あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
///////////////職人さんあぼーんにより終了///////////////////
954 :名無しさん@ピンキー :03/08/01 02:07 ID:TqPlCKKb
さくさくスレ消化して消し去りましょう
955 :名無しさん@ピンキー :03/08/01 02:12 ID:TqPlCKKb
早く落ちろ
956 :名無しさん@ピンキー :03/08/01 02:13 ID:TqPlCKKb
2度と立てるな
957 :名無しさん@ピンキー :03/08/01 12:34 ID:GjOsxZC5
消化消化ーーー
958 :名無しさん@ピンキー :03/08/01 14:48 ID:5hxVaq3p
エロ談義はもう飽き飽き……
973 :名無しさん@ピンキー :03/08/02 12:59 ID:kE3jHD21
さっくりとね
消化ーーー
あぼーん
夏だねぇ〜…
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
ユリウスちゃんですっ☆みんな元気ぃ?夏だねっ!
あたしね、今ロシアにいるんだけど、、、えへっ(*>▽<*)
続きがんがってね
161 :
名無しさん@ピンキー:03/08/03 23:47 ID:fvrX4Ebt
160
おい、ユリウスよー。お前ロシアへ行ったら、○○になったんと違うか?
前はもっと・・・・・だったぜ。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
夏だな…
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
広告ウザ〜!勘弁して欲しいよぉ〜!
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
かきにげ
「…最低だ…ぼくって」
イザークはひとりつぶやく。彼の掌から己の欲望の権化が独特の異臭を放ってい
る。
ろうそくの明かりだけが灯された部屋、お世辞にも豪勢とは言えない住まい、そ
の自分の家に、ほの暗い闇の中に金髪の天使が横たわっている。そう今の彼女は、
掃き溜めの中の鶴と表現しておかしくない。
シャツが胸元まで大きくはだけている。可哀想に片腕には包帯がまかれていた。
すべてが痛々しいほどに白かった。肌の色も包帯も。まろやかに隆起したふたつの
胸の膨らみも透き通るように白い。怪我をしていなければもうすこし赤みがさして
いるのかもしれない。息を整えながら異性の同い年の女の子の上半身を見つめる。
(最初クラウスに言われたときは、からかわれてると思ってたー)
いつもモーリッツと派手に喧嘩をする強気なユリウスが女の子だなんて…!
(おかしなことはたくさんあったー)
まだユリウスは変声期を迎えてなくて…声の音域は惚れ惚れするようなソプラノ。
僕が喧嘩を止めようとして羽交い締めにしたときユリウスは振り払うことができな
かった。思ったより力がない…。あのときはモーリッツに殴らせてしまって本当にご
めんよ、ユリウス…!
女の子が扮装したみたいな美しいクリームヒルド姫だった…色白でか弱くて。
(ああ…入らないで…入ってはいけません!)
僕が部屋に入るのをゲルトルートは涙を浮かべ制止した。ひどく取り乱している。
すべてを僕は悟った。彼女も知ってしまったのだ。
(僕は知ってる…ユリウスが女性なことなら…)
僕の言葉に驚愕し押し黙るゲルトルートを尻目に僕はユリウスのいる部屋に入った…。
かきにげます。
すぐにおわります。
コミックス持っていないのでセリフとか口調がちがうかも。
すでに某作品をパロってまつ。
根を詰めずにひまつぶしで気軽におながいちまつ。
あぼーん
あぼーん
>>201 キターーーーー! 待ってました!
激しく期待して続きお待ちしておりまする。
あぼーん
>201
お待ちしておりやした!続きよろ!
パロってあれでつか?福音でつか?
もしかして包帯とかも?
そーいやあの女の子日本とドイツのクウォーターだたか…。
207 :
名無しさん@ピンキー:03/08/12 12:26 ID:naQxoDwB
ここもうあきらめていたので、カキコがあって超嬉しい。
あぼーん
しばらくsage進行でいこうよ
あぼーん
かきにげ
部屋には僕とベッドで眠っているユリウスのふたりだけだ。粗末な椅子をベッド
の傍に運び僕は腰掛ける。僕だけが音を立てている。
ユリウスと僕は釣り合わない友人だと思う。ユリウスの家はこの街の者なら知ら
ないものはいない。でもユリウスとそのお母さんへの周囲の目は冷たい。
「財産目当ての私生児」「妾の子」、名門アーレンスマイヤー家の跡取息子とはいえ
突然現れた夫人とその息子には羨望と妬みの入り混じった感情が注がれていた。大
人の世界も、学生の僕達の世界でも大して変わらないと認識している。
奨学生の僕も学校では鼻つまみものだ。ただユリウス…君は行動的であのモーリ
ッツやそのとりまきにも全然負けない。美しくて強い…そんな君には驚かされてば
かりだ。
「みんな、みんなこわいんだ…君だけが味方なんだ…その君が…女の子…?」
眠っているユリウスの顔を覗き込む。顔は血の気がない。汗も額に滲んでいる。
「…う、うぅん…」
苦しそうにユリウスがうめいた。近付けていた顔を引っ込め慌てて飛びのく。
胸元までかけられていたシーツが乱れた。きちんとボタンがかけられたシャツが顔
を出す。屋敷の使用人のゲルトルートが整えたのだろう…喉がカラカラになった。
胸元にばかり視線がいく。心臓がバクバクしている。
「…本当に…おんな…のこ…?」
ピアノは大好きだけど、異性に興味がないわけではない。げんにあの窓にだっ
て話を聞いていてもたってもいられなかったんだ。そうしたらユリウス!君と出
会ったんだ…あの伝説の窓ではじめて出会ったんだ!
(こ、こんなことしちゃいけない…)
僕は何も言葉を出せなくなっていた…震えながら両手をユリウスのシャツに伸
ばす。息を潜めてひとつずつボタンを外していく。
>212
期待してます。続きよろしこ。
しかし…イザークがシンジ君とかぶるキャラとは!
ひょっとしてレスのないスレほど広告は貼られるのだろうか…。
誰も見ないから無意味な気がするんだが。
先生×ユリに続きイザーク×ユリが投下!
どちらも続きお待ちしておりやす。
元ネタがわかりません
自分もわかんないけど禿げしく続ききぼん。
かきにげ
ボクはユリウスの身体にかけてあったシーツをめくり上げ、下にずらしシャツの
ボタンをすべて外してしまった。手が震える。ここまでしておいて…なにをやって
るんだ!見たいくせに!
「…逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ…」
何度もブツブツ独り言を繰り返しながら、やっとの思いで前身ごろを大きく左右
に押し開く。すごい…真っ白だ…。女の子の裸…すごいや、おっぱいが膨らんでる、
乳首も随分男の僕より大きいや…しばらく無言で見とれた。呼吸がどんどん荒くなる
。股間をズンと衝撃が襲った。
「…くっ…」
動けなくなりひとりでうめく。どうしよう、我慢できないよ!触ってみたいけど
そんなことしたらユリウスが目を覚ましちゃう!ああ、それに包帯が巻いてある!
やっと気が付いた!ユリウスはケガをしてるんだ!触っちゃだめだ!
僕は股間に指を伸ばした。ズボンを下ろす。ひとりで覚えた極上の快楽。誰にも
教わらなくても覚えた快感。どうすれば気持ちが良くなるか自分ではわかりすぎる
くらいわかっている。僕はすでに大きくなった僕自身を掴み何度もしごいた。
「うっ…はぁ…はぁ…くうっ!はぁ…」
声が大きくならないよう懸命にこらえながら僕は自分自身を擦りつづけた。
218 :
名無しさん@ピンキー:03/08/15 14:50 ID:+OSMOstk
219 :
山崎 渉:03/08/15 15:56 ID:4fmQeeOf
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
220 :
名無しさん@ピンキー:03/08/16 10:35 ID:nHvVZdHN
下がりすぎ
天然成分をつかっている無害の最強合法ドラッグ『セブンスヘブン』が3000円!
RUSHが999円!とっても安いです!
合法ドラッグでセックスは100倍気持ち良くなる!(体験談もあります!)
一度、ご購入ください。ドラッグ・媚薬・グッズの良さがわかります
http://www./index.cgi?id=1060772602 <HR><font color=tomato face="Arial"><b>210.153.84.202 , proxy110.docomo.ne.jp</b></font> ?
210.153.84.231 , proxy121.docomo.ne.jp ?
広告もう勘弁してほしぃ…。
かきにげたんの続きキボンヌ。
ひとりエチーだけで終わったらやーよ。
あぼーん
>>217の続き烈しくキボンヌ。
…逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ…w
あぼーん
クララ×イザークがぜひ読みたい。
227 :
名無しさん@ピンキー:03/08/18 22:01 ID:Q4XXklDy
228 :
名無しさん@ピンキー:03/08/19 23:35 ID:EmrBBTfw
クラ×イザか…
ロリ期待してるひとには
おいしいプライベートレッスン展開
なんだろうけどなにしろイザークが
朴念仁だからそう事が運ぶか('〜`;)
わしのにらみではレオニードはユリと
やってるね…
8年も一つ屋根の下でなにもなしじゃあ
つまらんわい
今度挑戦します
一瞬クラウス×イザークかと・・・
>228 是非やってくれ〜!
>229 私も同じこと思った
228たん降臨きぼんぬ!
イザークよ、ユリウスのはだけた胸みて、悶々してそれからどーした!!
誰か掻いてちょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それから、ヴィルクリヒはユリウスをお菓子まくって、最後はどうなるんじゃー
やっとご足跡が認められるようになったのでつ。
読み専はひたすら待ちましょう。
ここにカキコする人も戦々恐々としておられるのではないでつか。
ヴィル×ユリの続きが禿げしく気になる!
しかもヴィルユリ読んでたら先生イイ!などとハァハァしてしまいますたw
いっそ「せんせい」つながりで医師のヤーン×ユリを読みたい
むしろ書いてしまいたい勢いです。
診察とか言って「お前さんもいい女に育ってきたな…」等と言いつつ(w
234タン、頼むぜ!でも、ヤーン×百合は、いやーん。私美形好き!
モーリッツ×百合なんてのは、どーだ
先生×ユリ
イザ×ユリ
どっちも続きキボン
(102の続きです。
大変ブランクが長くなってしまってすみませんでした。)
「最近、ユリウス変ったな。そう思わないか。」
ダーヴィトに唐突に話し掛けられて、クラウスは眉をあげた。
「変った、って?」
合同レッスン室は、学生有志による管弦楽団がブラームスの音合わせを終えたところで
ざわついていて周りに聴こえる心配はなかったが、クラウスは声を落として聞き返す。
「うん、なんというか、妙につやっぽくなったみたいだ。
声の調子とか身のこなしとか、さ。」
感じないのか、おまえさん鈍感だよなぁとつぶやきながら
ダーヴィトは独り言のように続けた。
「ユリウスを狙ってるやつには、みんな手を回して押さえたはずなんだけどな。」
クラウスはレッスン室の反対側でピアノに向っているユリウスにそっと視線をあてた。
真剣に鍵盤を見つめる青い瞳。楽譜をめくる白く細い指。
細いあごから肩にかけてのなだらかな曲線の動きが際立って優雅だ。
数小節弾くと手をとめ、となりに立つイザークと二言三言話して、珍しく笑っている。
揺れる金髪が中世の聖画を見ているようで、苦しくなるくらい美しかった。
つやっぽい、か。あたりまえだよな。女なんだから。
あざだらけにされた白い胸をいやでも思い出しながらクラウスは思う。
誰にも言うつもりはなかった。
あんなに必死で性を偽っているのだ。何か深い理由があるのだろう。
秘密を守ってやらねば。
ぼんやり見つめていると、視線に気づいたらしいユリウスと目が合った。
クラウスはあわてて目をそらし、レッスン室の外へ出た。
ユリウスは、眉間に縦じわを寄せて抗議していた。
「いやだ、また手首にあざがついてしまったじゃない、聞いてるのヘルマン!」
「すまなかった。つい、な。」
行為の最中は激しく荒々しかったヴィルクリヒは
パイプに手を伸ばしながら別人のように穏やかな表情で詫びた。
ふたりとも一糸まとわぬ姿でベッドに並んで横たわっている。
始まりはどうあれ、今のふたりは身体を重ね、気をゆるしあった恋人のように秘密の時間を
分け合って過ごしていた。
「もう押さえつけなくても、ぼくは逃げたりしないよ。」
ユリウスの言葉に、ヴィルクリヒはうなずく。
ベッドでのユリウスは男に抱かれることに慣れてきたのか、素直にヴィルクリヒを受け入れ
甘い声で反応し、最近は自分から求めるようにもなっていた。
それが可愛くて、ついついヴィルクリヒの愛撫は激しいものになってしまう。
そんな気持ちを知ってか知らずか、ユリウスはヴィルクリヒのたくましい二の腕を
撫でながら「お父さまってこんな感じなのかな。」と呟いた。
今度はヴィルクリヒは驚いて、眉をあげた。
「何か悪いこと言った?」
「はっは。いや、父親は普通娘にこんなことはしないんじゃないのか。」
ユリウスはばつが悪そうにしばらく黙していたが、もう行くよ、と言うと
ベッドから出ようとした。行かせたくない、という思いがヴィルクリヒを動かし、
とっさに白い腕を引き寄せ、背後から抱きしめる。
何か言いかける淡いさんごの色をした唇に唇を重ねた。
扉が閉まる静かな音がした。
ユリウスのひそやかな足音が遠ざかる。
ひとりベッドに残されたヴィルクリヒは思う。
変ったのはユリウスだけではない。
最初は確かに復讐のためだったのだ。ユリウスをだまし、卑怯なやりかたで彼女を抱いた。
ユリウスを自分のものにすることは、けっして負けることのない切り札をこの手に収めるということ、
すなわち必勝のチェックメイトだったはずなのだ。
しかし、馬鹿な!今自分は間違いなくあの少女に心ひかれはじめている。
自分がユリウスを愛するなど、ありえないことだ。
あれはアーレンスマイヤ家の人間ではないか。
彼女がとてもクリームヒルトに似ているから、切っ先が鈍っただけなのだ。
何度もそう思おうとした。
しかし、心の奥深くから湧き出る不思議な感情を制御することは困難だった。
ユリウスにだけは気づかれたくないと思った。
ヴィルクリヒの胸に突然ある言葉が去来した。
「愛はすべての憎しみに勝る」
誰の言葉なのか、どこで聞いた言葉なのか、思い出せない、わからない。
けれどいままで見たこともない明るい光を感じたような気がした。
ユリウスの髪の残像かもしれない。
微笑が浮かんだ。
急に眠気を感じ、ヴィルクリヒはそのまま暗い闇の中に身を委ねた。
(いちおうおしまいです。読んでくださったかた、本当にありがとうございました。)
ああー、おもいっきしアゲちゃってたのですね。
重ねがさねすみません。
初めて書いたサイドがエロで、しかも2ちゃんというのは
窓ファンとしてイカガなものか、という気もしますが
でも愉しかったです。感謝です。
かきにげさーん、イザ×ユリの続き、楽しみにしておりまーす。
239タン、ごくろうさま。やっぱ、ぜばすHはいいなあ。
また、思いついたら、カキコしてね。まってるぜ。
>>240 カキコ禁で感想書けなかったよ...
なにはともあれ乙華麗様!
自分も
>>241同様次回作を切にお待ちしたいと思ってまつ。
かきにげさんもカキコ禁でなかったら続き宜しくオナガイシマツ。
239タソ乙でちた。
ヴィクリヒ先生とは意外でちた。
でも娘だもんねありうるかも…。
次回作熱望。
他スレのガラ○めがやけに気になる今日この頃。
なかなか盛り上っているだけに…職人さんがんがれ。
>>244 あれはすごいよねぇ。
キャラの性格がまんま(?)なので文句なしの傑作でしょう。
この板にも神降臨しませんかねぇ。
うっわー久しぶりに来たらスレのびてるじゃないか
ひょっとしたら近々モーリッツ×ユリを書きにお邪魔するかもしれません。
イザユリやヴィルユリのように素晴らしい作品ではないのですが…
ヴィルユリ素晴らしかったです。次回作楽しみにしてます。
イザユリの続きキボンヌ。
かきにげです。
先週からしばらくカキコ禁でちた。
書くなという啓示かも…ガクガクブルブル
>>247さん、ぜひいらしてくだされ。
かきにげ
あの夜から僕はすっかりおかしくなってしまった…。僕はユリウスとふたりきりに
なる機会ばかり伺っている。目的はただひとつ…ユリウスの体に触れたい、ひとつに
なりたい!気持ち良くなりたい!最低なヤツだ。
気持ちが良かったのはほんの少しの間だった。快感は絶頂を極めるとすぐに喪失感
に変わった。嫌悪感にまみれた。自責の念に駆られた。
自らが放った液体の生臭い匂いに吐き気を催した。どうしよう、こんなものどう処
分したらいいんだろう!?あわてて辺りを見まわす。枕もとのテーブルに水差しと洗面
器が置いてあった。この水で汚れた手を洗うと窓から水を投げ捨てた。…あとは野と
なれ、山となれ!
夜が明けるまでずっとユリウスに付き添っていた。うたた寝をしながら傍にいた。
今夜のことは君も知らない秘密だよ、ユリウス…!
だが僕にとってこの日からが真の地獄のはじまったのだ。きれいな友達が欲望の
対象になった。ユリウスとまともに視線を合わせることが出来ない。すぐに目をそ
らしてしまう。
「いったいどうしたんだ…最近変だよ、イザーク」
何も知らない当の本人は無邪気に僕に話しかける。僕はまともに返事が出来ない。
ユリウスは何にも気付いていない、僕に裸を見られたなんて想像もしていないだろ
う。昼間っから僕が何を妄想しているか知る由もない。
ピアノに集中したいのに、ピアノを弾くのが楽しいのは変わらないのにそれ以上に
僕の頭の中はユリウスのことでいっぱいになった。
下から9行目
真の地獄「の」はじまったのだ。×
真の地獄「が」はじまったのだ。に訂正させてください。
わわわ、いつのまにこんなににぎやかに〜うれしい悲鳴を上げます
祈りながらのぞいておりまつ。
投下を心から喜び楽しんでおりまつ。
253 :
名無しさん@ピンキー:03/08/26 23:58 ID:1TuD4OGS
てとてをあわせて、なむー
ここにティッシュ置いときますね。
_,,..i'"':,
|\`、: i'、
.\\`_',..-i
.\|_,..-┘
あの時代ってティッシュないだろうな…
______________________________________________
Φ Φ Φ Φ Φ Φ||Φ Φ Φ
ヨヨイノ ヨイ! || ._∧_∧_∧_∧_
∧_∧. ___ ドンドン! | |
W \(# ・∀・)/Wヽ ヽ <投下はまだ? >
ドドンガ 冫祭 ⌒ノ Σ |::::::::| .|_ _ _ _ _ |
ドン!(__.八 _._ノ._ノ カタカッタ .∨ ∨ ∨ ∨ ∨
)_)_) 凵凵 凵
>>244>>245 のぞいてみまちた。スゴイね。ワラタよ。
あちらも少女漫画原作…うらやまちぃ。
ここも漏り上げていくのぢゃ!
258 :
247:03/08/27 23:35 ID:3MPmhv86
何が起きたのか分からなかった。
さっきまでぼくはレッスン室でヴィルクリヒ先生にレッスンを受けていた。
その後、あの屋敷に戻る気にもなれずに礼拝堂に向かう途中だった…
人通りの少ない廊下を抜け階段に差し掛かった時
「…!」
何かに背後から強い衝撃を与えられ意識が遠のくのを感じた。
そうだ、その後の記憶が無い。
「だめだよ!こんな事先生に見つかったら…」
「だったらいいよ、お前はやめればいいだろ!」
「僕…」
「早く行けよ!腰抜けはいても邪魔だっ!」
一人残された彼はまだ怒りが収まらないらしくブツブツ呟いている。
「本当に気に障ることばかりだ!僕を誰だと思ってるんだ…」
駆けていった友人はそんな様子を遠巻きに一目見、姿を消した。
口論の声で目を覚ますと後頭部に激しい痛みを感じた。
誰の声だ…?聞き覚えのある。…ガチャ。扉を開く音に振り返る
259 :
247:03/08/28 03:48 ID:nSwqP9kz
なんだか変に長くなりそうな気がしてきたんですが、少しずつでもウプしにきます。
最近盛り上がっていて嬉しい限りです。
また今日の夜にも来れたら続きを書きにお邪魔いたします。
>248さんの続き禿げしくキボン。
おおおお!神いらっしゃいませ!
襲ったのはいったい誰なんだー!
かきにげ神も続きまってまつ!
かきにげ
僕はユリウスとふたりっきり…どんなにこの機会を待ち望んでいたことか。…
ユリウスは真っ青だった。血の気がひいている。怯えながら僕をジッと睨んでい
た。天使の声が震える。妹がいるとばかり思って家に来たユリウスはふたりきり
とわかったとたん、急に僕を警戒した。やっぱりまずいかな、木戸を開こうとし
ないのは。うす暗いもの。
「どういうつもりだ…ええ、イザーク!」
ここは僕の家。狭い台所。粗末なテーブルとイスの食卓。外はまだ明るい。妹
は出かけていていない。心のどこかでいて欲しかった。妹がいてくれたら僕の理
性は保たれるはずだった。ユリウスを襲いたい衝動に狂っている僕を止めて欲し
かった…違う、違うよ!考えに考えてここを選んだんだ!
あの夜から僕はずっと考えていた。
−ピアノに好きなだけ向かっていられるレッスン室。真っ暗になるまで人気がな
くなるまでユリウスとふたりで居残りして!
−学校の敷地で誰も来ないところ…茂みの中に押し倒して!
…頭の中ではいくらでもうまく事が運ぶ。でもどれも想像だけで終わっていた。
想像して自分を慰めていればそれでよかったんだ…なのに!今の僕はっ!
「君の傷によくないだろう、居残りレッスンなんて…だから帰ろうっていったんだ。
…僕の体調がよくないって言えば君は一緒に帰ってくれると思ったから…思ったか
ら」
近寄り腕を取ろうとする僕からユリウスは飛びのく。声だけではなく全身を
震わせていた。
…どうして…君は…僕がこわいの…?
「いやだっ!来ないで!…それじゃあ帰るよ…お大事に!」
「待って…!待ってよ!ユリウス!帰っちゃいやだっ!」
後ろからユリウスに僕は抱きついた。
かきにげ
「やっ…やめろよっ!なにするんだ!この…ばかっ!ばかやろう!はなせっ!」
悪態を付きながらユリウスが懸命に暴れる。僕はユリウスを羽交い締めにし
た。しばらくふたりでもみ合いになる。ユリウスは僕の腕を一向に振り払えな
い。ユリウスの息が荒くなった。
「はっ…はなせったら…イザークッ!」
ぜえぜえと肩を弾ませながら全身を揺すりユリウスが叫ぶ。それでも僕は無
言でユリウスをひしと抱きかかえていた。ユリウスが息を整えすこし呆れた調
子の声を出す。
「お前…ばかかぁ?な、なにを血迷ってるんだ。お、男に抱きついて…」
僕は目を閉じたまま大声で叫んでいた。
「そうだよ!ばかだ…友達なのに…わからなかったなんて…君が、君が女の子だ
なんて!」
「な…」
ユリウスが抵抗をやめて身を固くした。僕はさらに腕に力を込めて抱きしめる。
「こ…こんなにきれいで…こんなに細くって、こんなに力がなくって…」
夢中で後ろからジャケットの中に手を滑り込ませる。シャツごと胸を引き掴んだ。
胸の膨らみを揉みしだく。初めて触れた女の子の胸は柔らかかった。固く締まって
いて張りがあった。
「ばかっ!やっ…やめろおお!はなせえええっ!あああッ…」
ビクンと弾かれたようにユリウスがまた暴れて抵抗する。構わず僕はシャツの身
ごろに力任せに両手を掛けた。
神キターッ!イザユリ続き期待してます。
ベッド、食卓…、
「最低だぼくって」
「みんなこわいんだ」
「…にげちゃだめだ、にげちゃだめだ、にげちゃだめだ…」
時代を超えてますな。
「あんた、バカアッ」もさりげなく思い起こされます。
>>247神も自分のペースでうpしてくだされ。
264 :
247:03/08/28 18:42 ID:nSwqP9kz
懲りずにモリユリ
「アーレンスマイヤ家の跡取様がなんてザマだい、ユリウス。」
いや、正確には振り向けなかった、声の主は誰かは察しがついた
手は縛られ拘束され、身体は床に横たえられていて顔は向けられなかった。
「なんの真似だ…うらなり息子!いいやモーリッツ…」
消え入りそうになる声必死の思いで強気に発しようと抵抗をする。
そんな態度を見抜いたのか、苦笑を交えて近づいて来るのを感じた
「心外だなユリウス、僕はただ金髪の天使様とお話したかっただけのに。」
手を縛られ横たえられた彼女の顔を覗き込んだ。
「お話をするのにこの手の戒めは必要ないと思うよ」
強気に返すユリウスにモーリッツは苛立ちを高めた。
睨むようにモーリッツを見つめつつ心の中で落ち着け。落ち着くんだ。
まずは自由になることを考えろ。とユリウスは自分自身に必死に言い聞かせた。
何か…何かこの状況を良くする方法は無いものかと彼女は思考を巡らせた。
そうだ、賭けだ。
彼女は一つの策にしか、もう縋る事が出来ない事を悟り口を開いた。
「モーリッツ…こんな事が先生方知られては問題にならないか?」
静かに、しかし確かに彼を追い詰める言葉を探し彼女は話し始めた。
「もしこんな事が表沙汰になってはキッペンベルク商会の名に傷がつかないかい…
しかも君は両手を縛ったぼくを私刑したとなっては世間も黙ってはいないだろう。
そうして君はこう言われるんだ…」
一呼吸、自分自身を落ち着かせるために間をとりはっきりと言った
「キッペンベルク商会の息子は相手を縛り上げないと喧嘩も一人じゃ出来やしない弱虫だ、ってね。」
モーリッツの顔が青くなるのを見て彼女は起き上がり床に座り、姿勢を正した。
265 :
247:03/08/28 18:45 ID:nSwqP9kz
懲りずすにモリユリ
「この手を解いてくれたら、ぼくは今日の事を誰にも話さない。約束しよう」
さぁ…と差し出された細い腕を見たモーリッツの表情が変わった
細く白い腕を勢い良く掴むとそのまま壁に身体を押し付けた。
「ユリウス、残念ながらこの街じゃ僕には先生だって逆らえやしない。」
モーリッツは脅すように掴んだ手首を更にきつく握り締めた。
「い…痛い。モーリッツ!」
講義の声をあげるユリウスに耳を傾けずにモーリッツは言葉を続けた。
「君こそこの場で辱められでもしたら、この事は他言無用になるんじゃないのか…」
ユリウスは驚愕のあまり言葉を失った。
「アーレンスマイヤ家の跡取は男と寝た。そんな噂が困るのはお前だ!!」
モーリッツは勝ち誇った顔でユリウスの顔を覗き込んだ。
息を呑んだ。いつもの強気なユリウスからは想像出来ないような表情だ。
睨む事さえ出来ずに目は見開かれ哀願するような顔になっている
…こんな表情をするのか、あの強気なユリウスが…!
モーリッツは感動すら覚えていた。
もっと色んな顔が見たい!ユリウスの端正な顔はどんな様に屈辱に歪むのか!
モーリッツの日頃とはまったく違った視線にユリウスは現実に引き戻された。
このままでは女だという事がばれてしまう…!
逃げようにも身体は壁とモーリッツに挟まれ身動きなど望めない。
縛られたままの手での必死の抵抗も虚しく、叫ぼうと息を吸った唇を塞がれた。
「……ッ!!」深く口付けられ手の抵抗が弱まるのを見て彼は唇を開放した。
そのまま唇を肌に寄せたまま耳まで辿り着くと信じられない言葉をユリウスに告げた。
「今隣のレッスン室ではイザークとクラウスが練習しているんだよ。」
「なっ…!!」必死の抵抗をしようにも身体は壁とモーリッツに挟まれ身動きは取れない
手の拘束はまったく緩まない、再びモーリッツは口を塞ぐ為に深く口付けた。
聞き慣れたバイオリンとピアノの音が響く。
「…うんっ…!」
266 :
247:03/08/28 18:53 ID:nSwqP9kz
クラウス!クラウスぼくを助けて!!
そうだ…隙を見て叫べば、きっとクラウスが助けに来てくれる!
そんな希望は直ぐにモーリッツの手によって打ち砕かれた。
彼はシャツのボタンに手をかけ始めていたのだ。
しばし弱まっていたユリウスの抵抗は一気に激しい拒絶へと変わった。
モーリッツはいきなり激しい抵抗をするユリウスに思わず手を上げてしまった。
パァンッ!乾いた音がレッスン室に大きく響いた。
そのまま床に倒れたユリウスに覆い被さると、ブラウスを引き裂いた。
「なっ…!!ユリウスお前…女なのか?」目の前に広がる未発達な裸体を前に息を飲んだ。
ユリウスは屈辱と恐怖で涙を流し天井を仰いだ。
いまや助けを呼ぶ事だって叶わない、これは誰が見たって女の身体だ。
戒められている腕で露にされた胸を隠そうとするユリウスの腕を捕らえ床に押し付ける。
「無理だよ、女が力で敵う訳ないだろう。」
いつもは制服に包まれ、華奢なユリウスの身体に胸がある…
呼吸をする度に揺れるように上下する脹らみは、意外にも存在感があった。
「…お願いだモーリッツ、誰にも言わないで…」震える声で発した。
「母さんが不幸になる、ぼくのせいで家を追い出されてしまう!」
涙に濡れた瞳で縋るように彼女はモーリッツに懇願した。
「いいだろう。」彼の言葉を聞きユリウスは状況を忘れたように安心した。
モーリッツは混乱しながらも平静を装っていた。
目の前に広がるユリウスの裸体を見て身体の内が熱くなっていく感じた。
「ただし、条件がある。」
267 :
247:03/08/28 19:01 ID:nSwqP9kz
ああ前置き長くってごめんなさい。
まだ続きそうな上にクラウスとかイザークが絡んできたりする予定なんですが
また明日も時間を見てうpにきます。
今週末は長野にすずらん摘みに(w逝ってくるので来週にはおわらします。
>>267 はぁはぁしながら、お待ちしておりまつ。
269 :
名無しさん@ピンキー:03/08/29 01:33 ID:P1lpveNu
247さんも書き逃げさんも素晴らしいです。
で、ひとつだけ提案なのですが、
名前欄のところにお名前とタイトル、あるいはどのカプか書いていただけると
読みやすくなると思うのですが。
如何なものでせう。
あげてしまいました。スマソ
271 :
名無しさん@ピンキー:03/08/29 01:35 ID:6a0MbuqW
誰かレオ百合投下してくれ…神よ…!
神光臨してたのか……ありがたや、ありがたや。
素晴らしいッス
かきにげ7話(イザユリ)
「はなせったらはなせ…いやだ…いやだああああ!」
僕はユリウスの背後からシャツを左右に押し開いた。微かな音を立ててちぎれた
ボタンが床に転がる。僕達は床を踏み鳴らしテーブルに、壁にとぶつかってガタガ
タと音を立てる。はかない音はもみ合う僕達の喧騒によって掻き消された。
「いやだっ!はなせ…!」
一瞬の隙を突いてユリウスが僕から身をかわした。僕は逃げられないようにユリ
ウスの腕を引き掴んだ。
「うあっ!…くうぅぅっ…」
ユリウスが苦痛に顔を歪ませて叫んだ。怪我をした腕をかばいその場に前屈みに
なる。しまった…怪我をしてるのに…あわてて僕は掴んだ腕を放す。
「ご、ごめんっ!…痛いの…」
「…さわるなっ!」
ものすごい形相でユリウスが僕を睨み一喝した。僕はユリウスの気勢に押され立
ちつくす。破れたシャツの前を両腕でかき抱きテーブルをはさんで僕から距離をと
っていく。金髪の天使が大粒の涙をぽろぽろとこぼした。
「さわるなっ!ぼくにさわるな…うあぁぁぁ…」
テーブルに突っ伏してユリウスが泣き始めた。
「ごめん…ごめんよお…ねえ、泣かないでよ。ユリウス、ごめん…」
僕もまた泣きながらそばに寄りユリウスの背中に取りついた。
かきにげです。しばらく住まわせていただいております。
もうすぐ終わる予定。
コテハンはどうか遠慮させてください。
名無しの方がSS投下はわりとうまくまとまったことが多いんです。
おまじないみたいなもんですが。
某作品の主役、なあんか自分には初期のイザークとだぶって見えたもんで。
思いきり情けないです、このイザークは。ハイ。
「あんたバカァ?」さすがにユリはあんたは使わないだろうな。
自分の置かれた状況を思い出し、血の気が引いていく気がした。
引き裂かれたブラウスが掛かっている意外には露になっている肌、そんな僕に覆い被さるモーリッツ。
叫んで助けを呼んでしまいたい…!隣りの部屋にはクラウスがいるのに…
手が届く位置にいるのに手を伸ばす事は叶わない事なの…
愛する人に想い告げる事も許されない。
そして秘密を暴かれ、裸を見られ…
こんなは辱めを受けたのにクラウスを好き、だなんて最低な女だ。
ぼくはなんて醜いのだろう…こんなぼくを彼が愛してくれる訳が無い。
もうどうにでもなってしまえばいい、こんなぼく。
そう思ってるのに…なのに…言いようの無い恐怖が全身襲う。
まだ告げられない条件を告げるモーリッツの言葉を待った。
とても長いようで一瞬の事だったのかも知れない…
でもとても長い時間に感じた沈黙が破られた。
「二人でいる時だけでいい、僕の言うことを聞くんだ。」
そうすれば周囲からも勘ぐられないから、君の秘密も漏れたりしないと彼は続けた。
モーリッツは既に目の前の身体を全てを手に入れたくてしょうがなかった。
人前でまた彼女は以前と同じ態度をとってくるのか…そんな虚勢さえも楽しみだ。
はじめはただ気に入らないユリウスをただ屈服させたかった。
今となってはそんな事はどうでもいい、早く彼女を支配したい!という欲望しかなかった。
再び顔を近づけるとモーリッツは口付けをした。
先程のキスとは違う口腔を侵し、舌を絡める濃厚な口付けだった。
段々意識が遠のいていく感じがした、いっそこのまま狂ってしまいたい。
それからはもうなすがままだった。抵抗する術なんかなかった。
破れてボロボロになったブラウスはブレザーと一緒にたくし上げられ、ズボンと下着は膝まで下ろされた。
白い肌に、鎖骨に全身に口付けが送られた。
唇は首筋を這い、未発達な脹らみに辿り着くときつく吸い上げ紅い痕を残す。
頂きの色付いた尖りを口に含んで舌で嬲られる。
ユリウスはこぼれそうになる声を堪えて耐え続けた。
ひたすらに早く終わって…と心の中で繰り返した。
モーリッツの胸を弄っていた手は段々と下って、中心を見つけると指を差し込んだ。
「ひっ…!!」ユリウスは堪えきれずに初めて悲鳴を上げた。
蕾は固く指一本さえをきつく締め上げた、なんとか広げようと中で指を動かした。
モーリッツは経験したことの無い行為に、中々開こうとしない硬い蕾に苛立ちを感じ始めた。
「…あぁ…っ!はぁっ……っ…!」
苦痛に歪んだ瞳から涙を流すユリウスの中には既に3本の指が差し込まれていた。
秘所に差し込まれた指には蜜が光っていた。
涙を流して耐えているユリウスを見ていたモーリッツは限界が近かった。
あのユリウスを征服するのだと考えるだけで自身が段々固くなっているのが分かる。
いやだ、いやだ。と涙を流し啜り泣くような小さな喘ぎを噛み殺す吐息も
自分の秘所から聞こえてくる水音が部屋中に響くように感じ耳を覆うように顔を背ける様も
屈辱に歪んだ顔を覗き込むたびに下半身が脈打っているのが分かる。
なんて美しいんだ、ユリウス!
次第に緩やかに指を締め付ける変化を見せた秘所から指を抜いた。
流している蜜をユリウスに見るために、どんな顔で僕の指を見つめるのかを見るために。
濡れた指をユリウスの顔に近づけても何の反応も無い。
「ユリウス、僕の指を見るんだ。」
背けていた顔を上げた表情は上気していた。
「これはね君が僕の指を呑み込んでいた場所から君が気持ちがいいって流した蜜なんだ。」
何が言いたいのか分からなかったのかユリウスは何の反応もしない。
本当に彼女は自分が女だと分かっていない事に驚いた。
「君はいやだっていいながらも身体は気持ちがいいと言ってるんだ。」
「…いやあぁ…っ!!」顔を真っ赤にしてモーリッツから逃れようともがいた。
身体を押さえつけるとユリウスの耳元で逆らうなと囁いた。
モーリッツは着衣を脱ぎ捨て硬くなった自身でユリウスを貫いた。
ユリウスは声にならない悲鳴をあげて苦痛を訴えた。
腰を進めるモーリッツから逃れようとするユリウスの肩を掴み押さえ込んだ。
「何度も言わせるな、抵抗をするな…ユリウス。」
我を忘れ気丈な彼女が泣き叫ぶように僕に縋ってくる。
「…つぅっ…おねが…いっやめて…モーリッツ…」
切れ切れに訴える声が返って欲望を煽った。
痛いくらいに自身を締め付け、力を抜かないユリウスに
モーリッツは埒が開かないと一気に奥まで腰を進めた。
頂点を目指すようにモーリッツは律動を深く激しくしていった。
モーリッツが達するのと同時にユリウスは気を失い床に倒れた
初めてコテハンで書き込む事になったのですがこんな感じでよかったでしょうか?
さすがにトリップはいりませんよね。ちなみに
>>234は私です。
今の話ここでまだ話の流れで言うと5分の3位です。
長くなりそうなんですがうp続けて大丈夫でしょうか?と思えきました。
モリユリ終わったらレオユリを投下させて頂こうと思ってます。
280 :
1:03/08/30 19:07 ID:lysOqWEE
>>279 うpしないで何とする!これで3/5なら別に長くはないと思うよん?
もっと全然長くて1年連載してるSSだって他にはあるしね?
レオユリ?おー!待ってまつ(はぁと)
>>279 書いてくらはい、続きキボンヌ。>森百合
そして、その次にはレオ百合を…!
にぎやかになってきてうれちいでつ。
ヴィク×ユリ(乙でちた、神)
イザ×ユリ
モリ×ユリ
うーんカプが実に豊富ぢゃ。
そしてレオ×ユリ
続きおまちちまつ。
「おい、イザーク。」
曲の途中で突然演奏をやめるクラウスにイザークはピアノを弾く指をとめた。
「今度はなんです、また用事でも思い出したんですか?」
うーんと考えたように眉を疎ませてからイザークの隣にまで来るとクラウスは話を始めた。
「さっきから隣りすごい音がしないか?なんか口論とか物が倒れる音とか。」
クラウスの言葉に初めて隣りのレッスン室の物音に気がついたイザークは耳を傾けた。
「うーん…なんか泣いてるような声がしますけど…でもよくある事じゃないですか?」
ついこの間、隣りのレッスン室の喧嘩騒ぎに驚いて二人で乗り込んで行った時
現場を見てみればただの演奏方法の意見の口論がいつしか殴り合いに変わっていた
そんな事があったばかりの為かイザークは気にも留めない様子だ。
「なんでもない事でしょう、きっと。」と明るく言うと練習を続けましょうと言い出した。
演奏をしながらも気が落ち着かなくなって早めに練習を切り上げてしまうと
クラウスはイザークに別れを告げレッスン室を後にした。
レッスンを終え横切る頃には隣りのレッスン室も静まっていた。
一人寄宿舎に戻りながらクラウスは先程の物音が頭から離れなかった。
確かに口論の末殴り合いや思い通りに行かずに譜面を蹴倒す事だって日常茶飯事だ。
ただなんだかそんな雰囲気の口論ではなかった。
音楽学校の壁だから薄いという訳はない、しかし地下活動に身を置く内に
聞き耳を立てる事が癖になっていた。
でも今までは練習を切り上げるような事は無かった。なのに今日に限ってどうも集中できない。
隣りの声に聞き耳を立てようとしてしまう、結局あの半刻も練習は続かなかった。
参考に 1
>>258 2〜5
>>264-266 5〜7
>>276-278
それも気懸かりだったのは隣りの部屋から聞こえた悲鳴がユリウスの声に聞こえたからだ。
今日はもう帰っているはずのユリウスの声など聞こえる訳は無いと分かっていても
あの悲鳴のような声が頭に付いて離れなかった。
寄宿に帰り、日が傾いてきた頃になってやっと自分が
楽譜も持たずにレッスン室を後にしていた事に気付いた。
再びレッスン室への道を戻りつつも、ユリウスの事を考えている自らを自嘲した。
レッスン室の向かいの渡り廊下を歩いていた時に一つの窓に視線が釘付けになった。
さっきのレッスン室にモーリッツとユリウスがいる…
モーリッツが壁に向かってユリウスの身体を押し付けているのを見て走り出した。
なんでだ?なんであの二人が一緒にいるんだ…
何故か漠然とした不安が胸を過ぎり一目散にレッスン室を目指した。
やっとレッスン室の校舎に入った時突然の人影に避けることが出来ずに思い切りぶつかった。
ぶつかった人物が落としたであろう紙がが宙を舞い床に降ってきた
目に飛び込んだのは文字といえないような書き込みばかりの楽譜だった。
「…これは俺の楽譜か?」
そうなると今ぶつかった人物は一人しかいない。
「悪かったな、イザーク。」
「どうしたんですか…廊下を走り回るなんて。」
頭を抱えて激痛をこらえるイザークに手を貸して立たせると急いでその場を去ろうとした。
「待ってください!クラウスあなたは楽譜を取りに来たのではなかったんですか。」
床に待っている楽譜を手早く集めてクラウスの後をイザークが追っていった。
走りながら一瞬話そうか悩んでからクラウスは口を開いた。
「今日隣のレッスン室で音がしてただろう…」
それがどうかしたのかという顔でイザークは次の言葉を待った。
「あれは…モーリッツとユリウスだ。」表情を曇らせてクラウスはイザークを見た。
「なんだってあの二人が?!まさかモーリッツ…ユリウスに仕返しでもしようって思って…」
イザークの顔が見る見る青くなっていった。
参考までに 1
>>258 2〜5
>>264-266 5〜7
>>276-278 8話
>>283
しばしの沈黙が流れた後にレッスン室に辿り着いた。
先程は気付かなかったがレッスン室には鍵が掛かってなかった。
勢いよく扉を叩きつけるようにクラウスがレッスン室に飛び込んだ。
「…あっ…ぁ…いやああああぁっ!!来ないで…!!」
ユリウスが悲鳴を上げるように叫んだ。
その瞬間クラウスの眼にに信じられない光景が飛び込んだ。
手を縛られ、破れた上着をたくし上げられたユリウスを壁に押し付け鎖骨に顔を埋めるモーリッツが
全てを曝け出している細い足が、内腿が濡れて光を反射しているのが…
目を見開いて涙を流すユリウスの顔から…目が話せなかった。
「来るなぁ…っ!!!皆こないで…っ…」
突然の扉の開く音に、ユリウスの叫び声にモーリッツは現実に引き戻された。
モーリッツはその時になって初めて自分した行動を認識した。
「…あ……う…ぁ…」
自らの行いに声を出すことも出来ずにモーリッツは上着を掴むと駆け出した。
モーリッツが姿を消した途端にクラウスとイザークは息を呑んだ。
先程までモーリッツが顔を埋めていて見えなかった裸体は女性の物だった!
身体の至る所に赤い斑点を浮かべた少女の裸体が目の前に晒された。
内腿は男が放った液体と鮮血が混ざった液体が伝い光っている。
クラウスが近付こうとした瞬間ユリウスがビクンと身体を震せ後ずさった。
「…ひ…っく…見…い…でぇ…」
泣き崩れるユリウスに上着をかけようとクラウスが手を伸ばした瞬間。
「いやああぁぁっ!!やめて…っ!もうしないで…っ!!」
ユリウスは張り裂けんばかりの悲鳴を上げ力いっぱいの拒絶をした。
悲鳴のような声にユリウスの男性への恐怖が伝わってきた。
参考までに 1
>>258 2〜5
>>264-266 5〜7
>>276-278 8〜9
>>283-284
最近住ませて頂いてます。すいません妙な所で切ってしまって
280さん281さんがおっしゃって下さった通り書かせて頂きます。
この後削ろうかと思ってたイザークの話も少し取り入れて書こうと思います。
素敵な神様の降臨キボン。
5
hosyu
クラウスは突然の出来事を前に動揺が抑えきれなかった。
俺はあの裸体を前に一瞬だけでも興奮しなかったと言えるのか…
柔らかな曲線を描く細い肢体、細く伸びた手足、未発達な胸の膨らみ
さっきから俺はどこを見ているんだ…!
こんな時にだって心配よりも先に反応してしまう身体が情けなかった。
抱こうなどという気は起きなくてもこの少女の裸体に俺は興奮している。
今はそれよりもこいつを落ち着かせなければ…このままもし人が通りでもしたら…
クラウスは逃げ出そうとするユリウスを後ろから抱きすくめると
片手でユリウスの縛られたままの腕を掴み、開いた一方の手でユリウスの口を覆った。
腕の中で暴れる様子に激しい胸の痛みを感じながらもユリウスが女であった事が分かり
今までの彼女の態度が愛しくて抱きしめてしまう。
ユリウスはしばらくクラウスの腕の中で涙を流し、恐怖で全身を震わせ暴れていたが
先程の行為が相当心にも身体にも負担が大きかったのか気を失ってしまった。
参考までに 1
>>258 2〜5
>>264-266 5〜7
>>276-278 8〜10
>>283-285
何も出来ずにただドアの外から覗いているだけの自分が情けなかった。
ユリウスの裸体に身体が熱くなるのを堪えようと目を逸らした…
なのにまた僕は気が付けばユリウスの身体をいやらしい目つきで追いかけていた。
制服に隠されていた胸を、細い腰に目が釘付けになるのをやめる事なんか出来なかった。
クラウスに呼ばれるまで僕はただ吸い寄せられるように少女の裸体を目で追っていた。
「イザーク!!」
突然の自分を呼ぶ声に胸が早鐘を打った。
手を差し伸べる事さえ出来なかった情けない僕なのに
裸体のまま気を失ったユリウスを抱きしめるクラウスに嫉妬していた。
深く息を吸い込み、心を落ち着かせクラウスの元へ歩み寄った。
「とりあえず俺の寮の部屋に連れて行く、これでは家に帰す事も出来ない…」
クラウスの声がどこか遠くから聞こえてくるようだった。
近くで見たユリウスの身体は細くとても白かった。そして信じられないほど美しかった。
「…おい、イザーク。ユリウスは俺が抱いていく。だからお前は手伝いをしてくれないか?」
「はい、分かりました。」
イザークが答えるや否やクラウスは自分のブレザーをユリウスの素肌に羽織らせた。
軽々と抱き上げたクラウスの腕が、ユリウスの吐息がかかる胸が憎らしくさえ思えた。
それからクラウスの部屋の前までお互いに一言も言葉を交わさなかった。
参考までに 1
>>258 2〜5
>>264-266 5〜7
>>276-278 8〜10
>>283-285 11
>>290
「ここでいいですか?」
扉を開けると狭い部屋の一番奥に置いてあるベットにユリウスをそっと寝かせた。
再び気まずい空気が流れお互いに言葉を掛け合おうとはしなかった。
西日に満ちていた部屋に陰が落ち始めた頃どちらからでもなく会話が始まった。
「まずはあいつの家に何か連絡しないと大騒ぎになるぞ。」
普段よりも低い声でクラウスはやるせなく言った。
「僕が帰りに彼女の家に寄って発表会の打ち上げで寮で皆で飲んでます。
とでも言っておきます。それよりも彼女を今夜はどうするつもりですか?」
イザークは自分でも卑怯な物言いをしている気がして虚しさを感じた。
「当然お前も一緒にいるんだろう。」
「では僕はアーレンスイヤ家に伝言に行ってきます。」
クラウスとユリウスを二人きりにさせたくなかった。でも僕にはもう耐えられなかった。
こみ上げて来る熱いものが、暴かれた白い肌が、部屋に満ちた生々しい香りが…
熱いものを冷ますように外に逃げ出した。
伝言を済ますと、駆けて学校に戻っていた。思い空気の部屋を一目散に目指していた。
「戻りましたクラウス。」声をかけノックをすると中から鍵を開けてクラウスが出てきた。
「ユリウスの様子は…」声を顰めて問い掛けていた。
クラウスは首を横に振りベットの方に目をやった。
身動き一つせずに静かにユリウスは横たわっていた。
参考までに 1
>>258 2〜5
>>264-266 5〜7
>>276-278 8〜10
>>283-285 11〜12
>>290-291
>>292 訂正:思い× 重い○
所々後々見ると誤字が多くてごめんなさい。
また話が変なところで切れてますが続きます。
おもしろい!
このまま続いていってくれ〜(お願い、ホント)
>247さん
>>294-295に同意。ただ一言。
最後の「参考までに〜」はいらないと思う。
一行目だけリンク入れりゃワンレスの行数も増やせるんでわない?
例えば
↓
297 :モーリッツ×ユリ@247:03/09/04 23:56 ID:MkA95h6f
>>292の続き
「ユリウス…」
1はユリウスの相手がモーリッツというのも愉しみであるものの、それ以上にレオユリに期待していた。
こんな感じw (@の前はカプ名、後はコテ又はレス番)
>296(>1?)さん
ありがとうございます、参考になりました。
次回の小説うpからはそうします。
初めて小説書くわ、うpするわで不慣れな事ばかりですが
今後ともよろしくお願いします。
かきにげ8話(イザユリ)
「やめろっ!さわるな…このばかあっ!」
がばとテーブルから身を起こし、ユリウスが力任せに背中の僕を振り払った。
「あっ…」
不意をつかれた僕は勢い良く突き飛ばされ大きな音を立てて床に転がる。ぶつかっ
た衝撃で体に軋むような激痛が走る。一瞬息が出来なくなった。僕は床に伏した
まま身動きできなくなった。
「ぶざまだ…」
ユリウスの冷たく言葉を僕に吐き捨てた!そう、僕はなんてぶざまなんだ!震え
ながらそのままユリウスの言葉を黙って聞く。
「お、男なんて…みんなそうさ!力で女を言いなりにできると思ってる!力が強い
からって…母さんにもそうさ!男なんてっ!」
ユリウスの瞳から悲憤の涙がこぼれる。美しい母を弄んだ父、母の弱みに付け込
んで関係を迫っていた汚らわしいヤーン医師…いちばん仲の良かった苦学生のイザ
ークだってあいつらと一緒なのだ…怒りに任せユリウスは大声で叫ぶ。
「な、なにがあっても…お前だけはいやだっ!」
このひとことが僕を決定的に打ちのめした。息を整えながら僕はよろよろと立
ち上がる。
「そのとおりだよ、僕は…ぶざまだ…」
ユリウスがきつく自分自身を抱きしめて後退りする。視線がぶつかった。ユリウス
の怯えと恐怖に満ちた青い瞳に僕は絶望した。
そんなに…そんなに僕がきらいなの?
−好きならいやがることはしちゃいけない…僕の小さな小さな良心と理性の声が
頭の中で響く。
−ここまで嫌われたならとことんやっちまえ!力なら絶対に負けないぞ!
「うわああああああああああああああああああっ」
>>297 こちらこそ宜しくでつ。マターリ待ってますんでw
>>289 佳境に入って来ましたねん?わくわくはぁはぁ...続き愉しみでつ。
それでよろしければ
>>296を参考にして貰えればと思っているのですが...新しく来た人にも解りやすくしたいので。
やっと、かきこができる。応援かきこしたかったんだ!(・∀・)
ひそかに森百合ファンでつ。都筑がきになりまつ。
>>292続き
ベットの脇にかけてあるブレザーにドキッとした。
僕の制服よりも大きいクラウスの制服の横に、小さなブレザーが掛けてあった。
僕の様子に気付いたのかクラウスは慌てて説明をした。
「手首のロープは外して、ブレザーもあれ以上汚れないように脱がせといたぜ。」
破れたブラウスに覆われただけのユリウスの肌に触れたクラウスが頭によぎった。
顔がカァッとなって気が付けば声を荒げていた。
「女性の服に断りも無く手を掛けるなんて信じられないっ!不躾じゃないですか…っ!」
自分でも馬鹿けた嫉妬だとわかってる…なのに悔しくて仕方がなかった
多分クラウスは呆れているだろう。消えてしまいたい位恥ずかしいのに…
なのにこの場から逃げ出して彼らを二人きりにする方が嫌だ…!
二人きりになんて絶対させたりはしない…。
クラウスはただ一言「悪かった。」とだけ言い、弁解の言葉を口にしようとさえしなかった。
ただ静かにユリウスを見つめるクラウスの視線が僕には疎ましかった。
「…う…っん…ぅっ」呻くような寝言によって二人の会話は一瞬にして止んだ。
目尻が涙で濡れていた、寝ても苦しんでいるユリウスに胸が痛んだ。
小さく呟くようにイザークは言葉を漏らした。
「ごめんなさい、あなたは何も悪くない…何も出来ない自分が悪いのに…」
その後も時折ユリウスが啜り泣くように漏らす寝言が痛々しく部屋に響いた。
>>301続き
小さな部屋にはユリウスが立てる寝息以外には物音一つ響かなかった。
「いやだぁっ!!!…ぁっ…」突然のユリウスの悲鳴に沈黙は破られた。
ベットに寝かし付けられていた身体を起こし自らの腕で身体を掻き抱くようにして震えていた。
クラウスはベットに近付きながらも距離をとってユリウスに話し掛けた。
「だ…大丈夫かユリウス。」声が一瞬掠れた、動揺が抑えられなかった。
なんて声をかければいい…どうすれば彼女が傷付かずに済むんだ。
こんな時は何をすればいいんだ。
どうすればいいのかと思考を巡らせるが一向に答えは出なかった。
ユリウスに掛けられていたブランケットは飛び起きた拍子にベットから落ちて床に落ちていた。
ボロボロになったブラウスには覆い隠せない素肌が露になっている。
縮める事が出来ない距離がユリウスと二人の間に出来ていた。
その時突然ユリウスがブラウスを脱ぎ出した。
ブラウスを脱ぎ捨てるとズボンにそして下着に手をかけて一糸纏わない姿になった。
「な…っ!?ユリウス!!君何を…!!」
イザークはユリウスに詰め寄った、手をかける寸前で踏みとどまった。
肩を震わせてユリウスは自らの腿の間を眺めていた。
「…あ…うぅ・・・っ……」
突然動いた所為か身体の内に残っていた白濁とした液体が鮮血と混ざり内腿を伝った。
イザークは目が釘付けになりその場から動く事ができなかった。
クラウスはユリウスの内から溢れ出てくる液体に堪え切れずに目を逸らすと壁に拳を叩きつけていた。
ユリウスはそのまま何かを纏う事もせずにただ泣き崩れていた。
部屋にはユリウスの嗚咽だけが耳に付くように響いた。
>>298続きかきにげ9話(イザユリ)
かきにげです。このような冒頭にしたらよろしいのでしょうか?
>>1=299さん。
あと
>>299の
>>289は打ち間違えですよね?
>>298の私へのレスですよね?
247さんが面白いのでしばらく自分は読み専になります。
247さん、つ・・続きを。
かきにげさんも待ってます。
247タン、そんなことないっす。続きが気になる・・・じらさないでちょ
イザ百合も読みたい。(*´∀`)
そんな…かきにげさんすごい気になる所でお預けで寂しいので
頑張って書きます(w そして再開をキボーン
>>304-305さん
変なとこで切れちゃってすいません。昨日どうしても女帝エカテリーナ読みたくって
書きかけで誘惑に負けて最後まで読んでしまいますた…
変なカップリングだというのに読んで頂けてるようで安心しました。
上手くいけば晩御飯の片付け終わったらまた来ます。
変なカプールだから、萌えマツ。あの原作で犬猿の仲の森百合が、エロエロ
なんてひえーって感じで、はぁはぁするんでつよ。
>>303 ああっ! さうです! 間違えまして失礼しまつた(恥
かきにげさん、読み専なんて言わずに続きを是非宜しくでつ(平伏)
それからタイトル(カプ名)@コテハン(レス番号)は、巻頭でなく名前欄に書いて頂けると解りやすいかと。
何かこだわりがあるのなら、勿論強要するつもりはありませんが。
気を悪くなされたのならスマソです(汗
>>303=
>>1さん
かきにげです。汗をかかれなくても大丈夫でつ。
本当は冒頭の3話で終わるつもりでしたので今更コテハンにするのも紛らわしく
なるかなとオモタり。本当にあと残りわずかですし。(まさにかきにげ!)
あと個人的にうまくまとめられたと思ったのが名無しのときだたもので…
ただのおまじないなんですが。
タイトル変更するときはレスひとつ使っていいでつか。
247さんのあまりにも意外なカプのモリユリが最高なんです。
モリにくたらしー(誉め言葉です)、
クラにイザまで登場してどーなるんだーってどきどき。
にぎやかなのが1番。
とてもうれぴい。
>>302続き
何刻が経っただろう時、ユリウスが突然口を開いた。
「二人とも心配をかけてしまってすまなかった…」
落ち着いた声色で話を始めたユリウスがベットに座り直した。
「ユリウス僕の制服を持ってきたからまずは服を着た方がいい。
あと君の家には今日は打ち上げで帰らないと言っておいたから…」
イザークとクラウスは背を向けたまま部屋を出ようとした。
その時二人の背中にユリウスの声が降ってきた。
「…ねぇこっちを見て、二人とも。」
ユリウスの行動がまったく理解できなかった。
「早く服を着ろ、ユリウス…」搾り出すようにクラウスは言った。
イザークは下半身が脈打つのを感じて顔を真っ赤にしていた。
クラウスは振り返り抱きしめ慰めたいのに掛ける言葉が浮かばない…
ユリウスは女だった。それを知らしめるのには充分過ぎる出来事だった
ブレザーを脱がす時に傷つけられたユリウスを見て欲情した自分を思い出した。
俺はユリウスを後輩だと思っていた筈だ。
好きだなんて感情じゃない…こいつが女だから…!自分に言い聞かせるように繰り返した。
「二人ともこっちを…ぼくを見て!!」再びユリウスの声が涙声になった。
ユリウスから発せられた言葉にクラウスは一気に現実に引き戻された。
はぁ、はぁ
>>311続き
イザークとクラウスは距離を置いたまま落ち着かせるように深く息を吸い振り返った。
裸体の少女が泣き腫らした目に涙を浮かべてベットに腰掛けていた。
心臓が早鐘を打っている。身体を隠そうともせずにユリウスは二人を真っ直ぐに見た。
イザークは惜し気もなく晒された裸体のままベットに腰掛けるユリウスの身体を隅々まで眺めていた。
細く伸びた脚、くびれた細い腰、胸の膨らみに色付いた尖り…
モーリッツにつけられた胸元の赤い斑点で視線が止まった。
あの肌にモーリッツが触れたのだという事を再認識させられた。
憎しみよりも妬みが胸に渦巻いていて自分で自分が分からなくなった。
彼は卑怯な手を使った。そんなのは正しい事じゃない!頭では分かってるのに…!!
なのに…!モーリッツは彼女の秘密を盾に無理やり彼女を犯したのだと思うと羨ましいと感じる。
僕だって彼女の秘密を知っているんだ…。僕にだって権利はあるはずだ…!
僕は何を考えているんだ…権利なんかじゃない…!正当化しようとしているんだ。
モーリッツが彼女に強要した行為を…僕も同じ事をしたいと望んでいるから。
途端にイザークはユリウスの真っ直ぐに覗き込んでくる視線から目を逸らしていた。
二人の様子を気にも留めずにユリウスは話を続けた。
「この通りぼくは女の子。」
一糸纏わぬまま二人に胸を示すように自らの手を胸に置いた。
「話せば長い話になる。簡単に言うならぼくは財産を手に入れるために…
ぼくの母親を捨てたアーレンスマイヤ家への復讐の為に男として生活している。」
一息置くと前を見据えて深く息を吸い込んでユリウスは決心したように言った。
「さぁ…君達はどうする、この秘密を。」
>>313続き
ユリウスは何かを羽織ろうともせずに二人を真っ直ぐに見つめた。
小さな部屋に沈黙の時間が流れた。
「秘密を守ってくれる……?」消え入るような声で二人に答えを促した。
ユリウスは涙を溢すまいとする表情を隠すように俯いて話を続けようとした。
「そうでないなら…ぼくは母さんを守る為になら…」
シーツに涙の染みが広がった。
「言う事だってなんでも聞く…だから…母さんを不幸にしないで…っ」
掠れるような声でユリウスは二人に懇願した。
「言われなくたって俺は言うつもりなんか無い…。」
クラウスは耐え切れずに一歩一歩とユリウスに近付いた。
そっと手を伸ばし床に落ちていたブランケットを肩に羽織らせると隣りに腰掛けた。
「ユリウス、泣くな…。」言いたい事は山程あるのに言葉にする事が出来なかった。
泣き顔を隠すようにユリウスを軽く抱きしめようとした。
その時、「ぼ…僕は…もう君と前と同じようには付き合えない…っ!!」
イザークの声にユリウスの身体が大きく震えた。
それだけ言うとイザークは部屋を飛び出していた。
「あいつはきっと驚いてるんだ。落ち着けば分かってくれる。」
だから大丈夫…と宥めるようにクラウスはユリウスに言い聞かせた。
>>314続き
部屋残された二人はお互いの体温を感じるほどの距離に初めて気が付いた。
「ユリウス、服を着て寝るんだ。」
落ち着かせるように優しく声を掛け、彼女から離れようとした。
「いやだ…」ユリウスは離れようとするクラウスの腕をきつく抱きしめた。
腕に柔らかな胸の感触を感じて鼓動が早くなったのをクラウスは感じた。
「ユリウス離すんだ…。」
クラウスはユリウスを引き離そうと前に向き直った。
その時、ブランケットの間から覗くユリウスの白い胸元が目に飛び込んできて急いで目を逸らした。
「いやだ…怖いんだ。傍にいて…お願い…クラウス。」
泣いて縋ってくるユリウスを放って置けなかった、でも自分を抑えられる自信は無かった。
今にもこのまま押し倒し、胸元に顔を埋めて思うままに細い身体を掻き抱いてしてしまいたい衝動に駆らた。
自分でさえも分からない感情を性欲だと…男の性なのだと自分自身に言い聞かせる為に
わざと突き放すような言葉を選んでユリウスに告げた。
「ユリウス…俺は男だ。」
途端に身体を強張らせるのがクラウスにも伝わった。
「…触ってみるか?お前が苦しんでいるのに裸を前にして欲情する俺の身体を…。」
ユリウスがクラウスを見つめる瞳に恐怖を翳らせた。
「俺は床に寝てる、何かあったら起こせばいい。」
毛布を一枚取り出すと肩に掛けクラウスはベットの脇に腰掛けて瞳を閉じた。
「お前も寝るんだ、おやすみユリウス。」
会話を遮断するように短く言うと部屋の灯りを落とした。
ありがたや ありがたや ありがたやごこうりん
スレジャックしちゃってごめんなさい。
モーリッツ出てきてませんがもう少しでまた出てきます。
そういえば伝説のオル窓LPの登場人物紹介に
モーリッツさえあるのにロベルタはないのに扱いの差が出てますね。
一応もう一人の主人公の奥様なのに…。
かきにげさんの元ネタが最近やっと分かりました。続きが楽しみです。
γ~´ ̄`ヽ
( ノ、i jヽ )
ヾソ,(b( ‘ ,‘ |〈
\\ゝワノノ ぼく、百合臼
ヽ ・ ・)ヽ
〉 , |ゝ〉
( 、, |ぅ'
> ), ノ
(_/ヽ_)
γ~´ ̄`ヽ
( ノ、i jヽ )
ヾソ,(b( ‘ ,‘ |〈
\\ゝワノノ ぼく、百合臼、ずれたスマソ
ヽ ・ ・)ヽ
〉 , |ゝ〉
( 、, |ぅ'
> ), ノ
(_/ヽ_)
モリユリさん
本当におもしろいです。描く事を楽しんだ下さいね
たまらず ヽ(゚∀゚)ノ応援。. .。.:*・゜゚・* !
______________________________________________
Φ Φ Φ Φ Φ Φ||Φ Φ Φ
ヨヨイノ ヨイ! || ._∧_∧_∧_∧_
∧_∧. ___ ドンドン! | |
W \(# ・∀・)/Wヽ ヽ <イザ百合、森百合いえい! >
ドドンガ 冫祭 ⌒ノ Σ |::::::::| .|_ _ _ _ _ |
ドン!(__.八 _._ノ._ノ カタカッタ .∨ ∨ ∨ ∨ ∨
)_)_) 凵凵 凵
>247さん
続き愉しみにしてまつ。
>かきにげさん
かむばっく ぷりぃず!
323 :
名無しさん@ピンキー:03/09/13 20:42 ID:xufbkFTd
/ \
| エロエロええよーーーーーーーーーーーーん |
\ /
 ̄V ̄ ̄V ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄V ̄ ̄
∧ ∧ ∧_∧ ∧,,∧
(,,゚∀゚) '' ̄ヽ ( ゚∀゚ ) ミ゚∀゚ ミ
./ | ( ゚∀゚ ) .| ゚∀゚ .| /つ⌒l'~O ∧_∧ ミ ミ
(___ノ (∩ ∩) └ ー ┘ (l、__(_)___) ( ゚∀゚ ) ミ,,,,,,,,,ミ
/
池田理代子さんの漫画の中ではオル窓が一番好きです。
こういうスレがまったりといい感じで続いていてとても嬉しく思います。
今はSSを投稿するほど萌えではないですが(ず〜っと好きなので
波がある)、職人さん&スレ住人がんばれ!
: ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..
ミ /彡 :::.゜。 ゜早く、降臨しないかな〜
..ミ、|ミ //彡 休日だから、忙しいのかな〜
ミ.|.ミ/ ./.| :::.゜。 ゜・。゜゜エロを午後のテイタイムに. . . .
.|//|. [] ∧v∧ Will come to you ゜゜。・。゜
/. [] (〃゚ー゚) :::.゜。 ゜・。゜゜. . . .
┬┬┬┬┬-O∞O‐┬┬
‐┼┼┼┼┼‐┼┼┼┼┼
┼┼┼┼┼┼‐┼┼┼┼┼
ゼバスHが読みてぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>>325 カワイイ。
一緒にマターリ待とうね。わくわく
| われわれはぁ、このスレを守るために誠心誠意神タンを守るぞ!
| 賛同するものは、いないのかぁ〜!!!!!!!!!!!!
\ /
\ /
.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__
,イ ー' ̄ヽ
|_| _ _ |
C ´ ` |
ゝ cっノ
(っ) ,,,,l ` γ l,,,,,
\ \/~~.... |。 ~~ヽ
\,,/ | |。田}}\ \
| |。 | ヽ_ヽ
_ | |。 | ゝつ
|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< ero エロ .....! 楽しいぞ ! 文句あるか ! >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
、 、 、 、 、
/っノ /っノ /っノ /っノ /っノ
/ / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧
\\( )\\( )\\( )\\( )\\( )
リレーっちうのもありかも。
>>329 んじゃあ、例に口火を切ってみゆ。
文庫本1巻P348辺りから初めてみるか...
カーニバルでクリームヒルトをやる事になったピアノ科の面々は、連日その準備に追われていた。
だが、皆ユリウスのクリームヒルト見たさに忙しくても文句を言う奴はいない。
当の本人を除いては...
(僕も一緒に出たかったな...)
そう心秘かに思うイザークは、何かにつけてユリウスに付き添い準備を手伝った。
同様にクラウスやダーヴィトも側を離れず稽古に付き合う。
時には遅く、毎日暗くなるまで...。
ねくすとぷりーず!
…(;´Д`)ハァハァ
332 :
支援参加:03/09/20 00:28 ID:R1F80T2n
>>330 の続き
衣装合わせのため寸法を計る事になり、嫌がるユリウスを皆で抑えつける。
「離せ!ばかやろう!あっあっ..あーーーー!」
「着丈と、胸まわりを計って…」
(胸は押さえてるけど、触られるのは…まずい!)
必死に抵抗するユリウス。しかし数人に取り囲まれて手が迫る。
(ああっ!どうしよう?)
「おい!大変だぞ!」
ロシアと日本の戦争突入のニュースとともに部屋がざわつく。
(助かった!この隙に…)
ユリウスはメジャーを奪って自分で計り、自己申告すると急いで部屋を後にした。
一方、部屋では衣装係がサイズを見て首を傾げる。
「ユリウスって着痩せするタイプだったんだな。以外と胸板が厚いや…」
「おい、詰めものする分の余裕取れよ?」
「解ってるって!」
こうして何とかバレずに済ませられたが、この先が心配だ。
それよりもっと心配だったのはクラウスの事だったが。
ねくすとぷりーず!
>>332 「クラウス!」
ユリウスはクラウスを見つけて駆け寄る。
>>315続き
翌朝ユリウスは痛みに目を覚まし、昨日の出来事は夢では無かったのだと嘲笑した。
脇を見るとクラウスは昨夜のまま毛布を被って眠っていた。
「クラウス…起きて。」軽く身体を揺さぶると直ぐに目を覚ました。
窓の外を見ればまだ空が白んできた頃だった。
「ユリウス、お前眠ったのか?」起きたばかりの少し掠れた声で問い掛けた。
昨晩、静かになっても寝付けなかったユリウスの目は寝不足で紅くなっていた。
ほんの半刻程の間眠りついたのも束の間、身体を苛む痛みで目を覚ましてしまった。
その後も何度か瞳を閉じたが床で眠るクラウスが気に掛かり声を掛けてしまい今に至る。
「このままじゃクラウスが風邪をひいちゃうよ。」
クラウスの問に答えることなく、ユリウスはクラウスにベットに入るように促した。
「自分こそ服も着ないでいると風邪ひくぞ…何か羽織っとけ。」
クラウスは昨日イザークが持ってきたブラウスを手に掴むとユリウスに投げた。
手に持ったブラウスを一瞥するとユリウスは戸惑うような視線でクラウスを見つめた。
彼女が他人の服を借りるのを躊躇する様子を気に留めながらも彼女を見ないように気を付けて
俺の目のやり場に困るだろうが。と緊張を解く様に言うとクラウスは背中を向けた。
クラウスに促されブラウスに袖を通すとユリウスは再びベットに横になった。
流石に疲労と睡眠不足の所為かユリウスは直ぐに眠りに落ちていた。
クラウスは苦笑をしながらもユリウスの寝顔を覗き込むようにベットの脇に腰掛けた。
「そんなに簡単に信用するもんじゃないぞ…ユリウス。」呆れるように呟いていた。
ユリウス一人を寮に残して授業に出る訳にもユリウスを起こす訳もいかず
クラウスも再びベットの脇に座りなおすとユリウスの寝顔を見て自分も眠りに付いた。
>>334続き
陽が高く昇った頃、学生達が賑わう声にユリウスは目を覚ました。
半日を終え終業を告げる鐘の音が鳴ると、途端に寮は学生達の賑やかな声を取り戻した。
賑わう声に耳を傾けつつユリウスは屋敷に戻らなければいけない事を思い出した
自分の部屋よりも幾分低い天井を見つめてため息をつき、思考を巡らせる。
屋敷に戻ったら母にはなんと言おうか、借り物のブラウスの事も昨晩帰ってこなかった事も…
昨日の打ち上げで飲みすぎてしまった。とでも言っておけばきっと大丈夫。
それ以上はきっと何にも分からない。
ぼくが今まで通りに行動してれば誰も気付かない。
身体だってなんにも変わってない、この痛みだってすぐに消える。
ぼくさえ何にも言わなかったら誰だって気付かない事なんだ。
気が付いたらまた涙が流れていた。
母親に拒絶されている自分の性別…
母にさえ受け止めてもらえない身体に触れられた事
好きな人は目の前にいるのに決して自分から手を伸ばす事が出来ない事
涙が止まらなかった。
ぼくは女の子なんだよ…クラウス。
きっと彼はぼくが泣き喚き縋り付けば手を差し伸べてくれるだろう。
分かっているのに、でもそんな事をしたらぼくがぼくではいられなくなる…
きっとぼくは優しい君に甘えて何もかもを…男であるぼくでさえも失ってしまう。
嗚咽に包み込むように眠っている背中に向かって小さく思いを告げた。
「ぼくは君が好きだよ、クラウス…」
>>335続き
陽が傾いてきた頃には二人共目を覚まして何気ない会話をするようになっていた。
お互いにどこか核心を避けるような曖昧な空気が流れた。
「そういえばお前この街のカーニバルを知っているか?」
「いいや、生憎この街で暮らし始めて初めてのカーニバルだよ。」
クラウスはどこか皮肉を込めた笑いを漏らしつつもユリウスに告げた。
「きっと今年のカーニバルは今まで最高の出来だな…」
夕方のミサが始まる鐘の音に二人の会話はかき消された。
鐘の音が鳴り止むと、窓の外から差し込む夕日によって部屋には蔭が出来ていた。
「そろそろ…屋敷に戻るか?」
「…あぁ…うん。いろいろとありがとう。」
そして俯いたまま「そしてごめんなさい…」とユリウスは続けた。
あんな事があったのに目の前で気丈に振舞っている彼女がとても痛々しかった。
縋りつき泣き崩れそうになるのを彼女は抑えて目の前で気丈に振舞おうとしている。
クラウスは俯いた表情はまた泣いているのではないかと確かめたいと思うのを必死で抑えた。
今触れたらきっと抱きしめる事を我慢できない自分を制するように扉に向かった。
「いいや…気にするな。送っていく。」
部屋を出るとがらんとした寮の廊下に二人の足音だけが大きく響いた。
>>337続き
寮を後にするとゆっくりとユリウスの歩調に合わせて二人は歩いていた。
レーゲン河の辺に差し掛かった時突然ユリウスが歩く足を止めた。
「ここまででいいよ、ありがとうクラウス。」
ユリウスは明るく言うと昨夜以来始めて真っ直ぐとクラウスを見つめた。
「まだお前の家まで10分以上は掛かるじゃないか。」
「ううん…一人になりたいんだ…」
「一人になったら、また…お前は泣いているんじゃないのか…」
彼が昨晩深夜まで寝たふりをしていた事を知ってドキッとした。
自分の嗚咽に彼が一晩中耳を傾け眠りにつけなかった事に驚きを隠せなかった。
「心配しないで!ぼくは君が思ってるよりもずっと強いんだから!」
平静を装い笑顔でユリウスは去っていこうとした。
「ダメだ…せめても門の前まで送る。」
すり抜けようとするユリウスの手首を掴むと気遣う様にクラウスはゆっくりと歩き出した。
夕暮時で賑わう市街を通り抜け少し先の通りを曲がるとアーレンスマイヤ家の門が現われた。
今日ほど学校からの道が長いと感じられた日は無かった。
「ありがとうクラウス、もう家だ。」
ユリウスは一日ぶりの屋敷を前に重い気持ちを悟られぬように明るく振舞った。
「今日は土曜日だから明日は学校が休みだね、一日よく休むよ。」
「おやすみ、クラウス。」
相手の会話を遮るように喋るユリウスに声をかける事が出来なかった。
彼女がこれ以上の会話を望んではいない事がはっきりと伝わってきて
情けないと思いつつも彼女に合わせるように挨拶をした。
「おやすみ、ユリウス。また学校で会おう!」
クラウスは一人で歩いてきた道を戻る途中ずっと昨日からの出来事を考えていた。
>>337続き
「ぼくは君が思ってるよりもずっと強い…か。」
日が暮れて暗くなりつつある市街を歩きながらもユリウスの台詞が頭から離れなかった。
彼女はきっとまた一人になったら涙を流しているのだと思うと胸が苦しくなった。
一晩中聞いた啜り泣くような嗚咽が頭から離れなかった。
今ごろ彼女はきっとまた母親に心配をかけまいと明るく振舞っているのだろう。
辛い出来事を母に告げることさえも許されずに…
そして一人になるとあの広い屋敷の中で声を押し殺すように泣くのだろう。
この大きすぎた秘密を暴く出来事の全てを思い出すように出来事の発端を思い返していた。
モーリッツはきっと誰にも話さないだろう。
彼女の秘密を盾に彼女を屈服させる事がモーリッツの自尊心を守っているに違いない。
それにモーリッツは自分ですらまだ分からない感情を胸に抱いている。
それよりもイザークの台詞に引っ掛かっていた。
イザークはきっとユリウスを想ってきたに違いない。
なのにそんな彼がなぜあんな行動を取ったのか分からない…
まぁ…でも気になっていた奴が自分の望み通りの女だった。
それを知らずに接してきた今までの自分の言動にでも動揺していた所為だろうな。
そんなもんだろう。どうせ生真面目なあいつのことだ…。
長らく間が空いてしまいました。
>>337のレス番号は
>>336続きが正しいです。
長々と続いてますけど30話前後で終わりそうな目処でやっていきます。
リレーの方もがんがってください、参加もしたい。
応援レスがうれしかったでつ。
切ないよぉ…つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
モリユリ、お待ちしてました〜。
終わるのは寂しいけど続きが読みたい。
>339
応援って難しいもんね。下手にマンセーすると○○な人が沸いて出てきて・・・
少し押さえ気味に合いの手入れたいと思います。
リレー小説面白そう。でもかぶったりしたらどうするの?
共同のハンドルをつけて続けていくんでつか…
>>1さん
ご一考くだされ。
>>342 そうだね。
やっと職人さんが来てくれたあのスレは早速荒らされてる。
わくわく
何人か集まってるみたいでつね。━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
モリユリ殿 おかえり〜 (^^)
347 :
1:03/09/23 03:23 ID:RZcFBEMG
>>339 待ってました!ユリウスとクラウスが良い感じw
長さは気にせずマイペースでお進め下さい。出来れば終わらずに続けて欲しい位なんでw
>>343 そうですね〜どうしましょうか?
取り合えずは他と差別化する必要はありますよね?
名前欄に「リレー@4」とかレスの順番の数字を記入して、
本文の一番最初に、
>>333 の続き と書き、
終了時には、ねくすとぷりーず と入れる?
長さは各人の自由で、2〜3行でも1レス以上でもOK。
複数の人が同じ続きを被って同時に投下してしまったら、次を書く人がどちらかを選択すればいいんじゃないかな?
選択されなかった方に対して続けたい人がもしいれば、そっちはそっちで分岐しても、リレー2とかタイトル変えればいいし。
そこまで続けられればwだけど。
始めからあんまり決め込んでやりにくくなるのもなんなんで、こんなもんで続けてみませんか?
皆の好きなカプやシチュを自由に盛り込んで、愉しく進行していきませう?
>>298 僕はユリウスに飛びかかっていった。思いきり体当たりして床に押し倒す。
「い…いやだ!はなせええっ!」
叫びながらユリウスが懸命に暴れた。金髪を振り乱して僕の腕の中でもがく。
「うわあああ!うわっ!うわあああああああああっ!」
僕はただわめいていた。ユリウスの上に馬乗りになる。ユリウスが必死に胸
の前で合わせていたブラウスの身ごろを掴み大きく左右に開いた。
「い…いやあああああああーっ!!」
女の子の悲鳴だった。僕を拒絶した絶叫だった。それでも僕はかまわず力任せに
ユリウスの服をわめきながら剥ぎ取っていく。
ーいつもならピアノの鍵盤に触れる僕の指が今何に触れている?
ー神の声を奏でる僕の指は一体何をしている…?
聖イザークと神のご加護をうけた僕の名前が疎ましかった。聖人君主はこんなこ
とはしない…妄想に取りつかれた地獄の亡者だ。呪われし者よ!
ユリウスが泣いている…それなのに僕はユリウスをはなすことができない。傷の
せいもあるのかユリウスの抵抗がどんどん弱々しくなっていく。ユリウスの白い肌
がどんどん僕の目の前に曝け出されていく。絵でも彫像でもない、生きたこの間見
つめた女の子の裸だ。大好きなユリウスの裸だ…。
>>349 キターーーーー! 攻イザ待ってまひた!
暫くと言わず、ずぅっといて下さい!
>僕の指は一体何をしている…?
いいすね。このくだりが。
何をしちゃっているのか是非詳しく知りたいでつ。
ユリウスを弾いていい音鳴らしてくれw
| | | | | | | | | | | | | | |
__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人
// ||:::::: ::::||
// ||::: ∧∧ ∧_∧ ::||
|| (^O^) (*^ヮ^*) :||
|| r'| つ日 日と つ、 :||//
|| l.(_| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|___) | ||
|| || ̄.|__l__j___l___j__j__l_|. ̄ ̄|| ||
 ̄ ̄ ̄ ̄~" || |_| |_|.. || "~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
皆さんもご一緒にどーぞー
イザ百合タン、ゆっくりしていってね ζ ,
_ ノ
( ( (. )
. -‐ ) ‐- .
.´,.::::;;:... . . _ `.
i ヾ<:;_ _,.ン |
l  ̄...:;:彡|
} . . ...::::;:;;;;;彡{
i . . ...:::;;;;;彡|
,: ' " `丶 . } . .....:::;::;:;;;;彡{
, :´ . `、 !, . .:.::;:;;;彡j:::::::::::::::.......
. . ' . ; .丶 ト , . ..,:;:;:=:彳:::::::::::::::::::::::::::..
. ,:´ . ' ' `、 ヽ、.. ....::::;;;ジ.::::::::::::::::::::::
,' . ■■■■ ; `.  ̄ ̄
,, -'''" . . ■■■■ . ' ';゛`'丶.、.......
. '´ ! . ■■■■. ' , ;::::::::::::...`.::::::::....
i ヽ、..._,.__■■■■.,,__,.,..ノ.::::::::: !::::::::::::...
. ヽ、 ,: '.:::::::::
`=ー--、....,,,,,______,,,,,... --‐=''´..::::::
``" '' 'ー───‐―‐' ''' "´
ここの人達とマターリお茶したいよん…
カプもシチュも豊富でイイ!
しかし誰が書いても百合は受けだね。
>>348 無残な姿だった。蝶が羽根をもがれて飛べなくなり、その場でバタバタと力なく
のたうちまわっているようだった。
無理矢理僕に晒されたふたつの膨らんだ丸い胸は激しく上下している。それに
あわせて赤みがさした薄い桜色の先端が波打つ。薄暗い部屋には僕のわめき声ば
かりが響く。
「うわっ…ああっ!はあ、はぁ」
ひどいことをしている…でもやっぱりキレイだ…。僕はひとりわめきながらユ
リウスが胸を隠せないよう渾身の力でユリウスの両腕を押さえ付けた。ほとんど
抵抗はなかった…。
「…それで、どうするつもりだ…」
ユリウスはぷいと顔を横に向けて呟く。声は弱々しく震えているのに、泣いてい
るのになぜか僕のほうがその言葉に圧倒された。
「いいっ…」
僕はすくみ上がり首を無茶苦茶に振る。
「す、好きなんだよ、ユリウス!ユリウスウウーッ!うわあああッ!」
僕は馬乗りになったまま自分の上体を押し付けた。本当は唇にキスしたかった。
だがユリウスは顔を背けたままだ。ユリウスの首筋に唇が当たる。鼻を金髪がかす
めた。自分以外の他人の匂い、女の子の匂い、大好きなユリウスの匂い。
「…んんっふふ…ぐうっ…」
僕は夢中でユリウスの白い肌に顔を押し付けながら胸の谷間を目指す。
(*^ヮ^*)(^O^)/それから続きは、どうなの〜〜〜??*・゜゜・*:.。..。.:*・゜\(^0^)/゜゜・。*・゜゜・*:.。...:*・゜━よ━*・゜゜・*:.。..。.:*・゜!!!!
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧∧ ♪
♪ ∧ ∧(^0^ )∧ ∧(^0^ )∧ ∧(^0^ )∧ ∧(^0^ )∧ ∧(^0^ )∧ ∧(^0^ ) ♪
(^0^ )∧ ∧(^0^ )∧ ∧(^0^ )∧ ∧(^0^ )∧ ∧(^0^ )∧ ∧(^0^ )∧ ∧つ
♪ ⊂∧ ∧(^0^ )∧ ∧(^0^ )∧ ∧(^0^ )∧ ∧(^0^ )∧ ∧(^0^ ).∧ ∧(^0^ ) ♪
─♪──(^0^ ) | ∪(^0^ ).| ∪(^0^ )| ∪(^0^ ).| ∪(^0^ ).| ∪(^0^ ).| ..つ────
⊂| つ| |. | ∪..| |. | ∪.| ⊂ .つ| | .| ∪..| | | ∪ | |〜 ♪
♪ | |.. U U.. | | .U U ..| | .U U. | | ..U U .| | U U. ..| ..| U U ♪
U U.. U U U U. U U .U U U U
>>333の続き
「大変だ!ロシアと日本が...」
「ああ、知ってるぞ...」
慌てるユリウスとは正反対に落ち着き払った態度のクラウス。
彼はロシアが負けるという。
一体クラウスは何を考えていて、どうするつもりなのか?
混乱する頭を抱え、家に帰ると招かれざる客が来ていた。
警察から来たという黒髭の男は、主治医だったヤーンをスパイ容疑で追っているという。
ヤーン。卑劣で厭らしい思い出したくもない名前を聞いてユリウスは身震いした。
ユリウスと母を脅迫したばかりか、ふたりを陵辱し、あげくユリウスによって殺された男。
検診と言ってはユリウスを裸にして撫で回し、彼の母に迫っていたヤーン。
それだけでは事足りなくなった彼は薬を使ってユリウスの躯の自由を奪い、犯し、彼の母にもまた奉仕させたのだ。
あの日の忌まわしい夜を思い返してユリウスは自らの肩を強く抱き締めた。
そう、いったんは彼を追い返し、告白しようと決めたその日...
ねくすとぷりーず!
∩oノハヽ ∩
\ヽ ^O^)ノ <みんなーいくーよー
) |:Y:) せーのー!
∠/^ | ~|
(__)_)
| ̄ ̄ ̄ ̄|
∩oノハヽ ∩
\ヽ ^O^)ノ <みんなーいくーよー
) |:Y:) せーのー!
∠/^ | ~|
(__)_)
| ̄ ̄ ̄ ̄|
ずれた、ぐすん
>>338続き
屋敷に戻ったユリウスは想像通り…いや以上の母の動揺に困惑した。
「ユリウス!あなた制服はどうしたの…っ!」
帰ってくるなりユリウスを自室に引っ張り込むと叫ぶ様な声で次々と質問を浴びせた。
「そのブラウスはどうしたの?」
「なんで昨日は自分で言いに来なかったの?」
「ああっユリウス!!何があったの…っ?!」
母が真っ青になりユリウスを問い詰めた。
ユリウスは母が心配する様子を前にしてもどこか冷静な自分が嫌になった。
自分の身体であって自分の物ではないような…感覚がただ胸に残っていた。
「大丈夫だよ、母さん。」
動揺する母落ち着かせるように何度も筋道を立てて考えた言い訳を口にした。
「あのね昨日は抜けられない用事があったから伝言を頼んだんだ。
ブラウスが借り物なのは飲み過ぎた奴に吐かれただけ。もちろんぼくはそんなに飲んでない。」
だから…大丈夫。と母に告げると母は表情に安堵を浮かべた。
そしてまたぼくは男としてしか存在を認められない自分を感じた。
日曜日は瞬く間に過ぎていつもと変わらない月曜日の朝を迎えた。
あれほど酷かった体の痛みは一日寝た事で殆ど取れていた事に感心した。
肩に届く程に伸びた金髪の髪を梳かしシスターリボンを結んだ。
学校へ行けばモーリッツはイザークはクラウスはどんな目でぼくを見るか…
そんな事は考えてはいけないんだ…ぼくは今まで通りに振舞うだけでいい。
>>359は25話です。スマソ入れ忘れてしまいました。
やっぱり30話は超えると思います…気長にお付き合い頂ければ嬉しいです。
かきにげさんの攻イザが楽しくてしょうがないです。
>356さまのスンバラスィリレーの続きがかなり楽しみです。
ハァハァしながら続きキボ-ン。待ちに待ったヤーン×ユリ!!
リレーさん本当にがんがって下さい!混ざれるようにモリユリ終わらせますw
>>356の続き
雪が降り積もり、全ての気配を静けさに閉じ込める夜。
新学期までクラウスに会えない。
ただそれだけの事だと云うのに不安が心に満ちていく。
寝付かれず雪を見ながらワインを少し飲んで床につき、ゆるゆると闇に落ちまどろんでいた。
そんな時、誰かに湿った布で急に口を塞がれて。
眠りかけていたせいで、体に力が入らず抵抗出来なかった。
次第に意識がもうろうとする中、遠くに男の声が聞こえた。
「昨日はいいところで邪魔をされたが、今日はそうはさせん」
それはヤーン医師の声だった。
(意識を失ったら駄目だ!母さん!)
必死に堪えたけど、布には何か薬が含ませてあったらしく抗えず気を失った。
その後、自分の身に何が起こったのか?
解ったのは全てが終わって、風呂に入った時だった。
身体のアチコチに付けられていた赤い痕と、下半身の鈍い痛み。
太股に伝う白く濁った液に混じる赤い筋。
僕は意識の無い間、奴におもちゃにされたのだ。
* * *
「フン、はねっかえりが!これで何も出来まい」
ヤーンはぐったりしたユリウスを離すと、持っていた布をポケットに仕舞う。
改めてユリウスの呼吸を確認し、その肢体を見つめた。
前がはだけて小さな白い乳房が覗き、めくれあがった短い裾から瑞々しい太股が見えている。
「ごくっ」
生唾を飲み込んで、ヤーンはユリウスの寝着の下へと手を伸ばした。
ねくすとぷりーず
ありがとう! ありがとう神様たち!!
これほどに心震わすスレと出逢えるなんて……ッ!!
原作の白いスズランもこよなく愛しておりますが、このスレに出逢い、
自分がどれだけ異形のスズランを求めていたか、つくづく思い知りました。
血のように紅く、夜のほどに黒く、憂鬱なまでに蒼い、悩ましき総受ユリウス!!
週ごと、月ごと、彼女が「どうか幸せになりますように」と願う反面、
心のどこかで「もっと酷い目に遭えばいいのに…」とアクマのごとき欲情を
いだき続けた長の年月が、ようやっと報われたカンジです。
もちろん?私もユリ総受スキーですが、ちょいとばかしユリ攻パターンを
考えてみたり。
ここのローカル・ルール違反承知で言えば、×ゲルトルートとか?
……いや、ゲル攻もイイかも…
「こんなにお美しくお生まれになったのに、女性の歓びも知らずにいるなんて…
私のようないやしい者でも、お許しくださるなら……じっとして。力を抜いて…
どうか…私を信じてくださいませ、こんなにユリウス様をお慕いする身で貴方を
傷つけるぐらいなら、今すぐにでも命を絶つ覚悟は出来ておりますわ…!」
ルール違反者なので、今後とも静かにロムラーに徹します。
363 :
1:03/09/28 20:19 ID:qqcnYXMC
>>362 ああ失敗。本当は801以外ならOKなんです。自分的には。
某スレにうんざりしていて、息も絶え絶えにスレ立てたせいで熟考してませんでした。
次回までに皆でテンプレ案をまとめるとして...
>>362さんのゲル攻ユリ受見てみたいので、百合OKにしたいのですが、どうでしょうか?
反対がなければ、次回テンプレには801以外OKという事で。
あっ、そうだ。職人さんも来てくれた事だし、sage推奨で宜しく。
364 :
名無しさん@ピンキー:03/09/28 20:23 ID:JJiS9nnR
>>362 ロムラーにならずとも、リレー参加とかしてみて欲しい。
漏れは百合OKでつ。
365 :
名無しさん@ピンキー:03/09/28 20:43 ID:pMSxQ7Tg
そうそ、職人タンは何人でも大歓迎。われこそわというかた、カキコしてちょ。
百合は今のとこないから読みタイで津。
漏れも百合の百合、でんでん桶。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| どうかエロパロがにぎやかになりますように
,__ | オナガイしまつ…
/ ./\ \_____
/ ./ .\ o〇 ヾ!;;;::iii|//"
/_____/ .(^O^) ,\ ∧∧ |;;;;::iii|/゙
 ̄|| || || ||. |っ¢..|| ̄ (,, ,) ナムナム |;;;;::iii|
|| || || ||./,,, |ゝ iii~ ⊂ ヾwwwjjrjww!;;;;::iii|jwjjrjww〃
| ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸 .( )〜 wjwjjrj从jwwjwjjrj从jr
>>1さん
私のほうこそ余計なお気遣いさせてしまって
すみませんでしたッ(汗)!
ゲル攻は、昨夜なんとなく思いついただけなのでこれから
いろいろ考えてみます。
友人宅に貸し出し中のオルを回収しに行かねば……。
今までオルフェウスの中ではアネロッテ様が魔性の女No1だと
思ってましたが、これほど人々の嗜虐心をそそって止まないユリウスも
別のイミでかなり魔性度高いですね。
370 :
362:03/09/29 00:36 ID:646Lg7WL
369=362です
しかもサゲ忘れ…
極北の地に逝ってきます……
コンビニ廉価版なら、来月に露西亜編が出るYO!
>>361の続き
雪のように白い肌の上の緩やかな起伏に、無骨な男の指が滑り口髭で擦りながら呟く。
「16年か…よく育ったものだ。
まだ少々青いがここいらで仕込んでおかないと言う事を聞かなくなりそうだからな…」
ヤーンはべろんと肉厚な赤い舌を淡いベージュ色の突起に這わせて刺激しながら、手を下半身へと向かわせる。
そうして下腹を撫でながら更に下降させ、下着の中に進入すると太股の間に指を滑らせる。
双丘を嘗め回し、ちゅばちゅばと突起を吸い舌で弄ぶと、そこは固くなってゆく。
「ふん、男として育てられても躯は女だな…」
ヤーンはこれまで検診と称してユリウスの躯を必要以上に触れてきたものの、それ以上の事は出来なかった。
彼女の母の目もあったし、彼にとっての本命は彼女の母の方だったから。
しかし、母親に良く似たユリウスにも最近は惹かれていた。
口が悪く勝ち気で乱暴な所には閉口したものの、それは返って男の征服欲を高めた。
「女に言う事を聞かせるにはこれが一番だからな…」
薄い金髪の草原に隠された狭間を指でかき分けながら、もう一方の手で下着を摺下ろす。
片足ずつ足を抜いて下着を外し、両足を開かせるとヤーンはねっとりと秘所を眺めた。
「今日はココをじっくりと診察してやろう…」
にっと薄笑いを浮かべて顔をソコに近付ける。
両手を使って花弁を左右に押し広げながら、閉じられた場所を少しずつ開いてゆく。
同時につぼみを舌を使って剥いてゆく。
意識の無いユリウスの躯がぴくりとほんの少し揺れた。
ねくすとぷりーずw
漫画ならそれでもいいけど、
小説だとユリウスの反応がないのはつまらないな。
>373
意識が無いのに身体は反応して後日ヤーンに言葉で攻められながら犯される。
ってパターンも萌えませんか?
うう、はァハァ
ユリ母もそそられませんか?
アーレンスマイヤー当主にヴィクリヒ先生そしてヤーン…
魔性度高いかも。
>>373禿同
ハメる寸前で気付け薬を嗅がせてユリを覚醒させるのだ!
目を覚ましたユリは下腹部の異常な感触に・・・
>>376 アネロッテに操られたヤーコプになぶられるユリ&ユリ母キボンヌ
ユリ母ってアーレンスマイヤ当主様と出会う前ってなにしてたんで
しょうね? この人も謎だなあ…。
リミックス発売日決まったみたいね。あの大きさ読みやすくて欲しいけど、
近くには売ってない・・・奥で買うしかない
>>354>>349 あたたかい…柔らかい…いい匂いがする…僕は夢中でユリウスの胸を顔全体でま
さぐった。
「うわあっうわ、わあああ…わわ…」
だらしないほど上擦り、落ち着きのない僕のわめき声が部屋に響く。ユリウスはすでに
無反応で声も出さない…強張らせた体が時々ピクンと弾け、押さえ付けた腕に力が入って
いる。時折身をよじらせている。でも僕を払いのけるほどの力ではなかった。
ー母さん…死んだ母さんにもこうして小さい頃甘えたかもしれない。
ユリウスの胸に取りついて埋めていた顔を起こすと片方の乳首に唇を寄せてみた。
白くてすべすべとした丸い胸。その先端だけがピンク色でかわいかしかった。
「うわあっ…んんん」
力任せにしゃぶりつく。
「くうっ…」
ユリウスが首を振りながらうめく。
「んんん、うぅん」
赤ん坊のときはきっとこうやって母さんからおっぱいもらっていたんだろうな、何も
出ない乳首に懸命に吸い付く。舌の先で突付いて見た。…もしかして大きくなった?飛
び出した?舌の先でもわかるくらい固くなったぞ…!息が苦しくてなってきてもやめる
ことができなかった。夢中で吸い続けた。ちゅーちゅーと音までこぼれてきた。
「…いっ、いたっ!…いやああ!いやあぁぁぁ…」
苦痛に満ちた声を絞り出しユリウスがもがく。僕は征服した乳首から顔をあげる。
「すごいや…大きくなってる。飛び出しちゃったよ、ねえユリウス」
興奮して震えた僕の声にユリウスが大きく首を振った。
「いやだ!いや…はなせええええッ!」
「なにいってるのユリウス、吸ったほうだけ大きく飛び出してるんだ…す、すごいよ!むむっ」
僕は肩で息をしながらまだ触れていない残された乳首にむしゃぶりついた。
「いやああああああっ!」
すみません。コテハンになおすの忘れていました。
382はかきにげのイザユリ11話です。
とにかく遅筆で申し訳ないのですかよろしいのでしょうか。
かきにげたん、いつでもお待ちしておりまつ。でもなるたけはやく更新してくだされ。
ところでユリの「いやああ」とか「それでどうするつもりだ」あたりのセリフはやはり…
はっきり書くとマズそうでつ。(汗
他のパロばかりでもオル窓として書けるものなんですね。みょーに感心。
皆様あわれなこの小羊にまた豊かなお恵みを…
よいよい、みにきてよかった、はぁ、はぁしちゃった。
,. --△-- 、
/ ヽ
. l l
__iコ ⌒ ⌒ ヒi__
i, ̄ j` ?,__,? "i,  ̄,i …あーひゃひゃヒゃひゃうひひひゃうゅぅひぃ
l \`ーi、__ '=' ___,,i-" /l
'y' `゙!、_>、.▽. ,<_ノ''" 'v'
/ o ヽ`TーT"/ o \
( //'''v'''\\ )
かきにげさんの「それでどうするつもりだ」の百合イイ!!
更新遅かろうがなんだろうが…ずっとでも続きを待ってますw
かきにげタソのわけわかんない(w攻めイザがなんかイイ!
>>359続き
その日の授業は本当に何事もなかったかのように一日が終わった。
イザークはいつものように挨拶し、隣りで授業を受けた。本当に何も変わらない日常だった。
モーリッツはいつものように席を離れて座っていた。時折見張るようにぼくを見る以外は
全くいつもと変わらない。クラウスは何事も無かった様に話掛けてきた。
本当にぼくさえ普通に過ごせば誰にも秘密はばれたりはしないのだと知らしめられた。
一週間が経っても傍から見ればその様子が変わる事は無かった。
ぼくが金曜日の放課後にモーリッツに呼び出されてレッスン室に向かった以外には…
何事も無かった様に過ぎていく日常とは裏腹にそれぞれの心はあの日に留まったままの
感情を持てあましていた。
レッスン室の壁にユリウスの身体を押し付けながらモーリッツは唇を重ねた。
深く口腔を犯すような口付けを乱暴に強いた。抵抗を見せる舌さえも絡め取られる度に
ユリウスの自尊心は崩れていった。ここに居る惨めな女は誰なのだろうと涙が出てきた。
「…モーリ…ッん…いや……だぁ…」
途切れ途切れに静止を訴えるユリウスの感情とは裏腹に進んでいく行為が堪らなく苦しかった。
モーリッツは抵抗を見せるた度に捕らえた細い手首をきつく握り締めていた。
「二人で居る時は逆らうなと言った筈だ…!!」
声を荒げてモーリッツはユリウスの身体を壁に激しく叩きつけていた。
決して自分を見ようとしないユリウスが悔しくて気が付けばまた手を上げそうになっていた。
涙を流したユリウスを見る度に泣きそうになる自分が惨めだった。
「…お…お願いだ…モーリッツ、今日はやめて…」
背けたままの顔が泣いているのは分かっていた、ユリウスは屈服している。
僕は彼女を征している…!なのに涙を流して全身で僕を拒もうとするユリウスに怒りを覚えた。
「そんなに僕に触れられるのが嫌なのか…」
気が付いたら口をついて出てきた言葉だった。
ユリウスの身体をビクッと震わせた反応が僕の問を肯定していた。
無理やりに抱いたのだから拒否されるのが当然だとわかっていた、当然だ。
僕もは屈辱を与えて二度と僕に刃向かわないようにするのが目的だ、その通りになった。
なのになんでこんなにも僕は惨めなんだ…。
>>388続き
「そんなに勿体ぶることもないだろ…初めてでもない癖に!!
フン…ッ!!お前の母親と同じ人生をお前も歩む事になる…!!!
親子揃って貴族の愛人とはいい笑い者だ…っ!!」
次から次へと僕は塞きを切ったように言いたくも無い言葉をユリウスに浴びせていた。
「カエルの子は所詮カエルなんだ!」
ユリウスが涙で濡れた見開いた眼で僕を見つめていた。
僕が何を言っても向けようとしなかった顔をユリウスが僕に向けた。
それだけの事で僕は嬉しくてしょうがなかった。ユリウスの反応なんてもうどうでもよくなった。
どうせ憎み憎まれる以外は僕たちの間にはなんにもない。
モーリッツはユリウスの制服のシスターリボンを緩めて、ブラウスのボタンに手をかけた。
「おねがいだ…やめて、モーリッツ…」震える声でユリウスは懇願していた。
「僕に抱かれるのがそんなに悔しいのか…嫌なのか…」
ユリウスは抵抗の動きを見せずになすがままにされながら全身でモーリッツを拒んでいた。
ボタンが二つ、三つと外され暴かれていく白い胸元を覆う事もせずに全身で僕を拒否していた。
モーリッツは自分でも可笑しな事だと思った、無理強いしている行為だから…当然なのだと。
分かっている。なのに惨めな自分が可笑しくてしょうがなかった。
「なんでだ…黙って言われた通りにしてればいいんだよ!」
ボタンのすべて外れ露になっている乳房を手で弄りながら、色付いた尖りを口に含んだ。
ユリウスは顔を背けたまま身動き一つせずにうわ言のように拒否を訴えていた。
「…はぁっ…今日は……やっ…だ…っ…」
口に含んだ先端が固くなっていく。ユリウスの反応が前よりも鋭かった。
いつもと様子の違ったユリウスにモーリッツは行為を中断した。
相変わらずにゆっくりゆっくりでごめんなさい。
もう少しかいてあるんですがちょっと短すぎてうpするとスレが勿体無いので
またにします。かきたい台詞は今回と次で全部出てしまいましたが…
もう少し続きます。本当にスレ消費し過ぎでスマソ。
いつかオル窓エロパロスレの小説まとめサイト作りたい位にリレーとかきにげ様にハァハァでつ。
こちらのスレの皆様はレオユリ結構鬼畜入りそうですが大丈夫でしょうか?
話の筋考えてたらこれはマズーと思われそうでしたので…
>>390 モリユリキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━!!!!
卑オユリで鬼畜! OKOKOK!!(;゚∀゚)=3ハァハァ
…とは言っても、どのくらいの感じになりそうなんでしょうか?
個人的には、切断系みたいなのはサスガにチョト…。
何もかきこがないよりは、レオ百合いいよ。
がまんできなければ、黙ってスルーするがよろし。
生暖かく見守りたいでつ。
>>382 ユリウスの悲鳴にたじろぎはするが、僕はなんとも思わなくなっていた。必死の
抵抗もなんでもなかった。温かくて白いユリウスの肌はためらいを吹き飛ばしてし
まう。女の子の胸ってこんなに…こんなに柔らかくて気持ちがいい!
「す、好きだ大好きだ!大好きだよユリウス、ほんとうに…わわ、うわあああっ…」
同じ言葉をロンドのように繰り返す。そのわめく口は何度も何度も乳首を含む。
わがままに吸い付く。僕の両腕はユリウスの両手首を床に押さえ付けていて自由に
ならなかった。…やっぱり手でおっぱいに触ってみたい!どうしたら触れられるか
懸命に考えた。
「うわっ!わああああ…うわぁうわ…」
なぜこんなにひとりでいちいち騒ぐんだ?わめきながらユリウスの両腕を頭の上まで
引っ張り上げた。両手首を片手でねじ掴み思いきり押さえ付ける。
「くうっ!いた、痛いッ…」
弾かれたようにユリウスが悲鳴を上げる。
「ごっごめんっ!」
口では誤るくせに僕はユリウスを放そうとしない。
ーそうだよ、ユリウスは嫌がってる。ひどいよ、もうやめろよっ!
小さな気弱な声が頭の中で叫んでいる。
ーどうせ僕は嫌われてる…それならなにをしたって一緒さ!
大胆で不敵な声がそれをかき消していく。
僕の掌がユリウスの胸のふくらみを引き掴んだ。
「あああああっ…イヤアアアアッ!」
「うはあっ!はあっ…はああああ!」
ユリウスの悲鳴と僕の絶叫がほぼ同時に上がる。
394 :
かきにげ:03/10/06 10:25 ID:j9aGd1Cd
投下をはじめてボキャブラリーのなさを嘆く今日この頃。今はなんとかオチまで
たどりつこうとおもてまつ。
いろいろ勉強不足で未熟なのに住まわせていただき感謝です。
亀レスですがお茶とおにぎりのAAがおいしそうでした。
その他のレスもうれしいでつ。
モリユリさんとリレーの続きがもう楽しみ愉しみ…。
>>393 もう誰にもジャマはさせない…こんなに柔らかくってあったかくって…絶対にやめら
れないよ!触ってみたら本当に気持ちがいいんだ。
僕がいつも触れるピアノとは違っていた。澄んだ清らかな声とはとても思えなかった。
ユリウスは僕を拒絶し苦痛を耐えられないといった感じで軋んだ哀れな悲鳴を立てている。
その声が慣れない僕のせいなのかとひとり腹立たしくなり舌を噛む。空いた乳房に
むしゃぶりついた。ユリウスの悲憤に満ちた叫びはおさまらない。いやひどくなった。
「うあっ…ああああっ!いやっ!」
僕は自分が不甲斐なかった。不器用なんだと思った。それでも触れた掌は強弱をつ
けて揉みしだき続けていく。指が柔らかい膨らみの中にめり込んでいく。そんなに大きいとは思
わなかったけど、男の胸とは全然違う。柔らかさも乳首の大きさも…体の構造が違うんだ!
「や、やめろっ!…いやだっいやだよぉぉぉ!いやっ!いやああっ!」
ユリウスも僕もどんどん息が荒くなってくる。僕は興奮して気持ちが良くて呼吸が苦
しい。ユリウスは痛くて苦しそうだ…。ずうっと喘いでいる。喉を反らせてばたばたと
あがいている。僕の僕のお腹の下で!
お腹の下がズンッと重たくなった。もうだめ!もう我慢できないよ!おっぱい触った
だけじゃ満足できない!乳首から口を放し、ユリウスの胸の前に取りついて僕はわめい
ていた。
「ねえっユリウス、僕を受け入れておくれよっ!一緒になってよ!お願いだッ!…うわ
あっ、わあぁぁぁ…」
僕の手がユリウスの体の下に降りていく。ユリウスは身を揺すって激しく抵抗した。
「いやだッ!いやだ…いやだああッ!たす…けて…助けて!誰かああぁ!」
皆様お誘い合わせの上いらはりますなあ
うれしいこっちゃ
ああんユリウス困っちゃう〜
鬼畜でも百合でもユリ総受け歓迎
あのー、3Pなんてのも萌え〜どなたかオネガイ^(=^ェ^=)^
>>391さん
決して切断とか素か吐露とかではないです。
ただ獅子と百合以外の第三者がいる前で獅子が百合を犯すの書いてみたいなー
って程度です。(それでも嫌な人はいると思いまして…)
獅子が性格破綻者化(wしてしまわない程度にとどめます。
>>392さん
お言葉に甘えてまたゆっくりな連載になるとは思いますが住ませて頂きます。
>>389続き
触れるだけで鳥肌を立たせるほどに敏感な素肌が前と違う。
ひんやりとしているユリウスの体身体が触れる前からほんのりと温かかった。
「お前熱があるのか…?」
モーリッツは前に抱いた時とは明らかに違うユリウスの身体から導かれた疑問を問い掛けた。
剥き出しにされたままの愛撫を施されて立ち上がった乳房から目を逸らすように
顔を背けたままユリウスは詰まらせていた言葉をモーリッツに告げた。
「その………なんだ…。」
「…聞こえなかった、なんだって?」
「…せ…生理なんだ…。」
女であるユリウスには当然の事なのに、改めてユリウスに女を実感して
モーリッツは頭が真っ白になって気がつけばまたレッスン室を飛び出していた。
一人レッスン室に残されたユリウスは制服を整えると急いで学校を後にした。
ユリウスは一人郊外を歩きながらこんな自分自身も女である事が疎ましく思った。
レーゲン河を横切ろうとした時に自分を呼ぶ声に振り返った。
「おいユリウス、何してんだ?」
河の辺から釣り竿を持って道路に向かってくるクラウスがそこにいた。
ユリウスは一番会いたくない時に一番会いたくない人に会ってしまった不運に眩暈がしそうになった。
何故だか顔を見られるのも相手の顔を見るのも嫌で背中を向けてしまった。
「何って見ての通り学校の帰りを歩いてるだけだよ。」
短くそっけなく言うと道を急ぐように歩き出そうとした。
「えらく遅いお帰りだな…。」
その時、クラウスに肩を勢い良く掴まれたユリウスは反射的に悲鳴を上げていた。
「いやあぁ…っ!!」肩を掴んでいる手を払い退けようと身を捩って顔は蒼白としていた。
ユリウスの反応にクラウスは何が合ったのかを察して、ユリウスの腕を掴むと問い詰めた。
「モーリッツかっ?!また何かされたのか?!」
ユリウスの掴んだ手首を見るとほんのりと紅くなっている。
ブラウスから覗く白い首筋に紅い斑点が浮かんでいる。
黙ったままのユリウスをクラウスが見ると、ユリウスは真っ青になっていた。
>>399続き
だ…大丈夫だよ、本当に…今日は何もされてない。」
さっきまでの反応を取り繕うようにユリウスは明るく振舞い話し出す。
「大丈夫なんだ。なんなら脱いでみせようか?」冗談のように言うと去っていこうとした。
先週からずっと続けられるユリウスの虚勢がもどかしくて今度こそは流されずに
クラウスは決心するように彼女の名を呼び止めた。
「脱げるもんなら今すぐ俺の部屋で脱いでみろ…」
握っているユリウスの手に力を込めてクラウスはユリウスを抱き寄せた。
「い…いやだ…冗談は止して、手を放して…」声が震えて上ずっている。
身体が強張っているのが伝わってくる、ユリウスの動揺が触れた手から、身体から伝わった。
クラウスはユリウスを抱きしめながらも自分の感情が掴めなかった。
俺は強情にも程がある下級生を庇ってやりたい、それが女ならば尚更だから…
モーッリツは自分のいう事をすべて聞くという自信もあった。
まったく頼られない自分自身にもユリウスにも腹が立っていたのは確かだった。
でもユリウスへの感情だけは自分でもまったく理解できなかった。
「なぁ…ユリウス、モーリッツには俺が言えばお前には手出しできなくなるぞ…。」
ユリウスはクラウスの言葉に助けを求めたかった。
でも、モーリッツが秘密を握っている以上は自分達親子の秘密はいつばれるか分からない
モーリッツはクラウスを慕っている、自分を庇う為にクラウスが出てきたら逆上だって
しかねない…そうなったらぼくたち親子は…
クラウスの心遣いを無にしてでも自らで守り通さなくてはいけない秘密の重さを実感した。
「クラウス、本当にありがとう。だけど…これはぼくの問題だ。」
泣きそうな顔でユリウスはクラウスを突き放そうとした。
クラウスは自らの不甲斐無さが目の前に突きつけられた気がした。
「お前はこれからもモーリッツに股を開き続けるのか…」
ユリウスが真っ赤になってクラウスの頬を思い切り手で打っていた。
>>400続き
―――パァンッ!
乾いた音が静かな川辺の道路に響いた。
「君に関係ないだろう…っ!!」泣きながらユリウスは叫んでいた。
好きな人にこんな事を言われるように自分で仕向けたのに涙が溢れていた。
ぼくは自ら彼の救いを断ち切ったんだ…汚い。
汚い。汚い。汚い。ぼくはかれに慰められる事を期待した。
同情してでもぼくを想ってくれる優しさに縋ろうとしていた…!
“これは僕の問題だ。”なんて言いながら、こんな汚れているぼくを慰めて貰おうとした。
なんて浅ましい女なんだろう、卑しい考えをしたんだろう。
打たれた頬を庇おうともせずにクラウスはユリウスに近付いた。
「関係…ない……だと…?」
静かないつもと違う声色が本当に怒っているのだとユリウスにも伝わった。
「あの日お前は枕元で俺を好きだといった…。
俺は確かに聞いたぞ、お前が俺を好きだと言ったのを…」
ユリウスはクラウスの台詞で打ちのめされていた。
(…あぁ彼は起きていたんだ、ぼくの言葉を聞いていたんだ。)
「それでも俺は関係ないのか…?ユリウス…。」
クラウスの声が震えていた、ぼくがこんな顔を彼にさせたのだと思うと堪えられなくなった。
彼の“股を開くのか”という言葉が頭から離れなかった。
だからこそ分かって貰える等とは思えない。けれど…すべてを言ってしまおうと決めた。
「わかった、すべてを君に話すよ。」
このスレの住民はシカトとスルーができると思う。
職人サンには書きたいように書いて欲しい。
獅子百合楽しみです、モリユリタソ!
かきにげタソも続きよろ。リレーもできる方参加してくだされ。
至福の限りです。
わーい、楽しいな。(*´∀`)
∧ ∧
∩*^ヮ^). ∧ ∧
(○) ヽ,. ⊂ ) .(゚ー゚*/) (○)
ヽ|〃 〜(_つ ノ ⊂ / ヽ|〃
し' 〜| _つ
..... U" .....
>このスレの住民はシカトとスルーができると思う。
そういうことをわざわざ書くなよ
おまえみたいなのがいるからスレが荒れるんだよ?
何様のつもりだよ
>>404 住人も書き手も不愉快なレスには反応せず、握り拳でスルー。
反論は荒れる原因になります。
大人の態度で示しましょう。
● ノハヽo∈
ヽ(´D` ) <カッポレ!カッポレ!
へ/ ノ
● ゝ
407 :
391:03/10/08 00:53 ID:/KUCSwyR
>>398 でんでんOKでつ。
獅子百合楽しみ☆ムハー!
パクりサイドはちょっと萎え。
正直な感想です。
不愉快でしたらスルーしてちょ。
>>408 エロパロなんだからパクってても自分はいーじゃんってカンジ。
こんなになるんだって自分は笑える。
元ネタはヤッていないしね。元ネタが違っていたらどうしよう…
| | | | | | | | | | | | | | |
__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人
// ||:::::: ::::||
// ||::: ∧∧ ∧_∧ ::||
|| (^O^) (*^ヮ^*) :||
|| r'| つ日 日と つ、 :||//
|| l.(_| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|___) | ||
|| || ̄.|__l__j___l___j__j__l_|. ̄ ̄|| ||
 ̄ ̄ ̄ ̄~" || |_| |_|.. || "~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
髪タン、投下まってまーす(・∀・)
ゼバスエロのファンなんであれのパク理なんて、さいこーっす。
つづきキボーン!
Wパロって事で手を打とうや。
>>414 クレクレいくない。
文句を言う前に自分も投下に参加せよ。
マチクタビレター
マチクタビレター
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・)< ねーねー、まーだー?
\_/⊂ ⊂_)_ \___________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| み か ん |/
417 :
414:03/10/14 12:37 ID:jcm6S9cF
>>415 既に投下はしてる。
>>373-377で色々言われたが、荒らしたくないので黙っていた。
続きに関して意見や提案があるならレスでなく、短くともリレーの続きを書いて投下して欲しいと思うのは自分勝手なのだろうか?
続きに関して意見や提案があるなら「レスでなく、短くともリレーの続きを書いて投下して欲しい」と思うのは自分勝手なのだろうか?
至言だ
∩oノハヽ ∩
\ヽ ^O^)ノ <みんなーいくーよー
) |:Y:) せーのー!
∠/^ | ~|
(__)_)
| ̄ ̄ ̄ ̄|
hosyu
74と399は同じ作者様ですか?
ほしゅ
>>421さま
いいえ違います。ヴィルユリ神様とは全くの別人でございます。
投下も文章を書くのも初めてでございます。
不慣れだというのに温かく見守って頂けるスレにすっかり入り浸ってしまってます。
私的にはセバス時代のクラウスって勝手に英雄像が出来ちゃってます。
それ故にあんなキャラになってしまいました。
また今週末までには投下にお邪魔しようと思います。コテにした方がいいかしら…
423タン、普通にうまいと思います。
つうか、もっとへたれでもじゃんじゃん表に投稿してるがいるので、
その謙虚さはほめたいです。腕を磨いていってね。
425 :
名無しさん@ピンキー:03/10/22 05:24 ID:CFKQ0p2E
マチクタビレター
マチクタビレター
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・)< ねーねー、まーだー?
\_/⊂ ⊂_)_ \___________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| み か ん |/
もうリレーに積極的に参加する人いないのかな?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| どうかkamiタンが一日にも後輪しますように
,__ | オナガイしまつ…
/ ./\ \_____
/ ./ .\ o〇 ヾ!;;;::iii|//"
/_____/ .(^O^) ,\ ∧∧ |;;;;::iii|/゙
 ̄|| || || ||. |っ¢..|| ̄ (,, ,) ナムナム |;;;;::iii|
|| || || ||./,,, |ゝ iii~ ⊂ ヾwwwjjrjww!;;;;::iii|jwjjrjww〃
| ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸 .( )〜 wjwjjrj从jwwjwjjrj从jr
>>401続き
人目から避けるように夕暮れが近付いている河の辺の橋の陰に腰を下ろすと
ユリウスが淡々と口を開き始めた。
初めはおどける様に今日は嘘をついてモーリッツから逃げてきてしまったんだ。など言っていた。
次第に話の筋を自ら辿る様に思い出すにつれてユリウスの声は小さくなっていった。
震える肩を抱き寄せるようにクラウスは腕に力を混めていた、話は思いの他に過酷なものだった。
聞き出してよかったのかと思いわさせる程に震えた声が耳に痛かった。
あの日、ぼくはいつもどおりにイザークと話していたよ…。
授業が終わりいつも通りに帰り道を一緒に歩いてた、彼の家に写譜の為に貸した
譜面を返してもらう為に寄って帰る事になったんだ。
気が付いたら後から抱きすくめられていた、首筋ににかかる息の寒気がした…
怖かった…到底敵わない程の力で床に押さえ付けられた身体を彼の手で撫で回された。
声を出すよりも何よりもショックで声が出なかった…!
週末の記憶が嫌だと思うぼくの気持ちなんかとは裏腹にどんどん溢れ出てきた。
泣いて泣いて…でもどうしても声を出す事が出来なかった。
剥ぎ取られるように脱がされていく制服を、這い回る手を退ける事さえせずにぼくは泣いていた。
「……いつものイザークじゃなかった…っ」
一通りを話終えたユリウスからは先ほどまでの様子は消えうせていた。
少しの迷いも無く真っ直ぐと水面を見つめたまま涙を流してクラウスの腕に縋っていた。
「怖かったんだ…抵抗するのが。彼も抵抗しても離してくれなかったら…」
泣いているユリウスを宥めながらもクラウスはイザークへの怒りが抑えきれずにいた。
「ユリウス…それからイザークとはなにかあったのか?」
慰めの言葉をかける事さえしないできつく抱きしめていた。
なんでもっと気にかけておかなかったのか…!後悔してしきれない程自分を責めていた。
俺がもう少し傍にいれば守ってやれたかもしれないのに。
「…ク…クラ…ウス…?痛いよ…苦し…っ」
「悪かった。」何度も何度もクラウスは繰り返している。
>>429続き
険しい顔が悲しみで歪んでいるのが声だけで分かる程にきつい力で抱きしめられていた。
自分を抱き寄せるクラウスの腕に全て委ねてしまえたら…
あれだけ望んできた彼の腕の中にいる自分が信じられない。
「クラウス…これは同情なの……?」
泣きながらそれでもはっきりとユリウスはクラウスに問い掛けた。
謝罪の言葉を繰り返す彼にはなんの責任も無い、まして抱きしめてもらえる覚えなんて無い。
「ユリウス……………!」
それ以上の言葉を出せないでいるクラウスがまるでユリウスの問を認めたように感じられた。
何もそれ以上を話そうとしないでいるクラウスの腕から逃れようとユリウスは身を捩った。
「いやだ…!同情なんかされたくない!!これ以上ぼくを惨めにしないで…」
「違う!!俺はお前に同情なんかしてない…」
クラウスは自分で同情ではないと言いつつも何が言いたいのか全く分からなくなった。
俺に惚れている女が汚された事が気に食わないだけじゃないのか…
なんて自分勝手な考えだ…じゃあこいつに俺は惚れているのか!?
そんな事分かるか!第一にこいつが女だって事が分かったのも先週の事だ。
「じゃあなんで謝るの?クラウスは何にもしてないじゃないか…。」
ユリウスの”何もしてない”という言葉が妙にクラウスにひっかかった。
あの二人に抱きしめられているユリウスが、あの日見た裸が頭を過ぎる。
「だったらいったいなんだって言うの?」
挑戦的に睨むユリウスの目を見て妙に腹が立ってしょうがなかった…。
クラウスが抱きしめたままのユリウスの肩を掴む腕に力が込められる。
「そ…それは……。」
>>430続き
続かないクラウスの言葉にユリウスは我を忘れて声を張り上げていた。
「もういいよ…!!ぼくの問題はぼくが解決する。君にはなんの関係もない!!そうだろう?!」
「お前が俺に惚れてる以上放っておける訳ないだろう!」
怒鳴り声を上げるクラウスに一瞬怯んだようにユリウスは口を閉じた。
一呼吸置くようにユリウスは息を深く吸った。
「だったらぼく抱いてよ。」
ユリウスはクラウスの首筋に手を回すと唇を重ねた。
クラウスは彼女のあまりの突拍子も無い行動に自らの思考を疑った。
慣れない仕草で舌を絡めようとユリウスは深く口付けてきた。
(なんだってこいつはこうもやる事がめちゃくちゃなんだ…)
橋の陰で誰の目にもとまらないと言えども彼女の行動が信じられない。
静止を訴えるクラウスの声に耳も貸さずにユリウスはブレザーを脱ぎ捨てた。
クラウスと向かい合って座るようにユリウスはクラウスの脚の上に跨りながら
ブラウスのボタンを外していった。
泣きながらユリウスはどんどん服を脱ぎ捨てていった。
「……クラウス…ぼくを抱いて…きた…いからいや…?」
涙で掠れて聞き取れなかった彼女の声にクラウスはどうする事が彼女の為か分からなくなった。
俺がこのまま抱いてしまっていいのか…抱く事なら簡単にできる。
ユリウスはボタンの全て外れたブラウスを羽織っている以外は全て脱ぎ捨てていた。
豊満ではない胸が目の前に曝け出されている、胸元に赤い痕があるのを見つけて指でなぞった。
>>431続き
少女の身体が過敏に反応した。クラウスは赤い痕を舌でなぞった。
「…ぁっ…クラウスっ…」漏らす声にいつもと違う響きがある。
女の声を漏らすユリウスにクラウスは次第に激しく身体を抱き寄せた。
クラウスの脚を跨いだままのユリウスの開かれた内腿に指を這わす。
閉ざされている割れ目を開くように指を差し入れた、狭い壁が指を締め付ける。
「…んっ…ぁあ…っぅ…」痛み混じりのユリウスの嬌声を耳にしながらも
クラウスは内部を探るように柔らかに指を蠢かしながらも確かに内部で存在を主張するように
動かした。きつい内壁をなぞるように動かすと次第に潤っていくのが分かった。
「ユリウス…分かるか?お前の中に俺の指が入っているのが…」
クラウスは内壁に指を擦り付けるようにしながら挿し込む指を増やしていく。
3本の指を呑み込んだユリウスの内部がきつくクラウスの指を締め付ける。
軽く動かすだけでユリウスは快感を訴えるように腰を蠢かせた。
「…はぁ…っ……んっ…」
力なくクラウスに上半身を任せたまま膝立ちでいるユリウスの脚が震えている。
クラウスは空いた右手で今まで触れずにいた敏感な蕾を擦った。
「あっ…はぁあっ…!」
小さな悲鳴を上げるとユリウスはさらにきつくクラウスの指を締め付けた。
内腿に伝う粘液が外気に冷やされてユリウスは羞恥で顔が上げられなかった。
クラウスは体勢を変えるようにユリウスを抱き上げると手を前に付かせた。
「いや…クラウス…顔が見…い…」
ユリウスは真っ赤になってクラウスを見つめた。
>>435続き
「ユリウス。やっぱりダメだ…お前を抱けない。」抱きしめた身体に罪悪感が溢れ出た。
クラウスも自信の昂ぶりを鎮める事など出来ない程に興奮していた。
「ぼくの事なんて気にしないで…今抱いてるのはぼくじゃないんだよ」
ユリウスはそのまま身を預けると「だから続けて。」と小さくクラウスに告げた。
「クラウスお願い、一度でいいぼくに夢を見させて…。」
何を言っているのか分からないという顔をするクラウスに軽くユリウスは口付けた。
「あなたはぼくを抱かなくていい、目の前にいる女を抱いた。それだけだ…」
ユリウスはそのままクラウスの首筋にキスをした。
「クラウス。ぼくの顔を見るのが辛いなら見なくてもいい。」
後からユリウスを抱きすくめるとクラウスは小さく「俺は知らんからな。」とだけ言うと
自らの着衣を緩めてユリウスを貫いた。
深く激しく何度となく攻め立てた。
揺れる金髪が、背けられた顔に伝う涙が、細い腰に駆り立てられるように貪った。
気が付いた頃にはユリウスは掠れる意識の中で俺の名を呼んでいた。
ユリウスから自身を抜くと、俺の放った液体がユリウスの腿に伝っていた。
動くと流れ出る液体に不快を感じるのか身体を疎ませながらもユリウスは笑いかけてきた。
その時になって分かった。俺は抱いてはいけない女を抱いてしまった事を…
いつか祖国の為に離れるこの地に情を残さないように、愛した女は抱いてはいけない。
あれ程自分に言い聞かせてきた台詞だった。
>>434続き
「クラウス…後悔しないでね。ぼくは嬉しかったんだ。」
そして「あなたが抱いたのはぼくではなかった。」と念を押すように告げた。
ユリウスは気だるい身体を引きずりながら制服を着込んだ。
「おやすみなさい。わがままを聞いてくれてありがとう。」
彼女の顔が振り返った時には泣きそうだった、後を追いかける訳でもなくその場で別れを告げた。
辺りを見渡せばもう夜だった。
その日を境にクラウスとユリウスは二人で会話する日が殆ど無くなった。
それからも数ヶ月もしない内にユリウスからモーリッツにはもう何も迫られたりは
しなくなったとクラウスは告げられた。
イザークとはどうなったと聞く事はついにクラウスには出来ないままでいた。
そして一晩だけ抱いた少女の記憶を忘れられずに、彼は祖国に向かった。
ユリウスが後を追うようにレーゲンスブルクを去る頃にやっとモーリッツは
自分が彼女をどう思っていたのか、認められない思いでありながらも認識をした。
学生時代から20年近く経ってからユリウスがレーゲンスブルクに戻ってきたと言う話を
聞いてもモーリッツは彼女に会いに行く事は無かった。 (終)
長らくスレを占領してしまい申し訳ございませんでした。
とりあえずこれで終わりです、モリユリ書きといいつつもユリクラ状態ですた。鬱
ユリが総受けでなく節操なしダーヨ!獅子百合こそは受け受けとした百合になると思います。
また時期を見て獅子百合投下にお邪魔します、応援下さった方嬉しかったです。
>>1さん
次回は獅子百合書きではなくコテにした方が分かりやすいでしょうか?
真面目に森百合読めて楽しかったです。ごくろうさんでした。
また、遊びに来てください。待ってます。(*´∀`)
果の子が元気にまたまたあちこち、カキコしてるねえ。
誰かに激励メールもらったのかな?
うふふ、これでオル窓影のネットワークに組み入れられ深みに入るのだ。
フォフォフォ。手下になるのじゃ!!!
エロパロ書いてたのM-ryaタンじゃないの?
森百合、堪能しました!!
少年少女、みなそれぞれ切ないです。
個人的には、ユリウスが帰国したと知りつつも、二度と会わなかった
森の心境が気になるところ。
甘酸っぱい幼い恋心を懐かしみながら、それをはるかに凌駕する後悔と
自己嫌悪に苛まれて(現在自分がシアワセだから余計)、かなり辛い思いを
したのだろーな…といろいろ想像してしまいました。
エロなしでも読みたいです。
440 :
435:03/11/02 04:29 ID:SZOx98gL
>>438さん(張り付いてたみたいにスマソ)
森百合エロパロなら全くの別人です。
サイド初めて書いた上に表にはまったく文章出してませんので
誰かと特定をなさるのは難しいと思います。
句読点の癖が大分違うので混同なされるとは思いませんでした。
436さま439さま長い話にお付き合いして下さってありがとうございました。
あいつじゃないので、よかった。中華真面目(?)にエロなんて考えるたま
じゃないね。森百合タン面白かったよーん。
"ヾ;" ; ヾ ;"ヾ ; ;ヾ ;ヾ;" ";ヾ ;"(・∀・/ヾ ;ヾ ;ヾ ;ヾ ";; ;ヾ ;ヾ" ;;
"" ;ヾ ;";"ヾ;";ヾ ;ヾ__ ;;"ヾ ;ヾ; " ;ヾヾ "// ;ヾ ";ヾ ; ;ヾ ;ヾ ;ヾ ; ヾ
;"ヾヾ;"ヾ ;ヾ;"ヾ;;"ヾ;\\ ;"ヾ ヾ ;ヾ ;ヾ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ ";ヾ" "; ;ヾ" ; ;;ヾ"
""" "ヾ ;ヾ ;" ;";ヾ ;ヾ ;ヾ ;ヾ ; ;"ヾ ;ヾ; " ;;ヾ 〃";ヾ ;ヾ" ;ヾ ;ヾ ";;ヾ ;ヾ ;""
" " " "ヾ ;ヾ ;ヾ;" ;;" ;"ヾ __ ;;" ";ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;ヾ ;ヾ" ; / "; ;ヾ ; ;ヾ ;"
" ;ヾ ;ヾ ;";ヾ ;ヾ ;" ";ヾ ;" ;ヾ ;ヾ 〃 ";ヾヾ ;ヾ " " ; ; ; ;ヾ ;ヾ";
"ヾ ; " ;;"ヾ;"〃 ";ヾ ;ヾ ;ヾ ; ;ヾ" ;ヾ" ;ヾ ;ヾ ;;ヾ ;../ ;ヾ ;" ;ヾ ;;ヾ ;ヾ"
";ヾ ;ヾ ;;"ヾ ;ヾ;"ヾ; " ;ヾ ;ヾ;_" ; ;";ヾ ;;"ヾ ; ;"// ;ヾヾ ;ヾ ";"; ;;"ヾ ;
" ヾ ;ヾ ヾヾ ;ヾ ;ヾ ;ヾ ;ヾ ;";ヾ ;ヾ ;"ヾ ; ;" ; ヾ 〃";ヾ ;" ";. ; ;ヾ ;ヾ ;" ;
;"";""; " " ;_; " "; ;"ヾ ;ヾ ;ヾ;" "ヾ;" i i l ";ヾ ;;ヾ ;;" "ヾ; ;";ヾ ;;"
";ヾ ;ヾ ; "; " ;ヾ ;ヾ;_" ; ;ヾ|i l l i|/"/゙ " " " ヾ "
" ;ヾ ヾ ;" " ;ヾ ;ヾ; " ヾ|ll l | |゛l|/" " "
" " ヾ;"ヾ゛ || | ll | | "
" | l | ゛ | | | "
" " ||| | ゛| "
,,,,, ∧_∧ " ,,,,, ,,,,,, || | ゛ | l |、 ,,,,,, ,,,,,,,, ,,,,,
,,, ( ´∀`) 日ヽ(`´) ノノ 人 ヾ、 ヽ、 ,,, ,,,,
/ ̄ ( つ日ヽ ○ヽ  ̄ ̄/ ∧∧ ヽ゛ ,,, ,,,,,
/ (__)) // / (゚Д゚ )  ̄ ̄ ’〜,,,, ,,,
( ・∀・)y─┛~~~ / U U  ̄ ̄UU ,,,,
__ ____ ____ ___/
443 :
1:03/11/04 07:05 ID:0dA1MDQ7
>>435 乙華麗様でした。
堪能させて頂きましたです。
獅子百合投下愉しみにして待ってます。
コテの件ですが、
次回投下の際、出来れば決めて下さった方が他の方と混合されずにすむのではないかと思います。
ただ、名無しのが良ければ、初めて書きはじめたレス番(247)のみでも構わないかと。
メル欄の@の前にタイトルかカプを、後にコテもしくは書きはじめのレス番を書いてくれれば他と判別出来ますから。
一休みしたら、リレーの方にも参加してみて下さい。
こちらは名無しで構いませんので。
他の職人さんも随時募集してます。
お好きなカプで自由に書いて欲しいです。
>>395 衝動に任せて僕は下半身を剥き出しにしてユリウスに圧し掛かる。渾身の反抗にも
めげずに、思いを遂げた。
「あああああっ!…あああーっ!」
ユリウスは絶叫し泣きじゃくる。でも僕には止めることなんてできはしない。
おおおおおおおおお、よろこびよ! 美しき神のきらめきよ!
僕を押し包む温かな肉は弾力に富み締まっている。
搾り出されるように窮屈で、僕に擦れながら纏わりつく。
飛びあがるように心地よい…これが歓喜でなくてなんであろうか!
「うわっうわ、うわわわ…すごいよ、すごい…」
曝け出されたユリウスの白い足の間に僕は体を割り込ませて僕はわめき続けた。
ユリウスの抵抗もものともせず、圧し掛かり繋がったまま腰を振る。ユリウスの
苦痛に満ちた絶叫にもひるむことはなかった。ただただ気持ちが良くて叫んだ。
「うわああああああああああああああああああああああああああああああッ」
あっというまだった。睾丸が収縮しぴくぴくと震える。熱い血が全身を駆け巡る
…心地よい疲れに任せて僕はユリウスの上に突っ伏した。
「はぁはぁはぁ…」
荒く息を弾ませる僕に一瞥をくれるとユリウスは顔を背ける。満足し上気した頬の僕に
冷たく言い放つ。
「…気持ち…わるい…」
僕は一時の快楽のためにユリウスと過ごせたかもしれない輝く未来を永遠に失った。
天使は羽根をもがれ傷つきながらも決して僕に心を開くことはないだろう。あの窓で
出会ったふたりは悲恋に終わる…一方的に恋愛感情を押し付けて傷つけての終わり。
「いいよ、それで…それでっ!うわああッ」
罪悪感にかられながら、どこか充足感に満たされて僕は開き直っていた。−終劇−
445 :
かきにげ:03/11/05 11:05 ID:eYPIDCwg
おわりです。かきにげます。それではさいなら〜。
あああああっ!
終わっちゃったぁ〜(泣
乙華麗様でした。
自分は愉しく読ませて頂いたので、これで終わりなのが寂しいです。
かきにげすると宣言されていたのだから仕方が無いと言えば仕方が無いですが。
気が変わってまたいらっしゃる日を心待ちしております!
かきにげタソ、乙でちた。よろしければまたいらしてん
エロパロなんだから元ネタわかんなくても自分は面白いのがイチバンでつ
元ネタもそれこそパクリのオンパレード。チェロが弾けるんだよね
あの声で脳内朗読してちまったよん。“逃げちゃだめだ、逃げちゃ…”
完結してくれてありがd。また書き逃げしてけろけろ
>>372の続き
薄桃色をした秘所が良く見える様に、金色にけぶる草原を鼻先でかき分けながら開きかけた花弁を舌で弄ぶ。
真珠の様に滑らかな肌をした太股が、その都度反射的に揺れた。
ヤーンはたっぷりと味わいながら嘗めつくすと、一旦顔を引いて自分の指に唾液をまぶす。
そしてその指で、僅かに開いた花の中心にゆっくりと差し込んでいった。
少しだけ差し込まれた指の先端をぐるぐると回すようにしながら入り口を揉みほぐしていく。
「ぅ……」
意識の無い筈のユリウスの口元から小さな呻きが洩れる。
一瞬、ヤーンは動きを止めてユリウスの様子を伺った。
胸をはだけ脚をM字型に広げたまま、ぐったりとしたユリウスの躯は力を失ったまま横たわっている。
ヤーンは慎重に指の動きを再開し、更に深く埋めていった。
遠のいた意識の中、ユリウスは漆黒の闇の中でひとり漂いながら浮かんでいた。
その闇はまるで水中の様で、しかし水というよりはゼリーの中に固められたようにぬるぬるして重い。
手足を動かそうとしてもがいても、重くのしかかるソレに阻まれて身動きがとれない。
そしてそんなユリウスの躯に何かが触れて、弄んでいる。
魚というよりは蛇の様な感触が、肌を這い回り執拗に敏感な部分を刺激する。
「んん…ぅ…」
ユリウスはもうろうとする頭で懸命に考えようとするが、何が何だか解らない。
「これはきっと悪い夢だ…目を醒まさなくっちゃ…」
皮膚を伝わる生暖かい感触がユリウスを次々と責めたて、意志に反して躯が反応してゆく。
「んんっ……ぁ…あ…」
次第に火照ってゆく自分の躯に、自然に呼吸も荒くなってゆく。
「さて、そろそろ頂くとするか…」
ヤーンはズボンを下げて、己自身を取り出しユリウスに覆いかぶさっていった。
お願いねくすとぷり〜ず
450 :
名無しさん@ピンキー:03/11/08 02:23 ID:M82Iqx1T
o
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
/ このスレは無事に /
/ 終了いたしました /
/ ありがとうございました /
/ /
/ モララーより /
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
∧_∧ / /∧_∧
( ・∀・) / /(・∀・ )
( )つ ⊂( )
| | | | | |
(__)_) (_(__)
>>449 ユリウスの閉じられた瞼が微かに動く。
得体の知れない感覚に翻弄されながらも、闇の中で必死にもがき、意識を取り戻そうとして。
そんなユリウスの事などお構いなしにヤーンは狙いを定め、鈴口をユリウスの秘所へと一気に挿し入れた。
「んぁ!」
小さな叫び声と共にユリウスの目が開かれた。
あまりの苦痛に顔を歪めながら…
「ちっ、もう切れたか? 薬が足りなかったか…」
舌打ちしながらヤーンはユリウスの躯を抑え付ける。
「ヤ…ン……貴様…何…を…」
消え入りそうな声でユリウスはそう呟くと、手足に力を入れ抵抗しようとするが…
薬がまだ利いていて思う様に動けなかったし、ヤーンもそれを許さない。
ユリウスの腕を掴み、ゆっくりと腰を引き、強く己を打ちつける。
「あぁっ!…や……んんんっ!」
ヤーンは叫ぼうとするユリウスの口を慌てて片方の手で塞ぎ、律動を続ける。
「騒ぐなよ? お姉様方に見られたくないだろう?」
ずっずっと擦れる音に次第に密音が混じって…
ギシギシとベッドがきしむ。
頭を左右に振りながら悶えるユリウスの目から涙が溢れて、口を塞いだヤーンの手を濡らした。
ユリウスは間近に迫っては遠のいていくヤーンの顔を虚ろに眺めた。
ねくすとぷりーず!
はぁはぁ
〜ネコJ 様〜
「奥様。さあ、胸を開いてくださいまし。大分張っておしまいになったでしょう。
このままでは苦しゅうございますからね。」
料理女のマーサはユリウスの夜着の前合わせをほどいて、硬く張った乳房を露わにした。
「さあ、奥様。この器をお持ちになって。ちょっと痛うございますが、我慢なさってくださいましよ。」
そう言うと、ユリウスの片方の乳房をそっと掴み、乳首の周りを強くつまんで母乳をしぼり始めた。
ユリウスの顔がかすかに苦痛に歪んだが、すぐにまた無表情な顔に戻る。
それを見たマーサの頬を涙が伝い落ちた。
「おかわいそうな奥様……。女の体は正直でございますよ。死産であろうが子どもを産めば、
こうしてお乳が出てしまうのだから。神様は残酷なことをなさるもんだ。」
泣きながら自分の乳房を絞り上げるマーサを、ユリウスは不思議そうな顔をしてぼんやりと見ていた。
ユリウスがマーサに言われるまま手にもった銀の器に、純白の母乳が少しずつたまっていく。
マーサには、夫を目の前で殺され、お腹の子まで奪われて、
涙を流すことさえ忘れてしまった彼女の心の代わりに、体が白い涙を流しているように思えてならなかった。
「痛かったでございましょう?もうこれくらいにしておきましょうね、奥様。
だんだんお乳が止まるように、よく冷やしておきましょう。さあ、横におなりになって。」
マーサに促されて、ユリウスはベッドに横たわった。うつろな目でベッドの天蓋を見つめている。
冷たい井戸水に浸して固く絞った布をあてがわれても、ほとんど表情を変えない彼女を見て、
マーサは考えていた。
これからいったいこの方はどうなるんだろう……。
この方には何かよっぽど深いご事情がおありなんだろうねえ。
まあ、あたしのような者には窺い知れないことだけれど……。
それにしても、同じ女として同情せずにはいられないよ。
愛する者を一度に亡くされて、気がふれるのも無理もない話だ。
せめてここにいらっしゃる間、精一杯お世話をさせていただきますよ。
体が元気になったら、少しは気持ちも変わるかもしれませんしね。
しぬほどのへたれサイド掻き ネコジェイ。今度掻いたら芯で
ベルサイドもトホホ
ねこj
「オスカル」
「……もう一度……呼んでくれないか」
「オスカル」
「もう一度」
「なんだ、今夜はばかに甘えるんだな」
少し驚いたようなおまえの声
「だめか……」
「いや、何度でも。おまえの気が済むまで」
「じゃあ、もう一度」
「……オスカル……」
おまえの声はいつからこんなに甘く、わたしの胸を震わす響きに変ったのだ?
子どもの頃から聞きなれたはずの声なのに一体いつから……
今まで、おまえに何回この名を呼ばれたことだろう
数えきれないほど呼ばれたはずなのにどうして今は……
おまえの胸にもたれかかったわたしの背中にじかに響くおまえの声
その振動が、そのままわたしの心を揺さ振る
「もう一度……」
目を閉じて、体全体でその声を待ち受ける
わたしの耳元でおまえが囁く、オスカル…と思わずぞくっと体が震え、
望みどおりのものが与えられた喜びに、口元がほころぶ
「アンドレ……」
ゆりたろ なんだか仕事でしゃべりっぱなしで疲れてます〜〜せっかくのサイド読む元気もありません〜〜
常連の本音は、疲れいるのに、くだらないサイドなんて読んで、ストレスためたくないわい !
いい加減、糞作文垂れ流すのやめれ
日ごろから、こまめに感想カキコでよいしょしておけば、どんなヘタレ糞サイド
でも、ほめほめされるよな ppp
なんかね・・・くっだらね
季節が変わり、いつの頃からか街に木枯らしが吹き始めた。
遥か遠くからきた初雪は君を連れて、この街にぼくを残して無情にも降り積もった。
まだ幼い胸が痛くて、抱きしめられた身体が寒さに震えた。
気が付けば、昨夜奏でたメロディーが蘇る。
抱きしめられた体が震える。
彼に重ねられた唇が熱くなる。
でも彼はこの街から僕だけを残して去っていった。
――――そしてまたぼくは、涙を流した。
嗚咽を殺し、ベットにうずくまり声を殺して泣き続けた。
肩を震わせて大声で泣き叫べる場所が欲しかった…
今はただ、子供のように大声を上げて泣き出したかった。
某所よりコピペ
>>435だたーりしないか??気のせい???似てるんだ文章。
スレの主旨に反するものをコピペするのはマナー違反なんでは?
今更な事だけど。
投下、もしくは神光臨待ちに、マターリ雑談するのはアリだとは思うけどさ。
いやがらせだろ。
糞サイドにマンセイの嵐にへどがでそう。
オル窓は、割とウマい人が多いけど、感ちがいチャンは、撲滅!
名前の通りふざけたやつ
猫Jだと ppp
なんか急に香ばしいニオイが…。
ソレはそれとして、無粋でわ?>460
書き手が同一人物ならどーだというのだ
読み専はこのスレに投下されたSSだけ読めばいいと思うが
ベル薔薇はうまい人でも荒れてたから。こっちはまだマシかも。。
無粋な人が多いのは同じだが。
467 :
名無しさん@ピンキー:03/11/23 17:38 ID:0N9Dnfqb
レオニード×オスカル!おねがいします〜!!
3Pお願い。百合×アレク×レオとか w
オスカル者は、ベルへどーぞ
>>452 ヤーンは夢中でユリウスの秘所に己を突きたてた。
寝台の軋みや少女の苦しい呻きにも似た喘ぎが部屋に響く。
部屋に立ち込める生臭い匂いにユリウスは吐き気がした。
意識を保つ事さえも出来なくなり、彼女は再び深い漆黒の闇へと落ちていった。
ヤーンは意識を失ったユリウスを構う風も無く絶頂を迎えると欲望を彼女の
内部へと吐き出した。光悦とした表情でヤーンは少女の内腿を見つめていた。
泣き濡れたユリウスの寝顔にヤーンは更なる快感を覚えて書置きを残し部屋を後にした。
"お前さんは正真正銘の女のようだ。これからも世話をしてやるから安心をしろ。
治療費はお前さんの身体で払っても構わない…決して離れられるなんて思わない事だ。"
意識を取り戻したユリウスは書置きを前に涙が止まらなかった。
ユリウスは部屋に立ち込める自らの血と男の体液の匂いに流し台に駆けて行った。
「ぅ…はぁっ…痛い…気持ち悪い……」
彼女の泣き声と水の流れる音だけが虚しく部屋に響いていた。
ねくすとぷり〜ず!
>>469の続き
その頃ヤーンは本来の目的を果たすべく、女主人の主寝室で美しい主を前に心を踊らせていた。
清楚だが薄手のネグリジェには、はっきりと熟しきった躯のラインが浮かび上がり、幽かに震える肩に劣情が煽られる。
「いや!離して!」
抵抗する声がヤーンの耳に甘く響く。
「16年だ。もういい加減利口になれ!」
細い手首を力づくで螺子伏せて、耳元で悪魔のように囁く。
「あ……ぁ…」
真っ青な顔で言われた言葉におののき、力をなくし涙を溜める女主人は少女の様にへたりこむ。
「さぁ、言う事を聞いて…」
ヤーンは息を荒げて、豊満な乳房に顔を埋めた。
ねくすとぷり〜ず!
ぁぁ!
保守しといてみゆ。
473 :
名無しさん@ピンキー:03/12/02 12:52 ID:CHv7L+0H
あの・・
北○という人はどうしてオル窓管理人全員から苛められているのですか?
過去ログ読んだけど、よくわからなくて・・
473 すれ違いでつよ。
>北○という人はどうしてオル窓管理人全員から苛められているのですか?
ではなくて、いじめたのでつ。
ベルのほうのエロパロは349が北○サンです
人違いしないでねん
477 :
名無しさん@ピンキー:03/12/04 19:32 ID:+VJ1+5p2
・・・・・
ユリウスはまるで荷物のように括られて、椅子に縛りつけられた。
全裸に剥かれてこの館の主人の生け贄にされている。
背中に腕を交差して縄を掛けられたので、胸が大きく反り返り、美しい二つの
果実がむき出しにされて揺れている。
足は無残に大きく広げられて、両足首はひじ掛けにそれぞれしっかりと固定さ
れた。
女性として一番恥ずかしい隠すべき部分を一番大きく開かれてさらけ出されて
しまった。
「ああ!やめて!こんな事をしないと満足しないの?」
「ふふふ・・・良い格好だなユリウス・・・」
「残酷な異常者!」
「そなたはこんな恥辱を受けてもなお、私に悪態をつくか・・」
「普通の娘なら・・・とっくに・・・」
「ああ!僕は絶対服従しない!こんな形で屈服させるなんて・・・恥を知れ
よ!」
レオニードは美しく蠢く肉体が添えられているひじ掛け椅子に近ずいた。
白いが雄々しく開かれた指が二つの胸元の果肉に乗せられてゆっくり優しく動
き出した。
あでやかに、淫らに、レオニードの指の間から白い艶やかな肌が溢れ震える。
「あっやめてくれ!お願いだー!」
ユリウスは腕を後ろに交差して縛られているので、その卑劣な指の侵略から逃
れようと身を後ろに引くと腕と背中に激痛が走る。
その痛みから逃れようと身体を反らすと、指の攻撃を受け入れてしまう。
「ユリウス、刃向かうな私に。辛いのはそなたなのだ。」
その冷たい窘める言葉をつぐむ唇は静かにぎりぎりまで開かれたユリウスの秘
所に向かう。
「ああ!ユスーポフ候どうしてこんな事を・・・」
そんなに自分が憎いのか・・・
今度は決して陥落するものかと唇を噛みしめて意識を飛ばす。
何も感じるまい、死んだって、殺されたってあなたの“おもちゃ”にはならな
い。
ユリウス・・・意固地になりおって・・・それも今のうちだ・・・
そのきつい瞳から美しい水晶の粒をこぼし、私に哀願して許しを乞いながらも
新しい花弁が開き、透明な露を私に差し出すようになるのだ・・・
私の刃を受け入れてその美しい心臓は壊れ、破壊され死を迎えるのだ。
私の中で死ぬ度におまえは罪を許される。
おまえは罪を許されていつかあの男の元へ・・・
暖かい、熱い舌の感触が下半身を這い回る。
柔らかい花弁を蜜蜂が蜜を探すようにせわしなく動き彼女の快楽の源泉を捜す
と、きつく唇を噛みしめるユリウスの身体が徐々に変化の兆しを見せ始める。
若々しい肌が暖かいローズピンク色になり、葉先を飾る露ような美しい汗が全
身に吹き出し明らかに何かの力で血流が疾風のように巡り走っているのがレオ
ニードには解った。
だが、色付き始めたのは身体だけではなかった・・・
「ユリウス、また溢れて来たぞ、雪解けの清水のように止まらぬ。」
「・・・うそだ・・・うそだ、そんなはずが・・・」
「いいや、さっきまで白く小さく私を迎えていた花弁達はもう薔薇色に染まっ
て開きはじめておるぞ・・・」
「いやだ、いやだ・・・やめて・・・」
「今宵はじっくりとそなたの花を摘み取り、愛で、活け取ってやる」
「僕はあなたのおもちゃじゃない!欲望の解消なら、他所でやってよ!」
「そのように私の行為を有り難がらずに憎しむならまたお仕置きが必要かも、
なユリウス・・・」
レオニードはその悲鳴でこの余興が充分楽しめる事を確信した。
「ユリウスこの男はな、我が家に代々忠実に仕えてくれている馬丁でな」
「お前が男か女か気になって夜も眠れぬらしい」
この男の悩みを解消してやるのもまた忠義に励む下僕への主君の勤めだ・・・
そうは思わんか?
これは私の慈悲なのだよ、ユリウス・・・
「・・・・・」
余りの事に理解できずにその言葉を聞き流していたが、直ぐにレオニードの考
えている趣向が解った!
自分をこの男と二人で一晩の慰み者に・・・
浅ましい格好で縛りつけられている身体を捩って絶叫した。
「こんな男に好きにされるくらいなら死んだほうがましだ!」
「ユリウス・・・」
眉をしかめてレオニードは悪態を付くユリウス近づいて耳元で囁いた・・・
そなたの性別を知りたがっている使用人はまだまだ外で控えておるぞ・・・
「ひっ」
イザークやダーウィトに決して聞かせられない動物のような悲鳴が出た。
ユリウスは自分の想像外の男性がこの世に存在して自分を支配しようとしてる
のを改めて思い知らされた。
「エブリスどうだ?ユリウスは正真正銘、女性だぞ。気が済んだか?」
「へい、御館様、若様・・・」
「胸も有る、美しいだろう?そして此処は・・・」
「あ!やめてくれ!いやぁー」
この男の見てる前でいたぶられるなんて・・・
レオニードの指が開き始めたユリウスの花弁をなぞる。
毎晩のように官能を教え込まれた身体はどんなに頭で拒否していても敏感に反
応してしまう。
「あうっ」
その指の動きだけで全身に痙攣が走ってしまう。
「どうだ?エブリス?あのように悪態を付く相手の刺激でこのようになる女な
のだ驚いたか?」
「へえ、見た目じゃ解らないもんです、女って奴は・・・」
「ふふふ、エブリス。そしてここをこうするとな・・・」
ゆっくりと二本の指を沈める。
もう一つの手で色付き始めた可愛らしい肉色の矛先をくすぐる。
「あっはぅ・・・いやだ!・・・やめて御願い・・・」
「エブリスこれが嫌がってるように見えるか?」
「いいや若様、喜んで上からも下っ端からもヨダレをたらしていなさりますだ」
「そうであろう?この意地っ張りを矯正するのは大変なのだ」
「どこかにわるい腫物でも無いか確かめてやってくれエブリス」
「へい、御館様、若様の御言いつけなら喜んで」
「ひいっ寄るなエブリス!ユスーポフ候!下がらせて御願いこんな事して何が楽しいの!?」
ユリウスの怒鳴り声はこの悪どい二人の悪巧みの効果音にしかならなかった。
エブリスがまるで洗面器に顏を埋めるように無造作にユリウスの秘所に顏をうずめた。
「ひいー!」
ユリウスは身も世もなく絶叫した!
いつのまにかユリウス背後に回ったレオニードが耳元でまた悪魔の使徒のように意地悪く囁く。
「なんというはしたない声を出すのだユリウス」
「女というものはな、こんなとき甘い声を出して殿方を喜ばせるものなのだ。」
後から椅子越しに背中に抱き付くようにして覆いかぶさる。
軍服に守られた逞しい腕が首周りに纏い付く。
「や、やめて、やめさせて、お、御願い・・・」
酷い仕打ちを受ける相手に丁重に懇願する自分が堪らなく惨めで、二人の間でこのしきたりが当たり前になったのが恐ろしかった。
Kのエロサイド貼ってやったよ。
もうKの文章はいいよ。
ねこJ さま
「革命のために感情のよろこびのすべてを押しつぶすのは愚かしいことだ……
闘いだけがわれわれの人生ではない
愛がどれほど勇気と意思を強くしてくれるか
おまえは学んでもいいんじゃないか…?」
自分に素直になれということか?
だが、今まで2度もユリウスを冷酷につき放し、捨ててきたのは、他ならぬこのおれ自身だ。
いまさらどの面さげて「おまえを離さない」などと言えるのだ!
ズボフスキーのアパートから、自分のアパートへと向う道すがら、アレクセイとユリウスは無言で歩いた。
傷を負ったアレクセイを支えようと、大きな背中に細い腕を回しその手に必死に
力を込めているユリウスが愛しかった。
ガリーナの死にショックを受けて、本当なら立っているのもやっとだろうに……。
思わずユリウスの肩にのせていた手に力が入る。
「大丈夫?傷が痛むの、アレクセイ?」
「いや、大丈夫だ。」
おれはぶっきらぼうに答える。
今のおまえは、おれが2度もお前を捨ててきたことを知らない。
それを知ったら、おまえはどうする?
それでもおれの傍にいてくれるか?
いや、それはあまりにも虫のいい考えだ。
何もかも捨てると言ったおまえを、おいてきぼりにし命の危険をおかしてまでもおれを追ってきてくれたおまえを
おれは残酷なことばでつき放し、置き去りにしたのだから。
なんというむごい仕打ちをしたんだ、おれは……。
悔やんでも悔やみきれない思い。
おまえが記憶を失っているのをいいことに、今の思いを告げるか?
おれはもう、おまえを離さないと。
しかし、おまえの記憶が戻ったら……。
正直に今までのことを話して、許しを請うか?
ユリウスがおれの元を離れていくことを覚悟の上で。
しかし、あいつの元へ戻ると言ったら……。
だめだ!そんなことはさせない!
もうおれはおまえを手離すことなどできない!
ズボフスキー
ガリーナが命をかけてユリウスを守ってくれたんだ。
おれはその思いを確かに受け取ったぞ。
もう、離さない。
離すことなどできない!
アパートに着いたら、おれは過去の出来事も、今の思いも正直におまえに告げよう。
生命のよろこびをもともに飲みほすために
ネコのあらすじをなぞっただけのへたれ文でもよめば
qでは、賞賛の嵐でした〜 PPP
なんか私怨が渦巻いてるみたいだね…。
漏れは楽しませてもらったからいいけど。
ていうか、オバ厨しかいないのか?>池田ファン
狽ヘ! 私怨の振りした、スレへのプレゼント!?
にょく間む
ぼくの指が、ブラウスのボタンをひとつずつ、はずしてゆく。
ぼくのふくらみかけた胸が、下着のシャツをとがらせている。
ズボンを脱ぐと、頼りなげな細い脚が顕れる。
「こんなに、女の子なのに。」
もういちど抱きしめられる。
「こんなに、美しいのに。」 きみの肩が震えている。
「おまえを、救ってやれないおれが、悔しい。」
急にきみの腕に力が入る。抗いがたい何かに、ぼくも衝き動かされている。
それは不思議なほど自然な行為だった。
気の遠くなるほどの痛みすらも、そうあるべきものに思われた。
腕の中のぼくを、きみはいつまでも見つめている。悲しくなるくらい、優しい目で。
「おまえを、ロシアに連れて行きたい。」
きみの目に涙が浮かんでくる。 連れて行って!
そう言おうとしたとき、ぼくの耳にかあさんの声がした。
「帰るよ。いまなら、まだかあさんが起きている。」
きみは無言だった。ぼくたちは、わかっていたんだ。
ふたりが同じ未来を夢見るには、今までたどってきた軌跡が、重すぎる。
きみの腕をほどきながら、ぼくは立ち上がった。
「もういちど、ぼくを見て。」
ランプの光の中でぼくはきみにほほえみかけた。憶えておいてほしかった。
いつまでも、ほんとうのぼくを。きみが美しいと言ってくれた、ほんとうのぼくを。
そして、もういちど、体を重ねた。きみがいつまでも、憶えておいてくれるように。
そして、ぼくも、憶えておけるように。ぼくが、こんなに、きみが好きだったことを。
あしたから、ぼくは、また生きていける。きみの熱さを体中でいとおしみながら、ぼくはそう確信した
>489
既知外にルールやマナーを求めても無理かと…
これをコピペして、リヨたんに進呈してあげれば、喜ばれると思われ pp
↑ほらね、オバ厨にはナニ言っても無駄だって。
自覚が無いんだから。
次は自分の晩だって思われ・・・プゲラ
ばあ蚊
品性の無い方が居るスレは此処ですか?
あぁ…池田作品であるだけでオバ厨や荒らしから逃れられないのだろうか?
だとしたら非常に悲しい。これじゃ誰も書いてくれないよ。
良いSSが読みたいなら、住人次第だって事。
いい加減解って欲しい。
読みたくないでつ。もうオル窓エロはおなかいっぱい。
じゃあ来るな、というのは、みとめないよ
自分が見たくないものが、存在するのがムカツク
無くなるまでやめない
又来たよ(・∀・)
ここには、表でお目にかかれないようなエロストーリーを投下してみたまい。
類似エロは、ごみ箱逝き!
>496=498タソ
誰もかまってくれないの?暇ならリレーにでも参加してみては?
そんで自分も投下するよろし。がんがれ498タソ!!
脳みそ振り絞っても、エロネタなんてでてこないっす。
どなたかたのもー
書けない香具師に非難・中傷する権利無し。
黙って投下しちくり。
サイドは、違法なんだから、こういうところでびくびくしながら
展開するのがよろし。私はサイトの勿体ぶった壁紙つきサイドは嫌いでつ。
マンセーも嫌いなので・・・
こうかくとまたかくかくしかじかとくるか・・・
↑藻舞がだまれ つか投下して下さい。 黙って。
まぁまぁ、マターリ逝こうぜ、住人少ないんだし。
ここの板の姉妹スレ(ベルばら)は落ちたのですか?
・゚・(ノД`)・゚・。
でもベル得ろをロムしていて、一スレに一作者に統一汁云々って意見が出てて、
ここは閑古鳥だからそーしよーで終わってたよ。・゚・(ノД`)・゚・
オル窓とベルばらじゃレベルが違う
一緒のスレにすることが無理、通貨
不可能
本当は作家ごとにスレ立てするべきだろうけど、この醜い争い見てたら別々にしたほうがいいと思う。
ベルはベルでスレ立てて、スレタイにオルとの罵り合いがつづいている為、とでも書いておけば?
こっちも次スレのときはそうしてほしい。自分がそのときに出くわしたらそうしようと思う。
双方完全に決裂して嵐も罵り合いもなくならないとマターリエロでハァハァできないよ。
ベル馬鹿はくるな!腐れる
表も裏も汚染されてむかついてるんだよ
ばーか!
でもエロ話投下する人いないからな・・・なんでもいいから読みたいよ。
ベルとオルの罵り合いって、一部の人の責任でそれぞれのファンが迷惑
してるんだよな。責任とって消えてホスイ。
>>511 おまえがQに帰ればいいだけのこと ヴァカは新でね
514 :
1:03/12/25 05:18 ID:FMefndCk
>>508 そうなんですか?
最近見てなかったので知りませんでした。
自分も
>>509-510さんと同意見です。ってゆうかアチラの様子に我慢ならなくて、コソーリとコチラを立てた訳だったり。
職人さんも争いや罵り合いに巻き込まれたくなくて、投下出来ないのではないかと思います。
>>511さんの気持ちも解りますが、このような大人げないレスは控えて欲しいと思います。また
>>513さんも同じくです。
他の皆さんも煽りや挑発、スレ違いの話題にはスルーで宜しく。
それよりオルキャラの萌え雑談でもして和みたいですね?
雑談からネタを見いだして書かれるというケースもありますし。
>512
>ベルとオルの罵り合いって、一部の人の責任でそれぞれのファンが迷惑
>してるんだよな。責任とって消えてホスイ。
禿同。どっちも好きなのに悲しい。
>>1 >ってゆうかアチラの様子に我慢ならなくて、コソーリとコチラを立てた訳だったり。
>>511 >ベル馬鹿はくるな!腐れる
>表も裏も汚染されてむかついてるんだよ
>ばーか!
なるほど、とてもよく理解できました。
ベルばらとオル窓は分けた方がよさそうですね。
少女漫画板から来ました
511はオル窓スレの鼻つまみ者です
相手にしない方がよいかと思います
ベルばらってすげえな、同じ作者の作品からも締め出しくらうなんて(w
いっその事、2に「ベルばら板」でも作ってエロでもなんでもそこに隔離しとけばいいんじゃないか?
ゴスにも浸食しようとしてきて大変不愉快でつよ<ベル
>>518タン
>ゴスにも浸食しようとしてきて大変不愉快でつよ<ベル
これがベル婆にはなぜか
ゴス如きがベルを侵食してバカにしていると思っていると思われ
もう救いようがないよ。池田リヨタンの信者は
作品のファンはもうナンボかマシだけど、オルもベルもイタタの数は
結局ピラミッドの中段で上辺はウマーで下辺は一時的なファン。
そういうピラミッド構図で成り立ってるから、ベルの方が痛いのではなくて
ベルの方が下辺が多いから中段のイタタや香具氏もオルより多いんだよ、きっと
でもウマーの数はあまり変わらなかったりしてw今はどっちも…だけど。
なんて思ってマターリしましょう。
ちなみに最近読み返してたらベッティーナもイイ!!
オル窓はいい男イパーイとかよくかかれるけど実はいい女イパーイな気がする。
百合以外はかなりいい女がいいですよね。百合はいい女ではないと思う。
>>519 2ちゃんを見る限りではイタタさにおいては
オル窓はベルばらを完全に凌駕していますよね。
ベルばらファンにオル窓の話をしても普通に会話が出来るのに
オル窓ファンにベルばらの話をすると異常にひがんだ反応が多い
これはなぜ?
>>515 自分が一部の人だという自覚ないの?
どっちも好き なヤシのせいでヘタレだらけになったんだ
おまえはQからでてくるなよな うざい
522に禿げ同 pp
私も内心そう思った。多分、この人Qの住人だよな・・・
どっちも好き って感じでオル窓・ベルばらファンを知らずに傷つけているんだ。
連続スマソ
>521
そういう感覚でみているってことがそもそもなんだよ。
今までは、そんなことは ありませんでした。
それに私も試しにベルサイトへ逝ってみましたが、
ベルファンにオル窓の話を振っても、普通に話しどころか、無視されることがありましたよ。かえってその方が、いいと思います。
あなたの場合は、無理やりオルサイトへ来て、回りの空気も省みずにベルばら
のはなしばっかりしているからだと思います。
いいかげんエロに戻ろうぜ
526 :
521:03/12/26 17:10 ID:fmFiIXJA
>ベルファンにオル窓の話を振っても、普通に話しどころか、無視されることがありましたよ。
オル窓はベルばらほどは人気ないからね。
知らない人もいるでしょう。
私はオルサイトでカキコなんてしたことありませんよ。
ただこのスレともうひとつのスレを見ていてなんでそんなにひがむんだろうって疑問に思ったのです。
Qのせいで、ベルから大量に人が流れてきて
サイドも絵も、ヘタレ、掲示板は基地外ばっか
もとからのオル窓ファンは心底、むかついてるんだよ
それがわからないのは、おまえがヘタレ基地外だから
とりあえず、オルファンもベルファンもひとくくりにして話すのやめない?
どっちもイタイ人は多いって。
おば厨が多いのは作品上しょうがないことだし、
ベルに厨が多いのは、あれだけ流行った作品なんで
思い入れの強すぎる厨が多いんだよ。
それもしょうがない。
でも、そんなこといいだしたらまともなオル&ベルふぁんがかわいそうだよ
521=526
知らないのなら、勝手なこと言わないで。
マイナーな(ベルファンが言うには)オル窓からたくさんの不良ベルファンがあふれてきて、
サイトが壊滅状態なんです。オル窓のファンが痛いとか、非難がましいこと言うなら
本当にオルサイトには来て欲しくない!!!!でも居座り続けるのよ。
どうして??それぞれのサイトの管理人タンだってみんな仲いいし、ファン同士だって
マターリしてたのよ。それがQというサイトのおかげで何もかもめちゃくちゃ。
真実を知りもしないで、ひがんでいるって言葉は言わないでよ。
勝手な自己解釈ではないんだから。
だから、521みたいなのが、オルサイト嵐!!!!
もう、こないで!!
迷惑です。連続投稿すまん。
531 :
名無しさん@ピンキー:03/12/27 01:23 ID:wAwUlGrQ
それぞれのサイトの管理人タンだってみんな仲いいし、ファン同士だって
マターリしてたのよ。
大筋禿同。↑この辺は微妙だけどな。
レヴェル低下はQのせい、本当に好きなら両方好きなんてありえないんだよ!
532 :
名無しさん@ピンキー:03/12/27 01:25 ID:wAwUlGrQ
それぞれのサイトの管理人タンだってみんな仲いいし、ファン同士だって
マターリしてたのよ。
大筋禿同。↑この辺は微妙だけどな。
レヴェル低下はQのせい、本当に好きなら両方好きなんてありえないんだよ!
> でも、そんなこといいだしたらまともなオル&ベルふぁんがかわいそうだよ
オル窓は知らないけど、まともなベルふぁんっておるんかいな?
某国営放送BSの掲示板のカキコがまた怖ろしいんだ‥
普通の人でもベルの話になると人格変わるみたい
>>529 あんまり感情的になるのはいかがなものかと。
ま、そんだけいやな思いをしたってことなんだろうけど。
多少モチツケ。
>>533 常識的に考えていないわけはないだろう
とりあえず、ベルスレにしても、オルスレにしても、
なんだかあまりにも感情的だよなぁ。
ある程度笑ってスルーてことができんのか?
・・・愛ゆえか?年齢層ゆえか?
そういえば痛い人とか荒らしとかって
やたら感情に走った発言が多いね
冷静さを見失うっておそろしい
作品を知ったばかりで舞い上がってる初心者と
リミックスでかぶれた子供と
・・・あとはなんだろう?
>>528 痛さに関してはベルばらファンはオル窓ファンの
足元にも及びません
どっちもイタイ人は多いなんて
オル窓ファンに失礼です。
536は放置で
>とりあえず、ベルスレにしても、オルスレにしても、
>なんだかあまりにも感情的だよなぁ。
>ある程度笑ってスルーてことができんのか?
>・・・愛ゆえか?年齢層ゆえか?
ファンそれぞれに思い入れの理由は違うと思うが
いったい池田作品になんの夢を託しているんだろう
今だよく理解できないなりよ〜
読んでたけど自分程度の思い入れではファンとは言えない様な気がしてきた<ベル、オル
昨日今日文庫本を一気読みしたくらいでサイト作らないでよ!!
とかね w
>昨日今日文庫本を一気読みしたくらいでサイト作らないでよ!!
>とかね w
いやリアルタイマーに近い歳なんだけどね
オル窓はリアルで読んでたし<思い入れわからん
馬鹿だったからか(w
クララ×イザークをキボンヌ。
ロベルタとくっつく前、落ち込むイザークを慰める健気なクララ。
もしくはグレイ少佐×ロベルタのキチークものとかw
でもリレーの続きはもっと読みたいとか言ってみる罠。
>540
場かなんでしょう pp
それで何で今更池田マンガなの?大人(おばさん)なんだし、
はまるのなら、俳句とかにすれば〜?
思い入れないのにいい年して改めてマンガ読むほうが恥ずかしいんじゃない?p
そんなに誰かとおしゃべりしたいのかな〜?旦那が浮気して寂しいの?
だから、人の楽しみに水差したいの?教えて?何で〜? wwwwwww
いいじゃん、勘違いの人が多くて困ってる。
擁護する人は当人って思われ。
>>544 ごめん、わからんかった。できれば解説キボ
アフォデスマソ
>>542 なんか勘違い?
もしくはレス先間違えてるのかな?
いいじゃん、エロパロなんて投下する人いないんだから。
ストレスはけばいいよ。たまってるもんね。
知らない人はスルーしなはれ。わかる人はわかるのよ。
いや、そんな勝手にここをストレスの吐き場所に許可されるのは迷惑です。
吐きたいならヲチスレに行くのが筋。
548がされ!嫌な奴 (p ってどこかで言われてるでそ。
明けましておめでとうございます!!
職人さん方のこれからのご活躍愉しみにしておりまつ。
こんなDQNスレにエロパロ投下する職人がいるわけないじゃん
ここはオル窓ファソのための毒吐きスレですよ!!
>>551 大人なら、板やスレのローカルルールを守って下さい。
>>548の言っている意味が解らないんですか?
折る窓裏のネットワークね。
人の不幸は蜜の味だけど、自分らが出たらやばいってやつか
暗躍してるんだぁ ヘェ へぇ へぇ・・・・
おいーベルばらのエロパロ立てていいのかよー?
>>554 立ててみやっぱオル窓とベルは区分しといた方が【まだ】平和だよ
ベルばらスレ立ててもいつもと同じだろうけど、まだマシだ
>>555ゲトオ
こんなスレでなんだが、なんとなく嬉しい(w
あんまりだ。
三部見てビクリ 百合臼 夢食ってイキテル 続き読むの恐
560 :
名無しさん@ピンキー:04/01/15 12:25 ID:LXANXnvw
糞スレage
保守。
久々に来たらすげーな。
萌えの欠片も無いや。
罵 り 合 っ て る 香 具 師 ら 、 ど っ ち も イ タ イ 。
お ま え が な
神光臨を願いつつ、保守。
池田系はどんな神が降臨したってなあ
引きずりおろすから(w
566 :
名無しさん@ピンキー:04/01/25 13:40 ID:ZdcDy+Qq
糞スレage
正月エロの書きこみ場所がなくなってしまったage
568 :
名無しさん@ピンキー:04/01/27 10:40 ID:K2WT1ETw
ageなおし
女性陣(誰でも可)が、イザークをキチークするの読みたい...
補修。
572 :
名無しさん@ピンキー:04/02/19 01:11 ID:OtSKbpP5
保守
ハァハァしたい…
574 :
名無しさん@ピンキー:04/02/21 09:02 ID:BrsvjrGQ
はいっ!じゃあ校庭3周!かけあしっ!ぐずぐずしない!
解りました! ……はぁはぁはぁ
暑くなったので、脱いでもいいでつか?
576 :
名無しさん@ピンキー:04/03/01 01:44 ID:L1z2Evrm
補習
>>470続き
ヤーンの表情は実に醜悪だった。痴情を滲ませた獰猛な視線をたたえて、いやらしく下品に笑う。
豊かな胸の谷間に顔を埋め、手で容赦なくなぶる。
「くあああぁぁぁぁ…」
弱みを握られている女主人は声を押し殺して耐えるしかない。
「へっへへ…ずいぶんお預けをくらっちまったんだ…たっぷりこの体でお返しさせてもらう」
ヤーンは荒く息を弾ませながら、器用にネグリジェを引きはがしていく。
(こちとら、娘のほうをいただいたばりだ。勢いがない…年はとりたくないものだ。ぼちぼちはじめてじっくり楽しむとするか…)
「やっ…やめて…」
「助けなんか呼べるわけないよなあ、おとなしくいうことをきくしかないんだよ、ヒヒヒ…」
ねくすとぷりーず
書けないがつないだ。誰かたすけて!
レスさかのぼるの苦労したよ
578 :
うぎゃあ:04/03/05 14:37 ID:W4zw19hT
乙華麗様〜!
続き書きたくても読めない方のが、多いかも。
580 :
名無しさん@ピンキー:04/03/08 07:31 ID:Nl3xWPhq
あげておく
ヤーン医師は百合にはセクハラしていそうだ
582 :
名無しさん@ピンキー:04/03/09 01:01 ID:nHZNESVR
>>581 セクハラって、もしやこんなことですかッ?!
「ほう、また少し胸が大きくなったようだな。今度はズボンを
脱いでごらん…そうだ。それも脱ぐんだ、いつものように。
…どれ、どのぐらい毛が生えたかよく見せてごらん。ああ手をどけて。
今更恥ずかしがることはないだろう? 小さな時から、私だけが君を
診ているんだ。そしてこれからも私しか君を診てやれない。だから
私は常日頃からこうして君の成長と体調を把握しておく必要がある
のだよユリウス。
…さあ、ベッドに横になって。そうだ。
膝を立てて、ああいいね。そのぐらいで。
少し足を開いてごらん。もう少し。もっと開いて。もっと。
いいね。よく見えるよ。君の女性器は正常な発達を遂げている
ようだ。でも中はどうだろうね。ちゃんと調べておかないとね。
しばらくそのままじっとしておいで。触診するからね。
我慢して。ああ、膝を閉じちゃ駄目だよ。深呼吸して、力を
抜くんだ。うむ。健康的な色をしている。綺麗なピンク色だ。
今、私がつまんでいるのが大陰唇。内側の…これは小陰唇。
ここは…膣口。この少し上にある、ここは尿道、そしてこれは
クリトリス。ちなみに男性のペニスは、このクリトリスが発達
したものなのだよ。だからここも刺激を与えれば、ペニス同様に
充血して大きくなるんだ。
丁度いい機会だから、その反応も正常かどうか調べておこうね…」
>582さま 素敵すぎるご想像ありがとうございます。 萌え死ぬかと思いマスタ
ほしゅ
586 :
名無しさん@ピンキー:04/03/23 04:34 ID:jGcU7UuF
>>582さんに激しく萌えw
是非、他にも何か書いて欲しいでつ。
>>578 書きたくても書けない状況。
どなたか、宜しくです!
保守
試しにあげてみゆ。
「レオニード」
そう自分の名前をつぶやく彼女の瞳には涙がうっすらと滲んでいた。
この少女はどうしてこうも、泣き虫なのだろう。
いや、もう少女という年令ではない。
彼女が私の屋敷に来てから数年が経とうとしている。
白く透き通った肌は理由のわからない不安でいっそう青白く、
額にかかるうねった前髪が影をおとす。
そういえば、少し痩せたようだ。
「レオニード!」
今度はやや語気を強めて名前を呼ばれ、彼ははっと我に返った。
「どうした、ユリウス」
「そばに来て・・・」
「今は調べものの最中だ」
「レオニード・・・」
ユリウスは悲し気な表情を浮かべ、顔を両手で覆うと、
横になっていたソファにちぢこまるように背中を向けた。
レオニードは思わず書斎のイスから腰を浮かせたが、
平静をとりつくろうかのように静かに立ちあがり、
ゆっくりと歩いていくと、彼女のそばにしゃがんで細く震える肩に手をかけた。
逝きててえがたぁ、久々の神様ご交隣・・・
リクの多かったカプですね。どうか続きをよろしくです
>>590続き
・・・あたたかい。
彼の大きな手のぬくもりがユリウスの心にしみこみ、
あれほど不安だった気持ちがすうっと引いていくような気がする。
ユリウスはレオニードの手に自分の手を重ねると、
少し恥ずかしそうにこちらを向いた。
「ごめんなさい・・邪魔をしないって言ったのに・・」
「いいのだ」
彼は多くを語らない。感情を表に出す事も殆どない。
でも、彼の瞳は普段の鋭さを欠いて、優し気に彼女を見つめている。
触れると壊れてしまいそうな、まるでガラス細工のような彼女をみていると、
はるばるドイツからこの激動のロシアへ、何のあてもなく足を踏み入れた人間と
同一人物とはとうてい思えない。
それも、アレクセイ・ミハイロフへの愛ゆえに成し得たというのか。
そう結論づけた瞬間、レオニードは思わずユリウスの手を払い、
すっくと立ち上がってきびすを返し、1、2歩あるいた所で
こぶしに力をこめて立ち尽くした。
「レオニード?」
ユリウスは突然の彼の行動に動揺し、
起き上がると彼にすがりつくように腕に手をかけた。
レオニードは向こうを向いたまま何も言わない。
わずかに腕が震えている。
「僕、何か悪いことをした?ねぇ、レオニード・・」
神!!!!待ち望んだ女神様降臨。
>592さん禿しく続きキボン!ぜひご自分のペースで続けて下さい。
>>592続き
これは嫉妬だ。
馬鹿な感情だ。ヤツに嫉妬など。私が、この私が?
「レオニード、ごめんなさい、ごめんなさい・・・」
おまえが謝ることではない。だが。
そんなことを・・・するつもりではなかった。
だが、彼女の必死に謝る声に感情が押さえきれなくなり、思わず・・・
思わず彼女の腕をつかむと、向き直って両腕で抱きすくめてしまった。
頬にかかる彼女の巻き毛。
暖炉のちらちらとした光の動きに照らされて、鈍く反射している。
レオニードはゆっくりと息を吐くようにその腕にちからを込めた。
「・・・・・」
ユリウスが何かつぶやいた。身体がこわばっているのが肌を通してわかる。
彼が押し黙ったままでしばらくそうしていると
彼女の全身の緊張が次第にほぐれていき、
やがておずおずと自分の背中に手がまわされたところで
ようやく自分が何をしているか気が付いたかのように腕をゆるめ、
少しばつの悪そうな顔でユリウスを見つめた。何か・・言いたげだ。
身体を離そうとしたレオニードを、今度はユリウスが引き止めた。
この人は、こんな少年のような表情をする事があるのか。
ユリウスは背伸びするように彼の頬にそっとキスをした。
(離さないで・・・そばにいて)
(僕を・・・)
595 :
:04/04/23 19:03 ID:yKi2TK/M
あほくさ。どこが神なの?
>>594続き
神よ。
私は軍人として、生涯を皇帝陛下に捧げてきた。
たとえこの先何が起ころうとも、祖国ロシアと命運を共にするつもりだ。
なれば神よ・・・今宵ひと夜、そのすべてを忘却し、
我がために時を過ごす罪をお許しいただけるであろうか・・・?
外で雪がごうごうと吹雪いている音が、むしろ室内を静寂に導く。
暖炉の薪がパチッとはぜた。頭の芯が熱くなる。
「レオ・・・」
ユリウスが囁いた己の名をふさぐように、彼は彼女にくちづけた。
ユリウスは勢いを受け止めきれずによろめき、後ずさる。
そのまま倒れそうになるのを、レオニードはしっかりと支えて抱き上げ、
自分のひざに座らせるようにしてソファに腰掛けた。
ユリウスが彼の頬に両手を添えるとレオニードはわずかに唇の動きを止めたが、
今度は舌を差し入れ、ねっとりと彼女の舌にからめた。
>>596続き
熱い。
舌先で彼女の歯をなぞるようにしていくと、
ユリウスはその白い腕を彼の首に回し、上体をそらす。
彼女の身体を右手で支え、左手は首筋へ。
着衣の上から鎖骨を撫でるようにゆっくりと動かす。
レオニードはやがて絡ませていた舌を離し、
回り込むようにして彼女の首筋に唇を這わせ、軽く耳たぶを噛む。
「はぁ・・・」
ユリウスが甘いため息を吐いた。
鎖骨に這わせていた手を、そっと彼女の胸の膨らみに伸ばす。
ブラウス越しに、小さくとも整った形であることがわかる。
彼はゆっくりと手のひらを動かしはじめた。
やわらかく隆起した丘を登るように愛撫し、
やがて頂点にわずかなひっかかりを見つける。
人さし指の腹でなでているうちに、それは次第に硬くなり、
やがてブラウスに小さな突起を作った。
ユリウスが上体をくねらせるように動く。
瞬間、思わず手にちからが入り、きつく乳房をつかんでしまった。
「つっ・・・」
痛い、という顔をして彼女がうめく。
レオニードもはっとして手の動きを止める。
しばし、お互いの顔を見つめ合う。
>>595 お客様だからだよん。最初からヲチしろよ。
>レオユリ作者殿
リヨコタンのベッドシーンは、最後いつも女はうつ伏せ、男は仰向け。
どーやってそうなるのか、具体的描写キボーン
>レオユリ作者殿
激しく続きをキボーン!! わくわく
>>597続き
すまない、というように彼はユリウスの額に軽くキスをすると、
彼女のブラウスの前をゆるめ、
そこから手を差し入れると再び胸に手を重ねる。
さっきまでやわらかな線を描いていた着衣は、
彼のごつごつとした節くれがいくつもの小さな影を作っている。
「あっ・・あ・・」
レオニードがユリウスの胸の突起を手のひらでコロコロところがし、
指でつまむとねじを回すように動かす。
たまらず、彼女が声を荒げる。さっきまで青白かった肌は赤みをさし、
何度もため息をはいている。
レオニードは彼女のブラウスを広げて鎖骨の下あたりに顔を近付け、唇をはわせた。
それまで布地に覆われていた胸と肩が露になった。
「やあっ・・」
それまで、レオニードにされるがままになっていたユリウスが
初めて身を固くして、彼の手を取り動きを止めた。
「どうした・・・」
「あ・・あの・・」
ユリウスはソファからいくらも離れていない書斎机の上のランプを見た。
「明かりを・・・」
>>600続き
明かりといっても、部屋全体はうす暗いといっても良いくらいだ。
このまま、少し強引に続けても良いと思ったが、
書斎はドア一枚で廊下と隔てられているだけで、
声や物音を不振に思って誰かが入ってくるとも限らない。
彼はユリウスをソファに座らせて立ち上がり、
机のランプの火を落として奥に続く彼の寝室へ向かうドアを開けた。
寝室の暖炉にも火を入れてあったが、
人がいない分わずかに空気がひんやりしている。
ベッドサイドのランプに火を灯し、少し絞って明かりを調整した。
「ユリウス」
彼は寝室からユリウスを呼んだ。
彼女ははだけていたブラウスを片手で寄せると、
おずおずとこちらの部屋に歩いてきた。
レオニードは彼女が部屋に入るとドアを閉め、鍵をかける。
禁忌の鍵。
もはや、後戻りはできない。
>>601 >このまま、少し強引に続けても良いと思ったが、
>書斎はドア一枚で廊下と隔てられているだけで、
>声や物音を不振に思って誰かが入ってくるとも限らない。
そのシチュも読んでみたいけど(* ´Д`*)=3
続き楽しみでつ!
>>601続き
彼はベットサイドに深く腰を降ろし、
彼女を自分に背をむける形で膝に座らせた。
そうしておいて、脇の下から手を差し入れ、ブラウスを両肩までひろげると、
今度は両腕で抱きすくめるようにして彼女の胸を愛撫しはじめた。
下から上へ。もみしだくように手を動かし、背中に唇を這わせる。
「ああ・・レオニード・・」
彼女の喘ぎに呼応するかのように、彼の下腹部が熱くうずく。
左手の動きはそのままに、もう一方の手でユリウスのズボンに手をかけると
ゆっくりと脱がせた。
するすると足を伝ってズボンが床に落ちる。
レオニードは彼女の右腕を自身の首にかけさせ、
背後から乳房を持ち上げるとそっと乳首を口に含んだ。
>>603続き
「はっ・・!」
ユリウスが息をつく。
突起にまとわりつくように動くねっとりとした舌の動きにたまらず、身体をよじる。
いささか無理な体勢に足をばたつかせた。
恥ずかしくとも、両足を広げた状態でかかとをベッドにつけないとバランスが保てないのだ。
知ってか知らずか、レオニードはさらに彼女を翻弄し続ける。
乳首を甘噛みして舌先でつつく。
ユリウスは己の肌が研ぎすまされたナイフのように鋭敏になり、
ふいに内股にすべり込んで来た彼の手を灼熱の鉄のように感じた。
「あっ・・イヤッ・・!!」
動揺して両脚を寄せる。
バランスを崩し、そのままレオニードの左腕に倒れ込んだ。
彼はそのまま左手を伸ばして彼女の太ももに手をかけ、
右腕にもう一方の脚をはさみ込んで彼女の脚を大きく広げたまま固定した。
「やだっ・・レオニード・・」
「恥ずかしいか?」
腕を伸ばして抵抗するユリウスに、彼は少し意地悪い言葉を投げかけた。
>>604続き
レオニードは彼女の顔を見つめたまま、右手で内ももをさする。
「ああ・・・」
ユリウスは羞恥から目をつぶり、
声が出ないように口元をぎゅっと引き締めた。
下着との境界線を超えないかのようにしていた指が、
彼女の秘部をすぅっとなぞる。
「・・・・!!」
下着の上からとはいえ、十分に愛撫をされていた身体は
過敏に反応するには十分だった。
レオニードがそうしてしばらく指を動かしていると、
その感触はやがてじわりとした湿ったものへと変わっていった。
「んっ・・・」
そのまま、指をずらして下着の中に侵入する。
茂みをよけるようにして中指を秘部に持って行き、軽く押し入れると
くちゅり、と音がして彼の指先に熱くねばったものがまとわりついた。
「くぅっ・・・」
指先だけを使って、しばらく秘部の入り口をなぞる。
それでも、ユリウスは声が出ないように必死に耐えていた。
上気した頬はさっきより紅潮しているようだ。
(感じているのか・・・)
レオニードはいったん指を離すと、彼女をベッドに仰向けに寝かせ、
自分の着ていたシャツを脱いだ。
>>605続き
うす暗い部屋に男の影が浮かび上がる。
思いのほか厚い胸板。
はりつめた革のような皮膚。
軍人と言うだけあって、十分に鍛え上げられた身体だ。
彼はユリウスを仰向けに寝かせたまま膝を立たせ、左右に広げた。
彼女はわずかに抵抗したが、それは形ばかりのものだった。
下着を脱がせると、彼女から溢れ出た透明な粘液が糸を引く。
ユリウスは今や二の腕にひっかけるようにしているブラウスを残し、
総てをレオニードという男に捧げていた。
レオニードはユリウスの脚にやさしくキスをしながら、
右手で秘部をまさぐっていく。
中指、人さし指と順番に根元まで埋めてしまうと、ゆっくりと中でうごかした。
ユリウスは最初、やはり声を出さないようにしていたようだが、
指を前後に動かしはじめると、ついに耐え切れずに喘ぎ声をもらした。
「ああん・・あっ・・・あっ・・」
(気持ちいいか、ユリウス)
(もっとだ・・・もっと。)
指を動かしながら、そこに顔を近付け、一方の手で押し広げる。
小さな肉芽が、ピンク色をして震えている。
レオニードは舌を細く伸ばして、そこを軽くつついた。
「ひぁっ・・・」
ユリウスの身体がビクンと波打つ。続けてちろちろと舌先を這わす。
膣がきゅっと縮まる。
「ああっ!!あっ・・・ああっ・・・あっ・・・」
彼女の腕が虚空を掴む。ばたりと左右に倒れて、
今度はシーツを掴んで身体をよじった。
(ああ・・レオニードやめて・・僕はおかしくなってしまうよ・・・)
>>606 連休中なのにあなたは神!
はやくおかし(くし)てください(;*´Д`*)ハアハア
>>606続き
身体がほてる。男の身体に焦燥感が走る。
レオニードは彼女から指を引き抜くと、自らも着衣を脱ぎ捨てた。
彼女の秘部に己をあてがい、軽く湿す。
ユリウスにおおいかぶさるように両手をつくと、彼女を見つめた。
(いいんだな・・)
(あの男の事は・・・)
そうして入り口を探すように少し腰を動かすと、ゆっくりと彼女の中に押し進んだ。
「ああああ・・・」
ユリウスが声にならないため息をはく。
身体の中に何か固くて熱いものがずしりと入っている。
ああ、これがレオニード。レオニード。
彼はいったん腰を引く。そして再び、今度はさっきより早く腰をすすめると、
腕を折って彼女に体重を預けた。
「あぁ、あぁ、あぁ、はっ、あん・・・ああ」
レオニードの身体の動きに合わせて、ユリウスがせつなげな声を上げる。
膣は彼をきつく締め上げ、また彼が動く度に、湿った音を部屋に響かせた。
「くっ・・・」
だめだ。
彼とその妻、アデールとはすでに冷えきった仲で、何年も床を共にしていない。
ロシアの不穏な空気もあり仕事一辺倒の日々を送っていたレオニードにとって、
それはいささか非日常的な出来事だった。
「う・・・」
彼は動きをゆるめ、少しでも絶頂を先に伸ばそうとした。
>>609続き
「・・・・・?」
ユリウスは急にスピードを落としたレオニードをいぶかしげに見上げた。
表情が苦しそうだ。
そうか・・・。
彼女は総てを察したわけではなかったが、それでも空気が伝わってきて、
背中に回した腕できゅっと抱き締めた。
(ねぇ、ぼくも、あなたに・・)
ふと、そんな思いが頭をよぎり、彼からそっと身体を離す。
身体の芯が抜けおちるような感触がした。
「ユリウス・・・?」
(しても、いいよね・・・?)
彼女は上体を起こすと、彼を仰向けにしてそっとキスをした。そして・・・。
「ユリウスやめろ。そんなことをしなくともよい」
刹那。
「あっ・・・」
彼女の唇がレオニードのそれを捕らえた。
どちらのものともわからない透明な液体で妖しく光るそれを、
彼女はやさしく手を添えて、やがて軽く握って上下に動かしはじめた。
「ユリ・・ウス・・」
舌が先端に絡まる。
動きはぎこちなかった。
おそらく、男のモノをくわえる行為は初めてなのではないだろうか。
ユリウスは、先ほど自分がされた愛撫を
一生懸命思い出しながら彼女なりに行っているのだ。
>>610続き
「う・・・あっ」
今度はレオニードが声を押さえる番だった。
もうまもなく絶頂を迎えようというところに、思いがけない行為を受け、
己を見失わないようにするのが精一杯だった。
「あっ・・・はっ・・・」
ユリウスが根元を押さえ、顔を上下させているのが見える。
動きがだんだんと、早くなっていく。
「ああユリウスッ・・!」
思わず、彼女の頭をつかむ。
ユリウスがちらとこっちを見たような気がした。その瞬間。
「くっ・・・ああっ!!」
レオニードは彼女の口の中で果てた。ユリウスの口いっぱいに熱い液体がほとばしる。
それは咽を直撃して、むせ返りそうになるのを必死にこらえる。
「う、ぐっ・・」
くわえていたものがゆっくりと緊張を解いていく。
口の中のものをこぼさないように抜き取ると、
レオニードはベッドに仰向けのままでぜいぜいと呼吸をした。
ユリウスは口の中のものをどうして良いかわからず、思いきって飲み込んだが
苦味を感じ、咽にからんでごほごほと咳き込んだ。
「大丈夫か・・・」
全身を汗で濡らしながら、レオニードがふらりと上体を起こし、彼女の頭に手をやる。
「まったく・・無理をするものではない」
荒い息を整えるようにして彼がつぶやく。
>>611続き
「だって・・・」
レオニードはユリウスに腕枕をしながら
考え事をするかのように押し黙ってベッドの天蓋を見つめていた。
ユリウスはベッドサイドにあった水を少し飲むと、
彼の胸板を指でなぞって軽くキスをした。
指を下にすべらせていくと彼のヘソが見える。そして、その下に・・・。
「男と女って違うんだよね」
ボソリとユリウスがつぶやく。
「当然だ」
レオニードが短く言い放つ。だがそれは、どこか甘やかに響く。
「おまえはやはり女だったな」
そういってレオニードが身体をこちらに向けて、
ユリウスの内腿に指をすべらせるしぐさをした。
とっさにユリウスが嬌声を上げて手ではねのけようとする。
だが、彼はユリウスの手を捕らえ、自分の手を重ねるようにしてゆるく動かしはじめた。
まるで彼女が自らを慰めているように、自分の指が秘部に当たる。
ユリウスは自分の手を引いたが、レオニードが手にちからを込めてそれを制した。
「やだ・・レオニード」
だが、まだ頂点を迎えてない彼女は
それだけでも強く感じてしまい、抵抗できない。
なすがままに、自身と彼の指が彼女の中に入っていく。
なんでもいいけど、モリユリさんですか?レオまだ人格崩壊してないよ。でもユリがしてるっぽい。つうか、そういう仕事のひとみたいなんだけど。ご考慮を!
614 :
435:04/05/07 09:48 ID:cLcdN6rP
>>613さん
レオ百合投下なさってる神様とは別人ですよ。
>つうか、そういう仕事のひとみたいなんだけど。ご考慮を!
「そういう仕事の人」(wに微妙に受けますた、今後気をつけます。_| ̄|○|||
ちょっとあらぬ話題があったから書き込み控えてました、その上かぶって投下するのも
気が退けるのでロムってます。スイマセンまた機会があったらお邪魔します。
モリユリさんは、801に適性あると思うよ。そっちのほうが、受け入れられると思うでし。
>>612続き
「やめて・・」
懇願をする唇をレオニードが塞ぐ。一方の手で乳房をまさぐる。
レオニードが彼女の中で指を絡めてきた。早くも湿ったものが溢れてくる。
ユリウスはいつのまにか、自らの意志で指を動かしていた。
彼の指はすでに自分と違う動きをしている。どんどん・・溢れてくる。
ああ。
いつの間にか、彼のモノは回復を見せ、再び時を迎えようとしていた。
彼は上体を起こしてあぐらをかくように座り、
ユリウスを自分の膝に正面を向いて座るように促した。
ぼんやりと暗い寝室に、そそり立ったものの影が浮かび上がる。
ユリウスは彼の肩に両手をかけて、ゆっくりと腰を沈めた。
しばらく、そのままぴったりと身体を寄せたまま二人とも動かなかった。
レオニードが彼女の首筋にくちづける。
このまま、記憶がもどらなければいい・・・
それは、どちらの想いだったのか。
淡白すぎでし。濃厚にドゾ。特にレオのほうネ
久しぶりに来てみたら...
ネ申 が !
続き愉しみにしてまつ!
>>616続き
「あああ・・ああ」
レオニードは彼女の腰を支えて上下に動かしはじめた。
重力も手伝って、さっきより深く、奥まで突き立てられているようだ。
彼女が動く度に、小さな胸がふるふると揺れる。
ユリウスが上体を反らした。そのまま仰向けに倒し、
今度はレオニードが覆いかぶさるようにして腰をゆする。
時に早く、時にじらすようにゆっくりと、強弱をつけていく。
たまらず、ユリウスが声を上げる。
「あんっ・・・あっあっあっ・・・ああ・・ああん」
やがてレオニードは上体を起こすと自分の脚を曲げて足首を立て、
正座するような格好でユリウスとの結合部を持ち上げた。
ユリウスの両脚を肩にかけ、今度はゆったりと深く突いて行く。
「やだぁ・・・」
ユリウスは恥ずかし気に身をよじるが、その姿はいっそう男の気持ちを煽る。
その無垢な姿が、愛おしい。
「う・・・」
レオニードが初めて声を上げた。少し息が荒くなっている。
彼は脚を伸ばすとユリウスの片足を降ろし、
彼女の身体を少し横に向けさせて脚を組み換え、
少し変則的な形でさらに腰を進める。
(あ・・・何かさっきまでと違う所にあたる・・)
「あぁダメ!!レオニード・・はああ」
秘部に指を這わせ、肉芽を指で同時に愛撫する。ユリウスは両手をベッドいっぱいに伸ばし、
何かをつかもうとするかのように身体をくねらせている。
(ああ・・・もう・・・)
>レオユリの神たま
なんともせつなくていいでつわ(*´Д`)
激しく感動しまつたよ
>>619続き
ユリウスの様子を見て取り、レオニードは彼女の絶頂が近いことを悟った。
彼は肩にかけてた彼女の脚をおろすと繋がったままで背中を向かせた。
背後からぽんと頭に手をやる。
乱れた巻き毛を直すように軽くすいてやり、その指先は輪郭をたどるようにこめかみから頬へ、
軽く唇にふれると咽をつたってまろやかな肩を通り、
唯一身につけたままだったブラウスを両腕から落とした。
その手の動きのままに腰のやや下あたりに両手をかけると
ぐっと掴んでそのまま持ち上げ、二人は立て膝になる。
窓がガタガタと音を立てている。
吹雪はまだ、おさまっていないようだ。
ユリウスの白い背中をしばし見つめていたレオニードは、再び動きだした。
いっぽうの腕をユリウスの背後から胸にまわし、腰をゆする。
下を向いてる乳房を手のひらに包み込むと重力を弄ぶように上下させる。
肌は熱を帯び、じっとりと汗ばんできた。
獣の香りが、ユリウスを狂わせる。
>>621続き
「あっ・・・あっ、あっ!・・レオ・・・」
(ユリウス・・ユリウス!)
彼は両の手を彼女の腰に当てがい、
渾身の力を込めて彼女の身体を激しく何度も貫いた。
「う・・・はぁ、あっ・・ユ・・・リッ!」
「・・あぁあーっ!!!」
彼の腰が彼女を突き上げたまま、2度、3度と痙攣するように動く。
ユリウスはシーツをかきむしるようにして上体を反らし、絶叫した。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・」
レオニードは彼女に突き立てていたものをそっと引き抜くと、
どっと仰向けに倒れ込んだ。
心臓がどくどくと音を立てている。
ユリウスも立て膝をじわじわと伸ばして身体を横たえ、
肩で息をしていた。
少し息がおさまったところでレオニードが彼女に腕を伸ばし、
汗に濡れて貼り付いてる前髪をあげてユリウスを見つめた。
ユリウスは閉じていた眼をうっすらと開け、レオニードを見返す。
瞳は涙でぬれつくし、頬を伝って汗と一緒にシーツを濡らしている。
レオニードが珍しく、ふっと微笑んだ。
「本当に・・・お前は泣き虫だ」
--終了--
623 :
622:04/05/11 20:50 ID:u9G+OU9c
長々とすみませんでした。読んで頂いた方、ありがとうございました。
>>モリユリさん
お気づかいありがとうございます。
モリユリさんのレオユリ(何か変な文章ダ)楽しみにしております!
>622たま
とってもよかったですよ。
個人的にとても好きな作品でした
思わずレスせずにはいられませんでした。ありがとう〜
神様乙ですた。またお願いします。アリがd。
>>623 ああん、終わっちゃったのが残念でつ。また書いてください
モリユリさんも待って松
うわぁ〜 体位の数だけ、萌えました。 神様乙。ありがd
ユリもだが、幸せそうなレオが嬉しいです。
良かった、ほんとに良かったねレオ……
ホッシュ
630 :
名無しさん@ピンキー:04/06/01 10:58 ID:O+b+S+zZ
保守
631 :
名無しさん@ピンキー:04/06/08 04:44 ID:abjRAV0C
上げてみゆ。
まだここあったんだ〜
うめ
うめ
ume
ume
エロパロ投下する人いないなら、埋めよう
みんなサイトで何してるの?
面白いのか?いや、面白いのだろ。はあ。
ベルパロも寂れてしまっている。
投下願う
エロなしスレは無用の長物
梅
くやしかったら、投下したまえ
さっさとうめたて
うめ
うめ
うめ
うめ
埋める
えろえろ
えろばなし
なし
埋め
うめ
うめ
>>631 私の6歳になる娘の、名前の読みが「みゆ」
>>631 私の小学校6年生になる娘の名の読みが「みゆ」。申し訳ありませんが、そういった使い方は止めていただけませんか。
うめ
うめ
うめ
うめ
膿め膿め膿め膿め
産め膿め膿め膿め膿め膿めうめうめうめ
恐ろしくスレ違いなのだが、おにいさまへ・・・のが見たいぞ。
宮様×サンジュストSMもので。
本編でも放置プレイ剣山プレイ等あるし。
11 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 03/06/27 00:55 ID:g06zuR2v
良く考えると色んなCPが出来るよね?
大河ドラマだからw
ロストフスキー大尉×ユリウスとか、ダーヴィド×マリアとか。
14 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 03/06/27 18:59 ID:8s7U15V9
>>8 SM百合姉妹に(;´д`ハァハァ
オルフェウスの窓ならユリウス総受けで。
男子校の制服からマタニティまでコスチュームプレイが映えますな。
15 名前: 1 投稿日: 03/06/27 23:18 ID:OROFNKk4
訂正しまつ。
男×女のみと書きましたが、女×女はアリの方向でw
ようするに801無しなら何でもよろし。
>>13 試してみたら立てられまひた。
即死判定つくのだけは避けたいんで、神光臨するまではageつつ雑談しませんか?光臨後はsageの方向で宜しくでつ。
名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 03/06/28 01:03 ID:BUPP+Eo+
>>16 先生とユリママだとキラキラ青春バージョンとしっぽり大人バージョン、二通りの楽しみ方が
目の付け所がいいですな
ユス邸時代にもユリウスのドレス姿が見たかったな〜
侯ってばオペラにまで男装のまま連れ出してたし(いや、いいけど…男装でも…)
まあ、ネグリジェ姿は余すことなく披露でしたが>ユス邸時代
神の一日も早い光臨を待ちつつ…
000
ぴちぴちちゃぷちゃぷ らんらんらん
エロエロエッサイム
おどるぽんぽこりん
あめあめふれふれもっとふれ〜
エロはないのにスレがある〜
まじめに産め
うめうめ
うめ
うめ
うめ
うめ
うめ
ume
うめ
うめ
うめ
えろーいうめ
687 :
名無しさん@ピンキー:04/06/29 19:47 ID:pG3m63Xb
age
えろえろ
ホシュ
690 :
名無しさん@ピンキー:04/07/23 23:42 ID:1o5L13Iq
ホッシュ
691 :
名無しさん@ピンキー:04/08/06 20:23 ID:xrlmJUZG
ネ申よ・・お願いしますだ・・ age
一応ホシュ
もう誰もいなくなっちゃったの?
職人様
大募集
欲求不満おたくどもよ。
人の書いてくれるエロまつくらいなら自分でかけよ。
難民のスレって落ちた?もしかして980過ぎてたんか?
何冊もの薄い冊子を床に投げつけながら
ユリウスは怒っていた。
怒り心頭に発していた。
「これも、これも、これもだ!なんなんだよ、この本は」
「どうしたんだ、ユリウス?うん?何をそんなに怒ってるんだ」
調べ物をしていたアレクセイが書類から顔をあげ声をかけた。
「今日同志が届けてくれたんだけどさ、これみんなドウジンシっていう極東の本なんだよ
あなたとぼくの、その、夜のこととか描いてあって…ひどいんだよ」
愛らしいさんご色の唇をとがらせて、投げつけた本を手で示した。
「…ちょっと見せてみろ」
アレクセイの反応が意外だったので、ユリウスはうろたえた。
「だ、ダメだよ!こんな本絶対に見ちゃいけない。教育上よくないし」
自分でも説得力ないなぁと思いつつ、ごまかそうとしたが
それが通じる相手ではない。
「何言ってんだ、早く見せろ」
ユリウスは危険な本を蹴っ飛ばそうとしたが
アレクセイのほうが動きが速かった。
取り戻そうと手を伸ばしたが、あっさり片手で両腕をつかまれ
押さえ込まれてしまう。
腕力ではとうていかなわないのだ。
「なになに、レオユリ特集、だって?」
あがくユリウスを片手に抱いたまま、アレクセイは1冊の本を開いた。
(神じゃないけど…続く)
(・∀・) !
698 :
名無しさん@ピンキー:04/08/28 23:23 ID:7rUoNYT/
ワクワク!
699 :
名無しさん@ピンキー:04/09/09 22:07 ID:jPdAKpFM
続き〜
700 :
名無しさん@ピンキー:04/09/10 06:30 ID:DZ1PawPW
てすと
701 :
名無しさん@ピンキー:04/09/10 06:33 ID:DZ1PawPW
続きは
ゼバスで妊娠しちゃうユリ。
ユリと先生の逢引を目撃しちゃうレナまま。
アレクの子をみごもりながらもレオさまとの肉体関係を絶てないユリの
マタニティープレイも萌えるなあ。
702 :
名無しさん@ピンキー:04/09/12 19:52:25 ID:6tQ/AhAb
モウスグコドモウマレルノ
____
∧_∧ ∧_∧ 三/
( ・∀・) (゚ー゚*) 三/l::
( ) (⊃_ ⊂) 三/_l:::
| | | ( ` _/ /
(__)_) / ∪^∪ /
 ̄ ̄ ̄ ̄
ギャァァァァァァァ
____
ドン! /∧_∧ 三/
∧_∧ /(*。Д ゚) /l::
( ・∀)人人_ ⊃つ ./_l:::
( つ 三 つ .>ミ ))/
γ ノヽ ヽ WWミ ))/
し' (__)∪^∪/
 ̄ ̄ ̄
____
/三 三/
/三 三/
/三 三∧_∧
/三ノ⌒`(*゚д。)
/〜( * つつ∴‥,::':
/ ∪∴,∪ :': '.,::':
 ̄ ̄⊂‥':'‥ゝ,;⊃
⊂.': ':;。.o:゚)っ‥⊃
⊂'‥ ': ,::υ∴‥⊃
⊂ ':∵・‥っ∵⊃
.': '.':∵‥': ':
保守。
ユリが怒っている理由ってもしかして…!?
704 :
名無しさん@ピンキー:04/10/03 22:50:52 ID:4HBKl75I
ねぇ、ねぇ続きは〜??
705 :
名無しさん@ピンキー:04/10/15 23:00:21 ID:WzRB3rUJ
ユリ×アレクの甘々構想中…
王道過ぎ?
706 :
名無しさん@ピンキー:04/10/16 01:23:45 ID:UEu/Y94t
>705
王道大歓迎!
原作では甘い生活は垣間見える程度だったし。
お待ちしてます!
707 :
名無しさん@ピンキー:04/10/17 13:33:29 ID:S7j80Dmk
>705
王道歓迎!!
原作のイメージ壊さないのはこれが一番だから
萌えです。
708 :
名無しさん@ピンキー:04/11/07 11:19:05 ID:A4XWNiTF
保守。
うおぉ、途中のオバ厨乱入に呆れて離れていたら
いつの間にかレオユリが…!
神よ、再び降臨願います!!(*´д`*)ハァハァ
ホシュ
711 :
名無しさん@ピンキー:04/11/29 09:37:47 ID:JpAtjuke
ネ申降臨待ち。保守age
もうダメだ…我慢できないよユリウス…
こんなこと、いけないんだって分かってる。だけど…
君を汚すようなコトしちゃいけないんだ。
教会でだって言ってる。でも今は神様じゃなくて君に懺悔しなきゃ。
いやちがう、本当は救って欲しいんだ。
この張り詰めた気持ち、苦しすぎるよ…
向こうでは妹が寝てる。今日は発作もなくて。
こんな夜はいつもそうさ、ふと君を想いだしてしまう。
台所に隠れて…おかしいね自分のうちなのに閉めきってさ。
知らず知らず手が…あぁっ…ユリウス…!
いけない、なんて穢れてるんだ僕は。
手の甲に歯形がついちゃったよ、よっぽど声をこらえてたんだな。
お湯を浴びて眠ろう。明日は授業も多いし。
あ、でも…
ただ体を洗ってるだけさ、そんな目で見るなよユリウス
君だって、君だって男だから分かるだろ…?
一緒に?いいよすぐに出るからさ。うち狭いんだし(苦笑)
なっ、脱ぐなって寒いだろ…
ユリウス…
白い肌が、見える…さわったら、触ったらとけちゃいそうだ
いい香りがして、湯気までいい香りだ
抱きしめたらすり抜けて、消えていってしまうのかい
ああダメだよユリウス、そこはいけない…うぅっ
めずらしいの…かい?おかしいなキミだって…
ああああっ
っうぅ、はぁ…ユリウ…ス…
やわらかい君が、キミが両手を広げて僕を呼んでる
あぁどんな感じなんだろう女の人って。ユリウス、君は特別なんだね…
手が、手が止まらないっ
いけないイザーク!戻って来い!
そうさ僕は神の子、ユリウスは僕の親友。
明日はレッスンもあるし。そうだ思い出せピアノを!
僕の手は神から与えられ、指は神に捧げられる…
決して、こんな…こ、んな…
あ、ぅうっくぅっ
いけないユリウスーーーーーッ!!!!!
温かいのはお湯のせいさ。僕は今、自分の手を見たくない。
声を…出していなかったろうか…もうわからないよ
ここはただの洗面所で…足元から冷えてきていて…
いやな残り香だけがしてる
何をやっているかは分かってる。とても…とてもいけない事…
だけどこの頃ひどいんだ。毎晩のように。
今日も顔色が悪いねって言ってくれるけど
それは君への後ろめたさからなんだよ、ユリウス。
気遣ってくれる声が、なおさら痛い…
あぁもうだめだ…耐えられないよクラウス…
君はどんな気持ちで見つめていたの
僕ひとりじゃ、潰れてしまう…帰ってきてよクラウス
ユリウスもきっと、それを望んでいるんだ
僕は、僕は…
完
ありがとうございました。
クラウスが去った後のある晩のイザーク君です(笑)
こんな風に身悶えてるんじゃなかろうかとw
お目汚し失礼致しましたー
彼女の良く知っている、懐かしい、愛おしい男は、今刑場にいた。
「この者の市民権を剥奪し」刑吏が判決文を厳かにゆっくりと読み上げる。
目の前にいる、軍服の男は酷薄な顔をしてユリウスを眺めていたが、
彼女の目から涙がこぼれおちるのを見て、癇症に口を歪ませ、
ユリウスの両手を掴み、自分の方を振り向かせた。
「約束を覚えているか?」
正面から男を見つめながら、ユリウスは驚くくらい冷静に答えた。
「ええ。ユスーポフ候。あなたがアレクセイを死刑ではなく流刑にしてく
れるための交換条件を僕は飲んだ。一度結んだ契約は守るつもりです」
何の感情も交えない彼女の回答に、彼は癇症な口元をゆがめると、
彼は場所の車窓をいきなり閉じた。ユリウスは車窓に飛びつくと、窓を
明け、愛しい男を再び視界に入れようとしたが、ユスーポフ候に手首
をつかまれ、彼の膝に乗せられた。
「私と結んだ契約を今、ここで果たせ」。残忍な笑みを浮かべて、そう
宣言した侯爵は、呆然としたユリウスの首筋に唇を移すと、彼女の
上着のボタンをはずしだした。
718 :
名無しさん@ピンキー:04/12/30 19:38:57 ID:iUOg0f9L
ウワサでオルフェウスの末裔達というレオユリ神サマのサイトがあると
聞いたのですがどなたかアドレスご存知ないでつか。
レオユリ歓迎!やっぱりレオユリ。続きがたのしみでつ。
>>716 萌えさせて頂きました。
イザークらしさが出てて好きです
720 :
717:05/01/02 21:39:09 ID:DqD0leJ4
革手袋をした手がユリウスの肩を背をなで、ゆっくりと胸に下がって
くると、彼女の乳首を軽くひねった。その痛みで、それまで
猟師を前に、ただ撃たれるのを待つ鹿のように、侯爵にされるがままに
なっていたユリウスは、侯爵の手に噛み付いたが、すかさず侯爵は彼女
の顎をつかみ、「私は行儀の悪い人間は我慢ならん」と言い捨てると、
馬車の車窓を侯爵自ら開き、「ロストフスキー!手袋を!」と部下を呼んだ。
静かに馬車に入ってきたロストフスキーは、彼の敬愛する上司が膝の上に
もがく半裸の女を乗せているのを見ても、眉一つ動かさなかった。
侯爵の手から手袋を丁重にはずしたロストフスキーは、うっ血した侯爵の
手を注視したが、粛々と侯爵に手袋をつける。下がろうとする部下に
侯爵は「この獲物をつないでいってくれぬか」と声をかけた。
「な、なんだっていうの!僕はあなたと取引した!契約は守・・・!!」
言い終わる前に、口を革紐でふさがれ、皮手袋をしたままの侯爵に手首を
押さえつけられ、侯爵の忠実な部下によって、後ろ手にくくられた。
続き、続き!>レオユリ
722 :
名無しさん@ピンキー:05/01/24 01:49:19 ID:wi4/yYfa
保守のため浮上
723 :
名無しさん@ピンキー:05/02/05 05:22:22 ID:WT2cR22I
保守。
724 :
名無しさん@ピンキー:05/02/25 07:43:35 ID:95RAFecJ
保守
725 :
名無しさん@ピンキー:05/03/01 07:30:20 ID:ygZ5qvbB
30周年記念保守
726 :
名無しさん@ピンキー:05/03/21 01:00:04 ID:djul4tzO
保守
727 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 13:44:05 ID:Z5gQsdxR
717の続きが早くみたいですぅ
キ // /::::://O/,| /
ュ / |'''' |::::://O//| /
.ッ \ |‐┐ |::://O/ ノ ヾ、/
: |__」 |/ヾ. / /
ヽ /\ ヽ___ノ / . へ、,/
/ × / { く /
く /_ \ !、.ノ `ー''"
/\ ''" //
| \/、/ ゙′
|\ /|\ ̄
\|
モーリッツとフリデリーケ物投下OKですか?
2chに投下は初めてなので緊張気味です(・∀・)
自分はオッケ。 ドゾー。
731 :
729:2005/04/22(金) 14:17:03 ID:dD/P0fX5
薄汚れた石畳、じめじめと濁った噴水、悪臭を漂わせる川。分厚い雲に覆われた空は、人々の顔を不健康に染め、垢まみれの服を纏う子供が淀んだ瞳でこちらを見詰めている。モーリッツはその白い顔を歪めながら、早足で小汚い風景を通り抜けて行く。
酒に酔った中年の男の、なんとも耳にし難い下品な歌が、モーリッツを心底不愉快にさせた。
後少しの我慢だ。けれども、いつ来てもここはなんと卑しい町なのだろう。こんなところに住んでいるなんて…イザークの程度が知れるってもんだ。
角を曲がり、モーリッツはようやく一軒の小さな家の前で立ち止まった。ノックをして、中の様子を伺ってみる。何の気配も感じなかったので、不審に思ったモーリッツはドアノブに手を掛けた。
おかしい、フリデリーケは今はいるはずだ。軋む音を立てながら、ドアはゆっくりとモーリッツの視界に部屋の様子を与える。ベッドの膨らみを見つけて、モーリッツは部屋の中に入った。
ポプラの香りのする、何も無い部屋。白いカーテンにテーブルクロスの掛かったテーブル、ストーブに台所…。およそ娯楽と言えるものが見当たらないこの部屋の中に、モーリッツの恋しいひとが眠っていた。
音を立てぬようにドアを閉じ、彼はそっとベッドに歩み寄る。
732 :
729:2005/04/22(金) 14:19:54 ID:dD/P0fX5
「…」
すうすうと穏やかな寝息が、注意して耳を傾けていると聞こえてくる。
その柔らかな鷲色の巻き髪、真っ白に輝く頬、睫毛を縁取る薄い目蓋。丸い唇の隙間から見える真珠のような前歯。
眠っていると言うのに顔色が悪かったが、その青白さが一層美しかった。前髪を指で梳いて見たいと望みながらも、何もせずに暫く彼女の寝顔に見惚れた。
フリデリーケ。
彼女の名前を呼ぼうとして、モーリッツは薄く開けた唇を閉ざした。宝物のように愛しいその名前を、なんの躊躇いもなく呼ぶなんて勿体無くて出来ない。
フリデリーケ。ああ、胸の中でなら何度だって呼んでいる。
なのに、実際に声に出して呼ぼうとすると、喉の奥が引っかかって、一瞬声が出なくなる。
フリデリーケ、君はあまりにも綺麗だ。本当に――溺れてしまいそうなほどに。彼女の可憐なふっくらした唇を、触ってしまいたくなった。
モーリッツはほとんど無意識に手を伸ばし、唇の輪郭を指でなぞってみる。そして、つるりとした優しいやわらかさに動悸を覚え、モーリッツは咄嗟に手を引いた。
そしてその指で、そっと自分の唇をなぞってみる。指の腹の丸さが、彼女の唇の感触を思い起こさせた。
733 :
729:2005/04/22(金) 14:27:28 ID:dD/P0fX5
込み上げる激しい感情を押し殺しながら、モーリッツはフリデリーケの天使のような寝顔を見詰める。
好きなんだと素直に言えたなら、どんなに良いだろう―――彼女と接した後、一人で自己嫌悪に陥るのに、いつも同じ事をしてしまう。
本当は彼女にはもっと優しくして、蝶よ花よと慈しみ…いや、それは無理だ。
自分の一番の望みは、彼女を小鳥のようにいつまでも傍に閉じ込めて、誰の目にも触れさせないことなのだから…。
悔し涙を瞳に溜める彼女を言いなりにすることもまた、自分の望みなのだ。モーリッツは自嘲気味に浅く笑った。愚かだと知りながらも、他の方法は見付からなかったのだ。
「…ん…」
浅くくぐもった声を漏らしながら、フリデリーケは身じろいだ。どきっとしながら見詰めていると、モーリッツに気付いた彼女は、飛び上がらんばかりに起き上がった。延々と続く拒絶の瞳が、モーリッツの若い胸を掻き毟る。
「…やあ。良く眠っていたね」
「モーリッツ―――どうしてあなたが…!帰って!帰って!」
フリデリーケの細く甲高い声が、狭い部屋に木霊する。モーリッツは暫く余裕のある笑みを浮かべていたが、やがて自身が無表情になっていることに気付いた。
「別に…これを渡そうと思っただけだよ。今日は脅したりしない、本当だ」
ずっと抱えていた花束を差し出すが、フリデリーケは受け取ろうとせず、代わりに軽蔑の眼差しでモーリッツを見詰めている。モーリッツは諦めて、花束をキャビネットの上に置いた。
溢れかえったばらから、叩き置いた衝撃で花びらがはらりと舞い落ちる。その淡いピンクのばらを店先で見かけて、フリデリーケに会いに行こうと思った。
734 :
729:2005/04/22(金) 14:29:23 ID:dD/P0fX5
拒まれることは判っていたのに、どうしても自分の与えたばらを掻き抱く彼女を、見てみたくなっただけだ。
なのに…嫌われているのだと、今更ながらモーリッツは実感する。
「それを持って出て行って。ここはあなたがいても良い場所じゃないわ」
「………痩せたな、フリデリーケ。ちゃんと食べているのか?」
「あなたに心配されなくとも平気よ…、はやく帰って」
「そうだ、レストランに行かないか。君だって喜ぶよ、とても素晴らしい店があるんだ」
「…どんなに美味しいお料理も、あなたなんかと食べたらとても不味くなってしまうでしょう」
「フリデリーケ」
「お帰りください」
「……フリデリーケ」
ああ、このまま目を逸らすには惜しいほど、余りにも君は美しい。
モーリッツはフリデリーケの手を取り、その華奢で小さな指先を握った。
フリデリーケは顔を顰め、モーリッツを静かに見据える。体を引こうと身を捩るが、モーリッツに肩まで掴まれ、それ以上後ろに退くことは不可能だった。
男の無骨な力強さに眩暈を覚えながら、フリデリーケは目を見開いて彼を見る。
「…な…何をするの?!」
「フリデリーケ―――なにか欲しいものがあったら言ってくれ。君をこんなところに置いておきたくないんだ。お願いだから僕に欲しいものを教えてくれ」
「離して!私は充分に幸せよ…モーリッツ、あなたがこの手を離してくれさえすれば、それで充分幸せなの!」
「気に入らない態度だな。それほど僕が嫌いか?」
「ええ…嫌い、大嫌いよ!あなたのおかげで私とおにいさんがどれほど苦しんだか…!」
「…また“お兄さん”か。好い加減にしろ、おまえの口からイザークの話なんか聞きたくない!」
735 :
729:2005/04/22(金) 14:32:02 ID:dD/P0fX5
かっと熱くなったのを抑えきれず、モーリッツはシーツにフリデリーケを押し倒した。あっと息を飲むフリデリーケの唇を塞ぎ、今まで夢にまで見た感触を貪る。
彼女の柔らかな口内を犯しながら、もっとはやくこうしておけば良かったんだ、とモーリッツは思った。
どうせ何をしても嫌われているのだ。それならば徹底的に嫌われたほうが良い…人ごみの中で僕の姿を一番に見つけるようになれば良い。
避けたなら何度でも追いかけてやる…モーリッツは自分にそう言い聞かせながら、フリデリーケの舌を舌で追う。
ぬるりと滑る舌先まで柔らかくて、気持ちが昂ぶった。フリデリーケが首を捩って逃れようとするたびに、モーリッツは深く舌を捻じ込んだ。
「痛っ…」
がりっと音が舌と同時に、モーリッツの舌に痛みが走る。噛まれたのだと知り、彼はフリデリーケから顔を離した。
恐ろしいほどに揺らめく拒絶の瞳が、彼をじっと睨んでいる。
言葉にならないほどの嫌悪感、憎悪、吐き気が一緒になり、フリデリーケの顔を青白くしていた。
小柄な妖精のような少女でも、これほどまでに憤怒の表情をして見せるのか…。半ば驚きに近いものを感じながら、一瞬彼は躊躇した。
「あなたは最低よ!離して!人でなし!」
736 :
729:2005/04/22(金) 14:33:56 ID:dD/P0fX5
それでも、その隙に暴れようとしたので、つい手に力が篭ってしまう。片手で華奢なフリデリーケの両手を抑えつけながら、モーリッツは荒々しくネグリジェの胸元を押し広げた。
小さなボタンが飛び散り、床に散らばってかつかつと空しい音を響かせる。それまで怒りに蒼白させていた彼女だったが、幼い胸を掴まれて恐怖に仰け反った。
「い…いや…!!なにをするの、やめて!!」
「ここまできてやめるほど、僕が臆病者に見える?もうどうでもいい。フリデリーケ、君が悪いんだ」
「いやよ!やめてやめて!おにいさん、助けて!!」
「君の愛しいお兄さんは今は美人の教え子と一緒さ。朝まで帰ってこなかったりしてね」
「私のおにいさんを侮辱しないで!あなたなんかと違っておにいさんは…」
モーリッツはその続きを黙らせようと、再び無理矢理唇を押し付けた。
ぐっと詰まるフリデリーケの、淡い吐息が喉の奥にもぐりこんで来る。
手探りで触れたフリデリーケの胸は、滑らかな皮膚に体感できない柔らかな感触だった。尖った乳首を摘みながら、まだ暴れようとするフリデリーケを征服する。
言い知れぬほどの充実感が、彼の体を満たしていた。もうすぐだ!もうすぐでフリデリーケが僕のものに…。
(・∀・)
続き待ってます。
・・・・・(*´Д`)ハァハァ
ツヅキキボンヌーーー
739 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 03:08:00 ID:hsoGQBS3
作者さんお願いです。続きをお願いいたしますーっ!
クラウスいないの?
741 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 12:58:18 ID:cZbMsife
続き希望!!!!
742 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 23:16:01 ID:D+hS3Miz
ツヅキキボンヌーーー
続きがないので
だいじてん買った人いる?
あたし連載当時を知らない自称レオニードスキー。
買わなきゃよかったと後悔してます。
掲載されているのは文庫・愛蔵・コンビニ本で見た絵。
内容もネットやってると真新しさを感じない。
買った。扉絵が見たかったので、まあいいか、と。
今スキャナで(ry
納得できる方がうらやましい。
カラーレオニード見たことある?
一枚くらいあるだろうと買ったジブン
過剰な期待でした(´・ω・`)
大事典、キャラの説明がもう少し欲しかった、と思ったなあ。
>>46 を読むと、レオニードのカラーはないみたいだよ。
レオの絵描く人達は、どうして軍服の色を知ったんだろね…。
>>24のロマノフ王朝展とか、他にも何か資料があったのかもしれない。
それにしても、ここ寂しくなったね。
ありがと。
でも、ほんと寂しくなりましたよね。
…だから愚痴れるのだが。
>軍服の色
実物の他は、軍服大事典みたいな本とか、
軍(服)マニアさんのサイトとかかな?
なかにはイメージ色いるかもよ。
>キャラ
明言集かと思ったよ。
『皇帝に忠誠を誓う陸軍将校。妻は皇帝の姪。
だが大多数と異なる性的嗜好ゆえ妻を愛せず、
軟禁した男装の麗人に心傾ける』つうのもなんだしなー。
せめて、そのページのキャラで埋め尽くしてほしかったよー。
宣伝文句の未掲載とかカラーリングという言葉に踊ったよー。
747の『 』内は747の創作です。
いえ、こちらこそ有り難うです。
軍(服)マニアからか!そっち方面は全然考えなかったわ。でも、そうかもしれないね。
ニコライU世の親衛隊の軍服なら、沢山資料が残っていそうだ。
そういやその昔、クイズダービーに出ていた教授が、
軍服図鑑のようなものを持っていて、オスカルの軍服について作者に意見したとか…。
それから >そのページのキャラで埋め尽くしてほしかったよー。
に同意。
1部が大好きな自分はいつも3部を軽め(?)に読んでいたので、
今回作者の「レオはホモ設定」発言に驚き、今、3部をじっくりと読み返してるところ。
個性的な脇キャラも多く、なかなか面白い。
とりあえず、ここまでにしておく…。楽しかったよ。
いつまでもスマン。
当時の写真だとモノクロなんで、映画とかどうだろ?
古い映画もモノクロだから、カラーバージョンなんか。
監督・衣装担当の意向・予算もあるだろけど。
図鑑は日本軍の見たことあるけど、結構細かく載ってたような。
女性は●塚系軍服でも大部分の人はOKなんだろけど、
男性は凝る人すごく凝るからなー。
1部好きに3部は辛いだろね、絵柄ストーリーともに。
唯一主人公が登場しない3部レ好きに今回の次点は悲しかったが、
最期の回想で『異国の“少女”』は●●だったからか?!と考え中。
次点読むまで性的関係なかったから少女という表現と思ってた。
●●設定に動じなかったと言えば嘘になるが、
ろす疑惑のとき名前を間違えられてたことが衝撃だったので、
今回の●●設定あの人なら言いそうかと。
インタビュアーは一部分の購買層へ対するサービスのつもりで聞いたのだろか?
それともレオユリファンへの一撃なんだろか?
751 :
750:2005/06/28(火) 19:13:05 ID:nZx6B73C
×レオユリファン
○レオ×ユリ好き
752 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 16:30:19 ID:s3wqY+5V
続きは?
ひっそりと待ってるROMがここに一人… (´・ω・`)
754 :
:2005/07/04(月) 09:29:33 ID:+cCjkbKH
実はアネロッテ×ヤーコブで書いてみたい
755 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 19:11:36 ID:RRT8orJJ
アネ×ヤー 萌えるかも・・・
756 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 22:42:58 ID:AToHnl2R
レオ×ユリ原作でもっと盛り上げて欲しかったな。
ユリの存在が宮廷で話題、ユリ=隠し財産の鍵を嗅ぎつけたラスプーチンが
皇后を操りレオの宮廷デビューを画策。焦った皇帝はレオになんとか阻止するように言う。
レオ「皇后陛下、まことに名誉なお話ですがユリウスを御前に連れてくることは宮廷儀礼
を無視することになります。そのような非礼なことはできませぬ」
皇后「どういう意味ですか、候?」
レオ「これは・・・、私の口から申すのは妻の名誉もあります故」
と安にユリ=レオの愛人であることを匂わす。堅物の侯爵の発言に宮廷中びっくり!
アデール驚愕。で、ユリの宮廷デビューの話は終わるがレオはユリに
「嘘というのはいつか露見する。だから真実にせねばならない」と迫る。
ユリは観念したフリをして、ベット下にペーパーナイフを偲ばせ上になったレオに刃を振り下ろす。
「あなたの愛人なんてまっぴらだよ!」プロの軍人のレオにあっさり腕をねじられ
「私は医師ではなく軍人だ。甘く見るな」と冷笑。ヤーン殺しをレオに知られていることを知りユリ呆然。
呆然ユリに「任務を遂行するのが私の仕事なのだ」と言い、レオ、ユリを本当の愛人に。
レオは皇帝のために言わば任務としてユリを愛人にしたと思い込み、ユリもそう思っているが微妙な2人・・・
757 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 22:44:59 ID:AToHnl2R
×皇后を操りレオの宮廷デビューをさせようと画策
→○皇后を操りレオに命じてユリに宮廷デビューをさせようと画策
懐かし漫画板の池田スレかとオモタヨww
>>756 姐さん、それ描いてくれ…。
粗筋でなくて。
あらすじでもおもしろい!!
つづきか、描写みてみたい
レオとユリの不潔な関係が許せないリュドミール
兄に抗議するも軽く往なされて、怒りは倍増、その矛先がユリに向かう
リュド「あなたは・・・こんな扱いを受けて平気なの?!」
困惑した表情で返事を詰まらせるユリに、苛立ちは増幅するばかり
思いがけず平手打ち→ベッドに押し倒す
子供だとなめていたが、男の力に敵わず・・・
あーんな事やこーんな事をされてしまう(文才無く、書けまへん)
>756さん、勝手に続けてしまってごめんなさい・・・読んでいたら妄想が止まらず
>761さんの続きも面白そう。
ぜひ書いて欲しい!神よ光臨してくれ〜!!
763 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 22:51:01 ID:qiIMZ1TX
>>756です。
SSにも成っていないあらすじにレスありがとうございます。
リュド&ユリは自分には発想なかったんで新鮮でした。
愛人生活のユリとレオに会話バージョン書いてみましたが文章力ないし
短いです。それでもよければどうぞ。
場所はユリが住む侯爵家別邸。召使・馬車に監視つき。そこへ通ってくるレオ。
ユリ、ピアノを弾いているがレオが来たので演奏をやめる。
ユリ「おかしいな、あなたって」
レオ「?」
ユリ「知ってる?あなたは毎月同じ日に同じ時間にここへ来る。半年間一度の
狂いもなしに正確だよ。テロリストたちからすればあなたの行動はパターンが
ありすぎて逆に狙いにくいのかもしれないね」
レオ「ふん・・・」
ユリ、レオがいる居間から出て行こうとする。
その時になってユリが外出着なのに気づくレオ。
レオ「どこへ行く?」
ユリ「リュドミールがオペラに誘ってくれてるんだ。ロシア社交界では
愛人が出入りしてもいい公の場所だってね」
レオ、唐突にベルを鳴らして執事を呼ぶ
「リュドミールに伝えろ。士官学校のあの成績でオペラ鑑賞など無理だとな」
ユリ、「ヴェーラも一緒なんだよ!」と抗議するがレオは冷たく
「どうした?演奏を続けろ。」と言い放つ。
ユリ「また命令?」
レオ「兵士のつもりなら、黙って従え。兵士になりきれないなら泣くなり
わめくなりしろ。」
ユリ、レオを睨みつつレオの口調を真似て
「『演奏が終わったら寝室に戻って夜着に着替えろ。暖炉に火をくべるよう
召使に言っておく』」
レオ、皮肉っぽくユリに「あいにくだな、今日は『愛人を抱く日』ではない」
睨みあう2人・・・
764 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:16:46 ID:1Lm3BEmm
素敵! 続き希望\(◎o◎)/!
765 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:18:43 ID:hPjdW72b
イザ−ク×カタリーナ
クラウス×アナスタシア
エフレム×ヴェーラ
アントン×イングリッド ・・・希望
興奮の余り下げ忘れました。
逝きますのでお許し下さい・・・
>>763 GJ!GJ!
つ…続きを…!'`ァ'`ァ(*´Д`)'`ァ'`ァ
>763
文才ないと言わずに書きましょう!
たくさん書くと、だんだん上手くなるよ!
769 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:42:42 ID:bO7lZukc
>768
エラソーなあんたの態度にカチンときたから
もう書かない。
>768さん書いて(はぁと
第2弾ありがと!
えろ描写なくても充分たのしめました
…そんで、できれば第3弾も
レオ×ロスでホモもの書いてくれ
>773
ルール違反では?
それならば
ダー様×イザユリ接吻目撃少年もの・・・も興味あり
775 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 16:34:19 ID:/g0ii850
ルールか・・。作者公認のほんまもんもホモ同士だから
リアルな原作の隙間エピソードになりそうだが・・。
エロに同性も異性も差別する必要はあるんかい?
776 :
あらし:2005/07/22(金) 10:43:53 ID:pefWf9Go
>>1さん含め♂×♂イヤンもいる
レオ♂×♀ユリいやんもいる
♀♀いやんもいる
HOMOは1さん意向でないとは思ふ
ここはエロでパロ
原作とはちゃう
そもそも作者はこんなとこ不本意だーろー
それ承知でココROMしてんでしょ?
♂♂投下あらしと思えば?
カップリング♂♂明記あればいいとは思ふけんど
こんなとこROMする人なら途中で察するでしょ?
777 :
アネ:2005/07/22(金) 14:19:54 ID:asJ0Rd48
それは美しく邪悪でけれど自分を虜にした女だ。
あの晩、ヤーコプはアネロッテの部屋へひっそりと呼びつけられた。
美しく妖艶な笑みでベッドに寝転んだ魅惑の曲線を見せつけながら・・・。
ヤーコプ、どうしてもおまえの力が必要なのよ、
この家には私の味方なんて一人もいやしないのよ、わかるでしょ?
お父様は寝たきりだけれど、私が本当の娘か疑っているわ
マリア・バルバラ姉様なんて堅物にで話もなりはしないし、
レナーテ夫人だっているし、何より跡継ぎのユリウスがいるのよ、
そうよ、おまえだけはわかってくれるでしょう?
私はこの家でたった一人なの・・・・・・。
話しながらその色の白さを見せ付けるようにヤーコプに向かって伸ばされる細い腕。
ネグリジェの胸元からこぼれんばかりの盛り上がったふくらみ。
左手は裾をたくし上げ見せることのない太腿が露にされる。
「おまえは何を選ぶの?私が欲しいのでしょう?」
その声に誘われるようにふらふらとヤーコプはベッドへと近づいた。
ヤーコプは知っている。
この女が15にもならないうちから、自室で、庭の片隅で、東屋で、
さまざまな場所でいろんな男に身を任せていたことを。
いつの頃からだったろうか?
窓辺にカーテンの陰からヤーコプに見えるように、ドアの隙間から見えるように
机の上でドレスを絡げてその白く形の良い脚を広げて男を迎え入れては上げる押し殺した歓喜の声。
胸元を広げてむっちりと立ち上がった薄紅色の乳首を見せては、
男に痛いほど吸われては快感にその身を振るわせるアネロッテの媚態を。
白い首の後ろや耳朶を咬まれるとふるふると震えては、脚の間の泉から噴出す蜜。
目の前には恋焦がれた身体がヤーコプを待って腕を広げていた。
弾力のある白い胸にむしゃぶりつこうとしたヤーコプにアネロッテは微笑む。
「急がなくてもいいわ、さあ、今まで隠れてみていたのでしょう?
爪先からゆっくりと触れて・・・」
右足が持ち上げられヤーコプの目の前に突き出される。
「・・・キスをして、指の一本一本まで愛してちょうだい」
ヤーコプは命令に従った、大切なものに触れるようにそっと脚を持ち上げ、
指の一本一本にキスをして、かかとから踝へ踝から臑へと舌を這わせていく。
「そうよ、とても上手よ、ヤーコプ」
目の前にある白く柔らかくむっちりとした太腿、
その奥に見え隠れする髪の色と同じふんわりとした若草がちらちらと邪魔な布に隠されている。
ヤーコプはそうっと壊れ物でも扱うように膝裏に手を差し入れて
少しずつ舌を最奥へ向かって進めていく。
蝋燭の淡い光にてらてらと反射する濡れた跡。
「・・・そうよ、とても素敵よ、ヤーコプ。
知っていてよ、おまえはずっと私を見ていたわね?
ユンゲ家のハインリヒがここにキスした時のおまえの顔ったら!
ハインリヒの舌とおまえの表情で、どれほど私がぞくぞくしたかわかって?」
この女はヤーコプの反応を窺ってなおも快感を追い求める余裕があるのだ。
亡くなられたアーレンスマイヤ夫人も、実の姉君のマリア・バルバラ様も気品のある淑女だというのに、
どうしてこの女はこのように美しいのに下卑た娼婦なのだ!
ヤーコプの頭の中で、そうは解っていても惹かれるアネロッテへの思慕と
フォン・ベーリンガー家への誓いが入り混じってはヤーコプを苦しめる。
おお、目の前に芳しき肉体がありどうして触れられずにいれようか?
「そこまでよ、おまえの力が必要だと言ったでしょう?
私にどのようなことも厭わず尽くすと誓いなさい、そうでなければその先は触れてはだめよ。」
顔を上げると勝ち誇った笑みの美しいアネロッテが見つめていた。
「さあ、誓いなさい、おまえはこの私を愛してるのでしょう?
私はおまえにだけ心のうちを話したのよ、他の誰も知らないことよ。
もう私にはおまえだけなの、ヤーコプ。」
言葉は殊勝だがその美貌は既に勝利を得たと言わんばかりに微笑んでいた。
アネロッテの手が肩から薄絹を滑り落としてその豊満なふくらみを露にした。
豊かなふくらみを己が手で持ち上げてはその柔らかさを見せ付ける。
白く揺れる張り切った乳房がヤーコプの視線を釘付けにした。
「これが欲しくはないの?」
ヤーコプの心臓は激しく脈打って耳鳴りがしそうだった、下半身が熱く感じ、全身から火を噴く寸前のようにも思えた。
いくつもの顔がヤーコプの脳裏に浮かんだが、もう彼には選択の余地はなかった。
「ち、誓います、アネロッテ様!あなたさまの為にならこの命なくしてでも!」
アネロッテの背に腕を回して豊満な胸に顔をうずめたヤーコプの髪にふんわりと手が触れて撫でた。
「誓ってよ、ヤーコプ、おまえの忠誠は私のものよ、よくって?
さあ、おまえの誓いの証拠をこの身体に刻みつけるがいいわ。」
くすくすと嗤うアネロッテの声に後押しされて、ヤーコプは薄紅色の頂にキスをした。
舌で嬲るとそれは意志を持ったように固くふくれ立ち上がり、抱いていた白い身体はぶるっと身悶えた。
「もっと、もっとよ。おまえの誓いを私が疑うことがないようによ。」
ヤーコプの舌は白い肌を余すところがないように這いずり回った。
白い肌に点々と紅い花が咲いていく。
花が増えるたびにアネロッテの悩ましい声がヤーコプの耳に届いた。
「おまえの舌はなんて素敵なの、そうよもっとよ。」
781 :
sage:2005/07/26(火) 12:57:35 ID:bhLZdrLe
やっぱり文章になってるといいよ。
ただのあらすじは発情してるだけできもいけど
いや、あらすじでもオケ。
文章の方が良いっちゃ良いが。
ネタ提供だけでもオケ。
784 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 02:11:09 ID:lInAKax7
オルフェウスの窓読んでる世代ってどれくらい?
オレはおかんがコミックス持ってたからたまたま知ってたけど、、、
40代くらい?
リアルなら40前後かにゃー?
知り合いの35〜40くらい(複数)はベル知っててもオル知らんにゃー
コンビニBOOKで若年層取り込めてたらわからんにゃー
787 :
785:2005/07/27(水) 20:55:45 ID:FG85QSSO
やっぱ普通ならベル薔薇は知っててもオルは知らないよねぇ
てゆーか見たことなくてもベルはココの住人の年代なら聞いたことくらいはあるはず?
ちょっと気になって板内を「エロイカ」で検索かけたけど流石に見つからなかったなw
ところで、コンビニbookって何でしょう?ウチにあったのはやたらデカイ(辞書くらい?)のサイズのだったけど…
うわっ、sage忘れスマソorz
自分は30代後半だけど
連載終了後コミックスで一気読みしたよ
ベルばらもリアルじゃなくて
ずいぶん後になってからまとめ読みして
オル窓発見!→読む→エカテリーナ発見→読む→ループだった
多分少女まんが板とかなら
ベルばらなんかのスレで全部他作品も語られてると思うよ
私も30代後半。
オル窓は第3部からリアル。
逆にベルは完結してから単行本で一っ気読み。
何故かベルにはハマれなかった。ある意味悲劇。
>>787さん
重たくて寝ながら読めない4冊なら愛蔵版だとオモ
最近だとセブン限定で13冊
1〜2年前?セブン含むコンビニで8冊
…だったとオモ
>>791 じゃあその愛憎版ってのかなぁ?4巻だったか5巻だった印象がある。
正直スレタイ見て思わずカキコしただけで、キャラ名とか殆ど覚えてない状態だけど、
メインの男装女とピアニストの男の話が1巻で、2巻の途中までピアニストの男の話になって、
残りが全部メインヒロインの話だった希ガス。
自分20代前半ですが、幼心にやたら悲劇的な話だなぁと思ったのを覚えてます。
あ、後ヒロインがピアニストとキスしてるトコを目撃してしまった同級生の唇を口封じに先輩が奪ってしまったシーンが衝撃的でしたw
>>787 コンビニで売ってる、廉価版単行本のことジャマイカ?>コンビニbook
安いし厚いしで一種の「お徳用単行本」ですな。
雑誌扱いなので、基本的に店頭在庫のみの売り捨てかと。
>>789 30代前半だが、似たような感じでござる。
ベルばらは小学生の時にアニメから入って、原作を級友から借りる。
オル窓も高校生の時に級友が全巻持ってて、貸してもらった。
んで、その後エカテリーナを発見して読む。という感じ。
「聖なるイコンをその身に受けよ!」
とかいわれて生臭坊主、怪僧ラスプーチンに陵辱されるユリきぼん
実在の人物なのでおそれおおいか
796 :
おもいつき:2005/08/19(金) 01:44:02 ID:mh6/7/Ea
伸ばし放題にのばされたヒゲに覆われた口元から聞き取れない呪文が流れる。
怪しげな呪文に甘いこの香り・・・意識がぼんやりとしてくる。
そうだ。このあいだ、レオニードの屋敷から無理矢理連れて来られた時もそうだった・・・。
「おまえが・・・このワシをだましたのか。アーレンスマイヤーの私生児よ」
私生児・・ユリウスが一番嫌いな自分への呼称のひとつだ。だがいまはなんと呼ばれても
反抗できなかった。頭がくらくらする。
(なぜ、また・・・この男の、ところへ・・・?)
未来の皇帝を呪われた病から唯一救うことができる人物。祈りと不思議な薬で血を止める事が
できる人物。皇后の絶大なる信頼を得た人物。
酷寒のシベリアの地からあらわれ、いまやロシアの宮廷で権力を振るうラスプーチンの問いに
ユリウスは返事ができなかった。
体はだるく力がまったく入らない。目の焦点が定まらない。
この部屋にたちこめた香で、目が回り足元はおぼつかなくなった。
「そうれ」
ゆっくりとラスプーチンは歩み寄りユリウスを突き倒す。
その手はブラウスの襟元をつかみ、そのままひきちぎる。
「あっ・・・」
ユリウスの発した小さな悲鳴は、ブラウスの引き裂かれる音でかき消された。
ユリウスはふらふらとベッドに背中から倒れこんでしまった。
豪華な刺繍のほどこされた天蓋が目に飛び込んでくる。
その視界をラスプーチンの巨体がさえぎった。
ユリウスにのしかかると、慣れた手つきで服をぬがせにかかった。
「・・・しかし、このわしがひと目で気がつかぬとは・・・信じられんことが起こったものじゃ」
797 :
おもいつき:2005/08/19(金) 01:46:31 ID:mh6/7/Ea
上のレスからおもいつき
ネ甲 光 臨 ! !
>796さん 続き待ってまつ。
799 :
おもいつき:2005/08/21(日) 00:55:23 ID:+8TYtaSb
「・・さわるなっ・・!」
ユリウスは必死でラスプーチンの腕に取りすがった。だが力が入らない。
「ええいっ!男物など身に着けおって、面倒がかかるのおっ!」
文句を言いながらラスプーチンは、ユリウスの抵抗をものともせず、すべての
着衣を剥ぎ取っていく。
「やめろっ!やめろおおお!」
自分の肌を目にした奴はみなろくでなしばかりだ!
男であると偽り、跡継ぎとして入ったアーレンスマイヤー家。自分の体を診察するのは
秘密を知っているヤーンだけだった。母を脅し、母の体を狙い続けたげすな男ヤーン。
ユリウスがえん髄をひと突きにして息の根をとめてやったヤーン。
負傷をして意識がないあいだ望みもしないのに医師がこの体に触れる。
殺人現場から逃げようとして撃たれ、治療を受けた。
この白い大地ロシアにも到着したとたん暴動に巻き込まれて被弾。
こともあろうに助けてくれたのはユリウスが愛し捜し求めているクラウスを追う立場の人間。
レオニードは皇帝の姪を妻に持つ冷徹な軍人だった。
いまなかば監禁、監視されながら彼の屋敷で暮らしている。
(なぜ今回も・・・こうもたやすく・・・まさか!わざとここへ!)
ユリウスの頭に浮かんだ疑念は、現実によって思考のかなたへ消えた。
必死の抵抗もむなしく、生まれたままの姿になって組み伏せられてしまった。
「このあいだは、わしに恥をかかせおって・・おおっ!しかし・・これはっ!」
ラスプーチンは感嘆の声を上げた。
「ほおおっ、このからだに気がつかぬとは・・!」
開かれた両の眼が血走っている。
「男などと偽りおって!このからだに・・たっぷりこのまえのお返しをさせてもらおうぞ」
ラスプーチンは巨体をゆすり、すばやく衣服を脱ぎ去り素っ裸になる。
「ああっ!」
801 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 11:43:40 ID:4FCq+5pI
GJ! 続きお願いします!
うおおお!性豪プーちんの登場だ。ありがトン!
803 :
おもいつき:2005/08/25(木) 23:35:06 ID:0asoB5PM
ユリウスの発した叫びは、ラスプーチンの豪快な笑い声にかき消された。
「ふはははははは!か弱いものじゃ!」
ラスプーチンの太い腕が、ユリウスの足首をそれぞれつかむ。
すでに力が抜けて抵抗できないユリウスの両脚を左右に押し開く。
「ぐわあっははははは!ワシの前で隠すな!誰でも欲望を持っておる・・ほおぉお
金髪はいいのお。偉大なママも金髪じゃ!おまえとおなじドイツ人じゃ!いまは改宗し
ロシアの母となったママもな!」
ママ・・この聖人は大胆にも皇帝をパパ、そして后妃をママと呼んでいた。
未婚であろうと、既婚者であろうと、神に仕える修道女であろうと、相手が女性なら
みだらな肉体の快楽にふけったという。
ユリウスの出生の秘密も、アーレンスマイヤー家の秘密もいまのラスプーチンには関係がなかった。
「・・そのような名前は存じません・・女性だからです」
ユリウスが女性だと言い切ったあの日から、ラスプーチンの煮えたぎるように熱い
征服欲が沸き起こっていた。
「・・・なにもいわずともよい。わしにはわかる。なにごとも素直に感じればよい。
いずれは純潔を失うものじゃ。ひひひ・・」
たやすく秘密の女性自身をむき出しにされたうえでの卑わいな言葉。
ユリウスは唇をかんだ。
ラスプーチンはつかんでいた足首をはなしユリウスにのしかかる。
自由になった片手が、股間にのびる。指が裂け目に入り込んだ。
「きゃあっ・・・!」
侵入した異物は、強引に下の唇の合わせ目をめくり上げる。激痛にユリウスは
叫び、身をよじる。
「どれどれ・・おうおう!これは・・柔らかいのう・・」
続きマダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン
805 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 03:42:43 ID:cppqNZEV
ほしゅ!
806 :
おもいつき:2005/10/05(水) 00:38:30 ID:I1u7Fu90
「なんどもいわせるでない、痛みも快楽も素直に感じるのじゃ・・違うようで
同じものよ・・感じ方でどうとでもかわる・・この世に男と女があるかぎり、
人間が罪深い生き物であるかぎり・・・肉体を求め、交わる・・・」
ラスプーチンは己の言葉に酔っているかのようだった。
うまくろれつがまわらない下種な言葉を吐き出しながら、ユリウスの体を押し開く。
ユリウスにのしかかり相手が女性ならばすぐに膨れ上がってしまう分身の先端を、
ユリウスの股間の中心に押し当てる。
柔らかい肉の合わせ目が、邪悪な肉の塔で無理やり押し広げられた。
「・・・くうっ・・!」
体の中心に熱い異物が入り込む。ろくな愛撫もされずに乾いたユリウスの肉の内壁は
凶悪な侵入物をなかなか受け入れられなかった。
「ぐあああああああ!」
激痛にユリウスが叫ぶ。痛みと悔しさで涙が浮かんだ。
「ぐはははは!痛いのか!ワシは飛び上がるような快感じゃ!神に感謝するぞおおお」
長い髪を振り乱して、ラスプーチンが身体を揺する。
ユリウスの肉の抵抗を楽しみながら、腰を揺さぶって己の分身をさらに突き入れる。
「うおう・・・!締まっておるのう!このきつさは・・・男を知らんな!がははは!」
807 :
おもいつき:2005/10/05(水) 00:55:15 ID:I1u7Fu90
「うわあああ!・・うわあっ・・うわああああ!」
身体を内側から裂かれるような激痛だった。突かれるたびにユリウスのからだがずり上がる。
・・・男にもてあそばれるために女に生まれたわけではない。できることなら男に生まれたかった!
かあさんのためにも男に生まれたかった。女に生まれたばっかりにかあさんとおなじめに
あっている!
涙がこぼれて止まらなかった。
「ふんっ!うおう!ふうんっ!むうっ・・・」
ラスプーチンが獣のようなうなり声を上げて何度も突いてくる。同じリズムでつながった
ユリウスの身体が揺れる。
「そうじゃ、そう・・すべりがよくなってきたぞお・・」
ラスプーチンのいうとおりだった。粘度の高い液体がにじみ出てきたのがユリウス自身にもわかった。
水がはじけるような音がたつ。
・・・望みもしない男にからだを奪われたのになぜ・・・突かれる痛みに絶えながら、ユリウスはズチャズチャ
と立つ異音に耳を傾けていた。
808 :
おもいつき:2005/10/16(日) 01:17:48 ID:FlqJ7pPn
「うおっ・・ふおう!ううむ、お前さんはなかなかの名器のようじゃ・・・
よく締まっておる!ざらついておる壁面が・・うおう、広いのお!ぐははは」
下品なうなり声を上げるたびにラスプーチンの腰の動きを変化させていた。
ただ前後の反復を繰り返すだけではない。緩急をつけてすきに腰を動かしている。
弧も描く。大きな手のひらは、遊ばせておくはずもなく、力の抜けて反抗できない
ユリウスのふたつの乳房をもみしだいた。
「ぐうっ・・くうううーっ、ううっ、うう・・」
苦痛をあたられるたびに、真一文字に引き絞ったつもりの唇から声がこぼれる。
「感じるのじゃ・・素直に感じるのじゃ、男と交わるのは楽しいみじゃろ・・ひひ
おお、おおそうじゃ。ワシを受け入れた礼にいいことを教えてやろう。ぐはあっ・・
なぜお前は、やすやすとここに連れて来られたと思う・・・」
強引な愛撫の手も止めず、腰を動かしたままラスプーチンはにやりとした。
「お前をワシに差し出したんだよ、あの男は!美しい細君とかわいい妹の身代わりに」
ユリウスの瞳が見開かれる!
・・・やっぱり「彼」か!
ユリウスが恋焦れ、捜し求めているクラウスを追い回す冷血漢!
思想と立場が違うだけで、根はいい人間なのかもと考えたことはある。
規律正しい軍人だった。身内を大事な人たちを守るためには手段を選ばない!
「がはははははは!馬鹿な男よ!女はすべてワシを求めるというのに・・だが
差し出されたお前の体の味は想像を絶するほど美味じゃ・・これからも楽しもうぞ!」
ユリウスが叫んだ。だが力の限りを尽くした悲鳴も小さなものだった。
左右に振る頭にも勢いがない。
ラスプーチンの巨体をはらいのけることもかなわず、つながったままだ。
「・・・いやだっ!いやだっ!たすけて・・・・きてくれようおおっ!」
809 :
おもいつき:2005/10/16(日) 01:36:27 ID:FlqJ7pPn
クラウス!ユリウスはその名を叫びたかった。
しかしここは彼の祖国だ。祖国の将来を憂い本名を隠して、レーゲンスブルクに
滞在していた彼。ひとり涙を流していた彼・・・。
「・・ア、アレク・・セィ・・・ぐうっ!」
「なあにおう!かわいいアリューシカ!我らがお世継ぎ、ワシしかあの子に安らぎを与えることはできぬ!
未来のツァーリに救いを求めるとはああああっ!なんという大それた女じゃ」
ラスプーチンは誤解した。皇太子の名もまたアレクセイだ。
「ママはどれほど男の子を欲しがっていたかわかるか!四人の皇女に恵まれながらそれでもなお
・・実家のヘッセン家に女をとおして男子にのみ伝わる忌まわしい病気を持ちながらも!あの子
はこの世で一番広い帝国の支配者となる・・」
ちがう!アレクセイはそんな世界を望んじゃいない!小さな抗議の声を聞き取りながら
ラスプーチンの目が見開かれた。
「大それた異教徒の女め、いま性根をかえてくれようぞ!うおおおおおおおお」
たけり狂ったようなうなり声を上げ、ラスプーチンが腰を速く突き動かした。
「ああああっ!あっ!あっ!あっ!」
810 :
おもいつき:2005/10/16(日) 02:01:46 ID:FlqJ7pPn
肉を裂かれるような凄まじい激痛に、ユリウスは声を上げるしかなかった。
このままからだがバラバラになってしまって死んでしまえばいい・・・
化け物に体を奪われた・・・もう会えない・・・会いたくても会えない。
「うおおおおおおおおおおおおおおお」
化け物が熱い液体をユリウスの体内に放った。
勝どきの雄叫びを上げついに彼は達した。
「ぐふうっなかなかによかった・・・おうおう、やはりはじめてじゃったか。
混ざっていい色になっておる・・・くくく・・・これからはな、たあんまりワシが
仕込んでやる」
勢いを失った男根をゆっくりと自ら抜き取った。異臭が鼻を突く。ユリウスの
白い内股にラスプーチンの白濁した精液が伝い落ちる。
死ななかった・・・あんなに痛かったのに・・・
まだ体の内側がずんずんとうずいている。
死ななかったなら・・・わすれたい・・・。悪夢はすべてわすれたい・・・。
ユリウスはうつろな瞳で中空をぼんやりと眺めていた。
彼女は無意識のうちに記憶の扉に鍵をかけようとしていた。 終
811 :
おもいつき:2005/10/16(日) 02:03:45 ID:FlqJ7pPn
投下完了しました。
ご馳走さまでした〜!!
乙でした。
レオもクラウスも手玉に取るユリとかいいかも
(*´д`*)ハァ〜ン GJ! GJ!!
出来うるならレオもヨロノシ
おおお!リクにこたえてくれて感謝です!
誰かマリア・バルバラねえさまを・・・
ほす
いよいよ堕ちるか
819 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 05:26:04 ID:q/jAgidB
どうでもいいけど「ダーヴィト」って言いにくいんだよ!!
住民の好みにはあわんだろうが
マリア幼女時代に虐待されるとか
ヴィクリヒセンセに
>>822 いや、ぜんぜんイケルよ。
書いてくれ。
824 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 14:11:22 ID:AlovOvlT
神様、帰ってきてっ(>_<)。
だれか、レオ×アデ、たのむ。
>>825 おおぅ、正統派でつね。
アデールは葵上ばりのツンデレですな。
アデールって誰?
>>827 レオニードの奥さん。
離婚した途端、愛に気付いたり…。
829 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 20:26:30 ID:mOTsiwC/
レオ×アデ婚約時代短編でエロなし。嫌いな人はスルーでお願いします。
アデ母「ご機嫌いかが、侯爵?」
レオ「これは大公女さま。数ならぬこの身へのお声がけ名誉に存じます」
相変わらずカタイ侯爵にふっと笑うアデール母は娘を顧みて
アデ母「候のような方に手綱を取ってもらった方が母は安心よ」
アデ、カッとしてプイと向こうへ行きかけるが、扇を落す。レオ、それを拾ってアデ母に渡すが
アデ母「ホホホ、本当に真面目でいらっしゃる。このロシア宮廷であなたのような方はもはや珍種よ、候
娘がお気にいりの扇を落すなんて滅多にないことなのに」
レオ、アデ母の言わんとすることを察するが表情も変えずに回れ右をして座を外そうとするが、
母とレオの様子を注視していたアデールが戻ってくるが、候が無表情なので彼女も高圧的な態度のままでいる。
そこへ音楽が始まり、候、儀礼的にアデールにダンスの申し込みをする。
アデ「痛いわ!腰をそんなに強く抱かないで」
レオ「しかし姫、あなたの腰を抱かないとダンスはできない」
アデ「コンスタンチンはダンスがずっと上手くてよ」
レオ「結婚式まで間があります、姫。今のうちにダンスの名手と楽しまれるがよい」
そう言うと、控えているロスに合図。音楽はいつの間にか群舞になり、
フロアに次々と人が出てきて、大勢の貴族たちと踊るアデールを尻目に
侯爵はゆっくりとアデール母の元へ足を運ぶ。
アデ母「あなたの怒らせるようなことを言ったのね。しようのない娘。
でもね、候。わたくしあなたが怒ってくださってうれしいのよ。無関心ではないってことですもの。
来月あなたはあの娘の夫になる、けれどまずあの娘の友人になってやってくださらないこと」
候困惑しつつ「お約束できるといいのですが・・・」
アデ母「まあ、またあなたを困らせてしまいましたわね。そうだわ、侯爵、オペラ座の新しいプリマをご存知?」
候「ああ、あのイゾルデが評判の」
アデ母「そう、その娘よ。わたくしがパトロンをしてますの。とてもいい声のね。
オペラ座以外の場所で聞いてご覧にならないこと?わたくしの友人の〜伯夫人の屋敷の晩餐でお引き合わせするわ」
晩餐の席でアデ母の用意した据え膳であるそのオペラ歌手を食べる候と、覗いてしまったアデール。
母親の意図通り、取り巻き連中では物足りなくなって結婚式前に候から手をださせようと画策するようになる。
しかし、候は相変わらずカタイまま。青臭さが残るストイック男と驕慢姫君の新婚生活は出だしから波乱含み。
830 :
sage:
レオアデ、面白かったです!是非続きも書いてください!
ついでに保守☆。