現在の屋敷の住人達
(前スレに登場していないキャラに関しては割愛させていただきましたが
再登場を拒むものではありません。復帰する場合はその折に自己紹介をお願いします)
名無しの御主人様
言わずもがな、この屋敷の主。
メイドたちの粗相に対して数々の「お仕置き」を下す。
客人
御主人様の友人伯爵
主人の旧友。屋敷を密かに訪れ、訪れるたびに屋敷の様子を傍観し、
その淫らな欲求を満たしては帰途につく。
安藤 五月@伯爵家使用人
友人伯爵家のメイド。御主人様である友人伯爵に好意をよせているが
関係が進展しないことに悩む。
伊達 雅彦
主人の弟、重臣の大学の後輩で書斎を借りている。宝石学が専門。
志保に関して指示を受けているが、自分でも志保が気になっている模様。
マスター・カイル
主人の旧友で、屋敷に居候中。見た目は青年だが、全身の傷痕など謎が多い。
過去に何かがあったらしく、ある特殊な体質を持っている。
使用人(メイド)
里村 志保
特に料理が得意なため、厨房を任されているメイド。
荻野子爵になにやら厳しい仕打ちを受けている様子。
萩野 瑞葉
主人を慕う親戚の娘。一度は実家に帰ったものの家出、
自ら望んでこの屋敷でメイド見習いをしている。
留萌 みかさ
元気で明るい健康的なメイド。 柔道と合気道合わせて三段。
実家の経営難がきっかけで屋敷のメイドに。地元に恋人がいる。
現在、半記憶喪失の状態。
秋山 麗
名無しの侯爵家からこの屋敷に潜入しているメイド。
メイド歴十年を越え、独自の考えを持つ。昔の自分に似ている瑞葉が気になる様子。
椿 杏樹
掴み所の無い性格のお姉さん系天然メイド。
軽い二面性(裏表)があり、幼い少女と大人の女が入り混じったような言動。
桜庭 奏
養父母の計画のお見合い結婚のために大学を勝手に退学させられ、
それに反発して家出してメイドになる。
使用人(メイド以外)
名無しの執事
謎多き執事。 屋敷の規律を保つのに一役かっている。
柏葉 瀬名
元・瑞葉のご学友、現・主人の新しい養子(少し容貌が似ている)
坊っちゃん扱いが嫌なため身元を隠し、屋敷のコックとして働いている。
気弱な癖に若干主人に反発気味。
新規参加ガイドライン
・まずは役作り
役職ガイドラインを参考に、なりきる役柄を決める。
最低でも名前(メイド以外は名無しも可)、屋敷との関係、大まかな性格は決めるように。
容姿やセクース時のスタンス(受け入れる嫌がる優しく強引etc)等、細かく決まっていればなお良し。
(これらは、矛盾しない程度にあとから付け足しても良いです)
今は役を問わず、責め側を切に希望中(藁
・最初から飛ばす必要は無い
なりきる以上、屋敷の人間としても当然新人。
役としてはともかく、演じる方は無理なことはさせません。(と言うかさせないように)
屋敷での生活を描きつつ、他人の行為を覗き見る、おもわず自慰する、という程度でも。
表現しにくい(苦手な)行為があれば、あらかじめメアド欄で言うように。
・時間合わせがカギ
できれば前もって参加できる時間を伝えておけると、早めに開始できるので良い。
できなくても、早め早めに待機すれば終了時間も早くなる。
(むろん、連絡はメアド欄で。本文はできれば一人の動き、ダメなら空欄)
待機者が出てこないと、ずるずると開始時間・終了時間が遅くなるので注意。
【無名で待機するときはメアド欄に役名・新人の旨等を忘れずに。これで手間がかなり省けます】
役職ガイドライン
・屋敷の住人(基本的に常駐)
血縁関係又は養子縁組等 役割は重複可
下の名前は設定可 設定しない場合は「名無しの○○(関係)」
通常プレイ+お仕置き用の部屋を使用可(致命的なプレイは不可)
屋敷の全権を握っているので、いろいろと強要したり行為を許可したりできます
・お客様
関係は何でも(友人、取引先関係などなど)
上の名前は設定可 設定しない場合は「名無しのお客人」とか「名無しの○○(役職)」とか
通常プレイのみ(強制含む) お仕置き部屋は、屋敷の住人の許可が必要
住人にとって大切な人であるため融通が利き、メイドに対してもある程度強制力が働きます
・宿泊客(基本的に一時利用)
識別上、上の名前は設定可 設定しない場合は「名無しの宿泊客」とかいろいろ考えてください
通常プレイのみ
宿泊客の命令には強制力は働きません(どうしてもという時は脅迫を併用のこと)
・メイド
できる限り名前を設定(指名される場合を考え)
性格付けはできる限りしてください。セクース時の対応(受け入れる・嫌がる等)も
メイド同士の挨拶は簡潔に 採用云々の件は不要
暗にセクースへの派生の手がかりとなる展開は容認
受けだけではなく、逆に言い寄ってもかまいません(藁
命令には従属ですが、ひたすら嫌がって強姦役に徹してもかまいません(藁
※素の話はメール欄でお願いします。
(だからといって、素の話をし過ぎないように)
7 :
柏葉 瀬名:03/06/07 00:30 ID:gMbem7Mi
「伊達さんすみません。正直、慌てました…」
力なく増築部分の鍵を開ける。
8 :
伊達 雅彦:03/06/07 00:36 ID:epCQdKeH
「まあ、若いうちは色々あるさ…。ま、今度何かで埋め合わせしてもらうよ」
自分より一回り近く年下の瀬名に、いつもの冗談っぽい口調で言う。
「まあ、俺も20代なんだけどな…。実際、若いと言えるのかな」
「あれあれ? また新しいお屋敷になってる……?」
近くを通りかかってみたら綺麗になっている屋敷を見て、首を傾げる。
10 :
留萌:03/06/07 00:43 ID:epCQdKeH
「柏葉さん、気にする事ないですよ〜、御主人様と一緒に瑞葉さんをいじめたりする、いつもの事に比べれば。」
さりげなく「お疲れ様です」と声をかけると、埋め立て現場へ。
屋敷を通り過ぎようとした時、くやしげに屋敷から出てくる男を見つける。
「何なの……あの人。もしかして泥棒?」
12 :
萩野 瑞葉:03/06/07 00:44 ID:uqgC94n1
「〜〜♪〜〜」
1000get出来てご機嫌な様子で新館へやってくるが
ふと瀬名に出くわしたときのことを考えて
表情を厳しいものに変える。
「う〜っ、こっちに気を取られて1000逃したぁ…。…瑞葉さん、おめでとうございます…」
スコップを担ぎつつ、ちょっと残念そうに言う。
14 :
桜庭 奏:03/06/07 00:48 ID:QBmfZ1J3
新館へ向かって歩いていると、瑞葉とすれ違う。
「瑞葉さん、1000おめでとうございます。」
まだまだ新人なのでよく分からず、大きな声で言ってもいいものか、と思い、
彼女の耳に、背伸びをしながら耳打ちする。
15 :
椿 杏樹:03/06/07 00:48 ID:gMbem7Mi
「さて、な、何しましょうかぁ〜…」
慌てて走ってきた為、入り口近くのソファに倒れるように体を沈める。
16 :
伊達 雅彦:03/06/07 00:51 ID:epCQdKeH
「そういえばあの書類、執事の方に提出しないとな。…忘れていた」
そう言うと、思い出したように自分の書斎へ。
17 :
桜庭 奏:03/06/07 00:53 ID:QBmfZ1J3
そのまま屋敷へ歩きながら考える。
(そういえば、埋め立てにあんまり参加できなかったなぁ…)
18 :
名無しさん@ピンキー:03/06/07 00:54 ID:tOHDxTFK
あまりにも怪しすぎる男を追いかけてみることにする。
「ちょっと怖いけど……見つかったら急いで逃げれば大丈夫よね……」
20 :
萩野 瑞葉:03/06/07 00:56 ID:uqgC94n1
「もうこんな時間ですのね・・・・・・」
時計を見てちょっと驚く。
21 :
柏葉 瀬名:03/06/07 00:57 ID:gMbem7Mi
「もう苛めないスよ。ちゃんと志保さんから強い…」
そこまで言うと『ヤバイ』という感じで口をつぐむ。
「…強く、言われましたから。ハハ」と、薬の件についてはごまかしておく。
22 :
桜庭 奏:03/06/07 00:58 ID:QBmfZ1J3
(う〜…蒸し蒸しする…)
手でパタパタと扇ぎながら、厨房へ向かう。
「ああ。ここでいいわ、ありがとう」
黒塗り高級車の運転手にそう言うと、屋敷の門の前に立つ。
「…。」
仁王立ちで屋敷の窓を睨み付けるようにして見つめる。
「うん、こういうの読めばきっと思い出せるよね!」
図書室から《メイド式・超記憶術》という埃をかぶった本を持ち出す。
用途が自分の目的と違う本だという事には、全く気付いていない。
25 :
萩野 瑞葉:03/06/07 01:11 ID:uqgC94n1
建ったばかりの新館へと車が向かってくるのを見る。
「こんな時間に・・・・・・やっぱり“そっち”のお客様ですかしら?」
少し困ったような表情になる。
26 :
桜庭 奏:03/06/07 01:14 ID:QBmfZ1J3
厨房でアイスティーを飲みのどを潤す。
が、外のほうからの車の音を聞き、客用の用意をし始める。
呼び鈴も鳴らさず、開いている新館のドアからズカズカと中に入る。
「ちょっと!この屋敷はドア開けっ放しの癖に誰もいないの!?」
大きめの声で怒鳴ると腕組みをして
誰か出てくるのを待つ。
髪は肩くらいのまでのレイヤー入りショートボブ。
ブレザーの制服という格好からして、女子高生のようである。
28 :
桜庭 奏:03/06/07 01:22 ID:QBmfZ1J3
玄関の方から大きめの声が聞こえ、応対に誰もいないのに気付き、慌てて玄関へ向かう。
「こんばんは。すみません、手が放せなかったもので。」
29 :
伊達 雅彦:03/06/07 01:25 ID:epCQdKeH
提出書類をまとめると、そのまま書斎で酒を飲む。
何か不安な事でもあるのか、日本酒や焼酎を浴びるように飲んでいる。大量の空き瓶がそこらに転がっているようだった。
30 :
侵入者:03/06/07 01:25 ID:9p7kLrW2
ある程度逃げ切った後、ゆっくりと振り返る。
「……このままじゃ情けないな……」
電柱の陰に隠れている五月を気にもせず、再び屋敷に戻る。
31 :
萩野 瑞葉:03/06/07 01:26 ID:uqgC94n1
玄関の方が騒がしいのを聞いて、ふとある人物を思い浮かべる。
「まさか・・・・・・雫様がいらした、なんてことは・・・・・・・」
接客に出なくてはと思うのだが、どうにも気が進まず右往左往する。
32 :
椿 梓紗:03/06/07 01:34 ID:gMbem7Mi
>>28 「メイド…あなた一人だけなの?」
出てきた奏を上から下までじいっと眺めると続ける。
「ここにもっと大人っぽいメイドがいるでしょ、何人か。どこにいるの?」
慌てる奏を押しのけ、更に奥へと足を進める。
「私、椿 梓紗(あずさ)。
ここの杏樹って人探してるの、居たら呼んで頂戴」
威圧的に言うと、ずれた黒いハイソックスを直す動作をする。
33 :
桜庭 奏:03/06/07 01:43 ID:QBmfZ1J3
>>32 >「ここにもっと大人っぽいメイドがいるでしょ〜
上から下まで眺められたあとに続いたセリフがこれなので、軽くショックを受ける。
(制服を着てるっていうことは、どう見ても私より年下なのに!)
>「私、椿 梓紗(あずさ)。〜
「あ、はい。ですが、もしかしたら時間も時間ですので、杏樹さんはもう寝てしまってる可能性もあるかもしれませんが。
すみません、申し送れました、私はここのメイドの桜庭奏といいます。」
(杏樹さんの血縁の方かな?)と思いながら慌てて梓紗の後を追う。
34 :
桜庭 奏:03/06/07 01:45 ID:QBmfZ1J3
35 :
萩野 瑞葉:03/06/07 01:48 ID:uqgC94n1
奏が応対に出ているようなので、一先ず別の場所へ向かう。
「もしも雫様でも、奏さんにはお優しいでしょうし、大丈夫ですわよね」
言い訳じみた独り言をいいながら、新しい屋敷の巡回へ。
>>33 >時間も時間ですので、杏樹さんはもう寝てしまってる可能性も〜
「ふ、ふうん、寝てるの…。また呑気な顔して寝てるのかしら」
なぜか顔を赤らめる。
>私はここのメイドの桜庭奏といいます
「知ってるわ。名前だけなら全部興信所から聞いてるから。
瑞葉、みかさ、志保、麗。他にもいたかしら?
皆ここの主人の自慢のメイドなんですってね」
階段を上がって屋敷の中と奏を値踏みするように眺める。
自分を無視して行ってしまった男に、少し腹を立てる。
「な、なによ〜! せっかく探偵みたいでワクワクしてたのに〜!」
己の危険など思いもせず、自分勝手に怒ると、伯爵の屋敷へと戻る。
38 :
桜庭 奏:03/06/07 02:01 ID:QBmfZ1J3
>>36 なぜか顔を赤らめた梓紗にふと疑問を抱くが、彼女の話を聞くうちにすぐに忘れる。
>「知ってるわ。名前だけなら全部興信所から〜
興信所と聞いて、少し面食らい、あまり自分ではそう思えない'自慢のメイド'というのはさらっと聞き流してしまう。
「失礼ですが、梓紗さんは、もしかして杏樹さんの…」とここで言葉を詰まらせる。
歩いているうちに、いつの間にかもうすぐ杏樹の部屋というところに。
>>38 杏樹の部屋の前を通り過ぎるが、全く気づかない様子で歩きつづける。
しばらく歩いた後、
「本当に誰もいないみたいね…じゃああなたでいいわ。頼みがあるのよ」
奏の小ぶりの胸に、ぐいっと一枚の封筒を押し付ける。
「これを姉に渡して。何度送っても、あの人無視してばっかりだから。
いい?くれぐれも直接渡すのよ。でないと私、あなたに何するかわからないからね…」
奏を壁に押し付けて、キスをするような距離まで顔を近づける。
「男の人も嫌いじゃないけど、女の子も美味しくいけるクチなの。私」
40 :
桜庭 奏:03/06/07 02:20 ID:QBmfZ1J3
>>39 梓紗に言うタイミングが掴めず、そのまま杏樹の部屋を通り過ぎてしまう。
>「これを姉に渡して〜
(あ、やっぱり妹さんだったんだ。なんとなく、似てるところがあるような…?)
とりあえず封筒を受け取り、返事をしようとするが壁に押し付けられ、間近に顔を感じて
条件反射で目を瞑ってしまう。
>「男の人も嫌いじゃないけど、女の子も美味しくいけるクチなの。〜
その言葉を聞き、驚いて目を見開いて息を呑む。
そして慌ててコクコクとうなずく。
「大丈夫です。確かに、受け取りました。杏樹さんには絶対手渡しで渡します。」
真っ赤になりながらも真剣に答える。
>>40 >大丈夫です。確かに、受け取りました
「そう?じゃあお願いね、ぺたんこ胸の桜庭奏さん」
からかう口調で言い奏の顔を見つめると
体を離して、元来た廊下を引き返す。
「生憎、ここに居座ってもいいけど明日も学校なの。今日はこれで帰るわ。
それじゃ――あ、きゃあっ!」
と、言いながら格好つけてプリーツスカートを翻して階段を降りる途中で
バランスを崩して階段から派手に転げ落ちる。
「いたたたたたぁ…」
短いスカートがめくれ、チェック模様のパンツが見えてしまい
笑いを堪える奏に悪態をつきながら慌てて直すと
屋敷を出て行く。
「なっっ、何笑ってんのよ!!いい、今度ちゃんと渡したかチェックしに来るからね!」
42 :
桜庭 奏:03/06/07 02:47 ID:QBmfZ1J3
>>41 >「そう?じゃあお願いね〜
ぺたんこ胸と言われ、思わずちょっとムッとした顔をしてしまう。
(何よ〜…少しは気にしてるのに。)
そのまま、目線は彼女の胸にいきそうになるが、慌ててこらえる。
慌しく去っていこうとする彼女を追いかけ、玄関まで送ろうと着いていく。
颯爽と決まっていたのに、最後でずっこけた彼女に少し笑ってしまいそうになるが、手で口を押さえてこらえる。
「気をつけてお帰りになってくださいませ。」
笑顔で車が去るのを見送る。
(なんだかんだいって、憎めない感じの子かも…)
そのまま屋敷に戻り、そういえば用意したお茶が無駄になってしまったことを思い出し、
ついでにまた飲みに行こうと思い厨房へ向かう。
43 :
柏葉 瀬名:03/06/07 02:51 ID:gMbem7Mi
荷物の片づけをしている途中で、偶然奏と梓紗のやり取りを目にする。
「あんなに派手に大声で『興信所』『調べて知ってる』とか言って…。
奏さんにお仕置きする前に、自分が誰かにお仕置きされても知らないぞ」
ダンボールを抱え呆れたように呟く。
44 :
桜庭 奏:03/06/07 02:54 ID:QBmfZ1J3
アイスティーを飲みながらくつろぐ。
(ふぅ。こんな時間にお客様って来るものなのね。
それにしてもまだムシムシする。もう一度シャワー浴びちゃおうかな。)
黒塗りの車が去って行くのを見届けてから、屋敷の呼び鈴を鳴らす。
50 :
桜庭 奏:03/06/07 03:09 ID:QBmfZ1J3
呼び鈴が聞こえ、慌てて玄関へ向かう。
(またお客様!?今日は来客の多い日だわ。)
>>50 ふと、見知らぬメイドが応対に出てきて、訝しげに奏を見つめる。
「……君は誰だね?」
挨拶をするのも忘れて、表情を歪ませる。
「今宵は主人に知らせたい事があって訪ねてきたのだが……」
52 :
桜庭 奏:03/06/07 03:19 ID:QBmfZ1J3
>>51 「こんばんは、はじめまして。
少し前からここでメイドとして働かせていただいてる桜庭奏と申します。」
軽く頭を下げながら伯爵を見つめる。
「恐れ入りますが、御主人様は今日は早めにお休みになられたみたいです。
伝言なら伝えますが…。」
>>52 「全く……これだけ良い素材を提供しているのに
主人はまた新しいメイドを雇ったのか……」
独り言のようにそう言うと、軽く咳払いをして手を後ろに組む。
「そうか。どうせまた、腰でも痛めて早めに休んだのだろう。
それならば、また後日伺う事にしよう。ところで……」
奏の頭からつま先までを舐めるように見ると、怪しげに口元を歪める。
「奏殿はどういった事情で、こちらのメイドとなったのかな?
察するに……瑞葉殿と同じ事情と見るが」
54 :
桜庭 奏:03/06/07 03:36 ID:QBmfZ1J3
>>53 >「そうか。どうせまた、腰でも〜
(うわ、図星かも…。私もそう思ったし。もしかして、御主人様のお友達かな。
あ、…昨日知り合いになった、五月さんの……の、伯爵様っていうのもありうるかも。)
気付かれないように観察しながら思い至る。
>「奏殿はどういった事情で、こちらのメイドとなったのかな?〜
自分自身の事を聞かれたので、少し身構えながら答える。
「ええと、…実は、色々事情があって、家出してきたんです。
行くところがなくて、宿を探していたら偶然ここにたどり着いて…
働くところを探してましたから、あとは成り行きでそのまま…という感じです。」
>>54 奏の言葉を注意深く聞いた後、納得したように頷く。
「やはりか……。奏殿は大変幸運だ。
ここの主人はお優しいから、何不自由なく暮らせていけるだろう」
そう言うと、内ポケットから封筒を取り出す。
「取りあえず、これを主人に渡しておいてくれたまえ。
中には重要な機密書類が入っているから、粗相のないよう
くれぐれも注意して、主人に手渡してくれたまえ」
そして、奏の手を取ると、その上に封筒を乗せる。
56 :
桜庭 奏:03/06/07 03:49 ID:QBmfZ1J3
>>55 >「取りあえず、これを主人に渡しておいてくれたまえ。〜
「はい。承りました。必ず、直接渡します。
えっと…どなたから、と伝えればよろしいですか?」
封筒を受け取りながら答える。
(うわ、さっきの梓紗さんからの封筒と似てる…気をつけないと。)
>>56 「おっと、名乗るのが遅れて申し訳ない。伯爵からだと伝えていただければ
主人にはわかるから、そう言っておいてくれたまえ」
何気に奏の頭を軽く撫でながらそう言うと、小さく微笑む。
「それではよろしく頼む。失礼」
そして、奏に背を向けると足早に屋敷を後にする。
58 :
桜庭 奏:03/06/07 04:03 ID:QBmfZ1J3
>>57 「はい、伯爵様ですね。承知いたしました。
お気をつけてお帰りになってください。」
足早に去っていく伯爵の後姿を見送る。
そして、やっと自室に戻る。
机の中に、ふたつの封筒と主人と杏樹に渡す旨を書いたメモを入れると、そのまま就寝の準備に入る。
60 :
麗の人:03/06/07 23:30 ID:88mXodbj
>>前スレ964,966,967
期待されていたとは……実は、ヘタに流れを作ると、気楽に新規参加できないのでは、と懸念していた罠。
侯爵は参加予定無し。他の方がやる分にはかまいませんが。
>ヘタに流れを作ると、気楽に新規参加できないのでは、と懸念
同意
漏れが設定固めてから参加してるのは、流れ作りのためではなく、自分が動かしやすいからと、ネタの作りやすさ故。
取っ掛かりがあるからこそ、のネタもある。相手を選ばないネタだけだと、話が浅くなる気がするし。(そっちのがいいという者もいるだろうが)
流れを出すにしても、漏れ的には麗の行く末は、その時その時の主人役に任せようと思ってる。
ずっと気付かないのも良し。実は侯爵と主人が結託してても良し。どう転んでもいいと思ってる。
無責任な話かもだが、自分の行く先なんてわからんのが普通だし、麗の先を漏れ一人で決めたくはない。
まあ、設定厨の戯言と言われたらそれまでだが。
なんか自分で言ってて、へタレを暴露してる気がして鬱になってきた……逝ってきます……
むむむ、そこまで考えられるのは立派だと思いますよ…。
自分は、流れに任せてキャラが変化していくのが楽しいのですが…。
68 :
椿 杏樹:03/06/08 22:33 ID:xjQUTvrC
控え室で職務日誌をつけている。
「えーと、昨日は麗さんか…。真面目な人なんだなあ。すごくきっちり書いてあるわ」
前日のページを見ながら感心したように呟く。
「その前は誰だったっけ…?」
屋敷の掃除の担当表を見て、複雑な表情をしている。
「留萌みかさ…。掃除区域はあの部屋…ね」
はぁ、とため息をつき、掃除に向かう。
71 :
椿 杏樹:03/06/08 22:46 ID:xjQUTvrC
「この書き方は、みかささんかしら?ふふ」
前々日のページを見て可笑しそうに微笑む。
「さて私も続きを…。…で、『今日も一日平和でした。それと、アルゼンチンは強かったです』…と。
よし、おしまい。」
ペンを挟んで日誌のページを閉じると、控え室を出る。
扉の鍵を開け、掃除用具を抱えて地下室へ。
「う〜、怖いわ〜。…でも、頑張らなきゃ!」
目一杯虚勢を張ると、掃き掃除を始める。
「でも…鞭に首輪に、薬…ご主人様の趣味が出てるような気がするけど…」
掃除をしながらも、そういったものに少し関心があるらしい。
書斎に仕事の資料を取りに行く途中、地下室へのドアが開いているのに気がつく。
「おや」
75 :
桜庭 奏:03/06/08 23:12 ID:JYZ4wCW4
仕事を終えて着替えようとしたところで、2つの封筒(
>>39,
>>55)を渡すのを忘れていたことを思い出す。
それらを持って、あわてて部屋を飛び出す。
「えっと…これが杏樹さんので、これが御主人様のね。」
貼っていたメモを確認しながらつぶやく。
箒をほっぽり出して、山と積まれた数々の道具をしげしげと眺める。
「志保さんや瑞葉さん…前にこんな首輪とか色々付けられて御主人様にお仕置きされてたなぁ…でも、その時凄く色っぽかったけど…」
そこで、はっと我に返り、手にした道具を握り締めたまま、ぶんぶんと首を振る。
「ダメダメ、私はこういうのして欲しいなんて…思ってないもん!」
ドアが開けっ放しになっているのにも気付かずに、そんな独り言を言う。
77 :
桜庭 奏:03/06/08 23:18 ID:JYZ4wCW4
主人が部屋にいないのを確認し、とりあえず杏樹の部屋へ向かう。
>>76 怪しい道具だらけの地下室に足を進めると、中にはみかさが居た。
しばらく何も声をかけずに様子を眺める。
>ダメダメ、私はこういうのして欲しいなんて…思ってないもん
独り言を言うみかさを見て軽く微笑む。
「ほう。しかし今の言い方では、君が本当に思ってないようには見えないがね。」
ドアに手をかけて言う。
79 :
桜庭 奏:03/06/08 23:27 ID:JYZ4wCW4
杏樹の部屋の前で立ち止まり、ドアをノックする。
「杏樹さん、いらっしゃいますか?奏です」
>>78 >ほう。しかし今の言い方では、君が本当に思ってないようには見えないがね
「ご、ごごご御主人様っ?いえこれはその…何でもないんです!」
と言って弁解しているものの、職務放棄状態+がっちり首輪やら何やら握ったままでは、説得力も何も無い。
81 :
椿 杏樹:03/06/08 23:32 ID:xjQUTvrC
>>79 そろそろ寝る為に着替えようとしていたのだが、奏が来たので
着替えの手を止め、笑顔で部屋のドアを開ける。
「はぁい。あら珍しい、何か私に用事でもありました?」
82 :
桜庭 奏:03/06/08 23:37 ID:JYZ4wCW4
>>81 杏樹が部屋にいたのでほっとする。
「こんな時間にごめんなさい。
あの、一昨日の夜、椿梓紗さんから封筒を預かったんです。直接渡して欲しいって言われたので。
妹さんですよね?」
>>80 言い訳をするみかさが手にしている首輪に目が行く。
(そう言えば、久しくここも使ってないようだしな…ふむ)
「ならどうして"それ"から手を離さないんだね。それに…」
ドア横に立てかけてある箒を手にしてみかさの前に見せる。
「今、君は掃除中ではなかったのかな?
サボってに道具ばかり見とれているとは、いけない子だ」
みかさに近付くと、手にしている首輪を奪い彼女の首にゆるく巻きつける。
>>83 >サボって道具ばかり見とれているとは、いけない子だ
「ち、違います、これは……あっ……」
首輪を奪われると、手馴れた手付きで主人に装着させられ、わずかに抵抗する素振りを見せる。
「こ、こんなの……い、いえ、何でもないです…」
自分に非がある事が分かっているのか、もじもじと身体をよじらすばかり。その度に、首輪に付いた鎖がジャラジャラと音を立てて地下室に響く。
85 :
椿 杏樹:03/06/08 23:46 ID:xjQUTvrC
>>82 梓紗、という名前に目を丸くするがすぐ元の表情に戻る。
一応奏の手から、封筒は受け取る。
>妹さんですよね?
「いいえ?誰でしょ。私に妹だなんて、何かの間違いじゃないかしら〜」
「えい。」
にっこり笑うと、
奏から受け取った封筒(中身は伯爵からの書類)を封も開けないまま、まっぷたつに破る。
>>84 みかさに付けた赤い首輪から伸びている鎖を、飼主のように手にぐるぐると巻きつける。
「いやよく似合う。実は最近これは、君の為に買った首輪だったんだが…。
どうだね。みかさの茶色い髪には合っているだろう」
みかさの顎に指を添えると、唇を舐めて囁く。
「さて…。掃除サボりの悪い子には何をして貰おうかな?」
87 :
桜庭 奏:03/06/08 23:57 ID:JYZ4wCW4
>>85 >「いいえ?誰でしょ。私に妹だなんて、何かの間違いじゃないかしら〜」
(…あれ?)と思うが、誰にでも色んな事情があるのだと思い直し、気にしないことにする。
それよりも、封筒を手渡しできてほっとしたのも束の間で、杏樹が封筒を破ってしまったのを見て真っ青になる。
(そういえば、梓紗さん、今まで封筒を送っても無視してばっかりだったって言ってたかも!)
だとしても、目の前で渡したばかりの封筒が開封もされずに破られてしまっては、『渡した』と言っていいのか分からない。
「あ、あの…、いいんですか?見なくて……
おせっかいかもしれないけど、わざわざこの屋敷まで届けに見えたんですよ?開封もしないなんて…」
と言いながらも、頭の中はあのときの梓紗のセリフ(
>>39)が頭を回っていて呆然としている。
ちなみに、封筒を間違えて渡したことにはまだ気付いていない。
>>86 「あ……御主人様、私の為に……?」
一瞬怪訝な顔をするが、もしや掃除の担当を決めたのは主人では?等と考える。
>みかさの顎に指を添えると、唇を舐めて〜
「…ふぁ…ん、んぅ……」
うっすらと顔に赤みが増し、やや潤みを帯びた瞳のままで跪いて言う。
「私へのお仕置きは…御主人様へ奉仕でしょうか?それとも…」
やはり最近の記憶の件以来、屋敷の事については従順になったような感じでもある。
89 :
椿 杏樹:03/06/09 00:08 ID:4/Ble7CI
>>87 >あ、あの…、いいんですか?見なくて〜
「いいのよ。どうせ大したものは入ってないし、いつもゴミ箱に捨てて…。あ」
『しまった』というような顔をして口を押さえる。
「まあ大丈夫だから、気になさらないで?ね。ではおやすみなさい。よい夢を〜」
奏の肩をポンポンと叩くとごまかしつつ早々に部屋のドアを閉じる。
破った封筒の残骸をゴミ箱に入れて、ひと仕事終えたようにふうっと息を吐く。
「まったく、ここまで来ても何を言われても無駄なのにねえ…。
私は今はただのメイド。名無しの御主人様のものなんだから」
最後の方で顔を少し赤らめて微笑む。
>>88 妙に従順なみかさの様子に、少し疑問を抱く。
(何か様子が少しおかしいような気もするが…。前の怪しげな男のせいか?)
>私へのお仕置きは…御主人様へ奉仕でしょうか?それとも〜
「そうだな。丁度跪いているし、これに君の得意な奉仕をして貰おう」
鎖を自分の方に引き寄せ、みかさの顔を自分の股間に近付ける。
「胸を使ってもいいし、ただしゃぶるだけでもいい。それは君に任せるが
中途半端な奉仕しかしなかった場合は…もっと強いお仕置きをしなくてはならんな」
まるで飼い犬のようなみかさを見下ろすと、ニヤリと笑う。
91 :
桜庭 奏:03/06/09 00:24 ID:9DDoeoxP
>>89 『いつもゴミ箱に…』の部分で、つい眉根を寄せてしまうが、『大丈夫』と言われ渋々という感じで挨拶をしてから部屋を去る。
(杏樹さんもなにか訳ありなのかな…。そういえば、この前伯爵様が瑞葉さんも私と似たような感じでここに来たって言ってたし…。
私も、言ってしまえば逃げてきちゃっただけだし、何の解決にもなってなかったらどうしよう…)と思いをめぐらせる。
しかし、封筒のことは、破られてしまったにせよ、手渡ししたことには変わりない、と思うことにし、あっという間に立ち直る。
今度はもう一度主人を探しに行くが、今までの仕事の配分からか地下室の存在は知らないので、結局主人を見つけることを出来ず、首をかしげて部屋に戻る。
>>90 「はい。わかりました」
ぐっ、と鎖で引っ張られて主人の股間の前に引き寄せられると、やや躊躇った後に主人のズボンと下着を脱がして半立ちの逸物を露出させる。
「失礼しますね…。ん…ちゅっ…はぁっ、んむ…ちゅ…ん…んぐ」
逸物の先端に口づけをすると、手で幹の部分を支えながら、主人のものを一心にしゃぶり始める。
時折唾液を多く絡めて音を立てたり、熱い吐息を吹きかけて、上目遣いのまま、大きくなっていく逸物のその先に舌を絡める。
「くちゅ…あはっ、ん、ん…ん…」
やはりここでも、躊躇いが無くなったせいかより淫らに、そして上手になったように見えたりする。
>>92 「ぐ…、うっ」
積極的に逸物を舐めるみかさの技術に、仕事疲れというせいもあり
少々押されたような感じで手近な椅子に腰掛ける。
「いや、いつになく一生懸命でいい事だ…。しかし、以前までのみかさとは少し
違う感じもするな。大人しすぎると言うか…」
上目遣いのみかさと目が合う。
「みかさは故郷の彼にも、このようにしていたのかね?これは若い男には耐えられないだろう」
以前みかさの昔の写真を、偶然目にした事があったような気がするのを思い出し、
試しにそのような質問をしてみる。
>>93 主人の逸物の裏筋に舌を這わせていたが、[故郷][彼]という言葉に敏感に反応する。
普段ならば強烈な言葉責めなのだが、当の本人は潤んでいた瞳をさらに涙ぐませ、奉仕を一時止める。
「私…この前からここの屋敷に来るまでの記憶…ほとんど思い出せないんです。昔の写真を見て…時々どこかで思い出せそうになるのに…」
主人から視線を逸らし、悲しくなったのか主人の逸物を握ったまま、ぼそっと呟く。
「この屋敷の事しか…今の私にはわからないんです。だから…」
そういい終わらぬうちに、メイド服の上部をはだけさせ、下着もずらして再び違う奉仕の準備にかかる。
>>95 >私…この前からここの屋敷に来るまでの記憶…ほとんど思い出せないんです
「なるほど。相当なショックだったようだ…。
今回は私が仕事で屋敷を空けている内の出来事で、責任も感じている。
警備の業者にも来て貰う手配はしているし、近い内にカウンセラーでも呼び寄せようか」
悲しげに目を背けるみかさに優しく言うが
自分から服をはだけさせる彼女を邪魔するように、鎖を更に引っ張る。
「しかし、今日のお仕置きはお仕置きとしてきっちりやらねばな」
引っ張られるみかさを自分の上に座らせると
両足を大きく開き、ショーツを膝あたりまでずらす。
>>96 「…御主人様…。きゃっ!?」
神妙な面持ちで主人の言葉を聞いていたが、急に鎖で引っ張られて主人に抱きかかえられるような格好になる。
>両足を大きく開き、ショーツを膝あたりまで〜
「あっ!ダメです…まだ、私のしなきゃならない奉仕が…。んぁっ…」
ずらされたショーツは既に湿り気を帯びており、そのせいなのか恥ずかしそうに目を閉じ、主人が自分をどうするのかじっと待つ。
>>97 >まだ、私のしなきゃならない奉仕が〜
「気が変わった、しゃぶるのはもういい。
十分満足させてもらったから、今度はこっちだ…」
みかさの乳房に吸い付くと、鎖を持っていない方の手で股間のあたりを弄り始める。
指でゆっくりと水音をさせながら秘所を数回撫でると
顔を近づけて舌で愛撫する。
膨らんだ逸物をみかさの体にこすり付けるように、椅子に座り直す。
「ご、御主人様ぁ…。……んぅ…あふぁっ…くぅ…あぁ…いいです…すごく、いい……ふぁぁんっ!」
胸に吸い付かれたかと思うと、今度は濡れた秘裂をまさぐられ舐めまわされ、つい歓喜の声を漏らしてしまう。
>膨らんだ逸物をみかさの体にこすり付けるように〜
「あぁ…熱いの…来てますぅ…。はぁっ、早く、これ…やぁっ…早く…これぇ…」
既に主人を迎え入れる準備の整ったそこに逸物を擦り付けられ、挿入を待ちわびるかのように溢れる愛液が、主人のものをトロトロに包みこんでいく。
>>99 (やはり少々素直すぎやしないか…?以前を知っているだけに、何か違和感があるような。
記憶喪失は強いショックを改めて受けると直ると噂では言うが、どうだろうか…)
そんな事を思うと、挿入したい衝動を堪えて突然立ち上がる。
椅子から崩れ落ちたみかさの鎖を壁に固定し、棚の引き出しからバイブを取り出す。
「みかさ。忘れては困る、これはあくまでも『お仕置き』だぞ。
そう君が早く早くと喜んで急かすようでは、お仕置きにならないだろう。ん?」
笑顔で口調はやたら優しいものの、壁に繋がれたみかさの秘所に自分の肉棒ではなく
電動のバイブを「強」にしてゆっくり中へと沈める。
悶えるみかさを残し、身支度を整えると地下室を出て行こうとする。
「私は大事な資料を取りに行ってくるから、そのまま少しここに居なさい。
なに、仕事の書類をまとめて一時間もすれば戻って来れるだろう…。
そしたら君の望む物も、たっぷりあげようじゃないか」
お仕置き中のみかさが他のメイドの目に触れないように鍵をかけてから、
地下室を後にする。
「あ……?ご主人、様?」
挿れてもらえると思っていただけに、何やら予想が外れた、というような顔をして主人を見る。
>これはあくまでも『お仕置き』だぞ。
そう言いつつ、笑顔でバイブを挿入されると、大声が出そうなのを必死に耐えて歯を食いしばる。
「んう…ぐ…んむぅ…。はぁ、あぁ………」
>一時間もすれば戻って来れるだろう…。
「そんな…一時間も、ですかぁ…?」
とろんとした目のままでそう言うが、主人はあっさりと出て行ってしまう。
「あ…あ……行っちゃった……。やっ…ああああっ!!」
主人が去った後には、ただ電動音、鎖の音、そして湿った嬌声だけが残る。
「やれやれ。どうしたものかな…。ああいうのも可愛らしいが
やはりあの跳ねっ返りな性格が戻らないと、なぜか物足りない感じだ」
記憶喪失のせいで若干しおらしくなってしまったみかさを、改めて心配する。
「そういや伯爵の奴が重要書類を届けると言っていたのに、まだ来ないな。
あれが無いと困るんだが…」
書類をまとめつつ呟く。
自室に篭って何やら薬品の調合をしている。
「まったく…主人も何で急にそんな無茶な注文を…。俺の専門は薬学じゃないのに」
いつもの怪しげな薬だけでなく、今回は特注の精神治療系の薬まで頼まれたらしく、文句を言いながら調合を続ける。
(´-`).。oOそういえばみかさタンの絵を描いてくれるって言ってた絵師さんは何処へ行ったんだろう・・・?
>>104 画像にも萌えたが、「尽くしてあげちゃう」ってのにも萌えた…ハァハァ
入浴を終えると、私室ではなく控え室で
雑誌を広げて眺めながら髪を拭いている。
108 :
桜庭 奏:03/06/09 22:58 ID:9DDoeoxP
あとは寝る準備をして寝るだけなのだが、昨日に引き続きまだ主人に会えず途方に暮れている。
(同じ屋敷にいるのに、これだけすれ違うってどういうことよー…
手渡しじゃなくていいなら、御主人様の部屋の机に置いてくるのに!)
一日の疲れが出たのか「ふわぁ・・・・・・」と
大きなあくびを一つする。
110 :
桜庭 奏:03/06/09 23:08 ID:9DDoeoxP
主人を探しながら廊下を歩くが、あまりの見つからなさに疲れた表情である。
雑誌をラックに戻すと、早めに下がることにする。
自分を探している者がいることなど露知らず
私室で葉巻を吹かしている。
113 :
桜庭 奏:03/06/09 23:14 ID:9DDoeoxP
探しながら歩き、厨房を通りかかると、のどの渇きを覚えてそのまま厨房に入っていく。
(手渡しするのがこんなに難しいことだとは思わなかった。御主人様もふと厨房に来たりしたら好都合なのに…)
114 :
秋山 麗:03/06/09 23:18 ID:JlafcAhN
不要な雑誌類を束ねている。
「・・・・・・晩酌でもするかな」
鈴をならそうとするが、ふと気分をかえて腰を上げる。
「自分で好きなものを見繕った方がいいな」
そうつぶやくと厨房へ向かう。
117 :
桜庭 奏:03/06/09 23:22 ID:9DDoeoxP
自分で緑茶を入れ、くつろぐ。これからまた主人を探しに行くと思うと束の間の休息である。
(そうだ、もしかしてもう部屋にいたりするかも。)
しかし、主人を探して広い屋敷を歩きまわっていたので、まだ行動する気にはならない。
厨房にたどりつくと、中に奏が入るのに気づいて
悪戯心が芽生え、しばらくひっそりと様子を伺っている。
「さて、いつ見られているのに気づくかな・・・・・・」
昨晩の事があってか、首筋の痕を気にしつつ廊下を歩く。
122 :
桜庭 奏:03/06/09 23:36 ID:9DDoeoxP
すっかりくつろいでゆっくりお茶を飲んでいたが、そろそろ…と重い腰を上げ、入り口のほうへ向く。
すると、こっそりと様子を伺っていた主人と目が合う。
「あ!!御主人様!」思わず大きな声を出してしまうが、時間を思い出し慌てて口に手を当てる。
そして、ほっとして気が抜けた表情になる。
「よかったー…。ずっと探してたんです。」
123 :
秋山 麗:03/06/09 23:37 ID:JlafcAhN
「よいしょ、っと」
雑誌を束ね終えると、部屋の隅に置く。
まあ、目ぼしい雑誌は別に取っておいてあったりもするが、
「ふぅ、これでよし、と」
一息つくと、片付けていた部屋を出る。
>>122 「なんだ、意外に早く気がついたものだな」
幾分つまらなさそうにつぶやく。
「ところで、探していた、というのはどういうことだ?」
見回りを兼ねて玄関の戸締りを確認し、歩き始める。
127 :
秋山 麗:03/06/09 23:45 ID:JlafcAhN
ふと、厨房に差し掛かったところで主人を見つけ、反射的に身を隠す。
(誰かが厨房にいる……? となると、運がよければしばらく部屋には戻らない……か)
そう考えると、主人に気取られないように、その場を後にする。
128 :
桜庭 奏:03/06/09 23:46 ID:9DDoeoxP
>>124 封筒をポケットから出しながら答える。
「これです。この前…もう、一昨日くらいに伯爵様から手渡してほしいと頼まれてたんです。
でも、ずっと御主人様に会えなくて…。遅くなってスミマセンでした。」
封筒を主人に向けて差し出す。
129 :
桜庭 奏:03/06/09 23:46 ID:9DDoeoxP
>>124 封筒をポケットから出しながら答える。
「これです。この前…一昨日くらいに伯爵様から手渡してほしいと頼まれてたんです。
でも、ずっと御主人様に会えなくて…。遅くなってスミマセンでした。」
封筒を主人に向けて差し出す。
>>128 「ん? 伯爵からか。ありがとう」
封書を受け取ると封を破って中を見る。
「・・・・・・なんだこれは? オーケストラのチケット?」
伯爵の意図が分からず、首を傾げる。
「こんなものより例の書類を早くしろと言うのに」
「……やっと出来た。一晩で作れとは主人も無茶な要求をするな…」
目の下を紫色にしながら、完成した薬を持って部屋を出る。
「さて、後は誰がこれを飲ませてから一肌脱いでくれるか、だな」
どう見ても一般には入手し得なさそうな、その液体を持ってぶらつく。
133 :
桜庭 奏:03/06/10 00:02 ID:pzKD009Q
>>131 >「・・・・・・なんだこれは? オーケストラのチケット?」
「…あ、ホントだ。いいですね、クラシックコンサートかぁ。」
などと、まだ封筒を間違えたことに気付かず呑気に相槌を打つ。
>「こんなものより例の書類を早くしろと言うのに」
が、このセリフを聞き、前の伯爵の言葉(
>>55)を思い出す。
「あれ、伯爵様は重要な書類だから…などとおっしゃってたような……」
と言いながら、間違いに気付きだんだん青くなる。
「ご・・御主人様、私、とんでもないことをしてしまいました。
ちょうどその日、杏樹さん宛にも封筒を預かってて、それがそっくりな封筒だったんです。
そして、杏樹さんに渡した封筒と間違えてしまったみたいなんですが……」
ここで、杏樹に渡した封筒がどうなったかを思い出しながら口を押さえる。
「あの、杏樹さんはその封筒を破ってしまったんです……。
ごめんなさい。封筒を間違えてしまった私の責任です。
御主人様にも伯爵様にもとんでもないことをしてしまいました。」
深く頭を下げ、スカートを握り締める。
134 :
秋山 麗:03/06/10 00:03 ID:VafuRHxp
>>132 主人の部屋へ向かう途中、伊達と遭遇してしまう。
まさか無視して進むわけにもいかず、挨拶をする。
「こんばんわ、伊達様」
>>133 奏の言葉を聞くうちに、どんどん表情が厳しくなっていく。
「・・・・・・なるほど、そういうことか・・・・・・・
まあ中を確かめなかった杏樹の責任も後で問うとして
奏にもきっちりと責任をとってもらわないとな」
奏のあごを指で摘んで上を向かせる。
「お仕置きだ」
>>134 眠たそうな目で廊下歩くと、麗に出会う。
「ああ…麗さん、こんばんは」
ぼんやりとした態度で言うが、直後にはっ、と我に返って何やら黙考し始める。
(彼女なら条件にも合う…いやしかし女性相手で効果がでるのか…む、難しい)
「あー、実はだな。君は……留萌君の事をどう思ってる?」
何やら考えた末に、まずは唐突に話しかけて麗の反応を見て決めることにした模様。
薬瓶はさりげなく見えるか見えないか、しいう感じで持っておく。
137 :
桜庭 奏:03/06/10 00:15 ID:pzKD009Q
>>135 「御主人様、杏樹さんは悪くないです。私が、封筒を間違えてなかったら何も無かったんですから…。
杏樹さんには、責任を問わないでください。お願いします。
私は、いくらでも責任をとりますから。」
と言いながらも、はじめてのお仕置きに恐怖の色は隠せない。
138 :
秋山 麗:03/06/10 00:17 ID:VafuRHxp
>>136 「……は? みかささん……ですか?」
脈絡無く質問され、一瞬回答に困るが、
「そうですね……素直な子、だと思います。
最近は、記憶があやふやになってしまったみたいで、少し心配しておりますが……」
難しい顔をしながらそう答える。
>>137 「さて、どうしようかな。奏が頑張ってお仕置きに耐えられれば考えようか。
・・・・・・・とりあえず服を脱ぎなさい。下着まで全部、だ」
そう言うと、厨房内の秘密の隠し場所を探り
色々と淫具を漁りだす。
140 :
桜庭 奏:03/06/10 00:25 ID:pzKD009Q
>>139 (え、もしかしてお仕置きってこういうことなの?)
と絶句するも、覚悟を決めて、ゆっくり服を脱ぎ始める。
主人が見ていないうちに脱ぎ終え、服で身体を隠したままである。
「…御主人様、全部脱ぎました。」
>>140 奏の姿を見て、ふう、と一つため息をつく。
「奏、それでは奏の姿が見えないじゃないか。
ちゃんと服はこちらに渡しなさい。
それで腕は身体の横に、だ」
そう命令すると、腕を伸ばして服を引っ張る。
「それと、これをまずはつけてみなさい」
そう言って差し出したものは
バイブとそれを固定するための革バンドである。
>>138 「ふむ。なるほどね」
得心した様子でポケットから濁った液体の入った薬瓶を取り出す。
「…で、これが主人が私にら頼んだ…まあ、わかりやすく言うと《記憶回復薬》の一種なんだが…」
一瞬「???」といった態度を示した麗に、やたら説明口調で話し出す。
「この薬を使うと…被使用者は夢見心地でが半睡眠状態になる。
…で、被使用者の知っている人物が、思い出させたい事をキーワードやら何やら使いつつ、忘れるきっかけに近い状況に仕立てて思い出させる。
まあ、今回の事は聞いているから、それ用の主人が使うようないつものあっち系の薬も少し入ってるんだが…」
と、言った所で少し黙ると、声のトーンを落として言う。
「ただ、この薬には一つ問題があるんだよな…」
143 :
桜庭 奏:03/06/10 00:36 ID:pzKD009Q
>>141 服を主人に渡し、バイブと革バンドを受け取るが、どうすればいいのか分からない。
「えっと……これは…どうすれば……」
とバイブを見ながらつぶやくが、その形を見て、あるものが思い浮かび真っ赤になる。
「つけてみるって、もしかしてこれを、…あそこに入れるっていうことですか?」
144 :
秋山 麗:03/06/10 00:39 ID:VafuRHxp
>>142 伊達の説明を聞きながら、頭の中で組み立てていく。
(ショック療法みたいなものか……でもきっかけに近い状況って……
つまり、彼女の知り合いに犯させろ、と……とんでもないものを……)
記憶喪失を知ってから、詳しい経緯を知ったのだが、それだけに衝撃が大きい。
「……それで、問題とは……?」
>>143 >あそこに入れるっていうことですか?
「もちろんだ。ああ、入れたらその革バンドで固定するんだ。
ちょうどショーツみたいな形になっているだろう?」
ニヤニヤ笑いながら命令する。
「きちんと奥まで入れたら、スイッチも入れておくんだぞ?
ほら、早くしなさい。それとも・・・・・・手伝って欲しいのかな?」
せかすように奏に手を伸ばす。
146 :
桜庭 奏:03/06/10 00:45 ID:pzKD009Q
>>145 主人の言葉を聞き、ショックで呆然とする。
(『物』を、あそこに入れるなんて……)
思わず「いやだ」と言いそうになるが、『お仕置き』なので言葉をのみ込む。
>「きちんと奥まで入れたら、スイッチも入れておくんだぞ?〜
「!い、いえ。自分でやります……。」
と言うが、慌てているので、濡れてもいないのに入れようとし、思わず「痛っ」と声に出してしまう。
>>146 奏が悲鳴を上げるのを聞いて、後ろへ回り込むと
小ぶりな乳房を撫で、頂点のつぼみを刺激し始める。
「やれやれ・・・・・・やっぱり手伝わないとダメみたいだな」
首筋から耳にかけて、舌で舐め上げながら
手をいやらしく奏の肌に這わせる。
「濡れてきたらちゃんと自分で入れるんだ。
それとも私に入れてもらいたいのかな、奏は?」
>>144 「うーん、それなんだが。まあ、同じ《ような》状況は君次第でどうにかなるとして…」
そう言うと、短めの刈っている頭を小難しそうに掻く。
「君は…鳥とかの刷り込み効果ってのを知ってるかい?…うまく記憶が戻ると、薬の効果が切れるまでに最初に見た人に、その刷り込み…というかより慕うというか、そんな効果が出るんだよ。最も、目隠し使えばいいんだけどね」
使いようによってはとんでもない事も出来る薬である。
「君は前々から…その、留萌君と何度か《ある》ようだけど、もしそうなってもいいものか、ってね。それ以上になりかねないし」
さりげなく屋敷一の覗き魔である事がばれるような事を言いつつ、麗の方を見る。
149 :
桜庭 奏:03/06/10 00:58 ID:pzKD009Q
>>147 >「やれやれ・・・・・・やっぱり〜
主人にそう言われ、情けないやら恥ずかしいやらで涙目になる。
「ごめんなさい…。御主人様の手を煩わせてしまって。」
自分でもなんとかしてみようと試みるが、主人の愛撫に感じてきてあまり思うように出来ない。
>「濡れてきたらちゃんと自分で入れるんだ〜
「はい……自分で、入れてみます。」
そっと自分の秘部に手をのばし、濡れてきたのを確認すると、バイブの先端をあててゆっくりと入れていく。
まだしっかり濡れたわけではなかったので、少し顔をしかめながら挿入し、最後まで埋め終わると先ほどの革バンドをつける。
150 :
秋山 麗:03/06/10 00:59 ID:VafuRHxp
>>148 「……要は、惚れ薬みたいなもの、ということですか……」
全てを聞き終えてから、考え込む。
(まあ、相手を無理矢理、っていうのは初めてじゃないからいいけど……
知り合いだから、人を雇うのは不可。一番いいのは彼氏にやってもらうことだけど、そういうわけにも行かないし……
かといって、そういう関係になろうものなら、仕事に支障が出ても……)
難しい表情で、あれやこれや思考する。
>>149 「ふむ・・・・・よしよし、なかなか頑張ったじゃないか」
もっと抵抗するかと思っていたが
素直にバイブを挿入し、固定したので
感心して頭を撫でてやる。
「このくらいのことは、これから客人たちにも要求されるかもしれないからな。
要領は覚えておきなさい」
>>150 「まあ、惚れ薬に近いといえば近いかな。以前の記憶も戻る上に慕われるからなあ。君にとっては厄介だろ?」
麗が考えている事など気にせずに言い続ける。
「どうする?君がやってくれるなら頼むし。こういう事には慣れてそうだし、あのコックの若造よりは上手く出来そうだしね」
ちょっと不審感を持った態度でそう言いつつ、麗の目の前で薬瓶を軽く振る。
153 :
桜庭 奏:03/06/10 01:09 ID:pzKD009Q
>>151 >「ふむ・・・・・よしよし、なかなか〜
頭を撫でられ、ほっとした表情になる。
あそこの異物感には慣れず、まだ変な感じがして、どこか変な表情だが。
>「このくらいのことは、これから客人たちにも要求されるかもしれないからな〜
そんなことがあったらイヤだなと思いつつも、「はい」と返事をする。
「あの、…これで、許していただけるんでしょうか」
主人を見上げながら言う。
まだあそこが気になり、(いつ取っていいんだろう…)と考える。
>>153 >これで、許していただけるんでしょうか
「うん? 何を言ってるんだ」
またも厳しい表情になる。
「今のはあくまで予行演習。
明日にでも奏には、それをつけたままで伯爵のところへお遣いにいってもらう。
もう一度、例の書類をもらってくるんだ。
その時はスイッチもきちんと入れるんだぞ」
言うだけ言うと、奏をとりあえず腕の中から開放する。
「では今晩はここまでだ。一先ずバイブを抜いていいぞ。
明日まで預けておくから、大事にしなさい」
奏の尻を軽く撫でると、厨房を後にする。
155 :
秋山 麗:03/06/10 01:19 ID:VafuRHxp
>>152 「まあ、確かに柏葉さんは……」
と先を言いかけて、
(あれ以上あっち(瑞葉)の関係をややこしくしたら、どうなることやら……)
そう思ってため息を吐く。
「わかりました……今、男手はほとんど出払っておりますし……志保さんに手間を掛けさせるわけにも参りませんし……
なんとか、上手くやってみることにします」
そう答えて薬を受け取る。
どうやら、志保以外のメイドが行う、という考えは無いらしい。
>>155 「悪いね。よろしく頼むよ」
自分がやれ、とでも言われるかと思っていたが、とりあえず言われなかったのでほっとする。
(俺も無理だしな…)等と思いつつ、薬を渡して付け加える。
「まあ…文句や何か他にあったら主人に言っておいてくれ。私に作るように言ったのは主人だしね」
そう言うと、麗と別れて部屋に帰ろうとする。
157 :
桜庭 奏:03/06/10 01:28 ID:pzKD009Q
>>154 >明日にでも奏には、それをつけたままで〜
(そうだった!大事な書類だったのに、これだけ…って言ってもかなりつらいけど、
それで済むなんて都合が良すぎだったかも…で、でも……今より大変な状態でお遣いに行くなんて……)
だんだん顔色が悪くなってくるが、なんとか「分かりました」と返事をする。
>「では今晩はここまでだ。一先ず〜
真っ赤になりながら主人を見送るが、この状態を誰かに見られたら困るので、急いで服を着てバイブを抜き、
ここに来たときと同じ格好になる。バイブと革バンドを持っていたハンカチで包み、急いで自室に戻る。
(…困ったことになっちゃった。どうしよう〜。ホントにやんなきゃいけないのかな。
私、今度からもう絶対、絶対に失敗しないようにしよう。)と固く心に誓う。
158 :
秋山 麗:03/06/10 01:33 ID:VafuRHxp
>>156 去り際に主人の名を出されて、ふと思う。
「ご主人様がなさっても、いいような気もしますが……
……あっ! 申し訳ありません、今のは忘れてください……私、ご主人様の手を煩わせるようなことを……」
無意識に呟いたことを、慌てて弁解する。
「とりあえず、詳しいことはご主人様と決めさせていただきます。
伊達様、ご苦労様でした。お休みなさいませ」
薬の入ったビンを大事そうに抱えながら、礼をする。
>>159 「ああ、お疲れ様。…主人には…いや、何でもない」
何か言いかけてやめ、そのまま立ち去る。
「主人とであの効果が起こると余計面倒な事になる気がするんだが…」
もとの勝気モードに戻ったみかさが、瑞葉と主人を巡って一悶着起こす光景を想像しつつ、疲れた表情で自室の書斎へ。
160 :
秋山 麗:03/06/10 01:44 ID:VafuRHxp
>>159 結局、伊達との一件で『隙を突いて主人の書斎捜索』という案がお流れになり、薬を持ったまま自室へ戻る。
「さぁて、どうしようかなぁ……これ……」
薬を机の上に置いて、今更ながら受け取った事を後悔する。
「あたしが実行するとなると……かなり大掛かりな芝居を打たないと、いけないわよね……」
何も知らない様子で自室でくつろぐ。
《目隠しすればいいんだが…もし外れたら…麗さんは大変だな》
そんな伊達の独り言が廊下から聞こえたが、あまり気にせずベッドに入る。
(´-`).。oO(準備がまだ終わってないんだけど…一応うp)
>105
あっしは絵師なんつう立派なモンじゃないんで
あんま叩かないでくらさい…
>みかさ氏
ストレンジャーの分際でいきなしこんなこと言うのもなんですが
10枚のエロ絵で(メル欄参照)お話みたいのを作るつもりなので
もし良かったらたらみかさ氏にSS書いて貰えたら泣いて喜びます。
オッケイよんて場合はメル下さい。
ふざけんなハゲそんな暇ねぇよって場合は放置して下さい。では。
「……書類を見たのなら、そろそろ主人から連絡が来るはずなのだが……」
スケジュール帳を見ながら、どうしたのだろうという感じで首を傾げる。
「まさか、あまりの腰痛に書類に目を通せる状態ではない……とか?」
そんな訳ないと頭を軽く振ると、フッと笑みを浮かべる。
「新人のメイドとはいえ、たかが封筒を渡すだけの事を失敗したとも
思えない……もしや、まだ渡していないのか……?」
煙草に火をつけて吹かせると、まだ書類が渡っていないという可能性を
考え始める。そして、ひとときの一考の後、メイドを呼び出す。
「近々、主人の屋敷から使者が訪ねてくるかもしれない。客室を
"あの"状態にして整えていてくれたまえ」
曇り空を見上げながらそう命じると、引き出しから新しい書類用紙を取り出す。
みかさ画像イイ!ポニテで無くてもイイ!
ちなみに104は「尽くしてあげちゃう」っていうエロゲーのヒロインだったはず。
明るく元気で幼馴染に一途・・・とかって設定のはず。・・・ちょっと似てるね。
感激してつい脊髄反射レスしてしまった・・・反省。書き込んで冷静になったら名前忘れてるし何か自作っぽく見えちゃうし。
162氏、本当に嬉しいです。即保存させていただきました。
この前からメール機能が調子悪すぎなので、スレ汚しで叩かれる覚悟でここに書かせていただくと、実はこの板のとあるスレでヘタレss書いてます。
昔書いた物を改訂して貼った所、同キャラで書いてとリクがあったので、毛色の違うのを現在2作程。・・・これ読んであんな感じの文で良かったらぜひ書かせてもらいます。
スレの検索ヒントはメル欄ラストで。
スレの皆さん、長々とごめんなさい…。
「どもー、こちら宛の電報でーす」
屋敷の玄関に現れた電報配達人は、彼を出迎えた屋敷の者に1通の電報を手渡すと
受け取りのサインを求めた。
屋敷の者が伝票にペンを走らせ、その電報を手渡されたことを印し終えると
伝票配達人は軽く一礼し、その場を後にした。
手渡された電報は一般的な封筒ではなく、えらく損傷の激しい通信筒に納められている。
その外見に怪訝そうな表情を浮かべながら屋敷の者は、中身を取り出した。
『お屋敷からお送りいただいた資料は確かに受け取りました。
こちらが落ち着いたらしっかりと目を通し、対応させていただきます。
15〜20日頃にはお屋敷に戻れるかと思われます。
それと前後する形での作業となりますので、あらかじめご了承ください。
それでは又、お屋敷にて皆様とお会いできる日を楽しみにしつつ。
名無しの執事』
167 :
椿 杏樹:03/06/10 22:58 ID:NQJV6D/N
「…で。…というわけだそうですよー、と。」
屋敷あての電報を見ながら、メイドの回覧連絡帳にその旨を記しておく。
同時に届けられた
>>162の絵を見てほれぼれと溜息をつく。
「んんー、なんて可愛いんでしょ。
これはぜひ御主人様に、画廊に飾っていただかないとだわ」
廊下に飾ってある壷を丁寧かつ慎重に拭いている。
自室の掃除をしている。
「最近、まともにお掃除出来なかったからねぇ……うわ……」
部屋の隅の埃を見て、思わず顔をしかめる。
「いくら嬉しかったからって、はしゃいで取り乱すのはいただけないな…」
自嘲気味に、自室で何やら愚痴る。
171 :
秋山 麗:03/06/10 23:18 ID:VafuRHxp
>>162の絵を複雑な表情で眺めている。
(絵に文句は無い……ううん、むしろ感動的ですらある。……でも時期が悪いというか何というか……
近いうちに、この本人を陵辱しなきゃいけないのよ……あたし……)
伊達から渡された薬の事を思い出し、沈痛な面持ちでため息を吐く。
172 :
椿 杏樹:03/06/10 23:20 ID:NQJV6D/N
談話室に移動し、古いレコードやビデオを物色している。
「これがいいかな…」
クラシックのレコードを一枚、年代物のプレーヤーに掛ける。
今度はハタキをかけて回っている。
「傷つけたりしないように気をつけないといけませんわね・・・・・・」
ついつい力が入り過ぎそうになるのを抑えてホコリを落としていく。
175 :
桜庭 奏:03/06/10 23:29 ID:pzKD009Q
主人から伯爵家までの地図を受け取り、準備(
>>154の格好)をしてから出掛けるが、すぐにスイッチを入れた状態では歩けなくなり座り込む。
(伯爵様のところに着くまでスイッチを切っててもバレないよね……?バレたら…こわいけど、こんなんじゃ歩けない〜…)
周りを見回してから化粧室に入りスイッチを切ってから、傘を差して出かける。
久しぶりのお出かけ(といってもお遣いだが)なので髪は下ろしてある。
「ふんふんふふ〜ん〜♪」
機嫌よさげに娯楽室の手入れを済ませると、廊下に出る。
177 :
秋山 麗:03/06/10 23:31 ID:VafuRHxp
自室に戻ると、一通りの準備を整えて、再び部屋を出る。
何とか部屋掃除も終わり、両手をパンパンとたたく。
「よし、終了! あとは……」
周囲を見回してから、あれこれするのが面倒になってくる。
「明日でいっか……」
珍しくいつもの調理服ではなく、背広を着てネクタイを締めている。
ただの会合かと思えば、急に主人の知人への"養子お披露目会"となったらしく
主人の背広を借り何とかやり過ごす。
「『その髪も黒に戻せ』って言ってたけど…。急には無理だって」
ネクタイを緩めつつ、階段脇の鏡を見ながら茶色の髪を手でいじる。
>>177 空き室と客室チェックをする為に廊下を歩いていると、麗を見つける。
「あ!麗センパイ、こんばんは!……どうか、しました?」
一瞬表情を硬くした麗に疑問を持ちつつも、屈託の無い笑顔で話しかける。
181 :
桜庭 奏:03/06/10 23:38 ID:pzKD009Q
なんとか伯爵宅に到着し、傘を立てかけてから呼び鈴を押す。
屋敷の人を待つ間に、急いでスイッチを入れるが、すぐに立っていられなくなりしゃがみ込む。
(…なんか、すっごいコレ……。早いとこすませて帰らなきゃ。)
階段近くまでやってくると、背広姿の青年がいるのに気づく。
が、いつもの調理服でないために、瀬名であるとは気づかない。
「・・・・・どなたですかしら? ひょっとして、お客様が?」
首をかしげながら近寄っていく。
183 :
秋山 麗:03/06/10 23:45 ID:VafuRHxp
>>180 「み、みかささん……っ! い、いえ、なんでもないんです」
まさか突然鉢合わせするとは思っておらず、思わず声を上げてしまう。
「ええっと……そう、私、少し用がありますので……失礼しますね」
あからさまに言い訳くさい言葉を残して、そそくさと立ち去ってしまう。
だが途中で、ちらちらとみかさのほうを振り返ってるのが、なんとも言えず怪しい。
>>181 掃除道具を片付けた後、部屋へ戻る途中呼び鈴が鳴り
玄関の方を振り返る。
「こんな時間にお客様……? は〜い、今行きます」
そして、扉を開けて、しゃがみ込んでいる奏に気付く。
「えっ!? あ、えっと、奏さん……?! どうしたのっ!?」
そう言うと、奏の身体を支えて立たせる。
「雨も降っているし、取りあえず中に入って……?」
体調がすぐれないのだと思い、気遣いながら客室へと案内する。
「ここで休んでいて。私、温かい飲み物持ってくるから」
そして、客室から出て行く。
>>182 誰かが近寄ってくる足音が聞こえ、横を振り向く。
「!瑞葉さん!!」
瑞葉の姿を認識すると髪をいじるのを止め、かなり動揺する。
(だ、大丈夫だ…大丈夫…。今日もバッチリ薬飲んでるし、たぶん…。
そうだ。謝るなら今がチャンスじゃないか?)
「あ、あの、この前は…」
>>183 麗と何か楽しい話でもできる─そう思っていた所だが、突然麗が背を向けて立ち去ったのを見てかなり慌てる。
「セ、センパイ!?どうしました?私、何か変な事でも……?」
少し怪しげな麗の様子には大して疑問を感じず、自分が何かミスでもしたと思って追いかける。
>>185 「えっ・・・・・・せ、瀬名様!?」
思いもよらぬ正体を知ると、口元を押さえて驚く。
>あ、あの、この前は…
実は主人とのことで、既に機嫌は直っていたのだが
甘い顔をするよりも厳しくした方が面白そうだと思い直し
すっと表情を消すと、目を逸らして冷たい声を出す。
「何でしょう? 私、まだお掃除が残っていますから手短にお願いしますわね」
188 :
桜庭 奏:03/06/10 23:53 ID:pzKD009Q
>>184 出てきたのが、この前仲良くなった五月だと分かって少し安心するが、仕事に失敗してお仕置きの最中だなんて
恥ずかしくて言えず、今の自分の状況を情けなく思いながら、五月に従う。
「ごめんなさい…。大丈夫ですから、あまり気にしないで…」
身体に響く振動に耐えながら、必死に言葉をつむぐ。
五月が部屋から出て行くと、ホッとしてベッドに腰掛ける。
(困ったな、すぐ帰りたかったけど……って、伯爵様を呼んでもらうのを頼むの忘れてた!)
189 :
秋山 麗:03/06/10 23:54 ID:VafuRHxp
>>186 足音で、みかさが追ってきている事を確認しつつ……
そのことに気付いていないかのように、こそこそと周囲をはばかるように、廊下を歩いていく。
(ええっと、この先が地下室で、二つ手前の……)
あらかじめ決めておいた、本来メイドの入室が禁じられているはずの部屋の前に到着すると、
扉の前で周囲を確認してから、こっそりと部屋の中に入っていく。
>>188 メイド長から奏が来たとの知らせを聞いて、ニヤリと笑みを浮かべる。
「主人の仕掛け付きのメイドか……さて、どう調理しようかな」
そう呟くと、自室を出て客室へ向かう。
どことなくぎこちない奏を見て、会釈する。
「ようこそ、奏殿。主人から君が来る事は聞いている……が、どのような
用事でこちらを訪ねて来たのかは聞いていない」
そう言うと、奏の向かいにある椅子に腰を下ろす。
「して、どのような御用向きでいらっしゃったのかな?」
>>189 「センパ〜イ、ちょっと…待ってくださいよ」
逃げるように立ち去る麗を追う足も、次第に速くなっていく。
と、麗が入室禁止のはずの部屋に入っていくのを見つけると、きょろきょろと周囲を確認してからスカートを手で少したくし上げ、今度は走って追いかける。
「麗センパイ、何やってるんですか〜?そこの部屋は入室禁止じゃ…」
部屋の中に入った事が無いにもかかわらず、中をよく確認しないで部屋に走り込んでしまう。
>>187 >何でしょう? 私、まだお掃除が残っていますから手短に〜
「相当怒ってるのは解ってます、
俺の作った菓子なんて食ってられるかってあれほど好きだったデザートを
なんで毎日残してるのかも解ってます!
でも死ぬほど今回は反省(自分の部屋でたっぷり)しました!
ごめんなさい!!」
瑞葉が内心面白がっているのを露ほども知らず、土下座して一気にまくし立てる。
「とりあえず御主人様から『条件付きなら許す』みたいな事は聞いたんだけど…」
瑞葉の表情を下から不安そうに伺う。
193 :
桜庭 奏:03/06/11 00:06 ID:OcxD7TWs
>>190 呼ばなくてもやってきた伯爵を見てびっくりし、あわてて挨拶するが、主人から聞いたという話を聞き納得する。
>「して、どのような御用向きでいらっしゃったのかな〜
「あの、この前預かっていた書類の入った封筒なんですけど……
私の手違いで、ちょうどそのとき預かっていたもうひとつの封筒と間違えて御主人様に渡してしまったんです。
本当に書類が入った封筒は色々あって紛失してしまったみたいで…申し訳ないのですが、もう一度その書類をいただけないでしょうか。
この件で今日はここに来たんです。先日わざわざ屋敷に来ていただいたのに…ほんとごめんなさい。」
話している最中もしばらくどこかもぞもぞしながら話していたが、言い終えると座ったまま深く頭を下げる。
>>192 自分の演技に瀬名が見事にハマってくれているのを確認して
噴出しそうなのを堪える。
「・・・・・・・そうですわね、では瀬名様、お部屋へ連れて行って下さいますか?
瀬名様のお部屋で、ゆっくりと話し合いましょう」
そう言うと、最早瀬名を見ようともせずに背中を向けてしまう。
195 :
秋山 麗:03/06/11 00:11 ID:Ww8kMatw
>>191 「ええ、入室禁止ですよ」
みかさが走りこむのを確認してから、ドアの影に隠れていた麗が、そう言いながらドアを閉める。
彼女の退路を断ってから、ようやくいつもの笑みを浮かべ、
「人のいないところで、あなたと二人で話したかったの。
……あまりあたしに付きまとわないでくれるかしら? 本業がやりにくくって仕方がないの」
いつのも敬語ではなくくだけた口調で、少しずつみかさに歩み寄っていく。
>>193 「なんと、あれほど注意したのに手渡し損ねたのか……」
事情は全て知っているが、あからさまに表情を歪める。
「……そんな謝り方では、私の怒りは治まらないな。
私の前で、土下座したまえ」
そう言うと、脚を組んで奏を睨み付ける。
>>194 「部屋って…え、え?」
立ちあがると、背中を向けさっさと自分を置いて瀬名の部屋へと足を進める瑞葉に
ついて歩く。
(何だろう…。とりあえずこれ以上嫌われるのはハッキリ言ってまずいぞ、俺。
素直に言う事きいとかないと)
見た目はそれなりに主人に似ているのに、メイドについて歩く。何とも奇妙な図である。
自室のドアに貼ってある『反省室』の紙を慌ててはがすと、中に瑞葉を通す。
「どうぞ」
部屋には洋菓子のレシピ本が並び、サッカーのポスターなどが飾ってある。
198 :
桜庭 奏:03/06/11 00:18 ID:OcxD7TWs
>>196 >「なんと、あれほど注意したのに〜
伯爵の静かだが機嫌を損ねた声に、思わず身をすくめる。
「ご、ごめんなさい…」
>私の前で、土下座したまえ」
「はい…」と言いながらスカートを抑えてそっと立ち、伯爵の前に手をついて土下座する。
「ほんとスミマセンでした。今後、絶対このようなことはないようにします。」
情けなさに泣きたくなるが、秘部に入っている物を思うとそういうわけにはいかず、伯爵にばれないように
できるだけあそこをきゅっと締めて姿勢を整え、言葉を述べると頭を垂れる。
>>195 部屋に飛び込んだのはいいものの、肝心の麗は後ろにいて自分の退路を断っている。
「きゃっ…れ、麗センパイ?どうしたんですか、いきなり…?」
>……あまりあたしに付きまとわないでくれるかしら? 本業がやりにくくって仕方がないの
と、そう言う麗の話を聞く。付きまとうな、の所で沈み込むものの、本業とは当然何か分からない。
「れ、麗センパイ、そんな…私…付きまとうだなんて。それに、本業って一体何ですか?センパイはここのメイドじゃ…」
今にもつかみかかるばかりの勢いで近づき、愕きと混乱の入り混じった視線で麗に問う。
>>197 部屋の前に貼ってあった「反省室」の紙に
またも噴出しそうになるが、必死で表情が緩むのを堪える。
中へ入ると、実は同年代の男の部屋に入るのは
初めてだったことに今更気づき、内心穏やかでなくなってくる。
が、あくまで平静を装って、部屋の様子を見渡すと
瀬名に要求を突きつける。
「綺麗に片付いてますのね・・・・・・でも瀬名様も男の人ですもの、
いやらしい本も目に付かないところに結構隠してあるんでしょうね。
・・・・・・・とりあえずそれを全部出して下さいな」
201 :
秋山 麗:03/06/11 00:25 ID:Ww8kMatw
>>199 (侵入者に陵辱されるって状況と、薬の用法を組み合わせると、
あたしの正体を知ったこの子を脅迫する、ってシーンになっちゃうのよねぇ……リアリティ溢れる芝居になっちゃうけど)
まるで全てを知った上で、こういう使い方の薬を渡されたのでは、と疑ってしまうが、とりあえず目先のことに集中する。
「わからない、っていうのは、あたしの演技が上手かったって事ね……」
もはやどこからどこまでが芝居だか、自分でもわからなくなってきたが、
「あたしの主人は他にいるわ。もっとも、話したところで意味はないでしょうけど。
それよりも……問題は、あなたをどうするか……」
そこまで言うと、ポケットから小さなナイフ(ニセモノ)を取り出し、彼女に突きつける。
>>198 頭を下げて、こちらが見えていない瞬間、怪しげに笑みを浮かべる。
「一度ある事は二度ある……当然、三度目もあるだろう。
君のようなメイドは、我が屋敷にも山といる」
そして、すっと立ち上がり、不自然に震えている奏の下半身をちらりと見る。
「……粗相をしてしまい、主人に頭を下げる際はもっと腰を上げた方が
許しを得やすい……このようにな」
そう言うと、奏の腰を掴んで軽く持ち上げる。その瞬間、奏のスカートが
捲れ上がってしまう。
「そうすると、より反省しているように見える……ん?」
露わになった内腿が、愛液によって濡れている事にわざとらしく気付く。
「おやおや……主人にこんな玩具を付けてもらっていたのかね」
>>200 >とりあえずそれを全部出して下さいな
いきなり隠しているエロ本を全部提出しろと言われ更に動揺する。
「なっ!ないよそんな本なんか!!」
否定するが、瑞葉が無言でこちらを睨み付けるので
「…う。」
渋々本棚の隅からそれらしき本を数冊渡す。
「…嘘です持ってます。ビデオも何本か前修行してた洋菓子屋の先輩から貰いました。ハイどうぞ…」
(ん、これを全部処分されるのか?それくらいなら別に…)
>>201 滔々と自分の正体を明かす話をしていく麗に困惑しつつも、おぼろげに話の外郭が見えてくる。そして、極めつけのナイフ。
「!!…そんな、そんな…嘘よ…センパイ、冗談だって言ってよ!」
そう言いつつも、丸く大きめの目には涙が溢れていく。それでも自身のみの危険を感じてなのか、素早く構えに入る。
「センパイ…。そんな物じゃ…。私を傷つけられません…。…何故こんなことになっちゃうのか…残念、です」
つうっ、と頬を涙が流れ、必殺の投げの間合いに入ろうと麗に近づく。
>>203 瀬名が出してきたビデオや本をチラリと見ると
雑誌をいくつかパラパラとめくってみせる。
内心ドキドキしているのだが、必死で表情には出さないように努めている。
「こういうのを見て、やっぱり一人でなさったりするんですの?
・・・・・・私のところにいらして下されば、そんな必要ありませんのに」
あくまで冷たい視線を瀬名に向ける。
「それとも、普段の瀬名様のままでは私を抱けませんか?」
あえて挑発気味に言ってみる。
206 :
桜庭 奏:03/06/11 00:40 ID:OcxD7TWs
>>202 >「一度ある事は二度ある……〜
その言葉を聞きながら、悔しそうに顔をゆがめる。だが、自分では絶対もう失敗しないと思っていても、
実際どうなるか分からないということは自分でよく分かっているので、唇をかみ締めながら黙っている。
>「……粗相をしてしまい、主〜
自分で腰を上げようとするが、伯爵に腰をつかまれ「あっ」と声を上げてしまう。
足がスースーする感じでスカートが捲れ上がってしまったのが分かり、伯爵に着けている物がバレてしまったら…
と恐る恐る後ろを見るが。
>「おやおや……主人にこんな玩具を付けてもらっていたのかね〜
もう後の祭りである。
「こ、これは……今回のことの……」と言いかけるが、事実を言ってもいいのか分からなくなり、語尾をにごらせて黙りこむ。
うつむいて羞恥に耐えるが、伯爵にはこの前優しく接してもらったこともあって、今回の機嫌の悪そうな伯爵に内心余計にびくびくしている。
207 :
秋山 麗:03/06/11 00:44 ID:Ww8kMatw
>>204 (さすがに、あなたと力で渡り合おうなんて、思ってないわよ……)
むろん、そこそこの護身術の腕前はあるが、純粋な腕力の差は歴然なので、別の手を使う。
じりじりと後退しつつ、みかさを誘導していき、
「あたしも、できれば傷は付けたくないわね」
そう答えると、手近な棚から垂れるように伸びていた紐を、思い切り引っ張る。
すると、雑多な物の影に隠れるように置いておいたロープが、彼女の足に絡みつく。
>>206 「ふふ、なるほど。これが主人の奏殿への罰という訳か……。
ここまで来る途中、ずっとこれを装着していたのかな?」
嘲笑したように言うと、奏の腰を抱え込んで下着を一気に剥ぐ。
「ずいぶんと感じていらっしゃるようだ。ほら、聞こえるだろう?」
挿入されているバイブを激しく抜き差しさせて、くちゅくちゅという音を鳴らせる。
>>205 想っている瑞葉に怪しげな雑誌やビデオをチェックされ、額に汗が滲み出る。
が、瑞葉の挑発的な言葉にしどろもどろで少し抵抗する。
>普段の瀬名様のままでは私を抱けませんか
「人間的には引っかかりもあるけど…世話になってる御主人様のメイドを
どうこうなんて出来ないよ、普段は。でもなんか体質が変と言うか…」
それだけ言うと口篭もるが、直後意を決したように言葉を発する。
「でも、優しくやり直すのを条件に瑞葉さんが許してくれるんだったら…」
ベッドに腰掛けている瑞葉をぎゅっと抱き締める。
薬が効いているので、今日は頭もはっきりしているが
それゆえに積極的にはなりにくく手つきもたどたどしい。
>>209 瀬名の言葉に、彼が心底反省し、自分のことを
思ってくれていることを改めて実感する。
「瀬名様が自分の意志で私を抱いて下さるなら・・・・・・
私は拒んだりも怒ったりもしませんわ」
瀬名の背に手を回し、優しく抱きしめ返すと身体の力を抜く。
すると瀬名に押し切られる形でベッドの上に倒れこむことになる。
>>207 (合気道の技でナイフを飛ばして…体落としで押さえ込む…そして締め落とし。それで大丈夫!)
さすがに今まで慕っていた麗に怪我をさせるのには躊躇いがあるのか、極力痛みのない技を使おうと近づく、が。
>雑多な物の影に隠れるように置いておいたロープが、彼女の足に絡みつく〜
「…えっ?あっ、きゃぁぁっ!?」
こんな罠があるとは思ってもいなかったせいか、急に絡みついたロープに足を取られ、あっさりと前のめりに転倒する。
「痛…こ、これは…?」
足を取られて這いつくばった状態のまま、信じられないといった顔で麗に絶望感のこもった視線を向ける。
212 :
桜庭 奏:03/06/11 00:53 ID:OcxD7TWs
>>208 >ここまで来る途中、ずっとこれを装着していたのかな?」
図星をさした嘲笑したような声に思わずぐっとつまるが、「ハイ…」と答える。
下着を一気に脱がされ、自分の格好が頭に浮かび、真っ赤になる。
スイッチを入れたままで同じ場所にとどまらせているだけでもかなり大変だったのに、前後に動かされて
腕で身体を支えていられなくなり上半身だけうつぶせの状態になる。
秘部から聞こえてくる音に耐えられなくなり、耳を押さえる。
「や、やだ……恥ずかしい…です……っ」
213 :
秋山 麗:03/06/11 00:58 ID:Ww8kMatw
>>211 「何のために、わざわざここまで連れて来たと思ってたのよ」
うつ伏せになった彼女に近づくと、ナイフをちらつかせつつ、
「あたしも、血を見たくなんてないから……おとなしくしていれば、傷はつけないわよ。
まさか、そんな状態から、力技で何とかなるなんて、思ってないでしょ? 背中で手を合わせなさい」
そう言うと、薬の副作用対策のために、あらかじめ用意しておいたロープで、両手を後ろ手に縛り上げる。
そして、これまた副作用対策のために、手ぬぐいでみかさに目隠しをする。
「これから自分がどうなるか……なんとなく、わかるわよね?」
>>210 (なんて、そんな都合のいい事で許してくれるわけ…)
>瀬名様が自分の意志で私を抱いて下さるなら・・・
(…許して貰えるのかな、ひょっとして)
いっぱいいっぱいになりながらも、倒れこみつつ瑞葉の髪を撫でる。
主人の背広を脱ぎ捨てると、ネクタイを取りシャツのボタンを外す。
「全部御主人様からの借り物だから、匂いが染み付いてて嫌だな。見られてるみたいで…」
そう呟き瑞葉の唇にゆっくりと口付け、舌を絡ませる。
>>212 羞恥を感じている奏に、満足感を覚える。
「恥ずかしいかね……しかし、これは君自身から勝手に流れてきているのだよ」
そう言うと、バイブを抜き、床に寝そべってしまっている奏を仰向けに返す。
奏の目の前に、愛液にまみれたバイブを突き出す。
「ほら、みたまえ。君の垂れ流した汁でベタベタだ……。
これを主人の逸物と思い、綺麗に舐め取りたまえ」
耳を押さえている奏の片手を取りバイブを握らせると、無理矢理
口に入れる。
「……恥ずかしがっている割には、こちらは弄って欲しいと言わんばかりに
膨らんでいるな」
無防備になっている奏の秘部に手を伸ばし、愛液を塗りながら
秘豆を捏ね始める。
>>214 「ふぁ・・・・・・んむ・・・・・・んっ」
瀬名の唇と舌とを慎ましく受け入れると目を閉じる。
やがて唇が離れると、ようやく表情を緩めて、くすりと笑う。
「もしも瀬名様が私を想っていて下さるのなら・・・・・・・
私が、おじ様のことを忘れてしまうくらいに溺れさせて下さいませんと」
瀬名の頬を軽く撫でながら言う。
「あ、でも、あんまり強引なのはダメですから、ね?」
>>213 「くっ……」
こんな体勢にされると、いかに強いと言ってもやはり女、刃物をちらつかせる麗のなすがままになる。
>これから自分がどうなるか……なんとなく、わかるわよね?
両手を緊縛、さらに目隠しまでされて、怖い事このうえない…が、せめてもの抵抗と、弱音は吐かずに歯を食いしばって言う。
「人質ですか…?それとも、私を……殺す気なの?何故こんな…こんな事をしてあなたは…」
本人は平常心で言ったつもりなのだが、声はか細くなって体はわずかに震えてしまっている。
218 :
秋山 麗:03/06/11 01:14 ID:Ww8kMatw
>>217 「人質にするなら、間違いなく瑞葉さんを狙ってるわよ。
……まあ、これを飲んでしばらくすれば、わかってくるはずよ」
そう言うと、例の薬を、半ば強引にみかさに飲ませる。
(媚薬成分が効いてくるまで、時間があるし……よっ、っと)
満足に動けなくなったみかさを、なんとか両手で抱き上げると、そのまま地下室まで連れて行く。
>>216 >私がおじ様のことを忘れてしまうくらいに溺れさせて下さいませんと
「ああ、うん」
>あ、でも、あんまり強引なのはダメですから
「わかった…」
安堵したのか、かすかに微笑むと瑞葉の額に自分の額を付ける。
「よかったー、やっと笑ってくれた…」
メイド服の上半身を脱がすと、瑞葉の首筋に吸い付き赤い跡を残す。
手つきはいつものスイッチオン状態とは比べ物にならない程もたもたしているが、
ちゃんと瑞葉の顔を見て無理のない、優しい愛撫をしている。
220 :
桜庭 奏:03/06/11 01:16 ID:OcxD7TWs
>>215 バイブを抜かれふっと気が抜けそうになるがそのまま床の上で仰向けに返され、伯爵と目が合い更に羞恥で顔が赤くなる。
>これを主人の逸物と思い、綺麗に〜
まだ両手で耳を押さえていたことを忘れて呆然とその言葉を聞くが、片手を取られてバイブをつかまされて我に返る。
否応もなく口に入れられ、大きなバイブが口に入っているので息がしづらくなり急いで出す。
仕方なしに必死でバイブをソフトクリームを食べるように舐め始めるが、自分の愛液を舐めているという屈辱感と嫌悪感に涙があふれる。
頭で考え始めるとどうしようもない気分になるので、何も考えないようにしながら作業に没頭するが、急に秘豆を捏ねられ、思わず口から
バイブを離してしまう。
秘豆に来る新たな快感に、目を瞑って思わずバイブを両手で握り締める。
>>219 額をくっつけられ、目の前の瀬名の嬉しそうな表情に
かえって照れてしまい、目を逸らすが、
「んん・・・・・あっ! だ、ダメですわっ、痕残したら・・・・・・・やぁんっ!」
瀬名のもどかしいが優しげな愛撫に
苦情をもらしつつも、いつも以上に甘い声をあげてしまう。
「いや・・・・・・そんな、は、恥ずかしい、ですわ・・・・・・」
消え入りそうな声で、これ以上キスマークをつけないで欲しいと訴える。
>>218 >人質にするなら、間違いなく瑞葉さんを狙ってるわよ
「瑞葉さんを…?ダメです、瑞葉さんは…」
と、言いかけた所で薬を飲まされる。飲んだ後に徐々に鈍くなっていく思考回路。
「く…ぁ…こ、これは…?」
すぐに身体もうまく動かなくなってきた所で麗に抱え上げられ、恐怖心を感じつつもそのまま見えない何処かへ運ばれていく。
>>220 秘豆を弄っていると奏の動きが止まった事に気付き、自分も手を止める。
「どうした? 作業が止まっている。きちんと最後までやり遂げないと
私は永久に君を許さない」
奏を脅すように言うと、二本の指を膣内に挿入する。
「ふむ……先日まで処女だったとは思えないほど、するりと入るな……。
十分に濡れているせいもあるだろうが……」
怪しく笑うと、達せない程度に秘部を弄り、焦らすように緩慢な動きで
奏の表情を窺う。
「目を閉じるな。手に持っている物をじっと見ながら舐めたまえ!」
224 :
秋山 麗:03/06/11 01:27 ID:Ww8kMatw
>>222 「そろそろ薬が効いてきた? 頭がぼやぁっとしてきたでしょ?」
地下室のベッドに彼女を下ろすと、一通りの道具を用意する。
(さて……と、傷つけないように、無理矢理……か、なかなか微妙な要求よね……)
とりあえず、媚薬の効果で少しでも、みかさの大切なところが濡れている事を祈りつつ、
「人殺しも御免よ。だからあなたには、あたしのものになってもらう。
抵抗してもいいわよ。無駄だと思うけど」
うつ伏せの彼女の耳元に、一つのバイブを近づけて、スイッチを入れてやる。
>>221 「え、まずかった?ごめん、じゃあここだけで止めとく」
拒否に敏感なのか、すぐに強く吸うのをやめる。
服を全て脱がすと、瑞葉の片足を手に取り、自分の頬を当てて愛しげにつうっと滑らせる。
時折唇が触れて瀬名の息が足にかかったりする。
「でも跡残すのを嫌がるのは、やっぱり御主人様の為?
…贅沢言わないから。せめて今日だけは、俺だけを見てて欲しいんだけど…」
切なそうに言うと、そのまま顔を下半身辺りに埋める。
226 :
桜庭 奏:03/06/11 01:32 ID:OcxD7TWs
>>223 >「どうした? 作業が止まっている〜
身体をびくっと恐怖に縮ませ、「はい…スミマセン。」と言い急いでまた作業を再開する。
膣内を指でゆっくりと犯され、思わず目を閉じてしまい「んっ…」と声が漏れるが、必死にバイブを舐める。
>「目を閉じるな。手に持っている物をじっと〜
伯爵の大きな声にあわてて目を開け、恐々とバイブを見つめ、同じように舐め続ける。
あそこへの刺激がゆっくりなので、無意識のうちに腰が動いていることには気付いていない。
>>225 唇や息の感触がこそばゆくて、それが当たるたびに身体を悶えさせる。
>せめて今日だけは〜
「瀬名様・・・・・・」
そう簡単にはいかないのだが、無下に拒否すれば
今の瀬名は行為そのものを止めてしまいそうに思えて悩む。
だが瀬名が下半身に顔を埋めたのを感じて
あまりの羞恥に、そんな悩みは吹き飛んでしまう。
「あぁっ!? やっ、瀬名様、そんなとこ、見ないで下さい・・・・・・っ」
瀬名の目の前に晒された襞は、先ほどからの興奮と愛撫で
既にトロトロに濡れそぼっている。
>>224 感触でベッドに下ろされたのが分かると、自分がどうなるのかぼうっとした頭でも何となくわかる。
>人殺しも御免よ。だからあなたには、あたしのものになってもらう
「うあぁ…センパイの、もの?……私は…ダメ…私…」
先程まで戦おうとすらしていた相手だというのに、そうされる事に期待されている自分の心と身体に気付く。
>一つのバイブを近づけて、スイッチを入れてやる
「あ、あは…。その、音ぉ…」
薬がしっかり効いてきたようで、音から想像できる物を求めて、甘い声と涎が口から漏れ始めていく。
>>226 「なかなか上手ではないか……そのまま、口から抜いてはいけない」
バイブにしゃぶりつく奏の姿を見て、満足げに頷く。
そして、腰が微妙に動き始めている事に気付いて、思わず声を出して笑う。
「止めて欲しいのに止めてもらえないのは辛いだろうが、
欲しくても、欲しいと言えないのはもっと辛いだろう……?」
そう言うや否や、奏の両足を抱え込んで、己の肉幹を奏に突き立てる。
「くっ……何と窮屈な……」
と、呟くも、愛液を潤滑油にして、滑らせるように自分の腰を打ち付けだす。
230 :
秋山 麗:03/06/11 01:40 ID:Ww8kMatw
>>228 (ここからが正念場ね……)
彼女に手を出す前に、薬の使い方と、みかさの情報をできうる限り思い出してから、
みかさの膝を立たせて、ショーツを取り去る。
「全部忘れて、あたしのものになりなさい。
実家のことも、彼氏のことも、何もかもね」
言いつけどおり、忘れた記憶の事を囁きながら、動かしていたバイブを、半ば強引にみかさのあそこに突き立てる!
>>227 愛液で濡れている部分も含めて瑞葉の体を全体的に唇で愛撫すると、
彼女の背に枕元にあるクッションを敷き、少し体を起こさせるような体勢にする。
「…一度でいいんだ。俺だけに『御主人様』って、言って…」
瑞葉の乳房辺りまで位置を上げると、下から見上げるように彼女に言葉を求める。
>>231 「ふやぁっ、ぁん、ひゃ・・・・・・ぅっ、ぁはぁ・・・・・・っ?」
瀬名の愛撫に甘い嬌声を上げて反応を見せる。
>俺だけに『御主人様』って、言って…
「瀬名、様・・・・・・・」
切なそうな瞳を瀬名に向けると、やがて一つ、こくりと頷く。
「私の、御主人様・・・・・・・」
そして瀬名の頭を胸に抱きかかえて言う。
「御主人様のお情けを、下さい・・・・・・」
233 :
桜庭 奏:03/06/11 01:49 ID:OcxD7TWs
>>229 >欲しくても、欲しいと言えないのはもっと〜
(やだ、私、欲しいなんて…っ)と思うが、あそこがうずうずしていたのには薄々感じていたので、何故か悔しくなって唇をかむ。
そのまま中に突き立てられるが、バイブを入れてある程度慣れていたそこは、入れられた瞬間から快感を感じる。
もともと快感に高ぶっていた身体を何度も腰を打ち付けられ、すぐに昇り詰めてしまい、伯爵のモノを思い切り締め付ける。
じらされたあげくの絶頂に、今までにないほど感じて身体を痙攣させる。
「ああっ……身体が…っ…変になっちゃうっ……」
>>230 「ふ…ふぁぁ…」
既にしっとりと濡れたショーツを取り去られると、時折ひくひくと動く秘所が晒される。
>全部忘れて、あたしのものになりなさい。実家のことも、彼氏のことも、何もかもね〜
夢うつつの状態の中、わずかに残った理性で拒絶の意を示していたが、「実家」「彼氏」という言葉にぴくっ、と反応する。
「わ、私…忘れ…?…思い出さ…ふぁ!?くあぁぁぁっ!!」
半ば屈辱的な状況でいきなりバイブを突き立てられ、大きな嬌声をあげつつも、本能的に何か思い出そうとするように頭を振る。
>>232 >御主人様のお情けを、下さい・・・・・・
その言葉に擬似体験でも一瞬自分が主人になれたような感覚を覚え、
名前を呼び捨てで呼ぶと、再び唇を奪う。
「瑞葉…」
キスをすると同時に、既に膨らんだ肉棒をぐうっと挿入させる。
>>233 達する寸前だったのか、間もなく己の物が締め付けられ
小さく唸ってしまう。
「……っ! ここまで締め付けられるのは久しぶりだ……」
何とか自分が達するのに耐えて、更に強く突き、最奥をごりごりと
擦りつけるように回転を加えていく。
「まだまだ、私の罰はこんなものではない。もっと、乱れてみたまえ……」
奏のメイド服を破いて、胸を晒すと、頂点に吸い付いてみる。
237 :
秋山 麗:03/06/11 01:57 ID:Ww8kMatw
>>234 動かしていたバイブが、徐々に滑らかに動くようになってきたことに、軽い安堵感を覚えながら、
「牧場が経営難になっていようが、これからのあなたには関係ないの。
幸希さんの代わりに、あたしがかわいがってあげるわ」
ぐじゅぐじゅと音を立て始めたあそこを、乱暴にかき回していく。
やがて自分もベッドの上に上がり、みかさの後ろから、開いた左手を彼女の胸に伸ばし、乱暴に掴み上げる。
>>235 「んふぅっ、んんぅぅっ!!」
唇を重ねたまま挿入され、苦しげに喘ぎながらも
きつく瀬名のモノを締め付ける。
「・・・・・・っ、はぁ・・・・・・あぁっ、大きい、ですぅっ!」
瀬名の腰に脚をからみつけると
自分をも焦らすように腰の動きで円弧を描く。
「あはぁんっ! 御主人様、御主人様ぁぁっ!」
瀬名の耳元で幾度も叫びながら快楽を貪る。
239 :
桜庭 奏:03/06/11 02:03 ID:OcxD7TWs
>>236 達して息を荒くしているところに、続けざまにまた突かれて必死に耐える。
メイド服を破られ息を呑むが、胸に刺激を与えられ、ぎゅっとバイブを握り締める。
作業がおろそかになっていたことを思い出し、また必死に舐め始めるが、上下に来る刺激に耐えられず、
舐めながら声を上げる。
「…んッ……ふぅ……んんっ……っ……」
>>238 耳元で呼ばれる初めての『御主人様』にかなり強く刺激される。
だがいつもと違い、言葉で苛めて楽しむわけでなくただ一心不乱に腰を動かす。
瑞葉にかける言葉も少ない。
「…っ、う…、っ…」
(いつか俺が本当に"御主人様"になれたらいいのに…なれるわけないか)
叶わぬ妄想を抱きつつ、乳房を両手で揉みながら腰を打ち付ける。
「…ダメだ、もうヤバイ…。イク…」
気分が最高潮に高まっていた状態がずっと続いていたので、早くも達してしまいそうになる。
>>237 「んくぅ…あはぁ…んっ、うぅ、あぁぁ……」
愛液の溢れ始めた秘所を突かれて声を出し続けるものの、依然何かを思い出すようにぶんぶんと頭を振る。そして。
>牧場が経営難になっていようが〜幸希さんの代わりに〜
「あっ…牧場…んっ…こう、き?…幸…希?…うぁ…あぁん!」
乱暴に突かれだしたことでさらに翻弄されていたが、不意に頭の降りが止まり、頬を一筋の涙が伝う。
「幸…希、そう私の…たいせつなひと…そう…大事な牧場の為に…私…」
がくがくと腰を動かしながら、うわ言のようにその言葉を繰り返し続ける。
>>240 乳房を揉みしだかれ、激しく突き上げられて、どんどん高みへ押しやられていく。
やがて瀬名の逸物の様子を敏感に感じ取って
締め付けを一層きつくすると、脚を絡めて離れないようにする。
「あん・・・・・・御主人様の、私の中に射精して下さい・・・・・いっぱい、いっぱいぃぃっ!」
自分でも普段使うことのない“御主人様”という台詞に
激しい興奮を覚えており、コトの是非など頭から飛んでしまっている。
>>239 「そうだ、そうやって一生懸命やっているという姿を見せれば
何も怖がる事はない……頑張っている事がわかれば、こちらだって
それを理解するし……納得せざるを得ない……」
次第に言葉少なになっていき、力強く突き立てると膣内で爆発したように
白濁駅を迸らせる。
「……ふぅ……奏殿、今宵はよく頑張った。書類は新しい物を用意して
いるから、今度こそ粗相のないよう、主人に渡してくれたまえ」
そう言うと、奏の頬を撫でながらゆっくりと腰を引いていく。
そして、立ち上がって胸ポケットから封筒を出すとテーブルの上に置き
無言で客室を立ち去る。
>>242 「う、んっちょっと待っ…、っ!」
絶頂を感じて慌てて引き抜こうとするが、瑞葉の足が絡まっていて離れられない。
>私の中に射精して下さい・・・・・
「ダメだって!そんな前と同じような事したらやり直す意味が何も…」
うっとりとしている瑞葉に抵抗するものの、
締め付けられ口も塞がれ身動き取れなくなってしまう。
(もう限界が…)
「…!!」
結局間に合わず、小さく声を上げると中で射精してしまう。
荒く息を吐いて瑞葉の体に脱力した様子で持たれかかる。
245 :
秋山 麗:03/06/11 02:18 ID:Ww8kMatw
>>241 不意に、バイブをみかさから引き抜くと、用意していたペニスバンドを身につける。
「忘れなさいって、言ってるで、しょ!」
記憶を思い出しかけてきたみかさを、作り物のモノで一気に貫き、
そのまま彼女の体を引っ張り上げて、座位の体勢まで持ってくる。
「M1に出れるほどの力を持つあなたでも、こうされると単なる女よね。
わざわざ北海道から、乱れるためにこの屋敷に来たようなものね。主人やあたし相手によがり狂って……」
個人的に慣れない体勢ではあるが、ベッドの反動も利用して、彼女を突き上げていく。
むろん、開いた両手で、彼女を支えることも兼ねて、豊満な胸をこね回すのも忘れない。
>>244 「んぅっ、あ、ふあぁぁぁ・・・・・・っっ!!」
瀬名から放たれたものを膣奥で受け止め
恍惚とした表情で果てる。
「御主人・・・・・様・・・・・・・」
脚からも力が抜け、瀬名を解放すると
虚ろな目を天井に向けて、ぐったりと横たわる。
>>245 もやもやしていた物がじわじわと解けかけてきた所を、今度は麗が装着したモノで突き刺されて再び頭が真っ白になりかける。
>わざわざ北海道から、乱れるためにこの屋敷に来たようなものね
「違う…違うの…私は…あぅ…ぁ、ふあぁぁぁんっ!!」
薬や言葉責めの効果もあってか、座位で突き上げられるうちに最初の絶頂に達する。
「……あは…ぁ。…わた…し…きゃっ?んあぁぁっ!!ああぁっ!!」
何も考えさせない、とばかりに打ち付ける麗の動きに、達した後も快感に翻弄され続ける。
248 :
桜庭 奏:03/06/11 02:31 ID:OcxD7TWs
>>243 快感に必死に耐えながら伯爵の言葉を聞くが、やわらかくなった言葉にほっとしてふいに気が抜ける。
その拍子に力強く突き立てられて、また激しく達してしまい精液をしぼりとるように思い切り締め付けてしまう。
バイブを口に当てたまま、息を荒くしていたが、ふと我に返りあわてて口から放す。
>「……ふぅ……奏殿、今宵はよく頑張った。書類は〜
伯爵のセリフを聞きほっとし、逸物を抜かれてゆっくりと伯爵を見上げる。
「今回は、ホントに申し訳ありませんでした。帰ったら、すぐに御主人様に届けます。
簡単な仕事も失敗してしまいましたが、今度は絶対に失敗しませんから。」
と宣言しながら、挑戦的な瞳で微笑む。
去っていく伯爵に、「おやすみなさいませ」と言ってから、ゆっくりと立ち上がる。
そして、持ってきたバッグに封筒を入れ、代わりに防寒用に持ってきていたカーディガンを着る。
(メイド服破れちゃったよ〜…帰ったら直さなきゃね。寒いかもと思って持ってきたけど、こんな風に
カーディガンが役立つなんて。)
バイブもビニル袋に入れてバッグにしまい、身支度を整えて帰る準備をして客室を出る。
(そういえば、伯爵様って、五月さんの想い人なのに…やっぱり、悪いことしたのかな。
いや、でも今回はどうしようもない状況だったし…)
と色々考えながら、とりあえず挨拶をして伯爵の屋敷から出て行った。
>>246 達した後も自分を潤んだ瞳で『御主人様』と呼びつづける瑞葉に声をかける。
「もういいよ瑞葉さん、わざわざ付き合ってくれて有難う。
結局素で抱いて許して貰うだけだったのに…また我侭言っちゃったみたいだ」
軽く唇にキスをすると、達したばかりでまだ火照る体をぎゅっと抱き締める。
「我侭ついでに、今日はここで一緒に居て。朝まで」
そこまで言ったところで、ふと何かを思い出す。
(…ん?そう言えば)
「そう言えばさ、この前乱暴にしたせいで怒ってたのはわかるけど。
奏さんに手を出したのにもかなり怒ってたような…。
あれは何で?瑞葉さん」
何であれに怒っていたのかを疑問に思ったのか、瑞葉に問い始める。
250 :
秋山 麗:03/06/11 02:38 ID:Ww8kMatw
>>247 みかさが達した後も、腰をくねらせペニスでえぐり、極限状態を持続させる。
「愛しの幸希さんは、こんなことしてくれた?
優しく抱いてくれたのかしら……? もしかしたら、奴隷の真似事なんかもした?
あたしなら、おかしくなるぐらいいい気持ちにさせてあげるわよ?」
言葉だけは優しいが、体のほうは荒々しく、彼女を快楽の渦に呑ませていく。
メイド長に言われ、ようやく客室へお茶を運んで行く。
「ごめんなさい、奏さん。伯爵様と大事なお話をしているからって
入っちゃいけないって言われて遅くなっちゃった……って」
すでに奏は帰宅しており、少しつまらなさそうに口を尖らせる。
「もう帰っちゃったんだ……。あれ……」
ふと、床が濡れている事に気付き、ハッとなってお盆を落としそうになる。
「あ……そういうワケだったんだ……。失敗しちゃったのかな」
そう言うと、寂しげに客室の掃除を始める。
客室の隅で、一枚の紙切れを見つける。
「ん? 『司じゃ瀬名くんには勝てないな〜w』? 何コレ?」
意味不明の紙切れをくしゃくしゃに丸めてゴミ箱に捨てると
客室を後にする。
>>249 「ん・・・・・ぁっ? 瀬名、様・・・・・・・?」
ようやく意識が戻って、瀬名の顔に焦点のあった目を向ける。
軽いキスに心地よさげな表情を見せて微笑む。
>今日はここで一緒に居て。朝まで
「はい。それなら・・・・・・明日の朝は早起きして、一緒にシャワー浴びましょうね♪」
誘惑するような目を瀬名に向けて言うが・・・・・・
>奏さんに手を出したのにも〜
「っ! し、知りませんっ!」
優位に立ったと想ったのもつかの間、
痛いところを突かれて、身体ごとそっぽを向き
機嫌を損ねたふりをすることで誤魔化そうとする。
(そんなこと、聞かなくても分かることでしょうに!)
>>250 荒々しく突かれ、いつもなら自我を失うような感覚にも、何かを思い出す感情の為にかろうじて踏みとどまる。
>愛しの幸希さんは、こんなことしてくれた?
「んんんぅ〜、こうき…、幸希は優しくて、あったかくて…だい、すきな…んああっ!」
実際かなり薬と麗のおかげで効果は出てきているのだが、あと一押し足りない酔うでもある。
>>252 「ん?……え、何でまた怒ってんの?」
よくわからない、と言った感じに首を捻ると、瑞葉の真意に気付かないまま
毛布の中に潜る。
(そうだ、明日のデザートは気合い入れて作らないとな…。
ここ何日か不味かったと思うから、メイドさんみんなに喜んで貰えるような、えーと……)
そんな事を考えるながら、瑞葉を抱いたまま眠りにつく。
256 :
桜庭 奏:03/06/11 02:50 ID:OcxD7TWs
無事屋敷にたどり着き、自室で着替えて用事を済ませた後に主人の部屋に行ってみる。
すると、珍しく主人が一人で起きており、受け取った書類を渡す。主人からねぎらいの言葉を受け、疲れた顔で微笑む。
(今度こそ、失敗の件は終了!?)
そして、しっかり洗ったバイブと革バンドを返そうとするが、主人に「これは君にプレゼントする」のようなことを言われ、
驚いて唖然とした顔で主人を見つめてしまう。
しかし、すぐに我に返り、とりあえずお礼と「おやすみなさいませ」を言うと部屋を出て自室に戻っていく。
(今日は特にしっかり身体洗わなきゃ。お仕置きってこんなに大変なのね…。もうこりごり!!)
一旦自室に寄ってお風呂セットを持つと、疲れた足取りで浴場へ歩いていく。
257 :
椿 杏樹:03/06/11 02:53 ID:DDRTSzxr
>>254 「考えながら、でしょ。まったくやっぱり肝心な時に抜けてる」
瑞葉に嫌われている最中、瀬名が汚い字で思いつめて書いたと思われる反省文を拾い
そんなツッコミを入れる。
「もうさすがに仲直りしただろうし、明日こそは美味しいおやつが食べれるわね〜。
私、チーズタルトがいいなあ♪」
うきうきしつつ自室へ戻る。
>>254 「はぁ・・・・・・・もう、おじ様といい瀬名様といい、
どうしてこう肝心なところでニブいんですかしら?」
早々と眠りについてしまった瀬名の顔を覗き込みながら小さくつぶやく。
「あ、そうだ。さっきのエッチな本やビデオは
きちんと回収しますからね」
眠ったままの瀬名に向かってそう言うと、
軽くキスをして自分も目を閉じる。
259 :
秋山 麗:03/06/11 02:55 ID:Ww8kMatw
>>253 (あとちょっとっぽいんだけど……他に刺激になりそうなのは……)
そう考えていると、ふとある事を思い出す。
「いくら大好きでも、今のあなたを見たら、どう思うかしらね?
主人と関係を持っただけでなく、女のあたし相手ですらいやらしく悶えるあなたを見たら……」
奏から書類を受け取ると、彼女が退室した後で
伯爵邸に電話をかける。
「ああ、奏で充分に愉しんだかな?
ついてはその様子を収めたビデオくらい撮っているだろうから
後で複製してくれ・・・・・・なに? 私のコレクションと交換?
分かった分かった。適当に見繕っておくさ。ではな」
電話を切ると、PCから秘蔵のコレクションのリストを呼び出して検索を始める。
>>259 >いくら大好きでも、今のあなたを見たら、どう思うかしらね?
次々と繰り出される麗の言葉責めに対し、再び心を抉られるような感覚を受け、ぐっ、と口を真一文字に結んだあとやっと言う。
「…くぁ…違うの。幸希も私を信じてる…だから私は心だけでも…裏切りたくない…。約束、したから…」
いつの間にか涙声になり、隠された目からは止め処なく涙が流れ落ちる。
─ようやく、思い出したらしい。
262 :
秋山 麗:03/06/11 03:12 ID:Ww8kMatw
>>261 みかさの行動の変化を、敏感に感じ取る。
「……まったく、手間を掛けさせて……」
そう呟くと、再びみかさをうつ伏せにして、ピストンの速度を速める。
「中途半端だと辛いでしょう? 最後にイきなさい!」
慣れない座位で自分もかなり疲労しているが、最後の力を振り絞るように突き立てる。
>>262 自分の頭に記憶が流れ込んでいくような衝動を覚えるが、麗の一言が耳に入る。
>中途半端だと辛いでしょう? 最後にイきなさい!
「…え?…きゃっ!?麗…センパ…イ……うん…くぅああぁっ!!あんんんんっ……!!!!」
既に絶頂寸前だったせいか、麗の最後の動きで再び達する。
「センパイ…私の為に…こんな大芝居を…?」
思いっきり勘違いしているのか、感謝するようなしぐさで、目隠しを取って麗の方を見ようとする。
264 :
秋山 麗:03/06/11 03:31 ID:Ww8kMatw
>>263 「ダメです。薬が切れるまで、頭に刺激を与えない方がいいですよ」
適当な理由を付けて、半ば強引に目隠しを付けさせる。
「ショック療法の一種みたいなものです。……正直なところ、かなり賭けの部分が大きかったんですが……
他に、任せられるような方がいなかったので……」
さすがに自分も腰の疲れがピークに達し、その場にへたり込みながら、いつもの作った敬語で、みかさに簡単に説明する。
「本当は、みかささんを力ずくで、という風にできればよかったんですけど、私ではかないませんし……
自分では、かなり本格的に『入り込んだ女スパイ』を演じられたと思いますけど」
本格的にも何も、現実そのまんまだったりするが、それは秘密。
>>264 「ふぁい…ありがとうございまふ…ショック療法って、麗センパイ…。…センパイ、演技派れすねぇ…私本当にスパイかと…」
ろれつの回らない話し方のままで、息も絶え絶えに目隠し状態で麗と話す。
「思い出せて…よかった…」
最後にそう言うと、疲れのせいかそのまま気を失う。
266 :
秋山 麗:03/06/11 03:44 ID:Ww8kMatw
>>265 「今度忘れたら、脅迫ではなくて、調教しちゃいますよ……」
意識を失っていくみかさに、冗談半分にそう呟き……立ち上がろうとして、再びへたり込む。
「……あああっ……腰に力が入らない……
今日は激しくやったとは言え、男の人って、こんなに疲れることやってるの……?」
さすがに、この状態で彼女を部屋まで運ぶのは無理、と判断し、みかさの隣に横になる。
(明日起きたら、主人みたく腰を痛くしてなければいいけど……)
そんな事を思いながら、自分も夢の中へと旅立つ。
「セン…パイ…ありがとう…」
薄れ行く意識の中で、しつこいストーカーに追いかけられる幼い自分を見る。
それを助け出してくれたのは、柔道を習っていた仲のいい幼馴染。
(私…彼に近づきたくて…あの時から…憧れて…私も強くなろうって…)
夢の中とも言える場所で、そんな事を思い出す。
皆様レスありがとうございます。
陵辱絵でごめんなさい(笑
>みかさ氏
自分も普段は別スレで描いてたりします。
SSといっても、このスレのように100文字くらいずつご主人様と
やりとりするモノでオッケイなのです。
でもメール使えないとなるとどうお願いするか困ってしまいます。
責め側(ご主人様)も募集させてもらってこのスレでやるというのは
あまりにも気が引けますし…
仮にこのスレの現行キャラ+歴代名キャラでエロゲー作ったら・・・俺は絶対買うね。狙うのは・・・(ry
どこかでこのスレの同人とか、誰か描いてないかな……と言ってみる。
271 :
まゆ:03/06/12 09:14 ID:BnLJ5owl
「・・・ふ・・・あぁ」
(ここの所、お屋敷が妙に騒がしいような気がするなぁ・・・。)
寝ぼけた足取りのまま床に降り立ち、部屋の隅の冷蔵庫へ向かう。
「あ・・・いつの間にか冷蔵庫の中身がからっぽだぁ。お台所まで取りに行かなくちゃ。」
チャイナ風のパジャマのまま、
いつのまにか<開かずの間>と呼ばれている部屋からそっと外に出る。
「え〜と、え〜と・・・あっちだっけ?それともまた改装したみたいだから変わっちゃったのかなぁ?」
ふらふらと、屋敷の中をさまよい歩いてゆく。
272 :
まゆ:03/06/12 09:35 ID:BnLJ5owl
(いつもまゆを新しいお屋敷に運んでくれるのは、やっぱ執事さんなのかな〜?
そういえば、まゆは一体どうしてこんなにカラダが重いんだろう?
それに何か・・・大事な事を忘れてるような気もするんだけど・・・。)
首をしきりにかしげながら、どんどん歩いていく。
「あ、あったあった。ここここ♪」
台所を見つけ、中に入っていく。
「あちゃ、カゴ置いてきちゃった(汗)。ん〜・・・1コ借りて行っちゃおっと。(^^;」
調理台の下からごそごそと「まゆ専用」と書かれた踏み台を引き出すと、
それを食器棚の前まで持って行き、上のカゴを取る。
そして踏み台を調理台の下に足を使ってぐいぐい押し戻す。
「さてっ、何食べようかな〜♪あ、美味しそうなソーセージ発見っ☆
あ、見たことナイフルーツ。これは・・・なんだろう??ま、いいや持って行こっと♪」
そんな調子で、ごそごそと冷蔵庫や戸棚を漁り、カゴをいっぱいにしていく。
「このくらいあれば何日かは保つよね♪さ、戻ろっと☆よいしょ―・・・重い〜。(T−T」
ずるずるとカゴを引きずるようにして、台所を出て行く。
273 :
まゆ:03/06/12 09:42 ID:BnLJ5owl
ずっずずっ・・・ずずず・・・。
奇妙な音を廊下に木霊させながら
カゴを引きずり、長いツインテールをなびかせて歩く。
後方に長く延びた影は不気味な姿に歪んでいる。
「ぅぅ〜・・・うぅ〜・・・重い・・・。」
開かずの間の前まで戻ってきた。
「さぁ、食べちゃうゾ〜♪」
いそいそと中へ入り、鍵を掛けた。
(今回はここまで♪)
274 :
まゆ:03/06/12 09:46 ID:BnLJ5owl
☆
エロゲー作りたいなぁ。
歴代オールスターでやったら凄いメイドゲーになるね。話として流れできてるし。
現在のメンバーでも、お嬢様系ヒロイン、巨乳お姉さん、元気娘、天然お姉さん、秘密持ち系メイド、初々しい新人…キャラが確立してるし。
・・・これに加えて今はなき和服メイドとロ(省略)
「あら? 冷蔵庫が心なしかスッキリしてるような・・・・・・?」
整理をしようと思って開けてみて、そんなことを呟く。
280 :
椿 杏樹:03/06/12 23:41 ID:cX3CouyV
広間でゆるめのピアノ曲を弾いている。
281 :
秋山 麗:03/06/12 23:41 ID:LUsk/ONZ
主人が部屋を出たのをいいことに、書斎に忍び込んであちこち漁っている。
「フルーツと・・・・・・ソーセージも無くなってますわね」
冷蔵庫前で首をかしげている。
「今日も張り切って掃除〜♪」
一晩で元気を取り戻したのか、ピアノの曲を聴きながら廊下の掃除にいそしむ。
284 :
椿 杏樹:03/06/12 23:49 ID:cX3CouyV
『主よ、人の望みの喜びよ』を思い出し思い出し、弾く。
買出しリストに、いつの間にかなくなっていた食料の分を付け足しておく。
「うん、次は上の階の掃除ね!」
掃除用具を引っさげ、別の掃除場所へ。
287 :
秋山 麗:03/06/12 23:54 ID:LUsk/ONZ
「……あまり、長居は無用ね……」
ヘタに長く居座って鉢合わせしたくないので、早々と退散する。
「それにしても、お客様もいらしてませんのに
どうして食べ物が減るんですかしら?」
買出しメモを掲示板に貼り付けながら呟く。
289 :
椿 杏樹:03/06/12 23:59 ID:cX3CouyV
「やっぱり、へたくそ。」
そう言いつつも失敗はせず、滑らかに弾けている。
掃除も一段落したので、とりあえず適当に歩く。
>>288 仕事が一区切りつき、一休みのために厨房へ入る。
「おお、瑞葉か、ちょうどいいところに」
風呂上りで一杯やったところなのか、珍しく機嫌のいい様子で廊下を歩く。
「ん…このピアノの音は?」
自然と音の鳴るほうへ足を向けると、そこは杏樹のいる広間。
>>291 「あら、おじ様、こんばんは」
主人の姿を見て微笑むと、ぺこりと頭を下げる。
>ちょうどいいところに
「? 何か御用ですの?」
首を傾げて尋ねる。
>>293 「いや、ちょうど一区切りついてな、休憩しようと思っていたところだ」
そういいながら、手近なイスに腰掛ける。
「悪いが、冷たい飲み物と……
そうだな、この前冷すように言っておいたメロンが、そろそろ食べごろだろう。出してくれないか?」
瑞葉と仲直りしたからなのか、『あれは私の好物でねぇ』と、にこにこ顔で話す。
295 :
椿 杏樹:03/06/13 00:10 ID:9aXhyODI
>>292 ピアノの鍵盤を弱く叩きつつ、顔を上げて入口に居る伊達に声をかける。
「…あ。こんばんは。」
申し訳無いように軽く会釈して挨拶をすると、演奏を止める。
「ごめんなさい、うるさかったですよね」
>>294 「はい、お酒が御所望ですか? それともお茶がジュースで・・・・・・」
>メロンが〜
「えっ? あの、おじ様、メロンはもう無くなっていますけれど・・・・・・
召し上がったのではありませんの?」
先ほどメモに書いたばかりなので
驚いて目をパチクリさせながら答える。
>>295 「こんばんは。…何か、随分会ってない気がするけど」
そう言いながら、ピアノの方まで近づく。
>ごめんなさい、うるさかったですよね
「いやいや、そんな事ないさ。俺は音楽は詳しくないけど…杏樹さん、そこらの演奏者より上手いんじゃないか?」
杏樹と打ち解けて話しているせいか、自称が「俺」になっているのに気付いていない。
>>296 「は?」
瑞葉の言葉に、主人も一瞬目が点になる。
「いくら私でも、メロン丸々一個を、そうやすやすとは食べられんぞ。
ちゃんと取っておくように言っただろうに……」
さすがにこの前のこともあって、あまり非は追求したくないらしい。
>>298 「えっ? えっ? ご、ごめんなさい、でももう一欠けらもありませんし・・・・・・」
混乱しきって主人と冷蔵庫をきょろきょろと交互に見る。
「・・・・・あっ! あの、おじ様、私は食べていませんからっ」
焦ったあまり、言わずともいいことを言ってしまう。
300 :
椿 杏樹:03/06/13 00:24 ID:9aXhyODI
>>297 >…何か、随分会ってない気がするけど
「そりゃそうですよ〜。だって伊達さんは最近『志保さん志保さん』ばっかりだもの。
なんだか妬けちゃうくらい。ふふ」
口に手を当て可笑しそうに笑う。
「ここのピアノ、好きです。最初見た時はただの置物で調律もされてなかったけど…。
御主人様に弾けるようにして貰えてつい嬉しくて…。
時々弾いちゃうんです」
>そこらの演奏者より上手いんじゃ〜
「子供の頃から毎日レッスンばっかりでしたから。体が覚えてるだけですよー」
少し苦笑する。
>>299 瑞葉のセリフに、ぴくんっ、と耳が動く。
「食べてない? 私はそんな事を聞いた覚えは無いぞ?」
そう言って……ふと、妙案が思い浮かぶ。
「見たところずいぶんと焦っているようだが……悪い事をしていないなら、そう慌てる必要もあるまい?」
ゆっくりと立ち上がり、徐々に瑞葉の方へと歩み寄っていく。
>>301 >悪い事をしていないなら〜
「えっ? ええ・・・・・・でも、おじ様、信じて下さいますの?」
ゆっくりとこちらに向かってくる主人の表情を見て
不安そうな上目遣いになる。
だが逃げ出すわけにはいかないので、その場はあくまで動かず
壁際に追い詰められる形になってしまう。
>>300 杏樹と会った時点で何か言われるのは覚悟していたが…。
>だって伊達さんは最近『志保さん志保さん』ばっかりだもの
「……ぐっ……。…まあ、妬かなくても…いいんだが…大した事じゃないし、ね」
いきなり先制パンチを喰らったような表情で、自分でも言っていて意味が分からないような言葉を漏らす。
>ここのピアノ、好きです。最初見た時はただの置物で調律もされてなかったけど…
「そうか。そういえば俺が来た時はここのピアノは動かなかったな」
娯楽室にもピアノが在ったような気もするが、特に言わずに話を続ける。
>子供の頃から毎日レッスンばっかりでしたから。体が覚えてるだけですよー
「……。ピアノ、好きなんだな。身体が覚えてるって事は、何か演奏者でも目指してたのかい?」
杏樹の態度を見て、ふと浮かんだ疑問をそのままぶつけてみる。
>>302 「メロンよりもおいしい物を食べさせてくれるというのなら……お前の事を信じよう。
例えば、これとか……な」
瑞葉を壁まで追い詰めると、両手で彼女の胸を弄りだす。
「この二つの他にも、甘い蜜を秘めたフルーツが一つあるだろう?
それも食べさせてもらいたいものだがな?」
にやり、といやらしい笑みを浮かべる。
305 :
椿 杏樹:03/06/13 00:39 ID:9aXhyODI
>>303 >何か演奏者でも〜
「いいえ。今すっごく幸せだなぁって思ってる事を考えると…むしろその逆だったのかも私。
…あ。そうだ、あのね。」
会話している最中で、以前無くした実家からの手紙の行方を思い出し
伊達にそれとなく尋ねてみる。
中身は父親が指揮を務める演奏会のチケットで、どうやら人の目に触れる前に処分したいらしい。
「このお屋敷で最近…このくらいの未開封の茶色い封筒、見ませんでした?
私ずっと探してるんです。」
封筒の大きさを手でジェスチャーする。
「もし伊達さんが持ってたら、私にいただけません?」
>>304 「ひゃ・・・・・・んっ! そ、そんな・・・・・・
おじ様、ご卑怯です・・・・・・ぅんっ!」
主人の愛撫を受けて、身体はその先の準備を始めるが、
「あ、あの、メロンを召し上がりたいのでしたら、ぁん、
今からでも・・・・・・んん、買って、参りますからぁ・・・・・・っ」
わけもわからず、お仕置きじみた行為に突入されてしまったからか
わずかながらも言葉では抵抗を見せる。
>>306 「嫌なのかな? これは、食材の管理をきちんとしていなかった、というお仕置きでもあるんだぞ?」
胸元のボタンを外し、中から豊満な二つの『フルーツ』を取り出すと、今度は手で直接弄びはじめる。
しかし、先端の突起には手すら触れない。
「どうだ? 食べさせてくれるかな?」
>>305 杏樹の話を聞きながら色々考えを巡らすが、何やら質問が来たので少し思い出そうとしてみる。
>このくらいの未開封の茶色い封筒、見ませんでした?
「いや…持ってないけど、なんだったら捜してみるよ?どんな内容なんだい?そのチケット」
チケットの中身は知らないので、杏樹にストレートに聞く。
>>307 「お仕置き」という言葉に敏感に反応し、抵抗をあきらめて主人に身を委ねる。
「はい・・・・・召し上がって、下さい」
既に硬く尖り始めている先端が切なくて
主人に向かって胸を突き出すようになってしまう。
>>309 「では、頂くとしよう」
満足そうに頷くと、手をつけていなかった先端部分を口に含み、いきなり吸い上げる。
「……ほぅ、これは……いい香りがするな、瑞葉……」
今度はもう片方の突起を舌で嘗め回しながら、悶える瑞葉の顔を目で楽しむ。
311 :
椿 杏樹:03/06/13 00:57 ID:9aXhyODI
>>308 封筒の中身を聞かれ、ちょっと困ったような顔をする。
「え…えっと、それは…。あの…。」
目を逸らして口篭もる。
「言えないんです。ごめんなさい。
でも、御主人様やお屋敷の皆さんの目には、触れて欲しくないような物で…」
「それに聞いても面白くないですよ。どうせ捨てるだけの中身なんだし。ね」
それ以上突っ込む気を逸らさせようと、そっと伊達の手を握ったりしてみる。
>>310 「くぅぅんっ! んっ、んん・・・・・・んぅぅっんっ!」
主人の舌の感触を受けて、乳首は完全に立ち上がってしまう。
漏れ出す声を抑えようと指を口に押し付けるが
その分もどかしさが募り、内腿をすり合わせると微かに水音が響く。
「・・・・・っ!!」
それに気づいて首筋や耳まで真っ赤になり
目をぎゅっと閉じて、とっさに声も出なくなってしまう。
>>311 「……そうか。何か…この屋敷には訳ありメイドが多いな…訳ありじゃない人と言えば…」
咄嗟にある人を思い浮かべるが、杏樹に手を握られてはっと我に返る。
「…どうしたんだい?急にそんな事して」
顔は笑っているが、目はまだ笑っていない。
>>312 「……うん?」
ふと、唾ではない水音に気がつき、顔を上げると、瑞葉が真っ赤になってしまっている。
「……なるほど、最後のフルーツがちょうど熟れたということかな?」
言わずもがなな事をあえて聞くと、瑞葉をテーブルの上に仰向けにさせ、半ば強引に足を開かせる。
そしてショーツを下ろすと、すでに蜜が糸を引いている。
「これはまた……美味しそうに熟れたものだな、瑞葉?」
315 :
椿 杏樹:03/06/13 01:12 ID:9aXhyODI
>>313 中身を見られたらそれなりに有名な父親の存在がバレてしまう。
そうすれば主人にも父親から連絡が行き、逃げて姿をくらます為にこの屋敷を出なくてはいけなくなる。
(初めて私を必要としてくれた御主人様から、そんな理由で離れるのは嫌よ…)
故に更に追求させまいと、手を握ったまま軽く口付ける。
「…。」
「一緒に探していただけるんなら、勿論何も無しとは言いません。
私の体は好きな時に貴方のご自由にして結構です。
…それこそ志保さんの練習台でも、只の性欲処理でも。」
普段と違う真面目な顔つきで、声のトーンを落として伊達に言う。
>>314 「やっ、いやぁ・・・・・あぁ・・・・・・っ」
テーブルの上で大切な部分を主人の目の前に晒すことになり
羞恥のあまり顔を手で覆ってしまう。
が、逆に秘所の方は襞の奥から愛液が染み出してきて
テーブル上に水溜りを作り始める。
「・・・・・・っく、ぐす・・・・・・ごめんなさい・・・・・・
いやらしくて、申し訳ありません、おじ様ぁ・・・・・・」
半泣きになりながら身体を悶えさせる。
>>316 「何も謝ることはないぞ」
泣きかける瑞葉に優しく言うが、内心はこの間のように機嫌を損ねないか、心配だったりする。
(本当はいやらしく『お召し上がり下さい』とか言わせたかったが……再発されたらかなわんしな……)
「瑞葉のここは、さぞかし美味だろうな……」
そう言うなり、亀裂の周りを舐め上げる。
>>315 >故に更に追求させまいと、手を握ったまま軽く口付ける。
「なっ?…どうしたんだ?」
いきなりの杏樹の行動に驚くが…
>私の体は好きな時に貴方のご自由にして結構です。
…それこそ志保さんの練習台でも、只の性欲処理でも
「な、なんだって!?!?一体急に何を言うんだ…いや、君は確かに志保さんに劣らず魅力的だよ。でもさ…」
普段と違う杏樹に狼狽しまくりつつも、手はしっかり肩に回していたり。しかし、焦りまくって言葉が出ない。
>>317 「んぁっ! ひゃんっ、だ、ダメぇ・・・・・いけま、せんわ・・・・・っ
そこ、汚いですから・・・・・・っ」
まだ入浴前でもあるので、激しい抵抗感を覚えて
主人の頭を除けようとしてしまう。
が、そうして愛撫が止まっても、もう火がついた身体は止められず
焦らされることで増幅した快感に脊髄を這い登られて
絶頂寸前のように悶え震える。
「・・・・・んぅんっ、や、はぁんっ、んっ」
言葉には出さぬまでも、濡れた瞳を物欲しそうに主人に向ける。
>>319 「何を言っている、いつも綺麗にしているんだろう?
それにここは、外側だけでは本当の美味しさは味わえないからな……」
再び瑞葉に、にやり、とすると、今度は亀裂の中に舌を突き入れ、押し開くように蠢かせる。
奥から溢れてくる蜜を舌で掬い上げ、続いてずずっ、と秘所を吸い上げる。
「おお……思ったとおり、香りも味も最高だぞ」
321 :
椿 杏樹:03/06/13 01:29 ID:9aXhyODI
>>318 (とりあえず、私の宛名とお父様の名前が同時に見られなければ大丈夫…。
ここを知ってる梓紗は…まあどうにかなるかしら。
あの子は純粋な子だもの、なんとでも騙せるわ)
そんな事を思いつつ、うろたえる伊達の目をまっすぐ見つめる。
>でもさ…
「ダメなの?…そんな事言わないで。お願い…協力して…」
首元に顔を埋め上目遣いで伊達に言うと、シャツの間から手を入れ胸板を撫でる。
>>321 杏樹の思惑には気付かず、その内我慢が出来なくなっていく。
「それじゃ…据え膳は[少しは]頂くとしようかな」
にっ、と笑うと、杏樹の唇を奪い、腕に力を込めて抱き寄せる。
>>320 「あぅ、ひゃ、あああんっ、いや、やっ、ああっ、あはああっ、うぁ、んぅぅっ!」
主人の舌に秘所を掻き回されて
もうわけもわからず身体をテーブルの上で撥ねさせ、悶え、
あえぎ声を上げる。
「お、じさ・・・・・まぁっ! もう、もう・・・・・・・わた、しはぁっ!!」
無意識のうちに、愛撫されなくなった乳房とその頂点を
自分で慰めながら、主人に訴えをする。
>>323 「では、最後の仕上げかな?」
一通り瑞葉の秘所を堪能すると、先ほどにも増して激しく唇を吸い付かせ、
頃合いを見て、残ったお豆さんを吸い尽くす。
325 :
椿 杏樹:03/06/13 01:43 ID:9aXhyODI
>>322 「…んぅ…。」
ようやく乗ってきてくれたらしい伊達の反応に安堵する。
>それじゃ…据え膳は[少しは]〜
「少しでいいの…?大丈夫。怖いなら志保さんには絶対黙っててあげる…」
再びキスをし誘惑するような瞳を向け、自分の胸に彼の手を導く。
>>324 「ひゃ、あっ!? あ、あぁっ、あ・・・・・んはあぁぁぁぁ・・・・・・っっ!!」
身体を弓なりに反らして達すると、そのまま数秒静止し、
やがてぐったりとテーブル上に横たわる。
とろとろと愛液がテーブルに流れ出していくが
荒い息をつくのみで、気を回す余裕もない。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・んん・・・・・・・」
>>325 >少しでいいの…?大丈夫。怖いなら志保さんには絶対黙っててあげる…
「…うぅ…ダメだ…。これはまた…可愛いな」
思わず素直な感想わ漏らしてしまうと、勢いが付いたのか、杏樹の胸に触れる手に力を込める。
同時に、再び貪るようなキスを加えていく。
>>326 「……ふぅ、美味しかったぞ、瑞葉……」
近くのタオルで口元をぬぐうと、一度、彼女の頭を撫でてやる。
そしてから、テーブルなどはともかく、瑞葉の汚れた部分を拭いていってやる。
>>328 「ん・・・・・あ・・・・・・よかった、ですわ・・・・・・」
主人が満足してくれたようなので、未だ弛緩したままの身体を
もてあましながらも、弱弱しく微笑む。
「ご満足いただけましたのね・・・・・・?」
そして心地よさげに主人が身体を拭いてくれるのに任せる。
330 :
椿 杏樹:03/06/13 01:56 ID:9aXhyODI
>>327 貪るように唇を奪ってきた伊達を受け入れるが、
キスをしている最中、ある事に気付き急に体をばっと離す。
「…あ。今日の鍵見回り当番、志保さんじゃなかったかしら〜。
ここでしてたらバレちゃいますよねえ。どっちかのお部屋行きましょ」
そう言ってピアノの蓋を閉める。
伊達に近づくと、腕を絡ませて無言で、にっこり穏やかに微笑みかける。
>>329 とりあえず、最終的に笑顔を返してくれたことにホッとする。
「ああ、そのへんの料理よりもずっと美味しかったぞ」
言う間に、一通り彼女の体を拭き終える。
「さて、私はまた部屋に戻るが……今度からは、冷蔵庫の中もちゃんと管理しておくんだぞ。
……また食べられたいのなら、話は別だがな」
そう言うと、笑いながら厨房を後にする。
>>331 「・・・・・ありがとうございました・・・・・・」
身体が吹き終わったところで、ようやく起き上がれるようになり
主人の頬に軽くキスをする。
>今度からは、冷蔵庫の中も〜
「はい、気をつけますわ」
>また食べられたいのなら〜
「あ・・・・・・」
またも赤面して顔を伏せてしまう。
(でも、食べられるだけなのは・・・・・私もいただければ・・・・・・!?)
よからぬ妄想をついしてしまい、頭をぶんぶんと振ってそれを打ち消す。
「・・・・・・今日はもう休みましょう」
ため息をついて浴場へ向かう。
>>330 「ああ…そうだな…。場所を移そうか」
志保の名前を聞いて一瞬躊躇うが、杏樹のいつもは見せない雰囲気と、一度だけ奉仕された時の記憶、そして不覚にも立ち上がっている股間のせいで、杏樹のなすがままに腕を絡められ、歩き出す。
(志保さん…ごめん、あんな事言っておいて…)
とはいえ股間が臨戦態勢では、その考えもまるで意味がない。
334 :
椿 杏樹:03/06/13 02:11 ID:9aXhyODI
>>333 (なんだか彼が好きにするというよりは、
逆に私が好きに利用しちゃってるみたいだけど…。ごめんね、伊達さん。
でも御主人様の側にいる為には、貴方のような人が必要なの)
これだけ見ると日頃が作られた天然のようだが、
裏表激しくとも、単に思った事に正直なだけなようである。
「ああ〜。またすぐ志保さんの事考えてる、いけない子だー」
子供のようにむくれて言うと伊達の肩に手をやり背伸びし、耳にふうっと息をかける。
>>334 (俺、どうしてこの子には押されっぱなしなんだ…?)
押されているせいか杏樹の考えに全く気付かず、そんな事を考えていたが、耳元の吐息でそんな考えも吹っ飛ぶ。
「杏樹…今日は、据え膳を残さず頂こうか」
急に早足になると、誰にも見られていないのを確認し、自室へと杏樹を連れ込む。
「―・・・う〜・・・うぅぅ〜〜〜・・・」
(ゆうべ食べ過ぎたかなぁ・・・おなかがいたぁいよぉ〜ぅ。(T-T)
執事さんにお薬持ってきて貰わなくちゃ・・・)
「あぁ〜〜〜うぅ〜〜〜・・・(T-T)」
(おなかがキリキリするぅ。・・・えぇ〜と、呼び鈴・・・どこだろ・・・?)
ガリガリ・・・ガリガリ・・・。
呼び鈴を探し彷徨う手が痛みのため力が入り、古びた机を引っ掻く。
「あぅ〜〜〜・・・ぁ。」
(こんな時にまたカラダが・・・重い。でもいいや、寝ればきっと痛くなくなる・・・。)
まゆ、自室にて気絶。(いつものことw)
337 :
桜庭 奏:03/06/13 23:17 ID:e2U3NrvG
部屋で読書中。読んでいるのは英語で書かれている専門書だったりする。
メイド用の明日のデザートを作ろうと腕まくりをする。
冷蔵庫を開けて食材が大幅に減っていることに今頃気付く。
「あれ?腐ってる食材が少しあったからついでに処分しようかと思ったのに…。
誰か間違えて食べたのかな」
339 :
桜庭 奏:03/06/14 00:10 ID:UhyvpQh0
本を読みながらうとうとしていたが、カクっとなったところで目が覚める。
340 :
桜庭 奏:03/06/14 00:24 ID:UhyvpQh0
床の上で、柔軟&筋トレ、ストレッチをしている。
※
「…?どうしてこの屋敷はいつも戸が開いたままなのかしら。
泥棒が入ったらどうするのよ」
学校帰りにバイオリンケースと楽譜本を手にしたまま、一度呼び鈴を鳴らすと
また勝手に屋敷内へと入ってゆく。
前回訪問時に知った奏の部屋のドアをノックすると声を掛ける。
「奏、いる?」
なんと呼び捨てである。
344 :
桜庭 奏:03/06/14 00:47 ID:UhyvpQh0
また机に戻って日記を書いていたところにノックが聞こえ、疑問に思う。
今までたまにしか自分の部屋を訪ねた人はいなかったし、この時間である。
>「奏、いる?」
「はい」と返事をしながらも、主人以外に自分を呼び捨てで呼ぶ人がいただろうかと首をかしげながらドアに向かい、
訪問者を迎えると、なんとこの前の梓紗である。
「こ、こんばんは。」
笑顔で言いながらも、少々ひきつっており、一歩引いてしまう。
>>344 自分を見た途端1歩後ろに下がる奏に、顔をしかめる。
部屋に入ると中のソファにドサっと座る。
「こんばんは。今日は状況報告を聞きに来たの。
どう?ちゃんと渡したんでしょうね」
偉そうに足を組むと、中が見えそうな位スカートが捲れ上がる。
346 :
桜庭 奏:03/06/14 01:04 ID:UhyvpQh0
>>345 ソファに座った梓紗のためにお茶を出そうか迷うが、質問されて、どう答えようか考える。
「この前の封筒ですよね?」
(なんて言おう……間違えて渡したといっても杏樹さんは破っちゃったから、本物を渡してたとしても
きっと破ってただろうし……。)
「一応…渡しました。」と、どこかあいまいな返事をしてしまう。
(そういえば、あのクラシックコンサートのチケット、椿さんの指揮って書いてあったような。
なんかつながりがあるのかな?)
なんとか話題をそらそうと、
「あの、この前もヴァイオリン持ってましたよね。」と話しかける。
>>346 >一応…渡しました。
「そう。まあ、また捨てたんじゃないかとは思うけど。
かと言って私が派手に連れ戻そうとしても、
気配を察知してまた前みたいにどこかに姿をくらますだけだし…。
今は黙って泳がせておいた方が懸命なのかしら」
弱気な『一応』という言葉で大体の状況を理解したのか
立ちあがると爪を噛みつつ腰に手を当て、何事か考える。
(……しかしこの子、頼りにならないわねえ。もっと自分の目で屋敷の様子さえ見られれば
具体的な手の打ちようもあるってものなのに…。……あ。そうだ)
>この前もヴァイオリン持ってましたよね
「バイオリン?…ああ、これは……。」
そこまで考えた所で奏に質問され、いい機会だと思ったのか
しかめっ面だった梓紗がニンマリと笑みを浮かべる。
「ちょっと触ってみる?」
348 :
桜庭 奏:03/06/14 01:24 ID:UhyvpQh0
>>347 >立ちあがると爪を噛みつつ腰に手を当て、〜
(爪を噛むなんて、意外と幼いところもあるのね)とほほえましく思ってしまい、ひそかに微笑む。
年下なのは分かっているが、同僚の妹とは言え、あくまで『お客様』として接する。
>「ちょっと触ってみる?」
不機嫌な様子だったのが急に笑みを浮かべられたので、少々とまどうが、機嫌がよくなったのに越したことはないと思い直す。
「え、いいんですか?」ヴァイオリンを受け取りながら微笑む。
「私、楽器といったらピアノくらいしか触ったことなくて……」
たしかこう持つんだったっけ…と左腕にバイオリンを抱え、あごに当ててみる。
>>348 「へたくそ」
容赦無く一言言うと、自分は背後に回り
弓を持つ奏の手に自分の手を重ねる。
が、企みがあるのかどこか過剰に密着させるような触り方である。
「…構えるのはこれを、こう持って。そこじゃない、ここに当てるの。」
「……違う。ここよ」
奏の顎をくいっと指で上げると、耳元で囁くように声をかける。
吐息が奏の耳に直接かかる。
350 :
桜庭 奏:03/06/14 01:43 ID:UhyvpQh0
>>349 >「へたくそ」
「…やっぱり?」と恥ずかしそうに梓紗を見上げながらも、手を重ねながら教えてくれる彼女に身をゆだねながらヴァイオリンの
弓とにらめっこする。
「んー。ヴァイオリンって弓の持ち方からして難しいですね。やっぱり小さい頃からされてたんですか?」
しゃべりながらも、顔は真剣で、梓紗の企みには全く気付かないでいる。
>「……違う。ここよ」
耳にかかった息に、思わずびくっとする。
その瞬間、彼女がこの前言っていたこと(
>>39)が頭によぎる。
>>350 >やっぱり小さい頃からされてたんですか
「ま、ほとんど強制的にだったけどね。…どうしたの?そんなにオドオドして」
初々しい反応を楽しんでいるようだ。
>耳にかかった息に、思わずびくっとする。
「…んふ…。んっ」
続けて奏の耳朶を舐め、自分でも徐々に興奮してきたのか声を漏らし始める。
急に行われる愛撫に奏が驚き、バイオリンを落としそうになるが
それを指摘してクスクスと笑う。
「奏…構え崩しちゃだめじゃない。何か適当に弾いてみてもいいのよ?
でも貴方が『触りたい』って言ったんだから、落とすのはダメだからね。
私が何したとしても、落として壊したら承知しないんだから……」
奏が身動き取れないのをいい事に、今度は背後から胸を両手で揉みしだく。
352 :
桜庭 奏:03/06/14 02:08 ID:UhyvpQh0
>>351 ヴァイオリンに触れることを純粋に喜んでいたが…それだけではすまなかったようである。
必死に何とかしようと頭で考えるが、梓紗のエスカレートする行為に何も出来ないでいる。
>「奏…構え崩しちゃだめじゃない。何か〜
「そんなこと言われても……んんっ……こんなことされたら何も弾けないです…っ…」
と必死に反論してみるが。
>私が何したとしても、落として壊したら〜
高そうなヴァイオリンを見て、もちろん落としたりなんか出来ない、と大きく頷く。
梓紗が、このように触らなかったらすむことだと頭の中では思うが、そこまでは口に出来ない。
胸をいきなり背後から揉まれ、思わず声を上げそうになるが必死でヴァイオリンと弓を握る。
「あ、梓紗さん……そんな、触らないで下さいっ……」
(私、ちゃんと封筒渡したのに!…間違えちゃってたけど。)
>>352 「メイドとバイオリン、なかなかいいじゃない…結構絵になるかも。」
首筋に舌を這わせ、両手は服の上から胸の突起を重点的に責める。
「ぅん…。奏みたいな小さい胸だと…ここばっかしの方がいいのかなあ…?」
楽しそうに奏をからかう。
>あ、梓紗さん……そんな、触らないで〜
「いや。貴方メイドでしょ?
ああん、もう…お客様を拒否するなんて、躾がなってないのね、この屋敷は」
そう言うと手の位置を下げ、メイド服のスカートを
ショーツとストッキングを吊るガーターがバッチリ見える位まで捲る。
「実はちょっと気になってたんだ…。メイドのスカートの中ってどうなってるのか」
354 :
桜庭 奏:03/06/14 02:31 ID:UhyvpQh0
>>353 >お客様を拒否するなんて〜
思わず拒否してしまったが、今まで散々言われてきたことを実際になると対応できない自分にショックを受ける。
「申し訳ありません…!!」
言葉を出した瞬間、梓紗がスカートを捲ってしまったので真っ赤になり目を瞑ってしまう。
年下の女の子に見られていると思うと今まで以上に羞恥心が募る。
>「実はちょっと気になってたんだ…。メイドのスカート〜
「スカートの中なんて、きっと…みんな同じです。だから…」
だから早くスカートを元に戻してと言いたかったが、口答えはダメだと思ったばかりなので口をつぐむ。
>>354 「そんな事ないわ。少なくとも私は、こんなヤラシイの着けたりしないもの…」
ガーターを外さずそのままの状態でショーツの中に手を突っ込み、
秘所を両手の指で弄くっていると、徐々に下着だけが下へとずれてゆく。
「きっと『御主人様』の趣味なのね」
秘所への愛撫でバランスを崩しよろけそうになる奏に、
制服のミニスカートから露出した自分の太股をいやらしく絡めてまた囁く。
「やだ奏、落とさないでよ?バイオリン…」
崩れ落ちそうな体を支える際に顔が近づいたので、ついでに奏の唇も奪う。
「ん…んんっ…。んむ…」
甘い声を上げ、舌を絡めて口内を侵していく。
356 :
桜庭 奏:03/06/14 02:54 ID:UhyvpQh0
>>355 >「そんな事ないわ。少なくとも私は〜
その言葉に、自分もここへ来たときこの下着に驚いたので、じっと見ている梓紗に何も言えなくなる。
秘所を愛撫され、立っているのがつらくなってくるが、梓紗に支えられて何とか持ちこたえる。
(コレは仕事、仕事なのよ……)と思い込もうとするが、梓紗の愛撫にだんだん翻弄されていく。
唇を合わせ、絡められた舌に、なんとか自分もそれに応えるが、次第に身体から力が抜けていく。
>>356 >絡められた舌に、なんとか自分もそれに応えるが〜
「ん…。うっ…んんっ、ん…。何よ、キスも全然下手っぴね…んふぅ…っ」
奏がそろそろ何も考えられなくなって来ているのを表情から読み取り、
いい具合だと思ったのかニヤリと微笑んで呟く。
「ねえ奏…。私、お願いがあるんだけど…。
貴方の予備のメイド服、一着貸してくれないかなぁ…」
もはや正確な判断の付かなくなっている奏の了承を、強引に得ようとすると同時に
愛液の溢れる秘所を弄り奏を頂点へと導く。
358 :
桜庭 奏:03/06/14 03:15 ID:UhyvpQh0
>>357 梓紗の愛撫に必至になって耐えるようとしていたが、力が抜けてされるがままになっている。
それでもヴァイオリンと弓はしっかり握っており、快感が高まるにつれ握る手の力は強くなる。
>「ねえ奏…。私、お願いがあるんだけど…。〜
「え…なんですか…?予備の…?それなら、クローゼットに…っ……別に、構いませんが…
…んんっ………っぁあ!!」
あまり考えられない頭で、(予備のメイド服なんてどうするんだろう?)と考えながらも、梓紗の激しくなった愛撫にそのまま達し、足をピンとのばす。
顔を赤くして息を荒くしながら、うるんだ瞳で梓紗を見つめる。
「梓紗さん、なんでこんなこと……」
年下の同姓に達せられてしまったというのがよほど恥ずかしかったらしい。
>>358 達した奏を後ろに、クローゼットの中のメイド服を取り出し畳んで鞄に入れる。
>梓紗さん、なんでこんなこと……
「なんでって別に。意味はないわよ、来たついでに折角だから奏と遊んであげただけ。
ありがと。じゃあコレ借りてくから」
バイオリンもケースに入れ、全てを持ってさっさと部屋を出て行く。
「奏が頼りにならないのなら、自分で潜入してお姉様の様子をコッソリ見ればいいのよね。
興信所の報告書にも『メイドの中に1名、他の屋敷より潜入している人物がいる模様』
なんてあったし!
ここそれ程ガードの甘い屋敷じゃないみたいだし、私でも全然行けるわ」
(ま、学校が休みの時じゃないと来れないけどね…)
屋敷の外で待つ黒塗りの車に乗り込み、腕組みしてフフンと高飛車に笑う。
>>359 ○厳しい
×甘い
全然違うやん(;´Д`)
361 :
桜庭 奏:03/06/14 03:38 ID:UhyvpQh0
>>359 >来たついでに折角だから奏と遊んであげただけ〜
梓紗の言葉を聞くと、言葉も出ずショックを受ける。
そのまま去っていこうとする梓紗に、あわてて「おやすみなさいませ。気をつけてお帰りに…」と言いかけるが、
もう既に彼女は部屋から出ていた。少し泣きそうな顔になりながら、寝る準備をする。
(やだ、私…あんな風になっちゃうなんて。カッコ悪いし情けない〜…)
この前のこともあって、何も変なことに遭遇しないように仕事の後は極力部屋に篭っていたのだが、
こう部屋に来られてしまうことは全くの計算外だったのである。
(ここに来て、いやらしくなっちゃったのかも……。私、まだまだ自分のことで精一杯だし、
メイドの仕事向いてなかったらどうしよう。…でも、ほかに出来る仕事なんてないし……)
梓紗に言われたことがこたえて、少し後ろ向きになっているが、ベッドに横になると軽い疲労感からか
そのまま寝息をたて始める。
>>363 アッタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
客室の灰皿を片付けて回っている。
369 :
秋山 麗:03/06/14 23:32 ID:caDlkjIF
広間の掃除を終えて、一息つく。
「ふぅ……これもこれで、宝の持ち腐れね……」
改めて、オーケストラでもできそうな楽器類の山を見回す。
集めた吸殻を念のため水で湿らせてゴミ袋に入れる。
厨房で、生クリームをかき混ぜている。
「今日のデザート、なんだろな〜♪」
メニューはまだ決めていないが、楽しげに混ぜる。
372 :
秋山 麗:03/06/14 23:45 ID:caDlkjIF
部屋を見回していると、ふと見慣れた形が目に入る。
近づいて埃避けのカバーを取ると、出てきたのは大きなハープ。
「ハープ……か……」
どこかぼーっとした風に、ハープを眺める。
一仕事終わったので休憩室へ。
374 :
桜庭 奏:03/06/14 23:47 ID:UhyvpQh0
自室でニュースを見ながら洗濯物をたたんでいる。
「よ〜し! 完成!!」
角が立つまで生クリームを泡立てた後、クリームをどうしようか考える。
「ケーキでもいいけど……パフェでもいいよね〜」
あまり深く考えずに、新しいボールを取り出す。
376 :
秋山 麗:03/06/14 23:55 ID:caDlkjIF
ふと、手際よく調律をすると、近くにイスを持ってきて、ハープを奏で始める。
楽器故か、落ち着いた音色ではあるが、どこか悲しげな雰囲気が広間に広がっていく。
「早めにお仕事が終わってしまうと、なんだか手持ちぶさたですわね・・・・・・」
378 :
桜庭 奏:03/06/14 23:59 ID:UhyvpQh0
真剣な顔でニュースを見ながらたたんでいたが、やっとたたみ終える。
自分のものと他人のものを分けて、各自に届けるべく立ち上がる。
マトリックスばりのサングラスをかけて、屋敷玄関前に現れるw
そして、無言で呼び鈴を鳴らす。
380 :
桜庭 奏:03/06/15 00:07 ID:5zJ29ad+
洗濯してたたみ終えた服を届け終え、廊下を歩いている。
381 :
秋山 麗:03/06/15 00:09 ID:fa0Zmwsi
目を瞑り、誘われているかのように指が弦の上を踊り、いつしか目じりに雫が溜まる。
>>379 「!」
呼び鈴を聞いてパタパタと玄関へ向かうと扉を小さく開く。
「はい、どちら様・・・・・・っ!?」
まさか玄関から堂々と司が来るとは思ってもいなかったので
怯えるのを通り越して硬直してしまう。
383 :
桜庭 奏:03/06/15 00:12 ID:5zJ29ad+
急いで部屋に戻ろうと早歩きで歩いている。
歩いている途中に聞こえてきたハープの音色の心地よさに目を細める。
>>382 出てきたのが瑞葉だと気付くが、表情を変えずに軽く頭を下げる。
「……こんばんは。どうかしましたか?」
何故か、瑞葉を知らない素振りをして首を傾げる。
サングラスをしているため、表情は読み取れない。
「あなたに話したいことがあるんですけれど、時間、いただけますか?」
謙虚な態度で瑞葉に尋ねる。
385 :
秋山 麗:03/06/15 00:17 ID:fa0Zmwsi
頭に思い出されていた楽譜を最後まで弾き終え、再び広間が静かになる。
「……もうずっと弾いてなかったけど……覚えてるものね……」
>>384 「えっ? あ、あの・・・・・・?」
どうにも様子がおかしいと気づいて
こちらも首を傾げる。
「でも、つか・・・・・・」
名前を呼ぼうとしたものの、そうしてはいけない気がして踏みとどまる。
>あなたに話したいことがあるんですけれど
「え、ええ。それでは、こちらへどうぞ」
司の奇妙な振る舞いに訝しげな顔をしながらも客間へ通しソファをすすめる。
>>386 客間へ案内される間も終始無言で、瑞葉についていく。
そして、客間にあるソファにゆっくりと腰を下ろすとため息をつく。
「……すみませんが、ドアを閉めてもらえますか? 二人きりで話したいんで」
落ち着いた口調で言うと、瑞葉の背後に誰もいない事を確かめる。
388 :
桜庭 奏:03/06/15 00:23 ID:5zJ29ad+
ハープの音色に誘われたように、音をたどって歩いていく。
(どこから聞こえてくるんだろう……ピアノは見かけたことあるけど、ハープはまだ見たことないような…?)
しばらく音を追っていると、ある部屋にたどり着く。
「ここから、聞こえてるみたい。」とドアに耳を当てながらつぶやく。
誰が演奏してるのか気になるが、演奏中の邪魔だとイヤなので、しばらくじっとしていたが。
>>385 演奏が終わったので扉をそっと開けてみる。
「……あ。さっきのハープって、麗センパイだったんですか?」
驚いて目を見開くが、すぐに微笑む。
「とてもキレイだったので、音を追ってここまで来ちゃいました。」
>>387 「は、はい」
警戒は解かぬようにしながらも、扉を閉めると
部屋に備え付けのポットを使って紅茶を淹れる。
「あの、お飲みになりますか?」
そっとティーカップを司に差し出す。
390 :
秋山 麗:03/06/15 00:27 ID:fa0Zmwsi
>>388 「……えっ?」
突然声をかけられ、はっとして振り返り、部屋の入口にいた奏の姿を見つける。
「あっ、私、その……ごめんなさい、少し夢中になってしまって……」
慌てて涙を拭って、ハープを片付ける。
>>389 瑞葉がドアを閉めた瞬間、目元が怪しく光る。
そして、差し出されたティーカップを黙って受け取る。
「……隣りに座ってもらえますか? 誰にも聞かれたくない話なんで」
あくまでよそよそしく振る舞い続けながら、少し笑ってみせる。
>>391 「え・・・・・・はい」
司の見せた笑みに
(ひょっとしてもう乱暴なことはされないのかも)
と気を緩めて、隣に腰を下ろす。
「お話って、何でしょう?」
393 :
桜庭 奏:03/06/15 00:31 ID:5zJ29ad+
>>390 何で謝られるのか疑問に思い、首をかしげる。
「そんな、こちらこそ…ステキなハープを聴けたからお礼を言いたいくらいなのに…」
と言葉を続けかけるが、麗が涙を拭ったのを見て思わず言葉を飲み込んでしまう。
>>392 瑞葉が腰掛けた瞬間、肩に片手を回してこちらに引き寄せる。
そして、ゆっくりとサングラスをはずして床に落とす。
「瑞葉……元気そうだな」
瑞葉の目を見つめてニヤリと笑うと、逃げられないように手に力を込める。
「話したいことってのは、お前のよく知ってる男がこの屋敷で
働いているって噂を聞いたからさ……俺も知ってる名前だったからさ。
アイツ、ここにいるの?」
395 :
秋山 麗:03/06/15 00:37 ID:fa0Zmwsi
>>393 「ふふっ、ありがとう。
でも、綺麗なのは楽器のおかげ。私の腕ではありませんよ」
褒めてくれたことには正直にお礼を、と思ったのだが、さっきまでの悲しみの気持ちもあり、苦笑いになってしまう。
「それで、私に何か用ですか?」
>>394 「きゃ・・・・・っ!?」
強引に抱き寄せられて悲鳴をあげ、表情をうかがうと
さきほどまでの柔和な表情ではなくなっているので
安心していた分、さらに絶望感を覚える。
>アイツ、ここにいるの?
「そ、そんなこと、あなたには・・・・・・・いえ、はい、いらっしゃいますわ」
一瞬逆らおうとするものの、結局恐怖に負けて首肯してしまう。
397 :
桜庭 奏:03/06/15 00:41 ID:5zJ29ad+
>>395 麗の苦笑いに、何故かこっちまで少し切なくなる。
>「それで、私に何か用ですか?」
「…あ、実は、何も無いんです…。
みんなに洗濯物をたたんだのを届けて廊下を歩いていたら、ハープの音が聞こえて、その音をたどってたらここに来ちゃっただけですから。
演奏してたのが麗センパイだったのにも、扉を開けるまで気付きませんでした。」
今度はこちらが苦笑してみせる。
>>396 「へぇ……じゃ、噂は本当だったんだ」
つまらない感じで舌打ちすると、空いている手をゆっくりと瑞葉の
スカートの中に入れていく。
「ここの屋敷のメイドってさ、誰とでもヤるんだろ? 客だろうが、客じゃ
なかろうが……ってことはもうアイツとした?」
瑞葉の耳元で囁くように言うと、太腿を撫で出す。
>>398 「あっ、い、いやぁ・・・・・・っ」
太腿を撫で回されて小声で悲鳴を上げる。
>ここの屋敷のメイドってさ、誰とでもヤるんだろ?
「そ、そんなんじゃありませんっ」
キっと司を睨んで抗議しようとするが
>ってことはもうアイツとした?
「っ! そ、それは・・・・・・」
途端に弱弱しく視線をそらすと俯いてしまう。
400 :
秋山 麗:03/06/15 00:51 ID:fa0Zmwsi
>>397 「まあ、ピアノやバイオリンと違って、ハープなんて、弾ける人は少ないですからね」
そっと、傍らにあるカバーをかけたハープを撫でながら、そんな事を言う。
「……そういえば奏さん、最近あなたが担当の時に限って、妙に来客が多いようですけど……
接客などで、困ったこととかありますか?」
接客はそれなりに腕の立つ(?)者が、というのが侯爵家では普通だったため、少し心配になって聞いてみる。
>>399 「なんだよ、ハッキリ言えよ。ちゃんとこっち向いてさ」
言葉を途切らせてしまった瑞葉をからかうように言うと、耳朶に舌先を
這わせていく。
「言えないんなら、この身体に聞いてみようかな」
そして、撫でていた手を太腿から内腿に移動させていく。
402 :
桜庭 奏:03/06/15 00:59 ID:5zJ29ad+
>>400 >「……そういえば奏さん、最近あなたが担当の時に限って〜
すぐにこの前の失敗や梓紗のことが頭に浮かび、思わず眉根を寄せる。
「困ったこと…あるといえば、あるんですが……」
前の失敗は、自分で気をつければなんとかなると思うものの、昨日の梓紗を思うと気が重くなる。
「私、やっぱりああいう行為は、あんまり得意じゃなくて……」
と言いかけるが、その件で悩むことはたくさんあるので、どれから話していいのか、全部話してしまって
いいのか迷いながらうつむく。
>>401 「・・・・・そ、そんなこと・・・・・・ぁん、あなたには、かんけ、んふぅぅっ!
関係、ありま、せんわ・・・・・・ぁぁっ」
焦らすような愛撫に反応を示しながらも
司の胸に手を当てて押しのけようとし、
言葉でも抵抗を見せる。
が、なかなか手には力が入らず、かえって愛撫が
効果的であることを明確にしてしまっている。
>>403 「それ、嫌がってんの? それとも欲しがってんの?」
くすくすと笑いながら、ショーツの上から秘裂をなぞりだす。
「あ、もう湿ってきてる。相変わらず準備が早いね〜」
もう逃げられないだろうと確信し、肩に回していた手で瑞葉の顎を持ち上げる。
「目もこんなに潤んで……相手してもらえないの? それとも淫乱女になっちゃった?」
>>404 嫌がっているはずなのに身体が反応を示してしまうことに
激しい羞恥を嫌悪を覚えて
小さく震えながら頭を横にふるしか出来ない。
「違います・・・・・・そんなの違います・・・・・・っ」
涙を零しながら司に許しを請うような眼差しを向ける。
406 :
秋山 麗:03/06/15 01:08 ID:fa0Zmwsi
>>402 「やはり、例に漏れず、ですか……まあ、私や志保さんなどのほうが、特別なのかもしれませんけど……」
そう言うと、ふぅ、と軽く息を吐く。
「体を開くことに抵抗を感じているのは、他のメイドさんたちも同じですよ。
思いの持ち方と、あとは経験でどうにかするしか無いでしょうね……」
自分自信は、先入観が皆無な状態から始まったので、そういう抵抗は薄いのだが……
それゆえに、これ以上の明確な答えが用意できなかったりする。
>>405 「違うって……じゃあ何でココ、こんなに濡れてきてるの?」
ショーツのわきから指を入れると、わざと水音を立てる。
「ここも、服の上からなのに勃ってるのがわかるしさ。あ、わかった!
これが瑞葉の客に対する誘惑術ってことか」
メイド服の上から胸を揉みつつ、硬くなっている乳首を弄る。
「俺、誘惑されてんだ……それならちゃんとそれに応えないとね」
408 :
桜庭 奏:03/06/15 01:17 ID:5zJ29ad+
>>406 >「体を開くことに抵抗を感じているのは、他のメイドさんたちも〜
自分だけではないと知り、少しほっとした表情をするが、すぐにまた曇る。
「それに、ここのメイドさんたちって、みんなスタイルがよくてうらやましいです。
……昨日も、小さい胸だって言われて……背も低いから、年下の人にも見下ろされちゃうし。
ああいう雰囲気になると、もう、なんていうか、『なすがまま』みたいになっちゃうんです。
口ではイヤだって言えても、お客様には言ってよくない言葉だし……
なんだか、やっていけるのか不安です。」
どこか気恥ずかしいのか麗と視線を合わせないままゆっくり語る。
>>407 「いやっ! いやぁぁっ、音立てないで下さいぃっ!」
顔を覆って頭をふるふると左右に振りながら泣き出してしまう。
>俺、誘惑されてんだ
「そんなんじゃありません・・・・・お願いですから、もうやめて・・・・・・助けて」
胸をまさぐられ、秘豆にまで触れられて
身体が言うことを聞かなくなっていくのを感じながらも
必死で懇願する。
410 :
秋山 麗:03/06/15 01:24 ID:fa0Zmwsi
>>408 「『なすがまま』にされているのではなくて、『何も考えていない』のではないですか?」
そう言いながら、奏に歩み寄っていく。
「今まで経験が無いからこそ、そういう雰囲気になってしまったら、どうしたらいいのかわからない……
例えば……」
ゆっくりと手を上げると、つつっ、と奏の胸に指を這わす。
>>409 「やだね。大体ここで止めたら男として示しがつかないだろ?」
何故か得意げになって訳のわからない事を言うと
瑞葉の身体をソファに押し倒す。
「力が抜けてるみたいだね……こっちもヤりやすくていいよ」
そして、瑞葉の胸を乱暴に晒すと、乳首に吸い付く。
「……あ、ココ緩くなってるな。何人の男とヤったらこんなに緩くなるんだ?」
そう呟くと、膣内に指を入れて、膣壁を爪先で擦りだす。
412 :
桜庭 奏:03/06/15 01:30 ID:5zJ29ad+
>>410 >「『なすがまま』にされているのではなくて、〜
「…そういえば、そうかも……頭がぼーっとして、あまり考えられなくて……」
うつむきながら話し、麗が近づくのに気付かず話を聞いていると、急に胸に触れられ声を上げる。
「ひゃっ」
あわてて口を両手で隠し、麗を見つめる。
>>411 「あ・・・・・・あ、くぅぅっ、や、ひゃ・・・・・ぅんっ」
押し倒されて、直に乳首を刺激され、蕾が完全に尖りきる。
>何人の男とヤったらこんなに緩くなるんだ?
「ひ、あああっ! や、い、痛・・・・・ぁっ
やめて、下さい・・・・・・そんな、そんなにして、ません・・・・・・っ」
言葉とともに、膣が司の指を締め付ける。
>>413 「ははっ、痛がってる割には俺の指を締め付けてるね。どうして?」
瑞葉を嘲るようにそう言うと、指の数を増やし、更に奥へと挿入させる。
「もうヌルヌルだからすんなり入るしさ〜、もしかして、もうイっちゃうの?」
そして、瑞葉を果てさせんばかりに指を激しく出し入れさせる。
「この辺かな……瑞葉のGスポット♪」
指の腹を上に向けて、適当な位置で膣壁を押し上げてみる。
415 :
秋山 麗:03/06/15 01:39 ID:fa0Zmwsi
>>412 「『イヤ』でしたか? もしそうなら、口より先に胸を隠すでしょう?」
そう言うとにっこり微笑み、さらに人差し指で奏の胸を撫でていく。
「興味は少なからずあるけど、何が何だかわからなくなってしまう、だからお客様に失礼になるのではないか……
そんな感じだと思いますけど……どうですか?」
>>414 「あふぅっ、いやあぁぁっ、や、やめて下さいっ
激し、すぎますぅぅっ! あ、あんっ、あはぁ・・・・・っ!」
司の指の動きが早まると、腰が浮いてガクガクと動き始め、
>この辺かな……瑞葉のGスポット♪
指が襞に押し当てられた瞬間、目の前が真っ白になってしまう。
「・・・・・っっっ!!! あ・・・・・あ・・・・・・あぁ・・・・・・・っ」
やがてがっくりとソファに崩れ落ち、虚ろな瞳から涙を零す。
「・・・・・うぅ・・・・・・ぐすっ・・・・・・」
417 :
桜庭 奏:03/06/15 01:45 ID:5zJ29ad+
>>415 麗が言い当てた一言に、あまりにも図星だったので目を丸くする。
「そ…うなんです。分からないうちに、自分はされるがままだし、相手は満足してくれてるのか分からないし、
何より、恥ずかしくて、…まだ少しこわくて……」
その間にも胸を撫で続けられ、だんだん目がトロンとしてくる。
>>416 「あ〜あ、本当にイきやがった……」
ぐったりとしてしまった瑞葉を見下ろしながら、びしょびしょになった手を
ぺロリを舐める。
「おまけに潮まで吹いてさ。相変わらずイき方が派手だね〜」
笑いながら言うと、おもむろに自分のズボンのファスナーを下げる。
「もうヘトヘトのお前のために、わざわざ客の俺が出してやったんだ。
ほら、しっかりとご奉仕してくれよ?」
瑞葉の髪を掴んで、自分の肉幹先を瑞葉の口元につける。
>>418 「ん・・・・・・うむぅぅっ!」
ぐったりとしていたところに、モノを口元へつきつけられ、
仕方なく舌を這わせ始める。
「はんぅ・・・・・・・れろ、んっ、んん・・・・・・・ちゅ・・・・・・」
早く終わらせてしまおうと考えたのか、
唾液をまぶしながら激しく幹に舌を絡ませ
口いっぱいに頬張ると、頭を上下させる。
420 :
秋山 麗:03/06/15 01:55 ID:fa0Zmwsi
>>417 正直な奏の返答に、思わずため息が出る。
「あなた……確か、伯爵様のお屋敷に一度行きましたよね?
その時、きちんと最後まで、お相手していただけました?」
そっと、奏の体を抱くようにして引き寄せると、ゆっくりと床に押し倒す。
「相手が満足していないのなら、大概、途中で突っぱねられますよ。
恥ずかしいのはともかくとして……自分に最後まで付き合ってくれたという事は、満足していただけたということです」
言いながら、彼女の胸元を開き、スカートをたくし上げる。
「ちょっと苦しいかもしれませんけど……いいですか?」
>>419 「おっ……す、すげ……っ、俺の方こそもうイっちゃいそうだ」
瑞葉の舌技に肝をつぶしつつ、更に快感を得ようと喉奥に突き立てていく。
「キュウキュウ閉まっていいよ……そうそう、くびれの所に……」
瑞葉の後頭部を押さえてぶつぶつと言いながら、やがて自分の都合に合わせて腰を
前後に振り出す。
「……もうダメだ……っ!」
そして、喉奥に突き立てたまま、白濁液を瑞葉の口内に注ぎ込む。
>>421 「んっ、んふぅぅぅっっ!!」
苦しげに顔をしかめ、目をきつく瞑りながらも
司の白濁を受け止め、全て飲み干していく。
「・・・・・っ、こく・・・・・こく・・・・・・んん、んくっ」
射精がとまると、幹の中に残った分まで吸出し、
鈴口に舌を当てて白濁の汚れをぬぐう。
「・・・・・ぷはぁ・・・・・あの、これで満足していただけましたか?」
悲しげな表情で司を見上げて問う。
423 :
桜庭 奏:03/06/15 02:06 ID:5zJ29ad+
>>420 少し戸惑いながら麗に押し倒され、伯爵家に行ったときのことを思い出しつつ答える。
「えーっと……確か、最後まで……」と話してる途中、あのときの自分の痴態を思い出し赤くなる。
>自分に最後まで付き合ってくれたという〜
その言葉を聞いて、一応安心するが、ふと疑問を感じてたずねる。
「麗センパイ、もしかして、伯爵様とのことも、御主人様のことも、昨日の来客の相手のことも……
全部、ご存知なんですか?」
胸やショーツを見られている状況の恥ずかしさに、少し瞳をうるませるが、信頼している先輩が相手なだけあって、
(練習につきあってくれてるんだわ)とどこかで安心しており、麗の行為にも言葉をはさまない。
>>422 ゆっくりと瑞葉の口から肉幹を引き抜くと、表情が冷たくなる。
「はぁ? よく見ろよ。満足してると思うか?」
まだ余裕が残っている肉幹を瑞葉に見せつけると、肉幹に付いている
瑞葉の唾液を頬に擦りつける。
「何人もの男をくわえこんでるお前なら、この後どんな態度を取ればいいのか
わかるよな?」
腕を組んで、試すような視線を瑞葉に送ると、ニヤリを笑う。
425 :
秋山 麗:03/06/15 02:13 ID:fa0Zmwsi
>>423 「えっと、伯爵様のお屋敷へ行かれたことは知っていますが……それ以外は知りませんよ」
(あたしも最近忙しかったし、そんなに探る暇なんて無いって)
などと、とりあえず奏の問いに答えておく。
「とにかく、これから少し意地悪しますから、あなたは言いたい事を言って、やりたい事をやって下さい。
ダメなことは最後に教えますから」
言うなり、覆いかぶさるように彼女の上に移動すると、右手でショーツ越しに、秘所を荒々しく擦りあげ始める。
さらに、片方の胸は口で、もう片方は左手で刺激を加えていく。
>>424 薄々予想はしていたものの、やはり最後までされるのだと知って
大粒の涙をいくつも零す。
>何人もの男をくわえこんでるお前なら〜
「・・・・・・かしこまり・・・・・・ました」
ソファに再び寝転ぶと、脚を抱え上げて秘所が司によく見えるようにする。
「ここに・・・・・・司様のを・・・・・・どうぞ・・・・・・っ」
半分泣きじゃくっていながらも、秘裂からは愛液が溢れだしている。
>>426 「そんな悲しい顔で頼まれてもなぁ……それで接客してるつもり?」
そう言いながら、肉幹を秘裂に食い込ませ、焦らすように擦り付ける。
「俺じゃなく、アイツだと思って言ってみなよ。もっとねだるみたいにな」
幹先を少し挿れつつ、瑞葉を困らせるような要求を出す。
「そしたらきっと気持ちも変わるさ。ほら、アイツの名前読んでみなよ」
428 :
桜庭 奏:03/06/15 02:25 ID:5zJ29ad+
>>425 >「えっと、伯爵様のお屋敷へ行かれたことは知っていますが〜
全部知られているのかと思って焦ったが、そうでもなかったので少しだけ安心し、「そうですか…よかった。」と答える。
しかし、伯爵のところへ行っただけでもう事があったと思われているのには驚き、(もしかして、伯爵様ってそういう
(御主人様と同じような)人なのかも…)と思う。
>「とにかく、これから少し意地悪しますから〜
真剣な顔で麗の言葉を聞き、「分かりました」とうなずく。
(どんなことを言っても、やっても、気にしなくていいってことよね…?)
と考えるや否や、急に激しく愛撫されて声が出そうになるが、羞恥心からか片手で口を押さえる。
「っ…んんっ……ん…っ……」
胸と秘所への刺激に耐えられなくなり目を瞑るが、秘所には愛液が溢れはじめショーツにはシミが出来ている。
>>427 「ひゃあぅっ、あん、ああ・・・・・っ」
入り口の感じやすい部分を擦られて、耐え切れないように悶える。
>ほら、アイツの名前読んでみなよ
「やぁ・・・・・いやです、それは・・・・・・それだけはっ!
瀬名様に、申し訳・・・・・・ないです・・・・・っ」
瀬名の名前を呼んだ途端に、膣口がキツくなり、
司のモノの亀頭を締め付ける。
「・・・・・・司様・・・・・お願いします、いやらしい私を、
ご存分に犯して下さい。それで、今夜は・・・・・・・」
司の要求に答える代わりに、より淫らな台詞で誘う。
430 :
秋山 麗:03/06/15 02:31 ID:fa0Zmwsi
>>428 しばらく奏の感度を高めると、胸を責めていた手で、奏の口を塞いでいる手をどけてしまう。
「はい、口は塞がないこと……」
口を塞いでいた手を掴んだまま、もう片方の手でまた口が塞がれないように牽制しつつ、
秘所の割れ目に沿って這わせていた手で、割れ目の上に張り出してきた突起を引っかく。
……が、奏が絶頂に達しないように、そこで一度責めるのをやめ、
少し時間を置いてまた割れ目を擦り始める。
>>429 「へっ、客の要望に応えられないなんて最低なメイドだな!」
吐き捨てるように言うと、怒りまかせに瑞葉の膣内へ肉幹を突き立てる。
「何が「瀬名様に申し訳ない」だよ……客の俺とアイツと
どっちが大事なのか、考えればわかるだろ!?」
瑞葉の身体を激しく揺さぶるように、腰を動かしていく。
「こんなに考えが薄いメイドを、この屋敷の御主人様は飼っているのか。
ふん……ここの御主人様はもうダメだな!!」
更に冷酷な言葉を瑞葉に浴びせながら、やがて肉幹が膨張してくる。
「……緩くなったと思えば、締め付けてくる……このメス豚!」
432 :
桜庭 奏:03/06/15 02:39 ID:5zJ29ad+
>>430 麗の愛撫にだんだん頭が働かなくなってきた頃、手をどかされてあせり、思わず「え…」と言ってしまう。
しかし、これも練習なんだと思い直し、我慢することにする。
敏感な突起を引っかかれ、「ぁん!」と大きな声が出てしまい、手を動かしかけるが、すぐに元に戻す。
秘所を愛撫され、またどんどん愛液が出てくる。知らぬうちに奏の腰も動いている。
「…ん……っ…」
>>431 「もっ、申し訳ありませ・・・・・ああぁぁっ!」
奥まで貫かれて大きな嬌声を上げる。
体勢を立て直す暇も無く激しく突き上げられて
ただ揺すられるままになってしまう。
「あぅ、ぐ、あふぅっ! 司様・・・・・・ごめんなさい、司様ぁっ!」
許しを請うように、何とか脚を司の腰に回すと
自分でも腰を動かし始める。
434 :
秋山 麗:03/06/15 02:46 ID:fa0Zmwsi
>>432 「……どうしてほしいですか?」
ふと、我慢をし続ける奏に、そう囁く。
「やりたい事をやっていい、と言いましたよね? 我慢する必要は無いんですよ?
ここには私しか居ませんし……それに、このままだと、一晩中こうされ続ける事になりますよ?」
やおら、奏のショーツを片手で機用にずらすと、人差し指と中指の二本を、割れ目の間に突き刺す。
>>433 「俺に絡み付いてまで欲しいのか。この淫乱女!」
腰に巻きついてきた瑞葉の脚の感触に、卑しい笑い声を上げる。
「欲しいなら欲しいって言えよ……アイツよりお前を気持ち良くさせてやるよ……」
そう言うと、一層力を込めて最奥を突き、大量の白濁液を放出させる。
「……それこそ、気絶するくらいにな」
瑞葉に顔を近付けて囁くと、唾液を吸うように瑞葉の唇に吸い付く。
436 :
桜庭 奏:03/06/15 02:55 ID:5zJ29ad+
>>434 >「……どうしてほしいですか?」
麗の問いに顔を真っ赤にして目を開け、麗を見つめる。
(そんなこと、どうして欲しいかなんて、分かんない……)と思いながらも、身体はうずうずしており、
自分で本当のことを認められないだけだったりする。
あまり考えられなくなっている頭で麗の言葉を聞くうちに、だんだん気持ちが揺れてくる。
(そうだよね…ここには、センパイしかいないし、練習だし、一晩中はイヤだし……)
そして、ついに、顔を真っ赤にしながら例を見つめて欲望を口にしてしまう。
「センパイ……、イかせてください……っ」
言い切ると、あまりの恥ずかしさに目をそらして目を瞑る。
>>435 >俺に絡み付いてまで欲しいのか
「ち、ちが、あぅっ、ひっ、んあああっ! 違いますぅっ!」
司の怒りを静めようとしたのに、かえって激しく責められて
どうにもならない快楽に身体を侵食されていく。
やがて体内で司が暴発したのと同時に唇をふさがれ、
声も上げられないせいで、いつもよりも大きく身体を撥ねさせて
絶頂の様子を示す。
「うむぅ・・・・・んんっ! んんんぅっ!! んっ、んっ、ん・・・・・・」
大粒の涙を流していた瞳がやがて虚ろになり、
身体からも力が抜けて、ソファに倒れこんでしまう。
439 :
秋山 麗:03/06/15 03:03 ID:fa0Zmwsi
>>436 「そう……」
とだけ答えると、最初の時のように胸への攻撃を再開し、奏の中に差し込んだ指を激しく出し入れする。
息も絶え絶えに、悶え方が激しくなっていく奏を見つつ、頃合いを見計らって、
胸と秘所、合わせて三箇所の突起を、手と口で同時に引っ張りあげる!
奏が達したのを確認すると、取りあえず近場からタオルを調達し、彼女の身だしなみを整えていく。
>>437 すっかり気が抜けてしまった瑞葉を見て、小さな笑みを浮かべると
ゆっくりと肉幹を引き抜いて、残った白濁液を瑞葉の顔にかける。
「ザーメン臭い瑞葉にはお似合いの姿だな。この顔で御主人様とアイツに
おねだりしてみろよ。ドロドロになったココを開きながらな」
そう言うと、瑞葉の秘肉を広げて、白濁液を垂らせる。
「これで俺の話は終わり。瑞葉、次に逢う時までせいぜい男を骨抜きにしてな。
楽しみにしてるから」
くすくすと笑い続けながら立ち上がり、身づくろいをするとサングラスを拾って
客間を出て行く。
441 :
桜庭 奏:03/06/15 03:12 ID:5zJ29ad+
>>439 言ったとたんに激しくなった愛撫に、そのまま昇りつめ「ああっ!!」とひときわ大きな声を上げ身体を痙攣させる。
息を荒くしながら、麗が自分の身だしなみを整えてくれているのをぼーっと見つめるが、しばらくすると我に返り、
あわてて身体を起こす。
「すみません…!自分でやります。それと…センパイ、ありがとうございました。」
今の自分の格好と状況を考え羞恥心で一杯になりながらも麗を見つめてお礼を言う。
そして、自分で格好を整えてなんとか部屋を出られる格好になる。
>>440 司が去った後も、しばらく放心したように横たわっていたが
やがてゆっくりと起き上がり、顔に撒き散らされた白濁をすくって舐めとる。
その苦みにハっとして身繕いをすると
開け放たれた扉から廊下の様子を伺う。
誰もいないのを確認して胸をなでおろす。
「ああ・・・・・・身体、綺麗にしませんと・・・・・・・
おじ様にも、瀬名様にも、嫌われて・・・・・・ひくっ」
未だどこか虚ろなままの表情でブツブツと呟きながら
ふらふらと浴場へ向かう。
443 :
秋山 麗:03/06/15 03:19 ID:fa0Zmwsi
>>441 一通り後片付けが済んでから、
「やはり、恥ずかしさが強いみたいですね……
少なくとも声は出した方が、自分も気持ちよくなれますし、お客様のウケもいいですよ」
などとアドバイスというかコツというか、思った事を口に出す。
幾分よろける奏を支えながら部屋を出て、自室へ向かう道すがら、
「……今度、攻守逆転してみますか? なんて」
そう言うとくすくすと笑い出す。
444 :
桜庭 奏:03/06/15 03:27 ID:5zJ29ad+
>>443 >少なくとも声は出した方が、自分も気持ちよくなれますし〜
「そうなんですか…。出そうになるときもあるんですが、なんか、どう出せばいいのか分からないっていうか……」
『お客様のウケ』の部分に反応し、色々考えながら話す。
まだふらふらしながら麗と共に自室へ向かうが。
>「……今度、攻守逆転してみますか? なんて」
「え?」
思わず眉根を寄せて麗の方へ向く。
麗はくすくす笑うが、つい真剣になって考える。
(うわ〜。『攻め』なんて私に出来るんだろうか……)
今回のことで、メイドの仕事のことも少しは気楽に考えられるようになった奏であった。
部屋の整理をしている。
447 :
椿 杏樹:03/06/15 23:08 ID:SckFHk5Y
「♪〜♪♪〜」
メロディーを口ずさみつつ、酒蔵のワインを手に取っている。
不要になった雑誌類を片付けている。
449 :
椿 杏樹:03/06/15 23:20 ID:SckFHk5Y
「1975年物は…これじゃなくて、ええと。」
取りに来た目当てのワインが見つからず1本1本チェックしている。
「ワインさんワインさん、どこですか〜……と」
「今日はお客様はいらっしゃいますかしら?」
不安も入り混じった表情でぽつりと呟く。
テラスで昔のレシピノートを片手に、試作品のケーキを何種か試食している。
「うん、まあまあ……。か?」
整理を続けていると、先日瀬名から没収したエロ本が出てくる。
「あっ・・・・・・こ、これ、どうしましょう?」
しばし迷った挙句、とりあえず紐で縛って資源ゴミに出すことにする。
(本当は俺はパティシェだけど、甘いもんばっかり作るって訳にもいかねーからな…。
でも時間外なら問題無いか)
親指についたチョコクリームを舐める。
キョロキョロ辺りを伺いながら
瀬名から没収したブツを束ねたものを運んでいる。
457 :
桜庭 奏:03/06/15 23:49 ID:5zJ29ad+
見回りをしながら廊下を歩いている。
月明かりの中テラスに一人座りこんでいたが、背後に複数の足音を耳にし振り返る。
「ん」
例のブツをもったままテラスの辺りにさしかかるが、瀬名にはまだ気づいていない。
460 :
桜庭 奏:03/06/15 23:57 ID:5zJ29ad+
「もうすぐ終わり…っと。」
独り言を言いながら歩き、テラスのそばにさしかかると、すぐ近くに座っている瀬名と何か持ちながら歩いている瑞葉を見つける。
「あ、瀬名さん、瑞葉さん、こんばんは。」
>>459 ぱたぱたと自分に気付かず通り過ぎようとする瑞葉に声をかける。
「あ、お疲れ様です」
>>460 「こんばんは」
時同じくしてテラスを通りがかった奏にも挨拶する。
(そうだ。丁度いい、やっぱり女の子に食って貰うのが一番なのかも…)
思いつき2人に手招きして、何個ものケーキが乗った皿を笑顔と共に見せる。
「あの、2人とも今忙しいですか。
良かったらちょっと試食して貰いたいのがあるんですけど。コレ」
>>460 「えっ? あ、奏さん・・・・・・こ、こんばんは」
咄嗟に雑誌の束を後ろ手に隠して挨拶するが
>>461 「はい? せ、瀬名様っ!?」
他でもないブツの持ち主がテラスにいたことに気づいて
さらにアタフタする。
普段なら目がないはずのケーキにも全く食指が動かない状態である。
463 :
桜庭 奏:03/06/16 00:11 ID:Qbunxvpz
>>462 瑞葉が何かを後ろに隠したのを見て一瞬疑問に思うが、
>>461 沢山のケーキを見て目を輝かせる。
「わ、おいしそう!最近、夕食が早くてこのくらいの時間になると小腹がすくんですよね〜。
太る前兆だったら困るけど。」
と苦笑しながらも、目はケーキに釘付けである。
>>462 急に慌てる瑞葉の様子に首を傾げる。
「?…どうしたの瑞葉さん。まあいいや、ここ座ってよ」
至って爽やかな笑顔を振り撒き、
自分から回収したエロ本が奏の目にも晒される危険がある、などとは全く気付いていない。
>>463 >わ、おいしそう!
食べたそうに目を輝かせる奏に喜ぶ。
「え、本当ですか!?大丈夫だよ。食ってって食ってって」
(見た目は良く出来てるって事か。よしよし、なかなか好感触じゃん)
「はい!」
嬉しさの余り、フォークにケーキをひとかけ刺し、奏に『あーん』するように差し出す。
>>464-465 >ここ座ってよ
「え、でも・・・・・・」
さすがにエロ本を晒すのは気が咎めるし
自分でも恥ずかしいので、何とか立ち去ろうとするが
>『あーん』するように〜
瀬名の奏に対する親しげな様子に少なからずムッとして
どうにでもなれ、とばかりに椅子に腰を下ろす。
(そうですわ。別に私が気遣って差し上げるようなことではありませんもの。
元はといえば、こんなものを持っていた瀬名様が悪いんですし)
そんなことを内心考えて自己正当化する。
466 :
桜庭 奏:03/06/16 00:30 ID:Qbunxvpz
>>464,
>>465 >「え、本当ですか!?大丈夫だよ。食って〜
「いいんですか?じゃあ、お言葉に甘えて。」
側に座りながら、うれしそうな瀬名につられて笑顔で言う。
>「はい!」
瀬名に合わせて、ついノリで口を開けてケーキを食べさせてもらってしまう。
「ん、おいし〜い」
と幸せそうな顔で瀬名に言うが、ふと不機嫌そうな瑞葉が目に入る。
その途端、自分が『食べさせてもらった』ことに気付き、少し赤くなる。
(うわ…私ったら……)
「瑞葉さん、おいしかったですよ。」と、(ごめんなさい)を込めてぎこちなく微笑む。
>>465 「?」
むくれた表情で自分の隣に腰を降ろす瑞葉を見て少し驚く。
(あ…あれ、なんか怒ってる…?俺、ヤバイ事でも言ったっけ)
ビクビクしつつとりあえず瑞葉にもケーキの皿を差し出す。
「は、はい、どうぞ」
>>466 >おいし〜い
「え、ホントですか!良かった。これだけ一気に作ったから、正直失敗しそうかなと思ってたんですよ。
ここのメイドさん菓子にはうるさいから、気合入れて作らないと」
誉められた事に照れて笑いながら、自分もクリームたっぷりのシュークリームをかじる。
>>466-7 瀬名から差し出された皿には目もくれずに、奏に微笑みかける。
「瀬名様はお料理上手ですものね。
でもそれに釣られて騙されたらいけませんわよ?
口説かれてるな、と思ったら注意しませんと」
瀬名をチクチクと皮肉の棘で刺す。
「・・・・・そういえば瀬名様、お皿、重いんじゃありません?
ここにでも置いて下さいな」
ようやく瀬名の方を向くと、さらりと言うが
彼の前に押し出したのは、エロ雑誌の束だったりする。
469 :
桜庭 奏:03/06/16 00:53 ID:Qbunxvpz
>>467-468 >ここのメイドさん菓子にはうるさいから、〜
「えへへ。実は、学生のときはおいしいお店を見つけては友達とケーキ食べに出歩いてたんですよ。」
と瀬名に微笑みながら、ケーキを食べるが。
>「瀬名様はお料理上手ですものね〜
棘のある瑞葉の言葉に、思わず硬直する。とりあえず苦笑して対応するが、3人の雰囲気が気まずくなり、内心かなりあせる。
(もしかして、私がいていけなかった…?2人の邪魔だったのかも…)
と思った瞬間、瑞葉が押し出したエロ雑誌を見てしまい驚く。
「み、瑞葉さん…これは?」
まさか元・瀬名の物だとは思わず、屋敷の男性陣のを集めたものかな、などと考える。
>>468 >でもそれに釣られて騙されたらいけませんわよ〜
ぐさ、ぐさぐさと身に突き刺すような言い方の瑞葉にただ冷や汗を流す。
>ここにでも置いて下さいな
「!!」
しまいには目の前に叩きつけるように、以前自分の部屋から奪われたエロ本の表紙が晒され
顔を真っ赤にさせる。
(…っ、しまって下さいよこれ!マズイって!)
激しく慌て、奏に聞かれないよう小声で瑞葉に囁く。
(何でも言う事聞きますからこれだけは勘弁して、瑞葉さん)
>>469 >「み、瑞葉さん…これは?」
「何でもないんです!!奏さん、はい、ほらもう1個ー」
エロ本に注目が行く前に、誤魔化すようにまた奏の口にケーキを食べさせる。
>>469-470 >何でも言う事聞きますから〜
「あら? どうなさいましたの? 瀬名様。
お顔の色が悪いですわよ?」
ニコニコと笑っているものの、目だけは据わっている表情で
あえて瀬名の囁きを無視する。
>み、瑞葉さん…これは?
「ああ、これは瀬名様のお得意なのが
何もお料理だけではないということの証拠ですわ」
瀬名が奏の口にまたケーキを運ぶのを見て、さらにトゲトゲしくなる。
(どうせなら私の口を塞いで下さればいいでしょうに・・・・・・)
472 :
桜庭 奏:03/06/16 01:11 ID:Qbunxvpz
>>470-471 >「何でもないんです!!奏さん、はい〜
またしてもつられて口を開けてしまい、ケーキを食べさせられてしまう。
食べ終えてから、少し赤くなって瀬名を下から軽く睨む(が、全然こわくない)。
「瀬名さん、私、これでもハタチなんですよー。一人でも食べられます。」と小さく頬を膨らます。
そこで、瑞葉が気になりそっと瑞葉を見ると。
>「ああ、これは瀬名様のお得意なのが〜
一瞬何のことか分からず首を傾げるが、少ししてピンと来る。
「え…、え、これ、まさか、瀬名さんの……?」
>>471 (ダメだ。よくわからないけどすごい怒ってる…この前は天国だったのにもう地獄かよ…。
だけどここで何か無理して実力行使しても奏さんがいるしな、どうしたらいいんだ)
泣きそうな顔で奏の方を見つめると、
>>472 自分のだと勘付き始めたのでかなり混乱し
「何言ってるんですか!はいもうひとつ…うわっ」
とりあえずバカの一つ覚えのように洋菓子で釣ろうとするが、
よほど慌てたのかバランスを崩し、奏と共に椅子ごと倒れてしまう。
「……。ん…んっ?」
気付くと瑞葉の目の前で、押し倒された奏と唇が重なっている。
奏の目が何か勘違いをしたのか、顔を赤らめたままとろんとしてくる。
>>472-473 奏が真相に気づいたようなので、大きく頷いて肯定しようとすると
またも瀬名がケーキで口を塞ごうとした挙句に
奏を押し倒し、唇を重ねる形になってしまったのを見て
思わず椅子を倒して立ち上がる。
「っ!」
(こ、これは偶然だとしても・・・・・・でもどうして奏さんに
この本のことを知られるのが、そんなにイヤなんですの!?)
475 :
桜庭 奏:03/06/16 01:26 ID:Qbunxvpz
>>473-474 瀬名と共に椅子ごと倒れて頭を打つが、「痛い」と言う暇もなく口をふさがれて真っ赤になり慌てる。
気付いたら長いこと口を合わせていたので、だんだん力が抜けて目がトロンとしてきており、そのまま瀬名を見つめる。
口が離れて、荒く息をしながらも、瑞葉の前だというのが気になる。
「…瀬名さん?」
(瀬名さんって、瑞葉さんが好きなんじゃなかったの?)
と思いながらも、最近のことからすっかりこの後行為にうつってしまうものだと思っている。
>>474-475 「あ」
瑞葉が椅子を倒して立ち上がりこちらを見つめる表情で、
さすがになんとなく思っている事が理解できてくる。
彼女の中で瀬名が一番でないというのは解りきった事実だが
こうも目の前でされると面白くないのは明白である。
「ちっ…違うんです、決して奏さんに今のは、やらしい気持ちでやろうとしたんじゃなくて、
えーと………ああもう!」
背後にうっとりさせた表情の奏がいるにも関わらず、半ばヤケの状態で
瑞葉の頬をすくい強引にキスをしてしまう。
「……すみません…なんか、口封じみたいで…」
>>475-476 「んんっ!?」
瀬名と奏の成り行きを見ていたところに
いきなり唇を塞がれて一瞬何がおきたのか分からなくなる。
>すみません…なんか、口封じみたいで
「え、ええと、その・・・・・みたい、というよりは、そのままですわね」
仕方ないな、という風に苦笑すると
今のキスで少しは機嫌が直ったのか、瀬名の肩を奏の方に押しやる。
「ほら、奏さん待ってらっしゃいますわ」
耳元で囁くと、自分は身を引く。
「さっきの、何でもしますから、というのは覚えておきますけれども
・・・・・・ああそうですわ。その雑誌、後で資源ゴミのところへ
持っていって下さいね、瀬名様。自分で回収したりしたらダメですわよ」
そんな試すようなことを言ってテラスを去っていく。
478 :
桜庭 奏:03/06/16 01:53 ID:Qbunxvpz
>>476-477 >「ちっ…違うんです、決して奏さんに今のは、やらしい気持ちでやろうとしたんじゃなくて〜
(もしかして、私の勘違い!?)と赤くなる。相手がそう思ってないのに、自分が先にそう思ってしまうなんて、
自分がなんだかいやらしくなったみたいで少しイヤになる。
そのまま、瑞葉にもキスをする瀬名を見て、身体を起こすのも忘れて見つめる。
(やっぱり、瑞葉さんなんだよね。それにしても、なんだか絵になる二人だなぁ…)
しばらくすると、放れていってしまった瑞葉を見て、身体を起こしながら不思議な顔をする。
「あれ?瑞葉さん…?」とりあえず、瑞葉に聞こえるように、「瑞葉さん、おやすみなさい!」と言う。
「瀬名さん…私、やっぱりお邪魔虫でしたか?ごめんなさい…」
すまなそうな顔をしながら言う。
瀬名のことは、行為があってから多少気になってはいるものの、どこか両想いにも見える二人に自分は
すっかり傍観者を決め込むつもりで邪魔をする気はさらさらなかった。
しかし、自分のせいで瑞葉が気を悪くしたのかと思うといたたまれない気分になる。
>>477 てっきり自分を怒って奏から引き離すように引っ張って行くのかと思いきや
>ほら、奏さん待ってらっしゃいますわ
という言葉に若干のショックを受けつつも、言い返せないまま
瑞葉が雑誌を置いて去るのを肩を落として見送る。
(ああ…つまりはまだ別にどうでもいい存在って事か…いや解ってたけどさ…)
>>478 テラスに奏と2人で残され、この前の記憶が急に蘇る。
>瀬名さん…私、やっぱりお邪魔虫でしたか?ごめんなさい…
「え?あ、いや…」
心配そうに自分を見つめる奏に逆に申し訳無いような気持ちになり、
一緒に床へぺたんと座り込んで、目を閉じたまま彼女の髪を撫でる。
頬に軽くキスをして微笑むと、奏の胸にそっと手をやる。
「お邪魔虫なんかじゃないよ。もともとあの子は、俺の物じゃないんだから」
480 :
桜庭 奏:03/06/16 02:09 ID:Qbunxvpz
>>479 目を閉じた瀬名を見ているうちに自分まで切なくなるが、髪を撫でられて、心地よさに目を細める。
>「お邪魔虫なんかじゃないよ。もともと〜
その言葉に、やっぱり切なさがこみ上げるが、その様子に母性本能もくすぐられる。
「瀬名さん……」
瀬名の髪をなで、片手を背中にまわす。
>>480 >瀬名の髪をなで、片手を背中にまわす
「…。」
背中に手がまわされるのを合図に、服を部分部分で乱れさせ
あてつけなのか奏の体の『日頃服で見えない部分』だけに吸い付き、白い肌に
赤い痕を何箇所も残していく。
内腿、鎖骨、乳房とある程度付け終わったところで唇を離し、
口に手を当てたまま奏とケーキを残してテラスから無言で離れる。
だが怪しげな本の数々は置き去りにせず、ちゃんと持ち去っている。
482 :
桜庭 奏:03/06/16 02:33 ID:Qbunxvpz
>>481 服を乱れさせられて少し赤くなるが、そのまま背中に手をそえる。
「……んっ…」
唇で吸い付かれて少し痛みを感じ、眉間にしわを寄せるが、瀬名の行為に身をゆだねる。
何箇所か同じことをすると、瀬名がそのまま去っていくのを座ったまま無言で見送る。
(…あれで、よかったのかな……。私、余計なことしちゃったのかも……。)
少し熱くなった身体を扇ぎながら、ため息をつく。
そこで、残ったケーキが目に入る。
(……あ。)
さっきまでの気分が一気に吹き飛び、まわりをきょろきょろしながら見回す。
(これ、もらっちゃっていいのかな?いいよね?)
ケーキを乗せた皿を持って嬉々として部屋へ戻り、ラップをして小型冷蔵庫へ入れる。
自分のおやつが増えたことに喜ぶが、コレが原因で少々体重が増えてしまうことは今は知らないでいる。
廊下を歩き、素直に資源ゴミを出そうかとも思ったが、廊下を歩く内に考えが変わってくる。
段々何かに腹が立ってきたのか
通りがかった主人の部屋が丁度ドア開き&無人なのをいい事に
「また他のメイドの所か…」
怒りに任せて、中に自分の雑誌を思いっきり投げて叩きつける。
頭に手をやり瑞葉の言葉
>>205をふと思い出す。
「ああそうだな。必要無いよ、あんなの。今度から遠慮せず、君の部屋に行けばいいんだから」
やり場の無い怒りを隠し切れずに誰とも無く呟く。
―・・・くんくん。
「甘い匂いがするぅ〜・・・。」
まだ夢から醒めてないような、
ポーッとした表情で部屋のドアからひょこっと顔を出す。
くんくん、くんくん。
「いつもの変な匂いじゃなくて、ちゃんとしたお菓子の匂い〜・・・
なんだろう、ケーキかなぁ?」
ふらふらと匂いに誘われ、テラスへと向かう。
「―・・・んむぅ〜。何にもないジャン〜。」
そういいつつ、匂いの残るテーブルの周りをくるくる歩く。
「あ、ココクリームついてる・・・。」
夕べ奏と瀬名がひっくり返った時にどうやらクリームが椅子の端についたらしい。
ぺろっと、指ですくって舐め取る。(汚いのでよい子はマネしちゃいけませんw)
「ん・・・うぁ、何だコレっ?美味しい〜っ♪」
目がキラキラと輝いて頬を紅く染める。
「こんな美味しいモノ食べてるなんて皆ずるいよ〜っ。(><)
まゆも食べたいヨー・・・あ、お台所にないかなぁ?」
いそいそと台所へ向かう。
485 :
まゆ:03/06/16 09:27 ID:hON8x2YX
台所に着き、早速冷蔵庫をごそごそ漁る。
「あ、残り物のクリームはっけ〜ん♪貰って行っちゃおっと!」
クリームの入ったボウルを抱え、自室へ戻る。
先日拝借したフランスパンにクリームを乗せて朝食。
もぐもぐ・・・ぺろ。
「ん〜・・・美味しいよぉ〜☆誰が作ってるんだろう?
まゆの知ってるおねいちゃん達じゃないのかなぁ?
それとも新しくコックさんでも雇ったのかなぁ・・・?ま、いいや♪」
クリームを乗せた部分を食べきってしまったので、次のクリームを乗せようとする・・・が。
べしょっ。
「あぁっ!!」
ボウルをひっくり返してしまった。
「う〜、やっちゃった(汗)。えーと、雑巾雑巾・・・。」
オロオロしながら床を綺麗にしていく。
拭き終わり、ふと目の前の鏡に目をやると、自分の姿が目に入った。
「うにゃー。まゆにもクリームついてるよぅ。(T-T)」
食事を中断し、シャワールームへと入ろうとするが、
体調が良いので折角だから、と浴場へ向かう。
486 :
まゆ:03/06/16 10:13 ID:hON8x2YX
タタンッ!タタンッ!
「おっふろ♪おっふろ♪おっ湯がっザバーっ☆」
意味のわからない歌を唄いながら廊下をスキップする。
「まっゆにっもケェーキっを食っべさっせろぉ〜♪」
脱衣所に着き、服を脱ぎ捨てて浴場に踏み込む。
「やっぱ広いお風呂が1バンだよね♪」
カランへ向かいながら髪を下ろす。
髪伸びたなぁ〜などと考えつつ、キチンと積み上げられた風呂イスに手を掛ける。
ザーッ。
「―・・・ドコに行っちゃったのかなぁ、おぼっちゃま・・・。」
シャワーで髪を濡らしながら、脱衣所で酷い格好で倒れた事を思い出す。
「まゆ、お世話するって決めたのに・・・
自分がお屋敷で面倒みられる側になっちゃった、ははは・・・。」
長い髪を泡で包み込み、汚れを落としていく。
487 :
まゆ:03/06/16 10:25 ID:hON8x2YX
身体を洗い、湯船に浸かる。
「ふぁ・・・気持ちいい〜・・・。」
水面ごしに、自分の身体を見る。
「ここに来てもうすぐ1年かな・・・。
今思うと、何の役にも立たないでほとんど寝てた気がする・・・(泣)。」
トホホ〜・・・と思いつつ、
湯船からあがると脱衣所で新しい衣服に着替え、自室へと戻った。
(子供用のクリーム付の服はそのまま放置の悪いコですw)
奏か・・・みかさ?
そういえば、162の所更新してるね。
自キャラくらいは自分で描こうかとオモウ今日この頃。
誰とは言いませんがw
♪
「490って誰だろう…。画力あるとは羨ましい…。もちろん、私ではないのだけれどな」
何やら呟いている。
「ええと、これはクビ… これもクビ…ね」
自分の屋敷のメイドのリストを広げ、ミスの多いメイドを容赦無く処分の候補に挙げてゆく。
自分の「コレクション」の整理を密かにしている。
「こればかりはメイドたちに手伝わせるわけにも、な」
「この屋敷に来てもう半年かぁ……あっという間ね」
感慨深げに呟くと、廊下の掃除を続ける。
厨房で缶の分別中
「これはアルミで・・・・・・こっちがスチールですわね」
ところどころに細かく生クリームが散乱している厨房を不思議がりながら、
丁寧に布巾で汚れを拭き取ってゆく。
「掃除した痕跡があるけど… いったい誰だろう?」
「手伝わせるわけにも」と言っていたが
ふとあることを思いついて呼び鈴を鳴らしてみる。
「ふふ、そうだ、こういうのもアリじゃないか・・・・・・」
なにやら好色そうな笑みを浮かべてつぶやく。
と、厨房に呼び鈴が鳴り響く。主人からの呼び出しだ。
適当なところで掃除を切り上げ、すぐさま主人の部屋へと向かう。
そして主人の部屋をノックする。
「御呼びでしょうか、御主人様」
呼び鈴の音を聞きつけ、急いで主人の部屋へ。
まだ誰も到着していないのを確認すると、ちょっと得意げに主人の部屋に入る。
「御主人様、お呼びでしょうか?」
何やら笑みを浮かべる主人に不審がりつつも、そう聞いてみる。
>>504-505 「おお、よく来たな、二人とも。ほぼ同着だ」
二人を部屋の中へ招きいれると
目の前のビデオテープの山を指す。
「このビデオを整理していたんだが、手伝ってくれんか」
ビデオのインデックスには「志保」だの「みかさ」だの「瑞葉」だのといった人名に
日付や「テラスで」、「地下室で」などと書かれている。
どうやら秘事を隠し撮りしたテープのようである。
>>507 「はい、ビデオテープですね」
ビデオの内容に気付かない振りをしながら、数本手に取る。
「場所ごとに整理したほうがいいでしょうか…? それとも…」
同僚のみかさがいることもあって、そう事務的に尋ねる。
しかし頬は気付かないうちに赤みを帯びており、身体が軽い熱病にかかったような感じがする。
>>507 「はい、整理ですね……ってこれは!」
早速取り出したテープには、「みかさ・地下室で首輪調教」とある。記憶に新しい話なので、愕然とする。
「ごごごご主人様…。これって、まさかその…撮影を?」
おずおずと聞いてみるが、それに対してにんまりと笑う主人。
ふと横を見れば、志保は冷静に対応しているようである。
そのことにますます混乱した状態で、自分の名のついたテープを持って右往左往する。
>>508 「いや、まず人名別で日付順に並べてくれ」
どうやら気づいているらしいのに反応を見せない志保には
耳元で囁いてみる。
「その方が色々後でやり易い・・・・・・志保の初めての夜の
ビデオもあるぞ。今度一緒に見てみるか?」
>>509 「ん? どうしたみかさ、そんなにオロオロして。
これも早く整理しないと一周年の方が先に来てしまうぞ。
見たいなら今度にしておくれ」
なんだか意味不明のことを言うと、自分でも整理を再開する。
「ああ、そうだ。そこの持ち主不明の雑誌は避けておいてくれよ」
瀬名が昨晩投げ込んだ雑誌を指して言う。
>>510 「えっ!?」
順列の指示を受けてテキパキとビデオを並べ替えてゆくが、
耳元で囁かれた後、あからさまに整理のスピードが落ちる。
「そ、そんな昔のものまで…」
と小声で呟き、自分の初めてのときを思い出しながら物思いに耽りながら作業する。
>>510 「はっ、はい!わかりました!」
志保の冷静な対応を見て、自分も見習おうとそそくさと片づけを始める。
「[瑞葉・猫耳][志保・厨房][杏樹・自室で][麗……]……」
ふぅ、とため息をつくと、顔を真っ赤にしながらテープを片付けていく。
(一年分ともなると、色々な事があったのね…。知らない名前もあるし。それにしても瑞葉さんが見たら何て言うんだろう…)
と、そこまで考えた所で、放置してあった雑誌をゴミとしてまとめる。
「モデルの人…誰かに似てる…。…趣味悪いわねぇ、持ち主」
そう言いながら仕事を続ける。
>>511 「志保の初めての時は・・・・・確か重臣と一緒だったなぁ。
あの頃の志保はまだどちらかというと『可愛らしい』といった感じだったが・・・・・
私たちも若かったし、容赦なく朝まで付き合ってもらったものだ」
今度はみかさにも聞こえるように、声を大きくして言う。
>>512 「ああ、そうそう。みかさがいつだったかM1に出た時の決勝な。
あれもさる筋から手に入れてある。見たければ見てもいいぞ」
ニヤリと笑って一本ビデオを取り上げる。
インデックスには確かに「M1決勝戦 みかさVS某家名無しメイド」とある。
「そう言えば静かなままで作業するのも寂しいな。
どれか流しながらやろうかな?」
そう言うと山を山をあさり始める。
もちろん「志保」「みかさ」の名前があるビデオの山である。
>>513 「ご、御主人様っ! 声が大きいです…」
間髪入れずに声の大きさを指摘し、横目でみかさのほうを見る。
しかしみかさの反応を確かめようとするよりも、無意識のうちに高まってくる劣情のほうが早い。
股間が蜜で熟れてき始めてショーツが濡れ、その違和感に太ももを擦り合わせる。
一方、上半身では硬く立った乳首がブラと擦れ、そのたびに小さく吐息を漏らす。
「はぁはぁ…」
ついに辛そうな表情をしたまま作業の手が止まってしまう。
>>513 できるだけ早く終わらそうと仕事に励むが、志保の話を聞いてかなり驚く。
(そんなぁ…。初めてでそんな体験だなんて、志保さんかわいそう…)
と、そんな事を考えていたが、
>みかさがいつだったかM1に出た時の〜
それを聞いた途端、顔がますます赤くなり、湯気でもあがりそうなほどに頬を染めてしまう。
「御主人様、あの、それだけはちょっと…」
満座の中で相手のメイドに屈辱的に達させられた事を思い出し、主人が思いとどまってくれるように、手を止めて懇願する。
と言っても、志保に劣らずに何やら自分も動きが鈍い。
>>514-515 「なんだ二人とも、手が止まってるじゃないか。
それに顔が真っ赤だぞ?」
分かりきったことを指摘すると、二人の腕を掴んで引き寄せる。
「まだビデオも見ないうちから欲情してしまったのではないだろうな?」
そう言うと、みかさの胸と志保の秘所を
それぞれ服の上から強くまさぐり始める。
>>516 「んぅっ!」
期待に隆起していた陰核のところをちょうど弄られ、軽く達してしまう。
そのため身体から力が抜け、主人の肩に手を掛けて体重を彼に預ける。
「ダメっ、やめて下さい… ビデオの整理が出来ません…」
湧き上がる淫靡な感情を否定し、仕事に没頭しようと懇願する。
>>516 「ひゃあっ!?御主人様?」
力が抜けかけている所を引き寄せられ、なすすべも無く主人に胸をまさぐられる。
>まだビデオも見ないうちから欲情してしまったのではないだろうな?
「ち、違いますっ!私、そんないやらしくは…はぁっ…あっ…」
強がってみせはするものの、身体の方が十分に反応してしまい、主人の慣れた手の動きに細かく反応を続けてしまう。
>>517-518 「ふふふ・・・・・・これでは整理はもう無理だな。
では仕方ない。ビデオ鑑賞会にでもしようか」
一本のビデオをセットすると、再生ボタンを押す。
流れ始めたのは以前、二人が同じように主人の部屋を掃除した時のもので
志保は裸エプロン、みかさはボンテージを着ている。
「確かこのときは、最後には二人で慰めあっていたなあ」
ニヤニヤしながらどっかりと腰を床に下ろすと、みかさを膝の上に座らせて、
背後からメイド服の胸をこじ開け乳房をまさぐり、
志保を四つんばいにさせると、ショーツを引き下ろして
熟れた果実のような秘所を直に弄くり始める。
「もちろん今日の様子も記録してあるから、安心しなさい」
>>519 「んっ、あぅっ…んっ」
ビデオのことや、背後でみかさと主人に見られているという恥ずかしさが感極まり、
漏れそうになる声を歯を食いしばって涙目になりながら必死に押し殺す。
だが次第に快感と理性のせめぎ合いに理性が負け始め、
漏れる嬌声がだんだんと大きくなってゆく。
「あぁっ、んぅ、ん…」
>>519 朦朧とし始めた意識の中で主人に身体を預けていたが、唐突に流れ始めたビデオを見て目を見開く。
「こ、これは…なんでこの時のが…あぁっ…ご主人様、そんな…」
>確かこのときは、最後には二人で慰めあっていたなあ〜
主人に直に胸を触られ、さらにこの後に続く光景を思い出し、羞恥と悦楽で理性が飛びかける。
「ダメですっ…こんな…やっ…んっ、ふあぁぁん!」
隣りで悶える志保、やがて聞こえ始めるビデオからの嬌声、そして自身に与えられる快感で、何が何だか分からないままに軽い絶頂に達する。
>もちろん今日の様子も記録してあるから、安心しなさい
「嫌ぁ…ダメです…ん…あっ、いっ……くぅっっ!」
かつて無い状況での主人の責めに、この晩は何度も続けざまに達していく事になる。
大きな伸びをしなら浴室から出てくる。
どうやら入浴していたので呼び鈴が聞こえなかったらしい。
「そういえば、瀬名様はちゃんと明日の資源ゴミに
アレを出しますかしら・・・・・・要確認ですわね」
そんなことを呟きながら私室へ下がる。
525 :
椿 杏樹:03/06/17 23:08 ID:pMjRmsT+
珍しく厨房で一人、シャンパンを開けて飲んでいる。
526 :
秋山 麗:03/06/17 23:09 ID:W82as+pY
今日も、隙をついて主人の書斎に潜り込み、あちこちをあさっている。
「もう、ちょっとは整頓してよね……これじゃあどこに何があるんだか……」
他人の部屋をあさっている者の言うセリフではない。
「ふんふんふんふん〜♪」
何かいい事でもあったのか、新聞片手に廊下を歩く。
529 :
椿 杏樹:03/06/17 23:16 ID:pMjRmsT+
「ううーん…、うー…」
何か呻きつつグラスを片手にテーブルに突っ伏す。
530 :
桜庭 奏:03/06/17 23:21 ID:9KJ+VSCZ
ノートパソコンの画面をにらみながら、ルーズリーフにメモを取っている。
「んー…。やっぱり私は『高卒』になっちゃうのね。受験勉強大変だったのに…。
ま、メイドとしてやっていくには問題ないんだろうけど……」
531 :
秋山 麗:03/06/17 23:21 ID:W82as+pY
あさっているうちに、どこからか一枚のチラシが出てくる。
「……これは……?」
『バイブ・ローター各2つ、計4つをリモコン一つでコントロール!
しかも、バイブには高感度センサー内臓で、自動で"イけない"限界の責めを維持できる機能付き!
調教に拷問に、ぜひご利用下さい。(ただし過度の使用による発狂等にはご注意下さい)』
「希望小売価格……32万円……バカみたい……」
「むふふふ。…久しぶりよね〜。胸がすっとしたわ」
飽きずに何度も、新聞のスポーツ欄を読んでいる。
533 :
椿 杏樹:03/06/17 23:25 ID:pMjRmsT+
「頭がくらくら…。んん〜…御主人様…」
酒に弱いせいか顔を上気させ、ぼんやりと主人の名を呼ぶ。
534 :
桜庭 奏:03/06/17 23:30 ID:9KJ+VSCZ
ふう、とため息をついてから、小型冷蔵庫から作り置きしてあるアイスティーとこの前の残りのケーキを
取り出して食べ始める。
「ん、おいし。この季節だし、そろそろ食べちゃわないとね。」
目はパソコンの画面を向いたままである。
不機嫌な表情のまま、庭でサッカーボールを蹴っている。
力任せに大きな音を立てて蹴り上げる。
537 :
秋山 麗:03/06/17 23:34 ID:W82as+pY
女の勘で、そろそろ主人が帰ってきそうだと感じ、そそくさと退散する。
廊下をすたすたと歩いていると、庭に誰かいるのを見かける。
「誰かなぁ……あの人。…ご主人様?」
と、庭に行ってみるとそこに居たのは瀬名。しかも何か不機嫌そうなので声をかけずらい。
「あのぉ……瀬名さん?」
539 :
桜庭 奏:03/06/17 23:37 ID:9KJ+VSCZ
ケーキを食べ終え寝る準備に入るが、浴場にタオルを忘れたことに気付き、そのまま浴場へ向かう。
>>538 >「あのぉ……瀬名さん?」
声をかけられ無言で振り向く。
体を動かしていたからか、若干荒く息をしている。
「…こんばんは。」
いつもなら気弱に微笑むところだが、笑顔も見せず固い表情で挨拶する。
この間の瑞葉の事がまだ心に堪えているらしい。
541 :
秋山 麗:03/06/17 23:42 ID:W82as+pY
「ふぅ、暑……暑い上にむしむしして、この時期は嫌よねぇ……」
おまけに、いつ主人が戻って来やしないかと、今さっきまで冷や汗かいていたりする。
542 :
桜庭 奏:03/06/17 23:47 ID:9KJ+VSCZ
「よかった!あったあった。」
まだ濡れたままのタオルを浴場の洗面器から(!)発見する。
そのまま浴室から出て、ふと思い立って脱衣所の体重計に乗ってみる。
「う、うわ……。」
(ケーキ食べた後だからかもしれないけど、1キロ増えてる!!)
ショックを受けて、思わず声が出る。
>>540 「どうしたんですかぁ?…何か元気ないですね…」
随分としょげている様子の瀬名が気にかかり、近寄って話しかける。
(私、瀬名さんとはあんまり話した事ないからなぁ…どうしよう?)
と、とりあえず随分前に瀬名が瑞葉と談笑していた事を思い出し、それとなく囁いてみる。
「どうです?最近、瑞葉さんと仲良くやってますか…?」
自分より年下という事もあり、ちょっとからかう様子で言ってみる。無論瀬名と瑞葉の最近の事は知らない。
脱衣所に入ろうとすると、誰かの声が聞こえてくる。
「……ん? 誰かと思えば、奏じゃないか。
どうした、体重でも増えたか?」
デリカシーも無くそう言うと、奏をよそに服を脱ぎ始める。
>>543 >どうです?最近、瑞葉さんと仲良くやってますか…?
「…いや、全然。それに元からそんな仲良くなんかないですよ」
みかさが近づいても、薬はちゃんと言われた通りの分量を飲んでいるので悪い病気は出ない。
だが、今の瀬名は若干自暴自棄な状態である。
みかさがからかっているのにも気付かず、自虐的に苦笑しながら答える。
「勘違い。瑞葉さんと仲がいいのは御主人様でしょ」
(なのに昨日も女の声が聞こえてた。…いい御身分だな、まったく)
主人の部屋に近いので、昨日の志保とみかさの声を偶然耳にしていたようだ。
「俺じゃ全然敵わないっすよ」
546 :
桜庭 奏:03/06/18 00:00 ID:vABo0qsp
>>544 体重が増えたことのショックに、一人でこれからのダイエットメニューなどを思案していると、
>「……ん? 誰かと思えば〜
主人の声が聞こえ、驚いて振り返る。
しかし、『体重でも増えたか』の言葉にまたショックを受け、おずおずと聞く。
「…御主人様、私が体重増えたの一目瞭然、だったりしますか?」
主人が着替え始めたので、見ないように目をそらしている。これだけを聞いたら急いでその場を去るつもりである。
>>545 「ふーん、そうですか。…まあ、瑞葉さんはご主人様一筋だしねぇ。…瀬名さんも大変ね」
さらに近寄って、フォローにならない発言を言うと、少し考え込んで再び囁く。
「でもね。瑞葉さんの将来を考えたら、瀬名さんとくっついた方が幸せになれるのかなぁ…って私は思ってるわよ?」
瀬名の事情はともかく、瑞葉の事情は知っているので、どうやら本当にそう思ってるらしい。
「瀬名さんも男だったら、好きな子のハートくらい自分から無理矢理でも掴みなさいよ!」
自分の過去は棚に上げ、冗談めいた様子でせ瀬名の背中を叩く。
>>546 「うん……? まあ、体重計に乗って、あんな声を出していれば、誰でも想像できるだろう」
言いながらも服を脱いでいき、やがて裸になると、近くのタオルを持って振り返る。
「そんなに気にすることではないと思うがな。少なくとも、この屋敷にいる限りは、な」
にやり、と意味ありげな笑みを浮かべると、そそくさと浴室へと入っていく。
だが、入ったところで何かに気がつくと、奏に向かって言う。
「……続きを知りたければ、君もこっちに来なさい。服が濡れてもいいなら、そのままでもかまわんぞ」
549 :
桜庭 奏:03/06/18 00:14 ID:vABo0qsp
>>548 主人の言葉に(あ、そっか。私がふっくらしてきたと思われたわけじゃないのね。)とほっとし、そのまま挨拶をして去ろうとするが、
>少なくとも、この屋敷にいる限りは、な
この主人の言葉に、「え?」と声を出し、どういうことだろうと首をかしげる。
>「……続きを知りたければ、君もこっちに来なさい。服が濡れてもいいなら〜
しばらく考え込んでいたが、覚悟を決めたようにメイド服を脱ぎ、下着だけを着けたままで主人を追って浴室へ入る。
「御主人様、気になります!教えてください。」
>>547 >瀬名さんも男だったら、好きな子のハートくらい自分から無理矢理でも〜
「この前、瑞葉さんの前で奏さんとキスしました。でも彼女は笑ってた。
しかもとどめに奏さんの方に俺の体を押して…それで解ったんです。
ダメダメですよ、脈全然ナシ」
みかさの励ましを遮って、この前の事をありのまま話す。
「さすがに俺ちょっと疲れました…。みかささん、慰めてくれます…?」
みかさの隣にぺたんと腰を降ろすと、彼女の足に頭を摺り寄せる。
年下の武器をわざと使っているのか天然なのか、妙に母性本能をくすぐる
仕草でみかさを誘う。
「もうどうしたらいいか…考えるのも疲れてきた。」
>>549 「よしよし、なら教えてあげよう。
……要は、十分な運動をすればよい、というだけのことだ。他のメイドたちはきちんとやっている。
とりわけ瑞葉などは甘いものに目がないが、綺麗な体をしているだろう?」
裸で説明している様は、お世辞にも格好がいいとは言えないが、この先の展開を考えれば仕方がない。
「だが、単に家事などをしているだけでは、十分ではない。
もっと疲れるような事をしなくてはな」
>>550 >この前、瑞葉さんの前で奏さんとキスしました。でも彼女は笑ってた。
そんな瀬名の話を聞いて、顔に手を当てたままで首を振る。
(何やってんのよ、この男はぁ〜。それって気持ちの裏返しじゃ…)
そこまで考えたところで、妙にグッとくる瀬名の仕草に少しドキリとする。
「くす。…瀬名さん、結構カワイイとこあるのね。…うん、私もいつもある人に慰められてるから…ちょっとわかるかも…」
瀬名の頭を撫でてやると、瀬名を立たせて優しく抱きしめてやる。
「うん、男の子もたまには甘えていいのよ。…今日だけは私の事、瑞葉さんだと思ってもいいから、ね?」
ポニーテールの髪をほどき、いつもと違った雰囲気と髪型でそう呟くと、瀬名を近くのベンチへ誘う。
554 :
名無しさん@ピンキー:03/06/18 00:32 ID:PZMzctQS
555 :
桜庭 奏:03/06/18 00:33 ID:vABo0qsp
>>551 >……要は、十分な運動をすればよい〜
「そういえば、みなさんキレイですものね。私、寝る前にストレッチや柔軟とか筋トレはとりあえずしてるんですが、
やっぱり、それと仕事だけじゃ十分じゃないのかも……。学生のときはサークルとか習い事とかしてたからなぁ……」
主人の話を聞きながらも、過去に思いをめぐらす。
>「だが、単に家事などをしているだけでは、十分では〜
うんうん、とうなずきながら、
「そうですよね、仕事に慣れるまでは大変だったけど、ある程度慣れてきちゃったし……」
と真剣な目をしながら話を聞き、続きを待つ。
>>552 「……。」
みかさに抱き締められて、やさぐれていた気持ちが少しほだされ、少し泣きそうになる。
誘われるままにベンチまで行くと、みかさをゆっくり押し倒す。
>今日だけは私の事、瑞葉さんだと思ってもいいから
「やっぱちょっと違う…かも…。すいません!じゃなくて、えっと。あ…」
みかさが髪を下ろしたのを始めてみたので、素直な感想を漏らす。
「違うけど…なんか、かわいいですね。そういうのも」
つたなくそれだけ言うとぎゅっと抱きつき、辛さを紛らわすよう強く胸に顔を埋める。
「みかささん…」
既に下半身は膨れており、本人が気付かないまま
みかさの下腹部に固いモノが押し付けられる。
>>555 「で、だ。辛くなく、しかも簡単にできるいい方法がある。
もちろん、君にもできるぞ」
そう言いながら、奏に歩み寄り、彼女の戸惑いにもかまわず、背後から両胸を掴む。
「……これは、辛くは無いだろう?」
にやにやといやらしい笑みを浮かべたまま、彼女の胸を揉みしだく。
>>556 拙い言葉でも、素直に感想を言った瀬名を見てくすっ、と笑う。
「ありがとう。…さ、欲しかったら、我慢しなくていいわよ、瀬・名?」
瀬名の股間の膨らみを察知すると、笑みを浮かべたまま器用にそのズボンと下着を脱がせて、柔らかく包み込むように手でなぞっていく。
本人は気付いていないが、年下の「カワイイ」男を見るとお姉さんっぽい態度になるようである。
559 :
桜庭 奏:03/06/18 00:50 ID:vABo0qsp
>>557 >「で、だ。辛くなく、しかも簡単にできるいい〜
主人が近づいてきたところでようやく状況が理解でき、思わず一歩後退するが、なぜか主人にもたれかかる感じになってしまう。
下着の上から胸を揉まれながら、だんだん息が荒くなってくる。
もう既に力が抜けてきた身体を主人にもたれさせ、後ろの彼を見上げながらたずねる。
「…御主人様、……これって、いい運動、になるんですか……?」
>>559 「もちろんだとも。
その証拠に……この前、広間で麗にしてもらった時には、一人では歩けないほど疲れただろう?」
驚きの表情を浮かべる奏に、何でも知っているぞ、と言いたげなにやけ顔で答える。
「ここは風呂場だ、本当は、君にはこの胸で奉仕してもらいたいものだが……この際、君の運動に付き合ってもいい。
どうするかね? 私はどちらでもかまわんぞ?」
(どちらにしろ楽しめるからな……)
>>558 >…さ、欲しかったら、我慢しなくていいわよ〜
そのような事を言い自分の股間を指でなぞるみかさに、言葉で抵抗する。
「…っ、い、いつも御主人様が相手の時はそんなんじゃ、ないじゃないですか…。
俺が情けないからって馬鹿にして…っ」
快感に耐えつつ、こちらからもみかさの唇を奪って舌を舐めたりと反撃する。
「…でも。『瀬名』って呼び捨てにされるの、なんかいいな…。
みかささんの言い方、すごく好きだ」
顔を赤らめて甘え、みかさのスカートをめくり太股まで露にさせる。
562 :
桜庭 奏:03/06/18 01:04 ID:vABo0qsp
>>560 主人に麗とのことを知られていることに驚き、見上げたまま目を見開く。
(何なの、前に麗センパイにもなにか知られていたときがあったし、もしかして、ここではこういうのって
公認の秘密になっちゃうのかしら。)
>本当は、君にはこの胸で奉仕してもらいたいものだが〜
『胸』という言葉を聞いて思わず自分の胸を見、その小ささに微妙な顔をするが、
>この際、君の運動に付き合ってもいい〜
それを聞いて心が揺れ動く。
(相手は御主人様だから、御主人様がして欲しいほうのほうがいいんだろうけど…)
と思いながらまた自分の胸を見てため息をつく。
「私の胸で、ご奉仕なんてできるんでしょうか……。御主人様がよろしかったら、私の運動に付き合って
いただきたいです。」
主人を見上げながら潤んだ目で言う。
>>561 「うふふ。いいのいいの。瀬名は無理しないで、素直になった方がいいわよ?」
時折舌を絡めながら、硬くなっていく瀬名の逸物を手でしごく。
>〜みかささんの言い方、すごく好きだ
「あはぁ…ありがとう。…それじゃお礼に私が…」
体勢を入れ替えて瀬名の上に回ると、完全に勃起したそれに吐息を吹きかけ、一瞬躊躇うも、そのまま逸物に舌を這わせる。
「くちゅ…はぁ…。ねぇ瀬名、これは気持ちいいでしょ…?んぐ…ちゅっ」
赤く染まった顔で言いつつ、わざと音を立てて快感に耐える瀬名を積極的に攻め立てていく。
>>562 (メイドがよく行く場所に隠しカメラがあることは、私の他には伯爵と執事ぐらいしか知らんがな)
知らせない方が何かとやりやすいので、あえて答えは語らない。
>御主人様がよろしかったら、私の運動に付き合っていただきたいです。」
「ほほぉ、自分からおねだりするとはなぁ。まだこの屋敷に来て日は浅いというのに」
奏の答えを聞いて気を良くすると、一度後ろから彼女を担ぎ上げて、自分の膝の上に乗せる。
既に十分堅くなった自分の分身で、奏のショーツを擦りながら、ブラジャーを取って手で胸を直接揉み上げる。
>>563 >わざと音を立てて快感に耐える瀬名を積極的に〜
「んっ…、う、み、みかさ…さん…。そんなに音立てたらヤバイ、人に気付かれる…!」
人の目に触れる(特に主人や瑞葉)事を警戒し、
みかさの頭を手で押しやろうとするが
>ねぇ瀬名、これは気持ちいいでしょ…?
みかさの台詞と、絶妙に自分の快感のポイントばかり突く舌の動きによって
手の力も抜けてしまい、なすがままになる。
「……すごい気持ちいい…。力、抜けちゃうよ…」
感じすぎて愛撫も出来ず、ただかすれた声でみかさに答える。
566 :
桜庭 奏:03/06/18 01:27 ID:vABo0qsp
>>564 >「ほほぉ、自分からおねだりするとはなぁ〜
自分では、体重が増えたことが気にかかって『運動』につられて大して考えずに出た言葉だったので、思わず顔を赤らめる。
「や、やだ。そんなつもりじゃなかったのに……恥ずかしい。」
そのまま主人に担ぎ上げられて膝の上に乗せられ、(御主人様は軽そうに私を持ち上げたけど…力持ちなのね。)とふと考える。
体重が増えたとは言え、この屋敷の中で今のところ一番背が低い(まゆを除くが)奏なので体重ももちろん一番軽く、もともと細身なので
大したことなかったりする。
そのまま主人に愛撫され、2箇所への刺激にだんだんうっとりとした顔になってくるが、ショーツを擦られているのが主人の逸物だという
ことに気付き羞恥心があおられるが、それも考えられないくらい頭がぼーっとしてくる。
「…んっ、御主人様ぁ……」
と言いながら振り返り、主人と唇を合わせようとする。
普段だと羞恥心が邪魔して出来ないことのハズなのに、今日はどこか大胆である。
>>565 「大丈夫。瑞葉さんは寝てるしご主人様はお風呂よ。…心配しないで」
そう言うと、再び瀬名に激しい動きで奉仕を始める。
「ん…うんん…くちゅ…んん…はぁっ…」
奉仕をしながら、時々瀬名の方を扇情的に見つめる。
>…すごい気持ちいい…。力、抜けちゃうよ…
「そっか。…このまま出す?…そ・れ・と・も…?」
ベンチに横になった瀬名の上に跨ると、既にしっとりと濡れている秘所の入り口を瀬名の逸物の先端に合わせる。
「…こっちの方がいいわよね?…あはぁっ…おいで、瀬名…」
入るギリギリで腰を浮かした状態で色っぽく微笑むと、瀬名の反応を待つ。
>>566 だんだんと、ショーツ越しの感触が、湿り気を帯びてきたのを感じ取り、それに続いて奏のおねだり。
ご要望にお答えして奏の唇を奪い、しばし彼女の舌を堪能してから、顔を上げる。
「……ふっ、ずいぶんと大胆だな……奏、真正面を見てみろ」
言って目で指し示した先には、鏡に映った、赤い顔をして目が空ろな奏自身の姿がある。
「まだ入れていないのにこれでは……終わったあとには、どうなってしまうのかな?」
答えすら待たず、また一度奏を持ち上げると、ショーツを脱がし、座位のままいきり立った物で彼女を貫く。
569 :
桜庭 奏:03/06/18 01:42 ID:vABo0qsp
>>568 >奏、真正面を見てみろ〜
何も考えずそのまま鏡のほうを見ると、主人に愛撫されみだらな姿の自分が目に入り、我に返る。
「やぁ……恥ずかしいですっ……」
>終わったあとには、どうなってしまうのかな〜
顔を真っ赤にして、鏡が目に入らないように目をぎゅっと閉じるが、そのまま持ち上げられて愛液でとろとろになった秘所に
主人の逸物に突き立てられて声を上げる。
「……んんっ…」
>>567 >…こっちの方がいいわよね?…あはぁっ…おいで、瀬名…
言われるや否や、半ば無意識の状態で腰を浮かしているみかさの体を
ぐっと自分に抱き寄せて近付け、一気に深く肉棒を差し込む。
内部の温かさと、みかさの視線に視界が眩みそうになる。
「ん、んっ…んっ」
が、堰を切ったように腰を振って激しく突き、喘ぐみかさの体と髪を揺らす。
メイド服の上を荒く剥ぎ取り、乳房を露出させ吸い付く。
気にしていたのも吹っ飛んだのかわざと水音をさせるように、何度も何度も吸う。
>>569 「なかなか……滑りがよかったな」
まだ少しきついかと思い、この体勢で体重を利用したのだが……これなら遠慮は無用と、
奏が四つんばいになるように押し倒し、後ろから突き入れる。
「ほら、運動なのだから、もっと腰を動かしたらどうかね?
それとも、気持ち良過ぎて何も考えられんのかな?」
締りのよい奏の割れ目にモノを叩きつけながら、さらにいやらしい要求を突きつける。
572 :
桜庭 奏:03/06/18 01:53 ID:vABo0qsp
>>571 急に四つんばいにさせられ、その体制に伯爵とのことをふいに思い出して赤面し、主人のモノを締め付ける。
>「ほら、運動なのだから、もっと腰を動かしたらどうかね〜
「…は、はいっ……」
快感に耐えながら必死に返事をして、要求に応えようと腰を動かしてみるが、なかなか要領が掴めずぎこちない動きである。
それよりも、だんだん主人の動きに感じきっていってしまい、秘所を締め付け始める。
>>572 「動きはまだ甘いが……くっ、なかなかの締め付けだな……」
なかなかと言いつつ、実際かなりの快感に襲われていたりする。
それに負けず、終焉を迎えるべくペースを上げる。が、
「では……そろそろ行く……うおっ!」
その瞬間に不意に締め付けられ、思わず奏の中でモノを爆発させる。
>>570 「あぁっ…入ってくるぅ…あっ、ふあぁぁっ!!」
挿入されると同時に大きく声を上げ、瀬名のものをぎゅっと締め付ける。
>が、堰を切ったように腰を振って激しく突き〜
「…あっ…くぅん…ダメ、私が動けないよ…あっ、あっ、やっ、はぁっ!」
荒々しい瀬名の腰使いに、自分が握っていたペースを徐々に奪われていく。
>メイド服の上を荒く剥ぎ取り、乳房を露出させ吸い付く。
「ふぁんっ…瀬名…。そこ…さきっぽ…乳首も触ってぇっ!!」
次第に瀬名に翻弄されていっているのだが、それでも負けじと自分も腰を振る。
575 :
桜庭 奏:03/06/18 02:06 ID:vABo0qsp
>>573 主人が中で爆発させたのを感じた直後、背中を思い切り反らして達し、そのまま上半身だけ床に崩れ落ちる。
荒い息を整えながら、そっと鏡を見上げ、今の自分の状態のいやらしさに真っ赤になり、目をそらす。
(私、いつもこんななのかな……)
やっと落ち着いてくると、主人を見上げる。
「御主人様、なんだか、私が付き合ってもらったような感じになっちゃって…
ありがとうございました。」
顔を赤くしたままお礼を言い、軽く頭を下げる。
>>574 >ふぁんっ…瀬名…。そこ…さきっぽ…乳首も触ってぇっ!!
舌で乳首を転がすように舐めたりと、うつろな頭でみかさの希望に応える。
「はぁ、はぁ、みかささん……!みかささん…!」
まるで自分が犯されているかような感じで、動きながら必死にみかさの名前を呼ぶ。
段々腰の動きを早め、膣内を抉るように突く。
「俺の、これ、気持ちいい…?あの人より…」
常に自分が主人に劣っていると思っているのか、また自分と主人を比べようとした所で
「あの御主人様よりも…。…っ!!」
限界が来たのか絶頂を感じ、抜く事が間に合わずみかさの中に精液をぶちまける。
「…はぁ…っ。…あ…。」
みかさの中から逸物を抜くと、半端に堪えたせいで全部出しきれなかった白濁の残りが出てしまい
彼女のメイド服を白く汚してしまう。
>>575 たっぷりと白濁液を奏の中に出してから、ゆっくりとモノを引き抜き、ようやく一息つく。
>なんだか、私が付き合ってもらったような感じになっちゃって…
「いやいや、私は別にかまわんよ。
……だが、君はまだ余裕があるようだな」
またしても、にやり、とした笑みを浮かべると、力強く奏の肩をつかみ、引き寄せる。
すると今度は正面から、再び逸物を突き入れ始める。
「たっぷりと『運動』に付き合ってやるぞ。立てなくなったら、私が部屋まで運んであげよう」
……どうやら、本気で彼女が立てなくなるまでヤるらしい。
578 :
桜庭 奏:03/06/18 02:26 ID:vABo0qsp
>>577 >……だが、君はまだ余裕があるようだな」
にやりと笑う主人に嫌な予感を覚え後ずさりかけるが、すぐに引き寄せられてまだ達して間もない秘所に
逸物を突き入れられて声を上げ、そのまままた翻弄され始める。
「ぁあん!…ちょ、御主人様……っ…んっ……」
主人に必死にしがみついて、またわきあがる快感に耐えるが、そのままのぼりつめて達してしまう。
このまま延々と続きそうな行為に、自分がどうなってしまうのか少し恐怖を覚える奏であった。
>>576 「あはあぁぁぁっ!!瀬名、瀬名っ、もっとぉっ!!」
快感をより貪欲に得ようと、抜けつつある力で強く瀬名を抱こうとする。
>俺の、これ、気持ちいい…?あの人より…
「…いいっ!!大きくてっ、瀬名のがいいの!」
テクならば主人なのだが、瀬名の若さに任せた荒々しい動きにも強い快感を感じていく。
>限界が来たのか絶頂を感じ、抜く事が〜
「あっ!?はぁっ…やあぁぁぁあん!!」
達した後にびくびくと動く瀬名のものから溢れ出る白濁に汚されつつ、とろんとした目で寄り添って囁く。
「大丈夫。…瀬名のも立派よ。…でも、私も一回だけじゃわからないなぁ…」
酔ったような表情で瀬名の首筋に舌を這わせ、乳房も瀬名の胸板に摺り寄せていく。
>>579 「みかささん…俺…」
自棄状態でみかさを抱いてしまった事を少し後悔するが、
自分に合わせてくれているのか、それとも自分を気に入ってくれたのか
恍惚の表情で体を摺り寄せてくる彼女の姿に戸惑い、混乱して何も考えられなくなる。
>でも、私も一回だけじゃわからないなぁ…
「こんな抱き方してごめ…えっ?え、ちょっと!
待って待って!待って下さい、そんなとこ触ったらまたすぐ元気に…!!」
身をよじって逃げようとするがそれも出来ず。
(お…犯される……!!)
やはりお姉さんモードなみかさのなすがままで、第2ラウンドへ。
今日みかさが出すつもりだったゴミ(瀬名のエロ本)は
主人の部屋に置き去りなままだったりする。
広間を通りがかった所で、テーブルの上に開封された酒瓶と競馬新聞を見つける。
「まったく…誰か祝い酒でもやったのか…?随分散らかってるな…」
と、その時開け放した窓から見えた
>>579の光景。
「彼女は酔ってるのか酔っていないのか…。しかしあの若コックも主導権握られっぱなしだな…やれやれ」
思わず苦笑する…が、自分にもそういう部分では思い当たる節があるので、自嘲気味に苦笑いしつつ自室へ去る。
みかさタン…(*´Д`*)
583 :
名無しさん@ピンキー:03/06/19 18:47 ID:IOVSZNl5
続きまだぁ〜?
>>583 このスレにおいて「続き」というものは、基本的にありません。
毎回が読みきりのような感じです。
「うぅ〜蒸し暑くなってきましたわね〜・・・・・・」
扇風機の風に当たりながらアイロンがけをしている。
自室で煙草をふかしている。
「最近は喫煙者より非喫煙者の方がもてるというデータがあるらしいが…信じられないな」
自室で団扇をあおいでいる。
「あっつ〜……もうバテバテだよ……」
「明日から出張か…。帰ってくるのは日曜の夕方だから…」
そう言った所で、ふとカレンダーを見て驚愕する。
「俺は一周年祭に参加できないというのか…!?」
シワの無くなったハンカチをたたんでいる。
591 :
椿 杏樹:03/06/19 23:19 ID:CoKYy+lP
若干気分が悪いのか、ふらふらとよろけつつ歩いている。
「そうだ!! 確か冷蔵庫にとっておきのアイスが残っていたような……」
目を輝かせると、自室をダッシュで出て行く。
「アイスアイス、ア〜イ〜ス〜♪」
何やら熱心に料理の本を読んでいる。
ハンカチをたたみ終わってシャツのアイロンかけに入る。
書類に目を通し終わった後、軽くため息をつく。
そして、おもむろに立ち上がり、着替えを始める。
「少し出かける……後は宜しく」
執事にそう告げると、車に乗り込む。
596 :
椿 杏樹:03/06/19 23:27 ID:CoKYy+lP
冷たい水を一杯飲み、頭をしゃきっとさせて(と言ってもたかが知れているが)
主人の部屋に向かう。
クーラーのよくきいた部屋で葉巻を吹かしワインを飲んでいる。
「極楽、極楽・・・・・・」
598 :
椿 杏樹:03/06/19 23:34 ID:CoKYy+lP
(うう、これはもしかして二日酔いって奴なのかなあ…。飲みすぎか〜?)
頭を軽く振ると主人の部屋のドアをノックする。
「御主人様、まだ起きてらっしゃいますか?書庫にありました〜、言われていた資料」
主人から持って来るよう頼まれていた資料の束を手に、微笑み中に入る。
本を憂鬱そうに閉じると、厨房を出て応接間へ。
「うぅ…。私、中華料理はできてもイタリア料理は苦手……」
そんな事を言いつつ、応接間で新聞を広げる。
「うふ♪うちの生産した馬、あのナナシコンコルドに珍しく勝ってる…。少しは実家も楽になるかなぁ…」
あまり大事な事には相変わらず気付かないものの、それでも表情はやや曇る。
「もっとも、私は当分戻れないのよね…どっちみち」
>>598 「ああ、入ってくれ・・・・・・ご苦労」
杏樹から資料を受け取って、ざっと目を通す。
「うん、これでいい。ところで杏樹」
チラリと杏樹を見上げて言う。
「この前、私の大事な書類が入った封筒を
中身も改めずに、自分のものだとおもって破いてしまったな。
あれには大分閉口したぞ?」
手元の引き出しをあけて何やら探り始める。
「ちゃんと反省してもらわないといかんな」
>>599 名無しの主人の屋敷に到着し、勝手に屋敷内へと侵入する。
「一応、例のモノ(
>>260)は持ってきたが……」
胸ポケットから一枚のDVDディスクを取り出すと、小さく笑う。
途中、応接間前を通りかかる。
「おや、そこにいらっしゃるのは……みかさ殿だったかな?」
602 :
椿 杏樹:03/06/19 23:48 ID:CoKYy+lP
>>600 >ああ、入ってくれ・・・・・・ご苦労
「はぁい、どういたしまして。えへへー」
誉められて嬉しそうに顔を赤らめる。が、
>中身も改めずに、自分のものだとおもって破いて〜
の言葉に激しく動揺する。
「えっ!え!?…ど、どうして御主人様それを…?
それにあれは大事な書類じゃなくって、ただの私宛の手紙で……」
そこまで言うと(これ以上は言えない)と思ったのか、慌てて両手で口をつぐむ。
「ごめんなさい〜…。どうしてなんでしょう。わからないけどごめんなさい…」
真剣に怒っている主人にかなり萎縮してしまい、涙ぐみつつ体を少し震わせる。
>>601 もはや習慣となった競馬新聞読みに没頭していたが、突然の声に反射的に立ち上がる。
>おや、そこにいらっしゃるのは……みかさ殿だったかな?
「えっ!?…あ、えっと……伯爵様…ですよね?いらっしゃいませ。…どうにも見苦しいところを…」
読んでいた物をしまうと、あまり面識の無い伯爵にお辞儀をする。…もちろん、一度絡んでいる事も覚えていない。
「あの、ご主人様にご用事でしょうか…?」
突然現れた伯爵に何か不安感を感じつつも、丁寧に聞く。
ふう…
>162のキャンバスを置いて少し遠目から眺める。
だいたい素描が出来たので問題無いなら筆を進めるかな。
素で一言。
漏れの所為で皆さんのイメージ崩してたら…スマンカッタスイマセンコノトオリデス (´Д`;)
>>602 (ふむ、試しに強く出てみたが、正解だったかな)
内心ほくそえむが、表情は厳しいままで動かさずに説明する。
「まあ詳しいことは奏にでも聞きなさい。
あれは私宛のものだったのだよ。
取り違えをした彼女にも、たっぷり償ってもらったがね」
言いながら机の上の書類を片付けると命令を下す。
「さあ杏樹、謝る気があるのなら、机の上にのって
脚を広げてみせなさい」
>>603 「……用事があるといえばそうなるのだが……」
なにかしら、主人は取り込んでいるのでは? という第六感が働き
軽く咳払いをして、みかさに微笑みかける。
「まぁ、急ぐ用事ではないからいい。ところでみかさ殿」
言いながら、何気なくみかさの肩に触れてソファに座らせ、自分もその
隣りに座る。
「君の名字……確か"留萌"だったかな。もしや、あの有名な
留萌ファームの御息女でいらっしゃるのかな?」
全て調査済みだが、あえて知らない振りをしてみかさに尋ねる。
608 :
椿 杏樹:03/06/20 00:01 ID:+I/5sYXe
>>605 >あれは私宛のものだったのだよ。
「!!そ、そんなぁ〜」
奏が間違えて渡したという事を知り更に動揺が深くなり、
頭の中が混乱してきてしまう。
>さあ杏樹、謝る気があるのなら、机の上にのって〜
「…はい…。」
すっかり消沈した表情で片付けられた机の上によいしょっと乗ると
片膝を立ててスカートを膝の辺りまでめくる。
それでも恥ずかしさがあるのか、足は中途半端に開く事しかできない。
>>606 何やら自分に話があるような様子の伯爵に、きょとんとしながらも促されるままにソファに座る…が。
>もしや、あの有名な留萌ファームの御息女でいらっしゃるのかな?
との質問に、飛び上がるばかりに驚いて伯爵を見つめる。
「…伯爵様…。確かに昔は有名…。あ、いえ、おっしゃる通り、確かに私は留萌ファームの一人娘ですが…なぜそれを…」
狼狽した様子で答えるも、どこか伯爵に疑惑の視線を向ける格好で話の続きを待つ。
>>608 「こらこら、ちっとも脚が開けてないじゃないか」
杏樹の肩を押すようにして机上に倒すと
ぐいっと両膝を曲げさせて脚を開かせる。
「このままで待っているんだぞ」
そう言うと引き出しから革ベルトを取り出し
手早く脛と腿に巻きつけて止めると、最後に鎖で手首も固定してしまう。
「ふう・・・・・これでこうすれば・・・・・と」
ショーツを無理やり腿の半ば辺りまで下げると
しげしげと杏樹の秘所を眺めはじめる。
>>609 「留萌という名字が珍しいのと、君が北海道から来たというのを
主人から聞いていたから、もしや……と思ったまでだよ。
仕事の都合上、農場関係の人と知り合う機会も多くてね」
そう言うと、みかさが片付けた競馬新聞をチラリと見る。
「それに……そのような新聞をニコニコと笑いながら見ていれば
容易に想像もつく」
みかさを安心させるように微笑むと、脚を組む。
「最近は、経営困難に陥って、あれこれ資金面で苦労されていらっしゃるようだが、
みかさ殿もその関係でこちらに?」
>>611 的確な伯爵の言葉と微笑に、ほっと息をついて話を聞き続ける。
>仕事の都合上、農場関係の人と知り合う機会も多くてね
「…父か、それとも幸希のおじ…じゃなかった、鵡川さんとお知り合いなのですか?」
ライバル牧場との繋がりの方は考えず、誰かと知り合いなのかと考えてみる。
>最近は、経営困難に陥って〜
「……知っていらっしゃいますよね。やっぱり」
暗い表情になりつつ、どうせ隠しても仕方ないと思ってはっきりと理由を言う。
「私…その、借金のカタと言うか、稼げるからと半分騙されてここで長期契約する事になって…。
それで、実はその仲介した人はライバル牧場と繋がりがあったらしくて…。すみません、こんな話」
言わなくてもいい事まで言ってしまった事を後悔し、謝るよえな目で伯爵を見る。
613 :
椿 杏樹:03/06/20 00:20 ID:+I/5sYXe
>>610 「やっ…!」
強く押し倒されて若干抵抗の声を上げるが、
元はと言えば自分が悪いのでそのまま言いなりになる。
大きく開かされた足を革ベルトで縛られ、手も動けないように固定されると
羞恥でより顔が赤くなる。
>ショーツを無理やり腿の半ば辺りまで下げるとしげしげと〜
「…ぁ…。御主人様……」
自分を拒否するような表情で責められる事への恐怖と、
盲目的に慕っている主人に触れて貰える事での喜びが混ざって
切なそうに吐息混じりの声で、主人の名前を呟くしかできない。
>>613 「ふふ、いい眺めじゃないか」
そう呟くと、杏樹の秘唇に自分の口をつける。
音を立てて襞をすすり上げると、分泌され始めた愛液を
舌で舐めとっていく。
「杏樹、欲しくなったら、きちんと“おねだり”するんだぞ。
上手に出来たら、お仕置きは終わりにして、代わりにご褒美をあげるからな」
>>612 「鵡川氏も一応知ってはいるが、直接会った事はない。
写真で見た限り、とても穏やかな風に見えたが実際はどうなのかな?」
ライバル牧場と手を組んで、みかさをこちらに送り込んだ……とは
おくびにも出さず、話題を逸らしてみる。
「借金のカタか。半分騙されてとは、半分は真実だったということかな?
確かにこの屋敷に勤める以上、最低限の生活は保障されていると思うが」
616 :
椿 杏樹:03/06/20 00:35 ID:+I/5sYXe
>>614 主人が自分の秘所に舌を這わせ始めると、顔を横に背けて甘い声を出す。
「ん、んんっ。あ…っ…。やぁ…」
>分泌され始めた愛液を舌で舐めとっていく。
「ふぁぁっ…!」
舐める水音が聞こえるうちに、段々もっと触って欲しくなる。
>上手に出来たら、お仕置きは終わりにして、代わりにご褒美〜
「も…もう、すぐに…あんっ。御褒美欲しいです…御主人様…。
御仕置きされても、こんな風に怒った顔の御主人様を見るのは嫌…、
嫌われるのは嫌なんです…」
主人に思いきり抱きつきたいのに、手を固定されていて叶わず悲しげに言う。
「ごめんなさい…もう怒らないで…」
>>615 「……そうですか(良かった…もしこんな事、故郷で知られたら…)」
知り合いの知人なのではないかと思っていたので、半分安堵感を含んだため息をつく。
>借金のカタか。半分騙されてとは〜
「えぇと…。確かにここで私が稼いだ分が少しは実家の経営の足しになっているのは事実です。
でも、やっぱり生活は良くてもこういう環境でしかも長期契約だったなんて…」
何か思う所があるのか、遠い目をして伯爵の話に答える。
>>616 「杏樹・・・・・・」
杏樹の切なげな訴えを聞いて情にほだされる。
「すまんな、少しやりすぎた・・・・・・もう怒ってなんかいないさ」
杏樹を抱き起こすと優しく抱きしめ、頭を撫でてやる。
「しかし・・・・・・そうか、もう欲しいのか。
よし、正直に言えたご褒美だ。たっぷりあげような」
杏樹を再び、しかし今度は優しく机の上に押し倒すと
取り出した勃起を秘所に宛がう。
「だがこういう格好の杏樹もなかなか魅力的だからな。拘束はとかないぞ」
ニヤリと笑うと、一気に奥まで刺し貫き、腰を動かし始める。
>>617 「そうか……。もう少し早くその事がわかっていれば
優秀な種馬を、安い値段で留萌ファームへ提供出来たのだが……」
そう言いかけると、何かがひらめく。
「……君もよく知っている有名なGT馬の種を、私が伝手を頼って
無料で留萌ファームへ提供する事も可能だが……少しは
みかさ殿の役に立つのかな?」
親切げにそんな話をみかさに持ちかける。
620 :
椿 杏樹:03/06/20 00:50 ID:+I/5sYXe
>>618 >すまんな、少しやりすぎた・・・・・・もう怒ってなんかいないさ
「ほんとう?…あっ…。」
不安そうに顔を覗くが、頭を撫でられて抱き締められると安心したのか
ほうっとひとつ溜息をつく。
(御主人様…)
再び倒されると、泣きそうな顔から一変して柔らかく微笑む。
「いっぱいください…。私に、いっぱい。大好きな御主人様を…」
拘束されたまま一気に刺し貫かれると、喜びに声を漏らす。
「ううんっ…!あ、あふぅっ、ああ…!」
主人の動きに合わせて自分からも頑張って腰を動かしてみようとする。
>>619 「本当ですかっ!?…あ、いえ、失礼しました、大声出して」
廊下にまで響く大声を出した自分を恥じつつも、伯爵の話に興味津々と言った様子。
「そうなればあのライバル牧場だって見返せそう…。
あ…でも、どうして伯爵様はそんな事をして下さるんですか…?たかが一メイドの為に…」
あまりに親切な話に少々疑念を持ったのか、伯爵にさらに近づいて尋ねる。
>>620 >大好きな御主人様を・・・
「杏樹・・・・・杏樹っ!」
すっかりほだされてしまったのか
杏樹の名前を呼びながら激しく腰を動かす。
「こっちも見せてくれ」
エプロンの下に手を入れると、メイド服のボタンを外して横に押し開き
ブラジャーを上にずらす。最後にエプロンを胸の谷間に押し込めると
豊かな乳房が強調される形で、完全に露になる。
「綺麗だ、杏樹・・・・・・!」
乳房を幾度か、やわやわと揉むと、谷間に顔を埋め
膨らみに舌を這わせていく。
>>621 「ここの主人には、昔から大変世話になっている。少しでも
恩返しをしたいのだが、これがなかなか難しい……。
友人とはいえ、奴の趣向はよく変わるからそれを読み取るのが難儀でね」
苦笑してみせると、まんまと話に乗ってきたみかさに悟られないよう、優しく微笑む。
「主人に恩を返すという意味で、少しでも君の負担を減らせればと
思ったのだよ。主人だって、いつまでも君をここに縛り付けておきたくは
ないだろう……君が苦悩しているとわかっていてれば尚更だ」
そう言うと、一枚のメモ用紙を取り出す。そこには電話番号が記されている。
「ここに電話をして、私から許可を得たと伝えれば、すぐにでも
留萌の方へ連絡が行くだろう……。どうかね? かけてみるかね?」
624 :
椿 杏樹:03/06/20 01:08 ID:+I/5sYXe
>>622 「御主人様、もっと…。ああん、お情けを奥までくださいっ」
精一杯の好意の言葉を主人に浴びせつつ腰を揺らす。
「あっ、ああっ…いい…!……あ。れ?」
(これ。外れそうじゃない?)
行為に夢中になっている主人が手の拘束を緩めているようなので
鎖を自分でこっそり外し、胸に顔を埋める主人の頭をぎゅっと抱き締める。
>綺麗だ、杏樹・・・・・・!
「ん、あぁ!嬉しいです…!」
「御主人様…好き…好きなの…。お父様なんかより、ずっと優しい御主人様…」
突かれながらも絶え絶えにそんな事を言う。
>>624 「んむっ! は、ははは・・・・・・あやうく杏樹の胸の谷間で
窒息してしまうところだったな」
頭を胸に抱え込まれて苦笑すると、音を立てて頂点の蕾にむしゃぶりつく。
杏樹の腰に手を回して身体を持ち上げると、
そのまま後ろの椅子に腰を下ろし、座位になる。
「この方が・・・・・・もっと奥までつながれるからな」
下から激しく腰を突き上げると、限界まで膨れた逸物が
びくびくと絶頂前の震えをはじめて、杏樹の肉襞を刺激する。
>>623 優しげな響きの伯爵の言葉に、段々と目が潤んでくる。
「ありがとうございます…!そんな事までしていただけるなんて…」
伯爵に頭を下げ、信じきった様子で何度も感謝の意を述べる。
>ここに電話をして〜かけてみるかね?
「はい!それで連絡が行くのなら…実家や鵡川家が助かるなら、今すぐにでも!」
伯爵の取り出したメモ用紙を見つめながら、そう言う。
>>626 嬉しそうなみかさを見て、内心上手くいったと冷笑する。
「……その番号は今夜中にしか使えない」
そう言って、応接間にある電話を指差す。
「すぐにかけたまえ。そうしないと、せっかくの種が他の牧場に売れてしまうかもしれない。
何事も早い方がいい」
ライバル牧場の事をにおわせるように言うと、みかさを急かせる。
電話先は自分の屋敷の執事直通だが、話は前々から合わせているので
余裕を見せて、用紙をみかさに手渡す。
>>627 「ありがとうございます…伯爵様。…このお礼はいつか必ずしますね」
ぺこりと一礼すると、走って電話の元へ駆け寄り、すぐさま電話をかける。
「番号は…えっと…」
呼び出し音が鳴るまでの時間も待ち遠しいのか、伯爵に背を向けたまま待ち続ける。
629 :
椿 杏樹:03/06/20 01:30 ID:+I/5sYXe
>>625 窒息しそうな主人を見て悪戯っ子のように笑いかける。
>頭を胸に抱え込まれて苦笑すると、音を立てて頂点の蕾にむしゃぶりつく。
「うふふ、っ…あん!あはぁっ。だめです〜、そんなわざと音なんか立てて…。
いけない子なんだから…んっ」
>この方が・・・・・・もっと奥までつながれるからな
「うん…」
主人の首に愛しげに手を回し、下からの突き上げに乳房を揺らして喘ぐ。
「あぁ、あっ…ああ…!」
肉襞で感じる主人の逸物の様子に、耳元で息を吹き掛けながら甘えて囁く。
「御主人様、そろそろイッちゃうの…?じゃあ私の中に全部…んっ。
全部出して…外なんかじゃいや…」
>>629 「杏樹も充分いけない娘じゃないか」
ラストスパートをかけて杏樹の突き上げを激しくする。
「私とつながっている部分はこんなにいやらしい音を立てているし・・・・・・」
乳首を指でつぶしたり引っ張ったりして弄ぶ。
「ここもこんなにとがらせて・・・・・・・・」
そして最後に腰をがっしりと掴むと、暴発を堪えながら
肉の楔を子宮を打ち破らんばかりに突きこむ。
「何より私の子種をそんなに欲しがるとは・・・・・・くぅっ!」
杏樹と深く深く繋がったまま、真奥で果てる。
>>628 油断しているみかさの背後に、ゆっくりと近づき、突然胸を鷲掴みにする。
「……種はもちろん無料だが、私への礼はしていただく」
そう言って怪しく笑うと、そのままシャツのボタンをはずしていく。
「相手にははっきりと用件を言わないと、いたずら電話だと思って切ってしまうから
注意したまえ」
耳元で囁くと、乳首を指先で弄りだす。
>>631 電話が通じようか、という瞬間に伯爵が胸に手を伸ばしてきたので…驚いて振り向こうとするが、電話が丁度繋がってしまう。
>……種はもちろん無料だが、私への礼はしていただく
「!!…あっ、もしもし…私、伯爵様から許可…あっ…を得た…んくぅ…者ですぅ…」
敏感な部分を確実に責められ、電話の応対相手への声もやや甘いものが混じる。
「あはっ…はい、そうですぅ。留萌ファームへの…ぉ…はい、…んんっ…」
何故か相手の対応も鈍く、困り果てた表情で時折伯爵の方へ潤んだ目を向ける。
>>632 「ふふふ……"いつか必ず"なんて言わずとも、礼ならば今すぐいただく」
途切れ途切れで電話先に話しているみかさをよそに、スカートの裾をするすると
上げていき、太腿をいやらしく撫でる。
「ほら、集中して話さないと切られてしまう。『種馬を提供していただけると
聞いたのですが』と答えたまえ」
そう言うと、首筋に口付けながらじわじわとみかさのショーツを下げる。
634 :
椿 杏樹:03/06/20 01:54 ID:+I/5sYXe
>>630 敏感になっている体の至る個所を貪るように触る主人と、主人の言葉責めに
快感で頭がくらくらしてくる。
「いけない娘になっちゃうんです…。御主人様が、あん、優しすぎるから…。
あう、ああっ、だめぇ、もう……あはああっ!!」
勢いのついた主人に激しく突き込まれすぎて、
とうとう自分もビクビクと体を痙攣させ達してしまう。
力の抜けた体を必死で起こし、主人の瞼と唇にキスをする。
「御主人様、私……。幸せです………。
強制されたレッスンじゃない。ピアノを好きな時に弾いても、失敗しても怒られない。
甘えたらこうして抱き締めてもらえる…。
私……私…今までずっと…」
主人の胸に顔を埋めて、しゃくり上げつつぽろぽろ涙を流す。
>>634 「杏樹・・・・・・・」
まだ身体を繋げたままで、優しく杏樹を抱きしめる。
「いくらでも好きに甘えていいんだぞ。
私もその分、愉しませてもらえるしな」
微笑んで杏樹の身体を撫でる。
「ピアノも、いつか聴かせてくれ。
・・・・・さて、そろそろ眠らなくてはな。一緒に寝るか?」
隣の寝室を指して杏樹を誘う。
>>634 「はい、そうですぅ…んっ…はい」
ようやく話が通り始めた所で、
>『種馬を提供していただけると聞いたのですが』と答えたまえ
との、指示が出る。
「はっ、はい!くぅん…そうです…私の…私の所のファームに…種馬を提供していただけると…あぅ…聞いたのですが」
電話中の為、伯爵に全く抗うことが出来ず、しっとりと染みが浮かぶショーツを引き摺り下ろされていく。
「はぁい、お願いで…ぅん…す…留萌ファームに、私の、私の所に、い、いい種馬を、下さいっ!」
途中から混乱した口調になってしまうが、上ずった声で何とか依頼を言い切る。
>>636 「これはこれは、とんだ頼み方だ。"いい種馬"ならこちらにもある」
そう言うと、あまり潤っていないみかさの秘部に己の肉幹を突き立て、
次第に上へと押し上げるように動かす。
「相手に礼だけはきちんと言わなくてはいけない。そうしなければ
違う種馬……全くの駄馬種を留萌に送ってしまうやもしれない……」
突き立てつつ、手を前に回して秘豆を摘むと、みかさの耳元でそう囁く。
638 :
椿 杏樹:03/06/20 02:09 ID:+I/5sYXe
>>635 >いくらでも好きに甘えていいんだぞ。
「御主人様が…私のお父様だったら良かったのにな…」
主人に聞こえないよう、そんな事をぼそりと小声で呟く。
>・・・・・さて、そろそろ眠らなくてはな。一緒に寝るか?
「……はい!あ、でも…」
涙を拭いて微笑むが、何か思いついたのか主人の首元に甘えて擦り寄り、
「ほんのちょっぴり元気があったらでいいですから、その……。
もう一回…今度はベッドで欲しいなぁ…?」
恥ずかしそうに上目遣いでねだる。
主人に寝室へと運んで貰う途中で
(そう言えばあの間違えたチケット、御主人様処分してくれたのかしら…)などと不安に思うが
とりあえず今が幸せなので考えない事にする。
>>638 「ん? 何だって?」
杏樹の呟きが聞き取れず聞きなおすが
>もう一回・・・
「なに? そうか、ははは・・・・・・やっぱり杏樹はいけない娘じゃないか。
いいだろう。好きなだけしてあげようじゃないか」
杏樹と寄り添って寝室へ入ると、ベッドへもつれこむ。
「杏樹がもうイヤといってもやめてあげないからな」
倒れこむや否や、杏樹の敏感な部分を責めはじめる。
>>637 「はぁ…い、そういう…事でお願いします…。……あぁっ?ふぁっ、あはっ…はぁん!」
何とか相手が理解してくれた事に安心したのか、我慢の限界とばかりに受話器を取り落として悶え声を上げ始める。そして、突き入れられる伯爵のもの。
>礼だけはきちんと言わなくてはいけない。そうしなければ〜
「…そ、そんなぁ…。…くぅ、ん…。分かりました…お礼に、いやらしい発情期の雌馬の私を堪能して…くださぃませ…」
伯爵の言いたい事を理解したのか、それとも本能でか、妖しく腰をくねらせると伯爵の肉幹をゆっくりと締め付けていく。
>>640 受話器を落とした途端、乱れだしたみかさを見て満足そうに頷く。
「ふふ、君は面白いメイドだな……実にもったいないことをしてしまった」
みかさにはよくわからない事を呟くと、みかさの腰を両手で押さえて
本格的に背面位で責めていく。
「自分から発情していると言ってきたのは、君が初めてだ。
こんな礼の仕方は、私も大変嬉しい……」
そう言うと、より一層奥を突いて、快感を求めていく。
自宅の自室でメイド服を試着している。
「ちょっと〜…。奏、あんた胸ちっちゃすぎじゃない…?
他は全然合うけど胸がこれじゃ"怪しい店の従業員"みたいじゃないよー!もー!」
胸部分だけが激しくムチムチになってしまう自分のメイド姿を見て
考えの浅かった自分にがっくり肩を落とす。
「さいあくぅー」
>>641 「もったいない…事…?…ふぁっ!あっ、はっ、やっ…あぁっぁっ!!」
背後からの責めに、タイミングよく腰を振って伯爵と動きを重ねあわせていく。
「伯爵様ぁ…もっと激しくぅ…私の中でぇ…んくぅ…あはあぁぁ…」
伯爵を求め、徐々に秘奥からも愛液が溢れ出し、締め付けもさらに強くなっていく。
シャツをたたみ終わったところで、その場で居眠りして
しまっていたのがだが、ふと目が覚める。
「あ・・・・・・これじゃ風邪を引いてしまいますわね」
寝ぼけ眼をこすって洗濯物カゴを抱え、立ち上がる。
「お休みなさいませ〜」
本当に少し寝ぼけているのか、誰がいるわけでもないのに
挨拶をして私室へ下がる。
>>643 「くっ、すごいな……これは驚いた。これほどまでとは……」
あまりに締め付けてくるみかさに、すっかり驚嘆して次第に無口になっていく。
「……それでは、"いい種"を受け取りたまえ」
小さな声でそう言うと、みかさの膣内で白濁液を迸らせる。
「本当に……譲らなければ良かった……」
ゆっくりと肉幹を引き抜きながら言うと、ソファにどっかりと腰を下ろす。
>>645 「あっはぁぁっ!!下さいっ…私、わたしっ…んっ、あはぁっ!」
身体をぴん、と突っ張らせ、暴発した伯爵の白濁を中で受け入れる。
「はぅ…伯爵様の…熱い種が…奥まで来てますょぉ……」
>本当に……譲らなければ良かった……
「伯爵…様ぁ?…譲るって………?」
悦楽に酔った目のままで伯爵にしだれかかると、そのまま荒い吐息を吐きつつぐったりとしてしまう。
>>646 「ん? あぁ、いや……私にも欲しいものという物があるのだよ。
しかし、仕事上どうしても譲らなければいけない物もあるという事だ」
そう言って、自分に持たれかかっているみかさの頭を優しく撫でる。
「良いと思っていた"雌馬"を、知り合いに譲ったことを思い出して
そんな愚痴を言ってしまっただけだ……みかさ殿が気にすることではない」
そして、ゆっくりとみかさの身体をソファに横たえると、身づくろいをして
みかさの頬を撫でる。
「きっと、良い馬が産まれるだろう。私からも留萌ファームへ連絡を
入れてみるから、安心したまえ」
優しく囁くと、応接間を出て行く。
>>647 >……みかさ殿が気にすることではない
「はい、伯爵様…わかりました…」
何かを疑問には思っていたが、まさか自分の話だとは思わずにそのまま伯爵に身体を寄せる。
>私からも留萌ファームへ連絡を入れてみるから、安心したまえ
「ふぁい…ありがとうございましたぁ…」
ソファにもたれかかったままで辛うじてそう伯爵に声をかけるが、彼が応接間から出て行った直後には、もうぐったりとしたままで目を閉じてしまっていた。
屋敷を出て、呼び出した車に乗り込むと携帯電話を取り出し
みかさがかけた電話番号を押す。
「……また、新しい物を支給するからその電話は処分してくれたまえ。
例の種馬についての書類を、例の牧場宛へ早急に送るから
準備のほどを頼む」
そう言って電話を切ると、ニヤリと怪しく笑みを浮かべる。
「……留萌ファーム宛ではないがな」
おっとそうだ、覚え書きを置いておこう…
みかさタン、まずは数行のプロット*10でいいので近日中に
送信して頂けると嬉しいです…と。
クライアントのご機嫌取りが一番こたえる作業だよ…ハァ…
杏樹タン。。。(・ω・)bサイコウ!!
ファンになりますた
まあ、俺はシリーズの草創期から見てるわけだが。
休憩室でチーズケーキを食べている。
655 :
桜庭 奏:03/06/20 23:17 ID:Rq8YAZHr
自室で日記を書いている。
半分ほど食べ終わったところで紅茶を口に運び
幸せそうにため息をつく。
657 :
桜庭 奏:03/06/20 23:20 ID:Rq8YAZHr
日記を書き終えると、軽くため息をついてから、読みかけだった洋書を読み始める。
ケーキと紅茶を片付けると、厨房にカップと皿を持っていく。
「美味しかったですわ〜♪
まだ残ってますけれど、他の方はもう召し上がったんですかしら?」
冷蔵庫の中を確認する。
「お屋敷の見回りがてらお勧めしてきましょうか」
厨房を出て巡回を始める。
659 :
秋山 麗:03/06/20 23:29 ID:GfEyDMOb
屋敷内を徘徊している。
660 :
桜庭 奏:03/06/20 23:29 ID:Rq8YAZHr
目薬を差し、目をぎゅっと瞑る。
「目が疲れてきたかも…。今日はもう読むのをやめたほうがいいってことかな。」
本を閉じて、大きく伸びをする。
冷蔵庫にメイド用チーズケーキを1ホール作り置きして今日の仕事が終了。
談話室でサッカー中継が始まるまで、ソファに寝そべって映画のビデオを見る。
「皆さん、どちらにいらっしゃいますかしら?」
戸締りなどを点検しながら廊下を進む。
663 :
桜庭 奏:03/06/20 23:35 ID:Rq8YAZHr
「お茶を淹れに行こうかな〜」
鼻歌(先程までテレビで見ていた映画のテーマ曲だったりする)混じりに部屋を出る。
「…すー…」
仕事で疲れたのか、アクション映画のビデオを大音量で流す内に
目覚まし時計を手にしたまま、うたた寝してしまっている。
「あ、裏口がまだ閉まってませんわね」
屋敷の裏手へ出る扉に施錠する。
666 :
桜庭 奏:03/06/20 23:40 ID:Rq8YAZHr
厨房へたどり着くと、とりあえずお茶っ葉を取り淹れはじめるが、ふと出しっぱなしの日本酒が目に入る。
(うう……久々に飲みたくなってきたような。)
667 :
秋山 麗:03/06/20 23:40 ID:GfEyDMOb
「そろそろお祭りだというのに……変わり映えが無いわね……」
等と呟きながら廊下を進む。
空に明るく光る月を一瞥してから、ゆっくりと呼び鈴を鳴らす。
「皆さん、お部屋に戻られたんですかしら?」
あまり人気のない廊下を歩きつかれて
テラスに出ると椅子に腰を下ろして、一休みする。
670 :
秋山 麗:03/06/20 23:52 ID:GfEyDMOb
>>668 玄関に差し掛かったところで、ちょうど呼び鈴が鳴る。
「はい、ただ今〜」
急いで扉に向かい、鍵を開けて戸を開く。
「どちら様で……」
と、相手の姿が視界に入った瞬間、思わず硬直する。
久しぶりに名無しの主人の屋敷へ向かっている。
「今日こそメイドのみんなをおしゃべりしたいな〜♪」
やけに楽しそうに、スキップしながら向かう。
672 :
桜庭 奏:03/06/20 23:55 ID:Rq8YAZHr
辺りをきょろきょろ見回してから、日本酒の入った瓶を抱え、コップに入れる。
椅子に座ってから、コップの中の液をじぃっと見つめた後くいっと半分くらいごくごくと飲む。
「はぁ〜…おいし。」
そばにあった料理本を読みながらお酒を飲み始める。
テラスから、人影が邸内に入ってくるのを見る。
「お客様ですかしら?」
とりあえず玄関へ向かう。
>>670 「こんばんは。夜分遅くに申し訳ありませんね。
……いや。ここの屋敷は庭が広くて、迷ってしまいそうでした」
自分を見て顔色を変える麗を見るが、あえて気にも留めていない様子で言う。
「今宵は、ここで働くメイドに連絡があって来たのですが。
彼女の所に案内して頂けますか」
淡々と麗に告げる。
他者に知り合いとバレぬような気遣いなのか、初対面のように振舞っている。
>>673 そっと門を開けて、何故か忍び足で中へ入っていく。
「んん? 玄関先に誰かいる……」
若侯爵の姿を見て、足が止まる。
「何かすごいお客様のような気がする……ちょっと待っていよう……」
若侯爵独特のオーラを感じ、玄関先を遠くから見守る。
676 :
秋山 麗:03/06/21 00:06 ID:zVml+oZJ
>>674 まるっきり他人行儀な話し方をする侯爵の言葉に、ようやく我に返ると、慌てて周囲を確認する。
「……そ、そうですか……とりあえず、中へどうぞ。客間へご案内いたします」
こちらも合わせて、初対面のように振舞うが、麗にしては珍しく笑顔が引きつっている。
(……落ち着いて、落ち着いて……大丈夫、侯爵様も気を利かせてくれてる……)
侯爵に背を向けてから、自分自身にそう言い聞かせると、いつもの顔に戻して、侯爵を連れて客間へ向かう。
677 :
桜庭 奏:03/06/21 00:07 ID:tJX+F4u9
しばらく一人で飲んでいたが、いきなり立ち上がって廊下へ出て行く。
(おいしいお酒を一人で飲むなんてもったいないよね、誰か相手いないかな。)
先程と同じ鼻歌を歌いながら廊下を歩くが、玄関付近から声が聞こえてそちらへ向かう。
(実は奏は『ザル』だったりする。)
玄関まで行くと、来客の相手を麗がしているのを見かける。
「・・・・・・麗さんにお任せしていいんですかしら?」
正体を知っているだけに不安に思うが
割り込むのも客人に失礼だと思い迷っている。
そのうちに、客人は客間へ案内されて行ってしまう。
>>676 「ありがとう。さて…」
客間に通されると、中の椅子に腰を下ろす。
椅子の肘宛てに頬杖をつくように座ると足を組み、冷笑を浮かべる。
「君も座りなさい、麗。久しぶりにこうして会うんだ…。
少しくらいは抜けても、他の人達はうるさく構わないでしょう。」
動揺している麗とは逆に
若い見た目ではあるのに、やたらゆっくりと、落ち着き払った言い方で指示する。
屋敷内へと入っていった若侯爵を確認して、ようやく自分も
玄関先へ向かう。
「う〜ん……今呼び鈴鳴らすのは、なんかダメな気がする」
呼び鈴ボタンに人差し指を突き出したままそう呟くと、仕方ないという感じで
勝手に屋敷に入る。
「こ、こんばんは……」
小さな声で一応挨拶をすると、ソロリソロリと歩いていく。
「知っているメイドさんと会えればいいけど……」
681 :
桜庭 奏:03/06/21 00:19 ID:tJX+F4u9
いつになくニコニコした顔で廊下を歩くと、向こうのほうにメイド服を来た人が見える。
目を凝らすが見えず、仕方ないのでそのまま歩く。
「……あ。瑞葉さんだ。……それに、あ、五月さん?遊びに来たのかな?」
軽く手を振ってみる。
>>680 客人と麗を見送ってしまった後、
コソコソと入ってくる五月が目に入る。
「五月さん!?」
久しぶりだったので、つい驚いて声が大きくなってしまう。
「お久しぶりです! でもどうなさったんですの? そんなにコソコソと・・・・・」
>>681 ちょうど奏が背後にいるので、まだ気づいていない。
683 :
秋山 麗:03/06/21 00:22 ID:zVml+oZJ
>>679 とりあえず、客間まで誰とも会わずにたどり着いたことにほっとすると、
>君も座りなさい、麗。
言われたとおりに、侯爵とはテーブルを隔てた反対側に腰掛ける。
部屋に二人きりになったからか、徐々に動揺は収まり、替わって幾分怒ったような表情を見せる。
「……はふ……それで、今日は一体何のようなんです? わざわざご自分からここへ来るなんて」
部屋が防音仕様だということは知っているが、ついつい小さめな声で話してしまう。
>>683 >それで、今日は一体何のよう〜
「君に言いつけた仕事が本当にちゃんとはかどっているのかどうか、
覗きに来ただけですよ。…趣味が悪いかな?」
穏やかに目を細めて微笑む。が、やはりどことなく冷たい感じのする人物である。
「君の報告書も、ここ最近は特に滞っているようでしたからね。
そういう意味で直接叱りに来た…という意味に取って貰ってもいい。
まあ…このまま僕の手を離れて、この屋敷で飼われるつもりなら、別に構いませんが」
麗の反応を試すようにそんな言葉を投げかける。
「ここの主人は女の扱いが上手ですからね。君がいつ寝返ってしまっても不思議じゃない」
>>681 遠くから、顔をほんのり赤らめた奏の姿を見てほっとする。
「奏さん!」
そして、手を振り返した瞬間
>>682 「きゃあああぁぁぁっっ!!」
一際大きな声で叫ぶと、尻餅をついて、慌てて口を押さえる。
「……あ、み、瑞葉……さん?」
瑞葉を見上げながら呟く。
686 :
桜庭 奏:03/06/21 00:41 ID:tJX+F4u9
>>682-685 軽い足取りで二人に近づくが、五月の叫び声でふわふわしていた気分が一気に冷める。
が、まだ色白の頬はうっすらピンク色のままである。
「こんばんは〜、どうしたんですか?」
と、二人を見比べる。
>>685 「え? 奏さん・・・??」
自分に気づく前に、他の名前を呼んだ五月を見て
後ろを振り返るが、その瞬間五月が金切り声を上げる。
「きゃっ!!??」
>>686 驚いて、尻餅をついた五月を見下ろしていると
奏から声をかけられる。
「こ、こんばんは。なんだか五月さんがびっくりされたみたいで・・・・・・」
自分でも状況がよく分からず、ひたすら混乱しており
まだ奏が飲酒状態とは分からない。
688 :
秋山 麗:03/06/21 00:45 ID:zVml+oZJ
>>684 正直、ため息をつきながらでないと、まともに対応できないような気分である。
「報告書の件は……確かに申し訳有りません。
ここが普通のお屋敷ならまだいいんですけど、あちこちに無意味な(メイド覗き用の)カメラがあるせいで、
思ったよりも事が運ばないんですよ」
何を言おうと自分に非があるので、珍しく固い口調のまま報告をする。
>「ここの主人は女の扱いが上手ですからね。君がいつ寝返ってしまっても不思議じゃない」
この侯爵の言葉に、思わずきょとんとした顔をしてしまう。
「扱いが上手い……と言うか、単に手が早いだけですよ」
そう言うと、席を立ち、あえて侯爵の隣に腰をかける。
「……それで、建て前はもういいですから、何しに来たんですか?
まさか、十年以上一緒に育ったメイドに、側室なんて餌を見せ付けておいたのに裏切られる、なんて本気で思ってませんよね?」
久しぶりゆえに遠慮していたが、こうも疑いの目を向けられると、どうしても不機嫌になってくる。
「あ、やだっ! ごめんなさい! 私、びっくりしちゃって……」
落ち着きを取り戻していくと、立ち上がってニッコリと笑う。
「こんばんは。今日は遊びに来たんですよ……って言うと
なんだか仕事を放り出して、毎日遊んでいるみたいですけど」
そう言うと、小さく苦笑しつつ舌を出す。
「でも、びっくりするのも当然ですよ〜。今、いらっしゃるお客様って
なんだかすごい大物のような感じだったから、私てっきり鉢合わせしちゃった
のかと思って……」
おそらく案内された方であろう方向をチラリと見て、胸を押さえる。
690 :
桜庭 奏:03/06/21 00:55 ID:tJX+F4u9
>>687-689 飲酒状態だとは言え、顔がほんのりピンク色な以外は、先程の叫び声でほぼ冷めてしまったので、
ほとんど分からないくらいである。
とりあえず瑞葉と五月の話を聞くが、大したことはなさそうなので安心して微笑む。
>「でも、びっくりするのも当然ですよ〜。今、いらっしゃるお客様って〜
「あら、じゃあさっき私が聞いた話し声は、男性の声がすると思ったけれどそのお客様だったのかも。
気付いたら五月さんと瑞葉さんしか見えなかったから気付かなかった。」
五月が見た方向を見てみながら言う。
「そういえば。よかったらこれから晩酌しません?おいしいのを厨房で見つけちゃったんです。」
笑顔で提案してみる。もちろん、瑞葉がお酒に弱いのは全く知らない。
>>689 「いいえ、私こそびっくりさせてしまって、ごめんなさい」
五月が起き上がるのに手を貸す。
>なんだかすごい大物のような感じだったから〜
「そういえば・・・・・・確かに、物凄く気品というか威厳というかが
ある方でしたわね。まだお若いようでしたけれど・・・・・・」
やはり麗に任せてはいけなかったのかと内心不安に思う。
>>690 「ば、晩酌!?」
大胆な奏の発案に目を丸くする。
「で、でも私、お酒飲めませんし・・・・・・というか奏さん、
勝手に呑んだりしたら、おじ様に怒られませんか?」
>>688 >何しに来たんですか?
というむくれたような麗の言葉に、またもや微笑む。
「やけにそこに拘るんだね。君こそ、その建前で僕が何をしに来たと思ったんですか?
……ひょっとして」
麗の顔に手を触れ、髪と一緒に耳を撫でる。
「"麗にこういう事をしにわざわざ来た"と期待したのかな…」
顔を近付けると耳に息を吹きかける。
あえて側室云々、の話はそれ以上するつもりなのか
話題を無視するように唇を奪う。
>>690 「晩酌っ!? それイイかも……。最後にお酒を飲んだのっていつだったかなぁ。
やっぱり高いお酒は味が全然違いますよね〜」
新年パーティで、高そうなワインを飲んだ事を思い出し、うっとりしてしまう。
>>691 「またまた〜、瑞葉さんったら。お酒が飲めないと接客に響きますよ?
お客様から飲めって言われてそれを断ったら、それこそ御主人様に怒られますよ〜?
接客態度が悪いって……ヘンな話ですけど」
もっともらしい事を言うと、奏の方を笑顔で見る。
「で、どこで飲むんですか?」
694 :
秋山 麗:03/06/21 01:15 ID:zVml+oZJ
>>692 侯爵の手が耳を滑る感覚に、何かぞくぞくしたものが走り抜ける。
「それは……またあたしを困らせようとしているんだ、と思ってました。
……侯爵様ってば、いつも何かにつけて……っ!」
強がって、耳に息をかけられたところまでは我慢できたが、突然のキスで、それから先のことが途切れてしまう。
しばらく続いたキスに身を任せてから、口を開く。
「……裏切って欲しくなかったら、ちゃんと繋ぎ止めておいて下さい」
そう言うと、チュッ、と軽くキスをし返し、微笑んで見せる。
695 :
桜庭 奏:03/06/21 01:19 ID:tJX+F4u9
>>691 「あ…そういえば、未成年だったっけ、瑞葉さんも五月さんも。」
普段から自分と同じように仕事をして、何かと大人っぽい彼女たちが年下だということをすっかりわすれてしまっていた。
「おじ様??」と疑問を口に出すが、
「ああでも、御主人様……まあ、何か言われたら私のお給料から引いてもらえるよう頼みます。」
すっかり『お仕置き』の可能性は頭から抜けている。
>>693 「お。五月さんもいける口ですか?」と嬉しそうに言う。
接客云々の話を聞いて、頭が仕事モードに入りかけるが、
>「で、どこで飲むんですか?」
「あ、厨房です。瑞葉さん、あんまりムリはさせませんから。お茶も出したままなんです。
ちょびっと飲めるようになると楽しいですよ。」
と言うと、とりあえず厨房へ移動し始める。
>>693 >お酒が飲めないと〜
「ええっ!? そ、そんな・・・・・・・
い、いえ、確かにそれは、あり得ますわ・・・・・・・」
大ショックを受けて、口元を抑え、自分の世界に入ってしまう。
(そういえば、おじ様は何度か私にお酒を勧めて下さいましたけど
あれはひょっとしてそういうことで?)
>>695 >ちょびっと飲めるようになると〜
「え・・・・・・はい・・・・・・・」
何やら妄想状態に入ったままで
二人に連れられるようにして厨房へ。
>>694 (側室…そんな事も言ったか。まずいな、忘れかけていた)
麗に口封じをして言葉を途切れさせると、麗の体を横抱きに抱えベッドに横にさせる。
>……裏切って欲しくなかったら、ちゃんと繋ぎ止めておいて下さい
(まったく、ある意味脅迫だ。今日は適当に様子を聞いて帰るだけだったんだが…)
「仕方が無いですね…。じゃあ、今晩でしっかり繋ぎ止めておきましょう」
丁寧に囁くと、麗に覆い被さりメイド服を脱がせて
鎖骨あたりに舌をゆっくり這わせる。
>>695 「メイドとしてお勤めしている以上、未成年とか関係ないですよ〜。
これもお仕事の一環として、酔いつぶれないよう、練習みたいなものです!」
そう言い切ると、ご機嫌な状態で二人についていく。
厨房について、適当な椅子に腰を下ろす。
「えへへ、楽しみだな〜。どんなお酒ですか?」
そう言って、奏の方を見つめる。
「お酒が飲めない瑞葉さんも、少しはこれで抵抗つけないと。
……御主人様に嫌われたくないでしょ?」
最後は瑞葉に向かって小さな声で言う。
700 :
秋山 麗:03/06/21 01:39 ID:zVml+oZJ
>>698 「んっ…………ぁっ……!」
侯爵の舌が自分の体の上で動くたびに、小さく震えて微かな声が口から漏れる。
抵抗するどころか、侯爵が責めやすいように、残った服や体を自分で動かし、全ての愛撫を受け入れようとする。
「こ、侯爵様……もっと……ひぁっ!」
だんだんと自分からもおねだりするようになるが、なぜか麗の目尻に雫が溜まり始める。
701 :
桜庭 奏:03/06/21 01:40 ID:tJX+F4u9
>>697-695 厨房に着くと、コップを3つ出し、菊のつく名前の日本酒をかかえてくる。
「これです。ちょっと減ってたんで、さっき2杯くらい飲んじゃったんですけど。」
いたずらっぽい笑みを浮かべる。
「えっと、お茶は、お肌のために緑茶を入れてたんです。氷を入れて飲んでも結構おいしいですよ。」
とりあえずお茶も一緒に並べる。
みんなのコップにお酒を注ぐと、自分のコップを持って軽く前につき出す。
「ではでは。いただきます。」
そう言うと、ゆっくり飲み始める。
>>699 >御主人様に嫌われたくないでしょ?
「うぅ・・・・・・私、頑張り・・・・・・ます・・・・・・わ」
不安そうな表情で席に着く。
>>701 「はい、いただきます」
あえて酒の方のコップを手に取ると
三分の一ほど口に運ぶ。
「ん・・・・・・っ! んうっ・・・・・・・」
アルコールにむせ返りそうになりながらも必死でこらえる。
が、すぐに耳まで真っ赤になり、目も潤んで焦点がぼやけてくる。
「はぁ・・・・・・・」
>>701 「いただきま〜す♪」
ゴクゴクいわせて飲み干すと、ほぅ……と、息をはく。
「これは……イイお酒だけどちょっときついですね……。
あ、瑞葉さん! お茶もいっしょに飲んで、少しずつの方が……」
言っている矢先に、出来上がり始めている瑞葉を見て
少し心配になってくる。
>>700 自分から愛撫を求める麗の前髪を手で上げ、額に軽く口付ける。
責めやすいように自分から服を乱れさせる麗を見てくすりと笑うと
乳房をゆっくりした動きで揉み、乳首にひんやりとした息を吹きかける。
>こ、侯爵様……もっと…
「おや…期待していた割には大人しいんですね。
もっと、何処にして欲しい…?麗…。
久しぶりの僕の手に、何処を弄って欲しいのか。欲しいならもっとはっきり言いなさい。」
頬をねっとりとした動きで撫でつつ、焦らすような言葉で責め始める。
「じゃないと止めて、このまま帰ってしまうよ」
706 :
桜庭 奏:03/06/21 02:00 ID:tJX+F4u9
>>703-704 >「これは……イイお酒だけどちょっときついですね
「でしょう。金粉なんか浮かんでて、ちょっと高そう……。
私、日本酒とか、のどを通るときカッと熱くなるお酒が結構好きなんです〜。」
と微笑むが、もう出来上がり始めてる瑞葉に目をやる。
「あらら。大丈夫ですか?瑞葉さん。ゆーっくり飲んだほうがいいですよ。
ごくごく飲むと、弱い人はあっという間らしいです。」
そう言い終えると、自分と五月のコップに2杯目を注ぎ始める。
707 :
秋山 麗:03/06/21 02:00 ID:zVml+oZJ
>>705 「ぅっ……それは……」
侯爵に問われて、止まりかけていた頭を働かせる。
いつも考えるように、本当はどうしてほしいか、ではなく、どうすれば侯爵が喜んでくれるか、を考え、
「こ、ここを……」
おずおずとスカートを引き上げ、足を開いて、わずかに濡れ始めたショーツを露わにする。
「あたしの一番感じるところを、その手で……侯爵様しか考えられないくらい、激しく……責め立てて下さい」
先ほどとは変わって、どこか躊躇いがちに哀願する。
>>704 「ふぁ〜い、お茶も、一緒に・・・・・・」
と言いつつもすっかり覚束ない手つきで口に運んだのは
またもお酒入りのコップ。
「ん・・・・・ん・・・・・・んん?」
くらりとその場に突っ伏してしまう。
>>706 >弱い人はあっという間らしいです
「よ、よわふらんて・・・・・・おさへ、よわかっはら、おひはまに、ひらわれて・・・・・・」
(よ、弱くなんて・・・・・お酒弱かったら、おじ様に嫌われて・・・・・・)
「・・・・・・ほういえは、へなはまは・・・・・・・どう、らんれふ、かひ・・・・・ら・・・・・・・」
(そういえば、瀬名様はどうなんですかしら?)
ほとんど不明瞭かつ意味を取り難い言葉を紡ぎながら
意識を失ってしまう。
>>707 >侯爵様しか考えられないくらい、激しく〜
「麗の一番感じる場所、か…。久しく触れてないですからね。
体が忘れてうっかり間違ってしまうかもしれませんが…」
ショーツを足首ぐらいまで下ろすと、中指を秘所の入口・触るギリギリのところまで
近付けたところで止め、
「ここかな」
ひとさし指で秘豆をはじいてみる。
>>708 「あ、あぁ……瑞葉さん……?」
壊れだした瑞葉の肩を少し揺さぶって、正体を確認してみる。
「……これはもうダメかも……ま、いいや、勝負です! 奏さん!!」
そう言うと、二杯目を注がれたコップを持って、奏を睨み付ける。
「私、これでも結構強いんですよっ!」
(……実はそれほどでもなかったり……)
酒の美味しさと、酒自体の強さに酔いながら、あっという間に二杯目も
飲み干してしまう。
「……くぅ〜〜っ!! まだまだぁっ!!」
こちらは酔いつぶれるどころか、更に挑戦的になっていく意味で正体がなくなっていく。
「奏さんっ、もう一杯!」
そう言うと、口を手の甲で拭きながらコップを奏に差し出す。
711 :
秋山 麗:03/06/21 02:21 ID:zVml+oZJ
>>709 「ぃひぁっ?!」
突然の衝撃、とも言える感覚に、びくんっ、と大きく体を震わせ、悲鳴じみた声すら上げる。
「ぁぅ……お願いですから、あたしを困らせないで下さい……
侯爵様の手を、あたしの奥まで……」
要約すると、焦らさないで、と言いたげな瞳で、侯爵を見やる。
712 :
桜庭 奏:03/06/21 02:29 ID:tJX+F4u9
>>708-710 「あ。瑞葉さん……。ちゃんと話せてないよ〜、おもしろい。」
瑞葉の頬を軽くペチペチと叩いてみるが、全く反応がなくなってしまう。
「んん〜。大丈夫かな?まあ、たぶん、大丈夫でしょ。」
明日は1周年で何かあると聞いていて、もし二日酔いになんてなってたら…と心配するが、勝手に自己完結させてしまう。
>ま、いいや、勝負です! 奏さん!!」
勢いよく飲んでいく五月を少し驚きながら見つめるが。
「いい飲みっぷり!よーし。私も。」
ついついのってしまい、ごくごくと飲んでいく。
「うん、おいし。」
けろりとした顔で、また五月と自分のコップにお酒を注ぐ。
「ね、五月さん、伯爵様のところの話も聞かせてくださいよ。ここにいると、あんまり外出しないし、他のところの話も気になります。それに、ごくごくと飲むと、明日がつらいかもですよ〜。ゆっくりゆっくり。」
と言いながら、五月につられて結構ペースは早目である。
もはやお互いがつぶれるまで(いつになるやら)続きそうな勢いで飲む二人であった。
>>711 >要約すると、焦らさないで、と言いたげな瞳で〜
「…可愛いですね。いい表情だ。
真面目な君の弱ったような顔が好きだから、ついいつも意地悪してしまうんだよ。麗…」
そう言うと麗の希望に応え、指をずぶりと内部に入れて掻き回し始める。
速度はゆっくりだが、感じるところばかりを的確に
擦るように弄ぶ。
「姿が見える訳でもないのに、無理な注文や指示を君にして…」
「この指示を聞いてどんな顔をしてるんだろう。あの命令を聞いてどんなに弱ってるだろうって」
ある程度愛液が流れ出してくるまで指で愛撫すると、乳房を舌で舐めながら
自分の逸物を出し秘裂に沿ってぬるぬると擦りつける。
「じゃ、そろそろ…。ああ。麗はそう言えば、今日は手だけでいいんでしたか。」
ズボンから出した肉棒を挿入しようとするがふと気付き、
動きを直前で止めてしまう。
我慢しきれなくなって麗が自分で挿れるのを待つつもりらしい。
714 :
秋山 麗:03/06/21 02:57 ID:zVml+oZJ
>>713 侯爵の言葉をどこか遠くのところで聞きながら、
「ふぁっ……んっ、ああっ……あっ!
……んぁ……いいです、けど……」
さすがに感じる部分を知られているので、気持ちはいいのだが、緩やかな速度のために、満足できない。
>ああ。麗はそう言えば、今日は手だけでいいんでしたか。」
逸物の存在をすぐそこに感じさせながら、そんな事を言う侯爵に、麗は再び考えをめぐらせる。
「……申し訳有りません、手だけでは、満足できないので……失礼します……」
下手に出て、あくまで行為の主導権は侯爵に握らせておきながら、仰向けの体勢のまま、なんとか肉棒をくわえ込もうと体を動かす。
「……くっ、ぅっ……ぅあうっ…っ!」
だが、体制が悪いために力が入らず、本当にゆっくりと、モノを自分の膣内に収めていく。
>>714 予想通り自らで逸物を迎え入れる麗に、満足そうな吐息を漏らす。
特に声もかける事なく、麗が迎え入れられなかった残り分をぐぐっと中に押し込む。
「…ん…。」
根元まで埋めると
「今晩しっかり満足させてあげますから、明日からもまた主人の誘惑頑張るんだよ…。麗…。
だけど君はあくまでも僕の物だと言う事だけは、忘れないように…」
囁いた直後、激しく叩きつけるように肉棒を出し入れさせ始める。
716 :
秋山 麗:03/06/21 03:15 ID:zVml+oZJ
>>715 「んあっ!」
久々の子宮の奥を突き上げる感覚に、喜びの声を上げる。
>明日からもまた主人の誘惑頑張るんだよ…。
「だ、大丈夫です……あたしは、侯爵様しか……ぃああっ!」
今までの緩慢な責めとは打って変わって、激しい突き上げを受けて、答えも中途半端なまま喘ぎ声を上げる。
「ぅっ、はぁっ、あっ、ああっ、い、いいで…んはぁっ!
侯しゃ…あっ、んっ…奥、にっ、いっ、あはぁっ!」
>>716 >だ、大丈夫です……あたしは、侯爵様しか……
「それを聞いて安心しました。くれぐれも、『主人に自分の正体を暴露』なんて、事が無いように…。
屋敷で楽しみにして待ってるよ…骨抜きにされて、主人が僕の思惑のせいで躓く時を…」
突き上げながら麗の足を持ち上げると、両足を自分の肩にかけ
更に深く繋がるようにする。
「麗……どうだい?久しぶりのコレは…。気持ち良かったらいいって、言ってごらん。」
速度を速めているので麗が答える事が難しいのだが、
あえてその必死さを楽しんでいるのか、言葉で反応を問う。
718 :
秋山 麗:03/06/21 03:37 ID:zVml+oZJ
>>717 口では答えられない、と判断したのか、こくこくと頷く。
>「麗……どうだい?久しぶりのコレは…。
「くぁっ、あっ、はぁっ、あっああっ、んっ…いっいぁっ!」
なんとか答えようとするが、すべて喘ぎ声にかき消されてしまう。
「もうっ、うっ…はっあっ、だっあっはぁっ、あ……ぁああああぁぁぁっ!!」
そのまま、何も言うことができないまま絶頂を向かえ、深く差し込まれたモノを、吸い取るかのように締め上げる。
>>718 突いている内そろそろ限界が近づいてきたのか、最後にまた速度を早める。
水音だけでなく、自分の肌が麗の肌とぶつかり合う音までが
しんとした客室内に大きく響き渡る。
>何も言うことができないまま絶頂を向かえ〜
「んっ…!」
麗に遅れてすぐに、自分も小さく声を上げて達する。
中に大量の白濁を注ぐと逸物を一気に抜き、麗に舐めさせて綺麗にしてからしまう。
「じゃあ、僕はそろそろ屋敷に戻りますから、いい子にしてるんですよ。
君を信頼して…いい報告を待ってるからね。」
やはり淡々としているものの、麗に優しい言葉を投げかけて
身支度を整えると客室を出て行く。
屋敷を出たところで、持っていた携帯電話で誰かと会話をする。
「…もしもし?ああ。貴方ですか。…ええ、喜んでましたよ。
……いいじゃないですか、また明日からは貴方の自由なんだ。では失礼…」
720 :
秋山 麗:03/06/21 03:56 ID:zVml+oZJ
>>719 侯爵のモノを丹念に舐めあげ、綺麗にしてから、ようやく自分も一息つく。
>「じゃあ、僕はそろそろ屋敷に戻りますから、いい子にしてるんですよ。
「はい……まかせておいてください」
自分自身も身なりを整えつつ答え、侯爵が帰るのを見送る。
侯爵が帰ってから、自分も客間を出て、
「……ふふふっ♪ 〜♪〜〜♪」
なんだかんだ言いつつ、やはり会いに来てくれて嬉しいのか、鼻歌などしながら部屋へと戻る。
ふと、目が覚める。
隣りには瑞葉。正面には奏。
「……あれぇ……? 私、なんでこんなところに……う、うぅぅぅ」
頭を上げた途端、激しいめまいと吐き気を感じ、こめかみを押さえる。
そして、目の前にある空の焼酎瓶と、三つずつあるコップ類を見て
じわじわと状況を思い出す。
「ああ……そっか、このお屋敷に遊びに来たんだっけ。それで瑞葉さんと
奏さんと晩酌して……瑞葉さんが真っ先に酔いつぶれて……それで……」
ゆっくりと立ち上がり、酒が入っていたコップを取ると
流し台の方へ行って水を注ぐ。
それを飲み干すと、大きく息を吐く。
「……奏さんに伯爵様の事をいろいろ聞かれたような気がするけど
なんて答えたっけ……」
そんな事を考えながら、厨房に二人を残して屋敷を出て行く。
「あ、そう言えば……ここのお屋敷で一周年記念祭をやるとかやらないとか
伯爵様がおっしゃっていたけど……明日かな……?」
額の辺りを押さえ、辛そうな表情で、フラフラと廊下を歩いている。
「うぅ・・・・・・一周年だというのに、これはあんまりですわ・・・・・・」
どうやら昨夜の酒がかなり強いものだったらしく
二日酔いの状態らしい。
>>722 『仕方ない』というように溜息をつくと
廊下をよろけて歩いている二日酔いの瑞葉に、頭痛薬と水の入ったコップを渡す。
「何やってんだよ、ほら」
しかしその顔に普段の笑みは無く、態度もそっけない。
「飲んだら厨房にコップ戻しといて」
それだけつれなく言うと、料理を持って広間の方に歩いていく。
「1周年って何かやるのかな…。外から客呼んでメイド達のご奉仕パーティーとか?
…んなわけないか」
>>723 「あ、ありがとうございます・・・・・・ん・・・・・・・」
頭痛薬と水を飲み、厨房の椅子に腰掛けると、少し楽になる。
「助かりましたわ、瀬名さ・・・・・・あっ」
そっけなく瀬名が立ち去ってしまったので
意外そうな、そして寂しそうな表情になる。
725 :
秋山 麗:03/06/21 21:10 ID:zVml+oZJ
カレンダーをぼけーっと見つつ、
「一周年ねぇ……単純にパーティする、ってガラじゃないわよね……ここの主人は……」
何をするのか聞かされていないので、あれやこれや考えをめぐらせる。
身体は楽になったものの、ちょっとすっきりしない心を抱えたまま
各部屋の掃除に向かう。
談話室に入ると、昨夜(早朝?)のサッカー観戦の名残なのか
ゴミ箱の中が一杯になっているので、
それを抱えて集積場へ持っていく。
727 :
秋山 麗:03/06/21 21:24 ID:zVml+oZJ
「まあ何にせよ……」
ふと思い立って、今までいた部屋を出る。
「ふぅ・・・・・・・」
アンニュイなため息をついて屋敷内へ戻る。
729 :
秋山 麗:03/06/21 21:34 ID:zVml+oZJ
>>728 しばらく屋敷内をまわってから、ようやく目的の相手を見つける。
「……瑞葉さん、いかがなさいました? ……なんて、ね」
周囲に他にいない事を確認してから、普段の口調に戻す。
>>729 「!」
最近、故意に顔を合わせないようにしてきた麗に
ついに会ってしまい、動揺が明らかに顔に出るが
すぐに表情を取り繕って冷たい声を出す。
「何の御用ですかしら? 別に麗さんにお話することなんて、何もありませんけれど」
731 :
秋山 麗:03/06/21 21:46 ID:zVml+oZJ
>>730 「さっきの顔を見ていると、ずいぶんと気苦労が多そうね。まあ、それはさておき……
ちょっと一緒に来てくれるかしら? 変な事をするつもりは無いわよ。あなたが約束を守っている間は、ね」
言うなり、有無を言わさず、瑞葉の手をぐいぐいと引っ張っていく。
>>731 「え、ちょ、ちょっと、麗さん・・・・・・!?」
抵抗もむなしく、意外なほど力のある麗に
無理やり引っ張っていかれる。
733 :
秋山 麗:03/06/21 21:59 ID:zVml+oZJ
>>732 どんどんさくさく瑞葉を引っ張っていくと、一つの部屋に入り込む。
電気をつけると、そこは無数の衣服が片付けられた衣装室。
「えっと、確かここに……と……あら? んと……あっ、あったあった」
奥のほうから一着の服を取り出し、瑞葉の前で広げてみせる。
出てきたのは、総シルクの、一目で分かる高級ドレス。(&装飾品多数)
>>733 「あの、ちょっと・・・・・・」
衣装室で何やら物色を始める麗を
胡散臭げにみているが
高級ドレスを取り出したのを見て目を丸くする。
「わぁ・・・・・・綺麗ですわね・・・・・・・」
思わず笑みをこぼし、ドレスに手を伸ばしかけて
ハッと表情をキツいものに戻す。
「こ、これをどうしようと仰るんですの?」
735 :
秋山 麗:03/06/21 22:12 ID:zVml+oZJ
>>734 「決まってるでしょ。着るのよ。あなたが」
言って、にっこりと笑顔をする。
「一周年なんだし、初心に戻ったつもりになって、お嬢様やってもいいんじゃないかと思って。
たまには、メイドじゃない姿も、主人に見せてあげたら、少しは関係も変わるんじゃない?
……それとも、このドレス、少し地味だったかしら? もうちょっとフリルとか付いたものの方がよかった?」
疑念の眼差しを向ける瑞葉をよそに、ドレスを彼女の体に合わせて、あれこれと案を挙げる。
>>735 「な、なんで!」
麗の思いもかけぬ親切に、つい後退ってしまう。
「どうして麗さんが、私にそんなことを・・・・・・」
麗に隔意を示しながらも
視線はドレスに向いていたりする。
737 :
秋山 麗:03/06/21 22:25 ID:zVml+oZJ
>>736 「なんで、って、あたしも約束したじゃないのよ。侯爵様に言われたこと以上のことはしない、って。
なら、同僚としては、あなたたちの関係は、見過ごせないでしょ」
(なんてね、メイドとしての価値は、そう単純なものだけじゃない、ってだけよ)
表ではもっともな事を言いつつ、裏では点数稼ぎの算段が立っていたりする。
「あなたが、メイド服のままでいい、って言うなら、無理強いはしないけど……
……あっ、それとも、お嬢様からランクアップして、お姫様になってみる?
確か数着くらい、桁外れに豪華なドレスがあったわよ。レプリカっぽいけど」
>>737 >同僚としては〜
「え・・・・・そ、そういうものなんですの?」
麗のさっぱりとした返答に首を傾げるが、
次に示された、やたらと豪華なドレスに
言葉を失って、目も釘付けになってしまう。
「すご・・・・・・い・・・・・・・」
739 :
秋山 麗:03/06/21 22:39 ID:zVml+oZJ
>>738 「まあこういうのは、ペチコートで動きづらかったり、
コルセットがきつかったりするから、お勧めはしないけど……
専用の下着も、あなたには恥ずかしいだろうし……」
まるで着たことがあるかのように解説すると、いくつかのドレスに絞り込んで、唸りだす。
>>739 唸りだした麗を尻目に、自分でもドレスを物色し始める。
「あ、これも素敵・・・・・・でもこっちも・・・・・・・
ね、麗さん、これなんてどうでしょう?」
熱に浮かされたような表情で夢中になっており、
いつの間にか麗に対する敵愾心が消えている。
741 :
桜庭 奏:03/06/21 22:49 ID:tJX+F4u9
風呂上りの髪を乾かしている。
昨日瓶を開けるほどお酒を飲んだというのに、まったくその気がなく過ごしている。
742 :
秋山 麗:03/06/21 22:51 ID:zVml+oZJ
>>740 「そうねぇ……落ち着いた雰囲気ではあるけど……
あとは、思い切って肩を出してみるとか……」
などと、自分でもドレスのコーディネートに夢中になっていたが、ふと我に返る。
「あっ、そうそう……一番気に入ったドレスだけは、やめておいたほうがいいわよ。
あくまで念のため、だけど」
嬉しそうにドレスを選ぶ瑞葉に、意味ありげな忠告をする。
743 :
椿 杏樹:03/06/21 22:54 ID:Q4Gu/WZ+
厨房でアプリコットジャムの下ごしらえ(手伝い)をしている。
「もう、瀬名くんってば。私に押し付けて何処行っちゃったのかしら〜。
皮剥き終わっちゃうわ」
>>742 >肩を出してみるとか・・・・・・
「そ、それは随分と大胆ですけれど、でも・・・・・・」
どうやら、少し大人っぽく色っぽいドレスに憧れがあるらしい。
>一番気に入ったドレスだけは〜
「え、どうしてですの?」
特に気に入ったものを取ろうとしていた手を止めてたずねる。
745 :
秋山 麗:03/06/21 23:00 ID:zVml+oZJ
>>744 「う、ん……ええっと……まあ、あたしも前に、ちょっとしたことがあったから……」
あいまいに答えるが、埒が明かないので、一思いに言ってしまうことにする。
「……あなた、その綺麗なドレスを着て、そのまま主人に犯されない自信、ある?」
かなり跳んだ質問である。
746 :
桜庭 奏:03/06/21 23:03 ID:tJX+F4u9
部屋でアロマを焚いて、BGMにゆったりとしたジャズを流して、仕事を忘れてすっかりリラックスモードである。
>>745 「うっ・・・・・・・!」
内心、全くもってその通りだと納得してしまう。
(結局のところ、ドレスの下しか興味が無いという説も・・・・・・)
「で、でも、やっぱり一番綺麗な姿を見ていただきたくありません?」
弱弱しく反論する。
748 :
椿 杏樹:03/06/21 23:07 ID:Q4Gu/WZ+
剥いた杏を冷蔵庫に入れ、手を洗う。
「さて。今夜も誰かお客様来るのかしら〜。
とりあえずお花、新しいのに代えておきましょ」
749 :
秋山 麗:03/06/21 23:09 ID:zVml+oZJ
>>747 「そりゃあ、確かに見てもらいたいけど……
『君の綺麗な姿を見せて欲しい』なんて侯爵様に言われて、あたしがどんな目に遭ったか……」
1年ほど前の出来事を思い出して、沈痛な面持ちでため息を吐く。
「夢を壊してほしいなら、その時のこと話してあげましょうか……?」
750 :
桜庭 奏:03/06/21 23:14 ID:tJX+F4u9
曲にあわせた鼻歌を歌いながら、髪を整え終えると、さらっと肌のお手入れをし唇に淡いピンクのグロスをつけてみる。
「ん〜。…なんだかハチミツを食べた後みたいに見えなくもないかも……。
ま、気にしない。」
普段より髪などに気をつけてチェックすると、部屋を出て行く。
>>749 侯爵、という単語が出た途端に我に返る。
(どうして私、こんなに麗さんと親しげに・・・・・・・!)
無言で目の前のドレスを手に取ると早速試着を始める。
どうやら何でもかんでも麗に逆らいたい気分になったらしい。
「・・・・・・そんな風になさるなんて、侯爵様もおじ様のことを
あれこれと言えないんじゃありません?」
皮肉を言いながら、肩口や胸元までが若干広めに開いた
ワインレッドのドレスに着替えていく。
「うむ。折角の記念日だ、
今夜明日あたりで記念のコレクションでも増やすとしようか…」
自室でビデオのラベルを見ながらニヤリと笑うと、内線で電話を架ける。
「もしもし。……お前は何をそんなに警戒してるんだ。まあいいから私の部屋に来い。
一つ用事を頼まれてくれないか」
753 :
秋山 麗:03/06/21 23:25 ID:zVml+oZJ
>>751 「侯爵様の場合は、極端な性癖が出るのは稀だから。
……まあ、だからこそ、発現した時が厄介なんだけど……あの時も三日三晩収まらなかったし……」
弁解をするつもりではなかったが、結果的には変わらない答えになる。
「……それに、大体の殿方は、綺麗なものを汚したくなるものよ。
忠告を無視するのも勝手だけど、そのドレスが白くなっても責任持てないから」
言葉の裏に、今日という日は特別だし、というニュアンスを隠していたりする。
などとおせっかいにも瑞葉に話し続けているが、本人はドレスを着る気は無いらしい。
754 :
桜庭 奏:03/06/21 23:30 ID:tJX+F4u9
見回りをしながら廊下を歩く。
「今日はいいお天気だったから洗濯物もすっかり乾いてよかった〜。」
窓の外を眺めながらふとつぶやく。
(そういえば……空になった日本酒の瓶、洗って他の瓶と一緒に置いちゃったけど……)
>>753 麗の脅しに内心ビクりとするが
一度反抗してしまったので、止めるわけにもいかず
少しシンプル目なネックレスやブレスレットをつけると
部屋を出て行こうとする。
「私のことよりも麗さん、あなたもそろそろ自分のお屋敷に戻って
侯爵様に可愛がっていただいたらいかがですか?」
昨晩の客がよもや侯爵だとは知らず、そんなことを言う。
「…は!?ちょ、ちょっと待って下さいよ!」
突然主人に呼びつけられ、代わりに主人が(瀬名に自分の服を着せてから)部屋を出て行く。
ズボンと白シャツ&ネクタイという格好にさせられる。
「何だよ『誰でも複数でもいいから、ご奉仕生中継が見たい』って…もう…冗談だろ……?」
顔面蒼白で主人の椅子に座りうなだれる。
「誰も来るなよメイドさん…」
757 :
秋山 麗:03/06/21 23:41 ID:zVml+oZJ
>>755 瑞葉の強がりに、昨日の事を思い出してしまい、くすっ、と笑う。
「お気遣いありがとうございます、瑞葉お嬢様。
では私めは、仕事を追えた後に、そうさせて頂きます」
セリフだけやたらと丁寧な口調に変えて、部屋を出る瑞葉を見送る。
一人で部屋に残ると、引っ張り出してあったドレスを片付けていく。
「可愛がってもらったら、ねぇ……」
ふと、何気ないものだと思っていたその言葉に、引っ掛かりを覚える。
とはいえ、一周年を目前にして手間取るわけにもいかず、さくさく片付ける。
758 :
桜庭 奏:03/06/21 23:46 ID:tJX+F4u9
見回りを終えるが、そのまま廊下を歩き続ける。
「・・・・・・♪〜」
歩くうちに心弾んできたのか
先ほどまでの体調の悪さなど、どこかへ吹き飛んで
鼻歌混じりに廊下を進む。
と、館内放送で主人からの呼び出しベルが響いたので(遠隔操作)
これ幸いとそちらへ向かう。
茶色の髪の毛に隠れて小さな、音声を伝える機械のようなものが耳に着けられている。
『昨日遅くまで起きていたからと言って、子供のように寝るんじゃないぞ。』
「ハイハイわかってますよ、それにしても趣味悪いですね」
うんざりとした表情で机に足を乗せる。
「寝なきゃいいんだろ、寝なきゃ……。…。」
昨晩の夜更かしが原因なのか、そのままの体勢で軽くうたたねをしてしまう。
761 :
秋山 麗:03/06/21 23:56 ID:zVml+oZJ
>>759のベルが衣装室にも聞こえる。
「さぁて、いよいよ、ね……」
衣装室から出て、主人の部屋へと向かい……
ふとあることを思いついて、寄り道をしてから行く。
主人の部屋の前にたどり着くと
深呼吸を一つし、ノックする。
「おじ様、及びですか? 入ります」
応答を待つ前に勇んで室内へ入る。
763 :
桜庭 奏:03/06/22 00:02 ID:rhEelx42
もう眠くなってきたのか口を手で押さえて大きなあくびをひとつするが、ベルの音が聞こえて主人の部屋へ向かう。
「うう…、眠くなってきたのに………」
目を擦りながらつぶやくが、すぐに主人の部屋にたどり着き、扉を叩く。
「御主人様、奏です。」
>>762-763 昨晩実は軽く飲酒してしまったので(注:未成年はいけません
冷房の効いた部屋に眠くなり、意識がどんどんあやうくなってゆく。
外から複数の女性の声が聞こえ、虚ろな意識で答える。
「…ああ、どうぞ…」
机の上には主人がメイド宛に書いた、手紙が瀬名に気付かれないよう置かれている。
『私はちょっと出かけてくるから、この子に何かご奉仕でもしてやりなさい』
>>764 「え? あら・・・・・・? 瀬名様・・・・・・・」
主人ではなく、主人のような扮装をした瀬名が
執務机のところにいるので首を傾げる。
「あの、おじ様は・・・・・・って寝てますわね・・・・・・?」
と、机の上の手紙に気づいて、あんぐりと口を開ける。
>>763 入ってきた奏の方を振り向いて
難しい表情で手紙を見せる。
「奏さん、どうしましょう、これ?」
766 :
秋山 麗:03/06/22 00:16 ID:DTsHzX6x
>>762-763 二人から少し遅れて主人の部屋に到着する。
(……って、あれは……柏葉さん? ……なるほど、ね)
「失礼いたします」
大体からくりは読めたので、何食わぬ顔で部屋に入る。
「すー、すー……。バッカ、ゴールちゃんと入れろよ…」
寝言を言いながら眠っている。
が、耳元で主人がうるさいせいか半分ほどは起きているようでもある。
「…わかってます寝てないスよ…。ん、誰…?」
目を閉じたまま尋ねると、近くにいる瑞葉の手を誰かわからないまま握る。
768 :
桜庭 奏:03/06/22 00:22 ID:rhEelx42
>>764-765 「こんばんは〜…っと」
もう既に来ている瑞葉の格好に目を見開いて驚く。
「…え、瑞葉さん?うわ〜キレイ……
じゃなかった。御主人様?」
と机のほうを見ると、主人ではなく主人の格好をした瀬名だったことに気付く。
「あれ?……御主人様の格好をした瀬名さん…??
もしかして今日はいつもと違う格好をしないといけないとか…」
勝手なことをつぶやくが、瑞葉に手紙をさされ、言葉を失う。
「………。ご奉仕って……。どうしましょう。
呼び鈴がなったっていうことは、他にもメイドさんが集まりそうですよね…。」
>>767-768 「眠ってらっしゃるじゃないですか」
瀬名の主人への応答を自分に対して言ったのだと勘違いして突っ込む。
「奏さん、おじ様もこう仰っているようですし
一緒にご奉仕しますか?」
すっかり寝ぼけている瀬名に意地悪をしてみたくなったのか
奏を誘って瀬名の足元に座り込む。
「ほら、左右から、ね?」
瀬名のファスナーを下ろし、ベルトを外すと
積極的にモノを取り出していく。
(起きたらどんな反応をして下さいますかしら?)
あまりドレスが汚れるかも、ということは考えていないらしい。
770 :
秋山 麗:03/06/22 00:32 ID:DTsHzX6x
>>768-769 奏と瑞葉、二人が瀬名の正面に移動したので、参加しようにもしにくくなってしまう。
(……まあ、いいか……柏葉さんが起きたら別の手を使えば……)
とりあえず、二人の奉仕に瀬名がどんな反応をするか、少し離れたところで見ていることにする。
771 :
桜庭 奏:03/06/22 00:36 ID:rhEelx42
>>766-767-769
入ってきた麗に「こんばんは」と挨拶しながら、瀬名が手を握ってきたことにとまどう。
まどろんでいる様子に、自分も眠気が再発しそうになるが、
>「奏さん、おじ様もこう〜
「…え?」とぎこちなく瑞葉をふりかえる。
とりあえず一緒に座り込むが、すっかりやる気になっている瑞葉を呆然と眺める。
(う、うそ。ご奉仕って何すればいいんだろう……。)
今までこのように奉仕をする機会がなく、どうすればいいのか分からないまま瑞葉を見て何をすべきか
知ろうと試みる。
厨房で、二日酔い止めの薬を飲んでいる。
「う〜……飲みすぎた……ぎもぢわるい……」
>>769 うつろな意識の中で誰かメイドにベルトを外されるのがわかる。
(え、メイドさん誰か来たのか…?待っ…ベルト…)
モノを直接晒され細い指に触れられると、思わず声が出てしまう。
「…んっ、や、やめ…」
寝ぼけたような感じだが、抵抗して瑞葉の頭を押しやろうとする。
>>771 奏までが自分の股間に座りこんでいる事でさすがにビックリして目が覚めたのか
「!!」と驚き椅子をガタッと動かせる。
「何やってんですか2人共!瑞葉さんも…そっ、そんな所なんか舐めなくて…うあっ」
主人の企みがあっても先に説明・暴露してオジャンにしようかと思っていたので
いつのまにか自分へ奉仕を開始している瑞葉に、ただ驚くばかりである。
「麗さん、すみません。…何とかしてコレ…!」
遠くに麗が居るのにも気付き、2人を宥めるよう助けを求める。
しかしちょっと情けない表情が女性を誘惑しているようにも見える。
>>773 瀬名が自分のドレス姿には一切反応を見せなかったことで
さらに意地悪な気持ちが高まってくる。
「瀬名様、これはおじ様のご命令ですから
やめるわけにはいきませんわ。
・・・・・それとも私に、おじ様からお仕置きを受けろと仰るんですの?」
そして大きく口をあけると瀬名の睾丸を口に含んで転がし始める。
「ふぁ・・・・むぅ・・・・・・っ、んん・・・・・・んはぁ・・・・・・」
そして奏にも、目でサインを送る。
(ほら、奏さんもこっちを舐めて差し上げて・・・・・)
手でも幹をさすって奏を誘う。
775 :
秋山 麗:03/06/22 00:54 ID:DTsHzX6x
>>773 助けを呼ぶ瀬名ではあるが、麗としては当然、『主人>瀬名』となる。
「……あら、瑞葉お嬢様のご奉仕だけでは、ご満足いただけませんか? ご主人様?」
状況を利用して、ドレス姿の瑞葉をお嬢様扱いの上、既に瀬名を主人扱いにしている。
「奏さんと二人でご奉仕してもダメならば、私も参加させていただきます」
776 :
桜庭 奏:03/06/22 00:55 ID:rhEelx42
>>773-774 しばらく瑞葉の様子を顔を赤くしながら眺めていたが、瀬名が気付いて慌てる様子を見て困惑する。
が、瑞葉の主人に忠実な意見を聞いて、自分もやる気になってくる。
そして、瑞葉にうながされておそるおそる瀬名のモノに顔を近づける。
「……こんな時に用を申し付けられるなんて」
執事からDVDディスクを受け取り、名無しの御主人様の屋敷へ
届けるよう言われ、大きなため息をつく。
「仕方ない。早くお渡ししてさっさと帰ってこよう……」
バッグにDVDディスクを入れると、屋敷へ向かう。
>……あら、瑞葉お嬢様のご奉仕だけでは〜
「お嬢様?…そう言われてみれば、何か格好がさっきと違…」
そこまで言われてやっと気付くが瑞葉の積極的な舌の動きに
快感で言葉が続かなくなる。
瑞葉と奏で満足しないのなら自分も参加するという麗の答えに
必死で首を振って止めようとする。
「け、結構ですからおかまいな…くっ、あっ」
2人がかりで責められて、逃げようにも身動き取れずの状態である。
が、逸物は意思と反して大きく膨らんでゆく。
>>778 睾丸をしゃぶり尽くすと
今度は奏が先端部分を舐めている間に
幹の下半分の裏筋を、ちろちろと舌で刺激し始める。
(今更気づくなんて・・・・・・さっきの冷たい態度といい、
瀬名様は、もう私のことなんてどうでもいいんですかしら?)
不安と怒りが混ざり合って、焦らすような愛撫が
いっそう激しく巧妙なものになっていく。
「して欲しいことがあったら仰ってくださいね、御・主・人・様」
780 :
桜庭 奏:03/06/22 01:14 ID:rhEelx42
>>778 一度舐め始めると、だんだん羞恥心も消え、この前伯爵家でバイブに対してしたのと同様に『作業』に没頭しはじめる。
大きく膨らんできた逸物を見て、顔を赤くしながらも安心し、瑞葉に負けじと必死に舐める。
瀬名の喘ぎ声に、自分の身体もだんだん熱くなってきたのを感じる。
781 :
秋山 麗:03/06/22 01:18 ID:DTsHzX6x
>>778 本人はそう言ってはいるが、おそらく本物の主人は、この程度では満足しないだろうと踏む。
(さて、と、モノにこれ以上群がるわけにもいかないし……)
回り込むように瀬名に近づくと、ネクタイを外してシャツを開く。
「そう遠慮なさる必要などありませんのに……」
そう言うや否や、瀬名の首筋や、乳首に向けてつつっ、と舌を這わせる。
屋敷に到着して呼び鈴を押すも、誰も応対に出ず
少し開き直って、勝手に屋敷内へと入っていく。
「今日は……お客様は来ていないみたい。確か、今日って
パーティやっているんじゃない……の?」
いろいろと疑問が浮かんでくるが、取りあえずメイドの姿を探す。
「あれ、おかしいなぁ……誰もいないの……?」
そして、次第に御主人様の部屋へと近付いていく。
「はぁ…っ、あ、頼むからもう止め…うっ」
耳元の主人の声は、メイド3人に責められ大弱りの瀬名に反して上機嫌である。
『よしよし。実に命令に忠実な可愛いメイド達だ。特に瑞葉は上手だろう?』
「…っ、何、嬉しそうに…」
また主人の前で達するのだけは恥だと思ったのか、
瑞葉と奏がすっかりのめり込んで自分自身をしゃぶっている事での
快楽に必死に耐えている。
『麗も奏も頑張ってるな。いい絵が撮れてるぞ…どうだ瀬名、嬉しいだろう。
まあ、瑞葉をここまで上手にしたのは私なんだがな』
「…っざけんな!」
その言葉に何かが切れる。
耳に装着されていた機械を取り外して近くの万年筆で思いっきり潰すと
メイド達全員に強く言う。
「すみません、悪いけど皆出てって下さい」
だが瑞葉の腕は掴み、怒ったような顔で見つめる。
「君は残って。用がまだある」
>>783 瀬名がいきなり叫んだことで、ビクリとして奉仕を止める。
「っ!? せ、瀬名様・・・・・・?」
何やら怒っているらしい瀬名に気づき
今更ながらにイジめ過ぎたかと後悔し始める。
>出てって下さい
「は、はい・・・・・・分かりましたわ・・・・・・」
気まずい雰囲気の中、そそくさと立ち去ろうとするが
>君は残って
「えっ、あ、あの・・・・・・」
他のメイドたちと瀬名とを交互に見やって
困ったような顔つきで途方に暮れる。
785 :
秋山 麗:03/06/22 01:40 ID:DTsHzX6x
>>783 >「…っざけんな!」
「ひっ!」
いきなりの大声を、位置的に本当に耳元で受けて、思わず耳をふさいで飛び退いてしまう。
「……か、柏葉さん……?」
>「すみません、悪いけど皆出てって下さい」
鬼気迫る、といった雰囲気の柏葉に気圧されるように、他のメイドたちをちらりと見てから、礼だけをして部屋から出て行く。
部屋を出ると、主人の部屋の前で、唖然とした面持ちで、閉じられたドアを見つめる。
786 :
桜庭 奏:03/06/22 01:41 ID:rhEelx42
>>783 すっかり羞恥心も忘れて瀬名の逸物を瑞葉と一緒に刺激していたが、
>「…っざけんな!」
この言葉にびくっとなって我に返り、作業をやめて瀬名を見上げる。
>「すみません、悪いけど皆出てって下さい」
機嫌の悪そうな瀬名に、思いきり落ち込む。
(主人の命令だとは言え、瀬名さんの意思は無視してやってたんだよね……
嫌われちゃったらどうしよう。)
「瀬名さん、…ごめんなさい。埋め合わせは、いつかちゃんとしますから。」
寂しそうな顔をしたまま頭を下げると、瑞葉と瀬名を残して部屋を出る。
屋敷奥から誰かの声が響いてきて、顔をそちらに向ける。
「あっちに誰かいるみたい……って、あっちは御主人様のお部屋じゃ
なかったかな?」
届け物は主人宛だったので、手間が省けると思い、声がした方へ向かっていく。
「……あれ? 部屋の前に誰かいる……」
主人の部屋の前にいる麗と奏を見つけて、何故か壁に身を潜める。
「なんだか、割り込んじゃいけないような雰囲気……」
普段なら他のメイドが自分のせいで出て行くとなると
(どうしようどうしよう誤解されたよ)とヘタレに後悔するのだが、
頭に血が上っているのかそれすらもせず、残った瑞葉を強く抱き寄せる。
「いいかよく見とけ。俺はもう御主人様の目を気にして遠慮なんかしない。
好きな女なら俺だって、素の自分で奪ってやる」
今の映像がしっかり隠し撮りされている事を知った上で、
別室の主人に向けて言う。
「…んっ…」
激しいキスをして瑞葉の唇を奪う。
>>788 部屋に二人っきりの状態で取り残されたところで
瀬名が何やら息巻いているのを見て怯え、
なんとか逃れようとするが、強引に唇を奪われてしまう。
「んんぅっ! ・・・・・・ん・・・・・・んふぅ、んっ」
やがて逃れようがないのを悟り
身体の力を抜くが、頬を一筋涙がすっと流れる。
790 :
秋山 麗:03/06/22 02:04 ID:DTsHzX6x
しばらく時間が経ち、落ち着いてきたところで、ふぅとため息をつく。
「……ご主人様の意向に沿うようにしたとは言え……すこし、やり過ぎたみたいですね」
そう呟くと、不安そうな奏に向き直る。
「あまり、気にしないほうがいいですよ。
正確に言えば、ご主人様に逆らう形になった、柏葉さんのほうに非がある、ということになりますから」
>>789 逸物を無理矢理またしまうと、瑞葉を抱きかかえて
大き目のソファに押し倒し、頬を両手で挟み真剣な目で見つめる。
「正直に言って。俺の事、好き?
御主人様と比べて順番どうとかという事じゃなくて。俺が好き?」
今までになくハッキリとした質問をする。
手は逃げられないように上から自分の手で押さえつけている。
792 :
桜庭 奏:03/06/22 02:12 ID:rhEelx42
>>790 主人の部屋を出てからしばらく落ち込んだように黙っていたが、麗に声を掛けられてそちらを向く。
>「……ご主人様の意向に沿うようにしたとは〜
「そうですね。」と苦笑する。
>正確に言えば、ご主人様〜
「…でも、せっかくお友達みたいになれてたのに、…怒らせちゃったのが少しショックです。
いつも、瀬名さん優しかったのに…瑞葉さんとこの後うまくいったら許してくれるかな。」
とつぶやく。そして気を取り直したように麗を見上げる。
「えっと、これからどうします?もう遅いし、寝ますか?」
思い出したように眠気がこみ上げてきてひとつあくびをする。
>>791 瀬名の今までに無い真剣な問いかけに驚いてしばらく答えられない。
「あ、あの・・・・・・その・・・・・・・」
しかし口を虚しく開閉させるうちに
これではいけないと思い、なんとか言葉を紡ぎだす。
「・・・・・・好き・・・・・・です」
一度言ってしまうと、堰を切ったように言葉が出てくる。
「好きですわ。この服を選んだ時だって瀬名様のことがどこか頭にありましたし、
瀬名様に冷たくされたら悲しくなりましたもの・・・・・・・
今までこんなことって、おじ様以外ではありませんでした。
だから、これは多分・・・・・・いいえ、絶対に、瀬名様のことが好きなんです」
瀬名の瞳をまっすぐに見て、涙を溢れさせながら言う。
794 :
秋山 麗:03/06/22 02:17 ID:DTsHzX6x
>>792 (絶対一波乱起こりそうだけど……あの人、主人と絡むと気性が荒くなるから……)
奏の言葉に不安を感じずに入られないが、こうなった以上、なるようにしかならない。
「……奏さん、眠たそうですね。先に寝てかまいませんよ。
私は、少し待ってみますから」
目元を擦る奏に、そう言う。
遠くから二人の会話を盗み聞きするが、状況が全くわからず
二人の前に出て行くことすら悩みだす。
「……お部屋の中では一体何が……?」
だんだんと気になってきて、部屋の前の二人に自分の存在がバレないように
適当な部屋の中へ逃げ込む。
「私ったらまるで泥棒みたいね……でも、バレなければ大丈夫っ♪」
能天気な事を呟くと、少しその場で待機する。
796 :
桜庭 奏:03/06/22 02:26 ID:rhEelx42
>>794 寝てもいいと言ってくれる麗に、悪いと思いながらも御礼を言う。
「すみません、ありがとうございます。センパイ、もし、何かあったら、後で教えてくださいね。
では。おやすみなさい。」
挨拶して頭を軽く下げると、自室へ向かって歩き始める。
>>793 瑞葉が自分の予想以上にはっきりと答えたので、少々驚くが
表情には出さずに、拘束された瑞葉をただ黙って見下ろす。
「……。」
(こんなにハッキリ言うとは思ってなかった…)
「…ごめん。服、すごく似合ってる…。さっきも冷たくしてごめん…」
驚きでうろたえ、とりあえずいつもと違う服の上から胸を愛しそうに撫でつつ
思った事をどんどん言葉にする。
798 :
秋山 麗:03/06/22 02:30 ID:DTsHzX6x
>>796 「はい、おやすみなさい……」
奏を見送ると、近くの部屋に入ると、先ほど主人の部屋に来る前に用意した、タオルとバスタオルを確認する。
「柏葉さんが相手なら、ドレスがボロボロに破かれる、なんてことは無いだろうし……
まあ、被害が少ない方かしらね……」
瑞葉が部屋から出てくるまで、この部屋で待つことにする。
>>797 >服、すごく似合ってる…。
「ありがとうございます」
少しだけ緊張が解けたように微笑むと
瀬名の頬に手を伸ばす。
「あ・・・・・このままだと皺が出来てしまいますわね・・・・・・
でも、せっかくだから、もっと見ていただきたいですし・・・・・どうしましょう?」
照れ隠しもあるのか一人で自問自答する。
>さっきも冷たくしてごめん…
「いいえ! 私がハッキリしないからいけなかったんです。
それなのにヤキモチばっかりで・・・・・・・」
胸を愛撫される感触に心地よく目を細めるが、
ふと不安そうな表情になって問う。
「瀬名様は、どうですの? こんな私のこと・・・・・・・好き、ですか?」
扉に耳をつけて、奏が通り過ぎたのを確認し、ゆっくりと扉を開ける。
そして、主人の部屋の方を見ると、麗が別の部屋へと入っていくのが見えて
そろそろと、二人が立っていた場所へ向かう。
「……誰もいなくなっちゃった……中ではお仕置き……?」
主人の部屋の前でう〜んと唸ると、思い切って扉を少し開けて中を覗く。
(……? 誰? 二人とも知らない人だ……)
瀬名はともかく、いつもと衣装が違う瑞葉に気付かず、そのまま二人を見つめる。
801 :
桜庭 奏:03/06/22 02:39 ID:rhEelx42
自室にたどりつくと、日記をつけるのももどかしく、箇条書きで今日の出来事を書くと急いで就寝の準備(特に歯磨きとうがいを念入りに)をし、それを終えるとそのままベッドに転がり込む。
そして、寝むさでどうしようもないのか、テディベアを抱きしめ「エモン…」とつぶやくとすぐに寝息をたてる。
>>799 >それなのにヤキモチばっかりで〜
「ヤ、ヤキモチって…。てっきりこの前のテラスの夜も…笑って戻ってたから、
どうでもいいのかと思ってた。だからすごい落ち込んで、みか…」
驚きで混乱しみかさに慰められた事まで自白しそうになるが、
慌てて言うのを止める。
>瀬名様は、どうですの?こんな私のこと・・・・・・・好き、ですか?
「好きだよ。人の物だって解ってても、たぶん絶対手に入れられる事が出来ない存在でも。
…この屋敷に来てからずっと、瑞葉さんの事ばっかり気にしてた。
洗濯物を干してる姿も、猫に餌あげてるのも、御主人様に笑いかけるのも…。
全部が可愛いって思った」
つられて一気に全てを話してしまった後で、瑞葉の頬と額に優しく口付ける。
先ほどの事があるので、今日は抱くよりもただ甘えたいらしい。
>>799から
>>802を覗き見、盗み聞きして、ハッとなって口を押さえる。
「うそっ!? あれ……瑞葉さん?」
ワインレッドのドレスを身にまとっている瑞葉を見て、ビックリ仰天する。
「やっぱり元お嬢様って感じだよね……っていうか、このやりとりって
告白っぽいんだけど……」
そう呟くと、今度は瀬名の方を見る。
「なんだかここの御主人様っぽい人だな……もしかして御主人様の息子!?
で、でも……瑞葉さんは御主人様の事が好きなんじゃないの?
どうなってるの……?」
二人の関係をもっと見極めようと、じっと二人の絡みに見入る。
>>802 >この前のテラスの夜も…笑って戻ってたから〜
「だって・・・・・・私、メイドである以上、瀬名様だけのものにはなれませんから・・・・・・
瀬名様を私だけの人には出来ません」
その時のことを思い出したのか、辛そうな表情になる。
感情が高ぶっているあまり「みか」の部分は聞こえていない。
「だから、瀬名様が他の女の人となさるのも、許そうって思ったんです」
そこまで話すと、瀬名の唇を受け入れる。
「ん・・・・・・」
控えめに瀬名を味わうと、唇が離れたところでお礼を言う。
「ありがとうございます。好きになって下さって・・・・・・」
>>804 >私、メイドである以上、瀬名様だけのものにはなれませんから・・・・・
「もう一番じゃなくっても、俺だけのものにならなくてもいい。
俺を好きでいてくれたって…それだけが解っただけで、嬉しい」
多くは望まないつもりだったのか、それだけ言うとドレス姿の瑞葉を
横抱きに抱き上げる。
「じゃあ折角だしこのままの格好で。
パーティーの残りで良ければケーキでも召し上がりますか。姫様」
主人に着せられた正装姿のまま、瑞葉に照れ臭そうに笑いかけて言う。
隠しカメラの存在は、すっかり頭から吹き飛んでいるようである。
>>805 >横抱きに抱き上げる。
「きゃ・・・・・・」
最初は驚くが、瀬名の腕の中の心地よさに
うっとりとして胸板へと頬を摺り寄せる。
>ケーキでも召し上がりますか。姫様
「はい・・・・・・はい!」
涙を拭き、にっこりと微笑んで頷く。
主人がカメラで様子を伺っていることも知らずに・・・・・・
>>804-805 二人の熱々な雰囲気に唖然となりつつも、視線ははずさない。
「……えっと、瑞葉さんが心変わりしたって事かな……。それとも
無理矢理言わされている……風には見えないし……」
次第に混乱してくるが、なんとか答えを見つけようと頭を働かせる。
「あ……わかった! これってきっと一周年記念祭のイベントなんだわ!
二人は、御主人様にわざと嫉妬させるように、ラブラブな雰囲気を
作っているって事よ……それで、実はドッキリでした〜みたいな」
勝手にそんな想像をして、納得するように頷く。
「うわ〜、なんだかお似合いのカップルって感じ〜。こっちまで
ドキドキするよ〜……いいなぁ」
>>806 『わかってないなー。そういう時は"王子様"だろ?なんて』
杏樹の部屋で行為後まどろみつつ、枕元に置いたPCで自室の2人の様子を見ている。
画面の中では、楽しそうに瀬名と瑞葉が何やら会話をしている。
「全く…子供同士がじゃれ合って。
ああ杏樹、こらこら。そんな所を悪戯するのはやめなさい」
「しかし瑞葉に今度この映像を見せたら、私になんて弁解するんだろうな」
あくまでも余裕ぶった言葉で、慌てるわけでも無しにただ笑みを浮かべる。
「・・・・・・大きな宴があると聞いて来てみたが、内輪だけのものだったか」
どうやらまた侵入していたようである。
「しかし、あの若者は誰だ?」
すっかり屋敷に引きこもっていたため
主人の養子お披露目を知らず、そんなことを呟く。
「里村君は瑞葉が幸せだと言っていたが、
主人とのことはともかく、彼とならあるいは・・・・・・
い、いやいや! 考えるまい!」
屋敷を抜け出しながら頭を大きく振る。
「とにかく近いうちに再調査が必要だな」
最後に「瑞葉・・・・・・」と小さく名を呼んで去っていく。
二人が仲良さげにしている途中で、自分の存在がバレないように
そっと扉を閉める。
「瑞葉さんも、あの瀬名って人も、なかなかの演技派だよね。
すっごい様になってるし……私も騙されかけたもの」
全てはイベントだとすっかり思い込んで、部屋前から立ち去る。
「今度、瑞葉さんにあの瀬名って人、紹介してもらおうっと♪
それにしても……御主人様に似ていたなぁ。誰だろ? あの人……」
玄関先で、DVDの事を思い出す。
「あ! これ、どうしよう……。でも、今日は仕方ないよね……。
でもでも、今日渡さなかったらお仕置きされるかな〜? う〜ん……」
しばらく悩むが、結局そのまま持ち帰ってしまう。
疲れた身体でスーツケースを引きずり、屋敷に戻ってくる。
「夕方には帰れるはずが…まさか夜になるとは…。まあ、俺の名前も少しは売れたし、まあいいかな?」
三日間の出張で疲れきっているのか、足取りが重い。
「後夜祭には参加できるのか…?ふぁぁ…それとも眠ろうか…」
「〜〜♪〜〜♪〜〜」
かなり上機嫌な様子で皿を洗っている。
(修正)
疲れた身体でスーツケースを引きずり、屋敷に戻ってくる。
「夕方には帰れるはずが…まさか夜になるとは…。まあ、俺の名前も少しは売れたし、まあいいかな?」
三日間の出張で疲れきっているのか、足取りが重い。
「後夜祭には参加できるのか…?ふぁぁ…それとも眠ろうか…」
817 :
:03/06/22 23:31 ID:GtId1Ul9
818 :
桜庭 奏:03/06/22 23:33 ID:rhEelx42
今朝寝坊してしまうくらいぐっすり眠ったので、この時間もまだ元気に食器を片付けて仕事をしている。
時折幸せそうな顔でふふっと笑い出すのだが
傍から見ていると、けっこう不気味である。
821 :
桜庭 奏:03/06/22 23:45 ID:rhEelx42
>>818訂正
乾ききらなかった洗濯物を乾燥機にかけている。
待っている間、ウォークマンを聴きながら洋書を読んでいる。
機嫌よく、歌を口ずさみながら廊下を歩いている。
「もしもたった一つだけ願いが叶うなら〜♪」
どうにも深刻に聞こえるような感じである。
「あれだけやったんだし…馬、きっと送ってもらえたよね…」
先日は珍しく、伯爵に対して打算的な行動を取っていたらしい。
823 :
まゆ:03/06/22 23:49 ID:GtId1Ul9
「ふにゃ…喉渇いちゃった…暑くて寝苦しいしちょっと外の風に当たろうかなぁ。」
自室を出て、テラスの方へ向かう。
食器を洗い終えると、手早く手を拭いて休憩に出る。
廊下を歩くときも足取りは軽く、スキップでも始めそうなくらいである。
825 :
桜庭 奏:03/06/22 23:57 ID:rhEelx42
きちんと乾いた洗濯物を乾燥機から取り出す。
「うわ、あったかい…。ま、いいや。ちゃんと乾いたし。」
この季節に『あたたかい』のは、気持ちいいとは言い切れないものである。
籠に洗濯物を入れ、一番上に本を置くと、その部屋を出て行く。
>>824 「あれ……誰かな?」
妙に機嫌のいい様子のメイドが目に入る。
「…そこに居る機嫌よさそうな人……瑞葉さんですか?」
手前の廊下にいるらしいメイドにそう呼びかけてみる。
827 :
まゆ:03/06/23 00:03 ID:kY44V6x3
「けほけほっ。あぅ〜、飲み物先に取ってこよっと。」
進路を変えて台所を目指す。
828 :
秋山 麗:03/06/23 00:07 ID:yt8vHM4i
一人でティーセットを前にして、テラスで涼んでいる。
>>827のまゆの後姿を見て首を傾げる。
「あら? あんな小さな娘、いましたっけ?」
そこにみかさから声がかかる。
>そこに居る機嫌よさそうな人
「はい? あ、みかささん、こんばんは」
ぺこりと頭を下げる。
「あの、みかささんは、あの娘のことご存知ですか?」
830 :
桜庭 奏:03/06/23 00:09 ID:kazSRF3j
「あの部屋暑かったよー。廊下が涼しく感じる。」
手で首のあたりを扇ぎながら廊下を歩く。
よほどさっきの部屋が暑かったのか、無意識のうちに厨房へ足が向かっている。
あと少しで厨房というところで、今まで見たことのない少女が見え、思わず立ち止まる。
(誰だろう……はじめて見る子だけど……。もしや御主人様の娘さん!?
……なわけないよね。そうだったら今までのうちに紹介されてるはず。)
>>829 「こんばんは、瑞葉さん。……あの娘?……さぁ?私は知りませんけど…」
挨拶もそこそこに、尋ねられた少女について思い起こすが、記憶には無いといった様子。
833 :
秋山 麗:03/06/23 00:15 ID:yt8vHM4i
「ふぅ……もう冷たい飲み物が美味しい季節になったのね……」
などと言いながら、手に持ったアイスティーを一口。
834 :
桜庭 奏:03/06/23 00:16 ID:kazSRF3j
見かけた少女のことが少し気になったが、初めての人に自分から声をかけるのはあまり得意ではないので、すれ違わないうちにそのまま厨房へ入る。
冷蔵庫を開けると、麦茶の入ったタッパーを出し、コップに氷を入れてお茶を注ぐ。
そして、お茶をぐびぐびと一気に飲む。
「はぁ〜。生き返るー。」
835 :
:03/06/23 00:17 ID:kY44V6x3
「そうですか。でも、どこかで見たことがあるような気も・・・・・・」
しばらく首を傾げているが
「ちょっと確かめてきますわね」
みかさに一礼するとその場を立ち去り、少女の後を追う。
「あの、貴女は・・・・・・・?」
見かけない少女の事は任せて、窓際の廊下を再び歩き始める。
「〜♪」
手持ち無沙汰といった所らしい。
839 :
秋山 麗:03/06/23 00:31 ID:yt8vHM4i
椅子に深く腰掛けた麗の髪を、夜風が揺らす。
「……なんか、柄でもない事をやっている気がする……」
屋敷の者のような、ワンピースやらドレスやらを着ていれば、より一掃絵になったのかもしれないが。
840 :
まゆ:03/06/23 00:31 ID:kY44V6x3
後ろから声を掛けられ、振り返る。
「ん…?あぁっ!?瑞葉おねいちゃん!?おひさしぶり〜♪」
駆け寄って、きゅっと抱きつく。
「うわぁん、人に会ったの久しぶりだよぉっ。(≧▽≦)」
>>840 「えっ?」
抱きつかれ、名前を呼ばれて、記憶を刺激される。
「・・・・・・貴女、ひょっとして・・・・・・まゆ、ちゃん?」
ようやく名前を思い出し、まゆの顔を覗き込む。
「最近姿を見なかったから、おうちへ帰ったのかと・・・・・・
身体は大丈夫ですの? というよりも、いつもどうやって生活を?
ゴハンはちゃんと食べてます?」
やつぎ早に質問をする。
>>839 廊下を歩いていると、テラスに麗を発見する。
「麗センパイ…何してるのかな?」
そこに聞こえた
>>839の独り言。
「麗セ〜ンパイ。柄にも無いことって何ですか?」
足音を殺し、ギリギリまで近づいてから声をかけてみる。
843 :
桜庭 奏:03/06/23 00:39 ID:kazSRF3j
お茶を飲んで一息つくと、また籠を持って厨房を出る。
844 :
まゆ:03/06/23 00:41 ID:kY44V6x3
>>841 「あ…うん、まゆね、何でかわからないけどよく気絶しちゃうお病気みたいでね。
でもおかーさんとかドコにいるのか、まゆはどこから来たのかわからないから
お屋敷のご主人様がまゆをここに置いて下さったの。(^^)」
「まゆも瑞葉おねいちゃんみたいにちゃんとメイドさんとしてお仕事したかったんだけど…
お世話になる立場になっちゃって…エヘ、ちょっとなさけないよね。」
うつむき加減に寂しげな笑顔を浮かべる。
「ご飯は、執事さんが運んできてくれたり…あと、お台所から貰ってきたりとか。
あそこのお部屋がまゆのお部屋なんだよ〜♪」
開かずの間と呼ばれる部屋の方角を指差し、にっこりと微笑む。
>>844 まゆの話を聞いて同情に駆られたのか
小さな身体をぎゅっと抱きしめる。
「そうでしたの・・・・・・大丈夫、まゆちゃんはまだ小さいんですもの。
これから大きくなれば身体も丈夫になって
立派なメイドさんになれますわ♪」
(このお屋敷のメイドには、ならない方がいいかもしれませんけれど・・・・・・)
そう思うが、とりあえず言わずにおく。
「それはそうと、最近執事さんもお忙しいようですし
ゴハンもあまり食べていないんじゃありませんの?
お夕飯の残り、ありますけれど・・・・・・」
846 :
秋山 麗:03/06/23 00:47 ID:yt8vHM4i
>>842 急にかけられた声に、一瞬びくりとするが、何もやましいことはやっていないので、すぐに立ち直る。
「み、みかささん……驚かせないでくださいよ」
ちらりと振り返ってから、またテラスから遠くの空を眺める。
「ちょっと……ね。一人でこんなところでお茶なんて、まるで、お屋敷のお嬢様みたいな事をしているものだから」
言って、苦笑い。
屋敷で読書をしていたが、早々と読み終わってしまったので
暇つぶしに何処かに電話を架ける。
プルルルル、プルルルル…と電子音を聞きながら相手が出るのを待つ。
「麗に携帯電話を持たせておいたけど、主人の寝床に居れば出れませんかね…」
>>846 「あ…センパイ、ごめんなさい…」
と言いつつもあまり反省はしていない様子である。
>まるで、お屋敷のお嬢様みたいな〜
「お嬢様ですかぁ…。でも、瑞葉さんみたいな本物のお嬢様でもないですけど、センパイもそういうの似合いそうですけど」
そんな正直な感想を述べつつ、麗の隣りの椅子に座る。
849 :
まゆ:03/06/23 00:53 ID:kY44V6x3
>>845 「そうかな?まゆ、おっきくなったら元気になれるかな?」
言葉を切り、瑞葉の顔をじっと見上げる。
「…瑞葉おねいちゃんみたいに、美人さんになれるかなぁ?」
へらっと笑って瑞葉の全身に視線を走らせた後、見とれてうっとりする。
暫くポーッとした後、瑞葉の「ゴハン」の一言に我に返る。
「あ、ゴハン?うん、食べる食べるっ☆
パンはこないだカビちゃってもうダメになってたし…(T−T)
あ、それよりもお飲み物下さいな。暑くてノドからからなの〜(泣)。」
850 :
秋山 麗:03/06/23 00:58 ID:yt8vHM4i
>>848 ありがとう、とお礼を述べる。
「でも、メイド服以外のものって、あまり着た事なくて……自分では、あまり想像できなくて」
>>847 と、突然ポケットの中の携帯電話が震えだす。
(うっ……ちょうどみかささんが来た時に……タイミング悪いなぁもう)
「みかささん、ちょっとすいません……」
一言断ってから、携帯電話を取り出すと、応答する。むろん相手が誰かは悟らせないように。
「はい、秋山でございます。お待たせいたしました」
>>849 >瑞葉おねいちゃんみたいに、美人さんになれるかなぁ
「そ、そんな・・・・・・まゆちゃんはいい子ですわね♪」
もともと機嫌がよかったのだが、さらに上機嫌になって
まゆの頭を撫で撫でする。
「じゃ、軽い食べ物と、それから飲み物を用意しますわね。
こちらへいらっしゃい」
まゆを連れて食堂へ行き、椅子を勧めると
冷蔵庫からチーズケーキを取り出し、さらにリンゴの皮を剥いて出す。
「このケーキはとっても美味しいですわよ。
飲み物はジュース? それともお紅茶がいいですかしら?」
>>850 「ええ、お待ちしましたよ。」
からかうようにゆっくり言うと机に肘をつき微笑む。
「…おや。誰か側に女性がいるようですね。メイドの方ですか?
この間は君を味わうだけで終わってしまったから、是非お話してみたいな…」
麗を困らせようと意地悪を仕掛ける。
>>850 思慕の情に近い感情を持っている麗とおしゃべりでも─と思っていたのだが、突然の携帯電話の音に少しムッとする。
(私は携帯ダメって契約で言われたのに…何で麗さんはOKなの?)
と思いつつも、暇そうな態度で時折麗の脇腹をつつき、「誰ですかぁ?」
等と、電話相手に聞こえない程度の声でそう囁いてみる。
854 :
桜庭 奏:03/06/23 01:06 ID:kazSRF3j
仕事を終わらせて籠を元の場所に戻すと、自室に向かって廊下を歩き出す。
855 :
まゆ:03/06/23 01:08 ID:kY44V6x3
>>851 >まゆの頭を撫で撫でする
「はにゃ…。」
頭を撫でられるのが大好きなので、再びうっとりとした表情になる。
>こちらへいらっしゃい
「はぁ〜いっ♪」
夜中だというのに元気な声を響かせ、瑞葉について食堂へ向かう。
目の前に出されたケーキに目を輝かせる。
「うわぁ…ケーキだぁ♪
まゆクリームしか食べなかったからこうして食べられるなんてっ…。」
手を胸の前で組み、暫く感動に浸っていると横から瑞葉の声が降ってきた。
「あ、エト、まゆオレンジジュースが大好きなんだけど…ありますか?」
夜中にジュースを飲みたいだなんて、
子供心に言っていいものか躊躇いつつもリクエストしてみる。
(※ケーキがゴハンでふか?・汗)
856 :
秋山 麗:03/06/23 01:12 ID:yt8vHM4i
>>852 あまりに無茶な要求に、心底鬱になる。
(ああもう……そういう事させてることも、仕事が遅れる要因だって、知らないわけでもないのに……)
「ですが……さすがにそれは……
できれば、こちらの立場も少しご理解いただきたいのですが……」
傍目には、大口の取引相手とも取れる言い回しで、なんとか説得を試みる。
>>853 度重なるみかさの突っつきに耐え切れず、一度携帯電話の口を塞いで、小声で答える。
「大切なお客様からです。すいません、もうしばらくかかりそうですので……」
>>856 「大切なお客様…?あ、その人から携帯預けられたとかですか?」
と言ってみるが、麗はそれ所ではない様子。
「分かりました、センパイが電話終わるまで…待ってますよ」
そう言うと、不機嫌そうな表情で電話が終わるのを待つ。
>>855 「オレンジジュースですわね。100%のならあいますけれど
それでもいいですかしら?」
厨房に戻るとパックを持ってくる。
「今日はもう遅いから、お夜食といった感じですけれど
お部屋も教えてもらったし、これからは私が
ゴハン届けてあげますからね」
まゆの食生活を聞いて危機感を持ったらしい。
「ちゃんと栄養取らないと、健康になれませんもの」
859 :
桜庭 奏:03/06/23 01:20 ID:kazSRF3j
自室に向かって廊下を歩いているとテラスに差し掛かり、電話中の麗と、それを待って暇そうなみかさが目に入る。
>>857 麗が電話中なのを考慮し、そばまで歩くと、小さな声で話しかける。
「みかささん、こんばんはー。休憩中ですか?私、今仕事終えたところなんです。」
860 :
名無しさん@ピンキー:03/06/23 01:20 ID:9JCChAX8
>>856 電話の向こうで慌てている麗の様子になぜか機嫌良さそうな顔をする。
「そんなに弱らなくとも、兄でもなんとでも嘘を付けば大丈夫なのに。
まあいいでしょう」
くすくす笑い、更に続ける。
「じゃあ暇だから命令でもしようかな。麗、電話はこのままで側にいる子と何か絡んでごらん。
…君の甘い声をまた、聞かせて欲しいんだ」
>>859 麗の方を見ていたが、奏に声をかけられてそちらに振り向く。
>みかささん、こんばんはー
「こんばんはぁ。…私は、ちょっと、ね…。あ、そうそう、奏さん、明日の料理の仕込みって…」
麗の気まずい視線もあまり気にせず、奏と仕事の話を始める。
863 :
秋山 麗:03/06/23 01:28 ID:yt8vHM4i
>>857 確かに、彼女の気分を害しそうな事をしてはいるが、実際にそれどころではない。
>>859 聞こえてきた奏の声に、彼女の方を振り向いて、小さく頭を下げる。
(奏さんまで……なんか、嫌な予感が……)
>>861 直前に感じた嫌な予感が、見事に的中する。
「……わかりました、それでしたら……」
携帯電話をテーブルに置くと、二人に振り返る。
「みかささん、奏さん、少しお手伝いしていただけますか?」
864 :
まゆ:03/06/23 01:28 ID:kY44V6x3
>>858 「うん、100%美味しくて好き♪ありがとー瑞葉おねいちゃん。(^^)」
目の前のグラスに注がれるジュースを見ながら、口にケーキを運ぶ。
一口一口ほおばるごとに感激の表情を浮かべる。
ケーキを飲み込み、入れ違いざまにジュースを流し込む。
「クハー…すっぱい☆(>_<)でもおいし♪」
>これからは私がゴハン届けてあげますからね
「え、いいの!?やったぁ!!」
>ちゃんと栄養取らないと、健康になれませんもの
「うん、そうだね。瑞葉おねいちゃん、心配してくれてありがとー。」
ぺこっと頭を下げる。
「ご馳走さまでしたぁ。(^^
まゆ、久しぶりに自分でお片ししてもいいですか?」
何となくメイド見習いでいた頃を思い出して、語尾が敬語になる。
「終わったらちゃんとお部屋に戻るから。ね?いいでしょう?」
瑞葉に、じっと懇願の眼差しを向ける。
865 :
桜庭 奏:03/06/23 01:30 ID:kazSRF3j
>>862 とりあえずみかさの隣に腰掛け、一緒に小声で話し始める。
「あ、料理ですか?えっと…明日は……」
胸ポケットに入っているメモ帳とシャーペンを取り出しながら話す。
>>864 >自分でお片ししてもいいですか?
「うーん、そうですわね・・・・・・ええ、いいですわよ」
少し迷うが、断るのも可哀想だと思い了承する。
まゆが片づけをするのを後ろから見守ることで納得したらしい。
「じゃあお願いしますわね♪
その代わり、それが終わったら歯磨きしてすぐに寝ること」
お姉さんぶった様子で言い付けをする。
>>864 奏との話も一段落したところで、麗から「手伝い」を頼まれる。
「何の手伝いですか?麗センパイの頼みなら、私何でも聞いちゃいますよ!」
そんな墓穴を掘るような発言を、二人の前でさらりと言う。
>>863 携帯電話を置く音がすると、受話器を肩に挟むように持ち目を閉じる。
椅子に体を少し崩して座り斜めに足を組む。
「もう一人声がしますね。…声からすると『留萌みかさ』と…、これですか。『桜庭奏』」
麗から送られた"スナップ写真付きメイド資料"を手に、電話の向こうの動きを待つ。
869 :
まゆ:03/06/23 01:39 ID:kY44V6x3
>>866 >その代わり、それが終わったら歯磨きしてすぐに寝ること
「わかりました〜っ。(><)」
ぴょこんと跳ねるように椅子から降り、テーブルの上のお皿に手を伸ばす。
皿にグラスも乗せ、ひょこひょこと足元を気にしながら台所へ向かう。
「エヘヘ…」
自分でやれるコトがあって、
それを了承して貰えたコトに喜びを感じて笑みが零れる。
台所の流しの前まで着き、調理台に食器を乗せた後、
<まゆ専用>と書かれた踏み台を引っ張り出す。
「コレコレ、コレがなくっちゃね〜♪」
にこにこ微笑みながら、久しぶりにも関わらずそつなく食器を洗っていく。
何気に将来性はあるのかもしれない…。w
「おねいちゃん、終わったよー♪」
得意満面の笑みで瑞葉を振り返る。
>>869 まゆの手際のよさを見て感心するとともに
自分の腕前に不安を覚える。
(私ももっと頑張りませんと・・・・・・)
ウキウキしていた気分が少し収まる
>終わったよー♪
「え? あ、ご苦労様。とっても良くできてましたわ、まゆちゃん」
もう一度頭を撫でてやると、寄り添うようにして廊下へ出る。
「さ、もう遅いから、良い子は眠る時間ですわ。
洗面所は分かりますわよね? じゃあお休みなさい。
明日からは、ちゃんとゴハン、持って行きますからね」
まゆと別れたあと、ぽつりと呟く。
「可愛いですわね、まゆちゃん・・・・・・
私も将来はあんな子が欲し・・・・・・っ!?」
ついポロリと出た自分の言葉に、自分で赤面する。
どうやら「父親」のことを考えてしまったらしい。
874 :
桜庭 奏:03/06/23 01:48 ID:kazSRF3j
>>863 振り返った麗と目が合い、そのまま軽く頭を下げる。
(……センパイ、どんな方とお話中なんだろう。)
みかさと話しが一区切りついたところ、麗がこちらを向く。
>「みかささん、奏さん、少しお手伝いしていただけますか〜
「はい。私に出来ることだったら……」
麗の微妙な表情を見ながら、何なんだろうと考える。
875 :
秋山 麗:03/06/23 01:50 ID:yt8vHM4i
>>867 >>874 「じゃあ……」
今まで座っていた椅子を二人のほうに向けて、浅く腰掛け、背もたれに背を預ける。
座るや否や、いきなり自分の胸元を開いて胸を露わにすると、さらにはスカートを捲し上げ、足を開いてショーツをさらす。
「あの……私を、感じさせて欲しいんです……
二人で、私の胸やあそこを責め立てて……いやらしい声を上げさせてください……」
言って、ちらりと携帯電話に目配せして、相手に聞こえるように、というニュアンスを含ませる。
876 :
まゆ:03/06/23 01:53 ID:kY44V6x3
>>873 洗面所は分かりますわよね?
コクンとうなずく。
>明日からは、ちゃんとゴハン、持って行きますからね
「うん、ありがとぉ〜(^^)。でもまゆ、寝てるかもしれないけど…。
起きてる時に会えたら嬉しいなぁ…♪」
「それじゃ、お休みなさーい☆」
瑞葉に向かってぶんぶんと大きく手を振り、洗面所の方へと小走りに駆けて行く。
>>875 唐突な麗の頼みに驚くが、携帯電話で音声を、と言うお仕置きだろうと判断したのと、麗によって両刀使いwに開発されつつあるので、あまり躊躇無くそのまま麗に近寄る。
「センパイの頼みなら…。いつもお世話になってますから今日は…」
そう言いながら、麗の後ろに回り、胸を軽く揉みしだく。
「私と奏さんに任せて下さい、ね?」
笑顔でそう言うと、徐々に手の動きを早めていく。
878 :
桜庭 奏:03/06/23 01:59 ID:kazSRF3j
>>875 いきなり自分の格好を乱しはじめた麗を見て顔を赤くしながら戸惑うが、ついつい見つめてしまう。
(センパイ、ムネが大きくて、それにめりはりがある身体でうらやましい…)
羨望の眼差しで見つめていたが、
>「あの……私を、感じさせて欲しいんです〜
「ええっ?」と思わず声に出して驚く。
(そんな……女の人が女の人に?……あ、でも、私もいつもセンパイに練習の相手付き合ってもらってたんだっけ)
ケイタイを目配せする様子に、相手からの『命令』なのだと感づく。いつもの逆なのだと思い直し、
「はい、分かりました…。」
と言いながら麗に近づき、いつもしてもらっていることを思い出しながら服の上から胸を愛撫し始める。
879 :
秋山 麗:03/06/23 02:08 ID:yt8vHM4i
>>877 >>878 「ぃっ……そんな、二人で胸を……んぁっ…!」
一人ではまず味わえないような形に二つの胸がもみくちゃにされ、声だけの抵抗を示す。
電話の先の侯爵は知る由もないが、ショーツを晒したのに放置されるのはさすがに気持ちが悪いので、
「あの、胸ばかりじゃなくて……あっ、うっ…し、下も弄ってくださ…い……」
弱弱しく哀願する。
夜中トイレに起きる途中、厨房の電気がつけっぱなしになっているので
消しに立ち寄ってみる。
何か妙な違和感を感じ台所を覗くと、洗い籠の中の食器がほとんど欠けている。
「ああー!なんだよコレ!力入れて洗いすぎだって!
これなんかマイセンの高いカップなのに、どうすんだよ!
犯人はこの匂いからして夜中にチーズケーキ食った奴――」
「…でも、夜中によく甘い物食ってる子、と言えば…。
……。
………ま、まあいいか…どうせ買うのは御主人様だしな…」
顔を赤くして割れた皿やカップを片付け、電気を消して自室に戻る。
881 :
桜庭 奏:03/06/23 02:24 ID:kazSRF3j
>>879 二人で胸を片方ずつ愛撫していたら、
>「あの、胸ばかりじゃなくて……あっ〜
という麗の声。すっかり下のほうは忘れていて、二人である利点を生かしきれていなかったことに気付き、みかさと分担して分かれることにする。
顔は羞恥のためか赤いままだが、麗を感じさせることに集中して行為に没頭しているため、真剣そのもので愛撫する
>>879 「いいですよ麗…。素敵な声だ。その調子でもっとおねだりするといい」
受話器の向こうの嬌声に、呟くよう感想を漏らす。
遠くで小さく聞こえるみかさと奏の声にも耳を傾ける。
>あっ、うっ…し、下も弄って〜
「ついこの前僕があんなに何度も突いてあげたのに、まったく仕方の無い子ですね。」
自分が命令した癖に、そんな独り言で麗をなじる。
「なるほど、麗なりに頑張っているようですね…しかしちょっと眠くなったな。」
満足し少々眠くなったので、麗の喘ぎ声をテープに録音して
机上を片付けベッドに入る準備を始める。
電話は、ベルで別のメイドを呼び出し電話番をさせる事にする。
「今日の夜伽は必要ありませんから、軽々しくベッドに入って来ないようにお願いしますよ。」
「…何やらやはりあそこは評判通り、楽しい屋敷のようだ。
今度是非僕も…。麗には内緒でメイドさん達とお話してみようかな」
886 :
秋山 麗:03/06/23 02:50 ID:yt8vHM4i
>>881 「はぁ…あっ、いっ、いい…です……もっと激し…ひぁっ!」
真剣な眼差しの奏と、無言で愛撫を続けるみかさ。二人に責められ、声に甘さが増す。
「み、みかささん、もっと先を……っ! ひああっ! っ……奏さん、いきなりそこは、あはっ!」
声の甘さと共に、激しさの増す愛撫を受け続け、涼みに着た筈の体が燃え上がる。
すでに侯爵が床に入ったことなど知る由も無く、応答が無いのは満足していないからと解釈して、
その後三度絶頂を迎えるまで、二人の責めを受け続ける。
887 :
桜庭 奏:03/06/23 02:57 ID:kazSRF3j
>>886 3度も絶頂へ近づきつつある麗に、愛撫を激しくして彼女をまた高みへ導く。
いつもと全く違う麗の様子を見ていると、なんだか不思議な気分である。
(麗センパイ、なんだかかわいい……)
愛撫をするのに必死になっているうちに、自分も何故か息が上がってくる。
「センパイ…っ…気持ちいいですか?」
そのまま麗が達するのを見届けると、荒い息をしている麗にタオルで汗を拭きはじめる。
888 :
秋山 麗:03/06/23 03:06 ID:yt8vHM4i
>>887 さすがに三度も達すると、脱力感が強くてよろよろとした動きになってしまう。
それでもなんとか携帯電話を手にし、電話相手の同僚からようやく真相を聞き、一瞬頭の中が白くなる。
やりきれない気持ちになるが、それを表に出すわけにはいかないので、
「……はぁ…はぁ……奏さんにみかささん、ありがとうございました……
ごめんなさい、無理なお願いしちゃって……」
お礼を述べてから、風邪を引きかねない、とのみかさの言葉に同意し、彼女に支えられながら自室へと戻る。
889 :
桜庭 奏:03/06/23 03:12 ID:kazSRF3j
麗を送っていってくれるというみかさに甘えて、お礼を述べる。
「麗センパイ、みかささん、おやすみなさい。」
少しの間、支えられながら自室へ戻る麗とみかさを見送るが、すぐに反対方向の自室へ向かう。
(なんだか、センパイすごかったなぁ……。というか、ここってやっぱりすごい……。
私は、……そろそろ考え始めないと。)
急に表情をひきしめ部屋に戻ると、日記を書いた後に軽くシャワーを浴びてから終身の準備に入る。
テラスで繰り広げられた行為を、遠くの寝室から見届ける。
「あの麗が、完全に受けに回るのは見たことが無かったな……と……」
呟いて、またやましい考えが思い浮かぶ。
「ふむ……控え目なメイドに、誰かを調教させる、というのも面白いかもしれんな……
両方に逆のノルマを課せば、どう転んでも片方をお仕置きできるわけだし……」
……などと、妄想がどんどん膨らんでいくが、
そのうち女王様言葉で志保を調教する瑞葉を想像してしまい、慌てて考えをとめる。
「うむ、やはり持ち味を生かしたプレイのほうがいいよな……というか怖い……」
テレビだけをつけて自室でスポーツ観戦している。
空が次第に明るくなってきてくるが、視線はテレビに釘付け。
やがて、甲高いホイッスルの音がテレビから響いてくると
目の前にあるワインが入ったグラスを壁に投げつける。
「……ちっ」
舌打ちして、即行でリモコンを取りテレビを消すと
しばらくそのまま動かず、何かを考え込む。
「……書類の準備でもするか」
そう呟くと、机に向かい、一心不乱に何かを書き始める。
892 :
まゆ:03/06/23 09:11 ID:kY44V6x3
(自室にて寝言)
「ふにゃ…ご主人様、かしこまりましたぁ…。」
どうやらメイドとして働いてる夢を見ているようだ。
仕事が終わると、主人が封印していた運動器具を取り出してトレーニングを始める。
「メイドたる者…というか、やっぱり私はいつも鍛えておかないと!」
どうやら引き締まった体をキープしておきたい目論見もあるらしい。
「ふぅ、今日も疲れたな。…まったく、あの教授も人が悪い」
鞄を抱えて屋敷へと帰ってくる。
「こういう時には志保さんにでも出迎えてもらえたらな…」
にやつきながら志保の事を思い浮かべるが、その想像は何時の間にやら小悪魔的な笑みを浮かべた杏樹のものに。
「…ったく。俺は何考えてるんだ?仕事のし過ぎか?」
ぶんぶん、と頭を振って屋敷に入る。
897 :
椿 杏樹:03/06/24 23:26 ID:JDFkLBSY
早々と見回りを終えてしまったので、階段に座り紙飛行機を飛ばして遊んでいる。
何やら独り言わ言いながら、厨房で料理の仕込みをしている。
「志保さんも執事さんも忙しいのかなぁ…夏になれば余裕できるのかなぁ?」
そんな事を言いつつ、作業を続ける。
899 :
椿 杏樹:03/06/24 23:38 ID:JDFkLBSY
「♪バナナが1本 ♪ありました〜 青い南の空のした〜♪」
子供っぽい歌を歌いながら戻ってきた飛行機をまた飛ばす。
主人に最近よく構って貰えるので嬉しいらしい。
誰にも出迎えられずに少々凹み気味だったが、階段に座って紙飛行機を飛ばす杏樹を見つける。
「…童謡、か?彼女、今日は随分子供っぽいな…」
少し見つめていたが、あえて声は掛けずにつかつかと杏樹に近寄ってみる。
901 :
椿 杏樹:03/06/24 23:53 ID:JDFkLBSY
>>900 「バナナン♪バナナ…。あっ」
飛ばしていた飛行機が近寄ってきた伊達の額に直撃する。
が、大して悪いと思っていないのか微笑んで挨拶する。
「ふふ。おかえりなさい。お疲れ様です〜」
「お土産は?」
しょっぱなからからかって、両手を揃え伊達の前に差し出す。
子供っぽくしている所を見られたら、杏樹はどんな反応をするだろう…
そんな事を考えていたのだが、いきなり紙飛行機直撃&からかいの先制攻撃に、ため息をついて閉口する。
>お土産は?
「お土産、か。そうだな…主人はこの銘柄好きじゃ無いようだし…この酒、メイドのみんなで分けてくれよ。もらい物だし」
と言って、本当は別の人へのお土産だったはずの酒瓶を渋々杏樹に渡す。
(今日こそは、今日こそは図に乗らせないぞ。……まあ、あの時はいい思いをさせてもらったが)
そんな事を考えつつ、瓶を渡しながら杏樹の反応を窺い見る。
903 :
秋山 麗:03/06/25 00:12 ID:nJeXnjy7
今日も今日とて、主人のいない間に書斎をあさる。が……
「……気のせいかしら……書類の位置が、来るたびに変わっている気がする……」
よほど整理がなっちゃいないのかしら、などと思いながら、また端から洗い直す。
904 :
椿 杏樹:03/06/25 00:13 ID:Y/9lf7m8
酒瓶を渡され、少々苦笑する。
「あら〜…残念だけど私お酒弱くって…。実は飲めないんです、あんまり。
みかささんとかはお酒得意…なのかな?
わかりました、皆さんにも勧めておきますねー」
あくまでも自分は飲まない気らしく、そう言うと酒瓶を厨房に持って行こうとする。
「そういえば。厨房に(杏樹の飲み残しの)シャンパンもあったんだったっけ…。
今冷蔵庫いっぱいだから、飲んでいただけません?あれ」
「おいおい、留萌君は酒苦手じゃなかったのか…?」
いつしか覗き見た光景を思い出しながら、そのまま杏樹と話を続ける。
>今冷蔵庫いっぱいだから、飲んでいただけません?
「シャンパンか…。あれは飲んだ気がしな…!」
飲む、という事で何か閃いたのか、杏樹に飲みOKの態度を取って厨房へ行く。
906 :
椿 杏樹:03/06/25 00:27 ID:Y/9lf7m8
>おいおい、留萌君は酒苦手じゃ〜
「そうなんですか?明るくて元気な子って大体ほら、お酒が強いから。
つい勘違いしちゃった。間違いさんだわ」
厨房につくと伊達に酒瓶の代わりに出したシャンパンを注ぎ、グラスを手渡しする。
「はい、どうぞ。お代わりなら注ぎますから遠慮無く仰ってくださいね」
自分は飲まず、瓶を側に置くと頬杖をついて伊達に笑いかける。
厨房に着いてとりあえず杏樹の言う事を聞いていたが、言われるがままにグラスにシャンパンを注がされ、ガンガン飲んでいる自分に気付く。
(しまった!俺だけ飲んでどうするんだ!…結局いつものパターンじゃないか…)
どうやら考えていた計画も潰れたらしく、諦めたように少し赤みのさした顔で杏樹にも飲みかけのグラスを差し出す。
「ほら、少しは杏樹も飲みなよ。……それとも、時々子供のようになるメイドさん。今日はお酒は飲めないのかい…?」
と、あまり深い考えも無く言葉を掛け、杏樹にもグラスを差し出す。
908 :
椿 杏樹:03/06/25 00:42 ID:Y/9lf7m8
先ほどの子供っぽい場面を面白がられ少々カチンときたのか、
「むう。子供の歌なんか歌ってたから、酒も飲めないんじゃないかって言いたいんですかっ。
飲めますとも!飲めますけど、でも……。うーん…。ま、まあいいや!」
売り言葉に買い言葉でグラスをひったくり、ぐーっと一気に飲み干す。
「ほら、飲めることは飲めるんれすか…ら…。」
飲んだ直後、すぐに頬がぽぽっと熱くなり視界がゆらぐ。
伊達の胸に頭をもたれさせると、火照った体をもじもじさせる。
「…れも…すぐあつくなっちゃうから…。すきじゃないんれす…」
自分の誘いに乗って一気飲みを始めた杏樹を見ていたが、やがて想像通りに出来上がってしまう彼女を見て苦笑する。
「…へぇ。…やっぱりここの主人、飲めない子が好みなのかな…?」
瑞葉、みかさ、杏樹。麗は不明だが、志保も酒にはあまり強くない。例外の奏を除けば…。
>伊達の胸に頭をもたれさせると、火照った体をもじもじさせる
「ふふっ。…そんなに熱いのなら、脱いでしまった方がいいよ、杏樹?」
口元を歪めてそう言い放つと、酔っ払い始めた杏樹の着衣を一つずつ脱がしていってしまう。
910 :
椿 杏樹:03/06/25 00:57 ID:Y/9lf7m8
「んんぅ」
軽いアルコールでもよく回ってしまう性質らしく、何度か頷くと伊達にされるままに脱がされる。
上を脱がされる途中、足は足で熱く、スカートをゆっくり手でヒラヒラさせ
冷たい風を足に当てようとしてみるが、ガーターで吊ったストッキングを履いているせいで
なかなか涼しくならない。
「…あつい…。伊達さん〜…ねえ、これも脱がして…」
スカートを少し上げ、伊達の膝辺りに自分の足を片足乗せてねだる。
酔っているからか、いつのまにか手を伊達の首に回し体をぺったりくっつけている。
今日こそは自分が主導権を…そんな事を思っていたが、酔ったせいかいつもよりさらに大胆な杏樹を見て、ぞくりとするような甘い感覚に陥る。
「こ、これは…色っぽい、な。まったく、たまらないよ、杏樹…」
ストッキングに手を掛けて強引にそれを脱がすと、露わになった素足にむしゃぶりつくようにキスの嵐を浴びせていく。
どうやら、またしても杏樹に対して強烈に欲情してしまったらしい。
912 :
椿 杏樹:03/06/25 01:17 ID:Y/9lf7m8
「あ、はんっ…。そんな乱暴にしちゃ嫌ぁ…、ストッキング破れちゃう…んっ」
足が空気に触れると共にしゃぶりつくような唇での愛撫を受け、
愛液がじわっと奥から溢れてくるのを感じる。
「ん…んっっ、くすぐったい…っ。でも…」
「でもやめちゃダメ…私の体を…また、この前みたいにいっぱい気持ち良くして…」
まるで子悪魔の囁きのような、誘惑的な台詞を惜しみなく投げかける。
「あ、杏樹……」
投げかけられた甘い誘惑の言葉に、体中に痺れるような電流が走ったようになる。
「まずい、可愛すぎる…が。今日は少し、杏樹を苛めたいな…」
辛うじて理性をとどめると、つと杏樹から身体を離し、テーブルの上のアイスボックスから氷を取り出す。
「身体がそんなに熱いなら…まずはこれで鎮めてやるから、な?」
杏樹の胸を覆うブラを剥ぎ取ると、ほんのりとピンク色に染まったその乳房に手で氷を這わせる。
一方で、魅せられたようにすらりとしたその両脚を舐め回し続ける。
914 :
椿 杏樹:03/06/25 01:41 ID:Y/9lf7m8
突然氷を乳房に当てて滑らされ、その冷たさにびくっと体を痙攣させる。
「きゃっ!…つ、冷たっ……あっ…!はぁっ…」
目と口元をきゅっと閉じて氷の感触に悶える。
「んん…ん…」
>両脚を舐め回し続ける
「もうこらぁ、脚ばっかり…。あ、あん…。私の脚、好きなの…?」
伊達の髪を撫でつつ、吐息混じりにお姉さんぶった口調で囁く。
自分の言葉にすら感じるのか、秘部辺りの熱さは却ってどんどん増してきている。
「どうしてだろうなぁ…氷を当てているのに君の身体は熱くなるばっかりだ」
そう言いながら杏樹の膝の裏まで舌を這わせていたが、髪を撫でられてお姉さん口調で囁かれ、硬直したように動きが止まる。
「…そう…大好きさ。脚線美なら、間違いなくこの屋敷で君が一番だよ…。こんな綺麗な脚、いくら舐めても飽きない……」
杏樹の下僕のように舐めまわしを続けるが、杏樹の秘所がショーツ越しにも濡れてきているのを確認すると、今度はスカートの中に頭を潜らせ、下着をずらして既に湿ったそこを吸い付くように舌で貪る。
「もうグチュグチュだな。そろそろ…俺も杏樹が欲しいよ」
そう言って片手で自分のズボンも脱ぎ始める。
916 :
椿 杏樹:03/06/25 02:01 ID:Y/9lf7m8
「本当ですか…?やったぁ…嬉しいなあ…」
脚を誉められ嬉しそうに笑う。
>既に湿ったそこを吸い付くように舌で貪る
「やあっ…。あん、あ…いい…っ。激しいの…きもちいい…っ」
>そろそろ…俺も杏樹が欲しいよ
「うん…伊達さん…。もうそろそろ頂戴…。
御主人様も屋敷の男の方はお疲れだろうから、しっかりメイドがねぎらってあげなさいって
仰られてたんです。
だから、どんなに滅茶苦茶にしても…壊れる程でも構いませんから……。」
急かすようにベルトを外す音に欲情し、ぎゅっと抱きつく。
「私の体使って…貴方が気が済むまで、気持ち良くなって下さい…」
杏樹と甘い会話を交わすと、既に臨戦態勢となった自分の反り返った逸物を露わにする。
>どんなに滅茶苦茶にしても…壊れる程でも構いませんから……
>私の体使って…貴方が気が済むまで、気持ち良くなって下さい…
抱きつかれた状態でそんな事を言われて拒めるはずもなく、言われるがままに杏樹の中へ逸物を挿入する。
「くっ…ああ…杏樹の中、本当に気持ちいいな…。アレが溶けてしまいそうだ…」
杏樹をテーブルの上に乗せ、自分は立ったままの状態で繋がると、杏樹の奥にぶつけていくかのように荒々しく腰を振り始める。
918 :
椿 杏樹:03/06/25 02:22 ID:Y/9lf7m8
今やすっかり父親代わり?として慕っている主人の言い付けを素直に守り、
逸物を若干荒く突き立ててくる伊達を、やんわりと内部で迎え入れる。
「…あぁ!入っ…ああん!あ…あっ。んっ…」
>アレが溶けてしまいそうだ…
「溶かしちゃダメぇ…、もっと、もっとこの大きいのが欲しいの……。
あうっ…あ、あは、あん!」
酒と快感に酔う中で必死に体を起こすと、伊達の胸に顔を近付け
乳首に音を立てて吸い付く。
「んふぅ…ん、んっ」
テーブルが動きと重みで軋む音が厨房内に響く。
「はぁ、あぁっ…。今日の伊達さん激しいから…わ、私のお腹まで突き破られちゃいそう…っ」
激しい突きを受け、苦しそうな顔で伊達を見つめる。
こちらも酒が少しは回ったのか、顔を紅潮させて一心不乱に杏樹と交わる。
>伊達の胸に顔を近付け乳首に音を立てて吸い付く。
「ぐ…待った、力抜けるって…うぁっ…」
責められた場所が弱点だったのか、自分に吸い付く杏樹に対してつい声をあげてしまう。
>今日の伊達さん激しいから…わ、私のお腹まで突き破られちゃいそう…っ
「壊していいって言ったのはそっちだろう?…そろそろ、俺も限界だし…っ!」
ひょい、と立ったまま杏樹を抱え上げると、腰に負担のかかる体位のままで下から激しく突き上げていく。
920 :
椿 杏樹:03/06/25 02:41 ID:Y/9lf7m8
体位を変え、必死に自分を貪る伊達に激しく揺さぶられる。
「ん、んんっ、ああ、あはぁ!…うふ、可愛い…」
小動物や子供を見るような目つきで、自分を夢中で犯している伊達の頬を撫でる。
「限界なの…?じゃあこのまま、このままイッて貴方の、出して…。
中でも、私の顔にかけるのでも…好きな方…あ、あ、やんっ…あああっ!」
言い終わる前に伊達に射精され、同時に自分も果てる。
「はあ、激しかった〜…。好きになっちゃうかと思っちゃった、伊達さんの事」
身繕いを適当にすると、無邪気に手をポン、と叩き
伊達の手を握って上目遣いでただ微笑むだけかと思われたが
「えへへ、少し汚れちゃいましたね。お風呂行きましょ!お風呂!
…また続きをして貰っても、構いませんから。ね?」
などとまた無意識で誘惑を仕掛ける。
少しでも持たせようと我慢を続けるが…。
>限界なの…?じゃあこのまま、このままイッて貴方の、出して…。
「あ、杏樹…くぅあっっ!!」
杏樹の言葉責め?と言っても過言ではない発言の連続に刺激され、あっさりと絶頂に達してしまう。
絶頂後の脱力した状態で身繕いをしていたが、
>はあ、激しかった〜…。好きになっちゃうかと思っちゃった、伊達さんの事
と言われて一瞬ドキッとする。
(…って、何で俺はこの子にこんなにドキドキしてしまうんだ…?)
そんな事を考えるも、またしても発せられた杏樹の誘惑に従ってしまい、そのまま連れ添って浴室へ。
「俺…何やってるんだろうか。…でも、でも…杏樹は、かわいい…」
無邪気に微笑む杏樹の視線にもう我慢できず、杏樹を抱え上げて「お姫様抱っこ」のまま無言で浴室まで歩いていく。
922 :
椿 杏樹:03/06/25 03:01 ID:Y/9lf7m8
屋敷に子供(まゆ)がいる事などは全く知らないので、
シャンパンのグラスや酒瓶はそのまま隅に避けるだけにして
お姫様抱っこして貰い厨房を出る。
「あっ。そうだ〜、折角のご奉仕だったのに大事な事、ひとつ忘れてたわ」
何かを思い出したのか大きな声を上げると、
廊下で人目もはばからず伊達の唇に小さく音を立てキスをする。
「これはオマケ。
…だから、私の前言ってた探し物のお願いも…忘れないで下さいね?」
それだけ言うとにこやかに、また子供のような笑みを浮かべる。
杏樹に誘惑されて大浴場でもう一度絡み合った後、杏樹を部屋まで送って自室に戻る。
「探し物、か。…彼女の本質が俺にはどうも掴めないな…。子供かと思うと、俺を自在に翻弄するし…。まさか退行癖があるのか?それとも…あの大人っぽい彼女が素なのか?」
直感的に気になったのか、精神関係の医学の本を漁ってみる。
「俺の専門は地質学なのに…ここの屋敷じゃ医学や薬学関係の事ばかりやってるな」
屋敷の侍医じゃないんだから、と一人でため息をつく。
とある所に電話をかけている。
「もしもし……あぁ今日は。先日のお話の件ですが……ええ、例の種馬の……」
窓の外の、雨粒が滴る紫陽花を眺めつつ話をどんどん進めていく。
「はい、そちらの条件には適っていると思うのですが、もう一頭の方は
どうも具合が良くないようで……」
やがて、雨足が強くなってきて、空の色も薄暗くなってくる。
「書類の方をまとめておりますので是非ご一考の程を……。いや、万が一
あちらの売り手が付かなかった場合は、他の当てがありますので」
机の上にある留萌ファームとライバル牧場宛の書類を見比べながら
間違いがないかチェックする。
「おそらく大丈夫でしょう。あいにく、私はそれを見に行く事が出来ないのですが
あちらには十分説明をしておりますので……ええ、とても残念です」
言葉とは裏腹に、表情は興味無しの様子で淡々と話し続ける。
話が終了し、電話を切った後メイドを呼び出す。
メイドに茶を持ってくるよう言いつけると、こちらに背を向けたメイドの姿を見て
ふと、名無しの主人の屋敷のメイドを思い出す。
「そうだ、侯爵様は……お元気でいらっしゃるのだろうか」
煙草に火をつけてそう呟くと、小さく笑みを浮かべて物思いに耽る。
925 :
まゆ:03/06/25 08:42 ID:mUBmyq9I
「うにゅ〜、・・・喉乾いたぁ。」
寝ぼけ眼をこすり、ベッドから降りる。
部屋にある冷蔵庫を開けてミネラルウォーターの瓶を
取り出すが、中身はわずかである。
「・・・もう、ない。・・・。」
寝起きで不機嫌そうな目で瓶を睨みながら、
暫く思案した後、調理場へ向かう。
テーブルの上に水もどき(お酒)があるのを発見し、
「何か変わった匂いのする水だけど・・・まぁいいや、持ってちゃお〜♪」
酒瓶を掴んで自室へと引き返す。
トクトクトク・・・くぴくぴ。プハー。
「なんらこれ?何か暑い・・・。変な水だったのかなぁ・・・?
ま、いいや飲んじゃお〜っと。」(よい子はマネしちゃいけませんPart2)
くぴくぴ・・・ぬぎぬぎ(暑いから)。
「んぅ〜、あったまぽわぽわするのら〜。いっぱい飲んだしもう寝るのら〜。」
布団にぽてっと素っ裸で倒れ込み、就寝。
926 :
まゆ:03/06/25 08:44 ID:mUBmyq9I
まゆの部屋から、ほとんど手をつけられていない食事のトレイを
カートに乗せて運んでくる。
「よく眠ってましたけれど・・・・・・でもお食事をしないのは問題ですわよね?」
よもや飲酒をしたとは考えられず、そんなことを呟く。
外から、自分の屋敷の前景を眺めている。
「……もうこの屋敷も手狭になってきたか……」
「次にお屋敷を立てる時には、ちゃんと忘れずに
まゆちゃんを運んであげませんと・・・・・・」
ポケットからメモ帳を出してペンを走らせる。
「〜♪」
買い込んで来た食料を運んでいる。
931 :
秋山 麗:03/06/25 23:25 ID:nJeXnjy7
あちこちの部屋で、備品のチェックに追われている。
「……ふぅ、まったく、月一で引越しがある屋敷なんて、ここぐらいのものよね……」
932 :
桜庭 奏:03/06/25 23:29 ID:n7I5QHrj
厨房に日本酒の瓶を置きに行く。
この前同じお酒を私用で飲んで空けてしまったので、気付かれているとは思うが指摘されないうちに補おうという魂胆である。
何も言われないうちにと、こっそり通販で手に入れたものだったりする。
「あ・・・・・「秋初館」(あきそめかん)の建設、始まりますのね」
強引にも説明口調で呟く。
934 :
秋山 麗:03/06/25 23:31 ID:nJeXnjy7
「えっと、名簿名簿……」
事務室内での確認作業に手間取る。
何か一生懸命メモを書いていた瑞葉の背後にそーっと回り、
頬にキスをすると、悪戯っぽい笑いを浮かべて引っ越しの荷造り作業へと向かう。
「引越しの時のために炊き出ししとこう♪」
そう言うと米袋を持って厨房へ。
>>935 「ひゃぅっ!? え、あっ! 瀬名様・・・・・・もうっ!」
真っ赤になって瀬名を追いかけようとするその様は
何処から見てもベタベタな馬鹿カップルの所業である。
938 :
桜庭 奏:03/06/25 23:39 ID:n7I5QHrj
>>936 元のようにお酒をおくと、そ知らぬ顔でやってきたみかさに声をかける。
「あ、みかささん、こんばんは。私もお手伝いします。」
「こんばんは奏さん。それじゃこっちのお手伝い、よろしくね」
そう言うと米袋をまるまる開けて、米をとぎだす。
940 :
椿 杏樹:03/06/25 23:46 ID:VP+Rzg1b
>>934 廊下に落ちていたメモの切れ端を読む。
「何々、『梓紗は司様や荻野子爵のような立場なので、紹介はなしでいいです。
侯爵は一応紹介文を。麗さん訂正あればよろしく 中の人より』
…? 変なの。捨てましょ」
名無しの若侯爵
麗を潜入者として主人の屋敷に送り込んだ張本人。わざとなのか無茶な命令多し。
見た目は若いが、妙に落ち着き払った冷静な人物。
萩野 瑞葉
主人を慕うあまりに、家出をしてメイドとなった親戚の娘。
が、最近瀬名との仲が急接近中。
942 :
桜庭 奏:03/06/25 23:50 ID:n7I5QHrj
>>939 「はい。うわ、たくさん炊くんですね。お茶もつくったほうがいいかな。」
みかさと並んで仕事を始める。
「何だ…?これ」
廊下で拾ったメモ用紙を、ポケットに押し込む。
留萌 みかさ
元気で明るい健康的なメイド。 柔道と合気道合わせて三段。
実家の経営難がきっかけで屋敷のメイドに。地元に恋人がいる。
伊達 雅彦
主人の弟、重臣の大学の後輩で書斎を借りている。地質・宝石学が専門だが医・薬学にも詳しい。
現在はその志保と深い関係だが、一方で杏樹には振り回されてばかり。
944 :
秋山 麗:03/06/25 23:56 ID:nJeXnjy7
まゆ
開かずの間で生活をしている、元楓専属メイド。よく気絶する謎な病気を持つ。
時折部屋を出ては、あちこちを動き回り、いろいろな痕跡を残す。
「……と、このぐらいかしらね……」
書類を一通りまとめ、整理を終える。
945 :
椿 杏樹:03/06/25 23:57 ID:VP+Rzg1b
屋敷の住人ファイルを新しいものに書き直している。
「うーん、ちょっと資料が古いわねえ。こっちも新しくしときましょっと」
柏葉 瀬名
屋敷専属パティシェ&コック兼主人の養子、性格ヘタレな今時の若者。
女癖の悪い義父に若干反発気味。
元学友である同級生の瑞葉に不器用に想いを寄せている。
「うん、それじゃあ…奏さんはお茶をよろしくね♪」
一升はある大量の米を、炊飯器に押し込んで炊き始める。
948 :
秋山 麗:03/06/26 00:07 ID:K6dJ+t6Z
玄関先に運び出したダンボールの山を、一つ一つ調べ、リストにチェックをしていく。
949 :
椿 杏樹:03/06/26 00:07 ID:mz+dFI1J
「…じゃ、これとこれで…。あっ。
奏さーん、今書類の書き換えしてるんですけど、
何か奏さんの分は修正あります〜?」
部屋から頭をひょっこり出し、大声で奏を呼ぶ。
950 :
桜庭 奏:03/06/26 00:08 ID:sum1oko4
>>946 「はい、了解です。……お茶、何淹れよう。」
人数がいるからいいかと思い、アイスティーと緑茶とアイスコーヒーを淹れはじめる。
「私は、コーヒーまだ苦くて飲めないんだけど……」
>>950 「私はお酒でもいいんだけれど…。奏さん、私コーヒーはミルクたっぷりがいいなぁ」
そんな事を言いながら厨房をうろつく。
すっかりご機嫌な様子で鼻歌など歌いながら引越しの準備をしている。
953 :
椿 杏樹:03/06/26 00:17 ID:mz+dFI1J
返事がないので首をひねる。
「…遠くのお部屋にいるのかな?じゃ、このままでいいのかしら」
書類を閉じ、全てをダンボールに詰める。
954 :
桜庭 奏:03/06/26 00:17 ID:sum1oko4
>>949 「あ、杏樹さん、お任せしてしまってスミマセン。これです。」
呼ばれた方向へ向かい、紙をポケットから出して杏樹に渡す。
桜庭 奏
真面目で勉強熱心だがまだまだ新人気分が抜けないメイド。
大学中退の経歴があり、まだ勉学への未練がある。
955 :
椿 杏樹:03/06/26 00:21 ID:mz+dFI1J
>>954 「はい、お預かりしますね。よいしょっと」
ダンボールの上に奏から預かった紙を乗せ、箱を抱えて部屋の外へと運び出す。
「これで大体準備は済んだかしら〜?」
「執事氏も忙しいようからな…しばらくは仕方ない、か。執務にはゆっくり復帰していただければいいし」
何かの論文を読みながら、そんな事を呟く。
新規参加ガイドラインに追加キボン 不都合あるかな……
・破綻しない程度の裏設定は可
実は粗相をしたところに隠しカメラがあった、隠し通路から先回りした、恥ずかしい写真をもっていたetcetc
お仕置きやエチをするための、雰囲気に合うその場限りの設定は、ある程度許可されます。
ですが、それにより住人の続行が難しくなる(あるいは立場が大きく変わる)ようなものは、
あらかじめ当人に確認してからにして下さい。
958 :
桜庭 奏:03/06/26 00:23 ID:sum1oko4
>>950 戻ってきて仕事を再開する。
「あ、はいはい。ミルクたっぷりですね。そっか、そういえばお酒っていう手もありましたね〜。
みかささんも、今度機会があれば一緒に晩酌しましょうよ〜。」
「そうか、そろそろ引越しか・・・・・・ポチっとな」
執務机の引き出しを開けてボタンを押すと
これまで溜めた記録映像の棚が地下へと下がっていく。
「ふふふ、引越し先へ自動的に移動するビデオラック。
これこそ男のロマン。もちろん棚の中身も含めてな」
どうやら秘密裏に工事を進めさせていたらしい。
960 :
桜庭 奏:03/06/26 00:33 ID:sum1oko4
とりあえず大きめのポットに種類別に淹れ終えると、カップを出し始める。
「はぁ…誰かに癒して欲しい…」
例によって仕事が溜まっているのか、大量のファイルを抱えている。
「たまには気分転換して別の場所でやるか…」
仕事道具を小脇に抱えると、書斎を出て廊下をぶらつく。
962 :
秋山 麗:03/06/26 00:38 ID:K6dJ+t6Z
「さて、と……こっちのチェックは終わったから、次は新しい館の搬入準備か……」
チェックリストを玄関先に置くと、秋初館へと向かう。
>>958 晩酌、と聞いて目を輝かせる。
「いいですねぇ!今度二人で飲みましょ!奏さん!」
自分の限界と、奏が酒に強いという事を分かっていないらしい。
964 :
椿 杏樹:03/06/26 00:42 ID:mz+dFI1J
「え?えーとえーと…?ああん、皆置いてかないでー」
非常に回転の遅い頭で必死に
>>957を読む。
「つまりは、親密な人間関係を登場させる場合は中の人同士の確認を経てからで〜。
何か前の人が残したアイテムをどうにかする場合も中の人同士で確認しあってね♪
という事なのかな。わ、私間違ってるかな…」
「ああうう、私、バカすぎ時間かかりすぎ…」
落ちこんだ様子で新しい屋敷が完成するのを待つ。
965 :
桜庭 奏:03/06/26 00:44 ID:sum1oko4
>>963 みかさがのり気になってくれたのでうれしくなって身を乗り出す。
「いいでしょう!今度一緒にやりましょうよ、みかささんともっとおしゃべりしたいと思ってたんです。」
>>964 「杏樹、『中の人などいないッ!』という言葉を知っているかね?」
引越しの手伝いもロクにせずにふらついて、杏樹にそんなことを言う。
主人と杏樹のやりとりを見て苦笑する。
「中の人…か。ふふっ」
>>964 ぶっちゃけ、漏れは深い人間関係だろーと、唐突に参加してもいいと思ってたり……
スレの最初は、そういうのはザラだったし。
>>957で言いたいのは、メイドを追い詰める(?)方法をある程度作っていい、という意味。
例えば奏が
>>932で偽装したわけだが、これを隠しカメラが捕らえていたことにして、これをネタにお仕置き、と展開できる、と。
後半のは、麗を例えるとわかりやすい。
お仕置きしたいからといって、潜入初日で露見するような設定は、何かとまずいでしょ。
969 :
秋山 麗:03/06/26 00:59 ID:K6dJ+t6Z
970 :
椿 杏樹:03/06/26 01:00 ID:mz+dFI1J
>>968 「ああ!なるほどー。」
全然意味大間違いな解釈をしていたのだが、正しく理解できてほっとする。
>>965 「うん、私もよ。色々話したいわよね〜」
ノリノリで話すが、ちょっと奏への視線が怪しげだったりする。
「色々…色々聞けるかなぁ…?」
小声でそう呟く。
972 :
秋山 麗:03/06/26 01:01 ID:K6dJ+t6Z
「……っと、こんなところかな……
独断で構成変えちゃったけど、まあ元々リンクがおかしかったからいいか」
秋初館の入口で、腰に手を当てながら周囲を見やる。
昔の外国の洋菓子レシピに熱中しつつ、時折埋め立ての様子を眺める。
975 :
秋山 麗:03/06/26 01:05 ID:K6dJ+t6Z
「さてと……」
おそらく、今頃埋め立てが始まっているだろうと考え、周囲を確認してから秋初館に入っていく。
「うむ。新館も建ったようだし、移動を始めるとするか」
手ぶらで秋初館へ向かう主人であった。
977 :
桜庭 奏:03/06/26 01:06 ID:sum1oko4
>>971 「ホント?よかった。普段は仕事とか……その他いろいろであまり話せませんもんね。」
怪しげになったみかさの視線に気付かずに自然に話す。
「うん、炊けた炊けた〜!」
炊き出したご飯に手早く塩にまぶすと、具を入れておにぎりを作る。
979 :
椿 杏樹:03/06/26 01:08 ID:mz+dFI1J
「埋めたてファイトー ♪ボーラーレ〜」
どこかで聞いた事のあるような歌を歌いながら埋め立てを始める。
まゆの部屋へやって来たところでハッとあることに気づいて悩む。
「ベッドにはキャスターが付いているみたいですけれど・・・・・
私一人では運べませんわね・・・・・・」
「何なんだあの歌は…」
山のような量のおにぎりを準備して、厨房から出てくる奏とみかさを見送りつつ、杏樹の方を見る。
982 :
桜庭 奏:03/06/26 01:11 ID:sum1oko4
>>978 「あ、炊けました?私もじゃあ……」
手を洗ってご飯を握り始める。
「わ、やっぱり炊き立ては熱い!」
983 :
秋山 麗:03/06/26 01:13 ID:K6dJ+t6Z
こそこそと埋め立てに戻ってくる。
(荷物は少しの間あのままのはずだし……今がチャンスか)
とりあえず、誰にも見られないままだと怪しまれると思ったようで、いつも通り引越し作業を始める。
>>980 「…で、俺に運べと。いいよ別に、先に新しい館に連れて行っておくから」
瑞葉の代わりに、まゆのベッドをガラガラと押し部屋を出る。
(なんか…傍から見るとこれって、赤ん坊生まれたての新婚夫婦って感じだよな…)
ちょっと戸惑いつつも黙って押す。
985 :
秋山 麗:03/06/26 01:18 ID:K6dJ+t6Z
ふと、引越し作業の手が止まる。
「……気のせいかしら……作業効率が、50%(当社比)くらいしかない気がする……」
よもや、みかさや奏が炊き出しをしているとは知らず、思い直して作業を再開する。
>>984 「ありがとうございます、瀬名様♪」
にっこりと微笑むと、自分はまゆの身の回りのものを持って後に続く。
新館への道中でぽつりと呟いて曰く
「こういう可愛らしい子が、私も欲しいですわ・・・・・」
987 :
桜庭 奏:03/06/26 01:20 ID:sum1oko4
「飲み物はワゴンに乗せて運んだほうがいいのかも……」
気付いたら3つのポットに入っているお茶とアイスティーとコーヒーを見つめる。
988 :
秋山 麗:03/06/26 01:21 ID:K6dJ+t6Z
巡り巡って、ついにここの番になる。
「さてさて……」
地下室の棚から淫具を取り出すと、一つ一つ丁寧に包み、箱詰めしていく。
「皆さ〜ん、炊き出しのおにぎりが出来ましたよ〜!!…あれれ?」
どうにも閑散としている埋め立ての光景に唖然とする。
990 :
秋山 麗:03/06/26 01:25 ID:K6dJ+t6Z
ふと、まだ片づけが終わっていない衣装室が目に入る。
「……重要書類とかならともかく、こういうのは引越し屋さんとかに頼んだ方が、早いような気がするけど……」
991 :
桜庭 奏:03/06/26 01:25 ID:sum1oko4
飲み物の乗ったワゴンを押しながらみかさと一緒に埋め立て現場へ出てくるが。
「あらら……人手が足りなかったのかな。」
992 :
椿 杏樹:03/06/26 01:26 ID:mz+dFI1J
「♪カンターレ〜」
うきうきと何かの応援歌らしき歌を口ずさみつつ、
スコップをざっくりと地面に刺す。が。
「…あう。疲れた……一人じゃ終わらないですよう〜…」
疲れたのかスコップにもたれ、地面にぺたりと座りこんでしまう。
「伊達さん手伝ってくんないかなぁー 私昨日あんなにサービスしたのに」
みかさの目も気にせずそんな独り言を言う。
新館から戻ってくると、スコップを持ってきて埋め立てを始める。
994 :
椿 杏樹:03/06/26 01:28 ID:mz+dFI1J
埋め立て1000取りを早々諦め、ワゴンに乗った冷たいお茶を飲む。
「はぁ。おいしい〜」
一人まったりほんわかした空気に包まれている。
「なんだ、まだ終わっていないのか……」
男のロマンをしばし堪能した後、様子を見に戻ってきてみれば、今だ終わらぬ埋め立て。
「仕方ないな……」
呟き、またもやぽちっとボタンを押すと、土砂が流れ込んでくる。
「ふふふ、こういうこともあろうかと(以下略」
996 :
桜庭 奏:03/06/26 01:30 ID:sum1oko4
ボタン操作で埋め立てをする主人を驚いた目で見つめながら、軍手をはめて作業に加わる。
主人がボタン一つで埋めたてを始めたのを見て呟く。
「・・・・・・おじ様のロマンって、ちっともロマンチックじゃないというか・・・・・・
風情に欠けるような気がするのですけれど」
「ぬぉぉっ!?」
突然の杏樹の言葉に驚く。
「…ぐぅ。他のメイドさん達の視線が痛い…」
1000!!
さりげなく、いつの間にか埋め立てに参加している。
「1000行きましたかっ?!」
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。