〜流浪人剣心を愛する人〜

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921名無しさん@ピンキー:04/11/20 22:45:07 ID:xnWfJLev
つーか人いなさ過ぎだな。
うpしたくても人がいなきゃ意味無いし…。
922名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:54:36 ID:/EZphOxa
ノシ いるぞ〜。
確かに廃れてるよな…。でも巴SS読みたひ。
巴は漫画サロンの萌えスレでSS歓迎されてたから大勢に読んで貰いたいならそっちは?
もちろんこっちでも大歓迎だが。
923名無しさん@ピンキー:04/11/21 01:17:31 ID:hB5cY/DX
んじゃあうpしようかな。
巴の書こうと思ってたけど縁薫書いちゃったもんで。
やっぱ読んでくれる人いないと寂しいもんね(´・ω・`)
924縁×薫:04/11/21 01:27:38 ID:hB5cY/DX
夜の海は何もかもを飲み込みそうだ。
漆黒の闇に漆黒の海。ただ波音だけが静かに聞こえる。
薫は夕刻からずっと海を眺めていた。

「…まだ海を見てたのか」

見かねた縁が傍らに立ち口を開く。

「……ええ。昼間はあんなに綺麗な青だったのに今はただ闇しか見えない」

「闇か……今の俺は闇しか見えんがな」

縁の言葉に薫ははっとし、返す言葉も無く黙り込んだ。

「……もう入るぞ。人質のお前に風邪を引いて貰っては困る」

波音だけが静かに聞こえる中、縁は薫の手を引き部屋に戻った。

925縁×薫:04/11/21 01:28:46 ID:hB5cY/DX
ここに来てからもう2週間は経つであろう。
剣心は一向に迎えに来てくれる気配が無い。

ただ剣心を信じて待つだけ。でも薫の内心は不安でいっぱいであった。

先日縁に言われた事が頭をよぎる。

「お前は抜刀斎にとってどれ程の者だと思う?抜刀斎は未だに姉さんを忘れられず
苦しんでいる。そんなお前はただ姉さんの変わりでしか過ぎない」

図星だと思った。剣心はまだ巴さんを愛してる。
でも私を変わりなんて思って無い。剣心はそんな人じゃないわ。

926縁×薫:04/11/21 01:29:56 ID:hB5cY/DX
「おい」

不図、縁の声がし薫は我に帰った。

「抜刀斎はどうやらお前を見捨てたようだな。これ程待っても来ないとは」

縁はにやぁと不気味な笑みを浮かべながら言った。

「……剣心はまだ悩んでいるんだわ。人斬りを犯した罪を」

薫が言い放つ。その目には力が篭っている。
縁はその薫の顔を見てイラ付きを覚えた。

「……お前を見てるといらいらするんだよ。…あんな男を信じて」

「…え?」


927縁×薫:04/11/21 01:30:42 ID:hB5cY/DX
不図、風景が回転し薫の目には天井が写る。
薫の上には縁がいる。縁は薫の首筋に舌を這わせた。

「いやぁっ!やめてっ!剣心!」

薫はやっと状況が把握できたのか思いきり叫ぶ。
部屋中に響き渡る薫の叫び声。だがこの館には縁と薫しかいないのだ。
波の音だけが静かに聞こえる。

「うるさい、黙れ」

縁は乱暴に薫に口付けをした。いきなり舌を入れ薫の舌を貪る。

「んっ……んっ……」

薫は必死に抵抗する、そしておもむろに縁の唇を噛んだ。

928縁×薫:04/11/21 01:31:23 ID:hB5cY/DX
ごりっという音と共に縁が口を離した。その口からは血が滴り落ちる。

「はぁ…はぁ…あなた…なんかに好き勝手されないわ…」

薫の目は尚も力が篭って輝いていた。
そんな薫を見て縁のいら付きはもっと増す。
薫に平手打ちをし傍にあった縄で薫の両手を縛った。

「いやっ…!離して!」

抵抗するが縁には到底敵わず。
縁は薫が着ているバスローブを引き千切り鎖骨、胸を舌で舐めた。
露になった身体は細く、雪の様に真っ白だ。
そして桜色をした乳房に舌を這わせ舐める。
薫の身体はビクンと剃り返った。

929縁×薫:04/11/21 01:32:51 ID:hB5cY/DX
「はぅ…いやぁ…ぁっけん…しんっ…」

「抜刀斎の事でも考えてろ。さすれば楽に終わる」

縁は薫の足に手を伸べ、秘部を指で触った。

「ぁっ…あぁ…やめっ……」

「フフ…嫌と言いながらも随分濡れてるぞ…全く厭らしい女だ」

「ちっ…違う…ぁっ…ぃやぁ…」

か細い声を出し否定をするが縁が言う通り体は正直で縁の指が振れるたびに
淫らに咲いた秘部からは蜜が溢れ出る。
秘部上にある突起を縁は舌で舐め上げた。

「…あっ…ぁん……はぁっ…」

薫の目は何時の間にか虚ろになり目線は上の空だ。

「…感じ易い体質らしいな 抜刀斎にでも仕込まれたか?
……フフ…じゃあもう慣れているだろう。舐めろ」

縁は薫の眼前に自分自身を差し出した。
それはどくどくと脈を打ち太く勃起している。
薫は初めて見る性器に目を背け口を硬く閉じた。

930縁×薫:04/11/21 01:34:05 ID:hB5cY/DX
「…往生際が悪い女だ…」

縁は薫の頭を抑え得つけ反対側の手で無理矢理口を開かせた。

「舐めろ」

薫は涙を流しながら縁の物を口に含んだ。

「んっ……んっ…んふぅ……」

初めてにしては中々上手な方だろう。
縁の物を咥え真紅の舌を出し懸命に舐め上げる。
物は太く大きく喉につっかえ薫は時々嗚咽をする。
部屋中に響き渡るのは ぴちょ という嫌らしい音と薫の曇った声だけ。

「…くっ…はぁ……」

縁の口から声が漏れたかと思うと同時に薫の口の中に生暖かい何かが広がった。

「ごほっ…」

薫は咽るが縁は 全部飲め と言い無理に自分の精液を飲ませた。

931縁×薫:04/11/21 01:35:50 ID:hB5cY/DX
涙する薫に征服感を感じる縁。

―――抜刀斎は姉さんを奪った。だから俺もお前の物を全部奪ってやる―――

再び縁の手は薫の秘部に伸びる。
おもむろに膣へ指を入れた。

「ぁあっ…あぁっ…」

薫は苦痛の表情を見せる。
入れた指で膣内を掻き回し奥まで指を入れる。
じゅちゃ くちゃ と音を立て厭らしく溢れる愛液。


932縁×薫:04/11/21 01:36:25 ID:hB5cY/DX
「…もういいだろう…」

縁はニヤリと笑うと自分の勃起した物を薫の秘部へ当てた。
今までとは違う何かを感じその刹那異物が薫の中へ入る。

「あぁぁぁっ!…いやぁっ…いたっ…いっ…」

薫は叫び声を上げ悶えた。鈍い痛みが走る。

「…もしかして…初めて…か?」

涙を流しながら頷く薫。

「……そうか。てっきり抜刀斎の女だと思ってたが検討違いだったようだな…。
  まあ、いい。すぐに良くなる」

縁はゆっくりと自身を上下に動かした。動く度に ずぷ と音がする。
薫の顔は苦痛に悶え口からは喘ぎ声が漏れる。
痛みのような快楽のような分からない感覚。
髪は汗で濡れ、身体全体は火照り桜色に染まっていた。
933名無しさん@ピンキー:04/11/21 01:42:58 ID:hB5cY/DX
ちょっと鬼畜だけどこんな感じで。
日本語変なとこあるかも知れんが気にしないで。
続きは明日にでも。
934名無しさん@ピンキー:04/11/21 01:59:18 ID:/EZphOxa
鬼畜縁(・∀・)イイ
やっぱ縁は鬼畜系だよな。なんか生き生きするw
職人さん、明日も待ってまつ。
935名無しさん@ピンキー:04/11/21 02:13:08 ID:3TXEnVtv
いいよいいよー!鬼畜!
楽しみに待ちまっす。
936縁×薫:04/11/21 17:37:00 ID:hB5cY/DX
「…はぁん…いやぁ…剣…心…剣…」

剣心の名をうわ言の様に呼ぶが虚しいまま。
縁は顔色一つ変えずに薫の中を掻き回す。
段々と腰を早め薫の中を突き上げる。痛みが増す。
だが愛液は留まる事を知らず縁自身に絡み付く。

「……中々いい締まり具合だ」

「ひど…い…こんな事をして…あなたの中の巴さんは…一生笑わないわ……」

縁は目を丸くした。
確かにこの女をここに連れて来てから姉さんは笑ってくれない。
だがこの女とは全く関係無いはず…。
憎悪の表情を見せた縁薫の髪を掴んだ。
937縁×薫:04/11/21 17:37:41 ID:hB5cY/DX
「…だまれ。きさまに姉さんの何が分かる。抜刀斎が姉さんを汚した様に
俺もお前をぼろぼろにしてやる。もう笑う事すら出来ないくらいに!」

薫に突き上げた自身を抜き、縁はビンに入った液体を取り出した。
それを口に含みおもむろに薫の口に入れる。

「!?…んっ」

薫は縁の口から流れてくる液体を無理矢理飲んだ。

「はぁ…はぁ…何?何を飲ませたの?」

「フフ…時期分かるさ」

縁は怪しげな笑みを浮かべ部屋から去ってしまった。
もちろん逃げ様としたがドアには鍵が掛かっている。
938縁×薫:04/11/21 17:39:24 ID:hB5cY/DX
30分程経っただろうか。縁は戻って来ない。
でも何かがおかしい。そう、身体が熱いのだ。
身体の心から燃える様な熱さ。酒も飲んで無いのに顔が火照る。

「!まさか…あの薬…」

するとガチャと音がして縁が入って来た。

「どうだ?気分は。そろそろ効いてくるはずだ…」

「…はぁ…あなた…何を…飲ませたの…?」

「フフ…媚薬だよ…日本では手に入れられない魔法の薬さ。
これを飲むとどんな女でも大人しくなる…むしろ自分から求めて来るがな」

縁はおぞましい程の笑みを見せ薫の唇を貪る。
滴り落ちる唾液は薫の首筋を通り、傍にある蝋燭で妖艶に照らされる。
真っ白な胸に到達すると乳房を噛んだ。
939縁×薫:04/11/21 17:40:20 ID:hB5cY/DX
「あぁぁっ…あぁんっ」

薫の身体は媚薬で先程とは比べ物にならない程敏感になっている。

「…乳房を噛んだぐらいでこんなにも感じるとは…是非抜刀斎に見せてやりたいな」

秘部へ手をやり指で触ると ぬちゃ と音と共に縁の指に愛液が絡み付いた。
真紅に染まった薫の秘部から滴り落ちる愛液はシーツまでも濡らしている。

「もうこんなに濡らして…淫乱な女だ…見てみろ」

目の前に出された縁の指は蜜が付いた様に濡れ、てらてらと光っている。
薫は首を横に振るがその口からは淫らな声を上げ目は虚ろだ。
頬は桜色から紅葉(もみじ)色に変わっている。
薫の秘部はぴくぴくと動きもう限界のようだ。
940名無しさん@ピンキー:04/11/21 19:37:50 ID:QV/gNm3L
(・∀・)ツヅキマダー?
941縁×薫:04/11/21 21:42:28 ID:hB5cY/DX
縁は薫の両手を縛っている縄をそっと解いた。
白く細い手首に縄の跡がくっきりと残っている。
縁は秘部上にある突起と膣内を交互に責めた。
溢れんばかりの愛液は留まる事を知らず縁が指を動かすたびに増す。

「ああぁぁっ…ぁんっ…あっあっ……もう…駄目っ…お願い…入れてっ…」

「自ら懇願するとは…本当に厭らしい女だ…こんな女姉さんの足元にも及ばないな」

尚も縁は不気味に笑い、薫の乱れ行く姿を楽しそうに見ている。

「あぁっお願い…だから…」

「フフ…きさまにはもっと楽しませて貰わなくてはな…」

縁は鉄で出来た男性性器の様な形をした道具を取り出した。
薫の秘部へ当てると一気に挿入し突き上げた。
ひんやりと冷たい異物が薫の中を掻き回す。

「ああぁぁっ…いたっぃ…な…にっ…」
942縁×薫:04/11/21 21:43:24 ID:hB5cY/DX
先程、縁の物を入れられ少しは慣れたかと思いきや流石に鉄の玩具(がんぐ)は痛い。
ゆっくりと鉄の玩具を動かすたびに膣内を擦り、冷たい鉄の感覚が何とも気持ち悪い。
ごりごり と金属音の音がする。

「…っはぁっ…かた…い…いやっ…お願い…縁…」

涙を流しながら薫は言う。

「…あなたのを…入れ…てっ…ぁあっ…お願いっ…」

「……仕方の無い女だ…四つん這いになれ」

薫は言われるがまま四つん這いになり尻を縁へ向けた。
真赤に染まった秘部が丸見えである。

「…良い眺めだ。で?どうして欲しい?」

縁は意地悪く言う。

「はぁ…はぁ…お願いっ…縁のを頂戴…もう…限界なの…」

苦痛の表情で訴える薫。
もう本当に限界のようで身体自体がびくびくしている。
尚も動かない縁に薫は自分自身の手で秘部を広げる。
愛液がたらたらと垂れ、丸みのある尻に滴り落ちる。
943縁×薫:04/11/21 21:44:49 ID:hB5cY/DX
「…お願い…おね…がいっ…入れ…てっ…」

「ここまで壊れてしまったらお仕舞だな…抜刀斎が見たらどう思うかな…」

今の薫には剣心の事を考える余裕は無かった。
ただ欲望だけを剥き出しにし、淫らに崩れ行く様は実に妖艶で厭らしい。
少女とも言えるその華奢な身体で一人の男を求める。

「…はぁっ…え…に…し…」

「フフフ……じゃあ褒美を与えよう」

思いきり焦らし、薫の壊れていく様を十分に楽しんだ後、
縁は自分自身を一気に薫の膣内へ入れた。
愛液でどろどろになった薫の膣は ずぶっ と大きく音を立て縁自身と交じる。

「ああああぁぁぁっ……ぁあっ…んんっ…はぁっあっ…」

薫の喘ぎ声は天を貫くがごとく大きな声だ。
縁と薫しかいないこの館は、どんなに大声を出しても誰かに聞かれる心配は無い。
先程、縁に入れられた時は痛みが走ったが、今は快楽しか無い。
敏感になった秘部に縁自身が何度も擦れる。
縁が深く突く度にそれは子宮にまで伝わる。
何とも言えない快楽に薫の身体はとろけ落ちそうだ。

944縁×薫:04/11/21 21:45:47 ID:hB5cY/DX
「はぁ…っ…あっ…あぁぁっ…もっと…突いて…奥…までっ……」

縁が腰を動かす度に薫の尻に当たりぱんぱんと音がする。
皮膚と皮膚がぶつかり合う音。
その動きが激しくなればなる程に音の早さは増した。
薫も自ら腰を振り、縁を受け入れる。
愛液はみるみる溢れ、縁自身に絡み付き薫の腿と縁の腿を濡らした。
喘ぎ声と性器が交わる音だけが静かに響いた。

「あっ…あっ…いいっ…え…にしっ…ぁんっ…あっ…あああぁぁぁっっ」

薫は快楽の頂点を迎え、ベッドの上に崩れ落ちた。
同時に縁も頂点を迎え薫の中に熱い液を放った。
秘部からは縁が放った液が薫の愛液と混ざりとろとろと滴り落ちる。
不意に薫の顔を除き込むとぐったりと気絶していた。

「はぁ…はぁ……これで…抜刀斎の物は俺の物だ……」
945縁×薫:04/11/21 21:47:21 ID:hB5cY/DX
「…ん」

蝋燭の炎が静かに照らす中薫は静かに目覚めた。

「やっと起きたか…いつまで寝ているつもりだ」

薫は先程までの事を思い出し罪悪感と恥ずかしさで胸がいっぱいになった。

……私…私…何て事を…薬とは言え…縁とあんな事を……。

「フフフ…今ごろ後悔しても遅いがな…お前のあの姿、抜刀斎にも見せてやりたかったぜ」

「あなたが変な薬使うからでしょ!…お願い…剣心には言わないで…」

「………お前の心にはまだ抜刀斎がいるようだな……。
 まあいい、時期に忘れるだろう。毎晩俺に抱かれていればな」

おぞましく微笑む縁。
946縁×薫:04/11/21 21:47:54 ID:hB5cY/DX
「…そんなっ…あんな酷い思いは嫌…せめて…せめて…優しく抱いてくれたって……」

思いもしなかった言葉に縁の目は丸くなる。
蝋燭に照らされる薫の顔は余りにも美しく少女では無く女だ。
薫の大きな瞳から溢れる涙が縁の手の甲に流れ落ちた。
薫の涙を自分の手で優しく拭った。

「えにし…?」

薫は不思議そうに顔を上げると縁はハッと我に返り
 今日はもう寝る と言い部屋を後にした。
部屋にポツンと一人になった薫。
縁の事が憎くてまた抱かれると思うと怖くて不安で…
でもこの胸に何かがつかえる様な感じはなんだろう。
さっと布団を被るが波音が薫の耳に残り眠れぬ夜を過ごした。

                     終
947名無しさん@ピンキー:04/11/21 21:52:21 ID:hB5cY/DX
とりあえず終わり。ハア…疲れた。
正直縁は好きだけど薫はあんま好きじゃないんだよね。
でも縁の相手となると薫しかいない!と思った。
鬼畜縁より壊れていく薫って感じになってしまったし…。
最後何か詰め込みすぎで変だし。

とりあえずこんなSS読んでくれた人d!
948名無しさん@ピンキー:04/11/21 23:18:32 ID:MpI9y+fa
>>947乙!
久しぶりにSSが読めて嬉しかったよ。
949名無しさん@ピンキー:04/11/22 01:05:32 ID:fPjT3t3X
GJ〜!!職人さん乙。
媚薬&鬼畜ツボでつ、縁いい感じ。
薫はこの後剣心に顔向けできないな。
いっそ縁とくっつい(ry
また気が向いたら書いて下さい〜。
950名無しさん@ピンキー:04/11/22 13:03:02 ID:x4rx/RMs
イっちゃってる縁の方が好きなんだけどなぁ
951人誅:04/11/23 14:58:15 ID:iKOxPuBl
真夜中の上野山に一人佇む男がいる。その瞳は氷のように冷たいが口元は妙に歪んでいた。
「いよいよダ、抜刀斎、貴様の全てヲ壊してやル」その男―雪代縁は呟いた。
彼と剣心に恨みを持つ5人の男の復讐の幕が開く、そしてその最初の標的となるのは・・・

牛なべ屋「赤べこ」はすでに、店じまいしていた。妙は用事で外出していたため、残っているのは燕だけだった。
「ふう、後片付けも終わったし、明日もがんばらなきゃ、妙さん帰り遅くなるって言ってたな」燕はそう呟いて部屋に戻ろうとした。
その時、店の戸を叩く音がした、それもかなり強く叩いていたので、燕はつい戸を開けてしまった。
「あ、あの今日はもう店じまいなんです」燕が応対する。見るとそこには隻腕の薄汚れた大男が立っていた。       
「・・・ここにいるのは、お前一人か?」低い声でその大男が燕に尋ねる。
「は、はい、妙さんは用事で出かけていて・・」
「そうか、では仕方が無い、小娘!!お前が人誅の一番手だ!!」
952人誅:04/11/23 15:38:59 ID:iKOxPuBl
その大男―鯨波兵庫は店に押し入り、怯えて動けない燕を掴み着物を剥ぎ取った。
「きゃあぁぁぁ!!いやあぁぁぁ!!」燕が悲鳴をあげ抵抗するが鯨波の膂力に敵うはずも無い。
「・・お・お願い・・です・やめ・・てくだ・・さい」
しかし、鯨波は燕の声など無視している、そして左手だけで燕の両手を押さえつけ露わになった膨らみかけの胸を
その大きな口と舌で舐め回した。
鯨波は抜刀斎に斬られた右手を見つめるとその怒りと恨みがまたこみ上げてきた。
「抜刀斎!抜刀斎ぃぃ!!!」怨念に満ちた叫びを発し、その激しい恨みを燕にぶつける。
そして燕の脚を強引に拡げ、無毛の割れ目に貪りついた。
「ひぃあぁぁ・・いやあぁぁ・・やめて・・もう・やめてぇ・・・」恥ずかしさと屈辱で燕が身悶える。
食べてしまうのではないかと思えるほど、鯨波は燕の割れ目に喰い付いていた、そして、いつしか、燕の意思に関係なく
愛液が零れてくる。鯨波は燕から零れる愛液を残らず吸い上げた。
「もういいだろう、そろそろ人誅の時間だ・・・」


     


953人誅:04/11/23 16:40:42 ID:iKOxPuBl
鯨波は立ち上がり、穿いていた着物を脱いだ。そして燕を起こし自分のモノを眼前に突き付けた。
「・・ひぃぃぃ・・いやぁぁぁぁ・・」そのあまりの大きさに燕がたじろいだ。
天をも衝くようなそれはまさにアームストロング砲のようであった。
「小娘、挿入れぞ、力を抜け」鯨波が燕を抱え上げると、落ちそうになる燕は思わず鯨波に抱きつく形になってしまった。
鯨波は臍の上まで勃起したアームストロング砲を燕の秘所にあてがいそのまま貫いた。
「!!ひぃやあぁぁ!!痛い!!痛い!!痛ーいぃ!!」燕の悲鳴が破瓜の血とともに流れる。
それでもまだ半分も挿入っていない、鯨波は根元まで挿入るように燕の小さな体を動かしていく。
「・・あああ・・痛い・・こ・こわれちゃう・・ぬいてぇ・・」燕の声はもう消え入りそうだ。
2/3が挿入ったところで燕の膣はもういっぱいになっていた、だが今度は鯨波は燕を壊すかのように突きまくる。
「壊れろ!壊れろ!壊れろォォ!!」目を血走りさせながら鯨波は叫ぶ、やがて鯨波が絶頂を迎えた。
「ヌオオオォォォ!!!!」猛獣のように叫ぶと鯨波のアームストロング砲は燕の膣内に大量の白汁弾を発射した。
その凄まじさに燕の膣も意識も真っ白になっていった・・・
「小娘、恨むなら、抜刀斎を恨め」意識を失いかけた燕に鯨波が言った。

・・・半刻後、戻ってきた妙が見たものは荒された店内と天井の梁に吊るされ鯨波の白濁汁を膣からたれ流している
燕の姿・・そして店の壁に大きく太字で書かれた「人誅」という文字であった。




954人誅:04/11/23 16:49:25 ID:iKOxPuBl
燕編第2幕だったんだけど、自分でも内容がいまいちだな・・
よく見ると、誤字、脱字あるし・・
そのへんは見て見ないフリをしてください
955名無しさん@ピンキー:04/11/23 20:24:09 ID:86SAk3y6
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
鯨波ワロタ、燕死んだの?
続きあるならキボン!
956名無しさん@ピンキー:04/11/24 11:58:43 ID:HCa5N7uF
恵が観柳邸で蒼紫+御庭番衆に凌辱される話書いて
957人誅:04/11/25 21:54:04 ID:XltPbqMc
陵辱された燕は3日間ショックで寝込んでいた、事情を聞いた剣心たちはかける言葉もなく、やりきれない気持ちを抑えていた。
寝込んだ燕を薫や恵、妙はやさしく慰めていたが、癒えることのない傷痕は大きかった。
やがて恵は燕を妙と薫に任せ診療所へ戻った。

診療所は昼すぎとあって、かなり混雑していた、小国先生もいたのだが恵が3日間不在であったため全く手が回らなかったようだった。
恵は仕度を整えるとすぐに患者の治療と診断を始めた。
「燕ちゃん大丈夫かしら・・それに剣さん、あの『人誅』という文字をじっと見つめてたけど、心当たりでもあるのかしら・・・」
患者の治療をしながら、恵はそんな考えを巡らせた。
その時!!マダラ模様の身なりの男が診療所の戸をブチ破って入ってきた。
「ハッハー、しけたトコだな、さて、やっちまうか!!」
そう叫ぶと、その男―戌亥番神は小国を突き飛ばし、患者たちに襲い掛かった。
「ちょっと、あなた何してんの!!」恵は咎めの言葉と同時に置いてあった薬箱を投げつけた。
薬箱は番神の後頭部に当るが、番神は何事もなかったかのように恵の方を振り返った。
「ほう、気の強い女だな、俺の好みじゃないが、たっぷり可愛がってやるぜ」
「馬鹿はキライなのよ、さっさと出て行って」
「そうもいかねえのさ、お前の体にじっくりと『人誅』の文字を刻んでやらなきゃなんねえからな」
そう言いながら倒れている小国を踏付け、患者を掴み投げ飛ばした。
「やめて!患者さんに手を挙げないで!」
恵が言うと番神は勝ち誇ったような顔をした。
958人誅:04/11/25 22:27:22 ID:XltPbqMc
「ハッハー、じゃあまず着物を脱いで裸になってもらおうか」
「な、そんなことできるわけ・・・」恵がそう言い掛けたとき、番神の拳が患者の顔を叩いた。
「や、やめて、わかったから・・患者さんに手を出さないで」恵はそう言って着物を脱ぎ始めた。
最後の1枚も脱ぎ、恵の裸身が晒された、恵は両手で胸と膣を隠して、番神に向き直った。
「ハッハー、いい肉体してんじゃねえか、手もどけろよ」
恵は素直に手をどけた、薄桃色の乳首と股間に生えた毛が晒された。番神は恵に迫り胸を鷲掴みして乱暴に揉みまくった。
「いい揉み心地だぜ、なあお前も気持ちイイだろう」
だが、恵はそっぽを向きひたすら黙って耐えている。
「お前、抜刀斎に惚れてんだって、残念だったな、ええ、おい」そう言いながら今度は恵の膣を弄び始めた。
番神の指が恵の膣をまさぐるとだんだん湿り始め、ねっとりと濡れてきた。
「ずっと黙ってるつもりか、肉体はゆるしても心はゆるさないって顔だな、だが濡れてるココは一体なんだ」
番神の言葉に恵は全く答えない、だがこんなときでも濡れてしまう自分が恨めしかった。
やがて番神は指の動きを止め、恵を押し倒した。
「さて、そろそろ本番といこうぜ」番神が下半身を剥き出しにして恵みに迫った。


959人誅:04/11/25 23:19:25 ID:XltPbqMc
番神は恵の脚を強引に開き、自慢のモノを恵の膣にねじりこんだ。
「ひぃぃぃぁぁ・・くぅぅぅ・・・」一瞬、恵は声をあげたが自分の指を噛みひたすら黙った。
「おらおら!どうだ!俺様の『無敵鉄棒』の味は!!」そう言いながら激しく突きまくる。
「(耐えなきゃ・・他の患者さんを守るために・・・・燕ちゃんもこんな風にやられたのね・・かわいそうに・・)」
そのうち番神の腰の動きがさらに激しくなり、両手は恵の胸を握りつぶすように揉んでいた。
「ウォォ!!イクぞ!イクぞ!!ウォォォォ!!」野獣のような雄叫びをあげながら番神は恵の膣内に射精した。
恵は膣内に熱いものを感じると肩を震わせた、頬にはうっすらと涙が流れる。
「ふぅー、なかなかよかったぜ、だがまだやり足りねえな」そう言うと番神は恵を起こしまだガチガチの無敵鉄棒を顔面に突きつけた。
「おら!今度は口でしゃぶるんだ!!」
恵は番神を睨みつけながらもしゃぶり始めた。
「ハッハー、いい顔だぜ、その目つきもな、おら、もっと舌を使いな」
「(・・・こんなやつのモノを・・他人がみてる前で・・・)」悔しさと恥ずかしさの入り混じった思いがこみあがった。
「さあ、出すぜ、その顔を思い切り汚してやるぜ」そう言って番神は『無敵鉄棒』を口から抜き恵の顔前に向けた。
物凄い勢いで白濁汁が飛び恵の顔を白く染めた。
「ハッハー、いい顔になったな、最高だぜ」そう言うと番神は診療所を後にした。
恵は呆然として、壁に寄りかかって座り込んでいる。

異変を聞いて剣心は診療所へ駆けつけたが番神はすでに去った後だった。
多くの怪我人、荒らされた室内・・・そして顔中を真っ白にされて呆然とする恵・・・
「・・恵殿・・・」声にならない声で剣心が恵の名を呼ぶ
「・・剣さん・・・」かすれた声で言う恵、その目には涙が溢れていた。





960名無しさん@ピンキー:04/11/25 23:25:53 ID:CJG4+kem
何かギャグぽくてオモロイ(゚∀゚)
続き待っとるよ〜。
961名無しさん@ピンキー:04/11/26 05:08:21 ID:dLRl2KfI
妄想。長文を書けないので、イメージだけ。誰か書いてくれたら嬉しいけれど、変則パターンすぎw

・薫×弥彦:
薫と他愛のないケンカをしながら、知らぬ間に思慕の念を育てていた弥彦。
剣心が京都へ旅立ち、喪失感で打ちひしがれる薫に、ついにこらえきれない想いを告げる。
その熱い気持ちが薫の心を溶かす。剣心のことを想いつつも、薫ははじめて自らの”女”を意識し、
また弥彦が”男”だと知る。そして互いの想いの奔流に流されてゆく二人。体と心を激しく重ねあう…

弥彦「俺は、この世の誰よりも薫を愛してる!この気持ちは剣心にだって負けない…!」

・弥彦×妙:
弥彦が薫への想いをまだ意識していない頃、妙のふとした悪戯心から関係を持ってしまう。
二人は愛欲に溺れ、”せふれ”として肉のまぐわいにふけり続ける。
しかし妙は肉欲の果てにいつしか本気で弥彦を愛し始める。
だが同時にまだ弥彦本人さえ自覚していない薫への想いを、女のカンで悟ってしまうのだった…

妙「”せふれ”のままでもいい…だから、あたしを孕ませて」

・剣心×燕
”人誅”により薫を失い、抜け殻となった剣心。汗と垢にまみれた彼に助けを求める燕。
だが疲弊した精神は”抜刀斎”の跳梁を許し、心の奥底の獣性に屈した剣心は燕を強姦してしまう。
全てが終わって正気に返るも、もはや取り返しのつかない過ちを犯してしまったことで
ついに心身ともに穢れきってしまったと絶望の淵に立つ剣心。しかし、それを通じ彼の本質に触れた
燕は全てを許し、今度は望んで肌を重ねることで擦りきれたその魂を癒す…

燕「たぶん、誰も許してくれないかもしれません……でも…抱いて、下さい…」
962名無しさん@ピンキー:04/11/26 05:09:52 ID:dLRl2KfI
操×翁
先代御頭への義理もあり、操を己が娘のように育ててきた翁。
しかし、いつしかその愛情は養父のそれを超えていた。
男を蕩かす四十八手を自ら教え込むと偽り、毎夜肉欲の趣くままに何度も何度も犯し抜く。
そして人の禁忌を超えた処で、操の隠れていた淫蕩さが目覚めていく…

操「爺や…爺やはずっと、あたしを犯したかったんだね」

巴×(裏ノ武と内通してた男)
巴の日記はもう一冊存在した。だがそれは、誰の目にも触れられてはならないもの。
剣心と婚儀をあげ、静かな生活を始めた巴。偽りなき愛情に包まれ、安らぎを得ながらも
未だ心の奥の痛みは消えない。だから、自分を愛していない男に抱かれる。
愛情では忘れられないものを、忘れるために。愛情で消えそうになるものを、消さないために。
いや、本当はそれさえ言い訳なのかもしれない。だって、わたしはあの人の”女”だから…

巴「わたしは、あの人の”婚約者”でした……わたしは、緋村抜刀斎の”妻”です…
   ……わたしは……あなたの”女”です」


それにしてもアウトっぽい関係ばっかりだ(;´Д`)不評だろな
963人誅:04/11/27 21:49:25 ID:v+eHkL9T
燕に続き恵までが人誅の餌食となり、意気消沈する剣心たち・・だが相手も不明のまま、ただ焦りと苛立ちのみが募った。
燕はあの日から全く笑顔を見せず、恵は気丈にも患者の治療にあたっているが無理をしていることが誰の目にも明らかだった。
そうしたなか今日も遅くまで妙は燕の世話をしており、実家へ帰るころはすでに日が暮れていた。
「はぁ、燕ちゃんまだ元気にならんなぁ、恵さんもあんなになってしもうて、何がおこっとるんやろ・・」
帰路につきながら、妙が溜息まじりに呟いた。後ろから忍び寄る黒い影に気づかずに・・・
「!!!んん!んっ」突然、口を塞がれ、当て身を受けたため妙は気を失った。
そしてその黒い影は妙を担ぎ、夜の闇へ溶け込んでいった・・・

「・・ん・ここは・・どこ・・」気がついた妙の目に映ったものは薄暗がりの蔵・・いや工房のようだった。
「あぁぁぁ!!いやあぁぁぁ!!!」自分の姿を見て妙は悲鳴をあげる。妙は裸にされたうえ、手足を縛られ吊るされていた。
「ほう、やっと目が醒めたか」そう言った男は黒尽くめの着物に奇妙な覆面までしていた。
「・・あ・あなたは・・だれ・・」
「私か、私は機巧芸術家の外印、今宵は私の作品とお前の肉体でゆっくり楽しませてもらうぞ」



964人誅:04/11/27 22:52:55 ID:v+eHkL9T
まるで拷問のようだった、両手は後ろで縛られ、脚は膝を曲げた状態で手と一緒に縛られたままうつ伏せの体勢で吊るされていた。
その妙の肉体を外印はねっとりと撫で回した。顔、腕、脇腹、太腿をじっくりと嬲っていく。
「・・あぁぁ・・やぁぁ・・・」嬲られるほどに妙の肉体は鳥肌が立っていった。
「ふふふ、かなりの間、男日照りだったのだろう」そう言って外印は妙の胸を撫で、乳首をつまんで弄ぶ
「・・そ・そんなこと・・ひぃぃ・・いやぁ・・・」図星であることと性感帯をいじられたことで妙は肉体の奥が熱くなっていくのを感じた。
「さてそろそろ、私の作品を試してみよう」外印が後ろに置いてあった丸イボのついた太くて長い黒棒を手に取った。
「ふふふ、これが私の性の芸術作品『亀姦棒』だ、これでお前は素晴しい快楽を得られる」
「いやぁぁ!!そんなの入れないでぇ!!」
妙の言葉など無視して外印が妙の膣に『亀姦棒』をねじり込むと『亀姦棒』は妙の膣で激しく振るえ始めた
「・・ひぃぃあぁぁ・・あぁぁ・・もう・もう・堪忍してぇぇ・・・」
「ふふふ、そう言いながら、お前の膣から溢れてくる汁は何なのだ」
「・・い・・言わんといてぇぇ・・あぁぁ・・」
『亀姦棒』はさらに激しく動き始めると、“カチャ”という音とともに大量の液体が妙の膣に広がった。
「・・はぁぁ・・あぁ・・え・な・何・・何か入ってくるぅぅ・・」
「その『亀姦棒』には私と私の仲間の精が入っている、お前の膣に注がれたのは私たちの精液だよ」
「・・そ・そんな・・うぅ・・・」
ただの棒に犯された妙は恥ずかしさと情けなさに涙を浮かべた、だがこれがまだ序の口であったことを
これから思い知らされることになる・・・・

965人誅:04/11/27 23:55:56 ID:v+eHkL9T
「ふふふ、男と犯れず、からくり道具で犯られるとは哀れな女だな」
「・・・もう・もう・堪忍して・・もう・帰してぇ・・」
「要らぬ心配をせんでも、ちゃんと送り返してやるよ。だがその前に私をすっきりさせてもらおうかな」
そう言うと外印は妙を下ろし、自分のモノを出して妙の眼前に突きつけた。
「さあ、じっくりと舐めてもらおうか」外印はそう言いながら妙の口にねじり込んだ。
「・・んん・・ふぅ・・んん・・んふぅ・・」
妙はただ早くこの恥辱から逃れたいがために奉仕している。
「くっ、そろそろ出すぞ、よいか、全部飲むんだぞ」そう言いながら外印は妙の喉の奥に射精した。
「・んん・・ん・ん・コク・コク・コク・・・」言われるまま妙は外印の白濁汁を飲み干した・・・

「ふふふ、ではお前を帰してやろう、しっかり送っていってやるぞ」そう言って外印は奥にあった大きなからくりを引き出した。
それは赤く塗装された牛のからくりだった。
「お前は『赤べこ』の女主人だそうだな、それにピッタリの乗り物―夷腕坊猛牛型だ」
そう言うと外印は夷腕坊猛牛型に亀姦棒を取り付け、妙をその上に乗せ、背もたれの所に妙を縛り付けた。
そして、発条を限界まで巻き夷腕坊猛牛型を街へと走らせる、妙は犯されている恰好で早朝の東京の街を
疾走させられた。そしてその姿を多くの人に晒すことになり、瓦版にも書かれることになる。
曰く「『赤べこ』の妙、牛とまぐわいながら早朝より快走」と・・・
966剣巴:04/11/28 00:45:20 ID:hmnHFYUD
(…何故こんな事になってしまったのだろう…先日誓ったばかりなのに……
  彼女だけは傷つけ無いと……)

―――――隣で女が泣いている――――――

―――――小さな肩を振わせて――――――

(……何故……)


月が紅い。月を斬ると血が滴りそうな――――。
今晩も黒い封筒を渡され緋村抜刀斎は夜の闇に消えて行った。
暗殺だけのはずだが後から新撰組が翔け付け2人の隊員と剣を交えた。
二人とも剣の腕は大した事無くあっさりと抜刀斎に斬られた。
血の匂いがいつもより良く匂う。
その後、現場から少し離れた居酒屋で一人酒を嗜んだ。
何故だろうか、今日はいつもより酒が進む。

(…人を斬った後に飲む酒は血の味しかしないのに)

酔うぐらいまで酒を飲んだ剣心は少し足取りを重くしながら小萩屋に戻って来た。
967剣巴:04/11/28 00:46:33 ID:hmnHFYUD
部屋へ戻ると女がいた。
そう、雪代巴という白梅香の香りがする美しい女。

「…緋村さん…今お帰りですか?随分お酒に酔ってますね。顔色の方もあまり良く無いみたいですけど…」

巴は穴が空いた剣心の袴の裾を縫ってくれている。

「……ああ。済まないが一人にしてくれないか…?もう休みたい」

「そうですか…。あの袴縫っておきましたので」

「…ああ。済まない」

巴は少し不服そうな顔をしながら部屋を後にした。
白梅香が心地よく薫る。
968剣巴:04/11/28 00:48:28 ID:hmnHFYUD
目が冷めると外はまだ暗く紅い月が薄っすらと部屋を照らした。
酒を多量に飲んだせいか頭ががんがんした。
ふと隣を見ると巴が寝ている。

「…巴さん?何でここに…」

座りながら寝てしまったのだろうか。布団に顔を埋めて寝ている。
剣心は眠っている巴の髪を優しく撫でてみた。
艶やかな漆黒の髪が絹の様に指を擦りぬけた。

「…巴…さん」

巴の頬にそっと触れてみた。
すると巴が ぴくん と肩を揺らし目を覚ます。

「…ん…緋村さん?…ご気分は如何ですか? 何だか体調が良く無いみたいで…気になったものですから」

少し寝ぼけている巴の表情は虚ろで妖艶だった。
剣心はその色っぽさに見とれ、見つめる。

「……緋村さん?」

「………あ、ああ。ありがとう。だいぶ…良くなったみたいだ…」
(…俺は何を考えているんだ……)

「では、私は失礼します…」

巴が腰を上げようとした時低い声で剣心が言った。
969剣巴:04/11/28 00:49:08 ID:hmnHFYUD
「巴さん、何で俺の部屋に?」

「え?だから…あの緋村さん体調悪いみたいだったので…気になって…」

「…違う。そんな格好で夜中に俺の部屋に来るなんて……」
(…彼女は俺の女じゃないのに…)

「はい?」

いつもの剣心と少し違う剣心に巴は少し困った顔をした。

「…俺の気持ちを知って誘ってる様にしか見えない」

「きゃっ、緋村さん!?」

剣心は強引に巴を押し倒した。

「君が悪いんだ……」

――――――頭ががんがんする 血の匂いと酒の匂い そして白梅香――――――――
970名無しさん@ピンキー
人誅書いてる職人サン、横割でスマソ。