三位一体だったのですね(ゴゴゴゴ
ゴ)」
 「違う! さっき黒須くんから聞いたの」
 「あら、そうですの」
 語気を荒げたななみの言葉を聞いたクリスはようやく正気を取り戻し、担ぎ上
げていたロッカーを元の場所に戻した。


 「みなさん、大変長らくお待たせしました」
 「よっ、待ってました」
 「ヒューヒュー」
 どうやら彷徨以外のメンバーが集まったようだ。何故かタキシード姿の司会兼
幹事兼写真係兼雑用係の三太が開会のあいさつを始めた。
504Here You Come Again(4) ◆GFw740H0lY :03/12/31 03:52 ID:3wZr83lX
 「ばいば〜い」
 結局、彷徨は同窓会に顔を出さなかった。名残惜しげにななみたちと別れた未
夢の足は自然に西遠寺の方へ向かっていた。
 「懐かしいなぁ」
 久し振りに訪れた西遠寺の石段の下でたたずむ未夢。ルゥとワンニャーとペポ、
そして彷徨。一緒に暮らした頃の思い出が未夢の脳裏に走馬燈のように浮かび上
がった。
 「ルゥくんたちどうしてるかなぁ」
 「未夢!」
 振り返った未夢の視界に入ってきたのは袈裟姿の彷徨であった。中学生の頃は
僧侶になることを拒んでいた彷徨であったが、今では宝晶の元で僧侶になるため
の修行を始めていた。
 「もう、何で同窓会来なかったのさぁ〜」
 「悪い、檀家さんの法事が長引いちゃって」
 修行のせいなのだろうか、それとも袈裟を着ているからなのだろうか。未夢の
目には久し振りに会った彷徨の姿がとてもたくましく見えた。
 「おじさんは?」
 「まだ檀家さんのところ。これからどうするんだ?」
 「えっ、このまま家に帰るよ」
 「そうか……。せっかくだか上がっていけよ。時間ないのか?」
 「え〜と、六時の電車に乗るから……」
 「今は五時だからお茶を飲む時間ぐらいはあるな。さぁ、行こうぜ」
 「うん」
 二人は肩を並べて西遠寺の長い石段を登っていった。

(続きはお正月)
505名無しさん@ピンキー:03/12/31 07:49 ID:zza1MxB6
すこ〜し未来のお話(・∀・)イイ!!
お正月を期待しています。
506Here You Come Again(5) ◆GFw740H0lY :04/01/01 00:01 ID:NxxErUXd
 「へぇ〜、そうなんだ。彷徨さんも大変ですなぁ〜」
 中学生の頃のようにちゃぶ台に向かい合い、お茶を片手にとりとめもない話を
続ける未夢と彷徨。
 (どうしよう……)
 楽しそうに話し続ける未夢とは対照的に、彷徨は上の空であった。二人っきり
になった彷徨がやりたいことはただ一つだけ。ただそれを始めるきっかけがつか
めなかった。
 「彷徨、聞いてるの」
 「あぁ、ゴメン」
 離ればなれになってから、未夢が西遠寺を訪れたことは数回あるが、長時間二
人っきりになれることはほとんどなかった。墓参りの時も宝晶らに隠れてキスす
るのが精一杯だった。最後に二人が愛を交わしたのはちょうど一年前の春休み、
四中の屋上でのことだった。
 (このまま未夢を帰したくない)
 彷徨の我慢も限界に達していた。時計の針はちょうど五時三十分を差していた。
 「それでね、三太くん凄かったんだよ」
 「こっちに来いよ」
 「えっ、うん」
 きょとんとした顔の未夢は言われるままに彷徨の横に座った。そんな未夢の身
体を彷徨は強引に引き寄せるといきなり唇を重ねてきた。
 「くちゅ…くちゅ…」
 彷徨の身体に腕を回し、忍び込んできた彷徨の舌に自分の舌を絡ませる未夢。
二人の舌が生き物のように絡み合い、互いの唾液が行き交っていた。
 「ちょっと彷徨……」
 彷徨の手が強引に未夢の下半身に伸びていった。慌ててその手を払いのけよう
とする未夢。だが、その手はあっさりとワンピースの中に忍び込んでいった。
 「ん……んんんん」
 拒絶の言葉を吐こうとした未夢の唇を強引にふさいだ彷徨はパンティの上から
秘部を激しく愛撫した。湿り気を帯びていた未夢のパンティにうっすらとしみが
出来ていた。
507Here You Come Again(6) ◆GFw740H0lY :04/01/01 00:01 ID:NxxErUXd
 「お願い……やさしくして」
 涙を浮かべ懇願する未夢を床の上に押し倒した彷徨は、ワンピースをたくし上
げ、純白のパンティを強引に引きはがすと、四つんばいにすると一気にペニスを
未夢の中に挿入した。
 「この格好やだよ〜。お願い、前から……ふぁ〜ん」
 未夢の願いを聞き流した彷徨はバックから激しい勢いで未夢の身体を突き続け
た。
 「未夢……未夢……」
 久し振りに味わう未夢の身体。とろけるような感触が彷徨のペニスを包み込ん
でいた。
 「彷徨……いい……いいよ〜……変になっちゃうよ〜〜〜」
 上半身を畳の上にうつぶした未夢もやはり彷徨と同じであった。身体全体を包
み込むとろけるような快感。彷徨のペニスが子宮の奥に当たるたび、甲高い歓喜
の声を上げていた。
 「ぬちゅぬちゅぬちゅ」
 「あん……あん……あん」
 ペニスが出入りする淫らな音と未夢の喘ぎ声が二人の興奮をさらに高めていっ
た。未夢の口から漏れる喘ぎ声がすすり泣くようになり、蜜壺が彷徨のペニスを
キュッキュッと締め付け始めた。彷徨は腰の動きを一段と激しくした。
 「未夢……イクぞ」
 「あたしも……来る……来るよ……彷徨……一緒に……あぁ〜〜〜〜ん」
 身体を仰け反らせ、頂点に達した未夢の丸みを帯びた白いヒップの上に、彷徨
は白いエキスを発射した。
508Here You Come Again(7) ◆GFw740H0lY :04/01/01 00:02 ID:NxxErUXd
 「もう、強引なんだからぁ」
 「ゴメン…」
 「いいよ、あやまらなくても。あ〜あ、電車に乗り遅れちゃった。今日の『合
わせて一本!』見たかったなぁ」
 衣服の乱れを整え終えた未夢はちゃぶ台の前に座ると、乾いた喉を冷め切った
お茶で潤していた。
 「五時四十五分か。まだ間に合うな」
 時計を見た彷徨は立ち上がると未夢の腕を掴んだ。
 「間に合わないよ。ここから駅まで十五分以上かかるんだから」
 「オレ、原付の免許取ったんだ。言わなかったか?」
 「聞いていないよ」
 「とにかく行くぞ。今出れば六時の電車に間に合うからな」


 「何とか間に合ったな」
 二人が駅に着いた時、時計は五時五十五分を差していた。時刻表を見ると次の
電車は六時五分発だった。
 「じゃあな。気を付けて帰れよ」
 「彷徨……」
 改札口で見送ろうとした彷徨の手を未夢はぎゅっと握りしめた。
 「おい、未夢……」
 無言で彷徨を見上げる未夢は悲しげな表情を浮かべ、その目から涙が溢れ出て
いた。
 「……帰りたくない。彷徨と離れたくない。もっと一緒にいたい……」
 潤んだ瞳で彷徨を見上げながら、未夢はしゃくり上げるような声で訴えかけた。
 「あれ、なんざんしょねぇ」
 「若いのに大胆ざんすねぇ〜」
 「よ、色男。女を泣かすなんてやるじゃねぇか」
 改札口の近くにいた人々の、好奇心に満ちあふれた視線が二人に注がれた。
 「ちょっと待ってろよ。オレの分の切符を買ってくるからな」
 未夢の腕を振りほどいた彷徨は入場券を買うために切符売り場へ走っていった。
509Here You Come Again(8) ◆GFw740H0lY :04/01/01 00:03 ID:NxxErUXd
 「落ち着いたか?」
 未夢を連れて人目を避けるようにホームに上がった彷徨は、空いてるベンチに
未夢を座らせると自分もその横に座った。
 「うん。ごめんね、わがまま言って」
 「気にするなよ」
 「今日は楽しかったなぁ。ななみちゃんたちに会えたし、彷徨と一つになれた
し。でも……今度いつ会えるのかなぁ……」
 再び悲しげな表情を浮かべた未夢。目から今にも涙をこぼれ落ちそうだった。
 (未夢……)
 そんな未夢の姿を愛おしく思った彷徨は人目もはばからず抱き締めた。
 「彷徨……」
 「約束する。今度はオレが未夢のところへ行く。来月……は無理だからゴール
デンウィークには必ず行くぞ」
 「本当?」
 「あぁ、本当さ。オレが嘘ついたことあるか」
 「う〜ん」
 「何で考え込むんだよ」
 「か・な・た」
 彷徨の腕の中から抜け出した未夢はニコリと笑うと、小指を彷徨の方へ差し出
した。
 「指切りしようよ」
 「こんなところで……恥ずかしいぞ」
 「やろうよ〜」
 「分かったよ」
 頬を赤く染めた彷徨は未夢の差し出した小指に自分の小指を絡ませた。
510Here You Come Again(9) ◆GFw740H0lY :04/01/01 00:03 ID:NxxErUXd
 「ゆびきりげんまん。うそついたら……ゆびきった」
 「嘘ついたらどうなるんだ?」
 「な〜いしょ」
 「あのなぁ〜」
 「まもなく一番ホームに電車が参ります。白線の内側までお下がりください」
 ホームのアナウンスが二人を現実の世界に引き戻した。未夢はベンチから立ち
上がると、彷徨の頬に軽くキスをした。
 「えへへ…。じゃあね」
 頬を赤め、照れくさそうに笑った未夢は電車へ乗り込んだ。
 「おい………」
 「プルルルルル〜」
 あっけにとられ、ベンチに座ったままの彷徨の前で電車のドアが閉まった。彷
徨の目に嬉しそうな顔をして手を振る未夢の姿が映った。

 (一応終わり。もしかしたら続くかも)
あけおめ。ことよろ(w。
512 ◆jjhdc3WdwA :04/01/01 00:58 ID:8H/pz3mZ
>>511
あけおめことよろ〜乙彼〜。
513名無しさん@ピンキー:04/01/01 01:18 ID:TgjSvYvW
>>506-510
Thank You & A Happy New Year's First Makin' Love!
514 ◆mpSakira8k :04/01/01 01:29 ID:NWIFZyzB
あけましておめでとうございます。

>>511
年越しSS乙です。ことよろ。
515名無しさん@ピンキー:04/01/01 11:24 ID:A6s44Z37
>>511
>無言で彷徨を見上げる未夢は悲しげな表情を浮かべ、その目から涙が溢れ出て
>いた。
>「……帰りたくない。彷徨と離れたくない。もっと一緒にいたい……」

この辺が切ない・・・(つД`)
とてもよかったです。

>>511-514
おめでとうございます〜♪
516名無しさん@ピンキー:04/01/01 23:23 ID:Uv7z6dZG
age
517名無しさん@ピンキー:04/01/03 01:31 ID:iw/2SIak
「あけましておめでとうございます」
「あ、クリスちゃん。あけましておめでとう」
「…」
「…」
「あ、あの、未夢ちゃん?」
「は、はい」
「彷徨君は…」
「あ、ごめんね、いま三太君とどこかに出かけてて…」
「そ〜んなことおっしゃって、実はお二人でひ○○○○をしてしまって疲れて
眠ってらっしゃる… な〜んてことじゃないでしょうねぇ?」
「え? ひ、なに?」
「は? いえ、その、ひめ… はじめ… ですわ」
「ひめはじめ、って?」
「あ、あの、姫始めというのは、その年に初めて男の方と女の方が…」
「男と女が?」
「ですからぁ、そのえっち…なことを…」
「…や、やだなぁクリスちゃん、そんこと… もう一日の十二時まわってすぐに」
「あら、そうでしたの。 いやですわ、わくしったら」
「…」
「…」
「ぬわんですってぇぇぇ」
「きゃあ、ごめん、ちがうの、いまのなし」
「ゆるせませんわぁぁぁぁぁぁ」

こうして新年早々破壊される西遠寺の玄関先であった。
518名無しさん@ピンキー:04/01/03 10:41 ID:cfkKrqH6
>>517
新春や爆炎上がる西遠寺。
519冬休みの終わりによくある光景:04/01/06 02:32 ID:fxeP6xnc
「彷徨、お願いがあるんだけど」
「なんだ、まだ宿題終わっていないのか。明日から学校始まるんだぞ」
「へへぇ〜ん、宿題はほとんど終わっているのさぁ〜」
「未夢にしては珍しいな」
「失礼ですなぁ〜」
「で、何が残っているんだ?」
「うん、美術の人物画の宿題だけが残ってるんだけど」
「お前、絵下手だからなぁ」
「そうなの、あたしの絵ってルゥくんよりも下手…ちょっと、なんてこと言わせるの」
「自分で言ってるんじゃないか。で、お願いってなんだ?」
「モデルになってくれる」
「オレが?」
「そう。お願い、他に頼める人いないの」
「ルゥじゃダメなのか?」
「ルゥくんはじっとしていないからダメ」
「ならワンニャーなら…」
「ワンニャーもルゥくんの面倒見なくちゃいけないでしょ。もう彷徨しか頼れないの(ウルウル)
「しょうがないなぁ…」
520冬休みの終わりによくある光景:04/01/06 02:46 ID:fxeP6xnc
【未夢の部屋】
「(イライライライラ)もう、なんで面倒くさい格好してるのよ」
「面倒臭い格好って…オレに八つ当たりするなよ」
「(イライライラ)彷徨、その服脱いでよ!」
「お前正気か?」
「(イライライラ)いいから早く脱いで!」
「まったく……(ブツブツ)」
仕方なくTシャツ&Gパン姿になる彷徨。
「あ〜ん、うまく描けない(イライライラ)」
「未夢、落ち着けよ」
「うるさいなぁ〜(イライライラ)。もう、全部脱いで!」
「全部……脱ぐのか?」
「そう、早く脱いで!」
「いいのか。本当に脱ぐぞ」
「(イライライラ)。とにかく早く脱いで!」
「……分かった」

「ちょちょちょちょと彷徨……」
全裸になった彷徨を目の当たりにした未夢がようやく正気を
取り戻した。
「お前が脱げって言ったんだろ」
「とととととととにかく、下だけは履いてよ」
「はいはい」
とりあえずブリーフだけを身につけた彷徨。
521冬休みの終わりによくある光景:04/01/06 03:06 ID:fxeP6xnc
「カリカリカリ」
「…………」
顔を真っ赤にした未夢はブリーフ姿の彷徨を必死にスケッチし続ける。
(どうしよう、さっきの……。あ〜ん、頭から離れないよ〜)

「………」
(やばい……立ってきた…)
ほとんど全裸の姿をずっと見つめられていたブリーフの中の彷徨のペニスが
むくむくと頭をもたげ始めた。

「未夢……もう出来ただろ」
「………」
「見せてみろよ」
「……えっ。ダメ!」
「いいから見せてみろよ」
「ダメだって」
スケッチブックを取ろうとする彷徨とそれを拒もうとする未夢。二人の足が
もつれ、未夢が彷徨の上にのしかかるに畳の上に倒れ込んだ。
「痛いなぁ」
「ゴメン……あっ」
彷徨の上に倒れ込んだ未夢の手が膨らんだブリーフの上に乗っていた。
「ゴ、ゴメン……ちょっと彷徨……」
あわてて離そうとした未夢の手を掴んだ彷徨は膨らんだ股間の上に再び
その手を押し当てた。未夢のてのひらにブリーフ越しではあるが硬くなっ
た彷徨のペニスが触れている。
522冬休みの終わりによくある光景:04/01/06 03:37 ID:fxeP6xnc
「やだ、離してよ〜」
「未夢が悪いんだぞ」
「なんであたしが悪いのよ〜」
「未夢があんな格好をさせるから…その…こんなになったんだぞ」
「あたしのせいなのか…」
男の生理がよく分からない(w未夢は彷徨の言葉を聞いてしょんぼり
してしまった。そんな未夢の姿を見た彷徨はブリーフをずらすと直に
自分のペニスを未夢に握らせた。
「凄い…こんなになるんだ…」
男のペニスが興奮すると硬くなることを初めて知った未夢は驚きの
表情を浮かべていた。
「なぁ、こういう風にしてくれないか」
こくりと頷いた未夢は彷徨が教えたとおりにペニスをゆっくりとしごき
始めた。
「痛くないの?」
「いや、
「そうなんだ……」
(やだ、身体中が熱くなって……え〜ん、変な気分になってきちゃった
よ〜)
「未夢……胸触っていいか」
「えっ……うん」
彷徨の手がセーターの中に忍び込み、未夢の小さな乳房をやさしく
揉み始めた。
「彷徨…くすぐったいよ」
「そうか……」
「はぁ…はぁ…はぁ…」
くすぐったがっていた未夢の唇からいつしか荒い息が漏れ始めた。
「彷徨……」
「えっ」
未夢の顔が彷徨に近づき、彷徨の唇に自分の唇を重ねていった。

(オン書きなので今日はここで終わり。眠くなったので寝る)
523 ◆jjhdc3WdwA :04/01/06 03:46 ID:He9/Jpvn
乙彼〜、お休み。
524名無しさん@ピンキー:04/01/06 05:13 ID:rGpCozua
芸術キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
セーター着てるということは、下はミニスカ・・・(;´Д`)ハァハァ

お休み〜
525冬休みの終わりによくある光景:04/01/06 23:36 ID:rKgJ8JcT
「んんん……」
唇を重ねたまま二人は互いの身体を抱き締めていた。もちろん二人
にとってはファーストキスである。
(なんで舌が入ってくるのさぁ〜)
それなりの知識のある彷徨の舌が未夢の口の中に忍び込む。
(でも気持ちいい……)
いつしか未夢の舌も彷徨の舌と絡み合っていた。

「未夢、お前の……見せて欲しい」
「……いいよ」
身体を起こした未夢のセーターを脱がせようとする彷徨。
「待って。やっぱり自分で脱ぐ」
「どうして?」
「だって……恥ずかしいよ。後ろ向いてて」
「あぁ」
彷徨が後ろを向くのを確認した未夢はスカートのホックに手を掛けた。

その頃、台所では
「ルゥちゃま、今日の晩ご飯はすき焼きですよ」
「だぁ!(オレは食えないからどうでもいいや)」
「でもBSEが怖いからお肉は豚と鶏なんですぅ」
「だぁ!(なんじゃそりゃ)」
「さてとお醤油とお砂糖を……ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン」
「だぁ!(どうした、ワンニャー?)」
「お醤油が切れてますぅ」
「だぁ!(やれやれ)」
「困りましたぁ〜。お醤油がないとすき焼きができません。
そうだ、彷徨さんか未夢さんに買ってきてもらいましょう」
「だぁ!(やめといた方がいいぜ。二人はいま…ムフフフ)」

(ちと早いけど今日は寝るのでこれでおしまい。短くてスマソ)
526名無しさん@ピンキー:04/01/07 09:24 ID:Tw4vKDuT
>>525
>彷徨が後ろを向くのを確認した未夢はスカートのホックに手を掛けた。
顔を赤らめながらホックに手をかけている未夢たんが
思い浮かびます。(;´Д`)ハァハァ


ルゥくん荒れてるね・・・・
527 :04/01/09 21:04 ID:XAEmBNEv
528冬休みの終わりによくある光景:04/01/10 03:04 ID:tCi97lgE
「いいよ……」
振り返った彷徨の前に生まれたままの未夢の姿があった。
「……恥ずかしい」
顔を真っ赤にしてうつむく未夢。立ち上がった彷徨は未夢の身
体をそっと抱き寄せた。
「なぁ……未夢はオレのこと、どう思ってるんだ?」
未夢の耳元でそっと囁く彷徨。
「えっ……」
「こういうことって…その…好きな人しかしちゃいけないと思う…」
「……彷徨はあたしのこと、どう思ってるの?」
「オレは……」
答えの代わりに彷徨は未夢の唇を奪っていった。
「んんん……ずるいよ、彷徨」
彷徨の唇から逃れた未夢はじっと彷徨の顔を見つめる。
「オレは答えたからな。今度は未夢の番だ」
「あたしは……」
彷徨と同じように未夢も彷徨の唇を奪っていった。互いの身体に
腕を回して熱いキスを続ける未夢と彷徨。彷徨は未夢の身体を
畳の上に横たえた。


529冬休みの終わりによくある光景:04/01/10 03:22 ID:tCi97lgE
「はぁ…はぁ…」
彷徨の唇が未夢の淡いピンク色の乳首をついばむ。舌で
乳首を舐め、唇でそっと吸う。
「はぁ…あっ…あっ」
初めて味わう感触にとまどいを感じていた未夢だったが、
いつの間にか彷徨の身体に腕を回し、控えめながら歓喜
の声を上げるようになった。

「未夢の大切なとこ見せてくれよ」
ひとしきり未夢の乳房を愛撫していた彷徨の手が未夢の
下半身へと伸びる。
「えっ……うん」
身体をずらした彷徨の手が未夢の太股に掛った。
「やっぱりダメ!」
未夢の太股が閉じられ、手で一番大切なとこを覆い隠し
た。
「どうして?」
「やっぱり…恥ずかしい…」
「オレ…未夢のすべてが見たい。未夢のすべてが知りたい」
「彷徨……」
真剣な眼差しで未夢を見つめる彷徨の顔を見た未夢の太股
から力が抜けていく。未夢の手をどかせた彷徨は未夢の両足
を大きく広げた。

530冬休みの終わりによくある光景:04/01/10 03:31 ID:tCi97lgE
その頃、
「え〜と、お醤油とみりんと…トイレットペーパーも買ってきて
もらいましょう。そうそう、今日はキャベツとキュウリも安い日
ですからついでにお願いしましょう」
「だぁ!(醤油だけ買ってきてもらえばいいんだろ)」
「……蛍光灯と。できましたぁ」
十五品目にも及ぶ買い物メモを完成させたワンニャーは彷徨
の部屋の前に立った。
「彷徨さぁ〜ん」
「………」
未夢の部屋で愛し合っている彷徨が部屋にいるはずもない。
「おかしいですね。お出かけになられたのですか? でも、
彷徨さんがわたくしに声もかけずにお出かけいなられるはず
は…」
「だぁ!(パパはママの部屋で…ムフフフ)」
「そうでした、さっき彷徨さんは未夢さんのお部屋に行かれた
のでした。でしたら…」
未夢の部屋へ向かうワンニャー。

(続く)
531名無しさん@ピンキー:04/01/10 14:01 ID:sMAmEYsG
>>530
わんにゃー行くな〜( ゚Д゚)!!!
532名無しさん@ピンキー:04/01/10 16:40 ID:SgxipcAe
や、やつを止めるんだ! るぅくん。
533名無しさん@ピンキー:04/01/10 18:15 ID:z4AoEEbH
毒をもって毒を制す!……突然クリスたんが
534名無しさん@ピンキー:04/01/12 11:45 ID:X1a8oaHA
……来るはずだったんだけどーあれぇ?
535名無しさん@ピンキー:04/01/12 13:22 ID:cIwDV/d7
クリスか?ここにいるぜ。
いい具合だぜぇ。ぐへへへ。
536名無しさん@ピンキー:04/01/13 03:33 ID:TFBOu10z
さて、助けに行かねば…
ttp://www90.sakura.ne.jp/~kakuri/cgi-bin/oekaki/data/IMG_001641.png
減退していた性欲が急速に回復してきた(;´Д`)ハァハァ
む、二次板スレと勘違い・・・
∧||∧
(  ⌒ ヽ
 ∪  ノ
  ∪∪
539名無しさん@ピンキー:04/01/15 00:40 ID:5vxw1iup
む、空襲を受けたが、損害軽微、クリスちゃんの救出作戦を続行する。オクレ
540名無しさん@ピンキー:04/01/15 19:34 ID:gcBs4q3S
age
541冬休みの終わりによくある光景:04/01/17 02:11 ID:JkiGNvZU
「………」
初めて生で見る女性のアソコ。彷徨は無言でじっと見つめて
いた。
「あんまり見ないで。恥ずかしいよ〜」
恥ずかしさのあまり再びアソコを手で隠した未夢。
「……触ってもいいか?」
「うん」
じっとアソコを見つめていた彷徨の指が未夢の小さな突起へと
伸びていった。
「あっ」
クリトリスに触れた瞬間、未夢の身体に電気が走った。
「気持ちいいのか?」
「……よく分からないの…」
「そうか……」
何となくガッカリした彷徨は指をクリトリスから割れ目へ、割れ目
からクリトリスへと指を動かしていった。
「はぁ…はぁ…」
初めて味わう感触に最初はとまどっていた未夢だったが、次第に
息が荒くなり、控えめながら唇からは歓喜の声が漏れはじめてい
た。
「舐めてもいいか?」
「えっ……」
彷徨は未夢の下半身に顔を近づけ、割れ目に舌を這わせていった。
「やだ……そんなとこ舐めないでよ。汚いよ〜」
542冬休みの終わりによくある光景:04/01/17 02:21 ID:JkiGNvZU
「汚い? そんなことないぞ。ピンク色でとっても
きれいだぞ」
「本当? ありがとう…」
彷徨の舌が割れ目をそしてクリトリスをやさしく舐めていく。
「はぁ…はぁ……彷徨……あぁ〜ん」
彷徨の舌が動くたびに未夢のアソコからラブジュースが
溢れ出ていく。
「未夢……いいか?」
「えっ、ちょっと待って……」
「どうした?」
「……ちょっと怖い……」
不安そうな表情を浮かべた未夢の身体を彷徨はそっと抱き
締めた。
「大丈夫、オレにまかせろ」
とはいうものの、彷徨もちゃんと出来るかどうか、ちょっと不
安ではあった。だが、そこは男の子。そんなそぶりを未夢の
前で見せることはなかった。
「彷徨……いいよ」
543冬休みの終わりによくある光景:04/01/17 02:33 ID:JkiGNvZU
「ただいま〜」
未夢の部屋へ向かおうとしたワンニャーの耳に宝晶の声
が届いた。ちなみに二人だけの世界に入った未夢と彷徨
には当然聞こえていなかった。
「おかえりなさいですぅ〜」
あわてて玄関に出迎えにいくワンニャー。
「おっ、もののけか。元気にしておったか」
「おかげさまで」
「お前も元気にしてたか」
ルゥの頭をなでなでする宝晶。
「あ〜い(おっさんも生きていたか)」
「ところで彷徨と未夢さんは?」
「はい、未夢さんのお部屋で宿題をされてますぅ」
「そうか。ちょっと二人の顔を見に行ってくるか」
544冬休みの終わりによくある光景:04/01/17 02:50 ID:JkiGNvZU
その頃、花小町家では
「………」
未夢と同様にクリスも冬休みの宿題の人物画を描いていた。
もちろん、目の前にいなくても、彷徨を描くことなどクリスに
とっては朝飯前であった。
「できましたわ」
「お嬢様、コーヒーをお持ちしました。おや、西遠寺様ですね」
クリスの描いた絵をじっと見つめる鹿田。
「さすがクリスさま。大変お上手です。ただ…」
「ただ…何ですの」
「大変申し上げにくいのですが、この西遠寺様の目には魂が
こもっておりません」
「そんな……」
よろよろとその場に崩れ落ちるクリス。
「お嬢様、大丈夫ですか」
「ありがとう、鹿田さん」
すぐに立ち上がったクリスはあわてて絵の具とキャンバスを
片づけ始めた。
「鹿田さん…」
「分かっております。西遠寺様のところにいかれるのですね。
すぐに車を用意いたします」
「お願いします」



545冬休みの終わりによくある光景:04/01/17 03:00 ID:JkiGNvZU
その頃、三太は
「う〜ん、やっぱりトリのレコードはいいねぇ」
自慢の真空管アンプ&SPプレイヤーで音楽鑑賞
としゃれこんでいた。
綾は
「田中の裸体をスケッチしていた由美は……」
次の演劇大会の脚本を書いてた。当然ふたりとも
宿題はまだ終わっていなかった(w。
ついでにななみと光ヶ丘は
「う〜ん、ななみっちって感じやすいんだねぇ。ほら
こんなに濡れてるよ」
「やだ…そんなこと言わないで…」
相変わらずただれた関係は続いていた。

以上、「冬休みの終わりによくある光景」番外編でした。
本編は続く(w。
546冬休みの終わりによくある光景:04/01/17 03:10 ID:TEhKesGe
ななみじゃねぇ、水野先生だ
_| ̄|○
547名無しさん@ピンキー:04/01/17 03:14 ID:07QCg48g
えーここで終わるのー
蛇の生殺しー
548名無しさん@ピンキー:04/01/17 04:16 ID:iV/YNu/7
>>546
わんにゃー、宝晶、クリスが来る・・・((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル な予感!
彷徨早く!みんなが来ちゃう〜
549冬休みの終わりによくある光景:04/01/18 04:01 ID:ipE5dcQW
「ありがとう…未夢」
彷徨は未夢の頬にそっとキスをするとペニスをアソコ
にあてがおうとした。
「………」
「どうしたの?」
「………」
さっきまでビンビンに硬くなっていた彷徨のペニスで
あったが、いざ本番直前になって緊張のあまり通常
の状態に戻ってしまった。
「ゴメン……」
必死にペニスをしごいていた彷徨であったが、硬さを
取り戻すことは出来なかった。
「彷徨……」
しょんぼりした彷徨の顔とペニスを交互に眺めていた
未夢であったが、やがて意を決してこう言った。
「手伝って上げる」
「手伝うって…」
「いいからそこに座って」
「あぁ」
言われるままに座った彷徨の下半身に未夢は顔を近づ
けていった。
「間近で見ると結構グロテスクですなぁ〜」
「ジロジロ見るなよ。恥ずかしいだろ」
「彷徨だってあたしのを見てたでしょ。これでおあいこ」
「あのなぁ…」
550冬休みの終わりによくある光景:04/01/18 04:14 ID:ipE5dcQW
「え〜と、さっきみたいにすればいいのかなぁ」
長い髪をかき分けた未夢は彷徨のペニスをゆっくりと
しごき始めた。
「うっ」
気持ちよさのあまり思わず声を出してしまった彷徨。だ
がペニスは元のままである。
「おかしいですなぁ〜」
首をひねった未夢の頭に彷徨はそっと手を置いた。
「ありがとう…もういいよ」
「やだよ…せっかく彷徨の気持ちが分かったのに…。こ
のまま何もしないなんていや…」
未夢の目から一筋の涙がこぼれ落ちた。
「未夢…」
「お願い、どうしたらいいのか教えて…」
「……舐めてくれないか?」
「えっ……分かった」
未夢は彷徨のペニスに唇を寄せていった。
「こう?」
舌で彷徨の亀頭をやさしく舐める未夢。
「そう…裏も…」
「うん」
未夢は裏筋を上から下へと丹念に舐めていく。そんな姿を
愛おしく思った彷徨は未夢の長い髪をやさしく撫でてあげる。
「はぁ…はぁ」
彷徨のペニスが再び硬さを取り戻してきた。
「ありがとう、もう大丈夫だよ」
「本当?」
「あぁ、本当さ」
未夢の身体を畳みの上に横たえた彷徨は再び硬くなったペニ
スを未夢のアソコにあてがった。
551冬休みの終わりによくある光景:04/01/18 04:20 ID:ipE5dcQW
「プル〜プル〜」
宝晶が未夢の部屋へ向かおうとした時である。
「あ、わたくしが出ます。はい、西遠寺です。宝晶さんですか。
ちょっとお待ち下さい。宝晶さん、ゲンさんという方からです」
「はい、宝晶です。えっ……分かった。すぐに行くから」
「どうされたのですか?」
「ゲンさんのところにインドのありがたい仏像が届いたそうじゃ。
こうしてはおれん。もののけ、後のことは頼んだぞ」
「はぁ…」
あわてて玄関から出ていく宝晶をワンニャーは呆然と見送った。
「行っちゃいましたね」
「だぁ(相変わらずせわしい親父だなぁ)」

(蛇の生殺し状態が続く)
552名無しさん@ピンキー:04/01/18 04:41 ID:Hy1xmOBw
(;´Д`)ハァハァ 生殺し
553名無しさん@ピンキー:04/01/18 06:25 ID:iCQaWGWp
上に同じ(;´Д`)ハァハァ
554冬休みの終わりによくある光景:04/01/18 23:48 ID:FwIzujGe
「さて、わたくしは……お二人の邪魔をしてはいけません
ね。ルゥちゃま、買い物に行きましょう」
「だぁ!(さすがワンニャー、気が利くぅ)
親戚のお兄さん、あるいはみたらしさんに変身したワンニ
ャーはルゥをおんぶするとスーパーみたらしへ出かけて
行った。


「いいか?」
「ちょっと待って…」
覚悟を決めたとはいえ、いざ本番となるとやはり緊張する
ものである。
「緊張してるのか?」
「うん、胸がドキドキしてる」
「そうか、オレもそうなんだ」
彷徨は未夢の手を取り自分の胸に導いた。
「本当だ…」
未夢もまた彷徨の手を取り自分の胸に導いた。
「ドキドキしてるな」
「一緒だね」
「そうだな」
思わず顔を見合わせて微笑みを浮かべた未夢と彷徨。
「彷徨……いいよ」
こくりとうなずいた彷徨はゆっくりと未夢の中に挿入って
いった。
555冬休みの終わりによくある光景:04/01/18 23:56 ID:FwIzujGe
「痛い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
彷徨のペニスの先端が入った瞬間、未夢は思わず大声を
上げ、彷徨を突き飛ばしてしまった。
「そんなに痛いのか」
「……うん」
「やめようか?」
「ううん、続けて」
痛みに耐えながら、にっこりと微笑んだ未夢。
「分かった…」
「うぅ」
彷徨のペニスが未夢の中にゆっくりと挿入っていく。未夢の
全身に今まで経験したことのない痛みが走った。
「大丈夫か」
「……うん」
未夢の中に完全に収まった彷徨のペニス。苦痛の表情を浮
かべた未夢の身体を彷徨はやさしく抱き締めた。
「うれしい……」
「オレもうれしいよ」
ひとつになったことで未夢と彷徨の身体は初めて味わう幸福
感で満たされていた。
「彷徨…キスして」

556冬休みの終わりによくある光景:04/01/19 00:14 ID:OSLqaucS
痛みを紛らわすためにキスをせがんむ未夢。
「くちゅ…くちゅ…」
抱き合ったまま激しいキスを続ける二人。少しづつでは
あるが未夢の中から痛みが消えていった。
「未夢……動いていいか」
「うん」
唇を離した彷徨はゆっくりとペニスを出し入れした。彷徨
のペニスが出入りするたびに未夢は痛みのため顔をしか
めた。
「未夢……」
初めて味わう未夢の中の感触は最高である。温かな感触、
そして手でする時とは明らかに違う感触。
「うぅ…はぁ…はぁ…」
最初は激しい痛みを感じるだけであったが、次第に痛みも和らぎ
少しづつではあるが未夢は感じ始めていた。
「ゴメン…」
「えっ…」
いくらオナニーしてたとはいえ、未夢の中は別物である。あっという
間に頂点に達した彷徨はあわてて未夢の中からペニスを取りだそ
うとした。が、遅かった。彷徨のペニスから未夢の中に白い液体が
放出された。
「……ごめん…」
「彷徨……」
未夢の顔に不安げな表情が浮かんだ。
557冬休みの終わりによくある光景:04/01/19 00:25 ID:OSLqaucS
「……どうしよう。赤ちゃん出来ちゃったら…」
「……責任取るよ」
「彷徨…」
「そうなったらオレと未夢とワンニャーで育てよう。ルゥ
に弟か妹が出来たと思えばいいだろ」
「……そうだね」
にこりと笑った未夢を抱き寄せた彷徨。
「もう少しこのままでいたいなぁ」
「宿題はどうするんだ?」
「もう、彷徨の意地悪」
彷徨の腕の中で幸せそうな笑みを浮かべる未夢。いつし
か二人は寝息を立てていた。

「ピンポーン」
「…………」
「ピンポーン」
「…………」
「ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン(ry」
「…………」
「どなたもいらっしゃらないのでしょうか…」
西遠寺の玄関の前でたたずむクリスと鹿田。
「変ですわ。鍵は開いているのにどなたも出てこられない」
「お嬢様…」
558冬休みの終わりによくある光景:04/01/19 00:43 ID:OSLqaucS
「おじゃまします…」
西遠寺の中に入ったクリスと鹿田。
「どなたもいらっしゃらないですね…。ここは…」
クリスの足が未夢の部屋の前で止まった。
「スースー」
「未夢ちゃんはいらっしゃるのですね。未夢ちゃん…」
扉を開けたクリスの目に飛び込んできたのは生まれた
ままの姿で眠っている未夢と彷徨であった。
「………(ゴゴゴゴゴゴ)」
「………クリスちゃん!」
「花小町!」
殺気を感じ、ようやく目を覚ました未夢と彷徨の目の前
に邪悪なオーラをまとったクリスの姿があった。
「許せませんわ(ゴゴゴゴゴゴゴ)」
「あのね、クリスちゃん……彷徨、どうしよう(オロオロ」
「落ち着け花小町、これは…」
どう考えてクリスを落ち着かせる言訳が思い浮かばない。
「お嬢様。はい、鹿でございます」
「………(ゴゴゴゴゴゴゴ)」
鹿田のいつもの手も今のクリスには通用しない。この後、
西遠寺がクリスの手で徹底的に破壊されたのはいうまで
もない。

(オン書き・推敲なし連載終わり)
559名無しさん@ピンキー:04/01/19 00:56 ID:2rwBYjwN
>>558
彷徨早漏・・・
でも、未夢たんの中に入れたら私も秒殺だろうな(w

おつかれさん。
560名無しさん@ピンキー:04/01/19 03:05 ID:xUxQ7ZZW
推敲なし連載と書くだけで、なぜか殺伐感が増すねえw
乙〜
561名無しさん@ピンキー:04/01/20 21:04 ID:lpOUtsJf
>>560
表面上は萌え萌えなんだが、実際はこうかもしれない

萌え 表モード

未夢 「あ゛あ゛ぁん!彷徨の固くて…」
彷徨 「未夢の中って柔らかくて熱くて…」

殺伐、中のモード

未夢 「…この頃の彷徨ってなんだかつまらない…モノも持続力無いしぃーアンアン」
彷徨 「…なんか、未夢のも飽きてきたなぁーでもしなきゃなぁーパンパン」

…いかん夢がない_| ̄|○
562名無しさん@ピンキー:04/01/23 21:35 ID:+K9ShNeB
>>561
厳しい現実だねぇ…
563名無しさん@ピンキー:04/01/23 23:45 ID:lzBWUiBJ
>>561
バカ野郎、未夢っちはチェリーで彷徨はヴァージンなんだよ
564名無しさん@ピンキー:04/01/27 22:40 ID:mVMDbwmv
保守
565名無しさん@ピンキー:04/01/31 00:22 ID:Pzx3dISH
age
566名無しさん@ピンキー:04/02/03 03:41 ID:9jp2+hf7
最近誰もいないので寂しいでつ。
コテハンさんはみんな元気なんでせうか?
567名無しさん@ピンキー:04/02/04 00:31 ID:0rkD2UAn
で、今日は節分なわけだが。
568名無しさん@ピンキー:04/02/04 02:29 ID:1Uwjtycv
もう4日になってますよ・・・
次のネタは、平尾町バレンタインだね。
569名無しさん@ピンキー:04/02/04 07:34 ID:mdi2gcQs
>>567
未夢タソのお豆美味しかったよ。
570名無しさん@ピンキー:04/02/04 16:19 ID:dYCYRVow
>>569
まだまだ、瑞々しくつぶらな肉芽なんでしょうなぁー
彷徨があまり弄らなきゃねー。(w
571名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:03 ID:Ii7rJ8xj
                  __ __ __ __ __                 __ __
                 ∠__∠__∠__∠_.∠_../ |        __∠__∠__∠l__
               ∠__∠__∠__∠__∠__/|  |        ∠__∠__∠__∠__/.|_
.                ∠__∠__∠__∠_.∠_./|  |/|       ∠__∠__∠__/   /|  |/|
.                /   /  ./   /   /  /! |/|  |     |  /  /  /| ̄ ̄|  |/|  |
              | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|  |/  |/|     |_| ̄ ̄| ̄ ̄|  |__|/|  |/|
        __ _|    |__|__|__|__|/| ̄ ̄|  |    ∠__|__|__l/   /|  |/|  |
.         /   / | ̄ ̄|  |_|/|    |    |  |__|/|   |    |    |    | ̄ ̄|  |/|  |/
      | ̄ ̄| ̄ .|    |/|  |  |    |__|/|    |  |   |__|__|__|__|/|  |/|
.     ___|__|__.| ̄ ̄|  |_|/      |    |  |__|/     |    |    |    |    |  |/|  |
.   /   /   /  |    |/|.         |__|/|          .|__|__|__|__|/|  |/
  | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|  |.         |    |  |            .|_|    |    |  |__|/
  |__|__|__|__|/        |__|/               |__|__|/
572名無しさん@ピンキー:04/02/08 02:16 ID:rPIRx70u
わ!すげー
573名無しさん@ピンキー:04/02/08 11:23 ID:rXV+Hf68
>>571
ほんと。よくやった!
574名無しさん@ピンキー:04/02/08 22:02 ID:xNfaeH1M
>>571
萌え!
575名無しさん@ピンキー:04/02/09 01:53 ID:l4e/x8/K
>>571
感動した! (o^-')b
576名無しさん@ピンキー:04/02/09 21:57 ID:aetEUTA4
…小説かくかなぁ。
577名無しさん@ピンキー:04/02/09 21:58 ID:SuRW/6Ue
>>572-575
すまん。何がすごいの?
全然関係ないAAじゃん
578名無しさん@ピンキー:04/02/09 22:12 ID:1gp4g8O6
気を付けないと圧縮掛かって落ちるからなぁ。
>>571は、ある意味スレの雰囲気と言う事で。
579名無しさん@ネコミミ:04/02/10 14:03 ID:gxQb2wMu
最終回のもも子が、可愛かった!
最終回で出たもも子のエロしょうせつキボンヌ!
580名無しさん@ピンキー:04/02/10 14:26 ID:mfYL4YxI
>>579
過去スレに沢山ある気がする。(w

ちなみに、花小町ももかだ。
581名無しさん@ピンキー:04/02/10 19:36 ID:KPjQsbzU
もも子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
582すていあっとの香具師:04/02/11 07:29 ID:O11PRgLT
>>579
「恐怖のハイキング」絡みや「100人増殖」絡みとか、ネタはまだあるんだけど
いい コ ラ 用 S S に め ぐ り 会 え な い ので頓挫中ですw

今はもう一つ別作品でプロット立ててたりして・・・何時になるやら
583名無しさん@ピンキー:04/02/13 06:31 ID:mkbJHPUt
保守。
584 ◆jjhdc3WdwA :04/02/13 19:00 ID:rcMPOI9Q
>>582
実の所、このスレ住人の嗜好が掴めなくなったのもある。
どういうシュチュで落としたらいいのか、未夢×彷徨の和姦は動かないとしても
単にそれ一本の柱ではマンネリ化するし。

ももか辺りの炉ネタは、ちょっと外角高めなので書けない。
強姦は、あまりだぁ!だぁ!だぁ!に似合わない気がするし、
未夢ちゃん縛って吊したら怒られたし(涙
つーて、ほのぼの過ぎると、SEXな描写に至るまでの話になる。

れずれずな要素では、クリスと未夢がしっくり来るけど。
抜き処をどこにするかが………
585名無しさん@ピンキー:04/02/15 12:34 ID:mC0OZq9Y
保守。
586名無しさん@ピンキー:04/02/15 13:18 ID:eYqKi/Hq
age
587名無しさん@ピンキー:04/02/15 15:37 ID:/Xj63AjN
「ごめんください〜い」
「はい、あ、花小町?」
「あ、彷徨君、こんにちは、えーと、その、これ!バレンタインチョコですの」
「って、今日はもう15日だぞ」
「ええっ?そんな、ど、どうしましょう、もしかしてわたくし昼夜を問わずチョコ作りに熱中して
日にちをうっかり間違えたんですわぁぁ」
「ま、まあ落ち着けよ、よくあることだって」
「でも、せっかく彷徨君のために…」
「花小町…」

「ちょっと!彷徨、なんでわたしのチョコ食べてないのよ!
やることばっかりやっといてちょっとひどいんじゃない!?」
「わ、ばか、未夢!」
「えっ? クリスちゃん!?」

「ふっ……ふふふふ、やること? やることってなんですの?」
「いや、あ、あのねちがうの、やることっていうのはぁ…」
「まったく、わざわざ今日のために『一日遅れのバレンタイン』を計画したって言うのに、
まったくの茶番というわけですのね」
「計画だったのかよ…」
「ゆるせませんわぁぁぁ!!」
「わぁ、とにかく落ち着け花小町!」「クリスちゃん!」

以下略
588名無しさん@ピンキー:04/02/15 20:37 ID:zZEJ3lM5
589名無しさん@ピンキー:04/02/15 22:42 ID:8MRddXT7
バレンタイン短編(・∀・)イイ!!
つぎは未夢たんの誕生日よろしく!
590名無しさん@ピンキー:04/02/19 03:30 ID:1yfLaH5k
「あれっ、未夢?」
下校時間も過ぎるころ、彷徨が委員会を終えて教室へ戻ってくると、未夢が1人で待っ
ていた。

「あっ、彷徨」
「待ってたのか?」
「うん、だって今日の買い物リストみてよ、こんなにいっぱい1人じゃ持って帰れないわよ」
未夢はワンニャーが作った野菜だの雑貨だのの一覧がびっしりと書かれたリストを見
せた。
「うーん、あいかわらずだなぁ」

「それに…」
「えっ?」

「家に帰るとなかなか2人きりになれないしね…」
未夢は何かを訴えかけるような目で彷徨の顔をみつめる。
「そうだな…」
それに応えるように彷徨も未夢の両肩を抱えてそっと顔を近づけた。
互いの吐息を感じるほど近づくと2人はゆっくりとまぶたを閉じる。
そしてその唇と唇が触れ合おうとした瞬間…

「おまえらってさぁ、いつからそういう関係になったんだ?」

「うわぁぁぁ〜〜!」「きゃぁぁぁ〜〜!」
突然かけられた声に対して2人は慌てふためきながら悲鳴をあげる。

「オレだよオレ! そんなにおどろくなよ〜」
「さ、三太?」
声の主は黒須三太だった。
「い、いつからそこにいたんだよっ!」
「『2人きりになれないし』あたりから」
「おまえなぁ…」
良いところを邪魔されたのとあまり見られたくないシーンを晒してしまったことで、彷徨は
少し不機嫌そうに三太をにらむ。
未夢は真っ赤な顔でうつむいたまま固まったままだ。

「いやぁ悪いわるい、黙って見てても良かったんだけど、そのままやっちゃうとまずいか
なぁと思って」
「や、や、やるって何をだよっ!」
「何って、キスしようとしてたんだろ?」
「いや、まあ、それは…」
「それにしても、2人ともなんか妙に手馴れた雰囲気だったよなぁ…」
「な、何だよ、それ」
「もしかして、その先もとっくに体験済みとか?」
三太はちょっとしたいたずら心で2人に質問してみる。
「ば、ばかいえ」「ちょ、ちょっと三太君!」
あからさまにあわてた様子で首を横に振る2人。
「??」
「な、なんだよ」
「も、も、もしかしておまえらって、もう本当に? そ、そうなのか? 彷徨!」
あまりに大げさなリアクションを返す2人に対して、さすがに三太もなにか感じたらしい。
「そうなのかって、なにがだよ」
「だから、最後までいっちゃてるのかってことだよ」
「いや、べつにそういうわけじゃ」
「…光月さん?」
あいまいな言葉で否定する彷徨の言葉には耳を傾けずに未夢の方をまじまじと見つ
める三太。
「やっ!」
未夢はなんだか急に裸の自分を三太に見られているような気がして、思わず自分の
体をかばうようなポーズをとる。
その態度が答えを明確に示していた。
「…そうか、そうだったのか」
そのままガクッとくずおれる三太。
「あ、あのなぁ」
「今ここにいる彷徨はもうオレの良く知っている彷徨じゃないんだな…」
「お〜い、とにかく聞けよ」
彷徨はもう無駄とは思いながらも、なんとか誤解(でもないが)を解こうと試みる。
「こうして少年は大人になっていくんだな… ふっ」
三太はゆっくり立ち上がるとため息ともふくみ笑いともつかない言葉をもらしたかと思うと…
「さらば、彷徨、オレ達の青春の日々… うわぁぁぁ〜〜!」
わけのわからないセリフを残して一気に廊下へ出るとそのまま走り去ってしまった。
「おい、三太!」「三太君!」
あわてて2人は廊下に出てみるが、三太はあっと言う間に見えなくなってしまっていた。

「なんなんだ? あいつ…」
「彷徨、ほっといていいの?」
「いいんじゃないか、あいつがこの状況をどういう風に理解したのかわからないけど…
まあ、もともと他人のプライバシーに干渉するような奴じゃないしな」
「ふーん」
未夢はなんだか三太に2人の関係を知られてしまったことがすごく恥ずかしいような感じ
がしてちょっと嫌だったのだが、そのことは彷徨には言わないでこの場はそのまま流す
ことにした。
「で、どうする?」
「どうするって…」
思わぬ形でけちがついたが、いちど盛り上りはじめた気持ちを鎮めるのは難しかった。
結局その場で2人は先ほどの続きをはじめる。

そして今度こそ互いの唇が触れようとした時…

「えーと、忘れ物忘れ物っと」
パタパタという足音とともに聞き覚えのある声を発しながらその人が教室に入ってきた。
「んー、あっ、あったあった」
その声の主が、完全石化状態の2人をまったく気にしないかのように自分の探し物を
終えると…
「あんたたちさあ、もうちょっと時と場所を選んだほうがいいと思うよ」

「な、な、な、ちょっと、ななみちゃん!」
やっと石化が解けた未夢が声を絞り出す。
「あ、ごめん、ちょっと急いでるんだ。じゃ、ごゆっくりね〜 また明日」
何をあわてているのか、あっというに帰っていってしまった。

「えーと、今のはなしということで」
「う、うん」
連続して邪魔された2人は、しばらく間を置いて行為を続行しようとこころみる。
しかし…


「うーん、やっぱり主人公はああなって、こうなって…」
なにやらぶつぶつつぶやきながら教室に入ってきたのは
「綾ちゃん!」
またしてもその行為は中断された。
「そうよ、そうなんだわ!」
未夢の呼びかけにまったく気付かない様子で教室をしばらく徘徊した後、急に何かを思い
ついたように顔を輝かせる。
「あの…」
「これで決定だわ!」
なにが決定なのかさっぱりわからないが、最後まで未夢たちに気付かないまま教室から
走り去ってしまった。


「今日は厄日かぁ〜」
「もう、いやっ!」
しばらく2人で呆けているとまた廊下から足音が聞こえた。
「未夢!」
「彷徨?」
彷徨はあわてて未夢の手を引くと、そのまま教壇の下へと隠れる。

「彷徨君、いらっしゃいませんの?」
やってきたのはクリスだった。
2人は物音を立てないように息を潜める。
「今日は委員会ですからもしやと思ったのですが…
そうですわよね、彷徨君には未夢ちゃんがいらっしゃいますものね…
お2人は手と手をとって仲良く下校、でもその行き先は自宅なんかではなくて、
目的地はお2人しか知らない秘密の花園。
誰も邪魔することのできないその場所で繰り広げられる、それはもう目くるめくような秘め
事の数々… あぁ…
そして、そして2人は甘いあま〜い蜜のように溶け合ってひとつになっていくの…
ふ、ふふふ、そんなの、そんなの… 黙って見過ごせると思って? いいえ見過ごせません、
見過ごせるわけありませんわぁぁぁ!」

クリスはひとしきり一人芝居を展開した後、そのまま退場していった。
「あ、あぶなかった」
「もう、なんなのよ、秘密の花園って」
教壇の下で物音を立てないように潜んでいた2人が這い出してくる。

「…」「…」
2人は見つめうと、今度はそのまま行為には及ばず、大きくうなずき合う。
そしてそれぞれ教室の扉から廊下を見回して近くに人影がないことを確認した。
彷徨はいつも開けっ放しになっている教室の前後の出入り口の扉をぴしゃりと締める
と、掃除用具入れの中からほうきやモップを取り出して扉へつっかえ棒のようにして立
てかけ、外から開けられないようにしてしまった。
さらに未夢は廊下側の窓の錠を全部かけてしまう。

「ふうっ、これでよし!」

教室は完全に2人だけの空間となった。
もし誰かが今ここにに来て教室の扉が開かなくなってたらきっとかなり不審に思うだろう。
だがそういうことは、焦らされすぎた2人にはもう考える余裕がなくなっていた。

「なんか、まだ誰かに見られてるような気がする…」
未夢が不安げに言う。
しかし教壇の下にはさっき自分たちが隠れたし、掃除用具入れはほうきやモップを取り
出すときに開けている。
教室内には他に人が隠れることができる場所はもうなかった。
「月が見てるだけだ」
日が沈みかけて暗くなり始めた校庭がわの窓の外に昇り始めた月が見えていた。

「そっか…」
そして2人はようやく唇を重ねることができた。
長いキスの後、彷徨は2つ横に並べた机の上にに未夢を仰向けにして寝かせた。
そしてスカートの中にに両手を入れると静かに脱がしていく。
脱がされるという動作がすでに前戯の一部となっており、そのことでついうっとりしてしまっ
たことに気付いて未夢はちょっと恥ずかしくなった。
彷徨は未夢の秘部にを指で刺激しする。

「…ん」
焦らされたせいか、未夢はいつもよりも敏感に彷徨の動きを受け止めた。

「…んん…は…ぁ」
未夢ができるだけ声を出さないように我慢しても、彷徨はをれを許さない。
未夢の表情を読みながら、刺激をあたえる場所を変えていく。まるで未夢の快感ポイン
トを知り尽くしているかのように。
「ぁっ…」
小さな快感の波が未夢に押し寄せる。
彷徨は指をはなして未夢の両足を持ち上げるとMの字のように広げ、秘部にそっと顔を
近づけた。

「やっ…」
指よりもよりやわらかく滑らかな彷徨の舌が触れると、未夢は机の端をぎゅっと掴んで
体を小さく振るわせる。
なまめかしい粘液の音が部屋の中に響く中、未夢が薄目を開けると、彷徨が自分の最も
恥ずかしい部分を目と口で捉えている姿が映り、頭の中が恥ずかしさと快感でごちゃ混ぜ
になった。

「あぁ… か、かなた、やっ、だめ」
未夢は昇りつめていくような快楽を感じながら肩で息をして身をよじらせる。
その勢いで今にも机から転げ落ちそうになった未夢を彷徨がかろうじて抑えた。
「彷徨、この体勢ちょっと苦しいんだけど」
彷徨がベルトに手をかけ自分の準備を始めると、未夢が不満を口にした。

「じゃあお前が上になるか?」
「へ?」
彷徨は下だけを足元まで下ろした状態で椅子に腰掛け、未夢を手招きする。はたから
見るとちょっとマヌケだ。
「そんな座った状態で?」
「大丈夫だって」
未夢はスカートを少したくし上げて腰掛けている彷徨に向かい合い、膝の上にまたがる
形で立った。
そしてその肩に手を掛け、彷徨の膝の上へ静かに腰を落としていく。

「やんっ」
未夢が彷徨のものを感じると、彷徨は手探りで自分のものを導いた。
「はぅ…ん……ぁ…」「うっ…」
未夢はさらに腰を沈めると彷徨がその中に侵入してくる。
ぬるんとした挿入時の感触に彷徨も思わずうめき声をあげた。

「ぁ…ぁ…んっ…」
互いの腰を密着させると、彷徨は未夢の腰に手を廻してささえ、そして未夢は腕を彷徨
の肩から背中にかけて回して抱き寄せた。
未夢が彷徨の上に乗っているため、彷徨の顔は未夢の胸の上あたりに埋まような形
になる。

「か、かなた… 彷徨がわたしの… 中に入ってるよ…」
「未夢…」
2人はすぐにはそのまま動かず、互いの『つながり』を深く感じていた。
「未夢… そろそろ動かないと…」
「うん…」

体勢が体勢だけにあまり激しい動きはできない。
彷徨は椅子の背もたれに背中を押し付ける反動で腰を動かすと同時に、未夢の腰持っ
て前後に揺さぶる。
未夢も足が床に着かない不安定な状態ながらも彷徨の動きに合わせて腰を動かす。

「あっ、ん、ん、ああ…」
動きに合わせて未夢はちいさな喘ぎ声をあげる。
緩やかな動きだったが、深い挿入感が2人に大きな快感を与えた。

「そ… そこ…」
2人は上下左右に動きながら互いの反応を確かめ、それぞれのベストポイントを探っ
ていく。


「わたし… ぁ… いい… あんっ… 気持ち… いい…」
「オレも… ん…」

未夢はぎゅっと目を閉じると、押し寄せる快楽に状態をそらせて頭を数回左右に振る。
2人ともはげしく息をはきながら、リズミカルに動きつづけた。
「だ、だめ… もう…」
「未夢、もう少し… 待って…」

喘ぎ声の中、切れ切れに言葉を交わす2人。

「あっ、あっ、あっ… んんっ!」
小刻みに震えると未夢は彷徨よりも先に絶頂を迎えた。

「…んっ、…く」
まだ達していない彷徨は未夢の中で動きつづける。
未夢はどうにか彷徨にしがみつきながら言葉にならない言葉を発した。

「みゆっ、みゆっ…………う くっ!」
最高潮ない達した彷徨は、どく、どく、と脈打つ間隔で白い液体を数回に渡って体外へ
放った。

2人の荒い息遣いが静まり返った室内に響く。
動きを止めた2人はそのまましばらくの間離れることができず、交わったまま互いを抱
きよせた。
「あれから、誰も来なくて良かったよな」
扉を固めていたモップやほうきをはずしながら、彷徨は無茶な行動をした自分に対して
呆れ気味に言う。
「ほんとだよ〜、彷徨ったら別に今ここでする必要もなかったんだしさ」
「何だよ、自分がら誘ったんだろ」
「ばっ… ばか、わたし別に誘ってなんかいないわよ」
「おまえなぁ…」

そんなたわいもない会話をしながら、何事もなかったかのようにあたりの片づけを終
えると、2人はそろって教室を出ようとする。
すると…

「あら、あなたたち、こんな時間までなにしてたの?」
2人の背後から聞き覚えのある声がする。そう、今まさに出ようとした教室の中から。

「み、み、み、水野先生!?」

2人は事態がまったく飲み込めないまま固まる。

「2人とも驚いてるわね?」
よく見ると水野先生は手に教室の後ろの壁と同じ色をした布を持っていた。
「学校荒らしとかを見張る練習をしようと思ってね、これでちょっと壁に同化する忍術の
練習をしてたの」
屈託のない笑顔であいかわらずとんでもない説明をする。

「ひぇ〜〜!」
見られた、全部見られた、もうお終いだぁ、何もかも。
2人の脳裏にそんな絶望的な観測が過ぎり頭から血の気が引いていった。
ところが…
「でもね、なんか同化しすぎたっていうか、なんというのか… そのまま今まで眠っちゃっ
てみたい☆」

「はぁぁ!?」
2人その場で崩れ落ちた。
「どうしたの? 2人とも」
「いや、なんでもないです」
「そう? それよりダメよ、もうとっくに下校時間過ぎてるんだから、外も暗くなってるし早
く帰りなさい」
「は、は〜い」
水野先生はその目の前で行われたことについて、本当になにも気付いていなかった
様子だった。
「そ、それじゃさようなら」
「気をつけて帰るのよ」
2人はもう心身ともにくたくたの状態で教室を後にする。
なんかもう天国と地獄を往復してきたかのような気分だった。

「はうぅ、心臓止まるかとおもったよぉ〜」
「オレも」
「これからもう学校でへんなことしようなんていわないでよねっ!」
「だからぁ、それはお前のほうだろ!」
「え〜? 知りませ〜ん」
「あのなぁ…」

そして頼まれた買い物を忘れたまま帰る2人には、あのワンニャーのくどい小言の応酬
が待っていることにまだ気付いていないのだった。

END
603名無しさん@ピンキー:04/02/20 09:04 ID:nE2iX3Lf
朝から乙!
604名無しさん@ピンキー:04/02/20 11:11 ID:NuVOJA/k
キタ・・・!

放課後の教室。
この時点で私の萌えゲージが、かなりアップです。
そして、突然の訪問者をドキドキしながら見送りました。

>脱がされるという動作がすでに前戯の一部となっており、そのことでついうっとりしてしまっ
>たことに気付いて未夢はちょっと恥ずかしくなった
この部分に萌えながら文章を読んでいくと・・・・

>「じゃあお前が上になるか?」
えっ未夢たんが上(;´Д`)ハァハァ

>「そんな座った状態で?」
もしかして座位?
しかも服着たまま・・・
キタ━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━━!!!!

最高のシチュエーションですね。
もうクリスたんのピンポン連打みたいに壷を突かれた気分です。
興奮してこの辺から二人が行為を終えるまでを何度か読み返しました。(;゜∀゜)=3

水野先生本当に気付いてないのですか?(w
さきら様、とてもよかったです。(・∀・)イイ!!
605名無しさん@ピンキー:04/02/20 23:14 ID:ZuiD0v+C
さきらさん乙です〜。

椅子に座っての騎乗位(;´Д`)ハァハァしました。
最初の連中はみんな分かっているような素振りですね、気を利かせたのかな?
でもクリスたんは関係なさそうですが(w

でも、壁と一体化する水野先生が萌えました。(w
606名無しさん@ピンキー:04/02/24 00:26 ID:iPIGAwlJ
板 人大杉
スレ 人少杉
607名無しさん@ピンキー:04/02/24 07:43 ID:i3fxEyMo
そんなこと言うなよ。(つД`)
608名無しさん@ピンキー:04/02/25 20:11 ID:a1mRh/8u
保守るから!
609 ◆GFw740H0lY :04/02/29 19:06 ID:kwQ/Xcxm
ネタがないので某スレで話題になっていた点呼をしてみる。

610名無しさん@ピンキー:04/02/29 20:13 ID:AkEsmHd8
(=゚ω゚)ノ 2
611名無しさん@ピンキー:04/02/29 20:45 ID:0AGiLlXY
( д)    ゚ ゚3
612 ◆mpSakira8k :04/02/29 21:04 ID:L/8vxD3S
>>609 某スレってやっぱりあのスレですかね(笑
613名無しさん@ピンキー:04/02/29 21:08 ID:jlZgTT6Q
GO!
614名無しさん@ピンキー:04/02/29 21:12 ID:k1FeIFzi
点呼って本格的に寂れている感じがして、嫌だ。
けど人数少ないと、さらに寂しいから参加する。

6
615名無しさん@ピンキー:04/03/01 00:30 ID:rFXC+73h
7みたん。
616名無しさん@ピンキー:04/03/01 00:31 ID:rFXC+73h
7みたん。
617名無しさん@ピンキー:04/03/01 00:33 ID:DXJncsfe
IDまで73かよw
618名無しさん@ピンキー:04/03/01 02:13 ID:efQ1oXB6
618だから「8」
619 ◆jjhdc3WdwA :04/03/01 08:38 ID:xhzm3quU
きゅー。

>某スレ
ああ、あそこね。
620ノシ:04/03/01 16:32 ID:ZsAG4cl5
10
621名無しさん@ピンキー:04/03/01 20:57 ID:bD8gyHw4

(゚∀゚) 11
622名無しさん@ピンキー:04/03/02 18:47 ID:yHmgWEhn
トゥウェルヴ
623名無しさん@ピンキー:04/03/03 18:01 ID:IYgA1Cmg
 ゴルゴ 13
624名無しさん@ピンキー:04/03/04 16:37 ID:EiOmPPqO
携帯から14
てかPCから見れないよ(ノД`)
625名無しさん@ピンキー:04/03/06 18:58 ID:RlMnPv2M
626名無しさん@ピンキー:04/03/08 07:33 ID:dNZiaiKb
来週の月曜日は未夢たんの産まれた日
産まれたままの姿の未夢たん(;´Д`)ハァハァ
627名無しさん@ピンキー:04/03/09 16:18 ID:E97R1dQU

てっめえ
番号言えっての!






16
628名無しさん@ピンキー:04/03/09 17:05 ID:DjpEaYP6
>>626
既にカウントした人なんだろ?
629626:04/03/09 22:06 ID:HBvsHHxs
そうです。カウント済みですよ。
630名無しさん@ピンキー:04/03/10 01:15 ID:YsJSnVEH
んじゃ、気を取り直し
16
631未夢の誕生日1 ◆jjhdc3WdwA :04/03/10 03:16 ID:yMNjphC/
更に気を取り直し、書き手側点呼開始('`)ノ
粋な単文で一番手行きます。

「彷徨ぁ〜そろそろアノ日なんだけどぉ〜」
と、くねくね身体を寄せてくる未夢に彷徨はTVから視線を動かそうとしない。
「あのねっ!あのねっ!彷徨っ!アノ日!のなんだけどさぁ〜〜ふぅ〜」
正攻法では手強いと見たが、未夢は攻め方を変え、彷徨の耳元に
生暖かい息を吹きかけるが、あまり効果がない。
「あのぉー彷徨さんやぁー?アノ日なんだけど…」
焦れる未夢に構わず、彷徨は相変わらずTV以外の事象に興味を移そうとしない。
そんな彷徨にムッと来た未夢だったが、ふと不安が心の中に不安が過ぎる。
「まさか…忘れているんじゃ…そんなぁーヒドい…彷徨ヒドい」
未夢は彷徨の背中を眺めながらそう呟く。
と同時に、未夢の心の中にわだかまった小さな不安は段々大きくなり、
何時しか自分を悲劇のヒロインに仕立て上げるのに、
さほど時間は掛からなかった。

「へーん!」未夢は心の中で泣き始める。

そんな未夢を背中に感じて居る彷徨は相変わらずTVに夢中だ。
しかも横にあった移動電話機に耳を寄せる始末。
632未夢の誕生日2 ◆jjhdc3WdwA :04/03/10 03:17 ID:yMNjphC/
そんな彷徨を見て未夢の中のヒロイン像は更に大きくなった。
「誰からの電話?まっ!まさか!おんなー!?ふぇーん彷徨の浮気者ー!」
流石にここまで来ると、彷徨も未夢の暴走振りを背中で感じたらしい。

「ガチャ」

彷徨は突然電話を切ったかと思うと、背中に寄りかかっている
悲劇のヒロインに浸っている未夢に、背中越しにこう言った。

「未夢の誕生日は、モモンランドで二泊三日な?」
「へぇ…?」

そう言ったかと思うと、彷徨は再びTVに意識を戻す。
未夢としても、こんなぶっきらぼうな祝い方は嬉しくない。
何とかしたいが、何ともならない…ならないがおんなとしては許せない。
633未夢の誕生日2 ◆jjhdc3WdwA :04/03/10 03:18 ID:yMNjphC/
「はむっ!」次の瞬間未夢は彷徨の首筋に噛みつく。
「ぎゃぁ〜?」間の抜けた悲鳴がその持ち主の口から上がる。

「どふぉすてぇ!そふなにすさおじゃなはぁいのかふぁなぁ!」

噛みついたままの未夢の口から意味不明な声が洩れる。
そして、そんな未夢の頭に大きな手の感触が乗っかってきた。
「捕 ま え たー」 彷徨はそのまま未夢の後頭部を手前に引き寄せる。
自然、未夢の身体は彷徨の身体の前に滑り落ちたが
首筋に噛み付いたままだったので、彷徨の頭も自然に下に落ちる。

彷徨は左下に見える未夢の表情を眺めながら、
にこりと顔をほころばせてこう言った。
モモンランドは明後日、今日は未夢の誕生日当日だから…。
「だぁがぁらぁ〜」相変わらず噛みついている未夢の姿は結構可愛い。
「今夜は現物支給で…?」彷徨はちょっと困った顔でそう呟いた。

「ぶっん!(うん!)」未夢は噛みついたままで返事をした。

毎年未夢の誕生日はこれが習わしらしい…睦まじいことであった。
634 ◆jjhdc3WdwA :04/03/10 03:18 ID:yMNjphC/
エロ掛けなくて申し訳ない。(つд`)
635名無しさん@ピンキー:04/03/10 03:26 ID:XB3wqC7N
ここで切るんでつか・゜つД`)゜・
636名無しさん@ピンキー:04/03/10 14:18 ID:5OKfxEfS
これじゃあ、生殺しだよぉ〜・゜つД`)゜・
637名無しさん@ピンキー:04/03/10 19:56 ID:Zyl2YpSs
(;´Д`)ハァハァ
15日にはきっと!!
期待してます。>毎年の習わし。
638 ◆jjhdc3WdwA :04/03/10 19:56 ID:hfVJ0zGK
>>637
がんばります。
639名無しさん@ピンキー:04/03/10 22:29 ID:HjyyCq4n
キタ━━━ ((゚∀゚))━━━ ((゚∀゚))━━━ ((゚∀゚))━━━ ((゚∀゚))━━━ ((゚∀゚))━━━ !!!
640名無しさん@ピンキー:04/03/13 02:49 ID:CMC6Mi5W
「このスレッドの書き込みはゼロなのか?!
ゼロのスレッドなのか?!
お前らそれでも2ちゃんねらーか!
悔しくないのか!?」

「悔しいです!!
今まではにやついて誤魔化してたけど、今は悔しいです・・・ちくしょー!!」
「俺も・・・悔しいです」
「くやしいよー!!」

これほどの熱情が一人ひとりに込められていようとは。
賢司の胸に感動が突き上げた。

「よしっ、俺はいまからこのスレッドをageる
いいか・・・ageられたスレッドなど三日で落ちる……
だがな!今日の悔しさだけは絶対にわすれるなよ!!」

これは決して荒らしではない、もし荒らしだと言う者がいれば
出る所に出てもよい・・・賢治はそう思った
641名無しさん@ピンキー:04/03/13 13:53 ID:Z+WSwRhW
未夢たんと淫らなことしたい(;´Д`)ハァハァ
642名無しさん@ピンキー:04/03/13 21:45 ID:GudNaPgG
>>641
彷徨にぬっ殺されるぞ
643名無しさん@ピンキー:04/03/14 00:10 ID:v0kU35PC
>>641
すでに俺がやっていますが何か?

>>642
彷徨?殺しましたよ。あんな奴。
644名無しさん@ピンキー:04/03/14 01:46 ID:oOsTCWSK
↑さては貴様みずきさんか!?
645名無しさん@ピンキー:04/03/14 06:23 ID:F0AeqEQO
うをーageられてるではないかぁぁ
約、一ヶ月ぶりの再会です(w

いい加減 、人大杉は辛杉・゜つД`)゜・
646名無しさん@ピンキー:04/03/14 11:58 ID:lnbG2epP
泣き言言う暇があったら専ブラ導入すればいいだけ
647名無しさん@ピンキー:04/03/14 18:16 ID:xybpQ/mQ
専用ブラジャー
648名無しさん@ピンキー:04/03/14 19:14 ID:+ynBXRUR
>>643
通報しまs(ry  
649名無しさん@ピンキー:04/03/15 23:55 ID:TRIG9vWa
で、3/15も残りあと5分な訳だが。
650 ◆jjhdc3WdwA :04/03/16 00:00 ID:WyuEAhXp
 ,、,、,||
;'`,゙、.||'、 >>631-634の続きが
'; 、' /´;`'.,  ピンと来なかったのさー   
 ´' .; ' ; '、'.  
   '; 、 ' ,' 未夢ちゃんごめんなのさー
    '.,´; ' そして、お誕生日おめでとう〜。
     l !j  
    /ルゝ ごめんよ〜みんな私が悪いのさぁ〜
   ハ
651名無しさん@ピンキー:04/03/16 00:05 ID:pBuIp+d9
>>650
どんまい!
今後もがんばってね。
652名無しさん@ピンキー:04/03/16 00:08 ID:bfjFcj72
>>650
本スレに燃料になりそうなのが続々うpされてるのでドゾー

ついでにお茶ドゾー


653 ◆jjhdc3WdwA :04/03/16 00:53 ID:WyuEAhXp
      ∫ 
(つд`)つ旦 うう…頂きます
      
654名無しさん@ピンキー:04/03/16 23:31 ID:ONcCjI4m
ぴんぽーん

「はーい」
「こんばんは」
「あ、クリスちゃん」
「今日お二人してお休みだったのでどうされたかと思いまして…」
「ごめんね心配かけて、彷徨がちょっと腰を痛めて動けないみたいだから…」
「まぁ!彷徨君が? それは大変… ですわ…」
「…?」

「あ、あの未夢ちゃん?」
「はい?」
「昨日、未夢ちゃんのお誕生日よね」
「そ、そうだけど」
「もしかして、彷徨君とお二人でささやかなパーティ…なんかしちゃったりしたのかしらぁ?」
「え? いや、そんな、パーティとかそんなんじゃないんだけど」
「…」
「…」
「ふ〜ん、そうですの…」
「あ、あの、そうそう、これでわたしもクリスちゃんたちと同い年になったよ」
「まあ、そうですわね、おめでとうございます。未夢ちゃん」
「ありがとう」

「で、昨晩はお楽しみでした?」
「うん………って、あっ、いや、そうじゃなくて」

「はぁ〜〜〜ん、それで『腰』ってわけですのねぇぇぇ!」
「きゃあぁ、落ち着いて、クリスちゃん!」

そして毎度のごとく(略
未夢が人気の絶えた教室で帰り支度をしていた。

今日は彷徨がお買い物当番だ。
その為、未夢はななみと綾と、放課後しばらく教室で
自分の誕生日に彷徨が何をしてくれるのかを話していた。

二人の未夢に対する意見は結構際どかったが
未夢は「そんなー彷徨はそんな事しないよー」と笑いながら結構愉しい
おしゃべりを愉しんだ。

そんなこんなで結構長い時間が経ったらしく、教室から見える夕日はかなり西に傾き
山の麓にその姿を隠そうとしていた。
綾とななみは「じゃねぇ〜未夢ちゃん」「んじゃ!二人で愛でも暖めてよねー?」と
未夢をからかいながら教室から消えていった。

未夢は笑いながら手を振り、「またね」と返事をして
にこにこと自分の机にあった鞄を開けた。
つい話し込んでいて、机の中の教科書やノートを入れる
タイミングを逸していたのだった
そんな未夢の背後から、聞き慣れた声…、
そしてか細くて聞こえそうにもない声が近づいてきた。
「あーあのぉー未夢ちゃん?」 しかし、未夢は鼻歌交じりに
鞄の中に教科書を入れて帰り支度に忙しいらしく意に返さない。
「あのー?未夢ちゃん、ちょっと」
しかし、未夢はにこやかな顔でクリスには気づかないようだ。
「あのぉ〜〜〜〜〜未夢ちゃん??」
段々クリスの顔が、髪が、そして背後から不気味なオーラが立ち昇ってくる。

『ゾック!』未夢は背筋に悪寒を感じ振り向くと案の定、クリスが目を光らせて
迫ってきている光景が瞳に映っていた。

「きゃぁ〜〜!クリスちゃん!落ち着いてぇ!」
悲鳴を上げる未夢だったが、クリスにはもう聞こえないようだ。
当たり前か……。そしてクリスはドスンドスンと未夢に迫って来た。

「はあぁ〜未夢ちゃんはぁ〜今日は鼻歌交じりに〜帰り支度〜」
「そーれ!おーちつけー♪おちつけーぎゃわぁーん」(がちゃーん)

……最後辺りは言葉の呈を為していなかった。
そして、ドタバタが過ぎ去り、クリスが落ち着きを取り戻したのは
ちょっとそれから時間が経った後であった。
一旦落ち着くと、クリスは元のお淑やかな雰囲気を醸す美少女だ。
しかし、未夢にとっては「ラブラブトリガー」で何時でも爆発する
危険極まりない人物として映っていた。

『まったくもー、クリスちゃんてこの癖さえなけりゃいい娘(こ)、何だけどねー』

未夢はほっと一息を付き肩をすくめる。クリスはちょっと恥ずかしそうに
先の暴走を詫びていた。未夢も、こうクリスから謝られるのは本意ではない。
そう思った未夢は、机の上に腰を掛け、腕を抱えながらクリスに訊いた。

「で、クリスちゃん何事?」未夢はあっけらかんに訊くが、
クリスはまだもじもじしている。 未夢は困った。

『うーん、早く帰んないと、彷徨が怒るだろうなぁ〜』

しかし、友達のクリスが何かを自分に聞きたがっている。
それを捨て置いて帰るのも気が引けた。

「ねー?クリスちゃん」と、未夢は自分の前で項垂れている
クリスの顔を覗き込んでもう一度訊いた。
その瞬間、未夢の両肩にクリスの手がしがみついた。
「きゃっ!?」 一瞬の事に未夢はちょっと高い声で悲鳴を上げる。
「ねっ…?クリスちゃん?どっ?どーしたの?」
未夢は俯いたまま自分の肩を握っているクリスの顔を覗き込もうとしたが
次の瞬間自分の耳に聞こえてきたのは、鳴き声に混じったクリスの嫉妬の言葉だった。

               □

「この細い肩…そう、彷徨くん…こう言う娘がいいのね…」
「あたしくやしい…あたしはずっと遠くから見ているだけで…」
「あたし幸せだったの…でも未夢ちゃんは、そんなあたしのっ!」
「あたし許せない!彷徨君から嫌われてもいい!」
「でも、未夢ちゃんも一緒よ!一緒に穢れてぇ!」

最初クリスが涙声で呟いていた言葉は、
最後の方で怒気を含んだトーンに変わっていたが
クリスはまだ俯いたままだった。

「えっ!えっ?どっどうしたのクリスちゃん?何かおかしいよ?」
未夢はただならぬクリスの雰囲気に恐怖を感じた。
『なんだか…おかしいよクリスちゃん…いつもなら最初の暴走で…』
自分の胸にクリスの桃色の髪の毛を見ていた未夢は戸惑っていた。
しかし戸惑った刹那クリスが顔を上げた。 
そしてクリスは、刹那な動きに呆然となり
無防備な未夢の唇を強引に奪い取った。

「え?え?って…?」未夢は動揺する。
確かなことは自分の口内にクリスの舌が入り込んでいることだけ…。
「でも、なんでクリスちゃんが?」「どーして?」
「あたしそんなにクリスちゃんに酷いことしたの?」
そんなもどかしさの中、何とか体を動かそうとしたが動かなかった。
ただ、細腕だけが宙を舞うばかりだ。

クリスは、信じられない力で未夢の肩を掴んでいた。
そして、その掴んでいたクリスの手は、未夢のブラウスに滑り降りる。
そう、鎖骨に、そしてブラウスをこんもり膨らみを持たせる部分まで……。

『へぇっ!?何?クリスちゃんどういうつもり?きゃ!いや!』

未夢は塞がれた口から声を上げようとするが、肝心の舌に
クリスの舌が絡まり声にならない。そして瞼をきつく閉じる未夢の耳に、
淫らな雰囲気を醸したクリスの声が木霊してきたと同時に
自分の胸にクリスの柔らかな手先の感触が伝わってきた。
『ひっぃ!』心の中で思わず未夢は呟く。

「……そうそうー、こういうおっぱいが彷徨くん好みなのねぇ〜」
「小さくて、それで居て頂上は苺の様に弾力があって…ふんっ!」

未夢の唇から自分の唇を放したクリスは、
その間に粘着質な唾液の橋を渡しながらそう言った。
そして、淫らに未夢の胸を揉んでいた指先に力が込め
未夢のブラウスごと鷲づかみにし醜いシワを作る。

「あぁぁんーー!」未夢はクリスの無遠慮な仕草に悲鳴を上げた。

しかし、クリスの虚ろな目は、そんな未夢になんら同情の色を見せなかった。
ただあるのは、鬱積した嫉妬と、同性に対する倒錯した愛情の狭間で揺れた
乙女の悶々とした光だけだった。

クリスは、もう片方の手を未夢の後頭部に廻し、
虚ろな瞳をした表情をした自分に寄せて未夢に捻り込む様に喋る。
「ああぁぁぁんーー?ですって…うふふ、なんて淫らな声なんでしょう…うふふ」

クリスはブラウス越しの嬲りでは飽き足らないらしく、
未夢のリボンを強引に解き、ブラウスのボタンを引きちぎると、
未夢のつぶらな乳房を包んだブラを露わにした。

「まぁ…可愛い…未夢ちゃんのおっぱい…」

クリスはそう呟くと、今度はそのブラ越しに未夢の乳房を、
さっきとは裏腹に優しく揉みしごく。

なすがままにされる未夢は、そのリズミカルな感触に思わず仰け反って嬌声を上げる。

「うっっん…あぁ!やっ…やめて…くっ…クリスちゃ…あぁぁん!」

発達途上で小さいながらも丘陵の様に成長して弾力も持ち始めていた、
未夢の乳房は、クリスの指先が持つ巧みな嬲り方でいろんな形に変化する。
そして、それに引きずられるように、未夢の口から淫らなで湿ったあえぎ声が漏れた。
そんな未夢の反応を愉しみながら、クリスは未夢の耳元に唇を寄せて呟く。

「あら…未夢ちゃんってこう言うオイタに敏感なのねぇ…」
「さぞ、西遠寺では、彷徨くんからこう言う愛され方をされているのかしら…」
「でも…そういうのって許せませんわ…だってだって…わたし…」

耳元にこそばゆい吐息を感じる未夢は呆然とした意識の中、
なんとか声を絞り出す。

「ちっ…違う…わよ…あぁぁっー痛い…クリスちゃんやめてよぉー」

「そうかしら…?」と、クリスはまた耳元で呟くと、
今度は未夢の耳を唇で噛み始める。
「あぁぁん!」未夢はクリスの柔らかい唇の感触と、
そこから溢れ出す生暖かい唾液を耳の中に感じて喘ぐ。

『…ダ…ダメ…ぇ…もう…かなたぁ…助け…てぇ…』
遙かに彷徨の面影を思う未夢の身体に、気怠い脱力感が襲ってくる。
そんな未夢を見て、クリスは未夢の身体を狭い学習机の上に倒れ込ませ、
クリスは未夢の上に覆い被さり、未夢の髪の毛をまさぐりながらこう言った。

「ほらぁ…いいましたでしょ?未夢ちゃんは こ う い う のが好きだって」
「あたし、信じてましたわ…未夢ちゃんもこう言うご趣味をお持ちだと言うことを…」
「ねっ?未夢ちゃん」

未夢は答えない、そもそも答えられる筋合いの物でもない。
黙ったまま、その肢体をクリスの蹂躙に任せる未夢を見て
クリスは、机の幅に収まりきれなかった未夢の長い足をM脚に開き
自分の身体を挟む格好にさせた。

未夢の足先は、意味もなく宙を彷徨っている。
そんな未夢を見てクリスは益々未夢を愛おしく思い始める。
そして、未夢の乳房をまさぐっていた手を、その足首に移し
丁寧に撫で回しながら、ふくらはぎから、太腿へと…、
その先にある谷間に向かって動かしていく。

クリスは、未夢の頬に涙が零れ落ちた後を、
その舌で舐め上げると未夢の唇を再び覆って盛んに未夢の舌を嬲る。
『どこまで我慢できるかしらぁ…未夢ちゃん…本当は好きなクセに…』

クリスは瞼の静かに閉じたまま唇を重ね思った。

『そうですわね…やっぱりここかしら…未夢ちゃんが生まれ変わる鍵穴は…』

そんな期待感にクリスのこゝろは沸き上がる。
そして、未夢の足首から始まったクリスの指先は
するりとスカートの中に入り込み、その大きく開いた脚の付け根に、
こんもりした茂みと丘を覆い隠していたショーツごと撫で回し始めていた。

そこは…もうじっとり濡れていた…クリスは心の中で笑う。

『やっぱり感じていらっしゃったんですわっ!』

クリスは唇から、未夢の熱くそして荒い息使いを感じていた。

『唇を放したら、未夢ちゃんの艶っぽいお声が…』

そう思ったクリスは、唇を放す瞬間、ショーツの狭間につぶらに実る
未夢の肉芽を布越しに擦り上げた。

「あっん!あぁぁっーーん!だめぇ…そこぉ!い…いい…いやぁ…クリスちゃん!」
未夢の反応はクリスの期待を裏切らなかった。
クリスはここぞとばかりに、ショーツを横にずらし
大陰唇を露わにして、その中で蜜液にまみれている内ヒダを弄る。

「あぁんっ!や…だっ…そん…な…深…入れなでっ!」
「あ!で…もぉ…いいっ!ク…リスちゃん!でもダメ…あぁんん!」

乱れる未夢にクリスは、ヴァギナの周辺やその深部に
その細く美しい指先を巧みに動かしながらこう訊く。

「未夢ちゃん…こういうのってどうかしらぁ…?」

くちゅくちゅと淫らな音と共に未夢の吐息混じりの返事が聞こえる。

「んんっ!……あぁっん!」
「クッ…リスちゃん…もっと…気持ち良…くっ…おねがい」

未夢の腰は、クリスの淫らな指先加減で、
まるで快感を求めるが如く付き上がったり下がったりする

そんな反応にクリスは微笑を浮かべ、未夢の顔に寄せる…。

「身体は正直ですわね…未夢ちゃん…」
「未夢ちゃんの下のお口が…まぁ…あたしの指に絡まって…」
「欲しい欲しいって言っているみたいですわ…」

そう言って顔を寄せるクリスに未夢は、
今までだらりと下げていた腕をクリスの肩に廻し、
自分の身体に抱き寄せてこう言った。

「やぁ…ん!でもクリスちゃん…ゆびぃーもっと射れて……」

そして、抱き寄せられたクリスは未夢の耳元でこう言った。

「未夢ちゃん…おんなのこ同士の記念日おめでとー」

クリスが未夢に持ってきた誕生日プレゼントは
ちょっと罪作りなものかもしれない。
667 ◆jjhdc3WdwA :04/03/17 02:36 ID:fusb6ar7
では〜。 (つд`)ねむぅ…
668 ◆GFw740H0lY :04/03/17 02:57 ID:5ky+01qa
>>667
乙。これから読ませてもらいます。
自分もそろそろ修行の旅から帰ってこないとw
669名無しさん@ピンキー:04/03/17 05:46 ID:dVIpY2MS
>>667
クリスたん怖かったです((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
責められる未夢たん・・・ドキドキ(;´Д`)ハァハァしました。
670名無しさん@ピンキー:04/03/17 08:55 ID:guPamJ9g
百合キタ━━━ ((゚∀゚))━━━ ((゚∀゚))━━━ ((゚∀゚))━━━ ((゚∀゚))━━━ ((゚∀゚))━━━ !!!
なんで即興でこんだけのもの書けるかなあちくしょーw
671654:04/03/18 00:20 ID:u8asag4r
もう大丈夫だと思ってタイミングを見はからって投下したのに(誕生日ネタ)見事にかぶりましたな…
_| ̄|○ すんませんですた。
672 ◆jjhdc3WdwA :04/03/18 02:39 ID:qUowrAHI
>>671
あなたでしたか、あなたの投下でピンときたのです。
謝らないでください、むしろクリスネタをパクった感じになり申し訳ない。(つд`)

「クリス」「腰」「お楽しみ」このワードで、ピンと…ホントありがとうです。

654さん申し訳ない、そしてありがとうです。
673名無しさん@ピンキー:04/03/20 18:43 ID:eiE7TpIF
クリスたんX鹿田さんのエロパロ、キボンヌ
674名無しさん@ピンキー:04/03/21 15:36 ID:+V6TGGLn
光ヶ丘×グアバたんのry
675名無しさん@ピンキー:04/03/22 22:39 ID:v6JNMgtQ
ルゥ×もも(ry
676名無しさん@ピンキー:04/03/24 16:22 ID:CEfVA8IE
>>675
>>247 「すてい・あっと・西遠寺」
677名無しさん@ピンキー:04/03/26 14:25 ID:b/jbok0d
ttp://www5b.biglobe.ne.jp/~r-wolf/

もう知ってる人も多いとは思うが。
ひょっとするとこれが永きに渡るだぁ!同人不遇の時代を終わらせてくれるのかも・・・
678名無しさん@ピンキー:04/03/26 20:54 ID:bySFNBX3
>>677
知らなかった!(・∀・)イイ!!
679名無しさん@ピンキー:04/03/26 23:11 ID:NhiLnD1H
>>677
虎の穴にあったな
680名無しさん@ピンキー:04/03/27 00:32 ID:wLS8cjCg
>>677
>>679
今はじめて知った。
すっげー(・∀・)イイ!!

心優しき方、教えてくれてありがとです。
681 ◆x41vMzK08A :04/03/27 18:43 ID:Mi85mwGl
>>677
本日、大都市名古屋の虎の穴でも発見及び保護。
まださらっと見ただけだけど
絵がアニメ絵っぽいのも非常にそそるものがあるし
何よりこの作者、本当にだぁを愛してるねw
しばらくは続きも含めて新しいの書く時間はなさそうだけど
また書きたくなってきた(苦笑
682名無しさん@ピンキー:04/03/27 22:39 ID:H9wcnlSZ
               ,,,,,,,,,,,,_,, ,,,,
            ,,、‐'"~    'i.゙i''i,ヽ...,
          ,.r'''       i''゙ノ ゙゙,ニ''く
         /         r‐'''''i i, (" ヾ,
         ,'       ,   ゙~´゙ー ゙´  .',
        ,'  ,: _,/,,_:;.;l ,l i   .!.l.l',.i.l:.. , l ,i,l
        i l l .::/.,rツ=リ,ji'!;|:.:j;rl≦ト、;' j:. lj'
        l,. l.l.::/-'〃i'''i, ',ソ!ンシr'i.゙'リ|/://:リ
        ,' 'ivl/" lゝ'l  '"'゙ l'r'! ィンシ /'
       ,'  :::{ r,  ''゙‐゙   ..iソ {ノ"             ,、‐''""''、
        /  .:::゙'‐-、.   --    ノ           ,、‐゙     ',  ワンニャーだけは許さない!
.      /,r''''''ー‐--、:'i‐ 、、,,,,,.、 -''゙ ゙、         ,、-'"       j
      //   、 ,,,_ヾ、    ト、;;;;;::. ゙、、-'" ̄~~~゙゙゙"          /
    //   、` ~  ~゙''''''''''"~´  ゙'ソ.      ',        ....::::::::::::/
.    //   ... ´        .::::;/       ゙、..... ........:::::::::::::::::::::/
   / '、:....:::::",         .:;rj゙         ゙、;;;;::::::::::::::::::;;;;、-''゙
.  /   ヽ;:::::"._      .:::i';/     ゙、      ゙、`~~~゙゙~‐- 、、、..,,_
. ,'   .:::::ヽ、;;;;;>、:::...  ::::r'        ゙、     ゙、::::::         ヽ
 i  ,: ::::::;:::::l:::',:::::::::゙i'r、;:::::::!.  ヽ      ゙、    .::〉::::::....      }
. l  i::.:::::i::::::l:::::',::  l:/;;;::゙'ーr゙、   ヽ    ゙.、.:::::;/'ー 、、;;;;____;;::、-'"
|l :!::::::i:::::::l:::::::}、 l:::::::~゙''''! i .........ヽ........:::::;r゙''"
. l l l::::::i::::;;;、、、/.  l::::::::::::::l  .〉、;;;;;;::、-'rーi''゙
 l,l l:::::l:::::i,:::::;;;;;ヽ,ri;;;;;;;;;;;;;j::::/;;;;;;;;ノ:..  |: j

注文しました。待ち遠しい(;´Д`)ハァハァ
683名無しさん@ピンキー:04/03/27 23:42 ID:6EyEHTLb
うpプリーズ!
684名無しさん@ピンキー:04/03/27 23:58 ID:H9wcnlSZ
>>683
売り上げに貢献しましょう。
そして次回作の資金源に!
685名無しさん@ピンキー:04/03/28 01:42 ID:7il7dQD9
とらのあなにあるんだな!よし俺も明日秋葉原に行って1冊保護してくる!
686677:04/03/28 01:53 ID:wHfog5B7
>>683
正直な話、俺がこの本の存在知ったのは某所でうpされてたのがきっかけなわけで
大きなことは言えないのですが落とした後に「こんなものをタダ見しちゃいかん!」と実物買いました。
キレイ事言うつもりはないけど少なくともここの住人にはちゃんとお金出して手に入れてほしい一品です。
作品自体の完成度の高さもあるけど、このご時世に最新刊、それも「虎穴で買えるレベル」の
だぁ!同人というのは本当に革新的なわけで氏の次回作、行く行くは同人界で遅咲きするかも
知れない『だぁ!ムーブメント』の可能性を少しでも高めるという意味でも買う価値は充分にあります
687682:04/03/30 14:03 ID:HdRIcopI
本届いた。
とても(・∀・)イイ!! 何より未夢たん可愛いかった(;´Д`)ハァハァ
688名無しさん@ピンキー:04/04/04 22:04 ID:x+xmH+1T
ほしゅだよぉ〜
689 ◆GFw740H0lY :04/04/05 18:12 ID:hYThI9gn
>>677
秋葉に行ったついでに買ってきた。
激しく( ・∀・)イイ!。
が、構想中のSSとネタがもろ被り…_| ̄|○
ツーハン星のエログッズはお約束なのか(w。
690名無しさん@ピンキー:04/04/08 19:33 ID:Zw2rVXur
ネタかぶっててもいいからSSきぼん。
SSに飢えています(;´Д`)ハァハァ
691名無しさん@ピンキー:04/04/10 22:10 ID:o2l3rWYo
お約束ではない。
だぁ!SSだからこそ持ち得る武器なのだよ!と言ってみつつ保守
692名無しさん@ピンキー:04/04/12 11:01 ID:WMqMmqoi
SS支援のため妄想を書きたてられるようなもの投下
ttp://www90.sakura.ne.jp/~kakuri/cgi-bin/oekaki/data/IMG_002049.png
693 ◆jjhdc3WdwA :04/04/12 11:07 ID:FtG3PC4l
>>692
神絵師のコメントでは無いが、こちらもスランプ中だったりする_| ̄|○

>だぁ!SSだからこそ持ち得る武器
えろに限定されないからなぁ
694名無しさん@ピンキー:04/04/12 21:25 ID:jIglSBfs
今しがた巨大な時空の歪が板全体を呑み込んだようです。
695 ◆jjhdc3WdwA :04/04/12 21:27 ID:lgaQxJaH
移転保守なのさー

>>694
凄い時空のひずみだった(w
696名無しさん@ピンキー:04/04/16 11:57 ID:p2Di+DDe
保守!
697リプレイ:04/04/18 19:02 ID:CWvqOH8k
テストプレイキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ヒロイン選択ではクリスちゃんも気になったが未夢ちゃんを選択!初回だし。(;´Д`)ハァハァ
スペースが気になる追加予定か?
( ・∀・)イイ!。
ワンニャー…貴様…('A`)
でもおまえの存在意義の8割はそのためか・・・

文化祭―脇役ですかそうですか。
綾ちゃんと仲良くなっとけば良かったよ(つд`)

バイト夜星発見!ゲのマのズって…やはりおまえの正体は…

ハイキングー…未夢ちゃん、クリスちゃん、ななみちゃん、綾ちゃんと同じ班にー…
なれなかった…(つд`) 水野先生僕何か悪いことしましたか?
でもあの4人組と同じ班―(;´Д`)ハァハァ・・・って知らない子が!オリキャラ?
すぐにお近づきに!あっ…フリーズした('A`)
698名無しさん@ピンキー:04/04/19 07:22 ID:+nEm7C44
>>697
なんですか〜これは。
何のテストプレイか気になりますな
教えて、ああぁぁぁー
699リプレイ続き:04/04/20 22:00 ID:mYwe1PCp
>>697
某氏が趣味で作ってる同人ゲーです。完成してないのに無理やり強奪

全然新キャラではありませんでした・・・(ビデオを見なおした)
西遠寺には泊まれなかった…('A`)ハロウィンは参加(゚∀゚)
デパート。彷徨ウラヤマスィ…('A`)
デ○子…じゃなくて夜星星矢再登場時々と良い人だ…おねぃさんも
クリスマスにイベント!何故か相手は綾ちゃんだった(嬉しいけどさ…)
謎の訪問販売のニ人からアイテム購入…能力下がった…おのれグ○バめ
あきら登場…未夢ちゃんはエロイなぁと思いました…
未夢ちゃんがワンニャーの誕生会をするとか言い出した
女物の洋服をプレゼント。意外と喜ばれるし…
未夢ちゃんアイドル!またフリーズしやがった…('A`)
700名無しさん@ピンキー:04/04/20 22:23 ID:Mic7NacA
これは事件だよお〜!
701名無しさん@ピンキー:04/04/20 23:28 ID:F2hWV2UF
ほんと!大事件ですなぁ〜(;´Д`)ハァハァ
702名無しさん@ピンキー:04/04/21 10:51 ID:vhH8K2yz
ただのネタでしょ
703 ◆jjhdc3WdwA :04/04/21 17:47 ID:+exL0PDf
_| ̄|○夢がないのさぁ〜
704名無しさん@ピンキー:04/04/21 19:28 ID:qyzsiiuX
未夢たんと、このスレを信じる。
705名無しさん@ピンキー:04/04/21 22:36 ID:oTGI/Krh
時空のひずみ以降小説神は降臨なされませんなぁ〜
ttp://babu.com/~sakira/cgi-bin/oekaki/data/OB000018.png
706名無しさん@ピンキー:04/04/22 20:03 ID:qQdOTxyr
>>705
彷徨の朝立ち目撃か?
707名無しさん@ピンキー:04/04/22 21:35 ID:QlB6CPee
>>706
もしくはヨコチン
708名無しさん@ピンキー:04/04/23 02:13 ID:oGQ350zL
そしてムラムラっと来た未夢タソは…
709名無しさん@ピンキー:04/04/24 23:39 ID:u+wezUR/
保守なのさ―
710名無しさん@ピンキー:04/04/25 21:05 ID:NeFqzLYu
未夢〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
711名無しさん@ピンキー:04/04/25 21:24 ID:d/Yf0Ss6
       /:::::::::::::::::::::'、    _,ノ:;;、 -‐…- {. .、
      /::::::::::::::::::::::::::::::``'''''"..‐'",,,,、、、、、、..,,, `'ヾ、
      ,r'::::::::::::::::::::::::::::::::::::;、-<''"´       `゙'''‐-ヽ、
    ,.':::::::::::::::::::::::::::::::::;r'",、-‐l‐Al、゙'ヾ 、::::::::::::::::::::::::;、-'"
   ,.':::::::::::::::::::::::::::::::/ / ./,,イ,/.リ l. l  ゙ll''''iー‐<"
.  /::::::::::::::::::::::::::::::::〃/./ ,イ'ノ,7゙iヾl.! l j ,イ"゙l''ト, ヽ.',
 /::::::::::::::::::::::::::::::::::リ.,'.//l'".'l'、ノ! リ//シr,','ヾ,イl.  l }
'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'イ/    '!:゙リ '''" .i{ } ,イ.リ .〃/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',    `゙"    .l;゙リ ////
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙、     /""'ヽ "'' ,r''"
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ    {  /    ノ      はーい
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;、ヽ、  ヽ-'    ,.rツ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::;;;ヽ;゙゙'''ー-‐‐''"ィ'"
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::;::::::::::::::::;;゙''''‐''''''"、゙、
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j::::/::::::::::::;、-''"~~~ヽ::!:::',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;'::/:::::::;、‐゙      ',l:::::!
::::::::::::::::::::::::::::::::::;;/,:':::::/         l:::::l
:::::::::::::::::::::::::::::;;;;/'"::;r'            l:::::|
::::::::::::::::::::::::::;;;;;/;;;;;.'                l:::::|
::::::::::::::::::::::;;;;;;/;;;;.'                l:::::|
::::::::::::::::::;;;;;;;/;;;/:.:.             l::::::!
::::::::::::::;;;;;;;;/;;/:.:.:.:.               l::::::|
::::::::;;;;;;;;;;;r';/:.:.:.:.:.:.            l:::::::|
::;;;;;;;;;;;/;/:.:.:.:.:.:.:.:.:              l::::::::l
712名無しさん@ピンキー:04/04/26 00:54 ID:/3I1q1tL
>>711
そのAAじゃダメ
713名無しさん@ピンキー:04/04/26 03:32 ID:e3X68KaJ
職人さんだってがんばってるんだからぁ〜〜
         /                    _ `ヽ、
         /' ,                     `ヽ ヽ
       .ノ l/                     ヽ、ヽ. ',
     /´ /ハ                  、 ヽ      ヽ ヽi
      /              i  l     ヽ ヽ ヽ::. ヽ:. ヽ ',:. l
    〃          i  l  | l,      i:. i、:. i::: ',::.. ', !:.| 
    il           |l  !. l| li::.  l ! l: |ヽ_, l;::. !:::: l: l::,!
     !          l   !| |: l l| !|:  |. | l!,イ´!: l|i:: l::::: !:j/
    l   !   |i  _!. -‐i-,、!_/ ,リ |:|:  !l ,l,/-、ヽril |: リ:::,.//
     l  l   !l:: '´,' ,.イ´/,.‐、>‐l‐' / 7i'l/ l! lレ' j:/::/ィ´
      l |l  /,'::. /ー{ /' i'{   ヘ /,! // |i、ノ| ′/.イ |
      l l::. ./::./ ,ハ.  {:ヽ._,ノ:! / '´     !ゞ'j   {.ノノ  !
       l 、/:://  ヽ  、:ゞ'::.j      ヽツっ Yl   l
      | /' ! {>、   cヽ- '     `  '''   ノ:l:.  l
      !   ヽ ヽ._ヽ.    '''    _,. -‐   /:::::l:.   ',
        '   .:::::`7ー--iヽ._         ,.ィ´l::::::::::l::.  l ヽ
     ,'   .:: ::::/:::::::_⊥.イ: i ー-  __, イノ:{:::::|:::::::::::i、:.  ! i
      /  .:: .:/::,. '´: : : : {:ヽ!     _,. :' : : }:`ヽ :_::::l::i::  l. !
    / / .:  :/::/: : : : : : : ;ハ: :` ̄ ̄: : : : : :/: : : : : `丶!:_ | |
714名無しさん@ピンキー:04/04/26 13:51 ID:Siw26Cbt
>>712
ペンギン未夢たんカワイイでしょ?
715名無しさん@ピンキー:04/04/27 02:52 ID:mQ0Gwxfv
>>713
このAAなら良し。
716名無しさん@ピンキー:04/04/27 13:48 ID:IZlNulp+
何様?
717名無しさん@ピンキー:04/04/27 20:24 ID:/NJ831MD
イカサマ。
718名無しさん@ピンキー:04/04/27 20:59 ID:3iX4gHYP
逆さま
719名無しさん@ピンキー :04/04/27 22:10 ID:hz+Zzgs/
お疲れさま
720名無しさん@ピンキー:04/04/27 22:54 ID:XSDQ1d2Q
ルゥちゃま
721名無しさん@ピンキー:04/04/28 00:07 ID:jOohwxZV
>>717
「あれあれ〜? 彷徨ぁ、この部屋なんかイカくさいですなぁ」
722名無しさん@ピンキー:04/04/28 05:28 ID:zrWztWhQ
>>721がスレのながれを見事なまでに崩してくれましたw

さて、あしたはC・レヴォなわけだが。
723名無しさん@ピンキー:04/04/28 07:33 ID:m21YtGRm
>>721
は流れを読めない馬鹿。
724名無しさん@ピンキー:04/04/28 08:54 ID:98x433qb
          r、              ,、
          {. ',             /.j
            l, ゙、   ,ィr;.   rヽト、,,,,ノ ./
          ヽ ゙'''゙ ノ    ヽ、    ノ
            ゙〕,..i゙-‐''''''''‐- /、, i''"
          ,.、r'" ,,,.、  _ 、、.,,,_゙ヽ、、,
        ,.r':.:/:‐'":.:.:.:.::ヾ;;;:ン:.:.:.:.:.:.゙':.ヽ;:`'ー-、
      ,r'"  /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ,rヽノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',ー--‐'
       `゙゙"7:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i, .i':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.',
        i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.゙'゙:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
         l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.l
.        l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:r''"~~゙゙ヽ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
        l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ,,,,,,  ,,,,,,ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:l,
       ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.i           l:.:.:.:.:.:.:.:.:.',       !?
       ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l ''""ン  ヾ"" .l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
      ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l,  ,.,_,,_,..、  j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
      ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.゙、 ' し' ゙ ./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.゙、
      /:.:.:.:.:.:.:,r‐‐--、;:ヽ、,__,,/,、-‐''''ヽ:.:.:.:.:.:.゙、
.     /:.:.:.:.:.:.:/::::::::::::::::::゙''v''''''Y'"::::::::::::::::::::〉:.:.:.:.:.:.゙、
    /:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ::::::::::::::ー-{;;;;;;;}一::::::::::::::::〈:.:.:.:.:.:.:.:.:゙、
    /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:j:::::::::::::::;;;;;;j、;;;ノ:;;;;;;;::::::::::::::::}:.:.:.:.:.:.:.:.:.゙、
.  /:.:,:.:,:.:.:.:.:.:.:.{:::::::::::;;;;;;;/   ヽ、;;;;;;;:::::;;j:.:.:.:.:.:.:.:,:.:,:.゙、
.  /:.:.:l/:.:.:.:.:.:.:.:.ト、;;_;;;;/       ゙ヽ、::ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:Y:.:.:゙、
725名無しさん@ピンキー:04/04/29 13:29 ID:PS4KlvP8
ワンニャーだけは許さない!!!!!
今さらですが注文完了(;゚∀゚)=3ハァハァ
726名無しさん@ピンキー:04/04/29 13:39 ID:k217TgQn
材料・物性板のこのスレ↓
http://science2.2ch.net/test/read.cgi/material/948829048/
スレ立てたのが2000/01/26(水) 04:37なのに、
まだ、188しかいってない。
お前ら記念真紀子しまくって、今日中に1000到達ヨロシク。
”ローマは一日にしてならず””世界遺産は一日にして消滅する”


祭りじゃ  祭りじゃぁぁぁっぁああ!!
全板からの記念真紀子お待ちしております
727名無しさん@ピンキー:04/04/29 16:04 ID:tuxS698J
>>726
もっと古いスレが某板にあるんだけどね
728名無しさん@ピンキー:04/05/01 05:55 ID:DRyiK/+2
|д゚) 適当に書いたら怒られるかな・・・
|゚) まぁ脳内あぼーんしてくれなのさ〜
|ミ
729名無しさん@ピンキー:04/05/01 17:43 ID:606KDT3e
>>728
適当に書いたら無反応で感想を返してくれる。
上手く書いたつもりでも、独りよがりだと、また無反応で返してくれる。
住人の趣味に合致すれば、そう言う話を欲しがっていた住人からレスを貰える。

ここは厳しいよ、マジで…過去スレの蓄積も考えてないとネタが被るしね
_| ̄|○うう、耳が痛い

730名無しさん@ピンキー:04/05/01 22:03 ID:J0yWE2hl
やぁ!だめ!あぁ・・・!
731名無しさん@ピンキー:04/05/02 00:20 ID:i+eSG3hv
>>730
(・∀・)イイ!!
732名無しさん@ピンキー:04/05/02 02:12 ID:6e5RCSHy
>>730
これは処女の未夢タソを無理やり犯している所ですな。
733名無しさん@ピンキー:04/05/03 00:55 ID:o5Curart
>処女の未夢タソを無理やり・・・
(;゜∀゜)=3
734名無しさん@ピンキー:04/05/05 19:00 ID:WNLeg2vU
ほしゅだゴルァ〜!!
735名無しさん@ピンキー:04/05/06 17:35 ID:WCnW7ARL
こないだまで長いこと人大杉になってたらしいけど(既に専ブラ導入済みで無問題)
今度は携帯の方が人大杉に・・・ままなりませんなあ
736名無しさん@ピンキー:04/05/07 10:47 ID:Cq6FjCoe
携帯が人大杉なんですか。
自宅の鯖にp2いれてアクセスしているから気が付かなかった。

携帯電話も専用ブラウザですかな。
737名無しさん@ピンキー:04/05/07 12:42 ID:M920dOqE
p2ですか〜興味をそそるのさぁ〜
ttp://akid.s17.xrea.com/

738名無しさん@ピンキー:04/05/08 11:52 ID:JQpVLiHj
>736-737
なんかよさげなので自鯖に導入してみますた。
これはイイッ! 他の専ブラと同様に使えて、しかも外からのアクセスでも
未読を一元管理できる。有用な情報サンクス。

ってスレと全然カンケイない話でスマン…
739名無しさん@ピンキー:04/05/11 13:16 ID:CoAyjXmk
保守
740名無しさん@ピンキー:04/05/13 20:03 ID:bkNb08Cq
ネタに詰まったよお〜…
741名無しさん@ピンキー:04/05/15 10:33 ID:CNQCiJQ8
ファンタジー120%な魔法世界の話とかどうでしょう。
742名無しさん@ピンキー:04/05/15 11:12 ID:ZAalL74i
>>740
じゃあ犯してやるからケツ向けろ!
743名無しさん@ピンキー:04/05/15 12:20 ID:yCtdvJVP
>>741
絵本ネタで逝くのか?
(・∀・)イイ!! でしょうな〜
>>455の続き、といっても繋がりは皆無に等しいが(苦笑

「あぁぁ、くぅん、ん」
あの日、初めて自慰をしてからというもの、私は時々布団の中で隠れて自慰を行っていた。
そして今日もいつものように布団の中で自慰に耽っていた。
「ふ、くぅぅ、あ、んん」
最初の頃はただひたすらに胸を触ったりあそこを刺激したりして
快楽を得ていたけど、いつ頃からか行為の最中にアイツの事を思い浮かべたりしていた。
彷徨・・・。
「あ、ああ、くぁ、あ」
彷徨は私のことどう思ってるんだろ、私のこと好きなのかな、もしそうだったら一緒に・・・。
そんなことを考えているうちに私は絶頂に達した。
そして私はそのまま後始末もせずに眠りに落ちていった・・・。

「おはよう」
翌日、日曜ということもありいつもより遅く起きた私は台所へと向い
私は眠い目をこすりながらみんなに挨拶をした。
「おせえぞ、未夢」
けどかえってきた返事は彷徨のものだけだった。
あ、そういえばワンニャーとルゥ君はももかちゃんとももんランドに遊びに行って
一泊してくるんだったっけ。
「何言ってんの、今頃ご飯食べてる彷徨だってさっき起きたばっかなんでしょ?」
「これは昼飯、昼まで寝てた未夢と違って俺は朝から起きて洗濯やったり掃除したりしてるんだよ。
どっかの誰かさんがあんまり気持ちよさそうに寝てたもんだから起こさずに“俺一人”でな」
勝ち誇ったように言う彷徨。
当たっているだけに何も言い返せない、悔しい・・・。
!
彷徨の台詞にひっかかるものを感じた。
え〜っと、さっき彷徨はなんて言ったんだっけ。確か・・・。
!!
「ちょ、ちょっと彷徨!気持ちよさそうに寝てたもんだから、
って勝手に私の部屋覗いたの?」
私は物凄い剣幕で彷徨に迫った。
寝姿見られたこともちょっと恥ずかしかったけど、
それ以上に昨日オナニーをした後始末をせずに寝てしまったことを思い出したために、
そんな状態を見られたのではないかと思うと一層恥ずかしくなった。
「お、落ち着けって。部屋の前で声かけても返事がないから
障子を開けてちょっと覗いてみただけで部屋には入ってない。
それに」
「それに?」
「それに俺は、お前の色気のない寝姿なんて見ても何とも思わないし」
!
気付いたら私は手近にあった新聞を彷徨に投げつけていた。
「ってえな!何するんだ、未夢!」
確かに私は同年齢の子と比べると多少発育が遅れているかもしれないけど、
それでもやっぱり、ああもきっぱり言われるとカチンとくる。
「どうせ私は色気ないわよ!」
そう言い放って席に着いた私は朝食兼昼食を食べ始めた。
あれから彷徨は何やらブツブツと言っていたが無視して私は昼食を食べ始めた。
やがて彷徨も、言っても無駄と思ったのか食べるのを再開した。
おかずは玉子焼きに恐らく昨日の残り物と思われるお味噌汁、
それに焼き魚と、どれもシンプルながら美味しかった。
あ、そういえば、ワンニャーがいないってことはこれ作ったの彷徨ってことだよね。
う〜ん、だとしたらせっかくご飯つくってくれたのに
私の思い込みで彷徨につっかかったりして、悪いことしちゃったかな・・・。
どうしよう、一言謝っといた方がいいのかな。
「未夢」
私が考えているうちに彷徨の方から声をかけてきた。
「え、何?」
「食器、洗っといてくれよ」
「あ、うん」
それだけ言って彷徨は台所から出て行った。
謝るタイミング逃しちゃった・・・。
「はあ・・・」
ため息などつきながら昼食を終えた私は言われたとおり、洗い物をすませて自室へ戻っていった。
747名無しさん@ピンキー:04/05/16 01:18 ID:bl78P1/Y
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
748名無しさん@ピンキー:04/05/16 01:45 ID:SpO6WSoh
キ…(-_-)キ(_- )キ!(-  )キッ!(   )キタ(.  ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━
749名無しさん@ピンキー:04/05/16 01:46 ID:fIy7qxJ2
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)゚∀゚)´-`)━━━!!!!
750老兵 ◆jjhdc3WdwA :04/05/16 07:31 ID:bdZPKDB5
キタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ ━━━!! 乙です〜>◆x41vMzK08A さん
751名無しさん@ピンキー:04/05/19 23:26 ID:hHmioA8t
続き期待保守!
752名無しさん@ピンキー:04/05/24 07:52 ID:SqTPNGho
保守ですの。
753名無しさん@ピンキー:04/05/24 23:16 ID:jOFLTAnq
プロットというか漠然とした流れは浮かびました。
「あの日」に間に合えばよいが・・・・・・
754名無しさん@ピンキー:04/05/25 12:59 ID:/o9ps80n
あの日??
755名無しさん@ピンキー:04/05/25 15:28 ID:Q3sKbGcI
おめでた?(違
756名無しさん@ピンキー:04/05/27 17:06 ID:EnxVVolV
hosyu
757名無しさん@ピンキー:04/05/28 03:14 ID:YIRxr7dA
下がりすぎですなぁ〜
758名無しさん@ピンキー:04/06/02 20:31 ID:BpWAxz3H
6月父の日SS来る。かも
759名無しさん@ピンキー:04/06/02 22:40 ID:mbCbDfkP
>>758
期待してます(*´Д`)ハァハァ
760名無しさん@ピンキー:04/06/06 21:55 ID:bzU2CRhP
保守!
761名無しさん ◆jjhdc3WdwA :04/06/08 23:18 ID:g50FXjWg
>>758               
よし漏れもがんばる(=゚ω゚)ノ
762名無しさん@ピンキー:04/06/10 01:41 ID:Uh72VA83
だぁの録画テープ間違って上書きしちまった・・・
俺いまマンションの九階からダイブしたい気分なんだが
どう思うよ?





>>761
ありがとう僕らの神様!
763名無しさん@ピンキー:04/06/10 02:33 ID:3C/lWJR5
>>762
生`
764名無しさん@ピンキー:04/06/10 02:45 ID:3a9GGmbk
>>762
いいよ。思いっきり飛べ!
765名無しさん@ピンキー:04/06/10 05:05 ID:+KTNYmMp
飛んでワンニャーに拾ってもらいと(・∀・)イイ!!
766名無しさん@ピンキー:04/06/10 09:32 ID:60bdjInF
>>762
窪塚君ゴッコですか?w

I can fly (ノ∀`)
767名無しさん@ピンキー:04/06/10 14:30 ID:wC7Ju6xu
         /                    _ `ヽ、
         /' ,                     `ヽ ヽ
       .ノ l/                     ヽ、ヽ. ',
     /´ /ハ                  、 ヽ      ヽ ヽi
      /              i  l     ヽ ヽ ヽ::. ヽ:. ヽ ',:. l
    〃          i  l  | l,      i:. i、:. i::: ',::.. ', !:.| 
    il           |l  !. l| li::.  l ! l: |ヽ_, l;::. !:::: l: l::,!
     !          l   !| |: l l| !|:  |. | l!,イ´!: l|i:: l::::: !:j/
    l   !   |i  _!. -‐i-,、!_/ ,リ |:|:  !l ,l,/-、ヽril |: リ:::,.//
     l  l   !l:: '´,' ,.イ´/,.‐、>‐l‐' / 7i'l/ l! lレ' j:/::/ィ´
      l |l  /,'::. /ー{ /' i'{   ヘ /,! // |i、ノ| ′/.イ | 命を粗末にする人きらいっ!
      l l::. ./::./ ,ハ.  {:ヽ._,ノ:! / '´     !ゞ'j   {.ノノ  ! 逝く前にアタシを抱いて逝って!
       l 、/:://  ヽ  、:ゞ'::.j      ヽツっ Yl   l そしてぇ...未夢の密壺を...
      | /' ! {>、   cヽ- '     `  '''   ノ:l:.  l あなたの熱い若茎から迸る樹液で満たしてぇ!
      !   ヽ ヽ._ヽ.    '''    _,. -‐   /:::::l:.   ', 思いっきりあなたの子種を未夢に注いでぇーー!
        '   .:::::`7ー--iヽ._         ,.ィ´l::::::::::l::.  l ヽ
     ,'   .:: ::::/:::::::_⊥.イ: i ー-  __, イノ:{:::::|:::::::::::i、:.  ! i
      /  .:: .:/::,. '´: : : : {:ヽ!     _,. :' : : }:`ヽ :_::::l::i::  l. !
    / / .:  :/::/: : : : : : : ;ハ: :` ̄ ̄: : : : : :/: : : : : `丶!:_ |
.....未夢ちゃんに悲しい言葉を吐かせてしまった....逝ってきます。|
768名無しさん@ピンキー:04/06/10 14:59 ID:kFYqVvi+
未夢タン・・・
769名無しさん@ピンキー:04/06/10 20:53 ID:3a9GGmbk
>>767
よーし。突っ込んで犯るからケツをこっちに向けろ!
770 ◆jjhdc3WdwA :04/06/11 01:19 ID:Kf2UhFPe
そのAA打ってて思いついたんだけど、
彷徨が突然不治の病に冒されてって言う感じで
逝く前夜に未夢ちゃんが彷徨と最後の一夜で契って……ウワワワーン


哀しすぎますね。
771名無しさん@ピンキー:04/06/11 02:43 ID:X7u8ObBt
>>770
やはりオチとしては「オット星のウィルスにかかって1日(もしくは1週間)で完治」、などといってみるテスト
772名無しさん@ピンキー:04/06/11 07:56 ID:5Mnd/caQ
>>771
ウィルスと言うかそういう体験が出来るクッキーとかw
773名無しさん@ピンキー:04/06/11 09:32 ID:SugoMS+g
不治の病→→最後の契り→→→・・・実は勘違い(犬猫の勘違い?)
などもいいのでは?

本当に死んでしまうのは、未夢ちゃん可哀想ですね。・゚・(ノД`)・゚・。
774 ◆jjhdc3WdwA :04/06/11 12:29 ID:3SOBtgQ6
>>771
その方法だと、クッキーの話しと被りそうだけど、何とか考えてみます。(w
>>773
誤診という方法もあります、結構昔はありましたよ(わらえん<カルテ取違い

>本当に死んでしまうのは、未夢ちゃん可哀想ですね。・゚・(ノД`)・゚・。
なんかマジで哀しいから不思議なんだよな。

未宇が大人になり嫁に(か、婿を取るかは……)行き、
二人ひっそり暮らしている背景で、ってのが背景ですけど。
そうなると年齢の謎が…(w
775名無しさん@ピンキー:04/06/12 00:26 ID:T7pFE7y0
>>773
まぁでも番外編として本当に死んでしまう話にしてしまうのも良いかも。
だぁらしくないけどさ。
776名無しさん@ピンキー:04/06/16 22:13 ID:cNlBNx+H
あっ、ななみ逃した
777名無しさん@ピンキー:04/06/20 08:31 ID:UbetVMmq
ななみ保守
「なんとなく、温泉とかあまり好きじゃない気がしてたから…」
「そうでもないわよ。じわーんとして、ほんわかとしていいわよねー」

「ルゥ。あなた、前より…」
「うん?」

「地球の温泉、一度入ってみたかったのよねー」

「ルゥちゃま…間違いを犯してはいけません!」

……などと言った感じで花小町ももかさん誕生日記念SSを進めてましたが…
妄想が膨らみすぎて間に合いませんでした。_| ̄|○
というかほとんど練り直し中です…ごめんももかたん、初夏……夏中には…うんw
779名無しさん@ピンキー:04/06/22 16:00 ID:WCKFePue
>>778
(=゚ω゚)ノがんがれ。
780名無しさん@ピンキー:04/06/22 23:33 ID:KFBa5/75
じゃあヒグラシの鳴く頃に(*´Д`)ハァハァ
781悪い本(その1) ◆jjhdc3WdwA :04/06/23 00:17 ID:vy1mPzxL
「あぁっんっ!はぅっ!にゃっ!んんっ!かぁっかなたぁー激しいよぅっ!」
「どうしたのさー今日っ!何かぁっ!あぁっ―――!」
「子宮口にぃっ!かなたのっ!!あんんっっーーー!あたっってぇーー!」
「はひゃん!イクっ!はげしぃ…すっ……あああぁっっーー熱いのがーー!」
「あぁぁん!んあっ―――!」

「はぁはぁっーーもう一度イクぞ……未夢っ!」

彷徨はぐったりしながらも呆けた表情で仰け反る未夢をただひたすら突き続けた。

彷徨は何か憑かれたような顔で、未夢のか細く艶めかしい
ウェーブを持つ腰を鷲掴みにし、自分のいきり立つペ○スの欲望を満たす為、
未夢のワギナを突き続ける。

そして、自分の感覚から、既に外れてしまっているモノから熱いモノが未夢の中にほとばしる。

「どぴゅっ!ぴゅっ!ぴちゃ…」
782悪い本(その2) ◆jjhdc3WdwA :04/06/23 00:18 ID:vy1mPzxL
あまりの量に、彷徨のモノが射さっている未夢のワギナからは
精液が滴となって滲み落ちる。
しかし、彷徨モノはまだいきり立つのをやめない。

「どうしたんだ……オレ…そんなに淫乱なはずじゃ………」

しかし、そんな彷徨のかすかな理性は、新たなる快楽と淫靡さを求める
悪魔のような欲求でかき消され、自然未夢の菊門を狙うことを思い始めた。

「いやだっ!なんでオレが!そんな事をしたくないんだ!未夢ごめん!おれどうかしてる…」

絞り出すような言葉とは裏腹に、彷徨のモノは未夢の粘液でまみれたアナルに近づいていく。
「じゅりゅー」という粘液質の音を奏でながら、その周辺からは鮮血が滴り落ちる。
それにかまわず彷徨の亀頭は未夢のアナルの奥を求め沈んでいく。
そしてその竿もずぶずぶとその奥へと飲み込まれていった。

「…かぁ…なぁった…もうっ…やめてぇーー!」
783悪い本(その3) ◆jjhdc3WdwA :04/06/23 00:20 ID:vy1mPzxL
あまりの感覚に半ば気絶していた未夢が、か細い声を上げて懇願する。

「どうしっ…ちゃったの…か・な・た……あたしが何をしたのー?」
「何もしてない!でもでも!オレのモノが言うことを…ホントだ!未夢言うことを利かないんだ!」
「だめぇぇえーーひゃあぁああっーーーん!」
「痛いっ!痛いよぉ!彷徨ぁーやめてぇ!」

後背位で未夢のアナルに飲み込まれた彷徨のペニスは
更に堅さを増しさらなる快感を求め、激しいピストン運動を始める。

「キャァーーーーー!?かなたぁー!やめぇ…ダメ!」
「痛いよぉーおねがいだよぉー」
「やめたいのやまやまなんだー!未夢ぅ」

もう彷徨も半泣きだ。
784悪い本(その4) ◆jjhdc3WdwA :04/06/23 00:21 ID:vy1mPzxL
そんな状況でも、彷徨の両手は下に可愛く、
そして小さく小刻みに震える乳房を鷲掴みにし、
その指先は、野苺のような未夢の乳頭を嬲る。

「はぁっんっっ!はぁん!いや…彷徨ぁ…何かがどうなっているのぉー」

未夢は、彷徨の固いうえに腸粘液にまみれたペニスの痛みに耐えあえぎながら訊く。
彷徨は、そんな未夢のか細い、そして歪んだ喘ぎ声に何とか答え様とするが、
自分の腰は未夢の壊れやすい美しい女体を激しく嬲るため、声が定まらなかった。

しかし、彷徨もこのままでは未夢が本当に壊れてしまう…と思っていた。
いや、もうオレに愛を感じてくれないと言う不安に苛まれる。
そして、未夢と同じく喘ぎながら、この状況を将来した原因を
なんとか…そう思い出した、そして言おうとした瞬間、
下半身にまた頭が真っ白になるような快楽が襲った。
785悪い本(その5) ◆jjhdc3WdwA :04/06/23 00:22 ID:vy1mPzxL
「そぅ…たしか…ああっ!あっ!未夢…また射精しちゃっう!あっーーー」

未夢のアナルが銜え込んでいる彷徨のペニスは、
数回目とは思えない量の精液を未夢の腸壁に叩きつける。

「やぁぁあーぁ!いやぁ!彷徨のバカぁー変態!」
「ちっ!違う!これには訳が!そう!今思い出した!」
「なっ…なんなのさー!もうお尻の坑が痛くて…いたくぅ…ぐすっ!ふぇーん」

もう未夢は半泣きだ。 

そんな修羅場の中彷徨は、何とかこの原因を話す事に成功した。

「未夢!こないだ!」
「こないだー!何!かなたぁー?」

こんな状態なのに未夢と彷徨は結構お茶目だ。
786悪い本(その6) ◆jjhdc3WdwA :04/06/23 00:24 ID:vy1mPzxL
「ワンニャーが留守の時に通販星のカタログを覗いて注文しちゃったんだ!」
「それでぇー!?もうっ!あっっー!まぁたぁー!」
「ピストン運動し始めているよ!やめてぇ!彷徨ぁ」
「で、その冊誌の中に……実は、そのぉ…」

「…………なんだかぁー実にオチが解りそうなのさぁー?か?な?た?」
「おっ!怒らないでくれよ!オレもついっ出来心というか…ちょっと興味がぁ…あったんだ…」

彷徨がそこまで話すと、未夢はピタッと鷲掴かまれて揺らされていた腰を止めた。

「ふぅーん、そうっ!つまり!」
「そうっ…あははは…これは某それ系グラフな絵本の中!テヘ?」
「…そう開き直りますか〜?か弱い乙女の後ろの処女を奪っておいてそれはないですな〜」

「いや…こんな激しい内容とは思ってなかったし……未夢ごめん!」
「ごめんで済むならケーサツは要らないのさぁーーー!」
「いやそうなんだけどね…未夢…」
787悪い本(その7) ◆jjhdc3WdwA :04/06/23 00:25 ID:vy1mPzxL
もう彷徨はたじたじだ。しかし早く目を覚まさないと、さました後の処置が大変そうだ。
なんせ、このシリーズは「実際に経験」する学習要素が入っているから尚更である。
目覚めた翌朝、肛門科に未夢を連れて行くのは……ちょっと…と彷徨はふと思った。

「でっ!なんとか目を覚ます方法を!なっ!未夢?」
「むぅーーーーーーーーーー!?」

未夢は、そんな彷徨の言葉にふくれっ面をする。
まぁ、後背位であるので顔は見えないが……。
そしてその見えない未夢の表情がすこし歪む。

「かーなたさん?夢ってのはさぁー」
「うん…夢は…」
「落ちるような感覚に陥れば覚めるモノなのさぁー」

「???」

彷徨は一瞬目が点になる。

「どっ?どういう事だ未夢」
「だからーまともにするの!」
「この悪いグラフな本にも、多少まともな部分あるでしょ!…多分…多分ね?あはは」
「そうか!?」
「そう、互いにオーガニズムに達して意識が落ちれば…」
「そうか、落ちるんだから目が覚めるな!…多分」

少し不安そうな彷徨。
788悪い本(その8) ◆jjhdc3WdwA :04/06/23 00:27 ID:vy1mPzxL
「でも、一緒にイケ無かったらどうするんだ?」
「大体、未夢のアナルからオレのペニス抜けないんだぞ?」
「そんなことない!だいじょーぶまかせてっ彷徨!」

ちょっと不安そうな彷徨を後目に未夢は『だって…』と、
口に出そうとして直ぐに飲み込んだ。
そして、代わりに心の中で未夢はつぶやいた。

『だって…あたし…クリスちゃんと愛し合うとき…」
『後ろのお穴で一緒にイッテちゃったりしているんだから…』
『あの時から…あたしとクリスちゃんは両方の穴を双頭バイブで…うふ…ふふふ』

未夢は、クリスちゃんからレズな愛撫のテクニック以外にも
後ろの穴の開発も受けていたのだった。 
そしてその凄さは、互いに双頭アナルバイブを使っても
クリスを一方的に昇天させるほどでもあった。

「さぁ、いっしょにいこうね?かなた?」

その言葉の後、彷徨のモノは未夢の未知なテクニックで逆襲を受けることになった。
そして目が覚めた後、しばらく呆けてしまったのは、興味本位に入り込んだ彷徨だけだったそうな。
789ネタ切れ ◆jjhdc3WdwA :04/06/23 00:31 ID:vy1mPzxL
こういう話しは出すの怖いけど景気付けに打ち出しました。_| ̄|○
基本的に、「クリスのクリスマスプレゼント」の続き物と思っていただければ。

では、何とかまともなのももう一本上げたいと思います。<六月末
ではー
790名無しさん@ピンキー:04/06/23 10:30 ID:2Xwo96gM
セックスマシーン彷徨君((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
ちょっと過激な本でしたね。
791名無しさん@ピンキー:04/06/24 23:11 ID:sqPyaElP
ネ申キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
792 ◆jjhdc3WdwA :04/06/29 03:56 ID:armUh3Yk
>>790 (=゚ω゚)ノ ども
>>791 
ありがとなのさー。

神さまが居なくなったなぁ……。
ところで、非エロのパラレル未夢の需要はありますか?
やはりえろっぽいシーン入れないとダメかなぁ。
793名無しさん@ピンキー:04/06/29 08:33 ID:Tqr84fQg
園未夢と遠未夢のやつですよね?
エロパロスレで1〜3まで見て、 ◆jjhdc3WdwA さんの所で未発表の4を見た。
次は5ですよね?

>非エロのパラレル未夢の・・・
エロく無くても、あのあと二人がどうなったかとても気になるので、是非にも。
794 ◆jjhdc3WdwA :04/06/29 22:39 ID:armUh3Yk
>>793
(=゚ω゚)ノども。
>未発表の4を見た。
えろくなかったから投下するか迷ったんです、間も開いていたから。
>あのあと二人がどうなったかとても気になるので、是非にも。
頑張ります→5
795名無しさん@ピンキー:04/07/03 03:10 ID:5r4R1Mcm
hosyu
796 ◆x41vMzK08A :04/07/04 01:41 ID:6eiSzen9
暑くて続きも新作も書く気が起きないが
誰か>>677で話題になったドジンシに1カットだけ載ってた
巫女服未夢タソを題材に一本書いてくれないものか
797名無しさん@ピンキー:04/07/04 04:18 ID:oMgQyY/U
寺に居候してる娘が巫女服はまずいだろう
尼さんなら……ウッ_ト ̄|○
798 ◆x41vMzK08A :04/07/04 23:35 ID:6eiSzen9
確かにそうだがそこは
未「私、巫女服ってやつ一度着てみたいと思ってるんだけど」
彷「(゚Д゚)ハァ?うちじゃ神社じゃなくて寺なんでそんなものありませんが何か?」
未「あ、ごめんそうだったね(´・ω・`)ショボーン」
ワ「未夢さん、諦めるのはまだ早いですよ。
  このツーハン星で買った商品、○×△(名称未定)があれば
  どんな衣装だって思いのままです」
で、巫女服姿になった未夢タソを見て最初は( ´_ゝ`)フーンな反応だった
彷徨だったがいつのまにか翼状してしまいセクースに突入(既に二人とも何度も経験済み)、
という流れで一つ。
もしくは夜星姉弟が持ってたあのトンデモ地球ガイドブック最新号で
地球では巫女服がブームでありこれからの全宇宙的トレンドは巫女服と紹介され
巫女服求めて地球に来た夜星姉に付き合わされて巫女服ゲットして・・・、
な展開とか。
もっと凝った展開でも構わないのでどうか神様。
799名無しさん@ピンキー:04/07/05 07:13 ID:lvjK3puC
みかんさんの仕事の関係で、巫女服を着ることになった未夢たん。
そしてなぜか神社で閉じ込められる未夢彷徨・・・・
800光ヶ丘:04/07/05 11:05 ID:BgGiKLgz
800ゲットさ〜


>796-799
そこで「桃にキ(ry」だよ。
801名無しさん@ピンキー:04/07/05 14:25 ID:LnyiIxZq
伍長。なにゴバークしdだて
802名無しさん ◆jjhdc3WdwA :04/07/05 17:58 ID:nd9rQpa1
>>798
そういえば、七夕か・・・西遠寺の境内に七夕飾りはあったかな。
笹に付ける短冊は、巫女衣装着てみたい〜 未夢
カボチャを庭で栽培してみたい 彷徨
お団子の大安売りがありますように 隣の奥さん(ワンニャー
だだだだー るうのおよめちゃんになれまちゅように (ルゥ、ももか)

>巫女
巫女プレイは、脱がせたらお仕舞いな訳で、
多少着崩れた感じを如何に艶っぽく語るかが重要と思うんだよね。
>資料投下
袴の朱色は贄に捧げられる意味合いと処女という処から。
基本的には処女が着る衣装です。
で、巫女衣装ってのは社務所バイトさん程度なら下着は付けるけど、
(冬はジーンズの上にとかあります、今や形骸化してます>巫女)
古式に則ると、白襦袢、白衣、緋袴だけになる・・・。
衣装飾りはちょっと考えない前提で。
後、思い出しながら打ってるから多少違うかもしれないけど、
袴の帯と、白衣の帯とか緩めると、あっという間に素っ裸になるので、
その辺の呼吸が難しい気がする。
完全に脱がさないように気を配り、裾や袖から・・・って感じかなぁ。
未夢視点の文章がいいかもね。

未夢ちゃんは浴衣でも帯巻けませんっ!で踊るぐらいだから
TV辺りで神社の巫女さんを見て「ちょっと着てみたいな・・・」ってお茶目はあるかも。
803名無しさん@ピンキー:04/07/06 18:32 ID:GZsE/xGB
>袴の帯と、白衣の帯とか緩めると、あっという間に素っ裸になるので、
巫女服エロイね(;´Д`)ハァハァ

うっかり帯が解けて、マリモようかんの様に剥けちゃう未夢ちゃん
お約束のように、その後袴が足に絡まりひっくり返る未夢ちゃんに萌え〜(脳内)
804名無しさん@ピンキー:04/07/07 02:58 ID:YLL6kHMs
そろそろ一年?
これからも盛り上がっていくためにも
普段ロムに徹している人も、SS書いてうp汁!!!
805星に願いを (その1) ◆mpSakira8k :04/07/07 22:52 ID:oncgMo5n
夕暮れ時、そろそろ星たちが輝き始める頃。
未夢はどこからか笹を持ち出して紙でできたくすだまやら輪つなぎやらを紐でくくりつけている。
「未夢さん、これが七夕の笹飾りですか?」
「そうよワンニャー。 今日は七月七日、一年に一度織姫と彦星が会える日だからね」
「なんかロマンチックですねぇ」
「でね、この短冊にお願い事を書いて笹の枝に結んでおくとお星様がかなえててくれるといわれてるの」
「えっ、そうなんですか? どんなお願いでもいいんですか?」
「ん〜、いいんじゃない」
「それじゃあルゥちゃま、いっぱいいっぱいお願いしちゃいましょう」
「あい、ァンニャー!」
ワンニャーは子どものようにはしゃぎながら短冊に願い事を書き始めた。
ルゥは字とも絵ともわからない何かを一生懸命書いている。
「えっと、わたしは何をお願いしようかな…」
しばらく考えてもなかなか良いお願いが思いつかない未夢は、すでに書き終えた短冊を吊るしている
ワンニャーに問いかける。
「どんなお願いしたの?」
「えっとですね、『みたらし団子がおなかいっぱい食べられますように』」
「へぇー」
それは聞くまでも無いお願いだった。
「それと、『ルゥちゃまが元気に育ちますように』
そしてそして、『はやくオット星に帰れますように』」
「 …そう」
ワンニャーのあたりまえのようなその願いを聞いた未夢はちょっと沈んだ声であいづちを打った。
「どうかなさいましたか?未夢さん」「マンマ?」
「ううん、なんでもないよ」
(そうよね、いつかルゥ君とワンニャーの二人ともお別れしなくちゃいけないのよね…)
そしてそれは今のこの日常生活が失われてしまうことを意味している。
未夢はともすればワンニャーの願いとは正反対の願いを書いてしまいそうな想いを封印して、
胸の中にあるもうひとつの願いを短冊に込めた。
806星に願いを (その2) ◆mpSakira8k :04/07/07 22:53 ID:oncgMo5n
「へぇー、七夕かぁ」
「あ、彷徨」
未夢たちの騒ぎを聞きつけた彷徨がやってきた。
「なんか久しぶりだなこういうの」
「でしょでしょ、彷徨もなにかお願い事書く?」
「え? うーん、願い事といわれてもなぁ」
「夢がありませんな」
「わるかったなぁ、そういうおまえはどんな願い事をかいたんだよ」
「わたし? わたしは別に…」
未夢は持っていた短冊を後ろ手に隠した。
「あやしい」
「あやしくな〜い」
「じゃあ見せてくれてもいいじゃないか」
「いやよ、べぇー」
未夢は舌をだして拒否の意思表示をすると、短冊をポケットに押し込み縁側を降りて庭に駆け出す。
「まてよ」
「ダメ」
腕を掴もうとする彷徨の手をすり抜けて庭の真ん中辺りに未夢が来たときその異変が起こった。
「未夢!」「未夢さん?」「マンマッ」
「えっ? 何!?」
彷徨たちの方へ向き直った直後に未夢の背後が虹色に輝きだした。
「おい、待て!」
「やっ、か、彷徨」
なにか強力な力で引き込もうとするそれに対して逆らうすべは未夢には無い。
「未夢っ!」
「彷徨っ!」
駆け寄ろうとする彷徨の姿は未夢の目の前を覆った光の中にかき消されていった。
807星に願いを (その3) ◆mpSakira8k :04/07/07 22:53 ID:oncgMo5n
気がつくと未夢はそこにいた。
ほぼ真上から照りつける太陽があたりを白く照らす。
「まぶしぃー」
何がおきたのかわからず混乱していた頭が少しずつクリアになっていく。
「ここ何処? もしかしてまた時空のひずみ?」
あたりをあらためて見回すと、そこはいつもの見慣れた場所だった。
「あれ? ここ西遠寺の境内じゃない」
しかし今は真昼間だ。
「未夢? 未夢なのか?」
後ろから聞きなれた声が聞こえる、しかし少し声のトーンが違っているような…
「かな………た?」
振り返った未夢はその人物を見て驚愕のあまり言葉を失う。
その人物も驚きを隠せない様子で目を見開いていた。
「本当に未夢だ」
「…」
「そうか、そうだったのか、今日がその日だったんだ!」
「…あ、あの」
一人で納得している彷徨とは対照的に未夢は自体をまったく理解できない。
「ああ、わるい。まあとにかく中に入ろうぜ、ここ暑いぞ」
「う、うん」
いわれるままに母屋方へ向かおうとする彷徨についていく未夢。
そう、そこにいる人物は間違いなく彷徨だった。
話し方やしぐさ、醸し出す雰囲気は未夢がよく知っている彷徨であることを示してる。
でも、その人物が未夢のよく知っている彷徨ではないこともまた確かだった。
すこし野太くなった声、引き締まった感じの顔立ち、そしてなによりも数センチ以上背が高い。
(もしかしてここは…)
808星に願いを (その4) ◆mpSakira8k :04/07/07 22:54 ID:oncgMo5n
「いいか、落ち着いてオレの話を聞けよ」
「うん」
キッチンのテーブルを挟んで二人は向かい合わせに腰掛ける。
いつもの場所であるはずなのに何か違う、未夢はその場所にひどく違和感を感じた。
「うすうす気がついていると思うけど、お前は時空のひずみに吸い込まれてここにやってきた」
「やっぱり… そうよね」
「そしてここは…」
「ここは?」
「おまえがいた時よりも七年先の未来だ」
「ええ〜〜〜〜っ!」
『やっぱり』という思いと『まさか』という思いが交錯して未夢は大声をあげる。
「じゃ、じゃあ」
彷徨を指差して口をパクパクさせる未夢。
「彷徨だよ七年後の西遠寺彷徨。正真正銘のな」
「ウソ…」
「この状況でウソ言ってどうするんだよ。別にそんなに変わってないだろ、あの頃と」
「老けてる…」
身も蓋も無い未夢のリアクション。
「お、おまえなぁ…二十歳の青年に向かってなんてことを」
「は、二十歳の彷徨…ぷっ」
「な、なにがおかしいんだよっ」
「だって、二十歳よ二十歳、彷徨が…くくっ、あはっ、あははは」
「もう勝手にしてくれ」
未夢のよく知る彷徨、そして今目の前にいる彷徨を比べると、二十歳=大人というイメージが崩れ、
そのギャップがなぜか妙におかしくてツボにはまった未夢であった。
809星に願いを (その5) ◆mpSakira8k :04/07/07 22:55 ID:oncgMo5n
「ねえ彷徨、もう一回聞くけどここ七年後の未来なんだよね」
「ああ、お前から見ればな」
未夢は今の状況を把握すると、とたんにいろいろな好奇心が湧き出す。
「じゃあさ、彷徨は今何やってるの? もしかして大学生?
わたしはどうなってるのかなぁきっと美人になってるでしょうなぁ。
あ、ななみちゃんや綾ちゃんは? クリスちゃんどうしてるのかな」
「おいおい」
「三太君や望君ももう大人になってるのよね、そうそうももかちゃんも大きくなってるでしょ」
「ちょっと待てってば」
「それにルゥ君とワンニャー…」
そこまで言って、未夢は気づく。
(そうか、そうよね、ルゥ君たちは当然もう…)
「未夢… オレはその手の質問には一切答えないからな」
「え?」
「おまえ、七年も先のことを知ってどうすんだよ。結果のわかった人生なんて面白くないぞ」
「あっ…」
「それに、お前が未来を知ることで本来あるべき未来の出来事が別のものに変わってしまうかも知れないんだ」
「ええ?未来が変わるって…
えーと、難しいことはよくわかんないけど… 未来はあまり知らないほうがいいよね、やっぱり」
(それに、知るのは怖い……)
「そうそう、だからまあ、元の世界へ戻るまではここでおとなしくしてることだな」
「あ〜〜〜〜!」
810星に願いを (その6) ◆mpSakira8k :04/07/07 22:55 ID:oncgMo5n
「な、なんだ?」
未夢は彷徨のその言葉を聞いてようやく重要な事柄を思い出した。
「そういえばわたし元の世界へ戻れるのかな? このまま帰れなかったらどうしよう」
真剣な表情であせりだす未夢。
「あのなぁ、何でオレがおまえがここに来ることを知ってたと思うんだ?」
「? そういえば彷徨はあらかじめ知ってたみたいのよね… どうして?」
「おまえに聞いたんだよ」
「わたしに?」
なぞなぞでも聞かされた、という雰囲気でしばらく考え込む未夢。
「あっ、そうか!一度こっちにきて元の世界の戻った『わたし』から聞いたってことね」
「そういうこと」
「つまりはぁ、ようするに、無事帰れるってことよね☆」
「まあ今から三年後だけどな」
「え゛っ、うそ…」
「う・そ」
「…………バカッ!」
811星に願いを (その7) ◆mpSakira8k :04/07/07 22:57 ID:oncgMo5n
「お茶でも飲むか、未夢」
「知らないっ」
「悪かったよ、冗談だって」
あんまりといえばあんまりな冗談に未夢はちょっと拗ねてみせる。
「本当はその日…つまり今日の夕方もう一回庭に時空のひずみが現れて、それに飛び込んだら帰れたらしい」
ふと時計を見るとまだ午後一時前だ。
「あと半日… ルゥ君やワンニャーたち、心配してるかなぁ」
(それと、向こうの彷徨も…)
「そうでもないと思うぜ」
「なんでよ!」
まるで『わたしなんかどうでもいい』とでも言わんばかりの反応にムッとする未夢。
「だって、あの時はものの五分もしないうちに帰ってきたからな、おまえ」
「????? ご、五分?」
「そうだよ」
「だって、あと半日なんでしょ?」
「ああ」
「なんで? どうして? こっちでの半日が向こうでは五分なの?」
「知らん、だいたい時空のひずみ自体オレたちの理解を超えてるんだから深く考えても無駄だ」
「そんなぁ」
「まあ、帰ってきた時のおまえの話が本当なら、ということだけどな…」
「え?」
何か意味ありげにつぶやく彷徨。
未夢の前に出されたお茶はいつものお気に入りのカップではなく、来客用の湯飲み茶碗に入れられていた。
812星に願いを (その8) ◆mpSakira8k :04/07/07 22:58 ID:oncgMo5n
「ねぇ彷徨、本当にずっとここにいなきゃだめ?」
「だめ、へたに外をうろついて知り合いに会ったらどうするんだよ」
「ぶぅ〜、暇だよぅ」
「仕方ないだろ」
「あ、そうだテレビ」
「だめだっつうの!」
「なんでよ、いいじゃないテレビくらい」
「いまの世界情勢とかを調べて帰ってその情報を元にクーデータを起こされでもしたらどうするんだ」
「…なんでわたしがそんなことしなけりゃいけないのよ」
「……いや、まあしないとは思うけど。
とにかく! 未来の出来事を詮索したり干渉したりするのは禁止だ」
「もう! わかったわよ」
業を煮やしたかのように未夢は席を立った。
「おい、どこ行くんだよ」
「トイレ!」
「あっそ… くれぐれも勝手に外へ行ったりするなよ」
「わかったってば」
813星に願いを (その9) ◆mpSakira8k :04/07/07 22:58 ID:oncgMo5n
「ホントにもう、彷徨のやつ相変わらず口うるさいんだから」
用を足して出てきた未夢はブツブツと独り言をつぶやいている。
「だいたい何よ、今でもトイレの便座も下げないままだし。女の子と一緒に暮らしてるって自覚が…え?」
未夢はここに来た時から感じていた言いようの無い違和感の正体が何なのかわかったような気がした。
そしてそのままリビングには戻らず奥の部屋へと向かう、『自分の部屋』へ。

戸を開けると、そこはがらんとしてなにもない空間だった。
机の上には本も並べられていないし、部屋を飾る小物類もない。
未夢は思い切って押入れの戸を開けてみる。
だがそこには来客用とおもわれる布団が一組寂しく収納されているだけだった。

イナイ… ココニワタシハ、モウイナイ…

「未夢」
「…」
立ち尽くす未夢の背後から彷徨が声をかける。
「未来の事に関して詮索禁止って言っただろ…」
「わたし、いないんだ…」
「…」
「わたしたち、終わっちゃってるの? もう… 赤の他人……なの?」
「すまん、それについても答えられない…」
そう言いながらも彷徨のつらそうな表情が何かを語っている。
「やだよ、わたし…」
「未夢…」
「離れたくない、彷徨と… ずっと」
未夢の頬に一筋の涙が光る。
814星に願いを (その10) ◆mpSakira8k :04/07/07 22:59 ID:oncgMo5n
「未夢っ」
彷徨はわきあがる感情を抑えきれずに思わず未夢を抱きしめる。
「彷徨、お願い… わたしを離さないで」

彷徨を失いたくないという未夢の想いと、彷徨の未夢への想いが互いに引き合いって、
二人を強く結びつける。

そして、二人は獣になった…

「挿入れるぞ」
「うん…… あっ、ん、あ、あぁ」
「み、みゆ… くっ」
成長した彷徨に包み込まれるように抱かれる未夢。
まだ少女の風体を残したままの無垢な未夢を抱く彷徨。

二人は今まで経験したことがない興奮と快感におぼれていく。

「み、みゆ… もう」
「やっ、だ、かな… あ、ぁ、あ、ぁ、ん、うん、ん、んんっ……………あぁぁっ!」
「………うぁっ…くっ」

二人は強く抱きしめあいつながりあったまま、ただ荒い息を響かせていた。
815星に願いを (その11) ◆mpSakira8k :04/07/07 23:00 ID:oncgMo5n
時計も午後六時を回り、あたりもようやく暗くなり始める。
二人は再びキッチンのテーブルを挟んで向かい合わせに座っていた。
彷徨はかなり沈痛な面持ちだ。
未夢は少し頬を紅潮させている。
「まずいよな、やっぱり…」
「わたし、もしかして浮気… しちゃったことになるのかな」
「いや、それはちょっと違うような…」
本来ありえないはずのカップリングで行為に及んだことに対して二人は混乱していた。
「彷徨は知ってたの? こうなること」
「い… いやいや、それもノーコメントだ」
「もうっ、そればっかり」
肝心なことでなにも話そうとしない彷徨にい歯がゆい思いをつのらせる。
「あのさ、お前の思うようにすればいいよ、帰ってから向こうのオレに対して話すのも話さないのも」
「彷徨…」
そういうと二人はそのまま黙ってしまった。
816星に願いを (その12) ◆mpSakira8k :04/07/07 23:00 ID:oncgMo5n
「もうそろそろ現れるんじゃないかな、時空のひずみ」
「うん」
二人は庭に変化が現れるのを縁側で待機していた。
「未夢」
「なに?」
「今日ここで見聞きしたことにとらわれる必要は無いぞ」
「…」
「おまえの未来はおまえが決めていくものだからな
…あんなことしたオレが言うのもなんだけど」
反省しきりの彷徨をみて未夢はくすっと笑うと。
「彷徨もね」
「お、おう」

そのとき、庭にあの虹色の輝きが現れた。
「来た」
「彷徨…」
「早くしないとまたいつ消えるかわからんぞ!」
「うん」
未夢は時空のひずみに向かって踏み出す。
「じゃあな、未夢」
「彷徨、わたしたちきっと…」
そこまで言ったところで未夢は光の中へと消えていった。まるで輝く星の中に吸い込まれるように。
817星に願いを (その13) ◆mpSakira8k :04/07/07 23:01 ID:oncgMo5n
そしてまた静寂が訪れる。
(そしてまた一人になりましたとさ)
彷徨はそのまま縁側に腰掛けて七夕の空を見上げた。
「星に願いを… か」
「何をお願いするの?」
「!?」
ありえないはずの声を聞いて思わず振り返る。
「未夢!」
その未夢はいままでここにいた七年前の未夢ではなく、こちらの世界の未夢。
「帰っちゃいましたか、七年前のわたし。 会いたかったんだけどなぁ」
「おまえ、どうして…」
「今日が七夕だって事思い出して…
そういえばってことで急いできたんだけどちょっとの差で間に合わなかったみたい」
「…」
「まあ、七年前にも会ってなかったんだから今日会えるはずも無いんだけど」
そのまま彷徨の隣に腰をおろす。
「未夢、あの」
「久しぶりだね、彷徨」
「あ、ああ。半年くらいかな。会わなくなって」
「この町にはちょくちょく来てたんだけどね…」
「知ってるよ。 天地たちとそこら辺で会ったりするとなんだかんだ吹き込んでくれるから」
「ふふっ、おせっかいよね、ななみちゃん達」
些細なことでケンカした二人の仲をを彼女の友人達はいろいろ取り持とうとしたらしい。
「なぁ…なんでオレたちケンカしてたんだっけ?」
「さぁ? なんだっけ」
ケンカで半年以上も会わなかった二人だったのだが、あまりにも些細過ぎてその原因も思い出せない。
「だめよねぇ、離れて暮らしてると」
「そうだな、言いたいことがなかなか言えなくて」
未夢は両親が帰国して以来実家で暮らしてるため遠距離恋愛状態が続いていた。
818星に願いを (その14) ◆mpSakira8k :04/07/07 23:02 ID:oncgMo5n
「ところで彷徨さん、今日はまったくお楽しみでしたなぁ、ほっほっほっ」
「なっ…」
「いよっ、この少女ゴロシの色男!」
「ばか、や、やめろよ」
「もう、インコー罪で訴えちゃおうかなぁ〜」
「勘弁してくれぇ、おまえもしかしてそれを言いにきたのかぁ」
「あったり〜」
「あのなぁ」

未夢の彷徨イジメが一通り終わると二人はまた夜空を見上げる。

「なぁ未夢」
「なぁに」
「どうして今日の事ずっと黙ってたんだ?」
「ん、だって彷徨言ってたじゃない。 未来のことは話しちゃいけないって、
彷徨にとっては今日のことは未来のことでしょ」
「それで…」
「それと、やっぱりなんか悪いことしちゃったみたいで」
「だからそれは…」
「わかってる、彷徨は彷徨だもんね。でも、うーん、うまくいえないんだけど…
…ま、いいか、今日でやっと『過去のこと』になったんだし」
「なんだよそれ」
彷徨は未夢の真意をはかりかねたが、それ以上聞くのを止めた。
819星に願いを (その15) ◆mpSakira8k :04/07/07 23:05 ID:oncgMo5n
「未夢、あのさ…」
「なに?」
「また一緒に暮らさないか、この西遠寺で」
「うん、そうだね。 そのほうがいいかも」
「いいかもって、いいのか?」
「うん」
「…」
しばらく間をおいて…
「…ちょっとまってよ彷徨! 今のひょっとしてプ、プ、プロポーズ?」
「おまえさぁ、返事してから気づくなよ」
「だって、あの、その、そんな急に言われてもっていうかさ」
「おまえもう返事済みだぞ」
「いや、でも、その」
あわてふためく未夢の前に一枚の紙切れのようなものが風に吹かれて飛んできた。
「…あ、 これはあの時の! どこに行ったのかと思ったらこっちに置いてきちゃったのね」
「なんだそれ?」
彷徨が未夢の手から取り上げるとそれは一枚の短冊だった。
「ばかっ、ちょっとやめてよ」
「ダ〜メ、なになに、えーと…」

   【いつまでも西遠寺で彷徨と暮らしていけますように】

END

820さきら ◆mpSakira8k :04/07/07 23:10 ID:oncgMo5n
巫女さんネタで盛り上がってるところすいません。時事ネタなのでどうぞお許しを。
2年前の七夕に考えて(間に合わずに)そのままになってたネタです。
長い上にエロ少な目、ゴメンナサイ。

ではまた。
 「うわあ…また大きくなってる…」
 「ふふーん、触ってみますかももかさんや?」
 「あっ…今動いたわ。元気な女の子みたい。未夢さん」
 「そうなんだよねー。私似の可愛い子だったらなー…彷徨似の方がキレイになるかな?」
 「顔は未夢さん似でもいいけど性格はしっかり者の彷徨さんを継いでもらわなきゃね」
 「なんですとー?」
 西遠寺の縁側では目出度く今年その奥方となった西遠寺未夢と
花小町ももか(12歳小6)が檀家さんからもらった茶菓子を餌に談笑していた。
 未夢のおなかは妊娠9ヶ月に入りどこから見ても立派な妊婦さんのそれになっている。
 元々持ってた可愛らしさに若干の落ち着きが加わり母になる者特有のオーラを携えている未夢。
 天真爛漫さはそのままに、手足が伸び瑞々しい少女の美しさと少しの礼節を得たももか。
 歳月がもたらした変化、それをごく自然に二人は受け入れていた。
 「おっ、ももかちゃん来てたのか。丁度いい、手伝ってくれないか?」
 「なんですか?彷徨さん」
 「笹の準備だ。今晩、自治会の子供たちがやってきて七夕の飾りつけをするからな」
 「私がやるよ。彷徨」
 「何言ってるんだ。未夢はおとなしく見てろよ」
 「適度な運動は血行がよくなるんだよ?」
 「ダメだ。普段はぐーたらしてるくせに身重になってからやたら動きたがるんだからお前は…」
 「ぶー」
 町の子供を寺に集めての七夕、これを言い出したのは彷徨である。
 地域に密着した寺の催しとしては決して珍しい話ではないが、昔の彷徨であればその手の大勢を
相手にするイベントというのは好むところではなかった。まして自分自身が主催するなどほとんど
あり得ないことだった。ルゥと、ワンニャーと、そして何より未夢との出会いが彼を変えていた。
 そしてそんな二人のやりとりに、ももかは「当たり前にある幸せ」というものを感じてしまう。
 「まあまあ…ところで彷徨さん。おもてなしはどうするんですか?」
 「あ、忘れてた…」
 「ふぅ、彷徨も詰めが甘いんだから…菜園の西瓜で足りるかな?」
822星降る夜に@247 ◆GiSV9xSFJM :04/07/07 23:26 ID:6OUs7Gsv
 「足りない分はウチからお裾分けしましょう。あとジュースなんかも用意したほうがいいですね。
大体何人くらい…それと花火も…氷に…蚊取り線香は…で…じゃあ、全部私が買い出してくるから
未夢さん笹の準備をお願いします」
 「おい、それは…」
 「あの石段上り下りしての買い物の方が重労働ですよ彷徨さん?」
 確かにそうである。しかしももか愛用の自転車と彼女の操作技術ならば1.5?ペットボトルの
5、6本を担ぎ込んで石段を上がるのも大した問題ではない。
 「うん、あ、笹餅もお願いねももかちゃん」
 「任せといて!」
 「……じゃあ、頼む…」
 もう一つ主導権を握りきれない彷徨であった。

 「和尚さんありがとうございました!」
 「おう、気をつけて帰るんだぞ」
 9時を回り七夕会も無事閉会した。未夢は子供たちから老若の親御さんまで幅広く相手をし、
彷徨は主に若奥様に大人気であった。宝晶が修行で寺を空けている今、若い二人で取り持った
催事としてはささやかながらも大成功と言えた。
 「お疲れ。後片付けまで、ももかちゃんにはすっかり世話になっちゃったな…」
 「言いっこナシですよ彷徨さん。あっ、これ渡しそびれたけどさっきの領収証です」
 「ははっ、しっかりしてるな」
 「お疲れ様!はーい西瓜の残りだよー」
 「あっ、いただきまーす」
 「よし、そっちも片付けるか」
 すっかり人の居なくなった庭先に残ったのは短冊とともに色々の折り紙に飾りつけられた笹数本。
 三人は縁側に腰掛けて西瓜に興じながら、その笹に見入っていた。
 「未夢。ところで今日はお義母さんの誕生日じゃなかったか?」
 「うん、プレゼントも贈ったしさっき電話もした」
 「なあ…やっぱり実家で生んだ方がいいんじゃないか?そっちの方が安心できるんだろう」
823星降る夜に@247 ◆GiSV9xSFJM :04/07/07 23:28 ID:6OUs7Gsv
 「うーん、一般論じゃそうだけど、別に平尾町で落ち着かないってこともないし…むしろ、こっちの方
がリラックスできそう。…彷徨がいるんだもん」
 「…未夢」
 「ハイお二人さん。一応人前だからねー」
 二人きりモードになりそうなところをももかが制止する。そのまま見てても面白そうなのだが
小学生にはいささか刺激が強い。
 「あっ、ああっ…」
 「そっそれに…色んな思い出があるもんね」
 「……そうだな」
 彷徨が呟くと、三人はほとんど同時に宙を見上げ、しばらく無言になった。
 吸い込まれそうな藍の夜空に無数に流れる光の欠片。遥か昔から人が天の川と呼び、
伝説を重ねてきた星空、三人の見てるものは、その更に向こう側にあるものだった。
 「ももかちゃん、それ…」
 未夢は、ももかがいつの間にか手にしてるものに気がついた。
 キルト製の布で作られた手のひらサイズの、ウサギの顔の縫ぐるみ。いつも持ち歩き、
月日を重ね、モノはだいぶくたびれてしまっているけれど、色はそれでも白を保っている。
昔、ルゥとワンニャーのことを知った夜、彷徨がくれた「恋のパスポート」であった。
 「まだ持ってたんだな」
 「これを持ってたら、ルゥがずっと元気で…また会えるような気がして…あっ…!」
 咄嗟に。
 俯いたその瞬間に、ももかは包まれた。未夢が彼女の背中を抱きしめていた。
 「……」
 「…大丈夫、大丈夫ですって。未夢さん」
 一滴だけ涙を落として、ももかは笑って答えてみせた。
 「そうだな。俺たちはまた会えるさ」
 あったかいなあ。
 夏真っ盛りだけど、暑くはなく、ただ、あったかい。小さい頃に何度か触れた
 未夢と彷徨のあの感じ。それがそのままに甦っていることにももかは感動していた。
824星降る夜に@247 ◆GiSV9xSFJM :04/07/07 23:34 ID:6OUs7Gsv
 「オット星からも、天の川は見えるのかしら…」
 「見えるといいな」
 「見えるよ。きっと、見てるよ」
 宙から吹きつけた風に、新しく笹に括り付けられた三つの短冊が揺れていた。
 その願いが叶えられるのは―まだ少し先のお話―


 余談ながら。
 この夜、平尾町近隣の降水確率90%。にもかかわらず西遠寺を中心に平尾町の空だけ
雲一つなく晴れ渡っており、後に気象学者の中で議論を呼ぶことになるのだが、その原因は―
 「…流石に出て行きづらいなあ……ちょっと近くの星で時間つぶしてこうか…」
 西遠寺の遥か上空。静止していた夜星のUFOが光となって地球を離脱した。

                                                      (終わり)
825@247 ◆GiSV9xSFJM :04/07/07 23:53 ID:6OUs7Gsv
はい、外角高めです。w
とりあえず仕上げて、ここに来てみたらまさかさきら様と被るとは思わず…orz
まったく後に続けるには恥ずかしすぎる駄文(しかもエロ無し)ながらこの日を逃すわけにも
いかないのでやっちゃいました。

しかし、なんだ…喫茶店で何十時間も原稿用紙前に唸ってても全然進まないと思ったら
PCに空書きで1日強で書けたりするんですなあ…物書きって不思議w

>さきら様
自分のいない未来に途惑う未夢の切なさがリアルにキます…gj!
826名無しさん@ピンキー:04/07/08 02:02 ID:4xAHh+m0
祭りキ…(-_-)キ(_- )キ!(-  )キッ!(   )キタ(.  ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━
827名無しさん@ピンキー:04/07/08 04:50 ID:2V8sMXpL
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
お二方とも最高。
828名無しさん@ピンキー:04/07/08 11:33 ID:WegKbdj0
(゚д゚;≡゚д゚;)

あっ!!昨日は七夕だったのか!!
なにはともあれ作者様たちに感謝ヘ(゚∀゚ヘ)
829さきら ◆mpSakira8k :04/07/08 21:51 ID:Vn0og5D3
>>825
七夕ネタはほかの方も書かれるかも、と思っていたので全然気にしないでください。
ルゥ君たちの帰りを待つ三人の姿、よかったです。
◆GiSV9xSFJM さんの書かれるももかちゃんすごくキュートで好きっす。
830名無しさん@ピンキー:04/07/11 15:30 ID:rwuOegf+
エロなんか無くても、最高な内容ですよ。
2人の神様・・・
831名無しさん@ピンキー:04/07/16 03:02 ID:J+OdZwjW
さぁーみんなで逝って見よ〜
未夢保守
832未夢:04/07/22 13:44 ID:w5Cmx747
もうっ! なんで誰も書き込みしないのよぉ〜〜〜〜〜
833お盆と避暑は西遠寺へ ◆jjhdc3WdwA :04/07/25 12:18 ID:YX6Yg1tx
未夢ちゃん…?エロパロスレも夏休みだよ?





修羅場〜デスマー('`)
834名無しさん@ピンキー:04/07/25 12:31 ID:R4Nmj93/
夏坊の大反乱よりはマシ…かな?
835名無しさん@ピンキー:04/07/26 00:17 ID:WLdBPRIr
今年は静かですなぁ。
836名無しさん@ピンキー:04/07/27 21:05 ID:JgRZ2dWP
未夢が西園寺を去ってから彷徨と両想いになるまでの間の
ストーリーが読みたい・・・どこかにあるかな?

(両想いになるまで・・・というか西園寺を去る前も事実上両想いだったけど)
アニメだけ見てたので原作にあったらスマソ。
837名無しさん@ピンキー:04/07/28 00:28 ID:fqzbX/D/
>>836
それに挑戦しようとしたが、告白するまでに4年、キスするまでに
さらに3年、初体験は結婚初夜になりそうなので断念しました_| ̄|○
838名無しさん@ピンキー:04/07/28 04:01 ID:HBfB+J0F
長くなりそうですね。
待ってますよ(w
839名無しさん@ピンキー:04/07/28 19:25 ID:n53XI96D
>>836
ちなみに原作ではルゥ君たちが帰った直後に彷徨が未夢にキスそして告白(速っ)

アニメではエンディング中で、西遠寺の屋根から二人で星を眺めてるシーンや、二人が
別々の場所から空を見上げてるシーンがなんか意味深で話が膨らみそうですな。
840836:04/07/31 19:13 ID:sBN6KpHi
>>837
ぜひ書いて下さい!長くても待ってますー。
俺のイメージでは初体験は結構早そうな気が。特に未夢からねだりそうw

>>839
サンクス。原作ではそんな展開だったんですね。確かに速っ。
アニメのラストはいろいろ想像できる終わり方で良かったですなー。
841名無しさん@ピンキー:04/08/01 01:13 ID:ob1yu/qh
>>840
未夢たんにねだられるとイチコロですな。(;´Д`)ハァハァ
842名無しさん@ピンキー:04/08/03 02:39 ID:ivv8o/MO
保守
843名無しさん@ピンキー:04/08/03 09:18 ID:On+OePF1
未夢ちゃんの胸を揉みたい
844名無しさん@ピンキー:04/08/03 20:25 ID:ZE6wRoji
未夢たんの乳は手のひらサイズ
845名無しさん@ピンキー:04/08/03 20:41 ID:L44cVNN6
>>844
一家に一台、手のひらサイズ
846名無しさん@ピンキー:04/08/04 07:30 ID:VOXiA7qZ
一夜に1回、手のひらサイズ
>>746の続き

「はあ・・・」
自室に戻った私はまたため息をついていた。
どうやって謝ろうかな。
こういうのってタイミング逃すと大変なのよね。
私が寝てる間に掃除洗濯全部やって、おまけにお昼まで作ってくれたのに
あんな風に言っちゃうなんて・・・。
いくらちょっと色気がないって言われたくらいで、色気、色気、か。
私ってそんなに色気ないのかな。
そう思い鏡を見てみる。
クリスちゃんには流石に負けるかもしれないけど
綾ちゃんやななみちゃんくらいの可愛さはあると思うんだけどなあ・・・。
実際、彷徨って私のことどう思ってるんだろ。
そういえば昨日もこんなこと考えてたっけ。
ちょっと彷徨に聞いてみようかな。
うん、そうしよっと、でついでにさっきのことも謝っちゃおう。
そうこう考えているうちに謝りに行く決心がついてきた私は彷徨の部屋へと向かった。
部屋の前へ来た私は戸を開けようとして止まってしまった。
彷徨、まだ怒ってたらどうしよう。
でもいつまでもこんな気まずい状態なのもいやだよ〜・・・。
「ん、未夢か?」
迷っているうちに彷徨の声がした。
「う、うん、ちょっといいかな、彷徨?」
「なんだ、未夢?」
部屋に入ると彷徨は数学の宿題をやっているところだった。
そういえば私まだ宿題やってなかったっけ。
後で急いでやらないと・・・。
「で、何の用なんだ?」
「あ、その、えっと、さっきは、ごめん。
せっかくお昼まで作ってくれたのにあんなことしちゃって、本当にごめん」
「別に気にしてねえよ」
「ホント?」
「ああ」
「よかった〜」
あんなに悩んでたのにこうもあっさり謝れちゃったことに
拍子抜けしつつも妙にホッとした。
「用ってそんなことか」
「あ、うん、それからね、もう一つあるんだけど」
「何だ?」
「その、ね、前から聞いて見たかったことなんだけど、彷徨って私のことどう思ってるの?」
そう言った瞬間、彷徨は口を開けたまま固まってしまった。
「か、彷徨・・・?」
「お、お前、な、何言ってるんだ?」
彷徨に言われて気付いた。
謝ることに気をとられすぎて私ったらいきなりなんてことを・・・。
は、恥ずかしいよ〜。
でも、恥ずかしさと同時に彷徨の本心を知りたいという気持ちもあった。
ええい、どうせ言ってしまったんだからこの際聞いてみよう!
「え、えっとね、さっき彷徨、私のこと色気がないって言ってたでしょ。
そ、そしたら何だか気になっちゃって。あ、あははは」
自分でもわかるくらい真っ赤になり動揺しているのがわかる。
が、一方の彷徨もいつもの落ち着いた様子はなく私ほどではないにせよ、
動揺しているのが見て取れた。
そんな彷徨は私の問いかけにどう答えていいのか迷っているようで
口を開かないまま時間が過ぎていき私にはその時間が無限に長く感じられた。
たまりかねた私がもう一度聞いてみようとした時、彷徨が口を開いた。
「い、いや、さっきの色気がない、っていうのはちょっとした冗談でだな、
い、色気はあると思うぞ、実際。
未夢を見ていて、と、時々ドキッとすることもあるし、って俺は何を言ってるんだ・・・」
「ほ、ほんと?嬉しい♪」
私は本当に嬉しかった。
なんだか彷徨は私に対して
本当に特別な気持ちを抱いていてくれてないんじゃないかと思ったりもしていたから
彷徨自身の口からそう言って貰えたのは本当に嬉しかった。
「こ、こんなことで嘘なんて言うわけないだろ」
恥ずかしいのか私から目をそらして彷徨が答える。
もっとも、それは私も一緒なんだけどね。
「そ、そういう未夢はオレのことどう思ってるんだよ?」
「え?」
今度は逆に、彷徨が私に同じ質問をしてきた。
「オレにだけ聞いといて自分は何も言わないってのはズルいだろ」
確かに聞くだけ聞いて私だけ何も答えないっていうのはズルいかもしれない、
けどいざ答えるとなると恥ずかしいよ〜。
なんて答えよう・・・。
う〜ん、えっと、え〜っと・・・。
「好き、だよ。彷徨のこと」
悩んだ末に私の口から出た言葉は自分でも信じられないくらいストレートなものだった。
「彷徨と初めてあった時はお風呂覗く上に女の子への配慮もない最低なやつ、
なんて思ったけどルゥ君とワンニャーが来て一緒に生活しているうちに
段々彷徨のこと、そ、その、好きになっっちゃて、さ」
途中、彷徨が何か言いたげな表情を見せたけどそれを無視して
私は自分の気持ちを彷徨に伝えた。
「だ、だからね、さっき、彷徨が言ったこと、すごく嬉しかったよ」
「未夢・・・」
「彷徨・・・」
恥ずかしい気持ちをグッと抑えて彷徨の顔を見つめた私は
目を閉じて彷徨の次の行動を待った。
彷徨が私の肩をつかみ顔を私に近づけてくるのが分かった。
(彷徨・・・)
「未夢さん、彷徨さん、只今帰りました♪」
「だぁ♪」
!、こ、この声は!
「本当はもっと向こうにいるつもりだったのですが
ルゥちゃまが並ぶのに飽きてしまわれたようで早々に切り上げて帰ってまいりました。
あ、ももかさんは家までお送りしてきましたのでご心配なk、
ってお二人とも何をなさっているのですか?」
突然帰ってきたワンニャー達に私達は思いっきり慌てた。
「え、えっとな、これはだな・・・、
み、未夢が目にゴミが入ったっていうから見てたところなんだよ。
な、未夢?」
「そ、そうなの。
目にゴミが入っちゃって彷徨に見てもらってただけなのよ」
「本当ですか?私にはそうは見えなかったんですけど。
なんだか怪しいですよ」
『そんなことない!』
彷徨と私の声がハモる。
ああもう、何て時に帰ってくるのよ、ワンニャーったら!
未だ疑いの目を私達にむけるワンニャーは無視して
私はルゥ君を抱きかかえてルゥ君に笑顔を向けた、内心の動揺を必死に隠しながら。
「お帰り、ルゥ君」
「ルゥ、お帰り」
彷徨も私と同様、ルゥ君にお帰りの挨拶をした。
「だぁ♪」
元気よくこたえるルゥ君。
ルゥ君がいたからこそ私は彷徨のことを好きになれたんだろうな。
もしもルゥ君があの時西遠寺にこなかったら今頃はどうなっていたんだろう。
私はふとそんなことを思った。

(続?終?)
854 ◆x41vMzK08A :04/08/04 16:13 ID:hYxgVEVC
暑さのあまりムシャクシャして犬猫EDにした。
最初から犬猫EDにするつもりはなかった。
今はエロもなく犬猫EDにしたことに対し反省している
855 ◆jjhdc3WdwA :04/08/04 19:22 ID:NYvS3J1V
>>854
GodJob! 

>今はエロもなく犬猫EDにしたことに対し反省している
思うんですけど、えろしーん入れるのもう難しい気がするんですよ……。
彷徨と未夢が、何かの事情で発情しハメまくるってのが、この頃浮かばなくなった。
どうよ?_| ̄|○
856名無しさん@ピンキー:04/08/05 11:27 ID:wIKCKCq+
>>854
告白!キスがー!
リアルシンデレラショック!!(意味不明)

いい雰囲気だったのに (つД`)
シッターペット失格。みたらし団子没収!ヽ(`Д´)ノウワァァァン
857 ◆GiSV9xSFJM :04/08/05 21:52 ID:WacPHYAK
>>854
今夏の暑さを恨みますw続くといいなあ…
>>855
『実際のとこエロなしでも受け入れてる方いるし、特別意識しなくてもいいんじゃないかと。』
…なんてことは、読み手として言うのは簡単だけど、書き手として受け入れるのは…複雑でorz
858名無しさん@ピンキー:04/08/08 08:26 ID:CKWF2aI4
補習だよお
859名無しさん@ピンキー:04/08/08 09:00 ID:rPrLOudT
>>858
ザマーミロケケケ
860名無しさん@ピンキー:04/08/09 19:49 ID:kV6j0sbC
時空のひずみが発生したようですなぁ
861名無しさん@ピンキー:04/08/09 20:11 ID:fnwC5IQi
ですなぁ
862 ◆jjhdc3WdwA :04/08/09 20:33 ID:t/iTDwvV
時空のひずみが発生?
863名無しさん@ピンキー:04/08/14 08:09 ID:YebqMkM3
                      i!
                  ,.-‐¬'ー 、
               _,. -:i 7,_ /_:l./:.:}_
               , :'´:.:.:.:.:.ヾ/://:.':'^ン:.:.ヽ
           / :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ー一'´:.:.:.:.:.:.:\
         , -:'〃:..:.:.:.:.......:,:.:.:.:.:.:........  ....   .:.',
     ,. ‐'´: : /':.:.:.:.:.:.:.:.:.:/l:l、:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
   , :'´: : : : : :i!{:.:.!:.:.l:.:.:.:/ l:|ヽ:::ト、:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
   i: : : : : : : .::;ハ:l:.:.:l:.:∠._,,! ヽ! \:::ト、:.:.:.:.:.::.:.{:{:ヽ
   l:::::::. . .:::::/r':;八:.:l:/         ヽ ヽヽ:/::.:.:.t〈
    ヽ::____r' ノ:/:.:.;:`rヽ  ̄ ̄`   ー―- `!_{:::::.:.:.:、:ヽ  ほ、ほしゅ・・・・
     /__ `ヘ::/:::::ゝ{     __      /ノ:::::.:.:.:.ハノ
    /´  `ー^―‐‐ ヽ._    し′   /-ァム ‐' |
   i'            .l::i ー- r=='´-レ'´     l
   l.::::::::::........    ...:::::::::::j::}__,rっ'  r_'⌒     .:|
   ヽ.__:::::::::::::::::::::::::::__ -‐'´   ,. -‐^ヽ\::..  ...:::::l
       ̄ ̄ ̄ ̄´      / _,.   `ヽ.::::::::::_ノ
                    ,.イ // /   ノ-‐'´
                ‘ーし'〈__/ / /
864名無しさん@ピンキー:04/08/15 16:28 ID:GlFWQ/AN
>>860
ん?どこにそんなもんがあるんだ?
865名無しさん@ピンキー:04/08/16 00:35 ID:cISig8KS
>>862 >>864
鯖が移転したのでテストと保守をかねて書き込んだだけなんだけど…
そんなにわかりにくいたとえだったかなぁ
866名無しさん@ピンキー:04/08/16 07:42 ID:M6cb87Z+
>>865
ああ、移転か。
そういや、板の更新したな。
867名無しさん@ピンキー:04/08/18 06:46 ID:IZCiKvYN
>>863
あっ!アシスタントのバイトには行きませんよっ!
868名無しさん@ピンキー:04/08/21 23:16 ID:ItKkxRco
pink板改革の渦中に保守
869名無しさん@ピンキー:04/08/24 22:34 ID:Im07kL11
綾ちゃん誕生日SSまだ(ry
870名無しさん@ピンキー:04/08/26 20:43 ID:/JltJE+m
なんちゅーか夏バテしてもうダメ。

ゲームオーバーアトヲタノム
871名無しさん@ピンキー:04/08/28 02:40 ID:N8C8JLgq
age
872名無しさん@ピンキー:04/09/02 04:36 ID:MJTn0iMc
hoyu
873名無しさん@ピンキー:04/09/02 23:02 ID:pxnKavKZ
ああ、クリスたんの誕生日だというに漏れには祝う以上のことがしてやれない…
874はっぴばーすでークリスちゃん:04/09/03 06:35 ID:cXeAeKqX
875名無しさん@ピンキー:04/09/06 00:16 ID:1nXoJo5V
hosyu
876名無しさん@ピンキー:04/09/08 02:28 ID:WS1VxBGX
だぁ!だぁ!だぁ!保守
877名無しさん@ピンキー:04/09/08 19:20 ID:KmyxpIJ7
まだまださあ
878名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:53 ID:PYz8t+9s
まだまだなの〜?どっこらしぇ!涼しくなってきたねぇ〜
食欲の秋、子作りの秋なのさ〜。
879名無しさん@ピンキー:04/09/12 16:10:22 ID:SSbAAy+K
そーしてふーたりーはてーにてをとって!
880名無しさん@ピンキー:04/09/13 00:55:32 ID:Euz9LbsT
えろぱろのーたびへー♪
881名無しさん@ピンキー:04/09/14 20:26:58 ID:yYmE6Vdn
なかよしっ!なかよし!おふたりさんは〜!
そのままっ〜!ラブホーに入り込みー!

…鹿田さん、邪魔しますわよ? はいお嬢様。
882名無しさん@ピンキー:04/09/17 10:47:27 ID:oHbjeWlR
ほしゅっほっしゅ〜
883名無しさん@ピンキー:04/09/19 02:31:53 ID:cZdNIs3W
hosh
884 ◆x41vMzK08A :04/09/21 01:00:15 ID:Wm6J5usj
書きかけのやつがPCトラブルの余波で消えてしまった・・・。
やってらんねえ
885名無しさん@ピンキー:04/09/21 01:18:26 ID:RTqBIg2U
SP2の影響はデカイですなぁ〜〜('`)
まだまだ細かい処バグだらけ……
886名無しさん@ピンキー:04/09/21 01:20:24 ID:35jWRYUq
SP2なんか入れるからですよ。
うちなんて未だに無印98w
887名無しさん@ピンキー:04/09/21 07:01:16 ID:xg4f8NXv
XPなんて使うからいけないのですよ。
OSは2000が一番!
888名無しさん@ピンキー:04/09/21 07:44:27 ID:BuW7zAKp
Free BSD これ最強
889名無しさん@ピンキー:04/09/21 07:49:55 ID:LVarxmGw
>>884
あうぅ、御愁傷様です…でもどうか諦めないで…

うちのMeしょっちゅう凍るし表示も変になってきたし…w
890名無しさん@ピンキー:04/09/21 07:53:40 ID:CXDIY/3n
ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン!!
久々のSSがー
891名無しさん@ピンキー:04/09/21 09:22:18 ID:OfRlVTCO
なんだ…まだまだ人いたんじゃんw
892名無しさん@ピンキー:04/09/25 14:17:38 ID:bjXsdcdL
まだまだぁー秋になって涼しくなってきたし。(w
893 ◆GiSV9xSFJM :04/09/26 18:44:53 ID:vKXwch3X
たまにファンサイトやSSページを回ってみると、色んな意味で現実をつきつけられる_| ̄|○
894名無しさん@ピンキー:04/09/27 05:47:44 ID:TtGu1LlQ
>>893
若い者がそれでどうするゴホフォッ…!_| ̄|○
895名無しさん@ピンキー:04/09/29 19:46:42 ID:x+ie1ib2
この再放送で今一度光を…
896停滞感を払拭したいね ◆jjhdc3WdwA :04/10/03 07:38:58 ID:yc/KXGhN
>>895
そうだといいねー、地上デジタル波とはいえ放送である事には違いないし。
新しい人も本スレに来るだろうし、こちらも少し保守も兼ねて頑張りますか。
やっと、自然の涼しさになったことだしね(w

という訳で、未夢のパラレル情話第五話 落とします。
最後にupしたのが3で、未upが4…_| ̄|○ 
多分>>793さん以外は分からないと思います、且つ非えろ+ほのぼの生活篇です。
すいません。涙
未夢のパラレル情話 第五話

「どうしたらいいのー!?」

布団に寝ころんで未夢の方を見ていた彷徨は、未夢のその素っ頓狂な大声に驚いて跳ね起きた。
そして彷徨が跳ね起きた視線の先では、硬直した未夢が、そのまま真横に倒れ込んでいた。

「なんだなんだ?未夢?どうした?」 

彷徨はごそごそと側ににじり寄り、台風で倒れ込んだお地蔵様のようになっている未夢の肩をゆする。
しかし未夢の身体は、ゆっさゆっさと揺れるだけで返事がない…。
それどころか揺らすたびに、変なうわごとが未夢の口から漏れてきた。

<西遠寺さんに来たのは、西遠寺未夢であるこのあたしー>
<西園寺さんに行ったのは、西園寺未夢のあの子〜」>
<「それでさっき私を愛してくれたのは西園寺彷徨だったなんだよねー>
<「でも、彷徨は彷徨だし〜彷徨違い〜あはは……?>

「大丈夫か未夢?おい!西遠寺を行ったり来たりしたのか?」
<むかし〜むかし〜未夢ちゃんは〜♪>
「………大丈夫か!おいっ!おい!未夢!」

流石の彷徨も、未夢の言葉の不可解さに不安になったらしく声がうわずってきていたが、
未夢が漢字の同音語で固有名詞である西遠寺をうわごとのように繰り返すだけでは
何が未夢に起こったのか彷徨にはさっぱり分からない。
さてどうしたものかなと思った彷徨は、未夢を強引に引き起こすと背中から両手を未夢の両肩に添えて力を込め、
膝で未夢の背のツボを押すと同時に「むんっ!」と気合いを入れて手前に引いた。
<ぎっち!>
ほぼ同時に未夢の迷走する意識の中で何かいやな音が鳴った。

「きゃあっんっっ!?……はっ?へっ?ここ何処?」
「このツボを押すと相変わらずお前は艶っぽい声を出すなぁ…未夢?大丈夫か?」

きょろきょろと周りを見回す未夢の背中を眺めながら彷徨は自分の肩をさすりながら訊いた。
「へ…あ?彷徨!彷徨だよね?うん、大丈夫!もう大丈夫…で、えーと私…どうしてたの?」
内股でへたり込んできょろきょろしていた未夢はそう答えると、自分が行ったであろう痴態を訊き返す為、
おそるおそる彷徨の呆れた声が聞こえる後ろへ顔をそらした。

「ずずぅぅ―――ん?へっ?未夢がどぼっしだって?」 

……既に彷徨は布団の側にあった湯飲みに茶を注いで啜り…そして沢庵まで囓っていた。
『まったくぅーデリカシーぜんっぜんっ!無いんだから!こっちの彷徨も―――!』

未夢は頬を赤くしながら、彷徨からそっと出された湯飲みを大仰に抱えると、一気に中の茶を飲み干した。
そして飲み干すついでに薄目で彷徨の方を眺めてみるが、
彼は何時の間に切り分けたか分からない沢庵をさっきから、お茶のお供宜しく咀嚼音を奏でながら食べていた。

「ぽりぽり…」「ずずぅぅ〜〜」

未夢はこう言うぶっきらぼうな一面を持つ彷徨を知っては居たが、それでもなんとなく腹の虫が収まらない。
しかし一方の彷徨としては、こうやる事で未夢のおかんむりが過ぎ去るのを待っているのであり、
大昔、ヘタに追求して手痛い反撃を喰らった経験と歳月が彷徨にして作り上げさせた夫婦間の生活術だった。

でも未夢としては、そんな彷徨の魂胆が分かっているから余計に気に障る…障るんだけど……やっぱり今の彷徨には突っ込む隙がない。
『くやしいーやっぱり彷徨ってばサイテー!』 さっきの事はすっかり忘れ未夢は悔しがった。
そんなご機嫌斜めの未夢は一言「おかわりっ!彷徨」と、飲み干した湯飲み茶碗をぐいと彷徨に差し出した。
「はいはい、今煎れますからね…処で沢庵もいるか?」 彷徨は流し目で未夢から湯飲みを貰うとそう言った。
…未夢の顔が更に真っ赤になったのは言うまでもない。

「もーーいやっ!彷徨のそう言うトコ大嫌いっ!」
未夢はいきなりそばにあった枕をつかむと彷徨に投げつけ泣き出した。
でも何故か、そんな未夢に気も止めず彷徨は飛んできた枕をよける事もしなかったし
茶もちゃんと未夢の湯飲みに注ぎ直して未夢の方に戻した。

「はい…お茶…でもさー未夢?やっぱりお前おかしいよ…?」

泣き崩れた未夢は、彷徨の発する低いトーンの言葉にハッとなり涙目のまま顔を上げた。

「やっぱり何か隠してる?未夢?」

彷徨の真剣なまなざしに西<遠>寺未夢はもう隠しきれないと観念した。
一呼吸おいて彷徨が未夢の側に座り直してきた。
未夢が顔を上げると覗き込んでいる彷徨の顔が見えるぐらいの距離だった。

「それで何をこそこそやってたのかな?」未夢は頭がボーとなるような彷徨の甘い声にあわてる。

『うわーそんな顔の彷徨って見た事無いよー』
『でもどう説明しようかなぁ……あの子があっちで私があっちからって…』
『ええっと、そうだわ!紙に書いて……我ながら名案!えっへん』

…と、そこまで妄想逞しくした未夢に、暖かく柔らかい彷徨の手が両頬に覆い被さって来た。

「あまり難しい事は考えない!それと…相変わらず頬を赤く染めてボーとなる癖治ってないなぁ…あはは」

そんな彷徨の優しい仕草と甘い声で未夢は思った。『…同じ彷徨だよ、どっちも一緒、分かるはずだよね…』
そう思うと未夢はそのまま彷徨の胸に顔を寄せ目を瞑り、それまでの経緯を全部、西<園>寺彷徨に語っていった。

そしてその話しを語り終える頃、彷徨は突然ため息混じりにこう呟いた。

「やっぱり、うちの未夢が…またそっちの西遠寺さんちに行ったんだ?」
「へっ!?彷徨?知ってたの?」未夢は驚いて伏せていた顔を上げた。
しかし、当の彷徨は視線をあらぬ方向に向けて当惑気味の様子だ。

「参ったなぁ…まさか今度は本気で入れ替わってくるとは…あっちの未夢に代わって謝るよ」
「へぇ?ええ…別にあたしは何とも思ってないよ彷徨!?あっ、あたしも悪いんだから…」
「いや未夢が謝る事はないんだ…悪いのはウチのヨメだし…まっ未夢も同じか…ややこしいなぁー」

お互いしどろもどろになりながら布団の上で目を白黒させながら互いに謝ってみたが
やっぱり埒が開かないことおびただしいし、何となく滑稽さ漂うものだった。
そんな、ばつの悪そうな彷徨を見て未夢はそっと布団の側にある茶盆に手を伸ばし、
努めて明るく、そして精一杯の笑顔をしてこう言った。

「っと、とりあえず?お茶飲み直さない?ねぇ彷徨?ねっ?ねっ?ねっ!?」

それを見た彷徨は、「くすっ」と、ちょっと笑ってうなずいた。
903老兵 ◆jjhdc3WdwA :04/10/03 07:48:49 ID:yc/KXGhN
ああまだ続くみたいです、頑張って何とかオチは付けたいと思ってますのでどうか宜しく。(謝)
エロいのもなるべく短編で纏まるのを落としていきたいと思います。

でわ。
904793の人:04/10/03 09:12:23 ID:UsXTyBvc
アニメの再放送開始と共に続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
私も前回までのお話を忘れちゃってたので、
老兵さんの所に見に行きました・・・(´Д`υ)

園さんの旦那さんは、遠さんのことを知ってたのですね。
今後どんな話し合いになりますかなー?

お疲れ様です
っと、とりあえず?お茶どーぞ゙ ( ´・ω・)つ旦
905名無しさん@ピンキー:04/10/03 12:29:59 ID:+dnJJ/X5
このスレでSS書いてる人のサイトアドレスキボンヌ
906老兵 ◆jjhdc3WdwA :04/10/04 06:11:01 ID:vt/kYJXI
>>904
( ´・ω・)つ旦ヽ(゚ω゚=)ノドモー
>園さんの旦那さんは、遠さんのことを知ってたのですね。
遠の方のダンナは既に二人の未夢を見てますから(w
園さんの彷徨は、最初の1であった未夢の不満の吐露の元ですから
やはり知っていた方がいいと判断しました
>今後どんな話し合いになりますかなー?
遠の方に行った(園未夢)はもうすぐ戻ってきますから…なるべくかち合いは避けたいところですけど(w
>905
未夢のパラレル情話 で検索すると出てきますよ。ヽ(´ー`)ノ
907名無しさん@ピンキー:04/10/06 21:14:34 ID:wECMgJih
続き期待保守
908名無しさん@ピンキー:04/10/09 10:30:32 ID:anrxYU96
ちょっと とおりますのさぁ〜
909名無しさん@ピンキー:04/10/09 12:43:27 ID:g30M5qdJ
駄目だ!許さん。
ケツを向けろ!
いいぞ、そのしまり具合!
910 ◆x41vMzK08A :04/10/09 18:47:51 ID:9QfTX7Kh
大方のネタは過去に出尽くした感があるが
まだでていない(だろう)、もしくはあまり見かけないネタ

寝取られ
レイープ
女性主導(極端に言えば逆レイープ)
3P
触手
ゆかさし主役
ルイ主役
若かりし頃の未来、瞳主役
悪悪団主役
801
スペシャルの着ぐるみを活かす
911老兵 ◆jjhdc3WdwA :04/10/09 19:49:43 ID:3CmIqLtF
>>910
既にPart6を重ねているし、殆どのネタは先人の神さまが書かれたからなぁ。(畏)
ももか×鹿田ネタもあったし。 そこが辛いところだね。_| ̄|○
でもそれなりに考えてみると、まだまだやれそうな気もするね(w

#寝取られ→三太かな?某神が既に書かれていた気がする。
#レイープ→ちょっと彷徨が一晩留守にした夜、鬼畜な奴らが西遠寺に。
      ワンニャーとルゥは縛られて動けず…でも小さくたって宇宙人、ルゥくんには敵わないです(w
#女性主導(極端に言えば逆レイープ)→未夢ちゃんやななみちゃんが彷徨に迫るとか…むぅ。
#3P→未夢→綾←ななみ でと言うのも面白いかも。
#触手 かなり前、触手でなく縄で縛って吊したら総すかんを喰らった経験があるので漏れパスね(汗
#ゆかさし主役 各々のキャラが弱くてどうしてもオリキャラ設定になりそう。
#ルイ主役 あのうねうねしたムチで未夢ちゃんを調教するお姉さま?SM系?
#若かりし頃の未来、瞳主役
つまり、漏れにこの二人のレズっ振りを書けと……いいかも、はぁはぁ(w
#悪悪団主役 ごめん浮かばない(汗
#801 三太と彷徨…801は単純な様で難しいからなぁ……。

こんな所ですかな?
912 ◆x41vMzK08A :04/10/13 19:02:18 ID:exT8YLmc
もう一個あった。
>>796-で触れた巫女服ネタ。
このようにニッチなネタはまだまだあるから
ネタ不足ならこの辺のネタで攻めてみるのもまた面白いかもしれない。
同人誌出すのはいいがネタがないとお嘆きの紳士淑女の方々も是非お一つ
913名無しさん@ピンキー:04/10/15 19:41:14 ID:f4sareOV
: : : : : : : : : :i l! : : i ,: : : i : : ',: :ヽ   :. 一一二二二三三三三 てーちょおーひらくともおー2年経つなあーって
: : :/: : : : : : | |i : : l l!: : :.l: : :.i : : ',   :.. .:. ..  :.. .二二三三 やっぱり実感しちゃうんですのね?なんだか照れちゃったりするんですのね?
: :イ : : : : ,! ,l.l|::l: : j!|:l: : :.|: : :.!: :l }       ,.、   :. ..ニ二三 そういやあ彷徨からはヒドイこともされたし…プルプル…ヒドイことも言ったわね
: l:|i: : : :/ /,!|.|::|: :,'ll::|: : ,'!: : ,': :j ,'   r‐r_'´  ヽ   :.: ..二三 なーんて思い出して、えーそりゃあもー中身が一杯詰まったあまーいあまい
: {:l|: : 〃//イ l::l /:リ::l: :/,!: :/: :,'/   〈./  \  \  : :二三 同棲ライフですわ
ヽ::l /〃::_ノ  ヽ._/::/,//;.イ: : 〃  ,ノ'´`ヽ、 `ー ヽ . .二三 もらった物にはそう、「愛」を感じちゃってあげた物はもちろん全力の「愛」!
-=ニ二´_    _二ニ=-/ /!   {/`ヽ、 `    イ .:. :.ニ三 「やっぱいいもんだよね共同作業に罰ゲーム!なんか夫婦みたい」
:::::::::::::::::::::ヽ   /::::::::: イ´}: : :.、  〈 ヽ  `     ノ .:. :ニ三三なーんて言っちゃって…未夢ちゃんと彷徨くんは小さい頃に
        ::l i':::::::  /ノノ: : : : ヽ  ヽ_},〉ー.     / . .: .二三三出会っててまあ、思いがけなく歴史はもーさ〜らに深いこと深いこと…
          l l    j'´: : : : : : : : :`ヽ / `     /  . :. :.二三 ひとつでも欠けてたらそりゃもーdでもなく足りませんわ
        ||   /: :ヽ: : : : : : : : : :,'     /  . .: . 二三 ええ!タリナイ!ヽ(`Д´)ノタリナイ!
   _       l イ: : : : : : \ヽ: : : : : {.     イ  .: . :.-二三
.__   __,. <´___l___,r1-―-、: : : : ト    l   .:. .ニ二三 何が足りない?それはもちろん二人の…「き・ず・な」
   ̄    |`ノ   //   }r.{っ   ヽ: : l     |   .:. ..ニ二三
、       /  //   j'{ソ_,.     ヽ l.     |   :. :ニ二三
. ヽ  /   //    ,!'{j        ,'     |  .:. .ニ二三    き   し   ゃ   ー   !   !
914老兵 ◆jjhdc3WdwA :04/10/15 21:24:04 ID:lIw2niyn
>>913
クリスたんキタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ ━━━!!
915名無しさん@ピンキー:04/10/16 12:56:08 ID:9GFAjcdU
>>914
未夢では・・・?
916名無しさん@ピンキー:04/10/16 18:28:19 ID:0+QDb9Ig
>>915
クリ○○ス、もといクリスだよ。
917名無しさん@ピンキー:04/10/16 22:38:09 ID:pQWtchWn
クリスたんのクリトリス(*´д`*)ハァハァ
918みかんパニック(その1) ◆x41vMzK08A :04/10/17 01:48:49 ID:miohSGWd
カリカリカリカリ
「彷徨〜、どのくらい終わった?」
「ん、後少しで終わる。そっちは?」
「えっと、ま、まだ半分・・・」
宿題を半分ずつやって後で互いに見せ合えば宿題も早く終わるからと、
未夢から彷徨に持ちかけたにも関わらず
持ちかけた本人がまだ終わりそうにないと聞いて彷徨は大きくため息をついた。
「ちょっと。何よ今のため息は!」
「何でもねえよ。いいからさっさとやれ」
未夢はまだ何か言いたげな表情を見せたがそれ以上は言わず宿題を再開した。
カリカリカリカリ
「ねえ彷徨?」
「なんだよ、まださっきのとこからあんまり進んでn」
「違うの、そうじゃなくて、今、変な音しなかった?」
「いや、何も聞こえなかったけど。買い物に行ったワンニャーとルゥが帰ってきたんじゃないのか?」
「それならただいま、ってワンニャーの声が聞こえるはずだけど」
ガタガタ
「!、ほら、い、今!」
「ああ、今度はオレも聞こえた。台所からっぽいな」
「何だろう、もしかして、ど、泥棒?」
「これは調べてみた方がいいみたいだな」
二人は立ち上がって台所へ向かい、そっと覗き込んでみた。
919みかんパニック(その2) ◆x41vMzK08A :04/10/17 01:49:26 ID:miohSGWd
『みかんさん!』
物音の正体はみかんだった。
「未夢ちゃん、彷徨くん、締め切りが、締め切りがあ!!」
締め切りを間近に控えてみかんは今にも二人に襲い掛かりそうになっていた。
「落ち着いて、落ち着いてみかんさん」
「そ、そうですよみかんさん。こんなことしてないで早く書かないと」
必死でみかんをなだめようとする二人だがみかんは一向に落ち着く気配はなかった。
「mfgsぺrgjけrg、書きたくても書けないのよお。
ネタはあるのに具体的な情景が頭に浮かんでこないのおkgれwげrhれあz」
錯乱状態のみかんを尻目に二人はヒソヒソ声で相談を始めた。
「なんか今日のみかんさんはいつにも増してイッちゃってますな・・・」
「ああ。オレも結構みかんさんとの付き合い長いけどこんなに混乱してるみかんさん見たことねえ・・・。
なあ未夢、二人でみかんさんに協力しないか?このままほっとくわけにもいかないし」
「うん、そうでもしないと帰ってくれそうにないしね」
『はあ・・・』
二人して盛大なため息をついた後、みかんに恐る恐る声をかけた。
「あ、あのみかんさん」
「klgじょれsげらq何、未夢ちゃんgめをぐぁおげr」
「私たちも協力しますから、一緒に頑張りましょ」
「そうですよ、こうしてても何にもなりませんから、さ、早く」
「・・・、ホントに、ホントに協力してくれるの?」
ようやく少し落ち着きを取り戻したみかんに二人は内心ホッとする。
「ええ、とりあえず何をすればいいんですか?
あ、そういえばさっき、具体的な情景が浮かばないとか言ってませんでしたっけ?」
920みかんパニック(その3) ◆x41vMzK08A :04/10/17 01:50:44 ID:miohSGWd
「そうなのよ、資料の映像とか見てみたんだけどどうしてもイメージ沸かなくて
このシーンだけ書けないでいたのよ。やっぱり実際に見てみないと。
ねえ、二人で再現してくれないかな?」
「え、何をです?」
「男女のか・ら・み♪」
「男女の」「絡み?」
みかんの突然の発言に二人は固まってしまった。
「そう、絡み。私そういう経験ないからさ、
編集から送られてきたAV見たり官能小説読んでみたけどどうしても書けないのよ。
ねえ、二人でここでやってみせて。
最後までやらなくてもいいからさ、ね、ね、ね♪」
「い、いやみかんさん、流石にそれは・・・」
「何、何、さっきの協力するって言葉は嘘だったの?」
「確かに言いましたけど、それはちょっと・・・」
突然そんなことできるわけもなく二人はどうすればいいのか途方に暮れていた。
「へ〜そう、二人は協力してくれないんだ。へ〜。
じゃあルゥ君のこと、みんなにバラしちゃおっかなあ」
「みかんさん!」「汚え・・・」
みかんへの抗議の声をあげるがみかんは全く意に介さなかった。
「何とでも言うがいいわ。あたしは締め切りに間に合わせるためならなんだってするのよ。
さ、協力するといったからには協力してもらうわよ」
勝ち誇ったようにいうみかんを目の前に、
二人とも暫しだまったまま考え込んでいたが彷徨が口を開いた。
「・・・、仕方ない、未夢、みかんさんの言うとおりにしよう」
「え、ちょ、彷徨、何言ってるの?」
「やらないと、みかんさんのことだから本当にルゥのことバラしかねないぞ。
優しくするから、な」
「う〜ん・・・。わ、分かった。優しくして、ね。で、でも、さ、最後まではやらないから」
口にするのが恥ずかしいのか、ほとんど聞き取れないくらい小さな声で未夢はしぶしぶ了承した。
921 ◆x41vMzK08A :04/10/17 01:52:51 ID:miohSGWd
昨日の地上波デジタル放送での7話予告を見て、
そういやみかんさんが演劇の件で二人脅迫してたなあと思い出し
思いついたネタ。
過去に見たような気もするがケンチャナヨ
922名無しさん@ピンキー:04/10/17 03:55:54 ID:B8uMQjoz
>>921
誤爆しながらも乙。続きが実に待ち遠しい
923名無しさん@ピンキー:04/10/17 05:34:27 ID:cc1t7UXS
男女のか・ら・みキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
彷徨君もやる気満々みたいだし、期待いてます。(;゜∀゜)=3
924老兵 ◆jjhdc3WdwA :04/10/17 08:39:24 ID:mdPWoYyE
キタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ ━━━!! 
(=゚ω゚)ノ お茶ドゾー旦~
925名無しさん@ピンキー:04/10/17 09:06:59 ID:D3+jmt2y
てか「少女漫画」で絡みって…
926老兵 ◆jjhdc3WdwA :04/10/19 13:15:27 ID:I71AGHvv
>925
みかん先生がプチレディコミ辺りにトレードされたという設定をここにおいときますね
927名無しさん@ピンキー:04/10/22 17:07:26 ID:BrVWbWHC
少女誌の絡みにはゴム描写が欠かせないらしい
928名無しさん@ピンキー:04/10/22 21:40:32 ID:OXJGKCXj
でも、中が(・∀・)イイ!!
929老兵 ◆jjhdc3WdwA :04/10/23 16:20:07 ID:8ifZNdyF
つかむしろ、ペサリーとか女性用ゴムとか(w
>927
行為後のコーヒーとかもあるな。<タバコはNG…むしろタバコだけど
>928
ですなぁ〜お話の中ぐらいは中が(・∀・)イイ!!
930未夢 ◆MiyuhLnM1Y :04/10/23 21:26:48 ID:04w9uQ6J
このスレから加齢臭が・・・・・・
931未夢 ◆MiyuhLnM1Y :04/10/23 21:32:03 ID:04w9uQ6J
誤爆(:D)| ̄|_
932名無しさん@ピンキー:04/10/24 01:52:20 ID:R+hKGuTT
その名前でどこに書き込む気だったの?
933名無しさん@ピンキー:04/10/27 15:23:32 ID:QEqI11lx
hosyu
934名無しさん@ピンキー:04/10/29 23:02:49 ID:oLPGQrCQ
ハロウィンSSきぼん
935名無しさん@ピンキー:04/10/31 20:41:33 ID:ItQ/FaoM
ピンポーン
昼下がり、あまり客が訪れる時間帯ではないはずの寺の母屋で呼び鈴がなる。
彷徨は今たずねてきそうな人を想定してみたが、思い当たる のは三太くらいだった。
「なんだよ、今手がはなせないんだ…」
すっかり玄関にいる人物をすっかり決め付けて戸を開ける。
しかし、とそこにいたのは見知った顔ではあったが、決して三太ではなかった。
「『なんだ』で悪かったわね」
「未夢!」
あれから2年半、少しばかり背が伸びて顔立ちもすこしだけ大人びた、でも基本的
には何も変わっていない少女が立っていた。
「まったく、彷徨はあいかわらずなんだから」
「わ、悪い三太でも来たのかと思って。それより突然どうしたんだ?」
「今日ハロウィンでしょ、平尾町でまた仮装コンテストとかやるからってななみちゃんと
綾ちゃんに誘われて…」
「そっか、まああがっていけよ」
「うん」
彷徨は仮装コンテストまでにまだかなり時間があることに突っ込みを入れようとしたが
やめておいた。

「おじさんは?」
二人は居間のテーブルで向かい合わせに座り、お茶を飲む。
「なんか用事があるとかで出かけてる」
「え? でも今日は彷徨のお母さんの命日じゃ…」
「だから、だろ…」
「…そっか」
936名無しさん@ピンキー:04/10/31 20:42:12 ID:ItQ/FaoM
「じゃあ今この家はわたしたち二人っきりなんだね」
「あ、ああそうだな」
なにげなく口にした未夢の言葉に彷徨はすこし上ずった返事をして視線をそらす。
「や、やだ、わたし別にそんなこと期待して来たわけじゃないからね」
そんな彷徨の態度にあわてて反応する未夢。
「え、いやオレもべつに…」
しばらく続く沈黙。

「いや、あの、彷徨がどうしてもって言うのなら…」
「なんだよ、それ。あくまでオレを主犯にするつもりか?」
「そ、そんなんじゃないわよ! 彷徨がはっきりしないからでしょっ」
「はっきりすればいいのか?」
「もういい!」
「おい、待てよ」
彷徨は立ち上がろうとする未夢の手をとってそれを制止する。
「だって久しぶりに逢ったんだし、彷徨少し寂しそうだったし」
「未夢…」
「わたしだって…」
その続きの言葉は彷徨の実力行使によって未夢の口から出ることはなかった。

「あっ、あっ…」
互いの肌を確かめ合う二人のあえぎ声が夕暮れ近くまで広い家屋の中に響く。
937名無しさん@ピンキー:04/10/31 20:43:06 ID:ItQ/FaoM
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン!
何度かのピークを超え、満ち足りた二人がまどろんでいると、いきなり玄関の
呼び鈴が連打された。

「なになに?」
「誰だ今頃」
あわてて彷徨が玄関に向かう。未夢は乱れた衣服を整えた。
「うわっ!」
「どうしたの?」
彷徨の妙な叫び声に、未夢もあわてて玄関に顔を出す。
「あ、やっぱりここにいた」
「もしかして、ななみちゃん?」
そこにいたのは不気味なお化けなどに仮装した面々、声からななみだとわかる。
「そうよ、いつまでたっても未夢来ないし、家に電話したら昼前に出たっていうし」
「で、多分ここじゃないかと」
こちらは綾の声。
「ごめんね、つい長居しちゃってて」
「おい、未夢。のんびり話してる場合じゃなさそうだぞ」
「え?」
ひたすら強力なオーラを放つ人物が一人。
「お昼からいったい今まで二人きりでなぁーにしてたのかしらぁ?」
「ク、クリスちゃん!?」
「そうですわね、しょせんわたくしなんかにいただけるお菓子はないってことですわよね」
「お、おちついて」
しかし暴走状態のクリスを止めるすべはもうない。
「お菓子をくれないおうちには、特大のいたずらを差し上げますわぁぁぁ!!」

「きゃぁぁぁ」

何年たってもやはり破壊される西遠寺の玄関先であった。
938名無しさん@ピンキー:04/10/31 22:02:51 ID:RbVq844U
(・∀・)イイ!! 
939名無しさん@ピンキー:04/11/01 01:08:00 ID:mRnaj+zp
SSどうもありがとうです
とても(・∀・)イイ!!
940名無しさん@ピンキー:04/11/03 15:50:29 ID:OKZdcdUO
ここは上げんといかんですかな。
941老兵 ◆jjhdc3WdwA :04/11/04 21:00:42 ID:p+BoND5H
保守〜〜
942名無しさん@ピンキー:04/11/08 17:17:07 ID:RqiQ3N7S
守るから!
943名無しさん@ピンキー:04/11/10 23:32:20 ID:cUn/a2Uh
ある日の深夜・・・
「えっ!?かなた!?」
「みゆ・・・俺、もう限界なんだ・・・!」
「やっ、ちょっとまってよ!あっ、駄目、やだやだっ嫌だよ〜〜」

みゆの膣内にピストン運動を繰り返すかなた。

「うっ、い、いくっ!!」
「駄目っ、外っ、外に出してぇ・・・っ!嫌ぁ〜〜〜〜〜!」

その後、みゆの姿を見た人はいなかった。神社には、決して開く事のない倉庫があった。しかしある人の話によるとかなただけはそこに入っているのを見たことがあるという。その中には何があるのか・・・
944名無しさん@ピンキー:04/11/10 23:54:07 ID:cz9uRDtD
未夢たんは何処へ((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
945名無しさん@ピンキー:04/11/11 00:09:20 ID:SOYOy7m8
それより何で神社で?
946名無しさん@ピンキー:04/11/11 00:59:27 ID:66Zn92+Q
>>945
寺だったら隠す場所無いじゃん。
947名無しさん@ピンキー:04/11/13 02:00:31 ID:JzlMW0Bc
保守
948名無しさん@ピンキー:04/11/14 20:22:55 ID:smkfNNFI
949名無しさん@ピンキー:04/11/16 06:23:51 ID:p/kCTo+2
いうまいと思う今朝の朝立ちか 彷徨
いうまいと思う今朝の乳の張り 未夢

ほしゅ
950名無しさん@ピンキー:04/11/19 22:08:58 ID:FYWWxK0+
残り50ですね
951 ◆jjhdc3WdwA :04/11/19 22:29:04 ID:WoLeIrHi
いうまいと 思う残りのスレを突っ掛けで 仰ぎ登る西遠寺。

>950
落ちそうだなっと思ったら何とか叩き出したいですね。
原作スレ方面では、高校大学生あたりの未夢彷徨というお話が……旦~

ほっしゅ
952名無しさん@ピンキー:04/11/23 07:32:26 ID:Dumk+mzk
MY LONE IS FOREVER〜♪
彷徨と〜出会ったころのように〜♪
953名無しさん@ピンキー:04/11/26 22:52:47 ID:1c8COVkU
hosyu
954名無しさん@ピンキー:04/11/30 09:56:58 ID:Pfo7Lop1
これまでか
955名無しさん@ピンキー:04/11/30 21:09:34 ID:HQOYBzro
ぷしゅ〜〜
956 ◆x41vMzK08A :04/11/30 22:26:33 ID:6NShxN7K
来月の12日過ぎれば少し時間的余裕ができるので
クリスマスまでには書きかけのを完結させたい所存
957名無しさん@ピンキー:04/11/30 22:58:50 ID:8HOPS6ry
お待ちしております! と言いつつ私も書かんばなあ…
958名無しさん@ピンキー:04/11/30 23:13:09 ID:HqXJW5Cq
やったー
959名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:53:39 ID:MqxuiluP
頑張ってください。と言いつつ私も同じか。
960名無しさん@ピンキー:04/12/02 20:16:49 ID:GaWYpBLo
保守
961名無しさん@ピンキー:04/12/04 09:13:55 ID:fGn9LH+3
やるせないくらいに保守
962名無しさん@ピンキー:04/12/04 16:16:22 ID:1q6aiKO8
別に保守しなくてもスレは落ちないよ。
それより980まで行ってdat落ちする方が怖い
963名無しさん@ピンキー:04/12/04 19:50:04 ID:pcxGtlJC
保守
964保守的御伽噺 ◆GiSV9xSFJM :04/12/09 22:02:00 ID:cuy8953e
(ふぁあ…いちゅのまにおねむだったのかちら…。あら、まっくらだわ…ちかも…ちぇまいぃ。どこなのよここ!?)
むかーしむかし、あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでおりました。
お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。
(えっ、なにいまのこえ?きゃあ、なんかこれゆれてるわ。)
「はぁー、寒いですなー、こんな日の水仕事は堪えるよ〜〜…」(ジャブジャブ
お婆さんが川で洗濯をしていると、そこへ大きな桃がどんぶらこっこどんぶらこっこと流れてきました。
どんぶらこっこどんぶらこっこ。
(えっ、なに、あたち、もも?)
「あれまあ、川上から大きな桃が流れてきちゃったよ。こいつぁあ、毎日寒空の下、お爺さんの
ふんどしを洗ってる私に仏様からのご褒美に違いありませんなあ。では、有り難く頂戴しましょうかね。」
こうして、お婆さんは桃を家へ持って帰るのでした。
「うーん、うーん、重いです。」
なお、余談ですが一説によると桃太郎は桃の中から生まれたのではなく、桃を食べたお爺さんお婆さんが
不思議なことに若返って、それで燃え上がっちゃった結果できた子なのだそーです。
「へー、そうなんだ。じゃこれを食べたらお爺さんと何十年ぶりに…こりゃのんびりしちゃおれませんぞ!」
(どひゅー)
やがて、お爺さんも家に帰ってきました。
「ただいまー…ああ、腰が痛え。…うわ、でかっ。何だよこれ?」
「ふっふっふ〜〜、お爺さんや」
「…婆さんまた何か企んでるな……」
「いえいえそんなことはありゃしませんて…それよりこの桃、一緒に食べましょうかね」
「いやこれ…絶対怪しいぞ。捨てて来いよ」
「なーにをおっしゃいますかなあお爺さんは。こんなのこの出刃包丁で真ん中から一刀両断
ざっくりいっちゃうのさあ〜」
(ちょ、ちょっとまちなちゃいよ!なかにあたちがはいってるのよ!)
すぱーん!
965保守的御伽噺 ◆GiSV9xSFJM :04/12/09 22:03:35 ID:cuy8953e
…ころころ…ころりん
「…逃げましたなあ」
「逃げましたなあ」
すぱーんすぱーんすぱーんすぱーん!!
ころーんころーんころーんころーん!!
「うっふっふっふっふ〜〜。後ろは壁。もう逃げられませんぞ〜〜」
「…なあ婆さん。やっぱり止めといた方がいいんじゃないかな…わしあまり食欲が」
「止めてくれるなお爺さん!ちぇすとー!!」
ずぶしゅ!!!

お婆さんは桃を真っ二つに真横に割りました。すると中から―
「ハァハァ……い、いーかげんにちなたいよおばたん!」
「おっ、おば……いっ、いやいやー確かに私はお婆さんだから、おばたんでも間違ってないんだよねー。
それどころか若く見られてるくらいさあ。なんだけど、なんだけどー…」
「ちぬかとおもったわよ!ちょんなきものきてなにやってんのよおばたん!」
「ううー何故だろう。お婆さんなのにおばたんと呼ばれるのが釈然としませんよお…」
「あのー…」
「あら、かなたおにいちゃんもおひげつけてむかちのかっこうちて……」
「いやーわしはお爺さんじゃよ?ふぉっふぉっふぉっ…まあなんだ。ほら、何か羽織れ?」
「へ…きゃあああ!!!」
―中から玉のような女の子が生まれたのでした。
そう、殆ど起伏の無い 白く透き通る様な 幼く健やかで 美しい躯を晒して………。
「私はお婆さん。私はお婆さん。おばたん?いやお婆さん…」
966保守的御伽噺 ◆GiSV9xSFJM :04/12/09 22:07:19 ID:cuy8953e
幼女ヌードでエロパロのノルマを果たしたところで、桃から生まれたその子は桃太郎と名づけられすくすくと成長しました。
「ちょ…あんたまちなたいよ!あたちはももかよ!おんなのこよ!のるまってなによ!!」
しかしその頃、村では海の向こうからやってくる鬼どもが悪さを働き、村人達は大層困っておりました。
「ききなたいよ!!」

「うあうああぁ!酉の神楽円盤がーーー!!扉絵に落書きいいいjふぁds;tふおあつfどt〜〜!!!」
「きゃああああ!あたしの羽子板が〜〜〜!!」
「ぐぁあ!俺の球捕皮手袋が!!」
「あたしの松サマがーー!!」
「俺の土偶がああ!」

「困ったなー」
「あと9枚あるけどこんな愛のないことするなんて許せないうぇあkfjsどいfsdkふぁ」
「困ったよねえ…」
「参りますなあ」
(…で、なんでこのひとたちあたちのまえでこんなはなちちてるのかちら……)
「うぬぅ、鬼許せん!」
「誰か鬼を退治しれくれないかなあ」
「誰かが鬼ヶ島に行ってくれないかなあ…」
―じーーーーーーっ―
(………)
「あああ、困ったなあ」
「……………いくわよ」
「えええっ!今なんと言いましたか桃太郎さん!?」
「ももかだってば…いけばいいんでちょ!あたちがおにどもをこらちめたげるわ!!…でないとはなちすすまないみたいだし」
「ばんざーい!桃太郎が鬼ヶ島に行ってくれるぞ。よかったよかった。ばんざーい!」
一時間近く、村人総出で目の前で井戸端会議をされ続けたところ、桃太郎は快く鬼退治を引き受けたのでした。
(続く …?)
967名無しさん@ピンキー:04/12/10 01:13:00 ID:J2gLlfqf
だぁ!だぁ!だぁ!昔話キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
鬼退治に行っている間に桃を食べて(;´Д`)ハァハァきぼん
968名無しさん@ピンキー:04/12/13 14:59:01 ID:bCqnK1EL
もうすぐ冬コミだけど今年も相変わらずなし?
969名無しさん@ピンキー:04/12/13 19:57:15 ID:dLa0yThY
>>968
多分極々少数か、全く巡り会えないか(乃至は無いか)何れかだと思う。
それ系のスペースが決まっているとは言え、全然別の所、別の日で、
それ系なドジン誌が出てきたりするのがコミケの醍醐味。
サークルカットは当てにならんし(CD版も)
つうか、>968氏は巡礼出来るのか、いいですなぁ〜。

970名無しさん@ピンキー:04/12/13 21:49:51 ID:bCqnK1EL
いや、多分行けないと思う。
もし何か出てるなら知り合いに頼んで買ってきてもらおうかと。
にしてもまあホント毎度のことですが探し出すのが大変ですな。
ないってこともあるし
971名無しさん@ピンキー:04/12/16 00:57:49 ID:VnYtVx27
クリスマスまでもうすぐあと一週間保守
972名無しさん@ピンキー:04/12/16 07:27:42 ID:eiOGru3a
彷徨君の誕生日ですわ
973名無しさん@ピンキー:04/12/16 20:31:07 ID:8GD7KbXA
(=゚ω゚)ノ970まで来たところで一先ず整理してみますね
>5-7
タイトル未定 (未夢×彷徨)◆GFw740H0lY氏
>27-30 >78-84
Hotel California(前スレからの続き)◆GFw740H0lY氏
>35-44
『夜中の電話と満月』(未夢×彷徨) 名無しさん
>49-59
平尾町ホワイトデー(前スレからの続き)◆x41vMzK08A氏
>65
山村みかん ◆jjhdc3WdwA氏
>97-105
夏・西遠寺 ◆jjhdc3WdwA氏
>155-163
『my word 、my world?』名無しさん
>202-211
マイリトルナース(未夢×彷徨) さきら◆mpSakira8k氏
>225-227 >236-239 >242-243
スポーツウェア編(仮)(未夢×彷徨)223氏?
>247-249 >251-254 >259-262 >277-281 >284-291 >294-299
すてい・あっと・西遠寺 (ももか×ルゥ)◆GiSV9xSFJM氏
>269-270
〜浴衣編〜 (続?)名無しさん
>273-274
コスプレシリーズ第?弾 浴衣編 (未夢×みずき?)(続?)名無しさん
>309-312 >319-320
Blue Moon of Florida(前スレからの続き) ◆GFw740H0lY氏
>324 >339-342
ハロウィンネタ(未夢×…??)名無しさん
>331-337
劇場版・巨大未夢ちゃん(ギャグです) ◆jjhdc3WdwA氏
974名無しさん@ピンキー:04/12/16 20:33:06 ID:8GD7KbXA
>388-394 >452-455 >744-746 >847-853
はじめてのぱそこん→はじめての・・・ ◆x41vMzK08A氏
>480-492
未夢の居ないクリスマス(未夢×彷徨)◆jjhdc3WdwA氏
>497
クリスマス短編(未夢×彷徨)名無しさん
>501-504 >506-510
Here You Come Again(未夢×彷徨)◆GFw740H0lY氏
>519-522 >525 >528-530 >541-545 >549-551 >554-558
冬休みの終わりによくある光景 (未夢×彷徨)名無しさん
>591-602
未夢と彷徨のにちじょーせーかつVIII (言うまでもなく)さきら◆mpSakira8k氏
>631-633
未夢の誕生日1 ◆jjhdc3WdwA氏
>655-666
クリスのプレゼント(クリス×未夢)◆jjhdc3WdwA氏
>781-788
悪い本(未夢×彷徨) ◆jjhdc3WdwA氏
>805-819
星に願いを (未夢×大人彷徨)さきら◆mpSakira8k氏
>821-824
星降る夜に(エロ無)◆GiSV9xSFJM氏
>897-902
未夢のパラレル情話(前スレからの続き) ◆jjhdc3WdwA氏
>918-920
みかんパニック(続?) ◆x41vMzK08A氏
>935-937
ハロウィンネタ(未夢×彷徨)名無しさん
>964-966
保守的御伽噺(続?) ◆GiSV9xSFJM氏
…軽い気持ちで始めたらなかなかどうして結構な量にw誤記、漏らしあったらスマソ
975 ◆jjhdc3WdwA :04/12/16 21:35:23 ID:tsWS6fyK
お疲れさま〜>973-974
976 ◆x41vMzK08A :04/12/17 00:40:35 ID:YvRzMU58
>>973
>>49-59
>平尾町ホワイトデー(前スレからの続き)◆x41vMzK08A氏
またスレを跨ぐことになるのか・・・
977名無しさん@ピンキー:04/12/17 00:51:43 ID:tAc5rFy3
まとめ乙です
978名無しさん@ピンキー:04/12/20 22:15:42 ID:0bFkFXky
次スレは?
979名無しさん@ピンキー:04/12/21 20:02:27 ID:wPaTPYlK
980踏んだ人次スレよろ
980 ◆x41vMzK08A :04/12/22 22:57:02 ID:lsm2wx/R
WW1やアルデンヌ戦同様、
クリスマスまでに書きかけのを完結させるのは無理なようなので
お詫びの次スレ
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1103723668/
981 ◆GiSV9xSFJM :04/12/22 23:22:38 ID:f/KJ/+EG
乙です!
さて、どうして埋めてくれよう・・・
982名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:56:05 ID:9dFM3jPQ
ここからはクリスマス及び彷徨君の誕生日SSを期待するスレとなりますナリ
983名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:02:39 ID:hWmf2dVm
いや…埋め立てより即死回避の方が重要で(汗
984osyokuji ◆jjhdc3WdwA :04/12/23 04:08:12 ID:Fd6zfAD8
>981
ひと〜つ、スレ住人の股間を刺激し
ふたぁ〜つ、ふしだらで艶な西遠寺を設定し
みぃ〜つ、見事に秘め事大好き未夢ちゃんを…書いて見せようエロパロスレ。
>980
やったー!遂に新スレです!今か今かと待っていました。
新スレに移行の際は、新エロパロスレの為、だぁ!だぁ!だぁ!の為、
そして百合っぽいクリスちゃんが、その勢いと甘美な悦楽で未夢ちゃんを、
そのセカイに溺させていくのを描く為、僕は頑張ろうと思います。
きっとクリスマスまでには終わると思います。クリスマスにまた会いましょう!(映像の世紀?)

アルデンヌにある新スレで、即死回避祭に参加しているモノ書き共が、
PINK-BBSの即死勧告を拒絶しました。
香具師等はなんて言ったんだ? 「股間を押さえて待っていろ」だそうです。
Goodな返答だ、クリスマスにはPINK-BBSが白濁な飛沫で埋まるな(パットン大戦車?)
985名無しさん@ピンキー:04/12/23 04:11:48 ID:2lK2DJKC
ソロソロ>>13が来る頃か
986osyokuji ◆jjhdc3WdwA :04/12/23 04:37:47 ID:Fd6zfAD8
            ,、 -‐ ''''''''''''ー- 、.,,_    ,
         ,.r '"            `"''' く
        /                  `ヽ、
         /                       ヽ
      /           i. l     i  ,        ゙、',
       /',r          | j', i     l /, l      ',!でも、光ヶ丘くんって…
.      /./,  /   i .,'l / l_l,    l ./ i, .ト,   l  l 一回誘ってヤッちゃたんだけど
    ,' ,'/  ,/ ,l,,,.../-ァ‐/''"l!l  ,イフ''ーl-!,l,_  , l   l なんちゅーか、そうですなぁ〜
     i !l 〃  i /j,∠,,,,,,,,,,l' ! //',,,,,,__リ. !` ,'.,'  ,' 
     ! l!.//.r.v'//' ゙'ー'゙  //   ヽ-'゙゙゙' ! //  / もう少しでイキそうな時に…
     l  l /7/ ' 〈r''j                レri. , '
     |  i'7 ゙、 ゙y ' ノ             '、ヽ〈  「ああぁっ、もう未夢っちとの
     l.  ヾ、ヾ; ヽ ゙ヽ       '"   ッ"-,~!/       お愉しみTime終了だよぉ〜」
    /   `゙、 '    `ヽ、          ,.'ツ l, |
.  ,.イ   ,イ,rヽ,      `ヽ    ,r '"    .ノ とか言ってさぁ〜、まったくも〜。
. //  ,r'-'゙  `ヽ、     |--r‐/    ./  あたしの濡れそぼったトコから
.' /  /      ヾi、、、、,,, ! .{    ,.ィ' |  モノ引き抜いて帰っちゃんたんだよねー。
/  /       l"´    `゙''i ,j、-‐'''''''ヽヽ l  
. /y゙~゙゙ヽ、    ,l,,,,,_  _,,,_  |,|     |/ ヾ, んっもうぅサイテーな思い出なのさぁ〜。
' /-ー- 、 `ヽ、r'"  `゙'ー ゙'ヽ!jrー--'"ヾ"ヽ j'i で、頭きたから全力ダッシュで家帰って
 {    `ヽ、. }        r'         〉/ l 昼寝している彷徨で無理矢理愉しんだけどさープンプン!
987名無しさん@ピンキー:04/12/23 04:38:26 ID:hWmf2dVm
このスレじゃ光が丘はエロエロ大王だったような気がw
988osyokuji ◆jjhdc3WdwA :04/12/23 05:47:07 ID:Fd6zfAD8
>983
PINK-BBSのidol鯖の即死判定って n日+30レス以上+**kbyt以上だったけ?
まぁ、何とかなると思うのさぁ〜お休みなのさぁ〜むにゃむににゃ(w

989osyokuji ◆jjhdc3WdwA :04/12/24 02:54:46 ID:JHlJHtna
んんんんんんん……(;´ー`)y−〜〜
990名無しさん@ピンキー:04/12/24 07:15:52 ID:XrBDUDnH

991osyokuji ◆jjhdc3WdwA :04/12/24 07:34:29 ID:ggQAYUwT
多分、新スレは即死領域は越えたと思います。
埋めましょう。産め産め〜>13待ちながら産め〜
992名無しさん@ピンキー:04/12/25 01:53:40 ID:aBzYttnZ
        /     ,  /  ,イl   !    l | l、 ヽ    ヾ、
        ,'  i  / l l,.-/lTlヽ| / 'Tハ Tト、!| i  l  l iヽ
         i i  l l  l,.イ ! l,⊥lL  | l /,イ_」⊥l リ、|  l  | ! ヽ
        l |  | |! イ! l〃l ,r‐、`ヽト.l!〃  ,rリ、 lX. リ!  ! j |.  〉
       〈 、 U ! l _!l′i{ _ノl    l'   i{._ ,ハ }7'l / .' ,リ /
        ヾ、 ! ! ! ヽ {!ゞ',;リ  ,     {!ゞ'.;リ ' l〃,イ //
          \ヽ. ヘ  ー'´ ̄ , -- 、  `ー''-  /'// 〃
            トヽr'|      /   ヽ      j Y/ 'ヽ
          /  ,ヽ.!      l     l      /〃!  i     うーーー
          ,'  /ハ ヽ、   !     !    , '/ l   l
           i   !|  `ト 丶、 ヽ. _ ノ  , ,.彳´   |  U
            |   !l   |  `_,>iー---‐‐ l<. !    l    |
          !   !|   / ,. '´|       ト、 ヽ    ,リ   ,'
            、 l ! /   ´ _,.-v-―-. 、  ゙、 /,'   /
             ゙、 ヽV__,,. -'7、: : :/ { ヽ: : : :lヽ ._ ∨   , '
           , ゝ''´   /: :ヽ: /: :|: : ヽ: /:.l  ` ‐- '_
          , '´         i: : : :` : : |: : : : ´: : !        `ヽ
        /         l: : : : : : : :: : : : : : : : l        ヽ
        /  ヽ /       `ー――― ‐―‐一'        、 / ヽ
        /    /                       ∨  ヽ
993名無しさん@ピンキー:04/12/25 01:54:39 ID:aBzYttnZ
      ___!_    !|      |   ,               l   l !      i
 '"´ ̄  l  `ヽl、!     | !  l              l   !|_,. -H‐――‐- l、
      l  |l   | !\  | l  l        |   | ,. 'j´l  | |       |
、     !  | !   l  !  \! ! |          l  ,.イ  .,' l  l|     |
.ヽ   l  l 、  !   、  lヽ  |        | / !| /  ! U !     |!
 l 、   !  ! ヽ. ',   ヽ  l、l\l        ,イ  ,' ! /   !  ! !     ‖
. ! ヽ   、 ',  \ヽ  ヽ !ヽ. ヽ       ' !  / ,'/    ヽ ', ヽ.     !l
  '、 \ ヽ.゙、     \   \ 、ヽl          l / 〃       ヽ  ヽ   |
  ヽ  \ 、\ ___     \ ヽ       ! / /'   _,. -―‐‐-    _X. l
`ヽ、.`、\__,ゝ.-‐ヽxy-,.、ヽ、     `、     ,'/    _,.-z'7フ ̄ ̄`'<  \!
  ヽ`丶 z,. -‐亠宀-<.`丶、      ヽ  〃  _,.-'´,. -宀'´ ̄ ̄``ヾ   /
   ゙、  '´         `ヽ._ト     ヽ/   7-''´               /
   ヽ    / /           ,         / /        /
ヽ    i                                          ;  ,
ヽ/`ー-l                 '⌒ヽ                    ,'-‐'ヽ    めぇぇぇーーー
_ l   ヽ                 ,′  ',                 /   !
 |    \                 |     i              /    ,'
  !     `  、           |     |          _,. - '´     /
.  !         l、ー:- .._      l     l     _,,. - ォ''´        /
.  ヽ        l:ヽ: : : :  ̄: .‐ -ヘ    ノ--―'':´: : : /:!        /
994名無しさん@ピンキー:04/12/25 13:15:55 ID:P4B/rfUT
            /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
           , '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.        /::::::::::/:::::::: :::::::/ ::::::::  |! ::::: .::. :: ::::::;::::::::::::::::::::::::::ヽ
.       ,'::::::::::/ :.::: .!  ..i;;..-―‐-l!、!. .::::::::. .::::::l|::.. ::l::  :::::: :::::',
       i:::::::::::ii'::::..:::l:;:.::!|;;;;;;:::::::;;;;;l!:l:::;::::::::::::::::Tiiヽ、:.||:::::.. ..: :: :l
        l:::::::::::|l;;::;;;;::|;;;::|;l;;;;;=-‐-、l;;l;;;;;;;;;;;:::::::::;l_l|;:::::ヽ!::::::::,:::::. !.j
        |:::::::::::ll;;;;;;;;;;l;;;;;l;;/ ,;i´ `i. `!- 、::__:;;;;;;r',,,゙ヾ;;;/;::::::/::::::;':/
       l::::::::::::lト、!; -‐t''l! i::{,_ ,ノ!      `〃 .l! l!';;;;;:::/:::::://
        l:::::::::::`::´::::::l::l  !:ゝ'::リ        i:'、ノ! j`ヽr';;;;;;/
         ',:::::l:;::::::::::::::|::|  ヽ- '         l:ゞソ ,r'/ `~
          ヽ;;;i;;;::::::::::::l:|    ̄     ,  ゙=′;';;/
         ,.ヽ;、;;;::::::::l:ト、       r ;      .ノ/   埋めるの?
       /ヽ ,. \;;;;:::;リ.  ヽ、        ,. ;'; '
     ,. '  /  {;`~´:、ヽ__  /ヽー--‐ ' ´/
      l  ,. ′    ヽ- _;r'´:::ヽニ-'ス ゝ--‐ヾ
    j /         ヽ:_: -‐、_三,ト、ヽ-‐く
    / /              , -‐''"ヽ::リ
    {./             ,r1´ー'     ヽー/
    /               /  !       ヾ
995名無しさん@ピンキー:04/12/25 17:30:10 ID:LazgkR62
うん、あやちゃんのとこ埋めるの すると綾ちゃん産めます
996名無しさん@ピンキー:04/12/25 18:31:58 ID:b7RaN29h
997埋め短編(1/2):04/12/25 18:38:23 ID:oOs7GiFw
真夜中の午前2時、足音を忍ばせて彼女は彷徨の部屋へと近づく。
(やっぱりサンタさんは夜中にこっそりプレゼントを届けるものよね)
静かに戸をあけると暗くてよくは見えないが、彷徨は布団の中で熟睡しているようだ。
枕元へ向かうためそっと足を踏み入れ、物音を立てないよう静かに一歩ずつ歩く。
部屋の半ばまで進んだとき何か畳ではないものを踏んだ。
体重の乗ったそれはずるっとすべり、バランスを失って思いっきりしりもちをついた。
「いっ…」
(いったーい、もう彷徨ったらまた読んだ本を出しっぱなしにして!)
思わず大声を上げそうになるがあわてて口を押さえ、心の中で文句を言う。
(今ので目覚ましちゃったかな…)
「彷徨ぁ、起きてる?」
聞こえるか聞こえないかぎりぎりの小声で尋ねてみる。しかし返事はなかった。
(ほっ…)
ようやく枕元まで来ると持ってきた包みをそっと置く。
暗闇に慣れてきたせいか、眠っている彷徨の顔がよく見えた。
998埋め短編(2/2):04/12/25 18:38:48 ID:oOs7GiFw
無防備なその姿を見ると、ついいたずらをしたくなる。
(なんか可愛らしい寝顔…)
指でその頬を突っつこうとした瞬間、布団の中から飛び出した彷徨の手がその手首をつかんだ。
「きゃっ!」
「…」
彷徨はしっかりと目を開けて無言で見つめる。
「お、起きてたの… え、えーと、そのメリークリスマス」
今までの所業をずっと見られてたかと思うと異様に照れくさい。
「それじゃ」
さっさとその場を立ち去ろうとするが、彷徨はその手を放そうとはしなかった。
「ちょっと、彷徨…」
「…まあ、そのなんだ、せっかくだからゆっくりしてけよ」
この場合の『ゆっくり』はつまりそういう意味で…
「あ、うん」
少しはそういう期待があったのか、素直に返事をする。
彷徨はあまり大きくはないその布団に彼女を招き入れたのだった。

Merry Christmas.
999名無しさん@ピンキー:04/12/25 19:18:24 ID:LazgkR62
ドキドキ
1000光ヶ丘:04/12/25 19:29:01 ID:P4B/rfUT
                         ゙、
                          ,   ',
            、           i   i
    i.       i , ヽ 、  、 ',      i   {,
   l l l.     i.  i:i、 ゙、.、  ヽ  ゙、 .',  !l  : i
  i | l| j、     l: |'i!'i:..ト_;;r-. ゙、 .:.゙、 ::i. !l ::: j
:.. l_レ '´/l:.  ..  .|i::lj,.レ'i´! ヾ\::ヽ::::ヽ:::! .l::.:::; ,'
/´ _,.イ_l!_l,、;;;.:::,::ト「l! l  l:!  _,,\ヽ::::;r 、l:::::j/
. ,イi:「'!:l l,ヾヽ:::l::|:|レ  ェコ!ニン''´" `''"r'' l::::/′
ヽトヽ'!,,,l!,;;i,ュッ ヾl:l!             〈 /,i:::l
rj.l {ヽ"",,,´   l.リ            ノ::::i:! 約束どおり1000は頂くよ
' | >'´ /   i{,          /´::::::;::;リ
,ノノ  ∧    `` _,. -''     .,イ:::i:::!://
   /  ヽ           / .|:::!:リ:ン′
.  /    ` ヽ 、    ,. '´  |:;イ´
 /       ト、:!`'''''"     ノ  ゙、,
'´       _,r/'|      /   / ゙ヽ、
,,,,,,... -一'''" / /´     ./    /    ``ヽ、
      /  ./  _,,,./     /        ``ヽ、
      ""フ ,! ` '´/ 、、,_    /             ``ヽ 、,,_
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。