【強い男を】女が男を倒す[Part2]【強い女が】
「また貴様か!いいかげんにしろ!」
御剣の視線の先には、真紅の衣装に身を包んだ女が立っていた。
薄い生地が身体にぴっちりと張り付き、魅惑的な女体のラインを惜しげもなく披露している。
「ふふふっ。懲りないヤツ」
そう言うと同時に、女が高く飛翔する。
次の瞬間、彼女は御剣の目の前に立っていた。
「あれだけ痛めつけられてもまだ懲りないのか?アレはお前みたいなのが触れていい代物じゃないのよ。
早いとこ諦めて手を引きな。また悔しい思いをしたくないならね」
「なんだと!?相変わらず可愛げの無い女だ」
御剣は歯軋りしながら眼前の女――多喜を睨みつける。
かつて御剣は、ソウルエッジを求める道中に封魔のくノ一と名乗る彼女に完膚なきまでに叩きのめされた経験が何度かあった。
国では「鬼神」とまで呼ばれ、恐れられる御剣が味わう新たな敗北。
自分が負けるのは鉄砲だけだと頑なに信じ続けていた彼にとって、
女に一対一で負けたという事実はかつてない衝撃をもたらした。
それでも諦めずにソウルエッジを求めて旅を続けた御剣であったが、御剣が邪剣に少しずつ近づくたびに
目の前に多喜が現れる。そして彼女の警告に少しも耳を貸そうとしない御剣は、毎度のように叩きのめされていたのだ。
その後、ソウルエッジが破壊されたとの噂を聞いても御剣は諦めようとはしなかった。
それからも旅をしながら、御剣は今まで以上に鍛錬に打ち込んだ。
厳しい鍛錬で自信を取り戻した彼は、万全の状態で再びソウルエッジを求める旅に出た。
だが、そこに再び多喜が現れたのだ。
目の前に立つ、自分の旅路を何度と無く邪魔した女の身体は、完璧といっていいほどの肉体美を備えていた。
大きく柔らかそうな乳房、形の良い張りのある尻、むっちりと肉の乗った太もも・・・。
更には、鍛え上げられた筋肉が適度に乗った脂肪の下から存在を主張し、しなやかな美をもたらす。
男なら誰でもむしゃぶりつきたくなるような至高の女体。
それを隠そうともせずに、逆に薄い生地の衣装で際立たせているのだから、男にとっては堪ったものではない。
御剣もまた、多喜に対して同じような邪な妄想を抱いていた。
今度こそ勝ってやる。そうして、この生意気な女を犯しまくって、よがらせてやる・・・・
多喜に目を付けられ、散々に痛めつけられている彼のそれは、特に強いものがあった。
「ふん、丁度良い。鍛錬の成果、見せてやる!!」
殺気と、そして殺気とはまた別の猛り狂った情念を全身から発しながら、御剣は刀を抜いた。
それを知ってか知らずか、不意に微笑を浮かべる多喜。
「ふふ・・・いざ」
お互いに構えを取り、にらみ合う。
両者ともに隙が無く、摺り足で間合いの取り合いを続けていた。
が、その膠着は御剣によって打ち破られる。
一気に間合いを詰め、斬りつけてきたのだ。
それをすばやい身のこなしで避け、そのまま後に廻る多喜。
攻撃に移ろうとしたが、それよりも速く御剣が振り向きざまの斬撃をくりだす。
紙一重で避けたものの、攻撃の芽を潰された多喜は、一旦離れて仕切りなおそうと試みるが、
御剣はそれを許さず次々と斬撃を繰り出していく。
だが、多喜も慌てることなくそれらをかわし、受け止め、受け流す。
結局御剣の連続攻撃は実ることなく、再び離れた間合いでの睨みあいに入った。
御剣は密かに舌打ちをした。厳しい鍛錬を経てもなお、この女を仕留めることが難しいと実感したためである。
「ふふ、どうした?鍛錬の成果とやらは無駄振りの多さか?ん?」
多喜の方はというと、構えを解いて、いつもの調子で御剣に嘲笑を浴びせている。
いかにも馬鹿にしたかのような言い方と表情に、御剣は頭に血を上らせた。
・・・それが多喜の意図するところとも気付かずに。
「こ・・・この女・・・どこまで俺をコケにしやがる!!」
ギリギリと刀の柄を握り締める御剣。怒りで顔が上気し、目が血走っている。
「もう許さん!ぶった斬ってやる!」
「・・・・・」
御剣の怒声に対しても、多喜は冷ややかな笑みを浮かべるのみであった。
「うおおおおお!」
気合とともに鋭い一太刀を繰り出す。だが――――――
「甘い」
カキィッ!
甲高い衝撃音。次の瞬間、御剣は多喜に背を向ける格好で体勢を崩されていた。
「しまっ―――――」
やられる。恐怖心が御剣の心理を一瞬支配した。とっさに振り返りながら、防御の姿勢をとる。
だが、御剣を待ち受けていたのは腕を組んで自分を見下ろす多喜の姿であった。
その顔には、余裕の笑みが浮かんでいる。
「どうした?臆したか」
「ぬうう・・・!」
あの状態なら御剣に致命的な一撃を加えることも出来たはず。にも関わらず、多喜は攻撃しなかった。
お前など、その気になればいつでも仕留められる。そう言わんばかりの態度であった。
「ちいいいっ!」
再び猛然と斬りかかる御剣。
「無駄だ!」
キィンッ
だが、再び絶妙のタイミングで受け流され、大きくバランスを崩してしまう。
そして、またしても多喜は攻撃に移ろうとしない。ただ、御剣が体勢を立て直すのを冷笑を浮かべて見つめるのみであった。
「こっ、このっ・・・!」
キンッ、・・・キィンッ・・・・カキィッ・・・・
意地になって次々と斬撃を繰り出す御剣であったが、そのいずれも多喜の身体に触れることすらなく、右に左に受け流されるのみ。
多喜もまた、自分に圧倒的に有利な状況を作り出しているにも拘らず、攻撃の姿勢を微塵も見せなかった。
遊ばれている。
御剣がそのことに気付くのにさほど時間は掛からなかった。
ブルブルと身体を怒りで震わせ、多喜にも聞こえるほどの音を立てて歯軋りする。
加えて、変わらず冷笑を浮かべたままの多喜の姿が、余計に御剣を逆上させていた。
「なめるなぁああああ!!」
絶叫して鋭い突きを繰り出す。
・・・・しかし、次の瞬間に地に伏していたのは御剣のほうだった。
「うっ・・ぐぅっ・・・」
脇腹の辺りを押さえて悶絶する。何が起きたのか、まったく見えなかったし、理解できなかった。
ただ確かなのは、多喜が自分の腹部に強烈な一撃を見舞ったということだけ。
やっとのことで顔を上げると、そこには多喜が腰に手を当てて仁王立ちしていた。
その顔からは、今まで浮かべていた冷たい微笑が消えうせている。
「これだけ?口ほどにも無い」
そう吐き捨てると、多喜は御剣の横面を思い切り蹴り飛ばした。
「ぐぉあっ!」
御剣の口から歯が吹き飛び、地面に転がった。
ボタボタと口の端から血が流れ落ち、腕に赤い斑点を作った。
「うっ・・・ぐぅう・・」
それでも刀を握り締める手は緩まず、御剣はゆっくりと立ち上がり、再び構えを取った。
だが、疲労と突然のダメージのせいか、すでに肩で息をしているように見える。
「負けん・・・・負けねえぞ・・・・」
気合をぎらつかせながら御剣が放った一言に、多喜は呆れたように首を振る。
「これで最後よ。・・・・いい加減に諦めな」
「こちとら遊びじゃねえんだ!諦めてたまるか!」
多喜の最後の忠告にも、御剣は応じようとしない。多喜はひとつ大きな溜息をつくと、強い口調で言い放った。
「わかった。そのつもりなら容赦はしない。覚悟!」
その言葉とともに、多喜が構えを取る。次の瞬間、多喜はすでに御剣の懐に潜り込んでいた。
「ちぃっ!」
慌てて間合いを取ろうとする御剣だが、多喜はその暇をも与えずに次々と攻撃する。
消耗した体力では多喜の素早いラッシュを捌ききることは出来ず、次第に多喜の為すがままに痛めつけられるようになった。
体中に痣ができ、足元がふらつきはじめる。特に刀を振るう両腕は集中的に痛めつけられ、
それがまた多喜の連続攻撃への防御を難しいものにしていた。
もはや御剣は満身創痍となっていた。攻撃はおろか、防御もままならず、ただ多喜の連打を浴びるのみ。
変わらないのは闘志だけだが、実を持たない闘志など、多喜の前では無意味であった。
ガツッ!
多喜の蹴りが御剣の顎に直撃する。御剣は仰け反りはしたが、倒れる様子は無い。刀で身を支え、地面を舐めることを拒否していた。
だが、多喜はそれ以上攻め立てようとはせず、忍者刀を鞘に収めた。そして、おもむろに御剣に近寄る。
そのまましばらく御剣の顔を見つめていたが、御剣の眼光が衰えていないことを悟ると、突然平手打ちを喰らわせた。
だが、その程度の衝撃でも、御剣の足元は頼りなくガタつきはじめ、とうとうもんどりうって地面に倒れてしまった。
一度倒れてしまうと、一気に体中から疲労が噴出してきた。
身体を起こそうとしても、痛みと疲れで首を持ち上げるだけにとどまり、
散々に痛めつけられた両腕はもはや自分の体重を支えることもできず、
数十秒間の悪戦苦闘の末、御剣は荒い息を吐きながら仰向けに寝転んだ。
だが、苦痛に目を閉じていた御剣が瞼を上げた瞬間、目に入ってきたのは、
自分とは対照的に汗もかいておらず傷一つ付いていない多喜の美しい顔であった。
多喜が御剣の身体に馬乗りになって、その顔を覗き込んでいるのだ。
(美人だ・・・・)
御剣は自分の置かれている状況も忘れて、多喜の美貌に見とれていた。
「これで、終わりよ」
多喜の宣言にも、御剣はただ、呆けた表情で聞き入るのみだった。
気が付くと多喜の長い脚が首に絡みつき、呼吸を阻害される感覚に御剣は顔をしかめた。
むっちりとした女の肉の柔らかい感触の下に、鍛え上げられた筋肉の躍動を感じる。
目の前には、薄い生地に透けて多喜の股間の茂みが確認できる。
鼻からは女体の甘い香りが入り込み、朦朧とする意識の中で、御剣はむしろ極楽にいるかのような心地よさを感じていた。
ふと、首筋に感じる多喜の太ももの筋肉が膨張するのを感じ取ると、次の瞬間に御剣の意識は暗闇へと落ちていった。
「う・・・むぅ・・・。・・・!!」
御剣は開けた目に光が差し込むや、飛び起きた。
「ぐぉっ!?痛つつつつっ!」
だが、全身に走る痛みですぐに地面に倒れてしまう。そこへ、誰かの足音が聞こえてきた。
「やっと起きたと思ったら、すぐこれか。騒がしい男」
声のほうへ顔を向けると、多喜の真紅の衣に包まれた、すらりと伸びた美しい脚がそこにはあった。
視線を上に向けようとするが、それを待たずに多喜が御剣のすぐ傍に屈みこむ。
「お前に訊きたい事がある」
「・・・なんだ」
「邪剣の欠片を持ってるだろう。渡せ」
「知らん。なんのことだ」
御剣は確かに「なにか」と共鳴する不思議な欠片を持っていた。
そして、多喜の求めるものがそれだということもすぐに理解した。
だが、ソウルエッジ発見の貴重な手がかりとなれば、渡すわけにはいかない。とりあえず、知らない振りをすることにした。
「とぼけるな。私の滅鬼丸が反応してる。持っているはずだ」
「知らんものは知らん」
「・・・そうか。では取引といこう」
「取引だと?」
「そうだ。お前が欠片を渡しさえすれば、お前の望みを叶えてやってもいい」
「望みを叶えるだとぉ?馬鹿馬鹿しい!やってられるか!」
多喜から顔をそむけ、反発の意を示す。だが、それを無視して、多喜は御剣の身体の上に馬乗りになった。
「・・・・・これでもか?」
そう言って多喜が印を結んだ次の瞬間、御剣はぎょっとした。
忍装束が跡形も無く消えうせて、多喜がその極上の女体を全てさらけ出していたからである。
「なっ、なっ・・・・」
「どうだ?私は本気だぞ?」
身体に劣らず艶かしい微笑を浮かべ、御剣の顔のそばに両手を着く。
御剣は目の前で妖しく弾む美巨乳に釘付けにされながらも、やっとのことで口を開いた。
「ちょっ・・・ちょっと待て!俺の望みと、お前が裸になるのとどういう関係が・・・」
それを聞くなり、多喜はくすっと笑って答えた。
「誤魔化してもお見通しよ。お前、私に欲情していたんだろう」
「うっ・・・・」
いつのまにか硬く勃起していたペニスを、布の上から擦りたてられる。
「渡せば、味わってもいいんだぞ?この身体を・・・・」
突然、多喜が御剣の顔面にその巨乳を押し付けた。甘く柔らかい感触に股間の肉棒がますます硬さを増していく。
空いている手で勃起の具合を確かめ、多喜が問い詰める。
「ふふっまた硬くなって・・・渡す気になったのか?」
押し付けていた乳房を離し、御剣の答えを待つ。
「う、うるせえ!お前の言いなりにはならん!絶対に渡さんぞ!」
「・・・持ってるんだな?」
しまった、という顔をしたものの、逆に開き直って御剣はわめきちらす。
「ああそうだ、持ってるとも!だがな、だからってなんだ!絶対渡さんぞ!死んでも渡さん!!」
だが、そこまで言って御剣は口を噤んでしまった。
多喜の顔に、ぞくりとするほど冷たい微笑が浮かんでいたからである。
「そうか・・・ならば仕方が無いな。交渉は決裂だ」
「ふ、ふん・・・・」
「おとなしく渡していれば、極楽を味わっていられたというのに。これからお前を待ってるのは地獄よ」
そう言うと、多喜はすぐに御剣が身に着けているものを脱がしに掛かる。痛めつけられた身体は思うように動かせず、抵抗できない。
「なっ・・・なにを・・・」
驚いて御剣が尋ねる。多喜は、冷たい視線を御剣に浴びせながら言い放った。
「二度と私に逆らえないように、徹底的に責めてやるのよ。快楽が苦痛になるほどにな」
とうとう下帯まで剥ぎ取られ、御剣は全裸に剥かれてしまった。
精神は多喜の誘惑を振り切れても、身体はいまだに抑えがたい情欲に蝕まれていた。
股間の肉棒はこれ以上ないほどに硬く勃起している。
「大方、私を負かしでもしたら強引に犯そうとしてたんだろう。そんなことを二度と考えられないようにしてやる」
そう言って、多喜が御剣のペニスを優しくしごきたてる。
すぐにその動きは激しさを増し、しなやかな指が容赦なく亀頭を、肉棒の竿を擦り上げる。
ただ激しいだけでなく、十本の指が複雑に絡みついて絶妙の快楽を供給してくる。
「うっ!?」
多喜の凄まじい技巧の前に、御剣は早くも我慢汁を漏らしていた。
尿道口がぱっくりと開き、ヒクヒクと蠢く様を見ると、多喜は一旦愛撫を中止し、
髪留めを取り外した。はらり、と美しい黒髪が流れ落ちる。
「覚悟するがいい。たっぷりと狂わせてやる」
そしておもむろに亀頭に口を近づけ、尿道口のみをネロネロと舐りまわし始めた。
「おっ、おぉおおおっ」
激しい快楽に身を戦慄かせる御剣。だが、次の瞬間には、更に大きな快楽の渦が彼を襲った。
「ぐうぉおおおっ!」
多喜の右手には自らの長く美しい黒髪が握られていた。
さらさらとした手触りのその髪をまるでハケのように使って、カリ首を撫で回している。
柔らかい毛先が、容赦なくペニスの泣き所を刺激する、未知の快楽。
尿道口とカリ首という二つの大きなペニスの弱点を同時に突かれ、御剣はあっという間に上り詰めていく。
「ぐっ、ぐあああっ!」
「まだだ。まだ狂っていないだろう?」
愛撫を中止し、冷たく言い放つ多喜。
そして頃合を見て、再び髪と舌で亀頭を責めたてる。
味わったことのない、ネットリとしたしつこい責めに、御剣はすぐさま限界を迎えてしまう。
身体をよじらせ、必死に意識を保とうとする。だが、それも空しく、ペニスの奥からじわじわと射精感がこみ上げてくる。
「うぉっ・・・うぉおおおお!」
「出るのか?ならば果ててしまえ。もっともっと狂わせて、何もでなくなるまで搾り取ってやるわ。ふふっ」
そう言って亀頭の頂点にある割れ目を舐め上げる。そのまま、舌をペニスの中に潜り込ませるように尿道口をほじくる多喜。
ビクビクと肉棒が震え、射精への欲求をアピールする。
「ぐううううう!!」
ドビュルルッ!ビュルルルルッ
とうとう耐え切れずに、多喜の口に向けて大量の精液を放つ御剣。
「んっ・・・」
多喜はぱっくりとペニスを呑み込んで、放出された大量の精液を余さず口の中に受け止める。
しかし、御剣の肉棒が精を放ってなお萎えようとしないのを確認すると、
すぐさま口の中に溜めた精液を御剣のペニスにまぶし、今度は乳房でペニスを挟みこんだ。
「こいつで快楽という地獄を味あわせてやる。何発出せるか、見ものだな。ふふふふっ」
そう言うが早いか、多喜は双乳を交互に上下させて御剣のペニスをしごきたてた。
まぶされた精液が至高の潤滑剤となり、この世のものとは思えぬ圧倒的な快楽に、御剣は再び上り詰めていく。
「うっ!うがあああああ!」
ビュルルルルル、ズビュッ、ビュビュッ・・・
二回目にも関わらず、大量の精液が多喜の胸に放出される。
だが、御剣が射精の余韻に浸ることも許さず、ふたたび乳房がペニスを激しく責めたてていく。
射精によって敏感になっているにも関わらず、さらに激しい快楽を与えられ、御剣のペニスは二度、三度と
立て続けに精を放っていった。それでも精液にまみれた乳房はペニスを咥えて離そうとせず、
御剣は萎える暇も無く、ただただ地獄の快楽に呑み込まれていった。
ぐちゅっ、にちゅっ、ぶちゅっ、ぐちゃっ・・・・
卑猥な音を立てながら、なおも多喜の乳房は御剣を責めたてる。
乳房だけでなく、胸の谷間から顔を出した亀頭には、漏れなく舌での愛撫が待ち受ける。
「うっ、うああっ・・・!も、もう出ねぇ!許してくれ!!」
だが、多喜はそんな哀願には耳を貸さず、なおも激しくペニスを責め続ける。
「ぐっ・・・うぁっ、ぐああああっ!!」
ビュッ・・・・ビュルルッ・・・
胸に放たれた精液の量が、目に見えて減っていると判断して、多喜はようやく御剣の性器を乳房から開放した。
激しい責めの連続で御剣のペニスは真っ赤になり、多喜の胸の谷間では、大量の精液が糸を引いていた。
「では、そろそろ頂くとするか・・・私の膣内にな」
「なっ・・・・なんだと・・・?」
「まだ出るようだからな。徹底的に絞ってやる」
そう言って、再び御剣の上にのしかかる多喜。その顔は上気してほんのりと赤くなり、異常な色気を放っている。
「くっ・・・や・・止めろ!!」
「ふふふ・・・嫌なら私を跳ね除けてみろ。出来るものならな」
「こっ、この・・・!」
不意に御剣が多喜の手を掴む。自分の身体の上から跳ね除けようと、渾身の力を腕に込めるが、
痛めつけられた両腕には上手く力が入らない。逆に多喜に手を取られ、押し込められていく。
必死に押し返そうと力を込めるが、痛みと疲労が邪魔していつもの怪力が発揮できない。
結局、多喜に力比べで屈してしまい、地面に押し付けられる格好となってしまった。
怪我のせいとはいえ、女の細腕に力で屈服させられるのは御剣にとってこのうえない屈辱であった。
身を震わせて悔しがるが、多喜はそんな様子を楽しんでいるかのように、微笑を浮かべて御剣の顔を見つめていた。
そして、おもむろに御剣の乳首を舐め上げて、しこり立たせると、追い討ちをかけるように言い放った。
「抵抗しても、無駄よ。お前は私には勝てない」
「くっ・・・」
左手でペニスを撫で擦り、右手で右の乳首を弄び、舌で左の乳首をネットリと舐りまわす。
たちまちのうちにペニスが硬さを増していき、さらなる快楽を求めてビクビクと脈動した。
「さぁ、たっぷり味わいな」
多喜が膣に御剣の肉棒をあてがい、ゆっくりと挿入していく。
女陰はすでにぐっしょりと濡れており、多喜が御剣を果てさせることに少なからず興奮を覚えていたことを物語っていた。
ぐちゅ・・・
「うんっ」
「ぬおおおっ」
挿入しただけで、御剣は果てそうになるほどの快楽を味わっていた。
襞が特にカリのあたりに絡みつく。多喜の顔を見やると、ニヤリと妖しい笑みを返される。
これは、多喜の房中術によるものだったのだ。
「んんっ・・・動くわよ」
「くっ・・・」
ずちゅっぶちゅっにゅちゅっぐちゅっ・・・・
「うおおおおおっ!?」
挿れただけで果てそうになるほどのものを激しく動かされて、御剣はガクガクと腰をふるわせて悶え狂った。
「ぐぁああああ!」
ビュッ!ビュルルッ!
さっそく多喜の膣内に精を放つ。だが、多喜のほうは満足することなく、逆にペースを速めて御剣のペニスを責めたてる。
「んっ、あふうっ・・・はぁあ、どうだ?気がおかしくなりそうだろう」
「あぐうううっ、うがぁあああ!」
「これは男の精を全部抜きとって、姦殺するための房中術だ。このまま、快楽地獄を味わってもらうわよ」
ずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっ・・・
「おぁああああ!」
ビュゥウウウッ、ビュルルッ・・・
再びの射精。だが、御剣にはこれを悦楽として受け入れる余裕はもう無かった。
「ぐぁああああ!も・・もうやめ・・・」
「あふぅっ、ふふふっ、犯そうとしてた女に逆に犯されるなんて、本末転倒もいいところだな?ん?」
「あ・・・が・・ぁあ・・」
「んんっ・・・はふっ、んっ・・・もう喋ることもできんのか?ほーらほら、もう一度果ててしまえ!ふふふふふっ」
突然、多喜の膣の締め付けが強くなる。ペニス全体にくまなく襞が張り付き、極上の快楽をもたらした。
ぎゅっちゅぎゅっちゅぎゅっちゅぎゅっちゅ・・・・
「あぁあああ、もう、私も・・・・あふぅ、んん、あああぁっ!」
「あぐぅうううっ!ぐぉおおおおおお!」
ドビュルルルルルッ!ビュゥウウウッ・・・
「きゃぁああああああ!果てるっ、果てるぅうう!んぁあああ!」
・
・
・
・
事を成し終え、さすがに体力的に辛いものがあったのか、多喜はしばらく御剣の身体の上に突っ伏して、ぜえぜえと肩で息をしていた。
呼吸を落ち着けると、膣から御剣の肉棒を引き抜いた。さすがにくったりと萎えてしまっている。
すぐに呼吸を落ち着けた多喜とは対照的に、御剣は今まで窒息していたかのように大きく、荒い呼吸をしていた。
多喜はゆっくりと立ち上がり、仰向けにぐったりと横たわる御剣を見下ろす。
「ち・・・畜生・・畜生が・・・」
ぜえぜえと荒い息を吐きながら、やっとのことで上体を起こして、御剣が口を開いた。
「俺は、諦めんぞ・・・。絶対にソウルエッジを手に入れる・・・」
「・・・まだ、懲りないようだな」
呆れたように言うと、多喜は御剣の前に立ちはだかる。
御剣の目の前に、さっきまで自分から精を散々に搾り取った女陰があった。未だにヒクヒクと蠢き、淫らなオーラを発している。
おもむろに、多喜がそこへ手を添える。つぎの瞬間、多喜の小さな喘ぎとともに、黄金水が勢い良く噴出した。
「ぐっ・・・・!!」
御剣の顔面に、黄金水がたっぷりと浴びせられる。
「こうすれば、すこしは頭が冷えるか?」
「く・・・ううう・・・」
抵抗することも出来ず、黄金水を浴び続ける御剣の股間に、変化が起きた。
精を放ちきったはずのペニスが、再びムクムクと勃起したのだ。
多喜は放尿しながら、その様子に嘲笑を浴びせる。
「ふふ、こんなことをされて興奮したのか?ならばこっちにもくれてやろう」
今度は御剣のペニスの張り切った亀頭に向けて、黄金水が降り注いだ。
「うううっ・・・ぐぬうううう・・!」
黄金水を浴びながら、ビクビクと脈動する御剣のペニス。
しばらくすると、永遠に続くかと思われた放尿も終わり、あたりにはむせ返るような濃い臭いが充満した。
「これに懲りたら、二度とあの剣を探そうなんて思うんじゃないよ。おとなしく国へ帰りな!」
多喜の強い言葉にも、御剣は声を絞り出して反発する。
「俺は諦めん・・・ソウルエッジは、俺のもんだ」
ふぅ、と一つ溜息をつき、多喜は印を結ぶ。すると、消えうせたはずの忍び装束が再び彼女の身を包んだ。
「命を獲られなかっただけ、ありがたく思いな」
愕然とする御剣を残し、多喜は砂塵とともにその姿を消した・・・・。
ちょっとあっさりすぎたかも・・・
とりあえず状況描写をもっと上手くやれるようになりたいでつ。
ところどころ強引に話を展開させてるし。話の結びなんて特に。
ともあれ、お粗末さまでした。
また何かネタ無いか探ってきます。でわでわー