☆ひょっこりひょうたん島をエロ小説に!☆

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1名無しさん@ピンキー
ぜひおながいします
ダンディ&サンデーなどなど
2名無しさん@ピンキー:03/05/12 20:48 ID:zrKpwFX6
自分でもその内書くので・・・ネタ決まんないけど
皆さんの視点で見たいです
3あぼーん:あぼーん
あぼーん
4名無しさん@ピンキー:03/05/12 21:02 ID:VZHmGwvK
個人的にはキツイ気もするが
5名無しさん@ピンキー:03/05/12 22:34 ID:zrKpwFX6
サンデータン 人形にしておくにはもったいないほどコケティッシュで萌え~
デカパイだしな トラひげとガラクータと3p きぼんぬ
6名無しさん@ピンキー:03/05/12 23:25 ID:BSI/Wesd
ほしゅ
7名無しさん@ピンキー:03/05/12 23:44 ID:zrKpwFX6
さんくす
8名無しさん@ピンキー:03/05/12 23:45 ID:zrKpwFX6
サンデータンの画像貼るね 金髪の素敵なおねエタンがそうでつ
http://www.sunfield.ne.jp/~kawasima/hyoutan/audio/ld/ldsong.html
9名無しさん@ピンキー:03/05/12 23:46 ID:zrKpwFX6
あれ?はれない 何故だ・・・
10名無しさん@ピンキー:03/05/13 00:14 ID:H3TlpxyL
>>9

ちゃんと見れましたよー。やっぱりいつ見ても素敵ですね。(w
11名無しさん@ピンキー:03/05/13 07:36 ID:zjtbnngx
直リンしたせいかな?ともあれ よかったです
サンデータン 可愛すぎ ネタ考えてくるね 
12名無しさん@ピンキー:03/05/13 19:35 ID:H3TlpxyL
あげましょう
13名無しさん@ピンキー:03/05/13 20:31 ID:zjtbnngx
後ろから攻めたい
14名無しさん@ピンキー:03/05/13 20:31 ID:zjtbnngx
金髪碧眼 白い肌にデカ乳 萌えさせる要素まんさいだぞw
神降臨待ちw
リアルな身長は170cm
乳90cm(Fカップ)
ウエスト60センチ(かなりくびれてる)
ケツ92cmのボンキュッボンのダイナマイトバディ
トラひげは見てても内心ハアハアしてるの分かるが
ダンディ あいつはあんなのが近くにいてなんとも思わないのか?
と小一時間(ry
15名無しさん@ピンキー:03/05/13 20:34 ID:zjtbnngx
ダンディはむっつり助平に違いない 自分の予想
チムポがヒリヒリするほどマスかいてるに違いないさ
もっこりひょうたん島 
16名無しさん@ピンキー:03/05/13 20:49 ID:2gurqvV7
ハカセ「おい、プリンしっかり腰をあげるんだ。ライオン君が挿れ辛そうじゃないか。」
ライオン「そうですよ、プリンさん。もっとお尻をこっちに向けてくださいよ。」
プリン「だ、だってお、おっぱいが気持ちよ、よ、よすぎて腰に力が。。。」
ハカセ「しょうがないな、テケ、いい加減プリンのおっぱいから離れろ。」
テケ「おいら腹減ったから、もっとプリンのおっぱいしゃぶってたいぞ。」
17名無しさん@ピンキー:03/05/13 20:54 ID:zjtbnngx
神降臨!キタ================!
プリンタン 輪姦・・・(;´Д`)ハァハァ
18名無しさん@ピンキー:03/05/13 20:55 ID:zjtbnngx
プリンタンって整理あるの?毛は生えてなさそうだ
サンデータン整理の時には困っただろうなあ
19名無しさん@ピンキー:03/05/13 20:56 ID:zjtbnngx
漏れもプリンタンとやりてえな〜
20名無しさん@ピンキー:03/05/13 21:11 ID:zjtbnngx
「あぁん だめよ ダンデーさん・・今日は整理なんだから〜」
「いいじゃねえか サンデーさん アンタの血塗れ万個が見てえんだ」
「いやっ! ・・・そんなに見ないで〜」
「昔を思い出させる匂いだぜ」「何をして欲しいか言ってみな」
「はあっはあっ・・ 私の汚い・・ お・・お万個をなめて〜」


変態すぎ?w
21名無しさん@ピンキー:03/05/13 22:43 ID:H3TlpxyL
すごいな
22あぼーん:あぼーん
あぼーん
23名無しさん@ピンキー:03/05/13 23:43 ID:zjtbnngx
昔からサンデーセンセに限らず 金髪美人に弱いっす
サンデータンって北欧系の顔立ちだよな 余計にそそる
ほかの板じゃ語れないから思う存分エロを語る
みんなもどしどし書いてくだされ ブフブハ
24名無しさん@ピンキー:03/05/14 00:52 ID:ykehFVM0
残念ながら自分、文才の才能ないので書けないのだが・・・いろんなシチュ妄想した事は、・・・(r


25名無しさん@ピンキー:03/05/14 17:49 ID:/Pz30vNU
もっこりひょうたん島(お約束)
26名無しさん@ピンキー:03/05/14 19:56 ID:/Pz30vNU
24>分かりますぞ!あれこれ考えちゃうもんな
サンデータンと博士の「魔女の条件」よろしい諸タ物、
ライオンとトラひげの獣姦物・・・
27あぼーん:あぼーん
あぼーん
28名無しさん@ピンキー:03/05/14 21:19 ID:ykehFVM0
>>23
自分の場合どちらかというと「かわいい女の子」の方が好みなのだが(爆)「美人な女性」もいいなあと思い始めたのがきっかけかな
29名無しさん@ピンキー:03/05/14 21:20 ID:WCmGDMIL
3028:03/05/14 21:45 ID:ykehFVM0
つい、3ヶ月半ぐらい前の事です・・・(正確に言うと2月1日・・・)
31あぼーん:あぼーん
あぼーん
32名無しさん@ピンキー:03/05/14 23:29 ID:/Pz30vNU
(´ε` )さんで〜たん しゅき
神降臨待ち くれくれでスマソ
33名無しさん@ピンキー:03/05/14 23:32 ID:/Pz30vNU
よっしゃようやくかけた 規制されてるのか?なかなかかけへんかった
28>お仲間ですなあ キュートなプリンもいいがセクシーなサンデータン
も乙。
サンデータン 人形なのにいろっぽ過ぎる
学生時代はさぞかし遊んだ事やら・・・
34あぼーん:あぼーん
あぼーん
35あぼーん:あぼーん
あぼーん
36名無しさん@ピンキー:03/05/14 23:35 ID:/Pz30vNU
声がハスキーになったのはザーメンと酒の飲みすぎ タバコ吸いすぎ
セクースの時声だし過ぎと思われ
自分文才ないが欲望が更に溜まったら勢いに任せて書くと思う
そのときは往年のジャイアント馬場絵を見るような目で見守っててください
37名無しさん@ピンキー:03/05/14 23:37 ID:/Pz30vNU
絵ってなんだ 酒の飲みすぎは俺の方だ サンデーさん
ああ ダンデーになりてえ 何発やったんだ!糞
みんなは何発やったと思う?俺は10発ぐらいと思う
38ダンディーの独白:03/05/14 23:43 ID:/Pz30vNU
「やわらかそうな質感の白い肌 大きい乳房に挟まれて眠りたい
お前じゃなきゃダメだ」心の中では思ってもおくびにも出せねえ
モノがいきり立ってきた・
・・ふう・・いい年こきやがって俺ってやつは・・・
シカゴのギャングが夜な夜なセンズリコクなんて 
昔の死んだ仲間は空で藁ってやがらあ 
あああぁ っ もうだめだ 出る・・・「っくうう!」
39名無しさん@ピンキー:03/05/14 23:52 ID:/Pz30vNU
自分の書けるのはこの位だ・・・神カマ〜ン♪
ダンディは早漏って設定だ なぜなら憎いから
40あぼーん:あぼーん
あぼーん
41名無しさん@ピンキー:03/05/14 23:54 ID:NEwx0LIe
まるいちきゅうのすいへいせ〜んに♪
42名無しさん@ピンキー:03/05/15 17:30 ID:47+T0etw
ダンディは包茎で候
43名無しさん@ピンキー:03/05/15 20:20 ID:47+T0etw
神降臨しぶとく待ち!
44あぼーん:あぼーん
あぼーん
45名無しさん@ピンキー:03/05/15 22:44 ID:47+T0etw
サンデータン オナニーしてたのかな?
46あぼーん:あぼーん
あぼーん
47あぼーん:あぼーん
あぼーん
48名無しさん@ピンキー:03/05/16 07:34 ID:c8ELDuxV
今日も神降臨待ち 
49名無しさん@ピンキー:03/05/16 17:22 ID:Xu6RxOSF
無理だろ・・・

第一人形だよ

ぬりだろ・・・
50名無しさん@ピンキー:03/05/16 19:00 ID:tl8QPMCN
まあ、気長に待ってみましょ
51あぼーん:あぼーん
あぼーん
52あぼーん:あぼーん
あぼーん
5350:03/05/16 19:27 ID:tl8QPMCN
キャラクター自体は、ずっと前から知っていたのだが、少し気になっていたのが去年の12月の中旬頃からで本格的にハマったのがあの2月のスペシャルだったんだなぁ・・・と今、振帰って見た
5453:03/05/16 19:38 ID:tl8QPMCN
まあ、自分は、某アイドルグループが好きで・・・それがきっかけだったんですよ・・・。
5554:03/05/16 20:02 ID:tl8QPMCN
今まで言えなかった事をココで言ってみました・・・・・
56名無しさん@ピンキー:03/05/16 20:15 ID:c8ELDuxV
ああ モームスか モームスに感謝しなくてはな
新たなファンを増やしてくれたんだから
57名無しさん@ピンキー:03/05/16 20:16 ID:c8ELDuxV
49に物申す!人形でも十分に欲望を掻きたてる顔してるぞな!
サンデータン最高!!個人授業してくれえ
58名無しさん@ピンキー:03/05/16 20:51 ID:c8ELDuxV
ぽってりとした唇 フェらさせたら最高に違いない
乳首はでかいのか?
59あぼーん:あぼーん
あぼーん
60名無しさん@ピンキー:03/05/16 22:45 ID:c8ELDuxV
サンデータンの獣臭いマムコ舐めたい 白人だから臭そう でも萌え〜
61名無しさん@ピンキー:03/05/17 14:09 ID:B5Z/+bIk
今日も神を待つぜえ!誰かかいてくんないかな?
たのみます!
62あぼーん:あぼーん
あぼーん
63名無しさん@ピンキー:03/05/17 19:19 ID:B5Z/+bIk
じゃあ近いうちに俺が書いてやるぜ 楽しみに待ってな!
64あぼーん:あぼーん
あぼーん
65名無しさん@ピンキー:03/05/18 00:00 ID:6EmP1hvs
楽しみにしています
66名無しさん@ピンキー:03/05/18 00:47 ID:2G45VRjH
どんなシチュエーションがいい?
67名無しさん@ピンキー:03/05/18 00:49 ID:2G45VRjH
どんな人物がどのような設定でって言ってくれて
アイデアも提供してくれたらありがたい事この上ないw
68名無しさん@ピンキー:03/05/18 01:15 ID:6EmP1hvs
考えてみようかな?。しかし今日も仕事があるのでもう寝ます・・・。でも1週間に1度しかない楽しみも待っているで頑張れるぞ!!。
69名無しさん@ピンキー:03/05/18 07:34 ID:2G45VRjH
でも自分表現力がな・・・フランス書院でも読んで勉強してくるw
今日はひょうたん島がやる 俺もサンデータンにあえるので楽しみでごわす
仕事がんがってね ネタ提供期待してるYO!w
70あぼーん:あぼーん
あぼーん
71名無しさん@ピンキー:03/05/18 20:20 ID:6EmP1hvs
家に帰ってすぐテレビの前に・・・今週もかなり最高だーっ!!。そして変な妄想をしてしまったよ・・・・・。(w
72名無しさん@ピンキー:03/05/18 21:45 ID:2G45VRjH
実況貼り付けておくね ああ!サンデータンなんて綺麗なんだ
今日は危ないシーンが盛りだくさんで萌えたw
たとえば ガラクータにプリンが拉致される
サンデー先生が無理やり海賊どもに取り押さえられる
ぶん殴られて気絶させられる
http://live5.2ch.net/test/read.cgi/livenhk/1053252225/320-419
まあ お楽しみくださいw


実況でもこの模様はかなり祭りになってるよ ドサクサにまぎれてエロカキコ
してるのは僕チン
73名無しさん@ピンキー:03/05/18 22:31 ID:6EmP1hvs
自分の家のパソコンは、居間にあり、そして親は、裏番組を見ているので2階でこっそりと見ているため実況に参加出来ないのがとっても残念です・・・。
7473:03/05/18 22:36 ID:6EmP1hvs
しかし、いつも終了と同時にすぐ1階におりパソコンを立ち上げ過去ログ倉庫行きになる前に観覧して楽しんでますよーっ。
75あぼーん:あぼーん
あぼーん
76名無しさん@ピンキー:03/05/18 23:09 ID:2G45VRjH
けっこう面白いよなw2ちゃんねらならではの感想が楽しめる
お気に入りに保存して後で楽しむのも乙。
しかしネタが〜〜〜!!浮かばん 助けて・・・
77名無しさん@ピンキー:03/05/19 00:39 ID:EBu4LijJ
自分もいろいろ考えてるよ。
78あぼーん:あぼーん
あぼーん
79名無しさん@ピンキー:03/05/19 19:55 ID:M5vfJARn
77>サンクスでつ!
80名無しさん@ピンキー:03/05/20 13:50 ID:fohzVsRU
俺はその夜 一人で酒を飲んでいた ロッキングチェアーにもたれ
「フッ・・・一人がやっぱり一番気楽でいいさ」誰に言うまでもなくそうつぶやいた
しばらくして コトリと物音がした。
後ろを振り返ると見覚えのある女が佇んでいた。薄暗い月明かりの下、
金色の髪、白い肌、緑色の大きな瞳がボウッと浮かび上がる。
「ダンデーさん、こんな時間に一人でお酒?」
「ああ、でもサンデーさん、あんたは寝たほうがいい。夜更かしは
レディーの大敵だぜ」
「んまあ!ダンディーさんってば私を子ども扱いしてるのね ひどいわ!」
少女のようにむくれた顔、不覚にも吹き出してしまった。
こんなに大きな胸をして、くびれた腰を持つ子供がどこにいるのか、と。
胸元の大きく開いた白いネグリジェ 
「ね〜え♪?ダンデーさん・・・」甘えたハスキーボイスで語りかけ、
俺の背後に回り、肩に手を回された。 不意に乳房の重み、弾力が背中に伝わった。
「サンデーさん、あんた酔ってるな」そういって腕を振りほどいた。
とはいうものの、何年も女と肌を合わせたことがない。俺の下半身は
すでに過剰なほどの「期待」と「反応」を示していた。
(情けねえ、これでもシカゴギャングか・・・)






81名無しさん@ピンキー:03/05/20 14:06 ID:fohzVsRU
「・・・・・ダンデーさん、私のこと嫌?嫌いなの?」
後ろを振り返ると彼女はうっすらと涙を浮かべていた。普段の毅然とした
小学校教師としての顔は微塵も無かった。
「いいや、そうじゃねえ、ただ明日はいろいろやることがある、朝も早い」
彼女の酒癖の悪さはh島民なら誰でも知っている。
俺はもう面倒なことはごめんだと
思い立ち去ることにした。 さっきの仄かな欲望も消えうせていた

彼女の寂しさもわからぬわけでもない。女盛りなのに抱いてくれる恋人もいねえ
だけどここでもし関係を持ったら、回りの連中はだまっちゃいねえだろう。


82名無しさん@ピンキー:03/05/20 14:16 ID:fohzVsRU
と目を閉じた瞬間、生暖かい唇の感触が俺の唇に触れた。
(サンデーさん、やめねえか・・・)そういおうとしたが
舌が侵入してきて声にならない。細い腕に似合わず力がある。

情けねえことに俺は己の欲望に負けてしまった。

83名無しさん@ピンキー:03/05/20 14:35 ID:fohzVsRU
いつの間にか立場が逆転して彼女を床にたたきつけるようにして
白いうなじに舌を這わせながら、ネグリジェを剥ぎ取った。
目の前に形のいい白い大きな乳房があった。まよわずそこにむしゃぶりつく
柔らかい素肌から甘いコロンの香りが立ち上る。 
薄ピンクの小さな乳首を強く吸い上げ軽く歯を立てる。
「あぁん・・駄目・・ダンデーさん・・ああっ・・」
言葉とは裏腹にますますきつく腕を絡めてくる
「何てあんたはすけべなメスなんだ」
「いやん・・・ハァっハァっそんなこといわないでぇ・・意地悪・・・」


84名無しさん@ピンキー:03/05/20 14:47 ID:fohzVsRU
彼女の吐息が熱い。縦長の臍に、下腹部にキスをしながら目的地を
辿って行く。薄いレースの布地をゆっくり引き摺り下ろす
金茶色の縮れた陰毛が目に映った。
「サンデーさん、腰浮かせてくれるか?それから脚開いて・・・」
彼女は恥ずかしそうにうなずいた。
85名無しさん@ピンキー:03/05/20 15:04 ID:fohzVsRU
股を開くと秘唇は充血して愛液を十分潤わせ、ヒクヒクと収縮を
繰り返し、もう準備態勢に入っていた。
ゆっくりと顔を近づけ割れ目に舌を這わせ、痛々しいほど勃起した女芯を指で攻め立てる 
愛液と唾液が合わさり、ピチャピチャと卑猥な音が室内に響いていた
「ああっ いやっ!ここは駄目ぇ・・・イッっちゃう〜」
「サンデーさん、あんたのお○んこグチョグチョだぜ・・」
自分の言葉とは思えぬ台詞を吐いていた 今まで生きてきた中で
こんなに欲望に忠実になったのは初めてで自分自身を持て余していた
だからこそ今は自分の欲望で彼女をいっぱいにかき乱したいと思っていた
86名無しさん@ピンキー:03/05/20 15:14 ID:fohzVsRU
「俺のもしゃぶってくれよ さっきからもう痛いほど勃ってるんだぜ」
「・・・・わかったわ・・・」
さっきの快感からまださめないのか、目の焦点が定まってない
しかし、それが余計に彼女を妖艶に見せていた。
彼女は俺のいきり立ったモノを頬擦りして、さも愛しいように
舌をねっとりと絡ませていった  「ジュプっジュプ・・ねえ ダンデーさん
のここってすごく大きいわ・・私の中に入るかしら?」
亀頭をチロチロと舐め、竿を奥までほお張る 唾液がジュルジュルと
音を立て彼女は無心にしゃぶりついている
(この女 相当なテクニシャンだぜ・・・)

俺の意識は快感の波がくるのと反比例してだんだんと意識が遠のいていった



87名無しさん@ピンキー:03/05/20 15:21 ID:fohzVsRU
「ねえ・・・ もうちょうだい・・・」
潤んだ瞳でそう訴える。あえぎ声を上げすぎたせいで
ただでさえかすれてる声がよりハスキーになっていた。
そんな彼女を愛しく思い、意地悪な質問をする
「何がほしいんだ?ちゃんと言ってみな」
「いやっ!そんな恥ずかしいこと言わせないで!」
「この恥ずかしい場所をふやける程しゃぶったのはどこのだれだっけな」
「ダンデーさんの意地悪・・・だから・・・貴方のおちんちん
を私のお・・・おま○こに・・入れて・・・」
88名無しさん@ピンキー:03/05/20 15:33 ID:fohzVsRU
恥ずかしさのあまり、彼女の頬が上気してピンク色になっている
俺は強引に脚を押し開き熱い体内に入っていった
蜜壷は絡みつくように吸い付き 熱い(名器だな)
「あっあっあ・・・アンッアンッ・・・」
あえぎ声が高くなる
「サンデーさん 、もっと声だしな、我慢はよくねえ」
俺も負けじ腰を振る 
「サンデーさん、アンタ 飢えてたんだな 
「アッ、アッ、アン・・・いや・・もうイキそう・・」
89名無しさん@ピンキー:03/05/20 15:44 ID:fohzVsRU
互いに吐息を聞かせ 舌を絡ませ合う 
「サンデーさん、まだまだだ・・」
「もうだめ・イキそう・・・ハァハァ・・ダンデーさん ・・中に出してもいい・・のよ・・・」
「はあ はあ 俺もだ・・・サンデーさん・・・あああっ!!」

俺は激しい快感に耐え切れず彼女の熱い胎内の中に自分の白濁をぶちまけた。

しばらくたっても俺たちは冷たい床の上でお互いの中にいた。
「ああ・・・ダンデーさん、愛しているわ・・・」
「サンデーさん・・・俺は・・・言わなくてもわかるだろ?」

青白く光る月だけ(?)が二人の睦言を見守っていた と思う


うわ〜 へたれた終わり方w ごめんしてね
90名無しさん@ピンキー:03/05/20 15:45 ID:fohzVsRU
しょぼいわあ・・・ みんなの文章のうまさを思い知らされるぜぇ!
91名無しさん@ピンキー:03/05/20 17:50 ID:SKAh7m4L
サンデータン子供できちゃうよ
92名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:58 ID:uEeLzhN5
プリンプリン物語の方がいいなあ
93名無しさん@ピンキー:03/05/20 21:07 ID:SKAh7m4L
小説書くと広告とまるのなんでだろ〜♪
94名無しさん@ピンキー:03/05/20 22:17 ID:OLqzV9F8
>91 大丈夫。元々死んでいるから、子供ができようがない。
95名無しさん@ピンキー:03/05/20 22:17 ID:OLqzV9F8
>91
大丈夫。元々死んでいるから、子供ができようがない。
96あぼーん:あぼーん
あぼーん
97名無しさん@ピンキー:03/05/20 23:38 ID:SKAh7m4L
でも整理はあるわな 多分
98名無しさん@ピンキー:03/05/20 23:54 ID:SKAh7m4L
ダンディは包茎で早漏。
99名無しさん@ピンキー:03/05/21 20:09 ID:0hzkCiEm
サンデータン 顔つきエロいよ 辛抱溜まらん!ハァハァ
100名無しさん@ピンキー:03/05/21 23:30 ID:0hzkCiEm
101山崎 渉:03/05/22 02:20 ID:xrMBzNXC
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
102名無しさん@ピンキー:03/05/22 22:04 ID:RfRycGWR
あげる 神降臨期待まち
103名無しさん@ピンキー:03/05/23 22:48 ID:8LC4Ko0h
私はあの日以来 、彼とは寝ていない。
でも夜が来るたびにあの日のことを思い出し下着を濡らしてしまう。
彼の態度も変わらない・

子供たちも寝入ったし、私はブランデーを飲み、タバコを吸っていた。
片手には誰かが落としていったポルノグラフティ。
「フッ・・聖職者か・・・」私は自嘲した
自分と似たような髪色をした女が脚を拡げている もちろん
覆い隠すものは何もない。


104名無しさん@ピンキー:03/05/23 22:53 ID:8LC4Ko0h
十代のときにこんな本など見慣れていたはずなのに、
まして自分と同じものを持つ女に欲情するなんてどうかしている・・・
「飲みすぎたせいだわ・・・でも・・・・」
不意に私は隣の部屋で眠る栗色の髪の美少女の事を想っていた。

105名無し様@ピンキー:03/05/23 22:55 ID:ce+mQ3m/
ドンガバチョ
106名無しさん@ピンキー:03/05/23 22:58 ID:Vr9x3GtU
トラヒゲ
107名無しさん@ピンキー:03/05/23 23:18 ID:8LC4Ko0h
「いけない!これだけは絶対にいけないことだわ
生徒に手をかけることなんか許されない 何を考えてるの・・・」
でも、あの子は綺麗だわ・・・
発達していない小さな胸、花のような唇、柔らかで素直な髪。
小枝のような細い肢体 
108名無しさん@ピンキー:03/05/23 23:23 ID:8LC4Ko0h
続ききボンぬ よかったらかいてちょ
109名無しさん@ピンキー:03/05/24 00:02 ID:J0GKzysq
いけないとおもいつつ私は彼女の眠る部屋に忍び込んだ。
そうッと音を立てないようにノブを回す。

意外なことに起きていた。彼女はベッドの上でひざを抱えて
「サンデー先生・・・私・・・眠れないの」とか細い声で訴えた
「怖い夢を見たの?大丈夫です。私がこうして付いてますからね」
私は笑顔でそう答えて教師の仮面を被る。
小さな頭を自分の胸元に抱き寄せた。シャンプーのいい匂い。

110名無しさん@ピンキー:03/05/24 00:12 ID:J0GKzysq
「怖い夢を見ないおまじないを教えてあげるわ。目をつぶってて頂戴」
彼女はいわれるままに目を閉じる。
私は自分の唇をそっと彼女の小さな唇に重ねた。
「イヤっ!不潔だわ!!」彼女は私を突き飛ばし、拒否反応を示した
「不潔な事ではないわ。大人になるためには誰もが知る事なの
あなたはたまたまその時期が早かっただけよ・・」私は尤もらしい「大人の理屈」
をこねて言い聞かせた「だって私たち 女の子同士よ そんな事いけないわ」
泣き虫なプリンは泣きじゃくり始めた。哀れに思うどころか私の欲情は
更に増していた
111名無しさん@ピンキー:03/05/24 00:24 ID:J0GKzysq
「泣かないで・・・こうしてると落ち着くでしょう?」
私はプリンをひざの上に座らせた。そして彼女のパジャマのボタンを
一つ一つ外していった。
そして私もネグリジェを脱ぎ捨てた。
「ねえ、プリンさんこっちを見て頂戴。課外授業を始めるわよ」
「イヤん!恥ずかしいわ」
彼女は見慣れない大人の女の身体に正視できずにいるようだった
嫌がる右手を自分の乳房に押し付ける。
「凄く柔らかいでしょう?・・・ここはね、赤ちゃんに吸わせるためにあるわけじゃないの」
最初は嫌がっていたけど、プリンは警戒心を解き、自分から物珍しそうに
私の乳房を弄っていた。


112名無しさん@ピンキー:03/05/24 00:24 ID:J0GKzysq
眠いのでいったん落ちます お休み・・・
113名無しさん@ピンキー:03/05/24 01:52 ID:DOfyWVlh

メールアドレス大量販売!ビジネスにご活用ください。動画情報あり
http://nigiwai.net/ssm/mail267/mail267.html
114名無しさん@ピンキー:03/05/24 23:36 ID:J0GKzysq
「プリンさん、そう・・・いいわ・・・ アンッ! もっと優しくしてぇ」
正直に言って彼女のテクはまだ未熟で、私を満足させるには程遠かったが
彼女を更に扇情するために私は喘ぎ声を大きくした。
彼女は私の挑発に乗り始めたのか、自ら私の乳首を口に含んだ。
「先生?・・・気持ちいい?」「ええ、とっても上手いわ・・ハァ・・ハァ・・」
プリンは上目使いで私を覗き込む。

115名無しさん@ピンキー:03/05/25 15:13 ID:K91HKIEj
その目つきはあどけない10歳の少女とは思えぬほど淫靡で妖艶だった。
私は同性愛の兆候は無かったけど、彼女はどうしても人の心を狂わせる何かを持っていた
116あぼーん:あぼーん
あぼーん
117名無しさん@ピンキー:03/05/25 20:11 ID:K91HKIEj
皆様の実力を見せ付けてやって下さい!漏れはネタ切れ・・
118名無しさん@ピンキー:03/05/25 20:15 ID:Wv9erjmt
ガラクータ×プリンで鬼畜きぼんぬ
119名無しさん@ピンキー:03/05/25 20:23 ID:K91HKIEj
それ!いいな で上の小説はダメ?と感想をもとめるテストw
120118:03/05/25 20:30 ID:7AUn48Pw
>119
チンポないエロにゃ萌えねんだ・・・ごめんな
とか言ってみるテスト
121名無しさん@ピンキー:03/05/25 20:52 ID:K91HKIEj
そうか 百合は萌えないのか まあサンクス
需要少ないもんなあ 百合は
122M2:03/05/25 21:53 ID:zOqqIwnw
藻まいらウマイな
123名無しさん@ピンキー:03/05/25 21:56 ID:K91HKIEj
どうもありがたいお言葉・・・・!
とにかくお越しいただきありがとうございますた ブフブハ
124名無しさん@ピンキー:03/05/26 00:07 ID:Ncu2B5Zf
「ハカセさん、大丈夫?」
「ああ・・・プリン。。。」
「熱が39度もあるってムマさんに診断されたんだから、安静にしてなきゃダメよ」
ここはムマモメム研究所。
深夜まで読書に耽っていてそのまま布団もかけずに寝てしまった僕は翌朝風邪でここに運び込まれた。
「サンデー先生もみんなも心配してたわよ」
「。。。ありがとう。。。。」
本当のことを言うと、僕はかなり前から同級生プリンのことが少しだけ気になっていた。
ムマモメム研究所で彼女はムマさんの助手として働いている。
ひょうたん小学校で皆と勉強しているときと違っててきぱきとナースの仕事に没頭する彼女には
「子供」ではなく、1人の「独立した女性」としての魅力がある。。。
「。。。。」
125名無しさん@ピンキー:03/05/26 00:12 ID:Ncu2B5Zf
プリンは慣れた手つきで僕の頭の上におかれた濡れタオルを新しいものに取り替え、
額の汗をふく。僕はだんだん自分の顔が赤くなっていくのがわかった。
「。。。あ、あのさ、プリン。。。」
「なあに、ハカセさん」
あどけない表情で問いかける彼女の姿を見たとき、僕の中に何か熱いものがこみあげてきた。
目があった瞬間、そっと彼女の柔らかい唇に口付けをする。
「・・・!!」
「・・・ご、ごめん。。。でも、僕からのお礼の気持ちさ」
「。。。ありがとう。。。」
彼女は顔を真っ赤にし、そそくさと部屋を出て行った。
126名無しさん@ピンキー:03/05/26 00:13 ID:Ncu2B5Zf
>>124,125

うわー尻切れトンボ。。。
でも実際書いてみたら博士が押し倒すってシチュエーションありえなさそうなんで、
ここらへんが無難かなーっと。。。
127名無しさん@ピンキー:03/05/26 00:16 ID:Ncu2B5Zf
>>124,125
続き書きたい方自由に続けちゃってください。
128名無しさん@ピンキー:03/05/26 07:28 ID:uQ0GjZ0h
おお神降臨!サンクス 超うれしいよう(感涙
帰ってきたらゆっくり堪能させてもらいます 
129あぼーん:あぼーん
あぼーん
130名無しさん@ピンキー:03/05/26 16:51 ID:LlNie1+n
ダンディ&シェラザードきぼん。
131あぼーん:あぼーん
あぼーん
132125さんの続き:03/05/26 22:29 ID:uQ0GjZ0h
次の晩(飛びすぎやなw)、僕は夕食の後
プリンに呼び出された(何だろう、昨日の事を怒っているんだろうか)
「ねえ、博士さん・・・具合はどう?」
「ああ、君が看てくれたお陰でよくなったよ・・・それと・・その・・」
「昨夜は・・・ごめんよ・・・」
僕は自分の顔が赤くなっていく事に気がついた。
「博士さん・・・その事なんだけどね、私、嬉しかった。
ずっと前から博士さんの事好きだったのよ」

ガビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!

予期せぬ展開に僕の頭の中は真っ白になった。

133125さんの続き:03/05/26 22:37 ID:uQ0GjZ0h
自分で言うのもなんだけど、ひょうたん島で1,2を争うくらい
冷静なこの僕がこんなにも慌てふためいているなんて!おかしい
どうかしている・・・。
いつかサンデー先生が話してくれた「恋」ってこの事だろうか?
「プリン・・・本当かい? 僕もなんだ!もう君の事を想うだけで
その・・・変な気持ちになっちゃうんだ!」しまった!本音が出てしまった!!
ハッと青ざめる僕をみて、彼女は優しい笑みを浮かべこう言った。
「もう1時間経ったら、私の部屋に来てくれる?」


134あぼーん:あぼーん
あぼーん
135125さんの続き:03/05/26 22:53 ID:uQ0GjZ0h
  コンコンコン・・・
僕は期待と緊張に震えながら彼女の部屋をノックした。
その瞬間ものすごい勢いでドアが開き、プリンは僕を迎え入れてくれた
(この話はみんな住民の部屋は個室ってことになってまつ)
「ねえ、博士さん この間見たく私にキスして・・・。」
僕は勢いのままに彼女にキスをした。いつかトラヒゲさんが置いていった
女性攻略マニュアル本で見たように。最初は軽く、次第に舌を絡ませる。
まだ僕は一度も女性経験が無い。←(当たり前だ)
お互いの吐息が荒くて熱くて、視界が揺れる。女の子の頬が
柔らかいのも初めて知った。ただ唇を合わせる それだけで気持ちいいなんて!
(しかし、僕たちまだ小学生なのにこんな事をしてていいのだろうか?)
罪悪感が胸のうちを掠める。そして、そっと彼女のそばから離れた。
「ねえプリン、もう僕帰るよ、その方がいい」
と最後まで言い終わらないうちに
「何よ!博士さんの意気地なし!!」と甲高い声が響き渡った





136125さんの続き:03/05/26 23:02 ID:uQ0GjZ0h
「私の事すきなんでしょ?この事は誰にも言わない!
だから、だから、私を抱いて欲しいの・・・お願い」
そうだ、プリンの言うとおり僕は意気地なしだった。
女の子が怖かったんだ。それにプリンとセックスしたいけど
やり方がわからない。
僕はサンデー先生の性教育の授業を思い出していた。習ったのは
「女の子の生理と男の子の射精」、それから先は顔を赤らめるだけで
教えてくれなかった。「まだ皆さんには早すぎます!」といって。
でも、こうなったらやってみるしかない!人生勉強だ!!
137125さんの続き:03/05/26 23:27 ID:uQ0GjZ0h
僕はプリンをお姫様抱っこしてベッドまで連れて行った
僕より少し背が低いくらいだけど、予想以上に軽い。
おでこにキスをして、彼女のパジャマのボタンを外した。
「ハカセさん 私初めてなの・・・優しくして・・・」
僕は黙って頷いた。
思いのほか彼女は仄かに胸の膨らみがあった。服の上からだと
ぺッタンこなのに・・・。そんな事を思ってると僕の下半身はさっきよりも
勃っていた。トランクスの生地に触れるだけで痛い。
「ここ、舐めてもいい?」僕はプリンの小さな胸の膨らみに舌を這わせた
可愛い蕾も丹念に吸い上げ、舐め回した。
「アアン!」「シッダメだよ!大きい声出しちゃ みんなにばれちゃうよ」
「ごめんなさい、あんまり気持ちよくて・・・」

138125さんの続き:03/05/26 23:28 ID:uQ0GjZ0h
さてと、今日はこの辺でいったんお開きです
睡魔が襲ってきますた 女は襲わないよw
んじゃあ お休みなさい・・・。
139あぼーん:あぼーん
あぼーん
140あぼーん:あぼーん
あぼーん
141名無しさん@ピンキー:03/05/27 00:45 ID:b2MsG/9q
142名無しさん@ピンキー:03/05/27 00:51 ID:xFBrbyXv
125です。

>>137
ハカセってトランクスだったんだーと妙な感心(笑)

尻切れトンボな話に続き書いてくれてどうもです!
143あぼーん:あぼーん
あぼーん
144125さんの続き:03/05/27 07:13 ID:pVEGbxPr
いやあ スマソ・・・お粗末な展開になってしまいますた(汗
小学生同士で:@「・・・っちょっと早すぎですねw
今日も何とか話しつなぎたいと思いまつ
145125さんの続き:03/05/27 07:30 ID:pVEGbxPr
しかも、サンデー先生はともかく、プリンはそんなに積極的なキャラじゃないですよねw
146名無しさん@ピンキー:03/05/27 10:08 ID:icDwkqYm
ハカセが女というのは駄目ですか!あの可愛い声がたまらんのですがっ!
147名無しさん@ピンキー:03/05/27 11:25 ID:DHNTuTz1
それイイ!漏れもあの声大好き。
相手は誰が良いかな…。
148名無しさん@ピンキー:03/05/27 11:37 ID:sCC0lDFi
ライオン×ハカセ(女)どうよ?
149名無しさん@ピンキー:03/05/27 12:38 ID:O+s9BMVs
ダンプ×ハカセ(女)
ダンディ×ハカセ(女)なら許せるかも知れん
150あぼーん:あぼーん
あぼーん
151名無しさん@ピンキー:03/05/27 13:23 ID:IivEGiTS
声だけならガラクータ×テケ(女)が最強だろう
152名無しさん@ピンキー:03/05/27 13:24 ID:nMXzsbXA
ヴァーロゥ!
ダンプ×ハカセ(女)だっつってるだろがっ!
153名無しさん@ピンキー:03/05/27 14:25 ID:ELNRcces
確かにテケは不二子ちゃんヴォイスだ。
154あぼーん:あぼーん
あぼーん
155名無しさん@ピンキー:03/05/27 16:18 ID:Seu7zMYI
なるほど、テケか。
156名無しさん@ピンキー:03/05/27 20:31 ID:ZSOYWTX6
ハカセって何か性悪そうだよな…
小悪魔タイプ?(w
157125さんの続き:03/05/27 22:14 ID:pVEGbxPr
そこがいい!漏れはサンデーヲタだけどね。。。
さてと続き書くとするか でも皆さんもよろしければ書いてくださ〜い
ハタハッハ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
158名無しさん@ピンキー:03/05/27 22:21 ID:I2+WybF/
しかし、ゾンビ同士の死姦ネタがここまで盛り上がるとは。
さすがは、2ちゃんだけあって特殊な趣味の香具師が多いな。
サンデータンってなんで人形なのに、生っぽい女の匂いがするんだろう
いつも不思議に思っていた。今まではまったアニメキャラよりも凄く色気があると
感じた。消防の時にリメイク版を見たときにはその美しさに衝撃を受けて
釘付けになってしまったのだ・・・。
ストーリーよりもサンデー先生 ハァハァ・・・
デカイ乳、ケツ、ノースリーブ・・・ハァハァ・・・・w
こんな漏れもサンデータンの年に近づいてるんだな〜
サンデータン アンタは漏れの中で絶世の美女です
160名無しさん@ピンキー:03/05/27 22:31 ID:ZSOYWTX6
人形だと何次元美女って言うんだろうか
二次元でいいんかな・・・・・・・。
161名無しさん@ピンキー:03/05/27 22:37 ID:pVEGbxPr
ちょっとガ二つになッちった 欝だ・・・
やっぱ炉理書他はむづいのぉ
続き
「博士さん・・・私、初めてなの・・優しくしてね」
「わかってるよ でも もう我慢できないよ・・・!」
僕は荒々しくプリンの下着を強引に脱がせた。
162名無しさん@ピンキー:03/05/27 22:50 ID:pVEGbxPr
160>四次元美女かなあ?w
158>特殊で結構だよ(開き直り

「いやん 恥ずかしいわァ・・・」
「君から僕を誘ったんだ こうなる事は分かってた筈だよね?」
「やっぱり・・・ 怖い・・・」
「平気だよ ここを触られると女の子って気持ちがいいんでしょう?」
僕はプリンのまだ毛が生えていない割れ目に指を入れた。
「あん 奥まで入れないでぇ・・・痛いッ!」
でも、彼女の中は熱くてヌルッとした手触りの液体で潤っていた。
「ねえプリン、なんでここはこんなに濡れてるの?
教えてよ」
「意地悪 ハァハァ・・そんな事聞かなくても分かってるくせに」

163名無しさん@ピンキー:03/05/27 23:08 ID:pVEGbxPr
ヤヴァイ・・・眠くなってきた そろそろ落ちます
続きよかったら誰かかいてください フィニッシュはそこまで来ている!
サンデータン お休み〜
164山崎 渉:03/05/28 13:14 ID:1p/RwMnS
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
165あぼーん:あぼーん
あぼーん
166トラヒゲ:03/05/28 19:50 ID:J0dwKzOS
やい!ホスト名漏れてるぞ
167トラヒゲ:03/05/28 21:53 ID:J0dwKzOS
俺のは書いてくれないのか?
168名無しさん@ピンキー:03/05/30 11:45 ID:yp0easnR
age
169名無しさん@ピンキー:03/05/30 13:51 ID:abkHsonv
(+_+)
170あぼーん:あぼーん
あぼーん
171トラヒゲ:03/05/30 23:09 ID:PxC512RB
いっそ小説は二の腕・・・じゃなくてよお 二の次にして
ここはエロ談義の場にしたらどうだ?
172トラヒゲ:03/05/31 00:56 ID:q204zSPS
サンデー先生のムチムチ二の腕・・・ハァハァ
173あぼーん:あぼーん
あぼーん
174名無しさん@ピンキー:03/06/01 21:02 ID:5DHz+j++
175トラヒゲ:03/06/01 22:36 ID:iNu62BVo
上げてくれたのか?
サンクス サンデー先生とやりてぇな〜 
あのダンデーの野郎・・・
176サンデー:03/06/01 22:40 ID:iNu62BVo
ンまあ!とらさんってば
今度やらせてあ・げ・る(はあと
177名無しさん@ピンキー:03/06/01 23:18 ID:eGjwPiAm
トラ×サンデーは…あんまり見たくないな。
178名無しさん@ピンキー:03/06/01 23:27 ID:s5xyhwDP
ガラクータはSMっぽいの合いそうだな
179名無しさん@ピンキー:03/06/02 09:50 ID:RireMpJu
ハカセ×プリン小説書いてた人は何処へ??
180名無しさん@ピンキー:03/06/02 17:47 ID:ASKrSNL4
続きからは俺が書きましたがどうもワンパターンになる(汗
良かったら書いてちょんまげ
サンデータンとトラヒゲか 美女と野獣で個人的には萌える
181あぼーん:あぼーん
あぼーん
182名無しさん@ピンキー:03/06/02 17:56 ID:ASKrSNL4
サンデータンに「貴方って入れるとすぐに逝っちゃうこらえ性の無い人ね」と
言われそうだよ・・・文才の無い俺を許してくれい
183名無しさん@ピンキー:03/06/02 17:57 ID:rwBJfmrk
出会い系でチヤホヤされてモテると勘違いした基地外女のスレみつけたにゃ
「ベッカムなみ」しか相手にしないらしい<ププ

>ちょっと何で駅の男共は低俗なバカのクズが多いの?
>自称身長175の体重64で、写メもまぁまぁだったから、昨日一匹面接してやったのね
>もう身長から全部ウソ。チビデブでキモかったよ。もうマジ泣きたい (笑
>顔も写メの5ランクくらい下。 あの写真、絶対数年前のだよぉ。
>もう連れてあるくの、恥ずかしかった!
>糞男共、出会いたくないから、ブサキモチビデブは、出会い系やらないで!
>イケメンの身長175以上の、デブで無い人限定にしないと、こっちもいい無駄です。
>まったく男ってバカばっかり(溜息

http://human.2ch.net/test/read.cgi/sfe/1051971730/l50

痛すぎ。からかうとマジになって面白いよ!

↑こんなカキコみて覗いてみたけど馬鹿な女はホント馬鹿だね!
必死になってて笑えた
184名無しさん@ピンキー:03/06/02 19:28 ID:ASKrSNL4
いいや 別に興味なし ブサ女なんか関係ないよ
185あぼーん:あぼーん
あぼーん
186あぼーん:あぼーん
あぼーん
187名無しさん@ピンキー:03/06/03 20:05 ID:2dmy92Md
http://www3.ocn.ne.jp/~sun0125/
ぐわあああああああ!ダンディの手がサンデータンの乳に・・・
188名無しさん@ピンキー:03/06/03 23:48 ID:2dmy92Md
サンデータンって結構身長でかそうだな
170は絶対あるよ
189あぼーん:あぼーん
あぼーん
190名無しさん@ピンキー:03/06/04 21:48 ID:S3fnPMZ4
191あぼーん:あぼーん
あぼーん
192名無しさん@ピンキー:03/06/04 22:47 ID:sOgKf8us
190>サンクス!!
187>アホ!直リン禁止だろーがよ
193名無しさん@ピンキー:03/06/05 15:27 ID:4ixxhuWj
( @д@)イクッ!
194名無しさん@ピンキー:03/06/05 17:23 ID:3woZL2/L
おおう!プリンタン いらっしゃ〜い♪
195名無しさん@ピンキー:03/06/05 22:50 ID:3woZL2/L
サンデータンのケツはええのお
196あぼーん:あぼーん
あぼーん
197名無しさん@ピンキー:03/06/08 01:02 ID:1hHN2rmq
ここも頑張ってエロネタ書こうぜぇ!
某板は盛り上がってていい感じだ
またなんかかくか・・・
198名無しさん@ピンキー:03/06/08 21:07 ID:Rj1O5SKy
ガラ×サンデーの調教モノ小説キボンヌ

199名無しさん@ピンキー:03/06/08 21:39 ID:1hHN2rmq
神降臨待ち!w  だけど考えたら書くね
200名無しさん@ピンキー:03/06/08 21:39 ID:1hHN2rmq
リレーエロ小説なんていかがだろう?
201名無しさん@ピンキー:03/06/08 21:41 ID:1hHN2rmq
198タンのIDカコイイ!スカイだよ!
さてとじゃあネタでも練るか・・・
202名無しさん@ピンキー:03/06/11 02:12 ID:wvXvYup+
ダンディ「ようし…やってみよう」
博 士 「…どうしたの?震えてるよ」
ダンディ「博士、お前いやに落ち着いてるな」
博 士 「ああ、僕はダンディさんの腕前を信用しているからね」

博 士 「…今度は震えてないね」
ダンディ「今のひと言が俺に勇気を与えてくれたのさ」


グレートマジョリタン最終話より(;´д`)コルァ
203名無しさん@ピンキー:03/06/11 09:54 ID:MQJ/SHqL
そ、それは…801ネタ・・・?
204名無しさん@ピンキー:03/06/11 10:39 ID:Rw05wCKe
くぁー!
ますますハカセ女体化が読みたくなってきた・・・。
205名無しさん@ピンキー:03/06/11 17:55 ID:IHov+sqt
202>なんか萌えてしまったよ こんなシーンがあったのか!
206名無しさん@ピンキー:03/06/11 18:33 ID:JyFj75Fp
〜バター猫〜

(ミΘωΘ)ペロペロ
207名無しさん@ピンキー:03/06/11 22:01 ID:IHov+sqt
おっ!かわいいvライオン君いらっしゃ〜い♪

バター犬ならぬ バター猫を題材にしてなんか書けそうな気がするんだけど

・・・・・・・みなさんなにかアイデアはありませんでしょうかw

うを〜 いざとなったらタイプが進まぬ・・・(苦笑
208名無しさん@ピンキー:03/06/12 02:04 ID:+q9DK30v
博 士 「ふむふむ、なるほど。本で読んだとおりだ」
サンデー「博士さん!先生はこんなこと、許しませんよ!」
博 士 「サンデー先生、先生は僕らの教師なんだから、僕らの勉強のお手伝いをするのが仕事でしょう?
     邪魔してもらっちゃ困るなあ」
サンデー「勉強ですって?」
博 士 「そう。これも立派な勉強さ」
サンデー「ンまあ……ん…」
209名無しさん@ピンキー:03/06/12 20:48 ID:ibsPHvuJ
ハァハァ(;´Д`) 神降臨 続ききぼんぬ
2101/3:03/06/12 21:38 ID:UvchQD9+
放置プレイ中の神>>208の光臨を期待しつつ、その暇を自分の妄想で埋めてみる。
ガラクータ×プリンの方向で。

あら、プリンちゃんじゃないの。お嬢さんが森の中をふらふら歩き回るもんじゃないわよ。
どうしたの、何かお悩み?
・・・おやまあ少しおしゃまなお悩みのようね。・・どうして分かったですって?
お舐めじゃないのよ。このガラクータ、お嬢さんの悩みの一つや二つ、目を見れば分かります。
――えっ、何ですって?・・・駄目ですそんなの。お帰んなさい。あなた達にはサンデーさんが居るんじゃないの。
先生に教えてもらいなさいな。
・・・何ですって、先生に言うのが恥ずかしい?アタシに話している方が恥ずかしいわよ。
お願いします!?されてもねぇ・・・
でもアタシ、嘆願されるの嫌いじゃないわ。むしろ好きねぇ・・・拷問とか。
ましてアナタ、可愛いわね。タイプよ。
あら失礼。フックが怖かった?あなたの可愛い頬っぺたを、撫でただけですよ。
そうねぇ、アタシが断っても、アナタのお友達の男の子じゃ話にならないし、
島の男どもは幼女の扱いってモンを知らないでしょうし。
なにより、そんな物欲しそうな目をして、無事に森を抜けられるとでも思っているのかしらね、この子は。
いいわ、一肌脱ぎましょ。
私の船にいらっしゃい。教えてあげるわ。
2112/3:03/06/12 21:39 ID:UvchQD9+
まったく私が紳士でよかったわね。以後気をつけなさい。何を、ですって?分かっちゃないのね、お嬢さん。
そんな可愛い顔に、ちっちゃな唇濡らして、お目目を潤ませて、食べて欲しいかと思うじゃないの。
森の中には狼が居るって、お母さまから教わったでしょう?せいぜい気をつけることね。
特にこんな風に海賊で、右手にフックなんか付けて、誰かをいじめるのが大好きな男にはね。
・・・・・
あら、何か質問?どうぞ。
どうしてそんなに大きな目で私を見るのか、ですって?――あなたが可愛いからよ。
どうしてそんなに強く手をつなぐのか、ですって?――あなたを逃がさない為よ。
どうしてそんなに大きなフックを私に向けるの、ですって?――あなたを食べちゃうからよ!
2123/3:03/06/12 21:41 ID:UvchQD9+
無駄よ。あなたが教えてって言ったじゃないの。ほら、もうパンツ破けたわ。
いい色、純白は嫌いじゃないわ。スカートはどうしましょうか。
小さなあんよは残してあげるわ。私の趣味なの。手袋。ステキね、お洒落さんだわ。破きましょうね。
本当は船まで連れてってもいいのだけれど。あなたがあんまり物欲しそうな顔をするから。
今すぐ欲しくなったじゃない。
あら。子供って体温高いのね。気持ちいいわ。
怖がらなくっていいのよ・・・。

いいわ。
子供の悲鳴も悪くないわね・・・
213名無しさん@ピンキー:03/06/12 21:44 ID:MrC77/8k
つまんねーw
214名無しさん@ピンキー:03/06/12 22:40 ID:pGPyoiCt
ハァハァ・・・プリンタンの悲鳴が今にも聞こえそうでイイ!!
215名無しさん@ピンキー:03/06/12 23:20 ID:ibsPHvuJ
続きがンがれ!嵐は放置だ!!
216名無しさん@ピンキー:03/06/12 23:21 ID:ibsPHvuJ
はぁはぁしてまいりました!!!神降臨続出で嬉しいのう・・・
217208:03/06/14 02:30 ID:Qhf+PfyG
スマソ。放置プレイしてるつもりはなかったんでつ。
自分続き書けるかどうか分からないので、
書きたい人がいれば書いてください。
218名無しさん@ピンキー:03/06/16 04:22 ID:7FsGZeUj
>>210
おおぅ、オネエ言葉でともすればバーのママみたいなのに、頭の中の声があの声だw
ガラクータ×プリン ハァハァ(;´∀`)=3
219神降臨待ち人間:03/06/16 08:21 ID:mJPjJaBp
女体化はありでつか?
漏れはダンディ×女体化ガラが見てみたいなヨカーンなのですが
220名無しさん@ピンキー:03/06/16 13:04 ID:ym+dUENm
アリだろ。
漏れも見てみたい。
221名無しさん@ピンキー:03/06/16 13:33 ID:7r7R8yV+
海賊4人に拉致られたサンデー&プリンが読みたいよう。
そのうち書くか読むかしたい。
222名無しさん@ピンキー:03/06/16 18:28 ID:BJd1NF/h
>>221
書け!書くんだあああああっ!
お願いします。
223名無しさん@ピンキー:03/06/16 19:31 ID:aQlNw61k
漏れからもたのんます よろしこおながいします(必死w
224名無しさん@ピンキー:03/06/17 11:35 ID:dLZdnQ3e
ガラクータ、テレビだと女言葉でもかっこいいのに文にするとただのキモい親父
になるのう。
225風と木の名無しさん:03/06/17 12:28 ID:o7CUHxMz
若山マジック。
226名無しさん@ピンキー:03/06/17 13:20 ID:z+ntQVTR
>>225
禿げ堂!!
ゲンゾウ声萌え!!
227名無しさん@ピンキー:03/06/17 18:42 ID:dLZdnQ3e
221です。シチュ考えただけで力尽きました。誰か書いて。
228名無しさん@ピンキー:03/06/17 20:19 ID:el7tHFxt
>>227
イ`
229あぼーん:あぼーん
あぼーん
230香取犬:03/06/19 00:11 ID:OgDtNnMH
           ____________
  ☆☆☆   /
  (・(エ)・) < HPみてね〜!(・∀・)!ムン
  ⊂  ⊃   \____________
  /  /
 U⌒U
231名無しさん@ピンキー:03/06/19 23:43 ID:mdX+j6KF
エンエッチケー板の性欲スレがたいへん賑わっておりまして
当スレへの神降臨を期待するばかりでありまーす

次回の見所はなんといってもW看護婦と…
(ネタバレの上スレ違い自粛)
232座敷ねこ:03/06/20 15:14 ID:5fYWawir
           ____________
  ∩_∩    /
 (ミΘωΘ)  < ヤだ〜!(・∀・)!ヌん
  ⊂  ⊃   \____________
  /  /
 U⌒U
233名無しさん@ピンキー:03/06/24 21:32 ID:P/eHqO5N
やるぞレッツゴー 見ておれガバチョ
あーなりゃこーなって あーなってこーなるでチョ
なにがなんでも やりぬくでチチョ
頭のちょっといいドン・ガバチョ(ハイ)
ドンドンガーバチョ ドン・ガバチョ
今日がだめならあしたにしましょ
あしたがだめならあさってにしましょ
あさってがだめなら しあさってにしましょ
どこまでいっても明日がある(ハイ)
チョイチョイチョーイのドン・ガバチョ

・゚・(ノД`)・゚・
234あぼーん:あぼーん
あぼーん
235あぼーん:あぼーん
あぼーん
236あぼーん:あぼーん
あぼーん
237名無しさん@ピンキー:03/06/29 23:32 ID:T0PMdp7J
神降臨待ち!
やがて夜白む 鳥たちもさえずるMonnin
崩れるように身体を横たえ
昨日の恋を灰皿に消し眠りにつく
一人じゃ部屋の中 舞い散るよ
”Ilove you ”
二度と言わぬセリフさ 泣きそうな惨めなほど
”Imiss You"
心から大好きさ もう一度お前に会いたいよ

シャレた緑がお気に入り麗しWoman
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
二人で歩いた真夏のビーチ
出来る事ならあの日に帰りやり直すさ
今宵は涙の通り雨も降るだろう
where are you?
取り留めのない夢 身体も欲しいというの
Love me too
可愛い花の様な お前は今、どこにいるのか

砂の浜辺で口づけた ひとときを思い出せば
面影が目の前をかすめて 胸の痛みに変わる

雲の切れ間に優しく輝くの Sunshine
風に身を投げるライムの樹よ
波の音には感じやすくて抱きしめたら
おしゃれな吐息で受け入れてくれた女(ひと)
239名無しさん@ピンキー:03/07/04 23:21 ID:8XhlEAIL
定期上げ
240あぼーん:あぼーん
あぼーん
241あぼーん:あぼーん
あぼーん
242あぼーん:あぼーん
あぼーん
243名無しさん@ピンキー:03/07/06 23:48 ID:rfbOBXSs
こっちも宜しく

★ひょうたん島を性欲のみで語ろうぜ ∞2★
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1056465088/
244名無しさん@ピンキー:03/07/07 18:01 ID:1XTKJMrp
上のはなんて歌かね?
245あぼーん:あぼーん
あぼーん
246あぼーん:あぼーん
あぼーん
247あぼーん:あぼーん
あぼーん
248あぼーん:あぼーん
あぼーん
249あぼーん:あぼーん
あぼーん
250あぼーん:あぼーん
あぼーん
251あぼーん:あぼーん
あぼーん
252あぼーん:あぼーん
あぼーん
253あぼーん:あぼーん
あぼーん
254あぼーん:あぼーん
あぼーん
255名無しさん@ピンキー:03/07/08 23:21 ID:mjZXZhCS
サンデー「ねーぇ?私のお話聞いてくださる?」
ダンデー「何だ?サンデーさん」

その後のストーリーはみんなにお任せw
256名無しさん@ピンキー:03/07/08 23:59 ID:mjZXZhCS
サンデー「今夜は寒いですわね・・・」と上目遣いで見つめる。
ダンディ「フフン・・・冷えねえ内に早く部屋に戻って寝る事だなw」
サンデー「今日はダンデーさんに温めてもらいたい気分なのよ・・・」
ダンディ「(ゴクッ!)」
サンデー「ねえ ダンデーさん・・・!」

この後どうしよう・・・w
257あぼーん:あぼーん
あぼーん
落ち着け…落ち着くんだマシンガン・ダンディー
今目の前にいる女の言ってる事をよーく整理するんだ。
そしてその言葉の通りに動いたらどうなるか、考えろ。

「そうかい、この間トラさんから買った強い酒がある 
強い酒なら体も暖まるさ どうだい?ちょっと飲もうじゃないか」
「んまあ!」
その後の言葉を遮る様にダンディーはそそくさと酒を出す、寒い国
ではポピュラーなウオッカ。 少し不満気なサンデーに視線を合わせないで
ウオッカをグラスに注いで差し出した。

「ほらよ 俺も付き合うから乾杯しようじゃないか」
グラスを受け取ったサンデーは少し笑って
「ウフフ 乾杯しましょうか でも何に乾杯しようかしら?」
「…そうさなぁ」
ダンディーが少し考える素振りをすると、サンデーは
「アナタと素敵な夜を過ごすために…」
そう言って大きな瞳の高さあたりにグラスを掲げてみせた
カチン
ダンディーは無言のまま、二人はグラスを合わせる

この位強い酒をストレートで飲めばいくらサンデーさんでもちょっとで
おねんねしてくれるだろう
そんな思惑でいたのだがそれは見事に外れる事になる。

彼女はグイグイとウオッカを空けながら、次々と色んな話をしている
  子供達の事 この島の事 ここにくるまでの生活 そしてこれからの事
「私ね、とーっても不安になる時があるの 子供達を無事育て上げた後
、その後よ 私自信の人生を生きていこうとなった時、もしそれが見つから
なかったら ううん ずーと迷って生きていく事になってしまったらどうしようかしらって」
自分は考えもしなかった事だなぁ とダンディーは不安そうな顔のサンデーを見ながら
思っていた。 今まで自分の将来なんて考えた事があったろうか いや、あったらきっと
世界中に指名手配をされている様な今の自分はないだろうな。
彼女はキットこの島に来るまでは普通の教師をやっていたに違いない。
今でこそ少し変わった状況にはなってるものの、普通の女であるのは変わらないの
だろうから…。
「不安…か」
260名無しさん@ピンキー:03/07/09 17:54 ID:wmOfOIdr
ウホ!神降臨中・・・・じっくり読ましてもらいますです
261名無しさん@ピンキー:03/07/09 18:10 ID:wmOfOIdr
すんごく面白くていい展開ですよ〜!思わず脳内アフレコしてしまった。
読み応えがあって一気に読んじゃった。文章力あるなあ
アの大きな瞳で「あなたとの夜に乾杯」なんていわれたらもう(ry
サンデータソはやっぱり、ロシアか北欧系かも・・・
続き楽しみにしてます♪
262しぶとく続けてみる…すまんです:03/07/09 18:12 ID:9aC0CVWs
確かに彼女は普通の女、不安になるのも無理は無い。
女って生き物が不安になるとこんな風に男に寄り添ってくるのもなんとなくは知っている
そしてそんな状況の女をいつも以上に愛しく感じてしまうのも…
「ごめんなさいね こんな話してしまって」
「いや 俺はかまわねぇさ」
「考えてみたら私だれかにこんな話したのは始めてよ」
少しトロンとした顔でサンデーは言う しかしその瞳はダンディーの顔をしっかり見ている
「いいのかい?俺みたいな男にそんな話しちまってよ」
「あら、それだったら平気よ だってアナタはとっても信頼できる方 それに…」
「私がとっても…」
何時の間にかダンディーの手に手を添えて指を絡ませてきている
少しだけその指に力が入る
「おい…サンデーさん」
「いいえ、言わせていただきます 私アナタの事を」
「待ちな」
「その言葉は男が先に言うのが俺の主義なもんでね」
「んまあ!」
「なぁサンデーさん、俺はなんとも思っちゃいない女と付き合って酒を飲んだりしないさ」
「……」
大きな瞳がずっと見ている、もう後にはひけない
「アンタに…惚れてるんでね」

263258:03/07/09 18:33 ID:9aC0CVWs
「まぁ…ど・どうしましょ あの・あの」
ストレートのウオッカで赤くなっていた顔がもっと赤くなっている
それでもダンディーから目を離さないままで
「私も…アナタの事愛していますわ」
絡まった指に今迄より一層力が篭る。しかしさっきまではサンデーだけが
絡ませていた指を、ダンディーの指が少し力をいれてそれを握り返す。

ついさっきまでさっさと酔わせて遣り過そうとしていた筈なのに、一体どうしちまった
っていうんだ。 つられて飲み過ぎたせいか  いや…これだけは酒の所為にしたくない。

サンデーの傍に寄ってそのまま肩に手を回す。 サンデーはフッと視線を外すと
そのままダンディーの体にもたれ掛かって、その体をダンディーに預けた。
「アンタを抱くぞ」
「ええ…」




ちょっとお風呂してきますです(´Д`;)ハズカチー カキナガラハッテルノバレバレ
264名無しさん@ピンキー:03/07/09 18:53 ID:97IErG5R
寂れていたこのスレについに待望の神キター!!
258神、ダブルデー派の漏れは首を長〜〜くして待っているであります!!

漏れもなんかSS製作しようかな・・・・
265名無しさん@ピンキー:03/07/09 19:01 ID:wmOfOIdr
俺も首を長くして待ってます!!これは凄いわ・・・プリントアウトしたい
258神様お風呂でゆっくりと疲れを取ってくださいw
266258:03/07/09 21:32 ID:9aC0CVWs
そう呟くとサンデーは顔を上げた。 いつもの表情の読み取れないサングラスの顔
でも、今は違って見える。 とても愛しい男の顔。その男の手はサンデーの柔らかい髪を
撫で、そのまま顎までスライドさせる。
少しの間そのまま見詰め合っていると、急かす様にサンデーがもう一度
「愛してますわ…ダンディーさん」
と呟いて、ゆっくり目を閉じる。 自分の唇にダンディーの唇が触れるのを感じた
「ン…」

初めてかもしれない、こんなに優しい口付けをしたのは。まだ唇と唇が触れただけの
口付けなのに、少し体の奥が震える。 その瞬間一度唇を離され、また見詰め合う。
ダンディーは肩に、腰に手を回しサンデーも背中に手を回して、きつく抱き合うと
もう一度唇を寄せる。 今度は深い口付けをする。
お互いの舌を絡ませ、時折漏れる吐息をも逃さないで深く深く絡み合う。
ダンディーの腕の中でサンデーの体が何度かピクピクンと快感に波打ち、背中に回した手が
さっきよりも強い力で掴む。 そうしながら、少しづつ自分の体を撫でる様なダンディー
の手の動きを感じている。 名残惜しげに唇が離れると、サンデーは脱力した様に
ダンディーの体にしなだれかかった
「…ダンデーさぁん」
何かを哀願する様な目でダンディーを見上げると、急に体を抱かかえられる。
そのままベットまでサンデーを抱えていきすがら
「いくらなんでもあそこじゃぁなんだろ? 俺は昔っから雰囲気ってのは大切にしてるんだ」
とダンディーが少し笑って言う。
「んまあ 昔からって随分慣れてらっしゃる様ね」
サンデーがちょっと意地悪っぽく言うと
「ハハハ…やっぱりアンタにゃかなわねぇ」
と二人で笑うと、そのまま倒れる様にベットに着いた。
267名無しさん@ピンキー:03/07/09 21:48 ID:e+AQLblG
258神キターー(・∀・)ーーー!!

昔っから雰囲気を大切にするダンデーさん・・・イイ!!
268名無しさん@ピンキー:03/07/09 22:28 ID:wmOfOIdr
 神キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
もう素晴らしすぎて他に言葉が見つからないです 感動しますた

269名無しさん@ピンキー:03/07/09 23:50 ID:ePjpsxiU
神キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!

脳内で映像化してます。漏れの場合は人形劇です
口笛のメロディーのアンニュイでジャージーでちょっと北欧系の
アレンジのBGMが 266から流れます ←どんなんだ?
270名無しさん@ピンキー:03/07/10 00:07 ID:iM1hzSq0
漏れは主我を愛すが延々リピートされていまつ・・・
271あぼーん:あぼーん
あぼーん
272名無しさん@ピンキー:03/07/10 00:53 ID:59J4dFXd
ガバガバガバ(*谷*)258サマすんばらしいですゾ!
人形劇でこれを…一気に微笑ましいが、それもまたヨシ!
273258(1/8):03/07/10 01:39 ID:dEF4gGVu
では、続きエロいきまーす 自信ねーよう

しばらく二人で何とは無しに笑っていると、思いついた様にダンディーはサンデーの体を
キツク抱きしめる。 不意を突かれてか、少し驚いた顔のサンデーの唇をまた塞ぐと
その姿勢のまま背中にあったノースリーブのチャックに手をかけた。
そしてチャックを一気に下まで下げると、サンデーが体を身じろきさせて肩からスルッと
ノースリーブがはだける。

白い透ける様な肌がバッとダンディーの目に飛び込んでくる、どんどんと頭を支配する
興奮を抑えながらゆっくりと下着を取る。 下着を剥ぎ取られながら、サンデーは
ダンディーのいつも付けっぱなしでその先を見た事の無かった帽子をサングラスを外した。
「んまあ…ダンデーさんのお顔 やっぱり私の思っていた通りとっても優しい目をしているわ」
そう言って、愛し気にダンディーの輪郭をなぞっては軽い口付けを繰り返している。
「そうかねぇ そんな事初めて言われたぜ」
「いいえ 私には分かってますわ アナタが誰よりも優しい心を持っている方かって事を
勿論子供達だって…」
一瞬口をつぐんだ 今この男と女だけになっている瞬間それは止めておこうと思ったのだろう
「何よりも私の愛しい方ですもの 悪い人の筈ないですわ」
付け足しながら、フフッと笑った。

お互い何も身に着けてない状態になると、お互いの体を掻き抱き体を擦り合う様になり、
お互いの手がお互いの体を弄り、何度も口付けを繰り返す。
フと、その厚意を休めダンディーが呟く
「ああ、やっぱり思ってた通りだ、アンタいい体してるよ。
そのアンタが今俺の体と密着してるなんてな 分からんもんだぜ…」
それを聞いてサンデーが嬉しそうに微笑むのを確認するとまた口付け、抱き合う。
274258(2/8):03/07/10 01:40 ID:dEF4gGVu
何度目かの口付けを終えるとそのままダンディーの唇がサンデーの体を下へスライドして
いく。柔らかい耳に、少し尖った顎に、スラリと伸びた首筋にマーキングする様に口付けを
落としていく。 その手は休む事なくサンデーの体を這いずり回っている。
口付けと共に少しづつ荒く、湿り気を帯びてくるダンディーの息を感じながら
サンデーは顎を天井に向けて突き上げたり、片足を折り曲げてシーツを引っ張ってみたり
しながら快感に耐えている。

そして、ダンディーの手が形の良いサンデーの乳房に触れると、ピクンと全身が反応する
一度、手全体でその形を確認するとその形を崩す様に揉みしだく。
時々強く押し潰してみたりした、片方の手は絶えず腰や太腿を撫でている
「ア…ウンン ア ア ア ア…ン」
どんどんとリズムを刻む様にハスキーな声が漏れる中、
「ハッ!アウン」
乳房の突起を摘み上げられた瞬間一際高い声を上げた。
ダンディーはその様子を見てると、今度は両の突起を掴み片方を指で弄り、もう片方を
一度軽く口付けると今度は口に含んで舌でそれを突付いてみると、
勢いよく上背が跳ね上がった。 時折、わざと水音をたてて、更にサンデーを追い上げる
その度体をうねらせて全身で、声で追い上げられていく様を見せつける。
「アン いけませ…アア ハアン」
どんどん言葉を発する事がもどかしくなっていく、そして頭の中が快楽に支配されていくのに
身を任せる事にする。 ダンディーの背中に手を回して自ずから体を引き寄せる。
275258(3/8):03/07/10 01:41 ID:dEF4gGVu
何もこんな時に気取る必要もない、ましてや普段の生活や子供達の事も考えなくてもいい
今はただ、この人に全てを委ねればいいんだ。 ただ、素直に思うまま愛し合えばいいのだ。
そんな思いがサンデーの中を交錯した、その時乳房への刺激以外の場所からもじんわりと
快楽が持ち上がってくるのを感じ、その方向にある両足をおずおずと開いた。

大人の女らしい腰周り、その周辺をじっくり眺め手でその感触を確かめる様に撫でる。
ゆっくり、ゆっくりだ。 自分の快楽を優先して事を急ぐのは男の恥だと、昔の仲間が言って
いたが、全くその通りだ。こんなに愛する女をじっくり抱かないでどうする
そうだ、いつの世もこの行為は女の為なんだ。 自分の中の暴走しそうな興奮を抑えながら
ダンディーはサンデーの体に快楽を与え続ける。
276258(4/8):03/07/10 01:42 ID:dEF4gGVu
 少し恥ずかしそうにしているサンデーの遠慮がちに開いた足の片方を取ると、ダンディーは
自分の肩にその足を乗せ潜り込む様に足の付け根の方へ顔を近づけた。
サンデーのそこはじっとりと濡れていて、太腿の付け根の辺りまですこし濡れた感触がある。
少し生い茂った部分を掻き分けて人差し指と親指でその部分を開いた。
瞬間、クチュッという水音がサンデーの吐息の中で一際目立って鳴る
「あ…い、嫌ですわ アン…恥ずかし…いん ウンン」
さっきまでより恥ずかしそうに身をよじっている
「フフ…アンタ可愛いぜ」
そう言ってサンデーの秘所の上の方、痛そうな位充血して腫れあがった核を目立つ様に
めくり上げ舌先を一瞬当てる
「ダメ いけませんわ…ダンデーさんそんなに見ては… アッ ヒッ…ハアァン!!」
恥らっていたところに急に湿った感触を当てられて、足がビクンッと持ち上がりそうになる
それを肩で押さえつけてサンデーの下半身を少し持ち上げ、更にその部分をサンデーから
多少見える位置にもってきてみせる。その姿勢のままダンディーはサンデーのその部分を
指で、舌で責め上げる。指は秘所の薄いヒダを開いて少しづつ膣(なか)に進入しようと
している、もう片方の手でめくり上げられた核を舌が多方向に舐め回す。
ついに膣に自分のそれとは違う感触のモノが挿入され、膣の中を蠢いたり出入りを繰り返す
更にそれは激しく動く様になる。 それとともにジュプッジュブッと激しい水音が響き渡る、
その音に負けじとサンデーは大きな声を上げる。
「アハ…ウウン アッそんな… アヒッ ハ! ハァン! ヒィヒッ」
自分の秘所を責められる様をまじまじと見てしまい、サンデーは火が付いた様にさっきまで
よりも激しく身をよじり、体中を上気させ薄っすらと赤く染めている。
背中に自分の体液が垂れていくのを感じたのを最後、
どんどんと激しく責められるのに耐え切れず、一瞬思い切り良く腰を浮かすと
「アア!! ダッハメ! ラメな の…ヒッヒクッ イックゥ イクのォ〜!!」
そのままビクッと二度ほど体を痙攣させ、足を天井に突き刺す勢いで跳ね上げさせた。
277258(5/8):03/07/10 01:43 ID:dEF4gGVu
肩で息をしているサンデーの体をまた新しい快感が襲ってくる、乳房をきゅっと掴まれ
すこしくすぐったさを感じて身じろきさせる。
「フフン、思い切りイッちまったようだな」
「ええ…本 当死んでしまうかと思いましたわ…」
手がダンディーの顔を見つけると引き寄せて愛し気に口付けをする
まだ下半身が熱をもっているのを感じながら、サンデーはダンディーの体を慈しむ様に
撫でまわす。 そして、ダンディーの自身を見つけるとゆっくりとその形をなぞる。
瞬間、ダンディーの体が反応するのを自分の体で感じた。
「本当にいいのか?」
耳元で囁かれサンデーは微笑んで頷いた。

すると、おもむろにダンディーが体を動かしサンデーの上に重なるそのまま足を開かされ
秘所のあたりにさっきまでの指とは違うモノがあたる感触がした。
ダンディーはそれをあてがうとサンデーの体液をそれに擦り付ける様にした、その度サンデーの
核に当たって少し声を上げる。
「ア ン…ダンデーさん…愛してますわ…」
そう言ったのが合図とばかりにサンデーの膣にダンディー自身が入ってきた、その瞬間サンデー
の体に脳に全てに快楽が雷の様に突き抜けていく。
サンデーの膣を押し入る様に入ったそれは膣の中でビクッと脈を打つような動きをして、直ぐに
出ていった。 そして一瞬ダンディーが息をつくとまた突き上げられ今度は激しく出入りを
始めた。 水音と皮膚のぶつかる音が響く
「アッ…はああぁぁぁぁ…スッゴイィィ」
「イヒッ!! イッフウぅぅぅぅ!! アヒャはあぁ ダッメェ またイクッいっちゃうぅ」
サンデーは腰を浮かせブリッジの様な姿勢になって髪を振り乱し、両手でシーツを掴んで快楽
に身を委ねている。 もう言葉は言葉でなくなっている
「ヒャッ はぁふん ウン アウン イックゥも…イク」
先程一度上り詰めた所為か、もうそのまま戻ってこれない程もっと高みに掛かっている。
ダンディーはその体を片方で足を掴み片方の手で体中を弄りながら、サンデーの膣を激
しく出入りする。 時折「ウッ フウッ」と息を漏らしながら尚もサンデーを突き上げる。
278258(6/8):03/07/10 01:44 ID:dEF4gGVu
それからサンデーは何度も高みに持ち上げられ、そでに声にもちから無く
「もう…ラ・ラメェ…アフ イヒィか…堪忍してぇ…アフゥ」
ダンディーの肩につかまり哀願した。
その言葉を聞いたダンディーは荒っぽく口付けをすると、待ってました。 とばかりに腰を
激しく動かして突き上げる。
「ウッくぅ…サンデーさん 出すぞ…出すぞ!」
「アアッ! キテ!キテェ〜ッ!!」
そう言うと最後に思い切り突き上げて自身を引き抜くと、サンデーのビクビクと波打つ体の
腹から胸にかけてその欲望の液体を吐き出した。

それをかまわずサンデーはダンディーの体を抱き寄せる、腹のあたりで暖かい液体の感触
が広がる。 それでもきつく抱きしめてまだ呼吸も落ち着かないのに深い口付けをした
深い深い口付け。 お互いの荒い息が口から漏れ、何度も何度も繰り返す。
「愛してますわ…ダンデーさん」
落ち着かせてサンデーがそう呟くと、ダンディーは無言でもっと強くサンデーの体を抱きしめた。
279258(7/8):03/07/10 01:46 ID:dEF4gGVu
「なぁ アンタ泣いてるのかい?」
「え…? あら どうしてかしら?」
「フフン、でもアンタ今凄くいい顔してるぜ まるで憑き物が取れたみたいな感じだな」
「んまぁ憑き物ですって? そうかしら…でも…そうだわ きっと」
「だってそうじゃない アナタとこうして思いが通じ合えたんですもの すくなくとも私の
不安は少し解消されたんだわ」
と、一人で納得している。
ダンディーは「ああ、いつものサンデーさんだな」と見ていると
「でもね、やっぱり不安って新しく次から次へと出てくるのもなのよね」
「ほほぅ、随分忙しい人だな アンタは」
「ねぇ…ずっと私の事ダンデーさんは愛していてくれるのかしら」
「こりゃまた…妙な事を聞くなぁ」
普段なら「そんなモンわからねぇ」と一蹴するトコロだし、実際今もその言葉が出そうに
なったが、なんとなくそう言えなかった。
「俺は多分死なねぇ限りずっとこのまんまだろうよ」
「んま しんじちゃおうかしら ウフフ…」
そう言ってサンデーはダンディーの胸に顔を埋めた

とんでもない事になったと思う反面それがとても心地よかった。 
そう、ちっとも悪いと感じない
煙草に火を付けフウっと吸い込んで立ち昇った煙を目で追いながら
ダンディーはそんなことを考えていた

おしまい
280258(8/8)iiwake:03/07/10 01:47 ID:dEF4gGVu
…終わらせちゃったよ。 何をこんなに必死になってるんだろうか…アホヤ
そもそも最初の続きにちっともなってねーのはデフォです 嘘です
なんだか描いててもちつかなくってこんな時間まで書いてたよ。
今日の仕事はもう氏んだな。(´Д`;)
なんだか妙に長くて変なトコロがねちっこいわりには大したエロじゃなくってすみません
なんだか沢山ご期待いただいてしまってもう、嬉しいやら怖いやらですた。
そんではまた修行してネチっこいダブルデー書こうとおもいますます

では最後まで付き合ってくださった皆様ありがとうございますた〜
281名無しさん@ピンキー:03/07/10 08:44 ID:OyncuUD8
>>258
ブラボー!!エクセレント!!結構×2コケコッコー!!
イイもん読ませてもらいましたハァハァ・・・
あなたは神だ・・・・・
続きをお願いした>>256さんも光栄でしょうねw

ダブルデー話以外もなんかかいてくだせぇよ。



ダンデーさんもしかして中田氏・・・・?
282名無しさん@ピンキー:03/07/10 10:29 ID:pp/hcq62
>>281
278をもう一度読んでみましょう

このスレのダブルデー小説の名場面が実は隠し録りしてあって
ビデオが販売されたら漏れは大枚はたきそうだ
でもトラヒゲデパート製だから 画質は期待できない


283名無しさん@ピンキー:03/07/10 20:02 ID:EeWtVI/3
今読み終わったけど、下半身大満足!(下品板だからいいや
この小説を糧に後2日間乗り切れそうだよ
活力を与えてくれてありがとう!。次作も期待してます

ダンデータソ中田氏のよカーン サンデーセンセの今後が気になるでやんす
284あぼーん:あぼーん
あぼーん
285あぼーん:あぼーん
あぼーん
286258:03/07/10 22:59 ID:+pWki7lF
……中田氏じゃないですってば。
確かに表現がちょっとアレで中田氏してる(つーか抜かずの二発?)
に見えますね…。・゚・(ノД`)・゚・。ヲヲヲ…
書いてた自分が軽く興奮気味だったのでしるかー

でもこげなお粗末モンに感想いただけでうれしいなー ありがとうございます

また書くとしたらきっとダブルデーでしょうがどんなんがいいでしょうか?
と、言うかこれで色んな人が書いてくれれば…ヨミテー
287名無しさん@ピンキー:03/07/10 23:17 ID:EeWtVI/3
ダンデータソはそんな軽率な事をする男じゃないもんね
こっちの読解力不足(汗 スマソ
あなたの書くダブルデーさん最高!!ですよ
288名無しさん@ピンキー:03/07/10 23:23 ID:8vKNLkjU
>>268
乙華麗〜!!
素晴らしいSSありがとうございました。
思わずプリントアウトしましたよ!(禿げワラ

ところで258神はガラさんのSS書けますか?
漏れ禿しく読みたいのですが・・・・(他力本願スマソ
289258:03/07/11 00:13 ID:dfViFQE7
「本当不思議なのよね…何故アナタの様な男が海賊にならないで
こんな島で皆さんのお守り役をしてるのが…」
キッドの館を訪れたダンディーに開口一番ガラクータは問い掛ける
「俺はお守り役なんざしてる覚えは無いね 只成り行きでこんな状況に
なっちまってるだけさ… トコロで…こんな所に来たのは他でもねぇ ガラクータ
おめぇさんサンデーさんを見なかったかい?」
その問いに一瞥をする様に答える。 ダンディーの視線を楽しむ様にガラクータは口の
端を少し上げて笑って見せる
「じゃぁアナタ この島唯一の女性とあんな関係をもってしまったのも成り行きだって
言うのかしら? まー…随分と困った成り行きねぇ…フフフ」
「何…?」
ダンディーのサングラスの下の表情が一瞬強張る
「まさかアナタともあろう人がねぇ… 私ねぇ偶然見かけちゃったのよ アナタとサンデー先生
の秘め事を…ね」
「フフン 海賊ってのは出歯亀もお手のモンってところかい たかが知れたもんだぜ…」
「お黙り! 夜中にあんな大きい声で睦みあっていれば誰だって気がつくわよ 
随分お幸せそうだったわねぇ…イイ年してあんなに「愛してる 愛してる」って 聞いてる
コッチが恥ずかしかったわよ」
額の辺りに指を当ててさも困ったふうにガラクータは言う。その視線の先の
ダンディーの手が握りこぶしを思い切りつくってそれを少し震わせている。

「その幸せを壊すのもこの退屈な島の中なら一層楽しいかしらって…そう 私そう思った
のよ… ダンディー君賢い君なら意味…分かるわね?」
「ガラクータ…貴様…!!」
拳銃を抜こうとしたダンディーの右手を鋭いフックで制止する。

「さぁ…今夜は楽しもうじゃない」


…続け…ますか?
290名無しさん@ピンキー:03/07/11 00:20 ID:gksgfNwb
ハァハァ・・・。(´Д`;)おながいします!
291名無しさん@ピンキー:03/07/11 00:23 ID:gksgfNwb
なんだか激萌えな展開です 嗚呼!嬉しい。。。
292258:03/07/11 00:26 ID:dfViFQE7
んま! もうレスが。嬉しいですうほほ

では続きは明日貼らせていただきます

しかしこの後どうしよっかなー
どこまで鬼畜OKですか? 皆様…(´Д`;)ゞ
293名無しさん@ピンキー:03/07/11 00:38 ID:gksgfNwb
俺はOK!!!明日が楽しみだ ワクワク それではお休みなさい
スレ汚しでスマソ
294ガラSSリクした288:03/07/11 00:54 ID:eig9B2zX
。・゚・(ノД`)・゚・。

・・・・・・・258様アリガd。
295名無しさん@ピンキー:03/07/11 12:39 ID:jc+xGXjD
ウワアアアアアン ガラ様殺されちゃう〜 

それとも
ガラ様はサンデーさんの心をも奪ってしまうのか?
。・゚・(ノД`)・゚・。「赦して… ダンデーさん…」

想像力も表現力も
258様>>>>>>(超えられない壁)>>>>>漏れなので
夜を待とうよ、自分
296あぼーん:あぼーん
あぼーん
297258(1/4):03/07/11 18:46 ID:EyBxWLpB
取り合えず途中までですが…今のウチに謝っておこう ごめんなさい

「悪いが俺にはそんな酔狂な趣味はないんでね… さっさとサンデーさんを帰して
 くれねぇか…ガラクータ」
怒りで爆発しそうな頭を必死に落ち着けて言う。 押さえつけられた右手は拳銃の方
へ向かう姿勢のまま。
「分かってないわねぇ…君に選択権等ないのよ。 こんな状況でサンデー先生が普通
にしてるとでも思ったの? 私とお茶でも飲んでるとでも思うのかしら? だとしたら随分
君はマヌケですよ ダンディー君」
そう言うと左手をツイと伸ばした その方向にダンディーの視線が動いたのを確かめると、
右手のフックを天井に向け仕込まれていたマシンガンを一発はなった。

ガツンッ

瞬間ダンディーの頭部に衝撃が走る。 目の前で一瞬花火が光ったのを見たのを最後
そのままガラクータの足元に崩れ落ちる。
「く…卑怯だぜ…ガラクー…」
気を失ったダンディーの隣には、ダンディーの頭部と床と二度ぶつかった衝撃で粉々になった
壺の様な物が散乱している。
その様子を見届けたガラクータはさも満足そうに銃口から出る煙をフッと吹くと、足元で
倒れているダンディーに向かって言い放ち、高らかに笑った。
「たかが女一人の事で熱くなっちゃぁイケマセンよ ダンディー君」
298258(2/4):03/07/11 18:47 ID:EyBxWLpB
ギシッ…ギシッ…

何かが軋む音がぼんやりと耳に入ってくる。その音を聞きながら自分の今置かれている
状況を確認しようと身じろきしようとするが、体を動かす事も、手の先 足の先 そして
首を動かす事も出来ない。 何かに固定されてる様にピッタリと何かの中に固められて
いるんだと初めて理解する。

ギシッ…ギシ ギシ…

不規則にその音が続く中声を発そうとするのだが、それすらも出来ない。
どうやら今自分にできるのは痛む頭をハッキリさせて閉じた目を開く事だけらしい。

ギシッ…ギシッ…

目を開ける。 視界がだいぶ狭い、何かが蠢いているのが見える。
「ア…ハフ…ああ…お願いします もう許し…アアン」
聞き覚えのある声がうめいている。…まさか まさか!!?
「フフフ…まだダメよ この程度で私が満足すると? まだまだ楽しませて
いただくきますよ」

――――そこにはベットに腕を縛り上げられた上固定され、両足をこれ以上ない
程広げさせられた全裸のサンデーと、そのサンデーの体を嬲るガラクータがいた。
怒りで頭の中が真っ白になる。 もう一度身じろきしてなんとか動こうとするが、
今冷静さを完全に失ったダンディーには到底無理な事の様だった。
そうこうしてる間も二人の挙動が目に入る。 怒りのあまり目を逸らす事も忘れ
食い入る様にその様を見続ける。
299258(3/4):03/07/11 18:47 ID:EyBxWLpB
ガラクータの手がサンデーの乳房を撫で回す 
「私はダンディー君とは違って生易しい純粋な性行為だけで満足する男ではないもの
でね…さぁ サンデー先生思い切り泣いてちょうだい 大丈夫よ何も殺しゃぁしないわよ
一生付く様な傷なんかできやしないわ。」
そう言うと突然サンデーの乳房の突起を抓り、捻り上げる。
「アグッ!!イタ!!…イイイィィィ!!」
サンデーが余り自由の利かない体を懸命に揺り動かして、なんとか逃れようとする。
そのまま上に覆い被さって、もう片方の突起に一度軽く歯を立てる サンデーが
新しい痛みに体を捩るのを確認すると今度はかなり力を入れて噛み付いた。
もの凄い悲鳴が上がる、瞳は涙をため大きく見開いている
捻り上げられた方の乳房が奇妙な形に変形しながら、痛みに慣れない様時々
上に下に揺さぶられている。
「イタイ…イタ…許し…て」
哀願するサンデーの顔を口を離して覗き込み、呆れた様に
「アラアラ…随分我慢が聞かないヒトですねぇ この程度じゃちっとも満足できないわよ」
そう呟き捻り上げている方も手を離す。
痛みで時折体を痙攣させ、「フウーフウー」と全身で息をしているいるサンデーから
一瞬視線を外し、すこし離れた方へ視線を送る。 その視線がダンディーとぶつかる。
その目が残忍に笑うのを、ダンディーは睨み返しながらも見ている事しか出来なかった。
「仕方ないわねぇ、そんなんじゃ明日にはあっという間に島の皆さんにアナタとダンディー君
の事が知れ渡ってしまいますよ。 しかもあんまりイイ形じゃなくね」
わざとらしく溜息をついて言う。それを聞いてサンデーは
「それだけは…それだけは許して下さい…ガラクータさん」
羞恥で顔を赤く染め、頭を振ってガラクータに懇願する。
300258(4/4):03/07/11 18:48 ID:EyBxWLpB
「それじゃぁそろそろ違う事をしようかしら サンデー先生アナタももう何回と気を遣って
ちょっと散漫としてるかもしれませんしねぇ…」
また、ダンディーの方へ視線を送る。
そして視線を外すとサンデーの戒めを解きはじめた。 それが終わるとおもむろに自分の
上着を脱ぎ、少しはだけた白いシャツだけになりズボンからいきり立った自身を取り出すと、
やっと自由の身になり腕の辺りを少し気にしていたサンデーの前に差し出した。

「さぁ 何をするか分かりますね サンデー先生?」
ベットに腰を降ろし覗き込む様に質問を投げかける。
サンデーは一瞬驚いた顔をして目を背け、躊躇する。
 しかしついに諦めたのか、ベットから降りガラクータの前に跪くとその差し出された
モノを手に取り、少し厚めな唇に一度先端を当てそれから赤い舌を出し先端から裏の筋に
向かってなぞる様にスライドさせる。
その一挙動一挙動がダンディーの目に飛び込んでくる。
舌が根元に辿り着くと、おずおずと口を開いてガラクータの自身を挟み込む様にして
時折舌を動かしながらスライドさせる。
「素直でよろしいですねぇ…時にサンデー先生ダンディー君の持ち物と比べてどっちの
方が素敵なモノだと思います?」
一瞬ガラクータの方を大きな瞳だけが見上げ、眉をひそめるとその質問に無視し自分の
口の中にガラクータのそれを思い切り頬張る。 そして視線を外し、一心不乱に唇の端
から唾液を漏らしながら口内で出し入れを行う。 時折苦しそうな声が漏れるのも構わず。
「質問には答えていただけませんかねぇ…」
ジュプジュプッと水音を立てながら、なおもサンデーはそれを無視して出し入れを続ける。
「今その答えを聞きたがってるのは何も私だけじゃないんですよ…今ここにもう一人いる
あの方の方がもしかしたら私より聞きたがってるかもしれませんねぇ…」
「…!!?」
サンデーの動きが止まる。口からガラクータ自身を放すと少し糸の引いた唾液が繋がって
伸び、それを構わず大きな瞳を見開いてガラクータを見上げる。
「そろそろ出てきていただきましょうか?ねぇ…ダンディー君」
301258:03/07/11 18:52 ID:EyBxWLpB
こ…この後どうしよう(´Д`;)ゞ 相当困っております
一応続きはもうちょいお待ちくだされ
もうぬっころすとかそんな話になりそうではないですか…おたしけ〜
302ガラSSリクした288:03/07/11 20:32 ID:NP3fTo71
神キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!

すげぇ、凄すぎるっすよ!!258様あんたは現人神や・・・・・

冷酷な台詞を淡々と喋る若山ボイスが今、漏れの脳内で・・・。

303名無しさん@ピンキー:03/07/11 20:55 ID:nPS6bSYY
(・∀・)イイ!!  
よく1日でこれだけ書ける・・・ウラヤマスイ。
304名無しさん@ピンキー:03/07/11 21:21 ID:gksgfNwb
乙華麗です!!  旦~ ガラチャドゾ〜
新たな感動をありがd
これからの展開に期待しちゃってます
楠さんと若山さんと小林さんの声が脳内で変換して回ってるw
305あぼーん:あぼーん
あぼーん
306あぼーん:あぼーん
あぼーん
「ど…どう言う事なんですの…?ガ…ガラクータさん」
両手を床に着けて全身を戦慄かせながら、立ち上がりつかつかと歩いていくガラクータを
目で追う。 サンデーの問い掛けには答えず、縦長の洋服箪笥のような大きな棚の横に
立つと、それを蹴り倒した。 部屋中を大きな音が立ち、同時に大量の埃が舞った。
サンデーがそれを少し吸い込んで咳き込んでいると、荒々しく扉が開く音とともに聞き覚え
のある呻き声が聞こえた。 その声の主がここにいる事を認めないサンデーは暫くその方向
を見る事が出来ずにいた。
暫くの格闘する音と共にガラクータの落ち着いた声で
「フフフ…落ち着きなさいダンディー君 レディを驚かせてはいけませんよ」
と その次の瞬間
「こんな状況で落ち着いてられるヤツがいたらそいつは相当なタマってこったな!
だが俺はそれ程我慢強くもねぇし 神経が凍ってる人間って訳でもねぇんだ!」
激昂するダンディーの声。 初めて聞く怒りを込めたその声はしっかりサンデーの耳に入ってくる、
暫く下を俯いたままだったサンデーが意を決してその方向に顔を向ける。

…………

ギチギチに舶来の服を詰め込まれた洋服箪笥から飛び出す様な格好で、腕と足を拘束
されて芋虫の様な格好で自分ではなくガラクータを睨み付けているダンディーがいる。
目を合わせたくない…自分に向けられた視線に気づくと、サンデーは必死に視線を逸らした。
「見たくもねぇもん見せられちまって俺は今本当に腹が立ってるんでな… とにかくこの
俺の自由を拘束するモノを解いてくれねぇか…」
「あらあら…そんな事を言ってしまっていいのですか? アナタも聞いていたんでしょう?
今そこで あんなあられもない姿で私を咥えていたあのヒトを腹が立つで済ましてしまおう
というのですか…? ダンディー君」
その言葉にダンディーが黙り込む。 唇を噛んで 体を震わせて これ以上ない
程の悔しさをきと味わってるに違いない。
308258(2/2):03/07/12 16:19 ID:gDjcUcLu
「ごめんなさい!! ごめんさい…ダンデーさん…」
サンデーが突然嗚咽を始める しばらくそのままの姿勢で仰ぐ様に嗚咽を続けていた
かと思うやいなや、その様を見続けていたダンディーとガラクータの元へ這いずって近づき、
両の手と額を床に擦りつけて謝罪の言葉を吐き続ける。
その流れを止めたのはガラクータだった
「落ち着いて下さいよ サンデー先生… 私は何もアナタ達を困らせようと思っている訳
ではないのよ 強いて言えば私が楽しみたいだけなのよ…」
「そうねぇ…フフフ それがアナタ達にとって困る事になってしまうのかしらね これは
可笑しいですね」
呆然と見上げるサンデーをそのままにガラクータは本当に可笑しそうに笑う。
この部屋の中には今その声だけが暫く響いている




本文長すぎだったので後一個いきます ほんとこの辺エロ無しでスマソです(´Д`;)ゞ

309258(3/2):03/07/12 16:20 ID:gDjcUcLu
すると、思い立った様に脱力したサンデーの体を抱え込みダンディーの方へ向けさせると、
その両足を思い切りくつろげさせる姿勢で開かせる。
足の付け根あたりにサンデーの乾いた体液が白くこびり付き、秘所のあたりまで道筋を作って
いる。中心部分をまだ充分な湿り気を帯びていた。
ダンディーが窮屈な姿勢で視線を外せないのを認めると、ガラクータの手がその赤く充血した
秘所に滑り込む。 萎えて萎縮したサンデーの核を摘み上げる
「ヒッ…!! やめて…お願い」
懇願するサンデーを無視してその辺りをわざとらしく水音を立てさせて責めたてる。
「ねぇダンディー君 君こんな状況を見てそれでもサンデー先生をまだ…お好きなのかしら?」
「…俺が嫌いになったとでも言うのが望みか? ええ?ガラクータさんよぉ だがなぁ俺は
おめぇさんを楽しませる気なんて毛頭ねぇんだ」
「ダンデーさ…ん」
サンデーとガラクータの視線を一気に浴びながら一瞬の沈黙の後少し体を震わせて叫ぶ
「何が起きようと 何をされようと …俺は なぁサンデーさん アンタが好きだ!
アンタが嫌だと言おうと俺は…アンタを愛しているからな!!」
大きな瞳から大粒の涙をこぼしているサンデーと、その言葉を嬉しそうに聞いているガラクータ
の姿が天井からの照明で逆光を帯びて映し出される。
「…分からんよおめぇさんは アンタこれが楽しいってのかい? それともこの俺がこんな事
を恥ずかしげもなく言ってる様を見て楽しんでるってのか? だとしたら…俺の負けだな」
そう言うと自嘲気味に笑う。 サンデーを嬲る手を止めその体を楽な姿勢にさせながら、
ガラクータがダンディーの方へ向かって今までとは違った笑いを含めた落ち着いた声で
「フフ…いやぁアナタ達には本当に参りましたね サンデー先生もダンディー君も随分と
それはそれは…深く…ふかーく愛し合ってる様ねぇ とっても楽しかったですよ 中々見れない
じゃありませんか…」

310名無しさん@ピンキー:03/07/12 18:11 ID:5dovlA3y
わ〜〜!!神キターーーーーーーー!!凄い!!鬼畜物もハァハァ。。。。
これからどうなるかがドキドキしまくりです
311あぼーん:あぼーん
あぼーん
312名無しさん@ピンキー:03/07/12 19:34 ID:5dovlA3y
広告マジうぜぇ!!神の執筆の邪魔すんな ヴォケ
313名無しさん@ピンキー:03/07/12 19:41 ID:zotj2HGF
専用ブラウザでウザイ広告をあぼーんしたよ。
ちょっと面倒だけどやっとくといいね。
314あぼーん:あぼーん
あぼーん
315258(1/2)分割うpごべんなさい:03/07/12 20:55 ID:gDjcUcLu
「なんだと…?」
「フフ 本当にアナタ達は…素晴らしいですねぇ 私も正直驚きましたよ ですからね遊びは
ここでお終いにしましょうか…」
「それで…俺がハイそーですかと言うとでも思っているのかい?」
ガラクータはダンディーのその問いには答えないで
「最後にこれだけは聞いておきたいのよ…サンデー先生まださっきの答えを聞いてなかった
ですねぇ 答えて…いただきましょうか?」
サンデーの方を振り返り、言う。 俯いてサンデーが答えないでいるとフウと溜息を
ついてダンディーの足の戒めだけを外して
「じゃぁ今この場で確かめましょうか? さあ サンデー先生そこにいるアナタの愛しいヒトの
モチモノ さっきまで大変窮屈してたでしょうから出しておあげなさいな」
「本当に…これで許してくださるんですね? これで…私とダンディーさんとの事秘密にして
くださるんですね?」
「ええ 勿論 私はそんな嘘はつきませんよ」

それを聞くとサンデーはけだるそうな体を起こしてダンディーの元に近づく
「おい! 何を言ってるんだサンデーさん! こんなヤツの言う事を信じてどうする よさねぇ…!!」
必死に止めるダンディーの下半身が急に外気に触れる。 そこにサンデーのしなやかな指が
潜り込み、自分自身を掴まれる。 その手つきに体が自然に反応する
「いいんですのよ…ダンデーさん 私一生懸命しますから気持ちよくなって下さいね?」
上体を逸らして逃げようとするのを後ろからガラクータに阻まれる。
「ダンディー君 君の大事なサンデー先生が君の為に必死に奉仕を行おうとしているのですよ
 それを逃げようとするなんて失礼な事をしちゃぁいけませにょ 君も男でしょ?」
316258(2/2):03/07/12 20:56 ID:gDjcUcLu
そうこうしてるうちに自身に湿った感覚が襲う まだ萎えきっているそれが生暖かい舌に包み
込む様に締め付けられ、少しづつ強度と熱をたたえ始める。
「ああ…嬉しいダンディーさん 私に感じてくださってるのね」
根元の方を舌とは別に指で摩り、先端の裏側の筋を一区切り一区切り舌でめくり、細かく
左右に差し込んで舐め上げる。
「頼む…よしてくれサン デーさん ああ…俺が…限界が…」
「アフ…ダンデーさん 好き…好き…ふんん」
うわ言の様に吐息とともに何か呟きながら、サンデーはどんなにダンディーが頼んでもそれを
止めようとしない。
サンデーの艶かしい舌使い 呼吸 表情 体 全てがダンディーに興奮と快楽を与える。
すでに限界まで張り詰めた自身が、先端から待ちきれないとばかりに透明の液体を垂らし
始める。サンデーはそれすらも逃さず一度舌先に当てじっくりと引き延ばす仕草をして、
その出口にその舌先を差込み軽く蠢かして見せる。そして口内全体にそれを包み込み、
ジュプジュポッと激しい水音と吐息を漏らして出し入れを始める。
「素敵ねぇサンデー先生 ダンディー君もこんなに喜んでいますよ ねぇ ダンディー君」
「…く…ガラクータ…頼むこの 俺の体を …自由にしてくれねぇか?」
「どうしました もう限界ですか?ダンディー君」
「ああ…もう限界だ そ なにあ いしあってるのを見てぇなら 見せてやろうじゃねぇか…」
「ふふん…それはいいですねぇ それでは今日の事はこれで終わりにしましょうか まぁ私は
最後まで楽しませていただきますがね」
「うっく…分かった何も言わねぇ アンタの…勝ちだ」
「分かりました さぁ サンデー先生 ダンディー君 最後に命一杯楽しもうじゃないですか!」



やっと次でエロいきます レスくださるみなさんアリガトウございます(´Д`;)ゞ
大変な活力いただいてます
317ガラSSマンセー288:03/07/12 21:20 ID:/UKUloBT
258神、乙です!
このままエロさとクオリティさを保ちつつがんがってください!!

ダンデーさんじゃないですが
鬼畜ガラに・・・・ああ、もう限界だw
318258(0/9):03/07/13 03:28 ID:plHk42RA
こんな時間まで何を頑張ってるんだか自分でももうワケワカランになって
そのテンションのまま投下いきまーす
製作中ガラチャおいしくいただきますた〜旦~ヽ(´Д`;)ノワーイ

あ、きっとこのテンションはガラチャの所為ですね、きっと。
おお怖い怖い…ガタガタガタ…(((((((((´Д`;))))))
ちょっとでも本日の放送のたしになってくれるとうれすいです。
319258(1/9):03/07/13 03:32 ID:plHk42RA
戒めを解かれたダンディーはすぐさまサンデーの顔を持ち上げさせ、無理矢理引き上げる様に
自分の顔の位置まで持っていき貪る様に口付けをした。
割り込む様に舌を差込みサンデーの口内全てを駆け回る、サンデーは突然の事に驚き一瞬
体を強張らせていたが次第にその体をダンディーに預け、自らもダンディーの頭に手を回し
引き寄せ自分もダンディーの舌に答え、体を震わせている。
「フフフ…美しいですねぇ 愛し合う二人はこうでなくちゃイケマセンねぇ」
ガラクータが楽しそうに鑑賞する中、二人は崩れ落ちる様にその場に倒れこみお互いの体を
弄りあい息を荒げながら体全体を絡み合わせている。
「はぁ…ふ ダンデーさん 愛してます…はぁはっ ヒャァフ…」
ダンディーはサンデーの乳房に顔を埋めその突起を見つけ、乳房をこねまわしながらそれを
吸い上げる。 その都度サンデーは足を突っ張るように伸ばしピクピクと床の上で痙攣している
そのままサンデーの体をゆっくりとスライドさせながら、焦る自分を抑えながら時折腹の中心の
窪みに舌を差込み腰周りから柔らかな大きなお尻を抱え込むと、そのまま足を広げさせ、
その秘所に滑り込み大きな水音を立てながらそこを責めたてる。
痛い程勃起させた核を転がされ、下の蕾まで濡らした体液を滴らせ激しい刺激を受け入れる。
「アフ…!!ふうううん クッア…アン アン き 気持ちイ・イん…あ アヒュッな何?」
両足を屈み込む様に持ち上げて広げられている姿勢で急に上体も起こされる。
「イヤン 何するんですのガラクータさん!!」
「ただ見ているだけではちょっと退屈でしてね どうせだからアナタをもっと気持ちよくさせて
あげますよ」
320258(2/9):03/07/13 03:34 ID:plHk42RA
そう言うとサンデーの上体を抱え込み、片方の乳房を包み込む様に持ち上げ指で突起を
挟むとその指の中で突起を転がす。 もう片方をフックの丁度カーブを描いてる部分でめり込ませる様に
持ち上げる。 サンデーはもう一度体を捩ろうとするが、上下から押し寄せる快楽に全身の
力を奪われ抗う事も出来ずに翻弄されている。
「アアン…だめぇん そ そんなにされたら私…私 ハ ハァ イッヤ…イヤァ イックゥ 
イクウゥゥゥゥウンンン!!!!!」
全身を激しく痙攣させ続け、パタッと糸の切れた人形の様に力を失う。 しかしそれでも休む
事が無く刺激を与えられ、その刺激に細かく何度も絶頂を迎えついに耐え切れずに
「お…お願い しますわぁ…んん…ダンデーさん ハァ くぅ もうダメなの 欲しいぃ!
入れて欲しいのぉ アナタの…いれ て下さ…はぁぁん」
サンデーが懇願する。 その声を聞いてダンディーがゆっくりと体を起こすと、全身で息をしなが
らその体を薄っすらと上気させ瞳から涙をこぼし顔全体を濡らしているサンデーをじっくりと眺める。
「……サンデーさん」
そう呟くと今度はガラクータの方を見る、ガラクータがその視線に気付きダンディーに向かって微笑む
「全く…アンタは大したヤツだぜ」
321258(3/9):03/07/13 03:37 ID:plHk42RA
そして、サンデーの両足を掴むと一気に引き寄せる様に自分自身に導いた。
「アッ……ハッ はぁぁぁぁぁん!!イイん…いいのぉ!! ダンデーさんの気持ち…イイん
 アッ アッ アッ アッ―――――!!!!」
押し入る様にサンデーの中をダンディーが入ってくる、サンデーの体がそれに呼応する様に
大きく揺れ動き腕が空を掴む様に天井に向かって投げ出されたかと思うと、その腕は後ろで
サンデーの体を支えていたガラクータの体で止まる。 肩から首にそれを回し強く掴むと突然
耳の後ろ辺りに湿った息が掛かる。そして濡れた舌の感触と直にガラクータの上気した声
「…残念だったわねぇやっぱりダンディー君には敵わなかったみたいだわ でも凄いわねぇ
ほぅら サンデー先生見えますか? アナタとダンディー君の繋がってる場所」
「アアン! アハア! 見え 見えますわ ダンデーさん の 大きいの ホラ!ホラァ!
アッ! んふ ねぇ 凄い! 私の中ッアハア!」
「子供達を普段は将来イイ大人に導こうと教育熱心な女性が こんな格好で こんな淫らな
姿を晒して男を咥え込んでいるなんて…ああ なんて美しい光景なんでしょう!」
「ダッメ いやん アッそんな事いっちゃ…ハッ」
皮膚のぶつかる音と、何か泥でも混ぜている様な音が混声となって響く
「フッフフン…それならッ 全員同罪…ってこったな 俺もアンタも 似た様なもんだ ぜ」
強弱をつけたり、時折腰をぐるんとグラインドさせてみたりしながらサンデーを突き上げる
ダンディーがその声にも強弱をつけながら呟くと、驚いた素振りを一瞬見せたでガラクータは
「あら…そう同罪ねぇ 悪くない響きだわ それじゃぁ私も交ぜていただきますかね」
322258(4/9):03/07/13 03:41 ID:plHk42RA
そう言ってサンデーを自分の腰の辺りまで下ろすと自身を取り出し、サンデーの顔の辺りに
もってくる。ガラクータが口を開くよりも早くサンデーがそれを口内に押し込み、ダンディーの腰の
動きに併せて水音を立てて出し入れさせる。
「…随分もの分かりのイイ人ねぇ…フフ さっきよりだいぶ熱が篭ってますよ サンデー先生…」
「んん…んふん…そう そうですわ こうなったら んん…アナタも同罪よ ガラクータさん」 
「ホホゥ… んん 中々やりますね アナタ達 ああ 上手ですよサンデー先生」
するとダンディーがサンデーの上体を思い切り持ち上げる。一度自身を引き抜かれ、
少し不満気な顔のサンデーは口からガラクータ自身を一度離すと、ダンディーの後ろを
向かされた。 そして両の乳房をダンディーに抱え込む様に後ろから腕を回され、中腰に立たさ
れると上体をガラクータに支えられる。 
前傾姿勢のまま今度はダンディーがサンデーの腰を引き寄せ一気に自身を差し込んだ。
「アッ アッ アハッ ア―――――――!!!」
下半身を尚激しく突き破る様に貫かれると、サンデーの体が細かく痙攣を起こし足元もおぼ
つかないようになり、ガクガクと震えている。しかし腰に手を廻しサンデーを突き上げながら
「ダメだぜ…サンデーさん ハッ まだまだ終わらねぇから な!!」
「そうですよサンデー先生…まだまだこれからですよ?」
「アハ…だってぇ こんなに気持ちいい んですもの…んふ ウ ンン」
肩で息をしながら、赤い舌をペロリと出しその舌がガラクータを捉える。ダンディーが再度
サンデーの膣の奥まで差し込む。その動きに併せてサンデーが口内で舌を四方に動かしながら
唇の端から少し泡立った唾液を垂らしている。 同時に両足の付け根から白く白濁した液体
が太腿を伝って流れ床に点々と落下していく。 まるで串刺しの様になった状態で全身を
揺さぶりその快感に悶え続ける。
323258(5/9):03/07/13 03:45 ID:plHk42RA
「んふ んふー プハッ ハァッフ ハァァァ イイ!死ぬ!死んじゃう ダンデーさ…イイッン! 」
恥らう事も忘れ大声を張り上げ、完全に片足が宙を掻きもう片足は爪先だけで体を支えて
いる。 突き上げる速度が次第に加速し始め何度かまた膣の最も深いところへ差し込むと
「く…うく ああイキそう だ いいか 出すぞ… サンデーさん…アクッ!!」
勢いをつけて引き抜き、お尻の肉を思い切り掴んで背骨のラインにそって白い液体で不規則
なラインを作り上げる。 しばらく脈をうつそれに併せてダンディーが呼吸を整ている。
ダンディーの欲望を背中に受け止めると、サンデーは脱力した様に下半身を折り曲げ今にも
へたり込みそうな姿勢でなんとかガラクータ自身を咥え込んでいる。
「ふふん あら終わったの?  私が長居しても失礼だしねぇ…それじゃぁいいかしらサンデー
先生…さぁ 出すわよ しっかり受け止めなさいね…!!」 
それを合図に一度、二度、サンデーの口内に深く差し込んで一瞬大きく脈打つとそれを
引き抜き、サンデーの顔から胸元にかけて白い欲望を振り掛ける。
サンデーは自分の体の両面にかけられた液体を震える手で少しの間伸ばしたりしていたが、
ついに力尽きてその場に倒れ込みそうになる。それをダンディーが抱え上げ、さっきまでガラクータ
のモノを咥え込んでいた口に色んな液体でまみれたサンデーの顔を引き寄せ、それを全く構う
様子もなく深い口付けをした。
「んん…ふあ…んふ…ン!!」
ダンディーに答える様に舌を蠢かせていたサンデーの体が小さくピクッと波打ち、数え切れない
程迎えた絶頂の最後をその小さな絶頂で飾った。
324258(6/9):03/07/13 03:47 ID:plHk42RA
「ああ…本当に楽しかったですよ、ダンディー君 サンデー先生 今迄の中でアナタ達が
最高のお二人です!!」
二人が落ち着くのを見計らってガラクータが高らかに言い放った。
一瞬、言っている事が理解出来ずに二人はガラクータをぽかんとした顔で見た。
その様子をまた満足気に眺めガラクータは続ける
「そうねぇ 取り合えずアナタ達には色々お話したい事があるのよ だけどねぇ…そうねサンデー
先生、バスルームに行って一通り体を洗い流していらっしゃいな そこにアナタのお洋服も
全部おいてありますから」
そう言われ始めて自分の状況を見回し、顔を真っ赤に染めて慌てて立ち上がるとバスルーム
へ向けて小走りに移動しだした。 しかしフとそれを止めて不安そうな顔でダンディーを見る
「…行ってきな アンタの考えてる事は大体分かってるつもりだ 俺はガラクータと約束
しちまったもんでな 安心しな この後別にドンパチ始めるつもりはねぇからさ」
脱力しきったままのポーズでサンデーを送りだす。
「俺もそれなりに色々ある人生のつもりだったが…まだまだ体験してねぇ事ってのはゴマンと
あるもんだな… なぁガラクータさんよ」
「フフン…凄いモノでしょう?『嫉妬』って感情は…何もねそれは怒りだけに繋がるもんじゃぁ
ないんですよ」
「その為にこんな大掛かりな事をしたのか? だとしたら相当悪趣味だな」
325258(7/9):03/07/13 03:50 ID:plHk42RA
呆れて溜息を付く。だが確かに、今はあれほど高ぶっていたドス黒い感情がキレイサッパリ
無くなっていた。 そしてこれ以上ない程淫靡に写ったサンデーの姿が思い浮かぶ。
確かにこれまでの二人だけのそれなら、あんなサンデーの姿を見ることは無かったかもしれない
自分自身あの状況で耐え切れずガラクータに負けを認める形になってしまう程、サンデーに
対する自分の欲望の大きさに認めざるをえない、と思った。
ただ出来ればこんな事は二度とご免被りたい、 まだ頭だって充分痛みがあるのだ。
こんな事を毎度されたら堪らないし、やはりサンデーが他人の手によって快楽を受けているのが
許せなかった。 そして自分のそんな感情に驚いていた。

「安心なさい ダンディー君アナタの大事なヒトにそりゃーまぁ多少私なりに楽しませていただき
ましたけど サンデー先生の唇も奪わなかったし私自身一度として侵入などしていませんからねぇ」
「それのどこが安心なんだか…」
完全に緊張が取れた顔のダンディーが嘯くのを無視して続ける
「困ったものよ 何をしても『ダンデーさん ダンデーさん』ってちょっと妬けちゃうわよ アナタ達の
中にどれ程の繋がりがあるのか…本当これだけは分かりませんでしたよ」
「さぁなぁ…そんなもんは俺もわからねぇさ」
そうぶっきらぼうに言うダンディーは多分誰の目から見ても照れているのだろう。 ガラクータは
それをさも楽しそうに眺めた。
326258(8/9):03/07/13 03:52 ID:plHk42RA
こざっぱりとした様子で頭にタオルケットをかぶってサンデーが戻ってきた。
「ガラクータさん タオルお借りしましたわよ」
そこにはもういつものサンデーがいる。 何やらバスルームが汚いだの、シャンプーの銘柄が
どうだのとこぼしている。ダンディーはやっと本心から落ち着いたのか、煙草に火をつけゆっくり
と美味そうに煙を吸い込んで天井に向けてポカッと吐き出した。
「私はねこれまでも色んな男と女に同じ事してきたのよ そう、それでその二人の様を見て
楽しむのが私の楽しみの一つでしてねぇ」
「んま! 随分と悪趣味な事をなさいますのねぇ」
「誰だって普通そう思うぜ」
「そ!そうですわ 私…私本当に恐ろしかったんですからね!」
とは言うのものの、やはりサンデーも気が抜けたのか一応の抗議はしてもそれ以上の怒りは
とうに消え失せていたようだった。
「アナタ達はまだまだお若いからねぇ 分からないかもしれないけど怖いのもなのよ 男と女って
ものは 直ぐに女を見捨てる男もいたわね それに私に骨抜きになってしまって男の存在等
忘れてしまった女…フフ あの時は大変でしたよ そう…最後までお互いを信じられるなんて
そんな事等滅多に無い事なのよ」
懐古する様にガラクータは言う。 思わずその話に聞き入ってしまった二人にガラクータは
続けてこう言った
「アナタ達が始めてですよ ましてや最後には私の目の前で行為そのものを始めてしまった
人達はね 他人事ながら恥ずかしいったらなかったわよ」
「そ・それは…あの…」
顔をこれ以上ない程真っ赤にさせてサンデーが必死に何か言訳をしようと試みるが、勿論
そんなものが出てくる筈もない、もう下を俯くしかなかった。
「……充分楽しんでくれたかい? ガラクータさんよ」
「ええ とても…手荒なマネをしてしまって申し訳なかったわね サンデー先生」
サンデーは気力までもが失せたのか、ただコクリと頷く。
327258(9/9):03/07/13 03:57 ID:plHk42RA
「ただねぇ…実際アナタ達の事を知ってるのは私だけでしてねぇ フフ…まぁ今後も
楽しませていただこうかしら 今度は今夜の様な手荒なマネも手の込んだ事もしなくて
済みそうですしねぇ この島に来てしまってからこの手の遊びはもう出来ないと思ってました
が…この世はわからないモノですねぇ」
ガラクータが眺める窓の外、そこにはサンデーとダンディーが夜の明けぬうちにそれぞれの
場所へ戻ろうとしているのが見える。 少しヨロけたサンデーをダンディーが支えそれに体を
預けそのままの姿勢で何事か囁きあっている。
「…本当妬けちゃうわよね でもあの二人あんな調子で周りの人間にバレないとでも
思っているのかしら…それは困るわねぇ 私の楽しみが減ってしまうじゃないの 仕方ない
わねぇ」
クックと可笑しそうに笑う、どうやらまた新しい楽しみを見つけた様だ
「本当…この世はわからないモノですねぇ…」



結局ダブルデーかよ! とか言っちゃいやん。 ダッテスキナンダモノヨー
ぬっころしとかになんとか行かない様必死な様を笑ってやってくらはい 何このサワヤカなオチ
厚かましくもレスいただけると嬉しいかもしんないです ぽやすみなさー ~ヽ(´Д`;)ゞ
328名無しさん@ピンキー:03/07/13 04:06 ID:NVIIrYO5
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!

すごい!よくぞこういう風にオチをつけたもんだ〜。
鬼畜で始まったからどうなるかとオモテますた。

ダブルデーもちろんグッドだけど今回は何と言っても策士のガラ様に萌え・・・。(;´Д`)ハァハァ
329ガラSSマンセー288:03/07/13 07:51 ID:vC9kGB3z
現人神258様キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!

漏れの悪寒通りの3Pダッタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!

楠さん、小林さん、若山さん・・・・・すみません。
今、脳内であなた方の声が延々響いています。淫らな台詞が(汗


ガラのフックはああ使うのねw
330286:03/07/13 10:24 ID:CvuXMWoO
神キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!

258様乙かれでした〜!最後は和やかなハッピーエンドでイイ!です
ガラさん素敵です。サンデー先生の柔肌をフックで・・・ハァハァ・・・
なるほど もう一つの使い道はそれだったのか・・・
331あぼーん:あぼーん
あぼーん
332あぼーん:あぼーん
あぼーん
333名無しさん@ピンキー:03/07/13 15:29 ID:sTT71HgA
>258様
※性欲スレより。
>鬼畜ガラさんにサンデーさんがとっつかまってダンディーさんの目の前で
>コッテリ犯されるの一瞬頭をよぎったんですが多分デムパと思われるので無視します(w

もしかして今回の内容はそういう意味ではやや抑え気味な内容にしたんでしょうか?w




334258 ◆dIB/bnkXys :03/07/13 16:07 ID:plHk42RA
ちょっと気取ってトリップ付けてみるテスト。
335名無しさん@ピンキー:03/07/13 16:19 ID:CvuXMWoO
258様 改めてオツカレです。あれから何回もハァハァして読み返しましたw
また期待してますです
336258 ◆dIB/bnkXys :03/07/13 16:24 ID:plHk42RA
皆様この様なムダに長いモン読んでくださってまりがとうございますた〜

自分の最萌えキャラがダンデーなので、どうもダンデー視点で書いてる所が
多くてガラ様の鬼畜っぷりをあんまり書けなかった…とのは言訳です。
本当にヲチ困ってたんですってば。 ぬっころしはマズイしなぁ…(´Д`;)ゞ
トリップつけちまったのでリビドーの続く限り勝手にタラタラ書いて逝きたいと
思うです。 子供ネタだけはどーしても無理ですが…アアン
でも後は子供達の出歯亀ネタくらいしか…、なんかネタくだちい。

         258
(´Д`;)ゞ <でも神なんて恐れ多いですよ 何せ私が一番楽しんでますから  
       /(   )  
         < <   

>333様
お…抑え気味でした? 緊縛ネタって個人的には大好きなんですが盛り込むの
難しかったです 要修行ですね。・゚・(ノД`)・゚・。スンマセン…

 
 


337名無しさん@ピンキー:03/07/13 16:29 ID:CvuXMWoO
また書いてくださるのですね!嬉しいッス(;´Д`)ハァハァ
自分もダブルデーやダンデーさん好きなので
マイペースにがんがってくださいませ
一ファンとして応援してます。え〜と ネタは・・・(汗 思いついたら書きます
文章力が凄いから妄想を思う存分に掻き立てられましたよw
338名無しさん@ピンキー:03/07/13 21:50 ID:QhpjfhSb
258サマお疲れですた〜。厨房の頃の妄想を具現化してくだすった!アリガトウアリガトウ。
ネタではないですがちくま読んでて妄想してた箇所を挙げてみまつ。

6巻P270病院
高熱で素っ裸で寝ているダンディ、同じ病室に入院中のサンデータン。
その後月夜にベッドサイドで泣いているサンデータンを慰めるダンディ。
病院のベッドでサンデータンを慰め(ry

13巻P27宮殿大広間
ダンスパーティでいつになくドレスアップしたサンデータンにドキドキのダンディ。
ダンスのあとはモツロン(ry

他にもあった気がしますがとりあえず。
役に立たなそうだ…スマソ。
339名無しさん@ピンキー:03/07/13 22:09 ID:eyxXYRkc
海賊達に抵抗したが鎮圧されてしまった島民。
島民は博士以外全員縛られてる事になったが
フェミニストという事もあり女性を縛り上げるのはガラがする事に。
しかし、サンデー先生の豊満な肉体を縛り上げている内に
自分自身の中の欲望が沸沸と涌き出てくるガラであった。

そしてヤッホーから持っていた鞭を借りると一言。
「女先生を呼んで来てらっしゃい。」
その言葉を放つとガラはニヤリといやらしく微笑んだのだった。

どうなる?サンデー先生!!

今回のひょうたん島を見ていて勝手に妄想入ってしまった(禿ワラ
258様、このネタで何か傑作キボンです。
340名無しさん@ピンキー:03/07/13 22:53 ID:G1qEw4cg
ガラさんは攻めのタイプでテクニックありそうだ・・・。
341名無しさん@ピンキー:03/07/13 23:01 ID:XcwXbIjo
漏れもリクエスト
ずっと先の話になりますが
ダンディ×シエラザード騒動をサンデータンの視点から
というのはどうかしら?

リメイク再放送が進むにつれて
Dの字は他の方と別の板で祭られるようになるでしょうが
ダブルデーもずっとみんなで楽しめるといいな

342名無しさん@ピンキー:03/07/13 23:11 ID:CvuXMWoO
ああぁ(嬉しい悲鳴)萌え萌えなネタが凝縮してる〜〜。
みんなイイ!で、自分のネタは・・・え〜と・・・
ダブルデータンが二人で夜の散歩をしていて愛を確かめ合う
(ってこれはメチャガイシュツですね
343名無しさん@ピンキー:03/07/14 00:40 ID:aVrPqUPW
>>341
漏れも「ダンディ×シエラザード騒動をサンデータンの視点」
禿しく禿しく読みたいです!!

これから先にもダブルデーの萌えシーンがありますように(-人-)ナムナム
他の方ってまさか…まさか…
344258 ◆LQPeB75Ndk :03/07/14 00:41 ID:xCKEe8wW
ぐるぐるぐるぐる…

眼前にはドロドロと ブヨブヨとした 何かがグズグズと蠢いている。 
踏みしめるとコールタールの様な赤黒い液体がそこかしこから飛び散る。
その液体が足元を溶かしながらドロドロと絡み 巻きついて離さない。
遠く 遠く 遠く地平線を越えて背中に突き刺さるパノラマの景色から
呼びかける様に声がする。 振り返って確かめようとするのを足元のドロドロ
が拒む。 意を決して足元に目をやると、自分の手の先から生えた鋭利な
拳銃が勝手にそのドロドロを打ち抜く。 紙切れの様にハラハラと舞って舞い落ちて、
その瞬間を8ミリ映写機の様にゆっくりとしたスピードで紙切れになったそれは俺の
足元から張り付いて離れない。

ああ…きっとそれは俺がここへ沈めたに違いない。
本当にあるとするならばきっとここは地獄ってやつなんだろう。
人間諦めが肝心なのさ これまでの人生を振り返ってみろ
345258 ◆78awna39pE :03/07/14 00:41 ID:xCKEe8wW
ほら ほら ほら ほら

…ああ誰なんだ俺を引き止めるのは おまえさん達汚れちまうぜ 生憎
クリーニング代などもっていないんだ。 分かるだろ? 俺には何もない。
頼むから…誰にだってお似合いの場所ってのはあるもんだぜ…

いっちゃいや 行っちゃいや 逝っちゃいや

どうした事だい 何故おまえさん達は俺の足元を救い上げ振り向かせよう
とする? …分かった ああそっちを向けばいいんだろ? おまえさんたちには負けるぜ…
随分と豪勢なお出迎えだな… 俺の背中はそんな景色だったのか
ああ 悪くない 分かったよ 俺にはそんなに持ち物は不要だぜ ほんの少しでいい
それが大事なのも俺なりによーくわかってるつもりだから 
何かに引っ張られる。 それが手の先の鋭利な拳銃を握りしめる。
いつかそれは形をもどし、応えるように握り返した。

…………

目を開けると青白い天井が見える。 光を失った白熱灯にも陰影をつくる様な
青い光がその視界を舐める様に侵食する。
「…なかなか死ねないもんだな」
自分の声に少し驚いてみる。 体の感触を確かめようとするのだが思うようにいかない
ただ、柔らかい布に触れる感触で自分は何も着ていない事をやっと確認できた。
全身がじっとりと汗をかいている、それを拭うのも苦労しそうな程体に自由がなかった。
ボウッとする頭をなんとかフル回転させて、やっとの事で自分が高熱をだしてこの病院に
搬送された事を思いだす。 そうか 生き延びたのか…
346258 ◆dIB/bnkXys :03/07/14 00:42 ID:xCKEe8wW
「ダンデーさん…? 目を覚まされましたの?」

ついさっきその声を聞いた気がする。 …いや、多分暫く振りだろう。
重い体をようやっとその声の方へ向ける。 その声の主を見つけるとひどく安心した。
「ああ…サンデーさんか…」
「良かった…アナタずーっとうなされていたんですのよ」
そこで初めて自分の手をサンデーの手が握り締めているのに気がつく。
その顔がひどく嬉しくって思わずマジマジと見つめる。 少し、目の辺りが腫れていた
「すまねぇな…どうやら起こしちまったみたいだな」
「いいえ 私なら平気 ただアナタがなんだかこのまま戻ってこない様な気がして…」
その顔に少し涙の後の様なモノが見えた
「一体…アンタどうしたってんだい? 子供達はどうした 俺の面倒なんて見てる場合
じゃないだろう」
「……ええ 私もちょっと」
「なんだ熱でもだしたのか 俺の事なんかほっておいて休んでおくんだな」
「そうじゃないの」
「…なんにしてもこんなトコロでおねんねさせられてるなんてロクなもんじゃぁないぜ
アンタも早いとこ寝て良くなるこったな 子供達も心配してるだろうからな」
「あの…」
「どうしたい?」
「いいえ…ごめんなさい それじゃぁ…」
サンデーの手がダンディーの手から離れ、ゆっくりと移動していく
「サンデーさん」
「……」
「アンタのお陰で俺は生き延びちまったようだ…まったくアンタも罪な人だぜ」
347258 ◆dIB/bnkXys :03/07/14 00:44 ID:xCKEe8wW
「……」
「ありがとう」
「え?」
「いや なんでもねぇ」
そう言って、少し寝返りをうつとサンデーの方向とは逆を向いて目を閉じる。
窓に面した方向で布の擦れる音と鉄パイプがギシッと軋む音がした。

しくしくしく…

さめざめとした、湿っぽいのにどこか乾いた声がする、誰だろう昔泣かせたアイツ
だろうか? いや そんなもの色んな条件で色んなヤツが当てはまる。
恨みに満ちた声 絶望に満ちた声 詰りつける様な声…そのどれでもない。
目を開けてその声の方を振り向くと月明かりに照らされて、丁度窓枠にぴったり
収まる様にシルエットをつくった人型が映し出される。
「…おい サンデーさん」
「ご ごめんなさい! あの…私…」
輪郭がどんどんと月の光に侵食されて頬の辺りに何かキラキラと光るモノが一本
瞳のあたりから流れ落ちている。 呆然と泣き腫らした顔のサンデーの顔。
その顔は年を召した老婆の様にも、逆にひどく怯えた少女の様にも見えた
ダンディーはハッとなって起き上がろうとするがそれは叶わない、まだ自分の体から熱病が
完全に抜けきっていないようだった。 仕方なくそのままの姿勢で問い掛ける
「サンデーさんともあろう人がどうしたい?」
「ごめんなさい…何ともないですから…」
「こう言う事を聞くのはあんまり俺の主義じゃねぇんだが…とてもじゃながなんでも無いって顔
には見えねぇぜ 聞いてやる位は出来るさっきのお礼にもならねぇが良かったら俺に話してくれないか」
「……」
「嫌なら別にかまわねぇさ 静かにしてろとも言わねぇから気の済むまで泣いてるといい」
さっきまで眠りの淵の傍までいたダンディーは、そう言うと目を閉じてすぐ眠りについた。
348258 ◆dIB/bnkXys :03/07/14 00:48 ID:xCKEe8wW
―――――突然、体のどこかに柔らかな湿った感触が襲う。
その感触に自分の体が甘い心地良さとともに、男の欲望で目覚め始める。
全身をヌメヌメとしたそれがゆっくりと這いずり廻り、同時に何かが圧し掛かって直に密着して
くる。 その感触以外には自分の体がだいぶ楽に動けるようになっているのを確認した、
ただ随分と眠りと覚醒の間を行ったり来たりしている。
ポタポタとダンディーの胸の辺りに雨粒らしきモノが落ちる 完全に覚醒し、ゆっくりと目を開く…
「サンデーさん… アンタ」
「…ダンデーさん…私一体どうしたらいいんですの?」

月明かりにボウッと次第にハッキリと、欲望をもたげ始めた自分自身に濡れ潤んだ秘所を
擦りつけ、大粒の涙をダンディーに降らせているサンデーの姿が映し出された。

糸売

なんか途中トリップが大変な事に…すみません慣れない事はしちゃなんねぇです
取り合えず>338様提供のネタが異常に自分の中で沸騰してしまったのでかきました
実のところちくま文庫まだ未入手なので全く分かってないのでひどい事に…なってます
もう、これは私の妄想と言う事でよろすくおながいします〜
ネタ提供ありがとうございます、どこまでご期待に応えられるかわかりませんが
リビドーでがんばります(´Д`;)ゞ
349258 ◆dIB/bnkXys :03/07/14 00:57 ID:xCKEe8wW
ダ…ダブルデー萌えシーンが減るですか?
シェラザートさんネタも全く分からないんですが…ダブルデーって
非常に厳しいんですか?(´Д`ll)……
でもダンディー×シェラをサンデー視点ってちょっとぽもしろそうかもですね…
;y=ー(;゚Д`;)・∵. ターン


なんかめちゃくちゃですみませんです
漏れずっとダブルデーっすから! ああそうだとも!!だからずっと皆さんで楽しみたいです
。・゚・(ノД`)・゚・。
350341:03/07/14 13:29 ID:UUIvPSQd
2本繋げた体温計のメモリがMAXになってうううううう〜の映像に
344〜345前半を重ねればいいんだな、本当に素晴しい258様!
アラビアン未見でした? わるかった、ゴメンアソバセッ!(←ダブルデー派の謝罪)

ダンディー×シェラの件は11〜12話だから10月下旬頃かな?
だけどアラビアン後半、昼はダンディの木の下で一緒にお茶を飲みながら語り合い
夜毎森を散策しているのは … 。・゚・(ノД`)・゚・ 
しかし第1話にリメイク中最高のダブルデー激萌映像があります、お楽しみに
351名無しさん@ピンキー:03/07/14 13:40 ID:SB63YqvJ
>347 サンデー先生の場合泣き声は「くすんくすん」ですね
352343:03/07/14 14:26 ID:aVrPqUPW
>>350
ダンディ×シェラは10月に見られるんですね?
わぁすげぇ楽しみ…1話の激萌シーンも!!

「他の方」の正体分かっちゃったよ(何となく)…確かに強敵だ罠。
353258 ◆dIB/bnkXys :03/07/14 15:26 ID:xCKEe8wW
しかしなんでサンデー先生は泣いてたんでしょうか? ぬををわかんねー
もう妄想花盛りまっしぐらになってしまったますがこれでいいんでしょうか
禿しく不安です、漏れ…
泣き方間違ってるし、なんかどんどん元のイメージから離れてきてるし
つみませんです

そうなんですか、そうなんです。やっぱりダブルデーって夢の股夢なんだ… ああ
なんだか心の消火作業が行われ始めた…了見狭い自分に鬱出汁汁。
354名無しさん@ピンキー:03/07/14 17:06 ID:3+FsJqoL
いいや〜 よかったですよ!これからもがんがってくださいまし
355名無しさん@ピンキー:03/07/14 17:20 ID:3+FsJqoL
なんだかんだいってダンデーさんにはサンデー先生でしょ といってみるテスト
356名無しさん@ピンキー:03/07/14 20:44 ID:y7UO1dTb
くすん。くすん。
先生の心からしずくが溢れでています
357名無しさん@ピンキー:03/07/14 20:52 ID:M7iyF8nT
>>341
「他の方」って某5代目さんですか?
358名無しさん@ピンキー:03/07/14 21:13 ID:QVaI+2je
サンデー「シクシクシク…
ダンディ起きあがる
ダンディ「うむ、あの声は、サンデーさんの泣き声じゃないかな?ゴホンゴホン…
ダンディ、ベッドから起きあがり、衝立の仕切りを通ってサンデー先生のベッドに近づく
サンデー先生、窓から差し込む月光の中で、ベッドに座り、泣いている
サ「シクシクシク…
ダ「ゴホンゴホン、サンデーさん
サ「クククク…
ダ「フフン、月を見て悲しくなるお年頃でもないだろう。
サ「ンまあ!あなたは、わたしをオバアチャンだと云いたいのね、ワーン!
ダ「なぐさめるつもりが、これだ。おれは苦手だぜ…
サ「あら、ダンディさん、私をなぐさめに来てくださったの?うれしいわん、ケラケラケラ
ダ「涙を流しているかと思えば、笑い出す。つきあいきれねえ。おれはおとなしく寝ていた方がよさそうだ。コホンコホン
サ「まって、ダンディさん
ダ「ウム!?
サ「わたし、ひとりぼっちで子供達のことを考えていると、心配で心配で涙が頬をぬらすのよ。
ダ「フーン
(このあとサンデー先生子供ひとりひとりの心配をする)
サ「ああ、心配で気が狂いそう!
ダ「なあに、チビ達のことだ、適当にやってるさ。歌にもある。ほれ、♪あなたの生徒を信じなさい、ほれ信じなさい(と突然歌い出す)
サ「まあ!
ダ「フフ、きのう、ラジオでおぼえたばかりでね。フフ…

6巻の件の箇所を抜粋しますた。長くてすみません。
とまあこんなダンディの励ましで海賊になってしまった子供達のことを心配していたサンデー先生が
少し元気を取り戻すというエピソードでした。参考になれば幸いです。
359名無しさん@ピンキー:03/07/14 22:00 ID:3+FsJqoL
358氏>乙華麗です!まさしくこれは・・・
ダブルデーの初期の萌えシーンですね
360名無しさん@ピンキー:03/07/14 22:53 ID:QVaI+2je
私も知りたいっす。文庫出ている以降もダブルデーは健在なんでしょうか。
361名無しさん@ピンキー:03/07/14 23:07 ID:LgHQWDJ5
読んでいるうちに
人形なのにサンデー先生のほほをつたう泪を番組で見たような気になってしまいます。
濡れたまつ毛まで「思い浮かぶ」というより「思い出し」ます。
しくしくしく…
362名無しさん@ピンキー:03/07/14 23:19 ID:3+FsJqoL
何とも美しい情景なんだ〜 
泣いてる表情も色っぽい(板違い)

ネタなんだけど、なんか最後の方に大人だけでパーティやってるシーンがあったと思った。
そこで、酒が進むうちに自分の過去の恋愛、猥談をしてる内に欲情して・・・
っていうのは あからさまですか?(汗
363258 ◆dIB/bnkXys :03/07/15 00:00 ID:Au4JTS5a
うわぁぁぁぁん>358さん なんとそんな内容でしたか。
…もはや原型は跡形もありません。完全な漏れの妄想になりました。
オチももうまったく、海賊の時期とはなんら関係ございません代物です
では、いっちょいってみま〜す。(またしても無駄に長いです)
後、毎度誤字多くってつみません 気をつけます(´Д`;)ゞ
364名無しさん@ピンキー:03/07/15 00:01 ID:AVMyViX4
>>358
サンデー先生とっても淋しそう
たのむぜダンディ
365258 ◆dIB/bnkXys :03/07/15 00:03 ID:Au4JTS5a
「どうしたらって…それより俺はこの状況がなんなんだか…ウッ!?」
腕を伸ばしてサンデーを止めようとするが、その瞬間自身を思い切り掴まれる。
ズキンとした痛みが下半身から伝えられ、顔を歪めながらもう一度質問を投げかけようとするのを
サンデーに制止されてしまう。 その手はまだダンディーのそれを掴み、規則的に上下している
「私…自分の無力さが憎くって仕方ないの アナタが苦しんでいても何も出来ない…
そうですわ今迄だってそう いつもアナタには守ってもらっていただいてばかりですのよ…」
ポツリ ポツリと呟く。 ダンディーが否定しようと口を挟もうとするが、それも躊躇われる。
ダンディーの胸の辺りでサンデーの涙が落下してはそこに留まったり、脇に流れ落ちシーツを
濡らしたりしている。 仕方無くそれに身を任せる。
「何かをして差し上げたいのに何も出来ないんですのよ…でもこうすれば少しでもダンデーさん
の体が楽になるんじゃないかって…ああ どうかしていますわ私 相手の気持ちも思いやれ
ないなんて…教師としても失格ですわね 自分の気持ちだけでこんな事をしてしまって」
そこまで言うと、俯いて肩を小刻みに震わせ クックッ…と嗚咽を始める、全身の力を失い
自身を少し乱暴に擦っていた手も、もう動きを止めていた。

言葉が見付からない。 こんな時なんと言って彼女を慰めてやればいいんだろう。
黙って見ている事しかできない、サンデーがもどかしさを感じている様に、ダンディーももどかしく
この状況を見守っていた。
静止画像の様に暫くお互い動かない、時折思い出した様にサンデーの肩が震える。
真夜中の静まり返った病室はサンデーの漏らす小さな嗚咽を全て拾い上げ、ダンディーの耳に
しっかりと、刺す様にしながら運びこむ。 正に『耳が痛い』というやつだろうか。
366258 ◆dIB/bnkXys :03/07/15 00:06 ID:Au4JTS5a
しかしこのままでは埒があかない、これ以上彼女がこんな風に泣いているのを見ているのは
自分自身心が痛む、ましてやその原因がどうやら自分にあるのだろうから。
静寂を破る為、ダンディーが意を決して
「アンタの好きにするといいさ …そもそもだ 俺は何もいやだとは言っていないんだぜ?」
なんとか上体を持ち上げ、まだ顔を上げないサンデーの髪を撫でる。
そのままサンデーの顔を自分の前へと向けさせて、少し苦笑しながら言う
「本当アンタは困った人だな」
「そうですわね…本当」
サンデーが眉を困らせた様にして、頬のあたりを少し赤く染めはにかむ。
ダンディーはその顔に頷いて見せて、今度はクシャッと髪を掻く様に撫でる。
「だが嫌いじゃねぇな アンタのそういうトコロも」
涙に濡れたサンデーの顔が青白い月の光に映しだされる。 軽く舌を覗かせた口元、
真っ直ぐ自分を見つめる潤んだ瞳、水分を帯びて月の光を受けて部分部分キラキラと光を
反射させる長い睫、キレイに輪郭を伝って流れ落ち自分の体を濡らす涙。
月の光に同調しながら浮かび上がるその白い肌。
ダンディーがサンデーの目尻の涙を指ですくってみせる。 そのまま頭を抱え込む様に腕を廻し、抱き寄せる。 
そのままお互いに体を密着させ、まだかすかに残る熱のためかポッと高いダンディーの体温と、
逆にほんの少し冷えたサンデーの体温とを交換する様に感じあう。 
サンデーの柔らかい膨らみがピッタリと押し付ける様にして、ダンディーの全く無駄のない
胸板で広がり、暫くそのままにお互いの鼓動を伝え合う。
そうしながら、少しぼうっとした頭でダンディーは今自分の腕の中でやっと安心したに息をつく
女の事をアレコレと考える。

大真面目で、常識人で、正しい大人として常に子供達を導こうと奔走しながら、時折子供
達よりも子供の様になってしまう。 その全てがとても美しく魅力的で、魅惑的で出合って
幾重もの時を過ごす間、今迄の自分では想像もつかない程焦がれ、憧れ、愛した女。
アンタを俺なりに今迄守ってきたのは他でもない、アンタが必要だから。
――――そして俺はアンタに生かされてる
そんなアンタの申し出を、邪険に扱ったらバチが中るってもんだぜ。 …なぁサンデーさん
367258 ◆dIB/bnkXys :03/07/15 00:08 ID:Au4JTS5a
全身の熱を集める様にダンディー自身が熱を湛え始める。
サンデーの湿り気を帯びた吐息と、タップリと濡れた舌と唇がその辺りを包み、ゆっくりと、
ゆっくりと快楽へと導く。 シンとした病室でサンデーが紡ぎ出す水音と、呼吸の音と時折
それに呼応する様なダンディーの漏らす熱い溜息が不規則に響く。
こうこうとした青白い月の光によって、クッキリと陰影を映し出されるサンデーの背中が、
時折くねらす様に蠢いて全身の輪郭をより一層妖美なモノに作り出す。
両手でダンディー自身を大事な物を包み込む様して、ダンディーからわざと見せ付けるように
淫靡に開いた唇から突き出された赤い舌を押し当て蠢かせる。
そのまま先端までもって行き、後ろ側の筋に舌をあて細かく刺激させながら後から追いついた
唇が先端を捉え、そのまま根元へとスライドさせた。 
最初はゆっくりと、口内で舌を動かしながら形を辿らせ、口内ギリギリまでズルズルと引きずり
出し、またズルズルと口内に招き入れる。
次第にその速度を上げ、その度に月の光を受けた髪がその動きに併せて舞い上がる。
思い立った様にその行為を止め、顔を上げる。 唇の辺りで唾液が光って映っている。

その様をずっと見せ付けられていたダンディーが、サンデーの体を引き寄せ乳房に手をあてがい
お返しの愛撫を始めようとすると、ダンディーの顔の位置より自分の上体を高くなる様に
膝で立つ様な姿勢になり、ダンディーを見下ろす様にしてそれを止める。
そしてニッコリと微笑んだ。
368258 ◆dIB/bnkXys :03/07/15 00:11 ID:Au4JTS5a
窓からの月光を受けた陰影のクッキリとしたサンデーの全身が青白く浮かび、光を強く受けて
いる部分の輪郭だけ発光する様にぼやけさせながらダンディーを跨ぐ様にして佇んでいる。
その姿にダンディーが見惚れていると、おもむろに全身をそのまま下に沈ませダンディー自身を
導きいれる。 何もしていない筈なのに充分すぎる程の水気を湛えたサンデーの秘所が、
絡みつく様にダンディーを飲み込んでいく。 目を伏せて歓喜の表情を露にし、ダンディーの
肩に腕を絡ませダンディーの上に抱えられる格好で全身をピクピクと痙攣させる。
「はぁぁぁぁ…アッ はぁんん…」
「ああ…すごいなサンデーさん アンタの膣」
サンデーの髪に顔を擦りつけ、大きく息を吐きながらしばらくサンデーの膣でジッとそのジンワリ
と全身を駆け巡る快楽を味わう。
「はぁ…ダンデーさん…アナタは そのままで」
そう言うと両足を踏ん張らせ、ダンディーの肩に手を置いて上体を反らす様にして腰を思い切り
振って上下に動かしたり前後に動かしたりし始めた。
目の前でサンデーの形の良い乳房がその動きに併せて大きく揺れ動く。 その間もサンデーの
顔は快楽とともに微笑みを湛えた表情を覗かせている。 それがとても美しく映る
サンデーの姿に突き動かされるように、ダンディーの片手が裏に付き二人の体を支え、
もう片方で乳房を掴み、持ち上げる様に揉みしだきだす。
「んんっふう…!! き・気持ちイイ?」
「フックゥ…アア イイぜ…締め付けてくる…な」
「あふん…フッフッウン…嬉しい…!!」
369258 ◆dIB/bnkXys :03/07/15 00:17 ID:Au4JTS5a
二人の繋がった場所から白く濁った液体が泡だって流れ落ち、ダンディーの太腿を伝ってシーツ
に染み込む。 鉄パイプのギシッギシッと軋む音と、寝台全体の金具の軋む音とがサンデーの
動きに併せて反響させながらリズムを作っている。そして二人の熱い吐息がそれらを追従する
ダンディーがサンデーの秘所に手を滑らせ、大きく腫れた核を見つけるとそれをくすぐりだす。
その瞬間サンデーの体が大きく反り返り、一瞬昇り詰めたのかピクピクと全身を痙攣させて
暫くそれを味わうと、また激しく腰を揺り動かす。
「ンン…ダンデーさ…はぁぁ アン」
とは言うのものの、ここはあくまで病院。 あまり派手に声を上げれば誰かが目覚めてしまうに
違いない。 サンデーは唇をピッタリ合わせ、歯を食いしばり声の漏らさない様にして、更に
瞳に涙を沢山貯めて、髪を振り乱しながら頭を少し振る事によって快感を発散させている。
だが次第に涙をボロボロとこぼし始め、声を出さずに泣き出している。
さっきよりも強く歯を食いしばって大声を上げそうになるのを堪えている様だった。

「どうした… 泣いてるのか?」
ダンディーの問いに、くしゃくしゃに涙と快楽で歪んだ顔を数回頷く。
「歯…折れちまう…ぜ」
と、ダンディーが頭を少し片方に傾けさせ逆の方の肩の辺りを指差した。
シーツを噛ませるわけにもいかないので、ココを噛んでみろ。 と、それなら少しはくぐもった程度
の声なら漏らす事が出来るだろう。 と、もう一度トントンと指を差す。
腰を動かしながら躊躇しているサンデーの頭をグイッと掴んでそこへ導き寄せる。
「まだ熱が完全に冷めて…なくって ね 頭がボウ…として イケネェ 頭を覚ましたい…んだ」
暫く迷っていたが、ふいにダンディーの肩に歯の突き刺さる感触。 そして一度息を貯めると
大きくサンデーの歯がダンディーの肩に食い込む。
瞬間サンデーの膣にグッと力が篭りダンディー自身をより強く締めつける。
「ッ…! ああ それでイイ お陰 でさっきよりアンタの膣が締まって…きてるぜ」
「ふ…フグウ――ウグ!! フッ フッ フッ…!!」
堰を切った様に涙をこぼし、噛み付いた歯の隙間から声を漏らしている。
涙が頬を伝って口元を流れ、少し血が滲んだ傷口に染み込む。その刺激が感覚を一層
覚醒に鋭く導く。
370258 ◆dIB/bnkXys :03/07/15 00:18 ID:Au4JTS5a
「いいぞ…アンタの気が済む まで …クッ!」
「ウグッ ウグウ…! フン! ダンデー…さぁん ダン… ハァ グ!」
時折口を離し、庇いきれない声を必死に抑えて全身を細かく痙攣させながら、腰を尚も
激しく揺り動かす。 それをダンディーが両手で爪を突き立てる様に掴み更に激しく水音を
立てさせる。瞬間ビクッと体を引き攣らせ、慌ててダンディーの肩に噛みつく。
「フグ――――!! ウグッ ウグッウゥゥゥゥゥゥゥン!!」
とたん、サンデーの秘所から大量の体液がブシュッと噴出す。そして脱力した様に体をグニャリ
とさせ、ダンディーの肩に腕を廻し全身で荒い呼吸をする。
その勢いで膣にさっきよりも更に強い圧力がかかりダンディーが身を捩り、呻き声を漏らし
脱力したサンデーを抱えると数回激しく突き上げ、最後の力をつかってサンデーの体を
引き上げ、サンデーの足の付け根あたりに数回脈を打つ動きで欲望を吐き出す。
そのまま自分の体の上にサンデーを横たえさせると大きく息をついた。
暫く、激しいお互いの鼓動に併せ全身で荒い息をしていた
サンデーがそれに身を任せながら口付けをしようとすると、ダンディーがそれを遮る。
「…おっと コレをしちまったら本当に熱を移しちまう やめときな サンデーさん」
「…ウフフ…いいの いいのよ」
呼吸を整えて口付けをする。 結局サンデーの舌の進入を許したダンディーはそれに応え、
その深い口付けに溺れた。
371258 ◆dIB/bnkXys :03/07/15 00:22 ID:Au4JTS5a
すっかり月も沈み闇が深くなった病室で、まだ二人はダンディーの寝台で並んで天井を見上げる
格好でいる。 サンデーがダンディーの肩の血の滲んだ個所を痛そうに眺めながら
「…くすん 何よ私ったら 結局ダンデーさんに怪我なんてさせてしまって…」
「気にするな 俺がそうさせたんだから いやぁ しかしアンタのお陰で大分熱もとんだ様だ」
大きく伸びをしながらサンデーの方を見る。
「でも本当に私…何も出来ないってつくづく知る事になりましたわ う〜ん そうだわ今度
私の手料理でもご馳走しようかしら!」
「ほほう?」
よくよく考えたら、普通は今の行為よりソッチの方が先に浮かぶもんなんじゃないかと
ダンディーは思ったが、敢えてそれは喉の奥で飲み込んでおく。 
「私キンピラゴボウが得意なんですのよ! ダンデーさんがすっかりよくなったら作ってさしあげ
ますわ ねっ?」
とニコニコとしている。
「キンピラ…ゴボウ?」
全く未知の料理の名前の気がしたが、ハタと思いだす。 そういえば博士達が言ってたな
『サンデー先生は毎日キンピラゴボウばっかり僕達に食べさせるんだ サンデー先生の好物
なんだけど いくらなんでも参っちゃうよ』…そうそう、確かそんな事を言っていたな。
可笑しさがこみ上げてダンディーが声を潜め、肩を揺らして笑いだす。
なんと言うか…分かり易い人だ。
「んまあ! 急に笑いだしてどうなさったの?ダンデーさん」
「フフン まぁいい 一応楽しみにしておくかな ところで…さっきは答えてもらえなかったが
アンタはどうしてこの病院におねんねしてたんだ? 何か病気なんだろ」
「…それは…言えません!」
と背中を向けた。 自分が熱を出してから最初に目を覚ました時、サンデーは自分の
ベットの脇に座り、自分の手を握っていた。 何故だったんだろうな…色々考えてみたが
心地よい疲労感が連れて来た睡魔に襲われ、そこで考えるのを止めた。
372あぼーん:あぼーん
あぼーん
373258 ◆dIB/bnkXys :03/07/15 00:25 ID:Au4JTS5a
「サンデー先〜生! ダンディーさ〜ん」
弾んだ声に意識を起こされる。 目を開くと隣のベットではいつのまに戻ったのかサンデーが
子供達に囲まれて何やらやんややんやと話をしている。
そうか、もう朝か。 すっかり熱の退いた体を起こしてその方向をみる。
「あ、ダンディーさん具合はもういいの?うん その顔色を見る限りすっかり良くなったようだね」
「よ〜く寝れば男ならすぐピンピン元気になるもんさ ね? ダンディーさん」
「よかったぁ!! みんな心配で昨日は眠れなかったんだからぁ!」
「本当、一時は体温計二個つなげても計りきれない程のお熱があったから心配だったわぁ」
「元気になると腹減るよな」
等など、口々に話掛けられる。 一々答えていられないので
「フフ グンモーニン」
少しチャメッ気を出して答える。 すると子供達から一斉に歓声が上がる。 
「じゃぁサンデー先生ももう平気だね ダンディーさん サンデー先生ったらねダンディーさんの
傍を付きっきりで見てて自分が倒れちゃったんだ 何せ三日はダンディーさんうなされていた
からね ダンディーさんなら大丈夫だと思っていたけれどサンデー先生ったら…」
「コラ! 博士さん んもう…それはダンデーさんには言わないいでっていったじゃない」
また子供達がやんややんやと歓声をあげる。 その中心でサンデーが顔を赤くしている
「あら! サンデー先生 お熱があるのかしら? じゃぁ今度はダンディーさんが付きっきりで
みる番ね」
口々に そうだそうだ と声があがる
「おいおい…よしてくれよ」
今度は全員でカラカラと笑った。
374258 ◆dIB/bnkXys :03/07/15 00:33 ID:Au4JTS5a
そうか、どうやら自分は三日近くずっとあの夢の中にいたらしい。 確かに危なかったかも
しれないな。 …よーく見回してみろよ、俺にはこんなに大事なモノがあるじゃないか。

もしアンタがあの場で手を掴んでくれなかったらひょっとしると… 
ああ、やっぱり俺はアンタに生かされているんだな。 こんな有難い事はない。
そして俺もアンタが必要だ。
だが、それは取り合えず言わないでおこう。

そう思うと自然と顔が緩んだ。 そして、もう直ぐ食わされるだろう「キンピラゴボウ」と
それを差し出すサンデーの顔が浮かんで、なんだか可笑しくなる。
ますます…俺は死ぬわけにはいかんなぁ。

子供達とサンデーを眺めながら、ダンディーはタバコにゆっくり火をつけた。


おしまい


なんですかコレは。(´Д`;)ゞ
375258 ◆dIB/bnkXys :03/07/15 00:44 ID:Au4JTS5a
>338様ネタ提供ありがとうございました。
そしてそれを見事にブッ壊したアホウな漏れ…(´Д`;)ゞスミマセン
でも幸せ一杯のつもりは楽しい…アアコンナシアワセステキ。
サンデー先生の好物はキンピラで間違ってないですよね、不安。
間違ってたら恥。

しかし>358の科白を読むかぎり本当に漏れは色々間違えてる…
でもおかげでふっきれて書けました。

ではまた、それでも未来を信じて何か書こうとおもいます
酒のんで猥談か…いいかもですねぇ。
376名無しさん@ピンキー:03/07/15 10:38 ID:JyEK6k2I
258神キタ━━━━━━ハァハァ(´Д`;)ハァハァ━━━━━━ !!!!!
肩噛み付いて声を漏らさない様に耐えるサンデータンハァハァ(´Д`;)
今回はナニの後の二人の会話が特に最高ですた。きんぴら…
博士達も誰が喋ってるのかすぐ分かったよ
377山崎 渉:03/07/15 11:04 ID:7GpObfWE

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
378名無しさん@ピンキー:03/07/15 17:45 ID:qQKI4TcB
サンデータン、リング入れてる設定にすれば
中田氏オッケーなんだが
島に来る前に入れるか、それともムマさんに頼むか
SS作れもせんのに悩んでる夕方

379名無しさん@ピンキー:03/07/15 17:56 ID:cWClbtMT
サンデー先生はピルとか用意してないのかな。
380名無しさん@ピンキー:03/07/15 17:56 ID:cWClbtMT
あげて申し訳ない。(´・ω・`)ショボーン…
381名無しさん@ピンキー:03/07/15 17:57 ID:eCJeT1/O
リングか〜!入れるの大変そうな予感。ぺッサリーならお手ごろかも(よく分かんないけどw)
ピル飲んでるとか。ムマさんに頼む過程もまたいいですね
島に来る前に入れる展開も捨てがたい 迷うな〜(と自分はかけないのに悩む
382名無しさん@ピンキー:03/07/15 17:59 ID:eCJeT1/O
変な話だけど、30になってアレが無いわけないもんね
無ければ否認しなくてもOKだけど
383名無しさん@ピンキー:03/07/15 18:02 ID:cWClbtMT
サンデー先生は過去に恋人はいた気がする。
384名無しさん@ピンキー:03/07/15 18:06 ID:eCJeT1/O
自分もそれ思った。島に来る直前綺麗サッパリ別れたとか
もしもの時のためにハンドバックにコンドームは忍ばせてる予感。
385名無しさん@ピンキー:03/07/15 18:07 ID:Au4JTS5a
そんなに中田氏が好きなのかもまいら!!
いや、別にぶっかけ好きなわけじゃないけど、漏れは
なんとなくダンディーはゴムは付けないけど中田氏もしない
っつータイプの男なんじゃないかと。
386名無しさん@ピンキー:03/07/15 18:12 ID:Au4JTS5a
つかコレ性欲スレの話題じゃねーか

せっかく258が作品うぷしたんだから感想位いってやれよ(w
でもってやっぱり今回も中田氏じゃなかったですね。
387名無しさん@ピンキー:03/07/15 18:22 ID:eCJeT1/O
そうですね。すいませんでした。性欲スレに戻るとします。
今回のはよかったですよ。
ムード満点で朝からハァハァしますたよ。文章力凄いっすよね!
シチュエーションといい、より原作に近いし
今回は●●●なしだったのが非常に新鮮でしたw
もう充分に××からしなくてもいいのよ的(多分)な色っぽい笑みを浮かべる
サンデータソ 激萌え〜〜〜!ハァハァ(´Д`;)

388あぼーん:あぼーん
あぼーん
389あぼーん:あぼーん
あぼーん
390あぼーん:あぼーん
あぼーん
391名無しさん@ピンキー:03/07/15 21:14 ID:x1rnkiYJ
お礼にはおよびませんでつ。つか、こちらこそお礼を言わねばなりませんよ。
ご奉仕するサンデータンエロ(・∀・)イイ!!
本編とはずれていようが尽くし合う二人が好かったですハァハァ。
またネタ探しをば頑張りまつ…。
392名無しさん@ピンキー:03/07/16 03:23 ID:o5Rbo/8E
今回は366で号泣しますた んでもって
ダブルデーは秘密の恋だから萌えると思い込みが自分にあったから
ハァハァしつつも肩の傷はどう言い訳するの?シーツの洗濯は、どうするの?
と余計な心配しながらハァハァ
だからラストの子供たちの笑顔は祝福されているようでああ幸せ
393ルーブル:03/07/16 04:11 ID:gkiV3oAM
ダンディー×ガラクータ(女体化)でお願いします。
394名無しさん@ピンキー:03/07/16 06:51 ID:KGgNRwsm
>>393
なんてコアな・・・
395名無しさん@ピンキー:03/07/16 07:18 ID:7Yh3IFGt
>>393
漏れも禿しく読みたいです!!
濃厚なラブロマンスキボン。

そういえば性欲スレで女ガラクータは叶恭子と出ていたような。
396あぼーん:あぼーん
あぼーん
397名無しさん@ピンキー:03/07/16 09:08 ID:2gzioPNA
ラブロマンスって言うか
ワル(wで鬼畜なダンデーさんと女体ガラさんの緊縛SMプレイが今頭上で総天然色で上映中…
事故りそうです
なんでかサンデー先生ご出産話を差し置いて(´Д`;)

女体ガラさんならやぱーり煙草は葉巻きじゃなくてキセルとかかな
海賊仲間は全員ガラの下僕とかで
398258 ◆dIB/bnkXys :03/07/16 15:36 ID:PA/ANP+E
ジサクジエンの如くID被ってるんですが>386さんのID
なんだこりゃ 何故かモーレツに恥ずかしいんです。


感想アリガトウございました、上でも言ってますが女体化ガラちょっと
おもしろそうですね、書いてみたい反面触れるのが恐ろしい…。アワワ
今度ちくまの大人買い決行予定なのでシェラザートさんの話楽しみに読んで
みます。 夜毎散歩に一緒にお茶…ああ…一体どーなってるんだ。
399名無しさん@ピンキー:03/07/16 20:26 ID:XDagfS8D
女体ガラ×ダンデーのSS漏れやってみたい・・・・・・
と言ってみるテスト。

ネタは頭の中で勝手に踊っている状態なんですがなにせ文章力が消防並みでして(涙
400258 ◆dIB/bnkXys :03/07/16 21:21 ID:PA/ANP+E
読みたいっす…(;´Д`)ハァハァ 是非是非かいてくだちい
なんだか私一人で寂しかったので書き手さん増えてくださると嬉しい
私が書き始めた理由てのが他の人のSS読みたくて書き出したもので…。

んじゃ、私は気兼ねなくサンデー先生出産ショーの続きでも…
気兼ねなくダブルデーを…(;´Д`)ハァハァ
401名無しさん@ピンキー:03/07/16 23:15 ID:ZCKRiUnU
あううう、文庫はマジョリタンまでしか出てないのでシエラには会えないのでつ
でも初期のちょっと屈折したダンディもいいぞ!
402名無しさん@ピンキー:03/07/16 23:27 ID:PA/ANP+E
>401さん
Σ(゚д゚lll)ガーン そ、そうなんですか…残念やらなんやら。
確か性欲スレの前スレでその話題がでてた様な、確認してみますです。
やっぱり気になるので。

私も初期の屈折してて「アンタ重いな」とか言ってしまうダンディーさん好きです
しかも付け髭だし、「俺は一人…」とか もう(;´Д`)ハァハァ
と、言うか自分の書くダンディーさんがどんどこ元から離れていってる様で不安…
いいのかちら、これで。

>392さん
そんな号泣だなんて…ウホッ! ありがとうございます
シーツの染みはキット二人で肩を並べてテッシュでシコシコ拭き取ってたんでしょう。
「いやですわ 私ったら恥ずかしい…」
とかなんとか言って。
肩の傷ももうちょっとフォローを考えた、と言うかオチに使おうと思ってたんですが
(ダンディーさんがなんとか言訳するのを)どうも上手くいかなかたので放置しますた。
アホダガヤ
403名無しさん@ピンキー:03/07/16 23:41 ID:VPs1DAX9
萌えるvvvその、アンタは重いなっていうのは多分照れ隠しでしょうねw
あの頃にもうサンデー先生の感触を知っていたのか

私は402さんの書くダンディーさんの人物像は実際のものと
そう離れてないと思います。ってことは好きってことなんだな やっぱ。
404392=401:03/07/17 12:53 ID:ICbR/1IF
禿胴、テレビの人形劇の人形に妄想して大丈夫か?自分、だったのに
402様のダブルデーに出会って以来ますます血が通って体温やら息づかいまで… 
405名無しさん@ピンキー:03/07/17 14:21 ID:Ar8rV9Bx
258様のダブルデーカップルは妙に生々しくって萌えまつ。

息使いとか喘ぎ声とかセックルの時の男女の掛け合いとか。
以前うpされたSS内のサンデータンの喘ぎ声「堪忍してぇ・・・」なんて最高に萌えたしまったし(禿ワラ

なんとネタが次から次と出て来るとか。羨ましい限りです。
406あぼーん:あぼーん
あぼーん
407あぼーん:あぼーん
あぼーん
408258 ◆dIB/bnkXys :03/07/17 22:56 ID:jTZBtGZa
ダンディー×ガラ(女体化)途中までですが投下します 


「あら どうしたのダンディー君考え事でもしているんですか?」
「ム…ああ してる」
随分と長い事、隣でワイングラスを傾けているガラクータと酒を飲んでいた様な気がする。
ダンディーは少しホロ酔い加減のボウッとした頭で、これまでの経緯を振り返ってみる。

その前は確か…ああ、そうだ大人連中全員集まって飲んでたんだな。 ガバチョとトラさん
が何やら大騒ぎしながら出て行って…ガラクータ達海賊共も一度は引き上げていったな。
暫くサンデーさんと飲んで…、サンデーさん珍しく寝ちまったんだ。
驚いたな、あんなに酒の強い人が。
…それでおぶって送ったな、やっぱりあの人はちょっと重い。 痩せろとも思わねぇが。
まったくサンデーさんときたら着いたとたんちょっと目を覚ましやがった。
「ごめんなさいね ダンデーさん なんだか今日は…とっても眠くて… もう とっても残念
せっかく…二人きりなのに…」
そんな事を言いながら今度こそ本当に寝ちまった。
俺がそんなに期待してる顔に見えたかね…いや、見えたろうな多分。
俺も随分俗っぽくなったもんだぜ…。

「思い出し笑い?いやぁねぇ 大方イヤラシイ事でも考えてたんでしょう」
ダンディーの横顔を見ながら、呆れた様な声でガラクータが言った。
「…フン 知らねぇな」
全くの図星なのだが、ウイスキーグラスを口に運んで悟られない様なそぶりをして続きを思い出す。
409名無しさん@ピンキー:03/07/17 22:57 ID:jTZBtGZa
…それからその帰り道。 そうだ、そこでガラクータに会った。
「あら ダンディー君今お帰り? フフン サンデー先生はよくお休みになりました?」
「ああ よーく寝てるな 今頃イビキでも掻いてるんじゃねぇのか? フフ ところで
おまえさんこそこんな所で何をしてるんだ?」
「いえね…ちょっと飲み足らなくて ダンディー君ちょっと君付き合ってくれないかしら?」
幾ら年上といえども女に「君」なんて呼ばれていい気がしない。
 しかもどことなく感じる高飛車な雰囲気。 …俺はどうもこの女が好きになれねぇ。
だが俺自身肩透かしを食らった気分で一気に酔いが覚めていた、それで…今に至るわけか

「本当に退屈よねぇ この島の暮らしは…ちょっと居着いてみたけど体が鈍ってしょうがないわ
たまに何かあるかと思えば大抵ガバチョ君が何をしただの…」
ワイングラスをクルクルと回しながらガラクータが呟く。 時折、髪を掻き揚げる仕草をすると
どこの国の香水だろう甘い、それでいてどこか淫靡な感じの匂いがする。
ダンディーの隣に座るガラクータの長く、スラリとした足が時折組替える仕草をしている。

この島にガラクータ達海賊がやってきた時、その姿を始めて見て何故この女が他三人の
男達を統率しているのだろうと思ったものだ。 確かに、二度程剣を交える事があったが確かに
腕は立つ、それはダンディー自信が一番分かっている。
しかもその剣の腕前からは想像もできない様な体付き、どことなく普通の女とは違った妖艶な、
それでいて冷たい顔立ち。 妖しげな立ち居振舞い、それを全て計算づくで行っていそうな
気さえした。 全ては海賊達を統率する為に得たモノなのだろうか。
しかしそれだけであの海賊達をこうも服従させられるものなのか…。
410258 ◆dIB/bnkXys :03/07/17 22:58 ID:jTZBtGZa
「なら また海の上で泥棒でもやってればいいじゃねぇか その方が性にあってるんじゃねぇのか?」
「泥棒ですって?随分失礼な言い方をしますねぇ」
「じゃぁどう違うって言うんだ 俺には違いがわからねぇがな 分かりたくもねぇ」
「フフン 君の様なチンケなギャング風情には分からないで結構よ」
「…それはそれは しかし断っておくがな俺は『元』ギャングだ」
少しムッとした様にダンディーは煙草を手に取ると火を付けた。
「あらあら…そんなに怒らなくてもいいのにねぇ まぁ結局同じようなものよ 君も私もね」
ガラクータはダンディーから煙草を取り上げ、それを吸い込むと口の端を上げて笑い、
フッとダンディーに向けて唇を突き出す様にして煙を吹きかける。
ダンディーはその煙を払う事もむせるそぶりも見せず表情を固めてガラクータを見ている。
「君も私も結局の所悪人ですからねぇ でもねぇ君みたいなタイプは初めてよ どこまでも
強い男よねぇ それにこんな状況でも平然としていて フフ…ゾクゾクしますよ」
そう言って、もう一度煙草を吸い煙を吹くと突然その煙草をダンディーの口元へ付き返す。
ダンディーはそれを受け取ると憮然とした顔でグシャグシャと揉み消した。
「何が言いたいんだか分からねぇが俺は別に強いだとかそんな風には思わねぇな
それにそんな事で俺自身を勝手に計られてもイイ気分じゃねぇ」
ウイスキーグラスを手で弄ぶ仕草をしながらガラクータの方を見ないで言う、
「まぁ 謙虚なのねぇ 君のそういう所はステキだと思うわ」
フイにあの香水の匂いが近づいたのを感じた。
411258 ◆dIB/bnkXys :03/07/17 22:59 ID:jTZBtGZa
「別に…ングッ!!」
突然顎を掴まれ押し付ける様に唇がぶつかる。 酔いのせいもあってか、払い除けるタイミング
を失っていると強引にダンディーの唇を割って入る様にガラクータの舌が進入してくる。
驚きのあまりダンディーの目は見開かれたまま、ガラクータの少し伏せた長い睫とその中で
妖しく光る瞳を捕らえている。
そして顔を両手で包み込まれた姿勢のまま、しばらく口内を蠢く舌に抗えず無抵抗でいたが
やっとの思いでガラクータの胸の辺りに手を押し当て、引き剥がす。
その手に、柔らかい感触が伝わって来るのを感じ慌てて手を離し口周りを必死で拭う
「な・何しやがるガラクータ! …俺はこの手の冗談は嫌いなんだがな!」
「フフ…冗談ですって? 分かってませんねぇ 私は本気ですよ」
「なら尚更だな… おめぇさんの本気にも冗談にも俺は付き合う気はさらさらねぇぜ」
その言葉を最後まで聞かず、ダンディーが立ち上がって入り口に向かって歩き出そうとした
しかしその瞬間腰のあたりに何か硬いモノを押し当てられた。
ガラクータの腕に取り付けられたマシンガンの銃口がダンディーの腰に押しあてられている。
「私に恥を掻かせないで頂戴 分かるわね君のこれからするべき事を」
「本当とんでもねぇ悪人だぜ …だがさっきおめぇさんが言ったように俺も悪人なもんでね」
そう言って振り返ると遠慮無くガラクータの頬を張った。
「フン 女を殴るのはそれでもイイ気分じゃねぇな」
412258 ◆dIB/bnkXys :03/07/17 23:01 ID:jTZBtGZa
しかしガラクータはたいして驚いた素振りも見せず、不敵に微笑んでみせる
「フフ…いいわねぇ 本当ゾクゾクするわ それにしてもそんなに激昂してしまって…
ああ フフフ…ダンディー君 君サンデー先生と何かするご予定でもあったのかしら ハハハ
彼女よーく眠ってたでしょう? お酒を頂きながら…残念でしたねぇご期待通りにならなくて」
最初は笑いを堪えていたが、次第に肩揺すらせて声にだして笑いだす。
「そうだ…なんでおめぇさんがサンデーさんが酒を飲んでる最中に寝ちまったのを知ってるんだ?
おめぇさんはそのずっと前に一度帰った筈だ… まさか…!?」
「フフン…さぁねぇどうかしら」
そう言い終わらないうちにガラクータの体が床に叩き付ける様に抑えこまれる
「別に俺はなサンデーさんがどうとかで怒ってるわけじゃねぇ 只おめぇさんのそのやり方は
感心できねぇな…なんとなくだが分かってきたぜ おめぇさんいつもこんなやり方で男共を
手玉に取ってたわけだな 違うか?」
尋問する様に続けながら首に巻いているスカーフを取り外し、ガラクータの両腕を縛り上げる。
しかしそのガラクータの顔は妖しい笑みを湛えている。
「答えなくてもかまわねぇ 俺は口を割らせる方法ならいくらでも知ってる 別に殴るだけが
その方法じゃぁないんだぜ」
黙ったままのガラクータの体が少し震えたのをダンディーは恐怖によるものだと思ったが、
その口元が喜びで歪んでいる気がした。
「それにな…俺はおめぇさんみたいなお高く止まってる女を徹底的にいたぶるのは結構
得意なもんでな」
「フフ…怖い人ですねぇ」
どうせ腕しか拘束していない、今なら充分身動きが取れる筈だがそんな様子は見られない。
ダンディーはそのガラクータの様子に少なからず恐怖を覚えた。
しかしここまできてもう止める事も出来ない、そう考え表情を変える。 そこには『元』では
ない冷酷無比なシカゴギャングの残忍な顔があった。
「フフン その顔がいつまで余裕ぶってられるか見物だぜ」
413258 ◆dIB/bnkXys :03/07/17 23:12 ID:jTZBtGZa
「ほお…この体で男共を弄んでいたわけだ 成る程ねぇ」
ガラクータの着ている物を全て剥ぎ取り、足で乱暴にガラクータの太腿あたりを開かせる。
完全に両足が開いた状態にさせると、ダンディーが真上に立ちそれを眺め、
外気に触れた足の付け根のあたりを爪先でトントンと叩きながらクックと笑い出す。
「フフン…残念だな おめぇさんも期待してたんだろ? それで俺を脅して征服したつもりに
でもなる予定だったんだろうな… だがどうやら期待通りにはいかないようだぜ」
そう言うとイスに腰をかけ、くつろぐ姿勢になると煙草に火を付けた。
そしてしばらくそのままウイスキーを口に運んだりしながら、ガラクータのいる方と反対側を向いて
いる。時折ガラクータの方を見てニヤリと笑う。
「これは…どういうつもりかしら…ダンディー君」
「どういうつもりも…言っただろ? おめぇさんの思い通りにはならねぇってな」
ガラクータが初めて驚いた顔をし、口元を戦慄かせている。 その様子をダンディーはニヤニヤ
と笑って見つめ、煙草をゆっくり吸い込みそれを揉み消すと
「フフン…そのままの格好でそんな顔をされてもな いやぁ いい眺めだぜ 情けないもんだな
そんな格好で何も出来ないでなぁ だがおめぇさんにはお似合いだ」
それを聞いてガラクータが急に激しく激昂を始める
「こんな事をしてどうなるか分かってるのかしら!? それがどうなるか…!!」
「手の込んだマネをして誘ったのはおめぇさんだ…だが別におめぇさんに主導権があるとは
決まってないだろう せっかくお誘い頂いたんだぜ俺の好きなようにさせてもらうさ」
悔しそうな表情のガラクータに、自分の中でムクムクともたげてくる残忍な心が刺激される
そして靴を脱ぐとその踵でガラクータの大きく開いた場所に押し付ける。
「クッ…中々やりますねぇ でも私はこんな程度じゃぁビクともしないわよ」
表情をこわばらせ、グチグチと立つ音をなんとか掻き消そうと語気を荒げて言う

「まだまだそんな強気でいられるか…フフ おめぇさんも中々やるねぇ まぁでもそれを
聞いて安心したぜ 俺もこんな程度で根を上げられたら面白くなぇしな まぁ予定が多少
狂っちまったがこれはこれで楽しませていただきますぜ ガラクータさんよ」
414258 ◆dIB/bnkXys :03/07/17 23:19 ID:jTZBtGZa
とりあえず今日はここまでです。 もうなんか可笑しくって腹痛いです
皆も笑ってぇん(´Д`;) 冒頭のダブルデーが心の救い…
禿しくアホウなものでスレ汚ししてすみません

>399さん なんだかんだで先にうpしてしまいますた。 ごめんなさい
でも>399さんの作品も禿しく読みたいので私はひつっこく待たせていただきますです

>403さん
>404さん
>405さん
。・゚・(ノД`)・゚・。ありがとうございます…ヲヲヲ
前回の話があんまりレスもらえなくってついイジケタレスをつけてしまって後悔してる
(そして恥ずかしげもなくこんな事を言って更に後悔)中そんな風に言っていただけて
本当嬉しいです。 ありがとうございます
もっとダブルデーのセックル書こう、私。
415呟いた399:03/07/17 23:30 ID:Cg/4fPXL
性欲スレで258氏が女体ガラSSうpキターという情報知ったのでやって参りました。
258氏、乙です。
アナタ様のSS読んで身の程知らずさが激しく痛感しまつた(汗
待たないで頂戴な。忘れてくだされ。あれは独り言なのですw


そういえば、
ガラクータが女体化しても口調は男の時と変わらないんですね。
一瞬801SSと間違えてしまったw
416名無しさん@ピンキー:03/07/17 23:36 ID:Lo3Jwfkn
新作キターーーーーーーーーーーーーーー!!!今夜も遅くまで起きててよかったよ〜
サディスティックなダンディーさんも新鮮でイイですね!!これが昔の彼かな?みたいなw
何と言っても女性化ガラさん、クールビューティで妖艶な魅力で、虜になりそうです 
サンデー先生よりもさらに大人の女ってかんじします。
これからの展開に先が読めずにハラハラドキドキ・・・とにかく楽しみです
体に気をつけてがんがってくださいませ♪ 一ファソより
417あぼーん:あぼーん
あぼーん
418名無しさん@ピンキー:03/07/18 20:53 ID:7El+9rjD
絵掲にガラ女体化キターーーーーーーーーーーーーーー!!!
419あぼーん:あぼーん
あぼーん
420名無しさん@ピンキー:03/07/18 21:59 ID:svODcFel
セクシーガラタンキタ━━(´??ω??`)??Д??)??∀??)??A??)??_??)??。??)??_??)??∀??)━━!!!
上の小説とあのイラストを照らし合わせて妄想すると …(;´Д`)ハァハァ


ダブルデー小説も期待してます!


421名無しさん@ピンキー:03/07/18 22:11 ID:svODcFel
あれ?上のキターの絵文字、ハートマークとか星とかあったのに何で?なんでだろ〜?
ショボーン・・・スレ汚しゴメンチャイ。皆様超プロ級に上手いですね。
258様も作家並みです みんな凄いや・・・!マジで尊敬します
422あぼーん:あぼーん
あぼーん
423名無しさん@ピンキー:03/07/21 03:24 ID:L5ykadDA
今日は258様こね━━━━━━(´Д`)━━━━━━ !!!!!
残念。 お待ちしてます。
424名無しさん@ピンキー:03/07/21 08:43 ID:n8x3chRP
おいらも鼻の下を伸ばしてお待ちしています。。
425あぼーん:あぼーん
あぼーん
426名無しさん@ピンキー:03/07/21 22:45 ID:QFeN3p8B
258さん どこへ行ったの
風のようにどこかへ行ってしまった
258さん どこへ行ったの
さようならも言わず消えてしまった
258さん 258さん
答えて どこへ逝ったの
427名無しさん@ピンキー:03/07/21 22:50 ID:tb3YaVew
み、みんな258さんにプレッシャーかけないほうが・・・(;´Д`)
428名無しさん@ピンキー:03/07/21 22:53 ID:L5ykadDA
258さんのまとめサイト偶然見つけた…
本当に絵掲の140さんでもあったんですね、
今日出来たみたいですが。
だからきっと戻ってくるよ。 キット
429名無しさん@ピンキー:03/07/22 10:18 ID:039H6A1r
>>428
禿げしく見たいっす。
どこにあったんですか?
430あぼーん:あぼーん
あぼーん
431あぼーん:あぼーん
あぼーん
432名無しさん@ピンキー:03/07/22 17:50 ID:hCAg8xK5
>429
絵掲にてご本人がアドレス書いてますた!
そして見に行った━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
凄すぎる…もう(;´Д`)ハァハァしますた。
433名無しさん@ピンキー:03/07/22 18:20 ID:f0FR2Cyl
俺も行って来た!詳しくは性欲スレ連結おえびにて・・
HPの雰囲気もセンスが良いんだよね 脱帽しますた
 いかにも大人の社交場という感じです
ハァハァしまくりでやんす
434名無しさん@ピンキー:03/07/22 18:58 ID:4sL1Uqx8
258さん凄すぎ・・・

自分も触発されて女性化ガラとトウさんのキモ妄想小説書いたんだけど
純愛すぎて全くエロくないでつ
ここに晒しちゃまずいですよね
435名無しさん@ピンキー:03/07/22 19:31 ID:st58j2l1
トウさんの純愛!なんてエロいテーマ!
ゼヒゼヒ読みたいものです。
436名無しさん@ピンキー:03/07/22 21:22 ID:QxPgnW2M
>>434タソ
щ(゚д゚щ)カモーン
щ(゚д゚щ)カモーン
щ(゚д゚щ)カモーン

あ、わし「性欲のみ〜」スレの656でつ。
437258:03/07/22 21:41 ID:wY2MhYiP
禿しく見たいです!
(´Д`;)ハァハァ…
純愛路線のガラさん…(´Д`;)ハァハァ…

勢いで晒しちまいましたが、サイト見て下さってありがとうございます。
拍つけて私も女体ガラさんの続き書こうと思います
438434:03/07/22 22:06 ID:4sL1Uqx8
拒否反応はなさげなので晒させていただきます
ドキドキ・・・
439434:03/07/22 22:08 ID:4sL1Uqx8
深夜のキッドの館内。
人影がまっすぐ、国際警察長官の寝室へ向かって歩いていく。
足音さえ立てずに歩く姿は、猫のようにしなやかで美しかった。

突然、前方のひとつのドアが開いた。
「ガラクータ、どこ行くね?」
不意に、トウヘンボクに声をかけられた。
だが、それは愚問だった。ガラクータの向かっている先には、長官の寝室しかないのだから。
「・・・おや、トウさん・・・まだ寝てなかったの」
「聞いてることに答えるね!」
珍しく語気を荒げてトウヘンボクは再度問う。
「どうしたんです?トウさん?みんなが起きてしまいますよ」
ガラクータは、フフフと小さく声を立てて笑い、トウヘンボクに軽く微笑む。
「ドタ君もヤッホー君も・・・長官殿も、ね」
「ガラクータ・・・オマエ・・・?」
暗さのせいで、ガラクータが今、どんな表情でいるのか、トウヘンボクにはよく分からない。
きっと、いつものように軽く笑みを浮かべて、自分の眼を射るようにまっすぐ見ているのだろうと
トウヘンボクは思った。
どれだけ明るくても、表情を見ることができても、ガラクータのその裏側を窺い知ることは
トウヘンボクには、いや、誰であろうと出来なかった。
「ガラクータ・・・長官のところに行くつもりなのね・・・?」
行って、なにをするつもりなのか。それをトウヘンボクは考えまいとした。
「・・・・・。レディに向かってなんです?フフ・・・お手洗いですよ」
「・・・トイレなら方向違いね」
トウヘンボクは、廊下の反対側を指さし、言った。しばしの沈黙の後、
「あら・・・そう、・・・そうだったわねェ」
ガラクータはあきれたようにフッと息を吐き、けだるそうに言葉を返した。
「わたしってこんなに嘘が下手だったかしら?」
やれやれ、と首をすくめた、それでも余裕のある態度に、トウヘンボクは苛立った。
440434:03/07/22 22:18 ID:4sL1Uqx8
「肉団子で長官を眠らせるのに失敗したからか?オマエが行ってなにをするつもりか知らないけど
あんな小細工なしでも、邪魔者の始末くらい出来るね!」
トウヘンボクが背中の青龍刀の柄に手をかけた。
「トウさん、落ち着いて頂戴!」
小さな声だが、ピシャリと言い放たれたその言葉には、命令的な響きがこもっていた。
「なにも殺すだけが能じゃないのよ。もしもあの長官を味方にすることが出来たなら、簡単に
キッド親分の宝とこの島を、わたしたちのものに出来るわ。だってそうでしょう?・・・あの生真面目な
ひょうたん島の連中のことだもの。国際警察の長官殿が、公平な立場から公平に判断を下した以上、
それに従わざるを得ないわ。たとえそれが島からの立ち退き命令だったとしてもね」
ガラクータは、「公平」という言葉を皮肉っぽく強調して言った。
「じゃあ、どうやって長官殿を内緒で味方につけようかしら?そうね、彼は男。そして都合のいいことに
わたしは女・・・。最初からこうするつもりだったのよ。あなたたちにも内緒でね」
芝居めいた口調でガラクータは、平然と言い放った。
たしかに、ガラクータの美貌と肉体をもってすれば、長官ごとき簡単に味方に出来るだろう。
だが、ガラクータの身体を売るような行為を、トウヘンボクは黙認できなかった。
「・・・ガラクータ!・・・おまえがそんなことしなくても他になにか方法があるはずね!」
「あら・・・トウさんになにか策があって?チャンスは今夜いっぱいなのよ?」
ガラクータのどこか威圧的な声の前に、トウヘンボクは黙り込み低く唸った。
自分に、この頭のいい海賊友の会理事長を言いくるめるだけの力はないのだ。
黙り込んだトウヘンボクに向かってさらに言葉を投げつける。
「大丈夫よ、必ず成功するわ。今まで一度もこの手で失敗したことはないんですからね・・・」

441434:03/07/22 22:22 ID:4sL1Uqx8
「いままで・・・いちども・・・」
ガラクータは、オウムのように言葉を返したトウヘンボクを鼻で笑う。
「フ、いやですねェ・・・トウさん、いいえ、あんたたちときたら何にも分かっちゃいないんですから。
いままでどうやって海賊友の会が・・・わたしたちが生き残ってこれたか考えたことはないの?
年々メンバーが減っているのにそれでもなんとかやってこれたのは、わたしがうまくやったから。
あら、うまくやった、なんて下品だったかしら・・・フフフ」
「・・・・・・・・・」
トウヘンボクには思い当たる節があった。ガラクータが連絡もなしに忽然と消え、ひょっこり帰ってきた後に、
必ずまとまった金が手に入ったのは、やはり理由があったのだ。
「ひかり号を手に入れたときだってそうよ。あなたたちには「元貴族のよしみで安く譲ってもらった」
とかなんとか説明したような気がするけど・・・あれはステキなプレゼントだったわねェ?ウフフ」

ガラクータの声の調子は、大げさなほど明るかった。
ガラクータは、やはり今も穏やかな笑みを浮かべているのだろうか?
トウヘンボクは衝撃の事実より、ガラクータの態度が気になった。
なぜ、今まで隠していたことを急に話し出したのか。聞いてもいないことをぺらぺらと喋るこの態度は、
ガラクータらしくなく、なにかを訴えているようにも感じた。
動揺したら最後、ガラクータをとめることなどできはしない。そう思い、トウヘンボクは心を静めた。
442434:03/07/22 22:22 ID:4sL1Uqx8
「ガラクータ・・・」
トウヘンボクは、薄暗闇の中、ガラクータの方へ歩みを進めた。
「ね?分かったら自分のベッドに入っておやすみなさい。黙っててくれるんなら、明日の夜にでも
お礼をしに行かせてもらうわ」
「・・・・・」
「・・・なんとか言って頂戴・・・?」
トウヘンボクは返事をせずに、ガラクータに近づいた。
暗くてお互いの顔は見えないのに、何故かトウヘンボクは、ガラクータが今笑ってなどいないような気がした。
「すまないね、ガラクータ・・・」
この廊下はこんなに長かったのだろうか、それとも自分とガラクータの距離が遠すぎるのか、
トウヘンボクがいくら近づこうとしてもガラクータとの距離は狭まらない。
トウヘンボクが一歩進むたびに、ガラクータはじりじりと後ろへ後退しているのだ。
自分の今の顔を、トウヘンボクに見られまいとするように。
「なにを謝っているんです?・・・ちょっとトウさん、それ以上近づくことは許しませんよ」
すっぴんなのだから・・・と、取って付けたような嘘を小さく漏らす。
トウヘンボクは、見え透いた嘘には構わずに、一歩、また一歩とガラクータに近づいた。
「ワタシらが不甲斐ない所為ね・・・」
ガラクータが足を止めた。これ以上後退すると、各々の寝室で眠っているドタバータや、
ヤッホーにまで、勘付かれてしまうかもしれないと判断したのだろう。
「・・・トウヘンボク君!勝手に勘違いしないで頂戴。わたしは海賊友の会のために・・・」
そのとき、雲に遮られていた月明かりが不意に射し込んできた。
443434:03/07/22 22:23 ID:4sL1Uqx8
月光に照らされたガラクータの姿がトウヘンボクの眼に映る。
「ガラクータ・・・」
そこには、余裕の笑みを浮かべたいつものガラクータはいなかった。
眉をゆがめ、唇を震わせながら、なんとか笑みを浮かべようと苦心している、ひとりの女性の姿。

ガラクータは、トウヘンボクと目が合うと、観念したように、ぺたりと床に腰を下ろした。
そして、ひきつった笑みを浮かべて、トウヘンボクを見上げた。
「フ、フフ・・・なんて顔してるんです、トウさん・・・?」
トウヘンボクは、いつも通りの態度で接しようと試みた。
「アイ?ワタシ、どんな顔してるね・・・?」
「・・・よく分からない顔ね。なにを考えているのかしら・・・」
トウヘンボクは、ガラクータの側に腰を下ろし煙管に火を点ける。
「ガラクータこそ、何ね?その顔は。なにを考えてるね?」
肺の奥まで煙を吸い込むと、気分が自然に落ち着いた。
「わたし?・・・なにを考えているのか、分からないわ。自分でも・・・」
「・・・・・・」
ガラクータは、床の一点を見つめ、少し震えた声で言った。
「・・・呼び止められたときだって、その気になればいくらでも気の利いた嘘が言えたはずなのに・・・
あなたの顔を見ていたら、なぜかしら・・・調子が狂って・・・・・」
そう言ったかと思うと、ガラクータは膝に顔を埋めて、くっくっ・・・と低く笑った。
「ガラクータ?」
泣いているようにも見えて、トウヘンボクは当惑気味に声をかけた。

「フフフフ、・・・馬鹿みたい。分からないふりはもうよすわ」
ガラクータは、ひとしきり笑ったあと、ひとりごとのように言った。
その声は、凛としたいつもの声だった。
「分からないふり?」
「ええ、そうよ。・・・わたしには、分かっているの。何故、あなたに、黙っていれば決してばれないような、
あんな話をしてしまったのか。嘘が言えなかったのか。答えは簡単よ。子供っぽくて笑えるわ」
444434:03/07/22 22:27 ID:4sL1Uqx8
そう言ってトウヘンボクを見つめたガラクータの眼は、潤んでいた。
トウヘンボクは、口にくわえた煙管を落としたことにも気づかず、ガラクータを見ている。
「言って欲しいのよ。長官なんかに身体を許すな・・・って。もうそんなことするな・・・って。
トウさん、あなたにね」
「ワタシに?」
この名指しにはなにか意味があるようにしか思えない。そう思うとトウヘンボクの心臓は高鳴った。
「ええ、そう。あなたに。もっとも、海賊友の会の繁栄より、わたしとの幸せを望んでくれるのなら、の話だけど」
「!?」
からかうようなその口調に、トウヘンボクはゴホゴホと咳き込んだ。
聞き間違いでなければ、ガラクータは、「わたしとの幸せ」と臆面もなく言い放ったようだ。
「ねえ?トウさん?」
ガラクータは、トウヘンボクの動揺などお構いなしに、微笑みながら答えを促す。分かりきった
ただひとつの答えを。

どうやら、隠してきたはずのトウヘンボクの気持ちに、ガラクータはとっくに気づいていたようだ。
気づいていながら無視していた期間がどれだけ長いのか、それを考えると憎らしく思えたが、
高慢な態度ですらやはり魅力的だった。これが、惚れた弱みというものだろうか。
言いなりになっているようで癪だが、愛している、などと言わされるよりましだった。
「・・・ガラクータは馬鹿ね」
トウヘンボクは落としてしまった煙管を口に戻して言った。
「・・・今度、こんな馬鹿なことしようとしたら、ワタシ、プン殴るね」
「・・・ええ、殴って頂戴。・・・もうしないわ、したくないのよ。あなたのことが・・・」
(・・・好きだと分かってしまった時から)
ガラクータは、その言葉は続けずに、トウヘンボクの手をそっと握った。

「でもねェ・・・ホントに、うまくいったのよ。ひかり号のときは・・・」
「・・・・・・・・」
トウヘンボクは、フーっと煙を吐き、もう片方の手で煙管を握りしめた・・・。
445434:03/07/22 22:28 ID:4sL1Uqx8
「ねェ、トウさん。ホントに大丈夫?」
ガラクータは、心配そうに、トウヘンボクの持った虫かごをのぞき込んだ。
「まかせるね。準備万端、ぬかりなし。この見事なサソリ見るね!」
「ききめは?」
「一回かめば、いちころね」
「最後のチャンスよ、大丈夫?」
「まかしとけあるね」

トウヘンボクとガラクータは、長官が寝ていることを確認し、ドアを開けた。
「トウさん、成功を祈っているわよ」
ガラクータは、トウヘンボクの手をとり、その手にそっと口づけた。
「だ、大丈夫あるよ。さあ、かわいいサソリちゃん、あそこに寝ているおじさん刺す、わかったら行くね」

しかし数秒後、聞こえた悲鳴はトウヘンボクのものだった。
「ちょっとトウさん!?・・・ドタ君、ヤッホー君、起きて頂戴!!医者を呼ぶのよ!!」
446434:03/07/22 22:29 ID:4sL1Uqx8
朝になってもトウヘンボクは目覚めない。
「おい、もう朝だぜ。トウヘンボクは帰らぬ人となったのだろうか」
「ヤッホー君!不吉なことを言わないで頂戴・・・だけど、朝だっていうのにトウさんは気がつかない・・・
プリンさんは朝まで待てば・・・と言ったのに・・・」
「てぇことは、いよいよ助からねえってことか」
「かわいそうに、お前のつくったラーメンはうまかったぜ。だが、もうそれもすすれねえ」
ドタバータとヤッホーが、アーメン・・・とつぶやいたその時。
がばっと、トウヘンボクが飛び起きた。
「おはよう、よく寝たよく寝た。みんなそろって、なにしてるあるね?」
ガラクータは、言葉もなく、トウヘンボクを見つめた。
「おまえ死んだんじゃないのか?」
ヤッホーが口をあんぐり開けたままトウヘンボクに声をかけている。
「馬鹿いうな、さあ働け働け!」
「トウさん・・・あんたもあきれた人ね、あなたは長官をきっと消すといいながら、自分で刺されて今まで
眠っていたのよ」
ガラクータは震えた声で言った。
トウヘンボクは小声で尋ねる。
「(失敗したかね・・・アイー!じゃあ、まさかガラクータ・・・ワタシが死にかけてる間に、長官と・・・?!)」
「(馬鹿なこと言わないで。ずっとここにいましたよ。)」
トウヘンボクはそれを聞いてほっと息をついた。

「あら・・・、ねえ、トウさん?二人はどっかへいっちゃいましたよ?フフフ」
そう言うとガラクータは、吐息がかかるほどトウヘンボクに顔を近づけ、目を閉じた。
トウヘンボクは、ごくっと唾を飲み込んだ。
これは・・・つまり・・・?
トウヘンボクが、覚悟をきめたそのとき、がやがやと海賊大学一年生たちがこの部屋へ近づいてくる音が
聞こえてきた・・・。

おわり。
447名無しさん@ピンキー:03/07/22 22:31 ID:QxPgnW2M
キター━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(。 A 。)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!
448名無しさん@ピンキー:03/07/22 22:36 ID:WUDiDLka
もももも萌えすぎて氏にそうでつ…!!!!
新 た な ネ申 が 誕 生 !!!!!
449434:03/07/22 22:37 ID:4sL1Uqx8
あはは・・・もう笑い飛ばしてくださ〜い(泣

既成シーン(サソリのへん)の描写がないに等しいのは自分の力不足のせいでつ
エロくなくてスマソ
では・・・逝ってきます
450258:03/07/22 22:43 ID:hCAg8xK5
萌えキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
何よりお話がちゃんと本編に繋がっている…ああん素晴らしいです。
だから逝かないでくださいよう!
451名無しさん@ピンキー:03/07/22 22:46 ID:f0FR2Cyl
♀ガラタン×トウさん小説キタ━━━ヽ(∀゚ )人(^O^)人(@∀@)人(*´∀`*)人(*∀*)人(゚Д゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!!
情景が自然に浮かんできて、どんどん妄想膨らみます
純愛系もいいですね 女ガラさん(;´Д`)ハァハァ 
452名無しさん@ピンキー:03/07/22 22:47 ID:QxPgnW2M
サソリの場面をうまくつなげてあるせいで、
純愛にひょうたん島ならではの笑いが加わっているでつ
かっこいいトウさんとういつものトウさんが見れてすごく得した気分でつ♪

「>あら・・・、ねえ、トウさん?二人はどっかへいっちゃいましたよ?フフフ」
そう言うとガラクータは、吐息がかかるほどトウヘンボクに顔を近づけ、目を閉じた。
トウヘンボクは、ごくっと唾を飲み込んだ。
これは・・・つまり・・・?

エロじゃなくても萌え萌え〜
453名無しさん@ピンキー:03/07/22 23:11 ID:t6jv2qMc
なるほど、あんなことがあった直後なら、いくらトウさんでも失敗しちゃいますね。
今夜も妄想がふくらんで寝不足が続きそうです。
454434:03/07/22 23:42 ID:4sL1Uqx8
わお!レスがこんなに・・・温かいお言葉ありがとうございます
妄想しすぎでやばいよ自分・・・と、とりあえず風呂で
酋長の「わしの心はお花畑だった」を歌ってきましたw

受け入れられているみたいなので、そのうちこのカプのエロを
調子に乗って書いてもよろしいでつか・・・?
455名無しさん@ピンキー:03/07/23 10:33 ID:wgWH/lIi
トウさん美形だったらアンドレとオスカルだな 
           ↑ ベルバラ読み直して来い自分
456名無しさん@ピンキー:03/07/23 19:30 ID:OIkgueAn
454様>凄く読みたいです (;´Д`)ハァハァ
457名無しさん@ピンキー:03/07/23 20:45 ID:PT/JAphE
漏れも激しく読みたいです。
しかしガラさんの擬人化はなんとなく想像できるが
トウさんの擬人化が想像できない。
458434:03/07/23 22:08 ID:TJ5iZQJ7
何となくフェルゼン=クッペ(;´Д`)ハァハァ

456さま>
457さま>
ありがとうございます ・゚・(ノД`)・゚・うれしいわァ
キモい自分に鳥肌を立てつつ、がんがります

自分の中では擬人化ガラさんと人形トウさんがいちゃいちゃ・・・
ガラは女性なのになぜか弦蔵ボイス・・・
 
読んだ下さった皆様、本当にありがとうごさいました
涙がちょちょぎれそう・・・・゚・(ノД`)・゚・
459名無しさん@ピンキー:03/07/24 00:06 ID:gSjBLewW
>>434タソ
がんがってくだされ
「よろしいでしょうか?」だなんて、もうこちらから伏しておながいしたいくらいでつ。

>>457
漏れもそう思うでつ。
なんてったって「ひげの生えたアンパン」(トラさん談)だし。
ところで私的には、女ガラ×トウさんのカプの場合
女ガラは身長170くらいのセクシーな長身美女、
トウさんはそれより少し高いくらいの身長で中肉、というイメージはあるのですが、
みなさんはどないですか?
460ルーブル:03/07/24 01:18 ID:uq+x8vSR
お、おもしろいガラ×トウの小説!
もっと書いて〜
461258 ◆dIB/bnkXys :03/07/24 22:26 ID:wWtpLQX8
流れさきまくりですみません、激しい妄想のダブルデーいきます
性欲スレの方でちょっと盛り上がっていた「雨の日」のネタ拝借しますた
相変わらず無駄に長いです すみません

434さんの純愛ガラ×トウよんじゃったらもう…
ダンディー×ガラさんは保留で…
だってあんまりにもステキなんだもの。。・゚・(ノД`)・゚・。
462258 ◆dIB/bnkXys :03/07/24 22:27 ID:wWtpLQX8
シトシトとした、静かな雨が朝から続いている。
景色はそれに併せてぼんやりとしていて、
植物だけがやっとの食事にありついたかの様にその緑を深くしている。
「いやですわねぇこの雨 お洗濯物も乾かないですし… 
子供達もこの位の雨なら平気ですなんて遊びに出てしまったけれど
風邪を引いてしまわない心配だわ…」
子供達は雨の中でも元気に遊んでいる様だ。
その様を想像してか、サンデーはフウッと溜息をついた。
「チビ共も元気なもんだ 彼奴らなら大丈夫さ アンタは雨は嫌いかい?」
「そうですわねぇ あんまり…好きではありませんわ」
「そうかい 俺はまぁ嫌いじゃぁねえな フフ
雨の日は雨の日でそれなりに楽しい過ごし方ってのがあるもんですぜサンデーさん」

時折生欠伸をしながら子供達のテストの採点をしていたサンデーが、
窓の外を忌々しそうに眺めて呟くとテーブルを挟んで向かい合って座り、
拳銃の手入れをしていたダンディーが、その顔をチラと見てそう返した。

ダンディーにとって、雨の日というのは二通りの過ごし方があった。
一つは自分の生業を生かすのにこの陽気程丁度いいものはない、
せっせと仕事である殺しに勤しんでいた。
出掛けを襲われた様々な人間が血飛沫を噴き出して雨の中に倒れていようと、
自分の痕跡はその雨が綺麗に洗い流していった。
…だから都合が良かった。
そんな暗殺めいた事、と思うかもしれないが結局は合理性には敵わない。
勿論、自分にこびりついた罪科が一緒に流される事は全くなかったが。
そして、もう一つはこんな風にただのんびりと過ごす事。
そんな日はこの島に来るまでは数える程しかなかったが、
今も昔もダンディーにとってはそれが何よりの時間だった。
463258 ◆dIB/bnkXys :03/07/24 22:28 ID:wWtpLQX8
「結構手の掛るものなんですのねぇ…それ」
拳銃を分解させて一つ一つの部品を丁寧に拭いたり油を差したりしているダンディーの手元を、
採点の手を止めてじっと眺めて感心した様に言う。
「はからずとも大事な友達でね…フフ いい付き合いを続ける為には俺がこうしてやらんとな」
作業の手を止める事なくダンディーが言う。

サンデーにとってダンディーの言うその『友達』はやはり良い風には写らない。
しかし今はこの島で保安官をしているんだから、別に拳銃所持をしていようと、
おかしな所は全くない。
その『友達』のお陰で子供達、そして自分自身が何度も助けられているのも分かっている。

そんな事を考えながら今度はじっくりとダンディーを見つめる。
相変わらず表情は余り伺えないが咥え煙草をしながら、
拳銃を大事そうに研き込んでいるその顔がどことなく楽しそうで、
なんとなく、旧知の友と会話をしている。そんな風に見えた。
「ウフフ ダンデーさんなんだか楽しそうですわね」
「そうかね?結構面倒なもんなんですぜ
コイツは女と一緒でちょっと構ってやらねぇとすぐ臍を曲げちまうんでね」
肩をすくめて、サンデーの方を一度指差すと笑って見せる。
「んま!じゃあダンデーさんにとって私ってそんなに面倒なのかしら?」
少しすねた顔をして見せ、手にしていた赤えんぴつをクルンと回して、
ダンディーに向けて指す様な仕草をした。
「フフン ほぉら見ろすぐに臍を曲げた やれやれアンタのご機嫌取りも楽じゃねえ」
そう言って困った様な仕草をすると、二人はどちらとも無しにクスクスと笑った。
「さて それじゃあご機嫌取りに心を込めてコーヒーでもご馳走させていただきますかね」
と、立ち上がりいそいそと台所へと歩いていく。
「んもう!ご機嫌取りですって ウフフ でもありがたく頂戴しますわダンデーさん」
サンデーはニッコリと微笑んでそれを見送った。
464258 ◆dIB/bnkXys :03/07/24 22:30 ID:wWtpLQX8
………

それから大分時間が経ったが、ダンディーは台所に潜ったまま戻らない。
「どうなさったの?ダンデーさん」
採点を終え、手持ち無沙汰になったのも手伝ってサンデーも台所に向かった。
ダンディーが流し場の前で背中を丸めて何かしているのが見えた。
「ねぇ…ダンデーさん? まあ…」
流し場の上には随分と沢山のコーヒー豆の袋が並んでいた。
全てパッケージの色が違うところを見て、全て異なる種類の品種なんだと分かる。
それを一つ一つ、慎重に軽量スプーンに乗せてはペーパーフィルターの中に入れる。
「あの…一体何をなさってるんですの?」
「ああ 待ちくたびれたかい? 見ての通りブレンドをしてるんだが
…まぁもう少し待っててくれ  フフ とびっきり上手いコーヒーをご馳走しますぜ」
そう言って真剣に作業をしている姿が妙に可笑しくて、愛しい。

ダンデーさん、今日のアナタなんだかとっても不思議、こんなアナタ初めてですわね。
それにとってもご機嫌がよろしいのね、こんな雨の日なのに。
それとも雨の日だからそんなにご機嫌よろしいのかしら?
何時も何時もアナタを見ていたけれど…今日は初めてが沢山ね。

そう思うとダンディーの背中にそっと抱きついた。
突然のサンデーの柔らかい感触に少し驚いた様子のダンディーが、
それでも真剣に作業を続けながら聞く。
「…ム どうした?」
「ごめんなさいね お邪魔しちゃいますけど…少しこうさせてくださいな」
そしてその手をダンディーの胸のあたりに回してみる。
その手にダンディーの鼓動が少しづつ早くなっていくのを感じた。
「あの…まぁ邪魔じゃぁないが…その」
「ウフフ…何ですの?」
「ここじゃぁ…そのなんだ せ・折角のブレンドを引っ掻き回しちまう」
そう言ってサンデーの方に向き直る。
ダンディーの顔は少し困ったような、それでいて照れた顔をしている。
465258 ◆dIB/bnkXys :03/07/24 22:31 ID:wWtpLQX8
サンデーは微笑んで、その顔を手でゆっくり撫でると引き寄せて軽く口付けをした。
それに応える様にダンディーの腕がサンデーの背中に回って抱きしめる。
「全く コーヒーは後回しだな」
そう言って軽く溜息をついてみせたが、その顔は軽く微笑んでいた。

台所のテーブルに座らされたサンデーの背中に手が回る。
そして一気にファスナーを下ろされると、スルスルと下着ごとそれを下ろした。
少し湿った空気の感触が全身に触れる。
そうされながら、サンデーはダンディーの首に巻いてあるスカーフを外し、
サングラスと帽子も一緒にとるとテーブルの上に置いて順番に服を脱がしていった。
時折、シトシトと控えめに雨の音が聞こえる。
お互いの服を脱がせ終えると、ダンディーがサンデーの背中を抱えてテーブルに押し倒す。
「フフ こんなトコロで…なんだか変な感じですわね」
天井の照明を背負う格好で逆光を帯びたダンディーの顔を見つめて、
恥ずかしそうに呟くともう一度口付けをする、今度は深く舌を潜り込ませる。
雨の音よりも近く、ピチャピチャとした水音が台所に響く。
薄っすらとサンデーが目を開くと、少し口を離して舌を突き出す様にして
お互いの舌を絡ませる。
吐息が漏れる中、しばらくお互いの舌を愛撫しあった。
「ン…んふ」
サンデーが時折体を小刻みに震わせながら、
その手をダンディーの首にかけ耳のあたりを擽る様にする。
「ハハ…おい くすぐってぇな」
サンデーの顎のあたりに口をつけた格好でダンディーがその仕草にみじろきさせる。
「ダンデーさんご存知? くすぐったく感じる部分って性感帯なんですってよ」
そう言って上体を起こし、更に指を器用に動かして耳全体を形作る様に撫で回す。
サンデーの唇が近づく感触が、熱を帯びた吐息で感じる。
「アッ…おい サンデーさん よさねぇか…!!」
突如耳元を襲ってきた湿った感触と、荒い吐息にダンディーの全身がビクッと動く。
そしてサンデーの乳房の上に乗っていた手が動きを止めた。
466258 ◆dIB/bnkXys :03/07/24 22:32 ID:wWtpLQX8
ついと顔を離し、ダンディーの顔を覗き込んだサンデーは
「ウフフ…初めて知りましたわ ダンデーさんってお耳 そんなに感じなさるのね」
楽しそうに言うと目を閉じて、また深い口付けをした。
「ああ クソ 本当アンタって人は…」
狼狽しきった表情のダンディーは自身を落ち着けて、愛撫を再開させる。
「フフフ それじゃぁアンタは全身性感帯ってトコだな」
そう言って両の手でそれぞれに乳房をグイッと持ち上げそれを揉みしだきながら、
自身の体を圧し掛からせる様にしてサンデーの耳元に口付けした。
舌を差し込まれ、それを蠢かせられるとまるで産毛の一本一本を撫でられている様な、
そんな感覚がサンデーを襲った。
その間も両の手は愛撫を止めず、片方の指がその突起を摘み上げ、もう片方の指の腹
で突起を転がす様に撫でまわしている。
「アッ! アン…ンン ウンン 私…そこはダメ ですの…」
そう言って身を震わせると、耳元でダンディーが囁く。
「フーン そこってぇのはどこだい?」
「アン…意地悪 な人…アフ アッ アッ」
「フフフ 大丈夫な場所を探した方が早そうですなぁ なぁサンデーさん?」
そう言うとダンディーは体を屈ませて、サンデーの足を取る。
羞恥ですこしぼうっとし始めたサンデーの足の指先に突然湿ったモノが当てられた。
「キャッ! ひゃぁっ イヤ ンン! くすぐった…アアン!」
「確かにアンタの言う通りだ くすぐったい場所ってのは性感帯な訳だな ハハハ」
「んもう…アン ダンデーさん てば…許しませんからね」

満足そうにダンディーは笑って、羞恥で顔を赤く染めたサンデーの足を掴み、
体を二つに折り畳むような格好にさせた。
「そう臍を曲げなさんな お互い様だ お互い様」
467258 ◆dIB/bnkXys :03/07/24 22:32 ID:wWtpLQX8
そう言って二つ折りにされた事によって丸見えになっているサンデーのそこと、
サンデーの顔とを交互にじっくりと眺める。
「ア…嫌ですわ そんなに見ては…アッ アッ アアン!」
サンデーが最後まで言うのを待たずに顔をもっと近づけると舌を突き出し、
二度・三度と秘所の上で赤く充血して大きく腫れあがっている部分を突付いた。
そしてそれを口全体に含むと、わざとらしく大きな水音を立てて口内で転がした。
「アハッ! アッ アッ だめぇ…そんなに しては…アアッ! ハアァァン!!」
サンデーが顔を上げると、自分の秘所に顔を埋めているダンディーが目に入る。
その目と目が合うとダンディーが笑ってみせて、
その視線にサンデーは益々羞恥を覚えて激しく身悶え、快楽に溺れた。
すると突然上体を抱え上げられ、片腕でそれを支えられると荒々しく口付けされる。
「アッ…ふんん はぁダンデー…さ ん」
サンデーが全身で口付けに酔っていると突然、
充分に水気を湛えた秘所にダンディーの指が滑り込む様にして進入した。
「アッアッ! ひゃぁはっ…くうううんん!!」
サンデーの秘所をダンディーの指が激しく出入りしているのがサンデーからもよく見えた。
泥をこねているような大きな水音をたて、共鳴する様にサンデーが大きな声をあげる
「ヒヒャッアッ! アッ! はぁ! だめ おかしいん ですの…!」
「フフ いいさ おかしくなっちまいな」
耳たぶを軽く噛まれるとサンデーはふるふると頭を振って激しく悶えた。
ダンディーの体に爪を立て、瞳に涙をためて哀願しだす
「アアッ! お願い ダンデーさん 何か…出る! でちゃうぅ!! アッ!アッ!」
全身を戦慄かせて一度大きく頭を振り上げると全身を硬直させる様な格好になった。
その瞬間サンデーの膣でダンディーの指が内壁を掻き出す様にした。
「アッ―――――――――――!!!!」
床の上にパタパタパタッと大量の水滴の落ちる音。
「アッ…ん いやん 私ったら…」
全身から力を無くし、ダンディーにもたれ掛かる様な格好で肩で息をしているサンデーは、
その床に飛散した自らの体液を眺めていた。
468258 ◆dIB/bnkXys :03/07/24 22:34 ID:wWtpLQX8
何度目かの口付けを呼吸を整えながら繰り返していると、
まだ熱を湛えているサンデーの下半身にダンディーの硬直した自身があたってくる。
「んん…ダンデーさん はぁ きてぇん…」
瞳に涙を貯めたサンデーはダンディーから口を離すと湿った声で呟いた。
ダンディーはそれに笑って頷いた。
突然サンデーを抱え上げダンディーが全身でサンデーを支える様にして
自分の体をテーブルにもたれかからせた。、
そのまま躊躇う事なく一気にサンデーの体を引き落とし、ダンディー自身を突き刺した。
「アッ アッ アッ!!!アア―――――――!!!!」
自分の体重が沈み込む度にダンディー自身を奥深くまで食い込んでくる。
サンデーはダンディーの肩に両腕を回して掴まり、なんとか体を持ち上げようとした。
「アフッ アッ ふか い 当たってるん…アハッ はぁんはあぁぁ!」
お尻を思い切り掴まれそれを上下されて激しい水音を立ててサンデーを責めたてる。
お互いの舌を突き出して絡ませながら、サンデーは必死にダンディーにしがみついた。
「うぁ! んふ やぶれ…るんん クフウ――!!んふンンン キツ キツイィィィ!」
「ああ アンタの奥に当たって るぜ キツイ…ふう か?」
「アン アン! キツイ! キツイですわぁ!だめ!イクイク イックぅ!!」
サンデーはなんとかテーブルの上に両足を掛けると、
それを踏ん張らせて上体を思い切りそらした。
ダンディーの目の前で丸で踊る様に快楽に悶え、痴態を晒す。
「フフ 気持ちいいのか フッ! …こんな場所でこんなになっちまって
ハハ…クッ アンタ最高の 女だぜ」
「アアン 嬉しい 嬉しいわん はぁぁぁアナタも 最高 最高のヒトで アハ…イックゥン!!」
サンデーが再度絶頂を迎えると、その振り上げた頭を掴み、
強引に引き寄せ貪る様に口付けをした。
唇の端からどちらのとも分からない唾液が漏れ出すのも構わないでいる。
「んふ んふ ふああ ねぇん きてぇ ダンデーさ ん! 膣! なかぁ出してぇん!」
469258 ◆dIB/bnkXys :03/07/24 22:34 ID:wWtpLQX8
「んふ んふ ふああ ねぇん きてぇ ダンデーさ ん! 膣! なかぁ出してぇん!」
突然の申し出にダンディーは驚いた顔をして、
「馬鹿…いっちゃ いけねぇ くぅ そんな事できねぇ」
「いや いやん 欲しいん ハァ! 私自分の体…アフ よーく分かって アッ ますわ」
そう言うとサンデーは膣を思い切り締め上げてダンディーの欲望を開放へと導く。
「アッ ダメだ いけねぇ サンデーさん…! クッ イク イクぞ…!!」
ダンディーが腰を引き抜こうとすると、それをサンデーの両足が組み込んで拒む。
そしてダンディーはそのままサンデーの中に思い切り欲望を解き放った。
「アッ アッ 温かいの… きましたわん…ダンデーさんの うふ はぁ」…

両足を組んだままの姿勢で肩で息をしているダンディーを離さず硬く抱きしめ、
二人は繋がったままでいた。サンデーは充実感を湛えた表情で口付けする。
「ああ…アンタ いくら大丈夫とは言っても…」
そう言いかけたダンディーの唇をサンデーの人差し指がツンと押し当てる。
「平気ですわ 平気 …何より私今とっても嬉しいんですのよ」
「いや だから…自分をもっと大事にだな…」
「アラ アナタらしくない科白ね 普段のアナタにそのお言葉そっくりそのままお返ししますわ」
「ハハハ…参ったね どうもアンタには」
「うふふ お互い様ですわ お互い様 ね?」
470258 ◆dIB/bnkXys :03/07/24 22:35 ID:wWtpLQX8
ついさっきまで忘れていた雨の音が、思い出した様に台所に響いてくる。
「なんだか今日のアナタ…いつもと少し違うみたい なんだか私とっても嬉しくって」
「そうかねぇ…」
ダンディーはもう服を着込んでコーヒーを入れる作業を再開したいた。
「ええそうですわ  ウフフ 益々アナタの事好きになっちゃたみたい…」
「アンタもいつもと違うな …随分と大胆だ」
「そうかもしれませんわねぇ ウフフ でもなんだかとっても楽しいわ」
「そうかい そりゃぁ良かった ささ サンデーさんコーヒーどうぞ」
てきぱきとした仕草でまだ下着を着けているサンデーの前にコーヒーを差し出した。
「あらとってもいい香りですわね ありがとうダンデーさんいただきますわね」
「どうぞどうぞ」
しばらく黙ってコーヒーを啜る。
「美味しい!…あら コレ ブランデーが入っていません?」
コーヒーカップを口につけた姿勢のまま、ダンディーはニヤリと笑って頷く。
「フフ アンタブレンドの種類はちっとも分からねぇのにやっぱり酒が入ってるのは
気がつきましたなぁ いやぁ 流石サンデーさんだ」
「んま! だってこれブランデー沢山入ってませんこと?だから分かったのよ」
顔を赤くしてアタフタと言い訳をしているサンデーに、
チッチッと指を振ってダンディーは否定した。
「いーや ほんの数滴だな」
「んもう…ダンデーさんってば…」
肩を揺すらせて笑っているダンディーを少し頬を膨らませて見つめる。
「…雨の日って案外楽しいものですわね」
フッと表情を穏やかにしてサンデーは言った。
「そうだろう? アンタ雨の日は好きかい?」
ダンディーはもう一度サンデーに質問をすると、サンデーはニッコリと微笑んで答えた
「ええ…好き 好きですわ
だってダンデーさんのいつもと違うところ沢山みる事が出来ましたもの…」

雨が運んでくる湿気を帯びた空気がコーヒーの香りをそのままで佇ませ、
ゆっくりとした時間を存分に二人の間を流れていた。
471258 ◆dIB/bnkXys :03/07/24 22:37 ID:wWtpLQX8
おすまいです
スレ汚ししつれいしますた。

個人的には434さんのガラ×トウのエロ小説…きぼんぬ
(;´Д`)ハァハァ
472名無しさん@ピンキー:03/07/24 22:55 ID:IUbI5Sid
ご、ごちそうさまであります…
今宵も栗の花をガバチョと咲かせまするぞ…(;´Д`)ハァハァ
473名無しさん@ピンキー:03/07/24 22:55 ID:OSxV6uPb
中田氏キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
今回の機嫌がいいダンデータン素敵ですなあ。かわいらしくすらありまつ。
サンデータンが嬉しくなっちゃうのもわかるよ。。。
258サマは毎回毎回エロ以外の描写にも愛が感じられてファンでつ。ありがトウ
474名無しさん@ピンキー:03/07/24 23:03 ID:FGVOZfW6
新作ごちそうさま!
今回はダンディの腰をロックするサンデータンの脚となぜか463の赤えんぴつに激萌え
475名無しさん@ピンキー:03/07/25 00:38 ID:7KbgV4jp
前半の会話がほのぼのとしてTVのHYOTAN島という感じでとてもよかったです
その後のH描写も最高にもえた…(;´Д`)ハァハァ
拳銃の手入れをするダンディーさんの手馴れた手つきや、サンデー先生の
可愛らしい仕草が目に浮かぶやうです・・・
甘い萌えをありがとうございますた
476名無しさん@ピンキー:03/07/25 12:47 ID:gprcaaQx
258さんの書くダブルデー会話シーンは毎回イイですなぁ(´Д`;)ハァハァ
なんだか二人のやり取りが非常にやらしくて更に(´Д`;)ハァハァ
漏れも赤えんぴつのあたり激萌えしますた
大人のエロスだ…
なんだか情景がありありと浮かんできますた
エロシーンも毎回内容が違ってるのには感動しまつ。
今度はどんな内容でくるのか楽しみでつ
477あぼーん:あぼーん
あぼーん
478名無しさん@ピンキー:03/07/25 23:46 ID:mqCI1kjO
258さんのダブルデーさんには毎度毎回(;´Д`)ハァハァでつ。
エロさの中にも気品があるサンデー先生がかなりステキ…

>>467の「ダンデー…さ ん」って表現が儚げでイイ!

次回作も期待してます。
479あぼーん:あぼーん
あぼーん
480あぼーん:あぼーん
あぼーん
481あぼーん:あぼーん
あぼーん
482434:03/07/26 22:25 ID:5BXkBn9f
ダンデーさんご機嫌・・・(;´Д`)ハァハァ
会話に激萌えいたしました!

258さん、どうかダンディー×ガラさんは保留だなんて
言わないで下さい。・゚・(ノД`)・゚・。

と言いつつ、続きを晒させて頂きます・・・
483434:03/07/26 22:26 ID:5BXkBn9f
さっきまでの嵐が嘘のように静かな海。
日も沈み、海は鈍い光をたたえて静かに波打っていた。

ひかり号は漆黒の闇の中を走っている。
嵐の被害でマストも折れ、荒れ果てた甲板のうえで、ガラクータはひとり海を眺めていた。
「アイ、ガラクータ。ここにいたのかね」
突然声をかけられ、ガラクータは驚いた表情を見せる。
「あ、あら・・・トウさんじゃない。人の背後に、そっと近づくなんてたちが悪いわねェ」
「考え事でもしてたのかね?」
トウヘンボクは懐から煙管を取り出し、プカプカと煙をはいた。
「・・・海を見ていたんですよ」
「・・・・・・・・」
そう答えたガラクータの横顔に、トウヘンボクは思わず見入ってしまった。
数時間前、ひょうたん島の大人たちをイカダで嵐の海へ流した時に、ガラクータが見せた
鋭利な刃物のような冷たい、氷の微笑み。それが今は別人のようだ。
優しい微笑を浮かべてはいるが、どこか悲しげな横顔は美しく、とても儚いもののように見えた。
トウヘンボクは不意に、ガラクータを抱きしめ、その肌に触れたい衝動に駆られた。
「ねェ、トウさん」
「ア・・・?」
トウヘンボクは、内心の動揺を必死で押さえて、なんとか返事をした。
「寝付けなくて困っていたのよ。・・・ここは冷えるわ、中に入って少し飲みましょ?」
484434:03/07/26 22:27 ID:5BXkBn9f
「あら。ラムしかないわ・・・、トウさん?ここにあったワイン知らない?」
「たしか・・・ヤッホーのやつがキッドの館に運び込んでたね」
「ヤッホー君が?いやねェ、変なところだけ気がきくんですから・・・」
そう言ってガラクータは、グラスにラム酒をなみなみと注いだ。
時折、ギィギィと聞こえる音は、トラヒゲが船倉でオールを漕いでいる音だろうか。
その音がなかったら静かすぎて、間が持たなかったかもしれない。
「子供たちも寝たようね」
グラスをトウヘンボクに手渡しながら、ガラクータがぽつりと呟いた。
そして、トウヘンボクの隣に腰掛け、黙ってグラスを傾ける。
ブロンドの巻き毛が揺れるたび、柔らかな香りがあたりに漂った。
トウヘンボクは、むくむくと頭をもたげてくる激しい感情をなんとか抑え、それを
ラム酒と一緒に腹の中へ飲み込んだ。
「キ印の謎も解けたし、きっとキッド船長の宝も、もうすぐ手に入るあるね」
トウヘンボクは努めて明るい声で言った。
「そうね。だけど、まだ油断しちゃいけませんよ。子供たち、とくに博士・・・彼は頭がいいわ。
おまけに正義感が強い。わたしたちが、サンデーさんたちをイカダで流したことを知ったときの
あの顔を見たでしょう?今にきっと報復しようと行動を起こすでしょうね」
ガラクータはあくまで冷静に言う。
「だけど大丈夫よ。よっぽど油断しないかぎりはね・・・」
トウヘンボクに軽く微笑みかけ、左手の義手を撫でた。
「おっと・・・あんまりぺらぺら喋らない方がいいわね。林檎樽の中から秘密の話を聞かれて、
結局宝を手に入れ損ねたら、それこそわたしたち救いようがないわ・・・フフ」
有名な冒険物語の一場面だ。
「なにしろジム・ホーキンズ少年なみに勇敢な子供が5人もいるんですからねェ」
ガラクータはそう言いながら椅子から離れると、蓄音機をかけた。クラシックが緩やかに流れ出す。
トウヘンボクは、ほっとした。
ガラクータのよく響く声を、この静寂の中で聞いていると、理性が溶け出しそうになるのだ。
少し落ち着こうと、再び煙管を取り出した。
485434:03/07/26 22:28 ID:5BXkBn9f
「・・・ねぇトウさん、昨日のことだけど・・・」
蓄音機の前に立ったまま、ガラクータは小さな声で言った。
「・・・長官のところに行かないで、ホントに良かったわ。・・・止めてくれて、感謝しているのよ」
あそこで、もしトウさんに声をかけられなかったら、わたしは・・・と消え入るような声で続けた。
トウヘンボクは思わず吹き出した。
「ちょ、ちょっとトウさん!?なに笑ってンのよ、人が真面目に話してるのに・・・」
ガラクータが、その形の良い眉をつり上げ、抗議する。
「アイー、悪い悪い」
トウヘンボクは昨夜のことを思い出した。

「わたしってこんなに嘘が下手だったかしら?」

「大丈夫よ、必ず成功するわ。今まで一度もこの手で失敗したことはないんですからね・・・」

「なにを謝っているんです?・・・ちょっとトウさん、それ以上近づくことは許しませんよ」

「もっとも、海賊友の会の繁栄より、わたしとの幸せを望んでくれるのなら、の話だけど」

思い出せば思い出すほど、ガラクータの言葉には、強がりと高慢さとが溢れていた。
あんな高慢な態度を取っておきながら、今になってしおらしく感謝の意を表に出すガラクータが、
トウヘンボクには無性に愛おしかった。
海賊友の会の為に、身体を売っていたという事実は、決して喜ばしいことではなかったが・・・。
486434:03/07/26 22:28 ID:5BXkBn9f
ガラクータが思い出したように笑い出した。
「フフフ・・・あの長官ったら偽者だったのよね・・・ウフフ」
そう言って片目を閉じ、懐から一枚の紙を取り出した。長官から取り上げた、例の辞令だった。
「長官を、縄でぐるぐる巻きにして連れてきたときのあなたの顔・・・フフフ」
ガラクータは心底おかしそうに笑った。
「・・・なにがおかしいね。あいつはワタシらを騙してたね」
トウヘンボクはガラクータを軽く睨みつけ、フッと紫煙を吐いた。
もしもガラクータが長官と寝た後だったなら、トウヘンボクはその辞令を見つけたときに、
長官をその場で八つ裂きにしていただろう。
「ウフフ、そぉねェ・・・」
青みがかった綺麗な翠玉のような瞳に、トウヘンボクが映った。

視線が絡まり、突然ガラクータは胸のあたりに息ができなくなりそうな、強い圧迫感を感じた。
見えない棒で操られた人形のように、トウヘンボクのもとへ崩れ落ち、その肩に頭を埋める。
「ガラクータ・・・」
蠱惑的な香水の匂いが、トウヘンボクの理性を、徐々に遠くへ押しやってゆく。
「トウさん・・・」
切なげに息を吐き、すり寄ってきたガラクータの身体は、驚くほど冷え切っていた。
どれだけ長い時間、吹きさらしのあの甲板に立っていたのか、そしてそこで何を考えていたのか。
トウヘンボクの胸は締め付けられるように苦しくなった。
ガラクータの声と身体が小さく震えた。
「わたし・・・寒いわ・・・」
トウヘンボクは、これ以上ないほどの緩慢な動きで、壊れ物に触れるようにガラクータの身体に手を回した。
冷え切ったその身体を抱いていると、不思議なことに理性が戻ってきた。
「・・・部屋に・・・行きましょう・・・?」
ガラクータが、小さくつぶやく。

誰もいなくなったキャビンで、蓄音機の音がまだ響いていた。
487434:03/07/26 22:29 ID:5BXkBn9f
ガラクータは、部屋に入りドアを閉めるや否や、トウヘンボクに体当たりするように抱きついた。
そしてトウヘンボクの唇に、自分の唇を乱暴に押しつけた。
「ガラ・・・!・・・ン・・・」
歯が、がちがちとぶつかり合う。
更に、口づけたままトウヘンボクの胸のホックをもどかしそうに開け、
そのまま首筋へと唇を下ろしていく。
ガラクータのあまりの激しさにトウヘンボクは戸惑った。
「ガラクータ・・・、アイ、ちょっと待つね・・・」
ガラクータの肩へ手をやり、言い聞かせるように囁いたが、その耳には届いていないようだ。
「・・トウさん・・・!ン・・・ハァッ・・・ハッ・・・」
翠玉の瞳に、焦りと不安の光が宿っているのをトウヘンボクは見逃さなかった。
ぴちゃぴちゃと卑猥な音をたてながら、ガラクータの舌が這う。
熱く、荒々しい息づかいは、まるで肉食の獣のようだった。
そのままおもむろに床に跪き、まっすぐ下半身に手をのばしかける。
トウヘンボクは、とっさに身を引いた。
「アイ、ま、待つね・・・」
ガラクータは、口を半ば開いたままトウヘンボクを見つめた。
「・・・・・・・・・・トウ さん・・・?」
息をするたびに肩が大きく揺れた。
乱れた髪は、透き通った白い肌にぺったりとはりついている。
「・・トウさん?・・・どうしたっていうの・・・?」
トウヘンボクは問いには答えずに、ガラクータの冷たい手を取り、ベッドに座らせた。
「・・・ガラクータ、そんなに焦らなくてもワタシ、逃げたりしないね」
肩を抱き寄せ、子供にするようにその肩をポンポンと叩きながら、もう片方の手で、
ガラクータの右手を口元へ持っていく。口づけたり、息を吹きかけたりしながら体温を移し、温めた。
熱い吐息を漏らし、小刻みに震えていたガラクータだったが、
やがてトウヘンボクに身体をあずけ、目を閉じた。
「・・・だって・・、・・わたし・・・怖いのよ・・・、・・・」
ガラクータが何に恐怖を感じているのか、トウヘンボクには分からなかった。
ただ、包む込むように抱きしめることしかできない。
488434:03/07/26 22:31 ID:5BXkBn9f
長い沈黙が続いた。
激しい息づかいも次第に落ち着き、眠ったように目を閉じていたガラクータが、不意に口を開いた。
「・・・馬鹿ねェ・・・わたし、・・発情期の猫みたいに目の色を変えて・・・恥ずかしいわ」
口の端をつり上げて自嘲気味に笑う。
発情期の猫・・・まさにその通りだったが、トウヘンボクは黙っていた。
黙って抱きしめ、頬や耳元に唇を寄せた。
切なげなため息がガラクータの口からこぼれ出る。
そして顔をあげたガラクータは、困ったような表情で、涙を浮かべていた。
「ねェ、トウさん?わたし・・・、わたし、まともな恋愛なんて初めてなの・・・
どうしたらいいのか・・・・・・分からないわ・・・」
そう言うと、トウヘンボクの肩に頭を押しつけ、黙り込んだ。
ガラクータの、海賊友の会理事長としての仮面の、裏側を全て見てしまった思いだった。
決して弱音を吐かない気丈さの裏側は、こんなにも不安定で危うい女性。そして・・・。
トウヘンボクは、肩を震わせ始めたガラクータをそっと柔らかなシーツの上に横たえさせ、
青白くみえるほど透き通った頬に、額に、口元に、そしてその鮮やかな赤い唇に、口づけた。

その口づけは徐々に熱を帯び、濃厚なものへと変わる。
トウヘンボクの右手は、服の上からガラクータの体温を確かめるように、動き回っていたが、
やがてブラウスのボタンをはずし始めた。
服を丁寧に脱がせながら、トウヘンボクの唇は首筋へと移動する。
「・・・ン・・ッ・・・」
ガラクータがくぐもった声を漏らした。
鎖骨の線をなぞり、か細い二の腕を愛おしげにさする。
胸や、腹のあたりに古い傷痕があった。それを見られ、ガラクータは少し身じろいだ。
「ああ・・・見ないで・・・」
そう言い、うつ伏せになった背中にも同じような傷痕がある。
しかし、着ているものを全て取り払ったガラクータの肢体は、
直視すれば目が潰れるのではないかと思われるほど、美しかった。
左腕の義手だけが、恐ろしいほどの無骨さをもって浮き立っている。
トウヘンボクは、ガラクータを見た。
怯えるように見開かれた目は、トウヘンボクだけを映し、揺らいでいた。
489434:03/07/26 22:32 ID:5BXkBn9f
再び抱き合うと、トウヘンボクは愛撫を始める。
ガラクータのその豊満な胸が早鐘を打ち、トウヘンボクの手を押し返すように弾んだ。
「・・・あッ、ああッ、・・・ンッ・・・!」
押し殺していた喘ぎ声が大きくなる。
長いまつげを伏せ、鼻にかかった甘い声を切なげに漏らしている。
トウヘンボクの舌は、首筋、胸元、腹部、と順繰りに這った。
「・・・あッ、アッ、ハァッ・・・ン・・・ン・・・ッッ・・!」
敏感な場所へ触れるたび、白い身体が勢いよく弾み、その口から狂おしい喘ぎがこぼれる。
「や・・・ああッ・・・い、や・・・、は、恥ずか、しい・・・ンッ・・・、・・・ッ」
羞恥心とは裏腹に、ガラクータは無意識のうちにじわじわと脚を広げていった。
そこに滑り込むように、トウヘンボクは頭を沈め、もっとも敏感な箇所を愛撫した。
ガラクータは甘い悲鳴をあげる。
「 アッ!い・・や・・!ンンッッ・・ッ!アアアッ アーッ・・・!!!」
その意識は、心地よい快感の奔流へと飲み込まれていった。

ガラクータは、全身を緩やかに巡る、心地良い充足感を感じていた。
トウヘンボクは結局それ以上の行為をしようとはせず、ガラクータが眠ったように目を閉じているのを
見届け、静かに部屋を去ろうとした。
何故か、今はまだこの女性を抱く時期ではない・・・、と思ってしまったのだ。
その瞬間、トウヘンボクの黒い弁髪をつかむ手があった。
「・・ん・・・トウさん?・・人にばっかり、イイ思いをさせて・・そのまま行ってしまうつもり・・・?」
ガラクータが目を閉じたまま声をかける。
「ワタシの心臓もうパコパコ、これ以上すると故障ストップね」
そう言って、フェフェ・・と陽気に笑った。
「中国の古いことわざにあったね、『おいしいものは最後までとっておけ』とねぇ」
「まぁ・・・下品ねェ・・・フフフ」
小さな笑い声をたてたガラクータは、少女のような愛らしい笑みを浮かべていた。
490434:03/07/26 22:34 ID:5BXkBn9f
「ねェ、トウさん・・・もう一度、抱きしめて・・・?」
甘えるように言う。
その白い華奢な身体を、トウヘンボクはぎゅっと抱きしめた。
「・・・ありがと・・」
「・・・さあさあ、もう寝るね。明日は忙しいあるよ」
「ええ・・・、おやすみなさい」
トウヘンボクの身体から離れ、ガラクータは静かに身を横たえた。

ガラクータは、久しぶりに安らかな眠りにつくことができた。
だが、それがあだになった。
予想していたはずの博士たちのクーデターに、まんまとやられてしまったのだ。


樽詰めにされ、海へと流された海賊四人組は、なんとか樽から抜けようともがいていた。
「ヤッホ!ガラクータ、おれたちゃこれから一体どうなるんだい?」
「さァねェ・・・なるようにしかならないんじゃなぁい・・・?」
ガラクータは溜め息混じりでヤッホーに答えた。
「ってえことは、このまま死ぬかも知れねえってことだな。イヤだ、イヤだよ!」
「アイアイ、ドタバタ、ジタバタしないね。どうせワタシら、流れ者よね」
トウヘンボクは小声でガラクータに話しかける。
「(言いたかないけどね、ガラクータ。おまえ、こうなることを予想してたくせに
なーにとっつかまってるあるか!)」
「(ちょっとちょっとトウさん!あなたこそ、わたしのその話を聞いてたくせに
グースカ寝ちゃってたンでしょうが)」
ガラクータも負けじと言い返す。
491434:03/07/26 22:36 ID:5BXkBn9f
「アイー・・・」
「もとはといえば、トウさんがあんなことするから・・・あ、エエト・・・、う、うん、そうよ・・・
わ、わたしがぐっすり眠れちゃったんじゃない!」
ガラクータは顔を真っ赤にしながら言いがかりをつける。
「アイー!?そ、それワタシのせいじゃないね!」
「お前らなに言ってんだ?」
ドタバータとヤッホーは不思議そうに二人の様子を眺めている。
「なんでもありませんよ!」
そのときドタバータがふと、トウヘンボクを見て不思議そうに呟いた。
「あれぇ?トウヘンボク、お前のドジョウ髭になんかついてるぜ?・・・糸くず?
のわりにキラキラ光ってるけど・・・なんだぁ?髪の毛か?」
・・・・・
しばしの沈黙。
「・・・アーッ!?」
トウヘンボクとガラクータが同時にすっとんきょうな声をあげた。
「なんだよガラクータ?お前まで変な声出して・・・」
「イ・いいええなんでもありませんよ・・・」
ガラクータはなんとか樽から腕だけでも出そうともがいたが、胸につかえてなかなか出せない。
「トウさん、クッ、・・・あなたという人は・・・どういうつもりなの・・・?」
耳まで赤く染めて、トウヘンボクを睨みつけた。
「ア、アイー・・・と、とりあえず・・・歌っとく・・・かね?」
「はァ!?」
                            (BGMプカプカ波にさらわれて)
  ・・・おわり・・・

492434:03/07/26 22:43 ID:5BXkBn9f
長ったらしいうえに訳分からん話ですみませんでつ
よ、よかったら読んで下さいませ

もうなんていうか・・・
クッペを出したい。・゚・(ノД`)・゚・。とべそをかきながら書いてますた・・・
トウさんでエロを考えるのはむりぽ
スレ汚しですみませんでした
493名無しさん@ピンキー:03/07/27 10:38 ID:DrKs1rR4
うーわーガラ様かわいいよぅ!
434様最高でつ…(;´Д`)ハァハァ
494名無しさん@ピンキー:03/07/27 11:42 ID:bS6MbbZC
434様乙です。
ガラ×トウ純愛マンセー!!

優しく女ガラを見守っているトウさんカコイイ!!
495258 ◆dIB/bnkXys :03/07/27 14:40 ID:izHCi3JV
ウホッ!! いい純愛ガラ×トウ!

何故だか434さんの書かれる小説だとトウさんが異様に格好いい男に
見えるから不思議…そしてガラさん…もうタマラン(;´Д`)ハァハァ

すんません、なんだか気を使っていただいてしまって。
アレは言い訳でして、単純にオチにもっていくのにものすごい悩んで止まってる
だけですんで…あああああ ダメダコリャ

なんだかキモくってすんません。

そんな訳でこの清清しい読後感をぼっ壊す様な
性欲スレで出てたトラウマダンデーさん投下しますです。
もう勝手な設定みたいのバスバス入ってます…キモイヨーモレキモイヨー
そして相変わらず無駄に長いです。
496258 ◆dIB/bnkXys :03/07/27 14:41 ID:izHCi3JV
何故だか今夜は様子が違っていた。

ダンディーはそんな事を考えながら、いつもの五月蝿い連中から離れ、
久し振りの一人を味わっていた。
ラジオからは多分そうであろう流行歌が流れている。
韻を踏む様にウイスキーを満たしたグラスの氷がカツンと音を立てる。
「やっぱり一人は気楽なもんだぜ…」

コツコツコツ

たいして気兼ねした様子もなくサンデーが入ってくる
「こんばんわ ダンデーさん あら お邪魔だったかしら?」
「…いや かまわねぇ」
当然の様に隣に腰掛け、ダンディーに向かってニッコリ微笑む。
ダンディーの飲み掛けていたウイスキーを小さく喉を鳴らして飲み込む。
ダンディーはそれに目を併せないでいたが、しっとりと艶かしい視線を感じる。

こんな情景昔にもあったな。
だが昔だったらこんな時、ちょっとは気の利いた話も出来たかもしれない、
生憎、今の俺は流行歌も分からない気のイイヤロウになっちまった気でいる。
よしてくれ、そんな顔で見ないでくれ。
そんなアンタを目の前にして何を話せばいいのかね。

「こんなに部屋を暗くしてしまっては視力が落ちてしまいますわよ?」

そんな事を言って、アンタの直ぐ傍にスイッチはあるんだぜ。
だが女がこんな時に押したいスイッチはけして照明なんかではない。
497258 ◆dIB/bnkXys :03/07/27 14:42 ID:izHCi3JV
「そうかい それじゃぁそこのスイッチを押してくれ」
「そう… ええでも別に私は構いませんわ」
暫く二人で流行歌を聞きながら一つのウイスキーグラスを交換交換飲み交わす。
「うふふ なんだか懐かしいですわ 昔こんな風に過ごした事もありましたわ」
「へぇ それはいい思い出で しかし昔を懐かしむなんざアンタらしくねぇな」
「そうかしら アナタもそんな事考えてたんじゃないかしら?」
「ハハハ アンタも俺もイイ大人だ そんな事一つや二つじゃぁないだろ
それともサンデーさん 今でもその思い出が近く感じる程素晴らしいもんだったのかい?」
「んま! 意地悪な人ねぇ でもねダンデーさん思い出って美しいものなんですのよ?」
「美しい思い出ねぇ… 俺だったらやたら腹が減ったとか その為に初めて盗みをした
とか…そんな思い出ばかりだが…それも美しい思い出なのかね?」 
「…あ・その…でもその思い出があるからこそ今のダンデーさんがいるんですのよ」
「おーおー 流石先生だ 仰る事が違う」
「んもう! 馬鹿にしてらっしゃいますわね? 私今は単なる女のつもりですのよ」
サンデーは一瞬拗ねる様な素振りを見せ、ダンディーの肩にコツンと頭を乗せて呟く。
「そうですわ…ただの…アナタの女」
そう言ってその姿勢のままじっとダンディーを見つめる。

暗い室内、ラジオからは相変わらずどこの国のものだか分からない流行歌が流れている。
よもぎ煙草の煙が出口を求めて漂う空気が、より一層気だるい空間を作り出す。
ダンディーはウイスキーグラスをグイッと口に運ぶと、
口内にウイスキーをたっぷりと含ませ、サンデーの顎の先を掴むとグイと持ち上げると、
口付けをしてそれをサンデーの口内に運ぶ。
「ふんん!…んふ」
サンデーの喉がゴクンと鳴る。
「んもう…急にそんな事されてはこまりますわ」
サンデーは少し膨れた顔をしながらも、腕を自分の背中にまわしてジッパーを下ろし、
躊躇う事もなくゆっくりと下着をも剥ぎ取りその体をダンディーに任せながら、
馬乗りになって今度はダンディーの服をスルスルと剥ぎ取り始める。
498258 ◆dIB/bnkXys :03/07/27 14:43 ID:izHCi3JV
「どうしたい? アンタその気だったのか しかし雰囲気ってものが足りねぇな」
「もう その気なんてそんな言い方なさらないで だって…アナタの方から…」
「ハハハ よく言うぜ 女ってのはいつもそうだ」
「んま!どう言う意味かしら」
「いや いや 悪かった 俺が悪かった ハハハ」
そのまま、抱きしめ合って数回の軽い口付けをする。
その度、サンデーの甘い香水の香りがふんわりとダンディーの鼻を擽る。
自分はこんなに、こんなに幸福を感じる事が果たして許されるのだろうか…
そんな考えがダンディーの頭を過ぎった。
そのタイミングを狙い済ました様にラジオから流れ出した懐かしいブルース。
陽気で、それでいて哀しいそのリズム。
その音色と共にダンディーの目の前で自分を愛しげに見つめながら服を脱がしていく女が、
一瞬…天井の景色と一緒に姿を変えた。

その女の笑顔、自分の腕の下で快楽に悶える顔、そして…
その女の卑屈に歪んだ笑顔、自分の腕の下で引き攣りながら途切れていく鼓動。

「わあぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ダンディーが突然大声を上げサンデーを突き飛ばすと、
突っ伏して頭を掻き毟る様にして、全身をガタガタと震わせている。
サンデーは状況が飲み込めずにその姿を暫く黙って、少し怯えて見つめていた。
「あああ…頼む…頼むサンデーさん ラジオ ラジオを止めてくれねぇか」
「え・ええ…」
ブルースが止まり、室内はシンとした空気が漂う。
それでもダンディーの震えは止まらない、自分の肩を抱き萎縮しきった子供の様に。
サンデーは暫くその様子をなす術も無く見つめていた。
しかし、意を決してその震える肩に手を掛け、
小さくなっているダンディーを抱き寄せると自分の胸にキツク抱き寄せる。
呼吸もままならない程抱きしめ、丸で酸欠を促す様にキツクキツク…
499258 ◆dIB/bnkXys :03/07/27 14:45 ID:izHCi3JV
「………サンデーさん 俺は…俺は」
少し噛みあわない口調でダンディーがやっとの様子で言葉を吐き出す。
その言葉にサンデーは只ひたすら頷く。
「俺は…盗みをした」
「ええ」
「その為に…人を殺した」
「ええ」
「しかも しかもだ…愛した女を…殺した」
「…ええ」
サンデーの体が少し緊張する。
「あの曲が流れていた…ハハ 沢山の人間を殺してきた俺が…らしくねぇ
フフ 裏切られた…いや俺の立場がたまたまそうなっただけだ だから俺は…」
「ええ」
「あの日もこんな日だった そして俺は初めて…自分のこの この手を使って
…首を締めた 最後まで騙された振りをして愛なんざ囁きながら…
…この手で抱きながら…この手を使って…」
サンデーに抱きしめられながら、自分のわなわなと振るえている手を見つめ呟く。
「とんでもねぇ奴だったよ 首を締められながら言いやがった…
『アンタきっといつかこう思うわ いっそ殺された方がマシだったってね』…そして…」
そこまで言いかけてサンデーに抱かれたまま、
さっきより一層強くその身を震わせ黙り込む。 
サンデーは暫くその姿勢のまま震えるダンディーを優しく撫で続ける。
「でも…生きているからこそこの島にくる事ができたんですのよ
そして…アナタは子供達と私に出合って…こうして今日まで生きてきて…ええ
アナタ…言いましたわ いい大人なんだからそんな思い出の一つや二つあるって
私…アナタが過去に何をしていて…どんな女(ひと)を愛していても…」
そこまで言いかけて、唇を噛むと一度息を呑み呼吸を整えて言い直した。
「…私…せめてアナタの心のを全てを知りたいと思ってますのよ
たとえ教師としてそれが許せない事であっても…だって私…」
瞬間、ダンディーを撫でていた手に力が入る。

500258 ◆dIB/bnkXys :03/07/27 14:46 ID:izHCi3JV
「昔アナタが愛した人が今でもアナタを苦しめるなら…」
ダンディーを撫でるふるふると震える指先。
「私は…全てを許します そしてアナタと一緒に苦しみますわ」
小さな嗚咽が聞こえる。
静かな、静かな淀んだ空気の室内にダンディーを優しく抱きしめ愛撫する、
サンデーのシルエットがぼんやりと浮かび、そのシルエットが小さく震えていた。

サンデーがそっとラジオのスイッチを入れると丁度深夜の宗教番組が始まったのか、
パイプオルガンが奏でる賛美歌が流れてくる。
虚を付いた様に、ダンディーが起き上がりサンデーを押し倒し、荒々しく口付けをする。
唇と唇が一度当たると、噛み付く様な乱暴な歯がサンデーの唇を襲う。
サンデーが驚いた表情で目をむいたままでいると、その脚を強引に広げてみせ、
そのまま少し萎えたダンディーの自身を無理矢理サンデーのそこへと差し込んだ。
まだ受け入れる体制を作っていなかったサンデーのそこはミシミシと裂く様に、
ダンディーの自身とまぜこぜになる様に進入を許していった。
「アッ…!イタ…ダンデーさん ヤメッ クッ! はくうぅ!!」
嫌がって身を捩り逃げようとするサンデーの両腕を掴み、
捻り上げる様にして息を荒げながらダンディーはポツポツと呟いた。
「アンタ…本気でそんな事いってるのか? 信じるとかそんな話じゃぁねぇ…
耐えられねぇ 何故アンタがそんな事を言うんだ? 俺みたいな…」
ぐいぐいと、水気の無いそこを強引に割って入っていた自身を、
更に無理矢理に押し付け出し入れさせる。
そして捲くし立てる様にサンデーの顔に自身の顔をぐいと近づけ慟哭の様に続ける。
「分かるか?俺は…盗んだ 奪った 犯した 殺した 壊した 撃った
この世のありとあらゆる最低を全てやったどうしようもねぇロクデナシなんだぜ
アンタの様な出来た人間なんかじゃぁねぇ…
そんな俺の罪科を何故アンタが被る? すまなかった 突然だったんだ
頼むから忘れてくれ…傍にいてくれるならそんなに嬉しいことはねぇ だが…だが」
501258 ◆dIB/bnkXys :03/07/27 14:47 ID:izHCi3JV
次第に熱を帯びてくる自身が動きを止める。

「ねぇ ダンデーさんアナタ本当に私が出来た人間だなんて思ってらっしゃるの?」
目尻に涙を湛え、それでもダンディーの手を払い除ける事なくサンデーが口を開く。
「その程度の事許せないで人を愛する事が出来るなんてちっとも思ってませんでしたわ
 そうですわ 少なくとも…アナタの様な人ならね 多少の覚悟はしてますわ
それに私アナタの事一度としてロクデナシだなんて思った事ございませんのよ?
ねぇ ダンデーさん それともアナタ…」
そこまで言うと目尻に溜まっていた涙が堰を切って溢れ出す。
「そんなに…一人で苦しめられるのを望むんですの?私が一緒では嫌ですの?」
ダンディーのサンデーを戒めていた腕が緩み、力を失った全身が沈み込む。
やっと自由になったサンデーの腕がそのダンディーの背中を優しく撫で、
そのまま表情を変えずに天井を見つめて呟いた。
「それにアナタ どんなに沢山の罪を犯していてもやっぱり…嘘はついてませんでしょ?
あの時も言ったわ『俺は嘘だけはつかない』って ウフフ そうでしょ?ダンデーさん」
サンデーの肩の辺りに顔を埋めていたダンディーが姿勢を変えずフウッと溜息を付いた。

「…アンタは…どうも苦手だぜ すまなかったなサンデーさん 少し…どうかしてた」
そして繋がったままでいた自身をサンデーから引き抜こうと腰を引き上げようするが、
突然グイとサンデーの両脚がそれを拒み、より強く引き入れる。
「あ 何をしやがる 離さ…」
「いいんですの…いいんですのよダンデーさんこのまま …でも首を締めてはダメですわよ」
暫く振りに二人は目を合わす。
ダンディーの困った様な顔と、サンデーの静かに微笑む顔。
ラジオからは、昔日曜日の教会でイヤイヤ聞かされていたものと同じ様な説教が流れ、
二人の間を無遠慮に、耳をつつく様にして通り過ぎていった。
502258 ◆dIB/bnkXys :03/07/27 14:47 ID:izHCi3JV
「アッく…んん んふ」
ほんの少し眉の端を歪め、それでも静かな笑顔のままサンデーは、
自らの腰をゆっくりと揺すり、受け入れているダンディーの自身を快楽へ誘う。
「全く…俺ともあろうもんが情けねぇ どうもアンタには…」
ダンディーは暫く振りにほんの少しの苦笑いを浮かべてみせ、
サンデーの動きに併せてゆっくりと腰を揺すりだす。
少しずつサンデーのそこが水気を湛え始め、スムーズな動きが始まる。
「あっふ! ウン…ウン…ダンデー…さん アア…」
痛みの混じった、しかし穏やかな快楽がサンデーを突き上げる。
ダンディーの全身を優しく撫でるその手つきはまるで母親の様に優しく、
どこか諌める様なそんな動きで、その動きがダンディーにやんわりとした安堵をもたらす。
「ねぇ 私の事好き? ねぇ…愛してる?」
湿った吐息を湛えながらサンデーは途切れ途切れ、
それでもダンディーの目から視線をじっと離さないで繰り返しうわ言の様に呟いた。
「ねぇ んん… ダンデーさん 私は…アナタが好き 愛…してますわ」
暫くダンディーは困った表情のままでいたが、サンデーから視線を外しやっとの事で答えた。
「ああ…その…アンタが その いや えーと 好き…だ アンタを愛してるさ」
そこまで言うともう一度サンデーの方に視線を戻し少し笑って言った。
「改まって言うのは…結構辛いもんだ」
「ウフフ…でも 嬉しい アン… アッ アッ ハァ…ン!!」
じわじわと下半身から昇ってくる快楽にサンデーが小さな絶頂を迎え、
全身を跳ね上げる様にしてダンディーをきつく掴んだ。
それに併せてダンディーの動きが速度を上げ、もう一度絶頂へと突き上げる。
「アッ アッ アッ ッッッ…!!」
「ああ…サンデーさん ハァッ クッ…!!」
連続してサンデーが絶頂を迎えるのを確認すると、
サンデーの腹の上に自身を抜き出し、一斉に欲望を解き放った。
ゆっくりと肩で呼吸を整えて、お互いの体をピッタリと引き寄せるとダンディーのその体液を、
余計に擦り合わせる様にして抱き合い、深い口付けをした。
503258 ◆dIB/bnkXys :03/07/27 14:48 ID:izHCi3JV
ラジオからは放送終了を伝えるアナウンスと退屈なイージーリスニングがかかっている。
煙草に火を付け少し背中を丸めてそれを吸い込むと、溜息交じりに吐き出している。
そんなダンディーの姿を傍らに座り、その肩に頭を乗せてサンデーは見つめていた。
「本当に俺は…どうかしていた すまなかった…」
「ええ そうですわねぇ」
サンデーは突然そう呟いたダンディーにシレっとした様子で答える。
「いい気分しねぇだろ オマケに痛い思いまでさせちまって…本当に俺は…」
「ええ そうですわねぇ」
「…あの…ウム まぁそうだな その…なんと言っていいか」
余りにもサンデーが構う風も見せずに答えているので、
ダンディーは言葉が見付からなくなって頭を何度か掻いてみせる。
必死に言い訳を考える子供の様になって。
「もう…怖がる事なんて無いんですのよ?」
「…え?」
肩の辺りの重さが消えたのを感じた瞬間、
背後から掻き抱く様にサンデーの腕がダンディーに巻きつき、
サンデーのゆったりとした優しい吐息と鼓動が柔らかい肌の感触と共に伝わる。
「これからもどうか…嘘だけはつかないでくださいな
私にも…勿論アナタのアナタ自身の心にも ね ダンデーさん…」
「………ウム」

やはり今夜は何故だか様子が違っていた。
今度あの曲が流れた時はきっとそんなに辛い思い出はやってこない、
美しい思い出とはいかなくても…。 だがそれで充分だ。
「そう それでいいんですのよ」
ダンディーの心を読んだようにサンデーは答える様に呟いた。
ザーザーザーと放送を終えたラジオから控えめな音が響く、
紫色を含んだ細い煙草の煙が他の空気の動きをまったくうける事なく、
ゆっくり、ゆっくりと天井に昇っては消えていった。
504258 ◆dIB/bnkXys :03/07/27 14:49 ID:izHCi3JV
おすまいです。相変わらずスレ汚染スマソ

なんだか妄想全開ですんません
もう夢見てていいお年頃でもなかろうに…
505名無しさん@ピンキー:03/07/27 15:22 ID:EGJ0BveZ
老若男女どんな種類の人間も等しく
夢見る権利は持ってるってなモンですよ( ´∀`)
506258 ◆dIB/bnkXys :03/07/27 15:59 ID:izHCi3JV
書きわすれ。

いつも感想と暖かいお言葉ありまとうございます!
何度も眺めてはニヤヌヤしてるヘンタイですが本当嬉しいであります!

…でも今回エロ描写あんまりですんませんですた。

>505
>夢見る権利は持ってるってなモンですよ( ´∀`)
それもそうですた。(´Д`;)
しかし主張していい権利なのか…ハタハッタ
507名無しさん@ピンキー:03/07/27 16:22 ID:MGXa56MH
二日続けて二人神キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
帰ってきて嬉しくて一気に読んじゃいましたですw
434様>超亀レススマソ。
いつも気丈な女性化ガラさんの儚げで繊細な一面に激燃えしますた!!
美しい情景が目に浮かび、雰囲気に酔いしれて読めました
エロもよかったですよ さっきからもう妄想してハァハァしまくりで(以下自粛
この二人には幸せになってもらいたいです・・・
508名無しさん@ピンキー:03/07/27 21:58 ID:mPJB1gK8
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
最近このスレのびてきて嬉しいです。
一時は人が来なくてどうなることかと思ってましたから。
今は新作がいっぱいー。
509あぼーん:あぼーん
あぼーん
510ルーブル:03/07/27 22:39 ID:GI/VYPTE
センキュー ガラ×トウはサイコー!
言うこと無しっス!
511名無しさん@ピンキー:03/07/27 22:48 ID:RG6cJZtT
>>ガラクータはなんとか樽から腕だけでも出そうともがいたが、胸につかえてなかなか出せない。

藻前ら!トウさんの愛撫のシーンは勿論だけど、↑この描写にも
激しくハアハアしませんか?
512名無しさん@ピンキー:03/07/27 22:51 ID:ZlrXokCw
トラウマダンディーキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
何故か欝なのに神聖ですらある世界。
脅えるダンディーとそれを複雑にも優しく受け入れるサンデーさんどっちも男であり女である欝な世界
マジで499のあたりは泣いた。
259様アンタ神だ
513あぼーん:あぼーん
あぼーん
514434:03/07/28 14:03 ID:Eie/tYX3
皆様、感想ありがとうございますた
嬉しさのあまり、妄想はさらに膨らむ一方であります
もはや、趣味:妄想のようで・・。・゚・(ノД`)・゚・。

258さん、素敵な話をゴチそうさまです
胸にジーン・・・ときました!
515名無しさん@ピンキー:03/07/28 18:01 ID:4oogq6X0
新作ラッシュキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
434さんのガラ×トウ・258さんのダブルデー一挙に見れて幸せ・・・(*´д`*)アハア

>434さん
アイー ついにエロシーンきたあるね。もう(;´Д`)ハァハァ
古傷を持ったガラさん・・・しかし漏れの頭の中では、
その傷さえもガラさんの美貌を際立たせる為の飾りでしかない、みたいな。
強がりで高慢でも弱々しい女、なんて最高なんでしょう。
そして優しくてもらしさを失わないトウさんにまた萌え・・・
必ずオリジナルのお話の中であった事として
お話を展開されているのも素晴らしいです。
でもトウさんお顔の身だしなみは気をつけようよ。・゚・(ノД`)・゚・。
もう434さんの書かれるガラに夢中です。
もっと妄想みせてくらはい(;´Д`)ハァハァ

>258さん
毎回毎回ダブルデーの会話には(;´Д`)ハァハァしまくりです。
セリフの全てが自然で決まってて羨ましい…
なんでこんなに色気のある風景を書けるんですか。
しかも本気で泣ける話だし・・・。
上手い具合に宗教番組が流れてくるのがニクイ、ニクすぎる演出。(;´Д`)ハァハァ
何故ここまで普通だったら臭くなりがちな話がそうならないんだろう
ダンデーさんがひたすら怯えてるシーンと、
深い愛情を持つサンデー先生に萌えです。萌えまくりです
そしてなによりちょっぴりレイープ風味なエロシーンに萌え。
258さんのダブルデーこれからも楽しみにしてます。・・・もっと見たいです(本音)

微妙にキモイ感想長々とスミマセン
スレ汚しで鬱打
516あぼーん:あぼーん
あぼーん
517434:03/07/29 19:48 ID:hKaPXbmg
>515さん感想ありがとうございます
しかもあんなに長い感想を頂いてしまって・・・
しやわせものです自分は。・゚・(ノД`)・゚・。
読んで下さる皆様には、足を向けて眠れませんです

と言いつつ・・・書き上げました禿しい妄想小説3弾は
なぜかクッペとガラの昔話でつ
トウさん出番なしとなってしまいました。・゚・(ノД`)・゚・。
ではスレ汚しご容赦くださいませ・・
518434:03/07/29 19:49 ID:hKaPXbmg
石造りの暗い地下室で、目も当てられぬ惨劇が繰り広げられていた。
両手を後ろ手に縛られた裸の乙女が、何者かに折檻を受けている。
ブロンドの巻き毛が美しい、15,6歳ぐらいの少女である。
青白い肌にむごたらしく点々と浮く小さな火傷あと。爪で掻いたような無数の傷。
それらは全て、服を着ていれば誰の目にも触れないところにあった。
その少女の傍らには、鞭を手にしている壮年の女性が立っていた。
その顔には少女への妬みと抑えがたい殺意すら浮かんでいたが、それでも
二人の顔つきはとても似ていた。
少女は哀願するように何か言ったが、次の瞬間それは悲鳴に変わる。
甲高い声をあげ床に倒れ込む少女を見て、女性は鞭を片手に残忍な笑みを浮かべた。
少女は激痛に耐えるようにかたく目を閉じ、身体を丸めた。

よく見ると少女の左腕は、血の通ったものではなく、冷たく光る義手だった。


真っ暗なホテルの廊下に亡霊のように立ち、ドアを叩く者がいた。
部屋は813号室。
「どちらさまですかン?」
そう言ってドアを開けたのは、落ち着いた物腰の若い紳士。
夜中に人を訪ねてきた不躾な訪問客を見やり、目を細めた。
「あ、あの・・・」
訪ねたきたのはひとりの少女だった。
顔色は蒼白で、血が通っていないようにさえ見えた。
か細い肢体に、どこか病的な妖しい雰囲気を漂わせている。
黙って立っていたなら、亡霊が訪ねてきたと誰もが思っただろう。
少女は怯えたようにあたりを窺い、か細い声で言う。
「・・・セルニーヌ公爵さまは、・・・いらっしゃいますか?」
そして、以前パーティで渡された名刺を頼りに訪ねてきたという旨を伝えた。
519434:03/07/29 19:49 ID:hKaPXbmg
若い紳士は名刺を手に取ると、親切な態度で少女を中へと促した。
部屋の中は広々としていて、豪奢な造りだ。
「マドモアゼル・ガラクータ。よく訪ねてきて下さいました」
スーツを着こなしたその親切な紳士は、うやうやしくお辞儀をし、言った。
「あの・・・公爵さまは・・・?」
「ウイ、マドモアゼル。わたしが・・・」
と、一息おいてさらに続けた声はガラクータの知っている、セルニーヌ公爵という男のものだった。
「セルニーヌですぞ」
ガラクータは、あっと息をのんだ。
「あ、あなたは・・・?」
「自分で言うのもナンですが、わたしは変装の名人でしてね。『セルニーヌ公爵』というのは
わたしの偽名のひとつなんですよ。むろん爵位も嘘です、ふふ」
ガラクータは話についていけず、黙っている。
「まあ、そんなことより・・・」
と、口調を戻し、ガラクータの左腕を見た。その視線に気づき、ガラクータは身を固くする。
「その腕はどうされました?パーティでご一緒したのは一年前だったと記憶して
おりますが、あれから何か・・・?」
「・・じ、事故・・・です・・・!」
ガラクータは恐怖に取り憑かれ、大きく身体を震わせた。
しかしすぐに、男を見つめて言った。
「あ・あの・・・!わたし、もう家に帰れないのです・・・どこにも行けない・・・
帰るところが、ないんです・・・」
すがるような目で、若い紳士を見つめるその瞳は、追いつめられたウサギのような
怯えきったものだった。
「・・・他に、頼れる方もいません。・・遠くへ逃げないと、わたし、・・・わたし・・・今度こそ・・
どうか・・・公爵さま・・」
紳士の前に跪き、泣き崩れた。
弱々しく呼吸をしているこの亡霊のような少女を前に、
クッペパンは、加虐心を煽られ激しく欲情している自分に気づいた。
520434:03/07/29 19:50 ID:hKaPXbmg
「・・・ノン、マドモアゼル。わたしの本当の名は、アルセーヌ・クッペパンと申します」
ガラクータは涙に濡れた顔をあげ、クッペパンと名乗った男を凝視した。
アルセーヌ・クッペパン、怪盗紳士はガラクータの全身を、好色な目で舐めるように見つめている。
「わたしならあなたのお役にきっと立てるでしょうね・・・ただし後悔などされませぬよう・・・」

クッペパンの視線にガラクータは恐怖を覚え身を引くが、それよりも速く腕がのび、
その身体をつかまえた。
「い・・・や・・・」
抵抗し身をよじると、ガラクータの身体に鋭い痛みが走った。
「ああ・・・ッ」
小さな悲鳴をあげて倒れかけたガラクータを、すかさず支えたクッペパンは、
首を傾げながら、ガラクータの上着を素早く、だがとても丁寧に脱がせ始める。
「わたし、まだ何もしていませんよ?・・・オオ!」
クッペパンは驚きの声をあげた。
ガラクータの背中や胸、腹にかけて、ミミズ腫れのような跡や、痛々しい火傷の跡が
白い肌に隙間なくあったからだ。
クッペパンは、ガラクータが何故家に帰れないなどと言ったのか、その訳を理解した。
「これは・・・、オオン!可哀想なマドモアゼル!」
芝居がかった口調で天を仰ぎ、ガラクータの首筋に口づけた。
「・・・やめ・・・・アアッ!!」
クッペパンの舌が、胸元の引っ掻き傷をそっと舐める。
弾力のある胸が、その舌を押しかえした。
「ふふふ、素晴らしい・・・」
そう言い指をパチンと鳴らすと、ガラクータの着ていた衣服はすっかり消え去った。
「お洋服は盗ませていただきましたよ、マドモアゼル」
「・・やめて、下さい・・わ、わたし・・・帰・・・・・・・」
声がうわずった。
521434:03/07/29 19:50 ID:hKaPXbmg
「帰る?どこへですか?せっかく逃げて来たのでしょう?恐ろしいところから。
ここもまともな場所ではないでしょうが、ふふ・・・まぁ、もといた場所よりは快適でしょう」
顔を近づけ、耳もとで諭すように囁く。
「・・・家に帰ってごらんなさい。あなたはもう片方の腕も失うことになりますよ?」
クッペパンは、ガラクータの右腕をグッと掴んだ。
「ヒッ・・・!!」
ガラクータの身体は、電気を受けたようにビクンと痙攣した。
ひきつけを起こしたように身体を硬直させ、ガタガタ震えだしたガラクータの頭を優しく撫でて、
クッペパンは微笑んだ。
しかし、ガラクータの双眸には恐怖以外なにも映っていない。
「あなたの母上ですね?こんな仕打ちをしたのは」
ガラクータは、クッペパンのスーツの襟を右手でギュッと握りしめ、息を止めた。
「あなたの母上は、若くて美しいあなたに嫉妬しているのです。
おまけにサディストだ。腹を痛めて産んだ我が子にこんなむごいことをするのだから・・・
女性は恐ろしい」
硬直した身体に、優しく口づけながら続ける。
「腕を失ってもあなたの美しさは変わるまい・・・むしろ今の方が・・・ふふ」
クッペパンは少女の身体を優しく撫でさすった。
「もう大丈夫です、マドモアゼル。このわたしが守ってさしあげますよ」
「あ・・・・・あ・あ・・・」
蚊の鳴くようなか細い声が、ガラクータの喉からこぼれた。
「・・・た、す・・・けて・・・・」
「もう大丈夫です、可哀想なマドモアゼル・ガラクータ。わたしに、身を委ねてくだされば・・・」
ガラクータは息を吹き返したように呼吸を始めた。
「・・・おねがい、・・・たすけて・・・」
震える声で、クッペパンに弱々しくしがみついた。
感覚など、もうあるはずのない義手の腕がピリピリと疼き、
気が狂いそうになるほどの痛みがガラクータを襲っていた。
522434:03/07/29 19:50 ID:hKaPXbmg
ガラクータをひょいと抱き上げると、クッペパンは寝室へ向かった。
「随分と軽いですね、マドモアゼル?あと10ポンドほど重くなれば、
もっと魅力的な身体になるでしょうに」
そう言い、華奢な首筋に舌を這わせる。
上等なシーツの上に横たえさせると、品定めをするように眺めた。
上着と手袋を脱ぎ、きちんとたたんで椅子にかけた後、ガラクータの隣に腰掛け
小さく震える愛らしい唇へ指をやった。
「マドモアゼル?震えてらっしゃいますね。寒いのですか?」
顔を近づけ、髪を撫でた。
「それとも恐ろしいのですか?このクッペパンが?」
青みがかった翠玉の瞳から涙がこぼれ落ちる。
「オオン!マドモアゼル、安心してください。
わたしはベッドの上でも紳士的に振る舞うことを信条としております」
そう言って、すらりとした脚の片方でガラクータの身体をまたぎ、
膝立ちになって覆い被さった。
顔をそむけるガラクータのその細い顎をつかまえ、唇を奪い、舌を侵入させる。
「・・・ンッ・・・!」
歯を割ってぬらぬらと入ってきた舌に驚き、ガラクータは声をあげた。
クッペパンの片手が白い胸元へのび、愛撫を始めた。
「はぁッ!!ンッ・・・アンッ・・・イヤ・・・」
電撃のような鋭い快感が、ガラクータの身体を熱くする。
自分の声と思えないような、いやらしい喘ぎ声に顔が赤く染まったが
その声を止めることはできなかった。
鞭打たれたその傷痕に、クッペパンの舌が触れると、痛みで身体が波打つ。
さらに舌は桃色の乳首をとらえ、容赦なくねぶった。
「アアッ!・・・ハァッ、ハッ、フッ・・・」
クッペパンの舌と指先は、微妙な動きを続けながらガラクータの傷だらけの身体を、
執拗に愛撫し続けた。
523434:03/07/29 19:52 ID:hKaPXbmg
「・・・ッふふふ・・・マドモアゼル。あなたはなかなか感度がよろしい」
ガラクータが快感に身をよじるさまを見て、クッペパンは目を細めた。
腿のあたりをさまよっていたクッペパンの手が、おもむろにガラクータの脚のつけねにのびた。
「アアアッ・・・!!?」
その快感に耐えきれず、ガラクータは大きくのけぞった。
ピチャピチャと水っぽい音をたてて、クッペパンの指先がさらなる快感をガラクータに与える。
「アッ・・ン・・・ッ、・は・・・ハァッ・・・・・ッ・・」
 もういい。あの悪魔のような母親から逃れられるのなら、ここが地獄でも構わない。
 目の前の快感に、身を委ねてしまえばそれですむのだから・・・
そんな思いがガラクータの脳裏をかすめたとたん、心の奥で最後まで
この気が遠くなるような快感に抗っていた理性は、実にあっけなく崩れ去ってしまった。
そしてガラクータの右腕はクッペパンの首に回される。
「いやらしい方だ・・・ふふふ、可愛いですよ。マドモアゼル・ガラクータ」
クッペパンはぺろりと自らの唇を舐めた。
指とは違う、なにか硬くて大きいものが、ガラクータの濡れた受け入れ口にあてがわれる。
反射的に身を引こうとしたが、クッペパンの両の手が逆に腰を引き寄せた。
「アッ、アアッッ・・・!!!」
ガラクータは鋭い悲鳴をあげた。
痛みとともに、クッペパンの一部がガラクータの中へ潜り込む。
「い・・・痛・・・・」
なんとか逃れようとするが、それは容赦なしに奥へ奥へと入ってきた。
「・・痛みますか?マドモアゼル?」
にじんできた涙を、人差し指で拭ってやりながらクッペパンは尋ねる。
「・・・・い、・・・ハァッ!!」
女の身体を知り尽くしたクッペパンの手が、ガラクータの身体を激しく愛撫した。
それとともに、ゆっくりと出没を始める。
痛みに混じって、息が詰まるような快感が、じわじわと、しかし確実に
ガラクータの身体を侵していった。
「イヤ・・・痛い・・・・あっああっ・・・イ・・イ・・・ハァッ・・・ッ!!」
自分の体内で何かが蠢いている。その感覚に鳥肌が立つほどの悪寒を覚えた。
それなのに快感を感じている。
524434:03/07/29 19:53 ID:hKaPXbmg
それでいい。目の前の快楽に身を委ねて、目を閉じろ・・・
それはクッペパンの口から出た言葉だったが、ガラクータには自分の意識が
そう囁いているように思えた。
ガラクータはもはや抵抗する様子も見せず、クッペパンとクッペパンの与えてくれる
嵐のような快感に身を委ねた。
その様子を、どこか冷ややかな、傍観者のような目で眺めていたクッペパンは、
ニヤッとサディスティックな笑みを浮かべた。
ガラクータの半開きになったその唇に、さらに快感を煽るような濃厚な口づけを何度も何度も施す。
鮮血が細い腿をつたってこぼれ落ち、シーツはその色に染まっていた。
塞がれた口からは甘ったるい仔猫のような鳴き声が漏れる。

そうして、怪盗アルセーヌ・クッペパンは見事に、無垢な少女の純潔を盗み取ったのだった。
525434:03/07/29 19:55 ID:hKaPXbmg
自分の変態ぶりを再確認・・・
なんか小説を晒すというより己の恥を晒している気分で鬱
でも、ごめんなさい楽しいんでつ妄想・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
よかったら読んで下さい。・゚・(ノД`)・゚・。
526名無しさん@ピンキー:03/07/29 20:13 ID:cCuE/RZ1
クッペSSキタ―――(・∀・)―――

434様の仕事っぷりは
まるで颯爽と乙女の純潔を奪ったクッペパンの様に素晴らし杉でつ。

メ、メルシィ・・・・
527あぼーん:あぼーん
あぼーん
528あぼーん:あぼーん
あぼーん
529あぼーん:あぼーん
あぼーん
530258 ◆dIB/bnkXys :03/07/29 21:02 ID:SMrgRIWr
むををををー!
クッペ×ようじょガラキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
434さんの作品を上手いなぁ。
ヘボな私は戦々恐々であります。 ウヒー

さて本日ははからずとも
 女 体 ガ ラ 様 祭 り に な っ て し ま い ま す た
と、言うわけでやっと413の続きです。
お暇つぶしにもなりませんがどぞー
531258 ◆dIB/bnkXys :03/07/29 21:03 ID:SMrgRIWr
次第にダンディーの踵とガラクータの押し付けられている部分の水音が激しくなる。
ダンディーは椅子に腰掛けた姿勢で腕組みをして、乱暴に投げ出された踵を更に
捻じ込む様にガラクータの益々水気を湛え始めた秘所を弄っている。
足元のガラクータを見下ろしながら、報告でもするかの様にその様子をガラクータに聞かせている。
ガラクータの中の何かが糸が切れた様に崩壊し始める。
「アッ…およしになって 頂戴… アッンン…アナタ…レディーをこんな風に扱って…くう」
最後まで言葉にならない。 
「フフン アンタみたいなレディーにはこうするのが丁度いいのさ
それを証拠に聞こえるだろ アンタのここ …相当お喜びいただいているようですぜ」
そして器用に親指を折り畳むと、秘所の入り口のあたりを入るか入らないかの位置で、
摩る様に上下させ大きな水音を立てさせる。
ガラクータは突然、顔に熱を帯びえ始め全身を丸で蛇の様にクネクネとうねらせ始める。
「っく…この様な野蛮な事をするのは…アッ 君が始めてよ ダンディー君」

そんな事はだいたい想像が付く、男を誘って獣の様に襲わせる。
それがだいたいのガラクータのやりかただったのだろう。
屈辱と恥辱には無縁であったろう…そしてきっと、あともう一つのアレ…
そう思うと、ダンディーは内心楽しくて仕方なかった。
「…広いこの世界そんな単純な男ばかりじゃぁねぇんだぜ ガラクータさんよ」
532258 ◆dIB/bnkXys :03/07/29 21:04 ID:SMrgRIWr
苦しそうに、それでも次第に快楽に落ち始めるガラクータに、
煙草をフウッと吹きかけながら聞く。
「もう降参か? あんがい堪え性がないんだな」
「アックウ そ そんな事…」
悔しさと恥ずかしさで顔を赤く染め、ダンディーの突き刺さる様な視線を必死にそらす。
反対にダンディーはというと、両腕を組み片方の腕をそこから頭のあたりにかけて、
煙草を悠然とくゆらせている、全くその様子には興奮を感じない。
そして時折口の端をほんの少し持ち上げて笑いながら、その様を観察している。
「そうかいまぁせいぜい頑張ってくれ ハハ アンタともあろうお方を俺は少々舐めていた様で」
さっきよりも口の端を持ち上げてガラクータの方をみると、
ガラクータの秘所の辺りを蠢いていた親指が躊躇する事なくその中に入り込む。
「ハァッ! くっ やめて 頂戴…! アッ アッ…!」
ガラクータは大きく全身を震わせてその突然の刺激に逃げる様にしている。
それでもダンディーはもう片方の脚でガラクータを押さえつけると、
構う事なくその中を掻き出す様に親指を蠢かす。
「アッ…ヒィッ ひ・酷い人…アア クウ クウッハァ はぁ…??」
快楽で頭がボウっとし始め、ぎゅっと目を瞑っていたガラクータは、
突然その部分からダンディーの脚の感触が消えたのを感じた。
おずおずとその目を開いて辺りを見回すと、
自分の顔に向けて伸ばされたダンディーの爪先が飛び込んできた。
状況が理解できないガラクータは、それでもなんとか虚勢を保って作り笑顔を向けて聞いた。
「…な 何かしらコレは」
「…フフ アンタのお陰で俺の脚が随分汚れちまったようだ どうするか分かるだろ?
それとも一々説明しなきゃならんかね だが俺は面倒は嫌いなんでね」
そう言って一層そのガラクータの体液によって濡れた爪先をガラクータの顔に近づける。
「じょ・冗談でしょう?ダンディー君…」
ガラクータはその爪先の方から目を逸らし、視線をダンディーの方へ向ける。
暫くそのままの姿勢で見合っていたが、ダンディーはサングラスを外し鳶色の瞳に
冷徹な色を湛えて、ガラクータの澄んだ碧色の瞳にかち合わせると、
ひどく落ち着いたしかしどこまでも冷たい声で言い放った。
「…俺は本気だ」
533258 ◆dIB/bnkXys :03/07/29 21:05 ID:SMrgRIWr
さっきまでのまるで馬鹿にする様な雰囲気はそこには全くない。
その瞳と空気を乱す事ない静かな語調にガラクータの全身の奥底から、
ゾクゾクとした何かが這い上がってくる。
そう感じた瞬間、迷いを消した様にガラクータの赤い舌が
ダンディーの爪先に向けて差し出される。
しかし、ガラクータの舌が爪先に届こうとした瞬間、それがツイと移動する。
「…え? ちょっと…」
焦りを感じ、きょろきょろと辺りを見回すと、
ダンディーの爪先がガラクータの脇腹のあたりに移動しているのを見つけた。
ガラクータは驚いて視線をダンディーの方に向ける、その表情はさっきと変わっていない。
相変わらず冷たい表情のままだった。
仕方なく、何とか窮屈になっている全身を起こし虫の様に這わせて、
その方向へなんとか顔を近づけるが、舌を差し出した瞬間またツイとそれが移動する。
そして何度も何度もガラクータを這いずり回らせては、
後少しの所で移動させる、それをシツコク繰り返した。
次第に焦りと怒りと情けなさでガラクータの目尻の辺りに涙が浮かびだす。
それでもダンディーはその行為を止めようとはしない、まるで何かを待っている様に。
そしてついにガラクータがその体を震わせながら哀願を始めた。
「…お願いよダンディー君…もう もう許して頂戴 私これ以上されたら…おかしくなりそうよ」
そして俯いて嗚咽を始めた。溢れ出した涙が頬を伝って床に落ちる。
534258 ◆dIB/bnkXys :03/07/29 21:05 ID:SMrgRIWr
瞬間その体を抱き寄せられる。ガラクータは驚いて顔を上げると、
そこにはさっきまでとは打って変わって、ひどく優しい瞳をしたダンディーの顔があった。
「フフ アンタよく頑張ったぜ ああ ここまで頑張った奴は始めてだ」
そう言うとガラクータの腕を拘束していたスカーフを外して、ゆっくりと床に横たえさせる。
ガラクータが驚いた顔のままでいるのを認めると、自身の着ているものを脱ぎだし、
その隣に寝そべるようにしてガラクータの全身をゆっくり撫でまわす。
「中々楽しかったぜ  フフ ところでアンタさっきおかしくなりそうって言ってたな 
そうなるなら…思い切りおかしくなっちまった方がいいな」
そしてガラクータの左腕を取ると優しく口付けした。
「ダンディー君 君という人は…」
ダンディーの仕草に、さっきとは違う羞恥の表情を浮かべている。
その顔にダンディーは満足気に笑った。

…思った通りだった。 
この女、恥辱にも慣れていないが、優しくされる事にも慣れていないようだ。
そう思うとダンディーは自分の腕の中で身を捩じらせている女が少し憐れに思えた。
自分の様な人間でさえ、サンデーに出会いお互いの気持ちを知った時から、
この行為に肉体的な満足感以上のものを感じる事が出来ているのに。
どうやらこの女にはそんなものは微塵も無かったらしい。
自分はこんな事をしてサンデーに対して多少の罪悪感は感じているが…
この女はそんな風に思う事があるのだろうか。
只、己の体を武器にして海賊業をやってきた、というのなら尚更感心しないし尚更憐れだ。
何よりも、あの海賊連中だってこの女を深く慕っているだろうに…。
535258 ◆dIB/bnkXys :03/07/29 21:06 ID:SMrgRIWr
そして、ガラクータを目の前にしてダンディーはその全身をジックリと眺める。
白と言うよりも青白いと感じる、薄く華奢で全く無駄のないガラクータの全身。
薄い肉付きなのに骨の浮かんだ様子は感じられない、
その中心でなだらかなラインを作る様な形で、
あまり主張しない、しかしその全身にはピッタリ合った二つの乳房。
アチコチに点在する細かな傷跡が、快楽によってか活動を頻繁にし始めた血流によって、
赤いスジになって浮かび始めている。
きっと好意を抱いて見れば、それはとても魅力的に見える筈だろう。
実際、美しい女だとは思っていた。 
失礼を承知でダンディーは、自分の愛しい女の全身と比べてみる。
それぞれ美しい女。しかし全く正反対な全身、
それは両者の性格と生き方からも起因する様でもあった。
そして、とかく世界には色んなタイプの女がいるもんだ。と改めて感心していた。

「ハァッ…ハァッ…アッ ダンディーく ん あの 私はこんな時…どうしたらいいのかしら?」
ゆるゆると乳房を撫でられ時折その突起口付けされながら、
初めて感じる甘美で緩やかな快楽に身を捩ってガラクータが聞く。
「好きにするさ…何も考える事はねぇだろう アンタは只されていればいい
フフ それとも何か いつもこの時はセコイ考えで頭が一杯だったのかい?」
「アッ…うんん フフ 本当意地悪な人…」
「フフン アンタの言った通りさ 俺も結局は悪人なんでね」
そう言うと全身を弄っていたダンディーの指先が、
さっきまで爪先でいたぶっていた部分に伸び、掻き分ける様にして進入していく。
536258 ◆dIB/bnkXys :03/07/29 21:07 ID:SMrgRIWr
そしてガラクータの上体を片腕で抱えると少し持ち上げさせ、
わざとその部分を見える位置までもってこさせる。
「さっきは乱暴に扱っちまって悪かったな お詫びじゃぁねぇが多少は満足していただきますぜ」
そして、暫く秘所の辺りで蠢いていた指先をなんなくその内側に侵入させた。
「アッ アッ およしになって…アアッ ダメ 駄目よ ハッ…! くうぅん」
さっきまでの行為で充分に水気を湛えていたそこは、
ダンディーの指を容易に受け入れ大きな水音を立てさせている。
「アアッ 駄目 そんな…ハァッ ハァッ アハッ ヒ ヒック うんん」
ダンディーはガラクータの綺麗なブロンドの巻き毛を掻き分けて、
耳に唇を引き寄せるとその裏を舌で突付きながら言った
「アンタ中々イイ声してるじゃねぇか フフ その顔も悪くねぇぜ
だがなぁ…そういう顔はしかるべき時にするべきだと思うぜ」
「アアン…なんです…その…アフ ハァッ…時というの…は…」
「さぁな 自分で考えな」
そう言うと、指の動きを更に激しくさせる。
そして親指を秘所の上で大きく腫れあがった部分にあてると、
器用にそこも同時に擦る様にしてガラクータを追い上げる。
「アアッ 駄目…もう ハァン イク! アアッ! アッアッアッ」
ガラクータは全身を小刻みに揺すらせて絶頂の前触れを訴える。
ダンディーはそれを認めるとガラクータを支えていた腕を抱え込む様にして胸に回し、
手の中でその乳房をすっぽりと包み込む様にして、中心の突起を摘み上げた。
「アッ―――――――!!! イク!イック! イクうううぅぅん!」
上体を思い切り反らして投げ出されたスラリとした両脚をつっぱらせると、
大声を上げてガラクータは絶頂を迎えた。
ギリギリと床に突き刺さしていた右腕のフックが更に深く突き刺さっていく。
537258 ◆dIB/bnkXys :03/07/29 21:08 ID:SMrgRIWr
ダンディーはその様子を少し笑って見つめ、
ガラクータがその絶頂から戻ってくるのを待たずに、
ガラクータの体を横たえさせると覆い被さる様にして
「フフ…アンタ結構可愛いじゃねぇか そういう所は嫌いじゃぁねぇな」
と、ガラクータの顔をじっと見つめて呟くと一度しっかりと硬直した自身を見せる様にした。
それまで一切反応を見せなかったそれは、今欲望を湛えしっかりと持ち上がっている。
「ああ…素敵ねぇ ハァ…ダンディー君のそこ フフ…
お願いよ それで私をメチャメチャにして頂戴…」
うっとりとした様子でダンディーの自身を見つめると、
ガラクータは口付けをせがむ様に薄っすらと瞼を閉じた。
しかしその唇の上にはちょんとダンディーの人差し指が当てられた。
それをツイと離すとそのままガラクータの両脚を掴んで持ち上げさせ、
ガラクータの秘所にピッタリと腰をあてがった。
そして、数回ガラクータの秘所の辺りで自身を擦り合わせると、
手でしっかりとそれを押さえてガラクータの膣に差し込んでいった。
「アッ アア―――――!!」
ガラクータは、全身をブルブルと震わせてその快感に応える。
一度一番奥までゆっくりと突き刺して、快楽に震えるガラクータを見つめると、
ダンディーはガラクータの右腕を押さえつけ、もう片方の手ですっかりと乱れて、
少し表情を隠す様になってしまったガラクータの柔らかな前髪を直す様にした。
そして、もう一度その顔を見つめながら自身をゆっくりと引き抜き、
今度は一気に突き刺し、そのまま速度をあげて突き上げる。
「アッ す・すてき…はぁ あうっ アアッ!」
もう片方の腕をダンディーの背中に回して、
必死に掴みダンディーにすがる様に腰を揺すった。
その部分からニチャニチャとした、粘り気を帯びた水音と皮膚のぶつかる音が響く。
「フフ そうだ それで…いい」
快楽に顔を歪めながらダンディーが言う。
時折、強くガラクータのそこを突き破る様にして奥まで突き上げては、
ガラクータを激しい快楽へ落としていく。
538258 ◆dIB/bnkXys :03/07/29 21:09 ID:SMrgRIWr
「アヒッ ああ また…またイッて… ハァッハァッ イックウゥゥ!!」
ビクビクと体を震わせ、顎を突き上げて絶頂を迎えるが、
その後を更にダンディーが追い討ちをかけていく。
「アンタ…はぁ はぁ こんなにイッた事あるか? 無いだろ…どうだ?」
「はぁ はぁん 無い…無いわよ…アアン それが…どうしたハァ て言うの…よぉ」
「フフ…全く アンタまだ…経験の浅い女と対してかわらねぇよ」
「なっ…それは はぁっ はぁん ああ! またいく…いくぅん!!」
その瞬間ダンディーはさっきよりも腰を激しく突き動かし、自らを絶頂に促した。
「アッ アッ!! アッ―――――――!!!」
ガラクータの体が大きく反ると、ダンディーは自身を引き抜いて欲望を吐き出した。

暫く二人で呼吸を整えていると、ガラクータはダンディーの顔を引き寄せ口付けを促した。
しかしダンディーはまたそれを拒む。
「…あら それってやっぱりサンデー先生に対して申し訳ないから?
フフ…随分と誠実な人ねぇ」
「ウム…半分正解だな」
539258 ◆dIB/bnkXys :03/07/29 21:11 ID:SMrgRIWr
ダンディーは視線を外し少しバツの悪そうに頭を掻きながら言うが、
今度はガラクータの方を見て言った。
「俺が言うのもなんだが …アンタが本当にしたい相手が見付かった時にとっておきな」
「…フフ 随分格好のいい事を言いますわねぇ…ダンディー君
そうですよ さっきから『しかるべき時』とか『経験が少ない』とか散々言ってくれたわねぇ」
「それは事実だ」
「全く…男って勝手な事ばかり言うのよ 困っちゃうわ あの連中にも言えることだわ
こうして私が過ごしているとやれ昨日は何をしていただなんだと質問攻めされて…」
「そりゃ心配してるんだろ」
「そうかしらねぇ 特にトウさんったら一番しつっこく聞いてきてねぇ
ダンディー君 今日の事上手くはぐらかしておいて頂戴」
「…アンタ それは…ああ 分かった 分かった今日の事はアンタと俺の秘密だ
いや いや 秘密どころじゃぁねぇこれっきりだ 俺だって巻き込めれたらたまらねぇ」
ダンディーの頭の中を青龍刀をもった鰌髭の男が浮かんだ。
流石に…面倒はごめんだ。
「あら…随分と慌てますねぇ 大丈夫よサンデー先生には秘密にして差し上げますからね」
「いや…そうじゃなく…はぁ」

しかしこの女はそこまで言って相手の気持ちに気がついていないんだろうか。
しかしいつか気がつく時がきたら、この女はどう変わっていくのだろう。
そう思うと少し可笑しかくて、しかしこの女の行く末が少し不安になった。
540258 ◆dIB/bnkXys :03/07/29 21:15 ID:SMrgRIWr
おすまいです。
434さんのガラに触発されてちょっとだけトウさんがアレですが…
無視してください。
私の妄想血中濃度が上がりっぱなしでございます。
さて次はどんなダブルデーを…(ry
541258 ◆dIB/bnkXys :03/07/29 21:52 ID:SMrgRIWr
漏れもお礼を…
>515さん
感想まりがとうです、本当嬉しいでございます。
なんとかこれからも妄想を具現化して以降と思うですます

ところで宗教番組といえばいつも早朝かかってるアレですな。
ニッ●ン放送の…ついつい聞いてしまいます。 なはは
542名無しさん@ピンキー:03/07/29 22:17 ID:otBQcbkX
434様と258様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
神が続けて降臨!!
クッペ×炉理ガラさん ブラボー!!!
物語性のあるエロ小説に感動しますた 

543あぼーん:あぼーん
あぼーん
544あぼーん:あぼーん
あぼーん
545399:03/07/30 11:30 ID:nGwG2Jww
>>399

どうも。上のほうでつぶやいていた399です。
女体ガラSS創作するつもりがどういう訳かガラクータ×プリンSSが出来上がって
しまいまつた・・・。
濃いエロはありませんがどうぞ・・・。


546399:03/07/30 11:33 ID:nGwG2Jww
「オマエノセイダ。オマエノセイダ・・・・・」
子猫の様にぶるぶると震えているプリンの回りを子供達はぐるりと囲みながら
妖しげな呪文の様に何度も何度も言った。
「違うわ!私のせいじゃない!」
「お前があの時上手く手紙を渡せたら、こんな事にならなかったのに・・・」
淡々とした口調でそう言ったのは博士だった。
「キミに託した僕が間違いだった。キミなんかこの島に住む資格無いよ。」
その言葉に感情の微塵も感じられない。
「そんな!博士さん・・・ひどいわ・・・・」
博士の突然の言葉に涙を浮かべ嗚咽しながらプリンは博士の方を見た。
「知っているかい?あれからサンデー先生はショックで亡くなってしまったんだよ。」
「嘘っ・・・・・・!!」
博士からその事を聞いたその時。
プリンがへたり込んでいた場所が突然沼に変わってしまった。
「きゃぁぁぁぁっ!!助けて!博士さん!チャッピ!テケ!ダンプ!みんな!」
プリンの叫び声も虚しくズブズブとその身は沈んでいった。

「・・・・・・ダレカ ワタシヲ タスケテ!!」

「きゃぁっ!!」
プリンはとび上がる様に起き上がった。
そして自分自身を確認すると今度は回りを確認した。
そこに映し出されたのはすやすやと眠るチャッピの姿といつもの部屋。
そう、あれは夢だったのだ。夢だと気づいたプリンはほっと胸を撫で下ろすと
先ほどうなされた悪夢を思い出し、今度は恐怖に襲われ始めた。
「うっ・・・ううっ・・・・チャッピ・・・ねぇ、チャッピ・・・・・」
涙を浮かべながらチャッピの体揺り動かすプリン。だが熟睡しているらしく、全く反応は無かった。
「いやぁぁぁ・・・・・」
プリンは枕を強く抱きしめながら心の中で誰かに助けを求めた。

547399:03/07/30 11:34 ID:nGwG2Jww
その時。

コツッ・・・・コツッ・・・・コツッ・・・・・
廊下から靴の音が響いてきた。
天の助けといわんばかりに勢いよくベッドから飛び出すと
一目散にその音の場所へと駆け出した。
そしてプリンは体ごとぶつかる衝撃を感じた。誰かにぶつかったのだ。
誰でもいい。ワタシの傍にいて・・・・・・
そう心の中で呟いたプリンの目の前に現れたのは海賊友の会理事長・ガラクータだった。
「あら、プリンさんじゃない。こんな夜更けにどうしたの?」
ガラクータは穏やかな口調でプリンに言った。
彼特有の穏やかな口調は今のプリンにとって何よりも暖かく感じられた。
そうするとプリンは感極まって彼の胸の中で声を上げて泣き出してしまった。
「ガラクータさぁん、あのね、ヒックッ・・ワタシ・・ヒック・・・」
「どうしたんです?もしかして怖い夢でも見たんですか?」
嗚咽をあげながらうなずくプリン。その姿に見るにかねたガラクータは自分の部屋に来るようプリンに勧めた。
548399:03/07/30 11:35 ID:nGwG2Jww
ガラクータは部屋に入るなり、泣き疲れてぐったりしているプリンを椅子に座らせ
テーブルの上に置いてあった舶来製のお菓子を差し出し、丁重にもてなした。
「プリンさん。気分が落ち着くまで私の部屋に居て構わないわ。」
「・・・・・はい。」
「そうそう、今ホットミルクを入れてきますから。まってて頂戴ね。」

しばらくするとプリンの目の前には温かいホットミルクが現れた。
「温かいうちにどうぞ。」
勧められたホットミルクをこくんっと飲むとプリンは小さな吐息をもらした。
「気分はいかがです?だいぶ落ち着きました?」
プリンの隣に座ったガラクータが優しく問い掛けた。
「ええ、さっきに比べたらだいぶマシになってきたみたい。」
「ホント、びっくりしたワ。廊下を歩いてしたら突然何かにぶつかったと思ったら・・・・そこには居たのは
お目目を真っ赤にしたプリンさんだもの。」
「・・・・・・ごめんなさい。ガラクータさん」
「きっと私が想像を絶する様な怖い夢だったんでしょうね。」
ガラクータの言葉に黙ってうなずくプリン。そしてまたホットミルクを一口。
「ところで。プリンさん、このままお部屋に帰って眠れる様になったかしら?」
「・・・・・・・・・・・・」
プリンはその質問を聞いた瞬間、頭の中でさまざまな思いが駆け巡った。
確かに落ち着きは取り戻す事は出来た。
でも・・・・・
また怖い夢みたらどうしよう・・・・。
このままガラクータさんに傍にいて欲しい・・・・。
そんな事言ったらメイワクかかってしまう・・・・・。
でも・・・・でも・・・・・。
「まだ不安な様みたいね。よろしかったら、今夜私の横で寝ますか?」
「えっ?」
「私は構わないですよ。プリンさんがよければ・・・」
549399:03/07/30 11:40 ID:nGwG2Jww
ガラクータのまさかの言葉にあっけにとられ、
思わず、「はい。」と答えてしまったプリンであった。

静かにホットミルクを飲んでいるプリンを横にガラクータは黙々と寝支度を始めた。
その間、プリンは初めて見るガラクータの部屋を興味津々に眺めていた。
白を基調としたその部屋の壁には立派な絵画が、チェストの上には一輪差しに飾られた赤いバラの花が、
そして窓には白いカーテンが。
ガラクータらしい清潔感漂うその部屋で一際目立つのが天蓋つきのベッドだった。
「素敵なベッド・・・まるで御伽噺に出て来る様だわ。」
「気に入って頂けて光栄よ。」
寝支度が完了し、静かにベッドに入ると左側に寄り、掛け布団の右側を捲りあげ、
「さぁ、プリンさん、こちらへいらっしゃい。」
目を細め、穏やかな口調でプリンを誘った。


550399:03/07/30 11:41 ID:nGwG2Jww
プリンはずっとガラクータの方に背を向けて寝ていた。
緊張の所為か身を屈めてガチガチに固まっていた。
私の後ろには海賊ガラクータがいる。
突然現れてサンデー先生や島の皆を困らせている海賊がいる。
フッと目を閉じれば色々な事がぐるぐると駆け巡った。
・・・・・・どうしよう。
小さなプリンが緊張感を解きほぐそうととっさに思い付いた事。それは。
「ガラクータさん。ベッドもステキだけど、お部屋もステキね」
「フフッ。どういたしまして。」
「お、お部屋のインテリアもガラクータさんが?」
「そうよ。」
「あ、明日晴れたらいいわね」
「そうね。」
他愛の無い話が延々に続いた。
世間話をして静かに眠りにつく。これがプリンの思いつきだった。
海賊の事。明日の授業の事。これからの事など。
そんなプリンを見て察ししたのか、ガラクータはポツリと呟いた。
「プリンさん。こっちに寄ってらっしゃい。」
「で、でも・・・・」
「怖がる事なんてないわ。」
551399:03/07/30 11:47 ID:nGwG2Jww
その言葉を耳にしたプリンは小さく頷くとガラクータの傍へ擦り寄っていった。
ガラクータの声は小声でもよく響く。
その魅力的な低音ボイスは時に人を狂わす魔法のようでもあった。
そしてその言葉を耳にしたプリンは小さく頷くと迷わずガラクータの傍へ擦り寄っていった。
ガラクータはプリンが傍に近寄った事を確認するとそのままきゅっと抱きしめた。
突然の予期せぬ出来事に驚くプリン。そして除々に高鳴る鼓動。
それを知ってか否かガラクータは悪戯にプリンの耳元でこう囁いた。
「プリンさん、私が今からぐっすり眠れるおまじないしてさしあげましょうか?」
「おまじない・・・?ね、ねぇ、何を・・・・」
プリンの言葉を遮る様にガラクータはそのあどけない唇を奪った。
唇を奪うとプリンの口元、両頬、耳元、首筋・・・・・と顔のあちこちに口付けをし始めた。
「やっ・・・やんっ・・・ガラクータさん・・・あっ・・・」
愛撫される度に自身の中からはじわじわと妙な感覚が溢れ出て来るのが自分でもはっきりわかった。
最初は戸惑って顔が強張っていたプリンは
やがて頬を赤らめうっとりしたままその行為に身を委ねだした。
「・・・・・・ガ、ガラクータさん・・・・・私、なんだか気持ちイイわ・・・」
「・・・・・そうなの。じゃ、もっと気持ち良くしてあげますからネ・・・・」
ガラクータはそう囁くとおもむろにプリンの寝間着のボタンを一つ一つ外しだした。
そして無垢な上半身が露わになるのを確認すると氷の様な唇は首筋から下に向かう様に
体のあちこちに唇を這わせた。
「ひゃぁっ・・・・ああっ・・・・・やっ・・・やだ・・・・」
体がポッと熱くなっている。プリンは自分では無い自分を時々見た感覚に陥った。
まるでガラクータの唇は魔法の媚薬の様だった。
その媚薬が桃色の蕾みにかかった瞬間。
「ああぁぁぁっ・・・・・・!!」
体中痙攣が走り、空中をさまよっている様な感覚から一転、地上に向かい真っ逆さまに落ちていく様な感覚に襲われた。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・・」
ガラクータの腕の中で体中の力が抜け切ったプリンは小さな肩を上下に動かし絶える事なく甘い吐息を漏らした。

552399:03/07/30 11:49 ID:nGwG2Jww
「・・・・・ごめんなさいネ。」
そう囁き、プリンに寝間着を着せるとベッドサイドのランプを灯した。
ぽぅっと暖かみのある光りが瞬く間に広がる。
ガラクータはその光りで小さな少女の姿を確認すると、紅潮した頬を円を描く様に撫でだした。
プリンはふうっと安堵の吐息を漏らした。ガラクータの手はとても温かった。
「ガラクータさん。私あのままだったらどうなっていたのかしら・・・?」
たどたどしい言葉でプリンがつぶやく。
「あんな気持ち初めてだったワ・・・。体中ドキドキして今にも心臓が破裂しそうだった・・・・。
今まで読んだ病気の本にも載っていなかったワ。あれは一体何だったのかしら・・・。」
「プリンさん。その答えはネ。貴方が素敵なレディになってから自ずと解るものですよ。」
頬を撫でていた手はそのまま髪に移動し、優しく撫でながらガラクータは諭す様に言った。
「・・・・なれるかしら。素敵なレディに。」
「なれますとも。貴方ならきっと薔薇の花が似合う貴婦人にネ。」
その言葉にプリンは嬉しさのあまり、はにかみ笑いをした。


やがて、プリンの方から寝息が聞こえてきた。
その様子をガラクータはそっと窺った。
「まぁ、カワイラシイ寝顔だこと。おやすみなさい。プリンさん。」
プリンの頬に優しく口付けするとガラクータはランプの灯火を消した。

553399:03/07/30 11:51 ID:nGwG2Jww
窓の隙間からこぼれる朝日と小鳥の囀りでプリンは目覚めた。
そしてどこからもなく漂って来る紅茶の香り。
眠い目をこすりながらゆっくりと上体を起こすとそこには椅子に腰掛け
紅茶を飲んでいるガラクータの姿があった。
温かいミルクティーをご馳走になったプリンは軽くガラクータに一礼すると
皆に迷惑かからないようにと、そして今日の授業の準備の為と言って
今朝はこれで自室に戻りますと告げた。
そしてプリンが部屋を出て行こうとドアノブを握った瞬間の事だった。
「プリンさん。」
ガラクータは背後からプリンの体に手を回しそっと抱きしめた。
「貴方がよければいつでもいらっしゃい。私は歓迎します。」
「ガラクータ・・・・さん?」
「私はあまり大勢の人間は苦手なのよネ。だから、アナタ一人でネ・・・・」
とプリンの耳元で囁く。通る様な低音ボイスがプリンの全身を駆け巡った。
「・・・・・また遊びに来ます。」
返答を確認したガラクータはそっと腕を離すとプリンは振りきる様に走り出し、
その場を立ち去った。

「プリン、プリンったらぁ、どうしたの?さっきからボ〜っとして」
「腹減っているのか?」
「プリンは今朝からおかしいよなぁ。俺見てて思ったもん。」
「風邪でもひいているのかい?これからムマさんに診てもらった方がいいと思うな」
海賊大学の帰り道、子供達が口々に言って心配している中、プリンは突然みんなの方を振り向き
「ナ・イ・ショよ。ウフフ・・・」
と悪戯っぽく微笑んだ。

「早く大人になりたいなぁ」
そう心の中でつぶやくプリンだった。


554399:03/07/30 11:58 ID:nGwG2Jww
一応終わりです。
漏れ、改まったSSかくの初めてなんで感じた事なんですが
筋にまとまりつつ、読みやすい文章かくのって簡単な様で実は難しいんですね。
そう思ったら258様や434様は神ですな!

うわ・・・こうしてみたら何がいいたいのか解らないダラダラしたSSに
なっとる・・(汗


スンマセンサンデー先生に頼んで一から文章の基礎勉強してきます(苦笑
555434:03/07/30 13:13 ID:qNbNjGuA
ぬわ〜!258さま!萌えな話をありがとうございました
最後の方にトウさんがキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
鈍いガラさんが最大の萌えポイントでした カワエエ・・・

ギャー!!キ、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ガラ×プリン素晴らしいです!399さま神・・・!
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
萌え死ぬ・・・・・・・・・

と言いつつ・・・
読んで下さった方、感想下さった方merciでつ
何気に全部の話が繋がっているうざったい小説でスミマセン
性欲スレでクッペパンの年齢のことが言われてましたが、
自分は5歳ぐらい離れてるのでは・・・と設定(勝手に
そして、人形を見比べるかぎりガラよりクッペの方が
(それこそ病的に)色白だったりして((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

では、ガラとクッペ続編
その二年後、みたいなもの・・・晒させて頂きます
556434:03/07/30 13:17 ID:qNbNjGuA
墨を流したような漆黒の闇。
月ですら眠りについてしまったかのような静かな夜だ。
そんな中に、こぎれいなマンションの階段を上っていく人影があった。
足音さえ立てずに歩くその姿は、しなやかな動きの猫を思い出させる。
最上階の一番隅の部屋の前で立ち止まり、慣れた手つきで鍵の束を懐から取り出した。
ガチャリという金属的な音が静寂の中に響く。
ドアが音もなく開き、そして閉じられた。

胸に下げたごてごてした装飾の高価そうなクロスを、汚らわしいものにでも触れるように
指の端でつまみ床に打棄ると、明かりもつけずにソファへ腰掛けた。
すぐ脇の蓄音機へ気怠そうに手をのばし、レコードをかける。
クラシックが遠慮がちに流れ出すのを見届けると、テーブルの上の葉巻を手に取って
片手で器用にマッチを擦った。
一瞬、あたりが明るくなる。
葉巻をくわえた唇が艶めかしい光を放った。
伏せたまつげの奥の瞳は、青みがかった翠玉のように輝き、
きりっと鋭い眉と広い額は、意志と聡明さを表していた。
ブロンドの巻き毛は緩やかに肩へと流れ、
豊満な胸は、この人物が女性であることを顕著に主張している。
その時、静寂を破って、何者かがドスンドスンと勢いよく階段を駆け上がってくる音が聞こえた。
ノックもなしにドアがガチャリと威勢よく開き、部屋に入ってきたのは、
よく肥えた中年の女性だった。
「ガラクータ、帰ってたのかい。どれ、ちょっと風呂を借りるよ」
フウフウ言いながら、騒々しく声をかけた。
「あら、お帰りなさい。どうぞ、バス・ルームは向こうよ」
動じることなく、むしろ愉快そうにガラクータは答えた。
電気ぐらいつけろ、とブツブツ大きな独り言を呟きながら、中年の女性はバス・ルームへと消えた。
557434:03/07/30 13:18 ID:qNbNjGuA
しかし数秒後、バス・ルームから出てきた人物は、しっかり燕尾服を着込んだ洒落た若い紳士だった。
ガラクータを見ると、おや、という表情をしてうやうやしくお辞儀した。
「ボンソワール、マドモアゼル。いつからそこに?」
「あら?クッペのおじさま。いつの間にそこに?
バス・ルームに中年のおばさまが行ったと思うんだけど・・・」
芝居がかった口調でガラクータは答える。
ヘンねェ、などと小さく呟いた。
「オオン、存じません」
「・・・そお?おかしいわねェ・・・」
キョロキョロとあたりを見渡していた二人は、目が合うとニヤッと口の端をあげた。
次の瞬間、クックッと肩で笑い出す。
「フフフフ・・・相変わらず、よくできた変装だこと」
「メルシィ、マドモアゼル」
クッペパンはガラクータの手を取り、軽くキスをした。
今の一連の言動は全てヤラセ、二人にだけ通じる気の利いたジョークなのだった。
「でも、信じられないわ。どうやったらあんな変装ができるのかしら」
ガラクータはまだおかしそうに笑っている。
「オオ、それは企業秘密です」
「フフ、さっきの変装を見たら、おじさまが本当に殿方なのかすら疑わしくなっちゃったわねェ」
葉巻の火を揉み消して、ガラクータは立ち上がった。
「ノン、マドモアゼル。わたしが正真正銘の男だということは、貴女が一番よく知っているのでは
ありませんか?」
そう言うと、上着と手袋を脱ぎ、部屋の隅にあるクローゼットに丁寧にしまいこんだ。
蝶ネクタイを緩めようとするクッペパンの手をガラクータは制止して、おもむろに跪いた。
しらうおのような手がクッペパンの下半身をとらえ、ガラクータは躊躇することなく
それを口に含む。
558434:03/07/30 13:19 ID:qNbNjGuA
「おやおや・・・これは随分な不意打ちですね。二週間ぶりの対面だというのにキスもなしですか」
愉快そうに笑い声をたて、足もとに跪いているガラクータの頭を、そっと撫でた。
「なにかよからぬことを企んでいるのではないですかン?」
ガラクータは、口に含んでいたものを出して、チュッチュッとついばむように口づけながら答える。
「よからぬことだなんて人聞きが悪いわ。フフ・・・わたしねェ、
今年から海賊大学へ行こうと思うの」
上目遣いにクッペパンを見て言った。
「オオン!海賊大学ですって?財政難で潰れかかっているという噂の、
海賊友の会の大学のことですか?」
クッペパンは片方の眉を上げた。
「そうよ、わたし海賊になるわ。時代錯誤だけど、面白そうじゃない」
「オオ、わたしの可愛い飼い猫が海賊になる・・・これは愉快だ」
ガラクータはグッと体重をかけ、クッペパンをソファに押し倒した。
そしてピシッと糊のきいたシャツのボタンを下から外していく。
「賛成して頂戴?わたし、最近の生活には飽き飽きしているのよ」
「ふふふ、男を手玉にとって遊ぶのに飽きたと?それは恐ろしい」
ガラクータはクッペパンのシャツをはだけさせると、その肌に舌を這わせ、
首もとまでたどり着く。
右手で蝶ネクタイを外して、それを口にくわえたガラクータは猫の真似をしているように見えた。
クッペパンは、ガラクータの白い、なだらかな曲線の肩に手を置いた。
「では、この肩にとめるオウムをプレゼントしませんとね」
「じゃあ・・・?」
「ウイ、マドモアゼル。貴女の好きなようになさい。オウムに『フリント船長』と名付けようが
何と名付けようが構いませんよ」
ガラクータは、クッペパンの薄い唇を舌でぺろっと舐めた。
「わたしはジョン・シルヴァーじゃないの。オウムなんかいらないわ。
祝福してくれればそれでいいのよ」
「ウイ、祝福しましょう・・・おや?」
床に無造作に垂らしたクッペパンの腕が何かに触れた。
559434:03/07/30 13:19 ID:qNbNjGuA
「ケスクセ・・?」
何ですかン?と呟き、目の高さまでそれを上げた。
ガラクータが、この部屋に入るなり、外して投げた、嫌みなほど派手な装飾のクロスだった。
「ああそれ・・・わたしに夢中の若い紳士からもらったのよ。金持ちだけど、
ベッドでの振る舞いと贈り物の趣味は最悪だったわ」
クッペパンはクロスを見て、にわかに震え出した。
「ノン!!キライです!!この『カタチ』・・・オオ!見たくありません!」
肩で息をしながら、クッペパンはクロスを投げ捨てた。
「・・・?おじさま?」
「オオ!・・・・し、失礼。なんでもありません・・」
「十字架が嫌いだなんて吸血鬼みたいねェ・・・」
「ノン。十字架が、ではありません・・・」
クッペパンはそれ以上は語らず黙り込んだ。
そして気分を変えようと、ガラクータの唇に少し乱暴に口づけた。
「ン・・・」
ガラクータは、クッペパンの胸に身体を密着させ、口づけを楽しむ。
気がつくと、いつの間にか着ていた服はなくなっていた。
「フフ・・・仕事が早いこと。あとで返してくれるんでしょうね?」
「ウイ、これが商売ですから」
フフフと妖艶に笑い、クッペパンの上に乗ったまま二人はつながった。
「・・・アン・・・」
ガラクータが扇情的な喘ぎ声を出した。
「・・・今回はどちらが先に降参するかしら・・・・・?」
「ウイ、マドモアゼル。・・もちろん貴女に決まっております」
そう言ってクッペパンは、つながりあったまま上になった。
「あら、・・それはどうかしら?ンッ・・・フフ、簡単には、降参しないわ・・」
互いをいじめるように愛撫し合う。
その様子には、大型の肉食動物が血肉をすすりあっているような、
魔的な美しさとおぞましさが見え隠れしていた。
その行為は空が白むまで延々と続いた。
560434:03/07/30 13:20 ID:qNbNjGuA
太陽が南中に位置したころ、ガラクータは目を覚ました。
いつのまにかベッドに運び込まれ、丁寧に布団まで掛けられている。
「・・また、負けた・・・」
寝起きの、少しかすれた声でひとりごちた。
「おじさま?・・・いないの?」
部屋の中には静寂しかなかった。
「相変わらず仕事熱心ねェ・・・・・・あら?」
枕元に、綺麗に包装された長細い箱が置かれていた。
真っ赤なリボンにカードがはさまっている。

【わたしの美しい猫へ】

フランス語でそう書かれていた。
ガラクータは包装紙を取り払い、箱を開けた。
中には、先端に鋭い鉤爪のついた特別製の義手が入っている。
「なによ、これ?わたしはフック船長になるつもりはないのよ」
少し憤慨して、手にしていたカードをピンと弾いた。
「あら・・・裏にも何か書いてあるわ」

【猫には爪が必要でしょうからね。
ただし、その爪は鉛と炎をも吐く危険なものです。
取り扱いには重々気をつけて。
では、よい旅を・・・        A・クッペパン】

ガラクータは、鉤のついた義手を手にとってしげしげと眺めた。
「ふぅん・・・、面白いじゃない。・・・素敵よ」
561434:03/07/30 13:21 ID:qNbNjGuA
クッペパンはガラクータの自由を決して束縛しない。
何処にいて何をしていようと結局、自分の愛玩動物にかわりはないということを
知っているからだ。
そのことにガラクータは小さな息苦しさを覚えながら、旅支度を終えた。

日当たりの悪い部屋のドアを閉めて、ゆっくり鍵をかける。
そして、小さく呟いた。
「オルヴォワール・・・さよなら・・・」

その部屋には、人形の手のような義手が鈍い光をたたえて置き去りにされていた。

  おわり



視姦とかSMプレイとか考えたのですが(;´Д`)ハァハァ・・・
無 理 で し た 。・゚・(ノД`)・゚・。
エロ描写がいつにもまして淡泊ですみません
最近調子に乗りすぎなので、トウさんの青龍刀に斬られに逝ってきます
562258 ◆dIB/bnkXys :03/07/30 22:15 ID:ijxuCCVE
むおおおお!今日は大漁でございますな ブフブハ
と、言うわけで先にイカレタ感想を。舞い上がってる上に
キモイ感想ですみません

ついに399さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
しかもガラ×プリンタンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
めちゃくちゃ雰囲気のある文章じゃぁないですか、んもう!
最初のプリンタンの夢の風景が怖くって最高です、上手いなぁ
(;´Д`)ハァハァしまくりです。何より大人なガラさんに萌え、燃え。
そしてプリンタンカワ(・∀・)イイ!!
「早く大人になりたいなぁ」ですってよ!
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア

そして434さんのクッペ×ヨウジョガラキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
なんとガラさんのフックはそんな経緯でついたのか。
と妙に納得しちゃいました。
そして…最燃えポインツはなんたてガラタンの
「おじさま」
も・萌え死ぬ…萌え死にそうだよママン(;´Д`)ハァハァ
一話目の悲壮感溢れるガラタンったらすっかりオヤジキラーになっちゃってもう。
おぢさん(;´Д`)ハァハァしちゃうよ
しかも「美しい猫」ああ…なんてエロスな世界。 もうだめぽ

書き手さん増えて嬉しいなぁ本当。・゚・(ノД`)・゚・。
と、いいつつ触発されてうpります、ダブルデーですが…
563258 ◆dIB/bnkXys :03/07/30 22:21 ID:ijxuCCVE
「まぁ!博士大変よ ほら!お月様があんなに高い」
「大変だ! こりゃ早く戻らないとね 行こうプリン」
僕達は慌てて図書館を飛び出した。
今日僕は図書館で調べ物をしていた、
今一緒にいるプリンは「ついでだから」と図書館の掃除をしていたんだ。

やっぱり本を読むのは楽しい、
世界中の知識が本を読めばいくらでも手に入る。
それをどう生かそうか、そんな風に考えるだけで僕はワクワクした、
まだまだ世界には僕の知らない事や経験していない事が沢山あるんだ。

だけど、そうこうしてるうちにこんな時間になってしまった。
サンデー先生に見付かったらとんでもない大目玉をくらってしまう。
何せ一度眠りについた所を起きだして図書館に出かけたんだ、
何故だかとっても目が冴えてしまっていて…それは僕もプリンも一緒だった。
兎に角、森を抜けて急いで僕達の部屋に戻ろうとしていた。
丁度その時だったんだ。
「どうしよう 今頃サンデー先生キット私達を探しているわ
だって、時計を見たらもう真夜中! 子供はすっかり寝る時間よ」
「本当だね ごめんよプリン僕がもっと早く気がついていれば…」
「あっ…!!」
「どうしたのさプリン 急に立ち止まって」
「シ―――! ほらサンデー先生よ」
今見付かったら大変だ。 僕達は取り敢えず遣り過そうと茂みに身を隠した。
プリンと茂みの中で身を寄せ合って隠れてコソコソと様子を伺う、ちょっと格好悪いや。
隣にいるプリンからちょっぴり女の子の匂いがした。
564258 ◆dIB/bnkXys :03/07/30 22:23 ID:ijxuCCVE
「…ダンディーさんも一緒だね」
「ホントね 二人で私達を探しているのかしら?」
「う〜ん どうやらそんな風でもないらしい 
しめた!僕達が居ないのはバレてなかったみたいだぞプリン」
サンデー先生とダンディーさんの歩き方や、様子を見てなんとなく僕はそう思った。
「早く通りすぎてくれないかしら…」
「そうだね 僕達がここを出て部屋に戻るにはあの二人がどこかへ行ってくれないと」
何故だか僕のその思いは外れそうな気がした、
何せ二人の立っている場所はダンディーさんがいつも寝床にしている木の下だったから。
立ち話でも初めてしまったのかな? なんたってサンデー先生の話は長い。
「とにかく…ちょっと様子を見てましょうよ」
「うん…そうだねこんな時は急がば回れだ チャンスが来るのをまとう」
僕達は暫く黙って二人を見ていた、だんだんと耳が慣れて二人の会話が聞こえてくる。

「ごめんなさいね ダンデーさんお散歩に付き合っていただいてしまって
何故だか今日はとっても目が冴えてしまったんですのよ
でも良かったダンデーさんが起きていてくれて 一人じゃちょっと不安ですもの」
「ウム まぁ俺は夜の方がしっかりと目が冴えるもんでね」
へぇ、サンデー先生もダンディーさんも僕等と一緒だ。
今日飲んだコーヒー、少し濃すぎたんじゃないかな?
でも散歩だったのかぁ、ハハァ、これが俗に言うデートってやつだな。
「んまぁ…そうなんですの? 何故?」
「フフ そりゃまぁ色々とな」
「でも夜って…不思議ですわね いつも見えてる景色が全く違って見えるんですもの」
「フフ こんな狭い島でも色んな顔があるもんだな」
「そうですわ 朝焼けを受けている時も夕日にそまっている時も
春も夏も秋も冬もぜーんぶ違うんですのよ でも特に夜は何故だか違って見えますわ」
「ふーん 何故そう思うんだい?」
「…うふふ それはまぁ色々ですわ」
「ハハハ 色々か それもそうですな」
565258 ◆dIB/bnkXys :03/07/30 22:26 ID:ijxuCCVE
なんだか変な会話だなぁ…二人共楽しそうだけど、
もう少し要点をしっかりもって話せば簡単に伝わる筈なのに、
妙にはぐらかしあって二人で笑ってる、大人ってこんな所がよく分からないな。
「…なんだか変な会話ねぇ サンデー先生もダンディーさんも
あれでどうして笑ってるのかしら?ねぇ博士」
「な?君もそう思うだろ 不思議なもんだね僕にもちっとも分からないや」
僕はプリンの方を見て同意した、でもプリンはコクンと頷いて二人の方を見たっきり。
しかも突然その顔が真っ赤になったんだ、だから僕も二人の方を見た そうしたら…
「………!!」
ダンディーさんが…サンデー先生の肩に手を置いて…それで…
サンデー先生もダンディーさんにもたれ掛かる格好になって…顔を近づけあって
…わあ!これは…多分…キス…してる…

僕は頭の中で必死に考える。
そうだ、確かあの行為は挨拶にも使うんだから、別におかしな所なんかない。
でも二人はこんな夜中に二人でいて…それはつまりデートをしている訳で…
それじゃぁきっと、もう一つの意味だ。 ハハァ、つまり二人は…
僕がそこまで考えを導きだしたところだった。
「ねぇ 博士やっぱりだわ!あの二人ってやっぱり愛し合っていたのね」
その声にびっくりして振り返ると、プリンの少し赤くなった嬉しそうな顔があった。
「…うん どうやらそうみたいだね」
うん、そうだ。 僕もなんとなく分かっていた。
いや きっと島の皆が分かっていたと思う、サンデー先生とダンディーさんの事。
僕もとってもお似合いだと思っていたしね、
ただ…それを目の前にするとは思ってもみなかった。
でもこれは凄いぞ!沢山の本を読んで恋愛の事を知識では多少知っていたけど、
まさか僕等の先生と、僕等の尊敬する人のそんな所を目撃するなんて!
こうなるともう、僕の貪欲な知識の欲求が大きくなってしまって止まらない。
それはどうもプリンも一緒だった様だ。
566258 ◆dIB/bnkXys :03/07/30 22:29 ID:ijxuCCVE
「…なんだかステキねぇ ねぇ博士この後この二人どうするのかしら」
…こんな時僕は大体の想像がついてしまう…少し嫌だ。
でもそれなら寝室に上がっていくなりしてくれる、
ちょっと残念だけどそうすれば僕達は戻ることができる。
それでもサンデー先生とダンディーさんはそこから動こうとはしない。
しかもさっきより体をくっつけあって抱き合っている。

「今日は満月だったんですわね ほらアナタの顔よく見えますわ」
「ああ アンタの可愛い顔もよく見える」
「んまぁ・・・でもそうかしら?」
「何故?」
「いつも不思議なんですのよ このサングラスをしていて
夜の闇をどうしたら見回す事ができるのかって」
「フフ 何も目ん玉だけがモノを見る道具じゃぁありませんからな」
「うふふ ダンデーさんったら相変わらずキザな事いいますわね」
「フフ そんなにキザだったかねそれは失礼した」
二人ともニコニコとして体を撫であっている、
そのままサンデー先生がダンディーさんのサングラスを外した。
月明かりが強いせいか僕達からもダンディーさんの顔がよく見える。
「まぁ ダンディーさんってあんなお顔してるのね」
「アレ?プリン見た事なかったの?」
「アラ? よーく考えたらあったわねぇ どうしてそう思ったのかしら
でも…なんだか違った顔に見えたの不思議ねぇ」
「うん…なんとなく分かる」
そう、何故かサンデー先生も違った顔をしている、ように見える。
いつも僕等に『勉強なさい!』と言ってるあの顔とは大分違う。
僕達がそうこう言っているウチに、二人の動きがだんだんと妙になってきた。
567258 ◆dIB/bnkXys :03/07/30 22:31 ID:ijxuCCVE
「うふふ ねぇん ダンデーさん」
「フフ 元気なもんだぜ 明日チビ共の授業中居眠りしても俺は責任とらんぜ」
「んもう! 意地悪 大丈夫ですわ明日は明日ですもの」
「ハハ どこが大丈夫なんだかちっとも分からねぇな
まぁ俺はアンタの隣でゆっくり昼寝でもさせてもらおうかね」
「んま!明日は子供達の授業一緒に見ていただきますからね!」
「フフ 一緒に…か 二人で並んで高いびきじゃチビ共に格好つかねぇぜ」
「もう…うふふ」

ああ…これはひょっとしてひょっとするぞ。
僕の心臓はもう跳ね上がって飛び出しそうになった。
でも何故か、不思議と『見ちゃいけない!』と言う気分にもならない。
どうしようか、プリンはどう思っているんだろうか?
「…ねぇ博士 私初めてよ…ドキドキするわぁ」
どうやら思いは僕と一緒らしい…。

…………

凄い…大人のキスってあんな風にするんだ。
唇をくっつけるだけと思っていたけど、あんな風にお互いの口の中まで入っていくんだ。
何度も何度もキスしてる、なんだか鳥みたいだ。
サンデー先生の体がピクピクと震えていて、
そのサンデー先生の体をダンディーさんが木に押しつけるようにしてる。
「んん…んふ」
また、初めて聞いた声。 きっと僕達の前では決して出さない声だ。
ダンディーさんの手がサンデー先生の背中で何かしている、あっ!
「わぁ 手品みたいね」
サンデー先生の肩から何かと一緒に横に伸びたダンディーさんの手の先のアレは…
「ひゃぁ!サンデー先生の下着だ」
「博士さん! シ―――――!!静かにして!」
プリンが口元に指を当てて僕に静かにする様に促してきた。
「ご ごめん」
568258 ◆dIB/bnkXys :03/07/30 22:33 ID:ijxuCCVE
一体どうやって取り出したんだろう、まだサンデー先生は洋服を着たまんまだ。
…以前読んだ手品の本にもそんなの載ってなかったなぁ。
そしてポトンとサンデー先生の下着がそのまま地面に落ちた。
ダンディーさんの手がサンデー先生の胸の辺りで動いている。
そのままダンディーさんがサンデー先生の胸に顔を埋めて…
わぁ…!サンデー先生のおっぱいが見える。
まるで赤ん坊みたいにダンディーさんがサンデー先生のおっぱいに吸い付くみたいにしてる、
その度にサンデー先生が気持ち良さそうな声を上げている。
「アッ…あん はぁん ダンデーさぁん…」
「おっぱいって…赤ちゃんが吸うためにあるんじゃないのかしら 変なの」
「なんだかダンディーさんが赤ちゃんみたいだね」
「うふふ 本当ねぇ 赤ちゃんみたい」
おかしいなぁ、こんな事するなんて本で読んだ事ないよ。
「ねぇ見て博士さん…ダンディーさんったらサンデー先生のあんな所…触ってる」
「ああ…あそこは…」
僕は急に恥ずかしくなった。そう、ダンディーさんの手が伸びている場所は…
「おしっこの出るところよねぇ…」
間違ってはない。でもプリンはまだ知らないんだ。そりゃそうだよな…
僕だって本で読んだ事があるだけ、そこはもう一つ赤ちゃんが出てくる場所。つまり…
ダンディーさんの手はサンデー先生のそこで何か規則でもある様に動いている、
その度にサンデー先生がくすぐったそうに体をクネクネさせている。
そして思いついた様に、サンデー先生がダンディーさんの顔を引き寄せてまたキスしてる。
二人共ちょっと息が上がっていて苦しそうだ、なのにその顔はちっとも苦しそうじゃない。
月明かりにサンデー先生がお腹のあたりまで洋服をずらしているのが見える。
「憧れちゃうなぁ…サンデー先生とっても綺麗 私もあんな風になりたいわ」
「うん とても綺麗だねサンデー先生…なれるんじゃないかな プリンならさ」
「えへへ そうかしら 嬉しいわ 博士」
プリンが暫く振りにコッチを向いて笑った、そんな顔で見られたら僕は照れちゃうじゃないか
569名無しさん@ピンキー:03/07/30 22:35 ID:ijxuCCVE
「ふんん…ンフ さっき私アナタと沢山歩き回ったからちょっと汗ばんでますわよ」
「ん…かまわんさ」
「まぁ…いやらしい人 うふふ」
「フフ お互い様だスケベなのは」
「…あ!ダンディーさんったらあんな所に顔近づけて…汚くないのかしら」
「ど・どうなんだろう…」
サンデー先生を木にもたれ掛けさせたと思ったら、ダンディーさんはその前に屈み込んで、
サンデー先生の両脚を掴んで自分の肩に乗せている、重くないのかなぁ…。
そして…サンデー先生のあの場所に顔を近づけて、あ…あれは。
ダンディーさんが口に咥えているのは、さっき地面に落ちた下着と同じ色をした…
わぁぁ 女の人の下着を僕は両方始めてみてしまった。
下着がサンデー先生の脚の途中に掛かったままで、
それを避けてダンディーさんがサンデー先生のスカートの中に顔を埋め始めた。
「アッ はぁん… んん…駄目…ほら私 アン 汗を掻いて…アアッ!」
「フフ 汗を掻いてるんだかそれ以外だか…俺には分からんぜ こんなになってちゃな」
「アアン…もうそんな事 はふ 言っては嫌ですわん…はぁっあああん イッ…」
「一体…何をしてるのかしら?」
「うん…」
僕達にはダンディーさんが何をしているのかちっとも分からない。
暫くそのままで、僕達はその様子をじっと伺っていた。
「んんふ アッ…もう だめぇ そんなにしては私…はぁ ねぇんダンデー…さん
アッ アッ! アッ!! アッ――――――! ハァッ!イックうぅんん!!」
ダンディーさんの頭を押さえつける様にして突然サンデー先生が両脚を突っ張らせて、
全身を震わせて痙攣をし始めた。
「…!!」
「ど…どうしたの?サンデー先生 ねぇ博士イクって何?」
「わ・分からないよ 僕にも ああ一体どうなってるんだ」
それどころか、僕の知識としてあったそれとはまったく違う二人の行為のお陰で、
僕の頭は混乱し始めていた。
だって…あの…性行為って只女性器と男性器をくっつけて…卵子と精子が…
ただそれだけだったんじゃなかったのか? 全く分からない…イクって何だろう…。
もうなんだか分からない事だらけだ。
570258 ◆dIB/bnkXys :03/07/30 22:37 ID:ijxuCCVE
ダンディーさんが少しぐったりしているサンデー先生を肩から降ろして、
抱き合いながら嬉しそうにキスしている。
よーく見るとサンデー先生の手が何かモゾモゾと動いている、
そのまま、サンデー先生がダンディーさんの前に跪いて、
ダンディーさんの腰の辺りをゴソゴソとさせているみたいだ。
「うふふ…じゃぁ今度は私がさせていただきますわね」
「博士…サンデー先生何をするのかしら?」
「…なんだろう…」
「きゃっ!」
「プリン!静かに!」
「だ・だってアレ…」
……驚いた…サンデー先生が口を開けて…手に持って引き寄せようとしてるアレは…
「アレって…口に入れていいものなの? ねぇサンデー先生大丈夫なの?」
「…大丈夫…なんじゃないかな 僕もう何がなんだか分からないや」
ダンディーさんのそれを全く迷う様子もなく、サンデー先生は口に入れてしまった。
しかもサンデー先生はとても嬉しそうな顔をしている、なんて異様な光景なんだろう。
「ふうん…! んんん… うふ ふあ…」
「はぁ…ああサンデーさん もういい もういいぜ」
「あら…そうですの? うふ んん…」
サンデー先生がそれから口を離した…こうやって見るとダンディーさんのそこは、
僕のとは大分形が違って見える、なんだか大きくて…空に向かって立ち上がっている。
どうしてだろう…大人になるとあんな風になるのかな。
「やだぁ 恥ずかしい…」
プリンは顔を覆ってしまっていた。
アレ?良く見たらその指の隙間からしっかりと見ているみたいだ。
「きてぇ…ダンデーさん んん…アッ アッ はぁぁぁん!」
僕がそんなプリンの様子を見ていたその時、突然サンデー先生が大声を上げた。
驚いて僕等は一斉にその方向にまた向き直った。そして一緒に感嘆の声を出したんだ。
「わぁ…」
571258 ◆dIB/bnkXys :03/07/30 22:39 ID:ijxuCCVE
サンデー先生が中腰になって木にしがみつくようにしている。
その後ろからサンデー先生のお尻を掴んでそこに腰をあてて、
その腰を激しくダンディーさんが揺らしている。
その動きの最中、ダンディーさんの腰から伸びるアレが、
サンデー先生のお尻のあたりに突き刺さっているのが見えた。
「アッ アッ イイ…! 気持ち…イイ はぁ ダンデー さん!!」
…そうだよ、これが性行為ってやつだよね。
でもダンディーさん疲れないのかなあんなに動いて、なんだか大変そうだ。
しかも性行為っていきなりこんな風にする訳じゃないんだなぁ…
随分と色んな前置きがあるんだ…知らなかった。
「凄いわねぇ サンデー先生痛くないのかしら?」
「…うんちょっと苦しそうな顔みたいにも見えるよね 大丈夫かな」
「うん…心配だわ」
僕達の心配をよそに、ダンディーさんはさっきよりもスピードを上げて、
サンデー先生のお尻に腰をぶつけている、
その度にその二つの場所のぶつかる音が僕達の耳に届いてくる。
「なんだか…サンデー先生もダンディーさんも知らない人みたい」
「うん…あ!」
僕は最初にサンデー先生が言っていた言葉を思い出した

「でも夜って…不思議ですわね いつも見えてる景色が全く違って見えるんですもの」
572258 ◆dIB/bnkXys :03/07/30 22:41 ID:ijxuCCVE
本当にそうだ。
サンデー先生もダンディーさんも、昼間僕達に向けている顔じゃない。
優しくていつも僕達の事を考えてくれていて、でも厳しいサンデー先生、
ちょっと無愛想ででもいつも僕達を助けてくれるダンディーさん、そのどちらでもない。
そして、二人のしていた僕達には理解しにくい会話。
そうなんだ…今僕達が覗いているのは、夜だけに見せる二人の大人の顔なんだ。
「大人になったら私もあんな事するのかな…ちょっと怖いけど
でも…なんだか羨ましい気もするわ だって二人共とっても愛し合っているんでしょ
ねぇ 博士…私って変かな?」
僕はやっと平静と取り戻した、つもりになってプリンの質問に答えた。
「変じゃないさ サンデー先生とダンディーさん本当に愛し合っているよね
僕も少し怖いけど…僕達も平等に大人になるわけだし…」
少し照れくさくなってきた。
大人になった僕ってどんな風なんだろう、プリンはどんな風なんだろう…
サンデー先生みたいな、ダンディーさんみたいな大人になってるのかな。

僕がそんな事を考えている最中も二人は動きを止めない。
「アッ だめへっ! また! またイクッ! ダンデーさん アアッ イックウン!」
「ハハ いいぜ はぁ 気の済むまで…イキな はぁっ はぁっ」
「ああん…はぁっ 好き! ダンデーさん 好きぃ!」
「ああ…そんなに言うな…もったいねぇぜ」
「じゃぁ…アン! アナタも言ってん…愛してるってぇ…はぁっ 言ってぇぇ!」
「今更…くっ ああ幾らでも…アンタが言うなら…」
「ええ…幾らでも アッ アッ イク…うんん もう…アアだめぇん
最後に…言って! アッハ!一緒にイってぇ!ダンデーさん!!」
「ハッハハ どっちだ…はぁ! ああ…俺ももう…くうっ」
「ううん…アッ ど・どっちも!どっちもぉぉ!」
「アッくぅ! アア!サンデーさん愛してる! アッ!出る 出る!」
「はぁぁあぁ! イクッ!イクッ!ダンデーさはぁん…アッ――――――!!」
ダンディーさんがサンデー先生のお尻から勢い良く腰を離した。
573258 ◆dIB/bnkXys :03/07/30 22:44 ID:ijxuCCVE
「アッ!!!」
ダンディーさんのアレがサンデー先生のお尻を抜けて、
両脚の間に向かって突き出て、そしてその先から何か白い液体が飛び出した。
「は・博士…アレ アレ何?」
「ああ…ア・アレはその射精したんだよ あの液体は…その赤ちゃんのもと…」
僕はプリンの質問にドキマギしながら答えた。
「赤ちゃんのもと?」
「そ・そう アレが、卵子と結びついて…その赤ちゃんが出来るんだ」
「卵子? 結びつく? どう言う事?」
プリンは顔を赤くしてどんどんと僕に質問をしてくる、その顔がちょっと恥ずかしい。
「…それは…図書館で調べてくれよ」
「えー? いいじゃない教えてくれたって」
「嫌だよ 僕だって恥ずかしいんだから 僕達が大人になったら分かるよ きっと」
「ふーん」
プリンはそこでやっと質問を止めてくれた、そして二人の方へ視線を戻した。
視線の先の二人は、向き合いになって抱き合ってキスを繰り返している。

「うふふ…嬉しい ダンデーさん沢山愛してるって言ってくださったんですもの」
「ハ・ハハ ついアンタに乗せられちまった」
「あら照れてらっしゃるの? いいんですのよ今は二人きりなんですのも」
「全く…アンタにはかなわねぇな フフ」
「明日は…子供達には自習でもしていただこうかしら」
「そりゃ感心しねぇなぁ」
「それじゃこのまま朝を待ちましょう 今度は朝焼けに変わる所二人で見ましょうよ」
「はぁ…随分と目が冴えておいでで 
それじゃぁとっておきのブランデーでも飲むとするかね」
「うふふ それはいい提案ですわね 今夜は眠らせませんわよ」
「ハハハ…ハイ ハイそうしますかね」

二人きり…!僕達は顔を見合わせた。
574258 ◆dIB/bnkXys :03/07/30 22:46 ID:ijxuCCVE
「い・いけない!なんとかして…か・帰らなくちゃ!」
「ええ! そ・そうね!早く帰らなくちゃ…!でもどうしよう」
「そうだ!この辺りの草をかき集めて…」
僕は周りにあった草や木の枝を集めて自分たちに被せる様にした。
「以前海賊さん達に使った戦法さ これなら闇夜にまぎれて見えないはずだよ」
「早く戻りましょう!」
「うん そうだねそれがいい」
そして僕達はまだ何事か囁き合っている二人の側を後にした…。

そのまま森を走って抜けてやっと僕達は部屋の側まで戻ってきた。
「大人って不思議ね でも本当サンデー先生とダンディーさんステキだったわぁ」
「うん…あんな関係だとはちっとも思わなかったよ 僕達にはいつも秘密にしてたんだね
そう考えると…ちょっと見ちゃいけないものをみちゃった気がするけど…」
「ええ ねぇ博士…今日の事みんなには秘密にしましょ?」
「うんそれが懸命だと思う」
「夜って凄いわぁ 私とってもドキドキしちゃったわ」
プリンはつくづくと言いながら僕の方を見た、そして…
フイに僕に向かって顔を近づける。
「え…ええ!? プ・プリン?」
「ちょっとだけ…大人の練習よ」
ああ!ど・どうしよう…プリンがゆっくりと顔を近づけてくる。
そして僕とプリンの口・唇が…あたって…ゆっくり唇を開いて…

ガツン!

勢い良く歯と歯が当たった。
「いたたた…」
「いててて…や・やっぱり僕達にはまだ早過ぎるんだよ」
575258 ◆dIB/bnkXys :03/07/30 22:47 ID:ijxuCCVE
次の日、それでもいつもの顔に戻っていた少しアルコール臭いサンデー先生は、
やはり授業開始とともに黒板に大きく『自習』と書くとその場で眠り込んでしまったんだ。
それでは、と森に行って遊び始めると、あの木の上からダンディーさんの声
「いててて…ああチビ共 俺は少し頭が痛ぇんだ 
静かにするか…どこか他所に行って遊んでくれねぇか」
僕とプリンは顔を見合わせた。
昨日ぶつかった歯の衝撃と一緒に昨日の二人の事を思い出してしまって、
僕の顔は赤くなってしまった。
…それはどうやらプリンも同じだったみたいだ。

僕の知らない事はまだまだ沢山ある。それは本を読んだだけじゃ分からない。
大人にならなくちゃ分からない事だって沢山あるんだ。
大人じゃなくちゃできない事だって沢山あるんだ、
僕はまだまだ勉強しなくちゃと思いながらほんの少しだけ、
早く大人になりたいな…、そう思った。


おすまい
ごめんなさい、ヘンタイで
576名無しさん@ピンキー:03/07/30 22:58 ID:ByDZQr+6
オンタイムキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
577名無しさん@ピンキー:03/07/30 23:13 ID:U1JgaZdx
ブラボーーーーーーーーー!!!!
博士の目線のダブルデーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
博士の解説がまた的確で燃えます これは本当に鼻血モノ!!脇役のプリンも可愛い!
「夜を待とうよ」「月娘」「主我を愛す」が脳内リピートしてまつ
こんな大作をたくさん一度にリアルタイムに読めるなんて・・・起きててよかった〜
ぼかあ 幸せだなあ
578名無しさん@ピンキー:03/07/30 23:45 ID:CpdYndcU
258さん新作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ──*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!

プリンタンと博士のドキドキ感が伝わってきまつ(;´Д`)
歯がぶつかって照れる二人…カワイイ!!
579名無しさん@ピンキー:03/07/31 00:02 ID:rHSmyw74
ヒィヒィ・・・   ヒィヒィ・・・
もうハァハァどころではありません

399様
エロというより紳士道を教わっているようで、大人としてガラ様に憧れます。
淑女プリンの成長も楽しみです。

434様
恥ずかしながら私はまだ怪盗クッペパンを見たことがありませんが、
さぞ魅力的な人物であろうことがうかがえます。
深い教養がうかがえる妖しい文章ですね。

258様
良い生徒をお持ちのサンデー先生・・・聖職者なんですね。

傑作の大波に溺れかけ、不躾な感想になったことお許しください。
580名無しさん@ピンキー:03/07/31 00:08 ID:iOFlm/0T
博士とプリンタンの実況もとい、青姦キタ――(・∀・)――!!

今日は大作のオンパレードで盆と正月が一緒にキタ――(・∀・)――!!
581名無しさん@ピンキー:03/07/31 20:01 ID:H4UfmrRO
今更ながら、258氏の女ガラ×ダンディーにニヤニヤしています。
ダブルデーのときとは別の、もう一人のダンディーも悪くねぇであります。
二人の女のあいだで二人のダンディーが入れ替わる姿に、ただならぬ
258神の構想を予感してしまうのでありますが・・・
582あぼーん:あぼーん
あぼーん
583399:03/07/31 22:54 ID:yKrOhjp+
ヲヲヲ!こんな漏れにも感想が!!(涙)
皆様アリガdでつ

改めて自作を読んで見ると・・・・エロくねぇじゃん!ウワァァァン!!


584名無しさん@ピンキー:03/07/31 22:56 ID:BdUm3sxF
>「ふんん…ンフ さっき私アナタと沢山歩き回ったからちょっと汗ばんでますわよ」
>「ん…かまわんさ」

特にこのくだりがダブルデーの大人っぷりを感じますた。
それにしても子供の実況って凄い・・・
毎度凄いものを見させていただいてます、感謝(;´Д`)ハァハァ
585あぼーん:あぼーん
あぼーん
586名無しさん@ピンキー:03/08/01 01:11 ID:okEZtmyX
434様
クッペ×幼ガラが出てきた、ということは、
いずれマジョリタンのあたりで再会する2人というのも
書かれるのでしょうか?
587あぼーん:あぼーん
あぼーん
588434:03/08/01 18:15 ID:MpowpYfJ
258さま
博士に(;´Д`)ハァハァ
>僕の貪欲な知識の欲求が大きくなってしまって止まらない。
に激萌えしました
さすが博士、何事に対しても勉強熱心で・・・将来が楽しみでつw
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
あっ、あと感想ありがとうございますた
激しい妄想世界につきあってくださってありがdです

399さま
つ、続きキボンヌ(;´Д`)ハァハァ

>579さま
感想ありがとうございます
クッペ未見の方もおられるでしょうに、軽率に話に出してしまったかなと
少し後悔しております。・゚・(ノД`)・゚・。

>586さま
激しく妄想中です 書きたいです・・・書いてもよかですか?
589あぼーん:あぼーん
あぼーん
590あぼーん:あぼーん
あぼーん
591ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 04:42 ID:e3EGd7L5
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
592あぼーん:あぼーん
あぼーん
593586:03/08/02 05:42 ID:B5HDA0Qz
434様、是非是非書いてください!
もう何というか・・・
どんな展開が来るんだろうと想像だけで(;´Д`)ハァハァしてます。
も、もしかしてトウさんも絡むとか?
594あぼーん:あぼーん
あぼーん
595あぼーん:あぼーん
あぼーん
596あぼーん:あぼーん
あぼーん
597あぼーん:あぼーん
あぼーん
598あぼーん:あぼーん
あぼーん
599あぼーん:あぼーん
あぼーん
600あぼーん:あぼーん
あぼーん
601あぼーん:あぼーん
あぼーん
602あぼーん:あぼーん
あぼーん
603名無しさん@ピンキー:03/08/02 22:20 ID:53M66uQ/
広告ウザイ。
604434:03/08/03 00:28 ID:UwF4DPjA
たしかに広告ウザですね・・・と言いつつ
258さまに大いに感化されたわたくしは覗きネタ?を試みますた
広告がウザイので小説を晒すわたくし・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
スレ汚しご容赦下さい
605434:03/08/03 00:29 ID:UwF4DPjA
【「ふう・・・何だか今夜はばかに蒸すわい」
わしは布団から起きあがってひとりごちた。
懐中時計を取り出し見ると、夜中の2時過ぎ。
眠れる気がせんので、わしは暇つぶしに本を読むことにする。
手近にあったフロイトの本をパラパラめくると、
『エディプス・コンプレックス』という言葉が目に飛び込んできた。
エディプス・コンプレックスとは、幼児期の男児が母親に性的関心を抱き、
同姓の父親をライバル視してその死を願う・・・といった観念だったかの。
なぜかわしは下品な顔つきの三流海賊、トラヒゲを頭に浮かべる。
・・・ほうほう、なるほど・・・
母親がサンデーさんで、父親はDの字というわけかの?へらへっへ!
我ながらうまいことを考えついたわい。
たしかに奴のサンデーへの態度の中には、母親への思慕に似たところが
あるかもしれんのう。
そしてDの字に対して、身の程知らずにもライバル意識が・・・
ってわしは何を分析しているんじゃ。トラヒゲのことなど考えても、ちいとも
面白くないわい。
「つまらんのう・・・」
わしはむなしくなり、手にした本を本棚へ戻した。
と、そのとき、はずみで一冊のノートが床に落ちた。
「おお、これは・・・」
わしの日記帳じゃ。不定期につけとる秘密の日記。
わしはいいことを思いついた。
こんな夜はこの島を徘徊してまわるのも面白いかもしれんのう!
「へらへっへ!」
606434:03/08/03 00:29 ID:UwF4DPjA
「おお、ムマどん!グドイブニング!ボンソワール!お晩ですぞ」
いきなり、ガバチョに声をかけられた。
返事をする間もなくガバチョのやつは、さらに続ける。
「いや〜今夜はばかに蒸しますなあ。なんですな、こういうときは
納涼花火大会でも催したらいかがでしょう?
夜空にガバチョと咲く大輪の花!
気分は涼しや、たまや、魚屋と!おまけに出店などを出せば
財政も一気に潤うこと間違いありませんぞなもし!」
「相変わらずよく喋るねえガバチョや」
わしはこのやかましい男に、クロロホルムを嗅がせて黙らせたくなるのを
ぐっと堪え、静かに立ち去った。
ガバチョはひとりでまだ喋っておる。やれやれ・・・。

そうこうするうちにダンディの木の近くまでやって来た。
音を立てないようにそっと近づくと・・・
「おお、やっとるわい!へらへっへ」
暗がりの中にぼうっと人影が見えた。
ダンディの奴とサンデーじゃ。
ダンディはサンデーの身体を抱き、木に押しつけるようにして自らのナニを
荒々しく突き刺していた。
ちょうどいい具合にダンディがこちらに背を向けているので、
わしは見つかる心配をせずに二人の睦み合いを観察させてもらった。
「アアン!ダンデーさあんっ!・・・ハァ!・・・ン!」
サンデーは誰に憚ることもなく、嬌声を上げている。
わしが見てることも知らんで・・・へらへっへ!
髪を振り乱し、ダンディの身体にしがみついて喘いでおるサンデーを見ると、
昼間の聖職者の顔とのギャップを感じずにはいられない。
タテマエ的な意見を臆面もなく言ってのける先生殿には閉口するが
夜の顔はなかなか可愛らしい・・・これが『真夜中は別の顔』っていう
やつかの。
607434:03/08/03 00:30 ID:UwF4DPjA
ダンディがサンデーの唇や首筋に口づけながら、なにか囁いた。
「アアン、イヤ、ですわぁ・・・ハア!そんなこと・・・ン!」
恥じらいの表情を見せ、息も絶え絶えにサンデーは返事をした。
Dの字の奴、なんと言ったのかの?
ちっ、補聴器でもつけてくるんじゃったわい。
なんにせよ、その一言でサンデーも、Dの字もさらに興奮したようじゃ。
ダンディは腰を激しく突き上げ、絶頂へと一気にのぼりつめる。
「アアアッ!ハッ、ウン・・・アア・・ダ、ダン、ッアアアー!!!」
サンデーはただでさえ響くハスキーな声をさらに張り上げている。
やれやれ、いつもこんなやかましいのかね、この女は。
わしならごめんじゃよ、と呟いてわしはその場を立ち去る。
この二人が眠りにつくのを待っていたら朝になってしまうわい。

さて、少し遠出をしてキッドの館までたどり着いた。
今度は見つかると命に関わるかもしれんので、わしは緊張した。
裏にまわって、海賊どもの部屋を覗いてまわる。
ヤッホーの部屋は・・・何じゃ、獣の剥製だらけのこの部屋は。
熊だの、鹿だの、そんななかにまぎれてヤッホーがイビキをかいている。
このイビキ・・・耐えられん。他の動物よりこいつのほうが獣らしいわい。
次、ドタバータの部屋はと・・・。
うへぇ、ゴミダメかねこの部屋は。物を片づけられない人間が増えているようで
嘆かわしいのう。
部屋の主は・・・ゴミのなかで寝ておるわい。
さて・・・いよいよ次はガラクータの部屋じゃ。
ほうほう、さすが元貴族。白で統一されたきれいな部屋じゃの。
ベッドも豪華だが・・・
「へらへっへ!」
608434:03/08/03 00:31 ID:UwF4DPjA
思った通り、ベッドで寝ているはずのガラクータの姿はない。
ということは・・・
わしは急いでトウヘンボクの部屋を覗き込んだ。
いるいる・・・布団に横たわり、トウヘンボクの首に右手を回しているのは
女海賊ガラクータじゃ。
昼間は絶対お目にかかれない、ガラクータのこの恥じらいの表情。
声を押し殺して、トウヘンボクの愛撫に陶酔しきっておる。
昼間の関係とは逆転し、トウヘンボクに主導権があるように見えた。
「ふむ・・・?」
ガラクータともあろう者がトウヘンボクの前では、まるで生娘のように見える。
わしの目の錯覚かの?
おや、ガラクータが何かつぶやいた。
くそ、聴診器でもあればのう・・・わしは壁に耳をあてたが何も聞こえない。
それにトウヘンボクが笑って(いつも笑っているような顔だが)なにか答える。
そして大層しあわせそうに笑い合ったかと思うと、抱き合って目を閉じてしまった。
これで終わりかの?物足りん・・・。
わしの見たところ、この二人はABCでいうところのBどまりでいつもコトが終わっておる。
ふむ、まさかトウヘンボクに何か欠陥でもあるのかの?
相談してくればとっておきの治療薬を調合してやるのじゃが・・・。
いや、そうも見えんな。なにか訳ありなんじゃろ、へらへっへ。
さて、あまり長居をしておると見つかってしまう。
わしはそそくさともと来た道を戻る。

ダンディの木の下では、さっきの二人が裸のまま、座ってなにか話していた。
こりゃいかん。見つかってしまうわい。
わしは遠回りをして帰路を急いだ。
もう大丈夫じゃろ、と胸をなで下ろしたその時、不意に話しかけられて
わしは心臓発作を起こしかけた。
「ムマさんじゃないですか。こんなところで何をしているんです?」
見ると、木陰に黄色い毛玉がうずくまっていた。
609434:03/08/03 00:32 ID:UwF4DPjA
「ライオン君かね?」
「ええ、そうですよ。今夜は暑いですねえ」
「わしゃ、あんまり暑くて寝付けないんで、ぶらぶら散歩してたんじゃよ」
わしはへらへっへと笑った。
「そうなんですか。ぼかァてっきりムマさんが寝ぼけて徘徊してまわってるんじゃ
ないかなぁって心配してたんです。散歩でしたか、あー、よかった」
この畜生がッ!
「ははは、わしゃ夢遊病者じゃないよ、ライオン君」
わしは怒りを抑えて言った。
・・・どれ、仕返しでもしてやろうかね。
「ところで・・ライオン君?」
「なんですか?」
「おまえさん、発情期になったらどうするんじゃね?」
わしの突然の質問に、ライオンの奴は虚をつかれたようじゃ。
「エ・・・ええ、そうですねぇ。ぼかァ、発情期に入ると人が変わったように
なっちゃうからなぁ・・・みなさんに迷惑がかかるかも・・・」
「そうじゃよ、発情期になるとオスは気が立って興奮状態になってしまうんじゃ」
ライオンはシュンとしてしまった。
へらへっへ!
わしはさらに付け加える。
「どうじゃ?この際、去勢したらどうかね?」
「キョ・・・去勢ですって・・・!?」
ライオンはにわかに震えだした。
「ガタガタ・・・・ぼ・・ぼかァ・・・」
「どうじゃ?今すぐでもわしは構わんよ!?」
わしが一歩踏み出て、声を荒げたのでライオンの奴は脱兎のごとく逃げ出した。
へらへっへ!
人をボケ老人扱いした罰じゃよ。・・さて、帰るか・・・。
610434:03/08/03 00:33 ID:UwF4DPjA
わしは調子っぱずれの歌を歌いながら、やっと帰路に着いた。
やれやれ、なかなか愉快じゃったのう。
ダンディとサンデーの逢い引き。
トウヘンボクとガラクータの秘め事。
そしてライオンの奴のあの慌てっぷり。
へらへっへ。ゆかい愉快。
そう思いながら机に向かい、さっきの出来事を委細詳しく秘密の日記帳に書き記す。
これを後で読み返すのが最近のわしの楽しみじゃわい。
へらへっへ!               ×月◯日 】


「まぁ・・・!!昨日の夜はこんなことがあったのね」
わたしは、サンデー先生の首筋に赤く鬱血した跡があったのを思い出した。
「虫に刺された、なんて言ってたけど・・・ウフフ」
ノートで顔を隠すようにしてわたしは笑った。
「お〜い、プリンや。ちょっと手伝ってくれんか?」
いっけない!ムマさんの声と足音が近づいてきたわ。
「はぁーい!」
そう返事をして、わたしは急いでムマさんの日記を、医学書と一緒に本棚に戻した。
ウフフ、こんな読者がいるなんてムマさんも知らないでしょうね。

「・・・ねぇムマさん?補聴器でもつけたらどう?」
わたしはさりげなくそう言ってみる・・・

                             おわり
611名無しさん@ピンキー:03/08/03 01:39 ID:OriEYeGn
リアルタイム読了(゚д゚)ウマー
ムマどんの表現が!巧みだわぁ、ムマどんそのもの…
補聴器と聴診器のダブルボケ(?)笑いますた。オチも捻れていてフフフと。
漏れはエロよりもムマどんの語り口を楽しんでしまいますた。
トウガラもヨカタですよもつろん!明日の活力ありがとうございました。
612名無しさん@ピンキー:03/08/03 04:16 ID:iz4e6f+v
434さん乙カレー
ムマさん楽しそう・・・

声を張り上げるサンダータソ(;´Д`)ハァハァ
生娘のようなガラクータ(;´Д`)ハァハァ
黄色い毛玉カワ(゚∀゚)イイ!
613258 ◆dIB/bnkXys :03/08/03 07:34 ID:FsOpm1mR
徘徊ムマキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
しかも他の方のダブルデーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ありがとうございます生きてて良かった…。・゚・(ノД`)・゚・。
Dの字は一体何を言ったんだ…知りたい…
それにしてもトウガラはBまでなんですか、相変わらず…
何故なんだ むおおお気になってしかたない。

でもやっぱりムマどんはいいキャラですなぁ
その素材をガバチョと活かす434さんはすんばらすぃです! ハタハッタ

すみません嬉しすぎてなんだかもうめちゃくちゃ
614あぼーん:あぼーん
あぼーん
615あぼーん:あぼーん
あぼーん
616名無しさん@ピンキー:03/08/03 17:29 ID:DILHE6x8
434さんは知性派ですかな?
夜の島の生活がまた忙しくなってきましたね。
ライオン君の発情期の問題もどうなるのか心配です(;´Д`)ハァハァ
617名無しさん@ピンキー:03/08/03 20:09 ID:eHWlKcDR
258さんのサイトが見れねー。
漏れだけれつか?
618名無しさん@ピンキー:03/08/03 20:27 ID:S115kwy1
あ、性欲スレおえびに書いてあったけど、鯖が不調らしいよ。
俺も見れないです・・・。
619434:03/08/03 20:30 ID:HJhRrmq4
皆様感想ありがとうございました
あんまエロくなくてスミマセンデシタ・・・

258さまのサイト、私も見れません。・゚・(ノД`)・゚・。
620258 ◆dIB/bnkXys :03/08/03 20:36 ID:FsOpm1mR
なんだか今鯖の方がディスク交換だかなんだかで停止されてるですよ
(´・ω・`)ショボーン…
早く復旧してくれんかなぁ・・・
でもデリくらったわけではないみたいなんで大丈夫です。 多分

それにしても434さんのエディコンプレックスの解釈は素晴らしいですな
なんつーか、全くその通りだ!
621399:03/08/03 21:35 ID:9Hl9QBUT
漏れ258様ところの掲示板はおきにいりに入れているので入れました。
でもTOPには入れないでつ(´・ω・`)ショボーン
622名無しさん@ピンキー:03/08/03 21:38 ID:0vLrpQsz
同じくお気に入りに入れてるYO(・∀・)
623名無しさん@ピンキー:03/08/03 21:55 ID:S115kwy1
俺今復活したよ 見れる
624258 ◆dIB/bnkXys :03/08/03 22:02 ID:FsOpm1mR
どうもご迷惑おかけしました
どうやら復帰したみたいですね。よかったよかった
なんでしたらあのサイト、マトメサイトにしようかと思うのですが
いかがなものか?
え? 挿絵? …どうしましょうか?
625あぼーん:あぼーん
あぼーん
626あぼーん:あぼーん
あぼーん
627あぼーん:あぼーん
あぼーん
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あぼーん
629あぼーん:あぼーん
あぼーん
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あぼーん
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あぼーん
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あぼーん
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あぼーん
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あぼーん
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あぼーん
636あぼーん:あぼーん
あぼーん
637あぼーん:あぼーん
あぼーん
638258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:04 ID:k9DqsxDN
いやー季節柄ですかね。すげぇな広告。

なんか悔しいので広告のみのレス数よりも長いの書いたるぜぇぇぇぇ!
とか思って書いてみたらば、馬鹿に長い上にねちっこい上に微妙に
ヘンタイなモノができあがってしまいますた。 でも貼らしていただきます

時間的には一応海賊編最終回の例のシーン…だと思います。
それでは恥をかなぐり捨てていかせていただきますです。
639258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:05 ID:k9DqsxDN
「ああ…本当に私ったら 限界を超えてしまいましたわん
だから…言ったじゃありませんかぁ 私…ヒック 限界が…アフン」
「全く…限界を知ってるならそれ以上飲むもんじゃねぇだろ
アンタもいい大人なんだからそれ位分かってるだろう」
海賊達との一悶着がやっとの事で区切りがつき、島民一同揃ってお祝いをしていた訳だが、
大虎になってしまったサンデーをダンディは背中に背負い夜の森の中を歩いている。
「しかしガバチョとトラヒゲを投げ飛ばすとはなぁ…おっかない人だぜ フフフ」
寝息の様に落ち着いた呼吸を始めたサンデーを振り返って見つめると、
サンデーが先程起きた顛末を思い出して小さく笑った。
「それにしてもだ…一人でいるのがいいと言ったばかりなのにあのチビ共は…」

「お願いダンディさん サンデー先生を寝室まで連れて行ってもらえないかな」
「頼むぜぇ!ダンディさん」
「腹減るといけないから残った料理今から少し包んでおくよ 後は俺が食うんだもんね…へへ」
「ムマさんはガバチョさんとトラヒゲさんの治療に行っちゃったし… 
頼れる人はダンディさんしかいないのよ!」
「ここの片付けは私達がやるから お願いねダンディさん」
「僕からもお願いします あの 僕サンデー先生がちょっと怖いです…ガタガタ」
「それに僕達はもうちょっと美酒に酔いしれていたいんだ
美酒って言ってもお酒は飲まないけどね もう少し僕達だけでいさせてくれないかなぁ」
多少は本当なんだろうが博士がそう言って、全員がウンウンと頷く。
子供達全員が気を使っているのが分かった。
「おいおい…俺はなぁ」
チラとサンデーの方を見るとテーブルにつっぷしてスヤスヤと寝息を立てている。
確かに酩酊状態に近い人間の体は必要以上に重い、それでなくても…重いのに。
ダンディがさも困った顔をしていると、子供達と一匹は更ににじり寄り全員声を揃えて
「ダンディさん サンデー先生をお願いします!」
ダンディの方を真っ直ぐ見つめていった、この顔には弱い。
「やれやれ…どうやら俺に拒否権はないようだな」
ダンディーは少し笑うとそのままサンデーを背中に背負い、ゆっくりとドアの方に向かった。
「それじゃぁ お前達も方付けが済んだらさっさと寝るんだぞ」
640258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:07 ID:k9DqsxDN
「はーい 分かってます」
子供達はニコニコとダンディに向けてヒラヒラと手を振っている。
「いい生徒をお持ちだなぁ ええ?サンデーさんよ」
丸で少女の様にほんのりと顔を赤らめ寝息をたてるサンデーに、
ダンディは独り言の様に呟いた。

「…あらん ここ 私達の部屋よねぇ さっきまでサロンにいたんじゃなかったかしら…
あらダンデー…さん 私…どうしちゃったのかしらん」
「やっとお目覚めですかね 大虎さんよ」
「あの…どう言う事…なんですの?」
「アンタは酒に酔ってガバチョとトラヒゲを投げ飛ばしたんだぜ しかもそのままおねんねだ
俺はチビ共に頼まれてアンタをここまで運んできた そう言う事だ」
「んまぁ…それ…本当ですの? あの子供達は?」
「ああ チビ共なら全く問題ねぇ もう少しチビたちだけで騒ぎたいんだそうだ
さっきまでは大人たちがいてできる話も出来なかったかもしれんしな…」
そこまで言って方付けまで引き受けてる事は、この際言わないでおこうと思った。

「そうですの…それじゃぁ私も戻りますわ 子供達だけでは心配ですもの」
ダンディの話を聞いてサンデーは立ち上がりサロンに向かおうとし始めたが、
次の瞬間足をもつれさせてしまう。
「止しな せっかくチビ共がアンタに気を使ってやってるんだぜ アンタはゆっくり休むんだ」
よろけて体制を崩したサンデーの体を抱き止めてそれ以上を制止させる。
「…でも私…」
「いいから チビ共の好意を無駄にしなさんな ホレさっさと寝た寝た」
そう言ってダンディーが自分の体からサンデーを引き離そうとするが、
その胸元あたりをサンデーが掴んで離さないでいる。
「…あの ダンデーさん」
「何だ?」
「あの…もう少し…ここにいてくださらない?」
641258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:11 ID:k9DqsxDN
すがる様なサンデーの瞳、アルコールの所為で血流がよくなって益々赤みを帯びた唇、
自分の胸元を掴むその手の仕草、息遣い…これはイケナイ。
「いやいや アンタ少し眠った方がいい 俺も酔っ払いに構ってる程暇じゃないんでね」
今自分の動悸が少し上がっているのをサンデーに悟られたらマズイ…
慌ててサンデーの手を引き離し、さっさと外への扉に向かっていく。
その背中からおずおずとした力を失ったようなサンデーの声、
「ダンデーさん…あの…送ってくださってありがとうございます…」
すっかりいつもの声かと思っていたのに、やたらしおらしい事を言っている。
「礼にはおよばねぇさ それよりチビ共に感謝するんだな それじゃバーイ」
ダンディは振り返る事もせずにサンデーの元を後にする。
さっさと扉を閉め外に出るとフウッと溜息をつく、
そのままポケットから煙草を取り出すとその場で火を付け、
紫煙を煙草の先端からチリチリと昇らせて吸い込み、空に向かってそれを吐き出す。
自分の肺に取り込まれた事によって、色を失った煙がポカッと眼前に広がる。
「はぁ…」
もう一度、今度は声に出して溜息を付いて、
なんとか自分の中で膨らみ始めた欲求を溜息と一緒に吐き出そうとする。
「全く…一人でいたいと言っていたのは誰だ?マシンガン・ダンディよ フフ…
据え膳喰わぬはなんとやらとは言ったもんだが…なんたって相手は酔っ払いだぜ」
自分の中の気持ちに心底呆れた風に呟いてみる、そしてとにかくココを離れよう…
そう思い、足が一歩カサリと草を踏んだその瞬間、

ガタガタッゴトンッゴツン!!

「な・何だ?」
どうも今の大きな音は、さっき自分が出てきた場所から聞こえたようだ。
ダンディは慌てて振り返り、今一度締めた扉を勢いよく開けて中に入っていった。
しかしさっきまでサンデーが居た場所には誰も居ない、仕方なく他の部屋を当たってみる。
寝室・子供達の部屋・トイレ・その他諸々…どこにもサンデーは居ない。
「するってぇと…最後はあそこか」
大袈裟に溜息を付いて、一度その扉の前に立つと数回ノックをしてみる。
「ゴホン サンデーさん…いるのか?」
642258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:13 ID:k9DqsxDN
…何かが動く音とシャワーが絶えず流れる音は聞こえるが、返事はない。
少し嫌な汗がダンディの首筋を流れる、もう仕方が無いと意を決してその扉を開ける。
ムワッとした湯気が一気にダンディに向かって飛び出してくる。少しそれにむせてから、
勢いよく流れつづけるシャワーを無視し中に入って行く、ダンディの背中が少し濡れる。
「一体どうし…!? サ・サンデーさん!」
バスルームのまだ湯の張っていない浴槽に、
サンデーの両太腿が突き上がる様にして、
膝から下が折れ曲がる様にダランと伸びている。
「う・うう〜ん いたたたた…」
よくよく見ると全裸のサンデーが空の浴槽の中でひっくり返っていた。
一瞬その姿に驚いたが、
そうも言っていられないとダンディは浴槽に身を乗り出す様にして、
サンデーに向かって必死に声をかける。
「おい! しっかりしねぇか な・何してやがるんだアンタは!」
「いたた…や・やだダンデーさん!…私ったら あの その…だ・大丈夫ですから」
ダンディの声でやっと我に返ったサンデーは慌てて胸の辺りを隠すと、
アタフタと投げ出された足をしまい込む様に浴槽の中で小さくなってしまった。
「あの…少し酔いを覚まそうと思って…シャワーを浴びようと…そうしたら少し…」
「フラッときて空の浴槽にゴトンか はぁ…危ないったらありゃしねぇな アンタは
だいたいだな酒に酔ってる状態で風呂に入るのは
どんなに危ない事かって位知ってるだろ?」
ダンディーは少し怒りを込めた声で次々と捲くし立てる、
「…全くアンタには心底呆れたぜ アンタ一人だったらどうする気だ? 
チビ達にそんな格好晒してそれでも教師と言えるのか?」
その間もサンデーは浴槽の中で小さくなったままで俯いている。

「…ご・ごめんなさい…アナタにこんなにご迷惑かけてしまって…」
「フン 俺は別にアンタがこんな馬鹿げた事をして怪我をしようとかまわんぜ
だがなぁ…一番悲しむのは誰だと思ってるんだ!? チビ共じゃねぇのか?
そんな事も分からないならアンタは本当に馬鹿な女だぜ」
643258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:15 ID:k9DqsxDN
流石に言い過ぎだとは思ったが、自分自身あまりの出来事に気が動転していて、
更に子供達の事を思うとそうも歯止めが利かなくなっていた。
ダンディはそこまで言うと、
浴槽に肘をかけて俯いたままのサンデーを暫く睨み付けていた。
次第にシャワーの音に混じってかすかに嗚咽する声が聞こえはじめる。
「…ごめんなさい…でも…本当なんですの? 
…ダンデーさんはそんな風にしか私の事を思ってらっしゃらなかったの?」
「あ・いや…その フン 少なくともい・今は だ」
「私が悪いんですもの…仕方ありませんわ ごめんなさいねダンデーさん」
「…あの…そのなんだ…少し言い過ぎた だから その」
ダンディがそこまで言い掛けた瞬間、
サンデーが顔を上げて微かにその体を震わせて言った。
「私…あの 今一人になるのが…その 怖いんですの 
お願いダンデーさん! 私を…一人になさらないで」
その顔は怯えと疲労に満ちた顔をしていた、ダンディはその顔を見詰めたままでいる。

ここ連日の騒ぎはサンデーにとって相当のストレスだったのだろう、
それで今日酒の所為もあって荒れてしまったのなら、多少は理解できる…。
浴槽で転ぶのは理解できないし感心しないが、まぁ無理もないな。

「怖いのか…そうかい そう思うのならなるべく忘れてしまった方がいいな
で 俺はどうすればいいんだ?サンデーさん」
ダンディがほんの少し笑ってサンデーの少し濡れた髪に手を触れると、
サンデーは浴槽から上体を上げてダンディに抱きついた、そしてダンディの耳元で呟く。
「…この気持ちが壊れて無くなってしまう位…強く抱いて 抱いてくださいな」
その言葉にダンディは少し顔を赤くしてサンデーを抱き返した。
「…フフ 気持ちだけ壊れる程度で済めばいいがなぁ」
644258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:17 ID:k9DqsxDN
そう言うとサンデーと顔を付き合わせる。
「いいんですの ウフフ 出来るならそうしてくださいな…」
「ハハ 言いますなぁ 俺も丁度コレで濡れちまってね また風邪を引いても困る」
指先で先程から流しっぱなしのシャワーを指すと、
スイスイと自分の着ているモノを脱いでバスルームの外にしっかりと広げて置いていく。
「んまぁ…本当に私ったら」
「フフ まぁ酒にはそれなりに色々あるさ これから気をつければいい」
ダンディがそう言って振り返るとサンデーが抱きついてくる、
そしてその胸に顔を埋めて呟いた。
「アナタ…やっぱり優しい人ですわね」
「よせよせ そんな事言っても一文も特にならんぜ」
ダンディはそう言ってサンデーに軽い口付けをしながら、フと子供達の事を思い出した。

しかし…チビ共は全く戻ってくる気配がないな。
まさかこうなる事を予測して…いや いやそんな筈はないだろう。
…どっちにしてもよくできた奴等だ。
そして今自分の腕の中にいるひょっとしたらその子供達より子供らしい女を見ると、
なんだか可笑しくなってしまって、
ダンディは湯気の立ち昇る天井を見詰めて小さく笑った。

お互いの体に付いた水分と部屋中に篭った湿気が二人の体を益々密着させ、
立ち上がった格好のまま、何度も何度もお互いの口内を舌で行き来させている。
数回目の口付けで、サンデーは少し酸欠気味になったのかプハッと大きく息を付いた。
バスルームの空間が二人の呼吸の音までしっかりと拾い上げ、
それを反響させて響かせている。
「んんふ…はぁ ダンデー さん んん」
時折、サンデーがうわ言の様にダンディの名を呼ぶ、ダンディは名を呼ばれる度に、
サンデーを見詰めては頬や額に軽い口付けをし、
その両手でサンデーを撫で回している。
その動きはゆるゆると、肉体を求める動きと言うよりは心の奥底を宥めすかす様な、
そんな風だった。 段段とサンデーの全身から残っていた強張りが消え、
熱を帯び始める。
645258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:21 ID:k9DqsxDN
水気の多い場所の所為か口内から溢れる唾液は量を増し、
お互いの顎の先を伝っては流れ落ちていく。
「んん…フ はぁ」
ついにお互いの唇が離れると、
その間に道筋を作る様に唾液が糸を引いて伸びている。
ダンディはそのままサンデーの耳元に口付けをすると、
抱き上げて浴室の床に寝そべらせる。
さっきまで空だった浴槽に今は湯が張られているせいか、
それともさっきまで流しっぱなしだったシャワーの所為か
床の上は充分に暖まっている。
そしてサンデーの耳の周りに張り付いた濡れた髪を丁寧に掻き分けて、
その形をくっきりとなぞる様に舌をゆっくりと這わせていく。
「はぁぁ…はぁ は…」
サンデーの耳元から直接進入してくるダンディの息遣いに、
サンデーは身を震わせ強くその体にしがみついた。
そのままダンディはサンデーの全身を、ゆっくりと時間をかけて舌を這わせた。
鎖骨のラインをゆっくりと中央の窪み向かって一直線に舌を動かし、
乳房を形取る様にその中央の突起を触るか触らないかの程度に、脇の下も、
指先も指と指の間までそれこそ爪先から背中の背骨のライン一つ一つにまで。
「あふ…はぁ ふんんクッ…アッ はぁん」
全身に刻み込まれる様に続く愛撫に、時折脚をつっぱる様に伸ばしてみたりしながら、
軽く自分の指を噛んでサンデーは溜息にも似た声をあげ続ける。

ダンディはツイとその指をサンデーの秘所のあたりに滑り込ませる。
そしてさっきまで全身を撫でまわした舌と同じ様な強弱をつけてそこを這いまわらせた。
敏感な部分を襲ったゆるやかな刺激にサンデーの体がピクンと波打つ。
茂みの一本一本を掻き分け、太腿の付け根からじわりじわりと内側にその指を進ませ、
それでも一番敏感な部分には触れないように、なだらかな円を描く仕草をする。
サンデーの秘所の閉じあっている部分がそれによって擦れ合って小さな水音が立つ
「アッ アッ…はぁっ んっんう」
646258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:23 ID:k9DqsxDN
サンデーが声をあげるのを止める様に、頭を抱え込んでダンディはその唇を塞ぐ。
ピチャピチャとサンデーの二箇所から微かな水音が立ち、
サンデーはその音に併せて少し苦しそうに全身を細かく震わせ続ける。
先程までサンデーの唇を塞ぎ、口内をかき回していたダンディの舌がゆっくりと離れ、
サンデーの瞼の上のくっきりとした二重のラインをなぞり始める。
「はぁっ いや…ダンデーさぁん なんだか…変 ああ…はぁん」
次第にダンディの舌が突付く様な仕草で睫を捕らえ始めた瞬間、
「はっぁ! 駄目…アッ アッ アッ! はぁぁん…」
と、ブリッジの様な姿勢になってサンデーは小さな絶頂を迎えた。
「はぁぁ…はぁ はぁ…」
痙攣でもしている様に全身を震わせているサンデーの唇をダンディは軽く突付いて
「フフ どうした?」
と意地悪く微笑んでサンデーの顔を覗き込む。
「…はぁ イッて…はぁ しまいましたわ…でも…」
「フフまだ大した事はしてねぇぜ 随分と敏感な人だぜ で でもなんだい?」
「んもう…意地悪な人 あの もっと…もっとして欲しいん…ですの」
「そう焦る事はないぜ アンタが嫌と言うまでいくら時間をかけても俺はかまわねぇ」

実際は勿論そんな訳にはいかないのだが、
今夜はこのまま子供達が戻って来なければいいとさえ、ホンの一瞬思った。
いくらサンデーに非があると言っても怒鳴りつけてしまった詫びになればいい、
だからこそ焦らしたかった、この女がここ数日で受けたストレスとか不安とかを、
ほんの少しでも時間をかけて溶かしていってやりたいと思っていたから。
647258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:25 ID:k9DqsxDN
サンデーの快楽と僅かに残った酔いによってすこしぼうっとして熱くなった全身を、
バスルームの湯気と湿気が益々それを増進させていたのだが、
その体の丁度中央の窪みの辺りに突然ヌルヌルとした冷たい液体が落ちてきた。
天井から落ちた水滴にしてはかなり広がった面積が大きい。
慌てて顔を上げると、サンデーの上に跨る様にして立って微笑んでいるダンディと、
何かボトルの様なモノを持っている手が目に入った。
「冷たい…! あのそれは一体… きゃぁ!」
そのボトルから一本の筋を描く様に液体が落下して、
今度はサンデーの胸のあたりに落ちた。
「それ…ああ!!」
ダンディの手にしているのは、
時折サンデーが肌荒れを気にして使っていたローションだった。
ダンディはその後二箇所、三箇所とローションをサンデーの体に落下させると、
ボトルを元の場所に戻してサンデーの腰周りあたりから、
ローションを全身に塗りたくる様にした。
ヌメヌメとした感触がダンディの手が蠢く度にサンデーの体に伝わってくる。
その感触に先程までより大きく体を仰け反らせ、大きな声をあげる。
「ハァッ もう…ダンデッ! さん ハァアン さぁん」
ローションの油分の所為か、逃げ場を失ったサンデーの熱が一層早く体内を駆け回り、
時折立つニチャニチャとした音がその熱を更に昂ぶらせていく。
ダンディはその様子を見詰めながら、より一層滑りの良くなった肌を揉むようにする。
今度はマッサージを受けているような感覚がサンデーに伝わってきて、
「う…うん はぁ 気持ちイイ…」
と安心しきった顔になってそれを受け入れる。その顔を見てダンディも
「ハハ アンタ大分肩がこってますなぁ」
等と言ってサンデーの上体を抱かかえると、ゆっくりと肩を摩ったり揉んだりしている。
648258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:28 ID:k9DqsxDN
すっかりサンデーが安心しきっていたところを、
突然ツルンとサンデーの胸にその手を降ろしゆっくりと撫で回しだす。
「ああっ…はっ ああ…いつもとなんだか違う感じがしますわ」
「フフ そうかい? じゃぁここなんかも違う風に感じるぜ キット」
そう言ってダンディーの手が滑らかにサンデーの下半身に滑り降りた。
サンデーがピクンと反応するのを認め、
今度はダンディの正面に向き合わせるように抱かかえる。
サンデーの全身についたローションが一層ダンディの体との密着度をあげ、
身じろきさせる度に二人の体の間で淫靡な音を立てさせる。
「アッ!…はぁん はぁっ!アアッ!ダンデーさんそこは…!」
お尻を抱え上げられた格好で暫く秘所の辺りを愛撫されていたが、
突然その指がその上の蕾の周辺に移動して、クルクルとなぞるような動きを始めた
「イヤッ! いやぁ! ダンデーさぁん…やめっ…!!んふん〜!!」
決して直接触れる事はせずたっぷりとそこに染み込んだローションを、
更に刷り込む様に指を動かし続けながら、必死にもがくサンデーの口を塞ぐ。
ダンディはひとしきりその辺を蠢かして、
いい加減サンデーの瞳に涙がたまってくるのを見つけると、
スルスルとその指を秘所の方へと移動させ、その下の核の部分を転がしだした。
「はぁん! はぁはぁっ…んもう…嫌いですわあんなトコロを触って…アン」
「ハハ すまんすまん俺も嫌いだ」
「んもう! じゃぁ何故そんな事…アアッ はぁん…!」
「フフ まだまだ話してる余裕がおありかい? そりゃぁいけねぇな」
そう言ってダンディは両腕をサンデーのお尻の方へ回すと、
片手で核を転がしもう片方の手を迷う様もなく秘所の内壁に滑り込ませた。
サンデーの膣でダンディの指が器用にアチコチを動き回り、内壁全てをかき回してくる。
「はぁっいやっ アッ アッ はぁっアッ―――――!!」
サンデーはその刺激に大きく上体を仰け反らせる。
いつもより大きな粘着質な水音がサンデーのその声と一緒に大きな音を立て、
それが一層サンデーに羞恥と一緒に大きな快楽を運んできた。
身を捩れば捩る程、上半身についたローションがサンデーとダンディの間を滑って、
バスルームの中を覆い尽くすように、サンデーの声とその音が響いた。
649258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:30 ID:k9DqsxDN
「あつ…あついぃん…アッ アッ はぁはぁぁぁん! ダメ!ダメェ ダンデーさぁん!」
激しく秘所に指を突き立てられ、核を転がされてサンデーはまた絶頂を迎えそうになる、
サンデーは腹のあたりで硬直したダンディの自身があるのを見つけ、
それを必死に手でしごきだし、噛み付く様にダンディに口付けをした
「んふ―! ふんん ぷはっ ハッイクッ…アッはぁあ――――――!!!」
ビクンと上体を大きく仰け反らせお尻を突き出させると、今度は大きな絶頂を迎え、
そのままダンディにしがみつき、
しばらく全身を小刻みに震わせて肩で呼吸を整えている。
「ハァ―ハァ― はぁふぅ…ううん…ああ…
なんだか酔いなんか吹っ飛んでしまいましたわ」
「フフ 丁度いい酔い覚ましになりましたか そりゃぁ良かった」
暫くお互いの体を愛撫しあいながら、サンデーが落ち着くのを待った。
「…もう あの…ダンデーさん私…なんだかとっても楽な気分になりましたわ」
「もうかい?そりゃぁ残念だ」
「んもう…でも本当に心配事の多い毎日でしたわ…
子供達も無事だったとは言え一時期は海賊大学に入るなんていったり…」
「そうだったなぁ 俺が熱を出して寝てる時隣にアンタが寝てるのには驚いたぜ」
「…それに…」
サンデーはダンディの目をじっと見詰め少し顔を赤らめて言った
「アナタの事が…ずっと心配だったんですもの」
「俺が?」
「そうアナタが…無茶ばかりするから…」
「別に無茶なんかしていないさ フフフ
アンタに心配してもらえるなんて俺も大した身分になったもんだぜ まぁでも…その…
安心しな アンタもチビ共も俺も今日までこうしてなんとか無事居られたんだから」
「よかった…アナタがここにいてくれて」
「そりゃまぁここで素っ裸で頭ぶつけて倒れてたらチビ共に面目たたんしな ハハ」
「んもう…それはその…ごめんなさい」
サンデーが顔を俯かせていると、隣にいたダンディがすっと移動したのを感じ、
上を向くと天井を背負って少し微笑んでいるダンディの顔が見える。
「…アンタも無事で本当に良かったぜ」
650258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:33 ID:k9DqsxDN
そう呟くと、覆い被さる様にサンデーに口付けをする、
サンデーもそれに応えダンディの奥深くまで舌を進入させる。
そのままサンデーは体を抱え上げられ、壁に押さえつけられる様にされる。
サンデーは爪先立ちの上体になって片脚を持ち上げられた姿勢になった。
「ダンデーさん…私…」
サンデーがそこまで言いかけた瞬間、ダンディの硬直した自身が秘所の上に当たり、
まだ残っていたローションによって滑る様にその場で上下される、
その都度擦りつけられる核の刺激にサンデーは小さく喘いだ。
「はぁ…ああん 本当に アッ 良かった… はぁん」
「フフ…分かった分かった」
ダンディはそう言って暫くその仕草を続ける。お互いの抱きしめあった体からも、
一緒にニチャニチャとした音が響きだす。
「ああ…ダンデーさん もう…もう…ああっ」
ダンディの焦らす様な行為にサンデーがじれったくなった様に自らの手で、
自身を掴むと秘所に導きいれようとする。
「自分から挿れてみるのか? フフ …やってみな」
「ああんもう…! いやいや! ダンデーさんの意地悪!」
サンデーは顔を赤くしながら、それでもダンディを自分の膣へ導こうとするが、
手先が先程の快楽によってか細かく震え、
更にローションによって滑ってしまい上手くいかない。
「フフフ ホレ どうしたもう少しですぜ?サンデーさん」
「アアッ! はぁ 酷いわ はぁ…さっきから意地悪ばかり…どうしてなんです の?」
「ウム…そりゃまぁ いくら乗せられたとは言え限界を超えて飲んだ事と
チビ共に迷惑を掛けた事と…それから…」
ダンディが楽しそうにサンデーの今日の失敗を挙げてみせる、
サンデーはもう片方の手でダンディの胸をポカポカと叩いて
「もうしませんわ…もう絶対…! ああ だから堪忍してぇダンデーさぁん」
651258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:35 ID:k9DqsxDN
「ハハハ そうかい別に俺に謝っても仕方ねぇなそれは
そう思うなら明日はチビ共の希望通りしばらくゆっくりとしていな な?サンデーさん」
サンデーは瞳に涙を貯めてコクコクと頷いて見せる。
「フフ いい返事だ いやぁ良かったアンタが早く返事をしてくれて
俺だって…まぁ いい加減限界なもんでね」
「んもう! ダンデーさんったら…」

ダンディは満足そうに笑うと、サンデーの顎を掴んで持ち上げさせ荒々しく口付けをして、
そのままの姿勢でサンデーの秘所にしっかりと自身をあてがい一気に突き刺した。
「んん! んふう―――――――――!!!」
サンデーの内壁が待ち侘びた様にダンディを飲み込んでいく。
片脚で体重を支えているサンデーはもう片脚をダンディの腰に巻きつけ、
ダンディの動きに併せて腰を揺すらせる。
「はぁっ! はぁっ! アアッ 気持ちいいんアッ!アアアン!」
絶頂に慣れた体は簡単に何度もの絶頂を迎えさせ、
サンデーの意識を肉体から引き剥がそうとする。
「ひゃぁは! イヒッ ひぃぃ! だめへぇ!だめ ダ ンデーさん!」
お互い舌を突き出しそれを交互に絡めあいながら、
お互いを一番大きな絶頂へと導かせようとする。
無意識のウチにサンデーの手が側にあったシャワーのカランにぶつかって、
勢いよくシャワーから湯が放出される。
「はぁ はぁぁ… ひゃぁ!」
最初の冷水に一瞬驚いていたが、それでも構わず繋がっているウチに
体に馴染む温度に変わってくる。
サンデーもダンディも頭からびしょ濡れになって快楽を貪りあった。
例え今子供達が戻ってきても二人はこの行為を止めないかもしれない、
もしかしたら既にもどって来ているかもしれない、気がついていないだけで…
そう思うとその背徳感にサンデーは心の奥底がブルブルと振るえるのを感じた
652258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:38 ID:k9DqsxDN
そしてお互いの肉体に溺れて、サンデーは既に数える事もままならない程の
回数の絶頂を迎えては更に激しく突き上げられ、ダンディを締め上げた。
「あはぁ もう もう! 私…死ぬ 死んじゃうぅ…はぁ アッ!アアッ」
自身を支えていた片脚をガクガクと震わせて、
サンデーは少し焦点の合わない瞳をダンディに必死に向けて訴えた。
ダンディも既に絶頂に近づいていたのかに三度頷くと、
サンデーを強く抱き締める一瞬微かにその全身を振るわせた。
「アアッ! きて!きて!ダンデーさん!アッ!私も…イッ…」
ダンディがその速度を上げて大きな絶頂を迎えるために腰を引き抜こうとした、
その瞬間…

ドオ―――――――――ン!!!

「!!!???」
サンデーの絶叫を掻き消すようなもの凄い爆音が二人の耳をつんざいた。
突然の出来事に、ダンディはその自身を引き抜く事を忘れサンデーの膣のなかに、
思い切り欲望を放出してしまった。
暫くの間シャワーの音だけが室内に響いていたが、
ハタと我に返ったダンディは慌ててまだ少し硬直したままの自身を引き抜いた。
「…あ ああ――――!しまった!」
「ウフ 別に…はぁ はぁ… 私は構いませんのよ」
「ああもう!そう言う問題じゃぁ…し・しかし…なんだ今の音は?」
「…もの凄い音でしたわね 一体何かしら」
自身を引き抜きはしたものの、
まだ抱き合った姿勢のままで二人はキョロキョロと辺りを見回した。
すると、また…

ドオ―――――――――ン!!!
ドオ―――――――――ン!!!
ドオ―――――――――ン!!!

今度は連続できた。
653258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:41 ID:k9DqsxDN
「こりゃぁただ事じゃねぇな ちょっと様子を見に行くとするか」
「そ・そうですわね もしかしたら子供達に何かあったのかも…」
「そうだな兎に角音のする方へ行ってみるか 
あ あの…その すまなかったな サンデーさん」
「だからそれは構いませんわ ウフフ… あ いえ兎に角急ぎましょう!」
二人は大慌てで全身に付いた体液やらローションやらをシャワーと石鹸で洗い流し、
髪もロクに乾かさないで大きな音のした方へ出て行こうとした。
その途中ダンディがサンデーの髪が少し濡れているのに気がついて、
丁度目に留まったショールを手に取るとサンデーに渡した。
「…風邪まで引かれちまったら俺の立つ瀬がねぇ」
「まぁ ありがとうダンデーさん でもそんなに気になさらないでも…」
「いや いや しかしだな…」
ダンディはバツの悪そうに言うと、サンデーの手を取って走り出した。
サンデーもその手を強く握り返す。 きっと騒ぎを聞きつけた皆が集まる場所に
近づいてしまえば離されてしまうのだから…今のウチに思い切り、と。

広場には皆が集まっている、そして海賊達もいる。
丁度子供達も集まっていたので、サンデーは今迄何をしていたのか博士に聞いた
「ごめんなさい先生 僕達あのままサロンで寝てしまっていたんだ そしたらこの音
どうやら誰かが大砲を打ち込んでいるみたいなんだ」
「んまぁ…そうなの でも誰が…」
「トコロで先生もう大丈夫なの?」
「え・ええすっかり酔いもさめましたわ 皆さん迷惑かけてしまってごねんなさいね」
子供達はそんな事ない、と首を振りダンディにお礼を言っている。
ダンディはそれに少し笑って手を軽く振って応えていた。
「あ どうやら その辺の事海賊さん達から話があるみたいだよ」
その話が終わったのを見計らった様に、ガラクータが困りきった顔で話をし始めた。
654258 ◆dIB/bnkXys :03/08/05 22:44 ID:k9DqsxDN
少し冷たい夜風がサンデーの体を通り過ぎ、子供達の前を通りすぎた。

「あら…サンデー先生石鹸の匂いがする」
「お風呂に入ってたのね」

「くしゅん!」
サンデーが小さなクシャミをしたが、
それは夜風に冷えたからか、驚いてしまったからかはどちらかは分からなかった。
それ以上にダンディは、また少し上がってしまった動悸をなんとか落ち着けようと、
その様子を見詰めながらもすこし必死になっていた。




おすまいです
……なんで私は434さんや399さんのやうにかっちりとした内容が書けないの
だろうかと頭を悩ませながら逝こうと思います。 すみません本当ヘンタイです
655名無しさん@ピンキー:03/08/05 22:51 ID:C0wSQxnk
ローションキタ―――(・∀・)―――!!

258さん乙です。
しっかし・・・258さんの書くサンデー先生は可愛えええ!
656あぼーん:あぼーん
あぼーん
657あぼーん:あぼーん
あぼーん
658名無しさん@ピンキー:03/08/06 04:04 ID:DO/P95l0
(・∀・)イイ!!  
659あぼーん:あぼーん
あぼーん
660あぼーん:あぼーん
あぼーん
661名無しさん@ピンキー:03/08/06 10:28 ID:k8D4KzDL
258さん新作ゴチです!(´Д`;)ハァハァ…
濃厚(w エロ描写をありがとう そしてマヌケな中田氏しちゃったダンディーさん萌え
最後の方の手を握り返すサンデータンの心理描写もイイ(・∀・)!!
相変わらず男女の描写が上手いです
(´Д`;)ハァハァ…
それにしても広告宇座い
662あぼーん:あぼーん
あぼーん
663あぼーん:あぼーん
あぼーん
664あぼーん:あぼーん
あぼーん
665あぼーん:あぼーん
あぼーん
666あぼーん:あぼーん
あぼーん
667名無しさん@ピンキー:03/08/06 22:19 ID:92hAEFpp
ローションプレイ(;´Д`)ハァハァ…
焦らし責め(;´Д`)ハァハァ…
相変わらず濃いぃですな ブフブハ
サンデー先生が最終回の最後のシーンでショール掛けてたのは
こういう訳だったのか…
668名無しさん@ピンキー:03/08/06 23:04 ID:annwR2/v
ふっふっふっふっふっふ・・・
現場の後始末はちゃんとできてるのかな?
後で子供たちも入るだろうに…
669名無しさん@ピンキー:03/08/06 23:11 ID:92hAEFpp
ダンデーの出したもの(w の匂いだけはしない
から大丈夫…なんだろうか。
それにしても258さんは何かしら理由がないと中田氏させませんな
それが逆に萌え(;´Д`)ハァハァ
670あぼーん:あぼーん
あぼーん
671名無しさん@ピンキー:03/08/07 00:22 ID:yVz+9++A
お風呂場ですっ転ぶサンデー先生(;´Д`)ハァハァ
今回の話にきちんと繋がってる辺りがスゴイ!

…にしても、258さんのダンデーさんはテクニシャンだわ…
672あぼーん:あぼーん
あぼーん
673あぼーん:あぼーん
あぼーん
674あぼーん:あぼーん
あぼーん
675あぼーん:あぼーん
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679あぼーん:あぼーん
あぼーん
680あぼーん:あぼーん
あぼーん
681434:03/08/08 17:18 ID:Nxu2T5/k
すんごい亀レスですまそですが・・・
ショール掛けてたサンデー先生を見たときに、258さんこのネタで書かないかなー
(;´Д`)ハァハァキボンヌ…と思ってましたので、もう
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
って感じです
中田氏しちゃったダンデーさんが異様にカワイイ(;´Д`)ハァハァ
そして…博士の
>僕達はもうちょっと美酒に酔いしれていたいんだ
に萌え死にそうです…
それにしても、広告がスゴイわ…
682あぼーん:あぼーん
あぼーん
683あぼーん:あぼーん
あぼーん
684あぼーん:あぼーん
あぼーん
685あぼーん:あぼーん
あぼーん
686名無しさん@ピンキー:03/08/09 08:14 ID:Iqxe2n0Z
明日からはアラビアンナイトの巻AGE
687あぼーん:あぼーん
あぼーん
688名無しさん@ピンキー:03/08/09 11:51 ID:LVcKaK3H
258さんの子供達の描写が可愛くて好きです。
だからエロシーンとかダブルデーの描写のギャップがたまらん…(´Д`;)ハァハァ
689あぼーん:あぼーん
あぼーん
690あぼーん:あぼーん
あぼーん
691あぼーん:あぼーん
あぼーん
692あぼーん:あぼーん
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700あぼーん:あぼーん
あぼーん
701あぼーん:あぼーん
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702名無しさん@ピンキー:03/08/11 22:20 ID:U31neapZ
広告だらけ・・・。
鬱だ。
703あぼーん:あぼーん
あぼーん
704あぼーん:あぼーん
あぼーん
705あぼーん:あぼーん
あぼーん
706あぼーん:あぼーん
あぼーん
707258 ◆dIB/bnkXys :03/08/13 23:27 ID:5zCD9bJc
ほすっときます。
いつもいつもレスくださってまりがとうごじゃいます〜。 激しく嬉しいであります!
なんかいっつもしつっこいエロ語羅列でスンマセン セックルマンセー!!

先週は最後の数分に物凄いダブルデーシーンがきてしまって
氏にますたよ(;´Д`)ハァハァ…
しかしながらこっから先はあんまりダブルデーなシーンが無いと聞いて…
。・゚・(ノД`)・゚・。 妄想の世界に生きようと思いマスタ。
708名無しさん@ピンキー:03/08/14 00:40 ID:7PGGey5Z
>こっから先はあんまりダブルデーなシーンが無い
安定期・倦怠期に入ったと思われる。

アルカジル王国入国後に操演者の役替り、というのも考えられる。
新しいWD役の方は別にダブルデー萌えじゃなかった 。・゚・(ノД`)・゚・。  
709名無しさん@ピンキー:03/08/15 00:11 ID:AfNWRhOT
日本橋三越のイベントで、ダンデータンのグラサンの後ろ覗いて来ました…。
…期待していたんだが…
710名無しさん@ピンキー:03/08/15 14:54 ID:+OSMOstk
711山崎 渉:03/08/15 15:55 ID:4fmQeeOf
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
712258 ◆dIB/bnkXys :03/08/15 20:52 ID:z8XKLIcE
うをを?何んですかコレ。 すんごい下にいるんですが…
と、言うわけで恥晒しにも一度age投稿。
一応スレ死亡防止に途中までですが貼らせていただきます。
つづきはすぐ終了しだい全部貼らせていただきますんでウザい貼り方ですんません
713258 ◆dIB/bnkXys :03/08/15 20:56 ID:z8XKLIcE
「わしゃぁ疲れとる 失礼するよ」
「おかしいな…俺はもっと有名で国際警察に追われるはずなんだが
あの長官…俺にも海賊にも興味がないらしい フム 一体…何しにきたんだろう…」
そそくさと去っていった長官を眺めながらダンディはいぶかしがっていた。
「フム…どうしたもんか このまま身を隠しておく必要もなさそうだな…しかし…」
手持ち無沙汰になってしまったダンディは、
その場で煙草に火をつけるとふうっと吹き出し、長官の事やら子供達の事、
他の大人達の事等を考えていた。
心配は心配なのだが…流石にまだ捕まる覚悟は出来ていない。
やはりしばらく身を潜めている方がいいのだろうか…

………

「ダンデーさぁん どこにいらっしゃるのかしら? ダンデーさぁん」
遠くからサンデーの声が聞こえてくる、
ダンディはその声の主の姿を見つけると一度その方向を見て、
また煙草を吹かした。
「フウ…ここにいらっしゃたんですのね 突然いなくなってしまって…探しましたわ」
森の中を走ってきたのかサンデーはフウフウと肩で息をしている。
「やぁ どうしたい息を切らせて 何かようかい?」
「いえ…ただあの長官さんがいらしてからアナタがどこかに
いってしまわれたので…私昨日からずっと探してましたのよ」
「俺にも色々事情があるのさ」
「そうですの…でもそんなにコソコソされなくってもいいじゃありませんこと?」
「ウム…アンタも知ってるだろ?
俺はそんなに堂々としてられる身分じゃねぇって事は」
と、言うとダンディは両手を胸のあたりに揃えて
手錠をかけられるポーズをしてみせる。
サンデーはその仕草に一瞬表情を曇らせていた。
「と思っていたんだが…いや今さっきあの長官にあったもんでね
アンタ等を面倒に巻き込んじゃならねぇと思って俺の事を聞いてみたんだ」
「んまぁ…」
714258 ◆dIB/bnkXys :03/08/15 20:58 ID:z8XKLIcE
「しかしだ あの長官俺の事にも海賊の事にもどうも興味が無いらしいぜ」
「どういう事かしら…」
ダンディが木にもたれかかって立っている隣サンデーも立って、
顎のあたりに手をつけて考え込む格好をしている。
二人で暫く「ウーン」とうなってみたが、勿論答えがでる筈もない。
「…さぁなぁ そこまでは俺にも分からねぇ ただ一つ分かった事は
どうやら俺は取り敢えずコソコソする必要は無さそうだってことだな」
「じゃぁ戻りましょうよ ね」
「いやぁ しかしもう少し俺は隠れていた方がよさそうな…」
サンデーが嬉しそうな顔でダンディの顔を覗き込んで言うと、
ダンディはニ・三度手を振ってみせそれを断ろうとした、すると突然
「いやよ!」
とサンデーが表情を険しくして大きな声を出した。

ダンディはその表情と声に驚いて、サンデーの顔をみつめたままでいた。
よく見るとそのサンデーの大きな瞳にうっすらと涙が浮かんでいる。
「おい…」
「嫌ですわ…ダンデーさん私 嫌! 嫌なのぉ!」
子供の様にダンディの胸に顔を埋めて首を振っていやいやとしている。
「ど・どうした…サンデーさん?」
「嫌よぉ…ダンデーさんやっとアナタが戻っていらしたのに…また また
離れてばなれになってしまうの? 今誰も頼れる人がいないんですの
アナタだけなんですのよ…アナタだけ…それなのになんですの?
安心なんでしょう?捕まる心配はないって…それなのに私といてくださらないの?
そんなの…酷い…! 酷いですわ ダンデーさん酷いわ…
アナタがいないと…私本当におかしくなってしまうわ
暫く振りにちゃんと会えたのにまたいなくなってしまうなんて…そんなのって…
もうアナタなんて捕まってすしまえばいいのよ!そしてこの島から居なくなれば…んん!」
サンデーは突然顎を捕まれ強引に口付けされた。
715258 ◆dIB/bnkXys :03/08/15 20:59 ID:z8XKLIcE
驚いて目をむいていると、その視線の先にやはり目を閉じる事もなく、
じっとサンデーを見つめているダンディの目があった。
こじ開ける様に唇を開かれてその先の口内を強引にダンディの舌が動き回った。
「んん―――――!! ん! ンフ! は…はぁ」
やっとの事で唇を離され、ダンディの唇との間に糸を引く様に唾液を伸ばしている。
「な…何なさるの…」
「…少し静かにしねぇか 俺は女がキャンキャン言うのは嫌いだといっただろ?」
サンデーからはそう言っている表情が何を思っているのか微かに読めた、
多分、怒っている…。 怒らせてしまった。
「わかってるぜ アンタが何故そんな事を言っているのんだか
…なぁアンタ…俺に抱かれたいんだろ?」
ダンディはサンデーの顎をつかんだままでニヤリと笑った。
サンデーが顔を引き攣らせながらその体を離そうとするが、
ダンディはそれを逃がさないように硬く抱き寄せる。
「フフ…正直になれよ 人間てのは命の危険が近づくと子供を残そうとするもんなんだ
体がそう感じてるんだろ? いいんだぜ遠慮しなさんな『抱いてください』って言ってみな
アンタの勝手な事を言うそのこうるさい口でな ホレ どうした?」
サンデーはダンディから体を引き離そうとしながら何度も何度も首を必死に横に振った。
「そ・そんな事…そんな事ありませんわ! なんて事おっしゃるのよ!
見損ないましたわアナタがそんな事言うなんて…!」
せきを切った涙がサンデーの瞳からポロポロと落ちている、
その顔は羞恥と悔しさで真っ赤に染まっている。
「それじゃぁアンタの体に直接言ってもらうとするか? フフ」
皮手袋を口で噛んで脱ぎ去ると強引にサンデーのスカートをめくり上げる、
そして遠慮無く太腿をその手が滑る様に撫であげ下着に手をかけ、
もう片方の腕でサンデーの全身をしっかりと掴んで逃げ出せないようにする。
「やめ…やめてぇ! ダンデーさんやめ…!ああ!」
下着の上から秘所の辺りをグイグイと弄られる。
その都度に濡れた感触がダンディの手に伝わってくる。
「フフフ ホレみろよ体は正直だぜ…アンタも素直になりな」

すみません死亡防止と言うことで…続きはまた後で。
716名無しさん@ピンキー:03/08/15 22:57 ID:DT5MGsFb
久々に258様の新作が・・・(;´Д`)ハァハァ
続きが楽しみです いつもと違う強引なダンデーさんに萌える


717名無しさん@ピンキー:03/08/15 23:54 ID:mio1UY7B
皮手袋かわてぶくろハァハァハァハァ
718258 ◆dIB/bnkXys :03/08/16 22:06 ID:XO0999/o
うあーそれでは続きからラストまでガバチョと行かせていただきますです。
この休暇中ナニしてんでしょうな、私。 いやこの雨が悪いんだ…

それと、今回ちょっと痛い(&イタイ)表現多いです、苦手な人すんません
(とは言いつつ最近はすっかり人が減った気がするのであまり気にして…)
719258 ◆dIB/bnkXys :03/08/16 22:07 ID:XO0999/o
サンデーの体を抱えると押し倒す様にして地面に倒れ込んだ。
二人の鼻の辺りを雑草の潰れた匂いが一瞬漂う。
サンデーが腕を上げて逃れようとすると、ダンディの顔に丁度ぶつかって
サングラスと帽子が跳ね飛んで、草むらのなかにガサッと落ちた。
「……!!」
そのダンディの顔はサンデーが一度も見たことな無い顔だった、
笑っているのに怒っているようで、わずかに泣いているようにも見えた。
「…フフ どうしたサンデーさん …俺が怖いか?」
ダンディのその顔にサンデーは答える事ができないで、ただ小さく体を震わせている
その様子を微かに顔を歪ませて笑うと
ダンディはサンデーの両手をねじ上げ背中の下に回して、
クロスさせるように組み敷かせて上から覆い被さる様に圧し掛かって
サンデーの体を見動きが取れないようにした。
「これがアンタが頼りにしていた男の正体だぜ? ハハハまた見損なったかい?
アンタはそもそもそこで間違えてたんだ フフフ」
「そんな…ダンデーさん そんな…」
サンデーが信じられないと言った顔をして抵抗する力を次第に失っていく。
ダンディはそんなサンデーに一向に構わない様子で、
引き裂く様にサンデーの服を下着と一緒に引きずり降ろすと、
露になった乳房に爪を立ててギリギリと握り潰し始めた。
「いたい…! 止めてぇダンデーさ ん!! ああああ〜!!」
「フフ 止めてほしいのか?嘘を言うな…俺は嘘は嫌いだぜ」
ダンディはその間一瞬もサンデーから視線を逸らさない。
サンデーが視線を逸らそうとするとその顎を掴んで向き直させ、
サンデーが目を瞑れば強引に片方の瞼を開かせた。
「やぁ! 許し て…ユルシテ…」
「アンタは間違ってる…こんな事をする様な男を信用しちまってたんだ
その大きな目…大分曇っちまってるんじゃねぇか?
それともその目はガラス玉か? ハハハ」
無理矢理開かされた瞳は次第に焦点を失って、
サンデーがとらえていたダンディの顔がグニャグニャと歪みだした。
720258 ◆dIB/bnkXys :03/08/16 22:08 ID:XO0999/o
「いた…い ダンデーさん…許して…目が 痛いんですの…あ ああっ!」
乾燥し始めた瞳に突然湿った感触が襲った。
サンデーは一瞬何が起きたのか理解できずにいたが、
自分の眼球に直接ダンディが舌先をあててきた事をやっと理解した。
「やぁ…き・気持ち…悪いですわ…ダンデー さん」
ありえない場所にありえない感覚がじっとりと続く、
サンデーはその苦痛にじっと耐えるしかなかった。
ダンディがこの程度では決して許してはくれない事をなんとなく察知していたから。
ただそれが何なのかはハッキリと分からない。
そう思うと恐怖の感情のほんの隅の方で後悔と謝意の気持ちが湧き上がってきた。
それでもやはりサンデーの心を大きく覆ってしまった恐怖心は止まる事はなく、
ダンディが与えてくるじんわりとした苦痛に声をあげる事でささやかな抵抗をした。

やっとの事でサンデーの眼球からダンディの舌が離れると、
また新たな苦痛が胸のあたりと下半身から襲ってくる。
ダンディは先ほど爪を立てていた乳房の部分にぴったりと唇をあてると、
一度軽く歯を立てて、思い切りその部分を吸い上げた。
「アッ! ヒッ…ダメ! アアッ!痛い! 痛いぃぃ!」
ダンディがようやっとその一箇所から唇を離すと、
その部分は鬱血をおこして赤紫色に変色していた。
乳房に爪を立てていた両の手分の場所を一つ一つ時間をかけて変色させていく。
そうしながらもう片方の手が下着を降ろす事もせずに、
指を秘所に割り込ませて乱暴にそこいらじゅうをかき回している。
まだほんの少ししか湿り気を帯びていなかった秘所に無理矢理指を捻じ込まれ、
苦痛から逃れようとする本能のためか次第に粘液を分泌し始めた秘所から
グチャグチャと淫靡な音鳴り始める。
爪を立てられてすでに微かに滲んでいた血を突き出した舌先で拾い上げ、
その傷口にゆっくりと舌を這わせグイと吸い付き痕をつける。
「いやぁ…こんな痕を残してはだめ くぅっ アッ!……アッ!」
「フフ…いやか?我慢しな 俺は残したいんでね」
721258 ◆dIB/bnkXys :03/08/16 22:10 ID:XO0999/o
「……え?」
ダンディが一度顔を上げサンデーをじっと見つめて呟いた一言を、
苦痛で遠のき始めた意識でいるサンデーには全く理解できなかった。
随分と時間がたった頃サンデーの乳房の十箇所に赤紫色の痕ができ、
ダンディはサンデーの頭をぐいと持ち上げさせ、その痕を見せるようにした。
サンデーの透ける様な白い肌に点在するその痕は益々その存在を主張していた。
秘所から指を引き抜かれようやく苦痛から開放され、
涙でクシャクシャになった顔のサンデーは呆然とそれを見つめていた。
「あ…ああ… こんな事…」
「酷いな フフフ…全く本当に酷いな フ フフ…ハハハ!!」
傾き始めた太陽であたりが次第にオレンジ色に染まり始め、
サンデーの涙で歪んで写るダンディの顔も同じ色に染まっていった。
その顔が泣きながら自嘲気味に笑っているように見えた。

呆然としているサンデーの目の前に突然ダンディの指が迫ってきて、
その夕日に照らされてヌラヌラと光っている指をサンデーの瞳が捉えた瞬間、
もう片方の手で顎をつかみ強引に頬を押し込まれて口を開かされると、
その指を口の中に捻じ込まれ、サンデーの口内で自分の体液の味が広がりだす。
半開きで閉じる事の敵わない口からダラダラと唾液がこぼれ、
先程点々と痕をつけられた乳房の上に糸を引いて垂れ下がっていった。
「ふんん―――――! んぐぐっ… フッ…ふむう――!」
歯の並びまで確かめるようにその指が口内を蠢いて乱暴に引き抜かれると、
間髪いれずに口付けをして舌を差し込んでくる。
「んん…ふぐう…ふうっふうっ―――んん!!」
呼吸が漏れない様にサンデーの唇を飲み込むように覆い、
サンデーの鼻を摘んで更に酸欠を促す。
「――――――!!!!」
次第にサンデーの全身がぶるぶると震えだすと、
トドメを刺すようにダンディの指がサンデーの乳房の突起を思い切り捻り上げた。
「ッッッン″――――!!」
休む事なく動き回っていたダンディの舌が口内から抜かれた瞬間、
サンデーはダンディの唇に噛み付くと、ダンディが軽く眉をひそめやっと唇が離された。
722258 ◆dIB/bnkXys :03/08/16 22:11 ID:XO0999/o
「ハッ…! ハッ…!! ハッ ギ!!?」
空気を求めて犬の様に突き出させていた舌に歯を立てられ、
舌が抜けるのではないかと思う程引っ張りあげられる。
サンデーが噛み付いたダンディの唇から出血しているのか、
舌の裏側を伝ってじんわりと血の味が流れてくる。
「ひゅるひ…へぇ…」
上手く言葉を発する事が出来ない状態でサンデーは必死に許しを乞う。
すると舌を噛んでいたダンディがやっとそこから離れていった。
「ゴメンナサイ…ユルシテ…ゴメンナサイ…」
小さく呟きながら硬く瞑っていた目をゆっくりと開くと、
唇からうっすらと血を滲ませて、無表情にサンデーを見下ろしているダンディの顔が写った。
「アンタは…さっきから何に謝っているんだ?」
「……ゴメ ンナ…サ…イ」」
今のサンデーには何故こんな事になってしまったのか考える余裕など全くなかった。
ただひたすらに許しを乞い、今自分の肉体に与え続けられる苦痛から開放されたかった。
「謝るからにはその理由がちゃんとある筈だ さぁサンデーさん…
アンタは俺に何を謝っている? それともただ…この状況を終らせたいだけか?」
「……ユルシテ…ダンデーさん…」
しかしサンデーはただ壊れたテープレコーダーの様に同じ言葉を繰り返すだけだった。
「…フフフ フ フ…アンタ…何もわかっちゃいねぇ ハハハ…」
ダンディはその言葉を聞くと無表情に笑って言い放った。

「どこまでも勝手な女だぜ」

………次第に日が落ち始め、オレンジ色だったあたりの景色が色を変えていく。
暫くの間、小さく肩を揺すらせて笑うダンディの声と、
小さく嗚咽を続けるサンデーの声だけがあたりを包んでいた。
「…まぁかまわねぇさ それなら俺も勝手にさせてもらうぜ」
723258 ◆dIB/bnkXys :03/08/16 22:13 ID:XO0999/o
すっかり全身の力を失ってしまったサンデーの両脚を掴むと、
そのままサンデーの顔の方に向けて下半身を持ち上げさせる。
「…ダンデー…さん」
「フフ…そんな哀れっぽい顔で見たって無駄だぜ
ああそうか…分かってる安心しなアンタもちゃんと気持ちよくしてやるさ」
そう言うと、サンデーの方に向かって開いている秘所に舌を這わせた。
「はっ…いや…アアン…アッ…アッ…」
ダンディが与えてくる惨めな快楽にサンデーは身を捩った。
わざとらしく大きな音をたて、ダンディの唾液とサンデーの体液を混ぜる様にして、
秘所とその上で大きくなり始めた核を乱暴に責めたてる。
「うあ…あっ…ひっ ダンデーさ ん…ふんん…」
ツイとダンディはそこから顔を離してサンデーの顔を覗きこみながら
指をそこに滑り込ませて内壁をかきまわしている。
「アッ! はぁん…いやぁや…あああ…だ め ダンデ…さ…」
「…気持ちいいのか?」
「……」
「こんな男にこんな風にされても気持ちいいんだろ?
アンタが思ってた様な男じゃねぇんだ俺は こんな男なんだぜ…フフ」
「…違う…違いますわ」
「何が違うんだ? どうだここまでやっちまえばアンタの望み通りだ
アンタが訴えれば俺はいずれここから追い出される 
…そうすりゃ まぁ捕まるのも時間の問題だ」
ダンディはそこまで言うと顔を思い切り歪ませる、
サンデーはやっと合点がついたのか顔をハッとさせた。
「…!!わ…私そんなつもりじゃ…私…」
「…分かってるさアンタがそんなつもりで言ってない事位…ただ…俺は」
そしてすっかりと硬直した自身を取り出すと、
サンデーの秘所にぴったりと腰を合わせその姿勢でサンデーの方をじっとみた
「アンタは勝手だが…俺は大人気ねぇな」
苦笑いして見せて一気にサンデーの内壁を突き破るように突き刺した。
724258 ◆dIB/bnkXys :03/08/16 22:14 ID:XO0999/o
「アッ――――――――――!!」
そしてサンデーの内壁を割って入っていくとそのままの姿勢で動きを止め、
「………アンタにそんな事を言われるのが一番…ツライ
ずっと…その アンタの側にいるから 頼むから…もうそんな事いわねぇでくれ」
と、小さく呟いた。 そしてサンデーの全身をそのまま抱き上げると、
悲しそうな顔を一瞬見せてダンディはサンデーを抱き締める手に力を入れた。
サンデーは体を持ち上げられた事によってやっと自由になった腕を
ダンディの肩に回すとふるふると首を振った。
「私が…悪いんですの…アナタの事ちっとも考えないで
自分の気持ちばかり…なのにあんな事を…酷いのは私…」

「ごめんなさい」
「すまなかった」

同時に声を発した瞬間お互いで顔を隠しあって、
小さく肩を揺すらせて微かに笑いあった。
「…ダンデーさん 抱いて…くださいな だけどその もう少し優しく…して」
顔を上げてダンディの顔を見つめると目のやり場に困った様な顔をしている。
「あ ああその…それは…」
ダンディはそれをなんとか隠そうとしたのか、ゆっくりと口付けをする。
さっきまでの乱暴な力は全くかかってこず、お互いの舌を絡めあった。
次第にゆっくりとダンディが腰を揺すらせ始め、サンデーがそれに併せて動き始める。
「アッ…くうん…ハッハッハァ…」
全身の痛みと同時に小さく湧き上がってくる快楽にサンデーは少しずつ声をあげ、
自分の中で上下しているダンディの自身を締め上げていく。
その間何度も何度も口付けを繰り返し、
唇と唇の間にサンデーの頬を伝って流れた涙が混ざり合った。
「ん…ふあ はぁん…ダンデーさぁん」
「…なんだ? サンデーさん」
ただ快楽によって名を呼ばれただけなのは分かっていたが、
ダンディは敢えてサンデーに聞き返した。
725258 ◆dIB/bnkXys :03/08/16 22:16 ID:XO0999/o
答えが返ってくる事など初めから求めていない、ただ聞き返したいだけだった。
「ダンデーさん…ダンデーさん! アッ! ダンデーさぁん…はぁっあああ!」
次第に激しさを増してくる動きにサンデーはただダンディの名を呼び続ける。
ダンディはサンデーをさっきまでより強く抱き締めるとコクコクと頷いて、
サンデーの耳元に口を近づけ呟いた。
「…ああ 俺は…ここにいる 分かるか…?サンデーさん」
「ええ…!分かる…アナタがいる…私の 中にいる…!!」
サンデーは小さな絶頂を迎えたのか、その全身を細かく震わせながら
ダンディのスカーフを唇に挟んで快楽を表現している。
そしてするするとそれを移動させてダンディの顎に舌先をあて、
激しい呼吸に併せながらゆっくりと舌を這わせていく。
サンデーの舌がダンディの首筋に辿り付くと、瞬間ダンディが大きく突き上げた。
その反動に驚いてサンデーは思わずダンディの首筋に軽く歯を立てた。
ダンディはそれに一瞬全身をビクリと動かすと、
サンデーの頭を掴んでそこに押さえつける様にしてより一層激しく突き上げ始めた。
「〜〜〜〜っ!! プハッ! ハァッ ごめん なさいっ!」
なんとか首筋から顔を離すと、慌ててダンディの顔を覗き込む、
その慌てた様子にダンディは快楽に顔をゆがめながら少し笑って答えた。
「ハハ…おあいこまではいかねぇが…ちょっとは仕返しになったかい?」
「はぁっ あん…やだ…私そんなつもりじゃ…アッアアッ!!」
「ん まぁいいさ …少し集中しな」
ゆっくりとサンデーをもう一度押し倒すと、
サンデーの肩の前に手をついて繋がったままの部分を持ち上げて、
丁度サンデーの部分とダンディの自身が直角になる姿勢にした。
そして一度全ての動きを止め、ふうっと息を一度つくとサンデーの顔をじっと見つめた。
「約束する…この先俺は アンタを必ず…守る」
「…ダンデーさん…」
「フフ 泣くな泣くな そのかわりアンタは勝手な事を言うのを少し気をつけるこったな」
サンデーがポロポロと流す涙をすいっと掬い上げて、
ダンディは久し振りにいつもの顔で笑うと、
サンデーは軽く上体を持ち上げてダンディにしがみついて何度も何度も頷いた。
726258 ◆dIB/bnkXys :03/08/16 22:17 ID:XO0999/o
「アッ! はぁぁぁっ!アアッ――――!!」
サンデーがしがみついたのを合図にダンディはその自身を遠慮無く抜き差しし始めた。
皮膚のぶつかる音とサンデーの秘所とダンディの自身の擦れあう事によって生じた
粘着的な水音がグチャグチャと早い速度で繰り返し鳴り響く。
「アッアアッ! はぁっ ダンデーさぁん アッ!私…私…もう! ああっ!」
サンデーが最後の絶頂を迎えそうになるのを訴えると、
ダンディはサンデーの肩口に口付けながら頷いた。
「うあっ ねぇダンデー…さ んアアッ!一緒に…一緒にぃぃ!!」
「ああ… いいか?イクぞ…サンデーさ ん !!」
さっきよりも速度をあげながらサンデーの中を味わう様に行き来させると
「アッ! アアッ――――――――!!」
サンデーが大きくその全身を痙攣させながら反り返って絶頂を迎え、
ダンディもそれによって勢いよく締め上げられた自身を引き抜いて、
サンデーを引き離すと一気に欲望を解き放った。
「あっ …熱っ…」
「…あ…」
勢いよく飛び出したそれは、サンデーの首筋から顔にまでしっかりかかっている。
「…はぁ はぁ ねぇダンデーさん…まだ 怒ってますの?」
「………」
ダンディは硬直したままで呆然としているサンデーを見つめていた。
そんな様子のダンディを見つめていたサンデーは突然ケラケラと笑い出して、
首筋にかかった液体を指で掬い上げて躊躇する事なくパクリと口に運んだ。
「おい…よさねぇか」
ダンディが慌ててそれを止めようとすると、サンデーはニコリと微笑んで見せた。
「さっき言ってくださったこと…本当ですの?」
ダンディはグイグイとサンデーの顔についたそれを拭いながら聞き返した。
「さ・さっき言った事?」
「約束…」
サンデーがポツリと呟いたので、ダンディは向き直って
「ああ本当だ 約束は約束だからな…きっと守ってみせるさ」
と答えてみせると、続けざまにサンデーが質問をする。
727258 ◆dIB/bnkXys :03/08/16 22:18 ID:XO0999/o
「約束だけだからですの?」
「…それ以上は言わせるんじゃねぇ」
「いや…言って」
サンデーはじっとダンディを見つめている、その視線にダンディは困った風に
一度視線を逸らすと頭をニ・三度掻いてみせてサンデーを抱き寄せると、
頭までしっかりと掻き抱いて耳元でボソッと小さな声で答えた。
「…その…あの…愛…してるから」
サンデーはそれに答える様にダンディに腕を回して抱き締めた。
「うふふ…嬉しい…私もよ」
「…いや その アンタ気付いてくれんかな」
「…何にですの?」
サンデーを一度引き離すとダンディは先程つけたサンデーの胸元の痕を指差した。
「ここまですれば…その まかり間違って他の奴がナニかしようと…してもだな
いやいやいや!! あの 本当俺って奴はまだまだガキで…すまなかった」
サンデーはニ・三度頭を振ってみせてダンディに抱きついた。
「アナタも気付いてらっしゃらないのかしら うふふ 私にはアナタしかいませんのよ
頼れる人も…そして愛してる人も」
「…まったく やっぱりアンタは苦手だぜ」
暫く振りに二人で声をあげて笑った。
すっかり暗くなった辺りにサンデーはハッとなって
「そうよ…そう言えばガバチョさんがあの歌の事で何か話があるとか言っていたんだわ」
「…なんだ しっかり用事があったんじゃねぇか」
「だって…アナタがいなかったから…なんですのよ?」
サンデーは乱れた服を直しながらさっと立ち上がってダンディに向かって手を差し出した。
ダンディは同じ様に服の乱れを直しながら立ち上がってその手を取って
「それじゃぁ…まいるとしますかね よろしいですか?おじょうさん」
ニヤリと笑ってサンデーを見ると、サンデーは肩をすくめて笑ってみせて
「ええ まいりましょうかナイト様」
お互い顔を見合わせてまた笑うとダンディはサンデーの肩をしっかりと抱いて、
サンデーはそれに任せるように寄り添って歩き出した。
728258 ◆dIB/bnkXys :03/08/16 22:19 ID:XO0999/o

………

「にじゅっせんちにじゅっせんち〜!!」
ムマが歌の講釈を始めるために歌いだしたその大声に全員ひっくり返った。
ダンディはしっかりとサンデーを抱えて支えているので、
サンデーは少し顔を赤らめながら小さな声でダンディを見上げて言うと
「…まぁ ありがとうダンデーさん」
ダンディはほんの少し笑いながらもっと小さな声で答えた。
「フフ 約束だって言っただろ?」
「……んまぁ…うふふ」
サンデーは体制を整えながらほんの一瞬、
ダンディの胸元をしっかりとつかんでその鼓動を確実に感じて小さく笑った。


おすまい

教訓:夫婦喧嘩と襖の外れはハメれば直る。
…(´Д`;)
その、話的には「海賊の巻十一話」のあたりですな。
いやその、この後あたりからのダンデーさんのサンデーさん守備体制が
尋常ではなかったので…。 ウワーンゴメンヨヘンタイデ。・゚・(ノД‘)・゚・。
と、言うかなにより…(゚ё゚)クサー
729名無しさん@ピンキー:03/08/17 15:50 ID:c1paPYRJ
ちょっとレイープキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
眼球舐めキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
むりやりキスマークキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
失敗顔射キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
(;´Д`)ハァハァ…またしても凄い内容で…
ダンディーさんの不器用な愛しかたに萌えてしまって
人形劇だと言う事を忘れてますた。
730fa0:03/08/17 17:49 ID:wkvtMZ/U
萌える(=゚ω゚)ょぅ
731名無しさん@ピンキー:03/08/17 20:59 ID:tVBR9U1/
>>718からの258さんのID、なんかカコイイ!!


新作、読みましたー。
サンデー先生が好きすぎて暴走しちゃうダンデーさん、ステキでつ。
しかも、終わったあとの照れたカンジ、表情が浮かびます。

しかし、いつ読んでも258さんのサンデー先生はカワイイのぉ(;´Д`)
732名無しさん@ピンキー:03/08/17 22:03 ID:1f2hMueJ
XO0999/oは殺しの番号!
733あぼーん:あぼーん
あぼーん
734あぼーん:あぼーん
あぼーん
735434:03/08/18 19:57 ID:UkKtQOqx
新作ごちそうさま〜
258さんの小説のエロの濃さは尊敬モノでございます(;´Д`)ハァハァ
ハメれば直る…まさにその通りですね。
どうなっちゃうのよ…とヒヤヒヤしつつ、見事に話の展開に引き込まれてしまいますた。
そして最後はやっぱり…(゚д゚)ウマー
より一層愛が深まっちゃった感のダブルデーにハァハァでした

しかもIDまで素敵杉…カックイイー!!
736名無しさん@ピンキー:03/08/18 22:11 ID:Q4XXklDy
アダルト高校生プライベトサイト!!
http://66.7.65.90/sou/koukousei/
218.41.123.78 , p297b4e.t128ah00.ap.so-net.ne.jp ?
737名無しさん@ピンキー:03/08/18 22:40 ID:UhEL376n
>258さんの小説のエロの濃さ
前戯の内容も体位も中田氏するかしないかも
バリエーション豊富で、しかし行き当たりばったりでなく
ストーリー上必然性のあるものが選ばれているのがすんばらしいです
738434:03/08/18 22:42 ID:UkKtQOqx
ガラ×トウ、そしてクッペの話がうまくまとまらず難儀しているところに
ふと別のネタが舞い降りてきますた。
晒させてくださいませ。
739434:03/08/18 22:43 ID:UkKtQOqx
ぷあ〜ん・・・
「む・・・?!」
耳元で鳥肌の立つような高い、嫌な音がし、わしは眠りから覚めた。
虫の羽音・・・しかもこの独特な音は、蚊じゃな。
暑さに参って窓を開け放しておるせいで、必然的に部屋に紛れ込んでくるのじゃ。
くそっ、この!!
わしは安眠を妨害されたことに腹を立て、蚊の奴をはたき落とそうと手をめくらめっぽうに振り回した。
しかし、相手はなかなか素早い上に、こちらは寝おきの身体と頭なものじゃから
当たらんのはもちろんのこと、何を間違えたか机の角に指をしたたかにぶつけてしまった。
「・・・・・・・・・・」
へらへっへ・・・情けない。
蚊一匹のためにこんなに取り乱して、わしは馬鹿か?
指をさすりながらそんなことを考えていると、わしの頭は徐々にいつもの冴えを取り戻してきた。
・・・ふん、蚊の奴め。残り少ない命をせいぜい謳歌するといいわい。
「どれ、蚊取り線香をトラヒゲの奴からぶんどって来るとしようかの。・・・おや?」

その時、何者かがドアをノックする音が聞こえた。
「・・・誰じゃ?」
「海賊友の会の理事、ガラクータよ」
なんと、ガラクータじゃと?あの女がこんな夜更けにここへ訪ねて来るとは・・・
わしは無意識に妙な期待をしてしまった。
へ・・・へらへっへ!まさかの・・・こいつにはトウヘンボクがおるじゃないか。
わしは白衣を羽織ってから鍵を外し、ドアを開けた。
「ごめんなさいね、こんな時間に訪ねるなんてエチケットに反することなんですけれど・・・」
そう言い、ガラクータは優雅な足取りで中に入って来る。
「構わんよ。で、用はなんじゃ?」
言いつつ、わしはガラクータの身体を上から下まで舐めるように見ていた。
この女、ちょいと線が細すぎじゃが、いい身体しとる・・・わしがあと20歳若かったらの。
へらへっへ!
740434:03/08/18 22:45 ID:UkKtQOqx
わしのそんなみだりがましい視線に気づかぬのか、それとも慣れているのか、
ガラクータはちょっと微笑んで言った。
「虫さされに効く薬を頂きたいのよ。ドクター」
キッドぼっちゃまが痒くて眠れないとおっしゃるの、と続けた。
「ははあ、どうやらどこも蚊に悩まされておるようじゃの」
キッドの館の方なんぞここよりずっと山奥じゃから、余計に蚊が発生しとるかもしれん。
「わかった。ちょっと待っとれ」
わしは薬棚に向かいながら、ガラスに映った女海賊の細い、それでいてしなやかそうな肢体と
微笑がたたえられた美しい顔立ちを盗み見て密かに生唾を飲み込んだ。
サンデーの豊満な肉体は健康的な美じゃが、このガラクータの身体は、どこか
毒気を帯びたそれのように見える。
商売柄、女性の身体など腐るほど見、触れもしたわしじゃが、この女は別格じゃ。
年甲斐もなく、わしはこの女海賊に無言で誘われているような感覚に陥り、なんとなく興奮した。
「そうなのよ」
ガラクータはくすっと笑いながら、ガラス越しにわしの目を見て、口を開いた。
「・・・・・・・は!!!!?」
狼狽し、わしは薬瓶をひとつ危うく落としかけてしまった。
そうなのよ、じゃと?やっぱり、わ、わしを誘っとるのか・・・?
「あら、大丈夫?・・・いえ、さっきドクターは『どこも蚊に悩まされているようだ』と
おっしゃったじゃない。今のはその答え。フフ」
振り返るとガラクータは、ニヤニヤと人を見下したような笑みを浮かべてわしを見とった。
「・・・そうかい」
見透かされている上に、どうやらからかわれておるようじゃの・・・。
わしは妙な考えを振り払い、再び薬棚に向かった。
「お、これじゃ・・・」
何というか・・・虫さされの薬はもうとっくに見つけていたのに、わしはそれを
探しているようなふりをして、ガラクータの身体を見とったわけだったんじゃがの・・・へらへっへ。
「塗り薬じゃよ」
わしはガラクータにその薬を手渡し、用法・用量を守って正しく使えと、まあ適当に説明する。
741434:03/08/18 22:46 ID:UkKtQOqx
その時、不意に少々乱暴に戸口が開けられた。
「な、なんじゃ?」
わしとガラクータがそちらに目をやると、そこにはなんとトウヘンボクの姿があった。
元馬賊のその中国人はおそらくここまで走って来たと見え、肩で息をしておる。
「あら?トウさんじゃないの。どうしたの?」
「どうしたの、じゃないね!女が一人で出歩く時間じゃないのに、どこほっつき歩いとるか!」
まるで、門限を過ぎにやっと帰って来た娘を怒鳴りつける父親のような台詞を言っておるわい。
しかし仮にも人の家だというのに、遠慮のなしに入り込んできおってこいつは・・・。
「やぁねェ、トウさんたら。ウフフ、わたしは大丈夫よ」
ガラクータは肩をすくめて笑っておる。
「オマエが平気でも・・・」
トウヘンボクはそう言いながら、わしをきつく睨みつけた。
な、なんじゃ?わしがガラクータに良からぬ手出しをしかけとるみたいな言い方じゃの。
まあ、当たらずとも遠からずのような気はするがの、へらへっへ。
「いやだわ、トウさん。ドクターはそんな方じゃないのよ。・・・そうよねェ?」
ガラクータはそう言ってわしに氷の微笑みを投げかけた。
わしはそうじゃ!と、わざとらしいほど強くうなずいてトウヘンボクを見る。
「・・・。・・・用が済んだらさっさと帰るね」
トウヘンボクは不機嫌そうにそう言うと、ガラクータをせっつくように外へ促した。
「ちょっとちょっとトウさん?フフ、ドクターにお礼も言ってないのよ?」
ガラクータはなぜか幸せそうに微笑みながら、トウヘンボクに文句を言っておる。
「へらへっへ。構わんよ。さっさとお帰り」
わしがそう言って軽く手をあげると、ガラクータは閉まりかかった戸口の隙間からこちらを見、
ウインクして見せた。
へらへっへ・・・なんじゃの。トウヘンボクが心配する気持ちも分からんでもないの・・・。
バタンと戸が閉められた後も、わしはしばらくそこに突っ立っていた。
742434:03/08/18 22:46 ID:UkKtQOqx
ぷあ〜ん・・・
また蚊の羽音がした。
ああ!すっかり忘れとったが、わしはトラヒゲのところに行こうとしていたんじゃった。
蚊取り線香で蚊のやつを燻してやるんじゃ、へらへっへ!
・・・ん?すっかり忘れていることが他にもあったような・・・
わしはハサミに糸を巻きながら記憶を探ってみる。・・・ううむ・・・?
「ああ!思い出したわい!薬じゃ。ガラクータのやつ、タダで薬をもっていきおった!」
そうじゃ、トウヘンボクの乱入ですっかり忘れて持ち逃げされたんじゃな。
今からなら間に合うかもしれんの。そう思い、わしは急いで二人の後を追う。
森への道をしばらく進むと、二人が立ち止まってなにやら話しておった。
「へらへっへ!そんなところで何をしとるんじゃ?」
わしが声をかけると、ガラクータが気まずそうな顔で答える。
「ド、ドクター?・・・あなたこそ・・・」
「薬代を請求し忘れたのでな・・・」
わしが言い終わる前に、トウヘンボクがひとさし指を立てシイと小さく囁きおった。
「・・・?なんじゃ?」
「それがねェ・・・。ちょっと、困っちゃってるのよ・・・」
そう言うと、ガラクータは手を頬に当て、黙り込んでしまう。
仕方なくわしはトウヘンボクの方を見た。
「アイー・・・。それがねえ・・・」
トウヘンボクは懐から煙管を取り出し、肺に煙を吸い込んでから続けた。
「ダンディとサンデー先生が、すぐそこで・・・乳繰り合ってるね・・・」
そう言って、煙を器用に輪っかの形にして吐き出す。
「ト、トウさん!?あ、あなた、なんていう下品な言葉を使うの!?」
ガラクータが非難がましく、それでも声を落として言うのをわしは無視して答えた。
「へらへっへ!あいつらがあそこで乳繰り合ってるのはいつものことじゃよ」
「・・・え・・・っ!?」
しばらくの間、二人はぎょっとしたような顔でわしを見ていた。
743434:03/08/18 22:48 ID:UkKtQOqx
「ドクター?あなた、まさかいつもそれを・・・例えば、覗いたりとか・・・している訳なの?」
ガラクータがおそるおそる尋ねる。
へらへっへ!わしはお前らの秘め事だって知っておるぞ・・・とはさすがに言えんの、殺されるわい。
「へらへっへ。お前さんたちはつまり、Dの字とサンデーに見つからんようにこの森を抜けたい・・・
のじゃろ?わしが抜け道を案内してやってもいいぞい」
わしはガラクータの質問に答えずに、そう言う。
二人はわしのことを、覗き魔の変態でも見るような目つきで見ていた。
しかし、やがて肩をすくめてガラクータが口を開く。
「ええ、別にわたしたちが悪いことをしている訳じゃないのだけれど・・・
あんなことしてるところに『こんばんは。今夜はいい月夜ねェ』・・・なんて行けないもの。
お願いするわ、ドクター」
「アイー・・・その通りね・・・」
トウヘンボクも同意したのでさっそくわしらは、静かに茂みの中へ分け入った。
「ちょっと・・・ドクター?ここ、まるで獣道よ・・・?」
ガラクータがすぐさま文句を言う。
「アイ、まるでじゃなくてここは獣道ね」
言いながらもトウヘンボクは、ガラクータに木の枝がぶつからんように細心の注意を払って進んでおる。
こいつ、ぼーっとしているようでなかなかの紳士じゃの。
へらへっへ!よっぽどこの女海賊にご執心てわけじゃな。
「ああっ・・・ダンデーさぁん・・・!!」
「!!?」
突然、艶っぽいサンデーの声が森に響き、わしらはぎくっと足を止めた。
茂みの向こうでは、ダンディがサンデーの下着を剥ぎ取りながらそのはちきれそうな乳房を、
強く揉みしだいておった。
サンデーのふくよかな肢体がDの字に、まるで白い蛇のように絡みついている。
愛しい女を見つめるダンディのその顔には、いつものスカした表情はなかった。
へらへっへ!Dの字め!
いつもエエかっこしいを気取ってんじゃ、こんな時にも口笛の一つや二つ、吹いて見せんか!
わしは手の平を口もとに当て、ヤジを飛ばしかけたが、すんでのところで自粛する。
いかんいかん・・・。
744434:03/08/18 22:49 ID:UkKtQOqx
「や・・・やぁねェ。サンデーさんたら・・・」
同じ女同士何か思うところがあるのか、ガラクータは必要以上に顔を赤らめて言った。
わしが茂みの向こうを熱心に見ていると、ガラクータが背中をフックでつついてくる。
・・・少々痛い。
「ドクター?早く行きましょうよ」
ううむ、わかっとるのじゃが・・・。
「・・・実はの、ほれ・・・ダンディのやつがこっちに顔を向けとるじゃろ?
今下手に動くと奴に見つかりかねんのじゃよ。なにしろ、あのダンディじゃからの・・・」
今ダンディに悟られると、これからのことに差しつかえてしまう・・・というのが本音じゃが、
・・・これは黙っておこうかの。
「そっ、それは・・・、確かにそうでしょうけど・・・でも・・・」
ガラクータは、茂みの奥をちらちらと気にしながらわしに顔を近づけ、声をひそめて言った。
これは、なかなかいいのう。ちょっと動けば唇ですら簡単に奪えそうな距離じゃ。
「アイー、進むことも退くこともできないね」
そう言いながらトウヘンボクは、さりげなくガラクータの身体を引き寄せた。
ありゃりゃ、残念・・・。
「ッアア!・・・ン、はぁんっ!!」
サンデーの声が再び響く。
わしらは思わず一斉に、声の方向に目をやった。
見ると、ダンディがサンデーの胸を揉みながら、その先端にある乳首を舌でねぶっておる。
どれ、しばらく見学させてもらうかの、へらへっへ!
           * 
「・・・・・・・・」
サンデーさんとダンディ君のその行為を、わたしはしっかりとこの目でとらえてしまっている。
い、いやだわ、わたしったら・・・。
他人の秘め事を覗き見するなんて、変態もいいとこよ。
でも・・・、わたしも経験だけは豊富だけど、さすがに覗きは初めてよねェ。
結局わたしは、覗きなんていう下品な行為に嫌悪感を感じつつも、その様子を興味本位で見ていた・・・。
745434:03/08/18 22:50 ID:UkKtQOqx
それにしても・・・サンデーさんの身体、随分と魅力的ねェ。豊満で女性らしい体つきだわ。
特に、あのバスト。
わたしは思わずサンデーさんの胸と自分のを比べていた。
わたしだって決して小さいわけじゃないけれど、と思いながらわたしは自分の胸を掴んでみる。
あのダンディ君の大きな手にさえ、やっとのことで収まっている大きな胸を見てしまうと
わたしの胸は・・・ウウン、小さいわぁ・・・。
やっぱり殿方は、より大きな胸がお好きなのかしら。・・・殿方は、というよりトウさんは、だけれど。
そんなことを考え、ちょっぴり赤くなりながら、わたしは自分の胸を寄せたり揉んだりしてみる。
・・・揉むと大きくなるなんて、しょせん迷信よねェ・・・。
わたし、もう少し太ったほうがいいのかしら。
そう思いながらもう片方の胸を掴んでみる。
あら?気のせいかしら、左の胸の方が少し大きいような・・・?
「・・・ア、アイ・・・ガ・ガラクータ・・・?ナニしてるね・・・?」
不意に声をかけられ、わたしはハッと我に返った。
見ると、トウさんは苦笑いを浮かべ、ムマモメムはわたしの胸を見ていやらしい笑みを浮かべていた。
このエロじじい!わたしの胸を何だと思ってンのよ!
「・・・あ・ええと・・・。ええと・・・な、なんでも、ないのよ・・・」
わたしは何て答えたら良いのか分からず下を向いて黙り込む。
顔がみるみるうちに赤くなるのを感じた。
や、やだわ、わたしったら。トウさんにヘンなとこ見られちゃったじゃないの・・・!
           *
アイー・・・。
ガ、ガラクータのやつ、自分の胸なんか揉んだりして一体何を考えているのかね・・・。
ワタシはそれ以上追求もできず、かといって何をするわけでもなく立っていた。
ガラクータの手前、興味津々で覗きをするわけにもいかんしねえ。
746434:03/08/18 22:52 ID:UkKtQOqx
・・・というか、実は他人の行為を覗く、なんていう変に刺激的な状況のなかで
ワタシの息子は・・・その、なんというか。催してきたり、こなかったり・・・ゴホンゴホン。
アイー・・・いやもうこればっかりは、意志とは関係なく作用する生理現象であって・・・
しかもワタシはこのところ欲求不満、・・・あ、いやいや!・・・・・・・・・。
・・・男の性なのよ・・・。アイ、情けない。
こんな状況で股間をふくらめる男をガラクータはなんて思うかねえ・・・とほほ。
「ねェ、トウさん!」
突然ガラクータが顔を上げ、ワタシの背中をフックでそっとつついたのでワタシはギクッとする。
「なにかね・・・?」
ワタシはさりげなく身体を横に背けながら、平静を装って返事をした。
「サンデーさんの胸・・・い、いいえ、裸なんか見ないで頂戴・・・っ!」
「アイ!?」
次の瞬間、ワタシの視界が遮られる。
ガラクータが背後からワタシの顔に腕をまわし、右手で目のあたりを覆ったからだ。
こ、これは・・・。
ワタシは思わずぞくっと身体を震わせた。
ガラクータの柔らかい胸がワタシの背中にぎゅうぎゅうと押しつけられ、さらに耳元にその吐息が・・・。
ワタシはくらくらしながら、なんとか理性を保とうとする。
というか、下半身の異常な興奮をなんとか静めようと努めた。
アイー・・・中国の古いことわざにあったねぇ・・・『心頭滅却すれば火もまた涼し』と。
無心の境地ね。なにも考えないように・・・と心では思ってみても、ガラクータの冷えた身体を感じると
ワタシは思わず抱きしめたくなってしまう・・・。
ああ、きっとすぐそばにいる医者はワタシを見て・・・笑っているだろうねえ。
  *
へらへっへ!
なんじゃ、こいつらは?
ガラクータは真剣な顔で自分の胸を揉みだすわ、トウヘンボクは一人で欲情しだすわ。
何より、トウヘンボクよ。お前さん・・・勃っとるぞ・・・。・・・若いのぉ。
747434:03/08/18 22:53 ID:UkKtQOqx
「はぁん・・・っ!ダンデーさん・・・わ、わたし、もう、立って・・られませんわぁ・・・」
おお?
サンデーが息も絶え絶えにそう言うのを聞いて、わしは再び茂みの奥を覗き込む。
見ると、いつの間にかDの字の頭はサンデーの下半身に埋まっておった。
そして舌を器用にそこにねじ込み、激しく愛撫しておる。
サンデーはビクンビクンと身体を反らせながら膝を震わせ、ダンディに寄りかかるようにして
やっとのことで立っておった。
「あっ、あっ、ああー・・・っっっ!!!」
やがて堪えられなくなったように、悲鳴を上げて崩れ落ちた。
股を開いたままのはしたない姿で倒れ込んだサンデーを見て、ダンディは上着を脱ぐ。
「サンデーさん、そんなとこに寝ころがっちゃいけねえ。これを敷きな」
そう言いながら、サンデーの尻の下に黒い上着を置いておる。
「へらへっへ!キザな男じゃの」
「ダンディ君たら紳士ねェ・・・」
わしとガラクータは全く異なった感想を同時に漏らした。
ガラクータはわしと目が合うとさっと視線をそらし、少し赤くなってうつむいた。
なんだかんだ言ってこの女、結局もの珍しそうに見とるんじゃないか。いやらしい奴じゃの・・・。
「ア、アイ?ガラクータ、何言ってるね・・・?」
目を塞がれ、微妙に前かがみの姿勢のまま大人しくしとったトウヘンボクが口を開く。
「な、なんでもないわ」
「静かにせんかい、トウヘンボク」
わしがそう言うと、トウヘンボクは低く唸って口を閉じた。・・・ちょっと可哀想、かの?
「ダンデーさぁん・・・来てぇん・・・」
サンデーが腰をわずかに浮かせ、かすれた声でそう言った。
へらへっへ!いよいよ本番てわけじゃな・・・!
わしは茂みの奥に視線をやったまま、目の端でガラクータの様子を見てみる。
ガラクータは目を見開いて、茂みの奥にじっと視線を注いでおった。
わしは、爆笑したくなるのをなんとか堪え、肩を激しく震わせる。
へ・・・へらへっへ!!!!!この女、覗き魔の素質大いにあり、じゃな!
748434:03/08/18 22:54 ID:UkKtQOqx
ダンディがズボンのベルトに手をかける音がしたので、わしは急いで視線を元に戻す。
その時、落ち着いた動作でベルトを緩めていたダンディの顔にフッと緊張が走ったように見えた。
「!!?」
刹那、サングラスの下の瞳に鋭い光が宿り、Dの字は腰のピストルに手をやった。
な、なんじゃ・・・?
ガラクータもトウヘンボクもDの字の殺気めいたその雰囲気に、にわかに緊張の色を見せる。
「ダ、ダンデー・・・さぁん・・・?どうなさったの・・・?」
サンデーが、おあづけをくらった犬よろしく、焦れたようにダンディを見上げて
鼻にかかった甘い声で尋ねた。
「フ、フフ。サンデーさん。アンタも鈍い人だぜ・・・」
そう言ってダンディはわしらの隠れておる茂みへ目をやった。
ま・・・まさか!!?
「ばれた・・・かしら?」
ガラクータがこれ以上ないほど小さな声で、囁く。
「ダンデーさん!?一体・・・!?」
サンデーが叫ぶのも聞かずにダンディは、さっと腰の拳銃を手に取り、安全装置をはずして構えた。
「おれの最も嫌いなものさ・・・。いらやしい奴だぜ・・・!」
な、なんてことじゃ!
Dの字の奴、こともあろうにわしらに拳銃を向けておる。
海賊だけならいざ知らず、わしのような善良な一般島民に銃を向けるとはけしからん!
だから、元ギャングなんぞに保安官を任せるなんてわしは嫌だったんじゃ・・・!うう、チンピラめ・・・。
わしは死を覚悟した。
へらへっへ・・・覗きをして撃ち殺されるなんて、笑えるのか笑えんのか分からん死に方じゃの。
他人事ならわしは大笑いするところなんじゃが・・・。
隣を窺うと、ガラクータがフックを外して左腕に仕込んだマシンガンを静かに点検していた。
そしてトウヘンボクが背中の青龍刀の柄をそっと握りしめ、息をひそめておる。
おお、野蛮な連中じゃがどうやらたよりに出来そうじゃの。
よしよし、こいつらが銃撃戦を始めたら、わしはとんずらさせてもらおう・・・。へらへっへ!
749434:03/08/18 22:55 ID:UkKtQOqx
「ダ、ダンデーさん!!お待ちになって!」
サンデーが突然起きあがり、ダンディの前に立ちはだかった。
「・・・ン?」
「なんだか分かりませんけど、やたらにピストルを取り出すなんてわたくし、許しませんわ!」
「いや・・・しかし・・・だな」
ダンディは母親にしかられた悪ガキのような表情で、サンデーを見返した。
へらへっへ!
裸のまま道徳を教え諭す母親と、その子供・・・。妙なイメクラのようじゃわい。
トウヘンボクも同じことを考えたのか、小さく笑い声を立てた。
「一体なんだというんですの?」
サンデーがきつくそう問うと、ダンディは銃を静かに下ろし少し頬を膨らめて口を開く。
「イヤ・・・、あれだ。人の周りをうろちょろするやつさ・・・」
おいおい、覗かれてるなんてサンデーに言ったら、わしらは投げ飛ばされるか、薙刀で斬られるか
どっちかじゃわい。やれやれ、この島は野蛮人ばっかりじゃ・・・。引っ越そうかの。
「うろちょろ・・・ってなんですの?」
サンデーは首を傾げる。
重大な話を打ち明けるときの厳しい表情で、少し声をひそめてダンディは言った。
「人の周りをうろちょろして・・・・・・・・・、そして血を吸う・・・、つまり『蚊』、さ」
・・・一瞬、ダンディ以外のその場におる人間全てが、その言葉とそれを聞いた我が耳を疑った。
そして何度も耳に残った言葉を反芻してみる。
「ンまぁ!?」
「(なんじゃと・・・!?)」
サンデーがなお首を傾げ、わしらも目を見合わせた。
「ちっ、耳元で『蚊』にわんわん飛ばれると、どうもダメなんだ・・・!」
そう言いながらDの字は眉をしかめ、耳のあたりの空をうざったそうに切った。
・・・・・・・・・・・・・・。
750434:03/08/18 22:56 ID:UkKtQOqx
たしかに、蚊・・・と言ったのかの?するとダンディのやつは、あの鋭い殺気を蚊に向け、
そして拳銃で撃ち落とそうと・・・?・・・なんて奴じゃ!!
「ダ、ダンディ君て・・・・・・・ばか?」
ガラクータが、あきれたように・・・、いや心底あきれてそう言った。
「アイ・・・阿呆ね・・・」
わしはもう、馬鹿かと、阿呆かと強く思った。
「ンまぁ・・・、蚊?蚊ですの・・・?」
全てを理解したサンデーは肩を震わせ、立ちすくんでおる。顔は見えんが、察しはつくのう・・・。
なにしろ、おあづけをくらった理由がたかが『蚊』なのじゃからの、へらへっへ!
「あらぁ?ダンデーさん、あなたのほっぺたに蚊が止まりましたわぁ・・・」
サンデーはほぼ棒読みの口調で、身体を不気味にゆらゆらさせながらダンディに近づいた。
「な、何っ!?」
慌てるダンディをサンデーは静かに制す。
「動かないでくださる?ええそう。・・・行きますわよっっっ!!!!」
次の瞬間、パァンと鋭く頬を張った鋭い音が森に響き渡った。
「・・っ・・・?!サ、サンデーさん・・・?!」
サングラスが見事に吹き飛び、Dの字は頬の痛みに顔をゆがめる。
「あら?ホホホホホ、逃げてしまいましたわ」
「お・・・おいおい?サンデーさん・・・?」
サンデーはダンディに背を向けると、下着を身につけ緑のワンピースに袖を通した。
ダンディは事情が飲み込めずに、サンデーが服を着る様子を、アホづらさげて見つめておる。
「なぁ、サンデーさん・・?」
おずおずと話しかけると、サンデーはDの字に一瞥を投げかけ、
「知りませんわ、もう・・・!」
と頬をぱんぱんに膨らめ、森を大股で抜けて行ってしまった。
後に残ったダンディは一人ぽつねんと突っ立っておったが、やがて思い出したようにその後を追っていく。
・・・やがて、森はもとの静寂を取り戻した。
751434:03/08/18 22:57 ID:UkKtQOqx
・・・・・・・・・・・・・・・
なんじゃったんじゃ、今のは・・・。
わしは、話の急展開に大いに引きずられた感で、しばらく声も出せなかった。
軽く咳払いをしていると、左腕の一部にむず痒さを覚えたので、そこを掻きむしる。
ん?妙に痒いの・・・。おや、これは・・・蚊に刺されておったわい!
なんだかの・・・また『蚊』かい。
わしはやれやれと首を振り、ガラクータの方を見る。
「・・・ガラクータや。さっき渡した虫さされの薬、ちょっと分けてくれんかの?」
わしはトウヘンボクを気まずそうに見ておるガラクータに、そう話しかけた。

しかし今夜は最初から最後まで、たかが『蚊』に振り回されっぱなしじゃ・・・。

           *
「・・・・・・・・・・」
まぁ!!
わたしは昨日の夜遅くに、どこからかサンデー先生とダンディさんの言い争う声が聞こえたのを
思い出しながら、ムマさんの日記帳を閉じた。
ということは・・・サンデー先生はダンディさんに腹を立てて帰っちゃった後で、
追いかけて来たダンディと口論になって・・・そのあと・・・うふふ、どうしたのかしら?
「おーい、プリンや。ちょっと手を貸してくれんか?」
あらっ、ムマさんがこっちにやって来るわ。
わたしは急いで、日記帳をそこら辺の本と一緒に本棚にしまい込んだ。
「プリンや?何をしとるのかね?」
「ん・・・ううん、ちょっと調べもの・・・」
わたしはあせってそう答えた。
日記を勝手に読んでるなんて知られたら、もうこれっきりになっちゃうわ。
気をつけなきゃ・・・。
752434:03/08/18 22:58 ID:UkKtQOqx
           *
「・・・・・・・・・・」
プリンの奴、またわしの日記を勝手に読んでおる。
覗きの、また覗きってところかの?
まったく空恐ろしい子じゃよ・・・へらへっへ!!!
わしは、興奮してほんのり赤くなったプリンの顔をさりげなく覗き込み、笑った。
「へらへっへ!!」
「・・・?ムマさん?なに笑っているの・・・?」

おわり。
753258 ◆dIB/bnkXys :03/08/18 23:26 ID:PknOC2MG
434さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
夜更かししてるといい事アルね! もう今夜は眠れないよママァ!!
あああ悩める乙女なガラさん…(;´Д`)ハァハァ
覗きでしっかりと起立してしまったトウさん…
ああ!初々しい!初々しいよおおおおおおおお!!
心配性なトウさんに激萌えであります (;´Д`)ハァハァ
この二人の今後が楽しみでしょうがねぇです!!

そしてダブルデーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ああ、もうめちゃくちゃ情景が目に浮かびますです…
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
お馬鹿なダンデーさんかわいいなぁ
おあづけ喰らってぷんすかしてるサンデーさんこえぇなぁ…
しかしながら私がめちゃくちゃおあずけ喰らった気分…(´・ω・`)ショボーン…
とかいいながらもう…(;´Д`)ハァハァ…ごちそうさまであります!

そしてムマどんはネ申ですな。 へらへっへ!

…何この興奮し杉なキモイ人…
754名無しさん@ピンキー:03/08/19 00:12 ID:+t59aLp7
わーい、434様の新作!ごちそう様です
2組のカップルについてはもう258様が早々にコメントしていらっしゃるので

ムマさんの秘密日記いつしか、プリンちゃんに捧ぐ、だったらいいなあ
魅惑の微笑みの内側で狂おしいほどドキドキして
すこーしずつオトナになっていく様を愉しむ

登場人物がアラビアンに出てこない人達ばかり
(いちゃらつくダブルデーも含めて、本当はプリンも)なだけに
434様のこのシリーズ、ますます楽しみになってきました
755258 ◆dIB/bnkXys :03/08/19 19:13 ID:jUpZ8rwy
434さんの続きみたいなものを勝手に書かせていただきますた。
だって(;´Д`)ハァハァし杉ちゃったんだものん…
で、今回やたら長くなりそうなので本日はさわりまでであります。
よって本日投下分はエロなすだす、ごまんなさい。
萌えシュチュ(?)って事でゆるしてつかぁさい。
一応どんなエロシーンにするかは決まってるんですけどね げへへへへ

そしていつも感想レスまりがとうございます〜(´∀`)


756258 ◆dIB/bnkXys :03/08/19 19:14 ID:jUpZ8rwy
「それじゃあわしゃ失礼するよアンタ等も早く戻ることだね へらへっへ!」
「…そ・それじゃあおやすみなさいドクター」
すっかりと静寂を取り戻し、さっきまで熱病に冒された様な空気が漂っていた森の中、
ドクターは調子っぱずれな鼻唄を歌いながら私達の元から去っていった。
でも…どうもあの方は怪しいわねぇ、
サンデーさんとダンディ君の関係もさも当然の様に知った風だったし。
まぁあの二人がただならない関係なのは私も解ってはいましたよ、
まさかその現場を覗いてしまうとは思ってもみなかったですけどね…。

「なんと言うか…あの二人こう言っちゃぁ悪いけど面白かったわね
だってかたやキッドぼっちゃっまもお世話になっている先生と
世界的に指名手配されてるお尋ね者…う〜ん こう言っては流石に失礼ね
あの子供達がとっても頼りにしている保安官さんよ
それがただの男と女になってしまうとあんな風なんですからね フフフ」
さっきの二人を思いだすと睦事を覗いてしまっていた自分の事等忘れて
私はおかしくて少しふきだしてしまう。
それは拍子抜けした様な格好で隣に立っているトウさんも一緒の様子。
「アイー…あの男普段はあんたけキザったらしてても
サンデー先生の前じゃまったく形無しね ざまぁないねフフフ
あんな格好で女のシリを追いかけるなんてワタシなら死んでもできないアルよ」
口髭をちょいちょいと撫でながら言うトウさん、あらちょっと得意そうねぇ。
「フフ でもそんなに言ってはダンディ君が可愛そうですよ
確に…あまり格好いいとは言えないけどね
今頃サンデーさんに必死に言い訳でもしてるんじゃないのかしら
結構可愛いじゃないあの人…」
わざとらしくホウと溜め息を漏らしながら頬に手をあてて遠くを見る様にしてみせた。
確かにダンディ君って少し魅力的ではあるのよね、でも貴方は別格なのよ、トウさん。
それに貴方だって、サンデーさんの体を見てしっかりと起立させていたでしょ?
必死に隠していたみたいだけど、私しっかり気がついていたわよ
男性だから仕方ないけど、…私少し複雑だったのよ。
757258 ◆dIB/bnkXys :03/08/19 19:17 ID:jUpZ8rwy
「ガラクータお前…」
眉も目も全部垂れ下がってるわよ、情けない顔ねぇ。
「…フフ どうされたんです?トウさん」
「やっぱりお前さん夜は出歩かない方がいいアルよ…
ワタシお前がなんと言おうと決して出さないね いいアルか?ガラクータ」
「あらやだわ トウさん私に夜のお散歩もしてはいけないって言うのかしら?」
「アイー! もし もしアルよ その…誰かにそこで会って
そのもしもの事があったら  私ただではすまさないね」
「誰かって? もしもの事って何かしら…?」
ワタシはわざとらしくトウさんに質問してみる、何て答えるのかしら? フフ…
「…アイ…例えば…ダンディのヤツとか…その…」
大方そんな事だと思ったわ。
トウさんたら必死に落ち着こうとしてるのかしら、
キセルをくわえたのはいいけど、それ空っぽよ。
「私が? いやぁねぇトウさんたら…
そんな事言ったらあのお二人に失礼じゃありませんか
そんな下世話な事を言うなんて貴方らしくないわねぇ…
そもそもダンディ君を見て分からないのかしら? あの人どう見たって
サンデーさんに相当夢中のご様子よ 
私がその人とナニかしてしまうと思ったんですか…
それにそんな事をしてしまったら私はこれから
サンデーさんになんて顔をしてお会いすればいいのよ
と 言う事は…よっぽど信用されてないみたいね私
…ええ それも仕方ありませんね でも 少し悲しいわ」
ハンカチを取り出して目の辺りにあてながらトウさんにそっぽを向けた、
だって…私が笑ってるのが見えてしまうから。
「ガ・ガラクータ…ワタシそんなつもりじゃ」
「言ってますよ そりゃあ私はそんな風にしか見えない女ですからね」
ちょっと言いすぎたかしら、振り替えってトウさんを見ようとした瞬間
私の体をトウさんが抱き寄せてくる。
758258 ◆dIB/bnkXys :03/08/19 19:18 ID:jUpZ8rwy
「トウさん…?」
「それならばワタシが一緒に行くねガラクータ…
遠慮無くお前を拘束するアルよ 覚悟するね」
私の耳元にあたっているトウさんの胸元から心臓が早鐘を打っているのが聞こえる。
ああ、こんな事言われてどうしてかしら私が満たされていく感じになるのよ。
嫉妬されてるって悪くないわ。
私は嬉しくなってトウさんの頬に軽く口付けをした、
瞬間トウさんの頬の熱が私に伝わってくる。
緊張してるのかしら?貴方のその顔好きよ
でもそんなに強く抱き締めては駄目よ私二つに折れてしまいそうよ
「ごめんなさいね私少し意地悪しちゃったわ フフ
そんな顔しないで頂戴…コレはお詫びのシルシよ」

*
アイー…ガラクータ本当お前は困った女ね。
私お前の事になると目玉までくるくるしてしまって冷静でなくなってしまうアルよ、
それをお前は全部解ってそんな事を言うね。
「 …ところで私たち何か忘れてないかしら?」
私の腕をつい、と掴むとあの医者から貰った虫刺されの薬を見せた。
「…アイー!今頃キッドぼっちゃんカンカンアルね 急ぐねガラクータ」
「言われなくっても急ぎますよ!
ああぼっちゃまが痒さのあまり肌を掻き壊さないか心配だわ…」
心配そうに顔を曇らせながらガラクータは私から離れてスイスイと走り出した、
ワタシも慌てて後を追うね。
ガラクータの後ろを走るとふんわりと香水の匂いがしてくるので、
ワタシ…思わず鼻をピクピクさせてしまったね。
「…さっきの事でも思いだしたのかしら?トウさん フフフ 小鼻が膨らんでますよ」
アイー!?いつのまにかガラクータが見ていたアルよ!
ワタシ大慌てで否定したよ、さっきは充分危なかったが今度は完全に誤解アル!
確かに…欲求不満のワタシの体はちょっとした事でも敏感にはなっているが…
ああ、ガラクータは完全に誤解している、ワタシの顔を見てクスクス笑ってるね…
「それもコレも全部あの二人が悪いアルよ」
759258 ◆dIB/bnkXys :03/08/19 19:21 ID:jUpZ8rwy
思わずこぼしてしまったが、これじゃ丸で認めたみたいなものね
…ガラクータはすっかり了解した様でふきだしそうになるのをこらえながら、
「フフフ…解りました解りましたよ」
とワタシの方を見ないで言った。
本当に…何もかにもあの二人のせいアルよ…

                    *
「おい!サンデーさん待たねぇか!」
俺はまだひりひりとする横っつらを摩りながら
取る物も取らねぇなんとも情けねぇ格好で、
ちっともこっちを振り返らないで前を小走りに歩いているサンデーさんを
必死に追い掛けていた。
上半身素っ裸で小脇に上着やらなんやらを抱えて走ってるこの格好…
どこかで見た事があると思ったら、…昔囲っていた女の部屋から
俺の帰宅で窓から大慌てで逃げていった男と一緒じゃねぇか。 
せめて違うところといったら靴を履いてる事くらいだ。
ああ情けねぇ、この俺がこんな格好で女を必死で追いかけているなんざ
…昔の仲間が見たら大笑いするに違いねぇな。
ハハハ 見えるか?俺もすっかり変わっちまったぜ。

やっとの事でサンデーさんに追い付くと、なんとかその肩を掴んで捕まえる。
「…なんですの?」
おお怖い、なんて顔してやがるんだアンタ。
「いや…その な・何もだなぁそんなに怒る事ねぇじゃねぇか」
「随分と偉そうなモノ言いなさるのねぇ フン!
そんなに蚊が気になるなら体中に蚊取り線香でもつけてらっしゃいな!
だけど私線香臭い人とするのはぜーったい!嫌ですからね!」
サンデーさんはそこまで一気に言うと、またソッポを向いちまった。
このまま怒らせたままでいられると色々面倒だぜ…
なんとか機嫌を直してもらわねぇと。
760258 ◆dIB/bnkXys :03/08/19 19:23 ID:jUpZ8rwy
「しかしなぁ俺は本当に奴がわんわんいってやがると集中できねぇんだ
ピストルと一緒でな撃つ時ってのは集中しねぇとだな…」
「そう言う問題じゃありませんわ!」
「じゃぁどういう問題なんだ?」
「……蚊が気になってしまう程度なんじゃありません事?
私とする事…そんないい加減な気持でしてるって事ですわよねダンデーさん
本当失礼しちゃいますわ!」
「なんだと?」
そりゃぁ無いぜサンデーさん、俺はいつだって真剣なつもりだぜ。

こうも言いたい放題されるといい加減腹がたってくる…
「フン 俺はアンタと違って繊細なもんでねどこでもナニが出来るわけじゃねぇんだ」
しまった…売り言葉に買い言葉、思わず思ってもいない嫌味を言っちまった。
俺はなんとか冷静にこの場をとりなそうとしたが遅かったみてぇだ、
さっきよりおっかねぇ顔でサンデーさんが俺を睨んでいる。
「なんですってぇ!?」
「いや いや ホレ アンタは蚊の心配がねぇからな
あれだけでけぇ声をだしてりゃ蚊もよってこねぇ ハハハ」
俺は余裕打って笑ってみせるがそれが逆効果だったみてぇだ。
こりゃイケネェ、サンデーさんが顔を真っ赤にしている…
ほらきた、アンタはすぐ手がでる。
なんとか予測のついた俺はその手をギリギリのところで掴んで、
そのままサンデーさんを抱き寄せた。
しかしよくよく考えるとたかだか蚊ごときでこんな事になるか?
つくづくバカらしいぜ 蚊如きでナニを中断するわ、
自分の女に横っ面をひっぱたかれるわ、
こんな格好で女を追いかけて必死に言い訳ときた。 …ハハハ
しかし一番バカなのはその蚊如きにムキになった…俺か。
全く…俺は女のご機嫌取りは苦手なんだ、そんな中でもアンタは一番強敵だぜ…
761258 ◆dIB/bnkXys :03/08/19 19:25 ID:jUpZ8rwy
*

「…何なさる気ですの? ダンデーさん」
なんて事言うのかしらこの方は。
そんな顔してらして…『俺はなんでもお見通しです』ってトコロかしら、
アナタはいつもそうよ いつも余裕ぶって格好つけてて、キザったらしで…
そんな所が好きだけど嫌いですわ…だって私一人で怒っているみたいじゃない。
ダンデーさんの裸がぴったりと私にくっついてくる
…駄目 私まだ少しさっきの余韻が残ってますのよ。
アナタの体温を感じると…本当にドキドキしてしまうの、
ちょっとハシタナイかしら…私ったら。
なんて言ったらいいのかしら…仕方なく暫く何も言わないでいると、
「なぁ…どうすりゃアンタは機嫌を直してくれるんだ?」
と、頭から声が聞こえてくる。その声…大分狼狽なさってますわねぇ、
…ダンデーさんひょっとして困ってるのかしら。
「だから…そのスマン いや悪かった ああいや…その」
私はわざと答えないでダンデーさんに悟られない様に小さく笑うと、
ダンデーさんの大事なところに手を伸ばした。
「サ・サンデーさん…」
「うふふ そんなに驚かないでくださいな。
さっきはもう少しのところだったんですものね ほら…ね?」
私は手慣れた手付きでダンデーさんのそれを形作っていく、
手の中でズボンの布越しにダンデーさんのそれが少しづつ大きくなっていく。
私どうすればアナタが気持いいか私よーく知ってますもの。
ダンデーさんの手が少しおどおどとしながら
私の髪を撫で前髪を持ち上げて私を覗き込んでくる。
「…良くわからんが ご機嫌が良くなったようで」
なんだか複雑な顔してらっしゃるわね、嬉しいのかしら?困ってるのかしら?
うふふアナタよく私の事を子供みたいって言うけどアナタも結構子供ですわ、
大丈夫 私もう怒ってませんのよ安心なさって。
でも、もう少し意地悪しちゃおうかしら。
762258 ◆dIB/bnkXys :03/08/19 19:26 ID:jUpZ8rwy
「それじゃあ私の部屋にいきましょうか
窓を閉め切ってしまえばアナタのお嫌いな蚊も入ってきませんわよ」
「ハ ハハそりゃぁお気遣いいただいちまって ありがたいこったな…」
ダンデーさんが困った顔をしながら目を泳がせている、
…そう言えばさっき私が叩いた時から外しっぱなしだったわね、
サングラスをつけていないと結構表情の変わる人だってよーくわかりますわ。
「じゃあ行きましょうか」
私がダンデーさんの腕をとって歩き出すと、
ダンデーさんは私の肩を抱いて並んで歩きだした。
ほら、解る?ダンデーさん私の体熱っぽいんですのよ。
今度はちゃーんと二人きりになりましょう。
アナタのそんな顔、私以外には絶対見せたくありませんもの
アナタが私の気持に気が付いて、
私がアナタの気持を知ってから見せてくれるようになったその顔。

…もう二度と、誰にも見せませんわ。


つづき…ますよ。
763434:03/08/19 20:13 ID:FmzLp4p/
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
もう死にそうよ…私…萌え死に…
258さん、ありがdございます。・゚・(ノД`)・゚・。
ジャンジャン続けてくださいませ

あ、感想ありがとうございますです。
>754さん
>魅惑の微笑みの内側で狂おしいほどドキドキして
すこーしずつオトナになっていく様を愉しむ
この言葉がやたら素敵だと思いますた(;´Д`)ハァハァ
764名無しさん@ピンキー:03/08/19 21:18 ID:OR2eF3it
お盆の間待った甲斐があった・・・
434さんと258さんの小説両方一気に読めるとは・・・・゚・(ノД`)・゚・。


765名無しさん@ピンキー:03/08/19 22:44 ID:7tPmVIAE
昔囲っていた女の部屋から俺の帰宅で   

このキーワードで撃沈です。立ち上がれ自分、ダブルデーの描写は
始まったばかりよ、続きを読むのよ
766名無しさん@ピンキー:03/08/20 16:37 ID:wr5dybmv
おお、ちょっとしたリレー小説でしょうか。 素晴らしい

>そりゃぁ無いぜサンデーさん、俺はいつだって真剣なつもりだぜ。
このくだりで見てもダンデーさんは天然地物のキザ野郎ですな
しかし悔しい事にカコイイ・・・ 258様のダンデーさんステキ

>…もう二度と、誰にも見せませんわ。
ひょっとしてサンデータンが気がついてた? ((((((゚Д゚;))))



767名無しさん@ピンキー:03/08/20 17:18 ID:V5BHSRTs
昨日今日と萌えじにそうです 続きが待ち遠しい・・(;´Д`)ハァハァ


768名無しさん@ピンキー:03/08/21 19:59 ID:pGCSp3k3
>434様
おっぱい揉みだすガラ姐さん(;´Д`)ハァハァ…
ムマさんがよ杉 ステキなエロジジィ(;´Д`)ハァハァ
私もこのシリーズ楽しみにしてます!

>258様
どっちの(バ)カップルも女の方が上手なんですね(w
男と女の心情が面白いです、続きに期待…(;´Д`)ハァハァ
769258 ◆dIB/bnkXys :03/08/23 13:42 ID:EYamqcDJ
中々エロシーンに入れない焦らし好きな私です。
なんだかもうしわけないのですが、一応のくぎりまで。
って事で投下させてください。 まだまだ続き…ますが。
何よりかによろ434様申し訳ないであります(特にガラトウ部分…)
それでは。
770258 ◆dIB/bnkXys :03/08/23 13:43 ID:EYamqcDJ
「それじゃあこれ キッドぼっちゃんにお渡ししてちょうだい」
やっとの事で部屋まで戻ってきたアル。
本当に今夜は参ったね夜ね。
そもそもガラクータは何故最初からワタシやドタやヤホに頼まなかったかね、
そうしてくれればもう少し早く戻って来られた筈よ…多分。
「アイー何いうかガラクータそれお前が頼まれた事ね 何故ワタシが行くアルよ」
ガラクータはワタシが言うのを無視して、
虫刺されの薬を押し付けてくるね。
アイー…あの二人のせいでかなり時間が経ってるね、
キッドぼっちゃんは怒っているに決まってるアルよ。
「お前ぼっちゃんに叱られたくないアルね?」
ガラクータは母親代わりを頑張ると言っていたがてんで駄目ね、
人には向き不向きがあるよ。
そしてお前が母親代わりをやる言う事は間違い無く『不向き』ね。
ワタシの方がよっぽどその才能はあるね、でもワタシそれでいいと思ってるアルよ。

「何を言っているんです
私は後から行きますから貴方が行ってきた事にするんですよ さぁ」
アイー、どういう事かね。しかしあまりクタクタしてても仕方ないね。
「わかったね それじゃぁワタシぼっちゃんにどやされてくるね」
ワタシが諦めたように薬を受け取ると、ガラクータはいたずらっぽく笑ってみせる。
「フフフ 大丈夫よいくらなんでも顔中薬を塗りたくられる事はないと思うわ」
…そ・それは勘弁して欲しいね。

「うるさぞ! さっきから誰だそとで騒いでいる奴は!」
キッドぼっちゃんアルよ。ガラクータはその声に驚いたのか、
突然表情を変えて返事をした。
しかしお前のその変わり身の速さには感心するよ…。
「申し訳ございませんぼっちゃま 丁度 今トウさんが戻ってらしたのんですよ
さぁトウさん!ぐずぐずしてないで早くぼっちゃまにお薬をお持ちしてちょうだい!」
いつもの態度で答えるとワタシに向けて片目をつぶって笑って見せ、
耳元に…顔を近付けて小さな声で呟いてきたアルよ。
771258 ◆dIB/bnkXys :03/08/23 13:45 ID:EYamqcDJ
「…ごめんなさいねトウさん その代わり…後で私の部屋にいらしてちょうだい」
「…ア・アイー わ 解ったアル」
ワタシ全身が汗ばんできた気分ね、しかも…体コチコチ緊張してしまってるね
…何を期待してるアルか。
これからぼっちゃんに叱られに行くというのに、ワタシの顔は自然と笑ってしまうね、
…あ、それは心配ないアルか、元々ワタシ笑ってるみたいな顔してるからね…。

                  *
…ごめんなさいね、トウさん。
多分ぼっちゃまにたっぷり絞られるでしょうねぇ、
でも私がわざわざ出向いて行ったなんて格好つかないでしょ?
良かったわ、貴方が気が付いて後を追ってきてくれていて。…本当にね。
「遅いぞこのノロマ!見ろお前のせいだぞ!
蚊に刺された所がこんなになっちゃったじゃないか! ガラクータはどうした!」
…はいはい只今参りますぼっちゃま。

「…アイー酷い目にあったねキッドぼっちゃんは手加減がないね」
あれからトウさんはキッドぼっちゃまにしこたまこずかれながら、
延々と叱られちゃってたわねぇ
でもそうしながらいつのまにかぼっちゃまを寝かし付けていたのは流石ねぇ
…私じゃとても無理よ。
ちょっと何もできなさすぎる気がするわ、私。
まぁトウさんがいるからいいのよ、私はそれでいいの。勝手かしら?
「アイーやっと眠ってくれたね」
トウさんは困った顔をしながら頭のてっぺんをぺしぺし叩いている、
その様子じゃ相当お疲れねぇ。
「フフ ご苦労様」
私は労いをかねてトウさんにワインを差し出した。
「アイー本当今日はさんざんだったね
急にお前がいなくなったから後を追ってみたら…アレよ」
772258 ◆dIB/bnkXys :03/08/23 13:46 ID:EYamqcDJ
「あら心配してくれていたんですか? それはありがとう」
貴方って本当に解り易い人ね、
そんな風に簡単に行動に出てくれると…嬉しいわ、やっぱり。
私も沢山の男を渡ってきたけど、男のそんな行動って勝手だと思ってたのよ、
でもそれはちょっと間違っていたみたい。
ただ、私の方が相手の事をなんとも思っていなかったから…だったのよね、多分。
情けない話よ、この年になるまでそんな気持ちちっとも知らなかったのよ、
だからちょっと…アナタを試してみたかったのよ。 秘密だけどね。
私はゆっくりとトウさんの方へ体を預けた。
「ガ・ガラクータ…」
身長だけなら私の方が高いのよだけど今はそんな事感じたくないの、
フフ…そんなに緊張しないで頂戴。
私の肩を撫でる手が震えてますよ、
焦ってはいけないわ、暫く降りの二人きりじゃない、
そう、そうよゆっくり私を押し倒して頂戴な。

私はベットにトウさんを導く様にしながら、
ゆっくりと自分のシャツのボタンを外していく…
「どうしたねガラクータ 随分大胆ね」
「フフ…本当ねぇ どうしちゃったのかしら私」
あら、何よトウさんその顔…
違うわよ、誤解しないでちょうだい。
別に…いえ多少はあるけど人の睦事を見て気分がでちゃった訳ないわ。
トウさんの手がスルスルと私の体を撫で始める。
その感覚にどこかからゾクゾクと震える私の心が、私を少しお喋りにしてしまうの。
「嬉しいんですよ…私はね 貴方がいつでも私を見ていてくださるその事がね」
773258 ◆dIB/bnkXys :03/08/23 13:47 ID:EYamqcDJ
「ア・アイー…ワタシ当然の事をしたまでね」
ちゃんと私を見て言いなさい。
私はそう思いながらトウさんの顔を引き寄せるとその緊張しきって赤くなっている頬に、
またピクピクさせている鼻に口付けをした。
「ワタシお前をいつも…いつも見てるアルよ」
やっとトウさんは私の顔を見て言うと、
いつもよりももっとその目を細めて笑った。
私の微かにともり始めていた炎がぽっと燃え上がるのを、
トウさんの手をその体に感じながら私はしっかりと感じていた。

*
「…ウーム やっぱり窓を閉めきっちまうと暑いな」
ベッドの上、私の隣で両足を投げ出した格好をしながら
煙草の煙を目で追っているダンデーさんがぼやく様に言っている。
「そうですわねぇ でも仕方ありませんわよね
ウフフ…窓を開けてしまったら蚊がはいってくるだけじゃすみませんわ」
ダンデーさんは煙草をくわえた格好で顔は窓に向けたままに視線だけを私に向けてくる。
本当アナタって私とは大違いですわね、
アナタはそうやって必要最低限の動きで相手に何かを伝えようとするの。
ホラ、ワタシったらいつも身振り手振りしながら話してしまうじゃない?
時々恥ずかしくなってしまいますのよ、アナタと話している時。
なんだか私ばっかり騒いでるみたいで、あら みたいじゃなかったかしら…。

その顔、何故?っておっしゃってるのね、最近やっとアナタのその無言でしてくる
仕草で何をおっしゃっているのか解るようになってきましたわ。
今思えば、随分前からアナタは私にそうやって話しかけてきてらしたのよね…
なんだか惜しい事をしてた気がしますわ。
もっと早く、アナタのそれに気が付きたかったですわ
…きっと沢山の事を話しかけていたんでしょうね。
774258 ◆dIB/bnkXys :03/08/23 13:49 ID:EYamqcDJ
アナタに言わせれば「アンタは分かり易過ぎるんだ」ですって。
だって、気持ちって正直に伝えるべきだと思うんですのよ、
私、アナタの事好きになっちゃったらいてもたってもいられなかったんですの、
今でもちっともその気持ち変わりませんわよ、ううん ひょっとしたら…
あの頃よりもアナタの事好きになってしまってるかもしれませんわ…確実に。

私は笑って見せながらダンデーさんの耳元でひそひそと呟いた。
「近くで寝ている子供達に聞こえてしまいますわ…それに冷たいビールがありますの
暑ければ汗を沢山かきますわ そうすれば大変おいしくいただけますわよ うふふ」
「全くチビ達がそんなアンタを見たらなんて言うかねぇ…フフ」
口の端をほんの少し持ち上げて、意地悪な事おっしゃいますわね。
いやよ、今は子供達の事を言わないでくださいな、
分かってますわ、こんな風に思ってしまうなんて私本当に教師として失格ですわ
でも…せめてアナタと二人きりの時位、私をただの女にさせてくださいな。
本当なら毎日でも半日でも一分一秒でも…それは大袈裟ですわね。でも、
そうやってゆっくりでいいからお互いの嫌な所も悪い所も受け入れていきたいんですの。
…アナタはどう思っているのかしら
「あら ダンデーさんこんな風になったのは誰のせいかしら?」
私はダンデーさんの肩に自分の頭を乗せてそこからダンデーさんの顔を覗き込んだ。
また視線だけを私にむけると片方の眉の端を持ち上げて笑って答える。
「ハハハ…俺のせいかい?横っ面をひっぱたいてもまだ帳消しにならんのか
いやぁ参った なんで女ってのはこうしつこ… いてっ!」
…見当違いですわ。
そんな事はもういいんですの。
私はそう思うよりも早く、ダンデーさんの鼻を摘んでみせた。

*
なんだなんだ。そんなバカ力で摘まれたら鼻が曲がっちまうじゃねえか。
アンタもう少し冗談ってもんを解った方がいいぜ、
ホレ そんな膨れっ面してせっかくのべっぴんさんが台無しだ。
775258 ◆dIB/bnkXys :03/08/23 13:50 ID:EYamqcDJ
「んもう…意地悪な人」
おいおい、どうしたい?急にしおらしい顔して。
「別に…そんなつもりはないさ フフ」
こんな時位アンタの望む言葉を言ってやりたいがな、
あんまり口に出すとありがたみがなくなっちまうだろ?
美味い酒や美味い食い物と一緒でな今位が丁度いいんだ、
毎日毎晩一緒にいたらその内嫌な部分や欠点ばかり目立つ様になっちまうからな、
俺は今のまんまで充分だぜ、しかしアンタはどう思ってるのかねぇ…。

サンデーさんは俺に寄りかかって胸元をツンツンとつつきながら唇を尖らせている。
本当に…なんと言うか可愛い女(ヒト)だぜ。
昼間のアンタを見てるとな、今とのギャップに俺は時々面食らう時があるんだぜ。
俺も似たようなもんか、しかし全く見ていて飽きねぇ人だよ、
アンタみたいなタイプの女は始めてかも知れんな、いやいや…いたかな。
ただ俺が今迄こんなにじっくりと女を見てなかっただけかもな。
まぁ俺は随分と前からアンタに惚れちまって、
自分でも困っちまう位今でも夢中で…ハハハ
もうアンタと関係を持って何年経ってると思ってるんだ、俺は。…ああ情けねぇぜ。
 
「フフ…どうした?」
俺はその顔がなんともおかしくて、その唇の一番とがっている部分をちょんと押してみた、
サンデーさんは一瞬俺の方を目だけを向けて見上げてくる。
相変わらず大きな目だな…ん?
「ダンデーさん…うふふ」
唇に押し当てていた俺の指を、
サンデーさんがぱっくりと口を開いて根元まで咥えた。
…元々過敏な俺の指先が
サンデーさんのヌメヌメとした舌の感触をしっかりと捕えている。
あっ…待て待て、そこはかなり…くすぐってぇぞ。
サンデーさんは俺の指を眺めながらその付け根をくすぐる様に舌を動かしている、
そんなにマジマジと俺の指なんざ見て楽しいかい?
しかしそんな顔されたら…その 別のトコロが、だな。
776258 ◆dIB/bnkXys :03/08/23 13:52 ID:EYamqcDJ
「…あら」
サンデーさんがその方向へ目を向けてクスリと笑った、…アンタがこうしたんだぜ。
俺はサンデーさんを抱き上げると真っ直ぐに自分の顔の前に向けさせて、
頬を軽く撫でてから一度少し濡れた唇に触れてみる。
その唇が笑顔を作り出したので今度はそこに自分の唇を押し当てる。 
ぽってりとした唇が触れながらゆっくり開いて、その中の厚めな舌が入り込んでくる。
…さてお喋りはお終いにしますかね、夜だってもう折り返し地点だ。
急かすのは嫌いだが、出来る事なら時間の許す限りゆっくりしたいもんでね…。


まだ続きます…

本当にごめんなさい(´Д`;)
しかしこっから先のエロシーンは口語体で書くのは無理だぎゃばー!
777名無しさん@ピンキー:03/08/23 22:45 ID:S3dW/zF3
258様の新作うpキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
前半のガラ&トウさんのピュアな純愛と後半のダブルデーの大人な恋愛
が一粒で2度楽しめる美味しい作品ですね
サンデー先生の仕草が可愛すぎて燃え尽きましたw人形でオーバーラップすると
さらに萌える(;´Д`)ハァハァ
で、メチャ愛し合ってても、最善の状態で会いたいからある程度距離を置こうとする
大人なダンデーさん かっこよすぎます!!!



778名無しさん@ピンキー:03/08/23 23:54 ID:67J2FbuA
>人形でオーバーラップするとさらに萌える(;´Д`)ハァハァ
とりわけ今回は脳内で人形劇上演中です
もちろん魅惑のヴォイスと夜らしい繊細な照明も
779434:03/08/24 16:50 ID:Arye5at2
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
258様、焦らすのがお上手ですなぁ(;´Д`)ハァハァ
>エロシーンを口語体で書く
それも萌えかと思われハァハァ…
続きも期待しております!
780名無しさん@ピンキー:03/08/24 22:14 ID:LBvkXp6D
つ・続きを…焦らされて氏にそうです。

それにしても>777さんに禿尿で、二組の対比が面白いですね。
勃起ダンデーさんに(;´Д`)ハァハァ…
781名無しさん@ピンキー:03/08/25 23:07 ID:yosmL33H
hosuage
だけではなんなので…258さん某スレでも萌えさせていただいてます。
それにしても、毎回毎回色んなエロシュチュ持って来ますね。
本気ですげえと思うです。
(一番萌えたのはローションプレイだったり…)
782名無しさん@ピンキー:03/08/29 13:56 ID:5K7GWho7
初めまして。
SS初うpさせて戴きます。
エロくありません。スマソです。
ちなみにダブルデーさんです。
783名無しさん@ピンキー:03/08/29 13:57 ID:5K7GWho7
がさっ…  がさがさ…

夜露にうっすらと濡れた草木を分け、月明かりを頼りにサンデーは必死に何かを探していた。
「あぁ…何てことかしら。まったく困りましたわ…と、アラ?」
静まり返った夜の森に、サンデーは自分の洗い髪の匂いの他に、嗅ぎ憶えのある匂いを嗅ぎ取った。

「この、タバコの匂い…ダンデーさんですわね?ダンデーさん、どこ?どこにいらっしゃいますの?」
サンデーは姿を認めずともそこにいるであろうダンディーへと、紫煙の漂う方へそう呼びかけた。
「フフ…お見通し…ってワケか?なんだい、こんな夜遅くに。チビ共とかくれんぼでもしてるのかい?」
「もぉ!そんなワケないじゃないですの!私は…ちょっと…。そんなダンデーさんこそ、こんな遅くに何をなさってますの?」
ダンディーの冗談を嗜め、サンデーは自分の話をそらそうとした。
「月夜に散歩…と。アンタはどうしたんだい?散歩じゃなさそうだが、こんな夜更けにお一人でふらふらするのはちょっと感心できないな」
そういうと、ダンディーはゆっくりと煙を吐き出した。
784名無しさん@ピンキー:03/08/29 13:57 ID:5K7GWho7
「探し物…してましたの」
サンデーは俯きながら、自分の目的を明かした。
「探し物?こんな夜更けにまで探し当てなきゃいけないモンなんですかい?」
口元を少し歪めてダンディーは聞いた。
「ねぇ?ダンデーさん、あなたがもし、その…ピストル…をなくしたと気付かれたら…どう、します?」
「なんだい?藪から棒に。…そうだなぁ、コイツとは長い付き合いだからねぇ。…ところで、なくしたってのはペンダントかい?」
森の草木のような緑色のワンピースに、一輪咲いたような華のようなペンダントを認めない肢体をチラを見、ダンディーは言った。
「まぁ!どうして?…もしかして、どこかで見ましたの?ねぇ、ダンデーさん?」
「…いや、残念ながらアンタの首に架かったトコロしか見たことないねぇ…」
「…じゃぁ、どうして…」
「サンデーさんがいつも身に付けているものってったら…ソレしか思いつかなくてね。違うかい?」
サンデーはそっと胸に両手をあて、少し俯いた。そして、ダンデーに上目遣いをして言った。
「そうですの。眠ろうと布団に入ったら無くって…。私、気が気でなくて…」
「そうだったのかい…。じゃぁ、大事なヒトの大事なモノの為にお手伝いいたしましょうかねぇ…」
さらりとそう言うと、ダンディーは足元の草を分け、がさがさと捜し始めた。
「…ダンデーさん…ありがとうございます。私…」
嬉しさと照れの所為か、耳たぶまで赤くして、サンデーはさっきの行動に移った。
785名無しさん@ピンキー:03/08/29 13:58 ID:5K7GWho7

「ねぇ、ダンデーさん」
お互い、声の届く範囲で中腰にかがんだサンデーが呼びかける。
「なんだい?見つかったかい?」
声のする方へとは向かず、任務を遂行しながらダンディーは返した。
「いえ…まだなんですけど…。ねぇ、小さい頃、”自分の持ち物には名前を書きましょう”って教わりませんでした?
私も子供たちにはそう教えてますし…」
サンデーもダンディーの方へは顔を向けず、手を休ませずにそう聞いた。
「…そうだねぇ。まぁ、自分の名前…とはいわなくても、自分に判るように目印をつけたりはしたかもな。…っと。」
「そうですね。大人になるとそうなるかも知れませんわね。大切なモノはしっかり管理するようになるとか…あ、ダンデーさん?」
草分けに必死なサンデーは背後に廻ったダンディーを気配でなく、触感で感じ取った。
786名無しさん@ピンキー:03/08/29 13:59 ID:5K7GWho7

「ダンデーさん、な、何を?」
「見つかりましたぜ、サンデーさん。アンタの大切な宝物が」
サンデーの背後から抱きしめるように手をまわし、ダンディーはサンデーの胸元にネックレスを架けた。
「あ!ダンデーさん!見つかりましたのね!…あ、ありがとうございますっ!…く、はぁっ」
ダンディーはサンデーの鎖骨を人差し指で軽くなぞり、首筋に唇を当て、強く吸った。
「あ…いけませんわ。ダ…ンデーさ…んっ」
首筋に痛いほどの快楽を感じ、産まれたばかりの小鹿のような弱弱しい腰付きになったサンデーは、背後のダンディーの首に縋った。
「フフ…腰が抜けちまったかい、サンデーさん?」
唇を離すと、ペンダントの止め具をいじりながらダンディーは小気味好く笑った。
「…もぉ!で、でも、本当にありがとうございました、ダンデーさん。今度は絶対無くさないように大切に管理しますわ」
「あぁ、そうするといい。俺も、大切なモノに”目印”を付けさせて戴いたしね…クク」
先ほどの感覚を反芻させながら、サンデーは自分の首筋に手を当てた。
「ま…まぁ!もしかして…ダンデーさんっ!」
「フフ、”無くさないように””大切に”、目印つけて傍に居て戴きますかねぇ」
ちょっと困った顔、それでいて嬉しそうな表情を向け、サンデーは正面からダンディーに抱きつく。
チャリン…と、ペンダントの鎖が跳ねた。
787767:03/08/29 14:02 ID:5K7GWho7
終わりです。

ちなみに、このシュチエーションはお絵かき掲示板の140さんの〔54〕のプリンタンとチャッピタンの
絵に続くのを意識して書きました。
140さん、無断借用スマソでつ。逝ってきます。
788258 ◆dIB/bnkXys :03/08/29 17:18 ID:yJFnIHXh
新たな書き手さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

しかもダブルデーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
もう(;´Д`)ハァハァしまくりで誌にそうです…
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア

何よりサンデー先生の描写がかわええええええええええええええええ。
生まれたての小鹿…(;´Д`)ハァハァ…
マーキングしちゃうダンデーさん アンタは犬か萌え〜
ああ、嬉しい。 もう興奮して相変わらずキモイ感想でスマソです (;´Д`)ハァハァ…
789434:03/08/29 17:19 ID:eaCtCo8b
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
すんごくきちっとまとまったSSですね。尊敬しますた!
ど、どうかコツを教えて下さいまし…!雰囲気がステキ杉ます
そしてマーキングするダンデーさん(;´Д`)ハァハァカコイイ!!
大切なモノには目印を…(;´Д`)ハァハァ…も、萌え死ぬ…
下世話な話ですがこの後二人は…?
790767:03/08/29 23:09 ID:JVC/0fbB
二大巨匠から同時に感想キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
もう、感激です・゚・(ノД`)・゚・

悩んだけどうpしてよかったですー
アリガトウござーまーす
次回はもう少しエロく逝きたいと思います

>>258さん
無断転用スマソですたー。でも感想もらえて嬉しいですー。
こちらこそ、毎度(;´Д`)ハァハァさせてもらってます

>>434さん
二人のこの後…当然、(;´Д`)ハァハァなコトに…(w
コツなんてとんでもないですー。
ガラ×トウさんの純愛にはとてもとてもかなわないですよ。
あのガラさん、色っぽ杉〜
彼女こそ、おんなが惚れるオンナってカンジです
791258 ◆dIB/bnkXys :03/08/30 16:03 ID:Mcg2G9Zp
>767さん
ステキな萌えをありがとうございますた…(;´Д`)ハァハァ…
もし…もしよろしかったらこのステキ作品を我マトメサイトに転載
させていただいてよかでしょうか? (;´Д`)ハァハァ…

次回のエロも期待しております (;´Д`)ハァハァ… もうだめっぽ
792782:03/09/01 22:48 ID:5w+5cjQ/
自分の名前間違ってました。スマソ…
調子に乗って、ダブルデーさんの話また書きました。
今回は前フリのみですが…長いです
793782:03/09/01 22:53 ID:5w+5cjQ/
はらはらと、小雨の降る冬の近づいた秋の午後。

「こんな雨の中、すみませんでしたね、ダンデーさん。
どうしても、明日のプリンさんのお誕生日までに間に合わせたくって…」
サンデーは明日のプリンの誕生日にプレゼントしようと、チョーカーに使う綺麗な石を探しに、森の奥深くまでダンディーと二人
並んで傘をさし、雨の森に訪れていた。
「いや、いや、気にしないでくれ、サンデーさん。アンタ独りでこの森に入ったって、迷子にでもなるなら結局アンタを捜しに来なけりゃいけなくなるわけだし、この森ならアンタよりは俺の方が詳しいんでね」

その森は鬱蒼としていた。
雨の所為でもあるが、光もほとんど届かず、二人の話し声や足音、そこに雨の音が混じる他はシンと静まり返っていた。
「…これがこの森で一番大きな木…。たぶんコレですわ。ホウスケさんが見たという、近くで石を見たという木は…」
目の前に聳え立つ大きな木の幹に手を当て、見上げながらサンデーは言った。
「へぇ…。ってコトはこの近くにその、探してるという石コロがあるんですね?」
傘から垂れる雨雫を手に受けながらダンディーは言った。
794782:03/09/01 22:54 ID:5w+5cjQ/

その森は鬱蒼としていた。
雨の所為でもあるが、光もほとんど届かず、二人の話し声や足音、そこに雨の音が混じる他はシンと静まり返っていた。
「…これがこの森で一番大きな木…。たぶんコレですわ。ホウスケさんが見たという、近くで石を見たという木は…」
目の前に聳え立つ大きな木の幹に手を当て、見上げながらサンデーは言った。
「へぇ…。ってコトはこの近くにその、探してるという石コロがあるんですね?」
傘から垂れる雨雫を手に受けながらダンディーは言った。

「ダンデーさんっ!石コロだなんて…。私がプリンさんにお送りする石にそんな言い方ありませんわ!」
全身で勢いよく振り向き、サンデーはダンディーの意見を嗜める。傘からの雫が振り向いた遠心力により、ダンディーの靴にかかる。
そしてサンデーは再び踵を返すと、その木の周りを慎重に探し始めた。
「…悪かった、サンデーさん。言い訳するつもりは無いが、そんなつもりで言ったんじゃ…」
「…判ってますわ!私、一刻も早くその石を探したいんですのっ!」
口では否定しつつも、ダンディーの発言に棘を感じたサンデーは態度には不快感を隠せずにいた。
「待ちなって、サンデーさん。…だから、待ちなって」
傘を差した逆の手でダンディーはサンデーのまた、傘をさしていない方の手を掴んだ。
「…いいんですのっ!離してくださいっ!ここまでご案内して戴けたらここからは私一人で探しますの!」
ダンディーの手を振り払おうと、後方の足に力を込めた途端…
「きゃぁっ!!」
「…うわぁっ!!」
サンデーの踏み込んだ足が雨によって緩んだ地盤を捉え、二人は手を繋いだまま、木の麓に出来た、大きな穴に滑り落ちた。

795782:03/09/01 22:55 ID:5w+5cjQ/

「…ッタタタ、サンデーさん、大丈夫か?」
「…いたたたぁっ…。え、ええ、何とか…大丈夫…みたい…ですわ。ダンデーさんは?」
二人の身長ではとても届くことのないような大きな深い穴の底でも、二人はお互いの安否を気遣いあった。
「あの木の落ち葉が積もってたお陰でなんとかなったものの…さて、どうやってココからでましょうかねぇ?
まぁ、雨が止んだならこの落ち葉を燃やして助けを呼ぶコトも出来るんだが…」
「…ご、ごめんなさい…、ダンデーさん。私が…私の大人げない行動のせいで…」
穴の入り口を見上げるダンディーとは逆に、俯きながらサンデーは自分の行為を恥じ、謝罪した。
「…謝らないでください、サンデーさん。穴の存在を先に伝えなかった俺にこそ責任があるんですし…」
「でも…」
そう言って顔を上げたサンデーの目に、ダンディーの頬に走る赤い線を捉えた。
「ダンデーさん、そのお顔…!怪我されましたのね?…あぁ、私の所為で怪我までさせてしまうなんて…!!」
一度は挙げたその顔をまた伏せ、両手で覆い、サンデーは責任感のあまりその場へしゃがみこんだ。
「…いいですって、サンデーさん。これしきの傷。それより、アンタが無事だったんでしたら何よりですぜ?ソレもこの落ち葉のお陰で…」
二人を受け止めた落ち葉のクッションを再度見たダンディーは、そこに横穴があるのを認めた。
796782:03/09/01 22:55 ID:5w+5cjQ/
「サンデーさん、ソコに横穴がありますぜ。ここじゃ雨に溺れることはなくても濡れるだけだ。
ここは雨が止むまで横穴で雨宿りといきましょうぜ」
じゃがみこんで途方にくれるサンデーの脇の下から彼女を抱え挙げ、ダンディーはサンデーを横穴へと促した。

「ささ、ココならそっちよりは雨を凌げますぜ。ま、こんなトコですが掛けてください」
そういうと自分のハンカチを敷き、サンデーを促した。
「ありがとうございます、ダンデーさん。…そして、本当にごめんなさい…」
素直にそのハンカチの上に腰掛け、再度ダンディーを見つめた。
「ダンデーさんも…こちら…掛けてくださいな。」
そういうとサンデーも自分のレースのハンカチを自分の腰の隣に敷いた。
「フフ…ではお言葉に甘えさせて戴く事にしましょうか」
ダンディーもまた、素直にサンデーの隣りに腰掛けた。
797782:03/09/01 22:56 ID:5w+5cjQ/
「…ごめんなさいっ!ダンデーさんっ」
サンデーはそう云うか刹那、腰掛けたダンディーの首に手を回した。
「私…私…」
謝罪の色でいっぱいの瞳を潤ませ、サンデーは赤い線の引かれたダンディーの頬を舌で拭った。
「…サンデーさん?」
「ごめんなさい、ごめんなさい。こんな状況なのに…私、私…」
頬から顎へ、そして首筋へ…サンデーはダンディーのそれらの雨雫を舌で拭い取った。
「ごめんなさい、ダンデーさん。不安で…後悔で…謝り足りないのに…こんなときなのに…
私、どうにかなってますわ。こんなトキなのに…こんなに…ダンデーさんに…」
ダンディーは、感情を上手に表現できなくなったサンデーの顎を右手ですくうと、触れる様に優しく口付けをした。
「ダンッ…」
言いかけたサンデーの唇に人差し指を軽くあて、彼女の発言を制するとダンディーは言った。
「これ以上は言わないでください、サンデーさん。アンタに恥をかかせたりはしませんぜ。
いいかい?これから俺は俺の意思でアンタを抱く。”こんなトキ”や”あんなトキ”なんて関係ない。
俺は俺の感情で行動する。しかし、ソレに従うも抗うもはアンタの意思だ」
「ダンデーさん…」
力を緩めたサンデーの目元に表れた明らかに「その前者」であると捉えたダンディーはサンデーの耳の後ろに親指をあて、
そして今度は貪るような激しい口付けをした。
798782:03/09/01 22:58 ID:5w+5cjQ/
次回に続きます。
出来次第、うpさせて戴きますのでよろしくですー。
799名無しさん@ピンキー:03/09/02 18:51 ID:Y68m2klc
おお・・・ロマンスと呼びたくなるよな心ときめく782さんの作品ですね。
口づけの場面でもうドキドキして夢心地であります。

怖いくらいに続きを期待しております。
800258 ◆dIB/bnkXys :03/09/02 19:28 ID:UlB/cMpZ
>「これ以上は言わないでください、サンデーさん。
>アンタに恥をかかせたりはしませんぜ。
>いいかい?これから俺は俺の意思でアンタを抱く。
>”こんなトキ”や”あんなトキ”なんて関係ない。
>俺は俺の感情で行動する。しかし、ソレに従うも抗うもはアンタの意思だ」


な・なんですかこの鬼かっこいいセリフは…
ダンデーさん(;´Д`)ハァハァ…
「石ころ」発言に怒り心頭しちゃったサンデーさん(;´Д`)ハァハァ・・・

続きキヴォンヌゥゥゥゥゥゥ
801名無しさん@ピンキー:03/09/02 21:10 ID:OOVk4PRJ
久しぶりに覗いたらあらたな書き手様が!!
ドラマティックなシチュエーション、ダンデーさんのさりげない優しさ
プリンのプレゼントを探そうとするサンデータンの一途さがたまらなく良いです
おいらも同じく口づけのシーンで早くもハァハァして参りますた!
続きを楽しみに待ってます!
802782:03/09/03 22:00 ID:V6xFeIXy
感想アリガトウございますー嬉しすぎですー・゚・(ノД`)・゚・

調子こんで続きうpします。
お詫び プリンタンの誕生日が秋って設定、勝手に決めてしまいますた。
782の妄想です、すみません。つか、色々勝手に設定しちまいました。
まじスマソです。激しく謝罪。
803782:03/09/03 22:01 ID:V6xFeIXy
続き。


「んっ…っ……」
口唇をダンディーの唇によって塞がれているため、くぐもった声でサンデーはその唇の持ち主に訴えた。
漏れた吐息で荒れたその呼吸を整えるため、胸いっぱい呼吸をしようという本能で、
サンデーは唇の離脱を試みたが、その行為はあっさりともかわされた。
唇を離し、酸素を求めている様を認めてはいたが、ダンディーは敢えてサンデーの後頭部を包み込むように彼女の頭を抱き寄せた。
「…んっ…、んんーっ」
ダンディーは、尚も呼吸を催促するサンデーの口内に自分の唾液を流し込んだ。

…こくっ

ダンディーは、自分の体液が送られた彼女の口唇から自分の唇をそっと離し、サンデーの肩を抱き寄せた。
「…っく、ぷはっ、はぁ…はぁ…。ダ…ンデ…さ」
開放された呼吸口から、サンデーは必死に呼吸を取り戻す。
激しく上下する肩から彼女の背中へと手を回し、ダンディーはサンデーの背中を優しくなでた。
「悪かったな…大丈夫かい?…その…、あまりにもアンタが魅力的なもんで…つい…」
少し照れ笑いを浮かべたダンディーに、サンデーは優しく微笑み返した。
「…ふふっ。そうね、苦しかったけど…本当はイヤではなかったかも知れませんわ」

呼吸を整えなおしたサンデーは、今度は自らダンディーの口内へと舌を滑り込ませた。
804782:03/09/03 22:02 ID:V6xFeIXy
自分のペースを乱され、少し戸惑ったダンディーはサンデーの顎を、まるで小さな仔猫を抱き上げるように包み込み、
彼女の桜色の口唇に再び距離をおいた。
「サンデーさん、アンタ、いい女だぜ。…最高だ」
そしてすくい寄せた口唇に軽く唇を触れ、ダンディーは細い肩から背中へと手を回すと、片手で器用にファスナーをおろした。
ダンディーは、その露わになった彼女の上半身に、丁寧に舌で道筋を描いた。
「んっ…く…はぁっ」
まるで水の中を泳ぐ魚のように、サンデーは緩やかに身体をしならせた。
ダンディーは尚も手を休めず、人差し指で背骨をなぞるように下着のホックをはずした。
彼女のふくよかな部分が開放され、軽く弾んだ。

「ダ…ンデさ…」
背中に回した手で、彼女のうなじを軽く捉えると、ダンディーは露わになったばかりのその先端を口に含んだ。
「んっ!はぁぁ…」
背筋を走る心地好い悪寒に、サンデーの肩が軽く跳ねた。

「ね、ねぇ…、ダンデーさんっ。その…そこを、噛んっ……噛んでくださいな…。
私の身体に痛みを…常に…、身体でも貴方を感じていられるように…私の身体に貴方の証拠が残るように…ね、
おね…がいしますっ……わ」
恥ずかしさから、耳まで真っ赤に染め上げながらも、サンデーは自分の胸部にある愛する人の頭部を抱き、その耳に柔らかな舌を滑り込ませた。
「うっ…サンデーさん…、い…いけねぇ…やめ…」
自分の神経が彼女の舌の位置に集中してしまってはいたが、ダンディーは彼女の懇願を受け入れ、軽く顎に力を込めた。
「んはぁっ!」
その部分に強い快感を憶えたサンデーは、いっそう激しい吐息を漏らす。
強い刺激で、強く突起したその部分を優しく舌で拭い、ダンディーは彼女の目を見つめ、言った。

「…サンデーさん、アンタの背中を汚したくはないんでね…その…、俺の上に来てくれるかい?」
805782:03/09/03 22:03 ID:V6xFeIXy
お互いがお互いを見つめる、向かい合った状態で腰掛けた、ダンディーのその上を跨ぐ形でサンデーはゆっくりと腰をおろした。
「うぁっ…きゃ…、はぁっ…あっ」
ダンディーの熱くなったその部分が、サンデーの熟れた内側の肉壁に包み込まれる。
あぐらを掻くような形で腰掛けたダンディーの上に重なって腰を下ろしたサンデーは、内側で感じる快感をそのままの形で身体で表現した。
「あ、あぁっ…。スゴ…です…っの…っ」
発せられる声とはうらはらに、サンデーはダンディーの背中に回した腕に、より力を込めた。
「…っ、締め…すぎですぜ、サンデーさん…」
サンデーははっとし、回した腕を解く。
「ごっ、ごめんなさい、ダンデー…さんっ!…く、苦しかった…ですかっ?!」
快楽のためか、困惑のためか、眉尻を下げたサンデーは、吐息混じりに相手を心配した。
「…クク、おもしろいな、アンタ。…いや、…その、ソッチじゃぁないんだがね…フフフ。
いや、…悪いが、笑っていられる余裕は…ないみたいでね…」
そう言うと、サンデーの腰に両手を回し、そのままサンデーの背中が自分の方に向くよう彼女の向きを変えさせた。
サンデーの両手が壁に掛かるのを認めると、ダンディーは彼女の深い部分へと重心をかけた。
「や、はぁぁぁっ…!」
サンデーは、更に自分の奥へと刺さる痛いような快感を受け止めた。
「はぁっ、いい…ですのぉっ!あ、あはぁっ」
更に激しく擦り合う、その内側とその外側の快感に、二人は快楽の頂点に達しそうになった。
「あ、あぁ、ダンデ…さぁんっ。…も、もう、…わ、…私…」
「…っく、俺も…っ、もぅ…持ちそうもないですぜ…」
「あぁんっ、…い、いですのぉっ、来て…お願い、このまま…んはぁっ…!」
「っ!…いいの…かい?いや、もう…」
「イっ…クぅぅっ!!!んはぁあぁっ!!ん、あはぁっ、はぁっ」
更に深くまで突き上げられたサンデーの内側に、ダンディーのその体液が注がれる。
「あぁ…熱いのぉっ!ダンデーさんのっ、あぁ…んっ。すごい…お腹、やけちゃいそぉ…」
受け止めた、その口からは交じり合った熱い液体が滴った。
806782:03/09/03 22:03 ID:V6xFeIXy


「…そろそろ、止みそうですぜ、サンデーさん」
自分のハンカチに腰掛けたサンデーへと、横穴から空を臨んでダンディーは言った。
「まぁ、じゃぁ、この落ち葉を燃やしてみなさんにお知らせしましょう」
横穴で乾かしていた、焚き火用の落ち葉を穴の中央に運ぶため立ち上がったサンデーは、ふと小さな光に目を奪われた。
「あら?…あっ!もしかして…!!」
横穴の奥へと歩み寄ったサンデーは、その奥に転がる綺麗な小さな石を発見した。
「ダンデーさんっ!ありましたわ!探していた小石ですのっ!雨のせいかしら?まさか、こんな所に…」
その小石を両手に受け止め、ダンディーに向かって差し出した。

「ねぇ、見てください。うふふ…キレイ…。」
小石を見つけ破願したサンデーに向かい、ダンディーは言った。
「よかったですね、サンデーさん。ご自分で見つけることができて」
「ち、違いますわ。ダンデーさんがこの穴に落ちたときに、葉っぱを乾かすために避けておいたお陰ですわ」
「いえいえ、アンタがここへ足を滑らせなければ…」
「いーえっ!ダンデーさんがこの穴のことを黙っていたから…」

………
「…ククク」
「…うふふふっ」
予想しえなかった結果に二人は笑いあった。

そして、落ち葉をを燃やした煙に気づいたハカセ達に、二人は無事、救出された。
翌日、プリンの首から小さな石のチョーカーが下げられていた。
その石は、彼女の髪色に適った琥珀色をしていた。

807782:03/09/03 22:09 ID:V6xFeIXy
終わりです。すみません、やりすぎますた(;´Д`)

258さん、作品の続き禿しくきぼんです。
早く萌えさせてくださいー(;´Д`)ハァハァ
808258 ◆dIB/bnkXys :03/09/03 22:15 ID:p5zTxHH1
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

782さんごちですた(;´Д`)ハァハァ…
なんかこう、あの その 表現が直接的でないのにいやらしくって最高に萌えますた…
文章お上手で砂 うらやますぃぃぃl;いぃぃ。
中の締め上げと腕の締め上げ間違えたサンデーさん(;´Д`)ハァハァ…

後最後のくだり、もう最高。
ありがとうごじゃいました これからも期待してますです うぁぁぁぁぁ 
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
809名無しさん@ピンキー:03/09/04 00:03 ID:GvvTXkqk
(;´Д`)ハァハァ まだ寝ないでよかったーーっ!!
二人の愛がまさしく込められた石がプリンタンの胸に光ってるわけですな・・・
あのチョーカーを見るたび二人はあのことを思い出すのかしら・・・ハァハァ

石ころなんていったらなるほどバチがあたりますね
810434:03/09/04 21:43 ID:F2VJOi+H
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
(;´Д`)ハァハァエロキタ…!!
>「ね、ねぇ…、ダンデーさんっ。その…そこを、噛んっ……噛んでくださいな…。
萌えました、激しく。
プリンタンの琥珀色のチョーカー…イイ!
811名無しさん@ピンキー:03/09/08 16:27 ID:y+3Xa/Kv
保守

ついでに258さんによるまとめサイト。
http://red.ribbon.to/~wday/

で…258さん続きまだー?(AA略)
812名無しさん@ピンキー:03/09/08 22:38 ID:twD/B4Kn
見れないよ
813名無しさん@ピンキー:03/09/08 22:43 ID:y+3Xa/Kv
おかしいな…漏れは見れるけど。
アドレスバーに直接コピペすればいいんでないの?

それにしても更新早いですね だから続(ry
814名無しさん@ピンキー:03/09/08 23:03 ID:twD/B4Kn
アドレスバーも何もそういう表示出てこないよ
815258 ◆dIB/bnkXys :03/09/12 22:19 ID:XCgolSXK
ども 大変お久し振りな気がします。
連続投稿規制がこわいので途中までうpさせていたらきます。

一応アラビアンの初期の頃(王様に毎晩演劇をやろよう命令されたあたり)を
想定してくれると嬉しいわん それでは
816258 ◆dIB/bnkXys :03/09/12 22:21 ID:XCgolSXK
 砂漠の夜は冷えるものだと思っていたが、さして大差もないらしい。
 寒暖の差が無い分、ただカラカラと乾いた暑さが夜になっても続いていた。

「―――…しかし妙な事になっちまったもんだぜ」
 今日もガバチョとトラヒゲの妙な芝居でアル・カジル王はやっとの事で眠りについた。
 しかし…この先どうなるのか全く見通しがつかない。
 流砂に流れてしまった島の所在さえ未だ分からないままなのだ。
 そんな事をぼんやりと考えながらバルコニーでダンディは一人、
 今の島民の様を表す様に、ゆらゆらと行く当ても無く彷徨う煙草の煙を見つめて、
 一緒に目に入るどこまでも続く砂漠と赤い月をぼんやりと眺めていた。
 バルコニーに面した廊下で子供達がどやどやと立ち話を始めたようだ。
 他に何も聞こえてこないこの場所ではその騒がしくも、
 どこか和やかな子供達の声がダンディにも良く聞こえてくる。
 突然騒がしくなった空気に、ほんの少し煙草の煙がピクリと揺れた風に見えた。
817258 ◆dIB/bnkXys :03/09/12 22:22 ID:XCgolSXK
「先生ったら流石よね こんな時でもしっかり宿題を出したわよ」
「ホントウよねぇ…私お話なんて作った事ないわ どうしようかしら…」
「う〜ん あの王様相当お話を知っているみたいだしね 
ちょっとした童話のパロディーなんかでは到底無理だよ でもガバチョさんの演劇
アレってさぁ…アメリカの大統領のお話が元なんじゃないかと思うんだ
だからさ一個の話をちょっといじるんじゃなくてもう 二個も三個もマゼコゼにしてみれば…
案外イケルんじゃないかと僕は思うんだ 結構楽しい宿題だとおもうよ うん」
「俺 よくわかんねぇや…そうだ今度はアクション活劇ってのはどうだ!?
リキドーザンとさルーテーズの伝説の試合をさ…どりゃー!!」
「俺腹減るからやだよそんなの…そんな事する位なら
俺が王様に美味しい物を沢山作って腹いっぱいにして眠ってもらう方がいいと思うな」
「ケッ!なんだいそのハクション活劇ってのはさ!」
「アクション活劇だよキッド でもダンプの提案だと王様が興奮しちゃって逆効果かも…
それにテケの提案は…寝る直前に食事をしたら王様…
ラクダにはならないかもしれないけど…牛になっちゃうよ?」
「牛ですかぁ…ラクダの股引をはいた牛ってなんだか想像がつきませんねぇ」
「ねぇ!ダンディさんなら案外色んなお話の題材になる事を知ってるかもしれないわよ!」
「…でも話してくれないわよ…そんなタイプの人じゃないもの」
「そうよねぇ…ガバチョさんとは全くの正反対!」
「う〜ん…」

――――…冗談じゃねぇぜ。 俺なんかのロクでもない人生をあてになんざするな。
しかしこんな状況だってのにガバチョやトラヒゲは勿論子供達も幾分か、
いや、かなり楽しそうにしている様に思える。ダンディにはそれがいささか不思議に思えた。

 子供達の声に合わさるように遠くからカツカツとせわしなく足を進める音がその広い廊下に響き渡った。
818258 ◆dIB/bnkXys :03/09/12 22:23 ID:XCgolSXK
「皆さん! さぁ今日は遅いですからもうお休みなさい
宿題は急ぐ事はありませんよ ええ今ガバチョさんから聞いた話ですと…
あの演劇もう既に10本以上の演目が出来ているとのお話でしたから…」
「ふぇ〜 すごいなぁガバチョさん…」
「先生アナタ達のお話とっても楽しみにしていますよ でもこれ以上の夜更かしは
そのお話を考える頭のためにもよくありません さぁ早くテントに戻りなさい」
「は〜い 先生おやすみなさい」
「あ ところで…アナタ達ダンデーさんを見ませんでした?」
 俺ならここにいるぜ そう答えようと思ったがサンデーがダンディを探す時と言うのは到底、
 大した用事でもないか逆にかなり面倒な事の時が殆どだ。 他の人間がそうするのより
 サンデーの場合はそれが極端なのをダンディは誰よりも知っていたので敢えて返事を遅らせた。
 何も無駄に三年近くの時を彼女と重ねてきた訳ではないのだ。
 しかも生憎彼等のいる廊下に出ないとダンディはどこに行く事も出来ないのであった…。
 こんな時には知らない振りをしておくべきだ、後は野となれなんとやらだぜ…。と、
 仕方なく、新しい煙草に火をつけるのと同時にバルコニーの扉がギィと開いた。


「…お話 聞いてらしたでしょ?」
「いや…俺は何も …聞いちゃいねぇぜ」
 後に腕組をして肩をすくめながらサンデーは片脚をツイとのばして、
 まるで忍び足でもする様にそろそろとバルコニーに一歩爪先を踏み込んでみせている。
 赤い月がぼんやりと開け放されたままでいる扉をから廊下にまでその影を伸ばしている。
「…なんだ? その歩き方はこれから泥棒でもするってのかい? 
なる程それで俺に何かご相談って訳か フフ…参ったねぇ」
「ンもう! 泥棒だなんて…今子供達と私がしていた話…聞こえてませんでしたの?」
 ダンディはバルコニーの手摺に体を預けて さぁねぇ と肩をすくめて首を振った。
 これは、別に嘘をついている訳ではない。 とぼけているだけさ。 
 ダンディは何故か自分自身に言い訳をした。
819258 ◆dIB/bnkXys :03/09/12 22:24 ID:XCgolSXK
 ふいにガバチョとトラヒゲの何やら言い争いに近い、
 しかし仲のいいもの同士特有の掛け合いが聞こえてくる。
 サンデーはその声に引き寄せられるようにスイスイと足を進めると、
 ダンディの隣に立って丁度テントから少し離れたところでやんややんやとしている二人を覗き込んだ。
 良く見ると、その手に原稿用紙のようなものが握られている。チラリとそれを確認しながら、
 そのままサンデーの動きにつられるようにダンディも一緒にその様子を覗き込んでみる。
「うふふ…ガバチョさん張り切ってますわねぇ トラヒゲさんもなんのかんのと楽しそうですし…」
「フフ…結構なこった 10本も演目が出来てるってんならそりゃぁ熱も入るだろうな」
 ダンディがそう言うと、サンデーはくるんとダンディの方を見て瞳をパチクリとさせた。
 その視線に気がついてダンディが顔を向けずに視線だけをサンデーに投げると、
 サンデーは肩をすくめて小さく笑った。
「おかしいですわねぇ…ガバチョさんが10本目の演目を完成させたのはつい数分前でしたのに…」
 そのまま顎に人差し指を当ててフーンと考えるそぶりを見せる。
 そして、ダンディの顔に真正面になるように手摺に寄りかかって身を乗り出すと、
 微妙に、本当に微妙な加減に表情を強張らせているダンディの、
 動揺を表す微かに持ち上がった眉の端をその指先でクイッと持ち上げさせた。
「あ いや…その それは…ホレ あのガバチョの大声で…いや…すまねぇ聞こえてた アンタの話」
「うふふ…本当に ねぇ嘘の付けない人ですわねぇアナタって」
「…まぁ お陰で結構生き辛い思いをする事もあるさ こんな時とか…な」
「ンま! そんな言い方をしては嫌ですわ それで…お願いがあるんですけど…」
「いやいや生憎アンタ等の話はそこまでしか聞こえてねぇ 
お願いねぇ…フム 聞ける範囲だったら…どうぞ?」
ダンディの促す仕草に、サンデーは一応の迷ったポーズを見せながらお願い事の内容を話した。
「ええ…あの…」
820258 ◆dIB/bnkXys :03/09/12 22:25 ID:XCgolSXK
 サンデーの話によると、どうやら子供達に出した『お話を作る』という宿題は自分自身にも
 出題をしていたらしい。 彼女曰『細やかな舞台演出の為にはまず一に取材だと思うんですのよ!』
 との事でお城を舞台にする話をつくるにあたって、この城の中を取材をしたい。
 しかも情景として夜の場面が必要なので、と思い立ったはいいが流石に勝手の利かない城の中を、
 一人で歩き回るのは不安なので付き添って欲しい。 との事だった…。
 この話を時折脱線して子供達の話やらを織り交ぜながら、ゆうに二十分以上かけて説明し、
 ダンディはそれをたいして咎める事もせず我慢強く聞き終えると、『ハイハイ』と軽く頷いた。

 はなから断るつもりなど毛頭なかった。 多分サンデーもそれを知っている。
 しかし、お互いに一度は迷惑そうな素振りをしたり、一々長い説明をつけて誘いをかけるのだった。
 それはもう既に、二人の間では当たり前の儀式めいたものになっていた。
 お互いのお互いを確かめるようなそれは、余程の事が無い限り覆される事など無かったが、
 それでも行わなくては、きっと不安を感じてしまうに決まっているのだった。

「まぁ丁度俺も退屈してた所でね お付き合いさせていただきますぜ」

 

 暫くの間そんな調子でサンデーの歩調に併せて城内の探索を続けた。
「アアン! この風景私の考えているお話にピッタリですわ!」
 嬉しそうに何やらまたメモをとり続けるサンデーを眺めながら、
 ダンディはふとふって沸いた興味をサンデーに向けた。
「しかし…アンタどんな その…あの王様に聞かせる話を作ってるんだい?」
「え? い・いやですわ…まだ途中ですから…秘密です」
 突然思い立ったようにダンディが言ったのに対してサンデーはそう返しながら、
 それとは裏腹に瞳だけは『読んでくださいます?』と言っていた。
 ダンディはその仕草に笑ってみせながら原稿用紙を受け取るとそれに目を通した。
821258 ◆dIB/bnkXys :03/09/12 22:26 ID:XCgolSXK
 ざっと掻い摘むと王族の娘と側近の兵士の身分違いの恋物語。
 その二人はその立場を嘆きながらも深く愛し合い、ひっそりと逢引を繰り返す日々。
 ついにそのお姫様は、金も名誉もいらないから手鍋をさげてもアナタと生きていくんだと
 兵士と城から逃げ出して慎ましくもシアワセに暮らした。
 …そんなどこかで聞いた風な話が書かれていた。
 違う所といったら、舞台がこの国のそれに酷似している事くらいだった。

「何々?………んん?……はぁ…フム…へぇ……………フ フフフ」
 サンデーの恥ずかしそうな、しかし何かしらの期待に満ちた視線を受けていながらも、
 途中まで文字列を追っているうちにダンディは堪えきれずにふき出してしまった。
「ン・ンまぁ! …どうなさったの?」
 サンデーは怪訝な顔でダンディのその様子を伺ってくる。
「ハハ…すまねぇ しかし…これは…イカンと思うぜ?俺は」
「そ・そうかしら…?」
「フフ…幾らなんでも…色恋話はどうかと…」
「そ・そうかしら…」
「しかし女ってのはこの手の話が好きだねぇ…フフ まったく俺には理解できねぇぜ」
「でも案外うけるかもしれませんでしょう?その為にも細密な描写を…」
 照れくさそうに顔を赤らめてダンディから原稿用紙を奪い取るようにすると、
 またアチコチをキョロキョロと見回してはブツブツと思索は始めた。
 ダンディはその様子を肩をすくめて眺めてから、一緒に辺りを見回してみる。
「さて…取り敢えずお姫様を連れ出す事には成功したが…どうやって逃げるか だな…」
 ダンディが『ここの中庭は見通しが良すぎるから危険だなぁ』だの、
 『隠れるのに丁度いい場所は…』等といささか真剣にキョロキョロとしているのを、
 サンデーはふと自分もそうしていたのを止めてその顔を嬉しそうに覗き込んだ。
「…あら?お話考えるの協力してくださるの? 嬉しいわん」
「い いや別に…若し何かあった時のためにだな…そうだホレ ホテルに泊まる時だって
『避難通路は必ずご確認ください』ってあるだろ? アレだ アレ」
「うふふ…そうなんですの? それじゃぁ逃げやすい通路と裏口を探さないといけませんわね」
822258 ◆dIB/bnkXys :03/09/12 22:28 ID:XCgolSXK
 そう言うとツツイッと軽やかな足取りでダンディの前に立って笑ってみせながら、
 大方裏口に続くであろう扉を開いて飛び出していった。
「おいおい…それじゃぁアンタの目的ってのとは違うじゃねぇか」
 呆れた様にぼやきつつも、ダンディはサンデーに促される様にのんびりとその後に続いた。

 
 この国独特の特徴のある塔が連続するように続く外壁を歩きつづけると、
 丁度城からは見えないように奥まった石壁と石壁の隙間が見えた。
 サンデーはそこに何か探し物を見つけた様な顔で、急いでその中に入るとその隙間から
 チョコンと顔をだして外からの様子を伺ってみた。
「…うん ここなら…隠れて会うのにはもってこいですわね うふふ…」
「しかし月明かりが真っ直ぐ差し込んでくるぜ?」
 ダンディはその顔を少し笑って見つめ、サンデーの向いてる方向を一緒に眺めると
 丁度目に飛び込んできた赤い月をさして眩しくもないのに眩しそうに手を額にあてて眺めた。
「だからいいんですのよ 影が伸びて誰かに所在を知らせてしまう事もないですし…」
「へぇ アンタスパイか隠密みてぇな事を言うんだな…結構才能あるんじゃねぇか?」
「ンもう! 違いますわよ…そうですわねぇ強いて言えば…女の本能ですわ」
 そう言いながらダンディの腕を取ってその隙間に引き入れると、
 もうすっかりと女の色を湛えた顔を作ってその胸元に抱きついた。
「フフ…本能ねぇ」
「そうですわよ 好きな方にどうしても逢いたい その…本能ですわ」
「な・なる程ねぇ…」
 その言葉にダンディは深く深く納得をせざるを得なかった。
 二人が関係を持つようになってからたまに夜二人きりで逢うとなると、
 立場上殆どがサンデーがダンディの元を訪ねてきていた。
 しかも…一度として誰に怪しまれる事もなく、
 なんとも上手い具合に子供達を寝かしつけて抜け出してくるのであった。
 それをこの三年間実に巧妙に、この関係がさして怪しまれる事もなく続けていたのである。

 そんな風に思っているのは勿論この二人だけで、実のところ子供達も子供達なりに
 この二人の関係をなんとなく感づいていて、そしてそれに影ながら協力をしているのだが…
823258 ◆dIB/bnkXys :03/09/12 22:29 ID:XCgolSXK
「それに…うふふ ほら月明かりがないとせっかくこうして逢っているのに
お顔をちゃんと見ることが出来ないじゃありませんこと? ね?」
 そう言ってダンディのサングラスを外すと、なんとかグイと背伸びして唇を近づけ
 肩にするすると腕をまわすとチュッと音をたてて唇と唇を当てた。
 ダンディはその背伸びを無理矢理しているせいで、
 少し辛そうにしている体を抱き寄せると少し顔を離して見つめ合った。
「フフ…随分とロマンチストだねぇアンタ で何かい?これは予行演習か?」
「…ンまぁ! ワタクシそんな事一言も…言ってませんわよ? うふふ…そうですわねぇ
予行演習…確かに実際の経験があった方がお話はより細密に生きるものですものね」
 照れ笑いをしながら、それでも恥じらいを見せながらサンデーはそこまで言うと、
 自分自身で納得したのかダンディの腕の中でウンウンと頷いた。
「ねぇそれじゃぁ予行演習のつもりで この役の名前でワタクシを呼んでみてくださらない?」
 そう言うと原稿用紙をダンディの目の前に突きつけてみせる。
 …何やら発音のし辛そうなヤヤコシイ名前が書いてある。
「バ・バカ 冗談言うな…なんで俺がそんな事しなきゃならねぇんだ」
 ダンディがプイとそこから目を背けると、サンデーは少々残念そうに原稿用紙を横にして、
 体勢をたてなおしダンディに向き直し顔を斜めにさせてニッコリと微笑んだ。
「…そもそも…ねぇアナタ気がついてらした?」
「何を…だ?」
 サンデーの体を抱き締めながらゆるゆると撫で回していた手を止めてその質問を聞きなおす。
「…ダンデーさん」
「何だ?あらたまって…」
「ワタクシの名前 こうして二人きりでいる時言ってくださったのって最後はいつだったかしら?」
「…ム…い・いつだったかな?」
 そう言われてみると、お互い『アンタ』とか『アナタ』とかばかり言い合っていて、
 二人きりの時、まともにその名前を口にしたのは随分前の事の気がする。
「さぁ…なぁ いい加減お喋りは止めだ 夜は無限にあるわけじゃねぇんだぜ?
な?…サ…サンデーさん」
「ンまぁ…ダンデーさんも随分と改まって うふふ…」
「ハ・ハハ…本当 今更なこったぜ…」
824258 ◆dIB/bnkXys :03/09/12 22:31 ID:XCgolSXK
 ――――…こんな風に二人きりで過ごす時にお互いの名を改まって呼び合うのは、
 実に暫く振りの事で、それが逆に新鮮に感じ、
 お互いなんとも言えないくすぐったさと気恥ずかしさを感じていた…。

 何故かそんな調子で多少の恥ずかしさを含んだまま、
 お互いの体を抱き寄せるとゆっくりと深い深い口付けをした。 
 そろそろと押し割って入り込んでくる舌の感触が何故かまた、いつも以上にくすぐったい。
 それこそ、普段から毎夜毎夜共に過ごしている訳でもなく、
 ましてや行為自体もそんなに多いとはいえた訳でもない。
 しかしながら、場所が変わった所為もあるのか、
 なんとなくいつもと違った感触をその場所以上にお互いの体で感じあっていた。



つづく

では、続きはまた後で。
すみません別作品の続き放置しててあうあうあ〜
825名無しさん@ピンキー:03/09/12 23:59 ID:D+X7ecsd
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
いかがですか王様!
258殿の作品には王様も必ずやハァハァと・・・

あああぁぁっ!!!
も、もうすぐ12時だあああっ!!
王様が、王様が
826名無しさん@ピンキー:03/09/13 00:00 ID:5taejUqM
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
いかがですか王様!
258殿の作品には王様も必ずやハァハァと・・・

あああぁぁっ!!!

王様が、王様が
827名無し魚:03/09/13 00:04 ID:5taejUqM
↑すみません マジであせってボタンを押しそこねたと思って書き直したらこうなりました
828名無しさん@ピンキー:03/09/13 17:46 ID:ITSX5PPw
(七輪で焼かれて魚から元に戻り)
しかし次から次へとガバトラの劇中劇のように作品を量産し
しかも内容はそれとは大違いで眠りを奪う258氏の仕事には畏れ入ります。
責めがいのあるダンディに同性ながら萌えが高まっているのですが
今回もどうなることやら・・・
月は隠れてくれそうもないですが夜を待っております。

昨夜(825)からダラダラとすみません
829258 ◆dIB/bnkXys :03/09/13 22:28 ID:tQ3lG2d6
そんでは続きいきます。 レスdクスです ブフブハ


 サンデーは湿り出した吐息を時折漏らしながら、ダンディが自分の背中のファスナーを
 途中まで下ろして下着を外していくのをされるままにしていた。
「ん…ンフウ…はぁ…この石畳ちょっと困ります…わねぇ」
 サンデーが唇を少し離してチラリと足元に目をやると、ダンディは わかってる と言う風に、
 下着だけを鎖骨のあたりにまで持ち上げさせた。
 サンデーの緑のワンピースに直に自分の胸が触る感触が伝わる。
「要は…フフ 脱がなきゃいいわけだぜ 簡単さそんなもん…」
 そう言って口の端を微かに持ち上げて笑うと、サンデーの胸の形を確かめる様に
 ワンピースの上からそれを押し潰す様に荒っぽく揉みしだきだす。
「アッ…はぁ…ちょっと…はぁ 痛いですわ…ダンデーさん」
 そう訴えながら、サンデーは壁に体を預けてその荒々しい快楽に全身をくねらせた。
 グイグイとダンディの大きな手が両の乳房を持ち上げ、
 その中央でワンピースの上からも確認できる程形を表した突起に人差し指を押し込んで
 持ち上げている事で一層大きく膨らんで見えるサンデーの乳房の中に埋めさせた。
「ハッ…いや…ン!…ウンン」
 サンデーがその刺激に一際大きな声を上げると、
 その口をダンディが蓋をするように口付けをして塞ぐ。
 暫くそのまま口付けを続け、お互いの体を擦り合わせるように掴み合い、
 その中を水気を含んだ湿っぽい吐息と、布擦れの音だけをひっそりとたてさせた。
「…流石に…こう遮るもののねぇ場所だと…
アンタのそのでけぇ声が響いてしかたねぇぜ…なんとかならねぇか?」
 唇を離してサンデーの耳元に舌を這わせながら少し困った顔をしてダンディが呟く。
 サンデーはそう言われて壁と壁の隙間から外にチラリと視線を向ける、
 その瞳に映るのは、ただただ広がる砂漠と地平線の傍まで降りかかっている赤い月だけ。
830258 ◆dIB/bnkXys :03/09/13 22:29 ID:tQ3lG2d6
 視線を戻して、ダンディの与えてくる耳元の刺激に声を上げるのを堪えながら、
 背中にまわしていた手に力を込めると途切れ途切れな声で訴えた。
「ハァ…だって…無理 無理ですもの…ウンン…」
「確かに我慢はよくねぇが…なぁ? ウム…」
 そう言うとダンディは少し考え込んで同時に愛撫の手が止まる。
 サンデーはそれに過敏に反応をしめしていやいやと首をふって小声で呟いた。
「嫌 止めては駄目…大丈夫ワタクシ…なんとか頑張りますわ」
「…別に頑張る事じゃねぇけど いや勝手を言ってすまねぇな」

 そう言って今の自分の発言に顔を赤らめているサンデーの額に軽く口付けをすると、
 全身を抱かかえるようにしてゆっくりとサンデーの体に新たな刺激を与えはじめた。
「ハフ…アッ…アク…ン…」
 肩口をずらしたワンピースから無理矢理に近い形でサンデーの乳房を露出させると、
 首筋を焦らすような速度で舌を這わせて移動させながら、
 同時に露になった色素の薄さを示す様な微かに色を違えている突起とその周りを
 ゆっくりと円を描くように指の腹で撫でまわす。
 その微妙なくすぐったさを伴った刺激にサンデーは歯をしっかりと噛んで、
 それでも漏れる吐息と快楽の声を押さえる様にくぐもった声を小さく上げた。
「アッ…アッン…ふう ふううん…ハッ…!!」
 もっと大きな刺激と快楽を欲して、ダンディの背中にまわした手が小さく爪をたてると、
 ダンディはゆっくりと顔を移動させてサンデーの乳房をもう一度グイと持ち上げる。
 より興奮をしめして尖るように勃起しているその突起の先端を一番高くさせ、
 フッと息を吹きかけ、それにサンデーの体がピクリと反応したのを確かめると、
 一度軽く唇をつけ舌を出しながらその部分に唇と舌全体を押し当てるようにした。
「ウウ…!! ウクッ…! フッ!ふあぁぁ!!」
「…アンタ…そんなに…堪えなくても…いい…んだぜ?」
 その部分に刺激を与えながら視線だけをサンデーに向けると、
 サンデーはそのかち合った視線に羞恥を感じたのか急いで目を反らして小さな声で答える。
831名無しさん@ピンキー:03/09/13 22:30 ID:tQ3lG2d6
「アン…だって…意識して我慢しないと…声 出てしまうんですもの…」
「ウム…そりゃぁよくねぇな フフ…しかしだしっかり集中してもらわねぇと」
「大丈夫…ですわ だってなんだか…何時もと違う感じがして…あの…それだけで」
「フフ…それはなんとなく…分かるねぇ」

 ダンディはスイッと顔をあげると横を向いているサンデーの顎をちょいと掴み、
 自分のほうに向き直させ改めて笑ってみせる。
 サンデーは真っ直ぐにその顔を見つめながら
 その顔を柔らかな笑顔に変え口付けをせがむように目を閉じた。
 お互いの体をきつく締め上げるように抱き締めながら貪るように口付けを続け、
 ダンディの手がゆっくりとサンデーのお尻を撫でまわし、時折力を込めて握り締めた。
 その刺激にサンデーは眉をしかめながら、自分の手もゆっくりとダンディの腰回りを撫で、
 そのまま内側にそれを移動させダンディの興奮を指し示している部分にたどり着かせた。
「ンン…ア…うふふ…アナタもうこんなになってますわよ?」
 唇を離して一瞬体を揺すらせたダンディの顔をサンデーが覗き込むと、
 ダンディはクッと口の端を持ち上げながらお尻を撫でまわしていた手をスルリと動かして、
 サンデーの秘所の部分を身に付けたままでいる下着の上からグイっと指を押し当てる。
 その動きでサンデーにも、自分のそこが既に充分な水気を湛えているのが伝わってきた。
「アッ…イヤ ンン!」 
「アンタも な」
 ダンディはククッと小さく笑うと、下着をするすると下ろし片脚を持ち上げさせると
 その脚の方だけ下着を外させてサンデーの秘所を露にさせた。
 そうしながら自分の指先を噛んで皮手袋を外していると、
 サンデーがダンディの腰のベルトに手をかけ片手で器用にそれを外し、これまた器用に
 ズボンを軽く開けさせて一度ダンディ自身の場所を確認してからそれを取り出した。
「うふふ…下着を汚したくはありませんでしょ?アナタもね…」
 肩をすくめて笑ってみせると、サンデーの手が捉えていた先端を指の腹でクルクルと撫でる。
832258 ◆dIB/bnkXys :03/09/13 22:31 ID:tQ3lG2d6
「アッ! …大層なお気遣いですな ハ・ハハ…このヤロウめ…」
 自身の先端にあった興奮を示す雫をサンデーの指が掬い上げ、
 更にその粘り気を充分に受けた指でくすぐる様に全体の形を辿っている。 その動きと、
 自分を見つめるサンデーの愛しげな瞳にダンディはなんとか虚勢を張ってみせた。

「ねぇ…気持ちいいんですの? うふふ…ン ウンン!」
 うっとりとした様子でダンディに問い掛けてくるサンデーの頭を抱え込んで口を塞ぐと、
 もう片方の手を秘所にのばし、そろそろと太腿の付け根に指を這わせた。
「ンッ! ンン…はぁ フッ! はふぅ ンン―――!!」
 多少のくすぐったさを感じているのか、
 サンデーは口付けをされたまま肩を勢い良く跳ね上げてそれを表現した。 
 口付けを続けながら軽く目を開けてサンデーの快楽に歪んだ表情を確認すると、
 ゆっくりとその指を湿り気を帯びている場所に近づけて、
 染み付くようにまとわりついた液体を指先に湛えさせ充分にそれをなじませてから
 その指先以上に濡れた入り口のひだをじわじわと撫でまわした。
 サンデーが焦れたように首を振ると、同様に快楽を求めて大きく腫れ上がった
 核に指の腹を当てて転がすように素早くそこを擦りだした。
「ふんん―――! んはぁっ! ウッウンン…プハッ ハァッ…はぁんん!」
 サンデーは全身でそのじんわりとした熱とともに快楽に酔いながら、
 口付けを続ける唇の間に先程までダンディ自身を愛撫していた手を潜り込ませると、
 薄っすらと瞳を開いて唇を離し舌を突き出しその手全体を音をたてて舌を這わせ、
 時折チュッと音をたててながら、指先についた液体をしっかりと舐め取った。
「ん…フウン…はぁ はむっ…んん…」
 ダンディはそれに習って舌を突き出しその指先に絡んでいるサンデーの舌を突付き、
 荒げた息をかけながら唇と唇の間でぴくぴくと蠢いているサンデーの指と掌を舐めあった。
833258 ◆dIB/bnkXys :03/09/13 22:32 ID:tQ3lG2d6
 全体が二人の混ざり合った唾液ですっかりと濡れたのを確認すると、
 サンデーは迷う様もなくそれをツイと離し、そのままもう一度ダンディ自身に持っていき、
 全体を撫で回すと唾液で濡れた手でそれを包み込んでゆっくりと上下運動を始めた。
「んん…うふ…はぁ…なんだか変な感じですわね…アッ…はぁ…」
「フフ…ふう…そうかい? フ…そうだな変 だな…」

 先程から感じていたいつもと違った感覚は二人の中に奇妙な感覚をもたらした。
 この三年間の間もずっと続いていた二人の関係…、
 している事は同じなのに今はどこか違った風に感じた。
 
 まるで、初めてサンデーが夜を待ちこっそりとダンディの元へ訪れた時、
 まだ真剣に慎重に周囲に気を配り、それこそ月明かりにさえ過敏に身を隠し、
 それ以上に跳ね上がりそうになっている心の揺らめきのようなものを年甲斐もなく感じながら、
 同時に秘め事と言う行為の背徳的なスリルと楽しみをお互い味わっていた頃。
 夜、こうして二人きりだけになった時だけに許されるその行為に、
 心の繋がりやどんな囁きだけでも飽き足らず、その互いの存在を肌で確認しあい、
 唇が腫れる程口付けを交わし、時には互いの痕跡を互いの体に刻み込んで
 翌日その痕を眺めては昨晩の睦事を思い返し、小さく快楽に体を振るわせた。
 この三年間の間にそれは至極アタリマエの事になっていて、
 いつのまにか、サンデーがダンディの元へ訪れる時の心躍る気持ちも、
 迷惑そうにしながらもその来訪を心から嬉しく迎えるダンディの気持ちも、
 昼間にこっそり目と目を併せて感じた気恥ずかしさも、
 アタリマエを通り越してすっかり感じなくなっていた。
 それは決して悪い事ではない。それだけ、時には衝突しながらもそれなりに
 時を共に過ごしてきた結果ではあるのだから…。
 しかし、だからこそ今この逢引めいた状況がどこか懐かしいような、照れくさいように感じて、
 快楽を与える互いの手にも、口付けを続ける唇にも、吐息にも一層熱が篭った。
 
 それはまるで、サンデーがダンディに見せたお話の中のお姫様と兵士の、
 焦がれ焦がれてやっとの事で得た二人だけの切なくも熱い行為のようであった。
834258 ◆dIB/bnkXys :03/09/13 22:33 ID:tQ3lG2d6
 ぬるぬるとした感触がダンディの下腹部から這い上がって緩やかな快楽が広がる。
 その快楽に押し流されないように、サンデーの入り口を細かく刺激していた指の動きを変え、
 5本の指だけに神経を集中させ、サンデーの表情でより快楽を与える場所を確認しながら
 その部分を水音を立てさせながら責めたてた。
「はっ…! 駄目…そんなに…アッアアッ!!…んぐっ!んん―――!!」
 細かく唇をつけたり離したりしながら、熱い、篭った吐息を掛け合い
 それでもお互いのその部分を刺激しあう手は決して止める事はなく、
 次第にその速度を早めていった。
 ダンディの指先がサンデーの敏感な部分を捉え、それぞれに器用に蠢いている。
 腫れ上がった核に丁度親指の付け根の膨らんだ部分が押し当てられ、
 サンデーの内壁をかき回している指の動きにあわせてグネグネと動いて、
 サンデーは手の動きを止めることなく、その頭の先端が燃えるようなじりじりとした快楽に
 唇を少し離して、それでも互いの熱い吐息によって湿った空気を噛むように声を上げる。
 ダンディは自身に与えられる快楽に顔を歪めながらもなんとか笑ってみせて、
 小刻みな呼吸を上げ肩に爪を立ててくるサンデーを絶頂へと導く。
「フフ…駄目か? フッ…はぁ…いいぜアンタ思い切り…くっ イッちまいな」
「イ…イアッ…アッ アツイ…ダメ ダンデーさ…ワタッ…シィィイッ ク…! イッちゃう…
イッ…ングッンンッ ンッフンン―――――――――――――!!!」
 ダンディの指がサンデーの内壁でまるでその全身を引っ掛けて持ち上げるように
 グイッと掻き出すようにした瞬間、サンデーの体が大きく波打ち、
 最後にはダンディに唇を塞がれたまま絶頂を迎えた。
 唇と唇の間に道筋を作る様に糸を引いた唾液を伸ばしながら、
 やっとの事で唇が離れると、サンデーは酸素を求めるように大きく口を開き、
 肩を揺すらせてダンディの胸元に顔を埋めながらふぅふぅと息を継いだ。
835258 ◆dIB/bnkXys :03/09/13 22:34 ID:tQ3lG2d6
「はぁ…はぁ…んっ はぁ…フフ…ダンデー…さん」
 満足そうに呼吸を整えながらダンディの背中に回していた手がゆるゆると動き回る。
 ダンディは絶頂を迎えた事で狭まっていた秘所からゆっくりと指を引き抜くと、
 もう片方の手でサンデーの顎を掴んで持ち上げさせ小さく笑って見つめ合う。
「サンデーさん…」
 そう呟くと、サンデーは腰の辺りで力なくだらりと伸びていた手を上げ、
 ダンディの顔を、その振るえる濡れた手で触れた。
 ダンディもすっかりと濡れた手をサンデーの顔にあてると、それと逆の手で
 サンデーを強く抱き締め互いの体液をわざと擦り付けるようにしながらゆっくりと口付けをした。

「ダンデーさん…ね…きてぇ…」
「フフ…わかってる…しっかり つかまってな」
 口付けを続けながらサンデーの片脚を抱え込み、
 丁度自身が硬直したままで向いている方向と上を向いたサンデーの秘所を
 照準を併せるようにさせると、一度フウッと息をついて手をあてがう事もなく差し込んだ。
「アフッ! アッ!くっっくっ…くふぅぅぅ―――――!!」
 サンデーのピッタリとあわさっていた肉壁を押し割るようにダンディがゆっくりと入り込んで、
 一度その先端を一番深い所まで侵入させた。
 サンデーは持ち上げられた脚をダンディの腰に巻きつけもっと深くへ導くようにする。
 ぼんやりと、しかし急速に全身を支配する快楽に
 体を小刻みに震わせ硬く抱き合いながら互いにその感触をじんわりと味わった。
「…全く…はぁ…なんでこう…ふう…気持ちいいのかね…」
「はぁ…本当 どうして…かしら…うふ アッ…ねぇ?」
 互いの湿った吐息を感じながら全身を密着させて下半身の熱を分け合うように絡み合う。
 ダンディはサンデーが寄りかかっていた壁からそれを少し離れるように抱え込むと、
 片手で壁に手をついてゆっくりと腰を揺すり出す。
836258 ◆dIB/bnkXys :03/09/13 22:36 ID:tQ3lG2d6
「アッ…アッ アアン…はぁ はぁ…ダンデーさん…」
 耳元に届く微かな粘着質な水音に一層の興奮を感じて、
 サンデーはダンディの腕の中で可能な限り身を捩じらせ途切れ途切れに声を漏らした。
 しかし、体制的にもどうしても無理がある所為か、いつまでも続くそのゆっくりとした動きに
 次第に焦れたように腰を揺すらせもっと大きな刺激を欲しだし始める。 
「アッ ねぇ…あの…ううん…もっと もっとぉ! 強く…してぇダンデーさぁん」
「ハ・ハハ…クソッ そんな事言ってもだ なぁ…はぁ」
 サンデーのその要求に快楽に歪んだ顔をもう少し歪めサンデーの口元の傍で
 大きく溜息をつくとその唇を舌を突き出して突付くとギュッと目を閉じて答えた。
「その…アンタがさっきさんざん…いや その フフ…ようしわかった」
 
 クッと口の端を持ち上げて笑うと、一度その動きを止め自身を引き抜き、
 サンデーに背中を向けるように促しながら自分の体も横に向けさせた。
 丁度壁と垂直になるよにしてから自分の片脚の踵をグイッと壁に押し当て
 そこを支点にしてサンデーの肩を後から掴むと上体を持ち上げさせ抱え込むようして、
 その動きに併せるように再び自身をサンデーの秘所に入り込ませた。
「アッ…!すごっ…!刺さる あっアア ダンデーさッ! はぁぁぁん!!」
 上体を持ち上げられた事によって一層深く突き刺さったダンディのそれに、
 サンデーは真後ろにあるダンディの頭に腕を回して掴みながら、
 もう片方の腕で自分の片脚を持ち上げてそれをさらに深く咥えこんだ。
「くっ…いいか?サンデーさん…」
「え・ええ! してぇ…ワタクシのここ…突き破ってぇダンデーさん…はぁん!」
 後から耳元で荒い息を混ぜながらダンディが呟くと、
 サンデーはコクコクと頷きながらその動きに併せてダンディをぐいぐいと締め上げ、
 これから迎える激しい突き上げを待ち侘びた。
 そんなサンデーの秘所から透明な体液が太腿を伝い、
 膝の辺りで筋道を作る事の叶わなかったそれがぽたぽたと石畳を濡らした。
「アッ! アッ! クッ…クハァー――――――!!!」
 ダンディがサンデーの顎を掴み、更に上体を持ち上げさせると、
 一気に速度をつけて抜き差しを始める。
837258 ◆dIB/bnkXys :03/09/13 22:37 ID:tQ3lG2d6
 丁度体の角度がそうさせるのか、サンデーの入り口にダンディの自身の
 僅かな凹凸の感触までしっかりと伝えてくる。
 その感触をサンデーは一つとして感じ落とす事のないようにしっかりと味わった。
 その時後から抱きすくめているダンディの腕がサンデーの胸にまわり、
 ダンディの動きに併せて揺れている乳房を掴みその先端の突起を指先で
 摘み上げ細かく刺激を与えてくる。
 その五臓をも突き出させるついに堪える事が出来なくなったのか、
 サンデーはついに顔を高く上げて嬌声を上げた。
「おっと…いけねぇ ぜ サンデー さん…はぁっ な?」
「アアン だってぇ…気持ち イイのぉ! はぁっ アアン! イインン!!」
 ダンディはその動きを止める事なくサンデーが声を上げるのを制止させるが、
 カクカクと頭を振りながらそれを止めない。
「フウッフッ! アアッ! ダンデーさぁん! 駄目なの!イクのぉ!イッ…はぐぅ」
「フッフフ…最高に可愛いぜ アンタ はぁっ しかし…な 我慢しな」
 サンデーがびくりと体を痙攣させて絶頂を迎え、
 更に大きな嬌声を上げようと大きく開いた口に
 ダンディは顎に当てていた手の指をぐいと伸ばしその中に押し込んだ。
「はふぅ――――!! ウッ うぐぐぅ…!」
 口内に押し込まれた指を一度思い切り噛んだ後、
 くぐもった声をあげながらサンデーはその指に行き場を求める様に舌を絡ませる。
 ダンディの指先にぬめぬめとした唾液が舌の感触と一緒にまとわりつき、
 サンデーの中を行き来している自身から伝わってくる快楽に一層の熱を与える。
「ハァッ…いいか? イク ぜ…? いいか?アンタも…クッ」
「ハグッ…うぐぅぅう! ぷはっ もう…わから っない! イクの アッアアッ!!!」
 ダンディはそうサンデーに告げると、自分の胸にサンデーの背中をしっかりと密着させて
 より一層激しく速度を上げてサンデーを突き上げた。
「ぐっ!ハッァァン! ダンデーさぁん! ハッアア――――!!」
 サンデーは自分の中の一番深い部分を突き上げられた事によって、
 微かな痛みと同時に更に大きな快楽と絶頂を迎え、
 ダンディの首に回していた腕をぐいと持ち上げ肩口を掴むとギリギリと爪を立てた。
838258 ◆dIB/bnkXys :03/09/13 22:38 ID:tQ3lG2d6
 ダンディはその刺激に多少顔を歪めながら
 次第に全身を強張らせて痙攣をし始めたサンデーの全身をしっかりと抱え、
 自身を最後に思い切り突き上げて反動をつけるとそれを引き抜いた。
「ハッ…ハッ…はぁ…ああ…ん」
 ピクピクと絶頂の余韻に浸っておぼつかないサンデーの足元に、
 ダンディの絶頂の証を示す白濁した体液がぱたぱたと落ちて
 石畳にサンデーの滴り落ちた体液と一緒に痕を作った。

 ダンディはまだ細かく震わせながら全身を脱力させていくサンデーの体を抱えながら、
 空いた腕でサンデーの顔をぐいと向けさせ、荒い息を吐き出しながら口付けをする。
 サンデーは多少それが無理な姿勢だからなのか苦しそうに唇の隙間から吐息を吐き出して
 それでも腕を高くあげダンディの頭をよりちかづけさせてその口付けを味わった。
「はぁ…ダンデーさん…愛して ますわ…」
 サンデーが多少焦点の合わない瞳をなんとかしっかりとダンディにむけて呟くと、
 ダンディは困った様な照れた様な微かな笑いを浮かべて少し黙った後小声で答えた。
「フ…フフ 俺もだ サンデーさん」
「いやですわ ちゃんと言ってくださいな」
「い・いやその…今更何も…」
 ダンディが返答に困っていると、サンデーはその腕の中でくるりと体勢を変えてダンディに向き直った。
 そしてニッコリと微笑むとダンディの腰に手を回してしなだれかかった。
「ンまぁ 今更だなんて…そうじゃないって ワタクシ分かったんですのよ」
「だって なぁもう三年目に近いわけだぜ?いや やっと三年目か?」
「…違いますわ」
 プイッと膨れた顔をしてサンデーはダンディの頬を軽く摘んだ。
「…イテ な・何が?」
「まだ 三年目…ですわ」
「なる…ほどね フフ…まだ か」
「そうですわよ なんだか…今日は色んな意味で暫く振りな気がしたんですのよ?」
「…そんな暫く振りだったかねぇ?」
839258 ◆dIB/bnkXys :03/09/13 22:38 ID:tQ3lG2d6
 ダンディはサンデーを抱えたままの腕を顔まで上げると自分の目の前で指折りして、
 最後に二人で過ごした夜から今日までの日数計算を始めた。
「ンもう! そうじゃなくって! …なんだかその…」
 サンデーがそう言いながらもじもじと言葉を遅らせていると、
 ダンディはその手をサンデーの頭に乗せポンポンと軽く叩くように撫でた。
「…別に言わなくても…分かってるだろ?」
「…ホントウカシラ?アナタケッコウニブイカラ…」
 サンデーはそうされながら小さく小言を言った。
「何だ?言いたい事があったらハッキリ…フフ まぁ いいさ なぁサンデーさん」
「…うふふ 何かしら ダンデーさん」
 サンデーをしっかりと抱き寄せその耳元に顔を当てると本当に小さな声で呟いた。
「………愛してる」
 サンデーの耳元にダンディの顔が赤くなった熱がほんの少し伝わった。
 月が沈んだのかすっかりと暗くなった所為でぼんやりとしかサンデーの瞳には映らなかったが
 顔を上げてしっかりとサンデーを見つめているダンディの顔は確実に赤くなっているのが分かった。
「これからもね 色々あるとは思いますわ だけどどうか…よろしくお願いしますわね?ダンデーさん」
「色々 ねぇ…そりゃいつもアンタが…いや何でもねぇよ フフ そうだな俺からも頼むぜサンデーさん」
 随分と改まった言葉を交わすと二人は抱き合ったままで小さく笑いあった。
「きっといいお話が作れますわ! ワタクシも子供達に負けないように頑張らなくちゃ!」
 サンデーがそう言いながら微笑むのをダンディは幾分か眩しそうに眺めた。
 ただただ自分が一方的に焦がれていると思っていた頃の
 サンデーの眩しく、憧れにも近い感覚で眺めていたこの笑顔に対して
 ダンディは暫く振りにその通りの感想を抱いた。
 そしてその思いをどこかでサンデーが同様に抱いていた事が多少なりとも嬉しくて、
 しかしそれを悟られないように煙草に火を付けると、
「これで見付かったらもともこもねぇよな」
 と言いながら石畳の上の二人の痕跡に足で砂をかけながらそこに向かってフウッと吹きかけた。
840258 ◆dIB/bnkXys :03/09/13 22:40 ID:tQ3lG2d6
………

「ねぇダンデーさん子供達の発想力って凄いですわねぇほら読んでみてくださいな!」
 特にする事もなく相変わらずバルコニーでぼうっと煙草を吹かしていたダンディの元に
 沢山の原稿用紙を抱えたサンデーがいそいそとやってきた。
「…いやぁ俺は文字を読むのはあんまり…」
 ダンディはそう言いながら一度断って見せると、
 サンデーは あらそうですの? と言いながら隣に立って原稿用紙に目を通し始めた。
 以外にもあまりしつこく勧めてこないのをダンディは多少いぶかしみながら、
 サンデーのその横顔を眺めチラチラと覗き込むように一緒に文字列を追ってみた。
「…おい ちょっと読むの速いな アンタ」
 突然原稿用紙をめくろうとしたサンデーをダンディが止めたので、
 サンデーは一度キョトンと大きな瞳でその顔を覗き込んでから小さく笑って原稿用紙の半分を差し出した。
「うふふ…じゃぁ半分どうぞ」
 差し出された原稿用紙を前にダンディはハッとして口を真一文字に結び黙って原稿用紙を受け取った。
 時折笑い声や唸り声をだしながら二人で文字列を追っていたが突然ダンディが素っ頓狂な声を上げた。
「……な・なんだこりゃぁ!?」
 そう言ってその原稿用紙をサンデーに突きつける。
 サンデーは何事かとその原稿用紙を眺めていたがその顔が突然火が付いた様に真っ赤になった。
「あ・あらん…これは その…あの…」
「フフ…この演目の主演は一体どなたですかな? まさか…ガバチョとトラヒゲって事は…ねぇよな?
王様が引きつけをこして永遠の眠りにつかせるのが目的か?もしかして…」
「ま・まさか! あの…これはその間違えて紛れ込ませてしまって ンもう!意地悪言っては嫌ですわ!」
 そう言ってダンディの胸元をぽかりと叩くと原稿用紙を奪い取り、恥ずかしそうにその原稿用紙を丸めた。
 ダンディはそんなサンデーを眺めながら小さく笑い丸まった原稿用紙を受け取るとそれに火をつけほおり投げた。
841258 ◆dIB/bnkXys :03/09/13 22:44 ID:tQ3lG2d6
 二人でそれが砂の上でしっかりと燃え尽きるのを確認すると砂漠の乾いた空気をかき混ぜるように笑い声を上げ、
 ふと昨日の睦事を思いだして小さな照れ笑いをしながら暫くの間そのまま見つめ合っていた。
 

 ―――――――…その内容は昨日まで書いてあったお話の中のお姫様と兵士の逢引のシーンが、
 大分克明に書かれたもので、それは昨日の二人の行為にどこか似通った内容だった。



おしまい
 

すんませんワタシも魚になってました。

アラビアンシリーズではダブルデーは安定期に入った説を支持。
やっぱ気分変えるのにこう、モーテル行くみたいな、ねぇ。
(概観も非常に丁度いいのではないかと)
でも結局はココロの問題なのれす
さて、しかし新スレの季節も近づいていますが、どうしましょうかねぇ
人も減ったみたいですしねぇ… 
842名無しさん@ピンキー:03/09/14 00:51 ID:n/TY4+oh
ちょっと大作キタ---------!! ごちそう様でしたー
テレビでダブルデーあんまりやってないのは放送できない内容だからだと納得しました
ちょっとしたことから恋をした頃、関係を持つようになった頃
抱いていた相手への憧憬を現在の思い、として確かめあっているのが
王様がひきつけを起こすような緻密な描写に負けないくらい色っぽくて私も魚
緑の瞳にお星サマキラキラで恋物語を綴るサンデーさん
教室に子供たちに原稿用紙に向かわせ、自らも教卓で微笑みながら
夕べの密会をスーラスラスラと原稿用紙に再現するサンデー先生
840でクルクル変わる表情がたまりませんですハァハァハァハァ
843名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:48 ID:cl0fRLfG
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
毎回258さんの細密でねちっこいエロ描写にひきつけをおこしかけてます…
サンデータンの手を舐めあってるあたりで悶死しますた (;´Д`)ハァハァ…
安定期を上手に料理されてますね 成る程こうやって倦怠期をもクリアしていくわけだな。

エロ描写以外の二人の描写も大好きです、
なんだかんだでサンデータンに引っ張られてるダンデーさん(;´Д`)ハァハァ
こっそり原稿用紙を覗き見してるくだり…かわいい
そして官能小説書いちゃったサンデータン…(;´Д`)ハァハァ なんて人だ。
ども ごちになりますた!
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
844名無しさん@ピンキー:03/09/14 19:55 ID:0kAE1fxG
俺とサンデーさんとふたりで
俺とサンデーさんとふたりで
俺とサンデーさんとふたりで
…なんだ、説教か。いや、説教もいいな

放送見ながら、つい画面の隅々まで探してしまったでないの
秘密の行為にぴったりな場所はないかと
845782:03/09/15 16:44 ID:KUygCRGo
待ち望んだ続き、ありがとうございますー!
名前を呼んで欲しいサンデー先生、いじらしくてステキですーvvv

258さんの作品、読むたびに漏れのアタマの中で声として聞こえてます
もぅ、258さんのダブルデーさんには萌えすぎでつ(;´Д`)ハァハァ
258さんの作品を見習って、精進したいと思いまつ。。。
アンタサイコウダ・゚・(ノД`)・゚・
846名無しさん@ピンキー:03/09/16 23:03 ID:BPRxP2RS
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
今回も濃かった…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ…
847434:03/09/17 18:26 ID:aOhgR3kE
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

遅レスでスマソです
相変わらずの濃い、濃すぎる描写に(;´Д`)ハァハァしました
オチがまた萌えです。
>「……な・なんだこりゃぁ!?」
ダンデーさんにワラタ
848名無しさん@ピンキー:03/09/18 22:34 ID:R8E9q1Dc
すみませn いきなり妄想が浮かんできたので書いちゃいました

プリン 「サンデー先生ってダンディーさんのおしっこの出るところ口にいれたりして
     病気にならないのかしら?」
博士  「いいや、もうすでに重い病気にかかっているよ。もしかすると治らないかも」
トラひげ「何っ!・・・おいっ!博士!今何の話してたんだ?
     サンデー先生は何かの病気なのか?!」
博士  「あ、聞いてたのトラさん・・・いや冗談だってば、その・・・」
トラひげ「うそつけ!何でプリンとコソコソ話したりするんだ?何の病気なんだ?」
博士  「怒らないで・・・サンデー先生は恋の病だって言おうとしたんだ」
トラひげ「そうかお前ら・・・オレにも、いやオレだから言えねえ程重い病気なのか?」
博士  「嘘じゃないよ、本当に冗談なんだってば!先生は最近元気がないからその、
     本当はトラさんの方が気になってるんじゃないか・・・って話してたんだ」
トラひげ「何!本当か!オレ鈍いからわかんなかったぜ♪」
博士  「トラさんもまだあきらめるのは早いよ」
トラひげ「そうか?・・・よ〜し、オレも男だ、砕けて当たれだ」
博士  「あ、あくまでぼくらの想像だけどね」
トラひげ「い〜や、おかげで勇気をとりもどしたぜ。ありがとよ!」
博士  「いや、どーも・・・」

プリン 「いいの博士?あんなことトラさんに言っちゃって」
博士  「だって先生たちがやってるところを見たなんて言えないじゃないか
     それにぼくはちゃんと冗談だって言ったよ。嘘はついてないもん」
プリン 「 ヤッ テル トコ・・・バカー!!」
博士  「ああプリーン!待ってくれよー!!」

ここまでです 放課後の教室で落書きした気分・・・
849名無しさん@ピンキー
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア /\ ア / \ ア
ショートショートみたいでテンポよくて大好きです!
おちまでばっちり決まってる。こんなに面白くて要点がまとまった文章が
かけるなんて羨ましいです よろしければ続きを・・