1 :
名無しさん@ピンキー:
誰もがかつて妄想したであろう、王道中の王道!?
今こそ、ミンメイを襲え!
こんなくそすれわはぢめて(^^)
未沙も可にして下さい
一条夫人が若いパイロットに堕とされるのみたい
4 :
名無しさん@ピンキー:03/06/26 12:03 ID:ItmkjGa0
スレも流れるヨカーソ
あぼーん
あぼーん
欲望を満たしたい…。Hが大好きって言うアイドルや人妻艦長ネタの多いスレです♪
検索してみたら、公開されてるミンメイ陵辱小説皆無でした
ミンメイとカイフン(だったけ?)のエッチ小説読みたいなあ。
書くとしたら
1 犯されまくって、性奴隷として快楽に落ちていく話
2 鬼畜拷問にかけられ、泣き叫ばさながら発狂させる話
ミンメイ・未沙の二人のどちらで、どちらの話をやろうか…
11 :
名無しさん@ピンキー:03/06/26 20:05 ID:onLFV7NF
>>10 私は非常に強欲な男です、どちらといわず二人共書いてください。
でもどちらを先にと言われればミンメイで2番を希望します。
>>10 ミンメイで1番が良い。痛すぎるのより、犯されながらも感じてほしいので
やはり王道として、1番でしょうね
・ある日、数人の謎の男に襲われるミンメイ。
・必死に逃げるが遂に捕らえられ、犯される。
・犯されながらも絶頂に達するミンメイ。
無茶苦茶ベタですが、ベタの方が盛り上がるでしょう
ミンメイのフェラ
Dat落ち阻止に、替え歌でも一つ。
膜ある穴を 貫いて
子宮を打った イチモツは
アレが幼い ミンメイに
目覚めてくれと 放たれた
膜Lost 膜Lost
雄々しく勃った若者は
愛する人を 犯しつつ
暴れる乳を ただ揉みしだく
WILL YOU LOVE ME TOMORROW
服を切り裂き 飛びつく先は
エロく輝く白い尻
膜Lost 膜Lost 膜Lost
……スレ汚しスマソ。
弱みを握られて犯されるの読みたい
客をとらされたりするも良し
17 :
名無しさん@ピンキー:03/06/27 12:59 ID:69+hvO4D
どっかにエロいミンメイの絵はありませぬか
ヤフオクでもないなー
19 :
10:03/06/27 21:56 ID:8UrRDv9+
カッ、カッ、カッ…!!夜の静寂を切り裂くようにハイヒールの音が響く。
「ハァ、ハァ……」ミンメイは、後ろを振り返りつつ走る。
数十分前…その日のコンサートを終えて、控え室で休んでいると
突然、数人の男が乱入してきた…抵抗するミンメイをその場から連れ出し
外に止められていた車に押し込もうとした…ミンメイは男達の隙を見て逃げ出し、今にいたる。
「…あっ!!」ドサァァッッ……逃げるミンメイは、躓きその張り転ぶ。
「イタタ……」膝は擦り剥け、血が滲む。片方のヒールが脱げ、それを拾おうとした時…
男達の声が近づいてくる。ミンメイはそれに気付き、細い路地に隠れる。
「クソッ!!逃げ足の速い奴だ!どこに逃げやがった!!」一人の男が、拾い上げたヒールを叩きつける。
また別の男が「そう遠くには、行っていないハズだ。探すぞ!!」男達は駆け出す。
ミンメイは、ゴミ箱の脇に隠れガタガタ震えていた……。
「…怖いよ…捕まったら私…」その場を離れようと、立ち上がった時…ガシャァァンッッ!!
ゴミ箱が大きな音をたてて倒れる。
「こっちだ!追え!!」男達が引き返してくる。ミンメイは細い路地の奥へと走る…。
「捕まえた奴が、最初に犯せるだからな!!」男達が叫びながらミンメイを追う。
ミンメイは細い路地を抜け、大通りに出る…
「ハァ、ハァ、ハァ…あっ!!」一台のタクシーを見つける。
ミンメイはタクシーに走りより、ウインドを叩く。ウインドが開き「乗りますか?」運転手が尋ねる。
ミンメイは何度も頷き、タクシーに乗り込む。
「どちらまで行きますか?」運転手の問いに「ハァ、ハァ…どこでも良いです。とにかくこの場を離れたいの!!」
運転手は振り返り、「分かりました…では、快楽の花園へお連れします…」
運転手は手にした布を、ミンメイの口元に押しつける。
「うぶっ…うぅん…!!」しばらくミンメイは、抵抗するが眠りにつく……
「…狩りは終了した…繰り返す…狩りは終了した…」運転手は不気味な笑みを浮かべる……。
20 :
10:03/06/27 22:46 ID:8UrRDv9+
薄暗い部屋の中…腕を後ろで縛られ、M字に両足を広げられた
ミンメイが天井から吊るされていた…。
「…うぅぅ…!!」ミンメイは目を覚まして辺りを見渡す。
「…お気づきですか?」先程の運転手が、ミンメイに声をかける。
「ちょっと…ここは何処なの?この縄を解いて!お家に帰して!!」ミンメイは叫ぶ…。
「…それは出来ません…貴女はここで、真の快楽を手に入れるのですから…」
男はそう言いながら、ミンメイの喉に注射器を打ち込む。
「ひぃ…いったい…何を…」ミンメイは、震えながら尋ねる。
「真の快楽を手にする為の、チケットだと思って貰って結構です……」
男はそう言いながら……ビリビリビリッッッッ!!!ミンメイの服を両手で切り裂く。
「きゃゃぁぁぁ!!!いやぁぁぁ!!!」ミンメイは叫ぶ……。
ミンメイの白くて形の良い胸があらわになる……。
男は左腕でミンメイの胸を鷲掴みして揉み上げ、左腕の指先でもう片方の胸の乳首を捻る。
「や…やだ…あぁ…ッ…はぁッ…」ミンメイの口から、生暖かい吐息かこぼれる…。
「こっちはどうかな?」男は、ミンメイのミニスカートを捲り上げ…下着の上から性器をなぞる。
「あっ…は…ぁ…ひぁっ…」ミンメイは腰をガクガク震わす……。
「…どれどれ…拝ましてもらうとするか…」男はミンメイの下着にハサミを入れる……。
あらわになった性器からは、愛液が零れ出していた……。
「お願い…見ないで…恥ずかしい……」ミンメイは赤くなって俯く。
「どれどれ…これはどうかな?」男はミンメイのクリを引っ張る…。
「あ…ひ…ひぃ…ひっぱらないで……」ミンメイの言葉を無視して、更に男は引っ張る。
「ひっ…あ…ひぃ…!引っ張っちゃイヤ…あぁんっ…あはぁ……」
全身をビクン、ビクンと痙攣させながら、性器から愛液を垂らすミンメイ……
21 :
名無しさん@ピンキー:03/06/28 01:06 ID:MA0IQ7pf
例えば、TV版で 戦争が一段落したあと、ドサ回りしてる途中で
カイフンが生活苦(ギャンブルの借金とか?)でミンメイを売り飛ばしてしまうとか
オペレータ娘のレズもいいなぁ・・・
たぶん私が同人誌という存在をしらなかった
リアル消防当時の同人誌にありそうなネタですね
あぼーん
あぼーん
>10
今後の展開に期待してます。
頑張って下さいね。
未沙もお願いします
隊長!おかちの画像掲示板で2枚ハケンしました
おおーマクロスエロスレだー(感激
気が向いたら書いてもいいですか?>未沙モノ
28 :
名無しさん@ピンキー:03/06/29 14:46 ID:uKqSs1Wy
どんどん書いてください
あぼーん
あぼーん
31 :
27:03/07/01 23:22 ID:7uX8r26u
ミンメイでも人妻艦長設定でも陵辱でもないので正直すまんのだが…
職人さん待ちの繋ぎにどぞ。
32 :
帰還:03/07/01 23:23 ID:7uX8r26u
ゼントラーディー基幹艦隊との決戦において綱渡りの戦闘を強いられたマクロスは、ミンメイアタックに基づく作戦により辛くも勝利を手中とした。
異星人との衝突から始まったこの戦闘が今後より日常的な抗争に変化していくことなどまだ一般市民の誰もがはっきりとは予測していない。
軍による情報統制のせいもあるが、誰もがこの勝利が人類の歴史にどう寄与するかなどという迂遠な思考を巡らすよりも、恐るべき『今日』を生き抜いた安堵と日常への被害に対する虚脱に胸を詰まらせていた。
グローバル准将以下地球統合軍生き残りの軍人達は、艦内のその異様で非日常的な高揚感に包まれつつも、虚脱や不安に考えをめぐらす贅沢を許されぬまま戦後処理に忙殺されはじめた。
一条輝はヘルメットを小脇に抱え、重い足取りでバルキリー格納庫からメインブリッジへ至る複雑なルートを辿っていた。
全身の筋肉が、絶え間無く長時間に渡った強烈な負荷の影響で鈍く痛む。
緊張は別にしても、いつもより酷使したという感じはしなかったが…とそこまで考えて輝はふと立ち止まった。
(そういえば新顔ばかりで飛ぶのは久しぶりだったな)
彼はいまさらながらに思い至り、目を閉じて旧知の死者たちに短い黙祷を捧げようとした。
だが直後、うっかり目を閉じたばかりに頭がすうっと後ろにひかれるような疲労を覚え、慌てて目を開ける。
立ち止まっているとまずいような気がして再び歩き始める。
33 :
帰還:03/07/01 23:24 ID:7uX8r26u
パイロットスーツを着込んだままでうろうろしていても普段からマクロス艦内では特に目立たない。
だが今日ばかりはありとあらゆる階級の制服を着込んだ人間が、ある者は怪我をしたまま、またある者はなにやら書類や物資を抱え慌しく走り回っていて、輝は彼等の邪魔にならないようたびたびヘルメットを抱えなおさねばならなかった。
内部システムの損傷も大きいのだろう、この混乱ぶりを見てとって輝は心中にわずかな汗を感じる。
あとわずか戦闘終了が遅れていたなら…。
(やっぱり今は無理か)
軍専用エレベーターホールの上部にあるスリット窓から高みにあるメインブリッジを見上げ、輝はそれ以上進むことを諦めた。
待機所から艦内の各場所に次々出動していく不発弾処理班だの消火隊だのの横を擦りぬけて進むこともためらわれたし、なによりも人影が動き回るブリッジ全体が殺気だっているように思えたからだ。
航空主任管制官の彼女はきっと正確な被害の把握と報告に、そして歌姫の彼女はこれから行われるはずの正式な停戦条件交渉への参加と打ち合わせにむけて慌しいはずだった。
(戦闘以外で暇なのは俺だけかね…)
輝は口元に間の悪そうな微笑を浮かべ、ヘルメットの重みのまま腕を垂らした。
一番会っておきたい人間に会えない状況は、だが今の彼に必要だったのだ。
ホールの壁にもたれていた輝はやがてずるずると尻を落とした。
抑えきれない欠伸も半ばに目を閉じる。
猛烈な倦怠感に身をゆだねる暇もなく走りまわる誰かの足に踏まれるまでのつかの間、彼は熟睡に落ちていった。
34 :
帰還:03/07/01 23:24 ID:7uX8r26u
*******
ふと、電子機器特有の稼動臭を感じた。
断続的にキーを叩く小さな音、自分以外の誰かの気配、だがさきほどまでの人いきれと混雑の気配は絶えて、無い。
目を開くとそこは無機質な狭い部屋で、彼はいすを並べた上に不自然な格好で横たえられているところだった。身じろぎをして上半身を起こしたが、体のどこにも筋肉痛がないところをみると眠っていたのはそう長い間ではないようである。
「あら、おはよう」
かけられた声に目をやれば、モニターが並ぶ壁際のコンソールの前に早瀬未沙が座ってこちらを見ているところだった。
「ここ、どこ?」
輝は尋ねたが、
「ちょっと待ってて」
彼女はキーを押して窓を閉じ、待機状態に戻した。
立ちあがって、輝のそばに歩いてくる。
暖かい瞳で、パイロットスーツのままの彼を見下ろした。
「通信を持って戻っきてた第二補助ブリッジのオペレーターがね、前後不覚で眠ってたあなたの脚に躓いて」
ちょっと目をそらして笑った。
「教えにきてくれたの。メインブリッジまで、わざわざ」
「君に?なんで…」
その続きは口のなかで消えていった。
考えるまでもなく、きっと俺達は有名人なんだなと輝は悟ったのだ。
二人っきりで長期間漂流し、救助された男女なのである。どんな尾ひれがついていても不思議ではない。
35 :
帰還:03/07/01 23:26 ID:7uX8r26u
「事実だしな」
呟くと未沙が俯いてふくれた。
「余計なお世話よね。もう」
「……」
輝はいすから床におりたつと、首をこきこきと廻した。
「そういう事はだから思っても言っちゃだめだって」
「なんで?」
未沙は恥かしいのか、挑戦的な目で輝をみつめた。
「余計噂になるよ」
「…かしら」
「噂になりたい?」
ちょっとからかいたくなって輝が問うと、案の定未沙は怒った。
「バカね」
「……ぷっ」
吹き出すと、未沙は頬を赤くした。
「なによ、もう。ほんと、子供っぽいんだから」
未沙の拳を避けながら、輝は必死でまじめな顔を作る。
「わかりましたよ。いい子にしてますよ」
「そう。じゃあいいけど」
未沙は拍子ぬけするほどあっさりと、ふりあげた手をおろした。
このへんの単純さに彼女は自分で気付いているのだろうかと時々輝は思う。
「……よく無事に戻ってきたわね」
「まあね」
36 :
帰還:03/07/01 23:26 ID:7uX8r26u
なにがまあね、なのかはわからないが輝は苦笑して答えた。
正確には、なんといえばいいのか、まだあの激烈な戦闘の整理が心の中でついていないのである。
「お疲れ様。ゆっくり休むといいわ…いくら軍人でも、たまにはご褒美だって必要よ」
未沙が暖かい目を輝にむけながら、小さく呟いた。
ふと、物足りない想いが輝の胸に湧く。
あまりにも激しい体験を潜り抜けた挙句に勝ち得たものならば、心のままに確かめてもいいのではないか。生きているというのはそういう事だと、今は思う。
我侭かもしれない、だが今だけなら許されるのではないか。
「…そうだな」
輝は人が悪げな笑みを浮かべた。
「君からのご褒美も欲しいな」
「なに?」
未沙が首を傾げるように、彼の顔を覗きこむ。
輝は彼女の瞳に視線を返した。
「抱いてもいい?」
37 :
27:03/07/01 23:27 ID:7uX8r26u
今日はここまで。おやすみー
明日も頑張ってください
39 :
名無しさん@ピンキー:03/07/03 14:42 ID:NcKEqEcY
今日も期待してまっせー
おいおい職人待ちのときは
ageるのよせよぅ
あぼーん
あぼーん
43 :
帰還:03/07/03 19:43 ID:8wRpiRD5
未沙の腕を掴むと、彼女は一瞬肩を竦めた。
その反射的な仕草を打ち消すかのように、輝は無言のまま彼女を抱きしめた。
「一条くん…」
未沙の声がくぐもって胸のあたりに温もりを伝え、輝は彼女の背に廻した指を肌まで届けとばかりにくいこませた。
軍服に包まれてはいるもののしなやかな体は柔らかくて華奢で、なかなか気持ち良かった。
「あ…」
未沙は小さく身を震わせた。長い髪から覗いている耳の付け根まで真っ赤になっている。
「あの、…まさか…」
「みんな忙しいんだ。誰も来やしないよ」
輝は本気でここで今彼女を抱こうと思っていたわけではなかった。
彼女をしっかりと抱きしめたかっただけだった。衝動のままに、強く強く。
だが、彼女の現実の暖もりや肉付き、声や吐息に近付いたために、衝動が決心に変化するまでにさして時間はかからなかった。
ここに到着するまでに実感した艦内の混乱ぶりも、誰も来ないという確信を輝に囁く。
「誰も…?」
彼女の不安げな顔を見下ろしながら、輝は頭の片隅ですばやく確認した。
入り口以外に侵入手段はなし。照明さえオフにすれば、艦長許可が必要な別系統のものは別として、通常の防犯カメラもつかえない。
未沙を抱きしめたまま輝は囁いた。
「ブレーカーはどこ」
「え…」
未沙は視線を横に流した。
44 :
帰還:03/07/03 19:44 ID:8wRpiRD5
無骨なデザインのレバースイッチが天井近くの壁に設置されたパネルの中に設置されている。
輝は片手を伸ばしてそれに触れた。
瞬時にして部屋は薄闇に閉ざされ、未沙が驚いたのが腕の中の反応で判る。
「本気?」
輝は勘でその呟きを目指して顔を俯けた。
唇に触れるしっとりとやわらかな感触に、口元をわずかに吊り上げる。
「ん…」
短い喘ぎを洩らして未沙が体をよじった。
「輝…」
「…」
輝は体重差を利用して彼女をコンソール横の壁に押しつけた。
「未沙」
「……」
未沙はもがくように輝の抱擁を受けた。
「ちょ…ちょっと待って…」
「待てると思う?」
未沙が俯く気配が伝わった。
「だって…」
「だっては無し」
「あっ」
未沙の脇をすくうようにして壁に抑えつけたまま、輝は再び唇を探り当てて吸った。
「…ん……」
「…は…ぁ…」
顔を離すと、暗闇になれた目に、非常灯と待機パネルの発光でおぼろに浮き上がった未沙の顔が羞らうように横に背けられるのが見えた。
「……嫌?」
「あと…じゃだめ?」
「…どれくらいあと?」
45 :
帰還:03/07/03 19:44 ID:8wRpiRD5
未沙の眉がかすかにひそめられた。根がまじめなのだ、本気で残された時間を計っている。
その困惑した表情から察するに、おそらく彼女の休憩時間はそう長くはないのだと輝は悟った。
たぶん、自分の様子を見守るためにローテーションの調整を無理したのかもしれない。
「……ごめんなさい、わからない」
思った通り、未沙は申し訳なさそうに呟いた。
つまり、今を逃せば当分抱く機会は巡ってこないという事だ。
「やっぱり今がいい」
輝は未沙の体をひょいと前のコンソールに持ち上げた。
「あっ!」
じたばたと形のいい脚を撥ね上げようとするのを捕まえて、ヒールを掴むと片方ずつ部屋の片隅に投げつけた。
「やだ、輝、ちょっと待…」
薄いストッキングを、破れたりしないよう苦労しながら降ろしていく。軍服の下が素足だと勤務に戻った彼女があとで困るから。
(肌がすべすべなんだからそんなもの要らないだろうに、こんな面倒なものつけてなくちゃいけないなんて女のひとは大変だな…)
作業を続けながら輝は頭の片隅で、冷静にくだらない事を考えていたりする。
暖かく滑らかな太腿を探り、それを早く腰に絡ませたくて動悸が早まるのを感じた。
膝丈長めのタイトスカートをめくり上げるように、輝は未沙のヒップに掌を滑らせた。
その指を阻むしんなりとした手触りを感じる。下着の薄い防波堤だ。
「あ…やだ…」
未沙が腰をくねらせてのがれようとしている。
輝は下着の上からヒップの丸みを握ってみた。引き締った肌の弾力が彼の指をはじきかえす。
「や…だぁ…!」
未沙のちょっと怒ったような声にも輝は恐れなかった。
46 :
帰還:03/07/03 19:46 ID:8wRpiRD5
はじめて体を重ねたあの遺跡の夜以来、彼は彼女を、もう数回は抱いている。
彼女がかなりの恥かしがりだという事も、そのくせ自分の要求には最終的には折れて応じてくれることもちゃんと知っていた。
彼女がたぶん一番軍人らしい彼女であるべき場所であるオペレーションルーム(常駐している艦橋のものでこそないが)での行為。
その背徳感に、決戦の緊張続きで張り詰めていた精神が異様なまでの興奮を覚えているのは自分だけではなく未沙もおそらくそうだろうと、察してもいた。
部屋が暗いから彼女の『この後』の表情をはっきり見ることができないのが残念だが。
「…あとどのくらい?」
その興奮に完全にのめり込む寸前に幸いにも、輝は確認しておかなければならない最後の質問を思い出すことができた。
スカートから手を引き抜き、未沙の体勢を立て直してやる。
「え…」
未沙は乱れかけた髪の毛を肩の後ろに振り払うと、輝を見つめた。
薄闇の中でもわかるその瞳の潤み加減に、早く続きに移りたくてたまらないが返事を待つまでは我慢だ。
「一緒にいられる時間」
「4時、まで」
「そう」
あと40分しかない。未沙の後ろの時計を確認した輝は有無を言わせず彼女の上衣の裾をたくし上げた。
「や、やだっ…てばっ…もう…!」
良い展開ですねえ。つづき楽しみにしています。
股間が偉いことに・・・ なかなか文章が丁寧ですね。
49 :
帰還:03/07/05 21:43 ID:qgmxwx9H
言葉は拒否だが響きは鼓膜が愛撫されているかのように甘かった。
「好きだよ」
なんのためらいもなく言えるのはこんな時だからだ。
張りのあるカップの内側に指を滑り込ませ、少しひんやりと感じる肉を握りしめた。
充実ぶりを確認するように指をひろげて掴むと、未沙は彼の肩にもたれかかってきた。
「痛い…輝」
人差し指が一番柔らかな乳頭にめりこんでいるからだろう。輝は爪先をずらした。
見えないけれど彼にはわかった。
今ブラの中ではゆっくりと桃色の勝ったサーモンピンクの先端が、圧迫から逃れて誇らしげにせりあがっているに違いない。
つくづく視覚が遮られているのが勿体無いので、輝は感触でせめてその情景を味わおうと両手を無理に上衣に突っ込んだ。
「だめ!…破けちゃう」
未沙が上体をのけぞらす。
追うように握りしめる。
見た目はほっそりしているが案外出るところは出ていると彼はいつもそう感じる。
ブラウスの内側でブラを縒ってずらせ、やわらかな双丘をリズミカルに捏ねた。
50 :
27:03/07/05 21:46 ID:qgmxwx9H
ご感想ありがとうございます
本業が忙しくなってきて当分続きが書けなくなりました。
また時間があきしだい書き込みさせていただきたいと思いますんで…
10さんのミンメイものの続きが気になるなあ…
51 :
10:03/07/06 01:02 ID:6o1iMbeO
スミマセン…色々忙しくて…絶対再開しますので…
あぼーん
>>51 10様嬉しいです、続きとても読みたかったので。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
59 :
名無しさん@ピンキー:03/07/13 23:02 ID:b1kXLc6J
ゼントラーディの男たちに回されるミンメイキボン
マクロス、未沙萌え〜(リア工時代、萌え萌えですた)
>>27 ご馳走様でした。再開キボン!!
>>10 うおー!ぜひ続きお願いします!
61 :
山崎 渉:03/07/15 11:07 ID:7GpObfWE
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
62 :
名無しさん@ピンキー:03/07/15 20:20 ID:8WRKf3h3
アゲ
63 :
名無しさん@ピンキー:03/07/19 02:41 ID:Ko2LG/hh
hoyu
あぼーん
あぼーん
66 :
名無しさん@ピンキー:03/07/23 23:24 ID:8XBcI8PZ
アゲ
あぼーん
あぼーん
部屋掃除してたら昔のエロ小説見つけたよ。
ミンメイ、未沙、未沙の3部作。
人のものだからどこかにヒソーリ公開するしかないのか。
公開してして
「さあ、ミンメイ。四つん這いになるのよ」
ジャミスは女王然として命令し、ミンメイはそれに従った。
「いいわ、そのままこっちへ来なさい」
ミンメイは四つん這いのまま、ジャミスの足元へ進んだ。白い裸体が揺れ
後ろから獣の目で松崎が見ていたが、ミンメイはすべてに構う事をやめていた。
「いい子ね。じゃあ、ここを舐めて」
ジャミスは腰を浮かしてそう言うと黒いビキニパンティをずらした。
髪と同じ金髪の縮れ毛に守られた女の亀裂が現れる。
ミンメイは一瞬躊躇した。他人の排泄器官を舐めろと言われて、できるものでは
ない。
「女王さまを喜ばせるのも奴隷の仕事よ」
奴隷という言葉にミンメイはビクっと震え、目を閉じ自分に言い聞かせた。
今は奴隷に、プライドも何も捨てて、奴隷にと。
ミンメイは目を開くと顔をジャミスの股間に近づけ舌を伸ばした。むっと
するような女の源泉の香りがする。
良い手が見つかるまで少し転載
72 :
名無しさん@ピンキー:03/07/26 08:49 ID:v/1xA4X4
イイー です。早く早く ア・ゲ・テ・ク・ダ・サ・イ
あぼーん
あぼーん
75 :
10:03/07/28 02:35 ID:K6v98xCx
「ひっ…あ…ひぃ…!引っ張っちゃイヤ…あぁんっ…あはぁ……」
全身をビクン、ビクンと痙攣させながら、性器から愛液を垂らし喘ぐミンメイ……
「いい具合に、濡れたきましたね…では、これを」
男はバイブを手にして笑みを浮かべる。
「いやぁ…それをどうする気なの?」怯えるミンメイ。
男はミンメイの性器のにバイブを捻じ込む。
「アッ…はっ…アウ…っ…あァン…!!」ミンメイは、体を捻らせながら悶える。
「ほら、これらどうかな?」男はバイブの出し入れを繰り返す。
ぢゅ、ぐちゅ…ぶぢゅ…いやらしい音を立てるミンメイの性器…。
「はぁ…っ…ひっ…ァア、あァ…いくっ…いっちゃう…くはぁあ゛ああ゛っ!」
ミンメイが頂点に達する瞬間、バイブを抜き取る男。
なぜ?そんな目で男を見つめるミンメイ…。暫らく間を置き、再びバイブの出し入れが始まる。
「はぁ…っ…あぁん…ぅう…っ…あぁあ゛あ!!」再びいきそうなるが…
「ここまでだ…」バイブを抜き去る男。ミンメイは震える声で
「どうして…どうして、いかせてくれないの?一想いにいかせて…」
そう言い終わると恥ずかしさのあまり俯く……。
76 :
10:03/07/28 02:59 ID:K6v98xCx
いく寸前でのお預け…それは、ミンメイにとって耐え切れない生き地獄…。
「いきたかったら、自分は淫乱なメス豚です。どうか、いかせてくださいと言ってみろ」
男は冷たく言い放つ。ミンメイは、暫らく考え込んだが
「お願い…します…私は…いん…淫乱…なメ…ス…メス…」震える声のミンメイ
「あぁん?聞こえないぞ!!大声で言え!!ほら!!」男が大声で怒鳴りつける。
「ひっ…!!怒鳴らないで…言いますから…私は淫乱な…グスゥン…
メス豚です…グズ…ッッ…どうかいかせて…下さい…」
ミンメイはプライドを捨て、涙を流しながら嘆願する…いかせてれと……
男はニヤリと笑みを浮かべミンメイを吊るしていた縄を解き
「いかせて欲しかった先ずは、奉仕しな…」男は肉棒を突き出す。
「…はい、ご主人サマ…ふ…う゛っ…」ミンメイは男の肉棒を口に咥えゆっくりと出し入れを始める。
「…ふぐっ…んぐ…ずちゅ…ぢゅぽ…ふ…う゛っ…ぐうう゛…」
ミンメイは口からいやらしい音をたてながら、出し入れを繰り返す。
「出し入ればかり繰り返してなくて、舌先で舐めてみろ」
男の言葉にうなずき、口から出した肉棒を指先で握り
「はむ…くちゅ…ぴちゅ…は…あ゛っ…ぬぶっ…くちゅ…」舌先で嘗め回す…
四つん這いになったミンメイの奉仕は続く…
77 :
10:03/07/28 03:03 ID:K6v98xCx
>>20の続きです。その内、ペースを上げていきます。
待ってました!
良い展開ですねー。続き楽しみにしています。
79 :
名無しさん@ピンキー:03/07/29 20:25 ID:HKa4fDyR
ほんとほんとその内なんて言わないで。早くお願いです!
80 :
名無しさん@ピンキー:03/07/29 20:47 ID:OYTmUWy1
あぼーん
82 :
帰還:03/08/01 00:46 ID:hc1R9tGc
乳房を捏ねながら彼女の口元に耳を寄せれば、荒く早まる吐息のなかに隠しきれずこぼれる甘さがあった。
その度合いは面白い程に彼の手のひらの動きに連動しているようだった。
「未沙…」
輝のふいに与える囁きに、少々乱暴な愛撫に埋没しかけている彼女の体がびくりと意志を取り戻す。
「…っはぁ……あ…?」
揺れながらあげられた瞳に非常灯のわずかな光がきらと反射した。その濡れように、そうさせたいと望んだ男の鼓動が早まった。
「…もっと顔をあげて」
顎をあげさせ、なめらかな頬に乱れかかる女の髪を己の鼻先でわける。顔を斜めに、開き加減の唇に吸い付いてみればそこはゆるやかに抵抗もなくほころんで彼の舌を受け入れた。
喘ぎ混じりの柔らかい軟体を弄ぶ。こちらの口腔内に吸い取るほどの力を加えると、鎖骨の両端にすがりついていた掌の温もりが震え、戦闘スーツの生地を摩擦しながら背中にゆっくりとまわされていった。
「…ふぁ…ん…」
はっ、としたようにその小さな爪が肩甲骨のあたりで一瞬きしみをあげる。
だが、輝が体を寄せあやすように揺さぶると安心したようにそのまま滑らかに背中をおおってとまった。
「……」
輝は片方の頬でかすかに笑った。
彼女は頭でっかちなのか慎み深い性質なのか、そもそも最初から鉄壁の羞恥心で全身を鎧っているような女性で、まだどこかで自分を失うことを恐れているのだ。
この行為の過程においては少々の理性など簡単に吹っ飛んでしまうものだという現実を彼女はここ数週間で学んでいるはずなのだが、それでもそれをあからさまに彼に把握されることにはまだまだ抵抗があるらしい。
もっともそれゆえにそんな彼女の体と心を解錠していくというどちらかというと陰微な愉しみもあるわけで、あと一時間も時間がない現状を輝はちらと恨めしく感じた。
83 :
帰還:03/08/01 00:47 ID:hc1R9tGc
とりあえず今の彼が感じているのは餓えである。
彼女の温もりと肉体の重みで現実を取り戻したい、ああ、生きている、と感じたい。それを逃避と呼ばれようと軟弱ととられようと輝はいっこうにかまわない。男と女がそれを共有できるとしたらこの行為が一番だと彼は経験上知っていた。
だから邪魔な上衣をの前をはだけ、下着をブラウスごとたくしあげて彼は薄闇のなかにほの白い果実を剥き出した。
未沙は背筋をそらしたが、ぼうと熱っぽい瞼を伏せて、それでも抵抗はやめたようだった。
解放された肌の匂いが輝の鼻孔に生温く膜をはる。これほど清潔そうな薄さを持つくせに、女の肌と言うのはなぜ奔放なまでに柔らかく、どこか脂を感じさせるのだろう。
彼女の顔は首筋にいたるまで、薄闇でも伺えるほど血の色をのぼらせていた。それだけの恥じらいを窺わせながらも彼女の胸乳は先端までがふるふると早すぎる鼓動を伝えて震え、包む男の掌に媚態を示し続けている。
正直すぎる反応を伝える雄弁な肢体をいいことに、未沙は無言のままだった。
輝も強いて口を開かせたいとも思わない。それは後でいい。
彼は掌を乳房からはなすと、かがみこむように背を曲げて腕ごと彼女の細い胴回りに巻いた。
タイトスカートはすでに規律の二文字がへそを曲げそうなほどしわだらけになっており、コンソールの端に腰掛けた彼女の両の脚は男のからだをゆるやかに挟んで空中に伸びている。
いい加減着衣が乱れているくせに軍服の全てが、ストッキングとヒールをのぞいてはかろうじて体にまつわりついたままだ。
細い肩に長い髪がなだれ落ち、そむけられた瞳と唇はうっすらと、濡れた露を含んでいる。
…なかなか…。
いや、正直にいって、『上官』のこの格好はかなりそそる、と輝は認めた。
陵辱をしているつもりはない。だが、嗜虐趣味をそれほど豊富に持ち合わせているわけでもない彼をしてなにやら妙な気分にさせる雰囲気を、今の彼女は漂わせている。
保守ということで…
おお、ミンメイがよつんばいに…!
10さんがんがって
あぼーん
あぼーん
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
視線を時計パネルに走らせるとすでに20分以上が経過していた。
やばい。心の動くままに彼女を弄びたいのはやまやまだが、とてもそんな余裕はない。
うっすらと汗を佩く首筋に唇を寄せ、彼は呟いた。
このあたりの肌も今頃、さぞや上気していることだろう。
「また後で、いろいろゆっくりしよう…な」
「え?」
間髪いれず未沙の声が不満を伝えて尻上がりに跳ね上がる。
「後…って、今は、どうするつも…」
あっ、と彼女は男の肩にしがみついた。
最後まで言わせず、太ももの下に指が潜り込んできたせいだ。
「なにを心配してるのさ?」
輝は彼女の体を引き寄せながらからかった。
体でじらせないのならせめて言葉に恥ずかしがる姿を見たくなったからでもある。
「へえ、やっぱり今ここでしてほしいんだ」
「あ…あなた、ねぇ…!」
華奢な体でも女の太ももはむっちりと指に量感をのせてくる。
「えっち」
「黙って…もう…」
あなたがはじめたんでしょう、と未沙はうつむき加減にぼそぼそと囁いた。
輝は下着と尻の隙間に掌を侵入させた。
果物の皮を剥く要領でラインにそっておろしていく。
ちょっとお尻を浮かせて…うん、いいよ。
いつもは素直に言いなりになることには抵抗があるらしい彼女も、今ばかりはおとなしい。
それもそのはず、彼が背後からはざまに指先を這わせると未沙は大きく喘いだ。
「ああっ!」
湿り気があるとか、濡れているといったささやかな表現では不足なくらい、すでにその花弁は濡れそぼリ咲き誇っていた。
確かめるようにかき回す彼の指先に、繊細にまとわりついてちゅぷちゅぷと音をたてる。
「うわ。とろとろだ」
「いやっ、言わないでったらっ!」
中指に続いてぬるりと人さし指を添えこむと、彼女は悶えて輝の胸にすがりついた。
「ああぁっ…」
彼女の重みを受け止めながら、その素直な乱れようにそそられた輝は、つい、とわずかに身をはなした。
「…あん…」
おそらく涙目にちかいくらいに瞳を潤ませているであろう彼女が敏感に反応する。
あいているほうの手でその腕を捕らえて引き寄せる。
スーツの胸元のファスナーに導くと、彼女は理解したように半裸の身を寄せてきた。
体が密着しているのでファスナーはもたもたと引っ掛かり、なかなかおりない。もどかしくてたまらなくて、彼は小さくうめいた。
だが、ファスナーをおろしきり、下着の上から彼自身に触れた彼女が発した一言にそのもどかしさも忘れそうになった。
「…して…あげよ、か…?」
きっとぽかんと口があいたかもしれない。
とっさに唇を引き結び、彼はこの薄闇と体勢で彼女に顔が見えてないだろうことに気付いて現状に感謝した。
「本当?」
「……」
未沙は頷いた。そればかりか、そっと男の体をおしやるとコンソールから床に滑り降りた。よろりと体を支えながら床にひざをつく。
思っていた以上に彼女が興奮しているらしい事実に彼は思い至る。
大戦闘の緊張からの開放感、不適切な場所、限られた時間、周囲の状況の全てがいつもの頑固な羞恥心を一時的に麻痺させているらしい。
今までにも1、2度彼女にこの種の行為をしてもらったことはある。
だがそれは輝のリクエストを拒みきれなかったという言い訳があるせいか彼女はとても消極的で、まさかこのように自分から申し出るとは…。
気付くと、男根に細い指が絡んで彼はわずかに息を飲んだ。
未沙は、繊細な部分を扱うにはいささか乱暴な手付きで勃起しているそれを引き出すと闇のなかにその気配を探るかのように間をおいた。
なにか言えば彼女の羞恥が蘇りそうで、輝は無言で次の手順を待つしかなかった。
あぼーん
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あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
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105 :
名無しさん@ピンキー:03/08/07 10:44 ID:hoZCo5Cc
スレタイ見て「おお、マクロスネタ!!」と思ったら廃れてるね。
需要がないのか?
とりあえず、無知なミリアを騙してハァハァするような小説をキボン
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
113 :
帰還:03/08/09 23:26 ID:UWrH5ewz
開いた唇の間に挟み込むようなキス、柔らかい粘膜が微妙に亀頭に絡みつく。
「…はぁ」
すでにそこは自身の分泌した液体で滴り落ちんばかりに濡れており、それだけに彼は敏感に反応した。
短くかすれた声が漏れる。
未沙がぬるぬると舐めとるように唇をちいさく開閉させた。
一番敏感な先端でやられたのではたまらなかった。
輝は思わず両手で未沙の頭を捕らえ、長い髪の毛に指先を差し込む。
その拍子、しごかれるように彼のものは未沙の口腔に侵入し、彼女の舌に押し返されてとまった。
未沙は苦しそうに咳き込みかけたが、堪えた。
歯をたてぬよう銜えると、唇の内側を使って吸ってきた。
「ん」
彼は思わず腰を引きかけた。
先端の穴を、細い舌がややたどたどしく、だが丁寧に吸い上げていく。まずい、と思った。
じんじんと、一気に熱さを増した脊髄から腰にかけての快感を持て余す。
「未沙…」
名を呼んだが、彼女は一生懸命なのかかすかにも頭をあげようとしない。
先端を刺激するだけでは物足りなくなったのか、彼女はそっと顔を引いた。
どこやら輝がほっとしたのもつかの間、彼女は顔を傾けると棹の幹に沿って舌を滑らせてきた。
どうも暗闇だということが彼女をより、かなり大胆にさせているらしい。
(うわ…)
ぞくぞくして彼は背筋を伸ばした。舌は幹の裏側まで伸ばされ、そこに太く浮き出た筋をねっとりと愛撫していく。
その動きは慣れているとはいえないが、そのたどたどしさがかえってイヤらしかった。
(やばい…!)
舌を猫のように薄くして何度もなぞられると限界が見えてきたような気がして彼は焦った。
114 :
帰還:03/08/09 23:27 ID:UWrH5ewz
今日は時間がないのだ。
イきたいのはやまやまだが、どうせなら彼女を抱いた状態でイきたいのである。
未練はあったものの、だから彼は腰を引いた。追ってくる彼女の顔を掌で挟んでしゃがみ込む。
「待って」
あげてきた顔から肩、脇腹まで手を滑らせると、彼は力任せに床から未沙を引き上げた。
ぐにゃぐにゃしている彼女をコンソールにもたせかけ、いつのまにかずり落ちて居た上着とブラを押し上げる。
双つの果実にかぶりつくと彼女はかすれた喘ぎを絡ませて声をあげた。
捏ねながら揉みしだき、掌のままにぼんやりとほの白い乳房の線を崩す。
しっかりとした弾力があるくせに底知れぬほどに柔らかい。
しっとりと肌は掌に吸い付くようだ。指先はどこまでも潜り込んでいきそうだ。
麻薬に似ているんだろうと彼は白濁しつつある意識の片隅で考えている。
不思議なことに女の躯は触れているだけでも気持ちよすぎて、もっともっとめちゃくちゃにしたくなる。
乳房の先端を銜え、どこかさきほどの愛撫に復讐する気分で舌先で捏ねた。
「んー…、んん…!」
未沙は、輝の首っ玉にしがみついた腕に力を込めた。
いやいやをするように躯をくねらせる、このうえなく吐息が熱い。
「やぁ……、や、ん、…いやぁ」
すでに拒否の響きはかけらもない。
乳首もろとも乳頭をべたべたに吸い込んだまま、甘く啼く女の声を耳朶に確かめながら輝は薄い下着を一気に膝まで引き降ろした。
足首から片方ずつ抜き取ってそのへんに放り投げる。
「あ…」
斜にコンソールの上に押し付けると未沙は弱々しく肩を震わせた。
長い髪が台上から空になだれ落ち、なだらかな腰のラインがうす闇に浮かび上がる。
もっとあかるければこれ以上淫猥な光景は無いに違い無い。
115 :
名無しさん@ピンキー:03/08/10 06:35 ID:kuzZPnqv
わるいがミサは食傷ぎみだ
みなきゃいいじゃん
わがままな奴だなぁ
ミサ(というより土井みかの人)(・∀・)イイヨイイヨー
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
輝×未沙(・∀・)イイ!!
禿しく萌えますた。続きに期待!!
10たんも帰還たんもイイでつね。ここのぞくの楽しみ。がんがれ〜。
125 :
名無しさん@ピンキー:03/08/15 15:09 ID:+OSMOstk
126 :
山崎 渉:03/08/15 15:53 ID:7WSqfyM8
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
127 :
名無しさん@ピンキー:03/08/16 08:50 ID:YgOM0YKG
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広告にはめげません。続き待ってまつ。
133 :
帰還:03/08/21 23:23 ID:ttcMuv9D
尻肉を両手で掴み、彼が身を寄せると未沙は息をひそめたようだった。
震えながら両腕をたて、コンソールの上に身を起こす。
線の丸みを感じ取りながら脇のラインに沿い、なめらかに浮かび上がる腰骨のくぼみに指をかけるようにして女を捕らえた。
勃起したものの先端を軽く、キスのようにそこに触れさせると未沙はうめいた。
「あ…あ…!」
「…うん、すっごく濡れてる」
ひと呼吸おいて輝は低く囁いてやる。
「ほら」
先端をゆっくり浅く出し入れさせるとジュプ、ジュプと、あからさまな潤いの証拠が暗闇に響いた。
「あは…んっ、もう、だめ…いじわるっ!」
未沙が小さく罵る。本人は訴えているつもりなのだろうが、その喘ぎにはエスカレートしていく期待感としつこくじらされることへの不満がありありと浮かんでいた。
変な話だがこんな瞬間、女を抱くのは愉しいことなんだなと彼は思う。
「ばか…」
「え?」
抗議にわざと聞き返す。
「いじわるっ!…ちゃんと…して…」
未沙はお尻をくねらせた。刺激にうずいて、動かずにはいられないのだろう。
「うん」
輝は簡潔に応じると、すくうように腰を押し付けた。
屹立した剛直で、熱く濡れそぼり彼を歓迎する襞をおしこみながら一気に奥まで貫いた。
唐突な力強さは未沙の躯を瞬間押し上げる勢いで、抱きとめている彼女の背中が緊張して、それでも刹那の声はたまらなくだらしなかった。
「ぁあー…っ…!」
「ほら、ちょっと声が大きい」
輝の指摘も聞こえないかのごとく彼女は残りの吐息を吐き出した。
「あっ…あ、あ…」
彼女の中は熱くてきつくてぬるぬるで気持ちよかった。
目前の首筋を舌で舐めるとかすかに塩辛く…汗がにじんでいる…動脈がめちゃくちゃな早さで打っている。
「ふ…うっ…」
彼女は苦しそうな、そのくせやけに色っぽい息をついた。
134 :
帰還:03/08/21 23:24 ID:ttcMuv9D
女の躯から力が少し抜けるのを待つ。
ころ合いをみて腰にからめていた指をはずすと、彼女はふらふらしながらもなんとかコンソールにすがりついた。
その後ろから、細い躯をはさむように輝もコンソールに両の掌をつく。
「あっ…」
その体勢が深く挿入することになったものか未沙がかすかに啼き声を漏らした。
小刻みに腰をうねらせながら未沙の躯をコンソールに押し付ける。
大きな動きはできない。躯が密着しているからだ。
それでもこりこりした膣の感触が先端を押し包み、花弁が幾重にも幹をしめつけまとわりつき、えぐるたびに愛液の芳香が濃厚になっていく。
「…は…ぁ」
つきあげて、ぬらぬらと押しいれて、内臓をおしあげるほどに深く、深く…。
「うっ…ん…あ…。輝…」
無言で行為に没頭しかけた彼の耳朶に未沙の喘ぎが届いた。
「や…やなの。…お願い…あ…あ…こんな、このままじゃいや」
「気持ち、いいだろ…?」
暴かれたまま動きにあわせて揺れている乳房の先は誇らしげに勃っている。
彼女を支えている指にかすかに触れるからわかった。
「ええ…でも…」
また素直に彼女は頷き、だが必死な響きで囁き続けた。
「ちゃんと抱いて」
輝は乱暴にうなじにキスすると、未沙の腕をはなした。
ちゃんと、というのは彼女の場合正常位をあらわしている。
女はそれが一番安心するのだとどこかで聞いた記憶があった。
正直に言って、こちらも耐えられなくなってきている。蓄積された快楽は堰の上限に近付きつつあった。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ハァハァ
帰還たんの文章いいなあ。艶やかでつ。ハァハァ
ゼントラーディーに捕まって「セックスというものをやって見せろ」キボンヌ
しかしそこにはフォッカー・輝・マックス・柿崎しかいないという罠。 ……え、801板にカエレ?
え?柿崎・・・それはイヤだなあ
ミリア等々女性ゼントラーディーを提供してもらうとか
女体探検!!>メルトランディー
142 :
帰還:03/08/28 00:38 ID:gjFEQvH2
もつれながら床に崩れ落ちた。
無理な体勢に堪えきれず抜けかけるものに指を伸ばし、未沙はかなしげな声をあげた。
「あん…!」
熱いぬかるみからぬめりの糸をひく男根を引き抜くと、輝は彼女の腰を引き寄せた。
片手で細い足首をつかみ、投げるように脇に伸ばす。その勢いで同時に大きく開いた太股の間に躯をねじいれおもいきり開かせた。
すでにタイトスカートは腰、いや腹の上にまでぴっちりとまくれあがり、なんの役にもたってはいない。
そのスカートをさらに奥に封じこめるように彼女の太股をなめらかな腹に密着させた。
片脚を肩にはねあげると、輝は挨拶めかせてそのふくらはぎを軽く噛んでみる。
「ふ…う…」
甘く震える呼び掛けを確かめると彼は腫れぼったく充血しているであろう谷間に、濡れた音をたてて押し入れた。
気を持たせる余裕はなく、柔らかな抵抗に弾かれるくらいの奥にまで入り込んだ。
「あああああああっ!」
反射的に背筋を大きくのけぞらせた彼女を押し返しながら、摩擦の大きい床の上で抱きすくめる。
「あん…はあ、あ、あっ…」
艶をまぶしたような上ずった響きと共に、自由なほうの手が輝の顎に触れてきた。
その腕を掴んで首っ玉に巻き付けてやると、彼女がはっとしたように躯をこわばらせた。
「あ…」
自分が小さからぬ声をあげていることに気付いたのだ。波打っていた腰の動きがふと、ためらうように凪いだ。
「いくよ」
つきあう余裕はもうないので彼女の羞恥心には気付かぬふりをして彼は動きはじめた。
むっちりと脂ののった太股の裏に腹があたり、ぴしゃっ、ぴしゃっと軽い叩き付けるような音が響く。
ついさっきの無理なポーズほどの圧迫感はないが、それでもその蕩けた花芯は彼の幹をそそりながら扱き、締めつけた。たまらない。
何度も何度も深く打ち付けた。浅く、自然にひきとめられるところまで引き抜いては貫いて彼女の喘ぎを楽しんだ。
143 :
帰還:03/08/28 00:41 ID:gjFEQvH2
耳もとにたちのぼるその声が、やがて突き動かされるように腰が、彼の動きに完全に同調するまでわずかに十数秒しかかからなかった。
「ふっ、あ…、ああ、あ、あんっ…!」
貫かれて跳ねるように小気味いい腰の動きが、その押し殺した切なげな喘ぎとそぐわなくて、そしてとてもみだらだった。
「ああ、ああ、だ…め、だめっ、もう…!あっ!あっ!ああっ!」
容赦のない力強い抽入がはやさを増し、悶えるようにして女は細い歓喜の声を漏らした。
「ああーっ…!!」
ほとんど同時に、とどめをさすのにも似た勢いで彼は射精していた。
睾丸がぎゅっと強く引きつり、尿道から精液が強い勢いで波打ち溢れ飛び出していく。
収縮のたびに強烈な快感がはじけ、輝はうめいた。
「ううっ…」
白濁した精液が彼女の膣を満たして行き場をなくして荒れ狂っている様子を、余韻をひいて押し寄せる快感の中で彼はぼんやりと想像していた。
彼女を助け起こして投げ捨てた下着や靴を探し出し、なんとか不審でない程度にそれぞれが身支度を終わるまでそれでも4分ほどかかった。
「マクロスに軍用犬が乗ってないことをこんなに嬉しく思ったのは、はじめて」
未沙がほっそりした指でスカートのしわを伸ばしながら呟いた。耳朶が赤い。
彼がパネルに目をやると残り時間は2分しかなかった。
そうと知ると彼女は慌てたように長い髪を整えながら立ち上がり、その後ろ姿に輝は声をかけた。
「じゃ、任務が終わったら連絡してくれる?」
「そうね…あなたはどうするの?」
未沙が振り向いて尋ねると輝はにやっと笑い、気楽そうに答えた。
「部屋に戻って寝なおすよ。…おかげで、ああ、戻ってきた、って気がしてきたから。ありがとう」
彼女の耳朶だけでなく首筋まで赤くなったのが逆光の中でも確認できた。
「…いいご身分ですこと。ゆっくり休んでね」
未沙は廊下に身を翻し、ドアがスライドしてその足音を消し去った。
おつかれさまと口の中で呟くと彼は転がったままのヘルメットを持ち上げた。
そうはいってももう一度愛機の状態を見ておきたい。
今後の編成のための資料や報告もまとめる準備が必要だろう。
生き残ったパイロットとしての役割はこれで結構あると思う。
やっぱり楽はできそうもないな。
そう胸の内に唱えると、輝は落ち着いた足取りでドアに向けて歩き出した。
【おわり】
キタァァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
あなた様は ネ 申 でつ!!!!
文が艶っぽくて(;´Д`)ハァハァしながら待ってましたよ!!
まずはお疲れ様でした。
新作、まっておりやす!!
乙ですた!!(;´Д`)ハァハァ
145タン同様、帰還さんの艶のある文章の擒ですた。ごちでした。
マクロス、映画見に行ったとき遺跡で一夜を明かした二人が出てきた際に、未
沙がファスナー上げていたのにえらく(;´Д`)ハァハァしていた思い出が蘇りまし
た。萌えカプです。
淫らなのに品があります。未沙たん…ハァハァ
帰還タソ神乙でちた。
えがったです。
10タソミンメイ続きキボンヌ!
149 :
名無しさん@ピンキー:03/08/30 00:18 ID:RnKcG6GR
ついでにちょとage
職人さんいらっしゃいませんねえ…
カイフン手篭めにしていそうだな…実際ミンメイのヒモだし。
10タソ続きおながいちまつ
美樹本キャラはハァハァできると思うんだけどなあ
ほしゅ
10タソはいずこへ…
自分はファーストマクロスしか知らない世代なんだけど、マクロスシリーズは
他にもあるんでしょ?
そっちの方には何か萌えカプとかはないのかな?
hosyu
1度市長ミリアの浮気話ってのを見てみたい
それを書く神はいませんか?
相手は…バサラとか?
ファーストマクロス限定スレでしょ? ここ
ファーストマクロス限定にすると保たないぞ、多分。
他のマクロスもOKにしておかないか?>自分はファーストしか知らないけど
放映時リアル厨房だったんだが
TV版、映画版とも輝と美沙がくっついて激しく鬱だった・・・
ミンメイのファンだったもんで
だから輝×美沙なんて見たくね・・・
162 :
名無しさん@ピンキー:03/09/20 02:47 ID:JVahoaf6
下がり過ぎなのでage
>161
他カプ投下を制限するようなレスを入れるなよ。
自分も最初はミンメイ派で美沙がしゃしゃり出てくるようになったときは非常
に鬱だったのだが、輝の部屋を掃除しに来る話(だったかな?)あの辺りから、
美沙可愛いなと思い始めて、最後の方〜映画の頃は美沙派になっていた。
しっかりものの年上なのに不器用ってところが萌え〜
ミンメイはもうそこにいるだけで可愛いんで、萌え〜
それ程ミンメイ派なのなら、エロパロの中ででも結ばせてあげるってのはどう
だ?
輝×明美SS、いいと思うぞ。
TV版の時からわがまま娘よりキツイおねぇさんの方を応援したんだから
くっついたことに嬉しかったよ
写真の話など普通とのキャップでより一層可愛いと見えてくる
マックスとミリアネタキボンヌ
ageておきますよ。
夕べのマクロス見てて美沙が可哀想になったよ・゚・(ノД`)・゚・
マクロスはマイナーなのか?
最初のしか漏れは知らんが、続きでも萌えカプはないのか?
スレタイにマクロスと入れていないのが敗因かもしれない。
ファースト限定と誤解されているのかも。
かくいう漏れもファーストしか知らん罠。
マクロスが放送していた当時めちゃくちゃハマっていました。
そんな漏れも30を過ぎアニメとは遠ざかっていましたが、
この間たまたまネットで一条輝役の声優さんがお亡くなりに
なっていたことを知りました。自殺だそうです。もう輝の声は
聞けないんですね・・・。
自殺か〜
私もアニメは某海賊などジャソプ系とかコナソとKサンデー系などの少年漫画ものし
か観ていないので、そういうことには疎くて全然知りませんでした。
ご冥福をお祈りします。合掌。
ブリッジ3人娘も忘れるな。
シャミーたんハァハァ…。
準主役級キャラでフォッカーという絡ませ相手もいながら何故か話題にも上がらないクローディア・・・
ク、クローディア……
そりゃ話題には上らない罠。
女体サラダ
マックスがミリアに手取り足取り教えるのキボン!
保守。今日あたり圧縮が怖い。
177 :
名無しさん@ピンキー:03/10/06 21:01 ID:eB056RvH
覗いたついでにageておくか
ねぇここ7ネタ書いてもいいかな
ミレーヌとか花束の彼女の陵辱っぽいの
カモーン
漏れも今他で投下してるSSが一区切りついたら、マクロスでも書いてみようかな。
ファイヤーボンバーじゃなくて他バンドに籍を置いちゃってるミレーヌが、
そのバンドの連中に輪姦されるパラレルモノとかって許容範囲?
どうかよろしくお願いします!!
このスレ閑古鳥が啼いてるので、大歓迎でつ。
あー。
上でミレーヌやりまつと言っておきながら、参考用に借りてきた『7』よりも
いっしょになんとなく借りて来た『ゼロ』のヒロイン姉妹にモエてしまいますた。
…というわけでミレーヌじゃなくて、ゼロのサラ姉のSS投下しまつ。スマヌ。
183 :
182:03/10/11 15:49 ID:DothG/m1
紺碧の海が黄金の色に染まり、天を巡る太陽が水平線の向こうへと落ちると、
マヤンの島は月と星だけが照らす夜の闇に覆われる。
聞こえるのはただ、砂浜を洗う波の音と風に揺れる密林の木々のざわめきのみ。
先進諸国の物質文明とは一線を引き、夜明けと共に目覚め、日没と共に眠りに就くような
古来からの原始的なサイクルで日々の営みを送るこの熱帯の島の住人たちは、
夜半を過ぎて既に寝入っているのか、辺りに人の動く気配は無い。
雲ひとつ無い星空に浮かぶ月の照らす砂浜を、ただ一人歩く少女の姿があった。
端正な容貌に似合う、意志の強さを思わせる切れ長の瞳で前を見据え、
形の良い唇をぎゅっと結びながら長い黒髪を夜風に揺らして歩く彼女は、
時折探るような目を向けて辺りを伺っている。
身に纏った簡素な衣服はその下に潜む少女の身体のラインを浮かび上がらせ、
青白い月明かりに浮かぶその少女、サラ・ノームの清廉な美しさを際立たせた。
古くから続く彼女の血筋は代々巫女としての資質を受け継ぎ、
この島に住まう人々の尊敬と畏怖を集めてきた。
海と風にまつわる伝説を色濃く残すこの島で、風の声を聞き、海の歌を伝える。
先代の巫女であった母親が戦争の余波で早くに亡くなってからは、
サラがその後を継ぎ、風の導き手としての責務を果たしてきた。
統合戦争と呼ばれる、主張を違える近代文明同士の醜い闘争などサラには興味が無いことだったが、
長く続く戦争の余波はこのマヤンの島にも色濃く影を落とす事になったのだ。
働き手の男たちは次々と島を離れ、残された者は女と子供、年寄りばかりになった。
そして、意外な形でサラ本人にも。
184 :
182:03/10/11 15:52 ID:DothG/m1
さくさくと音を立てる乾いた砂を踏み締め 、サラは村の奥に建つ一軒の小屋へと向かった。
マヤンの島は亜熱帯地域に属するため、年中を通じて温暖な気候に恵まれている。
古来より受け継がれた独自の文化形態に沿って暮らすこの島の人々が住まう住居は、
木と葉を組んで作られた簡素で素朴なものながら、サラの目指すその小屋だけは周りと比べれば、
館と呼んでも差し支えないような堂々とした構えを誇っている。
もう一度辺りを伺い、誰もこちらを注視する者がいないのを確認してその小屋の前に立ったサラは、
少しだけ躊躇して、そして意を決したようにコツコツと扉を叩いた。
「…サラです」
彼女のその呟きを待ちかねていたように、間を置かずに扉が内側から開かれた。
「おお。これは風の導き手。お待ちしておりましたぞ」
出迎えたのはその小屋の主と思しきひとりの中年の男だった。
185 :
182:03/10/11 15:53 ID:DothG/m1
斑に禿げ上がった髪を下品に撫で付け、
腹回りにたっぷりと脂肪を蓄えた醜い身体に趣味の悪い極彩色のシャツを着込んだその男は
にやにやと意味ありげな視線で戸口に立つサラを眺め回す。
「遅くなりました。…マオが、妹がななか寝付かなかったものですから」
男の目を見据えながらそう弁明する彼女の細い肩を無遠慮に抱くと、
男はヤニで黄色く汚れた歯を見せて笑った。
「構いませんよ。夜分遅く巫女さまをお呼び立てしたのはわたくしですし」
男の言葉に眉をひそめ、表情を強張らせるサラを気にもせずに、男は彼女の耳元に口を寄せて囁きかけた。
「今宵も巫女さまのお美しいお姿を拝見できるとは光栄ですな」
そう言いながらサラの尻に手を回すと、衣服の上からぱんぱんと軽く叩いた。
「…っ!」
サラがその目に怒りの色を見せながら、キッっと男を睨み付ける。
「おや、その顔もお美しい」
べたべたと尻を撫で回されながら、それ以上の抗議の様子も見せないサラに、
男は空いた方の手で胸にも手を伸ばす。
男の指がサラの胸の突起を探り当て、衣服の上から指の腹ですりすりと撫でる。
「さあさあ。中に入るとしましょうか。こんな所を誰かに見られたら困るのは巫女さまだ」
その言葉に頬を赤く染め、唇を噛みながら俯いたサラは、
男に誘われるままに小屋の中へと足を踏み入れると、自らの手で扉を閉めた。
(以下次回)
>>182 サリー(銀髪のオペレーター)とマックス艦長の大人のSSキボン!
アダルトな感じでお願い。w
サラタンのも期待してまつ。
>>186 銀髪のオペレタ子ちゃん…そういえばいたような気がするー。(スマン)
リボンの美保美穂の方はPSのゲームにも出てたりと優遇されてるのに…。
マクロス7って、暴走族みたいな連中とか、花束とか、女の子はイパーイ出てたのに
印象薄い子多いね…。
と、いうわけでサラたん続き投下
188 :
182:03/10/14 16:22 ID:YE2UEJq5
小屋の中には石油ランプの黄色い明かりだけが灯され、
揺れる炎が部屋に置かれた様々な家具や調度品に濃い陰影を作っている。
見ればそのどれもがこの簡素な住居には似つかわしくない高価そうな品ばかりであり、
床には緻彩な柄が織り込まれた華やかなカーペットまでが敷かれている。
「さあ、こちらへ」
男の無骨な手がサラの薄い肩をしっかりと抱き、もう片方の手は胸元を這い回る。
太い指先で衣服の上から胸の突起をつままれたり、ぎゅっと引き伸ばされたりする度に、
サラの引き締まった口元から吐息が漏れる。
その眉をしかめた不快そうな表情や、じっと床に落とされたままの鋭い視線から察すれば、
彼女が自ら望んで男にその身を任せていない事は明白なのだが、
それでも彼女はこの夜半に人の目を盗んで男の元までやってきたのだ。
「今度こそ本当に、これっきりにして頂けるのですね…?」
男の無遠慮な愛撫に顔をしかめながら、サラが呟くような口調で問い質す。
「それはもう。巫女さまのお困りになるお顔なんて見たくはないですからな」
…嘘だ。ハッキリと心の中で思っても、今のサラにはその言葉を信じるしかなかった。
189 :
182:03/10/14 16:23 ID:YE2UEJq5
事の起こりは一月ほど前の事だった。
彼女の妹のマオが子供たちと『村の砂浜で最も高い椰子の木に片手で登れるか』などという、
他愛の無い事で言い争った挙句に、自ら取り付いた木の上から足を滑らせて落ちたのだ。
強く頭を打ったマオは昏倒し、意識を取り戻す気配はなかった。
軽度の体調の不調程度なら古来からの薬草や自然療法に頼るマヤンには、専門的な医療施設など無い。
以前に比べて西洋医学の恩恵を享受することに寛容になっている現在では、
そのような療法では対処できない病に応ずるために、
月に一度ほど島の外から巡回でやってくる医者がおり、
脳を損壊した恐れのあるマオを診て貰うためにサラはすぐに連絡を付けようとしたのだが、
1年程前の嵐で村にあった唯一の発電機が壊れた今では公共の無線機も使えなかった。
その時のサラの狼狽振りは普段の毅然とした巫女の姿からは想像もできないものだったが、
両親に続いてただひとりの妹を失う事を恐れる気持ちを思えば無理も無く、
混乱した頭で思案した結果、思い付いたのが村に住む一人の男の事だった。
男は以前からこの島の住人だったが、
統合戦争を契機になにやら政府の密偵のような仕事に手を付けたらしく、
自宅に供えた通信機で島の周囲の状況を何処かに知らせて、幾許かの報酬を得ているようだった。
島の人間は総じてこの戦争にはあまり関心を見せず、男の職務も公然の秘密ではあったが、
サラだけはこの平穏なマヤンの島を無用に巻き込みかねない男の行為を、常々苦々しく思っていた。
190 :
182:03/10/14 16:24 ID:YE2UEJq5
とはいえ、今となっては男に頭を下げてでも医者に渡りを付けてもらうしかない。
その時の男の目を思い出すと、今でもサラは苦々しく思えるのだ。
「おや。気高い巫女さまがわたしなどに頭を下げるとは」
「お願いです、妹が、マオが…。すぐにお医者さまをお呼び頂きたいのです」
「そうおっしゃっられて、これはわたしが統合政府からお預かりしておる大事な商売道具ですからな。
そう易々とお貸しするわけには」
サラは男の前に手を付いて、頭を下げた。
何度も何度も妹を助けてくれと懇願し、自分に出来る事なら何でもすると。
その時の彼女には風の導き手としての誇りや自尊心などどうでもよかったのだ。
ただ、マオを失う事だけを恐れた。
「良いでしょう。わたくしが連絡をつけて差し上げましょう」
はっと涙に濡れた顔を上げたサラを、
にやにやと眺めていたあの視線の意味がその時の彼女には理解できていなかった。
「…本当ですか!…か…感謝します」
「ええ。島の誇り、風の導き手の巫女さまのお頼みとあれば。…しかし」
「…え?」
「先ほどのお言葉、決してお忘れになりませんように」
承知してます。と、サラは答えた。
その返答の意味する所も、その時の彼女には理解できていなかったのだが。
相変わらずの過疎スレっぷり…しばらくずっと漏れの書き込みしかないよ…。
果たして需要があるのかないのか疑問に思いながら、とりあえず続き投下。
それにしても進展しないな。我ながら。
192 :
182:03/10/16 01:18 ID:x32Gpm6J
ぎゅっ。ぎゅっ。っと、指先で乳首を押し潰されながら、顔をしかめて唇を噛む。
羞恥心と、屈辱感と、怒りで顔を赤らめながら、それでもサラは後悔だけはしていなかった。
あの時、マオを救うためにはこの男にすがるしか手段が無かったのだから。
う…っと、小さく声を漏らすサラに、男が嘲笑を浴びせる。
「巫女さまは本当に胸を弄られるのがお好きですな」
「…ちっ…違います!」
思わず語気を荒げて反論するが、すぐに押し黙って再び男のなすがままになる。
気持ちとは真逆に、男の指にじんじんと甘く疼いてしまう自分の胸が恨めしい。
…どうしてこんな。
胸の先から響いてくる感覚に、サラは悔しげに歯軋りした。
衣服の荒い生地の上からしつこく敏感な突起を弄ばれ、
サラの年若い肉体は男の愛撫を素直に心地良いと感じてしまっている。
何でもします。あの時サラはハッキリとそう言った。
もし脚を差し出せばマオの命が助かるのだと言われたならば、
あの時のサラは迷う事なく自らの脚を切り取って差し出したろう。
サラにとってマオはただひとりの肉親であり、自らが護らなければならない存在だった。
この身に変えてもマオは救う。
そう思った自分の気持ちに嘘や偽りは無かったという信念があるからこそ、
サラは男から突き付けられた理不尽とも思える要求を拒めなかった。
もし拒めば、それは自らの祈りを否定する事になるからだ。
風を導く巫女である事に誇りを持つサラには、それは決して許されない事だと思えた。
193 :
182:03/10/16 01:20 ID:x32Gpm6J
「おおっと、これは気が付きませんで。お召し物が皺になってしまいますな」
散々サラの胸元を弄りまわした挙句に白々しい口調で男が言った。
その言葉の意味する所を悟り、サラの表情が固くなる。
男が彼女の纏う衣服の事など少しも気にかけてはいないのは明白だった。
遠まわしに服を脱げと言っているのだ。
「…お気遣い感謝します」
精一杯の皮肉を込めた口調でそう言い放つと、サラは身に纏った衣服をぎゅっと掴んだ。
男に肌を見せるのは初めてではない。何ということもない。
そう自分に言い聞かせるが、それでもやはり手が重くなる。
「どういたしました?もし良ければわたくしがお手伝いいたしましょうか?」
じっと俯いたまま手を止めたサラを急かすように、男の手が再び彼女の尻を撫で回す。
「…いえ、自分で出来ます。お構いなく」
その好色そうな言葉の響きにかえって背中を押されたのか、
サラは両手で着衣の裾を握ると、そのまま一息に裾をたくしあげた。
ふくらはぎの辺りまでを隠していた衣服の裾が引き上げられ、華奢な脚が徐々にあらわになる。
「ほほぉ。今日はまた、大胆な脱ぎぶりを」
男の不躾な視線が注視するのを感じながら、サラは平然を努めて服を脱いだ。
冷えた夜気の肌寒さに、サラは少しだけ身震いした。
折れもみてまつ!(´・ω・`)
196 :
名無しさん@ピンキー:03/10/19 18:11 ID:mTJ/jr/s
なんか落ちそう…w
ほしゅあげ
197 :
名無しさん@ピンキー:03/10/21 23:43 ID:UY6bxTi9
続きマダー?
198 :
182:03/10/22 21:08 ID:7aPEZ2WF
マクロスゼロの3話、てっきり今月だと思ってたよ…。
1、2話を見直してサラたん補充しました。ヤッパリカワイイナァハァハァ
と、いうことで続きあげ。
199 :
182:03/10/22 21:10 ID:7aPEZ2WF
静まり返った部屋の中に衣擦れの音だけが響く。
素肌に直に纏っていた巫女の衣を頭から脱ぐと、
揺れるランプの灯りがサラの裸身に濃い陰影をつくる。
細身の身体に不釣合いな印象すら与える張り出した胸や、細い腰、小振りな尻、
腿の付け根を覆う茂みまでも隠さずに晒し、
にやにやとした笑みで脱衣を眺めていた男の視線を正面から受け止める。
「いつ拝見しましても、まったくお見事なお身体ですな。いや、本当に素晴らしい」
ぱん。と手を叩きながら空々しい賛辞を口にする男の姿に、
サラは素裸を評される羞恥よりも、怒りで頭に血が上るのを感じた。
この男は、私を莫迦にしている!
「…そうですか。それは光栄です」
低い声で呟いたサラの言葉を皮肉と捉えなかったのか、
男はにんまりとした表情を変える事なくサラの裸身をじろじろと眺め回す。
「そのお美しいお身体を、もっと隅々までお見せいただきたいものですなあ」
200 :
182:03/10/22 21:11 ID:7aPEZ2WF
是非一度、巫女の衣装の下のお身体を拝見したい。男がサラに突き付けた『代償』がそれだった。
男の連絡で駆け付けた医者の診療を受けたマオには幸い大事もなく、
測定した脳波や透過写真を見る限りでは後遺症的な問題も心配ないという事だった。
「お姉ちゃん、ゴメンね?」
寝床の中でぺろっと舌を出して申し訳無さそうな顔を見せた妹の前では、
これはあなたももう少し落ち着きなさいということなのよ?と、
普段の毅然とした態度のままたしなめる事ができたものの、
内心では妹の無事にその場で涙を流してしまいそうな程の安堵の気持ちでいっぱいだった。
だから、感謝を述べに男の小屋を訪れた際に持ちかけられたその言葉には、
一旦は声を荒げて拒絶したものの、それを受け入れざるを得なかったのだ。
巫女である自分が、祈りを、誓いを反故にする事などできるはずがあろうか。
始めはただ一度、裸身を見せるだけという約束だったはずが、
何度も呼び出された後の今では、それ以上の行為を要求されるようになってしまっている。
男の要求はサラの巫女としての誇りに付け入った、人として恥ずべき卑劣なものであったが、
自らの意思でそれを承諾したからには拒む事などできない。
しかし、だからといって男の前で怯える顔や、恥じらう姿も決して見せたくなかった。
戸惑ったり、ためらったりしていれば、それだけ屈辱の時間が先延ばしになるだけなのだ。
201 :
182:03/10/22 21:12 ID:7aPEZ2WF
ごく。っと渇いた喉に唾を飲み込むと、サラは長い黒髪をかきあげながら頭の後ろで手を組み、
ぐっと胸を突き出すように身体を反らせる。
「…ご覧ください」
浅い褐色の胸は鼓動にあわせてゆるゆると上下し、ツンと突き出した乳首は固く尖っていて、
サラの身体が先ほどの愛撫に少なからず反応してしまっていた事を示してしまっている。
「いや、まったく大胆な。見ているだけでむしゃぶりつきたくなりますなあ」
その言葉にサラの表情が固くなる。
「見た目だけではありませんからなあ。吸っても、揉んでも、巫女さまの乳は本当にすばらしい」
気にするまいと思っても、男のあからさまな言葉にやはり顔が熱くなってしまう。
男の言葉通りにサラは何度もこの男に胸を弄られ、唇や舌でねっとりと辱められたのだ。
それはサラにとっては苦渋の記憶でしかない。…しかし。
「…胸だけですか?」
そう言いながらくるりと背中を向けると、サラは上半身を屈めて尻を突き出す格好になった。
男の視線が自分の身体を注視する視線を痛いほど感じる。
「ほぉ!?」
思わぬサラの大胆な仕草に喜ぶ男の声を背中で聞きながら、
サラは両手で自分の尻肉を両手ですべすべと撫で回した。
「こちらは誉めてはいただけないのですか」
緩やかな稜線を描く尻をしばらく撫で回すと、そのままゆっくりと左右に押し広げる。
「ほぉ!ほぉ!これはまた!」
薄暗い照明の部屋の中では左右に引っ張られた尻肉の狭間には影が落ち、
ハッキリとは見て取れないものの、それがかえって男を喜ばせる淫猥な光景を作る。
202 :
182:03/10/22 21:12 ID:7aPEZ2WF
やらなければいけないことは判っている。だから、それから逃げたりなどしない。
それが代々島の民から敬意を集めてきたマヤンの巫女としての、
そして一人の少女としてのサラの自尊心だった。
もう一度正面に向き直りると、瞳に内に秘めた激しい気性を覗かせながら、
サラはにたにたと緩んだ顔で彼女を見る男の顔を冷たく睨み付けた。
「約束は果たします。けれど、私はあなたを軽蔑します」
そのサラの姿が、男の嗜虐心にさらに火を注ぐものとも気付かずに。
続き楽しみにしてますよー。
気が向いたら7もの書いてくらはい
>>204 ミレーヌたんのお子様ボディも捨てがたいので、気長に待っててください。
とか言いながら、サラたんSSそっちのけでPS2のマクロス遊び中。
…いや、言いたい事は山ほどあるけど面白いよ…面白いですよ…きっと、多分…。
なにより注目だったエマ中尉の萌え要素がほぼ皆無なのが納得イカンすね。
せめて『ゼントラにさらわれる』分岐でもあれば、ハァハァSSの原動力にもなったものを!
売って来ます。
エマ中尉?美沙だろ
すまんageちまった
PS2のマクロスゲーのおかげで、久々にミンメイたんにハァハァですよ・・・。
歌やキス程度では動じなくなったゼントラン艦隊の包囲網を突破するために、
「愛 おぼえていますか」のあのステージコスを着たままの格好で
男優に輪姦される姿を全宇宙中継されるミンメイたんとか・・・ハァハァ。
『男と女が繋がっているぞ!?』
>>206 エマ中尉の方が萌える。このゲーム主人公が輝じゃないから
美沙の態度そっけなくてやだ。
>>209 なんだって〜〜〜〜(AA略w
まだ金が無くて買ってないんだが買う気がなくなった
_| ̄|○モウダメポ
美沙との愛のある展開は無いのか?
>>210 輝のVF-1Sで劇場編のラストステージやるとオペレーターが
美沙に変わるくらいかな。VF-1Sをゲットするのがチョト大変だけど。
213 :
名無しさん@ピンキー:03/10/31 22:20 ID:0F0O2YUj
あげ
214 :
名無しさん@ピンキー:03/11/02 01:43 ID:YiGp1NIs
へえー。マクロス7ってこんなにオペレータ子ちゃんがいたのか。
観てたけどおぼえてなかったよ…つーか、どいつもこいつも趣味と特技がヘンだぞw
なんだよ趣味が忍者ごっこって。
皆萌えだ・・・
ちくしょう!金龍隊長のどこがいいんだよ!!
217 :
名無しさん@ピンキー:03/11/03 00:27 ID:Sg7sVXc3
マクロス7ぷらすのSEVEN BRIGE見ると
マックス艦長もオペレーターにモテモテだしな。
どうでもいいが、サリーより美穂の方が年上なのな。
218 :
名無しさん@ピンキー:03/11/03 01:40 ID:VV2g5SYN
輝×ミンメイたん激しく希望!!]
誰か熱烈エロエロなのを書いてくだされ〜!!
サラの続きはもうないのだろか……。
三巻の発売日は今月だったね。
マックスがオペレーターズを喰い尽くす・・・
いまひとつ盛り上がらないのはやっぱスレタイのせいかな…。
なぜ【ブリッジは】マクロスエロパロ総合スレ1【禁煙です!】
みたいなスレタイにしなかったかと。
>>1よ。
僕はもう 追いかけはしない マニアックの凄いゴーストの後。(ツラすぎ)
4年遅れで買ったPSの『VF−X2』が面白すぎます。
あんまり楽しいんでヤフオクでVF−19とかステルスバルキリーの変形玩具買いまくり。
誰かスージーとかマリアフォキナのエロSSあげてー。
と、いうわけでサラたん続き投下。
なんか3巻ではサラたんが過去にナニされてたらしい展開とか出てくるらしいんですが…?
223 :
182:03/11/06 10:48 ID:wrGp2pMk
「結構ですよ。わたくしは巫女さまに好かれようとまで思うほど図々しくはありませんので」
男はサラの冷たい視線を向けられても、気後れする顔色ひとつも見せない。
その余裕ぶった態度がますますサラの気分を逆撫でするが、彼我の立場の差は明らかなのだ。
「この間は思う存分そのお胸を味あわせていただきましたからなあ。さて、今日はどうするか」
そんな事を言いながら、サラの裸体にねばつくような視線を這わせる。
「…遠慮などなさらずに、好きになさったら良いでしょう」
冷淡に言い放ってやるはずが、つい緊張と苛立ちで声が裏返ってしまう。
「おやおや。そんなお顔をなさって。ますます可愛らしい」
にたにたと下心を露にした笑顔で歩み寄ると、サラの細い顎を捉えて強引に上を向かせる。
「そうですなあ。でしたらまずは…そのお美しいお顔を汚させていただきますか」
その言葉を言うが早いか、男はサラの唇に吸い付いた。
「…むっ…んぶっ!?」
男の厚い唇がサラの口をぴったりと塞ぐ。
巫女の唇は精霊に代わって風の歌を紡ぐ聖なるもの。その誇りがサラにはある。
一糸纏わぬ裸体を眺め回されたり、肌に触れられる嫌悪感は堪える事ができても、
その唇を汚される屈辱感だけはどうしても慣れる事ができない。
差し込まれた生温い舌はサラの口腔を舐め回し、ぐちぐちと湿った音を立てて舌を絡め取る。
「…え…えうっ…け…汚らわし…んっ!」
拒絶の言葉を吐きながら顔を背けようとするサラの唇を逃すまいと、
男はサラの裸体を抱きすくめながら、捻じ込んだ舌先で歯の一枚一枚まで舐め回し、
ゆっくりと時間をかけてサラの唇を犯し続ける。
「いや、まったく舌触りも上々。何処を味わっても、まったくたまりませんですなぁ」
ぷはっと唇を離し、悪びれた顔も見せずに緩んだ表情でにやける男を見ているだけで、
サラはその顔に唾でも吐きかけてやりたいほどの衝動が胸を突くのを感じた。
224 :
182:03/11/06 10:49 ID:wrGp2pMk
「…く…唇だけは駄目だと…い…言ったはずでは…っ」
口の中に残った他人の唾液の生臭さに顔をしかめながら、自らの手の中にぺっと吐き出す。
「おや、そうでしたかなあ?いや、これは失礼」
男の空々しい弁明もサラの怒りを煽るだけでしかなく、むしろそれが狙いなのだど判ってはいたが、
引いたはずの一線を易々と反故にされた腹立たしさは抑えようがない。
「あなたは…」
「はあ、なんでしょうか?」
「…私の嫌がる姿を見るのがそんなに愉快なのですか」
手の甲で何度も唇を拭いながら低く呟いたサラの問い掛けに、男はにやにやとした笑みを返した。
「ええ。それはもう」
225 :
182:03/11/06 10:50 ID:wrGp2pMk
マオの持っていたどこかの国の建物の写真に確かこんな模様があった。
板張りの床の上に敷かれた厚い敷物の上に足を揃えて座りながら、サラはふとそんな事を思った。
薄暗い部屋の中に淡い光で浮かび上がる女として充分すぎる魅力を放つ肢体と、
ちぐはぐな印象を与える叱られている子供のようなその姿勢は、男がそう命じたものだった。
「巫女さまはわたくしのお口がお嫌いなご様子ですからなあ」
目線を床に落としたままの無言のサラには構わず、男はズボンのジッパーを下げると、
サラの裸身にすっかり張り詰めていたペニスを取り出す。
「これでお相手して差し上げますか」
「…っ!」
その言葉に弾かれたように顔を上げたサラは、眼前に突き付けられたそれを目の当たりにして、
息を飲み込んだまま押し黙ってしまう。
「おや、わたくしの物など何度もご覧になっているのに。まだ慣れませぬかな?」
「…な…慣れるはずがないでしょう…そのようなものに…っ!」
顔だけは男に向けながら、サラの視線はわずかに外されてあらぬ方向に向けられている。
「それはまたお冷たいではありませぬか。わたくしのこれは、これ、こんなにも」
男は勃起したペニスをサラの目の前に晒すと、見せ付けるようにぶるぶると振るって見せる。
「巫女さまのお身体を汚したいと猛っておりますのになあ」
覚悟したはずなのに、それでも男の下卑た物言いには我慢がならない。
「汚らわしい…っ。あなたは恥というものを忘れたのですか!」
「恥…ですか。そうですなあ。夜中に男の家に忍んで来ては、自ら服を脱いでみせる、
何処ぞの巫女さまよりは…ええ。ずっと持ち合わせているつもりですがねぇ?」
かっと羞恥の色を見せながら射抜くような視線を向けるサラに、
男は嘲笑の笑みを向けながら、声を上げて笑った。
ウォー (丿 ̄ο ̄)丿
来た来た〜〜!!
待ってましたよ。
しばらく来ないんで、もう来ないのかと・・・・
ではでは、また続きを書いてクラハイ・・・
グッジョヴ!
続きに大期待してますぜ!
壁|д´)チラッ
続きまだ〜?
3巻が出ればまたあげてくれるでしょ。
冒頭からサラたんのおしりアップらしいしw
このスレにはものすごい関係のないことなんだが・・・・・
今出てるマクロスシリーズのDVD全部を定価で買ったら何円になるんだ?
スレ違いなのはわかってるが誰か答えてくれ
>>230 自分で計算しろよ。15万もあれば釣りが来るんじゃね?
スレはながーれーるー
「輝!セックスするんだ!」
「ファッカー少佐!?」
「そうか!さっきのミンメイ達のぞんざいなセックスでも奴らしばらく腰抜かしてたもんな!」←オイオイ
「えっ」
「失礼します!」
「ちょ…んっ、んううーーーーっ!」
「オオッ!?」
「ナ、ナゼクチ二アンナモノヲツッコムノダ!?」
「んっ、んあっ、くうっ…んー!」
「はあ、はあ。な、なかなかいけますよ早瀬中尉…」
「駄目だ早瀬!もっと舌を遣うんだっ」←何様だファッカー
「んあっ!いやっ!離して…!」
「そこだ輝、一気に突っ込め!」
「はい先輩!」
「あああっ」
「オオオオーーーーッ!?」
「デカルチャ!?」
「駄目です先輩!キツくてこれ以上入りません!」
「仕方がない、どれここは俺が」
「ちぇっ」
「って、ファッカー少…ああああーーーーーーっ!」
「さすが先輩!」
「どうだ輝!うむ、おおいい…しかし締め付けがキツいな、処女か早瀬」
「いやあっ」
「先輩、次は僕ですよ(;´Д`)ハァハァ」
「くはっ…あ、あなた達こんな事して…ぐ、軍法会議ものよっ!」
「あんな事言ってますよ」
「よし作戦変更( ̄ー ̄)ニヤリ。いくぞフォーメーション性奴隷!おらおら!」
「ああっ、あああっ、ああああ……ん」
「いいか、いいか、どうだ」
「あーっ!あああ!ああーっあああーーーーーっ!」
「も、もう我慢できません先輩、かわってください!」
「後輩の分際で生意気なんだよ。お前は後ろでもつかってろ」
「う、後ろでもいいです!いきますよ、早瀬中尉!」
「ふああっ」
「はあ、はあ、はあ、はあ(;´Д`)ハァハァ。う、後ろもいいもんだろう輝」
「はあ、はあ、はあ、はあ(;´Д`)ハァハァ。さ、最高です先輩」
「あっあっあっあっあああああああああっ」
「か、感じてるみたいですよ先輩(;´Д`)ハァハァ」
「処女でこれか。相当の素質があるようだな(;´Д`)ハァハァ」
「そ、そんな。あ、あ、ひっ!そんなに突かないで…!」
「と、ところで…敵さん攻撃してきませんね先輩」
「うむ。おお、全員鼻血を噴出して倒れておる。死んでいるようだ」
「刺激強すぎたようですね」
「無理もないな」
「ああ、ああっ、じゃ、じゃあもうやめて」
「え?」
「え?」
「え?って…」
「もうすぐ出そうなんだ黙っていろ早瀬(;´Д`)ハァハァ」
「ぼ、僕もです(;´Д`)ハァハァ」
「えええっ!やめっ」
「おおおおおおおおお。…出た出たたっぷり出た」
「うああああああ!出ました!」
「いやあっ」
「まあ泣くな早瀬。済んでしまったことは仕方がない」
「そうですよ中尉。さあ脱出です」
「えっえっ。ひどい」
「だがこの先無事にマクロスにたどりつけるとも思えんなあ輝よ」
「あっさりたどりつけるなんてそれこそご都合主義ですよね先輩」
「見も知らない惑星に漂流することも考えられるぞ」
「ありえますね」
「ま、これで他人ではなくなったことだし( ̄ー ̄)ニヤリ。三人で仲良くやっていこう、な、輝。な、早瀬」
「いいですね」
「な、なに言ってんのよあなたたち。私はいやよ。絶対にあなた達と行くもんですか(>_<)」
「まだわからんのだなここはエロパロ板だぞ。あり得る未来じゃないか(・∀・)」
「そうですよ。過去にこだわってちゃいけないんです。大切なのはいま、これからなんですよ(・∀・)」
「わはははは」
「あはははは」
「いやあー!誰か助けてーーーー!」
こうして無事に三人は巨人達の戦艦から脱出できたそうですめでたしめでたし(めでたしじゃないつーの)。
マクゼロ3巻まだー?
237 :
名無しさん@ピンキー:03/11/27 23:28 ID:3D4Vpv+r
三巻のマオはエロイな
海中キスにアナル責めですからな。
末恐ろしいエロガキです。
239 :
アヒャ三:03/11/30 21:58 ID:7tbiV37j
182さんもうこないのかなー
241 :
名無しさん@ピンキー:03/12/24 08:35 ID:MVlHW0Me
寂れてる
こんなスレあったんだ・・・w
厨房のとき初めて友人と映画を見たのが『マクロス・愛おぼえてますか?』だったな〜
帰りに俺は美沙下敷き、友人はリン・ミンメイグッズを買って、
どっちの女がいいか、討論したな〜w結局平行線だったが。
もうほとんど設定は忘れてるけど、年上女性を意識し始めたのは
この映画のせいだな。いや〜思い出させてくれてありがとう!
クリスマスのプレゼントをこのスレから貰ったよ、思い出という名前のね。
SS書きだけどさすがに設定を忘れているので書くのは無理ですが
書いたとしても美沙物だろうし、少年時代の思い出は思い出として
残していこうと思います。
輝×美沙の神、また書いて下さらないだろうか?
文体が好きなんだ。
244 :
名無しさん@ピンキー:04/01/08 17:28 ID:Z29VRdrc
age
age
246 :
名無しさん@ピンキー:04/01/15 12:06 ID:dEsERN2v
247 :
名無しさん@ピンキー:04/01/24 20:40 ID:H7118MZG
age
248 :
名無しさん@ピンキー:04/02/08 03:21 ID:qZB+068E
終わり?
終わりのようだな
需要がないんだろう
仕方のない事だ
250 :
名無しさん@ピンキー:04/02/18 09:58 ID:67xD863V
せめてスレタイにマクロス入れておけばよかったんだろうに。
はるか前に旬も過ぎた作品で、しかもキャラ限定だからな。
スレ立てるなとは言わないが、せめて上の注意書きくらいは
読んでホスィ・・・
マクロスの後番組ってなんだっけ?
あれもOKにするとか。
実質はキャラ限定というわけでもなかったんだけど(マクロスゼロのヒロインモノも投下されてたし)
まあ、わかりづらいよね。
改めてマクロスの総合スレ立てた方がいいのかも…。
ここは格納依頼だすか?
テンプレだけでも少ない住人で作っておこうか。
割と賛成。マクロス総合としてなら需要も伸びそうだしね。
どっちにしろ人大杉解除後かな?
専ブラ使いばかりじゃないしな。
257 :
名無しさん@ピンキー:04/02/18 18:58 ID:CfFqhECu
結構好きでのぞいてたんだけどな、このスレ
大丈夫、この板はすぐhtml化するから。
259 :
名無しさん@ピンキー:04/03/26 14:36 ID:05fqdhta
age
懐かしいな、マクロス。
脳内でヒカル、ミンメイ、ミサの設定を整理したけど、かなり妄想も混ざっているような気がするので
間違いがあったら訂正してくれ。
ヒカルとミンメイはVF-1Dに乗っててフォールドに巻き込まれ、マクロス館内隔絶されたブロックに閉じ込められる。
そこでヒカルとミンメイはH。ヒカル初体験、ミンメイは非処女。(当然H初体験の相手はカイフン)
救出されたヒカルはミンメイに夢中、ミンメイは、怖くて寂しかったからセフレとして受け入れただけなので、
単なるセフレの一人扱いでヒカル、カラ周り。なかなか2回目、3回目にありつけない。
そのうちミンメイはアイドルデビュー、カイフンの登場でますます疎遠に
ミンメイは、成り上がりのために肉体営業も割り切る
一方ヒカルは、ゼントラン艦内で、敵陽動の為にキスしたミサと、微妙な関係。
処女であったミサは、過度にヒカルを意識して、隔絶され浮上された遺跡で結ばれる。
ミサとしては、たった二人残されたアダムとイヴ、運命の二人を感じたためだった。
こうして、ミサとヒカルは逢瀬を繰り返しつつ第2部突入
第2部は、ミンメイも人気に陰りが差し、地方のドサ周り、地方有力者への肉体営業などで疲弊気味
ひさびさにあったヒカルに、昔の奔放で自由な頃を思い、自らアプローチして一夜を明かす
その気配に気付いたミサは、自ら身を引こうとするが、ミンメイの方も、Hの上達したヒカルに
月日の流れと女の影を感じ、汚れてしまった自分ではあるが、綺麗な頃の自分と変わらぬ想いを
歌に乗せることで、歌手としての輝きを取り戻す
マクロスってこんな話だったよね?
ネタにマジレスだが、「愛おぼえてますか」とTV版がごっちゃになってるね。
ぶっちゃけ、もう随分経つのでよく覚えてない
ほんとに時間がたちすぎてもう何がなんだか。
マクロスの後番組も好きだったが。オーガスだっけ?
>>264 鬼畜度ではオーガスのが萌えるな
まわり女だらけだし、自分の娘も出てくるし(笑)
女の方は種付け期間短いから激しそうだしなぁ。
マクロス第2部のミンメイは、人気凋落して肉体営業に疲れた
まるでモリグチヒ■コのような印象を受けた
267 :
名無しさん@ピンキー:04/04/18 13:49 ID:c13vmz4/
age
やっと解除された〜おひさしぶりです
記念age
リンク巡ってこのようなトコロに迷いこんだ女子ですが
27さんの輝×未沙タンネタに感動してしまいますた…。
作品そのままな未沙タンと輝のラブシーンに思わずうっとりでした。
ありがとうございます、こんないい作品読ませて頂けて。
保存させて頂くことにします〜。
当時大枚はたいて買った映画版のビデオを探して
懐かしく見てみることにします。
スレの流れと全然関係ないんだけど
PS2「マクロス」がワゴンセールで
叩き売りされてたから、買ってプレイしたんだけど
やっぱ「マクロス」ってメカ設定が最高に素晴らしいと
再確認。ただ、ゲームの合間に挟まれるストーリー場面が
止め絵とナレーションだけで進められるのにはショボすぎて
萎え萎え。昔出た横スクロールSTGに収録された新作アニメを
そのまんま再録すれば良かったのに、と思うほど作りは酷かった・・・。
ゲーム事体は、1日で全面クリオできる位のレベルと容量だけど
反応弾使って敵戦艦沈める所とか大雑把な所が逆に燃えたかも。
女キャラは・・・・・・リアルタイムで見てた時分はミンメイのわがまま
にマジで腹立ててたけど、今もその気持ちはあんまり変わんないかも。
逆にミサに対する萌え度が高くなっているのは、彼女の年齢を追い越して
しまったからか?w 小学生はオバサンキャラに萌えられなかったんだな〜。
sage
ミサさんのおぱんちゅホスィよぉ
273 :
名無しさん@ピンキー:04/05/22 12:41 ID:+HWP1K0X
age
保守
まだあったのかこのスレ…
hoshu
277 :
名無しさん@ピンキー:04/06/26 17:22 ID:FTQlbPj+
a
リンミンメイ→北条アキコ
まだまだ捕手
280 :
名無しさん@ピンキー:04/07/07 08:53 ID:OJxNtnf9
たしか後番組は「超時空性器オルガスム」というタイトルだったよーな
気が向いたら書こうと思うんですが
そういう時に限って規制されてます
>281
期待age
気長に待ってマ〜ス
283 :
『捕虜』:04/07/24 01:32 ID:dbxjv4D3
できました、天才ご夫妻ですがどぞー。
=================
入ってくる。
押さえ付けられた腰を浮かせ、引き締まった脛をたてて、その瞬間を待つ。
焦らされることもなく、これまでも何度も何度も受け入れた彼の一部が我が物顔に突きいれられる。
不器用な抵抗の後、存分に満たされる彼女の胎内。
あ、とミリアは声を漏らす。
緊張した体幹に固く閉じていた花々が群がり咲く。開いていく無数の花びらが彼女の嗅覚を幻で塞ぐ。
期待を裏切ることなく彼のごつごつしたものが奥深くにまで打ち込まれる。
脳天までを軽く貫かれて彼女の背筋に歓びが迸る。
あ。
彼女は紅い唇を喘ぎで歪めながらこんな時しか呼ばない名を呼ぶ。
マクシミリアン。
熱く湿潤な沼を行き来するそれは滑らかに音をたてる。
打ち込む速度はまだ緩やかで、満足そうに動きながら、彼がのしかかってくる。
遠慮のない重みのかけかたに胸郭が軋む。
濡れた舌が、動きに揺れる乳房の丸みをちろりと舐める。
いいよ。ミリア、うう。
284 :
『捕虜』:04/07/24 01:32 ID:dbxjv4D3
荒い息混じりのその声はいつもより少し高くて、そして甘い。
彼は自分が快楽を追っている事実を隠そうとはしない。いつもそうだ。
彼女とは違って、それを己の弱点と感じてはいない。
舐めるだけでは足りなくなった彼が乳房にかぶりつく。
固い歯の先端が敏感な先端を擦り、ミリアは啼く。
繋がったまま全身を抱きすくめられ、耳もとにねじ込まれる愛撫じみた言葉。
う、ん…あ。…な…。こんなとこまでぬるぬるだ。…気持ちいいだろう?
気が狂いそうなほどに気持ちいい。
すべらかな尻を片手で鷲掴みにされて握られると、彼の鞘になっている敏感な粘膜が引かれて、彼女は声をあげた。
大きくて、ただでさえきついのに。
征服者である彼は反応を探るように、ミリアからわずかに躯を離す。
薄闇に輪郭が浮かび上がり、どちらかというと細身のくせに筋肉はついている体つきがミリアの視界を圧する。
こんな時、己がゼントランに抱かれているとミリアは強烈に悟る。
深く打ち込まれた熱い楔も、淫蕩な愛撫も、思考を陵辱する言葉も、その総てがメルトランとは異質のものだ。
285 :
『捕虜』:04/07/24 01:33 ID:dbxjv4D3
そんなに…動くな。…おかしくなりそうだよ…こら。
涎に塗れた乳首を這う舌の合間から彼が呟く。その背に回した腕に力を込めるとマックスが歓ぶのがわかっている。
だからミリアはそうする。
繋がっている男を歓ばせたい。
どうすればもっと歓ぶのか、それを知りたい。
強く強く抱き返されて、ミリアは苦痛と歓びの悲鳴を漏らす。
可愛い、奴だな…。
その言葉が彼女を蕩けさせて、ミリアは喘ぐ。
もう自分がどんな喘ぎを漏らしているのかよくわからない。
たぶん雌犬よりも端なく乱れているのだ。雌犬のほうがましかもしれない、声をあげないから。
全身が揺さぶられている。淫らな快楽の支配から逃げられない。
己の支配を取り戻すまでのわずかの間、己から望んで、彼女はこのゼントランの捕虜だ。
END
おお!ついに示現が!(-人-)ナムナム
ひっさびさの神光臨でつね〜
文章上手いなぁ
288 :
名無しさん@ピンキー:04/07/25 16:19 ID:ZS5uw0yG
289 :
テスト:04/08/05 20:17 ID:ZCz8FWCj
r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/ >::::::::::ヽ
. 〃 ヽル1'´ ∠:::::::::::::::::i
i′ ___, - ,. = -一  ̄l:::::::::::::::l
. ! , -==、´r' l::::::/,ニ.ヽ ここはおまえの
l _,, -‐''二ゝ l::::l f゙ヽ |、 日記じゃないんだ
レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ !:::l ) } ト チラシの裏にでも書いとけ!
ヾ¨'7"ry、` ー゙='ニ,,,` ; }::ヽ(ノ
:ーゝヽ、 !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ; ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ , な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/
290 :
名無しさん@ピンキー:04/08/19 22:12 ID:sM9lmgX5
保守
捕手
292 :
名無しさん@ピンキー:04/09/16 14:31:34 ID:PHCr2zlX
ボッキアゲ !!!
\ \v/ /
__ ヽ(`Д´)ノ ___
( 回 )
/ / ヽ \
| v/ ジャ マタ・・・
|Д´)ノ 》
|回.ノ
| <
293 :
名無しさん@ピンキー:04/09/16 15:35:49 ID:E5wrKw+Q
27の人は再臨しないのかな
保守
まだまだ捕手
空気を求める細い喘ぎは否応無しに死を想起させる。
それは彼の職場が宇宙であることとは関係のない連想だ。
スーツと戦闘機の機構に何重にもプロテクトされた状態でなんとか生存を許される、絶対零度に限りなく近い世界──それらが破損した状態で放り出されると圧力差で人体の組織など瞬時に破壊されてしまう。
だから宇宙で死を迎えるときに最後の息など吸う暇はないのだ。空気もない。
なのにやはりその時がくれば肺は空気を求めるだろうと思う。
細く、途切れるように。震えを帯びた『苦しそうな』喘ぎ。
耳障りなわけではない。理由も──わかっているつもりだ。
だが、その音ともいえないかすかな音が彼になかば本能的な不安を与えるのは事実だ。
あまりにも異様な状況のせいかもしれない。
だがそれだけではない。
とにかくその音は止めなければならない。
確実に。できるだけ、早く。
その想いが異常な状況と相まって輝を追い立てる。
…これから、どうすればいい。
彼の鼓膜を弱々しく揺する、かすかな喘ぎ。
…どうやればいい?
彼の縋るものはそうした自分への質問だけなのかもしれなかった。
***
『………』
『………』
『………』
暗闇にとけ込む広大な空間には寞とした沈黙が押しかぶさっていた。
巨人たちは顎に指をあて、闇に背を押しつけ、奇妙な表情をその魁偉な体躯に貼付けて中心の台に魅せられたように視線をあてていた。
いや、目をそらせなかったのだ。
そこで行われている不思議な<行為>は…彼らはそう判断したのだが…争っているように見えた。
しかしあまりにも奇妙だった。
なぜこの・シ・?ネ・鬣?ネメルトランは強化スーツを外し、弱体化した体で争うのか。
現在まで稼働している記録参謀たちにはすでに失われた記録にはあったのかもしれない。
だが彼らの知る範囲で長い長いあいだ伝えられてきた戦闘の論理に当てはまらない実例を目の当たりにして、巨人たちは動揺していた。
『ドウイウコトナノダ』
『ワカラヌ』
もしかしたら──エキセドルの脳幹は潜む記録と情報をすべて検索照合した結果、恐るべき結論を導き始めていた。
──この者たちは。
背中に鋭い痛みが走り、反射的に輝は、長い髪に埋めていた顔をあげた。
抱きすくめていた力を緩めると早瀬未沙が小さな声で、呻くように囁いた。
「…ま…だ…なの?」
まだだよ、と輝は声に出さず呟いた。
見たところ巨人たちはかなり──いや、相当に──動揺している。ほとんど動けないようだ。
なんらかの明らかなリアクションがあれば今後の行動に移れるのだが…。
「…黙っててくれよ。もう一押し…だと思う」
「だって…」
未沙は目を見開いた。激しい羞恥のせいかどうか、薄く充血している。
「信じられない。こんな格好で抱き合うなんて」
輝も未沙も下着姿だった。
傍らに脱ぎ捨てたふたつの艦内スーツがつくねられている。
「抵抗しなかったでしょう」
「逃亡の機会ができるかもしれないって言うからなにかと思ったら…あ、あんまりにもあんまりなアイディアだから、驚いてたのよ。そしたらあなたが……」
「こいつらも驚いてる。嘘や冗談で言ったんじゃないよ」
未沙はちらりと周囲に視線をやり、唇を噛んだ。
「──そのようだけど。…その、あの…それで、いつまでこうしていればいいの」
「さあ」
「さあ、って」
未沙の目が険しくなった。キャミソールというのかスリップというのかそれともランジェリーというのか輝にはさっぱりわからないが、ブラの上に着けているパールホワイトの滑らかな感触の下着姿にはその厳しい眼光はあまりにもそぐわなかった。
「いい加減にしなさい。上官侮辱罪で帰還後に告発するわよ」
「帰還できればね。甘んじて受けますよ」
うるさいな──。
この女性士官と言葉を交わしているといつも感じる苛立ちを抑えつけ、輝はまた周囲を窺った。
ひときわ大きい体躯の巨人が頭を押さえている。肩口が下がり、明らかに様子がおかしかった。
(…今、か?)
輝は、まだ何事かいい募ろうとした未沙にのしかかった。振り上げられた腕を掴み、床におしつける。
唇を塞ぐ。
「んっ…!」
暴れたが、無視した。いちいち説明していては千載一遇のタイミングを逃す。
『ウウ…』
太く低い呻きが空間を埋め、直後、どん、と台そのものが地響きに揺るいだ。
巨人たちが口々に叫び、倒れた巨人に駆け寄った。
『コレ以上ノ観察ハ危険ト判断スル』
『ヒトマズ退却シロ!』
輝たちには理解できない言葉で彼らは恐ろしげに言い交わし、倒れた巨人を引きずって闇に消えていった。
しん、と静まり返った台の上で、小さな声がした。
確かな文字にできる音声ではない。
強いて表現すれば「ああ…」と「はあ…」の中間か。
輝は一瞬首を傾げ、それが自分の下にいる人物の唇から漏れたことに気がついた。
早瀬大尉の顔は真っ赤だった。
「よ、よくも…よくも…!」
「やったよ、大尉。あいつら、扉を閉めるの忘れていった」
未沙は輝におさえつけられたままの手首を翻そうとしたが無駄だった。
「よくも…あんなことしたわね…!」
なにを今更。
輝は肩をすくめかけて、ふと表情を動かした。
キスしたのはもちろん作戦の一部なのだが──なんだかざわつく感じがあった。
「…告訴します?」
「当然よ。見てらっしゃい」
未沙は憤然として跳ね起きようとした。輝の重みで不可能と知り、ますます逆上した。
「ちょっと。さっさと離れて!」
「うん…」
輝は頭を下げた。
「あの」
「なに?」
「さっき…」
輝は未沙を眺めた。
「変な声、あげませんでしたか」
文字化けしたー!
298の該当部分は『ゼルトランディと』です
終わりそうにありません
気がつかれた方は気長におつきあいください
げっ
ゼントランディじゃねーか
マクロスファンにあるまじき間違いです
吊ってきます…
305 :
名無しさん@ピンキー:04/09/30 00:58:12 ID:rNeimLJu
キターーーーーー!輝と未沙、いいでつね!!!
未沙の気の強さがたまらないでつ。
306 :
名無しさん@ピンキー:04/09/30 01:33:33 ID:Esum/mfM
期待してまつ。やっぱ輝と未沙ものが一番思い入れがあっていいなぁ。
ひ、久々に覗いてみたら
新作キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!
…もしや文章の感じからして、27タンですか?(違ってたらゴメンナサイ!)
だってもの凄く文章がお上手だから。
「輝×未沙」大好きですー
まだ打ち解け合ってなかった頃の2人の関係がぎこちなくて
今後の展開がすごく楽しみです。
期待して待ってますねー。
未沙は煩わしげに頬にかかったままの髪を振り払った。
「なんのこと?」
輝の体重も振り払えるものなら振り払いたい、その思いが明らかな必要以上に力を込めた動作である。
──だよな。
輝は伸び上がるように彼女から離れた。巨人たちの出て行った扉は閉まっていたが、鈍く反射している操作盤は見て取れた。相当の高さだが、不規則な壁の模様にとりつくことができればなんとかなりそうだ。
「戻ってこないな。よし」
艦内スーツを掴んだ。
なんといっても下着姿のままではみっともない。さっさと着替えなければ。
一応、傍らの上官には目を向けないように──していたのに、その彼女が声をかける。
「…一条くん。一条くん!」
「なんだよ。早く着替えろよ」
「それ、私の服です。かえして」
輝は掴んでいたスーツを見た。室内の不気味な色合いの照明のため発色が異なっていた。とり違えたのだ。
無言で横に押しやり、彼女の差し出したほうをひったくる。
未沙がため息をつき、ぼそっと呟いた。
「…頼りない人…」
聞こえるように言うなよ。
そう言いたいが現に頼りない間違いを犯してしまった輝は黙ったまま着替えをすませた。
「問題はフォッカー少佐とミンメイさんたちがどこに捕まっているか、ね──もういいわよ」
お許しが出たので振り返ると、きっちりと艦内スーツに身を固めた未沙が髪をかきあげながら戸口に目を向けていた。
「みんな、近くならいいんだけど…」
たしか、巨人たちは『隔離』とか言っていた。ミンメイとカイフンはたぶん一緒に囚われているに違いない。
だが、と輝は思う。
キスをしてみせたミンメイたちが一緒に隔離されるのはわかる。
だが、なぜ自分と早瀬未沙が一緒にされなければならないのか。フォッカーだけが別の場所に連れて行かれた。
「よくわからないけれど──」
未沙が言った。
「あの二人がキスしたとき、私たち、たまたま近くにいたでしょう。喧嘩もしたわ。それで…じゃない?」
そんな簡単な理由なのだろうか。
「単純すぎるよ」
「でも…」
未沙は立ち上がった。
「ずいぶん男と女が一緒にいることを恐れていたようだから、この際、単純に考えていいんじゃないかしら」
「……」
反対するだけの根拠もない。すべては憶測に過ぎないのだ。
なので輝は頷いた。
「ま、そのお陰で逃げ出せそうだしね。急ごう」
「……本当に。とにかく脱出しなくちゃね」
未沙も頷いた。
巨人たちの戻ってくる気配は相変わらずないようだが、それでも気をつけながら輝は台からよじ上り壁の模様に取り付いた。
苦労してスイッチらしき出っ張りを押すと、扉が意外とスムーズに開いていく。
「早く!」
廊下──なのだろう。
果てが遠くの薄闇にとけ込んでいるように見えるほどだだっぴろい空間に駆け出した二人は、身を隠すことのできない心もとなさに思わず足をとめた。
「どっちに行きます?」
「そうね」
未沙は焦った顔できょろきょろと見回し、最後に顔が向いた方角を指差した。
「あっちよ!」
(本当か…?)
そう思いつつ、たしかに行き当たりばったりしかないと腹をくくって輝は床を蹴った。
広大な空間は同じような壁が無表情に続き、どこまでいっても変化というものがなかった。
思い出したようにあらわれる部屋の入り口は固く閉ざされ、いくら様子を窺っても中に人の気配はない。
「…おかしい、わね…」
未沙が息をきらしながら低い声で囁いた。
「使ってない部屋が、多すぎる…」
「ほかにもいくらでもあるんだろ」
巨大さと裏腹に、あるいは巨大さゆえに、そう、まるで──幽霊船に迷い込んだような心地さえする。
何とはいえない薄気味の悪さに二人は走り続けだった足をとめ、呼吸を整えた。輝はそれほどでもないが、未沙は少し辛そうだ。
ふと、輝は顔をあげた。
「──なに?」
「…しっ」
遠く、響いてくるかすかな音。
がん…がん……がん…。
それと、声。
「…おい。おーい!…輝ぅ!早瀬!…誰か!…くそっ!……誰もいないのか?…」
輝と未沙は顔を見合わせた。
次の瞬間、声の方向へ走り出した。
フォッカーだ。
ロイ・フォッカー少佐の声に違いなかった。
おはようございます。
27さん、またお目にかかれて嬉しゅうございます〜
貴方の書かれる輝×未沙物がとってもとっても好きです。
だって本当にあの時の「マクロス」そのままの2人って感じで。
文章もとてもお上手ですし、作品に思わず引き込まれてしまいます。
今回もとってもいいわー
2人のぎくしゃくな会話に何度も笑ってしまいました。
27さんの作品は濡れ場がなくても楽しく読めてしまいますね。
板的には濡れ場がないとダメなんでしょうけど…w
今後も期待しております。
気長に待ってますので宜しくお願い致します〜。
長文失礼しました。
27さん、応援してます(^^)/
316 :
名無しさん@ピンキー:04/10/17 23:01:55 ID:sKTpmwbm
期待age
がん…がん…がん…。
全てのパーツと同様やはり大きな扉の前で、やがて二人の軍人は立ち止まった。
「フォッカー先輩!」
「少佐!」
「輝…輝か?おい、早瀬もか」
扉越しに──ロイ・フォッカーが息を呑む気配がした。
「お前ら、ほんとにそこにいるのか?どうやって逃げ出したんだ、いったい」
「じゃあなんで僕らを呼んでたんですか」
「いや、まあこういう場合は普通仲間を呼ぶもんだろうが。こまかいコトを気にするんじゃない」
先輩後輩の不毛な言い合いが展開されるかと思われたその時、未沙の緊張した声が低く響いた。
「しっ。…静かにして」
後ろを気にしている。
輝もほぼ同時に振り返っていた。
走り去ってきた廊下の果てに不穏な振動が起こったような気がしたのだ。
輝と未沙は顔を見合わせた。
「もしかして…」
「気づかれたわ」
振動は気のせいではなく、だんだんはっきりとしてきつつあった。
複数の巨人の足音だ──追っ手のものだろう。
「見つかるとやばい。早く隠れろ」
分厚い扉の向こう側でフォッカーが指示した。
言われずとも隠れたいが、廊下の片隅にそんな場所などありはしない。
せっかくフォッカーの居場所までたどり着いたというのにここで捕まっては万事休すだ。
「先輩。扉をあけてください」
輝は叫んだ。
「できるもんならとっくに逃げ出しておるわい、バカ者。動かせるところは全部動かしたんだが」
「でも、扉の左側──」
いい募りかけて輝は言葉を濁した。
輝たちの場合、ロックされていなかったからこそ開閉装置は作動したのである。
フォッカーがいかに奮闘しようともそれは無駄なあがきというものだ。
なぜロックされていなかったかというと、それは……未沙が悲鳴をかみ殺したような声をたてた。
その視線を追った輝の目にも、角を曲がった追っ手の巨人の姿が薄暗い照明を受けてはっきりと見えた。
「なんだ、輝。扉の…?ええい、どうやったら開くんだ!?」
フォッカーの慌てた叫びを耳にしながら、輝は傍らの未沙に跳びついた。
巨人が──さきほど尋問を受けた個体とは明らかに違う風体の、おそらくは『一般兵士』たちが二・三人、たたらをふんで立ち止まった。
その勢いとともに動揺が、微風となって廊下を押し寄せてきた。
「なに、どうするの」
未沙は青白くなったような顔色で輝を見上げた。それは照明のせいかもしれないし、おぼろげながらも輝の意図を察したためかもしれない。
「わかるでしょう」
輝はしゃべり終える暇もなく、唇を相手のそれに押し付けた。
「ん、む」
未沙は呻いたが、抵抗はしなかった。
抵抗したからといってどうなるわけでもないのをよくわかっているのだろうと輝は思った。
どちらかというと自分も不本意なのだがこの場合は非常に助かる。
『ナ、ナンダ……!』
『ウ…ワ…ア!』
廊下の奥から動揺の波が打ち寄せてくるのを確認し、輝は顔をわずかに離した。
未沙が息をつぎ、恨めしげに顔を伏せた。
「……ほかに策はないの?」
その耳に小さくいい訳をする。
「有効な作戦が判明してるんですよ。わかっているなら利用すべきでしょう」
「別の作戦ならいいのに」
蚊帳の外のフォッカーが扉を叩き始めた。
「おい、どうした!大丈夫なのか?」
がんがんと響くその硬く無機質な音に、巨人たちが気を取り直したように身動きした。
やばい──。
そろそろエロの準備完了っす
前ふり長くてすんません
321 :
名無しさん@ピンキー:04/10/20 00:05:02 ID:c6WwrUmN
懐かしいなぁ〜
ここからどういう風にどのくらいエロい状況へと展開してくのか
想像しただけで…(;´Д`)ハァハァ
27タソ、ガンガって!
まだかな♪(・ ・。)(。・ ・)まだかな♪
フォッカー少佐が今後のエロ展開に
どんな風にかかわってくるのだろうか?
ちょっとドキワク☆
「見つかりました」
輝は前方に目を据えたままフォッカーに伝えた。
扉の向こう側の連打がやみ、呪詛のかわりに一発、がん!と最後の打撃音が伝わった。
「くそ!」
巨人たちは互いに顔を見合わせている。なぜか──いや、やはりというべきか、まだ一人も踏み出してこようとはしていなかった。
動くのは視線ばかりで、彼らは釘付けにされたように足を床に張り付けたままだ。
「…どうしたのかしら」
腕の中で未沙が囁いた。
「……」
希望が細くさしこんだ気がして、輝は彼女を抱いた腕に力を込めなおした。
最初からあまりにもばかばかしい作戦だと思っていた。
効果があるとわかってはいても、心のどこかでその効果のほどを疑問視していた。
だからさきほどの逃亡時にも、キスだけではだめだと思いいやがる未沙に無理にも下着姿になってもらったのだが──。
ただ驚かせるだけ、そう思っていた。
だが、違うのではないか。
巨人たちは、女が共にいることや男女が行う行為にただ驚いているだけではない。石にでもなったかのように微動だにしない彼らから伝わってくるのはまぎれもない恐怖だった。
「先輩」
輝は扉の向こう側に伝わる程度の低い声をフォッカーにかけた。
「逃げろ、輝。とにかくそこから──」
「しばらく、黙っていてもらえますか」
「なに?」
「今からなんとかやってみます。静かにしていてください」
「やるって、なにをだ、輝」
不審そうなフォッカーの声を無視して、輝は未沙に視線をあてた。
「いいですね、大尉」
未沙は顔色は相変わらずだったが、ため息をひとつ落として顔をあげた。覚悟したような光がその視線をややつよいものにしている。
「いいわよ」
輝は彼女を抱き直し、ゆっくり顔を寄せた。唇を迎える未沙がちらりと巨人を見た。
動かぬままのおおきな複数の影はぶれて震えたようだった。
『…!』
『アア…』
言葉にならないどよめきの中、輝は未沙にキスをした。
──もしかしたら
しなる体に掌を添え、彼女の唇におそるおそる舌を滑り込ませた。
未沙の背中がぴくりと小さく爆ぜた。
──逃げ出せるかもしれない。
未沙の唇の中心は乾いていて、たとえかつてリップクリームやルージュを塗っていたとしてもその効果はとうに失せているようだった。
そういえばマクロスを出てから何時間たったんだろう、と輝はぼんやりと考えた。
わずかしかたってない気もする。半日以上たったような気もする。
乾いた唇を潤しながら小さな硬い感触を舌先で探り当てた。
犬歯かもしれない。早瀬大尉の犬歯──ふだん見たことも意識したこともないものを舌先で探りながら、輝はふいに自分たちはいかにこっけいな事をしているのかと、そう思った。
キスも、抱擁も、それからそれ以上のことも。
だが巨人たちにとってのこれらの行為は、おそらくこっけいどころの騒ぎではない。
「ン…」
未沙が顔を小さく振った。
輝は唇を離した。
かすかに頬を染めて、未沙は不安そうに囁いた。
「あの──」
「なんですか」
「その…さっきみたいにするの?」
「一般兵士にも効いてますよ」
輝は肩をわずかに起こして呪縛されたままの影にそびやかしてみせた。
「……そのようね」
未沙は視線を伏せた。
「輝…早瀬。おい…」
ぼそぼそとフォッカーがあたりをはばかる声がする。
「やけに静かだが、どうした」
未沙は羞恥に染まったままの顔を扉に向けたが、無視した。
黙っててほしいんだろうな、と輝は思った。輝もその点に関しては全くの同意見だ。
輝の腕を外し、未沙は一歩後ろに下がった。
扉をほうにむこうとする細い肩を、輝は容赦なく引き戻した。
未沙が睨むのを睨み返した。
「見せなくちゃ意味がないよ」
「………」
未沙は唇を噛み一瞬葛藤で立ち尽くしたが、なんとか理性を総動員させたらしく、再び、さきほどよりも深く視線を伏せた。
ジッパーに片手を持っていく。かすかな音をたててスーツが分かれた。
彼女が肩を捻って腕を抜くのを、輝は手伝った。
巨人の気配を探りながら上半分を引き下ろす。
こんな場合でなければ面白いと思うだろう。それほどに巨人たちは呆然としている様子だった。
「上だけでいいです」
輝の声に、未沙は顔を火照らせた。ほっとしたように髪を払う。
監禁された部屋から逃亡するのとは事情が違う。さっきと同じようにするのが確実ではありそうだが、どう事態が転ぶかわからない。いざというときとっさに逃げられなくては、それこそ意味がないのだ。
呆然としていた巨人の一人が、ようやっと声をあげた。
『…アノ…メルトラン…ハ…』
その声に気を取り直したように、他の巨人たちがいっせいに声をあげようとした。
輝は未沙にとびつくと、アンダーシャツの上から片方の乳房をわし掴んだ。
「きゃあ!!」
『ウワアアアア!!!』
『オオオオオ!!!』
「なっ、なんだ!!どうしたんだ!!おい、輝!!」
廊下に一斉に大小さまざまの悲鳴と怒号が渦巻き、吹き抜けていった。
巨人たちがわなわなとうち震え再び言葉を失ったのを見届けた輝は、ふと未沙の動きを目の端にとらえ、とっさに背をそらせた。
その頬をかすめて未沙の平手うちが勢い良く空をきった。
「痛いじゃない!」
「すみません」
「力任せに胸を揉むなんて!サイテーよ!」
答えようとした輝を、扉越しの声が遮った。
「なんだ?胸を揉むだぁ?…こんな場合になにをやっとるんだお前たち」
こんな場合だからやってるんだけどなあ…と輝は思ったが、それより早く未沙が怒声を浴びせた。
さすがに頭に血が上っているようだ。
「黙っててください、少佐!それもこれも少佐のためにしてるんです!」
「…なるほど。あァ、そうか。うん、いい手だ」
フォッカーの理解は早かった。
それが一流パイロットに不可欠の洞察力によるものか、それともただの女好きのなせるわざか、先輩後輩の仲であっても輝にはいまひとつ理解できないのだが、ともかくフォッカーは瞬時に輝たちの必死の作戦を悟ったようだった。
「よし、早瀬。輝。とりあえず抱き合え。巨人の様子はどうだ」
うってかわってきびきびと、フォッカーは扉の向こう側から指示した。
輝と未沙は慌てて抱き合った。
巨人たちはそろそろと動こうとしていたが、輝たちの抱擁に、再び縫い止められたように動かなくなった。
さきほどまでは全員こちらに向いていたのに、ひとりふたりは体がやや斜めになっている。逃げ出したいがそうもいかない、といった風情が漂い、こんな場合でなければ面白い様子だった。
「突っ立ってます」
「逃げ出しそうか」
「さあ。様子を窺っているようです」
未沙が言い添えた。
「なんだか、逃げようか逃げまいかと迷っているようです、少佐」
「そうか」
フォッカーの声が低くなった。
「面白い。腕によりをかけて一目散に逃げ出させてやろうや。な、輝。なあ、早瀬」
その声に、ふと輝と未沙は顔を見合わせた。この緊急時に不似合いなものを感じたのだ。
「いいか、輝。俺の言う通りにするんだぞ」
いつも通りの落ち着いた声がなにやら怖い。
未沙の、縋るような視線をかろうじて無視すると、輝は答えた。
「はい」
「よし。作戦開始だ」
たぶん両手をぽん、とあわせて気合いを入れているような締まった声で、フォッカーは呟いた。
「えーと、そうだな。キスはもうしたか」
「はい」
「うむ。じゃ、これだ。輝、早瀬のファスナーを下ろせ。邪魔だ」
腕の中で未沙の体がかたくなったのを感じつつ、輝は答えた。
「もう、下りてます」
「なに!」
フォッカーの驚いた声がした。
「お前にしてはやるな」
「余計なことを言わないでください。それで、どうするんですか」
「首すじは出てるか」
「えーと」
確認した。アンダースーツと長い髪の毛が覆い隠していて見えない。
「出てません」
「よし。出して、そこにキスをしろ。迷うな、命がかかってるんだ。上官命令だぞ」
「セクハラだわ」
未沙が呟いたが、ここまでくるともう本当にどうでもよくなってきたのか、あっさりと指でおさえて首すじを露出させた。
「さっさとして、一条君」
情緒のないことはなはだしいが、そもそも情緒などかけらにしても持ち得ない状況なのだ。
輝もやけくそな気分で唇を押し当てた。
たぶん一生のうちでこれほどキスをするあかの他人はいないことだろう。
輝の感慨とは全く関係なく、廊下の端で巨人たちが一斉にのけぞった。
『……ナ、何ヲシテイルンダ!』
『苦シイ』
「おお、効いとるな」
フォッカーが嬉しそうに扉のむこうで叫んだ。
巨人たちの動揺が扉越しにも伝わっているようだ。
「よし、輝。ただのキスだけでは芸がない。ちょっと舐めてみるんだ」
「舌ですか」
輝は疑わしげに扉を眺めた。
「でもさっきも、キスで試してみましたが見た目は同じでしょう。巨人に効果があるとは思えません」
「バカ者、自分の上司を疑うのか。さらに効果があらわれるはずだ。いいな、早瀬」
輝は未沙に視線を動かしたが、彼女は目を閉じて肩を竦めた。反論しないつもりのようだ。
「変な病気はもってないでしょうね」
「…持ってるはずないだろ」
輝は巨人たちを意識しつつ、彼女の首すじに顔を埋め直した。
唇をおしあて、その隙間から舌を這わせた。
首すじの皮膚は唇よりもしっとりして、きめ細やかに舌を迎えた。
そのさえぎるもののないひどく滑らかな感触に、ふと彼は動きをとめた。
「…ぅ」
未沙が変な声を漏らして、身動きした。変な気持ちに教われた輝は、もう一度だけ舌ですくった。
やはり、その感触は甘く、官能的だった。
「ん、あ、いや」
未沙が激しく身悶えして輝の肩を押しやろうとした。
「やめて…」
どくん。
──どうしたんだ。
「先輩」
輝はしゃがれた声で尋ねた。
「なんで、ここだと効果があるんですか」
「うむ、それはだな」
フォッカーは講釈を垂れた。
「俺ならともかくだ、お前のような初心者にキスで女の子をうっとりさせる高等技術は期待するだけ無駄だ」
「そうですね」
輝はさきほどの未沙の反応を思い出した。たしかに全くうっとりしていなかった。状況が状況(略)。
「だが女の子には弱点というか、気持ちいい場所というところが必ずある。たいがい首すじとか髪の生え際とか背中とか、唇の子もいるが、ま、そんなとこだ。稚拙な技術でもそこなら…」
フォッカーはとくとくとしゃべっているが、輝は未沙の紅潮した頬や、ややはずんだ呼吸を見つめていた。
「で、肝心の奴らの反応はどうだ、早瀬」
「は、はい」
未沙は輝の凝視から逃れ、廊下のうす闇を透かした。
巨人たちの影はやや丈が低くなっている。逃げ腰というにふさわしい、まさにおびえきった体勢でこちらを窺っていた。
「…怖がっているわ。動けないようです」
「あと一押しだな。輝!」
「はい」
我に返った輝にフォッカーは檄をとばした。
「今度は胸だ。いいか、優しく触るんだぞ」
「まだですか、少佐」
未沙が情けなげな声を出すのを一喝する。
「まだだ!ここが勝負なんだ!いいか、必ず生きて戻るぞ!!」
やっているのがセクハラもどきの命令でさえなければ感動的な上官の叱咤だ。
335 :
名無しさん@ピンキー:04/10/29 00:44:25 ID:3TdOWokM
わぁぃレッスンだぁ〜
まさに感動的な上官っすなぁ〜
336 :
名無しさん@ピンキー:04/10/29 04:03:46 ID:RCFbhYIl
うはー
今回はコメディータッチでこれまた面白いです!
フォッカー少佐、どんどん過激な命令してぇ〜(笑)
面白すぎるんで、あえてageで(w
ハァハァ
続き頼む・・・。
面白いなぁ
27さんてプロの方だったりして?!
339 :
名無しさん@ピンキー:04/11/06 23:46:28 ID:czsI6q+5
期待してますage
340 :
・・・:04/11/12 16:03:21 ID:QYPblxjZ
27さんの新作、読みたいです(輝&未沙もの)
341 :
名無しさん@ピンキー:04/11/17 01:30:44 ID:EkWgFKGg
定期age
続きがとっても気になりまつ。
どんどん乱れていく未沙タンが見てみたい…
342 :
名無しさん@ピンキー:04/11/22 09:29:21 ID:oXkdQ0dJ
『帰還』いいでつね。
輝の最後の台詞、あるのと無いのとじゃ大違い。
愛のある充実した、素敵なエチーしてます♪
えがった!!ありがとー。
343 :
名無しさん@ピンキー:04/11/28 01:22:44 ID:U/mcXW85
ああ…待ち焦がれて一ヶ月…
「これだけは頭に叩き込んでおけ、輝」
フォッカーの叱咤に反射的に凝固した未沙に向き直りながら、輝は耳を傾けた。
「力任せは絶対にいかん。常にだ。触れるか、触れないか、のデリケートかつソフトなタッチを心がけるんだ」
「はあ」
輝は持ち上げた腕をさまよわせた。3秒ほど考えてから、思い定めたように手を伸ばす。
アンダーシャツ越しにそっと触ったが、未沙の表情はあまり変わらない。
それどころかどこかほっとしたように眉をおろすその表情を見下ろしつつ、輝はフォッカーに問いかけた。
「あの…」
「なんだ」
「反応がありません」
「なに?」
フォッカーは沈黙した。
しばしの後、フォッカーは「おお」と声をあげた。
「確認するぞ、輝」
「はい」
「早瀬の胸をだ、その、…直接触っとるんだろうな」
輝は、卵を掴むような線で曲げられている己の指の下でかすかに息づく鈍色のアンダーシャツを眺めた。
「……いえ」
「ばかもんっ」
とたんに罵声がとんできた。
「そんな事言われても」
さすがに輝はムッとしながらいい募る。
「先輩、別に何も言わなかったじゃないですか」
「服を脱がせとるというから安心していたんだ。艦内服越しに微妙なテクニックが活きると思うか。このあほう」
「脱がせてるわけじゃありません。ファスナーを下ろしてるって言っただけですよ」
「同じことだと思うだろうが。いいから、とにかくダイレクトだ。直接触るんだ。早瀬の反応をいかに引き出すかが決めてなんだぞ」
「え…ええ…でも、それは…だけど」
あやふやな返事に眼下の大尉殿の眉がぴくりと動き、彼女は輝を睨み上げた。
「…まさか、あなた…本気で」
輝は思わず視線を外した。
「いや、僕は別にですね」
この青二才では話にならじと思ったのか、未沙は扉に叫んだ。
「フォッカー少佐!いくらなんでも、それはないんじゃありませんか?」
「なんだ、早瀬。触ると減るとでも言うのか!」
「さ、触ると…減る?」
未沙のとまどいをフォッカーは変則技で撃破した。
「輝が触ったくらいで減るような、お祖末な胸なのかっ。そうじゃないだろう。俺は前々から睨んでいたんだが、お前はからだが細いわりには胸はけっこうでかいはずだ」
「え…」
未沙は絶句した。
「俺の目はごまかせないぞ。堅物のお前の無駄に立派な胸が、今、貴重な人命を救うんだ。迷うな!その資源を誇れ!いいか、早瀬!」
「……」
輝も同様に絶句しかけたが、さすがに本人よりもはやく立ち直ると力なく呟いた。
「日頃から何を考えてるんですか、先輩」
「で」
急にフォッカーの熱い叫びが指揮官の声に戻った。
「輝。俺が説得している間にさっさと脱がせとるんだろうな。時間を無駄にするな」
輝ははっとして廊下の向こうに意識を集中させた。むくれたように頬を赤くして俯いた未沙をなだめるように引き寄せながら、巨人たちが相も変わらず惚けたようにじっとこちらに注意を注いでいることを感じ取った。
「……」
輝はひとつ、息を吸い込んだ。
何を言えばいいのかわからないので無言のまま、押し黙ったままの未沙の前に顔を近づけた。
「……」
未沙が、奇妙な視線をあげた。
輝の初めてみる視線だった。──寂しそうだ、となぜか輝は思った。
迷ったが、ちいさく彼女に呟いた。
「…任務だと思って…」
「…わかっています」
未沙が視線をおろして、それから気づいたように付け加えた。
「あなたは、余計なこと言わないで。なにか言ったら……許さない」
それから、彼女は勢いよく顔を横に振り、輝から離れた。廊下のむこうに、つまり巨人たちの方を向いて立つ。
そして、かすかに震えてはいるものの凛とした声で言い捨てた。
「…いくわよ。見せなくちゃ意味がないんでしょう」
アンダーシャツの裾がスーツ内部から引き抜かれ、その下から滑らかな布地がからだの線を素直に描いて光を弾いた。
輝は目を閉じた。
任務とは言ったものの、彼女も気丈に振る舞ってはいるものの、いまの視線を思い出すと…やはり、見てはいけない気がした。
ここにいるのは輝もフォッカーも(扉越しだが)、それから巨人たちもみんな男で、女性は大尉だけだった。
なんだか、それがとてもかわいそうだった。
やがて下着を引き抜くしめやかな音がたち、輝の胸はさらに痛んだ。
(…そこまでで、いいじゃないか)
先刻の脱出劇の時には感じなかった痛みだ。
いやがる彼女をかき口説いて下着姿で抱き合うという暴挙(快挙?)を成し遂げた自分なのに、なんで今更こう後ろめたいのかと彼は思った。
実のところそれは扉のむこうのフォッカーという、よくもわるくもすべての責任を預けられる存在があるが故の心の動きだったのだろうが、その時の輝にはわからなかった。
余裕があったのだ。
後の、さらに追いつめられた状況事には霧散した、わずかな余裕が。
気づくと輝の腕は未沙を背後から包み込み、そのからだを巨人たちの視線から隠そうとしていた。
「…一条君?」
未沙の声に輝は我を取り戻し、内心驚き慌てた。
(…俺はなにをしてるんだ?)
後ろから抱き包んでみると、背中はいかにも華奢に思えた。
肉が薄かった。その肉の奥の骨が細かった。肩幅は狭く、輝の脇にあたる両腕が細い。
ちいさい、と彼は思った。
今のいままで向きあっていたときには感じ取りもしなかった頼りなさに、輝はふいに胸に泡立つような哀しみを覚えた。
それは日常的ではないけれどもやはり馴染みのある感情で──今感じるべきものではないはずの感情で──不思議なことに、その対象としてこれ以上ふさわしくない人間に──。
輝は囁いた。
「…もういいよ。ふりをしよう、大尉」
未沙が斜め後ろに輝を見上げた。
「──ふり?」
「見えないよ」
輝は扉にちらりと視線をやった。
未沙の表情が動き、彼女はかすかに微笑した。
泣く寸前の微笑というものがあるとしたら、おそらくそれに分類されるだろう。
「……」
未沙のからだが、腕に柔らかくもたれかかったのを彼は感じた。
羽毛が吹きかかったような微妙な重心の移動だったが、その重みの動きがはっきりわかった。
未沙は、二三度、ヒステリックなリズムの呼吸を重ねた。
「………そうね」
彼女は呟いた。
短い一言に安堵がにじみ出ていて、輝の心は動かされた。
彼は掌をあげると、不器用な動きで彼女の肩を包もうとした。
「ん、どうしたどうした。…シーンとしとるが、どうだ」
フォッカーの緊張した声がひそひそと流れてきて、二人はびくりと顔をあげた。
「……」
「大丈夫です」
輝はとっさに応じ、未沙の耳朶に囁いた。
「…さあ、大尉」
未沙が代わりに声をあげた。
「いま…キスするところなんです、少佐。声をかけないでください」
「おっ、そうか。悪かった」
未沙は彼の腕の中でくるりと振り向いた。
「一条くん」
「………」
「どうしようもない人かと思ってたけど、あなたって──」
未沙はためらい、ぽつりと付け加えた。
「──変な人ね」
「変?」
彼は瞬きした。
「ええ」
未沙は頷き、口の中で確かめるようにもう一度発音した。
「…変な人」
「どこが?」
「どこって…」
言葉が途切れて、ふたりはなんとなく見つめ合った。
なんとなく見つめ合ったまま、輝は視界の端に、乱れたアンダーシャツと下着の線を認めてうろたえた。
見えないように、腰をゆっくりとひき寄せた。
それだけのはずだったのに力は収まらなかった。
さらにゆっくりと、胸と胸、唇と唇とが触れあう寸前まで腕は離れようとしなかった。
輝はとまどい、瞼をおろした。
目を閉じてしまうと未沙は柔らかさと華奢とぬくもりだけになり、いい訳だったはずのキスを実行している自分に気づいた驚きはそのぬくもりに押し流されてしまった。
輝は流されまいと焦った。
なぜか目を再び開けられない。
あけてはいけないような気がする。
フォッカーの声も聞こえない。
巨人のどよめきを遠くに感じたが、すぐにわからなくなった。
引き延ばした時間がもとに戻ろうとする勢いを感じつつ、輝は腕の中の感覚を抱きしめ、後ろめたさを紛らわすように性急に未沙の唇の輪郭を確認した。確認し終わると、輝の頭はさらに下に降りた。
「…… ん」
妙な音が鼓膜をくすぐっている。
巨人たちの声でもなく、フォッカーの声でもない。もちろんこの艦の機関音でもない。
「あ…ん、う…」
目を開けてはいけない気がする。
絶対だ。
目を開けたら混乱した現実がものすごい勢いで襲ってきて、それは輝の処理能力を簡単に超えてしまうことだろう。
舌が滑らかな感触をとらえた。鼓膜をくすぐる音が高くなった。
─なんで俺こんなことしてるんだ?
巨人たちは半ば腰を抜かしたまま、目の前で進行しつつある緊張感に満ちた謎の行為を眺めていた。
握られている両腕が痛かったが、未沙はそれよりも難しい問題に直面していた。
両腕の痛みは骨ごと肉を圧迫する不快で単純なものだった。
おそらくこの部下は、すらりとした見た目よりもずっと体重があるのに違いない。
その重みを、握った指から遠慮のかけらもなく流しこんでくる。
この男をいい奴かもとなぜ一瞬でも思ってしまったのか、自分の感性に未沙は不安を抱いた。
こんなに身勝手なやつなのに。
(嘘つき)
結局、一条輝はフォッカーの、女にとっては理不尽きわまりない命令に唯々諾々と従ったという事だ。それが好奇心かスケベ根性かなにかの間違いかはわからない。いや、そんなことはどうでもいい。問題はこの現実だ。
輝の視線に同情にも似た傷ましさを感じたのは気のせいだったのか。
それを優しさと勘違いした自分を許せない。
あまりの状況に弱気になった自分が情けない。
そして、その葛藤とも別に、いまや首筋を這いまわる感覚は無視できるものではなくなっていた。
未沙は我慢できずに叫びだしたくなる衝動と戦い、必死で息を押し殺している。
(いやだ…、そんなふうに…舐めないで…)
「ん…う…」
呼吸を過度に抑えているのでくぐもった声が漏れた。
「…ふ…っ、う…」
フォッカーが得意そうに一般論を述べてみせた通り、未沙に官能面での弱点があるとすれば少なくともそのひとつは首筋のようだった。
ここで判明しなくてもよさそうなものなのに、よりによって生涯初めての発見が今の今だ。
しかも、その事実を未沙に突きつけている相手は卑怯で生意気で身勝手な一条輝なのである。
この男にだけは快楽を汲みだしてほしくない。
万が一そんなことでもになれば、それは汚点、いや屈辱だ。
そう考えると腹立たしさと恥ずかしさにくらくらと目眩がした。未沙は思わず目をとじ、慌てて開いた。
目を閉じると感覚だけを意識しなければいけなくなる。それに気づいたのだ。
「一条くん…い、一条くん、たら…っ!…」
顔を左右に振り、輝の視線を捉えようとしたが輝はかたく目を閉じていた。
その眉をひそめてなにやらひどく真剣な顔を、未沙は睨みつけた。
「ねえ、ちょ…」
未沙はちいさな悲鳴をあげた。
「あっ」
視線をおろさずともわかった。裾が乱れたままの下着の内部に異物が侵入したのだ。
未沙は艦内スーツを着用するときにはマイクロキャミソールをつけるようにしている。だからその裾は短い。おへその下をやっと覆うくらいの長さしかないのだが、その一番くびれた滑らかな曲線の前側にごつごつとした瘤ができている。輝の掌だ。
瘤は移動して、アンダーシャツごと滑らかな布地を押し上げた。
「や、やだ…!…!!」
押し上げられた布地越しに、まろみを帯びた稔りが見えた。次の瞬間、未沙は軽く息を止めた。
輝の掌はあっさりと稜線に指先を置き、薄布を払いのけて素肌に直接、触れた。
「…」
一瞬視界が狭まるほどの羞恥に未沙は立ち竦んだ。輝の掌は熱く、その熱を直に感じたからだ。
その掌がひとつだという事にまで、彼女の気は回らなかった。もう片方は背中に廻され、体をホールドしている。
輝の眉が少し開いた。薄く、瞼の線が揺れた。
声をかけるなら今だったが、未沙には声が出せなかった。
輝はゆっくりと指をひきはがし、背を抱いたほうの腕を揺すり上げて未沙の体を抱き直した。
チンポが立ちました
センセイご降臨キター
|∀・)< いい話です♪
なんか懐かしい・・・ マクロスよかったなー
もういちどみたくなりました。
ありがちょー
いやーーーーん
もうすっごいドキドキしてますーー。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.
360 :
名無しさん@ピンキー:04/12/01 13:12:15 ID:/wLwBolW
∧ヽ
コイツハ、キタ━━━━━━( ゚∀)━━━━━━━!!
⊂ つ
(⌒*⌒)
/| ∪
/ | ドス!!
∧ ∧,/ /
(,゚∀゚/ /
_/つ/ ゚∀゚/
~て ) / /
/∪ /
\/ /.|
\__/. .|
/// \_|
ωω
未沙は思い出したように体を捻った。
怒りもあるだろうがなによりも恥ずかしさが原因と、その反射的な動きが語っている。
露にされた乳房を隠したいのだ。
動きでほの暗い廊下の光を集めて白く弾く柔らかそうな稔りがかるく揺れた。輝の指はすでにその柔らかさを識ったが、視神経を刺激した質感は真新しい記憶をひどく不安にさせるものだった。
仕草の意図とその結果は逆のベクトルを示した。
「…あ!なにする…や…!」
未沙が罵った。肩を竦めて逃れようとしたが、拘束する力は揺るがなかった。
冷たい感触が肌を圧すのを未沙は感じた。輝の鼻先だと認識すると、全身の血液が沸騰するほどの逆上を感じた。
素肌を剥き出しにされたこころもとなさに他人の鼻先の感触が加わって、実際は輝の体に密着して巨人の目に触れることのない露出が全身のそれに感じられる。
全ての防御を台無しにされた気分──これほどの心細さを覚えるのははじめてのことだった。
冷たい感触が広がって、輝の頬と額が寄せられたことがわかった。
かすかに吐息がかかり、それから突然、溜め息のような空気の渦を浴びせられた。
目の前を塞ぐ癖のつよい髪が目をさして、未沙は目を閉じて顔を背けた。のけぞるように背をそらし、ちいさく叫びをあげる。
拘束が緩まないのでもはや半分以上諦めてはいたのだが、悪い予測があたるというのは不幸なものだ。
輝はふくらみの上の稜線に唇を押し付けた。未沙はじたばたして逃れようとしたが無駄であることが再確認できただけだった。未沙は輝の頭を掴んで押しやろうと両手をあげた。
あげられなかった。
片手は背中に廻された輝の腕に押さえつけられて動かすのは不可能だった。もう片手は肩まで達したが、そこであっさりととり抑えられた。
頑として拘束を解かない腕に背中を預け(預けざるを得ない)、未沙は震えながら呼吸を整えようとした。
輝は曲線を確かめるようにキスを繰り返している。
「…一条ゥ、ゥ、。ケ
、ェ?、、、タ、ォ、鴣ツ、皃ハ、、、ヌ。「、ネ??、キ、ォ、ア、ニホエノウ、マ?ウ?キ、ソ。」ムヤ?、ヒ、ケ、?ネ、ォ、ィ、テ、ニ、ウ、ホ?。ゥ、キ、、イソマツ、?フシ、、キ、ス、ヲ、ハモ雕ミ、ャ、キ、ソ、ホ、タ。」
その一瞬の隙をついて、案の定柔らかい濡れた感触を感じ取り未沙は唇を噛んだ。
鼻先は冷たいくせに、やたらに舌は熱い。そのギャップが鼓動をとばした。
「ね…」
やめて、と言いかけて未沙は息を短く吸い込んだ。
濡れた感触が、稜線の先端を包み込んで捏ねた。あまりにもいきなりで、未沙の思考は吹っ飛んだ。
「ん………は、ぁ……」
彼女はうめくように長い吐息をはき、肩を一層竦めて首を振った。最後には拒否されることを悟りつつもいやいやをする幼児のような弱々しい仕草だった。
すぐに離れてくれれば何の問題もなかったのに、舌は執拗だった。
周囲から肌を刻むようになぞり、頂を確かめようとしている。
乱暴に吸われるよりはましかもしれないが、それでも、その慎重さが未沙にはひどく怖かった。
「…あ…」
未沙は悶えた。快感といえるほどのものはなかったが、じわじわと頭をもたげている不穏な気配を輝に悟られたくなかった。
かなり感覚が混乱してきていた。さっきから何度もこの部下とキスを交わし、抱き合い、意に染まぬ交流を繰り返していたのだが、そのわずかな経験が自分の体に植え付けた安心感に彼女は気づいたのだ。
輝のぬくもりや匂いに、もはや未沙の感覚は馴れていた。輝の腕の強さや、抱きしめてくる力にも馴れて受け入れつつあった。
そればかりか輝の舌やその濡れた熱さにも未沙の体は現在進行で順応しつつあり、それを彼女の理性は改めて確認して愕然となった。
「だめ…!…だ、だめったら!」
未沙は輝と自分に警告を送ろうとして叫んだ。輝は一瞬顔をあげようとしたが、すぐ続きに戻った。
その大雑把な無視ぶりに、たぶん彼も現状に馴れつつある、と未沙の理性は分析した。
きっとやめられない。叫んでも無駄だ。だいいち、と未沙は斜め横の巨大な扉を輝の髪越しに睨んだ。
誰も助けてくれない。
じわじわと彼女の肌が熱を帯びてきている。
それは自分の唾液のせいかもしれないし、愛撫のせいかもしれない。単純に怒りのせいかも。
だがそれだけでもないような気がする。いつのまにか、未沙の抵抗がやんでいた。
輝は口中の柔らかな核を弄んでいる。ぷっくりともちあがった稔りの先端は、面白いように舌の動きのままに震えて甘えたような弾みをみせた。
「あ……」
耳のやや上で鬼よりこわいはずの大尉殿の声がした。すこし掠れていて、勢いがない。
たちあがったちいさな核にじれったげに舌の先を何度も擦り付けると、その声には喘ぎといっても差し支えないわずかな色が滲んだ。
「…ぁ…っ」
その甘さに、輝は顔を上げた。かすかに紅潮した膨らみの中心にはりつめた淡紅色の可愛らしい先端を眺めると、彼は掴んだままだった未沙の片腕を離した。腕は力なく垂れた。
「……」
輝は未沙を抱いたまま、壁際に踏み込んだ。背中を支えていた腕を外す。さすがにすこし痺れていた。
腕の代わりに壁に彼女の背を持たせかけ、輝は顔を近づけた。
ひどくスムーズなキスになった。未沙は目を閉じて、困ったように呼吸を潜めている。
輝の意図がわからないのだろう。輝自身にもわかっているとは言いがたい状況なのだから当たり前だった。
──いいのかな。
頭のどこかで理性が警告している。
いいはずがないだろうともうひとり、はるか遠くに分裂した思考が自答した。
相手は威丈高で偉そうで生意気でいけ好かない上官だけど、一応女の子だぞ。ふりをするなんて言って、なんでかわからないけど結局騙したことになるんだぞ。しかも──かわいそうだと思ったはずなのに。
でもやめられそうにない。それだけはわかる、やめられそうにない。
──誰か止めてくれないかな。
ずるいなあ、と遠くの思考が嘲笑った。
ああ、そうさ。俺はずるいよ、と彼は開き直った。
すでに行為の目的を半分かた動機からすっ飛ばし、輝はためらいもせずキスの途中で舌を入れた。
「っん」
逃げる舌を追いかけ回し、捉えて吸う。未沙は苦しそうに眉を潜め、目を開いた。
定まらない視線が至近距離で焦点を結び、輝が見ていることに気づく。
「…んん!」
彼女は気を取り直し、怒ったように呻いた。
体をくねらせ、輝を撥ね除けようとした。
彼女の腹部と腰がやわらかくぶつかり、ぞくりとした隠微な感覚が輝の背筋を走った。
──もう、どうでもいいや。
フォッカーの作戦命令は的確なものだったのかもしれないが、少なくとも輝には不適切なものとなりそうだった。
初心者ゆえのやけくそぎみの開き直りと歯止めの利かないこらえ性のなさで輝は、加速度を上げて未知の領域に突進していった。
反応を見られた。
未沙の頭の奥は真っ白になり、全身が怒りでこまかく震えはじめた。
どうして、この男はキスの途中で人の顔を見たのか。未沙の反応を確かめたに違いない。
さっきからからだの内側に溜まりつつある不穏な気配、それが表情に現れたのだろうか。
輝はそれを感じただろうか。まさか、それをこの男はつぶさに感じ取ったのではあるまいか。
そうだとすれば叫んでうずくまりたいほどの屈辱だ。輝を許さない、いや自分を許せない。
生産的ではないが激しい怒りに満ちて、未沙は全身の力をこめて輝を押した。
上半身はおさえつけられていてちっとも動かない。せめてと思い、未沙は腰で輝をおしのけようとした。
──と。
輝が低く呻いて、身をかわした。
未沙はポカンとして固まった。一瞬おくれて、腰に感じた違和感を反芻した。
みるみるうちに彼女は真っ赤になった。
まさかと思ったが、つまり、彼は欲情しているのだ。不穏な気配を押さえつけているのが自分だけではないことを知って、未沙は絶望した。
どうしてこんなことになったのだろう。
だが、体が離れたために露になった肌を隠すチャンスができた…未沙は慌てて、両手で胸を隠そうとした。
しかし相手は宇宙空間の戦闘もこなす卓越した反射神経を誇るバルキリーパイロットだという事実を忘れていた。輝の手が素早く閃き、彼女の動きは阻まれた。
「あっ…」
脇腹を両側から掴まれて、未沙は跳ねた。艦内スーツの上半身は腰の周りにまとわりつき、アンダーシャツと下着は押し上げられたままだ。
すべすべした曲線が巨人たちの目の当たりになった。
マイクローンたちは争いはじめたように──見えた。
最初のキスで度肝を抜かれ、自失していた巨人たちはようやくに己を取り戻しつつあった。
メルトランディは敵だ。
だから、争うのはわかる。殺すのもわかる。敵は殺さなければならないはずだ。
恐ろしいのは、そうでないさきほどまでの様子だった。
もう今では怖くない。
理解できる現象によって彼らの状態回復は早められた。
巨人の一人が無言で持っていた銃を握り直した。
そのかすかな音に、周囲の巨人たちは忘れていた瞬きを再開した。
息をつく気配がいくつもおきた。頭の芯が痺れているようだったが、戦闘能力への直接的な影響はなさそうだった。
彼らは顔を見合わせ、それでも非常に慎重に──じりじりとマイクローンたちの方向へ移動しはじめた。
戦闘服を剥いだメルトランディからは、彼らはできるだけ、一様に目を背けていた。
見ると戦闘に差し支える……ような直感が、彼ら全員に働いていた。
未沙は日頃体の柔軟さには人並みの自負を持っていたが、もうこれ以上は逃げられなかった。
後ろに壁があるからだ。輝は彼女のほっそりひきしまった胴を握りしめ、その手を滑らせた。
「……!」
未沙は悲鳴をあげまいと横をむいた。それがまずかった。
さっきとは違う側の乳房を熱さが覆い、未沙は身をよじった。
「……〜ん!!」
今の未沙の体はひどく敏感になっていて、刺激を与えられると彼女の意志とは別に、素直な反応を返した。
つん、とたちあがっていく先端を彼の口の奥に感じて、恥ずかしさのあまり未沙の瞳が潤んできた。
あまりといえばあんまりだ。
「…あ…ぁ…」
のどの奥に呻きをとどめておくだけで精一杯である。
輝は、もう一方のふくらみに片手を添えてきた。頂を指に挟むようにひどく柔らかく揉みしだかれて、今度こそ未沙は喘いでしまった。
「は、……あ…」
こんないやらしいことをされて、どうしてこんな声を出しているのか。
今がどういう状況か、忘れたわけではないのに、なにをさせているのか。
未沙は考えようとした。
ダメだった。
今はもう、考えられない。
考えることを放棄した途端体が大きく震えた。
意識しまいとして押さえつけていたものが、マグマのように奥に渦巻いていた快楽がどっと彼女に襲いかかった。
未沙は喘いだ。
輝の頭をかき抱くようにして、力が抜けそうになるのを必死ですがりついた。
しまったまたもやの文字化け
362の該当部分は以下の通りに変換してください
『「…一条──」
お願いだから舐めないで、と懇願しかけて未沙は躊躇した。
言葉にするとかえってこの図々しい部下を刺激しそうな予感がしたのだ。』
370 :
名無しさん@ピンキー:04/12/01 23:24:16 ID:fu0TaA2D
ぶらぼぉ〜連続ですか!!
油断してたら今日もキテター!!!!!!!!
ありがちょーございます みさたんはぁはぁ
凄くイイーー⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!!!
輝から、未沙から、ゼントラーディ側から、と言う視点の転換も新鮮でつ!
この後の展開も期待してます!
ガンガってくださいー
「なんだ、早瀬。触ると減るとでも言うのか!」
↑
フォッカー先輩最高♪
あと一言I、mpluse 氏 貴方は天才だ!
369はネ申
376 :
まぐろ:04/12/04 00:21:47 ID:9v788hUo
マジレスすると、TV版の小説三冊と映画版の一冊を持ってるんだよ。
だけど・・・だけど・・・ Impluseの作品が一番面白い!!
Impluseさん文章の、輝や未沙が一番、おいらの胸の中でイメージしてる
人物像で、セリフひとつひとつがなつかしくてすごく嬉しいです。
TVの小説の中で、輝がフォッカー先輩の助けではじめて女の子とデートする
話があるんだけど、その時の輝とフォッカー先輩とのやりとりを思い出して
ニヤニヤしてしまいました。Impluseさんのフォッカー先輩のセリフ回し最高です。
年末で本当に忙しいと思うのに楽しい作品をありがとうございました。
え?まだ終わってないでしょ?
続きが読みたいです・・・どきどき♪
378 :
名無しさん@ピンキー:04/12/09 00:02:24 ID:cT5c4SpT
マクロス7ネタないの?
良スレすぎる
お気に入りにいれますた
どきどき
tokimeki
____
/∵∴∵∴\
/∵∴/∴∵\\
/∵∴<・>∴∴.<・>|
|∵∵∵/ ●\∵|
|∵∵ /三 | 三| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|∵∵ |\_|_/| | < 妄想厨ばっかだな !俺もだが
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| :/∵| \_/ ||_|
○ |∴ \____/ |_)
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( ̄ ̄ ̄)( ̄ ̄)
383 :
名無しさん@ピンキー:04/12/27 21:12:31 ID:mNwX41XQ
期待age♪
輝は唇を離した。
熱さに咽せ、ひとつ息を吐く。とたんに強く引き寄せられ、彼はつんのめるように再び彼女にしがみついた。
(──?)
間近に寄せた顔を見た。輝がこれまで見たことのない色の瞳が、引き寄せられるように彼に視線を返した。
そのかすかに眉根を寄せ、上気した顔は、確かに見慣れた航空管制官のものではあるはずだった。
なのになにかが欠けていた。いつもの彼女をかたちづくっているはずの輪郭が原型とどめず削り取られ、露にされたその表情はいかにも頼りなく隙だらけだった。
喉からなだらかに続く剥き出しにされた胸はかすかに上下して、彼女は声もなく喘いでいた。細く、途切れるように、震えを帯びた喘ぎ。
苦しそうだ、と輝は思った。
リズムは不安定で、動悸ともあわなくて、その浅く早い響きが気分をますます落ち着かなくさせる。
どうすれば──やめさせられるのだろうか。
自分が何をしようとしているのか、彼が正確にわかっていたとは言いがたい。
同じく彼女にもわかっていたとは言えない。
今や彼らがすがるのは、それぞれの本能的な衝動だけだった。
輝の掌が強く肩を抑えた。痛みを感じるほどの強さで、未沙は壁に押し付けられた。
同時に脚元を掬われ、よろけた未沙は、輝の腕に倒れかかった。
巨大な空間がひっくりかえり──実際には未沙がひっくりかえり──次の瞬間、彼女は輝に顔を覗き込まれていた。
輝の唇がわずかに開き、だが彼は何も言わず、未沙の躯に覆い被さった。
「あ、…あ…」
あやふやに声をあげ、未沙は輝の背中を抱いた。
思った通り、彼の躯は今の彼女にはひどく重かった。
半端な姿勢で対峙していたときとはまた違う、圧倒的な力の差が重みに変わって彼女を押し包んでいる。
その違いが心地よかった。未沙は肩をよじり、小さく喉をそらせて輝の動きを受け入れた。
今や馴染みかけた乾いた唇の感触が許した側の肌に落ち、未沙は思わず新たな声を漏らす。
自分の声が遠く聞こえたが気にならない。誰か別人の声のような気さえする。
荒い吐息が繰り返し耳朶に触れる。
その熱い湿度に煽られて、身悶えするように未沙は躯を輝に押し付けた。
つんと尖った先端も丸い稔りも押し拉がれて歪んで揺れた。
輝がふいに顔をあげた。
自分の襟に片手をあげた。乾いた小さな音が弾け、しがみついている服の地に弛みができて未沙の爪が滑る。
彼は艦内スーツを脱ごうとしている。
それがなにを意味するかはわかったが、未沙にはやめさせる、あるいは拒絶する事ができなかった。
それどころか、その手の邪魔にならないように顎をひいて彼女は輝を見上げていた。
目の縁は染まっていたが切羽詰まった表情は真剣で、かすれる喘ぎは合わせた胸を波打たせたまま続いている。
読んでくださってる人に感謝です
ちょっと忙しくてアレです
また来年に残りを…
よいお年を
お待ちしておりました!!!
来年も頑張ってください!
遂に!
遂にの展開キタ−!(゚∀゚;≡;゚∀゚)
楽しみに続きもお待ちしておりまーす。
お風邪などひかれませんよう、気を付けてお過ごし下さいね!
よいお年を〜
>>386 |∀・)< ありがちょー よいお年を♪
(文章が) うつくしい・・・ (マックス風)
392 :
sage:04/12/31 22:59:36 ID:qLucsgog
ネ申タソ ありがd
お年玉待ってます〜良いお年を!
>>386 読んでると自分も誰かと愛し合いたくなる文章ですねぇ。
セックスがしたくなる、じゃなくて、愛し合いたくなる。
今年はいい恋がしたいとオモタ。
またのご降臨、心よりお待ちしてます。
スーツを脱ぎ捨てた輝は彼女の背から腰に手を滑らせ、同じく邪魔な防御物から解放していった。
未沙はその動きにあわせ、腰を浮かせた。
少しずつ露になる脚のやり場に迷い、密着する男の腰の横に重ねて添える。
彼女の困惑はともかく、予想以上に煩雑な作業に輝は忙殺されていた。
さっきの“作戦”時とは比較にならないくらいクリアしなければならないことが多すぎて(それにこの瞬間にも協力的な彼女の気分がくらりと変わるのではないかという恐れをまだ頭の隅で感じていたために)、気が焦る。
思い出したように輝が手を止め、唇を重ねてきた。
未沙は瞼を伏せたがねじ込まれる舌は受け入れた。
彼の焦りがわかったのは、未沙に余裕があったからではなく反対の理由による。
一条輝は初めてなのだ。彼女も同じだ。
初めてどうしでよくここまでわけのわからない状況でこんな段階まで至ったものだ、というそれこそ理屈にならない感動がある。
未沙の場合、いつもいつも、できるだけ感情に惑わされることのないように意思の選択をしてきたはずだった。
なのに理性から何光年も離れた行動にすっぽりはまり込んでいるという現状で皮膚一面を覆うこの伸びやかさはなんだろう。
そう感じる自分が何者なのかさえ今ではよくわからなくなってきたが、入れ子になった何重もの箱を開けているような苛立たしい面白さに、未沙は吐息を漏らした。
全てを投げ出してしまいたい。一途に受け止めてほしい。
輝を何故好ましく思わなかったかなど今はどうでもいい。
たぶんこの男なら投げ出してきてくれる。どちらもつたなくてもきっと受け止めてくれる。
未沙はふいに瞳をあげた。離れかけた彼を追い、視線を繋ぐ。
輝の唇の線が緩み、彼女の衝動は受け入れられた。
間に合わせでもなおざりでもないキスの濃やかさに、未沙は酔った。
だが、やがて二人は息を弾ませながら互いの躯を押しやった。
どこまで溺れるのか、その程が見えない事に気付いたからでもある。
未沙の肩は、輝の掌の熱をそのまま移したように熱かった。
火傷を恐れるような手つきで(だからきっとそこも熱いのだろう)胸を探っていた彼女の指が脇に入り込み、輝はくすぐったさを堪えた。
見えない魚を手探りで捕まえるように、泳いでいる彼女の手首を掴んだ。
これからどうしたいかなどばかばかしいくらい判りきっている。
一刻も早く、このなめらかで熱い腿の間に割って入りたいだけだ。迷う必要もないし理由もない。
たぶん我侭だが、きっと彼女は気にしない。
キスの間にも微妙に擦り付けられるたびに反応していたのだが、もう限界だ。
膝頭を掌で掴み、内側に沿って親指を抉る。
「…っ…」
息を小さく呑んで、それでもすぐに納得したように、未沙は膝からゆっくり力を抜いた。
すばやく躯を翻すと、もうそれでおしまいだった。いや──これが終わりの始まりだ。
輝は彼女の肩の横に掌をつき、やめる理由のみつからぬまま、用心深く躯を沈めた。
「……」
複雑な吐息を未沙が漏らした。彼女の躯が少し上に逃げたのを彼は感じて、追う。
「ん」
未沙の唇がちょっと歪んだ。唇だけではなく、眉のあたりもこわばった。だが今更やめる気にはなれない。
輝は、かすかにねじれた未沙の片方の肩を掴んだ。
「………」
未沙の目が揺れたように見えたが無視して続ける。
なめらかな腿に急に力が籠ったのがわかった。
なだめるように、輝は顔を落とし、キスをした。彼女が縋りつくのを抱き寄せ、その勢いでおしいった。
途端に、声というより喘ぎそのものの切なげな響きで鼓膜を塞がれた。
「あ…っ…!」
「…………」
輝のほうは表情を押し殺した。
そこに一旦収まってしまうとこれ以上ないくらい熱くてジューシーな、腕の中の白くてきめ細かな肌とはまるで違う“お行儀の悪い”──期待の通りというかはるかに上回るというか──原始的な感覚が待ち受けていたからだ。
咄嗟に未沙の目を見ると、彼女も全く同じ事を感じているのがよくわかった。
だが、気持ちいい。
輝は衝動を待ち、彼女のちいさな反応のひとつひとつを知り、おそるおそる──
──すぐに熱中しはじめた。
*
ところで当然ながらこの行為に集中していて輝も未沙も気づかなかったが、傍らの扉の奥は不自然なくらいしんとしていた。
二人の上官はそわそわと足を踏み替え腕を組み、外の気配に耳を澄ませていたのである。
「……くそ、どうなっとるんだ。さっぱりわからん」
フォッカーはいらいらと呟いた。
ハイパーカーボン並の強度を誇りそうなこの扉にも隙間くらいありそうなものだが、通常の声ならともかく喘ぎや吐息の類は幸か不幸か伝わらないらしい。
「うーむ…」
フォッカーにただ一つわかることは、輝と未沙が彼の指示をなんとか遂行しているらしいという一点のみである。
というのも、先刻あれだけつぶさに感じ取れた巨人たちのどよめきや足音が寞として聞こえない。
ということは、巨人どもはこの場に釘付けで腰でも抜かしているようだわい、愉快愉快──という推測が(フォッカー的には)成り立つのである。
だが釘付けだけではいかん。なんとか追い払わうか鍵を奪うかせねばならないのだが…。
「輝のヤツ、巧くやっとるのかな…」
自分ならばああもやりこうもやり、完璧に巨人たちを圧倒できるのにとフォッカーは、クローディアに知れたらば絶交ものの自信を漲らせつつ歯ぎしりした。
あと少し
あけましておめでとうございます
|∀・)< あけましておめでとうございます!!
くろーでぃあー♪
それにしても素晴らしすぎる・・・
私に挿絵を書く才能さえあればお礼が出来るのに!
フォッカー先輩も最高!
Impluse氏、本当にありがとうございます。
ァ、はっ。“ピーー”乳 いやぁ・・・☆
Impulseさん、いつも楽しみに拝読させていただいてます。
急ぐことはありません。
どうぞ、じっくりゆっくり書いてくださいませ。
あと少しで終わると思うと寂しいですから。。。
挿絵か・・・輝&未沙のイラストなら得意なんだが、
スキャナー持ってないわ。
新春そうそういいものを・・・
Impulseさんありがとうありがとうありがとう
続き心待ちにしてます
未沙タン艶っぽい…(;´Д`)ハァハァ
こんなにも早く「お年玉」をありがとうございます〜。
でももうすぐ終わっちゃうのかと思うととっても寂しいです…。
もし27さんの作品集なんかが出たら
絶対買って保存版にしちゃいたいくらいです。
てかもう保存しておりますw
オイラはプリントアウトして、愛読書にしてます(笑)
違っていたらすんませんが、もしかして、もしかして、
「20年経っても未沙が好き〜〜」の
『seize the light』『雨宿り』の作者さんではありませんか?
あれもものすごくイイです!!
みんな読んでるとおもふが…。
406 :
404:05/01/06 01:02:55 ID:ZZhVIA9E
>405さん
わわ、私知りませんでした!
いいところ教えて頂けてどもありがとう〜〜!!
そちらもさっそく読んでみたいと思いまつ。
そちらのも27さんだと嬉しいけどナァ♪
407 :
名無しさん@ピンキー:05/01/06 22:55:16 ID:9MTUnC3G
>405さん
わたしもしりませんでした・・・ってどこになるんだろ?
408 :
405:05/01/06 23:11:52 ID:IED8Gptz
409 :
名無しさん@ピンキー:05/01/07 03:15:35 ID:I9Ggx7QB
>407
検索くらい汁
410 :
名無しさん@ピンキー:05/01/07 23:55:46 ID:d4mpo3oQ
>408さん
感謝です。
サーチエンジンでみっからなかったもので・・(調べからなのかもしれませんが
411 :
404:05/01/08 01:06:12 ID:oGnrpcsM
412 :
名無しさん@ピンキー:05/01/09 00:04:07 ID:G04szlAu
>411さん
グ−グルでみつからなかったのですが・・・いいっす・・
なんでかへぼだったんっでそ
だがこの時点においては、一旦そろそろと近づこうとしていた巨人たちはたしかに戦闘意欲を完全に喪失していたのであり、フォッカーの歯ぎしりはタダの杞憂に過ぎなかった。
案じている上官とは扉を挟んだ床の上で、余裕のない二人は互いの躯に腕を巻き、脚を絡めあっていた。
既に彼女は、できるだけ躯の力を抜いて身を任せるのが一番負担を少なくする方法であることを学びつつある。
男の腕は強かったからその中で全身の力を抜くと、海に漂う魚にでもなったような感覚が未沙を覆い、そのすっぽりと抱え込まれた感覚は予想外に彼女の羞恥心を蕩けさせた。
できるだけ──太腿を開き、彼の躯を迎え入れる。
楔のように、躯の中一杯に彼が侵入していて、その強い圧迫感と脈うつ痛みさえなければ彼女はほとんど幸せといってもいいような高揚を感じていた。
彼の躯に押しあげられるたびに、未沙は潤んだ目を閉じたままかすかに喉を反らせた。
その喉の奥から、普段は出そうと思っても出ないような声が漏れる。
甘い声だった。
歓び──というのとは違う、まだ未分化のあやふやな響きだが、輝はその声に励まされ、さらに彼女を味わおうと焦った。
彼女の柔らかい躯は、柔らかいくせにひどくしたたかで、輝をどこまでも受け入れながら拒むような、不安定なものを感じさせる。抱え込んだくびれた腰も、平らな腹も、彼が動くたびにちいさく揺れる尻も、そこに確かにあるくせにどこか作り物めいた感じがした。
要するに現実感に乏しいのだ。
だがこの時点においては、一旦そろそろと近づこうとしていた巨人たちはたしかに戦闘意欲を完全に喪失していたのであり、フォッカーの歯ぎしりはタダの杞憂に過ぎなかった。
案じている上官とは扉を挟んだ床の上で、余裕のない二人は互いの躯に腕を巻き、脚を絡めあっていた。
既に彼女は、できるだけ躯の力を抜いて身を任せるのが一番負担を少なくする方法であることを学びつつある。
男の腕は強かったからその中で全身の力を抜くと、海に漂う魚にでもなったような感覚が未沙を覆い、そのすっぽりと抱え込まれた感覚は予想外に彼女の羞恥心を蕩けさせた。
できるだけ──太腿を開き、彼の躯を迎え入れる。
楔のように、躯の中一杯に彼が侵入していて、その強い圧迫感と脈うつ痛みさえなければ彼女はほとんど幸せといってもいいような高揚を感じていた。
彼の躯に押しあげられるたびに、未沙は潤んだ目を閉じたままかすかに喉を反らせた。
その喉の奥から、普段は出そうと思っても出ないような声が漏れる。
甘い声だった。
歓び──というのとは違う、まだ未分化のあやふやな響きだが、輝はその声に励まされ、さらに彼女を味わおうと焦った。
彼女の柔らかい躯は、柔らかいくせにひどくしたたかで、輝をどこまでも受け入れながら拒むような、不安定なものを感じさせる。抱え込んだくびれた腰も、平らな腹も、彼が動くたびにちいさく揺れる尻も、そこに確かにあるくせにどこか作り物めいた感じがした。
要するに現実感に乏しいのだ。
熱い吐息を漏らす唇を目尻の近くに確認しながら、輝はこれがただのエロティックな幻想ではないのかと疑っていた。
もう、彼女の中のものは臨界点に達していたし、いつそうなってもいい筈なのだが、それを惜しいと思うのはそのせいかもしれなかった。解放を望む熱望と、それをためらう意地汚さを持て余しながら、彼は顔を少しあげて彼女を覗きこんだ。
数えるのも忘れるほど何度も繰り返したキスは滑らかに受け入れられ、その優しくて甘い反応にますます非現実感が強まる。
──まるで─そう─恋人との─行為のようだ。
輝にはそういう経験がないから、今している行為とそれとの区別がつかない。
輝は口を開きかけた。何か言いたかった。
だが、
「…う…」
輝は未沙の首筋に顔を落として歯を食いしばった──とっくに限界だったのだ。
彼は何度か、小刻みな波に背筋を震わせた。
その異変に気付いたのか、未沙の唇が──二人分の唾液で濡れている──わなないて、彼女は目をうっすらと開けた。
「……」
そのまま、彼女は荒い息を整えようと焦る輝の首に廻していた腕を引き寄せた。
「あ…」
暖かい彼女の頬に、輝は囁いた。
「……あの…」
「…………しっ」
未沙は唇を少し尖らせて、潤んだような瞳を輝に合わせた。
その困ったような瞳は今までに輝が彼女を見た中で最高に色っぽかった。
「…お願いだから……命令よ」
「………」
熱い吐息を漏らす唇を目尻の近くに確認しながら、輝はこれがただのエロティックな幻想ではないのかと疑っていた。
もう、彼女の中のものは臨界点に達していたし、いつそうなってもいい筈なのだが、それを惜しいと思うのはそのせいかもしれなかった。解放を望む熱望と、それをためらう意地汚さを持て余しながら、彼は顔を少しあげて彼女を覗きこんだ。
数えるのも忘れるほど何度も繰り返したキスは滑らかに受け入れられ、その優しくて甘い反応にますます非現実感が強まる。
──まるで─そう─恋人との─行為のようだ。
輝にはそういう経験がないから、今している行為とそれとの区別がつかない。
輝は口を開きかけた。何か言いたかった。
だが、
「…う…」
輝は未沙の首筋に顔を落として歯を食いしばった──とっくに限界だったのだ。
彼は何度か、小刻みな波に背筋を震わせた。
その異変に気付いたのか、未沙の唇が──二人分の唾液で濡れている──わなないて、彼女は目をうっすらと開けた。
「……」
そのまま、彼女は荒い息を整えようと焦る輝の首に廻していた腕を引き寄せた。
「あ…」
暖かい彼女の頬に、輝は囁いた。
「……あの…」
「…………しっ」
未沙は唇を少し尖らせて、潤んだような瞳を輝に合わせた。
その困ったような瞳は今までに輝が彼女を見た中で最高に色っぽかった。
「…お願いだから……命令よ」
「………」
サーバーの反応が悪い様子
残りは明日
>>405 そうです
あちらの規約はエロがマズいもので(書きましたが
…(笑
オーイエー(T▽T)
『seize the light』『雨宿り』も読ませて頂きました。
27さんの未沙タン最高……
いや、全てが最高っス。
20年以上経って、今またあの作品世界を楽しめるとは…
貴方のような方に出会えて本当に幸せです。
神様ありがとーー
27さんもありがとーー
何も言うなというその命令は簡単に遂行できそうだったが、輝はそれより、やっと我が手に取り戻した理性と状況判断の
必要性に慌てふためいた。
そういえば、すっかり忘れて(!)いたが巨人たちは──と彼が横に首を廻すと──そこにはただの茫漠たる空間に果ての見えない薄闇が広がるばかりである。
「いない…」
輝が小さく叫ぶと、未沙の表情が少し引き締まった。
「え」
「いないんだよ、大尉!」
輝を押しのけた未沙がしなやかに躯を捻り、胸を腕で隠しながら起き上がった。
「………」
「………」
いない。本当に、巨人たちの姿は綺麗さっぱりと消え失せていた。
二人は唖然として顔を見合わせ、慌てたようにそれぞれ背を背けた。
「いつの間に逃げたのかしら」
未沙が散らばった下着だのシャツだのに手をのばすのを目の端にとらえ、輝も慌てて右に倣った。
背後を見ないよう注意しながら急いで身支度を整え、輝はジッパーをあげながら巨人たちが立ち尽くしていたはずの廊下の果てに走りよった。
うっすらと乱れた埃の跡らしきものはあるが、それ以外には巨人がいた痕跡はなにもなかった。
いや、ただ一つ──
「大尉!」
輝が呼ぶと、未沙が小走りに駆け寄ってきた。
急いだにも関わらずすでにきっちりとスーツを着こんでいて、狼藉の気配ひとつない。
「これ、なんだと思います?」
輝が指差したものは、ごく薄い板のようなものだった。一見認識票にも似た感じの、巨人たちのサイズに比べるとかなり小さなチップだ。
「さあ…」
未沙は苦労して、それを抱え上げた。輝が手助けして裏側を確認する。
「…なにか、回路…でも入ってるのかしら」
「……鍵?」
輝は未沙を見た。未沙が眉をあげて口を開く。
「この際、なんでも試してみ…」
その時だった。
「…おい!!おい!輝!早瀬!!」
扉の方角から久々にお馴染みの声が聞こえてきた。
「聞こえんのか!こら!」
どんどん、と叩く、というよりも蹴りつけているような打撃音もする。輝と未沙は慌てて扉に走りよった。
「先輩!」
「少佐!」
未沙は口早に報告した。
「鍵のようなものを巨人たちが落としています。試してみますから、少し後ろに下がっていてください!一条くん」
輝に向き直り、彼女はてきぱきと指示をした。
「なにか、足場になるようなものを捜してきて」
「あ、ああ」
その凛とした、というよりもやや冷たい口調に彼は目を瞬かせて未沙を一瞬見つめた。
「なにしてるの。早く!」
言い捨てて、未沙は例のチップに向けて踵を返した。その、翻った髪の隙間から染まった耳朶がちらりと見えた。
「………了解」
急にひどく気恥ずかしくなって、輝も慌てて反対方向を向いた。
───いや、今は余計な事を考えてる暇はない。
努力と予想は正しく報われてやがて頑丈な扉が開いた時、輝も未沙も無言だった。
さきほどからの状況変化の激しさに途方に暮れていたといってもいい。
「よしよし、よくやった!」
上機嫌のフォッカーが飛び出してきて輝にいきなり組み付いた。
「さすがは俺の後輩だ。ん、巨人ども、慌てふためいて逃げていきおったな。わはははは」
自分よりさらに長身のフォッカーの抱擁にたたらをふみつつ、輝は顔をあげた。
「…え?」
「いやあ面白かった。何を叫んどるか、意味がわかればもっとよかったんだが」
「叫…んでましたっけ」
鈍い反応を返す輝に、フォッカーは怪訝そうな顔になった。
「何を言う。巨人どものあんな恐怖の叫びは初めて聞いたぞ」
「………」
輝は、傍らの未沙に横目をくれた。未沙も呆然としている。
彼女も輝と同様に、さきほどそのような叫びはついぞ聞いた記憶がないのだ。いや…
輝との行為の最中で、聞くどころではなかったという事なのか。
輝は俯いて、ぼそぼそと尋ねた。
「あの…先輩。巨人の逃げて行くの、部屋からもわかりましたか…?」
フォッカーは頷いた。
「おう。ガチャガチャとすごい剣幕で逃げていきおったわ。ひとり、途中で転んどったな、そういえば」
「…………」
そこまで熱中していたのかと、凄まじい恥ずかしさを覚えて顔から火が出そうだった。
さらに俯く輝に、フォッカーは声を潜めた。
「…で、何をしたんだ、おまえ。よっぽど驚かせたんだろうが…胸か?尻でも撫でたのか?」
「…………」
そんなものです、と彼は呟き、フォッカーの好奇心に満ちた質問をそこで強引に打ち切った。
未沙が必要以上のキビキビした口調で割り込んだ。
「フォッカー少佐!早くこの場を離れましょう!」
輝は慌てて同意した。
「そ、そうですよ先輩。指示をお願いします」
「うむ、そうだな。ではとりあえず、格納庫のありそうな階層を見つけるか」
フォッカーは上官らしく威厳に満ちて頷くと、ふたりに片手を振った。
「ついてこい、輝、早瀬!」
「はい」
「わかり…」
ほっとした風情で走り出す未沙の腰が目に入り、輝は思わず視線をそらした。
その気配を感じたのか、未沙がちらりと輝に振り向き、顔を赤くして睨みつけた。
「一条くん、急いで!」
「……ああ」
なにをしたのか覚えてはいるけれど、もう忘れたほうがいいようだ。
やっぱり幻みたいなものだったのだろう、あの親密すぎたひとときは。
どんどん先を走って行くフォッカーと未沙を眺め、輝はそう思った。
とりあえずは脱出だ。異様な体験だったが、それについてはあとでゆっくり考えればいい。
それだけを念じて輝は薄闇に向かって走り出した。
───後に彼女とどれだけ親密な関係になるか、その時には神ならぬ身にはわかるはずもなかったのだ。
impulse──衝動。
おわり
以上です
大変長い間遅々として進まん話に
つきあってくれた人、どうもありがとうございました!
また衝動がきたら遊びにきます
お元気で
うわわ!もたもたと感想書く準備してる間に完結しちゃってる〜(汗)
Impuilsさん、とりあえずお疲れさまでした!
(輝の気持ち、TV4話のラストを思い出した(笑
『seize the light』と『雨宿り』も読ませていただきました。
特に『seize〜』の“あのとき”の女性心理の描写は素晴らしく、
少しでも多くの人に読んで欲しいと思いました。
『帰還』『Impuls』もスバラシイ!!
二人のことを愛して、良く理解していらっしゃるのだなぁ、と
私もそうなので、涙が出るほど嬉しかったです♪♪♪
こんな輝と未沙のラブシーンを読んでいると、
自分の配偶者のことも大切に、仲良くしてもっともっと
幸せになりたいなぁ〜と心から思いました!
本当に本当に有り難うございました!!!
またのご降臨をこころよりお待ちしております
漏れはミンメイのが読みたいなぁ。。。
>425
どうして自分で書かないんだ?
誰かがそれで喜んでくれるかもしれないぞ
Impluse氏、乙ですた!!
本当に素晴らしい作品、ありがとうございます!
『帰還』もそうでしたが、未沙タン、最高です!!!
色っぽくて、艶っぽくて、たまりません。
輝がマジうらやましいっす。
またの作品を、心からお待ちしてます!
本当にありがとうございました!!!
27タン、
あなたは
ネ申でつ!!!
素晴らしい作品をありがとうございますた。
やっぱり輝と未沙、最高〜!!
またのご降臨をお待ちしてまつ。
|∀・)< ありがちょー 本当にありがちょー
430 :
405:05/01/16 00:28:45 ID:ZQyxG7RE
うお〜〜〜〜!!やはりそうでしたか!
『seize the light』『軍人の鑑』『雨宿り』と27タン
同じ方でしたか〜〜〜!感激っす♪
エチー無しの文章もとてもイイです。とにかく輝&未沙が「らしい」です。
あちらでもまた投下まってまつ。
『seize〜』は内容はエロかもしれんけど
文章綺麗だし真剣で、ラストなんともいえない爽やかさがあって
あちらでも全然OKと思われ。どんどん書いてください♪
次はミンメイ希望
が未沙の方が萌える
そういえば
10氏は息災なのだろうか
心配だな
長編完了したことだし
新たな職人さん待ちも兼ねage
「もしもシャッター開放が3日遅れていたら」なんてのはどうだろう
ミクロコスモスで、とらんすほーめーしょん解除が3日遅れていたら。
スレタイのミンメイ陵辱ものの設定としては
暴走ファン、芸能界の男スター、社長などの権力者かな
だがミンメイってうまく切り抜けそうなんだよな…なぜだろう
437 :
名無しさん@ピンキー:05/01/17 22:12:39 ID:nwMyneZD
「きゅーんきゅーん、きゅーんきゅーん♪ わたしのかれぇは、ぱいろっおとー♪」
エルオーブイー、ミ・ン・メ・イッ!
可憐な歌声に混じって、野太い歓声が沸き起こる。
ここはマクロス内、特設ステージ。
擬似的な夜空に向って、様々な色彩のライトが飛び回っている。
約二万の客席からの視線を一身に受けるは、リン・ミンメイ。
やや青みを帯びた黒髪にきらきらと水滴を飾りながら、デビュー曲を熱唱していた。
フリルのついた純白の衣装が揺れるたびに、客席からは異様なくらいの怒号と歓声が沸き起こるのだ。
「きゅーんきゅーん。きゅーんきゅーん……って、あれ?」
プープープー!
突然、頭上から甲高い警告音が鳴り響いた。
「て、敵襲だー!」
誰かの叫び声とともに、歓声はすぐにざわめきに変化する。
ガリガリガリ、バキバキバキ。
ステージの中央に、裂け目が走った。
マクロスのトランスフォームが始まったのだ。
逃げ惑う人々。だが、一部の熱狂的なファンたちは、すでに理性を失っていた。
ガードマンたちの囲いが崩れ、ステージまでの道が開ける。
「ミンメイ! ミンメイ!」
数十人の男達がステージに殺到した。
438 :
名無しさん@ピンキー:05/01/17 22:14:03 ID:nwMyneZD
リン・ミンメイは恐怖に顔を引きつらせたが、ステージ上の振動が激しすぎて逃げ出すことはできない。
「させんぞ、きさまら! とうっ!」
怒りの声とともに飛び出してくる色男。
片足を上げ、カンフースタイルをとる。
「わたしの名は、カイ――」
「うおぉぉぉぉぉ!」
人波に潰され、色男は消えた。
「ミ、ミンメイちゃーん」
「いやぁぁぁぁぁ!」
ステージ衣装が破られる。
汗に張り付いたブラが剥ぎ取られ、形のよい乳房が揺れる。
スカートを脱がされ、タイツを引っ張られ、
「いや、や、やめて! だめぇぇぇぇ!」
ついに――最後のショーツを剥ぎ取られた。
涙ながらに叫ぶミンメイ。しかしもはや手遅れだ。誰にも触られたこともない部分を見られ、触られ、舐められる。
「デ、デカルチャー」
男たちの中に、三人ほど地球外生命体がいたことに、誰も気づかなかった。
祝!職人降臨!!
色男の登場退場に死ぬほど爆笑した
いやー面白い、続き希望!
続きまだー?
それとも、糸冬了???
襲う暇があったら退避汁
ワロタ
続きあるなら待ってる
27さんの未沙さんが好き♪age
える おー ぶい いー らぶゆー みんめーい♪
優しく保守
ハゲしくほしゅ
愛・おぼえていますか
バレンタインデーには間に合わなんだがそのつもりで投下
未沙ものに飽きた方はスルーしてください
どうも俺には彼女のしか書けない…
449 :
仲直り:05/02/15 15:21:13 ID:1DtDgzzj
今回の喧嘩の原因がなんだったのか、今回も一条輝には思い出せなかった。
彼らは結婚する前から喧嘩の多いカップルではあったが、
さんざん揉めに揉めたあげくようやく結婚してからも共通の知り合いが全員不審に思うくらいやはり喧嘩の多いカップルであった。
彼女のほうが彼より上官という居心地の悪さに加え双方の仕事の都合ですれ違いもいいところの生活状況だし、
いつ離婚に至ってもなんの不思議もない環境のまま五ヶ月が過ぎた。
バルキリーのパイロットたちは全員、彼らの隊長がいつ妻と離婚するかその日を当てる賭けに参加しているらしいという怪しからぬ評判の持ち主ばかりだし、
艦長直属のチーフオペレーターたちも全員『その日』到来に備えて艦長判断の有効性についての対策マニュアルを練っているという──まあこれは冗談だろうが──噂である。
こんな噂が流れるのも、輝が新造艦メガロードの航空防衛隊の指揮官であり、彼の妻がその艦の艦長であるという特殊な立場の人間だからだ。
だが、輝が軍属にも関わらずあまり立場とメンツにこだわらない(ある意味問題のある)性格だということと、彼女があまり彼にかまってやれないやましさからか心配りを尽くしているらしいという2点において、彼らはなんとかかんとか安穏に夫婦生活を営んでいた。
それでも、やはり爆発はする。
それぞれ激務だから彼女も疲れるし彼だって疲れる。
仕事面で他人と折衝を繰り返しつつ日常生活でも相手にあわせてばかりいるのは普通の人間にはとてもできない相談だ。
だが、その爆発が小規模で済んでいるのにはやはりそれなりの理由がある。
450 :
仲直り:05/02/15 15:22:02 ID:1DtDgzzj
***
無限に続きそうな責め苦の中で、だが躯はちゃんと予感を感じ取っている。
じわじわとその水位が高まり、彼女は泣きながら彼の下でのたうちまわった。
「ああ」
「……」
輝もいつの間にか喋らなくなっていた。荒く乱れた熱い息が彼女の耳元で動いている。
「だめっ、…もう、だめ…!輝、もう…ああああああっ!!!」
輝は無言のまま、顔をあげると乱暴に唇を重ねてきた。
躯ごと彼の動きのまま揺さぶられながらキスを受ける。
差し込まれてくる輝の舌に応えようとしたが、もう限界だった。
彼を載せた腰が跳ね上がるのを彼女は抑えられなかった。
「あ」
凄まじい量の快楽が襲いかかり、彼女の意識は一瞬散りかけた。
重く彼女を突き上げる彼の動きが急にやまなければ気を失っていたかもしれない。
「ああ」
輝の乱れた喘ぎが鼓膜を覆った。全身を砕かれそうな力で抱きしめられた。
強い彼の腕と、汗にまみれた胸に挟まれたまま、未沙は弾けた。
「……っ、あーーーーーーーーーーーっ!!!!………」
びくびくと跳ね、彼女は輝にしがみついた。
いつもそれだけでは済まないのを彼女は知っている。
やはり、何度も何度も押し寄せてくる快楽の余波に耐えなくてはならなかった。
「いや、あ…あっ、あはん…あ、は…あ…、ああっ、あ…やあ…」
あまりに気持ちよすぎて、何度も何度も彼をしめつけている自分を遠く意識した。
腰が、勝手に動いて、まだ彼をねだっている。
なんて貪欲なのだろう、と彼女は女の躯の罪深さを思った。
彼が胎内に種を流し込んでいる。淫らな彼の滴りが躯を熱く潤していく。
451 :
仲直り:05/02/15 15:23:16 ID:1DtDgzzj
未沙はうっすらと目をあけた。涙が溢れていて、しばらくしてから、彼の顔をやっと確認した。
歯を食いしばっていた輝は、未沙が目をあけたのを知ると深い溜め息をついた。
彼女の頬に片方の掌をあてた。
そのまま、乱れた髪を払うように優しく撫でられて、未沙は幸せに震えた。
「……しまった」
やがて口を開いた彼の声は少ししゃがれていた。
「もっと虐めてやろうと思っていたのに」
「…嬉しい」
いっしょに、彼も達してくれたことを彼女は改めて意識して、ぐったりと力を抜いた。
輝は彼女の背から腕を抜き、傍らに仰向けにひっくり返った。
「…いつもこうだ」
肩を引き寄せられて、未沙は輝の傍らにぴったりと寄り添った。
輝の胸郭が大きく上下している様を見て、その荒々しさに微笑が漏れるのを隠せない。
彼が興奮してくれたことを知るのは彼女にとって一番の勲章だった。
輝は寝室の天井に目を向けたまま、なぜか怒ったように続けた。
「これでいつもうやむやになるんだ…きっと、たまにしか逢えないからだ」
未沙はふと顔をあげて輝の胸に片手を置き、伸び上がった。気付いて顔を傾ける輝に口づける。
「………」
すぐに入り込もうとする輝の舌を優しく咬んで、彼女はキスを続けた。彼が好きでたまらなかった。
「ふ…、…ん…あ…」
輝がくぐもった声を漏らし、また長く伸ばし始めた未沙の、渦巻く滑らかな髪ごと背中を抱いた。
「…あ、ああ…おい、こら…よせよ、未沙」
困ったように制止しながら、輝はすっかり彼女に向き直り、キスに熱心に応え始めた。
「…ん…」
未沙はゆっくりと顔をずらせた。
濡れた目でじっと見つめると、輝の目の色が少し変わったのがわかった。
452 :
仲直り:05/02/15 15:24:02 ID:1DtDgzzj
「…輝…」
「なんだよ…」
彼は一言呟いたが、未沙が黙って見つめているとすぐに屈服した。
「そんな目つきで見るのは卑怯だ」
輝は怒鳴った。
「そんなに言わせたいのか?恥ずかしいから、言いたくないって言っただろ」
「……」
彼女は顔をかすかに傾げた。
その唇を物欲しそうに眺めて、輝は目を伏せた。ひどい弱みを告白するように、彼は囁いた。
「……あ、い…してるよ」
未沙はにっこりと笑った。その微笑が意外だったらしく、彼は瞬きをして頬をかすかに赤らめた。
立場なりに図太さが増してきた最近の彼しか知らない新米のパイロットたちが見たらさぞかし目を疑うことだろう。
「…言ったことあるじゃないか」
「…そうかしら」
彼女は不思議そうに答えた。輝の本気の言葉と調子のいいときの言葉の区別がつかないので、彼がそう主張しても彼女には実感がない。
どんな状況下よりも、こうして、熱い情熱のあとに彼が呟く言葉のほうが真実味があった。
してみると今回の喧嘩は愛してるのどうのという言葉を彼が言わなかったことに原因があるらしい。
実にくだらない喧嘩である。
453 :
仲直り:05/02/15 15:25:11 ID:1DtDgzzj
輝が我慢できなくなったように抱き寄せようとしたので、彼の妻は素早く身を退いた。
「聞き逃げするな」
「仲直りに、ワイン飲む?」
彼女は乱れかかる髪を片手で抑え、輝に尋ねた。
「ワイン?」
輝が不思議そうに尋ねたので、彼女は吹き出した。
「…もう忘れてる」
未沙が、本物のワインが手に入った、と夕食の時に嬉しそうに話していたことを彼は思い出した。
もちろん艦長特権の余録であろう。ワイン好きの彼女には貴重なものなのだろうが、輝は酔えればなんでもいいほうなので適当に聞き流していたのである。
「ああ、ワインね」
輝はバツが悪そうに起き上がった。
「忙しかったんだよ、機嫌とるのに。すっかり忘れてた」
「貴重な本物の年代物だもん、美味しいと思うのよ。…喉乾いたでしょう?」
彼女は脇に寄せられてしわくちゃになっている重い地のカバーを輝の視線を避けて手早く躯に巻き付けると、床に降りた。
机の上の瓶をとり、封を指先で外してコルクを抜いた。
グラスの半分より少し多めに注いで振り返る。
輝がじっと彼女を見つめていた。
室内灯の調節が弱くて、彼の表情まではわからない。
寝台に戻り、彼にグラスを差し出した。
「どうぞ」
「うん」
輝はグラスを受け取らずに、呟いた。
「本当にうまいの?試しに飲んでみてくれよ」
454 :
仲直り:05/02/15 15:26:08 ID:1DtDgzzj
「まあ」
未沙は少しむっとしたように、グラスを引き戻した。
「このまま結婚記念日までとっとこうかなって思ってたくらいのワインなのよ。特別に開けたのに」
「いいから、飲んでみろよ。そしたら俺も飲むから」
「…美味しいのに」
仕方なく、未沙は喉を仰向けてワインを一口含んだ。
その手からグラスが奪い取られ、彼女は抱きすくめられた。
唇に輝のそれが重なりこじ開けられ、彼の舌が口の中に含んだワインを啜るのを感じて未沙は少し赤くなった。
「ん〜〜……」
「……なるほど。ワインはよくわかんないけど、これは旨いね」
唇を離した輝が呟いた。
はずみで未沙の顎から胸に流れた淡紅色の液体を見つけ、ついでのように顔を落としてぺろりと舐めた。
「こんな上等のワインを零すのはもったいないよ。いやらしい動機じゃないぞ」
「…わかんないって言ったくせに…」
未沙はぼうっとした顔で彼を見た。
味わうだけなら彼女の舌をワインの中で嬲る必要などないはずなのだが、輝がニヤニヤしているので言い兼ねた。
「もう一口、飲んでもいい?くれよ」
「……どうやって?」
彼の企みがわかったが、彼女はすこし抵抗した。
輝の笑みが深まった。
「さっきのやり方で」
その愉しいやり方は何度も彼のリクエストを受け、ワインに弱いとは決して言えない彼女が酔いを感じるようになるまで繰り返された。
455 :
仲直り:05/02/15 15:26:56 ID:1DtDgzzj
「…っはぁ…」
「なあ」
未沙が突っ伏すように彼の胸に崩れ落ちると、輝はその髪に鼻先を突っ込んで彼女の耳に囁いた。
「酔うと、ウズウズしてこない?」
「…なにが?」
未沙はとろんとした目をむりやり瞬きさせて彼を見た。
輝は繰り返した。
「ウズウズ、しない?この奥が」
布越しに彼女の、滑らかな桃によく似た尻の線を溝にそって撫で上げると、未沙は猫の子のような悲鳴をあげた。
「ゃあ…っ」
「ほら、完全に酔っぱらわないうちにこいよ」
輝は彼女の腕をとって傍らに横たえた。未沙は抵抗しなかった。
できないのだ。
ほとんどを未沙に飲ませたし、酔った彼女の抑圧が緩くなることもわかっていた。
ああいう飲み方にこだわったのも彼の策略なのだが、彼女はなされるがままに引っかかった。
いつもは過剰なまでにしっかりしているのに、未沙のこんなところが面白い。
さっきは、しらふの彼女が恥ずかしさをかなぐり捨てて、彼を精魂こめて愛してくれるのを堪能した。
次は彼女のもっともっと自分本位で無責任で我侭で淫らな姿を見てみたかった。
かつて何度か見た事のあるそんな記憶を思い出しただけでたまらず、輝は彼女を覆っているカバーをそっと開いた。
頬だけではなく首筋や胸元までわずかに上気している。薄闇に浮かび上がる彼女は、やはりとろんとした目でのけられていく布を見ていた。
輝のほうは口に残ったワインをわずかに舐めただけなので、その彼女の酔いっぷりがよくわかって面白い。
456 :
仲直り:05/02/15 15:27:44 ID:1DtDgzzj
「未沙」
彼は期待に満ちた声で彼女の名を呼んだ。
「なに?」
未沙は素直に返事をして、彼が顔を近づけるとついと腕をあげ、甘い仕草で抱きついてきた。
これこれ、と輝は舌なめずりしたい気分を押し殺して細くくびれた胴を抱く。
「可愛いよ」
こんな時にはあっさりと殺し文句が口から出てくる。現金なもんだなあ、と自分でも思う。
「ほんと…?」
未沙の吐息も唇も柔らかな舌もワインの味がした。記念日のワイン、と輝は胸の中で一人ごちた。
彼女と同じで、すこし渋いがとても旨い。ほかの酒も旨いが、この繊細さも気に入った。
「脚を開いて」
輝は命じた。未沙がさすがに少し怯むのを、宥めるように撫で回す。
「何もしない。見せて欲しいだけだから」
「でも…」
未沙はしばらく躊躇っていたが、室内灯が弱く、闇が濃いのでなんとか自分を納得させたらしい。
輝が躯をよけると、彼女は少しずつ、その白い曲線を緩め始めた。
わくわくして、輝はその片方に掌を這わせた。手伝うように軽く掴んで、引く。
「あ、待って」
未沙が小さく抗議したが、彼はもう片方の腿にも手を出した。
膝に滑らせて両方を掴むと、彼女は喘いだ。
「いや、…ま…待」
彼は力をこめて、滑らかで熱い腿を開いた。未沙が腰を、彼の視線から隠そうとしてかくねらせた。
「やあ…!」
酔っていてもひどく恥ずかしいのだ。
なめらかな白い肌が美しい線を描いて髪より少し濃い色の茂みがふんわりと覆うあたりへと続き、我慢できなくなって輝はその間に肩を割り込ませた。
「あっ、やっ、やめ…輝」
彼女が叫んだが無視した。
457 :
仲直り:05/02/15 15:28:33 ID:1DtDgzzj
すらりとしているくせに、彼女の太腿はむっちりと脂がのっていてとても柔らかい。
輝は自分の肩と手で、彼女が逃げられないようにしっかりとその熱い脚をおさえつけた。
「いいな」
彼の涎の垂れそうな調子の声を聞いた未沙はいっそう逃れようと腰を振り、手で顔を覆った。
「舐めてもいい?」
わざと聞いて、輝は反応を待った。
「だめ!」
未沙が叫ぶ。
輝は笑った。
茂みからは彼女の匂いと、彼自身の強烈な匂いが漂っている。
さっきたっぷりと精を注いだばかりだから考えようによってはぞっとしない状態なのだろうが、輝は気にしなかった。
自分と彼女の愛し合った証拠だと思えば別に何ともない。
彼は唇を尖らせて、ふんわりした茂みを吹いた。
「あっ」
未沙が呻いて、太腿に力が入った。輝がその間に無造作に吸い付くと未沙は声もなく小さくのけぞった。
彼女の味だけならともかく、さすがに己の味は芳しくない。苦い、と彼は思った。
それでもワインのように、彼は丁寧に舐めた。彼女を穢した濁ったものを全て舐めとり、吸った。
少し顔を離し、彼は自分の仕事のあとを眺めた。
茂みに縁取られた彼女の女の場所は、ふっくらと充血して、花が開いている状態になっている。
彼の唾液と、それからつやつやと、彼女が興奮している証がその繊細な花の奥から滲み出ていた。
複雑な花弁に彼は舌を這わせ、その蜜のような濃厚な液体を味わってみる。
苦い彼の痕跡がまだわずかにあるが(それは仕方ない)、彼女の味そのものは、かすかに塩の味がして甘く芳醇な女の匂いに満ちており、彼はそれをじっくりと舐めとった。
ぷっくりとつきあげている可愛らしい芽も吸い、歯と舌の先端で転がすように舐め回した。
まだ味わい足りない彼は花弁のさらに奥に舌を伸ばそうとして、…気付くと、未沙が泣き叫んでいた。
458 :
仲直り:05/02/15 15:29:21 ID:1DtDgzzj
「……どうしたの」
輝が尋ねると、未沙は躯の力を抜いてシーツの上にくずおれた。
「おい」
輝は顔をあげて、彼女のなめらかな腹に顎を載せた。
「…もう、イったんだ」
激しい動悸が彼女の胸で轟いているのが肌を震わせて伝わってくる。
「……あっ……あああ……」
未沙が切なそうに溜め息を漏らし、身をよじって輝を睨みつけた。達したばかりの色っぽい顔なので全然迫力がない。
「だめ…こんなこと」
「俺は愉しい。もっとしてもいいかな」
「だめ!」
彼女は輝の首に巻き付かせた状態になっている両脚を絡ませた。
「締め殺す気か?やめろよ」
未沙はその可能性を考えているような目で彼を見た。
「…それもいいわね」
「どこが」
輝は笑った。
いつも仕事中には厳しすぎるほど謹厳な顔をしている彼女が彼の前だけでこうしてふざけるのを見るのは楽しい。太腿に舌を使ったキスをすると、未沙は慌てたように脚をほどいた。
これ以上淫らな真似をされると困ると思っているのだろう。
輝は起き上がると、床に置いていたワインの瓶を取り上げた。
グラスに注がずに直接残りを煽り、口にワインを含んだ彼が向き直ると、未沙は起き上がろうとした。
それを許さず押さえつけて顔を重ねる。
彼女の白い喉が新たなワインを飲み下すのを確認して、輝は顔を離した。
やはり連投は難しい様子なのでまた明日
とか言いつつ暇ができたのでまた投下
461 :
仲直り:05/02/15 21:36:38 ID:1DtDgzzj
「酔いが醒めたら恥ずかしいんだろ?もうちょっとの間、酔ってろ」
「……もう…」
未沙は喘ぎ、肩で息をついた。
輝の愛撫とワインの酔いで、彼女の肌は全体的に染まって、艶かしいピンクになっていた。
「わたしばっかり…」
彼女は喘ぎながら、なんとか起き上がった。ふらりとするのを、輝は支える。
飲ませすぎたかな、と彼が思ったその時、未沙は躯をゆっくりと押し付けてきた。
「……ん?」
「……ひどい人」
彼女は呟いて、躯を回転させた。輝が受け止めるようなかたちで寝台に押し付けられた。
「なんなんだ、ちょっと」
「お黙りなさい」
未沙の潤んだ目が半ば据わっていることに気付いて、輝は苦笑した。
どうやら彼女は虎になってしまったようだった。やはり飲ませすぎたのだ。
未沙が目の据わったまま、彼を見下ろしている。
髪が肩に雪崩落ちていて肌を半分隠しており、その様子に見蕩れていると、彼女が動いた。
輝の手首を握り、シーツに押さえつけたのだ。
「未沙?」
「いつも、あなたがしているでしょう」
もう片方も握って同じくおさえつけ、未沙は言い放った。
「いや、まあ…それはそうだけど」
輝はどうしていいやらわからなくて彼女を見上げた。
押さえつけられてはいるものの、軽い彼女の力などすぐに撥ね除けられるのだが、未沙の意図が分からないので彼はそのまま様子を見ることにきめた。
正直、少しぞくぞくしてきている。
これほどおかしな様子の彼女を見るのは久しぶりだ。
462 :
仲直り:05/02/15 21:37:59 ID:1DtDgzzj
それに、彼女は輝の上にいるので、彼の腹にその腰が載った状態になっている。
白い太腿の艶かしいばかりの曲線が輝からも見えるのだが、その奥の、さっき彼が熱心に舐めたあの場所がぴったりとくっついていて、気になってしかたなかった。
ついでだから、腹じゃなくて腰に載ってくれればいいのに、と彼は思った。
髪の合間から見え隠れする丸い乳房に目をとられた隙に、未沙が顔を下げた。
気付くと輝の唇は塞がれていた。
「…………」
悪くない。
変な体勢のキスだが、未沙が積極的だと彼は嬉しくなる。末期状態かもしれない。
軽いキスを交わして、未沙はまた顔をあげた。輝をじっと見つめている。
「…なに?」
輝は、かすれた声で囁いた。この奇妙なやり方に段々興奮してきている。
「あなたは動いちゃ、だめ」
未沙が囁いて、彼の首筋に顔を埋めた。
豊かな髪に鼻と口をふさがれそうになり、顔をそむけた輝は、耳を咬まれるのを感じた。
耳だけではなく、彼女の小さな熱い舌が輝の首筋の動脈に沿って動いていく。
「…ああ」
輝は思わず吐息をついた。
未沙がこういうことをしているというだけでたまらなく刺激的だった。
彼女がかすかに動くたびに、髪と、それから乳房の先端や柔らかいまるみが彼の胸に触れる。じりじりするくらいのなめらかさで。
未沙は喉仏と鎖骨をやけに丁寧に愛撫した。独特の形状が面白いのかもしれない。
彼女の唇と舌が胸に降りる頃には、輝は浅い呼吸を必死で堪えていた。
「おい…」
そううまくいくかな、とは思うが、このまま続いたときの事態を想像してしまう。
彼女の舌が乳首のまわりに絡み付き、その動きを思わずその先に敷衍してしまう。
「未沙…」
輝は低く囁いた。気が狂うほどそうしてほしいが、このまま彼女がそうするとも限らない。
気まぐれで遊んでいるだけかもしれないのだ。
463 :
仲直り:05/02/15 21:39:54 ID:1DtDgzzj
彼女は呼びかけを無視した。
手首を引き下ろされて、輝は彼女の頭がかなりさがっていることを再認識した。
臍の窪みに入り込んだ舌が、そのまま下に向かって密生している毛を滑らかにしていくのを感じ、輝は喘いだ。
彼女の乳房が彼のものを挟むように押さえつけられている体勢で、その柔らかさとはりがひどくじれったかった。
「未沙」
未沙は手首を離した。もう握っているのが難しくなったのだろう。
そのかわり、彼女はその手を彼の腰の両脇に滑らせ、置いた。
彼の茂みに彼女が顔を押し付けてきて、輝は大きく呻いた。
喜びのあまりおかしくなりそうである。
彼女はそのつもりだ。
彼のものを未沙は探るように啄んだ。
先端を舌でつつき、そこがすでに濡れていることに気付くとゆっくりと舐めとり、それから唇を開いて彼女は彼を呑み込んだ。
「う、あ!」
輝が思わず腰を浮かすと、彼女は深く呑み込んだ彼を少し戻し、唇に含んだまま丁寧に舐め始めた。
彼のものはとっくに屹立していたので彼女はその構造を辿るように舌を滑らせ、彼はその誘惑にただひたすら耐えた。
今にも爆発しそうだったが、彼女にあの苦いものを飲ませたら今後、こういうことを厭がるかもしれない。彼女がそうしたいならともかく、自分からは望むまい。もったいない。
いつのまにか細い指も加わって、輝を刺激していた。
「…おい!こら、待てよ!」
慌てて彼が叫ぶと、彼女はかえって納得したようにその愛撫を続けた。
「くう…っ」
輝は額に脂汗を浮かべてこの拷問に屈しまいと耐え続けた。
天国と地獄にいっぺんに放り込まれたようなものだ。
この女は、自分がどれだけ淫らな事をしているのか、わかっているのだろうか。
自分の行為は棚に上げて、彼は恨みがましくそう思った。
464 :
仲直り:05/02/15 21:41:05 ID:1DtDgzzj
未沙の執拗な愛撫はなかなかやまなかった。
「……うう」
もう限界だ、と彼が思ったつぎの瞬間、ふいに彼女は顔をあげた。
唇が唾液と彼の滲み出るもので濡れていて、その息をのむほどの淫猥さにも関わらず上気した顔はきれいに美しかった。
一体どうなっているんだ、と輝は思う。
娼婦顔負けのこれだけの事を男にしておいてこの清楚さはなんだ。
「やめろよ」
彼は弱々しく言った。情けないとは思わなかった。結局は単純な話で、彼はこの女に惚れているのだ。
「どうして?」
彼女は囁き返した。不安そうに、かすかに眉を寄せて。
「…気持ちがよくない?」
気持ちよすぎておかしくなりそうなんだ、と彼は言葉には出さずに呟いた。一言だけ口に出す。
「いや」
「本当?」
未沙は目の前で揺れている怒張しきった彼のものに軽く口づけ──輝は呻きをかみ殺し──、嬉しそうに微笑した。
「気持ちいいのね…じゃあ、もっと」
輝は、その幸せそうな彼女に頼んでみることにした。もう耐えられそうにない。
「なあ。もういいから、そこに乗ってくれない?俺の上に」
「…ここに?」
彼女は疑わしそうに輝を眺めた。
「もういいの?」
して欲しいから頼んでいるんだ、と輝は逆上しそうになった。
ぐっと堪えて──彼女は酔っぱらってるんだから──できるだけ冷静に言葉を選んだ。
冷静に選んだつもりだが、実際にはかなり乱暴なもの言いになった。
「いいから、乗れよ!」
465 :
仲直り:05/02/15 21:42:05 ID:1DtDgzzj
「はい」
彼女は素直に頷いて、起き上がった。さらさらした髪が動きにつれて彼の腹部を覆い、輝は弾けそうなそこからできるだけ意識をひきはなした。絶対に、今はまだ暴発したくない。
「そう…脚を開いて、ほら」
輝は彼女の腰を支えた。彼女はゆらゆらしながら、膝をついて彼の上にまたがった。
「ゆっくり…そう」
未沙は微笑して、彼の指示通りゆっくりと腰を落とした。
くちゅ…と先端がその熱い場所に触れ、輝は顔を歪めた。
「お」
「あ……ん」
深々と彼女の腰は彼を呑み込み、二人は同時に喘ぎを漏らした。
「ああ、いい」
「素敵…」
彼女の正直な感想を耳にして、輝は満たされた気分になる。
「いいの?」
「とても」
彼女は腰を柔らかく揺らし、内側の複雑な襞を呑み込んだ彼に擦り付けた。
意識してではなく本能的にした動きのようだったが、その自然な反応が可愛らしかった。
「そう…うまいぞ」
「ああ…本当?…」
未沙のうっとりとした囁きを聞きながら、輝はなんとか彼女の腕をとった。
466 :
仲直り:05/02/15 21:43:04 ID:1DtDgzzj
彼女の上体を引き寄せて抱きしめる。
「動いて」
「…はい…」
未沙の腰の動きは柔らかく複雑で、輝は何度も喘いだ。
彼女の滑らかな背に腕を廻し、輝は我慢できなくなって下から彼女の腰を突き上げ始めた。
「あ!あ…ああっ…」
耳元で未沙が啼いた。うっとりを通り越して、本気で彼女が悦んでいるのがわかった。
「未沙」
輝は彼女の胸や腰や尻を掴み、背を抱きしめ、肩を揺すった。どうすればいいのかわからない。
腰は動かせるが、やはり思い通りにはいかない。
未沙の柔らかな動きは魅力的だが、今の彼が望んでいる鋭さや激しさには欠けている。
彼が酔っぱらわせたのだから仕方ないのだが。
「…未沙!」
妻の官能的な表情と吐息と喘ぎを目の当たりにしながら半端に昂らせられ続ける生殺しの状態に耐えかね、この方法の男性側の限界を悟った彼はついに要求した。
「位置を代わろう、未沙」
「はい」
彼女はやはり素直に、荒々しい怒声をあげた彼に応えて騎手の地位を譲り渡した。
輝は彼女をもどかしげに組み伏せ、すぐさましたい放題の熱狂に酔いしれた。
自分と彼女の求める通りに動き、甘く彼女を噛んだ。限りないキスを交わし、躯を打ち付け合う。
彼はこれまでも何度も彼女を抱いてきたのだが、今夜ほど満足したことはかつてなかったほどだった。
***
「次も喧嘩をして、仲直りにこのワインを飲もう」
──ついに息切れした輝は彼女の耳に囁いた。
「気に入った。うん、俺は気に入ったよ…いや、ワインはなんでもいいんだけど」
「…馬鹿ね…もう…」
未沙は、ワインのほうの酔いはとっくに醒めていたらしく、二人の肩までひきあげたシーツにくるまったまま恥ずかしそうに呟いた。
おわり
うおおおおおおおーーーー!
久しぶりにのぞいて見たらーーーーー!!
夜は娼婦のように男を蕩けさせる未沙…ベッドの上でも首席だぜ。
もうだめぽ。逝ってきまつ。
蕩けるバレンタインチョコ、ありがとーございますーー!!
神
が
光
臨
し
ま
す
た
469 :
名無しさん@ピンキー:05/02/16 07:03:01 ID:+943VRL1
おはようございますーー
きゃああああ
輝と未沙タンの、ふ、夫婦生活……!
あまりの嬉しいシチュエーションに
わたくし幸せの目眩すら感じております……
神さま、どうもどうもありがとうございまつ
また夜にでもゆっくりとのんびりと、感想書かせて頂きますね♪
神ここにあり!
丹念な描写力と艶のある文が最高です。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
神様、乙ですた!!!ありがとうございまつ!!!
未沙タン…(;´Д`)ハァハァ…君はなんて罪な女なんだ…
は、はなぢが… ちょっと偉そうなヒカルにワロタ
久しぶりに覗いてみれば…27タンでつね?
毎度毎度スバラシイものをありがちょー!!
それにしても、こりゃまた禿シイ!
読むだけで妊娠しそうです、一条隊長殿。(藁
この夜出来たのが、未来ちゃん。と勝手に想像しますた。
ところで10さん
いつまでもお待ちしております
475 :
名無しさん@ピンキー:05/02/20 23:36:17 ID:nw2d4Y1p
27タン (;´Д`)ハァハァ
どうしたもんか・・・
477 :
来場:05/02/21 09:45:05 ID:WcyLWBQv
一条君、僕の未沙になんてことをしてくれたんだ!
アレも、コレも、僕がやりたかったことを…
う、うらやましい…
亭主の特権です…
479 :
名無しさん@ピンキー:05/03/01 06:46:38 ID:+M/c9Sq0
27タンファンクラブ会員ナンバー1番!
な、なんてごめんなさいごめんなさい
マジ27タンの大ファンなのでつ…。
480 :
名無しさん@ピンキー:05/03/05 19:36:09 ID:TkW8qW4g
上に乗っかられて
「お黙りなさい」
サイコーっす!!!!!!
481 :
名無しさん@ピンキー:05/03/08 04:36:53 ID:3b5XHH1l
27さま‥‥
ホワイトデー企画もどうぞおながいしまつ
>481
短いのを20年のほうのスレに置かせてもらいました
エロ皆無ですがよろしければどぞ
483 :
名無しさん@ピンキー:05/03/08 21:43:38 ID:3b5XHH1l
きゃー
エロ無しでも全然オッケーです
早く行かなきゃ!
逝って来ました
ってこっちに感想でいいのだろうか
ちょと小悪魔的未沙タソに萌え・・・
皆殺しのシャミータソにも萌え・・・
有難うございました 仕事の疲れがとれましたw
ネ申様、ありがとうございまつ!!!
あっちの未沙もいいですなぁー
テレビ版で未沙に一気になびいたあの頃を思い出しますた
やっぱり輝と未沙ものが一番っす!!
軽く保守
タイトルがミンメイだったから限定ネタスレだと思って今までスルーしていた自分が憎い。
大好きな輝×未沙の読み応えある文章に小躍りして喜んでいます。
職人様GJです。俺すっげ〜幸せだw
>489
保守した甲斐があったぜ!
世界遺産に登録するだよ!
愛・地球博ですか
27さま
遅まきながら読ませて頂きました。
最高です! 何かきちんとした形で残しておきたいデキかと思います
494 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 05:16:55 ID:/k+IrAll
27さんがもしこれらの作品を一冊にまとめて
同人誌としてでも出して下さるとしたら
私は暑い暑いコミケにでも並んででも行きたいです
いいえ行きますとも。(普段は行ってません)
私も本を出して欲しいけど、心無い人もいるわけで・・・
27さんには、まったりと良い作品を書き続けて欲しい。
こんなに何年も経って、当時は見かけなかったツボ入りまくりの美沙モノに
出会えただけでシャーワセです!
あのー。
27です。
どうもありがとうございます。
皆さん方の寛容に甘えましてもう一丁。
バカップル全開なのでイヤな人はお約束でスルーしてください。
窓から月明かりが流れ込み、寝台の上に白く縞を作っている。
未沙は、傍らでゆるやかに起伏する男の胸を見つめている。
深くゆったりしたリズムでその滑らかな筋肉は上下を繰り返し、かすかな呼吸を別にして静寂を破る物音はなにもなかった。
穏やかな夜である。
目を覚ました、というか。
それとも、気がついた、というべきか。
先ほど自分が意識を手放したのがいつか、定かではなかった。
さほど珍しいことでもないとはいえ、自分がひどく淫らになってしまったような気がして多少不安になる。
彼女をそんなふうにした当の本人は、平和な顔で寝入っていた。
未沙は、肘をついて伸びあがった。
彼の寝顔を覗き込む。
顎が呼吸のたびにかすかに揺れ、睫はぴったりと閉じられている。
彼女は輝の目を覚まさぬように起き上がりかけ、ぴくん、と背をこわばらせた。
胎内から粘液が溢れ伝う隠微な感覚。
慌てて床に降り立つとサイドテーブルの下の籠から小さく切った柔らかな布をとり出した。
彼が目を覚ましても見えないよう、物陰に身を寄せて彼女は密やかに後始末をした。
輝を見やると、彼は相も変わらず健康そうな寝息をたてている。
男って──女の躯に預けたら後は気楽なものね──未沙はそう思い、少し彼のことが羨ましくなる。
だからといって、女であることをイヤだと言うわけではないのだが。
彼女は寝台に戻ると、そっと、男の傍らにまた身を滑り込ませた。
輝は気付かない。
よほど疲れているのかそれともさきほどの行為のせいで疲れたのか、どっちかはわからないが、完全に寝入っていることは確実のようだった。
未沙は目を開けたまま彼を眺めていたが、やがてまた少しにじり寄った。
彼の顎に指をそっとあててみる。
痛いような感触で、ヒゲが夜の間に伸びて来たことがわかった。
指を離し、未沙は唇の上のざらつきにも触れてみた。
頬ではなく指の腹で撫でる感触は物珍しくて新鮮だった。
輝は目覚めない。規則正しく穏やかな寝息はびくともしなかった。
未沙はその様子を眺め、それでもしばらく様子を窺った。
やはり──彼は、ぐっすりと眠っている。
彼女はそうっと腕を伸ばし、輝の首筋にかけた。
くっつくように躯を寄せ、思う存分近づいてみた──いつもは思うようには彼に近づけない。
いや一応は近づけるのだが、そうすると輝がそれ以上のことを始めてしまうので、彼女は自分の思い通りに彼に戯れてみたことなど実際にはあまりない。
肌に、温かな輝の躯が触れた。
その安堵するような熱の気持ちのよさに未沙は吐息を軽くついた。
彼の腕に胸をつけて、彼女は顎をあげた。
眠り続けている輝の頬に軽く口づけをしてみる。
「ん…」
輝が小さく呻いて顔を向こうに向けた。
その顎から首に沿って、彼女は小さなキスを繰り返した。
──好き。
キスとその想いだけでは押さえ込めなくなり、未沙は彼の耳元にごく小さく囁いた──彼の名前。
「……輝」
自分よりはるかに広い肩に顔を持たせかけ、彼女はうっとりとして彼の向こうをむいた頬の線を眺めた。
無防備に眠り続ける彼が、自分でもおかしいほどに愛しかった。
腕を彼の首から外した。
輝の腹まで下がっている毛布を胸まで引き上げ、ついでのように静かにその胸に触れてみる。
女よりずっと小さな乳首が珍しくて、未沙は指先で撫でてみた。
いつもは──改めて見ることもない。
ぷつんと二つだけ、胸の戴きにあるのが面白かった。
彼がいつも未沙の同じ場所を熱心に弄ぶのは、やはり面白いからなのだろうかと彼女は思った。
くるくると撫でたあと、ふといたずら心をおこした彼女は毛布の中に手を潜らせた。
胸の下。みぞおちから腹部への線。
お臍はどこかしら…未沙は真剣に探り始めた。
眠っている男の躯をまさぐる経験など滅多にないことだろうし、輝がこれほど前後不覚に眠っている事など今まであまりなかった。
未沙は腹筋に沿って指先を下ろし、やがて窪んだ臍を見つけた。
ふちをなぞり、彼女は考えた。
この先は…少し危ない。
ふと、我に戻った。
輝の目が醒めてしまうかもしれない。
やはり、やめておこう──そう、思って彼女が手を引きかけた時だった。
いきなり、その手首を掴まれた。
悲鳴をあげそうになり、未沙は顔をあげた。
いつの間にか彼が顔を巡らせ、彼女を見ていた。
視線があい、彼女はパニックに陥った。
「──やめるの?」
輝が咎めるように言った。
その声は目覚めたばかりのあやふやなものではなく、彼が少し前から起きていたことを示していた。
「続けてもいいのに」
「やだ…あの…」
未沙は、ようやく声を絞り出した。
輝が月光で少し暗い色に見える目を面白げに踊らせて尋ねるように彼女を見た。
「ん?」
「…いつから気付いてたの?」
「君が傍に来たとき」
最初からだ。未沙は真っ赤になった。
「なんで──はやく言ってくれないの?」
「そんなもったいない事ができるわけないだろ」
輝はにやりと笑い、寝返りを打つと彼女に向き直った。
「ニヤニヤしたらバレるから向こうを向いてた」
「………」
未沙は輝の胸に上気した顔を埋めた。
とても、まともに彼の顔を見られない。
「ほら」
輝は握ったままの彼女の手首を誘導した。
「触ってたらすぐわかったはずなんだけど」
未沙の手の甲に昂ったものが触れ、彼女は輝の胸から顔をあげた。
「………」
「…欲しい?」
輝が囁いた。
かすかに欲望が滲んだ口調だったが、彼はそれでも面白そうに彼女を眺めている。
未沙は唇を小さく尖らせた。
「……どうして?」
「欲しいだろ?」
「…それは輝でしょ」
未沙は、手をひっこめようとした。だが、輝が手首ごと押さえつけているのでできなかった。
「ん」
輝は認めた。
片肘をついて未沙を見下ろす。
「欲しい」
「……」
未沙は少し困惑して彼を見上げた。
「未沙」
彼女が頭をのけぞらせると、輝の唇が肩に触れた。
唇を重ねるつもりらしかった彼が不機嫌な声を漏らした。
「……なんだよ」
「そんなつもりだったんじゃないんですもの」
未沙は急いで言い訳をした。
「じゃあどんなつもりだったんだよ。それっぽく誘惑しておいて」
「誘惑?」
彼女は少し赤くなった。
「そんなんじゃ…ただ…面白かったから」
「面白い?」
輝は虚をつかれたのか、目を瞬きさせた。
「なにが?」
「…………あの、触るのが」
輝は躯を元の位置に戻し、肘をついた片手で頭を支えると彼女を眺めた。
「いつも触ってるじゃないか──抱き合ってる時に」
「そういうのじゃなくて…」
未沙は手首をひねろうとしたが、やはり彼の掌の力は緩まなかった。
「背中だけじゃなくて、いろいろ…」
「…欲張りだなあ」
未沙は目を伏せた。なぜかわからないがそう指摘されると恥ずかしい。
面白げに輝は目を細め、首を伸ばして彼女の額にキスをした。
「嬉しいけどね」
未沙は手の甲に熱いものが微妙に擦りつけられる感覚に気付いた。
わずかだがはっきりとわかった。──ぬるぬる、する。
彼女はますます赤くなった。
「……何をしてるんですか」
「ん?…ああ」
輝はシラを切った。
「なんにも」
「………」
未沙は吐息をつき、躯を捻って再度手を引き抜こうとした。
輝の力が緩み、彼女の躯はその片腕に覆われた。
「…いや」
「どうして」
低められた声に欲望がくっきりと焙り出されて、彼女の鼓膜を震わせた。
「何が悪いんだ?」
「……だって…」
「いいからさ」
輝は彼女を抱き寄せた。
彼の脚が腰を捕えて、未沙は「あ」と小さく呻く。
神様はなんとうまく男女を作ったのだろうか、相対していると彼女と彼は躯を重ねるしかないくらいにぴったりと寄り添えた。
茂みと両の太腿が作る深い谷間に、彼の昂りの先端が埋め込まれるように当たって、未沙はもじもじと腰を退いた。
輝がニヤニヤしている。
彼の腕に力が入った。未沙をますます抱き寄せた。
「ねえ」
輝が耳朶にひどく甘い声で囁く。
「…しよう」
「いや」
未沙は、それでも抵抗した。
彼の誘いが嫌なわけではない。
いつでも、輝に求められるのは誇らしいし嬉しい。
でも──少し違うのだ。
「誘惑したんじゃ、ないもの」
未沙が今こだわっているのはこの一点だ。
輝が訳知り顔にニヤニヤしているのが癇に障る。
彼を愛しいと思う気持ちが勘違いされてしまったようですっきりしなかった。
「どうでもいいだろ」
「どうでもよくありません」
輝は未沙を眺めた。彼女の強情さに辟易しているような顔になっている。
「どうでもいいじゃないか。こいよ」
「……いや」
未沙は意地になっていた。
たしかにどうでもいい事なのだ。
所詮彼女は彼に関心があるから触りたかったのだし。
だが、いくら恋人だろうがなんだろうが、すぐそっちに持っていくやり方はキライだ。
女性は常にデリケート(といって悪ければ非常に気まぐれ)なものなのであるからして。
「ふうん…」
輝は呟いた。
彼の片手が急に彼女の顎を捕え、あげさせた。
「あ、いや…」
キス。
彼は未沙の抵抗の言葉を封じるのがとても上手だ。
濡れた官能を彼女に与えて、抵抗もなにもかもうやむやにしてしまう。
未沙はキスが好きだ。正確にいえば、彼との閨の中でのキスが。
その遠慮のない、そのくせ甘く優しい、でも危ういような激しさを秘めたキスがとても好きだ。
唇を重ねるだけで、抱かれているような気になる。
彼の舌に惑わされて、その熱さに捕えられて、うっとりとしてしまう。
技術はこの際関係ない。
男のキスが上手かどうかに関係なく、相手のことが好きだから女は濡れるのだ。
やはり、今回も抗えなかった。
「……あ……ん」
ようやく解放された時には、もう未沙は潤んだ目を半分近く閉じてしまっていた。
喘ぎに胸を波打たせている彼女の耳に輝は低く告げた。
「いい?」
「……いや」
舌打ちし、輝は腕を伸ばして未沙を寝台に押し付けた。
「強情だなあ、今回は」
「だって」
彼は上体を起こし、彼女の躯を下に敷いた。
「…じゃあ勝手にさせてもらうよ」
「輝」
「意外?…こういうのも実はキライじゃない」
輝はニヤリとして、未沙の首筋にいきなり舌を這わせはじめた。
股間に指が侵入し、背中を片腕で強く抱き寄せられた。
「あっ、…はんっ!」
彼女が悲鳴をあげると輝はゆっくりと白い肌を舐めながら呟いた。
「……なんだ……すっかり、その気なんじゃないか……」
「ああ」
抵抗する暇もなく、彼女は柔らかい背筋を軽くのけぞらせる。
「だめ」
「ふふん……可愛い」
輝は興奮を隠そうともせずに彼女の肌に荒々しい吐息をぶつけた。
「可愛い。…もっと厭がってもいいかな」
「輝、そんな…」
「暴れてもいい。噛み付いても」
胸郭を締め上げられるような抱擁をうけて、未沙の呼吸が一瞬とまった。
「は……」
「いいだろ?」
彼が淫ら極まりない愛撫を繰り返しながら囁いた。
「欲しいって言えば」
「ん…ん…っ…」
彼女は上気した頬をそむけて、割り込んでくる男の腰に逃げようもなく滑らかな脚を巻き付けた。
そのあわいに輝がさらに指を沈ませると、甘い声を堪え難げに漏らした。のけぞる喉の線が美しい。
「ああ!」
「早く言わないと犯すぞ」
「……!」
その言葉に反射的に怯えをちらりと滲ませ、未沙は慌てて脚を戻そうとした。
許さずに膝の裏を抱え込んで輝は自分の腰にさらにその美しい脚を巻き付けさせた。
太腿から尻への線を撫でると未沙は感じていると明らかにわかる表情で悶えた。
「んっ、あ…あ…!」
「…うーん」
輝は呟いた。
彼女の柔らかくて熱い耳朶を噛みながら、彼はあとどのくらい自分が耐えられるか計った。
まだ余裕があるが、この調子の彼女を相手にしているのはやはり少し辛い。
さっき堪能しておいてよかったと輝は考えた。
これが今夜最初なら、とっくに力づくで抱いているところだ。
指をひきぬき、たっぷりとそれが蜜をまぶしていることを確認する。
それを舐めとると輝は彼女を眺めた。
「はぁ…あ…あ、はん…」
彼女のうっとりしたような喘ぎと腰のうねりに、自分が微妙に腰をこすりつけていることに気付く。
まだ、挿れてはいない。だが気持ちいい。
しっとりと熱い太腿のあわいと柔らかな茂みの間で、このままだともしかしたら果ててしまうかもしれない。
「…いいなあ…」
輝が呟くと未沙ははっとして目を開いた。綺麗な切れ長の目。
「…全部、好きだ……うん」
輝は続けた。
うっとりとした気分になってきて、このままその気分に委ねようか、それとももっと積極的に彼女に触れようか、迷う。
「愛してる」
「……本当?」
未沙が、やっと意味のわかる言葉を返した。
「うん」
「…輝」
彼女の目が明らかに薄く潤み、輝は慌てた。
「…なに?」
「欲しい。あなたが欲しい。はやくきて」
喘いでいる唇が大胆な言葉を紡ぎ、未沙は彼に縋り付いて来た。
「お願い」
「………」
輝は余計な事は言わなかった。
彼女を抱き、誘うように開いた脚の間に昂りを押しあてる。
奥まで突き上げると彼女は高い声をあげた。
「ああっ!」
「未沙」
名を呼ぶ彼の背中に脚を巻き付けて、未沙は自分から動き始めた。
「あ…ん…あっ…あぁ!」
「…ん…」
彼女の腰の動きがあまりにも性急で的確で、輝は呻いた。
硬く膨れ上がったものを捕えた彼女の胎内は吸いつくような感触で締め付けてくる。
何度も何度も彼をしごき、柔らかく強くこすりあげる。
耐えられなくなった輝も、腰をぎこちなく揺らし始めた。
「…う…はぁっ、…ん!」
それが滑らかな強い動きになるのに時間はかからなかった。
まずは挿れるだけだったはずなのに、到底彼には我慢できなかった。
彼女の泣きそうな様子の喘ぎが鼓膜を甘く擦る。
「いやっ…あっ…あ、あ…、好き、輝…ぁ……ああっ…」
…犯される気持ちってのはこんなもんかな、と彼はぼんやりと考えた。
歓喜した躯は勝手に呼応して動き出したが、輝は少々戸惑っている。
彼女の場合口で言う言葉と実際の反応が違いすぎて、訳が分からなくなることがよくある。
彼は彼女の腰を捕えて動けなくした。
「…まてよ」
それでも、彼女の躯の反応は変わることなく甘いままだった。
彼の下で未沙は開ききった薔薇のように麗しく、彼を虜にしたまま快楽を惜しげも無く与えてくれている。
(気持ちが、よすぎるんだよ…)
淫らだが、それがひどく真剣なのでどうしようもなく愛しい。
さっき彼女がなんだかこだわっていたのは結局なんだったのか、輝にはよくわからない。
彼にとっては彼女を抱くというのは好きな気持ちにほかならないから──欲望だろうが好意だろうが反感だろうが敬意だろうが嗜虐だろうがもうごっちゃで、未沙が誤解しているよりは相当に芳醇な行為なのだが──それを分析したこともない彼が感じるのはただ満足感だけだ。
彼女を抱くと彼は満足する。
それをどう呼ぶかと問われれば、たぶん愛しているとしか呼べない感情だった。
「未沙」
彼は動きを早めながら尋ねた。
「…俺のこと好き?」
「ええ…ああ…あ、あん…」
未沙はためらいもせず短く応えた。
その躯を押し上げながら、輝は続けた。
「…『ええ』、だけ?」
「…好き」
未沙が喘ぎの中から囁いた。
「…よ…好き…」
「聞こえない」
輝は意地悪く囁き返した。
「好…」
未沙はそこまで言い、背中を弓なりにのけぞらせた。
「ん」
輝は呟いた。
しっかりとそのわななく躯を抱きしめてやる。
「んっ……」
「っあ…」
未沙の熱い甘い声、その動き、背中に廻される可愛らしい指の先の爪。
愛しさに濡れた美しい瞳の中に彼は自分の顔を見た。
幸福というものがあるのなら、まさにそれを味わっている男の顔。
魂の奥底から彼は願った。
この女を離したくはない、と。
「愛している」
未沙が震えた。その顔は、至福を味わっている女のそれだった。
「……愛してるわ」
そして、彼女はまた堪えきれぬように悲鳴をあげかけ、かみ殺した。
未沙の爪が背にきり、と鋭く食い込む。そんなに伸ばしているわけではないのに女の薄い爪は猫のようにたつ。
輝は顎をあげ、彼女の表情を見守った。
かたちのいい眉を開き潤みきった瞳を彼に向け、彼女は切なげに声を漏らした。
「…あっ、あ…あは……ん、ああぁ…!」
その完全に達した瞬間の喘ぎを鑑賞しつつ、彼は動きを一瞬止めた。
もっと虐めたい。二度も三度も達する彼女を眺めたい。
だが、彼のほうももう限界だ。
「あ」
未沙が彼の背中にまわした手をびくんと震わせた。
「あっ……ああっ!」
躯の内側に熱い迸りが弾け、そのぬるつく情熱に高みに押し上げられて、未沙は再び軽く緊張した。
「…輝……あぁ…!」
「未沙……」
彼は快楽に呻きながら腰をまだ動かしていた。
「だめ…あん、あ…!…」
そのたびに未沙の躯は小さく痙攣した。
余韻の波だけでも手に余るほどなのに、彼はまだ彼女をいたぶっている。
「もう…だ、め…輝…あああ」
「ん…」
ぴくん、ぴくんと何度も彼女は悶えた。
輝はその頭を掌で抱えると荒く深い吐息をつき、彼女の胸に汗に塗れたこめかみを伏せた。
「…未沙…」
「あはあ…ん…」
未沙の躯からすっと力が抜け、彼女は輝の腕の中に沈み込んだ。
「………」
さっき彼女がやはり最中に意識を手放したことを思い出し、輝は慌てて彼女に視線を戻した。
「なに…?」
「……好き」
未沙は荒い吐息を抑えながら甘く囁き、彼の首のうしろに腕を廻した。
熱いくらいの小さな掌が宥めるように彼を撫でる。
「…大好き…輝」
「ああ」
輝は優しく呟いた。
「俺も」
輝は彼女にゆっくりとキスを与えた。
未沙が応え、しばらくは双方とも無言になる。
*
「…寂しいよな」
輝が呟いた。
未沙の掌が背中を撫で、彼は彼女の顔を眺めた。
「寂しい。なんでだろう」
「………」
未沙は長い髪の毛を彼の指に絡めとられたまま伸び上がった。
彼女からキスをしてくれた。
「……私は嬉しいわ」
「……?」
「あなたが一緒に寂しい想いをしてくれてるのよ──嬉しいわ」
俺もこの人も同じくらいに我侭なんだろうと輝はたぶん初めて思った。
*
月明かりは傾き、寝台の上の縞は斜めに流れている。
輝は、傍らの寝息を聴いている。
元通りの穏やかな夜だった。
輝は吐息をついた。
くつろいでいる自分を感じた。
望んだ女に、いつでもその証拠を見せてやれる。
そして、彼女は、いつでも彼を受け入れてくれる。
この秘密は互い以外の誰にも漏らす必要はない。
女の躯に腕を廻し、彼はその華奢な胴をそっとひきよせた。
「う…ん…」
唇が綻び、彼女は半分眠りながら彼の胸に頬を寄せた。
輝は目を閉じた。
望みうる限り完全に、彼は幸福だった。
おわり
27タン・・・本当に、いい。
初めて読ませていただいたときは、その艶のある文体に惚れたけど、
今や男女の違い、情愛の交流、口とは裏腹な心と体の反応、
そういう男女の機微がまた細やかで最高です。
27タンの文を読むと、恋愛って本当にいいよな〜とつくづく感じられて
幸せな気持ちになります。
今晩も素敵なお話を投下して下さいまして、本当にありがとうございます。
いい夢見られそうだ・・・
うおーー、また来てよかった!!
27さん、感謝感謝!!
バカップル大好きです。
あーーまーーーーーーい!!!w
だが、それが(・∀・)イイ!
輝&未沙タンのバカっぷるぶり最高
いつも感心して読んでいるのですが
なんでそんなに女性側の細やかな心情の描写がお上手なんでしょう?
未沙タンの言動のひとつひとつに頷くことしきりです。
今回も本当にうっとりするような素敵な作品をありがとうございました♪
今度同じような手で私も年下の彼に悪戯してみますw
モウレツに感激汁
27さん有難う
あ、ちょっとひとつだけ…
15で何故輝は突然「寂しい」と感じていたのか(未沙もまた)
分りませんでした。
私だけですか…?
27っス
読んでもらってこちらこそありがとう
>517
長い話なんですが投下の際4割ほど削ってます
実はもっと痴話げんかや爛れたことやっとるのですが
さすがにしつこいと思いまして(そういえば唐突だ)
鋭いです
4割も削ってるんですかー?!
も、勿体無い…^^;
何故「寂しい」と2人が思ったのかと言うことや
「痴話げんかや爛れ」も、是非是非読んでみたかったですw
あと、関係ないですがいつも27さんの作品を読んでいると
今さらながら漢字や日本語の勉強になります。
「あわい」なんて言葉、知らなかった…w
でも響きの柔らかい、いい日本語ですね。
おお、また神光臨!!!
ありがちょーありがちょー!!!
この二人の話が読めて、すげー幸せだ。ありがちょーー!!
輝と未沙が寂しい、と思ったのって、ずっと一緒にいたくても、
お互いの仕事のせいもあって思い通りには会えない。
こうして二人の夜が終わるとまた朝がきて、
離れなければならないことが分かってるゆえの寂しさだと思ってた。
>>寂しさ
セクースの後に感じる寂寥感なのかと脳内補填してました。
その寂しさを共有できる関係…ハァハァ
削除された4割を別口でうpしてもらいたいです…
ではいっそ削除箇所も投下しちまいましょう
いろいろ重複しているとは思いますが。
…たぶんゲップが出ますぜw
部分的には14と15の間。
523 :
補完:2005/04/03(日) 21:54:50 ID:qQ9VISpZ
「……愛してる」
輝がぽつんと言った。
「…ほんと?」
未沙の甘やかな囁きがふと、はぐらかすような響きを帯びた。
「…無理しなくて、いいのよ」
「無理?」
輝は声の質を変えた。
「どういう意味?」
「ん……」
未沙は上気した顔を逸らした。
とらえどころのない表情になっている。
「…べつに意味はないんだけれど」
「…なんだよそれは」
輝は腕の中の柔らかな躯を揺さぶりたいような凶暴な思いに囚われた。
今に始まったことではない。
これまでもちぐはぐな時はたまにあった。
未沙はどうも、どっぷりとなにかに浸る事が苦手のようだった。
彼はそれに馴れている筈だった──だがこんな時までその調子を見せられると腹もたつというものだ。
輝は溜め息をついた。
なぜ何度抱いてもこの女は完全に甘えようとしてくれないのかが、どうしても判らない。
何度証明しても、何度訴えても予防線のようなものの後ろに隠れてぶつかってきてくれない未沙に、彼は憎しみにちかい強い感情を掻立てられた。
未沙は彼の苛立ちに気付いたようだった。
「輝…」
そっと、彼女は彼のこめかみに唇をあてた。指は優しく彼の腕をすべった。
「怒ったの?」
「気分がいいわけじゃないよ」
輝は皮肉げに呟き、彼女からそっと手を離した。
「輝……」
しなやかな躯から身をはなし、彼は起き上がった。
524 :
補完:2005/04/03(日) 21:55:32 ID:qQ9VISpZ
彼はこの躯だけが欲しいわけでなく、まるごと、彼女の全部を手に入れたいのだ。
それが叶わないとどこまでも思い知らされる、そんな情事しか手に入れられないのだろうか──最初はそこまで考えたことなどなかったが、いつしか輝はそれに我慢できなくなってきていた。
未沙があまりにも甘く優しく従順で彼の好きにさせてくれるから、気付かないふりをしてきた。
だが──。
なまじ、全てをさらけ出しあった直後なだけに、彼女の言葉は輝を深く傷つけた。
彼は寝台から降りると脱ぎ散らしていた服を身につけ始めた。
身支度を整え、靴をとりあげた輝の背後から彼女の声がかけられた。
「……帰るの?」
「ああ」
「こんな夜中に?」
「……嫌われてるみたいだから」
輝は針を含んだ言い方をして、靴をはくと立ち上がった。上着を手に取る。
寝台を離れようとした背後で気配が動いた。
次の瞬間柔らかな腕が後ろから輝の首に巻かれ、一糸まとわぬ彼女が背中にぶつかってきた。
輝はよろけ、彼女の重みに引きずられるように寝台にひっくり返った。
慌てて起き上がろうとまさぐる掌に熱く華奢な肩が触れ、振り向いた彼は、未沙の瞳が視線を捕えようと必死の光をたたえているのを見た。
「なに…」
「行かないで」
未沙は小さく叫び、まだバランスを整えていない輝を抱き寄せると唇を重ねた。
顔を離そうとしたが、彼女の腕が絡み付いてそれを許さなかった。
「ん」
瞬間抵抗しかけ、だが、輝はすぐに彼女のなすがままにその舌を受け入れた。
瞳と同じく必死のキスだった。
やがて未沙がわずかに離れ、輝は乱れた呼吸をごまかそうとして声を荒げた。
「なんだよ、いったい」
「ごめんなさい」
未沙がいきなり謝った。
「怒ったまま、帰らないで」
「………」
輝は溜め息をつくと、彼女を眺めた。
525 :
補完:2005/04/03(日) 21:56:07 ID:qQ9VISpZ
間近でみるほどに端正な顔、白い肌、華奢なくせに艶かしいプロポーションの──彼の恋人。
彼を愛しているくせに、たぶんひどく愛しているくせに、それをどうしても自分にも彼にも認められない女。
未沙が輝の胸にすがるように抱きついて、輝は彼女の重みを感じた。
「輝…ごめんなさい」
「……」
輝は無言で、その背中から腰にかけての魅惑的な線に手をかけて引き寄せた。
ほっとしたように、彼女の背中からこわばった力が抜け、未沙は引き寄せられるままに彼にさらにもたれかかった。
「輝」
「未沙」
彼が囁くと、彼女は不安そうに顔をあげた。
「はい」
「君のへそ曲がりには馴れてるし、馴れてたつもりだったけど今のはひどい」
未沙の目が伏せられ、再びあがった。瑞々しい瞳が輝を見つめた。
彼女は、輝の首に腕をまわしたままゆっくりと告げた。
「……ごめんなさい」
「もうひとつ」
輝は続けた。
「俺は、どうしたらその言葉を信じられる?」
「………」
未沙は吐息をついた。
その長い髪の乱れを輝は撫でた。
「……信じて」
「ごめんなさいで済めば、さ。世の中平和なんだ」
「……はい」
輝は絡んだ。
「俺は義務みたいに君を抱いたことはないし、無理をしたこともないよ」
「………」
未沙の瞳がこんな場合なのに少し動いた。可笑しそうに。
「なのに俺を信じない。何故なんだ?」
「…あなたを好きだからよ」
526 :
補完:2005/04/03(日) 21:56:51 ID:qQ9VISpZ
「…………」
虚をつかれたように輝の目がわずかに見開かれた。
未沙は囁いた。
「あなたが言えば言うほど不安になるんだわ──その気持ちが変わることだって、あるかもしれないから」
「それはない」
「でもそれは、あなたにもわからないでしょう?」
「………」
どう考えても未沙のほうに分があると輝は認めて溜め息を殺した。
彼個人としては反論したいが、たしかにその通りだ。人の心は鋼ではない。
「だけど、変わりたくないんだよ。俺は──そういう気持ちはわかって欲しい」
「…わたしもわかりたいわ」
「そう?」
「ええ」
未沙は肩を竦めて彼に寄り添った。
輝はその躯を眺め、足を抱え込むと靴の紐に指をかけた。外していくと、未沙が視線をあげた。
「…輝?」
「──イヤ?」
「いいえ」
彼女はさっきより少し深く目を伏せた。
輝はふっと笑って彼女の細い胴をひき攫った。
そのままの勢いと重みで、彼女を寝台にうつぶせに押さえつける。
「輝…」
未沙の背中のしなやかな骨に指を滑らせた。
「あ」
ぴく、と彼女が揺らぐ。その尻の丸みに彼は体重をかけた。
「これは──ちょっとした──罰だから」
「……?」
「君はなにもするな。なにも言うな。いい?」
彼は乱れかかった長い髪を、彼女の頬から除いて反対側のシーツにまとめてやった。
未沙の上気して少し不安そうな横顔が見えた。
527 :
補完:2005/04/03(日) 21:57:22 ID:qQ9VISpZ
しみ一つない白い背に、輝は丁寧にキスをはじめた。
「……好きだ、未沙」
「わたし…」
「返事をしない」
「……」
未沙は恥ずかしそうに背を少しくねらせた。
その手首を握り、輝は細い項を舐め始める。
「ふ…」
未沙が吐息をおしころした。
首筋が弱い彼女は、項への攻撃も弱い。彼はそれもとうに知っている。
生え際を濡らし、耳朶を染め、彼は首から肩の線を噛みながら肌理の細かなその肌をじっくりと味わっていった。
腕から脇の下に鼻先をつっこむと未沙は喘いだ。
脇腹を甘く舐め、彼の重みもうけとめてほとんどおしつぶされている乳房の側面に舌を這わせた。
反対側も同じに舐め、それから輝は顔をあげた。
「あ…」
未沙の背に残したうす赤い痕を眺め、彼は未沙が腰をくねらせているのを躯に感じている。
「さっき満足したばかりなのにまだ欲しい?」
「………」
未沙の首筋がぱっと赤くなる。輝は、着たばかりの衣服を脱ぎ始めた。
「…それでいいよ……俺も欲しい」
未沙は吐息をつき、反対側に顔を背けた。
揺れた髪を、輝はまた彼女の顔から払いのけた。
頬は染まり、自由のきかない瞳はシーツに注がれている。視界が制限されているから彼を感じざるを得ない。
本当なら向かい合って抱き合いたいはずだ。
彼自身も未沙とはそうしたかった。はるかに心地いいし、よく反応が見られるから。その甘い乱れようが好きだから。
だが、これは『罰』なのだ。
彼を信じなかった彼女への。
彼女を全て手に入れたいという焦りは収まらず、その意味では自分は壊れているのかもしれないと彼はふと思った。
528 :
補完:2005/04/03(日) 21:57:59 ID:qQ9VISpZ
輝は彼女のひきしまった腹の下に掌を差し込んだ。
腰を浮かせるように持ち上げ、膝をつかせる。間をおかず腰を重ね、性急に押し入った。
「っ!」
未沙が背を伸ばし、唇を開いて声をあげた。
肘をつき、腰を掲げている彼女の姿が欲望を一層駆り立てる。輝は未沙の乳房を掬うように握った。
「…ん…〜…!」
深々と貫いたものがさらに奥に侵入して胎内を突き上げ、未沙がくぐもった声で呻く。
これ以上は無理だと思うほど、いつも彼は彼女に深く侵入したがる。
彼のそのやり方にも情熱を込めた乱暴な動きにも、未沙はいつの間にか馴らされて、受け入れることがいやではなかった。
だが、この体勢はひどく辛かった。
安定して躯を支えられないからかもしれない。ゆらゆらと動く腰に、輝が体重を容赦なくかけてくる。
ふっと圧力が抜け、未沙が肘の位置をずらそうとした瞬間、輝がまた深く抉った。
「ふ…、あっ!」
未沙は悲鳴のような声を漏らした。
輝の荒い息が耳朶の後ろを覆い、彼は未沙の腰を両手で掴むと本格的に動き始めた。
「う…ん、あ…!あ、…!」
膝を支える力でおなかに力がはいっており、その芯を抉られると初めてのときのような恐ろしさが彼女を襲った。
彼に……蹂躙されるような。
なのに。
なのに、未沙は悟らざるを得なかった。
もはや彼女の躯は処女ではなく、この淫らで重い責めにすら反応していることを。
「ん……っん…」
未沙は堪えきれずに肩を寝台に落とした。頬もシーツに押し付けられる。
乱れた髪がシーツにひろがり、未沙は必死でそこに爪をたてた。
いつもなら輝の背中がその指を受け止めてくれる。
温かな彼の躯にすがりつける。
だが今はそれが不可能だった。
彼は未沙から見えない場所で、彼女を抱き、彼女の姿態を眺めている。
見えないが彼女にはわかった。輝が、自分の姿を見てひどく興奮していることを。
彼女の中の彼のものは硬さを増し、ほとんど熱した鉄棒で掻き回されているようだった。
──だめ──。
未沙は、ぎしぎしと低く唸る寝台の音と、輝の荒い息と、それから自分の漏らしている声を聞いた。
529 :
補完:2005/04/03(日) 21:59:32 ID:qQ9VISpZ
輝が息と共に言葉を吐き出している。
好きだ、好きだ、好きだ──未沙。
未沙。
未沙…………。
輝、と彼女は言った。
好き──好き、輝。
好き──。
(どうして、抱き合ってはいけないの)
獣のように繋がるのもいい、そう、その相手が輝なら。
彼が望むならそれもいい。
彼とする全てが快楽で、未沙はもうそれを否定しない。
どんな目にあわされてもいい、そう、輝がしたいと思うならば。
だが──どうして、彼は、互いが本当に望んでいるやり方をしないのだろうか。
(罰だから)
いや、と彼女は訴えた。
こんなこと──こんな──。
こんなにもあなたを見たい。
こんなにもあなたを抱きたい。
そして、こんなにもあなたにキスをしたい。そして、あなたにそうされたい。
一緒に、目を見ながら、互いに──。
ああ──そのためならば、彼女は何でもやる事だろう。
「本当?」
ふいに、輝の声が響いた。
「ふ…」
未沙は薄く目を開き、動きを止めた彼に気付いた。
その顎に後ろから指をかけ、輝は彼女を軽くのけぞらせた。
「何でもすると──言った?」
その語調の熱さと、声質の差に、彼女の頭の芯は一気に冷えた。
だが、躯は全くの別だった。
輝の動きは的確で、彼女の弱みを知り尽くした男のそれだった。
支配されている──彼に。
この瞬間、彼女は彼の奴隷も同様だった。
未沙は操られるように、かすかに頷いた。
「………もう、いいかな」
輝が呟く。
彼は退いた。
未沙が崩れ落ちると、輝は彼女の片方の肩を引いた。
「未沙」
「輝」
未沙は引かれた側に躯を捻り、輝に縋り付いた。
彼が強く彼女を抱くと、未沙は喜びのあまり泣き声のような喘ぎを漏らした。
「輝…輝…輝!……ん…」
輝は彼女の唇を貪り、未沙は彼に貪られながら滑らかな脚を開いて輝の腰を挟み込んだ。
輝は淫らで可愛らしいその仕草に口元を緩めた。
「未沙……」
「輝」
未沙の、潤んだ瞳を彼は見た。
すぐにも彼が入ってくると信じている。
輝は目をとじ、大きく息を吸い込んだ。
目を開けると、未沙が焦れて、ちいさく腰を突き上げた。
輝が思わず笑うと、彼女は赤くなった。
「我慢できない?」
「………輝」
大きく両の腿をひらいて、彼女は輝の目を見つめた。
輝が掌をそのくびれた胴の横に置くと、彼女は輝のものを誘導して己の花に押し宛てた。
その芯に呑み込まれ、輝は背を反らす。
「あ」
未沙が肩を竦めて喘いだ。ずぶずぶと、既に蕩けている二人の躯はすぐに交じり合い、ひとつになった。
531 :
補完:2005/04/03(日) 22:01:28 ID:qQ9VISpZ
「っあ…」
未沙の熱い甘い声、その動き、背中に廻される可愛らしい指の先の爪。
喘ぎながら未沙が言った。
「……こんな…ふうに」
輝は答えず彼女をかき抱いた。
「…ぜんぶいっしょに、なれれば…いいのに」
ふと、輝はその声に滲む寂寥に気付いた。
彼女が快楽だけを味わっているとなぜ彼は思っていたのだろう。
あまりにも甘く柔らかな反応で包んでくれるから彼は自分の身勝手な冷酷さにこの瞬間まで気付いてはいなかった。
なにを見ていたのだろう。
彼女の喘ぎも躯も声も、全て輝のためのものだったのに。
何度抱いても満足できない彼の理由をわかってくれていたのに。
何度抱かれても満足できないのは彼女のほうだったかもしれないのに。
なまじ溶け合う行為を許した関係だからこそ感じあえる切なさ。
その切なさを埋めようとしてどうしても埋まらないからたぶん男女は何度も求め合うのだ。
──どうしてこんなにも寂しいのだろう。
泣く気はないが泣けるものなら泣きたかった。
だから輝は、彼女の肩に顔を埋めた。
罰を与えられるべきなのは彼女ではなく自分だ、たぶん。
なのに、動きをやめることができない。
彼女を貪ることをやめられない。
「ごめん」
彼は呟いた。
「ごめん……」
未沙が小さく囁いた。
「輝…」
彼女はそれ以上何も言わず、なす術もなく奪うばかりの輝に最後までつきあってくれた。
かすかな苦痛のまといつく快楽に、何度も何度も声をあげながら。
お、、終わりでしょうか??
ちょっと感想書き込みするのも憚られるようで。
27さん、本当に素晴らしいです。
絵はアニメの絵が浮かんでも、話はもう別物というか27さんの世界。
私にとっては、27さんのキャラという感じで読ませていただいてます。
そして、楽しませていただいてもおります。
補完といわず、きちんと全部がつながっている形で読ませていただきたい!
同人誌とは言いませんが、匿名サイトなどでまとまったものを希望です。
27さん素敵だー。
内容はR指定なんだけど、あの二人の雰囲気がこわれてない。
同人誌って作者さんの好みでキャラの人格変わっちゃってる場合が多い気がするんだけど、
それを感じさせないもんなぁー。
でも、なんかねー、愛があるよー。
ひさしぶりに来たらスレが伸びててビクーリしたよ
補完部分読んでて『チャタレイ夫人の恋人』を思い出した
どこまでも一つになれない寂しさ…
またの投下をマターリ待っております >27神
どこまでもひとつには慣れない寂しさ、かぁ・・・深いな。
その深遠があるからこそ、男女って面白いとも言えるのかと。
生身の人間としての哲学にも踏み込む27神に乾杯。
あ、慣れないあらため、なれない。
良スレにみっともないレスで失礼しました。
すげー最高だ!!!
げっぷどころか、オレ大満足だよ。
27タソ、ありがとう!!!!
27さま、またまた素晴らしいものをありがとうございます!
もうすっかり、27さんのファンになってしまいました。
文章でも十分ですが、挿絵を描いてくれる神がいるとさらに嬉しいなぁ
未沙タソ、(;´Д`)ハァハァ
すげー色っぽくて最高!!
27タソ、あなたはネ申!!
ありがちょーーーーー!!!
未沙さんカワイイ…(;´Д`)
彼女のこんなにも幸せそうな姿を
27さんのような素晴らしい書き手さんの文章で今こうして読める事が
私もまたとっても幸せに思います。
これはもうただのエロパロじゃないですもん〜。
アニメのキャラクターをここまで人間的に深く掘り下げて
描き切ることができるなんて…。
27さん本当に素晴らしいです!
うおおおおおおおおおおおおお
27さんありがちょー
|∀・)< さちあれ♪
おお、久しぶりに訪れてみたら、こんな素晴らしい作品が!!
神様、ありがトン!!!!!!!
やっぱり輝と未沙モノはいいなー!
バ、バックでつか…!
削られた4割の中にこんなにも刺激的なシーンがあったなんて
2度ウマーでした!
27さんのお陰で
なんだか今さらながらマクロス熱が高まってきちゃいましたよ〜
懐かしいなぁ。
未沙さんもカワイイけど、輝がなかなか床上手と言うかw
男らしく未沙さんをリードしてて
ちょっと惚れ直した感じです。
546 :
27:2005/04/09(土) 07:01:29 ID:HbWb1eV3
>533
http://27.blog7.fc2.com/ ↑自作ものに関してはとりあえず保管庫を作ってみました
宣伝めいて申し訳ないがよければ利用(?)してください
そういえば以前未沙もののいろいろな二次創作をまとめた場所があったように思うのですが
アドレスをなくしてしまいました。
ま掲示板関連だったかと…どなたかご存知ではなかろうか
保管庫開設、おめとうございます!&ありがとうござます!
これでいつもで読みたい時に読みたい物がまとめて読めますね
マクロス好きの人に薦めやすくて助かります。
お名前はやっぱり「AUTHOR27」なんですね(^^;
ブログ開設おめでとうございます。
コメントを読んで、禿しく同感。
未沙は可愛い。
うわー、保管庫開設ですか!!
ありがとうございます。
まとめてきちんと読ませていただきたかったので嬉しいです。
私も美沙が本当に好きで、何で好きかといわれると上手く説明できません(笑。
これからも楽しませてください、27神様
27さん有難う
保管庫待ってました…(・ω・)
27タン、保管庫開設おめでとうございます。
単発で読んでも、まとめて読んでも、やっぱりイイ!禿しくイイ!!
未沙、最高!!いつも色っぽい彼女をありがとう。
>1さんには悪いけど、ここスレタイがあまり良くないですよね。
内容が限定されちゃってる感じで。
早くここを使い切っちゃって
27さんや他の書き手さんが遠慮することなく投稿ができるタイトルで
新スレ作りたいです。
マクロスについて、皆でいろいろお話しませんか?
普通にシンプルに
・スレタイ
「マクロススレ」
・テンプレ
初代からOVA、劇場版まで、マクロスシリーズのエロパロで楽しみましょう。
じゃだめかな。
>553
やっぱりシンプルが一番分りやすいですよね
間口も広くって。
27さま、保管庫開設おめでとうございます!
今後のご活躍にも期待します。
今後は、輝と未沙でライトSM風にエスカレートして、
目隠しプレイとか、軽い拘束プレイとかもいいかなぁ・・・
どんどん妄想も膨らみまつねw
でもあんまりいろいろエスカレートしちゃうと
2人らしさがなくなっちゃうかもだけど。
未沙さんにはやっぱり未沙さんらしくいて欲しいから。
たしかに。
あまりエスカレートさせちゃうのも難しいですよね
27さんの作品なら、マクロス以外のも読んでみたいっス。
もうマジで大ファンになってしまいますた。
未沙さん大好きでつ…
いつか女の子供が生まれたら未沙さんみたくなって欲しいから
未沙って付けたいくらい
ってDQNかなw
で、統合軍の司令官にでもなる気かオマイは。
561 :
毛沢東:2005/04/16(土) 15:00:14 ID:BqXF7pUF
士官学校主席の女、って「首席」じゃないのかと(ry
ここで聞いていいかどうか迷ったんだけれど、
輝と美沙はそのあとどうなったの?
マクロス7、見ていたことは見ていたんだけれど触れられてなかったよね・・・
美沙は移民船第一号メガロードの艦長に。
光はそれについていった…のか?
>561
おお、サンクス!!
今とりあえず目についたの直しといた
いやー笑ったよ>毛沢東
>562
某サイトのマクロス年表によると
輝はAD.2012にメガロード01を中核とする
第1次超長距離移民船団の航空隊長として同乗し
銀河の中心へと旅立って行きました。
もちろんその艦の艦長は未沙さん。
で、その年の10月に2人は結婚したらすぃ。
面白い事にミンメイもその移民船団には同乗したすぃ。
ミンメイの心境やいかに?!
マクロス年表ってのによれば
その2年後にメガロード01は銀河の中心で消息を立つんだって…
(作品中での公式発表はされなかったとか)
そんな結末、なんか寂しすぎる…・.゜(ノД`)゜.・
ミンメイも乗ってたのか…てっきり彼女だけ残ったんだと思ってた。
>>566 マクロス7のノリが異常なだけで、あの世界は元々そういう雰囲気。
ただ、消息不明=やられたってわけでは必ずしもないのも事実だが。
たしか昔にバサラってミンメイの子供だって噂なかったけ?
27さん
新作を首をながくして待ってます。又素敵な輝美沙を楽しみにしてます。
「超時空要塞マクロス FLASH BACK 2012」にメガロード01が航行する画があったね。
ミンメイのサヨナラコンサートのやつ。
輝がVF-4にのってたと思った。
進宙式かな
>568
あれはマクロス7本編中であったガセネタ。
東スポみたいなゴシップ誌が売り上げを伸ばすために、
バサラがミンメイと輝の子供だのバサラが誰それとつきあってるだの
ウソ記事を飛ばしてただけ。
未沙を美沙と間違っているヤシが多い件
普通に変換すると「美沙」って出ちゃうんだよね。
もちろん漏れはもう「未沙」で登録しちゃったけどね
俺は消息不明って公式処理が好きだよ
どうとでも考えられるけどそれこそ想像の余地ありだろ?
なまじ続編作られるよりずっとファンに優しいと思うね
ヤツらなりのエデン見つけて逞しく生き延びていてくれてると想像してる
確かどっかの惑星に着陸したきり、なんかの影響で離陸できなくなったとかってSSがあったっけ。
相当前に読んだヤツなんでかなりあやふやな記憶だけど、飛行機が飛ばせないとかで
釣りばっかして気の抜けた日々を送ってるように言われてた希ガス。
スカル12より、スカルリーダーヘ
美沙ではなく未沙ですね。了解しました。
登録完了です!ラジャー。
イイヨイイヨー(・∀・)
この調子でスレ消費してきませう
未沙もだが輝ってのも登録しとくと便利だよ
578 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 23:35:56 ID:SovIuhGd
>>574 たしか惑星イカロス。そのサイトいつの間にか閉鎖されてるね
ええ〜
それは残念…
ディキディキディッ♪
定期age
新作まってるぜ。
27さん。ももちろんだが、他の神も待ってる。
色々なcpまってるよぉーーん。
ところでアプロダはどこつかえばいいとかいう情報も
テンプレにいれたほうがよくはないか
描いてみたいがどこにupすればいいのかがわからんのだ
以前にも絵なら描けるという人もいたようだし
スレのタイトルに嫌悪感があって初めは見向きもしなかったのだが、
すごい良スレだね♪
27さんの文章の完成度の高さに、毎回毎回感服しています。
官能にウットリ、コメディに笑い、輝と未沙のアプローチに心温まり、心理描写はもう、文芸作品かも!
未沙のたおやかさを、優美な日本語で、大切に表現されてるところもイイ。
こんなに年月が経っても、輝&未沙に萌えるのは、この二人ってやっぱりアニメでもそうだった(かな?)けど、
純粋で一生懸命に生きていて、それだけに恋愛に対しても欲張りなのかもね?
互いに想いの丈で片想いした、別の初恋の相手と好きなまま別れているし。
多分互いに最も影響しあえる存在だから。かな、と思う。
「マクロス」から離れて27さんのキャラ、って言ってる人がいるけど、
自分は「マクロス」の輝と未沙の心そのまんまだと思うよ。
585 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 01:40:24 ID:eAct7KIm
>584
禿げ上がる程同意
27神がきっかけで、他にも神降臨でこのスレが盛り上がるといいなぁ。
ファーストに限らず、いろんなカプで盛り上がると嬉しい。
スレタイがやっぱりまずいよな。
半分超えたし、
>>981目指して萌え語りしつつスレ消費していきますか。
(
>>980超えれば24時間で落ちる)
こないだBS2で「愛・おぼ」見たときは、
ここ読んでたものだから、ラストの
「任務完了。これより帰還します」のあと、『帰還』に続くんだろう、と
勝手に妄想して禿しく燃えますた。
「遺跡の夜以来数回」ってあったけど、
あの変な服でのデートもその中にはいってるんだろうか?
変な服って?w
どっちのですか?w
でも美木本さんの当時のセンスがしょうがないっすw
おっと失礼
×→美木本
○→美樹本
いや、服なんてすぐ(ry
新スレは「超時空要塞マクロス総合2」あたりかな?
当時から未沙萌えハァハァだったんだけど、今だったらミンメイも好きだな。
別のマイク握って「おぼえてい〜ますかぁ〜」
588っす。
ミンメイとのデートの服は輝のがサイアクでした。
未沙とのデートに服は未沙のダボダボジャケット&汚い色のプリーツスカートに萎え〜。
ここに書き込んでるのがどうせ30過ぎのデブヲタだと思うと・・・
萌え!
595 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 08:06:18 ID:AJN1mUtC
>593
いや、未沙とのデートの時の輝の服も相当…
それより嫌いなのがテレビ版の、えーとほらあれだ。
グッバイガールの時の輝の私服。
ズボンのポケットのあたりだけ水色。
あれはどうにかしろ輝。
それとな、後半の森林公園でのデートの時にネクタイスーツ姿で行くなと。
森林公園だぞ。
言うなら未沙も森林公園のデートでヒールスカートで行くなと。
お前らTPO(ry
つっこみだしたらきりがないがな
テレビ版なんて、ミンメの衣装ドレスとかもう
ださださだったですよ( ´Α`)
森林公園のピクニックにスーツかw
自分から誘ったんだからなぁ。気張ってたんだろうか?
皆あきらめろ
マクロスにファッションセンスを求めてはいけない・・・
いいのは未沙のブラチラだけだ
>>598 俺は未沙のまともに描かれた笑顔だけで逝ける
>後半の森林公園でのデート
あーなんかそんなエピあったような‥‥w
それって何話だったっけ?
あ、600ゲット♪
あと残り400レス
248.5KB。
この板容量のMAX、どれくらいだったっけ?
そのへん見てみたけど500KMくらいまでのスレが普通にあるな
KM…
500kmと言うと
東京から大阪あたりまででつか?
500kM=500G
すごいな。2chの大半の板収容できそうだ。
今、250KBだから到底無理<500KB超え
地道に>980まで埋めていこう
♪統合軍に入ろ、入ろ入ろ
マックスが7人も子供を作ったのは
やっぱり天才だからなのかな
でも女ばっかり7人(−−)
天才だったら生み分けすればいいのに。。。
娘が欲しかったんだよ。そうでなきゃ7人娘がいる上に
養女まで引き取ったりせんだろ
無類の女好きってことで
ヨメがあっちの人なんでオトコの育て方が判らなかったからとか・・
仮にも天災夫婦なのでそんな事は無いだろうが、
避妊の概念が無いミリアに中田氏しつづけるマックス。
無知をいいことに自分の嗜好を仕込んでそうだ。
そういえば天才っていっても
あっちも天才だとは限らないんだよな…
柿崎・・・
そういえば輝と未沙の子供も女の子だけど、
未来ちゃんは一人っ子だったのかな。将来何になったんだろう?
確かコミリアはパイロットになったんだよね。
未来ちゃんはやっぱ行方不明ぽいよな
両親と同じ艦に乗ってたとしたらば
。・゚・(ノД`)そんなのカワイソすぎる〜
行方不明でもどこかの宙域でみんな絶対生きてると信じたいでつ
>>618 子供が出来るの!?
そんな未来が待っていたなんて知らなかった。
娘ネタで思い出してしまう疑問があるんだが。
[棒7]のあの娘はマックスたちの末の娘、ってことでFAだっけ?
[棒7]ってのがなんのことかわからん
マクロス7のことを言ってるなら、ミレーヌは末娘で合ってる
未来ちゃんぽい女の赤ちゃんの絵を
昔アニメージュで見た記憶がある‥‥ような。
>>624 「マイアニメ」に未来ちゃん抱いた未沙とあやしてる輝のイラストがのってたが、
雑でへたくそな絵だったよ。
626 :
624:2005/05/04(水) 22:40:18 ID:bk1zeAiZ
思い出した‥
原画の島田英明さんが描いた絵だったんじゃなかったかなぁ
627 :
624:2005/05/06(金) 08:38:21 ID:W0uKMNTD
あ、今更だけど
別に島田さんの絵が雑でへたくそだったとは私は思ってないですよ、と
一応フォローをば。
島田さんじゃなくて垣野内成美さんだったと思うけど。
というか、子供が生まれるというソースがわからない・・・
輝と未沙の結婚するのは大体の設定がされてたけど、
未来ちゃんは何時生まれたのか、全然わからない・・・
資料的価値があるかどうかわからんが、
セガサターン「愛・おぼえていますか」公式ガイドブック
巻末ふろくの用語辞典に
・・・輝とうぶで不器用な恋に陥り、2012年10月10日めでたく結婚。一条未沙となる。
その後、宇宙移民艦メガロードの艦長に就任、新紀元の元年、長女「未来」誕生。新しい地球で幸せな日々を送る(という設定)
って書いてあった。
ただし、結婚(10月)とメガロード出航(9月)の順番が前後してたりして矛盾もある。
この設定があとからいろいろ変わって、辻褄が合わなくなった公式設定に対応してるかどうかは知らんです。
未来ちゃんってアニメージュ文庫のどれかにのっていなかったっけ?
これ美樹本さんが描いていたような気がするけど。この本には
美樹本さんが描いたキャラの初期設定や輝がミンメイを明美さんって
呼んでからかっている絵とか載っていたと思う。
>>631 >明美さん
覚えてる、覚えてる!何故かそこだけ覚えてるwwww
>>アニメージュ文庫で美樹本さんが描いたキャラの初期設定
それは「マクロスラブストーリー」だ。
「パーフェクトメモリー」にも同じものが載ってるが、
未来ちゃんの姿はどこにもないよ。
未来ちゃんを抱いた未沙と、輝(&マックス一家)のイラストは、
「マクロスグラフィティ」の中の、垣野内成美さん画だったとおもう。
うーん
未来ちゃん、見てみたーーい
ここは未来ちゃんに萌えるスレになりました
ミライじゃなくてミクちゃんなのがいい
ミクちゃんっていうとウイングマン思い出すなあw
あう
ミライちゃんだと思ってました‥
未来タソの画像キボンヌ
未来ちゃんの髪型はどんな感じなんだろう?
やっぱり社内恋愛するんかな。
27さんは30代ですか?
性別は男ですか?
まとめサイト更新記念カキコ
ホントだ!+.(・∀・)゚+.゚
お風呂入ってからゆっくり読ませて貰いますーー
更新記念で映画館で買った
早瀬美砂下じきで頭の毛を逆立たせてみるか。何となくだけどな。
更新、お疲れ様です。
神27さん、早く続き読みたいです。輝と美沙限定の設定で他の話も読みたいです。
劇場版のあのデートの設定でつね?
二人のファッションは脳内消去・補完するとしてw
漂流生活で傷みを気にしていた髪も整えて、
私服にメイクアップしてデートに来た未沙に、
輝がどんな風に感じるのか…
そんなところも描かれることキボンヌ。
タイトルが意味深だ…スクリーンのミンメイを見た後だし。
ガンバッテください!
648 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 00:27:47 ID:HWFN9SJa
こちらにはもう貼って頂けないのでしょうか?
スレッドが一気に進んでくれるので
出来ましたら今まで通り、貼って頂きたいなぁ…と思いまして。
おおっ。神27さん、更新されましたね
650 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 08:51:17 ID:2SnbaxHT
読ませていただきました。27さまは本当にお上手ですね。
心理描写が何ともいえません。無くても全然いいんですが、
Hシーンは今回あるのかな?
aa
えーと27です
今回のはエロではないかもしれないので、
今のところこちらに貼るのはひかえてます。
以前のものと同様に終わるまでに時間かかりそうなので
どうか忘れた頃に覗いてやってください
読んでくださってどうもありがとうございます
>650
書いてるくせにどうなるのかわからんのです(笑
653 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 10:28:47 ID:ClMeypsr
>>651(27さん)
まとめサイト読みました。あなたは、すばらしい
今、連載中のですが時系列で言えば『seize the light』と『帰還』の間です
よね?
話が続いているなら、エロきぼん(←これがないと辻褄あいません)
ここはエロパロ板だから、エロ梨はしょうがないけど
27さんのはエロ梨のも好きだから、私は楽しみにしてます。
二人きりでいた特異な時間での結びつきが
マクロスに戻った後、どう確実なものになっていくのか
27さんの扱いに期待!!
大事な過程で、すぐにエロになっちゃうのは読み手としては嫌なんですよね。
エロは好きだけどw
まるで「超時空要塞マクロス」の製作に
携わっていた方なのではないかと思うほど、
27さんの描かれる輝と未沙は自然に受け入れられる!
今回の場面は自分もSSを考えたことがあるが、
654さんの言ってるような所が難しくて挫折したので、
これからの展開に期待しています。
当たり前のことに対する有り難みや、クローディアへの思い。
実に細やかに描かれていて、
ああ、マクロス見る人に、こういうことこそ感じながら
大事に見て欲しいなぁと考える次第です。
どうぞ、急がずじっくり進めていってください。
27さんの丁寧な表現と愛ある解釈が大好きですから。
ただ、個人的にこういう状況でのデートで2回目Hがないと、
男も女も次に繋げにくくなるような気がするんですが?
>>655 前から気になっていたんだけれど、メル欄はわざと?
657 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 01:11:23 ID:gL/F8niy
やべ。消し忘れただけっす(汗)
でもずっと前から使えないアドだから、関係ないか。
メルよこしたヤシは…まぁいないだろw
658 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 07:41:34 ID:4DRvE8g/
27さんは文筆業に関わっていますか?
>>655さんの言うとおり、関係者ですか?
27さん、好きじゃああああああああああーー(CV:二又一成)
うぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!萌えた、萌えたーーーーー!!
未沙、サイコー!!
27神、乙であります!!!
661 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 11:34:13 ID:DbQ0uQFA
プロポーズ編、個人的にたのみやす
27タン
662 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 16:43:07 ID:OmhYQetl
プ、プ、プロポーズ編!
それがありましたね
私も禿しくキボンヌ致します〜〜
ここはage進行なの?
sageませんか。一応。
664 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 22:45:31 ID:jx3wjz5Z
↑保守であります
荒らされる心配は薄いと思うけど、やはりsage進行で行きましょうぜ
十分保守されるし
27氏=ネ申には揺らぎありませんが、他の書き手さんももし居たらぜひうpして
下さい
個人的にいろんな未沙が読みたいw
>>665 27さんと比べられるから、誰も書けないのかも
そのためのミンメイです!
いや、全然どなたでも構わないのですよー
(屮゚Д゚)屮 カモーン
ですよねー。それにプラスでも、7でも、ゼロでも構わないと思います。
ところで、
BSアニメ夜話 第4弾の6/29は、
「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」だー!!
おおおおー見ねばねば。
情報トンクス>669
更新しつこく待ってます。27サン
27さん、マダー?(;´Д`)ハァハァ
じっと我慢の子であった
しかしどんどん消費しないことには新しいスレッドが。
そういうわけでage
675 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 00:07:12 ID:baYDQ/4C
更新オメ
はやくもよだれが‥
更新キター!
(;´Д`)ハァハァツギガマテナイw
>>27様 あなたは、すばらしすぎます。
ここで聞いていいのかわからないんですが、今の『距離』は『seize the light』
の続きみたいものと考えてよいのですか?自分はそう思って読みました。
二人の心理的描写がたまりません。次はいよいよ‥‥ですよね。にやり
くはー
た、たまらんっ!!(;´Д`)ハァハァ
ここで更新情報流してくれるから助かるw
ああ、でも完成してから読んだほうが幸せな気がする。
次ページをクリックして嘆く俺だった
↑あ、漏れも、、、いたか、同士よ
しかし27神は本当に上手い!
ようやくベッドで…(;´Д`)ハァハァ
681 :
sage:2005/05/31(火) 02:00:31 ID:d8RM9TE3
初書き込みですが。
どうしましょー!てなくらいマヂデステキでつ。
リアルであの二人好きだったし…今だに同士が
こんないるってことにカンドー。
Thanks 27=god。
あげちゃった(+_+)すびばせん〜間違った〜(;_;)<681>
27さんはどうしてこんなに上手なのか?
読んでいると、胸が締め付けられるようです。
早く続きが読みたくてたまりません。
まるで麻薬のようだ〜!!
未沙萌の漏れだが、
劇場版の「まるで生きてるみたいね」は、
確かに無神経だと思った。
そこに気が付く27様。
貴方は優しい人だ。。。
更新きた!!(´Д`)
やった!
27さん、待ってました。
そうそう、ポスターなんですよ! 問題は!!
映画版を見た時、美沙って寛大だと思ってました。
>>686 映画版を見た時、美沙って寛大だと思ってました。
それに比べ、輝の鈍感というか、何というか(TT)
女心分かってないなぁ
27さんのサイト毎日チェックしてしまうくらい中毒になってしまったぜ。
お風邪ですか。大事になさって下さいね。
早く良くなりますよう念じております。
う〜ん。
輝ってば鈍感と言うより、目の前の未沙しか見えてない?
今後の展開にわくわく♪
私はヲンナなので、「女視線」のリアルさに
共感している次第。
未沙タン、シャ〜ワセになってね〜〜〜。
アタシもシャ〜ワセ掴むよ〜〜てな感じで。
でも、あんなに素直になれないから…羨ましくもあるなぁ!くぅ〜…
なんだか女性の読者さんもけっこう多いみたいですね〜
同年代の未沙さんファン多いのかな〜嬉しいです
なんて書いてる私も女性でして、27さんのもう大ファン!
細やかな心理描写に頷くことしきり
うっとりすることしきりでございます。
27さんのお風邪が早く治りますように‥。
27さんっ最高!!!
未沙にも27さんにも焦らされてる〜次こそいよいよか?
上手いな〜〜!!!
最後の「かすかにビールの匂いがした。」この一文だけでも、その場に流れる何とも言えない
雰囲気が伝わってくる。
27さんの書く未沙ってどうしてこんなに可愛いんだろう。
昔TVを見ながら、意地っ張りな未沙の素直になれない可愛さに身もだえしたことを、
今さらのように思い出します。
そして、今もまたPCの前で悶え狂っていたりして。くぉぉぉぉーーーーーーー!!!
>>691 ノシ
深夜スケッチが大好きだー!!
ああいうのもっと希望。
私もおなごですが、
27さんの描く輝の男ゴコロを読むようになって、
旦那もそうなのかな〜?なんて*^^*
考える自分に余裕が出来たのかな?
おかげでかつて無いほど夫婦円満ですよ
ありがと〜♪
続きマダー?
待ちきれません!!(;´Д`)ハァハァ
あわてないあわてない
一休み一休み♪
しかしどうしてほかに誰も書かないんだろう
27氏も遠慮しているようだし
それなりに人はいるようだが
ミンメイのファンの人はいないか?
ミリアや三人娘のファンは?
7も2もプラスもゼロも需要はないのか?
途中で行方不明になった職人さんの話も気になるぜ俺は
はよスレ消費して次を総合としてたてるべきだなほんと
>>700 今、見れた。アリガト。未来ちゃん、かわえー
更新!!
あと300レス…先は長いがぼちぼちいくか
あかん・・・なんって言ったらいいのかわかんないや。
萌えまくり。
27神、全快おめでとうございます。
お体、大切にしてください。
ぶはー
萌えまくり!
27さん、ありがとう!!!
一週間の仕事もこれで耐えられる最近の私w
27さんのを読んじゃうと、自分で創作する気がなくなりますよ。
「ここはこうだったらいいのに」っていう不満足で虹に走るところが
27さんのを読んじゃうと充分補完されてしまうんですもん。
あのー,ここで27さまに聞いていいのかと思ったんですが、
いつ二人は服脱いだのですか?ヒカルが装着してる時ですか?
* のところじゃないか?
漏れも見落としていて、
ゴルァ輝〜〜初装着でイキナリだと、未沙イタくてかわいそーだろ(--メ)
って思ったが、その辺は各自想像汁ということでしょうか?
でもやっぱり27さんの文体で読みたい。。。。
>>708さん
やはり*のところですか。
服脱いでないのに、それだけ着けるのも変かなあとw
自分も27さんの美しい文章で省略されたところ、読みたいです。
今回の最初は座位だったのか?
「輝は彼女の躯を抱いたまま、身を捩った。
強く押さえつけるとかためのスプリングが慌ただしい音をたてた。」
ってあったから、抱えたまま入れて、そいでベッドに押し倒したのかと
過程や描写にこだわる喪前ら・・・
実はスキル絵描きだろ?
描いてくだつぁい。
ところで装着アイテムも自販機なのかな。
探していると見つからなかったのは装着アイテムの方か。
27さん、最高っす!!!!
ああ、更新楽しみ!!!!!
>>709 自分も27さんの美しい文章で省略されたところ、読みたいです。
同感・・・その部分補足お願い!!!
まぁまぁ。27さんは美意識のためには、大事な箇所もバッサリと削除するような
豪儀な方だから、それなりの考えがあってその部分を省略されたんではないかと思われる。
作家としての矜持を、読者の我が侭で無碍にしてはならないんではないか?
そう言うわけで。
27さんが思う存分書いたものを、我々は残さず平らげる。
それでいいんじゃないか?(脳内補完汁!!)
連続投稿スマソ
我々読者のことは考えず、思うがまま書いて下さい。
楽しみにしています。
おお、更新されてた!!
相変わらずうまいなー、27神!!
最高!!!
神が描く未沙は、本当にかわいくて、色っぽくて…(;´Д`)ハァハァ
>715
てっきり今日また更新されたのかと思った‥‥(´・ω・`)
輝はもしかして上手いのか?
いや、未沙が名器
愛ですよ、愛
女性は2回目は痛くないのか?
人によって違うかと。
初回でも痛くなかったって人もいたし。
27さん、更新乙です。(;´Д`)ハァハァ
輝と未沙の交互の視点から書かれているのがスゴイ
あなたはネ申!! 次回作もう期待してます。
明日からどうすごせばよいのだ・・・
疲れてかえってきたが、癒された…
輝が羨ましい
27さんの未沙は可愛くて魅力的。
でも輝もステキでつ…♪
不器用なりに優しくて真剣で、情熱的だぁぁぁ〜*^^*ポワン
遅レスですが、
…あまりに愛しくてその名が舌の上でとろけそうな気がした
ああああぁぁぁぁぁあああああーーーなんて、なんて
甘くてやさしく美しい表現!!うっとりです!
トリハダ立ちました!
いやー神様、乙でした!!
ホントうまいよ、あの二人の不器用さと純粋さがうまく表現されてる。
未沙が輝によって開花されてくのが
未沙萌の俺としては悔しいけどな。
今日はビールひっかけてきたけど、もう一度ビールで乾杯。
今度は未沙が『一条くん』から『輝』と呼ぶ過程も読んでみたいです。
あの二人は2回もそういう関係になっても、まだ(職務上?)親しくなりきれない
もどかしさを感じました。未沙が達するときが、心身ともに結ばれるときでしょうか?
その微妙な関係のところも、27先生、書いてください。
お願いします。
『距離』の意味、自分が想像していたのとはだいぶ違ったけど、
27さんの作風なのかなぁ、明るくて爽やかで、
“青春”って感じがします♪
自分的には、途中ミンメイのポスターが出てきたから、
その事で二人の間に却って距離が(気付くのは未沙だけで)
出来てしまうのかと思ってたんだけど、
こうして二人の心が歩み寄ったからこそ、輝の告白を聞いた未沙が
「涙が止まりませんよ」って言えるわけですね!!
20年来のスッキリです☆
あんなにも二人の心の機微を描けてしまうとは、只者では
ないと思われる。そんなネ申が「輝×未沙」だとゆうことに
幸せを感じ(ry
次回作が楽しみでつv
本編では描かれなかった部分を
それもファンなればこそ見たくて仕方なかった部分を
27さんのような才能ある方に補完して描いて頂けて
私も本当に幸せを感j(ry
こういう、2人が少しずつ心の距離を縮めていく
微妙なやり取りのエピソードが見たかったんです。
27さん、本当に本当にありがとうです。
27さんが描く、輝×未沙に中毒症状になってしまうくらいはまってしまいました。
二人の体温が伝わるようですね。(;´Д`)ハァハァ
731 :
27:2005/06/09(木) 22:16:33 ID:cCVMVlt1
過分に褒めていただいてもったいないくらいです
みなさん未沙が好きなんですね
同士です(笑)
とりあえず終わりましたのでスレ消化の手助けに投下します。
どこまで連投できるか…。
732 :
距離(1):2005/06/09(木) 22:17:21 ID:cCVMVlt1
ざわめきが耳を優しく撫で、車のクラクションが街路にのどかに響いた。
夕刻の、多すぎず少なすぎもしない人通りの中をその男女は肩を並べて歩いていた。
傍目にはデートをしている普通のカップルに見えたが、その正体は統合宇宙軍所属の航空管制官とバルキリーパイロットである。
しかも──いちいち観察している物好きはいなかったが──この二人は映画に立ち寄るとかどこかで買い物をするとかいう尋常なデートをしているわけではなかった。
特に話をしている様子もない。
歩調だけは互いにあわせてはいるものの、彼らは街を彷徨っているだけに見えた。
*
「お待たせしました」
置かれた紅茶に気付かないまま、未沙はまだ飽かず窓の外を眺めている。
輝はついてきたストローには目もくれず、コップを一気にあおった。
冷たく香ばしい流れが喉を押し開き、思っていたよりずっと渇いていたことに改めて気付いた。
(歩いてばかりだったな)
彼は、窓の外の人の流れに見蕩れている未沙に視線をやった。
いくら見ていても見飽きないといったその熱心な風情に、彼の口元が少し緩んだ。
「──紅茶、冷めるよ」
「え?」
未沙は顔をこちらに向け、輝の空になったコップに気付いて瞬きした。
「あ……ありがとう」
急いで紅茶に向き直り、未沙はスプーンと並べて添えてある砂糖の袋に目を留めた。
それをとりあげると細い指先で丁寧に袋の口を破り、同じく丁寧にカップに白く煌めく粉を注いだ。
スプーンを取り上げて、調合するようにカップの底をちりちりとかき回した彼女はにっこりした。
「楽しい」
「…だよね」
733 :
距離(2):2005/06/09(木) 22:18:42 ID:cCVMVlt1
二人で暮らしたこの一ヶ月というもの、陶器のカップもしゃれたスプーンもましてや砂糖なんてものにはついぞ縁のないサバイバル生活をしていたから、その気持ちは理解できるような気がした。
輝は使わなかったシロップを差し出した。
「これも入れる?」
「要らないわ」
未沙は優雅にカップを持ち上げて肩を竦めた。微笑している。
「いつもはお砂糖入れないの」
「ふうん」
そういえば、と輝は気付いた。
未沙が紅茶を好きだということも、普段はそれに砂糖を入れない習慣だということも初めて知った。
一ヶ月というもの四六時中鼻つき合わせて一緒にいたので随分彼女のことは知ったつもりでいたのだが──。
やはり全然わかっちゃいない。
未沙はカップを置き、輝の空のコップに再び視線を向けた。
「アイスコーヒー?」
「ああ」
「どっちかというと紅茶よりもコーヒーのほうが好き?」
「うん。まあね」
へえ、という顔で彼女は輝を眺めた。
サバイバル生活にはコーヒーや紅茶の好みなどという日常的な奢侈も以下略。
二人はぎくしゃくと笑い合うと、揃って再び窓の外に目を向けた。
人の気配がある街というのはなんと暖かいものだろうか。
無惨な廃墟を見たあとで、マクロスという戦艦の内部に便宜的に構築されたものとはいえこの人の住む場所のなにげない得難さを彼らは感じ、制御された天井の環境映像がゆっくりと暮色を深めていく過程を眺めた。
『故郷』の黄昏を懐かしんで作られたはずのその光景は、実際の自然のあまりにも暴力的な雄大さにくらべると随分と優しかった。
より黄昏という気にさせる。
おかしな話だが。
734 :
距離(3):2005/06/09(木) 22:20:43 ID:cCVMVlt1
空になったコップを下げてもいいかと遠慮がちに店員に尋ねられて、輝は夢から醒めたように腕の時計を見た。
とうに19時を過ぎていた。
「明日の聴聞は8時だったっけ」
「そうよ」
未沙の口調が少ししっかりしたように輝は感じた。
聞き慣れた、意識的な『軍人らしい』口調だ。
漂流生活を通して得た詳しい地球の状況をグローバルら高官に報告するその時刻までは一応休息時間ということになっていた──まだ12時間以上ある。
輝は立ち上がった。
「晩飯、食べよう」
「いいわね」
二人は喫茶店を出ると、またぶらぶらと歩き始めた。
「何か食べたいものある?」
「そうねえ…」
未沙は迷うようにあちこちのレストランに灯り始めた照明を眺めた。
「…なんでもいいんだけど」
「同じだ。海水味以外ならね」
未沙がくすくすと笑い、それを見た輝はやっと、思いきることにした。
「よければ俺の部屋に招待するけど」
「え?」
「何か買ってきて食べよう。その方が──さっきからちょっと足ひきずってない?」
未沙は首を巡らせて輝きはじめた街を眺め、それからパンプスに包まれた爪先を見下ろした。
「そうね。歩き過ぎたかな…ちょっとね」
「すっかり野性化したんだ」
「そう…違うわよ。もう」
二人は向きを変えて階層を貫くエレベーターフロアに向かい始めた。
未沙がふと輝を見た。
「よく気がついたわね──足が痛いの」
「まあ……そりゃあ」
この一ヶ月、相手の不調には敏感にならざるを得なかっただけの習慣的な観察だったのかもしれないが、未沙はどこか嬉しそうだった。
あえて否定する理由もないので輝は黙って少しだけ足取りを緩めた。
735 :
距離(4):2005/06/09(木) 22:21:49 ID:cCVMVlt1
──俺達って何なのかな、と輝は歩きながら考えた。
いや、考えるというほどでもなくそれはマクロスに戻り、一緒に街に出てからのこの数時間で彼の内部に点滅しはじめた新しい感覚である。
不安というか、不満というか。
ただ単に状況のあまりの流転に神経がとまどって過敏になっているだけかもしれない。
いや、本当は考えるまでもない。
未沙と輝は一緒に遭難生活からマクロスに復帰した軍人同士で、階級でいくと上官と部下、ただそれだけのことである。
だがマクロスに戻ってくる前におこったあの事が、輝の内心の落ち着きのなさを煽っているのは確かだ。
*
料理に腕を揮う趣味を持つわけでもない輝が未沙のアドバイスを聞き流しながら途中の食料品店で買い求めたのは、適当なパンやハム、チーズなどのお手軽セットだった。
最後にインスタントのスープをカートに放り込み、輝はしみじみと思った。
自力で食料調達をしなくていい環境とはなんと便利なものだろう。
レジで順番を待ちながら傍らを見ると、未沙も籠の中身を覗いていた。
ほっと小さな溜め息をつき、目をあげた未沙は輝の視線に気付いてかすかに微笑した。
「…すごいわよね。こういうの」
同じ考えに耽っていたらしいその言葉に、輝も少しにやりとした。
「うん。火もおこさなくていい」
端から聞いていれば何のことかわからない会話だろうが、互いにわかる相手と今もこうして一緒にいるというのもすごいことだと彼は思った。
*
待つまでもなく沸いた湯をインスタントスープのカップに注ぎながら、輝は勝手のわからない場所でもたもたしている未沙に声をかけた。
「違うよ、その引き出しじゃない。スプーンやフォークはそっちの棚」
「ああ、この上かしら?」
棚をかき回している未沙が邪魔で奥の皿がとれない。
狭い部屋に申し訳程度にくっついている湯沸かしスペースだ。
736 :
距離(5):2005/06/09(木) 22:23:34 ID:cCVMVlt1
大の大人が二人肩を並べて食事の支度というのが、土台、無理なのである。
だいたい、彼女は輝より階級が高いのだから与えられているのももっと大きな部屋で、キッチンスペースもちゃんとしたものがあるのだろう。
まだ彼女の部屋を見たことがないのでなんともいえないが、おそらくそうだ。
歯ブラシと食器が同じ棚に並んでいるのをまじまじと見ている彼女を横目で見ながら輝はそう思った。
「いいからさ、その、…座ってて」
「…はい」
未沙は邪魔になっている自覚があったのか輝に促されるとそそくさと移動した。
デスク周りの棚にいくつもいくつも並んでいるプラモデルに気付き、もの珍しそうに近寄っていく。
そのうちの一つに目をとめた彼女が呟いた。
「これ、珍しいバルキリーね」
「…VF-X1プロトタイプ」
少しわくわくしたが、輝はそこまでで口を閉じてハムを盛りつける作業に集中した。
昔、これで失敗したことがある。
フォッカーの世話してくれたデート相手に好きなものは何かと尋ねられ、熱をこめて飛行機や尊敬するパイロット達の高度な操縦技術について語りに語った。
あげく「変な人…」と振られんだっけ──暗い記憶が久しぶりに甦った。
──してみると、と彼は思った。
自分は未沙を、異性として意識しているのかもしれない。
いや、異性なのは知っている。
そこらへんを考えると変な気分なのだが、それでもなんだか不思議だったのだ。
737 :
距離(6):2005/06/09(木) 22:24:24 ID:cCVMVlt1
こうしてマクロスに戻ってきてみるとあの一ヶ月の異様な体験は、こういった『普通の』生活とは切り離されてしまうかもしれないと思っていた。
少なくとも未沙と街に出かける約束をするまではどこかでそれを覚悟していたような気がする。
自分だけではなく、彼女もそうかもしれない。そしてあの日々の異様さから考えるにどちらかがそうであったとしてもどちらにもそれは責められない。
少なくとも輝はそう思っていた。
だが、こうして自分の部屋できょろきょろしている彼女を見ていると、その様子に体験の断絶を感じ取ることはできなかった。
未沙は地球を彷徨っていた一ヶ月を経て辿り着いた今の時間にぴったりと嵌っていて、別人になったわけでもなくもちろん変身したわけでもなく、ごく自然に今の彼女にシフトしているようだった。
もしかしたら輝もそうなのだろうか。
輝も昔の彼とはどこか変わっていて、でもやっぱり昔の彼が変化してきた者のように、彼女には見えるのかもしれない。
「できた」
輝は危なっかしく皿を片手に持ち、躯をひねって未沙に手渡した。
未沙はぼんやりと部屋の奥を眺めていたが、はっとしたように振り向いて手を差し伸べた。
その手に皿や道具をリズミカルにどんどん渡した。部屋が狭いのも便利なものだ。
「あと、これ。あ、これも」
空間利用の効率性メインで据え付けてあるデスクの表面は当然すぐに食べ物で一杯になった。
こうして並べてみると、明らかに二人分にしては多かった。久しぶりの買い物に浮かれて調子にのっていたのかもしれない。
カッティングはぞんざいだが山と盛り上がったハムの皿に未沙は呻いた。
「全部切ったの?食べきれないかも」
「余ったら部屋に持って帰ればいいよ」
「…そうね」
未沙はなぜかちょっと視線を落とし、気を取り直したように輝に向き直った。
「どこに座ればいい?」
「そっちにどうぞ」
輝は一番まともな──はっきり言えば唯一の椅子を未沙に提供し、自分はベッドに腰を据えた。
二人での食事は何度もしてきたが、夕方の喫茶店と同じく間にあるのがひどく『普通』なものばかりなので輝も未沙もじっと皿の上を眺めた。
「…食べたら?」
「あなたこそ」
二人は同時に呟き、それぞれどこかむず痒くなったような表情で目を合わせた。
738 :
距離(7):2005/06/09(木) 22:25:17 ID:cCVMVlt1
輝は浮かんだ疑問を口にした。
「いつまでこうなんだろう?」
「いつまでって?」
「いや、いつまでこういう…違和感っていうかさ。感動っていうか」
「…当分続くんじゃない?」
未沙は肩を竦めた。
「あんまりな生活してきたんだもの。でも、そうね…どちらかというと恵まれ過ぎてて怖い」
「怖い?」
「だって、例えばこれからもずっとこの調子で食料生産できるかしら?システムがこのまま順調に稼動するっていう保証があれば別だけど」
「…あの有様だし?」
輝はあえて地球とは言わなかったが、未沙はパンを一切れ手に取ると頷いた。
「元通りに復興させるプロジェクトは絶対に立ち上げるはずだけど──きっと時間がかかるでしょうね」
食事の内容は豪華といっても差し支えなかったが(ここ一ヶ月で最高の栄養源かもしれない)、どうも話の内容は暗かった。
もっとも、いつ救助が来るという希望を抱くことができなかった漂流の日々の会話はこれ以上に暗いものだった。
そもそも会話自体が成り立っていなかった時間のほうが長かったのだから、二人は食べながら疑問や不安を率直に語り合える事に基本的には満足した。
先のことが話せるのは有り難いことで、それはたぶん奇跡に近いような出来事で──食べ物を口に運ぶ輝の手が段々遅くなってきた。
しまいに、カップの取っ手に指をかけたまま動かなくなったその手を見て、未沙はもの問いたげな目になったがあえて何も問おうとはしなかった。
しばらくして未沙の沈黙に輝は気付き、自分が沈黙している事にやっと気付いた。
時々──輝は思う。
ひどく近づき過ぎて、彼女と自分の距離がわからなくなる。
「……クローディアから伝言があるの」
フォークを置いて、未沙が静かに沈黙を破った。
輝の手が少し動いたが、それは意思で行った動きではないようだった。
「クローディアさんから……?」
未沙はじっと輝を見た。輝がもしその目を見返していたなら、そこに寂しげな陰を認めたことだろう。
「今度、暇な時には一緒に飲みましょうって」
「……」
739 :
距離(8):2005/06/09(木) 22:25:55 ID:cCVMVlt1
フォッカーの話題は、この一ヶ月何度も出た。
まだ何も消化できている気がしない。自責の念もわずかも薄れはしない。
やっと受け入れることができたのは、フォッカーがもういないという事実と結果的に自分のために彼が死んだという変えようのない現実のふたつだけだ。
生き延びることに集中するためにとりあえず棚上げしていたこの問題が目の前に突きつけられたのは、帰還報告のために呼び出されたグローバル艦長の部屋にフォッカーの恋人を見いだした瞬間だった。
「…ロイは、立派だった?」
──クローディアは乱れなかった。
すでに覚悟をつけていたような目の光が辛かった。
それどころか輝を労るような色さえ帯びた口調に、輝は瞬間、精神的に崩れそうになった。
だがそれだけはできなかった。
彼女の強さに縋ることは自分と彼女を侮辱することだと思った──なかば本能的に。
だから腹に力をいれた。万感の想いをこめて肯定した。
「はい」と。ただ一言。
案じているような未沙の瞳に、輝はわずかに浮かべた微笑を向けた。
強くならなければならない──自分のためではない。すでに死んだ者とまだ生きている者のためにだ。
「ああ。ぜひって、言っといて」
「………」
未沙は少し泣き笑いのような微笑を返した。
*
740 :
距離(9):2005/06/09(木) 22:26:47 ID:cCVMVlt1
食事が終わり、食器を片付けようとする彼女をおしとどめて輝は立ち上がった。
「俺、ちょっとそのへんに…」
「なに?私も、行く」
見上げる未沙に輝は肩を竦めた。
「自販機でビール買ってくるだけだよ…足、痛い、…んでしょう?」
「ビール」
未沙は少し目を輝かせた。
「久しぶり」
「飲む?」
「ええ」
ドアが閉まると、未沙は長い髪を肩から払って、並んだ食器に手を延ばした。
輝は放っておけと言うが、汚れた皿が気になる性分なのだから仕方ない。
だが──止められたのに片付けてしまうと、いい子ぶった保守的な女だと思われるかもしれない──ともかすかに思い、自分のその考えに少しうろたえた。
それがどうだというのだろう。
余計な事は考えず、自分のいつもの習性に従って片付けるほうが気分がいいのだから、躊躇う必要などないはずだ。
未沙は理屈っぽく頷いて、皿を重ねて立ち上がった。
洗い物も二人分だとたかが知れていて、机の上まで綺麗に拭いてしまうと未沙は所在なげに椅子に戻り、再び座った。
輝はまだ戻らない。
自販機がこのへんに『いない』のかもしれない。
未沙は椅子の上でもじもじしていたが、やがてゆっくりと顔をめぐらせて横を見た。
そこにはさきほど輝が腰をおろしていた軍支給のままのカバーがかかったベッドがあり、その奥の壁に、大判のポスターが一枚。
輝くらいの年の青年なら誰だって貼っていそうなバストアップのアイドル歌手が、未沙の視線に笑顔を返した。
リン・ミンメイ。
741 :
距離(10):2005/06/09(木) 22:27:29 ID:cCVMVlt1
そのポスターの彼女は可憐だがわずかに大人びた笑顔で、髪を指に巻いた少女っぽい仕草がその笑顔と不似合いで、未沙の胸は小さくずきりとした。
未沙は彼女のことを直接知っているわけではなかった──もちろん、マクロスを席巻しているアイドルで軍の広報にも協力しているくらいの存在なのだから、彼女のことはメディアを通しては知っている。
だが、その、マスメディア向けの彼女の顔と、実際に一ヶ月前…そう、まだ一ヶ月ほど前のことなのだが…輝の傍らで見た彼女の表情が違う事くらいは気付いていた。
明るくて可憐な笑顔のアイドルの彼女。
輝に自然な視線を向けていたオフの彼女。
そのどちらもがミンメイで、でもそのことが不思議なわけではない。
人をその見た目だけの存在だと考えるほど未沙は苦労知らずの堅物ではなかった──少なくとも現在は。
それを教えてくれた輝は、未沙の知らないオフのミンメイを知っているのだろう。
彼女はついそう考えてしまう。
いや、ポスターはポスターだ。
それよりも、未沙は昼間に街で見た、壁面スクリーンのミンメイの姿を鮮やかに思い出した。
動き、歌っている彼女を見て、未沙は思わず呟いてしまった自分の一言を思い出した──なんて無神経な言葉。
まるで、生きているみたい。
それは、彼女が死んだものと決めてかかったような言葉だった。
いや──正直なところあの状況で彼女とそのマネージャーが今も無事でいるとは思えない。
それは過酷な一ヶ月を通じて得た掛け値なしの実感だった。
だが、それとこれとは別だ。
自分がそれを呟いた相手は一条輝だった。
ミンメイたちへの礼儀や思いやりが足りなかっただけではなく、輝に対しても思いやりのない言葉だったのだ。
私、ひどい人間だわ、と彼女は思う。
自己嫌悪をしている暇すらない生活を送っていた反動か、未沙は、マクロスに戻って来てからの自分が多少情緒不安定になっていることを自覚してはいた。
それにしても──。
742 :
距離(11):2005/06/09(木) 22:28:43 ID:cCVMVlt1
ドアのノブの音に彼女は首を巡らせた。
輝が、缶を下げて入ってきた。
走ってきたのか少し顔が上気している。
「ごめん、自販機がなくて──探してるときにはどこかに隠れてるんだよな、あれって。いらない時にはしつこく寄ってくるくせに」
冷たいビールを受け取りながら、未沙は少しこわばった笑顔を彼に向けた。
輝は棚に向かってコップを探り、皿が綺麗に片付いていることに気付いたようだった。
ちらと彼女を見て、輝は呟いた。
「手早いね」
「悪かった?」
「いや」
驚いたように輝は向き直った。
「どうして?」
「いえ……」
未沙は俯いて、缶を机に置いた。
「えーと…チーズクラッカーかなにか、買ってくればよかった。ハムの残りは…要らないよな、もう」
輝はなにもつまみらしきものを見つけられなかったらしく、コップだけ掴んで戻ってきた。
「ううん」
未沙は首を振った。
「ビールだけでいいわ」
「………」
輝が缶を開けながら、横目で見ている気配を感じたが、未沙は知らんぷりをしていた。
「それ、貸して」
未沙がコップを差し出すと、輝はそれに泡立つ液体をなみなみと満たした。
「えー」
輝はもうひとつにもビールを注ぎ入れ、未沙に軽く掲げた。
「とりあえず、無事生還を祝って、乾杯」
「…乾杯」
未沙もちょっとコップを持ち上げて、煽った。
久しぶりのビールはかなりに刺激的で、輝は底まで一気に空にしたが未沙は途中で手首を返した。
咽せ加減に輝を見ると、おかしそうな顔でこちらを見ている。
743 :
距離(12):2005/06/09(木) 22:29:26 ID:cCVMVlt1
「そういえばさ。ビールと…ほかの酒とさ、どっち党?」
「そうねえ…」
未沙は苦笑した。
「どっちかというと、ワインかな?飲みやすいから」
「ハイソな嗜好だね」
「全然」
未沙はコップを掲げて眺めた。揺れると小さな小さな泡が、いくつもの筋をひいて底からシューッと立ち上った。
「なんでも飲むわよ──ビールだって、好き」
残りのビールを飲んでいる未沙を輝は眺めていたが、彼女がコップを机に置くと、低く呟いた。
「──君のことを、まだ全然よくは知らないんだ、俺」
「……私もだと思うけど」
二人は少し俯いて、同時に缶に手を延ばした。
「あら、ごめんなさい…」
「まだあるよ」
輝は机の隅を指差した。未沙は頷きながら、眉をひそめた。
「ちょっと待ってよ…。あなたって、確かまだ未成年じゃなかった?」
「それを言うなら」
輝は缶を逆さにしながら指摘した。
「成年どさくさにしてはかなり堂にいった飲みっぷりですが。早瀬大尉?」
口をつぐんで、未沙は新しい缶を引き寄せた。
「──生き延びてる最中、お酒が見つからなくてよかったわね」
「…そんなんじゃ今ごろ、二人とも立派なアル中になってるよ」
輝が落ちをつけ、二人は苦笑した。ビールは冷たく、ほろ苦くて旨かった。
744 :
距離(13):2005/06/09(木) 22:30:10 ID:cCVMVlt1
ふと、未沙が顔をあげて尋ねた。
「今何時?」
輝はコップ越しに小さなパネルの表示を眺めた。
「21:40になったところ」
「もう?」
未沙はコップを置いた。椅子の脚元においていたショルダーバッグの紐を掬い上げた。
「いけない、帰らなきゃ。…一条君、ごちそうさま」
「…待った」
立ち上がりかけた未沙は不審そうな顔を輝に向けた。
「なに?」
「まだ──えーと──10時間以上あるよ」
「だから、なにが?」
「聴聞会。間に合えば、いいんだ」
未沙はゆっくりと振り向いた。
呆れたような顔なのか、それともなにかを抑えているような表情なのか、輝にはよくわからなかった。
「……あのねえ、一条君…一晩中、飲み明かしてるわけにもいかないのよ。二人ともへべれけになって聴聞に出席するわけにはいかないわ、そうでしょ?」
輝は指先で側頭部を押さえた。
ここまで鈍感を通されるとかえって深読みしたくなるのだが、まあそれは置いておくとして──彼はもってまわった言い方はやめることにした。
「酔っぱらう前に言いたいんだけどさ、その──できれば──泊まってって欲しいんだ──けど」
「………」
未沙はかすかに赤くなったようだった。
もともとビールで少し染まっているので判りにくかった。
「……いやなら、いいんだけど」
「………」
返事がない。
輝は溜め息をついた。
「ごめん。……あ、じゃあ、おやす──」
俯きかけた視界にショルダーバッグが揺れた。
顔をあげると、未沙が怒ったような顔で佇んでいる。
745 :
距離(14):2005/06/09(木) 22:31:20 ID:cCVMVlt1
「……最初からそのつもりだったの?」
つんけんした口調のようだが、声は柔らかかった。
「うん。その、まあね」
輝は正直に白状した。彼女が怒ってはいないという確信はあった。
「……」
未沙は小さな溜め息をついた。
言いにくそうだったが、それでもはっきりと彼女は囁いた。
「実はね、…そうじゃないかと思っていたの」
「……そう」
二人は黙り込み、しばらくじっとしていたが、やがて不器用げに互いを見つめた。
輝がバッグを受け取り、未沙は静かに上半身をかがめた。
その両腕に腕をまわし、輝はゆっくり微笑した。
彼女ははにかむように微笑を返し、長い睫を伏せた。
彼女がすっかり目を閉じたかどうかの確認はせず、輝は自分も目を閉じた。
唇が触れ、その熱を感じとりかけた瞬間、彼女の腕に力が入った事に気付いた。
彼女の髪が頬をかすめた。
頭を軽くのけぞらし、未沙は輝の肘を掴もうとしていた。だがその動きは、傾斜した体重をとどめるにはやや遅かった。
柔らかく鎖骨にかかる重みを受け止め、輝は彼女の耳元に尋ねた。
「──どうしたの」
「…待って。待って、待って」
未沙は輝の肘を掴むことを諦めて肩に両手を滑らせた。
離れようとしている。
「どうして」
輝は同じ問いを繰り返し、彼女の腰に腕を廻した。
未沙が怯えたように輝に素早く視線を投げた。その躯を抱きかかえて、輝は腕に力をこめた。
固めのスプリングがきしむかすかな音がした。
彼女と抱き合ったかたちでベッドに着地した。
746 :
距離(15):2005/06/09(木) 22:32:29 ID:cCVMVlt1
「待って…ねえ、聞いて」
未沙はすぐに肩を竦め、肘で躯をおこそうとした。
輝が顔を近づけると、かえって抱きつくようになることに気付いて彼女は諦めた。
「ここじゃいや」
未沙が小さく訴えた。
──そりゃ、確かにあまり大人っぽくも、ムードのある環境でもないな、と輝はちらりと殺風景な部屋を眺めた。
だが、未沙がそんな事を気にするとは正直彼は思ってもみなかった。
初めて結ばれたのだって『廃墟』だったのだ。
ベッドどころかシーツすらなかった。
意識せずその体験と比較して、配慮を怠っていたのかもしれない。
確かに言われてみれば彼女は女性だ。
知ってはいるのにさっきからいちいち再認識しているから目が回るような気がするが、未沙だってマクロスに戻れば──有能すぎて普通とは言いがたいが──年頃の女なのだ。
少しでもムードが欲しいのかもしれない。
あるいは──怖いのかも。
輝と彼女が遺跡で求め合ったのは、互いの必要性からだった。
それは愛しくも思ったが、なによりも、自分以外の温もりに縋り付きたくて腕を伸ばした、といっても過言ではない。
今は違う。
今は、互いがそれを了解の上で改めて同じ行為を繰り返そうとしているのだ。
互いに相手を欲しがっている。
唯一の存在ではないものを選びとろうとしている。
いってみれば、『正気』で行う最初の行為なのだから、彼女が不安を抱くのも当たり前かもしれない。
輝の憶測は、生憎と自分の肩の後ろの壁にあるポスターの存在をかすめることはなかった。
部屋の暗がりだからということもあるが、未沙がそれに気付いたことすら彼は知らなかった。
そのあたりが輝の輝たる所以であり、(漂流中に未沙に指摘されたのだが)逞しいんだか無神経だか紙一重というあたりなのかもしれない。
747 :
距離(16):2005/06/09(木) 22:33:35 ID:cCVMVlt1
「そう…じゃあ」
輝は早口で囁いた。
いったん抱きすくめると、未沙の躯は柔らかくすっぽりと腕におさまり、ひどく心地良かった。
未沙が年頃の女だとしたら彼だって年頃の男なので、なにか発言するには集中力に欠けること極まりない状況ではある。
「君の部屋は?──それとも…」
適当な場所がとっさに頭に浮かばず、輝は口を閉じた。
「違うわ」
未沙が苛立たしげに首を振った。
上気した顔を横に伏せ勝ちに、彼女は低く呟いた。
「…あとじゃ、もっと嫌」
呟いたとたんに真っ赤になった。
輝は安堵の吐息をかみ殺した。
いったんタイミングを外して後に再び彼女の同意が得られるかどうか、輝には非常に心もとなく思えたからでもあるが、今の勢いが止められるかどうかそれも不安になっていた。
「わかってる」
我ながらせっぱつまった同意の声を喉の奥で漏らした。
なにが『わかってる』のか本当はさっぱりわかってはいない。
だが、輝は深呼吸して両の腕を伸ばした。
無理に封じようとする力が消えた事に気付いた未沙が抵抗をやめた。
「あの──」
未沙が輝を見た。すこし潤んでる、と彼は思った。
綺麗だった。
「灯り…消してくれない?」
消え入るような声で彼女が囁いた。
「…明るすぎるの」
未沙の視線が肩越しに少し遠くにずれたが、輝にはそれは羞恥の意味にしかとれなかった。
「待ってて」
輝は早口で告げ──ひどく鼓動が早かった。
もしかしたら自分は、彼女と同じくらい照れているのかもしれないと思った──未沙から身を離した。
748 :
距離(17):2005/06/09(木) 22:34:19 ID:cCVMVlt1
灯りを消すと、光源はベッド下の非常灯だけになった。
これでも意外と明るいもんだな、と彼は思った。
未沙もそう思ったようで、起き上がるとちらりと床に視線を落とした。
淡いブルーの影は月の光のように揺るぎもせず、吹きすぎる雲に覆われることもない。
風もなく波音もなく、地球でいくと緯度高め温帯の温度設定が保たれている軍個室は寒くも暑くもない。
空気を動かすのは鼓動の音だけだ。
かすかにビールの匂いがした。
輝はベッドの前に立ち、椅子の背もたれにぽつんと置いてある小さな包みに目をやった。
さっき、ビールを買うと言い訳して──実際にビールも買ったが──いかにも当たり前のような顔で(演技の必要はなかったのだ。周囲に人影はなかった)『ついでに』買った品だ。
輝はそれを取り上げた。
包装を外していると未沙の視線を感じた。
間の悪さに躊躇した。
「……その…買ったんだ」
言い訳がましくなるのは何故だろう。
部屋の殺風景さにも増して、ますます甘やかなムードから遠ざかることへの罪悪感かもしれない。
「なに…」
言いかけて、未沙はさすがに気付いた様子で肩を竦めた。
「ごめんなさい」
「いや!」
輝は未沙の声を遮った。
「あの──」
言葉が続かない。
大体、今更こんなものを思い出すという間抜けぶりに未沙が気付いていないことを願うばかりだ。
最初のときにはなにも対策を講じなかった。
講じようにもそんなものはなかったし、双方とも最初からそこまで気が回らなかったのだ。
すでに手遅れかもしれないし、その可能性がどのくらいあるのか、そんなことはわからない。
だが、だからといってこのままなし崩しに進んでいいというわけでもないだろう。
少なくとも輝はそう考えたのだが──だが──だが、あまりにも一方的だったかもしれない。
未沙の意見も聞かないでこんなものを買ってきてしまった(なかなか聞くに聞けないものではあるのだが)。
いつか誰かが言ったセリフらしいが、まさに『人生は散文の連続』だ。
749 :
距離(18):2005/06/09(木) 22:35:14 ID:cCVMVlt1
あまりのきまりの悪さに顔が火照った。
輝は絶望的な気分になり、ぴらぴらという軽薄な音にさえ腹をたてながら中身を引っ張り出す。
「──大丈夫?」
未沙の心配そうな声がした。
「大丈夫」
輝は呟いた。
頼むから黙っててほしかった。
未沙は未沙で不安だろうが、輝だって常識的には知っているものの──まあ、それは置いておくとして。
──いつ、つけるべきものだろうか。
輝は一瞬、呆然とした。
タイミングがわからない。今でいいのか?それとももうすこし後でつけるものなのか?
男同士で猥談はしても他人のその手の失敗談に興味があるわけもなく聞き流していたゆえか、記憶叢をいくらかき回そうがかけらも知識が出てこなかった。
もっと真面目に聞いておけばよかった。
「……一条君?」
未沙の、心配に加えて不審そうな声がした。彼女を見ると、上気した耳から神経質に指で髪を掻きあげている。
仕方ない。
輝は開き直ることにした。
開き直るのは得意だ…正直いって自慢になるとも思えないが。
「──勝手で、ごめん」
輝は呟き、腕を伸ばして未沙の肩を引き寄せた。
「そんなこと──」
言いかけた未沙は口を閉じて輝を見上げた。
薄やみの中でも、未沙が目を閉じたのがわかった。
その唇も舌も──水音すら柔らかく甘かった。
750 :
距離(19):2005/06/09(木) 22:35:57 ID:cCVMVlt1
「…ありがとう」
名残惜しげに唇を離すと、未沙が囁いた。
「──なにが?」
言葉の意味を反芻しかねて輝は囁き返した。
鼓動は早まる一方で、体中の血が沸き立つような感覚をおさえかねていた。
「…ううん…」
恥ずかしそうに未沙は呟き、輝の胸に頬をつけた。
指が、背中に廻されるのを輝は感じ取り、安堵した。
輝の浮かれようを彼女は怒ってはいないらしい。多少緊張のとれた彼は、早く難所を越えることにした。
むこうを向いていてくれる彼女を気にしながらなんとかかんとか無事に──散文極まりないが──つける事に成功した。
「もういいよ」
色気もなにもない事を真面目な口調で言うと、片手で彼は未沙の腕に触れた。
「…おいでよ」
輝が囁くと、未沙はしなやかな躯をくねらせて輝にしがみついた。
──少なくとも。
最初のときのように互いにわけのわからないまま勢いだけで状況が進むということはないようだった。
彼女の躯を覚えている、といった感覚はまだ輝にはなかったし、それは未沙も同様らしかった。
思えば初めて抱き合ったのだってまだ一日か二日前の出来事なのだ。
随分環境が変わったのでもっと、ずっと昔のことのような気がしたが、よく考えるまでもなくあの体験をそれぞれが体験として整理できる時間はなかった。
ただ、彼女の匂いはもう知っていた。
直接触れた熱さも、その滑らかな肌の気持ちよさも。
輝が触れると、未沙はかすかに吐息を震わせた。
その反応に気付けることが、二人の関係のたった一つの確かな証拠のようだった。
すぐに彼は溺れ始めた…確かに抱いたはずなのに、リアルに感じるのは初めてのような彼女に。
*
751 :
距離(20):2005/06/09(木) 22:36:41 ID:cCVMVlt1
何を急いでいるのか、自分でも不思議なくらいだった。
「そんなに…見ないで…」
遠慮勝ちな彼女を追うように、輝は腰を突きあげた。
「…あ」
未沙が輝の目の前で白い喉をそらして小さく喘ぎ、ぴくん、と鋭く背を伸ばした。
のけぞろうとする躯を引き寄せ、輝は両腕で絡めとった。
貫かれた未沙が啼き声をあげた。
「あ、あっ……!」
輝は彼女の躯を抱いたまま、身を捩った。
強く押さえつけるとかためのスプリングが慌ただしい音をたてた。
すぐに熱心に動き始めた輝の背に手を伸ばして、未沙は抱きついてきた。
潤んだ瞳で輝を見上げて、全身が上気しつくして、彼女はたまらなく可愛らしく、しかも恐ろしく忍耐強かった。
輝は動きながら彼女に囁いた。
「…痛い?」
「……」
未沙は上気して喘ぎながら首を振った。
「……大尉…」
未沙は輝の腕に絡めていた指をずらして彼を押しやり、輝に向けていた視線を外した。
「あ…あん…!あ!」
その躯を内側から押し上げて揺らすと、未沙が耐えかねたように声を漏らした。
「や、っ…!ん…っ、あ」
「こっちを向いて」
輝は荒く息を吐きながらその耳朶に囁いた。
声を潜めることができず、囁くというよりは小さく叫ぶようになった。
「頼む──顔を、見せて…」
彼女はゆっくりと顔を巡らせた。
その切なそうな表情は輝の予測していたよりはるかに彼を刺激した。
まさに今、自分が彼女にその顔をさせているのだという喜びはひどく輝を奮い立たせた。
752 :
距離(21):2005/06/09(木) 22:37:50 ID:cCVMVlt1
「未沙」
輝は半ば震えるような声で彼女の名を甘く呟いた。あまりに愛しくて、その名が舌の上で蕩けるような気がした。
未沙は返事をしなかったが、薄く潤んだその瞳の雄弁さは、半端な言葉よりはるかに彼を惹き付けた。
「未沙…」
何も他に言えなかった。
未沙の腕に力が籠ったのがわかった。優しく、悲しくなるほど弱々しい力だった。
これほど自分が彼女に惹かれていると深く認識したのは、もしかしたら──そのときが初めてかもしれなかった。
宝物を抱く不器用な竜のように、彼は腕の中の未沙を見つめた。
躯はひとつになっていて、しかも彼はじっとしていられなくて、だから彼女は小さな喘ぎを抑えることができず、しかも魅入られたように彼が目を離さないので目を自分から閉じることもできずに上気しきって全身をくねらせていて──どうすればいいのか、輝にはわからなかった。
このまま一緒に達したかったがあまりにも愛しいこの瞬間の彼女をいつまでもいつまでも見ていたかった。
雪崩うつ長い髪にこもる(そして初めて嗅ぐ)シャンプーの匂いに混じって、すでによく馴染んだものになりそうな彼女そのものの匂いがした。
「未沙」
かすれた声で、彼は繰り返した。
──好きだ───。
言わなくても、たぶん未沙は知っているのではないかという気がした。
未沙のしなやかな指は輝の背でしっかりと彼を引き寄せ、そのくびれた腰は輝の動きに反応して柔らかく淫らに揺れ動いていた。
「……どうすれば、いい──?」
輝は尋ねた。半ば無意識だった。
「未沙…どうすれば、嬉しい……?」
「……あ」
未沙は喘いで、潤みと切なさをさらに増した瞳で輝をじっと見上げた。考える前に輝は口走った。
「…好きだ…」
私も、と彼女が応えた。声には出さなかったが、その顔も瞳も吐息も喘ぎも、そして彼へのしがみつきかたも、全てがその答えを表していた。
誤解のしようのないほどの答えだった。
輝は未沙を見つめていた。このままでいられたらそのまま蕩けてしまえそうだった。
753 :
距離(22):2005/06/09(木) 22:38:42 ID:cCVMVlt1
「未沙」
輝は口早に囁いた。動きも忘れていたことにうっすらと気付き、彼は急いでもっと気持ちよくなろうと腰を彼女に押し付けた。
「うっ…ん」
未沙が唇をかみ、薄く汗の浮いた喉元をそらしかけた。
「動かないで」
輝は湧き上がった寂しさで咎めるように囁いた。顔を逸らしてほしくなかった。彼女をずっと見ていたかった。
「……だって…」
未沙が小さな声で抗った。
「だって……ああ……」
「痛い──?」
輝は思わず尋ねた。最初の時の未沙の反応を、彼は脳裏に思い出さざるを得なかった。
未沙は首を横に振り、そうではないことを示した。
「いいえ、でも…──そんな……奥、まで…だめ…」
あ、と未沙はまた顔をそらしかけ、ぴくんと痙攣しかけて慌てて視線を輝に向け直した。
「なぜ?」
輝は不審げに呟いた。
未沙は唇をかすかに開いた。喘ぎをこらえながら彼女は小さく囁いた。
「…壊れそう…わたし……」
背筋にぞくぞくとした流れが這い上がり、輝は顎をあげるようにして耐えた。
「…壊さない…我慢する…もう、しばらく…は」
未沙が不安をかすかに絡めた甘い視線を輝に返した。
「我慢…?」
彼を包む鞘はその声よりも甘くて、微妙に絡み付いてきていて、輝は視線を彼女に落としたまま眉をひそめていた。
ひく、とまた彼女の柔らかな躯が小さく悶え、輝は吐息をついた。絞られるような快楽が彼を襲う。
「このまま…なの…?」
未沙が囁いた。恥ずかしそうだったが、そこに不満の見逃しそうな気配を彼は感じた。
754 :
距離(23):2005/06/09(木) 22:39:25 ID:cCVMVlt1
彼女の躯が、輝を深く受け入れたままの状態に耐えきれなくなってきているのは確かなようだった。
快楽にしても苦痛にしても、やめるか、進むか、どっちかにしてほしいのだろう。
未沙は彼の首に絡めた腕にさらに力を込めて、輝の近寄せた唇を避けなかった。
かすかに唇が逢い、その唇がほころんで官能的な吐息を彼に送った。
「いや……」
輝は我慢できなかった。
激しく彼女を抱きしめた。彼のその動きに漏らした未沙の本能的な喘ぎが最後の理性を粉砕した。
「……嘘だ!……壊すよ」
いったんそう決めると、輝ははるかかなたに忍耐を放り投げた。
情熱を追求するのに、もうなんの障害もなかった。
*
「未沙」
嬉しいと、未沙は未知の感覚に混乱しながらそれでもそう感じた。
輝は、彼女をいつの間にか、当たり前のように名前で呼んでいた。
初めての夜もそうだった。
いつもは『大尉』としか呼ばなくて、マクロスに戻ってきてからも彼はそれを押し通していたので未沙は内心不安だった。
『大尉』でなければ『早瀬さん』で、彼女はそれが寂しかった。
これまで一度も感じたことのない寂しさは、マクロスに戻ってからの彼女の情緒不安定にたぶん一役かっていたのだろう。
その呼びかけに距離を感じて──初めて彼に未沙と呼ばれたあの瞬間の感情があまりに甘美だったから──共に夜を過ごした彼に対しても、帰還後の未沙は控えめにしか振る舞えなかった。
たぶん、輝に誘われなければこうして街に一緒に出てもいなかったことだろう。
控えめといえば聞こえはいいが、たぶんこれは臆病のなせる技だ。
755 :
距離(24):2005/06/09(木) 22:40:56 ID:cCVMVlt1
傷つきたくなかった。
一度そういうことがあったからといって、彼を自分のものと考えることはできなかった。
あまりに特殊な状況で、あまりに異様な日々だった。緊張と不安で覆われた、綱渡りのような毎日だった。
それを溶かしてくれた共有の体験を、だが日常に戻ったというだけでただの男と女の関係に還元できるものかどうか、彼女にはわからなかった。
部屋に誘われたときに、もしかしたらと未沙は思った。
輝も自分と同様にこの不安を感じているのかもしれない。
いや、それは考え過ぎで、彼はただ単純に一度手に入れたからには当然その関係は続けてもいいものだと思っているだけなのかも。
自分でも不思議なくらい冷静に彼女は誘いに応じ、一緒に買い物などして食事をとった。
誘ったわりにはなかなかずばりと切り出さず、もう帰るしかないようだと諦めかけた彼女だったがいったん行為をはじめると輝は堰を切ったような勢いで、どちらとも判じかねた。
ただ、たしかに彼女であるのを確認するかのように名を呼びながら抱きすくめてくる。
薄い闇の中で感じるのは相変わらずの強い違和感と──たぶん、まだ馴れていないから──彼の躯の熱さだけだった。
その意味は彼にしかわからないことなのだが、同じ不安を共有していたいと未沙自身がどこかで願っている。
認めるのは怖かったが、彼を愛しているのかもしれない。
だが、この瞬間にはそんな醒めた思考は未沙の頭には浮かばなかった。
彼の熱さと同様、未沙の躯もたぶん彼にはひどく熱く感じられているのだろう。未沙は唇を開き、我慢できずに小さく喘ぎを漏らした。
「んっ…あん、あ…」
自分の声だと思えないような声に未沙はぎょっとして一瞬躯をこわばらせた。ひどく甘い声に聞こえた。
猛々しいものが、我が物顔に腰の奥で暴れている。
初めて抱かれた時の違和感ともかすかに違う。痛いとか──苦しい、というのとも違うような気がする。
彼の荒い息遣いが乳房の間で続き、未沙は必死でその首にかけた腕に力を込めた。
しっかりつかまっていないと、なにか……声をあげてしまいそうだ。
756 :
距離(25):2005/06/09(木) 22:42:08 ID:cCVMVlt1
未沙は唇を噛んで、大きく咽を仰け反らせた。
(いや…)
変な声をあげたくなかった。あるいは輝は喜ぶかもしれないが、それが、無性に恥ずかしかった。
まだ、…たった、二度目なのに。
なのに『気持ちがよすぎて』制御できない。
(気持ち…いい…?)
女の快楽は、愛されていると感じる事により開花するものなのかもしれない。
名の合間に時折、可愛い、と囁く彼の言葉に嘘はない。
疑い深い女にもそれだけはわかる。
そういう男だと彼女の理性と本能が知っている。
何度もケンカをし、少しずつ歩み寄り、言の葉を耳朶に受け、あの夜初めて愛された。
そう、愛されている。
だから、
この上ない快楽を約束された彼女にはもうどんな歯止めも効かない。
未沙は思わずまた喘いだ。躯中を強く、抱きしめられた。
「…未沙……」
耳朶に吹き込まれるその声が、腰からじくじくと滲んで湧きあがり、重く溜まり続ける不穏な感覚を弾いた。
その重みをかき回されると背筋にぞわりと波がたゆたい、甘い声が漏れてしまう。
「あっ…あ…」
「未沙」
「あ…」
こぷり、と溢れた粘液の感触。すぐに熱く蕩けた泉に差し込まれ蕩けあう、一際滑らかな感触。ちいさな突起を、胎内まで続くその熱い幹が押しつぶした。
未沙は髪が舞うほどに強く頭を振って声をかみ殺そうとした。無駄だった。
「ん…っ!」
「…未沙」
怖い、と彼女は喘いでいる自分の声を聞きながら思った。
輝の声が、かすかにうわずっている。
「…もうダメだ」
混乱しながらもどこかとろんとした目で彼女は輝の顔を見る。
757 :
距離(26):2005/06/09(木) 22:44:18 ID:cCVMVlt1
上気した顔にしとやかな表情がわずかに残っているぶん、その、行為に酔ったような目は輝に余計に深い満足感を与えた。
彼が動くと彼女の中がひくひくと蠢き、もう限界がそこまできていることを予感させたが、輝にとっては少々荷が重かった。
「ごめん」
何を謝るのか尋ねてくる目を閉じさせる勢いで最後に未沙の躯を突き上げた。
「あっ…!」
小さく悲鳴をあげる彼女を折れるほど腕に抱きしめて、彼は果てた。
*
「だから、さ…あの…ごめん」
輝は、なにやらさっきからぶつぶつと言い訳をしていた。
彼女は紅潮した全身を横たえてぐったりと輝の首に腕を巻き、その体の下で彼の明るい瞳をうっとりと眺めていた。
「まだ、その…うまくいかなくて…」
未沙はかすかに眉を寄せた。なにを輝が気にしているのか、彼女には理解しがたかった。
「もっと巧くなるから。たぶん」
「巧く?」
未沙はかすかに頬を赤らめた。輝が少し表情を緩めた。
「修行させてくれたらね」
「…修行?」
「…まだ残ってるんだよな、あれ」
ますます赤くなった頬を隠そうとしたが、輝が顔を近づけてきた。
ゆっくりと柔らかな唇を吸われ、やがて同じくゆっくりと首筋の肌にキスが移動し、その執着に応じて未沙は目を閉じた。
758 :
距離(27):2005/06/09(木) 22:45:19 ID:cCVMVlt1
「未沙…」
「……」
「……もう一度…は、ダメ?」
「…ダメ、です」
否と伝えながら、彼女は彼の背中にぎこちなく、なめらかな腕を滑らせた。
目を閉じていても、明るい目が細くなり、彼が笑うのが解る。
翌朝8時にはきっと、一分の隙もない軍服に身を固めた彼女は、一条君、と少しよそよそしげに呼びかけてくるに違いない。
そして輝はたぶん彼女をまた大尉と呼ぶのだろう。
閨の中でのこの親しさはまだそういったレベルのものだった。
だが、この『一条君』と『早瀬大尉』は、互いにそう呼びつつもたぶん──時間が許せば──昼食くらいは一緒に食べに行くのだろう。
*
──つまりは、そういう微妙な距離。
マクロスの街の中で、それだけわずかに距離の縮まった男と女が、二人。
(おわり)
759 :
27:2005/06/09(木) 22:49:55 ID:cCVMVlt1
これを書いたあと気付いたんですが、
実は同じ系列のつもりで書いてた後日の話でアイテムなしでがんがんやってました。
いい加減な男ですごめんなさい(笑)
乙&GJ!
失礼ながらあまりサイトのほう見てないもので、こちらに投下されるのが大抵の場合
初見になってしまうんですが、それでもリアルタイムキター!といっていいものかw
27さん乙です。追加箇所あってうれしい。
この話って廃墟の時から1.2日しか経ってなかったんですね。
>>759(27さん)アイテム・・・・・確かに・・・・・
輝は後の話でかなり巧くなってませんか?修行を積んだんですねw
輝!あんたは偉すぎだぞ!!!(27氏の作中においてですが)
彼氏にもそのくらいの熱心さがホシイワ('A`)
未沙の初フェラの話まだー?次か?
>763
それは一応「帰還」でやってたけどね
>>764「帰還」の中で
今までにも1、2度彼女にこの種の行為をしてもらったことはある。
とあるので、その話読みたい。
輝、うらやましすぎる・・・・
未沙が初めていくシーンも見たい…
それにしても、輝、お前、未沙とずいぶんヤってるんだな…マジうらやますいぞ
輝は未沙にどんなことも教えられるんですね。(;´Д`)ハァハァ
後半の話になるほど輝が強引になってる・・くっ・・
神様、乙でした!
本当に素晴らしい!!!劇場版がますます面白くなっていく。
しかし輝、タフだな
ま、漏れも未沙相手なら、いくらでもヤれそうだ…
ベッドで潤んだ瞳で見つめられたら、それだけで(;´Д`)ハァハァ
輝は絶倫?
え、だって彼まだティーンだしょ?
一晩2〜3回くらいは全然普通なのでは?w
輝は覚えたてだから・・・
サルみたいだな(;´Д`)ハァハァ
ついでに妄想すれば、輝はパイロットで鍛えてるから体力ありそうだ
脱童貞したてで性欲旺盛な若さでしかも相手は綺麗なお姉さん系の上官…
もう二度も三度も余裕だろう
ああ、俺も羨まry
27様、ステップアップラブストーリーでつね!!
それにしてもこの二人、
もしかして妊娠中の禁欲が出来ないから
子供は未来ちゃん一人しか作らなかったのかな?
しかも輝は独占欲強そうだw
くぅうう〜輝がうらやましいっす!!
あんなことや、こんなことイッパイしてるんだろうな〜
輝が未沙のあちこちなめまわして性感帯見つけるなんてシーンあったらイイナ…(;´Д`)ハァハァ
『距離』の体位は正常位でいいのか?
みんなの妄想というか願望がエロイ(;´Д`)ハァハァ
>777
スリーセブン、おめ
本物より本当だと思える27さんの力量に脱帽。
次回作期待してます。もちろん輝と未沙、限定!!
私は27さんがあえて書きたいと思うのなら、他のカップリングでも他の小説でも、
何でも読みたいな。
>780
ノシ
私も27さんの大ファンになってしまいますた
未沙派のオレは輝と未沙と男の三角関係が読みたい。
その男は思い浮かばないけど・・・妄想ですまん
実は27様の文章でバイバイ・マルスを補完して欲しい。
テレビ版の二人の初せっくるはどんなだったんだろう
うろ覚えで申し訳ないけど、TV版で未沙が輝の部屋を掃除しに行って、
ミンメイのポスターにやきもち焼くシーン、あったよね?
やたらに萌えまくった覚えがあるんだけど。
TV版の小説では、「ミクロコスモス」で閉じこめられたとき、
おたがい寂しくなって、きぃすぅ〜するんだよな。
アニメではもうちょいってトコで、フォーメーション解除。残念。
輝ってイケメン?
どうだろ?
マクロスの人たちは不思議髪型の人が多いから・・・
そういえば輝って、
柿崎と髪型が一緒だと思う
でんでんむしヘヤーの未沙さんとストレートへヤーの未沙さん
どっちが好き?
どっちも好き(・∀・)
TV版の最終回後にヤるんじゃないでしょうか。
こっちバージョンも頼みたい。27様
ミンメイもサイドだけ縦ロール。
たしか映画版の方がロッドが太い。
今、再び小説(TV版3、劇場版)を読み返したけど、27さんの作品を読んだ後なので、
「何か違う、これじゃない」と思ってしまった。何だか違和感あるんだよな。
この小説を27さんが描いてくれてたら・・・
>「何か違う、これじゃない」
ワラタw
オリジナルを越えた二次創作。
27さん万歳!
>783
私など、テレビシリーズ最初からの輝未沙の絡みシーン全てを
今いちど27さんの手で描き起こして貰いたいなんて
とんでもない願望持ち始めてしまいますた。
安彦良和のガンダムオリジンみたく‥‥
793です。
>>794さん 劇場版のほうの輝が未沙を選んだ理由が不満だ〜
>795 小説の方です。
>>793 同じことやってる人がいるんですねぇ(笑)
まるで、まず27さんのマクロス世界があって、
劇場版の小説やアニメが、あとからかいつまんだように作られたのでは?
と思ってしまうくらいですよ。
フォッカーの死や、クローディアへの思いの所なんか、
ものすごく重くグッと伝わってきて『距離』読んで涙出ました(T_T)
自然に『悲しみのメロディー』が脳内を流れる…
>>795 「選ばなくちゃいけないと思った、選ぶなんて偉そうなこと言えないけど〜」
って台詞ね…
まったく偉そうだ。言えないけどって言うなら最初から言うな、とオモタ。
「選ぶ」って言葉自体が、そもそも未沙とミンメイを比較してるみたいで好きじゃないんだけど。
>>797さん同じ事思ってた人いてうれしいです。
小説中の「未沙のほうがミンメイよりも好きだったわけではない」というあたり
自分の中では削除したいんだが・・・何か消去法みたくって・・・結局ミンメイの将来
を考えてみたいな理由じゃ納得できん・・
う〜〜〜む。そのくだりに関しては、自分は一応納得してるけどね。
未沙とミンメイを比べて、その判定結果が未沙。というような選択基準で
出した結論ではない、という意味なんじゃないの?
「好きだったわけではない」じゃなくて「好きだったからではない」
じゃなかったっけ?
ミンメイに関してはやっぱり彼女の将来を考えると、一緒にはなれないと考えたんだろうし、
未沙に対しては、「相変わらずだな」とか「そう言う言い方慣れたよ」とか
「そのねじ曲がった口を俺の力で元に戻してやる」とか
そこらへんの横柄な言い方に「お前は俺のもの」みたいなニュアンスを感じたけどね。
ごめん、そらで書いてるから細かいトコは間違ってるかもしれんです。
>>799 >ご指摘のように「好きだったわけではない」じゃなくて「好きだったからではない」でしたorz
>「お前は俺のもの」みたいなニュアンス・・799さんの感想のとおりであったらうれしいけど
自分としては「未沙じゃないとダメだ」みたいな(強引かな?)意思が欲しかったんだが・・・
贅沢いいすぎかな?
俺もそうオモタ
ミンメイと比較して、とかミンメイの将来がどう、とかじゃなく
>>800のように「未沙じゃないとダメだ」とか「未沙と一緒にいたい」といった
ヤツの自覚が欲しかったんだ、俺は
だから27神の輝は男として納得がいく
しかし「ミンメイの将来」を理由に未沙を選んだ、というその文章は
ミンメイの存在がヤツの中心、もしくは基準であって、
1番がダメだからとりあえず2番、といった調子いい発言に聞こえてしまうから
納得いかんのだ
ま、未沙はそういう選ばれ方でも納得してるようだから
俺がとやかく言うことじゃないがな
熱いなお前ら
俺も入れて
小説版のは輝を持ち上げてるつもりなんだと思ってた
俺らは未沙派だからあの理由じゃ妙な気がするが、
ミンメイ派だったとしたらせめてあのくらいは輝に思っていてほしいんじゃないかと想像する
だが、同じ男としては、たとえ同じくらい好きだたとしてもだ、
やっぱり799の通り「自分のもの」感覚はある
それでいくとヒゲがどっかで言ってた『あの遺跡で結ばれたから、輝は未沙を選べた』ってのは納得がいく
ただ個人的に思うが、あの時点ではもう「同じくらい好き」とは言えん
一ヶ月一緒に苦労して抱いた女への感情とそれ以前の憧れてた女への感情はやっぱ違う
好きとかなんとかいうよりも自分に必要なのは未沙になってるだろう
ミンメイへの好意はかわってないし、その期待を裏切った(ような)後ろめたさもあるだろうが
とりあえず、なんていうかもう勝負にならんとですよ
綺麗な言い方をすると小説版になるとは思う
本当にそこまで考えて意思表示をしたとすると輝はネ申
熱いよ、熱いよママン・・・
だが、そこが(・∀・)イイ!!
おまいら、もっとやれ!!
>>802 小説版というのは、27神のようなファンだからこその文と言うわけではなく、
あくまでも「そういう需要を見越して」の文章だと言うことなのではないだろうか。
当時のことを思えば、ミンメイファンが大半であり、主人公である輝に感情移入している
ファンとしては、自分も憧れであるミンメイと結ばれるというのが自明であった。
それが覆されるというのであれば、
>ミンメイ派だったとしたらせめてあのくらいは輝に思っていてほしいんじゃないかと想像する
その感情に沿った形での表現となるのが、供給側としては仕方がないことなのではないかと思う。
自分は別ジャンルのファンでもあるんだが、やっぱり小説版の文章の「読者への媚び」は
結構あからさまで、また読者側も一次媒体であるアニメの隙間がこうあって欲しいという
欲求を小説版で満たして、満足している部分があると思う。
小説版まで買うのは、口を悪く言えば「もの凄くヲタ」なカルトな読者層であるわけで、
その読者層へ媚びるために一次媒体にはない「媚び」としての文を散りばめる場合がある。
今話題になっている台詞もまたその一例であり、一次媒体側にその表現がなかった場合は、
脳内削除してもいい類のものではないかと私は思っているが。
うお、熱いな〜。
例の文章だが、自分が納得したのはそのずっとあとにある
「ミンメイは自分とはかけ離れた偉大な憧れのタレントになりつつある」
って文のお陰だったんだよね。
劇場版の輝が、未沙とずっと一緒にいたい、と自覚したのは
街の中で、スクリーンで歌うミンメイを見たときだったでしょ?
結局輝は、最初の方で自分だけにミンメイが見せてくれる「オフのミンメイ」
に普通の女の子の身近さを感じて恋したけど、
スクリーンの彼女を見て、ミンメイのあるべき姿を思い出した。
その分別を取り戻した自分が誰と一緒にいたいのか考えたとき、
その答えは、一緒に苦難を乗り越えて歩み寄って理解し合えた未沙。
だったんじゃないのかな?
みんなが気にしてる、消去法みたいなのとはちょっと違うと思うな。
800です。
>>801>>802さん 同じ意見の人がいてホッ。自分が言いたかったこと的確に書いていただいてありがと
>>804さん
>一次媒体側にその表現がなかった場合は、
脳内削除してもいい類のものではないかと私は思っているが。
削除します。
27さんに書き直してホスイ
807 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 08:57:28 ID:SkXBb9Pg
小説版持ってる人けっこう多いんだね
コアな未沙ファンが(ここでは)多いってことでもあるんだなぁ(´∀` )
私は読んだことないけど‥(´・ω・`)
今日は熱いな
俺は未沙も劇場版のミンメイも好きだが、
>>802の「あの時点ではもう「同じくらい好き」とは言えん」に禿同
俺もそうだと思うぞ
だから自分が歌手であることを思い出したことも含め
ミンメイは諦められたんじゃないかと思うが
確かに小説はミンメイファンの気持ちをなだめるための文章だな
時代もあるか?今なら男がいようがアイドルしてられるだろ
マクロス2の小説読んだ事ある?
オリジナル脚色が強くて、とっつきにくかったんだけど、こんな科白があるの
思い出した。
「リンミンメイは一生独身を通したんだ。子孫なんかいない」
結婚することが幸福とは限らんけどね。
810 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 18:24:37 ID:oiMM9BTb
1
811 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 18:37:47 ID:oiMM9BTb
オレも小説のこと言わせて。
「好きだったからではない」の前の「輝にとっては、・・・・どちらでもよかったのかもしれない」
という一文もオレは引いた。
>>801の言うように「今後のミンメイのために未沙を選んだ」って風にしか取れない。
未沙を選んだ明確な理由付けの部分が無いのも痛い。
当事すぐ小説読まなくなった理由がこのせいだと思う。
未沙様とミンメイのアホのうちからどっちか選ぶなんて、輝の癖に生意気だと思ったのは俺だけだろうな
未沙派ではあるが未沙贔屓ではない(みんな好き)立場から言わせて貰うと、
上で話題になってる小説版の諸々の表現は、結構重要だと解釈してるyo
だって「愛・おぼ」って輝と未沙の話ではないだろ?
ミンメイが歌手で、輝と未沙が軍人で、戦争中であることを忘れちゃいかん。
そういう違う立場の3人の、恋の鞘当てに姿を借りた戦時下の成長物語だから、
輝がミンメイを選ばない理由ははっきりさせる必要があっても、
未沙とのことは輝にとっては個人的なことだから、劇場版でも小説でも(TV版でも)
見る側に対し、明確にさせる必要はないってことだよ。たぶん。
ミンメイが映画の中で脱いだのに、未沙が肌ひとつ見せなかったのと一緒。
エロパロ板とは思えないほど話が深まってるなぁ。
おまいら、素敵すぎますよ…。
未沙と寝たからって好きになったわけじゃない、
ミンメイもずっと同じ気持ちで好きだけど、
それでも未沙を選びましたってことで、話を美化したんだろうと思うけど、
なんだかそれはキレイ事じゃあないかな?って
違和感があるんだろうと思うよ、小説版は。
あと、 未沙に対しては、「相変わらずだな」とか 「そう言う言い方慣れたよ」とか
「そのねじ曲がった口を俺の力で元に戻してやる」とか いうことで、
「自分のもの」というかミンメイよりも身近な未沙の立場を表したかったのかもしれないけど、
放浪してた1ヶ月、まともにコミュニケーションをとりだしたのは
最後のほうの数日〜1、2週間の間だだろうし、
ミンメイと再会して彼女を振り、未沙を選ぶまでだって、
マクロスに戻って2、3週間ってところだよね?
なのに「いくら輝でも、このくらいの時期じゃこんなこと言わないだろ」って感じが
小説版の馴染まないところかな。
まぁ子供が読むのにはいいけど、大人になって読むにはちと辛いわな。
27タンのはそういう美化と慣れ慣れしさのチグハグさがないんだよね。
もっと現実感というか、あの二人ならさも有りなんっていう自然な感じがいい。
確かに
>>814の言うとおり、輝がミンメイを選んだら未沙に対してヤリ逃げになってしまうから「美化」したのかもな。
小説の中の輝は偉そうでムカついた。特に「相変わらずだな」とか皆が指摘してるところとか地球での会話あたり・・
輝に未沙はもったいない。オレにくれ!!!!
小説の小タイトルは「輝」「未沙」って付いてたからこの中では二人が主人公なのでは?
これまでの意見からすると小説の作者がダメダメでいいのか?
そう。小説を書いた富田がクソだ。結論。
ヒロインは未沙で、ミンメイはアイドル。
それは劇場版でもテレビ版でも変わりないと思う。
「男女の愛」を描いたのが輝と未沙で、普遍的な「相手を思いやる愛」を
描いたのが輝とミンメイだと思うのだが。
どうもテレビや映画で見ていた「輝」と、富田が描く「輝」にはギャップがある。
劇場版は富田が脚本を書いたようだが、やはりマユゲの修正あってこその輝なのか。
27タソの輝は、本当に「らしい」よな。未沙も同様。
>>816の「どうもテレビや映画で見ていた「輝」と、富田が描く「輝」にはギャップがある。」
で長年の違和感が解消された。小説の輝が別人とまでとはいかないが、彼の発言、思考がオレの
イメージの輝と異なっていたからだ。先に言われている、輝の未沙選択時の考えにも不満だったし・・・
816さん、アリガトウ。
TVの小説はまあ、許容できるが・・・
やっぱり27神はスゴイよ。輝と未沙がそのままだし
輝×未沙て、リアルでゆうと20年以上前のおはなしですよね!?(たしか)
・
・
・
こんなに盛り上がれるおまいらがステキ(はぁと)
・
・
そりだけマイナーだたとゆうことでしょおか_| ̄|○
富田ってミンメイと未沙のどっち派だったっけ?
「遙かなる想い」の台本書いたの、富田じゃなかった?
あのCDの中の言葉が結構小説に出てくるよね。
(ライバーの回想部分とか、フォッカーの説教のトコ)
たしかに小説の中の輝の台詞は偉そうで、そのまま読むと違和感がある。
けど、書いてる富田に独特の「男と女」論があるんだろうな、という気はした。
フォッカーの(バーでの)説教部分とか
未沙が自分の母親の「笑顔でいれば必ず好きな人の心を掴むことが出来ます」
っていう考えに疑問を持って、でも無性に虚しい、と感じるとこなんか
なんか男の立場からの勝手な女性観を押し付けられてるみたいで、
あまり気分良くなかったよ。
マクロス2の小説読んだとき、そういう富田の女性観を確信した。
まぁ富田は当時からおっさんだったしw、そんな女性観の持ち主が書いた小説だから
若いスタッフや視聴者が考えているキャラとビミョーにずれたのかもね。
そこらへんは自分でニュアンスで脳内修正しながら読んでたから、
ダメダメとまでは思わなかったけど。
キャラデザとか某女性イラストレーターなんか、スタッフでありながら
三角関係の結論の理由をちゃんとわかってるとは言い難かったから、
「戦争・アイドル・恋」の観点から、輝の選択理由をわかりやすく表現するのは
カナリ難しかったんだろうと思われる。
それだけにこうしてファンが深く論議する価値はすごくあるよね!
あ〜、マクロスのファンでいてよかった!って改めて思います。
でもこの小説、ボドルザーの名前が一度も出てこないんだけど???
キャラに限って言えば、石黒監督やマユゲ、松崎健一さんがムックとかアニメ誌なんかで
解説していたのが本当のマクロスキャラで、
それを未沙ファンサイドにわかりやすく納得のいくように表現してくれるのが、
27タンの小説であると思ってる。
でもずっと広い目でマクロスのテーマ性を考えると、
未沙選択時の輝の考えがミンメイ本意っぽいのも仕方ないし、
富田のクドイ男女観で描かれるのも、ある意味納得できる。
敵がゼントラーディとメルトランディにはっきり別れたのも、
テーマの明確化という同じ理由だと思う。
俺は劇場版ミンメイは好きだが、27タンの小説を読むと、
「これじゃ仕方ない」と思えてくるのが不思議だ。
輝が未沙を選ぶ理由に納得がいくんだよ。
ミンメイの余地がないっていうか、未沙があまりにも輝にしっくり合いすぎるんで。
俺の中で捉えてるミンメイ像は、それなりにいい子だし、輝に合わないこともないんだが、
それ以上に未沙が輝に似合いすぎる。
それを読んでたクローディア、お見事!
小説を読んだ時、俺は輝の選択に納得出来なかったが、ようやく納得させてもらいますた。
27タン、サンクス!
この年になると、好き合ってても、合う二人と合わない二人がいるってことが
よくわかるよ。
おまいら、小説読んでるんだな〜。俺、必死に探して(捨てたかと思ってた)読んでみた。
皆の意見もそれぞれ判った。確かに輝エラソウだよな
この小説は映画の派生みたいなもんだから、映画が主だと思っていいんじゃないか?
俺の中の未沙と輝は、あくまでも映像の二人であり、自分的にはさらに丁寧に描かれている神業の
27タンの作品中の彼らなので、小説版は「アナザー、劇場版マクロス」と位置づけした。
こんなに広い考えが語り合えて27タンと最初に提起してくれた793さんに感謝する。
なんでエロパロ板でこういう気持ちになるのか
よくわからんが
とりあえずおまえら全員仲間のような気がする
小説があったなんて知らなかった。
基本的に、その手の創作物には手を出さないから。
たいていちっとも好みじゃないし、同人買った方がよほどいい。
なんで、今は27さんの作品で大満足です。
でもって、こんなに語り合ってる貴方達も大好きです。
私も小説の存在を知らなかったので読まなかったくちですが。
でも今ここで熱く語ってくれてる皆の意見を読んで
なるほどな〜、面白いな〜と思ってます。
20年以上も前の作品なのに‥‥
でも私までもまたこんな熱い思いにさせてくれた皆&27さんに、
どうもありまと〜!
お〜、今日も論議は続いていたんだな。
おまいら、なんだかいい人達だな。
小説版はたぶん、輝の性格がなんか変なんだと思うよ。
ヤツは奥手というか、対女性の気持ちに鈍いところがあって、
それゆえ未沙を傷つけることはあるだろうけど、
決して傲慢ではないと思う。
優柔不断名ところはあるかもしれんが、
気持ちに気付けば無神経な態度はとらないだろう。
富田が悪い!
(冷やかしではなく)エロパロでこんな熱い論議が出来るおまいらに乾杯。
20年前の自分に帰らせてくれたよ。
しかしこのスレタイでこんな展開になるとは・・・。
20年(以上)前とゆうと・・・「レンアイ」とゆうものにとっても
ドキワクしていた&アニメも好きだった年代なので・・・
未沙と輝の関係が、当時とってもリアルに見えたので・・・
(厨房から見ただいがくせーみたいな?)
強く印象に残ってまつ。小説版も読みましたとも、えぇ。('A`)
おまいらステキすぎ。
小説版は富田個人の創作物と思っていいですか?
主人公のキャラ違うから
だがあの小説版は萌えた
未沙の滝壺水浴びが
「映画でこれをやれよ!」と心の中で叫んだ
あと、マクロスに戻ってから
輝が早朝格納庫に向かう時
脳内フォッカーに叱られてる場面で
「そうか、戻って来てから未沙とやりまくってるって事だな…」
と羨ましかった記憶が。
手元にないから引用できん
スマソ
だって今、マクロスのような面白い作品やってないじゃあないか('A`)
劇場版Zも丁度20周年だし・・・人口比率高い30代にとっては、やはり
あの頃が一番需要高いんだろうとオモタ。
>>831 滝壺水浴び!!
27タンの作品で行けば「雨宿り」の直前ね。
あの水浴び&輝のうっかり見、台本の段階まではあったらしいね。
小説では輝&未沙の大口論が笑えたけど、
台本では台詞とかなくて、ほかのシーンと並べてオムニバスのように
映像だけ流れる作りだったらしい。(持ってる人に聞きかじった情報ですが)
>「生まれて初めて女の子と恋をしたからっていい気になるな、シビアになれ」
だったかな?(自分も手元にないんです)
でも↑のような妄想膨らませてしまう
>>831、いいヤツだな♪
未沙派の俺は鹿島みゆき派でした。最終回、泣いた
スレチガイですまん。
アニメ夜話「愛おぼ」放送日まで
あと一週間だね〜
おぼえてい〜ますか〜♪
ミンメイが好きで何が悪い
27さん、新作マダー?
新作ももちろん待ち遠しいですが
実はここで27さんといろいろなお話しもしてみたいと思っている私がいる。
ミンメイ陵辱はナシですか、、
>>839 そうだね。特に先日熱く論議された、小説版の輝の未沙選択理由なんかは
27さんのお考えはどうなのか、尋ねてみたいです。
そのほかにも、輝が未沙の名前を初めて呼ぶのは、
小説ではマクロスが降下してくるのを見つけたときだと意識的に書かれてるけど、
「seize〜」ではそうなってないですよね。
そのあたり、敢えて変更なさったワケとか窺いたいな〜
27さんも名無しで参加していた予感
たぶんあのレスは・・・
お前ら、さすがにそれはスレ違ry
>>835 だが我が家のテレビは壊れている
>>835 地上波しか見れない環境だorz
レポ求む!
誰か教えて。
27さんの作品にでてくる二人が着ている宇宙服って『つなぎ』みたいなものなの?
それとも上下に分かれているのか?
あの服絶対機能的じゃないよな。
ンコする時どうすればいいんだ。
あんな足元水だらけのところで
しかもつなぎでヤッたのか
下手な脱がせ方したらつなぎが
びしょ濡れだな
しかもあのつなぎだと
脱がしたら靴も脱ぐことになるような・・・?
>>850 「下手な脱がせ方」・・・輝ならやってそう_| ̄|○
そこであのテーブルが役立つわけですよ!
テーブルの上で、アンアンギシギシ?
854 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 22:40:53 ID:cJtM2adK
ミサネタそろそろ飽きた
ミンメイのスレなのに・・・
ミンメファンの人がそう思われるのも仕方ないことで…。
やっぱスレタイ新しくした次スレを早く立てたいな
そういえば、ミンメイネタのってここ以外でもあんまり見かけないよね。
ネタ元でからみにつながるような場面がなかったりするせいなんだろうか…
ロマネスクの後あたりは解釈次第で
なんらかの展開があってもよさそうなんだけどね。
どうもスレタイのような展開しか浮かんでこないのはなぜだろう?
このスレがいつの間にか未沙派の人でいっぱいになっちゃたってのもあるけど、
なんだかんだ言っても、みんな「愛ある展開」が好きなんすよね…
857 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 00:32:17 ID:RyakkN7S
こういうスレタイってミンメイを好きな人の歪んだ欲望?
それとも嫌いだから陵辱したいの?
>>858移動するなら一人でもいいから早く移動しろ
でないと重複で消される
次スレってことにしない?
ここもそろそろ埋まりそうだし
まだ100以上あるぜ
せっせと埋めるか
マクロスってファンは結構いると思うのに職人がいないよなぁ
そういえば新しくたったスレってある程度の容量消費しないと落ちるんじゃなかったっけ?
どのくらいいるんだ?
863 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:29:13 ID:t0muem1A
ゲム
864 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:29:31 ID:t0muem1A
ギル
865 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:29:48 ID:t0muem1A
ガン
866 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:30:03 ID:t0muem1A
ゴォ
867 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:30:15 ID:t0muem1A
グフォ
868 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:30:25 ID:t0muem1A
ヘル
869 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:30:37 ID:t0muem1A
アンド
870 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:31:13 ID:t0muem1A
ヘブン
協力します。
埋め
>>856 ロマネスクの後?
何があったってーの?あるわけないじゃん!!
ほかの男ならともかく、輝だよ?
このスレ良スレです。
27さんにも皆さんにもお会いできたし、
>>873 でもロマネスクからやさしさSAYONARAのあいだって
アニメじゃわかんないけど
実は最低1週間以上時間が経ってるんだよね
キスもしてるしこれでミンメイとは何も無いなら
ある意味スゴイ男だよ輝は
やさしさSAYONARAの続きで、輝と未沙の結婚話のSSで、
「はじめてなの」by未沙
「僕も初めてだよ」by輝
って言ってるのを読んだことがある。
ミンメイファンの希望はどっちなんだ?>ロマネスク
「(お尻は)はじめてなの」
「(口でするのは)はじめてなの」
「(自慰を見せるのは)はじめてなの」
いかようにでも
>>875 数年前に某サイトにあったヤツですね
今はサイト自体無くなっちゃったけど
ちなみにあのSSでは
マクロスシティ攻防戦(やさしさSAYONARA)は
2012年1月ではなく2011年12月と設定されてます
878 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 03:07:50 ID:YcT0tRtv
埋め立て開始huuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu
348,2KB。
AA大量投下でも埋まらないぽ
梅
埋めなくても倉庫格納を依頼すればいい
882 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 15:51:38 ID:83QLv6bI
>883
サンクス。依頼に行ってくる
みんなもう移動しちゃったのかな
いざこのスレともお別れかと思うと名残惜しいですね。
たくさんの良作と出会わせてくれた場所だったから。
向こうにはまだ職人さんは現れてないようですが…
取り合えず今晩放送のアニメ夜話が楽しみです。
ここのスレだと初代マクロスしか知らない自分でも
ついていけたからよかったし
だからこのスレとお別れは淋しいな
ってか、自分は向こうのスレの内容全部わかるのか不安だ・・・orz
ってか、わからないんだろうな。・゚・(ノД`)・゚・。
実際マクロスの女キャラって
誰が一番人気なんだろう?
知名度でいけばミンメイが抜群だが
つか一般的に他のキャラが
知られているとも思えない
マクロスを知ってる人の中で一番人気って誰だろ
…この質問も初代と2と7とプラスとゼロと別々にわけなきゃならんのかな
マクロス好きだといって全部見てる人ばっかりでもないだろうし
あの…
容量オーバーでもなく、スレストでもないこのスレを
倉庫格納って意味がわからないのですが。
どうして使い切らないんですか?
それにsaku関係は対象外のようですけど…
・今のままだと同作品2スレ立っている→重複扱いになり、
どっちかがスレストかかる恐れがあるから。
・その場合、ここが「キャラ萌え」スレと判断される確率が高く、
キャラ萌えスレ強制送り→スレストになるから。
自分も書き手だけど、27神で満足してしまって自分で書きたいって
そういうのが起きないんだな。
他のキャラ萌えの人たちには酷な状況なんだろうな〜
分かっているけど・・・やむにやまれぬ萌えを持っていないと、
書けないもんなんだよ。
>892
なんかあっちって書き込みにくいふいんき(ry だよね。
27さんも発表しにくいんじゃないかなぁとちょっと心配…。
スレタイも「マクロス総合」とかの方がよかったな。
それか「初代マクロス」って限定スレみたいなのはダメなのかしらん。
>893
そうおっしゃらず、出来ましたらどんどん投稿おながいしますー
こっちっていつ格納されるの?
おー、七夕だな
七夕…
暦イベントは虹サイトにはありがちだが、
27様のが読んでみたいなぁ。
>>894 暫く遠慮なさるって…。
やっぱり、ほかの書き手さんの作品がないからやりにくいだろうし、
かといって
>>893さんの気持ちもわかる…
自分も書き手だけど(エロじゃないけど)
掲示板で書くのは相当勇気がいるです。
だから27さんはすごい!
昔マクロスの(エロじゃないけど)SSの投稿サイトあったでしょ?
ああいうんなら参加しやすいんだろうが…
よくわかんないが保守
900
>893
>898
君たちはまだ作品を書けるじゃないか!
いっそのこと、ミンメイスレ2立てようか?
なんで
あ
い
いっそのことさっさと埋め立ててしまえばややこしくないと思う
本気出してうめてみる
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909
910
911
912
913…面倒くさくなった。あとは頼む
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915
次スレは未沙タソスレじゃあダメなん?
【この板の趣旨】
一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。
以下は禁止、より相応しい他の板でどうぞ。
キャラ単位、キャラ主体のスレッド →ピンクのキャラサロン
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ