HELLSINGヘルシングのキャラでハァハァ Part2
2
あぼーん
ほんとうかー? ホントに新スレかー?
本物ならこれが出来るはずです。
「旦那に貪り食われて恍惚と死んで逝くリップたんのものまね」
怖い。助けて。死にたくない。死にたくない。
私を吊り上げた魔王は、楽しそうに微笑み、私の分身・・・マスケットを私の胸に突き付けた。
「・・・汝、・・・」
「あぁああああっ!ぐぅああああっ!」
彼の言葉はなにも聞こえない。がたがたと体の震えが止まらず、私は痛みに彼の声をかき消すように叫ぶほかなかった。
めきめきと嫌な音がするのを体の中で感じる。体の肉を突き破る・・・私の分身。
痛い・・・!
ザミエル・・・!
体を貫く銃からぬるりと暖かい紅い血が伝っては甲板に滴を垂らす。
それとは逆に、私の体は、石のように冷え、壊れた玩具のようにかたかたと小さく震えるだけだった。
不意に、私の血で口を汚した男が私の顎を掴む。そして抱き寄せるように私の首に吸い付いた。
「!くぅっ!」
・・・だけど、新たな痛みよりも、彼の唇の動き、わずかにうなじを伝う舌は、私の体を熱くさせた。
「あ・・・ああ・・・・ふぅんっ・・」
私は何をしているのだろう。まさに今、彼に命を奪われようとしているのに・・・私は彼を求めている。
少しずつ薄くなる意識の中でも、体の芯が熱くなる自分を感じる。
熱に溶けそうな自分。
ねっとりとした感覚が冷えきった手足を包み、体中を感じさせるようにゆっくりと体の上
へとせり上がっていく。
包まれていく。
もう痛みも何もない何かに・・・包まれていく。
なくなっていく私に残された感覚は、ただ、ただ懐かしさにも似た気持ちよさで。
(完)
>5-6
うわ―――
超ゴ―マ―ン
やっぱり新スレだ―――ッ
…有難う…涙で前が見えないよマスター
8 :
名無しさん@ピンキー:03/05/13 21:55 ID:rr0u/W06
>5-6
すんばらしいよぉ神様サンキューッ!!(号泣)
>4のネタにノって勢いだけの萌えないエロ書いてスマソ。
死んで来ます。
あぼーん
吸血鬼にとってのその行為は、ただ飢えを満たすというだけではなく、人であることを
捨てた時に共に捨て去った、ある欲求をも満たす意味があるのだ、と聞いたことがある。
曰く、性という欲を。
では、その吸血鬼を跪かせ、契約に従って血を与えている私は、彼の主でありながら、
性欲を満たすための娼婦に等しい存在なのだろうか、と思うことがある。浅く切った手首
を差し出し、その上を彼の冷たい舌が舐る度に、その想いは深くなる。
「……噛み付いてくれるなよ」
「勿論だ、我が主」
顔を上げて、吸血鬼は笑う。殊更見せ付けるように、唇に残った血玉を舌で舐め取りな
がら。
ぞくぞくする。
吸血鬼が握る手首から、背筋を伝って脳天まで突き抜ける、不愉快な感触と奇妙な快感。
死者ですらない化け物に、自分を餌と与え、性の捌け口に捧げる屈辱的な敗北感と、不可
思議な充足感。
彼の舌はどこまでも冷たいのに、触れた後には熱が残る。
私はひどく混乱する。眩暈は、失血の為だけではあるまい。
吸血鬼にとってのその行為が、性という欲も満たすものであるならば。首筋に牙を立て
るでもない、半端なこの吸血は何であるのだろう。
足りない、と思う。半端すぎて足りない。
私はシャツのボタンを外して、鎖骨の少し下、胸のふくらみよりは少し上にナイフを当
てて、もうひとつ傷を作る。
「ここも怪我してしまった。舐めてくれ、アーカード」
「承知した」
吸血鬼は立ち上がり、私の上に屈み込んで、胸元の傷を舐め始める。その時、ちらりと
見えた彼の目は、間違いなく欲情に濡れていた。
きっと、私の目も同じだ。吸血鬼の欲情はその犠牲者にも伝染して、確かにそれは性行
為に似ている。
もうひとつ。今度は脇腹に新しい傷を作る。
「今度はこちらだ」
もう興奮を隠せぬ、上擦った声しか出ない。
もっとだ。もっともっともっと、いっそこの快楽に溺れてしまいたい。喉を食い破られ
て、思うさま血を啜られたなら、その快楽はそれほどのものであろうか。
しかし、それが出来ない今は。ヘルシング家当主として、まだ戦わねばならぬ今は。
今や声さえ出せぬまま、胸に、腹に、腿にと、次々に傷を作っていく。それを舌で追う
ように、アーカードは血を舐め取っていく。
冷たい舌の感触に追い詰められて、私はゆるゆると高みに上っていく。それでも、息は
荒げても声は上げない。それが私の最後の矜持。この吸血鬼の餌であり娼婦であり、それ
でも主である私の矜持。
最後にひとつ、下腹部の翳りの少しだけ上に、ナイフを滑らせた。一瞬の後、溢れた血
玉が、翳りの中に吸い込まれるように流れていく。
その傷にも、舌は這った。流れ落ちた血にも。一適たりとも逃すまいと、舌を長く突き
出して。
その舌が血玉を追って花弁に触れ、先程から溢れ続けていた蜜と混じった血液を舐め上
げた時、私は上り詰め、声に出来ないままの嬌声を上げた。
アーカードが去った後も、熱と眩暈と混乱は、寝室に残っている。身体の中には、先程
感じたあの熱が、澱のようにわだかまって渦を巻いている。
いつか、いつか私の務めが全て終わったら。その時は、愉悦に全てを委ねて、あの化け
物に全てをくれてやってしまっても良い。そんなことをつらつらと考えることもあった。
しかしおそらく、そんな「ただの女」になってしまった私には、きっとあの吸血鬼は何
の興味も持たないだろう。
自嘲の笑みを浮かべながら、私は手首の傷に舌を這わせた。傷はもう殆ど乾いて、うっ
すらと血が滲むだけだったが、それでも鉄臭い血の味がした。
――――――――意味不明でスマソ 原点に戻ってアーカード×インテグラ。
元ネタは漫画板スレの「吸血鬼にとっての吸血とは」の話。
今度こそ落ちるなよ新スレ援護射撃って言うことで。
朝っぱらからいいもん拝ませていただきました。
神様ありがとう。
>>9 そんな事ないです!是非また書いて下さいいい!
>>12 うわっ!もっとおおおおっ!(おねだり)
15 :
名無しさん@ピンキー:03/05/14 11:51 ID:RB8ADwZw
>>12 もっともっとお〜(さらにおねだり)
こういう吸血鬼漫画ならではのエロが読みたいよなあ〜、やっぱ。
局長は不感症だったら激しく萌える。
あそこも濡れてちゃんと締め付け反応も(身体だけな)
あるが、感覚としては不感症なので
姦されている時もあの不敵な笑みで「このけだもの共め。」
と悪態付くくらいだと激しく萌える
犯し切って疲れ奴らが倒れふす中で堂々と
ザーメンまみれの身体だけど、「ふん、所詮こんなものか」
とほくそ笑んで煙草を更かす位なら激しく萌え。
こんな局長ならマジで着いて行きたい。
17 :
名無しさん@ピンキー:03/05/14 23:04 ID:GXGdKQZX
18 :
名無しさん@ピンキー:03/05/15 15:23 ID:ToKzgw0H
>>16 そりゃ確かに男前だが本人ちっとも楽しくないのでわ?(苦笑)
漏れは局長激しく感じやすい派。
プライドゆえ必死で快感を押さえ込んでいるところを
うりうりと言葉その他を駆使していぢめ倒したいっす。
「遅いぞ、下僕」
インテグラは、アーカードに一瞥をくれると、不愉快そうに言った。
足元には、先程まで彼女を陵辱していた男達であったものが、血と骨と肉片となって散
乱している。勿論、全て彼女の吸血鬼の所業だ。
「葉巻が欲しいな……あるか?」
「お望みとあらば」
アーカードが差し出す葉巻を受け取り、咥え、火を点けさせて、インテグラは深々と紫
煙を胸に落とし込んだ。
肌の上で、男たちの精液が乾き始めている。褐色の肌をぬらぬらと光らせていたそれは、
男たちの生命がついえるのと同じくして、生気を失い始めていた。はかないものだな、と
インテグラは思う。
不思議と、それ以外のことは思わなかった。普通なら狂乱して泣き叫ぶとか、恐怖に震
えるとか、そういう反応をするべきなのだろうな、と思う。思うが、何も思いはしなかっ
た。男達の精を顔といわず胸といわず、それこそ全身くまなく擦り付けられても、口を汚
され秘所を汚され、さらには肛虐の辱めを受けても、口惜しいと思いはしても、悲しい
とか辛いとか、ましてや怖いとは思わなかった。
心も身体も鉄の女に成り果てたか、とインテグラは己を笑う。
しかしそれでも、陵辱の事実は変わらない。彼女は確かに男たちに陵辱され、アーカー
ドを支配する為の鍵――「処女性」を失った。
今や、アーカードは彼女の忠実な僕ではない。解き放たれた、一体の化け物だ。
「アーカード、見ての通りだ。私はもう処女ではないぞ。契約は破られた。殺すか、私を。
お前の怨敵ヘルシング家の末裔たる私を殺し、自由を得た獣となるか?」
答えは、インテグラの肩に掛けられた彼のコートであった。
「お前のプライドは、精神は汚されたかインテグラ? そうではあるまい。肉体の汚辱な
ど、契約に何の影響もない。必要なのはお前の魂の純潔だ」
「……ふん」
言葉は不愉快そうに。しかしその口元は、心底愉快そうに、笑いの形に歪めて。
「忙しくなるぞ吸血鬼。まだ残党がいるはずだ。残さず殺せ」
「了解した、我が主」
殺戮の夜は、長くなりそうだった。
>16の案から、少しだけ妄想を広げてみますた。
脳内設定入ってますが、(処女性が契約の鍵云々)単純に、処女の血で
吸血鬼を飼い慣らしているんだ、ということでヨロ。
しかし難しいよ男前局長!!
わたくしは人間の食事を受つけなくなったセラスが口を押さえて
涙ぐむシーンにビビッときたのですが、皆さんはドウデスカ?
>>20 激しくカコイイ。
跡継ぎの作りの為だけにアーカードに平気で乗馬して
「種馬」扱いくらい平気でやってのけそうなお嬢に
股ぐらがいきり立ちますた、ごちそうさま。
男前な局長ごちですた。
ところで1巻で吸血鬼が異性の血を吸って同族にしてしまうことを
「繁殖」と言っているのでこの漫画の吸血鬼には生殖能力はないんだろうな。
1話の牧師やヤンを見る限り性行為はできそうですが。人間の頃の名残りとか?
24 :
名無しさん@ピンキー:03/05/16 20:14 ID:9JbBihHg
>>21 その後の指舐めがエロいのなんの。
あれはリップバーン吸血と並んでエロいシーンだと思うのですが
25 :
21:03/05/16 22:57 ID:7JdTN8ED
>>24 うん、あれもよかった。
唾液が糸引くのがもうマスト。
>24
名残惜しそうに口を離すのがまたなんとも。
プチ旦那でハァハァした後に、男だったことを思い出した切なさよ…。
保守!
ROMしてる香具師らも保守だけはお願いしまつ。
神の再臨待ち
五巻のリップバーンには萌えた。。「ちゃっちゃとおっ死ね英国野郎」とか
「悲劇ですわ喜劇ですわ」とか言ってた頃とはまるで別人じゃないか。
吸血されてることろもエロエロしくて萌えたが、P121の心臓貫かれて大ゴマで
ピクピクしてるやつにも萌え萌え。
真女神転生3の「至高の魔弾」でリップ中尉思い出したよ
あぼーん
あぼーん
hosyu
34 :
名無しさん@ピンキー:03/05/18 19:56 ID:O4y2eGVP
ヘルシングのエロ同人誌とか、古本屋なんかで売ってないかなー
セラスが局長の血の味を覚えてしまい、時々欲するも
すんなり貰える筈もなく、爪先とかそういう所から飲まされるSS
を書きたいなと思った。
局長が性欲処理のためにセラスとやるとか。
女同士なら処女は失わないだろうとかいって。
ホッシュ
ヘルシングの萌えシーンと言えば
リップたんの最後とセラスの指嘗めが双璧だと思うが
個人的にはホテル・リオでのリカルドもなかなかだと思う。
旦那にすがりつこうとしたら顔も見ずに撃ち殺されちゃうやつ。
他にも旦那がエレベータをこじ開けたり特殊部隊員の喉を食いちぎったり
追い詰められたのが自分の頭をぶち抜いちゃったりと
あの辺は萌えのてんこ盛りでし。ってエロじゃないのか?でも萌え。
40 :
名無しさん@ピンキー:03/05/19 22:09 ID:2jSs/yGY
由美絵とハインケルの百合モノとかも萌える。
日本刀を使っていろいろと。
41 :
名無しさん@ピンキー:03/05/20 22:35 ID:D8KKLG76
同人誌とかで少佐絡みのやつが意外とないね。
やっぱモンティナの時の性欲無しっつー設定があるからかな。
…単純に少佐の濡れ場を見たがる人がいないというだけでは…
あ、別に本人やってなくてもいいのか。
>>42 小佐は女体化しても萌えないからな……
痩せるとムスカになりそうだが。
44 :
名無しさん@ピンキー:03/05/21 04:09 ID:lP4LC3Cu
45 :
山崎 渉:03/05/22 02:18 ID:xrMBzNXC
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
セラスは力持ちですね。
セラスが目立つのはうれしい。
47 :
名無しさん@ピンキー:03/05/22 18:33 ID:Qq4RBB3q
本スレでも昔話題になったが、セラスとリップの狙撃対決(?)が見たかった。
とにかく威力がものすごいハルコンネンと標的を100%外さない魔弾とでは
どっちが上かーみたいな感じで。
>>47 ハルコンネンUはもはや動けないから
ハルコンネンU乱発でリップ死亡
でもセラスも動け無いので魔弾に当たって死亡だろうね。
魔弾に少しづつ服を破られて徐々に裸にされていくセラス
インテグラがくる頃にはほぼ素っ裸。
素っ裸なのを知っててわざわざ表に出てくるベルナドット
羞恥に顔を赤く染めるセラス。こんな設定が萌える。
>>48 ・・・想像しちまっただろうが・・・ニガ
エロじゃないんだが、以前呼んだドジンシで、ギャグシーン(に近い状態)になると
少佐がパタリロ化するのがあって、違和感0で死ぬほどワラタ記憶があるw
>51
タマネギな大尉やドク、そしてシュレタン想像しちまった。
大尉ははまるかも。
>>52 いや、ドクの方がハマるだろ。
あの瓶底メガネとか。
タマネギたまに白衣着てるし、むしろそのまんま。
タマネギなドク
バンコランな大尉
マライヒなシュレ
そしてパタリロな少佐
・・・・・・・見たいw
バンコランは旦那でないの?エロ光線出るしさ。
なるほど、じゃあ
バンコランな旦那
マライヒな局長
・・・・・・って局長、冗談ですよ、あの目がマジなんですけどその手の銃h
ついでにヒューイットな神父なんてのはどうだ
4巻でセラスになごんだとこ見るともしかしてロリコンの気があr
漏れ、リップたんシルエットで初登場のとき
バ ン コ ラ ン 少 佐 だ ! ! !
と少し萌えました。
全然違うのに、御免、リップたん!!
でもキャラ的にはバンコラン≒インテグラではないかと。
英国女王陛下に絶対の忠誠を尽くし、冷静沈着に見えて激情家。
で、何でパタリロ!談義になったんだ
59 :
名無しさん@ピンキー:03/05/25 17:31 ID:S1jC9KLY
そーいやちょっと前ジャンプにものすっげー顔がインテグラ似な
キャラがいたような。11話で打ち切られたが。
そういえば
5巻の旦那の夢に出る本物のジャッカルの精が持ってるのって何だ?
吹き矢?
>>60 「ジャッカルの日」見れ。
ウィリス「ジャッカル」は偽者だからな。
……って突き放すのもなにか。
あれはライフルをしこんだ松葉杖。
パタリロネタで沸いたりジャッカルネタだったり・・・
ヘルシングスレなのか?ここは!?
でも、おもしろいので俺は大好き(笑
64 :
名無しさん@ピンキー:03/05/26 18:38 ID:NJor3e6a
これらの掲載誌名と年月を教えて下され。過去ログに掲載誌までみつからなかたよ。
(1)COYOTE
(2)拝Hiテンション
(3)進め!!聖学電脳研究部
(4)ANGEL DUST
(5)ガンマニア
(6)進め!以下略
(7)イカす総統天国
家の半地下に快楽天やパピポを溜め込んどいたので、かねてより探していた
ぢたま某氏の「膣から木刀出す漫画」を探していたのだが見つからず、
代わりに「イカす総統天国」と思われる頁を発見。
他のも見たいので是非よろしく。
ただ、湿気とカビが酷いので頁が開けるかどうかは神のみぞ知る。
ちなみに「イカす総統天国」とは、女性兵士を慰安婦に調教する
読み切りのギャグ漫画でしょーか?<-見つけた漫画の内容。
>64
イカす総統天国はイッパイイッパイな帝国総統がアヤシ毛な黒魔術で
ドンガラガッシャンギニャーと登場したアスモデウスをなし崩しにヤっちゃったついでに
連合軍を滅ぼしてもらうステッキーなギャグ漫画だったと記憶している。うろ覚えだが。
過去の作品の初出と掲載誌についてはこの辺を見れ。
www2.tokai.or.jp/kei9/hell/list.html
www.geocities.co.jp/AnimeComic/2946/list/works.html
HELLSINGとCROSSFIRE以外は
ほとんど絶版or出版社倒産になっているあたりが笑いどころ。
66 :
名無しさん@ピンキー:03/05/26 21:52 ID:NJor3e6a
>65
ありがとうございます。参考になるます。
>イカす総統天国はイッパイイッパイな帝国総統がアヤシ毛な黒魔術で
どうやら違いようですね。掲載誌も違うし。
帰ったら確認しよう。
>>59 船の上でドンパチやってた漫画「グラン=バガン」のシェイクスピアと思われ
顔は似てるけど一見温厚そう、実は腹黒い系。
そう言えばあれもイギリス舞台だったな。好きだったのに打ち切られてガーン
もしかして打ち切られたのはHELLSINGに(ry
保守
69 :
山崎 渉:03/05/28 13:07 ID:3MGJJ1xD
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
70 :
名無しさん@ピンキー:03/05/28 16:27 ID:YyaDdOBz
保守
>女性兵士を慰安婦に調教する読み切りのギャグ漫画でしょーか?<-見つけた漫画の内容。
それ「カワハラーZ」じゃないかな。拝HIテンションに収録されていたようなされてなかったような。
73 :
名無しさん@ピンキー:03/05/30 21:30 ID:SIhBik2t
女性兵士を慰安婦に調教…
ゾーリンやリップバーンを慰安婦に…
あぼーん
75 :
名無しさん@ピンキー:03/05/31 00:22 ID:vWJkuIPH
やい藻前ら!
国会図書館に逝ったら「ANGEL DUST」を読むことは出来ますか?
18菌は閲覧無理でつか・・・・
でも次に東京行けるとしたら…年末だからやってないかも(=Tω⊂
>>73 リップはともかくゾーリンとは…漢だな。
>>75 漏れも同じこと考えてたよ!有給取って行こうかな。
そういえば聖学電脳研、再版されるんだよな。角川で。7月1日。
某同人誌無断うpサイトにてCHAOSSTEPと言う前半セラス×局長 後半セラス輪姦
の同人誌を拾いますた。ビミョー
>75
俺関西在住。春休みを利用して国会図書館に行った。
結論から言うと「ANGEL DUST」の載ってるパピポは無かった。
雑誌自体はあるにはあったが、どうやら途中で買うの止めたらしい。
物凄く半端な号数しかなかった…コヨーテすら拝めなんだ。
ただ拝HIテンション他貴重なヒラコー作品はいくつか置いてある模様。
あと、マンガ図書館もあたったがADは無かったと思う。
ただし俺の探し方が悪かったかもしれないので責任は持てんが。
まあそんなとこです。
今月号見て隊長×婦警に転びそうだ…
80 :
76:03/06/01 00:58 ID:Ajqfkm3P
>79
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
「ANGEL DUST」読めないのか…。
日本国内で出版されたものは全部納められていると聞いていたのにぃー。
まぁ、傷みが酷くて降ろされる場合もあるだろな、特に雑誌は傷みやすい。
いずれ逝って見ようとは思う。頑張って探そう。
隊長ステキだったなー。
でもあの後がちょうさんたちが沢山死ぬのかと思うと鬱。
はっ、エロ萌えは何処へ自分‖
83 :
名無しさん@ピンキー:03/06/03 00:30 ID:wQCw1D0y
>>77 ウェブ角川の出版予定見たら、
7月1日発売決定で、桃組の漫画も収録との事。
んなバカな。
こないだちゃんと連絡したら、
単行本部署の人たちの勇み足で勝手に決めちゃったことなので訂正する、
って言ってたじゃない。
訂正どころか更に決定事項になってるじゃないの。
なんか、どうしたもんだろーなー。
なんか勝手にどんどん決められていくなー。
電話一本ねーし。
怖えーよ。
このままなし崩しに無断で7月1日に出されちゃって、
本屋で俺、呆然自失って事になんねーだろーなー、おいー。
原稿とか全然直してないのに全部持ってっちゃったし。
まいっちゃったなー。
7月1日には出ないし、
桃組の漫画も入らねーすよー、多分。
・・・だそーで(汗)
あぼーん
>82
犬ヘルシングに続いて鳥ヘルシングか
ワラタ
>>83 あああああ(涙)まじかよ〜?
編集人ってこんな輩しかいないの?それとも角川がアレなの??
はたまたヒラコーの巡り合わせがよほど悪いの???ああ…
>>82 そこ晒すなよう〜踏み荒らされたらイヤン。
…………勝手に自分の心のオアシスにしてるのさ。
鳥の前はハムスターだったよね
>82
がふっ
まさかこの人の名をヘルシングで見ようとわw
以前、サンライズロボアニメでパロ書いてた頃のファンだったのよ〜
結局聖学は7月の新刊リストから消えた模様・・・
まあ作者に連絡行ってなかったみたいなんでこれでよしでしょう。
外伝のアーカードはなんか女みたい
よって無理矢理萌えてみる。
中身が旦那である以上、外身がロリだろうとショタだろうと 鬼 畜 炸 裂 ですよ?
それはそれで萌えるが。
無理やりじゃなくても萌えます。
先代ヘルシング家当主×アーカード(♀)なんてのはどうだ。
>94
その逆がいいな。外見ロリで♀な旦那を襲ってるつもりがいつの間にか立場逆転で
押し倒されている先代w
そこに乱入する若ウォルター。もう何がなんだか。
>95
そんで若が「一体何やってるんですか!」と呆れつつ、
両者を亀甲縛り(w
>96
でもってアイランズが「何をやっとるか貴様等!!」とブチギレつつ、
テクノ暗殺拳で鏖殺。
エロネタはどこへいったんだ!おもろいけど。
>98
待て。きっと職人は帰ってくる。
大隊が欧州に帰還し得たように。
…少女アーカードと先代でのネタは考えているが、
外伝を立ち読みで済ませた浅はかさを呪っているところだ。
少女旦那が若にエロ光線を照射して、ジワジワと童貞を奪ってくという
骨組みを考えたけど、漏れにはそれをストーリーに仕立てる能力が…。
少女旦那に組み敷かれて、騎乗位で犯られる先代はどうだ。
ていうか、愉悦に悶える少女旦那を見上げたいんだが。
乗っかられてる先代の視点で。
今日のオンリーの報告キボン。
103 :
へれへれ:03/06/08 19:45 ID:7yK9Tm3X
なぬ、電脳研再販ってほんと?
二冊買ってあるけどあと三冊くらい買おうかな
人づてで過去の漫画のデータ何個かゲット〜 かなりイカス
ひらこーって胸キュン?って聞かれたらエッチっぽい
って答えそうなくらいステキでしたわ
あぼーん
あぼーん
>103
結局流れた
107 :
名無しさん:03/06/09 02:59 ID:n11SKvSG
落ちた前スレで8さんが書いてくれたSS。落ちたままだと
あまりにももったいないような萌えSSなのでここにコピペして張ります。
どなたか続きを書いてくださると嬉しい。
「ぅ・・・ふぅっ!」
眼鏡の奥の赤い瞳が熱に潤む。
「中尉は、どこを触れても気持ちいいみたいだね。」
獣の耳を生やした少年は女の癖のない黒髪をかき分けるように首にすがり、首筋を舌でつ
っと撫でる。その度に軽く体をこわばらせる女を少年は、まるで子供が虫をいたぶるよう
な無邪気な嗜虐の目で見つめる。
首筋を愛撫しながら、そっと右手はスーツの中に潜り込む。抵抗なくするりとネクタイは
外れ、糊の効いた上物のシャツの中に手は容易く入り込む。
後ろ手に縛られた手を解こうと、少年の手から逃れようと女は、身をよじるが、傍から見
るといやいやをしているようにしか見えない。
「ちがうっ・・そんなじゃ・・はぁんっ」
否定の言葉を口にしながら、女・・・リップバーンはびくんと首を反らせる。
自分を弄んでいる少年の口が首筋を甘く吸い、右手が膨らみの突起を軽く摘んだ。
「違くないでしょ?これだけしかしてないのに・・・ほら。こんなだよ」
固くなった膨らみの蕾を右の指で押し潰しながら、膨らみを覆うシャツとブラを左の爪で切り開いた。
あぼーん
>107&前スレ8さん
グッジョブ!
自分も貼りたかったんだけどログ残ってなかった。
凄く嬉しい!!
110 :
へれへれ:03/06/10 00:06 ID:8wbhxCgn
流れちゃったんだ
何年後になってもいいから再版して欲しいな〜
あれ少女だったんだ、ショタかと思ってた…
地方在住の都合上、別冊どころかアワーズ本誌も入手困難
ガッデム田舎!
あぼーん
あぼーん
113 :
5:03/06/10 22:31 ID:aVNTtNEs
>107&109
萌えと言って頂けるなんて恐縮です。
前スレ落ちでやる気喪失してましたが続きは、考えていました。
「少しずつ服を切り取られてはその部分を愛撫され、とじわじわといたぶられイカされ続けて堕ちちゃう中尉」
なんてのを考えていたのですが、ゆっくり根つめて文書く時間がありません(TДT)
誰か引き継いでください。
恐らく、私の萌えないリップいじめより、他の方のリップいじめの方が萌えるのではないかと。
114 :
名無しさん@ピンキー:03/06/12 10:39 ID:t5Jw/6VI
113さんのお気持ちをありがたく思いつつ続きを書かせて頂きます
でもヘタレ。。。 この続きは更にどなたかが書いてくださいませ(リレー小説??)
ビリッ・・・
シャツが、ブラが破け散った。
「中尉、オッパイ立ってるよ。なめてあげようか?」
「や、嫌っ!」
リップバーンの抵抗も空しく少年の可愛らしい唇は
赤く燃える乳首に吸い付いた。
「ヒッ、あ、嫌っ・・・」
ヒクヒクと身を震わせるリップバーンも身体の奥の疼きを隠せなくなりつつあった。
115 :
名無しさん@ピンキー:03/06/13 22:02 ID:p7PUasdC
いいねいいねー
116 :
名無しさん@ピンキー:03/06/14 00:14 ID:+xvZ/IVc
「フフ。中尉って意外とココの毛、濃いんだね。」
リップバーンの茂みに指を這わせ茂みをまさぐりながら少年は言った。
「やっ!嫌あ!」
「抵抗するとひどくしちゃうよ?フフ・・・」
あぼーん
いいねえ、リップたんいじめ。
無論、メガネと靴下は取らないでね。
続ききぼーん。
119 :
名無しさん@ピンキー:03/06/15 21:12 ID:lhhfZmq0
リップたん、五巻の途中くらいからいつの間にか鉤十字のネックレスが
消えてたのが少し悲しかったよ。たまーにそばかすも消えてたし…
120 :
名無しさん@ピンキー:03/06/16 21:49 ID:ad4B/nX+
リップたんは旦那に噛まれて、死んだの?
吸血鬼になったの?グールになったの???
あぼーん
>120
呑まれたのよ。そう、呑まれたの。
こう、ね。心臓を銃身で貫かれて。
喉を骨が見えるほど噛み破られて。
血を啜られる音が、頚骨を伝って、頭の中に響くの。
そのおぞましい音と言ったら。
おぞましいけれど、それはそれはひどく――
ひどく、気持ち良かった。
全身の力が抜けて、自分の意思に反して手足が痙攣して。
心臓を貫く銃身だけが、やけに熱くて。
血を吸われ、飲み下される度に、血を失った体は冷えて、
そのせいで却って、銃身が熱かった。
視界を覆うのは、漆黒の魔王。
まるで冗談のように、頭の中では「魔王」が流れていたわ。
♪おとうさんおとうさん 魔王が今 僕をつかんで連れて行く♪
気が狂うかと思った。狂気の元に連れて行かれる、と。でも、狂えなかった。
奴の体が、私の死にかけた細胞ひとつひとつを犯していくのが解ったわ。
想像がつくかしら? それがどんな恐怖か、そして快感か。
髪の毛から爪先まで、どこもかしこも一度に犯されるのよ?
狂ってしまえた方が、どれほど楽だったか解らない。
なのに、狂えなかった。狂うことも許されなかった。
長い悲鳴と嬌声を同時に上げながら、
私はぐちゃぐちゃに融かされて咀嚼されて、
そして、魔王の中に呑まれたのよ。
そう、私は呑まれたの。魔王に。あの不死の王に。
彼が私に与える、永遠の苦痛と狂気と、快楽の中に……
123 :
名無しさん@ピンキー:03/06/16 23:17 ID:cPzO/brP
124 :
名無しさん@ピンキー:03/06/17 01:15 ID:LakPEiK+
122ハァハァ・・・ハァハァ・・続きを・・ぜひ・・
125 :
名無しさん@ピンキー:03/06/20 18:54 ID:7IAsfC8Y
銃器は男性器の象徴らしいが、作者もリップたん串刺しはやっぱ狙ってやったのだろーか
あぼーん
あぼーん
128 :
名無しさん@ピンキー:03/06/20 19:43 ID:qw/kgDtq
>125
例え狙ってないと言っても誰も信じないだろ〜。
あのシーンが秀逸なのはそれが彼女自身の長銃だというとこだよね。
登場当時の中性的キャラから萌え萌え娘になってあのラストと言う展開は
本当は残酷なグリム童話とかの類みたいだ(笑)良く出来た寓話だと思う。
130 :
名無しさん@ピンキー:03/06/20 22:46 ID:Cv7uMHji
リップたん、最初は性別論争起こる程
男女の区別付かない顔してたのに今じゃもう立派に萌えキャラに。
一見鬼畜なガイキチ娘だけど実は怖がりな泣き虫さんだった
というのが良かったのだろーか。あと顔が急速に
可愛くなっていったのとか三編み軍服とか色々と。
ちなみにマスケット挿されて大ゴマでピクピクなってるとこは
股間にズギューンとキた。ハァハァハァ
あぼーん
132 :
名無しさん@ピンキー:03/06/21 08:08 ID:wdtdACNm
ヘルシング6巻はいつ出るの?
133 :
名無しさん@ピンキー:03/06/22 10:28 ID:442YBkbP
ヒラコー氏も最初からああいうキャラにする気はなかったんだろうが、
多分、後から彼女の「いじめられっこ&泣き虫」属性に気付いて、
結果ああいうかたちで料理したんじゃなかろうか、
と推測してみる。
性格や描写の変化が極端だったからなあ。
うん、串刺しシーンのあえぎと表情には見とれてしまった。
三つ編み軍服、いいねえ。
第6話で眼鏡吹っ飛んでるのに、第7話でまた眼鏡かけてるのにワロタ。
やっぱ旦那って眼鏡属性なのな。(w
眼鏡を飛ばされた局長を想像してたら
こちらの意識が飛んでしまった…いかんいかん。
136 :
名無しさん@ピンキー:03/06/23 15:20 ID:YTA7Yhog
リップたんはエーデルワイスをバックにした表紙に出てた地点で
ヒラコーの中でポジション転換されてたのであろう
あぼーん
>135
ていうか局長がメガネ飛ばされたらこれだぞ→ (з_з)ウ〜メガネメガネ
のび太の目だぞ
大丈夫だ!!
聖学では、部長ですら眼鏡を取ったら美形だったぞ!!
>139
眼鏡をとったらあら美人、なんて邪道じゃねーか?
ヒラコーの漫画は老若男女眼鏡をかけてこそナンボだと思ってたのだが。
141 :
名無しさん@ピンキー:03/06/24 18:13 ID:R0Xsi9rh
平野のキャラはむしろ眼鏡をかけていたほうが萌える
あぼーん
あぼーん
144 :
名無しさん@ピンキー:03/06/27 09:12 ID:4A5EPBHV
インテグラ萌え〜〜
処女なのかな?
あの大きい胸に顔をうずめてパフパフしたい
145 :
名無しさん@ピンキー:03/06/27 19:13 ID:8Guz/kED
>処女なのかな?
四巻見れ
あぼーん
ド処女だ。鉄板で。
でも自己申告だしな〜
新米吸血鬼の婦警に処女非処女が血の味で分かるような気もしないし。
胸の大きさは諸説あるけど2巻冒頭の扉絵を見る限り立派なものでわ。
あぼーん
でもグラ様のオパーイは、もろ出しより
白いランジェリーにはちきれそうに包まれているのが萌えると思う。
できればあのごっついスーツの前を開けて。
リップたんネタの続き、誰か書いてくれないかにゃあ。
あぼーん
白もいいが薄いブルー系のランジェリーも捨てがたい。<グラ下着
上品なグレー系も捨てがたい
154 :
名無しさん@ピンキー:03/06/30 13:52 ID:wDUle4s4
かわいいピンクがかわいいいグラお嬢にはお似合い!!!
裸エプロンもね!
裸エプロンで葉巻ふかすんか…
某ドジンシで見たメイド姿のお嬢はかわいかった
裸エプロンかメイドでふてぶてしく葉巻。
うわぁぁ、萌えるっつーの。
(関係ないが椎名林檎の迷彩のPVのラストはそんなんだったな、萌えた)
メイド服着たまんまハメて、終わった後に肌蹴たまま「火。」なんてグゥ!
>157 グゥ!
何かのはずみでメイド服を着せられる羽目になって
そのまま執務室の机の上で後ろから…っつうのがイイな。
されてる最中は屈辱に憤りつつ半ベソで、終わった後は不貞腐れで一服。
なんかの事情で服が全部アボーンして、
着るものがなくて、仕方がないから昔雇ってたメイドのお仕着せを着るとか?
最後は不手際を起こした執事と、
不埒な飼い犬に向かってムカムカイライラ葉巻スパーッ( ゚Д゚)y−~~
いいねいいね〜〜
お嬢にどうやって冥土服を着せるかが大問題だが
漏れの持ってるドジンシでは。
お嬢が婦警(&旦那)に特別ボーナスを思いつく
↓
婦警、自分への報償として、お嬢にメイドさんコスを嘆願
↓
よくわからないお嬢(w)それを承諾
↓
そのかっこのまま旦那の部屋へ
↓
以下略
ちなみにギャグなのでエロは皆無ですた。残念ながら。
漏れの持ってるドジンシは
お嬢と婦警がブラジル入りしてメイドの格好でホテルに潜入、
そこには旦那と隊長が二人のメイドコス観たさに自腹で泊まりに来てた。
というやつですた。こちらもエロ皆無。可愛かったけどな
いつまでも吸血鬼になりきれないセラスを教育するためインテグラは強攻策を取る。
メイドとゴスロリのコスプレと倒錯的な行為(おりもの舐めさせ)で調教。
こうして子猫ちゃんは堕ちていく。
局長「命令だ。舐めろ」
婦警「はっ……はぁっ……あぁっ、んっ!」
指先って結構感じやすいんだよね(・∀・)
吸血鬼女って生理になるのですか?セラスタン・・・・・
局長やセラスたんの冥土服もいいが、リップたんやシュレたんの冥土服も捨てがたい!
あ、少佐とゾーリン姐さんは(゚听)イラネ
大隊の方は少佐の命令ひとつで、
メイド服でも裸エプロンでもなんでもいけそうだな。
「実に可憐ではないかね、諸君」と、
裸エプロンで大隊の全員の前に引き出され、
千人の視姦の辱めに赤面し悶えるリプたん……やべえ、萌え過ぎる。
>>167 こんなんでいいか?
私が戻った時、既にそこは地獄絵図と化していた・・・・
「やあ、お帰り、リップヴァーン中尉!遅かったね!万願成就の夜が来たよ
メイドの夜へようこそ!!」
そう言って薄ら笑みを浮かべた少佐の周囲を、メイド服に身を包んだ大隊総員が
囲んでいた・・・もちろん少佐もメイド服を着込んでいた・・・ぴちぴちだったが。
「みんな、中尉が戻って来るのを待ってたのさ・・・それでは皆様お手元の
リップヴァーン中尉専用メイド服をご用意くださーい」
暢気な声でドクが(彼もメイド服を着用している、相変わらずおへそを出しているが・・・)
右手を上げると、私の左右を屈強な男たちが殺到し、私を床に引き倒した。
「しょ、少佐!一体これは何のマネですかッ!」
「メイド服さ、見てわからないかね?亡き総統閣下が日本海軍将校を金髪巨乳メイド娘
で篭絡した、あの故事を再現しようと言うわけさ・・・これで大英帝国海軍など
物の数ではなくなる・・・そうは思わないかね?中尉!」
「まったく思いません!!」
「・・・君の価値観に干渉するつもりは無いが、これは命令なのだよ・・・准尉!」
「ハイ!少佐!」「中尉に着せてあげたまえ・・・」
シュレディンガー准尉が艶やかに微笑みながら近づいてくるのを
私はただ見ていることしか出来なかった・・・・・・
「わあ〜中尉って、すっごくお肌スベスベなんですね・・・頬擦り・・・していいですか?」
「あまり趣味に走るんじゃない、准尉、早く着替えさせろ」
ドクに注意され、短く舌打した准尉はやおら私のズボンのベルトに手をかけ
はずし、ネクタイはそのままにシャツを無理やり引っ張った・・・あたりにボタン
が飛び散る音が短く響く・・・
「少佐殿!!下着の色は?」「白にしろ!当然だ」
「スカートの丈はいかがしますか少佐殿!!」「膝下30センチ前後、踝が見えるく
らいがポイントだ」
「ガーターベルトはいかがいたしますか?」「付けろ!必須事項だ」
准尉は少佐に次々と確認しながら、しかし手が休まることはなかった。
何度も私の足にガーターベルトを着けたり外したりしながら、小声で
違う、紐の位置はここじゃない、もうちょっと太腿の中央を飾る為に寄せなければ
といいながら、縦横無尽に手を這わせた・・・
仰向けに四つん這いになった私は、准尉の思うがままになるしかない。
彼の指が私の内股を這ったとき、一瞬うち震えてしまいこの時彼と目が合ってしまった。
「もう少しで終わりますからね〜?あっ、中尉赤くなってる〜可愛いー!」
そう言いながらも、小半時もなおこの責め苦は続いたのだった・・・
赤くなってるリップタン・・・(;´Д`)ハァハァ
172 :
169:03/07/05 01:31 ID:wumQzB5Z
いやーエロパロて難しー!初挑戦なんだけど全然エロになってない!
しかもメイド服の描写なし!だめだこりゃ!逝って来ます!
追伸:ダイヤルアップで繋ぎ直すとID変わるんだね、初めて知ったよ
それでは皆さん、さようならー ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
足フェチしゅれタン萌え!
メイド服のリップたんって、世界名作劇場「小公女セーラ」に出てくる
ベッキー(だったか?)をノッポにして眼鏡かけさせたようなもんだろ?
>>166 おりものはインテグラの方じゃない?
アーカードにも舐めさせてそう。
>169
いや、なかなか楽しめた。よってイ`!w
次は、ギャグ少な目のエロ眼鏡大盛りを所望する!
>>170 流石に着替えさせるだけで本番まではいけんはナァ〜
ここは中尉に冥土服のマンマ出撃していただき、旦那に手篭めにしてもらうのが最善かと…(w
いっそバイブ挿入したまま出撃…
もちろん失敗したらひどい目に合わされます。
少佐のいやがらせでバイブを入れられた状態で出撃することになり、
悶々としながらもがんばって任務遂行しようとするリップたん。
しかし耐えられずに任務失敗してしまい、お仕置きと称して幹部達
(シュレとかゾーリンとか)に部下達の見てる前でマワされるとか。
屈辱や羞恥に震えながらも快感を押さえ切れず
泣き泣き喘ぐリップたんハァハァ
逆に幹部連の見ている前で、部下たちに回されるのもアリかと。
ちょっと前まで、綺麗どころを見ても体がついていかない爺様
だった一般兵の皆様、さぞや精神的に溜まってたに違いない。
せっかく手に入れた若くて強い吸血鬼の肉体で、
思う存分リプたんを蹂躙していただこうじゃないですか。
そして、それを後から更に苛めるシュレたん。
「あの時はあんなに喜んでたじゃない。
中尉はこうやって乱暴にされるの、本当は好きなんでしょ?」
>>180 まず、ヘルシング・ヴァティカン大連合にまわされるのが先だ!
ウォルターにメイド服がなってないとぶたれたり、マクスウェルには
雌豚はしっぽがいるだろうとツインカムでバイブぶっこまれたりとかッ!
そして隙をついて逃げ出し、泣きながら帰ったら少佐と愉快な仲間たちに
激しく折檻されるの!そんなリップたんに(;´д`)ハァハァ
・・・おまいら、ノリノリでつね。
面白いからいいけど。
>>183 180・181・182は悪くありません。
悪いのは、彼らをトチ狂わせたリップヴァーン中尉殿です(w
いやいや、責める気は毛頭ありませぬ。
私もリップたんいじめは大好きでつ。
では、まずはヘルシング連中に苛められ、
やっと逃げ出したと思えばバチカンに玩ばれ、
ほうほうの体で逃げ戻れば大隊幹部に折檻され、
その後は一般兵の皆さんの慰み者にされ、
さらにそれからシュレに言葉責めされて、
最後はバイブ突っ込んだまま旦那に喰われるのですね?
救い様がねえな
>>186 ドラえもんのいないのび太状態やね・・・
射撃の腕前までのび太だしw
189 :
名無しさん@ピンキー:03/07/06 11:51 ID:SMktYRj+
普通に和姦とかは駄目?あまりにも救いようがなさすぎる…
O.K!!問題は相手による・・・旦那は問題外だし・・・
中尉のお相手……少佐? ゾリーン姐さん? それとも大尉?
無口な大尉と、おどおど中尉。
お、萌えるかも。
193 :
名無しさん@ピンキー:03/07/06 13:59 ID:pEXFjROm
あの傷の槽長さん辺りは?
あぼーん
無口大尉&ビクビク中尉の物語キボンヌ。
誰か頼む。
197 :
192:03/07/06 23:11 ID:FG1xFOeK
顔から火が出るほどの純愛物になりそうだけど、
言い出した責任ってことで、ネタ練ってみるかな<無口大尉とふるふる中尉
198 :
169:03/07/06 23:25 ID:49EqubXU
すみません。先日の169です。リターンマッチをさせて下さい!
今度は自分なりに176さんのオーダーに近い形でやってみました。
あと、和漢がホスィとのことで、話題がいってますが、丸っきりの和漢は
ヘルシングにあらず、という批判もきそうなのでソフトS路線でいってみますた。
相手は大尉だと性格が掴みきれないのでシュレたんです。
大尉は
>>192さんにおまかせします。
はっきり言って>107&前スレ8さんに便乗する形ですな。ではでは・・・
199 :
169:03/07/06 23:31 ID:49EqubXU
「ひっどいんですよ〜、特使だってちゃんと言ったのにいきなり口に銃突っ込んで
ぶっ放すんだから・・・僕じゃなかったら死んじゃってるよ〜」
「少佐はやっぱり、ダイエットすべきだね!・・・て、さっきから僕の話聞いてます?中尉?」
ほとんど聞いていなかった。彼女――リップヴァーン――は椅子に座って
先ほどから楽しげに話す少年――シュレディンガー准尉――に向き合いまたがり、身をすくめていた。
場所は空母「アドラー」・・・数時間前まで「イーグル」と呼称された・・・の艦長執務室。
そこで彼女は准尉の分身にその身を貫かれ、恍惚の表情を浮べて快楽を貪っていた。
辺りには彼女が脱ぎ散らかした背広の上着とズボン、ネクタイと下着が散乱していたが、
シャツ、靴と靴下そして眼鏡はそのままだった。
余程待ち遠しかったものと見える。
「まあ、いいや。話を続けますね。王室別邸、といっても殺風景な所でしたよ。
そこにむさい親父さん達が集結して、鬱陶しいの何のって・・・
でも、その中に面白い子も見つけたんですよ。セラス・ヴィクトリア嬢!
少佐に言わせれば奇跡のような存在なんだって・・・確かにあれは奇跡でしたよ、
あの胸!何を食べたらあんなに発育するんですかね?
思わず『コンニチワ』って挨拶しちゃいましッッタイ!!痛いです中尉!」
彼が最後までしゃべり終わるまで、彼女は待たなかった。
准尉のはだけた薄い胸板に彼女は軽く爪を立てたのだ。軽く、血がにじんでいる。
「私の前で胸の話、しかも他の女の胸の話をしないで!」
「嫌だなあ〜 妬いてるんですか?・・・こんなに中尉のこと思ってるのに♪」
そういうと彼は、開いたシャツの隙間から両手を侵入させる。
彼女の、山と称するにはには問題があるが、十分に丘をなしている胸を愛撫し始めた。
「しってますか?中尉。あんまり大きすぎる胸は感じにくいんですよ・・・
僕は僕の演奏に敏感に反応してくれる、中尉のこの胸が大好きですよ・・・」
舌が胸肌を駆け巡る。下から上へ、周りから中心へ、普通とはかけ離れた准尉のザラザラ
とした舌の感触が憤激していた彼女の感情を再び歓喜えと導いた。
准尉は彼女が眼鏡の奥で愉悦の熱を帯び始めた瞳を確認し満足すると
彼女の腰を強く引き寄せ深く深く自身を突きたてる。
右の乳房の濃い桜色の乳首を口に含み、強く吸い、甘く噛み、舌で転がした。
その間も彼の手は左の乳房を舞う羽のように揉みし抱き
彼女の長く艶やかに黒い髪を撫ですいた。
「あっ、ううん!はアアッッ・・・クッ!アアァアッ!」
准尉の「演奏」に彼女の体は敏感に反応し、のけぞり、首を何度も振り
肌は次第に薔薇色に紅潮し始めた。
次第に大きくなる彼女の歓喜の歌声を、准尉は素早く口でふさいだ。
互いの舌を絡み合わせる。准尉の舌が自分の上あごを擦り舐めたとき
リップヴァーンは体の力が抜けていく痺れるような快感を覚えた。
少年は、反応を十分楽しんでから舌を引き抜いた。後には余韻が糸をひいて垂れていく。
「一応、今は作戦行動中だからね。何時もの様に中尉の歌を聴いていたい所だけど・・・」
そう言って、机の上に投げ出されていた鉤十字のペンダントを手に取り、彼女の前に差し出した。
「咥えて。」
彼の「命令」に彼女は上目づかいに見つめながら、おそるおそるペンダントを咥えた。
「そう!離してはいけないよ!我らの象徴、この呪われた紋章を!」
そう言って彼は急に立ち上がり、机の上にリップヴァーンを降ろし
猛る自身を彼女の花弁に突き上げた。
「ふうぅっ、うっうっうっ!ふふう〜っ」
声にならない声をあげ、手はしっかりと准尉の軍服の肩を握り締める。
眼鏡のつるを伝わり汗がレンズに溜まる。シャツも汗ばみ始めた。
シュレディンガーの息も荒くなり始める。白い柔肌の上を跳梁し、
相手をむさぼることしか頭になくなっていた。
かんばせを、首筋を、うなじを、乳房を、乳首を、指先を、黒髪を、
その他全てを接吻漬けにして思いどおりに翻弄しつくす。
「ふっふっふっふっ〜うっうっぐむっ」
声にならない声をあげ、ついに彼女の瞳から涙が潤んで流れ始めた。
「ああ、中尉!僕のためにもっと喜んでよ、もっと感じて!、もっと感じさせて!
もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと・・・」
彼女が悶え、快楽に身をよじる様を存分に楽しみ、准尉は高みへと達した。
彼が健康な、しかし成熟には程遠い肉体を存分に謳歌しているのを、
熱い意識の片隅で感じ取り中尉は高みへと達した。
「ふううっっうっうっうっ!!」「くううっ・・・」
・・・・・・・・・・・・
「ねえ、中尉、舐めてよ、この傷。ばい菌が入ったら大変だよ♪」
先程彼女自身によって付けられた胸の傷をさして、彼はおどけて要求した。
リップヴァーンは、微笑み、全裸になって跪ずき、傷に舌を這わせた。
「美味しい?僕の血?」
彼女は黙って、しかし嬉しそうにうなずいた。
「じゃ、そろそろ僕は帰るね!ドクが五月蠅いから。中尉、御武運を!」
最後はいささか形式的な挨拶を残し、彼は掻き消えた。
彼女は辺りに散らばった服に着替えて、
自身の半身のマスケット銃と日傘に目覚まし時計を手に取り甲板にでた。
「あと36時間35分、ああ待ち遠しいですわ、待ち遠しいですわ、待ち遠しいですわ
急いて急いていらっしゃいな代行殿。」
彼女は呟いた。
これから彼女の一代歌劇舞台が始まるとも知らずに・・・・・・
203 :
169:03/07/06 23:38 ID:49EqubXU
やっちゃいました、やっちゃいました。スレ汚しすんません!
スレ汚しついでに、リップたんは脳内妄想でCV:渕崎ゆり子
(少女革命ウテナのアンシーの中の人)で再生しとります。
彼女のボイスで「有象無象の区別無く私の弾頭は許しはしないは〜」
と言われた日には、激しく股ぐらがいきり立ちそうでし。
駄文掲載の上、西友ネタまで展開してすんません。
逝ってきます!;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
204 :
名無しさん@ピンキー:03/07/07 12:18 ID:i4VyifS/
乙ー
イイねイイねー
あぼーん
あぼーん
>169 よくやった!次はもうちょっとつゆだくで頼む!w
焼きもち焼くりっぷたん萌えだな。ちなみに漏れのりっぽたんのボイスは
メテオさんの中の人だw
いい調子で職人さんがんがってきてるね
169もいいが、192も激しく気になる・・・あの無口な大尉をどう料理するのか?
赤くなって泣きながら告る中尉を、黙ってうなずいて抱いてやる高倉健みたいのか?
それとも某沈黙提督のごとく、指を1回鳴らしたらフェラ、2回鳴らしたら挿入、
というオチなんだろうか?
ああ待ち遠しいですわ、待ち遠しいですわ、待ち遠しいですわ
急いて急いていらっしゃいな192殿(藁
169さん乙〜。192さんにも期待。
でも上の方の冥土服局長凌辱編も見たい。職人さん頼んます。
210 :
192:03/07/08 09:08 ID:r7JV3IWk
>169
乙! 嫉妬するリプたんかわええ!
大尉×中尉、軽くまとめようとしたんですが、
うっかり長くなりそうです。
ヘルで長いのを書くのは初めてなので不安ですが
(今確認したら、過去最長は2レスだw)
何日かに分けて、地道に投下しようと思います。
今回はエロまで届きませんですた…… (´・ω・`)ショボーン
さようなら さようなら さようなら 少佐
さようなら さようなら さようなら みんな
さようなら さようなら さようなら ――大尉
私はひどく疲れていた。
この大隊の中における私の立場というものは、それはもう私にとっては不釣合いで、不
自由で、息苦しかった。
大体にして、私は人の上に立つ人間ではないのだ。そういうことは――そう、全て少佐
のような人物に任せておけばいいのだ、と私は思う。そして私みたいな、まるで兎のよう
に臆病な人間は、ただそれに従っていればいいのだ。
人間。ああ、違った。私はもう、そんな脆弱な生き物ではないのだ。
吸血鬼という奇跡の存在。限界を超えた身体能力と、超常の力を持つ化物に、私は生ま
れ変わったのだ。
どうせなら、心も生まれ変わらせてくれたら良かったのに。いつもそう思う。
千人の同志の内、たかだか数十名。それを率いる責務にさえ耐えられないような、弱い
心。なぜそれも、生まれ変わってはくれなかったのだろう。
けれど、その怯えを外に出すことはできない。少佐は私に期待の目を向けてくださり、
部下たちは私にその全てを懸けてくれているのだから。
だから私は演じる。マスケットをたった一人の助演に選んで、高らかに闘争の歓びを歌
い踊る――ふりをする。どれほど疲れても、どれほど苦しくても。
道化が泣けないように、私が弱さを見せることは許されないのだ。
悲劇ですわ、喜劇ですわ。それは他でもない、道化を演じるしかない自分自身への歌だった。
それでも、その疲れに押し潰されそうになることはある。
滅多に人の来ない場所を選んで、私は倒れこむように腰を下ろした。女らしさの欠片も
ない針金のような脚を曲げ(それはいつもコンプレックスの対象だった)、膝を抱えて顔を
伏せ、大きく溜息をつく。
いくらもしないうちに、涙が溢れ出す。一度泣き始めると、そう簡単に収まるものでは
ない。背中は震え、嗚咽を漏らし、零れた涙は床にぽつぽつと雨音を立てる。
こんな姿は、万が一にも人に見られる訳にはいかないが、誰に憚ることもなく、自分の
弱を曝け出す時間は、私には確かに必要だった。そうすることで、少しは楽になれる気が
したのだ。
だがその時、私はあまりにもその行為に没頭しすぎていたらしい。
傍らに立つ人の気配に気付いた時、遅過ぎることをすぐに理解した。いつからここにい
たかはわからないが、声は聴かれただろうし、もし聴かれてなかったとしても、顔を上げ
れば涙でぐしゃぐしゃだ。ずっと顔を伏せていたかったが、声を掛けられたら顔を上げな
いわけには行かない。
無様に泣いていたことが皆に知れ渡ってしまったら、皆はきっと、私を笑うだろう。ヴェ
アヴォルフの癖になんと無様な、と。そう思うと背筋が寒くなる。
私はなんて臆病なのだろう。人の上に立つ責務も、戦果を期待されるのも怖いと言うの
に、見放されるのも怖いのだ。
私は、傍らの人物が私を呼ぶ、その処刑宣告の声を、ただじっと待つよりなかった。
しかし、いつまで経っても声は掛けられなかった。かわりに、ことりと何かが床に置か
れた音がして、足音が遠ざかっていく。
顔を伏せたままちらりと見ると、置かれたのは湯気を上げるマグカップで、立ち去る長
身の後姿は、大尉のそれであった。おそらくは自分の為に淹れ、一人で飲もうとしていた
コーヒー。彼はそれを置いて、ただ立ち去ろうとしてくれたのだ。
私は、泣き顔を隠すことも忘れていた。マグカップを両手で持つのと、声を上げるのが
同時だった。
「た、大尉ッ!!」
彼は無言で振り返る。いつもと同じ、言葉を紡がない唇と、読めない表情。感情の色を
映さない瞳。
「あ、あのッ、これッ、ありがとうございます……!」
もちろん、それに応える言葉はないまま、彼は再び背を向け、しかし「問題ない」と言
うように、片手を軽く挙げた。
ミルクも砂糖も入っていないコーヒーは、故国の森のように黒く、薫り高く、そしてな
により、温かかった。
それから時折、私は2つのマグを手に、そこに行くようになった。ひとつは大尉の分、ひ
とつは自分の分だ。
大尉は来ることもあったし、来ないこともあったが、来れば無言のままコーヒーを受け取
り、飲み終わるとやはり無言で去っていった。
それはとても心地良かった。
大尉は何も言わない。いつも無言だ。傍にいても、何の言葉もない。
それは素晴らしく、居心地が良かった。互いに期待の言葉も、崇拝の台詞もない関係。
その時、私は一人で泣くよりも、自分を解き放てるような気がしていた。
やがて、私は泣くことも、溜息を吐くことさえしなくなっていた。
だが、その関係を崩そうとしているのも、また自分だった。
心地良さはやがて、真っ直ぐな好意に変わり、好意が恋愛感情に成長するまで、それほ
どは掛からなかった。
怖かった。互いに何も望まない関係だからこそ良かったのに、私の恋は、それを壊そう
としている。
大尉が、そういうことにまるで興味のない人物だということは、私も良く知っている。
少佐への忠誠と、闘争に全てを捧げた人だ。私なんかに恋心を打ち明けられたら、迷惑す
るか、それどころか疎ましく思うだろう。そうなってしまえば、今の心地良い関係に戻る
ことさえできなくなる。
だから私は、想いを外に出さぬように、用心深く振舞うことを選んだ。
一度は減った溜息が、その理由は違えど、再び増えていた。
乙です!192殿!プレッシャーをかける気はありませんが、がんがって下さい。
数日前のノビタ状態の中尉からしたら、雲泥の差や〜皆いい人だ( TДT)
>>209 またそんな贅沢なオーダーを出して・・・(・∀・)イイ!!ではないか!
問題はどういう状況を作るかだな〜メイドに化けて本部に帰ろうとするお嬢さん
を、ゾーリン姐さんか鬼畜版シュレがひっ捕まえるのがベターか・・・
あぼーん
>>211殿
乙です。おお早く続きが読みたい。ハァハァ・・・
>>208 おめでとう!高○健でビンゴみたいだ(w
192さんのリップタンは激しくきゅーとであります!!漏れにください!!(マジ
あぼーん
219 :
169:03/07/08 22:13 ID:SrWw7Mf8
192さん、自分の駄文を褒めて頂き感謝の極み!! ズパッ
もっともっと修練を積んで、将来立派な職人になりたいと思ひます。
209・214さん オーダー請け賜りますた!妄想全快で逝ってみます。
週末にもいければと・・・今度は冥土服を生かしたいです。
今度はイっちゃったシュレでと・・・使いやすいんですは、彼(w
192さん
吸血鬼はコーヒー飲めないので赤ワインかなんかのほうがおもしろかった
細かくてすまん
221 :
209:03/07/08 23:32 ID:hRnHwkEL
職人さん達お疲れさまでし。
(*゚ー゚)
( つ[旦旦~ イップクドゾ
ところで169さん、オーダー受けてくだすったのは有り難いのですが
冥土編のお相手はゾーリン姐か旦那ってのはどうでせう?
(どっちを選択するかで全然違うシチュになっちまうけど)
個人的にシュレたんはいぢめてみたい方なんで…
あ、でも趣味でなかったら結構ですんでお好きなようにどぞ。
>>221 169をフォローする訳ではないが、旦那で局長を「陵辱」するのは、
そこまで持っていくのが難しい、と言ってみるテスト。
ゾリンはただいま隊長さん&婦警と死闘中、個人的には「犯す! 全員犯す!」
と大暴れしてほしかったが、ま、いいでしょw
>>220 ヴェアヴォルフだからO.K!ってことにしとき!
223 :
209:03/07/09 00:41 ID:LxwENpTn
>>222 そうでしね。いや、なんで旦那ちゅうたかってと
単に局長言葉責めが見てみたかった(笑)旦那減らず口多いから。
シュレたんが小憎らし〜くいぢめてくれるのならそれも良。
ゾーリン姐は単なる趣味なんでしが…セラスたんをHにいぢめるのも良さげ。
本編だとあっさり返り討ちになりそうだけど。連続カキコスマソ。
職人さんがいらっしゃる前に、一つ懺悔していいかな?
クロスファイアー3の頭で、夏服(?)バージョンのハインケルの
胸に下げてる十字架を見た時、
「こいつのオパーイコでパイズリしたら、俺の息子も
ビックリするほどユートピアに行けるだろうな・・・・・・」
などと淫らな妄想をした。こんな俺を主は許してくださるだろうか?(藁
>213
「中尉、喜び給え。君がこの闘争の先陣を切るのだ。戦争と殺戮の舞台の幕を挙げるのだ。
世界はいつまでも平穏であると、愚かにも都合のいい夢を見ている連中の目を覚まさせて
やれ。闘争の世紀の鏑矢を放つのだ、君の手で」
命令は、イギリス空母イーグルの出航前に、内通者の協力を得て艦内に浸入・潜伏する
こと。船が充分陸地から離れたら(おそらくウェールズ沖が最適だろう)、空母を占拠し、
我等が艦と改めること。そうして敵の目引き付けること。その後、ロンドン市内での作戦
行動開始まで待機――ただ待機するだけでいい。それで充分以上に効果は上がる。
敵の目がこちらに向いている間に、本部隊がロンドンに上陸できれば、それで良いのだ。
大事なのは、それを邪魔させないことだ。
そしてロンドン上陸が始まる刻限、私の部隊は空母の能力全てを使って、上陸部隊を支
援する。
イーグルの出航予定から逆算すると、物資の積み込みはとうに始まっているはずだ。そ
れに紛れて艦内に侵入するためには、遅くても24時間後にはここを出て、イーグルの母港
に向かわねばならない。
時間がなかった。24時間のうち、そのほとんどと言える22時間は出撃のための準備に費
やされ、残る時間は2時間だけだった。
出撃前に、もう一度だけ、大尉に会いたかった。
もう2度と会えなくなるという訳でもない、とは思う。空母制圧など赤子の手を捻る程
にも難しくない任務だし、大尉が戦場で後れを取るとも思えない。例え、英国にはあの
『不死の王』がいるとしても。
きっとまた1週間もすれば、皆が元のように集まって、先の闘争の愉悦を思い返し浸り
つつ、次の闘争の機を待つ日常が戻るはずなのだ。
それなのに、何故だか今、もう一度あの場所で会いたいと思った。
私は、2人分のコーヒーを入れ、それを持っていつもの場所に立った。今日、この2時
間の内に、ここに大尉が来るという保証はどこにもない。でも、それでよかった。
賭けだったのだ。
もし大尉が来たら、私は精一杯の勇気を振り絞ろう。この想いを伝え
よう。その結果がどうなろうと、私はきっと恥ずかしさに死んでしまいそうで、しばらく
は彼の顔をまともに見ることも出来なくなるだろうが、構いやしない。どうせ私は当分、
海の上なのだ。
大尉が来ないのなら、それでいい。私はこのマグカップの片方を、ここに置いて出撃し
よう。闘争の場には相応しくない恋心も、マグと一緒にここに置いて行こう。
1時間は、無為に過ぎた。コーヒーはとっくに冷めている。
残された時間はあと1時間。それだけの時間で何が出来るというのだろう。そう思って、
私は薄く笑った。
きっと臆病な私のことだ。ああ言おう、こう言おうと頭の中で言葉を捏ね回してはみた
ものの、実際にその時になれば、緊張のあまりそんなことは全て吹き飛んでしまうだろう。
話を切り出すまでにたっぷり30分は躊躇って、それでも言葉は要領を得なくて、ちゃんと
相手に伝わる意味を持つ言葉になるまでに、残り30分で足りるだろうか?
足りはしないだろう、と思う。それなら、もうここを離れればいいのだろうが、それで
も私は未練がましく待ち続ける。すでに想いは、一目会えれば、という消極的な願いに摩
り替わっている。
おそらくは出撃の直前、戦列を見送る一段の中に、大尉も加わるだろう。姿を見るだけ
ならば、その時で充分だ。
しかし、出来ればここで会いたかった。コーヒーの薫りの記憶を残す、この場所で。
さらに30分が経ち、私がついに諦めて、そこを立ち去ろうとした、その時。
待ち望んだ軍靴の音だった。ストライドの広い、ゆっくりとした足音。
大尉だった。
「……ッ あ……ああ……」
やはり、まともな言葉にはならなかった。やっと出たのは、掠れた喘ぎ声だけだった。
私の震える手から大尉が手付かずのコーヒーを取り上げて、冷めきったそれを口にする
のを見ても、私の硬直は解けなかった。
やはり無理だ。何も言えない。想いを伝えるなど、とても。
227 :
192:03/07/09 09:43 ID:TPY4DyJC
すいません、今日はここまで。次回こそエチーを。
>220
すまん、大尉ストイックすぎて、アルコール似合わないんですわ、これが。
ノンカロリーの飲み物ぐらいはイケるってことにしてやってください。
ドクと少佐も、美術館のシーンでお茶してることですし。
+おまけ。今日のボツネタ。
「中尉みぃーつけた♪」
予想外の闖入者に、私は激しく動揺していた。マグを持つ手が震え、その中の黒い液体
は波立ち、その一滴がスーツの胸元に飛ぶ。慌てて拭おうとしたが、両手はマグに塞がれ
ていてままならない。
「あ、大変。早く拭かないとシミになっちゃうね。僕が取ってあげるよ」
シュレディンガー准尉はそう言うと、止める間もなく、私の懐にするりと入り込んだ。
そして、胸元に珠を作っていたコーヒーの雫をぺろり、と舐め取る。その仕草はまるで、
私たちの食事――犠牲者の血を舐め啜る様を思わせて、私は再び身震いした。
「……ふたつもマグ持って、誰かと逢引?」
「ば――馬鹿なことを言わないでッ!!」
「あはは、そんな真っ赤になっちゃって、図星? やだな、そんなに怒らないでよ、中尉。
少佐からの伝言を持ってきたんだから――来い、ってさ」
登場キャラ多すぎるんで削られたシュレ……
……ッ お……おお……乙であります!192殿!!w
相変わらず萌え萌え燃えな中尉に小官のマグナムは暴発しそうです!
グオオオオオオオオウォオオオ!!!
大尉殿、中尉殿、そして192殿!!!
早くして〜〜〜続きをおおお!!1
ドピュっ
230 :
192:03/07/09 20:35 ID:j0L+vup+
>225書き直し
命令は、ウェールズ沖を航行するイギリス空母イーグルを制圧、我等の艦と改めること。
それから、次の作戦行動の開始まで、それに抗うあらゆる勢力を排除し続けること。
その後は、ロンドン市内での作戦行動開始まで待機――ただ待機するだけでいい。それ
で充分以上に効果は上がる。
本部隊がロンドンに辿り着くまで、それまで敵の目を引き付けておくこと。それが前座
の私の役目。本当の舞台の準備が整うまで、私は観客に舞台裏が見えぬよう、盛大に歌い
踊り続けるのだ。
そして、ロンドン上陸が始まる刻限、私の部隊は空母の能力全てを使って、上陸部隊を
支援し、同時に全速で英国へと駆け戻る。前座の役者がメインの舞台の片隅に立ってはい
けないと言う法はない!
しかし、闘争の悦びは、同時にひとつの刻限を私にもたらした。
イーグルの航行予定から計算すると、遅くても24時間後には出撃しなければならない。
実際、少佐もその時間を、私の出撃時刻に指定した。
時間がなかった。24時間のうち、そのほとんどと言える22時間は出撃のための準備に費
やされる。、私に残された時間の余裕は、僅かに2時間だけだった。
出撃前に、もう一度だけ、大尉に会いたかった。
もう2度と会えなくなるという訳でもない、とは思う。空母制圧など赤子の手を捻る程
にも難しくない任務だし、大尉が戦場で後れを取るとも思えない。例え、英国にはあの
『不死の王』がいるとしても。
きっとまた1週間もすれば、皆が元のように集まって、先の闘争の愉悦を思い返し浸り
つつ、次の闘争の機を待つ日常が戻るはずなのだ。
けれど、おそらくは、あの場所で会うことは、もう2度と出来ない。一度闘争の火蓋が
切って落とされれば、この拠点に我々が戻る理由は、どこにもなくなってしまう。
だから、もう一度会いたかった。出撃の前に。
私はいつものように2人分のコーヒーを淹れ、そこにに立った。今日、この2時間の内
に、ここに大尉が来るという保証はどこにもない。それでもいいと思った。
231 :
192:03/07/09 20:40 ID:j0L+vup+
すいません、思いっきり原作を記憶間違えしてた……(´Д⊂ モウダメポ
なぜかリプたんたちの棺が艦に積み込まれてて、
そのまま制圧したような気になってたんですが、
読み返してみたら、ヘリで颯爽と登場してるし……
取り急ぎ、見苦しいですが書き直しを。
反省して逝ってきます ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
>>231 逝かないで、逝かないで〜我らの192殿ー!
つか言われて始めて気付いた。ドンマイドンマイ!
233 :
169:03/07/09 22:46 ID:lug0YL3X
こんばんは〜192さん今日も絶好調でしね〜
幸せにしますので自分に中尉を下さい!!(半分本気ですw)
209さん申し訳ないです〜。自分は百合をうつくしく描ける程経験値溜まってませんので・・・
埋め合わせといっては何ですが、局長さんの下着の色をオーダーしてくらさい。
今の自分に出来るのはそれくらいです・・・・・(´・ω・`)ショボーン
>>222さん、「犯す! 全員犯す!」のゾーリンたんは激しくステッキーですなあ
誰か隊長さんとセラスたんをズイズイずっころばす姐さんを書いて頂けないでしょうか?w
あぼーん
235 :
3:03/07/10 09:20 ID:cFqx0wgD
>226
言葉は出なかった。いや、言葉などいらないのかもしれない。
この場所に、言葉は要らない。私も大尉も、いつも無言だったではないか。
そっと私は手を伸ばす。無理に何かを言う必要がない、という認識が、私を驚くほど大
胆にさせた。
頬に触れる。大尉は動かない。嫌ならばこの手を振り払って欲しい。いや、受け入れて
欲しい。不安と希望が滅茶苦茶に頭の中を駆け巡る。
私も背が高い方だが、大尉はもっと高い。爪先立ってやっと届くその唇に、私は自分の
それを重ねた。
拒まれなかった――それに安堵した時、先程までどこかに姿を消していた、羞恥が一気
に押し寄せた。
「……あ……あハッ……はははっ……!」
狂人のような笑い声を上げて、私は大尉の足元にへたり込む。片手のマグが音を立てて
転がり、床に中身をぶちまける。感情が高ぶりすぎて、一時的に体のコントロールが利か
なくなっているのだ。
笑い声は、自分への哄笑だ。他者の生命と肉体を蹂躙するのを最高の悦びとし、血を甘
露と味わい、断末魔の悲鳴を歌曲のように愉しむ吸血鬼である私が、まるで今、初めての
恋をした少女のようではないか。
不意に、なんの予兆もなく大尉が身を屈める。ことり、と。あの時のように静かにマグ
カップが置かれ、そしてやはり無言のまま、その手が私の頬に触れる。
それはまるで、先程の光景を逆回しに見ているようだった。長身を大きく曲げて、大尉
のそれが私の唇を覆う。
唇が離れても、私は自分に起きたことが理解出来なかった。
私は今、どんな醜い顔をしているだろう。紅潮した顔は、大嫌いなそばかすをより赤く
際立たせて、馬鹿のように口を半開きにして、そのくせ自分のしたことへの驚愕と歓喜に
震え、瞳を半ば濡らして。それはまるで、飢えた獣のようではないだろうか。
そのみっともない顔を隠すことも出来ず、私は泣き笑いの表情で、大尉を見上げ続けた。
……すんません。キスまで行くのでさえこの体たらくで。
大尉殿も中尉殿も、こんなに動かしにくいキャラだとは……
次回エロ、そしてエンディングでもう1回ってとこだと思います。もう少しお付き合いください。
次回エロ!楽しみです!
237 :
209:03/07/10 13:43 ID:Y2XDi6E+
>>169 おおおマジっすか?では遠慮なく!!
色は小麦色の肌に映える純白を、素材はシルクの総レ−ス使いで!
ガーターベルトは必須、でもってストッキングはバックシ−ム入り…ってなところで如何?
冥土服に相応しく清楚にとおもたんだけどスカートめくるといきなり
セクシーな黒ずくめってのも捨てがたいな。お好きな方でやっちゃってくだちい。
>>222 「全員犯す!」な姐さん素敵ですね。誰かやってくれんかなあ。
>>209 いいないいなあ〜でも漏れと趣味が一緒だからいいや(藁
192・169両職人殿のお蔭で今週はビューテホーな週末が迎えられそうです
あぼーん
240 :
169:03/07/10 23:00 ID:4S/q71wl
認識した、我が主人
>>209 な〜んちってw
グルメなオーダーにお答えできるか自信は全くありませんががんがってみますw
今、資料に使おうとメイド服でぐぐってみたら、ゴイスーなことになってしまいますた。
メイド服っておくが深いんですね〜
妄想は完全終了しました。後はこれを文章にするだけです。(これが一番問題!)
土曜日夕方から日曜日中には逝けると思います。では少し中身のセリフを並べてみると…
「で、それを私に身に着けろ、というわけか?ウォルター」
「シュレ君の戦略・戦術理論口座! パフ♪ パフ♪ パフ♪」
「王立国教騎士団と英国海軍は馬鹿の巣窟ですか?」
「なんだ、これで終わりか?これで私を辱めているつもりか?」
「目は覚めたかい?ヘルシングのお姫様。」
・・・・・・墓穴掘ってますねwあまり妙な期待をしないのが吉です。
静かに192さんをお待ちしましょう!
241 :
169:03/07/10 23:07 ID:4S/q71wl
追伸:少しでも萌え燃えな局長様にしようと、ただいまハマーンの中の人
が熱演されていることで有名なくりぃむレモンの「ポップチェイサー」を
視聴中。(;´д`)ハァハァです!!
ところで我等がヒラコー先生も大絶賛な作品と聞きましたが本当でしか?
スレ違いな上、連続カキコ申し訳ありませぬ。今夜はここで逝きます。
>241
逝くって、どこで逝ったんだYO!(w
激しく名作の股間、がんがれ!
ところで、「シュレ君の戦略・戦術理論口座! パフ♪ パフ♪ パフ♪」の
「口座」って、「講座」の間違いだよな?
ああ、今日ついに中尉と大尉がエッチチするのね〜
あぼーん
あぼーん
245 :
209:03/07/11 13:59 ID:6G3HZl7g
169さん、何ともステッキーな予感がいたしまつね。
チラリズムで焦らすたあ罪なお人だ(笑)
漏れは週末は来られないので週明けに楽しませてもらうつもりでつ。
がんがてくだちい。192さんの可憐な中尉も楽しみにしてまつ。
>235
しかし、貪欲さもまた、吸血鬼のひとつの特徴であると、私は改めて思い知らされた。
唇が熱い。飢えている、と思った。あんな、触れるだけの口付けでは足りない。舌を差
し込み歯列を割り、唾液を流し込み、流し込まれてそれを飲み下したい。
もっと貴方を。もっと私を。
今度こそ、私は羞恥を忘れた。飢えに勝る衝動もなければ、飢えを抑止できる理性もま
たないのだ。
大尉の首をかき抱いて、本能のまま貪るように唇を吸う。舌を絡め、唾液を舐め啜る――
拒まれない!!
歓喜とは、こういうことを言うのだと私は知った。
だが、まだだ。まだ足りない。唾液では足りない。もっと熱いものが欲しい。
首筋に直接牙を立てることを耐えたのは、ほとんど奇跡に近かった。大尉の襟の高い軍
服の前を押し広げ、爪を立てて小さく裂く。そこに舌を這わせ、ぷっくりと盛り上がった
血の珠を味わう。
血は甘かった。そして熱かった。ただ命を繋ぐ為に啜る有象無象の血液と、好きな相手
の血ではこんなにも違うのかと、私はただただ驚いた。
それでも、まだ足りない。獣のような欲望だ、と私は思う。
女の本能が、もっと熱い体液を望んでいる。唇や舌でなく、もっと深いところでそれを
味わいたいと叫んでいる。
私は、引きちぎるようにタイを解き、ボタンを外すのももどかしくシャツの前を引き裂
いた。薄い胸を晒すのには少し抵抗があったが、それも奔流のような欲望の前に崩れ去った。
不安はあった。厚い眼鏡なしでは耐えられない近眼、そばかすだらけの顔、針金のよう
な手足。私の体には、異性を惹き付ける要素などまるでないように思える。
ここまでは同情交じりに付き合ってくれたのだとしても、彼がこの貧相な体を見て幻滅
し、そのまま立ち去ってしまうのではないかと考えると、不安どころかここから逃げ出し
たい気持ちで一杯になった。
だから、その大きく無骨な手が再び触れた時、私はこれが、何もかも夢なのではないか
とさえ思ったのだ。
気ぜわしく、最低限の衣服を脱ぐ。全てを脱ぎ捨てて、体中で感じていたかったが、その
時間の余裕はなかった。
愛撫は手の無骨さに似合わず、繊細で優しかった。首筋をなぞられても、薄い胸の頂点
を摘まれても、何もかもがすぐに熱い吐息と快感に変わった。
喘ぎ声の合間合間に唇を吸い、血の滲む傷口を吸い、また喘ぐ。
ずっとこのまま、こうしていたい、とも思った。この快楽に溺れ、熔けてしまえたら、
どんなにいいだろうか。
だが、時間がなかった。ちらりと時計を見る。あと20分を切っている。そして何より、
その優しい愛撫では足りなかった。
もどかしい。もっと熱いものが欲しい。もっと強いものが欲しい。それは吸血鬼の貪欲
さの顕現だ。
無茶は承知の上だった。ここまで来たらもう笑い話にもならないが、私はこれが初めて
なのだ。
コンプレックスの塊のような体を他人に晒すことなどとても出来なくて、人間だった時
はおろか、吸血鬼に転じてからも、男とそういう関係を持ったことはなかった。
初めての時は、充分に時間をかけてほぐさないとどんな酷いことになるか。聞きかじり
の知識ではあるが、私もそれぐらいは知っている。実際にあの大戦中、同志が劣等民族の
雌豚を相手に戯れた時の、その絶叫を聞いたこともある。
だが、そんなことはどうでも良かった。ただただ、それが欲しかった。
おずおずと、大尉のそこに手を伸ばす。この期に及んでなお、そこが劣情の熱を持って
いなかったらどうしようと恐れたが、それはどうやら杞憂で済んだようだ。
それは、想像以上に大きくもなければ、小さくもなかった。つまりそれは、大柄な大尉
に釣り合うサイズということで、これはきっと楽ではないだろうなという予感がした。
私の動きをなぞるように、今度は大尉の指が花弁をなぞる。そこはまだ、充分に潤んで
はいない。快楽に濡れるより、緊張で強張ってしまっている。想い人の血を味わった興奮
で多少はほぐれているが、初めてだということを差し引いても、男のものを受け入れるに
はまだまだ不十分だった。
それでも良かった。たとえこの身体が壊れてしまっても構わなかった。今この場で、抱
いて欲しかった。
唾液では足りない。血でも足りない。もっと熱い、あなたの体液を。
願いは、届いた。
僅かにぬめりを帯びただけの花弁に、大尉の男そのものが押し当てられる。次の瞬間、
灼けつく棒に貫かれたような衝撃が私を襲った。
「くッ――ああああああッ」
溢れたのは、悲鳴だった。
痛い痛いと聞いてはいたが、まさかこれほどとは。引き裂かれるような痛みだ。嬌声な
ど出ない。快楽ではなく、痛みで体が痙攣する。
だが、気遣うように動きを止めた大尉に、私は首を横に振る。
痛くていい。痛みさえも幸福だ。痛ければ痛いほど、私はきっと、この時のことを鮮烈
に記憶できるから。これが夢などではなく、確かに現実なのだと記憶できるから。
再び、大尉が動き出す。ぎしぎしと体が軋むような痛み。花弁からは処女の証である血
が滲み、それがようやく溢れ出した女の蜜と混じって、太股にとろりと伝う。
「は……ッ あ……う……うあ……ッ」
それで痛みが紛れるはずもないのだが、どこかに縋りつかずにはいられなくて、大尉の
軍服の胸元を引き裂かんばかりに握り締める。それでも足りずに、私は先程の傷に吸いつ
いた。
熱く甘い血。それに酔い痴れることで、痛みは僅かだが軽くなる。いや、痛みを超える
快楽が、体の奥からこみ上げてくる。
激痛と、それを覆いつくさんばかりの血の快楽が、頭の中で炸裂する。視界が奇妙に白
く染まり始め、自分の声も、僅かに乱れ始めた大尉の吐息も、何もかもが遠くなっていく。
その白色が世界の全てを覆い尽くした時、私は確かに、自分の中に弾けた大尉の熱を感
じていた。
時計を見る。あと5分しかない。シャワーを浴びて身を清めるにはとても足りない。顔
を洗って服を着替えるだけにしても、少し足りないかもしれない。私は慌しく、とりあえ
ず部屋に戻れる程度の身繕いをした。
あと4分。最後に何か、と思って大尉を見上げ、私はそこでまた言葉に詰まった。
大尉は、まるで何事もなかったかのように平然と立っている。いつもと同じ、言葉を紡
がない唇と、読めない表情。感情の色を映さない瞳。
「御武運を」
結局、私が言えたのはそれだけだった。言葉に添えたのは敬礼。これが、この人に対す
るには一番相応しい、と思った。
「それでは、行ってきますわ――御武運を、大尉」
その時、ほんの僅かに大尉の唇が、ほんの短い言葉の形に動いたと思ったのは、私の都
合のいい見間違えであったかもしれない。けれど、確かに私にはこう見えたのだ。
ただ一言、君も、と。
そして、私は洋上の人となった。
「あと36時間35分――ああ、待ち遠しいですわ。待ち遠しいですわ。待ち遠しいですわ」
約束の刻限。それが来たら、私はロンドンへ、戦場へ駆け上がる。そこには闘争があっ
て! 戦争の愉悦があって! そしてあの人がいる!
「急いて、急いていらっしゃいな、代行殿」
それは夢のような光景。血と苦鳴と残虐さに満ちた、絢爛豪華な歌曲の舞台。
私はうっとりと、そこで踊る自分と大尉の姿を夢想した。
しかし、夢は夢のまま打ち砕かれる。
鉄の黒翼を広げて降り立った、狂気の代弁者の手によって。
心臓を銃身で貫かれ、喉を骨が見えるほど噛み破られて。
血を啜られる音が、頚骨を伝って頭の中に響く。
おぞましいけれど、それはそれはひどく――
ひどく、気持ち良かった。
視界を覆うのは、漆黒の魔王。
全身の力が抜けて、自分の意思に反して手足が痙攣して。
心臓を貫く銃身だけが、やけに熱くて。
血を吸われ、飲み下される度に、血を失った体は冷えて、
そのせいで却って、突き刺さる銃身が熱かった。
それでも、表層だけが犯されているうちはまだ良かった。
肉をすり抜け、内臓を擦り上げられる感覚。死にかけた細胞ひとつひとつにまで、奴が
入り込んでくる。髪の毛から爪先まで、どこもかしこも一度に犯される、その恐怖とおぞ
ましさと快感と言ったら!
さようなら さようなら さようなら 少佐
ついに、奴は肉体だけでなく、私の意識までも犯し始める。
大隊の全貌、今回の作戦、機密――私の知識や記憶、利用価値があるものは全て吸い上
げるつもりなのだろう。心ならずも少佐への忠誠を破ることになるのを恐れて、私は必死
に自我を護ろうとする。
だが、圧倒的な強さで侵入してくる奴の意識の前では、私の抵抗など濁流の前の葦のよ
うだった。まともな意識を保っていることすら難しい。脳髄を滅茶苦茶に蹂躙される感覚
は、幻か現実か。
さようなら さようなら さようなら みんな
やがて魔王の眼は、私の心の一番奥、大事に仕舞い込んだあの記憶を見付けてしまう。
お願い。そこには入らないで。そこを汚すのはやめて。そこだけはやめて。そこに入っ
ていいのはあの人だけだ。
私は子供のように泣き叫び、懇願する。
それは、あの30分の記憶。コーヒーの薫りに包まれた記憶。
しかし魔王の意識は、容赦なく私の意識を飲み込んでいく。苦痛と狂乱と快楽が、綯い
交ぜになって押し寄せる。
いっそ狂ってしまいたかった。狂ってしまえた方が、どれほど楽だったか解らない。
けれど、それも許されなかった。
長い悲鳴と嬌声を同時に上げながら、私はぐちゃぐちゃに融かされて咀嚼されて、そし
て意識の最後のひと欠片まで、魔王の中に呑み込まれていった。
さようなら……さよ……うなら……
さよ……う……な……ら…………
……た…………い………………
――心の一番奥底に仕舞い込んであるから、何を隠しているのかと覗いてみれば。
「ふん、つまらん」
不死の王と呼ばれた吸血鬼は、心底不愉快そうにそう呟いた。
あの惨劇の痕跡は、すでにない。血は全て啜り、肉は全て喰らい、何もかも次の闘争の
為の糧と消えてしまった。残るのは冴え冴えとした月光と、途切れることのない波の音と、
巨艦に突き立つ狂気の墓標。
つまらん、ともう一度呟くと、彼は魔弾の射手の最後の記憶を咀嚼し、飲み込んだ。
そして、食い残しのマスケット銃だけが、彼女の存在を証明する、たったひとつの遺物
となった。
END
どうも軍人で純愛を書くと長くなるようで。
長々と失礼致しましたー 12レスダヨ ママン!
週末には169殿がいらっしゃるということですので、
それまでに終わらせようと必死でしたw
>191
結局ハピーじゃない終わり方でスマソ……ノビ犬とは別の意味で救いがないかも……
でも、リプたん語るのに、やっぱりアレは外せませんや。
>124
続きじゃなくって前日談になったけど、こんなもんでいかがでしょ?
えらく間が空いちゃいましたが、宿題消化ってことで。
>169殿
ついに明日明後日ですな。期待してお待ちしておりますです。
>>192 ◆amasykAI5Y
感涙であります!!
リップたん・・・処女っつー設定にハァハァ
あぼーん
キタ━━━(゚∀゚)━━━━━キタ(゚∀゚)━━━━━キタ(゚∀゚)━━━━━キタ(゚∀゚)━━━━━!!
神はここにいたんだねママン!!
あぼーん
あぼーん
あぼーん
259 :
169:03/07/11 23:21 ID:6rWAZGvP
中尉〜!!!・゚・(つД`)・゚・
・・・すみません、取り乱してしまいますた・・・
192さん、乙であります。きっと中尉は幸せだったと思ひます。いや、本当。
ああ、それからあまり自分に期待しないでくらさい。実にやヴぁい状態です。
なぜかプロローグとエピローグは終わってるのですが、肝心の陵辱が出来てません。
このままでは泣き虫サクラに張り倒されます。「陵辱がないでしょう〜〜!」って(w
長くなりそうなので、前後にわけようか思案中です・・・
>>192殿
乙。イイ!大尉の一言に萌
ハァハァ
>192殿に最敬礼!!
神!神!神!
彼は私に萌えを与えもうた!!
どこまでも無口な大尉萌え〜
別離の一言がさらにきましたっ!
エロのないパートもエロも
すべてひっくるめて素晴らしかったです!!
SSとしてはコンパクトだと思う次第。
乙でした!
あぼーん
あぼーん
マサカ ココデナクトハ オモワナカターヨ・゚・(つД`)・゚・リプタン…
265 :
169:03/07/12 18:18 ID:j+HVanMG
やはり、全部は無理でした。前後二回に分けたいと思ひます。
いやあ、もう長い長い、無意味に長い。なぜメイド服か、
シュレの言葉責め、メイド服の描写で喰われまくってます。しかも駄文。
それから服飾関係はド素人ですので、用語が違う、こんなメイド服あるか
等の抗議はご容赦を。それから魔弾は海に中までうんぬんは脳内妄想です
ので気にしないで下さい。ではでは・・・
「ま、待ってくれ、インテグラ!」
そう呼ばれて彼女は振り返った。呼んだのはつい先程別れを告げた、ペンウッド卿であった。
「ふ、二人だけで脱出して、本部まで戻るつもりかね!?ぶっちゃけ危険すぎる!!
こちらから護衛を出そう、準備をするから少し待ちたまえ!」
「お心遣いまことに痛み入る、ペンウッド卿。
しかし今は少しでも防衛体制の回復を図ることに全力を注がれよ。」
「し、しかし!…奴らの目標は君らだ!重火器で集中砲火を喰らったらどうするね?」
インテグラは少し首を傾げて考え込む。確かにそのとおりだ。
市内を突っ切る、言うは易いが実行は甚だ難しい。
特にインテグラもウォルターも「ミレニアム」の連中に面が割れている。
飄々としていたがあの「少佐」とやらが、戦力の掌握をしようとする行動を
ただ指を咥えて見ているとも思えない。必ずや妨害に出るであろう。
「しかし、だとすれば護衛はさらに事態の悪化に火を注ぐようなものですな。
重火器装備の兵士にくっつかれては、隠密行動は不可能です。我らとて、
別に吸血鬼どものど真ん中を切り伏せながら突き進むわけではございませんから…」
「ふむう……しかしその格好ではいささか目立たないかね…」
そう言われて、インテグラは自信と執事を見渡した。ウォルターはいい。
こんにち珍しくなりつつあるが、それでもロンドンにいない訳ではない執事にしか見えない。
問題はインテグラである。褐色の肌で金髪、この段階で既に反則だが
その上男物のスーツを身にまとっている。とびきりの美女(パッと見た感じは美男だが)が、
高級葉巻を咥えて颯爽と歩けばそれだけで目立つ。
しかも、彼女は今ロンドンを襲撃中の連中にとって敵方の総帥格だ。
このまま跳びだせば、たちまち蜂の巣にされるだろう。
「そうだ!ちょうどいいものがあった!主はまだ英国と女王陛下を見捨てたまわず!
こちらに来たまえ、インテグラ。なに、そんなに時間は取らせない。」
そう言って、ペンウッド卿は一人だけ喜々として自室に向かって駆け出した。
怪訝な表情を浮べてインテグラは執事に振り返える。
彼は肩をすくめて溜息をだすばかりだった。
策が無い以上、人様の案を拝聴するのも致し方あるまい。
そう思いインテグラは海軍中将の後をついていった。
「はは…これは…」「ヴィクトリア朝期プロトタイプメイド服。」
「ドレス・パーツは?」
「古式ゆかしくメイド服のスタンダードであるワンピース、
色は我が大英帝国華やかなりし頃のメイド色たる黒。」
「エプロンは?」「エプロンドレス使用。フリル飾りで周囲を強化している。」
「スカートは?」「足首まであるロング/フルレングス、膝上までのフレンチは邪道だ。」
「フットウェア・ホーズは?」
「ストッキングとガーターベルトの併用、純白の仕様に統一した。
インテグラの肌に映えると思う。素材はシルクの総レ−スを使用。ストッキングはバックシーム入り。」
「ヘッドドレスは何故カチューシャを、しかもレースの。」
「今更三角巾やキャップでは家政婦と誤解されかねないよ。
ここは、少し現実と妥協すべきだと思うな、ウォルター」
「パーフェクトでございます。ペンウッド卿」「て、照れるな・・・ありがとうウォルター」
「で、それを私に身に着けろ、というわけか?ウォルター。それとも貴様が着るのか?」
彼女にとって意味不明な会話を展開する二人のジョン・ブルを冷たくあしらう。
しかし年長の海軍中将を怒鳴りつける訳にもいかず、彼女は自分の執事に不快感をぶつけた。
どう話が飛躍すればメイド服に着替えて脱出する、という発想が浮かぶのであろう?
「それはダメだよ、インテグラ。それでは余計に目立ってしまう。」
インテグラの皮肉を真に受けてペンウッド卿は抗議した。
彼の主張によれば、執事の後にメイドが付き従っても別におかしくない。むしろ普通だ。
これならばウォルターがインテグラを公然と護衛出来るし、
まさか可憐なメイドがサー・インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング卿
などとは敵も思うまい。
「なれば普通の女物の服で十分でしょう。」
「…ここは海軍司令部だよ、インテグラ。デパートではない。
女性仕官もいることはいるが、今から要人を逃がすので貴官の私服を徴発する、
代わりに君は死んでくれ、とはさすがに言えんよ……」
ならば何故英国安全保障特別指導部本営にメイド服があるのだと
小一時間ばかり問いただしたい衝動に駆られたが、とにかく時間が無い。
「インテグラ様、一見突飛な策ではございますが、
中々に敵の盲点を突いているようにも思われます。それに……」
声のトーンを2つばかり下げてウォルターは囁いた。
「おそらくはペンウッド卿の命を賭した最後の提案、無下にするわけには…その…」
「…わかった。今は少しでも時間が惜しい。無駄な戦闘も避けたい。
服一着着るだけでそれが叶うとあれば安いものだ…」
「よし!!それでは直ぐに着替えたまえ。私は部下に車の用意をさせる!!
着替えはこの部屋を使うといい。一応下着類一式も揃っているが、まあそこまで
着替える必要もないだろう。好きにしてくれ。それでは…」
普段の無能ぶりからは想像も出来ないほどてきぱきと段取りを決めて、
ペンウッド卿は足早に部屋を辞した。
・・・・・・
「……何を考えているのだあの御仁は!!」
一人司令執務室に残り着替えをしようとしたインテグラは、
あることに気付いて頭を抱え込んだ。ピッタリなのだ。服のサイズが。
唯一靴のみが、少し彼女に小さかっただけなのだ。
「まさか、私に着せる為に持ち歩いていたのでは…」
結論から言えばそれは誤解だ。ペンウッド卿は自宅のメイドの一人と愛人関係にあった。
その彼女のためにと、特別発注で仕立てさせたものだ。主の御心によるものか、
たまたまその愛人がインテグラと体格が似ていたのだ
――インテグラのほうが遥かに美しかったが。
本来このメイド服は、今夜ペンウッド卿の愛人が身に纏うはずだったが、
何の因果か英国海軍新鋭空母がマスケット銃一丁抱えたメガネっ娘中尉とその部下達に
奪取され、その対応に追われている間に審判の日を迎えてしまったのだ。
「やはり、変だな…」
等身大の鏡に写りだされた自身の姿に、インテグラは首を傾げた。
豊かなバストを覆う黒のバックホックのブラに
今だ穢れを知らぬ秘所を隠匿する黒のレース地のショーツ、
そして彼女の小麦色の肌によく合う白のストッキングにガーターベルト……
「白のガーターベルトに黒のランジェリー…、やはりおかしいな…」
誰に見せるわけでもなく一時的に身に纏うものにも拘らず、インテグラは律儀にも
黒のブラとショーツを脱ぎ捨て、ペンウッド卿の用意したランジェリーに着替えた。
「……だから何故下着まで私とサイズがピッタリなのだ!?」
「うむぅ…似合うことは似合っているんだが、何か違和感が…」
「仕方ありますまい、ペンウッド卿。インテグラ様は本物のメイドではございません。
メイド服を着れば即メイド、というわけではありますまい。致しかたございません。」
「そうだな… うん、そうだそのとおりだ…」
ペンウッド卿とウォルターの前に、メイド服に着替えたインテグラが現れた。
時間が掛かったのは、まさか一度全部下着を履き替えていたからとは、二人には分からない。
頭に白のレースのカチューシャを身に付け、黒のワンピースの襟は白地で折り返され、
赤のボウ・タイで締められている。白のエプロンドレスは、ひらひらと波打つフリルで装飾される。
腰には広幅の白布地の飾り帯サッシュを巻き、後ろで蝶結びで留めている。
靴はイブニング・パンプス。足の甲の部分には赤いリボンの飾りがついている。
ぱっと見た感じでは、確かにメイドに見えなくも無い。
だが、鋭い眼光が全てを裏切った。下品では少しもないのに、それでいて挑んでくるような
野性味あふれる切れ長の眼。間違ってもそれは、「メイド」といわれる者のそれではない。
「すまない、インテグラ…先程の車の件だが…その、なんだ、裏切り者どもが
すべて破壊しつくしてしまったのだ…すまない…。」
「予想はされたことだ、特に問題ではない。這ってでも突破する。」「それではこちらから…」
ウォルターが裏口へと案内する。ちなみにウォルターも一応「変相」はしている。
黒ブチの眼鏡をはめ、あご全体を覆う付け髭だ。この程度で大丈夫かとインテグラは思ったが、
「問題無いだろう…」と恐ろしく投げやりにペンウッド卿は言い放った。
「それでは、二人とも達者でな…… 英国をた、頼んだよ。」
出口近くまで二人を見送り、そうペンウッド卿は激励した。
二人はわずかに振り向いただけで、すぐに外に駆け出した。
二人が角を曲がり、見えなくなるまで彼はその場に立ち尽くしていた。
が、のんびりもしていられない。本営に戻ろうとすると
かすかに少年の声が聞こえたような気がした。
『た、大変だ!見失ってしまった!ちょっと遊びにいってる間に!
まいったなあ〜どうしよう……』
慌ててペンウッド卿はあたりを見回す。しかし誰もいない。
「嫌にはっきりした空耳だな… 疲れているのだろうか?」
しばらく道を駆けていたウォルターは、不意に指で右を指し示す。そこはつぶれた商店だった。
「どうした、ウォルター?」
「実はこんなこともあろうかと、ここに車を一台用意しておきました。
何分誰が敵かわからない状況ですから、用心するにこしたことはございません。」
「手回しがいいな、流石だウォルター。」
「感謝の極み」
素早く鍵を開け、シャッターを上げて明かりをつける。
シートを払いのけて車の後部座席ドアを開ける。ウォルターが一連の作業を片付けている間
彼の主人は所在無げに葉巻を燻らせていた。インテグラの脳裏ではこれからの作戦行動計画が練られている。
…だが、たった一本の葉巻が彼女の計算をご破算にするとは彼女自身思ってはいまい。
少なくとも、インテグラに役者の才能が不足していた……演ずる必要のない人生だったから。
『見〜〜つけた!!ふふッ そんな格好してたんだ!そりゃ、分かる訳が無い!』
「今何かおっしゃいましたか?お車の準備が出来ましたが……お嬢様!?何処においでです?」
ウォルターは只ならぬ事態にあわてて、商店を飛び出しあたりを見回す。
しかし、何処にも彼の主人を見出すことは出来なかった………
「気が付きました?ヘルシング卿。こんばんわ!!あ、それともお早うかな?」
どんよりとした薬による眠りから覚めて、彼女が見たものはおよそ快適といい難いものだった。
どこぞの安ホテルの一室の中に、ささやかな家具類と少し大きめの今自分が寝ているベッド
そしてこれだけは分不相応な白磁の花瓶に生けられた大輪の薔薇の花々がすぐに認識できた。
八名のナチ武装親衛隊(の格好をした)の男たちに周りを囲まれている。
そして自分はあのメイド服のまま、ベッドの手すりに後ろ手に手錠でつながれている。
そんな彼女の真正面に、8人の男と違う軍服の少年が椅子に腰掛けていた。
「お前か?私をこんな所に連れ出したのは?」
「そうだよ。いやホント、焦ったよ〜。あの本営で、新米吸血鬼どもを督戦するついでに
おねーさんを拉ちっ…じゃなかったご招待するように少佐に言われてね、ずっと見張ってたんだよ。
そしたら、廊下にネズミがちょろちょろと出てきてね、思わず――あ、ネズミはどうでもよかったね。
とにかく眼を離した隙に急にお姉さんいなくなっちゃて、必死に探したよ。」
「ほう、で、どうして見つかったのかな?この私は。」
「頭脳が間抜けなのかな?それとも自分を客観的に見ることが出来ない?
本来自分より格上の執事に仕事を押付けて、高級葉巻を咥えながらふんぞり返ってるメイドさん
なんて見たことが無いよ。もうちょっと演技力がないと衣装も何の役にも立たないよ、おねーさん!!」
「………ところでどこの誰だったかな、とんと覚えが無い。」
「素敵な誤魔化し方だね。ハハハっ! そーいえば自己紹介だけはしていなかったかな。
始めまして、ふふッ ヘルシング卿。僕の名前はシュレディンガー、『ミレニアム』の准尉さ。」
そこに八人の男たちの中でひときわ大きな、顔中が傷だらけの男が不毛の会話に割って入った。
「お話の途中で申し訳ありません、准尉殿。かの者が如何なる服を着ていようと、
また如何なる思惑があろうと我々には何の関係もありますまい。ここは速やかに
大隊指揮官殿の下へ護送すべきだと思われますが。」
「曹長、まあ、そうあわてなくてもいいよ。今、少佐は作戦指揮に忙しいからね。
だから僕らで代わって尋問と、危険物を所持してないか身体検査するのさ。何か問題ある?」
「じゃ、まず最初はつまらない話から。率直に聞いちゃうね。
ひょっとしておねーさん、人使いが下手糞な人?」
一瞬、インテグラの瞳が雷電を帯びた。
これがヤツの挑発であることはわかりきっているが……
「……何が言いたい」
「結論から言えば唯一つ、王立国教騎士団の長で、名門のお貴族様でいらっしゃる
サー・インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング卿
はとんでもない無能者、ってことさ。」
「ほ〜う、是非理由を聞かせて欲しいものだな…後学のためにな…」
インテグラは挑戦的に胸を反らし、ベットの手摺に背をもたれさせて
眼鏡越しにシュレディンガーを睨みつけた。
…そう、調子に乗ってどんどん一人で演説していろ。その間に、私の忠実なしもべたちが、
貴様らを血祭りに上げる為血眼で捜しているのだから…
インテグラの思惑を知ってか知らずか、シュレディンガーは得意げに一席ぶち始めた。
「パンパカパ〜ン、シュレ君の戦略・戦術理論講座! パフ♪ パフ♪ パフ♪
そもそも、お姉さんの駒の使い方は最悪だね、意味の無い動かし方が多すぎる。
例えば…わざわざ囮とわかってる空母を落とす為に、手持ちの最強の駒を使う意味って何?」
「幽霊船として無視するにはあまりに物騒過ぎるからな。」
「答えになってないよ。アーカードなんか使わなくたって、他にいくらでも手はあるんじゃないかな?
例えば、潜水艦。試してみたかな?猟師リップヴァーンも、漁師までやるわけにはいかないし……
ふふっその顔は『あ、そうだった!!』って表情だね!」
指摘されて、インテグラは顔を背けた。正直そこまで考えが及ばなかったのは事実だから。
突然ベットにずかずかとシュレディンガーが上がりこむ。
インテグラの上に馬乗りになって、そっぽを向いた顔を無理やり自分の方に向けた。
「当然、この囮作戦の後に本格的な攻勢が始まる、その程度のことはわかっていたよね?
全陸空海軍に第一級戦闘準備命令はすませた?NATOに救援は?
司令部のスミでガタガタふるえてアメリカ大統領に助けを求める心の準備はOK?
…その表情からすると、これもやってない、ってことだね。
王立国教騎士団と英国海軍は馬鹿の巣窟ですか?」
ギリギリギリギリギリ・・・インテグラの口中で奥歯がなり続ける。
私が悪いんじゃない、私が悪いんじゃない、みんな打つべき
手を打たない連中が悪いのだ。私は私の仕事をはたしたのだ…
「ふふっ、政軍高官も馬鹿ばかりだが、一番の極めつけはあなただね!
我ら『最後の大隊』に対抗しうる駒を海に捨てるんだから!
相手が分散したからといって自分も戦力を分散する、愚の骨頂だね。
圧倒的戦力で各個集中撃破、これ基本ね。
お蔭で――こんなところで恥ずかしい目に遭わされようとしている。
こんな上司の下にいたら、部下は命が幾つあっても足りないよ。
そういえば、おねーさん前にチンピラ兄弟吸血鬼に部下の大半を殺され…」
「うるさい!!バカ!!お前の知った事か!!さっさと放せバカ!!」
遂に彼女の心の一線を感情が越えてしまい、普段は絶対に出さない
金切り声をあげて無意味な罵りをしてしまった。
……冷静になって考えれば、いくらでも反論できる。
だが、過去のトラウマと自分の決断と失態による今の現実、
そしてシュレディンガーの人を小馬鹿にしきった態度が、
彼女の心の導火線に火を点けてしまったのだ。
「いいよ、いいよ。僕も飽きてきたところさ。
今晩の宴に不死の王と外国勢力が介入しないことがわかっただけで、
もう十分元は取れたからねえ〜。さて、お次は身体検査の番だね、
ところでおねーさんは処女?」
「な、なにを突然……嬲るつもりか!?」
唐突なシュレディンガーの質問に思わず声を荒げる。体温がグングン上昇する。
頬を伝う玉のような汗をペロリと舐めて、シュレディンガーは言い放った。
「この汗は図星だという味だね! なーんちゃって♪ 対アーカード戦に使えそうだから、
処女だけは勘弁してあげる。僕って優しいねぇ〜。 クックックプフッハハハハ!」
笑いを噛み堪えることが出来なくなって、ベットから転げ落ちながらも
シュレディンガーは笑っていた。インテグラはそんな彼を見てさらに奥歯を鳴らした。
あぼーん
「素晴らしいよ、本当に。違いの分かる男、海軍の偉いおじさんに乾杯!」
おどけながらベットの上のインテグラを眺めて、シュレディンガーは今夜の素敵な
宴の無自覚な企画部長を賛美した。二人の男に両足を抱えられ、
股を無理やり開かされた上に足首まであるペンウッド卿ご自慢のフルレングスのスカートを
捲し上げられて、インテグラの下腹部を晒しものにされていた。
「なんというか、強いこだわりを感じるねえ、ガーターベルトがまた
おねーさんの健康的な肌に良くあうし…なにより可愛い?」
そういって、彼はインテグラの内股を、
シルクのストッキングとガーターベルトを擦りその感触を楽しむ。
「気安く触るんじゃない、盛りのついた野良猫め…
お外の砂場で糞をした後ちゃんと手を洗ってるのか
お前は?クリーニングに出さねばならない者の身にもなれ。」
冷たく言葉のナイフを投げつけ抵抗するインテグラであったが、
これが逆に「野良猫」の好奇心を刺激してしまった。
「あははは、そうだね。調理もせずにいきなり素材にかぶりつく何て、
少しはしたないよね。それでは…」
指を鳴らして、周囲の男たちに短く指示をする。一人が洗面所に駆け寄り、
中から剃刀と石鹸と水を入れた洗面器を持ってくる。石鹸を水の中に入れて泡立てて…
「何を仕出かすつもりだ、この野良猫ッ!!」
「ナニッて、だから調理さ。」
そういってシュレディンガーはインテグラのショーツに爪を引っかける。
ピリッという短い抵抗の音の後にショーツは裂かれ、彼女の陰部を露呈さる。
そこに、先程の石鹸水を塗りたくり、剃刀を持ってにじり寄ってきた。
おぞましい想像が現実になるのを避けるためインテグラは必死になって股を閉じようとするが
人間の、しかも女の力で吸血鬼の力を凌駕することなど不可能な相談であった。
「きれいきれいしましょう♪きれいきれい♪」
「やめろっ!! 変態! 豚野郎っ!!このォ… ウッ!」
息が続く限り罵り続けるインテグラの眼鏡の前を、シュレディンガーの剃刀が一閃する。
ハラリとインテグラの金髪が数本、宙を舞った。
「うるさいな〜 貴族のレディーが人前でそんな下品な言葉を吐いてはいけません!
そう学校で習わなかった?…どうでもいいけど、この剃刀よく切れるねぇ〜」
冷や汗をかき、もはや虚勢を張ることもかなわず、インテグラは固まってしまった。
そんな彼女を見て、シュレディンガーは満足して剃刀を彼女の秘所に押し当てた。
「一応、動かないことをお勧めするよ。怪我するから。あ、でも大丈夫!
血が出ても僕らでちゃんと舐めたげるから!ふふふふっ…
あ、そこの鏡持ってきて!おねーさんにも見てもらわないとネェ…じゃあ、いくよ…」
しょりしょりしょりしょり……じりじり…しょりしょり…
冷たい感触がインテグラの秘部を撫でまわす。小さな卑猥な音がするたびに
彼女の陰部を覆うたまご型の茂みが消失し、奇跡のような金毛が落ちていく。
無理やり前方に固定されたインテグラの視線の前に置かれた鏡に映し出された映像は、
「無理やり押さえつけられて、服を着たまま美少年に悌毛プレイを強行されるメイド美女」だ。
「……これでよし!!後は綺麗にふきふきして、…これで完成!どう?」
シュレディンガーはインテグラの背後に回り、後ろから彼女に抱きついて耳元で囁いた。
「どう?どんな感じ?スースーしてやっぱり涼しいのかな?ねえ、黙ってないで教えてよ〜」
そう言って今一度彼はインテグラの下腹部を覗き込む。つるつるとした恥丘は赤みを帯び
花弁は辺りにいる虫を誘うかのような芳香をたて始めているかに見えた。
耳元で「感想」を聞かれたインテグラは今自らの内にある尊厳を総動員し、目を怒らせて反撃した。
「……なんだ、これで終わりか?これで私を辱めているつもりか?
こんなマネでこの私が屈服すると本気で思っているのか?ならばキサマの頭は御目出たすぎる。
地獄で魔女相手に盛かっていろ、卑しい野良猫め…」
「ふふ…いいねえ、いいよ…そうこなくては正直面白くない!
ところでお食事はもうお済ですか?、サー。少し小官の夜食につきあって頂ければ幸いですが。」
そういってインテグラの手錠を外す。
「ハニー ハニー 甘いハニー♪ ハニー ハニー あまぁあいいハァニィ〜♪」
意味不明の歌を歌いながら、シュレディンガーは何処から調達したのか、
蜂蜜の瓶を出して大匙を突っ込む。取り出した蜂蜜の滴を、
エプロン・ドレスを二の腕までずらし、ワンピースのボタンを胸の部分だけ開けた
――つまりボウ・タイは締めたそのままにして――ところより突き出た、
インテグラの豊かな胸にポタポタと落としていく。
むせ返るような甘い香りがインテグラの鼻孔を刺激する。
「僕ね、ヴェア・ヴォルフになった後も甘いものに目が無いんだ!
ふふっおいしそ〜だなー、あっ!たれちゃうたれちゃう、服に染みがついたら大変!!」
慌てて、シュレディンガーはインテグラの
ピンク色の乳頭にまで垂れてきた蜂蜜を舐めて吸い取る。
「くううっ……はあぁ……」
思わず吐息をもらしてしまったインテグラは、手錠は外されたものの結局
「ヴェア・ヴォルフ」とやらの圧倒的力の前に、ベットの手摺にもたれたまま
シュレディンガーに組み伏せられた。
「ふふっ、感じちゃったのかな?」「誰が!!」
「無理しなくてもいいのに…結構がんばるねえ。」
シュレディンガーはインテグラの両の手を取って押さえ、顔だけ豊満なバストに埋めた。
蜂蜜の後を舌で舐めまわし、滴が溜まり始まれば乳首を吸い付いた。
次第に硬く突き出される乳首を時々甘噛みすると、本当に甘い歯ざわりがして
ますます彼を興奮と好奇心の渦に巻き込んだ。
再び吐息を漏らすまいと、長いブロンドの髪の一房を口に咥え耐えながらも
少しずつ肌の赤みをましていくインテグラの姿は、逆に征服欲を高める。
「ああ、乗ってきたね?でもさすがに牛乳はでないか、ハハハ。
それではそろそろメインディッシュといきますか…」
そういって彼は再び蜂蜜の瓶を取り出し、今度は彼が先程「調理」した
秘部に向かって蜂蜜をたらす。白いガーターベルトに垂らさないように、気をつけて。
「・・・・!!! ふうっ!」
今や剥き出しになった花弁に冷たい蜂蜜が振りまかれる。
その感触にインテグラは思わず口に咥えた髪を離してしまった。
そんなインテグラの膝を抱えて開脚させて、シュレディンガーは股間へと顔を沈める。
まず外側の大陰唇を嘗め回したが、急に顔を上げて彼はいった。
「ううん、まだ下ごしらえが足りないみたいだね。よく蜂蜜と合わせないと…」
そういって指を蜂蜜に絡めて小陰唇を人差し指と中指で拡げ、
膣口をむき出しにした後くまなく撫で回し、掻き回し、蜂蜜を注ぎ込んだ。
「ちょっ、ちょっと待てぇっ、うああ、あああっはあ!」
思わず仰け反り、自由を回復した両手で彼の頭を押さえて抵抗しようとするが力が入らない。
両足を揺り動かし、細波返す快感を否定しようとするが抵抗は苛烈な愛撫となって帰ってきた。
「んっ・・・!んっ・・・!んっ・・・! かはっ!」
「あはははっ!中からも蜜が溢れ出してきたよ!いい味になってきた!
ふふふっ甘い甘いあまあい、舌に蕩ける
――あれっ!?この味は、まさかぁ……ち、血ぃーーーッ!?」
(主よ!!これは一体何の冗談なのですか!?)
混乱する頭の中でインテグラは信仰する神に呼びかけるが、答えはない。
異常な環境と、一度とて味わったことのない快楽の相乗効果で唐突に生理が始まったのだろうか。
「うう、ぁぅん、あ、ああ……ノ、野良猫畜生め、や、やめろぉ……んぁ、あああああ!」
ぺちゃぺちゃちゅっぺちょ・・・「にゃっ! にゃああ〜うまあい、処女の血、処女の血!」
「うう、あぅん、あ、ああ……野良猫っ、こ、殺してやる……んぁ、あああああ!
お、お前だけはぜ、ああっ、ぜっぜ絶対にぃぃ、くう!はあああああああっっっ!」
遂に昇り詰め、インテグラは全身を痙攣させる。
内から溢れる潮波を止めることもできず崩れ落ちる。頬には涙が一筋伝う。
「ハハハハハッ ご馳走さま! よくいうよ!良かったんだろ!?
なら素直に喜びなよ。でも感心しないねえ、自分一人だけ満足しちゃうんだもの。
次は盛りのついた野良猫とダンスを踊って頂けますかな? 吸血鬼使いの魔女さん!」
彼はまだ息も荒いインテグラを抱き起こすと、窓辺に置かれた机に両手をつかせた。
外は戦闘の銃火によって夕暮れのように明るい。
「まだまだこれからですよ、おねーさん、フフフフフ……」
熱い呼気を漏らしながら、インテグラはこれから始まる「ダンス」を想像し打ち震えた。
281 :
169:03/07/12 18:41 ID:j+HVanMG
ああもう、14レスも使っちゃた。能書きと前書きが多すぎるんですかね、とりあえず
明日の今時分に続きをあげられれば、と思ってます。読んでくれる人がいればですが・・・
うっひゃっひゃっひゃっひゃw
いや、すまん。本気で笑った。ウケた。
何を大真面目にメイド服を論じてるんだよ執事!
愛人いるのかよペンウッド卿!
思わず下着の色にこだわっちゃうのかよ、
やっぱり年頃のフロイラインだな局長!!
ああ、お腹痛い。笑いすぎだ。
お見事です169殿。
明日の続きをじっと待ちまする。
メイド服ラヴリィーなウォルターとペンちゃん(・∀・)イイ!!
お間抜けお嬢様(・∀・)ニヤニヤ
鬼畜モード発動シュレたんヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
あんた一人でみんなが局長様にやりたいことをやっちまう気かい?
いいぞ、許す!!つき進め!!w
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
ロンドンが燃えている。窓から見えるその光景を前にして一人の女性と一人の吸血鬼が思いを巡らせていた。
…私の力の無さが、かくも無残な結末に至ろうとは。今、下賤な野良猫に我が身を
犯されて嬲りものにされようとも、それが一体何の贖罪になろう、慰めにもならぬではないか…
…俺は、一体ここで何をやっている。殺したり殺されたり戦争の歓喜を味わう為に、
そのために人間を捨てたのに、今俺は曹長の階級章をぶら下げて、下衆な上官の性交を鑑賞している。…
「ああ、きれいだ。ロンドンが燃えている!そしてその光景にメイド服がまたなんともよく似合うこと!」
感慨に耽る二人の思いを無視し、シュレディンガーは大喜びだった。戦争も好きだが、綺麗な女の子も、
弱いものをいたぶる―それは猫の本能ともいうべきもの―のも好きだった。今、ロンドンの有様を呆然と眺めて
彼に成すがままにされるインテグラはその両方を満たしていた。
「踊るには最適な夜だね、そう思わない?おねーさん。」
そういって彼は、机に両手をつかせたままのインテグラの腰を引き寄せる。長いフルレングスのスカートを
巻き上げて、市販の蜂蜜と自身から溢れ出た蜂蜜にまみれた彼女の性器に指を挿しいれる。
「うっくふっああ、あっも、もうやめろ、やめてくれ!これ以上なにを…あああ!!」
「ナニって、だからダンス。」
シュレディンガーの手が蜜にまみれる。その手は次第に移動しインテグラのもう一つの門に到達する。
揉み解すように蜜を擦り付け、注ぎ込んだ。
「や、やめろ、馬鹿、そんな後ろなんかで、ああっっ!」
「肩の力を抜いて〜、腰を楽〜にして。そうしないと、辛いよ。」
インテグラのアヌスにシュレディンガーの熱いものが触れている。火傷しそうな感覚は、すぐに身を裂かれる
異物感に取って代わられた。ぬるぬると音をたてる滑らかさでもってインテグラの体内に彼の男根が突き立てられた。
「あ゙あ゙あ゙あ゙!くっ!」 「ふふ、準備がよかったから、意外に痛くないでしょう?もうアーカードに持って
かれてるかと思ったら後ろも初めてなんだね!ヤツを始末したら僕がおねーさんの初めてになってあげる♪」
(こ…こんな奴に…猫に、野良猫に、犯されてる……こんなっ、はっはずでは…)
「ねえ、猫のようにバックから犯されてる気分はどう?猫になった気分?次はカチューシャの代わりに
猫耳の飾りを着けてみようね!ふふふ、僕もいい感じになってきたよ。」
「うっ、はっあ、くっ…はあはあ、ふあっ!?」
シュレディンガーの手が伸びてエプロン・ドレスの隙間からインテグラの胸を愛撫する。
止めることも出来ず、硬く張り出した乳首を指先で弄ぶ。腰の動きは次第に荒々しくなっていった。
「ねえ、おねーさん。初心者なのは判るけど、もう少しダンスに付き合ってくれないかな?
こう、僕だけ動いてるっていうのも……あれ?なんだ?」
そう言って彼は目の前の窓を開ける。インテグラを背後から抱き上げながら外を覗き込むと、
ちょうど路地を挟んで銃撃戦が展開していた。一方的に武装親衛隊の3人が乱射する中、数人の一般市民を保護
しつつ一人の英軍兵士が孤軍奮闘している。銃撃の間隙に反撃するその手際が大変よい。
狙いが正確な為、3人は近接戦闘に持っていくことも出来なくなっていた。
「ふう〜ん、たいしたもんだね。国も軍隊も違えども、
勇者ってヤツはどこにでもいるんだね……そうだ!!」
ニコニコと微笑み、シュレディンガーは腰の銃を手に取って荒い吐息をたてるインテグラの手に握らせた。
「な、なにを、今度は何をするつもりだ!!」
「ナニって、殺したり殺されたり。僕がするんじゃなくて、おねーさんがね。ふふふ!」
無理やりインテグラに引き金に指を掛けさせ、照準を今必死に戦う英軍兵士の頭に合わせようとする。
シュレディンガーの意図に気付き、彼女は手をほどこうとするが、ヴェアヴォルフの力に人間が勝てるはずも無い。
「やめろ、やめろ、やめてくれ!!それだけはっ!!!」
「なに、下賤な一般庶民だよ。貴族に比べたらゴミみたいなもの。週末に御領地で楽しむ狐狩りみたいだと
思えばいいのさ。さ、かまえて!!」
確かにインテグラは、英国に住まう庶民を見下している所があった。三流イエローペパーで王室を種に笑い、
国際サッカー試合では暴れだして諸外国から鼻摘まみ者扱いされる。
こんな連中に我が王立国教騎士団の存在が知られて詮索されるなど、許されることではないと彼女は信じていた。
だが、今それは崩れようとしていた。今、野良猫に手篭にされている自分より、
庶民でもあの勇敢な兵士の方が遥かに高貴だろう。少なくとも彼は自らの「仕事」をしている。そんな彼を打
ち砕く目論見に加担するなど、インテグラには死んでもできなかった。それを阻止する為ならば
どんな恥辱も甘んじて受けてもいいと思った。
「やめろ!!撃つな!それだけは許さんッ!!」
インテグラは両の手を振り解こうと足掻き、腰を上下左右に激しく動かし照準が合わないように勤めた。
「おうっ!? おお、考えたね! 自分から腰を使って照準を合わせない様にするとは…
ううっ、いっいいッ!いい感じだよ、おねーさん。少しきつめだけどそれがいい!」
シュレディンガーは彼女の腰の動きにあわせて自らも突き入れる。インテグラのうなじに舌を這わせ、
耳に生暖かい息を吹きかけた。
「ああっ うっうっうっ はぁはぁはああっ!」
「セッ、セッ、セクハラッ!セクシャルハラスメントッ!!みんな見てみて!!ヘルシング卿が、最強の
バンパイアハンターの末裔が、盛りのついた雌猫のように激しく腰を振ってるよ!
ホントはとっても淫乱だったんだね、おねーさん!」
「くううっ、いっ、いうなぁっ ああっいわないでっ!」
「ね、ねえ、キスしておねーさん。そうしてる間は照準つけられないよ。ねえ…」
シュレディンガーのおねだりに、彼女は答えるしかなかった。そろそろと、涙目になりながら
「下賤な野良猫」の口を吸う。口付けの初めてまでこいつに持っていかれるとは…
唇と唇が触れあい、舌と舌が絡みあう。が、すぐにシュレディンガーは彼女の顔から離れた。
「おねーさん、そういえば葉巻吸ってたね!タバコは嫌い!みかんも嫌い!
こんなヒドイことするおねーさんにはお仕置きだッ!」
再び銃の照準を合わせ、彼はインテグラの腰を激しく突き上げ揺り動かす。インテグラは体中の力が抜け始め、
先程とは比べ物にならない快感の波が押し寄せるのに慄いた。
「や、やめろ! あううっ! うっ撃つんじゃない!やめっうう…やめろおぉっ!あっあああ!!」
「どっちの銃の話?フフフ…… ああ!!、そんなにきつくしないでよ、
お願い、両方撃ってしまいそうだよ。あ、うんっ んんん…う、うう あっあっあ!!」
「だめだめだめだめだめだめだめだめだめぇぇぇ―――――っっ!!!」 BAN!
インテグラの体内に熱いどろどろとしたものが溢れかえる。
同時に銃から熱い銃弾が発射され、善戦していた英国兵士の右腕を打ち抜いた。
彼女は机に突っ伏し、彼は路上に倒れた。途端に、彼の敵手は喜び勇んで突入する。
インテグラが全てを捨てて守りたかったものは、こうして崩れ去った。
荒い息を整え、シュレディンガーはインテグラの体内から自身を引き抜き、白濁した熱い液体を今まで
捲り上げていたスカートの裾で拭いた。一息つくとインテグラを椅子に座らせキザったらしく一礼した。
「今夜の楽しい宴、心より感謝を申し上げます。サー・インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ
・ヘルシング卿。こちらも何かお礼を差し上げたい所ですが、何分戦地ゆえ碌な物がございません。
そこでつまらないものではございますが、ドイツ名物の特大フランクフルトをご賞味頂ければ幸いです。」
そう言って指を鳴らすと、七人の男たちが軍服のファスナーを降ろした。股間には醜悪な
「特大フランクフルト」が屹立している。
「ときどき熱い肉汁が飛び出ますので、やけどにご注意くださーい!」
男たちがインテグラににじり寄る。しかしもはや彼女の瞳は虚ろに瞬くだけで、
如何なる反応も見せない人形とかしていた。
―――――――――――
「早ーい、早すぎるぞ!そんなに急ぎすぎたらおねーさんだって飲みきれないよ!ほら、咳き込んで吐き出し
ちゃったじゃないか。あ、馬鹿、眼鏡に出すやつがあるか!もう、みんな本当に行儀が悪いなあ。」
ベットに寝転がりながら、シュレディンガーは部下の不手際に悪態をついた。
「余程ショックだったんだねえ。もうあんなに大人しくなっちゃって……」
自分のことは棚に上げて、彼は人事のように批評した。男たちが自分の口中に男根を差し込んでも、
インテグラはもはや抵抗しない。そのかわり何の反応も無くなったため、途端にシュレディンガーは
興味を無くしてしまったのだ。…もう少し活きがよくないと、面白くないからねえ…そう呟いた
彼の目に一人だけ狂態を演じていない男が写った。
「曹長、君はやらないの?」「結構です。」「我慢しなくてもいいよ、体に悪い。」
「小官は、戦うために吸血鬼になる道をとりました。女を犯す為ではありません。」「あ、そう。」
興味も無さそうに返事すると、シュレディンガーはごろんと寝返った。
その時彼の猫の耳に室外から駆けてくる複数の足音が聞こえた。
「曹長!戦闘準備!お前たちも早くしろ!敵さんが来たぞッ!」
焦ってシュレディンガーはベットから降りる。曹長だけが機敏に戦闘用ナイフを取り出して身構えたが、
彼の部下たちは一物を仕舞い込み、チャックを上げている間に致命的に遅れてしまった。
乱暴にドアが蹴破られると、老人と神父とシスターが雪崩れ込んできた。
「『死神ウォルター』とイスカリオテ13課?なぜに!?」「貴様らッ!!よくもお嬢様をッ!!」
ウォルターが両手を引くと、瞬く間にインテグラの周りにいた7人の男たちがバラバラの肉隗となった。
「由美江ッ!そっちのナイフのおっさんは任せた!!残りは爺さんと私で片付ける!」
「わかった、ハインケル!私の分で残しとけ!こっちもすぐ片付ける!」
「言いたい放題だな、ええ?尼さん。」
曹長のナイフが一閃すると、シスター…高木由美江…は日本刀の峰でそれを受け支えた。
「物騒なものを!ゲイシャシスターか!?」
「せめてサムライシスターと言えや!おっさん!」
後ろに飛び退いた曹長は不意にナイフの「スイッチ」を押す。その刹那ナイフの刃が飛び出し、
由美江を襲った。
「スペズナス・ナイフ!? チッ!」
由美江は短く舌打し刀でもって必殺の一撃を大きく薙いでかわした。曹長は内ポケットから先程より
一回り大きいナイフを素早く取り出し、突進した。
「ボディががら空きだぜ、尼さん!! ンッ!?ガハッ!!」
「……獲物を複数持ってんのはあんただけじゃないの。脇差持って来てよかったわ…フンッ!!」
懐より取り出した脇差でナイフを掴む曹長の右手を切断し、返す刀で胴体を両断した。
「ちっ!不死の王と戦うつもりでここまで来たのに、最後の相手は尼さんかよ…」
「悪かったわね、尼さんで。」
「いいさ、下衆な上官を止められなかった罰と甘受して、さっさと地獄にいくよ…やってくれ……」
「あんたも、私と同じで救われないせーかくしてんのね…生まれ変わったら、うちに、13課に来なよ…
くるっちょるさんばかりだが、下衆はいない。 …Amen!」
由美江の刀が一閃し、曹長の首を刎ねた。彼の顔は救われたように爽やかな笑みを浮べていた。
「ああ、戦うために吸血鬼になったと大口叩く割りにあっけなかったねえ。」
「で?お前はどうするつもりなんだい?」
今や一人だけになったシュレディンガーの脳天に銃の照準を定め、神父―の格好をした尼僧―のハインケルが
嘲弄するように呟いた。椅子から下ろしたインテグラを床に静かに横たわらせてウォルターも対峙する。
「貴様ッ!!インテグラ様に何をしたッ!!」
「何って…ふふっ!聞きたい?ホントに聞きたい!? いいよ、教えてあげるッ!」
「いや、いい。もう黙ってろ。煉獄で悪魔に汚ねえ息子をしゃぶってもらいなッ!!」
瞬間ハインケルの銃が火を噴き、刹那シュレディンガーの額に穴が空く。そしてウォルターの
見えない糸の一本一本が彼の四肢をバラバラに裁断した。辺り一面血の海とかした。
「でかい口たたく割にはたいしたことないのね」
「……このまんま死んでくれるならな…」
由美江がなお警戒を解かないハインケルとウォルターに肩をすくめた瞬間だった。
「うわーっ、お姉さんも胸が大きい!。美人なのにシスターなんかになってつまんなくない?」
「なッ!! ああっ!!」
突如背後から抱きつかれて胸を揉まれ、慌てて背後の敵に刀の柄でもって顎に一撃を決めようとした
由美江が振り返って見たものは、あっさりと柄の一撃をかわしたシュレディンガーであった。
「えっ、うそッ!」
「ふふ、無駄無駄。君らじゃ僕を倒せない。でも今は見逃してあげる。そろそろ戻らないと
ドクが五月蠅いんだ。じゃね、みんな。またあそぼー クックック」
言いたいことを一方的に言って、彼の姿は虚空に消えた。血の海も始めから無かったように消えた。
「な、なにあれ?」「敵さ、それ以上の説明がいるか?私らに。」
由美江は訳の分からなさに頭を抱え込みそうになった。
「インテグラ様!!遅くなりまして申し訳ございません!このウォルター、一生の不覚!!」
インテグラはウォルターの声に反応し、振り向いたが目は澱み、心ここに在らずという風情だった。
彼女の顔の小麦色の肌に白濁した液体が飛び散り、この一室で何が行われていたのか物語られている。
「お嬢様!!」「ちょっとどいてな、爺さん」
背後からハインケルが声を掛ける。何事かと振り向いたウォルターの目に、薔薇を生けた花瓶を携えた
ハインケルが佇んでいた。
「一体何を―――あ!」
ウォルターが悲鳴をあげるのと、彼女が花瓶の中身をインテグラにぶちまけるのがほぼ同時だった。
「冷たっ……… ああっ、う、うっ、ウォルターか………。…はは…お前がここにいるということは、
とりあえず私は助かったということか………ハハハ…どうしてここが分かった?」
「先程この近辺にて銃撃戦がありまして、一般人と負傷した一人の兵士が襲われそうになっていた所
をたまたま我々が通りがかりまして救出しました。その兵士が申しますに、近辺のビルから打たれた、
倒れた時メイドを抱きかかえたナチ公が見えたとの事でしたので、慌てて参上仕った次第です。」
生きていた!!あの兵士は生きていた!!私が守ろうとしたものは、守られたのだ!その思いが急速に
インテグラに力を与え、周囲を観察する余裕を与えた。
インテグラはずぶ濡れになりながら、辺りを見回した。知った顔もあれば知らない顔もある。
あの服装からして13課の連中だろう。自分に薔薇と水を掛けた不埒者の顔は覚えている。
いけ好かない――野良猫やその飼い主に比べたら遥かにマシだが――マクスウェルの護衛をしていた女だ…。
いつもであれば、激怒する所業も今のインテグラには許してしかるべき、いや、感謝すべきものに思われた。
冷たい水は、彼女の爛れた快楽と方向を見失いかけた憎悪に火照った肌を醒まし洗い清め、
薔薇の気高い香気は忌まわしい行為を覆い隠し、彼女の高貴な責務を思い出させてくれるようだった。
インテグラはウォルターからタオルを受け取り顔をぬぐい、衣装を整え、顔に張り付き髪に絡みついた
薔薇の花びらを払いのけ、立ちあがって「不埒者」に向き直った。
「目は覚めたかい?ヘルシングのお姫様。」
「……借りが出来てしまったようだな、13課。とりあえず礼を言う。『どうもありがとうございます』」
「『どういたしまして』局長さん。本気でそう思ってんなら、いつか体で返せよ。」
そう言って不適に微笑み、連れの―由美江―の方に行った。国家、宗教、人種は違えど、
いいやつは何処にでもいる。野良猫の言葉の発展形が脳裏に浮かび、一瞬インテグラは苦笑いした。
少し首を振りながら、インテグラは忠実な執事に言った。
「何故連中もここにいる?」
「御本人がおっしゃるには、遊撃部隊として転戦中とのことでしたが実態は13課の本隊から
はぐれてしまったのでしょう。インテグラ様をお探ししていた私めとはち会い、ロンドン案内
を条件に助力してもらった次第です。」
自分がいない間に繰り広げられたストーリーに興味は湧いたが、今は後のこととしておこう。そう思いインテグラはウォルターに口を開いた。
「そうか、ところでオーダーだ、執事。」「はい、何でございましょう、インテグラ様。」
「やつらは皆殺しにする。」
「かしこまりました、彼奴らの灰の一欠けらといえども現世には残しますまい!」
「皆殺しはうちの専売特許だ。勝手な事スンナよ。」
刀の血糊を拭い取り、一振りして鞘に収めながら由美江はインテグラに噛み付いた。
インテグラは特段気分を害したようでもなく、むしろ楽しげだった。
「お前たちはどうする、一緒に来るか?多分、お仲間と合流するよりは楽しめると思うが、
もちろん無理強いしない。」
挑発された二人組みは一瞬顔を見合わせたが、視線が合うと共に笑った。二人を代表してハインケルが答える。
「上等!ついていってやるよ。感謝しな。わたしら神に仕えてっから慈悲深いんだ。」
奇妙な同盟条約が締結された。一人よりは二人、二人よりは四人の方がピクニックも楽しかろう。
たとえそれが血まみれのピクニックであったとしても。
進行ルートを確認する。武器の確認をする。短い打ち合わせをして準備する。
その間にウォルターが着替えをされますかとインテグラに確認したが、意外にも彼女はこのままでと答えた。
「本当に宜しいのですか?」 「二度同じことを言わせるな。それに、ペンウッド卿の折角の好意だ。
ここで脱ぎ捨てたら卿に悪かろう。フフフ… それより葉巻はあるか?」
なにかが決定的に変わってしまわれたな…と、思いつつ執事は主人に葉巻を差し出し、点火する。
ぼんやりと葉巻の火を見つめながら、不意にインテグラは可笑しくなった。本当に馬鹿な女だ、私は。
あれだけ酷い目にあってまた葉巻を口に咥えている。とりあえず、この一本だけ吸ったら、
このメイド服を着ている間だけは禁煙しよう。そしてこの戦いが終わったら、全面禁煙に挑戦してみよう
――どうせ途中で挫折するだろうが――。ああ、そうだ、このメイド服もクリーニングに出さねばなるまい。
違いのわかる男の為に、そして何より自分を全能だと思い込んでいた私の戒めの為に……。
そうそう、この貴重すぎる授業を演出してくれた教授に、まだ授業料を支払っていなかったな…
「ウォルター、オーダーの追加だ。帰ったら傭兵どもに婦警、そして戻ってきたらアーカードにも伝えよ。」
「何事でございましょう。」
「あのドラ猫を生かして捕まえろ。腕の一本や二本、もげてもかまわん。どうせまた生えるかするだろう。
だが殺すな。必ず生かして私の前に引っ立てろ。」
彼の絶対的忠誠の対象の、ある意味あまりにも無茶な命令に少しウォルターが面喰っていた。
「不服か?奴の飼い主はどうやら軍人・策士としてはそこそこ水準以上だが、ペットの躾をするのは
最低なようだ。ならば私がやらねばなるまい、人様の前で粗相をしない躾を。
そうは思わないか、ウォルター?」
「あんたそんな趣味があったのかよ。」「つい先程目覚めた。そしてこれが最後だ。」
まごつく執事に変わり、由美江が突っ込む。インテグラは艶然と微笑み、紫煙を吹き出して言った。
「いくぞ、皆のもの。我らの救いを待つ者達の所へ、我らに裁かれるのを待つ者達の所へ!」
13課のトラブルメーカー二人組みは肩をすくめ、部屋から先に出て行った。ウォルターがそれに続き、
インテグラが最後尾につく。男装の尼僧と物騒な日本刀を携えた尼僧、渋い執事に尊大なメイド服の美女という
世にも奇妙な御一行が誕生した。歩みながらインテグラは一つの妄想で悦に浸っている。舌なめずりしながら。
「ああ、どうしてくれよう子猫ちゃん。この借りは兆倍にして返してくれようぞ……フフっ」
「何か今おっしゃいましたか。」「何も言ってない。」
そう言いながらも、機嫌が妙に良さげな主人の様子にウォルターは少し安心した。
それは凄惨を極める死闘の間の、小春日和とでもいうべき瞬間であった。 ――完――
302 :
169:03/07/13 21:48 ID:q5yx+FbG
・・・ああ、もうやっちゃいますた・・・
全部で28レス!散々期待させるだけさせて、これっす。自分に才能が無いこと
がよくわかりますた。
209さん申し訳ないです。ネタ、そのまんま使わせてもらいました。
週明け怒り心頭になってるのが目に見えるようです・・・
242さん、誤字の指摘ありがとうございます。でもいっぱい誤字脱字あります。
さようなら、さようなら、みなさん。自分は善良な2ちゃんねらーに戻ります。
つか、ほとんど荒らしですな、こりゃ。;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
169さん乙〜そんなに自分を卑下しないでw
192さんと共に最近非生産的だったスレを活性化させた功績は大!
最後のお嬢がちょと怖いけど、次は「逆襲のお嬢様」?w
誰か「メイド服とお嬢様」ドジンシにしてくんね〜かな〜
始まりのウォルターとペンちゃんの漫才だけでもw
304 :
名無しさん@ピンキー:03/07/14 05:31 ID:mvkkrhQT
169殿乙!局長への愛とシュレたんへの屈折した情熱を感じさせる作品でんな(藁
最後らへんにでるゲストの二人組みが妙にカコ(・∀・)イイ!!
シュレたんがカチュの変わりに猫耳をといってたとき、デジコのコスプレ
した局長を想像した漏れは逝った方がいいですか?(藁
305 :
304:03/07/14 05:39 ID:mvkkrhQT
OH!うっかりageちまった!すまねえみんな!
シュレたんにケツを掘られに逝って来るわ!
>303
シュレを取りあう少佐と局長か・・・萌えだな!
局長「フフ・・・それでは私の処女を貰ってもらうぞ! クッ、ハアッ!」
シュレ「ウッ、熱い!きつくてからみついてくるッ!あああッ」
少佐「ハハハ、浮気はいけないね、准尉。お仕置きだ・・・いくぞ!」
シュレ「あ、ああッ!入ってくる!少佐の熱いのが僕の中に入ってくる!」
少佐&局長「どちらがいい!?」
シュレ「あああ、いい!!二人ともいい!あッあッ、もうだめえェ〜(泣)」
やっべえ!朝っぱらから萌えちまったよ(w
あぼーん
あぼーん
おお、局長男前だ!
ていうか、水をぶっ掛けるシーンに萌え燃えてしまいましたわ。
かける方にも、かけられた方にも。
169殿に敬礼!
あぼーん
朝から3PかYO!
>>306 激しく(;´д`)ハァハァ
169殿描くシュレを激しく折檻してやりたいのは漏れだけですか?
どなたか、極悪シュレを成敗するSS製作キボンぬ!局長or旦那で。
あぼーん
>>309 冥土服を着ようが、デ○キャ○ットのコスプレしようが、
男前な局長がとてもステッキー
>>311 旦那は801板でやっとくれ・・・
俺としては婦警を奇襲しようとしたシュレたんを逆にヤンもやられた
組み技で婦警にとっ捕まり、局長と二人がかりで輪姦を所望。>シュレたん
ショタ属性はないので、シュレネタは提供できんのです。
話の流れに合わなくて申し訳ない。
>224
許してくださいます。我等が主はステッキーな御方です。
でもパイズリで逝ってしまうと「産めよ増やせよ地に満ちよ」な教義に
反するので、中田氏にしてくださいw
イスカリオテっつーと、由美×ハイ、あるいはハイ×由美に萌え。
汝らに問う 汝らの右手に持つ物は何ぞや
くろがねの拳銃と しろがねの刃なり
汝らに問う 汝らの懐にあるのは何ぞや
毒薬と荒縄と 最後の審判を恐れぬ覚悟なり
ならば汝らに問う 汝らが左手に引く手は誰のものぞ?
「馬ッ鹿じゃないの? そんなの由美の手に決まってんじゃない!
天の祝福からも、主の御心からも掛け離れた汚れ仕事引き受けてんだからさ、
せめて好きな女ぐらい、地獄の底まで引っ張ってかなきゃ割に合わないわよ」
316 :
209:03/07/14 20:54 ID:dhyN5sFO
遅参仕りました169殿!!
堪能しました!満腹しました!激怒などとんでもない!
自分の萌えツボを的確に指されるのがこれほどまでに快感とは…リクエスト冥利につきますな。
貴方には局長いぢめマイスターの称号を差し上げたい(笑)ちゃんと男前さも保ってるし。
エロパート以外も実にいいですよ、冒頭のペンウッド卿と執事のやりとりも爆笑ものだし
イスカリオテのお二方も実に男前。哀愁漂う曹長殿もまたよし。
シュレ君の戦略・戦術理論講座、局長萌えとしてはあえて見ぬ振りをしていた痛い部分を(苦笑)
まあ男前と言いつつその実結構隙だらけなところも彼女の魅力で、
それはこの作品でも遺憾無く発揮されておりますな。お見事。
個人的には胸元はだけつつしっかりタイが絞まってるところがグゥ。通ですねー。あと剃毛も。
さよならなんて言わずに逆襲編も是非拝見したいです。何はともあれお疲れ様でした。
>192殿
切なくも官能的なお話、良うございました。
愛らしい中尉もさることながら大尉が…あんたええ男や(涙)
そしてやっぱり鬼畜な旦那(苦笑)の非情さがより切なさを際立たせておりますね。
次作も楽しみにしています。
317 :
169:03/07/14 21:47 ID:hY+DAZZR
恥を忍んでまた出てきますた。ありがとうございます!209さん!
改行ミスをやらかすは、dでもなく長いは、パクリと誤字に満ちてるは
こんな自分を、激賞して頂き感謝の極み!。・゚・(ノ∀`)・゚・。
どうも自分は職人として、192さんのように文学的には出来ないようです。
背伸びせず、汚れのお笑い職人に特化しようかと考案中です・・・
>>315 あの・・・続くんでしょうか?激しくお待ちしてるのですが・・・
>>315 >イスカリオテっつーと、由美×ハイ、あるいはハイ×由美に萌え。
おおお!漏れも萌えです。
探し方が悪いのか、どこ探してもないんだよなぁ…。
誰か書いてくれないかな(´д`;
お疲れ様ッス169殿!汚れは兎も角、お笑いはいいっすね。
お笑いなのに何故かヘルシングしてるのがグーw
192殿のような正統派も燃えだけど、パロな162殿も萌え。
てってー的にやってみませんか?
「インテグラ局長の事件簿―婦警は見た!秘湯混浴眼鏡っ子中尉殺人事件―」
みたいな感じで、あ、いやオーダーではナイッスよw
>>319 パロでもおッ死ぬんかいリップ中尉!
つか、探偵役及び助手の中に犯人がいるのはモロにノックスの十戒
に反しているが・・・それが面白いという訳ね(w
>>315 >>318 同士YO!あれだけ体張ってお色気やってるのに、なぜかSS主役を
リップたんや男前局長に持ってかれる二人が不憫ですな〜。(w
こうなったら、正統派でも汚れでもお笑いでもいいから誰か書いてくんないかな〜。
すいませーん、>315は思いつきで書いたんで、まだネタまとまってないんですわ<由美ハイ
共犯者、業の深さってキーワードが( ・∀・)イイ!んだけどなあ。
でも、ちょっとばかしメインジャンルのを書いてきますので、
手を付けるのはかなり後になると思います。
待たないでください。むしろ、私が別の職人さんを待ちたい気分だw
……はて、私の局長萌え魂はどこへ行ったんだろう……?
最愛はお嬢さまではなかったか……?
>320
むしろ連続殺人事件。
不良ステポテチーン兄弟、伊達男、そして眼鏡中尉。
殺人鬼の次のターゲットは誰だ!?
「あなたを、犯人です」ってノリなのか?
あぼーん
324 :
224:03/07/15 11:16 ID:ADVZ3f/e
わーい!! 朝一番に懺悔したら、お許し頂いただけでなく
ステッキーな神職人様までご光臨されたよ!やってみるもんだね、ママン!!
急かす訳ではないですが、がんがってください192様。メインジャンルも興味
あるッス。
イカス神の王国マンセー!
>>319 >>322 連続殺人事件ですかw 犯人がモロばれなので、オチをどうするかが勝負ですな。
つーか、濡れ場はどうしますか?秘湯混浴といっても、ほとんどが吸血鬼で
入れないという罠。局長にお銀さんをやってもらうか、覗いたらペンウッド卿
だったというオチですか?w
「ウォルター」
その少女のような、かつ妖艶な声が聞こえた。
「何だそのふざけた姿は?原形を忘れちまったのか?」
後ろを振り向き言い放つ若かりし頃のウォルター。そこには漆黒の棺桶から姿を現した一人の少女がいた。
「いや余興だ。姿形等、この私にとっては至極無意味なものだ。」
一見少女のようだが、その瞳は殺意と悪徳に満ちていた。それは紛れも無い、不死の王アーカードだった。
「俺に何か用があるのかよ?吸血鬼」
「フ・・・貴様、真の悦楽というものを知ってるか・・・?」
「それは殺戮かい?俺の欲求を全て満たしてくれる・・・お前もそうだろう?」
言い放つウォルター。質問に答えずアーカードはウォルターに近づき、妖艶な声で囁いた。
「それもそうだが、違うね・・・貴様に真の快楽を教えてやろう・・・」
そう冷たく言い放つと、少女の姿をした殺戮者は目の前の少年を押し倒した。
「て、てめえ・・・何のつもりだ!?」
「ふふ・・・精々慌てふためいてるがいい。」
そしてアーカードはウォルターの服を剥ぎ取り、彼の身体を蹂躙し、首筋に口付けをした。
「お・・・お前・・・!」
「・・・さあ、お楽しみはこれからだぞ・・・!」
不死の王は服を脱いだ。その白く美しい肌が曝け出し、漆黒の長い髪が舞う。
そして少女はウォルターの膨張した物を口に含み、舐め回した。
「く・・・あ・・う」
ウォルターは得た事もない快感に溺れた。それと同時に彼も少女の幼い胸と恥部を愛撫し始めた。
少女の恥部からは雫が垂れていた。
あぼーん
「「フフ・・・そろそろ・・・」
そう言うと少女は唾液に塗れた彼の物を自分の恥部に挿入した。
「・・・く・・・・・!」
彼は喘ぎ、そしてそのまま少女に倒れこみ身体を動かし始めた。
「ふ・・・く・・・あぁ!」
身体の動きが速くなり絶頂に達した瞬間、少女の中に彼の白濁液が舞い散った。
「・・・はぁはぁ、てめぇ・・・」
ウォルターは身体中が震えている。
「今までに感じたことの無い快感は堪能できたかい?ウォルター?」
そう言い放つ少女の紅の瞳が満月の夜に輝いていた。
Oh! 素晴らしい!最近のこのスレは本当に生産的になってる!
>329殿 ごちッス!この時間にSS拝めるとは思わなんだ。
あぼーん
>329 (・∀・)イイ!!
さらに生産性を高めるために、ここらで最近のオーダー(w まとめてみるか…
・吸血鬼になりきれないセラスを教育するため局長強攻策
→メイドとゴスロリのコスプレと倒錯的な行為(おりもの舐めさせ)で調教。
・「犯す! 全員犯す!」と連呼するゾーリン姐さんが
隊長さんとセラスたんをいてこます。48名の意気軒昂な部下で集団レイープ?
・ビックリするほどユ〜トピアな由美×ハイorハイ×由美
・シュレたん争奪戦! ヲタク少佐VS男前局長
・極悪シュレたんを局長&セラスたんが輪カーン大統領ぷれい
・インテグラ局長の事件簿〜セラスたんは見た!秘湯混浴連続殺人事件w
こんな所かな?いい企画考えたら、職人さんが我らの望みをかなえて下されるでしょう
>329
イイ! 次はぜひ先代も混ぜてくださいプリーズ (*´д`*)ハァハァ
今日はお知らせのため、コテで。
今までにこの板などで書いたSSを収納する
倉庫サイトを持っているのですが、そこに大尉×リプたんも納めました。
どこかで見かけたら、そういうことだと思ってください。
スレの皆様に、一応ご報告をと思いまして。
なお、このスレでの拙作>11-12もすでに収録済みでございます。
3P?3Pでございますか!?ハハッ!これはまたグルメなオーダーですな〜
漏れもキボンぬ、おながいします。329殿(`・ω・´)シャキーン
職人さんズにとって、セラスタンはいじり難い存在ですか?
リップタンや局長、シュレタンに旦那とヤングなウォルターはともかく
ペンウッドのとっつぁんも暗躍してるのに(w
>335
婦警さんは・・・あの冗談みたいな魔乳が逆にハードルを高くしてるのでは?
いい子過ぎて動かしずらいのもあると思う。
>>335 そして巨乳の割に色気が無いから萌えない
あの制服は凄い萌えるけどな。俺は
局長「ウォルター、率直に聞く。婦警はもうおしまいか?」
執事「否!!ありえません!!彼女にはまだ指舐めと伊達男戦のパンチラ
があります。先々週ののび太のごときリップヴァーンや、下の毛まで
剃られた先週のお嬢様に比べればこの程度苦況の内にも入りませんぞ。」
ま、婦警萌えの方々は職人さん方の創作欲を刺激するべく
ネタふりに励まれるがよろしかろ。
332でいえばゾーリン姐さんとのからみなんてどないだ?
やっぱりここはヤン隊長で…
もしくはベルナドッド
>341
その選択次第で5ー巻か和姦になる訳っすね、兄貴!
個人的には「くらえ必殺ヨコハチ∞!!」と口走るヤン提督をキボンヌ。
あの〜〜。
ショボいハインケル×由美子書いてるんですけど、エロはやっぱりあった方がいいんですよね?
O.K!もうガンガン逝っちゃいましょう!ストロングスタイルもお笑いも
なんでも来いですわ。ただ、スレの性質上、ライトでもエロは必須かとw
>>339 ワロタ!確かにリプたんやお嬢と比べたら優遇?されてる>セラスたん
ここはバシッとゾーリン姐さんやヤン指令官に極めてもらわんと(w
>>343 待ってるYO!
346 :
1/4:03/07/17 09:16 ID:Uu+maMWE
「あああ、あの、さ。ハインケル」
つっかえつっかえ、由美が言う。
「あのさ、そそそその……いい、かなぁ?」
「いいよ、由美。おいで」
ベッドに横になったまま、あたしは由美に手を伸ばす。その手を由美が両手で包むよう
にして捕らえる。
指先に、ぬるい感触。由美があたしの指を舐め、時に口に含む、その感触。
それだけで、あたしは思わず吐息を漏らす。銃を振り回すうちに随分とごつくなり、ガ
ンオイルと硝煙の臭いが染み付いてとれない指だけれど、感覚は鋭敏で、割と感じやすい。
由美の舌と唇は、そのまま掌を、腕を伝い始める。口付けはやがて肩に達し、鎖骨を経
て首筋を昇り、やっとあたしの唇に辿り着く。
最初は触れるだけの軽い口付け。それが次第に、触れるというよりは吸う行為になり、
舌を絡め、互いの口腔を犯し合う行為に変わり始める。
口付けひとつで、あたしの中の何かに火がついて、熱く熔け始めてしまう。
「ハインケル、大好き」
「あたしもよ、由美」
「愛してる」
「あたしも」
それだけ言って、再び口付けながら、由美はあたしの服を脱がしにかかる。少し体を浮
かせてそれを助けてやると、薄い木綿の夜着がするりと引き抜かれて、あたしは生まれた
ままの姿になった。
由美の唇が、再び下り始める。首筋を下り、鎖骨を経て、今度は胸へ。その頂点に向かって。
乳首を吸われて、あたしはついに吐息ではなく、甘い声を漏らした。もう片方の乳房に
も由美の手は伸びて、指先で器用に先端を転がされる。
自分で見ても必要以上の大きさに育ってしまった乳房は、指を一杯に広げてもまだ、由
美の掌には余る。指の間から溢れて震えるそれは、ひどく淫らに見えた。それがさらに、
あたしと由美を熱くする。
片手は乳房に残したまま、由美のもう片方の手が、あたしの脚の間に滑り込む。太股を
優しく撫で上げて、その奥の花弁に指が触れる。
淫らな水音。もう、濡れてしまっている。
347 :
2/4:03/07/17 09:16 ID:Uu+maMWE
指が動くたび、湿った水音が部屋に響く。
壊れ物を扱うような繊細さで花弁を愛撫し、そして時折、一番敏感な真珠を擦り上げる。
その由美の動きに、あたしは緩やかに追い詰められていく。
喘ぎの間に声が混じっているのか、嬌声の合間に喘いでいるのか分からない。声と声の
間隔がどんどん短くなり、あまりの快感に息もつけず、やがて繋がった声が長い悲鳴のよ
うになって、あたしは一度、イった。
あたしの息が少しだけ落ち着くのを待って、再び由美があたしの花弁を責めはじめる。
今度はあたしも、由美のそこに手を伸ばす。先程から、触れられていたのはあたしばか
りだというのに、由美のそこもあたしと同じように蕩けていた。
けれど、あたしの指から逃れるように、由美は身体を下にずらしてしまう。由美は、最
中にあたしに触られるのが嫌いなのだそうだ。あたしを感じさせることの集中したいのだ、
と由美は言う。だからあたし自身は、由美が乱れるところをまだ見たことがない。
それでも名残惜しく身体をなぞる指が、由美の脇腹から乳房、頬まで伝って、くせの強
い髪にしか届かなくなった時、由美の舌と唇は、あたしの花弁に達していた。
熱い舌が、花弁の奥にぬるりと入り込む。音を立てて蜜を啜り、肉芽を吸う。
一度達してしまった身体はおそろしいぐらい敏感だ。あたしの意思なんか無視して、花
芯を軸に全身ががくがくと震え始める。
快感は大きな波のようにうねりながら寄せてきて、あたしを押し流してしまう。それに
耐えることなんか出来ない。
何度も何度も、数え切れないぐらいの小さな絶頂の連続。それはやがて重なり合い、次
第に大きく膨れ上がっていく。
何も考えられない。ただ、由美の体温と快感だけがある。
そして、白く眩く弾ける快感と、落ちていく暗闇を何度も往復して、最後にあたしは、
意識の綱を手放した。
最後に、由美、と呼んだつもりだったが、それはちゃんと届いただろうか。
348 :
3/4:03/07/17 09:17 ID:Uu+maMWE
「ハインケル」
朝。今夜の仕事に備えて、銃の分解整備をしていたあたしに声をかけたのは、マクスウ
ェルだった。どうせ小言だろう。面倒くさいので、手を動かしながら話を聞くことにする。
「隣の部屋から苦情が来たぞ。お前たちの『夜の声』がうるさいそうだ」
ほら、正解だ。
「ふぅん、それで?」
「今更やめろとは言わんがな。異性装も同性愛も神の御心に反する行いだ。これ以上話が
広がると、私でも庇いきれんぞ」
「どうせ庇う気なんかないくせに」
あたしはガンオイルに塗れた手を止めて、マクスウェルの目をしっかり睨み付けながら、
そう言い返してやった。
スカした顔をして、権力だの地位だのへの欲望の強い男だ。それが自分の不利益に繋が
るなら、マクスウェルはあたしらを庇ったりしない。むしろ売り渡すだろう。
ユダのように。
「いいじゃないのよ。どうせ13課に入った時から地獄行き確定なんだから。ついでに戒律
のひとつやふたつ破ったって、どうってことないでしょ」
「ハ! そこまで言うなら、せいぜい派手に呪われ給え!」
「呪い? 大いに結構!」
あたしは大げさに、肩を竦めて手を広げ、笑って見せる。
「だいたい、並みの祝福が欲しいなら、とっくにカソリックなんて辞めてるわよ。同性同
士の結婚を認める国もあるんだから、そっちに行けば法律だって祝福してくれるわ」
「では訊くが、なぜ改宗しない? どこぞの色情狂の国王のように」
「出来るわけないじゃない。普通の信徒ならともかく、あたしらに神の殺し屋以外の暮ら
しができると思ってんの? それに、あたし神様に感謝してるもの。あたしの神様は、天
にまします我等が父だけよ」
「感謝だと?」
「もし神様がいなかったら、あたしらは出会えなかった。だから感謝してる」
「救いがたいな」
「救われる気もないわ」
マクスウェルが、さっきあたしがしたように肩を竦めて立ち去る足音を聞きながら、あ
たしはまた、銃の整備に取り掛かった。
いつか、あたしらは一緒に死ぬんだろう。この地上に神の楽園が降りてくる日に。
それに背を向けて、罪深いあたしらは地獄への列車に乗る。由美と手を繋いで。二人分
の切符を保障してくれるのは、もちろんあたしらのステキな神様。
だから、あたしは今日も銃を取る。
由美をあたしのところに連れてきてくれた、すげーイカス神様の為に。
END
すいません、メインジャンル書いて来るとか言って、
やっぱり先に湧いた妄想を文章にしてからじゃないと、
落ち着いて手が付けられませんでしたよ。というわけで投下。
精神的にはハイ由美。行為自体は由美ハイ。レズって難しいね、ママン……
ヘル版由美は二重人格かどうかもまだ分からないので、「由美」で統一しました。
しかしヘル版由美の資料がねえ! 雰囲気だけでも出てればいいなあ。
くせ毛でどもってた、ってことだけは覚えてるんだけど。
>343さんのハイ由美も超期待。待ってます。
350 :
224:03/07/17 11:16 ID:1XhDCIJ2
わーい、神様は本当にいたんだね、ママン!
乙です ◆amasykAI5Y 様。もう堪んねっす!
リプタン、局長、そしてハインケル&由美、めくるめく快楽の日々♪
マクスウェルが渋くてグーですね。いい仕事してますは、ホント。
あぼーん
あぼーん
353 :
318:03/07/18 01:52 ID:jxWytwNp
ハイ由美キター!!!
萌えますた。ぬりがとうございます。
次回作も期待しております!
そして最近やっとみつけた由美×ハイ・ハイ×由美SSにハァハァ…。
よーし、自分も頑張るぞー。文章苦手だけど(´д`;
来た来た来たキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
13課祭りが始まるんですね!?
暇つぶしにリップをぐだぐだ虐めてた時から比べて実に清々しい展開ですな!!
しかしそうなると、ますます婦警が哀れになってきたな
ペンウッドですら前スレで幼女局長喰ってみたり、冥土服着せてみたりと
大活躍なのに(藁
後、バレンタイン兄弟も以外にも出てきてないな。レイープ設定でこれ
ほど便利な香具師はいないと思うが
神父も少なくないか?
アレでゲハゲハ笑いながらエロも厳しいだろうが……
旦那:鬼畜プレイ、奴隷プレイ。たまに幼女
局長:攻めにも受けにも使える貴重な存在。たまに幼女
リップ:受け専用。そばかすメガネっ娘がポイント高し、萌え
執事:ヤングであれば♂でも♀でも(w
ハイ&由美:ズーレー専用
シュレ:輝けるショタの☆、小悪魔的意地悪から一方的受けまで何でもござれ
ペン:狂言回し。何気に状況設定の確認に使える。
大尉:高倉健(w
ざっとまとめてこんなとこかな?セールスポイントが魔乳だけのセラスや
キャラが旦那の超小型版のお馬鹿兄弟では職人さんの触手が動かないのかもしれない。
>>356 アンデルセンがゲハゲハ笑い聖書を朗読しながら、
「神罰だァ〜〜〜〜〜〜!!!!化け物めェ〜〜〜〜」
と叫びバックでゾーリン姐さんをファックしたら、それはそれは濃いSSになるな。
ちょっとだけ見てみたい・・・
>358
逆はどうよ。ゾーリン姐さんがアンデルセンに乗っかってファック。
「――化物め!! 地獄に落ちろ!!」
「ふん、堕ちるのはお前だよ。
イブのように化物に穢されて、エデンを追われて堕落するんだ。
悔しいか? 悔しいかい、神の狗!?」
駄目だな。アンデルセンは姐さんに乗られるほど弱くないぽい気が。
神父、801板では大人気だそうなのになあ。
>358
>359
どっちにしても濃いィ―――事には変わりはないな(藁
萌えと燃えの両立は難しい、ということか・・・しかしキボンぬ!!
うむ、ここで燃えと萌えを両立する妥協案を考えてみよう
ゾーリンブリッツ中尉率いる42名の意気軒昂な部下たち。
連中に捕まり大ピンチなセラス・ヴィクトリア!
そこに疾風怒濤の勢いで現れた我等がアンデルセン神父がばったばったと
42名を薙倒し、ついでにゾーリンをギッタギッタのメッタメタに成敗!!
セラスが礼を言うと、神父様なにをトチ狂ったかセラスも張り倒して
横でバタンキューなゾーリンごとファック!ファック!ファック!
セラス「マスタ〜 助けてッ! もう・・・だめえェーーーー!!!!」
ゾーリン「く、糞神父ッ!! ブッ殺すぞッ! アアアhhhh!」
アンデルセン「ゲハハハハハアハハハアーーーッ!
これは神罰だァ〜〜〜〜〜〜!!!!化け物どもめェ〜〜〜〜
せいぜい最後に私に奉仕して地獄に落ちろ!!」
立ち去る神父の背後には物言わぬ骸になった二人が・・・・・・
ダメだね♪忘れてクンろ!
どうやら神父を描くと自動的に劇画タッチになるみたいやね(w
そこら付近がアンタッチャブルになる理由かもしれん
萌えを追求するツワモノが集うこのスレで話題にならないのも致し方ない
あぼーん
しかしなんだな、「ファック」という単語がこれほど似合う香具師は
アンデルセン以外にはヤンしかいないな・・・
つか、神父と比べたら、ヤンでも役不足。
最近本スレとエロパロスレの境界線が曖昧になってきたな。
なんだよ「リップ飼育」だの「インテグラのある生活」ってw
今のトレンディーは辻○清美だがw
あぼーん
まとめサイト無い?
仮にも神父、聖職者だからなあ。レイープで敵を凹ます、と考えるより、
そんなことしたら自分が汚れるって考えていそうだ。
かといって、ラブラブするような相手も思い付かず。
これまた聖職者だから、という理由になってしまうんだが。
その壁を越えてしまえるぐらいの想い人が、ちょっと思い付かないんだよな。
>367
このスレと前スレのSSのまとめサイトってこと?
知ってる限りでは存在しない。
想い人?いますがな、いてまんがな!!!!
>>368 旦 那 を 忘 れ て は い け ま せ ん 。
801オチ禁止ということであれば、旦那に少女変身をしてもらいます。w
>>359はそれなりにクるんだけどな・・・
女上位好きの俺としては・・・
>370
禿げどう、騎乗位はステッキーですね
なれど、ゾリン姐さんに乗っかられるのを想像すると
ガッツのタカさんに襲われてるようで・・・( TДT)
何も無理して姐さん乗せんでも(w
セラスたんを騎乗位でやったら、それは豪快で壮麗にしてゴージャスな
魔乳プルルンを拝めるんだろうなッ!(w
実は昨日からずっと318殿の作品をお待ちしてるが、もう少し掛かるみたいだから
また懺悔させてね。
セラスタンの生前の話。牧師吸血鬼にひっ捕まって、襟首掴まれてる一巻16Pの
2コマ目で、奴の腕がセラスタンの超乳に挟まっていた。奴はその一事で地獄逝き
だと思ったよ。そして漏れの息子をパイズ(以下自粛
あぼーん
>>369 少女変身して神父を犯す旦那キボンヌ。
聖職者にはこれ以上ない屈辱だろう。
サッキュバスな旦那っすか・・・ステッキーですね >375
ヤパーり寮のアンデルセンの寝込みを襲って、神父の上で跳んだり跳ねたり
の乱痴気騒ぎがベターかなあ?
>>376 寝込み襲って返り討ち、銃剣刺された後にアンデルセンが……というのもありか?
おまえら・・・何でもアリなんだな・・・俺には無理だ
>377
マクスウェルにハイ&由美江も乱入、研究実験と称して少女な旦那に
dでもないHな拷問の限りを尽くす・・・たまには旦那も凹にされるのも良し。
380 :
343:03/07/21 16:09 ID:kowrtF/P
えっと、エロまでが無駄に長いんですが。
その割にエロがヌルイんですが。
何か辻褄合ってないんですが。
軽く流して下さると有難いです。
>378
いや、こう書いとけば、最後の職人大隊の諸氏がゴイスーな作品をうP
してくれるという期待からだろう。リップ苛めの時みたいに w
>379 しかし、いかに外見が少女でも、漏れには旦那にツインカムで倍部を突っ込む勇気がない。
バレンタイン兄弟の半分程の無謀さがあればやってやるんだが・・・ w
382 :
343:03/07/21 16:10 ID:kowrtF/P
「ぅぎゃぁぁぁぁ!!」
異端の下衆は耳障りな悲鳴を上げた後、私の斬り付けた傷からハラワタを覘かせひとしきりのたうち回り、そして事切れた。我らが神に歯向った罰。我らは神罰の地上代行人。神に代わるこの私が神罰を下してやったのだから、有難く死ぬことだ、異端ども。
私は懐紙で刀を拭きながら冷めた目でそれを見つめる。辺りは一面血まみれの地獄絵図。血のさび臭い匂いがムッとするほど立ち込めたそこを、こうしたのは私。相棒である彼女は別棟で同じような光景を次々作り出しているのだろう、そう、我らが神の名の下に。
・・・あの子がこれを見たら、また泣くのかしらね。泣かせたくなんかないのに。
だってあの子は私の片翼。私の半身。泣かないで。泣かないで、お願い。
ふと頬を流れるものを感じ、血まみれの手をそれに遣る。涙だった。何で私が泣かなければならないの、馬鹿みたい。
ガラにもなくしみじみとそんなことを思っているとふいに背後に殺気が現れる。糞異教徒の一人がまだ生きていたらしい。振り向き様に斬りつけた瞬間相手の獲物である大ぶりのナイフが飛び、髪を一房もっていかれる。
私が振るった刀は相手の左腕を捉えていた。だが、私が体勢を整える間に相手が突進して来る。落ち着いて首を飛ばすが、勢い止まぬままの身体を避ける際にバランスを崩し、傍のテーブルに頭をしたたかに打ちつけた。
(マジで?ありえねぇっつーの!ああっ!もう最悪・・・)
内心でそう毒づきながら私の意識は闇の底へと沈んでいった。
383 :
343:03/07/21 16:11 ID:kowrtF/P
気が付くと私は血だまりの中で倒れていた。
ガンガン痛む血の滲む頭を抑えつつ起き上がると、飛び込んできたのは近眼の私の目にも解る凄惨な光景。そう、目の前に広がるは首がとび、臓物を飛び散らせゴロゴロと転がる死体達の山。
「私」がやったのだ。
「私」のこの手が。
今までだってこんなことはいくらでもあった。けれども、馴れることなどあるわけが無い。人を殺したくなどないのだ、私は。
大嫌い、大嫌い、大嫌い、大嫌い。由美江も、私も、大嫌いよ、・・・・・・神様だって。
愛刀を鞘からスラリと抜くと、鈍く光る刀身が姿を現す。この刀で今まで何人の神の敵を葬り去って来たことだろうか、正確な人数などもう既に解らない。
むせ返るような空気と、一度清めたと言えど微かに血痕が残る獲物に吐き気を覚える。吐き気を誤魔化すように右手で刀身を握り締め、引く。
384 :
343:03/07/21 16:12 ID:kowrtF/P
掌の鋭い痛みの後、刀身を一筋血が流れ落ちて行く。そのまま左腕に刃を遣って引くと黄色い脂肪とその下の赤い肉が一瞬顔を覗かせ、じわじわと溢れた血がぽたぽたとスカートに落ちて新たな染みを作った。
腕には既にボコボコと醜い傷痕が無数にあるが、どれがいつのものかなど、もうどうだっていい。それを覚えていたからと言って過去が、母親に折檻され父親に犯された過去が、「私」が人を殺め続けてきた過去が変わるわけではないのだから。
由美江なんて嫌いよ、大嫌い、もう出てこないでよ、私は「高木由美子」なのだから。
・・・・・・違う、そうじゃない、由美江を生み出したのは私、この私。
私が望んだの、誰か両親を殺してと。私が一番悪いんじゃないの、私があの子を責めるなんて、何て滑稽。そう思えば思うほどに情けなくて涙が止まらなかった。
385 :
343:03/07/21 16:14 ID:kowrtF/P
由美江が突入した部屋から物音が聞こえない。
最悪の結末に怯え別行動を後悔しながら扉を開けると中には既に見慣れた死体だらけの地獄絵図がある。その中に彼女のそれが無いことを確認し、胸を撫で下ろすも、部屋の隅で震える修道服の女を見つけた瞬間改めて別行動を後悔する。
掛ける言葉も見つからず取り敢えず無言で歩み寄りしゃがみ込むと、「由美子」と彼女の名前を呼び血と涙でぐしゃぐしゃの彼女の顔を白いハンカチで擦った。
虫も殺せない大人しいこの子は、私がここに来るまでの十数分、「自分」が殺めた死体の中で一人泣いていたのだ。
「また切ったの?あんた、いい加減にしなさいよ」
掌と手首の切り傷を見止めて軽く咎めると、由美子は決して大きくはない日本人のその瞳を見開いて
「ならどうすればいいっていうの?ハインケル!神様の名前を借りたってやってることはただの人殺しよ!あんたに私の気持が解る?
気付いたら自分の作った死体が文字通りの山積みよ!大嫌いよ!大嫌いなの!私は、私が大嫌い!
だからそんな自分をどうしようと私の勝手だわ、口出しなんかさせない、あんたにも、由美江にだって!」
と、取り乱し泣き叫ぶ。
私は立て板に水のごとく続くそれを黙って聞き、最後に彼女の唇に自分のそれを重ねて一言「私が哀しいから」と告げて胸に抱きしめた。
386 :
343:03/07/21 16:16 ID:kowrtF/P
「私にはあんたの気持の半分も解らないかもしれないけどさ、でもあんたのことは大好きだから。そんな風に泣いているのを知らん振りなんて出来ないのよ。
泣きたければ泣けばいいけど、でも私のいないところで泣かないで。お願い。
由美江だってあんたのコトが大切なんだから。由美子、あんたが一番よく解ってる事でしょう?」
尚もボソボソと恨み言を呟きながら泣き続ける彼女の背と髪を撫で、もう一度口付ける。
しばらくして由美子はぽつりとこう呟いた。
「私はこんなことしたくないのに。神様は理不尽ね」
「みんな自己中なのよ、異教徒共も私達も、神様もね。だから世の中理不尽の塊なのも当然ね。」
「・・・みんな我儘よ」
「そうよ」
耳元でそう囁き、肩に顔を埋める時に横目で見た彼女の瞳は少しだけ晴れやかで正直安心した。落ち着きを取り戻した由美子の涙が止まった頃、舌で既に乾いたその後をなぞる。由美子はくすぐったそうに身を捩る。
私は続いて瞼に、耳に、唇に口付けた後、自らの手袋を外して彼女のスカートの中の脚をそっと撫でた。
「ハインケル、ここでするの?イヤよぉ・・・」そう由美子は漏らす。
「・・・確かにぞっとしないけど、少しの間よ」
387 :
343:03/07/21 16:18 ID:kowrtF/P
言われて改めて思い知るが、私達は今死体の山の中なのだ。それに局長に入れる任務完了の連絡がまだだ。
確かにさっさとずらかった方が吉なのだが、目の前のこの子を少しからかってみたい気がしてそのまま手を奥に進める。
肌蹴させた首元に花弁を散らせながら脚の付け根辺りを撫で回し、下着越しに彼女の敏感な場所をそっとなぞると由美子は「ふ・・・ん・・・」と鼻を鳴らす。そのまま焦らすようにそろそろと撫でていると奥深くからじんわりと蜜が溢れ、彼女の下着を濡らした。
「濡れてきてるわよ、由美子」
「今日はもうやめようよぉ、ね?ハインケル」
「駄目。あんたが一回イってからね」
「何それ!ひっどぉぉい!」
「うるさい」
下着の上から突起を引掻く。緩やかな愛撫で敏感になっていたソコに与えられたいきなりの刺激に由美子は「はぁっ」と声を上げて身体を引く。
舐めるように口付けし、苦しげに開いた隙間から自分の舌を捻りこむ。私の服をギュッと掴む由美子に堪らない愛しさを感じながら指を下着の脇から滑り込ませ、もうすっかり濡れているソコに直接触れる。
ヌルヌルと蜜を溢れさせた入り口を撫で回し、花びらを掻き分け奥へと進む。ヌルリと私の指を受け入れたソコは熱く蕩けている。
軽く指を曲げると、それまで声を出すまいと堪えていた由美子が「あぁっ、ハインケルっ!」と身をくねらせ、それを見た私は更にぐちゅぐちゅとかき混ぜた。
奥からは次々と蜜が溢れ私の手を濡らす。指を増やし突起と内側を擦ると、由美子はいつになく高い声で「あん」とか「はん」とか反応する。
「由美子、可愛い」とチュッっと軽く口付け、下を弄くる指をバラバラに動かす。「ハインケル・・・ハインケル・・・」と私の名を呼び続ける由美子の顔は本当に可愛くて。そのまま刺激を強めていくと「ぁあっ!!」と身を震わせ、達した。
私は尚も私の服を掴んだままの彼女のその手をにぎり、「大好きよ」と、もう何百回も繰り返した台詞を耳元に囁いてそっと由美子を抱きしめた。
388 :
343:03/07/21 16:19 ID:kowrtF/P
そろそろこんな場所からずらかろうと彼女から身体を離すとそこにいたのは由美江だった。
「由美子は?」
「引っ込んだわよ、もう寝てるわ。」
「何時の間に」
「あんたがアソコに指突っ込んだ間に。怒ってたわよ」
そう面倒くさそうに答える由美江。
その言葉の意味することに、どうしようもない気まずさを感じ「わぁぁぁ、由美江、ホント、満身創痍よねぇ・・・ぁ〜あ、髪だって・・・腕も早く戻って治療した方がいいわね。あ、髪の毛私が揃えたげるわ」と不自然に話を換える。
「あら、有難う。じゃあ、しっかりお礼もしないとね」
思わせぶりにニヤリと笑う由美江にイヤな予感を覚えつつも・・・一応訊ねる。「何?」と。
「今夜は『 私 が 』可愛がってあげる。」
「・・・・・・あ〜。あ・・・有難う・・・」
そう言葉を交わして立ち上がり、私達は帰路についた。
もっとも、私はこの後始まるであろう受身の気恥ずかしい夜に様々な思いを巡らせていたのであるが・・・。
389 :
343:03/07/21 16:21 ID:kowrtF/P
お目汚し申し訳ございません。
本来なら闇に葬り去るところなのですが、
「あんなこと書いちゃったし、やっぱアップしないと駄目かな」
変な気を回してアップしてしまいました。
山に修行に行きます・・・軽く流していただけると有難いです。
リアルタイムでキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
343氏、乙でした。
由美子たん(;´Д`)ハァハァ
リアルタイムで投下に遭遇キター!!
イイ! 激しくイイよ由美子!!
いやあ、堪能しました。血塗れが似合うなあ、なんとも。
ああ、この後の「夜」が気になる〜
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!
悩める由美子タンがべネ!それを描く為なんだから、全然長く感じなかったYO!
スゲェイカス神のエロパロSS王国のためこらからもガンバ!!
ちょっと待て。なんだこの時間のスレ内人口の多さはw
育成ゲームでリップたんの頭をなでなでしてる間に、13課が投下されてたよムッター!!
343さん、疲れがとれたら夜の二人もおながいします。 (・∀・)イイ!!
>>393 みんな、343さんが来るのを待ってたのかネェ。
それとも幼女旦那と神父戦で真昼間から盛りあがっとったのかな(藁
343様、お疲れ様でした!
ハイたんも由美たんも(´Д`;ハァハァ
かなり良かったっす。萌えますた!!次回も楽しみにしてます。
あぼーん
幼女旦那の虐待もの読みたい。
誰か・・・!
ワタクシにあの傍若無人で面の皮が厚い旦那をどうこうすることは出来ないのですが、 誰 か !
相手は初代とかアーサーとかで・・・無理ですかね。
他力本願でスマソ・・・
343様アリガトゥー!
前回のも良かったのに今回もぐいぐい読ませられたぁ!
心情とかウマー。エッチももちろん。
ほかにどんなの書かれているのだろう・・。
夜のふたり期待してます。
399 :
343:03/07/22 01:50 ID:FJoUVHP4
お目汚しを投下して申し訳御座いません。
そしてこんなものに激励ありがとう御座います。
脳内辻褄合わせでラストああなんですけど、続きなんて何も考えてないんです・・・泣。
しかも改めて読むと、別にああする必然性も無いですね。すいません。
とりあえず身辺(つーか、試験・・・勉強しろや)落ち着いたら何か考えるかもしれないです。
>>398様
前回も他も何も、SS自体書くの今回初めてです、すいません。
(初めてがレズエロってのもどうかと思うのですが)
初めてで馴れないから、かなりいっぱいいっぱいに辻褄合わせて墓穴掘ってるんです・・・鬱
幼女アーカード受け&拷問・・・何気に読んでみたい私の脳は腐ってるんでしょうかね。
あの旦那が弱音を吐くなど有り得んと思いつつ泣かせてみたいっす。
(398)
アー!前回のハイ由美書かれてた方とごったにしてましたよ。
スミマセンです・・。
ここの板が活性化しているのを拝むと
なにゃら日常生活にも張りが。
ヘルシングありがとう、SSの神様連ありがとー。
最近腐女子ばっか
キモイヨー
あぼーん
さぁどうした? まだ腐女子くさい発言がいくつか続いただけだぞ。
新しいネタを出せ! 妄想を変化(へんげ)させろ!
SSを執筆して勃ち上がれ! エロ絵を描いてUPしろ!
さぁスレはこれからだ…お楽しみはこれからだ!
Hurry... Hurry! Hurry! Hurry!! Hurry!! Hurry!! Hurry!!! Hurry!!!!
>>403 (・∀・)イイ!! つか同じ煽るんなら、芸のあるほうがいいね。(褒めてんだよ)
ところで、腐女子の定義ってなに?レズが続く事?エロの前が長いこと?
自分の主観を何の説明も無しに、臆面も無くカキコするちみが一番きもいよー
>>401 一言でいいから、理由ぐらい書きなよ。職人さんがこのスレ見放したら君の責任だぞ〜
たとえ旦那が幼女姿でも、旦那が受身に回ったり、
あまつさえ負け負けなのは想像できない漏れ…発想が貧困なのか?
あえて言うなら、あれは「妖女」旦那ってイメージで、
それこそサキュバスか魔女のように「犯すぞ、喰っちまうぞ」な
エロ光線出しまくりに見えるんだが。
407 :
404:03/07/22 21:52 ID:mM4/i2zX
>>405 ありがd! ・・・そうか〜幼女旦那もシュレたんもダウトなのか・・・
いったい何を素材にしたら腐女子呼ばわりされずに済むんだろう?
滅茶苦茶選択肢が狭まると思うんだが・・・職人さんが哀れや〜( TДT)
総じて、男がカマほられるのは腐女子ネタ。
801板に逝って下さい。お願いします。
きちんと住み分けてくださいよ。同じ女として恥ずかしい。
おなごに(;´Д`)ハァハァ したいんです。
>407
ここ最近、旦那VSアンデルセンで盛り上がっていた事を言ってるのでは
ないかと好意的に解釈してみるテスト >401
…801は不味い、だから旦那を幼女にしよう、って言ってるんだけどね(w
まあ、このスレの職人さんは腐女子とは違うと思うよ。女の子は(リップを除いて)
男前だし、大尉は高倉健さんだし(w 、ショタでもシュレに悌毛プレーさせるし!!(ww
正直そんな腐女子聞いたことがねえよ、俺。
まあまあ。そんなに熱くならんでも>408(w
当初の目的は、いかにして職人さんに無視されてるアンデルセンを使って
もらおうかと相談始めた所からきてるから。
嫌なら別のシュチュやキャラを振るがよろしい。
取り合えず基本に戻ってセラスをどうするか、から逝きますかね?
諸君、旦那がクロムウェル解除して腕いっぱいでヤる。
もしくは、だれかをジューカンというのはどうだろう。
ジューカンて書いてみると十巻みたいで素敵ですね
ステッキーですね>ジューカン
こうなったら、わきわき生えてきたいっぱいな腕で局長、婦警、リップにゾリン
と13課の二人組みを有無を言わさず犯しまくる絶倫な旦那を見てみたいよ、神様。w
おおうッ!!!夏服バージョンのウーフーっすか!?
しかも343さんのSSの場面っすね!(勝手に決めつけ
ご馳走様でしたッ!
>>413様!! やっぱり神様はいたんだね、ママン!
厚かましいながらも、おかわりいいですか?
192様の大尉とリップたんに、169殿の冥土服局長を悌毛プレーしちまうシュレも
おながいします。いや、暇なときで結構ですので・・・ああもう、(・∀・)イイ!!
>>413 グッジョブ!!保存させて頂きます(´д`*
ハインケルたんふたなり説も萌え
>>413 グッジョブ!
死体の山の中でムフフ・・・
>>413 不毛な腐女子論争?で曲がりかけたこのスレを一晩で立て直した
413様は本気で当スレの救世主だと思ふ。
やっぱり、みんなでマターりヘルシングのエロを語るんが最高だね、姉さん。
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
>411 ジューカンはステッキーですね。
局長様で見たいなあ。飼い犬を躾け直そうとして失敗の図(笑)
420 :
413:03/07/23 13:24 ID:cU0NXYNW
>>420 神降臨!!!乙ッス413様ッ!
なんかみんな目茶かっこ(・∀・)イイ!!
個人的にシュレに血舐めさせてる局長がズキュンとキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
すげぇ・・・マジにすげえはこのスレの神職人さんたち・・・
皆のわがままもかなえて下さるし、その上SSにエロ絵をリンケージさせるし。
ここまで至れり尽くせりの職人さんズは、滅多にいないぞ・・・
>420
ステッキーな絵をありがd、413様。思わずお気に入りに登録しちゃったい!!
>421 いや、漏れには婦警に血を舐めさせる局長にしか見えんぞ。胸あるし(w
ひょっとして、ゆーは413様に「169殿の冥土服局長を悌毛プレーしちまうシュレ」
をオーダーした香具師か? 嬉しいのは分かるが、もう少し落ちつけよ(w
はうあッ!? ほ、本当だ! サンクスコ
>>423 御免なさい、413様ッ!てっきり例の蜂蜜散布ショーの応用版だと思っとりますタ!!
こんな腐った目の自分に罰を与える為、マンシューな今村さんをおかずに
おなにーで逝って来ます!!
425 :
343:03/07/24 00:44 ID:3YThi74N
>>413様
(・∀・)ウヒョー!!
ナンなんですか、このステキ絵はぁぁぁ!!!
ああ、413様、あんなヘタレからこんなステキなものを生み出せる貴方は神です!!
ああ、自分の腐れ妄想が絵に、絵に・・・!二人をお嫁に下さい(※冗談です)。
保存保存っと♪(ポチ)
イキそうです、有 難 う 御 座 い ま す !
あー、それと、
>>401さん腐女子臭くてすいませんでした。
一つネタをフルと10倍になって帰ってくる、このスレが大好き。
つーか、神職人のSS楽しんだ後、今度はそれを絵で楽しめるとは
一粒で二度美味しいとはこの事ですな!
>425 気持ちはよくわかるよ。自分の作品が漫画になった原作者の気分でしょ(w
職人さんたちには、張り合いのある展開だろうな。
それから腐女子うんぬんは気にしなくてもいいYO! あれから何も言ってこない
ところを見ると、どうも神父のエロシュチュが気に入らないっぽい香具師みたいだから。
これからもがんがっていいSSうPしてくだされ。
427 :
413:03/07/24 06:46 ID:+K6QZGP7
色々コメント有難うとー。
絵はお好きな解釈でー。あまつさえ勝手にSS汲んでるので。
スキャナ買ったばっかでフォトショ使い始めな上
ペンタブ持ってないので初心者まるだしですが
たぶん今が一番楽しい時期(遠い目)なので描きまくりー。
さぁさ お次の妄想はどんなですー?
>413
ステッキーな絵師お仕事ぶりを堪能。眼福眼福。
今後も期待しております。
ところで、>419の案は萌えますな。存外に萌えますな。
躾けの悪い飼い犬っつーか、最初っから躾けられてない気がしますが。
凄いよー、また進化しちゃってるよ〜 素敵過ぎます413様!
とくにメイドリップシリーズが萌え萌えですね。局長もお待ちしてます〜
ワンちゃんもステッキーですね。だれか書いて下さらないかな?
そしてそれを413様が絵に・・・・・・ (・∀・)イイ!!
ワンちゃん読みたいなあ。
最初は女王様チックに調教する気満々だった局長をバックから形勢逆転。
やめろ馬鹿犬〜!とむき出しのお尻を高々と抱え上げられつつ絶叫。
…自分が書くとギャグみたいだ。すんません職人様方なんとかしてください。
>430
つか、ワンちゃん調教→でも返り討ち、という設定でギャグだぞなもし
これをシリアスにやれる職人様はいるのか?難しいと思うが・・・
どうせヤルなら、徹底的にギャグに突っ走るしかねーな、こりゃ
局長いじめのマイスターな、あのお方が適任だネw
いいなぁ〜むき出しのお尻をバックからというのわ>430
ソソルネ!決め台詞は
「雌犬の様な悲鳴をあげろ」
かな?旦那は(w
諸君! 413殿のHPでBBSも始まったぞ! 折角だから、感想と要望は
そちらに書きコしようぞ。
2chではSS職人様へのオーダーと感想、感謝の挨拶と相互のエロシュチ
の相談でよいのでは、と仕切ってみるテスト。
413殿、お忙しいとは思いまふが、新しい絵がうPされたら、ここで告知して下され。
宜しくおながいします。
434 :
413:03/07/25 13:06 ID:9JH1w4vI
眼鏡かけてない局長なんて認めません。
436 :
413:03/07/25 13:52 ID:9JH1w4vI
んがーごめん
眼鏡つきメイド局長キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ありがとう、413様ァ――ッ! 悌毛無くても気にならないです。元から無茶
だと思ってましたのでw
懺悔していいですか?罰として今村さんで抜くと言っておきながら、ガイド
なセラスたんで抜いてしまいますた・・・なんて弱い根性なんだ自分!
438 :
435:03/07/25 18:24 ID:JJrqKICO
>>436 ん?眼鏡かけたんか。どれどれ?
孛力 走己 しますた。
すげー・・・413のホムペ見てきた・・・本当に注文の品アプしちゃってるよ
個人的にナナコリップの後ろで顔だけ出してる少佐が笑いのツボに嵌った(w
懺悔したり、オーダーしたり御代わりしたり、それでどんどん要求に応じるんだから
このスレの職人氏は太っ腹過ぎるよ、いや、ホント
あぼーん
あぼーん
ジューカンで局長、いいな萌えるよなあー
でもセラスたんもいくないか?旦那に命令されて餌(もちろんルーク兄貴だ)
をやりにいったら、盛ってるワンちゃんに襲われるっつーのわ。
バックで突かれて、タプンタプンと揺れてるォパーィが見たいです。神様(w
すいません、スレの流れとは全然関係ないんですが
アーカードX名もなき女吸血鬼の吸血ゴカーン作ったんで投下していいですか?
とりあえずさわりだけでも逝ってみます。
グロはいると思うので、嫌いな人は気をつけてください。
その獲物は女吸血鬼だった。まあそれは大して珍しくもない。身内にもちょこまかしいのが一人いる。
その獲物が少々特殊なのは、吸血ではなく性交によって相手の命を吸い取ることだ。
もちろん血も吸うらしいが、それより性交を好むらしい。珍しいことだ。
嫌悪感に顔を引きつらせるマスターのおかげでいつもよりは多少の興味をもってその現場に赴いた。
現場は郊外の農村。そこにあるひふらりとやってきた女が村の男の精を次々と吸う。陳腐な話だ。
ドスッ。バシュッ。ギャアアアッ。
例え相手がグールであっても虐殺は私の心の底を振るわせる。
例え相手が女吸血鬼に精も血も魂も吸い取られたグールであっても。
「すごいねえ、あんた」
地主だというそれなりの作りの村長の家の居間、ソファにしどけなく寝そべって女吸血鬼は私を待っていた。
白い肌、床まで流れ落ちるゆるやかな黒髪、紅い瞳。確かに大抵の人間の男は理性を失うだろう。
「強いねえ、あんた。
凄い力だよ、少なくとも若造じゃない、私は100年は生きてるがあんたはもっと上だね」
女は豊満な胸に挟んだ箱からタバコを取り出し火を付けた。
「殺すのかい、あたしを?」
返事をするのも馬鹿馬鹿しい。私は無表情に銃口を向ける。
「どうしてだい? あんたと私ならもっと楽しいことができるよ」
「私が人間に付くのは契約と、おまえのような下衆がのさばっていては迷惑だからだ」
「あたしが下衆だってえ!?」
怒ると流麗な顔は瞬時に崩れ、鬼女という言葉のふさわしい顔があらわになる。
「そうだ、下衆だよ、それを教えてやろう」
私の中でぞわりと何かがうごめいた。さっきグールを潰していた時とはまた違う感触。
血の欲求とそれ以上のもの。久しく忘れていた感触だった。
私は銃を懐にしまい、女に飛びかかった。
女の爪が頬をえぐる。構わずその手を捕まえて逆方向にねじり折る。
こうするとなまじ筋肉の再生が速いせいで、手はねじれたまま固まることになる。
悲鳴をあげる女吸血鬼はもう私を高ぶらせるだけだった。
「ここではつまらんな」
私は片手で女を抱え上げ、村長のベットに放り投げた。周りには誰のものだか知らない血糊がべっとりついている。
「おまえはここで男とまぐわって精を吸っていたんだな?」
サングラスを外してサイドボードにおき、組み敷いた女吸血鬼の目をのぞき込んだ。
彼女はマスター以外のすべてを従わせる私の瞳の前に必死に抵抗していたが、やがて折れた。
「そうだよ。ここは私のお気に入りだった。泣き叫ぶ女房をその大時計にくくりつけて、目の前で亭主とやったもんさ」
「そりゃあ楽しかったろう」
私は笑みを浮かべて言う。セラスが見たら思わず30mは逃げ出す笑みだ。
「血を吸うよりも楽しかったか?」
「さあどうだろうね…。私は飽きたのさ。ただ鬼みたいに血を吸うことに。吸血鬼にもさ、もっと人間味が必要だよね」
「血に飽きた、か」
私は舌なめずりをした。心の中でうごめくもの、人で言うなら性欲だ。
「本当に飽きたか試してやろう、ドラキュリーナ(女吸血鬼)」
吸血鬼の腕力の前には女の服など薄絹のようなものだった。
白い肌が月と星の光に浮かぶ。そんなものがなくても吸血鬼の目から逃れられるものなどないのだが。
私はまずその腹部に牙を立てた。
「くふぅ」
女は体を震わせる。血を吸われるという至上の喜び。それは人でも吸血鬼でも変わらない。
だが私は一瞬で牙を外す。そして次は乳房に。またもう一方の乳房に。
「はぁん…う、ん、」
快感は瞬間瞬間しか続かない。女は無事な方の左手で私の頭を捉えようとした。
しかし逆にその手を捕まえる。左手の手首に浮き出る血管に牙を立てた。さっきよりは長く吸っている。
「ああ、いぃ」
陶酔しかけた女を突き放すように牙をはなし、左手に何度も何度も場所を変えて牙を立てる。
もう女の左手はぼろぼろだった。快感で身をよじった拍子に牙に引っかかった肉が剥がれ落ち、白い骨まで見えている。
再生しないのは左手にはもうほとんど血が残っていないからだ。それでも心臓から送り込むこともできたのだが。
「もっと吸って欲しいだろ?」
私の言葉に無我夢中でうなずいた瞬間、左手の付け根を切り落とした。悲鳴はしかし
傷口に牙をあて、果汁のしたたる実をかじるようにごくごくと血を飲み干すと途切れる。
「うん、いい、いいのぉ」
体の全面は傷だらけ、左手はない、右手はねじ曲がっている。女はもう陶然としていた。
(・∀・)イイ!!よ、(・∀・)イイ!!よ〜
ヘルテイスト満点だね!
グロはそんなに気にならなんだ。なんせ漏れは、リップたんわきわきわき
で抜いたすーぱーエリートだから(w
うわぁ・・・ ここ暫らく見てなかったら、ゴイスーなことになってますね・・・
絵になってる!自分のSSが、絵になってる!
しかも、ステッキーな作品がいっぱい!ジューカンで盛り上がってるしw
本当は、性懲りもなく書き上げたやつをUぷしようかと思いますたが、
ステッキーな443さんのSSが全文来るまで控えます。
ええ、やっちゃいました、完全なお遊びを! 一回だけ、一回だけやらせてください!
後は真面目にしますからw 今回だけ見逃してくだされ!
あぼーん
私はそんな女を裏返した。わずかに残る布地を爪で切り裂く。ついでに女の肌も裂かれた。
今度は牙ではなく舌でその血をなめる。
「あっ、あっ、あーっ」
牙とは違う感触が別の音色を奏でる。しかし同じ血をなめるのでも主人ならば決してあげない声だ。そう思うとますますいきりたった。
今度は全力で女の背中に骨の見えるような三本の深い筋を付ける。
「いたい、いたいのっ」
女は猫のように体を反らせて悲鳴を上げた。
無視してさらに傷を増やしてやる。そしてとりきおり指についた血をなめ取る。最期に血のプールとなった背中に顔を埋めて血をすする。
女吸血鬼の血は、腐ったワインのような香りがした。貴腐ワインはトロリとしていて濃厚に甘い。
「このまま後ろから心臓を開いてやってもいいが」
「ひいっ」
彼女にわずかに残った理性が恐怖の声を上げる。
「私はまだ満足していないんだよ、もっと私を満足させておくれ、ドラキュリーナ」
私は再び彼女の体を返し、正面からその美しい顔を眺めた。快感の余韻、恐怖、媚び、すりきれた誇り、いい表情だ。
体の表面につけた傷はもうふさがり始めていたが、牙を立てた部分だけは赤く腫れ上がっている。
腹と乳房と…私はもっと下に、下腹部に牙をすすめた。がっとこれまでのどこよりも深く牙を突き立てる。
「きぃああああ」
ねじれた右手を必死にばたつかせながらも耐えきれず上を向いて嬌声をあげる。
この瞬間だけを見れば普通の男女に見えるかもしれない。だが我々は吸血鬼。そろそろこの女も思い出したろう。
さらに下半身を持ち上げて、豊満な尻にもかみついてやった。そしてそのまま噛みちぎる。
くっちゃくっちゃとガムを噛むように味わってから横に吐き捨てる。
次は太股。牙を立て一気に縦に裂く。血が噴き出して私の顔をそめた。もう片方も。
「どうだ、血には飽きたんだろ?」
女吸血鬼は夢中で太股を両側から私の顔に押しつける。「吸って、吸って」それしか聞こえない。
だから吸ってやった。どの傷も血が吹き出るより先に血を吸い取られてしまうものだから再生が追いつかない。
体はどんどん腐っていった。両足も、ねじれた右手もあまさず切り開き切り裂き切り取り吸ってやる。
もう残っているのは胴体だけ、それも正確には前半分だけだ。
「最期にお前の顔が見たい、ドラキュリーナ」
最期という言葉に彼女はぴくりと反応した。でもそれはやめてくれというものでは決してない。
この女は怖いのだ。快楽が終わることが。血に狂う。それこそがヴァンパイア。
「だから正直に答えておくれ。お前は血に飽きたのではない。生に飽きたのだろう?」
答えはなかった。だが問いかけはは少し彼女を正常の世界へ引き戻したようだった。
「ち、違うわ。私は人間の男なんて、陳腐で、血を吸うだけの価値なんてなくて、だから私への奉仕を」
「たくさんしてやったじゃないか、奉仕を」
「ああ」女は深い息を吐いた。そう彼女の体を飲み尽くす、これこそが彼女の求めていた奉仕だ。男に腰を振らせる事じゃない。
「お前は自分の血を飲んで欲しかったんだよ」
女吸血鬼は、がっくりと体から力を抜き目を閉じた。
彼女の瞳にそっと指をかける。
「開けろ」
そう命じたらぴくりとまぶたが開く。
「私を見ろ」
彼女の目にはどんな私が見えるだろう。血にまみれた私。興奮し発情し理性など片隅におしやった私。
そっと上まぶたと下まぶたの上に指を突っ込む。
彼女は次に起こることをしりながら、それすら快楽への期待へと変わっている。
このような私の姿を主人が見たら、どう思うだろう? 今頃屋敷で夢の中にいる我が愛しい主人は。
そう考えながら、そっと眼球を握りつぶした。空いた空洞に舌を入れてなめ回す。それすらこの女吸血鬼は感じるのだ。
吸血鬼などこのように下賤で浅ましい血の虜に過ぎない。
それをこの女は何を取り繕うというのか。今自分の体が証明して居るではないか。
「おねがい、おねがい」
か細い声が聞こえる。
「もっと血を吸って、もっともっと私を吸って」
「いい声だ、最期まで詠い続けろ」
私は最期に彼女ののど笛に噛みついた。
血を吸う。どこまでも。すべてを。彼女の望み通りに。そして私の望み通りに。
最期の一滴が喉に落ちた時、私は目を閉じ至福の時を感じていた。
あとに残ったのはミイラの惨殺体。いや正確には、惨殺体がミイラになったというべきだろう。
彼女―女吸血鬼は白髪の老人とかしていた。
すぐに塵とならないところを見ると、100年生きたというのは嘘だったのもしれん。
しかし女は嘘をつくものだ。こと年のこととなれば。
部屋中のカーテンをあけはなつ。東の空は白ばみはじめていた。もう少しすれば日が昇る。
そしてこのミイラとなった女吸血鬼も今度こそ塵に還る。念のためカラカラに乾いた心臓を取り外しておいた。
「眠いな」
外へ出た私は大きく伸びをした。だか体にはすっきりした気分が残っている。
最初はつまらん任務だと思ったが意外と有意義だったな。血を浴びる程飲んだ。
そして久々に、人間に使役されるようになって以来溜まっていた感情も発散できた。
帰るか。血にぬれた家を後にアーカードはいつになく上機嫌で朝の光の中を歩いていった。 おしまい
455 :
443:03/07/26 18:04 ID:aYC8wQAi
>>448さんが言うのでさっさと貼りました。
結局ソーニュウはなしで。
ないとダメ? ダメなら次考えます。
漏れ的には問題無し!乙です>443さん
ステッキーで男前な旦那ですな〜
あぼーん
職人さんいつもお疲れ様です。
ところでここ数回の展開でゾーリン様に地獄のお仕置きをされる隊長を妄想してしまいます。
自分だけですか?
ギニャーッ!! 申し訳ないことしてしまいました。余計なことを言って申し訳ないです。
443さん! 続きを早く拝みたいのと、何分全く作風が違い、あんまり近くで
投下すると、雰囲気をふっ飛ばしかねないと思ったからです。御免なさい。
で、やはり雰囲気を守る為に取り敢えず今夜は、真人間ならぬ真職人になってからUPしよう
と思ったものです。最近話題のワンちゃんです。(w
皆様の鑑賞に堪えうるかは別として、とにかくやってみますた。一部皆さんのシュチュを
パチる形で。すみません、とにかく見てやってください。
そろそろ太陽が昇りだそうという早朝の時刻。インテグラは執事と傭兵隊長からミッションの報告を受けていた。
「それで? 結果はどうなのだ?」
「はい、喰人鬼を30体。後、その母体となりました吸血鬼を1体掃討しました。幸いにも今回我々の人的損害
は無く、上々の結果かと思われます。」
「今回の吸血鬼は、例の人造吸血鬼なのか? ウォルター?」
その質問に、執事と傭兵隊長が互いに顔を見合わせ溜め息をついた。が、質問に答えない訳にはいかない。
「その、旦那が喰っちまったんですよ・・・ 肝心の吸血鬼をぺろりと頭から。いや、正確には旦那の『犬』
なんですがね。おかげで、影も形も無くなって、捜査の糸もぷっつり。情報部もカンカンですわ。」
申し訳なさそうに――その実、別に気にしてもいないが――ベルナドット隊長はありのままを報告した。
「確かに『見敵必殺』とは言ったが・・・ 証拠を自らの手で粉砕してしまうのはマヌケにも程がある!
よかろう、私からアーカードに言っておく。ご苦労だった、下がって休むがよい。アーカードは今何処にいる?
「自室にいるはずです。もうそろそろ、御休みの時間ですので。」
彼女は、そうかと返事して部屋から出た。奴が眠りにつく前に話をしておかなければならない。
「・・・・・・とういうわけだ、おい、聞いているのか? アーカード。」
「聞いているとも、我が主。だが私に何をしろというのだ? 私は一仕事終えて狭い自分の最後の領地で
安眠を貪ろうとしているところだ。」
そういって彼は足元を指差す。彼は文字通り棺桶に片足を突っ込んでいた。
「その上あの『犬』は、私であって私ではない。あれは私の無意識の欲望を具現化させたものだ。私にもどうにもならん。」
「ほう、お前はそれだけ餓えているということか?」
「かも知れん。お前とてそうであろう?インテグラ。腹が減れば飯を喰う。眠たくなれば寝る。独り寝の
侘しさを我慢出来なくなれば手で紛らわす・・・」
「五月蠅いッ!愚弄するのも大概にしろ!兎に角だ、あの躾けのなっていない犬をなんとかしろ!」
「そこまで言うのならば、主よ。自分で調教したらどうかな?幸い今から日が出る。あれも少しは大人しくなる。」
ヘルシング本部の別棟で、初めて「犬」を見た時、インテグラは困惑した。
「聞いてないぞ・・・ なんだこれは・・・」
巨大な真っ黒の体には無数の「目」が付いている。だらしなく開いた口からは涎がだらだらと垂れ流れ、その
口の中には禍々しく尖った歯が並ぶ。真っ赤な大きな舌がだらんと垂れていた。
元よりインテグラも相手がチワワやマルチーズだと思っていた訳ではない。だが、大きめの軍用犬のようなもの
と思っていたら、とんでもない化物が彼女の前に連れ出された。
「・・・途方に暮れていても仕方ないか、さて、どうしたものか・・・」
インテグラは手に持つ乗馬鞭をビュンビュン鳴らして考え込んだ。アーカードが言ったように、今「犬」は
日の下ではノロノロと動きが鈍い。であればこそ、執事の護衛も無くこれを調教しようと思ったのだ。
「・・・まずは適当に遊んでやるか・・・いきなり鞭で打つのも乱暴であろうし。」
そう言って、彼女は用意させたフリスビーを手に取った。軽く犬に投げてやる。が、「犬」は飛んできた
フリスビーを侮蔑した目―取り敢えず、鼻の上にある八つの目―で軽く見やり、その上それを投げたインテ
グラを一瞥して鼻を鳴らしてそっぽを向いた。
「こ、この馬鹿犬が!畜生の分際で!」
勇敢にも彼女は乗馬鞭で「犬」を打ち据えた。この「犬」の戦闘力を知る者にとっては無謀以外の何もの
でもない。だが「犬」は彼女の鞭に怯えるかの様な態をとった。
「ふん、自分の分限がやっと分かったか。よかろう、もう一度投げるぞ。確りと取れ。」
再びインテグラはフリスビーを投げる。今度は「犬」はキャッチした。
「ハハ!やれば出来るではないか! うん?」
何を思ったか「犬」は、咥えたフリスビーをインテグラに投げ返した。と、いっても首輪でつながれた彼
から少しだけ離れたところに落ちたが。
「仕方の無い奴め、出来ぬならば最初からするでない。・・・まったく」
結論から言えば、インテグラは油断し過ぎた。相手は普通の犬ではないのだ。床に落ちたフリスビーを
拾おうとして「犬」に背を向けてしまう。「犬」はその瞬間を逃さなかった。
「!! がッ! な、何をするッ この・・・ なあぁっ!?」
狡猾な「犬」の罠に引っ掛かり、インテグラは床に引き倒された。両手を「犬」の前足に押さえられた。
前のめりに倒れたので、結果として彼女は尻を「犬」の顔に突き出す形になってしまっている。
「は、放さぬか!この畜生めッ!!私を誰だと思っているのだ!? や、やめろ、やめんか!」
「犬」は彼女のズボンを食い破る。そして中から現れた黒の下着を機用に鼻で下ろして、その鼻でもって
インテグラの股座の臭いをヒクヒクと嗅ぐ。
「馬鹿、やめろ! 何処の臭いを嗅いでいる、この変態犬めッ! んなあああ、な、舐めるなぁぁ」
思わずインテグラの口から裏声になった悲鳴が漏れ出る。しかし「犬」は彼の前に完全に開かれたインテグラ
のまだ誰も汚した事のない秘部を舐めまわす。べたべたとした唾液が瞬く間に彼女の下腹部を濡らした。
まるで雌犬の様に犬に尻を突き出し、性器を舐められるという事態に彼女の羞恥心のメーターは一気に振り切れる。
「畜生めッ 馬鹿犬めッ! あああんんんんっ そんな、そんなところをっ」
「犬」は彼女の怒声混じりの喘ぎ声に反応し、より強くより激しく舌を転がす。そのうち「犬」は
鼻でもってインテグラの敏感な部分を嬲り始め、もう一つのインテグラの門も、尻全体も内股も余すことなく
舌を這わせる。
「はぁはぁ んんんぁぁあっ! ば、馬鹿な!こんな――ッ」
感じているのか?この私が!?犬相手に、犬に嬲り者にされて!
彼女は心の内で必死に否定する。しかし、否定すればする程現実とのギャップが広がる。
彼女の体は心から造反し、さらなる快楽を求めるべく蠢きだす。最初はもがいていた上半身も、今は力なくなん
らの抵抗もしない。口からは次第に怒声と罵倒が消えて、変わりに喘ぎ声と激しい息づかいだけになっていく。
そして何より、彼女の下半身は「犬」の愛撫に合わせて自分から上下に動き始めた。
「んんっ んんんっ んんあああぁぁっっ あっ!あっ! んあぁ――・・・」
内から湧き上がる波にインテグラは薙倒されて、彼女の下半身は崩れ落ちた。
彼女がぐったりとなって反応が薄くなると、「犬」はその前足を退けて彼女を解放した。
乱れた呼吸と髪を整え起き上がってインテグラが見たものは、おそらく股間に相当するであろう部分が
いきり立っている「犬」であった。
そういえばアーカードは言っていた・・・この犬は私の一部ではあるが、私自身ではない。私の欲望を具現化
したものだと・・・そうか、そういう事だったのだ!
「・・・私が欲しいのか?畜生。」
インテグラの問いに、「犬」は嬉しそうに尻尾?を振って答えた。
「駄目だな。やはり人間と畜生は分限というものがあるからな・・・だが・・・」
インテグラの優美に細くしなやかな指が、「犬」のいきり立つものに触れる。「犬」は落雷に打たれた様に
動きが止まる。それを確認してから、インテグラは満面の笑みを浮べて言った。
「だが、この私に従い忠勤にはげむならば、愛でてやらんでもない・・・分かったか?」
彼女の言葉が分かるのか、「犬」は激しく尻尾?を振りだす。インテグラはご褒美に「犬」のものを
撫でてやる。掴んで激しく擦ってやると、すぐに白い液体が飛び散った。一部はインテグラの顔と眼鏡にまで
飛んだ。彼女は辛うじて被害にあわなかった、スーツの上着の袖で慌てて顔と眼鏡を拭きながら呟いた。
「アーカードめ・・・人を欲求不満の塊みたいに言いおって・・・自分こそそうであろうが! ハ、ハハハハハ!」
可笑しそうに高笑いし始めた「主人」を、「犬」は不思議そうに見つめていた・・・体中の無数の目で。
――――――――――
「スコットランドのエディンバラに吸血鬼が確認されました。至急傭兵部隊とアーカード、セラスの両名を
派遣いたします。何かご不満の点はございませんでしょうか?」
「いや、問題ない。今は敵の正体がはっきりしない以上、持てる最大戦力を集中投入して損失を
抑えるしかない。適切な処置だ、ウォルター。」「感謝の極み」
「ときに我が僕よ、あれから『犬』はどうだ?」
「すこぶる調子がいい。私の意識で自在に動くようになった。あれに何を仕出かしたのだ?我が主よ。
私自身、最近は実に寝つきがよくなって爽快なのだ。」
「そうだろうな。そのはずだ。・・・では征くがいい、我が下僕。お前の務めを果たすのだ。」
インテグラの前から「死」と同義語の鬼札が消えた。また今夜も彼女の為に殺戮を繰り広げてくれるだろう。
「私のために励むがよい、『犬』め。そうしたら、そうしたらまた愛でてやる・・・フフ」
――― 完 ―――
ギニャー!!
ステッキーです!
ステッキーですばい。
お嬢、 ワ ン ち ゃ ん に 舐 め ら れ ま し た 。
もう、旦那ったら欲求不満なのね、それならいっそ自らご主人様を(ry
465 :
外道職人:03/07/27 01:54 ID:My6vn+qF
ああ、何とか無事うp出来たみたいです。途中長すぎと怒られました。
明日うpするつもりのやつも、もう少しスリムにしないと・・・
やっぱり、自分がなぶると局長も旦那もコミカルになってしまいますね。
明日のはコミカルを通り越したヴァカな代物なので、そんなヘルシングは
許さない、という方は御免なさい。先に謝ります。
・・・・・・なにせ、局長とシュレがまた出てきて、コスプレしちまうんですから・・・
>>465 おもいっきりステポテチンして下さい。
ステポテチンな小ネタも原作の味で御座いますから。
467 :
443:03/07/27 02:12 ID:fVKHLm+3
きゃーすてきー。自分が書けないだけに、ギャグ大好き。
>>459 いや気にしなくてもいいんですよ。もう最期まで出来てましたから。
ただスレの雰囲気的にヤッちゃっていいのかなーとためらっていただけです。
後ろから背中を押されれば、木星までもきっと飛んできますよええ。ただいまー。
明日も楽しみにしてます。
私も444系雰囲気のソーニュウありエロと幼女旦那リバ責め用意しまーす。
いつもながらの局長への愛あふるるss満喫しますた!>465
旦那に
「独り寝の侘しさを我慢出来なくなれば手で紛らわす・・・」
と言われて激怒な局長は毎夜毎夜おなってるんですか?(;´д`)ハァハァ
わぁぉー怒涛のSS連発だー
444さんのはクラシックな雰囲気があってせつないですねー。
459さんのはど、どっちが主導権をもつのか?と思っていたら
「無意識の欲求不満」にほくそえむグラ様・・一枚うわてな!
私もじゅーかん祭りに参加すべく鋭意制作中です・・(413)
祭りだ!祭りだよ、ママン!
ジューカンついに来たし、ステッキーな絵も続くし、ギャグ今日来るし
ょぅι゛ょ 旦那降臨予定だし!
職人の皆様ァ〜おまちしてますYO!
471 :
443:03/07/27 13:29 ID:R3leF+4E
| \
|Д`) ゲドウサンガイナイ・・・
|⊂ ハルナラ イマノウチ・・・
|
期待されていたのとは、ちょっと違う気もするけど。
夜の街を黒髪の少女が駆ける。手には紙袋。少女は全速力で市街を駆け抜けようとしていた。
角を曲がった瞬間、誰かにぶつかる。
「きゃっ」
「お嬢ちゃん、こんな夜中に一人でお出かけかい?」
少女を取り囲んでいるのは軍服に身を包んだ屈強な男達だ。数は5人。
「大切に抱えているこれはなんだい、おじさんに見せてくれるかなぁ?」
「こ、これは大切な届け物なんですっ」
少女は必死で紙袋を抱きしめるが、男達の手は易々とその手を引きはがし荷物を奪う。
「きゃああっ」
夜の街に少女の悲鳴が響く。しかしこの街の住人は誰もそんなことで窓を開けたりしない。
紙袋を奪った兵士はその意外な重さにすこし体重を崩した。
「なんだこれは?」
出てきたのは数丁の拳銃。それも特注の大口径だ。男達の顔色が一斉に変わる。
とっさに逃げようとした少女の手首は捕まれた。
「ゆっくりお話を聞かせてもらおうかなあ、おじょうちゃん」
兵士長は幼い少女に向かって剣呑な笑みを浮かべた。
出てきたものの重要性から少女は泣く子も黙るSS本部へと連行された。
選びぬかれたアーリア人種の屈強な男達がそのまわりを囲む。
少女は捕まって後ろ手に手錠をかけられ、護送車に乗せられたたときから
ずっと下を向いたままだ。何を聞かれても「分かりません」と首を振る。
「小隊指揮官殿、このままではラチがあきませんなあ」
一人がわざとらしく先任士官に声をかけた。
金髪碧眼、完璧なアーリア人種の特徴を持ちながら
どこか顔に下品さのある小隊指揮官は鷹揚にうなずく。
「これは重大な問題だ。彼女にはすぐにすべての情報を開示してもらわなければならない。
そのために手段を選ぶ余裕はない」
「じゃあいいんですね?」
さっきから少女をいやらしい目つきで見つめていた突撃兵の一人が少女の肩に手を置いた。
「好きにしろ」
その言葉で男達は一斉に少女に群がった。
「いやっ、やめてっ」
服がやすやすと引き裂かれる。配給品の安物だったのだろう。いっそあっけないほどだった。
まろびでた体は肉付きが薄く胸はわずかに盛り上がっているのみ。それがまた嗜虐心をそそる。
男達は裸にした少女をそまつな木の机の上にうつぶせにして押し倒す。
両手両足をそれぞれ捕まえてぴんと大の字にはりつけた。
「なにするのぉ。こんなことして、きっとあとで後悔するわよっ」
きーきーわめく口調もかわいらしい。
「お嬢さん、いい声をしているね。もっと聞かせて欲しいな」
そう言いながら分隊指揮官は少女の白い背中の柔肌に、黒いムチを振り下ろした。
「きゃあっ」パシン「いや、やめて」パシッパシッ「お願いだから、もうやめてーっ」
なんどもなんども打ち据えられ、少女がぐったりして抵抗の意欲をなくしたころ。
「やはりこれは先任順だろうな」
分隊指揮官はゆっくりとベルトを外してズボンを下げ、少女の背後にまわり腰をつかんだ。
一気に押し入る。
「ひぃやぁっ」
少女は涙を流して悲鳴をあげた。構わず腰を動かす。
「血が出ないな?」「処女じゃないって事ですかね?」「そりゃそうだろう、なにせスパイだからな」
男達はげらげら笑いながら次々とズボンを脱ぐ。
「スパイならお口の訓練もすんでいるだろ、ほらなめろ」
つややかな黒髪をつかんで持ち上げ、呆然としている少女の口元に男根を押し込む。
「噛んだらムチだぞ」
少女は必死で舌をからめて口の中のものをしゃぶる。裏筋をなめ、尿道口を吸い、亀頭を舌で弾く。
「ううっ」「おいどうした?」「こ、こいつマジで訓練されてるんじゃないか」
そんなに具合がいいのかと周りの男達は色めき立った。
「もうたまらんっ」
最初の男はあっという間に果てた。精液を吐き出す間も与えられず、すぐ次の男根が入れられる。
一方的に責められては男の沽券に関わるとばかり、
頭を掴まれて喉の奥までのピストンが繰り返される。
「ぐぼっ」「げぇっ」
たまらずむせかえる少女を男達は笑った。
「ほらちゃんと全部飲めよ」
喉の奥まで付き入れた男根から勢いよく精液が直接食道に流れ込む。
「はあっ、けほっけほっ」「ほらお礼を言えよ、でないと今度は鼻から飲ますぞ?」
「ありがとう、ございました」とぎれとぎれに礼を言った少女の髪を、今度は別の男がつかむ。
一方後ろを犯していた小隊指揮官もその具合の良さにおどろいていた。
少女の中は確かにきついのに、自分のものの形に合わせて粘膜がビロードのように動く。
「ああっ、ああっ」
情けない声をあげて果てた。それでもなお腰を振り続け何度も達した。
男達はもう夢中だった。
「尻の穴も大丈夫だろ、この分じゃ」
一番背の高い男がまだ呆然としている小隊指揮官に変わって後ろからアヌスに押し入った。
「さすがにきついな」
「いやあ、もう許してぇ」少女は弱々しく泣くばかりだ。
「ほら、力を抜いて広げないと裂けるぜぇ」
3人目のフェラをさせている赤髪の男が少女の頬をなでながら猫撫で声で言う。
少女にその言葉が届いたのか、ずぼっといっきに根本まで入った。
「やればできるじゃねえか」
背の高い男はそういいながら腰を振ろうとする。
「やめてっ、やめてえーっ」
「さすがにきついな。でもおれはきつきつなのが好きなんだ」
そういっている間にも少女のアヌスは男のものをきつくきつく締め付けた。
「ああ、食いちぎられそうだぜっ」
動かせないとあせる刹那、少女の括約筋が動く。まるで吸われるように精が発射された。
「こいつはすごいぜ、次は前と後ろから入れてみよう」
男達は最高のおもちゃを手にしたとばかりに少女に群がった。
前から後ろから、抱え上げて尻を犯しつつ前からも。
さらに体中に男根をこすりつけ発達途中の乳房や太股の感触を楽しむ。
もう夢中だった。少女は何度も「やめて」と繰り返したが誰も聞いては居なかった。
そして。1時間後。
粗末な木のテーブルの上には精液まみれの少女が横たわっていた。
口も下の穴も精液で溢れ、つややかな黒髪や白い肌にもそれは飛んでいる。
体に走る何本ものムチの痕、赤い線が痛々しい。
一方その周りでは男達が精を吸い取られ尽くして座り込んでいた。
やがて、むっくりと少女が起きあがる。「もうお終いか?」
何事もなかったかのようにテーブルに腰掛けた少女の瞳は赤かった。
その様子を惚けたように男達は見上げていた。
「私はまだ満足していないんだがな」少女は舐めるようにゆっくりと男達を眺め回す。
「たしか、先任順だと言っていたな?」 唇がめくれあがり、凄惨な笑みがこぼれる。
「ひぃぃ」小隊指揮官が悲鳴を上げた。
疲労など少しも感じさせず軽々とした動きで少女は机から飛び降り、小隊指揮官の前に立つ。
「お前は私のあそこが好きなんだろ?」
すっかり萎えた男根を手に取り、おもむろに爪を立てた。
「ひぎゃあっ」
情けない悲鳴をあげる彼の意志とは逆に、男根は充血しどんどん力を戻していく。
少女はにっこりと微笑んで、その上にまたがった。ビロードが小隊指揮官を締め上げる。
必死で精を吐き出すと、また爪で無理矢理充血させられる。そしてまた。
「次は口を犯した奴か」
必死に後ずさりする先任突撃兵の前に立った。次の瞬間、彼の視界は暗転する。
自慢の顔を少女に蹴り倒されたのだと理解するまでにしばらくかかった。
目の前には歯が何本も転がっている。少女はその男の顔の上にまたがった。
「舐めろ、噛んだらちんちん切り落とすぞ」
男は必死で舌を使う。「もっと奥まで」「前も吸え」「へたくそ」少女は罵声を浴びせるたびに
彼の男根を爪で弾いた。最終的に彼のものは半分千切れかけていた。
「三番目は私にイマラチオさせたやつだったよな」
茶色い髪を短く刈り込んだ男がひぃと悲鳴を漏らす。
「これでもしゃぶってもらおうか」そういって彼女が取り出したのは、そもそもの発端である
紙袋に入っていた拳銃だった。少女の手には不釣り合いに大きい拳銃を苦もなく手にし
慣れた手つきで弾倉を装填する。カチッという音が響き渡った。「ちゃんと舐めないと暴発するぞ?」
そういって必死で口を閉じる彼のあごに両手をかける。鈍い音がしてあごの関節が外れた。
そこに容赦なく拳銃を突っ込む。「げぼっ」咳き込む男を気持ちよさそうに眺め、
機械的に拳銃を口から出し入れする。「そろそろいくから、ほら全部飲めよ」 バンッ。
「四番目は、アヌス野郎だったな」
背の高い男は同僚達の様子に言葉もでない。
「そろそろ面倒なんで五番目と一緒にやろうか」
少女は赤髪の男にも笑いかけて手招きした。腰が抜けて立てない男を見て、
つかつかと歩み寄り片手一本で大の男を引きずってくる。「お前達、死にたくなかったらまぐわえ」
言葉の意味が理解できないらしい二人に少女は拳銃を向ける。
「五番目は尻を出せ、力は抜いておけよ、裂けるからな」
「四番目は五番目の尻を犯せ。きついのが好きなんだろ?」
男達は泣きながらそれだけはゆるしてくれと首をふる。だが少女は「やれ」といって笑うのみ。
もはや半分理性を失った「四番目」は五番目の腰をつかんだ。
「頑張るじゃないか」少女は四番目の男根をぎゅっと握り勃起させた。「さあやれ」
四番目はおずおずと五番目の腰に手をかけ男根をあてがう。五番目はただ泣き続けるのみだ。
しかしそこから先は四番目にもできなかった。
少女はゆったり笑って真後ろから四番目の尻を蹴飛ばす。
「はあっ」見事、彼の男根は五番目に打ち込まれていた。「やればできるじゃないか」
少女は四番目の頭をなでてやって、もう一度「きついのが好きなんだよな?」と目をのぞき込んだ。
がくがくと首を振る。「じゃあ」少女は犯されている五番目の頭を打ち抜いた。
五番目の全身の筋肉が緊張し痙攣する。四番目もそれに引きずられるように痙攣した。
「ありがとうございましたはどうした? ん?」 つま先で蹴飛ばしたが反応がない。
「だから後悔するぞと言っただろう?」少女は5人の男達に向かって笑った。
中にはもう生きていないのもいるが。
「姿など私には無意味だ」すうっととけるように地面にしずみ、次に浮かび上がった時は
元通りの服装になっていた。精液の痕跡も一切ない。沈み込んだ地面に残るのみだ。
「同じく犯すか犯されるかの区別も無意味だということを、少し試してみたくてな」
「さて、この弾丸をSSにお届けしよう」 高らかに宣言して、少女は部屋から出て行った。
糸冬 了
481 :
外道職人:03/07/27 13:43 ID:jg0QcbVT
校正終りますた。宣言通りやっちゃいます。といっても、別に目新しい訳では
ありません。単行本のカバー裏のやつがネタ元です。
一応、前回の「メイド服とお嬢様」の中途半端な続きです。ロンドンはどないした!
と突っ込み入れられそうな程、ほのぼのれいく状態。御免なさい。
あんな長いもん読めるか(゚Д゚)ゴルァ!! という方は、昔局長とシュレの間でなんかあった
程度で。それから局長のアレは>304さんのネタふりを発作的にパチったものです。御免なさい。
今回も長すぎるんで、三日間に分けます。今日はあんまりエロくありません。
(*´Д`)ハァハァ は明日以降です。 もっと言い訳書きたいですが、うpした後にします。
本当に御免なさい。
今、僕は危機から脱出したところ…どうしてこんな事になったか、今説明するね。
――――――――――――
「シュレディンガー准尉。そこのダンボールを取ってくれたまえ。そう、それだ。手早く並べな
いとね。今年は人員が少なくなったから大変だ…バレンタイン兄弟、伊達男そしてリップヴァーン中尉
…惜しい者達を亡くしてしまった…私は彼女のハイドリッヒ攻め本を楽しみにしていたのに…」
「少佐殿、あれはマジでキモいですって」
そう言いながらも、ゾーリンブリッツ中尉は何処となく寂しげだったよ。いつも二人で互いの作品を罵り
あっていたけど、腹の底では認め合ってたんだと思う。何を認めてたのかは、知らないけど。
「少佐、大方準備は終わりました。売り子総員に販売開始前訓辞をお願い致します」
「売り子総員、Achatung!! 諸君、コミケが来た。無敵の売り子諸君、最古参の売り子諸君。
満願成就のコミケが来た。オタクの祭典へようこそ!!」
相変わらず熱い少佐の演説の間に説明するね。
いつも、「戦争!戦争!戦争!」と騒いでる僕らも、毎年この時期だけは大人しくしている。
日本で行われる、コミケに僕らは毎年参加している。結構僕らのサークルは評判がいい。特にナチ物に強いとその筋の
マニアにはやんやの喝采さ。当たり前だ、僕ら現役のナチなんだから。
もう一つ、人気の秘密があった。それはリップヴァーン中尉のお蔭だった。実はかなりの人気者だったんだ。
後で知ったんだけど親衛隊まで出来ていたらしい。平時は電波なオペラ猟師だけど、非常時になると途端に
パニくって涙ぐみ慌てふためく「萌えキャラ」というのがポイントが高いらしい。貴重な男物のスーツが似合う
メガネっ娘というのもあった。何故さっきから過去形で話しているかというと、残念ながら彼女が既に
この世のヴェアヴォルフではないから。貴重な看板娘を殺られた我がサークルは窮地に立た。「娘」はゾーリン中尉
ぐらいしかいないが、「看板」には無理なことは少佐にも分かってるみたい。
そこで急遽指名されたのが、僕、シュレディンガーというわけ。男の子だけど、気にしない気にしない、ハハハ。
今年僕は初めてコミケデビューする。いや、売り子はやってたけど、作品を出すのは初めてなんだ。
「グルマルキン総受本新刊で〜す。見てって下さーい」
息苦しい程人の密度の濃い中を、僕は新刊片手に声をかける。看板娘?のこれが責務さ。
生前のリップヴァーン中尉であれば、赤い顔してガタガタ震えてるだけで黒山の人だかりだけど、流石に今年
はそうもいかない。ついでに、流石に僕らもここではコスプレしている。いくらコミケでもナチ軍服はまずい。
僕は名探偵コ○ンのコスプレ。ゾーリン中尉曰く、お前は半ズボン必須だって。ただし、少佐と博士と大尉だけ
は私服を着用。販売が一息つくと、自分達だけ「単独作戦行動」にはいる。…大尉はもう相棒の
カメラ引っ下げてコスプレ会場に「出撃」しちゃったけど。
突如僕の前を一人の女の子が通り過ぎる。いわゆる「デ・○・キャ○ット」ので゙○このコスプレというのは見れば
分かる。ここではそんなに珍しいものではない。僕の目を引いたのは、ロングの金髪、小麦色の肌という
既視感を伴う女の子自信の特徴だった。顔は俯いててよく分からない。
「あの、ちょっと…」
僕がそう声を掛けると、女の子は一瞬振り返ってすぐに出口に向かって駆け出した。
「ちょ、ちょっと待って!」
僕は彼女の後を慌てて追いかける。…馬鹿な、彼女がこんな所にいるわけが無い。でもあの眼鏡と全て
を見下し挑んでくるあの瞳、似てる!駆け出す僕の背後から、珍しく少佐の怒声が飛んできた。
「あ、これっ、准尉!何処に行くのかね!? 作戦行動中の勝手な行動は、あ、いらっしゃいませませ。
はい、ご覧になって…」
少佐の制止も無視して追いかける。本来すぐに追いつけるけど、人が多すぎてそれもままならない。20mほど
した所でやっと追いつく。少し乱暴だけど、僕は彼女の腕を掴み、振り向かせた。
「おねーさん! どうしてここに…あっ」
「拘束制御術式『クロムウェル』発動。第1号開放。ターゲット捕捉…」
僕の周囲をよく見た連中が包囲する。僕は自分が罠に向かって走っていたことを理解した。
執事、私服の眼帯の男、婦警さん、憎っくきアーカード。そしてなぜか、でじ○のコスプレをした連中の支配者
であるおねーさんこと、インテグラ局長様が僕の周りに集まった。なんとインテグラ嬢と眼帯男以外は
いつもの服装で来ている。まさか、この空間の特性を逆手に取るとは…
「存外あっさりと捕まりましたな」
「作戦勝ちっすね。あ、それとも局長の体を張った陽動のお蔭かな?」
「貴様は私の主を陵辱した。お前生きて日本から帰れると思うなよ、ぶち殺すぞ仔猫野郎!!」
「マスター、ここで銃はマズいです!」
「銃を仕舞え、アーカード。この野良猫には銃は意味をなさぬ。それからあまり大きな声で
『陵辱』だなどと口走るな、少し場所を考えろ…久しいな、野良猫。無事息災で何より」
「…おねーさん少しキャラが変わっちゃったね、どうしたの?それとも、元からそういう趣味?」
「俺の策さ。コミケなら、この格好のほうが動きやすい。ついでにお前らのお仲間にも目を付けられない」
眼帯男が話しに割って入る。馬鹿にされたようで腹の立った僕は言い返した。
「そんな訳ないじゃないか、あったま悪!」
「そうかな?お前さんの上官はお前の期待どおりには動いてはくれないみたいだぜ?」
そう言って、僕らのブースを指差す。確かに、少佐と博士はこちらを見ている。しかし僕の常人より良過ぎる
耳は期待を裏切る会話を捉えた。
「まったく、准尉はけしからん!後で軍法会議に掛けねば…しかし、やっぱり似てるなぁ!!あいつは!!
べらぼうに似てるな!!存外に似てるな!!この日本であんなに似てるアーカードのコスプレイヤーがいるとは…」
「またその隣にいるセラス・ヴィクトリアのコスが泣かせますな〜。あそこまでリアルなハルコンネン
は見たことがありません。そうは思われませんか?総統代行殿?」
「ここでその名称で私を呼ぶな」「失礼、分かりました。そう思われませんか?サークル指揮官殿」
「日本はまさに新世紀。まさしく世も萌えだよ博士。Welcome to this crazy comike♪
このイカレたコミケへ♪ようこそ。君の言うとおりだよ大博士」「感謝の極み!!」ズパッ …本物だっつーの!!
頭が痛くなってくる。少佐と博士の会話を聞いてしまったのもあるが、なによりアーカードの術が効いている。
まるで僕の魂の一部に喰い込み縛りつけているようだ。そうしたら、何やら頭の中で声が直接響いてきた。
『一人ではレなねェ――――――ッ!! おめーも道連れだァ〜准尉ィ〜』
『スコルツェラ受けはバカ・・・スコルツェラ受けはバカ…貴方もいらっしゃ〜い准尉〜』
うッ!これは伊達男と猟師の両中尉!そのときアーカードがニヤリと笑い言った。
「我が血肉となりし者達の魂の叫びを聞いたか、フッ いつかお前もそうなる。だが今ではない。
お前は我が主の餌食だ。せいぜい自分の仕出かしたことの意味を考えるのだな…」
「まあ、そういうことだな。ベルナドット隊長。お前と婦警はこいつを例の場所に連れて行け」
「わっかりました。さ、行こうか坊や」
屈辱的にも、眼帯男―ベルナドットという名前らしい―が、僕の襟を本物の猫の首を摘まんで持ち運び
するように掴んで引きずる。そんな僕の視界に大尉の大柄な姿が入った。助かった!…そう思ったのも
束の間、いつも寡黙な大尉の口から漏れ出た一言を僕の良すぎる耳が捉え、すぐに絶望した。
「で○こたん発見。ロックオン」 カシャッ!
僕は無理やり車に押し込まれて、どこかに連れ去られている。方向からして東京方面なのだろうが…
「なあ、今更いうのもなんだが、こいつ手錠もせずに大丈夫か?」
「マスターが『二人に協力させる。問題ない…』って仰ってますので…」「なんだよ、『二人』って」
二人の珍妙な会話を耳にしながら外を見ると、車は仰々しい雰囲気の建物に近づく。その表札には…
「え、英国大使館!?」「ああ、局長が国の偉いさんに要請して秘密地下室を借りたらしい。
おめーを可愛がるためにだとよ」「な、なんで大使館の地下にそげなものが…」
と、婦警さんも不思議がると、隊長さんが答えてくれた。
「007、見たことないのか?スパイの国の大使館だぜ、それくらいあっても不思議じゃない。」
「ヌルヌルズィーベン(007)?」「ドイツ語読みするなっつーの!! ほら、着いた。さっさと降りな」
僕のハイソなジョークに的確な突っ込みを入れてくれる。なんだかこの隊長さんとは相性よさそうだ。
暗い暗い階段を下りて地下室に入る。そこは想像を絶する光景が広がっていた。
「ヒュウ〜〜〜〜♪ 坊や、大歓迎されるみたいだな」
冗談ではない!! 三角木馬、鉄の処女、分娩台。鞭の5点セットに浣腸用具一式。その他ありとあらゆる拷問
用具がテンコ盛りで置かれていた。中央にベット、隅に椅子とテーブルがある。
「ほんじゃま、コナ○君。そこの分娩台にでも腰掛けてくれや。嬢ちゃんはこいつの見張り。俺は大使館
連中が入り込まないように上を見張るわ」
そういって隊長さんは部屋から出る。途端に僕の頭の中で、例の嫌な声がしだした。
『お前、死ぬぜ。死んじまうぜ!!』『喜劇ですわ!!悲劇ですわ!!これから始まるゴーモンショー!!』
哀れにも不死の王の糧となりしかつての上官。そして今は不死の王の走狗と成り果てたかつての上官。
二人の思念が僕の魂に絡みつき、僕本来の力を発揮することを拒む。今の僕はそこらの小学生並みの力しかない。
先程から婦警さんが室内中に置かれてる拷問用具を耳まで真っ赤にしながら見ていた。そこにカツカツと靴の音
を響かせて、この地下室のコーディネーターが入ってきた。インテグラ嬢だ。どうやら着替えと夕食でも済ませてから
こちらに来たらしく、少しアルコール臭がする。服装は、いつもの闇に溶け込みそうな黒のスーツ。下がスカートにハイヒールな
のが彼女にしては珍しいか。
「フフッ どうやら気に入ってもらえたようだな。過日は碌にもてなしも出来ず悪かった。そこで埋め合わせ
と言っては何だが、今宵は存分に楽しんでほしい・・・執事」
「承知しました。さて、少年。少しだけ痛いが我慢してくれたまえよ」
そういって死神の異名をとる執事が、僕の首筋に素早く得体の知れない注射器を差込み、中の液体を注ぎこむ。
すると僕の感覚が途端に鋭くなり始め、気分が高揚しだす。体中が熱くなってきた・・・
「未承認の媚薬でね、通常の5倍まで濃度を上げている。まぁ、普通の人間であれば狂い死に。吸血鬼だから
死にはしないだろう」 後片付けをすますと、執事は主人に一礼して部屋から退出した。
「婦警…その猫をベットに連れて行け。そう、そこだ。両手両足もそこの鎖でつないでおけ。
薬と術で大丈夫だとは思うが、暴れられても困るからな。……そう、それでいい」
僕は婦警さんの手で抱かかえられてベットの上に置かれ、四肢を鎖で拘束された。
「この日をずっと待っていた。一日千秋の思いでな…」
「そう、それはよかったね。美女の願い事が叶うのは僕も嬉しいよ。ハハッ ガッッ!?」
減らず口を叩く僕を見下し、インテグラ嬢は無表情で僕のみぞおちにハイヒールの踵をめり込ませる。
口から呼気と呻き声が搾り出た。…おねーさん、本気で怒ってるなぁ…
「ああ、すまなかったな。いきなり乱暴して。フフッ! 調理もせずに喰らいつくのは、はしたないな。」
そういうとインテグラ嬢は、僕のカッターシャツのボタンとズボンのベルトを外す。その様子を見て、婦警さんは一瞬
顔を背けたが自分の責務を思い出したようですぐにこちらを見た。・・・乱れだした呼吸と、興奮しだしてる
のが一目瞭然な赤い顔をこちらに向けて…
「さて、まずは軽くオードブルといこうかな…」
彼女は僕を拘束しているベットに安楽椅子を持って来て座るとハイヒールを脱いだ。インテグラ嬢の
長い、優美な曲線を包む黒のシルク製のストッキングを身につけた足が、僕の体中を愛撫し始める。
只でさえ薬で過敏になった僕の感覚を、絹の官能的な肌触りが襲い掛かる。彼女の足の指先が僕の乳首
と股間に伸びて撫で回したとき、もう僕は体内から漏れ出す悦楽の声を抑える事が出来なくなった。
「あ、ああっっ そ、そんなにされたら僕…」
「そんなにされたらどうなると言うのだ、僕? ハハハ!! もう硬くなっているぞ、卑しいにも程がある」
インテグラ嬢は僕の股間を足で集中的に撫で回した。リズムを伴って上下され、時に少し力を込めて揉みほぐす。
次第に硬度を増していることが、自分自身にも分かる。息が荒くなり鎖をジャラつかせて悶える僕を肴に
彼女は執事に持って来させたブランデーを舐めて楽しんでいた。
「あの…い、インテグラ様…やっぱり、やっぱり可哀相です! もう、やめましょう!」
突然婦警さんが叫ぶように諌止した。しかしインテグラ嬢の眉間に皺がより、
眼鏡の奥の瞳は苛烈な雷光が荒れ狂い始めていたのが、僕にもはっきりと分かった…
TO BE CONTINUED
488 :
外道職人:03/07/27 14:01 ID:jg0QcbVT
も、申し訳ないです443さん。あと少しでバッティング!
くっだらない言い訳書いてるお陰で、ぎりぎりかわせますたが
・・・以後気をつけます。
で、言い訳の続き。
これ、シュレの一人称なので、ショタ臭いのなんの、801嫌いの方に大変失礼
しました。見逃してください!ここで懺悔すると、神様のお許しが頂けるそう
ですが、実は腐ってはいますが自分は♂です。最初はリップすきー局長すきー
だったのですが、こうSSを書いて単行本をじっと睨んでいると、その、シュレ
ばかりが目につくようになりました。もう職人依然に人間としてクズですね。( TДT)
明日は、もうばればれの展開ですが婦警さんが大変です。局長いじめっ子です。
外道さんイタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
シュレたん、(・∀・)イイ!
お嬢様のシルクストッキング,,,(;´Д`)ハァハァ
このスレって保管サイトあったっけ?
491 :
413:03/07/27 18:11 ID:pIokmXxo
すごいよー緻密だよさー
ヌルヌルズィーベンー・・イメージ的にオクラのおひたしとかもずく酢・・
幼女旦那つよくて爽快ィ
おくればせにじゅーかん祭提出作です
「麻薬捜査官グラさま」ざっつーなまんが5ぺーじ。
細工のきいたSSよんじゃった後では恥ずかしいけど
今月いっぱいをキリにしたホムペ&アップ活動なんで勘弁!
ttp://izumo.cool.ne.jp/afar/com.html
漏れ様ちゃんがお昼ね中に、ゴイスーな事になってるね
外道さん、443さん、413さんの御三方乙〜
鬼畜大爆発なょぅι゛ょ旦那と御宅大爆発な少佐&ドクが美味でんな
「麻薬捜査官グラさま」ご馳走様でした、もうお腹一杯です
漏れも局長に息子を足でさすってホスィよ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
そしてついにSS不毛地帯のセラスタンがデビューですか!
ワンちゃんの次は猫ですか、忙しいですな局長も(w
ちょい役でも新キャラを使おうとチャレンジする外道さんに幸あれ!
初めて出てきたね、ベルナドットと伊達男。ペンウッドですら(ry
>490 前にも質問あったが、無いはず。志あらば、貴殿が創られたし。
期間限定とはいえ、みんなの妄想を絵にしてHPにしてくだすった413殿のように
おまいら、
濡れちゃったよ・・・
495 :
443:03/07/27 21:52 ID:/fF5nlft
>>488 昼間はあまりの邂逅ぶりに理性を失いましたが、
バッティングしないようにかわすってどうやります?
漏れが今用意しているのは444系オリジナル
ソーニュウあり旦那エロおまけに処女ってやつですが
外道さんの3日間祭が終わってから貼ろうかな。それが一番確実だし。
漏れ女子なのでシュレたん一人称に萌えます。ちなみに801はダメな人です。
じゅーぶん男女エロとしていけてると思うんで今後もヨロスク。
便乗懺悔させてくれ。漏れのエロってエロくないー!
あぼーん
497 :
外道職人:03/07/27 22:49 ID:G05yOTNw
443さんへ
いや、本当に申し訳ないことしました。リロードせなんだ自分が悪かったです。
途中で割りこまなかったのが不幸中の幸いですなw
取り敢えず、明日明後日はお仕事なので、朝一の6時ぐらいにでもはっつけます。
その仕事が終われば長期のサマーホリデー、兎に角がんがりますわ。
413さん、ワンちゃん漫画堪能しました。なんか、ヤンがかわいいっすね
あぼーん
499 :
443:03/07/27 23:24 ID:rQNrVApP
>497
了解しました、マイスター。
私は早起きできないんで絶対大丈夫です。もっと遅くても大丈夫。
413さんの漫画は微妙な線の崩れが情緒をさそってステッキーです。
あぼーん
あぼーん
うわああ、職人さんズ燃えてるなー
コミケか、いいとこ目つけてるね。これならコスプレと称して
リップたんにウェディングドレス着せたり
ゾーリン姐さんに亀の字をプリントアウトした胴着着せたりデキルな
コナソのシュレはいい意味で狙いすぎ(w
インテグラ嬢の口が僅かに開き怒声が漏れ出かけたが、すぐに思い直した様にニッと笑って婦警
さんに向き直り命令した。僕の屹立してるものを指さして。
「なめてくれ」「えッ あッ あのッえッ」「なめろ。命令だぞ、命令がきけないのか婦警!!」
あまりにも唐突な展開に婦警さんも混乱してしまったようだ。インテグラ嬢の酒と復讐と欲情に
脂ぎった目は、何人にもその命令を覆すことは出来ないように僕には思われた。それから2,3応酬があったが
結局婦警さんは屈服した。渋々と僕の足に跨り、困りきった顔を僕の股間に近づける。質量感のある柔らかな
婦警さんの胸が僕の腿にあたる。プニュっという擬音が聞こえてきそうだ…
「う、うわ…」
何を思ったか、突然婦警さんは僕のいきり立つものを指先で軽く弾く。
「痛いッ」「ご、ごめんなさいっ! その〜…あたし、こういうの初めてなものだから…つい…ハハハ…」
頭を掻きながら婦警さん、焦る焦る。だが、淫室の支配者様は頓着せず彼女を急かした。
「…物珍しいのは分かるが、さっさと始めろセラス」「ヤッ ヤ――ッ」
セラス嬢は、目をつむり恐る恐る僕の勃起したものに舌を這わせる。柔らかい別の生き物の様な
ピンクの舌が僕をなぞる。彼女が震えているのが舌を伝わりよく分かる。
ハッ …… ハッ … ハァ ハァハァ ……ハッ
「気をつけよ婦警、間違っても噛み付いてくれるなよ? ついでだ、お前のその無体なまでに大きな
胸でこいつを可愛がってやるがよい。自分でそうしたかったから、私を止めたのだろう?」
「イッ いっ インテグラ様ッ!!」「命令だ」「……了解…しました……」
どうやらインテグラ嬢は当初の目標を見失い、僕に復讐をするのではなく、自分に口ごたえをした
セラス嬢を折檻することに夢中のようだ。…やだね、酔っ払いは。
制服のボタンを外し、水色のなんか健康的なデザインのブラも外す。一つの所作ごとに婦警さんの実り豊かな
胸がプルンプルンと揺れ動く。その光景に思わず僕は生唾を音を立てて飲み込んでしまった。
「あ、あんまりさぁ… ジロジロ見ないでよ… 恥ずかしくて死にそうなんだから…」
こぼれ落ちそうな白くて丸い胸を両腕で隠して婦警さんが言った。
『あーアーアー、ムカツク。ほんとーにムカツクわ、本当。お乳は貧富の差が激しすぎるのよねー。
デカイ乳持ってるのねェ、ホルスタインーッていうのかしら? ホルスタインーッ・・・ ったく、この婦警だけは簡単に汚す
だけじゃダメねー、全身汁まみれにしてやらなくてわ。聞いてる?准尉。ゲルマンの根性見せてやりなさいッ!』
猛烈に激怒するリップヴァーン中尉の声が頭に響き渡る。鬱陶しいこと極まりないのだが、正直今だけは
感謝している。…さもないと、あっという間にヴァルハラにいってしまいそうだから。
「こ、こんな感じでい、いいかなぁ…」
「…うん、大丈夫。問題ない、も 問題ないよ。おねえさん…」
セラス嬢は顔も胸元も紅葉させて、一生懸命がんばってくれる。陳腐だけど、それ以外に形容
しようのないマシュマロのように柔らかく滑らかで、温もりを持つ両の乳房の谷間にいきり立つものを挟み込む。
緩やかに、たどたどしく上下に動くのが真に「初めて」らしくて逆に心地よい。
しばらくの間、ブランデー舐め舐め観賞していたインテグラ嬢が突如立ち上がった。手にはナイフ
を握っている。何をするつもりかと思ったら、刃先を僕の胸板に軽く走らせた!!
「がッ 痛ゥゥッ!」「…痛いだろうな、銀製なのだから。婦警よ、こっちも舐めてやれ」
また躊躇するかと思ったら、今度は素直に命令に従う。みるみる膨らむ赤い血玉を口に含む。傷口を、そっと
舐る。…徐々に婦警さんの息遣いが荒れていくのが分かる。ああ、吸血鬼の本能に目覚め始めているんだね…
「婦警さん、もういいよ。楽になりなよ。どうせ吸い尽くされて死ぬくらいなら、僕は婦警さんの方が…」
「そんなこと言わないの、大丈夫。大丈夫だから…ゴメンネ、なんだかあたしまで興奮してきちゃった…」
そう言うとセラス嬢は、僕にキスしてくれた。始めは唇と唇が軽くふれ合い、そして
それがスイッチだったように深く互いの舌を絡ませる。僕の舌に、僕自身の甘美な血の味がする。
…そして無粋な薬品の臭いも。なるほど、血液中の媚薬が少量ながらセラス嬢をも蝕み始めたのか。
再びセラス嬢の胸が僕を包み、舌がなぞる。先程とはうって変って、激しく熱く。
「お、おねえさんっ! もう僕、ああっ だ、ダメだよ あっアアアっ!!」
僕は内から湧き出た熱いほとばしりを、存分にセラス嬢の口中に解き放ってしまった。
ぷぱっ… げッ げほげほッ うぷ……ッ グッゴクッ… はあ はあはッ はあ
「あ…いや…あの ご…ごめんなさい 婦警さんッ」
「フフ、急にかしこまるな、気持ち悪いぞ仔猫よ。どうだ? 正真正銘100%処女の口淫だ。いくらかでも
楽になったか、准尉。…しかしお前も結構好き者だな、婦警よ。誰も『飲め』とは言っていないのに」
咳き込んだセラス嬢は、息を整えると自分の主人の主人に向かって言った…声色に微妙な怒りを乗せて。
「これでよろしいでしょうか!? インテグラ様ッ! もう満足なさいましたか!?」
またもや「反抗」された彼女は、しかし今回は不快そうでもなく冷笑を浮かべていた。
「まだ満足とは程遠いぞ、セラス・ヴィクトリア。…そうだな、次はそいつを犯してみせよ。そう、乗馬の練習だと
思うがよい。処女など吸血鬼たる今、いつまで守っても致し方ないであろう?」「…ヤ――ッ!」
ヤケクソで返事をすると、ホントに乗馬する様に婦警さんは僕にまたがる。スカートをたくし上げ、ショーツを
するすると脱ぎ、自分の秘部に僕を押し当てる。そこは、すでに充分に湿り気を帯びていた。
「ホントに、ごめんね… あたし、こうするしかなくて、命令に逆らえなくて…ごめんね…」
「いいよ、気にしない。婦警さんなら大歓迎さ。」
うつむき、目に涙を浮べながら謝るセラス嬢に、僕は柄にも無く素直になってしまった。
彼女の腰が堕ちていく。きつめな抵抗を伴いながら。ものが全部収まりかけたとき、さすがにセラス嬢は
痛みに耐えかねて短くあうっと悲鳴を漏らしかけた。しかし、すぐに下唇を噛んでこらえた。
「ねえ、だ 大丈夫? もう本当にいいんだよ。止めても… あ、あああっ」
「大丈夫‥もう大丈夫だから…へーき! ほらっ」
心配させまいと無理やり微笑むと、彼女は自分から腰を動かしてくれた。中でまだきつく
僕を咥え込んでくる。中は温かく満たされていて、なんだかザラザラと僕のものを撫で回し、絡みつく。
「女吸血鬼が処女を失っても、処女膜は再生するのか? 後で機関にレポートを提出せよ、婦警」
何処から出したのかビデオカメラ片手に撮影しながら、葉巻を咥えた暴君は酷な暴言を煙と一緒に吐いた。
…インテグラ嬢の足元には、「拝啓 少佐殿No. 」と銘打たれたビデオテープが何本か転がっている。
なるほど、少佐に嫌がらせと脅迫をしようと言う訳か。かなり目的からずれてきているようだが。
だが、もう僕らは彼女の思惑そっちのけで快楽に没入していた。本来ならばありえないけど、血と媚薬がセラス
嬢を初めての快感に誘う。始めは痛みがそれを邪魔していたようだけど、徐々に腰がリズミカルに上下する。
鎖で身動きの取れない僕の代わりに、彼女の指が、手が、舌が、唇が、歯が、僕の敏感な部分を優しく滑らかに、
時には激しく執拗に愛撫し、舐め、甘噛みする。さっきの傷口を再び舐めて、彼女は血に汚れた口元を僕の耳
元に寄せて囁いた。
「ああ、こ、こんな事したらインテグラ様が怒るのは ハぁハっ む、無理ないよねっ」
読まれた! 彼女は僕の血から過去の経緯を読み取ったんだ。しかし、別に怒ってるわけでもなかった。
起き上ったと思ったら、彼女は僕の顔にその豊かな胸を乗せた。たちまちコスプレ用の伊達眼鏡が白く曇る。
「ねえェ 舐めてよ。吸って! あの日、君がインテグラ様にやったように」
僕の視界でインテグラ嬢の顔が引きつっている。だが、もう知ったことか! 僕はちろりと舌を出し
て、セラス嬢の艶やかな白い肌に這わせる。頂上にある可愛い乳首を吸って軽く歯をたて転がして…
「あっあっ、くすぐったいっ でも、でもなんだかいい 気持ちいいよ」
そう言って婦警さんは僕の頭を、自慢の猫耳を撫でて抱きしめてくれた。
お礼に下から突き上げてみると、彼女は仰け反り頭を振り乱した。
「ふあっ!? そ、そんな下から あっあぁ つかないでっよ あうっ へ、変な感じにっ」
タプタプと音を立てて、おねえさんの胸が揺れるし跳びはねる。
「か、体にぃ力が入らない・・溶けちゃいっそう…」「いいよ ハアっ うっ 溶けてもいいよっ」
僕もセラス嬢もほぼ同時に達してしまった。婦警さんの体が小刻みに痙攣して崩れ落ちる。
僕は、今度は彼女の体内に白濁したものを解き放った。
まだ余韻に浸り息の荒い僕ら二人に、インテグラ嬢は声を尖らせて怒った。
「何時までそうしているつもりだ? 婦警。邪魔だから部屋の隅にでも下がっていろ」
「…すみません、今どきます。 あの、喉が渇いたんですがもう下がってよろしいですか…」
「お前がいなくなったら誰が私を護衛するのだ。そこにブランデーがあるから、それでも飲んでろ」
セラス嬢はノロノロとベットから下りて、部屋の片隅にある机の上のブランデーの瓶を手に取る。
そして、遅まきながら当初の目的を思い出したインテグラ嬢は、右手に日本人の使う箸、左手に
カラフルなデザインのいろいろなチュ-ブを手にして、僕ににじり寄ってきた。
『なあ、リップヴァーンよ』『何よ、トバルカイン?』
『…なんだか今から、めくるめく惨劇が始まる予感がするのだが…』
『奇遇ね、私もさっきからそう思っていたところ』
僕と僕に憑依している二人の目線の先に、ブランデーの瓶を丸ごとラッパ飲みイッキするセラス嬢がいた…
「お前、何味がいい? やはりドイツ名物フランクフルトはマスタードがいいか? それともここ日本に敬意を
表してワサビにするか? ふふっ生姜も捨て難いな。さあ、早く選ぶがよい」
「選ぶって言われても、嫌だよそんなの!」
迫り来る危機も知らず、呑気にインテグラ嬢はセラス嬢の血と愛液と僕自身の精液に塗れたものを
箸で掴み、どの調味料を使うか聞いてくる。…当然晩御飯の味付けの話ではない!!
「よし、ワサビにしよう。これは凄いぞ。執事に勧められて寿司なるものを食したが、涙が止まらなく
なったからな。さあ、覚悟するがいい」
「で、誰がそんなものを食べるんですか〜 インテグラ様が〜お召し上がりィ〜?」
驚いてインテグラ嬢が振り向くと、そこにはまだ4分の3はあったはずのブランデーの空の瓶
を抱きかかえて、べろべろに酔ったセラス嬢がいた。瓶を投げ捨て、セラス嬢は主の主に抱きついた。
「そんなのより、もっと美味しい男の子の食べ方をあたしが教えてあげる――ッ」
TO BE CONTINUED
508 :
外道職人:03/07/28 06:07 ID:S5DIp19N
>499
いやあ、まいますたーなんて大げさな。自分はただの善良なリーマンですってw
こんなんでみんなが(;´д`)ハァハァ出来るか!ということであれば、どんどん
投下しスレを萌やし尽くしてやって下さいまし。
エロは難しいですね、みんなに(;´д`)ハァハァしてもらえればいいのですが・・・
>458
ゾーリン中尉が犯すにしても、犯されるにしてもステッキーですね。
本スレでも話題になってましたが、「ナチスでガッツ」ですね。
しかしそれをSSにするには、自分の気合と根性、浅薄な実体験に妄想では
対応しきれません。他のもっと立派な職人さんに期待します!
また懺悔、413さん勝手に一部シュチュパクらせて頂ますた。御免なさい。
婦警さんの血なめですが、貴殿のより妖艶さとエロティックさに大幅に欠けますな
おまけ:行数の関係で削った、トバルカインのセリフ。リップの首すげ替えセリフ
の前に貼るつもりですた。
『GOOD GOOOD VEEERRYY GOOOD! せいぜいきばる事だ、准尉。あの見事な胸で果てたいのなら』
509 :
413:03/07/28 07:37 ID:Fu5FbTdu
おふぇら!パイズリ!騎上位!中田氏!あげくにAV撮影!
dでもなくサービス過剰なSSを朝っぱらからありがd、外道職人様!
わきわきインテグラ様もビューティホ〜いい仕事されてますは413様!
・・・ごめん、漏れ朝から発電しちゃった (;´д`)ハァハァ
511 :
443:03/07/28 12:36 ID:Vwy4wOlG
>508
まいすたーですよリーマンさん。
こんなサービスたっぷりのSS見せつけられて
「こんなんでみんなが(;´д`)ハァハァ出来るか!」といわれても困ります。
私のではもっとハァハァできません_| ̄|○ 新職人さんの降臨きぼん。エイメン。
でもインテグラ嬢はやっぱりどっか抜けていて、最終的には…なんですね。
化け物と戦い、化け物を使役する局長の苦労がしのばれますね。ステッキーですね。
512 :
443:03/07/28 16:46 ID:dEFiqNP0
えーと、>509でリンクされている絵を見て、頭の中に悪魔が降りてきました。
もうネタなんてねーよと思っていたのに、こんなところに転がっていたんだね、ママン!
勢いのまま書いたんで不十分な点もあるかもしれませんんが、今月は残り少ないですから。
そういうわけで、手ワキワキX局長、逝きます。
これは夢だ、きっとそうに違いない。
分かっているのに私は怖くてたまらなかった。
闇が迫ってくる。
寝室はもうライトがおとしてあって窓の外は新月で、充分暗いはずなのに、その闇はなお昏かった。
闇の中には目があった。無数の目がすべて私を見ていた。
この私、インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシングを。
ああ。怖い、怖い。怖くてたまらない。それなのに私は動けない。
闇はどんどん近づいてきて、ベットの周りを浸食し、私のベットはさながら小舟のようだ。
その小舟は今沈没しかかっている。闇はゆっくりとベットの上に登ってくる。
「うわあっ」
闇が足先に触れそうになった瞬間、体が動いた。私はシーツを闇に向かって投げる。
白いシーツは音もなく手応えもなく闇の中に消えた。私を覆うものが一枚消えた。
これは夢だ。私は必死で自分にそう言い聞かせた。
この闇はなんだ? 私は知っている。でも思い出せない。ああ、きっとそれが鍵なのに。
闇がのし掛かってきた。
いつの間にか闇には無数の手があって、それが私の体を触っていた。
手首を太股を腰を二の腕を胸を足首を頬を首筋を、愛撫する。
寝る時には薄いネグリジェしかつけていない。だから手の感触は鮮明だった。
「はあ、はあ」 落ち着こうと深呼吸をしているつもりなのに、なにか違う。
自分の声に艶を感じて私は身震いした。感じている? 闇に触られて感じているのか? この私が!?
闇の愛撫は優しい。決して私を拘束しない。だけど私は動けない。
一本の手が下腹部に這った。
「はぁっ」 たまらずあげた声だったのに、それはやはり嬌声だった。
手がショーツの中に進入してくる。
もうどうなってしまうのだろう。頭の中にまで闇が入ってきたように考えがまとまらない。
「ひぃっ」 手の指が割れ目をなぞった。もう一度、今度は少し力を入れて深く。
だめだだめだそれだけは。私は処女を守らなくてはいけない。
それなのに、どうしようもなく蜜があふれだしているのが自分でもわかった。
ネグリジェはとっくにまくり上げられていて、むき出しの胸にも手は愛撫を続けている。
体の他の場所も。脇腹も! 私はそこが感じやすいんだやめてくれっ。
闇を突き飛ばそうと伸ばした手は闇に飲まれた。砂をかくように、なんの感触もしない。
ああこいつは化け物だ。今頃私はそう思った。私は化け物に襲われているんだ。
あそこを撫でていた指が、くちゅっと進入した。
「やめてくれ、それだけはダメだ」
懇願する私の声を聞いてくれたのだろうか? 指はそれ以上進まなかった。
ただ入り口をかき回す。敏感な突起を戯れるように何度も弾く。
「はあ、はあ、はああぁっ」
快楽が突き上げてくる。もうたまらない。無数の腕は私を解放してくれない。
優しく優しく愛撫する。乳首もヘソも指の付け根もうなじも耳の後ろも脇腹もっ。
「あぅう、あぁんっ、あんっ、もうだめぇっ」
私は最初の絶頂を迎えた。
しばらく呆然としていた。手はもうどこにもない。必死で気持ちを落ち着かせる。
これは夢だ。夢に違いない。
呆然と体を起こすと目があった。また無数の目が私を見ていた。
「うわあぁっ」
私は逃げ出した。扉の方向には闇がある。バルコニーへ出るガラス扉へと私は走った。
震える手で錠を外そうとしていたとき。
捕まった。
手が、手が私を捕まえた。まるで抱きしめるかのように私の体を拘束する。
「お前はなんだ?」 闇の声が聞こえる。
目の前のガラスには私の姿が映っている。褐色の肌、金色の髪、青い瞳。
「私は、私は…」 それはとても重要な問いだと直観した。思い出す。自分が何であるかを。
「私はヘルシング局長だ。ヘルシングの直系、インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング!」
「そうだ、それがお前の姿だ」闇は嬉しそうに言った。「ガラスを見ろ」
ガラス窓にうつっていたのはいつもの私。眼鏡をかけ、黒いスーツに身を包んだ鉄の女。
でもその頬に、そっと手がそえらえる。闇の手が、肩にのせられる。腰に添えられる。
これも私だ。闇に捕らわれている私。今はこれだけだけど、いつかきっと飲み込まれるだろう。
「それは今だ」 闇の声がした。
上着が脱がされる。タイが外される。ブラウスのボタンが一つ一つ開けられる。
ベルトが抜き取られる。パンツのボタンが外される。それを私は呆然と、ガラス越しに見ていた。
そして、腰の後ろにかけた手が、パンツを引きずり降ろした。
「いやああっ」
逃げ道はない、私はガラス戸にすがりついた。向こうには同じく手から逃げようとしている女が居た。
私たちは見つめ合った。
手が体に伸びてくる。ブラウスは脱がせずに、ひらいた前から胸をつかむ。後ろからも背中に手がすべりこむ。
再度悲鳴をあげようとした口に指が這ってきた。口角をなぶる。それだけで私は声を上げられなくなった。
ガラスの向こうの女はただ顔をゆがめるのみ。
また弄ばれいかされてしまうのか、この手に。それも自分が何であるかを思い出さされてから。
すでに一度登り詰めた体は暖かく、すぐに反応してしまう。
ズボンを降ろされむき出しとなった尻を撫でていた手が、またショーツの隙間から入ってこようとする。
私はまだ濡れている。私のその部分は手を指を待ち望んでいる。
でも、でも、こんなのは嫌だ。さっきのは許せても、これだけは許せない。
私は必死で左手を伸ばした。ガラスの向こうの女も同じように右手を伸ばす。
後ろには赤く光る目が映っていた。
手がつながる。思い出した。
「やめろ、やるんだ、アーカードっ!」
そこで目が覚めた。
私はベットの中にいて、全身は汗でぐっしょり濡れていた。
窓の外は青みがかった灰色だった、もうすぐ日が昇る。
「悪夢か」
それでも私のあの部分は、現実でも濡れていた。
後日、気持ちが落ち着いてから下僕を呼びつけ「変ないたずらはするなよ」と言ったが
彼は「なんのことだかわからんな」と平然と答えるのみだった。
具体的に問いつめるのははばかられて、私はなんとなく言葉を濁しながら
夢の中でお前が襲ってきたんだということを遠回しに説明した。
「…つまり、お嬢さんは欲求不満だったということかね?」
「…! こ、このど阿呆っ! バカ!! バカ!! バカーッ!!!」
とどめに出て行け!と叫ぶと、下僕は大笑いしながら壁の中に消えた。
だから、あれは下僕のしたことだったのかわからないままだ。
それとも本当に私の無意識の欲望だったのだろうか? あの昏い快楽の記憶は。
糸冬
413様とリクエストした名無しさんに捧げます(返品可)
518 :
413:03/07/28 18:14 ID:BOqaWeFd
ひやぁー!!絵を題材にSSが返って来たー!
なっなんという贈り物だー!SS貰ったの生まれて初めてよー!
ううっ、ありがとう・・・ガッツリ頂きました。
「無意識の欲求不満」がエコーのように
今度はインテグラのほうへやってきたという。
ふふふ。
あぼーん
>519
注意! ただのエロHPなり! 踏むな!
この業者のオモチャめ!! アフォの犬になり下がった
貴様に2ちゃんねらーとしての(以下自粛
>>519 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ありがとうヒラコー
522 :
520:03/07/28 20:10 ID:QFRzzca/
あ、ほんまや!最初のページだけ見て勘違いしちまった!
あふぉは俺一人だけだね!ごめんよ、519さん。俺が悪かったよ・・・
今からワンちゃんの肉になってきます ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
冥土服だよ、ママン! まさか表紙で本当に冥土局長を拝めるとは・・・
ま、まさか外道職人さんや413さんに冥土局長をオーダーした香具師は
預言者?凄すぎですわホンマ!
524 :
209:03/07/28 21:06 ID:9c0ohwSP
こ、これは現実か?!思わずほっぺをつねっちまったよ!!
こんなゴイスーなブツを御大自らの絵で見れるとわ…もお死んでもええ(恍惚)
よくやった
>>519! 後で処女の血を奢っちゃる
そして生`、520。確かにあれは、初めての人間はびびるわ(w
御大のダイナマイツな表紙のせいで喰われちゃったけど、お疲れ様です
413、443、外道職人の三人衆の皆様方。
とくに外道さん、本スレにまで出ちゃいましたね〜
まだ仕事なんでしょか?いろいろ言う香具師はいますけど気にしないで!
527 :
外道職人:03/07/28 23:08 ID:6cDmwbN/
今戻りますた・・・一体何から整理していいものやら、まあ、先にお礼言上を。
413さん、ありがとうございます。まさか、アレが絵になるとは思いませんでした。
眼鏡かけるとシュレは別人に見えますね。セラスを気にいってもらってよかったです。
443さん、dでもないです! (;゚∀゚)=3ハァハァしますた! 自分ももっと
言葉を絞り込んで美しく書き込んでみたいものです。それから、局長の運命、ビンゴです。
209さん、お久しぶりです(ひょっとしたら何処かで名無しで会ってるかも・・・)
自分も見ますた。ひっくり返りますた、飲んでるお茶噴出しますた。次回のは絶対ゲットですね。
>526 個人的に一番ひっくり返りますた。少佐並かどうかは別として逝ってる
事がばれたし、嬉々として投下してる事がばれたし。なんでばれたんでしょう?
ヒラコー先生の表紙で、もう自分のSSはお呼びではないと思いますが
やるとかきこした以上もう後には引けません。明日も6時ぐらいに投下します。
長々と申し訳ないです。朝が早いので、自分は落ちます。オヤスミナサイ〜
528 :
209:03/07/28 23:32 ID:9c0ohwSP
お久しゅうございますマイスター(笑)
自分は名無しの方が多いので多分思っておられる通りかと…
お呼びでないなどとんでもない!楽しみに待っておりますよ。
本スレデビューもしたことだし(爆笑)がんがてくだちい。
529 :
443:03/07/29 00:31 ID:iBzxgUol
>>518 413さんの初体験ゲッツ( ̄ー ̄)ニヤソ
>>527の外道さん
お仕事お疲れ様です。明日のうpも楽しみにしております。
外道さんのSSと御大の絵、相互補完で萌えは萌えサカルのです。
私のSSでハァハァしていただけるとは感謝の極み。
漏れは自分が吸血鬼に血を吸われることを想像してハァハァできる変態さんなんで
一般の方のハァハァがちゃんと理解できているのか不安でございます。
幼女旦那も旦那が腕いっぱいでヤるのも過去のリクエストにあったものですが
その皆様には満足していただけているのでしょうか。
やり直し!って言われたら、それはそれで頑張りますよええ(ビシッ)。
個人的には吸血鬼ならではのエロ(最初に投下した吸血強姦みたいな)が好きなのですが。
あとあと懺悔しときますが、実は単行本派です。
幼女旦那は仕入れた知識で想像して書きましたっ。じゃっ(逃亡)
ううおるたああさああん
セッ セッ セクハラッ セクシャルハラスメントッ
あの443さんが413さんにヒワイな大変態レスをッ!!
443さん「413さんの初体験ゲッツ( ̄ー ̄)ニヤソ」
バ カ ―― ッ
・・・ごめんちゃい、外道さんのセラスたんに憑かれてしまってやっちゃいますた。
もうしません。許して!
531 :
外道職人:03/07/29 05:31 ID:0f1wfjMv
いやはや、昨夜は当スレも本スレも大変だったみたいですね。
それもこれも、あの表紙の為に。
さすがヒラコー先生!漏れたちにできない所業を平然とやってのけるッ
そこにシビれる! あこがれるゥ! アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ
ともかくも自分のSSを読んでくださる方が本スレの住人にもいらっしゃることが
分かった、貴重な一夜でした。自分ごときに勿体無い。
それではシリーズ?最後を投下します。題名違いますけど、一応続き物です。
>>530 どちらかというとそれは、自分がやっちゃう悪戯ですな。
ああ、自分が一番悪いんですね、そうですね。
「ちょ、なっ! 何をするかッ! 目を覚まさぬか!婦警ッ! ああっ!?」
セラス嬢に抱きつかれたインテグラ嬢は、必死に振り解こうとするが出来る訳が無い。相手はあの馬鹿でかい
「ハルコンネン」をヒョイと持ち上げる、女吸血鬼なのだ。その彼女の手が服を上も下も引き裂き脱がす。ついには
何一つ身に纏わない裸体をさらす破目に陥った。あ、いや、一つ訂正! 眼鏡だけは外さずそのまま。
「何故だ!? 婦警! こんな事をしてタダで済むと思っているのか!?」
『お馬鹿な娘。血と薬で理性が崩れている者に、アルコールを与えたらどうなるか、分からないのかしら?』
いささか酷だが、リップヴァーン中尉にも一理ある。ただ、あんなに一気に飲み干すとは、誰も思うまい。
セラス嬢は着衣を全部剥ぎ取られた彼女をベットまで引きずり、僕の上に跨がせた。
「い、一体なにを」「お馬のおけいこです、インテグラ様〜 あ、なんだ。もう準備OKなんですね」
するりとセラス嬢の手が彼女の下腹部に伸び、秘所を撫でる。下から見てる僕にも確認出来るほど
既にそこは潤っていた。・・・人の行為を見て感じてたんだね、インテグラ嬢。
「ば、馬鹿な事を言うな! 今すぐ私を放せッ! そうすれば今までの無礼は水に ムグゥッ!?」
恫喝する局長の唇をセラス嬢の唇が塞ぐ。驚きで体が固まったインテグラ嬢の耳元で彼女が囁いた。
「ホントは、彼とこうしたかったんでしょ? だから、極東の島国まで私たちを引き連れてやってきた。
あんな恥ずかしいコスプレまでして。可愛い!! でももう少し素直にならないと」
「愚弄するか婦警!はなせって、あっ、あっ 止めいっ! そんないきなり――痛ッ!」
「力を抜いて…大丈夫、慣れたら大丈夫…」
セラス嬢は情け容赦なく上司の秘部に僕のものを挿し込み、押さえ込む。痛みに耐えかね、もがく
彼女を拘束すると同時にその褐色の肌の首筋に犬歯を軽く這わせた。途端に驚愕した表情で後ろを
振り返り、局長は震える声で言った。
「な、何を、冗談はやめ、やめろ」
「…あんまり暴れると、冗談が冗談にならなくなるかも…もう、吸血鬼になれませんしね、局長…
だから、あたしのいう通りにして下さい。夜はまだ長いし、皆で一緒に楽しみましょう…」
背後から、セラス嬢が局長を抱きしめる。彼女はガタガタ震えていた。それは間違っても快楽による物ではなかった。
僕の上で褐色と白色の肉体が乱舞している。白い指が小麦色の下腹部を弄び、赤い唇と舌がチュパチュパと
音を立てて褐色の乳房の先端を舐めまわす。僕が下から突き上げるたびに、ロングとショ-トの金髪がサラサラと
揺れる。セラス嬢は愉悦の表情なのに対し、インテグラ嬢は苦悶の表情を浮べていた。
「ううくぅっ はぁはっ こ、こんなことで、私が屈服すると…んんん! 思う…なよ…」
「ハハ…僕が 悪いのかな…や、やっぱり…」
「屈服なんて、そんな〜あたしはインテグラ様の願望を叶えてあげてるだけですよ」
耳に息を吹き掛けながら、ペロリと舌を出してセラス嬢は言う。一寸前の健気なまでに優しい彼女とのギャップ
に局長様だけでなく、僕も戸惑っている。そんな彼女が褐色の手を取り、僕の薄い胸板に置いた。
「さあ、撫でてあげて下さい。いい声出してよがってくれますよ。あたしも手伝いますから…」
僕の体を、白色と褐色の手が滑る。最初褐色の手は戸惑い気味だったが、その手が僕の乳首を
愛撫したとき、僕は思わず喘いでしまい鎖で拘束された両手でもがいた。その反応にインテグラ嬢
は何がしか新しい自分を発見したようだ。片頬だけニッと微笑えみ呟いた。
「な、なるほど、これは…面白いな あっ」
「でしょーそうでしょー… やっと自分に素直になってきましたね。これはご褒美…」
インテグラ嬢の唇を再びセラス嬢の唇が塞ぐ。今度は彼女も拒まなかった。彼女は目を瞑り、
不埒な自分の下僕のなすがままにまかせる。舌がからまり深く互いを吸い込んだ。
興奮の度合いが増した所為か、下がますます締め付ける。インテグラ嬢の腰の動きも速くなる一方だ。
「あうんんっ お願いだよ、おねえさま方。そ、そんなにされたら…」
「ごめんね、ホントにごめん。もうちょっと、我慢して。だってやっとインテグラ様が乗ってきた
んだもん。そうですよね? もっと続けたいですよね、インテグラ様…」
答えはなかった。短い、途切れ途切れな喘ぎ声が返事だったから。
髪を振り乱して、インテグラ嬢は無我の境地のごとく腰を振る。しかし、お互い永遠に腰を振り続ける
訳にもいかない。僕もインテグラ嬢もそろそろ終りが見えてきた。
「あ、あの、セラスさん…僕、もう、ホントに、あっ、我慢で、できないん、ですけど…」
「私もっ ああぁ」
「ん〜〜〜仕方ないですね二人とも。取り敢えず一回終わらせますか。いいよ、シュレ君。インテグラ様の
中にいっぱい出してあげて♪」
快楽に浸っていたインテグラ嬢も、「中に出す」という未来の現実を突きつけられて焦り出す。
「や、やめろ、やっめ、やめて、あっんん やめてくれ婦警ッ それだけ…」
「赤ちゃんの名前でも考えといて下さいね。あ、『吸血鬼との性交及び受胎と出産の論文』を円卓会議に
提出するのもお忘れなくね〜」
セラス嬢が始めの時の様に、背後からインテグラ嬢を抱きすくめて押さえつける。狼狽した瞳を
僕に向けて、懇願する様にインテグラ嬢が見る。しかし…
「ごめんね、ほ、ホントに… でも貴女がこ、こんな事しなければ ああっ!」
「馬鹿ッ! やめろ! うんんぁぁ やめ やめ 中だけ、やああぁぁっっっ」
どんなに哀願され恫喝されても、この流れだけは止める事は叶わない。僕はしたたかに彼女の熱くなった内部
にさらに熱いものを放出をしてしまう。セラス嬢の腕から開放された彼女は僕の胸に倒れこんだ。
そんな主を見下ろし、地下室の酔っ払い革命婦警は放言した。
「つまんなーい、二人だけで盛り上がってつまんなーい!そだ、いいものがそこにあった」
ベットから嬉々として下りたセラス嬢は、拷問用具が山積みされた一隅から何かを持って戻ってきた。
『なッ! エッ! そ、双頭バイ… ゴホン!』
『み、見るのは初めてですわ…こんな物まで用意するなんて、ヘルシング機関って一体…』
僕とインテグラ嬢だけでなく、僕に取り付く二人の中尉も引いてしまう。しかしお構い無しにセラス嬢は言った。
「さあ、夜はまだまだまだまだまだまだまだ続きますよ。…今度は三人で楽しみましょう♪」
「婦警ーッ!! もういい、婦警ッ もういいもう充分だ もう、もう…やめてくれ…お願いだッ」
泣いても哀願しても、セラス嬢は許してはくれない。自分の秘部に差し込んだ張子のもう一端をインテグラ嬢
の後ろに差し込む。なにやら振動機能まで搭載らしく、中で震えるそれのためにまた僕のものが
そそり立ってしまった。いや、僕が絶倫なのではなく、媚薬の所為だよ。念のため。
「ひっ、んんんいあああぁぁぁ―――っ」
インテグラ嬢の生涯2度目の屈辱。嗚咽が口から漏れ出し、涙が留めなく流れ落ちる。そんな主の髪を掴んで
引き起こし、セラス嬢は嘲笑混じりに囁いた。
「雌豚の様なあえぎ声をあげて下さいね、インテグラ様…」
セラス嬢と僕の腰が動くたびに、彼女の金色の髪が波打つ。親切なセラス嬢は僕の鎖の鍵を外してくれた。
本当はいい加減逃げたかったんだけど、セラス嬢が怖い怖い。それに、逃げるには目の前の光景は魅惑的に過ぎた。
自由になった両手でインテグラ嬢の顔を伝う涙を払う。今夜の僕はちょっとおセンチ。
「ねえ、泣かないで…もっと楽しもうよ…」
慰める様に、褐色の肌を胸を愛撫し、舌先で乳首を転がす。後ろからセラス嬢がうなじに口付けし髪をすく。
次第にインテグラ嬢の呼気が熱くなっていく…
「はぁ、はぁ…悪い子達だ…い、いいだろう 私を存分に慰み者にする・・が・・よい…」
最後の威厳を言語化し終わった後、インテグラ嬢も狂える野獣と化した。自ら手を伸ばして僕の顔を抱き寄せ
自分の胸に埋める。もはや遠慮の無い艶やかな歌を歌い僕とセラス嬢を狂わせる。セラス嬢の白い手に褐色の
手を重ねてさらなる快楽を要求する。
「深く…もっと深くっ 二人でえぇ」「んんんああっ あ、あたしもおぉダメぇっ」
「そんな、二人してそんな ああっ僕も んんんんんっっっ」
短い悲鳴とも歓声とも分からない三つの声が重なり、白と褐色の二つの肉体が重なり倒れる。そして白い
肉体が小声で呟いた。
「…まだ夜は続きますよ、インテグラ様。どうします?」「続けよう…ずっと…」
見える鎖は外れても、僕を拘束する快楽の鎖は…まだまだ外れそうに無い。
ダメダメダメダメダメダメ、死ぬ死ぬ死ぬ今度こそ死ぬ。僕が死ぬ僕が死ぬ、僕やだ僕やだ。
もはや際限なく繰り返される痴態に、僕の華奢な体はついていけなくなり始めた。それでも二人は許してく
れなかったが、流石に空が白みかけて来ると二人仲良く夢の国へと退場してくれた。もう、煙も立たない。
『俺も寝るわー。お休み〜楽しかったぜェ!』
そう言ってトバルカイン中尉の意識もふっと消える。やはり吸血鬼の彼には、たとえ肉体は無くなろうとも
太陽は辛いらしい。室内に横たわる二人の裸体を見下ろしながら、僕は素早く着替え、ビデオテープを掴む。ここ
から逃げ出さねば!…好き嫌いはもうしません。少佐のお使いで寄り道したり、つり銭誤魔化してお菓子を買っ
たりしません。駄スレを立てるだけ立てて逃げるマネもしませんし、ブラクラで2ちゃんねらーをおちょくるのも
もうしません! だから助けてヴァルハラの総統閣下!!
――こんな僕の真摯な願いを、総統閣下は聞いて下さった。扉の向こうから聞き覚えのある声がする。
「局長、セラス嬢ちゃんー。朝飯出来たって……なんじゃこりゃ!!」「当て身!」「がっハッ!?」
二人を呼びに来た隊長さんに当て身を喰らわせ気絶させる。すぐに懐を探り財布から2万円ばかり抜き取る。
『んまあ!准尉ったら強盗?しっかりなさいッ准尉!!それでもヴェアヴォルフですかッ准尉ッ!!』
「こうでもしないと逃走資金もないでしょうが!! 早く中尉も寝てください!!」
人の頭の中で好き勝手なことをいうリップヴァーン中尉を放って置き、僕は地下室から抜け出す。こんな所
いつもならばすぐに出られるのに・・・愚痴りながら何とか大使館の外に出られた。朝早くという事もあって
警備は手薄だった。アーの字もお休みモードに入ったのだろう。
それからがまた大変だった。通勤時間にぶち当たったので、人込に紛れて逃げるのには便利だったがコミケ
から拉致された時の格好なので目立つこと!登校途中の小学生の集団にコ○ン、コナ○と指を指される
し、ショタ属性の女子高生が奇声をあげて追っかけてくる。
『モテモテですわね♪准尉』「…もう勘弁して下さい……」もう当分女の子はいいです……
「何やってんだよ、おめーはよ〜 准尉ッ! ぷッ」
「………」
「ははははっ!! それは存外酷い目にあったね、准尉。 ご苦労様。後で冷えた処女の血をご馳走しよう。
下がって休みたまえ。……ぷぷぷ、ハハハハハハッ!」
「ああ、笑ってはいけませんて、少佐! し、しかし、クッククああもう! 腹痛てぇ!」
戻ってから僕は、少佐と博士とゾーリン中尉に大笑いされた。僕がヘルシング一派に拉致されたと分かってから
焦って捜索していたらしいけど、その間に僕が虐められたり大脱出したりの模様が面白可笑しいらしい。
不満は幾らでもあったが、僕は黙って退いた。…これ以上詮索されたら、あのビデオテープの存在まで
見透かされそうだから。
それから僕は、博士に変な薬品を飲まされたり、洗濯機のお化けみたいな機械に放り込まれて攪拌されたりした。
アーカードの術を取り除く為だ。流石は博士、狂ってても科学者としては超一流だ。今ではすっかり以前の力を取り戻した。
…アレからあの二人がどうなったかは、僕は知らない。前の関係に戻れない事だけは確かだろうが。
きっと今頃死神執事と意地汚い吸血鬼の親玉は血眼になって僕を探しているだろう。ああ、そうだ!
利息が付く前に隊長さんに、2万円を返さなければ! とにかく僕の平穏な日常が戻ってきたのだ。
…ある一点を除いて。大天才の博士といえど、こればかりはどうする事も出来なかった―――
『いやはや全くもってお見事な喰い逃げぶり、さすがはシュレディンガー准尉!』
『有象無象の区別無く、私の批評は許しはしないわ。やっぱりスコルツェラ受けはバカよねー』
……用がすんだらちゃっちゃと成仏して下さい、お二人とも…
めでたし、めでたくもなし ―― 完 ――
538 :
外道職人:03/07/29 05:37 ID:0f1wfjMv
やっと終りますた、ふう〜
本スレも御覧になってる皆さんへ。実は本作を投下するにあたって、本スレの
皆様に大変お世話になってます。この場を借りてお礼申し上げます。
いや、本当は本スレで礼をすべきでしょうが、カエレ(・∀・)!!と言われるのが
関の山みたいですので。ヌルヌルズィーベンはもろにパクり。ドイツ語は
バームクーヘンとフランクフルトしか知らないものですので。すみません。
後、コミケでもナチ軍服はまずいと知ったのも過去スレから。それまでは
軍服でシュレもうろついてたんですよ、会場を。実はコナ○は緊急避難の産物でした。
御免なさい、もうこんな悪ふざけはしません。だから許してください。
それから重ねてステッキーな絵をありがとうございました、413さん。
続く作品投下を期待しております443さん。黙って今回の暴挙を見逃して頂いた
みなさん本当にありがとうございます。当分自分はほとぼりが冷めるまで名無ししてます。
ネタが無いだけですけどw 長々と申し訳ないです。それではみなさん一時さようなら〜
お疲れ様でした!外道さん
漏れは個人的に続けて欲しいな、コミケヘル
合法的に幸せリップ拝めそうだけど、他の人の意見もあろうし・・・
あ、夏休み子供劇場のコナソが始まっちゃう
外道さんSSと413殿の絵のお陰で、コナソとジョディ先生がシュレと局長に脳内変換しちまう!
本スレから遊びに来ますた。ここは素晴しいスレですね。
ところで、このスレ一番のアイドルはお嬢なんですか?
職人さんにゴイスーな引っ張りだこですが。
541 :
443:03/07/29 15:26 ID:YC62ZWKH
>538
お疲れ様ですっ。本スレは場合によってはここよりエロいですよねえ。
シュレタン美味しすぎ。セラス嬢ヤリ過ぎ。私がおしおきしちゃる。
ってことでアーカードXセラスが浮かびました。ありがとう。
でも、絵師さんも今月いっぱいなのに、私一人に大任押しつけないでぇっ。
長期のサマーバケーションはエロパロで無意義に使いましょうよう。
>540
個人的には旦那です。すいません腐女子で。
相手は女の子あてがうんでゆるしてください。
でもお嬢はいじめがいのある、受けも責めもできるステッキーな女性ですね。
なんかリクエストあったらどぞー。
誰かがかなえてくれるかもしれません(他力本願)。
>>541 443さん
いや、御恥ずかしい。かのスレにては叱咤激励ありがとうございました。
強く強くがんがります。
ネタは一本考えてはあるんですが、一体何時上がるか・・・
ちとマイナーなものをと考えてます。
543 :
443:03/07/29 18:40 ID:YC62ZWKH
どーも。
そういうわけで、三日間祭も終わりましたし、
以前書いていた「444系オリジナルソーニュウあり旦那エロおまけに処女」
を投下しようかと思います。
旦那がソーニュウするってどんな状況だろう?と考えて作ったシチュです。
例によって雰囲気重視であんまりエロくないですが
その埋め合わせはこの次のSSで頑張ることにして、まずはゴー。
「"なり損ない"?」
「はい、吸血鬼の"なり損ない"でございます」
インテグラの問いに答えてウォルターは丁重な仕草で資料を差し出した。
「売春宿の摘発に警官が踏み込んだ時、男は少女の首に牙を立てておりました。
恐慌状態の警官が闇雲に銃を乱射すると男は窓の外に消え、残された少女は」
「"なり損ない"か」
インテグラは痛ましそうに目を細めた。ヘルシング家当主としていささかの知識はある。
処女童貞が異性の吸血鬼に噛まれた場合、彼彼女は吸血鬼となる。
しかしその儀式がなんらかの理由で途中で終わってしまった場合、
彼彼女は人でもなく吸血鬼でもない状態におかれる。それが"なり損ない"だ。
症状は様々だが、多くの場合人と邪の狭間にさまよう彼らは、狂乱の末死に至る。
救うには母体である吸血鬼を滅ぼすしかない。
1週間後。
母体たる吸血鬼はまだ見つからなかった。
インテグラはいつも通りデスクの前に腰を下ろし、呼びつけた下僕をにらみつけた。
「そろそろタイムリミットだ」
「"なり損ない"か」
「そうだ。彼女はもう保たない」
デスクの上で手を組み、きつくきつく握りしめる。
「今は理性半分狂気半分の状態だ。まもなく狂気が理性を塗りつぶすだろう。
それだけではない、彼女には牙が生え血の飢えにおかされている。
しかしその牙には血を吸う能力はない。かといって人としての栄養も取れなくなってきている。
彼女には親はいない。保護者もいない。売春宿にいた少女だ。国はもう終わりだと判断した」
「つまり?」
アーカードは静かに促した。インテグラは顔をふせ、息を吸い、それからきっと下僕をにらみつける。
「彼女を殺せ。もう、人間では彼女を殺せない」
「了解した、我が主」
表情も変えずいつも通りの返事をして出て行こうとする下僕の背に、主の細い声が響いてきた。
「アーカード、なるべく苦しませないようにしてやってくれ。彼女が少しでも幸せに死ねるように」
うひょ!また何かたくらんでおいでですな!お二人さん。
首を長くしてお待ちしてますYO!
>540 リップたんだろ!と言ってみるテスト
病院の何重にも錠の下りた隔離病棟の際奥に彼女は居た。
年齢不明。本名も不明。しかし年端もゆかぬ少女であることは見ればわかる。
緩やかにカーブした金の髪はすっかりパサパサで、青い瞳は白目の部分が充血して紅い。
そのか細い少女が拘束衣を着せられてベットの上にしばりつけられている。
アーカードはベットの横に立った。
「苦しいか?」
問いかけに対して少女は目で必死に訴える。血を、血を。
「楽にしてやろう」
アーカードはひざまずき、少女の首筋に顔を近づけた。すると少女はおびえを顔にうかべ、
がむしゃらに手足を振り回した。血を吸われた時の記憶があるのだろう。
拘束衣が破れる。
反動を考えず筋肉の力を究極まで引き出せばただの人でもこれくらいの力は振るえるわけだ。
もっともそのせいで彼女の筋肉はあちこちが断裂し地獄の痛みをもたらしているのだが。
アーカードはかまわず、振り回されている手の一つを無造作につかんだ。それに自らの牙を立てる。
「ああっ」
少女は初めて喜悦の声を上げた。血を吸うことと血を吸われること、その快感は同じ種に属するカードの裏表。
その隙にアーカードはすばやく少女の体の上に乗り、両手両足を押さえつけた。
「さて、お嬢さん、喉が嫌ならどこがいいかね?」
「それはどういう意味?」
戯れのつもりで発した声に、明朗な答えが返ってきた。
一時的にせよ血の欲望が満たされたことで理性が戻ったらしい。
人間は強いな。アーカードは心の中で感嘆した。
「お嬢さん、今の自分の状況が分かっているかね?」
少女はうなずく。くしゃと顔をゆがめて涙を流した。
「おまえはもう助からない。だから私が殺しに来た」
アーカードは淡々と事実を告げる。少女は覚悟していたようにうなずきながらも涙が止まらない。
人ならどうしようもなく哀れをさそわれるだろう。だから主は「人間では殺せない」と言ったのか?
皮肉な笑みが浮かんだ。
「主の命令でな、なるべく苦しませないように、少しでも幸せにと言われている。
お前の血を吸いながら心臓を貫く。一瞬で終わらせてやろう」
そう事実を告げたのはやっかいごとを押しつけた主へのささやかな当てつけのつもりだった。
けれど返ってきたのは予想もしない言葉だった。
「じゃあ私を抱いて」
アーカードといえども困惑することはある。
その前で少女は再び苦悶の声を上げ始めた。血の魔力が切れたのだ。
さてどうしたものか。
少し血を吸いなにやら面倒な頼み事につきあってやるか、さっき言ったように一瞬で終わらせるか。
舌打ちしながらアーカードは再び少女の手に血のキスをした。
理性をとりとめた少女は同じことを繰り返す。「私を抱いて、女にしてから殺して」と。
「なぜだ?」
理由を聞き出すのも一苦労だった。
何度もなんども少しずつ血を吸いながら少女の理性をつなぎとめる。
「私は幼い頃から売春街で育ったわ。母は娼婦、父は行きずりの客」
「小さい頃から私は男達のおもちゃだった。口やお尻の穴では何度も何度も相手をしたわ」
「でもあそこだけは母が許さなかった。私が美しい娘に育ったら高く売るんだって」
「あの日がその時だったのよ。私が最高に高く売れる瞬間。でもあの男は私を抱かなかった」
「私を抱かずに首に噛みついたの!」
少女は怒りに振るえていた。何に怒っているのか自分でもよく分からない。だが彼女は心底怒っていた。
アーカードは少女の手首から血を吸いながら無感動に彼女を見た。
「まったく人間というのはよく分からん。処女でなくなればお前は幸せに死ねるのか」
少女はきっと吸血鬼をにらみつけた。
「そうよ。だってそれが私が生きてきた意味なんですもの」
分からん。まったく理解不能だ。だが少女の顔は意地に満ちていて、とても人間らしかった。
だからアーカードは決めた。
「ならば抱いてやろう」
胴体部分を覆う拘束衣を切り裂いていく。
少女が苦悶の声を上げるたび、その手首に口づけして血を吸う。
彼女の両手はすでに赤い点で覆われていた。
拘束衣を取り払った彼女の体は美しく、なまめかしかった。子供と大人の中間にある体。
充分に盛り上がった、しかしふくらみきってはいない胸。その頂上でぴんと尖った桜色の乳首。
腰は細く、この一週間で痩せきって血管が浮いている。吸血鬼としてはそれも美しいと思う。
下腹部の茂みはまだ薄いが丁寧に手入れをされたあとがある。母親がしたのだろう。
「お前は美しい」
アーカードは少女の耳元でささやいた。少女は恥じらいながら嬉しそうに微笑む。
そっと口づけした。舌を絡める。少女がびくっと体を震わせたので絡めた舌に牙を立てる。
少女は再び従順になった。
「人でなくなりそうになったらいつでも言え」
そう言って長い舌で少女の耳をくすぐる。
そのまま頬のラインにそって舌を下げていき、鎖骨から胸骨とねっとり下をはわせる。
脇にそれて乳房へと舌をすすめたところで再び発作が来た。笑って乳房に牙を立てる。
「あぁ、んっ。気持ちいい」
少女はうっとりとつぶやいて、それから同じように笑った。
「私は女として感じているの? 血を吸われて感じているの?」
アーカードは返事をせず、片手で優しく乳房を揉みながらさっき牙を立てたまわりを舌でくすぐった。
「それは大した違いではない」
今度は両手で荒々しく胸をもみしだき乳首を指で転がす。
そうしながら舌はへそをくすぐり、脇腹へ沿った。
愛撫され慣れているのだろう。少女の体は素直に敏感に反応する。
体に力が入るのは吸血の発作の時だけだ。
「ああ、いやっ」
アーカードはなだめるように少女の頬をなで、脇腹に牙を立てた。
「う、ん、そう、それが気持ちいいのぉ」
こうして少女の体にはいくつもの牙の痕が穿たれていった。
「触るぞ」
右手をそっと下腹部の茂みに伸ばす。そこはすでに暖かな蜜をたたえていた。
くちゅくちゅと入り口をかき回す。
「あぁ」
少女はぎゅっと両手を握りしめた。
「顔を見せて」
アーカードは体を動かし頭を少女の頭の上にもってくる。手はそのまま下腹部に添えられていた。
「あなたが私のすべてをうばうのね」
「そうだ」
男の笑みは優しいがうすっぺらい。作られた笑みだと思った。それを見破れるくらいに経験を積んでいたから。
少女の不満を察して、男の手は彼女の敏感な部分をつまんだ。
「あなたの主は男? んっ。 それとも女?」
うすっぺらな笑みをたたえながら少女の尖りをいじりまわす。
「んっ、どうなのよっ、答えなさいっ。答えてってばっ」
必死で快感と戦う少女を見下ろしながら耳に牙を立てた。
刺したままささやく。
「女だ」
少女の顔が赤く変わる。一人前に嫉妬するのか。本当に面白い。
いつしかアーカードの笑みは本物に変わっていった。
下腹部にをなぶっている手の、長い指が後ろの穴にも伸びる。
子供の頃から開発された場所を責められて少女はいよいよ追いつめられていった。
「ああ、もうっ…。ねえっ」
「なんだ?」
アーカードは肉体の一部である衣を脱ぎ捨て、自らのものを彼女のそこに当てがった。
少女は目に涙をたたえながら言葉を発せず、男の赤い瞳を見つめ続けている。
男の指はいよいよ彼女を高みへと押し上げる。そしてアーカードは唇をゆがめ、少女を貫いた。
「ああああぁぁぁぁんっ」
少女は絶叫する。快感と痛みと満足と絶望と。すべてに満たされていた。
これが求めていたものだったなら、きっと間違ってはいなかった。頭の片隅でそう考えた。
「動くぞ」
冷徹な声が頭上から振ってきて、彼女の中のものがゆっくりとうごめき始めた。
最初は弱く。だんだんはっきりと。
「ひぃん、あうっ、はぁぁっ」
また痛みの方が大きかったがやめて欲しいとは思わない。
私の人生はほんとうに残り少ないのだから。
少女は懸命に男にしがみつきながら、顔をのけぞらせ自然と喉を差し出していた。もう怖くなかった。
アーカードはその白い首筋に赤い唇をあて、一気に牙をたてた。
「あああああああっ」
少女は二度目の絶頂を迎え、夢中で自ら腰を振った。もう快感しかなかった。登りつめて降りられない。
アーカードの右手がそっとあがる。鋭い手刀は一撃で彼女の心臓を潰すだろう。
その刹那、びくっと彼女が震えた。発作だ。
「いやあああっ、まだ死にたくないっ、血が血が欲しいっ」
彼女の中の吸血鬼が必死にもがいている。
いやそれすら人間らしい。人と吸血鬼の境など、曖昧なものだ。
アーカードは、軽く首を横に振って静かに右手を振り下ろした。
「……がッはあッ」
大きく目を見開いて、人でも吸血鬼でもない少女は死んだ。
唇がうごく。声にならない声。言葉にならない言葉。意味はわからなかった。
「命令は遂行したよ、マイマスター」
「彼女は苦しまなかったか? …いや、答えなくていい」
主はすがるような声でそう聞いて、すぐ愚問に気づく。顔の表情を引き締めた。
「任務ご苦労。しばらく一人にしてくれ」
無言でうなずいた下僕が闇の中へ消えた後、残された主人はそっと"彼女"の資料に火を付ける。
こうしてまた、一つの事件が闇に消えていった。 おしまい
552 :
443:03/07/29 18:47 ID:YC62ZWKH
スマソ、545氏。サンドイッチしてしまった。
これというのも「本文長すぎます」が悪いんだー。
553 :
545:03/07/29 18:50 ID:748kgC4l
>552
否!!ヴァカをいうな。むしろ漏れが悪い(少佐調)
いやホントマジごめん!旦那に噛まれてきます
(´Д`;)、 コノトオリデス
ノノZ乙
554 :
443:03/07/29 18:54 ID:YC62ZWKH
そんな羨ましいことが罰だなんてゆるさん。<旦那に噛まれる
罰は、貴殿の萌えシチュエーションを告白しなさい。
555 :
545:03/07/29 19:01 ID:eajOc/6Y
>554
「お馬鹿な子〜」と言われながら、リップたんに手こきされたいであります!
よって、鬱リップより躁リップをキ盆ぬ。
むしろ少佐の腹の肉に顔を沈めて窒息死<微妙
選ぶとしたらどっちぞね?罰ゲーム
少佐の腹の肉に顔を沈めて窒息死
局長に箸で息子を摘まれてワサビぬられる
どっちも微妙だな(w
ごッキーで殺気立ってる本スレや、メイド表紙が出ても誰も踊らない801スレ
に比べて健全に萌えてるね、このスレ(w
443乙〜 耽美な雰囲気漂う作品いつも楽しみにしてるYO!
お約束だが、俺は「局長に箸で息子を摘まれてワサビぬられる」
だな。死なずにすむから。旨くいけば局長を婦警とハサミ撃ちに出来るし(w
413のご機嫌なHPにいってきた。
また絵が増えてる〜 ゾーリン姐さんで萌えられるとは思わなんだよ。
あの人は冗談抜きで神だね。漏れが補償する。
うちはうち。よそはよそ。
他と比べるのは正直感心しない。
>少佐の腹
あの二重腹の段々にナニを挟んでもらったら、
けっこうイイかもしれないとか考えてしまった・・・
561 :
209:03/07/29 22:59 ID:jM4XJvtR
盛況ですなあ。神なんざいねえよとやさぐれてた前スレが遠い昔のようだ(感涙)
亀ですが外道さんお疲れさまでし。ごちですたマイスター!
ヘル本編での最萌え場面が2巻の「もう、もう…やめてくれ…お願いだッ」
な漏れには直球ストライクでしたズキューン。
前半でお嬢様がえらく悪い子だったのは後半のお仕置きの伏線だったのでしね。
シュレ→局長ときて今度は婦警たんの番か。世界に広げようお仕置きの輪。
しかし自分局長マンセーだけどこの極悪婦警たんはイイ!前半との落差凄すぎ〜
考えてみればあの旦那の直系なのだからもしかしてこれが地だったりして(笑)
次作も気長に待ちますよ。マイペースでがんがてくだちい。
>443さん
いつも旦那がカコイイ!ですな。リリカルなSSよございました。
562 :
443:03/07/29 23:15 ID:WTlThDTw
>558
ありがとうございます。私の趣味を受け入れてくださるとは感謝の極み。
エロにも励みますが、時々こういった趣味にも走っていいですか?
>561
私的には旦那フューチャーですから。お嬢がその次に好きです。
しかし他の方々にも挑戦して行かねば。
単行本派なんで十三課やナチのみなさんは情報不足があるのが辛いところです。
んで、>555の545さん。罰のSS持ってきました〜(満面の笑み)。
例によって勢いで書いたんでどーかなと思いますが
明日は忙しくてSS投下できないと思うんでさーびすさーびす(略してSS)。
大西洋上ポーリントン洋上300km地点にて静止している、ドイツ第三帝国海軍大西洋艦隊旗艦「アドラー」。
乗員達の任務はただ待機すること。
「リップバーン中尉殿はどうした?」
「船倉部におられます。緊急事態をのぞいてしばらく誰も入れるなとのご命令です」
「お楽しみ中か」
人でない士官はそういってニヤッと笑った。
船倉にはグールのほかに、空母を乗っ取るときに生かしておいた若い兵士たちが閉じこめられている。
「ああ、退屈ですわ。待ち遠しいですわ」
粗末な木の椅子に腰掛けた細身の女性は、
非条理に長いマスケット銃を肩で水平にかつぎながら歌うように言った。
彼女の前には服を脱がされ猿ぐつわをかけられ、
ブリーフ一枚の姿で後ろ手にしばられた三人の若者たちが転がされている。
経験の浅い若い新兵と同じく経験の浅い若い士官。共通するのはみな金髪長身であること。
彼らだけは吸血鬼化させずグール化もさせず、殺しもせず捕らえておいたのだ。
48時間は長いから。その間の暇つぶしのために。
若者達の目は中尉の腰に集中していた。
というのもリップバーン中尉は、上半身はいつも通り彼女の体型にぴったりあつらえた
美しい黒いスーツをまとっていながら、下半身にはなにも着けていなかったからだ。もちろん下着も。
「本当に、時間は無情で遅いものですわ。ねえみなさん?」
木の椅子に腰掛け細い足を組む。その隙間からわずかに見える繁み。
若い兵士たちにはたまらない眺めだった。
「そこでわたくし、ゲームを考えましたのよ」
マスケット銃を椅子にもたせかけ、中尉はパンと手を合わせ微笑む。
「ねえみなさん、これが欲しい?」
そういって両足をほどき、広げた。
はああ、兵士達は轡の下で溜息をもらす。相手が人外の化け物であると分かっていても、
いや分かっているからこそ目の前の眺めはあまりに蠱惑的だった。
「でもみんなはダメですわ。わたくしはこんなに細身でかよわいんですもの」
握った拳を頬に当てにこやかに微笑む。
「ですからゲームをいたしますの。勝ち残ったお一人だけに、差し上げますわ」
すっと立ち上がってその場でくるっと一回り。
「他の方は残念ですけど」
マスケット銃をそっとさわる。それだけで意味は伝わった。
「さあ、では楽しいゲームの始まりですわ。楽しみですわ、素敵ですわ、ねえみなさん?」
中尉はまず一人の若者の前にたち、ブリーフを足で引きずりおろした。
当然のことながらこのアングルでは若者の目には彼女の局部がよく見える。彼は勃起していた。
「まあまあ、なんて正直ではしたない子なんでしょう」
中尉は笑いながら素足で彼のものをなぶる。一方で懐から小振りの砂時計を取り出した。
「今回の任務のキーワードは時間。ですからこのゲームも時間をテーマにいたしますわ。
3分間、我慢できたら勝ち抜け。出来なかったらお終いですの、悲劇ですわ」
砂時計を木の椅子の上にかたんと置いた。それからいきなり彼のものを踏みつけた。
ぐうっと若者はうめく。今度は逆にゆっくりとやさしく足の甲で男根をなぜた。親指で玉袋をくすぐる。
若者の男根は怒張して、すでに先端には透明な液が浮かんでいる。
「まあまだ時間は少ししか経っていませんのよ。ダメな子ね」
そういって足をはなして少し間をおく。若者はふるふる震えながらまっかな顔で必死に耐えていた。
「ダメな子はどんなに頑張ってもダメですのよ」
くすくす笑いながら今度は足の親指と人差し指で男根をはさんだ。
「さあ耐えなさい、頑張りなさい。時間は非情で無情で残酷ですわ。
私の苦しみを分かち合ってくださいな」
ぐいぐいと足でしごかれる。もうだめだと若者が思った瞬間、ぴたりと足が止まった。
いつの間にかマスケット銃が額に当てられている。砂時計はまだ半分落ちただけだ。
あふぅと轡の下で悲鳴を上げるが、中尉は牙をむき出しにして笑った。
微笑んだまま足を動かす、親指をかけ、残りの指でも握りしめてしごきあげる。
彼女の小さな足で男根が包み込めるはずはなく、男根は折り曲げられた状態ではさまれているのだが
苦痛と快楽はたまらなく押し寄せてきた。
くぅと若者は小さく鳴いて白い液を中尉の足に飛ばした。それは彼女の膝にまで飛んだ。
「ゲームオーバーですわ。悲劇ですわ、喜劇ですわ」
パァンッと魔の弾丸が彼を打ち抜いた。
「さあ次の方はどちらかしら」
彼女はにこやかに見回すが、残りの二人の若者は必死に後ずさりした。
「まあわたくしのものが欲しくありませんの? 屈辱ですわ、悲しいですわ」
中尉は目を伏せる。その顔だけを見ていると無垢な田舎の少女に見える。
「でも、残念ながら時間はまだまだありますの。わたくし、それに耐えられませんの」
手に砂時計を持ち、右側の若者に向かって歩み寄った。
「次は手でして差し上げますわ」
砂時計をマスケット銃とともに置いて、手で若者のブリーフをはぐ。今度のそれは萎えていた。
「まあいけない子。こんなことで萎えるなんて、それでは兵士は務まりませんわよ」
中尉は手袋を外して素手で彼の男根を握りしめた。
「でも悲しいことに殿方は痛みでも勃起しますのよ?」
そういうと中尉はもう片方の手でヴェアヴォルフの怪力をもって若者の首を締め上げた。
顔をゆがませもがきくるしむ若者の下半身で、確かにそれは力を取り戻しはじめていた。
「本当にあなたはお馬鹿な子。首を絞められて勃起するなんて、私なら屈辱ですわ」
そういいながら手で優しくこすりあげる。次にちょっと力を入れてしごく。
「もっとも私にはこういったものはついていませんけれども。安心ですわ、残念ですわ」
手の角度を男根と平行になるように変えて、細い中指を裏筋にはわせ残りの四本の指で棒をもてあそぶ。
「お馬鹿な子、ほうらどんどん大きくなっていますわよ」
片方の手で指し示された砂時計はまだ落ちきっていない。
「頑張りなさいなお馬鹿さん」
歌うようにささやきながら中尉はマスケット銃を手に取った。
若者はぽろぽろ涙をこぼしながら懸命に首を振っている。しかしその下半身は止まらない。
中尉は再び手の位置を変え、普通に男根を握るようにしてしごきはじめた。激しく、激しく。
飛沫は今度は彼女の眼鏡にかかった。眉をひそめて中尉は、パァン。
「本当に最期までお馬鹿な子でしたわ。私の顔を汚すなんて」
ポケットから出したハンカチーフで優雅に顔を拭きながら、中尉は最期の一人に向き合った。
彼は失神寸前で震えている。
「あら、お喜びになってよろしいのよ。他のお二人は敗退。あなたが自動的に勝ち抜けなのですから」
もう用済みの砂時計は放り出してつかつかと歩み寄りブリーフを脱がす。
「あら、ちゃんと役に立つ状態でいらっしゃいますのね。素敵ですわ、偉いですわ」
単純に生命の危機に対して生物的本能で勃起しているだけなのだが、もちろん気にするはずもない。
「ねえ、私が欲しくありませんの?」
若者の上のまたがり、局部と男根がふれあふほどに近づけて中尉は尋ねた。そっと若者の轡をはずす。
「この、化け物っ! 化け物っっ!!」
士官章を着けた若者は恐怖の余りまわらない舌で唾をとばしながら叫んだ。
中尉の目がつりあがる。対照的に口調は朗らかだった。
「そうですわ、わたくしたちは化け物。人間をやめたものですの。わたくし、それを後悔はしていませんわ」
若者の肩をおさえつけ、ゆっくりと腰をしずめる。若者の男根は中尉の秘所に飲み込まれていった。
「だって、くふん、素晴らしい方に出会えましたのよ、本当に素晴らしい方に」
中尉の秘所は若者の男根を完全に飲み込んでいた。躍るように腰を上下に振る。
「あの方はとても冷たくて、なにもおっしゃってくださらなくて、いつも少佐殿の後ろに控えておられるだけ」
合間にハァハァという嬌声が混じる。
「あの方が人間であったなら、きっとあなたに似ていましたわ、ですからわたくし最初から」
「やめろおっ!!」
若者は絶望的に叫んだ。
「俺はそいつじゃない! 俺は絶対吸血鬼になんてならない、なりたくない!」
中尉は眉をひそめ不機嫌な顔でそれでも腰を横にまわす。若者は官能に震えながらなお叫んだ。
「我が大英帝国はけっしてお前達になど屈しない!」
「それはどうかしら。今頃吸血鬼の一個大隊がイギリスに向かっていますのよ」
絶望をうかべた彼の口に再び布をつっこんだ。もうノイズはいらない。
「ああ少佐殿、急いて急いていらっしゃいな。あの方と共に。ああん、ああっ、いいわ、いいわぁ」
中尉はマスケット銃を杖にしてびくびく震え、やがて達した。
「状況はどうかしら?」
後ろから声をかけられて士官は振り向いた。
「状況変化ありません。本日は晴天にして波低し」
「そう」
中尉は満足そうにうなずいた。
「じゃあお昼寝でもしようかしら。少し運動したんですもの」
おしまい
エクスタシー エクスタシィ〜 最ッ高にエクスタシ―――ッ
罰ゲームからここまで飛躍して、速攻でSSにしてしまうあなたは神です。
オーダー通り、躁モードリップバーン中尉だし。
これは私見。躁鬱モードを操れば職人さんズにとってリプたんは
お嬢に負けないアイドルになると思うが、如何?
リプたんはねえ、すでに本編で最高に萌えなシーンがあるのが
逆に難しいと思うのですよ。
お嬢はその逆で本編ではあからさまなエロってのがほとんどないので
(セラスの血舐めくらい?)、やりがいがあるんじゃないかと。
>570
確かにあれが基準で、それを越えろ!というのは酷やね。
おっしゃるとおり、作者ですら妄想しちまい表紙にする
インテグラタンのシュチュの方が書きやすいか。
不思議なのが、今まで諸々の妄想が語り合われ条件がよいにもかかわらず
初出が三日祭りなセラスタン。セラスちゅきな漏れとしてはあれで
溜飲を下げたが、何故に使いたがらんのかな?
443も投入してくれるらしいから、ここは一つ実際に使った二人に何で少ないのか
レポートで提出してホスィね(w
あぼーん
あぼーん
お嬢冥土表紙アワ図(σ・∀・)σゲッツ!!
葉巻をくわえた冥土さんは違和感大爆発だが(・∀・)イイ!!
>571
局長やリプタンは精神的にいじめ甲斐があるけど
セラスは性格的にそういう感じじゃないからなあ。
こう、グッと来るシチュみたいのがあまりないんじゃないかと。
しかし個人的には初々しいセラスタンをいじり倒していただきたいですね。
圧倒的に立場が弱いのをいいことに
旦那に好き勝手コマされるのもステッキーだと思いますね。
「ずう゛ばら゛じい゛素晴らしいよぉぉぉぉぉぉぉぉ神様サンキューッ!!
髪はあんま長くなくてッそいで
都会育ちじゃなくておまけに孤児院なカワイソウな境遇
ほいでパツキンでボブカットでアホ毛もあって
わりとボインチャンな感じで制服ッ娘
ああッたまらんナオンチャンじゃあぁ
もう離さないもう離さない
この娘のハートは俺のもの
この娘はもォ俺専用
そうたとえるならばシャアザク」
577 :
外道職人:03/07/30 19:07 ID:fNYRLYJs
>>571 思うに、彼女だけキャラが浮いてるのではないかと。
ジャンプのヒロインであればセラス専用(;゚∀゚)=3ハァハァスレも夢ではない。
しかし、周囲や敵役が大幅に世間の常識からズレてる個性的な面子なので
結果として唯一常識人なセラスが、少佐のいう奇跡の様な存在に見えてしまう。
私事で述べると、どう動かしてどう喋らせると「セラスらしい」のか少し迷った。
局長やシュレやリップたんでこんなに苦労しなかったのに…
578 :
443:03/07/30 19:30 ID:m7WmTpKy
545はどこ逝った〜。顔射までさせてやったというのに〜。
ってゆーかね、書き手にとって読み手のマンセーレスは吸血鬼にとっての血。
つまり生命線。私に血をよこせぇ〜。
>571
自分の場合は単純に、SS初心者なもので余裕がなくて好きなキャラクター
(アーカードとインテグラ)から書いていったからです。
過去にはあの爆乳がかえっていじりがたくさせているのではないか
という意見をどっかで見た気がします。
今書いているSSでは別に動かしにくいってこともないですよ。
エロがかけないという汚名(勝手に自分でかぶってるだけ)を晴らすべく
正統派セクースの方向で鋭意努力中でございます。期待してください。
あ、やっぱりあんまり過剰な期待はしないでつ(どっちやねん)。
579 :
443:03/07/30 19:33 ID:m7WmTpKy
あ、遅ればせながら>569さんありがとう。あなたはいい人だっ。
ちなみに>570書いたの私です。番号入れ忘れました。
婦警…良くも悪くもあの乳がねぇ。萌えって香具師も乳のことしか喋らんし。
まあ世間のヘルエロは大抵婦警本なんでひねくれ者の2ちゃんねらにゃ
リプたんや局長がお似合いということか。
つかサディスト揃いの2ちゃんねらというべきか(w
>578
ま、もちつけ。すぐにPCみれん香具師かも知れんし>545
個人的に巷のリプたんはベソかきばかり強調されているのでこのタカビーな
鬼畜ぶりは嬉すぃよ。やっぱ高慢ちきな小娘を力づくで(以下略)
581 :
545:03/07/30 21:51 ID:2gyE3r+8
>>578 ご め ん よ 〜
遅くなってスマねえ!お昼ねしてから近所の本屋駆けずり回って
冥土なお嬢を探してたのさ。
443さん、ごめんね、いや本当に。罰懺悔がSSになってるなんて夢にも思わなかったYO!
あんたホントいい香具師だよ。
とち狂ったリップ中尉がベリーナイス!ズボンだけ脱いでるのがまたマニアック(w
でも結局死ぬんだよな、漏れ(泣w
582 :
571:03/07/30 22:34 ID:uiTRAtUE
すごいよ、すごいよ、ヘルエロスレを支える三闘神のうちの二人から
戯れのレスに返事を貰っちゃったィー。
ありがd、443さん、外道さん、みんな。
ひたすらセラスタンを追い求めた漏れは、素直でまっとうだという事がよく分かった(w
外道さん、苦労しただけあってセラスタンいい感じですわ。シュレに殺意を抱くほど、漏れと替われ!
443さん、待ってるよ〜でもあんまりイジメないでね。
最近スレに降臨して下さらんが、413さんのHPのウェイトレスなセラスタンもぐー。
あんなファミレスならば、漏れは一日中立てこもるね(w
583 :
443:03/07/30 23:34 ID:m7WmTpKy
>580
すいません。もちつくためにファンサイト巡りしてきました。
ますます萌えました。やっぱヘルシングは(・∀・)イイ!
でも高慢ちきな小娘を(以下略)のおいしいところは
結局旦那にさらわれるんだよね(泣)
>581
満足しますた。ごちそうさまです。
>ズボンだけ脱いでるのがまたマニアック(w
いいところに気が付いてくれたっ。おまいもいい香具師だ。
昔深夜のクラブ伸助くんって番組でゲストの女優が、
そーゆーヘア写真撮ったって聞いて萌えたのよ。いつか使いたかったのよ。
それにはスーツがちゃんと着こなせる女性じゃないとね。
>でも結局死ぬんだよな、漏れ(泣w
イクってのはそういうことさ(w
じゃあ満足したんでセラス嬢SS投下します。
エロ修行のため、ねちっこく書いてみましたがどうでしょう。
ごー。
「セラスが血を飲まない」
インテグラはアーカードにぽつりと漏らした。
「知っている」
つい先日のアンデルセン神父との戦いでも彼女は血を飲もうとしなかった。
彼女は充分に血に酔い準備は整っていた、それなのに。
その後の展開でもアーカードの血を飲まなければ滅んでいたかもしれないのに。
彼女は血を飲まなかった。当然その後も飲もうとはしない。
「このままでは彼女は衰弱していくのみだ」
「心配しているのかね、お優しいことだ」
からかうようにいったアーカードをインテグラはキッとにらみつけた。
「せっかくの手駒をみすみす失うわけにはいかない。 それだけだっ」
「それで、私にどうしろと?」
「お前は彼女のマスターだろう。責任を取れ。血を飲むようにさせろ」
インテグラはむきになったように下僕をにらみつけながら、そう命じた。
「ふむ」
あの状況で飲まなかった彼女をどうすれば飲ませられるものか。しばし思案した。
「手段は選ばなくていい」
局長はあくまで冷徹にそう言い放った。
「そういうことであれば試してみよう、マイマスター」
下僕は胸に手を当ててニッタリと微笑み、虚空に消えた。
数刻後、セラスのベットの脇にアーカードは立っていた。
彼女はまだ棺桶で眠ろうともしない。人であるふりに固執しているのか。愚かな。
憤りと共におかしさがこみあげてきた。ガツンと足でベットを蹴る。
「おきろ、婦警」
「ふあ?」
セラスは大きな赤い瞳をあけて、きょとんとマスターの顔を見た。まだ寝ぼけているようだ。
「おもしろいことをしてやるから起きろ」
「えー、私まだ眠り足りないんですけどぉ」
今何時だっけとベットサイドの時計を見ようとしたセラスは、肩に手を置かれておどろいた。
「ひええええええっ?」
いつの間にかベットに上がり込んできたアーカードを見て、後ずさる。ベットボードに背中が触れた。
「お、お、おもしろいことってなんですか、マスター?」
背中に冷や汗が流れる。本能的になにかとても危険な感じがする。
「セックスだ」
「はいっ?」
まさかマスターの口からその言葉が出るとは思わない。不意をつかれて目をぱちくりとさせる。
「あ、あのう、なんで私がマスターとそういうことをしなくてはならないのでしょうか?」
「局長命令だ」
「ええええええっ?」
セラスは大きな目を一杯に見開いて驚いた。
「そ、そんなはずありません。インテグラ様に限ってそんな命令っ」
本気で傷ついている様子だが、アーカードは気にしない。
「すべては血を飲まないお前が悪い。そこで性の快楽と血の快楽、どちらがいいか教えてやる」
なにか理屈が通っているような通っていないような。
「だって私処女ですよ!」
「もう吸血鬼になったんだから関係ないだろう」
あっさり却下された。
じゃあ本当にやられちゃうんだ。セラスは今度こそ涙目になった。上目遣いにマスターを見る。
「心配するな。私は上手い。それにお前には吸血鬼の再生能力があるから痛みはほとんどない」
淡々と説明されて、ますます現実がのし掛かる。ぷっつん。どこかがきれた。
「いやああああああああ!!」
その悲鳴は地下室の奥深く響き、無情にも血も涙もないマスター以外に聞くものはいなかった。エイメン。
そういうわけで。
アーカードは嫌がるセラスの両手を捕まえ、頭の上で押さえつけ
片手の爪でヘルシング制服のボタンをはじき飛ばしていく。同じく下のブラウスも。
「ほ、本当にするんですかぁ?」
この期におよんでくずくず言っているそばからブラジャーに包まれた豊満な胸がまろびでる。
吸血鬼の爪はブラジャーの前の合わせ目もあっさり切り離した。
「胸の大きい女は意外と感度が低いというな、それにしてもお前のはでかすぎるが」
アーカードの大きな手でもつかみきれない巨大な胸をゆっくりもみしだく。
「どうなんだ、婦警?」
そうささやきながら戯れるように口づけする。そのまま舌を挿し入れる。
「ふぐ、ふぐぐぅ!(こんな状態で答えられません!)」
律儀な婦警をよそに、今度は下から胸を押し上げるようになでた。
押し上げられた頂点に位置する桜色のつぼみを指でこりこりと刺激する。
次に乳頭を手のひらに当て、円を描くようにゆっくりと胸全体をなでまわす。
だんだん婦警の息が荒くなってくるのが舌を通してわかった。
もういいだろうと判断してセラスの手を拘束していた左手も離し、両手で胸を愛撫する。
口づけもやめて、唇を胸の谷間に当てた。やわらかな圧迫を両耳に感じる。
「自慰くらいはしていたのか? 婦警」
舌をつつつと谷間に這わせる。手はその間もさまざまに動きを変えて胸を弄んでいた。
「そ、そんなこと、いえませんよお...。うぅん」
「別に意味なく聞いているわけではない。よく感じる場所があれば言え。入念にやってやる」
セラスは両手をあげたまま呆然と体を任せている。舌をあごの下まですすめてぺろりと舐めあげた。
「おまえを痛めつけたいわけじゃない、快楽を教えてやるだけだ」
耳たぶを噛む。牙をたてないよう細心の注意をはらって。
一方手はゆっくりと下にのび、腹をさすった。ヘソの周りに指で円を描く。脇腹から脇の下へとなで上げる。
もう一方の手でセラスの髪をかきあげた。額の上を、触れるか触れないかの距離で手を動かす。
「やっぱり胸がいいのか?」
さっきより火照っているセラスの体に自らの体を押し当てた。上着は最初から着ていない。
今のアーカードはシャツとズボンだけの姿だ。セラスは薄いシャツを通して厚い男の胸板を感じた。
「あ、マスター...」
動揺してセラスの発した声には甘い響きがあった。
孤児院で育った少女にとって男の胸はとても暖かく感じられた。
「シャツが邪魔だな」
考えを見透かされたようで顔が熱くなる。アーカードは無造作にシャツを引きちぎって捨てた。
胸と胸が直接触れ合う。特に、固くなった乳首はそれだけでしびれるような感覚を脳に伝えてきた。
左手がそっと胸を揉む。何も技巧をこらしていないそれだけのことが、たまらなく気持ちよかった。
「自分で脱ぐか?」
「へ?」
「お前の声には情緒がないな」
むすっとしたようにアーカードは言った。
「下のズボンだ。自分で脱ぐか? 私が脱がしてやろうか?」
「あ、いや、自分で脱ぎます、はい」
いつの間にかすごく素直なセラス。ベットの端にこしかけ
ズボンをおろし、やっぱり下着も脱ぐんだろうなあと考える。それはなんか恥ずかしいなあ。
そもそもなんで私こんなことしているんだろ。局長、本当にこんな命令出したんですかぁ?
「脱いだのか?」
ぐるぐる回り出したセラスの思考はどこまでも淡々としたマスターの声で中断された。
「こっちを向け、婦警」
中断のせいで少し気恥ずかしさがもどり、胸を手で覆いながらベットのほうに向き直った。
アーカードのほうはもう身になにもつけていない。目のやり場に困って視線を落とした。
「こちらに来い」
肩を抱き寄せられ、そのままベットに倒れ込む。
「下着は脱いでいないのか?」
「なんか、恥ずかしくって」
「では脱がせてやろう」
アーカードはセラスの両足を無造作に持ち上げ、自分の体をその間にすべりこませた。
「え、え、えええぇっ?」
「その雰囲気のない声はなんとかならんのか」
そうぼやきながらアーカードは自分の肩にセラスの足をかけ、ゆっくりとパンティを脱がせる。
髪と同じようにぼざぼざの陰毛と、先ほどの行為で蜜をたたえうっすらと色づいた秘所が見えた。
「綺麗な色をしているな。...まあ処女だしな」
太股をもち、ぐっと持ちあげる。
「あ、いや、そんな、恥ずかしいですっ、マスタぁ」
あわてて秘所を覆おうとする手を捕まえて、口をそっと寄せる。
ぴちゃ
蜜をなめとった。そのまま舌を深く進ませなめ回す。
くちゃくちゃくちゃ
セラスにとってはたまらなく恥ずかしい音が静かな地下室に響いた。
「あ、はあ、んん。やめ、やめてください、そんなことぉ。ぅんっ」
「いい声も出せるじゃないか」
アーカードは顔をあげ、セラスの愛液のついたままの口元でニヤッと笑った。
足にひっかかったままになっていたセラスのパンティを無造作に抜き取って床に投げ捨てる。
自身の体を上にずらし、顔と顔を合わせた。口づけする。唾液とセラス自身の愛液を彼女の喉に注ぎ込む。
「はぐっ、う、ぐぇほ」
むせながら呼吸を確保するためなんとか飲み込もうとするセラスに次の試練がふってきた。
くちゅ
指が下の口に差し込まれる。愛液と唾液で充分に潤ったそこをマッサージするかのようにこねる。
「い、いや、だめですっ」
「ちゃんと広げて柔らかくしておかないと痛いぞ」
そういわれると拒否できない。というよりこの後に待っている行為のことを考えて青くなった。
「ほ、ほんとうに、マジでするんですか?」
「なんのために私がわざわざここまで手順を踏んできたと思って居るんだ」
「き、気持ちいいんですよね?」
「気持ちいいだろう?」
たしかに下半身からなにかしびれるような熱い感触が登ってくる。
それは背骨を伝ってセラスの全身に満ちている。体が火照る。感覚が鋭敏になる。
根源である自分のあそこは熱く濡れていて、なんだか自分のものではないみたいに感じる。
「こ、これが気持ちいいってことなのかな?」
天然処女との会話にだんだん面倒になってきたのか、アーカードはぐいとセラスをベットに押しつけた。
足でセラスの両足を割り、膝を入れて太股を持ち上げる。
「あ、あの、やっぱり」
往生右際の悪い口は口でふさがれた。
セラスの秘所にアーカードの男根が押し当てられる。
それは静かに進入してきた。
「あ、きつ...」
「力を抜け」
そういってアーカードはセラスの胸を優しくさわる。
セラスはさっき抱き合った感触を思い出してなんとなく安心し、自然と体から力が抜けていった。
一方アーカードはその間にもどんどん腰を進めていった。
つづく
590 :
443:03/07/30 23:38 ID:m7WmTpKy
あああ、通し番号間違えたあああ。ま、いいや。
さてさて、そういうわけで初の続き物なわけですが、
ここでセラス餓えの方々に敬意を表してどんなソーニュウシーンがいいか募集します。
正常位後背位騎乗位その他、激しく優しく、じらすなぶる鬼畜、なんでもどーぞ。
「胸がぷるぷる震えてるのは何が何でも書け!」とかでもオッケー。カモーンщ(゚Д゚щ)
すべてに答えられるかわかりませんが、鋭意努力します。
募集期間は明日(31日)丸1日程度。よろしくー。
>582
とりあえず最初は優しくしてみましたよええ、なんてったって処女だもんね。
こういうとき(だけ)、漏れって女子だなって思い出すね。
591 :
582:03/07/31 00:34 ID:F18+MNZ1
>>590 443様、感謝の極み!! ズパッ
前から思ってたけど、このスレの神々はサービス精神旺盛だね。
特に、我らの妄想を次々に絵にして下さる413様しかり、メイド服だけでなく
その下の下着までオーダーに応える外道様しかり。
御三方はまさしく三闘神の名にふさわしいね、諸君。
いつもと違い、ライトな旦那も良し! 修行の成果の程堪能しますた。
で、オォーーダァァーーーッ!(ビストロスマップ調で
バックから激しくずっこんばっこん、おぱーいがぷにょんぷにょん
跳びはねるのをキボンヌ。後は皆と443様にお任せ。プリーズ
443タンイイヨイイヨー
セラス萌え(*´д`)
このスレほど神が素晴らしいスレはないね
なんなんだこのスレの異様な盛り上がりは。
確かに一介のマイナーメジャー漫画のハァハァスレとしては異様だな。
しかし需要と供給が高い水準で一致しているだけのことだ
何も 問題は ない >593
>>593 のりのりな神々とその信徒が萌え萌えだからだよ、ボーイ。
職人さんのサービス精神もさることながら、ギャラリーの反応も凄まじいな(w
オーダーいいかな?443殿
悶え狂う婦警をねちっこくいたぶる旦那を所望する。中年おやぢの濃いテクニック炸裂させとくれ
>595
否!全てはメイド局長をへーきで雑誌の表紙にする御大のお導き。
ガーターをちらりと見せるその漢気にくらくら。だが葉巻は減点1。
>591
獣のようにベットの上で、えっちらおっちら船を漕ぐ婦警と旦那・・・(;´Д`)l \ァ l \ァ
>596
何を言うか!葉巻無しの局長など局長ではないわ。
あの女王様な物腰を冥土服に包んでいるところが良いのではないか!たわけっ!!
>>597 餅つけ!藻前の熱い魂はよく分かった!
眼鏡と葉巻がお嬢の必須アイテムなのだな?
リップのアイテムは眼鏡と猟銃だな。
443、後ろからセラスの巨乳を揉み揉みしてやっておくれ〜
599 :
443:03/07/31 13:08 ID:KdAzMMIS
どもー。
これまで出たリクエストをまとめてみまーす。意外といたのねセラス好き。
・バックから激しくずっこんばっこん、おぱーいがぷにょんぷにょん跳びはねる
・悶え狂う婦警をねちっこくいたぶる旦那。中年おやぢの濃いテクニック炸裂
・獣のようにベットの上で、えっちらおっちら船を漕ぐ婦警と旦那
・後ろからセラスの巨乳を揉み揉み
やっぱ乳か、乳なのかー。あと旦那はもはや中年って年じゃ..(バキュン)
あとすいませーん、私処女なんで(大嘘)わかんないんですけど
「えっちらおっちら船を漕ぐ」ってなに?(無垢な瞳) いやマジ説明希望。
それ以外は今のところ盛り込める予定。余裕余裕、きっとな。
ところで今日は7月の末。敬愛する413殿のタイムリミットでもあります。
今までの氏の業績に敬意を表し、また個人的な賭けもかねて
下の二つの絵からインスパイアされて作ったSSを投下します。
http://izumo.cool.ne.jp/afar/mastar.html http://izumo.cool.ne.jp/afar/lolib.html
インテグラは誰もいない夜の執務室で、デスクに腰掛けてぼんやりと宙を眺めていた。
服装は昼間着ていたブラウスとスカートのまま、まだ寝間着に着替える気にはなれない。
重い革靴と靴下だけは脱いで、素足をぶらぶらゆらす。今日は、そんな気分だった。
最近どうも気鬱がする。
ヘルシング家当主を継いでから丸2年。
まだ仕事をするより当主としての勉強をしている時間が長いくらいだが、
なんとか様になってきたと思う。でも、もっともっと頑張らないといけないのだけど。
それに近頃なんだか下腹部が痛い。
これはもしかして初潮の前触れだろうか。
学校で教わった基礎知識はある。
でも彼女には母がいない。執事は男性だし、ヘルシング家は戦闘機関という特殊性から
極端にメイドの数が少ない。だから親しいメイドもいなかった。
幼くして貴族の家督を継ぎ、勉強にあけくれるインテグラには同年代の友達もいなかった。
悩みを相談したり経験談をこっそり聞ける相手はどこにもいない。
「どうしたのかね、我が主」
闇の中からやわらかな声がふってきた。
「考え事をしていたのよ、我が僕」
少女の鈴のような声がそれに答える。
「主を悩ませることとはなんだね?」
すうっと目の前に現れた下僕の顔は白くほつれた髪に半分隠されている。
インテグラは最初の邂逅以来、久しぶりに見るその姿に驚いた。
「あなたこそどうしたの、その髪は? 血は充分与えているはずだわ」
「これはそう、今の私の気分だよ」
インテグラはその細い首をかしげる。
「あなたも悩むの、吸血鬼?」
「いや違う」
返答は明確で簡潔だった。だからそれ以上聞くことはできなくて、少女は足をぶらぶらさせた。
「何に悩んでいるのかね、インテグラ?」
下僕は再度そう尋ねる。静かな声だった。
「私はもうすぐ女になるわ」
人でない相手だから、言葉はすっと流れ出した。
「毎月毎月血を流すのよ。その時にはこんな鈍痛がするんですって」
手を下腹部に当てる。
「女は痛みと穢れををずっと背負って生きていかなくてはならないんだわ」
部屋は暗いしアーカードの顔は髪に隠れてよくわからない。
けれどインテグラには彼が笑ったような気がした。
「少なくとも私にとって血は穢れではない」
主の前にひざまずいて彼女の足をそっと持ち上げる。
その時、すうっと一筋の血が足を伝った。
「あっ」
「始まったようだな」
下僕は彼女の足にくちづけし、その血を舐め取っていく。その姿はとても自然だった。
「私にとってこの血は人間の生気に満ちあふれている。とても美しい血だ」
「...これは不浄ではないの?」
無垢な青い瞳で下僕を見つめ、インテグラはそう尋ねた。
「違う」
アーカードは静かに否定し、流れ続ける血をやさしく舐め続ける。
「これは生きては死んでいく人の営みの証だ。命が凝縮された、もっとも高貴な血だ」
「誰もそんな風には言ってくれなかったわ」
なにか心の中を風が吹き抜けたような、開放感と脱力感におおわれながら
インテグラは血をすすり続ける下僕の姿を見つめていた。
「おめでとう、インテグラ」
吸血鬼のその言葉に、少女の頬を一筋の涙が伝った。
「もっと舐めてもいいのよ。いいえ、もっと舐めて」
頭上からふってきた主の静かな言葉に下僕は顔をあげる。
「いいのかね?」
「ええ、全部舐めて頂戴。あなたに舐めて欲しいわ、アーカード」
下僕はそっと舌をふくらはぎにはわせ、太股へと進める。
どこでやめてくれと言うのだろうと思っていたが、主はだまってされるがままだった。
とうとう足の血は舐め尽くして、下腹部の淡い繁みへと舌をすすめるため片足を持ち上げても黙ったまま。
ただ黙って下僕の姿を見つめていた。
気高き我が女主人。
アーカードは内心感嘆しながら、その己の脳さえ痺れさせる濃い命の血をすすっていた。
インテグラのもう片方の足が下僕の肩におかれる。
「我が僕。あなたは私の汚い部分を沢山知っているわ。伯父を殺したところも見たでしょう」
「おまえは少しも汚くなくなどない、我が主」
インテグラは静かに首を振った。
「いいえ私は汚いわ、これからもどんどん汚れていくわ。アーカード、あなたと一緒に」
アーカードは顔をあげた。少女の青い瞳に口のまわりを血に染めた己の姿が映っている。
「あなたにとって血は不浄ではない。むしろ生命そのもの。そうよね?」
主はそっと細い両手で下僕の顔をつかんだ。
「でもやっぱり人である私には血は不浄よ。穢れだわ。私はそれを背負っていく。ヘルシングとして」
静かな瞳だった。時として少女は一瞬で大人になる、そのことに長い年月を生きてきてもまだ驚かされる。
「けれど今だけは、すべて舐めて頂戴。私の穢れを」
「承知した、我が主」
主の目をまっすぐ捕らえながら、アーカードは答えた。
高潔な主人への心の底からの敬意と、かすかにうごめく欲望を胸に秘めながら...
主の繁みの奥をすすり続ける。
終
603 :
443:03/07/31 13:10 ID:KdAzMMIS
個人的に女性の感想が聞いてみたいSSです。居るのかな、女性?
あと
>>590で告知したとおり、
>>584-589のSS続編
セラスソーニュウ編への皆さんの希望は今日一杯引き続き募集中でっす。
604 :
413:03/07/31 13:55 ID:iLg/qdzf
よみましたしたしたした・・・
なんちゅう切ない・・いい!!
いったい443さんのひきだしは幾ツあるんだ!
ハンカチに包んでとっときます。
って男の目線からするとウザーってかんじなのだろか。
>>443 女デス(・∀・)ノ 題材が新鮮かつ綺麗めなエロス乙華麗様ですた。
実際はねとーりもたーりうへぇ、なので陰鬱なネトーリ風味も面白そうですな。
その感覚を人は「生暖かく湿った下着をずっとはかされ続けるような心地の悪さ」と。
ギニャーーー!! 夜寝て昼寝してる間にSSが二つも炸裂してるよママン!
しかも一人の作家さんの手で〜つかイツ寝てるんだい?完璧超人なのか?
他の書き手であればグロくなるシュチュをびゅーちふるにまとめる手腕は驚異的。
しかも更なるSSのため希望よこせとは!
藻前は……… 何をしようというんだ
幾多のヘルシングぇロパロSSを投下して、藻前は一体何をするつもりだ443!!(藁
ガンガンバックから突きまくる、という事か?>「えっちらおっちら船を漕ぐ」
607 :
595:03/07/31 16:20 ID:0dO0GqVj
燃えてるな〜443も413も。SSは質を落とさず量産してるし
絵は過激の一途をたどってるし(w
「えっちらおっちら船を漕ぐ」→606ピンポン。でも普通騎乗位の表現だなコリャ
旦那が船で婦警が漕いでるの。ゴメソ、紛らわしかったな。
>>597 すまねえ!漏れまだ局長を究めてなかった、今から修行するよ。
>>607 すまね!自分で自分の番号読み間違えた!悪いね、595
ゾリン姐さんの鎌で真っ二つになってきます。
609 :
443:03/07/31 18:44 ID:OAewZnj7
>604
ありがとうございます。勝利っ。
ということで目出度くあのSSのタイトルは「遠くで扉の開く音」ね。
>605
つまり旦那は吸血ビデっつーことで。ああ吸血鬼の威厳が・・・。
たしかに実際あの角度でつつーとは流れないだろうとか
下着はどーしたとかいろいろあるんですが、無 視 し ま し た。
書き手としてこんなこというのはなんですが、
その2部分にはかなり感情移入。私も誰かに言って欲しかったよ。
>606
昼寝はしてないけどちゃんと寝てますよう。セラス嬢のは何日か前から書いてあったし。
何をするつもりかって? エロの歓喜を無限に味わうために。次の次のSSのために。
(ごめん、次の次まではまだ考えてないわ)
>607
謎が解けました。ありがとうございますっ。
しかーし、あなた方は結局バックでずっこんばっこんむねゆさゆさ
それしかないんですかい。もっと案を出せ!! 常識を打ち破れ!!
煩悩を再構築して立ち上がれ!! 手練手管を駆使して表現しろ!!
さあ今日はまだ終わっていない!! お楽しみはこれからだ!!
ちょっと煽ってみました。てへ。
>603=443
女です、結構エロスレにも女性はいるような。
ギリギリっぽいお題なのに下品じゃないのはすごいなー
直接エロじゃなくて、耽美で不健全な淫猥さがイイと思ったのですが、
かえって殿方はどういう感想なのでしょうか。
611 :
443:03/07/31 18:59 ID:OAewZnj7
ごめん、「遠くで門の開く音」の間違いですた。
>>609 常識を打ち破れといわれてモナー 難しいよな〜
情緒なく暴れて抵抗する婦警を、いっそボンレスハムみたく縄で縛るかね。
そんでもって天井に吊るし上げて、そこからバックで・・・反対者は至急対案を出せ!
このスレ結構女の子多いのね、気付かなんだ。
漏れ雄だけど、不快さに困ったちゃんな局長に(*´д`*)ハァハァ
んー、とりあえず目隠ししてみるとか。黙るかなぁ(逆効果?)と。
婦警の乳にうっすら傷つけて血を舐めたり舐めさせ(口移し)たり
血に酔っていい感じに声を出すようになったらバックか対面座位
挿入時は安心させるために抱いていてやるのがいいかなと思ったが
そこまで気遣うとなんかキモイかな。
>612
ボンレスハムはいくら旦那でも引くな、漏れは悪いが。
初めての相手に、「私は上手い」と大見得きって、ぐるぐる巻きはなァ。
旦那らしく、かつビギナーに優しいか。
例えばセラスに状況を音声化させてイジメルとか。
アーカード「私のいきり立つものは、今何処にあるのだ婦警。答えろ。」
セラス「マ、マスターのたくましいものが、私の 私の中に・・・」
駄目?ヌルい?
615 :
443:03/07/31 21:44 ID:OAewZnj7
あ、変に煽りすぎてしまったかな。スマソ。
別に物語的にどーとかいう気は遣わなくていいですよ。
素直にあなたの萌えシチュエーションを出してください。
「バックでずっこんばっこんむねゆさゆさ」がいいならそれをねっとり書きましょうともさ。
そこからいかにふくらませるかが書き手の腕ってもんだしさー。
>610
私下品は嫌いです。ですからそう言って頂けるととても嬉しいっす。ありがとうございます。
殿方の感想、私も気になりますね。逆に女性じゃないとわかんないのかもって気もしてきた。
わーい、私以外にもおなごがイパーイだよー。
「私はうまい」と大見得切ったんだから下手な小細工は無しの方向にしてほしいです。
けど旦那なんだから基本に忠実じゃあ物足りないし……。
ってなわけで正常位からセラスの片足を旦那の肩の上に担いで実況中継。
処女喪失で流れた血でも舐めさせてください。
「これがお前の血だ。処女であるお前の最後の一滴だ」とか云々。
>>600-602 女性じゃないと判らない感覚なのかも。
こればっかりは女特有のもんですしねぇ。
かく云う私も女なわけですが。
ともすれば眉を顰められそうなネタを
綺麗に描くその手腕に惚れますた。
これからも頑張って下さいまし。楽しみにしておりまする。
618 :
外道職人:03/07/31 23:59 ID:w+i2V5rD
いやあ、ココは本当に華やかなスレだったんですね。今日始めて知りました。
だって7月頭はみんなでどうやってリップを虐めるか朝から燃えてるのだからw
ここにいていいんでしょうか?自分はw (゚Д゚)y─┛~~
あと少しでタイムリミットですね。443さん、413さん。
ステッキーな絵をありがとうございました、413さん。コナソシュレその後拝見仕りました。
自分で書きながら、dでもないシュチュだったんだなと実感しますた。
ネタにつまったら、あれとハイトリップリップ中尉を下品ながらおかずにさせて頂く所存です。ダメ?
443さん、貴女には負けました。いや、勝負してないけど。
自分がうんうん唸りながら一つSS完成しかける頃に、3つ4つ完成して投下。
自分の完敗です。乾〜杯! どうやったら質を維持したまま書けるんですか?
あの、最後にぎりぎりで申し訳ないんですが、いいですか?
いわゆる「69」というやつを、旦那とセラスで実現してもらう訳にまいりませんか?
どっちが上下はおまかせしますんで。
あぼーん
620 :
443:03/08/01 00:54 ID:kAhT07O9
かーんかーんかーん、締め切りでーす。
リクエスト一覧
・バックから激しくずっこんばっこん、おぱーいがぷにょんぷにょん跳びはねる
・悶え狂う婦警をねちっこくいたぶる旦那。中年おやぢの濃いテクニック炸裂
・獣のようにベットの上で、えっちらおっちら船を漕ぐ婦警と旦那
→ガンガンバックから突きまくる
・後ろからセラスの巨乳を揉み揉み
・とりあえず目隠ししてみるとか。黙るかなぁ(逆効果?)と。
婦警の乳にうっすら傷つけて血を舐めたり舐めさせ(口移し)たり
血に酔っていい感じに声を出すようになったらバックか対面座位
・セラスに状況を音声化させてイジメルとか
・大見得切ったんだから下手な小細工は無しの方向
ってなわけで正常位からセラスの片足を旦那の肩の上に担いで実況中継。
処女喪失で流れた血でも舐めさせてください。
「これがお前の血だ。処女であるお前の最後の一滴だ」とか云々。
・いわゆる「69」というやつを、旦那とセラスで実現してもらう
基本的に全部盛り込む方向で頑張ります。大変だな婦警。
ボンレスハムだけは却下ですが、似た状況考えました( ̄ー ̄)
残り一分で一番どーかと思うリクエスト出したそこの人、
新作楽しみにしてますよー。いつでもいいからさっ。
んで、私は夜は寝るのでSS投下は早くても明後日になると思います。
それまで誰か頑張ってっ(人任せ)
あと自分のSS集めたサイト作ったんでよかったら見てください。
投稿時にはカットした部分を復活させたものもあります。
http://red.ribbon.to/~aa433/index.htm
621 :
443:03/08/01 00:56 ID:kAhT07O9
改行大杉って怒られたー。
>617
やっぱりそうなんでしょうかねえ。
嬉しいお言葉ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
>618
>どうやったら質を維持したまま書けるんですか?
無理しないから。質を維持できる範囲でしか書かないから、かな。
範囲ってのはエロのシチュエーションです。
622 :
443:03/08/01 01:10 ID:kAhT07O9
ごめん。一つ無理なの発見。
>婦警の乳にうっすら傷つけて血を舐めたり舐めさせ(口移し)たり
>血に酔っていい感じに声を出すようになったらバックか対面座位
もともとが「婦警が血を飲まない」で始まった話で、
私は原作逸脱はしないので、結局婦警はインテグラが飲ませるまで飲まないから
これはできません。自分の血でも酔うくらいなら一線越えた範囲にはいると思いますし。
処女喪失で流れた血舐めくらいならやりましょう。あとバックと対面座位もします。
ううやっぱ慣れないサイト作りで疲れたのかな。ぼけぼけだ。寝よ。
623 :
413:03/08/01 01:37 ID:4c6X0Yos
624 :
外道職人:03/08/01 01:38 ID:ijxSjTjK
>>620 …了解(ヤボール) 了解しました(ヤボール) 443エロパロスレ指揮官殿
明日の午後3時に爆弾投下して、場つなぎしましょうぞ。
ま、3時のオヤツ代わりということでw
無茶言って申し訳ないです。いや、自分で一回やってみたかったんですわw
625 :
外道職人:03/08/01 01:47 ID:ijxSjTjK
>>623 わッ! 413さんだ! こんばんは、お疲れ様です。
いや本当にお世話になりました。自分のSSが絵になるという、貴重な体験させて頂き
感謝の極み! ルーキーのくせに運良すぎですな、自分は。
8月からお忙しいとのことですが、がんがって下さい。
そして、たまにスレを覗いてレス付けていただければ言うこと梨。
それではしばしのお別れ、おやすみなさいw
夜の夜中に三巨頭揃い踏み!
熱いステッキーな7月をありがd
このまま逝けば今月中に新スレ突入だなぁ。
このスレには神々がおられる
628 :
外道職人:03/08/01 14:51 ID:JAN1i8t6
そろそろ予告時間なので投下しまーす。
今回マイナーキャラがメイン。(゚Д゚)ハァ? ジェシカって誰?という方へ。
第三話 MURDER CLUB 参照の事。旦那とセラスに分殺?された香具師です。
野郎の方の名前は無いし、ぐぐって調べるのもぬんどくさいのでそのまま名無しにしました。w
暗い夜の街の片隅で、深刻ではあるが同時に在り来りな事件が発生していた。
殺人。青年が鉄パイプで、恰幅のいい中年紳士の頭を割っていた。彼の側には長い黒髪を
ガタガタ震わせた女が立っていた。女が青年を難詰した。
「どうして殺したのよ! 脅して金を巻き上げるだけじゃなかったの!?」
「仕方ねえだろ、ジェシカ… 大声だして人を呼ぼうとしたんだぜ。
取り敢えず、この場はズらからネエとまず……誰だッ! そこにいるのは!?」
青年が気配に気付いて振り返ると、二人の男が闇から現れた。
一人は、まずは長身の部類に入る青年が見上げねばならない程の体格の男だった。
軍用のコートを身に纏い、帽子を目深にかぶる。
今一人は対照的だった。眼鏡を掛け、背丈は160cmそこそこ。かなりの小太り。連れの男と
違って彼はスーツで身を固めていた。青年にはブランドが皆目分からなかったが、高級そうなのは分かった。
「やあ、今晩は。今夜はいい満月だね。実に気持ちがいい」
スーツの男の挨拶に答えず、青年はまだ生暖かい血に塗れた鉄パイプを素早くその男に叩き込もうとした。
が、そのパイプは眼鏡男の頭の遥か上でコートの男の手で握り締められた。途端に男は青年の胸ぐらを掴み
高々と吊るし上げる。
「な、がっ は、放せ! 放しやがれ!」
「やれやれ、乱暴だなぁ 最近の若者は少し血の気が多すぎないかね? ああ、殺しちゃダメだよ大尉。
少し彼らに聞きたい事がある。君たち何が欲しくて自分の手を朱に染めるのかな?」
青年は満身の力を込めてもがく。しかし常人離れした力の前にどうする事も出来ない。
「彼を放して! お願いよ!」
「放してあげるさ、お嬢さん。私の好奇心を満足させてくれればね」
「お金…お金が欲しかったのよ! 二人で遊んで生きていくお金!」
それを聞いて眼鏡の男は頭を軽く振った。馬鹿にしきった表情で。
眼鏡の男は片頬を歪ませにたにた笑って言った。実に、嫌な笑い方だった。
「君たち、ちと志が低過ぎると思わんかね? もっといい物が欲しいと思わないかな? 君たちが望めば
私は君たちにいい物を提供しよう。普通では望んでも得られぬものだよ。」
「薬なら間に合ってるぜ、おっさん ぐっ!」
青年が全てを話し終える前にコートの男が首を強く締める。青年の顔は青紫色になり死相が浮かんでいる。
「やめてよ、やめてちょうだい! 私たちに何をしろと言いたいの!?」
「まあそう怒鳴らずに、お嬢さん。放していいよ、大尉」
大尉と呼ばれたコートの男は青年の襟を放す。ドサッと音を立てて青年はアスファルトの上に落ちた。
必死になって痛みをこらえ、空気を体内に取り込む。彼が落ち着きを取り戻すまで二人の男は待っていた。
「ハアハァハァ あ、あんた達何者なんだ!? 一体何を呉れるってんだ!?」
「永遠、永遠だよ」
「永遠…… なにそれ」
「いつか滅びるひ弱な肉体ではなく、未来永劫に明日を生きる新しい力さ。人一人殺したくらいで
慌てずにすむ力でもあるね。なに、簡単な頼まれ事を聞いてくれるだけでいいんだよ。」
青年と女は顔を見合わせ震えた。言ってることがイカレてる。薬をやらない限りまともに聞ける話ではない。
だが「大尉」と呼ばれた男の力、あれは現実に人間の力ではなかった…
「あんた達、軍人さんなのか?」
「うん? まあそうだね。しかしこの国の者ではないな。だから私は君たちの答えが是否どちらで
あろうとも、この国の官憲に君たちを突き出すつもりはない。ところで私もこう見えても忙しい身でね。
そろそろ答えを聞かせてもらえないかな? 永遠が、いる? いらない?」
「…… いるさ… 欲しいに決まってる。そこのノッポの兄さんみたいになれるなら」
「ハハ、彼の様になるのは難しいな。だが『永遠』は保証するよ。来たまえ」
眼鏡の男は嬉々として歩み始めた。大尉も後に続く。若い殺人者とその共犯者兼恋人は慌てて後を追う。
本来ここで走って逃げるべきだったろうが、彼らは言われるがままに従ってしまった…
二人は眼鏡の男に町外れの今は潰れた病院後に連れられる。中では白衣の男たちが待ち構えていた。
眼鏡の男は彼らに振り返り、言った。
「簡単な手術なんだよ。そうだね、一時間もあれば終わるかな? 今主任外科医は席を外しているが、皆優秀
なスタッフだ。問題無く永遠が手に入る。」
「…何になれってんだよ、危ない人体実験ならお断りだぜ」
「実験はもう成功している。よって危険な事は無い。そう、問題があるとすればお日様の下でアイスクリ-ム
が食べられなくなるぐらいかな?」
眼鏡の男の下手な冗談に白衣の男達は愛想笑いをする。彼はシャーレの中に入れられた、マイクロチップを摘み彼らに告げる。
「君たちはこれから吸血鬼になる。永遠の夜の住人として生き続ける」
薄ら笑みは浮べたままだが、男の目は笑っていない。彼が指を鳴らすと白衣の群れが二人を引き離し、押さえ込む。
「何しやがる! 放せ馬鹿野郎ッ! 何が吸血鬼だ、頭がイカレてやがる!」
「ハハ、元気がいい。気に入った。まあ、ここに入った段階で君たちに既に選択権は無いのだよ。
心配しなくても手術が終われば私に感謝したくなるさ。それは素晴らしい、素晴らしい体験なのだから。では御機嫌よう」
男が大尉を引き連れ退室する。閉まる扉から一組の男女の怒声と奇声がない交ぜになった悲鳴が漏れ出た。
―――――――――――
「やあ、元気そうで何より。調子はどうかな? 二人とも」
「まあまあだよ、ミスター。力が内側から溢れてくる感じだな」
「でも、まだお昼の12時もまわってないのに眠くて仕方が無いって感じ〜」
ジェシカは自分の時計を指差し少し不平を述べる。
「それは致し方ない。君たちはもう夜の住人なのだからね。君らにとって、本来今は睡眠時間だ」
「今日は『大尉』さんじゃないんだ。後ろの二人もご同類かい?」
青年が首を伸ばして眼鏡の男の後ろに佇む二人の男女を観察する。一人はニット帽をかぶり、だぶだぶの
シャツと半ズボンの少年。今一人は日傘をクルクル回し、長い足を持て余し気味に組んでいる、黒いスーツ
と髪の眼鏡をかけた女。一見二人とも人間に見えるが、よく見れば歯が人のそれではなかった。
「ああ、大尉かね。彼は真昼間に同行してもらうには目立ち過ぎるからね。ところで喉は渇いていないかな?
新しい我らの仲間に差し入れを持ってきたよ」
眼鏡の男が後ろを見やると、スーツの女が懐から真っ赤な液体の入ったパックを二人に投げ渡す。
「医療用で申し訳ないのだがね、味わってくれ給え」
二人はそろそろとそのパック、輸血用血液のパックを手に取る。封を開け、中の液体の鉄錆の臭いが
鼻を突いた時、二人はほぼ同時に血を貪り飲んでいた。生暖かい赤色の流れが喉を通るたびに
内側から新しい力と興奮が湧き出る。
「喜んでもらえて嬉しいねえ。飲みながら聞いてほしい。君たちに頼み事があると言ったのを
覚えているかな? いや、今の君たちにとって難しい事ではないよ。それに成功すれば、大尉
や後ろの二人の様に白昼堂々と街を散歩出来るようになる。二人の完全な永遠が手に入る。
聞いてくれるかな?」
二人はパックを手放すことなく、ただただ頷いた。
………一組の吸血鬼のカップルが眼鏡の男に説明を受け、行動開始前に一休みしようと部屋から
退室する。スーツの女が眼鏡の男に紅茶を一杯淹れて差し出し言った。
「あんなのが役に立つのでしょうか? 少佐の為さる事ですから、深い意味があると推察しますが…」
「撹乱でしょ? ヘルシングに対する。それでも役不足だと思うけどな〜」
半ズボンの少年も話しに割り込む。鬱陶しそうに帽子を取ると、頭には獣の耳が生えていた。
「分からないかね?」
二人が少佐と呼ばれた男の顔に、食い入る様に覗き込む。少佐はわざともったいぶって間を置き言った。
「暇つぶしだよ、暇つぶし。それ以外に特に意味は無い」
最初何を言われているのか把握出来なかった二人は面食らっていたが、そのうち陽気な笑い声を部屋中に響かせた。
笑い転げる二人を華麗なまでに無視して、少佐は自分の世界に正しい答えを返す。
(主役がいれば、敵役もいる。だがそれだけで劇は始まらない。その他大勢の脇役がいるものだ)
血生臭い一連の喜劇の監督兼演出家は、まだ笑っている女にもう一杯のお茶を催促した。
砂糖をスプーンで4杯、忘れずに、と付け加えて。
英国8月12日 バーミンガム近郊街道17号沿いのある一家。
よく晴れた満月も美しい中の一家団欒の一夜。平和な家族が5人揃ってテレビを見ていると呼び鈴が鳴った。
「誰だろう、こんな時間に… いや、いいよお前。私が行く」
一家のご主人が玄関まで小走りで行く。ドアスコープから見ると青年と黒髪の女のカップルが困り顔で
立っていた。ご主人は用心深く尋ねる。
「こんな夜更けに何の用だね?」
「すんません、車がエンストしちまって。電話借りたいんですけど、いいっすか?」
ああ、そんなことなら… 彼はドアの鍵を開ける。彼は基本的に善良な人間だった。
隣近所に親切な人と評判で、子供達に優しく妻を愛した。20年ローンで購入した家は白い広い壁が自慢だ。
そして家族を挙げて敬虔な国教徒であった。理想の家庭、そんな一家を過去形で語らねばならないのが悲しい。
青年は軽そうな身なりに反して礼儀正しく頭を下げ入ってくる。――懐からマシンガンを取り出しながら。
「やあ、今晩は。今夜はいい満月だね。実に気持ちがいい!」
「おい、ジェシカ。そこに転がってる腕取ってくれー ペンキが切れた」
「んー はい。こっちはOKよ。もう芸術的ね!」
二人が室内を慌ただしく行ったり来たりする。血まみれの室内を。壁という壁に赤いペンキで
彼らのボキャブラリーで許される範囲の神とキリスト教とキリスト教徒を愚弄する言辞を書き立てる。
床には迸る血と空薬莢、散乱する家具に壊れた人形の様な5人の家族の死体。
「一休みしようや。ああ、やっぱ、味気ねえ輸血パックの血より、生だな生。この温かさがたまんねぇ」
「ねー 休憩する前にさー しようよー 何か感じてきちゃった、私」
「なんだ、発情しちまったのかよ。あーいいぜ、俺血ィ飲んでっから咥えて準備してくれや」
許可が出て、ジェシカは妖しく微笑みながら青年のズボンのチャックを口で下ろした。
青年はつい先ほどまで楽しく笑っていた少女の生首を手に取り、ちろりちろりと血を啜っていた。
自分の股間のものを一心不乱に嘗め回し吸い付く恋人の痴態を眺めながら。まだ人間だった時とは
比較にならない臆面もないネチッこさで執拗に咥える。喉の奥まで彼を迎え入れ、舌で転がし撫で回す。
人の体から溢れる血をそうする様に、強く吸う。…流石に吸血鬼になった今、歯を立てたら殴られそうだが。
「おいおい、今日は激しいじゃねえか。なんだ? 血に酔ったのかよ」
「んー、いいじゃんそんなこと。ねー今度は私のをしてー」
「いいぜ、後ろを向きな、尻を出せよ。」
ジェシカはズボンとショーツを脱ぎながら、無防備となった自分の陰部を恋人の顔に突き出す。
そこは既にビシャビシャと言いたくなる程濡れていた。
「おい! ジェシカ! もう大洪水だぜ、どうなってんだよ」
「な、なんかさ〜 こう銃で玉を奴らにぶち込んでると奥の方からジンジン来ちゃって…」
「ハハハハハッ! お前もとんでもないハッピートリガーってわけだ! 俺がおっさんの頭をかち割った
ときは震えて怒ったくせに。お前の本性を暴いた、あの眼鏡のミスターに乾杯だ!」
彼は手にした少女の首を投げ捨て、ジェシカの腰を引き寄せ蜜で潤う花弁を舌で舐め取る。
敏感な所を摘み弄び、硬く尖らせた舌で刺激する。その所作のたびにジェシカの細い腰は震えた。
そして更なる快楽を得えようと誇らしげに尻を突き出す。
「もっとー もっとー ねぇー もっとしてー」
「ああ、後ろから犯ってやる」
彼はジェシカの太腿を抱えると、そのまま後ろから彼女の花弁に自らを突き立てた。
充分過ぎるくらい潤い、刺激された中はすんなり彼のものを咥えてしまう。
「もっと腰に力入れろよ、ジェシカ。ちと締まりが悪いぜ」
言われてジェシカは何を思ったか、床に転がしてあるマシンガンを手に取った。
ジェシカは恋人に後ろから突かれながらマシンガンを手に取る。弾が込められている事を確認し、あらぬ方向
に向って引き金を引く。ドドドドドドと部屋中に音が響き渡り、銃口の向こうにあった哀れな家族のご主人の
上半身がみるみる原型を無くしていく。そしてその銃の反動が来るたびに、飛び散る生暖かい血が顔にかかる
たびに、ジェシカの下の唇は恋人のものを狂おしいまでに締め上げた。
「すげえ、すげえぜ! ジェシカ! 今までこんなお前を味わった事がねえ!」
ジェシカの細い腰を両手で掴みながら、彼は激しく腰を動かす。潤いすぎて何の抵抗も無く空しく
行ったり来たりを繰り返していた彼の一部は、今や血と硝煙で興奮と快感の坩堝と化したジェシカの
秘部に絡め取られ、纏いつき、容赦なく絞り上げられる。
彼もマシンガンを手に取りご主人に銃口を向けて撃つ。そしてその銃の反動が来るたびに、飛び散る
生暖かい血が顔にかかるたびに、彼のものは硬度を増して反り返り、蜜に満たされたジェシカの熱い
蜜壷を無茶苦茶に掻き乱す。
ジェシカは弾倉が空になったマシンガンを放り出し、床に垂れた血を舐めだす。赤い甘露が喉を潤す
とお腹の中から何かが蠢きだす様な感覚が彼女を襲った。
「もっと突いてもっと奥に、お腹が変なの! あんたので私の奥を擦って!」
恋人の要求に彼は応える。ジェシカを床に引き倒し彼女の顔を犠牲者達の血で赤く染めながらも
お構い無しで自分の腰をジェシカの尻に擦り付け、深く突きたて、時に大きく、時に中でゆっくり
掻き回す様に動かす。
体の内から溢れ出す感覚に抵抗出来なくなり、ジェシカは恋人を置いてきぼりにして
果ててしまった。
「何だよ、自分だけ先にいっちまいやがって。俺はどうすんだよ」
「…… ごめーん いいよ、もう一回」
彼はジェシカを抱え上げ、下半身のみこの世に残った主人の股座に彼女の腰を下ろした。
「んじゃ、第二ラウンドだ」
「…あのさー これなんの真似?」
不審がるジェシカにお構いなく彼はまだ熱く潤う彼女の中に自分を刺し込む。再度の異物挿入感が再び
ジェシカの瞳を期待で潤ませる。
「こうしてるとよー 後ろから別の野郎に掘られてる気分にならねえか?」
「ふふ、馬鹿! でもいい感じ。続けてよ」
彼が腰を振り出すと、ジェシカのまだ快感の抜け切ってない下腹部は途端に力が抜けて後ろに倒れこむ。
背中からご主人の血と肉のそろそろ冷え始めた、しかしぬるぬるとした感触がジェシカに伝わった。
「服、汚れちゃった… どうしよう」
「ああ? 構わねえよ、こいつらの服を頂いちまえば」
「そっか。心配して損した」
ジェシカは笑って指で床の血を撫でて、彼の口元に持っていく。彼も笑ってその指を口に含んだ。
彼女の柔らかい指を舌の上に乗せると、もう冷えかかった血も温もりをもつ様に感じられる。
彼女が指を引き抜くと、すぐに彼は中断した運動を再開する。熟れたジェシカの内部を貪り食う様に。
ジェシカの下に組み敷かれたご主人の下半身は死後硬直を始めており、彼が腰を動かすと確かに背後から
第三者に犯される気分になる。異常な状況に彼女はまたもや上り詰め始めた。
「なあ、ジェシカ。もう俺いきそうだわ。何処に出してほしい?」
答えは無かった。彼女の口から出るものは途切れ途切れの喘ぎ声と、締まりの無い口から漏れ出た
唾液だけだった。
「分かったよジェシカ。外に出しとく。まだ今晩中に殺らねえといけないノルマがあるからなぁ」
それからは彼も黙って悦楽に埋没し一途に腰を振る。彼女の口からでる歓声が小刻みになり
彼の腕を掴む力が強くなる。が、不意にその力が緩みヒクヒクと体全体で痙攣を起こすと、彼は
待ちかねた様に自身を引き出し、ジェシカの上に白い飛沫をぶちまけた。
二人は性交の余韻から醒めると血に塗れた服を脱ぎ捨て、幸せだった一家のタンスから自分達の体格と趣味に
合った服を選んで着替える。床に放置した銃を拾い中に弾を装填する。
次のノルマ達成のための準備が整うと、二人は満月に照らされてもなお暗い室内で抱擁し口付けを交わした。
「これで4家族目だ」「あと9ツね……」
「あと9ツ あと9ツ殺しゃああいつらに、もっともっと俺たちを強くしてもらえる」
彼はジェシカの髪を掻き撫でながら言った。
「そうすりゃずっと永遠に生きられる。ジェシカ! 永久に俺たち生きられるんだぜ……」
再び抱擁と口付け。だがこの後二人とも現世から除名させるべく、最悪の使者がやって来るとは
思いもしなかった。
突然、けたたましく呼び鈴が鳴り出す。立て続けに13回も。
「誰だ、こんな時間に… いや、いいよジェシカ。俺が行く。ちょっと待ってろ。静かにさせてくるわ」
偶然、この家のご主人と同じ言葉を残し彼はジェシカの前から去った。
永遠! 確かに少佐は約束を守った。二人はこの後、永遠に離ればなれになるのだから。
「何だ…?」
ぼやきながら彼はドアスコープを覗く。そこには頭に被った帽子から服にいたるまで真っ赤で
濃い黒のサングラスをかけた男が大口径の銃を構えて待ちくたびれていた……
ロンドン市内、某所にある高級ホテル。
その一室で少佐は彼が戯れに命名した「ボニー&クライド・ルート17号北上作戦」顛末の報告を受けていた。
彼のテーブルにはホテル側が用意した夕食(少佐からすれば朝食?だが)と、こればかりはホテルに用意させる
訳にはいかない輸血用血液パックから血が注がれたワイングラスが置かれていた。
「……という次第です、少佐。 あの、聞いておいでですか?」
「うん? ああ、すまない。ちゃんと聞いているよ、博士。そうそう、彼女の名前は
ジェシカだったなと、思い出していたところさ。彼がそう呼んでいた」
「男の名前は? 私は伺っておりませんが」 「いや、私も知らないのだよ」
「…名前も知らない、通りすがりの殺人者をいきなり吸血鬼にされたのですか!?」
博士の度の強い眼鏡の奥にある目が呆れた様に見開く。少佐はレアステーキを切り裂いていたナイフを虚空
で振り回し機嫌よく答えた。
「観察用のモルモットに一々名前を付けないし、ましてや名前を尋ねたりしないさ。私は動物愛護団体に
所属していないからね。May I ask your name, please? ―『お名前は?』と鼠に真顔
で質問する人間、まあ別に吸血鬼でもよいがその様な者がいたら、私が見てみたいね」
博士は肩をすくめただけであえてコメントは差し控えた。再びレアステーキを解体しながら少佐は続ける。
「しかし、彼らは役に立ってくれた。重大な発見が我々にもたらされた。私は聞いていなかったぞ。ヘルシングにもう一人吸血鬼
がいるなどという話は。特にそれがあの我等が戦友、アーカードが直々に夜族に迎え入れた女吸血鬼。名前は確か…」
「セラス・ヴィクトリア。6月14日のチェーダース村事件で吸血鬼化したとの調査結果が上がっています。それ以外は現在不明です」
「では例のバレンタイン兄弟でも使って実験調査しよう。準備は出来ているのだろう?」
「はい、喰人鬼の軍団は完成しました。後は突入させるだけです。連中に新米吸血鬼の情報を流しますか?」
「いや、それでは有意義な実験観測にならない。ここは兄弟の力量に期待しようではないか、博士」
そういって少佐はワイイングラスの冷えた血を飲み干した。あと少し、あと少しで麗しい戦争歌劇が完成する。
その思いが昨今彼の心(そんな物が彼にあれば、だが)を躍らせていた。
―――― 完 ――――
639 :
外道職人:03/08/01 15:06 ID:7Ujwaljh
投下終了! もう自分の中のネタは全部放電しました。煙も出ません。
当面充電させてもらいます。(-_-)
443さんのアーセラを心からお待ち申し上げる次第です。
それでまた放電したりしてw
>外道タソ
そう来たか! いや、お見事ですわ。技有りって感じ。
しかし外道タソは書く度にレベル上がってる気がするなあ。
漏れもがんがろうって気持ちになるよ。
あぼーん
642 :
443:03/08/01 22:03 ID:xtLU+eGn
どもー。
>639
ボニー&クライドいいですねえ。私も一回ネタにしてみたかったお題です。
ジェシカさん達使おうと思っていたわけではありませんのでご安心を。
カタカナ全部半角なのは2ちゃんねらーの証?(w
あとすみません、偉そうなこと言っちゃいますが、
改行位置をもうちょっと考えてみたらもっと読みやすくなると思います。
サイト、作ってみたら楽しくていろいろいじってしまいました。
絵を別窓で指定したサイズで出すってどうやるんだーとか(めちゃ初心者)。
でも仕上がった「遠くで扉の開く音」ページは大満足。自分でなんども見直すナルシー。
は、アーセラですか? はい、鋭意努力中です。頭の中で。
...。うそ、今のうそ。半分は書きました。残りの目処も立っています。
明日は休みだし書き上げて推敲して明日中にはアップできます。たぶんな。
外道さんを放電させられるSS目指して頑張りまっす。
乙〜外道さん
ジェシカと彼氏にゃ悪いが主役は完全に少佐ですな
最後のドクとの会話がグー。つか名前知らないのを逆手にとってネタにしますか(藁
しかしDQNな香具師を書くの上手いですね
鬼畜シュレとかー、ワンちゃんとかー、暴走婦警とかー、
今回の人でなし少佐とかー、つかコミケ編少佐と全然別人!(藁
>642
あんなゴイスーなオーダーをどうやって料理するか楽しみにしてますぞ〜
あぼーん
645 :
外道職人:03/08/02 00:19 ID:HG2Sj6CS
みなさん、お返事レス頂き感謝の極み!
いやあ、言われちゃいましたな。自分でも気にしていること。w
半角も妙な所で改行も、全部エラー対策の一環ですわ。
まあ、余分な文章が多いので次の課題は簡潔を目指す事で一つお許しをw
DQNの描写がウケテるのは、自分がアレだからですかね。
ときに640さんも職人さんなのでしょうか? >漏れもがんがろうって気持ちになるよ
是非がんがって下さい。ここのスレのみなさんは反応が素早く慈愛に満ちてます。
いやホント!
646 :
443:03/08/02 00:40 ID:y4ZMWxll
>645
すいません、そうですね。私も字数制限には悩まされてます。
>字数制限;半角2048文字・全角1024文字
>行数制限;32行
だそーですね。
ところで、注文のぶつ(半分)お届けにあがりましたー。
明日とは言ってもこんな時間に持ってくるとは誰も思っていまい。
人の予想を裏切るのが私の楽しみハァハァ
「さて、奥まで入ったな」
セラスの太股を持ち上げ、下腹部同士を密着させた状態でアーカードはにやっと笑った。
「あ、あの、やっぱりきついです、マスタ…」
セラスは眉をよせて唇をかみしめている。男の圧迫感で一杯で、息苦しいような気さえする。
「処女を失った感想はどうだ?」
そ、そういえばもう処女じゃないんだ。処女膜いつの間にやぶれたんだろう。夢中で気が付かなかった。
呆然とするセラスをよそに、血も涙もないマスターはにやにや笑っている。
「失ってみるとあっけないものだろう?」
「うぅ」
セラスの目に涙がにじむ。アーカードは下をぺろりと出してその涙をぬぐい取った。
「苦しいのか? 少しだけ耐えろ、お前の体が私になじむ。こういうとき、吸血鬼の体は便利だ」
たしかに急速に苦しい程の圧迫感は解消されていった。
ただ自分の中を男のものが占拠している、その感触だけが変わらない。
セラスの顔から苦痛が消えたのを見て、アーカードは無造作に彼女の片足を肩にかついだ。
もう片方の足はベットの上におとす。自然とセラスの体は傾いた。
「ひゃっ」
角度が変わって今度は別の部分が刺激される。
それと共に生じたわずかな隙間から処女を失った証である血が流れ出した。
ほんのわずかな量だったがアーカードはそれを指につけ、セラスの前にかざしてみせる。
「ほら、これがお前の血だ。処女であったお前の最期の一滴だ」
「あぁ…」
セラスは呆然とその赤を見つめた。淡い初恋、あの運命の夜襲われかけたこと、
今まで自分が守ってきたものの果てがそれだった。ほんとうにあっけないんだなあ、素直にそう思った。
「舐めろ」
アーカードはその血をセラスの唇に持ってくる。
「自分の血なら舐められるだろう? 飲み込んでしまえ、お前の過去を」
セラスはおずおずと舌を出して自分の血を舐めた。甘い。
「血の味はどうだった、婦警?」
妙に嬉しそうなマスターの声がふってきて、セラスは気が付いた。
「あー、まだ私に血を飲ませるつもりなんですねっ!?」
「自分の血、しかもこんな少量ではあまり意味がないがな」
それよりも相変わらず情緒にかける婦警にいらだちを感じて、アーカードはぐいと腰を動かした。
「あ、ああっ、そ、そんな急に動かないでください、マスタぁ、んっ」
アーカードはかまわずぐいぐいと腰を動かし続ける。
「今私のものがお前の中を出入りしている」
耳に口を寄せてささやいた。
「粘膜がこすれお前は今その穴のすべてで私を感じているだろう?」
腰を遠慮のない早さで前後に動かす。
処女には厳しい動きだったが吸血鬼であるセラスの体は早くも状況に適応しつつあった。
「侵入され制圧され圧迫されている気分はどうだ?
それでもどこにも逃れられず私を包みこみ私を感じるしかない気分はどうだ?」
アーカードのねっとりとした言葉に体がうずく。
先ほど指を入れられて感じたあの熱い感触が、今度はもっと具体性を伴って体に広がっていく。
「あっ、あっ、」
「ほら、どんな気分だ? 言ってみろ婦警」
ベットの上に投げ出されていたもう一つの足もつかみ、両足をそろえて持ち上げ折り曲げる。
セラスの秘所は強制的に閉ざされ、ますます挟み込まれた物の感触が強くなった。
アーカードは相変わらずぐいぐいと腰を進めてくる。
「ああ、やめてください、きついんですっ。すり切れるみたいっ。熱い、熱いですぅ、マスターぁ」
「でもこんなに濡れて居るぞ、婦警? お前は今何をしている?」
「え、あ、そ、そのぉ、セックスですっ。お願いしますマスターもっとゆっくり動いてぇっ」
アーカードの腰がようやく落ち着いた動きに変わった。
「はあ、はぁ、あぁ、うぅん」
腰だけでなく全身がしびれてしまったような感覚に襲われながらやっと一息つく。
汗まみれの顔でマスターを見上げると、彼はまたしても不機嫌そうな顔をしていた。
「セックスです、か」
「あ、あのう、なにか悪かったでしょうか」
まだ彼のものはセラスの中に入れられたままだ。そのことがいつも以上に彼女に威圧感を与えている。
「もう少し余裕をなくすために、目隠しでもしてみるか」
アーカードはずるっと彼のものをセラスの中から引き抜き、ベットの下から自身の赤いタイを取り上げた。
「はっ、あのっ?」
後ずさりしようにもどうにも腰が抜けてしまったかのように重い。手際よく目隠しされてしまった。
そのままくるりと裏返され、腹這いの状態でベットの上に投げ出される。
当然だが何も見えない。後ろにマスターの濃厚な気配は感じるが、まだ何も触れてこない。
自分はベットの上に無防備に倒れている。たぶん勝手に動いてはダメなんだろう。
視覚を奪われたことでセラスの感覚はどうしようもなく敏感になり、
さきほどの行為が自分の中に残したあの感触がまた広がってくるのを感じていた。
「マスターぁ、今度はどうするんですかぁ?」
とうとう不安と期待に耐えかねて、思わず声が出た。
「少し黙ってろ」
諦めたような声が頭上から振ってきた。そのまま腰を掴まれ、ぐいと持ち上げられる。
「あのっ」
反射的に声を出すと、罰のように思いっきり男根を突っ込まれた。
「ひぐっ」
「今度声を出したら、すり切れるどころじゃなくやってやるぞ」
ゆっくり腰を動かしながら、マスターが(多分)牙をむきだしにしてねっとりとささやいてくる。
セラスは目隠しされたまま夢中で首を縦に振った。マスターならマジでそこまでやる。確信があった。
それに…ゆっくりとした動きでも充分気持ちがいい。
いつの間にかすっかり快感に適応してしまった自分の体に驚きながら、
セラスは声を出さないように必死で口をかみしめた。まだこれくらいなら大丈夫。きっと。
けれど自身の腰を前後に動かしながらセラスの腰を上下左右にゆさぶり
あまつさえ片手で繁みの中の突起をいじってくるマスターの前に、
処女を失って間もないセラスが勝てるはずはなかった。
「…ん、…っ、…ぁ」
必死で歯をくいしばるその隙間から息とも声ともつかないものが漏れる。
傾けた姿勢や正面から挿入された時とは全然違う場所に当たるそれが
なんともいえず刺激的だ。しかも上下左右にゆっくりと動く。
激しかった時も我慢できなかったけれど、ゆっくりした動きもたまらなく物欲しい。
「胸が震えているぞ、婦警」
マスターはそう言って下半身の突起をいじっていた手を今度は胸に持ってきた。
胸の突起がいじられる。
「こんなに固くなっている」
「…ゃ、…ぇ」
やめてと言いたいのに言ってはいけない。それに本当にやめて欲しいのかも分からない。
目隠しをされ感覚を絶たれたことによって、セラスは自分を見失ってきた。
思考がまとまらない、ただ体が狂おしく反応する。
マスターの手が大きな胸をつかんだ。ゆっくりと揉む。
「お前の胸は柔らかいな。手に吸い付くようだ」
優しくささやきながらも、腰の動きはとめない。胸も強く弱く緩急をつけて刺激する。
「…、…、…んんっ」
とうとうこらえきれずセラスはかすかな声をあげた。
途端に腰の動きが早くなる。どんどん追いつめられる。もう我慢できない。
「…、あ、いや…ぁ。…もうだめ、だめですっっっっ」
セラスは背筋を猫のように伸ばし、胸をぶるぶる振るわせながら悲鳴を上げてがっくりと果てた。
「どうだ、初めていった気分は? 気持ちよかったか?」
体中の力が抜けて倒れ込んでいるセラスの上に、
意外に優しいマスターの声がおりてくる。そして目隠しがそっと外された。
「じゃあすり切れるどころじゃなくやってやろうか」
今度こそ、牙をむきだして心底楽しそうに笑っている顔がはっきり目に入ってきた。
「いやあああああああっ」 つづく
651 :
443:03/08/02 00:44 ID:y4ZMWxll
中編にわけたのは一気に投下するにはちょっと長くなったからです。
後編は明日の昼過ぎにでも投下します。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
んん〜〜〜♪乙です443殿!
注文通りの中年おやぢですなぁ旦那は!
そしてお昼から婦警お仕置きタイムが始まるんですなッ!?
待っちょりますよ〜
しっかし、力作の直後の厨と広告はワゼーの極みだな・・・
656 :
443:03/08/02 12:03 ID:x0jc96Dl
広告かよヽ(`Д´)ノ
どーせ漏れのいたずらはいつも裏目に出るのさ。
だからギャグも書けないのさ。本人はギャグだけどな。
やさぐれつつ後半逝きます。
「すいません、ごめんなさい、それだけは許してくださいっ」
後背位の姿勢のまま、腰を押さえつけられながらセラスは懇願する。
「大丈夫だ、吸血鬼だからすぐ傷はふさがる」
無情な言葉が降ってきた。
「むしろ人では味わえない経験だぞ? 吸血鬼で良かったな、婦警」
一方的な台詞を言うだけ言うと、アーカードはさっきの余韻がまだ残っている場所に再び太いものをあてがう。
一気に激しく突き上げた。
「はあっ」
セラスは押し出されるように息を吐く。その息を吸う間もなく次の攻撃がやってくる。
パシッパシッパシッ
アーカードの腰とセラスの尻がぶつかって激しい音を立てる。
体の中ではもっと激しい刺激がセラスをゆさぶっていた。
侵入され制圧され圧迫される、マスターはそう言っていた。たしかにそのとおりだ。
私は抵抗できない。この快楽に抵抗できない。
それでも逃れられず、マスターのものを包み込みただただ感じることしかできない。
でもでもそれなのに体の底からたまらない感覚がこみ上げてくる。
しびれて熱くてどうしようもない。押し流されるままに喘ぎ声をあげることしかできない。
「ああんっ、あっあっ、はあぁっ。き、気持ちいい、気持ちいいですっ」
アーカードの言ったとおり、出し入れするたびセラスの秘所からは血が少しずつ沸き出している。
けれどその中では傷はすぐふさがりむしろ前よりも瑞々しくなって再び主のものを包みこむのだ。
セラスは今、体全体でアーカードのものを受け止めていた。
細いが鍛えられた体が躍動し、大きな胸が激しくゆれる。胸の揺れの反動で体がさらに動く。
胸を中心に体全体が飛び跳ねていた。その様子を後ろからアーカードは笑ってみていた。
「本当に、大変な胸だな」
そういって暴れる胸を捕まえ、容赦なくもみしだく。アーカードの指の隙間から胸の脂肪がこぼれだす。
こんなにきつく揉まれては普通なら感じられないところだが、今のセラスにはそれすら快感だった。
「やめて、やめてください、ますたあぁぁ」
そう叫びながら再びセラスは絶頂を迎え、今度は視点が暗転した。
ふと気がつくと体がシーツで覆われていた。やっと終わったのかな、安心感がこみ上げてくる。
マスターはどこだろうと体を起こそうとして気がついた。
動けない。
シーツが体にからみついている。そんなにきつく縛られているわけでもないのに動けない。
どうなってるんだろ?
「起きたか」
「ひぃっ」
気配もなく上にまたがったマスターがのぞき込んできた。
「あの、これで終わり…じゃないんですよね?」
シーツが体にまとわりついて、どっかで縛られてるみたいだし。それでも上目遣いにそっと聞いてみる。
「吸血鬼の体力は無尽蔵だ。だが処女だったやつにこれ以上は酷だろうな」
今更なにを言っているんですかっと心の中で叫びつつ、すなおにコクコクうなずく。
「しかし私も一方的にお前に快楽を教えてやるだけだなんて、不公平だと思わんか?」
思いませんっ。心の中で叫びつつ、何も言えないセラス。
「そこでだ。舐めてくれ」
そういうとマスターはくるりと身を翻し、セラスの顔に自らのものを近づけてきた。
噛んでやろうかと心の中でつぶやくセラス。
「今、私の目の前にはお前の秘所があるんだがな」
見破られたような声が下の方から聞こえてきた。
セラスの前にはアーカードのものがあり、アーカードの顔の前にはセラスのあそこがある。
つまりはそういう状況になっているらしい。
どちらかというと身長差がある分アーカードの方が有利だ。しかもセラスはシーツに捕らわれて動けない。
仕方ないので覚悟を決めて、セラスはマスターの赤黒いものを見上げた。…赤黒い?
「さっきすり切れるまでやったからな」
ぼそっとマスターはつぶやくと、戯れるように脅すようにセラスの尖った部分を甘噛みした。
「うそでしょぉぉぉ」
思わず本音が出ると、今度はもう少し力を入れて噛まれた。
「あ、痛あっ。ごめんなさいごめんなさい…」
震えながらセラスは赤黒いものに舌を伸ばす。舌が届くとそれはゆっくりと降りてきた。
抱きとめるように舌を絡ませ、口の中に導く。必死で舐めるとマスターもセラスのそこに舌を入れてきた。
しばらく無言でお互いの傷跡を舐め合う。いや、傷を負ったのはセラスだけなのだが。
赤黒いものは生臭くあまり美味しくなかった。どうやらセラス自身の愛液でだいぶ薄まっているらしい。
素直に安心してセラスはそれに舌をからませた。やり方はよくわからないなりに一生懸命舐める。
アーカードも呼応するかのようにセラスの秘所に舌をはわせる。
さっきの傷跡もやさしく舐められると、なんだかすべてを許せるような気分になってくる。
二人はしばし激しい行為の余韻に浸っていた。
「もういい」
マスターの声と共にそれが引き抜かれた。
「よく頑張ったな、セラス」
頭をなでられて体を縛っていたシーツが引き裂かれる。ほどくより切り裂く方が楽らしい。
マスターらしいなあとその姿をぼんやり見ていると、体を引き起こされた。
アーカードはあぐらをかいた姿勢で座る。
「乗れ」
「へ?」
もうあきらめたように腰を掴まれ、その上に座らされた。
マスターのものがふたたびゆっくりと入ってくる。
「性の快楽はよかったか、セラス?」
「あ、はい、気持ちよかったです」
まっかになってうつむきながらセラスは答えた。もう気分はだいぶ落ち着いているが、
あそこに入っているもののことを考えるとまだ腰がうずく。
「では血の快楽はどうだ?」
そう言うとアーカードはセラスの首筋にそっと牙を立てた。柔らかく血を吸う。
「あ、あ、あああああ」
体ががくがく震える。快感だ。たまらない快感だ。体中すべてを投げ出してしまいたくなる。
溶け出して拡散し消えてしまいたいほどの快感だ。もう下腹部にはまっているもののことなど忘れていた。
「血の快楽と性の快楽、どちらがいい?」
牙を立てたまま、アーカードは静かに尋ねた。わからない。わかっている。ダメだ。そう答えてはいけない。
セラスの理性は吸血鬼の本能に対して必死で抵抗した。…その目の前に、マスターの肩があった。
「あ、あ、」
セラスの赤い瞳が首筋の動脈に引き寄せられる。
これを吸えば私は拡散しなくて済む。溶けないで済む。自分で居られる。いや自分以上のものになれる。
戦いの中で血に酔い狂ってっていたときとはまた別の、静かな誘惑だった。
静かであるだけにそれはセラスを追いつめた。…でも、でもダメだ。絶対にダメだ。
思わずセラスは自ら腰を振った。性の快楽に逃げようとした。
自ら下腹部の筋肉を締め付け、まだ怒張したままのマスターのものを上下にしごく。体が大きくはねる。
いつしかセラスの目からは涙が溢れていた。
「もういい、婦警」
アーカードは頭を振ってセラスを抱き止めた。
「局長には無理だったと報告しておく」
「はい?」
涙に濡れた目でマスターを見上げる。
「お前に血を吸わせろという命令だったが、無理なようだな」
アーカードの感情を映さない目の底にいつもと違う色があった、感嘆。この娘はまったく奇跡だ。
「お前はそれでいい」
アーカードはセラスの腰を軽々とつかんで優しくゆっくりと引き抜いた。
そして素早く立ち上がり服を身にまとう。
「お前は、それでいい」
背を向けたまま再び同じ台詞を口にしたマスターは、振り向いてニヤッと笑った。
「しかし体はなかなかよかったぞ。せっかく処女をやめたんだ、性の快楽をこれからも楽しむといい」
それだけ言うとさっさと部屋から出て行った。
あとに残されたセラスは呆然として、引き裂かれたシーツをかき集めて自分の体を覆い…
いつしか眠っていた。子猫のように体を丸めて。快楽の余韻と心地よい疲れに包まれながら。
「精一杯試してみたが、無理だった」
いつものように音もなくインテグラの執務室に入ってきたアーカードは、主にそう報告した。
「そうか」
葉巻を加えながらいつも通り不機嫌そうに朝一番の書類をめくっていた局長は、アーカードの服に目をやる。
「珍しいな、タイをしていないとは」
何か女の勘が働いたらしい。眉がつり上がる。
「それで、具体的にどういう手段を取ったんだ、おまえは?」
「抱いた」
「抱いたぁっ?」
葉巻も書類も放り出してヘルシングの局長はデスクを叩き、下僕を睨みつける。下僕は平然と見返した。
「吸血鬼にとって血の快楽は性の快楽などよりはるかに大きい、それを教えてやろうと思ってな」
「セラスは処女だろうがっ!」
「だった、だ。それに手段は選ばなくていいといったのはお前だ、マイマスター」
その言葉にがっくりとインテグラは頭を抱える。想定外だったらしい。
「ちゃんと優しくしてやったし、あいつも悦んでいたぞ。いいじゃないか、処女なんてどうでも」
「どうでもよくはないっ! よりによってこんな男が初めてだなんて…」
「なんだインテグラ。もしかして嫉妬しているのか?」
馬鹿野郎!と叫びながら投げてきた大理石の灰皿をひょいとかわし、顔を近づける。
「処女を捨てたくなった時はいつでもこの下僕に命じておくれ、我が主」
耳元でささやくと、今度は素手で殴られた。
はあはあと肩で息をしつつ、インテグラは体勢を立て直す。
「それで、本当にセラスは傷ついたりはしていないんだろうな」
「あいつはそんなにやわじゃない」
「そうか。ならいいんだ。私が馬鹿な命令をしたということだ」
憤然としながらインテグラはそう言って、落ち着くために新しい葉巻を取り出した。手がかすかに震えている。
「だがもうその命令は取り消しだ。今後一切彼女に血を飲ませようとはするな。…対策は私が考える」
「了解したよ、我が主。ただ生まれた土地の土の入った棺桶で寝かせるくらいはしたほうがいいだろう」
そうれだけ言って吸血鬼は静かに部屋を出て行った。彼にとってはもう寝る時間だ。
インテグラは下僕の消えたあとをしばらく睨んでいたが、溜息を一つついて葉巻に火をつけた。
彼女にとって1日はこれから始まる。 おしまい
663 :
443:03/08/02 13:24 ID:nnvptVI6
一言。さすがに疲れたー。
満足してもらえるといんですけどねぇ。
乙です
(・∀・)イイ
665 :
外道職人:03/08/02 15:29 ID:riOJNGqh
>>663 乙&感謝の極み! 自分の妄想叶えて下さりありがとうございます。
縄でボンレス・ハムの変わりにシーツで拘束、ですか。
一本取られましたな! 縄よりえっちいですぞ。
血を飲むまいと腰振る婦警がいじらしくって可愛いですね。お嫁さんに欲しいですw
遅ればせながら、443さんのHP拝見しました。
力入ってるな〜と驚嘆する次第です。いい雰囲気に仕上がってますね。
443さんに触発されて、もう一本SS作ってみることにしますた。
もう一回ジューカンで。442さんが提示したシュチュでいこうかと。
セラス、食べられちゃう!という感じでw いつ何時出来上がるか分かりませんが…
OH!素晴らしい!個々の無茶な注文を旨い事料理されましたな、443たん。
ごちになりますた、当分お腹一杯です。
最後のセラスに対してフェみっぽい旦那が、お嬢にセクハラ炸裂。
次回の複線でしか?(w ともあれ、一服して次回の為の英気を養って下されい。
>>665 これはもう、婦警祭りということでよろしいですか?(w
ここらで、にゅーちゃれんじゃーの予感・・・
つか、7月当初を外道たんと共にリードした192たんはどうされた?
二人の跳梁を許すつもりか!?(漏れは許すけどw
667 :
443:03/08/02 21:10 ID:gog1Be1Z
うう、反応が少ない。やっぱり私に普通のエロは無理なのかっ。禿しく自信喪失。
いや自分でもなんかさらっとしてるなーとは思うんですよねえ。まだまだ修行が足りません。
>655
ども。そう、ちゃんと中年おやぢでしたか。よかったっす。
お仕置きタイム書いてる時は、こんな時でも吸血鬼ならではのエロを
追求する自分の業の深さを感じました。満足していただけたならいいのですが。
>664
そう? (・∀・)イイ?
>665
シーツ拘束。自分がなったことあります。いやプレイじゃなくてね。
寝相悪いもんでね。
サイトはすっごく単純な作りですよう。一応制作ソフトを使っているのですが
それすら使いこなせずタグ手打ちしている有様。かなりあほー。
外道さんに着火できたなら、それだけでも書いた価値があるというものです。
私には決して書けない(最大級の褒め言葉)その作風、楽しみにしておりまーす。
さて次のネタどうしよう。ボニー&クライドに挑戦するか、他の何かか。
とりあえず過去ログさかのぼって探すかな。皆さんの妄想トークが私の着火点っす。
668 :
443:03/08/02 21:15 ID:gog1Be1Z
>666
入れ違いになりました。どーもありがとうございます。
私、昔TRPGのGMをやっていたのですが、その時
プレイヤーの無茶な要求を着地させることに喜びを感じる体にされてしまいました。
つまり文章における精神的マゾです。でも今回はさすがに(゚Д゚)y─┛~~ プハー
669 :
664:03/08/02 21:57 ID:RdPRkTWk
セラスのオパーイの描写が(・∀・)イイ。
あの後ウォルターがベッド捨てるんだよな(藁
あぼーん
すると、次からは棺桶プレイか?
672 :
443:03/08/03 01:05 ID:wdbORjbP
アーxセラ、サイトにもうpしたよう。
正直あっちのほうが読みやすいと思うので、どーぞ。宣伝くさくてスマソ。
>669
そう? (・∀・)ウレシイ 自分にはないんで一生懸命物理法則考えて描写しました。
>671
南米に行くためで棺桶に詰め込まれるセラス。
ついでに隊長も詰められる。マスター「これで寂しくないだろう?」
せっまーい空間で密着しながら数十時間。
セラスの胸が隊長に密着し、隊長の固くなった物がセラスに密着する。
でもどーにもこーにも動けません。ある種のおあずけ放置プレイ?
セラス祭りの次はベルナドット隊長祭りの予感(w
そしたら、大体出演キャラは一巡するかな?
>>673 YOU!
ゾーリン中尉殿とドクを忘れてるぜ!
確かに二人ともちょい役なら出てるけどな!(w
すごいや443さん!!すこし他の板を見に行ってる間に!
棺桶そーなるか
たいちょー絡むとなんでも笑いに行ってしまうのね(w
676 :
443:03/08/03 02:17 ID:wdbORjbP
ベルxセラは正統派エロセクースを書こう!と思った時に
候補として考えたんだけど、あの二人だとどーにも甘々になりそうで。
私は甘いのは書けません。一方的にヤル、快楽命。
むしろ書くなら隊長x娼婦さんだなあ。オリキャラ使い過ぎか私は。
あとお願いがあります。
リクエスト出した皆様、あれでオッケーだったかだけでも教えてー。
ダメだしされたらそれを次のネタにして頑張るからっ。すべてはネタのために(本末転倒)
ではおやすみなさい。
677 :
595:03/08/03 03:19 ID:pZqnkwgt
んん〜〜待たせたね〜443殿!
旦那の執拗さたっぷり堪能したYO!婦警が悶絶するほどやりまくり・・・
絶倫なり、絶倫なり!旦那!漏れもそうありたいね(w
んん〜〜〜じゃ遅れたお詫びにここらでSS出演した香具師とそうでない香具師をまとめますか。
職人さん達の参考にしとくれやす〜
<主力級・えろやっちゃいました香具師>
旦那→言うまでも無し。主にお嬢やリップ、最近やっと婦警とやれた(w
443殿でょぅι゛ょ旦那逆強姦?あり
局長→外道職人殿御用達その一(w
ょぅι゛ょのとき、ペンと円卓会議メンバーに喰われたり旦那に嬲られたり。
長じては、旦那の逆奴隷だったり、ヤンの息子しゃぶったり、
メイド服着せられシュレに喰われ、ワンちゃんに舐められ、酒乱婦警にカマ掘られたり
と散々な目に(w 意外だが、頭から尻尾まで女王様として君臨、はない。
リップ→いろいろな職人さんに愛されるメガネっ娘。
主要な相手は当然旦那。猟銃串刺しにされてわきわきわき。
192殿の珠玉の大尉恋愛SS有り。変わったところで、メイド服着せられたり、
暇潰しに捕虜をいたぶる躁リップも存在する。←個人的に極悪度NO.1!
セラス→皆の願いが通じ、やっと解禁になった、と思ったら怒涛の勢いで快進撃(w
胸が全てで、443殿がシュチュ募集したら前半は胸のことばかりだった。
シュレをパイズリに騎上位で喰ったかと思えば、お嬢を後ろからズドン!(w
最近やっと王道のアーセラが443殿の尽力で登場。
ハインケル&由美(江・子)
→元は224殿の懺悔から始まった、官能レズコンビ(w
それ以来当スレでは懺悔すると職人さんがSSを作ってくれる、という伝統が出来上がる。
第一弾は192殿がSS化。美しく官能的でございました。多謝多謝!
次に343殿が投入、カク(・∀・)イイ!!二人がよし!
この後、413殿が343殿のSSをグラフィック化。この時から神話が始まった。
くだらんけどつづきじゃよ〜
<主力級・えろやっちゃいました香具師>
シュレ→外道職人殿御用達その2(w
エロパロスレ初登場は、Part1より早く落ちた前スレにて
8殿によるリップとの絡み。当スレにて107殿が再録。多謝!
その後外道氏によってリップにメイド服着せてみたり、
メイドお嬢に本スレにまで伝わる鬼畜ぶりを発揮。
しかし、コミケで捕まり、コナソのコスプレのまんまお嬢と婦警に成敗?される。
鬼畜度は旦那を凌駕し、躁リップと対をなすと思う。
これは余談だが、コナソシュレのSSと413殿によるグラフィックは大変実用性が高い(w
ペンウッド→結構美味しい所を持っていく香具師。
Part1スレにて768殿によって、ょぅι゛ょお嬢を喰う。
ちなみにこのSSがヘルエロパロの本格的SSの元祖かと思われる。
その後、外道殿によってお嬢にメイド服を着せる役をする。
ワンちゃん→ジューカン祭の主役(w、言いだしっぺは411殿
その後構想が練られて最終的に外道殿がSS化。
413殿のHPのジューカン祭提出漫画は一度は目を通すべき傑作!
ヤングウォルター
→329殿の手で、ょぅι゛ょ旦那とのSS有り。間の広告が死ぬほどウゼー!
2レスだけだが、個人的にゴイスーに濃くてよし!
ヤン→前スレ147殿によって登場。お嬢にふぇらを強要。その後はさっぱり出演無し。
ぜひ彼には躁リップや鬼畜シュレに負けない悪逆非道を披露してもらいたいものである。
円卓会議の中の人→前スレにてペンに誘われょぅι゛ょお嬢をリンカーンする。後、お嬢の奴隷?
(アイランズ卿除く)
ジェシカ&名無し彼氏→外道殿最新作に登場。完全なダークホース。
もっとも、主役は少佐に持っていかれたが(w
んん〜〜〜ちかれた〜〜
結構出てるのね、みんな(w
漏れがあったらスマソ!ホントはちょい役とかもまとめようかと思ったけど、
力尽きた!暇な人補完して〜
443殿の「女吸血鬼」「なりそこない」はオリキャラなので割愛しますた!
罰ゲームはイツデモ受けて立ちます(w
職人さん達の参考になればいいな〜
この 想い シュレタンにとどけ!
682 :
680:03/08/03 08:03 ID:Kb9psuAk
ただの妄想だよ少佐
683 :
681:03/08/03 08:11 ID:3y0e1QFb
書いてみなよ、妄想を!ここは妄想がSSに変換されるスレだぜ〜
漏れはそろそろ443の書く小悪魔シュレを読んでみてー
801シュチュはダメダメらしいけど(藁
684 :
680:03/08/03 08:51 ID:YE3MrC9q
シュレ×少佐(シュレが一番なついてるからね)
にすると801なので
リプタンに毎晩女装させられ苛められ(っていうか犯され)る
シュレタンなんてどう?
でリプタン本編であぼーん時に
シュレ「じゃねリップバーン」
リプタンこんなキャラか(´д`)
あぼーん
>>684 問題ないと思うぞ。443殿の狂リップ中尉ならば問題ない。
で、根に持ったシュレがリップ中尉の最後に
「じゃねリップバーン」
ピッタリじゃねーか!
687 :
680:03/08/03 09:36 ID:x2QLVPez
シュレいいつける→それ聞いて少佐、リプを旦那にぶつける→リプあぼーん
みたいな見方も
でも本当はリプタン優しいんだよ(´д`)多分
同志よ! 熱狂的なHELLSING萌えの同志たちよ!
折り入って頼みがある。
この板の圧縮の刻限が日々迫っている。
少しでも多くのスレが、次の快楽を、次の次の快楽を愉しめるよう、
役目を終えた前スレを埋め立て、Datへ撃墜するのに手を貸してはくれないか?
レス数980を超えたスレは、一定時間を越えれば自動的に落下する。
現在の全スレのレス数は976、私がわずか4発言すれば済むことだ。
しかし、長きに渡る職人不在の苦難を耐え忍んできた前スレに、
もはやただの埋めでは物足りない!
萌えレスを! 一心不乱の萌えレスを!
私も提言した以上、過去ログ保存には尽力したいと思う。
いかがか、同志たちよ。
全スレって何だ。
前スレの間違いだ。スマソ
埋め立て!埋め立て!埋め立て!
よ〜しパパ前スレ埋めちゃうぞ〜
しかし「一心不乱の萌えレスを!」って何だよ(w
ウワーイ!ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
イカス神職人さまアリがd!
443さん美味ですた、セラスおぱーいこ。おぱーい星人も大満足。
柔らかさが伝わって来るSSでしたぞ。
>外道さん
忘れられかけた漏れのオーダー掘り起こしてくれてサンクス!
追加オーダーいい?
旦那を乱入させてくだされ!
>>679の解説はオオムネ同意だが、
旦那の鬼畜度がシュレやリップ以下というのは納得できねえ。
虐殺しまくり幼女旦那を忘れたか!(藁
貴殿のDQN描写は定評があるから、期待してます。
シュレタン女装ってなに着せるのさ
漏れはウェディングドレスをキボンヌ!
後リップタンにゾーリン姐さんも混ぜてやってくれ
694 :
680:03/08/03 11:40 ID:BMuqrImv
漫画板のヘルシングスレでも書いたけど
ゴスロリでつ
漏れは変態にレベルアップしたよウワァァンヽ(`Д´)ノ
ああ、君か!待ってたよ(w
ようこそ ヘルシングエロパロスレへ
413さんのステッキーなHPにはもう行ったかな?あれは(・∀・)イイ!!
696 :
680:03/08/03 11:54 ID:MGBs4GNh
モチロンHP行ったヨー(・∀・)
作家さんも
絵描きさんも
グッドジョブしてるなー(´∀`)
あぼーん
698 :
443:03/08/03 15:25 ID:phyfay3S
>683
了解。了解したよ、萌の主。
今晩、小悪魔シュレx繰and鬱リップたんを投下してみせようじゃないか。
あ、女装は外道さんに頼んでね。彼のほーが絶対得意そーだし。
>>698 巨匠ついに動く!
680もいきなりシュレSSを拝めるとは・・・(w
700 :
680:03/08/03 16:22 ID:BMuqrImv
妄想を形にして頂き
感謝の極み(ズパッ
701 :
683:03/08/03 18:00 ID:c29+RJEo
>>698 任務御苦労 我が職人
どんな(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
なものになるか楽しみにしてるよ。
680君、君が礼をする相手は多分外道氏の方だと思うぞ。
702 :
680:03/08/03 18:18 ID:DmUMVVg2
でわっ
ジーク!外道氏!
感謝の極み(今度はウォルターの方
703 :
外道職人:03/08/03 19:09 ID:6xvna/m5
>443さん、692さん、680さん
Sir Yes Sir MY MASTERRR!
先にジューカンセラス版からでいいですかね?
後半分で完成なものですから。その後に女装シュレという事で…時間かかりますけど。
ときに、「ゴスロリ」はゴシック・ロリータの略でよかったですか?
どちらにせよ、自ら封印したあれを出さない事には処理できませんなw
>679
夜中にご苦労様です。少し引っ掛かる点もありますが、参考になりましたw
704 :
443:03/08/03 20:17 ID:lkzYgCig
どもー。
うちのサイトの鯖落ちは25時まで普及しないそうです。さすが無料鯖。
んなことはどうでもいいですが、ご注文の小悪魔シュレ持ってきました。
とくとご覧あれ。>683
「おかえりなさい、シュレディンガー准尉」
廊下で彼を待っていた、長銃を持った痩身の女性はそういって笑った。
「今度はどちらに行ってらしたの?」
「任務で、ちょっと楽しい物の撮影にねー」
猫の耳を持った少年は無邪気な笑顔で答える。
「トバルカインの最期、すごかったよー。もう僕ぞくぞくしちゃった」
そういいながら彼女の腰にそっと手をそえる。
「それでね、僕興奮しちゃったんだ。…聞きたいでしょ、彼の最期の姿」
「ええ是非聞かせてくださいな。嬉しいですわ。わたくし、あの男は嫌いだったんですもの」
そんな会話を交わしながら、二人はそっと士官個室に姿を消した。
「さあ准尉、聞かせてくださいな彼の最期を。あの無様な伊達男の無惨な死に様を」
個室で二人っきりになった途端、そう言いながらリップヴァーンはシュレディンガーのネクタイを外す。
その目にははっきりと欲情の色が映っていた。
シャツを脱がせようとしたところで、シュレディンガーの手がそれを止める。
「いいよ。でも僕もう我慢できないんだ。先に舐めてよ、中尉殿」
「わかりましたわ、もう本当に仕方ない子猫さんね」
くすりと笑いながらリップヴァーンは彼の半ズボンのファスナーをあけ、中のものを取り出した。
「まあもうこんなに大きくなっていますわ」
そういってそっと舌をだし先端をなめる。
「ああっ、そんなにじらさないでよ中尉ぃ」
彼女のつややかな黒髪に指をかけながら少年は言葉とは裏腹に楽しげな笑みを浮かべる。
「もう、本当にすごかったんだからね。辺りは血のにおいで一杯で、うぅん」
リップヴァーンは舌だけを使いながらシュレディンガーのものを舐め始めた。先を催促するように。
「ま、巻き込まれた人間達が、う、断末魔をあげていてね。んっ、本当に酷いよねえ、あの二人は、ああ」
彼女は愛おしそうに彼のものを手でささえ、舌を静かに素早く這わせていく。
「片手を失いながら、ああん、必死で逃げようとしている女リポーターなんて、うぅん、最高だったなっ」
しかしリップヴァーンは一時的に行為をやめ、じっとりとした視線でシュレディンガーを見上げた。
「わたくしが聞きたいのはどうでもいい雑魚の死に様ではありませんの。
トバルカインがどんなふうに殺されたか、それが知りたいんですのよ、准尉」
おしおきですわとばかりに亀頭にかるく歯を立てる。
「ああん、ごめんなさーい。あの二人はねえ、最初はアーカードのほうが沢山血を流してたよー」
「トバルカインのトランプに切り刻まれて? あの武器、本当に下品ですわ。
見境なく大量にばらまくだなんて、わたくしのかわいいかわいい銃とは比較になりませんわ」
そうだよねえと同意してあげてシュレディンガーはリップヴァーンの頭を引き寄せた。
「じゃあ彼がどんな風に殺されたか、説明してあげるね。だからそろそろくわえてよぉ、中尉」
彼女は素直に小さな口をあけて彼のものをくわえこむ。
「本当に中尉って淫乱で残酷でいじわるだよねぇ。僕はそんな中尉が大好きだけどさっ」
黒髪に指をからませ愛撫しながら、その実そっと頭を捕まえて前後にゆさぶる。
「まず最初にね、う、ん、あの婦警さんが銃を乱射したのさ、ぁ」
リップヴァーンはざらざらした舌の表面を彼のものにこすりつけてくる。期待に満ちて。
「トバルカインは、はぁっ、トランプで応戦したんだけどね、んん、辺りは炸薬と硝煙と埃が立ちこめてっ」
次はくるくると亀頭を舌で転がし始めた。彼女の興奮がはっきり伝わってくる。
「トバルカインはねっ、それに紛れて後ろに立ったアーカードに、はん、向かってぇ、トランプを投げたのぉ。
ああもうイキそうだよ僕っ」
それはだめですわとばかりに舌の愛撫がとまった。リップヴァーンは再びねっとりした瞳で見上げてくる。
「もう中尉のいじわるっ。じゃあ手早く説明しちゃうからねっ」
シュレディンガーは頭をそらせて息をついた。猫の耳がぺたんと横にねてひくひくふるえている。
「切り刻まれたアーカードはぁ、すぐに姿を変化させてぇ、再生したんだよ。ん、すごいよねえぇぇ」
じらすように彼女の舌はちろちろとしか舐めてくれない。
「それで、ぅん、トバルカインを殴ったのさ。あぁん、彼の伸ばした手を縦に切り裂いて、ぁあ」
どうやら興奮してきたようだ、舌の動きが活発になる。
「片手を粉々にされてぇ、動揺と恐怖に震えながら、ぅ、捕まえられた彼の顔はぁん、本当に見物だったよぉ」
リップヴァーンは彼のものに舌を絡ませはじめた。顔ははっきりと欲情に染まっている。
「そしてっ、アーカードは、ぁん、彼ののど元に食らいついたのっ。そのまま喰い千切っちゃったぁぁ」
舌が絡みつき唇もすぼめてどんどんしごいてくる。その先へ先へ、促すように。
「そして用なし伊達男は、ああもうほんとに出すよっ、燃やされてしまいましたとさっ」
それだけ一気に言ってシュレディンガーはびくびくと白濁した液をリップヴァーンの口に吐き出した。
リップヴァーンは顔に愉悦の色を浮かべながら、満足そうにゆっくりとそれを飲み込む。
「もう、中尉ってば。これは機密情報なんだからね。ばれたら僕がお仕置きされちゃうよ」
まだ射精の余韻で耳をひくひく振るわせながらシュレディンガーは言った。
「だからね、もっといいことして欲しいな、僕」
「本当に仕方ありませんわね、あなたも充分淫乱ですわよシュレディンガー准尉」
そう言いながらまんざらでもないようにリップヴァーンは服を脱ぎ始める。
シュレディンガーもズボンをおろし、せわしなく上着を脱ぎ捨てた。
ベットの上に横たわるとリップヴァーンが上に乗ってきた。
少女のような体の少年の上に、少年のような体の女性がまたがる。
その姿を見て早くも勢いを取り戻しているシュレディンガーのものを
ゆっくりと腰を落としながらリップヴァーンは熱く潤ったその中に収めていった。
「さっきの話を聞きながら濡らしていたんだね、ほんとうにあなたは酷い人だよ中尉」
シュレディンガーの声はまるでからかうように彼女を挑発していた。
リップヴァーンはそれに答えてゆっくりと腰を動かし始める。
「あなただって本当に楽しそうに語っていましたわよ、准尉」
「ふふっ、僕たち酷いヴェアヴォルフ仲間だねっ」
そう言ってシュレディンガーも腰を跳ねさせる。リップヴァーンの体がその上で躍った。
「ああ、いいですわ。気持ちいいですわ。本当に素敵な子猫さん」
「僕も気持ちいいよ、中尉。中尉のこと大好きだよ、僕」
心にもない言葉でも、それを承知していても、女であるリップヴァーンには気持ちを高ぶらせる言葉だった。
どんどん腰の動きが激しくなる。
「もう、わたくしすぐイッてしまいそうですわ。だってあなたはこんなに可愛くて、あん、
淫乱で、ふぅあ、悪い子でっ」
呼応するようにシュレディンガーも腰の動きを早める。
「あん、イク、イキますわっ、わたくしぃっ」
そう叫びながらリップヴァーンはがくがくと体を縦にゆらし、果てた。
力が抜けたようにがっくりと体をシュレディンガーの上に落としてくる。
それを優しく受けとめながら、シュレディンガーはもう一つのお楽しみについて考えていた。
彼女のもう一つの顔のことを。
「ねえ、リップヴァーン中尉」
抱きしめたまま耳元でそっとささやく。
「さっき言い忘れていたんだけどさあ、アーカードが再生した時の話」
まだ達した余韻で頭のはっきりしていないリップヴァーンの耳に言葉を注ぎ込む。
「彼は三つに寸断されながら、体中に目を持っていた。見たんだよ僕」
ぶるっと彼女の体が震える。
「それでね、コウモリになってゆらーっと起きあがってきたんだ」
それは子供に怖いおとぎ話を聞かせるような口調だった。
「でもその姿はね、人間じゃなかったんだよ。体中に目のあるオオカミの口が銃を構えていたのさ!
その姿はまるで魔王!!」
「ひぃっ」
リップヴァーンの体が動いた。逃さないように強く抱きしめる。
中尉はなにかこういった話が怖いらしいということに、以前の交合で気づいていた。
その時彼女は「魔王(ザミエル)」とつぶやいた。
どうやら魔弾の射手である彼女は戯曲の中に出てくる魔王が怖いらしい。
「あああ」
リップヴァーンの顔は先ほどまでとはまるで違っていた。顔が引きつり目が見開かれている。
おびえをはっきりと浮かべた顔がかわいらしい。
シュレディンガーは目を細めて笑った。
「大丈夫だよ中尉、僕が抱きしめてあげるから」
そういいながら、体を回転させ上下を入れ替える。
彼の下になった中尉はただ震え怯える儚い少女のようだった。その姿がたまらない。
シュレディンガーは彼女の足を持ち上げその間のくぼみに自身のものを挿し入れた。
「ほら魔王のことなんて忘れちゃいなよ。楽しいお楽しみをしようよ」
そういいながら好き勝手に自分のペースで挿入を繰り返す。
怯えている姿がたまらなく扇情的で興奮する。彼女の方はそれどころではないようだが、
それでも体だけは反応して彼のものを締め付けてきた。シュレディンガーにはそれで充分だった。
「大好きだよ中尉。傲慢で残酷な君も、怯えて震える弱くて可愛い君も」
そう言いながら一方的なペースで腰を動かし続ける。
リップヴァーンはすがるようにシュレディンガーに抱きつき、ただ体の動きを合わせてきた。
彼は充分に満足したところで彼女の中に射精した。
すべてが終わった後、シュレディンガーは涙すら浮かべているリップヴァーンにそっと口づけする。
「ごめんね、中尉。嘘だよ、アーカードは普通に再生しただけさ、だって彼は吸血鬼で魔王じゃないもんね。
僕、中尉を脅かしてみたかったの。怖いお話すると中尉とってもいい顔するんだもん」
「本当に?」
聞き返す声は弱々しい。シュレディンガーはにっこりと微笑んだ。
「そうだよ、僕は悪い子猫さんだから」
ベットを降りて彼女のマスケット銃を持ってくる。すがりつくようにリップヴァーンはそれを抱きしめた。
「中尉にはその魔弾があるじゃない。撃ち落とせない獲物なんていないよ」
そう言って優しく背中をなでてやるとだんだん落ち着いてきたようだ。
シュレディンガーはリップヴァーンのことなど性のはけ口としか思っていなかったが、
残酷な猟師と魔王に怯える娘、その二面性だけは本当に好きだった。
「魔弾がある限り、君に近づける敵はいない。みぃんな撃たれちゃう。そうでしょ?」
リップヴァーンは目を閉じて大きく息を吐き、ゆっくりと口を開いた。
「そうですわね。わたくしは猟師リップヴァーン・ウィンクルですもの、
有象無象の区別なく、わたくしの弾頭は許しはしない…」
「そうだよ。おどかしちゃって本当にごめんね、お詫びに今日は大サービスするよ。何でも言ってよ」
心にもないことを言いながら、シュレディンガーは目を細めて楽しそうに
リップヴァーンが自分を取り戻していくのを見つめていた。
そして後日。
空母の甲板の上でシュレディンガーは見ていた。
猟師が魔王にのまれていくのを。
ザミエルに怯えて逃げまどう中尉は本当に可愛らしかった。
必死で恐怖を克服し、立ち向かい、捕まえられ、無惨に串刺しにされていく様は美しかった。
最期にトバルカインと同じように首に噛みつかれ、快楽に溺れていく様は本当に素敵だった。
「じゃね中尉(リップヴァーン)」
悪い子猫はにっこりと笑った。
おしまい
712 :
443:03/08/03 20:53 ID:lkzYgCig
後半のシュレは小悪魔っつーより悪魔。
192さんの珠玉SSには大感動したというのに、
(それで中尉のおたのしみで彼女の想い人を彼に設定しますた)
どうして私のリップはこんな方向に突っ走っているんだろう。
じっと手を見る。まあいいや。
192さまの復帰を心からお待ちもうしあげる次第であります。
713 :
683:03/08/03 21:04 ID:I3QPkKLf
パーフェクトだ 443
朗読しながら漏れの股ぐらがいきり立ったぞ!
たぎったし、赤黒く萌える炎を見る事もできた!
個人的にヘルエロパロSSのエロさで最高度にランクされる作品だと思う。
伊達男の最後を述べながらのプレイが、
独特の淫靡な雰囲気を作るのに貢献していると見た。
714 :
680:03/08/03 21:31 ID:PpgakKnO
漏れが8時頃ウトウトして変な夢見て今起きたら
偉大な作品がロールアウトしてるとは
いいですなぁ(:´д`)ハァハァ
シュレタンがエチな性格でいいです
715 :
443:03/08/03 21:55 ID:lkzYgCig
うわーん、ハァハァできたって言ってもらえたの初めてだよママン。・゚・(つД`)・゚・
ついに私も堕ちるところまで堕ちれたんだね!
お二方ともありがとう。
これを書けたのはあなた方の萌えのおかげです。
乙かれ様!443さん
443さんとリップヴァーン中尉ってすんごく相性いい様な気がするんだけど。
中尉のお楽しみの時もそうだけど。特に鬼畜モードの中尉はこれ以外に無し!
という出来栄え。すげーや!エロの描写もノリノリだし(w
そしてまたシュレの鬼畜度数が上がっちまったよおっかさん!
(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
717 :
443:03/08/04 01:25 ID:KaqMEiVy
遅レスながら>676のお願いを聞いてくださったみなさんありがとう。
>667
待ちましたー。まとめどもです。乙っ。
個人的にはリストに入っていないキャラ頑張ろうかなって気になりますな。
>692
喜んでもらえたらなにより。
おぱーい星人に満足してもらえるなんてとっても光栄。
虐殺幼女旦那を忘れないでくれてありがとう(w
>716
相性いい...それはつまり私は鬼畜だと?
いやなんとなくそんな予感はしていたけど。断じて認めん。私は純情。
エロの描写、ノリノリじゃないよ苦労してるよ。
でもそれが表に出てないってことは大成功だね。
今回描写の都合で原作何度も読み返しましたが、
シュレたんは原作読み込んでも鬼畜としか思えませんでしたっ。
718 :
443:03/08/04 01:28 ID:KaqMEiVy
失敗したようヽ(`Д´)ノ
>667じゃなくて
>>677さんね。失礼しました。
719 :
677:03/08/04 03:25 ID:rF9SS6Hy
>>718 問題ない、問題ない443殿。
シュレは鬼畜だけどプリティー、という所にアイデンティティーがあると思うぞ。
リストに入ってないキャラの救済もいいけど、完全女王お嬢君臨計画もよろしこ。
いつでもいいけどさ(w
前スレ埋め立てに行ったら、懐かしい192殿とばったり。いつか戻るそうだ。
前スレ147殿もいつかリベンジするらしいし、賑やかでいいことだ。
720 :
外道職人:03/08/04 08:17 ID:i3XVzuGA
うわあぁぁぁぁ 凄いよ443さん。
完璧にシュレとリップを極めちゃってるよおぉぉ。
もう受注オーダー投げ出してROMに徹していたい心境です( TДT)
まあ、こぼれた牛乳は元のビンに戻らないしがんがってみます。
暫らくすれば192さんも戻られるみたいだし、それまでは…
あぼーん
あぼーん
諸君!たった今漏れが前スレ埋め立てしますた、1000getでし。
>>720 見たよ〜朝から飛ばし過ぎ!(・∀・)ニヤニヤ
726 :
443:03/08/04 18:26 ID:t4lsauPl
現行のスレと新スレとエロパロ板を維持せんがため、
役目を終えてdatへ沈みゆかんとする
我らがスレッド、ヘルエロパロ前スレに敬礼。
昨日はドライブ行ってSS書いてカラオケ行って校正して投下して
とても充実した1日だったので、今日は疲れてまーす。
こんな日は熱い萌えトークが聞きたいよ。みんなカモーン。
>719
完全女王お嬢様、
>>11-12はそうじゃないっすか?
あと一応
>>19も。
まあ私も挑戦してみたいお題ではあります。
なんとなく垣間見られるかと思いますが、アーxグラ本命ですからね私。
本命なだけに一線越えられなくて辛い部分もあるんだけどね。
普通のエロ二つ書いたから今度はもうちょっと趣味に走ってみようかな。
別にシュレたんが趣味じゃないって意味じゃないよ。可愛いし。
727 :
680:03/08/04 19:17 ID:7LgJZ3V+
旦那と局長はいいですな
局長が暴走セラスを止めてる顔になりそうだ(:´Д`)
旦那「インテグラ、や ら な い か ?」
728 :
局長萌え:03/08/04 20:18 ID:IKYaQAyB
旦那局長は確かにイイ!ですなー
局長はみょーに色っぽいし、なにもないはずなのに怪しい雰囲気だし
しかしそれだけに元の性格と作品世界を維持したまま
エロに持ち込むのは難しいですねえ。
でも、エロ無くても443さんの作品に見え隠れするインテグラ局長とてもツボですよ。
悩む部分がきっちり書かれていて、それをアーカードがそしらぬ振りしてるあたりとか。
(かまってるような、ほっといているような、そのあたりの焦らしがたまりませぬ)
外道職人さんの高ビーお嬢も見ていてとても楽しいし、恵まれたスレにいるなあと実感。
729 :
443:03/08/04 20:50 ID:t4lsauPl
うわーい。同志がイパーイだよ。
もっと萌えを語っておくれー。
燃料として今書きかけのSSの一部を投下してみちゃったりなんかして。
開いたブラウスをそっと肩から落とした。
人形のように脱力し、体を動かそうとしない主の手をブラウスから一本ずつ引き抜く。
キャンドルの明かりの中で、インテグラの褐色の肌はかすかに赤く輝いていた。
「それで、次は何をするつもりだ、犬」
インテグラは両手を組み、いつも通りの平然とした視線でアーカードを見上げた。
「その目はとても挑発的でそそられる、我が主」
うおぉ萌え!このまま突っ走って本番まで雪崩れ込んでくれんか?
キャラのしがらみがそれを許さんと言うなら夢オチでも構わんぞ!
ってか、ぶっちゃけ局長の本番シーンが読めれば漏れは満足なのだが。
コミケ編でシュレたんとの絡みはあったがショタのポークビッツでは物足りん!
ここは一つ旦那のブラックバードでズガンと決めてほすぃー。エロエロに。
>>729 えらく可燃性の高い燃料投下しますな〜
漏れを萌やし殺す気ですか?
夢おちか、いいな。これなら何でもできる。
一心不乱に騎上位で旦那の上で飛び跳ねるお嬢も夢じゃない!
あ、夢か、夢だよな〜(w
732 :
680:03/08/04 22:05 ID:KnzqNgt3
旦那のジャッカル並のアレを使えばインテグラ様泣いちゃいますよ
(:´д`)ハァハァ
733 :
730:03/08/04 22:09 ID:nU43yZjV
う、「局長の本番シーンが読めれば」なんて言い種は443たんの萌えとは
ほど遠かったであろうか…しかし旦那局長の組み合わせは多いのに
本番(まだ言うか)が皆無だったんで叫んでみたかったんだよー。
「一心不乱に騎上位で旦那の上で飛び跳ねるお嬢」激しく見てぇ! >731
>731
ちみのレスも相当引火物満載みたいだな(w
局長エロスはもうかなり語り尽くされている筈なのにエンドレスだね。
そんなみんなは当然メイドお嬢テレカ買うよな!漏れは2枚買う予定。
735 :
680:03/08/04 22:40 ID:c6zIwqhP
↑2枚はステッキーですね
買おうかな?800円
今貧乏だしな、いや、しかし冥土だぞ
冥土、冥土、冥土
あぁ買おう。
>730
>732
ペンウッド君のマグナムじゃだめなのか?
あ、ょぅι゛ょお嬢でなくて、鉄の女お嬢を必殺ヨコハチ∞したい訳ね!
俺は1枚。これ逃したら次なさそうだから。
それともこれに味を占めた当局が、次回メイドリップ表紙だしてくっかな?
738 :
443:03/08/05 00:03 ID:oeeVv5jI
やっぱ殿方にとってソーニュウシーンって大切ですか?
せめてフェラとか?
夢オチは過去にわきわきインテグラ様(サイトでは悪夢)でやっちゃったからなー。
(あれは夢オチじゃなくてもっと夢を利用したつもりだけどぶつぶつ<こだわり)
申し訳ないけど私は一線越えさせる気はないです。それが私の萌えなのよ。
他の方の読む分にはオッケーなんで、誰か書きませんか?
余所のサイトで一線越えちゃっているアーグラはいくつか知っているけど
全体的に女子系甘めサイトなんで男性陣には薦められんかな。
騎乗位の上で飛び跳ねるってのも知らないなー。スマソ。
739 :
外道職人:03/08/05 01:01 ID:JgXyV24A
>>738 実体験で記憶にある事ですからねぇ、こだわるのは仕方ないですよ。
あと、体位シュチュによって景色が変わるのが良いのではないかと言って見るテスト。
やはり女性は愛撫にこだわりがあるものなのでしょうか?
これが自分の経験値不足もあって描写が苦手です。
どうしても、その、下品ですが写生大会になってしまってw
自分は二つもオーダー抱えて二進も三進もいかない状態なので局長は今回パスで。
過去にポークビッツやったしw
何とか明日中にジューカンセラス版が投下出来そうです。もう少しお待ちを、692さん。
740 :
443:03/08/05 02:06 ID:oeeVv5jI
>739
うーん。それを言うなら女性にだって経験・記憶はありますよ。<ソーニュウ
受身形ではあるけれど、セクースにおける最重要シーンには違いない。
なんか説得力としては今ひとつですね。
ソーニュウすることによる支配欲の充足とかそーゆーのなのかな。
愛撫はねえ、女性は前戯ちゃんとしとかないと痛いからねえ。
その外に愛されているという実感とかが欲しいんですかね。
ああ全然萌え話じゃないぞこんなの。
局長本番、実は書いてみたいyo。プライドの高い女性が
初めてのセクースへの恐怖を隠しつつ無理矢理虚勢はる姿とか
快感を感じても素直にそれを表現できなくて抑えた喘ぎ声をあげるとか
それを声を出さずにいられないようじわじわ責める旦那とか。
まあこのあたりはアーグラじゃなくても書けるけどな。
アーグラの最大の萌えはやっぱり二人の駆け引きにあると思う次第。
741 :
730:03/08/05 03:22 ID:NLpS9yx6
うむ、やはり漏れは見当違いな萌えを飛ばしていたようだ(汗)
443たん気にせんと思いきり好きなように書いてくだちい。
今まで沢山皆にサービスしてきたしね。鬼畜殿のフォローは紳士ですな。
にしても婦警の時はエブリバディカマーンだった443たんが
本命のアーグラではこだわりを捨てんとは…乙女だな(* ̄ー ̄)
ここは彼女のこだわりを思いきり堪能させていただくとしましょう。
で、それとは全く 別 腹 で「鉄の女を必殺ヨコハチ∞」会員大絶賛募集中!
我こそはと思うものは局長をジャッカルでもうやめてくれ状態にしてみやがれ!
てかどなたかしてくださいおながいします(;´Д`)
今の職人さん達は多忙だからそろそろ新人さんが登場してくれんかな〜。
アクセス規制で昨夜のゴイスーな局長話に参加できなかった
(´・ω・`)
アクセス規制で昨夜のゴイスーな局長話に参加できなかった
(´・ω・`)
>743
今からでも遅くはないぞ。
で君はどんなお嬢の姿を見たいのかね?
745 :
743:03/08/05 08:45 ID:MRgy5g16
いや本当は680なんだけどね
時間は4巻の6話の後ぐらい→局長元気無い→
ウォルターと旦那が「いくらヘルシング局長といえども中身は普通の女の子だ」とか会話
→ウォルター「アーカードに頼みがある」(ズバーン)
ってな流れで旦那×局長(内容は皆が言ってた感じ)になるといいなあヽ(´一`)ノ
って思ってますた
で少佐の同人誌オチ
漏れがSS書けばいいんだけど書いたコトねーよ(´・ω・`)
あぼーん
747 :
外道職人:03/08/05 09:36 ID:yG0PBLhR
>>745 最初はみいぃぃんんなぁそうですた。
>漏れがSS書けばいいんだけど書いたコトねーよ
でも一回書いてほんの少しでも賞賛レス貰っちゃうと…麻薬ですなぁw
身の程知らずも怖いもんです。本当。
あ、ジューカンセラス、もうちょっと待って下さい。
ただ今校正中。あとメイド局長テレカ申し込みに行かないと。10枚分w
紳士か? おやじとしか思えん。悪い意味でね。
730のほうがよっぽどフォローしてるぞ。
749 :
外道職人:03/08/05 10:42 ID:nCGdfsNf
校正完了しますた、投下します。
>>748 調子に乗りすぎて、不快な思いをさせてしまったようですね。
ごめんなさい! もう下らないレスをしない様、自粛します。
私の名前はセラス・ヴィクトリア、花も恥らう純情乙女!……だった。丸一日前までは。
今思い返す度に恥ずかしくなる体験は、例のバレンタイン兄弟襲撃事件の後片付けの際に起こった…
その日の夜、私はでかいバケツを両手に掴んで地下のある一室に向っていた。
何を運んでいるかというと、気色の悪い話だけどこれがバケツ一杯の死体の欠片の山!
あの日、マスターに敗れたルークとかいう吸血鬼とその下僕の喰人鬼の欠片だ。
今から私はこれをマスターの部屋まで持って行く。実はこれには事情がある。
これ、局長命令の一環として行われているの。自分の部下を大量殺戮されたインテグラ様はカンカンで、
本来焼却なり特別な処理なりされるこれら化け物の遺体を、よりにもよってマスターに向って、
『犬に喰わせろッ!』
と厳命。お陰で私はマスターの「お犬様」の世話係を務める破目に陥っている。
もうかれこれ一週間。流石のマスターもいい加減嫌気がさしているようだ…それはそれで面白い見物だけど。
最も今日がこれで最後の「餌」になる。マスターも私も、この無体な務めからやっと開放される。
「しっかし、いつ見てもブッ細工な犬ねぇ…」
私はマスターがいる前では絶対に口に出せない事を呟いた。他人、いや他犬の事は言えないが、
吸血鬼特有のギザギザの歯が無数に口中に並び、今運んできたばかりの「餌」をバリバリと咀嚼している。
下品なまでに厚くて広い大きな舌は、滴り落ちる血の雫を逃すまいと絶えず動く。
そして、体中についてるその目! 私を見てるのか、「餌」を見てるのか全く分からない程焦点が合わない瞳……
こんな怪物に喰われて死んだ、ルークとかいう吸血鬼に少しだけ同情してしまう。
いつもはマスターがいる前で「餌付け」していたけど、今日はマスターはインテグラ様の所でお話中みたい。
私があれやこれや考えている最中も、「お犬様」のお食事は続く。と、思ったら急に静かになった。
「あれ? もう食べちゃったの?」
小山が出来ていたはずの「餌」がもうない。あったはずの空間には細かい飛び散った肉や骨の破片と、
ドス黒く変色した血が薄く広がっていただけだった。…いつも感心させられる悪食ぶりだなあ。
と、思っていたらまだ残っていた。「お犬様」の鎖が届かない範囲に噛み切られた足が一つ、うひぃー気色悪っ!
白のズボンと靴に包まれているそれは、多分マスターから聞かされたルーク某のものだろう。
これだけ記念に取っておく訳にもいかず、私は親指と人差し指の先っぽで摘まんで「お犬様」の鼻先まで持っていく。
「お犬様」はくんくん臭いを嗅いだかと思うと、大口開けてそれを一飲みにした。
「しまった! 靴とズボンそのまんまだ〜」
後悔しても後の祭り。しかし「お犬様」は気にも留めずに満足げに背伸びして床に丸まった。
私はホッとして、次の仕事に取り掛かる。後片付けだ。流石にマスターのお部屋を、
喰い散らかした「餌」の破片だらけには出来ないし、もう腐臭も放ってる血も拭き取らねばならない。
それは動物園の肉食猛獣担当飼育係の様な忙しさであった。
掃除も終り、道具一式も片付ける。そうすると、私の耳に妙な音が飛び込んでくる。
「いびき? いびきかいて寝てるの?」
私の視界の先に、食べるだけ食べて満足した「お犬様」が生意気にも爆睡していた。体中の瞳が閉じられている。
そんな「お犬様」を見て、私は少しだけ、少しだけ可愛いと思ってしまった。もともと英国人は動物に弱いのだ。
特に犬に弱い。歴史的に動物愛護運動が盛んなのだ、英国は。そんな英国人の「本能」が私にも蠢き出した。
私は跪きそっと手を伸ばし、その漆黒の体を撫でる。以外に弾力のある、柔らかい体をしていた。
私が撫で撫でしていると、薄く「お犬様」の赤い目が開いた。
しまった! 私は心の中で舌打ちをした。「お犬様」は起き上がり、体中の目が私を捉える。
その無数の赤い瞳に睨まれて、私は身動きする事も出来なくなった。パカァと大きな口が開かれ、
どこまで続くのか見当もつかない赤い回廊が見える。私が仕出かした行為は言うなれば、
新米飼育係が調子に乗って虎に頬擦りした様なものだったろう。いや、それより危険か!?
身に迫る脅威に私は反応する事も出来ない。そこらの人間より遥かに力を持っている筈なのに、
あの赤い瞳に睨まれるとどうする事も出来ない。
私は知っている。この瞳と同じ色の目を持つ人を。あ、人じゃなかった。
ヘルシング家が誇る、最強の不死者。吸血鬼アーカード様。私の、私のただ一人のマスター。
そのマスターの一部、化身たるこの魔犬を私の様なおっかなびっくり新米吸血鬼がどうこう出来るわけが…
「ひ、ひやあぁぁっ!」
「お犬様」は私に圧し掛かり、先ほど掃除したばかりの冷たい床に引き倒す。
床に強かに打ちつけ、思わず私は両手で頭を抱え込む。痛みが退き薄っすら目を開けると、
「お犬様」の顔が間近にあった。口から生暖かい血の臭いを漂わせた息を私の顔に吹きかける。
「た、た、食べちゃうんですか!? 食べられちゃうんですか!? 私!?」
焦って埒もないことを口走る。その幾多の瞳が『そうだ』と返事をしている様に私には思われた。
あの舌が私を味見する様に下りてきて、制服越しに私の胸やお腹を舐めまわす。そして舌はズンズン下に下りていき…
「え? な!? ちょ、ちょっとちょっと! どこをナニしてるんでスか!?」
「お犬様」の口はなんと私のスカートの中に入り込み、その、あの、私の足を股をそして大事なあそこを舐めている。
確かに彼は私を食べようとしている。……全然全く違う意味で!
貞操の危機! その閃きがあの目の呪縛から私を解放し、持てる全ての力を込めて両手で「お犬様」の頭を押さえる。
しかし悲しいかな、私より「お犬様」の力の方が圧倒的に強かった。…当たり前だが。
私は必死になって「お犬様」の頭を抑え、逃れようと足をバタつかせる。
しかし、その頭は小揺るぎもせず、しかも膝を押さえられ動くこともままならない。
スカートの中で「お犬様」が口を開けたのが私にも分かった。…私の敏感な部分が急に涼しくなるって……あれ?
「勘弁して下さいっ! それ、それ、お気に入りのパン… あああっ」
ビリッという嫌な音が私の短いスカートの中から聞こえる。一度スカートから顔を出した彼は、
口にびりびりに破れたピンクのパンティーを咥えている。ああ…その下着、私気に入ってたのに…
だが、更なる危機はここから始まった。私が生前誰にも触らせず見せてもいないあそこを、彼は情け容赦なく舐めまわす。
たちまち私の下腹部は、べたべたした生暖かい感覚に覆われこそばゆい刺激が脊髄を伝わり頭に鈍く響く。
「だ、誰か、誰か助けて ああっ……」
まるで意味が無いが、私は頭を振り髪を乱して抵抗する。しかし上半身がいかに反撃しても、
下半身がガッチリと押さえられてる限り空しい抵抗だ。そんな私の視界に、不意に一人の男性が飛び込んできた。
「…私の部屋で何をやっているのだ?婦警。お前は犬にまともに餌をやれんのか」
「ごめんなさ〜いマスタ―――ッ 早くこの子を退けて下さいぃっ!」
やれやれと呟きながら、マスターは懐に手を突っ込む。 ををっ! いきなり「ジャッカル」ですか!?
でも自分の一部に…だが私の心配は杞憂というものだった。なぜなら懐から出たのは、医療用輸血血液パックだったから。
マスターは私の近くに椅子を引き寄せ、どっこいしょーとキャラに合わない掛け声の後に座った。
「なかなか面白い見世物ではないか、婦警。気に入った、続けろ」
「ま、ま、マスター そんな〜」
「くだらない小僧の相手をさせられたり、残飯処理を押付けられたりと、この所私も『犬』も災難続きだからな」
マスターはサングラスを取り、血液パックにストローを差し込みながらニヤリと笑って言った。
「まあ、がんばんなさいネ――――」
物憂げに顎に左手を添えながら、マスターは無情にも自身の一部と私の痴態を鑑賞する。
右手には血液パックを握って。パックの中身はどんどん減っていく。
私は恥ずかしさと悔しさの極みの中にいた。
まるでマスターの許しが出た、とばかりに「犬」は嵩に来て私を攻め立てる。
大喰らいで好色な「犬」の前に、私の下半身は産まれたままの姿を晒している。
スカートは無事なので、マスターに中を見られる事はないが何の慰めにもならない。
私は自分のあそこを這い回る異物感と、半ばの不快感と奇妙な快感を伴う湿り気と、
獣の無数の赤い視線とマスターの視線に耐えねばならなかったが、理性の堰も溢れるのは時間の問題だった。
「婦警。見えるか? 『犬』はお前の『女』が美味いと満足しているぞ」
「見えません! 私には見えませんっ!」
マスターの卑猥な質問に、私は思わず「犬」の頭を押さえていた両の手を離して顔を覆う。
マスターは何を勘違いしたのか――それともわざと?――大笑いして続け様にこう言った。
「成程、成程、そうか婦警。お前の胸が邪魔になって肝心なところが見えないのだな?
分かった。ならばこの私が解説してやらねばいけないのは全く自然だ」
マスターが指を鳴らすと、「犬」は私のスカートを噛み千切る。私の下半身はマスターにまで晒された。
「見ないで下さい …マスター お願い、です 」
両手で押さえた目頭が熱くなり、止め処なく涙が溢れてくる。
だがそれはかえってマスターと「犬」の嗜虐心を煽っただけだったかもしれない。
「婦警。今奴の舌が伸びて」
言わないで!
「お前の境目を丹念に舐っている。もっと蜜を出せと急かしている。聞いているか? 婦警。
私も『犬』も、もっとお前が歓喜する姿が見たいのだ」
聞いています、聞いています、MY MASTER ――― それが貴方のお望みならば……
私は自分に命令だと言い聞かせて――後で考えてみたら自分に素直になって――体中の力を抜いた。
マスターと「犬」の淫らな供物になるべく。そんな私を認めて、マスターの口が綻んだ。
「そうだ、婦警。そうやって私のうんざりする程長い不死の時を慰めてくれ。いつ終わるか自分にも分からぬ時間を」
少しだけ、少しだけ疲れを滲ませたマスターの言葉が終わると、「犬」の舌が私の中を分け入って侵入する。
ある一定の距離からは先に進もうとしないが、しかしその周辺は蹂躙し、征服し、君臨する。
私は大波にさらわれた無力な木の葉の様に、その舌の動きにただただ嗚咽し、喘ぎ、悶える以外術が無かった。
「あ、ああっ そんなマスター やめてくださ…」
「前から気になっていたが、一体この中には何が詰まっているのだ?」
気だるげな笑みを浮べて、マスターの靴が私の胸を軽く踏みつける。いや、踏むというより撫でると言った方が適当か。
まるで玩具を与えられた子供の様な執拗さで、マスターは靴先で私の胸を遊ぶ。
少し力を込めて押し込むとめり込む様に私の胸は変形した。その靴を放すと柔らかい弾力性を伴って元に戻る。
再びマスターの靴が戻ってきて、その先でもって両方の乳房を制服越しに愛撫する。
私の服の中で、一際敏感な頂点部分が制服や下着に擦れて刺激される。私は快感に身を捩らせていた。
上半身と下半身の双方で繰り広げられる責め苦に、私はいつか埋没するようになった。
否、自分から積極的に貪った。私はマスターの靴を手に取り、制服の下に隠された乳首の元まで誘導する。
「犬」の頭を、離そうとするのではなく迎え入れる為に押さえ込む。
そうこうするうちに、私の中から快楽の絶頂が迫ってきている事が自分でも分かってきた。
いくら私が処女でもそれが何かぐらいは知っている。聖人君子ではない私は、自分で自分を慰める夜があったのだから…
「見ないで、見ないで下さい、私 私、あの…」
「我慢はしなくてよいぞ、婦警。見ていてやる。お前の喜悦を」
お許しと命令が出たので、私は何の憂いも無く高ぶる何かを解き放った…
そんな肩で激しく息をする私を見下ろし、マスターと「犬」はやっと私を解放してくれた。
マスターは封を開けて飲み干した血液パックを、さっき私が掃除したばかりの床に投げ捨てた。
そのパックが私の顔の横に転がり落ちる。私の鼻を、血特有の金属臭の匂いが刺激する。
「お前があの時、私の血を飲まなかった結果がこれだ。飲んでいればこの様な目に遭わされずに済んだのだ。
自分の意思で血液を喰らい、自分の力で夜を歩く。自分の好む相手と快楽を貪りあう自由もある。
だが、お前は本当の意味での我々の一族に、不死の血族になる事を拒み私に使役されるのを選んだ。
私の慰みものにされたとて、文句も言えない境遇に自ら嵌り込んだのだ。
今夜は誤った選択の意味を教えてやろう、婦警。起き上がって私の目を見るのだ」
私は露わになった下半身を慌てて両手で隠して、マスターに向き直った。
今にして思えば、この行動自体はこの時点でまだ私に理性と羞恥心が残っていた証拠だったろう。
マスターの目をジッと見る。赤い瞳、普段と違い吸い込まれるように深い瞳。
まるで私の心の中まで見透かし、心を被う邪魔臭い皮膜を引き剥がすその眼光…
「『犬』に嬲られ、『化物』に淫らな奉仕をする。それらと対峙したお前は何だ、婦警。
人か 犬か 化物か。選ぶがよい」
マスターの言葉が、血が沸騰しぼんやりとした私の頭に楽の音の様に響く。その声に逆らう事も出来ず私は口走った。
「 犬。 犬です。 私は卑しい貴方の飼い犬です。 ご命令を、 MY MASTERRR――― 」
熱っぽい頭の片隅で少しだけ残っている記憶の断片には、マスターの表情は満足気であった。
マスターは組んでいた長い足を解き、私を人差し指一本だけで手招きした。
「こちらに来い。私の足元まで来るのだ」
私は四つん這いになってマスターの元に進んだ。
下半身は丸裸のまま、それを誇示するがごとく振りながら。
「お前の喜悦の所為でいきり立った私を鎮めるのだ」
私は身の内で燃える赤黒い炎の命ずるままにマスターの腰に手を伸ばした。
私の目の前に、一本の塔がそそり立っている。マスターの腰から聳え立つ肉の塔。
いささか滑稽な形をしたこの塔を前に、私は困惑した。これを、一体如何すればいいのだろうか?
上目遣いにマスターの顔を仰ぎ見る。マスターは二つ目の血液パックにストローを刺しながら言った。
「どうすればいいか、『犬』が教えてくれたはずだ」
私は慌ててマスターの塔に手を添えた。マスターに呆れられ、見放されたくなかったから。
だが実際「犬」がやった様にやろうと思っても、中々踏ん切りがつかない。それを包む両手が小刻みに震える。
そんな私の様子をマスターは、意外にも面白そうに見下ろしていた。
私は遂に意を決して舌を出す。「犬」がやった様に、私もマスターの塔に舌を這わせる。
硬いとも柔らかいとも言い難い不思議な感触のそれは、ビクビクと脈打ちその下に流れる物を思い起こさる。
「ああそうだな、『犬』は舐める事しか教えていなかったな。婦警、先を咥えよ。しかし歯は立ててくれるなよ」
マスターのオーダーに従い塔の先端部分を口に含む。私の鋭くなってしまった犬歯が傷つけない様にそっと。
そして別に誰に教えられた訳でもないのに、顔を前後に動かしマスターの一部を刺激する。
マスターの塔の下に敷かれた私の舌は、精一杯の御持て成しをすべく中を駆け巡った。
マスターの手が私の頭にふわりと置かれる。短い金の髪を撫ぜながらマスターは言ってくれた。
「初めてで不慣れながらもそこそこにやるではないか。褒めてやるぞ、婦警」
マスターに褒められ、私は有頂天になってしまった。
ますます舌先に力を込め塔を愛撫し、激しく前後運動をする。弱く強くと調節しながら吸う。
私の口の中で、それが硬度を増しさらに膨張するのが分かった。
「よくやった、婦警。褒美に今度は私がお前を愛でてやろう。私の上に乗れ」
私は名残り惜しんで塔から口を離す。熱っぽい淫猥さが口から糸を引いて垂れた。
胸が高鳴り、頭が錯綜する思いで混乱する。
私は自分がこんな事になるなど、つい先ほどまで思わなかった。
今、私はマスターの膝の上にいる。まるでマスターを椅子代わりにする様に、マスターに座っている。
背後からマスターの手が伸びて、私の上半身の制服とベルトと下着をするすると簡単に脱がす。
こうして私は完全に産まれたままの姿をマスターに披露する形になった。
「言い寄って来る男はいくらでもいたろう。特にこの胸ならばな。何故処女のままだったのだ、婦警」
「私の胸は、何か変なのでしょうか…」
自分の過去をマスターに語る気になれない私は、質問に質問で返すという非礼を犯した。
「問題はない。普通の男ならば理性が狂うぞ。勿論この私もな」
マスターは私の返事に不快感を表すことなく、乳房に舌を這わせる。恥ずかしい話だが自分で揉んだことはあっても、
男の人には直で触られたことがない。その胸をマスターが賞味してくれる。その想像だけで私の脳裏は熱くなった。
「お前の肌は手に吸い付くように滑らかだな。そのうえ両の手からこぼれ落ちんばかりの実りだ」
マスターは、実は私の劣等感の源泉である胸を賛美してくれた。
行動するにも邪魔で、着る服を選ぶにも苦労する。そして厭らしい男達の目線と、セクハラ言動。
そんな諸々に反発して今日まで一人で生きてきた。でも今私はマスターの広くて厚い胸の中にいる…
マスターの手が動き出す。始めはゆっくりと揉み解す様に。
次第に乳房がいびつに変形するほどに強く執拗に揉む。指が軽く私の張出した乳首を弾く。
瞬間、電流が上半身に走り仰け反る。私は後ろを振り返りマスターに哀願した。
「イジメないで下さい、マスター。もっと…」
「優しくしてほしいのか、婦警。それはお前次第だな」
私を虐めた指が、下腹に伸びて私の体内に入り込んできた。
マスターの指が私の体の中に感じる。それはピアノかオルガンでも演奏するかの様に軽やかに動く。
私はマスターの奏する楽器となって、淫らな曲を鳴らした。
「あっ んん んっ マスター、マ スター せ、切ないです もっと…」
「ほお、どうやら分かってきたようだな。快楽とはいかなるものか」
マスターの赤い舌が私の首筋を伝う。先ほどまでマスターが飲んでいた血の匂いが首筋から匂ってくる。
脳裏にはチェーダース村の記憶が蘇る。マスターと初めて出合った時のこと。肺を貫通した銃弾と傷口の熱い痛み。
そして…そしてマスターの白い牙と首から流れる私の血とこの上ない快感と。
「見るがよい、婦警。お前は今私を欲している。この飢えた欲望の液にまみれた、私の指を見るがよい」
マスターは私の目線の先に、私の体内から引き抜いた指を持ってくる。
それは透き通るテラテラと光る愛液にまみれていた。私の欲望に汚れたマスターの指を口に含み、
清めるかの様に舌を絡ませる。そんな私を見てマスターは笑みを浮べて命令した。
「ではお前に私を与えよう。床に這い蹲るのだ、婦警。自ら望んでなった、犬の様に」
マスターからゆっくりと放れて、震える膝と両手を床につける。
続く快楽への期待と新しく起こる恐れに打ち震えながら、さもしい私はマスターが与えられるのを待った。
椅子から立ち上がり床に跪いたマスターは、股間に屹立する自身を私の秘部にあてがう。
「まあ、言わずもがなのことだが始まりは誰でも何事でも恐れと向き合う。
それを乗り越えた者だけが望むものを手にする。お前が欲するものは何だ、婦警」
「 マスター、 マスターが欲しいです 」
「ならば耐えるがよい。力を抜け、痛みは長くは続かぬ。いくぞ」
マスターの熱いものが分け入り、正面から門を蹴破って私の中に入場した…
私の体を裂きながら、マスターの欲望が進撃する。激痛が走り思わず口から短い悲鳴が漏れる。
すぐに下唇を噛み我慢する。だがマスターは私の髪を撫ぜながら、しばらくの間動かずにいてくれた。
私が、マスターに慣れる時間をくれたのだろう。
「女になった感想はどうだ、婦警」
「よく分かりません。あの、もう大丈夫です、マスター。続きを」
「血を喰らい、血を喰らわれ吸血鬼としての快楽を分かち合ってもまだたりぬ。
俺もお前も全く以って度し難い淫乱だな、婦警。ここには『犬』が3匹しかいない。存分に鳴くがよい」
それからマスターと私はそれこそ犬の様に互いを貪った。
四つんばいになって思いっきり突き出された私のお尻を掴み、マスターはより深い快楽を奪う為に激しく突き上げる。
自身の征服感を充足する為に。侵略された私は涙を流し、喜んで征服者を讃える歌を歌った。
「流石にきついな、きついぞ婦警。お前が私に絡みついてくる。ひどく絡みついてくるぞ、とてもうれしい。
かの村でのお前の選択、私の選択。あれは間違いではなかったのだな」
「私も、わたしもぉ う、うれしいですっ マスターにぃっ 」
後は会話にならなかった。口から出るのは意味不明な断片の言葉と、
厭らしい喘ぎ声に短く吐き出される熱い呼気だけになった。
私の体内を思う様に暴れ狂うマスターの剣は、突き当たりの壁も容赦なく切り刻む。
瞬間、私の中から今までけして体験したことのない物が満ち溢れ、押し留める事も叶わず流された。
白く飛んで行く私の意識の片隅で、マスターの体が一瞬強張り私の体内に別の何かを溢れ返させていた。
それだけは辛うじて覚えている。今でも…
「これって、やっぱり…」
私は自分の寝床である棺桶から起き上がり、自身と辺りを見回した。
私は素っ裸で棺桶の中に放り込まれ、上からマスターの赤いコートが掛けられていた。
テーブルの上には乱雑に私の制服と下着の上だけが置かれている。
多分、「お犬様」に切り裂かれた下の服はマスターが処分したのだろう。
私はまだ気だるい頭を振って自身に気合を入れ、服を着替える。
そして夜にはまだ早い時間、まだ太陽の残光が世界を満たしているこの時間にもかかわらず、
私はマスターのコートを両手に抱えて自室を飛び出した。
何をしようというのだろう、私は。セラス・ヴィクトリア、あんた何がしたいんだ?
あの方の部屋へと続く廊下を歩きながら、私は自問自答の螺旋階段を登る。
でも、一つだけ分かったことがある。
私はマスターと、吸血鬼アーカードと共に生きていくしかないのだ。
例えそれが人間の生と懸け離れた形であろうと。
私はこれからも在り続ける。一年後も、十年後も、百年後も、千年後も。あの方と共に在り続ける。
ぞっとする暗い闘争に敗れ去り、この身が四散するその時まで。気の遠くなる時間を永遠に…
そのことに気付いたのは、いつだったか?
私のこの身を頼らせることの出来る人は世界にこの人しかいない、
という込み上げる様な感情はいつ芽生えたのだろう。
それは薄っすらと残る記憶の欠片によると、血の匂いと一緒になったものだった。
だとすれば、それはチェーダース村だったか、ベイドリックだったか、それともマスターの自室だったか。
今となっては、私にはどうでもいいことだった。過程より、結果が重要なのだから。
思索に耽る私の前に、一人の人間の気配がした。
「お早うございます、お早いお目覚めですな婦警殿。どちらへ行かれるのですかな」
「お早うございます、ウォルターさん。ちょっとマスターの部屋まで。昨日補修するように言われた、
マスターのコートをお届けしに行く為に。マスターはまだお休みですか?」
「まだお休みのはずです。しかしコートの補修くらい、私に言って頂ければすぐ手配致しますのに…」
ウォルターさんの単眼鏡が『本当か?』っと問いかける様に煌めいて見えたのは、私の後ろめたさのなせる業か。
だがすぐに他愛もない会話は終了し、別れた。お互い自分の主君の世話をするのにてんてこ舞いなのだ。
音もなくドアを開け中に侵入する。足音を押さえその漆黒の高級感溢れる棺桶に近付く。
そっと蓋に手を沿え持ち上げてそろそろと、ゆっくり開けていく。
以前の私には怖くて出来なかった所業が、今は呼吸する様にあっさりとやれる。
明かりの光が当たり、マスターは中途で妨げられた眠りの為か、不機嫌そうに私を見上げて言った。
「何だ婦警、こんな時間に私に何の用だ。それともインテグラが私を呼んでいるのか?」
訝しい、怪訝な目でマスターは私を詰問する。
私はそんなマスターの言葉を無視し身を乗り出して、彼の秀麗な顔をぺろりと出した舌で一撫でして一言だけ言った。
「ワン!」
最初呆気に取られた表情(この人にもそんな表情あったんだ、へぇー)をしていたが、
すぐに事態を理解して私の頬に手を添え仰った。
「……そうだな、散歩の時間だったな。忘れていたよ婦警。で、今日はどうするつもりだ?」
私の名前はセラス・ヴィクトリア。乙女ではなくなったが、現在主人の愛玩犬として活躍中。
やはり英国人と犬は、切っても切れない大切なパートナーなのだ。
めでたし めでたくもなし/完
乙です
セラスみたいな犬がいたらもう毎日じゃれあいまつよ(´д`)ハァハァ
マスターに笑いますた。
さっきはごめんねー。ちょっと気が立っててさ。
仕事が終わったらすっきりしたよ。やっぱ自分の行きたい道を逝くのが一番だね。
外道さん、外道さんはいずこに!
ひ、卑怯ですぞ!鬼畜旦那オーダーしたら笑わせるし!
ワンちゃんまた舐めるだけだし!
最 大 の 問 題 は セ ラ ス 犬 !
萌えの極みではないですか!
どこのペットショップで売ってるですか!?
アイフル突入してでもゲットしてやる!至急連絡おながいします!
766 :
443:03/08/05 19:41 ID:gXXfdf89
どもー。
「完全女王お嬢君臨計画」から始まって
さりげなくジューカン祭にも協賛しようとしたSS構築。
しかし私のアーグラ魂が点火されてしまいましたよ。
すべてを捨てて趣味に走ったよ。
普段手抜きまくりの校正・推敲も今回は本気でやったぜ(おい)
漏れの萌えを見ろー。
いや、あの、よかったら読んでみてください。
インテグラは疲れていた。
ヘルシング局長としての気の休まることのない日々。
吸血鬼のからむ事件に悲惨でないものなどないが、
先日の事件はわけても彼女の心を痛めつけた。
部屋の明かりはサイドテーブルにのせたキャンドル一つを残してすべて消してある。
一人がけの豪奢な革張りのソファに体を沈みこませた。
スーツの上着と手袋はベットの上に放り出されている。タイも外し、
ブラウスのボタンも上二つほど外して首元をゆるめ、ついでに手首のボタンも外した。
サイドテーブルには執事の手によってキャンドルの他に葉巻とブランデーが置かれている。
葉巻はキューバ産のハバナシガー。ブランデーはアルマニャック。どちらも最高級品だ。
そしてナプキンを折った物を下に敷いて傾けた銀のトレーと葉巻カッターも用意されている。
インテグラは銀のトレーにブランデーをそっと流した。濃厚な香りを立ち上らせながら
ブランデーはやがてトレーの隅に集まってくる。そこに葉巻を転がした。
充分にブランデーを吸った葉巻を両手で揉み込むようにして転がす。
人肌の熱で葉巻は温まりながら乾いていき、渾然一体となった芳香を立ち上らせた。
それをさらにキャンドルにかざしてゆっくりと乾かす。
本来これは執事にさせるべき事なのだが、
インテグラは自分で過程を楽しむのが好きだった。特にこんな夜には。
「良い香りだな」
闇の中から声がした。
「お前を呼んだ覚えはないぞ、下僕」
インテグラは葉巻に火が移らないよう細心の注意を払いながらそう答えた。
「下がれ。今は一人になりたいんだ」
しかし下僕はかまわずにキャンドルのか細い明かりの中に入ってくる。
「イギリス紳士の伝統あるお楽しみか。
普段葉巻を呼吸するかのように吸い捨てるお嬢様にこんな趣味があったとはな」
「私は紳士じゃない」
その金の髪を吸血鬼の指がすくう。
「放せ」
短く言い捨てて葉巻を乾かすことに専念しようとした。
しかし下僕は主の命令を聞かず、
それどころか首筋やうなじや、薄い絹のブラウスごしに鎖骨にまで指をはわせてくる。
「そう、我が主は紳士ではない。美しき淑女だ」
ソファの後ろにまわりこみ、開いている首元からそっとブラウスの中に手を差し入れてきた。
インテグラは眉をひそめながら葉巻を乾かし続けている。
アーカードの手は鎖骨を直になぞり、やがてブラジャーの中の谷間へと手を伸ばしてきた。
「いい加減にしろ、アーカード。お前は発情した犬か?」
「そんなものだ」
否定すらしない。一番良い状態になるように葉巻を乾かすには
細心の注意と時間が必要だ。インテグラは意地でも途中でやめる気はなかった。
ただ片手を離して差し込まれた手を捕まえる。
「血が飲みたいなら後でやる。邪魔をするな」
「血の快楽は吸血鬼にとって至上。
しかし私とてそれ以外の楽しみを知らないわけではないのだよ、インテグラ」
アーカードはインテグラの手を逆に捕まえて自分の顔の前にかざした。
先ほどブランデーを揉み込んだ時に香がうつった手をしっとりと舐める。
手のひらを丹念に舐め、やがて細い指へとその指の隙間へと舌を這わせていく。
その感覚に耐えながら、インテグラは懸命にキャンドルにかざした葉巻に集中しようとした。
やっと葉巻が乾く。あとはカッターで端を切り落とし火を付ければいい。
しかしその葉巻は下僕の手によってあっさりと取り上げられた。
「返せ」
「嫌だ」
アーカードはしなやかな動きでソファの前に回り込み、主の両肩に手を置いた。
「葉巻のお楽しみの前に別のことをしようじゃないか、我が主」
そういったアーカードの目は乱れた胸元をねっとりと見つめていて
普通の女性ならば危機を感じるところなのだろうが、インテグラは冷然と見返した。
「まったく、躾の悪い犬には困ったものだ」
「たまにはその犬に身を任せてみるのもいいと思わんか?」
うす暗がりの中で人の心をたぶらかす紅い瞳が光っていた。
ヘルシング家当主として普段はそんなものに捕らわれることはない。
しかし今のインテグラは疲れていた。体中から力が抜けていた。
どうでもいい。やってみるがいい。こういうのを魔が差すというのだろう。
「そんなに言うなら好きにするといい、我が僕。
ただし私は処女をやめるつもりはないからな。お前だってその方がいいんだろう?」
「承知しているよ、我が主」
アーカードは嬉しそうに笑って丁寧に一つずつブラウスのボタンを外していった。
同時に主の首筋に舌を這わせトクトクと血の流れる動脈の上をなぞる。
「噛みつくなよ、犬」
「主が葉巻を我慢するように、私は血を我慢するさ」
そう言いながら耳の後ろを舐める。
開いたブラウスをそっと肩から落とした。
人形のように脱力し、体を動かそうともしない主の手をブラウスから一本ずつ引き抜く。
キャンドルの明かりの中で、インテグラの褐色の肌はかすかに赤く輝いていた。
「それで、次は何をするつもりだ、犬」
インテグラは両手を組み、いつも通りの平然とした視線でアーカードを見上げた。
「その目はとても挑発的でそそられる、我が主」
組んだ両手をそっとほどいてソファの肘掛けの上に置く。相変わらず抵抗はない。
抱きしめるように手を後ろに回してブラジャーのホックを外し、
ブラウスの時と同じように肩ひもから腕を一本ずつ抜き取る。
再び主の手を肘掛けの上に戻した。
今、アーカードの前には、豪奢なソファに深く腰掛け両手を肘掛けの上にあずけて
裸の上半身を晒した主の姿があった。二つのふくらみの上で乳首がぴんと上を向いている。
金の髪が褐色の肌を彩る。
「素晴らしい」
アーカードは溜息をもらすようにささやいた。
インテグラは無感情な瞳で下僕を見つめている。
「犬、お前はずっと私にこんな感情を抱いてきたのか?」
そういって足を組み、片肘を立ててその上にかしげた頭をのせた。
アーカードはそれには答えず、跪いた姿勢で体を伸ばして主の胸に舌をはわせる。
冷たい主をなじるかのように強くゆっくりとした舌の動きで胸を愛撫する。
それでも頂点には触れようとしない。
二人の頭の距離は、インテグラの金の髪がアーカードの漆黒の髪と絡み合うほどだった。
下僕の息づかいが聞こえる。明らかに興奮していた。
一方主の息も少しずつ早くなってきていた。
「私を軽蔑するかね? インテグラ」
インテグラはもう一方の手で下僕の柔らかな髪に指をからませた。
「いいや。お前も男だ、…少なくともかつては男だった存在だろう」
「そうだ」
主の返答に満足したように、アーカードは主の乳首を舐めあげた。
インテグラの体がピクリとかすかに反応する。
しかしそれ以上の反応はみせず、犬を撫でてやるように下僕の髪を撫でていた。
アーカードはそっと主の乳首を口に含む。舌で乳輪をなめ回す。ときおり乳首を弾く。
もう片方の手をもう片方の胸に這わせ、そっとつかむ。優しく揉む。
「…」
インテグラの呼吸はあきらかに早くなっていたが、彼女は無表情を保っていた。
ただ頬がほんのり赤みを帯びてきている。ごくりと唾を飲み込む音がした。
「声は出さないのか? インテグラ」
アーカードはじれたように固くなった乳首を甘噛みした。んっとインテグラは歯を食いしばる。
その表情に満足して下僕はズボンのベルトに手をかけた。バックルを外す。
組まれた足をそっとほどいてそろえさせる。悔しい程に抵抗はなかった。
体を主の横に入れ、肩に手を回す。その頬に口づけしながら
すばやくボタンを外し腰回りをゆるめると、肩から主の体を持ち上げズボンを引き下ろした。
名残惜しそうに再び口づけして、ソファの前に跪きズボンから主の足を引き抜く。
まず右足を、それから左足を。あらわになったインテグラの細い足にたまらず舌をはわせる。
「そうしていると本当に犬だな」
頭上から揶揄するような声が降ってきた。
インテグラはサイドテーブルからブランデーの瓶を持ち上げグラスに注いでいる。
「飲ませてやろうか、我が主」
どうするつもりだというように首をかしげてインテグラはグラスを差し出した。
アーカードは無造作にぐいとグラスを傾けブランデーを口に含む。
そして主の口に自らの口をつけ、濃い酒をたっぷりと流し込んだ。
「んん…」
さすがにそんな経験のないインテグラは気道を確保するため懸命に飲み干そうとする。
アーカードは舌を絡ませてわざと邪魔をした。ブランデーはインテグラの口からあふれ出し
唇の端から顎へ、顎から裸の胸へと落下し、胸からやはり裸の腹へと流れ落ちる。
インテグラは強い酒を急に飲み込んだせいでぼんやりとしながら、だるそうに口を開いた。
「体が汚れてしまったぞ、犬」
「責任はとるさ」
そう言ってアーカードは愛おしそうに褐色の肌の上の黄金の液体を舐め取っていった。
最期にヘソの周りを舐めながらそっとショーツに指をかける。
「処女はやめないと言ったろう?」
「私はお前の体のすべてが見たい、インテグラ」
「では好きにするといい」
今度は自らブランデーをかたむけながら、主は変わらず無表情に下僕の姿を見つめていた。
最期の一枚がはぎ取られ、インテグラの裸身があらわになる。
恥ずかしがる様子も隠す様子も見せず、片手は肘掛けにのせ、
もう片方の手にはブランデーグラスを手にして
乾杯するかのように下僕に向かってかざしてみせ、主は笑った。
「満足したか、犬?」
「いいや、本当はお前を抱きたい。インテグラ」
その言葉に始めてインテグラの顔色が変わる。グラスの中のブランデーが揺れた。
「お前を抱いてその首筋から血を吸いたいよ、我が主」
アーカードは人の心を惹きつけずにはおけない詠うような声でそうささやいた。
その刹那、一瞬の輝きを放ってキャンドルは燃え尽き辺りは闇に包まれた。
「それはできない」
闇の中から苦しそうな声がする。何故苦しいのだろう。インテグラ自身にも分からなかった。
「私はヘルシングだ。そしてお前は私の下僕だ、アーカード」
アーカードの目にはグラスを握りしめ苦渋の表情を浮かべた主の姿が見える。
インテグラは闇に向かって語りかけた。
「私はその役目を捨てない。たとえどんなに苦しかろうとも最期まで背負ってやる」
闇の中、下僕が立っているであろう場所を見つめて言葉を続ける。
「だからアーカード、私の犬。今はおあずけだ」
それだけ言ってがっくりとソファに体をあずけた。だいぶ酒もまわっているらしい。
パン、パン、パン。闇の中から手を打ち合わせる音が響いた。
「それでこそ我が主」
アーカードはソファに片膝をのせ、主の体を抱きしめる。
自分の体の下にある裸体の感触を充分に楽しんだ。
「脱げよ、犬」
けだるそうな声がする。手探りでインテグラは下僕のタイをひっぱった。
「私だけ裸だなんて不公平だろう」
黙ってアーカードは一時体を外し、己の一部である衣を脱ぎ捨てた。
そして再び体を合わせる。闇の中で二つの裸身がからみあった。
主人の体は酒と熱で火照っていた。下僕の体はひんやりとしていた。
「インテグラ、お前の体は暖かい」
「お前が散々弄んでくれたからな、犬」
「感じていてくれたのかね? それは光栄だ、我が主」
インテグラの手がアーカードのものに伸びる。固くて太いものを無造作につかんだ。
「私も弄んでやりたいところだが、あいにくやり方を知らない」
「舐めてでもくれるかね?」
「そんなことをしたらこの後の葉巻の味がまずくなる。苦いんだろ、あれ」
わがままな主の言い分に苦笑しながらアーカードはインテグラの体を前に引っ張った。
「ではこうしよう」
ソファの座面に背を預ける形になったインテグラの足を持ち上げ、
そのほどよく引き締まった太股とかすかに湿った局部の間に自分のものを挟み込む。
最初はゆっくりと動いた。かすかな湿りのお陰でそれはなめらかだった。
闇に目が慣れてきたのか、じっとこちらを見ているインテグラの視線が分かる。
その静かな目はとてもとても蠱惑的だった。
動きを早める。もう止まらない。
下僕は主の目に見つめられながら果てた。白い液体がインテグラの腹部に吐き出される。
「暖かい…というより熱いな」
インテグラは静かに言った。
「これがもう一つの生命の元か」
感慨深そうにそう言って自分の腹の上に広がっていく液体を見つめた。
「それはそうとして、この始末はどうつけるんだ、アーカード。舐めてでもくれるのか?」
主は唇の端をあげてにやりと笑った。
「嫌だね、この後の血の味がまずくなる」
勝手な下僕の言いぐさを聞いて、インテグラは声を上げて笑う。
アーカードは銀のトレーの下に敷かれていたナプキンを取り出し
それで丁寧にインテグラの腹を拭いた。それから主の体を元通りソファに座らせる。
インテグラは乱れてしまった髪を手ぐしですきながら、体を落ち着けた。
「じゃあ葉巻を返せ」
差し出した手にすっとブランデーの香のついた葉巻が置かれる。
「カッターもだ」
アーカードは変わった形をした葉巻カッターを取り上げた。
「ギロチン型だ、面白いだろう?」
闇の中でも手慣れたようすで葉巻を挟み込み、ギロチンの刃を落としてカットする。
「あとは火だな。デスクの引き出しの中にマッチがある、取ってきてくれ」
「インテグラはいつも私を酷使する」
そうぼやくとまた楽しそうに笑われた。
「私は闇の中で見える目を持っていない。それに私はお前の主だ、アーカード」
「そうだな。了解したよ、我が主」
マッチを取ってきてシュッと火を付けた。再び闇の中に主の裸身が浮かび上がる。
インテグラは葉巻をくわえ、アーカードの持つマッチに顔を近づけた。
ゆっくりと葉巻に火を移していく。その顔を炎が照らした。
火のついた葉巻を、いつもと違って静かにくゆらせる。
葉巻にうつったブランデーの香を存分に口の中に広がらせる。
そしてインテグラはギロチン型葉巻カッターを再び手に取った。
「どこがいい? アーカード」
「指がいいな。ブランデーの香のうつった指が」
もう香なんてほとんど飛んでいるだろうにと思いながら、ギロチンの刃で人差し指を切る。
いつもより長く切ってみた。たちまち血があふれ出す。
その指を黙って下僕たる吸血鬼に差し出した。
アーカードは跪いた姿勢でその指に吸い付く。
葉巻が燃焼するかすかな明かりの下でアーカードの陶然とした端正な顔が見える。
「血の快楽は至上か…」
下僕はそれに答える間も惜しいようにインテグラの指に吸い付いている。
闇の中で、二人はそれぞれの思いにひたりながら自らの好物を味わっていた。
その周りをブランデーを含んだ葉巻の香と処女の血の匂いが包んでいた。
翌日。
「仕事だ、アーカード」
インテグラは斜めに葉巻をくわえた不機嫌そうないつもの顔で、呼びつけた下僕に地図を渡す。
「すでに封鎖は完了している、夕暮れと共に標的は動き出すだろう。滅ぼせ」
「了解したよ、我が主」
アーカードもいつもどおりサングラスの下に薄笑いを浮かべた顔で一礼する。
…インテグラはにやっと笑ってつけ加えた。
「阿呆な化物に遠慮はいらんぞ、存分に虐殺を楽しむがいい。私の犬」
アーカードはその言葉に苦笑する。
「やれやれ、懲りないお嬢様だ」
「ふん、犬に噛まれたくらいでこの私の何が変わる?」
その声は誇り高く、相変わらずとても扇情的だった。
終
778 :
443:03/08/05 19:49 ID:gXXfdf89
きゃ〜〜〜!!
アーグラ大好物の私には御馳走でっす。
寸止めの美学、本番アリよりある意味萌えます!
ご馳走様でした〜〜!
乙です
本番なし、でも逆にやらしいですな。
局長に指の血を「飲め!」って命令されたい(´д`)
ギロチンカッターどっかで見たなと思ったら「ブラックラグーン」だ
ギロチンカッターが出てきた時「まさかティムポを」と思った漏れは
逝ってヨシ
あー、すごい良かったよー
どきどきしますな。
なんつうか、二人とも男らしいというか、清々しいというか、
いいもの見せていただきました。
抱いて血を・・・は、萌えツボキターな感じでしたよ、
やっぱそう言うことになるなら噛みつくよなあ、やっぱり。
惜しいもん、いろいろと。
ごちそうさまでした。
782 :
443:03/08/05 21:39 ID:wgTmUDe2
男の視点からみたらなんとなく女性向けっぽく見える(男の漏れでもハァハァ)
トムつながりだが「インタビューなんたらヴァンパイア」思いだした
784 :
781:03/08/05 23:23 ID:/u1NTN8x
女です、女性向けかなあ、どうなんでしょう?
えっちい男性向け同人誌では男性は書き込まれないけど、
そう言う意味とは違うでしょうね。
785 :
443:03/08/05 23:38 ID:wgTmUDe2
すいません、愚問かもしれませんね。ちょっとそれで悩んでいたもんで。
あー、なんか燃え尽きた心境。
これタイトルは「闇の中で」って言うんですけど、書いている途中で
ファイル保存の都合上適当に付けた題名なんすよ。
でも書き上げてみたらまさにそのとおりのタイトルにはまっていて驚いたなー。
>783
ハァハァしてくれてありがとう。
お嬢はよいよ。
うむ、お嬢はいい。
好きキャラだからこそエロに持ち込むのが難しいね。
私めもやってみたくはあるのだが、
キャラが壊れるのが怖くてシチュエーションが作れない。
730氏の提唱した少佐の同人誌落ちは、
何でもできるじゃないかと心誘われるものがあるのですが。
しばらく誰か萌えシチュ語りでもしませんか。
行けそう!と思ったら何か書きますので。
大体のキャラは出ましたな(:´д`)ハァハァ
由美子とハインケルは資料、ってか出番があまり無いし
ヴェアヴォルフの新キャラが女性だといいなと思う今日この頃
よーしパパ頑張って「萌え」妄想やってみるぞ〜(中の人は680ですが)
788 :
787:03/08/06 01:31 ID:iz6REgA8
ハインケルが女だと仮定します
ゴルゴだけど中身は敏感な少女でつ(感じやすい、どこ触ってもくすぐったいとか)
オパーイもクロスファイヤ時並にありまつ
でもアンデルセン(課長かも)とは最近うまくいってない、不死者を狩るのに夢中
で二人が久しぶりの話
眠いのでシュレでハァハァして寝まつね
789 :
787:03/08/06 01:35 ID:jtV/MJtB
↑妄想野郎なんで「ああ、こんな妄想もあるな」程度にとらえて下さい
790 :
443:03/08/06 01:39 ID:MfOoXxVF
この燃え尽きた心境を抜け出すためには新たな萌えが必要だ。
とはいえセラス嬢の時もだいぶ疲れたけど1日で復活したしな、漏れ。
今十三課のみなさんに興味津々なんですが、アワーズ読んでないのよねー。
ヘルファイアのほうでやってみるべきなのかしらん。
マクスウェルxハインケルは考えたことあるんだけどな。
マクスウェルのキャラが今ひとつわからん。
ああ、マクスウェルxインテグラなんぞどーでしょう。
「プリーズ」言わせるかわりにもっとすごいことさせるの。
逆に十三課を利用するためマクスウェルたぶらかすお嬢ってのもありかね。
♂ハインケルもアリでつか?
♂ハインケル×女性ならね
んじゃ
♂ハイ×由美子か、
由美江×♂ハイとか。
由美江に咥え込まれるハインケル(´Д`;ハァハァ
わーい萌え語りだー、みなさんありがとう。
787さんのアンデルセンとハインケルで挑戦させてもらってもよか?
女ハインケルで、リリカルになりそうだけど。
13課登場の回は、アワーズ立ち読みだったので
だーいぶクフ版ハインケルになりそうですが。(そもそもかき分けできるか?折れ)
2,3日がんばってみるのでエロの希望があったら今のうちにどーぞー
善処するので、本日いっぱいぐらいで。
あぼーん
796 :
787:03/08/06 07:32 ID:rI2hyqIX
シチュ希望が採用されたーヤタ━━(゚∀゚)━━!!!
満足しますた
で、エロ希望は誰かドゾー
ふたなりシュレたんのぐちょぬる冒険譚きぼんぬ
昨日の外道職人さんSSのも443さんのSSも面白かったと思うけど
このスレって反応レス少ないんだね。どっちも3つしかついてない。
結構クールな住人なのかな?
だけどそれだと職人さんの意欲も低下するよ。
面白かったならもっと褒めてしてやってくれ。
書き手ってのはそれがモチベーションなんだから。
余計な口出しだが、一言言いたかった。
漏れはいつも読ませてもらったらレスしてまつが、、
あぼーん
まだ元気な方だと思うよ?他のスレでは0〜2が標準な所だって有る。
正直ここが羨ましい。
反応が無いのも一つの反応、反応の中身だって重要さ!
正直外道君は他のスレにお引越しすることをオススメする。
彼の辣腕はおもいっきりこのスレでは浮いてる。
俺は好きだけど、賞賛レス毎回乙〜で処理されてるからなぁ
需要から外れてるのかな?恵まれないスレは他にもあるし、再起をはかるべし!
>804
別に毎回軽く流されてるわけじゃね〜と思うが・・・
806 :
443:03/08/06 18:06 ID:x5QNWV+2
ちょぉっと待ったぁ。
乙が目立つのは一部の人が(800?)毎回お約束で書いているだけだと思うぞ。
(悪いが本音を言わせてもらうと、乙ってのはあまり嬉しくない言葉なのよね)
>>765みたいな熱い反応だって返ってきているじゃないか。
他のSSも、前スレ埋め立て懺悔で実用性抜群て書いてあったじゃないか。
正直、自分はこだわりとか制約とかいろいろあってできないが、
スゲーストレートに男性の欲望を表現できる外道氏のことは羨ましく思っているよ。
まだ見ているか分からないけど413さんとのセッション以来
自分の文章がビジュアル的にどうかってことを考え始めたし、
前回のSSはそれもあって完成した作品だと思う。
小悪魔シュレも
>>683の
>漏れはそろそろ443の書く小悪魔シュレを読んでみてー
っていう一言で一気にひらめいて書き上げたしさ。
その前の鬼畜リップだって、罰告白からピキーンと来たわけだしさ。
とっちらかって何が言いたいかよくわからんが、
私は人とのやりとりの中からインスピレーションを得ていく人間らしい。
ま、誰でもそうだろうけどね。特に漏れは節操なしなのさ。
だから自分の振ったSSにもっと感想をもらえたら嬉しいなとは正直思うよ。
無理矢理まとめてみると、書き手にとって読み手さんの反応ってマジで命綱なんです。
書き手はSS投下する時、いつも不安で仕方ないんです。
ちょっとでも面白かったら感想書いてあげてください。おながいします。
807 :
443:03/08/06 18:24 ID:x5QNWV+2
スマソ、あわてて勢いで書いたんで滅茶苦茶だ。
一言つけ加えさせてくれ。
>だから自分の振ったSSにもっと感想をもらえたら嬉しいなとは正直思うよ。
そこから次のSSが生まれるかもしれないからね。
>>all
賞賛レスがどうの、レスの中身がどうのは他の議論スレでやっとくれ。
(・∀・)イイ!!ならする、でなければしない。ただそれだけ。
たまたま見逃してるだけかもしれんし。四六時中このスレ監視してるわけじゃねえもん。
それより、ニューチャレンジャーの786=728局長萌え殿にシュチュおーだーが先だ!
背徳的にやってもらうとうれしいのだが、あいつら狂信者だからなー。
夜の人気の無い礼拝堂でHするとかって、ぞくぞくもんだが・・・
で、マクスウェルにのぞかれてて後日説教されるの(藁
いろいろな意見が出たので次から参考にして
感想レス書きまつ
>808エロギャフンエンド(・∀・)イイ
>808
禿堂。受け手も読み手も書きたい時に書きゃいいじゃん。
それ以上言うと義務みたいでしんどいよ。
>804
勝手にそんなこと奨めるなあ!!!
漏れから鬼畜殿のお間抜け女王様なプリティ局長を取り上げる気かウワアアンヽ(`Д´)ノ
まあまあ、マターリしませう
レス謹慎中の外道さんのシュレゴスロリコスプレ新作を待ちましょうや
>>794 ハインケルが男装する前の話、というのはどうでしょ
アンデルセンに犯られてそれから男装、という流れで。安直かなー?
812 :
443:03/08/06 19:37 ID:x5QNWV+2
>808
ごめん。
私は有意義な話題だと思ったんだけど、雰囲気削いじゃったかな。
ちょっと余所で頭冷やしてくるわ。
813 :
810:03/08/06 20:11 ID:cDOBAyi7
鬼畜やのうて外道やろ!名前間違えてどないすんねん自分…
すんません外道職人さん。外道さんの局長にもう会えないかと思って
動転しちまったんです。行かないでくれえ!!
814 :
808:03/08/06 20:12 ID:9+vuv0js
>>811 いや、だれも貴殿だけを責めてるわけでない。書き手としては賞賛レスが欲しいのは当たり前!
ただレスしてるだけの漏れも、自分のレスの後に広告入れられたら腹立つし(藁
次回作を期待するや切であります!
>>810 漏れも藻前に禿堂!彼はエロギャフンエンドをかませる、貴重な人材だ!(藁
そういう意味で、セラス犬エンドはやられたと思ったよ。
遅レスだが、
>>798のシュレ准尉キャワ(・∀・)イイ!!
婦警犬と一緒に飼いたくなったYO!
でも、餌代高くつくんだろうな。血液パックって、いくらで買えるんだろう?
>815
婦警犬は普通の食事でいいのでは?
たまに指から血をなめさせればいいだけだし。猫は・・・難しいな(w
>808
のぞいてるのは課長さんでなく、由美江はどうよ。
で、3P突入!って、リリカルにならないか(w
むしろ13課全員にバレてたとか
二人がじれったいから
課長と由美子の策略………なんて素敵な職場だ(´д`)
818 :
798:03/08/06 21:35 ID:bu/mzX+4
このシュレタン探した時
ぐぐるイメージで「シュレディンガー」と
ヒットした中の一つの
元ネタの「シュレディンガーの猫」の話もオモシロカターヨヽ(´一`)ノ
エロくなくてスマソ
>818
でかした!後で処女の血おごったる!
昔NHKでやってたアインシュタインロマンが懐かしい。
やってる最中に由美江に見つかってポン刀で追っかけられる
つーのもギャフンエンドですな!
由美江「う、浮気したなぁー、ウーフーッ!」
ハイ「待て!由美江話せばわかる!」
という感じかな?
>>819 それだとずっと上の由美ハイ(ハイ由美?)SSとリンクしてて良かですな。
ギャフンエンドも捨てがたいが、811の尼僧から男装ハイへ、も(・∀・)イイ!!
そこで考えた!
まだ普通の尼僧なハイ、優しい神父なアンデにフォーリンラブ
↓
戒律破って告ったら、実はDQNだった神父様
↓
夜の礼拝堂でお仕置き神罰タイム
↓
ショックで男装。そこで由美子(由美江)に出会って・・・
↓
イカス神様ありがとう! (゚д゚)ウマー
てどうですか?あ、書くのは挑戦者殿ですから、自由でいいんすが。
どっちにしろアンデルセンがウラヤマスィー(゚Д゚)
>>821 なかなか魅力的な案だ
しかし、それだと今のハイと神父の関係が説明できん
無理に神罰タイムせんでも、昔付き合いありましたでいいのでは?
その後何となく別れて、なんかの拍子にまた…なんてどう?
そしてその直後に由美江の刀を真剣白刃取り(w
さあ受付終了だぁ〜>ハインケルシュチュ
楽しみだなぁ〜挑戦者さんの作品!待ってるYO!
あぼーん
卑怯にもよそスレで愚痴っている人が居るんで持ってきてあげたよ。
もう向こうでは終わりらしいんでこっちで愚痴るけど、
「書き手としては賞賛レスが欲しいのは当たり前!」か。
ちょぉぉぉっと、違うんだよなあ。ああ永遠に理解してもらえない感覚なのかなあ。
しかし私は自分の中にあるものを吐き出していくっていうより
人の感情(ここじゃ萌えだな)を鏡みたいにうつすタイプみたいでさ、
人とのやりとりのなかでインスピレーションを得ていく人間なのよ。
「**が読みたい!」って言ってもらえたら、
それだけで頭の中にイメージがあふれ出してSS一本書けるくらい。
だから読み手とのやりとりもすごく大切に思っている。
そんなことを吐き出したあとの
「書き手としては賞賛レスが欲しいのは当たり前!」だったからね。
正直傷は深い。他の人もみな、誰もわかってはくれなかったのかなあ。
「次回作を期待するや切であります!」なんて言われても
もう書けないよ_| ̄|○の心境。
だから二度と来ないってさ。
卑怯か?
まぁお互い悲しい結果になってしまったが
をいをい、一晩でステッキーなスレが壊滅的打撃を喰らってるよ
何でこうなっちゃったの?
些細な言葉の行き違いでそこまで行きますかね?
まあ、そこまで打ち込んでいたという事なんだろうが
外道さんは沈黙を守ってるし。あったま痛えよ〜
>826
二度と来ないとは書いてなかっただろうが!
勝手なことに書き換えるなヴォケ!てめえ昨日外道に引越し勧告した香具師か!?
恨みでもあるんか、このスレに!
藻前ら、処女の血……
……は無理だが、なんかの血を奢ってやるからマターリすれ。
喧嘩だの責任のなすり合いだのやってるスレじゃ、
それこそ職人もSS投下しにくいって。
831 :
814:03/08/07 09:44 ID:MSM3Gtis
。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
ごめんなさい、職人さん!許しておくれ、みんな!
漏れが禿まそうと不用意にカキコしたレスで、dでもないことになったよ。
漏れが謝るから、いつでもいいから帰ってきておくれ!みんな待ってるから。
外道殿も謹慎してないで、何かいっとくれよー寂しいよー大変なんだよ。
挑戦者殿には気の毒なことになったけど、SS出来上がるころには元のステッキーな
スレに戻ってるから、見捨てないでくれ!
じゃ、漏れも外道殿みたく謹慎してるから、ROMってるけど。みんな本当にごめん!
あー、向こうの人はちゃんとたしなめてましたー。
ROMの前で感想書けやら言ってるのは女々しい。 とか言ってあげてましたー。
174 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/08/07 02:55 ID:ZNmDCzvU
>172
それ以前に言葉たらずではあるが、善意のレスにマジ切れして
ここにコピペはる段階でアウトだろ・・・
あの人、当のスレの住人にばれたらぶっ叩かれるぞ。
その性格が返事レスをするのをためらわせてるんじゃないか?
何か気に障ること書いたら反撃きそうで恐いぞ。
175 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/08/07 03:10 ID:yalr7FUY
どうしてあのスレの書き手はすぐ身元がわかる書き方するかね。
前にも一人いたけど。
二人とも腕は悪かないが、どうにも脇が甘い。
卑屈になるか、ケンカ腰になるかの差だけだな。
・・・粘着せんぶんだけ前者の方がマシと言えなくもないが。
とのことなので、貼ってみましたー。
>814悪気が無いのわかってるよ。ガンガレ(´∀`)
じゃあ場つなぎに私がSS書いてあげるよ。
あー、あの人の気持ちを想像するとぞくぞくするなあ。
まず最初に常駐スレに余計なお世話さんが現れるでしょ。
それに反感もったスレ住人が否定的なレスを付ける。
この時点で「反応が欲しい」って言葉に住人は嫌な先入観を持った。重要な伏線ね。
あげくに、気の弱い、前から一生懸命フォローしてあげていた
外道くんに他のスレへのお引っ越しをすすめる人間が現れる。
あわててフォロー書き込みをするけど、
その時つい自分の創作意欲の深いところまで漏らしちゃう。
> だから自分の振ったSSにもっと感想をもらえたら嬉しいなとは正直思うよ。
> そこから次のSSが生まれるかもしれないからね。
言いたかったことはこれだけなのにね。
でもスレ住人からは「他でやっとくれ」の反応。
義務みたいでしんどいなんて言われる。伝わらなーい。
「余所で頭冷やしてくるわ」と言って来たのがSS書きの控え室。
これが第二の間違いだったね。
みんながやっているように、書き手としての愚痴を書いて
その最初の愚痴に同情書き込みつけてもらって、またつい本音を漏らしちゃう。
それでも次レスでSS書きが現れないって嘆いている人には
> SS書くのは楽しいよ。
なんてすすめてる。けなげだね。
ところがここに煽りくんが現れる。
> おまいら全員今からこの板中のスレのSSにレスつけて回ってこい。
> レスが欲しいならまず自分から積極的に与えてみろ。
それに弱っていたあの人は、頭に血が上って言葉足らずのレスを返したら、
突っ込まれる突っ込まれる。「自分が書いて欲しいような感想」って言葉が大悲劇!
フォローしてもフォローしても次から次へと叩き書き込みは続く。
いつしかスレの雰囲気も「やっぱ反応欲しいよね」から「反応が欲しいなんて甘え」へ。
この時、あの人はどんな気持ちだったんだろう。
それであきらめたのか寝落ちしたのか書き込みをやめても
やっぱり叩き書き込みは続いたのでした。翌朝になってもまだやってるし(藁)
読んでいたのかなあ。読んでいて欲しいなあ。想像するだけで抜けるよ。
あの人って女なんだよね。いいオカズにさせてもらいました。ありがとう!
ヌクなよ
いいじゃない。ここエロパロ板でしょ。
この状況、まさにエロパロ以外のなんだっていうのさ。
悲喜劇ってやつだよ。それもすっごくエロい。
みんなもっと2ちゃんねるを楽しまなきゃね。
↑でもヘルシングでヌいてね
ヘルシングスレで抜いてマース。
丁度、意見交換が盛んだったのと良質SS連続期間もあり、
ちょっと今は贅沢なひとやすみムードになっちゃったからね。
あと単純に世間では、オフラインで夏の巨大イベントがいろいろあるので、皆忙しいせいもあります。
おざなりにしないまじめな気質というか、他人の声を鋭敏に汲み取る人だと思います。
誰も気づかないであろう<title>にも反応してくれたし。
そのアンテナでもってSSを描く勢いをつけているのだと。
コテハンみたいになると新しい人がかきこみにくいだろと思って
あんまりレスつけなかったけど、名無しで書くべきだったかー。
いや、べきってのナシだけど。
すげぇなと、グゥの音もくやしーから出さずROMになったり
心密やかにうずまいておりますよ。てへ。
ブランデグラ様は背景の陰影がまぶたにうかびあがってくる美しさでした。
どんどん研ぎ澄まされていくね。
>839エロパロ板には
そのノリで行けない人もいるんだよブラザー
人の趣味に口出しされたかないね、ハニー。
萌えは人それぞれでしょー。
鬼畜もので抜く人だっていっぱいいるんだから、これくらいたいしたこと無いよ。
ただの言葉責めものじゃないか。
わかったよブラザー
気を取り直して
「人が少なくなっちゃったけど、ヘルシング萌えトーク」でもするか?
おう、頑張れよ。
ニューチャレンジャーも頑張れ。
どんな糞SSでもこの後ならきっとみんなマンセーしてくれるぜー。
>203
誘導するなよ…見ちゃったじゃないか(藁
今回は814氏が一番の被害者だな。いってることも至極まっとうだったのにな。
でもあそこの住人大人だね。
やはり子供っぽさは創作者の特質なのか。
うわああ…
すみませんごめんなさい……
とんだ誤爆で……
はぁ・・・
萎
まああれだ。夏休みだしな。
皆も頭冷えたら早めに帰ってこいや。814は謹慎しなくていいと思うぞ。
そうだよ、頭冷えたらきっとまたマターリ出来るよ!
ピリピリしないで、ね?
それぞれの考え方が違うのは当然なんだから、違いも尊重しましょうや。
あぼーん
そうスね
てか広告あげんな!
保守sage
いや、やっぱり814は悪い。
「貴殿だけを責めているわけではない」ってことは、結局責めてたってことでしょ。
彼女は精一杯自分に影響を与えてくれた住人に感謝しながら
感想レスにたいする私見を述べただけだし、それも感想付けろじゃなくて
「感想をもらえたら嬉しいな」「感想書いてあげてください。おながいします。」
としか言っていないのに、スレ違いで一蹴されたらそりゃショックも受けるさ。
本当のところ、
>>814より
>>808の書き込みのほうが酷いと思うね。
まあ確かに創作者は子供っぽいけどね。
子供っぽいっていうより神経質なもんなのさ。じゃないと創作なんてできんでしょ。
では仕切りなおしで
今日は海行ったんですよ
いろんなオナーゴがいて、いつもはそれ見て(・∀・)イイとなるんだが
今年は何も思わず
「シュレタンとプールでハァハァしてーな(吸血鬼だから無理だが)」
と思ってたよママン
俺は
>>808を見た時、今までリクエストに応えてくれてきた創作者の気持ちより
目の前の自分のハァハァのほうが大切なのか?と思ったもんね。
お世辞でもなんでも「わかった」って言ってあげたらよかったのにね。
外道氏だってこれまで散々反応がないことへの不安は口にしてきていたじゃないか。
職人を育てるのもスレ住人だと思うんだが、ここのスレは職人使い捨てかい?
シュレタン、スク水似合いそうだーね
男用か?女用か?
両方行けそうだが
>853->854住人の数が少ないってのもあるかもしれん
他スレ見てきてわかったが「乙」はあんまり使っちゃイカンってのを知らずに
AA板のノリで使ってしまった漏れにも責任があると思う
>857むしろ女の子のスクリ水着を
>>804で外道氏に引っ越しを薦めた馬鹿に対しても、
反論したのは443を含めて2人。というか443以外には一人しかいなかった。
そりゃ外道氏も居なくもなるわ。
セラスタンはすぽーちーな波乗り系の水着が似合うと思います隊長
861 :
外道職人:03/08/07 21:00 ID:yR+EP1BZ
申し訳ありません。少し時間とレスを下さい。
ここで一言あらねば、二度とこのスレに戻れないと思いますので…
自粛と称していましたが、その実2泊で長野に旅行に出ていまして、
先ほど戻ってきてスレを読んでいましたら、自分が留守の間の事態に腰が抜ける
思いをしました。故に、これから書くことは冷静さを欠いているかもしれません。
そのときはごめんなさい、先に謝ります。
443さん、まだROMしておられたら心より感謝申し上げます。
自分も貴女の牝蛇が絡みついたような硬質でセクシャルな文体、
独自の構想力をいつも羨望しています。今でも。
自分は子供っぽい、いつも同じ表現を繰り返していましたので、
余計に羨ましく思っておりました。
貴女を192さんと共に自分のSSの師と仰いでいただけに、
今回の一件は悔しくも悲しくもあります。
熱い7月の日々がこれで最後では、余りにも悲しすぎます。
どうか、時がたってまた機会がありましたらそっと遊びに来て頂くわけには参りませんか?
かのスレは兎も角、ここは皆さん総意でお待ちしていると思いますが…
862 :
外道職人:03/08/07 21:01 ID:yR+EP1BZ
それから、皆様へ。ご返事が遅れて余計な心配をお掛けして申し訳ございませんでした。
やはりあのレスには凹みましたが、反面810さんの様な自分如きのSSを楽しみにして下さる
方がいた事の方がより大きな喜びでありました。
当方務め人にて、夏休みが終わってしまえば頻繁に投下とはいけませんが、皆さんに
「もういい、もう充分だ、もうやめてくれ!」
と言われるその日までやれたら、と思っています。
一ヶ月に一度とか、半年に1〜2とかのペースになるでしょうが…
それから、次の投下をしたらコテはやめる事にします。
自分はお調子者ですので、一端火がつくとあらぬ事を書いて不快にさせるかも
しれませんし、正直その方が気が楽なものですので。
いつになるか確約は出来ませんが、必ずシュレコスプレSSは投下します。
それまで少々お待ち下さい。
>オーダー主さん、810さん
自分のセラス犬と御間抜けお嬢をそこまで気に入って頂き、感謝の極み!
お礼といっては何ですが、なんら実質は伴いませんが貰ってやって下さいw
今日は前に本スレで取り沙汰された以上の衝撃でしたので、
今夜は先に休ませて下さい。頭がすっきりしたら、再びSS製作に励みます。
ところで、「ゴスロリ」と言ってもいろいろあるようですが、皆さんどんなのがお好みですか?
正直どんなのを着せてよいか迷ってますので、お力拝借出来れば幸いです。
長々と、しかも連続カキコすみませんでした!
外道さんおかえりなさいヽ(´一`)ノ
外道さんキタ━━(゚∀゚)━━!!!
ゴスの内容を考えとこう(:´д`)
>630スポーツ系の水着で苦しそうにしてるオパーイで何をするつもりだ。
少佐
ああああああよかったぁぁぁぁ〜〜!
外道さんのご帰還だ!総員アハトウング!
セラス犬、大切にします!(w
もうね〜ダッコして、いっしょに散歩して、それから夜は(以下自粛)
ゴスロリ服は基本の黒がいいと思います!
>自分如きのSS
それでまた叩かれるんだよな(w
そういう事を言いにくるのは外部の人間です
このスレにはそんな人おりません
868 :
書き捨て:03/08/08 00:02 ID:ZC9JmGm+
男の上で女の体が踊っていた。
体が跳ね上がるたびに金の髪が舞う。
「ぁっ、ぁ、ぁんんっ」
体の動きとは反対に、女は押し殺したような喘ぎ声をあげる。
「賭に負けたんだ、頑張って腰を振れ、お嬢様」
「その、呼び方でぇ、私を、っ、呼ぶなぁっ」
男のからかうような声に、女は男の顔を睨みつける。
しかしその目にはどうしようもない欲情が宿っていた。
「その目線もとても刺激的だ」
男は意地悪くそう評して、指でピンと女の乳首を弾いた。
「はあっ」
女は頭を縦に振り、声をあげる。
男の視点からは密着した局部と、引き締まった腰と、その中心にあるヘソと
さらにその上にあるふくらみがよく見えた。褐色の肌は汗に濡れて光っている。
「動くだけじゃなくてちゃんと締め付けろよ」
なお男は勝手な注文をつける。
彼女のそこは熱く、ぬめりつくように彼のものを包んでいて、
すでに充分締め付けてはいたが、もっと困らせてやりたかった。
女はいまいましそうな顔をしながら、下腹部に力を入れきつくきつく締めようとする。
「そのままゆっくりと動け」
言われるがままにさきほどまでとは違ったゆっくりとした動きで腰を上下に振る。
男の手が女の尻に当てられて、その動きをリードしていた。
熱いヒダの中で男のものがゆっくりとしごかれる。
「お、おぼえ、んっ、てろよ、んんっ、おまえ」
にちゅにちゅとした音が響くなかで、快感を押し殺した声で女が呟く。
「よく覚えておくよ、お嬢様の感触は」
男は笑った。そして腰を突き上げる。
「は、あっ」
タイミングを乱された女は思わず声をあげる。
「ほうらもっと声をだせ、お嬢様」
さらにさらに突き上げた。
「ああっ、あぅん、ああぁーっ」
女はもう声を抑えられず叫ぶ。金の髪が汗で顔にまとわりついていた。
男の腰の動きの上で、女も自ら腰を振っていた。一心不乱に腰を振る。
「うう、いい、いいっ、ああんっ」
普段からは想像もできない姿が男を高ぶらせた。
腰に手をかけ、さらに激しく挿入を繰り返す。
「だめっ、だめだっ、ああ、い、、」
男が果てるのと同時に女も登り詰めた。
「はあ、はあ、はあ」
男の肩の上に手を置き、女はがっくりと体を倒す。
体の上にまで倒れてこないのは最後の意地か。
濡れて何本ものたばになった髪が男の顔の周りに降りてきていた。
顔と顔が近づいて、その汗で乱れた顔がよく見える。口のまわりには唾のあとも残っていた。
にやにや笑う男の顔を、女は上気し赤くなった顔でちらりと見て、悔しそうに目をそらした。
「またやりたいものだな、我が主」
「誰が二度とするかっ」
女は一瞬だけ普段の表情を取り戻して叫んだ。
そしてそのままがっくりと男の上に倒れ込む。
男は女の胸の感触を楽しみながら、その背中を抱きしめた。
ある夏の、一夜の夢の出来事だった。
以下はひとり言
あれは確かに真夏の夜の夢だった
浮ついた妖精たちが数匹入り込み悪さする、そんな悪夢だった
だがここ2chでは特に珍しくもない、夏の夜のはかない夢だった
夢が醒めればそこにはいつものステッキーなスレがある
みんなでヘルシングのキャラでハァハァする熱い香具師が集う
お嬢の金切り声に昇天し、リップの最後に涙する
婦警の超乳に感涙し、旦那の鬼畜さに熱くなる
ハインケルをどう料理しようと相談してるかと思えば
シュレディンガーに水着だのゴスロリ服だの着せようと目論む
外道職人は今日も長々と丁寧語のオンパレード
それでもキッチリ仕事はします、と職人の誇りを書きコする
そう、問題ない なにも問題はない
リロードしたらそこにさりげなく彼女のイカスSSがあれば
そう、問題ない なにも問題はない
今日もいつものステッキーなスレが続いている。何も変わらない
>>870 そうだ!何も問題は無い!あれは夢だ!忘れちまえそんなもの。
狗の肉にしちまえっ!
あぼーん
そのうち朝が来るさ。
朝が来りゃ「お早う」でただの夢になって終わり。
何事も無く何時もの一日が始まるさ。
あぼーん
おはよう
またシュレディンガーで萌えつきるぞ
おはよう
それでこそ漢
っていうかな、2ちゃんねるごときで何を。
私が何年ここにいると思っているのかね? カゲソの時代からだぞ。
ありふれた光景さ。すべては流れ消えていく。
ただ私には表をページ作る必要があるんだよ!
そのためにはエロくないSS書かないといけないのさ!!
あぼーん
家に帰ったら
シュレタンが「○○を喜ばせたくて、ご飯を作ったよ」ってやってたらどうするよ?
シュレタンは料理が苦手、指に包丁の傷、はデフォルトで。
880 :
名無しさん@ピンキー:03/08/08 14:21 ID:wTqS9utZ
自然破壊する業者も撃ってヨシ
あぼーん
↑誤爆シマスタ
>>879 何を作ってホスィ?
漏れはカレーをキボンぬ!
お嬢に「戯れに作った。食えッ!」と言われて突きつけられるのもいいなァ
884 :
879:03/08/08 15:36 ID:aOrBYvQ1
やっぱりカレーだな
「おいしい」って聞くから
「おいしい」っていうと明るい顔になる
>883 お嬢様のカレーライス。
超激辛のやつを水を一切与えずに「見事全部平らげたらこれをやろう」と
片手にアイスを掲げつつソニン風裸エプロンで見下ろす局長。ぐふっ。
いや前の職場の近くの「英国式カレー」という店がそうだったんだわ。
裸エプロンはないけどな。
ところで野郎向けエロ本とかでも普通にシュレたんがカマを掘られてたりするんですが
ショタと801はどこで区別をするのでしか?教えて偉い人(古っ)
女の子みたいな少年は
男向けハァハァ(ヘルシングではシュレタン)
普通の男は
801じゃないかな?
(801板のスレではシュレタンより少佐とか旦那、萌えが多かった)
シュレタン本欲しくなった(´・ω・`)今度、とらのあなで探してこよう
あぼーん
性別がおとこでも、キャラに対して女性的な輪郭や記号を感じるから、やおいとは違うのかな。
以前は矢オイの多いジャンルでなんとか楽しみを見つけようとしたが、無理だった私・・。
ところで
シュレにカレーにソニン風エプロンて・・
すげぇ 同じこと偶然に全部考えてた
ちょっと 待ってて
>879
そんな事をされたら萌えすぎて殴る。
超えてはならない一線を超えさせるつもりか猫野郎、ハァハァ。
ただ今ニュースで川に落ちた子猫の救出劇が放送中!
シュレたんも助けてあげたら感謝してくれるかな?
>888
待ってて、って何してるのよ(w
891 :
879:03/08/08 18:37 ID:ok62ktP2
漏れも書いてなくて
聞かれて「カレー」って答えてるけど
このシチュエーション、昼自分でカレー作りながら
考えてた
あぼーん
シュレや局長もいいが・・・カレーもいいが・・・
セラスに
「あ〜〜ん♪」
と言われながら、食べさせてもらいたい。お刺身を。
で、リップにお酌してもらいたい。
↑デフォルトで着物
>893
そのお刺身は由美江が裸エプロン(割烹着)でさばいたんですか?
むしろ女体m(ry
>895
宴が最高潮になったら、好例悪代官ごっこ
漏れ「よいではないか、よいではないか (;゚∀゚)=3ハァハァ 」
セラスorリップ「あ〜れ〜 おやめになってぇ〜」くるくるくるくる!(以下自粛)
セラスの着物に手を入れてイタズラしてぇ
リプタンの尻触ってイタズラしてぇ
夜になったら着物無理矢理着せたシュレタンとやりたい
>889一線なんか越えてしまえ
漏れも一線だけは越えてはならんとしてたが
シュレタンで越えてしまい
その日は神にでもなった高揚に包まれた
着物か、いいな。
でも合いそうなのは由美子・由美江とリップタンくらいではと言ってみるテスト。
婦警は胸がきつそうだし、お嬢はなんか合わなそうだし。
そんな二人にはバニーガールで・・・ひざに乗っけてぇーーー!
全員体操服だ
あぼーん
宴が盛り上がってきたらリップたんに
怖いザミエルの話を聞かせてあげるのさ!
怖がって半泣きで抱きついてくるリップたん。
ハァハァハァ
↑(・∀・)イイ
リプ「あの……○○様…今夜一緒に…寝てくれませんか?
……だって宴会の時にザミエルの話するから…私…怖くて」
(:゚∀゚)=3
おまいら・・・最高(*゚∀゚)=3ハァハァ
第一目標はヘルシング機関!!
男前局長!! 爆乳婦警!! エロ光線旦那!! ジョンブル執事!!
不良系先代当主!! 幼女局長!! 若執事!! 美少女マスター!!
ショタ時代隊長!! 裸エプロン局長!! バニーガール婦警!!
ちょっとネタの弾数が元ネタに足りないが 全て萌やせ
イスカリオテ13課!! 1人で2倍美味しい由美!! 何気に感じやすそうだハインケル!!
少佐殿!! マクスウェル・アンデルセン絡みは?
ネタにしろ!! 当然だ 愉快極まる 妄想の欠片も残すな
最後の大隊はいかがしますか少佐殿!!
萌やせ リップヴァーンは食せ
ゾーリン シュレディンガー 全部犯させろ (見逃すのは)不愉快だ
ヤンは?
暴れさせろ ルークもだ 鬼畜の様に
ドク 大尉 伊達男 どうしましょうか
余さず妄想の種にしろ
かまうものか 目についた物は 片端からネタにし
目についた者は 片端から犯せ 存分に勃ち 存分に濡らせ
この人口○○万のハァハァスレは 今宵 諸君らの ヲカズと成り果てるのだ
さあ!!諸君!! 萌えたり萌えられたり 酔ったり酔わされたりしよう
さあ 乾盃をしよう 宴は遂に 今宵・此の時より開かれたのだ
乾盃(プロージット)!!乾盃(プロージット)!!
大隊総員 傾注(アハトゥング)!!
諸君 夜が来た 無敵の敗残兵諸君 最古参の新兵諸君
万願成就の夜が来た 無礼講の夜へ ようこそ!!
きれいだ、萌えが見える
お嬢は浴衣姿キボン。
んでうなじが見えるように髪アップ。
横では甚平を着た執事が団扇であおいでたり。
もしくは着流し。
>906
うまいことこのスレ住人の願望まとめたなぁ〜
美味いこと少佐だけ対象外なんだよな!(w
まあ誰も少佐の体操服や着物やバニー服なんざ見たかないだろうが
浴衣お嬢か、いいなあ。同じく浴衣のセラスと花火してたら和むだろうな〜
後片付けは甚平を着た執事と浴衣の旦那に隊長がせっせとやるの(w
>906
局長、いつの間に男前になったんだ。
泣き虫局長萌えじゃなかったんかー。
女王様君臨計画が成功したのか?
>ちょっとネタの弾数が元ネタに足りないが 全て萌やせ
ワロタ
次レスは?
おはよう〜
>911
局長はいつも男前。そんな彼女を苛めるのがみんな大好き!
主導権を握る回数が少ないという意味と解したが、如何?
>913
漏れ様ちゃんが次レスを立てますた!(w
ところで次スレの題名もこのままでPart3にしますか?
立てるのは950逝ってからでも遅くはないと思うけど。
おはよう
914さん、サンキュウウ!
ー安心。今後もお世話になります。
そうですね 立てる時期はもう少しアトでもいいのか
題名もこのままシンプルなのが分かりいいかなと、私は思います。 (913)
おはよう
二人ともパーフェクトだ
おはよう。
ああ、次レスね、ホントに新しく立ったと思ったYO(w
>915
禿堂。検索に引っかかってもらわんと困るしね。
台風で一晩外にいたシュレディンガー(と名付けた猫。オスの雑種)が、
びしょ濡れで帰ってきた。タオルでふいてやる。
ふと、雨に打たれたシュレタンの頭をふいてやる自分を妄想した。
駄目だな、朝からわたしゃー・・・
>917シュレタンと一緒に風呂入れ
耳を触ってるとおとなしくなるシュレタン(:´д`)
このまま最後まで…ハァハァ
ただ、今このスレ485KBあるんだよね。
たしか502KBだったか、500を超えるとすぐ書き込めなくなるので
今後長文SS投下があるんなら早めに引っ越すのもいいかもしれない。
あぼーん
>919
成程 成程 そうか全く以って道理だ(旦那調に)
びくびくしながら職人さんを待つのも何だしな、漏れは(・∀・)イイ!!と思うよ。
新スレで安心しながら萌えを語り職人さん降臨を待つのはどうよ、と言ってみるテスト。
テンプレどうする?PART1は親切な
>>724さんがHTML化してくれたのが良いと思うけど、
勝手に乗せるわけにもいかないし、どんなもんでしょう。
いかがですか?親切な
>>724さん、みなたま。(伊藤四郎調に)
922 :
724:03/08/09 14:04 ID:b3UGQNjT
>>922 うわーーーー 超シーンーセーツ。
やっぱり724だーーーーーッ
>724親切にして頂き
感謝の極み
あぼーん
あぼーん
あぼーん
930 :
925:03/08/09 19:38 ID:iCvLYgLn
>926
あ、そうか!
どうせ格納されるんだから、2はいらないな
その下の「征くぞ、諸君」はこんなのどうでしょ?
少佐「征くぞ、諸君」
アーカード「 来 い 」
まあ、あまり意味無いけど(w
931 :
925:03/08/09 19:44 ID:iCvLYgLn
>930
我ながら言葉が悪い
「せっかく格納してもらえるなら」だね!ゴメン!
・・・しかし今日は広告が酷いな。急がないとマジで容量こえるかも
漏れ、別のスレ立てようとしたらできなかったので、どなたかおながいします
私も出来なかった・・・
>933
乙。
ではまず、新スレの即死防止に行ってきます。
前回の悪夢はもうみたくないw
>>933 新スレ立てに、感謝の極み!ズパッ
しかし、スレ立った瞬間濃いお題が出ましたな(w
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
じゃあとりあえず懺悔だな。
新スレ立てたからみんな許してー。
迷える子羊よ…
どんな罪を犯したのですか?
あぼーん
新スレ、新たなる胎盤をもたらした貴方には既に罪無。
気楽にやろうよー。
私もたまにかくから・・
さんきゅー。
表ですごくいいSS書けたのよ。
まあ自分でそんな気がしているだけですが。<SSの評価
修行してまた戻ってくるぜ。
あぼーん
あぼーん
ひとりウーフー祭開催予告・・・
クビヲアラッテマッテイロ
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ウーフー親衛隊の犯行声明!?w
どんなウーフーが炸裂するか、楽しみにしています。
あぼーん
あぼーん
>948
で、君はお嬢で何をたくらんでいるのかね?(w
952 :
948:03/08/12 00:31 ID:Dz9SyzBk
>>951 次スレの頭に、勢いでカキコしたネタの補完をと…
でも、局長だと何故に筆がスイスイ進むんでしょうね。
今回ハードにエチーではないですけどw
あぼーん
>947
ウーフーたん(´Д`;ハァハァ
早く早く
ちょっとだけあにめにしたよー
じゃばすくりぷととたたかってげーむにしたいです。
ただのきせかえになりそうなけはいだがー。
それもまたよしかな・・
あ、SSじゃなくてごめんなさい・・
わたしには書けません。
ハイ由美SSの続きはいずこへ・・。
ステッキーな企画が同時進行中のようですな
期待で股ぐらがいきりたちそうでつ
>955
( ´∀)ノ.. ミタヨー
とってもステッキーだね。完成が待ち遠しいナー
ウーフー祭りは成功するよ、ゼッタイ
いいなあ。漏れもSSとか書けたらお嬢いじめに参加したいのに。
SSどころか普段文章すら書かないよ。とほほ。
948たんどんなのを用意してんのかなー。わくわく。
960 :
名無しさん@ピンキー:03/08/12 18:42 ID:CMJ5GT0V
961 :
948:03/08/12 21:31 ID:BZbcgUye
お嬢君臨計画を進めていたはずなのに、気付いたらウーフー祭り
飛び入り参加の支度をしている…
自分もご一緒させてもらって(・∀・)イイ!!ですか?
なんだかんだでお久しぶりです、956さんw
ヒャッホウ嬉しいよー!
ひとりでちみちみCG塗って目をしょぼつかせてたら・・
飛び入りのお知らせが!ばんざーゐ
♪ひーとーりーじゃないかーらっひ−とりーじゃ (スイマセンあまりの嬉しさに壊)
お久しぶりです・・えーと948で952さんで・・って
コテハンの利便性がじんわりと。。
958さんもありがとー
JAVAscriptとapletに頭ぐるぐるですが完成させるっす!
>>962 感謝の極み!
最近コテを辞めた香具師ですよw
SS職人も開店休業しようかと思ってたら、お嬢作戦とウーフー祭で
また発作的に書いてました。彼女たちは実に(・∀・)イイ!!
自分は科学力が無いのでお手伝い出来ませんが、がんがって下さい!
あ、広告があぼーんされてる。
ただそれだけなのに、なぜ感動的なのだろう?
このスレ長生きできそうだな。
>>962-963 二人が意気軒昂で漏れもうれしいYO!
>962
ページが変わって、オーナー変わったか方向変えたのかと思って
リンク切ったら、いきなりこんなことになるだなんて。
しくしく。
再リンクしてもいいですか?
ふろむ、自粛中だけどコテを辞める気はない懲りない香具師。
あれは広告あぼーんなのか。なんか派手だなと思ったら。
わりと世間しらずな我、感知せづ・・。
リンクドゾー。
貼ったりはがしたりお気に召すままみ。みってなんだ
ふろむ、ワタシの機械はひとまずエムエスブラストとやらに対象外だった絵師
皆ダイジョブかい
あぼーんがあるとかちゅはログが詰まる。
950越えのスレを一旦データ削除して再読込って勇気が要るよママン。
バックアップとっとけよていう突っ込みはナシの方向で。
>966
どもー。再リンクさせていだたきました。
うちはもろにえむえすぶらすと対象だぜ。これから対策に取りかかるところ。
しかしネスケ派ってさー、いないのねー。私くらいだぜ。
IE、ネスケ以外の第三者より少ないぜ。一人もじらが居たけど。
ちなみにこだわりはなくて、単純に前のマシンはIEと相性悪かったんで乗り換えてそのまま。
966
一応IEとNN両方でチェックするようにはしてるけど
NNってなんかこじゃれたサイト設定(スクロールカラーやライン色)が反映されないのと
写真画像が、ビット数低くしてるとぺたっ・とした感じになるからなー
あ NN7だとドラッグするJAVAスクリプト動かない・・おややや
IEでもNNでも、たまにすごく古いバージョンをお使いの方がいるのは謎だ
何かアップデートしないポリシーか・・その視界を思うと深遠なきもちになるのであった
ネスケ、タグへの突っ込み厳しいしね。
ネスケでうまく動作しなかったらすぐIE立ち上げてやってますんで
個人的にはあんまり気を遣ってもらわなくていいです。今後はIEで見るようにするよう。
同人の方のサイトって凝ってるのが多くて、やっぱIE使わなきゃって気になりますな。
うちのサイトなんかずえんずえん関係ないですけどね。
とにかく軽いの命、タグ単純なの命で作ってますから。
私が最初にサイト作ったのは5年前、その頃の通信速度に配慮したままなのyo。
#かなり意味がない。
こだわりはなるべく相対規定使うことと、色指定は単語(black等)でやることくらい。
だから古いのにこだわる人の気持ちも、ちょっとは分かったりして。
あー、SS書きたいよう。でも「あんた書きすぎ」ってドクターストップもらっちゃったよ。
なんか短いの書こうかなー。コスプレとかイメクラとかキャパシティ外なんだけど
この際挑戦してみるべきか。
ってすまん、漏れ雑談しすぎ。
以後はあちらの掲示板におじゃまして書きますー。
971 :
名無しさん@ピンキー:03/08/14 12:51 ID:plFf/GGM
と思ったら、coolは掲示板やめちゃうのねん。ウギャー
しかし私の表サイトもcoolですが、FTPつながるのメッチャ遅いよ。
最初どっか設定間違えてるのかと何度もキャンセル押しちゃったよ。
あ、ほんとだ。。
そうだサービス変わるんだった
くそっ無料レンタルしてくる・・
FTPつかファイルエディター使ってるけどスムーズだよー
ワタシのオモテサイトは・・背徳感を得続けんがために秘密です。
ジャンル違いすぎで(まんがとか絵ではなくて)。
974 :
名無しさん@ピンキー:03/08/15 14:15 ID:+OSMOstk
975 :
名無しさん@ピンキー:03/08/15 14:24 ID:yFhD2d7f
976 :
山崎 渉:03/08/15 16:01 ID:4fmQeeOf
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
意外と書けてしまうもんなんだな。謎だ。
恋愛ゲーはときメモの第一作とホワイトハート(PCエロありの方)しかないんだけど。
でも、そもそもエロだってここ来て始めて書いたんだしなー。
私は設定魔というのが上手い方向に働いたのかしらん。
いろいろ企画が沸いてくるよママン。
問題はそれを字にする体力があるかだ。夏は厳しいぜ。
あとマルチポスト野郎は逝ってよし。
978 :
名無しさん@ピンキー:03/08/15 19:22 ID:+OSMOstk
dat落ちしませんな。1000まで行かないと駄目なのかな?
うちの表サイトは、タイトルそのままハンドルそのまま、
それでいいんか自分ってくらいそのまんま...。
だって最初は表サイト作ろうと思って、ここに文章修行に来たんだもん。
なんでエロに来てしまったのかは自分でも謎だが
ヘルSSが書けるのはここしかなかったのだから仕方あるまい。
そして先に裏サイトが出来上がってしまいましたとさ。ちゃんちゃん。
頑張って1000まで逝かせねば。
ところで今更な突っ込みなんですが、
>>713は本当にあのSSを朗読(声に出して読むこと)したんでしょうか。
心の隅にずーっとひっかかっている謎です。
いや別に朗読してもいいけどさ。
むしろ聞いてみたい気さえするけどさ。
そういやCD屋で豊川悦司とS.E.N.Sのコラボアルバムが出てたの試聴した。
ピアノの音色の中にトヨエツの詩の朗読が混じってるの。
べつだんヘルシングぽくはーないが
SS朗読の声色はあんな低音がいいなあ。
983 :
713:03/08/17 21:22 ID:ZOYg7TIE
>>981 このスレのssに限らず、他のスレのssも音読してしているが、何か?
つーかその方がよりスリリングなのだが、ヘンタイかねぇ漏れ。
ま、お好みの声優さんの声を脳内再生しながら読むのも乙な物。
特に、今日職人休業宣言した彼のssのお嬢でそうすると、萌えと笑いが20%増しな罠。
ちょっとさびしくなるね。
984 :
名無しさん@ピンキー:03/08/17 21:47 ID:H7/SFPN5
>983
そうなのですか。
個人的にあなたを勇者と称えさせていただきます。
きっと彼はまた帰ってくるさ。
SS書きって取り憑かれるもん。
私も風邪引いてしんどくても書きたくてたまらない時あるもん。
信じてますぜ。
んん〜〜〜
なかなか埋まらないねぇ〜〜〜
それでは各々方、各自の最萌えキャラとその萌えツボを告白して頂きましょうか
漏れはお嬢。メガネウーマンだから
987 :
名無しさん@ピンキー:03/08/18 20:34 ID:Q4XXklDy
セラス。ムチムチしてて処女だから
インテグラ様!インテグラ様!インテグラ様!
褐色美人が元々好きですた。背広がパリッと似合うキャラがまたステッキー
アーカードだあ。
強さ、格好良さ、主へのセクハラぶりもさることながら
あの表情がたまらん。
人を小馬鹿にした笑い、心底楽しそうな笑み、
戦いを前に逝っちゃってる目つき、「つまらん」って顔、
どれもこれもステッキー。
インテグラ局長
眼鏡と葉巻とスーツがこの上なく似合うハンサムウーマンなのに
あっちゃこっちゃ柔らかそうなのがイイ。
ウォルターとかセラスとか、身内扱いの相手に見せるちょこっと弱気な所もたまらん
少佐だYO!
だってナチだもん。
というのは冗談として、心の中も不思議な飄々としたオタクぶりと
嬉々として部下を捨て駒にする冷酷な戦略家ぶりがとても鮮やか。
ハインケルに一票。
カトリックの聖職者なのに、男装してるは、射殺しまくりだわ、
くちびるの艶がいろっぺーの体がムチムチのと、歩く背徳エロス状態なところ。
朝一に告白すると
シュレタンで〜す!
あの童顔猫耳に半ズボンと短いソックスは反則度高杉。
ゆえにリップタンで楽しみつつ、淫靡にもてあそぶシュレタンや
ゾーリン姉さんや酒乱セラスタンにもてあそばれるシュレタンを
SS化したお二人の神職人に心から感謝!!
995 :
名無しさん@ピンキー:03/08/19 16:10 ID:6asfb9A3
お嬢様に更に一票!
常に着込んでいるごつい黒スーツから時々ぽろんと覗く
心身共にや〜らかそうなところがたまんねっす。
なんつ〜か全てを無理矢理曝け出させてやりたくなるとゆ〜か。
アップになった時の唇の艶もエロくて(*´Д`)ハァハァ。
旦那みたく「馬鹿!」とか真っ赤になって罵られてぇ〜。
お嬢滅茶強えェ〜
ドジンシは婦警が主流なのに、この指示層は・・・
そんな漏れはリップ中尉マンセー
メガネッ娘でソバカス付きな最後の萌えっぷりは歴史に語り継がれるべきだ
局長だよな、ヤッパソ
Sは強い局長を屈服させたいと願い、
Mは強い局長に屈服させられたいと願う、と分析したがどうよ
どちらかというと、連載当初の局長の方が好み
昨今は旦那が美形化するのに反比例して色気が堕ちていってるようで
かっこいいから(・∀・)イイ!!けどね
をう!
遅ればせにハインケルに一票!えろいから。ぎりぎりな感じがあるから。にてるから。
お世話になったスレよあとも一歩
1000getです、オメーら!
由美江(子ではない)を推すぞ!
ロングな黒髪がビューテーホ〜
しかも戦う姿が美しいのなんの!逝っちゃってる顔も好し!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。