1 :
前スレ954:
2 :
名無しさん@ピンキー:03/04/23 23:57 ID:REFtiX0s
>>1 ごきげんよう。スレ立て乙華麗です。
・・・なのに>2を業者に取られるとは・・・なにか悔しいですね・・・
前スレは、本当に良スレでしたねー。
今回も神・・・てかマリア様の降臨を期待!
・・・私にも文才があればなぁ・・・
>>1 スレ立て乙!
聖さまと蓉子さまでシリアスエロきぼんぬ
>>4 そうか!
神=マリア様と考えればRAMってるでもよかったのか。
ちょっと目鱗。
それはそうと
>>1さん乙。
乙〜
>1さん乙〜
黄薔薇☆エロ日記
七月○日(土) 晴れ
(前略)
(中略)
(後略)
「――というわけで、この日記を読む限り、令ちゃんはお馬さんに乗りたかったという結論に達したわけです」
由乃が言った。
「しつこく、しつこく、しつこーく、私が馬に乗ったことを非難しているけれど。結局、うらやましかっただけなんでしょ?」
「……くっ、あああっ」
硬く尖ったそれが、秘部にくいこみ、令は声を上げた。
「そうよ。誰も、令ちゃんが馬に乗ることを止めたりしなかったわ。だから、歩いて下山したというのは、令ちゃんが自分の意志で選んだ事なのよ。でも、本当は乗りたかった。なのに、乗りたい、と口に出して言えなかったのね。まったく、ひねくれているんだから」
由乃や令くらいの仲になると、普通のプレイではあまり物足りなくなってくる。机の抽斗もクローゼットも卑猥なアイテムや衣装でいっぱいだから、日記なんて「見られて当然の物」なのだった。
「あまりに悔しかったけど、悔しい気持ちをぶつける場所がないから、日記に書いて発散しようとしたんでしょ。違うの?」
痛い、気持ちイイ。由乃の自信に満ちた口調で言われてみると、だんだん身体が高ぶってくる。
微妙に、いや根本的に私は由乃のドレイなのだ――。
「それで? 仮に由乃が言うように私が馬に乗りたかったとしてよ、どうして私の両親の寝室南下に来る事になるわけ?」
「だって、本物の馬に乗らせてあげたいけれど、牧場とかは遠くていけないし、最初はメリーゴーランドとかも考えたんだけれど、祥子さまも言っていた通り、夏の遊園地は相当混んでいるだろうなと思って」
「でも、だからといって、どうして私がこんなものに乗らなきゃならないのかがわからないよ」
由乃は何も言わず、口答えした令の尻に鞭を入れ蚯蚓腫れを増やす。
令は三角木馬にまたがったまま、大きな喘ぎ声を上げた。
両親の部屋に三角木馬があるのかw
お母さん同士で使うことの方が多いのだろうな
ワロタw
12 :
名無しさん@ピンキー:03/04/24 17:58 ID:RMg4WWyB
由乃×令
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
でも漏れは令×由乃…(´・ω・`)ショボーン
ヲイヲイ>10
マガジン・マガジンさん発行の女性向けゲーム専門誌である「ゲームピアス」のVOL.7誌上に掲載された同社の広告によりますと、
2003年の夏に同社の方から「百合姉妹」というガールズラブ専門誌が創刊されるようです。
詳しくはその「ゲームピアス」のVOL.7誌上に掲載された同社の「百合姉妹」の広告(146ページ)をご覧下さい。
>>12 すまん。何が違うんだ? 名前が反対だとどうなるのだ?
>>16 つまり、
『令は何も言わず、口答えした由乃の尻に鞭を入れ蚯蚓腫れを増やす。
由乃は三角木馬にまたがったまま、大きな喘ぎ声を上げた。』
の方がいいって事だと思う。
SS初挑戦、
リリカルはむずかすい
由乃が風邪を引いた。
週末、薔薇の館でのお茶会の時いつもより少し赤い頬のわけを、深く考えなかった自分を少し恨んだ。
手術をしてから随分と丈夫になったと過信したのだろう。私も由乃も、
「由乃、はいるよ」
眠っているかも、そう思うと声は自然と小さくなった。
返答を待たずにそのまま部屋の中に滑り込む、大事な従妹は本を読んでいる途中で眠ってしまったようだ。
『剣客商売』の文庫本を拾い上げテーブルに置き、毛布を掛け直そうとして、
形容し難い衝撃が全身を貫いた。
由乃は、寝苦しかったのか肌蹴た襟元から鎖骨が覗いている。熱のせいで汗ばんだ青い身体は、甘い匂いがただよっている。僅かに開いた唇から視線を外すのがひどく困難なことに思えた。
ここにいてはいけない。そう告げたのは本能か理性か、
走って逃げ出したくなるのを必死でこらえて、静かに背を向け離れ、られなかった。
由乃の細い腕が私のシャツを掴んでいる。
「よ…しの、起きてたの」
口のカラカラで声が擦れた。それでもいつもの「令ちゃん」の笑顔を造る、私は彼女の従姉で姉なのだから、
不自然にならない程度の速さで振りかえり、由乃を見た。
体を起こしたまま上目遣いにじっと私を見つめている。
「…れいちゃん、あつい」
寝ぼけているのか、どこか舌っ足らずだ。私は高鳴る鼓動を押さえつつ、由乃の額に手を伸ばす。
「熱は下がったみたいね」
由乃はくすぐったそうに目を閉じると私の手を取り、そのままそれを自分の胸元に押し当てた。
「ちがう」
一瞬呼吸の仕方を忘れた。
「…なに、まだ苦しいの、それとも何か欲しい?令さんが持ってきてあげるよ」
わざとおどけて見せる。内心の動揺を気取られないよう、その時の私は必死だった。だから由乃の心臓が私と同じぐらい早鐘を打っているのにも気づかなかった。
「うん、ほしい」
視界がふさがれ、唇に柔らかい感触と何かが歯にぶつかる痛みがきた。
唇が離れ状況を理解するまでにどれぐらい掛っただろう。
「よっ、由乃!?」
「令ちゃんが欲しい」
両手を私の首にまわし、体重を掛けられた。不意を付かれて、彼女の薄い胸に顔を押し付けるかたちでベッドに倒れこむ。
由乃の匂いと柔らかさがが私を満たし、何かが堰を切って溢れ出した事を自覚した。
(・∀・)イイヨイイヨー
由乃の頭に手を添え、唇を奪う。もはや私に理性など残されてはいなかった。
あるのは救い難い欲望と情愛だけ、その先のことなど考えたくもなかった。
歯列に舌を這わせその奥の舌を捕まえる。絡み合う感触に頭の後ろの辺りが白くなりながらも、
私の右手は千切るようにパジャマのボタンを外していた。
白いタンクトップを捲り上げ肉の薄い双丘ににてのひらを置くと、小さな体が僅かに震えた。
私は構わずその胸の頂きにむしゃぶりつく、屹立したそれを舌先で転がし、吸い、甘噛みすると由乃は喉の奥から甘い吐息を漏らした。
ふと、視界に白い筋が飛びこんできた。
あの手術の痕だ。
唐突に頭が冷え、自分がとんでもないことをしていると気づく、
「令ちゃん…」
愛撫を止めた私を責めるように、悲しむように由乃が見つめる、聡い彼女はその理由に気づいているのだろう。
「由乃はこのために強くなったんだよ」
囁くように言うと、私の頭を抱きしめる。
その声は震えていた。
かまわない。このぬくもりを私だけのものに、せめて今だけでもできるのなら、これが罪でもかまわない。
誰かに責められるとしたら、それは私だけでいい。
まるで目の前にいる由乃が乗り移ったようだった。いつもの私ならば臆したまま動けなくなっていただろう。
今度はゆっくりと彼女の体に舌を手を這わせる。反射的にあがる腕を掴み手首に歯を立てた。
吐息は次第に間隔を狭め、糖蜜のような喘ぎになる。
「…あっ!…ふぅっ…!」
最後の砦となった薄い布切れは触れなくとも湿っている事がわかった。
誰もいないと思ったので、書きながらでスマソ
私がそれに手を掛けると「待って」と白い手が押し留めた。
臆する暇を与えず彼女は微笑み掛け、たくしあげられたタンクトップとショーツを自ら脱ぎ出して、
「令ちゃんも脱いで」
彼女の裸を見たのはもちろん初めてではない。子どもの頃から本当の姉妹のように育ってきたのだから、
けれど、十数年竹刀を振っていた私とは異なる華奢な体、上気した肌や、情欲が溢れだし濡れた薄い茂みは、
背筋から駆けあがる欲望を生み出すのに充分過ぎた。
小さな私の由乃、
内膝に軽く手を添え膝を割る。肉色の突起は包皮から飛び出て、挑戦的に誘っている。
その奥に隠された襞に中指を挿し入れると、もうそこは触れるている感覚が掴めないほど熱くとろとろに融けていた。
瞬間由乃が鋭い叫びをあげ、私は慌てて指を引きぬく
「痛かった?」
心配になり尋ねた。
由乃は赤い顔を膨らませ、私を睨みつけた。意味がわからない。
「…ッ…」
「えっ」
「もっとっていったの!」
言った途端に恥ずかしくなったのか、顔を枕に押し付ける。
私は吹き出しそうになるのを堪えた。このお姫さまの機嫌を今損ねてはたまらない。
由乃の膝を立たせ左手の中指と人差し指で閉じられた合わせ目を開く、さらに鮮やかな肉色がひくひくと蠢いている。
「やっ…じっと見ないで…」
「キレイだよ、とても」
「今日の令ちゃんはイジワルだ」
由乃の抗議には耳を貸さず彼女の内腿を舐めあげた。秘裂から零れ落ちた、汗とは違う味がする。
「…んっ!」
「意地悪なお姉さまは嫌い?」
そのまま肉芽を吸い上げ更に秘裂に舌を挿し込む、
「く…んんっ…ふぅ…ひっゃ…ぅん」
由乃の声に興奮が高まる。空いた右手で敏感な突起を愛撫し、舌を奥に押しこむ、
シーツも私の顔もべたべただった。
「ぅうん、あっ!あぁっ!ひっぃ…そこぉ…」
耐えられないと言うように彼女は私の髪を掴んでいる。チラッと視線を送るとそこには私の初めて見る由乃がいた。
口は半ば開かれ、目許は快楽に潤んでいる。再び頭の後ろが白くなるのを感じた。
「んんっ!もッ…ぅ…だッ…!!」
そこに達すると事切れたように力が抜ける。髪を掴んでいた指は開かれベッドに落ちた。
荒い息を整える由乃の髪を彼女の匂いの残る指で梳く、
「ごめんね、風邪ひいてるのに無理させて…」
幸せそうに指を目で追う由乃を見ていると、つい申し訳なさが口に出た。
「いいよ、私がそうして欲しかったんだし…それに」
「それに?」
「これから令ちゃんに無理させるんだからお互いさま」
祐巳ちゃんを見つけた時の聖さまのような笑顔を浮かべる由乃の前に、私は固まった。
「ふぇっ?」
「さぁ、痛くしないから安心して」
「えーーっ!!」
翌日、熱を出した私の横で、全快した由乃が「だらしないわね、令ちゃん」とリンゴをむいてくれた。
だー!エロくなんねぇ!
修行してくる。
長々とスマソ
令攻めかー。
やっぱ違和感が…。
文章は大好きだけど。
今度は由乃攻めでplz
だー。
>>1乙です。
わけわからんものに2getされるのがこのスレの伝統なんですか?w
2ちゃんの伝統ではw
30 :
名無しさん@ピンキー:03/04/25 11:27 ID:uggUfCIK
>>26 よかったよー。
今まで由×令派だったけど、令ちゃんが攻めってのもなかなかイイ!と思った。
スマソ、あげてしまって……。
お詫びに何か一本書ければいいんだけど。
32 :
名無しさん@ピンキー:03/04/25 11:41 ID:6sPADX6N
志摩子×祐巳なんて書いてくれますか?
なぜこちらの方がマターリするのだろう…。
むこうのスレに書いてあった、
「志摩子と祥子が姉妹となった後の祐巳と聖」は興味が湧くな。
姉妹になるかはともかく、知り合ったらどういう関係になるか。
>志摩子と祥子
エロパロとしてはむしろこっちのほうが気になる。
っつか祐巳と聖は「憧れの祥子と素直になれあってる祐巳ちゃん」
見て聖様がいいなって思ったという基本的な流れに
そむいてると思う。単体でそこまで魅力的なのか、と
言われるとかなり微妙だな。
志摩子についても一目ぼれだしパッと見て惹かれなきゃ脈なしなのでは。
志摩子さんと祥子さまのエロ希望しておく
>>36 切ないご意見だw
逆に言うとパッと見で惹かれるような状況が演出されればOKってこったな
>>38 桜の舞い散る中祥子さまを遠目でボーッと見てる
祐巳に一目ぼれしてしまう聖さまとかな。
でも聖さまはまだ昔のこと引きずって
なんかセクハラめいたコミュニケーションしか取れないて
それでいいのかと悶々とするわけだよ。痺れる。
やっぱ聖さまは受けだ。
祥子さまと聖さまでキボン
ここはsage進行推奨ですか?
>>42 広告はうざいので、出来ればそうしていただきたい。
どこまでもエロい気がする<聖祥子
お互い興味本意なので欲望に忠実になれるっていうか。
とくに祥子さまが。
>>44 祐巳の絡みなしで一回見てみたいぞあの二人は。
>44
しかしそれはもう祥子さまではないな
あの聖祥子では祐巳祥子以上にトロくて眠たい展開になってしまう。
聖と蓉子がお楽しみ中のところを発見してしまった祥子さま
実は裏で山百合会の面子をひとりひとり食べちゃってる祐巳たん
(聖+蓉子)×祥子
(聖+志摩子)×祐巳
SSS
聖→志摩子←静
前スレが汚された…
ウワァァ━━━━━。゚(゚つД⊂゚)゚。━━━━━ン!!!
>54
清濁併せ呑むことも出来ない輩が何を言うか。
>>55 いや、むしろ併せ呑めないから泣いてるんだろ。
しかし、キヨをも受け入れてしまうとは漏れには真似できん。
蓉子→聖←景
>>54 まあ、埋め立てだと思って忘れて!
>>56 キヨは出てないよ。トミだよ。
それともゲンスケとキヨのエロSSを読みたいのか(w
個人的には蓉子×聖の方がハァハァするなぁ。
個人的に聖×蓉子がいい。
「・・・ここだと聞いたから来たんだけど、・・・お邪魔?」
「ああ、いや、加東さん・・・こちら高等部まで一緒だった水野さん
で、こちら同じ学部の加東さん・・・あーここ近いんでたまに
こう寄らしてもらっちゃったりして・・・」
「どうも」
「ごきげんよう」
「・・・・・・・・・(逃げよっかなー)」
>>58 漏れが悪かった。老人は許してくれ。
若い頃の、春日せい子×上村佐織とかだったら読みたい。
>>63 気持ちは分かるが考える材料がないからオリキャラになっちゃうと思う。
名作エロアニメ、エスカレーション3を観ますた
ディープな百合でハァハァしますた
67 :
65:03/04/28 23:46 ID:8KqR/loe
>>66 自分がお姉さまに教わったことを後輩に伝えていくってのが萌え
このあたりスール制に通じるものがある
別れを惜しんでルームメイトと抱き合って眠ったり
お姉さまのいじわるな命令に素直に従ったりするとこなんかもよい
全寮制女子校の秘め事って感じの淫靡さが漂ってまつ
3は野郎が全く出てこないというのもよい
68 :
66:03/04/28 23:51 ID:d2TI4Eym
>>67 おお、すごい。リリアンをエロくしたみたいだ。
うぬぅ・・・エスカレーションを知らない世代が今はメインなんですか・・・
おれもオサーンてことですか・・・
スレとは全く関係ないが黒猫館がエロくて好きでした・・・
>>59 蓉子←聖←景
で思い余って景が聖に・・・というのが
誰か書いてください……
エスカレーションと聞くとムーンヒーリングエスカレイションを思い出すな
『子羊』の祥子様の台詞
「本当に、最近反抗的なんだから」
に何故か俺が萌えてしまうのは、
『エスカ2』のナオミお姉さまの台詞
「お前、躾が足りないせいか、大分生意気になってきたわね」→鞭でお仕置き
と無意識に脳内リンクしていたからだったのか。
正直マリみてを知った時(おおよそ2年前)の最初の印象、
エスカレーションのエロ抜き?
で、実際に読んだらピアノ弾く祐巳の後ろからお姉さまキターーーー!!
エロはないとわかっちゃいたが無闇にハァハァしたものでつ。
アトラク=ナクアではダメか
>>75 秋葉チェキさん昔の主張をコテハンなしで訴えるのはやめてください。
>>75 アトラクはアトラクで好きだがマリみてと一緒に語る作品としてはどうかと思うぞ
>>75 俺もアトラク大好きだけど姉さまとお姉さまは微妙にちがう。
だれかなんか書いてくれ。
そろそろ禁断症状が(´д`;)
無理に絡まなくてもえっちだったら許してくれる?
タイーホとかしない?
>>79 みんなこのスレの人間の罵声や
イラク兵との戦いで死んだから
>>80 『マリみてらしさ』さえあれば誰も叩かんよ。
前スレの最後のほうで陵辱しようとするたびにお巡りさんが逮捕してたのわろた
85 :
名無しさん@ピンキー:03/04/30 23:31 ID:2z9fzGhA
86 :
名無しさん@ピンキー:03/04/30 23:33 ID:CR/BJor1
何だかよくワカランが、
このスレは普段のエロパロ板ノリの奴は逮捕されるみたいですぞ
あ、でもクレクレ君は捕まらないようです
誰か書いてー
89 :
75:03/05/01 02:50 ID:puAzrCRe
あいつと一緒かよw
やっぱ違うか・・・、エスカレーション見た事ないからわからんのよ
90 :
下手ですが:03/05/01 05:18 ID:eR5+7hDH
放課後の薔薇の館。
窓から差し込むオレンジ色の夕日が、後片付けに残った白薔薇姉妹を照らす。
「あー疲れたー。志摩子、休憩にしない?」
「そうですね・・・。じゃあわたし、お茶を淹れます」
「あ、ちょっと待って志摩子。今日はわたしが淹れるよ」
「そんな。お姉さまに悪いです。わたしが淹れますんで・・・」
「もー志摩子はガンコだなぁ。そういうところも好きだけど、今日は譲ってよ。ね?」
好きだとさらりと言われて、思考が一瞬停止して頬が熱くなるのがわかる。
その止まってる隙をついて、お姉さまがお茶を淹れに立ってしまう。
(あ・・・。本当にお姉さまはわたしの扱いが上手いな・・・)
妙なことに感心しながら、好きというセリフと理解されていることの幸福に浸りながら
お茶が入るのをおとなしく待つ。
「ちょっと熱いから、気をつけてね」
少し経って、湯気をあげたティーカップを持ってきた聖が隣に腰かける。
隣にお姉さまが座っていること、カップを受け取る時に指先が触れたこと、
薔薇の館で二人きりなこと・・・。それらに頭の中をかき乱されすぎたのだろうか。
さっきのお姉さまの忠告を忘れ、かなり思い切りよく唇を熱いお茶につけてしまう。
「あつ・・・!」
口元を抑えると、聖が心配そうに顔を覗きこんでくる。
「舌は大丈夫?ちょっと見せて?」
「はひ・・・」
いわれるままに素直に舌を少し出す。見ようによってはかなり恥ずかしい表情だけど、
お姉さまは真剣に検分してくれている。
「大丈夫そうね。じゃあ次は唇を見るね?」
そう言うと聖は指を伸ばし、その腹で志摩子の唇をゆっくりとなぞる。
ゆっくり、ゆっくり。3回くらい上下の唇の上を、人差し指が往復する。背筋が疼く。
はしたないとは思うけれど、大好きな人に触られているんだからと無理矢理自分を納得させる。
「ん、こっちも大丈夫みたいだね」
唇の上から指が離れていく。少し名残惜しいような感覚。
そんな志摩子の一連の感情を敏感に読み取った聖は、少し唇の端を吊り上げながら言う。
「でも一応、消毒しとこうか?」
「・・・・・・?」
なんのことかよくわからない志摩子を尻目に聖はさっきまで唇の上を這っていた指を咥えて丹念に舐める。
そして口から話す時にちゅぽん、と音がしたかと錯覚するくらい唾液が絡められた人差し指を、もう一度志摩子の唇に伸ばす。
「唾液には殺菌効果があるからねー。消毒消毒♪」
ニヤニヤと笑いながら呆気にとられている志摩子の唇に指を押し当て、刷り込むように指を動かす。
丁寧に。余すところなく。何度も何度も唾液が塗りこまれていく。
生暖かい感覚が志摩子の唇を濡らしていく。
唇への唾液と指の陵辱がはじまって30秒くらいたって、志摩子の脳はようやく何が起きているかを
理解し始める。そして理解したとたんに、沸騰直前だった快感が解放されたように背筋を駆け上る。
わけのわからない感覚に耐えるために自然と拳と足のつま先をギュっと握ってしまう。
「あらあら、どうしたの、こぉんなに固くしちゃって」
いたずらっぽく微笑みながら握られた拳に左手を添えてくる聖。勿論右の指の唇辱はとまっていない。
「志摩子、これはただの消毒だよ?」
耳元で囁くように言う。左手指でほぐすように拳を開かれる。体に力が入らなくなる。耐えれなくなる。
「ふあ・・・・・・」
ついに声が漏れてしまう。開いた唇から進入した指が口腔の中に入ってきて歯の上をなぞる。
「どうしたの?声なんかあげちゃって。わたしは消毒してるだけだよ?」
また耳元で囁かれて頭の中にわんわんと響く刺激。歯と歯茎の上を程よい強さでなぞる指の、痛いような
痒いような刺激。それらがこんどは脊髄を駆け下り、下腹に溜まっていく。
「ぁ・・・・・・ッ」
(どうしよう。また変な声が漏れちゃう・・・。お姉さまに、恥ずかしい声を聞かれちゃう・・・!)
――声を聞かれないためにはどうしたらいいのか――。
彼女の熱に倦んだ思考は、その問いへの答えとして"口の中にある指をしゃぶる"という回答を出した。
「志摩子・・・・・・?」
「ぴちゃ・・・ちゅぷ・・・せいさま、せいさま、んんッぷ・・・はむ」
急に必死に、何かにすがりつくように指をしゃぶり始めた志摩子の様子に、聖は一瞬怪訝そうな
表情をしたが、すぐ元のニヤニヤ笑いに戻って左で志摩子の髪を愛おしそうになで上げた・・・。
髪をなでられて気持ち良さそうに目を少し細めながら、赤い頬をした志摩子はぴちゃぴちゃと
水音をたてつつ最愛の理解者の指に自分の唾液をからめ続ける・・・・・・・・・・・・。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
続きキボンヌ!!
せいさまキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
これは久し振りに素晴らしいものを読んだ……。
神降臨!!
持ちつけみんな!w
聖さま、優し〜くしてあげて!
(;´Д`)ハァハァ
神いらしたね。乙ですょ!
放課後の薔薇の館に 突然呼び出されってーみたら
おーねぇっさーまったーらー もーおーエーッチ♪
>>102 _ /∧ 、ヽ
rii' ハヾヽ レ´<_` ) | ・・・・・・祐巳?
|ノリ*゚Д゚リi |ヾ|/ヘ |
rヾ、V/ヽ/ ̄ ̄ ̄ ̄/|) ̄;リ
ヾiつi) / 山百合 / |ュ」
 ̄ ̄\/____/ ̄ ̄(u⊃ ̄ ̄
>>90-92 雰囲気はいいけど視点が無茶苦茶に乱れとる。
中学生並やね。半年ほど修行の旅に出なはれ。
>>104 おっしゃるとおり。自分で書きながらナニコレと思いました。
原作みたいな三人称と一人称が混ざったようなのにしようと思ってぐちゃぐちゃに。
まあ要望はあるみたいなんで続きはいちおう書きます。
>>104 せっかく、この「SS書きにやたらと厳しいスレ」に書いてくれた人に対して、技術的な問題から厳しい態度をとるのは、あまり感心しないね。
確かに、>>90-
>>92はあまり上手くない。下手っぴと言ったほうがいいだろう。ちょっと読んだだけでも、
視点が一定していないように感じられる(してないんだけど)のは原作の「一人称に近い三人称」の文体を上手く消化できてないからだろうし、それがわかってるなら一人称で書けばいいのにね、とか
語尾と描写のリズムが単調で、文章内の時間が加速する一方だ、とか
冒頭でいきなり会話が続くのはどう見ても格好悪い、とか
夕日が差すほどの時刻にさえ休憩したくなるほど疲れているのに二人だけで残って後片付けってどういう事情なんだろうかと気になる、とか
「わたしが淹れますんで・・・」というのはちょっと志摩子の言葉遣いと違うよなあ、とか
ニヤニヤと笑いながら、という表現がこのSSの雰囲気にそぐわない、とか
「ぴちゃ・・・ちゅぷ・・・せいさま、せいさま、んんッぷ・・・はむ」の「ぴちゃ・・・ちゅぷ・・・」と「はむ」は地の文に入れて表現するべきだし、志摩子が聖を呼ぶなら「お姉さま」だよなあ、でないと「せいさませいさま」、と連呼して本スレの埋め立てみたいだ、とか、
うんざりするほど多くの突込みどころを満載している。
だけどさ。どれほど欠点が多かったとしても、そんな事は本当はどうでもいいんだよ。
このSSをぼくが前スレに出したようなキモチ悪いコピペ改変の元ネタに使うのは難しい。
この中の「聖と志摩子」を、名前や口調、その他の特徴を書き換えることによって他の姉妹に置き換えたりましてや「ユキチと小林」や「柏木とトミ」に置換することは出来ない。
どうしてかというと、このSSにおいては聖は聖らしく、志摩子は志摩子らしく造形されているからで、さらに重要な、原作における二人の関係を作者が正しく理解して、それが多少なりとも書きこまれているからだ。
それこそが、エロか、そうでないか以前に、二次創作において何よりも重要な事だろう。
そう、>>90-
>>92はマリみてのSSとして、文句なく成立している。
だからぼくは、
>>90さんが書いてくれるという続きを楽しみに待ちたい。
厳しいスレだ
憂さ晴らしとも言う
106にはじゃあ貴様が書けといいたい
エロさ加減や技術的なところはさして重要ではなく、
大事なのはマリみてらしさだと思います。
その点
>>90-92はイイ感じの雰囲気を持ってるかと。
ゆえに私は続きを期待して待ちます。
むしろここを練習の場として有効に活用していただいても良い。
>>90殿は文章から伝えたいものがはっきり出ておられる故、頑張っていただきたい。
御健闘を祈ります
>>90氏には是非に続きを書いていただきたい。
批判にへこまないことを願うこと切。がんばって漏れも書くよ!
早く書いてくれ!!!
人差し指を満足するまで舐め終わった志摩子は次は指の股に舌を這わせ、僅かな、しかし静まりかえった
室内にはあまりに響く音をたてながら丁寧にそこに唾液を舌で塗りこむ。
それが終わると次は中指を口に含ませる。続いて薬指、小指・・・・・・。
「志摩子、もういいよ」
優しく言ってゆっくりと指を口から離す。ちゅぽ、と音がして唾液が糸を引く。
「ぁ・・・・・・」
名残惜しそうな、物欲しそうな表情で志摩子は視線をあげる。聖と目が合う。深い色の瞳に射すくめられる。
そのまま聖は視線をそらさず面白がるような表情も崩さず、志摩子を十数秒見つめる。見つめながら、左手で
髪をなでつけ耳を触り頬と首筋をゆっくりとさすることも忘れない。
「あーあ、見てよ志摩子。すっかりふやけちゃったよ」
「志摩子、ちょっとおかしいんじゃない?これはいくらなんでもやりすぎだよ?わ、垂れてきた」
あくまで目は逸らさずに、多少間延びした口調で聖は言う。問い掛ける視線と言葉に志摩子は自分が
さっきまでやっていた行為を改めて認識させられる。羞恥の自覚に理性が苛まれ頬が更に紅潮し目が潤む。
「でも・・・・・・嬉しいよ。志摩子が自分からしてくれるなんて」
そういうと聖は彼女の妹の唾液に濡れた右手をやわやわと自分の口元に持ってくると、舌をわざと大きく突き出して
ゆっくりと舐め始めた。その間も驚きに見開かれた志摩子の目から自分の目をそらすことはしない。流し目で、
少し上から見下すように挑発的に見つめる。人差し指から中指、薬指・・・・・・志摩子のやったように一つ一つ丁寧に、
しかし志摩子とは違って大きな音を立て見せつけるように口に含ませていく。
「ん・・・・・・。志摩子の、おいしいよ」
「・・・・・・」
答えることができない。しかし行われている行為から目を逸らすこともできない。唇をふるふると震わせて
拳でスカートの端をギュッと握って体を固く硬直させて耐えるようにしている。
「あ、もったいない。こんなところにも♪」
聖は妹の様子を満足げにみながらひじ近くまでに垂れた唾液をもなめあげる。
「ふー、おいしかった」
そういって軽く目を瞑る。やっと視線から解放された志摩子だが、今度は殆ど自分の唾液が原因で濡れて
光っている聖の唇から目を離せなくなる。
(おねえさまの、おねえさまのくちびるが・・・・・・)
(わたしのをなめてた・・・・・・)
その事実を認識すればするほど、唇からは目が離せなくなり心臓が波打つスピードがあがってゆく。
「志摩子ぉー、どこ見てるのかなー?」
ハッとして顔をあげるとからかうように微笑んでいる聖とまた目が合った。理性が少しだけ戻ってくる。
「ち、ちがうんです・・・・・・」
「何も違わないよ」
「え?」
「志摩子のがあんまりおいしくってさ・・・・・・。だから今度は直接、味わいたいなぁ・・・・・・なんて」
冗談めかして言う。
「ぇ・・・・・・ぁ・・・・・・」
「・・・・・・ダメかな?」
今度は真剣に問う。
「・・・・・・ダメじゃ、ないです。きてください・・・・・・」
その答えを聞いて聖はそっと椅子から立ち上がり、そのままじゃやりにくいからと志摩子にも立つように即し、
両肩にそっと手をかけ、顔を近づけていく。
「ん・・・・・・」
どちらがあげたともわからない微かな声。最初は、唇と唇が触れ合うだけの軽いキス。それだけなのに、
聖の手には志摩子の体ががくがくと震える感触が伝わってくる。
唇をそっと離して耳元で囁く。
「ん・・・・・・立ってられる?」
「あ・・・・・・ごめんなさ・・・い、ちから、はいら・・・なくて・・・・・・」
大丈夫だよ、と囁いて頬にキスしてから志摩子の背をテーブルに向けさせ、上半身をゆっくりあお向けに倒していく。
志摩子はなされるがままに小さいお尻をすこしテーブルに乗せて、身を横たえる。
荒い息と赤い頬と潤んだ目と広がって一筋だけ口に入った髪と赤ちゃんのように緩く握られたこぶしが聖の嗜虐欲をそそる。
「・・・・・・ごめんね、志摩子。限界。もうあんまり、優しくできないかも」
覆い被さりながらそうつぶやき、志摩子の両手と自分の両手をかみ合わせた。お互いの手のしっとりと汗ばんだ感触を
感じながら、しばし見つめあう。志摩子がキュっと強く握ってきたのを合図のようにして、聖は妹の唇を再び塞ぐ。
「ん・・・ふっ・・・ぁ・・・ぅむ・・・・・・ぅんッ・・・・・・んんん!」
宣言通り、今度は容赦せずに、あるいは容赦できずに、積極的に唇をついばみ舌を入れ歯茎をなぞり口腔をこじあけ
蹂躙していく。志摩子は口内の快感を受け入れるような、同時に逃げるような仕草でよわく頭を左右に振ろうと
するが、それを聖は許さず更に激しく巧妙に唇で唾液で舌で口腔を侵し冒し犯す。
次第に志摩子の体をひくんとひきつらせる頻度が増え、合わせた手にこめられる力も強くなってきている。
それによって志摩子が高まってきていることを感じた聖は、スパートとばかりに更に激しく舌を絡ませ、吸い、
唾液を大量に送り込んでわざと音をたてて飲み込ませるようにする。
そのうえ自らの膝を志摩子の股に素早く割り入れ、ギュっと敏感なところを押さえつけるようにした。
「・・・・・・・・・・・・・・・!!!!」
志摩子が大きく体を震わせた。唇が完全にふさがれていることと余りに快感が強いことが相まって、声すらあげる
こともできない。
志摩子が達したのを感じとった聖は舌を動かすのをやめ、ゆっくりと口を離す。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・おねえ、さまぁ・・・・・・」
とろんとした目で甘えるように言ってくる志摩子。
聖は応えずに少し憑かれたような目で妹を見つめ、ほどいた左手で頬をなで右手で胸の双丘の麓をゆっくりとなぞる。
「ぁ・・・・・・おねえさま・・・・・・?」
その行為によって引いていくはずの快感がやわやわと引き伸ばされるのに多少の恐怖を感じた志摩子だが、手つき
のあまりの繊細さと優しさと、見下ろしてくる顔の微笑みに安心させられ、リラックスして身を任せ流されるままに
余韻を味わう・・・・・・。
118 :
90:03/05/03 01:57 ID:69ActB3L
取りあえず今日はここまでで・・・・・・。
更に続きを書くかどうかは、まだ決めかねています。
批判は重く受け止めています。(なんだか政府みたいな回答ですが)
罵倒されることの多い2chで批判を受けることはある意味ありがたいかなと思ったり。
気づいてる人もいるかもしれませんが、前スレ660あたりで乃梨子と志摩子の話を書いた
のも自分です。SS2回目ということを理由にあまりに痛い批判は勘弁させてもらいたいとか
甘えてみたり。
レスを下さった皆さん、ほんとにありがとうございます。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
つーか続きを激しくキボンヌ。このままだと生殺しだよ(;´д`)ハァハァ
>>118 キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
うおおおおおおおお!!!!!早く続きが読みたいですぞ!!!!!
あ、乃梨子と志摩子さんの話も最高でした!!!
めちゃめちゃ(*´Д`)ハァハァ
志摩子さん大人気。このスレの彼女は「敬虔なクリスチャン」
だという設定はないことになっているのだろうか。
別にどうでもいいか、と自己解決。忘れてくれ。
しかし敬虔なクリスチャンであるという記述はあるが
それらしき描写があまりないのはなぜか。
身体は娼婦、ってやつですよ(謎
>>123 つか浮世離れした設定で生かす機会がないのでは
カトリックだからなあ・・・
夏の終わりのひととき
「ふぅ―― 」
乃梨子は、小さく息を吐いて、シャープペンシルを動かす手をとめた。
周囲には誰もいない。志摩子さまをはじめとする、二、三年のお姉さま方は皆、
30分程前に仕事を終えられ、薔薇の館を後にしている。しかし、乃梨子は、
残務があるからと断って、ただ一人部屋に残っていた。
窓の外に視線を移すと、銀杏並木が西に傾いた太陽の光を浴びて、仄かに赤みを
帯び始めている。
「夏休み、おわっちゃうんだ―― 」
耳をすますと、つい先日まで聞こえていた、うるさい程ににぎやかだった
セミの声に替わって、秋の虫たちによる、涼やかな、そして少し寂しげな音が
少女の鼓膜を叩いている。
(楽しかったな…… )
乃梨子は、自分だけのお姉さまである、志摩子さまと一緒に歩いた夏休みを
振りかえった。彼女達は1ヶ月余の間に、各地に点在する仏像展と教会を、併せて
20以上も訪れていた。その途中には、軽井沢にある祥子さまの別荘に足を
のばしたこともあったのだが。
(だけど―― )
乃梨子は、新学期まで後二日を残すのみとなったこの時期に対して、何気ない
寂しさを感じている。
生真面目な部分のある彼女は、既に宿題を済ませてしまい、新学期までとりたてて
することもない。二学期が始まれば、学園祭の準備も本格的になり、急激に忙しく
なることは分かっていたが、今の時点ではそれほどの切迫感はなかった。
「はぁ―― 」
乃梨子は今日何度目かの溜息をついた後、黒色の瞳を閉じた。志摩子さまの穏やかな
微笑みが、彼女の脳裏に蘇ってくる。
「お姉さま―― 」
確かに夏休みは楽しかった。志摩子さまは、自分のことをとても大切に
してくれたし、乃梨子自身も、お姉さまに楽しい時を過ごしてもらえたと、
確信することができる。
そして、志摩子さまは、全校生徒の憧れである白薔薇さまでもあった。
(私…… )
乃梨子は、志摩子さまに対して、大きな欲望を抱いていた。しかし、これは
志摩子さまには言うことができないし、他人には決して知られてはいけなかった。
「お姉さま」と「恋人」との間に横たわる決定的な違いがそこにあった。
乃梨子は、きりりとした眉をしかめ、下唇を軽く噛んだ。
どうしようもない程、大きく膨らんでしまった切なさの中から、淫らな気持ちが
芽生え、少しずつ育っていく。
いつの間にか、秋の虫たちの合唱が遠ざかり、壁にかけられている時計の音のみが、
カチコチと規則的な音を響かせている。
「ごめんなさい…… 」
昂ぶる欲情に耐えきれなくなってしまった乃梨子は、心の中にいる志摩子さまと、
弥勒菩薩に向かって謝罪のことばを口にする。
そして、黒い制服に覆われている、太腿をぴったりとあわせると、もぞもぞと
擦り始めた。しかし、中途半端な愛撫では、下半身の疼きを到底抑えることは
できない。
「…… んんっ…… 」
乃梨子は、微かな喘ぎ声をあげると、ワンピースとなっている制服をたくし上げて、
スカートの中に手を伸ばす。そして、人差し指と中指を白いショーツの中央に
あてがうと、ゆっくりと動かし始めた。
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
続きをキボンヌ!!!
ミスターあずかれ氏、
お疲れ様です
あずまんがマリみてスレッドの方も見させていただきました。
がんがってくださいませ
イイヨイイヨー
読んでいただいた方、レスを返して頂いた方、ありがとうございます。
この小説と登場人物が好きで、つい書いてしまいました。
事情により、続きをあげるのは遅くなってしまうと思いますが、
温かい目で見ていただければ幸いです。
>>121 姦淫ではない。愛だ!と言い張ってみる。
まあ、「薔薇の名前」な状況よりマシだしw
×:志摩子さま
○:志摩子さん、お姉さま
転職しますた
137 :
129:03/05/06 23:19 ID:70aKOJOw
>>135 非常に迷いましたが……
「おじいさんと一緒」の122ページに、乃梨子からの視点を使った、
3人称形式の文章があり、その中では、
『 志摩子さまは、目を瞬かせた。〜 』
となっていました。
よって、本SSの設定日である8月末の時点では、乃梨子が『志摩子さま』を
使っても不自然はないと判断しました。
あれは実は誤植ではないかと。
だってそれ一個だけでしょ。
139 :
129:03/05/07 00:03 ID:DDfbhIPI
>>138 誤植ですか…… (その可能性は、正直考えていなかったり)
自分としては、乃梨子が、リリアンの制度に慣れたことと、お姉さま方の教育に
よって、敬称をつけるようになったかと……
ただ、今から変更すると、文章の統一性が保たれなくなるので、
とりあえず、そのままでいこうと思います。
乃梨子×瞳子
瞳子×乃梨子
の甘くて萌えるエロSSを一度でいいから誰か書いてください。お金なら払いますから・・・
萌えなひ(;;´Д`)↑
>>140 聖さま曰く「140ちゃんの体で払いなよー」だそうな
亀だが129さんガンガレ。応援してまつ
>140
前スレになかったっけ?
ちゅーか静×祐巳はどうなったんだ?
志摩子×静っていうのはどうだろう?
最近、この作品を知りました新参者でございます。
薔薇さま方の命令で、祐巳を調教する祥子さま・・・。
などと云うお話しを考えたのですが、ぶっちやけ、描写が
どこまでOKなのか判りません。どうか、ご指示を願います。
だけどこのスレは厳しいぞぉ〜
逮捕されなきゃいいが
>>146 静×志摩子じゃなくて志摩子×静。みたことないでしょう?
>>152 静さまが聖さま以外の奴に迫られうろたえるとかそういうのは
ちょっと承服しかねる。宇宙の真理に反してるとしか。
祐巳×志摩子に挑戦
挑戦するのは祐巳。
>>153 確かにうろたえる静さまは想像できない。
よって、いわゆる「誘い受け」というやつになるに違いない。
よし、ミラクル志摩子のセクハラ大作戦(パクリ)にしようぜ
さんせー
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!
このスレ見てたら蟹が食べたくなった(えっちな意味ではありません)
このスレ見てたら蟹が食べたくなった(えっちな意味ではあります)
このスレ見てたら蟹に食べられたくなった(えっちな意味ではあります)
このスレ見てたら蟹と薔薇に食べられたくなった(えっちな意味ではあります)
蓉子さま食べたい(直球)
蟹薔薇ism
江利子に食べられたい(鳥居家男一同)
そんなにガッつくなよw
すみません、蟹名静のどこがいいのかわかりません。
こんな良いスレがあったなんて。
初めて来ましたが感動しました。
前スレ見れないのが残念です。
ほんとにそう思ってんのかこの野郎
マリみてが題材でも、えろいSSを書くことは出来ます。
もう10本あまりも書きためています。
多分、ここの住人も喜んでくれると、自分では思います。
しかし、それをここに投稿する勇気は、私にはありません。
だって、叩かれるの嫌だもん。
かといって、ほかに発表する場所も無いし、どうしようかな。
俺は叩かないので、是非ここに投稿して下さい。
取りあえずエロに入る直前まで晒してみ
それで大体の雰囲気を掴めるだろうし、エロが無ければ酷い叩きも無いと思う。
暗黙の了解として最終的に相思相愛でレズなら、
相当ハードな鬼畜プレイしても許されるんとちゃうんかと
男さえ出て来なきゃ問題ないんちゃうんかと
叩かれる要因は男にあるんじゃないかと
現に志摩子さんや蔦子さんに生えてたりしても問題なかったし。
例え聖さまが祐巳を監禁陵辱して籠絡せしめちゃったりしてもいいんじゃないかね?
皆の衆はどうか?
>176に同意。
前スレの流れを見るに、男がNGだったのではないかと思う。
けっこう鬼畜っぽいのがあったけど、登場人物が山百合会のメンツだった場合
これといった叩きはなかったような。
>>179 あれこそなんかご都合主義ぽかったな。
種明かしの部分以外ではどうもヒール振りが強すぎて。
>>178 先生、そのメアドは下手すると誰かに届いてしまいます
>>173 かまーん。楽しみに待ってます。
このスレの雰囲気は一体なんだろう……
>>173 SSに原作の雰囲気を求めてるが、このスレの雰囲気には原作のホンワカさが欠片も無いよなw
173はたぶん釣りの一種
>185
そんな恐ろしいことがこの世にあっていいのだろうか
本当に書いた奴が「書いたけど出せない」なんて匂わせるわけないし。
書いたら見せたくなるな、俺の場合。
生憎マリみてではネタが思いつかんのだが……
聖×祐巳派の俺が考えつくのはなんかドロドロして生臭くなるし。
不倫っぽいというか。
聖×祐巳はよく見るなあ。
漏れは聖×蓉子派なんだがエロは見たことない。
蓉子×聖ならたまに見るけど。誰か書いてくれないかな。
漏れは文章力なくて書けん。
>>189 同志よ!漏れも同じく…
はぁ。国語の授業ちゃんと聞いてればなぁ。
国語の授業を受けてもSSが書けるようになるとは思えないよ(w
はげどう
今野さんの文章を熟読して、書き写したりすればSSもかけるようになると思う。
ただし、だんだんとエロからは遠ざかっていくとも思う。
SS書いてみたことがあるんだが俺の人間性の薄さが
そのまま現れてたので死にそうな気分になって
削除した俺が来たよヽ(´ー`)ノ
>>90-92 あたりがたとえ文章力がなくても、作品を理解して雰囲気を出せれば
受け入れられるってことを示したんだしみんなもっと書けばいいと思う。
この際、鬼畜ネタ専用スレを立ててしまうのはどうだろうと言ってみるテスト。
夏の終わりのひととき2
「ごきげんよう、祐巳」
「ごきげんよう、お姉さま」
祐巳は、律動的な歩調で去っていく祥子さまの後姿を、眩しそうに眺めた。
つややかな黒髪が、西に傾いて柔らかくなった日差しを浴びて、煌きを放っている。
「なんて、優雅なんだろう…… 」
祥子さまの姿が見えなくなってから、祐巳は小さな溜息をついた。それから、
視線を落として腕時計をながめる。
(もう、こんな時間…… )
時計の針は、午後4時を指し示していた。お姉さまとの立ち話はとても楽しくて、
時が経つのを忘れてしまう。
(帰って、宿題やらないと)
残された課題を思い出した祐巳は、先程とは種類の異なる溜息をついた。
祐巳は、これまで宿題をやり残して始業式を迎えたことはないという、課題の提出と
いう面では、真面目な生徒であった。
しかし今年は、現国の問題集をやり残しており、彼女をとても憂鬱な気分に
させていた。
そして、国語は苦手な科目の一つだった。
(問題集、10ページ残ってたっけ…… 分からないところは、お姉さまに教えて
頂いたから何とか…… )
考え事をしながら、足を左右に動かしている少女の頭に、祥子さまの姿が
浮かんでくる。
「祐巳、まだ宿題を終えていなくて? 」
お姉さまは眉をちょっとしかめている。
「祐巳、こんなところも分からないの 」
お姉さまに叱られるのはとても嬉しい。
祐巳は、いつのまにか頬を緩めていた…… が。
「あれ? 」
脳裏に、微かな違和感がよぎる。
(問題集、ちゃんと持ち帰ってきたかな )
それは瞬く間に不安となり、そして急激に膨らんでいく。
(念のため…… )
バス停の手前で立ち止まり、鞄を開けて、中を覗き込む……
数秒後――
「あっ」
祐巳は、短い叫び声をあげた。そしてスカートの裾を翻すと、先程出たばかりの
校門に向かって駆け出していった。
「んんっ…… 」
薔薇の館の一室で、微かな喘ぎ声が漏れ続けている。
(お姉さま…… )
乃梨子は、コットンの下着越しに秘所を刺激しながら、最愛の人の姿を思い
浮かべた。
――下着姿の志摩子さんは、ふわふわの巻き毛を微かに揺らしながら、穏やかに
微笑んでいる。そして、彼女の細い指先が背中に回る――
「…… んあっ」
乃梨子は、ショーツの下から、じゅん、と熱い液体が漏れ出してしまったことに
気づいて、思わず太腿をぎゅっと閉じた。
(志摩子さん、ごめんなさい…… )
乃梨子は、大好きなお姉さまを自慰行為の材料にしていることに、深い罪の意識を
抱いていた。こんな姿の妹を見たら、きっと悲しむだろう。
もしかしたら、 『 白薔薇さま 』 を辞任してしまうかも。いや、学校すら
辞めると言い出しかねない……
しかし、乃梨子の本能は、普段は豊富に持っているはずの理性を、抑えこんで
しまっており、下着の上で淫らに蠢く指先をどうしても止めることができない。
「…… くぅ…… 」
乃梨子は、再び小さくあえいだ。
溢れ続ける愛液によって、白いショーツの中央はすっかり濡れてしまっている。
(欲しい…… )
空いた左手を、制服の中に潜り込ませる。ブラの位置を確かめると、やや小ぶりの
乳房を包み込み、ゆっくりと揉みしだく。
「…… んああっ…… おねえさまっ…… 」
少女のよがり声は、徐々に大きくなっていく。
―― 想像上のお姉さまのブラがふわりと床に落ちて、形の良い乳房があらわれる。
ぬけるような白い素肌に、桜色に染まった乳首がツンと立っている。
「乃梨子…… 」
お姉さまは、霞むような笑顔を浮かべて乃梨子を抱擁し、唇を塞ぐ――
「…… はぁっ…… くぅ…… 」
乃梨子の四肢は細かく震え、切り揃えられたはずの髪は乱れている。
高まりつづける欲情に耐えきれなくなった少女は、ついに指先を下着の中に
潜り込ませる。
ぐちゃっ、ぐちゃん――
愛液と皮膚が擦れ合う淫靡な音をたてながら、乃梨子は秘められた部分を
擦りつづけた。
「ふあっ…… わたし…… 」
絶頂が迫りつつあることを知った乃梨子は、快感を引き伸ばそうとして、
普段は強い意志の輝きを放っている瞳を、ぎゅっと閉じる。
しかし、彼女の指先は意思に反して、より激しく陰部を掻き乱してしまう。
そして――
「んあああああっ――― 」
薔薇の館に、切り裂くような悲鳴が響き渡った。
「ふうっ…… 」
乃梨子は、熱い溜息をついた。乱れた制服を直すこともせずに、椅子に深く
もたれかかり、ゆっくりと訪れる弛緩の波に身を委ねる。
(ごめんなさい )
頂きを超えた乃梨子の脳裏に、志摩子さんの姿が再び浮かんでくる。
白薔薇さまは、とてもはしたない妹を哀しげに見つめている。
(ごめんなさい、お姉さま)
乃梨子は、心の中で何度も謝った。
しかし、彼女の思考の冷静な一部分は、次回の自慰においても、お姉さまを
材料として使うことを、既に予測していた。
そのことが、乃梨子をよりやるせない気分に陥らせている。
「そろそろ、帰らないと 」
乃梨子は、けだるさを伴った快感の余韻を振り払うかのように呟いた。
そして、顔を上げながら、閉じていた瞳をゆっくりと開く――
「!! 」
明度を取り戻した彼女の視界は、ドアを開けたまま、呆然と自分を見ている
『 紅薔薇のつぼみ 』 の姿を、くっきりと映し出していた。
第2話を掲載いたしました。よろしければどうぞ。
乃梨子視点の三人称表記を、 『 志摩子さま 』 から、 『 志摩子さん 』 へと、
変更させて頂きました。
前言撤回という形になってしまい、申し訳ありませんでした。
なんでこのスレでは偶然誰かのオナニーを誰かが見た、
という流れが多いのでしょうか。
>>202 やっぱ乃梨子ですなー
>>202 キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
みてしまうのは志摩子さんだと思ってますた。
祐巳ちゃんだとは!予想外。
え、この後どうなるんですか?
祐巳×乃梨子?乃梨子×祐巳?それとも――?
ところでなんでみんなひとりHじゃなくてオナニーって言うんだろう。
.
>>203 洋館が炎上するのと同程度に閉鎖的な女子校とおなにーはセットのような気がします。
一種の様式美ではないでしょうか。
祐巳×乃梨か。。。
薔薇の館で『いけないコト』にのめり込む白薔薇のつぼみ...激しく(・∀・)イイ!
やっぱ乃梨子は志摩子「さん」だよね。
続きが楽しみ〜
209 :
その1:03/05/11 17:25 ID:89LzmmLo
急なにわか雨に襲撃されて、令は途方にくれていた。
すぐにやむだろうと近くの本屋で雨宿りしていたが、予想に反して雨は激しさを増すばかり。クーラーのきいた本屋は、雨にぬれた令の体には少し辛かった。
どうしよう。このまま走って帰ろうかな。
震える自分の体を抱きしめながら、令は自動ドアごしに外を覗いた。雨は一向にやむ気配を見せない。
「あら、令じゃない。」
ふいに聞き覚えのある、そして懐かしい声がした。驚いて振り向くと、かつて自分の姉であった人――鳥居江利子――が立っていた。
「お姉さま・・・。」
「どうしたの?もしかして雨宿り?」
子供のように、江利子が首をかしげる。令は短く頷いた。ヘアバンドをしていない江利子はどことなく大人びて見える。シンプルで上品な濃紺のワンピースが涼しげだ。手には今買ったばかりと思われる本屋の紙袋を持っていた。
見たところ、ひとりのようだ。卒業以来、江利子を時々見かけたが、常に隣にはあの熊男がいたので、なんだかそれはとても珍しい事のように思えた。
「由乃ちゃんは一緒じゃないの?」
「今日はあの花寺の教師は御一緒ではないんですか?」
思わずはもってしまい、二人は顔を見合わせた。次の瞬間小さく江利子は吹き出す。
相手がひとりである事を珍しく思っているのは、自分だけではなかったようだ。
「・・・・私は一人よ。」
「私もです。」
「そう、ではお互い邪魔者もいない事だし、久しぶりにお茶でも飲まない?」
続きをキボンヌ
211 :
その2:03/05/11 22:03 ID:8LgSx5Sj
「お邪魔します。」
「今誰もいないから、遠慮しなくていいのよ。」
江利子はそっけなくそう言うと、つっかけていたミュールに手をかける。丁度玄関に上がりこんでスニーカーを脱いでいた令の目線上に、靴を脱ぐ江利子の美しい仕草と白い踵が目に飛び込んできて、令は思わず目を細めた。
相変わらず、お姉さまの動作はお綺麗だなあ。
江利子の仕草は、実にそっけなく無造作なのだが、不思議と美しかった。
ことに、靴を脱いだり、髪をかき上げるといったさりげない所作が特に美しい、と令は以前から思っていた。がさつな自分は元より、クラスメイト達や由乃の可憐で愛らしい動作ともまた違う、どこか大人っぽい女性らしさに、令はしばしば見惚れたものだ。
再会した本屋でお茶でも飲まないか、と誘ってきた江利子だが、濡れ鼠状態の令に気付くと、すぐに提案を変更した。自分の家がすぐ近くにあるから、寄っていけ、と言うのだ。
提案と言うより命令に近かったが、令はありがたくその申し出を受けた。江利子の世話になると言うのは、普段の令なら遠慮する所であるが、実際困っている所だったからありがたかった、というのもあるし、素直に江利子が自分を誘った、というのが嬉しくもあった。
そんなわけで、今令は江利子の家の玄関先に上がりこんでいる。(ちなみに本屋から家まで、江利子の傘に入れて貰った。いわゆる相合傘という奴だ。)つい30分前ほどまで、想像していなかった展開に、令自身少し驚いている。
丁寧に脱いだ靴を揃えていると、いきなり視界がふさがれた。江利子が放り投げたバスタオルが、令の頭上に降ってきたのだ。礼を言ってバスタオルで髪や体を拭こうとすると、今度はポカリと頭をはたかれた。
「お・・お姉さま?」
「ダメよ、令。そのバスタオルはそんなことの為に渡したんじゃないわ。」
「え?」
キョトンと聞き返す令に、江利子は厳しい顔で答えた。
「お風呂に入りなさい。風を引くわよ。」
「え・・・でも・・・。」
「帰ったら入ろうと思って丁度家を出る前に沸かしておいたの、入りなさい、令。」
これは着替え、と言って江利子は令の手に丸めて持っていた自分の下着と洋服を手渡した。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
黄薔薇キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ッ!!!!
これから江利子様乱入で風呂プレイに持ち込むのか、それとも風呂上りか。
続きが気になる…
・・・だましてSMだな。
俺の占いは当たる。
占いかYO!w
214「俺の占いが、やっと外れる……」な展開をキボンw
217 :
その3:03/05/12 01:59 ID:m5nUGvDp
人生は何が起こるかわからないものだ。
湯船につかりながら、令はぼんやりとそう考えた。
半ば強制的に、令は鳥居家の風呂に入る事になった。ありがたいやら恐ろしいやら、
でいまだに何やら実感がわかない。どうしてこういう事になったんだろうか。
令は長い手足を窮屈そうに湯船の中にひっこめ、浴室の中を見渡した。
西洋風というか、今風というか、シンプルで上品な、洒落た風呂場である。令の家とも、由乃の家とも全然違う。
思えば、他人の家の風呂を借りるのは初めてだなあ。
このどこかモダンなタイル張りの風呂場に、自分はひどくそぐわないような気がする。
なんだかんだ文句をいっても、古くてシャワーのない檜の風呂場が自分にはお似合いなのだと思い、令は一人苦笑した。
やはり、ここの風呂場にはお姉さまのような方がふさわしいなあ。
そう思って何となく江利子がこの浴室を使っているところを想像してみて、令は赤面した。
そのまま浴槽の中に頭を静める。
思わずお姉さまの裸まで想像してしまった・・・・。
遠くで江利子が自分を呼ぶ声が聞こえた気がしたが、のぼせた令の頭には届かなかった。
スバラスィ!
脱帽です。
一緒にお風呂プレイ!?
ヤバイ、超好みのシチュエーションだ
お風呂プレイ来るか?
江利子×令なのか、
令×江利子なのか。
>かつて自分の姉であった人
これだけ気になった。
やっぱりお姉さまは卒業したってお姉さまだよ!!
はげどう
ぱんつはともかくとして、江利子の洋服を令は着られるのだろうか。それが心配だ。
225 :
209:03/05/12 15:03 ID:1ZNw7dFw
>222
>223
ご指摘どうも。
確かにそうですね、すんません。気をつけます。
>>224 でかいサイズなんだよ。
…………たぶん。
動いたら、ビリっと肩口が裂けたりしてね(w
まあ、洋服といってもブラウスやなんかじゃなくて、
ジャージやトレーナーみたいなものでしょう。
元ロサ・フェティダのでこちんでもジャージぐらい持っててもいいよね。
サイズは合わなくてつんつるてんになっちゃうと思うけど。
それもまた良し。
っていうか、あまり細かく突っ込まれてばかりいると、SS書きは書きにくくなるよ。
元SS書き、語る。
228 :
204:03/05/12 19:38 ID:Dq0tbNrm
江利子が心配そうに令の顔を覗き込んでいる。
いつもの覚めた表情ではない。眉をしかめ、目は潤んでいる。
江利子のそのような不安げな表情を、令は見た事がなかった。なんだかひどく珍しいようなものを見たような気がして、少し驚いた。
そして、ああ、お姉さまはやはり、どんな表情でもお美しいなあと人事のように考えながら、その顔を見上げていた。そんな令の髪や頬を、江利子は優しく撫でている。
これは夢だろうか。
このありえない状況(というか、ありえない姉の態度)を、令はそう結論づけた。江利子の顔越しに見える天井も、見慣れない景色だ。夢に違いない。
第一由乃ならともかく、自分の顔を覗き込んでいるのが江利子という所が、これがまさしく夢だという事を物語っている。
でも・・・悪くない夢だ・・・。
「気がついた?」
江利子の声が耳に入る。音声付の夢か、と感心していると、江利子は令の上半身をゆっくりと助け起こした。
視界が一転して、江利子の顔越しに見えていた天井が壁に変わる。
向かい合った江利子がクリーム色のゆったりとしたバスロープを羽織っているの見て、わずかに令は動揺した。
な・・・何だこの夢は。
目が覚めたらバスロープ姿の江利子が優しく令の髪や顔を撫でている、というのは一体どういうシチュエーションなのか、それともこれは自分の秘められた願望だとでも言うのだろうか。
混乱する令を他所に、江利子は小首をかしげて令に尋ねた。
「水でも飲む?」
「いえ・・・大丈夫です・・・・。」
反射的に答えると、江利子はそう、といってホッとした様な表情を浮かべた。
水を断ったから、というより、令が喋ったと言う事実に安心したようだ。
229 :
205:03/05/12 19:39 ID:Dq0tbNrm
「私は確かにゆっくり入りなさい、と言ったけど、何ものぼせるまで入る事はないのよ。」
「え・・・・?」
「呼んでも返事がないから覗いてみたら湯船でのびているんだもの、吃驚したわ。」
江利子はそう言って顔をしかめる。いくら夢とはいえ、衝撃的な告白に令は驚きのあまり返事も出来なかった。湯船で伸びていた?
試しに恐る恐る自分を見下ろして見て、今度は卒倒しそうになった。
その時まで気がつかなかったというのも実に間抜けな話であるが、令は素っ裸の上にバスタオルをかぶせてあるだけ、という実に情けない格好だったのだ。
なんで私が湯船で伸びた挙句、お姉さまにそんな醜態を見られねばならないのだ・・。
いくら夢とはいえ、もうちょっとどうにかならないものか・・・。
周知と混乱のあまり絶句している令に、江利子はさらに追い討ちをかけた。
「風邪を引くといけないから、ちゃんと隅々まで拭いてあげたのよ、感謝して頂戴。」
「す・・・隅々って・・・・。」
「丁度下着を着せようとしてる時に令が起きたの。助かったわ。」
令ってばマグロみたいにグテッとしたまま動かないから、手足を動かすだけで大変だったのよ、と江利子は眉をしかめて小声で続けた。
「マグロ・・・・。」
恐ろしい事に、徐々に記憶がよみがえってきた。
確か令は、今日駅前の本屋で江利子と会わなかったか?挙句の果てに家にお邪魔して浴室を借りなかったか?夢にしては、妙に色々リアルではないか?
流石にこの時になると、これは夢ではないのではないか・・・と令も思わないでもなかったが、それを認めるのはひどく恐ろしかった。
というか、むしろ夢であって欲しい、という思いから、令は最後の抵抗を試みた。
「でも・・・のびている私をどうやって・・・・。」
230 :
206:03/05/12 19:40 ID:Dq0tbNrm
こう言ってはなんだが長身でごつい自分を(江利子の言うようにマグロのごとき状態でのびていたというのなら。)、この、見るからに非力な江利子に自分を浴室から運ぶ事ができるだろうか?いや、できまい。
「やだ令ったら、覚えていないの?」
江利子は呆れたように目を見張った。
「浴槽でのびている貴方を必死の思いで浴室から運んだのは確かに私だけど、そこから先は令が自分で歩いたのよ?」
「じ・・自力で・・・・?」
「勿論ヨタヨタ歩きだったから私が肩を貸したわけだけど。」
流石に一人でここまで令を運ぶのは私には無理ね、と言って江利子は辺りを見渡す。
令も江利子にならって周囲を見渡した。趣味の良いカーテン、ぎっしりと本の詰まった本棚、綺麗に片付けられた机・・・・。
整頓された、というよりどちらかというと極端に物が少ない、シンプルな部屋だ。
「ここ・・・ここって・・・・。」
その時令はようやく、自分が江利子の部室のベットの上に
ヒイイイイ…………!
こんな気になるところで終わられちゃ生殺しだよ(*´Д`)ハァハァ
232 :
209:03/05/12 19:59 ID:Dq0tbNrm
謎の番号を振ってしまってすまん。
挙句に最後抜けてますね。
その時令はようやく、自分が江利子の部屋のベットの上にいる事に気がついた。
となります。
すみません。
233 :
222:03/05/12 21:24 ID:22lDlzwy
ホント、細かい所突っ込んで申し訳ない。
でも個人的に、そこ以外は完璧なんです。最高。
オリジナルでは殆ど興味なかった黄薔薇姉妹に、今興味津々ですw
応援してます。頑張ってください。
お風呂プレイじゃないけど萌えてキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
エリチャンサマ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━
蟹
いろんなとこでSS読んだけど、原作のイメージにそった蟹さまってあまりいないね・・・
蟹さまは難しいよ
エロはもっと難しいよ
>前スレの985さん
指定されてたのに、気が付かなくてすみませんでした。
軽い内容でよければ静さま×祐巳ちゃんに挑戦してみますが、それじゃダメですか?
もうくるな
まずコテハンやめろよ。
北枕さんのSS好きなんだけど…
故ってことは、もう書かないんですか?(´・ω・`)ショボーン
逝け
247 :
その7:03/05/14 23:28 ID:dK2F7342
お姉さまの部屋・・・・
お姉さまのベッドの上・・・・
バスロープを羽織ったお姉様・・・
そして・・・
「令?大丈夫?」
思わず天井を見上げたまま放心している令の顔を、江利子は両手ではさむと、自分の方にぐいっと引き寄せた。不安気、というより不審気な表情で、令の顔を覗き込む。
「まだのぼせているんじゃない?大丈夫?ここが何処で私が誰だかちゃんとわかっている?」
「は・・・はい・・わかっています・・・。」
あまりに至近距離に江利子のドアップがせまってきて、令はドギマギしながら答えた。
「そう・・・ならいいのだけど・・・。」
江利子はそう言うと、ゆっくりと令の顔から自分の指をはがす。解放された令はほっとした。江利子のド迫力のドアップで迫られると、思考能力が停止すると言うか、頭が真っ白になると言うか・・・とにかく心臓に悪い。
「今日はもううちに泊まっていきなさい。外の天気もどんどん悪くなっているし。」
ぼーっとしている令に、江利子がのんびりととんでもない事を言う。
ギョッとして令は慌てて首を振った。
「い・・・いえ・・そこまでお世話になるわけは・・・。」
「だって、本当に凄いのよ、外。はっきりいって嵐よ。豪雨と強風の注意報も出ているんだから。雷もなっているわ。」
見ると確かに、窓の外は真っ暗で、窓を叩く激しい雨音が耳に入る。あまりの衝撃の状況に驚いて、今まで全然気がつかなかった。
「それに、令の服全部洗っちゃった。」
「ぜ、全部??」
248 :
その8:03/05/14 23:31 ID:dK2F7342
「びしょ濡れだったでしょ。下着も洋服も洗濯機に放り込んじゃった。」
令は頭を抱えた。江利子の服を借りて帰る、という手もあるにはあるが・・。
令は浴室へ行く前に江利子が貸してくれた着替え(江利子が着たら、さぞかし似合うだろうと思われる、白い、上品なワンピースだった・・・。)を思い浮かべた。
だめだ・・・・。ギャグだそれは・・・。
あの洋服を借りて家に帰るぐらいなら、自分の服が乾くまで待った方がいい・・・。
「そんなにうちに泊まるのが嫌なの?」
青ざめて黙り込んでいる令を見て、江利子が不服そうに文句を言う。
「い、いえ・・・滅相もない。ただ申し訳なくて・・・。」
「そんな気を使う必要はないのよ、貴方は私の妹なんだから。」
「で・・では・・・お願いいたします。」
「素直でよろしい。」
江利子は満足そうにニッコリと微笑むと、ベッドの脇の机においてある電話を指差した。
「そうと決まれば、ご両親に連絡なさい。私も挨拶するから。」
「はい・・じゃあお借りします。」
時計を見ると7時を回っていた。もう夕食の時間だ。
泊まるにしろ帰るにしろ、家に連絡は入れたかったので、その気配りは有難かった。
嵐の中帰ってこない娘を、両親とも心配しているだろう。
受話器を取り、ダイヤルを押す。コール3回目で、応答があった。
「はい支倉でございます。どちら様でしょうか?」
電話に出た可愛らしい声は、令の良く知っている少女のものだった。
ど、どうなるんだっ!?気になるー!(*´Д`)ハァハァ
めちゃくちゃ巧いなぁ・・
北枕先生まだですか。
もう押し倒すとか強姦とか無茶は言いません。
祐巳が受け状態になってなし崩し…とかでも。
>248
嫉妬の炎に身を焦がしつつも、な由乃たんキボンヌ
瞳子お嬢様の白い裸身が乱れに乱れてエビの様に反って縦ロールがびよんびよん揺れている。そんなダメ脳内映像が発生しましたが相手が思い浮かびませぬ。受けにしろ攻めにしろ。
瞳子の縦ロールと両乳首にワイヤーを付けて引っ張る
瞳子みたく縦ロールの髪の毛にしてお姉様にごろにゃんする祐巳
祐巳。絶対祐巳。
100歩譲って柏木。
嵐の中、傘も差さずにただ猛然と鳥居家目指して突進する島津由乃
そんな事とは露知らず、江利子と令はいちゃついていた・・・・・・
黄薔薇三姉妹の3P…
(;´Д`)ハァハァ
突出する由乃・バン・ヒュー。
それを挟撃する江利子・ロイエンタールと令・ミッターマイヤー。
・・・黄薔薇三姉妹の3P(;´Д`)ハァハァ
銀英伝でつか…
261 :
その9:03/05/16 01:48 ID:fWopjzIU
電話に出たのは、令の従姉妹であり、妹でもある島津由乃だった。
どうやら今日は令の家に寄っているらしい。(これはよくある事だ。)
「由乃、来てたんだ・・・。」
「令ちゃん?うそ、今何処にいるの?連絡ないから皆心配してたんだよ。」
「ああ、丁度お姉さまのお宅にお邪魔しているんだけど・・・。」
「えっ!!黄薔薇様の・・・?」
由乃が驚いたようにきき返してくる。その声のボリュームの大きさに、令の隣に座っていた江利子が顔をあげる。「黄薔薇様」という名前を聞き取ったらしい。
電話越しに、令なの、由乃ちゃん、というのん気な母の声が令の耳に入った。
「うん、だからちょっとお母さんに代わってくれないかな。」
「なんで?なんで令ちゃんがこんな嵐の中、黄薔薇様の家にいるの?」
令の頼みをいっそ清清しいほど綺麗サッパリ無視して、由乃は令を問い詰める。
「なんでって・・・まあ成り行きで・・・。」
令は言葉を濁した。なんでこうなったのか、というのはむしろ令自身が聞きたいぐらいだ。
「そんなんじゃわかんないよ、もっとよく説明してよ。」
「あーもうそれはまた今度説明するよ。とにかく、今はお母さんに・・・。」
「・・・・ちょっと待って、令ちゃん、今夜帰ってくるの?」
この勘の鋭さ、流石としか言いようがない。令は一瞬答えに詰まった。
「いや・・・今日は天気も天気だし・・・泊めていただこうかと・・・。」
「泊めていただく!?令ちゃんがっ!!黄薔薇様の家にっ!?」
由乃は信じられない、と呟いてそのまま絶句している。電話を令の母に取り次ぐ気はどうやら微塵もなさそうだ。
参ったななあ・・・。どうしてこうなるんだ・・・。
262 :
その10:03/05/16 01:50 ID:fWopjzIU
なんと対応しようか頭を抱えていると、ふいに隣から白い腕が伸びてきて、令から受話器を奪った。
令がぎょっとして振り返ると、江利子が受話器を肩に挟みながら、楽しそうな声を出している。
「もしもし由乃ちゃん、お久しぶりね。元気?」
「今日本屋でバッタリ令に会ってね。ちょっとお茶でもと思ったんだけどこの天気でしょう?雨がやむまで、と思ってうちに呼んだのだけど、やむどころか嵐になっちゃって。」
「そういうわけだから、今日は泊まってもらおうと思ったの。納得してくれたかしら?」
江利子の理路整然、とした説明に、令は思わず尊敬のまなざしを送った。
そうなのだ。そういう事なのだ。こうして聞いていると、多少さっぴいているエピソード(風呂場で令がのびた、等)はあるものの、何もおかしなことなどないではないか。
しかし、令はいつまでも感動しているわけにはいかなくなった。
次第に隣で展開されている会話が、不穏なものに変わってきたからだ。
「由乃ちゃんも、心細いかもしれないけど、もう二年生なんだもの。いつまでも令に甘えて困らせちゃダメよ。」
「え?そんな事ない?でも、そう見えるわよ。焼餅もほどほどになさい。」
「令を困らせているのは私の方?あら、私はいいのよ、だって姉ですもの。」
「由乃ちゃん、じゃあ令にこの嵐の中、自宅まで帰れって言うの?」
「何を心配しているんだかしらないけど、そんなに心配なら、由乃ちゃんもうちへくる?
私は構わなくてよ。無茶?あら、でも貴方が言っているのはそういう事よ。」
聞こえてくるのは江利子の言葉のみ。由乃の言葉は令の耳には入ってこない。
(由乃のヒステリックな甲高い声が所々受話器越しに聞こえてくるが、何を言っているのかまではわからなかった。)
それでも会話の流れからして、由乃が怖いものしらずにも江利子にくってかかり、
それを冷静な口調で江利子があしらっているのだけはわかった。
しかし、口調こそ冷静だが、江利子の瞳は生き生きと輝き、頬は興奮のため薔薇色に上気している。彼女がこの状況を楽しんでいる事は明らかだ。
ダメだ・・・由乃ではお姉さまには太刀打ちできないって・・・。
令は電話の向こうで、おそらく顔を真っ赤にして毛を逆立てているであろう由乃に、心から同情した。
263 :
その11:03/05/16 01:54 ID:fWopjzIU
「じゃあ由乃ちゃん、今話した事情、隣にいらっしゃる令のお母様に伝えておいてね。
それから、これはお祖母ちゃんとしての忠告だけど、あんまりキャンキャンほえてばかりいると、そのうち本当に他所で浮気されちゃうかもよ?じゃあ、ごきげんよう。」
江利子が優雅な手つきで受話器を置く。それまで固まっていた令は、はっとしたように顔をあげると、ひれふさんばかりにえりこに頭を下げた。
「も、申し訳ありません・・・。」
「あら、いいのよ。久々に由乃ちゃんと一戦まじえられて楽しかったわ。」
「・・・・は?」
「あら、気がついていなかったの?」
江利子はおかしそうに顔をゆがめた。
「私と由乃ちゃん、令をめぐってしょっちゅう戦っていたの。これで何度目かしら。」
令はこれ以上ないというぐらい、色素の薄い瞳を見開いた。何だって?
「よく由乃ちゃんを挑発しては蓉子に怒られたわ、大人気がないって。」
「・・・・。」
「でも、由乃ちゃんって反応がストレートだから、つい面白くてね。焼餅やかれるのって気分いいから大好きよ、私。」
江利子はその頃を思い出してか、クスクスと楽しそうに笑った。
「本当に全然気がつかなかったの?」
「・・・はい・・・。」
「もう・・・本当に鈍いんだから。」
江利子はそう言うと、令の顔を悪戯っぽく覗き込む。令はどういう顔をしていいのかわからず、江利子の視線から困ったように目をそらした。
「令、由乃ちゃんはね、私が貴方に何かちょっかい出すと思ってあんなに焦っているのよ。」
「え?まさか・・・。」
「私はそんな気なかったのに・・・由乃ちゃんったら、馬鹿ね。まだ私の天邪鬼な性格、まだわかっていないみたい。」
264 :
209:03/05/16 02:40 ID:fWopjzIU
展開遅くて申し訳ねっす。
舞台は整った! って感じですね。
つか、展開上手いよ!
濡れ場期待してまつ。
盛りUPしてまいりましたねぇ。
ところで登場人物を動物にたとえると何になるんでしょうね。
うさぎ志摩子
狼聖
犬佑巳
猫由乃
あたりは定番として・・・。
>>209氏
藪をつついて蛇をダシター!!
見事な導入です、この流れを活かして濡れ場でも是非!
黄薔薇最高〜!!
原作のキャラを全く壊さずこんな状況に持ってゆけるあなたに感心します。
頑張ってください。マターリなペースで構いませんから。ずっと待ってますから!
いきなり親と兄ちゃんたちが帰ってきて終わったら笑えるんだが
うーはやくRosaFoetidaのえちぃシーンが…
>>209さま
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
天邪鬼な江利子さまが由乃さんの過剰な反応にメラメラ燃えてるのですな?
次も期待してます!
蟹名静嬢は狐かなぁ?
蟹だろう
狐は江利子か蓉子あたりかも
祥子をアザラシあたりで
>祥子をアザラシ
よくわからんが、なんとなく
(*´д`*) カ、カワイイ・・・
>>272 ああ、祐巳はたぬきのほうがいいですね。
犬令もなかなかいいかも。
蟹名嬢は難しい・・・。
加東景さんは蟻地獄
>241,>246
もうこないよ……。
さようなら。
静さまのSS待ってた人、ごめんね。
>279
|
|ДT) キタマクラサンガイナクナッタラ
|⊂ § トウコサミシイデスゥ・・・イテホシイデスゥ
|
|Д゚) ッテ、ココ、コワイトコロデス
|⊂ § トウコモウオウチニカエルゥ
|
| サッ
|彡
|
281 :
誤爆:03/05/16 20:30 ID:LM1dUU+S
要芽お姉さま(CV:ウルトラマンA)
「お待ちなさい。リボンが曲がっていてよ」
駄目だ、こんなサンプルボイス聞かされたら・・
>>209 お上手です。
いっそこのままエロなしでもいいと思うのは俺だけ?
284 :
おっ!!長者番付にこんな人が・・・:03/05/16 22:35 ID:qpXhfZFn
夏の終わりのひととき3
「祐巳さま? 」
乃梨子ちゃんは、侵入者の存在にようやく気がついた。
「乃梨子ちゃん…… 」
祐巳は、小さく呟いた。そして、部屋の中央をあらためて見つめる。
とんでもない姿を見られてしまった彼女は、顔を真っ赤にして、激しく
捲れ上がったスカートを抑えている。
「ごめんなさい…… わ、わたし、こんなことするなんて…… 」
相当、動揺しているのだろう。半ば声が裏返っている。
「あのね…… 」
思いきって声をかけてみたけれども、言葉を続けることができない。なんて言えば
よいのか分からなかったから。
しかし、重たくて気まずい沈黙に、先に耐えられなくなったのは、乃梨子ちゃん
だった。
「ごめんなさい。祐巳さま…… 」
彼女は、一度だけ大きく息を吸いこむと、堰を切ったようにしゃべりだした。
「一人でいたら、変な気持ちになってしまって、お姉さまの姿が浮かんできて、
我慢できなくなって……
ほんと、馬鹿ですよね。リリアンの生徒にあるまじき振る舞いですよね」
「…… 」
「私、この学校に通うつもりは、なかったんです。玉虫観音を観る為に、
京都に行って、雪が降って新幹線が止まって、本命の高校を受けられなかった。
だから、リリアンに入ったんです。それなのに、志摩子さんに可愛がってもらって、
『 白薔薇のつぼみ 』 なんて過分な称号頂いちゃって。それで天狗になって、
舞いあがって…… 」
「そんなこと、言わないで…… 」
祐巳は、たまらず制止の声をあげた。
しかし、乃梨子ちゃんは溢れ出す言葉をとめようとはしなかった。
「本当に、私、どうしようもないですね。妄想上の志摩子さんを使って
オナニーするなんて…… 最低ですね。非道いですよね。
瞳子の言葉じゃないけど、志摩子さんの妹にふさわしくないです。なんで、
ロザリオ、受け取ったんだろう? 仏像愛好家のくせに。本当に節操なしだ。
もう…… 薔薇の館に行かないほうがいいですよね…… 」
「乃梨子ちゃん! 」
祐巳は、短く、強く叫んだ。そして、傍に駆けよって彼女をぎゅっと抱きしめた。
乃梨子ちゃんが、言葉の刃で自らを傷つける姿は、あまりにも痛々しくて、
黙って見てなんかいられなかった。
「大丈夫だよ…… 」
祐巳は優しく声をかけた。そして、乃梨子ちゃんの細かく震える背中を、ゆっくりと
撫でてあげた。
「ごめん…… なさい」
暫くすると、壊れかけたエアコンの排気音のような、微かな嗚咽の声が
聞こえてきた。同時に、密着した少女の身体から発した、ほんの少しだけ甘い匂いも
漂ってくる。
乃梨子ちゃんって抱きごこちいいな……
前に、由乃さんを抱きしめたことがあるけど、ほんの少し違うかな。
華奢な由乃さんより、ちょっとだけ肉付きが良いかも。
それにしても……
女の子の身体を抱きしめるのは気持ちいい。そして、ドキドキする。
前の白薔薇さまである聖さまが、事あるごとに自分を抱きしめた気持ちが、
少しだけわかったような気がした。
えっと、どうしよう――
ずれかけた思考を何とか戻して、祐巳は考え込んだ。
このままでは、自分のせいで彼女に大きなトラウマを残してしまう。もしかしたら
立ち直れないかもしれない。
それと、乃梨子ちゃんが志摩子さんを避けてしまうのも困る。二人は仲の良い姉妹で
あってほしいから。
考えろ――
祐巳は、祥子さまを花寺の男子生徒に引き合わせる計略を巡らせて以来、あまり
活発に動かすことがなかった、脳細胞にフル稼働を命じた。
乃梨子ちゃんが、彼女自身を責めることを止める方法を、何としてでも考え
出さなくてはいけない。
「あっ! 」
あることはあった、だけど……
祐巳は逡巡した。この方法のリスクに気がついてしまったから。
本当にこれをやって良いのか、やぶ蛇になってしまわないか……
しかし、機会は今しかない。
やってみよう――
祐巳は、心の中の祥子さまと、志摩子さん、そしてマリア様に向かって、
そっと両手を合わせた。そして、
「ごめんなさい」
と呟くと、傷ついている少女に向かって口を開いた。
「乃梨子ちゃん」
「…… はい」
乃梨子ちゃんは、気丈にもしっかりと顔をあげて、透き通るような瞳を祐巳に
向けている。可愛げがない、という人がいるかもしれないけれど、どんな状況でも
強さを喪わないところは、大きな魅力だと思う。
(いくよ…… )
祐巳は、抱きしめていた左手を、首の後ろにまわして頭部を固定する。そして、
ゆっくりと顔を近づけていく。
心臓の音が、やけに大きく聞こえる――
ファーストキス。
この言葉が脳裏によぎった時には、既に、乃梨子ちゃんの柔らかい唇を
しっかりと塞いでしまっていた。
第3話です。よろしければど〜ぞ。
>>263 引きこまれるように読んでしまいました。
続きをとても楽しみにしております。
祐巳×乃梨子
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
続きが気になるぅっ!!!
マリア様キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!! !
男でもマリア様━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
>>283 同感。このままマターリ黄薔薇で終わるのもまた良いとオモタ。
>279
うむむ、残念。・・・・俺は楽しみにしてたよ〜
ここじゃなくても、どこか別の所で書いてくれると嬉しいっス
>>279 逝っちゃやだぁーーーーっ!!
せめて静さまのだけでも投下してから逝け
>283
うん、同感。一般向け2次創作としてみても最高にいい。キャラの言動が抜群。
でもこの作者さんのエロも見てみたい。
>>263 上手い。この状態からなら、どちらにでも逝ける。
>>279 カチンときたのはわかるけど、そんな程度の一行叩きに負けて、逝かないでくれ
瞳子も泣いているぞw
>>288 女の子の口からオナニーという言葉は聞きたくない。
あ、でも乃梨子のキャラだったらいいのかw
あと、ここらで止めないと、ものすごくドロドロとした生臭い話になりませんか?
>>296 職人が続きを書いてる途中で批評をするな。
また人が減ったらどうすんのさ
それは困るな
食人族さんもこないし
ま、たびたび書き手に厳しく当たったことの帰結か。
厳しく当たるのはいいとしても書き途中でチャチャ入れるのはこのスレ特有だよな…
厳しく当たるのもよくないと思う。
意見するのはともかくねぇ
モノの言い方は気を付けてほしいなと。書き手さんって微妙なところで気を遣うから
こういう場所に投下する以上、ヘボければ叩かれるのは覚悟の上だと思うんだが
明らかに的外れな批判とか「漏れの好みじゃないから出で逝け!」みたいなレス
があると、「ゴメン来る場所間違えたよ」と言いたくなる気持ちはすごくよくわかる。
投下レベルをキープするために敷居を高くするのは悪くないんだけど、叩く側の
レベルも問われてるということも意識した方がいいと思う。ヘボい書き手を追い出
したつもりが、得がたい書き手に見捨てられてるのでなければいいけれど・・・。
>>303 手遅れの気がするけどね(´ー`)
黄薔薇の話かいてる人や祐乃の人ははこの
学級会みたいななんともいえない流れを見て
「…帰ろう」とか考えてるかもしれないし。
帰っちゃイヤああああ!!
306 :
その12:03/05/18 01:32 ID:KoN54ZOV
一瞬江利子の言っている言葉を理解しかねて、令は瞬きした。
一方の江利子は、瞬きもせずにひたと令を見据える。
いつになく真剣な表情の江利子に気圧された様に令は思わず後退った。
しかし、令が後退りした分だけ江利子は令の方に一歩前へ乗り出してくる。
「お、お姉様、そういえば、あの・・・ご家族の方は・・・・。」
「両親は今旅行中よ。私も誘われたけど、大学の講義があったから。」
「でも、お兄様方は・・・。」
「仕事先からさっき帰れないって連絡があったわ。電車が止まっているんですって。」
「・・・電車が・・・。」
「そうよ、だから安心なさい。」
この状態で、一体何をどう安心しろと言うのだろうか。
令は青ざめながらバスタオルで身体を隠しながら、じりじりと後退する。
しかし、追い詰められた令は逃げ場を無くし、ついに後ろの壁にぶつかった。
追い詰めた江利子は、視線を令から離さずに、そっと無言で手をとる。
令の大きな手に、自らの小さな手を重ね、令の骨ばった指に自分のほっそりとした白い指を絡みつかせる。江利子の手は驚くほど柔らかかった。
「令は私の事が好き?」
「も、勿論です。ですけどそれとこれとは・・・。」
「でも、由乃ちゃんはもっと好きよね。」
「え・・・・。」
「私、今の今まで令が由乃ちゃんを好きなこと気にしていなかったの。だって、令の一番になれない事は、最初からわかっていた事だもの。」
令は驚いて江利子の顔を見上げた。
思えば、江利子が自分の内面の事を令に話したのはこれがはじめてと言ってよかった。
「由乃ちゃんはなんであんなに焼餅焼くのかしら。本当に不思議だわ。令が由乃ちゃんにメロメロなのは、誰の目にも一目瞭然なのにね。」
「・・・・・。」
「それとも、令を100%独占しないと気がすまないのかしら。ちょっと欲張りね。」
江利子は令の大きな手を自分の白い頬に当てながら、小首をかしげてそう呟いた。
307 :
その13:03/05/18 01:33 ID:KoN54ZOV
「・・・私は・・・お姉さまが好きです。」
ふいに令が口を開いた。江利子は令の手を頬と手で挟みながら、無言で先を促す。
「お姉様と由乃を比べたりなど出来ません・・・。」
「それは違うわ。令は私と由乃ちゃんを比べられないんじゃなくて、由乃ちゃんと誰かを比べられないだけよ。由乃ちゃんは令にとって別格だもの。」
わかるでしょ?と、江利子は呑み込みの悪い子供に言い含めるように、ゆっくりと優しく説明する。それでも令は素直に江利子の言葉を認める訳にはいかなかった。
「由乃は・・・従姉妹で・・・妹のようなものです・・それに病弱だったし・・・。」
「さっきも言ったけど、私は別に自分より由乃ちゃんを好きな令に不満があるわけじゃないのよ。」
令の言い訳を、江利子は途中で遮った。
「勘違いしないで欲しいんだけど、令、私はね、由乃ちゃんを世界一愛している、そんな令が好きなの。そこ込みで気に入ったのよ。」
かつて令が江利子に、何故自分を妹に選んだのか聞いたとき、江利子はそっけなく「面白かったから。」と答えた。それは単に自分の容姿に関する事だと思っていたが、江利子が令を「面白い」と判断した理由は、それだけではなかったようだ。
「でも、今日みたいな事があるとね、ちょっと由乃ちゃんに意地悪してみたくなるの。」
江利子は真剣な表情でそう言うと、令の両頬を両手ではさみ持ち上げた。
その口調にはかすかに怒りが含まれている。至近距離で迫る江利子の顔のアップに、令は蛇に睨まれた蛙のごとく、その場から動けなかった。
何か話すことも、江利子から視線をそらす事も出来ない。
江利子は熱っぽく潤んだ瞳で令をしばらく凝視していたが、やがてポツリと呟いた。
「今日一日だけでいいわ。お願い、今日は私のことだけを考えて、令。」
返事を待たず、江利子は瞳を閉じて令の唇を塞いだ。
308 :
209:03/05/18 01:37 ID:KoN54ZOV
自分はツッコミも反応のひとつだと思っているので、
いつもどのコメントも有難く読んでいます。
ただ、やはり書き手さんがいなくなってしまうのは読み手として寂しいですね。
紅茶菜月さんも続き楽しみにしています。
>>308 いい…絵とか描きたくなってしまいます…
━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!! (声にならない叫び)
>>308 すごく綺麗です。
江利子さま……。なんか切なくなる(´Д⊂
き……黄薔薇様……。・゚・(ノД`;)・゚・。
>>312 あら、あなたキバラサマって読んでるんじゃないでしょうね?
朝起きたら続きキテ(゚∀゚)タ━━!!
くぅ〜、切ない・・・切なすぎる・・・・・・。そして上手い!
スレタイの「エロ薔薇(=黄薔薇)革命」にピッタリだと思いました。
>>313 「き・・・(キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!)・・・黄薔薇様……。・゚・(ノД`;)・゚・。」
と言いたかったのではないかと推測してみる。
>>307 情景が浮かんでくるなぁ、グッジョブ。
>309
描いてくれ〜。
>>296 >あと、ここらで止めないと、ものすごくドロドロとした生臭い話になりませんか?
むしろこのまま最後までやってしまい二人はその後も幾度となく浮気を繰り返すようになり
やがて志摩子の存在が邪魔になった祐巳と乃梨子はわざと二人の性交を覗き見させるよう
な状況をつくりそれを見てしまった志摩子は絶望してリリアンを去り修道院に入るその後祐
巳は乃梨子を妹にし空位になった白薔薇さまは選挙で選ばれるという展開が良いだろう。
321 :
名無しさん@ピンキー:03/05/19 22:06 ID:FPsc0smv
それはそうとして志摩子は好きな子に捨てられたら
どうなるのかには少し興味がある
そんな志摩子さん見たくない!・゚・(ノД`)・゚・
>>319が実は夢で目が覚めると横には瞳子がいて「責任とって下さいね」で…
ワケワカンネ
志摩子さんは好きな人がいなくなったらふっと魔が差した瞬間に自殺してしまいそうな雰囲気がある。
でも信仰が固いとそれもできないかな。抜け殻のように生きるんだろうか。ああああ救ってあげてぇ
>>325 で、前スレの819とか835に続く、と。
いや、エロじゃないネタだったけど、何気にアレ好きだったので。
>>323 >瞳子がいて「責任とって下さいね」
言われたい・・・
ちょっと思ったんだがさ、
聖さまと蓉子さまって
白視点だと白受け
紅視点だと紅受け
が多いよな。
これを両立させるような
解釈はないか?
お互い『相手に翻弄されたい』って本心の現れじゃないのだろうか?
>328
心が通じ合った瞬間に崩壊しそうなカップルになるな
>>328 うーん。どちらも相手に対しては臆病になるんじゃないか?
だから受けに回った感じの話になるんだと思う。
どちらかが一歩踏み出したらうまくいくのに
その一歩を踏み出すまでは受け身なんだな。
で、白視点のときは蓉子さまが一歩踏み出す。
紅視点のときは聖さまが一歩踏み出す。
ってことじゃないかと。
>>331 そういう関係を仏教では祥子と祐巳と言ってな
333 :
山崎 渉:03/05/22 02:23 ID:kEHAV9zG
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
>>328 蓉子さまと聖さまが深い関係になる、というのはとても魅力的だけど。
あなたが言っているような状態を得るためには、
>>331さんの言うような理由があるから、
かなりの時間を必要としそうだね。
小さなエピソードを幾つもパズルのピースのように入れながら書いていくとして、
コバルト文庫で二冊分くらいの分量になるのかな(w
そんな長いのもう書けないよ〜
しまった。なぜかメール欄に・・・。
恥ずかしいっ
怒らないから帰って来なさい
もう、夏休みが終わろうとしている。祥子の気はそぞろになる。祐巳にも妹ができるだろう二学期。祐巳もつぼみからついに華、開く二学期。
しかし、それは祥子と祐巳の別れの序章であることもわかっている。
ついに、あの計画を実行するべきか……。
祐巳を小笠原家に、それも祥子専属の付き人として迎え入れることはできないだろうか……
その甘い誘惑に祥子は抗う術もなく。
>>335 書いて下さい、あなたが。(ナチュエロでね)
>>339 彼は死にました。
成仏しきれずにまだこのスレの周辺を漂っているようだが。
それより
>>90氏のSSはまだだろうか。
あ、でもマッタリ待っております。
342 :
その14:03/05/23 00:55 ID:7WO4DTg+
気持ちいい・・・。
江利子の唇の感触をじかに感じて、令は真っ先にそう思った。
女の子の唇と言うのは、こんなにも柔らかく心地良いものなのだろうか。それともそれは女の子全般ではなく江利子だからなのだろうか。
江利子は両手で令の顔を何度も持ち直し、角度を変えて何度も唇を重ねてくる。
時には軽く触れてはすぐに離し、時には強く押し付ける。
経験のない令は江利子のその連続攻撃にとにかく圧倒された。クラクラと眩暈がする。
な・・なんか・・・慣れてないか?お姉様・・・。
あまりの心地よさと深刻な酸欠不足に朦朧としながらも、何やらそれが令には気になる。
目を白黒させているばかりの自分と比べて、随分と、手馴れている感じだ。
実はそちらの経験が豊富なのだろうか。
あるとしたら・・・誰だろう・・先の黄薔薇様か・・それとも案外聖様辺りと・・・。
・・・できれば、あの熊男でないといいなあ・・・。
ぼんやりとそう考えていると、ふいに江利子の舌が令の唇に触れる。
思わずドキリとしたが、江利子の舌はそのまま令の口内には侵入せず、ゆっくりと令の上唇の内側から下唇の内側を撫であげる。
その焦らす様な甘い攻撃に、令の中で何かが動いた。
「・・・・んっ!!」
それまで江利子に顔を挟まれ、壁に身体を預けるようにしてなすがままにされていた令だが、上体を起こし、江利子の背中に片手を回す。
そのまま江利子の腰を強く引き寄せ、もう片方の手で江利子の後頭部を優しく抑えて、自分の方から唇を押し付けた。
江利子の、素早く短い、小鳥のついばみのような口付けではない。
深く、激しい口付けだった。
>>342 直接的なエロ表現無し・チュパ音無しなのに・・・
エロいです。
エロすぎます。 (;´д`)ハァハァ
>>342 切なくなるのはなぜだろう……(´Д⊂
素晴らしすぎます。
本スレにコピペされたよ。
誰とは言わないけど静×祐巳を書けば成仏できると思うよ。
祐巳×瞳子書いて〜
この微妙な寝取られ感が堪らねー(*´Д`)ハァハァ
令×由乃がやっぱり好きなんだが黄薔薇様となら浮気も悪くないなこれw
酸欠不足?
つまり過呼吸
いそいでビニール袋をかぶせよう
目隠しされた聖さまがいじくりまわされる、というのはどうだろうか
誰に?
蓉子さまか景さん以外にはあるまい。両方でも可。
あ、でも祐巳にってのも捨てがたい…
まるで絵筆のようだがもっと硬い毛を無造作に束ねたものだと思われる感触が聖の乳首の周囲をしつこくくすぐる。敏感な蕾はそれを悦びと認めて、ゆっくりと張り詰めていく。
「もう…やめな……さい…」
震える声で拒絶する。しかし、そんな上級生としての立場で発した言葉などは、二人にあっさりと無視された。
祐巳。由乃。二人は可愛い後輩たちだ。妹のようなものだ。
しかし今、聖は二人の手で着衣を全て奪われた上で椅子にきつく縛められ、さらに視界さえ目隠しによって奪われている。何故なのだろう。聖にはわからない。
「聖さま。これがなんだかわかりますか?」
聖の思考を遮るように語りかけてきたのは由乃だろう。その声はすぐそばから聞こえる。今、聖を責めているのは由乃なのか。
由乃の姿が脳裏に浮かぶ。華奢な後ろ姿。可憐な、愛らしい微笑み。そして、長い――まさか。
「答えられたら、やめてあげますよ」
黙っていると、乳房を掃くようにその筆のようなものは這いまわり始めた。
全身が粟立つようなむずがゆさがじわじわと肌から染み込んで来てゆっくりと痺れるような快感に変わっていく。いつまでも続きそうで終わる予感は感じられない。
このままでは、変になってしまいそうだ。
聖は一度だけぎりっと奥歯を噛みしめ、口を開いた。
「それは、由乃ちゃんの三つ編みね……」
「正解」
突然、乳首を乱暴につままれた。
鈍い痛みとともに、敏感な部分にたっぷりと集められた官能が一瞬で全身を駆け抜け、聖は白い首を大きく反らして声を漏らした。
「ああっ……!!」
>>357 やっぱり聖さまが攻めの方がいいな。なんか陵辱みたいに感じる。なぜか……。
>>358 でもよしのんが三つ編みの先っちょで乳をくすぐってるとこを想像すると微妙に笑えないか
メール欄に「間に受けないように(w]」とか書いてるし半分ギャグみたいなものだろう
>>359 うん、ギャグみたいな感じだ。ま、でもやっぱり聖さまは攻めだな。
そろそろ浮上させた方がエエ??
夏の終わりのひととき4
「ん…… 」
乃梨子は、瞳を大きく見開いた。
ぷにぷにとした柔かい感触が、直に唇に伝わってくる。
私、キス、しちゃったんだ……
志摩子さんとの口付けは、何度も、何度も空想していたけど、まさか、祐巳さまと
するなんて……
乃梨子の脳裏に、志摩子さんの哀しげな顔が浮かび、心にチクリと刺すような痛みが
走る。しかし不思議なことに、祐巳さまに対する嫌悪感は、ほとんど沸いてこない。
何故だろう?
頬を桜色に染めあげ、鼓動を速めながらも、乃梨子の怜悧な頭脳は、自分自身の
感情についての分析を冷静に始めていた。
―― 志摩子さんは特別だけど、祥子さまや、令さま、由乃さまではダメで、
祐巳さまとならいい。これは、浮気なのだろうか ――
脳裏をよぎった危険な思考を慌てて振り払う。私が想っている人は志摩子さんだ。
これは変わらない。だけど……
祐巳さまの魅力、か。
乃梨子は小さく呟き、唇を奪ったひとの顔をみつめなおした。
…… 最初に祐巳さまと薔薇の館で会った時は、正真正銘のお姫さまである祥子さまや、
宝塚のトップスター顔負けの美少年である令さまに隠れて、あまり目立っては
いなかった。しかし……
乃梨子の脳裏に、志摩子さんが楽しそうに話してくれた言葉が甦ってくる。
…… 学園祭の直後に、『紅薔薇のつぼみの妹』として、薔薇の館の住民となった
祐巳さまが、前の薔薇様方にとても可愛がられて、あっという間に溶けこんだこと。
そして、志摩子さんのお姉さまである佐藤聖という方は、祐巳さまと会ってから、
とても穏やかな人柄に変わっていったこと……
(人を惹きつける魅力があるのかな)
乃梨子は、今度は心の中だけで呟いてみる。
「何、考えているの? 」
目線をあげると、何時の間にか唇を離した祐巳さまが、不思議そうな表情を
浮かべている。興味深げに自分を見つめているくりくりとした瞳が、失礼ながら
可愛らしい。
「え…… えっと」
祐巳さまの魅力について考えていたんです。とは言えずに、乃梨子は口ごもった。
しかし、祐巳さまは、えへへ、と笑うと再び唇を寄せてきた。
「あっ…… んむっ!? 」
乃梨子は驚き、くぐもった声をあげた。さっきと同じ口付けではなかった。
なんと、祐巳さまは舌を入れてきたのだ。
「…… んんっ」
信じられない事態に動揺した乃梨子をよそに、祐巳さまの舌端は、易々と唇の隙間を
こじ開け、中へと侵入していく。
そして、ついに乃梨子の舌を捕捉すると、ゆっくりと味わいはじめる。
「…… っくぅ…… 」
乃梨子は小さく喘いだ。ざらざらとした感触が口腔内にひろがり、全身に
震えが走る。
強烈な刺激から逃れようと、乃梨子は顔をそむけるが、頭部を固定していた手に
力を入れた祐巳さまによって、動きを封じこまれる。そして、更に奥深くへの
侵入を許してしまう。
「…… んああっ…… 」
乃梨子は、息が苦しくなってむせ返る。その拍子に、唇の端から半透明の液体が
漏れ出して、床に小さな染みを形作る。
ぴちゃん、ぴちゃ ――
淫らに蠢く少女の舌が、唾液腺から分泌される水液を弾く音が、静寂を保つ薔薇の
館の一室に、規則的に響いている。
乃梨子の神経は、蕩けるような甘さと、痺れるような疼きによって断続的に
苛まされており、崩れそうになる肢体は、僅かに残った理性の一片で辛うじて
支えられている。
「くぅ…… んんっ…… 」
祐巳さまは、私の舌だけでなく、歯の裏側や、頬の内側の粘膜、そして歯ぐきなど、
あらゆる所を丁寧に舐めまわしている。
何時の間にか、無意識のうちではあるが、乃梨子の舌は祐巳さまを積極的に
求め始めていた。
そして ――
「ふあっ…… 」
乃梨子の、溜息とも、喘ぎ声ともつかぬ大きな声が響いた時、祐巳さまは、
淫らに動かし続けていた舌端をようやく引き離した。
二人の少女の間に一瞬だけ生まれて消えた水の架け橋が、西に傾いた夕陽に映えて
妙に綺麗だった。
続きキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
あーあ、やっちゃった。
志摩子さんが・・・・・・
>>367 受け乃梨子(゚∀゚)イイ!!
志摩子たん……(´Д⊂
紅茶菜月さんの文章が上手ければ上手いほど、
ここにいない志摩子さんが気の毒に思えてくるな。
紅茶菜月さんが下手くそならこんな感じにはならないはず。
はげどう。紅茶菜月さん萌えw
同意だけど、語尾に「w」付けるのは関西人かチョソか本スレ住人だけにしとけ
>>374 関西人をバカにしないで〜。……わかった。やめるよ・゚・(ノД`)・゚・
「祐巳さまの魅力」とかいってるけど本当に
>319
のような展開になるのだろうか
ここの住人はほんと色んなクレームやら文句やら
マイナスの意見やらを言い過ぎ。
職人さんは書き終わってからあぷするほうがいいやも・・・。
という意見でした(゚∀゚*)
本当に夏の終わりのひとときにこのようなことがあったのではないかと
思ってしまっているのは、私が乃梨子好きだからなのか?紅茶菜月さんの
文章がそれっぽい(キャラが本物っぽい)からなのか?
おそらく後者。
もっと書いてください(*´∀`)
紅茶菜月たんキタ――――――(゚∀゚)――――――!!!!
第4話までUPしました。読んでくれた方、ありがとうございます。
反響の多さに正直びっくりしています。流石、マリみてスレと
いったところでしょうか。
レスについては、全て興味深く拝読させて頂いています。
特に、文章構成や登場人物の把握等に関するご感想、ご指摘は、
とてもありがたいです。
>>377さん
一括掲載ができれば望ましいのですが、消費レスの問題と、
能力上の問題で連載方式にしております。ご容赦のほどを。
381 :
その15:03/05/25 01:14 ID:vgtCxjM3
江利子は令の顔から自分の指を離し、令の脇から背中へと腕を回した。
令が夢中で江利子の唇を貪っている間も、そのまま大人しく令の背中を優しく撫で続ける。
そんな仕草もまた何やら手馴れているように感じられ、令は何やら面白くない。
呼吸をするために顔の角度を変えてずらそうとする江利子の唇を、あてつけのように強引に塞いだ。逃がさないように、江利子の後頭部を更に強く固定させる。
「んん・・・んんっ・・・・。」
江利子が令の腕の中で苦しそうに身じろぎした。形の良い眉を苦しげに顰め、長い睫毛を震わせている。息が出来なくて辛いのだろう。
次第に力が抜けていく江利子のほっそりとした身体を、令は強く抱きしめた。
「・・・・っう!!」
不意に下唇を強く噛まれ、令は声を洩らす。その隙に江利子は令の両肩をつかむとぐいっと自分の体から引き離した。
「ち・・窒息して・・・死ぬかと思ったわ・・・・。」
息を荒げながら、江利子は令を見上げる。自分の無骨さや身勝手な焼餅を咎められたような気がして、令は赤面した。
なんてがっついた真似をしてしまったんだろう。まるでスマートさというものがない。
「す、すみません、つい・・・。」
「なんか・・・意外だわ・・令、結構慣れている感じね・・・。」
思ってもいなかった江利子の感想に、令は数度瞬きした。慣れている?この自分が??
「令はこの手の事には不慣れだろうと思っていたから、ここは私がリードを取るつもりでいたのに・・・。」
油断していたわ、と憮然とした面持ちで江利子が呟く。主導権を途中で令に奪われたのが、どうやら心外だったようだ。姉として、色々複雑なプライドがあるらしい。
苦しそうに肩で息をしながら、悔しそうに令を睨みつけてくるその姿をみて、令は思わず吹き出した。
382 :
その16:03/05/25 01:16 ID:vgtCxjM3
何がおかしいのよ・・・。」
「いえ・・・。」
「笑っているじゃない・・・。」
まさか、お互い相手が慣れているような気がしてむっとしていた、とは思っていなかったので・・・。
令はそういおうかと思ったが、やめておいた。それを口にするのは何だかそれはひどく野暮な気がする。
「姉を馬鹿にするなんて、生意気よ。」
江利子はそう言うと、令の肩をつかんでいた両手に力をいれ、そのままベッドに押し倒した。令の上にお情け程度に掛けられていたバスタオルを勢いよく投げ飛ばし、その上に馬乗りになる。
押し倒された令の目に、江利子のバスローブの大きく割れた胸元から、形の良い乳房と、無駄な肉のついていない白い腹が飛び込んできた。
綺麗だなあ・・・・。
きめの細かい白い肌と言い、つんと上向きの丸い乳房といい、江利子の身体は非常に美しかった。ほっそりとしているが、ボリュームがないと言う事もなく、よくバランスが取れている。その美しさに、令は素直に感嘆した。
江利子は令の賛美の視線に気がつく様子もなく、厳しい表情で令を見下ろしていたが、やがて瞳を閉じて再び令の唇を塞いだ。
そしてそのまま自分の唇を、令の身体にゆっくりとお這わせてゆく。唇からあご、あごからのどに、そしてのどから鎖骨を丁寧になぞる。令は何やらくすぐったかったが、江利子がいつになく真剣な様子なので、黙って我慢した。
江利子の唇はどんどん下のほうへ移動していく。手で令の乳房をそっと抓りながら、舌で乳首を弄ぶ。こそばゆさに令が思わず身じろぎすると、江利子は乳首の先端を小さな口で含んで甘く噛んだ。
「ああっ!!」
令の口から思わず声が漏れる。
自分でも聞いた事のないような、甘く、か弱い声音だった。
>>381-
>>382 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
っていうかすっげーうまい!次もがんばってください!
そろそろ浮上。
なぜアゲる?
広告ウザイしさ、ひっそり楽しもうよ
2chブラウザを使わない素人としては、
スレが下の方にあると探しにくいし不安なんだよ
とらで、『マリア様も知らない』のイラストかいてた人の同人誌買ったんだが。
こ う い う の を 待 っ て た ん だ よ ( 血 涙
『友情を深めるための特訓』(;´Д`)ハァハァ
389 :
乙葉タン ハァハァ:03/05/26 03:31 ID:pGnN2j53
>>387 IEなら"お気に入り"、Netscapeなら"ブックマーク"しておけばいいだけでは?
もしくはCtrl+Fで検索か。
>>387 IEなら一度開けば表示色が変わるからある程度探しやすくなると思うんだけど…
ま、2chブラウザ導入したほうがいいかも
ロサカニネタはもうがいしゅつ?まだだったら職人さん降臨きぼーん!!
>>393 前スレに蟹さまと銀杏姫のが一つあるよ。ちょっと蟹さまのキャラクターが違っているけどね
>>388 クレ○ールか?あの2の方もよいな。
ただ全体的に絵がロリ系なのが気になる。
このスレは、エロエロなSS以外はお断りですか?
むしろエロエロなSSお断りだと思ってたが。
自分はどっちも好きだけどな。
薄いのも濃いのも甘いのも陵辱も。ここでは少数派のようだが。
まあ、いきなり住人を萎えさせるようなものでなければ歓迎すべきかと
今連載?されてるのはどれもごく真っ当な路線だよな
たまにはちょっと変なのとか笑えるのも読みたい。・・・贅沢かな。
なんか下に余白のある書き込みが多いな。
ちなみに前スレ時代では書く人間こそほとんど
いなかったが非エロは基本的に承認されてた臭い。
マリみてでエロを書く
の「マリみて」の方に重点置かれてるからじゃないか?
雰囲気あってればエロでなくてもいい気はする。
そもそも書いてくれる人がいないのです
いなくなったne(´・ω・`)
かなしいne(´・ω・`)
勇気を出してカキコしてみようかna(´・ω・`)
ガンガレ。応援するYO(´・ω・`)
今はもうそんなに叩かれないと思うyo(´・ω・`)
ヤローによる陵辱ものでもない限りは叩かれないと思われ
嫌いじゃないけどここに限って女のほうに感情移入しちゃうんだよな(´・ω・`)
うーん…どんなネタでも許容すべきだと思うんだけどna(´・ω・`)
投下前に忠告入れとくとかで。
このスレももうおしまいだな(´ー`)お前たちの時は尽きた
次は柏木と山辺のエロだ!
職人は職人に肩入れする傾向あるし。
住人が趣味合わないってだけて特定の職人くり返し叩いてるの見てたら、
それにゲンナリして投下やめるってことはあるかも。
誤字ハケーン。
合わないってだけて→合わないってだけで
スマソ。
>>413 しかしアレはやっぱまずかったんじゃないか。
全く言っちゃいけないっていうのもなあ。
マンセー意見しかいっちゃいけないって言うのもどうかと思う。
ただ、好みの押し付けとか本スレへのコピペとかはちょっとな・・・。
本スレ住人よりこっちの住人のほうが
マナーいいんじゃないかって思うのは俺だけじゃあるまい。
まあ単純に年齢層高いよね。
意見をいうのはわるかないが少なくとも否定的な意見は連載(?)が終わってから出すべきだと思う。
内容自体がつまらなかったらつまらないといっても良いと思う。前スレのたたきはひどすぎだが・・・。
少なくとも21歳以上のはずだしな。
ただ、年零層が高いと脳味噌から柔軟性が失われて、自分の脳内規定設定以外は受け入れ難くなるのかもしれないなとか、前スレを見てると思ってしまう。
マンセー意見しか駄目ってんじゃなくて、脳内設定以外受けつけないで、
カエレ!とかやったんがまずかったんじゃねーの。
…今夜は反省会モードだな。
住人の趣味が噴出してるからな
最初にこのスレ見つけた時キャラが輪姦されるようなのあるんじゃ
とか思ったが意外なぐらい無いし、ある意味スゲーよ
寧ろ本スレに前よく貼ってあったあのAAの方がアレだ
趣味と合わなければ読み飛ばせばいいんだけどね
どっかの陵辱ものに名前挿げ替えただけ
みたいのがきたら速攻あぼ〜んするかもしれんが
ぶっちゃけ
新刊の展開や、マンガ王で涼風さつさつのあらすじを読んで
そろそろ、もうだめぽと思ってるのは漏れだけじゃあるまい・・・
・・・漏れも。
しかしこのあたりを乗り切れば学園祭で祐巳の妹キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
ってことになるだろうし期待して待ってるよ・・・
それはそうとエロあるなしに職人さんのSS投下キボンヌ
むしろ、関連スレに
「エロの有無にかかわらず、SS募集」
と誘導してみるのはどうか?と言ってみるテスト。
こっちの方が本スレに投下するより気は楽かな、
とは思うけどここはエロパロ板だし。なんかエロ無しSSばっかになりそうな気がするし。
SS板とか無いもんかねぇ
非えろのSSはいろいろと発表する場があるわけだし、ここではよそでは書きにくい
えろSS(18禁)やえっちぃSS(15禁くらい)を中心にカキコしてもらうようにすればいいと思う。
一応百合推奨ということにしておいてほしいけど
帰ってこようかna(´・ω・`)
正直黄薔薇さまと山辺さんの話があがってたあたりが一番楽しかったなぁ。
それ前スレの頭の方じゃんw
429 :
山崎 渉:03/05/28 13:06 ID:1p/RwMnS
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
バレンタインのお返しデートを終え、蟹名静嬢が帰って行って。
志摩子は薔薇の館に白薔薇さまを見付けた。
それも静嬢のはからいだったのだけど、志摩子にはなんだか運命的に感じられていた。
そして、静かな時間が流れていた。
どのくらいそこにいただろうか−−−−−
志摩子はなんの気なしにストーブに目をやった。
「寒い?もう、帰ろうか」
白薔薇さまが優しく、それでいて少し気障に−−
いつもの調子で声をかける。
「いえ、大丈夫です」
志摩子が顔を上げると、白薔薇さまの視線と重なり合う。
躊躇うように笑顔をつくって、
「風邪ひかせたりしたら大変だ」
なんとなくきまり悪げに見えた。
さっきはいとも簡単に重なった視線が合わない。
431 :
430:03/05/28 16:52 ID:aCz858NQ
−−−どうなさったのかしら?
さっきまでの静かな、おだやかな空気とは違う。
時間の経過も気にならないくらいの−−−
(あ・・・。)
志摩子は思いいたった。
見ていたのだ。
(白薔薇様は、私を−−−)
もしかして、ずっと、かもしれない。
だからこそ、志摩子が意味もなく視線を動かしたことに気付いたのだ。
ずっと。
さっきまでの時間だけでなく、白薔薇さまはずっと志摩子を見ていたのかもしれない。
出会ったときから。
危うい、熱い視線。
だからこそ志摩子は白薔薇さまの妹になったのだ。
その視線をつなぎとめておくために。
自分という対象をずっと見ていていいという、いわば口実を与えて、
白薔薇さまが壊れてしまわないように。
(期間限定でね)
あのとき、この人はそう言ったのだ。
432 :
430:03/05/28 16:53 ID:aCz858NQ
そして、時間の経過とともに、その期間は終わりへと近付いている。
確実に。
「どうしたの?志摩子は最近、ほんとによく泣くようになったね」
言われて初めて、自分がまた涙を流していることに気付く。
終わりを迎えるのが怖い−−−?
これは、自分のための涙だ。
志摩子がそうしたように、白薔薇さまもまた志摩子を視線でつなぎとめていてくれた。
「そんな目で見て、いいの?」
言いながら、白薔薇さまは志摩子の頬を指で拭った。
白薔薇さまの視線の意味は知っていた。
知っていて、お互いに口には出さなかった−−−
白薔薇さまが冗談のように口にのぼせることはあっても、決してこんな風には。
暗黙の了解であったこと。
それも含めての「いいの?」であることに、志摩子は気付いている。
433 :
430:03/05/28 16:58 ID:aCz858NQ
はじめまして。
諸先輩方、お目汚し失礼いたしました。
もしもご要望がありましたら続きを書きます。
技術が足らないもので、エロにはならないような気がしますが。
×:−−
○:――
本編の内容についてはいちいち突っ込みませんが、
>技術が足らないもので、エロにはならない
無理にエロくする必要は無いが、別にエロSSだけが技術を必要とするわけではないと、私は思う
>430
おぅ、続きが気になるよ!これから・・・ってところで終わってるし。
個人的には「ダッシュ」がくっついてた方がいいなと思うんだけど、
仕様なのかな―――?
そろそろ浮上させろ。死ぬぞ
死ぬのは怖くない。
どの道長くないんだ。
>>437 多分ネタなんだろうけど一応
浮上させなくても死なないよ
>>430 つづき、がんがれ〜
>>439 カキコしてればセーフなんだよね
でもシンガリにいると不安になるけどw
耳口王と銀杏姫キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
>>430さんがんがれ。
ダッシュ全角ひっつけたら「――」になるよ、上でも言われてるけど。
ダッシュ、で変換してみ。
志摩子さんを銀杏姫と呼ぶのはもうデフォルトですか
>>443 そうだよ。
最後にカキコされた時間が重要なだけで
一番下にあったとしても大丈夫。
志摩子さんはもう飽きた
447 :
名無しさん@ピンキー:03/05/30 16:07 ID:vWaboHeG
>>430 聖×志摩子キタ━(゚∀゚)━!!!!
エロにならなくたって全然OKです
二人をラブラブにさせちゃってください!
448 :
445:03/05/30 17:01 ID:I+AmYMzS
っていってるそばから浮上かよ(汗
夏の終わりのひととき5
「はぁ…… 」
全身から力が抜けてしまった乃梨子は、大きくよろめいた。
「あっ」
祐巳さまは小さく声をあげ、咄嗟に両手を伸ばす。そして、膝から崩れ落ちそうに
なった身体を支えてくれる。
「祐巳さま…… あの 」
乃梨子は口を開いた。しかし、何を言えばよいのか分からず、途方に暮れてしまう。
「大丈夫だよ、乃梨子ちゃん」
細かく震える背中を、祐巳さまは優しく撫でてくれた。乱れていた気持ちは、
少しづつ落ち着きを取り戻していく。
(もう少しこのままで…… いたい)
優しく抱きしめてくれた祐巳さまからは、洗い立てのコットンのような
匂いとともに、ぷっくりとして、やわらかい、とても心地の良い感触が
伝わってくる。
乃梨子は、自分を包んでくれるぬくもりに身を委ねて、ゆっくりと瞳を閉じた。
銀杏並木に羽を休めている鳥たちは、少しだけ寂しそうにさえずっている。
大きく開かれた窓からは、時折涼しい風が入り、白地の薄いレースは軽やかな
ダンスを踊っている。
しゅるしゅる……
突然、間近に布が擦れる音が聞こえてくる。
何だろう?
口付けの余韻に浸っていた乃梨子は、再び瞳を開いた。
「祐巳さま…… って、何をしているんです!? 」
乃梨子は驚いて声をあげた。祐巳さまは、私のタイを解き始めている。
「えっ? 」
しかし、祐巳さまはきょとん、とした顔をしている。
「どうしたの? 」
「な、なんでタイを解いているんですか? 」
額に汗を浮かべながら、辛うじて口を開く。
「だって、制服よごれちゃうよ」
制服が汚れる?
「皺にもなるし」
皺がつく?
まさか ――
「あの…… 祐巳さま」
「何かな、乃梨子ちゃん」
祐巳さまの表情は依然として変わらない。
「ひょっとして、服、脱がそうとしていません? 」
「そうだよ」
困ったことに、あっさりと肯定してしまう。
「えっと、脱がしてどうするんです? 」
(莫迦か、自分は)
乃梨子は思わず毒づいた。この後にすることなんて決まっているだろう。
「駄目? 」
祐巳さまは、急に哀しそうな顔つきになって、上目遣いで乃梨子を見つめる。
「うっ」
まるで叱られた仔犬のようだ。
こんな表情されたら、断れるわけないじゃないか。
「そ、そんなことないですよ」
いいのか、乃梨子。
生き残った理性の激しい警告を無視して、乃梨子の首は、縦に動いてしまう。
「よかったあ」
祐巳さまはとても嬉しそうだ。
本当に、このひとは表情がころころと変わる。百面相の面目躍如といったところ
だろうか。
そして、祐巳さまの笑顔には全く嘘がないから、嬉しいという感情がストレートに
伝わってきて、思わず頬を緩めてしまう。
「ありがとう。乃梨子ちゃん」
祐巳さまは、まっすぐな瞳を向けて礼を言った。しかし、乃梨子は気恥ずかしくて
まともに答えることができなかった。
「それでは、はじめよっか」
祐巳さまは、元気な声を出した。
「えっと、まず、バンザイしてくれる? 」
「はい」
反射的に両手をあげてしまう自分が恐ろしい。
乃梨子のタイを解き放った祐巳さまは、両手を伸ばして黒地のワンピースの裾を
掴むと、ゆっくりと布地を捲り上げてゆく。
一旦、視界が真っ暗になり、数秒後に回復すると、リリアン高校の制服は、
『 紅薔薇のつぼみ 』 の手元に納まっていた。
薄いアンダーシャツと、白いブラ、ショーツ、そして三つ折りの靴下という、
極めて危険な格好をした女子高生の出来あがりである。
「私も脱ぐね」
「はぁ…… 」
生まれてはじめての経験に、乃梨子は動揺をおさえることができないが、
何故か祐巳さまは平気なようで、躊躇いも無く、制服を脱ぎ終えてしまう。
乃梨子は改めて、目の前に佇む少女の姿を見つめなおした。
純白の下着と、少しだけ日に焼けた素肌とのコントラストが、凹凸の少ない
肢体に鮮明に浮き上がり、妖しい色気を醸し出している。
「乃梨子ちゃん、あそこ使おうか」
祐巳さまは、癖毛をまとめたツインテールをぴょんと揺らして、部屋の壁際に
置かれたソファーを指差すと、乃梨子の返事を待たずに、片手を掴んで引っ張って
いってしまう。意外に強引なところもあるようだ。
そして、ソファーに腰掛けて、おいで、と手招きする。
乃梨子は言われるままに近づき、膝の上に腰をおろした。
「あの…… 重たくないですか? 」
我ながら非常に恥ずかしい質問だが、決して軽くはない乃梨子の全体重が、
体格が特に良いとはいえない、祐巳さまの膝の上にかかっている状況を見かねて、
つい口に出してしまう。
「いや、だいじょうぶだよ」
気丈な言葉とは裏腹に、かなりつらそうだ。証拠に声が上ずっている。
「膝を開かれてはいかがですか」
「あっ」
祐巳さまは小さく声をあげた。そして、
「乃梨子ちゃんは頭がいいね」
と、照れ笑いを浮かべる。
「どうぞ…… 」
乃梨子は上体を起こした。
祐巳さまは、圧迫されていた身体が自由になった隙に、両膝を開いた。
それを確認した乃梨子は、太腿の隙間に腰をおろす。
「ふ〜 楽になった」
祐巳さまは、大きく溜息をついた。少しオヤジっぽい台詞に、乃梨子は思わず
吹き出してしまった。
「うー」
肩越しに振り返ると、笑われてしまった祐巳さまは、不満げに頬を
膨らませている。そして、報復とばかりに、空いた両手を乃梨子の胸のあたりに
回してきた。
新作、お疲れさま。
紅茶菜月さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
そ、その態勢でやっちゃうんスか。続きが楽しみっスね。
何か本編のリコちゃんより可愛いなぁ。
頑張れ祐巳!
どっちがどっち誘ってるのかわからん画期的構造だ
458 :
455:03/05/30 23:29 ID:NpteVte2
態勢じゃなくて体勢か……欝。
意外にもキモイ読後感ですた
文章はきれいなのに・・・・・・何故?
>>459 1.祐巳−祥子、乃梨子−志摩子というイメージができあがっている。
2.
>>457が言うように、どっちがどっちというのがはっきりしない。
3.マリみてでエロは無理。
と、キモイ=すっきりしないという方向で予想してみたが。
また書き終える前に色々言ってるなバカぢもが(´ー`)
462 :
455:03/05/31 13:48 ID:k7hKk8B4
紅茶菜月さんを苛めるなよーヽ(`Д´)ノ
番号消し忘れた。さらに欝。
464 :
460:03/05/31 20:45 ID:lm5oZDvX
つまらないこと言って申し訳ない。別に責めてるわけじゃなかったんだけど。
むしろ楽しませてもらってるから感謝してます。
>>460さんのいう通り、もともと
>祐巳−祥子、乃梨子−志摩子というイメージができあがっている
にもかかわらず、さらに導入で「祐巳−祥子、乃梨子−志摩子」のイメージを補強してから
「祐巳―乃梨子」を書いたせいで嫌な感じになるんではなかろうか
地の文の中の祐巳と乃梨子の言い訳もよくわからないし、突然客観視点になるのも謎だ
個々の文自体は悪くないが、全体としてはまとまりを全く欠いてしまっている
長いものは、一度完成させて、全体をチェックしてから発表する方がいいと思う
>>465 藻前の言っている事はアドバイスとして悪くないし、正論だと思うので禿げしく同意する。
しかしそう云う事は紅茶菜月さんが書き終えた後に言う方がいいと思う。
平たく言うと、何がしたいのかわからない、と
これからナニするんだろうが。もう少し待て。
まあ最後には志摩子のファイナルベントが炸裂するんだが
それはもう古くないか?
じゃ、イクシードチャージが炸裂ってことで
ファイナルアンサーっと
自分のSSの未熟さによって、ご不快な気分にさせてしまい、
申し訳ありませんでした。
ご指摘を受けた点は、何れも真摯に受けとめております。
本来ならば、最後まで書き上げる事が筋だとは思いますが、
書き手の我がままによって、スレが荒れてしまう事態だけは
避けたいと考えます。
もし、多くの住民が続きを望まれないのならば、中断させて
頂きたいと思います。
>紅茶菜月さん
いや、心の底から続きを希望してます。
祐巳の行動は白薔薇さまの影響を受けている感じで、IFとしてこれもありかなっと思いますし
乃梨子の描写も原作を思わせるような場面があって、好きですよ。
>>472 紅茶菜月さん、私も心の底から続きを切望しております。
是非続けてください。
キャラも原作にあっていると思いますし。
>紅茶菜月さん
そんな事、言わず続きを是非お願いします。
やっぱり途中感想はこうなるんだべー(´・ω・`)
マイナス意見はほんとやめましょう。テンプレに加えてもいいくらいだ。
続きお願いします
オレの中途半端なハァハァを満足させるためにもきちんと終わらせてください。おながいします。
SS書きの中の人は相変わらず大変だな
うん
もちろん、書き手側として辛い評価も時には必要だけど、
やっぱり一段落ついてからがいいよね……。
そんなに的外れな批判はないんだけど、へこむ事にはかわりはないだろうな
>紅茶たん
頑張れ、負けるな、力の限り
通販で「マリア様も知らない」買って今(*´Д`)ハァハァしています
さんざ途中批評やめれ言うてたんやから、ワザとでしょうな…。
>>483 肌の描きかたはきれいだと思うけど、
腰から下のデッサンが狂っていて気持ち悪い。
右脚は短いし、折り畳んだ足の形が奇形児みたいで萎えた。
マリしらの文はいいけど絵がヤダ。
なんか無意味にロリだし。だがクレ(ryはよかった。
アドバイスしてあげると、
「見てかきゃいいんだよ、見て」(byさるマン)
男友達でも誰でもいいから、ポーズとらせろ。
無理なら、自分がポーズ取って、デジカメのセルフタイマーで
写して描くべし!
レベルアップキボン。
ご き げ ん よ う
まー本当このスレの人間はアドバイス好きな人ばっかだこと…
確かにマリみてファンとか百合好きとかには何様?って思う香具師が多い気がするな。
こりゃバブルも長くないな。
493 :
ロザリオ:03/06/03 16:54 ID:pl546Brn
紅茶様へ。 素晴らしい文章力、原作者顔負けです。やめるなんておっしゃらずに是非とも続きをお願いします。
ところで
>>90さまはもういらっしゃらないのでつか……?
いや、まだ出来上がってないならそれでいいけど。
どこかに行ってしまわれたのでつか?(;´Д⊂
>>494 イラクに大量破壊兵器なんてなかったことを
告発しようとして殺された。
だ・か・ら、何で片っ端から戦死させちゃうんだYO!
エビアン会議の記念写真見たらイタリア首相とギリシア首相の(ry
>>497 つーか他所でブッシュと小泉がホモにしか
見えない画像大会やってて笑った
あう。三人目の死者が・・・・・・。
死者復活の儀式でもしようかな。
だから死亡認定なんかされたら、なまじっかな
召喚呪文じゃ出てきづらいだろうに・・・。
何人追い出したら気が済むんだか。
死にましたとか言われたのに律儀にリクエストに答えようとした職人さえ
もう来るなとか言って追い出すこのスレの住人に萌えw
紅茶菜月さんはあまり報道されなくなったものの今も尚イラクで続く銃撃戦のさなか
イラク兵の降伏すると見せかけての自爆攻撃に巻き込まれて戦死しました
骨さえ残らなかったそうです
逝っちゃいやあああぁぁぁぁ―――!!!
・゚・(ノД`)・゚・
紅茶菜月さん帰ってきて―――!!!
>>502 エ?死亡確認出されて本気このスレから追放されたと思ってる人がいたの?
なんか2chも居心地悪くなったな。めったなことも言えん。
なんか欠席者の机に花置いて、冗談だと笑う椰子みたいだな。
そうか?戦死扱いされる方が名誉じゃないか?
ひとかどの職人って感じで。
「葬式出してもらえるだけ恵まれてる」なんて
言われても、ちっとも嬉しくないと思われ。
最近このスレに来た自分にはこのスレが別の星にあるスレに思えてくるよ
自分も他所のジャンルスレ幾つか回ってからここに流れてきたから、
ここ本当にエロパロ板?と首ひねってまつ。
エロが薄めなのが駄目ってのじゃなくて、別の意味でな…
紅茶菜月さん……やはりすごく真面目な人なんだなと思うけど、
今のスレの空気見ると、結局、中断の話出したことでかえって逆効果になってるような。
荒れムードというほどのものでもなかったでしょうに、
思慮深すぎるのもひとつ考え物ではありますまいか。
紅茶菜月さんは、妙に出し惜しみみたいなことをしたから反感買ったんでしょう。
みんなが頭を下げるなら書いてやる、みたいな態度に嫌悪を感じる人が多かったのだと思う。
紅茶菜月の失敗は、
>妖しい色気を醸し出している。
これだろうな。
そこまでの祐巳のセリフや行動も不自然でキモイが、
祐巳に「色気」という言葉を使ったのが決定的な間違いだ。
これでみんなの嫌悪と反感を買った。
>512-513
(・∀・)ニヤニヤ
ここは敷居が高いね…
いつも親指をぶつけて、みんな怒りに任せて柱を殴るから
血の跡が取れない
>515
職人さんかな。書いて欲しいけど、こういう雰囲気のスレだから
投下することで嫌な思いすること多いと思う。
同じ理由で、紅茶さんにしろ他の職人さんにしろ
投下キボンヌと言いづらい。待ってはいるんだけどね。
自演で庇護レスでも入れた後、何事もなかったかのように再度降臨すれば誰も疑いやしないよ
でも自演が発覚したら、再起不能になるまで袋叩きに遭う罠。
日付またいでID変えようとしたら、誹謗レスに割り込まれて
再降臨の出鼻を挫かれたりして・・
>>518,
>>519 そんなのは哀しいので、普通に地獄の底から帰ってきてもいい? (w
許されるのならば、また戦列に復帰したいんですが。
別名義で投下して、「この文体○○さんだよね?」って指摘されたら
「てへ、ばれちゃいました?地獄の底から蘇ってきました」とか
言ってみるのはどうか?
なんて小細工しなくても、雑音は良作でねじ伏せちゃえばいい。
気にしないで帰ってきて下さい。
そうまでして復帰したくなるようなスレかよ(´ー`)
なんだこのスレは本当にエロパロ板のスレなのか
みんなー正気に戻れ レイニーブルーやってるんじゃないんだぞ
神々を崇めつつ日夜エロパロ談義に花を咲かせるのがエロパロ板の醍醐味じゃなかったのか
らしさがどうとか言い出すからこういうことになる
どんなネタにでもマンセーできる懐の広さがエロパロ住人の素晴らしさじゃなかったのか
前スレのような最高の良スレをもう一度お願いしますマリア様
だよなあ。なんで素直に「ありがとう」と言えないヤツが多いのか。表面だけでも。
口を開けてエサが落ちてくるのを待ってるだけの飼い犬はおとなしくしておけばいいのに。
吼えれば回りに住んでる住人に迷惑だろーが。
本スレの前スレに志摩子さんと乃梨子のSSを投下したのはおそらく北枕さんだろうな。
あの壊れた内容と文章の雰囲気でわかるよ。しっかりと瞳子を出してるし。
帰ってきて、約束してた静さまのSSを書いてほしい。壊れた静さまを一度見てみたいんだ。
>>520 許されるなら、だなんて・・・ぜひ帰ってきてください、お待ちしていますよ!!
あなたが誰だか知らんけど!!
>>524 >表面だけでも
何気に言ってることがきついぞw
本スレと同じで、何言われようが書き続けていけば、文句言うヤツの方から消えてくよ。
怖いのでうp辞めておきます。(逃)
>526
>522
>>526 本スレとの差は
本スレ そもそもここにSS書くのはスレ違い派
ここ 文にケチつける香具師が出る
大別するとこんな
今なら本スレのほうが書きやすい?エロは無理だが
そして誰もいなくなった。。。
いや、だから紅茶菜月さんにはマジで帰って来てほしい。
切実に思うぞ。
覆水盆に返らず…。
こぼしたミルクを泣かないで
ラブコールは十分すぎるほど送ったんだから後はご本人次第ってことで
とりあえずこのままショボーンとし続けるのはもうやめにしないか
空気悪くなるのを恐れた氏の意図まで裏切ることになる
そうだな。俺はいつまでも待つぞ。
つう事で
せいさませいさませいさま(;´Д`)ハァハァ
しまこしまこしまこ(;´Д`)ハァハァ
負けないように枯れないように
せいさませいさま(*´Д`)ハァハァ
ようこさまようこさま(*´Д`)ハァハァ
/||ミ
/ ::::||
/:::::::::::||_____
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::||│ / ||
|:::::::::::::::|| ̄\ ガチャッ
|:::::::::::::::||∀ ゚ )― ||
|:::::::::::::::||_/ ..||
|:::::::::::::::||│ \ ..||
|:::::::::::::::||∧ ∧∩....||
|:::::::::::::::||. ゚∀゚ )/....|| もうせいさましてもよろしいですか?
|:::::::::::::::||∧ ∧∩....||
|:::::::::::::::|| ゚∀゚ )/.....||
|:::::::::::::::|| 〈 ...||
|:::::::::::::::||,,/\」 . ..||
\:::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄
\ ::::||
\||
アカン。
…今初めて気が付いた。↑のAAの扉の開き方は異常だ。まさに時空。
…と思ったけど勘違いだった…スマソ(逃)
いっそなんか理由付けてもう一個スレ立てるか?
こっちは従来のメロ甘な百合テイストの流れで維持して、
新スレは鬼畜陵辱何でもアリのヴァーリートゥードスレにするとか。
…言ってみただけ。
せいたま
| 文章がおかしいニダ!!
\____ __________/
/||ミ V
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|:::::::::::::::||│ / ||
|:::::::::::::::|| ̄\ ガチャッ
|:::::::::::::::||`Д´> .||
|:::::::::::::::||_/ ||
|:::::::::::::::||│ \ ||
|:::::::::::::::||∧ ∧∩....||
|:::::::::::::::|| `Д´>/....||
|:::::::::::::::||∧ ∧∩....||
|:::::::::::::::|| `Д´>/....|| ∧_∧ / ̄ ̄ ̄
|:::::::::::::::|| 〈 .|| (Д` ;) < ゴ、ゴメン。モウヤメルヨ・・・・・
|:::::::::::::::||,,/\」 .|| _φ___⊂) \___
\:::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄ /旦/三/ /|
\ ::::|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
\|| |SS書きの人|/
>>545 SS完結前の茶々の方は解決されないから無意味
>549
そこがうまく機能するなら、また書こうという職人も出るかもしれない。
何読んでもOKな自分としては、このスレは窮屈で正直同意したいが、
ローカルルールが…
それに職人さんの意欲を激しく削ぐ自分の好み以外認めない厨と
無意味な批評厨もしくは批評荒らし(批評という行為そのものが悪いって意味じゃない。
でも投下のためにあるスレでその投下の芽を潰してしまう結果しか招けないなら、
エロパロ板的に見てそれは厨か荒らしだ)は、そっちまでも追ってきそうな悪寒。
文がおかしいとか下手だとか言ったり、細部の記述にこだわったりする人が多いけど、
全くツッコミどころが無いくらい丁寧に作りこまれたSSなんて、
実際には息苦しくて楽しく読めないと思うよ。
SSを含む二次創作というもの自体が、原典の堅牢な部分というよりはむしろ脆い部分(長所であり短所でもある要素やツッコミどころ)に
寄りかかって成立しているという側面を隠し持っている事を理解して欲しい。
せっかく同じ趣味を持っていて、SSを書いてくれる人たちに、
率直に感想を寄せるのはいいけれど、技術に関しての厳しい批判はあまりしないほうがいいと思う。
このスレがもし某スレみたいに他スレで話題になったら、
まず間違いなく住人は厨認定食らうよ。
それぐらいエロパロ板の空気読めてない住人が多い。
半分を煽りとして差し引いて見たとしても。
ついでにこういうレスつけてる漏れもナー…
愚痴っててもしょうがないし、気合を入れて投下してみますか。
書いてる途中で投げ出したものがあるので仕上げてから……多分月曜日くらいに(w
あ、でもエロさについてはあまり期待しないでね。
特殊設定(陵辱モノ・オリキャラが登場など)はSS投下前に一言
付ける、というのをローカルルールにして、このスレ自体をフリーに
すればいいんでないの?
それか本スレみたいにメール欄に「陵辱 sage」とか「801 sage」とか
>>553 ガンガレ!!
別にエロくなくても問題なし。
自分も前スレの頃に蔦子たんSSあげるかと思って半ばまで書いたんだけど、
本能の赴くままに書き殴ったために、単にエロいだけなんじゃねーか!
…とかいうツッコミが来そうな危険ブツだったので封印しました。
ヴァーリトゥードスレでもあれば投入してもという気になりますが…。
>>556 キツいのを読みたく無い人は「陵辱」とかを無視ワードに入れればよいのでつね
>>557 エロだけ上等! 是非ともよろしくお願いしまつ
基本的には、アホ住人より書き手さん側を擁護したいんだけど
「書き上げてから投下すればいいのに」というのは禁句ですか?
受け入れられるかどうか住人の反応を見たいのならば、最初の
何節かを試験投下した上で、軌道修正するのはかまわないけど
まずは手元で完成させておけばリスクも小さいと思うんだが。
未完成作品の投下には、無神経な茶々入れで創作意欲を殺がれ
たり、続編投下まで間が空きすぎると「戦死認定」されたりする
リスクがあることは覚悟しとくべきではなかろうか?
>>559 自分もたまに他スレにSS投下したりするんだけど、
構想はあってもなかなか書き上げるまでの手間と時間が取れないのもあるし、
読んでくれる人の反応が無いと一気に最後まであげる。っていうのは
意欲が持続しなかったりするんだよね。
書き手のひとりよがりも良くないとは思うけど、あくまでも趣味でやってる事だし、
あんまり他人の意見に従いすぎて自分の書きたいものを書けないってのも
何のためにこんなことやってるんだ?って気にもなって来るし。
イロイロ難しいぽ。
戦死認定されたのは平気だったけれど、突然もうくるなと言われたのは自分でも意外なほどショックだったょ
>561
他板でも、エロくなくてもイイ!あなたの作品が読めるだけで幸せです。
でもお願い。帰ってきて!エロも書いて!
そこまで褒めんでも・・・・・・
学級会みたいだな(´ー`)
>>561 その一言、キチーよな
恥ずかしくて二度と来たくなくなる
批判的な意見がイヤなら初めからここで発表するなよ
ただ自意識過剰なだけの固定なんざこっちだって相手にしたくない
>>566 なんだかこういう他人の有り難味が判らないバカが覗くようになると
そろそろこのスレも潮時かというカンジになってくるね。
別に誰もお前に読んでもらおうとSS投入してるワケじゃねーのにさ。
「相手にしたくない」とはデカく出たもんだな。
自意識過剰はお前だと。
>>567 いくらなんでもこれは釣りだろう。
ま、このスレ死亡してるのは確かだが。
夏の終わりのひととき6
祐巳は、乃梨子ちゃんのアンダーシャツをたくしあげながら、素肌をまさぐった。
柔らかくて、滑らかな感触が、指先から脳にむかって伝達される。
(ここかな…… )
探るように手を動かしていくと、ザラザラとしたものに触れる。
乃梨子ちゃんのブラだ。
(見〜つけた)
心の中で歓声をあげながら、下着越しにふくらみをむにゅっと掴んでしまう。
「ひゃん」
乃梨子ちゃんは、思わず悲鳴をあげた。半ば声が裏返っている。
「えへへ」
祐巳は、顔をほころばせた。
乃梨子ちゃんの反応はとても初々しい。だから、ついいじわるなことを
言ってみたくなってしまう。
「乃梨子ちゃんって、結構胸あるんだね」
「なっ! 」
「そんなこと言わないでください! 」
期待通り。顔を真っ赤にした乃梨子ちゃんは、きりりとした瞳で祐巳を睨み付け、
強い抗議の声をあげる。
そういえば……
祐巳は、マリア祭の日の出来事を思い出した。
お姉さまも、令さまも、反論する乃梨子ちゃんを生き生きとした表情で
追い詰めていたっけ。
その時は、やりすぎかなって思っていたけれど、今はなんとなくお姉さま方の
気持ちが分かるような気がする。
「いいな、羨ましいな…… 」
祐巳は、乃梨子ちゃんの耳元で囁く。辛うじて彼女の鼓膜に届くほどの音量だ。
そして、とても恥ずかしそうに俯いている乃梨子ちゃんの、やや長めの
おかっぱ頭に半ば隠されている耳へ、軽く息を吹きかける。
「きゃっ!」
乃梨子ちゃんは、身体をびくっと振るわせて、悲鳴をあげる。
怪獣の子供のような自分の叫び声とは、比べ物にならないくらい可愛らしい。
「祐巳さま! 」
乃梨子ちゃんは、顔を真っ赤にして、暴走する 『紅薔薇のつぼみ』 を
再び睨み付けた。
(かっこいいな…… )
乃梨子ちゃんの怒った表情はとても魅力的だ。大きな黒い瞳は宝石のように
煌き、祐巳をどきりとさせる。
そして、彼女が喘いでいる姿も十分艶かしい。もっと、乱れた乃梨子ちゃんを
見たいな。
それにしても ――
乃梨子ちゃんは、幼稚舎からリリアンに通い続けている祐巳よりは、
よっぽど大和撫子という単語が似合うと思う。
もっとも、多少気が強いところが難ありと、言えなくはないけれども。
「祐巳さま?」
いつのまにか、乃梨子ちゃんは、怪訝な顔つきで眺めている。どうやら、
空想にふけっていて、手をとめてしまっていたらしい。
「ごめんね」
祐巳は、素直にあやまった。
「風邪、ひいちゃうね…… 」
祐巳は、小さく呟いた。乃梨子ちゃんのアンダーシャツは、吹き出した汗によって
ぐっしょりと濡れてしまっている。
「脱がすよ」
「はい…… 」
乃梨子ちゃんが頷いたことを確かめてから、祐巳はシャツを剥ぎ取った。
ついでに、背中についたブラのホックも外してしまう。
ぷるんっ ――
形が整った二つのふくらみが姿を現した。その頂上には、つんと尖った薄い桜色の
突起が、己の存在を強く主張している。
しかし、乃梨子ちゃんは、恥ずかしさのあまり、すぐに両手で覆い隠してしまった。
「だめだよ。乃梨子ちゃん」
祐巳は、乃梨子ちゃんの手を掴み、胸から除けてしまう。そして、彼女の乳房を、
両手でやわらかく包み込む。
「…… ふあっ…… 」
乃梨子ちゃんは、溜息まじりの喘ぎ声をあげた。それに促されるように、祐巳の
指先は、双丘の上を撫で回していく。
(ここは、どうなのかな…… )
祐巳は、乃梨子ちゃんの乳首を、親指と人指し指を使って摘んだ。先程よりは、
大きさも、固さも増しているように思える。
(もっと大きくなるのかな…… )
小さく呟いた祐巳は、ふたつの突起を、擦るようにして揉みはじめた。
「…… んああああっ! 」
乃梨子ちゃんは、身体をのけぞらした。健康そうな黒髪が激しく揺れる。
「ここ、気持ちいいの? 」
祐巳は、微笑を浮かべながら囁いた。
「…… すごく…… いいです 」
乃梨子ちゃんは、恥ずかしそうに頷いた。
(あれっ?)
ふと、祐巳が目線を上げると、向かい側の壁に大きな鏡が置かれている。確か、
去年の学園祭の時に使ったものだ。
その鏡に、絡み合う二人の少女が映し出されている。
「乃梨子ちゃん 」
「…… な、なんですか…… 」
敏感な胸の先端を、弄ばれている乃梨子ちゃんは、荒い息遣いのまま口を開いた。
「前を見て」
「えっ!? 」
乃梨子ちゃんは、怪訝そうな顔を浮かべて顔をあげる。
「私たち、映っているね」
「…… いやっ! 」
乃梨子ちゃんは、形の良い眉をゆがめて、鏡から目をそらした。
うーむ。
背後から両手を回されて、胸をいじられている姿を直視することは、やっぱり
恥ずかしいらしい。
個人的には、市松人形の喘ぎ顔や、抜けるように白い素肌を存分に見ることが
できて、とても嬉しいのだけど。
それに、こんな姿を見せられてしまったら ――
「ごめんね。もう我慢できない…… 」
祐巳は、乃梨子ちゃんの汗に濡れた白いうなじに唇をあて、ひんやりとした
感触を確かめる。
そして、舌を伸ばして、玉のように浮き出た汗をぺろりと舐めた。口腔内には
薄い塩味が拡がり、鼓膜には彼女の喘ぎ声が伝わった。
「…… んっ…… 」
祐巳は、乃梨子ちゃんの首筋から耳の裏へ向けて、ゆっくりと唇を
這わせていく。
同時に、これまで乳首を揉み潰していた右手を、ゆっくりと降ろしていく。
お腹を通り、おへそをまたいで、更に下へと。
「…… 祐巳さま!? 」
乃梨子ちゃんは、明らかに狼狽した声をあげた。どうやら次の行動が
分かってしまったらしい。
彼女は、祐巳の右手を押さえるとともに、太腿をぎゅっと閉じてしまう。
「乃梨子ちゃん…… 」
祐巳は少し哀しげに呟いた。
かなり危ない領域に足を踏み入れているという認識は、頭の中に入っているけれど、
ここまできてしまっては、歯止めをかけることなど、到底不可能だった。
だから…… 舌端を伸ばして……
乃梨子ちゃんの耳の中に突き入れた。
「…… いやぁああああ! 」
乃梨子ちゃんは、こちらがびっくりするくらいの大声をあげた。
同時に、身体が激しく跳ねて、固いガードも解除される。
祐巳は、その瞬間を逃さなかった。自由になった右手の指先を滑らせて、
ショーツの中へと潜り込ませた。
>569-574
お疲れさま&お帰りなさい。心から歓迎します。佳境突入ですな。ワクワク
また茶々入れる馬鹿がいるかもしれませんが、そういうのはごく少数派
ですから、めげずに完結まで突っ走って下さい。
おぉっ!紅茶菜月さん復帰してるYO!嬉々!
つづきもがんがってください!
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
紅茶菜月たんお帰り〜!
乃梨子がかわいすぎだYO!
(´Д`;≡;´Д`)乃梨子ハァハァ
紅茶菜月さんオカエリ━━━━(*´д`*)━━━━!!!
攻め祐巳タンにハァハァしますた…
582 :
みた:03/06/09 11:18 ID:yDwN+sK9
| ユミサマガノリコサントコンナコトヲシテルナンテ・・・・・・
|Д゚) サチコオネエサマトロサギガンティアニシラセナイト・・・・・・
|⊂ §
|
| サッ
|彡
|
ど、どりるっ!!!!!
でも、知らされた祥子さまの反応が気になるw
>>583 このSSの祐巳ちゃんの行動から考えると、もう何をされても諦めてしまうくらいに
酷い目にあわされていそうだな、祥子さまもw
紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtkさん、もうやめてください
これ以上続けてもイタいだけ、キモイだけです、いさぎよく引退してください
これ以上祐巳と乃梨子のイメージを悪くしないでください
本当はみんな、あんたを笑っているんですよ
あんたが書きこむたびにスレが荒れるのはなぜなのか少しでもいいから考えてください
どうかお願いします
>>585 とりあえず「たびに」は明らかな捏造だな、とマジに釣られておこう
うそ、おおげさ、まぎらわしいの三つの要素を満たしてこその煽りだぜ・・・ククク
>>585 おまえがいるから荒れるんだ。
とマジレスしてみるテスト。
>>585 このスレの住人は最近揉まれまくってるからね。
もうその程度では釣れないと。
紅茶菜月たん、とにかく書いてね。
待ってましたー。
イイ!滅茶苦茶いいです!
白薔薇様化して祐巳たんがイロイロな娘を食べていくシリーズにして欲しいくらいに!
>>593 |
|゚Д゚))))))ガクガクブルブル
|⊂ §
自作自演ウゼえよ紅茶菜月。
>>594 ドリルよ、安心なさい。
お前が祐巳タンの毒牙にかかるのは多分一番最後だからw
むしろ「自分以外の娘」が次々食べられちゃうことにガクブルなのでは?
前薔薇様たちも食べられちゃうんですか……?(((( ;゚Д゚))))ガクブル
>585
はげどう・・・というのは嘘だが、紅茶は力のかけ方を間違えてる気がする。
みんな本音の部分では「もっとハアハアできるはずなのに、なんかキモイ・・・・・・」と思っているはずだ。
いまの、職人がいないスレの状態を考えてしまうと言いにくいのはわかるが、キモイ奴にはちゃんとキモイと言ってやろうぜ。
そして紅茶よ、貴様はもっとリラックスして書くほうがいいぞ。だれも傑作など求めていない。
>599
>いまの、職人がいないスレの状態を考えてしまうと言いにくいのはわかる
勝手にスレ住人の気持ちを大多数にすり替えて意訳すんなよ。
おまえはあの悪名高き翻訳家の戸田かと小一時間(ry
おまえみたいな頼まれもしないのに勝手に人の気持ちを代弁し、
しかもそれが外れているようなやつには、そしていざとなれば釣りだよと
逃げるような奴には、
お湯を入れて三分のカップ焼きソバを
一分で湯切りして麺の固い感触を楽しむ反面、スパゲティナポリタンは
茹ですぎたのびのびの麺がむしろ大好きな、
俺のようなこだわりと複雑さを持った人間の内面は判るまい。
俺はマリ見てのSSが読みたいんだよ。ただそれだけだ。
ちなみにカップ焼きソバは熱湯湯切り一分のほうが
本当に美味い。三分待つと麺伸びすぎ。一度お試しあれ>住人all
まるでウマースレの如く熱く語ってしまったな。スレ違いスマソ。
だってキモイんだもん
まあ人が書いてる途中でナチュラルにグダグダ言ってたところを見ると
本来的な利用者に問題があったわけだが
>602
煽りはともかく、ほんものの厨は仕方ない。おいておけ。
香具師らはどこの板、スレにも沸き、空気嫁てない発言をする。
まぁゴキブリみたいなもんだ。
>>585 ここでキャラのイメージが崩れていない話は、あまりないよ。
単に祐巳×乃梨子が嫌いなだけじゃないの。
それと嫌なら見ないでスルーしてくれ、俺はこの話好きだよ。
好き嫌いは、人それぞれだ。
いい加減このスレを取得するのをやめようかと思うんだがアレの続きが来るまでは死んでもやめられない…
これでどうよ>605
名無しをNGワード登録。
ここの書き手さんコテが多いから、この方法で大抵のSSは残る。
ハァハァレスやらまともな住人のカキコも一緒に消えてしまうのが
ちと淋しいが。
>>605 多分仲間だw
煽りウザ過ぎなんだもん。帰りたくもなる。
だけど、ね……。
名無しさんは〜エロいマリみてがだいすきなの〜♪
久しぶりに志摩子さんでハァハァしたいでつ
もうどうでもいいから新作キボン。
祐巳×乃梨でここまでやってくれる紅茶タンは俺的に好評デツ。
煽り組みも所詮は神待ちならキボーン系のレスに切り替えレ。
んで、そろそろ志摩子に目撃させませんか? ワクワク
相次ぐ嫌がらせにもまったく動じない紅茶たん萌え
気にするほどの大した意見でもないだろうしねえ。
>611「んで、そろそろ志摩子に目撃させませんか?」
□予想〜志摩子はどうするだろう?
1:目撃→祐巳と一緒に乃梨子を
2:目撃→乃梨子と一緒に祐巳に
3:目撃→祐巳と乃梨子をまとめていただk
4:目撃→見なかったことにする
>>614 5:目撃→ふたなりだった志摩子さんが二人まとめて食べちゃう
3の別バージョンで砂
6:窓から飛び降りて死ぬ
じぶんでカキコしてから鬱になった。氏のう。
7:目撃→止めに入るも祐巳&乃梨子に返り討ち。ミイラ取りがミイラに(ありがち)
志摩子さんはやはり「受け」でなければ!?
8:目撃→乃梨子を食われた腹いせに、瞳子の通報で駆けつけた祥子さまを一階でたべちゃ(ry
ちょっと書いてみたい(w
妹と祐巳の交わりを目撃してしまった志摩子さんは、一瞬何が起こってるのか解らず硬直。そのまま目が離せず。
そのうち、息を殺したまま、足の間に手を…「こんな…はしたないこと……」と背徳感に体を震わせながら自らを慰め始める…。
という電波を受信した今日この頃。
ベタだなぁ
ベタだね
各々言いたい事はあるだろうが…
新着レス30なのに、SSは一つも上がってなかったw
ベタでも下手でもいいから新作きぼん。
新人さんでも死んだ人でもいいからさあ。
紅茶菜月さんも一人で叩かれたりネタにされたりで気の毒だよ。
つまり紅茶菜月さんはマゾってことでF/A?
フリーエージェント
>>625 「ああっ、私、今、叩かれてる・・・・・・」
とか言いながら一人で悶えてるのかよw
・・・いや、むしろサドかもしれん。
「SSも書けねえカスどもが俺が適当に書き飛ばしたSSで悦んだり荒れたりしてやがるぜ…くくく」
というような感じで。
つまり、紅茶菜月たんはサドでマゾの変態ということでフルアーマー。
628 :
突然だが:03/06/11 18:58 ID:vf2Kq7Mr
まりみてで一番レイプの似合うのは、
問答無用で「祥子さま」ファイナルアンサー?
また書いてる最中に茶々を入れてるように見えるな
>>628 個人的には瞳子姫を推薦したいがどうか。
…とか言うとまた原作原理主義の方々に石を投げられそうだなw
やっぱマリみてパロは平和な百合コメが一番だよな。
でもたまには二番目三番目辺りも読んで見たい今日この頃。
もう何をいっても書いてくれると思ってやるヤシが多いのか煽りなのか・・・。
どっちにしろこんな状況じゃいつ止められてもおかしくないし、
新規の人が書くわけないとおもう。
紅茶菜月氏が元いたところを知ってるわけだが
ここのかしましさはもう、いい意味でも悪い意味でも別世界というか……。
まあ、これも修行の一環とは言えるんでしょうか。
頑張ってください、と私は祈るのみです。
>>631 感想書いたりするときの適切な距離の取り方が
わかってない奴が多すぎるからな。
一生懸命荒らしてるなぁ・・・・・・平日の日中に。
とりあえず、紅茶菜月氏には頑張って欲しいです。
あと、黄薔薇の方はどうなったんだろう、続き読みたいよ。
それより
>>90氏はどうなったんだ?マジで待ってるんでつが……。
この状況では書き込みにくかろう・・・・。
/||ミ
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|:::::::::::::::||. ゚∀゚ )/....|| やはりもうせいさましてもよろしいですか?
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\||
誰か…新作を……マリみてのエロパロを…!
もうラブラブだろうが鬼畜だろうがふたなりだろうがなんだって構わないっ…!
このままでは飢え死にしてしまう…!!
>>583 >知らされた祥子さまの反応
,.....- 、 ―ニ_ | ||
-=、 ̄`―''" |\ `'''―'''" | ||
,...--、 `―‐ァ‐...::', \:::::::::::::::::::: | ||
,. ' ..::....`'''‐--‐''"~...:::::::::ヽ ` 、::::::::::::::::| ||
-=ニ"_,...、-- ヾヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ `、 `,::::::| ||
`''‐-`ヽ.`''‐-..._:::::::〃:::l:::l`ヽ..ノヽヾ,: | ||
,..-‐''''‐----'":::::::`ヽ、 /l:/|::::/l:::lヾ.‐'""' i| l | ||
__,. ' ......:::::::::::::::::::::::::::::::::::: `''1 l! l::::i lヾ|,...-==l. l:| ||
`ー--‐' ̄`> ....:::::::::::::::::ノ.._,...ヾ!ノ-':::/~ ノ i | ||
,.. '" ...::::::::::::::::::::::::::ヽ< ̄`>'" `ー‐‐''"ノ..| ||
-‐'"゛`''‐''" .......::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ `‐',ヘ | ,..、_ .| || 祐〜巳〜お〜の〜れ〜
....__...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!、 ! ,..-` ,. | ||
-"--- ....___,...--- ._::::::::::::::::::::`、 `‐' _ィ' V| ||
, '" ̄..::::::::::::::::::::::::::〉__,..w、ァ'"Vハノ | ||
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 ̄ , ', '" `ー-''// / | ||
>>638 ならば、あなたのリクエストに応じましょう(ただし鬼畜系はお断り)
縁起の悪い会話だな
>>640 おお、神よ…!
では、脇役キャラメインでコメディ色強めなエロをひとつ!
脇キャラ職人は他板にいるけどエロくないもんなぁ。
あれはあれで好きだが、確かにエロも読みたい。
__
/ ∧∧ \
/ ヽ( ゚∀゚)´、`、
/ /\ \つ つ、ヽ
| | ,\ \ ノ | |
ヽヽ レ \ \フ / /
\\ __ / /
ヽ、 ____,, /
||
[聖さま禁止]
||
>646
じゃ景さまでいいや。
__
/ ∧∧ \
/ ヽ( ゚∀゚)´、`、
/ /\ \つ つ、ヽ
| | ,\ \ ノ | |
ヽヽ レ \ \フ / /
\\ __ / /
ヽ、 ____,, /
||
[景さま禁止]
||
__
/ ∧∧ \
/ ヽ( ゚∀゚)´、`、
/ /\ \つ つ、ヽ
| | ,\ \ ノ | |
ヽヽ レ \ \フ / /
\\ __ / /
ヽ、 ____,, /
||
[景清禁止]
||
なんかこういう面白くもないAA貼りまくって荒らしてるヤツって何なんだろうな。
何か人生で気に入らない事があるなら、お前のママに泣き言聞いてもらえよ。
景さまのエロパロが読みたくなった。
酔った勢いで聖さまを押し倒すようなやつ。
コピペ覚えたての房がはりきっちゃってるからね 本スレでも
お前らがそうやって反応するから(以下略
エロパロ板のローカルルール読んだ事あるのかと(以下略
すいません俺も首吊ってきます…
よせよ、彼は誰でも出来るAA貼りを人工知能的に行う以外
表現方法を持たないんだからちょっと自己満足気味とか
マンネリでも煽るな。慈悲の心を持て。
マリア像に手あてシル
うーん。良スレになるとおもってたんだけどな・・・・・・。
作品のイメージがどうだのしか言えない既知外原作原理主義者、
勘違い仕切り厨、作品が叩かれても愚痴レスしか返せないヘタレ、
三流の釣り師しかもうこのスレには残っていませんか?
俺? SS読めればそれでいいよ。
しかし、投稿されるSSは一つも無いのであった(合掌
嗚呼、神は死んだ。否、我々が殺してしまったのだ(´・ω・`)
あうあうあー
神の中の人も大変だな…。
この状況下じゃ、投稿したくてもできないような……
みんな、マターリと(*´Д`)ハァハァしる!
>652
逆の聖さまが酔った勢いで押し倒す話ならかきたいなぁと思ってました。
逆パターンも良いなぁ。
祐巳や蓉子の話ばっかりする聖に軽い嫉妬を覚えた景は、酔った勢い
で……って、かなりベタですね
蓉子に押し倒されるやつなら時々見かけるけどな
蓉子を押し倒せるのはやっぱ聖さまぐらい?
本番は無理だろうけど柏木が蓉子を押し倒して痴話喧嘩してるシーンを見てみたい
664 :
名無しさん@ピンキー:03/06/15 00:12 ID:bds5DyS3
レイニーブルーからの派生で、どん底の祐巳を祐麒が慰めてるうちに、何時の間にかエロに突入
もう、お互いしか見えなくなっちゃった二人……という近親相姦ネタをひとつ!
やだそんなの
やだそんなの
そう言うなよ(´ー`)
えっとね、こういうことはなるべく言いたくないんだが
ならこのスレ見なきゃいいじゃん。
自分じゃ何一つ作ろうとしないくせに下らん批判だけしてなんかした気になってるクズ大杉…
多分俺も同類だろうけど。
と、くだらんこと言ってても仕方ないんで、紅茶さんの続きと664のシチュのSSキボンヌとか言ってみる。
連続SSの長時間中断のときは明記してくれるとありがたいかな。
途中ツッコミで荒らす人がいる現状、割込みを躊躇してしまふ。
夏の終わりのひととき7
(私って、こんな声が出るんだ)
乃梨子は、自分のあげた悲鳴の大きさにおどろいた。
それにしても……
祐巳さまは策士だ。耳への強烈な刺激によってつくりだされた隙を、見事に
生かしきっている。
あの、人が良くて、小動物な感じの祐巳さまが…… 信じられない。
「へへー 」
後ろを振り返ると、祐巳さまの笑顔がみえる。こんな状況になってもあどけない
微笑みを浮かべていることに、驚きを通り越して感心してしまう。
「乃梨子ちゃん。ぐっしょりだね」
「なっ」
顔が真っ赤になるのが自分でもわかる。だけど、正確すぎる指摘はやっぱり耳に
痛くて、反発してしまう。
「ふざけないでください! 」
眉間に皺をよせて、祐巳さまを鋭くにらみつける。
「ごめん、ごめん」
しかし、今日の祐巳さまには、全く効き目がないようだ。はっきりいって手強い。
「でも、怒った乃梨子ちゃんもかわいいなあ」
絶対、脳みそとけてる……
「だから、お姉ちゃんとイイコトしようね」
いや、もうしてるんですけど……
内心の呟きとは無関係に、祐巳さまは身体をきゅっと引き寄せて、再び唇を塞いだ。
熱く、濃厚なキス……
「…… くぅ…… 」
乃梨子は、くぐもった声をあげた。
柔かい唇から伝わる感触はとても心地よくて、頭の芯がとろけそうになってしまう。
その直後 ――
「…… きゃうっ…… 」
下半身が熱い。反射的に太腿を閉じてしまう。
ショーツに手を突っ込んだ祐巳さまが、大切な所を擦りはじめている。
「…… やっ…… 」
乃梨子は、小さく喘いだ。
濡れて透けてしまった白い下着の中を、祐巳さまの指先が、何かを探るように
蠢いている。そして、はしたなくも身体をよがらせている自分の姿も、対面に置かれた
大きな鏡に、鮮明に映し出されている。
こんなの、見たくなんかない。
だけど、目を逸らそうとすればする程、強く引き寄せられてしまって、視線を離す
ことができない。
数十秒後 ――
「み〜つけた」
祐巳さまは、隠されていたおやつを見つけ出した子供のような声があげた。そして、
にへへっと笑いながら、探り当てた小さな突起を、人差し指と、中指の先端で、
挟みこむように摘み上げる。
「ん ―――― 」
乃梨子は、声にならない悲鳴をあげた。
強烈な電流が駆け巡り、身体が鮮魚のように跳ねる。
「…… うわっ」
体勢が大きく崩れ、視界が反転する。
気がついた時には、ソファーの上に倒れこんでしまっていた。
「乃梨子ちゃん」
今日の祐巳さまは、とても素早い。
ソファーに仰向けになっている自分に、あっという間に覆い被さってしまう。
むぎゅ……
サンドイッチの具になってしまった乃梨子の身体に、ぬいぐるみを抱いたような、
ぷくぷくとした感触が伝わってくる。
そして、息の届く距離に迫った祐巳さまが、興味深げに見つめている。
そんな瞳で、私を見ないでください……
淫らで、汚れてしまった自分の心が、はっきりと映し出されてしまう。
「祐巳さま…… 」
乃梨子は、苦悶の表情を浮かべながら小さく呟いた。そして、救いを求めるように
両手をのばし、祐巳さまの身体をぎゅっと抱きしめた。
「乃梨子ちゃん…… 」
祐巳さまも、そっと抱きしめてくれる。
「あのね」
それから、耳元に口を寄せて囁いた。
「もっと、素直になっていいんだよ…… 」
普段は明哲な乃梨子の頭脳は、麻のように乱れた心と、淫らに動かし続けた身体に
よって疲れきっていた。
だから、祐巳さまの、蕩けるような甘さを持った言葉を、何の疑いもなしに
受け入れてしまった。もしかしたら悪魔の囁きであるかもしれないのに。
(もう、自分を抑えなくていいんだ…… それなら…… )
「…… してください」
乃梨子は、擦れた声で呟いた。
「えっ」
どうやら声が小さすぎたようだ。もう一度、言わないと。
「祐巳さま、私を好きにしてください ―― 」
や……やっと続きキタ━━━⊃д`)━━━!!!!!
>670-673
乙。
完結まで、あと3回ってとこかな?
今月中&今スレ中に終わるか微妙なところだ。
>>669 紅茶さんは週一連載みたいだから、完成してる作品なら気にせず投下しては
どうか?90さんと江利子×令の人は、今スレ中に復活してくれるかどうかも
わからんし・・・。同一スレ内で完結してくれれば誰も文句は言わんと思う。
紅茶たんキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
>>663 お前ブッ殺す……
ハァ?
>>676 そう? 私は結構アリだなぁと思ったんだけど。どっちも。
>>673 つうか、乃梨子っ! 乃梨子ぉぉぉぉぉおおおおおおおっっっ!!!!
逆上(もしくは落涙)する白薔薇さまキボンヌ。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
志摩子は!志摩子はまだか!!
志摩子はいま帰りのバスを降りてリリアンに引き返してくる途中です。
「やっぱり乃梨子につたえないと。修道院に入る以外の道もあると、乃梨子のおかげで気がついたって」
そしてそこで志摩子が見るものは――!!
「志摩子書けプレッシャー」に押される紅茶氏
負けるな紅茶
がんばれ紅茶
/||ミ
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|:::::::::::::::||. ゚∀゚ )/....|| しーぽんしてもよろしいですか?
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>>682 この世から消えろ!
そして二度とこの世に出て来るな!!
>>682 あなたは「表」のweb世界でハシャいでなさい
685 :
名無しさん@ピンキー:03/06/16 15:08 ID:gWDUpbor
もうだめぽ
どうしてこんなスレに
なってしまったのだろう
あんなにたのしかったのに
いい加減グチグチ言うのやめれ
本スレの既知外はこのスレに這い出てくんなよ
なんか変な盛り上がり方してるな。
みんな新作まで書き込みしなきゃいいんじゃねーの?
だからここは一発、陵辱を解禁にしよう。
とにかくエロにしようぜ。痛みを伴うエロ薔薇革命だろ?
>>693 陵辱の続きを書いている間に批評家気取りやらが
色々茶々を入れて又も断筆
久々に来てログを追っていたら、途中で何故か紅茶菜月氏本人に萌える瞬間があってビックリした。
自分を批判する人間を何でも「評論家気取り」と決めつけて、
自己を正当化しようとするのは感心しないな。
つまらないものはつまらない。
下手なものは下手。
>>694 マリみてで陵辱モノを書ける程のつわものがその程度で筆を折るとは思えんw
陵辱は面白くない。ただ、もしやるなら百合じゃないとヤダ。
お前らがここで何議論しても状況は変わらない気がするが
700 :
名無しさん@ピンキー:03/06/17 00:35 ID:pcwhaJh6
このスレ昨日初めて来て、紅茶菜月氏の作品読んでて、
このスレ巡回リストに入れたんです。
アレの…アレの続きを…
なんどこのスレのログを捨てようと思ったことか。
しかし黄薔薇が…。黄薔薇が…。
703 :
その17:03/06/17 03:24 ID:EQvVenNb
な、何て声を出してしまったのだろう・・・・。
思わず令は赤面し、顔を右腕で覆った。死んでも今の顔を誰かに見られたい。こんな外見であんな声を出すなんて、ひどく滑稽なように思われた。
江利子の方は、そんな令の心情を知ってか知らずか、ひたすら脇目も振らずに、令の身体にキスの雨を降らせている。
乳首を一時弄んだ後は、徐々に下の方へ唇を下げていくと、へその穴を舌でペロリと一舐めする。子供が熱い飲み物をそっと舐める時の仕草に似ていた。
そのこそばゆさに思わず再び声をあげそうになったが、令は意地でそれに耐えた。
吸ったり甘く噛んだり舌で文字を書くように舐めてみたり、と江利子の唇の動きはきまぐれだ。まるでおもちゃを見つけた猫のようだ、と令は思った。
それにしても・・・お姉様って慣れているのかと思ったけど・・・結構下手かも・・・。
令はふと不届きな感想を洩らした。江利子の愛撫は短くて素早くて、はっきり言えば物足りなかった。
煽るだけ煽っておいて、肝心の決定だが来ないというか、いつまでも先に進まないというか・・・・気持ちがいい、というよりくすぐったいという感じなのだ。
時々思わぬ口撃をしかけてくるので思わず声をあげそうになるが、彼女の愛撫自体は淡白というか、薄味という印象をどうしても拭えない。
もしかして・・・・・私の方が単にスケベなのかな・・・・。
令は顔を覆っていた腕をさげ、そっと目をあけてみると、令の足を一心不乱に舌で愛撫する江利子の姿が目に映る。
愛撫そのものはとにかく、江利子の長い睫毛に覆われた伏目や、その形の良い唇から紅い舌がチロチロと覗く様子は何やら妙になまめかしい。
バスローブの大きく開いた胸元から覗く白い胸元も、何やら令の胸を騒がせる。
「・・あの・・お姉様。」
夢中で令の足に口付けていた江利子は、令の声に顔を上げた。
令は膝を立てたまま、上半身を起き上がらせ、江利子に向かい合う
ムクリと急に起き上がった令に、江利子は驚いたように少し身を引いた。
「その・・・交代しませんか?」
704 :
その18:03/06/17 03:28 ID:EQvVenNb
「どうも落ち着かないんです、その、こっち側っていうのが・・・。」
「こっち側って?」
怪訝そうに聞き返す江利子の細い身体を抱き寄せ、令は江利子を押し倒した。ベッドの上に江利子のセミロングの髪が拡がる。シャンプーのいい匂いが令の鼻を刺激した。
幼稚舎の時から、おままごとでもフォークダンスでも学芸会でも常に男役をやってきた令である。
異性相手ならとにかく、女性相手に自分が受身というのはどうにもピンとこないのだ。
「やっぱり、私はこっちがいいです・・・・ダメですか?」
「ダ、ダメよ。」
「何故ですか?」
「何故って・・・令は妹で私は姉だから・・・よ。」
江利子的にはどうやら、令の申し出に従うのは下克上か何かのように思っているらしい。
その妙に狼狽した様子がおかしく、令は思わず笑いそうになったが、ここで笑ってまた機嫌を損ねられては大変なので、なんとか堪えた。
覆い被さるように身をかがめ、顔を近づけて江利子の瞳を覗き込む。江利子の大きく見開かれた瞳に、令の顔が写る。吐息がかかるほどの近い距離で、二人は見詰め合った。
「・・要はお姉様がリードをとってればいいわけですよね。」
「そ、それはそうだけど・・・。」
「さっきのような勝手な真似はしません。」
「で、でも・・・・。」
「お願いです、どうしてもお姉さまを抱きたいんです。抱かせてください、お姉様。」
江利子はしばらくまじまじと令の顔を見つめていたが、やがてコクンと顎を引いた。
「お姉様・・・。」
嬉しそうに瞳を輝かせる令から視線をはずし、怒ったように江利子は唇を尖らせた。
「令ったら・・・ずるい・・・・。」
「へ?」
「貴方から何かお願いされたの、私、初めてだもの・・・・。」
姉として、断れるわけないじゃない、と江利子は拗ねたように小声で呟いた。
キタ!!
すげえ。すげえ上手い。
こんなの見たらほんと自分の技量の無さに書く気がなくなるほど。
ああすごいなあいいなあ。
ついにキタ━━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━━!!!!
>>703 なんか、内容を読むよりも先に、貴方がまだ居てくれたという事実にほっとしました。
よかった。
おもいもよらぬ展開に!(゚Д゚)
710 :
702:03/06/17 12:24 ID:xAjBi7bp
キタ━━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━━!!!!
ありがとう!ありがとう!神はまだ見捨ててなかったんだな!人生最良の日だ!(;´д⊂)
↑いつものバス停を乗り過ごしたり、トイレでぐったりしたんですか(w
そのトイレには私もいました。
るんるんるんとハナウタうたってたのが私です。
そーだよねー令ちゃん!!!!
あんたはやっぱり男役が似合うよっ。
おー意外な展開・・・
攻守逆転の妙だなぁ( ´ー`)
>「令ったら・・・ずるい・・・・。」
>「へ?」
>「貴方から何かお願いされたの、私、初めてだもの・・・・。」
>姉として、断れるわけないじゃない、と江利子は拗ねたように小声で呟いた。
・・・は、反則的に萌える(*´д`*)
>>715 ふぁげどー。
受けの江利子さまも良いし、なにより2人の切なさが良い!
717 :
90:03/06/18 06:27 ID:Axt/T9IQ
117からの続きなんですが、別物と思ってもらってもいいくらいです。
すごい今更な上に、そして今更なだけに内容も文章もかなり変化し矛盾が出ています。
紅茶さんと黄薔薇の中の人が上手すぎて、(特に黄薔薇さんスゴイ)
自分のなんて恥ずかしすぎて出せないんですが、
341氏494氏635氏のお三方に捧げる意味で、投稿したいと思います。ありがとうございます。
消えない快感。
広がる恍惚。
思考が溶けてしまいそうだ。
理性が蕩けてしまいそうだ。
「お姉さま・・・・・・」
私は少し上体を起こして、何かを求めるかのように手を延ばす。
殆ど無意識の行為。自分でも何をしたいのかよくわかっていない。
それなのにお姉さまはさらに優しく表情をくずし、当然のように
延ばした手をたぐり寄せ抱きしめてくれた。
そうか。私、抱き合いたかったんだ。
私のことを私よりわかってくれている私の愛しい人。
「そういえば、ちゃんと抱き締めあったことなんてなかったね・・・
こんな可愛い志摩子、誰にも知られないように、覆い隠しておかないとね・・・」
お姉さまはそういってギュッときつく、更にきつく、抱擁してくれた。
お互いを確かめ合う時間が、ゆっくりと過ぎていく。
・・・・・・熱い。
体の密着した部分が熱い。
首筋にかかるお姉さまの息が熱い。
頬を流れ落ちる液体が熱い。
太股を・・・太股を流れ落ちる液体が・・・熱い。
頭の中がすぐ快感で埋め尽くされてしまうのに少し後ろめたさを感じ、
目の前にいる人に意識を集中させて抵抗を試みる。
しかし、下腹の奥底から溢れ出してくる快感と液体は、全く止まる気配がない。
それどころか、その勢いはますます強くなってきている。
「わ、志摩子、また溢れてきてる」
顔に血が上るのを感じる。
でも、もう弁解する余地も必要もない。
私は、お姉さまのことを考えて、こうなってしまうのだ。
もうこの快感が止まるとは思えない。
もうこの快感を止めようとも思えない。
「お姉さまが、悪いんです・・・・・・」
「志摩子だって・・・。わたしも、ほら・・・」
お姉さまは少しからだを離し、私の右手を自らの秘所に導く。
熱く湿った・・・いや、濡れた感覚が指先に伝わる。
「ね・・・・・・?」
「すごい・・・・・・」
「まあ、志摩子ほどじゃないけどね」
お姉さま多少意地悪く言うと、反論は受け付けないという意思表示なのか、素早く唇を塞いできた。
またさっきのように、強く吸われるのかと一瞬身構えてしまう。
でも、今度はやさしいくちづけだった。
まず唇をついばんで、次に舌でなめて、歯茎をなぞって・・・・・・。
一つ一つ、確かめるかのように段階を踏んで侵入してくるお姉さま。
私も、それを一つ一つ受け入れて、その一つ一つに応える。
時間は限りなくゆっくり流れている。
自然と体から力が抜けていく。
ときどき水音だけが小さな音を立てる。
何の躊躇いも気負いも緊張もなく、
私とお姉さまはもうずっと昔から何回もそうしてきたかのように、舌を絡め合いつづけた。
お互いの快感を、お互いの感覚に分け与え合う。
そうすることによって生じる、快感が共有され相乗されるような錯覚。
いや、錯覚ではないのかもしれない。
理性の臨界点なんて、とうに突破していると思っていたけれど。
あまりの快感と幸福に、自分がまだまだおかしくなっていくのを感じた。
なぜなら、私は・・・・・・私は、私のほうからお姉さまの秘所に自分のそこを押し付けて・・・・・・。
いいえ、押し付けるだけでなく・・・・・・腰を淫らに動かして、擦りつけ始めていたから・・・・・・。
「ああ、すごい・・・・・・」
やっと唇を離して、とろんとした目をしながらお姉さまはうわごとのように言う。
お姉さまの腰も、私の動きに応えるかのように淫らに動きはじめる。
二人の立てる音がどうしようもないほど室内に響き渡り・・・・・・。
意識がとびとびになって、涙で視界が霞んで、頭が真っ白になっていく・・・・・・。
もう耐え切れない。あらゆる理性は振り切れた。
ふるえているのはどちらのからだか。
わたしなのかおねえさまなのかわたしのなかなのかおねえさまのなかなのか。
わからなくなる。
「・・・・・・聖・・・さま・・・・・・聖さまぁ・・・・・・!」
何故か名前でお姉さまを呼んでしまったのを最後に、私の記憶はしばし途切れる。
「いやあ・・・・・・。志摩子、ほんとすごかったよお」
「・・・・・・」
二人で館を出て、帰り道。
私は、達したあとにそのまま意識を失ってしまったそうだ。
目が醒めると、外はすっかり暗くなってしまっていた。
眠っている間に着衣や部屋はすっかり整えられて、後片付けされていて、
一瞬あれは夢のなかの出来事かと思ったけれど、
お姉さまが意地悪い笑みを浮かべながら手渡してきた濡れたショーツが全てを物語った。
「失神してさあ・・・・・・もうおもらししたみたいになっててさあ・・・・・・」
満足げに小鼻を膨らませながら語る姿に、少々辟易する。
「・・・・・・お姉さまだって・・・・・・」
ささやかな反撃。私の記憶にだって、お姉さまのあられもない姿は刻まれているのだ。
「あはは、いやまあ、そうなんだけどね」
でも、といってお姉さまは急に真面目な顔をして、私に改めて向き直る。
「でも・・・・・・ごめんね」
「・・・・・・お姉さま?」
いきなりの謝辞にわけがわからず、問い返す。
「キッカケがなんだか・・・悪ふざけの延長みたいになっちゃって
もし途中で拒否されても、冗談で済むような、卑怯な手段をとったし、強引だったとも思う。
私も結局、まだまだ臆病なんだね・・・・・・」
自嘲するような笑みを浮かべ目を伏せながらいうお姉さまの姿に、
私はいてもたってもいられなくなり、精一杯にほほえんで力一杯にお姉さまを抱き締め、
「また・・・・・・して、ください・・・・・・」
そう、耳もとで囁いた・・・・・・。
723 :
675:03/06/18 10:09 ID:SsNEKf6X
>717-722
乙&ウェルカムバック!
黄薔薇の中の人ともども
「今スレ中に復活してくれるかどうかもわからん」
なんて失礼なことを言って、すんまそん。
恥ずかしながら自分も他板にSS投下してるんで
お気持はわかります。くじけずにガンガッテ!
>>90さん
本当におつかれさまでした。
こんな状態のスレを見捨てずにいてくれてありがとう。
>文章もかなり変化し矛盾
むしろ一月半の間に文が熟成されたような感じで、いいものになってると思いますよ。
よかったら、またよろしくね。
/||ミ
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|:::::::::::::::|| ̄\ ガチャッ
|:::::::::::::::||∀ ゚ )― ||
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|:::::::::::::::||. ゚∀゚ )/....|| せいさましてもよろしいですか?
|:::::::::::::::||∧ ∧∩....|| はっ。こ、これは・・・・・
|:::::::::::::::|| ゚∀゚ )/.....||
>>703-704 |:::::::::::::::|| 〈 ...|| >>718-
>>722 |:::::::::::::::||,,/\」 . ..||
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|:::::::::::::::|| ) .|| こんないいSSの読めるスレは
|:::::::::::::::||_/ || まだ埋めてしまう訳にはいかないな
|:::::::::::::::||│ \ || 引き返すとしよう
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>>717-
>>722 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
90さま、お疲れさまでした。そして、ありがとう!!
ありがとう。楽しませてもらいました。
聖様の最後のセリフがいいなぁ。
乙カレさまでした。
聖さま素敵すぎてヤバイ。
是非またSS書いて欲しいです。乙。
730 :
その19:03/06/19 02:07 ID:a0++Jba6
なんというか・・・・本当にスマートじゃないなあ・・・・。
結果オーライと言えばそれまでだが、必死で拝み倒して相手のお許しを貰う、というのはとてつもなくかっこ悪い気がする。(そもそも最初は嫌がっていたくせに、いつのまにかこんなにもやる気満々という所がまたなんとも恥ずかしい。)
まあ、性分だから仕方がない・・・・。
令は赤面しつつ、江利子の唇を塞いだ。その柔らかい感触をゆっくりと味わいながら、そっと舌を入れてみる。江利子は一瞬ビクリと反応したが、抵抗はしなかった。
ディープキスの経験なんてない。実際、どうやるのが正しいのか令は知らない。
だから自分の感情の赴くままに、江利子の口内を貪った。
江利子の舌に自分の舌をからめ、音を立てて唇を吸う。
江利子は令の口付けを受けながら、片手を令の背中に回し、令の背中の窪みをそっとなぞった。もう片方の手で令の右手をとり、自分のバスローブの中に導く。
(体勢の上下こそ逆転したが、リードは意地でも自分が取る、という意思表示のようだ。)
令は導かれるまま江利子の身体を手探りで触った。柔らかく、ひんやりとした感触が実に心地よい。不謹慎ながら令はケーキを作る時の、水と粉を混ぜ合わせて捏ね繰り回す感じを思い出し、恍惚とした思いで撫で回した。
「んっ・・・・。」
何度も腰のくびれの辺りを撫で回していると、江利子がくすぐったそうに身じろぎする。
その仕草に令の中の何かが疼いた。
もっと・・・もっと触りたい・・・お姉さまの反応を見たい・・・・。
令は一旦唇を江利子から離した。二人の口と口の間に、蜘蛛の糸のように唾液がつながる。
両手を江利子のバスロープの中に入れ、江利子の丸い乳房を左右対称にゆっくりと揉む。
江利子の乳房は令の大きな手に丁度すっぽりとおさまる大きさだった。制服姿ではわからなかったが、横幅はないが縦に深いので、見た目より意外にボリュームがある。
令は手のひらで全体を覆うように乳房を揉み、人差し指と中指の間で乳首をつまんだ。江利子の身体が瞬間ビクリと跳ね上がる。
「・・・あっ・・・。」
731 :
その20:03/06/19 02:09 ID:a0++Jba6
令の耳元で、江利子の吐息が漏れる。その甘いひびきに、令は少し興奮した。
私の行為に、お姉様が反応している・・・・・。
そう思うと、士気があがるというか何と言うか、決して独りよがりではないのだ、と少し安心できた。
令は、江利子の大きく広げられたバスローブの胸元を見た。形の良い乳房が揺れている。
の天辺にある乳首をそっと押してみると、へこんでいたそれは見る見るうちにつん、と上を向いた。しげしげと眺めていると、江利子の怒ったような声が令の頭上に降ってくる。
「・・・ちょっと・・・遊ばないでよ・・。」
「す、すみません・・・・。」
令は慌てて謝ると、そのまま頭を沈めた。江利子の胸元に顔を埋め、手で持ち上げた乳房をゆっくりと嘗め回す。乳輪を舌でなぞり、乳首を口に含んで舌で転がす。立った乳首に歯を当てると、江利子の身体がかすかに痙攣した。
「・・・んっ・。」
どうやら江利子は声をあげまい、と頑張っているようだ。一生懸命歯を食いしばって耐えている。
何か色々とプライドに関わるのかなあ・・・・。
自分があんあんと甘い声で喘ぐのは、容姿が容姿なので何やららしくなくてこっ恥ずかしく思えるが、江利子のような美少女でも、中々声をあげる、というのは抵抗があるようだ。
矢張りそれは相手が妹だから、なのだろうか。
お姉さまの声、もっと聞きたいのになあ・・・・でも・・・。
令は江利子の胸の上からチラリと目線を走らせた。長い睫毛を震わせ、形の良い眉を顰めて唇をかみ締めている江利子の顔が目に映る。
こんな顔のお姉様も中々見られないから、ま、いっか・・・・。
不届きな事を考えながら、令は再び江利子の白い胸に顔を埋めた。
732 :
209:03/06/19 02:17 ID:a0++Jba6
>90様
乙です。
最後の聖様のセリフが良いですね。
エロ描写が萌えです。
またよければ書いて下さい。
>紅茶様
いつも楽しく読んでます。
なんか他人の情事を覗き見ている楽しみというか。(藁
江利子と志摩子が好きなので、ここのssは志摩子多くて嬉しいです。
>コメントを下さった皆様
全部書き終ってから投稿しようかと思っていたのですが、
それだとこのスレが終わってしまいそうなので、結局今までどおり、ちょこちょこと投稿する事にしました。
拙い文におつきあい有難うございます。
>730-732
乙。
人気作が未完のまま新スレ移行というのも、盛り上がりが持続して
イイかも知れない。お気になさらず、じっくり仕上げてください。
>730-732
乙カレー。
のんびり書いてください。
平和っていいなあ・・・・・・。
>>730-
>>732 うお━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
>>209たん乙!
ますますいいですぞ!
嗚呼、新刊に新キャラ登場……
今ちょこちょこ書いてるSSに影響が出るキャラでありませんよーに……
90さんも黄薔薇の人も続きを書いてくれて嬉しいよう。うわーん(泣
エロパロ板でだって、のんびりと楽しくやりたいんです。
前スレの職人さんたちも帰ってきてくれるならスレが平和になった今がチャンスですぞ!
食人族さんも北枕さんも是非是非!
>北枕さん
∧_∧ パシャッ!パシャッ!
( )】 キタマクラサン!
/ /┘ シンカンノアラスジヲヨンダ イマノシンキョウヲキカセテクダサイ!
ノ ̄ゝ
>>700 を読んだ所から新着のレスを取得したら突然たくさんの新作を読めたので
嬉しさのあまりはしゃぎすぎてしまった・・・・・・。
うう、ずびばぜーん。
祐巳×可南子のガチンコレズSSきぼん。
可南子って誰だ。
コバルト本誌で新キャラでもでたのかな。
素晴らしい・・・・・
職人さん方に感謝!
可南子っていきなりだなおいw
トニー谷か
そろそろ新刊でますね
可南子のキャラを予想してみませう。
可南子は新聞部に「お前ら犯すぞ、ゴルァッ!」
って言うようなキャラであることをきぼん。
ベリーショートからミツアミ、おかっぱ、正統派ロングまでほぼ出揃った状態なので、
新キャラである可南子の髪型は意表を突いてベッカムヘアーであると想像してみるテスト。
ベッカムヘアーっていつの時代のベッカムヘアーですか。
聖と祥子を足して2で割ったような性格であわよくば祐巳の貞操を奪わんとする過激なキャラ。
当然のように祥子とは猛烈に中が悪く、日々板挟みになる祐巳は気苦労が絶えない。
最終的には由乃の妹に収まる。
黄薔薇のつぼみの妹に収まってからも祐巳へのアプローチを
止めようとしない可南子の姿に祥子のみならず薔薇の館住人
全員が動揺の色を隠せない。
「こんな子なんかに“わたしの祐巳”は渡さない!!」
狼の群れに放り込まれたも同然の祐巳の純潔は守られるのか?
箍が外れた薔薇ファミリーを誰も止めることはできない・・・。
志摩子さんと乃梨子の間に波風を立てようとがんばったけど
新婚カップルの二人には全く通用しなかった不憫な少女可南子。
755 :
名無しさん@ピンキー:03/06/24 21:02 ID:sR6ZHE/h
なんだなんだ。
誰もいなくなったのか?(;´д`)
疲れたんだろう…(;´Д⊂
餓死寸前の人にいきなりご馳走を食わせると死んでしまうっていうよね。
そんな感じじゃなかろうか(w
死んでもいいからきぼん。
760 :
その21:03/06/26 00:33 ID:3Me5qqpC
考えてみれば、その気の無かった令をすっかりその気にさせたわけだから、江利子の愛撫も決して下手とは言えないのかもしれない。
淡白で物足りないのは事実だが、裏を返せば焦らすのが上手い、という言い方も出来よう。
まあ・・・なんて理由をつけても・・・結局は私自身がスケベだからなんだろうな・・・。
片手で乳房を持ち上げ、赤子のように乳首を吸う。もう片方の手で江利子の身体をゆっくりと撫で回し、そっと両脚の間に割り込ませた。
江利子が一瞬身体を固くする。その先の行動を察知したのだろう。
令は遠慮がちに江利子の恥毛を撫で上げた。江利子の肌に鳥肌が立つ。
やっぱり抵抗あるのかな・・・・。
その鳥肌を見て、令は一瞬戸惑った。そして、先ほどまでの江利子の愛撫を思い出す。
全身にキスの雨を降らせ、令の身体中くまなく抓ったりひっぱったりと好き放題していた江利子だが、そういえば決して秘所には触れてこなかった。
もしかして、江利子的には、女の子同士で裸でじゃれ合う、ぐらいの軽い気持ちだったのかもしれない。令は不安になって思わず江利子の顔を覗き込んだ。
江利子は頬を上気させ目を伏せたまま、苦しそうに肩で息をしていたが、令の不安げな視線に気がつくと、ぎこちなく顎を引いた。大丈夫、というOKサインのようだ。
本当は嫌だけど、弱みを見せるのが嫌で意地を張って受け入れているだけだったりして・・。
江利子の合図にホッとしつつも、そんな疑念がふと頭の片隅をよぎった。しかし、令はあえて考えないようにして行為を再開した。どの道自分の衝動を止められる自信はないのだ。
やっぱり声出して欲しいなあ・・・。
無言で鳥肌など立てられると、少し傷つくというか、実は嫌がられているのではないか、と不安になる。江利子の方も喜んでいる、という何か反応が欲しい。
そんな事を考えながら、令は長い指で江利子の恥毛をかき分け、思い切って人差し指と中指でそっと秘所をなぞってみた。その感触に、一瞬令は目を丸くした。
あれ・・・?
江利子の秘所は、しっとりと潤っていた。
761 :
その22:03/06/26 00:34 ID:3Me5qqpC
濡れている・・・・。
試しに指を更に滑らせると、ぬちゃりと湿った感触がかえってきた。江利子の顔を見上げると、頬を赤らめたまま屈辱に耐えるように瞳を閉じていた。
「お姉さま・・・・。」
江利子は令を拒んでいない。それどころか令の愛撫に反応しているのだ、。自分ひとりが何だかいやらしい生き物のような気持ちがして後ろめたかったが、どうやらそうではないようだ。
令はなんだか無性に嬉しくなって、江利子の額に頬にそっと口付けた。
江利子は顔を近づけきた令の首っ玉に、怒ったようにかじりついてくる。たぶん顔を見られたくないのだろう。
令は大胆に長い指で江利子の指をまさぐり始めた。耳元で江利子が息を飲む。中指をさぐるように江利子の中にしのばせ、探るようにうごめかせた。
「・・あっ・・・・。」
江利子が自分の身体を更に密着させてくる。江利子の髪から、身体から発せられる甘い香りに、令は妙に胸が昂ぶる。
江利子の中に自分の指がある。その指を動かすたびに江利子の中がうごめき、自分の指を締め付ける。自分の動きに合せて江利子が息を呑み、眉をしかめ、甘い声を洩らす。かつてない興奮が令を包んだ。いまや令の指が江利子を支配している。
「・・・っああっ!!」
令が乱暴に指をかき回すと、江利子が弓のように身体をしならせた。既に秘所は湿り気を帯びている、などというものではなく、はっきりとグショグショに濡れていた。江利子の湧き出る愛液で、令の指はベトベトだ。
もう一本指を入れてみようとしたが、江利子の中はせまく、一本が限界のように思えた。令の無骨な指では、江利子の負担が大きそうだ。きっと痛い思いをさせてしまうだろう。
令は一旦指を江利子の中から引き抜いた。江利子は緊張が解けたように、令にぐったりと自分の身体を預けてきた。荒い息遣いが、肌を通じて令にも直接伝わってくる。
「失礼します・・・お姉さま・・・。」
762 :
その23:03/06/26 00:35 ID:3Me5qqpC
令は自分に寄りかかってきた江利子の身体を再びベッドに押し倒した。そのまま江利子の両膝を立てると、膝の裏を掴んでぐいっと開かせる。令の唐突な行動に、江利子は最初目を丸くしたが、次の瞬間慌てて両脚を閉じようとした。が、令の手がそれを阻む。
「ちょ・・・・れ、令・・・。」
「失礼します。」
令はそのまま顔を江利子の脚の間に沈めた。令の意図を察した江利子は、必死に脚をばたつかせた。
「や、やめなさい、令。」
江利子の形の良い足が令の頭を直撃した。なかなか強烈な一撃だったが、令はぐっと堪え、江利子の薄い恥毛に覆われた秘所に、そっと接吻する。瞬間江利子がビクリと身体を震わせた。
江利子の秘所はねっとりと濡れ、光っていた。ピンク色の襞はピクピクとひくつき、令を誘うようにうごめいている。初めて真近で見た女性の性器は、ある意味グロテスクで綺麗とは思わなかったが、何やら美味しそうには見えた。
「あっ・・・・いや・・・ああん・・・・。」
令が丁寧に秘所に舌を這わせると、江利子は甘い声をあげて再び身体を痙攣させた。愛撫の度に太ももがゆれ、令の頬に触れるのが何ともこそばゆい。
ぴちゃぴちゃと音を立てて江利子の秘所を舐めあげ、舌を江利子の中にねじ込んで見る。
「あああん・・・・はぁ・・。」
江利子は手を伸ばし、自分の股間にうずめられたあ令の頭を押さえた。身をよじらせながら、令の短い髪の毛を掻き毟る。
令はその声に陶然としながらも、愛撫を緩めない。江利子の秘所に、そっと舌の先端を出し入れしてみる。
江利子はもう声が漏れるのを押さえようとはしていなかった。
「あん・・・・令・・・令・・・令・・・。」
うわ言のように令の名前を呼び続けながら、江利子は快楽に身をゆだねた。
が、餓死寸前に強烈すぎる!(つーか乙>760-762)
あ、朝起きてスレを覗いてみれば……(;´Д`)ハァハァ……ウッ
黄薔薇ばんざーい!!!!!
>>760-
>>762 ああっ!えち過ぎるっす(*´Д`)ハァハァしますた
由乃さん激しいんだな。
由乃?
可南子×祐巳だと祐巳を監禁するような話に……?
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
可南子×瞳子がいい。
>>770 この二人は仲が悪いみたいだから無理と思われ(w
>>771 読んだのだね…・゚・(ノД`)・゚・
ほら、あれだ。
「貴方、強いわね」
「瞳子さんこそ…」
で、愛が芽生えるヤツ。
いきなり可南子って祐巳を監禁するような娘なの?
ってこんなところでネタバレを食らうとは…(憤死)
774 :
名無しさん@ピンキー:03/06/28 19:11 ID:wLY/OmPQ
百合姉妹発売記念保守
立風立風フラゲ記念保守。
これから読むけどネタバレはしません。
777 :
名無しさん@ピンキー:03/06/30 19:34 ID:SY+88y6g
広告Uzeeeeeee!
779 :
名無しさん@ピンキー:03/06/30 21:20 ID:NkiB30/K
780 :
名無しさん@ピンキー:03/06/30 21:23 ID:6CUsuvF9
放課後、音楽室。
部活動へ行くクラスメイトたちを見送り、祐巳は一人窓際の席に腰掛けていた。
作り付けの机の上には、真新しいページに今日の日付けだけが記された掃除日誌とHBの鉛筆。
掃除日誌は特に頭を悩ませるようなものではない。
決まりきったことを決まりきったように書けばいいもの。本来ならものの数分で書けるものだ。
それでも祐巳が鉛筆をすすめられないでいたのは、全く別の事を考えていたからだ。
ふと、祐巳は黒板の前に鎮座するグランドピアノに視線をむける。
それはお姉さまと連弾をした思い出のピアノ。今でもそのときのことをありありと思い出せる。
連弾をしたのは、今日と同じく音楽室の掃除当番のときのこと。
そして今日の掃除当番は、まもなく進級する祐巳にとっては最後の音楽室の当番なのだった。
「祐巳、どうかして?」
凛とした声が音楽室に響いた。
「お姉さま?」
と声の方へと振り返った祐巳が目にしたのは、お姉さまではなく。
「し、静さま?」
「ごきげんよう。祐巳さん」
と、どこか楽しげな笑みを浮かべた静さまがそこにいたのだった。
「祐巳さん、何か一人で物思いにふけるようなことが?」
「あ、いえ、その、えと」
静さまのまっすぐな瞳に、祐巳はしどろもどろになる。
お姉さまとの思い出にひたっていたんです、なんてさすがに恥ずかしくて言えなかった。
782 :
781:03/07/01 04:06 ID:CN7Zd5vJ
「当ててあげる。祥子さんのことでしょう?」
けれども静さまはすべてお見通しで。
祐巳はただ頬を染めて頷くしかなかった。
「静さまはいつもお早いんですね」
あたりさわりのない言葉を、祐巳は口にする。
「ええ。誰もいない音楽室が好きだから。前にも言ったかしら?」
「生徒会選挙のときに」
「そうだったわね」
そう。音楽室の掃除当番の、もうひとつの思い出だ。
唐突に、ある光景が祐巳の脳裏にたちあらわれた。
それは生徒会選挙、静さまという連想から思い出された光景。
「どうしたのかしら?」
唐突に耳まで赤くなった祐巳に、静さまは怪訝そうな表情をうかべた。
「いえ、な、な、なんでも」
祐巳にはそう答えるのが精一杯だった。
下手に言い訳をしようとすると、余計なボロをだしてしまいそうだったから。
でも、百面相だけで静さまには充分すぎるほど伝わってしまったらしい。
静さまはいたずらが見つかった時のような、なんとも言えない笑みを浮かべていて。
その笑顔が一瞬だけ真顔になった瞬間。
祐巳は、自らの顎が静さまのたおやかな手にくいと持ち上げられるのを。
そして唇に程近い場所に静さまがくちづけるのを、感じた。
「今度は覗きの仕返し、ね」
まだ四巻の蟹までしか読んでない新参ですが
普通に祥子さまと祐巳が好きでして。(特に受け攻め無し)
で、ここ含めざっとネットうろついた感想
……私、少数派ですか?
>783
少数派というか、まだ入り口に立っただけ。
>>783 少数派というよりむしろ、王道です
みな、そのロイヤルカップリングを前提とした上で、更に新たな何かを
模索しているだけで、それを否定する方はほぼ皆無でしょう
ま、その二人の成分については原作で満ち足りてるというか、
原作の展開をマリアさまの如く見守りつつという傾向はあるかも
>>781 やったヽ(´ー`)ノしつこくお願いし続けてたかいがあったよ!
うむ。もともとお願いされてた奴が無責任にも任務放棄して逃げたからな
そんなことに責任なんてあんの?
全く無し
別にあの人に罪はないと思うが
791 :
781:03/07/01 14:20 ID:JIpubxnu
ども、781です。
昨日このスレにたどりつきました。
黄薔薇の中の方や紅茶さまに刺激されて、
激しく眠い状況下で書いてしまいました。
なんか表現に繰り返しがあったりして美しくないですね。
次はちゃんと校正・推敲してから書き込みます。
782は続けられもするし、
そこで終わってもよしです。
とはいえ。エロ書いたことないんで、
ご期待通りに続けられるかは疑問ですけど。
>>791 いらっさーい。そして乙。
>とはいえ。エロ書いたことないんで、ご期待通りに続けられるかは疑問ですけど。
このスレでは無理にエロにする必要はないと思うよん。
新刊読んだけどなんつーか今回のはアレとかエロパロ板的にかなりナニでホニャララな感じだ…w
…ああっ、ネタバレ出来ないのがもどかしい!
なんつーかこのスレの住人の行儀よさに惚れた
俺はカニーナ読むまでは紅薔薇が好きだったなぁ。
でも蟹〜ウァレンティヌスあたりの志摩子さんに惚れまくり。
祐巳視点で見た完璧美少女が
聖さまや蟹さまや本人から見た繊細で脆くて壊れかけの少女像に変わったのは衝撃だった。
志摩子さんラブだーー。
そんな早い時点で、どうやって紅薔薇に惹かれたのか不思議
>>796 ごきげんよう。
祥子さまと勘違いなさっているのではないかしら。
まぁついでに俺も言わせてもらうが
志摩子さんラヴだーーーーーーー!!!
最近目立たなくなってきてるけど…(´・ω・`)
私も志摩子さん大好きです。雰囲気がえっちくて。
ぶっちゃけ颯颯があんまり楽しみじゃないのはどうせ志摩子さんの影薄いから・・・
と思ってる自分の同志がたくさんいるスレはここですか?
志摩子さんはごく親しい2,3人しか見せない弱い顔があるのが最高。
あの鉄壁の像がはがれておちていくのが官能的ですね。
>>800 おお、同志だ。私も颯々にはあまり期待してなかったよ。
これからも影が薄いんだろうな、志摩子さんは・・・( ´Д⊂ヽ
白派はp69の挿絵にハァハァしてろってこった。
ま、紅派の俺も(;´Д`)ハァハァなわけだがな。
なんか志麻子スキーがイパーイいるみたいなんで嬉しいな。
旧世代キャラは殆ど人気あると思われ。
ドリルスキーもぼちぼち見かける。
仏像ヲタはあんまり見かけないが…
乃梨子も勿論好きだよ。
志摩子さんが好きなんだし。
・・・っていうのは冗談として乃梨子も志摩子さんにしか見せない顔があるのがいい。
聖さまも親しい人にしか見せない顔があるし。
なんつーか、白薔薇ファミリーは妙に閉鎖的なとこがあって、
そこがまた官能的なんだよなぁ。
あー飯食お。
>>806 新刊での乃梨子の書かれ方に納得できるかい?
白派に足りないのは覚悟だ。
もう2冊くらいはろくな出番はないだろうという現実を受け入れる覚悟。あーめん。
なまんだぶなまんだぶ
1ページでも出番があればそれで満足サ…
だがしかしこれからは学園祭編修学旅行編と2年メインのイベントが続くから
志摩子さんその他の出番も増えるであろうと期待ておりマス。
あとは学園祭とかで静さまが再登場してくれればもう何も言うことは無い…
志摩子さんのしましまぱんつ
mitainokayo
見たくない奴がいるのか
黄に至っては『出番少ねぇよヽ(`Д´)ノ ウワァァァン』という意見すらあまり見ない程に影もうすけりゃ人気もないっぽいんですが…(´・ω・`)
パンダの中の人も大変よね
志摩子さんヒモパン希望
黄派の人はある程度割り切ってるからな。俺とか。
白みたいに時間をかけて味を出すタイプでもなしに、黄薔薇日記みたいのでも
十分飢えは癒えるのさ。
こうして白黄派のレスを読んでると、紅派の漏れは如何に幸せもんかわかってくるよ・・・
志摩子さんは絶対美乳だ
祥子さまは絶対魔乳だ
祐巳ちゃんは絶対貧乳だ
祐麒は絶対ハト胸だ
志摩子さん実は貧乳説をここに提唱したい
漏れも志摩子さんは貧乳派(でも美乳)
聖さまは実は爆乳
上村佐織は意外と超乳
聖さまは貧乳でいい。
っていうかチチデカは頭悪そうでヤダ。
>>831 65Dが何に「必要」なのかと(以下ry
見た目。
Bでいいよ
C?
おまいら面白すぎます
そろそろ新刊ネタ解禁かな?
入手次第解禁だな
ところで今回の新刊、今度こそ
蔦 子 た ん は 活 躍 し て る ん だ ろ う な ?
>>841 真夏の一ページに比べたら百倍活躍してると思われ
ユキチはやはり自分が貸したガクランに残った姉の匂いにハアハアしたのだろうか
むしろ、志摩子さんに服を貸した小林が気になるな。
846 :
845:03/07/03 18:16 ID:riDTCldF
ごめん。乃梨子さんだった。吊ってくる。
うーむ、早く読まねば
推理小説同好会の連中はあのパンダの中に順番に入ってみたりしているのだろうか
むしろ花寺裏オークションとかで超高値で取引されているのだろうか
由乃さん使用学ラン
乃梨子使用学ラン
祐巳使用着ぐるみ
最高値はどれだろうな
俺の中でパンダの中の人が、尻の大きい教育実習生からシフトしますた。
「つぼみたちの生着替え極秘盗撮ビデオ」とかあったら怖いな…
>>852 もしや、生徒会室が雑然としているのは、
ビデオカメラとマイクを隠すため、
連綿と受け継がれたテクニックだったのかっ。
>848
花寺らしく御本尊に奉るとか?
普通に男子校のノリで嫌かも…。
しかも罰当たりっぽいし。
>パンダ
まあ本当はレンタルだろうと思う
最近思ったんですが男性向け18禁とかって単に
エロが描いてあるだけでちっとも萌えないんですよ。
>>856 それはマリみての18禁についての意見? それとも一般論?
859 :
856:03/07/03 20:00 ID:WHW06CnI
挿絵の人はほんとユキチ好きなんだなぁと思った。何回でてくんだよ。
紅以外の薔薇しょぼーん
野郎キャラの方が巧く描けている気がするな
862 :
名無しさん@ピンキー:03/07/03 22:26 ID:U8P+bqxG
もともとボーイズラヴあがりの方だからでしょう
萌える絵ではないなあ
白は聖さま以外挿絵少なすぎ。
ユキチ×ユミってのはだめか…
つーかここは女同士以外はだめなん?
>865
萌えられればオッケー。
前スレには聖×ユキチなんてのもあったし。
ユキチ×祐巳はハードじゃなければ大丈夫なんじゃないか?
でもなるべく百合にしてほしい。
実はユキチは(略
>866
そんなのあったのか・・・激しく見たい…
ところで柏木×聖はありえなさすぎ?
ぐわあ。はやくhtml化しないかな・・・
おしえてくれてサンクス。
もうされてるみたいだが・・>html化
873 :
名無しさん@ピンキー:03/07/04 00:47 ID:s5XNDC5A
食人族さんのアレも今投下したらきっとどこぞから沸いて来る連中に叩かれるんだろうな
この板の住人がなんでスルー出来ないのかが不思議なんだが。
マリみて住人だから。
>871
されてましたね、早とちりでした。
しかし柏木×聖はなかった。
エロパロに無理は無い
受け入れられるか否か
むしろ聖×柏木の方が…
ヘイワ(・∀・)イイ!!
百合がいい。
ヘイワナ(・∀・)ユリガイイ!!
禿同
夏の終わりのひととき8
祐巳さまは、伸し掛かった体勢のまま、唇を胸元に近づけていく。
そして、露わになっている乳首に舌端を押しつける。
「きゃうっ 」
乃梨子は、普段は絶対に出さないような、甘ったるい声をあげた。
刺激に対して極度に敏感になっている肢体は、本人の意思に反して、ソファーの
上で跳ねあがっている。
上気して、紅く染まった顔を下に向けると、嬉しそうな表情を浮かべた祐巳さまが
自分の瞳を覗き込んでいるのが見えた。
そして、祐巳さまは、もう一度あどけない微笑みを浮かべると、乃梨子の突起を
押し潰すようにして舐め始めた。
「…… んんっ…… くぅっ…… 」
乃梨子は、捲れ上がったアンダーシャツの端を、千切れる程に強く噛んだ。自分の
喘ぎ声を耳にするのは、あまりにも恥ずかしかったので。
しかし、的確な場所を刺激する、祐巳さまの愛撫によって、大きく育てられて
しまった欲情を抑えることは到底かなわず、途切れ途切れに声を漏らしてしまう。
「乃梨子ちゃんって、とっても敏感なんだ」
「そんなこと…… ないです…… 」
無意味とは分かっているけれども、消し去ったはずのプライドの名残りが、心の中に
ある、淫らな部分の存在を認めることを拒否している。
「自分の気持ちを偽るのはよくないよ 」
祐巳さまは、こくん、と首を傾げながら囁いた。
彼女の仕草は、上級生ながらとても可愛らしいのだが、それを「微笑ましい」と
感じる余裕は、当然ながら、今の乃梨子には全くない。
「私は、敏感なんかじゃないし、気持ちに嘘なんかついていないから」
乃梨子は鼻息を荒げて反論した。しかし、言っていることが自分でも無理があるし、
敬語も何処かに飛んでしまっている。
「ふーん」
祐巳さまは、動揺を隠しきれない乃梨子を嘲笑うかのような声をだした。
そして、固くなった乳首を口に含むと、白い前歯を使って、軽く歯をあてた。
「…… いやっああああっ! 」
頭の中を無数の火花が飛び散った。
乃梨子は、強烈な刺激に耐え切れず、今日、何度目かの絶叫を迸らせた。
「乃梨子ちゃんのうそつき」
快楽と苦痛の狭間でよがり狂っている白薔薇のつぼみを、興味深げに眺めながら
祐巳さまは、からかうような言葉を浴びせてくる。
「嘘なんか…… ついていません」
どうしてこんなに強情なのだろう。
「そう…… 」
おもむろに顔をあげた祐巳さまは、少し怒ったような表情になった。生意気な
下級生の返事が気に入らなかったのだろうか。
その直後――
「きゃん! 」
下腹部に鋭い痛みが走って、乃梨子は悲鳴をあげた。
顔を歪めながら慌てて下を向くと、祐巳さまの指先が、自分の秘所の奥深くに
突き入れられている。
「乃梨子ちゃんが強情なら、いいもん」
いいもんって、祐巳さま……
苦痛に耐えながら、突っ込みを入れようとしてしまう自分に呆れながら、膨れっ面を
している少女の顔を、まじまじと覗きこんだ。
しかし、祐巳さまは、乃梨子の何か物を言いたげな視線には、全く無頓着だった。
そして、
「素直にさせてあげるね」
と、顔に似合わない恐ろしい言葉を紡ぎ出すと、膣内に挿入られていた人差し指と
中指をゆっくりと動かし始める。
「…… うあああっ…… んぐぅううっ」
祐巳さまが少しでも指を動かすたびに、身体中を引っ掻き回されるような、鋭い
痛みが押し寄せた。
乃梨子は、整った顔をしかめながらも、唾液で濡れたアンダーシャツを噛みつづけて
必死に耐えている。
ぐちゅん、ぐちゃん――
膣内の粘膜が擦りつけられる音が、乃梨子の鼓膜を揺らしている。
最初は、激しい痛みから逃れるように、身体を捩らせていたが、愛液の分泌量が
増えるにしたがって、蕩けるような快感が苦痛を圧倒していき、ついには、無意識に
指先からの刺激にあわせて、腰を動かすようになってしまう。
「…… んあっ…… やああっ…… あくぅ………… 」
乃梨子は、動きを速めた指先から産み出される、快楽の荒波に抗しきれず、頂きを
迎えようと身体を硬直させる。
しかし――
「な…… 何故です? 」
乃梨子は、呆然とした声をあげた。
「どうしたの? 」
祐巳さまは、きょとんとした顔で問い掛けてくる。
「どうして、急に…… 」
乃梨子は、言葉になる寸前で、慌てて口を抑える。
「変な乃梨子ちゃん」
祐巳さまは、少しだけ首を傾げた。それから、根元まで濡れてしまった指を、
再度、動かし始める。
くちゅ、くちゃ、ぐちゅん――
愛液にまみれた膣壁を掻きまわす厭らしい音が、リズミカルに響いている。
再開された祐巳さまの愛撫は、ゆっくりとではあるが、次第に速度と強さを
増していく。
それと比例して、漆黒の髪を振り乱してよがりまくる乃梨子の痴態も、より淫らな
ものに変わっていく。
「…… ふあっ…… もう…… やあああっ…… 」
切れ切れの悲鳴をあげた乃梨子は、全身から汗を噴き出しながら、祐巳さまの
身体にしがみつく。そして、押し寄せる快感を逃がすまいと太腿を閉じて、
愛撫を続ける 『 紅薔薇のつぼみ 』 の手を挟みこむ。
「……んあ、んああっん、…… ふあああっ!」
呼吸が荒くなって、身体の奥からこみ上げてくる物を抑え切れなくなって、
全てを一気に開放しようとして……
そして――
「どうしてですかっ! 」
乃梨子は、憤然として祐巳さまを睨みつけた。
「どうしたの? 乃梨子ちゃん」
祐巳さまは、先程と全く変わらない顔つきで…… 白々しい声をあげる。
だけど、今度は、もう自分を抑えることなんかできなかった。
「どうして、寸前でやめてしまうんです! 」
溢れ出す感情を抑えきれずに、祐巳さまに向かって強い怒りの声をあげる。
しかし――
「やっと、素直になったね…… 」
祐巳さまは、にっこりと微笑んだ。
やられたっ――
乃梨子は開いた口を閉じることも忘れて、硬直してしまった。しかし、小さな声を
懸命になって絞り出す。
「…… 卑怯です。祐巳さま」
悔しさと、恥ずかしさで、首の後ろまで真っ赤になっている。
「そう? 」
「そうです…… 私だっていきたいんです! 」
もはや、開き直るしか選択肢がなくなってしまった乃梨子は、悲痛ともいえる声を
叩きつけた。そして、両手を伸ばして祐巳さまの頭部を引き寄せると、唇を強引に
塞いでしまう。
「…… んんっ…… うっ」
唇の端から、唾液が零れ落ちたことなんて気にしない。
伸ばした舌端は祐巳さまの口内を貪るように舐めまわし、左手は、小さな胸の突起を
まさぐり、右手は、純白のコットンの、下着の中へもぐりこませる。
(…… 祐巳さまだって、ベトベトじゃないか…… )
乃梨子は、心の中で呟きながら、夢中になって愛液で濡れている場所を
かきまわした。
「んんっ…… ぎゃう…… 」
これは祐巳さまの喘ぎ声だ。志摩子さんのお姉さまは、怪獣の子供の鳴き声なんて
いっていたらしいけど、もし、本当だとしたら、とても可愛らしい怪獣なんだと思う。
同時に、祐巳さまも、急に積極的になった乃梨子に応えるかのように、秘められた
部分への愛撫を再開してくれた。
くちゃ、くちゃん――
絡み合う舌が唾液を弾く音と、お互いの秘所を指先で擦りつける音をBGMにして、
二色のつぼみの淫靡な嬌声が、部屋の静けさを破りつづけている。
そして、今日、三度目の昂ぶり――
(今度こそは…… )
強く意を決した乃梨子は、祐巳さまを促すように、秘所への愛撫を強めていく。
祐巳さまも、十二分に期待に応えてくれて、乃梨子の最も感じる所をぐちゃぐちゃに
掻き回してくれる。既に、何度も絶頂寸前でせきとめられていたこともあって、
あっという間に、快感は極限にまで高まっていき……
「やああああああああっっっつつつ! 」
下校を促す予鈴の音を掻き消すように、二人の少女の叫び声が、薔薇の館に
響き渡った。
>>886-
>>891 紅茶菜月たん
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
エロエロっすね!
ィィ!
待ってました!
攻め攻め祐巳とツッコミ乃梨子、(・∀・)イイ!!
祐巳はこんな時でも怪獣の子供なんですねw
896 :
かなこ:03/07/06 10:35 ID:0pUdTMNs
みた
可南子コエー!(((( ;゜д゜)))ガクガクブルブル
shareninaranaine
899 :
名無しさん@ピンキー:03/07/06 20:12 ID:tIWl/dZ3
夏の終わりのひととき9
祐巳さまと乃梨子は、銀杏並木に挟まれた、校門へと続く小道を無言で歩いている。
幾分過ごしやすくなったとはいえ、まだまだ暑気を感じさせる、ねっとりとした
空気が、彼女達の額に新たな汗を産み出している。
「あの…… 」
気まずい沈黙に耐えられなかったのか、祐巳さまは、おずおずと口を開いた。
「はい…… 」
乃梨子も、躊躇いがちに返事をするが、頭の中が、ごちゃごちゃになった弁当
みたいに混乱してしまって、それ以上の言葉を口に出すことができないでいた。
祐巳さまは、しばらく無言のままで歩いていたが、やがて意を決したのか、歩みを
とめて乃梨子の方に向き直った。
「本当にごめんなさい」
祐巳さまは、頭を深々と下げて申し訳なさそうに謝った。若草色のリボンに
括られたトレードマークのふたつのお下げも、彼女の気持ちを代弁するかのように、
しゅん、としなだれている。
「いえ…… 」
乃梨子は、小さく呟いた。
「…… いいんです」
確かに、あんなことになっちゃったけど、男女(ではないが)の交わりに、
どちらが良いか悪いかなんて、本質的には存在するはずはない。
乃梨子は、沈着冷静といわれる思考を整頓して、ゆっくりと言葉を紡ぎ出した。
「もし、最初に顔を合わせた時、祐巳さまが、何もされずに帰られたら……
途方もなくつらかったと思います」
そして、一呼吸を置いて続ける。
「祐巳さまは、私の負い目を取り払ってくれました。だから、いいんです」
二人の間に再び、沈黙の時間が流れた。祐巳さまは、暫く私を見つめていたが、
ふいに、愛らしい顔を歪めた。
「ごめんね、ごめんね」
双眸の両端に雫を溢れさせた少女は、謝罪の言葉を口にしながら、乃梨子に
抱きついた。そして、決して豊かとはいえない胸に顔をうずめて、子供のように
泣きじゃくる。
乃梨子は、彼女の背中を優しくさすりながら、ふと思った。
好きなときに泣けるなんて、なんて羨ましいのだろう…… と。
それに――
これからどうなるのだろう……
祐巳さまと祥子さま、そして、私と志摩子さん。
乃梨子は、今日の出来事が、二組の姉妹にどれだけの影響をあたえるのかを、
考えようとした。しかし、戦慄を伴うはずの未来図を、どうしても具体的に想像する
ことができなくて、彼女は思考の迷路の中で、空しく立往生してしまった。
ふと気がつくと、何時の間にか泣き止んだ祐巳さまが、不思議そうに乃梨子の顔を
見つめている。
二人の視線が重なり合った。
そして、乃梨子が小さくうなずくと、祐巳さまは弥勒菩薩のような安らかな表情を
浮かべて、ゆっくりと唇を近づけて……
唇だけのキスをした。
複雑な感情を一つの行為で洗い流すことなんて、できるわけはないけれど、それでも
二人は、そうするしかなかったと思う。しかし――
その時、少し離れた銀杏の木陰から、シャッターをきる小さな、小さな音が鳴った
ことなど、気づくはずはなかったのだ。
一分近くの口付けの後――
祐巳さまは、唇をゆっくりと離した。そして、涙で濡れた頬を全く気にせずに、
混じりけのない微笑みを浮かべながら、
「行こう」
と、右手を差し出した。
乃梨子は、ほんの少しだけ躊躇った後に、ゆっくりと左手を伸ばして、祐巳さまの
手をぎゅっと握りしめた。
西に傾いた太陽から届いた山吹色の光は、校門へ向かって歩く二人の少女を柔かく
包み込み、影法師を長くのばしている。
ほんの少しだけ涼しさを含んだ西風が、銀杏並木を強く吹きぬけ、木の葉同士が
擦れ合う、乾いた音を奏でている。
細かく千切れた雲を浮かべた、茜色の空は澄み渡っていて、地上世界よりは一足
はやく、夏の終わりと、新たな季節の到来を教えてくれていた。
(おしまい)
描写すればいいというものではないよ
紅茶さんキタ――(゚∀゚)―――
この先蔦子さんがどう動くのかが気になりますw
そんなー
続編が考えられる終わり方だけど、これで終わり・・・でしょうか?
なんか最後とか、素で上手いなーと思いました。
長い間おつかれさま&ありがとう。
機会があったら蔦子さん編や、姉妹修羅場編を!
続編で泣き崩れる志摩子さんが見たい漏れはサドッ子ですか?
>>907 いや、至極普通の感性の持ち主だよ。
紅茶さん、お疲れ様でした〜。
「戦慄を伴う未来図」を思い浮かべると、思わず頬が緩みます。
親友と妹に裏切られ、打ちひしがれる志摩子さん(;´Д`)ハァハァ
もちろん、祥子さまに慰められて..
可南子も忘れるなっ!!(w
可南子が祐巳を拉致監禁して瞳子がそのドリルで扉を破って助け出すSSマダー?
なるほど。
それでぼろぼろになったドリルのかわりに、祐巳ちゃんが自分のツインテールを付けてあげるんだな
か、感動的だ
913 :
名無しさん@ピンキー:03/07/07 12:52 ID:FGaqwiLN
>>911-912 なんか、シュールだな…
で、祐巳は「新しいツインテール」を箱から取り出して装着する…、と
てゆーか、アゲてしもた…スマソ
祐巳ちゃんはなんで飛ぶのんー?
916 :
名無しさん@ピンキー:03/07/07 14:38 ID:PfaGOVbz
リリアン刑事II〜少女ドリル伝説
第12話「祐巳さま最大の危機!!(前編)」
■キャスト
松平瞳子、二条乃梨子、福沢祐巳、小笠原祥
子、島津由乃、支倉令、藤堂志摩子、山口真
美、武嶋蔦子、細川可南子 ほか
友情出演:佐藤聖
■あらすじ
「紅薔薇のつぼみ」が何者かに誘拐された!
調査線上に浮かび上がる1年生の影。果た
して瞳子は祐巳を救い出すことが出来るの
か!? 学園の平和を乱す悪に、瞳子のドリル
が唸りをあげる!
>917
花寺生徒会のメンバーはキャストの「ほか」の中に含まれてるわけですね。(w
ところで、新刊ネタで書いてもいいんでしょうか。可南子とか可南子とか。
教えてリリアンの偉い方々。
リリアン刑事II〜少女ドリル伝説
第13話(最終話)「祐巳さま最大の危機!!
(後編)」
■キャスト
松平瞳子、二条乃梨子、福沢祐巳、小笠原祥
子、島津由乃、支倉令、藤堂志摩子、山口真
美、武嶋蔦子、細川可南子 ほか
友情出演:佐藤聖
■あらすじ
祐巳を誘拐したのはなんとリリアン女学園の
1年生だった! 瞳子の悲しみのドリルが激
しい火花を散らす! 激しい戦いの末、救い
出された祐巳が瞳子に伝える“想い”とは…。
少女ドリル伝説感動の完結編!
>>919 思い余った可南子が祐巳を誘拐・監禁するSSでも書くのかい?
早くさつさつを読まないと、ドリルネタについていけない
923 :
名無しさん@ピンキー:03/07/07 18:35 ID:s3rHlnkZ
>>919 よーし俺が独断で許可してやろう。
ダークなやつキボン。もちろん祐巳がらみで。
925 :
名無しさん@ピンキー:03/07/07 19:39 ID:lj12OxFu
読んでくれた方、感想を頂けた方、ありがとうございました。
何とか書き終えることができて、正直ほっとしています。
登場人物の特徴の把握が特に難しく、課題も残りましたが、
楽しんでいただければ幸いです。
>>209様
いつも楽しませて頂いています。
洗練された文章で語られる、落ちついた感じの令さまが、とても気に入って
います。続きを心待ちにしております。
>>90様
お疲れさまでした。ほのぼのとした感じが出ていて、よかったと思います。
志摩子さんに対する聖さまは、すごく真面目な感じがしますね。
>>781様
お疲れ様です。
静さまと、祐巳ちゃんのからみは、独特の味わいがありますね。
もし、続きを書かれるのであれば、楽しみにしたいと思います。
次スレタイトルはなんでしょうか RAM → ROM →?
EP-ROM とか EEP-ROM とか CD-ROM とか DVD-ROMとかでしょうか
えろばらの森
929 :
名無しさん@ピンキー:03/07/07 21:34 ID:lj12OxFu
新刊読んでから由乃×アリスな妄想で頭がいっぱいだ。
なんでやねん。
本当にな。
>>921 もうあるじゃん(;´Д`)読んだらもう全然マリみてじゃなくてもいいような内容だったけど
正確には、
由乃の夢で初めての夢精を体験して泣きそうになってるアリスで頭がいっぱいです。
935 :
名無しさん@ピンキー:03/07/07 22:48 ID:lj12OxFu
由乃×アリス、激しくキボン。
つーか、自分で書けりゃ一番いいんだけどな……。
>紅茶菜月氏
どうも、少し遅くなりましたが。
こちらでの武者修行を教えていただいてから拝見してましたが、
読みやすさと共にまろやかな温かみがあり、エロの中にもどこか愛嬌を感じさせる、
かわいやらしい文体がさすがだなと感じ入りました。
よくも悪くも空気の大きく違うところで見事に完走を果たされたこと、乙です。
どうか今後もご健闘ください。
939 :
その24:03/07/08 04:24 ID:xR3Hnwre
「私、貴方の事が気に入ったの。私の妹にならない?」
江利子が令にそう言ったのは、たぶん今日の様な初夏だったように思う。
部活の最中、突如江利子は体育館に現れ、素振りをしていた令を呼び出して、スールの申し出をしたのだ。
令の方は江利子の事を「黄薔薇の蕾」として見知っていたが、江利子のほうが自分を知っているなどと思っていなかった。
いきなりの面識の無い上級生の呼び出しに、ただただ青ざめたのを覚えている。
しかも、呼び出されてみればそれがスールの申し出であったので、更に仰天したものだ。
令は江利子の性格を知らない。更に、江利子の妹になるという事は薔薇の館の住人になるという事でもある。
唐突な申し出に驚きつつも、真近で迫る江利子の顔に、仕草に、思わずドギマギと見惚れてしまい、気がついたときには申し出を受けていた。
事の重大さに思い至ったのは、部活に戻り、仲間達の好奇の視線が自分の胸元に掛けられたロザリオに集中しているのに気がついた時だった。
思えば、自分はあの時からこの人に惹かれていたんだ・・・・・。
汗だくになりながら、令は江利子の上半身を起こし、再び秘所を指でまさぐっていた。
江利子は令の身体に自分の身体を押し当て、背中に腕を回してしがみついている。
ひんやりとした肌と柔らかい胸の感触が、じかに感じられて何とも心地よい。
江利子を強く抱きしめながら、令は長い指で掻き回した。舌で潤した江利子の秘所は、綻んでいて以前ほど狭くない。令の指の動きにあわせて、江利子は悩ましい声をあげては身体を震わせる。普段の冷めた表情からは想像も出来ない乱れように、令は目を細めた。
大体・・・お姉さまはずるい・・・。
確かに令は由乃を好きだ。もはや他の人と比べられないほどに。
江利子をないがしろにしていたとは思わないが、由乃が一番であるという事を令は露骨に態度で全校中に示していたのは事実だ。確かに誰かを一番にする、という事は、それ以外の人が一番ではない、と宣言しているのと同じ事かもしれない。
・・・・でも。
令は怒りにも似た気持ちで江利子の中を乱暴に掻き回した。
・・・お姉さまだって、私が一番、って訳じゃないじゃないか・・。
940 :
その25:03/07/08 04:28 ID:xR3Hnwre
令は自分が江利子に気に入られているのは知っていたが、愛されているとは微塵も思っていなかった。
更に言うのならその事に特に不満も無かった。
自分には由乃がいるから、という理由だけでなく、元々自分がそこまで江利子の注意を引ける程の人間だとは思っていなかったからだ。
花の様なお嬢様たちの群れの中では、毛色が違う、という理由で浮いてしまう所があるが、元来自分はそう面白みのある人間ではない、という自覚があった。
事実、令を妹にしたからといって、江利子は令に必要以上に接触してこなかったし、その後も常に退屈そうな顔をして常に刺激を求めていた。
この人はこういう人なのだ、と思えば寂しいとも特別思わなかった。
事実、江利子は先代の黄薔薇様とも、同級生の薔薇二人ともあまり馴れ合っておらず、常に一線を引いていたように見えた。
「痛い・・・令・・・痛いわ・・・・。」
江利子が苦しそうに喘ぎながら、かすかに眉をしかめる。
その言葉に令は少し我に帰った。
最初は傷つけまい、と気をつけていたのにいつのまにか滅茶苦茶にしたい、という感情に支配されていた。
怒りとも嫉妬ともつかぬ思いに我を忘れている自分に気がつき、慌ててすみません、と江利子の耳元に囁いた。
私に嫉妬する権利なんて無いのに・・・・。
江利子は誰の物にもならないと、いつのまにか思い込んでいた。
結局誰にも惚れたりしない人なのだとどこかで安心していた。
だから、江利子があの熊男(名前忘れた)に告白した時の衝撃は相当な物だった。(どうせなら、卒業した後で、自分の知らない所でやってほしかった、とまで思ったことを令は今でも覚えている。)
由乃の事を棚に上げておいて・・・・勝手な物だな・・・。
先ほどと違って、令はゆっくりと用心深く江利子の中に指を進める。そんな令の指を、江利子の秘所はすいつくように飲み込み、中指と人差し指を銜え込んだまま離さない。
二本の指を泳がせるようにして中で広げてみる。江利子の中は依然として狭いが、その、中の蕩けるような熱さに、令は眩暈がする思いだった。
内部を探るようにまさぐっていた令の指がある一点に触れた時、江利子が激しく痙攣した。
941 :
名無しさん@ピンキー:03/07/08 12:07 ID:KLhW8+jq
あああああっっ。ヤバイ。鼻血出そうw
黄薔薇最高ーっ!!
つーか、令ちゃんの「熊男(名前忘れた)」にワラタ。
>>944 わざわざ別のスレから飛んできて馴れ合ってるのは普通にウザイだろw
>>945 言われてみれば、たしかにそうだw
>>939 あなたのおかげで黄薔薇さまが好きになりそうです
>>939 乙です!!
これからどうなるのー?由乃乱入でつか!?続き待っております!!
ため息が出そう。由乃は目の前の背中を見つめた。
それは由乃が始めて見る男の子の裸、なんだけど。
全然ごっつくないし、きめが細かくて目がくらみそうなほどに白い肌だけをみれば、男の子
だなんて思えない。
(令ちゃんとかわらない。ううん、令ちゃんよりずっと綺麗だわ)
普通の女の子より綺麗。それは正直な感想だった。
けれど、口にするのはやめて置いた。そんなの、アリスの気持ちを思うと簡単には言えない。
アリスは背中を丸めてぎゅっと肩を抱いている。息をするたびに、アリスの背中はゆっくり
と全体が動く。
「ねえ、アリス」
呼びかけても返事がない。
(怯えてるのかな)
無理もない。由乃は思い切って右手を伸ばし、アリスのうなじを指先でくすぐった。
「あっ」
小さな悲鳴をあげて、アリスはびくりと体を震わせた。
「アリス……やっぱりいや?」
「う、ううん。ただ、冷たかったから……。由乃さんの手が」
「そう? でもがまんして」
指先をそろえてゆっくりと動かして、背骨の上の浅いくぼみをなぞる。腰のあたりにたどり
着いたら、もう一度うなじに戻ってなんども繰り返す。
「あっ。だめっ……」
アリスが切なげに訴える。その声は震えている。
無視して続けると、アリスはどんどん息遣いが早くなっていく。その白い肌がじわりと汗ば
んでくる。
それだけで。由乃は自分も汗ばんできて、それどころか汗よりももっと密度のあるものが体
の深い所から湧き出してくるのを感じた。心臓の鼓動が激しくなって、内側から乳房をどんど
んと叩く。体がばらばらになりそうだった。
衝動は押さえられないほど高まってくる。アリスの背中に手のひらをぴったりと押し付けて
撫でまわしながら、左手でスリップの肩紐をずらす。
白い背中から右手を放してスリップをするりと落とすと、その気配に気付いてアリスが振り
向きかける。由乃は自分の体をぶつけるように、アリスに抱きついた。
>>937 あなたがどういうのを望むのかわからないので、ちょっと書いてみました。
しかしこれではまるでやまなし、おちなし、いみなしだ。
これではあかんと前後の話を考えてみたところ、遠い世界に旅立ちかけました。
やっぱりもうだめぽ。
うわー。
おっと。申し訳ないがスレ立ては深夜の住人にお願いしまつ。
>>948 由乃×アリスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ノーマルな組み合わせなのに背徳的なかほりがぷんぷんとしまつ。
>>939-
>>940 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
心理描写がとても的確でつね。
955 :
937:03/07/08 21:00 ID:tHd7+by/
>>949 二人とも可愛くて、かなりツボっす。
寧ろ旅立っちゃって欲しい。そしてもっと二人を……!
まさかマリみてで男に萌えるとは思わなかったよw
956 :
名無しさん@ピンキー:03/07/08 21:28 ID:noCeROiX
>>953 >>てか、なんで二人きりになったのかを想像すると…萌える。
ほほう、目の付け所が違いますな( ´∀`)つ
漏れもなんだか萌えてキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
由乃とアリスだと、小学生くらいの姉弟か兄妹って感じで仲良くなりそう。
ところががある日…
>>934
959 :
その25:03/07/09 01:48 ID:6hJeg5NT
令が再びその一点に触れると、江利子が身体をのけぞらせた。指をくいっと折ると、あられもない声をあげてしがみついてくる。
「・・・ここ・・・・。」
「あっ・・・ダメ・・・。」
「ここですね・・・・。」
「あっあっ・・・令、令・・・嫌・・。」
しかし言葉とは裏腹に、江利子の秘所は令の指を飲み込んでいく。
今までとはあからさまに違う秘所の蠢きに、令は目を見張った。
まるで意思を持った生き物のように、貪欲に令の指に食いついてくる。
思わず近づくとパクパクと口をあけて餌をねだる鯉を思い出した。
「令・・・令の・・・。」
「?」
「令の指紋が・・・つく・・・あっ・・。」
「どこにですか?」
「そ・・そこにっ・・・・ああっ!!」
江利子がうわ言のように妙な事を口走り始めた。何を言っているのか令には良くわからなかったし、江利子本人もよくわかっていないに違いない。しかし、何となく感じるところはあって、何やら令は頬が赤くなるのを感じた。
令の長い二本の指が、まるで居場所を広めようとするように、江利子の中を深く抉る。
その度に伸縮する内部の蠢きが、激しくなる江利子の息遣いが、令を更に駆り立てる。
痛みのせいか、快楽のせいか、江利子はポロポロと涙を流していた。
汗と共に、その涙も顔を伝って首に、鎖骨に流れていく。
その雫が江利子の長い睫毛を濡らし、頬を伝う様の美しさに、令は思わず見惚れた。
水滴の軌跡を追うように、江利子の頬を、鎖骨を、胸を嘗め回す。汗だくになった江利子の身体は、先ほどと違ってしょっぱかった。
「・・・・好きです、お姉さま・・・。」
「あっ・・・ああん・・嘘・・あっ!!」
「好きです。好きです・・・お姉さまが好きです・・・・。」
しがみついてくる江利子の耳元に、令は呪文の様にいつまでも好きですと繰り返し続けた。
おお、おつかれさま。
いよいよクライマックスですな。
961 :
名無しさん@ピンキー:03/07/09 11:38 ID:73HTlhdi
ではそろそろ聖さましてエエですか???
\\ せーーいーーさーーぁーーまーーぁーーー//
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧∧
∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)
(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧
∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)
───(゚0 ゚*)| ∪(゚0 ゚*)| ∪(゚0 ゚*)| ∪(゚0 ゚*)| ∪(゚0 ゚*)| ∪(゚0 ゚*) | ∪
| ∪ | | ∪| | | ∪. | | | ∪| | .| ∪| | | ∪ | |〜
| | U U .| | U U | | U U. | | U U .| | U U | | U U
U U U U U U U U U U U U
967 :
名無しさん@ピンキー:03/07/10 00:44 ID:1ZYkg0zR
/ / ./ ,,-" /
____/ /_____./ ,,-" | ・・・まもなく新スレ行き列車が参ります。
/ / / ,,-" | 白線の内側までお下がり下さい。
───/ /────./ ,,-" \_______________
──. / /─── / ,,-" ,, - " Turrrrrr......
二二/.「 二二二/ ,,-" ,, - " ,,,, -
三 .//.| |三三/ ,,-" ,, - " ,,,, -- ""
≡// | |≡/ ,,-" ,, - " ,,,, -- " ______
.// .| |/ ,,-" ,, - " ,,,, -- "" |______
// | | ,,-"- ",,,, -- "" | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.// ./ | | .┌―――┐ .| 「「 「「
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 ̄\ | | | --,,,__ || || ""''''-- ,,,,__
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| | "''- ,, "''''-、,,,_
|_| ∩_∩ "''-,, "''''-、,,,__
( ) "''- ,, "''''-、,,,__
/ i ≡≡≡ヽ ゙-、≡≡≡≡ "''- ,,
i _ U\三三三三ヽ ゙-、三三三三三 "'' - ,,_
し'〃⌒ヽ \ニニニニニニニヽ ゙-、ニニニニニニニニ "''
(___) \二二二二二ヽ ゙-、二二二二二二二
埋め立てじゃぁ! 誰か書け! 陵辱を! 陵辱を!
祥子を祐巳を令を由乃を志摩子を乃梨子を聖を蓉子を江利子をおまいらの欲望でまっしろにイカ臭い山百合会を作るのだぁあああ!!!
971 :
名無しさん@ピンキー:03/07/10 11:48 ID:1u6BRfZ1
↑瞳子タンは〜?(´Д`)ハァハァ..
まっしろにイカ臭い山百合会、て
表現にキたぜ(笑)
変なの書いてもいい? 思い切り馬鹿なやつ
瞳子大好きなのだ。
埋め立てようと思います。
埋め
埋め立て。最後にだれかまた普段書いたら怒られそうなの投下しないか?
埋立さつさつ
では失礼して思い切り変なのを投下します。
>>970をみて思いついたネタですが、ほんとうに変です。
心がものすごく広い人意外は、メール欄「sage イカ」をあぼーんしてください。
おこらないでね。
やだイカ臭いわよとビスケット扉を開けて入ってきた蓉子はいきなり鼻をつまんで言った。
うんそうだねと先に室内にいた聖に言われるのと同時に蓉子はその原因を見つけた。
薔薇の館二階の会議室にあるテーブルの上に、信じられない大きさの生乾きのイカが置いて
ある。
形や色から見たところ、イカに間違いなさそうだけども、九人が一度に作業できるテーブル
からはみ出すくらいの大きさなんだからあなた、これはもう普通にイカと呼んで良いのかどう
か考え物よね。
一体なんなのよこれは! さすがに苛立ちを隠そうともせずに蓉子が叫ぶと江利子さまがさ
っき山辺さんと一緒に持ってきて置いていかれたんですけれどと志摩子が困り顔で答えた。
そういやイカ臭いっていえばあれの匂いってイカ臭いっていうよねえ何よ蓉子急に顔赤くし
ちゃって可愛いなあと聖が言い、馬鹿ね別に変な想像なんかしてないわよそんなことよりその
江利子は一体どこへ行ったのよ早く持ってってくれないと困るわと蓉子はそっけなく答える、
ふぅん変な想像ってなんなのよまあいいや江利子なんだけどさ、すぐに取りに来るからって言
ってどっか行っちゃったのよねと、さすがの聖も困った様子よ。
まったく江利子の気まぐれには本当に困ったものねえと言いながら蓉子が不可解な本能から
イカのお化けに鼻先を近づけてくんくん匂いを嗅いでみれば、若干の後ろめたさとともに思い
出す女の子の蜜の甘くどい香りにも似ている気がするかな、ほんとこれってなんなんでしょ。
三人ともしばらくぼんやりとテーブルからちょっと離れて突っ立って、そのイカのお化けを
見ていたけれど、このイカって生きてるのかな死んでるのかなと聖がぽつりと言った。
さあ、よくわからないけど生乾きだしさすがに死んでるでしょそれになんだか匂うものと蓉
子は言い志摩子はもしかしたら仮死状態なのかも知れないですねと言った。
じゃあちょっと水をかけてみようぜと聖は流しの脇のバケツに水をじゃぶじゃぶ入れて、蓉
子と志摩子の静止を振り切ってよせばいいのにイカにざばんと思い切り水をかけちゃった。
するとイカは波打つみたいに一度ぶるんと動いたかと思うとテーブルからずり落ちて、足を
ずるずる流しに伸ばして蛇口を捻り、そこから水をすってどんどん膨らみ始めた。
それからなんと、マンガに描かれてるやつみたいに直立してのろのろと動き始めたわ。その
大きさは足を床に這わせてても頭が天井に引っかかって胴体がねじれちゃうくらい。嘘みたい
よね。
三人はあまりに異常な光景にしばらく呆然としていたけれどみんなしっかりものだからすぐ
に逃げ出そうとしたわ。
そのなかでも意外に俊敏な動作で誰よりも早く扉にたどり着いたのは志摩子だったけれど、
しゅるしゅるっと伸びてきたイカの足に細い足首をつかまれて、キャッと叫んでその場に倒れ
てしまった。
とっさに聖が伸ばした手にもすがれずに、そのままズルズルと引っぱられていって両手と両
足をイカに捕えらてしまう。
恐怖に顔をゆがめながらいやあと叫び声をあげた口に白い足がぬるりと入り込んで、志摩子
はうめくことしか出来なくなって、その代わりといってはなんだけどまっ黒い制服が悲鳴みた
いな音を立てて全身に巻き付いたイカの足でびりびりと簡単に引き裂かれた。
イカの足なんかよりもずっと白く透き通った肌があらわにされる。
制服の下につけてた下着もすぐにはぎとられちゃって、けがれない白い乳房がイカの足の先
端でぎゅっと絞られそのてっぺんには可愛らしい桜色の突起がつんと二つ立ってるんだけど、
この状況で見るとなんだか生き物の目玉みたいだわ。
志摩子は必死でもがくけど、イカのお化けは怪物らしく力も強いのか、逃げられそうにない。
両手と両足をそれぞれ一本ずつの足でつかまれて、大の字に開いた格好にされてしまう。
それから、十本あるうちで一際長い二本の片方が、志摩子のただ一箇所だけ下着で隠されてい
る足のつけ根をまさぐり始める。志摩子はむーっとうめく。こんな時は気を失った方が幸せか
しら。ううん、助かる努力をするべきよね。
もちろん、聖も蓉子もだまって見ているような子じゃないわ。
イカ野郎め、ようやくにも手に入れた妹の志摩子をやらせはせんぞとか変な事を叫びながら
なぜかそのへんに落ちてた出刃包丁を構えて聖は突進し、鞭のように襲ってくる足の一本を軽
くステップしてかわしながら白刃切り付けるけれど、表面のぬめりに勢いをそがれちゃって効
果がない。
ちらりとその様子を見た蓉子は援軍を呼んでくるからそれまで頑張ってねと一声かけてすた
こらさっさと逃げ出した、まあ蓉子のことだから本当に助けを呼びに行ったのかもしれないけ
ど。
その場に残るのは白薔薇さまととらわれたそのつぼみ、さらには得体のしれない生っ白いイ
カのおばけ。
頑張れと言われても困るけれども可愛い志摩子が犯されるのを黙ってみているわけにもいか
ないなと聖は出刃包丁とお盆で武装してイカに対峙する。
なかなか不用意に近づけない。でもイカの足が、志摩子の足のつけ根をぐいぐいと押してい
る。志摩子の純潔がこんな怪物に奪われるのも、もう時間の問題よ。
思い切って聖が全力で切りつけると、イカのお化けは志摩子の口にさし入れていた長い足を
引き抜いて包丁を絡め取る。
すると白濁した液体、率直に言えば男の人の精液みたいなものが志摩子の口からどろっとこ
ぼれ出て、ひときわ部屋がイカ臭くなった気がした。
お姉さま逃げて、そう志摩子が言ったけど聖は逃げなかったわ。当たり前よ。でもね。
今、聖と志摩子は背中合わせの位置でそれぞれ五本ずつの足で犯されてる。
イカは足を全部使っちゃってどうやって立っているのよと思えば、ちゃんと壁に背中をもた
せかけている。しっかりしてるわね。
聖は肩を床に押し付けるような格好で逆さまにされてどういうわけだかお顔、つまりお口と
お鼻の穴と耳の穴、それからお尻の穴ばかり責められている。このイカ、繁殖が目的と言うわ
けでもないのかしらね。
体の深い所まで入り込まれてかき回されて、聖もいろいろ言いたいことはあるだろうけど口
をふさがれてるからむぅむぅとうめく事しか出来ないの。
こうなったのも聖が余計なことをしたせいなんだから、自業自得とも思えるわよね。
かわいそうなのは志摩子なんだけど、彼女は幸か不幸かわかりやすく言えばもう完全にいっ
ちゃってる感じ。苦痛の末にたどり着く宗教的法悦とでも言うのかしらそういえばヨーロッパ
の聖女伝説って教育上なんとも不適切と言って差し支えないようなえげつないお話が多いわよ
ねぇ。
でもなんだか淫乱になって感じまくってるようにも見えちゃうのが憐れだわ。
志摩子は後ろ手に縛られ椅子にかけさせられたような姿勢にされて膝の下に巻き付いたイカ
の足で大きくMの字の形に足を開かされて、女性器と肛門にイカの足を深々と差し込まれてる。
イカの灰色がかった白い足が、肉色の器官からぐちゅっぐちゅっと音を立てて出入りしてい
る。
ほんのり上気した頬、ときどき思い出したようにいやいやと首を降るたびに揺れるふわふわ
の巻き髪、体の中を強くかき回されるたびに半開いてちいさな喘ぎ声を上げるお口からちらち
ら見えるピンク色の舌が艶かしい。
だけど一体どうしたものかしら。
アレに水をかけたのねっと飛び込んできたのはこの悲劇の本当の元凶たる江利子となぜか胸
にアコーディオンを抱いた山辺。
その後から蓉子と妹の祥子、その妹の祐巳が入ってきた。だけど新聞部の部長とカメラちゃ
んまで一緒にいるけどそれってどう考えても余計よね。
聖、志摩子、今助けるわよと言って一体何をするかと思えば、江利子の指揮と山辺のアコー
ディオンによる伴奏で、いきなり紅薔薇の三姉妹がそろって歌いだすのはマリア様の心、事情
はよくわからないけれど、三拍子のリズムでぴったりそろった美しいハーモニーを聞かせてく
れるのかしらと思ったら蓉子は思いのほか音痴だった。
でも見てよ、どんな理由か知らないけれど、その歌声を恐れるようにイカの化け物は聖と志
摩子をずるんと放り出して一目散に逃げ出した!
やっとイカ臭い陵辱から解放された姉妹はひしと抱き合ってイカの毒がまわったのか本音が
出たのか知らないけれど、志摩子ごめんねかわいそうに私が綺麗にしてあげるよ、ああお姉さ
ま、私を汚してくださいとか言いながら激しくその白い裸体を絡めあう。
傷ついた二人をそっとしておいてあげて、残りの連中はマリア様の心をみんなで歌いながら
イカのお化けを追いかける。だけど楽しそうなのは祐巳ちゃんだけね。
イカのくせに、うーん、もうイカと呼んでいいのかわからないけれど他に呼び方がないもの
ね、そいつはもの凄いスピードで地べたを走って学園中を大混乱に陥れながら逃げ回る。あち
こちで気の弱い生徒が失神しているわ、まったく異様な光景ですものね、お気の毒。
ところで関係ないけど全力で走りながらアコーディオンを演奏しつづけ、カメラのシャッ
ターを切りつづける山辺と蔦子って結構すごいわね。
やがて、銀杏並木までもう少しという分かれ道のところまで追い詰められて、謎のイカの怪
物は遂に力尽きて倒れた。水分が抜けたせいかまた生乾きに戻っていた。
これまで出番がないままここに待機していた令が、私の顔を不思議そうにちらりと見た。
それからぶんぶんと首を振って気合を入れて、調理実習室から持参した缶入りのサラダ油を
イカのお化けにふりかけた。こちらも出番がなかった由乃が、マッチを擦って火をつけるとた
めらうことなくそいつに点火した。
正体不明のイカのお化けはぱちぱち音を立てながら燃え出して、ぎゅっと縮みながらすぐに
焼けあがっていく。
花壇の中に立っている、私の鼻先に香ばしくただようこの匂いはやっぱりなんだかスルメ臭
いわよ。
ごめんね。つぎこそ、まともに書きます。泣けそうなのを……
いがった!
触手に犯される志摩子さんに感動したYO!!
なんつー……(笑)
わ、笑いすぎてしぬる……(w
すげぇ。脳みそ溶けそう。
文章の調子が激しくイイ。
さて、最後に面白いものを読ませていただいたところで埋め立てようと思います。
埋め
娼畜バイ
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─(* ゚ー゚ )< せぇさま!
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∧ ∧ ? / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∧ ∧ (゚o ゚* )< せぇさま?
せぇさま〜〜〜! > o(*゚ー゚ )っ |∪ ̄∪| \__________
_______/ | ̄ ̄ ̄|. .|___|
.. ...,,.|___|,,
/⌒~~~⌒\
/ ( ゚>t≡ )y─┛~~
(_ ノγ U ∩_∩) THANK YOU 今野緒雪.. ┌───────┐
α___J _J and (|● ● |
/ ̄ ̄ ̄ ̄\ GOOD-BYE エロパロスレ! /.| ┌▽▽▽▽┐ |
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|Y Y \ また次スレで会おうね \. └△△△△┘ \
| | | ▼ | | \あ\ |\ \
| \/ _人| ∧∧∩゛ ∧_∧ | \り\ | (_)
| _/)/)/( ゚Д゚)/ (´∀` ) __ n \が\. |
\ / 〔/\〕 U / ∩∩ ( )o/ \ ヽ \と\ |
| | | c(*・_・) | |ヽ(´ー`)ノ_| | | (__丿 |. /\ \う | (-_-)
(__)_) UUUU /∪∪ (___)(_(__) ⊆_ ヽ_┘ └──┘(∩∩)
最後の最後でこんな神SSをーっ!!
お、面白かった・・・
エロ反対とか色々叫ばれてるしその主張も分からないではないけど、
こんだけ面白かったら文句の出ようもないよ
・・・でさ?私って誰?
999 :
名無しさん@ピンキー:03/07/10 20:27 ID:5VWvT2Ik
1000〜!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。