宇宙のステルヴィア Mission2

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6 ◆grMr.KOUTA
<ウルティマ救出大作戦> Ver0.9
使えません。ご注意下さい。
また、大変実験的なSSです。しかし、何がしたかったのか、だんだん分からなくなってきました。
……。しぽーん
7 ◆grMr.KOUTA :03/07/21 23:43 ID:Ri7oXhCv
「電話、終わった?」
「うん…」

船の中、ウルティマまであと15日ほどだろうか。
部屋へと戻ってきた志摩を見て声をかける。

「……、ふう」

あまり広くない部屋。
巨大な船のほとんどは推進機関や格納庫であり、
割り当てられた部屋も、狭いわけではないが、居住スペースとしての空間しかない。

「最近、辛そうだね」
「ん…」
枕に突っ伏したまま志摩が答える。

ウルティマ・ステルヴィア、そして地球とも遠いこの場所。
電話とは言っても遅延がひどい。

みんなとも最近話しをすることもなく、地球とは、不安をかけたくない、という理由で。
ウルティマとの通話が唯一となっていたが、
志摩の不安と孤独感、ホームシックと言われる感情が重くのしかかっていた。

「…こわ い よ … っ 」
「…うん…、そうだね…それは、…僕もだよ」
つぶやいた志摩に答える。

ここ数日、つながりはなかったが何か恐ろしい夢ばかりを見る志摩は、
いつしか光太の割り当てられた部屋へ通うようになり、
今では自分の部屋へ戻ることの方が少なくなっていた。
8 ◆grMr.KOUTA :03/07/21 23:44 ID:Ri7oXhCv
「ウソ… 光太くんは、、怖がってないよ、ホームシックでもない…」
「…ホームシックじゃないかもしれないけど、僕だって怖いよ。」
志摩を見つめながら話す。
こうしているときが志摩の落ち着ける時間の1つになっていた。

「あの…、、私…ずるいよね、、光太くんに頼って、ばっかり…」
「僕は…志摩といられると、とても幸せだから、お互い様だよ、きっと。」
その笑顔に少し落ち着くと、仰向きになり、天井を見つめる。

「低い天井……」
「住めたらいいって、設計だから…ね…」

その言葉ももう何度目だろうか。
こうして身体を重ねる時だけが本当に落ち着くことが出来た。

視界に光太の顔が、徐々に近づいてきた。

「ん、…あ、もっと、、…」
「…うん、、」
ぴちゅ、ちゅ

重なった唇から、すぐに舌が絡み合う。
積極的に光太を感じようとする志摩。

部屋に音が響く。

身体が自然に熱くなる感覚を、志摩は感じていた。

ちゅぷ、
「ん、ぁ」
光太の指先が、膨らみの頂点から全体へと輪郭をたどる。
9 ◆grMr.KOUTA :03/07/21 23:44 ID:Ri7oXhCv
「志摩は…」
「…あ、…え?」
「こうしてて、幸せ?」

突然の問いに答えられない。
「……あ、、私は、…どうなんだろ…、幸せ、なはずだよ…ね」
「なんだか、毎日こうして。身体ばかり……これでいいのかな。
 僕は、志摩と一緒にいられたら、それだけで幸せだよ」

「うん……」
「それとも…」

手のひらで包まれる。
そのまま少し強く…

「あっ、っ、」
「僕のせいで、志摩はこんなにエッチな子になったの?」
「ひゃっ、そんな!? ちが、ん!!」
スカートの中に伸びる手が志摩の腰から、大切なところへと伸びる。

「…濡れてる?」
「やっ、、」

 まだ、ほとんど何もしていないのに。
 僕も志摩の中に入るのが当然みたいに、興奮してる。
 出発した次の次の日くらいから、ずっとこんな…。
 これで僕たちは…いいのかな…。

「ん、、光太くん…はずかし、い」
そこに触れたまま、動きを止める光太に、志摩が自ら動いた。
10 ◆grMr.KOUTA :03/07/21 23:44 ID:Ri7oXhCv
「…ん、あ、」
下着をずらし、光太のモノを露わにする。

「あっ、しまっ! …ん、、」
「光太くん、、あっ…んっっ」
そのまま埋め込まれていくペニス。

わずかな湿り気で、その摩擦は強烈だった。
「しまっ、、」「こーた…くん、ん、、あ…」
そのまま志摩は光太をしっかりと飲み込むと、疲れ切ったかのように光太の横に倒れ込んだ。
ナカをねじるような動きに。しばらく身体を硬直させる。

「んっ、…こうたくん」
「志摩…。」
少し驚いた様子で見つめる光太に、志摩は乾いた笑顔を返した。

「こうして…」
耳ともで囁く。

「つながってると…」
「うっ、」
志摩がわずかに動く。

「幸せ…だよ。でも、もっとたくさん…」
「たくさん?」
「知りたい…」
ずにゅ

身体を起こすと、光太の上で身体を動かしはじめる。
「はっ、ああっ!」
「くう、っ…」
きつく締め付けられ光太のペニスが震える。
11 ◆grMr.KOUTA :03/07/21 23:44 ID:Ri7oXhCv
それを感じた志摩は、少し嬉しそうに、さらに大きく腰を上げると、落とした
「!いっ、、、こう、た…くん」
「うあ、あっ、志摩…」
「いいよ、出して…ナカに、たくさん」
「ん、、…まだ、大丈夫…」

志摩の腰をつかむと同時に、ペニスを志摩の中へ打ち込む。
「ぁが!」
思わぬ深さまで突かれ、呼吸が一瞬止まる。

「ああっ、ぁ、」
「いくよ…」

じゅ、じゅ、じゅじゅずっ

ペースが上がり、志摩の呼吸がどんどん荒くなる。

「はっ、ぁあっ、あか、っ、い、いいっ」
「しま、、、っ、」
光太とつながる一体感。
何度繰り返しても薄れないその感覚に感情が高まり、涙がこぼれる。

「こ、ーた、、ん、っく、るっ、りュ、ぁああああ!!」
志摩が突然大きく震えると、光太に突っ伏した。
「志摩!」

強烈な締め付けと震えに、一気に高まる。
志摩の中に放出される精液が、膣の奥を打つ。

「あ、はぁっ、、。 ん、んっ…。こうた、くん」
「う、、う…、志摩、」
しばらくそのままどちらともなく抱き合う。
12 ◆grMr.KOUTA :03/07/21 23:45 ID:Ri7oXhCv
「…あ、あのね…」
「うん」

「中途半端…なのって、いけないのかな…」
「…? 何のこと? まぁ、それは事によるんじゃないかな…」
「私たち、だよ。。 毎日…その、通ってきてるみたいで…」
「部屋を一緒にしてもらうべきだ…とか?」
「そうじゃなくて…」
「……結婚するとか?」
「そうじゃ、、、、え? …そ、そこまでの意味じゃないよっ!」
赤くなって否定する。

「なんだか…なんて言うのかな、これだけでいいのかなっていうか、」
「うん…、」

不思議そうに見つめる光太の視線に気が付き、少しあわてる。
「あ、そんなに、大げさな事じゃ…。あ、時間だ。インフィーの訓練だよ」
「ほんとだ、そろそろ準備しなきゃ。」
「うん、じゃあ、今日はこれで」
「…訓練終わったらまた来るんじゃない?」
可笑しそうに笑う光太。実際昨日も一昨日も、そうだったからだ。

「あ、もー…」
そういうと、部屋を出て行く志摩。

「ふう…さてと、着替えないと」
13 ◆grMr.KOUTA :03/07/21 23:45 ID:Ri7oXhCv
〜〜〜〜〜〜〜〜

本当に困り果てた様子で、そんな一部始終を語り終える。

「…って訳。これって私の領分なのかしら?」
「いや、、そういわれても…。一応、保健医の分野じゃないのか? そういう相談は…」
少しあきれた様子で返す。

「こんな相談初めてよ。熟年夫婦の性生活じゃないんだし…」
「まぁ、、あいつらは特別なんだろ…。しかし、片瀬がそんなことを言うとは…。。」

「、それとも」
「ん? なんだ」
「私への嫌味かしら?」
「……それは考えすぎだ!」

そんな悩みとともに一路ウルティマへ向かう船。
時間の流れは、もう止められない。

いろいろな意味で。