1 :
名無しさん@ピンキー:
2 :
名無しさん@ピンキー:03/07/18 13:08 ID:vRyRwbgZ
乙カレー。さあ、前スレを埋め立てるか。
じゃあ、漏れも梅殺陣てくるか
即死判定があるのでなるべくホシュお願いします
>1
乙カレー。
前スレ973だけど、増幅入れてくれてありがとー
ホシュホッシュ
職人さん、待ってます
あぼーん
スレ立て乙。
ここの職人さん達は早い・うまい・(萌え)やすい、と三拍子揃っててウマー。
結局前スレでは書いてないし鬱堕し能。
8 :
:03/07/18 15:50 ID:dOsVgusa
保守に協力。
前スレではめったにお目にかかれないガウアメが読めたので嬉しい。
こっちもホホホシュー
あ、ついでに
>>7 新スレ記念に書いてみてはいかがだろう?
このスレ第一段投下はオマイDA!
12 :
名無しさん@ピンキー:03/07/18 20:07 ID:+H6ceWvg
即氏判定はいくつだっけ?
ホホホホホシュー
あぼーん
あぼーん
誰かエロを!!
エロまだー?(AA略
即死判定は30だったかな?このペースなら大丈夫じゃないかな。
ところでココってもしかして結構人いるの?
いつもSS投下されたときの感想がどの職人さんでも少ないので
いないと思ってた(w
ホッシュsage!
>19
一つ残らず感想つけてるわけじゃないから…。
すいません。前スレで埋め立てSS投下したものですが
うっかり途中の部分を抜かしてしまいました...
へんなSSうpってごめんよ〜。
>22
いやいや、十分萌えさせていただきましたよ!
できたらまたSS投下キボン
24 :
サザム:03/07/19 17:00 ID:N4t/Fy04
よっしゃあぁっ!
何とか
>>11さんの言う通り、一番乗り達成!
つっても、誰もキボンヌしてないナーガ×リナだったり……。
ちなみにこの前の話は
>>9の「ライトノベル……」スレの228−250を参照。と宣伝してみる。
25 :
サザム:03/07/19 17:01 ID:N4t/Fy04
〜続・白蛇の饗宴〜
「あっ……くうっ! どう……しちゃったのよ、あたし……」
あたしは、訳の分からない昂りに悶え、倒れ込んだベッドの上で熱い吐息をついた。
──ここは、あたしの泊まっている宿屋の一室。
質素な作りの室内に、ランプのあえかな明かりが陰影を作り出している。
虫の音が響く静かな夜、あたしは焼け付くような欲求にその身を焦がしていた。
「なんだって、また……。こんな、いきなりっ……!」
今夜は、いつになく平和な夜だった。
魔導士協会の依頼は(珍しく)ナーガが片付けて、サポート役だったあたしは労せずに報酬を受け取った。
しかも天変地異の前触れか、妙に気前のいいナーガのオゴリで、名物料理を思い切り堪能。
ちょっとだけお酒も入って、後は気持ち良く眠るだけ──
そのはずだったのに、部屋に入った途端、妙に身体が疼き出したのだ。
「おかしいわよっ……! こんなの、普通じゃない……!」
超絶美少女魔導士であるあたしも、たまにはエッチな気分になって、自分で慰めてしまう事もある。
──でも、こんな風に理由も無く、突然したくなるほど、いやらしい女の子じゃない。
けれど、必死に否定するあたしの意識を裏切って、下腹部の疼きは次第に激しさを増していった。
「も……だめ、我慢……できないっ……!」
とうとう耐えかねたあたしは、勢い良く起き上がると、パジャマと下着を一気に脱ぎ捨てた。
26 :
サザム:03/07/19 17:02 ID:N4t/Fy04
人よりほんのちょっぴり小振りな胸の先端は、すでに切ないぐらいピンと突き立っている。
ショーツは驚くほど濡れていて、中の肌色が透けた布地の上からもはっきりと判る。
自分でももどかしく感じる手つきで、それを脱ごうとした、その時──
「……ふっ、はしたないわね、リナ」
──確かに鍵を掛けたはずの扉を開けて、薄く笑みを浮かべたナーガが踏み込んできた。
◇ ◇ ◇
「ななななな、ナーガっ!? どっ、どうしてアンタが……!」
あたしは慌ててシーツを身体に巻きつけると、うろたえまくった声でナーガに問い掛けた。
今まさにオナニーを始めようとした現場を押さえられて、あたしの顔にみるみる血が昇っていくのが判る。
……でも、脳みその不自由なナーガの事だから、実は理解してないかも……。
そんなあたしの希望的観測を、ナーガは高笑いと共に打ち砕いた。
「ほーっほっほっほ! 決まっているじゃない! 貴方がそうなったのは、私の仕業だからよっ!」
「ど、どっ、どういう意味よっ!?」
「甘いわね、リナ。貴方が飲んだカクテルの中に、無味無臭の催淫剤を仕込んでおいたのよ!」
「……何ですってぇっ!」
おにょれぇぇっ! この間、「このキャベツが欲しかったら泣いてお願いしなさい」って言った仕返しかっ!?
……いやその、あの時は、ちょっとやり過ぎたかなー、とは思ったけど……。
それにしたって、もう少しやり様ってもんがあるでしょーにっ!
あたしが怒りを込めて睨みつけると、ナーガは心外だと言わんばかりに大きく肩を竦めた。
27 :
サザム:03/07/19 17:04 ID:N4t/Fy04
「何を怒っているのよ。私はただ、約束通りにしただけよ?」
「……約束? 何の事よ?」
「もう忘れたの? 盗賊団からかっぱらって来たお宝を分けてあげるって、昼間言ったじゃない」
「へ? おたか……ら?」
そー言えば、そんな事も言ってたような……。
「奴らのボスが、その筋では有名な魔導士でね。この手の薬やら道具やらが沢山あったのよ。
リナに飲ませたのは、処女でも淫乱になってしまうぐらいの、純度の高い高性能媚薬。
一回分で金貨20枚はする最高級品なのよ。もうちょっと喜んで欲しいわよね……」
「だ……れが、喜ぶか……っ!」
口では強がりを言うあたしの身体には、実際のところ、その媚薬とやらが確実に効果を発揮していた。
どうにか声色には出さないようにしてるけど、あそこからは壊れたように雫が湧き出す。
吸収し切れなくなったショーツから興奮の証が一筋流れ落ち、あたしの太腿を伝う。
そのむず痒さに、あたしは小さく腿を擦り合わせた。
「もう大分効いてきたみたいね……。シーツの下は、どうなってるのかし……、らっ!」
「やっ、やだぁっ!」
強引にシーツを剥ぎ取られて、あたしの口から情けない悲鳴が漏れた。
手足を丸めて裸を隠そうとするけど、隠し切れるものでは無いことぐらい、痺れた頭でも想像できる。
舐めるようなナーガの視線が、実際に肌へ触れているような錯覚さえ覚える。
ナーガは妖しい含み笑いを漏らしながら、ベッドを軋ませ這い上がり、あたしに顔を寄せてきた。
「ふふふ……。そんなに怯えなくてもいいわ……。一緒に、楽しみましょ……?」
長い髪を掻き上げつつ、チロリと唇を湿らす舌の動きからは、凄絶な大人の女の色香が漂ってくる。
背筋がゾクッとするようなナーガの声に、あたしは蛇に睨まれた蛙のように硬直してしまった。
28 :
サザム:03/07/19 17:05 ID:N4t/Fy04
◇ ◇ ◇
「んっ、ちゅ……。んふふっ、ふっ……ん……」
「んむぅぅん!? やめっ、ん……っ、んんー……っ!」
ナーガはあたしの顎を軽く持ち上げると、濃厚なキスで口を塞いだ。
伸ばした舌で口の中を暴れ回り、縮こまったあたしの舌を捕らえ、ねぶり、しごき立てる。
ナーガの唾液からは、彼女が食事の最中にカパカパ飲んでいた、強い蒸留酒の味がする。
執拗なまでのディープキスに、あたしはあっと言う間に抵抗する気力を根こそぎ奪われていった。
「んっ……ぷあっ! ふふふ、リナ。貴方、蕩けそうな顔をしてるわよ……?」
「あっ……、ナ、ナーガぁ……」
頬を指先で撫でて来るナーガに、あたしは快楽に潤んだ瞳を向けた。
止めないで欲しい。もっと、もっとして欲しい。
女同士だとか、薬のせいだとか、そんな事はもうどうでもいい。
火をつけられたあたしの身体は、ただ更なる快楽だけを求めていた。
「もう、堪らなくなって来たのね……。いいわ……、好きなだけ、してあげる……」
「んっ、はっ……ああんっ!」
囁いたナーガは、耳たぶを軽く甘噛みし、舌先を首筋からゆっくりと下へ這わせていった。
くすぐったさの混じった甘美な快感が、あたしの頭を狂わせてゆく。
へにゃへにゃと身体がベッドに崩れ落ち、ナーガの豊満な肢体があたしの上に覆い被さる。
ナーガの舌が鎖骨をなぞり、胸の膨らみを、螺旋を描いて登ってくる。
それが頂点の突起に触れると同時に、今まで以上の快楽があたしの脳裏に弾けた。
29 :
サザム:03/07/19 17:07 ID:N4t/Fy04
「きゃううぅん!」
「あら、いい反応ね……。小さい方が感度が良いって俗説も、あながち間違いじゃないのかしらね……」
「きゃふぅっ!? ひっ、やっ、はんっ!」
ナーガは唇で突起を咥えると、もぐもぐとそこを揉み解しつつ、ちろちろと舌先で先端を刺激した。
もう一方の胸は、ナーガの白い指に覆われて、くにくにといやらしく変形させられている。
何だかさらっとムカつく事を言われたような気もするけど、そんな思いもすぐに快楽の波に攫われてしまう。
あたしは陸揚げされたお魚さんのように、なす術も無く身体を跳ねさせていた。
「さぁて……。こっちの方は、どうなってるのかしら……?」
「えっ……? や、だめ、ナーガ……いやっ!」
脇腹を滑って、ナーガの手がショーツに掛けられたのを知り、あたしは今更ながらに拒絶の声を上げた。
いちいち見なくても、布団の上まで染み込んだ感触から、そこがすごい事になってるのが解る。
でも、そこは……その下だけは、決して見られたくない理由があった。
「抵抗しても無駄よ……。リナの弱い所は、もう分かってるんだから……」
「ひぅん!」
胸を強く吸われて、あたしの力が弱まった瞬間を見逃さず、ナーガはショーツをするりと抜き取った。
さらに両膝を掴み取り、か弱いあたしの抵抗を物ともせず、ゆっくりと足を開いていく。
「あら、リナったら……。処女の上に、まだ生えてなかったのね……?」
知られ……ちゃった……っ!
──そう。人並みよりごく僅かに控えめな胸よりも、強いコンプレックスの源となっている、秘密。
それは、この年になっても、あそこに一本も毛が生えていない事だった。
30 :
サザム:03/07/19 17:08 ID:N4t/Fy04
「へぇ……。そうだったの……」
「いやぁ、いや……っ! ナーガ、お願いだから見ないでっ……!」
感心したように呟き、さわさわと内股を撫でるナーガに、あたしは半ベソをかいて懇願した。
笑われるのが怖くて、今まで郷里の姉ちゃんや母ちゃんにも、話をしたことすらない。
勿論、男に見せるなんて論外だから、当然そっちの経験もない。
普段、胸の事でからかってくるナーガの事だから、ここぞとばかりに爆笑するに違いない。
そして、「パイパン魔導士」の異名が各地に轟き、野盗どもすら「毛が無いくせに」と嘲笑する。
一気にそこまで想像が膨れ上がり、あたしはポロポロと涙を流し続けた。
「どうしたの、リナ? 何も泣くことはないじゃない」
「ひぐっ……! ぐすっ、どうせ、笑いものにするんでしょ……! いいわよ、笑いなさいよ……!」
「笑わないわよ……。だって、こんなに可愛いのに……」
「……へっ?」
意表を衝くナーガの言葉に、あたしは思わず彼女の顔を見上げた。
ナーガの顔には優しい微笑みが浮かんでおり、あたしの頭をそっと撫でてくる。
「ずっと気にしてたのね……? でも、そんな必要は無いわ。……すごく、可愛いわよ?」
「なっ……、ナー……ガ……、うそ……」
なにっ? なになに、何なのよ!?
よりにもよって、ナーガの顔を見て、胸がキュンッとなるなんて……!
うそ、違うっ! これはきっと媚薬のせい! あたしにそんなシュミはないっ!
必死に否定するけど、肉欲抜きでナーガに抱き締められたいという思いが、あたしの胸に広がってくる。
あたしはもう、自分の本当の気持ちがどちらなのか、分からなくなっていった。
31 :
サザム:03/07/19 17:09 ID:N4t/Fy04
「本当よ……。言葉で納得できないなら……、身体で教えてあげる……」
「ふみゅうぅぅっ!?」
ナーガはそう呟くと、あたしの剥き出しになった割れ目に、軽く口付けた。
たったそれだけなのに、あたしは自分で慰めた時とは比較にならないぐらいの快楽を受け、呆気なく達する。
背筋が勝手に反り返り、あまりに強い快感に、あたしのお尻がピクピクと痙攣する。
あたしが失神しかけている間に、ナーガは上体を起こして、優雅な手つきでいつもの衣装を脱ぎ始める。
普段よりほんの少し露出が増えただけなのに、ナーガの身体が本当に綺麗に見えた。
「ふふふ……。自分が今、どれだけ可愛い姿なのか、分からないでしょう……?
だけど、この私が堪らなくなるぐらい、今のリナは魅力的なのよ……。ほら、御覧なさい……」
「え……っ、ナーガ、それっ……?」
ナーガはネックレスだけを残して全裸になると、あたしの頭の上に逆向きに跨った。
すぐ目の前に、艶やかな下草に覆われた、ナーガの鮮紅色のスリットが露わになる。
あたしのと違って、薔薇のように花開いた肉襞は、ひくひくと蠢きながら、粘り気のある愛液を滴らせる。
溢れた蜜が糸を引いてあたしの口元に落ち、濃密な女の匂いを放つ。
「さぁ、これから嫌というほど教えてあげるわ……。リナが納得するまで、たっぷりとね……?」
「ふあ……や……んぷっ!?」
再び股間に顔を寄せられて、叫び出しそうになったあたしの口を、ナーガの下腹部が塞ぐ。
半開きの口に流れ込んできた蜜の味に、僅かに残っていた理性が崩壊する。
──あたしはあそこを愛撫され、怒涛のような絶頂に襲われながら、温かなナーガの秘裂に舌を伸ばした。
32 :
サザム:03/07/19 17:10 ID:N4t/Fy04
◇ ◇ ◇
「うあー……。あ、朝かぁ……」
窓から差し込む朝日に瞼を刺激されて、あたしはのろのろと身体を起こした。
出来たら昨夜の出来事は、全て悪い夢だと思いたいところだが──
「……これじゃ、誤魔化しようがないわよねー……」
股間や口元、髪の毛やシーツの大部分にまで、ガビガビとした愛液の乾いた跡がそこかしこに残っている。
口の中に違和感を感じて、舌で探って取り出して見ると、妙に縮れた一本の黒い毛。
そして何より、あたしの横ですぴよぴよと幸せそーな寝息を立てる、ナーガのあられもない姿。
──どうしようもない現実を再確認し、あたしは深い溜息をついた。
「薬に惑わされたとは言え、このリナ・インバース、一生の不覚……」
激しく後悔しつつも、あたしは何故か元凶であるナーガを恨む事が出来なかった。
発端こそアレだったけど、ナーガに優しくしてもらったお陰で、長年のコンプレックスがかなり解消されたのだ。
それに、ほんのちょびっとだけ……その……。気持ち、良かったし……。
そんな事を考えた時、ナーガが軽く寝返りを打つ。
「むにゃ……んふふ、リナ……。かわいいわよ……」
「……っ!?」
ナーガの寝言に、薬が抜けたはずのあたしの胸が、再び高鳴った。
どわあああ! いかん、このままナーガの寝顔を見ていては、マジでそっちの道に行きかねんっ!
あたしは慌てて服を身に付けると、冷たいシャワーで頭を冷やすため、バタバタと部屋を飛び出した。
〜続・白蛇の饗宴 終わってしまえ。〜
33 :
サザム:03/07/19 17:14 ID:N4t/Fy04
はふぅ。前スレから名無しで「書く書く」と言ってた公約(?)を果たして、肩の荷が下りた。
>>22さんのに続いて百合2連発ってどーよ? とも思ったのですが、まあいいか。
22さんのも萌えましたよー。ユリユリマンセー!(こらマテ。)
サザムさん、乙でした。
このスレは神様がいっぱいいるなあ。
35 :
22:03/07/19 17:58 ID:zU2bBXan
サザムさん萌えました〜!
さすがですねっ!お手本にさせて頂きます。
コピぺ失敗して抜けちゃった分をあわせたSS、過疎状態のときにいつかうp
させてもらいます。
王子エリきぼん…。
前スレからしつこくてスマソノД`)゚・。
フォォォォォー!帰ってきたら百合もの二点・・・!
燃え尽きました。疲労困憊の体にはイイ薬です。
ありがたやーありがたやー。
>>36 前スレで書きたいってイッテタ人いたよね?
どうなっちゃったのかな?漏れもミテェー
>>36 自分も王子×エリめっちゃ好きだし、いちおうSS職人なので
書きたいことは書きたいのだが唯一にして最大の問題が。
「日替わりクエスト」全部売っぱらっちまったよー!ウワーン
しかも随分前のことなのでキャラの性格とかあんま覚えとらん。スマソ。
だれか書いてくれんかのう……。
>>38 「日帰り」だーよ(笑
日替わってどうする
「レックスー!もういっぱぁーいもってこぉーい!」
「はいはい、もう寝ましょうねー・・・」
まるで赤ん坊を寝かしつけるような口調で。レックスはその両腕に抱えたエリに言う。
「口当たりがいいからって、果実酒をあんなにカパカパ呑むんだもんなあ・・」
「おかわりー!」
振り上げたエリの腕がレックスの下あごにヒットする。
「ううう」
無言で涙など流しながら、レックスはエリの部屋を目指して歩を進める。
レックスはすっかり泥酔したエリを部屋に運んでいる途中。
すっかりお父さん役が板に付いてきてしまった。
今宵ファインネル城では、唯一の王位継承者であるクルーガー(と、おまけのエリ)が、ギオラムの町から無事に戻ってきたことを祝うささやかな宴が開かれていた。
ギオラムの町でろくなものを食べていなかったせいか、クルーガーもエリも目の前の皿を親の敵か何かのようにすごい勢いで空にしていた。
ほんの数時間前の食卓の様子を思い浮かべながら、レックスは苦笑する。
「あんな賑やかな食事はどれくらいだろうか・・・。」
ギオラムに侵攻され城を奪われてからというもの、城内、城下を問わず、国中が水を打ったように静まりかえっていた。
特にクルーガーは、笑うことすらしなくなっていた。
彼は、両親や兄弟を殺され、城と城下町、自分の国を奪われた。
そのあとも、彼には泣くことさえも許されなかった。
唯一生き残った王位継承者であるクルーガーには、国を守ることという常人には耐えられないであろう重責があった。
それに押し潰されそうになりながらも必死で政務をこなし、その合間を縫っては、城を奪還すべく、手の皮がすりむけ血がにじんでも剣を降る手を止めなかった。
3日に3時間程度しか眠らなくなったクルーガーは、拭いがたい悲壮感を漂わせていた。
そのクルーガーが、怒ったり、笑ったり、すねたり、いじけたり。
表情がくるくると明るくなっていったのはいつからだっただろう。
「きっとこのひとが来てからだなあ。」
ようやくエリの部屋の前に着く。
南の塔、使用人塔の、最上階の角部屋。
クルーガー宮廷内の上等な個室をエリにあてがおうとしたのだが、彼女がここを気に入ったのだ。
そのためこの部屋には質素な部屋の作りに不釣り合いな瀟洒な家具が置かれている。
せめて家具だけでも、とクルーガーが運ばせたものだった。
打開策として異世界の賢者を呼ぼうということになり、そのテストとして召還した「どうでもいい奴」、それがエリだった。
いつのまにかそのどうでもいい奴が、みんなの表情を取り戻してくれた。
「私も勇気を貰った・・・」
ひとりごちながら、いつのまにか寝息を立て始めたエリを、静かにベッドに降ろす。
レックスは自由になった右手で先ほどエリにパンチされた下顎をさすりつつ、窓を開けて、新鮮な空気を入れた。
ひんやりと気持ちいい夏の夜の風が流れ込んでくる。
窓からは、高台に続く針葉樹の森と、小さな湖が見える。
湖面は鏡のように満天の星となめらかなカーブを描く下弦の月を映し出し、湖の周りには色とりどりの花が咲いている。
まるで宝石箱をひっくり返したかのような状景。
エリがこの部屋を気にいた理由がわかる。
「れっくすーみじゅーぅー!」
いつのまにか目を覚ましたエリが、虚空に手を伸ばしてぶんぶんと振っている。
「あー、はいはい、いま持ってきますよー!」
暴れる手をいったん押さえつけてから、レックスは狭い部屋を小走り移動し、鏡台の上に置いてある水差しを持ってくる。
エリの上体をひょいと起こすと、右腕で支えながら、左手でゆっくりと水を飲ませてやる。
上気した頬は真冬の子供のようにまっかで、はだけたTシャツから、先程食べ過ぎたからであろうぽっこりとした下腹が覗く。
それを見てレックスは思わずくつくつと笑ってしまう。
「情緒も何もあったもんじゃないなあ。」
「ゴホン!」
と、そこへ、不機嫌そうな咳払いが響く。
レックスは驚いて水差しを落としそうになる。水差しから零れた水が、エリのTシャツに大きなシミを作る。
「ああ?!ごめんなさい、エリさぁん!」
言いながら慌てて扉のほうを見やると、そこには鬼のような形相をした男が立っていた。
続きはまた明日
書くの初めてだし日帰りクエスト読んだの大昔だから乱筆乱文でゴメソ
うおおお!日帰りだ!
待ってたんだよ。ありがとう、ありがとう。
明日、続き楽しみにしてます!
「殿下!」
男は、ファインネル城の王位継承者・クルーガーそのひとだった。
なぜか長い金髪のその先端までよどみない怒気を纏い、その威圧感はたとえ獣やギオラムでもたちまち逃げ出すだろうとすら思われた。
眼前には、凄まじい形相のクルーガー。
「つべたいよーー!れっくすのあふぉんだらがー!!」
腕の中には、暴君・エリ。
まさに四面楚歌。
じたばた暴れるエリの腕や肘がレックスの顔面を数回痛打するも、
レックスは王子の凄まじい怒気を孕んだ青い双眸に縛られるかのように、その場を微動だにできないでいた。
中間管理職の身の上を呪いながら、レックスは心の中で王子の怒りの理由をそれはもう必死に考えた。
(ああ、なにゆえそのようにお怒りなのですか殿下?!)
(先程迄はあんなに楽しそうに、食事をされていたではないですかぁぁ!)
「・・・何してる」
漸く王子が口を開いた。
「へ?」
その声に金縛りをほどかれたレックスだが、質問の意味を諮りかねて、思わず間抜けな声を出してしまう。
「おまえエリに何してるって訊いてるんだよっ!!」
「ひぇぇぇ?! でっ泥酔したエリさんの介抱ですよ?!」
「そんなベッドで抱きかかえてーー・・・」
そこまで言ってから、クルーガーの顔が真っ赤に染まる。
間の抜けたレックスとは言え、その瞬間、クルーガーが何に対して怒りを露わにしたのか理解した。
レックスは暴れるエリの身体を、素早く、しかし静かにベッドに横たえると、クルーガーに深々と一礼し、そのまま足早に部屋を出て行った。
「殿下にも、あんな可愛い一面があったんですね・・・」
使用人塔の為灯りの少ない廊下を歩きながら、しかし足取りも軽やかに。
レックスはあったかい気持ちでいっぱいだった。
数々の美姫がクルーガーの周りにいた。しかしクルーガーはその内の誰にも心を開こうとはしなかった。
寝所にさえ剣を携帯し、眠るときは兵を配置し、夜伽を共にした女でさえ近寄らせようとはしなかった。
レックスはずっと、クルーガーの苦しい横顔を見てきた。
クルーガーはずっと独りだった。失った悲しみがあまりに大きかったのだろう。独りになろうとしていた。
冷え切った彼の心を温めてくれるひとが、ようやく現れたのだ。
背中に重い鉄の扉が閉まる音と、遠ざかるレックスの足音を聞きながら、クルーガーは赤面した顔を両手で押さえ、自嘲気味にひとりごちる。
「ちくしょう、何を言ってるんだ、俺は・・・!」
ため息混じりにへなへなとその場に座り込む。
スコーン!
「つべたいぞーこらーレックスー!」
クルーガーがこの部屋に無理矢理運ばせた、天蓋付きの瀟洒なベッドの上で暴れる小さな身体。
それが投げたと思しき空になった水差しが、思いを巡らしていたクルーガーの頭にヒットする。
(ああ、さっきレックスの奴が水を・・・)
のろのろと腰を上げると、ベッドでもがいているエリを見下ろす。
濡れた白いTシャツからは、その下の素肌の色が透けて見える。
差し込む月明かりに照らされて、白い素肌は吸い込まれそうな艶を放つ。
クルーガーはベッドの縁に腰を下ろすと、エリの小さな頭を撫でる。
つややかな黒髪が指に絡む。
「んー・・・」
じたばたと暴れていたエリが静かになり、口元をゆるませながら、むにゃむにゃと気持ちよさそうに声を出す。
つるつるのほっぺたを指でなぞると、くすぐったそうにいやいやする。
知らず知らずのうちにクルーガーの口元には柔らかな笑みが浮かんでいた。
無防備な仕草があまりにも可愛くて、一瞬頭をよぎった邪推が払われる。
窓から流れ込むひんやりとした空気に、エリが身を震わせる。
「あ、着替えないと風邪ひいちまうか・・・」
着替えを取りにエリの側を離れるその一瞬すら惜しみながら、クルーガーはベッドから重い腰を上げた。
窓を閉めて、部屋を見回す。
エリの鞄を勝手に開けるのは憚られたので、衣装箪笥から瑠璃色のネグリジェを一枚取り出す。
衣装箪笥もクルーガーが用意させた上等なものだ。
その中には、寝間着以外にもこちらの世界の衣装が沢山入っている。
しかしエリはそれらに袖を通そうとしない。
「動きにくいもん。それにそんなフリフリした服じゃ、買い物にもいけないわ!」
クルーガーが女官に命じて用意させた流行のドレスなどあえなく一蹴し、
いつもTシャツにジーンズというラフな出で立ちで、下町を徘徊し、ことある毎にトラブルを運んでくる。
・・・ごめん、なかなかエロに行けない
うざいひとは2chブラウザでIDごとあぼーんしてください
>>39 スマソ、素で間違えてた(w 吊って神坂先生に詫び入れてくる。
>>40氏、あんた最高だ、最高だよ!!!
情景描写とか(゚д゚)ウマー!エロ無くても充分楽しめまつ。
そして描写が上手いだけにエロにもめくるめく期待を寄せつつsage。
51 :
R指定兄:03/07/20 13:00 ID:H9nEzE2m
(´∀`)期待sage
ここは神がイパーイでいいスレでつ♪
>40神の描写はすごくいいですな!
ぽっこりとした下腹
ぽっこりとした下腹
ぽっこりとした下腹
ハァハァハァハァ
ぽっこりとした下腹
つるつるほっぺた
むにゃむにゃ言うエリたん
いやいやするエリたん
エリたん可愛いよー
54 :
R指定兄 ◆7H4SAxAVvk :03/07/20 21:23 ID:A98v2UCK
神呼びage
あぼーん
王子エリキターーーーッ!!!!!!
40様素敵すぎです。実はうp時リアルタイムで見てました。w続き激しくのたうちまわりながら待ってます!
ageなくていいじゃん・・・宣伝ウザイんだからよー
まぁまあ、マッタリいきましょうや
俺も心は期待あげだよ
59 :
R指定兄:03/07/20 22:58 ID:H9nEzE2m
>>57 ゴメソ
はやる気持ちを抑えきれなかったから・・
再びベッドに腰を下ろし、エリの柔らかなほっぺたをふにふにと撫でながら、クルーガーはいろんなことを思い出していた。
エリが来てからというもの、毎日がとても慌ただしくなった。
思えば第一印象は最悪だった。
おもいきり頭をはたかれたのも、「くそ王子」呼ばわりされたのも、王族であるクルーガーにとっては初めての経験だった。
王族に対する侮辱は死刑に相当するからだ。
クルーガーの前では、誰もが本音と建て前を巧に使い分けて接してくる。
時には媚び、時には諂い、クルーガーの目にはそんな人間達が人形のように映った。
しかし、それが彼にとっては当たり前だった。
ギオラムの襲撃以来、完全なモノクロになってしまったクルーガーの世界に、鮮やかすぎる極彩色をぶちまけたエリを、長いこと疎ましく思っていた。
濡れたTシャツを着替えさせる為に、エリの体を起こそうと肩を抱く。
おもちゃのように軽いエリの身体は、少し力を込めただけで容易く持ち上がり、そのままクルーガーのほうへぐらりと倒れ込んでくる。
暖かい体温。柔らかな肌。甘い香り。
こみあげる愛しさを押さえられずに、クルーガーはその小さな身体を抱きしめた。
自分の腕の中で無防備に寝息をたてるエリに対して罪悪感を覚えるものの、クルーガーはどうしても彼女を離したくはなかった。
「一度だけ」
そう自分に言い訳をして、エリに触れるだけのキスをする。
桃のような肌
桜色の唇
柔らかな黒髪
一旦触れてしまえば、理性の歯止めなどは簡単に緩む。
くすぐったそうにもがくエリの仕草が可愛くて
エリが自分のものではないことが堪らなくもどかしくて
「もう一度だけ」
「あともう一度だけ」
そんな言い訳を繰り返しながら、頬に、髪に、瞼に、唇に。何度も口付けを繰り返してしまう。
「ん・・・れっくす?」
クルーガーの腕の中で、エリが小さく声をあげる。
「違う!」
すかさずクルーガーは叫んでしまう。
「え・・?あれ?」
焦点が合わないのか、大きな瞳をぱちくりとさせながら、目の前のクルーガーをまじまじと眺めるエリ。
「なんで一番最初に呼ぶ名前がレックスなんだ」
言うが早いか、クルーガーはエリの唇を自身のそれで塞ぐ。
先程までとは違う、啄むようなキス。
舌先を絡め取られた瞬間、エリの身体がびくりと反応し、途切れ途切れに吐息が漏れる。
もたらされる奇妙な快感に混乱し、クルーガーの身体をはねつけようとするエリの細い腕も、やがては抵抗をやめる。
そのままエリをベッドに横たえ、ゆっくりと唇を離す。
「くるー・・がー・・?」
名前を呼ばれて、クルーガーは無性に嬉しくなった。
今はもう、自分のことを名前で呼ぶ者はこの世に誰もいなくなったのだ。
愛しい人が、自分の腕の中で、自分の名前を呼んでくれることが、こんなにも嬉しいのか。
そんな陳腐なことに感動する自分に驚く。
エリの頬を優しく撫でる
「クルーガー・・?」
するとエリがもう一度自分の名前を呼んでくれる。
エリの濡れた葡萄のような瞳のなかに自身の姿を確認すると、
クルーガーは嬉しくて、
「エリ、エリ」と愛しそうに名前を呼びながら、何度も触れるだけのキスを降らせる。
エリはこれが夢なのか現実なのかよくわからないままでいた。
クルーガーの愛しそうに自分の名前を呼ぶ声と、柔らかい体温が気持ちよすぎて。
エリはそっと手を伸ばし、クルーガーの頬に触れてみる。
クルーガーが微笑むのを見ると、今度は両手でクルーガーの頬をぐにぐにする。
「なんだ、クルーガーはあたしのことが、好きだったのか」
悪戯っぽくエリが言う。
クルーガーは柄にもなく真っ赤になりながら、黙って頷く。
エリは満足げに微笑むと、クルーガーの頭を撫で撫でする。
「エリ」
言うが早いかクルーガーは再び唇を合わせ、エリの舌を絡めとる。
同時にクルーガーの手はエリのTシャツの中に侵入し、そのすべらかな素肌を楽しむように、背中をなぞる。
キタ━(・∀・)(・∀・)(・∀・)━━━!!
援護
うぉーエロって難しい
続きもがんがって書くよ
王子エリはなんだかすごい好きなカプーなので
なかなかエロに入れなくて・・・本当にスマソ
65 :
63:03/07/21 02:06 ID:KDuBuhWm
裸に正座して待ってまつ♪
なんだかすごい愛を感じるw
クルーガー好きだった自分を思いだした。
期待してます。がんがってください
うおお、王子エリいいぃぃっ!
ティッシュ四つ折にして待ってます。(生々しいわボケ! と自分にツッコミ)
68 :
R指定兄:03/07/21 20:29 ID:TVv2PgTD
(´・ω・`)神様まだかなぁ・・・
69 :
fushianasan:03/07/22 00:32 ID:/zlb0XmG
う
ごめん、王子とエリって誰?
>70
日帰りクエストシリーズの登場人物。
エリが主人公。クルーガーってのが王子
すにーかーで出て、コミックスにもなったんだが、
早い時期に完結してたし意外と知られてないのかな…
面白くてすごく好きなんだけど
PCの前で、神の光臨を待ってる
うをー神はまだなのか
王子エリ待ち遠しい。
待ってる間のネタでもふってみたいがそれ自体が思いつかん
74 :
R指定兄:03/07/23 21:08 ID:QfSf+mC1
神様達ドコ逝っちゃったのかなぁ。。。
(´・ω・`)ショボーン
レックスエリはどうだろうか?
76 :
R指定兄:03/07/23 23:46 ID:1J9LBROB
(・∀・)なかなか良いね。読みたいぬ♪
でも肝心の神が・・漏れ文才無いしなぁ。。。
(´・ω・`)にゅう
>76
いやいや、作品を書いたり読んだりするだけじゃなく、妄想で楽しむのも主旨の一つだよ
>75
レックスはコンプレックスがありそう。ちょっと被ってるとか、勃ちが悪いとか。
エリに、「クルーガーのと違うね。何で出てこないの?」などと素朴に訊かれて凹んでる。そんなイメージ
レックスからやる度胸は無さそうだなあ。
エリが興味本位でいたずらしてみる、とかかな。
ラーディーとゾムドも好きだったなあ。
でも、この二人だと卵に精子をかけるのがセクースになりそう。
>>78 ワロタ
人間ラーディー×エリもイイ!
でもやっぱろ王道で王子×エリ・・・
神様たちは忙しいのかな。
>78
いやそんな、カエルや魚じゃあるまいし・・・・。
爬虫類と同じって事にしておきたい・・・・。(w
ほとんどグロだな。
>81
トカゲってそんな風にするのか。知らなかったよ。サンクス
マンガ絵のほうで妄想したら、わりと萌えれる(*´Д`)
あ、爬虫類苦手な人は画像注意
神いずこ
40神だけでなくゼルリナとかガウリナとかスレイものを書いていた神たちも一体どこへ??
みんな夏休みでつか?
夏祭り準備の最後の追い込みでは……と予測してみるテスト。
くだらない事を考えてみたりした・・・。
「う、あ、いたいよ」
ゆっくりと押し入ると痛みに声を上げるリナ。
ガウリイはまだ二度目だからだと思っていた。しかし、ぶつっという音と、同時にビクッと身体を震わせて涙をこぼすリナに疑問をもった。
「リナ?」
「がうりい、・・・」
必死に自分の名前を呼んですがり付いてくるリナに、ガウリイは疑問を忘れ去りゆっくりと抽送を開始した。
「ん?・・・ガウリイ?」
果ててぐったりとしていたリナは、自分の足元で動くガウリイに顔を上げた。
「な、何してんのよっ!」
じっと、自分の脚を広げて見ているガウリイにリナは慌てて身を捩って脚を閉じようとする。
「んー、ちょっとな」
「や、やだ、恥ずかしいやめてよっ」
ガウリイは、自分の精とリナの愛液の溢れるそこに指を差し込んだ。
「あっ」
ぐちゅ くちゅ
蜜をかきだそうとするガウリイの指の動きにリナは身を震わせる。
ガウリイはかき出したそれに、赤いものが混じっているのを認めると、眉を寄せて考え込んだ。
「・・・ガウリイ?どうしたの?」
ガウリイの手から逃れて、身を起こしたリナは珍しく考え込んでいるガウリイの顔を覗き込んだ。
「いや、リナ今日痛かっただろ?」
「えっ、うん」
顔をぽっと赤らめて答えるリナ。
それが可愛くて、ガウリイはその頬にキスをする。そのままリナを抱きしめると、栗色の髪に顔を埋める。
そうしてしばらく、突然ガウリイが身を放して声を上げた。
「・・・あっ!そうか!!」
「えっ、な、なに!?」
訳のわからないガウリイに、リナは戸惑う。
そんなリナにはお構い無しに、ガウリイは一人しきりに頷いている。
「そっか。そーだったんだ」
「なんなのよガウリイ!」
イラついてきたリナはガウリイの髪をグイッと引っ張った。
頬をぷうっと膨らませてガウリイを睨みつける。
「あ、悪い、いや。
お前さん昨日痛いからってリカバリーかけてたよな?」
「うん」
昨日、初めての後、リナはあまりの痛みにそこにリカバリーをかけた。
「あれ、もうしないほうがいいぞ」
「何でよ?
あたしが痛みに弱いの知ってるでしょ。今だって、いたいんだから・・・」
少し恥ずかしそうにリナが言う。
「ん、多分な、そのせいで処女膜再生しちまってたぞ」
「へ?」
「今日またしたら、次やるときまた痛いぞ」
「ええっ!?」
衝撃の事実に、リナが真っ赤になって声を上げる。
「で、で、でもでもっ
だって、じゃあ、我慢するしかないの?」
涙を浮かべて聞いてくるリナにガウリイはこくんと頷く。
「うぅ〜」
「ま、リナ
俺も早く痛くなくなるように協力するから」
「・・・・・・」
俯いていたリナはその言葉に上目遣いにガウリイを見上げる。その瞳はどうやって?と聞いている。
「とりあえず、リナが慣れるまで付き合うからv」
「は?」
「だいじょうぶ、俺体力には自信あるから」
「い、いや、あの」
「とりあえず、宿は延長しような」
「がうりい?」
嬉々として一人で話をすすめるガウリイに、リナはあとずさろうとしたが、しっかりと肩を掴まれている。
「遠慮すんなって、じゃあ、早速」
「や、やめ、ああん」
なにかで処女膜が戻ることがあるらしい、と聞いたような・・・
リカバリーとか使ったらなるんじゃないかなー?
なーんてね、なーんて・・・・・・
そんな馬鹿話ですた
うおおおおー、萌えたぞおおおおうー。
神認定!!
・・・処女膜は稀に再生することがあるらしい。流石に確認したことはないが(w。
>87
ワラタ。
そして凄くイイ!!(・∀・)
ご馳走様でちた。
93 :
名無しさん@ピンキー:03/07/26 23:19 ID:UCY6c/5s
膜は長らく使ってないと再生するそうで・・・ 蜘蛛の巣張ったとも言う。
萌えました!ガウリナはやっぱり(・∀・)イイ
3年使わないと再生するって聞いたことある。
萌えました(*´д`)
リナがかわいいですなハァハァ
「がーうーりー」
「うぉっ!
何だリナ!?酒臭いぞ!!」
突然部屋にやってきてしがみついてきたリナにガウリイは眉をしかめた。
それとは対照的に、リナはガウリイの胸元に顔をうめて機嫌良さそうに笑っている。
「ね、がうりい」
「なんだ?」
「しよ」
その一言にガウリイは固まった。
あの恥ずかしがり屋のリナがこんな大胆に誘ってくるなんて、ガウリイには妄想はできても想像できないことだった。
「ね?だめ?」
かわいらしく聞いてくるリナにガウリイはごくりと喉を鳴らす。
「ち、ちなみに何をだ?」
今すぐリナをすぐ傍のベッドに押し倒したい気持ちを押さえて、ガウリイは確認する。これまでリナに散々期待を裏切られ生殺しを味わってきたガウリイは慎重になっていた。
「何って、・・・
えっちなこと」
少し恥らうように赤くなって上目遣いに見つめてくるリナ。
「ガウリイ?だめ?
何でもしてあげるよ?ほら、ガウリイ口でして欲しいって言ってたじゃん」
固まってしまったガウリイにリナは更に続ける。
「ね。だめ?」
ガウリイは思わずリナの口元に視線が口付けになる。赤い唇が妙に色気を持ってガウリイを誘っているように見える。
「・・・だ、だめなわけないだろ」
ようやく搾り出した声はかすれていた。
ガウリイの足元に蹲ったリナがそっと手を伸ばす。
ちゅ ぴちゃ
「ん、ふ・・んぅ、・」
リナの舌がいやらしい音を立ててガウリイのそれを嘗め回す。
ガウリイはリナが自分の物をしゃぶっているという事実だけでいってしまいそうだった。
「・・っは」
思わず漏れた吐息に、リナはガウリイのものを咥えたまま上目遣いにガウリイを見る。
「ガウリイ、かわいい」
快感に眉をしかめたガウリイにリナは妖艶な笑みを浮かべてより大胆にガウリイを責める。
リナはいつからか、もじもじと自分の太ももを擦り合わせだしていた。
ガウリイのものを放すと、リナは上半身を起こしてガウリイをねだるように見つめる。
「ね、ガウリイ、あたし我慢できない」
「ああ、」
ガウリイはリナを押し倒すとその脚に手を滑らせる。するとリナは自分から開いてガウリイを誘う。
「リナ、すごいことになってる。
まだ触ってないのにな」
「やだ・・・」
「これならもう大丈夫そうだな」
ガウリイが確かめるように溢れる蜜を指ですくうと、リナがびくりと身体を震わせる。
「あっ、ガウリイ、はやくぅ」
もどかしげに身を捩るリナにガウリイは一気に奥まで突きたてる。
「ああっ」
リナが背を反らせて、ガウリイのものを離すまいとするように締め付ける。
「ガウリイッ」
「リナ、中もすごいな。
ぐちゃぐちゃだ」
ずっ、ぬぶ
卑猥な音を響かせて、ガウリイはぎりぎりまで抜くとまた突き立てる。
「ああ、いいっ・・・ガウリイ、ガウリイ」
自らも腰を振りながら、リナはガウリイの首筋にしがみつき、貪るように唇を重ねる。
激しく舌を絡ませながらガウリイの手がリナのつんと尖った乳首を弄ると、リナは喉の奥でくぐもった声を上げる。
「っは、あ、ふああ」
「リナ」
中をかき回すように動かすと、リナは爪を立てる。ガウリイにはその痛みすらも快感に変わる。
「リナ、いつもより・・っく、すごいぞ」
「はあ、ガウリイも、・・あんっ・・・激しいよっ」
「そりゃ、リナが・・こんなに、積極的だからなっ」
ガウリイはつなぎ目に手を伸ばし、ぷっくりと膨らんだ豆を転がす。悲鳴のような声を上げるリナに笑みを深くすると、さらにぐりぐりと押しつぶすように刺激する。
「あ、あ、ガウリイ、いっちゃう」
より一層締め付けて、リナが切ない声で訴える。
ガウリイはリナの脚を片方持ち上げると捻るようにしてリナの奥までを激しく貪る。それにあわせてリナの声は高くなっていく。
「ひ、あ、あ、がうっ、がうりいっ」
「リナっ、っく」
「ああっ、いっちゃうぅっ」
脚を引きつらせて身体を跳ねさせたリナは喰いちぎるようにガウリイを締め付けて痙攣する。
「うっ」
「は、あ、あ」
中で脈打つガウリイのものに微かに反応しながら、リナは全てを飲み込んでいった。
「っリナ!?」
「もう一回、ダメ?」
ガウリイの下半身に手を伸ばしリナが甘えるように聞く。そうしてガウリイの胸に唇を落とし、汗の浮かぶ肌を愛撫する。
「いいよ、おいで」
リナを自分の上に誘うと、嬉しそうにガウリイをまたぐ。そしてゆっくりと腰を下ろしてガウリイをのみこんでいく。
「あ、ああん」
ゆっくりと動き出したリナを下からガウリイが突き上げる。
「きゃうっ、ひあ、・・あ、ふあぁ」
やがて、果てたリナはぐったりとガウリイの胸の上に倒れると、荒い息を整える。
そんなリナの頭を撫でながら、ガウリイはこれから毎晩リナにお酒を飲ませようと考えながら、再び動き出す。
いったばかりのリナはすぐさま快感の波に飲まれていった。
キタ-・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
誘いリナかわいい!!萌えました。
ありがとうございます。
「はぁ…」
あたしは軽く溜息をついて、ワインを一口含んだ。
ごく普通の宿屋の一室にあたしはいた。
外はしずまりかえっている。時刻は真夜中で、空には闇夜を切り取るような満月が出ていた。
あたしとガウリイ、アメリアの一行は、この小さな村で宿をとったのだった。
ところがいざ休もうとしてもなぜか寝付けない。
それで、未成年であることは無視して、ちょっぴり晩酌でもすれば眠れるかと、あまり慣れないワインを飲んでいた。
開けた窓から冷たい夜風が吹き込んで来て、ほてった頬をひんやりと冷やしてくれた。
「ん〜、気持ちいい…」
隣の部屋にはガウリイが眠っている。
実は、晩酌の相手をさせようと起こしにさっき行ったのだが、起こすのが申し訳ないくらい気持ち良さそうに寝ていたので、あきらめたのだった。
「あ〜、もぅ…」
ガウリイのことを考えると同時にさっきのことを思いだし、あたしは苛々と頭を振った。
実際、さっきのあたしはどうかしていたとしか思えない。
ガウリイを起こしに行く時、すやすや寝ているマヌケだが可愛い寝顔に、なんとなく…。
そう、なんとなく。
なんとなくなのだ。。
別に、誰にも見られていなかったし…いいんだ、うん。
あたしは一人で納得し、ワインを一気に飲み干した。
その時。
「ヤケ酒ですか?」
「ぅどわぁぁ!?げほっ、げほっ」
横から…窓のほうから声がして、あたしは思いっきりむせた。
振り向くと、誰かが窓に腰掛けていた。
月の光の逆光で顔が影になってはいたが、あたしはそれが誰だかすぐに分かった。
「ゼロス?」
「ピンポーン。こんばんは」
そう、そこにいたのはいつものようにニヤけた顔のゼロスだった。
魔族は神出鬼没だ。なのにあんなに驚いたことにやや恥じながら、あたしは彼をにらみつけた。
「何の用よ?喧嘩売りに来たの?」
「な、何でそんなに怒っているんですか〜?」
ゼロスはわざとらしく怯えてあたしの腰掛けているベッドに座り、ぽりぽり頬をかきながら言った。
「なにか見られたくないことでもあったんですか?」
「な、何言ってるのよ!」
不覚にもあたしは再び動揺してしまった。
ゼロスはガウリイのために用意していたグラスを取り、
「…僕も戴いていいですか?」
いいわよと言う前に、ゼロスは勝手にワインを注いだ。
「なに、魔族も飲めるの?」
「僕は強いですよ」
これが証拠ですと言わんばかりに、顔色一つ変えずに一気に飲み干し、あたしに笑いかける。そして黙ってニ杯目を注いだ。
あたしはゼロスとわざとらしく距離をとり、「で、何の用よ?わざわざ」
ゼロスはニ杯目のワインをちびちびやりながら、
「夜のパトロールです。ははは」
「…」
もちろん、そんなわけはない。こいつがあたしの所に来る時は、必ず何か面倒なことを持ってくる。
あたしが内心勘繰っていると、
「そういうリナさんは何を?お酒なんて出しちゃって」
「眠れなかったのよ!うら若き乙女にはね、そんな夜もあるの!」
そこでゼロスの顔から、すっと笑顔が消えた。あたしはびくっ、として身構えた。
「グラスが二つあるのはどうしてですか?」
「は?」
かすかな酔いもあってか、あたしは質問の意味がわからず、マヌケな声を出してしまった。
ゼロスはくそ真面目な顔であたしを見ている。
二つあるのはなぜか?って…。
それは…
「あ、こ、これはガウリイと飲もうと思ったのよ。でも寝てたからあいつ」
別に嘘をつく必要はない。
しかしゼロスの顔にいつもの笑みは戻らなかった。彼はワインをまた一口啜る。
そして次の瞬間、彼の口から信じられない一言が出た。
「リナさんはガウリイさんのことが好きですか?」
「えっ…?」
夜風が急に冷たく感じた。
彼の表情からして、ちゃかされて言われるのとは違う。とはいえいつもならうまくかわすことができただろう。
しかし、アルコールのためか、あたしは素になってしまった。
何とかとりつくろう。「はぁ?なにいってる…」
「見たんですよ、さっき」
ゼロスのひとことに、あたしの酔いが完全に冷めた。
さっき。
さっきとは、ガウリイを起こしに行った時の事だろう。
あたしは、ワイングラス二つとワインの瓶を抱えてガウリイの部屋に行った。
時間も遅いし、男の人の部屋に行くというのに、普通に躊躇することなくあっさりドアを開けた。
中に入ると、あたしの部屋と同じ、ただ配置が対象的なベッドの上でガウリイは珍しくいびきもかかずぐっすり寝ていた。
「ガウリイ。起きてよ」
しかしガウリイはぐっすり眠っていて、起きそうもない。
「ねぇガウリイ」
揺すってみてもダメだ。
殴って起こしてやろうかとも思ったが、仕方ない。
あたしはあきらめて自分の部屋に戻ろうとした、その時。
「う…リナぁ…」
起きたか?と思い顔を覗き込んだ。
しかし、規則正しい寝息が聞こえる。寝言の様だった。
(寝言であたしの名前を言うなんて…)
何となく嬉しくなったあたしは、変な気分になってきた。
ふと、誰もいないのにあたりを見回す。
あたしはガウリイの頬に触れた。
そっと頬を撫で、首筋までゆっくり愛撫した。
「…」
自分の心臓の打つスピードが段々早くなっていく。
誰も見ていないよね、と確認する。
気持ちが高まる中、そっとおでこに口づけ、ぱっと離した。
ガウリイが起きる様子はない。
あたしはふたたびおでこに口づけ、ガウリイの息を感じつつ、唇をガウリイの鼻、頬、顎にゆっくり這わせた。
軽く舌で首筋をなぞり、手で彼の髪をかきあげた。
(やばいかも…)
体が段々熱く、段々と不思議な気持ちになり、大胆になってくる。
ガウリナキ…(-_-)キ(_- )キ!(- )キッ!( )キタ(. ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━
ゼロリナもキ…(-_-)キ(_- )キ!(- )キッ!( )キタ(. ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━
続きマダー━━━(゚∀゚)━━━!!
あたしはベッドの上に上り、ガウリイに跨がろうとした。
その時。
「リ、リナ!?」
ガウリイが目を覚ました。
あたしも心臓が飛びでるほど驚き、慌ててとびのく。
「ど、どうしたんだ?」
ガウリイが聞いて来たが、あたしの頭の中は真っ白だった。
自分が何をしていたかを改めて思いだし、顔が熱くなるのが自分でも分かる。
「リナ?」
「なんでもないっ!おやすみっ!」
あたしはワイングラスとワインを抱えて、逃げるように部屋を飛び出したのだった。
「…」
一連の出来事を思いだし、あたしはまた顔があつくななった。
ゼロスはじっと黙ってこちらを見ている。
「あっ、あっ、あっ、あれは、その、間違え、いや、なんとなく…」
「なんとなくでキスして、上に乗っかるんですか?」
「え、いや、あの…」
ゼロスの目が細く開き、あたしを見据えた。滅多に開かない目は、冷たい光を放っている。
あたしは一瞬、その目に軽い恐怖を覚えた。
が、そこは天才美少女魔導士のあたし。すぐに睨み返した。
大体、何でゼロスにそんな事を言われなければならないのか。
「な。なによ!なんであんた怒られなきゃならないのよ!」
「…」
「しかものぞき見するなんて、サイテーじゃない!魔族ってそんな事ばっかりしてんの!?」あたしの逆ギレに、ゼロスはしばらく黙っていた。
しかし、突然いつもの笑顔に戻る。
「リナさん、僕にもキスしてください」
「は?」
ゼロスの言葉を理解する暇もなく、彼はあたしの横に瞬間移動してきた。
「あっ…」
間をおかず強引に手首を掴まれ、あたしはベッドに押し倒された。「なにすんのよ、ちょっ…やめて、離しなさいよ!」
あたしは何とかゼロスを振り払おうとするが、彼の腕に押し付けられてびくともしない。
「離し…んっ……」
抵抗していたその間に、ゼロスの唇があたしの唇にそっと重ねられた。
上唇を軽くくわえるように触れ、また口づけ、そして口を舌で押し開いてくる。
貧るようにあたしの舌を絡め、拒む事を許さなかった。
抵抗する気持ちとは裏腹に押し寄せる快感に、あたしの体から力が抜けていく。
それを感じたのか、ゼロスはあたしの手首を離して、あたしの前髪をゆっくりかきあげた。
「リナさん…」
ゼロスが唇を離し、口の周りにまとわりついた唾液をぬぐった。
ゼロスの肩ごしに、窓の外の月が見える。
逆光でやはり彼の表情はよく見えない…が、少し頬を染めているようだ。
あたしの頬もさっきよりずっと熱かった。
「リナさん」
「…」
「抵抗しないんですね」
「…」
自分でもよく分からなかった。
ただ、やめてほしくない。
「やめないで」
思わずあたしの口から漏れた言葉を聞き、ゼロスは驚いたようだった。
が、彼はそこで理性が外れたようにあたしの首に顔を埋め、唇を這わせはじめた。
神
神々に乾杯。
乙。ラノベスレでリクしたものだがその早い仕事振りに感謝。
おおっ、ありがとうございます! これで広告抜きで作品を堪能できます!
「ん…」
ゼロスの唇の感触にあたしは恍惚としながら、彼の背中に手を回した。
彼の膝があたしの脚を割り、体を滑り込ませて来た。
彼の息遣いは、はぁはぁと少し上がってきている。
その彼の手があたしのパジャマの上のボタンを手早く外し、あらわになったあたしのお世辞にも大きくない胸を、そっと円を描くように撫で始める。
「あ…ん、あ…」
あたしはじわじわと来る快感に思わず喘いだ。
「感じやすいんですね…まだ少し触れただけなのに」
ゼロスが意地悪く微笑む。
冷めたはずのアルコールがまた回ってきたのか、あたしもゼロスのマントを外し、上着のボタンを外して脱がした。半裸になった彼の背中をゆっくり撫でる。
自分でもびっくりするほど積極的だ。
さっきガウリイに対して未遂で終わったかもしれない。
その時、ぴちゃ…といやらしい音をたててゼロスは、あたしの乳首を吸うように嘗めた。
「あぁんっ」
電撃が走るような快感にあたしはびくっと体を震わせる。
ゼロスはあたしの胸を嘗めながら、ゆっくり手を下に延ばしてあたしの内股をなぞるように撫でた。
「ゼロス…あたし、あぁっ…」
「リナさん…可愛いですよ」
あたしはゼロスにだけ感じている顔を見られるのが悔しくなり、逆にゼロスを押し倒した。
「リナさん?うっ…」
あたしはゼロスのズボンを脱がして、彼の股間に顔を埋めた。
魔族のアレってどんなんだろう…と一瞬考えたが、構わずソレを取り出すと、人間の男性のと全く変わるところはなく、それに立派だった。
あたしはそれの頭に軽くキスし、ちゅばちゅばと音をたてて嘗めた。
「う…リナさ、あっ」
焦らすように頭とくびれた部分を嘗め、舌先を尖らせて裏側をツーッ、となぞる。
唇で横にすべるように行き来し、ぱくっ、と深くくわえた。
ちゅばっ、ぬるっ、ぴちゃ…
あたしの上下する頭を撫でながらゼロスは息を荒くしていた。
「リナさん…ああ、待ってください、イッちゃいます…」
あたしは我ながら意地悪く笑い、さらに嘗め続ける。
ちゅぱっ、ちゅぱっ…
静かな部屋に卑猥な音と息遣いの音だけがしている。
ゼロスの喘ぎ声を聞いているうちに、あたしの体も一層疼いてきた。
「リナさん、ずるいですよ!」
「あ、やだぁっ」
ゼロスは体を起こしてあたしを突然押さえ付け、無理矢理パジャマの下を取り去り、パンツの横から指をいれてあそこに触れた。
「うわぁー」
ゼロスのあきれたような、喜んでいるようなどっちともつかない声。
あたしは真っ赤になって体を起こそうとしたが、押さえ付けられていてできない。
「もうヌレヌレですねぇー。すごいことになってますよ。僕あんまり何もしてませんよね?」
「…」
恥じらう気持ちと、はやく欲しい気持ちが交錯する。
「リナさんて、えっちなんですねぇ」
欲望は止められず、あたしは懇願するような声を出した。
「はやくちょうだい…」
「まぁまぁ」
ゼロスはあたしの脚を思いっきり開かせた。割れ目に指を這わせ、突起したクリトリスを優しくつまむ。
「あぁっ!あ、あはぁん…」
快感が走る。ゼロスもよがるあたしを見て相当興奮しているようだった。
ぴちゃっ…ぴちゃ、くちゅっ…
ゼロスの舌があたしのクリトリスをはいずり回り、あたしの中に入りかけた。
あたしはもう我慢できなかった。ゼロスに見られているというだけで興奮してしまうのだ。
「だめっ、我慢できない、欲しいの…!」
「おや、もう?」
「来て、お願い!」
だけどゼロスはすぐにはくれない。あたしに顔を近づけて、
「僕が欲しいですか?」
あたしは顔を染めつつこくり、と頷いた。
ゼロスはにこにこ笑いながらあたしの胸を揉みしだく。
快感でまたどうにかなりそうになるあたしの耳元で囁いた。
「じゃあガウリイさんとはえっちなことしないで下さいね」
ドキドキ
(;´Д`)/ヽヱ/ヽヱ
ゴクリ;
「え?」
あたしは一瞬我に返り、頭にぱっとガウリイの顔が浮かんだ。
「リナさんは僕専用です。いいですね?」
ゼロスは笑顔で、だけど有無を言わせない雰囲気を漂わせながら言った。
「え、あの…」
ガウリイとえっちなことをするつもりなんて、ない。
けどガウリイのことが気になるのは事実だ。
あたしの中にためらいが生じたのを悟ったのだろう、ゼロスは目を細く開いた。
「…それとも、やめちゃっていいんですか?」
と言うと同時に視線はあたしに向けたまま、あたしの乳首を舌で刺激した。
ぴちゃっ…
「あっ…」
あたしは再び気持ち良さに体を強張らせた。畳み掛けるようにゼロスはあたしのクリトリスを優しく撫でる。
「あっ、あぁ、あ…ん」
「ほらほら」
ゼロスの指がゆっくりあたしの中に入って来た。
どこを感じるか心得たような挿入に、あたしはそれだけで絶頂を迎えてしまいそうだった。
「あ、ゼロス、あぁ…」
「おっと」
ゼロスはそんなあたしを見て、指を抜いてしまった。
「あ、イヤ、やめちゃ…」
あたしの懇願にゼロスは人さし指を左右に振りながら、
「え〜、リナさん次第ですよ」
「わかったわよぉ、ゼロスだけだから、早くいれてぇ!我慢できないの〜!」
かすかに戻ったはずの理性も、欲望の前にあっさり崩れ去ってしまった。
ゼロスは満足げな笑みを浮かべた。
「それでいいんですよ」
彼はゆっくりとあたしの胸を撫でる。
「あぁ…」
「この胸も…」
反対の手で今度はあたしのあそこの割れ目を人差し指でなぞった。「あぁんっ」
「いやらしいここも…」
そして、感じまくっているあたしの顔を撫で、軽くキスをした。
「この唇も全部僕のものです。いいですね?」
「はい…」
もうとろけそうなあたしは、早く欲しくて欲しくてどうでもよかった。
ゼロスはあたしの頭をいい子いい子して撫でた。
「よろしい。じゃ、ご褒美をあげましょう」ゼロスはあたしの股を広げると、膝を曲げさせた。
そしてあそこに彼のそれをあてがう。その感触で期待しただけで、あたしは身体が震えてしまった。
しかし、ゼロスは入口でクチュクチュするだけでなかなか入れてくれない。
「あぁん、ゼロス早くしてよぉ、変になりそう…」
ゼロスは答えない。
あたしは本当に気が変になりそうだった。
「綺麗ですよ、リナさん…」
「早くぅ、早くハメて!ゼロスのが欲しいの!」
「僕ももう我慢できない」
そして、ずぶっ、とあたしの中に熱いものが入ってきた。
「リナさん締まるっ…」
「あ、あぁ〜、んっ、ん」
そしてゆっくりゼロスの腰が動き始めた。
ぐちゅっ、ぐちゅっ…
次第に速さを増していくにつれて押し寄せる快感の渦に、あたしは大声をあげてしまいそうになる。
必死に声を堪え、ゼロスの背中を抱き締めた。
「ゼロス、すごい…」「リナさん…」
ぱんぱんっ、ぐちゅっ、ぱんっ
子宮の奥まで突いてくるそれは、熱く、確実にあたしのGスポットを捕らえていた。
あたしの腰も自然と動き始め、ゼロスはあたしの髪をかきあげた。
「リナさんの中…熱いですよ、めっちゃ気持ちいい…」
「あぁ、あっ、あたしも…イキそう…」
隣の部屋にはガウリイが、反対の隣にはアメリアが寝ているのに…。
しかしその背徳感が一層興奮をそそった。
声を必死で堪えようとすればするほど快感は増していく。
快楽にまみれて、あたしはもう絶頂を迎えそうだった。
「イク…ゼロス、あたしイクぅ」
「僕も…イキます」
ぐちゃっ、ぐちゅっ、くちゅ…
そこであたしは肝心な事を思い出した。
「外に出して!飲んであげるから」
あたしがそう叫んだ時、ゼロスのあれの感覚がなくなった。
あたしは身体を上げ、ゼロスに頭を押さえられ、あれをくわえた。
その瞬間、熱くて苦いものがあたしの口の中に飛び込んで来た。
彼が果てるまであたしはそのままでいた。
あたしが口にたまったそれを飲み込むと、ゼロスが背中からそっと抱き着いてきた。
「リナさん…」
ゼロスはあたしの髪を撫でた。振り返ると、今までに見たことのない優しい目をしていた。
「ありがとうございます。口すすがないといけませんね」
ゼロスは側のテーブル−さっきあたしがワインを飲んでいたやつだ−に置いてあるあたしの飲み残しのワインを取り、口に入れる。
そしてあたしに口移しした。
「んっ…」
ワインで口を潤した後もゼロスは唇をずっと離さなかった…。
次の日の朝。
あたしは何事もなかった様に身支度をし、宿の食堂に下りた。
すでにガウリイとアメリアは席について朝食をとっていた。
「おはよー」
「おう、おはようリナ」
「おはようございますリナさん」
あたしも席に着き、朝食を注文する。
ガウリイが聞いて来た。
「なぁリナ、昨日の晩俺の部屋に来たか?」
「へ?」
あたしはゆうべのゼロスとの情事で頭がいっぱいでガウリイのことなどすっかり忘れていた。
「さ、さぁ?あたし知らないわよ。まぁーた寝ぼけてたんじゃない?」
「そうかなぁ」
ガウリイは首をかしげつつも食事を続ける。
「私もそういえば、ゆうべリナさんの部屋から変な声が聞こえたような…」
アメリアのなにげない一言に、あたしは内心かなり動揺した。が、
「そぅ?昨日はあたしもぐっすり寝ていたからわかんないわね」
なんとか取り繕うのに成功。
釈然としないアメリアとガウリイをよそに、あたしは再びゼロスとのことを考えていた。
思い出すだけで、今も身体が熱くなる。
また今晩もあたしはワインを用意して彼を待つだろう。
END
ゼロリナいい!
萌えた
読んでくれてありがとうございましたm(__)m
携帯からだったんで遅くて&行変になってたらゴメソ。
ゼロ×リナは個人的に書きたかったんで楽しかったです。
エロシーンダラダラしすぎたかも。お目汚し失礼しました。
いやはや、イイもの読ませて頂きました。お疲れ様です。
改行、そこまで違和感を感じませんよ。
携帯からなのは、プロバイダ規制のせいですか?
いえ、単にマイパソ持ってないだけです(T-T)貧乏なもんで。
楽しんでいただけたみたいで良かったですヽ(・∀・)ノ
携帯からなのに本当にお疲れさま!!!
ぐっじょぶ!
さて、次の新たなる神は!
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
コウコクー
王子エリの神様はどこに行ったんだろう…。
暇なときでかまわないので続きお願いします。
途中までネタできたのでせっかくだから書きまつ。
一人称だと何かとめんどうなので今回から三人称にさせていただきまつ。
王子エリの神が再び後臨するまでの暇潰しにどうぞ。
「リナ、最近綺麗になったな」
いつもと変わらぬ旅路の途中。三人は森の中の公道を歩いていた。
ガウリイが唐突に言った言葉に、リナは動揺して頬を染めた。
「な、なに言ってるのよガウリイ」
「いやぁ、なんとなく…」
「あっ、でも私もそう思います。リナさんなんだか色っぽくなりましたよね」
アメリアのさらなる言葉にリナは足元の小石を照れ隠しに蹴った。
「二人してからかわないでよ!」
内心思い当たることはなくもないリナは、ひたすら小石を蹴りまくった。
今日は街まで間に合わなかったので野宿になった。
夕食はリナの釣った魚とスープだった。
三人で焚火を囲み、これからの旅路について話していると、
「あっ!」
アメリアの手元が狂って、彼女のスープがリナのジーパンにかかった。
「あっつー!」
「す、すみませんリナさん!」
「ったく、気をつけなさいよ!」
あいにく替えのジーパンはないので、リナは仕方なくあまり普段はかないミニスカートに履きかえることにしたた。
「本当にごめんなさいリナさん」
「いいわよ、そのかわりこれ洗っといてよ」
「…」
リナは無造作にアメリアに汚れたジーパンを投げ渡した。
アメリアがちょっぴり泣きながら洗濯を終えた後、三人は見張りを交代に決めて早々に休むことにした。
最初の見張りはリナに決まり、焚火の側で毛布にくるまりながら彼女は物思いにふけっていた。
(あたし、綺麗になった…?)
思い付くその理由はゼロスとの夜の時間しかなかった。
あれからゼロスは夜中度々リナのところへ忍んで来ては、身体を求めにきた。
リナもそれを待ち焦がれるようになり、来ない日が続くとつい自分で慰めてしまったりしていた。
今ではゼロスとのセックスなしには考えられない。
知らず知らずにリナは快楽の虜になっていた。
(昨日は、こなかった…おとといも。宿だったのに)
ゼロスはリナたちが宿に泊まる時にしか現れない。野宿だとさすがにほかの二人の目があるからだろう。
しかし、この三日ほど連続で宿に泊まったにも関わらずゼロスは現れなかった。
「はぁ〜…」
リナは深く溜息をついた。
見張りを始めて30分。
リナは眠くなって来た。
が、交代までまだ寝るわけにはいかない。
「ちょっと眠気覚ましに行くか…」
すやすやと寝ているガウリイとアメリアを置いてリナは散歩に出た。
空は晴れていて、三日月が光っている。
風は季節柄生暖かく、木々の間を歩きながらリナはすこし汗ばむほどだった。
まださほど歩いていないその時、リナは背後の気配に気付いた。
「ライティング!」
咄嗟にリナは呪文を唱え周囲を照らす。
小さな太陽に照らされたそこには−−
「ゼロス!」
そこには困ったような顔のゼロスが立っていた。
「ひどいなぁリナさん、僕に警戒するなんて。あ、それ消してくれます?」
「な、なによ影から!気味悪いわね!」
リナはライティングをつけたまま怒鳴った。
なんだかんだ言ってもゼロスは仲間ではない。
まして外ならいつ何をされるかは分からないのだ。
魔族として不意打ちを狙っていたのかもしれない。
リナはそれくらいのことはわきまえていた。
「気味悪いだなんてひどいですね〜…」
しかしゼロスは至って緊張感がなかった。
そしてゆっくりとリナに近づいていく。リナはそれにあわせて後退りする。
「な。なによ…近づかないでよ」
しかしゼロスは足を止めない。
リナも後退りし続けていたが、背中が木にぶつかって、さがれなくなった。
ゼロスはリナを追い詰め、彼女の腕を掴んだ。
「いいんですか?そんなに僕に冷たくしちゃって…待ってたんでしょ?」
「な、なに言って…」
ゼロスはそこでリナの乳首を服の上からすっ、と撫でた。
「あっ」
それだけでリナの乳首は服の上から分かるほど固く突起した。
「ほら、触ってほしくてうずうずしてますよ。体は正直ですよね」
ゼロスは嬉しそうに笑った。
どうやら戦いにきたのではないらしい。
となると何しにきたか、答えはひとつしかない。
「こ、こんなところでやっちゃったら皆にばれちゃうじゃない!」
リナは胸を隠すように腕を組んだ。
が、すでにリナはゼロスの虜だった。
リナの秘部はすでに熱くなり、全身の性感帯が研ぎ澄まされていた。
「なら、これ消してくださいよ。別に僕はいいんですよ、リナさんの綺麗な体を明るい所で見たいし」
ゼロスはそう言っていまだに輝いているライティングを指差した。
「…」
ゼロスは本気だということをリナは悟り、ライティングを消した。
急に暗くなり、目が慣れずリナは何も見えなくなった。
目の前は暗闇のまま、立ち尽くしていると、リナは上に着ていたノースリーブを捲くり上げられるのを感じた。
「もうビンビンに固くなってますよ…リナさんてば」
暗闇の中でゼロスの声だけが響く。
「どれどれ」
早速クリクリと乳首をこねまわされ、リナは悶えた。
「あはぁ……ん」
甘い吐息が漏れる。
見えないのがまた感度をいっそう高めていた。
「三日間僕も辛抱してたんですよ…たっぷり楽しませて下さい」
ゼロスも既に息が荒い。
いいですなあ。がんがって下さい。
あぼーん
すいません……どなたかヴァルフィリ書いてほしいです……。
皆さんうまいなァ……。
ヴァルフィリ好きな人,このスレにいますか?(ドキドキ
>>144 ハイ。ココニヒトリイマス。
ゼロフィリのかた多くて何となく言い出せなかったけど
じつはヴァルフィリが好きダ──!!
誰か書いてくれないかな……ドキドキ
147 :
144:03/08/04 21:39 ID:77qj1VU3
キャー!! 同志キタ━━(゚∀゚)━━!! ウレシヒ……。
ゼロフィリのほうがサイトも多いので私もしくしく泣いてました。
頭ん中じゃ妄想してるんですけどうまく書けない……。
ヴァルがフィリアを無理矢理ってパターンなんですけど,
フィリアは本当は全然イヤじゃなくて,でも贖罪の気持ちが強いんでいいなりになってて,
ヴァルはそーゆーフィリアをみて自己嫌悪でますます鬼畜に……です。
うまく説明できない……長々スミマセン!m(__)m
スレの流れには全然関係ないことなんだけど・
スレ世界だと解毒魔法なんてあるんだから、避妊用の魔法なんかもあるのだろうか?
つーかあるのか?ゴム・・・。
150 :
144:03/08/04 23:57 ID:oQs5HTtm
>>149 か,書けないんです〜それが〜_| ̄|○
文章力ないんで……(w
神の降臨をお待ちするしかないのです……。゚・(つД`)・゚
>148
ゴムそのものが普及してないって設定だそうだから、ゴムはなさそうだな。
たまに原作世界で使ってるってSSも見るけどね。
魔法強化とかしてゴムじゃない素材で似たようなもん作ったとしても
ガビガビして痛そうだな。
道具よりピルみたいな薬とか魔法を考える方がいいのかも。
久々に見たら待望のゼロリナが!
激 し く (・∀・)イイ!!
職人さんありがとう!!
あぼーん
彼ははやる気持ちをおさえるように、リナの乳首を弄んでいた。
「僕がいない間いい子にしてました?」
ゼロスはリナの胸を揉みながら彼女の耳に囁いた。
「えっ…?あ、ぁ…」
質問の意味が分からないのと気持ちいいのでリナは喘ぐことしかできなかった。
またゼロスが、いたずらっぽく囁いた。
「ひとりえっちとかしちゃったんですか?」
ゼロスの言葉にリナはびくっとした。
実は一昨日の夜、我慢が出来なくなってオナニーしてしまっていたのだ。
リナは、目を閉じたままこくり、と頷いた。
「リナさんはいやらしい子ですねぇ」
ゼロスは言葉で責めつつ舌でリナの乳首を転がした。
生暖かい舌が当たるたびに、リナの体には自然に力が入る。
「あぁん、あっ、あん」
ゼロスはリナのスカートをずりあげ、ふとももを撫で回した。
「しかもリナさん、スカートだなんて僕興奮しちゃいます」
さっきアメリアのせいで履き替える羽目になったのだが、リナは今やアメリアに感謝していた。
ゼロスは片手は胸を揉みながら、もう片方の手で外ももや膝をたっぷり愛撫したあと、ゆっくりと内ももに移り、付け根に向かって上っていった。
ぞわぞわとリナの背中に鳥肌が立つ。
ゼロスの指がパンツの上から秘部に触れた。
「あぁ…!」
「おやおや、もうパンツもグチョグチョですよ」
ゼロスはリナのスカートはそのままでパンツだけ下ろした。
割れ目をゆっくりとなぞると、それだけでピチャピチャッといやらしい音がたつ。
「あぁ、そこはっ…」
リナは快感のあまりゼロスに抱き着いた。その時。
「リナー?」
「リナさぁん」
遠くからガウリイとアメリアの声がして、リナは固まった。いなくなったリナを探しに来たのだ。
「ゼロスっ…」
しかしゼロスは構わずリナのあそこをいじり続けた。
「ゼロス…二人が、あぁっ、あん、あん、、」
クチュ、クチュっ
ゼロスの指はリナの充血したクリトリスを摘み、やさしくいやらしく刺激し続けた。
「どうします?リナさん…」
ピチャッ、クチュ、クチュ
「あぁ、いやぁ、見られちゃうよぉ」
ズブっ、とリナの中に指が入る。
「やめますか?」
「リナー」
ヌチュッ、グチュ
「リナさーん」
「どうします…?」
クチュッ、クチュ
「リナぁ」
ヌチャ…
「さあ…?」
掻き回される快感の渦と、二人に見られる危機感でリナはわけがわからなくなってしまった。
が、わけが分からないときは欲望に忠実になるのが人の性なのか、リナは頭を左右に振った。
「もっと掻き回してぇ!」
その時。
「リナ?」
いつのまにかガウリイたちがそこまで来ていた。
アメリアのライティングが煌々とその場を照らしている。
「ガウリ…」
リナの頭の中が真っ白になった。
あらゆる言い訳が頭の中を駆け巡る。
ガウリイ、これは違うのと言いかけたその時。
「リナさんいませんね」
アメリアは言い、溜息をついた。
「どこいっちまったんだろうな」
ガウリイも言い、きょろきょろあたりを見回す。明らかに側にあられもない姿のリナとゼロスが抱き合っているのにだ。
リナがわけがわからずきょとんとしていると、
「見えてませんよ。僕たちの周りは実は異空間ですから」
ゼロスがあっさりと解説した。
「えっ…」
「お楽しみを邪魔されたくないですからねぇ」
「そんな、ゼロスっ、あ、あぁ」
リナは驚かされたことに怒ろうとするが、彼女の中にある指が動くと、すぐとろけてしまった。
「リナさん、そろそろ僕も気持ち良くして欲しいなぁ」
ゼロスは指をクチュクチュ動かしながら言った。
ゼロスの股間は先程から待ち切れないといわんばかりに盛り上がっていた。
「えっ…でも、あぁ、ガウリイがぁ…あん」
「見えてませんよ。声も彼には聞こえない」
「でも、あっ、んん」
「リナさんがしてくれないと、リナさんのここに入れてあげられませんんよ」
言ってゼロスは指を抜く。
リナは一瞬ためらったが、ガウリイたちもすぐいなくなるだろうと考え、二人の目の前で立っているゼロスの前にひざまづいた。
「どうするか?アメリア」
カチャ…とリナはゼロスのベルトを外して、ズボンを下げる。
「リナさんのことだから心配ないと思いますけど」
そそり立つゼロスのそれを取り出し、いつものように頭にキスをした。
(ガウリイがそこにいるのに…)
舌先でチロチロといやらしく頭を嘗める。
「どうします?戻って待ちますか?」
ちゅるっ…ちゅぱっ…
吸うように唇を上下させながら、舌を巧みに動かす。
「リナさん、いいです…」
じゅるっ、ちゅば、ちゅば
ガウリイを視野にいれつつリナはゼロスの肉棒に舌を巻き付ける。「もうちょっと探してみようぜ」
生き物の様に絡み付くリナの舌にゼロスはたまらず、先からは我慢汁が溢れた。
「うっ、あぁ、りな、さん…」
ゼロスが快感に酔い、一気にその波が高まった。
が、ガウリイたちその場から遠ざかると、リナはゼロスから口を放した。
アメリアのライティングも遠ざかり、またあたりは暗くなった。
去る二人…いやガウリイのことがやはり気になり、リナはゼロスへの奉仕に集中できないでいたのだ。
こんなことしてて、本当にいいんだろうか…
リナは遠ざかる光を振り返る。
その時グイッ、とゼロスの手がリナの頭を無理矢理再び自分の股間に向け、くわえさせた。
「うっ…」
「何よそ見してるんですか?」
ゼロスは声こそ単調だが、嫉妬心で煮えたぎる思いだった。
リナは再びゼロスのそれをしゃぶりはじめた。
しかしガウリイのことがなかなか心から消えない。自然と舌の動きも鈍くなる。
ゼロスはリナの顔を離し、立ち上がらせた。
ゼロスはリナを木に押し付け、詰め寄った。
「リナさん、何考えてました?」
「え、別に…」
「ガウリイさんのこと考えてたでしょう」
リナが答えられず黙っているとゼロスはすっ、と目を細めた。
「僕、妬いちゃうなぁ…」
ゼロスはリナの右脚を思い切り開き上に持ち上げた。
体の柔らかいリナの脚は難無く上がり、秘部が無防備な姿を晒す。
自分のしている猥褻なポーズにリナの体は再び疼き出した。
ゼロスの視線に誘発され、蜜が溢れ出す。
ふとももを伝う透明な液体は止まらず、足首まで垂れていった。
「すごくトロトロですねぇ…」
リナは恥じらいで顔を染めつつ、潤んだ瞳でゼロスを見上げた。
「ゼロス…入れてくれないの?」
しかしゼロスは答えず、嘗めるようにリナを見回しているだけだ。
黙って見られているとリナはたまらなくなってしまった。
「ゼロ…」
ゼロスを求めてリナが再び懇願しようとすると、
「こぉんなイヤらしいリナさんの姿、ガウリイさんにも見せてみようかなぁ…」
「…えっ?」
「普通に外からも見えるようにしちゃおうかなぁ」
ゼロスの言葉にリナは耳を疑った。
ゼロスはニヤニヤ笑いながら、自分自身をリナの蕾にあてがう。
「じ、冗談だよね、ゼロ…あっ」
潤ったリナの蜜壷はなんなくゼロスを受け入れた。
「あ、はぁ…ん…」
波の様に押し寄せる快感は、リナの子宮を突き上げた。
ゼロスが腰を動かし始めると、その動きに連動して快感が強弱変化する。
森の中、自然の風を感じながらリナは自分が動物にでもなった様に感じ始めていた。
「繋がってるときのリナさんの顔、かわいいですよ。
…僕だけ見てるの勿体ないですよねぇ。
ガウリイさんとアメリアさんにも見せてあげましょうか」
「え、ちょっと…」
そのとき、タイミングが良いのか悪いのか、さっきガウリイたちが去った方向から再び人がやってくる気配がした。
ハラハラしながら待ってます
(;´Д`)ハァハァ
あぼーん
ゼロリナキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
すごい展開にハァハァ
あぼーん
たまりましぇんなあ。
(ガウリイ!?)
リナの僅かな理性は最悪の事態を予想した。
ガサッ…
しかし、その時茂みから出てきたのは野ウサギだった。
野ウサギは不思議そうにゼロスとリナを見つめ、また茂みの中に入ってしまった。
リナは安堵の溜息をついたが、緊張が緩んだ一瞬を再び甘い快楽が捉らえた。
「ひぃ…あ、あぁあ…」
「いい声ですね」
グチュっ、グチュ
「気持ちいいですか…?」
「う…ん」
リナは声を絞りだし、ゼロスの背中に爪をたてた。
パンパンックチュ、クチュ
当たる音と喘ぎ声だけが夜空に響く。
「もっとしてほしい?」
続くゼロスの質問に、リナは黙ってこくりと頷く。
「ガウリイさんはこんなことしてくれませんよね?」
「…」
欲望にまみれたリナのはガウリイの話はもうどうでも良かった。
もっと、もっと快感が欲しい…
「ガウ…リイは…いいから」
「なんですか?」
「ガウリイは…いいから、もっと…」
「もっと?」
「ゼロスが欲しい…」「ガウリイさんより僕がいいんですね?」
リナは大きく頷いた。
ゼロスはそれを見て勝ち誇ったように笑った。
「…だそうですよ、ガウリイさん」
「え…?」
ゼロスの視線の先を追うと−−呆然とした顔のガウリイが立ちつくしていた。
ガウリイは自分の見ている光景が信じられないようで、ぽかんと口を開けて見ている。
「がうり…あ」
「もう腰ガクガクですねぇ、リナさん。イッちゃいますか?」
クチュっ、グチュ
ガウリイの視線を痛いほど感じつつも体は逆らえない。
それどころか罪悪感と恥じらいで一層感じてしまっていた。
「あぁっ、あ…見ないで…見ないでガウリ…あふ、はぁ、はぁ…」
ゼロスもガウリイに見せ付けていることでより興奮しているのか、勢いが増している。
クチュクチュ、クチュ
ガウリイの顔が真っ赤になっていくのがリナの視界に入った。
恥ずかしさと快感が最高潮に高まった。
「いやぁーー、イクゥゥゥゥゥっ!」
「リナ!」
イク寸前、ガウリイは二人に走り寄り、思いっきりゼロスをリナから引きはがした。
「リナ、な、な、な、なにやってん…」
「ガウリイ…」
顔を上気させ、乳房をあらわにしているリナの姿を見て、ガウリイは唾を飲み込んだ。
しかし頭を振って雑念を追い払う。
「な、おい、こんな…」
イクことのできなかったリナは不完全燃焼のまま、ふらふらとガウリイに倒れ込んだ。
「イキたぁい…」
「な、なに言ってるんだ、リナ、おい」
ガウリイは状況が飲み込めないものの、リナの姿に段々興奮してきていた。
あぼーん
このまま3p展開にしてください(*´д`)
「何するんですか!?どいてください!」
その時復活したゼロスがガウリイを突き飛ばした。
「僕とリナさんの楽しい時間を見るのは構いませんが、邪魔するのはいけませんね」
ふらふらしたリナを抱き締め、ゼロスはガウリイを睨み付ける。
「な、何言ってんだ!無理矢理リナのこと犯してたんだろ!?」
ガウリイは立ち上がり怒鳴る。しかしゼロスは構わず、
「大体、聞いたでしょ。リナさんはガウリイさんより僕のほうがいいんです。ね?」
「イカせて…」
リナは行き場のない欲望を持て余し、ゼロスにしがみつく。
「じゃ、ガウリイさんにも見せ付けたことだし、邪魔の入らないところでやり直しましょうね」
ゼロスはリナを連れて再びガウリイの見えないどこかに行こうと、何か呪文を唱え始めた。
「待てよ!」
しかしガウリイも大人しくそう行かせるはずがない。
ゼロス呪文を唱え終える前に再びリナを取り上げ、未だにぼんやりしている彼女に向かって怒鳴った。
「リナ、俺がイカせてやる!」
「ガウリイ…」
ガウリイはリナに唇を重ね、やさしく舌を絡めた。
ガウリイの暖かい腕に抱き締められ、リナは自然と落ち着きを取り戻し、彼の長い金髪をぎゅっ、と握った。
自分も3Pにしようと思ってたんでヨカタです。続き思案中。
ガウリイは、ゼロスに汚されたリナの体を自分が抱くことで水に流してしまおうとするかのように、リナの体を愛撫した。
「リナ…」
ガウリイはリナの首筋に舌を這わせ、その小さな胸の谷間へとくだっていかせた。
微かな刺激だが、リナはガウリイに初めて与えられるそれに、徐々に興奮を高めていった。
「あ…ガウリイ…」
リナはさっきの悶えぶりは嘘の様に、ガウリイに身を任せている。
ガウリイはゼロスの様に激しく責めはしなかった。
しかし何よりリナ自身抱かれていて安心感があった。
「ガウリイ…ガウリイ」
リナは優しくガウリイの背中を抱き締めた…。
「あ…、あ、あぁあん!」
と、突然リナは激しく喘ぎ、ガウリイの背に爪を立てた。
ピチャ、ピチャ…
水が滴るような音に、ガウリイがびっくりして見回すと、ゼロスがしゃがんでリナの股間に顔を埋めていた。
舌でその秘部を丁寧になめ回している。
「ゼロス、お前…!」
ゼロスは口を離し、舌なめずりをしてガウリイを馬鹿にするように笑った。
「そんなまどろっこしいやり方でリナさんが満足すると思うんですか?
なぁんにも分かってないんですね」
ガウリイがリナを見ると、その顔は今まで見たことのないほど色っぽい顔をしていた。
ピチャピチャ音がする度にリナは顔を歪ませたり、強張らせたり、とろけるような甘美な表情を見せたりした。
「あぁ、ん、…はああ、ゼロスぅ、指入れてぇ…」
「はいはい、しょうがない子ですね」
ガウリイはリナがゼロスの名前を呼んだのを聞いて、今まであった穏やかにリナを抱きたい気持ちが消えた。
「リナ!」
ガウリイはリナの乳房にむしゃぶりつくと、舌で乳首を激しく転がした。
ちゅば、ぴちゃっぴちゃ
「あぁん、あ」
リナは息を荒くし、たまらず上半身をよがらせた。
と同時にゼロスの指がリナの中にあっさりと入り、クチュクチュと掻き回し始める。
「あっ、あっ、、あぁ〜ん」
リナは胸と局部を同時に責められ、思い切りのけぞった。
ガウリイはリナのノースリーブを無理矢理脱がせ、ゼロスを蹴飛ばしてリナからまた離れさせた。
「ガウリイさん、いい加減にしないと僕も怒りますよ!」
ゼロスが怒鳴るがガウリイは気にせず、リナを乱暴に押して木に抱き着かせた。
後ろ向きにお尻を突き出させ、スカートをめくると形の良いお尻がぷるん、とあらわになる。
「いやぁ〜、恥ずかしいよ、ガウリイ」
「リナ、今イカせてやるよ」
ガウリイはそう言って自分の一物を取り出した。
それは既に充血して硬くなっており、先はもう濡れていた。
そしてそのモノをバックから突くように挿入する。
ズブズブっ
「あぁぁぁぁぁん!」
リナは悲鳴のような声で鳴いた。
グチュっ、バコッ、バコッ
ガウリイのうねるような腰使いにリナは膝がガクガクいいはじめた。
「イイ…イイよお、もっと…奥まで突いてぇ〜!」
「リナの中熱い…すげー気持ちイイぜ!」
リナは髪を振り乱して悶えた。
ゼロスは二人の様を見ていて、最初ガウリイを殺してやろうかと思ったが、見ているうちに犯されているリナを見ているのも悪くないと思い始めた。
しかし相手がガウリイというのは問題だ。
(…リナさんはとられるわけにはいきませんね)
「あぁ、ガウリイ、もっと突いてェ」
リナは上半身を段々下げて行き、木から手を離して地面に手を着いた。
その時はぁはぁと息を荒くするリナの口に、何かが突っ込まれた。
「うっ…」
見るとゼロスの一物だった。
いつの間にかゼロスがリナの前にひざまずいて自分自身をリナの口に入れている。
「リナさん、こっちの口がお留守ですよ」
「ん…」
リナはわけがわからないまま、本能で必死に舌を動かした。
ちゅぱ、ちゅぱ、くちゅ
「ホント上手ですね、リナさん」
ゼロスはリナの頭を撫でた。
しかし下の口を突かれながらまた口でやるのは大変だった。
たまに快感で体から力が抜け舌の動きが止まってしまう。
「リーナーさん、あとでいっぱいあげるから頑張ってください」
「ん…あぁ、ん」
しかしガウリイの腰の動きもますます速さを増し、リナは下半身が熱く、自らの腰も自然と動いてしまう。
ぱんぱんっ、ぱんっ
リナもガウリイももはや頂点まで達しようとしていた。
「リナ…イキそうだっ!」
「ん、んーーーっ!」
ゼロスのモノをくわえながらリナは悲鳴をあげ、果てた。
同時に下半身から異物感がなくなったかと思うと、背中に熱いものが勢いよくかけられた。
果てたリナはがっくりと膝をつき、ゼロスからも口を離す。
ガウリイも出し切ってしまうと膝をつき、リナを抱き締めようとした。
しかし、すかさずゼロスが今度はリナを地面に押し倒した。
「じゃ、今度は僕の番ですよ」
リナは目を細く開けゼロスを見上げた。まだ彼女の息は上がっている。
「ゼロス、あたし…壊れちゃう…」
「でもリナさんだけイッちゃってずるいですよ。しかも僕以外のくわえ込んじゃって」
ゼロスは穏やかに言いつつも嫌と言わせない雰囲気でリナの足を開いた。
「入れたばっかりだからまだビチョビチョですよ」
「いやぁ…」
ガウリイのモノを入れたばかりでリナの秘部は敏感になっていた。
さっそくゼロスのそれをあてがわれただけでリナはのけぞった。
「あぁ、待って、待ってぇ…」
「すごい、ヒクヒクしてる…行きますよ」
グチュっ…
容赦なく入ってくる感覚はいつもの何倍にも感じられ、リナは激しく悶えた。
「いやぁぁ、、すごっ…」
暴れるリナをゼロスは押さえ付けようとするがなかなかうまくいかない。
「ガウリイさん、押さえててくれません?」
ガウリイは特に邪魔をすることなく、むしろさっきから食い入るようにリナを見つめていた。
「お、おぅ」
何故かゼロスと敵対していたことも忘れ、ついガウリイは快く返事をしてしまった。
ガウリイはゼロスと向き合うように座ってリナの体を押さえ付けた。
拘束されたリナはいやらしく、妙になまめかしく、ガウリイの下半身は再び熱く硬くなってきた。
「あぁ、あぁ〜んっ」
そんなガウリイをさらに刺激するようにリナは甘い悲鳴をあげて喘ぎ始める。
ズチュッ、グチュ、クチュッ…
ゼロスが動き始めた。「ん、ん、いやぁ…」
リナは押さえられながらも、反り返ったり体を揺らしたり、その度に小さな胸がプルブル揺れた。
「リナぁ!」
ガウリイは揺れる胸を見ていて我慢できず、乳首にしゃぶりついた。
ちゅぱっ、ぴちゃ
リナはたまらず頭を振りながら抵抗しようとするが、もちろん意味がない。
「あぁ、はぁん、ずるいわよぉ…二人がかりで」
そんなことを言っている間にゼロスのピストン運動はますます速さを増してきていた。
蜜壷の中を擦れるゼロス自身は、子宮の奥まで突いてきていた。
「あぁん、あぁ、イク、またイッちゃうよ」
「僕もイキそうかも…」
ゼロスも一度イキかけていただけに、早かったのかもしれない。
二人が絶頂を迎えようとしたその時、ガウリイはさっきのゼロスの様にリナの口に自分自身をねじこんだ。
それと同時に、リナは声にならない悲鳴を上げた。
(イクゥゥウゥー!)
そして次の瞬間ゼロスも果てた。
「まったく一体昨日は二人ともどこに行ってたんですか?」
アメリアは怒りながら朝食のスープを飲み干した。
さわやかなはずの森の朝も、ガウリイとリナには関係ないようだった。二人とも妙にグッタリしている。
「リナさんがいなくなったと思ったらガウリイさんもいなくなっちゃうし、私が探し疲れて帰ったら二人とも寝てるし」
口の周りをふき、アメリアはスープカップを膝の上に乱暴に置く。
「きーてるんですか!?」
「聞いてるわよぉ…」
「聞いてるよ」
死にそうな二人の返事にアメリアは眉をひそめた。
「なに疲れてるんですか?」
ガウリイはぽりぽり頭をかきながら
「いやー…なんか凄く疲れる夢見たんだよ。夕べの事とか記憶なくて怒られても分からないし…」
しかしアメリアは納得しないようだ。
「リナさんは!?」
「へ?あたし?あ、昨日はなんか寝ぼけてたみたいで〜」
「馬鹿にしないでください!」
どうやらアメリアは本気で怒っているようだった。
リナはとりあえずアメリアはほうっておくことにした。
ゆうべゼロスとガウリイにあれから何回もやられ、さすがに三人ともグッタリした後、ゼロスはガウリイにあれから何回もやられ、さすがに三人ともグッタリした後、ゼロスはガウリイの記憶を夢としてすり替えたのだった。
(やっぱり宿で誰にも邪魔されないときにしましょうね。…でも、ちょっと燃えちゃいましたね)
ゼロスはのんきにそう言って去っていった。
リナは未だにじんじんするような局部に気付かないふりをして、干してあるジーパンを取った。
「アメリア、洗濯してくれてありがと」
「洗濯させたんじゃないですか」
ぶつぶつ言うアメリアは無視し、リナはジーパンを履こうとした。が、気付いた。
(パンツはいてなかった…)
一体どこに落としっぱなしなんだろう…。
スカートについているたくさんの不自然なシミがバレる前に、リナは慌てて履き変えた。
「さ、食べたらさっさと街に向かうわよ!
野宿はやっぱり嫌だわ」
今晩は宿でもさすがに来ないかなぁ…と思いつつ、リナは元気良く言った。
糸冬
読んでくれてありがとうございました。
オチはワンパターンだし、ラストはエロの表現がまたワンパターンで、さっさと終わらせてしまった気がしますが、全体的にダラダラ長かったですね。
ゼロリナ、ホントは青姦編とガウリイとの3P編(あわよくば+アメリアで4P)で分けようと思ってたのを流れで一緒にしたのもあるんですが。
ほかのカップリングも書きたいんですが、なんせもうアニメオリキャラの設定も本編もほぼ忘れてるんで…。
他の神々の降臨を取りあえず待ちまつ。
神よ、素晴らしいエロをありがとう!!
感動した!!
あぼーん
いいもの読ませてもらった!
(^∀^)/
あぼーん
あぼーん
職人さん、ありがとうございます
ゼロリナ最高!
あぼーん
あぼーん
189 :
書き逃げします:03/08/09 01:32 ID:Vg9eFrc9
リナは混沌とする意識の中で記憶の断片をたどっていた。
・・・なんであたし こんな所にいるんだっけ・・・
そこは普通の宿屋の一室
今日はいつもの通り盗賊イジメをして金品を強奪した後
あきれるガウリィ・ゼル・アメリアと共に近くの町で
夕食をとっていたらゼロスが来て、進められる酒を皆でのんで・・・?
その後の記憶がまったく無い。
「やっと起きましたかリナさん」
「!!」
とっさに飛び起きようとしたが手足が動かない事に気づく。
薄暗い室内。声の主が一歩一歩近づいてきた。
「!っゼロス!!なんなの!? あんたがヤッたの!?
解きなさいよ!!」
リナはかろうじて動く首を持ち上げてゼロスに怒鳴りつけた。
「怒らないでくださいよ〜リナさん。」
リナが怒るのは無理も無い。
リナは鉄製のパイプベットの四方の脚にロープで両手足をキッチリつながれている。
体は大の字に大きく広げられ装備していたマントや服・剣などは脱がされ
がろうじて秘部を隠している下着姿にされているのだ
文章力なさすぎ・・・。悲しい
あぼーん
>>189 ゼロリナブームがキタ━━━━━━━━━━━━?(゚∀゚)
続き激しくキボンヌ。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
頼むからsageてくれー
あぼーん
197 :
書き逃げします:03/08/09 23:12 ID:Vg9eFrc9
〜続きです
「ですから怒らないでくださいよ。」
ゼロスは細い目を開けて薄ら笑いを浮かべてる。
瞳に不気味な光を称えながら胸元にしまってあった小さなビンを取り出すと
リナの目の前にかかげた。
「リナさん、これ何だかわかります?」
中には白く濁りドロドロした液体が入っていた。
「何だか解るわけないでしょ!こんなことして絶対ただじゃすまさないから!
早く解きなさいよ!」
リナは今にも噛み付かんばかりの勢いでまくし立てた。
「そうやって暴れられるのが嫌だから縛ったんですよリナさん」
そう言うとゼロスは小ビンの蓋を開けた。
「最近世の中が平和になりまして僕たち魔族はお腹をすかせてるんですよ」
憤慨しているリナを横目で見ながらゼロスは淡々と語りだした。
「魔族の糧は欲望、つまり不の感情です。色欲もその一つなんですよリナさん
リナの色欲はとても美味そうですしね。この中身は秘薬、つまりは淫乱剤ですね」
そう言うと小ビンの中身を口に含みリナににじりよってくる
「や・・やめて!近寄らないで!・・・ふうぅぅぅ!!」
ゼロスはリナにキスをし、口移しで薬を流しこもうとする。
口を硬く閉ざし流入を防ごうとリナは奮闘するが容赦なくゼロスの舌が
口を割って入ってくる、それと同時に薬もリナの口の中に流れこんでくる。
198 :
書き逃げします:03/08/09 23:23 ID:Vg9eFrc9
執拗に口の中を犯され、ついにリナは耐え切れなくなり
薬のを飲み込んでしまう。ゼロスは舌で薬が残ってないのを確認し
ゆっくり口を離した
「いい子ですね、リナさん。すぐに気持ちよくなりますよ。」
たしかに飲み込んで間もないというのに体が熱く火照り
乳首が立ち始め、股間はまるで自分の物ではないように熱く熱を帯び始めている。
「お手伝いしてくださる方がお待ち兼ねですよ。」
ゼロスはドアを開けた。
「ガ・・ガウリィ!ゼルまで!・・・なんで?助けてよ・・」
弱々しいリナの声は二人に届いていないようだ。
眼にはゼロスと同様あやしい光をたたえ、静かに室内に入ってきた。
「僕は傍観してますので、三人で楽しんでください。僕のお腹を満たしてくださいね。
そうそう、お二人はリナさんに飲ませた薬と同様の物を飲んでもらってますので
理性なんて残ってないですよ。」
冷たく言い放ちながらゼロスはリナを拘束していたロープを解いていく。
しかしリナは薬のせいで抵抗する余力も余裕もなくなっていた。
今日はここまで。
>>178 > ゼロスはガウリイにあれから何回もやられ、
さりげに何てことをガウリイ
誤字かと思ってビビりました。(藁
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
今日発売されたドラゴンエイジ掲載の「スレイヤーズ」。
リナとはぐれてる間、
ガウリイに何があった!?
偽リナはガウリイに何したんダ?
ガウリイ、本当に忘れてるのか?
実はすっとぼけてないか?
最近ここのSS読みはじめたものだから
妄想が暴走ぎみ。
文才があればその妄想をSSにするのに!
(ドラゴンエイジ読んでない人にはわけの判らん書き込みゴメン)
あぼーん
>>207 偽リナにあんなことやこんなこと(*´д`)
いつもと違うとわかっていてもキモチヨクなってしまうガウリイ(*´д`)
頼むかいてくれ!
>>208 広告削除するとログ再拾得しなきゃならんよ
sageれば問題ないし、人多いスレには広告はこないらしい
神まだかなぁ・・・
フィブリゾタン絡みをキボン
212 :
名無しさん@ピンキー:03/08/12 19:02 ID:CMJ5GT0V
あぼーん
あぼーん
ホシュ
最近広告ばっか。。
続きマダー?
でも自分でもまた書きたいでつ(藁
ゼロリナ飽きたと思うんでつが、みなさんどんなカップリング希望なんでつかね?
やっぱヴァルフィリ?
フィブリゾタン絡み…小説買いなおして読まないと書けない。
やはり神待ちか。
ゼロリナ飽きてないです!
ガウリナもイイ!
本編てリナ視点だから
男視点だと雰囲気変ってで楽しいかも。
ここは某国にある有名な私立神坂高等学園。
国内はもちろん国外からも様々な生徒が集まってきている。
成績もピンからキリまで、年齢もどう見ても高校には早いだろうというのから、何年高校にいるんだよ、という人まで様々である。
しかし、それと同時にこの学園の裏では様々な欲望が渦巻いているのであった…。
「おはようございまーす!みなさん、今日も私が一日学園の平和を守ります!
なにかあったらこのアメリアにおまかせを!」
まだ生徒が登校し始めたばかりの朝、屋上の上から校庭を見下ろし、生徒会長のアメリアは叫んでいた。
「みなさん!高校生は清く・正しく・美しく!
真面目に勉学に、部活動に勤しみましょう!」
アメリアは今日もやる気まんまんだった。
アメリアはもとから正義感の塊のような子だったが、一年生で入学したばかりで、真摯に学園のため、生徒のために尽くそうとしていた。
その熱意が買われて一年生なのに生徒会長にも信任されたのだった。
だが、真摯すぎるゆえ本当の学園について知らないことも多かった。
そして自分自身がその学園の中に渦巻く欲望の餌食になるとは、この時アメリアは気付いていなかった。
飽きてないでつか?ヨカタヽ(・∀・)ノ
ちょっと今回はマニアックなやつ書いてまつ。
もちろん日帰りキャラもいる学園設定なんでシリーズ化で(藁
今度男視点でも書いてみまつ。
…漏れは廃人でつか?書き過ぎだよなー…。
夏休みだし。
「そこの二人、何やってるんですか!?」
人気のない体育館の裏庭で、アメリアは「そこの二人」を指差した。
校内パトロールをしていたアメリアは、男子生徒と女子生徒が抱き合ってキスをしていた現場を目撃したのだった。
「校内でなんて不潔な!不純異性交遊は禁止!禁止です!」
アメリアは生徒二人を引きはがし、びしっ、と二人を指差した。
「あなたたちのご両親に電話しますから、職員室に行きましょう!」
アメリアは有無をいわさず二人を職員室に連れていった。
放課後、あれから数組のカップルを検挙したり、不良をこらしめたりして仕事を終えたアメリアは、帰宅しようと下駄箱から自分の靴を取ろうとした。
「んっ?」
すると下駄箱の中に一枚の紙が入ってるのに気がついた。
「なにこれ…」
その紙には筆で丁寧にこう書いてあった。
「アメリア殿へ
貴女に決闘を申し込む。
本日放課後、体育用具室までこられたし。
G・G」
「決闘!?」
「決闘」という二文字がアメリアの正義心に火をつけた。
「受けて立ちます!」
アメリアは瞳に炎を燃やし、指定の場所までダッシュした。
放課後ということもあるが今日は部活もないのか体育館に人はいなく、空も夕焼けに赤く染まり始めていた。
「夕焼け…決闘には完璧なシチュエーションですね!
…あ、でも中なんだっけ」
アメリアは一人でぶつぶつ言いながら、赤い光の差し込む体育館を通り、奥の廊下をさらに進んでいった。
体育用具室はやや奥にあり、夕方になるともう薄暗い。
「暗いなぁー」
用具室に着き、アメリアは重い引き戸を開けて、中に入った。
「きましたよっ!決闘にっ!」
アメリアは腰に手をあてて叫んだ。
中は湿っぽく薄暗く、跳び箱、マット、試合に使う得点板、高飛び用の大きなマットなどが積み上げられていた。
ちょっと歩くと挨がたち、アメリアはごほごほと咳をした。
「あ、あなたですね!私を呼び出したのは!」
跳び箱の上に座っている男の存在に気付き、アメリアは彼を指差した。
しかしその顔は見覚えがあった。
「あなたは、三年クラゲ組のガウリイ・ガブリエフさん!」
「…三年K組だよ」
そこにいたのは校内でも「卒業できないクラゲ留年王」で有名なガウリイだった。
年齢は二十代であるのに間違いないが不詳で、何年留年しているかは諸説が飛び交っている。
「あの決闘状を私の下駄箱に入れたのはガウリイさんですか?」
「そうさ」
ガウリイは跳び箱から下りて、学ランの汚れを払った。
「学ランのボタンは止めてください!」
「まぁまぁ」
アメリアはガウリイの学ランの着方を指摘したが彼は聞く様子はない。
「それより決闘だろ」
「あ、はい!」
本来の目的を思い出したアメリアは、ガウリイをきつく睨み付けた。
「私に決闘を申し込むとは、私の学園の治安活動ないし生徒会の方針に文句があるということですね!」
「…ま、そんなとこだ」
ガウリイはあいまいに返し、ニヤニヤと笑った。
その笑みにアメリアは一瞬不可解なものを感じたが、
「学園の正義は私!私と相入れない則ちそれは悪です!覚悟なさいガウリイさん!」
アメリアは言って、床を蹴りガウリイに向かって飛び蹴りをした。
が、ガウリイはひょいとそれをかわし、勢いあまったアメリアは積んであった陸上競技用のマットに倒れ込んだ。
アメリアが慌てて起き上がろうとすると、
「きゃ、きゃあ?」
ガウリイは倒れたアメリアをマットに押さえ付けた。
それは決闘での攻撃手段ではないということを瞬時にアメリアは本能で感じ取った。
ガウリイの目付きがなにか違う。
「ちょっと、ガウリイさ…」
ガウリイの手がミニのプリーツスカートを太腿が見えるまでたくしあげ、セーラー服の上から胸の谷間に顔を埋めた。
きゅうになんの説明もなしに始まるからナニゴトかと(w
ガウアメですか?
期待してます
ドキドキしながら待ってます
夏休み・・・・?
うん、まぁ、大学にも夏休みあるもんな・・・。
個人的なお願いなのですが…
できれば名前欄にカップリング名を記入して頂けるとありがたいです(汗
お気を悪くされたらすみません(´・ω・`)
>>226 ゴメソナサイ(´・ω・`)ショボーン
次からは直しまつ。
>>225 漏れが消防だったら驚きまつか?
ちょっと最近調子にのって勝手に書き過ぎでつね。
厨認定される前に自粛します。
207です。
あれからコミックス読み直して、
偽リナがガウリイに何をしたのか考えてました。
(仕事が忙しいのにナニ考えてんだろ)
結果、
「来て、ガウリイ」という、いつもの台詞(!)があって
その先がいつもと違う展開になって…
という妄想になりました。
(仕事中に、昼間っから非常にマズイです)
いいいいいいいつもの台詞って!ハァハァハァハァ
231 :
名無しさん@ピンキー:03/08/14 12:31 ID:plFf/GGM
>230
まじめにレスいたしますと、
この台詞、コミックスで2度ホド出てました。
「ぷれみあむ」の25ページと
「水竜王の騎士(1)」の161ページ。
前者は、肌もあらわな衣装で、
後者の場合は新しい同行者に
二人の息の合ったトコを見せつけるために、
と付け足しておきましょう。
(現在のーみそ腐ってマス…)
ははははははだもあらわ!ハァハァハァハァハァ
も、もう漏れはダメポ・・・・
234 :
名無しさん@ピンキー:03/08/15 10:26 ID:+OSMOstk
235 :
山崎 渉:03/08/15 16:14 ID:7WSqfyM8
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
236 :
名無しさん@ピンキー:03/08/15 18:57 ID:+OSMOstk
ホシュホシュー
神の降臨はまだか ガウリナが見たい・・・
(´-`).。oO(素ルメさん、元気かなぁ)
240 :
名無しさん@ピンキー:03/08/16 23:24 ID:BQwm+XPG
ガウリナ好き…
けど自分じゃ書けない…(゚Д゚;)
あぼーん
ガウリナのネタは捜せても物語にデキナイ…
(本編のみ小説買い直して脳内補完するしか)
懐かしさからこのスレ見たらガウリナにハマリ
小説全巻とCDコンプしてTVも映画もOVAもレンタルで全部見て
サイトも回りまくって脳内妄想全開な自分はどーすれば。
>>243 うむ、とりあえずそのリビドーを込めてSSを書いてみなさい。
だいじょーぶ、痛くしないから♪
245 :
名無しさん@ピンキー:03/08/18 01:44 ID:iHBhrE9H
神の降臨をもとむ!
247 :
名無しさん@ピンキー:03/08/18 19:45 ID:Q4XXklDy
とんでもない神が来たなあ。
249 :
243:03/08/18 23:24 ID:qqafnUhO
>>244-245 いや自分にはまだ手を付けていない「ろいやる」「ろいやる2」がッ!
……エロどころかスレ書いたことすらないので
「わんだほ〜」で修行してきます(逃
250 :
名無しさん@ピンキー:03/08/18 23:41 ID:iHBhrE9H
「わんだほ〜」は…自分的にはちょっとナニでしたが…
それネタで何か書けないだろうか…ウ〜ン。
あぼーん
252 :
名無しさん@ピンキー:03/08/19 11:19 ID:6asfb9A3
253 :
名無しさん@ピンキー:03/08/19 14:31 ID:6asfb9A3
頼むからsageてくれー!広告神はいらないんだー!
助けてL様ー
sage。神の降臨を求ム。
ウィレーネ「そこで私は思ったんです。 神が降臨してくれないなら、わたしのこの手でSSをつくろう、と!」
ケイン×ミリィ激しく求ム。
お久しぶりです、ゼルリナ書きのどんぐりです。
無駄に長いゼルリナ逆レイープです。苦手な方は回避してください。
**************************
その日泊まった街は、年に一度あるか無いかの大雨に晒されていた。
激しく鎧戸を叩く雨粒と風と雷鳴が、他の物音を遮断する。普通に話すこと
の方が難しくて、魔道書を挟んで向かい合うゼルとリナの声も、少しボリュー
ムが上がっていた。酒を飲みながらだったことも、大声の一因だろうが。
「…………今日はこの辺にしないか? こう声を張り上げなきゃならないと、
疲れっちまう」
心底疲れましたと言わんばかりのゼルの口調に、同感だわとリナも苦笑した。
魔術に長け、頭の回転も速い彼と魔道書の解釈や混沌の言語(カオス・ワー
ズ)について議論するのはとても楽しいのだが、たまにはそれ以外のことも楽
しみたくなる。
ささやかな悪戯心というか、彼への興味がむくむくと湧いてきて、リナはテ
ーブルに肘を突いて、少し身を乗り出した。
「そうねぇ……じゃあさ、もっと楽しいことしようか?」
楽しいこと? とゼルが聞き返すより早く椅子から立ち上がって、テーブル
越しに彼の唇をかすめ取る。
完璧な不意打ちで触れた彼の唇を啄んだ。うっすらと目を開けて彼の顔を伺
うと、驚いて目を見開く端整な顔立ちが、睫毛のフィルタ越しに見える。
ちゅぴ、と軽い音を立てて下唇から離れると、青黒い膚と同じ色した彼のそ
れがふるりと揺れた。
「リ…………っ」
「ね、しよ?」
魔道書をテーブルの端に追いやって、今度はリナがその上に座る。
実家だったら姉に「行儀が悪い」としばき倒されるのは確実だが、ゼルはこ
の状況下で他人の行儀をどうこう言うほど、余裕のある男ではない。
両手で彼の頬を挟んで、悩ましげにその瞳を覗き込む。深い海の色をした瞳
が、波立つ様が見えた。
石に覆われた頬の奥が、うっすら朱に染まる。
欲求は人並みにあっても、怖じ気づいているのか、それとも理性が止めてい
るのか。女(リナ)から誘いを掛けているにもかかわらず、ゼルは手を伸ばそ
うとしない。
仕方なしに、リナはテーブルの上に座ったままでゼルの頬から手を離し、自
分のベルトを引き抜いた。
しゅる、と滑り抜けたそれを床に放り、胸のチューブトップを抜き取る。上
着のボタンをふつりふつりと外し始めた頃になって、ようやくゼルが動いた。
しかし、それはリナが期待していたモノではなく。
「っ、待て待て! 何を考えてるんだお前は!」
ボタンをはだけるリナの手をゼルが押しとどめたときには、上着の三分の一
は、既にはだけられていた。
ムードを盛り上げようとしていたリナは、それをぶち切られて不快感を露わ
にする。
「何って、ここまでしといて分かんないとか言ったら怒るわよ? あなただっ
て子供じゃないでしょうが」
向こうも酒の回った頭にこのシチュエーション。てっぺんまで血が上ってい
る所為で、只でさえ打てば鳴るよな会話が熱を増す。
「子供じゃないから困るんだろうが!」
「子供じゃないからシたいんじゃない!」
「それが困るんだと言っとろーが! と、とにかく、そーゆーのは自分で処理
しろ!」
ぶっつん。
リナのこめかみ辺りで、血管が切れたような気がした。
「あっそう」
みるみるうちに自分の目がすわっていくのが分かる。多分今鏡を見たら、か
なり怖い顔をしているだろう。
あからさまな怒りの形相よりも、むしろ淡々としているか、笑っている怒り
の方がよほど怖いのだ。郷里の姉ちゃんのそれと同じく。
そんな表情を無意識に浮かべたまま、リナはテーブルからすとんと降り立っ
て、ゼルの手を掴む。ゼル自身もリナがキレたことを察して、硬直している。
その硬い手首をぐいと引くと、ベクトルに従ってゼルの躰が傾いだ。
リナに引き寄せられるままに立ち上がった彼を部屋の隅のベッドへ連れて行
き、思い切りよく突き飛ばす。
***************
長いので、少し細切れで投下させていただきます。
今回はここまで。エロ直前でスマソ
ゼルリナキタ─────(゜∀゜)──────!!!!!
どんぐりさん、お久しぶりでつ。
続き期待して待ってます。
こんばんみ。
>>263 覚えていてくださってありがとうございまつ〜。
相変わらずのしょぼしょぼエロでつが、がんがります。
では続き投下させていただきます。
***********************
「わ、っ! お前……っ」
顔からベッドに突っ込んだゼルが、流石に怒って半身を起こした。
しかし、躰が動かないことに彼は息を呑み、続けるはずだった言葉を呑み込
んでしまう。
ベッドに放り出してすぐ、リナが影縛り(シャドウ・スナップ)でゼルの影
を縫いつけたのだ。
身動きのとれないゼルの口に手早く猿ぐつわを噛ませ、両手と両脚をそれぞ
れベッドの足に縛りつけて、動きを封じてしまう。
全てを終えるとリナはライティングで影縛りを解き、リナは唇の端を吊り上
げた。
「お言葉どおり、一人で勝手に処理させて貰うわ」
くぐもった声が何事かを抗議するが、呪文を唱えられない今のゼルに、戒め
を解く術はない。
リナはベッドから一歩離れた場所でゆったりと服を脱ぎ、生まれたままの姿
を晒した。
南方の地方に滞在しているせいか、少し色の濃くなった日焼け跡と、白いま
まの肌のコントラスト。
本人も気にしているように小さくはあるが、綺麗な形をした乳房。その上で
つんと尖る鴇色の先端は乳輪からぷっくりと盛り上がって、スレンダーな躰故
の色香を引き立てている。
するり。
ゼルの表情を伺いながら、自分の鎖骨から胸へ掌を滑らせる。
ぱんぱんに膨れた先端を軽く摘んで、そこを更に硬く尖らせて見せた。
じりじりと焼けつくような快感が、リナの躰に奔る。
それまで刺すようだったゼルの視線が、別の色を帯びてリナの肢体にまとわ
りついてきた。
「あたし、脱いだら結構スゴいでしょ?」
裸体を恥じいるでもなく、リナは手を伸ばし、僅かに膨らみ始めたゼルのソ
コを、無造作に撫でる。
「…………っ」
「あ、硬くなってる……それともゼルのは、もともと硬いのかしら?」
ゼルの答えを待たず、彼女は布地越しにゼルのそれをゆっくりと愛撫する。
石人形(ロック・ゴーレム)と合成されたんだもんね、という侮辱まがいの
台詞だけは飲み込んだ。
代わりに拓本でも取るかのように、それの形を浮き彫りにしようと執拗にし
ごく。どうすれば感じてくれるか、と言う、セックスの時に誰もが思い浮かべ
るであろう配慮も、敢えて無視した。
彼に言われたとおり、宣言したとおり、一人で勝手に処理するつもりだから
だ。
ゼル自身を使って。
女から誘いを掛けたのに、あんな言い方をされれば腹も立つ。
屈辱を倍にして返してやるつもりで、リナはわざとこういう手段を執ったの
だ。ゼルが後で激怒するのも覚悟の上で。
無論、怒り狂ったゼルに陵辱されても、それはそれで彼女を喜ばせるだけ。
全て、計算の内だ。
(これって、逆レイプよね……)
自分勝手な性交は、只のレイプ。
生物として、男が力が強いのは当たり前で、それを笠に着て女を辱めるのは
大嫌いだ。そんなのはただの弱いものいじめ。
けれど、それに興奮する気持ちは分かる。
今こうして、力でも剣術でも体術でも、魔力容量(キャパシティ)とバリエ
ーション以外ではありとあらゆる事に敵わないであろう男を組み敷き、辱めて
いることに、リナはどうしようもなく興奮を覚えているのだから。
単調ではあるが、確かに与えられる刺激に、ゼルの雄がぴくぴくと反応し、
鎌首をもたげる。
ちらっと彼の顔を見上げると、ゼルもリナの方を見つめていたか、視線がか
ち合った。
しかしゼルのようなプライドの高い男は、立場の逆転した現状がよほど屈辱
なのだろう。一瞬熱を帯びて絡み合った視線は、彼の方から逸らされる。
そんな彼を虐めてやりたくなって――男が女を言葉で責める気持ちが分かる
気がする――ゼルの胸の上に寝そべって、その耳朶に息を吹きかけた。
「…………ッッ!」
ぞくっ、とゼルの肩が跳ねる。
(……感じてる……)
伸ばした脚、ふくらはぎの辺りが丁度いきり立つ彼のモノに触れて、リナは
そっと、脚を蠢かせた。
「…………ゼルのおちんちん、おっきいね……」
それだけ言うと、するするとゼルの脚の方へと躰をずらし、はち切れんばか
りに張りつめた彼のズボンをくつろげる。勢いづいて飛び出したゼルのそれは、
感触から想像していたよりも立派な物だった。
「……おいしそう」
ちらりとゼルの表情を伺う。
好き勝手に蹂躙されて、怒りにたぎった視線がリナへ向けられていたが、彼
女はその視線を受け流しつつ、そそり立つモノを口に含んだ。
「ん…………ふ……っ」
思い切り口を開けてそれを含んだはいいが、ゼルのモノはリナの口が裂ける
のではないかと言うくらい太くて、正直驚いた。
それでもリナは唇をすぼめて頭を上下させる。顎が外れそうだ。
「……っ……ぅ」
根本まで口に入れてやることは出来なかったが、精一杯喉の奥まで咥え込ん
で吸い上げる。
淡々とした動きの中、時折テクニックを――何処で覚えたかは企業秘密だ―
―織り交ぜてやると、腹の下でゼルの躰が波打ち、雨音に紛れて押し殺した呻
きが聞こえた。
先端から絶えず溢れてくる先走りを飲み込み、そこに栓をするように舌を押
しつける。
ぬるりとした感触と、どうしようもなくて身悶える彼の表情が楽しい。
サイドの髪がぱらりと落ちて、視界が塞がれる。丁度ゼルの顔が見えない。
リナはゼルのモノを咥えたままで、鬱陶しげに髪を掻き上げた。
クリアになった視界の中、ゼルは機械的に与えられる快感にきつく眉根を寄
せ、猿ぐつわを噛み締め、手はギリギリと握り拳を作っている。
噛まされた布の奥からケダモノの息遣い。
喧しいほどの雨音に紛れて漏れ聞こえるそのリズムが、彼の呼吸としては聞
いたこともないほど早くなってきた。
「ふ……く……っ?!」
絶え間なく続けていた口唇奉仕を、リナはわざと、ゼルがイく直前で止めて
しまう。
切なげな眼でリナを見る彼に、彼女は唇を濡らす液体を手の甲で乱暴に拭っ
て吐き捨てた。
「誰がイかせてあげるなんて言ったのよ」
あまりの言葉に顔をしかめる――イけない辛さもあるのだろうが――ゼルの
顔に手を伸ばす。首の後ろで結わえていた猿ぐつわを解き、すかさず彼の顔に
跨った。
************
ひとまず挿入(寸前)まで。残りはまた明日にさせてください。
オチは鬼畜でゼルさん逆襲と、そのままリナ優位で終了、もしくは
ラブラブ(無茶な展開かな)と、ここの需要ではどれが良いのでしょうか。
>>269 挿入寸前って、まだ顔面騎乗があったわー!
漏れのバカン。逝ってきまつ。
純情リナも好きですが、
どんぐりさんの描くエチー好きなリナが激しくツボです。
続きを楽しみにしてます。ヒャッホウ。ヽ(゚∀゚)ノ
鬼畜でゼルさん逆襲キボンヌ
どんぐりさん、「一人で勝手に処理」……どきどきもんです。
女王様ちっくなリナもええなぁ。
という訳でリナ優位のままに一票。
ゼルリナキタ━━━━━(゜(゜∀(゜∀゜(☆∀!!!
ゼル鬼畜に清くない一票ーーー!!
どんぐりさんサイコー!積極的なエロエロリナもいいけど、困っちゃってるリナも
見たい〜ということでゼル鬼畜逆襲に一票!
皆様、レスありがとうございまつ。
今のところゼル鬼畜のほうが優位のご様子でつね。むふ。
では続きいきます。
*****************
「っ、ぷ……!」
ぴったりとゼルの顔に秘所を押しあてる。たぶん口も鼻も塞がれた状態だろ
う。
「ほら、舐めてよ。舐めてくんないと、窒息させちゃうぞv」
それに生殺しは辛いでしょ? と顔面騎乗させたその部位を、円を描くよう
に回す。
リナに奉仕する以外の手だてがないゼルがおずおずと口を開いたのを感じて、
少しだけ腰を持ち上げてやった。
ぴちゃ、と舌先がリナの入り口に触れる。
ゼルのモノを咥えていたときから濡れていたそこを、彼の舌が丹念に愛撫し
始めた。
入り口にあてがった先端を腹側になぞらせ、陰核の下側を探り当ててそこに
舌を伸ばそうとしている。
舌を差し出すのに連れて彼の顎が少し持ち上がり、蜜壺の辺りに顎の先が触
れた。
「…………ん、っ」
ゼルの顔の、顎や眼の周りに貼り付いた石が蜜に濡れて、リナの秘所全体を
蹂躙する。
乾きを、餓えを癒すかのように、舌の動きが激しさを増す。
舐められれば舐められるだけ溢れ出す蜜が、彼の唾液と混じって滴り落ち、
シーツを濡らした。
伸ばされた舌先の、ぎこちない刺激だけでは物足りなくなって、リナは手を
伸ばしてベッドヘッドにしがみつく。前傾姿勢をとったことで、彼女の陰核が
ゼルの舌の届く範囲に収まり、彼は夢中になって蜜を啜り、そこを吸い上げた。
「んっ、あ! ふぁ、あぁ……っンv」
陰核の根本をなぞり、先端を舌先が弾く。ざらついた舌苔の感触が堪らない。
周りの物音も、階下のざわめきも雨音に洗い流された室内で、リナの喘ぎ声
と彼女の秘部を舐る音ばかりが大きくなっていく。
快楽を煽り立てられ、リナは片手で自分の胸を揉みしだき始める。
下から持ち上げるように胸を包み、先端をくりくりと指の腹で擦ると、鴇色
の頂が僅かに長さを増した。
「あ、ぁっ……いい……ゼルっ……ん、んんっ!」
快感が腰を痺れさせる。湯に浸された温度計の赤いラインが上昇するように、
リナの限界が近くなってきた。
このままイきたくもあったが、どうせならゼルと繋がってイきたい。
そう思い、絶頂の瞬間を逸らしたリナは、思いきって膝を立てた。
太腿に挟まれたゼルの顔を、ちらりと見下ろす。
それまで必死に続けていたのだろう、口の周りのみならず、顔中リナの愛液
でべとべとだ。
突然圧迫感から解放されて、何が起こったのか分からないのだろう、呆けた
表情で只酸素を貪っていた。
ゼルが呆けている隙に自分の位置をずらし、勢いを失うことなくそそりたつ
ソレの上に膝を立てる。
根本を掴み、ゼルの先端とリナの入口を触れさせると、ようやく正気を取り
戻したゼルが顔を上げた。
今にもリナのそこがゼルのモノを咥え込もうとしている光景を見て、ゼルは
はっとリナの顔を見る。
その表情が何だか女の子みたいだ、と小さく笑って、彼女はすとんと腰を落
とした。
「いただきまーす」
「……っ、リナ……っあ!」
熱くぬかるんだ内壁にずぶずぶと咥え込まれ、ギリギリで焦らされていたゼル
のソレが脈打ち、滾ったモノを放出しようとした。
「駄目よ、本番はまだまだこれからなんだから」
しかしリナの指が根本をきつく押さえ、射精することを許さない。
ゼルのソレが治まるのを待って、リナはゆっくりと、自分のペースでの律動
を開始した。
「ん……やっぱり……本物はいいわね……っ」
躰全体を揺らし、内壁を擦られる感触を楽しむ。
入り口近くと奥の一点からじわじわと、新しい快感が生まれてくるようで、
艶めかしく息を乱しながら、ひと突き、またひと突きとゼルを咥え込んだ。
「……リ、ナ……っ…………」
強制される悦楽に苦痛を感じているのか、抗議の声をあげるゼルの唇を塞ぐ。
俯せたリナの躰とゼルの胸板との間で、小さくとも柔らかい乳房が少し、ひしゃげた。
「………………黙って」
酷く冷たく、突き放すような声。
それでもリナの指先は、ゼルの銀髪を掻きむしるままに離れようとしない。
手指に伝わる金属の温度と、彼女の体温が混ざり合う。
指先ばかりがストイックで、首から下はインモラルを貪る。
ぬるぬるした粘液がいやらしい音を立て、紬送の合間、僅かに離れた空間に
透明な橋を架けて煌めく。
ゼルの、海の色をした瞳を覗き込む血色の瞳は潤んでいる癖に何処か冷めて
いて、リナの深紅の瞳を見つめ返すゼルの瞳は、いつになく熱情に狂わされて
いた。
本日はここまで。
鬼畜エンドかリナ優位エンドかは、
明日どっちキボンが多いか様子見てからと言うことにさせてください。
いやこれ以上レス付くかは謎でつが。
両方書くとか・・・長くなるからやめとくか。
ゼル鬼畜!
リナ鬼畜!
リナ優位に一票です。
284 :
名無しさん@ピンキー:03/08/22 01:08 ID:R7fNnoVJ
ゼル鬼畜に一票!
>指先ばかりがストイックで、首から下はインモラル
なんか微妙に韻を踏んでて良いですね、この表現。
再びリナ優位に一票。 ……ところで>282さんは何気に第三の選択ですか?
>「いただきまーす」
って・・・リナやった!!
でもゼル鬼畜に一票
リナ優位に一票。
ゼル鬼畜に一票す。
ノ リナ優位に一票
290 :
名無しさん@ピンキー:03/08/22 17:03 ID:srEIKSNS
サイボック鬼畜に一票
あぼーん
292 :
名無しさん@ピンキー:03/08/22 17:12 ID:n4L8lP7q
ここまできてラブラブを願うのはいけないことかな・・・。
では自分もラブラブ希望で
勝手に集計
リナ優位 6
ゼル鬼畜 7
ラブラブ 2
リナ鬼畜 1 (でも、結局はリナ優位ってことか?)
サイボック鬼畜 1 (よくわかんない)
リナ優位とゼル鬼畜が同じくらい。
でも個人的にはリナ優位きぼん
ノ ソー
突如姉ちゃん乱にゅ(ry
・・・それか、いきなりL様化して(ry
ゼル鬼畜+ガウリイ乱入で3Pとか・・それじゃあ輪姦だけどw
>297
それいいっ!
>>285 おおう、ありがとうございます〜〜〜!
韻を踏んでるとか言われたこと無いので、感激っす。
>>295 集計ありがとうございます。
どっちにせよ、鬼畜スキーが多いようですね(ワラ
>>296 L様ご降臨だったらまた別の話になりそうですな。
金髪なびかせ野郎共(含魔族)を食い散らかすL様。
ゼロスなんかが腹の下で干涸らびてしまい
「なによなによ、たった8回で精根尽き果てるなんて、
あんたには魔族の根性ってもんがないんか?!」
ダークホースにアメリア(タチ)←需要無し
>>297,298
すいません……リンカーンはむしろ大好物なのでつが、
漏れはどうがむばってもガウリナが先っちょまでしか書けないのです…ショボン
それでは次から本番を投下。
呼吸は荒らげながらも、自分からは動かないことでささやかな抵抗をしてい
たゼルだったが、それもやがては陥落する。
苦しげに顔を逸らし、堪えきれない激情に揺さぶられて、彼はきつく眼を閉
じた。
「んっ、あ……あんっv……いいわよ、ゼル……っ」
リナのリズムがどんどん速度を速めて、それにつられる形でゼルの腰が突き
出されてくる。
独りでに踊り出す腰をとどめられず、ただ躰を支配する快楽を享受するしか
ない。
二人の臨界を示す砂時計の砂は、もう落ちきる寸前だった。
「リナ、も……っ…………駄目だ……っ」
抜け、と言外に囁くゼルに、リナは首を左右に振る。
さらさらと、長い髪がゼルの胸をくすぐった。
リナは両のかいなを伸ばし、ゼルの首に縋り付く。
「膣内(なか)に、出して……っ」
長い情交の末に掠れた声で、そう。
「ばっ…………!」
言いかけるゼルの声を再度唇で封じ込んで、リナは腰の動きを早めていく。
唇を重ねたまま、腰ばかりを激しく上下させるものだから、ゼルの視界の端
で、リナの白い尻が淫らに揺れていた。
しまった。本番シーンこれしかなかった(アフォ
今のところゼル鬼畜とリナ優位が接戦なので、
両方を投下しようかとか思うのですが……(ラブラブも書き上がってるけど)
ゼルリナはオナカイパーイだったりしますかね? どっちかに絞った方がいいでつか?
マダマダはらぺこです!
両方歓迎(・∀・)/
ゼルリナは別腹です。いくらでも入ります。
どっちも投下とは、嬉しいかぎりですー。これでお父さんも大満足。
>>303 普通にお父さんがきてちゃあまずいだろ(w。
>>301 な、なんと!ラブラブもあるのでつか!?
そっちも・・・
くくぅっ!(某あとがき風に)皆様寛容なお言葉ありがとうございますです。
ではお言葉に甘えて、まずはラブラブエンドから。
*******
<ラブラブEND>
「……んっ……出しなさい……よ……っ」
縺れた舌をほどいて甘くねだる。
もう、他のことはどうでも良いと思った。
ゼルが欲しい。
最初は本当に、ただ興味があったから。
セックスしたかったから。
仲間内での恋愛感情なんて、連携を乱すだけだ。それは分かってる。分かっ
てるけど、でも。
「…………リナ……ぁっ!」
その声で、そんな風に呼ばれたかった。
身体の奥の奥で、彼を感じてみたかった。
子宮に叩き付けられる熱に、額が熱くなる。思考が染まる。
「あっ、あ…………!」
陸に打ち上げられた魚のように、躰が震えた。
きゅんと膣(なか)が収縮して、ゼルをぎゅっと締め付ける。
「っは…………はぁ……」
がくんと脱力した躰を、彼の上に投げ出す。繋がった場所を離しもせず。
リナの中から溢れ出した白濁が、だらりとシーツに垂れた。
(怒られる…………よね)
痺れた躰でゼルの両手足を解いてやる。
戒めから解放されたゼルは、腹立たしそうに、ひとつ舌打ちをした。
「ったく」
しかし予想に反して、彼は怒鳴りも、殴りもしてこない。
「…………怒ってないの?」
「呆れた。まさかお前さんに犯られるとは思わなかった」
ゼルはあーあー、と心底口惜しそうに腕で顔を覆い、それからおもむろに、
リナの腕を掴んで引き寄せた。
「襲うのは俺の方だとばっかり、思ってたんだがなぁ」
「へ?」
きょとんとするリナを無視して、彼は床に蹴り落とされたブランケットを、
足で器用に引きずり上げる。
「ちょっと、ゼル、今のって」
「五月蠅い黙れとっとと寝ろ。明日朝一番に出発するって言ったのは誰だ?」
室内灯を消すのも億劫なのか、リナを腕に抱いたまま、ゼルはブランケット
を肩まで引き上げた。
「誰もそんなこと言ってないわよ、こんな大雨なのに!
てゆーかあんた何誤魔化してんのよ! 答えなさいよ、ねぇ、ゼルってば!」
目を瞑って眠ろうとするゼルに畳み掛けると、彼はやはり「五月蠅い」と一
言呟いて、リナをもっときつく抱きすくめてくる。
「………………明日から厭って位、教えてやるよ」
てなわけで、ラブラブ終了。
こっからゼル鬼畜エンドを。
******<ゼルさん逆襲END>
縋り付かせた躰を起こして、彼の腰の上、トランポリンのように跳ねさせる
と、柔らかな栗色の髪がふわふわさらさらと揺れる。
「っ、さっさと、射精しなさい……よっ」
肉がぶつかる音と、雨の音と、情欲に濡れたリナの声。二人分の喘ぎ。
「…………ッッ……!」
ぐりぐりと臀部を押しつけて、そのまま腰で円を描く。
しつこく射精を促して意地悪するが、ゼルはやっぱり――分かってはいたが
――強情だった。
きつくくちびるを噛み締めて、膣内(なか)にだけは出すまいとしているの
が傍目にも分かるのだ。
射精せと言うリナの言葉にも、彼は鋼の髪を振り乱して抵抗する。
これ以上堪えるのは、無理だ。
「もう……っ、強情、なんだからぁ……っ」
ゼルの意地に付き合って、イくタイミングを逃すのは利口じゃない。
もとより最初から、ゼルの都合など考えていなかったのだ。今更気を遣うこ
ともない。
「し、知らないから、ね……!」
ピストンが激しさと速さを増し、リナの体中が燃えそうに熱くなる。
腰で上体を支えられなくなって躰を少し後ろに倒し、背中側に手を突いた。
リナの太腿も、ベッドのスプリング同様軋みだす。
上体を倒した所為で、自分の秘所に手を伸ばしやすくなった。
片手を伸ばし、中指で陰核をくじる。
「あっ、あ、はぁ・んっ!」
陰核から奔る快感が、角度を付けて擦りあげる陰茎が、リナを絶頂へと放り出した。
光が閃いて、全ての事柄が停止したように感じる。
繋がった場所から、稲妻に貫かれたような衝撃。
イった瞬間、コップをひっくり返したように愛液が噴き出して、ゼルのズボンを汚す。
「んんっ、ああぁっ…あぁぁぁ・んっ……!!」
しなやかな躰が折れそうな程に仰け反り、迸る甘い声は楽器のように、湿っ
た空間を揺らした。
「っは……はぁ……イッちゃった……♪」
がっくりとゼルの上に倒れ込む。思い切り体重を掛けたが、頑丈な彼のこと
だ、重いとか息苦しいとか言う軟弱なことは言わないだろう。言ったところで
退くつもりもないが。
「風牙斬(ブラム・ファング)」
リナの耳許で、ぼそりと紡がれた呪文。
絶頂の余韻に呆けていたリナは、暫く、それが何を意味しているか分からなかった。
理解したのは、耳許で風が唸り、その丸い肩をがっしと掴まれてから。
「…………あ、ら?」
そぉっと顔を上げる。
視線を向けた先、うっすら汗ばんだゼルの表情は、してやったりと言わんばかり。
リナの肩を掴む彼の手首には、縛るときに使ったゼルのマフラー――の、残骸―
―が、なんとも無惨にぶら下がっている。
「随分好き勝手に犯ってくれたじゃないか」
意地の悪そうな微笑みが、いっそ懐かしい。出会った当初はこんな笑い方を
していたっけ、なんて逃避していると、天地があっさりひっくり返る。
「…………やっぱ、怒ってる?」
予想していた事態だが、いざ目の前にこの表情があるとちょっと怖い。
媚びるように上目遣いで見上げると、彼はリナの貌の横に肘を突いて、手首
に絡まる布きれを解きながら、にやりと笑う。
「当たり前だ。
マフラーを破く羽目になったのも、お前さんの所為だからな。弁償して貰うぜ。
………………勿論、躰でな」
ぱっと見はあまり怒っているように見えないが、つい半刻ほど前のリナ同様、
怒りが前面に出ないほど静かに怒っているのだろう。
「俺はまだイッてないんだからな。覚悟しろよ」
そう言って、ゼルは汗とリナの淫蜜で重くなった服を、ようやく脱ぎ捨てる。
無論、リナの中に埋没していたゼルのモノは、とっくに元気を取り戻していた。
「……あ………………v」
胎内でぴくぴくと跳ねるソレの感触が、リナの躰に燻っていた火種を燃え上
がらせる。
ゼルは表情をとろかすリナの表情に小さく笑んで、胸に手を置くと、親指だ
けで円を描くように、鴇色の乳首をこねまわしてきた。
「あ、んっv」
ひくん、とリナの顎が上がる。
岩で出来ているはずのその手は僅かに汗ばんで、人肌よりもざらつく肌に撫
で回されると、堪らない気持ちになってしまう。
「……やらしい声で啼くんだな、お前さん……昼間とは大違いだ」
散々秘所を舐らせた彼の舌が、今度は自分の意志で、リナの首筋をぞろりと
舐め上げる。
「ひゃぁ……んっ」
同時に、彼のペースで始められた腰の動きが、リナの痺れる下肢に焦げるよ
うな悦楽を生み出した。
ごりごりと擦られ、自分でシていたのとはまた違う悦楽が込み上げてくる。
ゼルの背中に腕を回そうとするとその手首を片手で掴まれ、頭の上に押しつ
けられてしまう。
「お前の好きになんて、させると思うか?」
喉の奥で押し殺した笑い声が聞こえる。
「や……意地悪……」
あれだけの事をされて黙っていられるほど、この男は寛容ではない。
その事は、リナも良く知っていた。
意地悪く言葉で、躰で責められ苛められて、リナの躰は被虐に震える。
もっと、苛めて欲しいと。
「お互い様だ」
焦げるような快楽が、体中に波紋を広げる。
それは絶妙な技巧で擦りあげられる膣からなのか、それとも繰り返しノック
される子宮からなのか、あるいは優しく、時に強く揉みしだかれる胸からなの
かも分からない。
めくるめく、とはこんな状態を言うのだろうか。
「っは、あ…………アんっ……あ、あぁ……そこ、キモチイイ……っ!」
五月蠅く軋むスプリングと自分のよがる声が、薄い屋根を叩く雨音に溶けて
合唱する。
こうなることは分かっていたし期待もしていたが、まさかこの朴念仁が、こ
んな床上手だとは予想だにしなかった。
頭の中でちかちかと光がまたたく。体中から新しい汗が噴き出てくる。背中
が熱い。
「っ……ゼ……ルぅ……」
枕の端を指先で掴む。汗ばんだ肌に長い髪が幾筋も貼り付いていたが、それ
に気を向ける余裕も奪われた。
突然、躰が持ち上げられる。
「きゃ……」
乱暴に床の上――正確には、床に蹴落とされたブランケットの上――に落と
された。繋がり合ったままで。
長いので今回はここまで。夜か明日に続き投下します。
前後左右確認よーし。投下始め!
***********
頭を下にしてブリッジしたような格好で、なおかつリナの細い両脚は彼女の
方へ押し戻されている。床に着かされた爪先で、自分の髪を感じた。
小さい頃、でんぐりがえしを失敗してひっくり返ったときに、こんな光景を
見ただろうか。
「…………や、だぁっ!」
しかしそれとこれとでは状況が違いすぎるのだ。
ぱっくりと開いたクレバスと、そこに飲み込まれている男根。
繋がり合ったその光景は、グロテスクでもあり、淫靡だった。
「や……やだっ! こんな格好やだぁ!」
「見ろよ、リナ。これがお前のシたがってたことだろう?」
「ヤダってばぁ……見せないでよぉ……ゼルのばかぁっ……」
鮮やかなピンクの肉襞がゼルの逸物をくわえ込み、それが引き抜かれるたび
に、リナの中から新たな潤みが絶え間なく掻き出される。
撹拌のリズムは既にピークを迎え、腰を打ち付けられるたびに、リナの愛液
が弾けて彼女の顔にかかる。
「わかるか? 尻の穴もヒクヒクして、挿入れて欲しいって言ってるみたいだぜ?」
「し、らな……っ!」
正常位よりはいくらか届く範囲が限られているはずなのに、正常位よりも背
後位よりも、もっとずっと奥まで支配されているような気がする。
蜜壺を掻き乱される音が、一層近く聞こえて恥ずかしい。
「そろそろ、射精すぞ……」
そんなことを言われても、リナの中にはもう、羞恥と快感しかなかった。
男の顔に跨ることより、恥部を明るみに晒されて、上から突き込まれる方が
恥ずかしいということを知る。
自分でもそこが戦慄いていて、犯されることを喜んでいるのが厭でも分かっ
てしまう。その証拠に、膝で触れた彼女の乳首は一層硬く岐立し、垂れ流した
蜜は既に乾いていて、甘い雌の臭いを漂わせていた。
「ぁ……ゼルっ……お、おねが……っ……こんなの……!」
ブランケットを必死で手繰り寄せ、きつく目を瞑る。
男の背中にしがみつけない今は、そうでもしないと気が可笑しくなってしま
いそうで、不安だった。
痛いほどの快感が、もうじき水位を満たす。
じんわりと目尻を濡らした涙のことなど、リナは気付けない。
つい数分前まで優位に立っていた彼女の頭は、気持ちいい、と恥ずかしい、
と言う感情でいっぱいだった。
「……膣内に射精して欲しいんだったよな?」
囁きは何処か意地悪く、余裕がない。
リナは両手の指で掴んでいたブランケットを口許に持ってゆき、素直に頷いた。
もう、なんでもいい。イかせて欲しい。がら空きのそこを、満たして欲しい。
「うんっ……膣内に、いっぱい……いっぱい射精してぇ……っ、あ、あぁあっ!」
「よし……射精すぞ……リナ……っ!」
途端、ゼルのソレが膨張する。
どくどくと注ぎ込まれる欲望の熱が、リナの中を満たす。
「あぁっ、い、イっちゃう……イっちゃうよ、ゼル、ゼル……!」
「勝手に処理するんだろ? 勝手にイけよ……っ」
「……や、気持ちいい……ゼ……っあ、ああぁ――――――……!」
吐き出された樹液はリナの中に収まりきらず、溶岩のようにねっとりと、リ
ナの白い肌を伝わって、腹へと垂れてきたのだった。
「……はぁ……はぁ……はぁ…………」
二度目の絶頂に、今度こそ下肢が痺れて動けない。
止めどなく溢れ出す白濁を拭い去る根性も、ベッドによじ登る力も、今は尽
き果てていた。
しかし。
「おいリナ。まさかこれで終わったと思ってないだろうな?」
「…………ふえ?」
リナの視界に映るゼルのモノは…………元気だ。
「…………げっ」
認識した瞬間、ぐるりと視界が反転する。
繋がった姿勢のままで、今度は尻を高く上げ、上体を這い蹲らせる格好にさ
せられたのだ。それも、尻の辺りは相変わらずベッドの上。
さっきと同じくらいに屈辱的で、いやらしい格好だ。
リナがそれに気付くには、やはり幾らか時間がかかって。
「やっ、ゼル……もう、したくない……!」
「やかましい。
そう言うと思って人が気を遣ってやったのに、あーゆー真似をしたんだからな。
我が儘ぬかすな」
つまりは。
リナがモーションかけたにもかかわらずゼルが及び腰だったのは、人並み外
れた絶倫の所為だったのだ。
それに加えて、テクニシャンだったりするからタチが悪い。
イった後の躰に与えられる刺激が、痛みなのか快感なのか分からなくて、訳
が分からないままリナは悲鳴とも嬌声とつかない声をあげ続けた。
「あ、んんっ……ゆ、床じゃイヤぁ……っン!」
結局お仕置きの時間は、雨が止んでも続けられたという。
ゼル鬼畜END終了でつ。
リナ優位編はまた明日とゆーことで。
どんぐりさんグッジョブ!
ラブラブENDもゼル鬼畜ENDも萌えますなぁ…
リナ優位編も楽しみにしてます。
>>319 微妙に文章破綻してましたが、読んでくださってありがとうございまつ〜。
それではリナ優位ENDです。お納め下さい。
*******
<リナ優位END>
縋り付かせた躰を起こして、彼の腰の上、トランポリンのように跳ねさせる
と、柔らかな栗色の髪がふわふわさらさらと揺れる。
「っ、さっさと、射精しなさい……よっ」
肉がぶつかる音と、雨の音と、情欲に濡れたリナの声。二人分の喘ぎ。
ぐりぐりと臀部を押しつけて、そのまま腰で円を描く。
しつこく射精を促して意地悪するが、ゼルはやっぱり――分かってはいたが
――強情だった。
きつくくちびるを噛み締めて、膣内(なか)にだけは出すまいとしているよ
うだ。
射精せと言うリナの言葉にも、鋼の髪を振り乱して抵抗する。
「もう……っ、強情、なんだからぁ……っ」
ゼルの意地に付き合って、イくタイミングを逃すのは利口じゃない。
もとより最初から、ゼルの都合など考えていなかったのだ。今更気を遣うこともない。
それでも、どうせなら一緒にイきたいと思うのが女心だろうか。
「意地でも、イかせちゃる……っ」
ぎゅっ、と下腹に力を込める。きゅきゅっ、と自分の内壁が収縮して、ゼル
のモノを一層きつく締め付けた。
「っは、ぁんんっ!」
締め付けたモノの形が手に取るように分かるほど、リナの内壁が蠕動し、ゼ
ルを追い詰める。
「っあ……リ、ナ…………っっ!!」
びくん、とゼルの躰が反り返り、縛られた腕をめくらめっぽう振り回して暴
れ出した。
リナによってもたらされた快感に振り回され、焦らされた躰が爆ぜたのだろ
う、リナの中で彼の肉茎が一気に膨張するのが分かる。
「あ、あぁーーーーーー………っ!」
最奥へ白濁を叩き付けられる快感に、張り詰めていたリナの緊張が一気に爆
発した。
細い四肢が緊張し、縋るモノを捜して指を彷徨わせる。
絡ませる相手の指が遠く離れていた所為で、仕方無しに、二人分の体液を吸
って重くなったゼルの上着に爪を立てた。
力を失って、萎れたゼルのモノを引き抜く。
腰を浮かせると、泡が弾ける音と共に白濁が溢れ出す。
それは滴ることなくリナの脚の間で暫く揺れて、べたりと柔らかな太腿に貼
り付いた。
「ふわぁ……ゼルの、すっごい濃いよぉ?
もしかして、我慢してたの? ずっと?」
脚を汚す男の精を拭いもせず、淫靡な表情も汗ばんだ肌もそのままに、彼女
は三度、ゼルの上にのしかかる。
「黙れ」
からかわれて、ゼルの頬に羞恥がカッとのぼった。
「ほんっとに強情ね。
でもこの調子じゃ、一回射精しただけじゃ治まらないでしょ?
…………丁度良いわv」
「何が」
厭な予感がする、と顔に書いたゼルの唇を盗む。
意外なくらいあっさり開いた唇と、突き出された舌の動きが、リナの予想を
裏付ける。
「あたしも一度や二度じゃ満足できないのよねー。
………………ね、欲しいんでしょ?」
くすくすと笑い、小悪魔の顔でゼルの瞳を覗き込む。
口では強がっているが、彼が期待しているのは厭と言うほどに伝わってきた。
「……暑いんでしょ……脱がせて欲しくないの?」
緩やかに上下する胸を、白い上着越しに撫でさする。彼の体が軽く引きつれ
るように反応した。
視線を逸らしたゼルの顔を両手で包み、囁く。
「欲しいものが、いっぱいあるんでしょう?」
激しく降りしきる雨の中、崩れていく音が聞こえた気がする。
仲間としての関係。友情らしきもの。精神的な優劣。
やがて、掠れた声で囁かれる。屈服の証。
「……ほ……しい……」
「何が?」
「リナが、欲しい…………」
いきり立つゼル自身に指を絡ませて、リナは悠然と笑む。
「………………ご褒美よ」
陰茎に絡みつく混ざりモノを潤滑油に、指を滑らせる。
「ゼル……約束。
これからは雨が降ったら、きっとあたしの部屋に来るのよ……いいわね?」
素直に頷くその様に、ぞくぞくとリナの背筋が戦慄いた。
リナ優位END投下終ー了ー。
長々とお付き合いありがとうございました。
出来れば次はガウアメかゼロアメが書ければと思いまつ。
ではドロン。
325 :
名無しさん@ピンキー:03/08/24 21:07 ID:POyjuyks
どんぐりさん乙です!
感涙ですよ〜。生きててよかった・・・
次回作も期待しています。ありがとう!
326 :
名無しさん@ピンキー:03/08/24 22:32 ID:m7qjY45V
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
どんぐりさん、サンクス♪
次回作も楽しみにしてます。
雨が降ったらやりまくり〜!
退廃的な雰囲気がたまりません。ぐっじょぶですぅ!
ログ再拾得がてらホシュー
熱帯夜
「あづーい!」
ここは、とある宿の一室。自称美少女魔導士、リナ=インバースが暑さにうめいている。
いつもなら弱めの氷系魔法でひんやり、ぐっすりなのだが、運悪く今日は・・・アノ日なのである。
「なんでこんな日に限ってアノ日なのよ・・・」
昼に、弱めの魔法なら出来るだろうと試してみたのだが、制御に失敗して通行人を氷漬けにしてしまったのである。
通行人を巻き込むなんていつもの事なので、リナは気にしてはいない。むしろ、そのおかげで少しは暑さが解消された気分になった。
しかし、宿ではそうは行かない。
リナ的には、暑さが解消されれば、机や椅子の一つや二つは氷漬けにしてもかまわないのだが、それでは机が壊れてしまって、弁償しなければいけないだろうし、
仮に机を氷漬けにしたとして、その氷が溶けた水が下に流れて違う客からクレームが付き、宿から追い出されかねない。
「仕方ない。シャワーでも浴びるか・・・」
のろのろとベットから這い出て、風呂場に行くリナだった。
風呂場に入るとパジャマを脱ぎ捨て、一糸纏わない姿になるリナ。
リナ自身は小ぶりな胸を気にしているが、それを気にさせないほどのスレンダーなボディの持ち主であるのだが、どうやらリナはそれでは満足しないらしい。
「ふぅ・・・」
シャワーを浴び、暑さでかいた汗を流し落すリナ。その肢体や髪から零れ落ちる雫は、何処と無くエロチックである。10代とは思えないほどに。
「ゼルも胸が大きいほうがいいのかな・・・」
自分の胸を見ながら呟くリナ。ゼルとは、共に旅をする仲間・・・ゼルガディスの事である。
リナはこれまで色々な人と旅をしてきた。その中でもゼルガディス、ガウリィ、アメリアは一番長い付き合いであろう。
だからといって、仲間にこんな思いを持つということは初めてだったし、彼女自身、ゼルにであった頃にこんな気持ちになるというのは想像できなかったであろう。
「ゼル・・・」
リナが消え入るような声で呟く。そして、彼女の手は下腹部へと伸びる。
「ん・・・ゼル・・・いいよぉ・・・」
自分で自分の陰核を弄りながら喘ぐリナ。ゼルの事を考えながら、一人でスルというのは初めてではない。いや、むしろ毎日である。さすがに、野宿の時はしないが・・・
「ハァ・・・ハァ・・・ゼルのが私の中に入って来て気持ちいい・・・」
陰核を弄るだけではなく、指を出し入れしながら快感を得る。すでに、リナの下腹部はびしょ濡れだった。
それは、シャワーによるものなのか、リナの愛液なのかは分からないが・・・
「・・・ンンッ!ダメェ・・・」
絶頂が近いのか、喘ぎ声も途切れ途切れになり、指の出し入れのスピードが加速する。
「だめぇ・・・イクッ!!」
リナはイクと同時に、脱力のあまりその場でへたり込む。そして・・・
「なにやってるんだろ・・・」
と自己嫌悪におちいるのだった。
自慰行為が終り、風呂場から出ると、濡れた体をバスタオルで拭くリナ。
すると、誰も居ないはずの部屋のベットに人影が見える。
「部屋に入らせてもらったぞ、リナ。1人でお盛んだったな」
「!!!」
その声は聞き覚えのある声・・・紛れも無い、ゼルガディスの声だった・・・
このスレを見て、はじめてエロ小説を書いてみました。普通の小説はそれなりにかいてるんですけどね(笑)
全然萌えないし文法も変!って言う人が居れば、これ以上書くのは止めますんで。
それでは、続きはまた今度にも。出来るだけ早くうpします。
335 :
どんぐり:03/08/27 01:11 ID:1j6iEpf5
皆様、いつもレスありがとうございまつv
>>327 一瞬カメハメハ大王かと思っちまいやした(ワラ
>猫に小判さん
ゼルリナキタ━━━( ゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚ )━( )━( ゚)━( ゚∀)━( ゚∀゚ )━━━!!!!
りりりリナタソのひとりエチー!たまらんばい!
是非続きを!!カム!
頼む!話を始めるときは最初にカップリング表示してくれないか?
苦手なやつもいるってことで。
すまん。
小説の続きは、夜にでもうpしたいと思います。
>>335=どんぐりさん
感想ありがとうございます。
続きは今日の夜には・・・どうにかしたいとおもうので待っていてください。
>>336 カップリング表記が抜けてました。すいません_| ̄|○
自分はリナ受けならなんでもいいんですが、苦手なカップリングある人も当然居ますよね。迂闊でした。
これから話を始める時には表記するように気をつけます。
こんなガウリナを一瞬思いついてしまいまった。
「なーなー、炭酸含んだ口でフェ○されると気持ちいいらしいんだけど、ホントかな」(炭酸飲料片手)
「イイみたいよ?
…………そんな期待に満ちた目で見なくても。……シたげよっか?」
「是非お願いします」(即答)
(中略)
「んっ………」
「りりりりりリナ、ちょちょちょっとタンマ!」
「何よ、ガウリイ」
「………………痛い(涙目)」
「……あれー。ゼルは喜んでたのになー。おっかしーなー」
「それってゼルのち○こが鈍いって事じゃ」
岩だし。
………スマソ。
誰かガウリナのえっちぃ小説あるとこ知らん?
ガウリナが読みたいでつ・・・
神さまこないかな?
「いつからいたの?」
冷静を繕うようにリナが言う。内心は全然冷静ではないのだが。
「お前さんが1人エッチをし始めた頃ぐらいかな?借りた魔導書を返しに来たんだが・・・まさか俺をオカズにして1人エッチしてるとはな・・・」
何処と無く、自嘲気味な笑いを浮かべながらゼルはベットから立ち上がる。そして、リナの目の前に立つ。
「こうして欲しかったんだろ?」
「!!!」
リナの肢体を覆っていた、バスタオルを剥ぎ取り、リナを抱しめるゼルガディス。
「嫌っ!」
ゼルガディスを引き離そうとするリナ。しかし、ゼルガディスもリナを離そうとしない。
「少しは黙ってろ」
ゼルガディスはそう言い、自分の唇でリナの唇を塞ぐ。
「んん・・・」
ゼルガディスの舌がリナの口の中に進入する。リナとゼルガディス、お互いの舌が絡み合う。
「ふぅ・・・」
ゼルガディスが唇を離し、手をリナの下腹部に伸ばす。
「ふあぁぁ・・・」
「さっきしたばかりだから、びしょびしょだな」
リナの陰核を責めながら、耳元で囁くゼルガディス。
「これなら、余計な前戯はしなくてよさそうだな」
ゼルガディスはリナを担ぎ上げる。俗に言う、お姫さま抱っこというやつだ。
そして、リナをベットまで運びおろす。
「リナ・・・俺はもう、我慢できない・・・」
ゼルガディスははいていたズボンと下着を降ろす。
そこから出たものは、いきり立った、ゼルガディスの分身・・・
「いやぁぁぁ。やめてぇ」
叫ぶリナ。しかし、ゼルガディスは止める様子すらない。
「止められる訳がないだろう。好きな奴のあんな声聞いたんじゃあ・・・」
「え・・・ひぁぁぁ」
リナがその言葉の意味を考える間も無く、ゼルのモノがリナのナカに進入する。
「クッ・・・キツイな・・・動くぞ?」
ゼルガディスは腰をグラインドさせる。二人の愛液が混ざり合う音が卑らしく響き渡る。
「ゼル・・・もう駄目・・変になっちゃうよぉ・・・」
「俺も・・・駄目だ・・・イクぞ。」
最後を予感してか、動きが激しくなる二人。
「はぁぁぁ・・・ダメ・・・イ・・・イク!」
絶頂を向かえ、リナの視界が真っ白になり、落ちていくのだった・・・
えー、一応、熱帯夜はこれにて終了です。
次は・・・ガウリナの予定です(いつになるか分かりませんがw)
それでは〜
確かにゼルのティンコは鈍そうだなw
猫に小判さんがんばれー
次回作も期待しております
>>222 なんで途中で終わってんだ・・・_| ̄|○
アメ×ガウを〜
>>346 夏休みの宿題に追われているのでは?
消防さんらしいから(笑
またガウリナが読みたいなぁ...
ガウアメもだけどゼロアメってほとんど想像つかないな。
349 :
どんぐり:03/08/28 23:36 ID:vINrCl6t
猫に小判さん乙カレーです! 久々に他の人のゼルリナを見たよ(ワラ
しかしゼルさん早! 余計なお世話かとは思いますが、本番の描写ももう少し入れて欲しかったかなー。
次回作も頑張ってください!
>>346 禿同! ガウアメ読みたいでつ。マイナーだとは知りつつも体格差マンセー。
>>347 だ か ら 夏 休 み の 宿 題 は 早 め に 終 わ ら せ て お け
っちゅうことでつね?
ああ、アニメのアメはリナより背低いんだっけ
原作じゃリナのほうが低かったんだよな
そしてCDドラマでは胸のサイズでも抜かれ(シーブラストで海の底へ)
352 :
どんぐり:03/08/29 16:06 ID:h63K0W9D
>>350 あれ? ドラマCDか何かで、アメリアの背丈伸びてませんでしたっけ?
>>351 リナの乳は恐らくスレ世界一の貧……
勇気のある発言を…
ナーガの妹だもんなぁ
そりゃでかくなるわな
で、やっぱりリナの乳は世界一の貧(ry
>>355 じゃあ、あの姉ちゃんの妹なのに小さいリナは(ry
あ、実は姉ちゃんも貧(ry
死体の掃除が大変だな。
ゾンビとして甦るから大丈夫です
死体の処理もしなくていいから一石二鳥ですね ナーガ様
ところで神の降臨はまだですかナーガ様
も、もしや ナーガ様が滅ぼしたゾンビの中に神が…!
ナーガ様SS・・・・・・相手は誰さ?
いや、マジで思いつかん。
百合ってことでリナかアメリアか?
どーでもいいことだが、
本編でリナとアメリアとナーガ(グレイシア)が一緒に出てこなかったのが残念だった。
リナの驚く様がみたかったのに。
365 :
どんぐり(ゼルリナ):03/09/04 00:58 ID:CcJHtgTm
「やだ、やだ、やだぁぁぁっ!」
ぐちぐちと激しさを増す水音。
胸を揉みしだく動きも次第に強さを増し、胸全体よりも乳首を重点的に責め立てる。
「駄目っ、見ちゃ駄目ぇ……」
か細い懇願は彼の耳には届くものの、ゼルガディスは目を逸らすことも出来ない。
********************
保全age。
で、またゼルリナ投下します。↑こんな感じのを。
毎度の事ながら蛭とかナメクジとか嫌いな方と、ゼルリナ苦手な方はスルーしてください。
その日、ゼルは森の奥にある遺跡に、手掛かりを捜しに。
そしてリナは、お宝があるかも知れないと、ゼルにくっついて遺跡へ来ていた。
遺跡はあちらこちらで老朽化が進み、風化した床が抜けた上、近くの川に一部が侵蝕されている始末。
天井が落ち、梢の隙間から漏れる光が水面に反射してきらきらしているのは美しかったが、探検する側にしてみると、足許がおぼつかないのは結構不安だ。
「この調子だと、おたからも文献も期待できそうにないわね」
「いいさ、もともと期待しちゃいない」
「あたしは気にするの」
「あ・そう」
ゼルはリナの愚痴には取り合わず、川の一部と化した部分をうまく避けて軽く床を蹴り、崩れた石壁の上に登る。
その後を追って、リナも石壁の残骸を越えようとするが、ジャンプ力もリーチも足りないので、川べりになった石畳の上を伝い、よじ登ろうと瓦礫に手を掛けた。
危なっかしい足取りのリナの前に、黙ったまま、ゼルの手が差し出された。
リナも何も言わず、ちいさく微笑んでその手を掴んだ。
「よ・っと」
ゼルの手を借りて、石壁を蹴る。
その瞬間、彼女が足を掛けていた瓦礫ががらがらと崩れ落ちた。
「うわぁぁっ!?」
「リナ……っ!」
バランスを崩したリナを引き上げようと、ゼルは手に力を込めたが、手袋どうしの摩擦抵抗が少なすぎたのか、そのままずるりとリナの手が抜け落ちる。
派手な音と盛大な水飛沫を伴って、リナは青い水の中に墜落した。
殴られそうだな、とゼルの頭の中で警鐘が鳴る。
お陰で呪文の詠唱をしなければならないのに、一瞬間が空いてしまった。
あわをくって風の結界を張ろうとするが、呪文が完成するより早く、彼女は自力で浮き上がってきたのだった。
「…………大丈夫か?」
「大丈夫じゃないわよ」
頭から足の先まで濡れ鼠のリナを、ひとまず瓦礫の上に引き上げてやる。
落ちたときに水を飲んだか、瓦礫に手を突いて軽く咳き込んでいた。
ぱたぱたと滴を落とすリナの姿も、案外艶っぽいものなんだなと、ゼルは不覚にも目を奪われる。
細い躰全体にくまなく貼り付いた服が、その色香を更に引き立てていた。
「何見てんのよ」
髪を絞っていたリナの手が止まり、ジト眼でゼルを睨んでいる。
彼女の中の『女』を発見してしまったゼルは、まだ何も悪いことをしていないのにも関わらず、妙におたおたしてしまった。
「あ、いや、別に何でもない。本当に何でもない」
「そーゆー言い方されると、余計に怪しいのよね。
さぁっ! きりきり白状して貰いましょうかっ!?」
「だから、本当に何でもないんだっっ!」
言い訳が泥沼への坂道を一直線に転げ落ちているうえ、意味不明なジェスチャーまで付いていては「すけべぇな事を考えてました」と白状しているのと同じだ。
もっとも、後ろ暗いところが無くても、女に詰め寄られると弱いのも男の性らしいのだが。
「のひぃぃぃぃぃぃっっ!!!」
それまでゼルに詰め寄っていたリナが、突然奇怪な悲鳴を上げて、背中を仰け反らせた。
「ど、どうした?」
「せ、せせせ、背中ーっ!」
「は?」
リナが何に慌てているのか分からず、ぽけっとしているゼルを尻目に(と言うか、忘れているだけだろう)、リナはショルダー・ガードごとマントを外し、一生懸命背中へ手を回す。
「背中に蛭でも潜り込んだか?」
横合いから掛けられたゼルの問いに、リナはこくこくと頷くことで同意を示した。
虚しく見当違いの場所を引っ掻く指の僅かに先、確かに不自然に盛り上がった場所がある。
「わかったわかった、取ってやるから上着を少し捲れ」
そう言われ、半泣きのリナは「とにかく早く蛭を剥がしてくれ」と言わんばかりにベルトを緩め始めた。
(そう言えばこいつ、ナメクジ系苦手だったな)
実際は苦手を通り越して心理外傷(トラウマ)になっているのだが、そのいきさつについて迄は知らない。
ベルトを抜いて、上着をたくし上げる。濡れて重い布地をはがし、持ち上げると、白い背中に貼り付く蛭の背中に指先を押し当てた。
「火炎球(ファイアー・ボール)」
指先に火の粉が生じる程度まで威力を押さえた魔法だが、ゼルの指先が蛭の背中に付くと、蛭は躰を仰け反らせてリナの肌から離れた。
そこをすかさず摘み取り、ぽいと投げ捨てる。
「治癒(リカバリィ)」
小さな傷だが、ここは森の中。変な病原菌がいないとも限らない。
癒しの呪文を唱えると、瞬く間にリナの傷が塞がっていった。
「はぁ。ありがとう、ゼル。
他には付いてないよね?」
「ああ……これは、違うよな?」
空気で膨らんだ部分をついと指でなぞると、またもやリナが「ひゃあ」と仰け反った。
「何すんのよ!」
「蛭の形に見えたから、確認しただけだろ」
「だからって乙女の柔肌に気安く…………っ!?」
リナお得意のマシンガントークが、途中で息を飲む音に変わる。
驚愕に染まった視線をなぞり、振り返ると、そこには。
「なんだ、こいつら…………」
先程まで青かった水辺が、黒く染まっている。
それは無数の蛭の群れ。一体何処にこれだけの量が潜んでいたのやら、それらはうぞうぞと二人の方に向かってきていた。
「いやああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!」
リナの絶叫を合図に、ゼルは駆け出す。
右手にリナの手を引き、左手に彼女のベルトとショルダー・ガードを抱えて。
大群は流石に気色悪いが、蛭の足は速くない。
少し離れて火炎球でも撃ってやればいいのだ。
「火炎球っ!」
爆音と共に、青白い炎が炸裂し、霧散する。
これであらかた片づいただろう―――そう思った。
「ゼル、上っ!!」
「っな!?」
リナの声に天井を振り仰ぐ。
僅かに残った天井を、縦一直線に貫く亀裂。その隙間からも黒い蛭がわらわらと現れ、落ちてくるのだ。
ぼたぼた落ちてくる蛭に、二人は瞬く間に埋もれてしまう。
「いやぁぁぁああああああああああああああっ! ねーちゃん助けてーーー!!」
ゼルの岩の肌には歯が立たないことを知って苛立ったのか、それまで賢明に食らいつこうとしていた蛭達は、今度は彼の服に歯を立てた。
繊維の千切れる音が幾つも幾つも聞こえてくるが、それは彼一人分ではない。
リナの服もまた、蛭達によってじわじわと囓り取られていくのだ。
徐々に剥き出しになる肌。それでも不思議なことに、蛭達はリナの肌に傷を付けようとはしない。
まるで、裸に剥くのを楽しんでいるかのようだ。
「や、駄目っ、どこに潜り込んでるのよぉぉっ!」
僅かに空いた隙間から柔軟な躰を潜り込ませ、大量の蛭がみっしりとリナの素肌を這い回る。
無数の蛭がひとつの意志を持っているかのように蠢く様は、布地越しにもはっきりと見て取れた。
今日はここまで。
出来上がり次第残りうpします。
またしてもエロシーン前でぶったぎってスマソ。
ココロノオク(ガウリナ)
「ふぅ・・・食った食った」
「そこらへんの魚を釣って焼いただけにしては美味しかったわね」
焚き火で焼いた魚を腹いっぱい食べた、ガウリィとリナが感想を漏らす。
今日は、街が1日で行ける距離ではなかったので、久しぶりの野宿である。
「クシュン」
「おい、大丈夫か?」
リナのいきなりのくしゃみに心配するガウリィ。
こんなところで風邪をひいたら、どうする事も出来ない。
「うん、大丈夫よ。ちょっと寒いだけだから」
パチパチと音を立てる焚き火に、体を近づけるリナ。
「そうか・・・しかし、外って事もあって少し寒いな・・・もう少し暖かくならないか?」
「へ?」
ガウリィの問いに、すっとんきょうな声で答えるリナ。
「こういうことだよ」
焚き火の前で暖まっていたリナを抱しめるガウリィ。相手の体の温もりが、リナにもガウリィにも伝わる。
「ちょっと・・・何かの冗談でしょ?」
ガウリィの突然の行動に、戸惑うリナ。
「いいや、冗談なんかじゃない。ずっとリナを俺の物にしたいと思ってた。もう・・・保護者じゃ我慢できないんだよ・・・」
いつものボケた顔ではない。凛々しい顔に、リナの胸の奥から何かが溢れ出す。それは、ガウリィに対して初めて持つ感情であった。
えー、今日はここまでです。
って、ほぼ同時にどんぐりさんも小説うpしてるΣ( ̄□ ̄|||
とりあえず、えっちぃシーンは次回うpします。どうやら、描写が少ないのはそれを文章に起こすのが苦手な模様・・・
まあ、頑張りますんで応援よろしくお願いします。では
ガウリナ萌え(*´д`)タノシミニシテルデヨ
ナーガとかクニのねーちゃんはでないからこそいいんじゃないか
とかいってみるテスト
ガウリナだぁ!!
ハァハァ・・・・
ということで続き楽しみにしてるよ。
ガウリナもっとキボン!飢えてるんだ!
ゼルリナもガウリナもハァハァ・・・。
特にゼルリナはサイトも少ないので、貴重でつ(つд`)
正座してまってるのですがまだでしょうか
季節外れなんですが
********
迷い込んだ森の中で、桜の木を見つけた。
たった一本で、それでも凛として咲き誇る桜にリナはその足をとめた。
「きれいねー。
ここでお昼食べよっか」
「おう!」
リナとガウリイは桜の木の下で、舞い散る花びらを眺めながら休憩を取ることにした。
いつもは味気ない保存食も見事に咲き誇る桜を見ながらだとそんなに悪いものではなかった。
満腹になり満足気に桜を見上げるリナ。そのリナにガウリイはそうっと手を伸ばす。
ぐいっとガウリイに腕をひかれて、リナはその胸に飛び込む形になる。
「わ、わ、ガウリイ!?」
「リナ」
ガウリイがやたら熱っぽく耳元で囁くのを聞いて、リナは悪い予感がした。
「が、っがううりい?」
逃れようともがくが、ガウリイの力にかなうはずもない。
それどころか、ガウリイの手がヒジョーにややこしい所を触ってくる。
「あ、や、ガウリイ!!
何考えてんのよ!!!」
思わず身を捩りながらリナがガウリイを睨みつける。しかしガウリイは一向に気にする様子もなくリナの身体のラインをたどる。
「リナ、ダメか?」
「ひゃんっ
だ、ダメに決まってるでしょ!」
耳をあまがみされてリナの体が震える。
「ちょっと、ここ外なのよ!
人に見られたらどうすんのよ!」
リナの服の裾から入り込もうとするガウリイの手を何とか押しとどめながらリナが叫ぶ。
「大丈夫、誰も居ない。
桜見てたらリナが欲しくなった」
「な、何言って・・・んん」
ガウリイはリナの唇を貪るようにして口付ける。舌で口腔内を蹂躙する。
絡みつき、抜き差しされる舌にリナの意識が溶かされていく。
「ん、ふあ」
「ほら、この色。
真っ白なリナの肌が染まった時と同じ色」
「あ、やあ」
上気したリナの頬を舌で舐める。
柔らかく弾力のある肌は確かに桜色に染まっている。
「だめ、がうりい」
そう言うリナの声は弱々しく、甘いものが含まれている。そうしてさらにガウリイの手はリナの胸を柔らかく揉みしだいている。
次第にリナの抵抗する力が弱まる。
「リナ」
「ああ、だめっ!」
いつの間にかズボンの中に忍び込んだ手が下着の上からリナの谷間をなぞる。
ぞくぞくと身体を這い登ってくる快感にリナは立っていられなくなりガウリイに縋りつく。
「相変わらず感じやすいな」
ガウリイはそんなリナの耳元に唇を寄せるとその形のよい耳を舐める。
「は、あ、ああ」
がくがくと震える足。すでにリナは一人では立っていられなくなっていた。
ガウリイの指は下着をくぐり、リナの茂みの奥に侵入している。
「リナの中熱いな。
締め付けてまとわりついて来る」
「やっ、あ、」
濡れた耳元に吐息をかけるように言葉で弄られ、リナは羞恥に目元をより赤く染める。
そして中を蠢く指に快感の縁に追い詰められていく。
「かわいいな」
手を引き抜いたガウリイはくすりと笑うと、リナを桜の花びらの降り積もる上に横たえた。
リナの栗色の髪が地面に広がり、その上からまたピンクの花びらが舞い落ちる。
「ガウリイ・・・」
リナは潤んだ瞳で見上げ、ガウリイを求めて名を呼ぶ。
ガウリイは応えるようにリナにキスを送る。
ついばむようなキスはやがて互いの唾液が交じり合う激しいものとなり、飲みきれないものがリナの顎を伝い流れる。
ガウリイの手はリナの服を器用に肌蹴て、そのピンクに染まった白い肌を露出させていく。
「あ、はぁ」
小さいが形のよい胸を優しく愛撫され、リナは切なげな吐息を漏らす。
ガウリイは赤い印を散らしながらリナの全身を余すことなくたどっていく。
「ああん、ふああ」
蜜を滴らせるそこを啜り上げられるとリナは一際大きな声を上げて果てた。
とろりとした瞳で、力の入らない身体を投げ出しているリナ。そのリナの今だヒクつく花弁をガウリイの指が弄る。
「んぅ、あ、ひ」
切なげな声を上げるリナから、とろりとした蜜が溢れてくる。
その蜜をすくい、塗りこめるようにぷっくりと膨らんだ小さな豆に刷り込んでいく。ガウリイの指が行き来するたびにリナは足をヒクつかせ、淫らに声を上げる。
「くぅ、ああ、はぁん、あふ」
「気持ちいいか?」
「ふあ、ああ、そ、な」
意地悪く問いかけながらガウリイは直もリナを責める。
「人に見られるかもしれないのに、こんなに感じて」
「やあ、ちが」
「何が違うんだ?ほら」
そう言ってリナのそこに手をあてたまま、しかし動きを止めたガウリイはリナを見下ろす。
その青い瞳が見つめる中、リナはいつの間にかガウリイの手に擦り付けるように腰が動いている事を自覚した。
「あ、ああ、いやあん」
首をふりながら否定の言葉を叫んでもリナの腰は止まらない。直のこと激しく、いやらしく動く。
「ふあ、ああ、だめぇ、はん、い、いっちゃぅ」
リナが二度目の限界を迎えようとした時、ガウリイの手がリナから離れた。
刺激を求めるリナの腰の触れられない所にと離れてしまう。
「ガ、ガウリイ」
「一人で気持ちよくなろう何てずるいだろ」
求めてくるリナに、ガウリイはズボンを下ろすと固く反り返ったそれを溶けそうなほど熱くなっているリナの秘所に擦り付けた。
「あう、あ、ああ、ガウリッ」
入り口付近を行き交うその感触にリナはもどかしげにガウリイを呼ぶ。
その呼びかけにガウリイはにやりと笑うと、リナの腰を掴んで一気にその中に押し入った。
「あああっ、いいっ」
歓喜の声を上げて締め上げるリナ。
「リナ、いいよ」
激しく身体を絡みつかせながら二人はお互いを貪る。
二人の動きに合わせて、桜の花びらが舞い上がる。
「ふあ、あ、あん、ああっ」
突然繋がっている箇所を弄られてリナが身体を反らせる。
露にさらけ出された胸元にガウリイは舌を這わせて軽く歯を立てていく。
つんと尖った胸の尖端を音を立ててしゃぶると、リナはいやいやをするように首を振る。
肌に浮かんだ汗が光りを反射して飛び散る。
「ああ、あ、もう、・・ガウリイ、あたしいっちゃ、う・・」
「まだだ、もうちょっと」
ガウリイは先ほどよりも激しく腰を打ち付ける。
「あ、あ、あふぁ、は、はやくぅ」」
上りつめていく中リナの意識が白濁し、何も考えられなくなる。
と突然身体をひっくり返され、後ろから容赦なく貫かれる。
「うあ、あ、おくっ、奥までくるぅ、ひああ」
「リナッ」
力の抜けた腕は上半身を支えることができず、リナは腰だけを突き出したまま快楽に酔う。積もった薄いピンク色の花びらに顔を埋めて高い声を上げる。
「はう、ガウリイッ、ああん」
「リナ、足を閉じて」
そう言われ、ガウリイの手が促すままに足を閉じたリナはより一層中のガウリイを感じてしまう。
「きゃあう、ひああん、す、すごいっ」
「リナ、リナッ」
「はあん、いい、いいの、ガウリイ、あああああっ」
声を上げてリナの体が震える。
リナは奥にまでたたきつけられたガウリイを引き絞るように締め上げると吐き出された欲望を飲み干した。
「ふ、あ」
「リナ・・・」
「ひあ、ひ、だめぇっ」
すぐに動き出すガウリイにリナは声を上げながら再び快楽に溺れていく。
舞い散る桜の中、日が落ちてしまう頃にリナ気を失うこととなる。
とりあえず終わりです。
ところでどんぐりさんと猫に小判さんの続きまだかなー(′o`)
ガウリナんさん、乙です。
需要は少なそうだがゼルリナ続き投下しまつ。
***********
焦って上着の前をくつろげようとするも、幼少期の心理外傷(トラウマ)故か、指先が震えてうまくいかない。
ゼルはとにかく、後から後から湧いてくる蛭を撃退するために、呪文を唱え始めた。
「炎の槍(フレア・ランス)!」
蛭の発生源である川めがけて、炎の槍を投げ込んだ。
こんな至近距離で火炎球(ファイアー・ボール)だの、増して蓮獄火炎陣(ヴレイヴ・ハウル)のような大技を使ったら、自分たちも巻き添えなのは明白だ。威力は低いが、仕方ない。
「い、やっ……あッ…………!」
元は天井だったであろう瓦礫の、平らな部分の上でのたうつリナの声が、僅かに艶を帯びる。
ぎょっとして振り向くと、既にリナの服はずたずたで、引き裂かれた服の隙間から、淡い胸の膨らみが覗けていた。
服と肌の隙間に潜り込んだ蛭の容量に負けて、縫い目が弾け、ボタンが千切れ飛ぶ。裂け目から見え隠れするリナの胸にも茂みにも、所狭しと蛭が這いずり回っていた。
ぶちぶちと衣服が裂け、リナの肢体が露わになる。
胸をこねくり回し、下肢の亀裂にも身を沈め、蛭達はリナの躰を好き勝手に弄ぶ。
彼女は必死になってそこから蛭を掻き出そうとするが、蛭が出したのか、それともリナ自身が濡れているのか、粘液にぬめって巧く行かない。
「やだ、やだ、やだぁぁぁっ!」
ぐちぐちと激しさを増す水音。
胸を揉みしだく動きも次第に強さを増し、胸全体よりも乳首を重点的に責め立てる。
「駄目っ、見ちゃ駄目ぇ……」
ゼルの視線に気付き、リナは哀願する。
しかしか細い懇願は彼の耳には届くものの、ゼルガディスは目を逸らすことも出来ない。
目の前で繰り広げられる淫猥なショーを無視できるわけがなかった。
「っだ、ダメぇぇーーーーーっ!」
一際大きくリナの躰がのけぞり、手を押し当てたそこから透明な蜜が放物線を描く。
ひく、ひく、と間をおいて痙攣するリナを見て、ゼルは慌てて彼女の身体を覆う蛭を引き剥がす作業に取りかかる。
ぬるぬるした軟体生物の感触は気分のいいものではないが、噛まれる心配のない岩の肌故、余計なことを考えずにその作業に没頭できた。
「ふぁっ、ん!」
ゼルの指が、或いは蛭がリナの敏感な場所を掠めると、イッたばかりの肢体をくねらせて、リナは訊いたことが無いほど甘い声で啼く。
そんな彼女を見ていると、何だか自分がリナを陵辱しているように錯覚し始めて、知らず、ゼルの呼吸も荒くなっていた。
(―――ヤバい)
どさくさに紛れて、目の前で震える膨らみにそっと触れる。
ぴくんとリナの躰が跳ね上がったが、反応しただけで抵抗の様子はなかった。
右手でリナの服ごと――既に服としての役割を果たしていなかったからだ――蛭をむしり取り、左手で彼女の素肌を撫で回す。
「んっ、あ……」
厭らしい蜜を溢れさせるリナのソコに、指を差し込む。
ソコは今すぐにでも雄を受け容れられる状態にほぐれていて、突然ねじ込まれたゼルの指を、いとおしげにきゅうきゅうと締め付けてくる。
ごくり、とゼルの喉が鳴った。
既にゼルの分身はズボンを突き破りそうなくらいにそそり立ち、解放されたがって疼いている。目の前で無防備に脚を広げる雌の柔肉に、今すぐ肉槍を突き立てたいと、躰全体が訴えかけてくる。
破壊衝動にも似た欲求が彼の脳を染め抜くのに、大した時間はかからなかった。
容易く折れるのではないかと常々思っていた細い足首を掴み、肩に掛ける。
無抵抗どころか無反応なリナを見ていると、寝込みを襲っているようで、良心がちくりと痛んだ。
それでも、こんな卑猥な光景を目の当たりにして置いて、何もせずにいられるほど馬鹿でも子供でもない。
びしょ濡れの入り口に先端をあてがって、リナの足を肩に掛けたまま、ぐっと身を乗り出す。
「ゼル……っ?!」
リナが気付くより早く、ゼルは腰を進めた。
一気に最奥まで突き上げる。
「っあ!」
*************
取りあえずここまで。
あんまし当たり障りのないセクースシーンになってるような(^ー^;A
ガウリナは需要と供給が成り立っててうらやまスィ。
なんつーか萌え・・・!ハァハァしまくりました>ガウリナん
ゼルリナも需要あり!
需要あります!ありますよどんぐりさん!!
静かにハァハァしながら(w 待ってます
エロ芋キタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━!!!!!!!!!!
つか、最近ココ人少ないんかね・・・?
SS投下されてもあんまレスつかないねー。
王道カップルの純愛もいいけどそれ一辺倒じゃねぇ
たまには別のネタとかも欲しい、って人が多いのかも
>>355 遅レススマソ アメリアの姉ちゃん=ナーガって、どこで出てきた話ですか?
>>399 状況証拠のみ、直接の描写は無し、
だったよね?
>>394,395
需要有りと言ってくだすってありがとうございまつ。
また下がってきましたね……
ではラストスパート。
*************
リナのソコは思ったより締め付けが強く、しかも突然の侵入に驚いて彼女が暴れ出すものだから、一気に登り詰めてしまいそうになって、ゼルは堪らず声をあげた。
「いやぁっ、ヤダやだぁっ! 抜いてよぉッ!」
躰は明らかに欲棒の侵入を悦んでいるのに、彼女は躰の欲求に正直になろうとはしない。
苛ついたゼルガディスはちっと舌打ちをし、肩の上で暴れる足首を掴むとリナの方へ倒した。
「んんぁああ!!」
彼女の臀部がずれた所為で、膣の上部をゼルのモノが擦る格好になる。
意識はともかく、既に欲情しているリナの躰は過敏な反応を示し、甘ったるい悲鳴が人気のない遺跡に響き渡った。
「ヤだよぉ……こんな…………許してぇ……」
ぱっくりと濡れ開いたソコを、それもいきり立った雄を咥え込んだ様を見せつけられる格好になり、あの傍若無人のリナが、羞恥に顔を背ける。
それが加虐心を煽るとも知らずに。
リナの耳許にくちびるを寄せ、そっと囁く。
「―――厭だね」
恐怖か絶望か分からないが、はっとして彼を見上げてくる紅い瞳を真っ直ぐに覗き込みながら、腰を大きく引く。
「……あァ……っ」
ゆっくりと引き抜かれるその動きと連動するように、リナの白い喉が仰け反った。細首を絞めてみたいという馬鹿な欲求が一瞬脳裏を掠めたが、代わりに掴んだゼルの指が余るほど細い手首を掴み、怯えた顔を上げさせることでその衝動をやり過ごす。
ギリギリまで引き抜いた逸物を一気に突き込む。
「っは、ア!」
子宮を突き上げられる衝撃に、リナの顔が歪んだ。否、それは快感の所為なのかも知れない。きつく眉根を寄せ、ゼルの手を振り解こうと藻掻いているにもかかわらず、その腕には大した力はなく、伏せた長い睫毛の下、ルビー色の瞳は切なく滲んでいる。
池が出来そうなほどに溢れ出した愛液の量と、螺旋を描いて雄を締め上げる感触。膣の上部はざらざらしていて、腰を打ち付けるたび、リナの膣がひくつく度にゼルを追い込んでいく。
「ァ……っ」堪らず、ゼルの口から嘆息とも付かない声が漏れる。
どうにも堪えきれないほど、それ程彼女は『名器』だった。
「イイぜ、リナ……お前さんのオ○○コ、大したもんじゃないか」
このままでは自分が先にイッてしまいそうだ。ゼルは手袋(グローブ)に包まれたリナの手首を解放し、正常位の格好をとる。
「ばっ、か……この、変態っ、スケベ……んんんっ!」
繋がり合った部分でゼルのそれと絡み合う、栗色をしたリナの痴毛。
知りうる限りの技巧を乗せて突き上げながら、薄い茂みを掻き分ける。
うっすらと茂みに覆われた亀裂を、指先で押し開く。
さっきまでは蛭、今度はゼルガディスに蹂躙されているリナは、今や腰に添えられたゼルの袖を掴んで目を瞑り、呪文を朗々と唱えるあの声でせつなく啼いていて、不穏な動きを気に止める様子もない。
二枚貝の中央に、濡れてそそり立つ肉真珠を見つけ、ゼルは躊躇うことなくそれに中指を押し当てた。
「ふぁっ?! あ!! あああぁぁッ!!」
腰の動きは休むことなく、同時に小刻みに指を動かし、尖りきった肉芽を震わせる。
一番敏感であろう場所を突然嬲られて、リナは眼を見開いて仰け反った。
「だ、ダメ、そこっ……そこ、ダメっ! イっちゃう、イっちゃうのぉっ!」
先程までの抵抗は何処へやら。
まだ濡れたままの長い髪を振り乱し、ゼルの肩にかじりついて、リナは許しを請う。
「お……お願いっ、あた、あたしっ、もぉ……許してっ…!」
悦楽の所為で頭に血の上ったリナの言葉は要領を得ず、ただ舌に上った言葉を発しているだけに見える。自ら腰を振り、ゼルに縋り付く様はただの女であり、あれが噂に名高い『リナ=インバース』だとは思えない程だ。
逆に、あのリナがこれほど乱れる様は、男の征服欲をこれでもかと刺激する。いっそ、このまま身も心も犯し抜いて、猛獣並みに扱いづらいこの女を何処にも離さず閉じこめ、飼い慣らしてみたいと思うほどに。
知らず、腰の動きが激しさを増していて、ゼルは繋がったままでリナの躰を横向きに寝かせた。裸同然の躰に残された、ストイックな手袋とブーツとのコントラストがいやらしい。
脚を高々と上げさせ、ラストスパートをかける。リナの手で脚を押さえさせ、溢れる蜜が飛沫となるまで、激しく。
「いやぁッ、あ、あぁっ、イ、いっ……イクぅぅぅっ!!」
リナが達すると同時に膣がぎゅうっと収縮し、射精を促す。しかしゼルは嵩を増した蜜の滑りにも助けられ、すんでの処で自身を引き抜いた。
「…………っ、う!」
堪えていた白い欲望が、勢いよく飛び出す。それは弧を描いて、小さな身体を痙攣させるリナの上へと降り注いだ。
自分の出したモノが、リナを汚している―――
その光景に、これ以上ないほどの達成感、否、満足感とでも言うべき感覚が、ゼルガディスの中に生まれていた。
「…………やっちまった」
目の前に横たわるリナは、凄惨という以外に言いようのない姿だった。
下半身を起点に、髪にまでも精液が飛び散り、服は糸屑も同然。垂れ流した淫蜜は肉襞のはみ出しかかった秘部だけでなく、崩れ落ちた石材迄もを濡らして、小さな水溜まりを作り、流れている。
半分以上はあの奇妙な蛭の所為だとは言え、リナを裸に剥いて強姦(後半は和姦だと思うが)したとなると、流石に命の危険を感じる。
しかし、だからといってこのままとんずら出来るほど、ゼルは落ちていない。
殴られるか、それとも攻撃魔法か。
リナの瞳に光が戻ったのを見て、彼はハンカチを取りだした。
「……痛かったか?」
謝罪はしない。謝ったら間違いなくリナの逆鱗に触れるだろうし、ただの衝動で、性欲の解消にしたわけではない。
行為そのものに同意はなかったが、ただ女を蹂躙するためではなく、『リナを抱きたい』という思いは確かにあったのだから。
「…………やっちまった」
目の前に横たわるリナは、凄惨という以外に言いようのない姿だった。
下半身を起点に、髪にまでも精液が飛び散り、服は糸屑も同然。垂れ流した淫蜜は肉襞のはみ出しかかった秘部だけでなく、崩れ落ちた石材迄もを濡らして、小さな水溜まりを作り、流れている。
半分以上はあの奇妙な蛭の所為だとは言え、リナを裸に剥いて強姦(後半は和姦だと思うが)したとなると、流石に命の危険を感じる。
しかし、だからといってこのままとんずら出来るほど、ゼルは落ちていない。
殴られるか、それとも攻撃魔法か。
リナの瞳に光が戻ったのを見て、彼はハンカチを取りだした。
「……痛かったか?」
謝罪はしない。謝ったら間違いなくリナの逆鱗に触れるだろうし、ただの衝動で、性欲の解消にしたわけではない。
行為そのものに同意はなかったが、ただ女を蹂躙するためではなく、『リナを抱きたい』という思いは確かにあったのだから。
リナは静かな眼差しでゼルガディスを見、それから差し出されたハンカチで体を拭いた。
「謝らないのね」
「後悔は、してないからな」
「それであたしがモノになるとでも思った?」
「そんな短絡思考じゃないつもりだが」
「馬鹿ね」
「ああ」
躰からも、髪からもどうにか残滓を拭い取り――それでも、水浴びでもしない限りは臭いがこびり付いたままだろう――リナは掌にハンカチを載せ、呟く。
「火炎球(ファイアー・ボール)」
一瞬にしてハンカチは白い灰になる。
「あなたのしたこと、許せるわけじゃないんだけどね」
リナは突然ゼルの胸ぐらをひっ掴み、先程とは一転、ぎらぎらした瞳は炎の如き眼差しで彼を射抜く。
「猶予をあげるわ、ゼルガディス。
あたしを服従させてごらんなさい―――出来るもんならね」
言いながら、視線は寸分も外されることなく、リナの指先はゼルのマントを外す。
脱がせたそれを立ち上がり際、ばさりと翻して身に纏いながら「一週間じゃあ辛いでしょうから、そうね、一ヶ月。一ヶ月以内にあたしをモノにしてみなさい。そうしたら、許してあげる」
微笑うその瞳の色は、まさに肉食獣のそれ。
「あとで吠え面かくなよ、リナ」
この猛獣の如き女を、飼い慣らしてやろうじゃないか。
ゼルの面にも、深い笑みが刻まれる。
それは猶予の安堵からではなく、この女を征服する、その暗い願望からの笑みだった。
**************
ラヴなんだか鬼畜なんだか。
反映されない…もしかして同じ文章カキコんだかも(汗)
どんぐりさん乙カレ〜。
どんぐりさんの書くリナは、強気で「イイ女」って感じがして素敵です。
自分、エロパロ板来るまでガウリナ一辺倒だったけど、ここでゼルリナ
にもはまりますた。次回も期待してまつ!
ドキドキドキドキ(*゚д゚)
最高でつ・・・。
ゼルとリナはラブラブっていうのもいいんだけど、
刺すか刺されるか殺伐な雰囲気を醸し出しつつ
対等な関係な彼らが好きだったり。
>>400 公認FCの会報を通じて作者自らが語り、ディープなファンの間では「公然の秘密」の裏設定。
もっとも林腹がラジオで口を滑らせた事も有ったが(藁
本編中にナーガを出そうとしたが状況説明が長くなるので、急遽生み出されたキャラがアメリア。
その後ゲームやOVAで「ぜったい同一の画面には出さない事」が、暗黙のお約束になっている。
同人誌ではグレイシア(ナーガ)、アメリア姉妹のギャグものを何度か見た事が有るが、
二人の百合モノは見た事が無い。
もっとも、漏れが見つけてないだけで過去には出てたのかもしらんが。
っちゅ〜事でセイルーン姉妹の百合モノキボンヌ、と言ってみるtest:-)
412 :
399:03/09/08 09:56 ID:DYg9TF0T
ガウリナんさま 乙♪
ガウリナ・・・ハァハァ。良すぎ。
いいなぁ、やっぱりガウリナだなぁ。
今CSで再放送してるし、原作終了後こんなにたってるのにまだ新作希望が
いたるところで叫ばれてるから、新作期待できそうな気がする。<スレイヤーズ
スレ違いですね。スマソ。
新作できたらエロもイパーイにならんかな ハァハァ
>>408 >どんぐりさんの書くリナは、強気で「イイ女」って感じがして素敵です。
うわーい、ありがとうございまつー。
散々チョメチョメされてアハーンになってしまうリナも好きなのですが、どっかドライなところを残した方が格好ええかなぁと。
>自分、エロパロ板来るまでガウリナ一辺倒だったけど、ここでゼルリナ
>にもはまりますた。
もしや道を誤らせましたか?
……カモンゼルリナ蟻地獄。
>>409 レスありがとうございまつー。マイナーカップリなので、レスいただけるとめちゃめちゃ励みになります。
>刺すか刺されるか殺伐な雰囲気を醸し出しつつ
>対等な関係な彼らが好きだったり。
迂闊に背中向けると斬られそうとかっつう、ちょいとイっちゃった雰囲気大好きです。でも戦闘時は背中合わせというのが理想…カケテナイケドネ
ゼルリナもガウリナもgood job!です〜。
どちらも激しく萌えさせて頂きました。
>どんぐり様
ゼルの「―――厭だね」に×100萌。
愛しのリナがあられもない格好で「いや〜ん」
彼に我慢しろってのが無理な話です。ゼルリナ好きにはたまりません。
普段口喧嘩ばかりしてる二人が、敵の気配を感じ、
一瞬にして背中合わせの状態になる、そして戦闘終了後に
「そうそう、さっきの件だけど・・・」
と、何事もなかったかのように戦闘前の状態で話を始めるってのがいいっ。
で、口喧嘩から愛のお仕置きタイムに挿・・・突入なんですよ!
>418
…
>418
愉快な子じゃ
最近ココ香ばしいレス多いね(´Д`;)
ほら、スイートポテトが出たし。
とりあえず
>>418にファイヤーボール。
うむ、香ばしいカホリ。
このスレを胴無しモナーが通りますが、通り過ぎるだけなので害はありません。
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( ´∀`) ( ´∀`) <丶`∀´> (´・∀・`)
(_⌒ヽ (_⌒ヽ (_⌒ヽ (_⌒ヽ
,)ノ `J ,)ノ `J ,)ノ `J ,)ノ `J
………和んだかい?( ´,_ノ`)y━・~~~~
和んだけどそのモナーチョトからだコワイや・・・・
Σ(゚Д゚) 胴ナシだから怖いの当たり前か!ゴメン
そういえば・・・ニダー混ざってたんだな。
和むがキモッ!
ニダーにはファイヤーボールだな。
>>418 >何事もなかったかのように戦闘前の状態で話を始めるってのがいいっ。
>で、口喧嘩から愛のお仕置きタイムに挿・・・突入なんですよ!
戦闘中とそれ以外の時の落差。好きです(ワラ
戦闘直後に口喧嘩再会→おしおきターイムっちゅうことはアレですか、
野外でつか。も、萌える・・・ハァハァ
>429
…
まさしく今の漏れの顔は (゚Д゚) これ
だから和めってば。( ´,_ノ`)y━・~~~~
( ´∀`)σ)Д`)プニッ!!
>>430 ( ´∀`)σ)Д`)ポニッ!!
>>431 ( ´∀`)σ)Д`)クニッ!!
>>432 所で…ガウリナ鬼畜青カンモノきぼーん。
…とか言ってみてもええ?
>433
和んだw
でもなんか擬音がエロいんだよママン…
>>433 (*´∀`)可愛い・・・ウフフ
なごみますた。
>>433 (*´∀`)
和んだよ・・・スマン。
おいらもガウリナキボンヌ!
擬音「クヌッ」・・・なんか感じry(
しまった。擬音は「クニッ!!」だったーよ。(つд`)
いや、クヌッでもそこはかとなくエロイ
ケインキャナルキボンヌしたい
ママン→( ´,_ノ`)y━・~~~~<ここはエロパロスレだからこれでイイかと。
>>434 「クヌッ」か…いい擬音だ。
>>436 擬音はエロの基本と考えるが、どうか?
「クヌッ」はクリを親指で押した音。そんなイメージ。
イーザーサミィきぼんぬ
ネ申土反らしいエロの擬音ってどんなんだろうなぁ
ずにゅ、とか…ぬりゅっとか?>>擬音
平仮名のほうがそれっぽいと思う〜♪
ぬりゅ<すげーそれっぽい!まさしく作者!w
ってことでチャレンジャーな神キボンヌ!
445 :
名無しさん@ピンキー:03/09/15 12:50 ID:z0lZAI3w
下がりすぎにつきageちゃう
446 :
名無しさん@ピンキー:03/09/15 18:21 ID:4hZ8t62Q
447 :
名無しさん@ピンキー:03/09/15 19:01 ID:09oL6L4d
(;´Д`)ハァハァ
(;;´Д`)ゼェゼェ
神はまだなんですか(´Д`)
神は死んだ…
取り急ぎネクロマンサーを喚ぶんだ!!
な、なんだっけあのネクロマンサの子の名前!?
454 :
ウィニー:03/09/17 21:59 ID:gpbnlTWV
冥王幻朧呪!!
水着を前にリナはうなる。
ワンピースタイプの白い水着はシンプルなデザインだがいわゆるハイレグカットと言うやつで・・・
「つい勢いで買っちゃったけど、どうしよ?」
折角海に来たのだからと水着を買いに出たのは今から約1時間ほど前。
店員さんにしつこく進められ(おだてられ)大人っぽいものをとこんな水着を購入してしまったが、宿に戻ってリナは悩んでいた。
「やっぱり剃らなきゃかしら?抜くのは痛そうだし――」
リナが悩んでいたのは、こんな水着を着たらあそこの毛が見えてしまうという事だった。
「買ったからにはムダにしたくないし・・・」
商人の娘としての意地がリナに決断をさせた。
ベッドの上でタオルを敷き、リナはズボンと下着を下ろした。
用意したシャボンのひやりとした感触に眉をしかめながらリナはカミソリを手にもった。恐る恐る刃を開いた脚の間に近づけようとした・・・
「リナ?泳ぎに行かないのか?」
「いたっ」
扉の外からの突然の呼びかけに、思わず身体をびくりとすくませたリナはその手に持つ刃で内股を切ってしまった。
「リナ!?」
何のことはない浅い傷だったが、思わず漏れたリナの声に過保護なガウリイの慌てた呼びかけが聞こえる。そして鍵をかけたドアノブをガチャガチャと捻る音。
「な、なんっでもない!」
自分の行おうとしていた行為に恥ずかしさと後ろめたさを感じたリナの声は上擦っていた。
「リナ!」
「きゃっ」
ついにドアをこじ開けたガウリイにリナは慌ててタオルで下半身を隠す。
「どうしたんだ!?」
「な、なんでもないっなんでもないから早く出てって!!」
必死にリナが嘆願するも、ガウリイはベッドの上のリナのそばにある血の着いたカミソリを目にとめていた。
「どこか怪我したのか?」
「あっ!」
リナの押さえていたタオルを剥ぎ取ったガウリイは目を丸くしてしまった。
リナはと言うと今自分の剃ろうとしていた恥毛の覆うそこを隠そうと足をぴったりと閉じて手で隠す。
しかし隠す寸前、シャボンの塗られたそこと今のリナの格好、そしてカミソリ。
「リナ、お前さんまさか・・・」
「な、なによ!なんでもないわよ!」
これ以上無いほどに顔を真っ赤にして背けるリナ。
ガウリイはふと、ベッドの端にある水着を目にとめた。
「これ着るつもりなのか?それで・・・」
「うぅ」
全部ばれてしまい、リナは唸るしかできない。
俯いてしまい耳まで真っ赤に染めたリナにガウリイは優しく、しかし抗いがたい力でそのタオルを剥ぎ取り足を開く。
「えっ!?ちょ、ちょっとなにしてんのよっ!!」
「血出てる」
「う、あ、うん。解かったから放してよ、ひゃあぅっ」
リナは裏返った悲鳴を上げて身体を震わせた。
ガウリイの舌が、リナの足を舐め上げたのだ。右太股の足のすぐ付け根の部分、そこにうっすらと走る赤い傷口をガウリイはぺろぺろと舐める。
「や、やめっ」
「跡が残ったら大変だろ?」
自分の足の間から顔をあげ、ニッコリというガウリイにリナは涙目になって叫んだ。
「り、リカバリーかけるからぁ!」
案外あっさりとその身を引いたガウリイにリナはさっと背中を向けるとぶつぶつと口の中で素早く呪文を唱えた。もともと大した事の無い傷は時間をかけずにすぐに跡形も無く消えていく。
「・・・早く出てってよ」
治療を終えたリナは後ろを振り向き言った。
恥ずかしさに赤く染まりっぱなしだったその顔は、しかしガウリイを見て音をたて青ざめた。
「あ、あんた何してんの?」
シーツをしっかりと下半身に巻きつけたリナはベッドの上で後ずさりしながら恐る恐る聞く。
その視線の先にはカミソリの刃を持ったガウリイが妖しげな笑みを浮かべている。
「ちょ、な、なんか言いなさいよ!」
ただ黙ってにじり寄ってくるガウリイに、リナは震える声で叫ぶ。
宿の狭いベッドの上ではそんなに逃げる場所も無く、リナはあっという間に端まで追い詰められた。
リナの背中につつぅっと嫌な汗が流れる。
「リィナ」
「ふきゃっ」
「俺が剃ってやるよ♪」
「い、いやあっ!」
じたばたと暴れるリナをガウリイは嬉々として取り押さえる。そのシーツを剥ぎ取り、白い足を掴むと力任せに開く。
「きゃああっや、やめなさいよっ」
「いいからいいから。また怪我したら大変だろ?」
ガウリイはシャボンを手につけ、リナの栗色の茂みに擦りつける様に塗る。
「やっ・・・んぅ」
「ほら、暴れるとカワイイお豆さんをそり落としちまうぞ」
「なっ!!」
脅迫じみたガウリイの言葉にリナは絶句する。
大人しくなったリナに笑みを深くしたガウリイはリナの足を精一杯広げさせるとその間に顔を近づける。
じょり・・・じょり・・・
「っ・・・」
ゆっくりとカミソリの刃が滑らせられる。
ガウリイとそういう関係になったといっても、いつも暗い場所でしかしたことのないリナはこんな明るい部屋でガウリイにそこを見られているという羞恥に顔を真っ赤に染めていた。
しかも、今はそこを覆い隠す茂みすらそり落とされていっているのだ。
「♪」
ぎゅっと目を閉じたリナの耳にガウリイの鼻歌と刃のすべる音が聞こえる。
やがて敏感な場所の周囲を撫でるだけの行為に、リナは焦らされるようなもどかしさを感じ出した。
(やだ・・・)
一度、そうと意識してしまうとじりじりとリナの中で熱がくすぶる。
「ん?リナ濡れてきてるぞ」
「・・・ちがっ!!」
ガウリイの指摘にリナは思わず目を見開く。
視線の先には自分の足の間のガウリイの顔が楽しげに笑っている。
「ふ〜ん」
真っ赤になったリナを見返すと、ガウリイは再び作業に戻る。
ゆっくりと刃を滑らせていくガウリイの指が、時折リナの花弁に触れる。思わず上げそうになる声を必死で押さえて身体を強張らせるリナを弄るように。
とろりと、自分の中から蜜が溢れてくるのを自覚して、リナは恥ずかしさに涙を浮かべた。
突き上げてくる熱に、思わずねだってしまいそうな自分を必死に押さえながら、リナはただ終わりを待った。
「よし、と」
無限にも感じた時間の終わりを告げる声に、リナはつめていた息を吐き出し緊張していた身体から力を抜いた。
そのリナをガウリイは抱え上げると膝に乗せてベッドに腰掛ける。
「な、何?」
慌てて振り返るリナにガウリイはニコニコと顎で前方を示す。
「え?あ、いやっ」
その目の前に姿見があることに気付いたリナの足がガウリイに持ち上げられる。膝の裏に入れられた手がリナの足を大きく広げ、鏡に映る光景にリナは再び真っ赤になった。
「ほら、きちんと剃れてるだろ?」
「やだ・・・やめてよぉ」
鏡に映るそこは、申し訳程度にしか毛が残っておらず、溢れたリナ自信の蜜によって妖しく光っている。
「リナ剃られて感じちまったんだろ?
こんなに溢れてる」
顔を背けてぎゅっと目を閉じたリナの耳を軽く食むと、ガウリイはズボンをくつろげて自身を取り出すとリナの蜜を絡めるように擦り付けた。
「あっ」
その感触にリナが思わず鏡を見てしまう。そして鏡に映る淫靡な光景にリナのそこは更に蜜を吐き出し、ガウリイを濡らす。
「うぅ」
「な、リナ欲しいだろ?」
目をそらせずにその光景を呆然と見詰めるリナの耳元にガウリイがそっと囁く。
「ほら」
そっと優しく甘い響きを持つ声に思わずリナが頷く。
それでもガウリイはリナの入り口付近をなぞるだけで入ってこない。
「リナ」
「・・・・・・欲しい、よ」
ガウリイの求める所を知り、リナは消え入りそうな声で、それでもはっきりとねだる。
後ろでガウリイが笑う気配がした。
「あ、あ」
ゆっくりと入ってくる感触にリナはそこをヒクつかせて恍惚とした表情を浮かべる。
ガウリイのリナを支える手がリナを下ろし、根元まで埋め込むとまた引き戻す。
ぬめりを帯びて自分の中から出入りを繰り返す様をリナは吸い寄せられるように見つめてガウリイにあわせて腰をくねらせる。
やがて動きは激しさを増し、部屋には水音と肌のぶつかる音が響く。
「あ、ああっ、はあん」
ガウリイの手がリナの脇の下を通り、動きに合わせて揺れる胸を柔らかく揉む。尖った尖端をつぶすように押され、転がされ、リナは身体をピクリピクリと震わせる。
リナはガウリイの手の動きに合わせて形を変える自分の乳房を見つめて恥ずかしげに身を捩るがその目は鏡から離れない。
下から突き上げられる度に声を上げながら自分の中を出入りするガウリイを見つめる。
「が、がうりっ、イクッ!イッちゃう!」
「いいよ。俺もそろそろ」
ガウリイの右手がそろそろと下におり、つながった場所の上にある敏感な肉芽を摘む。
「きゃあああっ、ひあ、ああああっ」
「くうっ」
焼け付くような快感にリナが仰け反りガウリイを締め上げると、ガウリイも中に精を放った。
「ガウリイのバカバカバカー!!」
いざ水着を着ようとして改めて自分のそこを見たリナは涙目でガウリイをなじる。
もともとそんなに濃くなかったリナのそこは今は10歳児のほうがまだ生えているんじゃないかというほどになってしまっている。
「うわ、悪かったって!」
「このクラゲー!
どうしてくれんのよー」
「また生えてくるって」
「ファイアーボール!!」
ショーもない話でスンマソン
さすがラグナドライブ、ちょっと小粋でアドリブの効いたSSだ。
ガウリナんさん、ゾンビになったからには食事も睡眠も無しで更なる萌え萌えSSをガスガス書いて下さい。(非道)
朝からハァハァさせやがって!
萌えました(´∀`)
ゾンビだから疲れないよね?ニヤニヤ
ガウリナキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
朝っぱらから(*´д`)ハアハア…
剃毛プレイはやらしくていいね♪
文章もエロ度もかなり高い、素敵エロパロですた☆
ゴチになりやしたーーー!!
>>454のウィニーさんにも、さんくす!!
貴方のおかげでエエモン読めた(笑
>>464.465.467
レスどうもです!
でもゾンビなので欲望に忠実に食事も睡眠もとりまくってやるー(;Д;)
めさめさすれ違いだがバイオハザドのゾンビは食べることだけだったよな・・・
神マダカー
470 :
名無しさん@ピンキー:03/09/21 21:22 ID:Nt5MwGxY
チン ☆ チン ☆
チン マチクタビレタ〜 チン ♪
♪
♪ ☆チン .☆ ジャーン! マチクタビレタ〜!
☆ チン 〃 ∧_∧ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(・∀・ #) /\_/ < まだー?
チン \_/⊂ つ ‖ \__________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| ‖ マチクタビレタ〜!
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :| /|\
| |/
うーん、神はなかなかこないなぁ。
。・゚・(ノД`)・゚・。
>>472 どうした?何があった?
神はそのうち降臨されるから悲しむことはないはずだ・・・と思う。
未熟ですが・・・ガウリナです
***************
「あっ! んっやぁ はあぁぁん!」
暗い部屋の中、リナの声が響き渡る。
「やっ! やぁぁ も、やめてぇぇ! あぁっん」
大きな赤い瞳に涙を浮かべて懇願するが、その願いが受け入れられることはない。
「リナ、まだ、これからだぞ」
ガウリイはリナの体に愛撫を続けながら意地悪そうに言う。
「!!や、だめぇ!」
リナの白い足が広げられ、その間にガウリイが唇を寄せる。
ちゅううぅぅ、じゅる、ぺちゃぺちゃ、
「あぁぁ ひゃうう!」
わざと音を立ててガウリイがそこを貪る。
「はぁぁん うあぁ あっ あっ ん!」
リナは体をのけぞらせガウリイの舌の動きに合わせて声をあげる。
そんなリナを満足そうに見上げたガウリイはリナの肉芽に歯を立てた。
「!! いたぁぁい や、 やめてぇえ!」
リナは目を見開き、悲鳴をあげる。ガウリイから逃れようと身をよじるが、力で叶うはずもなく掴まれた足が離されることはない。
「リナ、悪い子にはお仕置きだって言っただろ。」
ガウリイはさらにリナの秘唇にも歯を立てる。
「いやぁ、いたぁあっぁい やだぁ! ゆるしてぇ!」
「だめだ、お前が悪いんだぞ。」
ガウリイの低い声にリナは震え上がる。
ガウリイの手が、リナの小ぶりな胸に伸び、その頂きを摘み引っ張る。
「―――!やぁぁ! んっ!」
リナの悲鳴をガウリイは唇で塞ぐと、その口内を味わう。その間にもガウリイの手はリナの体を這いまわり、快楽と苦痛を与え続ける。
「んんっ っはぁ ん 」
酸素を求めてあえぐリナの唇をガウリイは執拗に塞ぐ。
「―――っはあ はあ あぁん っつ 」
「りな。」
「ああぁぁぁ」
ずぶずぶ
リナの中にガウリイが入ってくる。奥まで入ると出口まで引き抜かれ、再び突き立てられる。
ず、ずっ、ずぶ、ずずっ、ずぶぶ、
「あ、 あ、 ああん っはあん」
ガウリイの動きに合わせてリナがのどをそらせて嬌声を上げる。汗ばんだ肌はピンク色に染まっている。
「あぁ、 あん あん あっがうりいぃ」
リナの声が一際大きくなる。
「ああん、 はん、 あっ あっ」
リナは与えられる快楽に酔い、上り詰めていく。
しかし、ガウリイの動きがぴたりと止まる。
「が、がうり?」
イキそうだったところを急にやめられ、リナは戸惑い自分に覆い被さっている男を見上げる。
しかし、ガウリイは意地悪な顔でリナを見つめ返し、リナの中から自身を引き抜いた。
「っあ! がうりい」
「どうした? 止めて欲しかったんだろ?」
「そ、な」
火照った体を持て余し、リナはガウリイを見つめる。
「が、がうりい。 お願い、して。」
「そーか? なら。」
恥ずかしそうにおねだりをするリナにガウリイは人の悪い笑みを浮かべ、
「遠慮なく。」
リナの足を精一杯に広げ、持ち上げる。そして、腰を沈めていく。
「ひあああぁぁ!!!やっ ちがっ!」
ガウリイはリナのアナルに挿入していく。
「やだぁっ!ぬいてぇ! 」
「してって言ったじゃないか。」
「やっ ちが、うぅ」
ガウリイは構わず腰を進めていく。
「っく、少しきついな。」
そう言うとガウリイは腰をゆすりだす。
「ひあぁ! やぁっ 」
ガウリイが打ち付けるたびにリナののどから悲鳴が上がり、涙が零れ落ちる。
「やだぁぁ がう、 やめてえ」
「やめてやんない。」
ガウリイはリナの哀願をあっさりきっぱり切って捨てるとさらに激しくうちつける。
「ひっ あああ! あ あんっ」
ドキドキ
ウワーイ!神キター!
は、早く続きをハァハァ
なんでオシオキされてるのか気になる(*´д`)
476の続きでつ
********
「くうっ」
ガウリイの低いうめきと共にリナの中に熱いものが吐き出されていく。
「あっ、ああ、う」
リナはその感覚にがくがくと身体を震わせながらそれを吸収していく。
ガウリイが解放した後も、ベッドに崩れ落ちて余韻に打ち震える。
「さて、と。どうしてもらおうか・・・」
「も、ゆるしてぇ」
まだお仕置きをするつもりのガウリイの呟きに、リナはか細い声で懇願する。
そんなリナの涙をそっと優しくぬぐってやりながらも、ガウリイは残酷に言い放つ。
「ダメだ。
リナは何度言ってもいう事を聞かないからな」
「ふっ、うぅ」
直も許しを請おうとするリナの口にガウリイの指が差し込まれる。自分の涙のために塩辛いそれをリナは求められるままにしゃぶる。
「盗賊いぢめに一人で行くなって何度も言っただろ?
それなのに聞かずに、しかも盗賊に捕まっちまうなんて。」
「ふぐぅ」
口の中を好きにかき回す指にリナのうめき声が漏れる。それと同時に口の端からよだれが流れ落ち、シーツにつたう。
「他の男にあんな風に触らせるなんてな」
「うう、ぐ・・はあはぁ」
ガウリイは、リナの唾液にまみれた指を引き抜くと口元に運び舌でゆっくりと舐めとる。
「とりあえず、今夜はマダマダ付き合ってもらうからな」
そう言い放つと、ガウリイはリナをうつ伏せにして腰を持ち上げ、乱暴に突き立てる。
「あっ、い、うああぁっ」
翌朝、食堂に下りてきたリナはいつもの魔道士ルックではなく、黄色いワンピースを着ていた。
その足取りはややぎこちない。
「ほら、早く降りろよ」
後ろからリナをニヤニヤと追い立ててガウリイも降りてくる。
リナは真っ赤になりながら、食堂の椅子につきその向かいでなく隣にガウリイが座る。
「リナ、そんな歩き方してるとばれちまうぜ。
お前さんがここにこんなもの入れてるって」
ガウリイはリナの耳元に楽しげに囁くと、リナの太股を撫でる。
その手はスカートの裾をもぐって、内股をゆっくりとたどる。
「やめてよっ・・・見られちゃうよ」
反応するまいと必死に堪えながらリナは小さな声で言うが、ガウリイの手は止まろうとしない。
テーブルクロスで隠れているとはいえ、リナにはまわりにこんなに人のいる状況で気が気でない。
「何を恥ずかしがってるんだ?
こんなはしたないかっこうしているくせに」
「っ・・・」
ガウリイの指が、そっとリナの花弁を撫でる。
そこには太い男根を模したものが咥えられており、それがリナを苛んでいた。
「――っぁ」
グイ、とガウリイの指がそれを中により押し込むように押すと、リナはビクンっと身体をすくませて小さく声を漏らす。
そこにウェイトレスが食事を運んできて、真っ赤になっている少女に訝しげな視線を向けたが、モーニングタイムの忙しさにすぐに厨房に戻っていく。
眠いので続きはまた明日
素晴らしいっす。マターリ待ちますので続きを是非キボンヌ。
ハァハァ羞恥プレーイリナタソ!
モエーもえじゃぁ・・・(´Д`)
まだですかハァハァ
お待たせしましたです。続きっす。
*************
次々と運ばれてきた食事に手をつけた二人だが、リナの動きは鈍くいつものような争奪戦にはならない。
時折、トイレを我慢しているかのようにリナが太股をこすり合わせて身を固くする。
「ガウリイ・・・もういいでしょ?」
「何が?」
食事を終えてお茶を飲みながらガウリイはまたリナの太股に手を滑らせる。
「っ、もう外していいでしょ?」
見上げてくる瞳には涙が浮かんでいる。それでもそんな表情がガウリイの嗜虐心を刺激していることには気付いていないようだ。
「だ〜め。今日は一日これを付けておくんだ」
「そんな・・・」
リナはぎこちなく街を歩く。
隣を歩くガウリイは時折手に持つ小さな宝珠をいじり、その度にリナは立ち止まり身をすくませる。
リナの中の物は宝珠に連動して動き、リナを刺激する。
「っっ!」
「どうした?リナ?」
足をぎゅっと閉じて歩みの止まるリナに白々しく聞きながら、ガウリイは更にリナの中のものの動きを激しくする。
「ぁっ」
堪えきれずに小さく声を漏らして、リナは隣に立つガウリイに縋る。
足はがくがくと震えだし、一人で立っていられない。
行き交う人が、様子のおかしい少女に視線を送る。
リナはそんな視線を避けるように俯いて唇を噛み締めて中を暴れる快感に耐えている。
(ああ、もうだめ)
「大丈夫か?」
優しく声をかけながらガウリイは更に宝珠をいじる。
(――っ!!)
「お姉ちゃん具合が悪いの?」
少し舌足らずな子供の声。
リナは突然下からかけられたその声にビクッと震えた。
「大丈夫?お顔が赤いよ?」
心配そうに見上げている5歳くらいの少年。
「だ、大丈夫よっ」
純粋に心配してくれている少年。リナは今の自分の状態にとてつもなく罪の意識を感じた。
「そう?」
「そうよ、心配してくれてありがと」
リナは精一杯の気力を振り絞り、なんでもない風を装ってそう言うと、ガウリイの腕を引き急いで少年から歩き去った。
「まさか、言えないよな。
こんないやらしいことして感じてるだなんて」
ガウリイの笑を含んだ声にリナはますます頭に血が上る。
きっと、ガウリイを見上げるとリナの中を暴れまわっていたものの動きが止まった。
リナは内心ほっとして少し力を抜くが、ガウリイを睨むことはやめない。
そんなリナの視線をなんとも感じないのか、ガウリイはニッコリと笑うと一軒の見せを指差した。
「リナ、あれが食べたい」
その店では芋を揚げたものが歩きながら食べられるようにして売られていた。
「・・・買ってくる」
朝食をまともに食べられなかったリナはそう言うと、店に向かった。
ただし、歩くのはゆっくりと。出なければクチャクチャといやらしい音が足の間からしてしまいそうだから。
「これ、ちょうだい」
「はいよ」
品を受け取り、料金を払うため手を伸ばしたリナはそこでビクッと身を引きつらせた。
「どうかしたかい?」
「な、なんでも・・・」
リナはいぶかしむ店の親父に押し付けるように銅貨を渡す。
「・・・あんた」
顔を真っ赤にして身をこわばらせたリナに親父は驚きに目を丸くして、次いで好色そうな表情を浮かべた。
リナに欲情の色を見つけた親父が更に何かいう前に、リナは慌ててそこを逃げ出した。
「お帰りリナ」
必死に戻ってきたリナの手から早速芋を受け取るとガウリイは一口摘む。
「ガウリイ、お願いもう止めて」
スカートの裾をぎゅっと握り、身を強張らせて哀願してくるリナにガウリイは答えない。
そして更にリナの中のものの動きを強める。
「あっ」
(やだっ)
倒れこみそうになるリナをそっと支えると、ガウリイは更に動きを強める。
「――っ!」
(うそ、うそうそ――あたし、こんなとこでっ・・・
だめっ、いっちゃう・・・)
リナが羞恥と快楽のせめぎあいに翻弄され、絶頂を迎えようとした時押し寄せていた快感がぴたりと止まった。
しかし、リナは安堵するのでなく、ねだるような視線をガウリイに向けた。
朝からずっと刺激されてきた体はもう、どうしようもなく求めていた。
ここが街の中で、周りに人がたくさんいるのに、それでもリナはもどかしさに気が狂いそうになってきていた。
「ガウリイ・・・」
甘い声で名前を呼んでくるリナに、ガウリイは笑うと、リナを路地裏に引き連れていった。
「いきたいんなら、自分でいくんだな」
路地裏といっても、通りから少し入っただけで誰かがもし覗き込めばあっさりと見える場所だ。
リナは戸惑いを含んだ瞳をガウリイに向けた。
「ほら、早くしろよ」
ガウリイが宝珠をいじると、リナはビクッと身体を振るわせる。
それでも足りない快感にリナはただ焦らされるだけ。
ガウリイはそんなリナのスカートをめくると、リナの右手を取り蜜を溢れさせるリナの秘所にあてがわせた。
「あっ」
中を微かに動くその物のもどかしさに、リナは手を動かしだす。
「はっ、あっ」
リナの手が滑るたびにグチュグチュと蜜が新たにあふれて太股を伝う。
「リナ、あんまり大きい声を出すと人が来ちまうぞ」
「ぁく」
声をかみ殺しながらも、リナは自分を弄る事を止めない。
それどころか手の動きは激しくなり、終には中に埋め込まれたそれを出し入れしだす。
ぐちゅ、ずちゅ、ずっずっ
「―――ぁっ!!!!」
やがてリナは身をそらせて硬直し、絶頂を迎えた。
ずるずるとその場に座り込み、荒い息を整える。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
キタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━!!!!!!!!!!
いいなぁ、リナタンかばええー
も、もしかしてこれで終わり?
アオカーンとかしてホスィ。
493 :
489:03/09/29 21:16 ID:EKUmf+Ym
アオカンでつか・・・
がむばってみます。でも今日はごめんなさーいちょっと待ってて
494 :
どんぐり:03/09/29 22:26 ID:mOXfrFUn
ガウリナ多くてウラヤマスィ……
ガクッ。
どんぐりさん!ここらでゼルリナの巻き返しをっっ!!
あ
アオカン・・・うpしたいけど明日早いのでスマソー
あれ?
ゼルリナ…絡めにくいんだろうか。
・・ていうか久しぶりだ、どんぐりさんw
493、498誰?
ま、いっか。ガウリナの続きです。
*************
「ほら、リナ。いつまで呆けてる気だ?」
ガウリイに声をかけられてリナは我に返って、羞恥に硬直する。
座り込んだままのリナの前に、ガウリイは自身を取り出して突きつけた。
「リナ」
「ふぐ・・・」
頭を押さえつけて無理やり口に咥えさせられたリナは苦しそうなうめきを上げる。
「ほら、リナ!」
リナの栗色の髪を掴んで、ガウリイはもっと奥まで咥えさせる。
苦しさに、目に涙を浮かべながらリナが舌を絡ませると、それは固く大きさを増す。
「んぐ、・・・ぅ・・ふ」
「早くしないと、誰かに見られるかもしれないぞ」
ガウリイの言葉に、リナは懸命に舌を動かす。以前ガウリイに教え込まれた通りに。
「もういい」
しばらくリナに奉仕させた後、ガウリイはリナを突き放すとリナを立たせて壁に手をつかせる。
スカートをめくり、つきだされたお尻をやわやわと撫でる。
「ここにはもう入ってるから、またこっちに入れるか?」
リナの中に相変わらず咥えられている物を見て、ガウリイはリナのアナルに指を入れる。
「ひぐっ、・・・や、いや、お尻はいやっ」
リナは腰を振って逃れようとする。その様はひどく扇情的だ。
リナから溢れた蜜が、新たに太股を伝い落ちていく。
「なら、どこに入れて欲しい?言ってごらん」
リナの背中に覆い被さるようにして、ガウリイが耳元で優しく囁く。
その吐息にビクッと震えながら、リナは目をぎゅっと閉じる。
ガウリイの優しい口調とは裏腹に、追い詰められていく。
「ま、前に・・入れて」
「前って?どこだ?」
「・・・・・・お、おま○こ」
恥ずかしそうに呟かれた言葉はか細い。
「聞こえない、もっとはっきり」
楽しげなガウリイの声。
「おま○こ、おま○こにいれてっ」
「なら、望みどおり」
ずちゅっ、と音を立ててリナの中に入れられていたものが抜き取られる。それと同時に蜜が更に流れる。
「あ・・・・ああっ」
変わりに、押し入ってきたものに、リナは声を上げる。
「ほら、そんなに声出したら誰かが見にくるぞ」
「ふぅ、は・・・・・っ」
腰をしっかりと掴み、ガウリイが激しくリナを突きだす。
ガウリイが出入りするたびに、いやらしい音が路地裏に響く。
リナもガウリイに合わせて腰を振り、快楽を貪る。
「ぁ、・・・ぁは・・・ひっ!」
短く悲鳴をあげて、リナが身体を硬直させる。それと同時に、中のガウリイを締め付けてくる。
「あ、や、・・・」
リナのアナルに、男根を模したものがぐいぐいと押し入れられる。
既にそれはリナの蜜で濡れそぼっているため、案外すんなりと飲み込まれていく。
「いや、いや」
「そうか?でも、お前さんのここはひくひくして喜んでるぞ」
ガウリイは更に押し込む。そうしてリナのアナルに、それをはめ込むとまたリナを突き上げていく。
「ふあ、あ、いやっ、な、なかで擦れてるっ」
がくがくと震えて今にも崩れ落ちそうな身体を必死に支えて、リナはガウリイになされるままに責められる。
ガウリイが宝珠をいじってリナの中のものの振動を最大にする。
「ひいぃっ」
「うっ」
リナは押し寄せるあまりの快感に、意識を押し流された。
***********
アオカン
492さん希望に添えたでしょうか?
ええ、ええもうバッチリオッケーです。
朝から萌え死するとこでした。うまー。
505 :
どんぐり:03/09/30 23:18 ID:C9PVyzNo
微妙に荒れた気配があったので、旅に出てました。
もうマターリだから……いいかな
>>495 煽ってくれてありがd!
おだてられて木にも登れそうです。
てなわけで懲りずにゼルリナ投下。
*********
目を開けると、そこは見たこともない場所だった。
旅を続けていれば、見覚えのない場所に来るのは当然のことだ。
しかし、宿屋にいたはずの自分が、どうしてこんな廃墟のような部屋にいるのか。
しかも古びたベッドに両腕を繋がれている。
あげく誰に、いつ脱がされたのかは分からないが、身に着けているのは紅の上着一枚だけ。その下は丸裸だ。
恐ろしいことに、両足首は革の足枷で繋がれ、天井から吊り下げられている。足許から見られれば、恥ずかしい場所が丸見えだ。
自分の格好を知って、リナは堪らず赤面した。
506 :
どんぐり:03/09/30 23:18 ID:C9PVyzNo
赤く染まった貌を動かして、部屋の中を探る。
煤けた天井は石造り。床も、壁も同様に。
壊れた家具や武器の類もある。元はダンジョンのようだが、何処かの盗賊団が使っていた本拠(アジト)のようだ。
誰かが火炎球(ファイアー・ボール)でも放り込んだのか。
もしかして自分かな、とも思ったが、盗賊に真っ直ぐ道案内をさせるので、こういった余計な部屋までは見た記憶すらない。
「んにしても……誰が」
記憶に間違いがなければ、確かに宿のベッドで眠りについたはずだ。
リナに気配を悟らせず、最近リナの親衛隊と化したアメリアをスルーし、生きた警報装置(ガウリイ)さえかわして彼女を此処まで連れてきたとなれば――相当な手練れ、か。
足許に気配が生まれた。
今まで息を殺していたのか。
はっとしてそちらを見る。腕が繋がれている所為で、躰を起こすことは出来なかったが。
ほっそりした太腿の間から、見慣れた顔がこちらを見ていた。
「よう」
「…………何してくれてんのよ、ゼルガディス」
507 :
どんぐり:03/09/30 23:19 ID:C9PVyzNo
無意識に暗がりへ身を潜め、気配を殺す癖を持った男。
白ずくめなんて目立つ服装の癖に、今の今まで気付かなかった。
彼がこの密室に潜んでいたことに。
マントと剣を外しただけで、随分ラフな服装に見える。
ゼルはゆっくりとリナに近付き、その傍らに腰を下ろした。
「何って…………拉致監禁」
「馬鹿じゃない? なんのメリットがあって、あなたがあたしを監禁するのよ」
リナの腰の横に座っていたゼルガディスは、流れるような動きで彼女の上へ覆い被さってくる。
しゃらり、と、しろがねの髪が響いた。
「メリットだの理由だの、そんなもんが無くちゃあ、あんたをモノにはできんのか?」
何もかもどうでもいいと、何処か投げやりな瞳がリナを覗き込む。
ゼルの大きな手が、そっとリナの頬に触れた。
508 :
どんぐり:03/09/30 23:19 ID:C9PVyzNo
「モノって……あたしは、誰のモノでもないわよ」
彼の指は男にしては細く、間接が浮き出て、微かに筋張っている。
自分の指とは明らかに違うパーツに性の違いを感じて、リナは場違いながらもどきりとした。
「わかってる。でも、そうじゃない。俺は、あんたが欲しいんだ」
「愛の告白なら、もうちょっとましなシチュエーションでお願いしたいわね」
「生憎と、そこまで気が回らなくてね。それに…………もう遅い」
凪の海みたいだ、といつも思っていたゼルの瞳。
ナイルブルーの瞳は洋燈の灯りに少し翳って、藍色をしていた。
いつも冷静で、滅多に揺れ動くことのないその奥に、今はぎらぎらした光と、粘っこい感情が渦巻いているのが分かる。
ボタンひとつでようやく止められていた上着の隙間、胸へと直に、ゼルの手が滑り落ちた。
509 :
どんぐり:03/09/30 23:21 ID:C9PVyzNo
「きゃ……っ!」
今までゼルと躰を重ねたのは、ただの一度きりだ。
その時だって、のっぴきならない理由があったからなのだが――別に、それ以降が厭だったわけじゃない。
誘われれば寝ても構わないくらいには、ゼルのことは好きだ。宿のベッドで、或いは図書館で、時には森の中や路地裏で。何処で誘われたって、構わない――そんな事を考えられるくらいには、好きだった。
でも、なにかがおかしい。
本能的に不安を感じて、リナは思わず悲鳴を上げた。
「やっ、やだ……っ、たすけ……ガウ……ぅん、っ!」
のし掛かってくる男の体重、触れてくる指、耳朶を掠め、髪を揺らす吐息の熱さ。それら総てに彼女は焦り、ゼルの腕の中でじたばたと藻掻きながら、反射的に自称保護者へ助けを求めようとした。
それは本当に、普段からの経験の積み重ねからで、他意はなかった。
単純に「自分がピンチの時、真っ先に助けてくれるのはガウリイ」という公式が出来上がっているから、だからその名を叫ぼうとしたのだ。
あ、カップリ書き込むの忘れてた。
苦手な方スマソ。
残りは後日投下します。
自家発電淋しいんで、誰か、ゼルリナ書いて下さい……
ゼルリナ来た来た来たっ!
今までさ、
荒れてたか・・・。
荒れてないと思うがな。
さて、ガウリナの続きはまだかなぁ〜♪
513 :
名無しさん@ピンキー:03/10/01 11:43 ID:MfJTfnvf
ふーん。
あくまで個人的感覚なんだが、あれぐらいで荒れになるのかな?
と思ったでつ。いや、なんか凄い事があったみたいに感じたんで。
>513サンクス。
515 :
名無しさん@ピンキー:03/10/01 13:54 ID:GLVRFbOs
見た事がないエッチ画像>>このアドレスをエクスプララーにコーピして見てな>>> kagoshima.cool.ne.jp/yoshinoyas/garus/
荒れた…というか、まあアレな方があらわれただけというか…
とりあえずageんな と言いたい
あと、やたらガウリナだゼルリナだギャンギャンいってるが、カコワルイ
書きたいヤツはかけばいいし、読み手は感想つけたきゃつければいい。
双方ともそのかぷ好きなヤツウゼーといってるように見えるし。
ココは一定のカプスレでもないんだし、
他のカプかきたい人がきてもむちゃくちゃ書き込みづらいと思う。
スレが寂れる。
荒れてないにはドーイ。
( ・∀・)つ旦~~ ジャ チャ デモノンドケヨ
>517
同意。〇〇カプ少ない、誰か書いて〜とかあんまりあるとうざったいし。
神は需要あるなしに関わらず好きなものを書きたいように書いて欲しい。
自分はどこまでもついてきますw
同じく尿意
トイレいけよw
>>518 それは漏れのことでつか。(ワラ
そんなに何度も書いたつもりはないんだが、ウザいと思われたのならスマソ。
************
「んんっ……ふぅ…………んむぅん……」
しかし呼ぼうとした名前は、最後まで音にならなかった。
開いた唇にゼルのそれが覆い被さってきて、リナのそれを悲鳴ごと塞いでしまう。呼吸さえままならぬほどに口腔を蹂躙されて、息苦しさに必死で足掻くが、男の手はびくともしない。
今更になって、自分は女で、ゼルガディスは男なのだと、痛感する。
「ん……ぷはぁ……っ」
執拗にリナの舌を絡め取っていたゼルのそれが、ようやく抜き取られた。
体中で深呼吸することが精一杯で、リナには襲いかかってきた男を睨め付ける気力もない。
うっすら開いた視界の中で、冷たい、しかし苦しげな表情を浮かべているゼルガディスの端正な顔が、間近に見えた。
「他の男の名前なんか、呼ばせるかよ」
絶対に。
他の誰の名前だって、呼ばせない。
お前が呼んで良いのは、俺の名前だけだ。
囁く声は、喉を握られているのかと思うほどに。
リナは何か言おうとして――喋る内容なんて、何も考えつかなかったけれど――口を開こうとする。
しかしどうしてだろう、いつもなら滑らかすぎるほどに良く動く舌は、先程のキスの所為か、すっかり痺れて動かない。
抵抗の言葉すらも紡ぐことが出来ず、リナはただ、首筋に顔を埋める彼の、その岩の肌を感じ取ることしかできなかった。
リナの首筋に舌を這わせ、ゼルは何度も、その白い肌を啄む。
「あ……あッ」
鮮やかな赤い花弁を白磁の肌に刻みつけながら、唯一留められていた上着のボタンを外そうとする。
「…………ちっ」
指が縺れて、巧く行かない。ボタンはたったひとつなのに。
苛ついた彼は細い糸で縫い止められたボタンに手を掛けると、力任せに引きちぎった。
「やぁ……ッ!」
鈍い音と衝撃に、リナの体が小さく震える。
まるで数日ぶりの獲物にありついた肉食獣のようだ、と、彼女は降りかかる愛撫に身を震わせながら、遠く思う。
「っ……ゼル……ヘンよ、あなた…………」
「俺のことよりも、自分の躰の方がヘンになってくる頃じゃないか?」
繋ぎ止めていた物が無くなり、解放された裸体の上を、硬質の指がなで下ろす。
「んんぅっ!」
腹のくぼみをなぞられて、何とも言えない、甘い痺れがリナの躰を貫いた。
「効いてきただろう?」
太腿をゆっくりと撫で回される。ぞくぞくと痺れが浮かんできて、もう少し上へ彼の指が滑り込んでこないかと、躰の奥が期待する。段違いの、快感。
「あ・んた、何を……」
「予想はついてるだろう?」
ゼルの言葉通り、リナには覚えがあった。
たぶん――――催淫剤。
一度だけゼルと寝た理由。
盗賊退治の時に見つけた香水入れ。
高値のつきそうな陶器の中身を確認しようと、その香りを嗅いで、香水だと思った。
試しにそれを耳の後ろに少し塗りつけて――……
「凄かったよな……夜中に窓から転がり込んでくるなり、しがみついてきて」
耳許で囁かれ、自覚と共に感度の高まりつつあった躰が細かく震え出す。
蜜が溢れ出して、ソコがひくついているのが自分でも分かる。
あの時以上に頭の中が淫らに染まっていく。
「俺のにしゃぶりついてきたかと思えば自分から脱ぐわ、デカイ声でヨガるわ……あげく、潮まで吹いてたよなぁ」
「ぃや……あっ!!」
くちゅ、と、ゼルの指がソコに沈み込む。触れられることを望んでいた場所に。差し込まれた指の腹に、リナの膣壁がきつく噛み付く。
けれど、まだ足りない。足りないのが何であるかは、分かってる。
あの時と同じように、もっと奥深くまで、熱と質量を持ったモノが欲しい。
「指じゃ足りない、ちゃんと――――を突っ込んでくれって、可愛くお強請りしたろ?」
「やめ…………ッ!」
耳朶に舌を、胸の頂きに左手を、そして秘所には右手を這わされて、躰の内側からじりじりと焦がれていく。
低い、癖のある声に卑猥な単語を吹き込まれる。脳が、犯される。
頭の上で両腕を括る革手錠と、それを繋ぐ鎖を揺らす。指先が意味無く踊り、否定や拒絶だったはずの単語は縺れ、男を誘うだけ。
「欲しいんだろ、リナ……もう一度、ちゃあんとお強請りしてみろよ」
低く喉を鳴らしながら、彼は指先の動きひとつでリナの脚を解放した。
重力に引っ張られて、血の気の引いた足が粗末なベッドに落下する。
「……欲しくなんか、な・い……っ!」
言葉でいやらしく責められて、頬が熱い。
自由になった脚で蹴り飛ばしてやりたいが、足が痺れてそれも出来ない。
第一、ゼルのの岩で出来た躰に、リナの蹴りなどどれだけ通用するだろうか。
こんな事なら、アメリアから霊王結魔弾(ヴィスファランク)でも習っておくんだった。
「こんなに濡らしてるのに? ……じゃあ、欲しがるようにしてやるよ」
どう足掻いても、リナに決定権は――否、権利と名の付くものは、恐らく何一つ無い。あるとすれば、この強制的な快楽を甘受し、思いのままに啼くことだけだろう。
この奥深い迷宮に囚われたのだ、と、遅まきながら気付いた時には、二人の躰はひとつに繋がっていた。
ろくに愛撫なんて、されてないのに。
「あ……あぁッ……」
熱く滾る根が、リナの中を貫く。そこから見えない根が分岐して、快感となって彼女の体を内側から蝕んでいくようだ。
すぐに激しく動き出すのを期待していたソレはしかし、リナの中に収まったままぴくりとも動かない。
「ゃ、あ……ア……」
じくじくと子宮を焦がす熱がはらわたを染める。
子宮と膣壁がきゅんきゅん啼いて、自然と腰が揺らめき出す。止められない。
「ぁ……ぅン」
「どうした? 自分から動き出すなんて……欲しくないんじゃなかったのか?」
「う、るさ……あッ」
一度箍の外れた躰は本能という暴れ馬に振り回されるばかりで、激しく、そしていやらしくくねる腰を制御できない。
複雑に腰を上下させ、ただそこに差し伸べられた男根で内壁を擦る。
(これじゃ、まるっきり……ひとりえっちじゃないのよ……)
動きなさいよこの朴念仁、くらい吐き捨ててやりたいのだが、『要らない』と啖呵を切った手前もある。
それに機嫌を損ねて抜き取られても困るし。
強制されてそれに従うしかない現状が口惜しくて堪らなくて、しかもそれに感じてしまう自分の性癖にも憤りを感じて、リナの目尻には涙が滲んだ。
自慰同然の行為。両脚の向こうから、ゼルが冷淡な眼差しでリナを見つめている。
ビジネス以外で誰かに傅くのが大嫌いなリナにとって、この上ない屈辱。
支配される側にいることが頭の中では悔しいのに、躰の芯は歓喜に震えている。支配され、陵辱されることに悦んでいる。
「ふぅ……あァ……ン……はぁ・アんっ……」
肌の上を、ちりちりとゼルガディスの視線が這い回る。
放置されたままの乳首に触られたくて仕方ない。
躰の中に迎え入れたゼルの分身が、脈打つのが分かる。
(だめ、こんなんじゃ、足りないよぉ……)
プライドと欲求のバランスが崩れてきて、リナは知らず知らず、指先が白くなるほど掌に爪を食い込ませた。
膝だけで体重を支える無理な姿勢に、リナの脚がぷるぷると震え出す。
それを見計らったかのように、ゼルの手が動いた。
「あァ…………っ!」
ゼルガディスの掌が、そっとやわらかな胸に触れる。
降って湧いた刺激に、胸の先端から痺れにも似た快楽が、細波のように体中に押し寄せた。
がくんと膝から力が抜けて、これ以上動けない。
腰を動かすことは出来ないが、このまま、彼を受け容れたままで静止していられるほど限界は遠くない。
あと少し、あと少しの絶頂への距離が、リナの理性を壊しにかかった。
自分を監禁して、薬漬けにして、その上でこんな真似をするこの男に屈してしまうのか。
リナの矜持が崩壊する。
そのきっかけは、やはりゼルガディスの囁き。
「…………素直になれよ、リナ」
ぷつり、と、糸が切れた。
「も、駄目……ぇ……」
頭の中では悔しいと喚く自分が居る。でもそれを押し退けて、動いてと、抱いて、滅茶苦茶にしてと狂いそうになる自分が居た。
「シてっ……好きなようにしていいから、あたしを……犯してぇっ!!」
陥落の言葉に、ゼルガディスは深く微笑んだ。
暗い、何処か狂ったような光を宿した瞳が、満足げに目の前の奴隷を見る。
彼はリナの脚を脇に抱えるようにして、ぐっと身を乗り出す。
「ああ…………たっぷり可愛がってやるよ」
オリジナリティのカケラもない台詞。
そんなことなど気に掛ける余裕もなく、いきなり大きく動き出したそれの感覚に、リナはひたすら声をあげた。
「ひゃア……あ、あぁあっ!! きゃ・あ……あぁぁッ!」
待ちこがれた悦楽。貶められる屈辱。
首筋に掛かる吐息は炎のように熱くて、同じくらい自分の息も熱い。
耳朶を舐り、声さえ貪ろうとするかのように、ゼルの舌が奥深く絡み合わされた。
「誰かの事なんて、考えられなくしてやる」
顎のラインをぞろりと舐め上げ、ぞくぞくと背筋が戦慄く。熱く込み上げてくる快楽に子宮が敏感に反応して、膣内を蹂躙する欲棒の輪郭までもが伝わってくる。
「っあ、あああぁあァああンっ!!」
一際強く突き込まれると同時に、頭の奥で光が弾けた。
強烈な快楽の爆発に四肢が張り詰めて、抱えられた両脚を、自然とゼルガディスの腰へ絡みつかせる。
躰の奥に注ぎ込まれる熱。灼けてしまう。
壊れそうな意識。かぶりを振って、脚だけで男にしがみついて正気を保とうとするが、オーバーヒートした思考回路は、既に焼け落ち始めていた。
「――――、だ……リナ」
薄れゆく意識の中で、最後に呟かれた言葉。
力尽きてリナの上に覆い被さってくるゼルガディスの唇が、リナの頬に触れたままで囁く。
それを、リナはちゃんと聞いたかどうかも良く分からなかった。
もしかしたら、誰かに囁かれたときの幻聴だったのかも知れない。
彼にそう言われたいと思うが故の。
欲しいのは、本当はひとつだけだったのに。
そのたったひとつの言葉があったら。自分も必ず『好き』だと言えるのに。
*****
監禁調教ものにしようと思ったが、それやると余計に長くなるので終わり。
漏れ・・・
乙です
どんぐりサソGJ!!
ただ、小説は申し分ないのだけど一言余計な気がする・・・。
流れ無視してスマソ;
ゼルのティンコってやっぱイボイボなのかなぁ…?
>>533 読んで下ってありがとうございます。
「一言余計」というのは521の発言についてのことでしょうか?
ただ他意はなく、確認として「私の事ですか?」と伺っただけだったのですが
一言余計と感じられたのでしたら、不快な想いをさせてしまって申し訳ありません。
>>534 個人的にはイボイボであってほしいと思いまつ……
スゴいんだろうなぁ
うへぇ 痛そう(´Д`;)
>>536 じゃあ、痛くない程度の、バイーブに付いてるくらいのイボイボで
538 :
名無しさん@ピンキー:03/10/04 18:21 ID:te3BradI
ええっ( ̄□ ̄;)!!
調教もの、読みたかったのにぃ・・・(´・ω・`)しょぼーん
ここも随分人すくなくなったねぇ・・・。
最近元気がないかな。
だったら盛り上げてくれようっ(;ω;)
ワショーイ
コレデイイ?
543 :
名無しさん@ピンキー:03/10/07 21:05 ID:CISrfMwW
┌─────────────────┐
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| ∧_∧ |
| ( ´∀`) |
| ( ) |
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| (__)_). |
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| Now monaing..... |
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| そのままモナーでお待ちください |
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└─────────────────┘
いつまで?
┌─────────────────┐
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| ∧_∧ |
| ( ´∀`) |
| ( ) |
| | | | |
| (__)_). |
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| Now monaing..... |
| |
| まだまだモナーでお待ちください |
| |
└─────────────────┘
546 :
名無しさん@ピンキー:03/10/08 22:56 ID:Yem0TX22
┌─────────────────┐
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| ∧_∧ |
| ( ´∀`) |
| ( ) |
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| (__)_). |
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| Now monaing..... |
| |
| もそっとモナーでお待ちください |
| |
└─────────────────┘
まちすぎだ(゚Д゚)ゴルァ!!
とりあえずageるのはおやめ(´∀`)σ)´Д`)
隙間を埋めると言うことでこっそりと投下させていただきマッスル。
やっぱりゼルリナメインだけど、レゾリナとか妙なモンが混じります。
******
人魚姫(ゼルリナメイン)
今ではない時代、此処ではない何処かの世界。
海底で暮らす人魚のリナは、溜息をついていました。
彼女は一部の知人から、冗談交じりに『姫』と呼ばれていましたが、生憎本当のお姫様ではありません。人魚に階級はないからです。
リナは本日何度目かの溜息を吐き出し、ぼんやりと水面を見上げました。
「そんなに海から出ていきたいの、リナ?」
突然掛けられた声に振り向くと、そこには姉のルナが居ました。
「……出ていきたいんじゃあ、ないのよ」
ルナから目を逸らして言うと、近くを通りかかったシマダイが、リナを元気づけようとして擦り寄ってきました。
「そんなに、会いたいの?」
先日リナが海中散歩を楽しんでいたときのこと。
彼女の前の前に、人間の男が沈んできたのです。
慌てたリナは戒律を破って、人間を浜辺まで運んでやり、結果、彼は一命を取り留めました。
岸にあげてやった男は、異様な姿をしていました。
膚は石のように硬く、髪は見たこともない色に輝いていて、耳は長く、尖っていました。それでも元の造形が整っていて、あまり色恋沙汰に興味のないリナでさえも、流石に胸キュン☆してしまいました。
しかし彼にはきちんと二本の脚があり、リナにあるのは魚の尾。
明らかな種族の違いと、人間には近付かないと言う戒律に、リナは黙ってそこを離れました。
「そんなに王子様に会いたかったら、赤法師の処に行ってみたら?」
「レゾの?」
人魚の国でも有名な魔法使いのレゾに掛け合えば、リナを陸にあげる魔法を教えてくれるかも知れないと言うのです。
リナは早速、レゾを訪ねました。
「ふむ…………出来ないことはありませんね」
「本当?!」
赤いローブを纏ったレゾは、尾ひれを揺らめかせながら鷹揚に頷きました。
「ただし、あなたは二度とこちらに戻ることは出来ない。そして代償はあなたの、その声です」
にたりと唇を歪めるレゾの表情と示された代償の大きさに、リナはぶるりと震えます。人間になれば、二度とこの生まれ育った海に帰ることが出来ないのは、覚悟していました。しかしまさか代償が声とは。
それでもリナは、震えを押し殺して頷きます。
「……それでもいいわ」
「わかりました。では、これを……全部呑んでしまってくださいね」
レゾは後ろの棚から、ひとつの黒い瓶を取り出しました。
「思ックソ、ドクロ描いてあるんですケド」
「昔毒薬を入れていた瓶でして。もう毒性は抜けてますよ。
……そんな顔で睨まないでください」
ジト目でレゾを睨んでみても、事態は進展しません。
リナは思いきって、その中身を飲み干しました。
「――――んんああぁああぁぁぁあ!!」
薬を飲み干した途端、リナの下腹部が熱くなりました。
度数の高いアルコールを飲んだかのように、下腹がきゅんきゅんして切なくなり、リナは海底に倒れ込みます。
熱は下腹だけで治まらず、リナの尾にまで及び、彼女は海底をのたうち回りました。
「ひゃアッ……あぁ……ぅああぁああ……アァッ!」
リナの尾がツインテイルに分かれ、それから人間の脚に変わるまでの様子を、レゾはゆったりと――彼は盲目なので、気配でもって――眺めていました。まるきりご主人様状態です。
滑らかな鱗の付いた紅色の尾は、みるみるうちにしなやかで美しい女の脚に変化していきます。服を着る風習のない人魚ですから、その姿は当然裸。
秘所さえ剥き出しにして身悶えるリナの姿はいやらしく、ここ最近ずっと使われていなかったレゾの性欲までもを刺激してしまうほどでした。
別にレゾは不能ではないのですが、リナの悶える様はバイアグラ並と言うことでしょうか。
「辛いですか?」
レゾは悶えるリナの傍により、その膚をつつーっと指で伝いました。
「ひゃんっ!」
泣いているのか悦んでいるのか分からない声で背中を仰け反らせるリナに、レゾは更に手を這わせます。
脇腹を擦りあげ、淡い胸の膨らみを両手でもって背中から包み、剥き出しの先端を指で弾きました。
「……あv」
薬の作用か、意識が朦朧としているリナは、とても素直に喘ぎます。
「ふふ……人間のメスというのは、確かここを弄られると気持ちがよくなると聞いたことがありますよ……本当ですか?」
随分昔に得た知識を元に、レゾは手を、リナの脚の間に持っていきました。
「くぁっ……あ、は…………」
今まで持ち得なかった器官からの、初めての快感に、リナは髪をたなびかせて悲鳴を上げました。
レゾの指は的確に肉芽を捉えていて、優しくソコを擦ってくるのです。未知の快楽に酔いしれたリナには、もう堪りません。
「あァっ、あ、ふぅぅンッ!」
びくびくっ――と躰を戦慄かせ、リナは絶頂に達しました。これもまた、人魚の時には味わえなかったものです。
553 :
どんぐり:03/10/09 16:15 ID:PmOOgfaH
ひとまずここまで。
がんばって色々盛り込んでみようと思います。
ガウリナとかシルフィールに襲われるリナとか。
554 :
名無しさん@ピンキー:03/10/09 18:33 ID:ILKcLhcR
フィリアに襲われるゼロスとかきぼんぬ
どんぐりさん新しい試みですな!がんがって!
>>554 前スレに逆パターンのはあったんだけどね。
フィリアから襲うのは漏れもみてみた(・∀・) イイ!!
556 :
どんぐり:03/10/09 23:43 ID:q4rbWLbS
童話調は文章が破綻する……難しい。
取りあえずレゾリナを終わらせます。
**********
「ふむ。間違っては居ないようですね。
では、こちらで生殖をすると言うことですが、その際にも快楽を手にするというのは本当でしょうか……?」
水底に倒れ込んで、まだ身体を痙攣させているリナの脚を、レゾはそっと開かせました。
露わにされたそこは綺麗なヴァージンピンクをしていましたが、生憎レゾにはそれが見えません。
かわりにその形状を記憶しようとするかのように、リナの大事な場所を無造作に触り始めました。
「やっ、あ、レゾっ……あぅっ……そんなに、しちゃっ……痛いよぉっ」
「おや、これは失礼」
粘膜の部分は人魚の口や性器と同じようにデリケートなのだな、などとぶつぶつ言いながら、今度は壊れ物を扱うように触れてきます。
「これは……どちらに男性器を挿入するんでしょうねぇ」
魚の性器を持つ人魚のそれと、人間のものは形状が異なるため、レゾは膣口と肛門を、交互に指でこねくり回しました。
何だかここまで来ると、分かってやってるんじゃなかろうかと邪推したくなります。
膣につぷりとレゾの指が押し込まれ、リナは堪らずに海底の砂を引っかき回しました。
「んあっ・はぁああぁぁ!」
レゾの指は優しくありながらも膣を散々蹂躙し、リナを一通り狂わせてから、そこを抜け出しました。
557 :
どんぐり:03/10/09 23:46 ID:q4rbWLbS
「では、こちらも調べてみましょうか」
「……や、ぁ……もぉ、やめてぇ……」
「駄目です」
研究熱心というか頑固一徹というか。
目が見えない分触診に熱心な(どうもそれだけでは無さそうな)レゾの指が、後ろにまで潜り込もうと――――した、その時。
「うちの妹で実験しないでくださらない?」
あまりに帰りの遅いリナを心配して、ルナが訪ねてきていました。
リナはレゾの処に行った後、海を出る前に一旦家に戻ってこいと言われていたのです。
可愛い妹を手込めにしようとしているおっさんを、ルナはどす黒いオーラを纏って睨み付けます。これにはレゾも、そしてリナも、首を縮めることしかできません。
尾が人間になってしまった所為で巧く泳げないリナを、ルナがぐいぐい引っ張って、二人はその場を後にしたのでした。
薬の代償である「声」を、レゾに渡すこともなく。
*****
次くらいでガウとゼルによる3Pなんか展開できたら。
それではまた後日。ドロン。
>555
読みづらくてスマソ
でもがんがります!ありがとう!
ををををををを。
なんかスゴイものに挑戦なさってるんですね。
楽しみつつ萌えつつ読んでます。
続きも楽しみにお待ちしています。ひゃっほう。
3P!ハァハァハァハァ
どんぐりさんばんざいっ!!(>ω<)!!
>>558〜560
見てくださってありがとうございますー。
童話調ってムズかしーですね。文章がオカシーのは自分でも分かってます、はい。
ゼルリナガウの3Pはリナが初物だというのもあって妙に長くなっています。スマソ。
そこだけ書ききったら投下させていただきますので、しばらくモナーでお待ち下さい。
レゾリナって初めて見たけど…(・∀・)イイ!! はまりそう。
∧_∧
(・∀・)
( ∪ つ 旦~
と_)__)ドウゾ
>>563 なんだろう、この、無性に嬉しいのは……
お茶ありがとうございます。ウマー
>>562 おおぅ。レゾリナに嵌りそうな子羊がまた一人。
この上ないイバラ道ですがどうぞよしなに。
おなじですます調でもレゾリナの方が鬼畜くさくできて楽しかったり。
ではようやくの3Pでつ。
*****
リナが陸へ上がったのは、その日の夕方頃でした。
しかしリナにはその記憶はありません。人魚の暮らす正確な場所を知られないようにと、ルナの手刀で昏倒させられた後、連れてこられたからです。
しかし件の『王子様』以外に見つかる可能性は殆どありませんでした。
既にルナと下僕のスポット君(仮)とで、その『王子様』の素性と、彼がこの海岸へ、いつも夕方頃散歩に来ることは調査済みだったからです。探偵になれます、お姉さま。
ルナの予想通り、倒れているリナを王子様が発見しました。
俯せに倒れている全裸の美少女に驚きながらも、王子様はリナの脈と呼吸を確認しました。
「…………生きてるな」
「でもなんだって、こんな処に女の子が素っ裸で倒れてるんだぁ?」
ルナの誤算は、王子様には従者が居たことです。
貧弱ではないものの、痩せ形の王子様に対して、従者は何というか、マッシヴな体型をしていました。
「お嬢さん、大丈夫か?」
王子様は自分のマントでリナを包んで抱き上げ、それから彼女の頬を優しく叩きました。
それに反応して、リナはうっすら目を開けますが、ルナの手刀が相当キいたのか、胡乱な目を二人に向けて彷徨わせるばかり。
なんとも艶っぽい、誘うような眼差しが、健康な成人男子二名をズギュンと直撃しました。
「ちょ、ゼルガディス……俺、このままだとマジヤバイかも」
「全く持って同感だ、ガウリイ」
何せマントの下は全裸、ちょっと胸は小振りですが、見目麗しい美少女。
――――据え膳食わぬは何とやら―――――
意外なくらい欲求に正直な『王子様』ゼルガディスと、やっぱり欲望に嘘は吐けない『従者』ガウリイは顔を見合わせて頷くと、さくさくとリナを抱き上げて、砂浜の乾いた場所に連れて行きました。
「い、い、い、いいのかな、大丈夫かな」
「後で召し上げるなり何なり、フォローしておくさ。怖じ気づいたならとっととそのばかでかいのを畳んで城に戻れ」
ゆってることが鬼畜です、王子様。
ゼルガディスのマントを砂浜に敷く形、と言うか、風呂敷包みを開くような形でリナの裸体が夕暮れの空の下に顕されます。
オレンジのきつい西日が、華奢な躰を余すとこなく照らしだし、既に理性はギリギリ限界、やる気満々の二人は、リナの抵抗がないのをいいことに、早速コトを始めたのでした。
まずガウリイがリナの上体を抱き上げ、自分に凭れさせるようにしてその胸を揉みしだきます。
「うわー、ちっさいおっぱい」
でもやらけー、とかすっごくうれしそうに呟くガウリイは、リナの胸がちょっと気に入った様です。乳フェチめ。
「ん、っ………………」
脳震盪状態から抜け出せないのか、リナは小さく呻いて、軽く身じろぎをしましたが、どうやら嫌がっている様子はないようです。
かたやゼルガディスはリナの脚を持ち上げて、秘苑をそっと指で押し開きました。レゾに悪戯された余韻の蜜がまだ残っていたのか、リナの秘所からとろりと溢れ出します。
「ふーん……裂傷もないし、膣内に出された様子もない、か。暴行はされてないようだな」
それでも溢れてくる、白く濁った蜜を指先に掬い取り、ゼルガディスは彼女の真珠を優しく愛撫し始めました。
「ふぁ……っ」
肉芽を撫でられて、リナの唇から甘い声が零れます。
新たな蜜が溢れてくるのを見て、ゼルガディスはリナのソコに指を差し込みました。
「……きついな」
まだ殆ど慣れていないソコに指を挿入られ、ぐちぐちとほぐされていく鈍い痛みに、リナがようやく、きちんと意識を取り戻しました。
「っ……あ、や、え、何?!」
「お、起きたみたいだぞ、ゼルガディス」
「見れば分かる」
リナはどうして自分がいきなり、知らん兄ちゃんに胸を揉まれていたり、脚を広げてあの『王子様』の前にいるのか理解できません。
テンパったリナは暴れ出しますが、マッシヴなガウリイの腕から逃げ出すことなど出来ませんでした。
それどころか後ろから伸びてきたガウリイの手がリナの膝を抱え上げて、ますます恥ずかしい格好にさせてしまうのです。
「やっ、やだやだっ! 何すんのよバカぁ…………んッ!」
甲高い声で喚くリナの口を黙らせようとして、ゼルガディスは秘所を弄くる手もそのままに、リナの唇に自分のそれを重ね合わせました。
(あ……ファーストキス……)
顎を掴まれて顔を背けることも出来ず、優しく唇を啄まれ、その硬そうな膚とは裏腹な唇の柔らかさに、リナは恍惚としてしまいました。
やがて啄みは深さを増し、リナの唇を割ってゼルガディスの舌が滑り込んできます。
ディープキスの経験どころかキス自体初めてだったリナは流石に慌てましたが、咥内で逃げ惑うリナの舌は、あっさりとゼルガディスのそれに絡めとられます。
「っく…………ぁん」
きつく舌を吸い上げられたり、先端を擦り合わされたりして、体中をまさぐられる快感と共に、リナの意識が溶けてゆきます。
はじめてのキスは、どうしようもないほど気持ちのいいものでした。
暫くリナの柔らかい舌と唇を味わっていたゼルガディスは、ようやく満足したのか、唇を離します。
リナはもう少し欲しかったのですが、おねだりするのが何だか恥ずかしくて「もっと」とは言えません。
するするとゼルガディスの頭が下へとおりていって、M字開脚させられたリナの秘所に、彼の舌が触れました。
意識朦朧としている間にも散々弄くり回され、性感の開花したリナの躰は、その刺激に甘く啼きます。
「ひ・あ……あ」
レゾの指でされたのとはまた違う、得も言われぬ快感。
ゼルガディスの指はリナの未熟な膣口をほぐし、舌はいろんな動きでもって彼女を溺れさせてしまいます。
小振りである分感度の良い胸を、大きなガウリイの手で揉みほぐされ、ソコからじわじわと滲み出す快感が、波紋のように躰の隅々までもを痺れさせるのです。
肉芽を舌で舐られると、頭の芯までもが熱に犯されたような感じになってきて、リナはただただ、甘くて悩ましい吐息を吐き出すばかり。
そして彼女は抵抗するどころか、その快楽を更に強請るようにして、ゼルガディスの頭を自ら押しつけます。
無言のリクエストにゼルガディスは行動で応え、リナの敏感な肉芽を更にきつく吸い上げました。
「んあぁぁっ……!」
「気持ちいいのかい? お嬢ちゃん」
耳のすぐ傍でガウリイの低い声に囁かれ、リナの背筋がぞくぞくと震えます。
気持ちがいいのは事実なので、リナは恥じらいながらも、小さく頷きました。
するとガウリイは「正直な子にはご褒美v」と、さっきのゼルガディスのように、リナの唇を塞いだのです。
「ん…………っっ」
ゼルガディスのそれとはまた違うやり方に、リナはうっすら開いていた目蓋をまた閉じてしまいました。
流し込まれる唾液の味や舌の熱さがまるで違っていて、しかも息つく暇もないほど激しいのです。
息苦しさにリナが暴れ出して、ようやくガウリイは唇を離してくれました。
こいつの肺活量は化物並かと内心で突っ込みながら、リナが視線を前――ゼルガディスに戻すと、彼はもうズボンのジッパーをオープンにしていました。
ソコからそそり立っているのが人間の男性器だと気付いて、リナは愕然とします。
(で、でっかーーーーーーーー!!!)
ゼルガディスが他の人間とは違う容姿をしていることに原因があるのか、それともただの個体差か、あるいは人間の男性器というのはえてしてでかいのか。
リナの眼前に飛び出したそれは、とにかく「デカイ」としか思えませんでした。
レゾの言葉を思い出すと、今している、どうにも気持ちのいいことは生殖行為なのでしょう。
そして生殖のためには、リナの秘所にこのでっかいのが挿入される、要は突っ込まれるというわけです。
しかもゼルガディスのモノは見た目なんだかざらざらしていて、小さな突起物がくっついているのです。痛くないのでしょうか。
痛くないわけがないのですが、何せ今まで持ち得なかった器官ですから、リナにはこれからどうなってしまうのか、さっぱり分かりませんでした。もしかして裂けてしまうのかと思うと、流石にリナも青くなります。
「そ、そんなの無理……」
思わずそう呟くと、ゼルガディスもガウリイも「大丈夫だ」とリナを宥めました。
宥める言葉の中に「ゼルのが無理だったら、俺なんて絶対無理だよなー」と言うのがあって、まさかこいつ(ガウリイ)のはもっとでかいのかと、リナは物凄いカルチャーショックを受けたのでした。
それでもやはり怯えるリナの髪を優しく梳いて、ゼルガディスはその先端を彼女の入り口に押し当てました。
燃えそうなほどの熱が直に伝わって、火傷しそうだと、リナは身体を震わせます。
いくぞ、と一言前置きしてから、ゼルガディスはゆっくりと腰を進めました。
「いっ……痛ァい……!!」
ぐっとそれがおしこめられると、リナの躰を引き裂くような鈍い痛みが襲いました。
それでもガウリイは、リナの胸を揉むのを止めません。お陰で少しは、痛みが誤魔化されていました。
「おいゼルガディス。処女相手にお前のウマナミはやっぱしキッツイんじゃないのか?」
「お前のヒグマドン(@田○浩史)よりマシだ」
破瓜の痛みに、リナは堪らず涙を零します。
頬を伝い落ちた涙は、真珠になって砂浜に落ちました。
「……真珠?」
「すっげー、この子。人魚みてーだな」
みたいなのではなく、実際人魚なのですが。脳みその代わりにクラゲが詰まっていることで有名なガウリイは、それで納得したようです。
しかしゼルガディスの方はきちんと高性能の脳みそが詰まっていますので、彼は軽く眉を顰めました。
しかし現状と脳内の疑問とでは比率が違います。今の状況を解消しない限り、まともな考えなんて纏まりそうにありません。
ゼルガディスはようやく狭いリナの膣内に全部を押し入れて、長い溜息をつくと同時に、頭に浮かんだ疑問をねじ伏せました。
「痛いっ……抜い・て……ぇ」
ガウリイとゼルガディスの胸に挟まれたリナは、目の前にあるゼルガディスのシャツに爪を立てて哀願します。
「もう、全部入ったぞ」
掠れたゼルガディスの声が、先程ガウリイが囁いたのとは逆の耳に吹き込まれました。
「あと、痛いこと、しない……?」
痛みに耐性のないリナは、おずおずと顔を上げて訪ねました。出来ればこれ以上、こんな痛い思いはしたくなかったのです。
「ああ。ちゃあんと気持ちよくさせてやるよ」
しかし、そこに割り込んできたのは、ちょっと配慮に欠けたガウリイの言葉でした。
「あー、でも暫くは痛いかもなー。何せゼルも俺も他人(ひと)よりデカイって自信在るからなー」
「……どーしてあんたは俺のフォローをことごとく踏みにじるのが得意なんだ? えぇ? ガウリイの旦那よ?」
「え? なんか俺、悪い事言った?」
全く悪気がないのがガンなのだと、ゼルガディスはかくんと項垂れましたが、ふと何かを思いついたような顔をして、視線をリナへと向けました。
「ところでお前さん、名前は?
俺はゼルガディスで、そこのクラゲ頭がガウリイだ」
ようやく痛みが薄れてきたリナは、涙に濡れた瞳を半開きにして答えました。
「り…………『リナ』」
「リナ、ね。
……ガウリイ。お前、俺よりデカイんだよな?」
「まーな!」
ふんぞり返る必要が、果たしてあるのでしょうか。
ガウリイはズボンをぱんぱんに押し上げるブツを見せつけるかのように、えへんと胸を反らして見せました。そりゃあもう、でっかいのを。ちょっぴりリナも引きました。
そんなガウリイの様子にふんと鼻を鳴らしたゼルガディスは、ガウリイの手からリナを奪い取って抱き寄せ、
「じゃあ、リナが俺のに慣れるまで、あんたとはさせないことにしよう」
「何ぃぃぃぃっ!!」
確かにあの巨大サイズ、まだ性行為に不慣れなリナには、先に行為になれてからでなければ怖くて経験できそうにありません。
ちょっぴり安堵の息を吐いて、リナはゼルガディスにしがみつきました。
それを催促と取ったゼルガディスは、リナをマントの上に横たえて、ゆっくりと腰を動かし始めました。
「っ、あ……!」
まだ引きつれるような痛みがあり、リナはぎゅっと眉根を寄せます。
何かを掴みたくて、ゼルガディスの上着を引き裂かんばかりに爪を立て、彼の肩に噛み付こうとしました。
「そんなとこ噛むな。歯が折れるぞ」
代わりにゼルガディスは肩を覆う布地を噛むように手で示し、リナも素直にそれに噛み付きました。
「んんっ、ふッ……うぐっ……」
蚊帳の外に放り出されたガウリイは、一人寂しくそれを見守っています。
そうする内に、布地を噛み締めて苦痛を堪えていたリナの表情が、少しずつ、あの、目を醒ましたときのうっとりとしたものに変わっていきました。
「……んっ……あ……はぁ……ン」
水中では聞こえなかった、いけない蜜の音が聞こえてきます。
乳房に添えられたゼルガディスの指と、内部で暴れるそれの動きに、痛みの薄れていきました。
官能に溺れたリナの躰からは力が抜けて、やがて服を噛むことさえ止めてしまいました。
「あンッ、あ、やんんっ……」
自分で出した声の大きさとあまりのいやらしさに恥ずかしくなって、リナは唇を引き結びますが、どうにも堪えることが出来ません。
「えーっと……リナ、だっけ?
……本番が駄目だったら、口でシてくれないかな?」
それまで傍でちょこんと座っていたガウリイが、のっぴきならない状態になってしまったそれを、リナの唇に押しつけました。
(く、ち……? 人間て、口でも繁殖するの?)
まったくもって違います。
しかしあまり人間と人魚の生殖の違いが分からないリナは、口でスルのも当たり前なのだと思いこみ、差し出されたブツに、まずはちろりと舌を這わせました。
すると
「この姿勢じゃ咥えるのも大変だろう」と言って、ゼルガディスは律動のペースを少し落ち着かせ、リナの躰を俯せにさせてくれました。
繋がったままだったので、少し膣内が痛みましたが、もう気になりません。
「先っちょだけでも、咥えてみてくれよ」
ガウリイに促されて、リナはそれを咥え込んでみました。
奇妙なぬるりとした感触と味が、舌の上に広がります。
(ゼルガディスのとは違うみたい……ざらざらしてないし……やっぱりゼルガディスが特殊なのかしら)
まだ平気そうだなと思って、リナは思いきって頸を伸ばし、ガウリイのものを頬張ってみました。
「んっ、ぐ……ぅ」
思った以上に太いそれをしゃぶった所為で、顎が外れそうに痛くなります。
それでもガウリイが「上手だなぁ」と誉めながら、リナがそれを吐き出せないように、しっかり後頭部を押さえているため、奉仕を続けるしかありません。
口唇奉仕を修得しつつあるリナの動きにタイミングを合わせるようにして、ゼルガディスも紬送を再開します。
「あっ……は……ぅん……ん」
前から後ろから突き込まれ、リナの躰がまた燃えそうに熱くなり始めました。
本能的に恥ずかしくて、本能的に快楽を貪りたくて、羞恥と悦楽の入り混じった感覚が、ひたすらリナを弄ぶのです。
それと同時に伸ばされたゼルガディスの手がリナの胸を弄くり回し、尻肉に腰を叩き付ける動きが速さを増していきます。
ガウリイもじっとしていられなくなったようで、大きなストロークでリナの口を犯し、リナの咥内には滲み出した先走りの味が広がりました。
「んぐぅっ……ぉ……ふぁっ……!」
(あ、来る、なにか、何か来るよぉっ……!!)
躰の奥がぎゅっと緊張し、何かが頭の中で弾けました。
同時に四肢がぴんと張り詰め、リナは無意識に咥え込んだモノを、両方ともきつく締めつけていました。
「おぉっ……!」
「あ、気持ちいい、気持ちいいぞ、リナ……っ」
それぞれが叫ぶと、ゼルガディスとガウリイ、二人の白濁した液体が、リナの中に注ぎ込まれます。
「っぷ、ぁん……っ!」
ガウリイは途中でソレを引きずり出したため、勢いよく飛び出した液体がリナの貌に容赦なく降り注ぎ、彼女を白く汚しました。
かたやゼルガディスは、ものの見事に最後の一滴まで、リナの膣内に注いで――と言うか、搾り取られていました。
********
ゼルリナガウ編終了です。
では次の作家さんが降臨されるまでモナーでお待ち下さい。
3p萌えました!これからもこの二人に色々やられるのキボンヌ!
ガウリナの神はまだか・・・
ガウリナを激しくきぼん!
おとなしく待ってるんでよろしく。
578 :
名無しさん@ピンキー:03/10/14 09:01 ID:fG1wkkMM
しつもーん(・・)!
みなさんはどんなのがお好き?
むりやり強姦鬼畜系?
複数プレイ?
純愛?
あまり酷くない強姦鬼畜系&複数系かナンチャッテレープ系が好み。
582 :
どんぐり:03/10/15 00:30 ID:rSyyFI2B
鬼畜の中にも愛がある、いいっすね。
「愛ある鬼畜」にイピョーウ
д゚)コソーリ
日帰りクエスト
……ゾムドとラーディーのSSか、エリと王子のSS読みたい方おられるか?
需要があれば、供給しまつ。
ノシ
まめさん、激しくキボン!!
私もキボンヌ!特にエリとか!でも両方とも!
ゾムドとラーディって、ラーディの産んだ卵にゾムドが精をかけるんじゃないのか?
>588
カエルじゃ無いから、それはないだろ。
ってか、頼む! 違うと言ってくれ職人の人!
>587
エリ王子をキボン!
>587
ノ
エリ王子に挙手!
何か、このスレの頭の方と話題がループしちょりますが。
やっぱり
>>40さんはもういないのだろうか。
それはともかく私もエリ王子に挙手!(・∀・)ノシ
593 :
まめ:03/10/16 05:13 ID:l6aRXQ8M
さて、それじゃエリ×王子の愛ある鬼畜書きまつ。
ちなみにラーディー×ゾムドは想像にお任せしまつ。
(´∀`)
まめさん期待してます!
ガンガ!
がんばってー
やっぱヌンサと同じなのかな・・・
携帯からにて、少量ずつうpしまつ。
「すっご〜い!!豪華な部屋ね〜!」王城の一室にエリの甲高い声が響く。
季節は春…。エリが初めてこの世界に召喚されてから一年が過ぎていた。
ギオラム達から国を取返し、街を再生させるのにそれほど時間は掛からなかった。王城もすっかり元通りで、後は戴冠式を待つばかりだ。
「そうだろう。元は父と母の寝室だったんだ。」ちょっと、周りくどかったか?と俺は一人考える。
「へぇ。……で?その部屋に何で私を??」
…本気で解ってないのか…??
「えっとな…だから…。この部屋、お前が使ってもいいのだぞ?」
言った!!流石にこれは解るだろう。
「へっ!?何この部屋私にくれるの!!ラッキー♪」
ラッキーって……。
「おい!!お前意味分かってんのか!?」
「はぁ?だからこの部屋私にくれるんでしょ??」
………こ、この女…。
「あのなぁ!!ここは王と王妃の寝室なんだぞ!!」
「うん。だから…?」
……だから…。
「だから…その…ほら、何だ…」
い…言えない…。『王妃にならないか?』なんて…。
「もう、なんなの?くれるの!?くれないの!!」
エリの声が頭に響く。
…く…くそっ!!
「だからぁ!!この部屋使うってこういう事なんだよ!?」
俺は咄嗟にエリの両腕を掴み押し倒した。
「ク…クルーガー?」
まるで何が起こったか分からない。と言うようなエリの表情に背筋がゾクゾクする。
「……エリ…」名前を呼び瞳を見据える。
「な…何?冗談でしょ??ねぇ、ちょっと?」
ジタバタと腕の下で暴れるが、そんな細い腕、一捻りだ。『暴れるなよ』小さく耳元でつぶやいて唇を重ねた。
…チュク…んっ…ふはっ!…んぅ…!!
必死に息継ぎをしようとする唇を無理やり塞いで舌を吸わせる。苦しそうに、涙目になって悶えている姿がやたら扇情的だ。
抑えていた両腕を片手に持ち替え背中に手を回す。
背筋をなぞろうとしてふと、手が止まった。
こちらの世界にはブラジャーと言うものが存在しないのだ。
どうしようかと一瞬悩んだその隙にエリが口を離した。
「それ以上やったら、人呼ぶから!!」
…俺はこの城の主人だぞ……呼んだ処で、誰も来させやしない…。
エリの上着やら、ブラジャーやらを全て上にたくし上げ手首の所にグルグルに巻きつける。
「や…やだ、ちょっと…やめてよ」
……半泣きで哀願するエリを見て、身体の奥が熱くなる。
「もっと…俺だけの顔…見せてくれ…」
そう言うと、俺はもう一度エリにキスをした。
キスをしながらエリの服を全て脱がす。
これで人は呼べなくなった訳だ。心なしか、エリも少しおとなしくなったような気がする。
改めて、エリから離れ身体を良く見る。
キズ一つ無い象牙のような肌に、ふっくらとしていて軟らかそうな身体。思わずキツク抱きしめる。そのまま、手を胸へと運び先端の突起を優しく擦る。
「……んっ…」
必死で唇をかみ締め声を我慢しているエリを見て、どこまで絶えられるのか試したくなる。
少し下に降りて、今度は突起を口に含む。手は太ももを撫で、付け根を触るか触らないかの所で焦らし、茂みをそっと辿る。
「…ふぁっ……やぁ…だぁ…ぁぅ…」
誘っているのか抵抗しているのか分からないような声が漏れる。
「何?ちゃんと言わなきゃわからないぞ。下の口はこんなに素直なのに…」
そういって足の間に無理やり割って入り、既に粘液でヌラヌラとしているそこに触れる。
……くちゅ…ちゅぷ…。
いやらしい音が部屋に響いた。
充分に濡らした指をほら、とエリに見せ付けると再び肉芽にあて、人差し指と中指で挟むようにして擦る。
「んゃっ!!ひあぁ…あぁん!だ…だめぇ!!ぇぁああぁう!!」ビクビクンッ!と身体を逸らせ一際大きな声で喘いだ。
イったのか?
はぁはぁ…と肩で息をしている。
「ちゃんと言わなきゃわからないって」
意地悪くそう言うと、官能的な瞳で睨んできた。
そう…その目でもっと見てくれ…。
「だ…だから…ぁあぅ!!…やっ…やぁぁ!!」
何かを言おうとしたその時を狙って、再び指を彼女の小さな肉芽に走らせた。
「ん〜………っ!!」
自分の出した声が恥かしかったのか必死に口を閉じている。
「お前だけ、イクのはズルイだろ?」
そう言って、エリの顔をまたごすように覆い被さる。
内心、噛み千切られるのではないかとヒヤヒヤしたが、大人しく俺のモノを口に含んだ。
ゆっくりと腰を沈めるとエリの熱い舌がネットリと絡んでくる。
「そう…上手だ…」
俺もエリの肉芽に吸い付き、指をエリの中へと潜り込ませる。
…ぐちゅ…ジュ…ジュプ…
「ん…ふぁ…んっ…んっ…はぁ…」
俺の腰の動きに合わせて漏れる声が堪らなくいやらしい。
「エリ……いいか?」
こくん…と小さく頷いたのを見て、俺は縛っていた両腕を解いてやった。足をM字に開かせ、軽く腰を沈める。
キュっ…と目を閉じてエリが痛みを訴える。初めて…なのか?
「クルー…ガー…」
小さく呼ばれた名前に答えるように一気に腰を沈めた。
「ん……うぁ…はぁっ…痛い…よぉ…」
喘ぐエリを強く抱きしめ、より強く腰を打ちつける。
「うぁ…ぁんぅ!ふぁ、あっ、んきゃぁぁあっ」
「エリ…エリっ…うぁ!!」
俺と、暮らそう!!
そう言って、俺はエリの中に思いのたけを放った。
ちなみに、肝心な所が声になっておらずこの後しばらくこんな関係が続くのはまた、先の話し。
クルーガー視点でお送りしました。
さて…また面白いネタがあがるまで、土に還りまつ。
携帯からなのに乙彼様ですた
>>40神も再降臨まってまつ!
王子エリマンセー
曖昧なまま続くのももえー
かなりもえもえしました乙です!
608 :
名無しさん@ピンキー:03/10/16 20:48 ID:yEj8A/xx
リアルタイムで追っかけられた。
まめさん、もつかれーー!
>>40-42 >>45-48 >>60-62 の続きです
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クルーガーは名残惜しそうに唇を離すとすぐさま舌をエリの首筋に這わせた
「ひゃああん」
エリの背中をなぞりあげる自らの指先の動きに合わせるように、鎖骨から首筋、耳たぶまでを舌で嘗めあげると
エリは甘い声をあげながらビクリ、ビクリと身体を震わせて上体を仰け反らせる。
クルーガーはエリの首筋に所有の証を幾つも刻みつけながら、背中から手を回し、エリのTシャツをまくりあげた。
「や、、あっ、、みちゃ、だめ、、、!」
露わになった小さなふくらみを見られまいと、エリは両腕を伸ばしてクルーガーの目元を覆う。
しかしクルーガーはそんなことお構いなしに、そのままエリの胸に唇を寄せた。
柔らかさを確かめるように、しかし壊さないように優しく、円を描くように揉みしだくと、薄桃色の先端が呼応するように隆起してくる。
クルーガーはそれを口に含むと、舌で転がし、優しく甘噛みをし、音を立てて吸い上げた。
「んあぁぁ!」
先程までささやかな抵抗を試みていたエリの腕は、
いまやクルーガーの頭をきつく抱きしめ、まるで”もっともっと”とお強請りをするように、自分の胸に押しつけている。
「エリ、すごく可愛い」
「ん・・・!バ、カ・・・何、言っ・・・あ、あぁっ」
クルーガーが思わずつぶやいた愛の言葉に、すぐさまいつもの調子で茶化そうとするも、気持ちよすぎて声にならない。
クルーガーの手が再び背中をなぞりあげると、それはすぐさま嬌声に変わった。
「背中が感じるのか?」
クルーガーはエリの身体をひょいっと裏返し、四つんばいにさせ、舌で背中を嘗め上げる。
背中から腕を回し、両の手はエリの胸をもてあそぶ。
「ひゃあぁぁっ」
前後から与えられる快感にエリは堪らずひときわ高い声をあげた。
クルーガーの舌は背中を上下に這い回り、右手は乳房の重みを確かめるように何度も揉みあげ、小さい乳首をくりくりとこねまわす。
左手はエリのヒップラインを何度もなぞる。
やがてその手は下腹に回りこみ、エリのショートパンツのボタンを外すとそのまま下着ごとずるりと脱がせてしまう。
ショートパンツを抜き取られまいとエリは慌てて足を閉じるも、乳首を摘まれ首筋に歯を立てられると、そんな抵抗は途端に意味を成さなくなってしまう。
「あ、だ、めぇ、ああっ」
下半身もひょいっと持ち上げられて、足から下着もろともショートパンツが抜き取られる。
体勢はいまだよつんばいの姿勢のままだ。
「はずか・・・ああっ、んっ」
抵抗の声などは例によって快感にかき消される。
愛液が白い内股を濡らし、ぬらぬらと淫らな光を放つ。
クルーガーの指先が丸見えになった秘所に触れると、そこはくちゅりといやらしい水音を立てた。
「んあっあああっ」
クルーガーの指先が割れ目を何度もなぞる。
ぬるぬるぬるぬる
そこは溶けたバターのように熱くぬらつき、クルーガーの指など容易に呑み込んでしまいそうだった。
≫609
うわあぁん!エッチィよぉ〜!早く続きを――――――――――!!!
キタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━!!!!!!!!!!
ありがとう!復活ありがとっぅぅぃ!
王子エリがこんなに!
渇望していただけに、今の幸せが信じられなくなってる
マッテテヨカッタ(*´д`)
>>40-42 >>45-48 >>60-62 >>609-610の続き
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「ああっ、ん、そ、んなと、・・・!さわっちゃやああああっ!」
薄紅色のスリットと、その上の薄茶色の菊座までもが、クルーガーの前に曝け出されている
快感と羞恥にエリはすすり泣くように喘ぎ、身体を支えていた肘を折り、上半身はベッドにへたり込んでしまう
そうなると尻だけを高く持ち上げた格好になり、まるで男を誘っているようだった
このまますぐに己を突き刺したい衝動に駆られる
クルーガーは両手でエリの秘所を広げると、エリの薄い桃色の花弁と中央の肉芽が露わになった
あふれ出る密を掬い取るようにスリットを嘗めあげ、膣口に舌を差し込みくちゅくちゅとかき混ぜる
一番敏感な肉芽を舌で剥き、口に含み転がして、甘噛みをしてから、強く吸う
舌で充分にほぐしてから、ひくつく膣口に指を一本挿入する
「あぅ」
声をあげてエリの細いからだが震える
まだ男を知らないエリの秘裂は異物を拒絶するかのような圧力を持っていた
肉壁がぎちぎちとクルーガーの指を締め付け、痛いくらいに絡みついてくる
(きついな・・・こりゃよくほぐしてやらんと痛いだろうな・・・)
「ひゃあ!」
クルーガーは一旦指を抜き、よつんばいエリの身体をひょいっと仰向けにする
驚いたエリが抗議の声をあげる隙もなく、そのまま足を開かせ、エリの薄い恥毛をかき分けた
クリトリスを口に含み転がしながら、再度指を挿入し、空いた左手で乳房をもてあそぶ
3点からの刺激に狂ったようにエリが喘ぐ
「あぁ、も、だ・・・めぇ!おかしくなっちゃうよぅ・・・!」
挿入した指をゆっくりと律動を開始する
出し入れするたびにぐちゅぐちゅと密が溢れ、エリの内股やクルーガーの腕を愛液が滴る
「ああぁ!もう・・・やあああ!!」
指先をフックのように曲げ、密を掻き出すように肉壁をひっかくと、エリの身体が弓なりにしなり大きく震えた
クルーガーは絶頂を迎え息を荒げるエリをぎゅっと抱きしめ、胸に、頬に、額に、そして唇に、キスをする
エリの肌は全身薄朱色に染まり汗ばんでいた
「だいじょうぶか?」
エリの額の汗を拭ってやりながら、クルーガーが声をかける
イッたばかりでまだどこか焦点の合わないエリの漆黒の双眸は、少しの間くるくると宙を仰ぎ、やがてクルーガーのガラス玉のようなそれを捉える
こくん
頬をバラ色に染め恍惚とした表情で頷くエリの表情は、いつもの少年のような顔からは考えつかないほど妖艶だった
クルーガーと目が合うなり、エリの顔がみるみる赤く染まっていく
いつも憎まれ口ばかり叩いている手前、何を言っていいのかわからないようだ
エリは黙って頷くと、顔を隠すようにクルーガーの胸に顔を埋めてしまう
じゃじゃ馬を乗りこなしたかのような充実感とでも言うのだろうか
そんないつになく可愛いエリを見て、クルーガーはなにやら感慨無量な気分になっていた
「ごめんな、いやだったか?」
クルーガーが頭を撫でながら優しく声をかけると、エリがおずおずと顔を上げてそれに応える。
「別にやじゃなかった、よ。その・・ちょっとびっくり、した、だけで。」
「そうか。」
クルーガーは安堵のあまり顔を綻ばせた
本当は愛しい女をこんな形で抱いてしまうのに抵抗があったのだ
真っ赤な顔でもごもごと言葉を紡ぐエリが可愛くて、クルーガーはぎゅっと抱きしめて言葉を続けた。
「俺の世界では、愛しいと思ったらこうして契りを交わす。エリ、俺はお前が、好きだ。」
一旦抱いてしまったら、きっと、お前を元の世界に帰すのがイヤになるくらいに
それは言葉に出さずに心に秘めておく
「・・・・・・クルーガー、顔真っ赤だよ」
「うるさい!」
前言撤回。やはりじゃじゃ馬は一生じゃじゃ馬のようだ。
「お前が欲しい。」
「しょうがないなあ」
答える代わりに、エリはぐっとクルーガーを抱きしめ、そのまま彼の唇を奪った
くすくす笑いながら悪戯っぽく笑うエリにキスをすると、クルーガーもローブを脱ぎ去り、堅く反り返った己をエリの秘所にあてがった
数度割れ目に擦り合わせ、蜜を絡みつける
「あっ・・・はぁっ」
さっきの今で身体が鋭敏になっているエリはそんな僅かな刺激にもビクリビクリと反応し腰を揺らした
ゆっくりと腰を沈ませ、エリの膣内に己を埋め込んでいく
「痛・・・!」
エリは苦痛に表情を歪ませ、跡が残るくらい強く、クルーガーにしがみついてくる
「だいじょうぶか?」
「だいじょぶ・・だから・・クルーガーの好きにして・・いいから・・」
心配そうに覗き込んでくる青い瞳にエリが気丈に応える
クルーガーは、余裕がないくせに精一杯強がるエリがなんだか無性に愛しくなった
「ちゃんと濡れてるから、大丈夫だ。痛いのは俺のモノがデカいせいだ。でもそのうちそれが良くなるから。」
クルーガーがエリの頬を伝う涙を拭ってやりながら言う
「何言ってんのよ・・・力抜けるわ」
「力抜けって。笑」
「んあぁっ」
「ほら、入った」
エリの膣壁はものすごい熱さとぬめりと圧力を持って、ぎちぎちと締め付けてくる
クルーガーはそのままエリの最奧まで己を突き立てた
クルーガーは指でエリのクリトリスを弄りながら、ゆっくりと律動を開始する
「んんっ・・・ぁはっ」
クルーガーの腰の動きに合わせ、エリは苦痛とも悦楽ともとれるようなくぐもった声をあげる
膣内の苦痛と、クリトリスからくる快感とが混ざり合い、エリの思考回路を麻痺させてゆく
鯖負担で書き込めなかったんですが、萌えまくりですよ!<王子エリ
パラキスのセリフをまんま流用しなくても。。
キャラ的にも違和感あるし、文章力あるのに勿体無いですよ。
ハァハァするのでもうなんでも(・∀・) イイ!!
パクリってこと?
流用部分ってどこ?
>620 私もパラキス読んでたけど、別に台詞パクってるとは思わないけど。別にパラキスでなくてもありそうな言い回しじゃん。
気にし過ぎ。そんなこと言って神が去ったらどうする。
625 :
620:03/10/21 23:07 ID:S/727Qlv
>624
偶然でこんなに同じになることはありえないだろうから
多分流用したんだと思いました。
でも上で書いた通り、既存の作品の台詞を使うのが勿体無いと思っただけで
作者さんを責めるつもりで書いたわけじゃないですよ。
誤解を招いたのなら謝ります。
>623
私が流用だと思ったのは以下の箇所で
元はパラキスの3巻、54ページ1コマ目だと思いました。
>「ちゃんと濡れてるから、大丈夫だ。痛いのは俺のモノがデカいせいだ。でもそのうちそれが良くなるから。」
>クルーガーがエリの頬を伝う涙を拭ってやりながら言う
>「何言ってんのよ・・・力抜けるわ」
>「力抜けって。笑」
ttp://age.tubo.80.kg/upload/img-box/img20031022000215.png
>そんなこと言って神が去ったらどうする。
こういう言い方もどうかと。
子供じゃないんだから
たかだか2チャンの小説で流用がどうのこうのと
アホクサいYO
知らなきゃ別にそれでいいし
知ってたってああ、流用したんだなぐらいで流せね〜のかYO!
流せないんだろう。アフォだから。
つうか、いきなり句点”。”を使わなくなったんで単純なコピペなのがバレバレ。
神が来づらくなっちゃうから流そ〜。
温泉H編とか読みたいなぁ〜…。
エリでもリナでもいいから愛あるプチレープをお願いしたい。
カップリングは神にお任せします。
632 :
どんぐり:03/10/22 23:18 ID:N2xoQsFL
投下してもいいかな?
ということで人魚姫のシルフィール×リナWithその他でつ。
*****
(シルフィール×リナ編)
それからそのまま砂浜にて、陽が暮れるまでの間、散々二人に睦みのイロハを叩き込まれたリナは、いたく二人に気に入られて、あっさりとお城に召し上げられることになりました。
リナは一応、ゼルガディス付きの侍女と言うことになっていましたが、夜になれば――と言うかどっちかがムラムラすれば、そんなことはどーでもいいらしく、ガウリイが雪崩れ込んでくることも、昼間からゼルガディスに茂みに連れ込まれることだって珍しくありませんでした。
そんなこんなで一ヶ月ほどが過ぎ、人間の風習にも王宮のしきたりにも、はたまたメイドドレスのような侍女の制服や二人の「丸太ん棒」にもすっかり慣れた頃。
今日はゼルガディスとガウリイは王様に呼ばれたとかで、リナはお留守番を仰せつかっておりました。
「ゼルもガウリイも居ないとなると、暇だなぁ……」
暇なのは性に合わないリナ、王宮の図書室に潜り込んで、古い書物を漁り始めました。
もともと知識を得るのは大好きなので、まず頭のいいゼルガディスから文字の読み書きを教えて貰い、今では大抵の本が読めます。
図書室に滑り込むと、さっさと一番奥の書庫に忍び込んで扉を閉めました。
「よーしよし。潜入成功」
「何が成功なんですか、リナさん」
「うどわっ!」
棚の向こうから声を掛けられ、慌ててそちらを見ると。
「なーんだ、シルフィールじゃない」
侍女頭のシルフィールが、呆れた眼差しでリナを見ていました。
書庫に本を片付けに来ていたのか、空を飛んで戦うあんパンの本が、全シリーズ持たれています。
「もう……勉強熱心なのは結構ですけど、侍女は……」
「あん、分かってるわよ。用もなしに書庫に立ち入ることは禁じられています、でしょう? いーじゃない、他の奴に見つかってないんだし」
「それはそうですけど……」
リナの無茶苦茶な理屈に打ち負かされたのか、それとも何を言っても無駄だと悟ったのか。シルフィールは盛大な溜息をつくと、また本を棚に戻し始めました。
リナが適当に引っ張り出した本を眺め始めた頃、シルフィールは本を総て棚に押し込め、
「リナさんは……ガウリイ様に随分可愛がられておいでですね」
唐突なその台詞に、リナは手に持っていた本をばさりと取り落としてしまいました。
「な、何よいきなり」
平静を取り繕うべきかと思いましたが、これだけ挙動不審ぶりを発揮しては肯定しているのと一緒だと思い、恥ずかしいのだけは貌に出さないように努力してみました。
そんなリナの様子など気にする素振りもなく、シルフィールはこう続けます。
「だって、リナさん、よくお二方と一緒のお部屋でおやすみじゃないですか」
ばれない方がどうかしていることですが、それでも結構回りに警戒しながらだったので、ばれていたことを知ったリナはちょっぴりショックを受けました。
「そ、それで?」
「リナさんは、ガウリイ様のこと、どう思ってるんですか?」
(……やっぱり)
出会った最初こそ、顔のいいマッシヴ兄さん、くらいにしか思っていませんでしたが、今は違います。
「脳ミジンコの絶倫剣術バカ」
今やガウリイの頭の中には、溶けたクラゲかマヨネーズが詰まっているのだと確信しているので、可愛らしい答えなど出ようはずもありません。
しかしガウリイへの愛に狂ったシルフィールが、そんな答えで納得するはずもなく。
「そうやって誤魔化すんですね……」
「や、誤魔化してるわけじゃなくて」
リナがもしもし、と手を振りながら取り落とした本を拾い上げると、丁度挿絵の部分が見えました。
――――何故王宮の図書館の、一番奥にある書庫に、官能小説があるのでしょうか……?
リナは最初の数ページしか見ていなかったので、中身に気付いていなかったようです。しかもよく見ると作者は「団○六」となっていました。
リナ自身も硬直するほどショッキングだったのですが、静寂を撃ち破ったのはシルフィールの絶叫。
「ん……んまぁぁぁぁぁぁぁっっ! なんて破廉恥な……ッ!
いつもいつも図書室に潜り込んでいたのは、そう言う本で『お勉強』なさるためだったんですね! なんてふしだらなんでしょう! いやらしいッ!」
「ちっがーう!!」
うきーっと擬音まで背負って反論しようとしましたが、既にシルフィールの目は何処か遠くのお空にイってしまっており、リナのへ理屈も通じそうにありません。
それどころかアブない目つきのシルフィールは、じりじりとリナの方ににじり寄ってくるのです。
身の危険を察して後じさりますが、リナの背中はすぐに冷たい壁に当たってしまいました。
「毎晩毎晩挿入たり挿入られたり、縛ったり縛られたり、あーんなことやそーんなことをガウリイ様と楽しんでいたんですねッッ!
なんて――――――なんて羨ましいッ!!」
挿入られるとの縛られるのはともかく、縛ったり挿入たりは流石に経験がないのですけれど。
それにむしろゼルガディスの方が縛るのとか好きで、ガウリイは体力と回数――――以下省略。
「いやあのだからね……っきゃあ?!」
ウサギを前にした女ギツネの様な視線を送ってくるシルフィールをどうにか宥めようとした瞬間、シルフィールの脚払いがリナの脚を掬い上げました。
思い切り尻餅を付いて倒れ込んだリナに、シルフィールはのし掛かります。
「ちょっと、ねぇ、シルフィー……っく、ん……」
ビビり全開のリナの視界に、シルフィールの綺麗な顔がスローでクローズアップされていき、やがて唇に柔らかいものが触れました。
それは緩んでいたリナの唇をいきなり割って、咥内の奥深くへと滑り込んできたのです。
女同士での行為に経験はなく、人間だって同性間ではあんまりシないことを知っていたので、リナも流石に慌ててシルフィールを跳ね飛ばそうとします。
しかし書棚と書棚の間はかなり狭く、リナの力が十分に発揮できません。
腕を突っ張ろうにも肘が書棚や壁につっかえてしまうし、躰を反転させたくてもシルフィールの躰が邪魔してそれも出来ません。
一方シルフィールは巧い具合にリナの上にのしかかっていたため、両腕は自由。両手でもってリナのささやかな胸を好き勝手にこねくり回します。
「うふふ……リナさんのお胸、掌に収まっちゃうんですね。可愛い……」
「だっ、誰が盆地胸のえぐれ胸ですってー?!」
「そんな事言ってませんよ。
でもガウリイ様ったら、小さい胸がお好みなのかしら……困ったわ」
言ってないとかフォローしつつも、遠回しに「自分の方が胸は豊かだ」というシルフィールに、リナは内心で中指を押っ立てました。
(………………………泣・か・ス!!)
リナが怒りにぶるぶる震えている内に、シルフィールはさくーっとリナのブラウスをはだけさせ、スカートも捲り上げてしまいました。
服は殆ど着たままなのに、隠すべき場所は隠せていないので、とてもはしたない格好です。
「やっ……いつの間に……っ」
リナの恥ずかしい場所を剥いてしまうと、シルフィールはいよいよ攻めに転向します。
小さくとも柔らかく、形のよいリナの乳房を優しく揉みしだいて、シルフィールは綺麗なピンク色をした先端を口に含みました。
「ふ・ぅ……………ッッ!」
いつもの癖で、あられもない声をあげそうになり、リナは慌てて自分の指を噛みます。
ここは書庫で、扉の向こうは図書室。しかもまだ日も高く、誰かが近くを通りかかったとしても、不思議ではないのです。
こんな処を見られてしまったらと思うと、恥ずかしくて顔から火が出そうでした。
「あらあらリナさんったら、いつもそんな風に声を抑えてるんですか?
こんな本でお勉強なさってる割に、結構恥ずかしがり屋さんなんですね」
シルフィールは「もっと恥知らずな女だと思っていました」なんて言いたそうに、先程リナがそうとは知らず眺めていた官能小説を手にし、その背表紙の角を、リナの秘所に擦り付けました。
「んんっ……!!」
本の角は肉芽を直撃し、既に溢れた蜜に滑ってスムーズに亀裂を行き来します。
シルフィールは女のツボを捉えた愛撫で、リナになんとか恥ずかしい思いをさせようと懸命でした。
舌全体を使ってぞろりと先端を舐めたり、乳首を歯で咥えたまま顔を上げ、痛むギリギリの刺激を与えてみたり。
「っ、く……あ」
本の背表紙はリズミカルにそこを撫でさすり、リナが吐き出したはしたない蜜に濡れ、既に本はよれよれです。
声だけはどうにか堪えようと必死になりますが、それでも快感は徐々に蓄積して、今にも爆発してしまいそうでした。
それを悟ったのか、シルフィールはリナの耳許で囁きます。
「リナさん、イきそうなんですね……?」
確かにリナの吐息は艶めかしくテンポを上げて、肌は綺麗な桜色。
うっすら開かれた目蓋から覗くルビー色の瞳は煌々と潤んで、ただ辱めようと思っていたシルフィールすらも惑わされてしまいました。
「わ、わたくしも……イカせてくだいましね」
すっかりその気になってしまったシルフィールは、場所のことを完全に忘れて、自らショーツを脱ぎ捨てます。リナに覆い被さったまま、器用に。
そして窮屈な書庫の隙間で体勢を変えると、リナの顔に跨ったのです。
「っ……ぅぷ……うッぶ……」
本能的に、眼前に迫ったシルフィールの秘所から目を逸らします。
しかしシルフィールは狭い隙間を縫って手を差しのばし、リナの貌を上向かせて唇を押しつけさせました。
「あっ、ぅん……リナさん、舐めてぇ……」
「っ……! ふ……っ」
そのまま口を塞がれていては大変だと思い、リナはきゅっと目を瞑って、女の恥部に舌を差し出しました。何とも奇妙な粘液の味が、舌に乗ります。
「あァ……っ、イイです、リナさん……その可愛いお口で、ガウリイ様にもご奉仕されたんですね……っ」
間接的にガウリイのモノに触れているのだと、シルフィールはうっとりと目を細めました。勿論、陶酔とあいまった快感に。
「まーな」
背後から突如として降って湧いた声に、シルフィールもリナの頭を離して振り返りました。
リナも酸欠から荒くなった呼吸を整えつつ、シルフィールの向こう側を見ます。
「が、が、ガウリイ様ぁッ?!」
「やー、すっごいモン見ちゃったなー。なー、ゼル」
「……そうだな」
性欲魔人が二人揃って、にやにやとヤラしい笑顔を浮かべて、リナ達を見ていました。一体何時の間に入ってきたのでしょう。
シルフィールは慌てて身なりを整え、恥ずかしさから真っ赤になりましたが、リナは逆に開き直ったようです。ショーツも履き直さず、捲られたスカートもそのまま。
「何よ、あんたたち王様に呼ばれてきたんじゃなかったの?」
「何時間経ったと思ってるんだ? もう小言も済んださ」
ゼルガディスは平然と、棒きれのように突っ立つシルフィールをちょいと退かせて、リナを抱き上げてやりました。
そしてゼルガディスはガウリイに顔だけを向け、
「ガウリイ。またリナが襲われても困る。欲求不満を解消してやったらどうだ?」
そう言って、縮こまっているシルフィールへ向けて、顎をしゃくりました。
ゼルガディスの提案に、シルフィールは真っ赤な顔のままぎょっとしたように眼を見開き、ガウリイはやっぱりあっけらかんと「あ、それいいなぁ」と頷きます。
そして早急な話の展開についてゆけず、ガウリイは呆然とするシルフィールを、先程彼女がリナにしたように壁際に追い詰め、片脚を腕にかけさせて持ち上げました。
「あッ、あの、ガウリイ様……その、あのぅ……」
「はいはい、静かにしよーねー。さっきみたいに怒鳴ると、またみんなに見られちゃうぞー」
「っあ、ヤぁんっ……!」
ガウリイの指がシルフィールの秘所に、何の前置きもなくねじ込まれます。
先程のリナとの情事に濡れているのを知って、もう解れているかを確認しているのでしょうか。
「みんなに……また、って?」
本棚を挟んで反対側のスペースに移動したリナが、本棚に向かった状態で胸を弄られつつゼルガディスに尋ねると
「ああ、さっきシルフィールが破廉恥だのふしだらだの羨ましいだの喚いてただろ? あれで図書室にいた連中が中を覗いてたんだ」
「…………そ、れって……んっ……まさか」
「『いい格好』は見られちゃいないだろうけどな。声くらいは聞かれてたんじゃないか?」
ゼルガディスはおっそろしい事をさらっと言い、リナのスカートをたくし上げて照準を定めました。
尻肉が触れただけでもいきり立った様子が分かり、リナがシルフィールに襲われていた様子に、余程興奮していたのだろうと分かります。
「んあっ……まさ、かっ……ふぁ……もう、いないよ……ね?」
「ああ……人払いしてきた。安心して喘いでいいぞ」
ゼルガディスのそれが準備完了したリナの膣内に突き立ち、引き抜かれます。
そしてやわらかな胸の先端を、あのざらつく指で擦られて、リナは遠慮なくメスの声で鳴きました。
一方シルフィールは、本棚の隙間からリナ達の様子を見ながら、念願のガウリイの逸物に貫かれ、毎晩のお馴染みだった右手以上の快楽を手にしていました。
「あアッ、ガウリイ、様ァッ……凄いです、凄いですぅっ!」
「くっ、はぁ……シルフィールのあそこもよく締まるなぁ……」
「気持ちイイっ、気持ちイイですガウリイ様ぁっ! もっと突いてぇっ!
わたくしの、いやらしくてはしたないわたくしの○○○○を、ガウリイ様の逞しい○○○○でぐちゃぐちゃに掻き回して下さいませ……っ!」
どっかの安いAVで使われそうな台詞を、シルフィールは恥も外聞もなく叫びます。一体何処でそんな卑猥な単語を覚えてきたのでしょう。
こんなスゴいことを口走る女に「はしたない」だの「ふしだら」だの侮辱されたのかと思うと、リナは何だか腑に落ちません。
しかしそれについて突っ込む余裕もなく、ゼルガディスの5センチ強にエキサイトしたパール入りビッグマ○が、リナの膣内を蹂躙します。
「どうしたリナ……濡れ方が激しくなってきたぞ。シルフィールのメス犬ヅラ見て興奮してるのか?」
「そっ、そんなの……し、知らない……っ! ゃ、あンッ!!」
はしたなく興奮していることを改めて突きつけられ、羞恥にうち震えながら、リナは切なくかぶりを振りました。
けれど、何も知らなかったリナの躰にセックスのテクニックを刻み込んだ『ご主人様』が、そんな可愛い嘘を見抜けないはずもなく。
「可愛い声で鳴きやがって……同僚が犯られてるの見て興奮するなんて、いやらしい侍女にはお仕置きだな」
ゼルガディスはリナを背後位で責め立てつつ、腕を腰に回してリナの肉芽へと指を伸ばしました。
「んああぁッ!」
乳首と膣と陰核の三所責めに、リナは本棚に囓り付くしかありません。
「っくぅン! あっ、あぁンッ!」
本と棚の隙間からシルフィールの厭らしい顔が間近に見えて、すぐそこから聞こえるはしたない喘ぎ声が、どうしようもなくメス犬二匹を煽り立てます。
「お仕置きされるのがそんなに嬉しいか、リナ? 随分締め付けがきつくなってきてるぞ」
「やァ……んっ! あぁ……そ、んなにしちゃ……駄目ぇっ……イっちゃう……!」
「シルフィールも乳首がビンビンして悦んでるなぁ。膣内も熱くてドロドロで、溶けそうだ」
「あぁッ、ガウリイ様っ、わたくし、わたくしッ、もう……!!」
リナとシルフィールはどうして良いか分からなくなってきて、棚の隙間から互いに手を伸ばし、指を絡め合わせました。
後ろから犯されながらお互いの顔を見るのは酷く背徳的な感じがして、リナはいつも以上に気持ちよくなり、知らず知らず、艶めかしく腰を揺らしていました。
「あっ、あ、あぁあっ……イくっ、イっちゃう、ゼル、もう、もうダメぇぇっ!! んッ……あっ・あああぁぁああぁあ!!」
書庫という場所の所為か、それとも同性に襲われた所為か。リナの中に沸き上がった快楽はいつもの比ではなくて、彼女は背中を仰け反らし、ゼルガディスを締め付けながら絶頂にうち震えました。
偶然ながらも同時にシルフィールも臨界を迎え、リナとシルフィールはお互いの指をきつく繋ぎ合わせます。
「っく……」
あまりに素晴らしい具合に耐えきれず、ゼルガディスは後ろからリナの腰を抱きかかえるようにして、リナの中に欲望を吐き出しました。
「……んあっ、あ、ガウリイ様、ガウリイ様ぁぁぁっ!!」
シルフィールはうっすら目を開き、舌を突き出したパーフェクトなメス犬の顔で達し、あまりに大量の愛液を吹きだしたので、床に水溜まりが出来てしまうほど。
ガウリイは一旦その波を堪え、絶頂の余韻に震えるシルフィールを床に座らせ、自分は本棚に浅く腰掛けて向かい合うと、シルフィールの胸にソレを挟ませました。
「おっぱい支えて、上下にしごいて……そうそう。で、先っちょ咥えて。
うん、いい感じ……よーし、いい子だ…………そろそろ射精すぞ」
シルフィールの胸に挟まれたガウリイのモノが一瞬膨れ上がり、それから爆発するようにして白濁液を放出します。
「んぷ……ッ」
大量の残滓が撒き散らされて、シルフィールの顔も胸もドロドロに汚されましたが、奇跡的に、書庫に保存されていた本は汚れることがありませんでした。団○六の官能小説を除いては。
*******
シルフィール×リナ終了。
一応次で人魚姫パロは終了のつもりです。
では神が降臨されるまで、モナーでお待ちくだ(ry
>>619-631 なんか騒がせてしまったようでスマソ
台詞はご指摘の通り流用/パクりました
らぶらぶ重視で書いてたので、エロシーンになった途端会話がゼロになってしまって、、、、、
書きながらかなり途方にくれてました。
鬼畜ならAVばりの言葉責めで茶を濁せたのですが、クルーガーは愛しい人にそんなことはしないだろうと。
あんまりドロドロじゃなく、軽いラブ具合でなんかいいシチュないかなーと考えてあぐねているときに、
ふとパラキスが目に入りこれでいいやーと気軽な気持ちで。
ゴメソ
気にすんな。
萌えたYO!
気にせんで良いから続きをキボン!(>□<)
どんぐりさんも、王子エリももえまくりなので是非続きをキボンしたいのでございます
650 :
名無しさん@ピンキー:03/10/24 10:20 ID:ccPKl1c+
どんぐりさん最高!!
ゼル王子の少々鬼畜な所もいい!!
今度はリナ責め希望です
ホッヂュー!
なんでもいいから神カモーン
>>649,650
お優しいお言葉ありがとうございまつ。
後半にはリナ優位シーンを入れたいと思っとります。
前回「次くらいで終わり」とか書いたのですが
どうも長くなってしまったので、2,3に分けて投下させていただきます。
前半甘いのでエロだけキボンの方は5,6あたりからどぞ。
**********
(1/11)
野郎共が書庫に官能小説を隠していたことが判明した、書庫での一件から、一ヶ月ほどが過ぎました。
あのとき二人が王様から呼び出されたのは、隣国のお姫様と王子様の政略結婚のお話があったからだと聞いて、リナは血の気が引く思いでした。
元はと言えば、ゼルガディスに会いたいが為に人間の足を手に入れたリナ。
その為に故郷を捨て、魚の尾も捨てて。
それなのに。
夜の海は黒インクをを流したように真っ黒で、空との境目も判然としません。
空に浮かんだ月は、水底から見上げたときのような歪みを見せず、見事な真円を描いて静かに海と、そこに浮かぶ船を照らしていました。
今夜、船上での結婚式が執り行われ、その余興としてダンスパーティが催されているのでした。
それにも連れ出されたリナ達侍女は、式そのものへの参列こそ許されなかったモノの、それぞれ好きなドレスを着て船に乗り込むことを許されていました。
今リナが着ているのは、やはりゼルガディスとガウリイから贈られた(おねだり攻撃で買わせたとも言う)、落ち着いたワインレッドのドレス。
床下から漏れ聞こえる楽の音を遠く聴きながら、リナは途方に暮れました。
空に浮かぶ月を見上げていると、どうしようもなく切なさが込み上げてくるのです。
彼のざらついた肌が、今は酷く恋しくて堪りません。
リナは甲板の手摺りに肘をかけ、その中に顔を埋めました。
嗚咽を噛み殺し、人気のない宵闇の中、肩を震わせていると、かつん、かつんと、真珠になった涙が床に落ちました。
声だけは出すまいと、リナはくちびるを噛み締めます。
高い矜持が、リナの震える脚を支えていました。
(2/11)
「…………風邪を引くぞ」
聞き慣れた低い声がして、同時に、剥き出しのリナの肩に、ふわりと厚手の布――恐らく彼の纏っていたマントでしょう――が掛けられました。
はっとしましたが、今顔を上げるわけにはいきません。
涙でぐしゃぐしゃの顔なんて、見られたくないからです。
代わりに姿勢だけはそのままにして、
「パーティ、抜け出してきていいの?」
「俺一人居なくなったってわからんさ。結構酔いつぶれて部屋に戻ったヤツもいるようだしな」
肩に掛けられたゼルガディスのマントにはまだ彼の温もりが残っていて、リナはそっと、指でマントを握りしめました。
何かに負けているようで、少し悔しい思いもあったのですが、そうしたいという思いが勝ったのです。
ゼルガディスはふと身を屈め、
「…………泣いてるのか?」
床に落ちた真珠の一粒を拾い上げて、そう言いました。
「泣いてない」
「じゃあ、なんで真珠が落ちてるんだ?」
「誰かのネックレスでも、千切れたんじゃない? 大体、あたしが泣いてたからって、どうして真珠が落ちてなきゃいけないのよ」
「加工された形跡なんか無いんだけどな……
お前さん、まさか隠せてたと思ってたのか? 初めて会ったときに、俺とガウリイは、お前さんが泣くところを見てるんだぜ」
今度こそリナは「あっ」と声をあげました。
確かに人間の風習に慣れるまでは、服の着方さえも分からず、相当頓珍漢なことをしていましたが、特に深く追求されることもなかったので、気付かれていないものだと思っていたのです。
しかし、確かにリナが処女を散らされたとき、彼女はあまりの痛みに涙を零し、涙が真珠に変わるところを見られているのでした。
吐き出すべき言葉も見つからず、リナは黙りこくります。
そんなリナの様子に、ゼルガディスは軽く息を吐いて、彼女の小さな肩に手を回しました。
「…………ここは冷える。本当に風邪を引く前に、部屋に戻るぞ」
肩を抱き寄せられ、階段の方へ連れて行かれそうになって、ようやくリナは顔を上げました。
涙は手の甲で拭ってありますが、赤くなった目は如何ともしようが在りません。
「ちょ……っ、待ってよ」
「何だ?」
「何だ、って……だって、あなたの部屋には、もう……」
(3/11)
結婚相手のお姫様が居るんでしょう――――……?
掠れたリナの呟きが、ゼルガディスの耳に届いたかどうか、彼女には分かりませんでした。
「…………………は?」
リナの言葉は潮騒にも風にも流されず、ちゃんとゼルガディスの尖った耳にも届いたらしく、彼はその端正な容姿には似合わぬ間抜けな声で、聞き返すように声を絞り出しました。
「だっ、だから……ッ」
「待て待て待て。お前、もしかして凄い勘違いをしてないか?」
クックック、と喉の奥で笑いを押し殺して、ゼルガディスは片手で額を覆いました。おかしくて堪らないときの、彼の癖です。
「勘違いって、何を?」
手酷くからかわれたような気がして、リナはゼルガディスに食ってかかりました。
「だから。
今日結婚したのが俺だと思ってないか?」
「…………だ、って…………王子様が結婚……って……」
段々混乱してきたリナの様子が余程おかしかったのか、遂にゼルガディスは手摺りに凭れて肩を震わせ始めました。
「なッ、なによ! そんな、笑わないでよ! あたしショックだったんだから!」
「はは……って言われてもなぁ……俺はまだ独身だし?」
「え? え? なんで? あれ?」
まだくつくつと笑いながらも、何処で間違えたのかと状況を整理するリナの腕を、ゼルガディスは引き寄せました。
「……どういうこと?」
「『王位継承者』は一人じゃないってことさ」
(4/11)
「…………あーーーーーーーーーーーっっ!!」
どうして今の今まで気付かなかったのでしょう。
リナはバカバカあたしの莫迦、と内心で自分をぽかぽか殴りつけました。
「じゃあ、今日結婚したのは……?」
「ガウリイだよ。あいつは俺の、腹違いの兄貴って訳だ」
ま、こんな奇妙なナリじゃあ、親父も表舞台には出せないだろうがなと、ゼルガディスは自分の手を月に晒し、苦く笑います。
リナの内心における、似てないにも程があるとか、オヤジは誰だというツッコミはこの際横に置いといて。
「納得したんだったら、部屋に戻るぞ。本当に風邪ひいちまう」
去っていく二人の後ろ姿を見送ったルナはふっとちいさく微笑むと、もしもの時のために持ってきていた短剣を放り投げました。
それは月光を反射して煌々と輝き、深い深い、海の底へと沈んでいきました。
そしてルナはざぶんと尾を上げ、水の底へと潜っていったのです。
妹の幸せを願いながら。
(5/11)
特等客室(勿論ゼルガディスの部屋です)に連れ込まれると、ゼルガディスは即座にリナを抱き上げて、ベッドの上に横たえました。
彼はリナの頬や額に優しくキスを落とし、それから唇を重ねてきます。
啄まれた唇を舐められ、それに応えて薄く唇を開くと、ゼルガディスのざらついた舌が滑り込んできて、リナの舌をつつきました。
「んっ……ふ」
彼の手が背中に滑り込んできてジッパーをおろし、胸元をくつろげます。
口腔から抜け出した舌がリナの肌を這い回り、ドレスから露出しない場所を選んで肌を啄むのでした。
「ひゃっ……あァ……」
ドレスの裾がたくし上げられ、下着とお揃いのガーターベルトで飾られた肢体が露わになります。
いつもの急いた愛撫ではなく、今まで感じたどれよりも優しい手の動きに、リナは酷く、泣きたくなりました。
(6/11)
ショーツの中心をゼルガディスの指が軽く押し込め、
「もうこんなに濡らして……」
からかうように彼が言うものですから、リナも負けじと手を伸ばし、ゼルガディスのいきり立ったモノを握りしめました。
「あ、あなただって……こんなにしてるじゃない……」
リナの手に伝わる彼の分身は、火傷しそうな熱を帯び、布地を少し湿らせています。
ソレをきつく扱いてやると、気持ちいいのでしょう、彼の眉根が寄せられました。
海岸で彼らと出会って以来、リナの躰にはあらゆる性技が刷り込まれ、高い矜持と女らしい恥じらいはそのままに、快楽に正直な躰にされていたのです。
のし掛かっていたゼルガディスの躰をそっと押して、ベッドの上に彼を座らせますと、リナは床に跪いて、彼のズボンのジッパーを歯で咥えました。
栗色の髪を優しく撫でつけられ、ちらりと頭上にあるゼルガディスの顔を見てから、リナはそっと顔を下げていきます。
布地越しに唇が掠めたせいか、ゼルガディスのソレが、時折ぴくんと震えました。
(7/11)
やがてジッパーを全て下ろしてしまうと、湿り気を帯び、むっとするような雄の臭いと共に、屹立したソレが顔を出します。
「あぁ……」
溜息とも感嘆とも付かないと息をもらし、リナはとろりとした視線でゼルのソレを見つめました。
無意識ながら、上目遣いに媚びを含んだ眼差しを送り、先端の割れ目に沿って舌をそよがせると、彼の先走りが溢れてくるのが分かりました。
自分の奉仕でゼルガディスが感じてくれているのが嬉しくて、リナは薄いレースの手袋もそのままに、右手で竿を支え、左手で髪を掻き上げながら、砲身を口腔内に吸い込みます。
「……んっ……」
喉の奥までソレを咥え込みながらも、もう吐き気は憶えません。
とっくに慣れてしまっていたからでしたが、リナはそれを嫌悪してはいませんでした。
まるでそれが大好きなお菓子か何かであるかのように、リナは丁寧に、陰嚢にさえも舌を這わせ続けます。
ゼルガディスに限界が近付いてきたのか、彼の息が徐々に上がり始め、リナの髪を梳く手にも少しばかり、力が籠もりました。
「ッ……リナ……そろそろ……」
目元をうっすら朱に染めて、ゼルガディスはリナに切なそうな視線を送ります。リナもそれは心得ていて、小さく頷き返すと、絶頂を急かしてきつく吸い上げてやりました。
ケモノのような息遣いと、リナの口から発せられる卑猥な音が船室を満たし、やがてゼルガディスの腕が、リナの頭を包み込むように抱きしめようと―――――……
「そこの乳繰りあってるお二人さん♪ いいもん持ってきたぞ〜v」
ドアに鍵を掛けるのを忘れていたのか、それともどうにかして鍵を開けたのか。
何やら大量の布地を抱えたガウリイが、船室のドアをばたんと大きく開いたのでした。
(8/11)
勿論廊下には衛兵達が居るはずで、あれだけ大きくドアを開けられたら、リナのあられもない姿が見られてしまう――……
慌てたリナは(ゼルにとって)一番大事なところであるのを完璧に失念し、ソレから口を離してしまったのでした。
「っ、ばか、リナ……!」
幸いと言うべきか、リナの右手がソレを掴んだままでしたので、ゼルガディスは放出中のソレが跳ね返って(不適切なので中略)ということにならずに済みました。
しかし、代わりにリナが、その災難を被ってしまったのです。
文字通り、頭から。
「ふにゃ……っ!」
びちゃびちゃっ、と音がするほどの勢いでゼルガディスの白濁が放出され、リナの貌やドレスをべとべとに汚してしまいました。
「……やぁん……」
「あんな時に口を放すからだ。ほら、こっち向け」
「あたしの所為じゃないわ。ガウリイがノックも無しに入ってくるから……」
「え、俺?」
なんだか責任転嫁を順番にやってるようにも見えますが、それはさておき、リナの貌にかかった白濁を拭き取ってやりながら、ゼルガディスはガウリイが手にしているモノに目をやりました。
「ガウリイ、それは?」
「あ。あーあー、そうそう。
リナ、お前ちょっとこれ着てみろよ」
そう言ってガウリイが手にしていた布地をばさりと広げると、それは真新しいウェディングドレスでした。
「え、これって……」
「うん、さっきアメリアから脱がせたの持ってきた」
どうやら件の「お姫様」はアメリアと言うようです。
しかし。
「新婚初夜に花嫁ほったらかしていいのか?」
「心配ご無用!
五回戦で失神しちゃったから、今はシルフィールにえっちなことを手取り足取り腰取り教えられてるとこ」
(9/11)
初めてでいきなりガウリイの6センチをハメられ、しかも五回連チャン(しかも絶好調時のガウリイの場合、それはまだまだ序盤だったりする)で犯られて失神したと思えば、
相変わらずガウリイへの愛に狂い、筆舌に尽くしがたい嫉妬に燃えさかって居るであろうシルフィールによって閨房術の手ほどき――恐らく寸止め四十八手のフルコース。
ガウリイのブツによって、何回か死にそうになった経験のあるリナは、嫁いできたお姫様に、ある種の同情を憶えました。きっと今頃、泣き(啼き?)ながら、
大変なことをされまくっているのでしょう。
ガウリイが開け放していたドアを閉めている内に、リナは衝立の向こうに隠れ、汚れたドレスを脱ぎました。
代わりに手にしたウェディングドレスは、とびきり質の良いシルクをベースに、真珠やダイヤが散りばめられています。
売っ払ったら一体幾らになるのかしらと考え込んだリナの意識を、ゼルガディスの声が呼び戻しました。
「リナ、ガーターベルトはそのままでいいから、下は脱いでこいよ」
「マニアックだよなー、お前」
「うるさい。巨乳フェチが」
「なんだよ貧乳マニア」
なにやら聞き捨てならない言葉が聞こえましたが、それがリナを示す単語なのかは証拠がないので、ひとまずスルーしておくことにしました。
(10/11)
「ほら、これでどう?」
ふぅわりとドレスを翻して衝立から出て来たリナは、どう見ても初々しい花嫁そのものでした。
殿方二人が、これからするコトとリナの花嫁姿を脳内で結びつけ、速攻で前屈みになってしまうほど。
「……なにしてんの」
「あ、いやいや」
少々照れ臭いのを押さえつけてベッドの傍に立つと、真っ先にガウリイのリクエストが飛んできました。
「スカート捲ってv」
「あ……あほかっ!」
「何を今更恥ずかしがってるんだ?」
ゼルガディスの手がリナの手を取り、彼女にスカートの裾を掴ませました。
ヴェール越しに見えるリナの貌は羞恥からまた更に赤く染まり、華奢な肩は小さく震えておりました。
既に興奮しきった肢体からはいやらしい蜜がとろりと滴り落ち、まろやかなラインを描く内股を伝って煌めいています。
ゼルガディスは悔しいのか恥ずかしいのか、視線を逸らして震えるリナの顔を覆うヴェールを捲り、軽くくちづけました。まるで結婚式のそれのように。
しかし下肢には下着を付けておらず、溢れた蜜は既に白く濁り始めていて、神聖な儀式とは対を成すほどの、淫蕩な姿。
ガウリイがリナの後ろに立ち、胸をはだけさせます。
彼女には少し大きすぎるカップ部分がするりと落ちて、可愛らしい一対の果実が顔を覗かせました。
ガウリイは手慣れた様子で小さな膨らみを揉みしだき、彼女を包み込むように抱きすくめて胸を吸い上げました。
「ふ、あ」
ひくんとリナの躰が跳ね上がり、ます。
下腹が切なくなってきて、うっすら開いた眼でゼルガディスに誘いを掛けると、彼は心得たという風に、リナの泉へ指を伸ばしました。
綻んだ道に指が潜り込み、リナの弱い部分を探り当てようとゼルガディスの指がうねります。
ついに彼の長い指がリナの感じる部分を探り当て、くっとそこを押し込められて、リナは小さく、それで居て鋭い嬌声と共に、
押さえていたドレスの裾を取り落としてしまったのでした。
(11/11)
パニエとシルクのスカートにゼルガディスが閉じこめられると同時に、部屋がノックされました。
その場にいた全員がぎょっとし、ゼルガディスも出てくればいいものの、そのまま硬直してしまった上、リナは自分の服装を直すことで精一杯、しかもそれは「お后様」のウェディングドレスです。
ガウリイがどうにかしてテントを収め、着替えるいとまも隠れる場所もないリナが、機転を効かせてヴェールを被り背を向けました。
そうしてからガウリイが返事をしたので、ドアから衛兵の一人が顔を出し
「ああ、こちらにおられましたか。
王子、陛下がお呼びです」
「あ、そう。わかった、すぐ行く」
それだけを告げると、衛兵はあっさり立ち去ってくれましたが、ガウリイはまだしも、リナの方は堪ったものではありません。
隣で「ちぇー、ウェディングドレスでえっち、もっかいしたかったんだけどなー」とぼやくガウリイはさておいて、リナはスカートのフロント部分をぺけっと叩きました。
「……出てきていーわよ」
それからもそもそとゼルガディスが顔を出したのですが、彼はリナの顔を見るなり、ぺろりと唇を舐めました。
「ご馳走様」
「…………ッ! ばかー!!」
どうやら衛兵とガウリイとがやり取りする短い間に、彼はリナのスカートの中で、彼女の秘裂を舐り倒していたようです。
「んーじゃあ、残念だけど俺、行くわ」
タイを直しながらドアに向かうガウリイに、
「ドレス、持っていかないの?」と声を掛けると、ガウリイはやっぱり何も考えて居なさそうな顔で振り向きました。
「ああ、もうお色直しとかで別のドレスにしてあるはずだから。
今回はゼルガディスに譲ったげよう!」
そう言って、ガウリイは来たとき同様、嵐のように去っていったのでした。
前半は以上です。後半は出来上がり次第、状況を見て投下させていただきます。
それでは神のご降臨をお待ちあれ。
どんぐりさんグッジョブです。
それにしても最近ココ人とすくないなぁ・・・。
(・∀・)どんぐりタソグッジョブ
百合もの読みたいな
ナガリナかアメリナをキンポー
666 :
名無しさん@ピンキー:03/10/30 22:37 ID:zKSKc/RU
ガンガレ!
667 :
酒井栄一:03/10/30 22:51 ID:G/u72XFG
こないだからage続けてるヤシがいるけど
もしかしてsageをしらんのか?
>>666 メール欄にsageって半角でいれなされ。広告よけです。
>>668 最近は広告も来ないんだけどねw
まあ、荒らし避けの為にもあんまりageない方がいいけど。
確かに最近広告すくないよな。
神はまだでしょうかね。
正座してまっております。
誰かゼロアメを書いてくださる神はいませんでしょうか・・・
いませんようです('A`)チェッ
百合を所望いたしまつ
(;´Д`)ハァハァしたい
>>671,673
もうちょい細かいシチュとか妄想を書き込んでみては如何だろう?
触発された神が降臨するかも知れないぞと言ってみるテスト。
675 :
673:03/11/04 00:45 ID:oA+5fla6
ガウリイ取られたシルフィールが腹いせ(?)にリナをいぢめちゃったりとか、ナーガ(リナでも可)がアメリアに性教育とか、姉ちゃんにおしおきされるリナとか、ああ〜妄想だけが激しく脳内でヒゲダンストッピロキー!!
文章にできない頭がこの上なく憎い!
てな訳で神様どうかこのネタを元に(しなくてもいいけど)百合SS投下ねがいまする ナム(ー人ー)ナム
676 :
673:03/11/04 00:48 ID:oA+5fla6
(;´Д`)凄く読みづらいカキコでスマソ
いや、熱意は伝わった。モエーモエーモエー
あとは神の降臨をまつだけだw
ヾ(_Α_ ノシ)ノシ パンパン
ヽ(_Α_ ノ )ノ ピタッ
┌(_A_┌)┐ ホシュ!
ゼロスネタか、百合物か迷うとこでつね…
こっそり、リナ×ライオスでも…と思っていたのでつが、需要のあるのから書きましょう。
で、どれが一番需要があるんですかね?
百合ネタおねがいしまっする!
ライオスッテダレダッケー
681 :
673:03/11/06 21:15 ID:4zcxmG4V
(゚∀゚)ついに神タマキタ━━━━!!
百合物キボーン!!!!
(ノД`)待った甲斐がアタヨー
(´-`).。oO(こっそりゼロスネタ希望…)
(´-`).。oO(むしろ両方希望・・w)
姉ちゃんいじめて、姉ちゃん。
(;´Д`) だ、誰がって・・・えーと、近所のにーちゃん達・・・とか。
郷里の姉ちゃんをいじめられる人って、『自称・良家の奥様』以外に思いつかない・・・
部下Sでもむしろ姉ちゃんにいぢめられそうだなぁ・・・
父ちゃん・・とか・・・?
え・・・えーと・・・こう、盗賊が姉ちゃんの友達とか人質にとって・・・
て、その程度で人質になるような「友達」が果たして姉ちゃんに居るのかどうか。
じゃ、じゃあ、昔姉ちゃんに挑んで負けた連中が大挙して押し寄せて・・・
・・・そんなんでどうにかなるならとっくに犯られてるか。(汗)
む、難しいな・・・姉ちゃんは・・・。
むしろじぶんからすきな男を襲ってそうだ。
しかも人間じゃなくてバンパイアとかなんかカコイイ系のモンスターとか。
コトがおわったあとに姉ちゃんは満足そうに一服。
相手はグスングン泣いて・・・(´Д`)
姉ちゃん押し倒し計画か・・・
おまいら背後に気をつけれ。振り返ると包丁持った姉ちゃんが笑いながら・・・
ガクガク(((;゚Д゚)))ブルブル
姉ちゃんは責め役にイピョーウ
じゃ、じゃあ・・・ギガスレ暴走でリナ乗っ取ったL様、
普段のリナの鬱憤を晴らしてやろうと姉ちゃんを・・・
とりあえずリナが我に返った後は血の惨劇が(ry
(ー∀ー)SS落ちてこないかなぁ・・・
ルビアたんもいいなぁ(*´∀`)ハゥー
温室事件でリナに会い、夜中、既にいない彼を一層強く思い出す。彼の顔、彼の温もり、彼の香。愛しくて、悲しくて、切なくて、自然に自身の手が彼の手の動きをトレースしてしまう。
「こんな感じで触ってくれたっけな・・・」
(´・ω・`)続きキボン。漏れの頭じゃこれで限界だょ・・・
うむ、どうころんでも姉ちゃんは責めしかできないんじゃないだろうか。
で、でもL様にはかてなさそうだが。
でも姉ちゃんもまけじと責めそう。
ヤベー想像したらチョト萌えた。互いに貪りあうようにしちゃうのか。(*´д`)
すげ、この過疎スレで二分差書き込みだ。
チョト嬉しかった。
(・∀・)ヒャッホー♪
>>692 いやいやいや。実は姉ちゃん、ああ見えても好きな相手には猫のよーに
とか書いてみる。
じゃあ興味本位でルナに会いに来たゼロスに押し倒され……
…………
………
ヤってる最中に冷静に「ヘタクソ」といってゼロスをいぢめたり
百合でもゼロスでも姉ちゃん希望れすか?
スポットの獣漢ネタといい藻まえら姉ちゃん大好きでつね。
憂ヤシじゃ(w
じゃあ取り敢えず百合物から書きまつ。
体力残ってればゼロスも書きまつ。
百合物
ナーガ×ルナ
「オーホッホッホッホッ」
その笑い声は突如として闇の中に響いた。
「誰!?姿を見せなさい!!」
そう叫ぶものの相手の姿は見えない……一体どこにいるの?
「リナが唯一怯える相手だからどんな人かと思ったら意外と普通ね…」
かまわず声の主は言葉を続ける。また妹関係か…かなり近いとこに居るようなのだが……ん?
「ちょっと、あなたスポットの小屋で何やってるの?」
小屋の中でふんぞり返っているらしい女に声をかける。
「ふっ。胸がつっかえて出れなくなったのよ!」
…………。
「あぁぁあぁ!?待って行かないでぇぇ!!」
ゔっ…見なかったフリしようかと思ったんだけど。取り敢えず奥で潰れているスポットが可哀相なので出してやる事にした。
「ふっ…掛かったわね!!」
その瞬間足元の土が膨れ上がり何かに体を拘束された。
しまった!?余りのアホさ加減に油断したわ!!拘束している物を確認しようと上を見上げ…。
「なっ!?クラゲ〜!?」
思わず素っ頓狂な声を上げる。
「只のクラゲじゃないわよ!私…白蛇のナーガの愛用のクラゲなんだから!!」
小屋の中からナーガが叫ぶ。
力イッパイ突っ込みたいところなのだが、不思議と体が動かない。
これは…電気クラゲか!?
「ふふっ…思う存分味わいなさい!!」
ナーガの声に応えるようにクラゲの足が私の服を剥ぎ取った。
「ちょ、ちょっと!?やめなさい!!」
慌てたようにナーガが叫ぶ。どうやら『愛用』違いらしい。抵抗しようとする私に微弱な電流が流れる。
「あ…っ、んんっ」
体がうずうずする…何か…変…。ビリビリとした刺激が胸に四肢に下腹部に伝わってくる。
「……ぁ、はぁぅ」
脳まで痺れているようで艶っぽい声が漏れた。もっと敏感な部分を刺激してほしい…。
「まったく困った子ね、あら…もうこんなになってる」
いつの間にか小屋から抜け出していたナーガが私の下半身を覗きながら笑う。
ムカツク…けど、今はそれどころじゃない…。
クラゲの足が私の体を撫で回す。
……ズリュ…
「うぁん!もっと…ぉ」
一瞬敏感な部分に触れた足を追い掛けるように腰が震える。お願いもっと触って…気持ち‥いい。
そんな私の顔を見てナーガが笑みを浮かべて近づいて来た。
「もっと…何?」
「……さ…わって」
「どこを?」
「……………」
「ここ?」
…チュク…クチ…
「あぁ!!ひぁあん!」
いきなり肉芽を摘まれた強い刺激に腰が波打つ。摘まれたままのそれをどうにかしようとするが思うように体が動かない。それどころが藻掻けば藻掻くほど指がぬめって気持ちいい。
「あらあら、自分ですり付けていやらしいわね」
ナーガの顔が胸元へと近づいて先端の突起を口に含む。
手は肉芽に触れるか触れないかの位置。
「ん、はぁ…いやぁ」
乳首を甘噛みされる度に嫌がっているフリをして肉芽を手に触らせる。
だめ…こんなんじゃ…イケない…。
「お願…い…止めて…」わざと下出になり言ってみる。
「嫌よ…私をイカせたら止めてあげる」
そういうとナーガは私をクラゲの上に寝かせ69の態勢をとった。相変わらず私の四肢はクラゲに捕まれている為、顔の上にナーガがまたがる。
私は舌を突き出しナーガの肉芽をなぞるように舐め上げた。
「んんっ」
ビクリとナーガが反応する。両手が使えない為どうしても稚拙な動きになってしまう。
一方ナーガの方は両手を使い肉芽の包被を剥くと男性器を愛撫するかのようにヌプヌプと口に含み舐め擦る。
「なっ!?あぁ!!やっ、ダメ!だめぇぇ!!ふぁ、イク!いくぅ」
私が叫んだ瞬間ナーガは口を離した。
「なっ!?なんで止めちゃうの!!」
あと少しのとこでイケなかった悔しさから思わず声を荒げた。
「どうせならお互い気持ちよくなりたいじゃない?」
ナーガは一度起き上がりそういうと、正常位で私に覆いかぶさり肉芽を内股にすり付ける。
…にゅる…じゅり…
既にぐちゅぐちゅの下半身をナーガの太股によって刺激される。
「んんっ…ぅあ」
……クチ‥クチュ
お互いの肉芽が擦れあった瞬間クラゲの足が身体の中に入って来た。ナーガも同様に足を受け入れている。
…ニュ…ヌコ…ニュチ…
「んぁ…はぁ一緒に…気持ちよく…なりましょ?」
ビリビリと身体の際奥が刺激されるままにナーガが腰をすり付ける。抵抗する統べもなく身体が反応し、じゅぷじゅぷと愛液が溢れだしてくる。
…グッ…グプ…ジュリ…グッ
「はっ、ああぅ…も‥だめぇぇ!!」
「んぁう…いっ…いぁ」
『いくうぅぅぅぅう!!』
…ビュ…ビュル
散々焦らされた私は潮を吹き快感の余韻に浸………ってる場合じゃない。
「あなた…私に何の用なの?」
まだハァハァと肩で息をしているナーガの首に手を回し、ドスの効いた声で聞く。
「……ふっ…お腹が空いたから妹と知り合いのよしみで何かくれないかな〜?っと」
…はっ?………汗が頬を伝う。
「このクラゲは?」
「犬の餌取るつもりで…」
…だから……犬小屋に居たのか………。
その後、スポットの小屋の横にナーガの小屋が出来たとか出来ないとか……。
めでたくなし、めでたくなし。
疲れますた。
ゼロスネタはまたその内…。
ちなみにライオスは『水竜王の騎士』に出てまつ。
ドラゴンエイジで連載中の第3部。
もしかして読んでるの漏れだけ?
(´・ω・`)ショボーン
ヾ(_Α_ ノシ)ノシ うわーい! 百合ネタキタ━━━━!! まめタソ乙カレー。意表をついてナガ×姉ちゃんとは。
(・∀・)オモイツカナカタYOー!
さあ、他の神様達もドンドン書いて下さいマンセー!
GJ!ほんとに姉ちゃんだ〜!!w
しかも相手がくらげ・・・
・・・なんか姉ちゃん襲える「人間の男」って、最早存在しない?(汗)
>まめさん
おもろかったです!GJ!
まめさん、ありがとう。面白かった。
ドラゴンエイジは自分も読んでる。
偽リナとガウリィにナニがあったか、などと
妄想して以降、ネタに餓えてるよ。
あれから小説の方を読み直して、
リナが刺客(?)に
「パジャマのガウリィに迫られたいか」
て脅す場面を見つけたんだけど…
さて、どんな風に妄想しようかな。
(SSは書けないわ、やはし)
707 :
名無しさん@ピンキー:03/11/12 16:44 ID:Bn7IkA7W
こっそりゼロフィリきぼんぬ
えー、ゼロス×フィリオネル王子ですかー? また偏った趣味をお持ちで。
コエー
ゼロフィリコエー(((( ;゜Д゜)))ガタガタプルプル
激しくワラタ
す・すごい!
ゼロフィリ・・・トラウマになりそうだ
712 :
名無しさん@ピンキー:03/11/12 22:14 ID:1Lrx2waR
ゼロスとヴァルガーブとフィリアの3Pキボンヌ
え?
ゼロスとヴァルとガーヴの3P?
ガーヴのセーラー服に手をかけるヴァ(ry
コワイものが脳裏をかすめた…逝ってくる
モウダメポw
ココハヤホヒスレジャナインダカラナ!(・∀・)ワラワセンジャネーw
>>717 美しいものが嫌いな人がいて?
まぁ相手がジョセフィーヌさんだったりする場合は別だが。
正当に逝くとフィリオネル×ジョセフィーヌな罠…ボソリ…
目も当てられない
。・゚・(ノД`)・゚・。
>>719 男×女としては史上最恐の組み合わせだな。
読みたかないことこの上ない・・・
そう言えば、作者公認の
フィル×タリムのいけない世界
は形にした人いるんうわなにをするやめろ
・・・(゚Д゚;)
・・・(゚Д゚;)
えーと、ラギアソーン×ジョうわやめ(ry
悪夢みそうだ(´Д`)
>>725 なるほど。そこでL様が登場ですか?
あ。ラギアソーンが逃げました!
で、神はまだすかジョセフィーヌさん・・・
まだみたいですねぇ、おばちゃんAさん。
ニャラニャラの鍋で料理でもするか…
ニャラニャラを下の口で踊り食いするリナちゃn
す、すいません、今の発言は取り消させていただきます・・・・・・ガクッ
じゃ、じゃあ、上のお口でニャラニャラを※※※するアメ(ry
732 :
名無しさん@ピンキー:03/11/19 11:13 ID:YYEc6pvr
リナ「食った後のセックスは気持ちいいわ〜」
アメリア「はしたないです〜、リナさん」
リナ「やかまし!」
・・・みたいな感じが好き。
誰かかいてくらさい・・・このままでは国語1の俺が書きますよ
>732
頼んだ!
734 :
732:03/11/19 21:19 ID:l9S/kr1O
え?マジで書いていいんですか?
んー。ショートですが今度の日曜日の昼までに書きましょうか・・・
国語1だろうがまっとるから!
SS投下の際にHNは国語1で決まりなw
なんてイカすHNだw
ガンガレ国語1
どうした国語1
待っとるぞ国語1
投下されなかったら罰として猫の肉球触るの1ヶ月禁止な!国語1。
ああっなんて恐ろしい!w
どもです。できれば、感想だけでなく、文章のここの表現がおかしいとか指摘してください。
それと、ご希望のシチュエーションもお願いします。
なるたけ、希望通りに書きますゆえ。
エッチすれば欝淘し (前編) (仰げば欝淘し)
それは、よくある日常風景からはじまった。
「おらテメぇ、ナメてるんじゃねーぞ」
「あんだとゴラァ、こっちが甘い顔していると付けあがりやがって」
ある日のうららかな昼下がり。
とある町のある通りでの、ちんぴらたちの基本営業動作・・・・
平和な風景であった。
でもって、その連中がからんでいる相手がこのあたし・・戦士にして天才魔道士たるリナ=インバース
だったりした日には、このあと展開される情景は、もはや決まっているも同然。
あたしは口の中で呪文を唱え・・
「風波礫圧破!」(デイミルウイン)
つぼごぉむ!
『のぐわあああ!』
ちんぴらたちは、呪文一発でまともに吹っ飛び・・
「・・・へ・・・?」
あたしは思わずつぶやいて、ぼーぜんとその場に立ちつくす。
連中を蹴散らした今の一撃は、あたしが放ったものではない。
やったのは、横から聞こえた野太い声の主だった。
「はっはっはっはっは!危ないところだったな!」
その野太い声で、デカい笑い声をあげながら、ずずいっ、と、人ごみの中から出てきた
のは、としの頃なら三十前後の、がっしりとした大柄の男。
動きやすそうなラフで地味な服装に、黒い髪をだらしなく肩まで伸ばしている。
・・・まぁ、このおっちゃんがやんなくても、あたしが自分でちんぴら連中を吹っ飛ばして
いただけの話ではあるが、いちおーこーいった場合、礼を言うのが世間さま一般での通例、とゆー奴である。
「・・・あ・・・どぉも・・・ありがとーございました」
「はっはっは。礼には及ばないぞ。僕ぁただ、務めを果たしただけだからな」
ぺこりと頭を下げるあたしに、いったい何が楽しいのか、おっちゃんは首を左右に振り髪をなびかせて
またまた笑いつつ、わけのわからんことを言う。
「ま、何をともあれ。そういうことで、これからもよろしくな。リナ=インバースくん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・は?」
にこやかな笑顔でそう言われ、思わず眉をひそめるあたし。
・・・いや・・・・いきなし『これからよろしく』とか言われても・・・・
「おお!そう言えば、自己紹介がまだだったな。僕ぁキンパチ=センセイモード。
君の教育係を負かされた。と、いうことで、よろしくな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?・・・・・・?」
男の言葉にあたしの目は点になったのだった。
「はっはっは。リナくん、きみのことは聞いているぞー。
いい噂、悪い噂、エッチな噂、いろいろとね。
まぁ、エッチな噂の方が多いかな?はっはっはっはっ」
とりあえず立ち話もなんだから知覚のメシ屋に案内されて。
キンパチと名乗るおっちゃんは、いきなりそう切り出した。
「まあ、リナくんにはリナくんの生き方があるから、それはそれでいいと僕ぁ思うんだが、
やっぱりそういうことを気にする人もいるからな」
「・・・・で?・・・」
いまいち話が見えず、キンパチに先をうながすあたし。
「つまりだ。僕の所属する。クランドール・シティの魔道士協会の評議長もそういう人だった、
ということだ。評議長は心配されてるんだよ。
このままリナくん、きみが好き放題に悪逆非道の限りをつくしていると、きみだけじゃなく、
魔道士全体の風評が落ちるんじゃないか、ってね」
「・・・悪逆非道・・・って・・・」
ウインクしてくるキンパチに、背筋がゾッとするあたし。
「そこで、だ。ならばきみを、常識ある真っ当な魔道士として教育する必要がある。
その教育係として、この僕が送られてきた、というわけなんだよ」
「・・・ちょ・・・ちょっと待てぃっ!」
言ってあたしはキンパチをにらみつける。
「何なのよそれはっ!?
あたしが魔道士全体の評判を悪くする!?
そんなことあるわけないとは限んないけどそれはそれっ!
勝手に『教育する』とか決めて、一方的に教育係押し付けるなんて、それこそ超巨大なお世話、
いくらなんでもめちゃくちゃでしょーがっ!
あたしの意見とか立場っつーもんはどーなのよ!?」
キンパチはあたしの反論を、いちいちうなずいて神妙にきいてから、
「はははははは。馬鹿だな。リナくん。そんなものあるわけないじゃないですかぁ」
「朗らかに言うなぁぁぁぁぁぁっ!」
「まあまあ、落ち着いて」
キンパチは、運ばれてきた料理をがつがつ食べはじめながら、
「照れる気持ちはわかるけどね。もっと自分に素直になろう」
「・・・・・・・・・・・おっさん・・・・・・・・・・」
十年前に流行った、騎士同士のチープな師弟物語にでも出てきそうなセリフに、拒絶反応を
通り越し、脱力感すらおぼえるあたし。
「はっはっはっ。リナくん、『おっさん』はないだろう。
僕のことはこれから『先生』って呼んでくれていいよ」
「いやぢゃぁぁぁぁっ!」
あたしの魂からの抗議にも、キンパチは顔色ひとつ変えずに、食事をもぐもぐ続けつつ、
「まあまあ。・・そうだ。いいことを思いついたぞ。
お近づきのしるし、と、先生への教育費という意味を含めて、この後、リナくんが体で先生に
払うのはのはどうだろう?いろいろ僕もリナくんの事知っておきたいし」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・んっふっふっふっ・・・・・・・・・・・・・・・
この瞬間。
あたしは悟った。
こーゆー奴は言ってもムダだと。
言ってムダならやることは一つ!
あたしは口の中で呪文を唱え・・・
「風波礫圧破!」(デイミルウイン)
ずごどわぁぁぁぁん!
・・・しかし・・・
キンパチを吹っ飛ばした一撃は、あたしではなく、キンパチ自身の放ったものだった・・・・
「・・・・で?」
吹っ飛んだ店をダッシュで逃げ出したそのあと。
とりあえず、追っ手がないのを確かめて、ひと落ち着きしたあとで、あたしはキンパチに問いかける。
「一体何のまね?今のは」
「ん?今の、とは?」
「だから、さっきの店で、自分で自分の呪文に攻撃呪文ぶっ放したでしょーが。
あれって一体どーいうつもりでやったのか、って聞いてんのよ」
「はっはっは。決まっているじゃないか、リナくん。
きみはさっき、先生に向かって呪文かけようとしてただろう?」
「当たり前よ。あんなくそ勝手なこと言われたら、呪文の一発もぶっ放したくなるのが女の子、ってもんよ」
「だからなんだ。先生は『きみがこれ以上騒ぎを起こして、魔道士のイメージ・ダウンになるのを防ぐ』
のがそもそもの目的で、派遣されたんだからな。
ということは、君が呪文をぶっ放す前に、先生が同じことをすれば、目的は達成される、という訳だ!」
「・・・・・・・・・・」
・・・・・そ・・・そーかなー・・・・あたしがやろーとおっちゃんがやろーと、魔道士の風評が落ちるのは
一緒のよーな気がするんだけど・・・・・
「・・・・・・・まぁ・・・それはとにかく・・・・・
あたしは、おっちゃんを自分の教育係だなんて、認めるつもりはぜんっぜんないから。
おとなしく、その、なんとか、って町の協会に帰ってね」
「はっはっはっ・まあそう言うな、リナくん。
確かに最初は戸惑うかもしれないが、なぁに、心配することはない。女の体と一緒さ。最初は拒絶しても
最後はトロトロのメチョメチョさ!」
・・・・・・なんて下品な例えを堂々と・・・・・アホか・・・・こいつは。
「先生が、絶対きみを、真っ当なかたぎの魔道士に更正させてみせるよ!」
「・・・・・更正・・・・って」
「大丈夫。教育は愛だ!愛を持って接すれば、どんなことでも絶対成し遂げられる!」
「・・・・・・・・・あ・・・・・あのねぇ・・・・・・」
はぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・
おっちゃんのことばに、あたしは深いため息をひとつつき、
「そもそも、『教育は愛』なんて、くそ月並みなこと言うよーな、型にはまった人間が、いろんな個性持っている
人間を教育できる、なんて思っているの?」
「はっはっはっは!心配しなくていいぞ、リナくん!
こう見えて、先生、個性にはちょっと自信があるからな!
その証拠に、先生、前の教え子に『お腹の赤ちゃんどうしてくれるの?』とか言われて減給処分になったからな」
・・・・・いや・・・・堂々とした態度でンまこと言われても・・・・っていうかそれで減給だけって済む事が風評が落ちる
ことじゃないのか・・・・・・?
「まぁ、そんな些細な事は置いといて・・・リナくん!
きみには教育の大切さを考える必要はないんだ!
なぜって、きみがどう言おうが思おうが、先生、問答無用で君について行って体で教育するんだからなっ!
リナくんの体に僕の愛を叩き込んで、人間の素晴らしさ、平和の尊さを教え込むからな!
はっはっはっはっはっはっは!」
「うああああああああああああああああああああああああああ。」
きっぱり朗らかに言い放たれて。
突っ込み所満載の主張に何も反論できず、あたしは頭を抱えて呻いたのだった。
「はっはっは。リナくん。体を洗うときは胸からだ。どれ、先生が洗ってあげよう」
「はっはっは。リナくん。女の人はいつ襲われるか分からないから、下着は新しい物を常に履くんだ」
「はっはっは。リナくん。男の性器を持つときの強さはヒヨコを持つぐらいの強さでだ」
「はっはっは。リナくん。フェラしている時は、相手の目をきちんと見てフェラするんだ」
「はっはっは。リナくん。男の人の性欲を高めるには、お尻の穴をなめるんだ」
「はっはっは。リナくん。フェラの最中には常に口の中で舌を動かして、相手の感じるトコを探すんだ」
「はっはっは。リナくん。男の人がイッた後が肝心だぞ。性器についている精子を残らず舐めて飲み込むんだ」
「はっはっは。リナくん。恥垢があったら舌ですくって、相手に見せて飲み込む!それがベスト!」
「はっはっは。リナくん。陰毛が口に入ったら吐き出しては駄目だ。相手に見せてから飲み込む、恥垢と同じだ!」
「はっはっは。リナくん。口内射精は、すぐ飲み込んではいけない!たくさんの命の尊さを味わって飲むように。」
「はっはっは。リナくん。顔射では常に自分の顔を想像しろ!相手が燃えて二回戦やるくらいの場所にかけさすんだ!」
「はっはっは。リナくん。顔射は受身ではない!攻めだ。攻めの姿勢で受け止めろ。男の愛を感じろ!」
「はっはっは。リナくん。精子にはたくさんの未来が詰まっている。一滴もムダにするんではないぞ!」
エトセトラエトセトラ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「どやかましいぃぃぃぃぃっ!!!」
とーとーあたしが絶叫したのは、その日の昼の食事中、普通にウインナーを食べていると、ウインナーを男のモノのように
大切に食べてみなさいと説教されたのがきっかけだった。
また今晩、男の人の尊さを教えるつもりなのだろう、キンパチは虎の巻のようなものを食事の最中も手放さない。
教育の名を借りたキンパチの欲望を毎晩受け止め続けるあたし・・・・・
本人は愛の教育はBまで。性器を入れるCまではいかない、もう教え子に悲しい思いをさせない、と、
のたまっているが自分勝手にイッて、要求不満なあたしを放って置いて高いびき。
あたしは、キンパチが寝た後に自分で慰める日々・・・・・
これでストレスのたまらない訳はない。
「おや?どうしたんだリナくん?」
「『どうしたんだリナくん』ぢゃないっ!いーかげんにしてほしーわねっ!」
「ずいぶんご機嫌斜めだなリナくん。困っていることがあったら、先生に包み隠さず言ってごらん、もう深い仲bなんだから」
「おっしゃそれなら言うわよっ!
そもそもあたしは、おっちゃんの存在そのものに困ってんのよっ!
無意味に食事中もトイレの最中もお風呂に入っているときも説教されるわ、あたりかまわず人がいる町中でフェラさせるわ、
夜は自分だけ満足して相手も考えないわ!」
「はっはっは!何言っているんだ、リナくん。先生がいないと、リナくんは悪逆非道の道に突き進むじゃないか!」
「あたしを風俗嬢にさせる気かっっ!!」
力いっぱい叫ぶあたし。
すでにメシ屋の客は、あたし達の会話に引いていて、次々と帰っていく。切れそうな店の主を残して・・・
「それに何よりっ!あたしのような天才美少女とエッチできるだけで最高に幸せのはずなのに、いちいち文句ばっかり言いまくってっ!
あたしはここ二週間全然イッてないのよっ!」
「はっはっはっは。しかたないじゃないか。先生は以前、教え子を腹ませた事があるんだ。たったそれだけで減給なんて割りにあわん!
先生というのは聖職だけど、お金がないとやっていけないんだよ」
「なぁぁに言ってんのよっ!あんたの教え子のその後の人生は無視で、自分のことだけ心配してるなんて先生どころか人間として
決定的に間違っているわ!」
「それが先生の教育方針だからなぁ」
「『教育・方針』で済ませるなぁぁぁっ!
第一教え子に手を出した時点で犯罪よ!あたしよりあんたの教育方針とやらのほうが評判落としにつながるだろうがぁぁ!」
「いつの時代も教師は批判の的さ。僕ぁ気にしない!」
「あんたが気にしなくても他が気にするのよっ!」
「教育というのは、ある意味エロスだよ」(ここだけ武田鉄也風に)
「すでにエロスだろーーーーが!!!!!!」
「はっはっは!リナくん、本番がエロスだと四日前の晩に六回目のフェラの後、講義したじゃないか!
先生の教えたことを早速忘れているな。よし、今晩は補修授業をやるぞ!
まぁ、以前は生本番も愛の教育と思ってバンバンやっていたが、減給されたからなぁ・・・・
教育も金には勝てぬか・・・・・」
「何、自分勝手な教育を作っているんじゃぁぁぁぁ!」
「いやいや、先生も役人の一人さ。教育の場を離れるとなにもできん」
「あんたの場合、役人辞めたらすぐ逮捕よ・・・・」
「実はこの教育だって風当たりがきついのだ、最近。生徒が辞めていくんだよ、しかも可愛い女生徒だけ。
なぜ分かってくれないんだ社会は」
「わかるかぁぁぁっ!あんた、可愛い生徒だけ選り好みして教育しているでしょーが!」
「おお!さすがリナくん。私の教え子だけのことはある。そりゃ、誰だって可愛い子を教えて、社会の男は狼だと教えたいだろ?
「・・・・・・・・・・まさか教育界にすでに狼がいるとは・・・親は泣くでしょうね」
「それに時間がないんだ。40人クラスだと全員に時間をかけられないからね。だから僕ぁ、以前から15人クラスを主張している」
「あんた・・・・・・可愛い子だけ自分のクラスに選ぶでしょ?」
「うっ!それも先生の教育方針だ!」
「だからそれで済むかぁぁぁぁっ!」
本当ならここで、攻撃呪文の一発もぶちかましてやるとゆーのが通例だが、ンな気配でも見せようなら、おっちゃんは即座に反応して、
自分で自分を吹っ飛ばすだろう。それではストレス解消にならない。
となれば、一体どうすれば・・・・・・
などとあたしが思っていると・・・・・・・・
「ほっほっほっほ!男連れとは珍しいわね、リナ=インバースっ!」
ごがんっ。
店の戸口から上がった馬鹿笑いに、あたしはひとたまりもなく、テーブルの上に突っ伏したのだった。
「・・・・・・・・う・・・・・うああああああああ」
呻きながらなんとか身を起こし、声のほうをふりかえる。
しかし確かめるまでもない。そこには、変なコスチュームに身を包み、無意味に胸をそらせる人影がひとつ!
自称あたしのライバルこと、ただのたかり屋、白蛇のナーガ!
ぬああああああっ、ややこしい所にややこしい奴が増えてどーするっ!?
「・・・・・・・な・・・・何だ?」
驚きの声を上げるキンパチから視線をそらし、あたしは香茶をふくみつつ、
「・・・・し・・・・・知り合いよ・・・一応・・・・・」
「・・・・・・・なんと可憐な・・・・・」
ぴぷぅっ。
おっさんのつぶやいた言葉に、思わずあたしの吹き出したお茶はテーブルさえも飛び越した。
・・・・か・・可憐て・・・・・おっさん・・・・・
ツッコミを入れようと戻した視線の先にキンパチの姿はなく・・・・
「いやー。ははは。ナーガさんとおっしゃるんですか」
野太い声にふり向けば、一体いつの間に移動したのか、ナーガの前に佇むおっさんの姿。
「あなたは?」
「はいっ!僕ぁ、今度クランドール・シティから、リナくんの教育係として派遣されてきた、キンパチ=センセイモードといいます。
いやぁ、けどリナくんの知り合いに、こんな素敵な・・・・・
・・・・・・・あ!いや!失礼!なんでもないです。あは・・・・・・あははははは!」
ナーガの問いに、しどろもどろで答えるキンパチ。
・・・・・・どーでもいいが、顔だけ赤らめるのはやめろ。おっさん。
「ふっ。なるほど。」
ナーガは面白そうに、ちらりっ、と、あたしの方に視線を走らせ、
「わかったわキンパチさん。そういうことならこの白蛇のナーガも協力させてもらうわ」
「ああ!それは助かります!」
ナーガの言葉にうなずくキンパチ。
お・・・・・おにょれナーガっ!さては人事だと思って、あたしをからかう気でいるなっ」
・・・・・おーし・・・・・・
そっちがそうなら・・・・・・・
「あ・・・・あのキンパチ先生・・・・・・」
「なんだねリナくん、唐突に先生なんて言葉を・・・・・」
「いえ・・・・あたしもようやく先生の教育が少し分かってきて・・・・それでお願いがあるのですが・・・・・」
「おお!ようやく僕の教育が実る時がきたのか。なんでも言いたまえ!リナくん」
「あの・・・・実はその友達のナーガさんなんですけど、小さいときから貧乏で満足に学校にも行っていないんです。
そこで・・・自分勝手なお願いなんですが、ナーガさんにもキンパチ先生の授業をあたしと一緒に受けさせたいんですけど・・・・
無理・・・・ですよね・・・・・」
と、わざとらしく演技しながら、チラリとナーガに視線を走らせる。
「・・・お・・・おお・・・・それは・・・・・ナーガさん、あなたのような不憫な子をそのままするほど社会は腐っていたのか。よろしい!
僕が責任をもってあなたに特別授業をします。何年かかろうと!」
「ありがとーございまーす、良かったねナーガさん」
固まるナーガ。
「ちょ・・・ちょっと、そりゃ協力するとはいったけど・・・・」
「キンパチ先生、早速今日からお願いします」
「よし!わかった。先生も全力で頑張るからな!さあ、こんなしみったれたメシ屋なんか出て、隣町の宿屋まで行こう」
「はい!先生、さぁ、ナーガ行きましょう」
「リナ、あんた・・・・」
「さぁ、ナーガさん、僕の手を握って。手をつないで輝かしい未来に向かいましょう」
「そーしましょ、そーしましょ、先生!」
「リナ!騙したわねえぇぇぇ!!!!」
飯屋のオッサンの怒りに満ちた顔に見送られながら、あたしたちは未来?に向かう旅路に向かうのであった。
次回予告!
ついにリナの前に姿を現した第二の刺客・・・・もとい生徒!
キンパチの教育方針とは?Bまでの教育方針がくずれ、禁断のC解禁にいくのか?
そして、どーでもいいっつったらどーでもいいことではあるが、果たしてキンパチの運命はいかに?
教育現場の相克を描いた2ちゃんねるスレイヤーズ小説の意欲作!
現代のただれた教育界に一喝できる超問題作!
Hすれば欝淘し!
なぜか創作意欲が沸いたので(ほとんど盗作だが)一週間ほどしたら次回作ができるはずだ!
チンポの先を濡らして風邪を引かぬように待て!
貼るのが面倒だった。かなり。
長文がはれないので、かなり分割しました。すまそ。
何行まで貼れるのかな?
やるな!国語1!
すぺしゃるパロディめちゃめちゃワラタ
このノリ好きだ!続き楽しみにしてるよ
とても国語1とは思えん!
次作にも期待してまつ。
> 国語1とは思えん
全くだ。かなり完成度が高いと思う。
国語3でも問題ないであろうw
とにかく後編に期待するよ。こーゆーノリは結構好きだな。ガンガレ国語1!
>全くだ。かなり完成度が高いと思う。
国語3でも問題ないであろうw
まじすか?ガンガる。
国語1はマジです。高校中学と常に1か2のみ。
古典だけは得意で4取りますた。
国語1さん!
面白いよ!!
続きチンポの先を濡らして風邪を引かぬように待ちますっ!
よーし!じゃあ先生頑張って国語4あげちゃうぞ〜!!
その代わりと言っちゃあなんだが、後半はくんずほぐれつの肉弾戦を…(w
わはは!
笑えるエロパロって初めて読んだかも(w
面白いなあ〜国語1さん。
後半が終わったら他の作品のも書いて欲しいなあ〜
と上目遣いでおねだりしてみたり。
新たなジャンルができた悪寒!
『爆笑エロパロ』
まんまだな…
イテッ、そこの子供、石投げ(ry
奴の使う呪文、ディミルアーウィンじゃなかったか?
けっこう強引だが忠実なパロが新鮮でオモロイ。
がんばれ国語1!
後編をマターリ待ってるぞ!
こんなニュースが・・・
「わいせつ」で免職の教師、最悪の98人…昨年度 N
全国の公立学校で、児童・生徒などに対する「わいせつ行為」で懲戒免職になった教職員は
昨年度、98人に上っていたことが読売新聞社の調査でわかった。
文部科学省の統計と比べると、1992年度以降で最も多くなっている。
大半の自治体ではわいせつ行為に対する処分基準を設けておらず、免職より軽い停職などに処分した教職員の現場復帰を
認めている自治体が半数以上に及んでいることも初めて判明した。
また、停職以下の処分を受けた教職員の処遇について、34の自治体が「処分が済めば、現場復帰はあり得る」と回答。
このうち復帰前に研修を課しているのは、東京、長野など10自治体だけで、それ以外では、そのまま現場に戻っていることになる。
文科省初等中等教育企画課は、懲戒免職になる教諭が増えていることについて、
「処分の厳格化によるものか、問題教師が増えているためか、理由は定かではないが、憂慮すべき事態だ」としている。
http://news.fs.biglobe.ne.jp/topics/26128.html?T
ワラタw
そんなこといわれても元ネタ知らんしなあ。
リナ×ナーガが読みたい
ナーガ様誘い受orバリ受で
772 :
名無しさん@ピンキー:03/11/27 22:37 ID:QwfvW1qa
ナーガが受けですか?
恐ろしい子!
ガラカメはおもろいぞよんでみそ。
と、いうわけで神を待ちます
ところで、日曜になったが、国語1はまた新作を投下してくれるんだろうか…
775 :
名無しさん@ピンキー:03/11/30 04:49 ID:am94/nI+
じっくり待つマターリマターリ
776 :
国語1:03/11/30 16:58 ID:7ovB10KD
まだ続きに期待している人がいるうちに書かなくちゃ(^^;;アセアセ
もうちっとまってくだされ・・・
乙
>国語1さん
まじで期待してまつ。
がんがって!
779 :
国語1:03/12/01 03:26 ID:w838K50i
うららかな街道。
日差しが暖かくなってきたためか、鳥が嬉しそうに鳴いている。
あー、いい天気だなぁ・・・・・サンドイッチとジュース持ってくればピクニックだね・・・・
・・・・・・・と現実逃避しているあたしがいる。
すぐ隣に、自称あたしのライバル爆乳魔道士と・・・自称あたしの教育係セクハラ教師がいることを考えたくないからだろうな。しくしく。
あたしたちは別にあてもなく歩いている。
「ねえ、教育っていったって、わたしは魔道士の歴史とか、呪文を唱える基本動作みたいなものなんか、とっくに忘れたわよ。
第一、あんなもの実戦で役に立ったことはないわ」
ナーガが不満そうにあたしに言ってくる。
まぁ、魔道士協会での講義なんぞ、あたしはすぐ後ろに歩いているセクハラ無能教師の雇用対策みたいなもんで役に立つはずがない。
魔術なんぞは使い方、応用の仕方である。無論、基本も大切ではある。
が、その応用も理解できない、教えることができないってことは、つまり基本も理解できていないってことである。
もっともナーガが基本を理解できているとは、あたしにも自信がないが・・・なんか本能で生きている感じだし・・・
「嗚呼、ナーガさん、あなたみたいな素晴らしい方が、教育も満足に受けることなく厳しい実社会で苦労されたんですね・・・
社会が悪いとはいえ、一教育者として胸が苦しいです。ですが!その基本が大切なんです。不肖、このキンパチ、リナくんと一緒にナーガさん
にも真の『愛』の教育を講義しますので安心してください」
をい、おまえが言うな!おまえが!教育者が毎晩、教え子のあたしの体を弄ぶか?この役人が!
・・・つっこみ所満載の言葉に、やや目眩がするもののあたしはナーガに答える。
「まぁ・・・確かに基本は大切よ」
「うむ、さすがリナくん、先生の講義がようやく身についてきたようだな。先生、嬉しいぞ」
講義・・・・って・・・あんた。
780 :
国語1:03/12/01 03:27 ID:w838K50i
「ナーガさん、あまり心配しないでください。僕はどんなに底辺を這うような虫けらみたいなものも見捨てずに全員平等に教えることがモットー
ですから」
おまえが虫けらだと言いたい衝動を抑えつつ
「そうよ、ナーガ。今晩、一緒に受けようね、講義」
「うむうむ、立派になったもんだ、リナくんも。おっと、そうだ、ナーガさん。ナーガさんだけ、さん付けだとリナくんにも悪いから
これからは平等にナーガくんと呼ぶからね。はっはっは、まぁ、そんなに緊張しないで。やさしく指導するから」
若干、不信がるナーガをあたしたちはなだめつつ、次の宿屋、いや教室に急いだ。
おーし、これでキンパチがナーガに夢中になって、あたしはトンズラする計画ができつつある。
とっととあたしだけトンズラしてもいいが、このおっちゃんとナーガなら、あたしの居場所を本能で察知して襲ってくる可能性がある。
ここは時間をかけて間違いない・・・
それに、やさしく指導ってのがナーガに気がある証拠だ。
781 :
国語1:03/12/01 03:28 ID:w838K50i
「さあ、着いたぞ!さて、早速あっちのホテルのチェックインを済まそう」
やけに嬉しそうなおっさん。そりゃそうだろうな、あたしみたいな美少女と、化け物みたいな胸とはいえ意中のナーガとエッチできるんだから・・・
やや前かがみで小走りのおっちゃんの後を、あたしたちもついていく。
ホテルのカウンターで野太い声で必死におっちゃんが部屋の内装を聞くのを他人の振りをしながら、やや豪華なソファに腰掛けるあたしたち。
一階がレストランになって、上が寝室になっている、ま、ふつーのホテルではある。
「ねえ、リナ、なんで講義がホテルなの?それに、まだ夕暮れじゃない・・・」
あ・・・・そうか。ナーガは知らないんだ。おっちゃんが実は教師の職業をかぶったセクハラ男だと。
そういえば、おっちゃん、道中エッチな話しなかったな。いつもだったら体位のバランスだとかエッチの最中の声の出し方とか大声で説明したり、
その説明に自分が興奮して「喉が渇いただろう、リナくん」とか言ってあたしにフェラさせて口出しさしたり、とありとあらゆる変態ぶりを発揮して
いたのだが、ナーガと会ってから何やらお見合いみたいな談笑をしていたっけ・・・あたしとしてはその異様な光景に余計疲れたが・・・
「ま、直にわかるんじゃない?」
至極適当に答えるが納得しないナーガ。
そうしているとおっさんが嬉しそうに必死にこっちに走ってくる。前かがみで。
「ハァハァ、リナくん、ナーガくん、いい部屋が取れたよ」
ニカッと笑い、銅製のキーを見せびらかす。
恥ずかしいから止めて欲しい・・・・他の客が見ているじゃないか。
「さぁ、早速部屋に行こう。疲れただろう、もう部屋の清掃は済んでいるそうだっ」
「ちょっと、いつもは宿屋に毛がはえたようなとこじゃない?今日はホテルとはどういうことよ?」
「なぁに、いつもは経費を惜しんで宿屋だけだったのさ」
むかむか!おっさん。
782 :
国語1:03/12/01 03:29 ID:w838K50i
「さぁ、さぁ、授業時間が惜しい」
そう言ってあたしとナーガの腕をつかむ。
「ちょっと、キンパチさん」
ナーガがキンパチの腕を振り払う。
「まだ食事もしてないじゃない、部屋で休むのはそれからにしましょうよ」
「そ、そうだな。講義はお互い体力が必要だから、しっかり栄養をつけないとな」
ナーガの言葉に、おっさんはやや目をパチクリさせつつも同意する。いつもなら問答無用にあたしを部屋に連れ込みエッチなことをするのに・・・
ナーガにだけは特別扱いだな、こいつ。平等に教育すると、さっき言ったばかりなのに。
しかし久しぶりにまともな食事ができるからいいか。
「とりあえずあたしは、カニのハサミフライと海老のタルタルソースあえ、子羊のステーキを三人前ずつねっ」
あたしたちはテーブルにつき、おのおのメニューを注文する。
ナーガも同じように料理と水代わりのウォッカを注文する。
「ちょっと、おっさ・・・キンパチ先生、いいんですか?未成年がウォッカなんて飲んで」
あたしはナーガを心配しているわけではない。こいつが腹いっぱい食ったら寝る野生そのままな動物だからだ。
ナーガが寝たら、あたしに講義の比重がかかる。
だがおっさんは別に気にもかけず、
「ああ、いいんじゃないかなぁ、僕ぁ。それにお酒は百薬の長ともいうじゃないかぁ。そのまま酔いつぶれて寝込みを・・・いや少しのアルコールは未成年にも
必要なんだよ。僕ぁ、協会にも酒の必要性を説いているんだ」
なるほど、生徒が酔いつぶれて寝込みを襲うのもこいつの教育方針の範囲なのだろう。
かぱかぱウォッカを飲むナーガを、下心みえみえでおっさんは見ている。
783 :
国語1:03/12/01 03:30 ID:w838K50i
・・・・・予想通り酔いつぶれたナーガがテーブルに倒れこみ寝ている
「50杯以上のウォッカを飲み干すとは・・・」
さすがに引くおっさん。
「まぁ、普通なんじゃない?ただ酒でこの程度なら少ないほうよ」
あたしは、これから後のことを考えながら答える。まじぃな・・・明日の朝まで起きないぞ、こりゃ。
「とにかく、部屋まで運ぼう、リナくん、先生の教育七つ道具が入った荷物を持ってくれ。先生はナーガくんを背負っていく」
迷惑そうなレストランの支配人の顔を、あたしは目で謝りながら出て行く。
おっさんはバランスが悪いと言い訳しながら、ナーガのお尻をなでながら背負い歩く。やはり前かがみだ。
「おう、ご苦労ご苦労、あんたも若いのに大変だな、はっはっは」
口には銅製のキーをくわえながら、フロントのホテルマンに背中のナーガを見せつけながら馬鹿笑いする。おっさん、ご機嫌だな。
フロントの人は「ごゆっくり」と目が笑っていない接客言葉をかける。
「うむ!明日の時間ぎりぎりまでお互い忙しいからな。はっはっは」
あたしはフロントの人とは目を合わせなかった。見なくてもわかる・・・しくしく。
784 :
国語1:03/12/01 03:31 ID:w838K50i
「よし、っと!」
部屋に着くなりナーガをベットに仰向けに寝かす。
一応スイートなのだろう。キングサイズのベットが二つ、もろもろの一応の家具が部屋においてある。
高いびきのナーガを見て溜息交じりながら、
「なんて安らかな・・・可憐な寝顔なんだ」
おっさん、アソコをパンパンにしながら言っても説得力ないぞ。
「さぁ、リナくん、いつもどおりの講義をしよう、早く脱ぎたまえ」
上のシャツを脱ぎながら野太い声で言う。
「ちょ、ちょっと、ナーガは講義しないのっ?」
予想外のおっちゃんの反応に驚くあたし。
「何言ってるんだ、ナーガくんは酔いつぶれている。講義は残念ながらできない」
おっさんはもう一つのベットに腰掛けながら、早く来いと目で促してくる。
やばい・・・状況が全然変わってない。
・・・・・・こ・・・・こーなれば・・・・あたしの十八番、問題すり替えまくりの術っ!
「ナーガ、楽しみにしてたと思うんだ、今日の講義・・・」
785 :
国語1:03/12/01 03:32 ID:w838K50i
あたしは残念そうな演技をしつつナーガに目をやる。
「しかし、仕方ないだろう。こうなっては・・・・そんなことより今日の先生は早くリナくんの口に愛を注ぎたいんだ」
そういって、急ぐようにパンツを脱ぎ捨て、おっさんはごついアソコをびんびん反らしている。
やば・・・・この様子だと今日は朝まで体をいじくられながらフェラさせるだろう。
「ナーガね、実はおっちゃんに気があるんだって・・・・」
「な・・・何言っているんだ、いかん、いかんぞ、リナくん、仮にも僕は先生だ。生徒と不純行為はだめだ・・・」
とっくに不純行為どころか犯罪行為をやってるじゃないかと叫びたいのをおしとどめ
「先生も・・・ナーガに気があるんじゃない?」
「い・・・・いきなり・・・・な、何を言い出すんだリナくんっ!先生はなぁ、先生はっ・・・」
おっさんは右手でさらに大きくなるアソコを隠しながら顔を赤らめる。
「せっかくの相思相愛なのに・・・教育って残酷よねぇ」
あたしは意地悪そうに言いながら、ナーガの体を隠しているシーツを少しめくって爆乳を見せる。
「や・・・やっ・・・・やめたまえ、リナくん」
おっさんはますます赤くなりながら叫ぶ。
おっしゃ、かかった!
おっちゃんの関心がナーガに移ったっ!
「ねーねー、ナーガのどこが気に入ったの?」
あたしはわざとらしく少しずつシーツを下にずらし、ナーガの胸をおっさんの視界に晒す。
「・・・・・そっ、そうだな・・・と・・・・特に・・・・と言われれば・・・やっぱり・・・」
おっさんは引きつるような声を出しながらはっきり言った。
「胸」
「・・・・うあ・・・・正直な奴・・・・」
「な・・・・なにを言うんだリナくんっ、先生はその胸を使ってパイずりをしたいとか、胸を両手で揉みながら朝までうたた寝したいとか、
そんなことは、考えてないぞっ!ほらっ、魔道士は胸の大きさが魔術のキャパシティにも関係ある説だってあるじゃないかっ!」
「誰がそんな説、説いてるのよっ!」
「先生はクランドールの魔道士協会で、誰はばかることなく言っていたぞっ」
・・・・さ・・・・・・さいですか・・・・・・・・・・・
786 :
国語1:03/12/01 03:33 ID:w838K50i
「・・・・じゃあ・・・・・・・胸の大きいナーガを気に入った、と・・・・?」
「もちろん胸だけじゃないぞ!あの肌理細やかな肌、一日中しゃぶっていたいお尻、あの特徴あるファッションセンスっ!」
「つまり早い話、先生はナーガとやりたくてやりたくて仕方ないんでしょ?」
あたしはそう言い放って、一気にナーガのシーツを剥ぐ。ぼよんと弾む胸。
「うおっ!そんなこと・・・・先生は教育者として・・・・ぐぅぅ・・・・」
「でも先生も、教育者である前に一人の人間のはずよっ?」
「うぐぅっっ!?」
おっしっ、もうひと押しで落ちるっ!
「やっちゃったら?あたしも二人の恋を邪魔しないし。何なら別の部屋を取って出ようか?」
「よしっ!先生も今夜だけ教育者を捨てるっ!一人の人間にっ、一人の恋する男になるっ、なってみせるっっっ!!」
「そーよっ、先生っ、頑張れ先生、行け行け先生、いっちゃえ先生!あっ、でも避妊だけはしてよねっ!」
さすがに寝込みを襲うように仕向けたからだろう。あたしもナーガに最後の情けをかけてやる。
「わかってる、先生、もう減給はごめんだからなっっ!!けど先生、減給処分になってもいいっ!ナーガくんに・・・
ナーガくんの体の奥に先生の熱い愛を注ぎ込みたいっ!」
「すごいわっ、いよっ、先生カッコイイ!男前!けど愛を注ぐのは結婚してからでも遅くないじゃないっ!?」
「おお!そうだった。先生、興奮して我を忘れるところだった。リナくん、最後に頼みを一つだけいいかいっ?」
「ええっ、なんでもいいわよ、先生の恋のためだもんっ!」
「では、これから先生とエッチしようっ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・
「はい?」
「だから、先生とエッチしようといってるんだ!」
なんで?そうなる?
あたしがきょとんとしていると
「先生、これからナーガくんとエッチしてもすぐ出しそうなんだ。だからリナくんとやってからのほうが
ナーガくんと長く楽しめると思うんだっ!」
「うああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ」
思わず頭を抱え絶叫するあたし。そうなるか?普通そうなるか?
787 :
国語1:03/12/01 03:34 ID:w838K50i
「リナくんっっ!」
「きゃっ!」
おっさんはあたしをベットに押し倒し、あたしの唇を奪う。
「先生の恋のため、リナくん、協力してくれっ!すぐに出してはナーガくんが可哀想だっ!恋する男の気持ち、わかってくれるだろ?」
あたしの唇から離し、必死にあたしに懇願する。
「な・・・なんで・・・・あたしがそんなことするのよっ!」
「無理な頼みだとは思うが、先生の愛の教育の一環だと思ってくれ!」
そういって、またあたしの唇におっさんの汚い唇が襲う。しかも今度は舌まで入れてきて、あたしの口を犯す。
「教育ってっ・・・・はぁっはぁっ・・・・先生の教育はBまででしょ?」
あたしは必死におっさんの舌の進入を拒み抵抗する。
「教育方針が変わったんだっ!」
「そんなにコロコロ変わるなあぁっっ!!」
「教育は臨機応変だっ!リナくんっ!」
あたしの口を再び犯しながら服を破るように脱ぎ捨てていく。
瞬く間におっさんは、あたしを全裸にし、むしゃぶりつくように抱きしめる。
「あぁ!先生っ!ナーガにばれても知らないわよっ」
「大丈夫、ナーガくんのウォッカには媚薬入り睡眠薬を入れていたんだっ!まさかあんなに飲むとは思わなかったからな」
「この変態ーーーっ!」
あたしはおっさんの頭を手でどつく。が、力が入らない。
「もちろん、リナくんにもしっかり入れさせてもらったよっ!」
「変態ーーーっ!」
あたしの絶叫にも、おっさんは気にとめない。
ぺろぺろと唾液いっぱいの舌で、あたしの胸をしゃぶる。
乳首に舌があたるたびに、あたしはびくびくと反応する。それを面白がってか、おっさんは集中的に乳首を攻める。
「あっああぁんっ、いやぁっ、やめて、そこはぁ・・・・くふぅっ」
「ここが悪いのはリナくんっ、勉強不足だぞ」
おっさんは歯を時々たて、ごつい両手で胸を揉みまくり、あたしの胸を犯し続ける。
「あぁっ!先生ぃ、あぁんっ!」
788 :
国語1:03/12/01 03:34 ID:w838K50i
媚薬のためもあるが、あたしもここ二週間エッチが御無沙汰、いや、気持ちよくされるのに御無沙汰だったため、おっさんの
背中に手を回し強く抱きしめ返す。
「リナくんっ、そろそろ真の愛の教育にいくぞっ!」
「あぁっ、お願い、先生のっ・・・・先生の愛の教育欲しい〜〜っっ!!」
「よしっ!では教育をするっ!」
あたしは自分からおっさんの舌を求めるように自分の舌を出す。
おっさんもあたしの要求に答え、粘液がスライムみたいな舌であたしのくちを犯す。
「ぷはっぁ、あぁん」
息ができないほどあたしの口を犯すが、あたしはおっさんからもっと犯して欲しいと自分の舌で迎える。
「くっ、リナ・・・くんっ、いれるぞ!先生の愛の象徴をリナくんの体に突き刺すぞっ!」
「あぁっ!だめぇっ、あぁんっ!」
あたしは、おっさんの唾液で口元を汚しながら声だけ抵抗をして、おっさんが早く入れるのを期待した。
おっちゃんはあたしの両足を広げ、自分の腰をあたしに叩きつけるように抱きついてきた。
「よっ、くぅ、すんなり・・・・入ったが・・・・リナくんっ・・・・先生すぐいっちゃいそうだぁ・・・・」
「きゃぁっんっ、あぁっ、あぁぁっ!」
おっさんは必死に腰を振り、あたしにしがみついてくる。
あたしはおっさんの重みに耐えながらもそれに応じ、腰を左右に振り出す。
「あぁ、くっ、リナくんっ、先生だめだっ、もう・・・・」
「あぁ、あたしもいくっ!先生っ、いっちゃう・・・・よぉ・・・っ・・・・」
おっちゃんの最後のピストン運動にあたしも本気で感じる。
「うぉっ!ううおっ!出るっ・・・・・うお・・・・いくっ」
どぴゅっ!
おっさんの断末魔のような声にも感じ、あたしもいった。
どぴゅっ!どぴゅっ!・・・・・・・・・・・・ドクドクドク・・・・どくっ
「ああああぁぁっっっ・・・・・・」
「あぁ、まだ・・・出る。リナ・・・・くん・・・・・・あぁ・・・」
「んふぅ・・・・・あん・・・・・」
おっさんの震えながらも、あたしの頬に口付けしながら最後の放出をする。
あたしも腕をおっさんの首に回して、最後の放出を助けるように強く抱きしめる。
789 :
国語1:03/12/01 03:35 ID:w838K50i
「あぁ、リナくん・・・・教育とは・・・・エロスだな・・・・」
おっさんはかすれるような声を出しあたしをやさしく抱きしめる。
「うふ、急に・・・・何言い出すの・・・・ふふ・・・・」
最後の放出をした後の、おっさんの意外な一言にあたしは思わず声にならない笑いをし、汗まみれの顔になったおっさんにキスをする。
しばらくあたしたちは、余韻を味わった。あたしたちはお互い顔をキスをしながら。
が!
ドロッ・・・・・
突如、あたしのあそこから何かがあふれ出した。そう、自分のものではない、何かとすぐに直感した。
まだおっさんのものが入ったままのあそこからである。
ひやりと背筋が凍る・・・・・・もしや・・・・
「先生・・・・」
あたしは引きつりながら声を出す。
「なんだい・・・リナくん・・・」
おっさんは何事もなく幸せそうにあたしのうなじをなめる。
さっきまでお互い仲良く余韻に浸っていたが・・・・
「もしかして・・・・先生・・・・避妊・・・・しな・・・・かったの?」
あたしは怖れていることを口に出す。
790 :
国語1:03/12/01 03:36 ID:w838K50i
「あ・・・・・・忘れた」
「バカァぁぁぁぁっっっっ!!!」
叫んであたしはおっさんの体をベットから振り落とす!
ゴチンと床におっさんの頭の打った音が盛大に響く。
「いたた・・・リナくん・・・急になにすんだい」
おっさんはあそこから透明な液を出しながら、痛そうに声を出す。
「冗談じゃないわよっ!中に出したでしょっ!思いっきりっ!」
「はっはっは、しょうがないじゃないか、リナくん、
あたしはベットの上によろよろと立つ。すると・・・
ごぽり・・・・・ごぷごぷっ・・・・どろ〜〜・・・・ん・・・・・
あたしのアソコから、おっさんの真っ白のザーメンが音をたてこぼれる・・・
ごぽっ・・・・ごぽぽっ・・・・
粘り気のあるザーメンが大量に太ももにこびり付くようにたれていく。
その音が部屋中に響く・・・・・
あは・・・・あはは・・・・あは・・・・あ・・・・
「はっはっは、リナくんは上の口は欲張りだけど、下の口は謙虚だね。
先生、リナくんの意外な一面を見ちゃったぞ」
ぷるぷる・・・・あたしは震えながらおっさんをにらみつける。
「あ・・・いや・・・・ごめん・・・すまん・・・・まさか付けてなかったとは思わなかったんだ・・・
先生の記憶では確かに付けたんだ・・・はっはっは、いや、人間だからたまには失敗するさ」
ぼぐわぁぁぁぁん!
にかっと笑うおっさんに壮絶なあたしの蹴りが放たれた。
791 :
国語1:03/12/01 03:37 ID:w838K50i
次回予告。
リナに中だししてしまったキンパチ。
先生と生徒の愛と笑いの悲劇。
まさかリナはキンパチの子を孕むのか?キンパチの運命はいかに?
すまぬ。今回もナーガがだせなんだ。
続く。ナーガは次回で・・・・とりあえず。
一週間たてばナーガのあんなこんな・・・・
とりあえず最近寒くなった。チンポを出したまま寝ずに待て!
おおおお乙ー!
国語1さん今回も(・∀・)イイ!
キキキキタ━━ヽ(・∀・)ノ━━(ヽ・∀)━━( ヽ・)━━ヽ( )ノ━━(・ノ )━━(∀・ノ)━━ヽ(・∀・)ノ━━!!!!!
いぃねぇ、このバカなノリが最高でつ。 次作も楽しみにしてまつ♪
モツカレさま。
国語1さんグッジョブ!!
キモイヨーウワアァァァン・゚・(((((ノД`)・゚・
まじでハジメテSS書いたのでめっちゃくちゃだとは思いますが・・・・
いや、すいません(汗)
今日はとある国のお偉いさんの護衛というなかなか懐の暖まる仕事をちゃっちゃと済ませてガウリィと宿へと戻ってきた。
夕ご飯の最中、ガウリィは『ピーマンが口に入った』と、青っ白い顔をして足早に部屋へ退散し、あたしはお肌の事も考え、たまには早く寝る事にした。
『ったく、あれだけ嫌いなピーマンをどうしたら口に入れる事が出来んのよ、あのクラゲ!!』
ガウリィが途中であんな死にそうな顔するもんだからあたしまで食欲がなくなってしまったのだ。
まだニャラニャラのフルコース4人前しか食べていなかったのに!!
乙女の食事を邪魔した罪は重い!!くそー!明日絶対にクラゲにおごらしちゃる!!
あたしはちょっといつもより軽いお腹を可哀想にとナデナデしながらパジャマに着替えようと・・・
『いやあ〜〜リナさん、こんな所で奇遇ですねえ〜〜〜』
そこに現れたのは神出鬼没、不幸な中間管理職、おかっぱ頭の神官(プリースト)、その名はゼロス!!
『って、なあ〜〜〜にが奇遇ですねええええ〜〜〜よ!!あんたねー、乙女の生着替え覗くんじゃないわよ!!』
そう、ゼロスが現れたちょうどその時、あたしはあろうことかブラのホックに手を掛けた所だったのだ。
『おや?お着替え中でしたか??じゃあ偶然通りかかったのも何かのご縁ですので僕がお手伝いしてさしあげますよ〜vv』
『だから、なあ〜〜〜にが偶然よ!!しかも手伝ってなんかいらないわよ!早くどっか行きなさいよ!あたしはお肌の為に早く寝るの!!』
あたしは隣で寝てるガウリィを起こさない様に、なるべく小声でゼロスを追い払おうとした。
『おや??隣のガウリィさんを気遣ってらっしゃるのですか??リナさんはガウリィさんにはお優しいですねぇ〜。(でも、少々嫉妬してしまいましたよ、リナさん。)』
『あ、んた何言ってんのよ!?あいつはあたしの自称保護者なんだから気を使ってやっても別にバチはあたんないわよ・・・・』
そんなあたしの言葉を聞いてるのか聞いていないのかゼロスは全然違う話を持ち出してくる。
『そういえばリナさん、先ほどお肌がどうとか仰ってましたよね??』
人の話を無視してはなしの矛先を変えたのは腹が立ったけど、これで寝れるチャンスだと思い、あたしは殴ってやりたい気持ちをなんとか抑えて(うううう、リナちゃん大人っ!)
『そうよ、夜更かしはお肌の大敵なんだから、分かってるならはやくでてってちょうだい!』
『それなら僕がお肌を潤わせて差し上げますよ〜〜〜vvvv』
あんた、何訳わかんない事言ってんのよ?とあたしが口を開こうとした瞬間、
『んんん〜!?』
いきなりゼロスがあたしの腕を押さえ、唇を割って舌を侵入させてきた。
先端で歯の裏をなぞり、優しく舌を吸い、絡めてくる。
ようやく解放してくれた時にはあたしの呼吸が上がっていた。
『はぁ・・・はぁ・・・・あ、あんた何のつもりよ!?』
あたしはゼロスを睨みつける。当のゼロスはあっけらかんと
『いや、ですから潤いを・・・ね(はあと)』
あたしに文句を言わす隙さえ与えず、そのままベッドへと押し倒した。
ほとんど上半身裸の状態だったのを良いことに慣れた手つきでホックをはずし、胸の先端を手袋をしたままの指で刺激する。
『・・・・んぁっ・・・』
出したくないのに勝手に口から声が漏れる。
(あたし、何してんのよ・・・・!?)
『おや?感じませんか?あまり声が出ませんねぇ?それじゃあ・・・・』
『ひゃぁっ!』
こんどは左手の人差し指と中指であたしの右胸の先端を刺激しながらいやらしい音を立てて左胸にしゃぶりつく。
(何で・・・・こんなに気持ちいいのよお・・・・)
『リナさん、もっと声を出していいんですよ・・・?
ほら、僕に聞かせて下さい、あなたのいやらしい声を・・・。』
(んな事言ったって・・・隣ではガウリィが寝てるのよ!?
こんな・・・こんな声ガウリィに聞かれたら・・・・あたし・・・・・・・!!)
ゼロスにされるがままにされながらその事を考えていたら・・・・
羞恥心の中に別のキモチが芽生えてくるのが分かった。
なんだろう、このキモチ・・・・。
『リナさん、いい目になってきましたね・・・・。では・・・そろそろ・・・・』
・・・と、ゼロスが手袋を外し、自分の人差し指をちゅるっと舐めた。
その姿に・・・・あたしの下半身がびくんと反応した。
(なんか・・・すごい・・・・・感じちゃう・・・・。)
舐めた指をあたしの割れ目に持って行き、その先端についた小さな突起物をゆっくり刺激しはじめる。
『はぁぁぁ〜〜〜んっ!!』
このあたし、天才美少女魔道士、リナ=インバースも性欲には勝てないお年頃。
時々こっそりマスターベーション・・・
つまり・・・・おなにぃ〜と言われる行為をする事もあるが・・・
自分の指先とは違う、予想の出来ない動きが、これほどまでに快感だとは思ってもいなかった・・・。
(もっと・・・いい所責めて・・・・・っ・・・!!)
あたしの腰は無意識に動き出す。
『おやおやリナさん・・・いつもはあんなに勝ち気で負けず嫌いなあなたが・・・
こんなに淫乱だとは・・・ほら、リナさん・・・もうこんなに濡れていますよ?』
ゼロスの言う通り、あたしのあそこはぐちゅぐちゅと音を立てて自分を快楽の絶頂に導いてくれるであろう肉棒を今か今かとヒクヒクさせながら待っていた。
『じらさ・・・・ないで・・・・お願い・・・。』
『リナさん、お願いするときはどうおねだりするのが効果的だと思われます?
ほら・・・あなたの口から・・・あなたの声で・・・あなたがどうして欲しいか・・・
はっきり僕に聞かせて下さい・・・。』
(゚∀゚)平日の夜中に神キタ━━━━!!
って訳で援護射撃
もう・・・・たまんない・・・っ!!
あたしは瞼にうっすら涙を溜め、ゼロスにおねだりする。
『お願い・・・ゼロスのが・・・・欲しいのぉっ・・・!
気持ちよくしてぇ・・・・。お願い・・・・・!!』
あたしがそう言うとゼロスは満足した表情で
『よくおねだり出来ましたねぇ・・・・。
それではご褒美にあなたの欲しがっているモノを挿し上げましょうね・・・・。』
ゼロスがズボンの中で窮屈そうにしていた勃起しているペニスを取り出し、
挿入しやすいように両膝を抱え、あたしの入り口を自らの先端で軽く愛撫する。
『ほ〜ら・・・どうですか・・・?』
ここまできてまだ焦らされてあたしの体はもう限界だった。
『はぅんっ!!!』
あたしはゼロスの背中にしがみつき、体制を起こす形で自分から挿入させた。
『リナさん・・・・素晴らしいですよ、あなたの中は・・・・
とても締め付けられて・・・・・それにその顔を見るだけで僕は・・・・(イキそうですよ・・・)
さあ、もっと僕にその恍惚とした顔を見せて下さい・・・・・。』
今のあたしたちはお互いが座って抱き合う形になっている。
常に奥までペニスが挿入している状態の、一番気持ちいい体制だ。
下になってるゼロスがおもいきり突き上げてくる。
(゚∀゚)さらにキタ━━━━!!
コテつけたら?
『ひゃぁぁぁぁっっっっっ!!・・・・・ぁぁんっっ!!
キモチいいよぉぉっ!!』
あたしの口から漏れる、快楽に対しての悦びの声。
ゼロスが突くたびにあたしの子宮が音を立てて反応する。
体の中から聞こえる自分の音にあたしはますます欲情する・・・。
ゼロスの責めはどんどん強くなり、あたしは絶頂を迎える寸前に・・・・!
嫌だ・・・・まだイキたくないの・・・・
まだまだキモチ良くさせて・・・ゼロス・・・・・っ!!
そんなあたしの声が聞こえたかようにゼロスが耳元で優しく囁く。
『どうやらイってしまいそうなのはあなただけではなさそうですね・・・
リナさんの中があまりにも良かったので僕ももう・・・・限界です・・・。』
『いいのぉっ!!来て・・・・・っ!あたしも・・・・
もうっっっっ・・・・!!』
『リ、リナさん・・・・・・っ・・・・!!!』
『・・・・・・・・・っっっっっっぁぁぁああんん!!!!』
ほぼ同時にあたしたちは果てた。
ゼロスの精液が勢いよくあたしの中にぶち込まれる。
あたたかい、でもちょっとムズムズする感じ。
どうしよう・・・・全部受け止めちゃった・・・・。
『・・・・・・ってあんたぁ!!!いきなり中出ししないでよ!!!
・・・・っっっっあれ???』
そこにはもうゼロスの姿は無く、ただ精液独特の臭いと汗の臭いが残るだけ。
(ちょっとぉ!!事が終わったらはい、さいならなのぉ!?
優しく抱き合って余韻に浸るとかそんなロマンチックな思いやりは無いワケ、魔族には!?)
あたしが一人怒っているとどこからともなくゼロスの声が。
『だああああ〜〜〜〜いじょうぶですよ、リナさんvvvv
これから毎日おじゃましますから、いつでも優しくして差し上げますよvvv♪』
(んま・・・・毎日ぃ!?)
その夜、あたしの絶叫が村中に響き渡ったとさ・・・。
トホホ・・・・。
ー完ー
806 :
ひの:03/12/02 01:51 ID:eOTK6FI0
あああ・・・・・・もうマジでハジメテ書いたのでめっちゃくちゃ恥ずかしい出来になってしまいました(涙)
改行とかめちゃくちゃですいません!!
でも書いてみたら結構面白かったので(自分のエチー日記みたいでw)
皆さんのss読んで、勉強させて頂きます。
(いやーほんと、まさか自分が書く日が来るなんて・・・・)
807 :
ひの:03/12/02 01:54 ID:eOTK6FI0
>>803 まさかリアルで読んで頂いてる方がいるとは・・・・。
お目汚しスマソ
ヾ(_Α_ ノシ)ノシ
タムタムタムタム
ひのタソGJ&モツカレー。堪能しますた♪ ヒマみてまたSS投下してほしいでつ。
頼むから、カップリングを表示してくれないか?
苦手な奴もいるんだ。
810 :
国語1:03/12/02 15:51 ID:LW0omb9d
>792
>793
>794
面白かったですか?(^^)
次回が本当の後編になりまつ。本編ではあった同僚はでてきませんので、あしからず。
>795
すまぬ。。
>ひのさん
ハァハァしますた。また書いて欲しいでつ。
ところで中だしはいいですのー。
やり逃げみたいなゼロスがいい。
今度は中に出した後、リナが「アンタ、ゴムつけたの?」ゼロス「それは秘密です」みたいな感じでお願いします。(おぃ
>809
今度からそうします。すまん。
次回は、ナーガ+リナ×セクハラ教師です。
811 :
国語1:03/12/02 16:00 ID:LW0omb9d
>792
今、気がついたけど漏れの投稿十六分後にカキコしたんだね。
ありがとね。あの日の昼間は貧血しそうでした・・
812 :
ひの:03/12/02 23:30 ID:iBLoBRLX
>>809、ALL
すいませんでした、今度書く様な事があったら気をつけます。
>>808 次はもっと精進してきます、有り難うございます(こんなんでほんと恥ずかしい)
>>国語1さん
お目汚しすいませんです。
ゼロスはやり逃げっぽいイメージが私の中でありまして(おいおい)
もっと激しいゼロスを書きたいです。
国語1さんの次作、楽しみにしてます!!
をを、神がきたよー・・・
814 :
ageよう:03/12/05 12:06 ID:gcxKlMnY
>ひの様
どうも乙彼様ですた。
萌えと言うより、久々にリナとゼロスを見た感じです。
「志村うしろうしろー!」とゆーか、となりの部屋の異変に
「気付けよガウリィくらげ!」と突っ込みつつw
楽しませていただきました。
ありがとうございます。
ageるなよ。
業者等がウザいのでsage進行でオナガイしまつ。
(゚∀゚)日曜日でつ!神が降臨する日でつ。期待サゲ
818 :
国語1:03/12/07 21:03 ID:y/1Q3xLk
テスト
819 :
国語1:03/12/07 21:07 ID:y/1Q3xLk
今日はガキの使い見て寝ます。年末だから忙しいぽ。
820 :
国語1:03/12/07 21:08 ID:y/1Q3xLk
「ぎゃふぅっ!」
あたしの蹴りを顔面にまともに喰らったおっさんは隣に寝ていたナーガを飛び越えて向こうの壁に叩きつけられる。
「・・っ!・・・リナくん・・・何も蹴らなくてもいいじゃないか?先生はそんな生徒に教育したつもりはないぞ?」
さすがにダメージが大きいのか、おっさんも痛そうに頭をさすりながら呻く。
「何が教育なのよっ?先生が生徒に避妊せずに中に出すのが教育かぁぁっ!・・・ど・・・どうしてくれるのよっ、これ」
あたしは右手でアソコを指差す。あたしのアソコからは、まだおっさんの汚いザーメンがゴポゴポ噴き出すようにでている。
ナーガと会ってから格好付けて禁欲していたためであろう。
あたしのお腹の中にはおっさんの丸一日分溜まっていたザーメンが泳いでいた。
「う〜む、リナくん、こうなったら少しでも先生の精子を出すしか方法がない、そのまま少し足を広げなさい」
一応反省したようなおっさん。そんな事、言われなくてもするわい!
あたしはベットに立ったまま両足を広げる。うう、我ながら恥ずかしいポーズ。
「よしっ、リナくん、今度は右の人差し指と中指でアソコを広げて左手は胸を揉みなさい」
「なんで胸を揉むのよっ!」
「はっはっは、リナくんはまだ子供だから知らないんだな?女性は胸を揉むことによってお腹の中の循環がよくなるのだよ。
先生の母さんもよくお風呂でお腹を揉んでいるんだぞ」
「・・・けど中の循環がよくなるってことはヤバイんじゃないの?」
「う〜む、さすがリナくん、鋭い意見だ」
「アホかぁーーーっ!言っとくけど、もしあたしが妊娠したら慰謝料たーーーっぷり貰うかんねっ!」
「リナくん、それはないよ。先生、今は金欠病という不治の病にかかっているんだ。領収証を貰わないとメシだって食べれないんだよ」
土下座をして必死に懇願をするおっさん。
「関係あるかーーーーーーっっっ!」
あたしは絶叫する。
821 :
国語1:03/12/07 21:09 ID:y/1Q3xLk
「・・もう・・・うるさいわねぇ・・・人が気持ちよく寝ているってのに・・・」
え?
まさか・・・おっさんの背後から聞こえるこの声は・・・あいつしかいない。
「まったく・・・え?・・・」
ナーガが固まる。そりゃそうだろう。あたしたちは全裸で、一人は土下座をして、もう一人はそれを見下ろすようにベットに立っている。
凍りつくスイートルーム。
「あは・・・あはは、ナーガ、起きたの?いや、今、暑いでしょ?だからちょっと裸に・・・って」
あたしはすぐに両手でアソコを隠しながら苦しい言い訳をする。おっさんはまだ固まったままだ。
するとナーガはニヤリとして
「ほーっほっほっほ!自分だけ授業を逃れようとするとは卑怯千万!リナインバース!」
「はい?」
あたしとおっちゃんが同時に言う。
「ふっ、この白蛇のナーガを甘く見ていたようね。わたしを酒で眠らしといて、自分は授業を受けないように色仕掛けで先生を惑わし
わたしにだけきついテストやたくさんの宿題を押し付けようって魂胆!」
をい!
「そ・・・そ、そうなんだ!ナーガくんっ、突然リナくんは先生を襲って先生の貞操を奪ったあげく、ナーガくんにだけ授業を受けさせよう脅迫
してきたんだ」
「おっさん!」
「ふっ!やっぱりそうねっ!」
「こらぁぁっ!ナーガ!なんてことを!」
「ふっ、リナ、まだしらを切る気?あなたのその太ももに流れているのが何よりの証拠っ!」
言ってナーガはあたしのアソコを指差す。
ごぽっ!
あたしのアソコから再びザーメンが噴き出す。今度は太ももに垂れずに、大きな雫になって宙に糸を引く。
あわてて隠そうとするも音までは隠せない。
822 :
国語1:03/12/07 21:10 ID:y/1Q3xLk
「ふっ、思った通りね!無い胸を使って誘惑した罪は大きいわよ」
「そうだ、そうだ」
・・・ぴくぴく
「この罪として死ぬほど授業とテストを与えてあげるわ、この白蛇のナーガが!」
そういうとナーガのブラジャーをとり、その凶悪な胸をおっさんに見せる。
「ナ、ナーガくん!?」
目を白黒させるおっさん。
「胸なしリナよりたっぷりサービスしてあげるわ。その代わりリナに罰を与えるならね」
「もちろんっ!」
と、ブンブン頭を縦に振る。
「ふふ、取引成立ね」
勝ち誇った笑みをあたしに向けて、おっさんに足を広げ挑発する。
おっさんは、アソコを再び大きくそらしながら、ナーガに飛びつくように抱きつく。
「うおおおぉぉ!」
顔を胸に埋め歓喜の絶叫をする。
両手で胴体をしっかり抱きしめながらおっさんはナーガの口に舌を入れる。
「あはぁっ」
ナーガの口を犯しながら手はナーガのショーツを引き裂く。あーあ、ナーガの一張羅なのに。明日どうするんだろう?
しかしナーガは気にも留めず、ディープキスを楽しんでいる。
「ナーガくん、ああ、ナーガくん」
おっさんはナーガの胸を揉みながら股間に腰を進める。
「やぁ、あはぁんっ!すごい!すごいわっ!」
おっさんのアソコが、ナーガのに擦りつけられる。
「ああ、早く、早くちょうだい!」
823 :
国語1:03/12/07 21:12 ID:y/1Q3xLk
今回は妄想が続かなかった・・・
ナーガとやってる間、リナたんをどうしよう・・・うーんうーん。。
国語1さん。
話をはじめる前には、カップリング表記してくれ。
すまん。
国語1さん、乙ですー。リナたんのオナーニきぼん。
>824
続き物だからハンドルでわかるし、いいんじゃ?
と思ったが、まあカプの得手不得手がある人もいるようだから
次スレ立てるなら名前欄へカプ表記いれてくれるようテンプレ
にいれたらどうだろうか。
国語1さんはある意味わかるだろうw
今回もおもしろかったです!
(゚Д゚)ホシュ!!
場つなぎによろしければ、ガウリナですが
盗賊いぢめを終えてお宝をあさっている時に、リナは小さな子瓶を割った。
「あっちゃ〜」
リナは台無しになったものに、眉をしかめた。
中から液体が零れて地面に染みを広げ、何か甘いような匂いがその部屋を満たしていく。
「何かしらこれ?香水?」
匂いは決して不快なものではなく、心地よいものだった。くんくんと匂いをかいでいたリナは、破片のうち、ラベルのついている部分を拾い上げた。
液体が少し、滲んでいるが読めないことはない。
「えっと、なになに?
・・・・・・・・・・・・び、びやくぅっ!?」
そういえば、なんだか身体がぽかぽか・・・というより熱くなってきた。頭も眠りに落ちる時のように少し霞みがかったよう。
「やばい・・・」
集めていたお宝も放り出して、リナはその甘い匂いの充満した部屋を飛び出た。
盗賊のアジトを出てすぐ、へたり込むリナ。
「はあ、・・・こんな所じゃ・・・」
荒くなった息の下、リナは自分を抑える。
薬の効果で、つんと立った乳首が動くたびに服に擦れてしまう。足の奥も、時折きゅんと疼いて思わず動きが制限される。
でも、こんな所では自分で慰めることもためらわれる。
早く宿に戻らなければ。
「あ〜もう」
悪態をつきながら、リナは火照った身体を奮い立たせて立ち上がると着た道を戻る。
もしかしたら自分の持ち物の中に何かいい薬があったかもしれない。
最悪、気付け薬でいいだろう。
よたよたと歩くリナがいくらも進まないうちに、その歩みを止めることになった。
「リナ」
「ガ、ガウリイ・・・」
自分を見下ろす自称保護者はいつもののほほんとした顔ではなく、怒っていた。
「お前さんは、あれほど言ったのに」
「う・・・」
リナは焦った。
説教をはじめられてはたまったものではない。
早く宿に帰ってこの疼きをどうにかしなければいけないのに。
しかも、ガウリイを見ていると、火照りはますます強まり彼にどうにかして欲しいと思いそうになる。
あの大きな手で触れて欲しい。全てを。
「っ!」
ぴったりと閉じていた足の奥から何かが溢れて下着を濡らした。
「ガウリイ、もうわかったから早く帰ろう!」
「リナ!反省してないな!」
立ちふさがるガウリイをすり抜けて宿に帰ろうとしたリナをガウリイは捕まえる。
リナは、捕まれた腕が熱くて痺れるようで、ますます身体が疼く。
そんなリナの状態をわかっていないガウリイは、リナの腰を左手一本で抱え上げると、そのお尻に振り上げた右手を打ちつけた。
パシィンッ
「ひきゃっ」
「今日という今日は、お仕置きだ」
思わず悲鳴をあげたリナをガウリイは更に叩く。
「いたっ、いたいっ」
リナが訴えてもガウリイは全く手を止めずにお仕置きを続ける。
ムダだと悟ったリナはせめて悲鳴は上げるまいと唇を噛み締めた。
しばらく、森にガウリイのリナの尻を打ち付ける小気味良い音が響く。
そうしてリナはいつしか痛みが薄れてきた。それは麻痺してきたのかと思ったが、痛みの代わりに別のものがゆっくりとリナを侵していた。
連塔規制?
(うそ・・・なんか、きもちいい?)
激しく叩かれるたびに、そのすぐ下の花弁がきゅんと締まり、蜜を吐き出している。
確かに痛いのだが、それと同時にリナは快感を感じていた。
(なんで・・・こんな・・・
媚薬のせい?・・・あっ)
「あんっ」
思わず零れたリナの嬌声に、ガウリイが振り上げた手を止めた。
「リナ?おまえ・・・」
――パシン、パシンパシ
「・・・ああっ、あん、あん」
再び打ち付けられるとそれに合わせてリナが声を上げる。
「とんだ変態だな」
「あっ、ちが、あん」
否定をしながらもリナは叩かれるたびに喘ぐ。
「これじゃあお仕置きにならないな。
リナは叩かれて歓ぶ変態だったなんてな」
「きゃっ」
ガウリイがリナを支えていた腕を放し、リナは草の上に落とされた。
座り込んだまま、リナはガウリイを見あげ、違うと呟いて首を振る。
「何が違うんだか・・・乳首もこんなに立てて
ズボンまで濡れてるじゃないか」
ガウリイの視線の先、リナのズボンの足の付け根のあたりは少し色が変わっていた。
「あっ」
う〜む、勢いで書いたので中途半端ですがここで終わりっす
えー
わ〜い。ガウリナだぁ♪
続きまってますので。
続き、カマーン!ハァハァハァハァハァしまくってまちまくってます。
恥ずかしい染みを隠そうと、リナはそこを手で覆った。それがいけなかった。
少し触れた手が身体に甘い痺れをもたらし、リナの理性に穴を開けた。
「ん、・・・」
勝手に動き出した手はリナのそこを擦りだし、染みを広げる。
「おいおい、今度はオナニーか?」
ガウリイの呆れたような声。
リナは自分の痴態に愕然としてガウリイを見上げる。ガウリイの青い目は自分を慰め続けるリナの右手をじっと見ている。
「いやっ、見ないで・・・はぁ」
「見せといて何言ってるんだ?
全くホントにいやらしいな」
嘲るようにガウリイが言い、その言葉にリナは顔をより赤く染める。
それでも右手は止まらずに刺激を与え続ける。
濡れたズボンの上からぷっくり膨らんだ肉芽をくりくりと弄りながら快感に吐息を漏らす。
「はん・・・いや、・・・はぁ、はぁ」
次第にたかまっていきながら、リナはガウリイの刺すような視線を感じていた。
(ガウリイに見られてる・・・こんな・・・恥ずかしいあたしを)
「あ、ああ・・・」
ガウリイの視線を感じながらリナは更に快感を高めていた。
(見られてる・・・女のあたしを・・・ガウリイ)
「はぁはぁ・・・見て、もっと見てぇ」
いつの間にかリナの右手の動きは大胆になり、ガウリイの目の前に突き出すように股を広げて自慰をしていた。
「ああん、ガウリイ、ガウリイ・・はん、はぁん」
クチュクチュクチュ
布地に吸いきれないほどの蜜を溢れさせながらリナは身悶える。
「とんでもない変態だな。
保護者の言う事は聞かないし、リナがこんなに悪い子だったなんてな」
「ああんっ」
ガウリイに言葉で嬲られてリナはイッた。
今までの自慰とは比べ物にならないエクスタシーにだらしない顔で呆然としている。
「これは本格的にお仕置きが必要だな」
笑いを含んだ声でそう言ったガウリイが近づいて来るのをリナはただ黙って見つめていた。
>828さん、(・∀・)イイ!!
ハァハァしてます。
本番もきぼん!
早く本番はやくーーー
かなりはぁはぁしまくってます。
まだでつか(´Д`;)ハァハァ
どういうキーワードでぐぐったのかはあえて訊かないよ
まだですかー!<ガウリナ続き
そして842になんか敬意を抱いた
リナ 肉棒 とかでぐぐったのかな
履歴は消しておけよ
846 :
国語1:03/12/18 19:30 ID:u6DZdLE4
>845
どうやったらそんな事わかるんですか?(どきどき)
それでぐぐって842が出てきたらおk。
直接的な言葉だと普通のアダルトサイトがごろごろ引っか
かって探すの大変だから、 リナ なにか喘ぎ声 でやってる…
>>847 ためしに「リナ きっぽぽ」でぐぐってみたけど駄目でした。
>848
きっぽぽ は無理だろw
きっぽぽにハゲワラ
>839,840,841,844
お待たせしました〜
「あっ」
ガウリイの大きな手がリナに伸びる。
一度イって薬の効果から理性を少し取り戻したリナは自分の痴態に我に返って逃れようとするが、身体に力が入らない。
あっさりと捕まり服をはがれる。
「やだっ」
抵抗しようとした手は額のバンダナでひとつに結ばれ、手ごろな木の枝に吊り下げられてしまった。
リナは爪先だけが何とか地面につく格好で、そんなリナをガウリイは冷ややかに見つめる。
「くうっ・・・ガウリイ、ほどいて・・・」
リナは吊り下げられた手首の痛みにうめきながら懇願するが、それが叶えられることはない。
ガウリイはリナのショートソードを拾い上げると、リナの身体を隠す下着にその刃をあてた。
「や、いや」
「動くと余計な所も切れるぞ」
恐怖と羞恥にかすかに震えるリナをあざ笑うかのようにガウリイはリナの下着を切り裂いていく。
終に身体を隠すものが何一つ無くなったリナは恥ずかしそうに目を伏せて俯いたが、ガウリイはそのリナの顎を掴むと上向かせた。
「・・・んっ、んふ・・・んん」
噛みつくようにリナの唇を貪る。
「ふあ・・・」
ようやく解放されたリナは唇の端から混ざり合った二人の唾液をこぼしながら、荒い息をついた。
キスの刺激に、媚薬の効果が再び襲い、リナの身体を熱くしていく。
熱に浮かされたリナの目に、ガウリイの取り出した一物が映った。
「・・・っ!」
ぴんと反り返ったそれは大きく、グロテスクで、初めて目にするリナは思わず息を飲んだ。
「どうした?欲しいのか?」
ガウリイはそれを見せ付けるようにリナのお腹のあたりに押し付ける。
「あ・・・」
違うと、リナは言おうとしたが口にはできなかった。
目はそれに釘付けになったまま、足の間に蜜がまた溢れてくる。
もじもじと、足を擦り合わせるリナの小さい胸をガウリイが撫でる。
「あんっ」
「リナ、どうして欲しい?」
「ああ、そんな・・・」
リナは体の奥から沸きあがってくる欲求に歯を食いしばった。口を開くとはしたない事を言ってしまいそうで。
そんなリナを笑うと、ガウリイはリナの白い足をグイと持ち上げた。
「ああっ、いや!」
蜜が溢れてぬらぬらと妖しく光るそこを晒されてリナは悲鳴を上げた。
「すごい濡れてるな・・・自分であんなに弄ってたしな、豆もぷっくり膨らんで」
「やだぁっ」
恥ずかしさにリナは涙をこぼす。
ぬちゃ
卑猥な音と共に、リナの濡れたそこにガウリイのものがあてがわれる。
」
「あ、あ・・・」
くちゃ、くちゅ
ゆっくりと擦りつけられて、リナが目を見開いてそこを見る。
リナのそこは期待に更に蜜を溢れさせてリナの白い臀部に伝い落ちていく。
「リナのここ、パクパク開いてもの欲しそうだな」
「あぐうっ」
ずぶ
突然ガウリイがリナの中につきたて、リナはその痛みにうめいた。
ず、ずず
ガウリイはそんなリナに遠慮なく腰を推し進める。やがて全て収め終えると、遠慮なく動く。
「くあ、あ、ああっ」
初めての痛みと、揺さぶられるたびに木に擦れる背中の痛みにリナは悲鳴を上げる。
「あぐ、あ、痛いっ」
「リナは痛いのも好きなんだろう?」
「あうっはあんいやあ」
やがて、激しく突き上げられるうちに媚薬の効果も手伝って、リナの身体を痛みよりも快感が上回っていく。
「ああん、はんっひああん」
リナはそれまでガウリイのされるがままだった不安定に揺れる腰を自ら振りたてていく。
そんなリナの臀部をガウリイの手が打ちつけた。
「ああんっ」
その行為にすら歓喜の声を上げてリナは白い喉を反らせる。
「叩かれるのがそんなにいいのか?俺のをぐいぐい締め付けて」
「はあん、あんあん」
ガウリイに叩かれるたびにリナは咥えたガウリイのものを締め付けて嬌声を上げた。
「き、気持ちいいのっ。ひあんっ、もっともっと、かき回してぇっ」
「はっ、この変態が!」
罵るガウリイに、リナはよだれをこぼしながら応える。
「そうなの、あん、リナは変態なの!
だから、もっと・・ふああん、あひいっ・・・もっといじめてぇ」
やがて、リナは一際高い声を上げて達した。
とりあえず終わりです〜
読んでくれたかたありがたう
>828さん、グッジョブ!!
リナタンはじめてなのに(*´д`)
>828タングッジョブ!
だから終わらないで続き書いてホスィ(*゚∀゚)=3 ムッハー
もしくは新作を
860 :
857:03/12/26 00:15 ID:kgSHPFqH
861 :
828:03/12/26 13:08 ID:KtEz+gzo
>>855〜860
ありがたう!
>>859 妄想がわいたらまた続きか新しいの投下させていただきます
ho
SSを読んだ人はみんなちゃんとレスしましょう
そうだよ。レスが少ないと書く気が起こらないよ。
まめさんのj書いたSSも最後のほうはレスがまったくなかったし。
いや、感想はそこまで強制されるものではないでしょう。
見返したが、まめさんにはちゃんとレスあるように見えるが。
時間帯の問題もあるかと。
感想レスは確かに少ないがなー。
カプ表記にこだわる香具師がいたから自分が好きなカプ以外
はスルーしてるのかもな。
それか、自分みたく萌えすぎて痛い書き込みしてしまいそうで
自粛してたらタイミング逃しちまったとか…
もっと萌えていこう!
>>865 まぁ、それを言い出すと、「書くのも強制ではないから…」ということで、
誰も投下しなくなってしまう危険があると思う。
それに、「雰囲気の良いスレだと作者も登場しやすいが、スレの雰囲気が悪くなると
すでにいる作者も逃げやすい」ということも、頭の片隅に入れておいてほしいな。
お互い、21歳以上の大人ですからw、そこのところ、適宜よろしく。
>>867 まあ、読んでくれる人がいてこそ書きがいがあるってものですからな
870 :
ガウリナ:03/12/31 06:54 ID:ksdjxAvW
魔道士協会に行くと言うリナに置いていかれたガウリイは、曇り空でなんとなく外出する気にもなれ
ず、宿の自室にいた。
ぼんやり窓の外を眺めていると、コンコンと扉を叩く音がした。
「ガウリイ、いる?」
少し前に出たはずのリナがもう戻ってきた。
「あのさ、気になることが書いてある本があったんでためしたいのよ。
ちょっと手伝ってくれる?」
「おー、べつにいいぞ。でも、オレでできることなのか?」
「だいじょぶだいじょぶ。あんたはほとんど何もしなくていいから」
リナは魔道士協会から借りてきた本をひろげ、自分の荷物から道具となにか薬の材料を取り出して
調合を始めた。
手際よく何かの薬草をすり潰したり、混ぜ合わせたりするリナの様子が面白く、ガウリイはただそれ
を眺めていた。
しばらくしてリナの手が止まった。
目的のものが完成したらしい。
871 :
ガウリナ:03/12/31 07:00 ID:ksdjxAvW
「よし、っと。じゃあ、ガウリイ、これ飲んでベッドに横になってくれる?」
「やっぱり、ちょっと待て。
変な薬じゃないよな?またオレを実験台にしようとしてるんじゃないか?」
「やーね、実験台だなんて人聞き悪いこといわないでよ。大丈夫よ、あたしも
これ飲むから。
むしろ、今回の実験対象はあたしだし、あんたはただの助手よ」
「ふーん」
ガウリイは差し出されたコップを受け取り、一気に飲み干す。
苦いのかと思ったら、甘くて後味も良い。
続いて、リナもその薬を飲んだ。
「じゃあ、そのまま横になってね」
魔道書を片手にリナが言う。
「ふむふむ。で、あたしがガウリイに跨って…って!?」
どうやら効用だけ見てきて、方法は詳しく読んでこなかったようだ。
少し頬を染めてなにやら考え込んでいるのが可愛らしい。
「これはちょっと…うーん、いやでも、材料けっこう高いの使ってるからもった
いないし。そうよ、これが成功すれば夢にまで見た…ああ、いや、なんでもないわ」
これの目的をリナはガウリイにあまり知られたくないらしい。
またしばらくリナは魔道書とにらみあっていたが、意を決したように、横たわった
ガウリイに向かい合って、その腹の上に跨った。
872 :
ガウリナ:03/12/31 07:04 ID:ksdjxAvW
「れっきとした魔道の儀式なんだから、変な意味じゃないんだからねっ」
そう念を押して、リナは少し後ろに下がり、ガウリイの脚のつけ根にあるモノを布越しに
掴んでこすった。
「ちょっ…リナ、何してんだ。やめ…」
「うるさい!ああもう、動かないでよ!あんたのが、その…勃たないとできないんだから」
まあ、確かにこういうことならリナが躊躇するのも分かる。まさかこんな風に手伝いをする
ことになるとは思ってもいなかったが、了承した手前やるせない気持ちになりながらも、
ガウリイは抵抗するのを止め、勃つようにそこに意識を集中させた。
ほどなくして勃ち上がったそれを見て、リナは位置を確かめるように自分の脚の間に押し
当て、擦り付け始めた。
「お……おい、リナ。これって何か違わないか?」
「ああもう、とめないでよ。恥ずかしいんだから早く終わらせたいのに」
「いや、でもなぁ……あの本には何て書いてあったんだよ?」
「えっと、…あの薬を飲んで、お互いの、その…そこを擦り合わせればいいって…」
「それって、布越しじゃダメなんじゃないのか?」
「た、確かに布越しでいいとは書いてなかったけど…だって、それじゃ……」
リナはいっそう赤くなってうつむいてしまった。
先ほどリナに勃たされてから、リナを押し倒して犯したいという衝動がむくむく湧き上がって
来ているが、まだ理性がなんとか勝っている。
「やめとくか。リナ、無理しなくていい」
「………やる」
「え…、い、いいのか?」
「いいわよ、やってやるわよ!」
873 :
ガウリナ:03/12/31 07:09 ID:ksdjxAvW
リナはズボンを脱ぎ、下着に手をかけた。が、その様子をまじまじと見つめていたガウリイの視線
に気付くと、その手を止めた。
「……見ないでよ」
「いや、見るなっていわれてもなぁ」
「見ないでってば。ああもう……あ、そうだ!」
何か思いついたらしいリナは頭につけていたバンダナをしゅるりと外し、ガウリイに近づく。そして、
バンダナでガウリイに目隠しをした。驚いてそれを外そうとするガウリイの手を捕まえて、脱いだ
ズボンを巻きつけて縛る。
「なにすんだ、リナ!何も見えないだろうが」
「うるさい!見えなくていいの!」
一喝してリナは下着を脱いだ。
「それ、破らないでよねっ」
リナはもう一度ガウリイに跨り、ガウリイのズボンを下着ごと下げて、勃ち上がったままのモノを
露出させた。
「うっわ…」
「…リナぁ、これ取ってくれよ」
自分のモノをじっくり観察しているだろうリナの気配を感じ、ガウリイは情けない声を上げる。
実際、本気を出せばリナによる縛めなどなんてことないが、主導権はないにせよ、リナを怒らせて
この状況を駄目にしてしまうのはもったいないと考え、行動は起こさなかった。
「なあ…」
「しつこいっ!もう、黙って、じっとしててよね」
リナはそう言って腰を下ろし、自分の脚の間にガウリイのモノを密着させる。そして、ガウリイの竿
に擦り付けるように動かした。リナはすでに濡れていたのか、動くたびにぬちゃぬちゃと水音がする。
「……んっ……ぁ、変なかんじ……」
性器の表面が擦れ合い、リナにも快感があらわれたらしい。声が甘い。
ガウリイは言われたとおりに黙ってじっと耐えていたが、いつまでも竿に擦り付けられるだけでは
物足りない。リナの中に入りたくて仕方がなかった。
874 :
ガウリナ:03/12/31 07:12 ID:ksdjxAvW
「なあ…いつまでこうしてるんだ?」
「え…、それは……あんたの…が……収まるまで…って………」
「じゃあ、そんなんじゃあ、いつまでたっても終わらないぞ?やっぱり、ほら、挿れないと」
擦り付け続けていた動きを止めて、リナはあらためてそこを見た。
「い、挿れる…って、こんなの……入らないわよっ…」
「大丈夫だ。ちゃんと入るようになってる」
「…で、でも……」
「できないのか?まあ、リナはお子様だもんなー、仕方ないか」
実際にここで終わられてもガウリイは困るのだが、負けず嫌いのリナの性格を考えて言う。
「…っ、で、できるわよ!見てなさいよ、ガウリイ」
「目隠しされてたんじゃ、見えないぞ」
「だあぁっ!言葉のあやよっ!……とにかく、おとなしくしててよね…」
そうは言ったもののリナはしばらく躊躇していたが、やがてガウリイのモノを掴み、先端を己の
秘所の入り口へと導いた。そして、そろそろと体重をかけて内部へと。しかし、本当に先端が
入り込んだだけで止めてしまった。
「リナ、ちゃんといれろよ」
「い、いれたじゃない…」
「ダメだ、もっと奥までいれないと」
「あぁ…っ、う、動かないでよ。ちゃんと…するから…」
リナは目をつぶり、もう一度体重をかけた。どうしようもない圧迫感と痛みに負けそうになるが、
一気に腰を落として押し入れた。
「……っ…痛あぁっ…!」
「リナ、力抜けよ」
「いたい、痛いの、ガウ…リイ…挿れたんだから…はやく終わらせて…っ」
「なに言ってんだよ。これからだろう?大丈夫だ、気持ちよくさせてやるから」
ガウリイは待ちわびていたリナの内部の感触に、突き上げるように腰を動かした。
「…やぁ…痛……うごかないでぇ……あっ…んぅっ…」
875 :
ガウリナ:03/12/31 07:17 ID:ksdjxAvW
絶え間なく突き上げられ、リナの喘ぎ声が漏れる。最初こそ痛がって逃げ腰になっていたリナ
だったが、やがて生まれてきた快楽に自ら躰をすり寄せて腰を動か始めた。
目隠しをされたままのガウリイは、よがって躰をくねらせるリナの姿を頭の中に思い描きながら、
リナの内側をかきまわすように動く。
「あっ……っ…熱いっ…。おかしくなりそ…っ……はぁんっ」
甘ったるいリナの声と、きつく締め付け擦れる粘膜にガウリイのモノはいっそう大きくなる。
リナを組み敷いてもっと肌の感触を味わいたい。
そう思えば思うほど目隠しと手を拘束するものがどうにも邪魔だ。
破いてでも取り去ってしまおうと腕を動かす。だが、それに気付いたらしいリナが力の入らない
手で制する。
「んっ、ダメ…っ……見ないで…お願い…っ…」
それを乱暴に振り払うこともできず、腕を縛るズボンを引き千切ろうとしていた腕を止めて、制し
てきたリナの手を握り返す。そのまま手を引っ張ると、抵抗なくリナはガウリイの胸の上に倒れ
こんだ。
体勢が変わったことで、内壁にあたる角度が変わる。ガウリイは拘束されたままの腕をリナの
背中に回し、抱え込むようにして激しく腰を突き動かした。
どうしようもなく淫らな繋ぎ目からの音と荒い息遣いが部屋に響く。
リナは快楽に流されまいと堪えるようにガウリイの衣服を握り締め、必死にガウリイにしがみついた。
「…んぅ……ああぁっ…も…だめぇ…っ」
「オレも…もう…」
嬌声をあげてリナが達し、ガウリイに喰いつくように内壁が収縮する。
それにつられてガウリイも達する予感を認め、腰を引いてリナから抜き去ろうとした。しかし、リナが
しがみついたままでうまく抜けない。
「リナ、ちょっと…抜かないと、ヤバイ…」
「…っん…ぇ……なに…?」
まだ焦点の定まらないぼんやりした頭でリナは訊き返す。
「だからっ…もう、ダメだ……くっ…」
我慢しきれずにガウリイも達し、リナの中に吐き出した。
それを受け止めてリナは感じ、甘い吐息を漏らす。
876 :
ガウリナ:03/12/31 07:19 ID:ksdjxAvW
しばらくそのままでまどろんでいたが、呼吸が整い少し冷静になるとリナは一気に青ざめた。
「ガウリイ、あ、あんたなんてことしてくれたのよっ!」
「なんてことって、やったのはリナだろう?」
「あ、あたしはちゃんとした別の目的があったから、その、仕方なく…」
「へぇ?あんなに感じてたのに?」
「そ、それは成り行きっていうか…そうじゃなくって、中にっ…」
「ああ、抜こうとしたんだが、間に合わなかった。
でもなぁ、オレをこんな風に縛ってるんじゃ、立場逆じゃねーか?」
言われてリナはあらためてこの状況を眺めた。
目隠しをして腕を縛った男の上に跨っている。まるでリナが無理やりガウリイを犯したようではないか。
「これ、ちょっと痛いからはずしてくれないか?」
そういえばガウリイの腕を縛っていたのはリナのズボンだ。ここはガウリイの部屋で、替えの服はリナの
部屋にしかない。これがないとリナは部屋から出ることも出来ないと気付き、仕方なく言われた通りに
はずしてやった。
腕が自由になると、ガウリイは目隠しになっていたバンダナをすばやく取り去った。
リナの瞳にはいまだに恍惚の色が残り、頬を上気させている。ガウリイの上で下半身だけ裸になって、
だらしなく開いた脚のあいだからは、ねっとりとした白い液体が垂れている。
食い入るようなガウリイの視線にリナは慌てて脚を閉じ、ガウリイの上からどいて傍らに座り込む。
音と感触からリナの姿を想像していたが、現実に見てガウリイのモノは再び大きくなった。
877 :
ガウリナ:03/12/31 07:23 ID:ksdjxAvW
「そうだ、リナ。中のが嫌なら掻き出しちまえばちょっとはマシだぞ」
「…え?」
「ほら、脚開けよ」
力の入りきらないリナの脚を開かせ、中指を差し入れる。
「やだっ、やめてよ…」
ガウリイを押し返そうとするリナの手は弱々しく、指を増やして掻き出すようにすると抵抗をやめ、
やがて自らかき回すように腰を浮かした。
「はぁんっ……」
着たままの上の服を空いた手で脱がせていく。内側に入れた手の、余った親指で敏感な肉芽を
ころがすと、リナ躰がびくっと震えた。
「ここが、いいのか?」
耳元で囁くと、リナは赤くなってこくりと頷いた。内壁をかき回し肉芽を嬲りながら、はだけさせた
胸元に吸い付き先端を唇で挟み舌で転がす。
念入りに愛撫を続けるとリナの躰は素直に反応を返す。
「…そ、そんなにしたらっ……も、あたし…っんんぁぁっ!」
リナの内壁が収縮したのを感じて指を抜き出すと、ごぷりと愛液で薄まった白い液体が流れ出た。
絶頂を迎え悦びに震えるリナを見て、体を熱くしたガウリイは、リナが余韻に浸って呆然としている
隙に自らの衣服も全て取り去る。
「リナもイク時はそんなやらしい顔するのかぁ。もっと、よく見せろよ…」
878 :
ガウリナ:03/12/31 07:24 ID:ksdjxAvW
リナの頭の後ろに手を添えて上を向かせると、まだ視点が定まらない瞳を覗き込む。
荒い呼吸を整えようとしている口にガウリイのそれを合わせ、開いた唇の隙間から舌を挿し入れ
口内を舐めまわした。
逃げる舌を追いかけ、唇から伝わる感触を気が済むまで味わおうとしたが、呼吸の妨げを受けて
苦しくなったリナに胸板を叩かれ、ようやく開放した。
「…はぁっ、はぁっ、あんた、あたしを殺す気?」
「そんなわけないだろう。鼻で息しろよ」
「んなこといったって…きゃあぁっ!」
ガウリイは勢いよくリナをベッドに転がすと、その上にのしかかった。
「や…もう、出すの終わったんでしょ?なんで…」
「いや、まだ中に残ってるだろ?こいつで掻き出すのが一番いいんだって昔聞いたことがあるからな。
試したっていいだろ?」
組み敷かれ、さっき中に入っていたなどとは信じられないほど力強く反り返ったモノを突きつけられて、
リナは言葉を失った。否応なしに男を感じさせる全裸のガウリイに恐怖を覚えたが、リナは一度知って
しまった快楽の瞬間をどこかで期待してしていた。
879 :
ガウリナ:03/12/31 07:26 ID:ksdjxAvW
「…あぁぁっ…はぁんっ…ガウリイぃ…っんく、あああぁぁぁ!」
さっきよりも激しく掻き回され、より深くまで打ち付けられる。
リナは躰を震わせて達するが、果てることは許されずに、そのまま激しく突き上げられた。
忙しく出し入れされるそこからは、ガウリイが最初に吐き出した精液の残りが確かに掻き出されて、
それはリナの脚をつたう。ガウリイのそれの傘になったような部分が引っかかって掻き出す役目を
しているようだ。
「いゃぁぁっ…もう、だめぇ…あぁ…またっ…イっクぅぅ…ああぁぁんっ!!」
再び絶頂へと押し上げられたリナは、咥え込んだガウリイを締め付け、それに堪え切れなかった
ガウリイもまた達して、ひと際深く潜り込んだところで吐き出した。
「ふぁぁんッ……ふぅ、はぁぁっはぁっはぁ…」
呼吸を整えたところで、ガウリイが中からずるりと抜き出すと、とろりと白い液体が流れ出た。
880 :
ガウリナ:03/12/31 07:29 ID:ksdjxAvW
「……って、ガウリイ!また中に出してたんじゃ…意味ないじゃないのよっ!」
「ああ、そうか。あんまり気持ちよかったから、つい」
「つい、じゃなぁぁい!このくらげ頭ぁぁっ、どーすんのよっ!?」
「どうって…、そりゃあお前、やり直すしかないだろ」
「ええぇ!?…そりは…ちょっと……」
「じゃあ、このままでもいいのか?まあ、オレは別にかまわないが…」
「あたしはかまうわよっ!…あ、や…その…あんたがイヤって訳じゃなくって、さ。…じゃ、じゃあ、
もう一回だけね。今度は忘れないでよ?」
「…お、おぅ……」
なんだか急に照れくさくなってリナは自然と視線が下向きになる。その時ふと自分の体に目を向
けて違和感を感じた。
リナの華奢な体に変化はない。ある部分を除いて…ある部分、つまり、胸が一回り大きくなっていた。
そう、あの魔道書に書かれていたのは、胸を大きくする方法だったのだ。
思うように薬の効果が得られて、コンプレックスだった胸の悩みが解消されたリナは、中出しされた
ことなど忘れて躍り上がった。
「やったぁ、成功したのよ!この薬の効き目は本物だったわ!ガウリイ、もう胸なしだなんて言わせ
ないわよっ」
「そうかぁ?……ふむ、確かにさっきヤった時よりちょっとでかくなってる気がする。
そういえば、一回目もちょっとでかくなってたような…」
「んじゃあ、すればするほど大きくなれるってこと!?
それなら一回といわずに五回くらいやっちゃってよ、ガウリイ!」
舞い上がって乗り気になっているリナ。今なら少々調子に乗ってもよさそうだ。
「お、おう。じゃあ、さっそく……」
「んぁっ…、そんなっいきなり…んぁっあああんっ!」
結局翌日の夕方までヤリまくって、念願の豊満な胸を手に入れたリナだったが、その効果は七日と
もたなかった。
881 :
ガウリナ:03/12/31 08:01 ID:ksdjxAvW
おわりです。
今まで読むばっかりだったんで書いてみました。
普段読み専で書くのはじめてだったから、改行もおかしいけど気にしないでください。
ニュー速かなんかで見た男性器のカリ部の機能研究から妄想した間違った避妊方法です。
くれぐれも真似しないで下さいw
つーか、昨日書き込もうと思ったらホスト規制で書けなかったけど、起きたら部分解除されてて
やっと書き込めたよ!!
882 :
あるぐれ:03/12/31 18:47 ID:feZaINWQ
ガウリナキタキタキタ━━━━!!
モツカレサマですた!
年末のこのクソ忙しい時期に書いてくれたあなたに神の称号を与えます。
オモシロカタ(・∀・)デツヨ!
ガウリナさんありがとう
いい気持ちで年が越せそうだ・・・
来年もこのスレが繁盛しますように・・・
本当にこの時期にSS書くのはハンパじゃなく辛いですよ。
>>881さんを称えます
おもろかったです。
しかもかなりモエーモエー
次回作もまってます!>ガウリナさん
おぉ、帰省している間にこんなにレスを頂いて光栄です。
しかも他スレの職人さんにまで!
もしまた何か書けたら投下させて頂きますね。
読んで頂いてありがとうございました。
では、今年もこのスレにとってよい年でありますように。
・・・ひたり
ずりずり・・・
…ひたりっ
ずりずり…
ぴたっ
がしいっ!
もがもが
くにゅくに
げしげしっ
…ぬりゅ
!!
ずずっ
889 :
888:04/01/05 15:31 ID:dEqIDEZh
間違って書き込んでしまった…スマソ
漏れには無理なんで、>444のような擬音使ってくれる
ちゃれんじゃーな神のご光臨を待ってまつд`*)
神は・・・
死んだ…
ヾ(`Д´)ノシ ウワァァァァン
神様キボーン!!!!
俺も毎日チェックしてる
>888を使うようなシチュは思い浮かんだが、文章にならん・・・・。
すらいむ・・・・。
このスレはSSがたくさん投下されてイイ!すぐに来てくれるでしょう
忘れられているでしょうけどお久しぶりです。
人魚姫のラストです。ゼルリナです。
そろそろ次スレの時期かと思って潜んでいたのですが
完結させたくて生えてきました。では行きます。
**********
「……さて、仕切直しといくか」
純白のドレスを纏ったリナをベッドの上へと放り出してそう言うと、
ゼルはスプリングを軋ませてのし掛かってきました。
大きなベッドの上にふんわりと広がったベールの上に、やはり柔らかに広がった栗色の髪。
既に数え切れないほど躰を重ねているにもかかわらず、リナはまるで処女であるかのように、赤面して俯きました。
リナの唇を一度軽く啄み、その細い首筋にゼルは舌を這わせます。
「ふっ……うン」
ドレスの襟ぐりをひきずり降ろし、露わになった白い乳房に頬を寄せました。
既に紅の先端はツンと尖り、彼にしてみれば、触れないでいる方が余程罪ではないかと思うほどでした。
小振りの乳房を両手で掻き集めるように寄せて、先端を交互に吸ってやると、
リナの甘い、聞き慣れた喘ぎが彼の耳朶を打ちます。
「や、ぁ…………ア……」
きつく張り詰めた乳首を舌の上で転がすと、薄いその躰がしなやかに仰け反り、
ゼルの脚と交互に並んでいたリナの膝が軽く持ち上がって、彼の中心を刺激しました。
同時にリナの腰が持ち上がり、切なく揺らめくそこがゼルの膝に押しつけられます。
リナが我慢の限界であるのを受けて――ゼル自身も限界だったのですが――彼はまだ真新しいドレスの裾を
酷く苦労しながら持ち上げて、ぐしょぐしょに濡らしたリナのソコを露わにしたのでした。
「凄いな……今までで最高記録じゃないか?」
「う、るさい……っ! あんたが、気持ちよくするからいけないんでしょーが……っ」
言う間にも中心から溢れてくる蜜はその水嵩を増し、リナの薄い茂みはすっかり濡れて、
女の匂いを立ち上らせています。
「……へぇ。気持ちいいのか」
膝上のストッキングに包まれたリナの片膝を持ち上げ、肩に担ぎ上げると、
ゼルの長い指がリナの秘所に潜り込みました。
「ひゃあッ!」
すっかり綻んで厭らしい蜜を垂れ流す花びらの中心に、
鈍色の指が沈み込んでいく様は酷く淫猥で、ゼルは知らず、唇を舌で湿します。
「あ、あ……ッ」
既に準備を終えていたリナのソコは簡単に男の指を3本飲み込み、指先が細かく内壁を刺激すると、
彼女は声にならぬ声をあげ、シーツを掻きむしりました。
「……ゼ……ル……おねが……もぉ……挿入て……挿入てよぉ……ッ!」
リナの嘆願に応え、ゼルはズボンをくつろげて、充血しきって痛いほど張り詰めた肉茎を取り出します。
「………あ…………」
飛び出してきたソレは先走りでうっすらと濡れ、血管を浮き上がらせてびくびくと脈打っていました。
先程リナが口で奉仕したときより、少し大きくなっているような気もします。
何度かリナの秘裂にソレを擦り付け、淫蜜を塗して滑りを良くしたソレをあてがうと、彼女の瞳が期待に潤むのが見えました。
「いくぞ」
リナが頷き返すのも待たず、ゼルは自身を押し進めます。
「……っ、あぁあああ……!」
一気に膣を大きく広げられ、同時に連続して襲いかかってきた悦楽の波に、リナは大きく仰け反り、声をあげました。
彼女の中に入ってきた肉茎によって押し出された恥蜜が、とっぷりと溢れ出します。
溢れた自身の蜜で他人のドレスが汚れることにすら気付かず、リナは内壁を圧迫するソレの感覚に、声も出せず戦慄くばかり。
ゼルはゆっくりと律動を始め、彼が動くたび、繋がった部分からは蜜の粘つく音が聞こえてきたのでした。
「……ッは、ア……んんッ……」
滑らかな太腿にまで飛び散った蜜は、神聖な儀式に使われるべきドレスを汚し、しどけなく着崩れたドレスは
本当に新婚初夜の花嫁を陵辱しているような背徳感があって、それはゼルの背筋を震わせます。
律動にあわせて慎ましく震える乳房を乱暴に掴んで転がせば、無垢の花嫁は娼婦の顔を覗かせるのです。
そんな淫れた貌をもっとよく見たくて、ゼルはリナの躰を抱き起こし、お互いの位置を入れ替えてしまいました。
「ほら、リナ。ちゃんと見えるように、持ってろ」
「………ふえ?」
やや呆けているリナにドレスの裾を自分で持ち上げさせると、白い肌と薄い茂みと、
そこに飲み込まれていくゼル自身が見え隠れしていました。
「よく見えるぜ……おまえさんの――――に、俺の―――が根本まで咥え込まれてるのが」
卑語に辱められ――リナがどうしても慣れることの出来ないもののひとつでした――彼女の頬が殊更赤く染まります。
「ばか……っ!」
しかしいやらしい言葉を吐きかけられ、貶められると、余計にリナは躰が熱くなってきてしまうのです。
「何を今更恥ずかしがってるんだ? これが欲しいって言ったのはお前さんだろう?」
「うるさいッ……うるさいうるさい、この……っあ、あぁぁ!」
今もまた、恥ずかしい言葉にリナの肢体は激しく反応し、奥まで突き刺さったまま、
只繋がっていた場所を擦り合わせたくて、リナの躰は勝手に動き始めてしまうのでした。
ぎっぎっ、とスプリングの軋みが早くなり、リナの膝に込められる力も、
ゼルの突き上げる動きも、共に次第に強さを増していきます。
「や……あぁっ……ふぅ、ッ………は……ッ・く……」
それに比例してリナの胸が慎ましくふるえ、汗ばんだ肌に髪がまとわりついて、
しどけなく開かれた唇にその一本が引っ掛かっていました。
「ほら……おまえさんが触るのは、ここだろう?」
先程散々弄くり、舐め回した胸へ、彼女自身の手を押しつけます。
触れた先端はまるで豆か何かのように硬くしこり、
リナは自分が酷くふしだらな女になったようで恥ずかしく思いました。
何より、好きな人とは言え誰かの言いなりになっているなんて。
しかし、一度そこに触れてしまうと、快楽に飢えたリナの躰は、
飢えを満たすために、指を動かさずにはいられなくなるのです。
「っは、あ……やっ……あッ、あ……!!」
ゼルガディスの腹の上で、リナがささやかな乳房を揺らしていると、
ふと彼の視線が繋がり合っている部分に触れます。
リナがきゅっと目蓋を閉ざし、悦楽に浸っている隙を突いて、
ゼルガディスは薄い茂みに隠された肉芽に、指を伸ばしました。
「んぁあ……っ?!」
散々焦らされ、ようやく気持ちよくなってきたところに、許容量を超えそうな一撃。
突き上げられるたびに快感が嵩を増し、臨界に手が届きそうなのです。
そこへ持ってきて、ゼルガディスは指の腹で、リナの一番弱い場所を
くりくりとこね回すのですから、堪ったものではありません。
「ゃあ……ッ……そんな、ダメ、ダメだったらぁ……!」
いやいやと髪を振り乱しても、ゼルガディスの意地悪な指は悪戯を止めないどころか、
リナの躰までもが彼女を裏切り、ゼルガディスの指がソコを弄くりやすいように、
前方へと腰を突き出し、恥ずかしいところを彼に見せつけてしまうのです。
「なんだ、ココを弄られるのはそんなに嬉しいのか?」
女(リナ)が何処を弄られれば気持ちいいのかなんて、充分に分かっている癖に、
ゼルガディスはそう言って、もう片方の手でもってぷにぷにとした陰唇をくつろげて、
余計に肉芽を弄くる手に力をこめます。
彼を涙目で睨み付け、悦楽まみれで無言の抗議をするリナの貌が、あまりにそそるものですから。
やがて限界が一層近くなり、ゼルガディスが突き上げる動きも、
リナの腰も忙しなくなっていきました。
蜜の粘る音とリナの嬌声が、卑猥な音楽のようにテンポを速めてゆきます。
「んんんっ……あ、あッ……だ、め、イっちゃう、イっちゃうよぉっ……」
既に断続していた音はひとつに繋がっているかと思うほどに早まり、
リズミカルに上がっていたリナの嬌声は、もはや絶叫のよう。
「イきたいんなら……イけよ……」
ゼルガディスに縋り付くように身を倒すリナの顔を上げさせ、
胡乱な表情を楽しむように、ゼルガディスは笑います。
「や……ひとりじゃ、ヤだぁ……あ、あぁぁあ……ゼル……ッ!」
自ら乳房を激しく揉みしだくリナの手に自分の手を重ねると、
リナは堪えきれない風に、唇を押し当ててきました。
「いっしょ……いっしょが、いいのぉ……」
「………仕方の、ない、ヤツだな……ッ」
潤んだ紅の誘惑に逆らいきれず、ゼルガディスは思いきって、
躰を突き上げる衝動に身を任せます。
「ふ、ぅあ!…あ、あぁッ…あ、あ、あぁ・ン…や、はぁ…あああぁ…!!」
「……………!!」
ぞくぞくと背筋を戦慄かせ、しなやかに背中を仰け反らせるリナの膣内に、
声を押し殺すゼルガディスの白濁が、たっぷりと注ぎ込まれたのでした。
結局あれから4、5回はシたでしょうか。
流石に二人揃って力尽きたかリナ達は、すっきりした後は躰を拭うこともせず、二人揃ってベッドに潜り込んだのでした。
「……ねーぇ、ゼル」
寒がりの猫のように、シーツの中でもぞもぞと身を寄せるリナが、あの甘い声で呼びかけてきます。
吐き出した液体やら汗やらで、二人とも体中べとべとでしたが、どちらも気にはしていません。
「…………ん?」
「人魚がすっごく数少ないの、どうしてだか知ってる?」
リナを引き取って以来、人魚の習性や性質に興味を持っていたゼルガディスは、
既にその知識を充分すぎるほどに蓄えていました。
曰く、人魚は一度心に決めた相手と結ばれなければ、相手を殺さない限り
海の泡と消えてしまう。それが人魚の数を減らす原因である、と。
そうゼルガディスが答えると、彼の胸に頭を寄せていたリナが、小さく頷くのが見えました。
「……そ。だからね」
「一生面倒見てやるよ」
ゼルはリナの言葉を汲み取って、吐き捨てるように――しかしそれは、照れ隠し――言いました。
「王族と言っても日陰だがな。それでもおまえさん一人養うくらい出来るさ。
…………贅沢な暮らしはあまり出来ないが、それでいいんだろ?」
ちらりと横目でリナを見遣ると、リナの紅い瞳が、今にも泣き出しそうに潤むのが見えました。
―――泣かれる?!
そう思った次の瞬間。
「ゼル………っ! ありがとう!」
ゼルの視界が栗色に染まり、それが首っ玉にかじりついてきたリナの髪だと言うことに気付くのに、
彼はまた少しの時間を要したのでした。
これだけ悦んでくれるなら、身を固めるのも悪くない。
なにより、リナと一緒なら、一生退屈はしなさそうだ、と、ゼルは男冥利に尽きるという貌で、リナの髪を撫でてやったのでした。
めでたしめでたし。
*************
甘すぎたネ……。
キてタ(゚∀゚)━━━━!! 相変わらず素晴らしいSSですた。
最終話、甘すぎ?
とんでもない! 漏れ感動しますたよ。
(*´∀`)ホワホワ〜
また書いてください。心の底から待ってまぷ。
どんぐりさん、催促するのもアレだと思ってただけで、お待ちしてましたよ〜!
甘えんぼリナたん可愛い! ほんわかムードでウマウマ。
またすぐ生えてくるように、ト○ロと一緒に踊ってます。ぶもー。
>>901 あんたみたいなのがいるとSSの書きがいがあるって思えると思いマス。
うちのスレに来て欲しいよ。みんなかなり冷たくて
>>900 イイ!感動
904 :
どんぐり:04/01/09 22:35 ID:u5pkPTw2
ゼルを奴隷にするリナたんとか、逆にわんわんリナタンの一日とか
書いてみたいなぁと思う自分は病んだ木の実。
>>901 ありがとうございます〜〜〜。m(_ _)m
自分で書いたラストが甘ったるく思える自分は
もしかして鬼畜に慣れているのかしらと小一時間。
>また書いてください。
心に染み入るお言葉です…頑張ります!
>>902 長編なのにお待たせして申し訳ないです……
次からはこんな事がないようにしたいです、心底。
リナ優位で進めようと思ったらまた長くなっちゃったので
今回はらぶらぶにさせていただきましたー。
ト○ロの傘ダンスに活力頂きます。
>>903 >SSの書きがいがあるって思えると思いマス。
横レス失礼。禿同です。ひとことが凄い活力になるんですよね。
読んでくださってありがとうございます〜!
ミッション・淫ポシブル
906 :
名無しさん@ピンキー:04/01/11 13:59 ID:JW0ADvq7
age
↑あげちゃダメだってば。。
結構みんなロムっているから。
read only memberでROMだったけ?
Rasen Onanieren Menschen
カナ
>909
うん
エロを下さい・・・(;;)
ゼルリナならぬリナゼルです。リナ優位です。
下弦(1/13)
漆黒の空に、下弦の月が浮かんでいる。
明るいとも暗いとも取れぬ明かりに照らされた部屋の中へ、廊下に灯された
洋燈の灯りが一条、差し込む。
逆光に浮かび上がるは異形の人影。しかしリナは、それを塵ほども気に掛け
ない。
ゼルガディスは扉を開けたとき同様、黙したままで、後ろ手に扉を閉めた。
彼が彼女の元を訪れるのは、月に一度か二度。どうにもこうにも我慢が利か
なくなるまで、彼は絶対に、自分から彼女を求めようとはしない。
しかしその我慢が出来なくなったその時でさえ、ゼルは素直に欲求を口にし
ようとしない。だから彼女は、いつもこう尋ねるのだ。
「どうしたの、ゼル? そんな棒切れみたいに突っ立ってないで、こっちにい
らっしゃいよ」
一言も発せず、くちびるを噛み締めたまま、ゼルはリナの元へ歩み寄り――
跪いた。
いつ何時襲撃があっても宿を抜け出せるように、出立できるように、彼らは
着の身着のままで眠る。荷物が減るから一石二鳥だ。いざ飛び出したら寝間着
でしたなんて、それこそ冒険者の間じゃお笑いぐさもいいところ。
けれど今は、リナは薄絹のベビードール姿、ゼルは白のズボンに素足という
姿だった。
(2/13)
ゼルの剥き出しの上半身が、丁度月明かりに晒される。彼から見れば、今度
はリナが逆光になっているはずだ。もしかしたら廊下の明るさに目が慣れてい
て、リナの姿も暗闇に埋没しているのかも知れない。
跪いたまま、ゼルは言葉を発しようとはしない。彼がこういうときに口を開
かないことを、リナは良く知っていた。
「それで? 何か用があるんでしょう?」
くつくつと喉の奥で笑いながら、リナは組んでいた脚を解いた。
リナの言葉に、ゼルが歯がみするのがわかる。
今までにももう何度か、こんな夜中に彼が訪ねてきたことがある。経験上、
リナがそれ――ゼルの用件――知らないわけがない。こんな時間まで、悠々と
起きて、ゼルを待っていたのが何よりの証拠だ。彼が必ず訪ねてくるのを知っ
ているから。
分かっていて、全て分かった上で、リナはゼルの言葉を待っている。
(3/13)
「どうしたの? その口はご飯食べるためだけについてるのかしら?」
ゼルにとって、リナの言葉は屈辱以外の何ものでもないだろう。
しかしリナは、わざとゼルを侮辱するような言葉を選ぶ。
彼にしてみれば、躰の奥底で煮えたぎる獣性を鎮めたいだけなのだろう。
それだけが目的ならば、たかがやせっぽちの小娘一人、首根っこを捕まえて
引きずり倒し、組み伏せ、犯してしまえば済むことではないか。
それが厭なら娼館にでも行けばいい。娼婦に詮索されるのが厭なら、自分で
処理すればいいのではないか。
ゼルの行動原理が、リナには未だ分からない。
けれど、こうして強い男に跪かれるのは、とても愉しい。
強い男の上に跨り、男を貶めるのが愉しい。
相手のプライドが高いから、尚更。
「ねぇ? おねだりしてみなさいよ。いつもみたいに」
ゼルの頬を蹴る。痛みはないだろう、その肌ならば。
主従ではないはずだ。少なくとも対等だったはずだ、陽の元ならば。
けれど今は違う。
彼はリナに与えられる快楽だけを求めて、リナだけを求めて浅ましく舌を出
す犬だ。
貌を蹴られ、踏みにじられても抵抗の欠片も見せない、しかし明らかに怒り
に身体を震わせる男の姿に、リナの中の加虐心が燃え上がった。
(4/13)
ゼルはゆっくりと身を屈め、床に落とされたリナの素足にくちづける。
爪先に触れた舌は酷く熱くて、そう言えば結構長い間、この格好でいたんだ
っけと、リナはぼうっと考えていた。
彼は目を瞑り、ひたすら足の間に舌を這わせる。指の間を舌が掠めて、リナ
の背が少し震えたが、瞑目している男には見えるはずもない。
リナの爪先に一度くちづけると、後は堰を切ったように、ゼルの舌が足を這
い回る。むしゃぶりつくと言った方が近い。それ程、ゼルは貪欲さを露わにし
ていた。夢中になって餌にがっつく、さながら野良犬のような。
しかしその荒々しさが、却ってリナに不思議な感覚をもたらした。
背中がざわざわと粟立って、濡れた声が彼女の意志とは関係なく、喉から飛
び出そうになるのだ。
「…………ッ……」
背筋が震える。
子宮が啼く。
喉が引きつれて、声が出そうになる。
「……いいわ。あなたにしては、上出来よ」
暫く彼の好きにさせていたが、何の前触れもなく、その口に含ませていた足
指を引き抜く。唾液に濡れた足指が丁度月光に照らされて、てらてらと輝いて
見えた。
もう少し彼の好きにさせていたら、多分声を堪えられなくなっていただろう
から。
(5/13)
「準備をしなくちゃね。横になりなさい」
言われるがままに、ゼルはベッドの上に這い上がった。勿論、邪魔な服は全
て脱がせて。
裸のまま、人形のように横たわる――せめて声を出さないことだけが、彼な
りの意地らしい――ゼルの躰を舐めるように見て、リナはくすっと笑う。
「貌に出さなくても、ココは正直ね。足を舐めさせて貰うのがそんなに嬉しか
ったの?」
表情をうち消した(しかし気配には、その感情がはっきりと滲んでいるのだ
が)貌とは裏腹に、中心では欲棒がそそり立っている。
それでもまだ臨界まで達していないモノを、リナは指でつつっとなぞった。
グロテスクな肉塊だった。
肌の色と同じ系統の、幾らか色素の沈殿した色。大まかなフォルムは人間の
それだというのに、彼の眼の回り同様、石で出来た瘤が突出している。
見た目はまるっきり、モンスターか何かのそれ。娼婦でさえも嫌がるのが分
かる。
しかし、リナはそれをグロテスクだとは思うが、嫌だとは思わない。心を込
めて愛撫してやることも出来る、愛おしげにくちびるを寄せて、味わうことだ
って出来る。
(6/13)
「……熱いわね」
ソレを掴んで、ゆっくり上下に扱き始める。リナの手の中で、ソレは見る見
る嵩を増し、じっとりと汗ばんで焼けつきそうだ。
するりと指を解いて、徐々に息の上がってきた彼の上に覆い被さり、唇を重
ねる。触れただけでそこは割れ、強請るようにあの熱い舌が伸ばされてきた。
縋るような気配が、リナの肩にまとわりつく。頸の後ろがチリチリして、ゼ
ルが手を伸ばし、彼女を抱きしめたい衝動に駆られているのが分かった。しか
し、まだそれは赦さない。
自らの膝を屹立したソコにあてがい、擦ってやる。熱い。ぎちぎちに腫れ上
がった欲熱が、リナの肌へ直に伝わる。
前にしたときからひと月とちょっと。やはり相当欲求が溜まっているのだろ
う、急かすようにゼルの膝が立てられて、リナの秘苑が膝頭で押し上げられた。
舌と舌を絡み合わせながら、リナもつい腰を揺すってしまう。何せ彼同様、
ひと月の間、自慰さえしなかったのだから。
薄い布地越しにゼルの膝へソコを擦り付けて、自慰紛いの行為に耽りそうに
なる。
リナの動きにつられたのか、ゼルの腰が少し、ほんの少し動いていた。
早くリナと繋がりたい、そう囁く声が聞こえた気がした。
(7/13)
ぱぁっと、舞い散る雪の如き軽やかさで躰を、唇を、舌を離す。
浴びるほど与えられていた快楽が唐突に中断されて、ゼルの眼が開いた。そ
の指先は恥辱に耐えようとしてだろうか、それともリナの背中に回したかった
が、そうすれば欲求が満たされないことを知っている所為だろうか、きつくシ
ーツを握りしめている。
波打ったシーツの上、月明かりが一番良く当たる場所に座り直し、リナはベ
ビードールの紐を解いた。
はらりと音も立てず布地が左右に分かれ、その小振りな胸が露わになる。
「次はあなたの番よ。ちゃんとイきたいんだったら、せいぜい頑張りなさいねv」
肩にけぶる栗色の髪を背中へ跳ね飛ばし、片脚を立てて胡座を掻いた。
くちりと音を立てて、ショーツの下の秘貝が広がる。どれだけ優位に立って
いても、興奮しているのは自分でも良く分かっていた。
促されたゼルは、まるきり飢えた獣の眼をしてリナの傍へ這い寄ってくる。
彼は縋るようにリナの膝に触れると、そこへ恭しくくちづけた。
鈍色の唇から、紅い舌が覗く。僅かに覗いた末端が、膝からじりじりと這い
上がり、リナのなだらかな腹部をかすめる。形の良い臍をくすぐり、肋骨のラ
インを確かめて、柔らかな双丘に辿り着く。
麓からぐるりと何周もの円を描いて頂上へ登り詰め、赤く色付いた果実にむ
しゃぶりついてくる。
(8/13)
「……………ン……ッ」
もう片方の丘陵にも彼の手が伸ばされて、感触を確かめるように、指先は丹
念にその先端をまさぐっていた。
敏感な果実に与えられる刺激に、リナの顎が天を突く。白い喉が、無防備に
晒された。乳房を絞るように掴まれ、ツンと突き出した先端を、ざらついた舌
が刮ぐように舐め上げていく。
大きく仰け反らせた背中が、献身的な愛撫に戦慄く。
ゼルの唇が下へ下へと降りていって、ショーツを止めている蝶々結びのリボ
ンにさしかかった。
熱い吐息が、腰に触れる。
視線を感じて目をやれば、忠実な雄犬は彼女の号令を待っていた。
「……解いて」
せつない呼吸と共に吐き出した、命令。
ゼルはその言葉を聞くと、リボンの端を咥えて強く引き上げた。
しゅるりと絹を滑らす音がして、リナの、薄い茂みが半分現れる。
もう片方はリナ自らリボンを引き解き、包み隠されていた花びらは今や月明
かりの中に、濡れて慎ましく咲き誇る。
男の―――否、雄犬の視線に晒されて、否応なく花の中心がひくつくのが、
自分でも分かってしまう。
舌を差しのばそうと顔を近づけてきた男の頭を、リナの手が掴んだ。
(9/13)
ゼルの頭を、秘苑に押し当てる。
彼に選択の余地など無い。強制されることに従えばいい。それを望んでいる
のだから。
事実、鼻先を秘苑に押しつけられたまま、ゼルは懸命に舌を蠢かせていた。
自由になる手はリナの腰を噛み、ふとももに回されて。
しかしリナは、あくまでもドライなままだ。
「……いつまで経っても下手ね。そんなんじゃ素人娘だって感じないわ」
なじって、焦らして、焚きつけて。
伸ばされた舌がリナの膣内に潜り込む。ざらつく舌がぬめりに包まれて、リ
ナの中を奥へ奥へとまさぐっていく。
「……は……ッ……」
喉が震える。
しかし、それでもリナは好いと言わない。
焦らせば焦らすほど、なじればなじるだけ、この雄犬は躍起になるからだ。
(10/13)
金属の髪を一掴み握りしめて、ぐいと雄犬の頭を持ち上げた。差し込まれて
いた舌が一気に引き抜かれる。
「……笑える話ね、ゼルガディス。レゾの狂戦士(バーサーカー)だの残酷な
魔剣士だの言われたあなたが、よもや小娘一人イかせられないなんて」
ベッドの上に向けて、ゼルを放り出す。
ベクトルに従って倒れ込んだその上に、リナははだけたベビードール一枚の
姿で、跨った。
眼下にはのろのろと躰を仰向かせる雄犬と、中心で脈打つ肉塊。
肉茎の先端からは透明な汁がじっとりと滲み出して、青白い光に反射する。
「挿入たいんでしょ、あたしの膣内に。そのなまくらを使ってあげるから、き
っちりご奉仕するのよ」
くちびるをぺろりと舌で湿して、茎の根本を掴む。いっそ紐で縛ってやろう
かとも思ったが、紐を取りに降りるのも面倒くさい。
ぱんぱんに張り詰めたソレの熱が、戦慄く膣口に当たって急かされる。
ゼルの熱にだけではない。リナ自身の中の、衝動と欲求に。
(11/13)
ゆっくりと腰を落としていく。
リナの肉襞に、ゼルの肉茎が掻き分け押し分け飲み込まれていく。
「ん……ふ……ぅ」
リナのきつい膣内に、ゼルの大きなモノが全て収まった。
圧迫感から生じる快感に、頭がおかしくなりそうだ。
しかしこれだけで終わる筈がない。リナはゆっくりと膝を持ち上げ、腰をく
ねらせて、そろそろと落とした。
リナの蜜が溢れ出して、繋がり合った部分からは次第に粘着質の音が響き出
す。腰をぐいと突き出してやると、組み敷いた雄犬の眉間に深い皺が一本、増
えた。
繋がってからずっと、その眼は閉じられていて、声も殆ど聞こえない。リナ
にはそれが面白くなかった。
「しっかり腰を使いなさい! 虫の交尾の方がまだマシだわ!」
硬い頬をひっぱたいて怒鳴りつけ、むかつくついでにその首根っこを押さえ
つけた。
「……なんだったら、あたしがあなたに突っ込んであげましょうか?
ねぇ………この雄豚」
に、と唇の端を吊り上げる。
薄く開いたゼルの眼が、リナのそんな表情を捉えた。
「……っ、あ……!」
ずん、とリナの最奥に、不意の一撃が突き込まれる。
何処か不器用な彼の動きに油断していたリナは堪らず、彼の上に倒れ込んだ。
(12/13)
ゼルの腕がリナの躰を掻き抱く。突き上げる動きは激しく、揺すられるたび
に乳首が岩肌に擦れて、リナはかぶりを振った。
「やっ……あ……やぁあンッ……」
肉がぶつかりあう――肉と岩なのかも知れないが――音が激しさを増す。
ずんずんと子宮の奥を殴りつけられて、リナの腕がゼルの頸に回された。
激しく振り乱される髪が宙を舞い、炎のように煌めく。
ゼルの尖った耳を包むように頬に触れ、そのくちびるを求める。
「んっ……は……ふぅ……」
深く差し伸べられた舌が絡み合い、どちらのものともつかない唾液が頤を伝
う。
「……リ、ナ……」
触れた唇の隙間から、ようやく発せられた意味ある言葉。
欲していた音をようやく聞きつけて、リナは困った風に、その貌をくしゃっ
と歪めた。
「……呼ぶの、が、遅い……のよ、あんた、は……」
(13/13)
ベッドの軋みは、二人の営みが終盤にさしかかっていることを知らしめる。
壊れるんじゃないかと頭の隅で心配になるくらい、その音は激しい。
しかしそれも束の間、リナは再びゼルをシーツの上へと押しつけた。
「っ……しっかり、奥まで射精しなさいよ……! イかせてあげるから!」
ゼルの肩にかじりつき、胸をくっつけるようにしてただ腰を上下させる。悦
楽の絶頂を求めて。
頭の芯が熱い。
ぎゅうっと膣内が収縮して、埋没するソレの輪郭が分かるほどに締め上げる。
無意識のうちに、リナのソコはゼルの躰へ押し当てられていた。
それ以上奥へ入れることは出来ないのに、もっと奥へ誘うかのように。
声も出せず、二人は絶頂に身体を震わせる。
互いに互いの躰へ縋り付き、ゼルはリナの奥へ、溜まりに溜まったものを吐
き出し、リナは吐き出されるソレを一滴残らず搾り取ろうと蠕動した。
繋がり合った部分から、二人の混合液が溢れ出す。滴るソレはどろりと糸を
引いて、シーツに染みを作っていた。
リナは汗ばんだ躰を起こして、秘裂から溢れる白濁を拭い取る。
ゼルもまた立ち上がり、身繕いを整え、それから窓を少し、開けた。
夜風が、部屋に籠もった熱を冷ます。
「……それじゃ、またね」
部屋を出る間際、半裸のリナはそう呟いた。
闇に紛れていたが、彼の唇が確かに肯定の形で開かれたのを、リナは見た。
そして次の下弦の月が巡る頃を、リナは密かに、心待ちにするのだった。
終
どんぐりさんキター!
リナ優位、素晴らしくイイ!!
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
\\ キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! //
\\ //
._ _
ドドドドドドドドドドドド!! |廣| _ |華|
|島| _ .|紅| |瑠|
|最| |巣| .|葉| |妃|
|強| |雷| |饅| |緒|
_∧ ∧(Cノヘ| ̄ |鯉| |頭|(Cノヘ| ̄
(_・ |/(゚∀゚ )|\. |威| ._∧ ∧(Cノヘ|/(∀゚ )|\
_∧ .∧(Cノヘ |\Ю__∧ ∧(Cノヘ| ̄ (_・ |/(゚∀゚ )|\ ⊂)_|√ヽ
(_・ |/(゚∀゚ )\ ( (_・ |/(゚∀゚ )|\ |\Ю ⊂)_|√ヽ~∪ )^)ノ (´⌒(´⌒;;
|\Ю ⊂)_ √ヽ| || |\ Ю ⊂) |√ヽ (  ̄ ~∪ )^)ノ( | ( |(´⌒(´⌒;;
(  ̄ ~∪ )^)ノ '~ ~ (  ̄ ~∪ )^)ノ .|| || ~( | (´⌒(´⌒'~ (´´
||` || ( | ( |(´⌒(´ ||` || ( | ( | (´⌒(´⌒;; (´⌒ '~ (´⌒(´⌒;;
'~ ~(´⌒(´⌒;; (´⌒(´⌒ (´⌒(´⌒ (´⌒(´⌒;;
(´⌒(´⌒;;
カワイイよう >922
(*´Д`*)ハアハア
廣島最強と紅葉饅頭はともかくあと二つがわかりません。
と今日の日記に書いておきます。
931 :
どんぐり:04/01/19 23:56 ID:8A6KlQLL
>>926、927、929
遅レスですが、読んでくださってありがとうございます。
なんかリナ優位っつーより801書いてるような気がしてました(ワラ
これでゼルのアエギ声とかあったら801逝きだな。間違いない。
>>928 右端と真ん中読めないけどグッジョブ!
,,-' _,,-''" "''- ,,_  ̄"''-,,__ ''--,,__
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キタ━━━━━━━━━ i| (゚∀゚) .|i ━━━━━━━━━━!!!
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| | |/| |__|/. ∧__∧ ⌒`)ド し'⌒^ミ `)⌒`)ォ
| |/| |/ (´⌒(´(・ ε ・)つ ド ∧__∧⌒`)
| | |/ (´⌒(´( つ/] / ォと( ̄粗 ̄) 突撃――!!
| |/ ( | (⌒)`) ォ ヽ[|⊂[] )`)
| / (´ ´し'⌒^ミ `)`)ォ (⌒) |
\\ キタ━━━━━━(゚∀゚)
>>922GJ━━ !!!!! //
\\ //
保守!
ホシュ!
神さま達はどこへ…。
神さまが来てくれないんなら自家発電だヽ(`д´)ノウワァァン
ふらりと立ち寄ったコンビニで、節分用に設けられたコーナーを見て、
今日が節分だったことを思い出す。
ただの迷信に近い年中行事だが、たまには悪くない。そう思ってリナは
並べられた袋の一つを手に取ってレジに向かった。
週末はガウリイの部屋に行くのが習慣になっている。約束をしたわけ
でもないのに付き合いだしてからは、特に用がなくても時間があれば
なんとなく来るようになっていた。今日も食事の後は何をするわけでも
なく、一緒にコタツに入ってテレビのバラエティ番組なんか眺めている。
たまにテレビの感想や相づちだけで、会話らしい会話もしないけれど、
気まずくならず自然なままで居られるので、ガウリイの部屋は居心地が
良かった。
若手の芸人が節分をネタにしたコントをはじめたのを見て、リナは鞄に
入れっぱなしだった袋の存在を思い出した。
「節分だから、豆買ってきてたんだった」
リナは来る前に買った節分豆の袋をコタツの上に置く。
「お、なんか懐かしいな」
さっそくガウリイは袋を開けて一掴みを口へ運んだ。
「年の数だけお豆を食べるといいんだってよ」
「へー、じゃあ、二十…なんだっけ」
「あんたねぇ、自分の年くらいちゃんと覚えときなさいよ」
いつもどおりのボケた台詞にあきれた溜め息をつくリナ。
「いいじゃないか。どうせ年の数だけじゃ足りないし」
ガウリイは気にした様子もなく節分豆をもぐもぐ食べている。
「まあね。撒くより食べた方がいいもんね」
リナもガウリイに負けじと袋から豆を掴み出してほおばった。
939 :
ガウリナ:04/01/29 23:56 ID:wzvKUd2W
いつものように競って食べて、ものすごい勢いで豆の量は減っていっ
たが、ふと何か思いついたようにガウリイの手が止まった。
「この豆もいいけど、リナの豆のほうがおいしそうだよな」
「は?あたしの?」
意図が掴めず、リナの手もつい止まる。
「んーとな」
コタツの中でもぞもぞとガウリイの左手が動き、リナの脚の間に潜り込む。
「なっ、なにやって…」
リナはあわてて少し崩していた脚を閉じるが、ガウリイの手はすでにスカート
の下の脚の付け根に辿り着いており、二本の脚と下腹部との三角形の隙間
に閉じ込める形になってしまった。逆にそこに押し付けたようで恥ずかしくなり、
脚の力を抜くと、それを了承と取ったか、あからさまな意図を含んで手を動か
し始めた。
ガウリイの手は下着の上を撫で、器用に指先で敏感な豆を探り当てると、
微妙な力加減でそれをこね回す。
「ほら、これのこと。うまそうだぞ?リナのを食べさせてくれよ。」
言うが早いかガウリイはコタツの中に頭から潜り込んだ。
「ばっ、ばか、何言ってんよ…やっ」
手の動きはそのままに、ガウリイはリナの太ももに顔をうずめる。
リナは足をばたばたと動かして抵抗しようとするが、ガウリイの一人住まいの
部屋のコタツは大きいものではないので動きづらい。コタツから出ようとしても
脚にガウリイの腕が絡みついてそれを許さない。
見る角度から見ればガタガタとコタツが揺れるばかりだが、揺れるたびに
リナの表情には恍惚の色が見え隠れしていた。
カプ表記入れ忘れスマソ
本番までは書けなかったし、だめぽ
しかも自家発電って、ここが自分のスレみたいだな。
居たたまれない。逝ってくる
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
逝かなくていいから続きを投下しる(*゚∀゚)=3
そろそろ新しいスレを・・・・
漏れも続きを激しくキボンする
⊂⊃
――――――――――――
( ゚д゚) < >940は天に召されました
( つ つ |
( ) | 他の神様おながいします
)ノ´ ――――――――――――
正直、後期試験中だから今書けない
試験終わるまで待ちます
次スレは神坂一の名前入れない?
単純の方がいい。
スレイヤーズ<3>でいいんでないの?
ほしゅ?
いいか?いいな?いくぞ。相変わらずの突発ゼルリナです。
苦手な方は埋め立てだと思ってスルーしてください。
***
1/4
小屋の中は、酷く蒸し暑かった。
リナとゼルが雨宿りするその小屋に、窓はない。否、窓そのものはあったが、破れた窓枠は外から木ぎれで固定
されていて、本来の役目を果たせないままになっていた。
光明(ライティング)の明かりに照らされた山小屋は、ひとが二人居るには少し手狭だったが、それでも寝そべ
るくらいのスペースは確保できる。
些かかび臭さのある床板の上にマントを敷いて、その上で、ふたつの体を重ね合わせていた。
「ン…………」
きつく尖った胸の先端をゼルの胸板が掠めただけで、リナの口からは意図せずして、鼻にかかった甘い声が漏れ
る。
自分の口からこんなにも甘い声が漏れるものかとリナは驚き、次いで聞かれただろうか、とゼルガディスを見遣
った。
「……やらしい声」
すぐ間近にある藍色の瞳が、愉悦を湛えてリナを見据えている。
視線に体の奥底まで、心の中まで犯し抜かれてしまいそうで。恥ずかしくて、顔を背けた。
「ん、やぁ!」
ずぐんと腹の底を突き上げられる。体の位置が少しずれて、白いマントが更にしわくちゃになる。
「見てろよ」
囁く声は熱い。
耳朶に絡む舌先も、ささやか胸を弄ぶ硬質の指先も、お互いの何もかもが。
2/4
おそるおそる、顔の位置を元に戻すと、ゼルの唇が落ちてくる。
柔らかく唇を啄まれ、差し伸べられた舌に応えて自分のそれを差し出すと、濡れた音が遠く聞こえた。
絡み合わせる舌の動きが激しくなる。やがてリナは自分から腕を伸ばしてゼルガディスの頭を絡めとり、繋がり
合った腰を揺らめかせて続きをせがんだ。無言のまま。
鈍色の指先が、栗色の髪を掻き乱す。くしゃりと掻き混ぜられるのを合図に、また鈍い衝撃とそれに伴う快感が
、リナの背筋を貫いた。
「はぅんっ!」
既にもう何度か達した後だというのに、二人の欲望には果てがない。
「あ、あぁ――――……!!」
金属の髪がちりりと肌を刺すのも厭わずに、リナは彼の頭を抱きしめた。
肌の触れたところが、擦れる場所の全てが熱く、痛みさえも心地よくて堪らない。傷が残るのも気にならない。
「あッ、あァッ、いいッ……!」
呼吸が苦しくて息が荒くなる。ゼルの頭に回していた腕の片方を解き、無意識に自らの乳房を慰めた。
「ああ……悪い……あんまりお前さんの膣内がいいもんで……そっちを忘れてた」
リナが愛撫するのとは別の乳首を、ゼルの舌がつつく。
「んあぁん!」
ちりちりッ、と痺れるような快感が沸き上がり、リナは意識が灼けるような錯覚に陥った。
ゼルの舌が乳首を押し上げるたび、そして絡み合う腰が揺れるたびに、形のよい乳房がリズミカルに揺れ動く。
3/4
「やぁ……っ、もう、い、イくぅッ!!」
いつも以上に短いサイクルで訪れる絶頂を、リナもゼルも堪えようとしない。
最初こそ調子を合わせていたが、次第にそれもままならなくなってきた所為だ。
すればするほど、体の感度が上がっている気がする。
絶頂の瞬間下腹が無意識に強張り、リナの胎内に治まったソレをきつく締め付けた。
「っあ……あ!」
それが最期の一押しだったゼルも、低く喘いで欲熱をリナの胎内へと注ぎ込んだ。
リナはびゅくびゅくと跳ねながら白濁を吐き出すソレの感覚を躰の深いところで味わいながら、事の元凶である
木箱を――どうしようもないとわかっていたが――涙で潤む眼で、睨み付ける。
木箱に焼き付けられた文字は「香料」と読めた。
確かに香料の類ではある。しかしその香料の中にも、人体に様々な効果をもたらすモノがある。
そして、こうしてこんな人里離れた山奥にうち捨てられていると言うことは、おおっぴらに売りさばけないモノ
だということだ。
つまり、違法である強力な媚薬の原材料が、その中にあったのである。
おまけに香料を詰めた瓶は相当時間も経っているらしく、幾つかは割れて中身が零れだしていた。
香料、と言うだけあって、零れだしたそれは小屋の中に充満し、知らずに雨宿りに来たゼルとリナは、思い切り
その被害を被った、と言うわけだ。
4/4
効果は――――それはもう、サカリの付いた犬どころではない。
気が付けばリナは土間に立ったまま、段差に手を突いて尻を突き出し、服を脱ぐのもそこそこに繋がり合ってい
た。
小屋に入って僅か数分だというのに腿まで下ろされた下着はびしょびしょに濡れて、お終いにはゼルの白濁で汚
されてしまう始末。
汚れたのはマントやズボンの裾程度だったはずが、すぐに着衣の全てを洗わなくてはいけなくなったほどだ。
今も小屋の隅で、二人の服が水滴を滴らせている。火炎球(ファイアー・ボール)で乾かす程度の意志力も維持
できない。
そして、如何に一般人より体力の自身のあるリナやゼルでも、いい加減力尽きて居るであろう回数をこなした今
でも尚、そのみだらな疼きは止みそうになかった。
達してからほんの少し経っただけなのに、余韻を楽しもうと触れてきたゼルの指に、彼女の躰は反応を示し出す
。
太腿に押し当てられた彼の欲棒もまた熱を取り戻しつつあり、リナはちいさく笑うと、そっとソレに手を伸べた
。
あれからもう、どれだけ経っただろうか。
窓は塞がれて、今が昼なのか夜なのかも分からない。
魔法の明かりも今はついえた。
ただ、屋根を打つ雨音が、今なお聞こえるだけ。
955 :
どんぐり:04/02/05 00:11 ID:S54+p9z5
お約束のお薬ネタでした。
メモ帳のサイズ間違えて改行が大変なことになってしまいました。
以後気を付けます。
キチクなの書きたいよ…
キタ━━ヽ(・∀・)ノ━━(ヽ・∀)━━( ヽ・)━━ヽ( )ノ━━(・ノ )━━(∀・ノ)━━ヽ(・∀・)ノ━━!!
相変わらずクオリティ高いでつね。毎日一回はここをチェックしないと気がすまないでつ。
これからもガソガソ萌えSS投下おながいしまつ。
マッテ(゚∀゚)マース
どんぐりさんいつもJB!!
キチクいつでも待っています。
スレ立ては980くらいかな?
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゜・*:.。..。.:*・゜゜・* イイ!
俺も毎日チェックしてる・・・
ほとんど日課だね。
どんぐりさんGJ!
ここを保存しているページってどこにありますか?
ないよ>145
>964
ありがとう。
自分の書いた小説が保存されてるってのは、結構いいね。
まだ途中だったので近いうちに完成させるか。
>965
待ってまつ(・∀・)ノ
965さんの小説が投下されるまでの穴埋めにでも。
ゼルリナで鬼畜(ヌルいかも)です。
*
1/9
*
さびれた宿で食事を済ませ、じゃあまた明日、おやすみなさいと呟いたのは、いかほど前だったろうか。
さほど時間は経っていないような気がしたけれど、窓の向こう側には既に月が皓々と輝いて。
時間だ、と、リナは自尊心から来る震えに、白皙の指を強張らせる。
意を決して手を持ち上げ、指を軽く曲げて杉板のドアをノックした。
安宿らしい、くすんだ色合いの薄っぺらなドアの向こうから、鷹揚な返事が返ってくるのを確認し、その扉を開く。
錆びた蝶番が軋み、部屋の中からさぁっと、一条の明かりが零れた。
「ほう。今日はまた、随分と扇情的な格好じゃないか」
ナイトテーブルに腰掛けて魔道書を読みふけっていたゼルガディスは、顔だけをこちらに向けると、リナの姿を下から上へ舐め回す。
茜色の上着を羽織り、胸元の隠しボタンひとつだけを留めた、なまめかしい姿態を。
剥き出しの白い脚から繋がる秘苑は白い下着で覆い隠されていたが、薄い布地を透かして栗色の淡い茂みがうっすら見える。
物理的な力など無いはずなのに、ゼルの視線による圧力を肌に感じ、寒くもないのに躰が震えた。
それでも震えを隠し、リナは素足のままひたひたと、遅い歩みを進める。居丈高な男の前に。
出来れば近付きたくなかった、しかし同時に、今すぐその胸に飛び込みたい、縋り付きたいという欲求もまた、彼女の中で鎌首をもたげる。
みだらに疼く躰を鎮めてくれるのは、この小憎らしい男ただ一人なのだから。
2/9
「勃ってるぜ、リナ」
読みかけの魔道書を閉じたゼルガディスはそう言うと、茜色の布地の下、その形を露わにする小さな果実を捻り上げた。
「ひっ、ん!」
鋭い痛み――次いで、甘い痺れ。まろやかな歓喜がリナの躰を満たし、しかしそれは飢えた喉が海水を舐めるが如く、更なる乾きをもたらした。
捻られたのとは反対側の果実が、刺激を求めてじんじんと疼き出す。
「あ……あッ…………ゼル……」
痛みと悦楽のない交ぜになった感覚にくらくらする。
気付けば反射的に、乳首を摘むその硬い手の甲に自分の指を絡めていた。
甘えるように。縋るように。強請るように。
「こんなに硬くして……俺の処に来るのがそんなに楽しみだったのか?」
きつく抓られた果実が、今度はうってかわって優しく撫でられる。
先程とはまた違う快楽の細波が、胸から躰の隅々までを震わせた。
「ふ、ぁ……あぁ……っ」
ぴんと伸ばされていた背筋から次第に力が抜けて、リナは両膝をもじもじと擦り合わせ、ゼルの膝の横に手を突いた。
「どうした? もう立っていられないのか?」
ゼルの手が、脚の間に滑り込む。抵抗する間もなく、指先がクロッチ越しに亀裂の上をひと撫でした。
「あぁ、ッ」
ぞくんと、背筋がしなやかに仰け反る。顔を上げればすぐそこに、にやついた合成獣(キメラ)の顔があった。
瞳を囚われたまま布地越しに媚肉を捏ね回され、粘膜同士が粘ついた水音を奏で出す。
3/9
(あたし、濡れてる――……)
自分がとてもはしたなくそこを濡らしていることに厭でも気付かされて、羞恥の赤が頬に上ると同時にリナの子宮も切なく啼いた。
それはゼルガディスにも分かっていたようで、彼は恥じらうリナを抱き寄せて、こう囁いたのだった。
「お前さんの我慢汁が下着に滲んでるぞ、リナ……」
「い、厭ッ……言わないで……」
自分でも分かっていたこととは言え、それを他人に指摘されるのは恥ずかしい。
それがおのれのみだらな、はしたない欲求に涎を垂らす浅ましさであるなら、なおさら。
しかしその恥じらいが、ゼルに更なる責めの糸口を与えてしまう。
「これだけぐちゃぐちゃ言わせておいて、濡れてるのか分からないのか?
だったら下着を横に引いて見せろ。俺がこの目で、ちゃあんと確認してやる」
それまで乳首を捻り上げていた手が離れ、その手にぐいと腕を引かれると、じっとりと湿った熱を帯びる秘部へ、自らの指をあてがわされた。
「やだぁ……恥ずかしい……ッ」
「こんな『襲ってください』って主張してるような格好で男の部屋に忍んでおいて、恥ずかしいなんて言うのはどの口だ?」
逆らうことを許さぬ力で顎が持ち上げられ、羞恥に荒らげた息を吐き出すその唇の隙間に、無骨な男の指がねじ込まれる。
硬い岩石に覆われた指はざらざらしていて、人より長いその指は、逃げ惑うリナの舌を易々と捕らえ、摘んでしまった。
「んあ…………ッ!」
親指と人差し指でもってぎりぎりと捕らえられた舌が、ひくひくと震える。
紅い舌を伝って、リナの顎とゼルの指を、唾液が濡らした。
口を閉じることも、舌を引っ込めることも叶わなくて、喉の筋肉がひくひく震える。
リナは苦しげに、舌を挟むゼルガディスの手を、掴む。
4/9
口を封じられたリナの窮地は、更に続く。
「それとも何か、リナ? お前さん、もう前戯はいいから突っ込んでくれって言いたいのか?
ここに来る前に旦那に出くわしても、廊下で見境無く股座開いて×××強請るのか? あぁ?」
低い、恫喝じみた声。責められる、その事にリナの躰は震え、また濡れた。
しかしひとつだけ、リナが否を唱える言葉があった。
『旦那(ガウリイ)に出くわしても』
それだけはあり得なかった。まるで子供みたいな、天真爛漫とでも言えば聞こえはいいが、要はただの脳みそスライムに、こんな恥ずかしい、浅ましい姿など見せられるわけがない。
誰彼構わず発情できるような、落ちた牝ではないのだから。
(ちがう、ちがう―――……!!)
ゼルにだけ、と言いたくても、その言葉を紡ぐ舌は彼の指によって絡め取られたままだ。
咥内の乾燥を防ごうと溢れ出した唾液を飲み下せずに、唇の端からだらりと垂れた。
恐らく、彼には何もかもお見通しなのだろう。
リナがゼルガディス以外の男にこんな真似が出来ようはずもないこと、彼の前だからこそ秘所を濡らし、慈悲を求めて跪くのだ。
この我が儘で尊大な、女魔道士が。
5/9
「んぁっ……!」
ずるんと指が滑り、リナの舌先が自由を取り戻す。
見上げれば、彼は飽きたような眼差しでリナを見下ろしている。しかし、それはけして飽きたのではない。
ゼルガディスは軽やかにナイトテーブルから降り立つと、乱暴に剣帯を外し、一気に上着を脱ぎ捨てた。
鍛え抜かれた上半身が、岩に鎧われたその素肌が、露わになる。
床にへたり込んだリナの腕を掴んで無理矢理立たせると、年季にくすんだベッドへ、彼女を放り投げた。
「きゃ……!」
ばふ、と顔から布団に突っ込んで、それから背中に重みを感じる。
あっと振り仰げば、リナの背中を押さえ込んだゼルガディスが、今まさにリナの下着へ指をかけるところだった。
「や、ゼル……!」
制止の声――――しかしその声の何処か深いところで、リナは続きを期待している。
無論ゼルガディスもリナの静止如きでその手を止めるはずもなく、尻肉を指で押し開き、下着を剥き出しにした。
案の定、濡れた下着は女の匂いを沸き立たせ、布地はひらいた媚肉を透かして見せている。
「ゼ、ル……やめ……っ!」
絞れそうに濡れた下着を、ゼルの指で脇へ退かされた。
剥き出しにされ、視線に晒されたリナの秘部は美酒を湛えててらてらと艶めき、薄い恥毛の縁飾りをしたクレバスは、疾うにぱっくりと口を開けている。
そそり立つ陰核も、淫蜜を溢れさせる秘孔も。そして陵辱紛いの行為におびえてふるえるその肢体全てが、男を誘い、待ちかねていた。
なんかサーバの負荷が高いとか出たので、また改めて続き投下します。
いつも読んでレス付けてくださってる皆様、ほんとにありがとうございます。
SS保管庫小説サイトでは大御所様です>どんぐりさん
ゼルリナはいいですね。
短いですが、残りいきます。
*
6/9
邪魔な下着を、ゼルは思いきって引きちぎる。
ぶちんとゴムが弾けて、下着はいとも容易く、リナの細い腰にまとわりつくだけになってしまった。
「ほら見ろ、やっぱりグチョグチョに濡らしてやがる。リナのスケベな匂いがここまでしてくるぜ?」
「やめてぇ……ッ!!」
遠慮無く吐きかけられる淫語に加え、尻たぶを掴まれ、秘苑を更に広げられるのを感じて、リナは耳を塞いでかぶりを振る。
恥ずかしい。
自分からこんなはしたない格好で男に抱かれにきて、下着が透けるほどいけない蜜を垂らして。
それをこんな風に広げられ、奥の方まで見られてしまうなんて。
濡れた場所がどんな風に見えているのだろうと思うだけで、顔から火が噴き出しそうだ。
頬を真っ赤に染めたリナの肩を、ゼルが引き寄せる。
リナの視界が強い力に引かれて反転し、何処か薄ら寒い、残忍ささえ漂う笑みを浮かべたゼルガディスと視線がかち合った。
「恥ずかしいか、リナ? だが、お前さんが恥ずかしいなんて言うのは、ちゃんちゃらおかしいぜ。
なにせ野宿だろうが宿だろうが、盗賊退治の後だろうが、夜な夜な俺の名前を呼びながら自分で自分を慰め――……」
「やめてよぉッ!!」
そうだ。
リナはいつも、ゼルに抱かれることを想像しながら自慰に耽っていた。
最初は、宿の部屋の中で。
アメリアと一緒の部屋であればシャワーを浴びながら、声を殺して。
やがて野宿の時でも我慢できず、ひとり離れた場所でみだらな遊戯を繰り返した。
それは遂にゼルの知るところとなったのだが、その場所が最悪だった。
リナは盗賊を叩きつぶしたその拠点(アジト)で、していたのだから。
リナの悲鳴は、陥落の証。
罵られ続ける女はせめてもの抵抗に、饒舌な男の口をおのが唇で塞いだ。
7/9
「アッ! あ、あぁ、ん!」
「俺のことが好きで好きでしょうがないんだろう、ん?」
言いながら、ゼルは膝に乗せたリナの腰を掴んで上下に激しく揺さぶりを掛ける。
剥き出しになっていた肉槍が、引きちぎられた下着の残骸をすり抜けてリナの膣内へ呑み込まれ、引きずり出されては、淫蜜を絡めて卑猥な音を紡ぎ出す。
「す、き……好き……っ、あ、あぁッ……あぁ―――……!」
肉槍が喉から突き出すのではないかと思うほど、下からの圧迫感がリナを仰け反らせる。
背中を向けた側の壁が見えるほど反り返り、リナの長い髪がざらりとシーツに流れ落ちた。
「ふん……相変わらずキモチイイ躰しやがって……」
ゼルガディスの肩に指で掴まり、どうにか倒れ込むのを堪える。
挿入されただけなのに息苦しささえ覚えるほどの圧迫感とじわじわと沸き上がる快感に、淡い乳房とその胸の頂がふるふると慎ましく震えた。
「うン、あッ!」
上下に跳ねる度ぷるぷると震える可愛らしい胸の頂を、ゼルが唇で咥え込んだのだ。
じん、と痺れて、思考が官能の渦に流される。
ゼルの腰に両脚を絡ませ、目の前にある男の首筋に舌を這わせ、空いた指先でその硬い胸板をまさぐった。
「気持ちいいか? いいよな、リナ? お前さんの垂らした汁が、俺の足まで垂れてきてる……××××もきゅうきゅうむしゃぶりついてきて、×××を離したくないとさ」
舌で乳首を転がしながら、ゼルは彼女をそのまま、ゆっくり抱き上げる。
「んっ、あ……やぁん……!」
繋がったまま立ち上がられて、リナの最奥が擦られ、押し上げられた。
一歩踏み出すたびにずんと奥を突かれ、更に不自然な体勢への恐怖に、リナは男の肩へ必死になって縋り付く。
8/9
ひたり―――と、背中が厭に、冷たいものにぶつかる。
背中へ直に伝わる温度と感触に、リナはそれが何であるか、即座に気付いた。
「や……だめだったら、ゼル……!!」
「誰も見ちゃいないさ……見られたところで、本当は嬉しい癖に」
窓ガラスに剥き出しの尻を押し当てられたのに気付くと、今度は躰をぐるりと反転させられる。
背中を押し当てていたその場所に、今度はリナの淡い胸がぴったり通し当てられ、たわんで歪んだ。
「……やだ、こんな……っ、く」
なおも喚くリナの顎を、ゼルが背後から引き寄せる。
のし掛かってきた体の温かさと、胸に押し当てられたガラス越しに伝わる外気の冷たさを同時に感じながら、ぬめる舌を絡み合わせた。
「んっ……………ふゥ……ん」
窓枠に乳首が擦れる。
ゼルの抽送と相まってそれから生じる快感は大波となり、リナの頬は外気に触れるガラスさえも温めてしまう。
近付いてきた絶頂を感じ取り、リナの吐き出す吐息で、窓ガラスは白く曇った。
「あぁっ、イイ! イイよぉ、ゼルっ……気持ちいい、ゼル……!!」
これ以上ないほどに凝り固まった乳首を自ら抓り、曇ったガラスを舐めて、リナは絶頂への階段を駆け上がる。
(見て、誰か。
あたしがゼルに犯されてるの、見て。
あたしはゼルのものだって、ゼルはあたしのものだって、知って……!)
「んあぁぁあぁあ――――………!!」
膣がぎゅうと収縮して、内部に収められた肉槍を締め上げた。
「んっ、あ……!!」
背後から筋張った男の腕が伸びてきて、リナの躰をしっかりと抱きしめる。
リナは腹の奥で肉槍が膨れ上がるのを――白濁が注ぎ込まれるのを感じ取って、眼を閉じた。
9/9
「弁償してくれるんでしょうね?」
「……………は?」
ベッドの上に戻り、余韻を味わいながら微睡んでいたゼルガディスに、リナは現実を突きつけた。
「は? じゃなくて。
さっきあなたが破いたあたしの下着。弁償して頂戴ね」
「……替えくらい持ってるだろ?」
先程までとはすっかり逆転した、いつもと同じような、軽いやり取り。
「それはそれ。下着だってタダじゃないのよ? ともかく、明日にでも買いに行くから、付き合いなさいね」
それはもしかして、婦人用下着売り場にまで付き合わされると言うことかとゼルガディスは突っ込みたかったが、例え小一時間説得したところで、こうなった――情欲を昇華した、普段通りのリナに敵うわけがないのだ。
些か硬すぎる腕枕をしてくれる男が、諦めたような表情で溜息をつくと、リナは柔らかに笑った。
「ああ、それと。これ、借りるわね。こんな格好じゃ、部屋に戻りづらいし」
と、ゼルガディスご愛用のマントを、椅子の背もたれから持ち上げ、示してみせる。
「そんな格好で来たんじゃないか」
「穿いてるのと穿いてないのとじゃ、かなり違うの。あなたも一度試してみる?」
「……分かった分かった。俺が悪かった。だからその摘み上げたのを返してくれ」
リナの手の中でひらひらと揺れる下着をひったくり、ゼルは油断も隙もありゃしない、と苦笑した。
「じゃあね。また明日。おやすみなさい」
「ああ、おやすみ…………また明日」
二度目の挨拶を交わしてゼルのマントを羽織り、リナは自分の部屋へ戻っていく。
そうしてようやく、二人に安息の夜が訪れるのだった。
*
終わりです。神様カモォォォン
>>973 畏れ多いお言葉ありがとうございます〜〜。もったいのうございます。
誉められてそのまま木に登ってしまいそうです。
どんぐりさん乙!!
いやー鬼畜もイイ!
関係ないけど、
<例え小一時間説得したところで
この一文にワロタ。
どんぐりさん
いつも楽しみにしています。
ありがとう。
>>977 毎度毎度乙です。
>誉められてそのまま木に登ってしまいそうです。
今の若者には通じないのかなあ、とか思ってしまった。
いや、逆に普通のことわざみたいに思ってるのかな?
↑新スレ立て頼む。
スマン
規制で立てられない、代理頼む!
985 :
どんぐり:04/02/14 11:50 ID:zN9PtZG+
>>980 >>誉められてそのまま木に登ってしまいそうです。
>今の若者には通じないのかなあ、とか思ってしまった。
>いや、逆に普通のことわざみたいに思ってるのかな?
ごめんなさい、どういう事でしょう……?
「豚もおだてりゃ木に登る」にひっかけて
「そんなにおだて(誉め)られると、その勢いで木にも登っちゃうよー」
というような事を書きたかっただけなのですが……
何かお気に障るようなことがあったらすみません。
980が年のわりに頭が弱かっただけでしょ
>>985 いや、そんなに深い意味じゃなくて、
もうタイムボカンなんて知らない世代も出てきてるんだろうなと思っただけで。