プリンセスチュチュのエロありませんか?

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1名無しさん@ピンキー
プリンセスチュチュのエロ小説!
2名無しさん@ピンキー:03/06/02 02:35 ID:rzQTHHuj
ごはんがおいしいなぁ
3名無しさん@ピンキー:03/06/02 03:11 ID:heyTNpd4
アヒルタソ(;´д`ハァハァ
4名無しさん@ピンキー:03/06/02 03:21 ID:heyTNpd4
あひるタソとふぁきあキボンヌ
5あぼーん:あぼーん
あぼーん
6あぼーん:あぼーん
あぼーん
7名無しさん@ピンキー:03/06/02 22:25 ID:4/93/uiB
るうふぁきがいいってのはやはり少数派だよな・・・
8名無しさん@ピンキー:03/06/02 23:01 ID:X/ciH23j
まだ誰も書いてないのかあ・・・
一番乗りは嫌だなあ
ちなみにふぁきあひですが・・・
9名無しさん@ピンキー:03/06/02 23:18 ID:2LyExMop
ぐは、エロSSの手持ちがない。
書くまでにスレが即死しませんよーに。

>7
作品中の人間関係を崩さないとしたら…調教もの?

両手両足を後ろで縛られ、猿轡を齧まされ為す術もなく床に転がされた
るうはありったけの憎悪を込めてふぁきあを睨め付けた。
しかしふぁきあは怯まない。むしろその目は冷酷さを増すのだった。
「これ以上みゅうとに手を出すようなら…」
ふぁきあはそう言いかけると、おもむろにるうの白く細い首に左手をかけた。
その手に力は込められていないものの、るうの柔らかい肌を嘗めつけるように
蠢く感触にるうはついに恐怖を認め、必死でもがいた。
そんなるうを見てふぁきあは冷笑を浮かべ、おもむろにるうの胸元に
右手の人差指と中指を差入れると、勢い良くブラウスのボタンを一つ弾き
飛ばした。
「なあに安心しろよ。
みゅうとの代わりにたっぷり可愛がってやるさ。
これ以上ないくらいたっぷりとな。」


…誰か続きよろしく(w

「ねぇ、もうこんなのやだよ、ふぁきあ」
そう言ってあひるは俺からは離れようとした。
「何でだよ?」
制服の上着をハンガーにかけ、それからスカートも側にたたんだ俺はあひるの首筋
に口付けながらブラウスに手をかけた所だった。
――こいつは何時も唐突に、突拍子の無い事を言い出す。
だから次の言葉を待ちながら、ブラウスの裾から手を差し入れ「女」とは程遠いが
赤ん坊のような柔らかな肌に手のひらを滑らした。
まだ慣れてないのか快楽より、くすぐったいっと言いながらあひるは身をよじると
やっと次の言葉をつなぐ。
「あたし、いっつも必死になって我慢してんだよ」
その言葉を聞きながら俺は、たしかに我慢はさせているかもしれない…と考えをめ
ぐらせた。
だが、その万倍は俺も我慢してきていた。いつも、いつも…たしかに言葉にしない
がな。俺はちらっとあひるの顔を横目で見ると、返事の変わりに2本の指の側面で
胸の突起を軽くはさみながら、ちろちろと舐めていた首筋をきつく吸った。
その途端油断していたのか
「ぐわっ!!」
と、声がして光の粒が俺の部屋一面に溢れたと同時に…一羽の雛鳥がブラウスの下
で暴れていた。
俺は一つため息を付くと、もがくアヒルをブラウスから取り出し、それをたたんで
スカートの上にのせ、ついでに下着は畳んで服の間に滑り込ませると、ベッドサイ
ドに置いてあった水入れをとってかけた。
もちろん数滴だ。ベッドが濡れるからな。
「って、ぐわってならないようにって!」
…学習能力がないのか…こいつは…。
俺は再び、目を瞬かせるアヒルに水をかけた。

――続く
11名無しさん@ピンキー :03/06/03 00:45 ID:n7Y0j1VK
>9
それと似た感じのふぁきチュチュを想像したことある。

「プリンセスチュチュ、おまえさえいなければみゅうとに心が戻ることはない」
「んーーーーんーーーーっ!!」
「安心しろ。いつまでもここに閉じ込めておく気は俺にもない」
おもむろにチュチュに近づき手を伸ばしてくるふぁきあ。
「おまえが俺の言うことを何でも聞くようになれば解放してやるよ」
「ッ!?」
股の間に手を差し込まれチュチュの体が小さく震えた。

特に続きはない。
12名無しさん@ピンキー:03/06/03 01:51 ID:WKLGM2gP
性欲のかけらに取り付かれたふぁきあがあひるを襲うってのは妄想したことあるよ。
ってかふぁきあはあひるの全裸を何回見たのだろうか
13名無しさん@ピンキー:03/06/03 02:19 ID:WKLGM2gP
プリンセスチュチュアニメ公式ガイドブック037Pから抜粋(火祭りの夜に)

力ずくで責められた悔しさに、涙の止まらないあひるでした。

おまいらこれだけ見てなに感じますか?
14名無しさん@ピンキー:03/06/03 08:41 ID:zhU61wzR
>>11 続きが読みたいっ!

プリンセスチュチュのスカートをまくり上げ、パンツ越しに股間の割れ目を
なで上げるふぁきあ。
「ふぅ〜っ!」
執拗に股間をなでるふぁきあの手から逃れようと、腰を振るチュチュ。しかし、
後手縛りで猿轡までされた状態では、ほとんど抵抗らしい抵抗もできない。
チュチュが抵抗できないのをいいことに、ふぁきあは執拗に股間を嬲り続けた。
「んっ!(第1話で、みゅうとの前から両手で口を押さえて逃げ出した時の声)」
「ふ、声を出せないから鳥のアヒルに戻ることもできいな」
ふぁきあはチュチュをなぶる手にさらに力を込める。
チュチュの顔面が紅潮し、猿轡越しに漏れる息遣いが荒らくなってくる。
そしてチュチュの秘められた場所にある蕾が固くとがり、パンツ越しにその存在
を主張し始めた。
ふぁきあは、その蕾を二本の指でできゅっとつまみ上げた。
「ふぐーーーーっ!」
チュチュは後ろ手に縛られたまま体を反らせて悶えた。
15名無しさん@ピンキー:03/06/03 13:04 ID:1iaHKW7k
チュチュのタイツが破かれる描写きぼん
16名無しさん@ピンキー:03/06/03 16:11 ID:7tNEOXC1
なんかみゅうチュチュで鬼畜なのない?
17名無しさん@ピンキー:03/06/03 18:32 ID:gXgTmZat
猫先生は無いですか?
18名無しさん@ピンキー:03/06/03 21:48 ID:tSv7MG6v
ふぁきあひ 初体験希望(w
19あぼーん:あぼーん
あぼーん
20名無しさん@ピンキー:03/06/03 22:14 ID:+cHDvvmY
普通のイチャついたのは同人誌で読めそうだしな。
ここはやっぱ鬼畜だろ(w
21名無しさん@ピンキー:03/06/03 23:35 ID:WKLGM2gP
>>14
続きキボンヌ
22名無しさん@ピンキー:03/06/03 23:53 ID:niXZCdbc
>18
ハァハァの367の続きがちゃんとまとまったら書き込むつもり。
まあなんだ、初回はふぁきあが暴走してあひるを泣かせちゃうんだよ、きっと。
その後、どっちがフォローするかでその後の夜は大いに変わりそうだ…

>14 「んっ!(第1話で、みゅうとの前から両手で口を押さえて逃げ出した時の声)」
あれを初めて聞いたときから↓のイメージが離れない。

 「んっ!」(口に出されてむせた声)
 どうするか意を決するまで舌の中で転がす。
 「んんっ!」(意を決して飲み込んだ声)
23名無しさん@ピンキー:03/06/04 00:03 ID:48P8mdRT
問題: 最中にあひるがアヒルに戻ってしまったらどうなるでしょう

1. ぬける
2. ちぎれる
3. さける
4. 実は既に成鳥なので無問題
5. 部分的に異次元空間へ飛ばされる
6. ふぁきあも部分的に鳥化する
24名無しさん@ピンキー:03/06/04 00:23 ID:ygmL/JNJ
1だな
25名無しさん@ピンキー:03/06/04 01:10 ID:ygmL/JNJ
俺ももうちょっと構想練ってからかこうかな、
26名無しさん@ピンキー:03/06/04 01:17 ID:vvIL6e49
>なんかみゅうチュチュで鬼畜なのない?
それだと黒みゅうとあたりが扱いやすい?
卵だとどっちかというとチュチュみゅうの方が考えやすい
27名無しさん@ピンキー :03/06/04 03:53 ID:93HAXaXq
黒みゅうとチュチュでちょっと書いてみた。

「チュチュ、君はどれほど僕を愛してくれてる?」
みゅうとはチュチュの腕を掴み、自分の方に引き寄せた。
怖いくらい綺麗な笑みを浮かべたその顔を、唇が触れ合いそうなくらいに近付ける。
「みゅうと…?」
吸い込まれそうな笑み。だがチュチュはいつもとは違うみゅうとに怯えを隠せなかった。
一歩後退し、みゅうとから遠ざかる。すると瞬時にみゅうとは激昂した。
「なんでだっ!何故僕から逃げようとするっ」
掴んでいた腕を強引に再び引っ張り、体勢が崩れたチュチュの腰を抱いた。
そのまま腰に添えたその手を支点にし、もう片方の手で掴んだ腕は肩より上に伸ばさせて
無理やりチュチュの上体を仰向けにそらせる。
自らもそれに合わせるようチュチュの体を抱きこんだまま腰の位置を低くした前傾の姿勢をとった。
先程とは打って変わった歪んだ笑顔でみゅうとは、とまどい恐怖しているチュチュを見つめながら囁いた。
「君は、どこまでも僕を許すことができるかい?愛していられるかい?」
ゆっくりとチュチュの体を床に横たえ、チュチュの両腕を頭上に纏めると片手で押さえつけた。
「みゅうと何を…」
とまどい現状を把握しきれていないチュチュ。
よりいっそうみゅうとは笑みを深めると、チュチュの左胸を空いてる右手で乱暴に鷲掴んだ。
「痛っ!」
苦痛に顔を歪ませるチュチュに構わず、みゅうとはそのまま衣服を引き千切った。
「きゃあっ!」
まだ成熟しきってないチュチュの胸や肢体の一部が露になる。
「やめてっ。何するのみゅう…」
「愛してるんだろ僕を!なら抵抗するなよ。僕が何をしてもただ受け入れればいいんだっ」
みゅうとに一喝され、暴れて抵抗しようとしたチュチュの体が竦んだ。
「試すんだよ君の愛を。本当に愛してるならどんなに僕に辱められようとも平気なはずだ」
もう以前とは完全に変わってしまったみゅうとを悲しい目で見つめながら、
その言葉にチュチュはただ沈黙で返すことしか出来なかった。


続かない。
28名無しさん@ピンキー:03/06/04 04:58 ID:Ym/iQUEQ
黒みゅうチュチュキタァァァァァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ(  ゚)ァァ(  )ァァ(`  )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
本編でももっと絡んで欲しかったよハァハァ

黒みゅうとなら相手が誰でもいけそうだな、男女兼用
29名無しさん@ピンキー:03/06/04 10:42 ID:OELMlNgT
黒みゅうとキター
30あぼーん:あぼーん
あぼーん
31名無しさん@ピンキー:03/06/04 18:53 ID:ygmL/JNJ
黒みゅうとイイ!
32名無しさん@ピンキー:03/06/04 19:06 ID:ec17c6jP
続きー!
33あぼーん:あぼーん
あぼーん
34名無しさん@ピンキー:03/06/04 21:45 ID:F8R4YjU7
黒みゅうととチュチュいい!続き読みたひ。
チュチュみゅうも結構いいかも・・・
35名無しさん@ピンキー:03/06/04 22:00 ID:vvIL6e49
勝手に>>27の続き

「わ・・わたしは早くみゅうとに心を戻してあげたい・・・・こんなことをして、本当の貴方は今苦しんでいるはず・・・」
「じゃあ、僕の気分を良くしてよ?今、ここで、僕を愛しているのなら・・・・」
もう歯車は止まらない・・・・


さっぱり続かない
36名無しさん@ピンキー :03/06/04 22:53 ID:sJOetuMZ
27なんだけど正直言って黒みゅうとの話、ここまでしか考えてなかったり。
続き書くなら少しかかるかもしれない上にあまりエロく書けないかも。

なので>35みたく好きに書いてもらって続けていくのもいいかと。
37名無しさん@ピンキー:03/06/04 22:55 ID:vvIL6e49
>>36
いや、楽しみに待ってる。続きがんがってくただい。
38名無しさん@ピンキー:03/06/04 23:38 ID:zhCst7Ar
>>22
>ハァハァの367の続きがちゃんとまとまったら書き込むつもり。
楽しみにしてまふ〜!
39名無しさん@ピンキー:03/06/04 23:39 ID:2imqjEZr
ごめんよ>>27さん
更に勝手に>>35の続き

みゅうとはまだ少女らしい肉付きの薄いチュチュの太腿を撫であげ
徐々に敏感な部分に手を近づけて行く。
チュチュは驚きと戸惑いそして悲しみを含んだ眼差しでみゅうとを見つめていた。
「そんな瞳で見つめても、やめないよ?チュチュ・・・。僕を愛しているなら僕のすべてを受け入れてくれるよね?」
今まで見た事も無いゾッとするような微笑みを浮かべみゅうとは囁いた。
「い・・や・・・。やめ・・て・・・」
チュチュの瞳から涙が一筋こぼれ落ちた。
その瞬間、みゅうとの顔が苦痛に歪み
「や・・めろ!・・やめろ!!チュチュを傷つけるな!汚らわしい・・・。鴉め!」
王子としてのみゅうとの意識が戻ったかにみえたが
その一瞬後にはまた、冷酷な表情に戻り
「ふっ・・・あはははははははは!やめろだと!?汚らわしいだと!? お笑いだ!これこそ望んでいた事なのに!」
そう叫ぶとチュチュの衣服を更に引き千切り
チュチュの露になった白い肌に口付け赤い印を付けて行く。
「いやぁ!みゅうと・・・目を覚まして!?鴉の血になんて負けないで!」
チュチュの叫びを聞いたみゅうとは唇を肌から離した。
「無駄だよ・・・。」
ニヤリと笑い薄桃色をしたチュチュの胸の先を口に含んだ。
「あ・・あぁぁぁ・・・!!」
絶妙な舌使いで敏感な先端を嬲られチュチュは初めての感覚に身を震わせた。


 




4039:03/06/05 00:03 ID:Usyc61Iu
まだ小振りだが形の良いチュチュの胸をみゅうとは片手で揉みしだき
もう片方の手はチュチュの下肢へと伸ばされていた。
「はぁ・・・ん・・・んあ・・」
チュチュの唇から溜息の様な切ない声が漏れはじめていた。
「感じているの?チュチュ?」
みゅうとはチュチュの体を嬲りつつ聞く。
「ち・・が・・あは・・」
違うと言おうとしたがみゅうとの手が下肢の最も敏感な部分を刺激しチュチュは背を反らせた
くちゅ・・くちゅ・・
淫猥な水音が響きクッとみゅうとが笑いながら口を開く。
「こんなに濡れてるよ?そう・・・こんなにも僕を愛してくれているんだね?チュチュ?」
愛おしげに囁きみゅうとはチュチュの胎内へと指を押し込んだ。
「あ・・ああぁぁぁぁ!!」
チクリとした痛みがチュチュの体に走った。
「狭いね・・・まだ、誰にも愛を捧げて無いんだね?嬉しいよチュチュ・・。」
うっとりとした様な声でみゅうとが囁く。
「やぁ・・・あぁ・・はぁあああ・・・。」
チュチュの胎内でみゅうとの指が敏感な部分を刺激しながら蠢き続ける。
「今こそ、君の真実の愛を僕に捧げておくれ!!」
みゅうとは既に堅く猛った自身を引き出しいきなりチュチュの胎内に捩じ込んだ。
「ひ・・ああああああああああああ!・・い・・た・・あぁぁぁ!」


4139:03/06/05 00:07 ID:Usyc61Iu
わ〜ん!
長文ばっかりですまぬ!
しかも勝手に続き書きまくってごめんなさい!
途中だけど>>27さんに悪いので続きは>>27さんにお願いします。
おいらは皆さんにも悪いので逝ってきます。
42名無しさん@ピンキー:03/06/05 00:44 ID:M5j0zE2E
>39
27です。逝くな。36に書いたとおり続けてくれて全然オッケーです。
むしろ続けて下さい。
43名無しさん@ピンキー:03/06/05 00:47 ID:BNgJbH3h
>>39
続けてくれー!ガンガレ!
4439:03/06/05 08:41 ID:VAGCn0IG
帰って来ちゃいました。。。

>>27 
>>43
わ〜vvそう言って貰えて嬉しいですvv
調子に乗って(藁) 頑張らせて貰います!
本日のまた夜に書き込みます!
45名無しさん@ピンキー:03/06/05 23:35 ID:BNgJbH3h
DVD5巻はよでんかなぁ
4639:03/06/05 23:38 ID:Usyc61Iu
>>40の続き

下腹部に激痛が走り、チュチュはその痛みから逃れようと みゅうとの体の下でもがいた。
けれど、みゅうとはチュチュの細腰を両手でしっかりと掴んでおり逃がれる事は不可能だった。
痛みに震えるチュチュを無視してみゅうとは自身を一度入り口まで引き戻し、再度最奥へと突き入れる。
「くぅぅ・・あぁ・・あああ!!」
まるで真っ赤に灼けた鉄の杭を打ち込まれた様な痛みにチュチュの体は硬直しのけ反る。
「はっ!・・はぁ・・チュ・・チュ・・・」
みゅうとは激しく腰を打ち付けチュチュの胎内を蹂躙していった。
4739:03/06/06 00:34 ID:J0g9SlTX
破瓜の血と先の愛撫で分泌された愛液のおかげか、みゅうとの動きは増々速く激しくなる。
「や・・め・・うっ!・・い・・たぁ・・」
胎内が捩れ、引き千切られる様な痛みに涙が溢れ汗が身体を伝う。
みゅうとはチュチュの汗を舌でねっとりと舐め取りながら、胸の敏感な突起に舌を絡ませる。
「ぁ・・ん・・」
チュチュの身体から少し力が抜けた。
みゅうとはそれを見逃さず、片腕で腰を抱きもう片方の手で柔らかな胸を揉みしだいた。
「あ・・はぁ・・ん・・ふぅ・・」
苦鳴とは明らかに違う吐息に
「チュチュ・・?僕を感じているんだね?・・・この僕の・・愛を・・・」
みゅうとはチュチュの身体を好きな様に弄びながら耳に甘く囁きながら
胎内を抉る様に腰を動かし恍惚の表情でチュチュを見つめた。
「う・・っ・・くぅ・・ぅ」
先程よりは少しマシになったとは言え、胎内の痛みにチュチュは言葉にならない声を上げる。
じゅぷ・・・ぐちゅ・・・
結合部から淫らな音が聞こえうっとりした瞳のみゅうとがチュチュの顔を覗き込みながら叫んだ!
「チュチュ!君の胎内の最奥部で僕の愛を受け止めるがいい!!」
その瞬間、最奥を突き上げられみゅうとの身体が震えた。
「や!!・・いやぁぁぁ・・・!!!」
瞳が見開かれ涙が零れ落ちた。
チュチュは躯の奥に熱い何かが叩き付けられるのを感じた。。。
4839:03/06/06 00:57 ID:J0g9SlTX
「はぁ・・・はぁ・・・」
みゅうとはチュチュの胎内から自身を引き出した。
それはチュチュの純血を奪った証に赤く染まっていた。
「ふ・・・はははははは!御覧よ?君の純粋な愛の証だ!」
みゅうとは狂気じみた笑みでチュチュを見下ろす。
涙で曇ったチュチュの蒼い瞳には今は何も写されていなかった。
両足の付け根からドロリと何かが溢れ出た。
破瓜の血とみゅうとの放った者が混じり合ったピンク色をした粘液が溢れたのだ。
「チュチュ・・・、まだまだだよ?僕の愛はまだ満たされていない・・・!」
再びみゅうとはチュチュの胎内へ自身を押し入れた。
「あ!・・はぁ・・あ」
ガクガクと身体を揺さぶられ、チュチュはみゅうとの成すが侭に何度もみゅうとの物を受け止めた。
細い小さな身体にはみゅうとの欲望が刻み込まれて行く。
胎内にも受け止めきれない程の白い欲望が放たれていた。
「まだだ!まだ。僕の愛は満たされない!どうして!?こんなにも愛しているのに!
 僕を愛せ!お前のその唇で、僕自身を愛せ!そして僕の全てを一滴たりとも零さず受け入れるんだ!」
4939:03/06/06 01:02 ID:J0g9SlTX
話の途中に済みませんが
こんなの続けちゃって良いの?
っつ〜か飽きて来たりしてませんか?<ALL
そして、何かをぶっちぎりで来てしまったよ・・・私。。。
50名無しさん@ピンキー:03/06/06 01:07 ID:M5uXjkmP
全然おっけーですよ39さん、文章うまいし・・・
漏れがかくとやたら長くけど13〜14レスぐらい消費するし
51名無しさん@ピンキー:03/06/06 01:07 ID:yOhiX/B6
>49
別に良いんじゃない? イケるとこまで突っ込んでくらはい。

個人的な黒みゅうとのイメージとちとずれてるんで、そのうち俺様版を
書こうかな〜とか思ってるけど…中途半端に止められると逆に書き辛いし(w
52あぼーん:あぼーん
あぼーん
5339:03/06/06 01:11 ID:J0g9SlTX
>>50
ありがとうでやんす!こんな私でも良いのですね!?
>>51
了解すますた!
51さんの書く黒みゅうを見たいので頑張って書いちゃいますだ!
54名無しさん@ピンキー:03/06/06 01:12 ID:XHIrLIjP
黒みゅうと大活躍(´∀`)
むしろどんどんんぶっちぎっていただきたい
5527 :03/06/06 01:28 ID:W87fo5sS
>39
別にいいと思うよ。そのまま突き進め。

続かないとか言いつつ実は自分もちまちまと続きを書いてたりする。
なので週末にでも黒みゅうと話´(ダッシュ)版とでも言うか
やはりあまりエロく書けてないんだが上げさせてもらおうと思ってます。
5639:03/06/06 01:46 ID:J0g9SlTX
みゅうとはチュチュの口い自身を近付けたが、チュチュは顔を背け抵抗する。
怒りに震えつつも左手で顎を掴み、右手でチュチュの鼻を摘んだ。
「んぅ・・・!」
息苦しさにチュチュが口を大きく開けたと同時にみゅうとは自身を滑り込ませた。
「んむぅ!!」
生臭くしょっぱいモノが喉の奥まで入り込み、息苦しくて咽せそうになるが
みゅうとに頭を押さえつけられ咽せる事も、逃れる事も出来ない。
「舌を動かしてごらんよ?そう・・はっ・・良い子だ・・」
みゅうとは自分で腰を動かしチュチュの口腔内を存分に犯し喉の奥に欲望を吐き出した。
「ふ・・んむぅ・・」
ドロリと熱く生臭い粘液をチュチュは咽せながらも飲み下した。
「う・・っ・・ごほっごほっ!」
白く小さく細い身体の隅々までみゅうとの愛を受け入れさせられたチュチュを
みゅうとは満足気に見下ろしていた。

狂気じみた笑い声が金冠町に響いた。
「ふ・・あははははは!僕を愛せ!みんな僕を愛すんだ!そして、その身も心臓も僕に捧げるんだ!」
みゅうとは漆黒の衣装を纏い鴉達と共に何処かへ消え去った。。。

後に残されたのは翼をもぎ取られた瀕死の白鳥さながらのチュチュだけだった。




5739:03/06/06 01:53 ID:J0g9SlTX
長々とお付き合い頂きありがとうございましたm(_ _)m
一応、終わりましたが・・・・
なんだこりゃ?
わ〜ん!!スレ汚しスミマセン!
もう一度人生をやり直しに逝ってきます!
(とか言いながら、続きを考えてたりする・・・
  私、駄目人間マンセーじゃん!)
58名無しさん@ピンキー:03/06/06 02:02 ID:M5uXjkmP
(´∀`)sugoiyokatayo!
ハァハァさせてもらいました!黒みゅうといいよ〜
5939:03/06/06 21:17 ID:J0g9SlTX
58さん、ありがとう!
一人でも ハァハァ して頂いたのであればウヒョーの至りでございます。(c:岡田あーみん)

>>27さんの真の続き
>>51さんの黒みゅうと お二方のお話楽しみに致しております。
60あぼーん:あぼーん
あぼーん
61あぼーん:あぼーん
あぼーん
62名無しさん@ピンキー:03/06/07 17:40 ID:VSvFEe7c
白みゅうと×チュチュなら、
「きみの事が知りたい・・・」
とかいって「チュチュ・・・これはなに?」「あっ」とか?
だめだかけない・・・
63名無しさん@ピンキー:03/06/07 23:09 ID:o8mEN7Bc
やっぱワーグナーいいなぁ13話のふぁきあとマッチしすぎ
ttp://homepage3.nifty.com/ars/index_main.html
64名無しさん@ピンキー:03/06/07 23:17 ID:o8mEN7Bc
>>62
知りたい心が戻ったみゅうとがチュチュにいろいろと・・・・イイ!
65黒みゅうと´版その1:03/06/08 04:15 ID:kzYU6mco
破かれて出来た服の裂け目。さらにみゅうとは両手を使ってそれを広げていく。
生地が裂ける嫌な音を立てながら、チュチュの服はただの布に変わっていった。
チュチュは自由になった両手で抵抗することはなく為されるがままだったが、みゅうとに問うように呟いた。
「これが貴方の望む愛なの…?」
「言ったはずだ僕に逆らうなと。僕のことを否定するのかい?」
「でもこんなの…違う。こんなの間違ってるよみゅうと」
「うるさい、何が間違ってるだ!僕のことを受け入れることも出来ない、
そんなおまえの言う愛など信じられるものか!!」
一段と引き裂く手に力が込められた。
一気にチュチュの股の部分まで、みゅうとの眼下に曝される。
まだチュチュに纏わりついている布切れとなったものを脱がせながらみゅうとは言った。
「チュチュ、君の愛を信じさせてよ。僕に全てを捧げて、僕が認められるほどの愛を見せてくれ。
そうじゃないと君の言葉なんて僕の心には何も響かない」
みゅうとの言う愛に従えば、みゅうとは元に戻るのだろうか。
それは大きな過ちのように思えたが、今のチュチュには他にみゅうとを戻せる手段が思いつかない。
結局わずかな可能性でも、チュチュは言われた通り自分の体をみゅうとの好きにさせるしかなかった。

「綺麗だよチュチュ。君の体はとても綺麗だ…」
「う……」
頭の飾りとトウシューズとペンダント。それ以外にチュチュが身に付けていた物は全て剥ぎ取られた。
顔を横に背けながらもチュチュは体を強張らせるだけで何の抵抗もみせない。
上半身だけ自分も脱いだみゅうとは、口でチュチュの全身を蹂躙していった。
肌をついばみ、舌で舐め上げると所々チュチュは切なげに呻く。
「気持ちいいかい?ここが立ってきてる」
「いっ…」
なだらかな胸の尖った突起をみゅうとの指先が弾いて、軽い痛みが走った。
「ああでも、こっちはまだそんなに濡れてないね。慣れてないのかいチュチュ」
「や…ああっ」
胸の突起をちゅっと唇で吸い上げた後、みゅうとの手がまだ潤いきってない下腹部に触れる。
中にはまだ侵入せずに、まずは表面を指全体でじっくりと揉み始めた。
66黒みゅうと´版その2:03/06/08 04:16 ID:kzYU6mco
「ん…ふっ……ふう…っんん…」
チュチュは両手で口元を押さえてなんとか声を出さないようにしようとする。
それでもくぐもった喘ぎは漏れて、止まることは無い。
「そうやって口を押さえても無駄だよ。
君のいやらしくてかわいい声はちゃんと聞こえてるんだから」
言いながらクッ、と指を一本チュチュの入り口に沈み込めた。
突然異物が入ってきたことによってチュチュの体が一瞬大きく震える。
「あ、あっ…やぁ……」
すでに両足の間にはみゅうとの体があるため足を閉じることは出来ない。
それでもチュチュは咄嗟にこれ以上の侵入は受け入れまいと身を捩りながら、細い腕でみゅうとの体を押す。
「駄目だろチュチュ。抵抗するなって言ってるのに」
みゅうとは冷静にチュチュを諭しながら一旦指を中から引き抜く。
だがチュチュが息をつく間も無く、今度は二本、指の付け根まで一気に突き入れられた。
「いああっ!」
乱暴に内壁を刺激され、チュチュの体が衝撃に竦んだ。
「いた…あ…やめ、て……」
「僕に全てを委ねられなくて愛してるって言えるのか?…さあ大人しくして」
チュチュは躊躇いながらも、少しずつ体の力を抜こうとする。
再び無造作に手足を床に投げ出すと、みゅうとは満足げな顔をした。
「そう、それでいい。でも僕に逆らおうとした報いは少し必要だね。
そうだな…膝を立てて足を開いてみせてごらんよ、チュチュ。自分でここを僕に見せるんだ」
そう命令すると、みゅうとはまたチュチュから指を抜いた。
「っそんなこと…みゅうとお願い…」
強要されてとはいえ、自分からねだるような格好をチュチュはしたくなかった。
しかし嫌と口にすることは出来ず、必死にかぶりを振る。
「簡単なことだろ。それとももっと乱暴に扱われたいのかい?」
薄い笑みを浮かべていたみゅうとの顔つきが瞬時に変わり、憎悪に満ちたような目でチュチュを睨みつける。
そして低い声音で残酷な言葉を吐き出した。
「嫌ならカラス達を呼んでおまえの体の自由を奪って無理やり開かせてもいいんだぞ」
元よりチュチュに選択肢は無かった。
67黒みゅうと´版その3:03/06/08 04:16 ID:kzYU6mco
「っ…ぅ……」
羞恥に顔を染めながら、チュチュは足を曲げた。
丸見えになった秘められた場所にみゅうとは視線を注ぎ、少しして含み笑いを漏らした。
「ここから、新しい液が染み出してきてる。恥ずかしいのが感じるんだね」
「あっ…ああっ」
濡れている割れ目を、みゅうとの指がなぞった。
みゅうとは内腿に口付けをしながら、再びそこをまさぐる。
下半身への愛撫によってチュチュの中からさらに液体が溢れ出て、みゅうとの手が動く度に尚更いやらしい音を奏でる。
チュチュはそれに翻弄されながら喘ぐことしかできない。
「チュチュ…君の全てを僕に捧げておくれ。」
みゅうとは半身を起こして、チュチュの足を肩にのせた。
熱く反り立った自分のモノを取り出し大分綻んだ秘所に押し当てると、チュチュの体に緊張が走った。
「さあ、この僕を受け入れることで、君は全部僕のものになるんだ」
「いっ…ああ…っあああ…あ、あっ……!」
抱え上げた足を胸元に付かせるくらいチュチュの体を折り曲げるようにして、みゅうとが覆いかぶさってきた。
ゆっくりと腰を押し進められ、着実に中が侵食されていく痛み。チュチュは抗うことも出来ずにただ悲痛な声を絞り出す。
やがて全部を飲み込まされたチュチュが、苦しそうに呻きながら荒く息をする。
自分が支配しているチュチュの体を撫でながらみゅうとは優しげに囁いた。
「苦しいかいチュチュ。でもその痛みや苦しみが、君が僕に全てを捧げたという証拠なんだ」
チュチュは言いようの無い苦しみの中、今自分と繋がっている人物を見上げた。
目の前にいるのはみゅうとのはずなのにみゅうとじゃない。
その思いがさらにチュチュに後悔や悲しみを与える。
「みゅうと…」
チュチュの目尻から涙が零れた。
「…何だよその顔は」
満ち足りた表情を浮かべていたみゅうとの顔が引きつる。
「みゅうとを、僕を愛してるんだろう!?何でそんな顔をするんだ。
鴉の血に染まった王子は愛せないとでも言うのかっ!?」
「っああ…!」
大きく腰を使ってみゅうとが突き上げると、チュチュは短く声を上げて体を反らせた。
68黒みゅうと´版その4:03/06/08 04:17 ID:kzYU6mco
「愛せよ…僕を愛せっ」
「はっ…あっあっ、あ…」
みゅうとは激しく何度も揺さぶり続ける。
チュチュはそれに身を任せて切なそうに喘ぎながらも、顔には苦悶を浮かべていた。
その様子が、尚更みゅうとを苛立たせる。
「っ…辛いだけじゃ、無いだろ?…君だって、感じているはずだ」
動く度に淫靡な音が聞こえてくる箇所へみゅうとは手を伸ばした。
ドロドロに濡れそぼった赤く腫れた花芯を、指できゅっと挟むと指先で擦り上げる。
「んああっ!あっはあ…あああっ」
体をぶるっと震わせてチュチュは一際高い声を発した。
「…ほらっ、…ここを触るだけで、こんなにっ…締め付けて、悦ぶじゃないかっ…!」
さらに乳房にも触れると円を描くように撫で回す。
快楽を得やすいところを攻められて、次第にチュチュの声が艶めいていく。
恍惚としたチュチュを見ながら、みゅうとは腰の動きを早めていく。
「チュチュ…チュチュ…僕を、愛しているだろ……?」
それにチュチュは答えず、潤んだ目でみゅうとを見つめるだけだった。
「『はい』だけでいい。言うんだ、チュチュ」
「…はい……」
望んだはずのチュチュの力無い答えに、みゅうとは物足りなさを感じた。
それを埋めようとさらにチュチュの体全部を貪欲にむさぼる。
体がぶつかり合う音と濡れた声と息だけがその空間に響き渡った。
「僕を、僕だけをもっと愛するんだっ…!!」
やがてみゅうとが叫び腰を強く打ち込んで最奥まで突き刺すと、白濁の熱い液体をそこに浴びせた。

全てをチュチュの中に解き放ったみゅうとは脱力して、チュチュの上に倒れ込んだ。
「みゅう、と…」
重く伸し掛かってきたみゅうとの名を呼ぶと、チュチュはそっと腕を回した。
その時チュチュの中にあった感情は、憐れみや悲しみやそして愛しさ。
わずかに動揺して顔を見てきたみゅうとに、チュチュは唇を寄せた。
触れた瞬間、みゅうとの目が大きく見開かれた。赤い瞳の色素が次第に揺らいで変わっていく。
69黒みゅうと´版その5:03/06/08 04:17 ID:kzYU6mco
「チュ…チュ?」
苦しそうに一言呟くと、みゅうとは意識を失った。

「…ここは……?」
次に目が覚めたとき、みゅうとは薄暗い場所にいた。わずかな明かりだった。
「ここは寮の貴方の部屋。」
ベッドに寝ていたみゅうとのそばに、チュチュはいつもと変わらない姿でそこにいた。
けれど優しい表情をしているその目は、泣いた名残で少し腫れていた。
「チュチュ…僕は、僕は君に…」
「みゅうと、大丈夫。もう少し眠って」
「チュチュ……!」
寝かしつけようとしたチュチュに、みゅうとは助けを求めて腹の辺りにしがみついた。
「ごめん、ごめんチュチュ。僕は…」
「何も言わなくていいの、みゅうと。貴方はただ悪い夢を見ただけ」
頭を優しく撫でるチュチュを、みゅうとはさらに強く抱き締める。
「…怖い。僕は怖いんだチュチュ。分かるんだ、僕が僕でなくなっていくのが。
次に目が覚めたら僕はもう完全に鴉の血に侵されているかもしれない。だから眠るのは、意識を無くすのは怖い。
鴉になるのも、また君を傷つけてしまうのも、とても怖いんだ…チュチュ…」
チュチュの肌に跡が付くくらい、力を篭めているその手は震えていた。
縋って離れようとはしないみゅうとの頭を、チュチュはその腕でぎゅっと包み込んだ。
「安心して、みゅうと。私がそばにいる。貴方が心地いい眠りにつけるまで、そばにいるから」
「君が、そばに…?」
まだ夜明けが訪れる気配も無い、漆黒で塗りつぶされた深夜。
窓から差し込む街灯と月の光だけが、部屋の中の二人を儚げに照らしていた。

次に目が覚めたとき、みゅうとはどうなっているのか。
いつかみゅうとは、もう元に戻らなくなってしまうかもしれない。
そうどこかで感じつつもチュチュは、みゅうとに今はただ安らぎを与えたかった。

例えそれが、かりそめに過ぎなくても。
7027:03/06/08 04:18 ID:kzYU6mco
27の続き出来ました。
27を書いたのは自分とはいえ、39さんのうまい続きの話とかあるんで
真の、と言うのは気が引けるしダッシュ版ということで。

今度は誰かふぁきあひとか書かないかなー。
ハァハァの367の続きを密かに待ってたりする今日この頃。
71名無しさん@ピンキー:03/06/08 04:27 ID:gLNPF38/
乙カリー!(゚∀゜)ムハー!すごかったですよー、次回作大期待してます、自分もそのうち書かせてもらいますよ
72名無しさん@ピンキー:03/06/08 04:27 ID:OT8leHSo
乙カリー!(゚∀゜)ムハー!すごかったですよー、次回作大期待してます、自分もそのうち書かせてもらいますよ
73名無しさん@ピンキー:03/06/08 04:57 ID:H//8v+n6
(゚∀゜)ムハー!
7422:03/06/08 17:12 ID:tyCFb2ZQ
じゃ、予告通りハァハァ367の続き。個人的には痛々しいのは嫌いなのだが、
ふぁきあは初回暴走してしまうという謎の固定観念には逆らえなんだ (w

367は念のために転載。
> 367 :346 :03/05/25 19:54 ID:8cHOa3Lj
(略)
> 最初から例の水車小屋に連れ込み、純白のシーツを敷いてその上にアヒルを
> 座らせるとおもむろに物語を紡ぎ出すふぁきあ。持てる限りの力を込めた文
> 章にピリオドが打たれると、アヒルが黄金色に輝き出した。その輝きはやが
> て人の形に結実し、気付けばそこに生まれたままの姿のあひるが居た。恥ず
> かしがることも忘れ、何も言わず見つめあう二人。
> そしてふぁきあはあひるをそっと抱きしめ、額に優しくキスをする。
>
>「あひる」「ふぁきあ」
>
> あひるの目から一筋の涙がこぼれ落ちる。そしてふぁきあは頬を伝う涙の筋
> に優しくキスすると、おもむろにあひるの下顎にそっと手を添え、あひるの
> 目をじっと見つめた。二人は同じことを考えていた。最愛の人が目の前にい
> る…二人は目を閉じると、今度こそ唇にキスをした。フレンチキスだ。再び
> 見つめあう二人。幸福感につつまれて微笑む二人。そしてディープキス。もっ
> とも二人揃ってキス初心者なので、うまくいかないというか何か違う。
(後略)

このSSでは、再度人間化したあひるの容姿は、かつての人間あひるが一年程度
成長したもの、ということになっている。背はかつてのあひるとチュチュの中
間くらいまで伸び、胸もほんの少しだけ育っている。腰つきは、まるっきりず
ん胴というほどではないにせよ、まだまだお子様かな。
何しろ、あひるは唇はともかく歯を食いしばっているし、ふぁきあはふぁきあで口を
開いて押しつけているだけという状態。ううむ、何かが違うなぁもう一度、とばかりに
あひるの唇をむさぼろうとするふぁきあ。

「あっ」

ふぁきあに自らの柔らかい唇そのものをねぶられ吐息をあげるあひる。その微かな声は
艶を含んだ女の声、などという色気のあるものではなかった。しかしふぁきあにとっては
久しぶりに耳で聞くあひるの本物の肉声。ときどき精神感能で会話していたが、頭に
直接響く声とはまたひと味違う。それ故かは知らず、最初に名前を呼びあったとき、
彼女の濁声はふぁきあの全身を貫いた。それがただの嘆息であろうとも、あひるの声は
今のふぁきあを高揚させるには十分なほどに甘く響き渡るのだった。

あひるも、ついつい上げてしまった自らの声に高揚していた。なぜだろうか、自分の声を
聞くことでふぁきあに求められている自分を強く意識させらたのだ。しかし元々が奥手で、
しかもややアレな妄想癖のあるあひるのこと、自分が求められている事実を改めて実感
するやいなや、今すぐ消えてなくなりたい程の気恥ずかしさに襲われてしまった。
そして…ふぁきあが自らの唇の内側に舌を差入れてきたそのとき、自分が素裸で、しかも
ふぁきあとキスの最中だということに改めて気付いてしまったのだった。
「んんんっ!!」

顔を、全身を真っ赤にして首を捻りふぁきあの唇から逃れようとするあひる。急に
イヤイヤを始めたあひるの姿はなんともまあ微笑ましい程に愛らしいものだった。
俄然興奮するふぁきあ。イマイチよくわからないディープキスよりも、あひるの全身を
貪りたいという思いが強くなる。ふぁきあを押し退けようとするあひるの両腕を右手で
押えつけ、左手であひるの首を支えてから、とりあえずあひるの首筋にキスをする。
唇ほどではないかもしれないが、柔らかく滑らかな触感。

「ふぁふぁふぁふぁきあ、ああああのあのあのあのね」

ほとんどパニック状態のあひる。頭から湯気が出そうなほど上気し、恥ずかしいという
こと以外にはほとんど何も考えられなくなっている。実を言えばふぁきあも恥ずかしさで
段々パニックしつつある。しかしそこはそれ、健全な男子であるところのふぁきあ君、
たとえば「あひるへの気使い」なんて高度な思考ができなくなりつつあるとはいえ、
あひるを求める気持ちは恥ずかしさをはるかに凌駕している。問題なのは、今日この日まで
我慢に我慢を重ねていたことだったのかもしれない。あひるを想い、求める気持ちが
あまりにも強くなり過ぎたのだ。その結果ふぁきあの意識は興奮すればするほど「愛しい
人を慈しみたい」という当初の気持から、本能的な領域へとずれて行く。あひるを
無茶苦茶にしたい、あひるに無茶苦茶にされたい、いっそ貪り食べてしまいたい…
そして、ふぁきあは首筋の柔らかさをもっともっと堪能すべく首筋を嘗めあげた。上気して
汗ばんだあひるの首筋は、ほんの少し塩味が効いていた。まさか嘗められるなどとは
予想もしていなかったあひるは、一瞬言葉を失い体をこわばらせた。ふぁきあはその隙を
突くかのようにもう一度首筋を嘗めあげると喉を甘齧みした。もしかしたら、力一杯
齧んだりしないのがこの時点でふぁきあに残っていた最後の理性なのかもしれない。

「あ」

さすがにたまらず声を上げるあひる。ふぁきあには、あひるの喉をくわえた歯を、唇を
通してあひるの躰の奥深くの震えが伝わったように思えた。ひたすら興奮するふぁきあ。
喉から口を離すと恋人の名を呼んだ。一度呼ぶだけではものたりず、何度も何度も呼んだ。

「ふぁきあぁ〜」

ほとんど泣きそうな声で応えるあひる。いや、実際あひるは泣いていた。「再会」の喜び、
混乱、そして行動の読めないふぁきあへの恐れがあひるの顔を歪め、そして頬を伝う大粒の
涙となっていたのだ。しかし、ふぁきあは既に自分の世界へと入っていた。あひるの
震える声はもはや嬌声にしかにしか聞こえず、恐怖に歪んだ顔も快楽にうちふるえて
いるようにしか見えていない。
ふぁきあはあひるの両腕を戒めていた右手を離し、おもむろにあひるの腰にまわしてから
ゆっくりと彼女を押し倒した。これだけ見れば理性的な行動に見えるから驚きだ。
ふぁきあは視線をあひるの胸に殺到させた。随分前に地底深くで見たときと比べると、
心なしか膨らみが豊かさを増しているようだ。「この胸は『どんな』だろう」、そう
思ったとき、ふぁきあは既にあひるの胸を貪るべく動き始めていた。

ふぁきあに押し倒されたとき、あひるはひたすら言葉を探していた。何か言わなきゃ。
でも何を? 恐怖が自分の中に育っていることはわかる。それだけはわかる。でも、
ふぁきあにどうしてもらいたいのかとか自分がどうしたいのかとか、そういうことは
全くわからない。考えようとすることすらできない。何かを呼びかけようとして口が
カタカタ動くだけで、声も出ない。腰が抜けたのか、下半身には力が入らない。
半ば本能的に恐怖の元凶を押し退けるべく腕が動いているが、それも何がなんだか
わからない。殺那、ふぁきあの視線が自分の胸に集中していることに気付いたあひるは
「嫌っ」と声にならない声で短く叫びながら、両腕で咄嗟に胸を隠そうとした。しかし
彼女の非力な腕はたちまちはねのけられた。そして、ふぁきあは彼女の発育途上の胸を
力一杯揉みしだいた。
「痛いッ!」

絶叫するあひる。しかしその悲痛な叫びも今のふぁきあには届かない。まだまだ硬い胸を
両手で執拗に揉みしだきながら、しゃぶりつく。乳房を嘗めあげ、齧みつく。乳首を親指で
弄んだかと思えば吸いつき、舌の上で転がす。やることが一々乱暴なので、快楽どころの
騒ぎではない。なぶられて乳首は立ってしまっているが、それは不随意のことで、快楽云々
とは全く関係のない次元の問題だ。むしろ敏感になってしまった分痛みが増したようにすら
思える。痛い、止めて、と泣き叫びながら、あひるは必死にふぁきあを止めるべく
ふぁきあの頭に両手を添えて押し退けようとする。その殺那、乳首に激痛が走る。
ふぁきあが乳首をくわえているところを無理矢理引き剥がそうとしたためだ。
あひるは声にならない絶叫をあげると、逆にふぁきあの頭を自分の胸に押しつけた。

そのとき、あひるの頭の中は急にクリアになった。あまりの激痛が、パニックを引き
起こしていた余計なものを全て吹き飛ばしてしまったのだ。あひるはおっちょこちょいで
ドジなおバカさんかもしれないが、考えなしの馬鹿ではない。咄嗟に状況を整理した。
いきさつはともかく、ふぁきあが暴走している。いくら話しかけても言葉は通じそうに
ない。多分自分にはふぁきあの暴走を押える (物理的) 力はない。逃げ出せそうもない。

そして、ふぁきあのことを考えた。ふぁきあは私を全力で求めている。一挙手一投足が
乱暴なので体中が耐え難い程痛いし、なめまわされて気持悪いし、その内どこか食い
ちぎられそうで恐いけど、要するにふぁきあは私が欲しくてたまらないんだ。痛いのは
嫌だし、今のふぁきあは恐いだけで何か違うけど…それでも私のふぁきあだ。大好きな
ふぁきあ。想いを受け入れて貰いたかったふぁきあ。想いを受け入れてあげたかった
ふぁきあ。痛くて痛くてあ〜もう痛いってば! 酷いよ! だけど、どうせ止めさせ
られないのなら、逃げられないのなら…
あひるは覚悟を決めた。痛くて気持悪くて恐くても、いい。今のふぁきあはおかしく
なっちゃってるけど、それでもふぁきあだ。ふぁきあが望むのなら受け入れよう。
何か釈然としないけど。泣言を言うのははふぁきあが元に戻るまで待とう。今は言葉が
通じないけど、元に戻ればきっと通じる。だから…今はふぁきあの気が済むまで何でも
やらせてあげよう。気の済むようにやらせてあげよう。それで、元に戻ったら散々文句を
言ってやるんだ。ううん、きっと文句を言うまでもなくわかってくれる。きっと反省して
やさしくしてくれる。それから…たっぷり甘えよう。たっぷりたっぷり甘えよう。
今は…耐えろ。てゆーか耐える以外に何ができる? 意外と冷静に、自分に突っ込むあひる。

覚悟を決めたつもりでいて、実は諦めに支配されているだけなのかもしれない。だが、
それでもあひるはふぁきあを信じたいと考えた。信じろと自分に言い聞かせた。すると
苦痛自体はまるで軽減されない (てゆーか段々酷くなっているような…あ、そんな
ところ嘗めないでっ!!) とはいえ、苦痛に耐えるのはずっと楽になった。ときどき
耐え切れずに悲鳴がもれちゃうかもしれないけど、それは仕方な…

「ひぐぅっ」

瞬間的に全身に強烈な刺激が走り、のけぞるあひる。涙が目に浮かび、思考が半ば
吹き飛ぶ。まったく、乾いた指でいきなりクリトリスを摘んじゃだめだよふぁきあ君。
痛いだけで快感なんかないぞ。
気付くとふぁきあの「愛撫」は、まだまだ毛並の揃わない秘所へと到達していた。
ぴったりと閉じた割れ目はほとんど濡れた様子がない。ふぁきあは親指で割れ目を下から
上へと撫で上げた。そして慎重に割れ目を押し広げると舌を差入れた。指で、舌で、
あひるの入口を執拗に味わうふぁきあ。やがて突起物の存在に気付くと、ふぁきあは
それをつまんでみた。よほど気持良かった?のだろう、それまで反応がやや硬かった
あひるが大きな声を上げてのけぞった。それを重点的に攻めるふぁきあ。あひるは
正体を無くしたように全身をひくつかせている。

実はそれまでふぁきあはあひるを喜ばせようと必死だった。想いが強過ぎて自分だけの
世界に入り込んでしまい、現実のあひるが見えなくなっているとはいえ、自分一人が
一方的に楽しむつもりなんてなかったのだ。それで、ふぁきあはあひるの中に入るのを
ひたすら我慢していたのだ。だが、艶めかしくひくつく秘所を見て、ふぁきあは遂に
ズボンを脱ぎ、自らの猛ったモノをとりだした。

「あひる、行くぞ。」

返事を待つことなく、無理矢理ねじ込むふぁきあ。極度の緊張ゆえにあひるの秘所は
固く締っていたが、ふぁきあの猛り狂ったモノは秘所を引き裂くように侵入してゆく。
我が身の裂ける痛みにあひるは耐えようとした。下唇をきつく噛みしめて、ありったけの
力でシーツを握りしめて耐えようとした。それでも悲鳴が洩れそうになる。そして、
ふぁきあのそれがあひるの奥深く到達したとき、ふぁきあはあひるの上体を固く抱きしめて
いた。そして、あひるもふぁきあの上体を抱きしめた。あひるの爪がふぁきあの体に
食い込む。
二人はしばらくそのまま抱き合っていた。

「ふぁきあ」「あひる」

あひるは複雑な気持だった。とにかく痛い。どんなに文句を言ってやっても足りない
くらい辛い。しかし、それでもふぁきあと一つになれた満足感が心の底から湧き上がり、
止まらないのだ。実はあひるは間違っていた。こうやって結ばれただけで終りだと思って
いたのだ。それで安堵してしまったのかもしれない。やがて、ふぁきあは余韻を惜しむ
かのようにゆっくりと腰を動かし始めた。

ほとんど濡れていないのに無理矢理差し込んだせいで、あひるの秘所はぼろぼろだった。
処女膜が破れただけでなく、粘膜も傷つき出血していた。ふぁきあが自分のモノを引き
抜くと、どろどろと血が垂れ落ちる。破瓜の血は、潤滑液の役割を到底果たしそうに
ない。だが今のふぁきあは気にしない。あひるを抱きしめたまま、あひるの名を連呼
しながら強く深く腰を打ち付ける。あひるは力の限りふぁきあを抱きしめて、気が
遠くなるような苦痛にひたすら耐えていた。もう何も考えられない。

だが、終りは間もなくやってきた。あひるの躰の奥深くに、何か熱いものが充満する。
ふぁきあの動きが急激に鈍化したかと思うと、奥深くモノをさし入れたまま動きが
止まった。そしてふぁきあはあひるの名を呼ぶのを止め、肩で荒く息をした。
やがてあひるを強く、しかし優しく抱きしめるとあひるの唇にキスをした。
そして、ふぁきあはようやく我に返った。

涙でぐちゃぐちゃのあひる。手の形の青痣が全身に残ったあひる。歯形だらけのあひる。
キスマークだらけのあひる。血まみれのシーツと結合部。そして何よりあひるの苦痛と
心労に歪んだ表情。ぼろ雑巾〜まさしくそんな状態のあひる。あひるは肩で息をしていた。
そして、おし黙ったまま、困ったような目をして自分をじっと見ている。ふぁきあの
モノは急速に萎え、狼狽のあまり身を引くとあひるの躰からするりと抜けた。

喉が乾き声が出せない。それ以前に何を言えば良いのかわからない。あひるに近付く
ことは出来ず、さりとて逃げることもできない。わかるのは、これをやったのが、
あひるをぼろ雑巾にしたのが自分だということだけ。ふぁきあの顔は血の気が引き、
罪の意識に歪んでいた。あひるは、それを見て安心した。ひたすら安心した。全身が
痛むのも気にならないほどに安心した。やっぱりふぁきあはふぁきあだ、と。そして
自分の中に怒りと悲しみが湧き上がる様子をじっと眺め、そしてそれらの感情を脇に
置いた。

あひるはゆっくり立ち上がった。痛みでふらつくがなんとか立てた。秘所から血と
精液が垂れて来た。それは蠱惑的な眺めだった。ふぁきあは今や絶望に打ちひしがれて
いた。自らの罪があひるの脚を滴り落ちて行く…。ふぁきあはあひるの顔を見上げた。
あひるは相変わらず微妙な表情を浮かべていた。ふぁきあは殴られることを期待した。
罰が欲しかった。だが、あひるの取った行動は正反対のものだった。
ふぁきあの額に優しくキスをすると、ふぁきあの肩そっと抱きしめたのだ。
「ふぁきあ、あたし頑張ったよ」

しっかりした声でゆっくりと、しかし、やさしく語りかけるあひる。
ふぁきあを抱きしめる腕に、徐々に力が込められてゆく。

「痛かったけど、頑…張っ…た、よ」

そして、あひるは泣き崩れた。体重を完全にふぁきあにあずけ、支離滅裂な罵声と
愛の言葉をふぁきあに浴びせながら、ふぁきあの胸板をポカポカ殴りながら、思う存分
泣いた。ふぁきあはあひるの優しさで胸が一杯だった。それはどんな罰よりも甘く、
そして苦いものだった。精一杯努力して震える手をあひるの肩に回し、そっと抱きしめた。
それが今のふぁきあにできるたった一つのことだった。いつしか二人は眠りに落ちた。

翌朝、あひるはふぁきあの腕の中で目を覚ました。ただでも全身が痛いというのに、
変な寝方をしたので全身がこわばっている。いつの間にかふぁきあは上着を脱いでいて、
代わりにあひるの肩にかけてあった。ふぁきあは脂汗を額に浮かべながら寝ていた。
悪夢でも見ているのだろうか。あひるは急におかしくなって、ふぁきあの鼻をつまんだ。
「上着ありがとうね」。そう言うとあひるはまたふぁきあの腕の中に倒れ込んだ。
ふぁきあが起きたら一緒にお風呂に入ろう。それからせいぜい睨みつけてやって、
乱暴は嫌! って言ってダダこねてやるんだ。

そしてあひるは二度寝するべく目を閉じた。体の痛みは消えないものの
気にならなかった。なんとなく幸せな夢を見れそうな気がした。

Fin.
85名無しさん@ピンキー:03/06/08 18:30 ID:H//8v+n6
すげぇぇいいいいいいい!ハムー!
86名無しさん@ピンキー:03/06/08 23:32 ID:tq0LGrph
>>84
乙〜〜 萌えをくれてありがd(´∀`)暴走するふぁきあイイ!!!
87名無しさん@ピンキー:03/06/08 23:42 ID:1LuO/BeF
萌え死にました。
>22さん、ありがとう!!
8839:03/06/08 23:55 ID:fKmQtToD
にょ〜vv
>>27さん >>22さん 乙〜〜!
もうもうもう!!お二方ともとっても良かったナリ〜vv
萌え〜!
89あぼーん:あぼーん
あぼーん
9010:03/06/09 01:01 ID:EUZpXjzp
「うう、ふぁきあのバカぁ。だから嫌なのにぃ」
あひるは涙目で俺を睨んだ…自業自得って言葉を知らないらしいな俺は今
度教えるべき言葉を心のメモに書きとめると、まだうるうるしてるあひる
をベッドに押し倒した。
こいつは一つの事に集中すると周りを見ないからな、気が付いたらまたひ
と暴れだろうが……何時もは、この隙にあひるの弱い場所を愛撫するのだ
が今日は気まぐれにこいつの話を聞こうと思った。
「ううう。あたしいつか殺されるうぅぅぅ」
「おい…大丈夫だ。その為に水用意してあるだろ?」
「水って問題じゃないもん!」
「だから?」
…やはり、話が長くなりそうだな。俺は震えるあひるの上に体重をかけな
いように覆い被さると一つ小さなキスを送ってから、首筋に口付けた。
「…そうじゃなくて……ふぁきあに入れられてる最中にさ――その、戻っ
たら…あたし死んじゃうよ」
柔らかな産毛の感触を感じながら丹念に舐め上げてると、俺がこれから何
をしようとしているのかを理解しているのか、いないのか…?あひるは叫んだ。
「…何だ…そんな事か」
9110:03/06/09 01:02 ID:EUZpXjzp

片方の腕に体重をかけ、もう片方でわき腹から脇、二の腕にかけてゆっくり
と指先で愛撫を繰り返す俺の手をとってあひるは叫んだ。
「何だとはなによぉ!?」
「死なねぇよ、抜けるから」
何であんたがそんな事わかるのよっ!!と思いっきり顔に出したあひるを俺
はしげしげと見つめた。
「なんでそんな事言い切れるのよぉ」
やっぱり…少しは返答変えろよ。 じとぉぉっと見上げてくるあひるに対して、
俺は常々思っていたことを口に出す。
「お前が人間からアヒルに戻る時、一瞬じゃなくて大体2、3秒かかって体が小さくなってそれからアヒルに変化するんだ。だから、破裂する前に抜けるはずだ」
え?そうだっけ??
あひるは口は出さなかったが、思いっきりあさっての方を向いて考え込んだ。
それから、徐に俺のほうを向く。
「……」
瞳と瞳が会って…そう、今俺たちは同じ事を考えてる…そんな確信があった。

『よし!実験だ!!』

続くかな?

――すみません。私にエロの才能は無いって事に気付かされました。
92名無しさん@ピンキー:03/06/09 01:16 ID:xK9S9cp3
ば、爆笑しますたw最高です
93:名無しさん@ピンキー :03/06/09 01:22 ID:YN9VTdJJ
>22
乙かれ〜。待っていてよかった。萌えました。

>10
ほのぼのしててイイ!続きキボン。
9410:03/06/09 01:56 ID:EUZpXjzp
それから、俺は丹念にあひるを愛撫した。
それはもう丹念に。
何時もだったら、入れたい衝動に駆られるが、今日は違う。
前回、気が緩んで早々とイッてしまった俺に
「ふぁきあって…けっこう早いんだね」
と…正直な感想をくれたからだ。
あのな、早いんだよ!男の一回目はな、早いんだ!!馬鹿!!!
…と、あひるに言えるはずもなく…とりあえずその時は、ごめんなさいって
涙目になるまであひるを……まあ…その話はいい。
でだ、今日はとりあえず、万全の準備をして待っていたから、何時もより丹
念にあいつの身体を舐め上げた。
まだ膨らみ始めたばかりの胸や、その先にある興奮すると濃いピンクに染ま
る先端や、
産毛さえ生えてない幼い割目を唇で触れるか触れない距離に近づけると、あ
ひるは一瞬身体をよじらせる。
それを押さえつけて、一度キスをおくる。それから舌の先を使って何度も何
度もその割目を舐め上げた。
決して指で押し広げはしない。
何度亀のその行為に、あひるは泣いてる時のように一度ヒクっと声をだすと
…また口を押さえた。
おい…お前なぁ……。
何時もなら、そんな事するはずもなく…純粋か?無邪気か?それともただの
バカか?
俺が慌てて口を口付けか、手で塞ぐまで…か、可愛いい声を漏らすのに。
俺は一つため息を付くと、今はこいつの行動は無視して固く閉じた太ももを
舐め上げた。驚いたあひるが、一瞬力抜く。
その隙に間に手を入れ、足を広げてからその間に身体を置いた。
9510:03/06/09 02:09 ID:EUZpXjzp
何度亀のその行為 ⇒ 何度かめのその行為

嗚呼、済みません。
や、やっぱり浮いてますね…話。
96名無しさん@ピンキー:03/06/09 11:26 ID:brXfnFMO
全然イイよー
萌え!続き書いてくれ!
97名無しさん@ピンキー:03/06/10 17:50 ID:X8N6IP8d
うほ
98名無しさん@ピンキー:03/06/10 23:52 ID:mf4Q8cZv
カロンとレーツェルの大人の時間とかどうだろう
99ちびべあ:03/06/11 00:10 ID:9x8c9/2q
あの、2チャン初心者なのですが、質問よろしいでしょうか。
10さまのレス91を読み終えた後、私にドロッセルマイヤーさんが降りてきて、
お話しを授けて下さったのですが、人様のお話しの続きを勝手に書くのって、失礼ですよね?
レスも伸びているようなのですが・・。ちなみに、授かったお話しは、「実験終了後のふたり」です。
(たぶん、ネタが重なることはないかと思われます)
御意見を頂けましたら嬉しいです。
100名無しさん@ピンキー :03/06/11 00:23 ID:hoKw9RZO
>99
とりあえず10さんの降臨を待つといいかと。
ついでに初心者って書いてるから一応言っておくと
2chでコテハンは嫌われる傾向にあるから気をつけるといいよ。
この板ではSS書かれてる方はコテハン名乗ってたりもするから別にいいと思うけど。
知ってたら余計なお世話でスイマセン。
10110:03/06/11 00:40 ID:gduxGolD
 あひるの一番柔らかな場所を目にして、俺は反射的に目をそらした。
で…だ、――それから改めて顔を元に戻し、もう一度その敏感な部分に
顔を近づける。
興奮して濃くなった小さな突起をそっと唇でかんだ。
それから柔らかな振動を送ってから、俺はその部分以外の場所を下から上へ
と舐めあげた。
あひるは何だかんだ言って、素直だ。
だから最初はくすぐったいっと逃げてばかりいたが、ある日を境に…まあ、
上記のごめんなさい事件からは前よりは素直にこの行為を受けるようになった。
言葉とは裏腹に一番好きなのは、その小さな突起で…嫌だといいつつ俺の頭
を押さえつける。
その次はその周辺と、狭い入り口の周辺だった。
だから、一番好きな場所をワザと外してゆっくりと舐め続ける。
「あ…ふぁきあ…。ねぇ…」
おずおずとあひるの声がかすかに聞こえる。
ん?…やっと手を外したか?
そう思って顔を上げると、あひるは慌てて口を押さえた…。
た、たしかにな、これは実験だ。ああ、実験だ。
入れてから「ぐわっ」って鳴いてもらわないと、何の意味もない実験だ…だが
な…オイ。俺は今のあひるの行動は見なかった事にして、一つため息を付くと
先ほどの行為を続けた。
「もう……やだって…もう…」
最初の方は、ビクっと身体が時々反応するが、それでもまだ我慢は出来たらし
い。
段々と続けて行くうちに、塞いだ手の間から微かに声が漏れると同時に、身体
が微かに震えた。
そんなあひるの反応なんて無視して、俺の頭を押さえている手をとってその指
の間を舐めた。
102名無しさん@ピンキー:03/06/11 00:43 ID:focpVAnG
しかしこのスレは神が多いですね。
10310:03/06/11 00:44 ID:gduxGolD
>99
とりあえず、暇をみつけてチマチマ書いてますので
何時終わるか分かりませんが・・・いえ、私が悪いのですが。
とりあえず、この話の続編なら終わってからならどうぞ。
104名無しさん@ピンキー:03/06/11 00:52 ID:QkopAufZ
実を言うと、90の最後3行を削除したものの続きを
10氏に無断で(w 書こうとしているのだが、
そーゆーことしちゃだめなのかね?

>100 この板ではSS書かれてる方はコテハン名乗ってたりもする
誰のこと? レス番名乗るのはコテハンというより、話の流れ上必要だから
限定的に名乗っている、というスタンスが多いと思うが?
105104:03/06/11 00:56 ID:QkopAufZ


>>100 この板ではSS書かれてる方はコテハン名乗ってたりもする
> 誰のこと?

「このスレ」じゃなくて「この板」ね。
ゴメン、読み違えてた。
106あぼーん:あぼーん
あぼーん
107ちびべあ:03/06/11 01:38 ID:9x8c9/2q
100さん、初心者へ早速のレスどうもです。私は「コテハンってなに?」というレベルですので・・。
(ハンはハンドルネームのこととしてもコテでもう判らない・・)
10さま、承知しました。・・続き、というほどのモノでも有りませんのでどうぞお気に為さらずに。これからも楽しみにしています。
108名無しさん@ピンキー:03/06/11 01:39 ID:hoKw9RZO
>104
100だけど、レスする前にリロードして良かった。気づいてくれてサンクス。

ところで無断で書かれるのをどう思うかは、そのネタの持ち主によって違うかと。
ちなみに自分は27で全然構わない人間なんだけど、そうじゃない人もいるだろうし。
ネタから話を膨らませるのとSSからそうするのはまた別だし、
一応聞いといた方がスレの雰囲気を保つためにもいいかなと思う。
まあここは割と書いたモン勝ちな流れできてるけどね(w
109名無しさん@ピンキー:03/06/11 02:04 ID:hoKw9RZO
>107
えーっと…2chで分からない単語は
www.media-k.co.jp/jiten/
を見れ。
110104:03/06/11 02:49 ID:QkopAufZ
最近ハァハァスレがさみしいな。このスレでばかり萌えてないで、ハァハァスレで軽めの
ネタも楽しもうよ、と思う今日この頃。

> 無断で書かれるのをどう思うかは、そのネタの持ち主によって違うかと。

まあそうなんでしょうねぇ。
「俺様の珠玉の一品を汚しやがって!殺す!」ってな人はいないんじゃないかとは
思ってるけど、ひとさまのやっぱり書きかけのSSに手を出すのは気が重い。
重いんだけど、(私==22 のような) 「書くなら一気」派じゃない人は、そもそも
割り込まれることを覚悟の上で間を空けてるんじゃないかなぁとも思うんだよな。
だからこそ 104 を書いたわけだが(w

>107
コテハンは固定ハンドルの略。
スレが荒れる原因になりやすい。なぜ荒れる原因になりやすいのかは…
まあ、2ch に慣れればそのうちわかるでしょう、ということで。
少なくとも荒れる原因になりやすい理由を理解するまでは使わない方が得策。
111あぼーん:あぼーん
あぼーん
112100:03/06/11 22:50 ID:x7cZhPvn
>110
全くの他の作品が割り込むのと元を引用した作品は違うかな。
気持ちは分かるが10氏のSSは現在も進行中で続きを書くのを投げ出してない以上
105に書いた通り、前もって聞いたほうが妥当だと個人的には思う。
>103を見ると書くのは問題ないだろうけどタイミングは分からんし。
104で書こうとしてるって書いた時点で、すでに完全に無断では無いが。

事後承諾もいいが、10氏の返答を少し待ってもいいと思うよ(´ー`)y-~~
113ちびべあ:03/06/11 23:24 ID:ZVm6ARnh
みなさん、いろいろ御教示頂いて有難うございます。
じつは、前にも一度、卵の章の放映中にもドロッセルマイヤーさんが降りてこられまして、
(雛の章が始まってすぐ、どこかに行ってしまわれましたけど)もう一度降りてきて下さるよう、
頑張ってみます。御忠告のお礼は、今後の書き込みでさせて頂くことができればと。





114エロッセルマイヤー:03/06/12 00:08 ID:LS27YNmD
エロッセルマイヤーじゃだめですか
ぐへぇーへっへっへっへ
115100:03/06/12 00:55 ID:Doa3DKN8
スマソ。
>105に書いた通り
じゃなくて108だ。
116偽エロッセルマイヤー:03/06/12 18:39 ID:0H7l9lKZ
お○○○の好きな子どもは
寄っといで〜。とか?
117名無しさん@ピンキー:03/06/12 21:21 ID:MrC77/8k
w
118むしろ:03/06/12 23:08 ID:G8wUspEw
お●●●の好きな大きな♂は寄っといで〜
119名無しさん@ピンキー:03/06/12 23:13 ID:G8wUspEw
ん〜、微妙に廃れてるな。ネタふりするか。
というわけでお前らアンケートです!

あひるにペッティングするときは?
1. 膝の上に座らせて後ろから
2. ベッドに寝かせて前から
3. とりあえず奉仕させてから考える
4. しない
120名無しさん@ピンキー:03/06/12 23:30 ID:qf2o3jFW
5 オナニーさせてじっくり眺める
121名無しさん@ピンキー:03/06/13 00:26 ID:dHDEG+AL
6 とりあえずなんでチュチュに変身するとき乳首が立ってるか問いただす
122名無しさん@ピンキー:03/06/13 00:51 ID:Toc5Qv59
う〜ん。
1番かな〜?
っつっても女なんだがな・・・。
まあ、自分がふぁきあならもっと色々やって・・うっ!げほげほ!!
123名無しさん@ピンキー:03/06/13 07:50 ID:+AquSkLv
>121
言葉責めされて濡れちゃうあひるを想像すると…うっ!げふんげふん
124名無しさん@ピンキー:03/06/13 22:39 ID:+AquSkLv
む、みな反応が鈍いなぁ。活を入れるか。
7. あひるにリクエストさせる

後ろから軽く乳房を揉み〜あえて乳首には手をつけない〜つつ、うなじへのキス攻撃の合間に、
耳もとにそっと囁くふぁきあ。
「あひる、どうしてほしいのか言ってごらん。」
初夜に徹底的に痛めつけられたあひるの体が全快し、互いの心の傷も概ね癒えて以来毎夜のように
行為を繰り返したせいか、あひるの躰は段々慣れてきた。全身を愛撫されることへの嫌悪感や
くすぐったさが完全に無くなったわけではないが、ともかくも快楽の芽を見出せるようになっていた。
「躰を合わせる」ことそのものについては…まだよくわからない。正直なところ出たり入ったり
されても気持ち良いんだかなんだか。少なくとも痛くないように気を遣ってくれるようになったし、
私もどうすれば楽に受け入れられるかわかってきたけど…いつもよくわからないままふぁきあの方が
果ててしまう。けど、ふぁきあは気持ち良さそうだし、私も妙な満足感があるからまあ良いや。
下手なこと言うとふぁきあがまたしょげちゃうし。

でも…どこをどうして欲しいなんてわかんないよ。
瞬間的にあひるの脳裏に、ふぁきあがいつもしてくれる愛撫の数々が浮かぶ。改めて思い起こせば、
恥ずかしいことだらけ。ただでも上気して桃色に染まっていたあひるの顔が、全身が、途端に
真っ赤になる。
「どうした、言葉にしてくれないとわからないぞ。」
嘘つき! いつもやってるようにやれば良いでしょ!
その「いつも」のメニューにクンニが入っていることを思い出して、パニクるあひる。
あひるはクンニされるのが嫌いなのだ。そりゃふぁきあがしてくれる愛撫の中では一番気持ち良い、
ような気もするけど、でも…あああああんなところを嘗めるなんて! とか何とか考えると、そんな
ことを考えてしまったこと自体の恥ずかしさで頭がパンクしそうになる。
「俺はお前で気持ち良くなりたいし、お前にも俺で気持ち良くなってほしい。
 さあ言ってごらん。ここには俺達しかいないんだから恥ずかしがることはない。」
「…バカ。」
あんたに言うのが一番恥ずかしいのよ! だが、まともな反論なんてできやしない。
あひるの背後でふぁきあがいじわるそうな笑みを浮かべる。
125続き(おしまい):03/06/13 22:41 ID:+AquSkLv
「ほお、そういうことを言うか。」
ふぁきあはいかにも楽しそうにそう言うと両の乳首を指先で軽く弾き飛ばした。既に立っていた乳首が
一瞬ぷるんとゆれる。軽度とはいえ急激な刺激に、あひるはあっ、と鋭く声を上げて全身を震わせる。
あひるは体を捻り、ふぁきあ目をきっと睨みつけた…いや、睨めつけようとした。
「優しくしてっ!」
そう言うあひるの表情は、怒り心頭というよりも哀願する人のそれだった。
予想通りの反応に、ふぁきあの頬が緩む。かわいいやつだ。

手加減のしかたを体得するまでのふぁきあは、あひるがこういう反応を示すと瞬間的に萎縮して
しまっていた。またやっちゃったのか、と顔が青くなってあひるに散々慰められたものである。
ありがとう、あひる。しかし、今ではあひるの反応から色々なことを読み取れるようになっている。
ついでに、あひるの反応を先読みできるようになってきている。
「なあるほど、ここを優しく優しく愛撫してほしいんだな?」
乳輪を人差指でトントンとつつきながら問いかける。あひるは一瞬はっとしたような顔を浮かべたかと
思うと、体を再び前に向ける。腕を突っ張り両の拳を固く握りしめて膝の上に置き、恥ずかしそうに
うつむく姿のかわいらしさといったらない。ついついいつまでも眺めていたくなるが、ここは攻める
ところだ。あひるの両肩に手を置き、耳許にそっと、しかし畳み掛けるように囁く。
「おや、愛撫してほしくないのかい? 触られるのが嫌なのかい?」
肩に置いた手を、そっと動かす。腕をさすり、背中を、脇腹をさする。
あひるがピクリと身を震わせる。そして、わずかに首を横に振る。
「ほう、嫌ではないってわけか。それで? どうしてほしいんだ? あひる。」
再び体を後ろに捻るあひる。しかし、今度は目を合わせようとしない。しかも目には大粒の涙が
浮かんでいる。そして、ためらいがちに、震える声で一言
「ばかぁ」
と言うと、また前を向いてうつむく。

やれやれ、どうやら今日はこんなところで限界かな。次こそは恥ずかしいことを言わせてやろうじゃ
ないか…そう思いながらふぁきあはあひるを後ろからそっと抱きしめ、首筋や涙に濡れた頬を
キス攻めにした。そしておもむろに胸への愛撫を再開するのだった。
126名無しさん@ピンキー:03/06/13 22:43 ID:+AquSkLv
ぐあ、一行が長過ぎた。三つに分ければ良かった…
読み難くしてしまって済まぬ。
127名無しさん@ピンキー:03/06/13 23:08 ID:dHDEG+AL
新作キターーー!!あひる(´Д`)ハァハァ ハァハァ

128名無しさん@ピンキー:03/06/14 02:18 ID:2Xx4gihN
>>124-125
ちょ、ちょっと!
ふぁきあの口調がエロすぎじゃないですか!

ハァハァハァハァハァハァ
129名無しさん@ピンキー:03/06/14 08:03 ID:pL9Giwox
「おや、愛撫してほしくないのかい? 触られるのが嫌なのかい?」
泥爺そうぞうしちゃった(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
130124=74:03/06/14 08:17 ID:XHAld7Vk
>129
何て恐ろしい事を言うのですか! 饂飩が鼻から出ちゃったぢゃないか!
罰です。あなたには罰が必要です。
というわけで私を喜ばせるべく新たなSSを書きなさい!
ほとんど誰も書いていないるうモノ推奨!







ちゅ〜か、74と124の間に私以外のSSは10氏の未完のそれしかなくて寂しい。
131実は9も私:03/06/14 08:23 ID:XHAld7Vk
自己レス
> ほとんど誰も書いていないるうモノ推奨!

よくよく見てみたら、実質>9しかなかった…
虚しい…
132名無しさん@ピンキー:03/06/14 21:52 ID:l/QHj9kV
「ぐわ!」
あひるの体は赤い光に包まれみるみるうちに鳥のアヒルに変化した。
「またかあひる、これで何度目だと思ってるんだ!」
さすがに5回目だとさすがのふぁきあもいらつきます。
「ぐわわ!ぐわ!(だって急にそんあところさわられたらびっくりするよ〜、ってふぁきあ何を)
「もう、アヒルのままでもいい!」
 ・・・・・・ズポ・・・・
「ぐわぁ!ぐわぐわ!!(痛っ、痛いよふぁきあ!そんなとこに指つっこまないでぇ!)」
ぎゅちゅきゅちゅ・・・・
「ぐぅわ!ぐわぁ!(あああああ、やめてふぁきあ〜そんなにかきまわさないでぇ!)」
そしてふぁきあは己の猛り狂うったものを取り出した。
「ぐわ!?ぐわわわ!!!(まさか、まさかまさかまさか・・・・・・・)
ふぁきあの手はあひるの脚をつかんで動かないように固定し
ねらいを定めるように穴に自分のものを近づけていく・・・・
「ぐわわっ!!ぐわっわわあわ!!!(やっぱり、だめ・・だめだめそんなことしたら
私さけちゃうよぉ、お願い!やめてふぁきあ!)
「いくぞあひる!」
ふぁきあのものは勢い良く、まさに白鳥の剣のごとくアヒルに突き刺さった。
ズブズブ・・・
「ぎゅわぁわぁわわ(あぁぁふぁきああ!やめて!抜いてよ、裂けちゃうよぉ!!)
「あひる!あひる!」
ふぁきあの激しいピストン運動によってアヒルの穴からふぁきあのものが勢い良く出たり入ったりしていく
アヒルは絶えがたい激痛に耐えているが穴のあまりの締め付けにふぁきあのものにも限界が訪れた。
ふぁきあ(まずい、中で出したらアヒルがはれつしてしまう!)
急いでものを抜いたがそれと同時に発射されたふぁきあの大量の精液がアヒルに降りかかった。
一瞬にしてアヒルは精液まみれと化した。
アヒルの体を洗ってやりながらふぁきあはやさしく言った。
「あひる、また明日もしような・・・・」
あひるは首を全力で横に振った。
133名無しさん@ピンキー:03/06/14 22:07 ID:l/QHj9kV
難しいな
134名無しさん@ピンキー:03/06/14 22:35 ID:wg5wFt9g
ひええ〜絶対裂けるよ〜抜くとき脱腸しちゃうよ〜グロは嫌だよ〜

待てよ?結局無事だったってことは…

A ふぁきあのは鳥サイズ
B アヒルは既に成鳥

のどちらかに違いない!
135名無しさん@ピンキー:03/06/15 01:02 ID:2NmQLmJV
A ふぁきあのは鳥サイズ
に決まってる・・・
136名無しさん@ピンキー:03/06/15 01:49 ID:3klaDkp2
Bアヒルは既に成鳥

でも漏れはあひるは人間にその後なりますたって考えだからな・・
137名無しさん@ピンキー :03/06/15 02:02 ID:GeecOUL7
じゃあ
C アヒルの穴の中は異次元に繋がってる。もしくは伸縮自在。
13810:03/06/15 03:01 ID:asBkug09
 遅くなりました。すみませんでした。
とりあえず今日中に終わらせたいと思います。

104様
あひるが事の最中に「ぐわっ」とないたらどうなるか?は
チュチュのエロ作品上、永遠のテーマかとおもわれます。
私の駄文の続きを使用なさって、周りの方から何か言われるよりは
そんなにストーリー的には進んでおりませんので、
104さま自身がお書きになったほうが、よろしいかと思います。
好きになった作品のネタなど、如何してもかぶりがですから。
その方が、私も、104様も、皆様も…もっと楽しめと思いますので。
13910:03/06/15 03:03 ID:asBkug09
「そろそろ観念したか?」
俺はあひるの片方の指を軽くかみながら問い掛けた。
もちろんもう片方の手は口元だからだ…なぁ…だからといって
歯立ててまで我慢する事ないだろ?
思いっきり左右に頭を振る動作をみる事もなく、俺は再び自分のしたい
ようにする。
まず、無駄な抵抗をするが俺の身体に挟まれて閉じる事の出来ない足を
…勿論両足だ…を左右に広げた。
それから、一番中心の奥の入り口をそっと舐め上げる。
本当はその周りのピンク色に染まるヒダを指で広げたいところだが、足
を離した瞬間に俺に蹴りが入るのはすでに見切っている。
だから、舌先でそっと掻き分けて奥にたどり着いた。
あひるのそこは俺の努力のかいあって、充分に潤っていた。
俺…ぬるぬるしたの嫌いだったはずなのにな?
何で…こんな事してんだろ?
そりゃ、こういう行為について気にならなかったと言えば、嘘だ。それ
でも…今、コイツと…そう「あひる」とだ…こんな関係になるなんて最
初見た時は思いもしなかった。
そうだな…あの頃から唯一変わらないのは、とりあえずコイツはドジで
バカって事だな…だから目が離せないんだよな…ったく。
手間のかかるヤツ。
俺は…と、とにかく、自分の衝動をだ…全身全霊込めて押さえると中心
から舌をヒダに這わせ、その上部にある小さな尖りまで舐め上げた。
…いい加減…折れろ…っ。お前から折れろ!
「あ…ん、ふぁきあ…あたしやっぱり…まだ死にたくない…かも…あっ
…ふっんくっ!」
なるほど…で次にだ、俺はそろそろ躰から力が抜け始めたあひるから
片方の手をはずした。
その直後にとんで来た弱々しい蹴りを軽くかわし、外した手の指を
そっと中心の奥に滑り込ませた。
14010:03/06/15 03:51 ID:asBkug09
とたん、たった指一本だが…俺の指を締め付けてくる。
いい加減…慣れろよな…は無理か…。
何時ものため息を付くと、緊張が走るあひるをどうにかするために、
そろそろと前後に指を動かすと同時に、小さな尖りを続けて舐めた。
最初はさらに締め付けるが、段々と気持ちよくなると素直なあひるは、
ほっ…と息を付くと指の動きをさらに受け止めるために、躰から力を
抜き始める。
「やっ…」
と小さい声が耳に入る頃には、俺の指は二本に増え小さな水音がやけ
に耳に響いた。
微かな指の動きにも反応するあひるの躰と声に俺満足すると、あひる
の顔を確認するために顔をあげた。
とたん、瞳と瞳があう。
耳まで、首筋まで赤くなったあひるのその瞳は、多分俺と同じ様に熱
を帯びていた。
それから瞳をそらして、きゅっと顔をしかめると同時に俺の髪を弱々
しく引っ張った。
――頼むから、最初から素直にしてくれ。
俺はもう一度あひるの足を広げると、さらに上部に躰を移動させた。
「……ふぁきあの意地悪…」
「お前が気まぐれ過ぎるんだよ…バカ…」
顔と顔を、触れるか触れないかの位置まで近づけて、誰も聞いてはい
ないのにお互い小声で囁きあう。
それから一度深い口付けを交わすと、俺はあひると一つになった。
14110:03/06/15 03:54 ID:asBkug09
――っ。
瞬間、頭の中が真っ白になる。
俺は自分の唇をかみ締めると、その衝動に耐えた。
おそらくは一瞬。けれど長く感じるその瞬間が今日ほど辛い事はなかった。
そう…これも全て実験の為だっ!!
「…はっ…ふう…」
自然にため息が漏れ、余裕が生まれた俺はあひるに促がそうとしたが
…その前にあひるが口を開いた。
「う〜死ぬぅ〜。殺されるぅ〜」
…止めろ…萎えるだろ……。
――俺は、その言葉に何も返さずに、黙って先ほど何度も繰り返し愛撫した
小さな尖りを軽くつまんだ。
「くっ!ぐわっ!!」
とたん、先ほどと同じく赤い光が俺の部屋一面に広がると…よく見えなかっ
たから分からなかったが…感覚だけでいうと、事の最中に勢い余って抜けた
時のように、あひるは俺から外れた。
「ぐわっ…?」
俺の体の下、あひるが先ほど居た所に…アヒルが一羽、俺が丹念に愛撫した
証で…液体まみれで転がっていた。
「くわぁぁー!」
とアヒルが俺を睨みつけながら鳴く。多分コイツのいいたい事はこうだ。
『何すんのよ!』
何って…おい。
まあいい、とりあえず自分の疑問の一つ目が解決した俺はアヒルに手を伸ばした。
すると、何故か思いっきり引きつった目をしたアヒルが後ろにジリジリとあとずさる。
それから
「くわぁぁぁ!」
とひと鳴きすると逃げ出した!
あ、お前なぁ、何考えてんだ!?
んな事するわけねぇだろっ!――ってか、入るか馬鹿!
俺は側の水入れを引っつかむと、アヒルの後を追いかけた。
「まてっ!俺はまだイッてねぇぞ!!」
14210:03/06/15 04:06 ID:asBkug09
 ちゃねらーの皆様始めまして、僕はあおとあだ。
何故…僕がここに居るのか?皆様も首を傾げているかと思われるが
僕もだ…。
とりあえず、ふぁきあが一身上の都合でこれ以上皆様に伝える事が
出来ないと僕にレポートを押し付けた。
えー…何々?
「雛鳥の変身における生命の神秘」
…何だ?これは…。
とりあえずざっと目を通したしたが、伝えるべき事が何もない。
これがドロッセルマイヤーの直系の子孫が書くモノか!?
まったく、嘆かわしいな。
レポートは10枚に渡っているが、短くすると以下のようになる。

実験結果
・体液でも変身可能のものと不可能なものがある

 可能 
汗、唾液、涙

 不可能
上記他

――…ふぁきあはよく、あの少女を罵倒するが
本当の馬鹿はあいつだな!


―――終了
14310:03/06/15 04:13 ID:asBkug09
長い間かかってすみませんでした。
まあ、一部…時間の流れ的におかしいところがあるのですが
訂正できませんので…すみません。
笑って受け流してください。
本当にありがとうございました。
144名無しさん@ピンキー :03/06/15 05:41 ID:XcgWJkks
乙です!
10さんの文章は可愛らしくてイイなぁ。
次回作もコソーリ待ってます。

>>本当の馬鹿はあいつだな!
いや、まったく(W
145名無しさん@ピンキー:03/06/15 07:14 ID:X9/rwTHr
10さんお疲れ様です。10さんのふぁき×あひめっさいいですなあ
14622=104:03/06/15 13:09 ID:BF0bo7Oe
イった後に縮まっても縮まなくても、(アヒルが十分に成長していないのであれば)
変身後に抜けなければ危険という点では変わらないのだから、とりあえず中に
出してから実験すれば良いということに気付かないふぁきあ君はおバカさんですね。
もちろんあおとあはそーゆーことを指摘しているわけではないのだろうが (笑)
というかあおとあはそーゆーことを指摘できるほど(ry(w

>10氏
> あひるが事の最中に「ぐわっ」とないたらどうなるか?は
> チュチュのエロ作品上、永遠のテーマかとおもわれます。
そうかなぁ? 家鴨声で家鴨に戻るのはあくまでドロ爺の恣意的な設定に過ぎないので、
ふぁきあがアヒルを人間に戻したときにその設定を継承したかどうかはSS作者に
委ねられる、と考えられるわけで。
私自身は「継承していない」派。なので104で予告したSSは、私としては
どうやっても「完全オリジナル」たりえない代物なんですよ。

個人的には、ふぁきあがどういう設定でアヒルを人間化させるのか、という
設定について色々議論してみたいけど、それはここじゃなくてハァハァスレ向けかな。

>132 もしかして129氏?
ふぁきあ、鬼畜だねえ。そのうちふられるぞ。

>134
Aだった場合、人間あひるを満足させる日は永遠に来なかったりして(w
14710:03/06/15 13:57 ID:2AQ0OG3k
>104様
設定を細部まで書き込んでない私が悪いのですね。
ぐわっと言ったら、鳥に変化する設定なので…
えっと…エンディング前の…話のつもり…ですが?
け、継承???
148「様」は止めて:03/06/15 15:24 ID:BF0bo7Oe
む、卵冒頭からエンディングまでのせいぜい2ヵ月にそこまでエロエロライフを
楽しんでいただなんて想像したこともなかっただよ (^^;

もっとも、私が借りようと思っているのはあひるがいざ行為を始めてから
「死んじゃうよ〜」と涙ながらに抗議する、というシチェーションだけ
なんですけどねぇ。

>継承
エンディング前の話だとすれば継承もへちまもないですわな。
149132:03/06/15 19:44 ID:X9/rwTHr
ふぁきあが鳥プレイにめざめた?話に使用と思ってかいたが読み返すたびに
パくり作品に見えてくるよ
また書かしてもらうかもしれないっす
150名無しさん@ピンキー:03/06/15 23:05 ID:3klaDkp2
鳥プレイは鬼畜すぎるから・・ほのぼのふぁきあひきぼんぬ
151名無しさん@ピンキー:03/06/16 00:18 ID:JJjRlZcc
てゆ〜か、ほのぼのみゅうとるうと鬼畜黒みゅうとクレール希望。

黒みゅうとは相手が自分のパートナーでも容赦無く調教しる。
152名無しさん@ピンキー :03/06/16 00:34 ID:J0+2WrMU
>132
乙かれ〜。プレイ内容はギリギリだけど(w
アヒルが無事だったから自分としては許容範囲だった。
また何か書くのを待ってるよ。
153名無しさん@ピンキー:03/06/16 03:19 ID:t4k5UHNR
エロいネタはあるのに文才が無い・・・だめぽ。
154名無しさん@ピンキー:03/06/16 18:33 ID:L0hnHJYZ
たわけっ!
文才は鍛えるもの磨くもの!
カきもしないであきらめたらあひるに笑われるよ!
グダグダ言う前にカいてカいてカいて(ウッ
155名無しさん@ピンキー:03/06/16 20:19 ID:jhPBSh1H
156名無しさん@ピンキー:03/06/17 22:56 ID:uSDmpWom
スクール水着ハァハァ・・・・
157名無しさん@ピンキー:03/06/18 21:20 ID:gyaYgK2I
それにしても寂しくなったな
158名無しさん@ピンキー:03/06/18 21:32 ID:ZemRtlj3
本業が忙しくてエロSS書いてる余裕が無い…
自分のSS比率が上がり過ぎるのもアレだし。
159名無しさん@ピンキー:03/06/18 22:47 ID:Tl68XM8X
そこはそれ、SSじゃないけどまあちょっと聞いてくれよ。
この頃思うんだよね。あひると毎日一緒にお風呂に入りたいなぁって。

それで頭の天辺から爪先まで念入りかつ丁寧に丁寧にやるんだ。
あひるの柔肌をゴシゴシこすっちゃいけない。かと言ってさわさわと撫でるだけじゃ
意味がない。必要に応じて適切に力を加減してやらなきゃいけない。
汚れの溜りやすい関節部のケアは格別の注意が必要だ。指の間も見過ごせない。
もちろんあのやたら長い髪の毛も洗ってやる。あひるは放っておくとキューティクル
なんて気にしなさそうだから、ちゃんと手入れしてやらないといけない。
念入りに洗ってやるからといってグズグズもしていられない。くすぐったがったり
羞恥心でイヤイヤをしたりするあひるをなだめて円滑に洗ってやらないと風邪を
引かせてしまう。
そう、全身の汚れを落してやるのは真剣勝負。集中力が必要だ。

湯上りのケアも重要だね。あひるはまだまだベビーパウダーが似合うような気も
するが、あんまりお子様扱いすると怒る上に、もう一緒に風呂に入らないとか
ダダこね出すので気を付けなきゃいけない。
忘れちゃいけないのがマッサージ。全身を揉みほぐしてリラックスさせてやる。
あひるは恥ずかしがってリラックスどころか緊張しがちなので、あの手この手で
ごまかさなきゃいけないのが骨だ。

その後さらにもう一度風呂に入れてやることがあるのは秘密だ。
160名無しさん@ピンキー:03/06/18 23:42 ID:gyaYgK2I
>>159
ワロタ
自分はこのスレ立てたくせに1つしかかいてないからなぁ。
161名無しさん@ピンキー:03/06/19 00:01 ID:Z55HcjrZ
結構前にエロパロ板にスレが欲しいって話がハァハァスレであがったときは
結局誰もスレ立てなかったからなぁ。立ててくれただけでも多謝 >160

158にも書いたが私は当面SS書かないというか書けないだす。
予告済みのやつもいくつかあるけど、しばらく待ってくだされ。
でも159に書いたような小ネタは適当に放出するつもりなので
どなたか適当にパクってSS書いてくれると嬉しいかも。
162名無しさん@ピンキー:03/06/19 00:11 ID:ExnrLwvS
「じゃぁ、いってくる」
「いってらっしゃい、ふぁきあ」
ふぁきあは今日用事で帰るのが遅くなるらしい、なんの用事かはわからないけど。
「よーし!今日は久しぶりに部屋を掃除するぞ〜!」
まずは寝室からだ、やはり二人が寝るところは清潔であってほしいからね。
あひるが敷布団をベットから取ると、数冊の本が出てきた。
「なんだろうこれ・・・・・・・」
あひるは本を手に取り、ページを開いてみた。

さて、最初のページに移ってたのは?
1、ふぁきあがかいたあひると自分との官能小説
2、初心者のための女のこの喜ばせ方(入門編)
3、実はあひるとであったころからずっと書いていた日記
163名無しさん@ピンキー:03/06/19 03:02 ID:KzlImP+p
>3、実はあひるとであったころからずっと書いていた日記

ハートマーク(ナニの回数)付きで、お願いします(藁
164名無しさん@ピンキー:03/06/19 03:58 ID:ZfOTNNON
>>163
ワロタw
どれもありえそうなのが余計嫌だ

あと
4、世界の家鴨図鑑
165名無しさん@ピンキー:03/06/19 08:08 ID:hN7rjnfb
5家計簿

もちろん真っ赤。ふぁきあ帰宅後が見ものです。
166名無しさん@ピンキー:03/06/19 15:13 ID:tbp/J217
6でナニしたあとのあひるの寝顔の写真
167あぼーん:あぼーん
あぼーん
168162:03/06/19 20:30 ID:ExnrLwvS
では日記のほうで

開いたページには日記とかいてあった。
「へ〜、ふぁきあ日記なんてつけてたんだ、あ、しかもNO7?七冊目?
いったいいつから付けてるんだろう・・・」
日記の最初の日付は自分がプリンセスチュチュに変身するようになる少し前だった。
ページをめくっていると、自分がチュチュになってみゅうとに心を取り戻しているときの
ことや、自分がふぁきあに何もかも晒してしまったこと、二人で協力したこと。
などが書いてあった。あひるは懐かしく感じながらページをめくった。
するとあることに気づいた。
「なんだろう、このハートマーク・・・・・。」
途中から日記に書いてあるハートマーク、どうやら自分がふぁきあといっしょに暮らし始めた
ころから書いてあるようだ。
「なんだろう・・・・・・、しかも日によって数も違うなぁ。キス・・・?うーーん」
ページをめくりながら考えるあひる、そして昨日の日記にはハートマークがついていなかった。
「あ、昨日のにはついてないんだ・・・じゃぁ、昨日はやってないことでいつもやってること?
キスは毎日するから〜、そういえば昨日は眠くて早く寝ちゃって・・・てまさか!?」
あひるの昨日の記憶がよみがえってきた。
自分が昨日ふぁきあを待ってたのに眠くてふぁきあが起こされても起きなくて寝てしまったこと。
「じゃ、じゃあこのハートマークは、え・・えええええ・・・・えっちの回数!?」

続けていい?
169あぼーん:あぼーん
あぼーん
170名無しさん@ピンキー:03/06/19 21:26 ID:+vkWDxip
>162
わーい。希望が通った!
続きキボンヌ
171名無しさん@ピンキー:03/06/19 23:32 ID:yF0KFzUM
諸君は続きを望むか?
萌え萌えの続きを望むか?
続き!
続き!
よろしいならば続きだ!
172162:03/06/19 23:35 ID:ExnrLwvS
「ふああ〜〜」
大きく深呼吸して自分をおちつかせながらあひるは日記に書いてあるハートマークを
見つめた。
「ふぁきあ、昨日がっかりしたのかな・・・・・、いつもだったらあたしがベットで
ふぁきあを待ってて、ふぁきあとキスして、キスしてから・・・・」
そのあとのことを考えるあひる、そしてお得意の妄想にふけるあひる、無意識のうちに手は
パンツのなかえと侵入し、下腹部なでていく。
「ああ、だ、だめだよ・・・・こんなこと考えてたら変な気持ちになっちゃう」
昨日えっちをしてないことも手伝ってすでにあひるの秘部は濡れていた、その濡れた秘部
を指でやさしくやさしく、突起物を刺激した。
「くふぅ・・・んぁ・・・・あぁ」
そして空いているほうの手で自分の胸をもみほぐした。秘部を刺激する指の動きは速くなっていく
「あん・・・あぁ・・ふぁきあ・・ふぁきあ・・」
オナニーが終わってもあひるはしばらくそのままでいた。
「ふぁきあ、今どうしてるのかな・・・・」
ふと時計を見ると、すでに6時を回っていた。外はほとんど暗くなってしまっていた。
どうやら寝てしまっていたらしい。
「ぐわぁ!」
あひるの体が赤い光に包まれ、みるみるうちに鳥のアヒルになってしまった。
「ぐわぁ〜!早く掃除しなきゃって、その前に女の子の姿にもどらなきゃ!」
慌てて水をさがすアヒル、その時、ドアを開ける音がした。
173162:03/06/20 00:08 ID:YPQGh1rB
「ぐわぁ!ふぁきあが帰ってきたの!?早く女の子に戻って部屋片付けないと!」
慌てるアヒルをよそに、真っ暗な寝室にふぁきあが入ってきた。
「まったく、明かりもつけないで、寝てるのか?。」
明かりをつけると、ふぁきあの目にあるものが飛び込んできた。
それは昼間にあひるが見つけベットにおいておいた日記、そしてその横にそこで
あひるがアヒルに戻ったといわんばかりに積み重なっているあひるの服、
さらに横でふぁきあを見て硬直しているアヒル。
「おい・・・まさか・・・見たのか?」
ふぁきあの顔がみるみるうちに赤く染まっていった。
あひるは机の上に花瓶を見つけるといそいで女の子に戻った。
「ちちち違うのふぁきあ、あたし部屋の掃除しようと思って布団めくったらこの本が出てきて
もももちろん見てないよ、ハートマークのことなんてしらないし・・・あ」
「日記をみたんだな?」
「はい・・・みました」
174162:03/06/20 01:06 ID:YPQGh1rB
又夜書きます
175あぼーん:あぼーん
あぼーん
176名無しさん@ピンキー:03/06/20 07:30 ID:r6COFehY
あひるはどうなってしまうのか!(;´Д`)ハァハァ
177あぼーん:あぼーん
あぼーん
178名無しさん@ピンキー:03/06/20 13:05 ID:pmhAaV8N
あひるいぃのう
179名無しさん@ピンキー:03/06/20 14:46 ID:38lftPcO
あひるの自慰…
じっくり読みたいな。
180あぼーん:あぼーん
あぼーん
181名無しさん@ピンキー:03/06/20 23:31 ID:YHjTXqgs
>180
ところでふぁきあはあひるのトイレを覗いたりするんだろうか?
私はそっち系趣味じゃないのでようわからんが。
182名無しさん@ピンキー:03/06/21 15:26 ID:uu+PhKht
10さんのサイト見つけてしまった
すごいいいなぁ
183あぼーん:あぼーん
あぼーん
184名無しさん@ピンキー:03/06/21 20:56 ID:eBqKb4l6
私は10さんのサイトで通販しますた。
良かったよ〜v
185名無しさん@ピンキー:03/06/21 21:10 ID:Z9i/grZ+
>182、184
あのさ、ここで晒したいのか?
好きならそういう感想は直接その人に伝えてあげなよ
ここって天然さんが多いのか、それとも初心者が多いのか・・・



186184:03/06/21 21:27 ID:eBqKb4l6
ごめんなさい!
悪気があった訳では無いですが
確かに10さんにとっては嫌な事ですよね。

>>185さんに言われるまで、浮かれて
人の気持ちを思いやれなかったので吊ってきます。
187名無しさん@ピンキー:03/06/21 22:08 ID:Z9i/grZ+
>184
いやそういうことじゃなくて、2ちゃんでサイトを特定できるような
発言はまずいってことです。
好きなサイトのことはここではあまり触れないのが吉。
ここはゆるいからいいけど、アンチがいるスレだったりしたら、
迷惑がかかる恐れもあるよ。
それじゃなくてもチュチュ同人は多くないし、特定しやすい。
誰だかわかってても、スルーする。
ある意味2ちゃんの暗黙の了解っていうか、ねえ。
188:名無しさん@ピンキー :03/06/21 23:27 ID:y04kE+Ba
あーあ、言っちゃった人が遂に出たか。
自分も知ってたけどスルーしてたのに、なんだかなあ。
いや、実際に迷惑こうむるかもしれないのは10さんなんで、
何も言えないけど。
189名無しさん@ピンキー:03/06/21 23:45 ID:uu+PhKht
ごめんなさい、とっとと海鮮きって吊ってきます(´・ω・`)
190名無しさん@ピンキー:03/06/21 23:46 ID:uu+PhKht
(´;ω;`)しかもあげてしまった
191名無しさん@ピンキー:03/06/21 23:59 ID:hOwFBLwN
10氏が匿名でカキコしている以上、>182,184のみならず
>188のような「知っている」という表明自体が嫌がらせになりかねないので、
とりあえずこれ以上騒ぎ立てるのは止めましょう。
192名無しさん@ピンキー :03/06/22 00:49 ID:nw+J3XC7
>191
そうですね。188なんだけど、考え無しでした。
自分も逝きます。
193名無しさん@ピンキー:03/06/22 01:33 ID:yxa/mn4p
>>173 続き

「おい、あひる!」
「だだだって日記だって知らなかったし、それに・・・」
「あひる!」
「それにあたしハートマークの意味だってわからないし」
「服を着ろ!」
我に返るあひる、そして顔を真っ赤にして服を差し出すふぁきあ。あひるは慌てて
服を受け取ったものの、パンツがない。
「ほら、お前の後ろに落ちてるぞ」ふぁきあの指差した方向には確かに白いあひる柄
のパンツがおちていた。あひるはパンツを拾おうと前かがみになったが、それがいけなかった。
真後ろにいたふぁきあにはあひるの穴が丸見えだった。そして昨日えっちをしてない、
ふぁきあが欲情するには十分であった、ふぁきあが次にとる行動はひとつしかなかった。
パンツを拾いあげ振り向いたあひるの唇に自分の唇を重ねた。
「ん!?んん」
突然の事にあひるは驚いてふぁきあを引き離そうとするがふぁきあの手はあひるの体を
しっかりと固定していた。



194名無しさん@ピンキー:03/06/22 01:42 ID:yxa/mn4p
なかなか暇がないのでちょっとずつ書いていくことにします。
また選択肢を選んでもらうことがあるかもしれませんが
195名無しさん@ピンキー:03/06/22 04:13 ID:0rPrM78I
>>193つづきキター!がんばれ!期待しとります
196あぼーん:あぼーん
あぼーん
197名無しさん@ピンキー:03/06/22 15:25 ID:9ame+4Bo
危険だよ!危険だよ!欲情したふぁきあは危険だよ!(w
198あぼーん:あぼーん
あぼーん
199あぼーん:あぼーん
あぼーん
200あぼーん:あぼーん
あぼーん
201名無しさん@ピンキー:03/06/22 23:22 ID:G95rfWR4
なんぞ業者ごときに保守されるのもアレだなぁということで。

ttp://moe2.homelinux.net/src/200306/20030622927060.jpg
202名無しさん@ピンキー:03/06/23 01:26 ID:1pibX5t0
エロすぎる
203あぼーん:あぼーん
あぼーん
204あぼーん:あぼーん
あぼーん
205あぼーん:あぼーん
あぼーん
206エロッセルマイヤー:03/06/23 18:59 ID:1pibX5t0
さあ、お話を聞かせて遅れ〜
207あぼーん:あぼーん
あぼーん
208名無しさん@ピンキー :03/06/24 02:12 ID:Nud7wKTu
では小ネタを、かなり適当だけど。るう白みゅうと(第1話以前の時間軸)。

「ねえ、どうしてこんなことするの?」
みゅうとは自分の体に伸し掛かっているるうを見上げながら言った。
「恋人たちはこういうことをするものなのよ、みゅうと」
特に何の抵抗もしないみゅうとをるうは好きなようにして、騎乗位で今二人は繋がっていた。
「るうとボクは恋人なの?」
「そうよ。恋人なのよ。…ねえ、気持ちいい?」
緩く腰を上下に動かす。
「さあ…。下半身がいつもとなにか違うのは分かるけど…」
「そう。そうよね、分かるはず、無いわよね。貴方はバカなお人形さん、なんだから」
それでも本能は残っているのか、手と口で刺激してやれば、そこは反応して勃った。
心が無い相手にこんなことをするのは単なる独りよがりだと知っていた。虚しさもどこかで感じる。
けれどるうはみゅうとと繋がることを選ばずにいられなかった。

「胸、触って…」
「うん」
「もっと、揉んで、優しく…そうっ。…っ腰使って、突き上げて」
「こう?」
「あはぁっ…そうよ。上手よっ…みゅうと。それから…好きって、言って」
「好き。」
「私の、ことをっ、愛してるって」
「るうのことを、愛してる」
「みゅうと…っ」
覆いかぶさってキスをした。
その間もるうは腰を揺り動かし続ける。
「んんっ…みゅうと…、私の、中でっ、イって、出して…!」
「うん。分かったよ、るう」
やがて熱い液体が中に飛び散るのをるうが感じている瞬間も、
みゅうとはいつもの表情を崩すことはなかった。
209あぼーん:あぼーん
あぼーん
210名無しさん@ピンキー:03/06/24 15:35 ID:A3zaTVZE
心無しみゅうとって学習能力だけはあるから、るうが教え込めばベッドテクも
それなりに向上するような気がする。ワンパターンになりそうだけど。
前から後ろから、いろいろ仕込んであげてくらはい >るうちゃん

ところでみゅうとってまともな人間じゃないからいくら中に注ぎ込んでも
妊娠させられないような気がする。
211名無しさん@ピンキー:03/06/24 16:17 ID:bESMXZk2
>>208
みゅうとは絶倫ぽいな、ふぁきあは早そうだな

>>193
の続きまだなのかなぁ
212あぼーん:あぼーん
あぼーん
213あぼーん:あぼーん
あぼーん
214名無しさん@ピンキー:03/06/25 22:31 ID:KKXOngQw
そのうち「みゅうとこけし自慰」に嫌気のさしたるうは、「みゅうとに求められている」という
感覚を疑似的に味わうために、みゅうとに激しさを求めるようになります。
しかしるうは「求められたい」のであって力強い性交を求めているわけではありません。
おとなしく諦めれば良いものを、「みゅうとに無理矢理犯される」というシチェーションを
思い付き、とりつかれてしまいます。
で、弱い者いじめが嫌いなみゅうとをなんとか説得してレイプまがいのプレイにいそしみますが…
なにしろ相手が「おばかさん」みゅうとなので盛り上がらないことこの上なし。

あまりの虚しさに本当にレイプされたよりも酷く落ち込むるうを見てみゅうとは一念発起…
しないんだろうなぁ。

ううむ、ダメダメ。
215名無しさん@ピンキー:03/06/26 18:35 ID:kDCJjwwD
黒みゅうとは頼まなくてもレイプだろうな
216名無しさん@ピンキー:03/06/26 19:32 ID:nrNl4LPA
「もきゅう!もきゅーん!」
身をよじらせて逃れようとするたまちゃんを、
男は荒縄で台に縛り付ける。
男は醜悪な笑みを浮かべながら、
たまちゃんの肌を撫で回した。
「もきゅっ!もきゅっ!」
つぶらな瞳が、哀訴するように男の方へ向けられる。
たまちゃんの体は小刻みに震えていた。
男は満足げな表情を浮かべると、
ゆっくりとズボンを下ろし始める…
「もきゅーーーーーーー!!!」
「抵抗しても無駄だ」
耳元で囁く男の声とともに息がふっとたまちゃんの耳にかかる。
「もっ・・・きゅう・・・っ」
ぞくぞくっとした感覚と共にたまちゃんの体がよじれた。
「一人前に感じてやがる」
男がにやりとほくそえむ。
「・・・もきゅう!!」
たまちゃんは必死に、顔と胴体の境目でしかない首をぷるぷると振る。
「もきゅ、もきゅ・・・!」
「否定してるつもりか?だがな、体は正直だぜ・・・」
そういって男は顔を下げた。
男の舌が、たまちゃんの前足の先を舐めあげる。
「も・・・きゅうっ・・・ん・・・!」
堪らず、たまちゃんは声をあげた。
「へえ、いい声じゃねえか」
男がたまちゃんに囁く。
たまちゃんの丸々とした体が、羞恥に赤く染まった。
男の下半身は、既に赤黒くそそり立っている。
「さあ、もっといい声聞かせてもらうぜ・・・」
217名無しさん@ピンキー:03/06/26 23:25 ID:eRFN6CsK
誤爆・・ですか?
218214:03/06/26 23:44 ID:wWlk26Jj
>215
でも、それこそ本当のレイプなので結局嬉しくないという罠。
結局るうは王子みゅうとが相手でなければ幸せにはなれなさそうだね。
219名無しさん@ピンキー:03/06/27 02:27 ID:l+/u0iW0
キャラを属性わけすると
M属性 あひる ふぁきあ みゅうと  
S属性 黒みゅうと 泥自慰 りりえ あうとあ 大鴉
かな?  

220あぼーん:あぼーん
あぼーん
221名無しさん@ピンキー:03/06/27 12:46 ID:8d/AvaSs
るうはS兼Mかな。
あおとあは色恋沙汰に関してはMっぽいね。
ふぁきあといいあおとあといい、主導権を握っているように見せかけて
その実尻に敷かれている、というポジションに好んでつきそうに見えるよ。
222名無しさん@ピンキー:03/06/27 19:47 ID:2yblgdIy
>>218
その分ED後で思う存分なんだからさw
223名無しさん@ピンキー:03/06/27 23:34 ID:l+/u0iW0
アヒル「ウホッ!イイ王子!笑顔キボンヌ」
ドロ「ならないか?(チュチュに)」
アヒル「なりますなります、王子の笑顔みれるんなら死んでもいいぽ」

ドロ「王子落下キターーーー!お話の続きキボンヌ、お前はだれだい」
あひる「私は、プリソセスチュチュ!」



224あぼーん:あぼーん
あぼーん
225あぼーん:あぼーん
あぼーん
226名無しさん@ピンキー:03/06/28 17:33 ID:qHiGtHNa
υ ←これはなんですか?業者さんっ!
227名無しさん@ピンキー:03/06/28 20:09 ID:prQF34gL
ν(にゅー)じゃないかな。
にゅー……にゅう……乳!?
228あぼーん:あぼーん
あぼーん
229名無しさん@ピンキー:03/06/28 23:13 ID:r1y9+5VG
>222
ED後にどうせ幸せになるんだから、それ以前のるうは徹底的に薄幸少女で
あって欲しいな。というわけで、黒みゅうとに調教されてくらはい > るう

それはそうと、DVD5巻の表紙のるうに誘惑されたい…

>226,227
ν (nuの小文字) じゃなくて υ (upsilonの小文字) じゃないかな。
230あぼーん:あぼーん
あぼーん
231あぼーん:あぼーん
あぼーん
232名無しさん@ピンキー:03/06/29 22:54 ID:3Izzwx07
あの…鳥アヒル×ふぁきあって…ここで書いても、許されますか?
233名無しさん@ピンキー:03/06/29 23:38 ID:PyvS14rP
かいても大丈夫だよ、
234232:03/06/30 00:32 ID:Nfz6nKVJ
 金冠町がお話から抜けだしてから暫くたって、
あたしとふぁきあは町のそばにある、あたしが住んでた湖の側の家に引っ越したの。
何で?って聞いたら…そっと目線を外して涙目になって顔を伏せた。
…何かあったらしい。

 とりあえず、今あたし悩んでる事が有ってね…実は…。
ふぁきあが「変」なんです。
ううん。変なのは前から。
そうじゃなくて…夜になると…何か変なんです。
あたし、鳥になってからふぁきあのベッドで寝てるんだけどね…
何か熱が出て、苦しくなっちゃう見たいなんですよ!
例えば、昨日もあたしが眠れなくてうとうとしてると
ふぁきあが…何か苦しいのか判んないけど…息が荒くなって
顔なんか真っ赤にして!
一応気になったけど、その時は睡魔に負けちっゃたの。
で、今日の朝その事について聞いてみたら
「な、何の事だよ!お前、寝ぼけたんじゃないか!?」
…って…ん?これは…何かあるとしか思えないよ!ふぁきあ!
あたしは、決意を固めると一日中お昼ねにいそしんだ。

ふふ、みてらっしゃ〜い。
あ、でも心配なのは…本当だよ?…多分だけど。

――続く――
235あぼーん:あぼーん
あぼーん
236あぼーん:あぼーん
あぼーん
237名無しさん@ピンキー:03/06/30 18:58 ID:n28N46U5
kita----
238232:03/06/30 20:36 ID:WDkAGP4K
 あっと言う間に、夜。
ま、お昼寝ばっかりしてたせいだけどね。
ふぁきあは昼頃まで
「何時もコレぐらい大人しかったら楽なのに…」
って言ってたのに、夕方には
「お…お前っ。どこか悪いのか?」
って涙目になってたから、とりあえず何でもないよって言っておいた。
で、夜。
「明かり、消すぞ」
ってふぁきあの声がして同時にベッドサイドに置いてあるランプの火が消された。
……ふふふふふ。あたしの作戦通りだね。
暗闇になってからあたしは、ふぁきあの方をそっと見つめつづけた。
ここで見つかったら、全ておじゃんだからね。
ふぁきあは寝苦しいのか、何度も体勢を変えて、最後にあたしの方に
丁度顔を向ると、かすかに眉をしかめると、パチっと目を開けた。
あ…やっぱり、何だか様子が変。
「…はぁ…ったく」
だれに言うことなくため息と共に言葉が漏れた。
それから布団の中でもそもそと動いたかと思うと、一瞬ふぁきあの体
がビクっと動いて、かすかに仰け反った。
あぁ…やっぱり。 ふぁきあこそ、どっか悪いんだね?
でも…もう少し観察…と思ってみてたら、何時もみたいに深く眉間に
シワが刻まれたけど、怒ってんじゃなくて…何だか切なそうな…?
それと同時に目に薄っすらと涙がにじんだ。
「あっ…ぁ……」
自分の発した声に驚いたふぁきあが、慌て怪我している右手で自分の
口を塞ぐと同時にキュっと両目も硬く閉じられた。
…でも、塞いだはずのその手の奥から、
「……ん…っ…」
って鼻にかかった声は途絶えることなく聞こえた。
――続く――  既にオチは見えてるとかとヽ(´Д`)ノ
239名無しさん@ピンキー:03/07/01 09:54 ID:g+C43iAl
むっつりすけべふぁきあがんばれ…ナニを
240あぼーん:あぼーん
あぼーん
241名無しさん@ピンキー:03/07/02 15:56 ID:q0XgDTqw
5話見たーーー ふぁきあがあひるをレイプしそうな勢いに萌えた(w
242あぼーん:あぼーん
あぼーん
243名無しさん@ピンキー:03/07/02 17:31 ID:cmUlJPil
5話って
ふぁ「なにをしっている!!しゃべらないなら力ずくでもしゃべらせてやる!!」
あひる「や、やめてぇぇぇ!」
ふぁ「叫んでも無駄だ!だれも助けにこない。」
で、物陰から様子をずっとうかがうりりえ
244名無しさん@ピンキー:03/07/02 19:00 ID:bBWNWdxG
>>243
(*´Д`)ハァハァ

神はご光臨なされないものか…
245あぼーん:あぼーん
あぼーん
246名無しさん@ピンキー:03/07/03 02:43 ID:zx/MK1w/
神降臨キボンヌ
>>193の続きもキボンヌ
247あぼーん:あぼーん
あぼーん
248名無しさん@ピンキー:03/07/03 15:48 ID:7PAYJff3
すでにあひるのガシャポン改造してる人が・・・(*´Д`)
ttp://home.att.ne.jp/blue/furutaka/top.jpg
249あぼーん:あぼーん
あぼーん
250あぼーん:あぼーん
あぼーん
251名無しさん@ピンキー:03/07/03 20:35 ID:zx/MK1w/
(;´Д`)ハァハァすごいよあひるたん
252名無しさん@ピンキー:03/07/03 23:33 ID:SCUpHZNk
>248のURL削ったら「スニッカーズより甘い」って言われちゃったよ(w
253名無しさん@ピンキー:03/07/03 23:41 ID:J71oruW2
>252
同志よ(w
254名無しさん@ピンキー:03/07/03 23:51 ID:7uHsQWTg
>>252 >>253
心の友よ(w  スニッカーズってお菓子あったけ・・?
255名無しさん@ピンキー:03/07/03 23:57 ID:zx/MK1w/
スニッカーズより甘いって、激甘だな・・・
256名無しさん@ピンキー:03/07/05 01:52 ID:ELu8Uwun
保守
257名無しさん@ピンキー:03/07/05 16:38 ID:tQeUxdix
258名無しさん@ピンキー:03/07/05 20:24 ID:MsGyWfS/
ほしゅ
259名無しさん@ピンキー:03/07/05 20:54 ID:ZV1pUfRT
腹からでてるようにしか見えないんだが・・・(;´Д`)
260名無しさん@ピンキー:03/07/05 20:54 ID:ZV1pUfRT
さて・・・・・そろそろ続きを書かねば。
261名無しさん@ピンキー:03/07/06 22:45 ID:TrrTUK5u
続ききぼん
262名無しさん@ピンキー:03/07/07 01:55 ID:F7ujxxSi
とりあえず書いてますが
いつになるか・・・近いうちに
期待しないで
263名無しさん@ピンキー:03/07/08 08:21 ID:SsrrdMxE
わてもそろそろ書くかな。

黒みゅうとによる鬼畜調教モノとふぁきあによるほのぼの調教モノ、
どっちから書こうかな?
264名無しさん@ピンキー:03/07/08 17:49 ID:Yl3WeEpg
ふぁきあでおながいします。
265あぼーん:あぼーん
あぼーん
266あぼーん:あぼーん
あぼーん
267名無しさん@ピンキー:03/07/09 01:20 ID:TwMQXY1L
なんか職人さん達動き出したみたいやね。がんがれーッ


・・・あひるたん調教(;´Д`)ハァハァ
268名無しさん@ピンキー:03/07/09 01:24 ID:/nf9QFff
黒みゅうとおねがいします
269名無しさん@ピンキー:03/07/09 01:42 ID:3pNxU3/g
ふぁきあでお願いしまふ
270名無しさん@ピンキー:03/07/09 19:49 ID:49ZckYqq
黒みゅうとはチュチュでおながいしたい・・・!!
271名無しさん@ピンキー:03/07/09 20:19 ID:PoDiec1y
DVD6巻のジャケ萌え〜
ふぁきあひ読みたい
272あぼーん:あぼーん
あぼーん
273名無しさん@ピンキー:03/07/10 01:22 ID:272K9wUS
とりあえずふぁきあで書いてます。
しばしまたれよ。
274名無しさん@ピンキー:03/07/10 01:30 ID:vBXQRY9L
6巻ジャケ絵何気にエロいよな(;´Д`)ハァハァ
275名無しさん@ピンキー:03/07/10 01:32 ID:JySxMxRs
本当は書き上げてから貼ろうと思ってたけど
DVD6巻のジャケット記念で導入部を。ふぁきあひ。


ベッドの上で二人は座って向き合っていた。
どちらも見て容易に分かるほど緊張して、お互いの様子を目で探り合っていた。
自然に求め合いなだれ込んで同じベッドにいるわけではなく、
どちらかというと何となく今日するんだという気合にも似た雰囲気があって現在の状況があった。

「…おい」
「な、なに…?」
堅い声で話し掛けるふぁきあに、どもって答えるあひる。
こういうことは果たして聞くものなのかとふぁきあは迷った。
多分、勢いに任せて自分がやればいいのだろうが、どうもその勢いに乗るタイミングが掴めない。
というよりこの雰囲気では無理だ、動けない。ぶしつけな質問だと自覚しつつもふぁきあは聞いてみる。
「服…どうする?俺が脱がすのか?」
「え!?ええと…」
何でそんなことをわざわざ聞くのかとあひるは思ったが、聞かれたからには答えなくてはいけない。
あひるはうまく廻らない頭で少し考える。そして気づいた。
脱がせて欲しいと言うのも自分で脱ぐと言うのも、どちらも恥ずかしい。
276名無しさん@ピンキー:03/07/10 01:32 ID:JySxMxRs
「ふぁきあ…は?私が脱がすの?」
とりあえず質問を質問で返すことで答えることから逃れる。
「バッ…そんなことさせるかよ」
ふぁきあは動揺しつつも即座に答える。無愛想な言い方にあひるは少しムッとした。
「何でよー?」
「…恥ずかしいだろ、そんなん」
目線をそらしながら言い捨てるふぁきあ。その頬は紅潮していた。
その反応を見てあひるもつられて赤くなり、思わず一気にまくし立てた。
「わ、私だって恥ずかしいよ!でもだからって自分で脱ぐだなんて言えないし!
でもふぁきあに脱がして欲しくないんじゃなくて、脱がして欲しいわけでもないんだけど、
でもでも自分で脱ぎたいわけでも無いし…」
感情の高ぶりに任せて思ってることを吐き出したが
結局出た答えはどうしたいのか分からないということ。
言ってることがごちゃごちゃしてしまい、あひるの言葉が止まる。
ちょっと圧倒されて聞いてたふぁきあがぼそっと言った。
「…自分で脱ぐか。」
「う、…うん」


続きます。
277263=273:03/07/10 01:47 ID:272K9wUS
>275-276
エロがどうのとかいう以前に、読物として面白いですな。続き期待しとるだす。

なんというか、ふぁきあとあひるについて書こうとすると
ついつい肝心のエロシーンに辿り着くまでが長くなっちゃうよね (笑)
私が今書いてるやつはそれだけでウダウダと50行行っちゃったんで、
ばっさり削って書き直し中。
278名無しさん@ピンキー:03/07/10 17:01 ID:NrKL3xLx
ウダウダ上等カモーン(*´Д`)ノノ
279232:03/07/10 21:24 ID:HZ/CN9FN
あぁあぁあぁぁぁぁあああ〜〜!ふぁきあぁぁぁ!
変だよ〜。病気なのぉ〜?
ふぁきあが病気になったら、明日のご飯は誰が用意するのぉ?
あたし…すっごく心配だよぉ!!
あんまり心配になったから、あたしが鴉達のせいで怪我した時に
ふぁきあがやってくれたみたいに、ふぁきあの頭を撫で撫でした。
あう!しっかり!しっかりしてね!ふぁきあ!!
「くわ!くぅわわ!くぅわわっわっ!くわぁっあ!!」
「…あ?なっ!お前っ…――っ!あ、ぁっ…おいっ…よ、よせ…んっ」
やっとマジマジと正面から見たふぁきあの顔は、昨日みたいに真っ赤にだった。
その上、薄っすらと汗かいてるし、息荒いし、ふぁきあ〜。
あたし、頑張る!全身全霊込めて看病するね!!
何時もは、くすぐったいから駄目だって言われてるけど、
そんなの気にせずあたしは、ふぁきあの頭を撫で撫でした。
って言ってもさ、小さいあたしは端から見ると、髪の毛に
突進している単なる小鳥だけどね。
「バカ…俺、そこ駄目なんだっ…んっ…」
あたしがふぁきあの髪の毛を、ハムハムしたり羽根でさわ
さわしたりするたびに、ふぁきあの体がその度にビクッて
動くから…あたしは更に慌てた。
でも、そんなあたしの心を分かってくれないふぁきあは、
右手であたしを髪から放した。

――続く
280232:03/07/10 21:26 ID:HZ/CN9FN
…でも、左手は相変わらず布団の中。ん?何でかなぁ〜?
仕方が無いから、頭撫で撫はで止めて、添い寝してあげようと
布団に潜りこむ事に決めた。
潜ろうともそもそしてた時、顔や首筋にあたしの羽根がかすめ
た途端さっきより大きくふぁきあの体が跳ねた。
「あっ!バカ!コラ!――あひる…」
何!?ふぁきあ?
「くわっ!?くわぁっあ?」
ふぁきあが小さい擦れる声であたしの名前を呼ばれたから、
半分もぐり終わったけれど、慌てて方向転換するとあたしは、
布団から顔だした。
けど、ちょっと方向を間違えたらしくて、さっきもぐりこん
だ場所じゃなくて、ふぁきあの顎の下から胸元にかけての部分だった。
「―っん!ぁっ!!」
一段と大きい声を出したふぁきあがの体がビクって動いた。
それからきゅっと目を瞑って体から力が抜けて、くたっと
なったふぁきあの荒い息が収まった頃
「あひるのバカぁああぁぁぁ!!」
そう言ってふぁきあはベッドから飛び降りると、寝室から出て行った。
…なんだ、ふぁきあ元気じゃない。
あーあ、心配して損しちゃった。
足音で判断すると…お手洗いの方に行ったみたいだけど…。
ふぅ、これで明日のご飯は大丈夫だねって安心して、あたしは
結構待ったけど戻ってこなかったふぁきをを見捨てて、さっさと寝た。
――でも、…ふぁきあは帰って来ませんでした…。

――続く
281あぼーん:あぼーん
あぼーん
282232:03/07/10 21:32 ID:HZ/CN9FN
朝、目が覚めると居間のあたしのご飯入れにそれぞれ「朝」「昼」「晩」
と書かれた札が張った入れ物が3つと水が入った入れ物が置いてあっただ
けだった…。
ふぁきあ…?
あたしは、一応朝の内に3つともペロリと平らげて、ふぁきあを探した。
すると、テーブルの上に「探すなバカ!それと、テーブルにも乗るな!」
って書かれた走り書きのメモを見つけて…あぁ、プチ家出ってヤツねって
納得すると何時もふぁきあが独占しているソファーに座って昼寝すること
にしたの。

で、夕方。
「あー、良く寝た〜はぁぁ」
って言いながら、あたしは思いっきり自分の腕を伸ばして目が覚めた。
・・・・・ん?
「あぇ?お〜ぉ?」
あたしは自分の様子に慌てた!
だってね、素っ裸でねっ――にっ人間になってるじゃん!?あたし!!
いくら人間になったからと言って、行動パターンまで変わるはずのない
あたしは、パニックになって部屋中素っ裸で走り回っていると、部屋の
隅っこで薄笑いを浮かべているふぁきあがいた!
「あー!ふぁきあ!?何よコレ!?何であたし人間になったのよ!」
って叫んだら、真っ赤な顔してふぁきあも叫び返した。
「お前が変な事するからだ!仕返ししてやる!ついでに如何しようもな
いバカだから、知識も入れといたからな!」
と、そう言って…ふぁきあは机の上に物凄い量の紙の束を叩きつけた。

――続く
283232:03/07/10 21:33 ID:HZ/CN9FN
…あ、目の下のクマが酷くなってる…って事は…アレずっと書いてたんだ。
ばかだね〜。
でも知識?…ん?
あ、そうか…判った。
昨日から、いや前からふぁきあがやってたのはオ…
「あー!もうウルサイっ!とにかく目には目を、歯には歯をだ!」
考えていた事が口に出てたらしく、あたしの独り言を聞いて真っ赤に
なったふぁきあが、慌てて叫んだ。
「…ハ、ハンビラキ法典!」
でも、知識を…詰め込まれた今のあたしは答える事かできるみたいで、
無意識にふぁきあに返答したんだけど…一瞬驚いたふぁきあは慌てて
紙束をあさって、中の一枚を取り出して呟いた。
「あ、間違えてる…」

――それから、とりあえずイヤってほど仕返しされたんだけどね……
あたしが人間になる物語って他に一杯あるけどさ…こんな理由でなった
のって「あたし」位だよ! 
さぁいあくぅ〜。

終わりヽ(´Д`)ノ
284あぼーん:あぼーん
あぼーん
285名無しさん@ピンキー:03/07/11 02:21 ID:dvXVJnGI
>「…ハ、ハンビラキ法典!」
>「あ、間違えてる…」
にすげえ笑った・・・あひるの知識の内容がすんごく気になる・・・
あ〜んな知識とかこ〜んな知識とかもあるのかっ?
ふぁきあはむっつりすけべそうだしな。
後日談を期待します!
>232タソおつかれー
286名無しさん@ピンキー:03/07/11 02:54 ID:v7L2nXg7
すみません‥‥‥
>238と>276の話しの間がちっとも繋がらないんですが、
漏れ、なんかレスとばしてよんでる?
287名無しさん@ピンキー:03/07/11 09:01 ID:rqAXSrVw
>>286
>238は232氏の作。
275-276とは別の話ですよ。
288あぼーん:あぼーん
あぼーん
289あぼーん:あぼーん
あぼーん
290FAQ:03/07/11 16:13 ID:qFqttucd
Q:ハンビラキってなんですか
A:半分だけ御開ちょ…おいおまえら何をする止めろ離(ブツッ)
291名無しさん@ピンキー:03/07/11 21:45 ID:qxOxcYpk
面白かった!
お仕置きの部分をもっと読みたかったハァハァ
292あぼーん:あぼーん
あぼーん
293あぼーん:あぼーん
あぼーん
294名無しさん@ピンキー:03/07/12 15:27 ID:+OaozGaW
>232
仕返しをたっぷり読みたいなったら読みたいな!

>290
あひるやるうが脚を開いて自分の指でハンビラキだなんて、想像しただけで鼻血ものですよ
295名無しさん@ピンキー:03/07/12 23:18 ID:2C9TcZjG
>>275-276
>「バッ…そんなことさせるかよ」
に萌 え ま す た。
ふぁきあひは、コトに及ぶまでのぐだぐだでも萌えられることをハケーン
296名無しさん@ピンキー:03/07/13 00:10 ID:P0M4/Qc0
そうか…あひるに与えられる知識ってのは作者にその知識がなきゃだめなんだね…
297263:03/07/13 00:45 ID:D3Ff9DhZ
おまたせしました。ふぁきあによるほのぼの?あひる調教ものです。
無駄に長くて 10 レス分 (w
今から一括で上げるので、ちと待ってね。

>296
つか、知識の内容までふぁきあに握られているというのは
かな〜り恐ろしいんですけど (^^;
298297=263 (1/10):03/07/13 00:45 ID:D3Ff9DhZ
おいお前ら! スレと思いっきり関係あるんだけど聞いてくれ。
たっぷり前戯してトロトロにしていざ挿入!ってときになってあひるのやつが
こんなことやめてぇ
とか何とかダダこねやがるんですよ。曰く、ヤってる最中に鳥に戻ったら
死んでしまうんだそうな。もうね、アホかと。馬鹿かと。
抱きしめてれば躰が縮むときにそっちに引っ張られて勝手に抜けるっつーの。
心の中で悪態をつきまくってから (0.1秒) 俺は頭を冷やした。
情況に振り回されるな。情況を利用しろ。冷静に冷静に (0.1秒)。
そして…良いことを思い付いた (0.1秒)。
良い機会だ、ちとあひるを仕込んでみるとしよう。

俺はあひるを優しく抱き寄せて全身を密着させた。あひるは俺のアレを小さな
お尻に押しつけられて、一瞬びくっとする。そんなあひるの首筋に軽くキスを
してから、あひるの上体だけをひねらせて〜アレは押しつけたまま〜顔をのぞき
込んだ。そして「いかにも作り笑い」な表情を浮かべ、いかにも気遣ってますよ〜
って口調で言ってやった。
「…そうだな、お前に何かあったら大変だ。しばらく我慢するか。」
最後の一言の辺りで目を逸すのがポイント。
しばらくってどれくらいだ? と、心の中で自分に突っ込む。
「あ、ありがとう…で、でも…」

あひるは俺の「不機嫌さ」を読み取ったのか一層表情を曇らせた。そして自分の
お尻の方、つまり俺のアレがある方をちらっと見てから、不安そうに俺の目を
のぞき込んだ。
「あ、あの、ええと…」
お、引っかかったかな? 素直だねぇ。可愛いねぇ。ついつい頬が緩みそうになるが、
ここは心を鬼にして作戦続行!
299297=263 (2/10):03/07/13 00:46 ID:D3Ff9DhZ
わざとらしくため息を一つついてから、優しそうな声色で問う。
「『でも』どうしたんだ?」
俺の容赦ない問いかけに、あひるは目を逸すと、言い難そうに言葉を捻りだした。
「…ふぁきあの……まだ…元気…」
当り前だ。
「…したくないって言ったのお前だろ?」
「そ、そりゃそうだけど、でも、あの、その…」
どうしたら良いのかわからなくてモジモジする様子の何と可愛いことよ。
あんまり追い詰めても可哀想だから、そろそろ本題に移るとしよう。
「よし、わかった。こうしよう。お前も俺に愛撫してくれないか?」
「…は?」
きょとんとするあひる。セックスとはふぁきあに体中をいじくりまわされること
だと認識しているあひるは、はっきり言ってふぁきあが何を言っているのか
わかっていなかったのだ。
「いつも俺がお前にしてやってるだろ? 抱きしめたり撫でたりさすったり揉んだり
 キスしたり嘗めたり、俺の全身でお前の全身を可愛がってやってるだろ?
 気持ち良くしてやってるだろ? それと同じことを俺にもしてくれないか?」
あひるは顔を奇妙にひきつらせて答える。
「えと、その、あの、…私、が?」
ここが正念場。演技力を総動員し、沈痛な面持ちと声で応える。
「…嫌…なのか?」
あひるは一瞬はっとしたような表情を浮かべると、急に上体を起こし、手をばたばた
させて弁解を始めた。勝ったな。
「あああああのね、違うのそうじゃないの、嫌じゃないのそうじゃなくてああ
 もうだから…」
俺は無言であひるを見つめる。突き刺すように見つめる。あひるはしばらく意味
不明の戯言を言いつづけていたが、やがて視線に気付くと憑物が落ちたかのように
おとなしくなった。
300297=263 (3/10):03/07/13 00:46 ID:D3Ff9DhZ
そしてあひるは真っ赤になってうつむくと、消え入りそうな弱々しい声で言った。
「あのね。私どうすれば良いかわからないの。どうして欲しいの、ふぁきあ?
どうすれば良いの、ふぁきあ? …教えて…」
完 全 勝 利!! さて、ゆるゆると奉仕するってことを教えてやろうかね。
俺はあひるに手をさしのべた。
「来いよ、あひる。手取り足取り教えてやる。」
ためらいがちに俺の胸に倒れ込んできたあひるをそっと抱きしめ、そっと耳許に
囁いた。
「お前も俺を抱きしめてくれよ、あひる。そしてキスしてくれ。」
あひるは俺の胸元にあてていた腕をゆっくり広げて背中に回し、力を込めた。
あひるの胸が俺の胸板に押しつけられる。あひるの胸のわずかなふくらみが心地
良い。そして、押しつけられた胸からあひるのドキドキが俺の胸に直接響くのを
感じる。あひるはうつむいたまま、しばらく黙って俺を抱きしめていたが、
やがて意を決したように俺の目をまっすぐ見つめて言った。
「キス…するね」
「…ああ」
ゆっくる重なる唇。おずおずと差入れられる舌。今まで何百回となくキス
「してやった」が、こんな風にキス「された」のは初めてじゃなかろうか…
そう思うと無性に興奮した。俺の口の中をぎこちなく動くあひるの舌を、そして
流れ込んでくる唾液を俺はたっぷり味わった。そして…俺もあひるの唇を、口内を
貪った。俺があひるの後頭部に手を回すとあひるもそれに習った。あひるも何か
スイッチが入ったらしく、貪るように俺を味わっている。
いつもいつもひたすら受動的なあひるの積極的な行為は俺を昂ぶらせた。
301297=263 (4/10):03/07/13 00:47 ID:D3Ff9DhZ
やがて長い長いキスが終る。名残惜しむようにゆっくり離れると、互いの唇の
間に唾液の橋ができた。淫靡な眺めだ。あひるは放心したように夢現の表情を
浮かべていた。今なら挿入しても文句は言うまい。しかし今回の目的は挿入で
はない。あひるにありとあらゆる奉仕をさせることだ。結合したいという心の
声を無理矢理押えつけ、言葉を捻りだす。
「あひる。全身を愛撫してくれ。」

そして俺はあひるの肉体をたっぷり楽しんだ。あひるの全身を使わせて俺の全身を、
一箇所を除いて愛撫させたのだ。あひるは唯々諾々と俺の指示に従った。
四肢や顔に胸や女性器をすりつけさせたときも、太股から爪先までねぶらせたときも
あひるは文句一つ言わなかった。俺が指示を出すと、一々頬を赤らめては一生懸命
実行する。そして、これで良いのか、気持ち良いかと尋ねてくる。俺は素直に
答えてやる。あひるは褒めてやれば恥ずかしがり、追加注文をすれば一生懸命
応えようとした。あひるのぎこちない動きが、表情が、目線が、問いかけが、
全てが俺を高揚させた。

いつしか俺のモノは、ひたすら我慢に我慢を重ねてハチ切れそうになっていた。
今ならほんのちょっとの刺激でイってしまうだろう。しかし、今日は一発や二発では
終らない自信があった。俺はあひるの仕込みの最終段階に入ることにした。
302297=263 (5/10):03/07/13 00:47 ID:D3Ff9DhZ
俺はあひるの右手を取り俺の屹立したモノに押し当てた。
それまで文句一つ言わずに様々な恥ずかしい行為を重ねてきたあひるだったが、
いざそこに至ると臆してしまったらしい。その表情が不安で一杯になる。
俺は優しく、しかし厳然とした態度で言った。
「あひる。俺のソレも可愛がってくれ。」

そこに至るまでに、あひるの愛撫にはちょっとした暗黙のパターンが出来ていた。
まずあひるが指示された場所に万遍なくキスする。そして頬や手をこすり付けたり
嘗めたりする。それから俺が好みに応じて色々な恥ずかしい行為を追加でやらせる
のだ。だが、はひるはさすがに今度ばかりはためらった。両手で俺の屹立したモノを
そっと握り、顔を近づけたところで俺の顔を見上げて固まってしまった。その目は
「これにキスするの?」と問うているようだった。おれはにっこり笑うと言ってやった。

「それは俺の大切なモノだ。たっぷり可愛がってやってくれ。
 とりあえず万遍なくキスしてやってくれ」
鬼だ。しかしあひるは食い下がる。
「あの…どうしても?」
おいおい、今更何を言うかね。
「いつも俺がお前の大切な所にしてやってるだろ? それと同じだ。」
「…た、たのんだわけじゃ…」
俺はあひるを睨めつけた。たじろぐあひるを詰る。
「それじゃああひるは俺に大切なところを愛撫されて気持ちよくないのか?」
「気持ち良いけど…でも…」
『でも』何なのかは聞かない。聞くまでもない。
「俺はいつもあひるに気持ち良くなってもらいたくてお前のアソコを愛撫してる。
 大切に大切に愛撫してる。実際それでお前は気持ち良くなってる。
 それなのに『頼んだわけじゃない』とは随分な言いようじゃないか?」
詭弁である。
303297=263 (6/10):03/07/13 00:48 ID:D3Ff9DhZ
あひるは恥ずかしいのだろう、いつも俺のクンニを強烈に嫌がる。結果的に快感を
得てこそいるが、一度たりともねだられたことはない。止めさせようとする
あひるを無理矢理押えつけることもしばしだ。だからこんな主張は逆ギレに
過ぎない。しかし、ここは良心や正論に負けるわけにはいかない。ゴリ押しだ。

「俺は俺でお前に気持ち良くなってもらいたいし、俺はお前で気持ち良くなりたい。
他の誰でもないお前で、だ。お前は違うのか?」
「わ、私だって…そ、そうだけ…ど」
俺は、俺のモノをにぎりしめているあひるの両手を左右から押えつると、あひるの
不安そうな顔をじっと見つめた。今度はアヤシゲな演技は無しだ。
「あひる。俺はお前が最初にダダをこねたときからずっと我慢していたんだ。
 そろそろ限界だ。俺は望む。俺はお前に俺を気持ち良くしてもらいたい。」
一言一言噛みしめるように言った。そしてしばしの沈黙。時間の流れが遅く感じる。
「…わかった。」
どうやら俺への愛情やら何やらが嫌悪感やら俺への不満やらに勝ったようだ。
俺は複雑な心境であひるの手から両手を離した。すると、あひるはゆっくりと俺の
モノに顔を近づけ、ガタガタ震えながらえいやっ!とばかりの勢いで (おいおい)
ソレにキスをした。
「いてっ」
思わず声が出る。
「あっ!ご、ごめん!」

そう言うと、今度はそっと、柔らかいキスを俺のモノに贈ってくれた。震えも
収まっている。どうやら今のやりとりで嫌悪感やら緊張感よりも、俺を (物理的に)
傷つけまいという意識が強くなったようだ。なんだかなぁ。
304297=263 (7/10):03/07/13 00:48 ID:D3Ff9DhZ
あひるが俺のモノ、それも今や前走りのカウパー腺液まみれのモノに万遍なく
キスをしている。先端の割れ目、表、裏、頭、竿、ついでに袋。俺のモノを自らの
顔に押し当てるようにしてキスをしている。ちょっと辛そうな表情を浮かべた顔を
俺の体液で汚しながら、荒く呼吸をしながら一生懸命にキスをしている。あひるの
唇の柔らかい感触が、時おりこすりつけられる頬の感触が俺を高揚させる。

興奮し過ぎたせいか、我慢し過ぎたせいか、もうもたない。俺はあひるの頭に
そっと手を添えた。乱れた髪を軽くなでつけてやる。そして、あひるの顔面に
一発目をぶちまけた。下半身が勝手に動き、俺のモノをあひるの顔面に押しつけ
ようとする。そのたびに俺のモノは大きく波うち、真っ白な体液をあひるの
顔面に叩きつける。
「ううう〜」
いかにも嫌そうな声をあげるあひる。上は前髪から下は顎まであひるの顔は精液
まみれだ。目を開けることもできない様子。口にもちょっと入ったようで、必死に
吐き出している。俺は呼吸を落ち着かせながら考えた。ありがとうあひる。
お前はよく頑張ったよ。だが「口での奉仕」はまだまだこれからなんだよ。
俺は右手であひるの顔を拭ってやる。そして左手をあひるの下顎に添える。
あひるが目を開けるのを待って右手を目の前にさしだすと、俺は止めの一言を
言った。
「あひる。俺のエキスを飲んでくれないか?」

エキス!うわ!すげえこと言ってるよ俺。あひるもそう思ったらしく、嫌悪感に
加えて何言ってんだこのバカは、とでも言いたそうな表情でこっちを見る。
俺はまっすぐあひるを見つめたが…一発抜いて落ち着いたのか、どうも分の悪い
にらめっこになってしまった。
305297=263 (8/10):03/07/13 00:49 ID:D3Ff9DhZ
しかし、結局あひるが折れた。やけにはっきりした口調で言った。
「わかった。ふぁきあはこれを私に飲ませたいのね。この臭くてまずいものを
 飲ませたいのね。良いよ。飲んであげる。ふぁきあがそう望むのなら。
 本当は嫌だけど…飲んであげる。」

そしてあひるは目をつむると俺の右手を嘗めあげて精液を飲み込んだ。
ぴちゃぴちゃと淫靡な音をたてながら。そして、自分の顔を自分の手で拭うと、
それも同様にした。あひるの一連の行為は俺を、そして俺のモノを再び興奮させた。

俺は多少の逡巡を経てから言うだけ言ってみることにした。
「あひる。コレも嘗めとってくれないか?」
俺の股間も当然精液まみれだった。垂れた精液でぐちょぐちょになった陰毛などは
ちょっとした見物だ。あひるは嫌そうな顔で俺の股間を一瞥すると一つ大きく
ため息を着き、そして急ににっこり笑って俺を見つめた。

「良いよふぁきあ。ここまでやらせておいて今更遠慮しなくて良いよ。私がその、
 すれば、気持ち良いんでしょ? で、ふぁきあは私にこういうことをやらせたいん
 でしょ。良いよふぁきあ。してあげる。ふぁきあが望むなら何だってしてあげる。」

そう言うと、あひるは俺のモノや陰毛を平然と嘗めあげ、精液をすすり飲んだ。
…なんだか恐いなぁ。そう思いつつも俺は快感に負けた。結局俺は次の注文を
出した。くわえろ、と。あひるは「もぅ仕方がないんだからぁ」とでも言いたげな
微笑を浮かべると、俺のモノをくわえこんだ。特に指示を出す必要はなかった。
歯を立てるなと言う必要すらなかった。あひるは考え付くだけの工夫をして俺を
喜ばそうとしたからだ。俺も初めてなので上手かどうかはよくわからないが、
もの凄く気持ちが良い。
306297=263 (9/10):03/07/13 00:49 ID:D3Ff9DhZ
あひるの口内は暖かった。口内でぎこちなく動く舌や、敏感な所に当る口蓋や
喉の感触はあひるの秘所とはまた違った趣がある。あひるの表情も良い。先ほどの
「恐い」笑顔はなりを潜めて、普通に上気している。そして、目を半ば閉じて
俺のモノと自分の口に集中している。そして、息苦しくなると一旦口から出して、
呼吸を整えがてら嘗め上げたりキスしたりして刺激を与え続けようとするのだ。
しかも、淫靡な音を派手に出しながら。あひるは通常「イヤらしい音」が自分の
秘所からでるのを嫌うが、今はそれを気にするどころか、わざと大きな音が
出るように工夫している節さえある。

そして俺は二度目の絶頂を迎えそうになった。両手をあひるの頭に軽く添え、
そろそろイくぞとあひるに告げた。するとあひるは鼻から大きく息を吸い、息を
止めた。その殺那俺は絶頂を迎えた。例によって腰が勝手に動き、腰があひるの
顔面に打ち付けられる。そして、あひるの喉の奥に精液が叩きつけられる。
むせこむあひるを見て、こりゃいかんとばかりに俺は自分のモノを引抜いた。

「おい、大丈夫か?」

あひるは片手を俺の方に突き出した。その手は大丈夫だからちょっとまてと
言っていた。あひるはもう片方の手を口に当てて精液を吐き出さないようにしつつ
しばらくむせ込むと、やがて口の中に溜った精液を残らず飲み込んだ。口の端から
多少精液が垂れているが、それもすすり込むようにして飲んだ。あひるは呼吸が
落ち着くと鼻をさすりながら言った。

「あのね、ふぁきあ。腰を思いっきり打ちつけるのだけは止めて。痛いの。」
「すまない。あれはわざとやってるわけじゃないんだが…努力する。」

涙目で至極当然な要求を出すあひるの姿は、神々しいまでに可愛らしかった。
俺はあひるをそっと抱きしめると、額、まぶた、そして唇にそっとキスを贈った。
307297=263 (10/10):03/07/13 00:50 ID:D3Ff9DhZ
「ありがとう、あひる。とても気持ち良かった。お前が積極的にしてくれて
 とても嬉しかった」

俺がそう言うと、あひるはほっとしたような表情を浮かべたかと思うと、俺に
強く強くしがみつき、泣き崩れた。やがてあひるが安らかな寝息をたてるまで、
俺はあひるをやさしく抱きしめていた。頭をなでてやりながら、ずっとずっと
抱きしめていた。

後日談
それからというもの、あひるはセックス中にあまりダダをこねなくなった。例の
「死んじゃう!」も滅多に言わないし、言ったところで行為をやめてくれとは
言わなくなった。クンニも (多少嫌そうな顔はするが) 普通に受け入れるように
なったし、頼まなくてもフェラチオ等の愛撫をしてくれるようになった。
これで、自分の快楽を積極的に引き出すようになれば言うことなしだろう…
少なくともセックスに関しては。

そう、あひるはセックスに関してはグダグダ言わなくなった。しかし、それ以外では
滅多に妥協してくれなくなった。最初の兆候は、肉料理を実質禁止されたことだった。
以前は少なくとも俺が肉料理を食べることに反対なんてしなかった。しかし今では
魚料理か野菜料理以外絶対に食卓にのぼらなくなった。自分で作らないだけでなく、
俺が作ろうとすると大喧嘩になって、結局食材ごとカロン邸送りになってしまうのだ。
外食するときですら俺が肉料理を頼もうとすると強引に別の物を注文してしまうし、
隠れて鳥肉なんて喰ったのがバレたりした日には家出してしまう。
その他諸々、あひるは自分が嫌だと思うことを俺がやろうとすると強硬に反対し
止めさせてしまうようになった。そういうときの決めセリフはこうだ。

「ふ〜ん、つまりふぁきあは自分だけ良ければ良いんだ。あそ〜お。」

どうやらあの時負けたのは俺だったようだ。
308名無しさん@ピンキー:03/07/13 08:06 ID:Aa16QwgV
>>297
調教ということでおそるおそる読んだけど、いたって正常な行為でほっとしました。
しかも、存分に愛がある。ほのぼのして、じーんときて、最後は笑いました。
ふぁきあの心の動きも自然だし、あひるの描写にスゴク萌えます。
すばらしい。若いカップルの幸せな話、いいですねぇ。
309あぼーん:あぼーん
あぼーん
310あぼーん:あぼーん
あぼーん
311名無しさん@ピンキー:03/07/14 01:00 ID:TYGPkr7I
>>297
   _、_
 ( ,_ノ` )      n
 ̄     \    ( E) グッジョブ!!
フ     /ヽ ヽ_//  
312名無しさん@ピンキー:03/07/14 01:48 ID:gI1zx0y7
調教イイ!
さっきDVDみた所なので
調教風景を鮮明に映像化できますたw
313あぼーん:あぼーん
あぼーん
314名無しさん@ピンキー:03/07/15 14:51 ID:t3+CwKh1
るうちゃんのエロキボンヌ
19話の艶めかしいクレール見てたらしんぼうたまらん
315あぼーん:あぼーん
あぼーん
316あぼーん:あぼーん
あぼーん
317名無しさん@ピンキー:03/07/16 01:51 ID:CA51d9DE
しんぼうたまらん = 心棒の溜る暇も無い
318あぼーん:あぼーん
あぼーん
319名無しさん@ピンキー:03/07/17 22:24 ID:kZyomlFc
次のネタを
次の次のネタを
プリーズ
320あぼーん:あぼーん
あぼーん
321あぼーん:あぼーん
あぼーん
322ふぁきあ×あひるの事情1:03/07/19 22:02 ID:pkKWdCQb
夏コミ前の現実逃避です。全然エロくないです。すみません(汗


ふぁきあって、ぜえぇったいヘンだと思う。

 だってね、あたし、何回もふぁきあに『ふぁきあが好き』って言ってるんだよ。甘いお
菓子が好きとか、小鳥が好きとか、お花が好きとか、そんなんじゃなくて、特別に大好き
って、ちゃんと言ってるのに。

 なのにふぁきあは全然わかってない。

 キスするときも、抱きしめるときも、いちいちあたしの目をじいぃっって見て、そんで、
してもいいか聞くの。何で、いちいち聞くかなぁ?
 そりゃあね、町中でとか教室でとかなら、あたしだって困る。みんなが見てる前でそん
なことされたりしたら、恥ずかしくて、くわっって言っちゃいそうだもん。でも、あの恥
ずかしがり屋でええかっこしいのふぁきあが、そんなとこでそんなことしてくるわけない
じゃん?
 誰も見てないのに。二人きりなのに。そんで、あたしはふぁきあが大好きで、ふぁきあ
だってあたしのこと好きって言ってくれてて、だったら、問題ないじゃん。
 一度、あたしの方から思いっきり背伸びしてキスしたら、真っ赤な顔して『バカっ!』
って言われた。何でよー? 何であたしからキスしちゃいけないの?
 でもね、だからってふぁきあは別にあたしとそういうことしたくないってわけでもない
らしいんだ。だって、尋ねてくるときのふぁきあって、何だか置いてきぼりにされそうな
323ふぁきあ×あひるの事情2:03/07/19 22:04 ID:pkKWdCQb
子犬みたいな目で、あたしのこと見てくるんだもん。
 そんな目、しなくったって平気なのに。あたしはふぁきあから離れたりなんかしないの
に。

 キスの時ですらそうなんだもん、えっちの時なんか、もう大変なの。
 ずーっと何か言いたそうに、こっちをちらちら見たりして。
「どうしたの?」
 って聞いたら、いつもの調子に少しだけ慌てた感じが混じった声で、
「何でもない」
 何でもないなら、何でそんなに見るのよ。
 で、そのうちに、あたしの髪、いじり出すの。
 これは、きっと無意識。くすぐったいし、もう今では、それがふぁきあの『えっちした
い』の合図みたいなようなもんだから、あたしの方も落ち着かなくなっちゃって、二人し
て何だかそわそわしたりしちゃったりして。
 で、すこぉしずつ、ふぁきあがあたしの方に近づいてくるの。もちろん、髪はいじった
ままで。
 もうこっちにはふぁきあが何したいのかわかってるんだから、あたしから言い出したっ
ていいんだけど、そしたら、また拗ねるしさ。
 そ……それに、あたしだって恥ずかしいし。
 そうやってるうちに、何だかふぁきあが弄んでる髪の方から、何だかヘンな感じになっ
てきちゃうし。
 
324ふぁきあ×あひるの事情3:03/07/19 22:05 ID:pkKWdCQb
 わざと? わざとなの? そうやってあたしの反応見て、面白がってんの?――――で
も、そういうわけでも、ないんだな、これが。
 ふぁきあはふぁきあで大真面目に、どうやって『それ』を切り出したらいいものか、あ
れこれ悩んで、迷ってるみたいなの。
 あたしが嫌がるって思ってるのかなぁ? だから、ふぁきあはヘンだっていうんだよ。
 あたし、今まで一度だってヤだって言ったことある?ホントに、バカなんだから。いつ
もあたしのこと、バカバカ言うけど、ふぁきあの方がよっぽどバカだよ。
大体、今更じゃん。
「……あひる」
 せっぱ詰まったような声。
 これは、そろそろかな。チラリ、と見上げると、こっちが恥ずかしくなるくらい赤くな
って、ふぁきあが見つめてくる。もちろん、例の子犬の目で。
「……いいか?」
 キスしたいときは『キスしていいか?』で、抱きしめたいときは、『抱きしめて、いい
か?』なのに、何でえっちの時だけは『……いいか?』だけなんだろ。
「何が?」
 なんて聞いたりしたらまた拗ねちゃうから、とりあえず黙って、ふぁきあの肩に頬をす
り寄せる。
 そしたら、やっと、安心したようにふぁきあは息をつく。でも、それでもまだ触ってこ
ないの。
325ふぁきあ×あひるの事情4:03/07/19 22:06 ID:S0N9KWRE
「……いいよ?」
 あたしがそう言ってからはじめて、ふぁきあの手があたしの髪以外の所に触れてくる。
頬とか、肩とか。
 でね。――ここまでは、いいのよ。ここまでは。
 何か、つきあい始めて、初々しいなぁって感じ、するじゃない?微笑ましい感じじゃな
い?
 問題はここからなの。

 一旦「いいよ」って言っちゃったら、今までの遠慮はいったい何だったの?って感じで、
ふぁきあの態度は思いきりダイタンになる。
 まるで、人格変わっちゃったみたいに。
 普段なら絶対言いそうもないような恥ずかしいこと言ったり、いろんなことしてあたし
のこと、いぢめるの。
 もちろん、乱暴なこととかは絶対にしないよ?そんなことされたら、その瞬間鳥になっ
て思いっきり突ついてやるもん。むしろ、すんごく優しく扱ってくれる。
 で……でもさ。こっちは恥ずかしいから必死で声抑えてんのに、もう、何が何でも声出
させようとして、あたしが我慢できなくなっちゃうまでずーっとあたしの弱いとこばっか
狙ったりして、ズルいんだもん。で、自分がそんな風にさせといて、また、恥ずかしいこ
と言ったりするんだよ!
 で、泣くまで許してくれないの。
326ふぁきあ×あひるの事情5:03/07/19 22:07 ID:S0N9KWRE
 また、何が困るって……気持ちいいから困るのっ。だってだって、ふぁきあが何しても、
何言っても、それで、すごく感じちゃうんだもん。
 だから、ふぁきあの言う恥ずかしいことは、ほとんどホントのことなんだけど、ホント
のことだから恥ずかしいんだってばぁ!
 もうこうなっちゃったら、ふぁきあになされるがまま。すごく恥ずかしい声出しちゃっ
たりとか、ふぁきあの思うとおりに踊らされちゃうしかない。とにかくふぁきあの気が済
むまで。

 そうやって、さんざん恥ずかしい想いさせて、くたくたになるまで離してくれなくて―
―――で。ぜーんぶ終わっちゃったあと。
 まだくったりしてるあたしを見下ろして、髪を優しく撫でてくれたりしながら、ふぁき
あはいつものふぁきあに戻っちゃってるの。そんで、『……大丈夫か?』とか聞いてくる
わけ。
 見上げてみると、ふぁきあの表情は思いっきり後悔してて、そんで、例の子犬の目で、
じぃぃっと見つめてくる。
 あたしが怒ってないかとか、もう絶対ふぁきあとはやんない!って言い出したりしない
か、もっと呆れたことに、ふぁきあのこと嫌いになっちゃってないかとか、そんなこと心
配してんのが、もう、丸わかりなわけ。
 ホントに、全っ然、わかってない! 
327ふぁきあ×あひるの事情6:03/07/19 22:09 ID:S0N9KWRE
あんなに何度も、ふぁきあのこと『好き』って言ってるのに、どうしてわかんないのか
なぁ。
 嫌いになるくらいなら、最初からあんなことさせないよ。どんなに恥ずかしくたって、
ふぁきあが大好きだから、だから、何されたって大丈夫なのに。

 一体いつになったらわかってくれるのかな。
 あたしがふぁきあを誰よりもいちばん大好きなこと。
 ふぁきあがあたしを抱きたいって思ってくれるのと同じくらい、あたしだってふぁきあ
に抱かれたいんだってこと。
 だから、心配することなんか何にもないってこと。
 チュチュの時も鳥の時も、あたしはあたしなのと同じように、いつものぶっきらぼうな
ふぁきあも、優しいふぁきあも、それからえっちの時のゴーインで意地悪なふぁきあも、
みんな同じふぁきあだってわかってるよ。

 だから、そろそろ、ヘンな遠慮はやめてくんないかな。どうせ、えっちの時にはすぐに
豹変するんだからさぁ。
 ホントに、ふぁきあって、ぜえぇったい、ヘンだと思う。

              ――――――――――――――――大好きだけど。
328名無しさん@ピンキー:03/07/19 23:12 ID:mnLh9CtM
>>322-327
ふぁきあってヘンといいながらのろけているあひる萌え!(・∀・)イイ!!
329名無しさん@ピンキー:03/07/19 23:19 ID:tMLcmvsK
あひる視点クハ―――――――!!!!(;゚∀゚)=3
夏コミがんがってネ!!w
330名無しさん@ピンキー:03/07/19 23:42 ID:6gYPxWHi
イイ!
激しく萌えますたー。
331名無しさん@ピンキー:03/07/20 11:25 ID:xQmmp1vQ
ふぁきあのイメージが

平常時: 恐妻家もしくはへたれ
えっち: このときだけは主導権を握る、ように見える

ってことで固定されつつあるような(w
332ふぁきあ×あひるの事情6:03/07/20 16:46 ID:65PpZJ6K
自分的には、

平常時:あひるたんにラブラブすぎてヘタレ気味、に見える
えっち:プロモDVD黒王子人格降臨

 っつー感じで書きまつた(w
333322:03/07/20 16:48 ID:65PpZJ6K
 うわ、名前欄クッキー食べ残し。
「みっともない真似をするな!」とかふぁきあに怒られつつ
逝ってきます
334あぼーん:あぼーん
あぼーん
335名無しさん@ピンキー:03/07/22 02:30 ID:FvpLGHdF
最初の方にあった、るうふぁきに影響されて書き出したんだけれども、
どう結んだらいいか分からない、ふぁきるうを投下してもいい?
しかもこれからいよいよーってとこで今切れてます。
できれば誰か、修正しつつ続き書いて欲しいでつ…。
設定も多分おかしいところアリアリ(鬱 しかもコソーリふぁきあひだし。
鬼畜になりそうな感じなんで、投下不可だったら逝きます。
336名無しさん@ピンキー:03/07/22 03:23 ID:z6QR1q74
お待ちしてますどうぞ
337ふぁきるう1:03/07/22 04:24 ID:mwaFpZXQ
それではお言葉に甘えまして…。
ふぁき×るう です。鬼畜になりそうなので、嫌な方は流してください。
時期設定は、一応雛の章はじめの ふぁきあが停学中の頃です。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

ここは金冠学園の図書室。
大鴉の血にあやつられているみゅうとに陥れられ、停学処分となったふぁきあ。
彼は必要に迫られて、生徒も職員もまばらになる夕暮れを見計らい、
密かに学園に紛れ込んでいた。

司書がふと席を外している間に、残っていた生徒が退室した。
ふぁきあはその隙を突いて、そっと図書室に忍び込んだ。
彼の目的は、もちろんドロッセルマイヤー関連の書物であった。
この町の中心的な建物である金冠学園の図書室と書庫には、
ここでしか入手出来ない貴重な古文書類が所蔵されていたのである。
図書室の閲覧コーナーを抜けると、部屋の奥に書庫へ続く頑丈な扉がある。
ふぁきあはカウンターから鍵を見つけ出すと、扉を開錠し、
薄暗い書庫の中へと足を踏み入れた。
ランプに火をともして中に置き、司書に感づかれないよう鍵を元の場所に戻す。
再び書庫に戻って扉を閉めると、カビ臭い闇の中に暖かなランプの光が広がっていた。
338ふぁきるう2:03/07/22 04:25 ID:mwaFpZXQ
まずは首尾よく行ったことに少し安堵しながら、ふぁきあは目的の書物を探した。
程なくそれは見つかり、ランプを近づけてページを繰っていた、その時だった。
「そこで何をしているのかしら?役立たずの騎士。」
ふぁきあが振り返ると、書庫の扉を片手で支えながら逆光の中にるうが立っていた。
「私が図書室に入ったら、制服じゃない人が書庫の前にいるじゃない。
良く見たらあなただった。司書の先生は居ないみたいね。
先生の許可なしに書庫に入るなんて、許されない行為よね?
第一、あなたは今、停学中だったんじゃないかしら?」
意地の悪い笑みを浮かべながら、るうはふぁきあに詰め寄った。

「……だったらどうだと言うんだ……。」
低い声でふぁきあが答えると、るうは笑みを浮かべたまま続けた。
「このまま司書の先生が戻ってきたら、間違いなくあなたは見つかるわ。
そうしたら私は目撃者となって、あなたが停学の腹いせに、
書庫をめちゃめちゃにしようとしていたと証言するわ。
みゅうととの一件を大目に見てもらって停学になったのに、
その反省の色無く、学園に忍び込んで荒らそうとしていたなんて知れたら、
今度こそ、この学園には居られなくなるでしょうね。」
開いていた書物を置き、腕組みをしてるうを睨みつけるふぁきあ。
彼の眉間には深いしわが刻まれ、一言も発しないで見つめている。
気をよくしたるうは、軽い冗談のつもりでさらにこう付け加えた。
「……あるいは、あなたにここに引きずり込まれて襲われかけた、
って証言するのも手ね。」
339ふぁきるう3:03/07/22 04:26 ID:mwaFpZXQ
その時急に、司書の声が図書室の入り口の向う側から聞こえてきた。
所用が済んで戻ってきたが、入り口でまだ誰かと話をしている気配である。
ふぁきあは、とっさにるうの手をつかんで彼女を書庫内に引き込み、
反対の手で、支えの無くなった厚い扉を抑え、音がしないよう注意しながら閉めた。
「ちょっと、痛いじゃな……むぐっ。」
急に引っ張られ、よろめいたるうが文句を言おうとした、
その口をふさいで抱え込み、ふぁきあは扉の向う側の様子をうかがっていた。
司書は入り口での立ち話が終わり、図書室に戻ってきたようである。
そして利用者が誰も居なくなっていることに気付いたようだが、
書庫の異変には気付かず、閉室の準備に取り掛かったようだ。
このままやり過ごせば、図書室の入り口に施錠して帰るだろう――。
340ふぁきるう4:03/07/22 04:27 ID:mwaFpZXQ
ふぁきあがそう思ったとき、腕の中のるうがもがき出した。
彼女としては、このまま何事も無く司書に帰られては困るのである。
何としても書庫の中の状況を司書に知らせようと必死になっていた。
しかし必死なのは、ふぁきあも同じこと。
停学処分を受けてから、ふぁきあはみゅうとの側に居られなくなった。
そして王子は宿敵大鴉の手に落ち、生贄を捧げる手助けをしているのだ。
これ以上行動の幅が狭められ、大鴉と戦いみゅうとを守る上で
さらに支障が出るようになる――それだけは避けたいところだった。
――ドジなあいつにばかり任せておけないしな。
ふとふぁきあの脳裏に、あひるの顔が浮かんだ。
るうはふぁきあの縛が少し緩んだのを見逃さず、腕をすり抜けて叫ぼうとした!
しかしその叫びは声にならず、誰の耳にも届かなかった――
すんでのところで、ふぁきあがるうを押さえつけ、口をふさいだのだ。
るうは書庫の床にうつぶせになり、その上にふぁきあが圧し掛かっていた。
341ふぁきるう5:03/07/22 04:29 ID:mwaFpZXQ
幸い、二人が倒れこんだ音は司書に聞きとがめられなかった。
司書が支度を終えて帰宅するらしく、かすかにガチャガチャと鍵の音が聞こえる。
やがて静寂が訪れ、図書室は無人になった。書庫の二人を除いては。
ひとまず危機が去り、ほっとしたふぁきあは今の状況にようやく気が付いた。
制服の上着はずれていたし、スカートもまくれ上がっていた。
紫の美しい髪も振り乱され、白いブラウスは書庫のほこりにまみれ、
いつもの気高い彼女からは考えられない状態である。
そして布越しに伝わる、るうの体の線。
バレリーナらしく鍛えられ引き締まっていながら、
女性特有の柔らかな丸みを兼ね備えている。
特にるうは同年代の女子の中でも発育が良く、スタイルも群を抜く。
その時、口をふさぐ手を外すため、るうが横を向いた。
その朱を刷いたような目元……、涙がにじんでいる。
思わず、ゴクリと男の喉が鳴った。
342ふぁきるう6:03/07/22 04:30 ID:mwaFpZXQ
「……もういいでしょ、降りてよ。」
るうはため息をつきながら、つぶやくようにそう言った。
しかし一向にふぁきあが離れる気配は無く、彼は押し黙ったままである。
るうは腰のあたりに、何か異物感があることに気付いた。
彼女はできる限り体を起こして、彼の顔を見ようとした。
ふぁきあは、るうが今まで見たことの無い表情をしていた。
赤面し、どう御したらいいか分からないといった風だが、
その暗い緑色の瞳に、獣の光がある。
その光に射抜かれ、るうは背筋を何かが通り抜けるのを感じた。
343ふぁきるう:03/07/22 04:36 ID:mwaFpZXQ
――――――――――――――――――――――――――――
…以上です…。これからヤバイ展開になるんだろうなーと思いつつ、
漏れの想像力では、今はこれが精一杯。失礼しました…。

個人的な属性は、ふぁきあひです。
本編はオープンエンディングだったし、ここの職人様たちの作品嬉しいです。
344名無しさん@ピンキー:03/07/22 17:03 ID:ILaTmPYv
>>335
おつかれサンです。乱れるるうちゃん、ハァハァ・・・
でも個人的には、ふぁきあはあひるにしか(;´Д`)ハァハァ
しないように思うから(藁)ヘタレな奴がクレールなるうちゃんに
挑発も兼ねて攻められるって方がふぁきるうはしっくりきたかも。
いや、でも可哀想なるうちゃんも良いけど・・・(w
・・・デカい口叩いてスマソ。自分も続行キボンです。

つーか他の止まってる職人さんのも続きキボーーン!ヽ(´Д`)ノ
345名無しさん@ピンキー:03/07/22 17:05 ID:ILaTmPYv
あ・・・上げてしまった・・・
俺もうだめぽ・・・逝って来る・・・
346あぼーん:あぼーん
あぼーん
347あぼーん:あぼーん
あぼーん
348あぼーん:あぼーん
あぼーん
349名無しさん@ピンキー:03/07/22 21:32 ID:Vdm4wLTH
>344
レスdです。
>ふぁきあはあひるにしか(;´Д`)ハァハァしないように思うから(藁)
禿ドゥ!まとまらないのはそこに原因が。書いてて萌えない品。
つーかるうちゃんゴメソ!!スレの皆様にも失礼しますた…。
3509:03/07/22 22:32 ID:fwnEg6E2
>337-342
ぐはっ、そこで終るのか! 続き! 続き! って人のこと言えないけど(w
ちなみに9はあひる出現以前をイメージしてた。

るうが鴉召喚したらふぁきあ一発であぼ〜んって気がしないでもないが、
ある意味似た者同士のふぁきあとるうだから、>208 と絡めれば案外すんなりと
いってしまうかも…

>344
ハァハァしなくてもセックスという行為は可能なのですよ。
絶頂に達せるかどうかは別として、だけどさ。

ところで、
> この町の中心的な建物である金冠学園の図書室と書庫には、
> ここでしか入手出来ない貴重な古文書類が所蔵されていたのである。
金冠町 = アーカム
金冠学園 = ミスカトニック大学
ドロ爺 = HPLもしくはアブドゥル・アルハザード

と脳内変換してしまったのは私だけ? (w
3519:03/07/23 17:12 ID:/5geFa1j
というわけで? 342 の続き書いてるんだけど、いざって所ではたと手が
止まってしまった。金冠学園の女子制服の構造がイマイチよくわからず、
脱がせ方がよくわからない (w
さてどうしたことか…

ちなみに、鬼畜でもなければラブラブでもないという微妙な路線。
352名無しさん@ピンキー:03/07/23 21:48 ID:H58dXcLE
335ですが…
9さん、続き書いていただけるのですか!ありがたやありがたや。
和じゃないので書いてて辛くて。でもラブラブよりは筆が進む(ヲイ
制服…分かりにくいですねえ。
漏れの白ブラウスにボタンなしジャケット、
胸に赤いブローチで、スカートの下も着込んでるのかな?
ああでも、着たままでも行為は可能でしょう、なんて(w

暗黒神話大全、全然知りませんでした。検索かけてみて納得。
もとよりチュチュって、チョトそれっぽいのですね。
幽閉された邪神、末裔たちの戦い。
353名無しさん@ピンキー:03/07/23 22:45 ID:DBKpRoWJ
あのぉ…。実は私も335さんの作品の続きを考えたんですけど…。
マジでレイープモノになっちゃうんですよ。
このスレってホントに鬼畜なのは無いじゃないですか。
それはチュチュという作品の性格上とても頷けることで。
皆様の愛情や思い入れは私と変わらないと思いますし。
だから、書いてしまってよいのか悩んでいます。
9さんとも張り合うみたいになってしまうし。
結構長くなりそうだし。
どうしたものか。
354名無しさん@ピンキー:03/07/23 23:01 ID:ByO9rfCx
たまにはレイープがあっても、いいじゃない!
愛あっての作品だろう!

・・・・・・と、>>353の背中を押してみるw
自分もほのぼのが好きだけど、そのまま出さないのは
勿体無いと思うし。数少ないチュチュエロSSなんだしさぁ!!
3559:03/07/23 23:48 ID:/5geFa1j
>353
9はもろにレイプ物の予定だったよ。
筋書きがイマイチだったとか文才の限界だとかスレの頭から鬼畜系は嫌だなぁ
等々の思惑故に放棄しちゃったけどね。

いずれにせよ、新作拝めるならこちらとしては大歓迎ですよ >353 氏
内容が競合? 望む所ぞ!

もっとも、鬼畜は鬼畜でも女の子の躰を傷つけるグロ系は個人的には
パスしたいところだけどね。それにしても「書くなボケ!」じゃなくて
「俺は読まねぇぞ」ってだけのことで。

ちなみに今私が書いてるモノが鬼畜系じゃないのは、335 氏の設定に
準拠するとるうはクレールとして覚醒しているので、ふぁきあの実力では
陵辱するのが困難だから。それだけ。
356名無しさん@ピンキー:03/07/25 02:19 ID:K4q43v4b
>>354-355
助言ありがとうございます。思いきって書いてみます。
時間かかると思いますけど。
357名無しさん@ピンキー:03/07/25 20:08 ID:jAN2Mb3t
再び、335でございます。
353さんも続き書いてくださるようで、ヘタレエロ爺としては嬉しい限りです。
それから、もし書いていく上で邪魔な設定が合ったら、
ばっさりばっさり切っていただいて構いませんので。

皆さんの箸休めになるような、短めの甘い話を書いてみようかな……。
今度はちゃんと完成してからうpさせたいものです。
ほんとヘタレでスマソ……。
358あぼーん:あぼーん
あぼーん
359あぼーん:あぼーん
あぼーん
360あぼーん:あぼーん
あぼーん
361あぼーん:あぼーん
あぼーん
362あぼーん:あぼーん
あぼーん
363あぼーん:あぼーん
あぼーん
364名無しさん@ピンキー:03/07/30 01:03 ID:FlJTLfOv
保守
【7:12】りりえの笑い声で起床。いつのまにかアヒルだった。水をかぶる。体が濡れて女の子になる。間一髪でりりえが入ってくる。ノックくらいして欲しい。
【7:22】鳥に餌をやる。体をつつかれる。イヤになる。「心のかけらを集めておいで」ドロッセルマイヤーだ。うるさい。私はプリンセスチュチュじゃないただのアヒルなんだよ。「気を付けてな」うるせぇんだよこの役立たずの騎士が。
【7:35】ダルいパトロール開始。学園ではうるせぇ猫がわめいている殺すぞ。
【7:39】 鴉の異常発生を発見。現場へ向かう。
【7:43】「心臓を我に!」みゅうとが叫んでいる。かったるく変身。
【7:45】「それはあなたの本当の気持ち?」ただの舞踊だ。
【7:50】ぴけ救出。みゅうとに心臓を取られそうになったらしい。うだつの上がらない奴だ。
【8:03】今日は曇りだ。気分が盛り上がらない。早く寮へ帰りたい。
【8:46】りりえがニヤニヤしている 。
【9:30】早朝パトロール終了。また1限目をさぼってしまった。結婚だけは避けなくては。
【9:40】帰宅。
【9:45】お腹がすいた。ふぁきあの家で昼食。うずらに驚かされる。声が出てまたアヒルに戻る。いやがらせか?
【10:11】午前のレッスン。猫の脅迫にみんながいらつく。 ヤギ子が見ている。
【11:12】 また鴉が騒いでいる。今日は忙しい。本日2度目の変身。
【11:20】クレール登場。
【11:22】「よく来たわね、プリンセスチュチュ。」相変わらずしつこい奴だ。「やめて〜!王子に何をするの!?」本当はどうでもいい。ふぁきあ早くこい。
【11:40】鴉に襲われる。半端なく多い。囲まれて動けない。
【11:42】「おやおやあひるちゃん」ドロッセルマイヤーだ。タイミングが良すぎる。どこから見ていたんだ?
【11:43】「ううっ…カ、ラス…」さようなら、鴉のみゅうと、こんにちは王子のみゅうと。クレールがオロオロしている。
【11:47】「やめろ鴉!チュチュを…傷つけるな!」このセリフには飽き飽きしている。
【11:49】戦闘終了。「みゅうと…」格好だけ悩んでみる。
【11:53】ふぁきあが来た。「チュチュ!大丈夫か!」遅すぎる。帰れ。うだつの上がらない奴。
【12:30】帰宅。女子寮前で猫が聖徒に結婚を迫っていた。りりえがニヤニヤしてこっちを見ている。いやがらせか?殺すか?
Q1「あなたの名前はなんですか?」
A1「あひる」

Q2「お仕事は?」
A2「心のかけらの捜索」

Q3「変身する時、痛くはないのですか?」
A3「正直、めちゃくちゃ痛い。一度泣いた」

Q4「嫌いな人は誰ですか?」
A4「大鴉」

Q5「それはどうしてですか?」
A5「王子の敵だから」

Q6「本当の事を言って下さい」
A6「るうちゃんと仲が良いから」

Q7「…。本当に嫌いな人を言って下さい」
A7「ふぁきあ」

Q8「それはどうしてですか?」
A8「物語をかかないから」

Q9「それはどうしてですか?」
A9「たぶん嫌がらせ」

Q10「猫先生をどう思いますか?」
A10「じっとしてれば可愛い」

Q11「あおとあという人がいますが」
A11「意味わからん」

Q12「二度と会いたくない人は?」
A12「ふぇみお」

Q13「それはどうしてですか?」
A13「いや・・・誰でもあれはヒク」

Q14「うずらに一言」
A14「いいかげん驚かすのやめてよね、ワザと?」

Q15「いやな思いでとかありますか?」
A15「前に心かえした時に怖がられた。誰の為に苦労してると思ってるんだ」

Q16「誰にですか?」
A16「みゅうと」

Q17「それはどうしてですか?」
A17「たぶん嫌がらせ」

Q18「ラスト、この扱いをどう思いますか?」
A18「みんながかばってくれたから満足している」

Q19「でも、女の子に戻るのではという情報もありますが」
A19「えっ!!??」

368名無しさん@ピンキー:03/07/31 01:52 ID:CaDLIXrz
ぶっ。保守コピペ、ありがd!ちょとワラタよ。
ひたすら広告に保守られていたのか…。
削除依頼も誰か出してくれたようだ、そちらもありがd!
職人さんたち、皆執筆中?誰か何でもいいから、
お 話 を 聞 か せ て お く れ 〜 !
369あぼーん:あぼーん
あぼーん
370あぼーん:あぼーん
あぼーん
371あぼーん:あぼーん
あぼーん
372名無しさん@ピンキー:03/07/31 16:15 ID:m0/+2OWz
>>366
>Q7「…。本当に嫌いな人を言って下さい」
>A7「ふぁきあ」

激ワロタ
373名無しさん@ピンキー:03/08/01 01:39 ID:ZGdwcptJ
 暗く広い空間には幾本もの純白の羽が突き刺さっている。
 大鴉が封じられているこの場所は、漆黒の衣装を纏ったプリンセスにとって、誰よりも優しい
父の懐であり、何よりも恐ろしい場所でもあった。
「我が娘よ……心臓はまだ手に入らぬのか……」
 父親である大鴉の声は苛立っている。娘の自分には父の怒りがひしひしと伝わってくる。
「ごめんなさいお父様、だってプリンセスチュチュが私と王子の邪魔を……」
「言い訳はもう良い!」
 空間全てを押し潰すかのような大鴉の怒声にクレールが身を竦める。
「ごめんなさいっ! すぐ、すぐお父様に心臓を食べさせてあげるから……!」
 逃げるように身を翻したクレールの行く手を巨大な爪が阻む。
 小さく息を呑んだクレールが振り返ると、大鴉の真紅の目が不意に笑みの形に歪んだ気がした。
「……お…お父様……?」
「まあ待つが良い、我が娘よ。確かにわたしは飢えている。この父の、不自由な身を哀れと思う
のだろう?」
「え……? えぇ……」
 戸惑うクレールの前で、また別の真紅が大きく空間に広がった。それは嘴の奥の炎のような赤。
 父が笑ったのだ。
(お父様が笑っている……?)
 父が笑うことなど滅多にないのに。
「愛する娘よ。醜い人間の姿に生まれたおまえを愛することができるのは、わたしを除けば王子
だけということは既に言ってあるな?」
「え、えぇ、お父様」
「だが王子とても醜いおまえの姿を本当に愛することができるとは限らぬかも知れぬ。そこで、だ。
可愛いおまえが王子を惹き付ける魅力があるかどうか、今わたしが調べてやろう」
374名無しさん@ピンキー:03/08/01 01:39 ID:ZGdwcptJ
「え……?」
 音もなく大鴉の爪が宙へ上がったと見る間に、爪は再び振り下ろされた。クレールの纏う漆黒の
ドレスを真一文字に切り裂いて。
「きゃああぁっ!」
 悲鳴を上げて蹲った娘を父は叱咤する。
「立ち上がるのだ、我が娘よ! そしてわたしにおまえの醜い身体を晒すがいい!」
「いやっ、許してお父様、お願い……!」
 人間の姿をしているというだけでクレールにとってはこの上もなく醜く不幸な宿命を負った身体
なのに、ましてその裸身を父の前にさらすことなどできよう筈がない。
「ごめんなさい…ごめんなさいっ、それだけは…!」
 涙を浮かべて首を振るクレールに厳しい父の声が飛ぶ。
「おまえの為だと言っているのが判らんのか! さぁ、立て! そしてわたしの前で踊るのだ!」
「……お父様っ……」
 色白な顔を更に蒼白にさせたクレールが、涙を浮かべたままゆっくりと立ち上がった。
375名無しさん@ピンキー:03/08/01 02:06 ID:62RmaWM8
新作キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
辛いるうちゃんものが続いてるね。それもまた良し。
続き待ってまつ!!
376名無しさん@ピンキー:03/08/01 02:30 ID:ZGdwcptJ
 闇はただ果てなく広く深く、けれど大鴉の目だけは真紅の光を灯して炯炯とクレールの肉体を見詰める。
 白い身体は細く華奢で、けれど女へと変身を遂げつつある証拠に、手で隠された胸のふくらみや下半身の
くびれだけでなく、全身のシルエットがどことなく柔らかい。
 人間の少女であれば間違いなく美しいと絶賛される筈の肉体は、大鴉である父の前では醜いだけでしか
ないだろう。
 色白のこの肌さえもがクレールには疎ましかった。
「ふふ……よいぞ。さぁ、踊るが良い。その手をどけておまえの姿を全てわたしに見せるのだ」
 震えながらクレールはそっと両手を身体から離す。赤く光を放つ父の眼差しの許で、裸身にただ黒いトウ
シューズだけを履いたまま、ポーズをとった。王子を誘惑する黒鳥の踊りを踊るためのプレパラシオンを。
 だが、踊り始めた途端に父は凄まじい怒りとともに娘の踊りを止めさせた。
「その動きはなんだ! それでわたしの娘と言えるのか!? 王子を誘惑できると思っているのか!」
「ご、ごめんなさいっ! ごめんなさい、許してお父様……」
 泣きながら壊れた人形のように「ごめんなさい」を繰り返し、クレールはその場にくずおれる。
 裸で踊ることなど、恥ずかしくてできよう筈もない。
 父の怒りが更に激しさを増すことを予想したクレールはただただ身体を小さく縮こまらせて涙を流す。
 だが、次に発せられた大鴉の声は意外なほどに優しかった。
「……よかろう。どうやら未熟なおまえには、まだわたしの血が必要と見える……」
 空間が震えるほどの羽ばたきと共に、三度鴉の爪がクレールの元へとゆっくり降りてきた。
377名無しさん@ピンキー:03/08/01 02:32 ID:ZGdwcptJ
 顔を上げたクレールの前に、禍々しく輝く、赤い宝石のようなきらめきが雫となって垂れ落ちる。
 大鴉が、自らの血を流しているのだ。愛しい娘のために。
(――お父様……!)
 歓喜に震えながらクレールは立ち上がり、大鴉の爪に向かって両手を伸ばした。彼女の顔の前に、赤い雫が
ゆっくりと流れてくる。その美しくも邪悪な輝き。
 まるで何かに魅入られたかのようにクレールは唇を寄せた。暗い灰褐色の爪の表面を伝わってくる血を
舐めようと舌を伸ばす。
(あぁ、お父様、お父様……!)
 舌先が触れた瞬間、彼女の身体は微かな痺れを覚える。だがそれも僅か一瞬のこと。痺れはすぐに芳醇な
味わいへと変わり、クレールは懸命に舌を動かしてもっと多くの血を飲もうとする。
「もう良い。これで充分だろう」
 爪が引いたとき、クレールの表情はそれまでと一変していた。目つきはとろりとし、まだ血の色を残した口唇は
知性の欠片もないかのようにだらしなく開いて微かな笑みを浮かべている。
「オトウサマ……愛シテイルワ、オトウサマ……」
 すっとクレールは手を伸ばした。先ほどと違って何の迷いも躊躇いも感じられない。トウシューズに包まれた
足の先から指の先までが、いまや確信を持って王子を誘惑する、淫猥な売女と化していた。
378名無しさん@ピンキー:03/08/01 03:09 ID:ZGdwcptJ
 爪先で立ち、高く脚を掲げる。滑らかな白い肢がゆっくりと撓められ、宙に飛ぶ。
 少女がくるくると回る度に柔らかな胸は揺れ、脚を大きく開く度に黒い叢の下で紅桃色の秘肉が露わになった。
(オトウサマガ私ヲ見テクレテイルワ……)
 完璧なまでに黒鳥を踊りながら、それは同時に人形の踊りでもあったのかもしれない。
 漆黒の闇に輝く二つの赤い眼差しに照らされ、白い少女は黒のトウシューズに命じられるまま激しくも美しく
踊り続ける。
 休みなく踊る鴉姫の白い肌は薄く紅潮し、汗の雫に濡れて輝いていた。
 狂ったように踊り続ける彼女の肉体は既に疲労の極限に近付いており、完璧なポーズは時折揺らぎ、また
ジャンプの後もよろめくようになり始める。
 それでも少女の顔には笑みが浮かんでいた。父の視線が自分だけを追っている。
 プリンセスチュチュは王子の封印を解くために必要な存在だが、本来、醜い人間として生まれたクレールは
チュチュにすら及ばない、誰からも愛されることのない、ただの厄介者でしかないのだ。
 そんな自分を父が見詰めている。父の眼差しの許で踊ることができる。それは何よりの喜びだ。
(オトウサマ……)
 遂にクレールの身体が限界に達した。黒鳥は冷たい床に倒れこむ。
 倒れながらなおもクレールはトウシューズの命ずるままに踊ろうと懸命に手足を伸ばし、もがく。
(モット、オトウサマニ見テモラワナキャ……)
 けれど汗に濡れたしなやかな身体を起こそうとしても、もはや動けない。
 少女は肩で息をしながら目を閉じた。
「……踊り足りないか、我が娘よ……」
 深みのある父の声が娘の全身に響く。クレールは小さく頷いた。
「ならば愛しき娘よ、次は別の踊りを教えてやろう。醜いおまえが王子の愛を得るために必要なことを……」
 疲れ切った少女に、父の言葉は慈雨の如く優しく降り注いだ。
379あぼーん:あぼーん
あぼーん
380あぼーん:あぼーん
あぼーん
381名無しさん@ピンキー:03/08/01 23:53 ID:At0ZX2Yk
続く、のかな?
382名無しさん@ピンキー:03/08/02 00:25 ID:5MvJ6Vfd
続く、んだよね?
表現がキレイだね。血をもらう るうタンがセクシィ。
でもキレイ過ぎて実用には向かない…?書いてもらっててスマソ。
読みたいので続きヨロー
383名無しさん@ピンキー:03/08/02 01:11 ID:HqHuEP4p
実用って言うな(汗
384名無しさん@ピンキー:03/08/02 02:03 ID:hPciZ6Xp
 大鴉は娘に告げる。
 王子との婚礼を迎えるためには、彼女の肉体そのものが王子を虜にしなければならないのだと。
 醜い容貌を愛するものなどいない。踊りもいつかは踊れなくなる日が来よう。ならば、クレールの
身体が王子を魅了すれば良いと。
「さあ…わたしの前で、自らの身体を慰めるがいい……」
 冷たい床に頬を押し当てたまま、薄くクレールは微笑む。
「はい、お父様……」
 クレールは仰向けになった。形の良い白い乳房が揺れる。中空から見詰める大鴉の赤い眼差しは
彼女の体の中に注がれた鴉の血を燃え立たせた。
(見られている……。私、お父様に見られている……)
 黒い叢の、その下へとたおやかに右手を伸ばす。同時に脚を大きく開いた。バレエのレッスンのとき
とは違い、今彼女の身体を隠すものは何もな

い。その脚の間へ伸ばされた指先がまず白く柔らかな肉を割って奥を探る。
 汗で濡れたためばかりでもなく、股間は既にじっとりと湿っていた。にじみ出た愛液でピンク色の
陰唇が濡れている。
クレールは濡れている場所を指先で探り、クリトリスに触れた。埋もれるように隠された小さな蕾を軽く
擦るとそれだけでクレールの身体に微弱な電流のような刺激が走った。
 左手ではそっと自分の乳房を掌の中で揉み始める。指先で先端の尖りを抓めば乳首は更に色を濃くし、
また固さを増した。
「あぁ……」
 腰椎に何かがわだかまっていく。彼女には欲しいものがある。
(みゅうと……)
385名無しさん@ピンキー:03/08/02 02:08 ID:hPciZ6Xp
書きながらなので、あまりちゃんと連続しては投下できずスマソ。
(しかもこの後、数日ほど出かける予定だったり)

>352
実用のためには、むしろ他の素晴らしい職人さんを待つ方が(ry
386名無しさん@ピンキー:03/08/02 03:29 ID:hPciZ6Xp
 体勢を変えてうつ伏せになると形の良い尻を高く突き出す。バレエを踊る少女の下肢は引き締まっていながら
しなやかさを失っていない。
 クレールは指先の力をやや強めながらクリトリスを揉み、押しさする。まだ中へは指先さえも入れていないのに、
辺りは蜜が溢れて垂れ落ちてしまいそうだ。
 自分自身の指で与えられ続ける刺激に思わず括約筋に力を込める。潤んだ秘肉が指を挟み込む。クレールは
小さく息を吐き、唇を舐めた。
 指を、潤みの中へ押し込む。
 たっぷり潤った場所へ少女の細い指一本を入れることはさして難しいことではなかった。
 それでも指先が入る瞬間、華麗で妖艶なプリンセスクレールの表情が僅かに歪む。怯えたような、幼さを思わせる
その表情は、るうのものだった。
 しかしすぐに少女は鴉の娘に戻る。
 今感じているのは羞恥ではなく悦び。行っているのは自慰ではなく、そう、これも王子の愛を手に入れるための
ダンスのレッスンだった。
 ぬるぬるした内壁の肉が指に絡み付いてくる。中を掻き回し、また指を出し入れさせるとくちゅっ、ねちゃりと音がした。
 けれど決定的な快感にはまだ欠ける。左腕と胸で体重を支える姿勢から、クレールは横に倒れて片脚を曲げた。
 再び自分の柔らかな胸の膨らみに手を這わせながら右手の指を更に奥まで挿し入れる。
 本当はもっと太いものを挿れて欲しい。
 けれどそれは、王子との婚礼を迎えてからたっぷり味わえば済むこと。今は王子を決して失うことのないように、
この身体をもっと高めなければならない。
 中指の先が無数の襞の奥に柔らかな肉球を探り当てた。
387名無しさん@ピンキー:03/08/02 03:31 ID:hPciZ6Xp
 クレールの赤い唇が吐息を洩らす。
 中指の付け根まで深く突き入れてその場所を擦るうち、黒いリボンで飾られた右脚が震えながら伸ばされ、まっすぐに
宙を指す。
「あぁんっ……あふぅ…ん…」
 絡み付く秘肉の中を掻き回し、柔らかな乳房を爪の痕が残るほど強く掴み、愛液にまみれた指で得られる限りの快楽を
求めて奥深くを突く。
(だめ……みゅうとじゃなきゃ……)
 不意にクレールの中にるうの声が響いた。
「!」
 目を見開いたとき、クレールの視界に真紅に光る大鴉の双眸が飛び込んできた。途端、指を包み込んでいた秘肉が
激しく収縮する。
(いやっ、私……!)
 心のどこかでもう一人の自分が上げる悲鳴が聞こえる。
 けれどクレールの脚は悦びに震える黒鳥と化し、きつく指を咥え込んだ秘処からは止めどなく透明な蜜が溢れ出てくる。
「あぁ、あぁあんっ…!」
 赤い眼差しに見守られながら鴉姫は絶頂を迎え、果てた。
「――いいぞ、愛しい娘よ。これからもそうやって、王子を迎えるための準備を進めていかねばな……」
「はい、お父様」
 トウシューズだけを身に纏ったプリンセスは父に応えて微笑んだ。
 だが、鴉の目が閉じられて赤い光が消えたとき――裸の少女の両目から、美しくも悲しい雫が流れ落ちる。
 全ては闇に閉ざされる。
 己の醜さを厭う少女の真実さえも、また。

*************************************************************************** Fin ***********
388名無しさん@ピンキー:03/08/02 21:57 ID:uuU0ksOD
乙!
そのまま二度目に突入してくらはい > クレール
389名無しさん@ピンキー:03/08/02 23:05 ID:n71XUMta
スソマセソ、実用不向きなどと申しまして…前言テカーイです!
クレール公開オナーニ(*´Д`)ハァハァ…次回作も待ってます。 
390名無しさん@ピンキー:03/08/03 02:10 ID:D31ntyo5
リクってできますか?ふぁきあひの未遂エロきぼんでふ
391名無しさん@ピンキー:03/08/05 03:16 ID:n7MGLdu2
ふぁきあがアヒルを人間のあひるにしたら・・一部体に変化があったりして・・(w
「・・あれ?ふぁきあ・・なんか前より・・胸が大きく」「気にするな」
392名無しさん@ピンキー:03/08/06 19:00 ID:Es/rnp5Q
なんかエラーぽ。。。
393392:03/08/06 20:13 ID:Es/rnp5Q
SS投下後、専用ブラウザなのにずっとエラーが出続けてたので
自分の書いたブツが何か変なモノでも含んでたかと思って焦ってました(;´д`)
一旦ログ削除したら直りました。コンナコトモ アルノネー。

これだけじゃ何なので小ネタ。

 一羽のあひるの許に、物語の王子とお姫様が遊びに来ました。
(あれ? みゅうとにるうちゃん、物語の世界に行ったのに、どうして?)
 湖に浮かんだあひるは首を傾げます。
「あなたを迎えに来たのよ、あひる。お話の中の、プリンセスチュチュとして」
「ぐわっ!?」
 どうしてまた突然、と驚くあひるに、お姫様はにっこり笑いかけました。
「お話の中ってすごく幸せなんだけど、ちょっと退屈なのよ。だから、みゅうとと二人で
いつも同じセックスばっかりしてるより、たまには……ね?」
 つまり、「たまには、あひるも交えて3Pを」ということなのでしょうか。
「ぐわっ……ぐ、ぐわわ〜!」
 あたしはふぁきあ一筋なんだから〜!
 ぐわぐわと叫び続けるあひるを胸に抱き、王子とお姫様は笑顔で帰っていくのでした。
チャンチャン。
394名無しさん@ピンキー:03/08/06 20:13 ID:mCp3D/8S
>>392
ログを一度捨てるといいと思われ。
多分誰かが広告の削除依頼をしたんでは。
395394:03/08/06 20:13 ID:mCp3D/8S
ぱずかしー
396392:03/08/06 20:15 ID:Es/rnp5Q
>394
ありがdでつ。
広告の削除でエラーになるってことを知りませんでした。
一つお勉強になりまつた。
397名無しさん@ピンキー:03/08/07 09:52 ID:jidImikS
いい加減に汁!!
広告屋め
398名無しさん@ピンキー:03/08/07 23:39 ID:GDKSXLxU
>>387
4P・・もいいよね・・(´∀`)
399名無しさん@ピンキー:03/08/08 21:26 ID:ohB/5sTW
>>398
きちんと下げれ
400名無しさん@ピンキー:03/08/09 02:52 ID:VHYX1MV0
>>397 だったら依頼を(略

いや、、あまりにも広告相手に文句言ってる人が多いのでつい、、
401名無しさん@ピンキー:03/08/09 12:36 ID:oIeAVa4L
エラーになってログを読み込み直さなきゃいけないので
削除のほうが余計めんどくさい。
402名無しさん@ピンキー:03/08/09 14:05 ID:VHYX1MV0
自動再読込してくれるソフトを使われては?(A Boneとか)

スレ違いですね(汗) 失礼しました。
403名無しさん@ピンキー:03/08/09 16:12 ID:oIeAVa4L
そんな機能がついたソフトがあったんですか。知らなかった。
当方マカだし、今のが気に入ってるのですよ。
わざわざありがとう。

自分もスレ違いスマン
404あぼーん:あぼーん
あぼーん
405あぼーん:あぼーん
あぼーん
406353:03/08/12 23:48 ID:TUokqEwi
遅くなってごめんなさい。3週間近くかかってしまいました。
335さんの作品( >>337-342 )の続きです。
アイデアをくださった335さん、助言をくださった354さん、9さんはじめ
スレの皆々様に感謝です。
9さんより早く書き上がったようなので、先に貼らせていただきます。

レイープモノです。グロではありません。
愛のないセックスは正直苦手だし、実力不足もあり、あまりエロく描けなかったような。
むしろ読んでて嫌〜な気分になるかもしれません(私はなります[ぉぃ])。
嫌いな方は避けてください。

たぶん設定にもおかしなところがあると思います(指摘していただけると有難いです)。
でも内容が内容なので、雰囲気だけ借りた別の世界の話にしておいたほうがよいのかも。

う〜ん前フリが長いなあ…

では、途切れたお話の続きを始めましょうか。
407(1/8):03/08/12 23:49 ID:TUokqEwi
だがその光はすぐに消えて、別の、もっと奇妙なものに取って代わられた。
聡明で思慮深く、冷淡なようで一途な思いを秘めたふぁきあの瞳が、徐々に生気を失い、
とらえどころのない虚無の色に染められていく。
それは獣の光よりもさらに大きな不安でるうを脅かした。

ふぁきあがおもむろにるうのブラウスの胸元に手を差し入れ、上からボタンを外し始める。
ニ、三個外したところで、ぐい、と左右に開き、上着ごと下へずり降ろす。
なめらかな肩の曲線があらわになる。
「おやめなさいな。自分が何をしているかわかってるの? このまま続ければ身の破滅よ?」
あくまで気品を失わない凛とした口調で命ずる。
ふぁきあはその言葉をまるで気にとめていないように、るうの片腕を無造作に掴んで体をあおむけにした。
折れそうに華奢な首と美しく湾曲した鎖骨がふぁきあの目に映る。
ぬけるように白い肌が、緊張のため薄い桜色に染まっている。

正面から覗き込むふぁきあの瞳は、底無しの井戸のように暗く深かった。
一瞬、その奥底のさらに下から、別の誰かのあざ笑うような視線を感じた気がして、るうはぞくりと身を震わせた。
思わず両手でふぁきあを突き放し、逃れようとするが、引き降ろされた服の袖がひじにまとわりついてうまくいかない。
そうしてもがいているうちにも、ふぁきあはスカートのボタンを外し、ブラウスのボタンを下まで外していく。
「やめて…」声に恐怖が混じる。ふぁきあは反応しない。下着の肩紐を降ろし、背中の結び目を解く。
あっと思う間もなく、上半身を覆っていた服がすべて腰まで引き下げられる。
片手で胸を隠しつつ、抵抗を続けるが、裏返った袖が邪魔をする。
その間にふぁきあの手は腰を抱え上げ、下着とスカートをまとめて後ろに押し下げる。
形よく引き締まった尻がむきだしになる。
「嫌ッ!」悲鳴のような叫びもむなしく、上下の衣服が無理矢理に膝のあたりまで引きずり下ろされ、
豊かな腰のラインから下腹部の薄い繁みまで、すべてがふぁきあの視線にさらされた。
408(2/8):03/08/12 23:49 ID:TUokqEwi
床を這って逃げようとするが、衣服が膝に絡んで自由を奪っている。
ふぁきあはるうの両腕を掴んで引き起こし、片膝を立て、るうの背中を中程で支える。
首がのけぞり、豊かな髪がばさりと垂れ下がる。
上体が弓なりに反りかえり、ふぁきあの膝から転げ落ちそうになる。
るうは片手でふぁきあの腰のあたりを掴み、片腕のひじを床に突く。
ランプの炎がゆらいで消えた。

十分にふくらみながら、成熟しきっていないなだらかな曲線を残した乳房をふぁきあの手のひらが掴む。
そのやわらかさを確かめるように入念に揉みしだき、小ぶりの果実のような乳首をつまみ、もてあそぶ。
ぞっとするような感触にるうの体がびくりと震える。
その仕草に特別な感興をそそられた様子もなく、ふぁきあは黙々と手を動かし続ける。

(お父様…) 不意にその言葉が胸をよぎる。お父様? 私にそんな人がいたかしら。
なぜかはわからないが、いたとしても、助けてはくれないような気がした。
その言葉からは、何かいつも苦しそうで、いらいらしていて、癇癪持ちで、という漠然とした印象しか感じられなかった。
ただひとつ、自分が怒られたり脅されたりはしても、決して傷つけられたことはないと確信できた。
だから今、自分の体が男の手で蹂躙されているのが信じられなかった。
悪い夢の中にいるようで、頭が働かず、体に力が入らなかった。
(クレール、わが娘よ) 別の言葉が浮かぶ。くれーる…人の名前? 誰だろう。
息苦しさと、疼くような悲しみが心に広がり、ゆっくりと消えた。何も思い出せなかった。

ふぁきあの手が体中を撫でまわしている。首筋から肩、胸へ。脇腹から腰、足の付け根、ふとももへ。
恥ずかしさに、目を開けていられない。目を閉じると、肌を探る指の動きが痛いほど鋭敏に感じ取れる。
闇に潜むという魔物の舌に舐められるような忌まわしい感覚に、体と心が声のない悲鳴を上げ続ける。
409(3/8):03/08/12 23:50 ID:TUokqEwi
ふぁきあの指が下腹部の繁みに分け入り、割れ目を探り当てる。ぬるりとした感触。
るうは唇を噛んだ。私は感じてなんかいないのに、体が傷つくことを恐れて、勝手に反応している。
情けなくて、悔しくて、でも首を上げてふぁきあを睨みつける気力はなかった。
涙がひとすじ、目じりからこぼれて床に落ちた。
ふぁきあは僅かな湿りを全体に行き渡らせるように、丹念に性器を撫でさする。隅々まで形を確かめるような執拗さで。
それは恋人同志の愛撫の醜怪な戯画を思わせた。
ふぁきあの指が敏感な突起をこするたびに、内臓を触られるような気味悪さと、体の奥まで響く鋭い痛みが走る。
足が勝手に上下して、靴の踵がコツコツと床を叩く。誰かに踊らされるのは嫌…そんな思いが浮かんで消えた。

そんな時間がどれほど続いたろうか。やにわにふぁきあはるうの体をごろりと床に転がした。
靴を脱がせ、足から衣服をすべて抜き取る。
その瞬間、せき止めていたものが壊れたように、るうの目から大粒の涙が次々と溢れ出した。
時折こらえきれないように小さくしゃくりあげながら、弱々しく泣き続ける。
窓からさし込む月の光がその肢体をしっとりと包み、内側から輝きを放っているように見せていた。
それは翼を持つ妖精が気まぐれに人の姿に変えられ、二度と空を飛べないことを嘆いているかのようだった。

その姿に心打たれたのかどうか。ふぁきあは少しの間、じっとるうを見つめていた。
けれど再び手が動き出し、自分の服を脱ぎ始める。最初はのろのろと、すぐに機械的に。
下着を脱ぎ捨てると、股間から悪鬼の角のように性器がそそり立つ。
ふぁきあは泣いているるうにまっすぐ歩み寄り、足首をつかんで押し開き、両足の間に割り込んでいく。
両膝をつき、るうの腰を自分の膝に乗せて引き寄せ、自分の性器をるうの入り口に押し当てる。
そのまま、ぐい、と押し込んだ。
410(4/8):03/08/12 23:50 ID:TUokqEwi
「!!!!!」言葉にならない細くかすれた悲鳴。めりめり、と音がしているような錯覚。
息ができないほどの痛みが襲いかかり、容赦なく激しさを増していく。
るうの目はぎゅっと閉じられ、眉間にはしわが刻まれ、口は歪められ、だがその表情にはどことなく気高さが残っていた。
…私の体はこのまま二つに引き裂かれてしまう。終わりの時は何とあっけないのだろう。そんなことをぼんやり思う。
しかし苦痛は終わらなかった。ふぁきあは乱暴ではないけれど、手加減もなく挿入を続けている。
ずしん、という感じでそれが根元まで入り込むと、続いて前後に動かされる。あまり濡れていないので、滑らかには動かない。
それが出入りするたびに、引きつれるような痛みと砂でこすられるような痛みが重なり合う。
ふぁきあの動きに引きずられるように、るうの腰から体全体がゆすられる。
どこかで聞いた古い歌のような文句が頭の中を駆け巡る。

 私はきれいな黒鳥 湖にいた
 今は串に刺され 炎の上でぐるぐる回される

ふぁきあの動きは次第に早く、激しくなり、それにつれて再び瞳に獣じみた光が宿る。呼吸が荒くなる。
るうの肩に手を回して上体を起き上がらせる。体と体を密着させ、ぎゅっと抱きしめる。
始めて触れる男の肌。弾力のある厚い筋肉。汗に濡れた体毛。そこに押しつけられた乳房がやわらかくつぶれる。
それらをいちどきに感じて、るうの意識が一瞬、痛みからそらされる。
同時にふぁきあが動きを止め、びく、びくと痙攣するように腰を押し付ける。
るうは体内に生温かい液体が注ぎ込まれるのを遠く感じていた。
二人とも、しばらくそのまま動かなかった。
411(5/8):03/08/12 23:51 ID:TUokqEwi
やがて動き出したふぁきあはるうの体を抱き上げ、近くの閲覧席に座らせた。
るうは人形のように、何の抵抗もしない。小さく足を開いたまま、首を僅かにかしげ、椅子の背に身を預けている。
ふぁきあは黙って服を身につける。瞳の色は蔭になってよくわからない。
書庫を出ていき、すぐに火のともったランプを片手に戻ってきた。別の手には、水にぬらして絞った柔らかい布を持っている。
ランプの光に照らされたるうの裸体は、偉大な芸術家が丹精こめて彫り上げながら、
最後の仕上げの直前に完成を諦めた彫刻のように見えた。

ふぁきあは閲覧席のテーブルにランプを置き、手の布でるうの顔を拭う。床について汚れた手足や体も拭いていく。
性器を拭い、椅子の上に流れ出た精液を拭き取る。乱れた髪を手櫛で整え、毛についた綿ぼこりを丹念に取り除く。
絡まり合った衣服をほどき、しわをのばし、汚れを払い、一枚一枚着せていく。
るうは眠りかけた幼児のように、されるがままになっている。
上着を着せ終わると、るうの姿は書庫に入ってきたときと同じように見えた。
ただ瞳に光がなく、まぶたが少しはれているほかは。

ふぁきあがランプを手に取り、出来映えを確かめるようにるうを隅々まで照らす。
それから火を消して、そのまま書庫を出ていく。裏口の錠が開けられ、扉が開いて閉まる音。足音が遠ざかる。
るうはぴくりとも動かない。
書棚の間の暗がりに何が見えるのか、やや前方の床のあたりにうつろな視線を向け、じっと座っている。
412(6/8):03/08/12 23:51 ID:TUokqEwi
長い長い時間が過ぎた。真夜中を告げる鐘が聞こえ、さらに月影が大きく傾いた頃。
ゆらり、とるうが立ち上がる。そこここで書架によりかかって体を支えながら、よろよろと歩き出す。
書庫の重い扉をゆっくり押し開け、裏口から外に出る。

夜の街は月の光にひたされて青黒いモノトーンに染まり、見知らぬ世界のようだった。
所々に建物の影が黒々とわだかまり、重なり合って恐ろしい怪物の姿に見えた。
足を進めるたびに、体の芯に違和感を意識する。鈍い痛みが漣のように打ち寄せる。
数歩歩いては建物の壁に手をつき、ふらふらと進んではまた立ち止まる。
そんなふうに、あてもなく歩いていく。

いつの間にか川辺に出ていた。せせらぎの音に混じって、かすかに手回しオルガンの音が流れてくる。
のろのろと首を動かし、周囲を見回すが、何も見えない。
淡々としているようで、どこかあたたかみを感じさせる声が、音楽に乗せて言葉をつむぎ出す。

 胸にあるのはため息ばかり
 あなたの美しさに 私はみじめに傷つくばかり

 陽の光が清らかにおだやかに すべてのものを照らすとき
 新たな世界が開かれる

声は遠く近く漂い、だんだんと小さくなり、空中に溶けるように消えていった。
ふと見上げると、東の空が白くなっていた。
413(7/8):03/08/12 23:52 ID:TUokqEwi
そのあとどこをどう歩いたのか。気が付くと、男子寮の前にいた。
みゅうとの部屋の窓の下に立ちつくし、じっと見上げている。
カーテンは閉ざされ、人影は見えない。
夜はすっかり明け、澄んだ青空から光が降り注ぐ。

カタン、と小さな音がして、向かいの女子寮の窓が開く。小鳥のはばたき、さえずり。
聞きなれた声が「あっ」と言う。少しして、トントンと階段を降りる音。
かちゃ、と女子寮の扉を開け、あひるが姿を見せる。もう制服に着替えている。
「おはよー、るうちゃん。こんな早くにどうしたの?」
たったっと近寄ってくる。
「…なんでも…ないの」
答えながら、しゃべっているのが自分ではないように感じる。
よく動く、青いつぶらな瞳が覗き込む。
「そう? でもるうちゃん、なんだか顔色が悪いよ。大丈夫?」
かすかにうなずき、目をそらす。
「ホントに? るうちゃんがそんなふうにしていると、あたしまで悲しくなっちゃうよ」
心から心配している、元気でやさしい声。
このままあひるにすがりつき、泣き崩れてしまえたら。
けれど、何もできなかった。
「疲れが溜まったのかなあ。おいしいもの食べて、ゆっくり休めばきっとよくなるよ。
そうだ、あたし、あとでお見舞いに行くね。だから無理しないで。約束だよ!」
「…わかったわ」
「よかった! じゃあね」
振りかえり振りかえりしながら歩み去る。
414(8/8):03/08/12 23:52 ID:TUokqEwi
あひるの姿が見えなくなると、るうはもう一度みゅうとの部屋の窓を見上げた。人の気配はない。
私は、大鴉の血の力でみゅうとの心を無理矢理従わせている。
みゅうとの無垢な心は、傷つき、血を流しているのだろうか。
今の私のように。

「みゅうと…」その名前をそっと唇に乗せる。
よくわからない思いがあとからあとから溢れだし、胸がきゅっと締めつけられた。
「みゅうと……ごめんなさい…」
その言葉は、誰にも聞かれることはなかった。
                   −−− Ende −−−
415353:03/08/12 23:53 ID:TUokqEwi
以上です。

ごめんね、るうちゃん。ごめんね、ふぁきあ。
ごめんなさい、皆様。

SS初心者なので、厳しい批評をいただければ幸いです。
416名無しさん@ピンキー:03/08/13 20:56 ID:bnbxgEe5
>353さん
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
乙です!
SS初心者なんて嘘みたいに丁寧で綺麗な話でしたー!(*´д`)ハァハァ

9さんのも是非!

ところで390さんのおっしゃってた、ふぁきあひ。
職人さんに激しくキボンヌ!!
…なんなら4Pでも(ry
4179:03/08/14 01:37 ID:0TefBKb/
ええですなぁ。やっぱり個性って言葉の選び方とか、端端に出ますな。
個人的には 5/8 の、ある意味るうを非人間的に扱う描写が一番エロく
感じたっていうか好き。

>厳しい批評をいただければ幸いです。
SSの書き方云々は批評もへちまも(^^; 見習いたいくらいですがな。
ただ、強いて言うなら、るうがクレールとして最も自信に満ちていた
「例の休学中」のエピソードっていうにはちと違和感がありました。
・当時はるうと大鴉との関係が最も良好だった時期では?
・当時のるうは「鴉の血で王子を救っている」と考えていたのでは?
・当時のあひるはるうとの距離を計りかねていたのでは?
ってところですか。

私の版は、どうしても気に入らない部分があって、なかなか公表まで
たどり着けません。いましばしご容赦を。
418353:03/08/14 23:58 ID:U4YNOCBz
>>417
ご指摘いただいた点、すべておっしゃる通りです。
設定上、致命的だと思います。
ふぁきあもるうも、一時的に操られているわけですが、
そんなふうに勝手に人物の性格を変えている時点でダメダメです。
そのことを自覚した段階で、潔く諦めて破棄するのが誠実な態度というものでしょう。
反省。
419名無しさん@ピンキー:03/08/15 15:06 ID:+OSMOstk
http://the.tgp-list.com/hello?id=1003851
210.142.178.146 , nsb.nag.ac.jp ?
420あぼーん:あぼーん
あぼーん
421あぼーん:あぼーん
あぼーん
422山崎 渉:03/08/15 15:51 ID:7WSqfyM8
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
4239:03/08/16 00:26 ID:iV6wJtVz
>418
>潔く諦めて破棄するのが誠実な態度というものでしょう。
どうでしょうねぇ?簡単に諦めちゃネタがもったいないというか可哀想な気もするし。
捨てるときは捨てますけどねぇ。

>勝手に人物の性格を変えている時点でダメダメです。
いや、性格変えること自体は全然問題じゃないでせう。
424名無しさん@ピンキー:03/08/16 02:10 ID:JOcpjvPd
sagarisugi
425名無しさん@ピンキー:03/08/16 04:09 ID:8CO0B0ZW
>>423
なんか奥歯に物が挟まったような言い方だな
4269:03/08/16 15:14 ID:iV6wJtVz
>425
つまるところ二次創作物なんだからどうやったってオリジナルとは別物なわけで、
だったら素材をどう扱うかは作家性の範疇に過ぎないんだよな〜
# SSの設定って、だからクリティカルなんだよな〜

とかなんとか考えながら >423 を書いたら、変に深読みされちゃいそうな文に
なってしまったようで。
427名無しさん@ピンキー:03/08/17 20:51 ID:0vsEFM6Z
>>勝手に人物の性格を変えている時点でダメダメです。
>いや、性格変えること自体は全然問題じゃないでせう。

いや、問題じゃないか?

>つまるところ二次創作物なんだからどうやったってオリジナルとは別物なわけで、
>だったら素材をどう扱うかは作家性の範疇に過ぎないんだよな〜

別物だから性格を変えていいのか?
性格を変えたら「二次」創作ですらないだろうと思うのだが。

スレ違いスマソ
428418:03/08/17 22:03 ID:pHPdwWMb
私のレスがきっかけで、おかしな雲行きになっていますね…

>>427 さん、>>335 からの流れを読まれた上での発言なのでしょうか。
二次創作物として成立しなくなるような性格の捏造はしていないつもりですが。
一般論ではなく、このスレで書かれたものに対する評価として語っていただけると有難いです。

性格という言葉を使ったのがいけなかったのかもしれません。
むしろ心情と言うべきだったかも。

335さんの書かれた導入部は、原作の中のある時期を指定したものでした。
私はその続きとして書いてしまいましたが、原作のその時期の人物の心情を考えると、
おかしな点がある。
9さんは、設定をよく考えないと大怪我するよ、とおっしゃっているのだと思います。

確かに、私の書いたものは335さんの作品の続編としては成立しません。
それだけの話です。
429名無しさん@ピンキー:03/08/18 00:05 ID:INam9NCb
>428
いや十分面白かったですよ。
確かに最後のあひるだけは違和感ありましたが。
また次を書いてくださることを期待してます。
430名無しさん@ピンキー:03/08/18 21:35 ID:BomocAbK

               ./  ヽ      /  ヽ
               /   ヽ___/   ヽ  キボンヌ〜キボンヌ〜
            /       l___l   \
            |      ●  |    |  ●  |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       へ    |   へ     ヽ  ./     | < ねーねー 職人さんまぁ〜だぁ〜〜〜?
        \\  \  \\    ヽ/     /   \____________
チン        \\  .> \\          ヽ
   チン      \\/    \\  _       |
      \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/  / ̄   ヽ    /   _
        \回回回回回/ ̄ ̄ヽ        / ̄ ̄ /|
         \___/      ヽ____/  /  |
                               /   |
                              /     |

431名無しさん@ピンキー:03/08/19 23:29 ID:/DTDSNWZ
保守
432名無しさん@ピンキー:03/08/20 23:18 ID:Lo4LtCBO
圧縮が近いかもしれないので保守
433りりえ:03/08/21 09:24 ID:LgNcM+0/
圧縮死は嫌〜ッ!
434名無しさん@ピンキー:03/08/22 17:10 ID:mb62Qf6Z
圧縮来るまで一日一保守
435名無しさん@ピンキー:03/08/22 22:26 ID:imLvleUY
保守
4369:03/08/22 22:35 ID:m+STzJAm
うが〜っ! うまく書けない! というわけで気分転換に小ネタ。
暴力表現有り警告(w

>434
通常の保守はsageで良いけど、ageないと圧縮対策にはならないのでは?
437頭痛の理由 (1/2):03/08/22 22:37 ID:m+STzJAm
ふぁきあは頭痛で心地よい眠りから呼び覚まされた。といっても半覚醒状態で、
目も開けていないし、自分の手足がどこにあるのかすらちゃんと把握できていない
(というよりそんなことは気にもならない)。なぜ頭が痛いのかを考えることもできない。
ただひたすら頭が痛い。痛ぇなぁ、そう呟きながら首を捻ったとき、右肩の辺りに
もぞもぞと動く、何か大きな塊があるのに気付いた。ん〜? 間抜けな唸り声をあげつつ
右手で塊を撫でてみる。どこかで触った憶えがある、ような気がするなぁと思った瞬間、
左側頭部に衝撃が走る。その殺那ふぁきあは気付いた。もぞもぞ動いているのはこの塊
だけじゃない。俺の下に何やら暖かいものがあってそれが蠢いている。なんじゃこりゃ。

そう思いつつ目を開けると…勢いよく自分の顔面に叩きつけられようとしている何かが
見えた。次の瞬間には顔面に衝撃が走り、視界が一瞬ブラックアウトして星が飛んだ。
たまらずはね起き、痛む顔面を手で押えながら周囲を見渡そうとする。何が起きたんだ?
だが辺りは暗く、寝ぼけ眼のふぁきあにはよく見えない。痛みを堪えながら目をこすって
いると、正面から声が降って来た。

「お〜も〜い〜〜〜〜〜ッ!」

地獄の底から響いて来たかのごとき怒りに震えるその声には明らかに聞覚えがあった。
そして、ようやく視界が開けた。そこには、月明かりで青白く光る、ぜいぜいと肩で
息をし、顔を真っ赤にしながら怒りに全身をわななかせて二王立ちし、拳を振り上げて
今にも振り下ろそうとしている素裸のあひるがいた。その目には涙が浮かんでいる。

ふぁきあはようやく全てを思い出し、全てを理解した。
昨夜俺、正常位であひるを抱きしめながらフィニッシュしてそのまま眠っちゃったん
だよなぁ。多分あひるの躰から陰茎を抜きすらせずに、覆い被さったままだったん
だろうなぁ。で、あひるは俺の重さに耐えかね、俺をどかそうと殴り起こしたってわけだ。
…まずい、あひるのやつ、キれてるぞ…
438「怪我の理由」(2/2):03/08/22 22:37 ID:m+STzJAm
ふぁきあは恐怖と痛みに頬を引きつらせつつ、とりあえずあひるに声をかけてみた。
やあ、おはよう。グーが飛んで来た。クリーンヒット。ふぁきあは再び途切れようとする
意識で、あひるが図太い濁声で乱暴におやすみと言うのが聞こえたような気がした。

朝。ふぁきあは目を覚ますとベットの下に転がされている自分に気付いた。素裸だった
はずなのに、いつのまにかシャツを着てパンツをはいていた。頭やら顔やらが酷く痛い。
頭に手をやると、頭部全体に湿布が貼られ、包帯が巻き付けてあるのがわかった。
昨夜の一件を思い出す。どうやらあのあと手当てしてくれたらしい。おそるおそる
ベッドの上を覗くと…あひるはいなかった。嫌な予感がして辺りを見回す。寝室には
自分しかいない。慌てて部屋を飛び出そうとした殺那、扉が開きあひるが入って来た。
素裸に (ふぁきあの) シャツ一枚。素敵な…いやいやとんでもない格好だ。

「起きたの?」

あひるは粘着質な眼差しでふぁきあを睨みつけつつ、機嫌の悪そうな声でそう言った。
ふぁきあは「おはよう」と言うのが恐かったので、短く「ああ」と応えた。あひるは
ため息を一つつくと当面のエッチ禁止を宣言し、ふぁきあの返事を待たずにベッドに
もぐり込み、ふぁきあに背を向けて丸くなった。ふぁきあはあひるの背中に声をかける。

「あひる、ごめん。それと、手当てありがとうな。」
「…うん」

あひるの短い返事には、もう怒りは込められていなかった。
その日ふぁきあは頭部の痛みを一言も口にせず、あひるの分まで家事をこなしましたとさ。
4399:03/08/22 23:25 ID:m+STzJAm
ん〜、我ながらかなり適当だな(w
>438なんぞタイトルからして間違えてるし(w
正しくは「頭痛の理由 (2/2)」ね。
440名無しさん@ピンキー:03/08/23 00:59 ID:QYRv15gG
>>436
・圧縮で落ちるか否かの判断はage/sageに関係なく、最終書込日時によって行なわれる。
・圧縮が発生すると、スレッドの並び順が最終書込日時に従ってソートされる。

…このように理解していたのですが、2ch内に公式と思われるソースを発見できませんでした。
参考
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1031536948/345
ttp://www.1oku.org/faq.html#GOLD

通常復帰作業を行なうと、スレッドの並び順はdatファイルの更新日時に従ってソートされるようです。
http://teri.2ch.net/saku/kako/996/996761078.html (129あたりから)

圧縮の後、必ず復帰作業を行なう、という説もあります。
圧縮は、スクリプトでdatファイルの更新日時をチェックしつつ手動で行なわれる、という説もあります。

実態はよくわからない。
設定は鯖によって違ったりもするようだし、何の告知もなくいきなり変更されたりするようです。

いずれにしても、500を越えたら400に圧縮、ですから、400より下がらない限り、
保守のたびにageる必要はないでしょうね。
441名無しさん@ピンキー:03/08/24 01:26 ID:Jgvx5tF/
圧縮って何ずら?
442名無しさん@ピンキー:03/08/24 08:57 ID:i1TrzM0h
>441
板内にスレが増え過ぎたときに、上位一定数のスレを残して強制的に
dat 落ちさせてスレ数を減らすこと。

>440 の情報によれば、増え過ぎの閾値が500で残すスレは上位400。
通常はスレの順位に関わらず一定期間内に書き込みがあれば保守できるけど、
圧縮時はどんなに書き込みが頻繁に行われているスレであっても低順位なら
落されちゃうので、ときどき上げなきゃいけない。

ちなみに圧縮直前になると低順位のスレを無差別?に上げまくる謎の輩が
出て来ることもある。そのせいで安全圏にいたはずのスレが落ちるはめに
なることもしばし。
443名無しさん@ピンキー:03/08/25 09:38 ID:X4qEmNPQ
前回は、直前に書き込みがあったスレも落ちましたよ。
スレ立て時期が関係あると言うことですが

DAT落ち関係スレ、自治スレに詳細あるかと思います。
4449:03/08/28 00:07 ID:nG6hrjL3
ところで予告してたあれですが、ボトルネックをどうにか解消したので
今月中にはアップできそうです。


まだ一回目の交わりの最中だってのに300行以上あるってのはどうかと
思うけどね(w
445名無しさん@ピンキー:03/08/29 01:03 ID:zMY6pRf4
楽しみにしてます > 9氏
4469:03/08/29 01:14 ID:5jssPB8A
遅くなりましたが、予告していた >337-342 の続編です。

設定は >337-342 に準拠しているつもりですが、どこか間違えているかもしれません。
あと、このSSは >208 のように、チュチュ出現以前にるうが「お人形さん」みゅうとと
虚しい交わりを繰り返していたことを前提に書かれています。

では「続・ふぁきるう」全31レス(w 御照覧あれ。
447続・ふぁきるう (1/31):03/08/29 01:15 ID:5jssPB8A
「クレール、きさまさっき面白いことを言っていたな。」

るうは予感に胃が締めつけられるのを感じながら答えた。
「な、何のことよ。」

るうは気丈さを演出すべく、はっきりと声を出したつもりだった。しかし、その声は頼り
なく掠れ、おまけにどもってしまった。まずい、不安が声に出てしまった。その思いは
るうの心胆を一層寒からしめた。一方でそれに応えたふぁきあの低く抑制の利いた感情の
伴わない声は、まるで地獄から響いてきたかのような威圧感があった。
「…俺に『襲われかけた』って証言するつもりだったんだろ。
 実際に襲われたらどうするつもりだったんだ?」

言うまでもなく、実際に陵辱されてしまったら不利なのはるうだ。それはふぁきあに
とって悪い話ではなかった。このままではどの道まずいことになる。ならば敵を打倒する
べきだ。そのための選択肢で最適のものを選ぶのに何を躊躇する必要があろうか?

るうは質問には答えず、素早く鴉どもを召喚しようとした。しかしふぁきあはさらに
素早かった。最早るうを憎むべき敵としか認識していないふぁきあは微塵の躊躇もなく
右拳をるうの鳩尾に叩き込んだ。ふぁきあは身をくの字に折って悶絶するるうの躰に
改めてのしかかると、彼女の両手を頭上に捻り上げ、左手一本で押え込んだ。そして
るうの下顎を右手で押えると言った。
「余計な真似をするなクレール。俺はあひるとは違う。
 俺は貴様を殺したって構わないんだぞ。」

るうの苦痛と涙で歪んだ視界の真中にふぁきあの凶悪な双眸が油断無く自分を睨みつける
さまが見えた。るうは考えた。少なくともふぁきあが油断しない限り鴉どもを喚ぶのは
無理だ。当然腕力ではふぁきあに敵わない。脱出するにはふぁきあを油断させるしか
ないが、押え付けられた現状では小細工もできない。しかし、口か手が自由になれば
鴉どもを喚ぶのは簡単だ。そして、ふぁきあが何かするにはどちらかの手を使わなければ
ならないだろう。機会を待て。ふぁきあが口か手を離すのは時間の問題だ。
448続・ふぁきるう (2/31):03/08/29 01:17 ID:5jssPB8A
結果的に言ってるうにとって不幸だったのは、ふぁきあが口先は勇ましいがその実、
たとえ敵が相手であっても鬼にはなりきれない男で、おまけにアヤシゲなヒロイズムに
傾倒する自称騎士だったことなのかもしれない。るうはふぁきあが服を引き裂くなり
局部にいきなり手を突っ込むなりの乱暴を働くべく戒めの手を外すことを期待し、
裏切られた。ふぁきあはるうの両手と顎を押えたまま、あろうことか、まるで恋人に
するかのような優しいキスをるうの唇に贈ったのだ。

殺那、るうの脳裏に愛しい王子の顔が浮かんだ。同時に、王子が、るうが強要しない限り
キスなどしてくれなかったという苦い思いがるうの胸に去来した。それは王子がただの
人形に過ぎなかった頃だけのみならず、愛する心を取り戻し、なおかつ鴉の血に染まり
つつある現状でも変わらない現実だった。それはるうにとって、忌々しいふぁきあに
のしかかられている現状よりも、唇を奪われたという事実よりも苦々しい現実だった。
いつしかるうは嗚咽を漏らし、その頬を大粒の涙が止めどなく伝い落ちていった。
実際問題として、手を離すのが危険だということはふぁきあにもわかっていた。半ば
勢いで陵辱の第一歩を踏み出しはしたものの、自らも両手が自由に使えないので
どうしたことかと頭を捻った結論が件のキスだった。経験の無さが禍いしてか、耳や喉を
甘齧みするとか頬を嘗めるとかいうエロスに満ちた発想は湧かなかった。かと言って
るうが抵抗する気を失うまで、押え付けたまま徹底的に痛めつけようとも思わなかった
―甘ちゃんのふぁきあには、敵とはいえ女性を無理矢理押え付けていること自体が「十分
に暴力的な行為」に思えたからだ。だから唇を奪った。恐らく憎悪の目で睨め返される
だろうことを予測し、悪辣な言葉でちくちくといびる心構えをしたうえでのキスだった。

しかし、るうの反応はふぁきあの予想から大きくかけ離れていた。屈辱に打ち震えて
憎悪の目で睨め返すどころか、絶望に身を震わせて涙しているではないか。ふぁきあの
知る限り、かつてるうと呼んでいたこの女は、たかだかキス一つ分の屈辱程度で容易に
陥落するような可愛げのある奴ではなかったはずだ。ふぁきあは罠を疑い、とりあえず
予定通りに言うだけ言ってみることにした。
4499:03/08/29 01:21 ID:5jssPB8A
ぎゃ、「本文が長過ぎます」くらっちまった(w
この調子じゃ31レスには収まりそうもないので、
ここで一旦投下を中断して切り直してきます。
450名無しさん@ピンキー:03/08/29 01:51 ID:zMY6pRf4
>>449
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1031536948/505

こんな凶悪な連投規制が導入されるかもしれないので、
連貼りの際はご注意を…
4519:03/08/29 01:57 ID:5jssPB8A
続きです。結局全35レスになった、はずです。
というわけで皆様、投下終了までしばしお待ちくださいまし。

…また切り直しになったらどうしよう(汗)

>450
げ、これは凶悪だ…
452続・ふぁきるう (3/35):03/08/29 01:58 ID:5jssPB8A
「…気高い鴉のお姫様が人間の騎士如きに唇を奪われるのは大層屈辱のようだな」

そして、るうの下顎から右手を除けて拳を握りしめ、いつでも攻撃できるように
身構えた。クレールに言うことがあるならば聞いてやろうじゃないか。だが、余計な
真似をするようなら目に物を見せてやる…。しかしるうの口からのろのろと発せられた
言葉は、ふぁきあの毒気を抜くのに十分過ぎるものだった。

「…王子は…私にキスなどしてくれなかった…。」

るうは鴉どもを喚ばなかった。ふぁきあの厭味に肯定も否定もしなかった。ふぁきあが
顎から手を離した意図も考えなかった。ここではないどこかを見つめながら、ただ素直に
内なる絶望を言葉にしただけだったのだ。ふぁきあはるうの悲しげな告白を聞き、説明
し難い苦い思いにつつまれた。

ふぁきあにはるうの告白が真実であることが容易に想像できた。そして、るうの告白が
罠などではないという奇妙な確信があった。そしてふぁきあは、この大鴉の娘に対して
憐れみを感じていたのだ。ふぁきあにはわからなかった。なぜ敵に憐れみを感じなければ
ならないのかを。ふぁきあの内なる声は力説する。王子が貴様にキスをしなかったから
何だというのだ? 王子の愛は汚らわしい鴉の眷族なんぞのためにあるわけではないの
だから当然だろう? しかし、そんな強弁は湧き上がる憐れみを微塵も説明できなかった。

ふぁきあは反撃するでもなく嗚咽を漏らし続けるるうをしばらく無言で見つめていたが、
やがてあることに気付いた。この女はみゅうとが心を取り戻すまではただの小娘に
過ぎなかったのだ。少なくともこの女がクレールとしての自覚を取り戻すまでの期間は
王子の愛情―といってもせいぜい博愛だろうが―を受け取る権利はあったはずだ。
453続・ふぁきるう (4/35):03/08/29 01:59 ID:5jssPB8A
あの頃は俺もこの女も王子が心を取り戻すことを阻止し続けていた。それでもこの女は
王子がいつかは自分を愛してくれると信じて虚しい人形芝居をし続けていたのでは
なかったか? ふぁきあはさらに気付いた。地の底であひると和解し、王子に心を返す
ことが正しいという確信を持つようになるまでは、こんな理屈は考えもしなかった。
いや、気付けなかった。あの頃の自分は、己の無能を棚に上げて徒にみゅうとを縛り
付けていたのではなかったか。虚しい人形芝居をしていたのは自分も同じでは
なかったか。そこまで気付いてようやくふぁきあはクレールへの憐れみを、いや、
自分の同類への理解を受け入れることができた。

ふぁきあは右手―いつの間にか必殺の構えを解いていた―でそっとるうの前髪を撫で、
額に、そしてまぶたに優しくキスをした。愛情ではない。だが嫌がらせでもない。立場が
違えど王子に依存し苦しむ同士だという思いがそうさせたのだ。るうは目を閉じた。涙は
相変わらずとどまるところを知らないが、体の震えは収まった。そしてるうの全身の
緊張が弛み、力が抜けるのが感じられた。ふぁきあはるうの両手の戒めを放つと、
そのまま左手をるうの後頭部へまわして軽く持ち上げた。るうの躰に一瞬緊張が走り、
びくっと震えるのをふぁきあは全身で感じた。そしてふぁきあはるうの涙を嘗めとった。

「んっ」

るうは目を閉じたまま顔を奇妙に歪ませると、一つ嘆息した。薄明かりにぼんやりと
浮かぶるうの白い顔を歪ませたのは一体どんな感情だったのだろうか。それは少なくとも
喜びではなかった。だが、嫌悪でもなかった。ふぁきあは時おり両のまぶたへキスを
贈りながら、しばらくの間丁寧に涙を嘗め続けた。
454続・ふぁきるう (5/35):03/08/29 02:01 ID:5jssPB8A
いつしかるうは片手をふぁきあの首に回していた。そしてるうは物憂げに目を開けた。
泣きはらして真っ赤になった目でるうはふぁきあの目を覗き込む。ふぁきあの表情は
硬かったが、その瞳から獣性の狂気は消え去り、理解と同情が浮かんでいるように
見えた。るうは残りの片手をそっとふぁきあの頬に添えた。

満たされぬ想いを胸中に秘めた若い男女に最早言葉は要らなかった。そこには敵愾心も
無い代わりに愛情も無かったが、二人にとってそんなことは問題ではなかった。心の
隙間を埋めてくれる何かがあればそれで良かった。二人はまるで一生に一度の逢瀬に
燃え上がる恋人同士のように互いの口内を激しく貪った。貪り続けた。ふぁきあの右手が
服の上からるうの胸を揉みしだく。るうの喉の奥から絞り出される嬌声とともに熱い
吐息がふぁきあの口内を満たす。二人はもう止まらない。止められない。

経験がないふぁきあの愛撫はお世辞にも上手とはいえないが、王子とは違い積極的
だった。るうは目を閉じ王子を思い浮かべる。王子に愛撫される自分を思い浮かべる。
これは人形のような王子を使った自慰と一緒だ、私は好きでもない男に「抱かれて」
いるわけではない、そう自分に言い聞かせる。言い聞かせようとすればするほど
ふぁきあへの憎悪が、そして王子への想いが、そしてこの情況を受け入れている自分への
嫌悪感が強くなり訳がわからなくなる。躰が熱い。今は、今はただ貪り尽くすことしか
考えられない。一時の熱気が、狂気がるうを覆いつくす。

ふぁきあもまた熱に浮かされていた。少し時間を遡ろう。ふぁきあはるうを押え付け
ながら二律背反に襲われていた。この女は是が非でも犯さなければならない。そう
しなければ自分の立場が危うい。しかし、自分の同類を相手に「乱暴」はしたくない。
この矛盾への答が涙を嘗めるという行為だった。ふぁきあの心は冷酷にも、それが
欺瞞に過ぎないと告げる。
455続・ふぁきるう (6/35):03/08/29 02:01 ID:5jssPB8A
しかしふぁきあは満足していた。欺瞞であっても、自分の同類に自分がしてやれる
精いっぱいのことをしてやっているのだ、と。みゅうと自身がみゅうとの敵となりつつ
ある現状で騎士としての自分が揺らいでいる今、その欺瞞は蜜の味がした。

それに、この女―今は心の中でさえ「クレール」とは呼びたくなかったが「るう」と呼ぶ
気にもなれなかった―に優しくしてやるのは心地良かった。この女は美しい。汗ばんで
いるにも関わらず良い香りがする。さわり心地も良い。そして今、この女は俺の為すが
ままになっている…。普段は自分やみゅうとのことで手一杯な朴念仁ふぁきあとはいえ、
男の本能が強く刺激されていることを意識しないではいられなかった。そして、その
「美しいこの女」がゆっくりと自分の首に腕を回して目を覗き込んできたとき、
ふぁきあは確信した。どういうつもりかは知らないが、この女は今俺を求めている。
俺は今求められている。そして―いや、だからこそ、か―俺はこの女を求めている。
そしてふぁきあは全身を支配しようとする男の本能を、歓喜を以て受け入れたのだった。

しばらくの間口腔内を貪りながらるうの胸を服の上から揉みしだいていたふぁきあは、
この女の素肌をまさぐりたいという思いに満たされた。とりあえず上半身を剥こう。
キスを中断して上着を脱がそうとすると、察したるうが自分で脱ごうとする。床に
転がされたままもぞもぞと右肩を抜き、右腕を抜こうとする。躰を絞るような艶めかしい
動作を見てふぁきあは、服から肩だけ抜いた姿がそそることに気付いた。ふぁきあは
るうの右腕を服ごと押えつけて脱ぐのを止めさせると、上着から左肩も抜いてずり
下げた。るうは上着の肩の部分で二の腕の途中を押え付けられる形になり、両腕の自由を
失った。呆気にとられるるうを後目にふぁきあはブラウスを乱暴に剥いた。胸元の
ブローチやボタンが弾け飛び、白い清楚なブラジャーがむき出しになる。
456続・ふぁきるう (7/35):03/08/29 02:02 ID:5jssPB8A
るうは服を台無しにされてかなりむっとしたが、今は強く求められる快楽に溺れたい気分
だった。そうこうする間にふぁきあが鼻息を荒くしながら自分の胸へ視線を集中させる
のがわかる。以前王子に抱かれた―正確には王子に自分を抱かせたとき、彼は私の胸に
無反応だった。でもふぁきあは (日常生活用の色気もへちまもない) 下着を着けたままの
胸を見て興奮している。恥ずかしいが、嬉しい。これが王子だったら―その思いは
否めないが、とりあえず見られる快感に身を任せる。

ふぁきあは一つ唾を飲み込むと、そろそろとブラジャーを上にずらして胸を露出させた。
トレーニングで胸部の筋肉が発達しているせいか、綺麗に整った形の胸だ。下側は
ふっくらしていて、乳首が上向きに突き出している。ピンクの小さな乳輪が、小さ過ぎず
大き過ぎない白い胸に映えてかわいらしくも美しい。見ているだけで興奮する。
さわさわと撫でてみる。柔らかくスベスベした触感がたまらない。るうは息を荒げ、声に
ならない嬌声を上げつつ身をよじらせる。自分の行為がこの女を興奮させている…
恐ろしく気分が良い。両手で胸を鷲掴みにして揉みしだく。柔らかさと弾力が丁度良く、
とても揉み心地が良い。手の中でむにゅむにゅと変形する胸の眺めと、こちらの手の
動きに合わせるように身をくねらせ嬌声を上げるこの女の様子はひたすら淫靡だ。

ふぁきあはるうの胸の谷間に顔を埋めた。両手で胸を寄せて自分の頬に押しつける。手で
触るのとはまた違った心地良さだ。女の香りと汗臭さが直接鼻腔をくすぐるのも良い。
そうして乳房に頬擦りする感触を楽しみながら、胸の谷間を嘗めてみる。頬に当る胸の
柔かさとは相反する肋骨の付け根のゴリゴリした感触が面白い。じっとりと汗ばんだ
るうはほんの少し塩辛かった。ふぁきあは舌を突き出してるうの皮膚に触れさせたまま
頭全体を動かし、乳房を嘗めまくった。舌が胸を押し潰し、唾液がとめどなくるうの胸を
濡らす。舌が乳首に達するとるうはひときわ大きな嬌声を上げた。身をよじりながら
切なそうに喘ぐるうの反応に気を良くしたふぁきあは、乳首を集中的に責めてみることに
した。
457続・ふぁきるう (8/35):03/08/29 02:02 ID:5jssPB8A
舌を大きく使って乳首をべろりと嘗めあげる。舌先でチロチロと小刻みに乳首をこねくり
回す。乳輪ごと口に含み、舌の上で乳首を転がす。乳首を甘齧みしながら強く吸う。
指先で乳首を摘んだり、親指で押し潰したりする。そして時々乳房を大きく甘齧みする。
ふぁきあはるうの胸を揉みつつ、そういった乳首中心の愛撫を思い付くままに
繰り返した。るうはふぁきあに与えられた快楽に素直に身を委ね、歓喜の声を甘く
響かせ続けていた。その嬌声はふぁきあの心を心地よく融かし、いつしかふぁきあは
るうと自分の関係云々の瑣事を考えることを止めて自らの行為に、そしてるうの肉体に
没頭していた。

一方のるうは、純粋にるうとの性交を楽しんでいるふぁきあとは多少事情が違っていた。
この頃のふぁきあには是が非でも自分のモノにしたいと思う女性はいなかった。
ふぁきあはあひるに好意を寄せてはいたが、あひるは王子のパートナーたるべき女だとも
思っていた。もっとも、王子の知らないチュチュの素顔を知っているという優越感は
ふぁきあの歪んだヒロイズムを心地よくくすぐっていたのだが…それもみゅうとに異常が
発生するまでのことだった。今のふぁきあにはそんな余裕はない。だからこそ、今ここで
交わっている相手がるうであることに抵抗は無かった。男性ゆえの気楽さなのかも
しれないが、この性交が愛情の発露ではないことも気にならなかった。

だがるうは違った。るうには愛する人が、心に決めた唯一絶対の男がいるのだ。幸い
処女は既に、チュチュが現れる以前の「人形」王子に (語弊はあるが) 捧げた後だった。
しかしたった今ここで、平素忌嫌っている男に身を委ね、あまつさえそれを自分が受け
入れてしまっている (おまけにその理由は王子が自分を愛してくれないという現実からの
逃避だ!) という現実は如何ともし難かった。
458続・ふぁきるう (9/35):03/08/29 02:03 ID:5jssPB8A
先刻から自分に燃えるような快楽を与え続けている (しかしぎこちない) 愛撫の主は、
ふぁきあだ。それを考えると胸が締めつけられる。これが王子だったらという思いと、
心を取り戻す以前の王子の自分に対する無関心への憤りや悲しみはそれ以上に胸を
締めつけた。だから…肉欲はともかく、求められる快感を拒絶できないことをるうは
はっきりと自覚していたし、それ故に自分がこの情況を楽しめないでいる (元々楽しむ
ような情況ではなかったはずだが、そんなことは既に問題ではなかった) ことも理解
していた。

快楽に溺れながらジレンマに苦しんだ挙げ句るうは、今自分を抱いている男が王子だと
いう妄想に身を委ねることで折合いを付けることにした。ふぁきあにばれると折角の (!)
性交を止められてしまう恐れがあるので、自分の心の中で密かに妄想を楽しむことに
しよう…そんなことを冷静に考えている自分の滑稽さには気付かないふりをした。
今ふぁきあは自分の胸に頭を埋めているが、とりあえずそれは王子が頭を埋めているのだ
と考えることにした。「王子の」頭を抱きしめたいのに、上着で拘束されて腕を動かせ
ないのがもどかしかった。そこでるうは「ふぁきあ」に注文を付ける。ねえ、上着を
ちゃんと脱がしてよ…。

ふぁきあがるうの胸を堪能していると、るうが上着を脱がしてほしいと嘆願してきた。
愛撫を一時中断してるうの顔をのぞき込むと、上気して切なそうな表情を浮かべていた。
ふぁきあにはその表情を美しいと表現すれば良いのか可愛いと表現すれば良いのか
わからなかった。この女はこれほどまでに魅力的だったのかと感歎し、そして何でも
言うことを聞いてやろうという気になった。クレールにその気があればふぁきあに心臓を
捧げさせるのは容易かったかもしれないほど、今やふぁきあの男性はるうの妖艷さの虜に
なってしまっていた。
459続・ふぁきるう (10/35):03/08/29 02:04 ID:5jssPB8A
ふぁきあは片膝をつき片手をるうの首に回すと、ゆっくりとるうの上半身を起こして
やった。そして空いた手でゆっくりと上着を完全に脱がせてやった。するとるうは
自由になった両腕でそっとふぁきあの頭を抱え込み、再度自分の胸の中に頭を埋め
させた。ふぁきあには見えなかったが、るうはそっと目を閉じると抱え込んだ頭を
愛しそうに頬擦りした。ああ王子―心の中でそう呟きながら。

二人はしばらくそのまま抱きあっていたが、やがてふぁきあが思い出したように動き
始めた。ふぁきあはるうの上体を再び (自分の頭ごと) 横たえると、るうの躰に
のしかかりがちだった自分の体を左にずらし、るうの右半身に覆い被さるような位置に
付き、自分の頭に頬擦りし続けるるうの頭を左手で支えた。そして口で胸に愛撫し、
右手でるうの躰をさすりながら腹部そして腰へと徐々に下げて行く。右手が腰から臀部に
降りると、るうがびくりと大きく一度震えるのがわかった。誰かさんとは違って肉付きが
良く、きゅっとしまった尻だ。スカート越しにちょっと強めに揉んでみるとるうが甘い
声を上げた。ふぁきあはスカートに手を差入れ、下着越しに臀部をさすって感触を
楽しんだ。頭を抱きしめるるうの腕に力が入り、顔を強く胸に押しつけられた。何かを
堪えるかのような響きを持った、しかし大きな喘ぎ声が耳に心地よい。ふぁきあは時々
揉みしだく動作を入れながら、しばらくの間臀部をさわさわとさすっていた。そして、
さするストロークを徐々に大きくとり、尻から太股の裏、そして表へと撫でつけて
いった。るうは身をくねくねとよじりながら反応する。そのせいで股間に時おり指が
触れる。

やがてるうは我慢できなくなったらしい。ふぁきあの頭を抱きしめていた腕を解くと
上体を起こした。ふぁきあもそれに倣って上体を起こした。このときふぁきあには、
るうの下半身がどういう状態なのかがようやく見えた。スカートが中途半端にめくれ
あがり、パンツが見えるか見えないかぎりぎりの状態になっている。そしてるうの両脚は
もぞもぞと動き続けていたが、総体的に言って秘所を閉じ隠そうとするような微妙な
角度で交わっていて、淫靡さを一層際立たせていた。
460続・ふぁきるう (11/35):03/08/29 02:05 ID:5jssPB8A
だが、ふぁきあにはそれをじろじろ眺めている時間は無かった。るうは左手で臀部を
さすっていたふぁきあの右手を掴むとそのまま横にずらして股間に押し当てたのだ。
そしてるうは体を捻って下からふぁきあの顔を見上げるようにしてのぞき込んだ。
焦点を合わせられるぎりぎりくらいの距離にるうの顔がある。るうは暫時、潤んだ瞳で
上目使い気味にふぁきあの瞳を釘刺しにした。この表情を間近に見て男心に火の着かない
奴が居ようか? そしてるうは目を閉じ、それを合図にふぁきあはキスを贈った。
そして…るうの求めに応じて股間をまさぐった。

はっきり言って、ふぁきあは女性器の構造なんて知らない。るうがふぁきあの手を強引に
そこへあてがったは良いが、下着の上から撫でる以上の愛撫のしかたがわからない。
じっとり湿った下着をしばらく適当に撫でていると、るうの左手がふぁきあの右手に
覆い被さるように添えられた。るうの細くてしなやかな指がふぁきあの指に絡み付く。
るうの指は愛撫のしかたをふぁきあの指に直接伝えた。るうは二人分の指を使って快感を
紡ぎ出してゆく。薄布越しに指先が感じる突起の感触―そこに触れた殺那、るうは声に
ならない声を上げてのけぞった。ふぁきあが驚いて手を止めると、るうは掠れる声で
指示を出した。そこ。優しく。そしてるうはふぁきあの手に添えていた手を離すと、
ふぁきあの胸板に顔を埋め、強く抱きついた。ふぁきあは空いた左手でるうの髪を撫でて
やりつつ、指示通り、るうが一番感じる部分に刺激を与えていった。胸のなかで震える
るうの感触を楽しみながらしばらく愛撫を続けるうちに、るうのパンツはぬるぬると
濡れそぼっていった。

急にふぁきあの右手がるうの眼前まで引っ張り上げられた。どうやら指先をチェックして
いるらしい。るうはふぁきあの爪や指先を観察しながら自分の指を這わせ触り心地を
一通り調べると、ボソっと「及第点ね」と言った。そしてふぁきあの右手を再び股間に
戻すと、秘所を覆う布を横にずらして二人分の指を入口に直接あてがい言った。なかも
愛撫して。るうの指がふぁきあの中指を押す。中指を入れれば良いんだな…ふぁきあは
そう判断すると、濡れた入口をかき分けるように中指を押し込んだ。
461続・ふぁきるう (12/35):03/08/29 02:05 ID:5jssPB8A
すると、丁度良く指先が穴に滑り込んだ。るうの手がそのままふぁきあの手を秘所に
押しつける。ふぁきあの中指と、ついでにるうの人差指、中指がずぶずぶと音を立てて
るうの体内に埋まってゆく。そして膣の内壁を指全体でこすりつけながら半ば抜き取る。
るうは力の入れ方に変化をつけつつそれを二三度繰り返すと、自分の手をどけた。
なるほど、そうやれば良いんだな。ふぁきあは挿入する指を一本増やすと、教えられた
通り多少の変化をつけつつ何度もるうの体内を行き来させた。指の動きに合わせて、
るうの体液が中から止めどなく溢れ出す。るうの喘ぎがどんどん荒く激しくなってゆく。
そして…るうはふぁきあの股間をまさぐり始めた。

「…来て」

それは小さくて、か細く切なげな声だったが、ふぁきあの耳にはっきりと聞こえた。
この女は俺との交わりを欲している。先刻からるうがまさぐっているふぁきあの性器は
性交を始めたときからずっと勃ち続けていたが、るうの言葉を受けて一段と硬度を
増した。はちきれんばかりで痛いほどだ。ふぁきあは愛撫を中断してるうを自分から
ひきはがすとるうの膝を割り、そこに自分の体を割り込ませた。そしてズボンと下着を
降ろすと、るうのスカートを完全にめくり上げた。それまで断片的にしか見えて
いなかったパンツが丸見えになる。それはブラジャー同様に日常生活用で、色気も何も
ない白く清楚なデザインのものだった。しかし、るうの愛液で濡れ、隠された黒い茂みが
透けて見える様はやたらと淫靡で興奮した。

ふぁきあはるうのパンツを横にずらし陰毛を軽く整えると自分の怒張した性器を入口に
あてがい、そしてるうの目をのぞき込んだ。るうは目を伏せ、こくんと一つうなずく。
それを合図に挿入した。るうは喉の奥から低いうめき声を上げた。ふぁきあは黙ったまま
ゆっくりと味わうようにして奥までねじ込み、そこで一旦止まった。するとるうが
抱きしめてくれと言わんばかりに両手を突き出してきたので、ふぁきあはるうの躰に
倒れこみ抱きしめた。
462続・ふぁきるう (13/35):03/08/29 02:06 ID:5jssPB8A
るうの両腕がふぁきあの背中で重なる。そしてキス。互いに腰は最も深く結合するよう
押しつけあったままでピクリとも動かしていないが、鼓動に合わせて男性器が膣 (なか)
で波打つのがわかる。そのまま互いに思う存分口腔内を貪り、名残惜しみながら離れると
唾液の橋がランプの明かりにきらりと輝いた。るうは薄く目を開けて微笑むと再度目を
閉じ、言った。来て、と。

ふぁきあはゆっくりと動きはじめた。肉棒が濡れた粘膜に包み込まれ締めつけられる
感触を存分に味わいながら、大きく前後に動く。るうもそれに合わせて自ら腰を振る。
互いの腰がぶつかるたびに大きな音がるうの喘ぎとともに書庫に響き渡る。腰を打ち
つけるたびに目の前でるうの胸が揺れる。想像したこともない蠱惑的な眺めにくらくら
する。この胸をもっと味わいたい。そう思ったときには既に鷲掴みにしていた。乳房を
揉みしだきながらしゃぶりつくとるうは腕を回し、頭を胸に押しつけた。気持ち良い。
あまりの快感に、ふぁきあは初めて王子を羨んだ。「この女」が居て、おまけにあひるの
愛情まで勝ち取るなんて…。同時に「この女」にここまでさせる王子の不甲斐なさに
腹が立った。
そうこうする内に、互いの絶頂が近付いてきた。るうはそのしなやかで且つ強靭な両脚を
ふぁきあの背中に回し、男性器を押し込むタイミングに合わせて締めつけてくる。二人の
意識が下半身に集中する。射精する前に自らの臨界をるうに告げよう、ふぁきあがそう
思った殺那、るうはふぁきあの頭部を全力で抱きしめながら思い人の名を絶叫した。
ああ王子、王子…。るうの躰は一足先に絶頂を迎え大きく波うった。虚をつかれた
ふぁきあはるうの脚に押え付けられるに任せた格好で、るうの最深部にそのまま射精
した。自分の分身をるうの膣で波うたせながら精液でるうを満たしてゆく。自分は所詮
代用品に過ぎなかった。その苦い思いに、それまでるうの苦痛を本当には理解して
いなかったことを悟る。だがそれはそれとして、この美しい女に自分の精液を注ぎ
込んだという満足感は大きかった。
463続・ふぁきるう (14/35):03/08/29 02:06 ID:5jssPB8A
るうの脚から力が抜けたのを合図に、ふぁきあは自分の分身をるうの膣から抜き取った。
そしてるうの胸に頭を埋めたまま、体が落ち着くのを待った。るうは胸の中で無言のまま
肩で息をつくふぁきあを見るのが恐かった。絶頂の瞬間、耐え切れずに王子の名を声に
出してしまった。ふぁきあを怒らせてしまったかもしれない。だとすれば、この交わりは
一生忘れられない、ひたすら嫌なだけの思い出になってしまうかもしれない…。だが
ふぁきあは何も言わなかった。るうは気まずい沈黙に耐えられず、問いかけた。

「何も…言わないのね」

しばしの沈黙。るうは軽く上体を起こし、勇気を振り絞ってふぁきあを見た。肩で息を
しているのを除けば、ピクリとも動かない。眠っているんじゃなかろうか? そう訝しんだ
とき―お互い様だろう、ふぁきあが身動ぎもせずにそう言うのが聞こえた。ふぁきあ
らしいぶっきらぼうな言い方だが、その声には少なくとも怒りや憎悪は込められて
いなかった。るうはそれを聞いて安心した。何がどうお互い様だというのだろう? 正直な
ところふぁきあが何を言いたかったのかは、わかるような気がするもののやっぱり全然
わからなかった。しかしそんなことはどうでもよかった。どんな理由からにせよ
ふぁきあが自分を受け入れたという実感があった。ただそれだけで十分だった。

「…そうね」

るうの返答には安堵の響きがあった。るうは再び上体を床に永らえると、王子の頭を
撫でるかのようにふぁきあの頭を撫でた。そして暗い天井を見つめた。満天の星空なら
ともかく、微塵もロマンチックさの無い眺めだった。こんな埃臭いところで何をやって
いるんだろう…ばかばかしさと交合による充足感が合わさって笑いがこみ上げて来た。
くすくす笑いが洩れ、腹筋が波うつ。哄笑は別として、笑うことと泣くことは意外なほど
良く似ている。案の定ふぁきあは勘違いして問いかけてきた。
464続・ふぁきるう (15/35):03/08/29 02:07 ID:5jssPB8A
「泣いているのか?」
「まさか!」

笑いながら即答する。そしてるうはふぁきあをふり落して跳ね起き、言葉を続ける。

「考えてもみなさいよ、学園一の才媛とうたわれる私が、こんな埃臭くてロマンの欠片も
 ないところで好きでもない男とセックスを楽しんでるのよ? 笑うしかないじゃない。
 ところであんた、ブラウスを引きちぎるなんて最低の男がやることよ。
 気をつけなさいな。」
「あ、ああ、済まない。」

呆気に取られるふぁきあを後目に、るうは改めて制服を脱ぎ始めた。スカートを脱ぎ、
ブラウスを脱いでもまだこちらの意図を読み取れていないふぁきあに、平素の高飛車な
口調で呼びかける。

「服を脱いでよ。あなたもこれ以上服を汚したくないでしょ?
 それにね、どうせ抱きあうなら素肌の方が気持ち良いのよ。」

そのときふぁきあの頭の中には疑問符が沢山浮かんでいた。なんなんだこの豹変ぶりは?
なぜこの女はこんなに「ヤる気」満々なんだ? 実際のところるうは、毒を喰らわば皿まで
おいしくいただいてしまおうと考えているだけのことで、態度を豹変させたつもりは
なかった。しかし、こういうことに不慣れなふぁきあにそういう発想は無かった。情況に
ついて行けず、固まってしまった。脱げって、ちょっと待てよ、おい。言葉にこそ
出さないが表情が引きつる。上下の下着以外何も身に付けていない―さっき剥いたはずの
ブラジャーは、何故かきちんと着け直してあった―女が目の前に立っていて、腕組み
しながら自分が服を脱ぐのをじっと待っているというのはなかなかシュールな眺めだ。
その内しびれを切らしたるうが、自分でふぁきあの服を脱がせにかかった。
465続・ふぁきるう (16/35):03/08/29 02:08 ID:5jssPB8A
「何よ、私に脱がしてもらいたいってわけ? 贅沢ね。
 王子だって脱げって言えば脱ぐわよ。」

るうはもう王子の名を出すことをはばからなかった。さも当然のようにふぁきあと王子を
比べるかのような発言をすると、しなやかな指先で軽快にふぁきあの上着を、シャツを
脱がせてゆく。ふぁきあはるうのなすがままだ。王子と比べられたことも、ああそういう
ものか、とまあさらりと受け流してしまった。そしてるうはふぁきあの靴を脱がすと、
ズボンとパンツを足から引き抜く。

「これで良し、と。ねえ、ふぁきあ。下着くらいあなたが脱がしてよ。」

そう言うとるうはくるりと背をむけ、ストンとふぁきあの膝の間に座った。ブラジャーを
わざわざ着け直した理由がようやくふぁきあにもわかった。要するにこいつは男に
脱がせてもらいたかったってわけだな。ふぁきあはやれやれとばかりに一つため息を
つくと、ブラジャーを脱がそうとした…が、脱がせ方がわからない。背中でごそごそ
やっている感触に、るうはピンと来た。全く、女性経験の無いやつはこれだから困る。
背中に手を回してホックの位置を指さしてやる。おおなるほど、ここに何かがあるのか。
答がわかると後は簡単で、難なくブラジャーを脱がすことができた。悪かったな。
脱がせながらるうの耳許に囁く。するとるうは妖艷な笑みを浮かべて応える。良い
勉強になったでしょ? そして首を捻ってふぁきあの頬に軽くキスをする。
思わず照れるふぁきあ。

次はパンツだ。るうの下半身に両手を伸ばすと、るうはおもむろに自分の胸を揉み
始めた。それって、俺に揉めってことなんだろうなぁ。そう思いつつも両手でパンツを
脱がしにかかる。るうが腰を浮かした隙に、一気に太股までずり降ろした。
466続・ふぁきるう (17/35):03/08/29 02:08 ID:5jssPB8A
るうの股間の小さな茂みが目に入る。真黒なそれは、二人分の体液で濡れて貼り付き、
いつしか射し込んでいた月明かりを妖しく反射させていた。良く見るとパンツの内側も
妖しげな液体で凄いことになっていた。そして完全に脱がすと、汚れたパンツを
そこらに放り捨てる。

「ふぁきあ、寝てよ。今度は私が上になるから。」

こんな硬い石の床に寝転がって、しかも男にのしかかられるなんてまっぴらごめんな
るうは、騎乗位を選択したようだ。ふぁきあはそこまで深読みせずに―というよりは
経験の無さ故に深読みできずに、とりあえず言いなりになった。るうは愛撫されてから
相当時間が経っていたが、自身のつくり出したシチェーションに興奮して結構濡れて
いたし、心も逸っていたので前戯無しにいきなり挿入しようとした。それでふぁきあの
モノを手に取り自分の秘所にあてがおうとして愕然とした。なんとこの男、この情況で
勃ってない。それもそのはずで、ふぁきあは奇妙なほど「いつも通り」なるうの、
妖しげな「ヤる気」オーラにすっかり飲み込まれてしまっていたのだ。るうはじっとりと
した粘着質の眼差しでふぁきあの目をのぞき込む。

「こんな美女を目の前にして勃ってないなんて、全く失礼ね!」

そう言うと、るうはおもむろにふぁきあのモノをくわえこんだ。二人分の体液の味が
する。柔らかかったそれは、こちらの舌使いに合わせてすぐにムクムクと大きくなり、
口腔内に充満した。四つ這いになって男 (この際相手は誰でも良い) の股間をしゃぶる、
卑猥な自分の姿が頭に浮かぶ。なぜか興奮した。るうはフェラチオを継続しながら自分の
秘所に片手を伸ばし、自身の快楽を紡ぎだし始めた。ふぁきあは上体を起こした。先刻
までは雰囲気に飲まれていたふぁきあだったが、一旦体が反応してしまえばそんなことは
割とどうでも良くなるものだ。
467続・ふぁきるう (18/35):03/08/29 02:09 ID:5jssPB8A
派手な音を立てて自分のモノをしゃぶりながらオナニーに興じるるうは、実に淫靡だ。
この女、今どんな表情をしているんだろう。るうの髪を撫ですかし、表情が見えるように
する。るうは目を閉じ、興奮した面持ちでくわえこんでいた。自分のモノが出し入れ
される卑猥な眺めの視角的刺激と、るうの口と舌と手が加える物理的刺激との相乗効果で
自分のモノの硬度がいや増す。やがて視線に気付いたるうが上目使いにこちらを見て
いる。その目は何かを求めて潤んでいた。その「何か」の正体などわからないが、
それでもふぁきあはるうに何かをしてやりたい、そういう気持ちになった。とりあえず
頭でも撫でてやろう。実行すると、るうの表情が喜びで緩むのがわかった。その殺那、
ふぁきあのモノは暴発した。ふぁきあのモノをくわえたまま、るうはくぐもった呻き声を
上げると目を伏せ、動きを止めた。精液が勢いよくるうの口腔内に注ぎ込まれる。
ふぁきあの肉棒はビクビクと震えていたが、硬さを失う様子はない。やがてるうは
ゆっくりと口で扱き始めた。軽く歯を立てて、尿道に残った精液を絞り取るように
頭を上下させる。

そして絞れるだけ絞りとると、おもむろに口からふぁきあのモノを引き抜く。一瞬、
肉棒の先端と唇の間に白濁液の橋がかかって落ちた。るうはゴクリと音を立てて
ふぁきあの精液を嚥下すると目を薄く開け、恥じらいの表情を浮かべながら、甘い声で
一言「バカ」と言った。実にそそる。そしてまだまだ硬さを失わないふぁきあのモノを
手に取ると再度馬なりになり、今度こそ秘所に挿入した。熱い息をゆっくりと吐きながら
奥までねじ込むと、五六度出し入れるとすぐに動きを止めてふぁきあの躰に倒れこみ、
抱きついた。どうやらさっきまでオナニーをしていたせいか、簡単に絶頂を迎えて
しまったらしい。

「…しばらくこのままでいて」
468続・ふぁきるう (19/35):03/08/29 02:10 ID:5jssPB8A
ふぁきあは上体を横たえた。るうは胸板に頭を載せてどこか遠くを見ている。るうの手は
所在なさげにふぁきあの胸板を撫でていた。ふぁきあはそんなるうの頭から背中にかけた
範囲を優しく撫でてやった。るうの膣には自分の分身が挿入ったままで、るうの内部の
熱を一身に受け止めていた。長いような短いような時間が過ぎ去り、ふぁきあは遂に
我慢できなくなった。

「そろそろ動くぞ。良いか?」

こくりとうなずくるう。ふぁきあはゆっくりと入口付近までモノを抜き取り、そしてまた
ゆっくりと突き上げた。切なそうに反応するるうが可愛らしい。そしてふぁきあは徐々に
回転数を上げていった…

気付くと夜も更けていた。ランプの油はとうの昔に尽きている。月も移動してしまい、
書庫内の上部に設けられた小さな窓からは薄暗い星の散見する空が見えるだけだった。
そんな薄暗い書庫の床に、ふぁきあは自身の衣服を枕代わりにしてあお向けに横たわって
いた。そのふぁきあの上にはるうがうつ伏せている。二人とも起きていたが、微動だに
せず互いの吐息を、そして心臓の鼓動を感じあっていた。あれから二人は何度絶頂を
迎えたのだろう。るうは何度ふぁきあを王子の名で呼んだだろう。二人は途中でそんな
ことを数えること自体放棄していたが、あたり一面に飛散した二人の体液が回数の多さと
行為の激しさを物語っていた。
469続・ふぁきるう (20/35):03/08/29 02:10 ID:5jssPB8A
やがてふぁきあが意を決したように口を開く。ふぁきあの低く小さな声が静まり返った
書庫内に響き渡る。

「なあ、お前は明日も学校だろう。そろそろ帰らなくても良いのか?」
「…大きなお世話よ。」

るうはそっけなく返したが、実際ふぁきあの言う通りなのだ。このままここで朝を迎える
わけにはいかない。風邪を引いてしまうかもしれないし、そうでなかったとしてもこの
埃と体液に塗れた躰と衣服で授業に出るわけにはいかないのだ。しかし…はっきり
言って、二人は互いの躰から離れるのが名残惜しかった。お互いに好きあっている
わけではない。むしろ忌み嫌う関係だ。しかし、肉体の深い繋がりは一時的とはいえ
心の隙間を埋めてくれるものだ。二人は確かに互いを求め合っていた―心地よい夢の
時間だった。ここを一歩出てしまえば確実に醒める夢だとわかっているからこそ、二人は
目覚めのときをずるずると引き伸ばし続けていたのだった。

しかし、ふぁきあは遂に起き上がった。起き上がってしまった。ズボンのポケットから
ハンカチを取り出し、しばし待てと言い残して裸のまま書庫を出ていってしまった。
るうも起き上がり、書架に寄りかかる。先刻まで寝そべっていた場所に愛液と精液の
混ざった代物が池を作っていた。るうの秘所から垂れ落ちたものだ。あんなに沢山の
混合液をよくもまあ自分の躰の中に溜め込んでいたのかと思うのに、どうやらまだ体内に
残っていたらしい。体を起こしたせいでドロリと何かが下って来る。るうはそれを概ね
手で受け止めた。指を膣に突っ込んで、入口付近に溜っている液体をぬぐいとる。
そして、その手をるうは嘗めあげた。わかってはいたが、変な味がする。何も考えず、
文字通り無心に体液を嘗めとっているとふぁきあが戻ってきた。どこから持って来たのか
別のランプとバケツを手に持っている。ふぁきあはパンツとズボンを履くと、濡れた
ハンカチを差し出した。
470続・ふぁきるう (21/35):03/08/29 02:12 ID:5jssPB8A
「服を着るまえに少し拭えよ。お前のハンカチはスカートのポケットか?」

どうやら自分の体は先に拭ってきたらしい。それで裸のまま出ていったのか。
るうはハンカチを受け取ると、さっきまで嘗めていた手を真っ先に拭った。

「あなた、意外と優しいのね。」
「こんなときまで皮肉を言わなくてもいいだろ?」
「…本当のことよ。」
「…そうか。」

再び沈黙する二人。るうは黙々と体にこびりついた体液を拭い去っていく。ふぁきあは
るうのスカートをまさぐり、ハンカチを捜し当てた。バケツの水に漬けて絞り、るうの
目の届かない場所の派手な汚れを拭ってやった。髪の毛が精液で貼りついている箇所が
沢山あったが、ハンカチではなかなか落せなかった。

「髪は帰ってから洗うしかないな。ここで洗っても良いんだが、タオルが無いしな。
 まあ、人目につかないように帰ることだな。」

そう言うとふぁきあはるうの制服の埃落しにかかった。幸いなことに体液はほとんど
かかっていない。埃まみれでしわくちゃになっているだけだ。これならアイロンを
かければどうとでもなるだろう。ふぁきあは埃を落した制服を簡単に畳み、それ以上
汚さないようにと梯子の段に置いた。そこが一番埃っぽくないのだ。一方のるうは
ブラジャーだけを身に着けた状態でパンツを観察していた。それは既に乾いていたが、
生地がゴワゴワになり、おまけに内側がパリパリになっていた。

「…これをはいて帰るのはちょっと憂鬱ね。」
「はかずに帰ったらどうだ? 誰も覗き見なんてしやしないさ。」
471続・ふぁきるう (22/35):03/08/29 02:13 ID:5jssPB8A
ふぁきあの冗談にちょっとむくれたるうは、美人というより可愛いかった。結局パンツは
はかないことにしたらしい。パンツを放り捨てるとブラウスを拾いあげ、適当に埃を叩き
落して袖を通す。ボタンは大半が飛んでいて、ブローチで止めるしかなかった。幸い
ブローチ自体は壊れていなかったが、本来ブローチが止めるべき箇所は大きく破れて
いた。るうは何も言わなかったしふぁきあを睨めつけもしなかったが、るうの背後に
怒りのオーラを感じたふぁきあはとりあえず謝っておいた。そんなふぁきあを見てるうは
笑った。そしてスカートと上着を着込むとパンツを拾い上げ、無造作にポケットに
突っ込んだ。

「…中に、中に射精しまくったな。」
「…そうね」

子供が出来るかもしれない。ふぁきあはそのことを口にするのが恐ろしかった。この女を
抱くのは楽しかったが、俺はこの女を愛してはいない。この女との間に子供をもうける
わけにはいかない。万が一。万が一出来てしまったらどうするべきなんだろう。恐らく
この女も同じ思いだろう。ならば…ならば敢えて何も言うことはあるまい。この女は
きっと、帰ってから念入りに体内を洗うだろう。それで済めば良し。ダメだったら…
そのときはそのときだ。

またも沈黙が流れる。それは、そのままでいたいが故の沈黙ではなく、子供のことを
含め、お互いに言うべきことは沢山あるのにそれを言い出せないがゆえの沈黙だった。
そして、別れを口に出さなければならないが故の沈黙だった。この気まずい沈黙を
破ったのはまたもふぁきあだった。

「俺はここを片付けてから帰る。お前は先に帰れ。人に見られるなよ。」
472続・ふぁきるう (23/35):03/08/29 02:14 ID:5jssPB8A
一気にそう言うと、ふぁきあはるうのハンカチを無造作に手渡し、目を逸した。るうは
たまらず、掃除の手伝いを申し入れた。わかってはいたが、ここを出るのが恐いのだ。
だがふぁきあは申し出を拒絶する。お前には風呂に入ったりアイロンをかけたりと、
これからやらなければならないことが沢山あるはずだ。うかうかしてると寝過ごして
猫先生にどやされるぞ。それに…

「それに俺達はここを一歩出れば敵同士だ。
 ここから二人で仲良く出ていくわけにはいかない。」

そんなことは言われなくてもわかっている。わかっているわよ。わけのわからない思いが
こみ上げ、ふぁきあを怒鳴りつけてやりたくなる。しかしるうには何と言って怒鳴り
つけてやれば良いのかがわからなかった。そしてるうは、唇を噛みしめると無言で
ふぁきあに背を向けて書庫を後にした。書庫の扉を閉めることもせず、ふりかえりも
せず一目散に図書館の裏口を目指す。そして外に出た時、るうは自分が泣いていることに
気付いた。彼女はクレールに変身して飛び帰るつもりだったが止めた。後から後から
止めどなく溢れる涙を頬に感じつつ、よろよろと歩いて女子寮まで帰り、着替えもせずに
そのままベッドに倒れ込んだ。

一方のふぁきあも、自分のセリフに憤りを感じていた。そんなことはお互いわかって
いるに決まっている。お互いそんなことは聞きたくないに決まっている。なのに何で俺は
言ってしまったんだ? 床をモップがけする手に無用な力が入る。そして道具を片付け
書庫を施錠すると所期の目的であった書籍のことを忘れたまま帰途についた。
473続・ふぁきるう (24/35):03/08/29 02:15 ID:5jssPB8A
翌日、ふぁきあは懲りもせずに夕暮れの図書館に忍び込んだ。今日は忍び込むのが
早過ぎたようで、人目に付かない場所でしばらく時間を潰さなければならなかった。
今度こそ忘れずに書籍を無断閲覧・借用するぞ、と心の中で呟く。何度か呟く内に、
おかしなことに気付いた。「忘れずに」とはなんだ? 俺はここに資料調査のためだけに
来ているのだぞ? 忘れるも何もあったものではなかろう。そう心に言い聞かせる。そう
心に言い訳をする。ふぁきあは―ふぁきあも本当は気付いていた。昨夜の「夢」の再現を
内心望んでいるのだ。昨日は自分の馬鹿さ加減に苛立ち、書籍の件を忘れて帰って
しまった。今夜こそは「何が」あっても書籍のことも忘れないようにしよう。その決意が
「忘れずに」と俺に言わせしめたのだ。

だが…ふぁきあにはあの女―相変わらず「るう」と「クレール」のどちらで呼ぶべきか
考えあぐねていた―が来るとは思えなかった。お互い昨夜のことは墓場まで心の内に
しまっておくだろう。その確信があればこそ「クレール」が昨日同様の罠をここで仕掛け
たりはしないだろうという確信があった。罠を仕掛けるならば、図書館以外の場所に
仕掛けるはずだ。そして「るう」。彼女の思い人はあくまでみゅうとだ。昨日はたまたま
心の傷を深くえぐってしまったが故にああいうことになった。彼女は昨日のことを
あくまで一夜の夢と割り切っているだろう。そうしなければ互いの傷を嘗めるどころか、
一層深く傷をえぐってしまうのは目に見えていた。所詮二人の間にあるのは同情であって
愛情ではないのだ。

そして時間がくる。昨日同様の手口で書庫を開けて忍び込んだ。今日はランプを
点けなかった。とりあえず司書が帰るまでは暗闇に身を潜めていよう。一つため息を
つくと書架にもたれかかり、そのままずるずると腰を降ろした。

「今日は遅かったわね。随分待ったわよ。」
474続・ふぁきるう (25/35):03/08/29 02:15 ID:5jssPB8A
ぎょっとした。入口の辺りから女の声がする。聞き間違えようのない声だ。長時間ここで
俺を待っていたという女には俺の姿が良く見えているようだ。しかし俺にはまだよく
見えない。少なくとも表情を伺うことはできない。この女はクレールとして来たのか?
それともるうとして来たのか? それとも別の意図があって来たのか? 思考が駈け巡る。
女は言葉を続ける。

「そんなに驚くことないでしょ。私は窓からでも入って来れるのよ。でも変な話よね。
 書籍って光に弱いんでしょ? なんで書庫に鎧戸も無い窓なんか作ったのかしら。」

どうやってここに侵入したのかなど問題ではない。何故ここにいるのかが問題なのだ。
はぐらかすな。感情の伴わない声で、慎重に探りを入れる。

「どうしてお前がここにいるんだ?」
「今日は昨日の仕返しに来たのよ。」
「仕返し? 今日こそ司書に突き出してやろうとでも言うのか?」
「まさか!」

女は鼻で笑う。だったら何なんだ? 言うつもりはないが、お前だって昨日は楽しんで
いただろう。仕返すようなことではあるまい。それとも服を汚したり破いたりした
ことか? いくらなんでもそんなセコいことを言うとは思えない。ふぁきあが意図を
読みかねている様子を見て、女はさも満足そうな口調で続ける。

「あなた、初めてだったんでしょ。はっきり言って下手糞だったわよ。
 でも私、文句も言わずに受け入れてあげたわよね?
 たっぷりサービスしてあげたわよね?
 今日はお返しにたっぷりと奉仕してもらうわよ。さあ、ランプを点けて。」
475続・ふぁきるう (26/35):03/08/29 02:16 ID:5jssPB8A
「るう」の言葉に、ふぁきあの思考が暫時停止する。開いた口が塞がらない。
ちょっとまて。それに悔しいが下手糞云々はその通りなんだろう。それに俺も期待して
いなかったとは言わんさ。いや、期待していたさ。だが、そこまでヤる気満々じゃ
なかったぞ。昨夜も途中からそうだったが、どうしてお前はそうなんだ?

「お前は初めてじゃなかったようだな。」
「当り前でしょ? 大切な初めてを王子以外に捧げるわけがないじゃない。
 いいから早くランプを点けなさいよ。」
「…灯が扉から洩れて司書に見付かるかもしれない。」
「…ふん。点けないならそれこそ大声を上げて司書を呼ぶわよ。」
「なぜランプなんだ? するだけなら暗くても出来るだろ?」
「するだけならね。グダグダ言わないで早く点けてよ。私は点けて欲しいの。」

怪しい。絶対怪しい。だが逆らいようがない。昨日みたいに無理矢理押し倒すのは
嫌だったし、第一この女―るうは十分にそれを警戒している。点けるしかない。

ふぁきあは用心しながらランプを灯した。書庫内がゆらめく炎でぱっと明るくなる。
扉の右側に立つるうがはっきり見える。そして、扉の左側に荷物が置かれていた。
なんだあれは。問うとあっさり答が帰ってきた。

「タオルとちょっとした着替え、その他身だしなみを整えるのに必要なものよ。
 あなたも要るでしょう?」

準備万端ってわけだ。徹底的に楽しもうってわけだ。良いだろう「るう」。
俺ももう細かいことをグダグダ言いはしないさ。
476続・ふぁきるう (27/35):03/08/29 02:17 ID:5jssPB8A
「それで? 俺は何をすれば良い? 何をして欲しい?」
「そうね。とりあえずもっと近くに来てよ。ランプも近くまで持って来て。」

るうは妖艷に微笑む。…よほど楽しみにしていたということなのか、既に興奮状態だ。
ふぁきあがるうに触れんばかりのところまで近付き、足元近くにランプを置いた。
するとるうはふぁきあの顔を見上げ、黙って目を閉じた。ふぁきあはそっとキスを贈る。
改めて考えると凄い光景だ。日頃殺し合っている二人が隠れてキスをしている。
無茶苦茶だ。あまりにも無茶苦茶過ぎる。ふぁきあはたまらず体を離し、るうの
筋肉質だが小さな両肩を掴み揺さぶった。

「るう、お前…」
「言わないでっ!」

ふぁきあの言葉を鋭く遮るるう。ふぁきあがその言葉を最後まで放ったら、恐らくそれで
全てが終ってしまう。何事もなく終ってしまう。ふぁきあが憎悪故に私を拒絶するならば
良い。憎めば良いだけのことだ。でも、何事もなく終るのは嫌。それだけは嫌。そんな
惨めなことは死んでも嫌。るうはふぁきあの腕を振り解くとふぁきあの胸に飛び込んだ。

「言わないで。お願いだから言わないで。これは夢。この部屋でだけ見ることのできる、
 多分ここ数日間だけ見ることのできる、他の誰とも関係ない二人だけの夢。
 だからお願い。お願いだから…」

他の誰とも関係ないとは言っても、所詮俺は王子の代用だろう? だがそれは良い。
二人の仲がこれ以上進展しないとわかっているのに、殺し合うことを止めることが
出来ないとわかっているのに逢瀬を続けるのが虚しいんだよ俺は。ふぁきあは胸の
なかで震えるるうを押し返した。
477続・ふぁきるう (28/35):03/08/29 02:17 ID:5jssPB8A
ふぁきあの目を見つめるるうの瞳は涙に濡れていた。涙目で上目使い。ドキリとする。
まただ。昨日と同じで、ただ一時だけの夢であっても良いから何かをしてやりたい
気分になる。この女は俺の落し処を本能的に理解しているんじゃなかろうか。ようやく
観念したふぁきあは改めてキスを贈った。
互いの口腔内をねぶり合う、とびきり熱いキスを。

「それで? これからどうして欲しいんだ?」

抱きしめ合い、キスの余韻を楽しみながら、ふぁきあはるうの耳許に囁いた。
するとるうは突如目を妖しげに輝かせながらふぁきあを突き放した。
また勝手に興奮状態に陥っている。るうはおもむろにスカートをめくり上げると、
歓喜に満ちた声で言った。

「口で奉仕して。」
「…は?」
「だからココを口で奉仕して。早くしてよね。
 こんな間抜けな格好を女の子に長々とさせるつもり? 結構恥ずかしいのよこれ。」

自分が恥ずかしくて間抜けな格好をしているという自覚はあるらしい。焦らすのも
可哀相なので指示に従うことにする。ここは昨夜指や性器で散々いじったから勝手は
大体わかる。…下手糞と酷評されたが、まあなんとかなるだろう。跪き、るうの腰に
手を添えて黒い下着越しにキスを贈る。そこまでやって、なぜるうがランプに
拘ったのかがわかった。今日の下着は黒のシルク。デザインも相当良い。るうの白い肌に
映える。るうはこの気合いの入ったパンツをはっきりと見てもらいたかったのだ。
可愛いことをするじゃないか。ふぁきあはそのままの姿勢でるうを見上げた。
478続・ふぁきるう (29/35):03/08/29 02:18 ID:5jssPB8A
「今日は随分と可愛い下着じゃないか。」

見せる前から興奮して上気していた顔が、一層赤く染まる。褒められたのがよほど
嬉しかったに違いない。ふぁきあはるうの反応に満足すると、再度責めにかかった。
下着の上から臀部を揉みしだきながら、クリトリス周辺に下着越しのキスを贈る。何度も
何度も贈る。すると、るうはスカートの裾を片手で胸元まで引き寄せると、力一杯拳を
握りしめて自分の胸に押しつけた。そしてもう一方の手で自分の口を押えつけた。
るうの喉からくぐもった嬌声が響いてくる。るうは頭を振り振り快感に耐えている。
快感を素直に表現してしまいそうになる自分を戒めている。そう、司書は未だ帰って
いないのだ。今はまだそんな派手なことをするわけにはいかないのだ。

「そんなに我慢するくらいだったら、司書が帰るのを待とうか?」
「わざわざ司書が帰る前に始めたのに馬鹿なこと言わないで。」

即答するるう。やれやれ、スリルも快楽の内ってわけか。それならそれで、こっちにも
考えがある。ふぁきあはパンツを横にずらすと、指で割れ目を大きく広げ、言葉責めに
する。なかなか良い眺めじゃないか。学園一の才媛がまだ何もしてないのにこんなに
濡らしちゃって。男に見せるためのスケベなパンツがもうぐしょぐしょだぞ。こんなの
他の連中が知ったら卒倒するだろうな。うるさいバカ。何が「バカ」だ。見られるかも
しれない、バレるかもしれないのが気持ち良いんだろ? だから「もしバレたら」を
聞かせてやってるんじゃないか。喋ってばかりいないで奉仕してよ。むき出しの秘所を
べろりと嘗める。おやおやお嬢様は言葉で責めつけられるのはお好きでないと? 再度
嘗め、舌先でクリトリスを突く。上体を丸めて悶える。バ、バカぁ。
静かに、司書が来た。
479続・ふぁきるう (30/35):03/08/29 02:18 ID:5jssPB8A
ふぁきあはしばし手を、口を止めて司書の足音に集中しようとする。しかしるうはそれを
させなかった。ふぁきあの頭をスカートで覆い、そのままふぁきあの顔を自分の股間に
押しつけたのだ。口がちょうど広げた割れ目にあたったので、ふぁきあはそのまま舌で
べろべろと嘗めた。るうはふぁきあの頭を両手で押えつける。洩れそうになる喘ぎ声を
必至に噛み殺しめながらるうは恍惚の笑みを浮かべていた。足音が過ぎ去ると、頭を
押え付ける力がふっと抜けた。そして裏口を施錠確認する音が聞こえ、また足音が
近付いてくる。そして頭を押え付ける腕に力が込められる。ふぁきあは秘所を嘗め
続けながら足音を聞いていた。やがて足音は遠ざかり、正面入口の閉じられる大きな
音が響いた。頭を押えつける力が完全に抜ける。
るうのパンツは愛液と唾液でべとべとになっていた。

「気持ち良かったか、るう? 良い感じに濡れてるぞ。」
「…そろそろ下着脱がせて。昨日の二の舞はごめんだわ。」

もう手遅れのような気はしないでもないが、言わないでおく。ふぁきあはるうのパンツを
膝まで降ろすと、片足づつ持ち上げて完全に脱がせ、るうの荷物の上へ放り投げた。

「ふぁきあ、もっと奥まで嘗めて。指も使って。」

言われるままにする。るうはもう喘ぐのを我慢しなかった。細かく指示を出し、感じる
ところを重点的に責めさせた。そして一度目の絶頂を迎えるるう。ふぁきあは立ち
上がった。そして腰をガタガタ震えさせながら肩で息をするるうの耳許に囁いた。
行くぞ。しばしの沈黙。来て。るうの小さな声。ふぁきあはズボンとパンツを降ろし、
自分のモノを露出させる。頭部は既に先走りの体液でヌルヌルだ。ふぁきあは左腕で
るうの右足を高く持ち上げると、そのまま挿入した。一度目の絶頂でぐったりしている
るうの膣を思うがままに味わい尽くす…
480続・ふぁきるう (31/35):03/08/29 02:19 ID:5jssPB8A
それから小一時間が過ぎた。二人の服はきちんと折り畳まれて、ちょっと離れた汚れない
場所に置いてある。全裸の二人は大きなバスタオルをシーツ代わりにして寝そべり、
互いに数度迎えた絶頂の余韻に浸っている。るうはふぁきあに腕枕をさせて妙に
満足げだ。そうして二人はバカ話に花を咲かせている。たとえばこんな感じに。

「ブラウス着てたときの方が色っぽかったぞ。」
「どうしてよ。ブラウス脱いでブラジャーだけの方が露出も多いじゃない。
 それとも何? あんたがさっきブラジャー可愛いって褒めたの嘘だったの?」
「嘘じゃないさ。ブラジャーはブラジャーで可愛かったよ。
 もちろん着ているお前も魅力的だったぞ。」
「じゃあなんでブラウス着てる方が良いのよ。」
「露出してれば良いってもんじゃないんだよ。
 ブラウスの裾からちらちら下腹部が見えるだとか、
 このブラウスの下にはもう下着しか着てないっていう事実が良いんだよ。
 お前が恥ずかしがる様子を見ながら脱がせるのが楽しいんだよ。
 実際楽しかったぞ。あれで興奮するなってのは無理だ。」
「何よそれ。あんた変態なんじゃないの?」
「変態ときたか。まったく男心のわからんやつだなお前は。」

友達のいないるう。家族やあひるくらいにしか心を開かないふぁきあ。普段の二人の
敵対関係のことはさておくにしても、ある意味でよく似通ったこの二人の日常からは
想像できない、穏やかで楽しい時間が飛ぶように過ぎてゆく。しかしそれもふと止まり、
気だるい沈黙が空間を支配する。
481続・ふぁきるう (32/35):03/08/29 02:19 ID:5jssPB8A
しばらくして、その気だるい沈黙を破ったのは例によってふぁきあだった。

「昨日あれからどうしたんだ?」
「歩いて帰ってそのまま寝ちゃった。
 結局寝過ごしたから、午前の授業全部サボってゆっくり後片付けしたわよ。
 夕食も朝食も抜いちゃったから、昼食の何とおいしいこと。」
「…風呂にも入らず寝たのか。」
「そんな気力無かったわよ。」

ふぁきあの胃がねじられる。じゃあなんだ、帰ってすぐに体内を洗い流した訳じゃ
ないのか…だがまてよ、昨夜最初に精液を注ぎ込んでからるうが帰るまでの間に何時間も
経ってるじゃないか。妊娠に必要な時間なんて知らないしな、帰ってすぐに洗おうが
何しようが無意味だったのかもしれない。やれやれだ。その事で思い煩うのは止めよう。
無駄なことだ。その時はその時だ。

ねえ、ねえ、どうしたの? 気付くとるうが呼びかけていた。ふぁきあから
話しかけたのに急に黙りこんだのだから当然だ。ここは適当にごまかすしかない。

「なあ、起きたら結構臭かったんじゃないか? 体の中まで。」
「あんたがそれを言う?」

そしてバカ話再開。二人は気分が盛り上がるに任せて、小休止を挟みながら性交に
いそしんだ。そして夜半。遂に宴の閉じる時がきた。ふぁきあがバケツに水を汲んで
来ると互いの体を濡れタオルで拭き、大まかに汚れを拭い去る。
るうの髪にこびりついた精液も、吸水率の良いタオルでしっかり拭ってから櫛を
入れると目立たなくなった。まさしく準備万端。服を着て後片付けを始める。
482続・ふぁきるう (33/35):03/08/29 02:20 ID:5jssPB8A
それは、ふぁきあがタオルを丸めてるうの持参した袋に戻そうとしたときに見付かった。
それは袋の底にぽつねんと置かれた小箱だった。何だろうと手にとってみると…

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固まるふぁきあ。そういうものが売られていることは知っていたが、実物を見るのは
初めてだった。固まったふぁきあに気付いて固まるるう。気まずい沈黙が流れる。

「…これ、どうしたんだ?」
「…盗んだ。女学生が買うわけにいかないし、高いし、仕方がなかったのよ。」
「…何で使わなかったんだ?」

しばしの沈黙。

「だって昨日は無かったし、言い出すのが恥ずかしかったし、
 それに使わない方がお互い気持ち良いと思ったから。」
「…お前、馬鹿だな。」
「私もそう思うわよ。」

ああ、なんてことだ。色々と問題があることも、そのこと互いに理解していることも
わかっていた。なのにるう一人にそこまで気を遣わせてしまっていたとは。ふぁきあは
自責の念にかられ、るうを抱きしめた。お互いもう何も言わない。妊娠してしまうかも
しれないことは言わなくてもわかっているし、その話は二人が敵対し殺し合っている
という事実に触れる事なしに話し合える内容ではないからだ。
なるようになる。そう思うしかなかった。
483続・ふぁきるう (34/35):03/08/29 02:21 ID:5jssPB8A
その後二人で床を掃除すると、あとはバケツとモップを返し、施錠するだけになった。
いよいよ「夢」の終る時間が迫り、二人は無口になる。
るうは最後にキスしてもらいたかった。これが最後になるかもしれないキスを。
ふぁきあも同じ思いだった。しかし二人とも言い出すことが出来なかった。
行動に移すこともできなかった。
やがてふぁきあが切り出す。俺はここの本に用がある。るう、お前は先に帰れ。
明日も学校があるんだろう。るうはもう何も言えなかった。さよならやおやすみなどの
挨拶すらできずに書庫から退出した。明日は王子と計画した心臓狩り計画の初日だ。
学校をサボるわけにはいかない。それを考えると心が冷えた。るうは憂鬱な面持ちで
降りしきる雨の中を帰っていった。

ふぁきあは先刻までるうのいなくなった書庫内をしばらく眺めていた。心が冷えた。
雨の中書籍を持ち帰る気にはならず、必要なものをその場でざっと読み、結末が
切り取られていることを確認すると、最後に残った幾つかの片付けをして図書館を出た。
ふぁきあはずぶ濡れになりながらふり返り、先刻まで自分がいた辺りを眺めた。
俺は明日、ここには来ないだろう。きっと、るうも。
484続・ふぁきるう (35/35):03/08/29 02:22 ID:5jssPB8A
翌日クレールは学校で怪我のふりをして罠を張った。王子が獲物に狩ろうとしたが、
チュチュに邪魔されてしまった。クレールには苦しむ王子を放っておくことなど
できなかった。

さらに翌日。狩りが再度妨害されてしまった。今度はよりによってふぁきあも一緒だ。
るうは敵として相対した。王子の苦しみと予想される父上の怒りを思うと心が冷え、
ありったけの呪詛を二人に投げつけてやった。そして苦しむ王子を連れ帰り一通り
介抱すると学校に、図書館に向かった。

鴉どもの報告によれば、ふぁきあは何故かあひると共に帰途についたとのことだった。
だからこそるうにはふぁきあが来ないという確信した。だからこそ、苦しむ王子を
放置してでも、ふぁきあが来ないことを確認せずにはいられなかったのだ。

閉館後の図書館。案の定ふぁきはいなかった。来なかった。
夢は終った。永遠に終った。
真っ暗な書庫にたった一人佇むるうの頬を一筋の涙が伝う。
いつまでも、いつまでも…

Fin.
4859:03/08/29 02:29 ID:5jssPB8A
以上です。こぴぺするだけで疲れたよ(w
486353:03/08/29 03:41 ID:zMY6pRf4
>>485
いやぁ力作ですね。堪能しました。
「内容が競合? 望む所ぞ!」は伊達じゃなかった!
335さんの導入部がこんな怒涛の巨編を生むことになるとは…感無量。

原作と335さんの設定を崩さず、実に9レス余りを費やして
正常な行為に持ち込んでいるのは、凄いとしか言いようがない。
それを長いと感じさせない配慮もあるし、10〜35の圧倒的な
ボリュームでバランスを取っているのも美事。

たとえ歪んだ悲しい愛でも、愛のある行為は読んでいて
気持ちがいいし、エロパロ板チュチュスレにはふさわしい。
人物の性格がまぎれもなく9さんの作品と感じさせてくれるのも楽しい。

ごちそうさま&おつかれさまでした。
4879:03/08/30 16:02 ID:BYKawDr9
あ〜どもです。
結局、私には 353 さんの詩情は無理でしたな (笑
どうもガチガチに固めて書かなければ気が済まないらしい。
おまけに最後の方に推敲・校正ミスが結構あって恥ずかしい限りです。

> 実に9レス余りを費やして正常な行為に持ち込んでいるのは、
> 凄いとしか言いようがない。

そこら辺を評価して頂けると嬉しいですね。
何しろ (5/35)〜(9/35) の辺りだけで1ヵ月かけてますから(w

> たとえ歪んだ悲しい愛でも、愛のある行為は読んでいて
> 気持ちがいいし、エロパロ板チュチュスレにはふさわしい。

ごめんなさい、今寝かせてるネタは愛も救いもないものばかりです(w
忙しいんで、当分書けそうにありませんけどね。
488353:03/08/31 18:46 ID:K/Gc2t1Y
う〜んホントに住人がいなくなっちゃったのかなぁ…
書き手同士で会話するのはちょっと寂しいですよ?

>>487
もう少し感想を書きます。

私が好きなところは、たとえば26/35で、るうちゃんが
着替えやタオルを用意してきているというくだり。
彼女が部屋でその荷物を準備している姿を想像すると、
萌えながらも何やら厳粛な気持ちになり、
生身の人間に対するのと同じような愛情を感じてしまいます。

それから34/35で、別れのキスができずに終わってしまうシーン。
ここは恐らく、こだわりを持ってそのように書かれたのでしょうが、
後からじわじわ来るというか、何度も思い出しては切なくなります。

気長に次作をお待ちしています。

( ´-`).。oO(335さんはどこ行っちゃったんだろう… )
4899:03/09/01 23:07 ID:pGkHOM76
>気長に次作をお待ちしています。

それまでこのスレが繁栄しますように!
つ〜わけで、みなさま新作ヨロシク m(__)m
490名無しさん@ピンキー:03/09/05 01:16 ID:6VgNeYHD
そういや最近は業者保守が無いんだった。
保守代わりに小ネタキボン
491もしもシリーズ第一弾:03/09/05 22:00 ID:6VgNeYHD
もしも、もしもですよ。10.Akt「シンデレラ」で男子寮に潜入したアヒルがふぁきあの
部屋に辿り着く前にふぁきあに発見されていたらどうなったでしょうねぇ?

「ん? 何だお前、こんな所に入って来ちゃダメじゃないか。全くしょうがないやつだなぁ。
 ほらおいで、確かパンがちょっとあったはずだからご馳走してやるよ。」

人前では硬派を気取るふぁきあ君、実は小動物が大好き。単純に可愛いし、守ってやるぜ!
という感覚がヒロイズムをくすぐるし、余計な事を言わないから独り言を言う相手に都合
良いし。頬がついつい緩みそうになるのを堪えながらひょいとアヒルを抱っこして部屋に
連れ込みます。
「あ〜悪い、先にちょっと汗流させてくれ。」

上下を脱ぎ捨てパンツ一丁になると、ペンダントを持ったままバスルームへ直行しようと
するふぁきあにアヒルはくらいつきます。ペンダントはここに置いていって!
ふぁきあ君、見事に勘違い。
「ん? こんなところよりも水場が良いのか? じゃあ一緒に入るか。」

はいい? 硬直するアヒル。ふぁきあはにこにこしながらそんなアヒルをひょいと抱えてバス
ルームへ。アヒルを空のバスタブの中に安置してシャワーを開くと、おもむろにパンツも
脱いで洗濯篭へ。そしてシャワーを浴びるべく自身もバスタブの中に入って来ます。

…アヒル、アレをモロに見ちゃいました。きゃーっ!きゃーっ!何か付いてるーっ!
真っ赤になって背を向けたアヒルにふぁきあが声をかけます。
「そうだ、お前ちょっとこれ持っててくれ。気に入ってたんだろ?」

既にずぶ濡れのアヒルのくせ毛にひょいとペンダントの鎖を引っかけて数秒後、
狭い狭いバスタブの中には、真っ赤になって立ったまま硬直している男の子が一名と、
そいつに背を向けて、同じく真っ赤になって体育坐りしてる女の子が一名おりましたとさ。
何秒かして、男の子のアレがムクムクと元気になったのは言うまでもなし。
492名無しさん@ピンキー:03/09/05 22:02 ID:6VgNeYHD
キボンとかいいつつ自分で思い付いたのでちょっと投下してみました。
たまにはこういうのも良いかな?
493名無しさん@ピンキー:03/09/06 14:01 ID:BGhIJ/86
その後の会話が激しく気になる・・・!!
でも鳥の時ふぁきあにいたずらされても良かったなあ(;´Д`)ハァハァ
494名無しさん@ピンキー:03/09/06 21:35 ID:zJZV+Z17
ラブラブエッチ以外だったら、ほのぼのから鬼畜まで何でもありの
シチェーションですからねぇ。
どなたか続きを書いて頂けると嬉しいな。


ところで鬼畜パターンを考えた時に気付いたんですが、あひるを緊縛する場合
あの髪の毛が使えますね。
 あの髪の毛で猿轡
 あの髪の毛で後ろ手に縛り上げ
そそるなぁ(w 鬼畜ネタじゃなくても使ってみたいところです。
495名無しさん@ピンキー:03/09/08 01:51 ID:U3P6slTJ
あひるの髪の毛で刷毛プレイしてみたいな〜
496名無しさん@ピンキー:03/09/10 00:16 ID:m3YhpTdc
(*´д`*)ハァハァ
497名無しさん@ピンキー:03/09/10 12:58 ID:8A9ojAOD
あひるってパイパンだよね?
498名無しさん@ピンキー:03/09/10 23:02 ID:WbiN9e/a
天然パイパン。うっすらうぶ毛。
それが俺の脳内設定。
499名無しさん@ピンキー:03/09/10 23:14 ID:AQmBWQoX
まあモサモサしててもそれはそれで良いけどね〜
生やしたまま楽しむも良し。剃毛を楽しむも良し。
500名無しさん@ピンキー:03/09/11 21:49 ID:xdpyEELD
秘所を撫でるのではなく、
アンダーヘアの毛先に触れるか触れないかくらいのところを
さわさわとさすってやりたい。
501名無しさん@ピンキー:03/09/13 02:34 ID:OkV+W0iS
残念ながらアンダーヘアはうぶ毛から生えはじめるわけじゃないのでそれは出来ない罠。うぶ毛のほうが萌えるけどなー。ちょっとあげてもいい?
502名無しさん@ピンキー:03/09/13 03:18 ID:OV5IZ/ya
>501
スレ順3百台後半でしたからね。
ちょうど良いタイミングじゃないですか? > 圧縮対策age

>残念ながらアンダーヘアはうぶ毛から生えはじめるわけじゃないのでそれは出来ない罠。
これって >500 のこと?
503名無しさん@ピンキー:03/09/13 06:14 ID:vUtv/4B+
むしろ、るぅちゃんの剛毛にイタヅラしたい……
504名無しさん@ピンキー:03/09/13 17:00 ID:OV5IZ/ya
剛毛だたーのか! ショ〜〜〜ック(w
505名無しさん@ピンキー:03/09/14 15:02 ID:oXuZOcl7
>>502 500のつもりだったけど、500がもともと剛毛を想定してたら勘違いだな・・・。
506500:03/09/14 15:52 ID:piylBWbm
>505
普通の陰毛でも産毛でもO.K.なつもりでした。
毛先さわさわやるのは触る方も触られる方も結構卑猥で(ry
それはそうと「剛毛」って…針金のような毛のことかな?
507名無しさん@ピンキー:03/09/14 19:19 ID:KsrvTUj7
くりくり天パのるぅちゃんだから、
きっと隠れたところは、ちりちりアフロだ。
508名無しさん@ピンキー:03/09/14 22:07 ID:oXuZOcl7
自分の剛毛アンダーヘアに悩み、フサフサに生え揃ってそうなふぁきあに相談、エチーな展開になってしまうあひるたんキボン
509名無しさん@ピンキー:03/09/14 22:11 ID:piylBWbm
設定状況を鑑みるに、それって実は初エッチぢゃないですか?
510名無しさん@ピンキー:03/09/14 22:21 ID:QcU0EdvT
王子は生えてるのだろうか
511名無しさん@ピンキー:03/09/14 22:36 ID:42651Zlt
ええ、白いのが。それはそれは白鳥の翼のように。
512名無しさん@ピンキー:03/09/14 22:45 ID:KsrvTUj7
しかし、まだ心をとりもどしていないので、るぅちゃんが少しくらいいらっても
フニャってるまんまなのだ
513名無しさん@ピンキー:03/09/14 23:13 ID:piylBWbm
るう「すこしは勃てなさいよ」
みゅうと「うん」
スクッとその場に立ち上がるみゅうと

せめて >208 みたいに刺激したら勃ってくれよ。てか、>208 さん新作キボン。
514名無しさん@ピンキー:03/09/15 00:17 ID:c3ML0Smc
おお、なんか知らんが久々に賑わってる。なんか嬉しいな。
というわけで今更だけど
続・ふぁきるうの感想聞きたいな〜
とか言ってみる。
515名無しさん@ピンキー:03/09/16 01:04 ID:0xl2Lqy6
剛毛エチー書いたんだけど需要あるのかな?ちょっと問題があり今は投下できませんが、もし需要ありそうなら来週末あたりにはなんとかします。
516名無しさん@ピンキー:03/09/16 01:53 ID:ndBXRSbn
>>514
俺はあひるふぁきあ派なのでふぁきるうはアレなんですが
情景や心理描写が丁寧なんでこれもいいなと思いますた。るうちゃん可哀相だけどね。

で愛も救いも無い最終鬼畜ネタとはなんなんでしょ。
猫先生、山羊子先生、ナマケモノ代の3P!?
517名無しさん@ピンキー:03/09/16 02:18 ID:5IgnZBTA
>516
私も本来はふぁきあ・あひる (ラブラブ) 派です。

> で愛も救いも無い最終鬼畜ネタとはなんなんでしょ。
以下は投稿を確約するものではないですが…
● 9 の真性続き (元々あれはチュチュ出現以前の時系列ネタだった)
● 黒みゅうとによるクレール調教 with 調教済みチュチュ
● 学校や劇場での調教

ラブラブ系はふぁきあ×あひるか王子みゅうと×プリンセスるうという
組合せ以外はありえないと考えてますが、後者を書くつもりは全く無いし、
前者はこれまでに散々書いたのでネタ切れ中 (w
どの道当面は書けそうにないんですがね。

>515
激烈キボンヌ! 楽しみにしてます。
518名無しさん@ピンキー:03/09/16 21:36 ID:RdHaw+IC
ふぁきあ(プロモ版)×あひるも エロいよな・・
519名無しさん@ピンキー:03/09/16 22:15 ID:MSCa3Uu5
おお、いっそプロモバージョンのあのふぁきあひシーンを
書き起こしてお話作るのもいいかも。
…誰かやってくれんかのう
520名無しさん@ピンキー:03/09/16 22:58 ID:9tOBUF+K
るう×まれん
とかはどうだろう。途中からクレールになったり。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
放課後の美術家教室、まれんは独り後片付けをしていた。
大窓からの真っ赤な夕焼けが教室を染めている。
きぃ、とドアの音。音と共に夕暮れの風がざあと舞い込んでくる。
まれんが不意にそこに目をやると、1人の少女が立っていた。
バレエ科のるう、まれんの心を掴んで放さない少女。
「あなたは!……どうしてこんなところに…」
くすりとるうは笑う。その澄んだ紅い瞳に、細い手足に、まれんは息をのんだ。
そしてその可愛らしい唇からは思いもよらぬ返事が返って来た。
「あなた、いつも私の事見ていたでしょう?ふふ、私、気づいてたのよ。」
「…!」
まれんは恥ずかしさのあまり消えてしまいたかった。
「あ、私…。ご、ごめんなさい!」
頭を下げるまれん。ばれてしまった…まれんはただただ謝る事しか思い付かなかった。
「絵を、絵を描きたかったんです。どういう訳か、あなたの絵を描きたくてたまらないの!
 本当にごめんなさい!もう描かないわ!何ならいままで描いたあなたの絵も捨てる!
 だから…だから…」
「かわいいのね…」
「え?」
まれんが顔をあげると、ドア近くにいたはずのるうがすぐ目の前にいた。
あまりの至近距離に後ずさるまれん。だがるうもその間をずいと縮める。
こうして近くで見ると、るうの白い肌が夕焼けに染められとても美しい。
「そんなに私を知りたいなら、もっと教えてあげるわ。」
そうるうが言い終えるか終えないかの瞬間、背後から沢山の烏が現れた。
「な…」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
521520:03/09/16 23:00 ID:9tOBUF+K

気に入らない人はスルーして下さい
…続きは書けません。
文才がないもので…というか人生初ノベル。
いきなり投下してスマンカッタ。
522名無しさん@ピンキー:03/09/17 00:33 ID:5QC7N6F9
>>521
続きを書いて! 是非とも書いて! えいっ!(←背中を押した)
523名無しさん@ピンキー:03/09/17 00:53 ID:7xg72tbX
>521
文才なんてものは書いて磨くもんですよ。
プロットさえ立てられればあとはなんとでもなるもんです。
…てゆーか、チュチュのハァハァ2とここでしかSS書いたことないや、俺 (笑)
524520:03/09/17 01:22 ID:f1MO7ajh
>522
ありがとうございます。でもやっぱり出来そうにないです。スマン…

まれんるうどうだろう?

言い出すだけじゃ神々に申し訳ない

エロなし導入部だけならなんとかなるかな?

ギャフン

という経緯なのです。ノーマルエロすら書いた事ないのに、
ましてや百合はどうかいていいやらさっぱりで…

>523
おっしゃる通りです。
軽々しく文才という言葉を使って申し訳ないです。
プロット、実はここまでしか考えてなかったんです。
まれんるうという新しいカップリングを発見した事で頭いっぱいですた。

このカプ自体は受け入れてもらえそうな雰囲気なので一安心です。
もし気に入った方がいれば、好きに続きを書いて下さい。
525名無しさん@ピンキー:03/09/17 01:38 ID:7xg72tbX
全く関係ないけど「ギャフン」というのを見ると、例えば

諸君 私はエロSSが好きだ

とか言いたくなるのは(ry
526名無しさん@ピンキー:03/09/18 21:38 ID:6sP9O8zv
どーも、353です。
提案なんですが、どなたか520さんの続きを競作しませんか?
自分ではなかなかアイデア出せないんですが、他人様が萌えるシチュを提供してくださると俄然やる気が出ます。
誰かが同じテーマで書いてくださるとますます燃えます。
まぁ私も百合は初めて、というかSS自体あまり書いたことないので、ショボいものになるかもですが。
いかがでしょうか。
5279:03/09/20 00:40 ID:R8ViEMkb
ん〜丸一日反応が無いようなので。

>526=353
ハァハァスレで人員募集してみましたけど、なかなか反応ありませんね。
とはいえこれからもやってみよう!って人が出て来るかもしれないので
とりあえず見切り発車で書き始めてみてはどうでしょう?

え、私? …ごめん、私に百合は無理。全然イメージ湧きません。
つか書くとしたら先に書きたいモノが他に(ry

> 他人様が萌えるシチュを提供してくださると俄然 やる気が出ます。
「学校で急に欲情しちゃったシリーズ」なんてどーでしょ?
やりようによってはラブラブから鬼畜まで何でもありの万能シチェっすよ。
528名無しさん@ピンキー:03/09/20 14:43 ID:k8jKU3Wu
>>520
百合がどうこうというより、効果的な鴉の料理方法が難しい鴨。
529名無しさん@ピンキー:03/09/20 23:45 ID:YCwQs/Ir
キズステで見てるだけの俺にはまれんが思い出せないのが大問題
530名無しさん@ピンキー:03/09/21 09:56 ID:T62A/iHo
>529
それはこう考えるんですよ。
「DVDを買い揃える良い機会だ」
って。
531名無しさん@ピンキー:03/09/21 11:03 ID:iMmHkrHv
ソレダ!!
532名無しさん@ピンキー:03/09/21 17:47 ID:iMmHkrHv
まれんがわからない上に鴉の料理方法も思い付かない
533名無しさん@ピンキー:03/09/21 19:49 ID:T62A/iHo
鴉は肉が臭いと言われますが、それは餌の問題。
まともな餌を与えて調理すればそこそこおいしいそうな(w
534名無しさん@ピンキー:03/09/21 20:55 ID:obGApGL7
料理方法考えてみた。
鴉兵士化。
鴉に服びりびり。
鴉につつまれてるうタンがクレールに。

最後のは無理矢理すぎだなw
535名無しさん@ピンキー:03/09/21 21:02 ID:e/nYZz6M
学校で翼状しちゃったよ書きてぇ・・・むしろ誰かプリーズ(;´Д`)ハァハー
536名無しさん@ピンキー:03/09/21 23:38 ID:T62A/iHo
>鴉につつまれてるうタンがクレールに。
>最後のは無理矢理すぎだなw

実際クレールの装束はクレールの黒いトゥシューズの紐が伸びた物で、
その黒いトゥシューズは鴉なわけだから無理矢理どころかそのまんまだよ。
537526:03/09/22 00:09 ID:f5e2KslM
あ〜なんか無謀な提案をやっちまったようで…。スレ汚しごめんなさいでした。

やったこともなく、自分に出来そうもないことに、何を迷ったか手を染める、というのは
けっこう楽しかったりするんですが…私が変態なのか?

競作は他スレでもやったことがあり、同じテーマでこんなに違う話が書ける、というのは
読み手としても楽しいんですけどねぇ。

なんか需要も少なそうだし、モチベーション下がったので、前言撤回します。

>>527
>ハァハァスレで人員募集
ど〜もです。「桃色特務小隊」笑わせてもらいました。
学校で浴場…いまいちピンと来ません。よろしければお手本など是非!

>>528-536
なるほど〜
538まれんわからない人:03/09/22 01:07 ID:A1tnwtK5
でも俺はリレーは好きだな。もっとやりやすいシチュ&キャラなら参加者いるんじゃないかな。
5399:03/09/22 13:45 ID:TUbr30pY
>なんか需要も少なそうだし、モチベーション下がったので、前言撤回します。
がびーん、楽しみにしてたのに…

>…私が変態なのか?
チャレンジ精神自体はむしろ良いことでは?

>学校で浴場
たとえば
朝のバレエレッスン中にふぁきあが欲情しちゃって、休み時間にあひるを
学校の林に連れ込んで、ナニをおっ勃てた状態で無理矢理抱きしめちゃうとか。
こんな所で急に何するのよ!と怒るあひるだがふぁきあの強引さに負けて(ry
まあ、いくらでもやりようはありますな。
540名無しさん@ピンキー:03/09/23 00:33 ID:nY9ctXs0
では小ネタ。208前提のみゅうとるう。少し鬼畜。


鴉の羽まみれの薄暗い部屋。
鴉の血で心が染まっていく王子の部屋。
るうはその中に入るべく扉を開けた。
「王子」
ドアを閉めながら窓際に置いてある椅子に座っているみゅうとに呼びかける。
「やあクレール」
みゅうとは立ち上がり、目を細めてるうに笑いかける。
歪んだ、いやらしい笑み。良かった鴉の王子だと、るうはほっとした。
「ちょうどよかった。おいで、クレール」
「あっ…痛っ!」
歩み寄ってくるるうの腕を掴んで引き寄せると
みゅうとはるうの体をうつ伏せにして一緒に床に倒れこんだ。散らばってた黒い羽が舞う。
「少し昂ぶっていたんだ。沈めるために君の体を使わせてもらうよ」
言いながらるうの制服のスカートの中へ無造作に手を突っ込んで下着を剥ぎ取る。
「待ってみゅうと、そこにベッドがあるんだし…」
首を曲げて背後にいるみゅうとを見上げ、場所を移動することを提案する。
「いいだろ別に。僕がしたいんだから。それとも君はここじゃ嫌なのかい?」
「そんなことは…」
本当はこんな硬い床の上では体も痛いし嫌に決まっている。
その心を見透かしたようにみゅうとがくすりと笑う。
「嫌なんだ。勝手だね君は。」
541名無しさん@ピンキー:03/09/23 00:35 ID:nY9ctXs0
「心が無かった頃の僕の体を、自分の欲望のためだけに好き勝手弄んでたくせに。」
よくそんなことが言えるなとみゅうとの嘲笑が降りかかり、るうは愕然とした。
「覚えて、たの?」
考えてみれば当たり前のことだ。心が戻ったからといって、心が無い頃の記憶がなくなるわけじゃない。
みゅうとは蔑むような馬鹿にしたようなそんな目をして、一笑することで答えた。
「別に今更そんなことを攻める気は無いさ。ただ不公平だろう?」
「っ…ああっ、ん」
みゅうとの指がいきなり秘所に侵入してきた。
中をかき混ぜながらみゅうとは話を続ける。
「君は僕の体を好きに使ってたんだ。だから今度は僕が君の体を好きに使ったっていいはずだ。」
「ううっ、あっ、やめて痛いみゅうとっ」
内壁を時折引っ掻くように、乱暴に抉られる。慣れた入り口はそれでもほぐれていく。
「拒むのかい?クレール」
水音を立てて指を引き抜いた。
「所詮お前の愛なんてその程度か。」
「あっ…」
一段と冷めたみゅうとの声にるうは焦った。
「ごめんなさい王子。好きにしていいわ、だから…」
「だからいつも勘違いするなと言ってるだろ」
半身を起こしたるうを再び床に押さえ付け、腰を高く上げさせた。
その細い腰を掴み、スカートがめくれて剥き出しになった秘所に自分のものを押し当てる。
「お前の許可なんていらないんだよクレール。これは王子である僕の当然の権利なんだ。
…ああそうだ。お前はプリンセスなんだから、過去がどうだろうと、関係なかった」
「んあああっ…っああっ!!」
強引に押し込まれる熱と痛み。間を置かず始められる抽挿。
顔を冷たい床に押し当てて、与えられる衝撃をただ受け入れる。
床とそこら中に落ちている黒い羽を視界に入れて
揺さぶられながらるうは一つの言葉を頭の中で繰り返していた。
(いつか、私だけを、愛する、王子に…)
542名無しさん@ピンキー:03/09/23 01:23 ID:mtxmDmjr
小ネタキター!!
5439:03/09/23 10:28 ID:2PIwbIK+
ハァハァ陵辱はやっぱり、クレールが失神しても続くんだろうなハァハァ
…ごめんよクレール、虐げられる姿についつい全開でハァハァしてしまったよ。


それにしても208氏のアイデアはナイスですな。
私も利用させてもらったけど、実に便利だ。
544526:03/09/23 20:49 ID:VkQ7wQzL
>>538
導入部に続けるだけでなく、全体をいくつかに分割してのリレーも面白そうですね

>>539
>がびーん、楽しみにしてたのに…
いちおう下調べ(って何だよ??)とかしていて勿体無い気持ちもあるので、
いずれ書くかもしれませんが、楽しみにはしないでください…

学校で欲情についてはもう少し修行します(?)

>>540-541
王子ってカラスの血に支配されても言葉遣いは限りなく優しげというイメージがあるんですけど…

私は小心者だから鬼畜なのはもう書けないなぁ。いまだに自責の念に苛まれてる…
545名無しさん@ピンキー:03/09/23 23:31 ID:mtxmDmjr
>全体をいくつかに分割 ってどんな感じ???サウンドノベルのようなやつかな。
546名無しさん@ピンキー:03/09/23 23:35 ID:KjDZ4v9i
>540
GJ!

>544
時期にもよるだろうけど鴉の王子は
結構荒れてたイメージもあるけどなぁ。
限りなくというほどでは……

まぁイメージってことで、あくまでも。
547名無しさん@ピンキー:03/09/23 23:52 ID:2PIwbIK+
>546
罪と罰だと口調で慇懃無礼さを演出してただけだったけど、
その後は最初から侮蔑の言葉を選んで話しかけてたよね。
役立たずと断定したり、お前なんかどうでもいい云々とか
冗談だろ? とかね。




…ベッドにつっ伏してむせび泣くるうの生足@紡ぐ者たちハァハァ
548540:03/09/24 00:09 ID:GO9pFbaI
鬼畜な上に小ネタなのに、反応して下さってありがとうございます。>542-646

自分としては完全にぶっ壊れる前の黒みゅうとは、腹黒かったり
わめいてたりしたイメージがあるのでこんな感じになりました
(君はもう用済みなんだとか手を取るのをためらっただろ!とかそんなん)。
イメージに合わない方、すいません。

本当はふぁきあひが好きなのに、みゅうとばかり書く自分が不思議だ。
549名無しさん@ピンキー:03/09/24 00:23 ID:iP+/eOLG
>本当はふぁきあひが好きなのに、みゅうとばかり書く自分が不思議だ。

あーなんかそれわかるなー(笑)


ところで今スレ順位が3百台前半なわけだが、350より下がったら
圧縮対策で一旦ageませう。可能なら「保守」とかじゃなくてネタで。
…今本格的なSS書く余裕ないけど、それ用に今から小ネタ考えとこうかな?
550名無しさん@ピンキー:03/09/24 00:37 ID:HH6cWLXA
>>545
サウンドノベルは詳しくないけど、ストーリーに分岐があるという意味じゃなくて、
書きたいところまで書いては次の人にバトンタッチしていく感じです。

>>546-548
う〜ん、同じ言葉でも口調や声音でずいぶん印象が違ったりしますしね。
アニメ作品を文字だけで表現するのは難しい…

>>549
圧縮にスレッド順位は無関係という説もよく見かけるんですけどね。
山崎型爆撃の直後に圧縮というパターンを考えると、スレッド順位
150〜350位を維持するのが望ましいのでしょうね。
551名無しさん@ピンキー:03/09/24 00:45 ID:KyVdR8Mg
リレーじゃなく駅伝みたいな感じか。それだと全体がかなり長くなりそうだね
552名無しさん@ピンキー:03/09/24 00:58 ID:iP+/eOLG
でもリレーは参加面子がそこそこはっきりした状態でやらないと失敗することが
結構多い (続かないとか、妙な方向に流れて喧嘩になったりとか) ので、最初から
リレー宣言してやるよりは、小ネタや散見する(520 のような) 続きを放棄したSSの
続きを、書きたい人が自発的に書いた方が良さそう。
それで結果的にリレーが成立することもあるしね。


そういやチュチュのハァハァ2でも、そんな感じで結果的にリレーが成立したこと
あったなあ。あひるの尻尾状態のるうネタね。
…そういやあれもちょっと百合っぽかったな(笑)

>551
昔からリレー小説って遊びがあるんですよ。
私も昔やったことあるけど、話が発散するのを覚悟の上で、大筋すら決めずに
ノリだけでやるとめちゃくちゃ面白いっすよ。
…某 dorama.cgi はそこの所を分かってない人が数人混ざってて以下略。
553名無しさん@ピンキー:03/09/24 23:06 ID:KyVdR8Mg
唐突ですが、細川たかしの大鴉といううたはかっこイイ!!でつ。
554名無しさん@ピンキー:03/09/25 00:04 ID:w4IYze77
>>553
今年出た曲ですな。ひょっとしたら紅白で歌われるかな?
555新プリンセス?チュチュ:03/09/26 01:47 ID:u13D02V8
あひる「ふぁきあ〜、大変だよ〜」
ふぁきあ「どうしたんだよいきなり」
あひる「落ちついて聞いてね!あたしね」
ふぁきあ「なんなんだよ」
あひる「またチュチュに変身できるようになったの!」
ふぁきあ「な、なんだってーーーー!?」
あひる「ほら、みててね。」
あひるはまばゆい光に包まれ、ふぁきあの前に白い衣装をまとったプリンセスチュチュが現れた。
ふぁきあ「ほ、本当にチュチュなのか・・・・・ん?なんか違うような・・・」
チュチュ「え、そんなこと無いと思うけど・・・」
ふぁきあ「いや違う、前よりも露出が多い気がする」
確かにチュチュの衣装は以前のものとは違った。プリンセスというよりはむしろ
女王様と言った感じだ、タイツも編みタイツになっている。
ふぁきあはチュチュの腰の部分を指差していった。
ふぁきあ「その腰についてる奴はなんだ?」
チュチュ「これ?なんだろ?」
チュチュは腰に着いていたものをはずして見せた。それはまぎれもなく(鞭)だった!

続かない
556名無しさん@ピンキー:03/09/26 04:14 ID:hP9G89NI
続かないんだ‥‥‥w
557名無しさん@ピンキー:03/09/26 06:53 ID:/sOZ6Ocq
白い衣装でSMって、ちょっと新鮮かも (w
558名無しさん@ピンキー:03/09/26 18:48 ID:iHM43UTZ
あひる・・夜だけ人間ってのはだめかな(w ふぁきあも男だから 夜ぐらい人間になってほすぃ
559名無しさん@ピンキー:03/09/26 19:53 ID:JeStBEhj
>>558
アヒルの前でSEXするふぁきあってのはどうよ?
560名無しさん@ピンキー:03/09/26 22:09 ID:vQDxXOb1
>555
GJ!
イ ラ ス ト き ぼ ん ぬ!

>本スレ668
GJてゆーかワロタ
561555:03/09/28 02:28 ID:Mn+s8xM+
誰かかいてほすぃ
562名無しさん@ピンキー:03/09/29 12:11 ID:MwUsq5Ub
スレ順が350になったので予告通りageますね。


ところでさ、こないだ「都会のアリス」って映画見たんだ。
それによると、どうもドイツ女性は泳ぐ時トップレスっぽい。
主人公の片割れの女の子もパンツ一丁で泳いでたし。

…想像してみよう。
あひるやるうやフレイアや以下略達が例の湖で、男性スイマーに混じって
無邪気に泳ぐ姿 (トップレス) を…
563名無しさん@ピンキー:03/09/29 21:56 ID:5JXH9yVh
うーん、圧縮来ないときは底にいても問題無いと思いますよ。
某スレとか某スレはそんな感じで、やばくなると急浮上しています(汗)

tp://www.domo2.net/dat/index.html
まだ安心だな…
564名無しさん@ピンキー:03/09/30 00:29 ID:MaMLPovU
>562
「ふわぁ〜、暑いと泳ぐのがすっごく気持ちいい」
 ぱしゃんと水音を立ててあひるが両手を跳ね上げる。指先から散った水の雫はきらきら
太陽の光を受けて輝いた。
「おい、あひる。お前、それは泳ぐんじゃなくて水遊びしてるだけだろうが。さっきからバシャ
バシャバシャバシャうるさ……」
 言いながら近付いてきたふぁきあが突然顔を真っ赤にした。
「お、おま、おまえっ…!」
「え? なぁに、ふぁきあ?」
 不思議そうにふぁきあの顔を下から覗き込むあひる。
 水の中では、その小ぶりな二つの果実が隠されることもなく揺らいでいるのだ。
「〜〜〜!!」
 言葉もなくふぁきあは猛スピードで泳ぎ去っていった。
「ふぁきあって、やっぱり変」
 首を傾げながらのあひるに変人扱いされたことを、幸か不幸か鼻血を押さえているふぁきあは
まだ、知らない。
565名無しさん@ピンキー:03/09/30 01:20 ID:JKYhVhhB
>564
ま だ ま だ 青 い な ふ ぁ き あ 君
さりげなく観察したりつついてみたり抱きよせてみたり(ry
まあ平手打ちの一つや二つ食らうくらいの心意気で頑張れ(w
566名無しさん@ピンキー:03/09/30 02:18 ID:JKYhVhhB
>563
てゆーか、いつの間にか圧縮済みだったんですね
567名無しさん@ピンキー:03/10/01 23:29 ID:TWa2/egM
>564
下は水着? かぼちゃパンツ? 何故かセクスィパンツ? 地毛?
568名無しさん@ピンキー:03/10/02 00:44 ID:c80Angs/
>567
>>562からのイメージだと何となくかぼちゃパンツな気が……
569名無しさん@ピンキー:03/10/02 08:47 ID:VLjmSibX
いただきんかーっ!!
570名無しさん@ピンキー:03/10/02 08:48 ID:VLjmSibX
ともだちんこーっ!!
571名無しさん@ピンキー:03/10/04 09:31 ID:PrhOKhW3
かぼちゃパンツ

この単語には蠱惑的な響きがありますな。
ひと月くらいかけてゆるゆるとかぼちゃパンツを脱がすSSでも書こうかな〜
572名無しさん@ピンキー:03/10/04 18:52 ID:YRDQbWWA
パンツ脱がすのにひと月かける内容のSSかとオモタ・・・。それはそうとキズステ放送増えて嬉しいでつ
573名無しさん@ピンキー:03/10/04 22:39 ID:yzrqnuq4
>571サンには悪いのだが……かぼちゃパンツ脱がし小ネタ投下(w

「うわーっ、わーっ、だめ、ダメだってばぁ!」
 湖の浅い場所で何とか鼻血が止まったふぁきあの耳に突然悲鳴が届いた。
 声の主は見るまでもない。
「あひる!」
 この時、確かにあひるが上半身裸だったという事実はふぁきあの脳裏からは
半ば意図的に忘れ去られた。少年と少女の間に存在するどうしようもない羞恥
心さえも、少女の危機に際しては邪魔なだけだ。
 あひるに悲鳴を上げさせるような何かが起きたことは事実なのだ。
 ふぁきあは先刻逃げ去ってきたばかりの方向へ力強く水を掻いて泳いでいく。
「あひる、どうしたっ!」
 声を掛けたふぁきあの目の前には。
「ダメっ、ダメ、うずらちゃん、それはダメなの〜!」
「ほぉーうっ。あひるのパンツ、かぼちゃみたいな形だったのに、脱いだら
ぺったんこずら〜」
 真っ白い木綿のパンツを手に持って振り回しているうずらと、当然のように
上から下まで、一糸纏わぬ姿のあひるが立っており。
「あっ、やだ、ふぁきあ!」
 とっさに両手で隠したものの、あひるの髪よりやや濃い色の叢はふぁきあの
目にしっかりと焼きついた。
「――」
 湖の色も青かったが、空も素敵に青く晴れ渡っていた。
「おぉーう。ふぁきあ、鼻血で真っ赤ずら〜」
「ふぁ、ふぁきあ〜!?」
 派手な水音と共に、ふぁきあは湖の中へ倒れたのである。
574571:03/10/05 16:14 ID:lIYyqf6C
>573
GJ! 遠慮は無用っすよっ!
てか、私の構想だとパンツ脱がしはメインじゃないし(w


ところで駆け(?)寄るあひるにふぁきあは更なる衝撃を受けて昇天ですか?
スポンポーンなあひるに抱きかかえられ、すべすべで柔らかい女の子の
素肌の触感に心臓爆発寸前ですか? 腕に当るムニムニで昇天ですか?
ふぁきあの引きつった、しかし幸福そうな顔を見て、あひるはついつい
ふぁきあを支える手を離してしまいますか?
575名無しさん@ピンキー:03/10/11 00:10 ID:4xrKb5xb
保守
576名無しさん@ピンキー:03/10/11 07:00 ID:lzPwWzgA
わたしといっしょにお(ry
577名無しさん@ピンキー:03/10/11 09:46 ID:unlLLr6B
わたしといっしょにセッ(ry
578名無しさん@ピンキー:03/10/11 14:08 ID:lzPwWzgA
>>576
めこしましょ。

>>577
セイ(摂生)しましょ。
579すぷらったーチュチュ:03/10/11 21:40 ID:unlLLr6B
>578
ショウ (殺生) しましょう



案外エログロ系もいけるかもしれん。
チュチュにりりえの嗜好を組み込んで(ry
580名無しさん@ピンキー:03/10/12 02:15 ID:oJKbQhF1
>>576 わたしと一緒にオナりましょう キボンヌ
581名無しさん@ピンキー:03/10/12 02:41 ID:X5qzxJBK
にこやかに微笑みつつ
いばらや花のワルツ、扇をもって優雅に踊りながら
人を殺めていくチュチュ想像してしまった…w
582名無しさん@ピンキー:03/10/13 16:20 ID:DqHq1Voq
DVDを百遍くらい見返すことをお勧めする。
583名無しさん@ピンキー:03/10/13 23:50 ID:f4iRJgv3
ふっ
妄想にはいくつものアスペクトがあるものなのさ
584名無しさん@ピンキー:03/10/15 00:41 ID:fAdfBKYS
りりえ「さあ!あひる、答えなさい!答えるのよ!」
あひる「だから、その、ふぁきあはしてるときのぬるn」
その時スタジオのドアが勢いよく開いた
そして顔を真っ赤に染めたふぁきあが飛びこんできた。
ふぁきあ「なにくだらねぇこと話してるんだ!!」
あひる「え、違っ、これはその・・」
りりえ「まぁ本人の登場だわ!これは聞くしか、どうなんです?ふぁきあ様」
ふぁきあ「知るか!そんなもん!」
りりえ「え・・・じゃぁ・・あひるのこと嫌いなの?」
ふぁきあ「そうはいってないだろ!」
りりえ「あひるのは好きなのね〜」
ふぁきあ&あひる「・・・・・・・・・・」
585TUTUBBSリスナー:03/10/15 00:54 ID:FoJN7DrU
りりえの論理のすり替えにはまるとは、あひるのみならずふぁきあも愚か者よのぉ

586名無しさん@ピンキー:03/10/19 20:04 ID:/ZpTdV0K
400超えたしそろそろ圧縮やばめらしいのであげ
587名無しさん@ピンキー:03/10/20 00:59 ID:+R6T0biv
なんかネタないもんかね。みんなガチャポンはコンプ済み?
588名無しさん@ピンキー:03/10/20 01:50 ID:FlbQED2f
こないだようやくコンプした。
行く所行けば未だにあるもんだねぇ。
589名無しさん@ピンキー:03/10/21 00:08 ID:dFGScCce
5巻のるうの姿もエロイと思うが1巻の表紙のチュチュもかなりのエロさだとおもた。
ボディのラインがくっきりでてる、エロイよ・・・
590名無しさん@ピンキー:03/10/21 04:06 ID:TksVuFUJ
その後のふぁきあとあひるを想像するといつもこう考えてしまう
とりあえず なんかあって 鳥→人間になる→ハグ→キス→エッチに突入→それから数年後→あひる子供と木の下で昼寝 呆れるふぁきあ

妄想だが ハァハァしてしまった・・・
591名無しさん@ピンキー:03/10/21 23:07 ID:imH9ZCUy
>鳥→人間になる→ハグ→キス→エッチに突入
ここまではSSあるねぇ。
個人的にはあひるにはバレリーナ修行を積んでもらいたいと思っていたので
いきなり出産ってのは考えた事もなかった。
つか、子供を胸に抱くあひるハァハァ

それはともかく
>呆れるふぁきあ
ふぁきあ自身も一緒に昼寝してそうだ(笑)
592名無しさん@ピンキー:03/10/22 01:38 ID:8kEIg7js
24Act 
鴉みゅうと廃屋から飛び出す→あひるがみゅうとを怖がりあとずさりする→みゅうと怒る
→「なんでこわがるのぉおお!」→あひるをハグ→レイプ
593名無しさん@ピンキー:03/10/22 03:18 ID:HQb2+TH7
( ´_ゝ`)フーン ・・・・・
594名無しさん@ピンキー:03/10/22 22:29 ID:wwnutUGE
チュチュ、クレール&るうは黒みゅうとにいつ陵辱されてもある意味不思議じゃないけど、
あひるって黒みゅうとにまるっきり無視されてたせいもあってか、黒みゅうとに陵辱
されるところが想像できんな〜
595エロッセルマイヤー:03/10/23 21:02 ID:44nTr+WE
家鴨に挿入しても裂けたりしない!それがお話のいいところ!
596名無しさん@ピンキー:03/10/24 04:33 ID:7+akIjFk
人間にすりゃあ 関係ないことなんだけどね・・・・
597名無しさん@ピンキー:03/10/27 23:14 ID:3+MiprQR
ハァハァスレの202のヤフオクネタ、マニアックなカップリングだなぁ。
598名無しさん@ピンキー:03/11/01 20:06 ID:5wFHPTp0
前略あひるさま
おげんきですか?
599名無しさん@ピンキー:03/11/02 09:46 ID:2jvY5ipD
全裸なあひるさま
おげんきですか?
600名無しさん@ピンキー:03/11/02 21:33 ID:HgcIDKAC
近頃投下があまりなくさびしい…
みゅうチュチュキボン。
601名無しさん@ピンキー:03/11/03 05:25 ID:T5ZHwyYE
みゅうチュチュか…
非黒みゅうとが相手だとすれば、するのはどのタイミングでかな?
602名無しさん@ピンキー:03/11/03 10:41 ID:T5ZHwyYE
ふと思ったけど、
「ここはどうなってるの?」「知りたい」
を連発する赤みゅうと(知りたい心)、あるいは知りたい心を取り戻した直後の
白痴みゅうとに胎内の奥の奥まで良いように弄ばれるチュチュってのは結構面白そう。
誰か書きませんか?
603名無しさん@ピンキー:03/11/03 14:13 ID:cXwK9BH9
>>602
そのシチュエーションでCGを描く準備を
今、していたところだったよ。
誰もが思い付くネタだと思うけどね。
604名無しさん@ピンキー:03/11/04 00:04 ID:XaJMcCZ4
>603
ハァハァ描き上がったらうぷきぼんぬ!ハァハァ

>誰もが思い付くネタだと思うけどね。
そうね〜みゅうチュチュというカップリングを考える者ならば誰でも簡単に
思い付きそうではありますね〜
もっとも、ふぁきあとあひるのロマンスばっかり考えててそもそもその
カップリングに(ry
605名無しさん@ピンキー:03/11/04 19:03 ID:Yh+7upT0
正直ふぁきあひはもうお腹イパーイ・・・
スマソ(;´д`)
606名無しさん@ピンキー:03/11/05 01:29 ID:a/a387bw
まだまだいけるぜ
607名無しさん@ピンキー:03/11/05 07:47 ID:ZSDVKl1Z
ふぁきあひもっとほすぃぜ
608エロッセルマイヤー:03/11/09 01:54 ID:E9JBO0ot
-ある日のできごと-
「あひる・・・お前はこれをどうするつもりなんだ?」
ふぁきあは黒く、硬くなったものをあひるの目の前にだした。
「ちょ・・・ふぁきあ、やめてよ、そんなもの出すの!」
あひるはそれから顔をそむけふぁきあを睨んだ。
「これはお前のせいだろう!」
ふぁきあはそれをさらにあひるの顔に近づけた。
「わざとじゃないもん!あたしだって好きで硬くしたり黒くしたんじゃないもん!」
「今日はできるって言ったのはお前なんだぞ、なのにだめというのはどういうことだ」
「え・・いや・・・だってふぁきあヌルヌルしたのが嫌いなんでしょ?」
「ヌルヌルしたのは確かに嫌いだけどな・・・・・・」








「油無しでホットケーキを焼こうとするなぁぁああ!」
609名無しさん@ピンキー:03/11/09 15:45 ID:VOqRLKCz
>608
手取り足取り教えてやらないふぁきあが悪いということでFA?
610名無しさん@ピンキー:03/11/13 19:11 ID:mikBDOrZ
獣 姦 保 守
611名無しさん@ピンキー:03/11/15 02:26 ID:vQ1YNh4Q
>>608
鶴光でおま…?
612名無しさん@ピンキー:03/11/17 17:59 ID:GTTot2jc
age
613名無しさん@ピンキー:03/11/19 02:50 ID:eZZPa3V7
書きかけ残してる職人さん方再臨キボーン!
614名無しさん@ピンキー:03/11/19 04:18 ID:wwiW0fbk
書きかけ、ってどんなのがあったっけ?
615名無しさん@ピンキー:03/11/19 09:34 ID:fU+7tPd3
ところであの4人って夫婦スワッピングとかしないんだろうか?
616名無しさん@ピンキー:03/11/19 21:32 ID:eW4sCn9i
スワッピングよりむしろ4人でご乱交の方が(ry
ただしそれだと、るうあひ好きな自分の場合
みゅうふぁきが残ってフォモプレイになってしまう罠。
617名無しさん@ピンキー:03/11/19 22:53 ID:eZZPa3V7
フォモプレーは・・・鬱だな

ふぁきあ→あひる以外にはハァハァしない
るう→みゅうと以外にはh(ry
あひる→鳥だから知識無し
みゅうと→・・・・・・。
618名無しさん@ピンキー:03/11/19 23:23 ID:WQFx07sm
>616
私もあひるう好きだな。るうあひというよりあひるう。
野郎共はいちゃつく女二人をそれぞれ満足させてやれば余らないので無問題。
ふぉもはいかなるシチェを以てしても除外の方向で(汗

それに一人休憩中に男女男とか女男女ってのもあの面子ならおっけーだと思う。
実際あひるを王子とふぁきあでってSSは某所で読んだし。
619名無しさん@ピンキー:03/11/20 02:27 ID:KcVwrEnX
るうちゃんはあひると一緒に暮らしても幸せになれそうだ。
620名無しさん@ピンキー:03/11/20 23:04 ID:b+2md6DW
るうがあひると暮らしたりした日にはもう、あひるにプライベートな時間なんて
ないぞってくらいのべたべたっぷりを発揮してくれることでしょうな。
621名無しさん@ピンキー:03/11/22 02:27 ID:Ed8A52hd
小ネタ〜もしあひるるうEDだったら〜

「る〜うちゃんっ!」
名前を呼びながらあひるは後ろからるうに抱きついた。
「…今日の私はるうじゃないわ」
「何言ってるの?るうちゃんはるうちゃんだよ」
でも今日のるうはちょっと変だとあひるは思う。
いつもこうするとびっくりしてうろたえた後恥ずかしそうにするのに、今日はこっちに顔を向けもしない。
「違うっていってるでしょ。今日の私は…」
「わっ」
るうの周りに現れた黒いつむじ風。思わず目を閉じたあひるが、すぐに目をまた開けると。
「プリンセスクレールよ」
「る、るうちゃん、どうして?!」
「だから違うの!クレールっていったら今はクレールなのよ!」
「う…ん??」
なんだかおかしい。黒いチュチュを着てるのだけど、かつてのクレールともちょっと様子が違う。
「今の私はクレール。いいわねあひる」
「う、うん。」
ちっとも良くないんだけどと思いながらもクレールの表情に鬼気迫るものがあってあひるは頷かざるを得なかった。
622名無しさん@ピンキー:03/11/22 02:31 ID:Ed8A52hd
「ってダメだよ!るうちゃんはるうちゃんなんだからクレールになんかなっちゃダメェ!」
「大丈夫よあひる。明日になったらるうに戻ってるわ」
「そ、そうなの?それなら…」
良く分からないけど戻るのならいいかな、と事態を飲み込めないあひるの頭はとりあえず納得した。
でもなんでクレールになったんだろうと考えを巡らせていると。
「あひる…」
「ぐっ…んっ!」
気が付けばクレールの顔が眼前に迫っていて、思わずグワッと鳴く前に唇が塞がれた。
たっぷり舌で口の中を弄ばれ、やがて離れた時あひるの頬は朱に染まっていた。
「っるるるるるるう…」
「クレール。」
「ちゃん…じゃなくてクレール、一体どうし、あっ…!」
しゃべっている間に押し倒されたと思う間もなく
さらに制服のブラウスのボタンの上の方を外されて、首筋に生暖かさを感じた。
「あ、あのっ待って」
「あひる…」
クレールは顔を上げると、何か含んだような目をしてあひるを見下ろして言った。
「クレールはね、欲しいものは力ずくでも手に入れるのよ」
そして笑ったクレールの顔は、とても純粋で嬉しそうなるうの笑顔だった。


設定:いつもあひるに翻弄されてるるうちゃんがクレールになって立場逆転。
ちょっと思いついたから書いてみた。
623名無しさん@ピンキー:03/11/22 03:04 ID:U5TNG2m8
てゆーか、小ネタだなんて言わないで続きをお願いしますハァハァ
624621:03/11/24 03:10 ID:QhKoMWKK
>623
ごめん、百合の本番は書けない。
誰か書いてもいいって方いたら、続きお願いします。
625名無しさん@ピンキー:03/11/28 00:03 ID:TghQbUY2
流れぶった切ってスマソ。

 青い空がどこまでも続いている。やはりここに来てよかった、とるうは芝生の上に
腰を下ろしながら小さく微笑んだ。
 クラスの女子達から賞賛の眼差しを受けることも、勿論みゅうとと二人きりでいる
こともるうにとっては満足のいく時間だったが、たまには一人で静かに過ごしたい
時もある。
 腕に掛けて来ていたバスケットを開け、中からサンドイッチを取り出す。
 柔らかな白パンにポテトサラダを挟んだそれを一口食べようとしたとき――
「あ〜っ、るうちゃん!」
 後ろからの唐突な大声に危うくサンドイッチを取り落としかけた。
 何とかスカートの上にポテトサラダをばら撒かずに済んだるうは、後ろを振り返り、
きっと相手を睨みつける。
「一体何のつもり、あひる!」
 相手は少しも悪びれる風なく、「えへへ〜、るうちゃんと会えるなんてラッキー♪」と
るうの隣に腰を下ろした。

626名無しさん@ピンキー:03/11/28 00:22 ID:TghQbUY2
 明るい髪の色に負けず劣らず、明るい表情のあひるにるうは軽く口を尖らせた。
「もう、折角のランチタイムが台無しじゃない」
「え? どうして〜? あたし、るうちゃんと一緒にお昼食べられたら嬉しいよ?」
 にっこり笑ってあひるは手にしていた包みを開き、ランチボックスを取り出す。
 何とはなしにるうは隣のランチボックスの中身を覗き込んだ。
「……ふぅん、結構ちゃんとしたお弁当じゃない」
 黒パンの他にも魚の切り身のムニエルや炒め野菜などが入っているのを見たるうは
素直に感心する。
「うん。あとね、デザートもあるんだ〜」
「デザート?」
 目を丸くする。ランチボックスの中身だけでも充分お腹はいっぱいになるだろうと
思われるのに、その上デザートまで持ってきているなんて、と呆れ顔になった。
「あなたねぇ、甘いものなんて――」
「るうちゃんも食べる? これなんだけど」
 別の小さなボックスをぱっと開ける。
 まず目に入ったのは赤や深紫のベリー類。
 小さなガラスの器に入ったプリンの上に真っ白な生クリームが盛られ、更にその上を
ラズベリーなどのコンポートが飾っていたのだった。
 
627名無しさん@ピンキー:03/11/28 00:34 ID:TghQbUY2
 思わず、ごくん、と唾を飲み込んだるうは慌ててあひるの持つ小箱から顔を背けた。
「じょ…冗談じゃないわ、そんな甘そうなものなんて食べる訳ないじゃないの!」
「そっか〜。るうちゃん、サラダとかの方が好きなんだったよね?」
 残念そうなあひるの声を聞きながら、自分のサンドイッチを口に運ぶ。
「そうよ。大体、そんなもの食べて太っちゃったらどうするのよ」
 つんと言い放ち、
「あら。でも、あひるだったら少しくらいココに栄養あげないといけないかしら?」
 意地悪く言って隣に座っているあひるの胸を制服の上からつついた。
「痛っ!」
 あひるが身を縮める。
「えっ? そんなに痛かった?」
「あ…、いや、ううん! 痛かったって言うか、その、ちょうど、おっぱいのてっぺんの
ところだったから、ちょっとびっくりしちゃって……」
 顔を真っ赤にして俯いたあひるはごにょごにょと言い、でもヘーキだから、とるうに
笑いかける。
628名無しさん@ピンキー:03/11/28 00:44 ID:TghQbUY2
 多少の罪悪感を覚え、「悪かったわね」と謝ると、あひるはぶんぶん赤い顔を振って
「あぁもぅホントるうちゃんのせいじゃなかったっていうかあたしが勝手に痛いって思っちゃった
だけだし、何ていうか錯覚みたいなもので、えぇと本当に痛くはなかったんだけど――」
 一人であれこれ言っていたが。
 ふと真顔に戻る。
「……るうちゃんのおっぱい、触ってみても……いい?」
 どきんとした。
 何言ってんのよ、とすげなくあしらうこともできた筈だった。
 けれど何故かあひるの言葉に応じてみてもいい気がしたのは、この青空の下、二人だけで
この場所にいたからだったろうか。
「……いいわよ」
 答えると、あひるがそっと右手を伸ばしてきた。
 制服のジャケットの下に手を入れる。ブラウスの上からそっとあひるの手の中にるうの胸が
包み込まれる。
「少し、強くしてもいい?」
 いいわ、と答える。何故だか身体の奥が熱くなってきていた。
629名無しさん@ピンキー:03/11/28 00:58 ID:TghQbUY2
「るうちゃんのおっぱい……やわらかいね……」
 ブラウスの生地越しにあひるの掌を感じる。掌で、指先で、あひるはるうの胸の膨らみを
確かめていく。
「あ」
 思わず小さく声が上がったのは、あひるの指先が胸の先端にある尖りを探り当てたから。
「るうちゃんも、やっぱりココって、痛いような切ないような、ヘンな感じになっちゃう?」
 恐る恐るといった風であひるが訊ねてくる。
 ということは、あひるは先刻るうに乳首をつつかれてそんな気分になったということなのか。
「そ…そうね……」
 思わずあひるの顔から視線を逸らしながら言葉を捜す。
 胸の先端の感覚。指先で布地越しに軽く抓まれたその部分は、何故か腰の下へ微かな
疼きを伝えていた。
「そう、痛くはないけれど、確かに少し、変な気持ちになるかもしれないわ」
 やや口早にそう言い捨て、自分の胸に触れているあひるの手を掴む。
「もういいでしょ、これで」
 早く離させようとしたるうだったが、あひるの目を見た瞬間、つい手を止めてしまった。
630名無しさん@ピンキー:03/11/28 01:12 ID:TghQbUY2
「るうちゃん……。どうしよう、あたし、なんかすっごく胸がドキドキしてるよぅ……」
 潤んだ眼差しであひるが真っ直ぐにるうを見詰め、訴えてくる。
 つられるようにるうも赤くなってしまった。
 二人、互いに黙ったままで自分の鼓動が高鳴るのを感じる。
 ほんの数秒、あるいはもっと長い時間が過ぎたろうか。
 るうがそっと両手を伸ばした。
「あひる」
 ただ名を呼んで、抱き寄せる。
 制服越しに感じるあひるの胸は、それほど大きくはなく、けれどやはり柔らかい。
 同じように感じたのだろう、あひるも
「るうちゃんの胸、本当に柔らかだね……」
 どこかうっとりと呟いて自分も両腕をるうの背に回した。
「るうちゃん…。るうちゃん、あったかくて、柔らかで、気持ちいい……」
 あひるの声を聞きながらその細い身体を抱くるうのスカートの奥に、またじわじわと
不思議な感覚が降りてくる。
 くすぐったいような、もどかしいような、不思議な感覚が。
「――ねぇ、あひる」
631名無しさん@ピンキー:03/11/28 01:22 ID:TghQbUY2
 るうが囁く。
「さっきのデザート、やっぱり食べさせてもらっていいかしら?」
「え――?」
 ぼんやりとしているあひるの横からデザートの入ったバスケットを引き寄せ、プリンの上に
載せられたコンポートを一粒つまみ上げる。
「あなたが食べちゃ駄目よ」
 言い聞かせ、あひるの唇の間に赤く艶やかな木苺を指先で押し込んだ。
「へ? ふ、ふぅひゃ……」
 途惑いの表情を浮かべるあひるの口の中、その舌の上で転がっている木苺に。
 るうは唇を寄せ、舌を差し入れた。
「!」
 抱き締めているあひるの身体が小さく竦む。こんなキスはあひるにとっては初めてなの
だろうか。
 コンポートには生クリームがついていたせいか、あひるの舌の上もクリームのように甘い
味がした。
632名無しさん@ピンキー:03/11/28 01:47 ID:TghQbUY2
 からかうようにあひるの舌の上で小さな果実を転がす。
 溢れてこぼれそうな唾液と、その中で転がされる甘酸っぱい実、そして抱き締める胸
に当たっているあひるの胸から伝わってくる鼓動を感じながら、るうは目を閉じる。
 身体の奥の疼きは治まる気配がない。
 るうは木苺をようやく自分の口の中へ移した。噛めば甘い蜜に絡められた酸味が広がる。
「――素敵」
 ほんのり上気した頬に悪戯気な笑みを浮かべてみせる。
「るう、ちゃん……」
 あひるは困惑の色を隠しきれないようだ。が、一転、
「あ、あたしだって!」
 唐突に何を思ったか、今度は自分でラズベリーを口に含み、るうに唇を押し当ててきた。
「きゃっ」
 思わず倒れこむ。庭園ほどこまめに手入れがされていないせいか、少し長めの芝生は
柔らかく二人を受け止めてくれた。
(ん…もぅ、あひるったら)
 女同士こんなところで抱き合い、唇を重ねて舌を絡めている姿を誰かに見つけられたら
問題だ、とは思ったものの、あひるからのアプローチは悪い気のするものではなかった。
 るうは自分の両足の間にあひるの足を挟みこんだ。
633名無しさん@ピンキー:03/11/28 02:01 ID:TghQbUY2
 スカートとペチコートによって隔てられてはいても、互いの温度は伝わる。
「…ん…」
 湿り気を帯びた熱。それはるうに伝わり、身体の奥から少しずつ湧き出して白いパンティに
小さな染みを作る。
「ん、はぁっ……」
 ラズベリーのコンポートをるうに委ね、顔を上げたあひるが息を洩らす。
「どうしたの?」
「る…るうちゃん、なんか……足があついよ……」
「あら。足だけ?」
 重ねて問い質すと、あひるはばつが悪そうに下を向く。
「えっと〜、その〜…えぇっと…」
「ココもでしょう?」
 婉然と微笑み、るうはあひるのスカートを撫でた。その下の、恐らくるうと同様に潤み始めて
いるだろう場所を。
「――るうちゃん、あたし…!」
634名無しさん@ピンキー:03/11/28 02:12 ID:TghQbUY2
 あひるが切ない声を上げたとき、街で時を知らせる鐘が鳴った。学園での授業の
始まりは時計台の音楽が告げるから、まだ多少の余裕はあるが、あまり悠長に
構えてもいられない。
「わぁっ! いけない、早くご飯食べて戻らないとまた猫先生に怒られる〜!」
 飛び起きたあひるが慌ててパンやサラダを詰め込み、喉を詰まらせて自分の胸を
叩きながら水筒の中の紅茶を飲み干す。
「うあー死ぬかと思った〜。るうちゃんも早くしないとご飯食べられなくなっちゃうよ」
 ばくばくランチを食べる様子は普段と何の変わりもない。
 るうは小さく噴き出した。
「……そうね。じゃあ、この続きはまた今度。次はゆっくりできるときがいいわね」
 意味深げな視線を送ると、途端にあひるが真っ赤になってまたパンを喉に詰まらせる。
 ふふ、と笑ってるうもランチボックスのサンドイッチを口に運ぶ。
 空はどこまでも青く、柔らかな芝生の上を風が優しくそよいでいく。
 けれどるうの唇には、まだ木苺のコンポートの甘酸っぱさが残っていたのだった。
635名無しさん@ピンキー:03/11/28 02:14 ID:TghQbUY2
うわー2時間か〜。お邪魔しました。

621さんお気になさらず続きドーゾ。
636名無しさん@ピンキー:03/11/28 02:30 ID:08qrV0j9
>625
ハァハァGJ!ハァハァ
637名無しさん@ピンキー:03/11/28 03:13 ID:NjCS8U8w
>625
乙!
ъ( ゚ー^)グッジョブですた!!
638名無しさん@ピンキー:03/11/28 04:00 ID:Nauofd43
>>635
このソフトな力加減というか奥床しさがチュチュらしくていいですなぁ。
639名無しさん@ピンキー:03/11/30 02:20 ID:epHK18PH
それにしても職人さんの書き掛け(というか構想?)は
結局その後どうなったのだろう。
気になって仕方がない。
6409:03/11/30 05:55 ID:pbk+ZSqa
ちまちまちまちまちまちまちまちまちまちまちまちまちまちまちまちまと進行中。
641162:03/11/30 17:44 ID:aEFmVgWG
職人ではないですが
おもいっきり途中だよ・・・エロにも入ってないよ・・文章下手だよ・・。
書いてもいいのかなぁ・・・・・・・・・。
642名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:17 ID:pbk+ZSqa
>641=162
てゆーか書いて下さい。
ちなみに今ジゼルがくるくる回ってます@NHK
643名無しさん@ピンキー:03/11/30 23:33 ID:2uwPVYmj
ジゼルもちらっと見てたけど裏で流転の王妃見てた。
いや自分職人じゃないからこの流れに関係なくてすまんのだが

しかしバレリーナのあの重さを感じさせないジャンプは本当に美しいとオモタ。
るうちゃんやあひる(チュチュか)が一緒に踊ってるところを想像してました。
644名無しさん@ピンキー:03/12/01 03:23 ID:HS0m3hLk
自分、ふぁきあひで需要あれば投下します宣言してたけどレスあまりつかなかったから消去してしまいますた。
645名無しさん@ピンキー:03/12/01 23:56 ID:tjPJ14k9
な、なんてことえrを・・
ああもったいない
見たかったのに・・・・
646名無しさん@ピンキー:03/12/02 17:47 ID:N/6SsUUq
黒王子が無理やりあひるを・・っていうSS書いてくれ
647名無しさん@ピンキー:03/12/04 02:05 ID:/YRObpWH
で、汚されたあひるを消毒してやる! とか言って
ふぁきあが手込めにしちゃう鬼畜生なSSもついでに書いてくれ
648名無しさん@ピンキー:03/12/05 02:25 ID:Lbpifud9
今日仕事でクラシックのCDばかり60枚ほど聞いたんだが、チュチュで流れた曲を聞くたびニヤニヤしてしまったよ
649名無しさん@ピンキー:03/12/06 01:52 ID:uVyT8SH6
>>648 
俺もクラシック流れるとニヤッとしちゃう、NHKでもクラシックの番組とバレエの
番組もっとやってくれればいいのにな
650名無しさん@ピンキー:03/12/06 02:07 ID:F6KVKqhF
NHKラジオでくるみ割り人形聞いてた。
ラジオはかなり頻繁にクラシック流れてる。
651名無しさん@ピンキー:03/12/06 08:33 ID:5m5aCWPE
というか、認識されていないだけで生活の中に紛れ込む雑多なBGMには
クラシック音楽を使ったものがかなりの高頻度で存在する。
652名無しさん@ピンキー:03/12/07 07:30 ID:+5MZMOYV
クラシック好きならインターネットラジオなどは如何?
イギリスのBBC3は殆どの番組がクラシック関係で
24時間放送、全ての番組をライブストリーミングで
聞くことができるし、いくつかは期間限定オンデマンド
でも配信される。しかも全て無料。
夏のPROMSのシーズンなんて、毎晩自宅がコンサート
ホールですよ。

クラシック情報ページ
ttp://www.bbc.co.uk/radio3/classical/
番組表のページ
ttp://www.bbc.co.uk/radio3/listings/
ライプストリーミング
ttp://www.bbc.co.uk/radio/aod/radio3.shtml
653名無しさん@ピンキー:03/12/07 12:59 ID:kDw4PTU0
いつの間にか本スレ化してるな (笑)
無味乾燥な「保守」とかより楽しいから良いんだけどね〜
654名無しさん@ピンキー:03/12/10 17:12 ID:Jy+BCHYE
>652
今日の19:00から、くるみ割り人形組曲だよ!
655名無しさん@ピンキー:03/12/12 00:38 ID:NQP6Vzwj
効き損ねた・・・・
656名無しさん@ピンキー:03/12/12 18:04 ID:KlHK146W
チュチュのサントラってないんだね。欲しいんだが。
657名無しさん@ピンキー:03/12/12 18:11 ID:7mER+r0f
>>656
初回限定版のDVD1巻〜3巻を見つけて買おう。
658名無しさん@ピンキー:03/12/13 00:58 ID:/vgC5xLw
サントラついてるの?探してみるけど見つかるかな〜
659名無しさん@ピンキー:03/12/14 01:27 ID:1js3xwQC
ここらで一度あげ。

ガチャポンは「金冠町のあひる」の前後の飾りを取り外したり
「プリンセスチュチュ」のスカート部分を取り外すと違った趣があるなぁ。
「プリンセスクレール」のスカート部分は外すと空間が広すぎてちょっとアレだけど。
「あひるとみゅうと」は造形がアレなので鳥アヒルだけでいーや。
660名無しさん@ピンキー:03/12/19 20:27 ID:yoaVXMg5
あひるの卵を食べたいな
661名無しさん@ピンキー:03/12/20 13:08 ID:WpCdNAXJ
コピペ。

ふぁ  つーか、マジへこむんだけど・・・・
みゅ  ああ、あひる?鳥ってマジ笑ったんだけど
ふぁ  つーかさぁ・・・・笑いごとかよ・・・マジやべーんだよ。
みゅ  なんで?まさかお前・・・・・やっちゃったの?
ふぁ  ・・・・・・・・・
みゅ  ぎゃはははは、マジ!?マジで!?そりゃやばいわ、お前、鳥とって・・・・ハヒハヒ
ふぁ  うるせーよ、てめぇ!!お前だっていろんな女に手ぇ出しまくってんだろうが!!
みゅ  別に、るうだけじゃん。てかもう飽きたし。
ふぁ  いいなー、るうとやりてー。
みゅ  やれば?
ふぁ  は?いいの?
みゅ  いいよ、別に。俺もお前の鳥とやっちゃたし。
ふぁ  マジで? さすが、話が分かる。
みゅ  こんど4人でやる?
ふぁ  いいよ、めんどくせーし。てか、お前の裸なんて見たくねーから。
みゅ  あーあ、他にいい女いねーかな。人形でもいいから。
ふぁ  あー、前誰とでもやる女が来てたんだけどね。
みゅ  なんだよ、そん時くりゃよかったな。
ふぁ  てか、ドロッセルマイヤーの女だったんだけど。
みゅ  ドロッセルマイヤー?
ふぁ  いるじゃん、トカゲマントのオヤジが。
みゅ  あー、あいつか。だっさー。すげー人形っぽいな。
ふぁ  あ、カロンの女でも借りれば?
みゅ  カロンの使った後に突っ込む気なんてしねーわ。
ふぁ  ははは、そりゃそうかも。
662名無しさん@ピンキー:03/12/21 00:21 ID:kVVlEXGD
どうせ貼るならもっとハァハァできるコピペにしてくれよ…
663名無しさん@ピンキー:03/12/23 23:25 ID:N4+d1gOq
ならばこんなのは如何。
元ネタ http://life3.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1068443969  らすぃ。

あひ「やっぱり綺麗だねぇ……新しいもんね。ねっ?(超笑顔)」
るう「出来たばっかなんだから当然じゃない」
あひ「まぁまぁ。ほら、メニューメニュー」
るう「いい。もう持ってるから」
あひ「そっか。何にする?今日は奢るよ?あ、あたしはこのケーキセットにするけど」
るう「・・これでいい(指差す)」
あひ「え?いいの〜?飲物だけ?遠慮しないでよ〜?」
るう「してない」

 随分無愛想な女の子だな・・と思った。つーかあひる、健気だ。
664名無しさん@ピンキー:03/12/23 23:26 ID:N4+d1gOq
 しばらくして注文した物が運ばれてくる。
あひ「オイシ〜よ、これ。ちょっと食べる?」
るう「いい」
あひ「そっか。――あのね。もしかして不機嫌?ってか、今退屈してる?」
るう「ううん……楽しい。私ちょっとだけ無愛想だから」
 るうは一応本当に楽しんでいるつもりらしい。
あひ「無理しないでね。あたしがいきなり誘っちゃったんだしさ。ごめんね」
るう「……」
 るう、いきなりあひるにキス。さすがに凝視できなかったけど、多分口に。
あひ「((゚Д゚)ポカーン)」
るう「分かってくれた?」
あひ「(声が出ないらしく、激しく何度も頷く)」
るう「今日はもうしないから(わずかに照)」
あひ「いや、ほんと、どうしよ〜、超嬉しいよぅ〜。うわー。どうしよ。うわー。」
るう「早く食べちゃいなさいよ(そっぽを向く)」
665名無しさん@ピンキー:03/12/24 01:39 ID:jpoSBWq3
>>663-664
(・∀・)イイ!!
666名無しさん@ピンキー:03/12/25 00:31 ID:ypuM5dno
この場合はるうに萌えればいいんでしょうか? そうですね? そうなんですね?
667名無しさん@ピンキー:03/12/26 01:18 ID:uaZ6V2+V
あひるが好きだといういう以上にあひるの肉体に溺れたふぁきあと
ふぁきあが好きで好きでたまらないが肉欲には溺れていないあひるの
すれ違いを描いたSSプリーズ
668名無しさん@ピンキー:03/12/28 17:35 ID:oTQToYSa
ヤりまくりたいふぁきあより耳たぶ甘噛みしまくりたいふぁきあで
669名無しさん@ピンキー:03/12/28 22:53 ID:ABk3ygaq
それ、イイっ!
670名無しさん@ピンキー:04/01/02 01:52 ID:AMc1PekI
その時、剣を捨てた騎士はスレッドを上げた!保守するために
「ageeeeeeee!!」 (ageません)
671名無しさん@ピンキー:04/01/03 19:17 ID:yf1bj7Ow
ところでチュチュにクリスマスネタとか正月ネタってあるのかな?
新年だとノイエ何たら〜とかありそうだけど。
672名無しさん@ピンキー:04/01/04 10:57 ID:4jmWEJXH
>671
強いて言えば "Unhappy New Year" ネタくらいのものかな。
…誰か最凶りりえのエロネタ書いてくれないかな?
673名無しさん@ピンキー:04/01/05 22:30 ID:lkZFbpgt
りりえやぴけは、もしあひるのエロを目撃したらそれをネタに耽りそうだ。
674名無しさん@ピンキー:04/01/06 02:01 ID:6Pdy0alZ
ぴけはどうかなあ
675名無しさん@ピンキー:04/01/06 10:05 ID:nT3Rd4Jj
ここで言う「あひるのエロ」がふぁきあとのセックスだとしたら、
ぴけはあひるに感情移入してふぁきあラブな妄想に耽りそう。
逆にりりえはふぁきあに感情移入してあひるを責める妄想に耽りそう。
676名無しさん@ピンキー:04/01/09 22:32 ID:Z68XY0VZ
ぴけとりりえのキャットファイト
677名無しさん@ピンキー:04/01/11 15:19 ID:0nkQIbEz
ここまで来て猫先生ネタが未だ一本もないのな・・
やはりケコーンしてない婚前行為は猫先生的に許されないからかな。
愛のあるお仕置きとかネタになりそうな気もするんだが、獣姦は否定的なのが多いのかな?
678名無しさん@ピンキー:04/01/11 17:39 ID:/uHawHde
そういやヤフオクに猫先生×あひるものの同人が出ていたことがあったっけな。
679名無しさん@ピンキー:04/01/15 10:14 ID:b0UI7+OU
昨夜久しぶりにDVD5巻見ました。
うずらを部屋から締め出して、あひるを自分の膝の上に乗せて水をかけるくらいの
甲斐性をふぁきあには期待したいものだと切実に思いますた。
680名無しさん@ピンキー:04/01/16 01:57 ID:ytn3cfsy
ふぁきあ次第ではあひるのスポポンお披露目回数が増えたのか。。。
でもいいじゃないか、あいつだってED後に思う存分(ry
681名無しさん@ピンキー:04/01/18 14:03 ID:NNxYXKVh
でもそれじゃあ視聴者サービスが以下略


このアニメって、対象年齢いくつだ?(w
682名無しさん@ピンキー:04/01/18 22:12 ID:ot0Vfq3D
膝に乗せて、水をかけた後の展開の詳細キボン
683名無しさん@ピンキー:04/01/19 12:07 ID:jdVZ8LLL
そりゃあもう、意識の無いスポポンなあひるがベッドの上で胡坐したふぁきあの
膝の上にうつぶせてるんですよ。机につっ伏すときのように両腕を頭に回して
いて、胸のわずかな膨らみがふぁきあの右脚の太股に押し付けられてます。
あひるはお腹の辺りから躰を捻っていて彼女のお腹がふぁきあの体にやや押し
付けられている状態。で、ふぁきあが左側に目をやると生足がなんとも艶めかしい。
左足は概ね伸ばしていて、その上に乗っかるかたちの右足は腿を躰に引き寄せる
ような形で曲げている。やや鋭角に交わる両脚の付け根は、何かが見えそうで
見えない蠱惑的な眺めなのです。


 ◯とりあえず手当する
→◯なんとなく頭をなでまくる
 ◯いただきます
 ◯その他、わからない
684名無しさん@ピンキー:04/01/19 19:07 ID:uCWUwXWI
しかしそのままじゃ、体に硬い塊があたってて起きてしまう。
685名無しさん@ピンキー:04/01/20 22:14 ID:N1y5SX8E
まだまだ男を知らないおぼこ相手にその程度のことを誤魔化す方策はいくらでも(w
686名無しさん@ピンキー:04/01/21 17:43 ID:tGt1qP5S
あひる「なんかあたってない?・・」
ふぁきあ「気にするな」
あひる「うん・・・」
687名無しさん@ピンキー:04/01/27 03:00 ID:9BUcGDq5
チュチュのDVDってPS2では見れないのか!?
688名無しさん@ピンキー:04/01/27 09:06 ID:1T0iX32o
>687
見られるよ。
689名無しさん@ピンキー:04/01/28 00:33 ID:xvPUUspH
俺のは見られなかったんだが・・・素行が悪いのかな
690名無しさん@ピンキー:04/01/31 15:06 ID:tIw6XzY9
そんなこと…ない
691名無しさん@ピンキー:04/02/02 01:26 ID:ubFrv9Pa
さぁお話を聞かせて遅れ〜
692名無しさん@ピンキー:04/02/05 14:45 ID:Ec++6ywJ
693名無しさん@ピンキー:04/02/07 16:08 ID:C1D0eycd
あひるタンハァハァ

694名無しさん@ピンキー:04/02/08 17:17 ID:ysQtOOIl
今朝ね、目覚める寸前の夢がね、ここ向けのネタだったんですよ。
個人的に凄く気に入ってさ、起きたら忘れる前にメモ取ろうって夢の中で思ったんですよ。
で、運良く起きたあともほぼ内容を憶えていられたんですよ。ラッキー!

…でもメモする前に二度寝しちゃって、どんなネタだったのか結局忘れちゃった。
欝だ詩嚢。もしかして俺ってアヒル並?
695名無しさん@ピンキー:04/02/09 01:54 ID:EfcAL8bS
な、なんてもったいないことを・・・
片鱗でも思いだせんのかい?
紡ぐ者としての使命をはたしてくれい。
696名無しさん@ピンキー:04/02/09 18:47 ID:Gc5sKlDO
ちっとも萌えじゃないけど短いの投下。
エデルのレイプネタなので嫌いな人はスルーしておくれ。






↓↓↓
697名無しさん@ピンキー:04/02/09 18:48 ID:Gc5sKlDO
 街灯の灯りの下、手回しオルガンと共に佇む。暗い夜道は人通りもない。
「なあ。この宝石を買わないか」
 唐突にどこからか現れた男が肩を掴んできた。握った右手を目の前で開いてみせる。男の吐く息は酒の臭いがした。
 変えようのない表情と変えようのない声でエデルは男の差し出した宝石を確認し、淡々と答える。
「それは劣情という名の宝石。あなたは本当にその石を売るつもり?」
 一点の曇りもない瞳で見詰め返され、男は僅かに怯んだような表情を見せた。
 が、すぐにそれは下卑た笑いに変わる。
「なんだァ? おい女! 何故そんなことを聞く!」
 男は左手で相手の服の胸元を掴んだが、表情が少しも揺るがない様を見て喉の奥で小さく唸った。
「なぁ……それならこいつはくれてやるよ。別のものを代金にもらうけどな!」
 一旦緩めた手で男はエデルの胸を鷲掴む。
「どうせ売ってるのは宝石だけじゃないんだろ? こっちの方も売ってんだろうが!」
「いいえ。そんなことをしても無駄。私はただの――」
 人形、というより早くエデルの体が引き倒される。長身ではあるが細く華奢に過ぎる彼女の身体はあっけないほど簡単に地面に押し付けられた。
 そのまま男はエデルを引きずり、路地裏の暗がりへ連れ込む。
 酔った上に興奮しきった男の息は荒く、生臭い。
 膝丈のドロワーズが剥ぎ取られ、膝が肩に着くほど折り曲げられる。
 関節が軋んで、エデルは男を制そうとしたがその口すら手で塞がれる。地面に押し付けられた彼女の髪が潰れる。
 呼吸も感情も知らぬ身でありながら、エデルは息苦しさと不愉快さを覚えた。
(私は人形なのに……)
 こんなことは有り得ないのにと思いながら、せめて男の手を口から外そうと両手を掛けたとき、彼女の耳に歯車の回る音が聞こえた。
698名無しさん@ピンキー:04/02/09 18:49 ID:Gc5sKlDO
 エデルは目を瞠る。
 闇に翻る真紅のマントには緑のトカゲが描かれている。
 ならばこれは彼が定めたこと。
 エデルは茫然と目を見開いたまま全身の力を抜いた。
「急に大人しくなったじゃないか……やっぱり男が欲しくなったんだろ?」
 男は人形の絶望など知る由もなく、勝手なことを口にしながら自らの欲望を剥き出しにする。
 醜悪な怒張を目にしていなかったが故に、エデルにとって痛撃は突然訪れた。
「ヒ……イヤ、ァ……!」
 蒼白な肌が一層蒼褪め、色を塗られた唇が戦慄いた。
 何かが割り込んでくる。
 耐え切れないほどの痛みはまるで真実身体を裂かれているかのようで、エデルは必死になって細い腕で男を押しのけようとした。
 だが敵わない。
 男の体がこんなにも重くて痛いものだったなんて。
 初めて知る事実は崩れぬ筈の人形の表情をすら恐怖に彩った。
 未だ信じがたい思いのまま懸命に逃れようとする、そのエデルの頬を男は張る。
 頬を打たれた衝撃はあったが痛みは男との接合部の痛みに比べればまだましだった。
「いや、やめて――」
 かろうじて弱々しい声が震えながら洩れ出たが、男は笑い声のようなものを吐き出しながら更に深くエデルを穿った。
「だったら泣いてお願いしてみろよ! 図太い女だ、本当は楽しんでるんだろうが!」
「そんな……」
 エデルは唇を噛んで顔を背けた。
 こんなに酷い目に遭わされてなお、彼女は泣くことすらできぬままなのだ。
 人形が相手であっても快感を得られるのか、狂ったように男は荒い息を吐きながらエデルの上で腰を振る。
 深くまで秘所を穿たれる痛み、服の上から胸を鷲掴みにされる痛み、そして何よりもこれが全て主人の望みだという痛み――。
 全てが彼女の胸の奥に秘められた存在しない筈の心を傷つけた。
 本当ならば、主人の思うままに動く人形はそれを喜びとしなければならないのに。
 老人の冷徹な眼差しを感じながらエデルはただ、男の下で喘いでいた。
699名無しさん@ピンキー:04/02/09 18:50 ID:Gc5sKlDO
 ようやく男がエデルから離れる。
 彼女の陰部は深く穿たれ、白い汚らわしい液体にまみれていた。
 無造作に服の前を直した男は小さく鼻で笑って彼女の側へと宝石を投げ捨てる。
 暗い空から、やがて雨が降り出した。
 すぐに激しさを増した雨の中、人形はかろうじて身を起こす。
 身にまとう衣服は何箇所か破れ、雨と泥とに汚されている。
 頬を幾筋も雨の雫が伝っていたけれど、彼女自身の涙はこぼれていなかった。
 エデルは地面に転がる宝石に震える手を伸ばし、掴んできつく握り締める。
「劣情という名の宝石が彩った、これも悲劇。まぁ陳腐なお話だがね、最近退屈してたんだ。たまにはこうした陳腐さも必要だね」
 老爺の笑い声と共にエデルはがくりと力を失い、人形に戻る。
 雨の音すら打ち消して、暗闇に響くのはカラカラと糸を巻き人形を片付ける乾いた音だけ。
700名無しさん@ピンキー:04/02/11 01:55 ID:nU6OXqf5
>696
乙。いやはや、まじで萌えませんな。
でも、そういう作品と割り切って考える分には悪くないってか、良かったです。

海外の某サイトのお絵書きBBSに「ドレスアップしたエデル」のイラストがあるんですが、
それを思い浮かべながら読むと悲惨さが倍増でございます。合掌。
701名無しさん@ピンキー:04/02/12 17:30 ID:N+BI6Wp4
>>696
鬼畜乙華麗ー。
切なねぇなぁ・・・でもエデルさんの悶える姿を想像するのは新鮮だったw
また暇なときにでもほのぼのしたの投下してくれると嬉しいなあ
と言ってみるテスツ
702名無しさん@ピンキー:04/02/12 23:05 ID:OwiJEqzq
>700-701
感想どうもですー。
やっぱ恥は晒すもんじゃありませんね。
萌えでもないし鬼畜でもないしエロでもないし。
ほんとの職人さん待ち。
703名無しさん@ピンキー:04/02/12 23:21 ID:1IlcrR5p
>702
のおぉーーーーっ! そんなこと言わないで、もっと晒してプリーズ!
704名無しさん@ピンキー:04/02/17 23:45 ID:Uk+s2XEk
公式が更新されたことだしどなたか作品キボンヌ。
705名無しさん@ピンキー:04/02/21 23:51 ID:1H/xAaWq
>>625
今更なんだがそれに出てる食べ物は
>温野菜のサラダ(本当は木苺のコンポート)
るうちゃんの好物に合わせてるのね。
706名無しさん@ピンキー:04/02/25 16:36 ID:n98wkzIS
ホシュ。
707名無しさん@ピンキー:04/02/28 00:39 ID:V4P001CS
保守
708名無しさん@ピンキー:04/02/29 23:17 ID:KBkyqBry
新作書きたいなー
ってか、書く時間が欲しいなー
709名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:31 ID:KwSl2yyv
いつでもいいんで書いて下せえ。
・・・スレ落ちる前までには
710名無しさん@ピンキー:04/03/06 08:12 ID:O8cG79Ei
予防age
711名無しさん@ピンキー:04/03/06 17:40 ID:OarvyBL4
>>696
ツボに来ました
鬼畜だけど切ない感じでよかったっす
712名無しさん@ピンキー:04/03/12 16:51 ID:43aWpGFw
どなたか潮騒みたいな感じでふぁきあひキボンヌ
713名無しさん@ピンキー:04/03/13 02:38 ID:jg3aJg44
>>712
「ヌレヌレで飛んで来いっ!」でつか?
714名無しさん@ピンキー:04/03/15 23:34 ID:VkPNSkDJ
>>713
まあそんな感じ。
シチュ的には釣りに行った帰りに雨に降られて水車小屋でギシアン。


つーか潮騒見つかんねー
代わりに変身なんて見つけたw
715名無しさん@ピンキー:04/03/16 00:06 ID:wXuKPsCr
ふぁきひで潮騒?
ttp://www.siosai.jp/

温泉でのぼせるあひると介抱するふぁきあの話でいいなら(w
716名無しさん@ピンキー:04/03/16 22:00 ID:FKIi4Ku3
>>715
お願いします。猫先生。
そういえば金冠町に温泉というか風呂自体が無いんだ。
ペットボトルはあるのに。
717名無しさん@ピンキー:04/03/21 03:10 ID:W5+bS27B
公式サイト見てまたもやチュチュに熱が…
みゅうチュチュなんかみてみたい…
あとあおるうなんてどうだろう。
718名無しさん@ピンキー:04/03/23 02:17 ID:GKS3dE3K
>>714
>>713のネタがわかった人、どれくらいいるだろう?
チュチュ→動画大陸→朝霧の巫女→アワーズ→ヒミツの保健室(2004年2月号)
という連想だったんだけど。

金冠学園に保健室はあるのかな…
719名無しさん@ピンキー:04/03/23 18:53 ID:OYvqwVJ6
>718
確か今日辺りNHK衛星第2あたりでやるのでは?>潮騒
720714:04/03/25 23:46 ID:k8gmfBH/
>>718
いやその連想は全然わかんなかったぞ。だから本を探したんだがな。見つからなかったけど。
火を前にして「その火を飛び越えて来い〜」という台詞があった気がしたんで答えたのよん。
721名無しさん@ピンキー:04/03/26 03:12 ID:bJ4cpk1T
>>720
そっかそっか。
ヤングキング アワーズのバックナンバーをお持ちの方はご覧あれ。

不粋と知りつつ再録すると、

「読書感想文、何の本、読んだの?」
「んーーと…タイトルが…?」(あっ、そうだった、という感じで)「ヌレヌレで飛んで来いっ!っての」
(みんな、ワケワカラン、そんな官能小説みたいなので感想文?と悩みまくる。
で、最初に質問した子がぽん!と手を打って)
「『潮騒』のこと?」
「そうそう!多分ソレ!」

そんな「潮騒」物語…


ところで、本日(26日)中に新作を投稿したいと思います。
ただいま推敲中。よろしければ見てやってくだされ。
722では投下します:04/03/26 19:40 ID:RxEJ5mrd
ども、526です。半年あまりが過ぎ、誰も覚えてないような気がしますが
(そうだといいのですが)やっとこさ >>520 の続きを書き上げたので投稿します。
別に行き悩んでいたわけでも練り込んでいたわけでもなく、単に怠惰というかゴニョゴニョ…

ともあれ、萌えるシチュを提示してくださった520氏に大感謝です。
(もう見てないかもしれんけど…)

るう・まれん。百合モノです。鬼畜、グロではありません。むしろラブラブ全開。
青臭く、こっぱずかしい表現が散見されますので、耐性のない方はご注意ください。
あと長いので、ご用とお急ぎの方は、お時間のあるときにお願いします。
(と言っても、9氏の「続・ふぁきるう」 >>447-484 よりは短いです。7割弱。)
それにしても、行為に持ち込むまでに400行を費やしてる俺って……

まれんて誰よ?って方は、可能であれば 9.AKT を見返してみてください。
見れねェよ!って方は、公式の Story → 9.AKT をどうぞ。
一番下の画像で、チュチュと向き合っているのがまれんです。

気弱な眼鏡っ娘(でもるうちゃんのストーカー)まれんタンに萌えてもらえたら嬉しいな。
もちろん、るうちゃんにもね!

やっぱり前フリが長い…

では、途切れたお話の続きを始めましょうか。
723「画家と踊り手」〜Der Titan〜 (1/33):04/03/26 19:42 ID:RxEJ5mrd
つい、と優雅なステップでるうが一歩退く。
その動きに押されるかのように、背後の鴉たちが一斉に飛び立った。
無数の黒い翼がぎりぎりの距離でるうの周囲を旋回する。
その動きは見るみる速くなり、薄墨色のつむじ風のようにるうを押し包み、
天井がなくなったかのように高く逆巻く。
ものすごい羽音、そして風圧。
ばたばた、などという生易しいものではない、地鳴りのような音。
吹きつける風で涙目になったまれんの視界の中で、一瞬、るうの体を
うねうねと蠢く無数の紐みたいなものが取り囲んだように見えた。
さらに勢いを増した突風がごっと頬をはたくように吹きつけ、
まれんは思わず目を閉じ、立ちすくんだ。
手にしたスケッチブックを取り落とす。
挟んであった紙片がばさばさとこぼれ、床に舞い散る。

ふいに風が止み、静寂が戻った。
恐るおそる目を開くと、見たこともない、漆黒のエキゾチックなチュチュに
身を包んだ踊り子が立っていた。
高く結い上げた髪。深い色合いをのせた瞼。ぞくりとするほど紅い唇。
胸元の切れ込みは鋭く深く、背中は何もまとっていないかのように開いている。
「るう…さん?」
724「画家と踊り手」〜Der Titan〜 (2/33):04/03/26 19:43 ID:RxEJ5mrd
そのはずだ。でも、先程までとは、何かが違う。
いや、これはるうさんだ。もし違っていたら、心臓をなくしてもかまわない。
心臓? どうしてこんなことを考えるのだろう。鴉を見たせいだろうか。

「私はプリンセス・クレール」黒い姿が口を開く。
プリンセスを名乗るにふさわしく、君臨することに慣れた、
厳しく剛い意志を感じさせる声音。
けれどもそこに驕慢な響きはなく、黒ずくめの姿にも邪悪な気配は皆無だった。
ただただ、この世のものとは思えないほど美しく、そのことがまれんの胸に
微かな不安の燠火を植え付ける。
「私が怖い?」
ふるふる、と首を横に振る。まれんの瞳の中にあるのが、憧れにも似た純粋な
賛嘆の色だと見て取ったのだろう、クレールの表情がわずかにやわらいだ。
「私はもうじき変わってしまう。変わりたくなんかなかったのに…」
まれんの胸が、クレールと同期したかのようにずきんと痛む。
まるで自分のことのように、透明な絶望と悲しみが押し寄せる。
マイムを思わせる滑らかな動きでクレールが足許の紙片を拾いあげる。
「だけど、絵の中の私は変わらないのね」
しばらくスケッチに見入ってから、目を上げて尋ねる。
「どうして私を描くの?」
725「画家と踊り手」〜Der Titan〜 (3/33):04/03/26 19:44 ID:RxEJ5mrd
まれんの唇が、自分でも驚くほど自然に、素直に言葉を紡ぐ。
「‘一途に想う心’は私の中から出ていきました。だから、もう、るうさんしか
描けないわけではないんです。でも、なぜか、あなたを描きたくてたまらない。
あなたのことを想うと、胸のあたりがぎゅっとなるんです」
「それは」ちょっと寂しげにるうが自分の胸を指し示す。
「私のここにある気持ちと似ているかもしれないわね」
そしてまっすぐにまれんを見つめる。
「お願いがあるの。私を描いてくださらない?」
「私で…いいんですか?」
「あなたに描いてほしいの」この上なく真摯な表情。
「私が‘力’を使えば、あなたを思うままに従わせることができる。
でも、そうはしたくないの」
少しはにかむように言葉を補う。
「あなたの絵が気に入ったから。それに、あなたのことも」
まれんの動悸が速まる。
726「画家と踊り手」〜Der Titan〜 (4/33):04/03/26 19:44 ID:RxEJ5mrd
クレールが、二人の距離を再び縮めるように、ずいと前に出る。
――そう見えたのは、一連のステップの出だしであった。
そのままクレールは流れるようにステップを踏んだ。
音楽も、装置も、照明もない学園の教室で、ただ大窓から差し込む夕陽が
長い影を曳く中、クレールは静かに踊り続けた。
それは忘れられた古い物語の、ヒロインの敵役。
決して心が醜いわけではないけれど、最後はヒロインに敗れて消え去る運命。
その心に潜む薄闇の迷路をゆっくりと辿るように。
心の縺れた糸をあえてほぐすことなく、やさしく抱きしめるように。
タン、タンという軽い足音。衣擦れ。手足が風を切る音。息遣い。
それらの背後に、壮麗な調べが鳴り響くのを聞いたような気がした。
星々の運行が織りなすという、天体の音楽。
まれんの頬を涙が伝い落ちる。本人はそのことに全く気付いていなかったけれど。
ただ大きく目を見開き、一つの動作も逃さず記憶に焼きつけようとしていた。
727「画家と踊り手」〜Der Titan〜 (5/33):04/03/26 19:45 ID:RxEJ5mrd
いつの間にか、長い夢から醒めるように踊りは終っていた。
ゆっくりとしたレベランス。
それから、すっと立ちあがり、ひじを軽く曲げたまま片腕を上げる。
それが合図のように、またしても黒いつむじ風がクレールを包み、
前よりも短い時間で止んだ。
髪を下ろし、メイクもしていない、いつものるうが、一糸まとわぬ姿で立っていた。
浅く湾曲した長い鎖骨。やや下に向けてせり出すようにふくらんだ胸。
すらりと固く引き締まった腿。黒く密集した陰毛。すべてが顕わになっていた。
「あ、あ…」まれんが赤くなって口ごもる。
「何を慌てているのかしら?」るうがいたずらっぽく尋ねる。
「わたしを描いてくれるのでしょう? ヌードのデッサンが初めてってこと、ないわよね」
「それは…」
「なら、もっと私のことを知って頂戴」そう言いながら歩み寄る。
三たびまれんの目の前に立ったるうは、まれんの片手を取って自分の胸に当てた。
まれんの心臓が口から飛び出しそうになる。
張り詰めた皮膚と、柔らかい脂肪の手触り。
手のひらの中央に、ベリーの実のような小さな突起を感じる。
るうがもう一方の手を取って、下腹部に導く。黒い繁みは、見た目ほど固くない。
我知らず目を閉じたまれんを、花のような、けれどもずっと複雑で深みのある香りが包む。
次の瞬間、温かく、柔らかい何かがそっと唇に触れた。
728「画家と踊り手」〜Der Titan〜 (6/33):04/03/26 19:46 ID:RxEJ5mrd
薄く目を開くと、るうの大きな瞳が間近に覗きこんでいる。
まれんの表情がめまぐるしく移り変わるのを、じっと見つめている。
驚き。恥じらい。不安。憧れ。恍惚。それらを押しのけるように、
強い喜びと固い決意がまれんの顔に表われる。
深く息を吸い込み、吐き出すと、まれんは名残りを惜しむかのように、
ゆっくりとるうの体から手を離した。
「私のお気に入りの…秘密のアトリエがあるんです。そこでいいかしら」
るうがにこやかに頷く。「先に廊下に出て待っていて」

るうは10秒も経たぬうちに出てきた。いつも通り、きちんと制服を着こなしている。
まれんはもう驚かなかったし、何も詮索する気にならなかった。
これから大っぴらにるうと二人きりで過ごせるんだ、と浮かれる気持ちを抑えながら、
絵の構想を組み立てては壊し、切っては貼り、入れ替えたりひねったりしていた。
夕陽はほとんど沈みきって、西の空にくすんだ茜色を残すのみ。
誰もいない、薄暗い廊下を、手を取り合って歩いていく。
るうは胸を張り、堂々と。案内役のまれんのほうは、やや俯きがちに、半歩ほど遅れて。
729「画家と踊り手」〜Der Titan〜 (7/33):04/03/26 19:47 ID:RxEJ5mrd
その部屋は、生徒が自由に製作に使ってよいことになっていたのだけれど、
美術科の教室から極端に遠いためか、まれんは入学以来、自分以外の生徒が
いるのを見たことがなかった。音楽科の練習室に近く、いつも結構大きな音が
響いてくるのも不人気の理由の一つだったかもしれない。
まれんは音楽好きだったし、校舎のその一角で独りきりというのも気にならなかったので、
ここがとても気に入っていた。何より窓から見える中庭の景色が、季節の移り変わりに
つれて繊細に変化していくのを見るのが好きだった。
部屋の奥、三分の一ほどは、衝立で仕切られ、物置のようになっており、
やや埃っぽかったが、衝立のこちら側はまれんが清潔に保っていた。
入り口近くの小物机の上のランプに灯をともし、部屋の中ほどにぽつんと置かれた
スツールを目で示す。
「ポーズとかは気にしないで、るうさんは楽にして座っていてください」
そして慣れた動作で絵の準備に取りかかった。並べられた木枠の中から
イメージに合ったサイズのものを選び出し、真新しいキャンパスを貼り、
画架に据えつける。作業用のエプロンに袖を通すのももどかしく、木炭に
穴をあけ、スケッチに取りかかる。
そんなまれんの様子を、るうはスツールにゆったりと腰掛けたまま、
わずかに微笑みながら見つめている。
730「画家と踊り手」〜Der Titan〜 (8/33):04/03/26 19:47 ID:RxEJ5mrd
静まりきった部屋の中、さらさら、さらさらという音だけが絶え間なく響く。
時折、チリリ…という小さな音とともにランプの灯がゆらめく。
るうはじっと座ったまま、彫像のように動かない。
そんな時間がどれほど続いたろうか。おもむろにるうが口を開く。
「今日はもう遅いわ。あまり根を詰めると体に悪いし」
無理矢理、夢から引き戻されたように、ぼんやりとまれんが頷く。
音もたてずに、るうがまたもやまれんの目の前に立っていた。
「私の頼みを聞いてくれてありがとう。嬉しかったわ」
まれんを軽く抱きしめ、唇を重ねる。
「また明日」
抱擁を解き、重さをまるで感じさせない足取りで、静かに部屋を出ていく。

まだ半分は夢の中にいるように、のろのろと後片付けをする。エプロンを脱ぎ、
手を洗うと、急にけだるさをおぼえ、小物机の隣に置かれた大きな長椅子の上に、
身を投げ出すように崩折れる。痺れるような倦怠感の中、るうに触れられた唇だけが、
生々しい熱の名残りを留めている。胸の裡に小さな灯がともされたように、体が熱い。
その小さな灯を抱くように両腕を胸に当てたまま、まれんはいつまでも座り続けていた。

はっと気付くとすっかり夜が更けていた。知らぬ間にうとうとしてしまったようだ。
気まずい思いで女子寮の窓から忍び入り、自分の部屋に辿り着く。
幸い、誰にも見咎められることはなかった。
731「画家と踊り手」〜Der Titan〜 (9/33):04/03/26 19:48 ID:RxEJ5mrd
次の日から、まれんの放課後はすっかり変わった。授業が終わると、何を置いても
「秘密のアトリエ」に足を向ける。大概るうは先に来て待っていた。
午後の陽射しがやや弱まる刻限から、夕陽が沈みきるくらいまでの数時間を
そこで過ごすのが、二人の日課になった。
正直な話、クレールとしての踊りを見たその日に、絵の構想はほとんど固まっていたので、
必ずしもるうを目の前にして描く必要はなかった。けれど、そんな不粋な告白で
この楽しい時間をふいにするつもりなど毛頭なかった。
るうもまた、このひとときを心から楽しんでいるようだった。
るうはいつも制服で現われたが、その場で練習用のレオタードに着替えたり、
一度だけだが白いチュチュに着替えてみせたりしてくれた。
るうがまれんの目の前で平気で着替えるのは、女の子同士だから
どうということもないはずなのだけど、なぜだかどぎまぎしてしまう。
一度などは、服を脱ぎ始めたので何に着替えるのだろうと思っていると、
ブラウスの下から、見たこともないような優美で大胆なラインに
贅沢な刺繍をあしらった、黒いシルクの下着が現われた。
まれんが薄く頬を赤らめながら「とても似合ってる」と言うと、るうも
はにかんだように笑って、その日はずっと無口なまま、スツールにも掛けずに
佇んで過ごした。ただまれんが控え目にポーズを頼むと素直に従うので、
まれんはいつもより積極的に様々なポーズを要求した。
それは純粋に創作上の必要からだ、と自分に言い聞かせながら。
日を経るに従って二人の親密さは急速に増していき、言葉を交わすことも多くなった。
特に下塗りを念入りに整えている間など、るうはモデルであることを忘れたように、
長椅子を画架の近くに引き寄せ、噂話や読んでいる本の話など、他愛のない
おしゃべりに興じた。
るうのほうから「ひとやすみしましょう」と言い出してお茶を楽しむこともあった。
るうが持ち歩いているかばんからは魔法のようにいろいろな道具が出てきて、
その日は美しい透明なガラスでできたポットを取り出し、部屋にあった
アルコールランプで湯を沸かして紅茶を淹れてくれた。
「これはニルギリとキームンのブレンドなのよ」
透明なポットの中で、小さく砕いたニルギリの葉がくるくると回転し、
針のように細く巻かれたキームンがゆっくりと大きな葉の形に戻っていくのを、
二人してうっとりと眺める。
「お茶の葉が踊っている」まれんがそう言うと、るうが深く考え込みながら頷く。
純白の薄手のティーカップに美しい琥珀色の液体を注ぎ分け、たっぷりの
濃いミルクと少しの砂糖を入れて味わう。
ピリッと爽やかなニルギリの風味をキームンが程よく和らげている。
「おいしい!」まれんが歓声を上げ、にっこりとるうが同意する。
そして、未だ見ぬインドの霧に包まれた青い山々や、奇岩の間でしぶきを上げる
長江の流れについて飽きず語り合うのだった。
次の日には、まれんがるうにコーヒーをふるまった。
「いやな渋みがなくて、ブラックでも本当においしいわ」
そう言われて、まれんも初めてミルクも砂糖も入れずに自分のコーヒーを
味わってみる。ちょっと大人になった気分だった。

るうは、気が向くと、音楽科の練習室から流れてくる調べに乗せて、
即興で踊ってくれることもあった。それはテンペストソナタや
ヴァルトシュタインソナタの終楽章だったり、ロシアの復活祭の
一節だったりした。
るうの様子はクレールの時ともレッスンの時ともどことなく違っていて、
たった一人の観客の反応を肌で感じながら踊るのを心底楽しんでいた。
とりわけ圧巻だったのはロココ変奏曲だった。その日、るうは
レオタードに着替えていたが、チェロの主題が始まって数小節を過ぎたあたりから
軽くステップを踏みはじめ、そのまま20分にも及ぶ全曲を即興で踊り通したのだ。
チェリストも熱演だったけれど、るうの踊りはまるでミューズが乗り移ったようだった。
典雅な主題と変奏に込められた人の心の喜びと悲しみ、愛と憎しみ、
出会いと別れ、闇と光、そういったものが、的確な、時には意外な形で視覚的な
表現を得た。バレリーナは、いわば音楽と絵画の媒介者なのだとつくづく思う。
窓の外を色づいた枯葉がゆるやかに舞い落ちる中、おだやかな秋の陽射しを
浴びて踊るるうの姿を独り占めにするなんて、こんな贅沢が許されるのだろうか?
踊り終えて、心から拍手するまれんに向かい、上気した顔をほころばせたるうは
本当に美しかった。
その晩、まれんはベッドの上で、いつまでも寝つかれなかった。
確かに自分はもったいないほどの豊かさを味わっている。
でも、それを誰かと分かち合うことを考えると、嫉妬で胸が苦しくなる。
吝嗇な私をお許しください――まれんはそうつぶやいて小さく十字を切ると、
ぺろりと舌を出すのだった。

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まれんの絵は、着々と、容赦なく、完成に近付いていった。
その日、学園の授業は全てお休みで、きっとるうも来ないだろうとまれんは思っていた。
今日アトリエに行けば絵は完成してしまうかもしれない。
いきなり完成した絵を見せてるうを驚かせたい気持ちもあった。
でも二人して完成を喜びたいとも思う。午前中いっぱいかけて迷った挙句、
何かに急かされるように軽い昼食を摂り、アトリエに足を向けた。
制服ではなく、シンプルな綿のシャツにデニムのオーバーオールという普段着で。

るうは先に来て待っていた。いつもの倍くらいある、旅行にでも行くような
大きなかばんが足許に、籐のバスケットが傍らのテーブルに置かれている。
彼女も普段着で来たようで、秋らしい落ち着いた色のワンピースがきちんと畳まれていた。
そして今は。極端に派手ではないが、華やかで上品な夜会服をまとっていた。
赤ワインのように濃い、しかしくすんだ紫色の混ざらない、透明感のある深紅の生地は、
ふわふわと軽くもなく、ぼってりと重くもなく、るうの動きにぴったり寄り添っている。
ワンショルダーの右肩に薔薇をかたどった大きな飾りをあしらい、プレーンな
スレンダーラインのスカートが腰から足にかけての曲線をいっそう美しく見せている。
胸元には炎を閉じ込めたような輝きを放つ紅いペンダント。
呆然と、だがうっとりと目を見張るまれんに婉然と微笑みながら
「今日は、特別な日だから」とるう。
まれんは泣きたいほどに自分が情けなかった。
「ごめんなさい…私、一人で絵を完成させようとしてました」
「それでもよかったのよ。気にしないで――私、このままの格好でいいわよね?」
「はい!」

最後の仕上げには思いのほか時間がかかり、ついに絵が完成したときには、
最初に美術科の教室で言葉を交わした日のように、夕陽が長い影を曳いていた。
それはクレールの踊りの一場面を描いたもので、世界の豊穣を暗示する抽象的な
背景の中で、踊り手が失われた何かを取り戻そうとするように手を差し伸べていた。
「素敵…」
そう言ったきり、るうも言葉をなくし、じっと絵の前に立ちつくす。
心地よい疲れと放心がまれんの全身を浸し、不意に空腹をおぼえる。
それを待っていたように、るうが口を開く。
「お祝いをしましょう」瞳がきらきらと輝いている。
「あなたもこれを着てくださらない?」そう言ってかばんから大きい紙袋を取り出し、
まれんに手渡す。
「えっと…」無意識に目を左右に走らせる。
「私は別に平気だけど、なんなら衝立の向こうで着替えたら?」
「…はい」何もかもるうに見通されているようだ。

衝立の後ろに雑然と置かれた荷物の間には、布のかかった大きな姿見があった。
(るうさんは知っていたのだろうか?)と不思議に思う。
埃が舞い上がらないよう、静かに覆い布を外し、鏡の前で紙袋を開く。
南国の海を思わせる深い青のドレスに見とれる。私に着こなせるだろうか?
やけに大きな袋だと思ったのも道理、下着や靴までが入っていた。
ブラのカップは下半分が深くゆったりしていて、一瞬(大きすぎ…?)と思ったけれど、
まれんの胸は裾野が広がっているので、着けてみるとちょうどよかった。
さほど圧迫感もなく、いい感じに上品な谷間ができて、心の中で(わお)と声をあげる。
ボトムは大きく包み込むボーイレッグで、すばらしく肌触りがよかった。
靴のヒールはそれほど細くはないが、これまで履いたどんな靴よりも高い。
オフショルダーのドレスは繊細な薄いレースをふんだんに用いて上半身を華やかに飾り、
レースを透かした体のラインは陰影を孕んでより豪奢な印象を与える。
下半身は伝説の人魚を思わせる優美な曲線で、子供っぽくはないが柔らかさに乏しい
まれんの体型を自然にカバーしてくれる。やや切れ込んだ胸と大きく開いた背中が
夜会服らしく、大人っぽさを感じさせた。
衝立の向こうからは、陶器の触れ合う小さな音が聞こえていた。
着替えを終えて出ていくと、空腹に沁みるよい匂いに包まれる。
デッサンのモチーフに使う花瓶などが置かれていたテーブルが、清潔な白い布を
掛けられて部屋の中央に据えられ、皿やグラス、スプーンやフォークが並べられ、
バスケットの中味が広げられていた。
美しい切り口を見せるサンドイッチ。秋の豊かな実りを色合いよく盛り合わせたサラダ。
食べごろに熟した果物や木の実。小さなミルクパンが平たい蝋燭の上にかけられ、
甘酸っぱい香りの赤い液体がほとほと温められている。
再びまれんが呆然と目を見張る。
「これ、全部るうさんが?」
「ディナーとまではいかないけど…今日は、特別な日だから」
目を細めてまれんを見やると、満足そうに、
「よかった。とても似合ってる。こっちへいらっしゃい」
小物机の前に移されたスツールにまれんを座らせ、かばんから手鏡を出して握らせる。
「眼鏡がないと不自由?」
「いいえ…本を読んだりするのでなければ」
眼鏡が外される。魔法のかばんからはいくつもの化粧用具が取り出された。
柔らかい感触の化粧水をたっぷり馴染ませ、薄く粉をはたいて肌色をやや明るく整える。
小さな筆で眉のラインをいくらか外に向けて描き足し、唇にほんの少し紅を乗せる。
化粧っ気のない普段のまれんの印象が劇的に変わったわけではないが、
全体的に繊細で洗練された雰囲気が加わり、もともとの目鼻立ちにそなわった魅力を
存分に引き出している。
それはまれんが自分の素顔について(こうだったら…)と思い描いていたイメージに
ほぼ完璧な実体を与えていた。薄暗い場所、大勢の中で目に立つような、
強烈な個性を主張するものではなく、確信はないが、何となく、愛する人に
間近で見られることを意識したメイクであるように感じられた。
今日のるう自身のメイクもまた同じ印象を与えるものだった。

るうがさらっとした、微かに花の香りのする油をまれんの髪に手のひらで
ゆっくり伸ばしていく。細かく柔らかい毛のブラシを丹念にかけ、
さらに手櫛でふわりとした風合いを与える。
下半分が細い顔の輪郭をカバーするように、襟髪がやや広がる感じに整え、
大ぶりの耳飾りを下げ、るうのドレスの肩とお揃いの髪飾りを付ける。
ドレスよりやや明るめの青いペンダントは、光の角度によって色合いが変わり、
中で水が揺れているよう。
仕上げには、茶色のガラスに装飾的な細工を施した小さな壜が取り出される。
まれんを立ち上がらせると、口が霧吹きになっているのを斜め上に向け、
頭上に一吹き。霧の下でまれんの片手を取ってくるりと一回転させる。
「シトロンにミントを少し混ぜて、香草で整えたの。あなたの体臭とも合うし、
絵の具のにおいと混じってもいやな感じにならないわ」
(この人は私の体臭から胸のサイズまで…)とあきれ気味に思う。
決していやな気はしなかったけれど。
陽はとっぷりと暮れ、テーブルの上にいくつも置かれた蝋燭に火がともされる。
二人きりの、ささやかながら楽しい会食が始まった。
ミルクパンの中味がグラスに注がれ、ほわりと湯気が立ちのぼる。
「グリューヴァインよ」
赤ワインにオレンジなどの果実と砂糖、香料を加えて燗したものだ。
まれんが子供の頃は、クリスマスに大人達が飲むもの、といった漠然とした認識しか
なかったし、金冠学園の寮に入ってからは名前を耳にする機会もなく、
自分で飲むのは初めてだった。アルコール度数が低いのできつさがなく、
体が中から自然に温まる。
サンドイッチのフィリングはチーズや干肉、ソーセージ、蒸した川魚、新鮮な野菜など。
思いがけない絶妙な取り合わせに舌鼓を打つ。パンは甘味が少なく、やや固めだが
ぱさぱさした感じはなく、香ばしく焼きあがっている。
まれんがとりわけ気に入ったのは、黒パンにトマトとチーズを乗せたもので、
ごく薄く切ったやや酸味のある黒パン、くるみに似た風味のチーズと
甘く熟したトマトは本当によく合っていた。

るうの心づくしの手料理。とりとめのないおしゃべり。華やかな笑顔。
こういうのを「夢のような時間」と呼ぶのだろう。
でもこれ「だけ」では終わらないのだ。きっと。
プレーンヨーグルトに木苺のコンポートをたっぷり混ぜたデザートを最後に、
テーブルの食事はすっかり片付いた。おしゃべりは続く。
やがて話題の中心が絵のことに移り、会話の流れから、るうがまれんの絵を
もう一度よく見るために席を立つ。まれんもつられて立ち上がり、
二人は並んで画架の前に立つ。
るうがほう、と深いため息をついて黙り込む。
後にこの絵を前にした人々は、みな不意に自分の愛する人のことを思い出して、
物思いに沈んだり、そわそわしだしたりしたというが、るうも今、
同じ想いにとらわれているのだろうか。

まれんは自分の体があまり好きではなかった。
麻紐のように扱いにくい髪。視力の弱い目。
薄くそばかすの浮いた頬。ひよわな印象を与える顎。
小さめの胸。柔らかみに乏しく、少し骨の浮き出た胴。細すぎる手足。
なかなか生え揃わない陰毛。何もかもが気に入らなかった。
けれども今宵、るうの見立ててくれた装いを身にまとい、
香りを使い、るうと同じ物を食べて、少しはるうに近付けたような気がする。
心の中までるうに近付けたら。そんなことを考えながら、るうと並んで
黙って自分の絵を見つめる。衝立の端から覗く姿見に、並んだ二人の姿が
遠く映っている。私たちは傍からどんなふうに見えているだろう。
先輩と後輩?友人?姉妹?それとも…
二の腕にそっと触れるあたたかいものを感じてまれんがはっとする。
いつの間にか、るうが腕を絡ませてきている。動悸が一気に早まる。
自分が、まだ見ぬ恋人に腕を絡ませる情景なら想像できなくもない。
その「恋人」の位置にるうが立っていたとしても、それほど不自然とは思えない。
でもこんな場面は…想像外だ。
横目でるうの顔を盗み見る。くりっとした瞳に一瞬、いたずらっ子のような
光が宿り、すぐに消えた。この上なくしとやかでたおやかな表情が取って代わる。
そのまま、いっそう近く身を寄せ、まれんの肩に頭をあずける。
小さき者よ――脈絡もなくそんな言葉が浮かぶ。たまらないいとしさがこみ上げる。
何をしようとしているか、ほとんど意識しないまま、まれんはるうを抱き寄せ、
口づけていた。そうせずにはいられなかった。
ぎこちなく押し付けたその唇を、るうの唇がやわらかく受け止める。
るうが導くままに、二つの唇は少しずつ角度を変え、しっかりと重ね合わされる。
何と深く満ち足りた安らぎだろう。陽だまりに憩うような心地よさがじわじわと
全身を浸していく。
るうの香りに包まれる。これは…いくつもの花の香りを上品に組み合わせ、
動物性の香りでアクセントをつけ、わずかなスパイスの香りで深みを加えている。
私のまとう香りとも相性がいいようだ。そして微かなるうの体臭。
そう、同じ物を食べたあとだから、私たちは体臭も似ているはずだ。
るうが舌を差し入れてきたとき、それほどの驚きはなかった。
るうの体の一部を受け入れている、という思いが軽い興奮を誘う。
るうの舌が唇を、歯を、舌を、口腔をやさしく触れていく。
舌と舌を絡み合わせると、腕と舌とで二重に抱きしめ合っているようだ。
るうの唾液が流れ込んでくる。私たちはつながっている!そんな思いとともに
飲み下す。るうに導かれ、私の舌もるうの唇を割って入る。
生れ落ちてから初めて触れる、他人の体内。
ここはどう?こちらは?そんな感じで互いの口内を探り合う。
キスは会話と同じなんだと思う。

どれほどそうしていたのか。どちらからともなく唇が離れる。
るうがまっすぐに私の目を見ながら口を開く。
「あなたのことを、もっと知りたい」
すべての迷いや不安を振り切るように、深くゆっくりと頷く。
るうが改めて私の背中に回した腕に力を込める。
それから、その指先がドレスのボタンを一つずつ外していく。
袖から腕が抜けると、軽い生地のドレスはふわりと足下に落ちた。
続いて下着も脱がされる。上も、そして下も。薄手のストッキング、靴までも。
るうが少し離れて私の全身を見つめているのを感じる。
胸がほんのりと桜色に染まっている。顔はきっと真っ赤だろう。
「きれいよ、まれん」微かにふるえる声。やさしい口調。
ああ、私は愚か者だ。
ほんの一瞬でも、るうに近付けたと思ったなんて。
裸にされた私は、やっぱりいつもの私だ。何も変わっていない。
けれど、るうはそんな私をきれいだと言ってくれる。
だから。だから、私は。
この人にすべてを捧げてもいい。
最後に残っていた不安のかけらが消えた。

それでも、やや緊張しながらるうに近寄り、背中に手を回す。
大きなリボンをほどくと、ドレスは自然に私の腕の中に落ちてきた。
前に見たのとはまた違う、シンプルで大人っぽい下着。
ボトムはそれほど細くはないが、深めのカットがるうの足のラインを
際立てている。ブラは乳のほぼ下半分しか覆っていなくて、
裸を見るのとはまた違った妖艶さを感じてどきどきする。
控え目な花柄と、上下お揃いの小さなリボンが可愛い。
こわれものを扱うように、慎重にすべての布切れを取り去る。
豊満過ぎでもなく痩せ過ぎてもいない、バランスのとれた肉体。
鍛えぬいているのに柔らかみを感じさせる手足。
思いきってその背中に腕を回し、そっと抱きしめてみる。
体の同じ部分が互いに触れ合っている。戸惑いに似た嬉しさ。
るうに求められ、軽く口づけを交わす。
私たちは手を取り合って長椅子のところへ行き、並んで腰を下ろした。
予期していた皮の冷たい感触とは違う、柔らかいものが腿に触れる。
折り畳んだタオルが敷かれているのだった。
高まっていた緊張が急に緩んだせいだろうか、軽い頭痛とめまいを覚え、
上半身がぐらりと傾く。るうは両腕で私の肩を抱いたまま動かない。
るうの体が触れている部分から、じわりとぬくもりが伝わってきて、
少しずつ気分がよくなっていく。
「ごめんなさい。もう、大丈夫」小声で告げる。
「無理しなくて、いいのよ」
「私も、るうをもっと知りたいから」
口づけ。そのさなかに、るうの手が胸元に下りてくる。
形状を楽しむように、手のひらが乳房を包み込む。指先が、羽毛のような軽さで
乳首に触れる。ぞくりとするような、むず痒いような、不思議な感覚。
別の手が脇腹や下腹、太腿などを撫でてゆく。ところどころで、同じような
不思議な感覚に出会う。そんな私の反応を確かめるように、指使いを変化させながら、
丹念な愛撫が続く。感覚は次第に強く、体の中にしみ込んでいく。
るうの腕が大きく動いて私の頭を胸に抱き寄せる。その腕が背中に回され、
指が背筋を触れていく。乳の裏側あたりで、鋭い刺激に体がびくんと反応する。
指はそこに留まり、もみほぐすように愛撫を加える。もう一方の手がさらに
背筋を下へと辿る。腰の上あたりで、もう一度、強い感覚が訪れる。
「っん」小さく声が出てしまう。埋もれたものを掘り起こすように、
るうの指先が感覚を引き出していく。ちょっと怖い。
しがみつくようにるうの肩を抱く。るうが、安心させるように髪をなでてくれる。

指先での愛撫を続けながら、るうの唇が私の耳から首筋、肩のあたりに触れてくる。
湿ったあたたかな肌触りや、微かな息遣いまでもが、たまらなく心地よい。
体の中心で、熱い塊のようなものがゆっくりと育っていく。

るうが長椅子から降りて床に肩膝をつき、私の体を横たわらせる。
唇の愛撫が胸から下にも与えられ、目を閉じて強まっていく感覚に身を委ねる。

床のあたりでコトンと小さな音がしたかと思うと、軽いけれど鋭い、
感じたことのない刺激が肌を撫でる。これは…絵筆だ。
私が筆立てに使っている缶の中からるうが選び取ったのだろう。
絵の道具がこんな目的に使われたことを、悲しいとは思わなかった。
(私はキャンバスで、るうの色に染められていく)
突飛な連想が我ながら可笑しかったが、高まりゆく感覚がそんな考えを吹き飛ばす。
指と筆とを私の肌に這わせながら、るうが誰に聞かせるともなく、
唄うようにつぶやく。

「森の小屋に、狩人が一人きりで住んでいたの。
 彼は生きるために仕方なく森の動物を撃っていたけれど、
 命を奪うことの罪深さを心得ていて、無為に殺すことは決してなかった。
 動物たちもそのことをわかっていたから、狩人を恐れてはいても、
 憎んではいなかった。

 やがて彼が死んだとき、動物たちは彼の小屋に集まり、
 みんなで遠くの墓地まで彼の棺を運んでいった。
 弔旗を押し立て、松明を掲げ、楽器を鳴らして、
 兎や栗鼠、鹿や猪、狐や鳥たちの葬列がとぼとぼと続く。
 太鼓の音が響く。ダン、ドン、ダン、ドン、山を越え、谷を越え…」

語りのリズムに合わせて、私の体の山や谷間を行列が通る。
んぁ、とか、ふゃ、などと自分でもわけのわからない声が口から漏れて、
恥ずかしいのだけど、どうすることもできない。腰の下のタオルが
冷たいくらいに濡れている。足首に痛いほど力が入っている。
こんなふうに感じるなんて。反射的に、るうの腕を押し止めるように掴んでしまう。
思いもよらぬ言葉が飛び出す。
「怖い。私…壊れてしまう」
るうの手の動きが止まり、顔を近付けてくる。頬と頬を重ね合わせ、耳元に囁く。
「大切なあなたを壊したりなんかしないわ。あなたはずっと変わらない」
その言葉の何かが棘のように心にひっかかり、はっと我に返る。
るうのほうこそ、自分が変わってしまうことを恐れていたのではなかったか。
もちろん、るうはそんなつもりで言ったのではないだろう。
それがまた、たまらなくいじらしい。
「駄目。あなたが変わるのなら、私だって」
るうが、驚いたように私を見つめる。
その腕にすがって上半身を起こし、細い腰に腕を巻きつけ、
るうの胸に顔をうずめる。
るうがしてくれたのを思い返しながら、おずおずと乳首に口づける。
唇で挟むように軽く力を加えると、私の腕に添えられたるうの手が
ぎゅっと握られる。そんな反応が嬉しくて、るうの体のあちこちに次々と
指や唇で触れていく。互いの指先や体の動き、息遣いを通して、
驚くほどこまやかに気持ちが通い合う。何と幸せな営みだろう。
るうの呼吸が次第に荒くなり、ついに「あぁ」と細く透明なあえぎを漏らす。
その声を聞いたとき、からくりの歯車がカタンと音を立てて切り替わるように、
私の中で何かが変わった。いっとき愛撫を止め、るうの表情を窺う。
るうも、同時にそのことを感じ取ったようだった。
目顔で意思を伝えると、私たちは重なって長椅子の上に横たわり、激しく求め合った。
気取りも、遠慮も、恥じらいもなかった。
ただ、互いの感覚を極限まで引き出そうとして、夢中になった。
いままで触れなかった下腹の繁みの中にるうの指がぬるりと滑り込む。
足が跳ね上がるように勝手に動く。この感じ!
ごく幼い頃、偶然その感覚を知ってから、時おり無性にそれを求めてしまう
ことがあった。でも何となく怖くて、どうしたらいいかもわからなくて、
いつも中途半端な気持ちを持て余していた。
今は、この感覚の行き着く先が見えるような気がする。
るうが引き出してくれたすべての感覚が、この感覚を軸に一つに繋がれていき、
鋭い快感となって体中をぴりぴりと駆け巡る。
風邪で熱を出したとき、節々が痛む感じ、あれをそのまま裏返したような。
私のほうからも、るうのその部分に指を入れてみる。
同じように熱く濡れている。とても嬉しい。

揺れる蝋燭の炎に照らされながら、手足を絡め合い、身をよじり、
所構わずキスの雨を降らせ、時としてひどく恥ずかしい姿勢になったりもしたが、
少しも気にせず、古い歌の詩句のように愛し合った。

 人生を楽しめよ ランプの灯は燃えている
 薔薇を摘めよ しおれる前に
責め合うように求め合い、目くるめく感覚の奔流に身を投げ出す。
弦楽器と管楽器による速いパッセージの掛け合い。二台のピアノが
追いかけ合うように奏でる上昇音階。荘重なパイプオルガンの和音が
伽藍の天井に反射してきらきらと降り注ぐ。

腰と腰とを押しつけ、熱い体液が混ざり合い、同じ形の肉が互いを愛撫すると、
体の奥で膨らみきった熱い塊が溶岩のように背筋を駆け上り、頭蓋を突き抜けて
噴出する。二人の頭頂からまばゆく白い光が輝き出し、二重の螺旋を描きながら
上へ上へと昇っていく。意識の隅で、しっかりと抱き合った体がびくびくと
震えているのを感じる。

私たちは抱き合ったまま、薄昏い混沌の中を漂っていた。
光も闇もなく、右も左も、前も後ろもない。ただ漠然と、上のほうへ
ふわふわと進んでいるようだ。
いつだったか、本で読んだことがある。宇宙開闢以前の、原初の混沌。
始まりと終わり、全ての時間が同時に存在しているという。
おお、イェールム、イァールム、いかに万物は流転することよ!

濃い霧の中にいるように、互いの体さえよく見えない。
ただ、心を隔てる殻がすべて取り払われたように、心と心が一つに
溶け合っている。るうの記憶、考え、気持ち。何もかもが、手に取るようにわかる。
この人を愛したことを、私は決して後悔しないだろう。
空気の中にわずかな匂いを残し、蝋燭はすべて燃え尽きていた。
月が中天高く昇り、ガラス越しに静かな光で部屋を満たしている。
るうの肩に頬を寄せたまま、ちょっとだけうとうとしたようだ。
秋の夜にしては肌寒くないけれど、るうのぬくもりからすぐに離れるなど考えられない。

少し顔を上げると、すぐにるうと目が合う。ものうさを感じさせない、澄みきった瞳。
口元には微かな笑みを浮かべている。
何とおだやかで、慈愛に満ちていることか。
人は、こんなにも――そんなふうに思いかけただけで、涙がこぼれそうになる。
でも、言わなければ。今、伝えなければ。
想いが音となって消えてしまう不安をなだめながら、小さく、しかしはっきりと。
「るう、愛してる」
るうの手が私の耳に触れ、そのまま髪の中に滑り込む。
指をくしゃくしゃと髪の毛に絡ませてから、手のひら全体で私の頭を引き寄せ、
声を出さずに、息だけで耳元に囁く。
「私も」
熱い息が耳に流れ込み、私がびく、と身を震わせるのを見て、るうがくすりと笑う。
つられて私も笑い出す。ひとしきり、くっくっと小鳥のように笑い合って過ごした。
笑いが収まると、るうが改めて私の目をのぞき込み、一語一語、噛みしめるように言う。
「私、あなたのことを、忘れない」
その言葉に、理由はわからぬまま遠い胸騒ぎを覚え、私はるうの腕にかけた手を
強く握り、むきになって言いつのる。
「私だって!!」
「そう……そうよね、…ありがとう」

   -----------------------------------------------------

その後、二人が逢瀬を重ねることはなかった。
なぜだろうか。まれんにもよくわからなかった。
愛情が醒めてしまったからでは断じてない。
るうだって同じ気持ちに違いない。
道ですれ違えば、特別な笑顔を向けてくれる。
そう受け取るのは自惚れでも何でもないと思う。
一つだけはっきりしているのは、あの白っぽい闇の中で、二人の心が
分かち難いほど溶け合ったということだ。
まれんはるうの秘めた想いのすべてを知った。
みゅうとへの想いも。
嫉妬だろうか。いいや、違う。
るうは遊びや気まぐれでまれんと肌を重ねたのではなかった。
その真摯な想いは痛いほど伝わってきた。
くどくどしく愛情を確かめ合うことに対して淡白なだけかもしれない。
るうがともしてくれた小さな胸の灯は今も赤々と燃えている。
その光は、外に輝き出すよりも、闇夜の灯台のように、まれんの内面を
明るく照らしているのだった。
まれんは相変わらず無口だったが、全体の印象は微妙に変化していた。
内気でおどおどしたところがなくなり、立居振舞いはより優雅に洗練されてきて、
時に凛とした態度も見られるようになった。

そんな彼女に、下級生から付け文が届くこともあり、(あの、まれんがねぇ)
とおしゃべり好きな小鳥たちに格好の話題を提供したけれど、
当のまれんは「私には好きな人がいるから」とみな断わってしまった。
その言葉は掛け値なしに真実だったから、不審に思われることはなかったし、
妙な噂が立つこともなかった。相手の名は誰も知らなかったけれど。

るうは踊る。まれんは描く。そのとき自身が最も輝くのを知っているから。
まれんは描いた。雲の手触り、風の色を。葉末をそよがせ、水面を渡る鐘の音を。
まれんは描いた。空の鳥、野の草花を。けものや鳥や魚や地に這うものたちを。
そしていつしかモチーフは一巡りして、るうの姿に立ち返るのだった。
描くためにるうの後ろを付け回す必要はもうなかった。
イメージはあとからあとから湧いてきて、一生描いても追いつきそうになかった。
大鴉の封印が解かれた日、まれんは鴉の姿に変えられなかった。
ただならぬ異変の気配に心底おびえてはいたけれど、いつものアトリエで一人、
描き続けていた。本人は知らなかったが、それは、誰も読んだことのない
「王子と鴉」の結末の挿絵だった。

金冠町が物語の呪縛から解き放たれたあと、るうという少女がいたことは、
まれんの記憶からも消されてしまったのだろうか。
本当のところは、まれん自身にしかわからない。

まれんの描いたるうの絵が消えてしまうことはなかった。
いっとき行方不明になったものもあったけれど、ずっと後になって見つかった。

もし、まれんが記憶と現実との齟齬に悩んでいたとしても、相談できる人が
誰もいないことにすぐ気付いたはずだ。
チュチュのことを憶えていたとしても、チュチュとあひるの関係は知らない。
それに、チュチュやあひるがまれんの前に現われることはもうなかった。
あるいは、ふぁきあならまれんの苦しみを分かち合うことができたかもしれない。
しかし、まれんは一連の出来事とふぁきあとの関わりを知らない。
まれんはふぁきあを知らないわけではなかった。
バレエ科を卒業してから、湖のほとりに小屋を構え、執筆を続ける変わり者。
――そんな噂は聞き知っていた。
スケッチブックを手に散策している道すがら、桟橋に椅子を持ち出して
一心にペンを走らせるふぁきあを見かけたこともあった。
その日はちょうど、あおとあが訪ねてきていて、何やら打合せしている様子だった。
音楽科を卒業しながら出版業を興したあおとあ。変わり者同士、気が合うのだろうか。
風に乗って流れてくる話し声を聞くともなしに聞いていると、
無愛想な口調とは裏腹に、決して冷たい人でも悪い人でもないのがよくわかる。
そして、遠くを眺めるようなふぁきあの瞳を見たとき、直感的に、
この人は難しい恋をしているのだと確信した。
この人は、自分に似ているかもしれない、と。

金冠学園出身の才媛として画壇にささやかな地歩を築いてからも、
黒い髪と白い肌、伸びやかな手足の踊り子の絵をまれんは描き続けた。
この絵のモデルは?と尋ねられると、いつも
「私の、大切な人です」
とだけ答えて微笑むのだった。
そのほかに、まれんはとりわけ屋外の自然を好んで描いた。
彼女の描く鳥、わけても鴉の絵は高く評価された。
それらは鴉の賢く、愛情深く、気高い性質を見事に表現していて、
この鳥についてのネガティヴなイメージを容易に覆した。

後年、彼女は平易ながら情感を湛えた文章、心踊るストーリー、
親しみ易くデフォルメされたキャラクターで、子供から大人まで、
多くの人に愛される絵本作家になるのだけれど、
それはまた別の物語である。
                   −−− Ende −−−
756ミッション・コンプリート:04/03/26 20:30 ID:J9wQOw8i
以上です。

設定に関して何か問題があるかもしれません。
が、基本的に原作アニメとは別の世界の物語、と考えています。

率直なご意見・ご感想をいただけると有難いです。
757名無しさん@ピンキー:04/03/26 20:32 ID:yj7Yn8Ls
とりあえず乙! > 526=722
うpするだけでも一苦労だったようですね。
さあて、気合い入れて読むとしますか。
758名無しさん@ピンキー:04/03/27 09:18 ID:KX/RuYg0
>756
読み終わりました。とにかく乙!
単純に「エロパロSS」と思って読むと、やや女性好みな描写が多いようにも
感じられたけど(エロ以外の食事や服装、香水などの詳細な描写)
一つの作品として読む以上これはこれであり。と思いました。
(ハァハァ目的ではなく)
設定の問題は特に感じなかったし、ストーリーもきちんと
まとめられていてGJ!でした。
読む側にも気合が必要なのは確か。
とにかく職人さん乙カレー!
7599:04/03/27 13:44 ID:Xs7aFYOC
Great Job! 薫り立つようなゴージャスさですね。
私にゃとても真似できません(汗
というわけで堪能させていただきました。
760722:04/03/27 19:32 ID:a2i0my/H
>>757
電光石火レスどーも。
連投規制を食らいそうになり、結局、途中でIP変えたりしました。
1分以下の間隔での投稿が8回を越えるとダメみたいですね。

>>758
私は「実用的」なものを書こうという使命感に乏しいので、職人としては失格かも。
>女性好みな描写
それはですね、私なりに百合をちょこっとリサーチした結果なのですよ。
このために密林で百合本を何冊か買ったりしたんですが、以来、
おすすめコーナーにその手の本ばかり表示されてちょっと鬱 (w

>>759
ど〜も。私にとっての萌え要素をぎゅうぎゅうに詰め込んだ感じです。
気付かれたかどうか、 >>731 でるうが黒い下着を見せる場面は、
9氏の >>477 への勝手なオマージュです。
ついでに、るうが妙に用意がよくて、大きな荷物をものともしないという設定も。

ほかにも、いろんな遊びや目配せをしこたま散りばめてあります。
全部わかった人がいたら、私と結婚してもらいますよ?
761757=759:04/03/27 23:36 ID:Xs7aFYOC
実は、一気読みするぞと心に決めつつ15/33くらいからずっとやきもき
しながら投下を眺めてたのでした(w その割には感想が遅れてすまんこってす。

>9氏の >>477 への勝手なオマージュです。
ぐは、身に余る光栄です(^^;;
私のは基本的に男性的な視点から書いている (ちゅーか、女性的な視点から書けない) ので
何かと華やかさに欠けてあれなんですが、その点 >722 さんは百合本に手を染めてまで
作り込んだ結果がちゃんと出てて良いですね。

密林>
商品の評価でお気に入りに反映しないようにすれば大丈夫ですよ、多分。



それにしてもこの人大杉いい加減なんとかならないのかな?
専ブラ使ってる人しか来れない状況というのは寂しい…
762名無しさん@ピンキー:04/03/31 21:17 ID:w+/JbEEA
スゲェ。圧縮を生き延びたのか。良かった良かった。
763722:04/04/05 18:03 ID://S8RWx+
>>761
ふっふ、9氏はきっと「ぐは」って言うだろうと思ってましたよ♪

>女性的な視点から書けない
そぅですくわ? >>75-84 あたりのあひるの心理描写には
かなり萌えさせていただきましたが…
と、いうわけで、9氏の女性視点SSを熱烈キボン!! (・∀・)

しかし、75あたり読んでた頃は自分でSS書くなんて考えもしなかった。
思えば遠くへ来たものよのぉ…
764名無しさん@ピンキー:04/04/09 16:12 ID:mE/69WpW
保守
765名無しさん@ピンキー:04/04/14 00:54 ID:QbIEtWDe
保守
766名無しさん@ピンキー:04/04/14 01:15 ID:ORYDbL8s
まだ公式見られるんだね。
Guest Characterあたりを見てるとまだまだいろんなカプ探究の余地はありそうだ。
767名無しさん@ピンキー:04/04/16 20:26 ID:lsiYBFc7
あおとあ×るう
とか見たいかも
768名無しさん@ピンキー:04/04/17 02:32 ID:xKxc4CrD
>>767
あおとあは堅物そうだからなあ
どうやって行為に持ち込むか?
るうが誘うのかな?
769名無しさん@ピンキー:04/04/17 20:13 ID:tLn872fT
抑えに抑えた欲望が爆発系で
770名無しさん@ピンキー:04/04/17 20:36 ID:LQklvlED
漏れの中であおとあは堅物+ヘタレなんで、童貞喪失系しか思いつかん…
爆発しても、るうタンに拒絶されたら何もできないんじゃ??
771名無しさん@ピンキー:04/04/17 20:58 ID:tpHsVNCg
るう様が女王様であおとあが奴隷のSMしかないだろ。
772名無しさん@ピンキー:04/04/18 01:22 ID:UitnLKJU
そ〜ゆ〜のは9氏が得意かも かも かもッッ!!
773名無しさん@ピンキー:04/04/18 05:33 ID:Jia0JFp9
そういや最近は旧作のHTML化作業ばっかりで新作書いてないな…悶悶。

ちなみに、鯖移転に気付かず 765 までで脳味噌立ち腐れていたのは私です(w

>763 女性視点 SS
はふう、難しい注文だ (汗
学園生活モノは女性の立場側からの方が書き易そうだなぁという感覚があるのですが…
まずはペンを取れ! って感じですわ (苦笑)

>772
ごめん、私あおとあは眼中に無いんですよ。
774名無しさん@ピンキー:04/04/18 15:42 ID:9MBHgwtA
あおとあ、いきなり戦力外通告ですかぁ・・・・ (´・ω・`)
7759:04/04/18 21:31 ID:Jia0JFp9
あおとあ話は私以外の職人さんに期待してくださいましな >774

ところで私のイメージだと、るうとあおとあがもし絡むとすれば
傍目にはどノーマルな恋人に見える関係になります。SMとか無しです。
そして言葉は全てすれ違い、躰を重ねても虚しさがつのり、結局破局します。
短期間で絶対に破局します。フランス映画っぽい展開になります。
真実の愛だと思っていたものの胡乱さに打ちのめされます。
エロス:うだうだ = 1:8 くらいの展開になります。
「あなたって結局そうなのよ」とか「君はいつだってそうだ」とかが決め台詞です。

…誰かこういうシチェーションで書いてくれませんかね(w
776名無しさん@ピンキー:04/04/19 13:13 ID:hK9rFodv
「さぁ、どうして欲しいのかしら?」
「む…鞭で叩いて下さい、るぅ様っ!!」
我慢できずに懇願するあおとあの悲鳴が響いた。その体には既に、複雑に縄がからみついている。
しかし彼を冷たく―でもどこか楽し気に―一蔑した鴉の女王には、彼の願いは届かなかった。
「お願いします、でしょう?」
柔らかな声音で残酷な宣告。
「こんなこともわからないようでは、とても面倒を見きれないわ」
大袈裟にため息をついてみせると、彼から離れて行く。
「あぁっ、るぅ様ぁ!行かないで下さい!!お…お願いしますっ…るぅ様あぁ…」
777どうしてもクレールになる:04/04/19 13:15 ID:hK9rFodv
みたいな?
ごめんSMヨクワカンナカッタヨ…(´・ω・)
778名無しさん@ピンキー:04/04/19 21:50 ID:/oJBDUh+
>>777
勉強汁!
この板にもそれっぽいスレはあるし、SM板を「小説」等で検索してもよし。
でなきゃアマゾンでその手の本を買い込んで、恥ずかしい思いをするがいい、
この腐れ〓ンコ!!
779名無しさん@ピンキー:04/04/20 01:21 ID:awnSNvL7
猟奇・グロはカンベンね ♥
780名無しさん@ピンキー:04/04/22 02:09 ID:g1uhgo00
近頃、ぴけが可愛く思えて仕方ありません。
性格を掴むために1話から見直そうかとも思うのですが、
りりえに「動機が不純ね」と笑われそうで怖いです。
どうしたらいいでしょう?
781名無しさん@ピンキー:04/04/22 14:42 ID:RFmoRSQB
リビドーの赴くままに何度でも鑑賞するが吉
782名無しさん@ピンキー:04/04/23 00:13 ID:R+0l9KTn
人大杉解除記念age

ってか、395/416 って、実は結構ヤバかったんじゃ…
7839:04/04/28 01:38 ID:7aJyP7Ri
以前 >571 で予告? したやつ、今書いてます。
GW 中に完成できるかな?


ちなみに、かぼちゃパンツ自体がメインネタなわけじゃないのであしからず。
784名無しさん@ピンキー:04/04/28 04:06 ID:wSH9mvXZ
>>783
>>572
(ウソウソ、楽しみにしてますよ)

ところで「真実の愛だと思っていたものの胡乱さに打ちのめされ」る
フランス映画が急に見たくなりました。何かいい作品ありますか?
9氏以外の方のお勧めも是非伺いたいのですが。

ただ、仮にそういうSSを書いたとして、誰も喜ばない気がするんだよなぁ…
785名無しさん@ピンキー:04/04/28 05:42 ID:7aJyP7Ri
>784 何かいい作品ありますか?
JLGの「気狂いピエロ」(w
786名無しさん@ピンキー:04/05/06 01:56 ID:pmsbjF51
いま「潮騒」を読んでるんだけど…けど……
――どう捻ってもチュチュと結びつけられない _| ̄|○

>>712氏、まだ見てたらもうちょい詳しくシルブプレ
7879:04/05/10 19:59 ID:CqZ9S7QU
結局GW中に完成できなかったよシクシク
もうしばらくお待ちあれ。
788名無しさん@ピンキー:04/05/12 01:16 ID:hS5jJTRI
岡崎律子さんのご冥福をお祈りします。
(つд∩) 悲しすぎるよ。
789名無しさん@ピンキー:04/05/16 13:38 ID:zDLE593a
ここしばらくの反応の薄さを鑑みるに、当スレの住人は2名くらいしか
残っていないようだ・・・・ (´・ω・`)

こんなに早く飽きられてしまうような作品だったのだろうか?
それとも、もともとエロには向かない作品だったということか?
790名無しさん@ピンキー:04/05/16 17:07 ID:Zl3occgb
>>789
私もいるよ。
チュチュはなんだか清らかなイメージがあって、エロには向かないんじゃないかなと思う。

黒みゅうと×クレールでエロ書こうとしたんだけど、グロになっちゃったので抹消しました。
「画家と踊り手」を見てやる気なくしたのもあるんだけど。
791名無しさん@ピンキー:04/05/16 23:16 ID:MukP6YGv
>>786
大変遅くなってスミマセン。そんなに深く考えなくていいです。
いや単に「その炎を飛び越えて来い!」というあのシチュがやりたかっただけです。
判りにくくてごめんなさい。
7929:04/05/16 23:58 ID:LKiqUbXf
>789
2名ってのには私が入ってるのかな?
ちなみに私は岡崎さんの一件がショックなので
例の物は書きかけのまましばらく放置です。
793名無しさん@ピンキー:04/05/18 02:13 ID:E/v7ot8z
皆様レスthx。気長に保守しつつ住み続けることにします
自分もまた何か書くよう努力はしますがしばらく時間が必要かと

>グロになっちゃったので抹消しました
勿体無い…あらかじめ警告してから投下なら桶ではないですか?

>「画家と踊り手」を見てやる気なくした
不愉快な気持ちにさせたのなら心からお詫びします
でもだいぶ時間も経ってるし、そろそろ忘れていただけると有難い

>「その炎を飛び越えて来い!」というあのシチュがやりたかった
諒解しました――モノにできるかは別として

>9氏
近々「気狂いピエロ」観てみるつもりです――モノにできるかは別として
794790:04/05/18 21:35 ID:HXQ5KMJ1
>>793
> 勿体無い…あらかじめ警告してから投下なら桶ではないですか?
途中までまとまっていたのですが、最後のまとめがうまくいかず「抹消」することにしました。
小説を書くと最後がうまくまとまらないので、私には書くことは向いていないのだと思いあきらめました。

> 不愉快な気持ちにさせたのなら心からお詫びします
> でもだいぶ時間も経ってるし、そろそろ忘れていただけると有難い

不愉快になってやる気をなくした、というわけではありません。
こんなに作りがしっかりしていて、情景が浮かぶような書き方をできるなんてすごい!
と読み終わった後、感動しました。
誤解を招く書き方をして不愉快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。
795名無しさん@ピンキー:04/05/18 23:22 ID:ARjDAbRt
>>794
こちらこそ誤解して申しわけない。
自分がスレの雰囲気を悪くしたんじゃないかとずっと心配で。
投下直後にも「エロパロSSとしてはどうだろう(ハァハァできない)」みたいな指摘をもらったし。
にもかかわらず、少々はしゃいだレスしたりして。
今も、またこんなこと書くと人が減るんじゃ?ってビクビクしてる (つД`)
正直、未だに、レスの数だけ人がいるとは素直に信じられなかったり…

でも、今までここにいるってことは、お互いに書くことを楽しみ、読むことを喜んでいるからだと
信じたいです。どうか「向いてない」なんて言わないで、いつか読ませてくださることを期待。

で、本音を言うと、ぽつりぽつりでもいいから、萌え談義やバカ話とかもしたいかな、と。
ワガママ多くてごめんなさい。
796名無しさん@ピンキー:04/05/19 00:19 ID:VXyoVrOj
>793 近々「気狂いピエロ」観てみるつもりです――モノにできるかは別として
今のうちに言い訳しておくと、その映画を勧めたのは半分本気ですが半分冗談ですよ(汗
私はそれ大好きなんで、気に入ってもらえると嬉しいです、けど、ねぇ?

>795 で、本音を言うと、ぽつりぽつりでもいいから、萌え談義やバカ話とかもしたいかな、と。
ネタ振ればみんな乗るんじゃない? 私もシチェーション談義とか好きですよ? >119 みたいな感じで。
もっとも、完全非エロな萌え話はハァハァスレでやった方が良いと思うけどね。
あっちもネタを欲しているのは一緒だから。
797名無しさん@ピンキー:04/05/19 01:14 ID:8pf4STtd
ならネタでも振ってみる。
それぞれのキャラの後戯はどうなのかね。
ふぁきあは上手そうだが
みゅうとは下手そうな気が
798名無しさん@ピンキー:04/05/19 21:00 ID:cKQsQZBX
私は逆だな。
ふぁきあはなんか不器用そう。でも努力して少しずつ上手になる。
みゅうとは非の打ち所がないくらい完璧にこなすけど、どこか
「上の空なんじゃないの?」と女性に思われたりする。

ベタ過ぎるかもしれないが。


後戯で思い出したけど、女性は行為の後、少し時間が経ってから
イクことってあるよね? まあ男性が下手なんだろうけど。
ちょっと凹む。
799名無しさん@ピンキー:04/05/19 21:35 ID:T2+29ud1
>>795
萌え談義、バカ話もいいですね。
このスレは雑談してはいけないような雰囲気があったので避けていたのですが。

>>後戯
ふぁきあは努力して上達しそう。
みゅうとは淡白なかんじがする。何もしないで相手にされるがままなんじゃないかってぐらい。
今のところ出てきてないけど、あおとあは後戯までもたなそうなかんじがする。
800名無しさん@ピンキー:04/05/20 12:04 ID:StQPWUEU
ふぁきあは終ったあとに抱き締めたりキスしたり頭撫でたりしてる間に
気付くと後戯が前戯になってそうだ。

みゅうとはそもそもいたすのかな? という疑問が(ry
801名無しさん@ピンキー:04/05/20 23:49 ID:bSj+4A6t
>あおとあは後戯までもたなそうな

   Σ(゚д゚lll) そっそれはっ・・・相手を満足させられないうちに暴発とかですかっっ???
          なんか昔のいや〜な記憶が・・・ぅぅぅ

>みゅうとはそもそもいたすのかな?

それを言っちゃあ・・・と思ったけど、このスレで彼のベッドマナーを詳細に描いた作品って
なかったような。人形のようにされるがまま、言われるがままというのはあったけど。
802名無しさん@ピンキー:04/05/21 22:58 ID:Fi/iIeDw
みゅうとねえ、そもそもあいつは勃つのか?
黒いのは両刀なんだろうが白も完全体もキャベツやコウノトリ信じてそうなんだが。
803名無しさん@ピンキー:04/05/22 00:50 ID:/9un6W6n
究極的には、
そもそも付いてるのか?
ってところまで考えて見るのもアリかな?

いずれにせよ、るうは欲求不満溜りまくりそうな予感。
804名無しさん@ピンキー:04/05/22 08:49 ID:N5Rdv+Ur
>803
ありえな〜い!
805名無しさん@ピンキー:04/05/22 13:41 ID:UE3PN7HK
王子として復活した後は、やることはちゃんとやってくれてると思う。
そう思いたい。
806名無しさん@ピンキー:04/05/23 15:37 ID:2RLIfpGE
>やることはちゃんとやってくれてると思う。
本スレ、ハアハアスレ、そしてここ。一言一句同じカキコでもどこに書かれたかで
これほど印象の異なる言葉はなかなか無いなぁ (苦笑)
807名無しさん@ピンキー:04/05/23 20:49 ID:Pv4kiB+I
王子のマンネリプレイに耐えかねた、るうちゃんがカラスの血を飲ませたりして
808名無しさん@ピンキー:04/05/24 00:10 ID:QWNirHIQ
やんごとなき御方というのは、性教育もきちんと受けているのであろうからして・・・・
王子は王家に代々伝わる秘伝の性技でるうちゃんをイかせまくっているのだろう ハァハァ

・・・・という想像もできるのだよキミ
8099:04/05/24 01:50 ID:mMxvMwcz
>808
それはそれで面白いかも。誰かSS化してくれないかな?

さて、予告してたやつ、概ね書き上げました。
今週中には推敲とか校正とかの作業を終えてあげられそうです。
一応ふぁきあひもので、題名は「覗き」の予定です。
例によってグダグダが長いので全文投稿するかどうかは未定ですが、
どの道いつぞやのアレよりは短くなると思います。多分ね。
810名無しさん@ピンキー:04/05/24 21:06 ID:iV/Z+/II
>>809
>全文投稿するかどうかは未定
できれば全文投下キボンヌ。
完全版は自サイトで、とかはちょっと悲しいんで。
8119:04/05/28 00:30 ID:dMVb/mU9
これから投下します。うまくいけば状況説明と後日談込みで31レスの予定。
# ついでに ♥ のテスト

ちなみに作中の金冠町は、物語から開放された結果ドイツの一地方都市になっていて
教育制度を含む常識一般はドイツのそれに倣っている、という設定です。
午後の授業の有無やら何やら、細かいところはドイツ内でも地方によって
違うみたいですが…そこら辺の事情は↓などをごらんあれ。

ttp://www.berlinnet789.de/daily/gakkou/kouritu.htm
ttp://www.city.kaminoyama.yamagata.jp/shomu/kokusai%20new/new%20page/kyouikuseido.htm
ttp://www.pref.toyama.jp/sections/1015/ecm/back/2003sep/tokushu/index1.html

>810
というわけで全文投稿です。途中に「略」があるけど、それは演出です。
812覗き 1:04/05/28 00:32 ID:dMVb/mU9
ふぁきあは戦いが終ってすぐに学園に復帰していた。もっとも、無断欠席の多さが
祟って授業は受講申請自体を取り消されてしまい、留年が確定してしまった。
とはいえただでも絶対数の少ない男性ダンサーで、しかもトップレベルの実力を
誇るふぁきあはバレエのレッスンにだけは参加していた。「今年は単位をあげられ
ません。ただし! 学生指導を手伝ってくれるなら悪いようにはしませんよ」
― 失踪した猫先生の後任講師の計らいはふぁきあにとってありがたいものだった。
単位がもらえないというだけで、今まで通りに恵まれた環境での高度な訓練を積める
からだ。それに、他人を指導することは「教えてもらう」という立場に甘んじて
いたのでは決して得られない知見を与えてくれる。

ふぁきあの一日のスケジュールは、そういう事情もあってとても規則正しいものに
なった。毎日一限の初級クラス向けレッスンを手伝い、続く上級クラスのレッスンを
受け、ついでに特別クラスの個人レッスンにつき合う。午後は小一時間ほど
自主練習をしてから図書館に寄り、他の学生が授業を受けている間に帰宅する
― アヒルの待つ、湖のほとりの小屋へ向かう彼の足取りは軽かった。

結局ふぁきあは寮には戻らなかった。街がドロッセルマイヤーの仕掛けから開放
された影響か、学園の規律はいつの間にか「常識的」なものになっていた。
新しい「常識」曰く「全寮制の学園で自宅通学はおかしい」のだそうな。しかし
年度半ばで早々に留年が確定してしまい、公式には授業を全部キャンセルしている
ふぁきあは実質的に休学扱いであり、逆に寮に戻すのはおかしいということになった。
それが戻らない表向きの理由だった。しかし寮に戻らなかった本当の理由はあくまで
アヒルと暮らすためであった。そのためにふぁきあは自宅をすら出てしまっていた。
813覗き 2:04/05/28 00:34 ID:dMVb/mU9
そして数ヵ月が経ち、紆余曲折の末にあひるとふぁきあは「人」として共に生きる
道を選んだ。その顛末はまた別のお話。

人になったあひるはふぁきあと二人きりで踊り暮らした。相変わらず踊りは
ヘタクソだったし真面目にバレエを踊れるような足場は無かったが、それでも
あひるは幸せだった。けれども彼女の心には二つの想いが容赦なく育っていった。
「友達に会いたい」そして「もっとうまく踊れるようになりたい」。その想いは
あひるに金冠学園への復学 (?) を決意させたのだった。幸いあひるは物語の力で
人間の姿になっただけなので、それらしく見えさえすれば年齢などいくらでも
詐称できる。「ただし、歳相応の常識くらいは身に付けておけよ」 ― あひるが
復学を決意するとふぁきあはそう言い放ち、あひる専属の鬼教師になった。

それからまた数ヵ月が経ち秋が来た。あひるとふぁきあはカロンの資金援助の下、
学園に戻ってきたのだった。

----

それはあひるが金冠学園に編入してから半年ほどが経ったある金曜日、二限終了後の
長休みのことだった。

「だ〜か〜ら〜っ! 私はふぁきあとつき合ってるわけじゃないんだってば。」
「あらあら、つき合ってるわけじゃないならどういう関係なのかしら?」
「そうよあひる、隠したってダメなんだからね!」
814覗き 3:04/05/28 00:36 ID:dMVb/mU9
その日もあひるは親友二人組から以前のように玩具にされていた。あひるは編入を
果たすとすぐにぴけとりりえに話しかけ、あっという間に以前の関係に戻って
しまった。以前と違うことがあるとすれば、二人との関係が同級生でなく先輩後輩に
なってしまったことと、あひるが意外と上手に二人をあしらえるようになったこと
くらいのものだ。

「そりゃさ、ふぁきあとは仲が良いし、学費とかもふぁきあん家に出してもらってる
 けど、別に『恋人』じゃないよ。そういうのとはちょっと違うんだってば。」
「ちょっとって何よ! はっきりなさい!」
「そうよあひる、はっきりなさ〜い ♥」

実際、あひるとふぁきあの関係が恋人と言えるのかどうかは学園の女子の中でも
意見が割れていた。レッスン時のやりとりなど、二人が一緒にいるときの雰囲気を
見る限り相当の仲良しだということはふぁきあに気のある女生徒なら皆気付いていた。
しかし、二人が学内で公然といちゃついているところを目撃されたことは一度も
なかった。それどころかツーショット自体ほとんど見られなかった。あひるが
図書館に行くときはいつでもふぁきあの隣に座ることは広く知られていたが、
書痴のふぁきあと違いあひるは図書館に行くこと自体滅多に無かった。そもそも
あひるは学園でのほとんどの時間を友人二人組と過ごしていた。用も無いのに
わざわざふぁきあに会いに行ったりなどしないのだった。あひるの学費や生活費が
ふぁきあの家から出ているなど、彼女がどうやらふぁきあの関係者らしいという
ことも二人の関係を不透明にしていた。二人は単なる親戚なのか、それともそれ
以上の関係なのか…真実は誰の口からも語られることは無かった。
815覗き 4:04/05/28 00:37 ID:dMVb/mU9
学外で二人の姿を見掛けることはあった。二人が連れだって買物をしたり外食
したりしているところに出食わしたという目撃証言はそれなりの数が集まった。
初めの内はその手の証言はゴシップネタとして大いに人気があったが、どうやら
あひるの「実家」がふぁきあのそれと一緒らしいことが知れ渡るとあまり問題に
されなくなった。目撃証言が週末に限定されていたこと、寮暮らしの二人 ― 結局
あひるもふぁきあも寮に戻っていた ― が週末はいつも外出許可を取って帰宅して
いるらしいことが理由だった。あれはデートではない、単に「兄妹」が一緒に家の
手伝いをしているだけだ ― そういう希望的観測がゴシップ好きの女生徒たちの
表向きの共通見解になったのだった。

二人の関係を不透明にする大きな要因がもう一つあった。それはふぁきあが丸く
なったことだった。クールだとみなされていた取っ付きの悪い性格は大幅に改善
されており、自分から誰かに話しかけることは滅多に無いとはいえ、少なくとも
話しかけられれば快く応対するようになった。以前なら恋文を手渡すことすら
はばかられる存在とみなされていたふぁきあだったが、今では直接恋文を手渡そうと
する女生徒も増えてきた。雰囲気が柔らかくなった関係で「もしかしたら受け取って
もらえるのではないか」という希望を持てるようになった、ということらしい。
そして、ふぁきあとあひるの間に見られる「親密さ」も、単にふぁきあが丸く
なったという証拠だと考えられていた。正確には、そうであってほしいと考え
られていた。そういう考えの持ち主の中には、ふぁきあのあひるへの態度は、
あひるがあまりにもふぁきあと「不釣合」な存在であるがゆえの保護者的な姿勢の
表れだと信じる者が大勢いた。
816覗き 5:04/05/28 00:39 ID:dMVb/mU9
ただ、あひるにせよふぁきあにせよ、少なくとも互いへの好意を隠しはしなかった。
相手のことを好きなのかと問われれば常に「好き」という答が返ってくる。
ただし、その「好き」がどの程度の意味なのかは誰にもわからなかった。
異性として好きだ、というには普段の接点があまりにも無さすぎるし、そもそも
「好きだ」と語る口調や表情があまりにも平然としている。さらに「好き」という
言葉には必ず一言「家族だから」というおまけが付いてくるのだった。
「家族なんだから当然だろう」「ふぁきあは家族だからね」 ― 第三者達から
執拗に繰り返される質問に対して執拗に繰り返されるその定型の返答は、明らかに
それ以上の追求を拒絶していた。二人のその態度に、逆に兄妹愛は嘘だと内心
考える者は多数いた。

やがて二人の関係を示す中途半端な証拠は山のように積み上げられたが、二人の
関係を恋人同士だと考える者にとってもそうでない者にとっても、完全に納得
できるような決定的事実は見当たらなかった。あひるを中心として世界を強引に
回しているぴけやりりえですら、二人の関係の核心には触れることができずじまいで
いたのだった。

学園中庭のベンチであひるがぴけの追求とりりえの危険な突っ込みを適当に
あしらっていたとき、道の方から呼びかける声がした。

「おい」

三人が一斉に声のした方を見ると、クラスメート達と連れだったふぁきあがあひるを
見ていた。
817覗き 6:04/05/28 00:41 ID:dMVb/mU9
「どしたの?」

あひるがふぁきあに問いかけると、ふぁきあは人差指で虚空に大きめの円を一つ
描くと、そのまま軽く手を振って何も言わずに連れの学生共々立ち去ってしまった。
あひるはあひるで立ち去るふぁきあに軽く手を振っただけで、それ以上のことは
何もしなかった。今のは一体何だったのかとぴけたちが問い詰めてもあひるは肩を
すくめて「さあ?」と言うだけだった。

----
そして放課後。あひるは一緒にアイスクリーム屋に寄って帰ろうというぴけと
りりえの誘いを断っていた (ふぁきあの薫陶の賜か、あひるは滅多に遅刻しなくなり、
罰の居残りも半減していた)。

「ごめん! 今日はちょっとダメなの。」
「また? この頃いつもじゃん。」
「そうよあひる、いつもいつも私達を見捨てているとその内怨むわよ ♥」
「…いつもったって週末だけじゃん…」
「そうね、毎週毎週私達に隠れて一体何をしているのかしら?」
「そうよあひる、いいかげん白状なさい!」
「だって帰って夕飯の買い出しとか色々やることあるんだもん。」
「あらあらそれは一体誰のための夕飯かしら?」
「家族のだよ〜」
(田各)
「あ〜もーこんな時間だよ! 急がないと遅れちゃうよ! じゃ、また来週!」
818覗き 7:04/05/28 00:42 ID:dMVb/mU9
食い下がる親友達を振り切っるとあひるは一人学園を後にした。
そして…彼女の親友達は大人しく振り切られたふりをして、「偶然」後を
つけはじめたのだった。

急ぐと言った割に、あひるはのんびりしていた。遠巻きに眺めるあひるの後ろ姿は
いかにも楽しげで、道行く人々と挨拶を交す声もやたら明るかった。

「家に帰るだけって言うわりには楽しそうね。」
「そうねぇ、あやしいわぁ〜 ♥」

ぴけとりりえはあひるに気付かれないように十分距離を取って追跡していた。
時折植木や建物の陰に隠れる様子は傍目にはかなり目立つのだが、幸いなことに
あひるは全く警戒していないらしく気付かれなかった。そうこうする内にあひるは
目的地にたどり着いたようだ。

それは、教会通りのピザ屋だった。

「見て! あれってふぁきあ様じゃない?」
「あら本当ね。これはもしかしてもしかするわね〜 ♥」

確かにふぁきあはピザ屋の表の小さなテーブルに陣取っていた。紅茶かなにかを
飲みながら難しい顔をして分厚い本を読んでいる。あひるはふぁきあに声を
掛けなかったが、明らかにふぁきあのいる席へ向かっていた。ふぁきあもそんな
あひるに気付いたらしくあひるを一瞥したが、まるで無関心であるかのように
本へ視線を戻した。
819覗き 8:04/05/28 00:45 ID:dMVb/mU9
ぴけとりりえはふぁきあに見付からないようにそれ以上の接近を諦めて建物の蔭に
身を潜めた。当のあひるは無愛想なふぁきあの隣にさも当然のように腰かけると
店員を呼んだ。しかし、あひるはあひるでふぁきあを無視しているような形だ。

「ああ〜ん、やっぱり〜 ♥ コレはデートね? デートなのねっ?」
「というには様子が変ねぇ? あひるったらにこにこしながら座ってるだけじゃん。
 二人とも挨拶すらしてないよ。」
「愛し合う二人に言葉は要らないのよ!」
「そうなのかなぁ?」

そうこうする間に店員が来た。店員があひるにメニューを手渡すと、ふぁきあが
素早くそれを奪い取り、手早く注文を済ますとメニューは直接店員に返してしまった。
あひるは口を尖らせてふぁきあに抗議しているようだが、当のふぁきあは微塵も
意に介していない様子だ。

「うわ、ふぁきあ様強引ね〜。『ダメな義妹の面倒を見ているだけ』って噂、
 本当なのかしら?」
「ふぁきあったらなんだか昔のアウトローで高圧的な感じに戻ったみたいね。
 さては最近の外面 (そとづら) の良さは演技かしら?」
「…バトルする? ってゲゲ、ちょっとあれ見てみなよ!」

気付くとふぁきあは本をテーブルに置き、右手でページを手繰りながら左手で
あひるの「蜥蜴の尻尾」を弄んでいた。あひるはあひるでふぁきあの行為を意に
介した様子はなく、いつの間にか届けられたオレンジジュースをすすっていた。
820覗き 9:04/05/28 00:46 ID:dMVb/mU9
「…これはやっぱり言葉は要らないってこと?」
「微妙ねぇ?」

そのまま何の進展もなく待つこと5分。あひるのジュースが無くなった頃にようやく
焼きたてのピザが届けられた。ふぁきあは読書を中止すると、まずはがっつこうと
するあひるをたしなめてからピザを切り分けた。あひるはいかにも楽しそうに
ピザを食べはじめた。もっとも食事のときにあひるが楽しそうなのはいつもの
ことなので、ふぁきあと一緒に食べるから格別に楽しいのかどうかはわからない。
どうやらあひるは食べながらふぁきあに話しかけているらしいが、例によって
ふぁきあは行儀の悪さをたしなめているように見える。もっともふぁきあは
ふぁきあであひるの「蜥蜴の尻尾」を相変わらず弄んでいるので、彼自身行儀は
相当悪い。

「なんだか様子が変ねぇ? 髪の毛で遊んでなければ、まるっきり『年少者の面倒を
 見る年長者』って感じじゃん。」
「外面 (そとづら) はそんな感じね。でもあれはアヤシイわぁ〜 ♥」

そうこうする内にあひるがピザを喉に詰まらせた。やれやれという面持ちで
ふぁきあが自分のティーカップを差し出すとあひるは一気に飲み干した。あひるは
落ち着くと礼をしているようだが、その様子はいかにも楽しげだ。ふぁきあは
例によってたしなめているようだが、その一方で相変わらず蜥蜴の尻尾を弄んでいる。

「あ、あ、あ、あひるったらふぁきあ様の紅茶を飲んじゃったよ!
 でもこの場合は仕方ないか。うん仕方ないよね。」
ぴけはなんだかくやしそうである。
821覗き 10:04/05/28 00:49 ID:dMVb/mU9
「そうね〜、あひるが来る前からずっとケチケチすすっていた、冷めきった紅茶の
 残りを飲ませちゃったわね ♥」
「突っ込む所はそこかい!」
全くだ。
「それにしてもふぁきあ様ったら、さっきから髪の毛いじりっぱなしだね〜。」
「ふぁきあったら、あひるのことよりあひるの髪の毛が好きなのよ〜 ♥」
「げげ、もしかしてふぁきあ様って、フェチ?」
「いや〜ん、ワルでフェチじゃ救いようが無いわぁ ♥」

自分達のことでバトルが始まりそうになっていることなど知りもせず、二人は
飲物を追加注文した。そして、それまでよりもやや和やかな雰囲気で語らいながら
ゆっくりピザを食べた。やがてピザを食べ終り、そのまましばらく休憩すると
ふぁきあはようやく蜥蜴の尻尾を手放した。すると、それが合図であったかの
ように二人は店を後にした。振り返らずにずんずんと歩くふぁきあを一歩遅れて
あひるがくっついていく。

「うーん、あの歩き方はやっぱりデートって感じじゃないわね。」
「これは徹底的に検証が必要ね! 『偶然』後をつけるわよ!」
822覗き 11:04/05/28 00:50 ID:dMVb/mU9
あひる達は食料品店を梯子して週末分の食料品を買い込み、町外れに向かっていた。
野菜中心で肉類を全く買っていないらしいことを除けば特に不審な様子はない。
ふぁきあは自分の荷物 (教科書類と書籍数冊、そして小さな紙袋) をあひるに持たせ、
自身はパンやらキャベツやらの大量に買い込んだ食料品を両脇に抱えていた。

「なんだか普通ねぇ?」
「それにしてもふぁきあったら人が悪いわねぇ。いくら自分が食料品を抱えてる
 からってあんな重そうな本を沢山あひるに持たせるなんて。」

突っ込む所はそこかい! そう思いながらもぴけは違和感を感じていた。実際それ
くらいしか突っ込み所が無いのである。あひるは楽しそうだがそんなのはいつもの
ことで、ふぁきあと一緒だから殊更楽しい、のかどうかはさっぱりわからない。
ふぁきあはふぁきあで穏やかな表情を浮かべているが、以前のふぁきあなら
いざしらず、最近のふぁきあとしては珍しくもなんともない表情だ。あまりに
普通で突っ込む所が無い二人の様子は逆にあやしいほどだが、ぴけはその違和感を
はっきりと形にできなかった。ぴけが二人のあら探しをしていると、唐突にりりえが
話しかけてきた。

「それにしても変ねぇ?」
「何が?」
「あひる、以前ふぁきあの家は寮と学校の間くらいだって言ってたわよね。」
「そういえばそうね…って、方向違うじゃん!」

追跡者達がようやく異常に気付いたとき、一行は既に城門にたどりついていた。
そして、あひる達は何ごともなかったように町の外に出てしまった。
823覗き 12:04/05/28 00:53 ID:dMVb/mU9
「ふぁきあ様の家って、町の外だっけ?」
「確か違ったハズよ?」
「だよねぇ?」
「いよいよあやしいわぁ ♥」
「まあ確かにあやしいはあやしいけど、何か変ね。」

ぴけとりりえは、予想していたのとは方向性の異なるあひるたちの「あやしさ」を
いぶかしがりながらも、追跡を続けることにした。あひるたちは金冠町の外の
住宅街へは向かわず、城壁に沿うように広がる森の奥へと向かっていた。

「こっちって、確か湖よね?」
「そうねぇ。結構広くて綺麗な割にだあれも遊びに行かないって噂の湖がある
 はずね。」

ぴけたちは誰も湖に遊びに行こうとしない理由がわかるような気がした。
なぜだろうか、ぴけとりりえは湖へと向かう、よく繁った森の小路を歩いている
だけで得体の知れない不安が心の底から湧き上がってくるのを感じていた。剛胆な
りりえはまだ良いとしても、ぴけは先刻からやたら不安そうでしきりに周囲を気に
している。しかし…前行く二人にはそんな素振りが全く見られない。町の中にいた
とき同様穏やかで楽しそうな雰囲気だった。二人のその様子は、少なくともこの森の
小路にあっては、ひたすら不自然に見えた。

やがて、一行は件の湖にたどり着いた。いきなり開けた視界には一見ピクニックに
最適そうな美しい空間が広がっていた。なのになぜだろう、この不穏な雰囲気は。
まるで森が湖がぴけとりりえに帰れ帰れと言っているようである。しかしあひると
ふぁきあは相変わらずそんなものを気にする様子がなく、そのまま湖のそばに
建てられた簡素な小屋に入ってしまった。
824覗き 13:04/05/28 00:54 ID:dMVb/mU9
「…覗くわよ。」
「うん。」

ぴけとりりえは軽口を飛ばす余裕こそ無くなりつつあったが、不自然なまでに
普通なあひるたちの様子に不穏なものを感じ、何が起きているのかを確認すること
無しに帰ることはできなかったのだ。

---

追跡者達は状況を把握するために、手始めとして小屋の周囲を回ってみた。
どうやら部屋は入口すぐのものと、その奥に一室あるだけらしい。煙突の位置から
考えて、入口の部屋はキッチン付きの居間で、奥は寝室だろう。それぞれの部屋に
鎧戸付きの窓が二つずつはめられていたが、どれも今は閉め切られている。
屋外には物置らしきものがあり、その横には薪が積み上げられていた。小屋から
ちょっと離れたところにトイレらしきものもあった。小屋の作りは全体的に簡素で、
いかにも隙間風が寒そうだった。

小屋に近付いてみて外観以外でわかったことがもう一つあった。その小屋からは、
森や湖よりもはるかに強い敵意が発散されていたのだ。近付くな。邪魔するな。
帰れ。ぴけとりりえはそうどなりつけられているような気がした。それでも
追跡者達が帰らなかったのは、あひるたちが「こんな」小屋で何をしているんだろう
という思いがあったからだった。それは、もはや可愛い好奇心というよりも様子の
おかしい友人への心配と言って良いものだった。
825覗き 14:04/05/28 00:55 ID:dMVb/mU9
そして、追跡者たちはいよいよ居間らしき部屋を覗き見ることにして、壁の隙間に
とりついた。その殺那、追跡者たちは異様な感覚に襲われた。今まで感じていた
敵意は雲散霧消し、その代りに「中の二人を守る」という強い意志が二人の追跡者を
取り込んでしまったのだ。まるで二人は壁の一部になったような気がした。
そして二人は壁の隙間から覗いていること自体を忘れた。今や二人はあたかも
小屋の内壁が室内を見守るかのごとく室内の様子を見聞きしていたのだった。
そして…追跡者たちは想像すらしていなかったとんでもないものを見る羽目に
なったのだった。

入口のすぐ横の壁際には簡素なシンク類が並んでいて、その上に先ほど買っていた
食料品の袋が無造作に置かれている。壁からは板が突き出しており、上にはチーズの
塊や缶詰、瓶類が並んでいる。その板の下のあたりにはフックが並んでいて、
包丁やフライパンなどがぶら下がっていた。居間の真中には4人がけくらいの
大きさのテーブルがあった。椅子は室内に4つあったが、テーブルのところには
2つだけが置かれ、残りは奥の壁際に置かれていた。そして、椅子の上の壁には
一振りの剣が飾られていた。

そして、肝心の二人は、そこにいた。ふぁきあは上着を脱いでいる以外は普通の
格好だった。しかしあひるは…ブラウスを着けているだけに見えた。テーブルの
前にあられもない姿で立つあひるにふぁきあは背中から忍びより、あろうことか
背中からそっと抱き締めたのだった。

あまりにとんでもない光景を目撃し、ぴけとりりえは思わず黄色い声を上げそうに
なった…が、そもそも声を出せなかった。だが、壁に取り込まれた追跡者たちは
自分が声を出せないことなど気にならなかった。
826覗き 15:04/05/28 00:57 ID:dMVb/mU9
あひるはとても穏やかな目をしていた。ほんのりと頬を朱に染めてこそいたが、
興奮している様子は無かった。ふぁきあもそれは同じだった。二人はしばらく
そのままでいたが、やがてあひるは後ろのふぁきあを見上げるように首を大きく
捻るとふぁきあはそれに応え、覆い被さるようにしてあひるの唇を奪った。
軽いキスを何度か繰り返し、それから甘く長いキスをした。あひるの腕は初め、
自身の躰をそっと抱き締めるふぁきあの腕に添えられていたが、キスを繰り返す
間に二人の手は互いを求め合うかのようにまさぐり合い、やがて指と指とが絡まり
合った。

ぴけとりりえは予想外の光景に興奮しながらも、あれは本当にあひるなんだろうかと
訝しんだ。知らない。あんなあひる知らない。そこにいるのは「明るさと元気さ
だけが取柄の愛すべきおバカさん」などではなかった。やがて長いキスが終る。
あひるとふぁきあは微笑みながら互いを見つめ合う。一見穏やかな笑みを浮かべる
二人の目には、それまでぴけとりりえが見たことのない輝きが湛えられていた。
それは歓喜だった。あひるとふぁきあはキスを切っ掛けに「素っ気なさ」という
殻を脱ぎ捨ていた。二人の躰の奥底で何かのスイッチが入り、二人の間を妨げる
ものは全て意識の埒外に追い出された。二人は今この時この場所で「在るべき姿」に
立ち戻っていたのだった。
827覗き 16:04/05/28 00:58 ID:dMVb/mU9
不意にあひるがクスクスと笑い始めた。ふぁきあはいかにも楽しそうに自らの唇で
あひるの口を塞ぎ、黙らせた。互いに首をくねくねと捻りながら、互いに齧みつく
ようにして求め合う。そして、ふぁきあはそのままあひるの胸をブラウスの上から
揉み始めた。あひるは唇を合わせたままくぐもった嬌声を上げて応える。あひるは
ふぁきあの与える快楽に身をくねらせながら空いた手でふぁきあをまさぐる。
始めは自身の躰をまさぐるふぁきあの腕を、そして頭を、首筋を…そして、最後には
ふぁきあの股間を。

あひるのしなやかな指先がふぁきあのそれを揉みしだくとふぁきあは快感に身を
震わせ、キスを中断して再びあひると見つめあった。互いの唇の間に涎の橋が
かかり、落ちた。あひるはにっこり笑うとくるりと回ってふぁきあの方に体を
向けると、そのままふぁきあの足元にぺたりと座りこんだ。そしてあひるは
ふぁきあのズボンのベルトを慣れた手つきで外すと、そのままズボンを半分ほど
ずり下げる。ぴけとりりえの目には、ふぁきあの下着が不自然なまでに膨らんで
いるように見えた。そして…あひるはその不自然な膨らみに下着の上からキスを
贈った。何度も何度も押しつけるようにキスをするあひるの頭をふぁきあは
そっと撫でていた。

やがてあひるはふぁきあのパンツを下し、本格的に口での愛撫を始めた。だが、
ぴけとりりえにとってふぁきあの股間にあるそれは生まれて初めて見る代物だった。
そういうものがあることはもちろん知っていたが、怒張したそれをまじまじと
見つめる機会など無かった。あるわけがなかった。しかし、自分達がいつも
からかっているこの少女は、明らかにそれに慣れていた。それを愛しげに愛撫する
あひるは、ゴシップネタに黄色い声を上げるだけで半ば満足してそこから先の
ことなど考えも及ばない自分達とは次元の異なる世界に住んでいるように思えた。
828覗き 17:04/05/28 01:00 ID:dMVb/mU9
あひるがふぁきあのそれに押し付けるようにしてキスを贈り、ふぁきあのそれを
舐め上げ、ふぁきあのそれを咥え、ふぁきあのそれを口と手で扱く様子から目を
離すことなど出来なかった ― 壁に取り込まれていなかったとしても、恐らく
そうだっただろう。

あひるの行為にふぁきあが興奮の度合を増して行くのが傍から見ていてもわかる。
息が荒くなり、あひるの頭に添えられた手に力が入る。その手はまるで、あひるを
自分に押しつけようとする凶暴な力と、その凶暴な力を押え込もうとする力が
闘っているかのように強張り震えていた。その強張りが一瞬ふぁきあの全身を
支配したように見えた。その殺那二人の動きが止まった。ふぁきあは何かを堪える
ように目を閉じ歯を食いしばり息を詰め、そして顔を真っ赤にしている。時おり腰が
ビクンビクンと震える。あひるはふぁきあのそれを咥えたまま鼻で荒く息をしている。
そしてふぁきあの腰が震える度にくぐもった声が鼻を通じて洩れ聞こえる。
やがてふぁきあが震えながらゆっくりと大きく息を吐き出した。それを合図に
あひるはふぁきあの股間から頭を離した。ふぁきあのそれの先端とあひるの唇の
間に一瞬だが長い橋がかかった。あひるは口を閉じて軽く上を向くと、ごくん、
と大きく喉を一つ鳴らした。あひるの下顎は自身の涎で凄いことになっていた。
そして顎から滴り落ちたブラウスをもしたたかに濡らしていた。あひるはその
涎塗れの顎を拭おうとうもせずにふぁきあに微笑みかけた。ぴけとりりえにとって、
それは戦慄すべき光景だった。

ふぁきあはあひるの微笑みを見ると再度大きく息を吐き出してから、ゆっくりと
微笑み返した。それからふぁきあは邪魔なズボンとパンツを完全に脱ぎ捨てると
腰を落し、ぺたりと座り込んだままのあひるをひょいと持ち上げてテーブルの端に
座らせた。
829覗き 18:04/05/28 01:01 ID:dMVb/mU9
それから自分の手で軽くあひるの顎を拭ってやった。そしてちょっと長めにキス。
唇が離れると、二人の口からクスクス笑いが洩れ出した。ふぁきあはそのまま
クスクス笑いながらあひるのブラウスのボタンを外し、はだけさせた。あひるの
発育途上の胸とかぼちゃパンツが露になる。そしてふぁきあはあひるの上体を
テーブルに横たえさせ、胸への愛撫を再開した。

ふぁきあはまずは指先であひるの胸をさわさわと下から上へと撫で上げた。
あひるは目を閉じて顔を背けたが、その表情には明らかな悦びが浮かんでいた。
ふぁきあはしばらく同じ様にさわさわと軽い愛撫を繰り返していたが、次第に
その指が、手が情熱を帯びてくる。掌全体で揉み上げながら乳輪を摘むように
揉みしだき、時おりピンと立った乳首を刺激する。そして…ふぁきあはあひるの
胸にむしゃぶりついた。まだまだ薄い乳房を大きく咥えて甘齧みしたかと思えば
乳首を大きく舐め上げ、吸いつく。あひるは乳首を甘齧みされたり舌で弄ばれたり
するたびに頭を大きく振りつつ甘い嬌声を上げた。いつしかあひるは腕をふぁきあの
背中に回していた。右手でふぁきあの頭を押え付けるように愛撫し、左手で背筋を
愛撫していた。

ぴけとりりえには残念ながらふぁきあの愛撫の細かい様子は見えなかった。
もぞもぞ動くふぁきあの背中の先で何が起きているのか、それを想像することは
男性経験の無い二人には到底無理な相談だった。しかし、少なくともぴけは、
あそこにいるのが自分だったなら、という想いに囚われていた。現実味の無さ故に
諦めていたとはいえ、ふぁきあはぴけの憧れの君なのである。そのふぁきあに
快楽を与えられてよがり悶えるあひるが、ぴけには羨ましかったのだ。そして
本来傍観者に過ぎないぴけは目前のあひるにその想いを重ねることで自らの性的な
興奮を高めていくのだった。
830覗き 19:04/05/28 01:02 ID:dMVb/mU9
…りりえはりりえで常人には計り得ない悦楽に囚われていた。りりえはふぁきあに
対する思い入れなどこれっぽちも無いが、それでもまあ「好奇心旺盛な女の子」
である。男女の秘事はりりえにとっても関心事なのだ。りりえの嗜好そのものは
まあさておくにせよ、りりえはりりえなりに性的な興奮を高めつつあったのだった。

やがてふぁきあは起き上がりシャツを脱ぎ捨てて全裸になった。そしてテーブルの
上のあひるの横に座るとあひるの上体を再度起こしてブラウスを完全に脱がせて
しまった。そしてあひるをひょいと持ち上げると自分の膝に座らせて後ろから
抱っこした。ふぁきあはあひるの耳を甘齧みするとあひるが声をあげる。

「ふぁきあったら、やだ、もう」

言葉の意味とは裏腹に、その声は愉悦に満ちていた。ぴけもりりえも、これがこの
小屋にたどり着いてから初めて聞いたあひるの言葉だったということにしばらく
気付かなかった。ふぁきあの愛撫はなおも続く。首筋や背筋にキスを贈りつつ
両手で胸を揉みしだく。あひるはずっとクスクス笑いながら嬌声を誰はばかる
ことなく上げ続けていた。やがてふぁきあの右手はあひるの腹部を大きく円を
描くようにさすりはじめた。大きく広げられたふぁきあの右手の小指が周期的に
あひるの下腹部をかぼちゃパンツ越しに刺激する。そして、右手の描く円自体が
少しずつ下げられて行き、やがては掌全体であひるの下腹部と局所を、例によって
かぼちゃパンツ越しに、撫で上げ揉みしだいていた。

ここでようやくふぁきあが一言目を発した。
831覗き 20:04/05/28 01:03 ID:dMVb/mU9
「相変わらず色気のないパンツだなおい」
「悪かったわね」
「ばーか、それが良いんじゃないか」

ふぁきあの反応にあひるはクスクス笑いを洩らした。

確かにかぼちゃパンツは色気のないモノである。だが、この状況ではその色気の
無い代物ですら淫靡さを醸し出している。それはあひる自身にも言えることだった。
ふぁきあに言わせれば、普段のあひるは可愛い。とても可愛い。目茶苦茶可愛い。
気が緩むとついつい抱き締めたくなる程だ。だが少なくともセクシーではない。
ふぁきあはそんなあひるの将来の成長が楽しみだとは思っているが、同時に、今現在の
あひるに欲情できるのはあひるに特別な思い入れのある俺くらいのものだろうと常々
考えている程だ。だが見よ、今この瞬間のあひるを。紛れもなく「女」の貌をして
いるではないか。ふぁきあはそのギャップがたまらなく好きなのだ。長い年月を
かけてゆっくりと美しくなっていくあひるの変貌を傍らで見届けることは、ふぁきあに
とって至高の愉悦である。しかし、あひるが二人きりのときにだけ見せてくれるこの
ギャップを見ると、ふぁきあはあひるの変貌を先取りしているような気がするのだ。
ちなみに、以前そのことをあひるについうっかり熱く語ってしまったときは思いっきり
バカにされてしまったものである。あひるの暴言に、わからんやつだなぁ、と抗議して
以来あひるはふぁきあを変態さんだと思っているようだが、ふぁきあは「あひるに
男心はわからんさ」と開きなおっている。あひるも自分の良人が変態であることを
さほどは気にしていない ― 正確には、気にしたところで今更ふぁきあ以外の良人は
ありえないのだから酷い目に合わされない限り関係ないと考えている ― ので、実の
所問題は何も無かったりする。だが、覗き見しているぴけとりりえは当然そんなことは
知らない。たった二言三言のやりとりで、ふぁきあが変態的趣味の持ち主だという
「真実」が追跡者たちの心に刻み込まれてしまったのは言うまでもない。
832覗き 21:04/05/28 01:05 ID:dMVb/mU9
ふぁきあは笑い続けるあひるをキスで黙らせながら執拗に局所への愛撫を繰り返した。
追跡者たちの目にもわかるほどあひるのパンツが湿り気を帯びてくると、ふぁきあは
あひるの股間の邪魔な布の中に横から中指を差入れた。殺那、あひるの躰に大きく
震えが走る。あひるはふぁきあの指から逃げ出そうとするかのように腰をくねらすが、
ふぁきあはお構いなしにあひるの局部を責めたてた。今や初心な追跡者達にも
ふぁきあがその指をあひるの体内に差し込んでいることがはっきりと分かっていた。

「んん〜っ! んん〜っ!」

あひるはキスで口を塞がれたまま唸り声を上げる。目を堅くつむってふぁきあから
逃げようとするかのように頭を振っているが、その表情に苦痛や拒絶の色は皆無
だった。二人の鼻息がありえないほど荒くなると、ふぁきあはようやくキスを
止める。二人は互いに愛しげな目で見つめ合いながら互いの呼吸が落ち着くのを
待った。もっとも、局所への愛撫は勢いをやや緩めただけで、見つめ合っている
間にふぁきあの手が止まることはなかった。

「んもうっ!」

やがてあひるは甘い声色で抗議の声を上げるとふぁきあの唇に軽いキスを一つ贈った。
ふぁきあはそんなあひるににやりと笑いかけると、おもむろにあひるのパンツを
ずり降ろした。あひるはあひるでパンツを脱がさせようとするふぁきあに全身で
協力していた。腰を浮かし、片足ずつ持ち上げて抜き取る。追跡者の目に、
ひくひくと動きながら妖しく光りながら体液を滴らせるあひるの局所が露になる。
その様子はまるで壁の中の二人に見せつけようとしているかのようだった。
833覗き 22:04/05/28 01:06 ID:dMVb/mU9
ふぁきあは濡れたパンツをテーブルに置くと、膝の上のあひるをテーブルに降ろして
横たえた。そして自身はテーブルから降りてあひるの前に立ち、腰を落した。
するとあひるは今更のように股間を手で覆い、脚を閉じてもぞもぞと自らの秘所を
隠そうとする。だーめっ! ふぁきあは壁に背を向けたまま楽しそうにそう言うと、
あひるの太股を両手で割り広げた。そしてそのままあひるの秘所に口付ける。

ぴけは一瞬気が飛びそうになった。嘘でしょ! あんなの! 想像すらしたことのない
男女の行為を目の当りにしてぴけは心臓が張り裂けんばかりに興奮していた。
躰が火照る ― それはぴけが経験したことのない感覚だった。りりえもまた同様に
興奮していた。まだまだ純真なぴけと違い耳年増なりりえは、自分の聞き知って
いたモノが経験の伴わない知識に過ぎなかったことを知り、打ちのめされていた。
甘かった。本当はもっともっとエグイのねぇ ♥ …どうやら新しいネタを
仕入れる悦びに浸っている、というのが正しいらしい。いずれにせよりりえも
知識欲 (?) と好奇心を満たす愉悦だけでは説明のつかない興奮が我が身を
支配するのを感じていた。

人知れず盛り上がる観客の存在に気付かないふぁきあは黙々とあひるの局所への
刺激を続ける。ひだを舐め、舌を差し込み、時おり最も敏感な突起を舌先でつつく。
指を深く差し込みつつべろりと舐め上げる。あひるの反応を見ながらふぁきあは
思うがままに口と指であひるを蹂躙した。始めは横になっていたあひるはいつしか
上体を起こし、ふぁきあの頭を両手で愛撫していた。さわさわと撫で回したかと
思えば股間に押しつけるかのように力を込める。それはちょうどあひるが口で
男性器を愛撫していたときのふぁきあの反応と一緒だった。
834覗き 23:04/05/28 01:08 ID:dMVb/mU9
やがてあひるが声をかける。ねえふぁきあ、もう、いいよ。ふぁきあはあひるの
秘所にひとつ軽いキスを贈ると、涎とあひるの愛液に塗れた口を軽く拭いつつ立上り、
テーブル脇に置いてあった小さな紙袋を手に取った。ふぁきあはばりばりと乱暴に
袋を破って中から箱を取り出したが、箱の蓋は丁寧に開けた。そして四角く
平べったい包みを一つ中から取り出しすと慎重に包みを開ける。そしてさらに
白っぽい中身を取り出すと真中をきゅっと捻り、自分の屹立した性器の先端に
押し当てると、くるくると伸ばして全体に覆い被せてしまった。追跡者達はここに
至ってようやくふぁきあの荷物の正体を知った。あれが噂に聞く避妊具なのね…
ぴけは何を見ても躰が火照り昂ぶるのだった。あれは避妊具だったのね…
りりえは「当然予想して然るべきモノ」を看過していたことに突如気付き、
心のなかで地団駄を踏んでいた。

あひるはふぁきあを待っていた。テーブルの端に腰かけ、両肘を付いて上体を軽く
起こしてふぁきあをじっと眺めている。上気して赤らんだあひるは息を荒げ、
体液をその躰から滴り落させながらじっとふぁきあを待っていたのだった。
やがて準備を終えたふぁきあが躰の上にのしかかると、あひるは片手を伸ばして
ふぁきあの首に回した。

ふぁきあは慣れた手つきで自分のものをあひるのそこに導くと、そのまますっと
胎内に差し込んだ。あひるが甘く、しかし掠れた嬌声を上げる。そして二人は
両腕を互いの背中に回し抱き合うと、互いにゆっくりと腰を振り始めた。時には
互いを押しつけ合うように、時には逃げるように動き回る二人だったが、決して
あひるの性器からふぁきあの性器が抜け落ちることは無かった。二人はゆっくりと
互いを味わっていた。今ここに二人が居る幸せを噛みしめながら、二人だけの
世界に没頭していた。
835覗き 24:04/05/28 01:09 ID:dMVb/mU9
時ここに至って、二人の間に入り込む余地など全く無いことをぴけははっきりと
認識していた。それは祝福すべきことであり、同時に悲しい現実だった。
「憧れの君」が本当に手の届かない存在だと思い知らされたこと。そして、あひるも
また手の届かない存在であったと思い知らされたこと。それらの現実はぴけの心を
寂しさで締めつけた。あそこにいるのがもしも自分だったらという妄想すら吹き飛ばす
強烈な寂寞感にぐらつく自分にぴけは憐れみを覚えていた。しかしその寂寞感の下に
あってすら躰が強烈に火照っているのもまた事実であり、そんな自分に背徳の香りを
嗅いでぴけは冥い悦びに身を焦がすのだった。

りりえは幸せそうなあひるに涙していた。…もちろん祝福の涙ではない (それが
嫉妬の涙でもないことをあひるは喜ぶべきかもしれない)。カワイイカワイイはずの
あひるが嘘よ! こんなのあひるじゃない! りりえが感じた寂寞感は、ともすれば
ぴけ以上に深刻なものだったのかもしれない。しかしそこはそれとして、りりえは
好奇心を心おきなく満たしていた。りりえは目前で繰り広げられる男女のまぐわいの
視覚的・聴覚的刺激と、心に湧き起こる「今後のあひるいぢりネタ」に極限まで
興奮していたのだった。

やがてふぁきあは挿入したままあひるを完全に抱き起こしてテーブルからやや離れた。
あひるはふぁきあの首にしっかり両腕を回し、また両脚でふぁきあの躰を挟み込んで
いる。追跡者達の目にあひるのその仕草は、ふぁきあから離れたくない、ふぁきあに
くっついていたいと全身で主張しているかのようにも見えた。ふぁきあは両手で
あひるの臀部を揉みしだきながらあひるの躰を前後に揺さぶりつつ腰を激しく振り、
互いの躰を叩きつけるように結合させていた。
836覗き 25:04/05/28 01:10 ID:dMVb/mU9
ふぁきあが己のモノを抜き差しする度に結合部からはぬらぬらと光る体液が
ほとばしる。そして、躰が密着して最も深くつながる度にあひるは短く強い嬌声を
上げるのだった。あひるの表情は快楽に溶けて既に正体が無くなっていた。一方の
ふぁきあは歯を食いしばった必死の形相だったが、それは追跡者達にはよく見え
なかった。

そして、あひるは絶頂を迎えた。ふぁきあに力一杯ぎゅっと抱きつき一際大きな
嬌声を上げ始めるとふぁきあは腰の回転速度を上げ、荒々しくあひるの胎内を貪った。
やがてふぁきあの躰に大きな震えが走ると、深く結合したままふぁきあの動きが
止まった。小刻みに躰を震わせるあひるを抱えるようにして結合したまま、
ふぁきあは時折びくんびくんと躰を大きく震わせながら落ち着くのを待っている
ようだった。

長いような短いような時間が経ち、やがて二人の呼吸が落ち着くと、堅く抱き締め
合っていた腕を解いた。ふぁきあは両腕をあひるの腰に回し、あひるは両腕を
ふぁきあの胸板に添えると、微笑みを浮かべて互いに見つめ合った。二人の笑みは
照れ隠しのようでもあり、安堵のようでもあり、同時に無邪気な喜びのようでもあった。

「えへへ」

上気したあひるは一瞬目を細めて満面の笑みを浮かべたかと思うと急に穏やかな
面持ちになり、ふぁきあにそっとキスを贈った。短くも柔らかいキスを。そして
あひるは再びふぁきあを見つめるとしてやったりという笑みを浮かべた。すると
ふぁきあやれやれという面持ちで肩をすぼめると、急に片腕をあひるの首に添えて
引き寄せた。
837覗き 26:04/05/28 01:13 ID:dMVb/mU9
そしてあひるが目を閉じたのを合図にふぁきあは情熱的なキスを贈った。やがて
互いにむさぼり合うような長いキスを終えるとあひるは大きく一つプハーと息を
付いて脱力し、ふぁきあにもたれかかった。そしてあひるは顎をだらしなく
ふぁきあの肩に載せると喋り始めた。

「相変わらず最初の一回は激しいねぇ。まだ膣 (なか) でピクピクしてるよ。
 よっぽど我慢してたんだ、ね? ふぁきあ。」
「ふん、人のこと言えるか。」

ふぁきあはあひるの頭を優しく撫でてやりながら、ぶっきらぼうさを装った口調で
あひるのからかいに応えたが、その声には微笑ましいほど色濃く照れ隠しが混じって
いた。そんなふぁきあの様子に、あひるは意地悪そうなニヤニヤ笑いを浮かべた。
ふぁきあは笑われていることを知ってか知らないでか、照れ隠しにしかめ面を
(とはいえ、どう見ても嬉しそうな面持ちで) 浮かべると「ふんッ」と一つ鼻で
息を付いてそっぽを向く。あひるはそんなふぁきあに寄り添うように首を傾けて
密着すると、幸せそうな面持ちでクスクス笑った。

二人は何も語らずしばらくそのままでいたが、やがてふぁきあが思い出したように
あひるをひょいと持ち上げて、あひるの胎内から未だ屹立したままの自分のモノを
抜き取った。ふぁきあはあひるをテーブルの端に腰かけさせると、避妊具を片付け
ながら話し始めた。

「まあ実際我慢するの大変だったんだぞ。」

あひるはニヤニヤしながら脚をぶらぶらさせている。
838覗き 27:04/05/28 01:14 ID:dMVb/mU9
「そだね〜。今日学校で話しかけてきたときなんて凄かったよ。『ピザ屋さんで
 待合せ』くらい口で言えば良いのにさ、いかにも『もう我慢の限界だっ!』っ
 て顔してあんなことするもんだからぴけたち誤魔化すの大変だったんだよ。」

身ぶり手ぶりを交えながら話すあひるを見て追跡者たちは学園でふぁきあが虚空に
描いてみせた円がピザの意味だったことに思い至った。それはともかく、あひるは
どうやらふぁきあの口調や表情を真似るのが得意らしい。追跡者たちの目には、
ふぁきあの真似をするときのあひるは眉毛が太くなっているように見えたほどだった。

ふぁきあは結んだゴムを屑入れに叩き込むとテーブルわきの椅子に腰かけ、自分の
太股をポンポンと軽く二つ叩いた。するとあひるはテーブルから飛び降り、改めて
ふぁきあの膝の上に座った。ふぁきあは自分に背を向けて膝の上にちょこんと
乗っているあひるに覆い被さるようにして抱きつくと、あひるの躰をまさぐりながら
話を続けた。

「仕方がないだろう。一週間近くもお前に触れられなかったんだぞ。今週は邪魔が
 入ってばかりで一回もキス出来なかったんだぞ。連中の前で抱きつかなかっただけ
 凄いと思えよ。あ! それとも何だ、お前は平気だったのか?」

ふぁきあは言葉の合間合間に、あひるの頭部から肩にかけてキスを贈り続けた。
あひるは自分の肢体をまさぐり続けるふぁきあのやや無骨な手と不規則に降ってくる
キスをくすぐったがりながらも、穏やかな笑みを浮かべたまま会話を続けていた。
839覗き 28:04/05/28 01:16 ID:dMVb/mU9
「平気なわけないよ。でもさあ、あたしはふぁきあみたいに目を血走らせて
 『触らせろー』って睨みつけたりなんかしないもーん。」
「う。そんな古い話を持ち出すなよ、あひる。あの頃は寮生活に戻ったばかりで
 お前と離れて暮らすのに慣れてなかったんだからな。」
「へーえ、じゃあ今は慣れたんだ。」
口を尖らせ、拗ねてみせるあひる。
「ばーか、慣れてねぇよ。そういうあひるはどうなんだよ。」
「えへへ、実は私も。それにしても学校もケチだよね〜。人前でいちゃつくなとか
 婚約してること秘密にしろだとかさ、別に良いじゃんそれくらい。そりゃみんなの
 前でキスしようとか思ってるわけじゃないけどさ、だからって婚約者とキスするのに
 こそこそ隠れなきゃいけないって、変じゃない?」
「そう言うな、あひる。世間一般の目からすれば俺達はまだまだ若すぎるんだからな。
 まあ、お前には年齢なんてあって無いようなものだけどな。第一、カロンが俺達を
 認めてくれてるのだって、俺達の絆が学園でゴシップネタになってるような他の
 『恋人』達のそれとは違うって理解してくれてるからだろ。けれど学園の連中に
 俺達の絆を何て説明する? 無理だ。祝福されるどころか今より大げさに冷やかされ
 たり、つまらない嫌がらせが増えるのが落ちさ。それにお前のあの物騒な
 『お友達』にバラさなくて良いから都合良いんじゃないか?」
「うーん、そんなものかなぁ? それに二人のことは心配ないよ。ああ見えても
 ちゃんと私のこと大切にしてくれてるんだよ二人とも。そりゃぴけはふぁきあの
 ことが好きだしりりえは時々何考えてるんだかわからないから、本当のことを
 教えたらその場はなんか凄いことになるかもしれないけどさ。けど、きっと
 二人とも私たちのこと祝福してくれるよ。」
「そう…なのか?」
840覗き 29:04/05/28 01:17 ID:dMVb/mU9
首を捻るふぁきあを見ながら追跡者たちはなんとなく理解していた。二人の関係を。
二人がなぜ自分達の関係を隠すのかを。二人が恋人ではないと主張する理由を。
そして、あひるの自分達に向けた信頼を。追跡者たちは興味本位で二人の後を
こそこそつけまわしたことを今更ながらに恥じ、目の前の嬌態を覗き見することに
(りりえでさえも!) 罪悪間を覚えたのだった。そして「覗き見の罪悪感」を覚えた
その殺那、二人は自分達が壁の一部として「中の二人を見守って」いるのではない
ことを唐突に思い出したのだった。

そうこうする間にあひるたちは何かスイッチが入ったようだ。長いキスをしたかと
思うとふぁきあがあひるをお姫さま抱っこし、避妊具の箱だけを持って奥の部屋に
行ってしまったのだった。奥の部屋の扉がパタンと音を立てて閉められた直後、
二人の追跡者は小屋の外から内部を覗き見している自分を発見した。

「…帰えろっか。」
「…そうね。そうしましょ。」

ぴけとりりえはそれ以上覗きを続ける気にはならず、この不思議な空間を逃げる
ように後にした。二人は金冠町の門をくぐるまで無言だった。気付けば夕刻で、
寮の門限に間に合うかどうかの際どい時刻だったが、あの敵意に満ちた森を抜け
出してから先、二人は道を急ぐ気にはなれなかった。
841覗き 30:04/05/28 01:19 ID:dMVb/mU9
「ねえ、これからどうする?」
「どうって?」
「あひるのことよ。決まってるじゃない。」
「…今まで通りにしましょ。切札は最後まで握っていた者が勝つのよ ♥」
「…そうねぇ。あひるが自分から言うまで待ってあげるか。」
「うふふ、私達に知られていることを知らないあひるは今までより可愛く見える
 わよ。週明けが楽しみだわ ♥」
「あんた、恐いよ。でもさあ、あそこ何か変だったよね。あれって本当のこと
 だったのかな?」
「さあ? でもあの二人ができてるのは本当よ絶対。
 ええ、ええ、そうに決まってるわ、そうに決まってるのよ。
 見たでしょあの幸せそうなあひる。あんなのあひるじゃないわ!」
「どっちだよ。」

結局二人はぎりぎりで門限に間に合い、寮母から叱責される憂き目には逢わずに
済んだ。夕食のメニューが思い出せないほど二人は動揺していた。やがて就寝時間に
なっても昼間見た光景が脳裏に浮かび目が冴える一方だった。そして、考えれば
考えるほど昼間感じた躰の火照りを感じ、内なる性的な衝動を (多少の罪悪感と共に)
自覚させられるのだった。…そしてぴけとりりえは、図らずも同じ夜に、生まれて
初めての自慰を経験したのだった。
842覗き 31 (後日談 1):04/05/28 01:22 ID:dMVb/mU9
明くる月曜の朝。金冠学園女子寮にいつも通りの朝が訪れた。

「あひるー! そろそろ行くよー!」
「早くしないと遅刻よ ♥」
「うん、今行くー!」

がちゃり。あひるは友人達の呼びかけに応えて勢い良く自室から飛び出した。
いつもと変わらない日常。代り映えは無いけど大切な一日が始まる…って、二人の
様子がいつもと違うような…あれ? ぴけが難しい顔してて、りりえが意味深に
視線を逸してる (恐いなぁ) よ。

「あひる、やるじゃん」

ぴけはそう言うと、バシンッ! と廊下に派手に音を響かせてあひるの背中に喝を
入れた。え? 何? 何?

「そうね、やるわね、あひる。驚きよ。」

ひいいい、そのおどろおどろしい口調は止めて〜っ (涙)

「って、何が? 別にすっごく早起きしたわけでもないし…」
「ふっ。」
「うふふふふふ…ふっ」

何のことかわからず聞き返すあひるに怪しげな笑みを浮かべて一斉に視線を逸す
ぴけとりりえであった。
843覗き 32 (後日談 2):04/05/28 01:24 ID:dMVb/mU9
頭の上に疑問符が沢山浮かぶあひるを後目に、急にぴけが「普通」に戻った。

「あ、ほら、急がないと。」
「って、今のは何だったの?」
「気にしない気にしない気ーにーしーなーい、ね、あひる ♥」
「ううう」

なんだか良くわからないまま、結局3人揃って仲良く登校するのであった。

----

その翌日、あひるは例によってへまをやらかして居残りさせられていた。その隙を
狙ってぴけとりりえは例の湖に赴いていた。驚くことに、森も湖も、そしてあの
小屋も「普通」だった。何の敵意も感じられない。あのときのあれは一体何だったの
だろうか? 小屋はしっかり施錠されていて、雨戸も閉まっている。勇気を振り絞って
壁の隙間から中を覗いてみたが、何も起きなかったし、特別何かが見えるわけでも
なかった。この間のあれは一体何だったんだろう…。あまりにも特別なことが無さ
過ぎるということが逆に恐ろしい。あひるが自分から教えてくれるまでは黙って
いよう ― 改めてそう思う二人であったとさ。


おしまい
8449:04/05/28 01:30 ID:dMVb/mU9
あれ? 32 レスになっちゃった? まいっかまーいっかまーいっか…

というわけで今回のやつはこんな感じです。
一応かぼちゃパンツものと言えないことはないかと (笑)
本当は 30 レス目の最後の一行に相当することをネチネチ書きたかった
気もするんですが、私には無理でした。ごめんなさい。

それにしても最初は普通に覗かせるつもりだったんですが、
原作者曰く「その後も金冠町は不思議な町」らしいので
アレな設定を突っ込んでみたらアレなことになっちゃいました。ううむ。
845名無しさん@ピンキー:04/05/28 02:08 ID:QkUiTveX
>>844
乙彼です。いつもながら、堪能させていただきました。
リアリティを出すために、水面下の水鳥の足のごとき努力が積み重ねられているのでしょうけど、
それを特段に意識させられることもなく、安心して物語に身を委ねることができました。
今回はとりわけ、一つひとつの場面がアニメ化されて動くのが見えるかのような描写がふんだんに
見受けられ、とても印象的でした。
846名無しさん@ピンキー:04/05/30 23:07 ID:e5/NdLJf
>>9
毎度お疲れ様。二人のラブラブっぷりに萌え死にそう。
そういえば文体が海外小説のそれに似てるにはわけがあるのでしょうか。
8479:04/05/31 12:04 ID:Ckv5WiYi
感想どうもです。

>845 アニメ化されて動くのが見えるかのような描写
私の場合、ビジュアルイメージを書き写すというよりも書いてる間に
ビジュアルイメージが固まって来るって感じだったりします。
なのでそういうふうに見てもらえるととても嬉しかったりします。

>846 二人のラブラブっぷりに萌え死にそう
(某筋からあひるをもっと気持良くしてあげろーという要望があったのは秘密です(w )
>文体が海外小説のそれに似てるにはわけがあるのでしょうか
単に、論述調でしか長い文章を書けないだけかと。
8489 orz:04/05/31 22:37 ID:Ckv5WiYi
あああっ! なんじゃこりゃなミスハケーン
誤*4> 蜥蜴の尻尾
正*4> 蠍の尻尾
なんで今まで気付かなかったんだろう…思い込みって恐ろしい… orz
849名無しさん@ピンキー:04/05/31 23:13 ID:3OQt1mIP
>>848
アハハハハ…読んでてなんか引っかかるなと思ってたけど、
脳内で勝手に「あひるのおさげ」と変換してますた
850名無しさん@ピンキー:04/06/02 02:27 ID:npsm1ivR
あひるのおさがり
851名無しさん@ピンキー:04/06/02 14:50 ID:HixL7kAf
あひるのおしり
ひるさがりのあひる


なんかネタになるようなならないような
852名無しさん@ピンキー:04/06/02 20:26 ID:4l1oGxqC
あ・ひるさがりの情事
 金冠町にある金冠学園に通ってバレエを学ぶ女の子、あひるは
学園の王子様と大人気のみゅうとを不良学生のふぁきあが守っているのを知り、
どんな男性だろうと娘らしい好奇心で探るうちみゅうとと知り合う。
そして、何とあひるはみゅうとに恋をしてしまう!
みゅうともまた、自分の心を取り戻してくれるプリンセスチュチュに魅了されていく。
しかし、チュチュは自分の正体をなかなか見せない。翻弄されるみゅうと。
853名無しさん@ピンキー:04/06/02 21:55 ID:fxvasbAW
あ・昼顔

昼間は金冠町にある金冠学園に通ってバレエを学ぶ女の子、あひる。
平凡でちょっとドジ、バレエもなかなか上達せず、先生に怒られては居残りの日々。
しかし、不思議なことが起きると噂の霧につつまれた湖を訪れてから、
夜はプリンセス・チュチュに変身、憧れの王子の心のかけらを求めて彷徨うようになる・・・

・・・何のヒネリもないな orz


閑話休題

>9氏
原作の最終話の後で、再びあひるが金冠学園に戻って、ぴけやりりえと仲良く過ごすのを
見られるとは・・・ほのぼのしつつも感無量って感じです。
自分は他所でチュチュの二次創作を読んだことがないので余計そう感じるのかも。
854名無しさん@ピンキー:04/06/04 22:08 ID:rKTfCp/N
すごいのごちでした
855名無しさん@ピンキー:04/06/04 23:03 ID:FBHJa9Xt
>>844
通りすがりの者ですが、
「9」様、非常に質の高い小説を読ませて頂き、ありがとうございました。
このようなエロパロ小説の場合、ともすれば『ヤる』ことのみが主眼となり、その他の要素は
おろそかにされがちなものが多いのですが(・・いえ、実はそーゆーのもけして嫌いではないのでスが(苦笑)、)
「9」様のこれは細かい設定やストーリィ展開が非常に丁寧に造り込まれており、かつ
緻密で丁寧な描写で、「エロ」のみならず「お話」そのものも、とても楽しむ事ができました。
月並みな感想ですが、とても面白かったです。
次回作、楽しみにお待ちしております。 ・・それでは。


>> 気付くとふぁきあは本をテーブルに置き、右手でページを手繰りながら左手で
>> あひるの「蜥蜴の尻尾」を弄んでいた。
全く余談ですが、昔、私の妹の髪が長かった頃、よく彼女のおさげを引っ張って遊んでいた事を
思い出してしまいました。・・いや、だからどーだと言われると(^_^;;)。
8569 = Neun ◆c/F5MiK87M :04/06/06 18:12 ID:FPErOexn
感想どもどもー >853-855
やっぱりあれだけ長い髪の毛は有効に使いたいですね。緊縛とか(マテ

>853
ファンサイトめぐりすると、色んなのがあって楽しいですよ。


ところで数字ハンはスレ移行後困る云々という意見もあるので、一応は
コテハンを用意してみるテスト。neun というのはドイツ語で 9 のことです。
トリップはコテハン初使用なので一応付けましたが、今までも特に必要
無かったので、基本的には省略するですよ。
857名無しさん@ピンキー:04/06/07 19:22 ID:LBjMG6lr
本スレではガイシュツなのかもしれんけど、
あひるがあの長〜いおさげをほどいてストレートのロングにしたところを
想像してみた。

・・・結構いいかも。
858名無しさん@ピンキー:04/06/08 23:11 ID:+KQJq7Tl
つくづく本編で入浴シーンが無かったのが悔やまれる。
859名無しさん@ピンキー:04/06/09 00:23 ID:1pWlYq80
アヒルってお湯入っても大丈夫なの?
860名無しさん@ピンキー:04/06/09 00:53 ID:EtzJTqVJ
問題ないっぽいよ。まあ熱湯はだめだろうけどさ。
詳しくはリアル家鴨オーナーのサイト参照。ぐぐるとたくさん出てくるよ。
雛鳥はむしろ水がだめ。保温能力ないから体が冷えてしまう。しかも羽に油分が
足りないので溺れるらしい。
雛鳥ってのは、要するにわれらがアヒルちゃんみたいなちびで黄色いやつだ。


…アヒル、水の上は落ち着く、なんて言ってる場合じゃないかもよ?
861名無しさん@ピンキー:04/06/09 01:11 ID:1k0DKkW9
( ・∀・)つ〃∩ヘェーヘェーヘェー
8629 = Neun:04/06/10 21:45 ID:t21qVUZ/
はふーん、自宅前をリアル家鴨が散歩してたよ! お伴のオサーン引き連れて (汗
めっちゃくちゃ可愛いって。まじで。ふぁきあじゃなくても飼うって。まじで。
がっがっ言いながらお尻ふりふり、飼い主のオサーンに健気についてくんだよ?
なんかきょろきょろしながら歩いてんだよ?

あー、近所にあんなカワイイやつが住んでるって分かっただけでも幸せだ。

>857
あひるの中の人つながりで、あひるをツインテールにしたイラストってのを
見たことがあるよ (「朝霧の巫女」ね)。
863名無しさん@ピンキー:04/06/10 22:05 ID:HleG+Gqe
        ,、-ー‐‐---- 、
    /ヽヘ/  ,、r、-ヘ,、_   \/>-ーi
    ノ  /  ,イリ! /!li ! l! l iヽ,、 ヽ_ノ }
   | >!  /〃|i !l i!|ll ll iノl! ト、 |--<!
   レ' |  |-十+!、i lノ /十+、 l |  ヽ
 ∠、 /r.、l ,ィi⌒ト    t-=-、 !<!ヽノ´
   | V |  ! ゞ_ソ     ゞソ ` l !  |
   |  |.ヽ、!     '     /-' |  |     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |  |  ヽ、    -    , '   |  |   <  本当の私は何の力も無いただのあひる
   |  i    > 、   , ィ ´     .|  |     \______________
   | il   / ヽ   / \    | i |
   | | ,、 '"ヽ.   ヽ /   /`ヽ、 .l lノ
   .l i     ヽ  /   /    |l /
   iヾ、    ヽ/   /      〃
864名無しさん@ピンキー:04/06/14 02:49 ID:oKDgsRHF
>>796
書き込むのが遅くなったけど「気狂いピエロ」観ました。
近所の○タヤに2本あるのに2本とも貸出中で…半額期間中とはいえ人気あるんだな、と (;´Д`)
一週間後、1本だけ戻ってきてて、無事に半額で借りましたが (^^;

一口で表わすのは無理があるけど不条理恋愛ファンタジーって感じ?
こういった作品の系譜は脈々と受け継がれてるもんだと感慨にふけったり。
まぁフランス的なエスプリには頭の回転が速くないと追い付けないとか言うし、
ドイツ文化志向の自分には少々手強い作品でした。
フランス語の音は(意味はわからぬながら)美しいと感じましたが。

ついでに「潮騒」のビデオも借りてみました。山口百恵のヤツね。
あと三島が「潮騒」の下敷きにしたと言われる「ダフニスとクロエ」を読んでみたり。
お話をひねり出すにはまだ何かが足りない気がするんだなァ…
865名無しさん@ピンキー:04/06/16 01:27 ID:0VRaGfNF
>864 少々手強い作品でした。
(´-`).。oO(卓袱台返しされなくて良かった…)
# 途中で見るの止めちゃう人結構いるんだよな…あれ。
シュルレアリズムと同じような理念を持つヌーヴェルバーグの代表的作品なので
ぶっちゃけ「考えるな、感じろ」を地で行くのがよろしいかと。

それはともかく、希望がチュチュのテーマだとすると、あれほどその真逆を
行く作品も珍しいんじゃないかなぁという気がしないでもないです > ピエロ
なので、ピエロとチュチュが融合してSSになったら、凄いだろうなぁ。
866名無しさん@ピンキー:04/06/26 17:38 ID:FTQlbPj+
a
867名無しさん@ピンキー:04/07/06 21:24 ID:tPph26HY
下がってきてるのでageますよ
868Neun(=9):04/07/06 22:20 ID:ae+upJtH
さみしいのでてけとーに小ネタ。
作中時系列の一体どこに当てはめたことやら。無理ですか? 無理ですね? ごめんなさい。

「あひるー、うずらはあひるずら?」
「うえっ?」
突然うずらに問いかけられた謎なぞにあひるはどう反応していいものやら混乱中。
「昨日ふぁきあにベッドでご本を読んでもらったずら。そしたらふぁきあ途中で
 動かなくなったずら。ぐーとか、がーとかしか言わなくなったずら。」
あー、読んでる最中に寝ちゃったのか。ふぁきあ疲れてるのかな?
「5冊目が途中なのに続き読んでくれないずら。酷いずら。」
…5冊目?
「ねえうずらちゃん、ふぁきあが動かなくなったのっていつくらい?」
「お外が明るくなった頃ずら!」
もしかしてうずらちゃんって、人形だから「眠さ」ってわからないんだろうか?
ふぁきあ疲れてたんじゃなくて朝まで本を読まされて疲れちゃったんだね。
「あー、それは大変だったね、あはははは。」
「それでふぁきあに続き読んでって頼んでたらぎゅーってされたずら。」
あー、男の子もお人形とかぬいぐるみとか枕とか抱っこして寝るものなのかな?
「苦しかったずら。逃げようとしたら、ふぁきあ、もっと力一杯ぎゅーっとしたずら。
 それで『離すずらー』って言ったら、ふぁきあ、『あひるー、逃げないでくれ
 あひるー』って言って頬ずりされたずら。朝ごはんまで離してくれなかったずら。
 うずらはあひるずら?」
あひるがその後果てしなくパニックしたのは言うまでもない。


869名無しさん@ピンキー:04/07/06 22:56 ID:Sx9KDMlU

( ´-`).。oO( よかった…いよいよ誰もいなくなったかと思ってた )
870名無しさん@ピンキー:04/07/07 13:52 ID:Y5j8LqCQ
萌えっ!
871Neun(=9):04/07/08 09:04 ID:APniZsNF
3Dあひるキター!!

さて、ハードSMはよくわからないっていうかふぁきあひでそれは想像つかないんだけど、
ふぁきあはソフトSMならやりそうな気がする。
手始めはあひるの蠍の尻尾おさげで緊縛。これだね。
身体の自由を奪われ、ふぁきあがいつもよりちょっと怖く見えて怯えるあひる。
不安に表情は曇り、目には薄っすらと涙が浮かぶ。
そんなあひるを安心させるように優しく語りかけ、涙を嘗めながら
いつもよりもゆっくり丁寧に、そして執拗に愛撫するふぁきあ。
でも決して緊縛からは開放しない。そんな感じ。

さて、一口におさげ緊縛といってもいくつか考えられる。
後ろ手に縛る (ような感じで巻きつける ― 以下同様)。
胸の前で縛る。
猿轡。
そして禁断の首輪。ふぁきあくん、もう独占欲丸出し。
涙ぐむあひるを見て嗜虐心に火が着き、始めは軽く首に回していただけの
おさげを絞めつけてしまう。
恐怖の虜となったあひるが拒絶するその刹那まで…

と、一時間かけて3Dあひるの首におさげを巻き付けつつ妄想させていただきました。
872名無しさん@ピンキー:04/07/08 21:26 ID:zs4R8XjW
まぁ首に巻くくらいはちょっと髪の長い人ならできそうだけど。
首周りは性感帯でもあるし(違
しかし手首を縛れるほど長い髪となると、その存在自体が罪だと思うね。
サムソンとデリラじゃないが、男の心を縛らずにはおかないだろうな。
873名無しさん@ピンキー:04/07/08 22:20 ID:APniZsNF
首輪プレイにおける縛る側と縛られる側の意識の差とそれに伴うごたごたは、
ふぁきあのようにイタいシチェーションの似合うキャラをいぢるには
もってこいのネタだと思うんですよ、エエ。
871 には書き忘れましたけど、きっとそういう状況に至ればふぁきあは
あひるの人格を尊重しているつもりでその実、自分の中の「あひる」のイメージを
本人に押し付ける、半ばお人形遊びの様相を呈すると思うんですよ。
さすがは泥爺の子孫(w
で、あひるはそのことをはっきりとはわからないまでも本能的に感じ取り、
優しくされればされるほど寂しさが募って以下略

とまあ、かくも魅力的なおさげ緊縛はいつかSSにしたいネタだと思い続けて早1年(w

>サムソンとデリラじゃないが、男の心を縛らずにはおかないだろうな。
サムソン&デリラにそんなネタあるんですか?
サムソン&デリラはチュチュでおなじみのサンサーンスが作曲したバッカナールしか
知らないものでしてハイ。
874名無しさん@ピンキー:04/07/09 00:06 ID:r+CabNrI
サムソンはデリラに心を奪われて、怪力の源である自分の髪の毛を切られてしまう…という話だったような。
デリラの髪の毛に縛られるという話じゃないです、ハイ。
875名無しさん@ピンキー:04/07/09 19:43 ID:0rYO+cPt
なるへそ。
遅ればせながらぐぐってみたら懇切丁寧な解説を見付けましたよ。
で、思ったことはといえば「サムソンの髪の毛でデリラを縛ったら嫌だなぁ」 orz
まあ、デリラがワセリン塗っててっかてっかなマッチョじゃなければ O.K. かなー
って気もしないではないですが (謎)
876名無しさん@ピンキー:04/07/10 01:14 ID:51rW3fXt
カ、カ、カテキン500は…を思い出しちまったよ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
877名無しさん@ピンキー:04/07/19 00:12 ID:jzfj5y4E
えーと黒王子×チュチュキボンぬ
878名無しさん@ピンキー:04/07/19 02:40 ID:SFwT0/Rf
カプ指定だけでは萌えスイッチが入りません…スマヌ
879名無しさん@ピンキー:04/07/19 16:03 ID:Um08CLBo
じゃあこういうのはどうだろう?

黒王子に押え込まれてしまったものの、アヒルに戻ればなんとか逃げられそうな
状況だが、正体を知られたくない一心で逃げ出せず、結局良いように弄ばされて
しまうチュチュ。
880名無しさん@ピンキー:04/07/20 00:18 ID:V188pwj1
つまらんことに拘ってるのかもしれんけど、登場人物の動機がしっかりしてないと、
只の首のすげ替えエロになってしまいそうで。
黒王子にチュチュを襲うほどの動機があるのか?
てゆっか、白でも黒でも王子に性欲はあるのか?(それを言っちゃあオシマイだ…)
881名無しさん@ピンキー:04/07/20 01:53 ID:TCzBY1eG
あり?『黒王子』ってみゅうとのことなの?
プロモ版ふぁきあのことじゃないの?
882Neun:04/07/20 02:01 ID:ZWnaCzul
>黒王子にチュチュを襲うほどの動機があるのか?
そこはほれ、SS作家の腕の魅せどころということで。
黒王子は欲求不満の塊みたいなモノだから切っ掛けがあればなんとでもなりそう。
まあ、正規ルートからは完全に外れちゃうだろうからそこが問題と言えば問題かもね。

ところで私はこのスレの最初の方にあるやつより魅力的なのを思い付かないので
とりあえずはネタ帳に放り込んで寝かせときます。
883名無しさん@ピンキー:04/07/20 02:05 ID:TC28jGlv
>>881
それいい!
だれかプロモ板ふぁきあ設定でよろ
あのキスシーンはもえだった
884名無しさん@ピンキー:04/07/20 02:07 ID:ZWnaCzul
うお、sage 忘れたスマソ

>882
そういや>877のはどっちのことでしょね?
ジュディー・みゅうと・オングとプロモ版ふぁきあのどちらも黒王子って
呼ばれてるみたいだしなぁ。
私は基本的に前者の意味で使ってますけどね。
885名無しさん@ピンキー:04/07/20 02:09 ID:ZWnaCzul
ガーソ、今度はアンカー間違えた。欝。
>884 文中の >882 は >881 の間違いということでよろしく。
886名無しさん@ピンキー:04/07/29 00:38 ID:/oeQUKlx
圧縮が近いかもしれないそうなのでsage保守
887名無しさん@ピンキー:04/07/30 20:35 ID:tJZlC6Ci
臨隔絵板でクレールのおっぱいぽろりが グハッ
888名無しさん@ピンキー:04/07/30 21:43 ID:WgDMaGgt
りんかくえいた???
889名無しさん@ピンキー:04/07/30 21:47 ID:tJZlC6Ci
てけとーに一文字省いてぐぐってみるよろし。
890名無しさん@ピンキー:04/07/30 22:45 ID:tJZlC6Ci
おおっと、よく見たら次のページにあひるもいたよ。
上半身しか描かれてないけど、こりゃ素裸だな。
891名無しさん@ピンキー:04/08/01 01:18 ID:i+C7SzcS
>887,889
一文字省くってか、なんか違う。「隔離板」でしょ。
892名無しさん@ピンキー:04/08/01 23:53 ID:Ce3XNVtT
>>891
やっと見られたthx
893名無しさん@ピンキー:04/08/02 19:55 ID:OeyibCMF
>891
>>892に同じthx
894名無しさん@ピンキー:04/08/04 00:40 ID:XT0fmTFR
なんかbbspinkの即死/圧縮基準が変更された。らしい。との噂。現在のスレッド数493。
いつ圧縮が来るのか、これまでの基準が通用しないかもしれないので、よく分からない。
まぁどんなに注意してても落ちるときは落ちるので仕方ないんだけど。

ひとつ質問があります。自分が知る限り、このスレがどこかの保管所に収められたという
話は聞いたことがない。もし落ちた場合、html化も進まない昨今、どこか保管を引き受けて
くれる場所の心当たりはないものでしょうか。
895名無しさん@ピンキー:04/08/04 09:46 ID:kBkJzeFK
>>894
SSの保管ってことなら、
http://sslibrary.gozaru.jp/
の管理人さんにお願いすると保管してくれるかもしれない。

スレの保管ってことなら、
http://hhh111.s4.x-beat.com/
の管理人さんが保管庫作ってくれる。
一時保管でいいなら、同じ管理人さんがhtml化されるまで
http://eroparo.e-city.tv/
に全部のスレ保管してくれる。
896neun (=9):04/08/04 15:11 ID:Np+vBZ9s
ここの dat はうちで保管しても構いませんよ?
SSの個別保管は >895 で紹介されてる保管庫を利用するのが吉ですな。

# うちのサイトは、私のハンドルと tutu でぐぐれば一発で見つかります。
# 一見して英語サイトのように見えるのは仕様です。
# リンク先に迷惑がかかると困るのでアドレスは曝しませんのでよろしく。
897名無しさん@ピンキー:04/08/05 19:32 ID:gvp8PA7x
Neun氏のサイトで保管してもらう、に一票。Tutu Web Ringにも加入してることだし。
ただ保険として>>895氏の紹介してくれたどれかのサイトにも依頼すべきかも。
898neun:04/08/05 20:39 ID:BXXkWF0c
bbspink のスレ圧縮設定が従来の 500→400 から 800→700 に
変更されたとかなんとか。圧縮までまだまだ余裕ありですね。
詳細は情報室スレをチェックのこと。

>897
(一行目後半のような) ヨソサマに関わる固有名をそのままずばりの形で
2ch/bbspink に書くのはちょいとばかりアレなので避けてくださいましな。

ところでうちにdatを置く場合と保管庫に置く場合とでは利用者層に違いが
出てくるはずです。うちに置くのはすでに既定方針のつもりですが、
それはそれとして保管庫に参加するのが公共の福祉ってものじゃないかなと
思います。
899名無しさん@ピンキー:04/08/05 20:45 ID:gvp8PA7x
>>898
>(一行目後半のような) ヨソサマに関わる固有名をそのままずばりの形で
ははぁ。特定サイト名でもないのに、そこまで神経質に受け取る人もいるのだ、と認識させていただきました。
とすると、仮にdatを保管してもらうにしても、そのことを次スレのテンプレ等に明記するのは不可、でしょうね?
900名無しさん@ピンキー:04/08/05 22:46 ID:BXXkWF0c
>特定サイト名でもないのに、
…ええと、何か勘違いしてらっしゃいませんか? 特定してますよ。

> とすると、仮にdatを保管してもらうにしても、
> そのことを次スレのテンプレ等に明記するのは不可、でしょうね?
うちのアドレス直張りは避けてほしいですが、まあそこはそれ。
今回のようなやり方もあるし、必要ならdat保管だけ別アドレスにする手もあるし、
なんとでもなりますよ。
901名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:02 ID:gvp8PA7x
>>900
う゛〜ん。私の知識不足か?
Web RingというのはMLとかBlogと同じで一般名詞と思ってました。
902名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:41 ID:bdK86Hfg
と言うか、2chというものを分かっているはずなら
何故その名で外界と関ってるのかが不思議だ
903neun:04/08/06 00:03 ID:OBzOMQ/R
そろそろID変わる時間か…
>901
>Web RingというのはMLとかBlogと同じで一般名詞と思ってました。
それはその通りかと。ただ、三つの単語でぐぐると以下略なのはアレだなぁと。

>902
私はヨソサマに迷惑がかからなければそれで良いんですよ。
まあ、スクリプト荒らしの類が来るようなら外部リンクは一部を除いて
外すことになるでしょうけどね。
904名無しさん@ピンキー:04/08/06 00:10 ID:OSCS/aP9
なんか荒れる元を作ったようで申しわけない。
次にこの話題を取り上げる機会があれば表現を工夫します。
905名無しさん@ピンキー:04/08/07 20:08 ID:R1GDXI1J
>>896
>ここの dat はうちで保管しても
datを保管、てのは、通常のブラウザで読める形では置かないってこと?
906neun:04/08/08 05:06 ID:7VPQJwaq
html 化したものですか? 置いても構いませんよ。
その件はちょっと思うところがあって悩んでますが、まあなんとかなるでしょう。
なお、dat も html も、一切改変が無い状態での配布になります。
907neun:04/08/13 21:41 ID:iqoix9KI
アダルト可な無料サーバでお勧めなところがあったら教えてください > all
908名無しさん@ピンキー:04/08/19 01:59 ID:HZ/sLjF9
>>neun氏
ttp://f43.aaacafe.ne.jp/~sils/

ここで紹介されてる無料鯖はどうだろうか。
909名無しさん@ピンキー:04/08/19 03:23 ID:epys2cZj
>908
Thx. よくまとまってますねそこ。
ログ置場のこともありますが、年齢制限版コンテンツをごっそりとロリポから
移動させたかったので、助かります。
自分でも ttp://tadamono.to/ で探していたのですが…
エントリが多すぎて疲れてしまいました (汗
910neun:04/08/22 22:05 ID:fKfBnJkk
ログ保管用のページ作りました。
もっとも、現状だと単なる現行スレへのリンク集なんですけどね。
neun9.sakura.ne.jp/threads/thread_index.shtml

ハァハァの過去スレの処理はしばらくお待ちあれ。
911名無しさん@ピンキー:04/08/22 22:14 ID:t/Mo8IkQ
>>910
おチュ
912neun:04/08/23 03:37 ID:AdNGQcR/
>910 現状だと単なる現行スレへのリンク集なんですけどね。
眠れなかったのでハァハァの過去スレ関係処理しておきました。
初代ハァハァスレの完全な dat をお持ちの方は連絡願います。
913名無しさん@ピンキー:04/08/23 13:10 ID:JwVPIiZc
>912
メル発射しますた ノシ
914neun:04/08/25 15:49 ID:bd3fuKaU
私信で申し訳ないですが…913氏、返信届いてますか?

あー、そろそろ塩漬けになってる新作をなんとかしたいなぁ。おふろーッ!
915名無しさん@ピンキー:04/08/28 23:37 ID:7mXrXf/w
●持ちだったのを思い出し、初代ハァハァスレのログを取得してみたところ
983レス目でdat落ちしたモヨンです。

>>914
新作お待ちしてますよ。
916neun:04/08/29 18:09 ID:YUWyRS+V
>915
Thx*2!
そうですか、途中で dat 落ちしてましたか…
917名無しさん@ピンキー:04/08/31 06:39 ID:MoJ91UH+
いつの間にか一番下がってるな。
圧縮が無いとわかってるから気にしないけど(w
918名無しさん@ピンキー:04/09/01 15:50 ID:yUg9ka/8
a
919名無しさん@ピンキー:04/09/03 00:31 ID:a0knLILQ
初めて来ました・・
マイナーだと思ってたけど、こんなスレがあるなんて!
めちゃ幸せ〜
920名無しさん@ピンキー:04/09/04 03:19 ID:IaodHjVS
>>919
いらっしゃいませ。月並みですが、今後ともどうぞよろしく。
921名無しさん@ピンキー:04/09/10 04:17 ID:/yRREG/+
保守。
922名無しさん@ピンキー:04/09/15 04:02:42 ID:HRsqAmqm
ネタ無し保守が続くのは少々心苦しいけど…
920 超の現状だと、SS が二つくらい連続で投下される状態でないと
このスレ消費して次スレ建てるわけにはいかないよな。即死しちゃうから。
どうしたことか。

まあでも一つだけ言わせてくれ。
寝てる時に机の方を見ると、飾ってあるガシャのチュチュフィギュアを
見上げることになるんだけど、寝ぼけ眼で見る分にはパンチラというか
パンモロのように思えて意外とエロい。
923名無しさん@ピンキー:04/09/19 01:23:55 ID:wfxcQqmC
同じくネタなしで恐縮だけど…

現状では次スレの需要があるかどうかさえ微妙だ。

誰か新作の予定はないんですか?
あればぜひ教えてほしい。

週一回保守するとして、あと一年くらいの間に結論を出さないといけません。

あー自分は半年くらいは無理でしょう。スマソ…
924Neun:04/09/19 04:40:27 ID:wOYEMpLx
現状で、ここに投下予定のモノは一つあります。
でも、一つしか無い上に執筆途中で止まっちゃってます(汗
保守に関しては、可能な限りネタ保守したいですね。
いつぞやみたいに「今日のお題」とかやってみようかな?

他のスレ見てると連載形式で長いの書いてる人とかいて凄いなーと思いますよ。
私は最後まで書いてからじゃないと恐くて投下できない質なので、一旦手が止まると
なかなか復帰できない…

それはともかくとしてですね、ワタクシ自分の作品だけでスレを埋めたくないので
どなたか新作プリーズ m(__)m
925名無しさん@ピンキー:04/10/02 23:32:55 ID:eA1sXQUq
保守
926名無しさん@ピンキー:04/10/20 13:18:35 ID:fnS7OmdV
保守
927名無しさん@ピンキー:04/10/23 23:45:24 ID:hRcO4VDD
そろそろ堕ちそうで怖い
928名無しさん@ピンキー:04/10/25 00:47:22 ID:KTDL3xgE
まだ総スレ数500台前半だし、980 まではまだまだあるから大丈夫だよ。
929名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:09:45 ID:sfDpTilU
アニメ板が懲罰板 (ex5) 送りになっちゃいましたねぇ。
こっちよりもむしろ本スレとハァハァスレの方が危険ですぞ。
930名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:10:19 ID:SDPHlyQl
ほしゅ
931名無しさん@ピンキー:04/11/14 11:41:38 ID:VQzwqK+7
保守
932名無しさん@ピンキー:04/11/17 23:59:28 ID:1Y5j6MLI
大丈夫なのか?>アニメ板
933名無しさん@ピンキー:04/11/19 13:44:05 ID:2XL++onK
アニメ板分割に伴い本スレ、ハアハアスレがそれぞれ新しく立ちました。

新本スレ
〜 プリンセス・チュチュ 20.AKT 〜
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1100820607/l50

新ハアハアスレ
プリンセスチュチュ あひタンハァハァ
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1100838109/l50
934名無しさん@ピンキー:04/11/23 09:30:53 ID:7P8BS0Pm
このところ「1ヶ月以上、AA、広告又は保守レスだけになったスレはスレストしてよい」
との管理人発言を盾に次々と削除依頼が出されています。

正直、このスレが存在意義を失ったのなら、沈んでも仕方ないかとは思うのですが…

自治スレあたりで取り上げるべき問題なんでしょうかねぇ。
935名無しさん@ピンキー:04/11/24 17:16:42 ID:uD0kAfC9
なくなってしまうのは悲しい。しかし書くことがないといういたたまれない気持ちを
抱いた人が何人かこのスレにもいるのですよね。自分もそうですが。
どうにかできないものか
936neun:04/11/25 00:59:45 ID:49F1BLMN
書くことがないわけじゃないんですけどね。
私の場合、集中して一気に書き上げるというスタイルから脱却できないときついかもです。
無理は承知で連載モノやってみようかなぁ?
まだ多少あるハズの時間的余裕を使ってここで連載するに相応しいネタを探してみるかな?
937名無しさん@ピンキー:04/11/25 02:06:49 ID:NKl4k9An
削除依頼ラッシュはいったん止まっているので、様子見ですが、
再開されない限り、時間的余裕はあるのでしょうね。

書けないときはどうやっても書けないものなので、それは仕方ない。
ある程度、人が多ければ、よさげなシチュが提示されることも期待できますが。
とにかく自分は内面を充実させる努力を続けようと思います。
いつかまた書けるようになることを目標に。
938名無しさん@ピンキー:04/11/25 14:12:42 ID:dXAamFs/
書き手の方々、待ってますのでがんがって下さい
939名無しさん@ピンキー:04/12/18 01:40:25 ID:12obxmMy
落ち帽子
940名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:46:47 ID:HGFZbGvg
書きかけだったファイルを見つけたので、落ち防止を兼ねて投下。
※エロないです。すいません。甘々ですらないです。ただの妄想設定考察話といった内容です。
本来ふぁきあひの序章だったんですが、続きを書くかどうか分からないです。
どうしようもない文の投下でごめんなさい。
みゅうチュチュ(エロ)のファイルもあったので、形にすることが出来ればそのうち投下します。
941名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:49:00 ID:HGFZbGvg
いつの頃からだろう。俺は気が付けば一人の少女を好きになってた。
いや、果たして少女と言っていいものか。何ていったってそいつは本当は家鴨なんだ。
だからなのかこの世界での名前もあひる。ふざけている。
ペンダントの力でプリンセスチュチュになったり人間になったり家鴨になったりの三段変形だ。
最初は、みゅうとに心を取り戻させるあいつを敵視してさえいた。
けれど、あいつと協力するようになって、騒がしいとしか思っていなかったその存在が
気が付けば今までみゅうとしか大事なものが無かった俺の心に入り込んで
掻き乱し、困惑させ、支え励ましてくれた。
自分にとってあひるが特別になる理由なんてそれで十分だった。

あいつがみゅうとを好きなのは分かってる。分かっているんだ。
だからあいつが報われるのならその時傍に俺がいなくてもそれでいいと思ってる。
だが最近思う。みゅうとが好きなら思わせぶりな態度を取るなと。
いやこれは俺の被害妄想なんだろう。
だがラブレターを渡してきたり(友達のいたずらだったらしい)
停学明けの俺に演劇部の手伝いを薦めてくれたり(同情かもしくはただの親切心なんだろうきっと)
レーツェルを見て動揺したり(勘違いか…)
俺のことを少しは意識してるのか?と思えば、みゅうとみゅうとみゅうととわずかな希望を打ち崩す。
「何なんだ…」
思わずため息もつきたくなる。けどただ単に俺があいつを好きだから
精神的に振り回されているに過ぎない、と理性が告げている。
だが恋に狂っている脳は自分の都合のいいように、あひるの行動を錯覚して別のことを考えている。
942名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:50:42 ID:HGFZbGvg
一途にみゅうとのために頑張り
時折自分の使命と好きという気持ちを再認識し再燃しているその姿を
まるでそう自分に思い込ませているようだと。

…なんて馬鹿な妄想だ。そんなことを考える自分の方がどうかしている。
だがこの町の仕組みを知ってしまってから、その妄想が付いて離れない。
「ドロッセルマイヤー…」
この町の支配者は、どこまでを支配しているのだろう。
果たして人の心まで操ることが出来るのだろうか。
「この気持ちも、作られたものに過ぎないのか?」
そんなはずはない、と思いたい。ならあひるの気持ちだって本当ってことになる。
結局はただの都合のいい想像…
『私を呼んだかい?』
悪寒にも似た戦慄を感じ、即座に背後を振り返った。
自分しかいないはずの私室。だがこの瞬間、目の前には確かに派手な姿をした老人が存在していた。
「おまえは…」
「たった今お前が口にしていた人物、そう物語の主、ドロッセルマイヤーさ」
芝居がかった口調と身振りで老人は名乗った。
「何しにここに現れた?!」
正体の掴めない不安定な感情を抑えきれず、声量が大きくなる。
「なぁに、私の子孫であるお前へのサービスだよ。」
「サービス、だと?」
「そう、何か悩んでいるようだからねえ。ならその疑問に答えてやろうと、やってきたのさ」
943名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:52:45 ID:HGFZbGvg
本当なら姿を現す必要はないんだがね、とドロッセルマイヤーは笑った。
つまりその余分な行動が、子孫であるということに対しての『サービス』であるらしい。
「何故わざわざ教えに来た」
「その方が面白いからねえ」
「面白い?」
眉をひそめて復唱する。
「そう、物語は面白くあるべきだ。そのためになら時には少しの真実を教えもする。」
「本当にそれだけか」
「おやおや疑り深い。まあいい、信じる信じないはおまえの勝手だ。それで何か聞きたいことはあるかね?」
恐らくこちらが聞きたいことなど分かっているだろうに。
頭の中で考える。果たして聞いたところで本当に真実を語るのだろうか。
そもそも罠である可能性は高い。ただの親切心から疑問を解消してくれるような存在ではないはずだ。
ドロッセルマイヤーは何を企んでいる…?
「はー、やれやれ仕方ない。ではこっちが勝手に話すとしよう」
こちらが考えあぐねていると、大仰にため息をついて勝手なことを言ってきた。
「待て、俺には聞きたいことなんて…」
「本当に無いのかい?」
2mくらい離れていたはずだった。しかし一瞬にして、ぐるぐるとした瞳孔が眼前に現れた。
息を呑む。思考が停止し、その目に催眠にかけられたかのように身動きも出来ない。
「本当に…嘘は言わないのか」
「たからいっただろう?信じる信じないはおまえの勝手さね。だが人の親切は素直に受けとってみるもんだ。」
次の瞬間また先程いた場所にドロッセルマイヤーは戻っていた。
944名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:54:36 ID:HGFZbGvg
「では話を始めるとしよう。さあお前は何が知りたい?」
「お前は、どこまで町の人々を支配しているんだ」
「おや、ちょいと的の外れた質問だね。それは本当の疑問じゃないだろう。
お前が知りたいのは町の人々なんて全体じゃあなくて、アヒルちゃんに関してだけだろうに」
「どっちだって同じことだろ。それで、答える気はあるのか」
「ふむ…まあいい。じゃあ順を追って話してやることにしようか」
「さて私が人の感情まで操ることが出来るか。つまるところ知りたいのはそれだろう?」
「…ああ」
仕方なく肯定した。
「そんなこたぁ出来ん。何故ならここは物語でもあり現実でもある。私が物語を書いているのではなく
現実が物語になっている。ま、同時に私の力が現実に影響を及ぼしていることにも間違いはないがね。
しかし感情にまで干渉することは難しい。それはお前自身、身をもって分かっていることじゃないかい?」
レーツェルのことを思い出す。確かにあの時は俺が書いた話とは違う結果になった。
単に俺の力が未熟なのだと思っていたが、違ったらしい。
「しかーしアヒルちゃんに関してはちょっと違ってくる」
「何だって?」
聞き捨てなら無い言葉を言われた。
「どういうことだ。何故あひるにだけその法則が当てはまらない」
「"だけ"ではないねえ。そうそうその点に関して言えばお前も無関係ではない。
まあお前には感情に対する制限はないが」
ドロッセルマイヤーは明らかに動揺しているこちらを見て楽しんでいた。
満面の笑顔を向けて説明してくる。
945名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:56:38 ID:HGFZbGvg
「仕方ないのさ。それはそういう『設定』なのだから。例えばお前は役立たずの騎士という役目だった。
体が二つに裂かれる運命、それをお前は剣を捨て物語から外れることで逃れた。
しかし騎士としてのお前は結局役立たずのまま幕を閉じた。分かるかね?」
「あひるは…プリンセスチュチュだからみゅうとを好きだということか」
「そう!ああいや、勘違いをしちゃあいけないよ。アヒルちゃんは元々命を賭けてもいいほど王子を愛していた。
だからこそプリンセスチュチュになれた。
だがチュチュになるってこたぁ、チュチュの設定と運命にも縛られるってことさ。」
王子と鴉のお話の中にあるほんの数行のプリンセスチュチュのお話。
王子に恋をして、告白して光の粒になって消えた末路。
「チュチュという配役である以上、アヒルちゃんは最低限の設定を背負わなければならない。
プリンセスチュチュにどうしても欠かせない設定、それはもちろん…」
「王子に、恋をしている」
「その通り! 運命に逆らうことは出来るかもしれん。だが設定からは逃れられない。
設定を無くしてしまっては、もうその役ではないからね。心変わりするチュチュなどチュチュではない。
だからもしアヒルちゃんが他の誰かに惹かれたとしても、チュチュである限り
それに気付けないように出来ているのさ。」
俺の気持ちをドロッセルマイヤーは見透かしている。
「それこそお前のように、アヒルちゃんが配役を降りるしかないのさ。」
946名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:58:32 ID:HGFZbGvg
そこまで聞いて、ようやく俺はこいつの真意を理解した。
「…何が親切だ。結局お前は俺に突きつけたかったんだろ。どうにもならない、絶望を!」
ドロッセルマイヤーの笑みが一層深くなった。上がる口角、それが返事の全てだった。
「ひっひっひっ…おやいけない、そろそろ時間だ。」
「待て!!」
それが無駄なことだとどこかで分かっていながら、それでも追いすがる。
しかしあっという間に扉のような時計の向こうに、ドロッセルマイヤーは消えた。
「それじゃあね。わざわざ教えたんだ、少しでも物語を楽しくしておくれ」
残酷な真実を知ったんだからねえ。
そんな言葉が続けて漏れ聞こえてきた気がして、ぐっと拳を握りしめた。
苛立ちと、やりきれなさが、胸の中を支配していた。
947名無しさん@ピンキー:04/12/22 02:35:29 ID:eMdG8DVb
>>940
チュチュという作品の設定を真摯に考察し、自分なりの形を与えようとしている
態度にとても好感を持ちました。やはりこのお話の続きは作者氏にしか書けない
と思います。いつかその日が来ることを祈っています。
948名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:16:03 ID:3T/e5SnA
荒れ狂うふぁきあと、ややピント外れな心配をするあひるのすれ違い……
うーん、続きが気になるところです。
949名無しさん@ピンキー:04/12/31 17:33:19 ID:p2j3mBtx
ハァハァスレがアニキャラ(個別)板からアニキャラ(総合)板に移転しました。よろしく。
プリンセスチュチュ あひタンハァハァ

http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1100838109/l50
950名無しさん@ピンキー:04/12/31 19:40:15 ID:KqEzoXe2
>>949
乙です。

皆様、よいお年を。
951名無しさん@ピンキー:05/01/08 11:27:38 ID:BYYG4ff2

952名無しさん@ピンキー:05/01/22 02:43:07 ID:WGVhErzx
ほしゅ
953名無しさん@ピンキー:05/01/24 03:10:52 ID:+hLbk8KS
あう、板移転してたのね (汗
954名無しさん@ピンキー:05/01/26 20:31:17 ID:eeQ+iDAt
板移転に気付かないってのは、専用ブラウザ使ってて、このスレをお気に入りに入れて
ピンポイントでチェックしてるんでしょうね?
毎回、板のスレッド一覧を取得してれば気付く筈だから。
955名無しさん@ピンキー:05/02/11 00:22:59 ID:SyvJWAGq
ほす
956名無しさん@ピンキー:05/02/19 03:16:44 ID:BQpM3M8q
今更だが452-484のふぁきるう

すっげぇイイ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!
957名無しさん@ピンキー:05/02/23 18:18:58 ID:wp8TU2EL
>>956
同意。
本当に丹精込めて書かれたことがよくわかる。
物語の組み立てがしっかりしてるし。
もちろんエロいし。

もっと感想が付いてもいいと思うんだけど、どうにも住人が少ないようで…

あれから早1年半。

まだまだ終わらせたくはないものです。
958名無しさん@ピンキー:05/03/11 21:35:49 ID:1pQpNuA8
るうちゃんには哀しいエロが良いよね。
まだ黒になりきってない白みゅうとに野外で無理矢理されて欲しい。
ことが終わった後王子混じりのみゅうとに後悔して欲しい。
るうちゃんは乱れた服のまま茫然自失になって欲しい。
959名無しさん@ピンキー:05/03/11 21:45:53 ID:JiiHyvkd
表面は気の強い娘がボロボロにされて打ちしおれる姿にモエって奴ですかね
960名無しさん@ピンキー:05/03/14 01:05:12 ID:4bi8pFWf
 
961名無しさん@ピンキー:05/03/14 01:09:30 ID:IwIG108V
 
962名無しさん@ピンキー:05/03/14 01:13:00 ID:IwIG108V
 
963名無しさん@ピンキー:05/03/14 01:15:11 ID:IwIG108V
 
964名無しさん@ピンキー:05/03/14 01:16:58 ID:IwIG108V
 
965名無しさん@ピンキー:05/03/14 01:18:55 ID:tBqEZ5Vn
 
966名無しさん@ピンキー:05/03/14 01:22:29 ID:ynNX1Lbg
おやおや、こんな辺鄙なスレを落とそうという方がいらっしゃる…

もし落ちたら、自分はすぐには次スレ立てません。
何とか数ヶ月以内に新作書き上げたいと思っているので、投下できるようになったら
立てたいと思います。
その前に立ってしまったら、今のペースではかなりの確立で即死しそうですから。
sakura03サーバは半端でなく即死基準が緩いようですが、それでも即死するスレは
即死しますから。
967名無しさん@ピンキー:05/03/14 01:29:11 ID:qsurWVSe
 
968名無しさん@ピンキー:05/03/14 01:49:35 ID:hG2yyBFH
>>966
楽しみに待ってます!
969名無しさん@ピンキー:05/03/14 02:16:23 ID:Wtd5S3ED
970名無しさん@ピンキー:05/03/14 02:25:00 ID:fClWYV/+
971名無しさん@ピンキー:05/03/17 01:41:45 ID:rsHqHILJ
test
972名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 23:33:35 ID:0RvHVKih
チュチュ久々に見直した。
泣ける・・・
るう×あひる希望
973名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 23:09:59 ID:KaOpdeP4
保守してみる
974名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 01:14:13 ID:DiD7nTOB
保守
975名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 01:28:20 ID:VsKjgXz6
test
976AKAME:2005/05/02(月) 16:00:10 ID:mVaafKEz
みなさんにお願いがあります。よろしければ協力してください。
投票選択の
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「ナルシア(ポポロクロイス)」
「ルナ(ポポロクロイス)」
のどれかを下記のページで選択して投票してください。
http://ribbon.sakura.ne.jp/vote700/tvote.cgi?event=index
977名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 16:24:46 ID:hQMQQEOq

978名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 21:33:44 ID:jh7imI+c
979名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 14:11:01 ID:byiG3jqn

980名無しさん@ピンキー
ume