スターオーシャンTill the End of Time Part6
あぼーん
あぼーん
soy氏、スレたて乙!! >>黄昏氏 相変わらず見事です。 自分もあなたのようなスキルがホスイ…。 今日はちょっと執筆は進みそうもありません。 明日午前中に大学終わるので、帰ったら書きます。 いちおう、新すれ記念にまた短いのを今書いてみるかな。
soy氏 乙でヤンス!! 一体このスレは何ぼまで逝くんだろう? >>黄昏氏 文章表現、構成、共に五つ星ですよ貴方は。 少しはあやかりたいな…。 前スレでは余り書けなかったからな。今回は4,5本以上書くのを目標とします。 とりあえず今の話を終わらせて(あと2話と半分の予定)次は気まぐれにフェイマリ 書いて、そん次は前スレ583さんのネタ使って、次は趣味でエロ無しのクソ虫の話書いて (多分これは載せない)。何処まで逝けるかなw?
新スレ記念 「マリエッタの夜のお仕事」 「お疲れ様です」 「あとはよろしく〜」 クオークの夜勤組が交代に入り、マリエッタも休息を取るため、自室へと戻った。 「カメラを消してと…」 部屋にあるカメラをプライバシーモードにし、監視されないように設定を変える。 緑の作動ランプが、黄色の停止ランプに変わったのを見て、マリエッタは服を脱いだ。 「はぁ〜…やはりこの格好が一番落ち着くわ…」 マリエッタの今の姿は、白いブラジャーと同じく白のパンティーだけの姿であった。 彼女の美しい白い脚と、小ぶりながらも形の良い胸の形はがその姿からはっきりとわかる。 マリエッタは自分のベッドに腰掛けると、 すぐそばに置いてあったワインをビンに口をつけて飲む。 「んぐ…んぐ…」 ビンの口からワインが零れ、彼女の唇、のど、胸を通って、白いブラジャーを赤く染めた。 「はぁ〜…仕事の後のワインは格別よね…」 顔を少し赤くしながら、マリエッタは自分の口をぬぐった。 そう、マリエッタは自室では、普段では考えられないほど、開放的に過ごしていた。 「こんな姿、リーベルには見られたくないけど…」 自分が思いを寄せている人物のことを浮かべ、彼女はブラジャーのホックを外し、 それを手で軽く上下に動かしてみる。 「私の全ては見てもらいたいな…」 リーベルはマリアが好きなことを知っている。 だけど、この自分の想いを捨てることなんてできなかった。 「…ちょっとだけなら…いいよね」 ワインのせいもあるが、身体の芯が火照ってきて、疼きが押さえられなくなった彼女は、 ベッドに寝転び、パンティーに両手を割り込ませた。
スレたて乙カレー。
>>213 氏
いや、なんかもう、たった6日で悟空に戦闘力を凌駕された
ベジータみたいな気分ダーヨ。
俺のいない間に何があったのだ? みんな戦闘力が3月の比じゃ
なイーヨ。
>>95 氏もね。
もはや俺のスカウターじゃ戦闘力はかるのは無理と思われ。
これじゃラディッツだよ、俺…。
>>黄昏氏 いえいえ。自分なぞ貴方から見れば戦闘力2の糞虫ですよw それでもこのすれ出来てから1ヶ月経ったんだよな…。はたして漏れは進歩しているのだろうか?
エラーとか出なくて良かったですよ、ホント。
>>95 さん
4、5本 自分もそれぐらい書きたいですね。
今の終わらせて、ソフィスフ(多分、載せない)書いて、フェマリ書いて、新婚編書いて
アルマリ書いて…… 行けるか?
>>213 さん
割りこませて……割りこませて!?
>>黄昏さん
.h○ch の方と同時なのにさすがですね!
早い、上手いの二拍子揃ってます(w
「やだ…濡れてる」 自分のアソコの毛が湿っており、それに隠れている大事な部分を触ると、 指に水のような感触がした。 「あぁ〜…リーベル…」 今、自分の最愛の人に抱かれている。 マリエッタはそう思いながら、その大事な部分に指を割り込ませ、膣内をかき回してみる。 「はぁ…はぁ…リーベル…上手…」 リーベルの大きなペニスが自分の膣内をかき回しているのを想像し、 息が荒くなってくる。 こんなことをしても、むなしいのは知っている。 こんなことをしても、彼が振り向いてくれるわけではない。 しかし、今はこの疼きを押さえるため、自分を慰めるしかないのだ。 マリエッタは片手をそのままアソコを弄らせ、もう片方を自分の胸に持ってくる。 「はぁ〜…リーベルに抱かれて乳首が立ってる…」 頂点を軽く指で触ってみると、硬くなっていた。 マリエッタはそれをつまみ、コリコリとこねるように刺激を与える。 「あぁ!!リーベル…!もっと!!あなたの好きな大きさになるくらいに大きくしてぇ!!」 恋のライバルのマリアも、自分と大差ない大きさであるが、 やはり男は大きいほうが好きであろう。 マリエッタは、リーベルにされてるつもりで、自分の胸をちぎるように引っ張る。 「あくぅ…!!」 胸の痛みに、マリエッタが涙を流す。 「いいよ…痛くないから…リーベルの好きにして…」
悲しいマリエッタの恋心。 その痛みも、大好きな彼のためなら耐える。 彼になら、どんなに激しくされても感じてあげる。 彼が自分のものになるのなら…。 「ああ…リーベル!!はぁあああ!!」 アソコをいじる指の動きが早くなり、マリエッタの快楽に溺れる声も大きくなる。 妄想の中の彼が、うれしそうに自分の膣内を味わい、腰を激しく動かしてくる。 「だめぇ!!リーベル!!おかしくなっちゃうぅう!!」 マリエッタは自分の敏感な部分の皮をむき、じかにそこを触る。 「リーベル!!あぁ!!イクぅうううう!!」 マリエッタの身体が反り返り、パンティーを濡らす。 濡れたパンティーから、マリエッタの陰毛と、アソコに突っ込んでいる指がはっきりと映った。 「はぁはぁ…リーベルぅ…」 やはり自慰行為の後は空しい。 なんでしてしまったのだろう…。 昨日も、それでこんな空虚な気持ちになったのに…。 切ない。やはり駄目なのだ。 彼の笑顔が自分の顔のそばにないと、こんなことをしても無駄なのだ。 マリエッタの頬を一筋の涙が通った。 その涙に様々な思いを乗せて… Fin
悠久の時を「黙りなさいラッセル」 ほぼ4日ぶりの登場でございます。すみませんでしたぁ! あ、黄昏氏、お初にお目にかかります、めでぃーなと言うものです。 稚拙な文章書きですがよろしくお願いします。 それでは前スレ522の続きです、どうぞ。
「おまたせ、マリア」 「はぁっ、はぁっ、フェイト・・・遅いじゃないの・・・」 フェイトが個室に戻ってきたときには、マリアの息がすっかり荒くなっていた。 「どうしたんだいマリア、そんなに赤くなって?」 「ちょっと、はぁっ、暖房が効きすぎて暑いだけよ・・・」 とっさに言い訳をするマリア。妄想で興奮していたなどとは、彼女のプライドでは 口が裂けても言えない。しかし、この返答はフェイトを喜ばせるものだった。 「暑いのかい?それじゃあ服を脱がせないとだめだね」 「どうしてそうなるのよ・・・!」 「だって服を脱いだほうが涼しくなるだろ。嫌なら大声を出して助けを呼べばいいからね」 フェイトはそう言うや否や、マリアの衣類を脱がしにかかる。いつも愛し合っている 二人にとって、この作業は実に手際の良いものだった。 「マリア、強引に脱がされてるのに助けを呼ばないのかい?」 黒色のブラジャーを外され、自分の胸があらわになっていくのを、ぼんやりと見ている マリア。その態度を見たフェイトは、あえて意地悪な質問をした。 「別に・・・防音の部屋だから助けを呼んでも誰も来ないわ。だから無駄なことはしない、 それだけよ・・・」 「ふふ、今の顔を背けるしぐさ、とってもかわいかったよ。それじゃ、次はスカートの番だね」 マリアのスカートが下ろされ、薄い生地のショーツがフェイトの見えるところと なる。ブラジャーとおそろいの黒色だが、湿って変色しているのがはっきりとわかる。
「なんだ、お漏らししてたのか。これじゃあ助けを呼びたくなんかないよね」 「違うわ、これはお漏らしなんかじゃないの!」 「じゃあ、なんでここが濡れてるんだい?僕、馬鹿だからわかんないや」 「それは・・・その・・・」 言葉に詰まり、もじもじした態度をとる。その間、フェイトは無表情でじっと マリアを見る。彼女にとって見られることが刺激となり、快楽となる。 「お願い・・・これ以上虐めないで・・・」 しおらしいことを言って、潤ませた目でフェイトを見つめるマリア。普段なら ありえない光景だ。 「ごめんねマリア、今の反応が見たくてついからかっちゃった」 フェイトは微笑むと、マリアに軽く唇を合わせた。 「あ・・・」 一瞬にしてマリアは、まるでわたあめの中にいるような甘い感覚に包まれた。 「謝るよ、さっきは怒鳴ったりして。よく考えたら、めったに成功しないアルティ ネイションであんなに上質なものが作れるなんて、やっぱり僕たちの愛情が深い証拠だね」 「ううん実はね、今日は忙しくてチョコを作ることを忘れていたの。だからアルティ ネイションで楽に作ろうとした、それだけよ。私は君の気持ちを踏みにじった薄情な女ね」 マリアは正直に告白した。フェイトの瞳を見つめると、嘘が罪悪感となり心を張り裂け そうになったからだ。どんなに罵倒されても仕方ない、彼女はそう思った。しかし フェイトは嫌な顔一つしなかった。 「そっか、忙しくてチョコを作る時間がなかったんだね。でももう気にしてないよ。 ずっと僕のことを思ってくれてたのは、ここで充分わかるからさ」 マリアのショーツをずりおろしたフェイトは、彼女の太腿に顔をうずめて大事な ところに舌を這わせた。 「ふあんっ!?」 感覚が鋭くなったところを責められ、マリアの身体はびくっと震えた。 「これだけ感じていると、今すぐにでも本番ができそうだよ。でも先に、マリアの チョコをもらわないと―――」 フェイトはメニュー画面を開き、目的のアイテムを探しにかかる。
「く、くるのね・・・」 アイスキャンデーを取り出す。実際にフェイトに聞いたわけではないのだが、マリアは そう決め付けていた。いったいどんな感触なのだろう、霜焼けにはならないのかしらと あれこれ考えているうちに、フェイトが目的のものを見つけたようだ。 「あったあった、これだよ」 しかし、それはマリアが予想していたものではなかった。フェイトが取り出したもの、 それは台所用品のボールだった。彼女の角度からでは何が入っているのかが見えない。 「え・・・、アイスキャンデーは?」 「何のことだい・・・?まあいいや、気持ち悪いかもしれないけど、我慢してくれよ」 セリフとともにボールを傾け、どろどろとした白色の液体をマリアの胸に垂れ流す。 「ひゃああっ、何これぇ!?」 「ミルクチョコを溶かしたものだよ、身体に害のある成分はないはずだから安心して」 「あぁぁ、ぬるぬるしてるぅ・・・!」 やがて、マリアの胸一帯がチョコレートで真っ白に染め上がった。 「こんなものかな・・・気分はどうだい?」 「なんか濃いボディーソープを塗られているみたい・・・」 「ふ〜ん、そうなんだ。面白い感触なんだね。それじゃ、マリア味のチョコをいただいちゃおう」 フェイトは舌なめずりをすると、チョコを舐め始めた。 「ピチャ、ニチャ、チュ、・・・」 「あふ・・・はあ、ふ・・・」 フェイトの舌によって弄ばれるマリア。吐息をついて、自分の肌を覆うものが チョコレートから唾液になっていく様を眺める。
「よし、チョコのブラジャーができたぞ」 なだらかに膨らんだマリアの胸を覆うように、フェイトは白い丸型の形を作ったのだった。 「もう・・・、変なことしないでよ」 「だってマリアったら、いつも色付きのブラジャーだもん。白い下着のマリアも 見たかったんだよ」 「わかったわよ、今度君のために純白のブラジャーを作成するわ」 「やった!マリアは本当に優しいんだね。僕はとっても嬉しいよ」 フェイトはマリアの髪を撫でて喜びを表現する。 「んもう止めて、くすぐったいわ」 否定の言葉を出すマリアだったが、しかし表情は満更でもなかった。 「ねえマリア、このままチョコが固まるのを待って、固まったチョコを保存しておこうか。 バレンタインの記念にしようと思うんだ」 「嫌よ、恥ずかしいわ・・・」 「冗談だよ、そろそろ続きをしようか」 フェイトはマリアの右胸のチョコを、渦を巻くようにして中心部へと舐めていく 「チュ、プ、チュウゥゥゥゥ・・・」 「ふ、あん、吸わないで」 「ほら、だんだんマリアの胸が見えてきたよ、もう少しで右側を全部吸い終えるね」 状況説明をしたフェイトは、マリアの右乳首を勢いよく吸った。 「ひゃふん!?」 「ごめんごめん、小さいイチゴと間違えちゃった」 「はぁっ、はぁっ、ぜったいわざとでしょ?」 「あれ、ばれちゃった?」 「当たり前よ・・・いいわよ気持ちよかったから」 後半は小声になったが、いやらしく尖る乳首が彼女の気持ちを代弁していた。
「気にってもらえて嬉しいな。今度は左側を舐めるね」 そう言って、今度は左胸に唾液の粘膜を作り始めた。 「ピチャ、チュ、ピチャ・・・、こうやって見ると母乳を舐めてるみたいだ、何か マリアの赤ちゃんになったみたいだよ」 「こんないやらしい赤ちゃん欲しくないわよ、はふぅん!?」 フェイトがマリアの左乳首を吸い、彼女の言葉が喘ぎ声に変わる。 「はあぁ、気持ちいい・・・私の乳首がフェイトに弄られているわ・・・」 その言葉どおりにフェイトは、マリアの乳首の右側を手でくりくりと摘み、左側を レロレロと舌で転がしていたのだった。 「ふぅ・・・チョコも美味しかったけど、やっぱりマリアの身体が一番美味しいや」 マリアの胸を満喫したフェイトは、満足そうに汗を拭いて微笑んだ。 今回はここまでです。
以上です。 いきなりここに書いてるので、やはり割り込まれてしまいましたね^^; なにせ、即興で書いたネタですので…。 マリエッタ好きなんですよ〜…。 あのベレー帽がかわいすぎて…。 マリエッタちゃ〜ん!リーベルなんて忘れて、俺といいことやろうぜ!!(爆) …スマソ、黒豆に続いて、2度目のオナニーネタです。 やはり、オナニーは、悲しい恋心抱いた少女だと書きやすいです。 でも、もうちょっとえっちくしてもよかったかな? >>黄昏氏 んなことはありません。 頭が狂い始めたおかげで、鬼畜の内容がひどくなっただけです(おぃ やはり、氏のようなレベルで純愛を完成させたいですよ。 >>95氏 進歩しまくりですよ!! それに、あなた様のクレアとネルは萌えます。 ネルは個人的に書きにくいので、すごくうらやましい… さてと、そろそろコテ変えようかな? 番号コテは区別しにくい上、あまり個性を感じないし…
>>めでぃーな氏 危なかった…もう少しで割り込んでしまうところでしたよ^^; しかし…!!キター!!!全身チョコまみれ!!! マリアにしたのね、結局。 個人的には、茶で離したマユちゃんのほうもよかったんだけどなぁ。 でも、いっか。め ち ゃ く ち ゃ エ ロ イからw さてと、漏れのマグナムが充電完りょ「黙りなさいラッセル!」(笑)
.h○ch→.h○ck
馬鹿だね……
>>213 さん
ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!マリエッタ萌えぇぇぇぇ!!
ところで
>ベッドに寝転び、パンティーに両手を割り込ませた。
ここ「割り込ませた」より「滑り込ませた」の方が良くないですか?
下でも割り込ませた って出てたので
>>めでぃーなさん
お久しぶりです。
チョコ(・∀・)イイ! 虫歯になりそうです(w
>>soy氏 そうですね。 「滑り込ませた」、のほうがいいか。 うーん、日本語難しいねw しかし、もっと切なさをアピールしたかったなぁ…。 でも、超短SSに仕上げるつもりだったから、あれが限界かな? 情けないけど…
>>めでぃーな氏 俺のいない間に次々と新たな戦士が…俺も日々の鍛錬をかかさぬよう、 再プレイするか…いや、今度はネルとロジャー狙いね。 あと、話は変わるが、SO3のドラマCDとか出るのだろうか? SO2のドラマCDはアニメ版以外は全部持ってるんだが…。 あと、トレカもいつになったら発売するのやら…。
>>6 の下から6行目辺り
自分が思いを寄せている人物のことを浮かべ、彼女はブラジャーのホックを外し、
それを手で軽く上下に動かしてみる。
下のように訂正します。
自分が思いを寄せている人物のことを浮かべ、彼女はブラジャーのホックを外し、
隠すものがなくなった小さな胸を手で軽く上下に動かしてみる。
『それ』が何をさすかわからなかったので訂正します。
>>黄昏氏
まだサントラのリリースが終わってませんからね。
とりあえず、それが終わってからでしょう。
そういえば、明後日、サントラVOL3の発売だった…。
トレカは…金かかるし、あと半年もしないうちに引っ越すからなぁ…。
>>95 氏
恥辱プレイキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
次は散歩ですか!ワンワンちゃんですか!
期待してますからね!
>>ユーキ氏
アスカマリアキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
マリアの攻め良いですねえ、萌えますねえ。
僕も今書いている自称純愛もの(Wではマリアが受けですからねえ。
攻めのマリアもいつか書いてみたいです。
>>soy氏
この後どんなプレイが・・・(;゚∀゚)=3ハァハァ
>>213 氏
はてさてクリフがどのように口説くのやら、楽しみです。
最初はマユにしようと思っていたのですが、
こんな変態プレイはある程度付き合っていないと無理と思いまして、
マリアに変更しました。僕がマリア萌えですし。
>やはり男は大きいほうが好きであろう。
そんなことないです(きっぱり)!
>>黄昏氏
リジェールもネルもいいですねえ。
僕もこういう文章表現を操りたいんですけどねえ・・・。
次はいつ書き込めるやら・・・、
もうワンプレイするべきか、一気に本番に逝くべきか・・・。
ドラマCDかぁ…。出して欲しいな。自分そういうの好きなんだよな。 購入したRPGでCDでたらほとんど買うタイプだから(サントラ以外)。 トレカ…か…。とりあえず漏れはめぼしい物が出るまでフィーバする予感…。 クレアとかクレアとかネルとかクレアとかネルとかネルとかクレアとかw >>めでぃーな氏 せんきゅう!期待に答えれるように頑張らせてもらいます。 う〜ん…自分はマリアでもマユでもどちらでも萌えだから良いんですが ある程度付き合って無くても、 「駄目じゃないかマユちゃん、人がせっかく出したミルク溢しちゃ…。 そういう娘には…少しお仕置きが必要だな」 見たいなノリが浮かんできてしまいましたw
>>95 さん
ちょっとだけ聞きたいんですが、ネルってどうやって書いてますか?
え…?具体的にはどういうことっすか?
いや、なんてゆーんですかね 他のキャラに比べてネルのキャラを掴めて無いんですよ それで95さんはどういうイメージでネルを書いてるのかな〜?と
う〜ん…こういう時にこそ保管庫の茶を使うべきなんだろうけど…。 このスレに書いて行っていいんすか?書けるかどうかは不明として。
>>30 もし、教えていたただけるのなら前スレの方に書き込んでもらえれば
茶ないと不便ですねぇ…
そんじゃ逝きますか
ファミ通に付いてたSO3トレカのプロモカード持ってる香具師いる? せめて描き下ろしイラを使えと個一時間…。 >>soy氏 ネルねぇ…無愛想だけど愛情表現が下手なお姉さんって感じでないの? 責任感強すぎて自分で全部しょいこんで心の中ではフェイトを求めてる みたいな。でも強がり屋だから絶対に言葉に出さないけど、態度に出る… そんなキャラだと脳内で補完してる俺って…クソ虫以下だな、逝ってくる。
>>1乙 保管庫逝った?
あぼーん
保管庫見れない…
エラーメッセージからしてあぼーんと思われ…・゚・(ノД`)・゚・<ホカン庫
ホカソ庫(仮)作ろうかとも思うけど、ナシモト氏のとこどんな風だったかわからんので… 必要なものあればおながいしまつ
あぁ〜・・・明日ゼミのレポート提出日だから、あんまり執筆進まなかったよ;;
今、貼ってもしょうがないので、明日、もう少し完成したらまた投下していきます。
>>38 氏
おお!お願いします。
やはり保管庫がないと、寂しいですからね。
自分はHP運営とかさっぱりなので、SSを書くことで、応援していきたいと思います。
トリップ合ってるかな?
今さらですが、
>>1 、乙です。
保管庫あぼーんですか…
ナシモト氏の身に何が…
41 :
38 :03/04/23 07:56 ID:6WlNzCfL
>>38 激しく華麗に乙です!
入っていきなりウェルチに怒鳴られて
びっくりしたけど…
前スレの
>>608 の続きね。
「…わしらはアレを『シーヴァイパー』と呼んでおる。その牙は船を砕き、毒液は海を
腐らせる…今までに何度もイリオムから討伐隊が出向いておるんじゃが、どんなに傷つけても
すぐにピンピンしおるのよ…」
「まさに化け物だね…」
「…」
村長の言葉を聞き、フェイトは確信を持った。やはりエナジーストーンが原因だ。その昔、惑星
エクスペルでも似たような災害があったはず。まさかエリクールにも起こるとは…。
「…どの道、シーヴァイパーを退治しないとイリオムには行けないのなら…僕らが取るべき道は
1つしかありません…だろ、ネル?」
「ああ…久しぶりに骨がありそうな奴みたいだしね」
「お主ら…アレを退治する気か? じゃが…」
「心配は無用だよ、村長。私らに任せておきなって」
村長はネルの強さをよく知っている。以前、彼女が初めてティースピィを訪れた際にも村の
周辺を荒らす魔物を退治してくれたからだ。だが、今回の相手は…。
「大丈夫です、僕らを信じてください」
「絶対にシーヴァイパーを退治してみせるよ」
「…ふーむ…アペリスの加護を信じてみるか…が、お主ら2人だけでよいのか?」
「ええ、彼女と僕だけで十分です」
「そうか、では今日は海辺のホテルに泊まるいい。わしがオーナーなんじゃが、シーヴァイパー
のせいで客は入らんし、従業員にも暇を出しとるのよ。自由に使ってくれい」
そう言うと村長は引き出しからカギを取り出し、ネルに手渡した。
「マスターキーじゃ、好きな部屋を使うといい。ま、部屋数はそんなに無いんじゃがの…ホッホッ」
「ありがとうございます。じゃあ、行こうか、ネル」
「ああ」
村長に礼を言い、フェイトとネルは海辺のホテルへと向かった…。
海辺の木造ホテルの一室…。 「さて、シーヴァイパーについて何か心当たりがあるんだろ、フェイト?」 「相変わらずネルは鋭いなぁ……うん、実は……」 フェイトはシーヴァイパーについて、自分の見解をネルに説明した…。 「―――と言うワケなんだけど…」 「なるほどね…星の船の動力源を野生の魔物が飲み込んだってワケか…」 「エナジーストーンを破壊しない限り、シーヴァイパーを退治する事は不可能なんだ。 どうにかしないとね…」 「腹をかっさばいて、その石を出しちまえばいいじゃないか」 「て言うか、最初からそのつもりさ」 そう言うとフェイトはカバンを取り出し、何やらゴソゴソと探し始める…。 「こんな事もあろうかと…新開発したコレを持ってきて正解だったよ」 「…何だい、このブーツは?」 「僕のここ数週間の研究成果さ…名付けて『パワーブーツ』!」 フェイトが取り出したブーツ…兵士が戦場で履くグリーブ型の形状をしているが、何やら施術 の気配がする…。 「このパワーブーツにはリパルサーシフト機能を搭載している。靴の底面に仕込んだパワー ストーンがこの星の自転と反発して、ある種の磁界を生み出すんだ。そもそも、この技術は辺境の 惑星『スペルバインダーランド』を支配する『スペルバインダー』が開発したもので、未開惑星 保護条約にひっかかっちゃうんだけど…」 「…簡潔に説明してくれないかい?」 「あ、ああ、ゴメンゴメン…つまり、これを履けば空を飛べるんだ」 「何だ、初めっからそう言ってくれればいいのにさ…」 ネルはふう、とため息をついた直後、目を見開いた。 「空を飛べるだって!?」 「う、うん、飛べるよ」
「このブーツを大量生産できれば、アーリグリフのエアードラゴンにも負けない機動力になるよ!」 「そ、それが…パワーストーンの充電には営力を使うんだけど…充電するためのエネルギーが ハンパじゃないんだ。それこそ、サンダーアロー並で…この1足を作るためにもかなりの営力が 必要だったんだ」 「そ、そうかい…」 空を飛べるブーツと聞いて目を輝かせたネルだが、1足作るだけでもやっとだと聞いて非常に 残念な様だった。確かに、戦場や災害地において空を飛べるというのは非常に有利であろう。 「さっき言いかけたけど、これは元々、スペルバインダーという種族が作った『パワースーツ』 って兵器の応用版なんだ。その兵器は施術の力なしに雷を撃ち出す事ができて…」 「…もうブーツの説明はいいよ。で、それを履いてどうするんだい?」 「ん、ああ…本題に入ろう」 フェイトは紙を取り出し、図を書き始めた…。 「僕がコレを履いて沖まで飛んでシーヴァイパーを浜辺までおびき寄せるから…」 「…うん、それで?」 「アイシクルエッジでシーヴァイパーの周りの海水を凍らせて動きを止める、と。ネルはその 時、黒鷹旋を撃って」 「…なるほどね」 「エナジーストーンがシーヴァイパーの体内のどこら辺にあるかは、このクォッドスキャナーで 解かるから、トドメは僕が刺すよ」 図を描き終わり、フェイトは筆を置いた。久々に剣を握るのでいささか不安要素もあったが、 ネルがいてくれるのでそう心配することはないだろう。だが、相手はエナジーストーンを飲み 込んだ相手である。油断はできない。 「…今も…あの海の向こうに反応がある…」 「…この光ってるやつだね?」 窓から夜の海を眺めながら、シーヴァイパーの体内に存在するエナジーストーンに反応する クォッドスキャナーを持つフェイトの手に、ネルの手が触れた…。
俺がSFに興味を持ったきっかけがスペルバインダーだったのサ…。
47 :
名無しさん@ピンキー :03/04/23 18:06 ID:4BygEzpb
202 :名無しさん@ピンキー :03/04/23 17:57 ID:4BygEzpb 荒らしじゃない。 抗議だよ。 このスレを混乱に陥れた通りすがりのスケベ神に抗議しているんだよ。 201解るか? 裏スレに引きこもった神は今更地上に降臨するのは迷惑と言ってるんだよ。 エロパロ板から出ていけとスレ住人を代表して抗議してるんだぞ。 203 :名無しさん@ピンキー :03/04/23 18:03 ID:4BygEzpb 俺のホストを晒そうとアクセス規制しようと新スレに移行しようと抗議は毎日続けるよ。 通りすがりのスケベさんがエロパロ板から出て行って幻水の裏スレに帰るまで続けるよ。 204 :名無しさん@ピンキー :03/04/23 18:03 ID:4BygEzpb 通 り す が り の ス ケ ベ さ ん は 神 の 巣 窟 に 帰 っ て く だ さ い
前スレの『シミュレーター エヴァ』の続きです。 「それじゃ、フェイト、そろそろいくわよ…。でもその前に…」 フェイトの上にまたがったマリアが指をパチンと鳴らす。するとフェイトの手足を拘束していたシーツが緩んだ。 「やっぱり何も出来ない相手から一方的に搾り取るのは嫌なのよね…」 一言呟くとマリアはフェイトの剛直を花弁にあてがい、身を沈めた。 「ふぁああ!!すごい、フェイトの大きい!!」 あられもない喘ぎ声を出すマリア。一方のフェイトはもはや観念したか、出来るだけいい思いをしようと腰を突き上げる。 「いい、フェイト!もっと、もっと突いて!!」 顔を上気させ、あえぐマリア。フェイトは上半身を起こすと器用にマリアの胸をまさぐった。 「ひゃぁっ!!いいの、マリアのオッパイもっといじって!!」 自らもまた胸をまさぐるマリア。刹那フェイトは思いっきり一突きしてマリアの体を浮かせ、その隙に自らのモノを引き抜いた。 驚くマリアに有無をいわせずそのままベッドに押さえつけるフェイト。 「ちょ、ちょっとフェイト…」 「やっぱりマリアに一方的にやられるのは嫌だからね。本気でイかせて貰うよ…」 攻守逆転、フェイトはニヤリと笑うとそのまま正常位の態勢でマリアを突いた。 「こ、こんなの…!すごい!!」 与えられる快楽に酔うマリア。フェイトは今までのお代えしとばかりに激しく突き立てる。 「マリア、そろそろいくよ…!」 そのつぶやきと同時にフェイトはマリアの中に自らの精を解き放った。 「あ、熱い!イク!イッチャウ!!」 フェイトの精の暖かさを受け、マリアは絶頂に達した。
「ねぇフェイト…」 「ん?なんだい、マリア?」 先程までの行為の余韻が残る部屋。ベッドに二人並んで寝ているフェイトにマリアが声を掛けた。 「この、ゲームのセーブデータ、私にわけてくれない?」 「えっ!?」 突然の提案に驚くフェイト。 「今の状態だと、二番目の適格者も異能者ということになってるわよね?」 「そうだけど?」 フェイトの言葉を聞いてニヤリとするマリア。 「マリア?」 「ちょっとね、いろいろやってみたくなっただけよ」 フェイトはマリアが何をする気か少々不安だったが逆らえば何をされるか判らないし特に問題がないと思い同意することにした。 そしてマリアはフェイトの代わりにマヤという女性といいことをしちゃうのであった。 〜FIN〜
うーむ、時間がかかった割には微妙に淡泊すぎて申し訳ないです。
最後まで出来ました、
タイトルは「オペレーション・バレンタイン」です。
>>18 の続きです、それではどうぞ。
「そんな風に言わないで、恥ずかしいわ・・・。ねえフェイト、そろそろ拘束を外して
もらえないかしら。・・・君を抱きしめながら愛し合いたいの」
マリアが両手の拘束を引きちぎる仕草をする。抱きしめるというフレーズは言葉どおり
フェイトを抱きしめることと、暗に本番をしてほしいという2通りの意味がある。
「そうだね、僕も我慢できなくなってきたよ」
マリアの両手を自由にしたフェイト。彼がズボンとトランクスを脱ぐと、股間のモノは
はちきれんばかりに大きくなっていた。
「ダメ、見るだけで疼いちゃう・・・。早くしてフェイト・・・」
「わかったよ、いれるね・・・」
マリアの両足を開かせ、正常位の体勢をとらせたフェイトが、濡れた穴にゆっくりと押し込む。
「ん、ふぅ・・・、あぁ、フェイトが私の中に入ってくるわ・・・」
「マリア・・・いい締め付けだよ、これだけでイキそうだ」
マリアのアソコがねっとりとした感触で入り込むモノを締め付け、フェイトは
上ずった声で感想を漏らした。
「我慢してフェイト・・・、ねえキスして」
マリアはフェイトの背中に腕を絡ませると、瞳を閉じて返答を待った。
「わかったよ・・・、ん、む、ちゅ・・・」
「んっ、は、ふぅ・・・」
お互いに相手の唇を貪るように愛し、唾液が絡む音を部屋に響かせた。
「マリア、そろそろ動いてもいいかな?」 マリアの中に入れたままでは我慢できなくなったフェイトが、唇を離し催促した。 「ええ、いいわ―――」 「それじゃ、動くね」 フェイトはゆっくりとした間隔で腰を動かした。そのたびにマリアのアソコから 愛液が流れてゆく。 「あ、ん、あん、いい、いいわ・・・!」 「ところでマリア、さっきはアイスキャンデーをアソコにいれて欲しかったんだよね?」 「ど、どうしてそれを!?」 マリアは自分の心が見透かされたことに驚き、目を見開いた。 「さっきアイスキャンデーはって言っただろ?状況的にこの使い方しか考えられないよ」 そう言って、フェイトは腰のスピードを速める。マリアは快楽の渦に飲み込まれ、 喘ぎ声が大きくなる。 「あっ、はっ、ああっ!いいの、中で、中で擦れあっているわ!」 マリアのアソコがぐちゅぐちゅと淫らな音を出して水滴を散らせる。 「どうする、今からアイスキャンデーに変えてもいいんだよ?」 「ダメ、フェイトのがいいの、生がいいのお!」 マリアは悲鳴をあげて、アソコをさらに締め付けた。 「よかった、僕もマリアの中で感じたいんだ」 フェイトはマリアの両腕を振りほどき、ペースをさらに加速させる。 「はぁあんっ、ああんっ!凄いわ、私の中が、グチョグチョにかき回されてる!」 「マリア・・・そろそろいいかな?」 「いいわ、来て、出して!中に出して!」 「わかった、出すよ・・・!」 フェイトの先端から、チョコレートとは比べ物にならないどろどろした熱い液がほとばしる。 「ああっ・・・あ・・・!」 マリアは頂点に上り詰め、フェイトをくわえ込んだまま愛液を噴き出し、そのまま 気を失った―――。
一ヵ月後。 「マリア、バレンタインデーのお礼にマシュマロを作ったよ」 アイテムクリエーションの細工をしているマリアにフェイトが話し掛ける。 「ありがとう・・・ずいぶん大きいのね?」 フェイトは両手の上にお盆をのせ、その上に何かを風呂敷で包んでいた。おそらく、 あの中にマシュマロがあるのだろう。それにしてもずいぶんとふくらみがある。 「ああ、マリアの願望をかなえる為には多少誇張したほうがいいと思ってね」 「どういう意味かしら・・・?」 マリアは訝しげながらも、風呂敷を取った。 「こ、これって・・・」 マリアは絶句した。無理もなかろう、マシュマロで作った二つの乳房が出てきたのだから。 「どうだい、ソフィアに負けない大きさだろう!乳首はほしブドウに着色料を 塗ったんだ!もちを使ってマリアの胸に引っ付ければ巨乳プレイも楽々できるよ!」 「へえ・・・そうなの」 「でもバレンタインデーの時みたいに、その場で食べちゃうのもいいかもね。でも これだけ大きいと食べるのが大変だよな」 「ありがとうフェイト・・・お礼をしてあげるわ」 「ほんとかい、うれしいな・・・って、何で銃を持ってるんだよ。・・・わ、悪かったよ、 ほんの冗談のつもりだったんだ、だから銃口を向けないでほしいなあ・・・」 無表情だがただならぬプレッシャーを出しているマリア、フェイトは後ずさりしたが 後ろは壁だった。 「じっくり味わうといいわ、グラビティィィ・ビュレット!」 用がすんでマリアがいなくなった後の部屋には、白目で失神しているフェイトと、 彼の肉片みたいに飛び散っているマシュマロが残っていた―――。 以上で終了です、最後はおまけということで。
>>45 の続きね。
「…ネル?」
「…」
ネルは何も言わない。けれでも、彼女の言いたい事は何となく分かる気がした。
「あのさ、フェイト…化け物退治の前にこういう事言うのも何だけど…その、久しぶりに…」
「…ネルからお誘いが来るとは思わなかったなぁ」
ニコッと笑ったフェイトに対し、ネルは耳まで赤くなって少しだけ俯いてしまう。
普段お堅いイメージのあるネルだけに、こういう反応が可愛らしい。
「フェイト…どうなのさ…?」
ティースピィは夜と言えども蒸し暑く、部屋にはフェイトが持ってきたアイスボールが置かれ
見えない冷気を発しているものの、この2人の間に流れる空気だけは何となく熱く、甘ったるい
気がしないでもなかった…。
「…私、変わっただろう?」
「…?」
「アンタと出会っちまって…私は変わってしまった。…仕事一筋を演じてきたはずだったんだ
けどねぇ…」
「…今は、どうなの?」
「…アンタ一筋さ///」
媚びる様な瞳でネルはフェイトに迫る。いつも真面目な反面、こういう時のネルは何だか淫靡
的で、フェイトもこれには弱かった。
とは言え、機を逃すのも惜しいし、ネル程の美人からのお誘いを断るのは男としてどうか。
それ以前に、自分はネルのためにエリクールに残り、技術者として生きていく事を決めたのだ。
自分の選んだ女性が自分を欲してくれているのだから、応えないのはあまりにも失礼すぎる。
「…ネルにそう言ってもらえるなんて…光栄だね」
「…///」
ネルの顎を指でクィッと押さえ、フェイトはもう一方の手を彼女の背中に回しつつ、口付けを
交わしてやる。相変わらず真っ赤なネルだったが、今はフェイトに甘えたい一身だった…。
さざ波の音が心地よい…この穏やかな海に巨大な化け物が潜んでいるなど、到底考えられない 程だ。だが、明日にはその化け物を退治しなければならない。休むなら今のうちがベストのはず。 しかし、若い2人は…。 「今日の服は…ちょっと脱がしにくいね」 「…施術士用の…簡易ローブだから…」 さんざんネルの唇を貪ったフェイトは腰の方に手をやり、彼女の服を脱がしていく。 いつもの忍装束なら割と簡単に脱がす事ができるのだが、今回はちょっと勝手が違った。 「イリオム王に会うんだ…シーハーツの使者の私が…あんな格好じゃマズイだろ…」 「そうかなぁ? いつもの格好の方がネルのラインが良く見えて好きだな、僕は♪」 「…アンタ、そんな目で見てたのかい? やらしい奴だよ…全く…」 「そのやらしい奴が好きなんだろ、ネルは?」 「うっ…///」 少しフェイトに意地悪してやろうとしたネルだが、見事に墓穴を掘ってしまった。 「…怒った?」 「…別に」 「怒った顔も可愛いね、ネルは」 「…マセガキ///」 そう、確かにフェイトはネルからして見れば4つ年下の彼氏になるワケで…。 「でも、たまにはネルの口から聞きたかったんだ…」 「…?」 「僕はネルの事好きだけど…ネルは本当に僕の事好きなのかな…ってさ」 「…バカだね、嫌いなら…アンタにこんな事される前にブチのめしてるよ」 「…ブチのめされてないって事は?」 「…私に言わせる気かい? …悪趣味だね///」 自分が口下手なのはネル自身がよく知っている。フェイトの事は出会った頃は利用するための 存在としか見ていなかったものの、今では無くてはならない存在として見ている。
だが、どうも面と向かってそういう事を言うのはネルにとって気恥ずかしい事であり…。 「こうやって態度で示してるんだから…それでガマンしな///」 そうこう言っているうちにフェイトの手がネルの服を脱がし終わり、ベッドに軽く押し倒した。 もし別の男にこんなことをされようものなら間違いなくネルの鉄拳が飛んでいるのだが…。 「…フェアじゃないね、アンタも脱ぎな」 「うん」 フェイトも研究服を脱いだ。室内には電器など無いため、星明りが頼りなのだが、フェイトには ネルの真っ赤な顔がよく見える。しかし、この前に比べて…。 「やっぱり…少しやつれたでしょ?」 「…元からこういう体なのさ、私は」 昔から訓練や実戦で生傷の絶えなかったネル。施術治療のおかげで傷跡が残っているワケでは ないが、少なくとも10代の頃にはロクな思い出がなかった。 「…でもキレイだよ」 「…アンタがそう言ってくれるだけマシだね///」 両腕でフェイトを自分の胸に抱き寄せ、ネルは窓からこぼれる星明りに目を向けた。 「(アンタは…あの空の向こうから来たんだろ…?)」 イーグルがアリーグリフに不時着したあの日…。 「(あの日から…私とアンタの運命が動き始めたんだ…)」 共に潜り抜けてきた戦火の数々…。 「(アンタには色々と教えられたしさ…『命の尊さは、計算なんかでは表せやしない!』だろ? 名言だったよ…あれは。少なくとも、私には効いたね…かなり)」 銀河の運命を賭けた戦い…。 「(私もアンタと一緒に生きたいから…だから…最後まで戦えたんだって…知ってたかい?)」 フェイトは無邪気な赤ん坊に戻ったかのようにネルの胸の中で甘えている。さっきとは立場が 逆になったという事なのだが、ネルはそれを咎めるつもりはなかった。 「(…つまりさ、私も……アンタが好きだよ…私の…星の王子様…)」 星と月だけが見ていた―――――――――――――――――――――――。
さて、次回はいよいよシーヴァイパーとのバトルなワケだが…元ネタが スペルバインダーなだけに、意外なパワーブーツの弱点が明らかになって しまうわけで……フェイトのツメの甘さが露見するかも…。
なんか、ブラウザで見れないから、こっちに投稿しておきます。
前スレ
>>592-598 の続きです。
マリアの部屋の前でクリフは腕組をしていた。
部屋の中では、ミラージュが看病に当たっている。
本来ならば、自分がマリアの力になってあげたかったが、
不器用な自分ではかえって傷ついてしまうと思い、同じ女同士ということで、
彼女に自分の代わりを任せた。
「…」
一人で立つには、寂しすぎる廊下。
たまにドタバタとした喧騒が聞こえてくるが、
それがなくなると、自分が取り残されたようで、なんともいえない嫌悪感を抱いてしまう。
プシュー…
ドアが開き、ミラージュが出てきた。
「ミラージュ、どうだった?」
クリフは、彼女のほうに歩み寄るが、当の本人はクリフの姿を見ると、
悲しげな表情を浮かべ、うつむいてしまった。
「…やはり、状態はあんまり良くねえんだな?」
ミラージュが黙って頷いた。
「そうか…」
クリフもそのままうつむいてしまう。
「すみません…。私でも今のマリアの心のケアは難しいと思います。
なにせ、ショックになる出来事が多すぎました」
「そうだな…」
二人は何も言えなくなり、黙り込んでしまった。
マリアの生まれながらの不幸、決して自分達にはわからないであろう彼女の悲しみと苦しみ。
どうすれば、それを拭い去ってあげればよいのだろうか?
「やはり、フェイトさんじゃなきゃ駄目ですかね?」 ミラージュがぽつりとつぶやく。 いささか廊下が静か過ぎた。クリフの耳に、彼女の言葉が全て入ってしまった。 クリフの体の芯が熱くなる。 俺は駄目で、あいつならいいのか――――!! 目を見開かせ、マリアの部屋へと歩いていくクリフ。 「クリフ?」 彼の様子がおかしいと感じたミラージュが、彼の肩をつかむ。 「離してくれ…俺がやってみる」 振り返らなかったが、クリフの言葉には怒りや焦りが感じられた。 「クリフ!ひょっとして、さっきの私の言葉を気にして―――!!」 「違う!!……違うんだが、俺だってあいつが…心配なんだ」 終わり際の彼の悲しそうな口調。 ミラージュも一人の女。彼のその口調から、彼の心がわかってしまった。 「そう…ですね。私が止めることもないですよね?」 「ミラージュ?」 クリフがミラージュのほうを振り返る。 彼女はいつもと変わらない笑顔に見えたが、 どこどなく、その笑顔が無理をしているようにも見えた。 「気にしないでください。…マリアを…お願いします」 ミラージュはそれだけ言うと、クルッと体の向きを変え、廊下を歩き出した。 いつもとかわらない、美しい歩き方で歩くミラージュ。 しかし、その後姿が寂しく見え、クリフもまた、ミラージュの気持ちを知ってしまった。 「すまねえな、ミラージュ…」 彼女の思いに応えることはできない。 そして、寂しげな彼女を抱きしめることもできない。 自分はマリアを愛しているから…。
シュー… センサーが反応して、機械仕掛けのドアが開いた。 マリアの部屋の電気が外に漏れ出してくる。 「マリア、入るぞ」 クリフが彼女の部屋に足を踏み入れた。 しかし、ベッドに横たわっていたマリアは自分に背中を向けたまま、何も答えなかった。 「マリア?」 「…何の用?」 マリアの言葉が胸を突き刺す。 今の彼女の言葉は、明らかに自分を突き放すものであった。 「おいおい、そんなこと言うなよ。お前と俺の仲じゃないか」 なんとか笑顔を保ちながら、クリフはさらに足を進める。 「入ってこないで!!」 より強い拒絶の声。 クリフの足が止まってしまう。 「…お願い。今は一人になりたいの」 マリアの肩が震えている。 いつもの強気な彼女はなく、隠れていた弱い部分をクリフに露にしているマリア。 クリフの胸が締め付けられた。 そして、もはや彼の心は限界に来た。 ツカツカツカ… 「来ないでって言ってるでしょ!!」 マリアが初めて顔を彼に見せた。
「マリア…泣いていたのか?」 「え…?」 マリアの目は赤くなっており、涙の通った跡がはっきりとわかった。 「あれ?なんで…私は…泣いてなんか…」 自分が泣いていたことを信じられないようで、涙を手で拭うマリア。 しかし、拭っても拭っても、涙はとどまることは知らなかった。 「マリア…寂しかったんだな…」 マリアの体がびくっとなる。 心を見透かされた。弱い自分を見られた。 「そんなこと…お願い…出てって…」 隠したかった自分の姿を見られ、手で顔を隠すマリア。 しかし、その手をクリフが掴み、どけてしまう。 マリアの視界に、自分を哀れむような表情をしているクリフの顔が映る。 「マリア…」 「同情なんていらないわ…」 なぜだか彼の視線が痛い。 マリアはその視線から逃れるように、顔を背けた。 「同情なんかじゃねえ。俺は…お前が好きなんだ…」 クリフが自分の思いを告白し、彼女の顔を自分の方に向けさせる。 「今なんて…」 マリアが信じられないような表情をしたが、 クリフはそんなマリアの顔を自分の胸に抱き寄せた。 「あ…」 彼の鍛えられたごつごつとした胸板が妙に心地いい…。 彼とこうしていると、なんだか心が安らいでいくような気がした。
「マリア…すまねえ…お前を愛するあまり、俺は…」 クリフの目から一筋の涙が落ちた。 「クリフ…」 マリアはようやく理解した。 自分を想いつづけていた彼が、今の自分の様子を知って、 どれだけ心配して、こういった行為に及んだかを。 「マリア、好きだ!!」 涙を流しながら、彼の唇がマリアの唇と重なる。 「クリフ…」 マリアはそれに抵抗することもなく、目をつむり、初めてのキスを味わった。 初めてのキスは、夢に描いていたレモンの味よりも少ししょっぱかった。 そして、どちらかがいうこともなく、お互いがさらに相手を求めて、 口の中に舌を滑り込ませる。 「ん…んんあ…クリフ…」 彼の頭を抱き寄せながら、舌の付け根まで彼の舌と絡ませる。 お互いが舌を吸い上げると、唾液のいやらしい音が耳に入り込んだ。 「マリア…」 クリフはそのままマリアをベッドに押し倒す。 もう、自分を抑えることが出来ない。 寂しさに身を滅ぼしてしまいそうな愛しい人(マリア)を、 すみずみまで愛してやりたくなった。 それはマリアも同じであった。 彼の優しさを受けていくうちに、心のわだかまりが解け、 そして、心の中に新しい感情が芽生え始め、 彼を受け入れようとした。
今回はここまでです。
あ、
>>58 に書いたこっちとは、
保管庫のところから、このスレに飛んで、そこへ書き込んだということです。
>>黄昏氏。
自分元ネタ知らないので、楽しみにしてまつ。
しかし、飽きの来ない長編が書けてうらやましい…
>>めでぃーな氏
乙です。
しかし、氏のフェイトはズイブンと困った坊やですねw
そりゃマリアもグラビティかましますってw
でも、本当にチョコまみれプレイ。
彼女が出来て、それがOKしてくれたら、絶対にやりて〜!!
いやぁ〜久々に来たらパート6になっていてびっくり そうそう漏れが書いていたフェイト・アニス もう少しで出来ますのでお待ちくださいまし 忘れ去られたかもしれないので最初からまた載せてもよろしいでしょうか?
>>新人さん 保管庫にログが保存されてますから、 いくつめのスレのいつごろからの続きだと記載すればいいと思いますよ。 しかし、またアニスを読めると思うと、ドキドキします。
>>63 なぬ、スペルバインダーをご存じ無いとは…やっぱ俺が歳食ってるだけ?
スペルバインダーっていうのは正式名称「対決スペルバインダー」といって、
1997年の4月〜10月までNHK教育番組で放送されてたオーストラリア
製作の海外SFドラマなのだよ。
主演声優に三木眞一朗・吉田古奈美(現:古奈美)・関智一・川上とも子
平田広明など、NHKとは思えない豪華キャストであった。
異次元世界「スペルバインダーランド」に迷い込んだ主人公ポールがその
世界をを支配する集団「スペルバインダー」と戦うってストーリー。
その世界では科学を魔術と思い込んでたせいで、見た目は中世風の世界だけど
「パワーストーン」って石が動力源の飛行艇があったり、通信機があったり、
身に着けて手から電撃「パワーボルト」を放つことのできる「パワースーツ」
が存在していたりと、まるでエリクールみたいな世界だったのさ。
とにかく展開がめまぐるしくて、毎週マジで楽しみだったんだ。
今思うと、あの番組があったからこそ今の俺がある…SFとかそれまで全然
興味なかったしね。
言わば、俺のルーツそのものなんだ。分かってくれたかな?
…あ〜、マジでDVDボックスとか出ないかな〜!
…スマソ。
>>66 の説明が分かりづらかったら、こっち参照にして。
全然スターオーシャンと関係なくてマジでスマソ。
《名称》スペルバインダーランド(Land of the SPELLBINDERES)
《種族》ヒューマン、マローダー
《文化レベル》エリクールより下。ヴァンガード3号星と同等かそれ以下。
スペルバインダーにより、発明が禁止されているために文化が停滞している。
《文明レベル》エリクールより上。飛行艇・パワースーツ・通信機アイストーン
空間移転装置サモニングタワーなど、パワーストーンが全ての動力源。
《支配者》スペルバインダー。「リージェント(摂政)」、「スペルバインダー(雄弁者)」
「アプレンティス(見習い)」の3構成で成り立つ。民衆を魔力(科学力)で支配する。
《兵器》パワースーツ。スペルバインダーのみが着る事のできる鎧。両腕を交差する
と掌から電撃「パワーボルト」を放つことができるようになる。水が弱点。
スーツの主な機能は…。
パワーボルト:電撃を放つ。連射可能。生物に当たれば感電、岩なら吹き飛ぶ。
パワーシールド:全身に磁場をまとい、防御壁を張って攻撃してきた相手を感電させる。
パワーショック:周囲の電化製品(テレビなど)を磁場でショートさせて破壊する。
パワーフィールド:パワーショックの強化版。半径数キロにわたり、磁界を発生させる。
パワートラクター:金属で出来たものを手に引き寄せる。
パワーフライ:『飛行制御装置』により、地球の自転と反発して空中を飛行する。
パワーフィールド・トラクター・フライはスペルバインダーの技術と現代の技術が
合わさって生まれた「最強のパワースーツ」のみの機能なのだ!
213氏の作品、切ないですな〜。 ところでふと 『欲求不満な若妻と米屋(八百屋)さん』 なんてネタを考えたのですが、ソフィアならいざ知らず、マリアだと余りにも通用しないので取り止めにしました。 もちろん八百屋はフェイトですが。
>>67 soy氏、情報サンクス。
しかし英語のみか…俺、英検は3級止まりなんだけど…。
その昔、オーストラリアにスペルバインダー探求の旅に行ったこともあるんだ
が…はぁ、あの頃が懐かしい…。
現地でスペルバインダーのセリフ真似て言ったら大受けだターヨ。
「You are rule by a SPELLBINDER now!
(貴様らは今やスペルバインダーの支配下なのだ!)」
…とかね。
一日空けて登場。 スペルバインダーか・・・聞いた事は有るけど見たことは無いんだよな…。 しかしNHKであのキャストはどうかと思うぞ。NHKのくせに! 余談ですが自分英語駄目なんすよね。4級しか持ってないや。どっちかと言うと 独語の方に力入れてるからな(全く持って駄目駄目だが) さて、久しぶりに執筆するかな(オイ スフィア社登ってたらいつの間にか・・・。早く今の話終わらせなければ!! そして早く純を書かなければ漏れの精神がカタストロフィーを迎えてしまう
全然SO3に関係ないんだが、今日、作家兼映画評論家の 友成純一氏(知ってる人いる?)と対談する機会があったんだけど …やっぱ一流の作家は言う事が違うね。 特に平成ガメラシリーズの話題で互いに盛り上がっターヨ。 俺も氏の様な作家になってみたかった…。
とりあえず途中までうp
前スレ542の続き 犬と主人は部屋を出た。 今まで閉じ込められていた部屋の隣には、何かの実験室のような感じの部屋がある。 そこの部屋を横切り、ドアをくぐると、ここが呆れ返るほど広い屋敷だったという事が分かる。 「ん…ハ…ここは…?」 アヌスから迫る快感を押し殺しながら、ネルが顔を上げて辺りを見回す。 目の前には、気の遠くなりそうなほど長い通路が幾重にも入り組んでいた。 カルサア修練場に似ていなくも無かったが、明らかにサイズが違う。 鼻に乾燥した血の匂いが刺しつく。 「別に何処だっていいだろ。そんな事知ったところで何も変わりやしねぇよ」 ネルはかすれていく意識の中、ここがシーハーツ領内ではないという事を悟った。 このレベルの屋敷を構えれる大富豪など、見たことも聞いた事も無い。 シーハーツでなければアーリグリフぐらいしか考えれる場所は無い。 「どうしたんだクリフ?」 一足送れてフェイトのペアが出てきた。 「ん?何でもねぇよ」 クリフが素っ気無く答える。 「あふ…ネルゥ…」 手綱を引かれて出てきたクレアの顔は紅く、股間から垂れ落ちる愛液の所為で 床に染みが出来ていた。 「ク…クレア…」 ネルは自分の名前を呼ばれて、始めてクレアの存在に気が付いた。 それほど自分の中の『何か』と闘っていた。 「それじゃクリフ、又後で会おうか」 「そうだな。たっぷりと可愛がってやろうぜ」 フェイトペアとクリフペアは左右に分かれて進み始めた。
〜クリフサイド〜 ネルを従えたクリフは、何も無い長いだけの廊下を真っ直ぐと進んでいた。 二足歩行することを許されないネルは快楽を押し殺し、ただひたすら 四つん這いで歩く事しか出来なかった。 クリムゾンブレイドと称せられた人間が無様な犬ころになるなど屈辱以外の何物でもなかった。 「どうよネル、犬になった気分は?」 ネルの首輪をぐいぐいと引きながら、クリフが見下ろしざまに振り向いた。 「んぁ…ふ…ン…最悪だね…」 強気な姿勢をとるものの、それと同時に滲み出てくる喘ぎ声が全てを物語っていた。 「最悪ね…。本当にそうなのか?そんな嬉しそうに尻尾振り回しやがって。 まぁ犬になるのは初めてじゃねぇか。何たって『国家の犬』だもんなぁ」 クリフがネルに差し込まれている尻尾を指差しながらにやついている。 「ち、違う…!!んは…これは…」 ネルが必死に反論しようとするが、 「犬が主人に意見するんじゃねぇよ…!!」 クリフの手綱を引く力が一気に強くなった。 急に首輪の締まりが強くなり、ネルはむせ返った。 「や…止め…」 「返事ぃ!!」 急変したクリフの態度に、ネルは従うしかなかった。 「ご…ゴメン…」 「ゴメンだぁ?ゴメンなさいだろ!?」 クリフがドンと地面を蹴る。 「ご…ゴメン…なさい…」 ネルは俯きながら返事を返した。
「本当に反省してんのか?そんな気の抜けた返事で俺は出し抜かれねぇぞ」 当然ネルには反省の気持ちなど存在していなかった。 反省するどころかむしろこちらが怒鳴り散らしたいと思っている。いや、既にそんな 生易しいレベルではなかった。 「ぐ…!」 ネルの歯がギリギリと音を立てる。 「どうした?何イラついてやがる?お前…こういう言葉知ってるか? 『飼い犬が手を噛む』って言葉をよぉ。まあ意味はその通りだ。つまり、 そうなる前にしっかり調教しといたほうが良いと言う事だよな」 クリフは手綱を握る力を緩め、ネルの下に歩み寄る。 「ん…何…する気だい?」 涙を浮かべながら寝るが問うと、 「こうするんだよ」 そう言うとクリフはネルに刺さっているローターを掴み、激しく掻き回した。 ただでさえ狭い肛門の中を、極太のアイテムが縦横無尽に駆け巡る。 「う…うぁああ!いやぁ!いや、やめてぇぇっ!!」 ネルは身体を捩じらせながら抵抗する。 「何言ってんだ?言っただろ、これは調教だってよ」 ネルの抗議に耳を貸さず、クリフはより一層激しく手を動かし続ける。 「や…やめろぉ…!!いや…だめ…何でもするから…!!」 クリフの手の動きが止まった。 「何でもするのか?」 クリフの問いに、ネルは黙って頷いた。 「分かった、とりあえず止めてやる」 クリフはネルの肛門からローターを引き抜いた。その行動からネルは一瞬本気で助かったと思ってしまった。 しかしそれは束の間の安らぎであった。
「そんじゃ、これ取って来い」 「…え?」 ネルは首を傾げた。 「え?じゃねぇよ!これ投げるから拾って来い。勿論犬のように咥えて…な」 クリフは遠くへ投げるための素振りをしていた。 「こ…断る!!なんだってそんな真似しなきゃいけないんだ!?」 バァン!! 怒鳴るネルの頬にクリフのビンタが飛んだ。 「馬鹿言うんじゃねぇ!!お前が何でもやるって言うから心優しい俺が先の行為を止めてやったんだ。 それとも何か?シーハーツの人間は約束ってもんは破るように教育されてんのか?」 ネルの小さな顎を掴みながら、クリフが顔をギリギリの所まで近づける。 自分の事ならいざ知らず、国の事を悪く言われたネルは半ば自暴自棄になった。 「分かったからそれ以上言うんじゃないよ!!なんだってやってやるさ!!」 「お〜怖。それじゃあしっかり頼むぜ。途中で逃げたらそれこそ無限に逝かせて貰うか、ら、よぉ!!」 クリフは手に力を込め、爆発的な遠投力でローターを通路の向こうまで投げ飛ばそうとした。 しかし、弾道が高すぎ、低い天井にぶつかると、20mと行かずに地面へと落ちた。 「ちっ、思うようにはいかねぇか…。立って歩くんじゃねぇぞ!!」 クリフは四つん這いになっているネルの尻を揉むように押し、前へと進ませる。 「ン…んぁ…くそぉ…」 ネルの眼には涙が浮かんでいる。下半身から異物が消滅し、先程よりは身体が軽くなった感じがする。 しかしそれでも慣れぬ四速歩行に屈辱が相まって身体が思うように動かない。 なんとか目標地点まで到達したネルだが、 「これを咥えろって言うのかい…?」 頭の中で猛烈な拒否反応が出された。
こんな物死んでも咥えたくない、自分の液塗れの物など咥えたくない、と思っていたのは浅はかな考えだった。 しばらく固まったままのネルに痺れを切らしたのか、クリフがゆっくりと足を動かし始めた。 このままでは何されるか分からない。ネルは自分のプライドを全て投げ捨てた。 「はむ…ン…に…苦い…」 ゆっくりと顔を下げ、咥えてみたものの、自分の愛液の苦さが否応なしに口内に染み渡る。 「うぅ…」 ネルの目からは泪が流れている。 行きとは違い、ゆっくりとクリフの下へと戻って行く。 そしてクリフの目の前で咥えていた物を口から離した、が、それがまずかった。 「おい…誰が地面に置いて良い何て言った?」 「えっ…?」 「直接渡すのが礼儀じゃねぇのか!?」 「そ…そんな事…」 「お仕置きだな」 クリフは物凄い勢いでネルの身体を反転させ、地面へと押し付けた。 そして拾い上げたローターを再びアヌスに深々と差し込んだ。 「ひぐぅ!!抜いて、抜いて、抜いてぇ!!」 「却下!!」 根元までズッポリと差し込み終えたクリフは続け様に自分のズボンを脱ぎ捨てた。 「いやぁ!!やめろぉ!!!」 ネルが必死に抵抗しようとするが、どう頑張っても力が入らない。むしろこの状況を喜ぶかのように 股間が濡れていくのが分かる。 「お仕置きはキツクしてやんないと効果が無いんだよ!!」 クリフの極太のナニが唸りを上げた。 「っぁあああ!!ひゃああ!!やめ!やめてえぇぇ!!!」 ネルから喘ぎ声が上がるたびに、クリフの腰のスピードが上がっていく。
「いや!なんか…ふぁあ!なんかおかしいよ!!ああ…身体が変になるよぉぉ!!」 ネルの身体に変化が訪れた。先程から全くと言って良いほど拒絶の声が上がらなくなった。 むしろ… 「あぁ!!だ…良いよぉ!!クリフの!!太くて気持ち良いよぉ!!!」 肉棒が刺さる度に、ネルから感喜の声が上がるようになった。 「しっかり感じてるじゃねぇか!!くぉ…出るぜぇえ!!!」 絶頂を迎えたクリフから大量の白濁液が放出された。 「んああぁああぁぁあああ!!」 「歩けねぇのか?」 クリフが地べたに横たわるネルを見下ろしながら言った。 ネルはコクリと頷く。 「飼い犬ってのは主人に迷惑掛けちゃいけねぇんだぜ」 そう言うとクリフはネルを抱え上げ、その姿勢から再びネルの股間に肉棒を差しつけた。 「んぁあああぁ…」 ネルからは、既にただの喘ぎしか上がらなかった。 クリフは今来た道を戻り始めた。
・…………寝ます!!
>>95 氏
御疲れ〜。
クリフの鬼畜がヨカタヨ。
次のフェイトサイドも楽しみです。
さてと、ようやくクリマリ純愛完成。
投下して寝ます。
>>58-62 の続きです。
今晩和。ここで何度か絵をUPしていた神の方の絵を某所で大量に見付けました。 全てSO3のものですが、なかなかによかったです。 再光臨してくれる事を祈るばかりです。
マリアとクリフが見つめあう。マリアの視界には、 美少年であるフェイトとはまたちがった、がっしりとした男の顔があった。 (やだ…クリフってこんなに男らしいんだ…) マリアが顔を赤くする。 「お? この俺に惚れちまったか?」 マリアのその様子を見て、クリフが意地悪く笑う。 「な…!!そんなわけ…ないでしょう!!」 マリアがさっきこの男の魅力に惹かれたことを否定するように、彼に怒鳴る。 しかし、否定したくても、胸の鼓動は収まらず、自然と視線が逸れてしまう。 「まったく…気が強いな。でも、俺はお前のそういうところが好きだぜ」 クリフはそう言うと、優しくマリアの首にキスをする。 「あ、あれ?なんで…どうしてこんなに気持ちいいの?」 普段の、あの筋肉馬鹿とのクリフからは思いもよらない行動に、 マリアは動揺してしまった。 そんなマリアの頬をクリフの無骨な手が優しく撫でた。 「落ち着けよ…。俺がこんなことして驚いているのかよ?」 「だって…」 「久しぶりだろ?こうして人の暖かみに触れるのは。気持ちいいんだろ?」 クリフの言葉に応えず、マリアはますます顔を赤くしてしまう。 やはり、なんだかんだ言っても、年頃の女性だな、 クリフはマリアの態度がかわいらしく思い、微かに笑うと、 マリアの服を一枚ずつ、ゆっくりと脱がしていく。 「あ…やだ…」 徐々に肌に外気が触れてくる。 その感触がなぜかとても気持ちよく感じ、体が火照ってくるのをマリアは感じた。 やがて、マリアは白の下着姿になった。 「お前って…綺麗だな…」 マリアのスタイルに思わずクリフがため息を漏らす。 マリアのくびれたウェスト。すらりとした白い脚。 胸はやはりやや控えめな印象だったが、逆にそれがスタイルのよさを強調している。
「馬鹿…あまり見ないで…」 クリフの視線から逃れようと、手で見られると恥ずかしい場所を隠すマリア。 「おいおい…もっと見せてくれよ…」 クリフが耳にキスをし、そのまま這うように唇を首筋まで走らす。 「あん…」 ぞくぞくっとした、感触がマリアの身体を駆け巡り、 思わずマリアは甘い悲鳴をこぼした。 「感じているのか?」 「ああ…そんなこと…言わないで…」 この身体の火照りを否定できず、マリアが弱弱しい声を出す。 マリアはこれから彼と性行為することは、そういう年頃でもあり、理解はしていた。 しかし、初めてということで緊張しており、全身の神経が敏感になっていた。 「これも脱がすぜ」 さきほどのキスがよほど効いたのか、マリアの隠そうとする力は弱まっており、 クリフは彼女の手を難なくどかし、ブラジャーをそのまま上にずらした。 徐々に露になるマリアの胸。 まだ穢れを知らない彼女のピンク色の乳首がなんとそそるものだろうか。 「マリア…お前の胸は綺麗すぎる…」 クリフは大きな手で、彼女の小さな胸を、まるで壊れ物を扱うかのように、 ゆっくりと、丁寧に揉み始めた。 「やぁん…だめぇ…」 マリアが身体をくねらせる。 容姿に似合わず、なんと優しく手つきなのだろうか。 クリフの指がじぶんの乳首を触る瞬間が、、 彼の手が自分の胸を味わうかのように揉む瞬間が、 なんともいえずに気持ちいい。 あまり自慰行為もしないマリアは、自分以外の人間に胸を愛撫されるのは、 恥ずかしい反面、未知の快感が自分の身体を駆け巡るので、それの虜になりそうだった。
「はぁ…クリフ…気持ちいい…」 マリアの目は潤み、その表情はクリフにさらなる性欲を生み出させる。 クリフは彼女の片方の胸の先端を口に含み、もう片方の手をショーツに滑り込ませた。 マリアの陰毛は濡れており、さらさらとはしておらず、 手にまとわりつくようにべっとりとしていた。 「よかった…感じてるみてえだな」 クリフは一旦、彼女のショーツから手を引き抜くと、その手を見た。 指には、汗とは明らかに違う、生暖かい液体がまとわりついており、 部屋の明かりを受けて、怪しく光っていた。 「か、感じてるだなんて…」 自分がいやらしい女に思え、マリアが顔をすくめる。 「クリフ…あまりいじめないで…」 上目遣いでクリフを見やるマリア。 その表情はとてつもなくかわいらしく、クリフはますますマリアが欲しくなった。 「そんな顔されると、ますますいじめたくなるぜ…」 クリフは少し意地悪く笑うと、ショーツに手をかけ、それをマリアの足から脱ぎ去った。 「きゃ!!」 マリアは慌てて、自分のアソコを両手で隠す。 自分のもっとも恥ずかしい場所であるととともに、 クリフの愛撫を受けて、濡れているアソコは見せたくなかった。 「馬鹿…それじゃ、お前のきれいなアソコが見れねえだろ・・・」 クリフがマリアの手を掴む。 「う〜…」 マリアがうなり声をあげるが、大した抵抗も見せずに、そのまま手をどかされた。 成熟した証として、綺麗に生え揃った青い陰毛がクリフの目に映る。 そして、先ほど確認したように、そこはマリアの愛液でてかてかしており、 なんともいえないいやらしさを見出してしまう。
「マリア…舐めさせてもらうぜ」 彼女の愛液まで愛してやりたい。 クリフは、顔を彼女の秘所に近づける。 鼻にマリアの愛液のにおいが飛び込んでくる。 「いいにおいだ…」 「や、やめてよ…恥ずかしい…」 マリアが少し頬を膨らませる。 「悪い悪い…少しおふざけがすぎたな…」 子供のようにかわいらしい仕草を見せてくれるマリアがほほえましく思い、 クリフはマリアの頭を軽く撫でると、彼女の割れ目に舌を挿入した。 「あ…ひゃん!!」 舌の生暖かい、湿った感触がマリアの膣内に広がり、 なんともいえない感覚に、マリアがかわいらしい悲鳴をあげた。 一方、クリフの口内にも、まだそこに男を出迎えたことがない、 処女の膣の奥から漏れ出してくる甘いエキスが広がってくる。 その味をさらに求めて、クリフはかき回すように舌を動かし始めた。 「いやぁ…だめぇ…そんなにかき回さないで…」 ちゅぷちゅぷといやらしい水音とともに、自分の膣壁に彼の舌が当たり、 マリアの呼吸が荒れてくる。 マリアから漏れる愛液の量は徐々に増え、クリフの口にどんどん注がれていく。 ごくごく… それをわざと喉を鳴らして飲んでいくクリフ。 「ああ…そんなに音を立てないでぇ…」 自分が本当に淫乱だとマリアは思ってしまい、思わず両手で顔を隠してしまう。 しかし、クリフの行為は収まらず、自身に何かが昇ってくるのを感じ、 マリアの喘ぎ声の出る間隔が短くなっていく。 「そろそろかな…」 クリフは舌をマリアのアソコから離すと、自分も服を全て脱ぎさった。 ここに、クリフとマリアを隠すものはなくなり、二人が生まれたままの姿で対面する。
「クリフ…」 彼の鍛え抜かれた胸筋が露になる。 その素晴らしさにマリアは頬を染める。 視線を少し下にずらすと、そこにはやはり立派な彼の性器が、マリアを求めて膨張していた。 (すごい…クリフのってこんなに立派なんだ…) 初めて見る男性器だったが、彼のペニスは肉体と同様、太くて立派だった。 そのため、それを見ても恥ずかしいという気持ちは起こらず、 逆に雌の本能から、それに見とれてしまった。 そして、ある一つの欲望が彼女に生まれた。 「クリフ」 「なんだ?」 「その…クリフの…オチ○チ○をさ、しゃぶっても……いいかな?」 真っ赤に顔を染めながら、彼におねだりをするマリア。 クリフもマリアのこのお願いが嬉しく思い、頷くと、彼女の顔の前にそれを突き出した。 マリアはそれをおそるおそる手に取る。 彼の心臓の鼓動がわかるように、彼のペニスは脈を打っており、そして熱かった。 「すごい…硬くて…トクトクと動いてるよ…」 ペニスをさすりながら一通り眺めると、 マリアは喉を鳴らし、やや緊張した面持ちで口を開けて、彼のペニスを咥えた。 「うっ!!」 今度はクリフに、口の中の生暖かさが伝わる。 マリアの吐く息が先端の割れ目にかかり、それだけでイキそうになる。 「ん……」 マリアが彼の裏側の筋を丹念に舐め上げる。 「あぁ・・・すげえ気持ちいい…」 クリフが思わず声を漏らす。 「ん…きもひいいのね…もっほきもひよふひへあへる…」 玉袋を口に咥え、ころころと舌で転がし、そして、先端の割れ目に舌を這わせる。 「やべぇ…こりゃ…本当に気持ちいいわ…」 「ん…あむ…」 マリアはそれを聞いて喜び、膨らんだ先端だけを口に含むと、サオを左手でしごき始めた。
「うお…マリア…お前…うますぎるぜ…」 多少ぎこちないところはあったものの、 とてもマリアのフェラは初めてとは思えないくらいうまかった。 というのも、マリアはフェイトのペニスをしゃぶりたいという欲求から、 密かにそういったサイトや雑誌を見て、研究していたのである。 残念ながら、フェイトのペニスをしゃぶるという夢は潰えたが、 他の、自分を想ってくれる男性のペニスをしゃぶれ、マリアは嬉しかった。 「マリア…そろそろやめてくれ…でないと…」 限界が近づき、マリアにそれとなく伝えるクリフ。 「いいよ…そのままはひへ…」 マリアの手の動きが早くなる。 「う!!出る!!」 クリフのペニスから、どろどろとした液体がマリアの口内を汚す。 「う…!!」 マリアはその熱さと独特の苦みで、思わず吐き出しそうになったが、 堪えて、ゆっくりとそれを全部飲み干そうと目をつむり、顔を上に向ける。 「ん……」 ごくん… マリアの喉がなり、クリフは自分の出した精子がマリアの喉を通るのを確認する。 そして、その光景を見て、再び彼のモノは復活した。 「どうだ…その…うまかったか?」 きつそうに飲んでいたとはいえ、自分の体液がまずかったか?とは聞けず、 そう尋ねてしまうクリフ。 「ええ…少し熱くて苦かったけど、あなたの味がしておいしかった…」 マリアは恥ずかしそうにゆっくり頷いた。 「そうか…じゃあ、今度はこっちだな…」 クリフは指をマリアのアソコに割り込ませた。 「ああん!!……ええ、いいわよ…私も…最後までしたいの……」 「マリア…」 クリフはマリアと軽く口付けを交わすと、ペニスをマリアの割れ目にあてがった。
「…行くぞ」 クリフのペニスがマリアのヴァキナを分け入っていく。 「んん…あああ!!」 太いものが徐々に自分の膣内に入っていくのを感じ、マリアが喘ぐ。 そして、クリフのペニスは少し進んだところで防壁にぶつかった。 「本当に、いいんだな…」 「ええ…来て!!」 マリアが覚悟を決め、目をつむる。 クリフはそれを確認すると、腰を推し進めた。 なにかが弾けたような感触がペニス越しから伝わった。 「あぅうう!!いたぁああああああ!!」 処女を失ったマリアが痛さのあまり、涙を浮かばせた。 「痛いだろうな…さすがに…」 少し後ろめたさを感じ、クリフは腰を動かすことが出来ずに固まってしまう。 「うぅ…お願い!!動いて…!!」 彼の動きがないことを悟ったマリアが彼にそう伝える。 「動いてって…いいのか?」 「いいの…!!お願い…あなたを感じたいのよ…」 マリアの目から、痛さとは別のところから来ている涙が零れた。 それは、マリアが求めていた、自分を支えてくれる人を手放したくないという気持ちであった。 「…わかった。なるべく痛くしない様に動くからな」 クリフはそのことを悟ると、ゆっくりと、マリアの膣を痛めないように腰を動かす。 「うぅ…あぅ…あはぅ…」 本当にゆっくりとした動きであったが、 それでも感じるらしく、痛みでうなり声をあげるマリアから、喘ぎ声も漏れ出している。 そして、クリフが腰を引くたびに、逃すまいと、クリフのペニスをマリアの膣内が締めてきた。 「マリア…すごく締まって…気持ちいいぜ…」 気をぬくと、本当にすぐにイッてしまいそうなほど、マリアの膣内は気持ちよかった。 「ああ…くぅ…よかったわ…あん…」 マリアがほっとしたように、彼に精一杯の笑顔を見せた。 (馬鹿野郎…無茶しやがって…) マリアの気持ちがうれしくなり、クリフは腰を少しずつ速めていった。
「う…くふぅ……」 やはりまだ慣れていないのか、苦しそうに彼からの刺激を、唇をかみ締めて耐えるマリア。 しかし、ここでやめても彼女の思いを無駄にすると考え、クリフはそれに構わず、 マリアの膣内を味わうように腰を動かし続ける。 「はぁ…はぁ…あうぅう……」 マリアは本当に辛そうである。 徐々に強くなる痛みに、目を開けることも叶わず、 しかし、それでも彼のために必死に堪えている。 「マリア…もうすぐ…終わるからな…」 あまり長くやっては、マリアの身体が持たないと判断し、 クリフは終焉に向けて、腰を激しく動かした。 「あぐぅ!!くぅううう!!」 さらなる痛みが身体を駆け巡り、もはやマリアは痛みしか感じられなかった。 「マリア…頑張れ…あと少しだ…」 ペニスに再び精子が昇ってくるのを感じ、クリフはマリアをそう励ます。 「うん…わかった……つぅううう!!」 そして、何度か彼の腰が反復運動を行うと、 「マリア…出すぜ!!」 クリフは根元までペニスを差込み、昇ってきたものをマリアの膣内に注ぎ込んだ。 「うくっ!?はぁぁぁ〜…」 子宮に彼から出されたものが昇ってくるのを感じ、それが気持ちよく感じ、 マリアはため息を漏らした。
「…本当にこれでよかったんだな」 勢いとはいえ、マリアを抱いてしまったことをクリフは後悔した。 自分はマリアの好きな男じゃないと思っているからである。 しかし、マリアはその言葉に首を横に振った。 「そんなことないわ…。いやなら、はじめからセックスしたいとは思わなかったし」 「そうか…それならいいんだ…」 クリフはこれでよかったのか?と心の中で疑念を抱きながらも、 とりあえずよしとしようとした。 「…それに今は私の好きな人はあなたなのよ」 マリアが小さくつぶやいた。 「え?今なんて?」 マリアの顔が赤くなる。 「何度も言わせないでよ!私はあなたが今は好きなの!他の誰でもない、 クリフ・フィッターを愛しているのよ!!」 マリアは恥ずかしさを隠すように、そう叫ぶと、顔をうつむかせてしまった。 (マリアが…俺を?) クリフは自分の頬をつねった。 痛い。 「ほ、本当に俺なんかでいいんだな?」 「ば、馬鹿!!私には…あなたしかいないのよ…」 クリフが笑顔になる。 「マリア!!」 そのまま、マリアを自分の胸に抱き寄せた。 「ちょ、ちょっとクリフ!!…でも、気持ちいいからいいわ…」 マリアはそのまま彼の胸の中で目を閉じた。 そして一つのことを思い出した。
「…そういえば、あのときもあなたの胸の中に抱かれてたわね」 「うん?」 「ほら…私があなたの部屋に押しかけて、『抱いて』って言った時よ」 クリフの頭の中に、あのときの光景が蘇る。 「あのとき、なんでその…セックスしなかったの?」 あのときのマリアの目は死んでおり、抱けと言われても、 とてもそういう気持ちになれなかったことを思い出す。 「馬鹿だな…俺はな、少しやけになってそういうことをいった女を抱くことはしないんだ。 なにせ、俺は紳士だからな」 『紳士』という、彼とはもっとも離れている言葉を聞き、マリアが思わず噴出した。 「お、おい……ったく、ひでえな」 「ごめんなさい…でも、嬉しかった。あのときのメッセージ、見てくれた?」 「ああ、これだろ?」 クリフがポケットからよれよれになっている一枚の紙切れを取り出す。
「ちょっと、汗でこうなっちまったが、まだ書いてあるのは読めるぜ」 「じゃあ、今読んでくれるかしら?」 「おいおい、お前が書いた文だろ?俺が読んでどうする」 「お願い…あなたに読んで欲しいのよ…」 「ったく、しょうがないな…」 クリフは苦笑し、肩をすくめると、その紙を広げた。 「『今日はありがとう。おかげで少し気分が安らげました。でも、私は必要とされない女。 命を落としても誰も悲しまないでしょうね。でも、今日のあなたの胸は暖かくてよかった』」 「まったく、何を書いたのかしらね」 「おいおい、何度もいうようだが、お前が書いたんだろう?」 クリフの言葉に、マリアは首を横に振る。 「違うわ…私は必要とされない人間じゃなかった…。 あなたが私を想ってくれてうれしかったわ…。 そして、私も、そんなあなたがそばにいてほしくなったの…」 マリアの目から涙が零れた。 「好きよクリフ…これからも私を支えてくれる?」 「ああ…そんな当たり前のこと聞くなよ」 クリフはぎゅっとマリアを抱きしめた。 そのまま、二人はしばらくお互いの体温を味わった。
「ついに、ルシファーのところに行くんだね」 カナンから戻り、セフィラを入手したフェイト達は、シランドの街の出口へと向かっていた。 「ああ。私もいまだに信じられないよ。まさか、こんな戦いに巻き込まれるとはね」 ネルが腕組をする。 たしかに、エリクールで暮らしていたネルが、バンテーンやそれ以降の戦いに 巻き込まれる筋合いはなかった。 「すみません。ネルさんには迷惑をかけます」 フェイトがネルに頭を下げたが、そんな彼の肩をネルはたたいた。 「謝罪なんていらないさ。むしろ、あたしは感謝してるんだよ。 あんたに出会わなかったら、何も知らずに、あの『エクスキューショナー』とやらに 殺されていたかもしれないからね。」 フェイトが顔をあげると、ネルは笑顔で頷く。 「それじゃあ行きましょう」 3人は再び歩み始めた。 「うん?フェイト、あれもしかして…?」 城門の前に見慣れた影が二つ見える。 「ああ、もしかして…!!」 フェイトがいてもたってもいられず、その影に走っていく。 後の二人もそれに続いた。 「よお!!」 大きい影がそんな彼を見て、声をかけた。 「クリフ!!」 「心配かけたわね」 その隣にたっている青髪の美少女も彼に声をかけた。 「マリア!!もう大丈夫なんだね!!」 彼の笑顔はやはりまぶしかったが、マリアは首を横に振る。 そして、今の自分の支えとなってくれる人物と腕を組んだ。 「あれ?もしかして―――」
「はぁはぁ…フェイト早すぎだよ…」 「本当、隠密の私が置いてかれるなんてね…」 ようやく後の二人が息を切らせながら追いつく。 「二人とも、心配かけたわね」 なつかしい、燐とした声に二人が顔をあげる。 「マリア!!」 「マリアさん!!」 嬉しそうに声をあげる二人。 自分の恋敵であった、ソフィアも自分の回復を喜んでいてくれる。 やはり仲間はいい。マリアは改めてそう思った。 「あれ?もしかして二人は?」 ソフィアは、マリアとクリフが腕を組んでいることに気づいた。 マリアはクリフと顔を見合わせると、 「ええ…今回のことがきっかけで…私たち…付き合うことにしたの」 少し照れながら言うマリア。 クリフもやはりはずかしいのか、人差し指で顔を掻いている。 「そうなんだ、おめでとう!!」 「ああ、私からも祝福させてくれ」 「ありがとう…二人とも」 マリアはクリフから腕を離し、二人の手を握った。 「マリア、その……」 「フェイト?」 マリアの気持ちを知ってしまったフェイトは、彼女に何を言っていいのかわからなかったが、 深呼吸すると、 「おめでとう」 と彼らを祝福した。 「ありがとう…フェイト」 マリアが彼に明るい笑顔を見せる。 それは彼女の中で、ようやく彼への想いが吹っ切れたことを表していた。
「よし!それじゃ、セフィラも手にはいったみてえだし、行くんだろ? ルシファーを倒しに?」 「まあ、話し合うのが先だけど、行こう! これ以上僕たちの世界を破壊されないうちに!!」 フェイトの言葉に一同が頷く。 「よし!出発!!!」 城門を出て行く一行。 イリスの野を歩いてる途中、マリアは空を仰ぐ。 明るい日差しを放つ太陽が目に眩しい。 「どうした、マリア?」 クリフが彼女に話しかけた。 マリアはクリフの腕にしがみついた。 「ううん…なんでもないわ…」 「そうか…なんか心配事があったら、なんでも言えよ」 「ありがとう」 久しぶりに太陽がまぶしいと感じた気がする。 こんな些細な事に気づかなかったなんて、私はかなり悩んでいたのだろう。 でも、もういいのだ。 私には、クリフが、自分を想い、支えてくれる人がいるから…。 神よ、いるのであれば、私たちに輝ける未来をください。 愛しい人と一緒に暮らせる未来をください。 それが、今の私の一番のわがままです。 〜終〜
これで終わりです。 かなーり長い話になりました^^; 本当はこれ、ナシモト氏の保管庫10000ヒット記念で書いたんだけどな…。 ナシモト氏の復活を心からお待ちしております。 次回作は、ミリアム×フェイトという陸どおりに行います。 また、38氏の保管庫の掲示板にリクエスト用のスレを設立しておきます。 自分を含め、リクエストがあればそちらにお願いします。
突然ですが 「拾ったSO3画像、希望者多数なら38氏のUPローダーにあげよう」 と思ってますが、どうでしょうか?
>>213 氏
おつかれさまでした〜。クリフ×マリアはイイですねぇ。
フェイトばっかにマリアタンを独り占めさせるのはもったいないです。
欲を言うと、もう少しクリフに「大人の男」としての余裕を持たせて欲しかったです。
クリフって、バカそうに振る舞ってはいるけど実は冷静な男だと思うんですよ。
マリアにたいしても、どちらかというと「兄」とか、もっと言うと「父親」みたいな感じでいるんじゃないでしょうか。
ROMの戯れ言でした。これからも良作、期待してます!
>>99 さん、
今回の話は、マリアをフェイトに独占させるのはイクナイ!
ということで、じゃあ一緒にいた期間が長いクリフとのカップリングにしようとしたんです。
が、おっしゃるとおり、まだフェイマリのときのクセが抜ききれてなかった部分が多いですね。
これは…逆にリーベル×マリアのほうがよかったかも。
今回の反省を活かし、いつかはリーベマリアの純愛を書いてみようかと思います。
あとディプロ関係に関しては、スティンク×マリエッタ、ランカー×ミラージュなんかも
面白そうですね。
>>ユーキ氏
ぜひ、お願いします。
神の絵、HDDに保管したいっす!!
>>100 お待たせしました。アップローダーの方に絵を4点あげておきました。
>>ユーキ氏 頂きました!! はぁ〜…うpられた絵のレベルが高くて満足っす!! これで漏れの妄想力がさらに増k「黙りなさいラッセル!」
うーむ、38氏の保管庫は非常に有り難いですが… 『黒豆』 はどうも抵抗ありです。(鬱)
そろそろageといた方がイクない? 落ちてきたぞぅ…。
105 :
213 ◆yd2spXCTbA :03/04/26 01:45 ID:4i6IEszG
>>黄昏氏 了解しました。 さつまage!! う〜ん、フェラシーンを考えるのって難しいなぁと言ってみる。
とりあえずageときます。
107 :
名無しさん@ピンキー :03/04/26 01:47 ID:CUFKEhUh
>>107 googleのログ?皆さん、踏まない方が無難ですよ!
連続でageてしまった。鬱だ…
あぼーん
ロジャーが主人公の冒険活劇モノとか書いてみたい…。 あと、クソ虫×シーハーツ隠密組(不特定。ファリン含む)とか…。 フェイト×女性クリエイターなんかも…。 …考えても仕方ないので寝るか。みんな、いい夢見ろよ!
イセリアタソのエロ書いて( ゚д゚)ホスィ…
>>112 まだスフィア社211階に行っていないので無理です。(資料がないんです)
あぼーん
変化球でアルベル×ルミナとか思いついたんで近日公開予定…。 謎の異星人戦士がエリクールに来襲…ルミナを狙う目的とは…?
>>56 の続きな。
「あ…」
「ん…どうしたのさ」
ネルを抱いていたフェイトが唐突に呟いた。まだ夜は明けていない。
「ネルに…言い忘れた事があったんだけど…」
「何だい? 言ってごらんよ」
そう言うネルに少しフェイトは苦笑いしつつ…。
「実は…あのパワーブーツ…水に濡れると…壊れちゃうんだ」
「…は?」
初耳である。しかも相手は海にいるというのに、よりによって水が弱点とは…。
「…て事は、水しぶきがかかったりしたら…海にドボン、って事じゃないか!」
「防水加工を施そうにも予算が足りなくてさ…ゴ、ゴメン…」
「…不安になってきたよ」
朝。いよいよシーヴァイパーの討伐に乗り出す2人。手はずどおり、ネルは浜辺で待機。
フェイトはパワーブーツを履いて沖まで飛行、シーヴァイパーをおびき寄せる事に…。
「くれぐれも濡らさない様に注意しなよ」
「ああ…ネルも頼んだからね」
パワーブーツの電源を入れ、フェイトはトン、と地面を蹴り、浮かんだ。
「…だいたい100mくらい浮かべば大丈夫かな…じゃあ、行ってくる!」
「何かあったら連絡するんだよ!」
そう、フェイトは事前にネルにイヤホーン型通信機を渡しておいたのだ。連係プレーに連絡
はかかせないし、テレグラフくらいの技術があれば開発も造作ない。
「クォッドスキャナーの反応が強いのは…この真下か!」
パワーブーツで沖合いまで飛んだフェイトはシーヴァイパーが潜んでいると思われる海域に
達した。いよいよ、作戦開始である!
「ネル、到着したよ。これより、シーヴァイパー退治を開始する!」 『了解!』 クォッドスキャナーをしまい込み、フェイトは腰の剣を抜く! 「パワーブーツはエリクールの自転と反発して空を飛ぶ…その際、ブーツを履いた人間の周囲に は強力な磁場が発生するなら…この海の底まで届くはず!」 剣を大降りに構え、フェイトは叫ぶ! 「ライトニング……バインドッ!!!!!!」 ズド―――――――――――――――――ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!! バチバチと巨大な稲妻がフェイトの剣を経由して、真下の海に降り注ぐ! それは遠目でも確認でき、浜辺のネルも身構え、黒鷹旋を握り締めた。 「シャァアアアアアアアア―――――――――――――――――ッ!!!!!!!!」 出た! シーヴァイパーだ! ゆうに200メートルはあろうかという巨大な青海蛇だ! 旧約聖書に出てくるレヴィアタン(リヴァイアサン)を彷彿とさせる凶悪さ、まさに『海の毒蛇』 の名に相応しい! 「何てデカイんだ…!」 さすがにフェイトも驚きを隠せない。どうやら、エナジーストーンの力と施術(紋章術)に敏感 なエリクールのモンスターがかけ合わさると、遺伝子構造が根本的に変化してしまうらしい。 「エナジーストーンの反応は…アイツの腹の中…!?」 とは言え、コイツを浜辺まで誘導しなければ話にならない。フェイトは踵を返し、追ってこい と言わんばかりに挑発する。 「シャァアアアアア―――――――――――――――――ッ!!!!!!」 「うわっ!?」
シーヴァイパーの吐く毒液がフェイトを襲う! 海面から100m近く浮かんでいるにも 関わらず、シーヴァイパーの毒液は容赦なく飛び掛ってくるのだ! 無論、よける事には成功したが、 真下の岩礁は…。 「何て溶解度だ…岩が一瞬でドロドロに……これもエナジーストーンの力か!」 だが驚いている場合ではない。 「さあ、僕はここだぞ!」 「グシャァァァァアアアアアアアアッ!!!!!!!!」 シーヴァイパーの泳ぐスピードは異常なまでの早さだった。パワーブーツの飛行スピードと 同等か、それ以上か!? 「くっ…浜辺に着く前に追いつかれる…!?」 あと数キロという所まで来ているのに…! 『フェイト、もしかしてヤバイのかい!?」 「まだ大丈夫! もうすぐだから待ってて!」 浜辺が見えた! だが、ネルの黒鷹旋が届くにはまだまだ距離がある! 「もう少しなんだ…!」 あと少し…! 「よし、ここまでくれば!」 ギリギリセーフでおびき寄せポイントに到着し、再び剣を抜くフェイト! 「アイシクル……エッジッ!!!!!!!!!」 ピキッ、パシパシ…ピシィッ……!!!!!!!!! 「グシャ……シャアァァ!!!!????」 凄まじい冷気がシーヴァイパーの周囲の海水を凍らせ、動きを封じる! 「ネル、頼む!」 『…いくよ!』 浜辺のネルは目標を捕らえ、勢いよく技を繰り出す! 「黒鷹旋――――――――――――――――――――――――――――ッ!!!!!!!!!!!」
「ギャアアアアアアアアアア――――――――――――――――――スッ!!!!!!!!!!!」 ネルの放った黒鷹旋はシーヴァイパーの堅牢な鱗を裂き、胴体を真っ二つに! 「エナジストーンは…あれかッ!!!!!」 すかさず、肉の切れ目から毀れでるエネジーストーンの結晶を発見し、空中から切りかかるフェイト! ザシュッ…ピシッ…パキィィィィィンッ!!!!!!!! フェイトの一撃がエナジーストーンを破壊し、かけらも残さず消滅させた! 「よしッ!」 『フェイト、よくやったよ!』 だが…! 「シャシャシャ―――――――――――――――ッ!!!!!」 エナジーストーンを破壊され、不死身の生命力を失ってしまったシーヴァイパーが、最後の命を 振り絞ってフェイトに毒液攻撃をしかけてきたのだ! 「クッ、往生際が悪いぞ!」 フェイトはよろけながらも毒液をさけ、シーヴァイパーの頭部に稲妻を落とす! 「シャアァァァ………………ッ」 ついにシーヴァイパーは力尽き、風化しながらエナジーストーン同様、消滅した…。 『#$%☆♪』 「えっ、ネル?」 ネルからの通信が入ったのだが、何故か彼女の言っている事が分からない…もしや! 「しまった! クォッドスキャナーが!」 見ればヒュウウウ、と下の海に落ちようとしている! あれを無くしたらこの星の住民と会話 する事もできない! 「間に合え――――――――――ッ!!!!!!」 パワーブーツ最大出力! 電動線がむき出しのために水に濡れればショートしてしまう事も 忘れ、フェイトは海に突っ込んでいった…。
「…あれ、僕は…」 「…気がついたかい?」 この天井は見覚えがある。昨夜、ネルと過ごしたホテルの天井だ。 「ネル…君…言葉が…」 「…心配かけるんじゃないよ、全く…」 腫れた目をこすりながら、ネルは涙目でフェイトに呟く。 「何で…海に飛び込んだりしたのさ!? あのブーツが水に濡れると壊れるって言ったのは アンタだろう!? それなのに…どうして!?」 「…ネルとの絆を…失いたくなかったからね…」 フェイトは自分の手にクォッドスキャナーが握り締められているのを確認し、あの時の状況を 思い出した。海に飛び込んでクォッドスキャナーを掴んだのはいいものの、海水に濡れたパワー ブーツがショートして漏電、フェイトはそのまま感電して気絶してしまったのだ。 「バカ…言葉なんか通じなくて…私はアンタの事…!」 「…ああ…それは僕も同じだよ…」 少ししゃがれた声だったが、フェイトの声は力強く、自信に満ちていた。だが、ネルはそっぽを 向いて目を合わせようとしない。 「…ネル、泣いてる?」 「泣いてないよ!」 「泣いてるでしょ?」 「…アンタが無事だったからさ!」 「…」 クスリと笑ったフェイトはまだ少し重い体を動かし、ネルへ手を伸ばす。 「…心配かけちゃったね…ゴメン」 フェイト後ろから抱かれ、ネルは静かに嗚咽をこぼす。 「…私を泣かせるなんて…ちゃんと…責任…取ってもらうからね…」 「うん…」 夕焼けが眩しい。シーヴァイパーの消えた海は、とても心地よい波音を生んでいた…。
…戦闘シーンが長くてスマソ。
種でニコルがあぼーんしたから鬱状態…今日は投下不可能…スマソ。
では僕が黒豆物を投下します。それではどうぞ。 ここはノッペリンの別荘の一室。部屋には趣味の悪いオブジェが並べてある。 「失礼します・・・」 扉が開きソフィアが入ってくる。ノッペリンの使いの者に呼ばれてやってきたのだ。 「おお、ソフィア来たか。待っておったぞ」 ノッペリンは本の整理を中断して、両腕を開いて喜びを表した。 「立ったままでは良くない、このソファーに座るが良いぞ。非常に高価なため平民には 触ることも許してはおらぬが、おぬしには特別にサービスしてやる。ありがたく 思うんだな」 「あ、ありがとうございます伯爵・・・」 高慢な物言いに多少不愉快になりながらも、ソフィアは腰を下ろした。ソファーは 柔らかくて座り心地が良い。確かに高級なのは間違いなさそうだ。 ノッペリンは机をはさんだ向かい側の椅子にどっかりと座る。 「そう緊張せずとも良い、まあ伯爵であるこのワシの前では無理もないがな。 むほほほほ・・・」 ノッペリン独特の笑い声が部屋にこだまする。棚に置かれている、名誉ある作家に 送られる数々のトロフィーが、彼に呼応するように光り輝いた。もっとも、実際に 書いたのはゴーストライターなのだが。 「う、うん・・・」 ソフィアは適当に合槌をうった。ノッペリンのことが好きでない、はっきり言って しまえば嫌いである彼女は、早く用件を聞いてここから出たかったのだ。
「失礼します・・・紅茶をお持ちしました」 ドアをノックした後入り口の扉が開き、メイドが紅茶セットを持って入ってくる。 「うむ、ごくろうだな」 「こちらのカップが伯爵様、そちらのカップがソフィア様のものとなっております」 「間違いはないな?」 カップを二人の前に差し出すメイドに、ノッペリンは念を押すように尋ねた。 すでにカップにはなみなみと紅茶が注がれている。 「はい、間違いございません。ではごゆっくりどうぞ」 メイドは一礼をして部屋を去った。 「それで私に用ってなんです?」 ソフィアはさっそく本題に入ろうとする。 「まあ待て、せっかくメイドが紅茶を持ってきてくれたのだ。温かいうちに味を 楽しもうではないか」 紅茶からは高級なハーブが入っているのか、上質な香りを引き出している。 「う、うん、それじゃあいただきます」 ここに来るまでにのどが渇いたこともあって、ソフィアは一気に飲み干した。 「むほほほほ・・・。いい飲みっぷりをしておる、おかげですぐに効果がでそうだな」 「何のことです?」 「こちらの話だ、気にしなくてよい・・・。ではお主をここへ呼んできた理由を話してやろう」 紅茶を一口飲んで一呼吸置き、本題に入った。 「ワシがすべての人々に喝采を浴びる、大ベストセラー作家であることは、当然お主も 知っておろう」 「う、うん、そうですね・・・」 少なくともソフィアは褒めた覚えはない。 「うむ、しかしワシは有名になりすぎてしまった。これによって弊害が出来てしまった のだ、なぜだかわかるかね?」 「う〜ん、わかんないです・・・」
「風俗店に行けなくなってしまったのだよ。人気作家のワシが風俗店に行ったとなると、 すぐに町中に広まってしまう。これでは伯爵の名が傷つくではないか」 ノッペリンは頭に手をあて、オーバーアクションをとってうめく。 「はあ、そうなんですか・・・」 話を聞いて呆れるソフィア、心なしか身体がだるくなった気がした。 「そこで、ワシは娼婦をこの屋敷に連れてこようと考えたのだ。しかし、せっかく連れて 来るなら、この国で指折りのエロさを持つ女性のほうが良いと思ったのだな」 「それが私になんの関係が―――」 ソフィアが何か話そうとしたが、身体をフラフラさせて中断する。 「あれ、なんか眠くなってきたよ・・・」 「むほほほほ・・・。睡眠薬が効いてきたようだな」 「睡眠薬って・・・なんの・・・こと・・・」 ソフィアはソファーに横たわり、まぶたを閉じた。ノッペリンは立ち上がり、彼女が すやすやと眠りについたことを確認した。 「さて、これからたっぷりと楽しませてもらおうとするかな。むほほほほ・・・。」 ノッペリンの目つきがいやらしいものと変わっていた。
「う〜ん・・・あれ、ここは・・・?」 ソフィアの意識が覚醒し、まぶたが徐々に開いていく。奇妙な模様をした壁の部屋で、 雑貨用品がほとんど置かれていない。 「むほほほほ・・・。気がついたようだな」 目を開いたソフィアを見て、壁にもたれかかっていたノッペリンが近づく。 「ねえ、ここ何処なんです・・・あれ?」 ソフィアは自分の異変に気がつく。両手が上にあがったまま動かないのだ。 「何で私縛られてるの!?」 そう、天井から縄によって両手を吊り下げられていたのだ。上を見上げたソフィアは 声が引きつってトーンが上がる。 「ここはワシが物事に集中したいときに使う部屋だよ。防音で外部とシャットアウト 出来ておる。お主が睡眠薬入りの紅茶を飲んで眠っておる間にここへ連れてきた。 そしてお主を縛っておるわけは―――」 ノッペリンが下劣な笑みを浮かべてじりじりとソフィアに近寄る。 「い、いや・・・」 ソフィアはこれから何をされるかわかったようだ。縄を解こうとばたばたもがくが、 きつく縛られた縄はこれくらいではびくともしない。 「むほほほほ・・・。いい身体をしておる」 ノッペリンは、顔をソフィアの胸にうずめ、両手をソフィアのスカートの中に入れ、 感触を楽しむ。 「いやだよぉ、なんでこんなことするのぅ!?」 「それはお主がワシにレイプされるのにぴったりの身体をしておるからだよ。うーむ、 大きくて柔らかい胸だ、パイズリも楽々出来そうだな」 ノッペリンが感想を述べていると、不意に部屋の扉が開いた。そして一人の青年が入ってくる。
「そろそろソフィアは目覚めたのですか、伯爵?」 「おお、いいところに来たなライアス。いまから始めようと思ったところだ」 「そうですか、僕はいいタイミングでここに入ってこれましたね」 ライアスと呼ばれた男は扉を閉め鍵をかけると、ソフィアの方に歩み寄る。顔が無表情 なのが不気味に感じられる。 「ライアスさん、助けてよ!」 ソフィアは今の状況を打開しようと、ライアスに救助を求めた。 「助ける?何馬鹿なことを言っているのですか」 しかし、ライアスはわざとらしくおどけてみせると、ソフィアの耳元に顔を近づける。 「僕は伯爵に金を払ったのですよ。あなたを犯すためにね」 そう囁いて、ソフィアの耳たぶを軽く噛んだ。 「ひうっ!?」 「むほほほほ・・・。ワシは3Pが好きだからな、ライアスに今回の話を持ちかけたのだよ」 「い、いやぁ、離してよぉ!」 助けてもらえるどころかさらに最悪の結果に事態が傾き、ソフィアは絶望的になる。 身体をじたばたさせて抵抗するが、両足がぎりぎりつかないように浮かされているので 思うように力をこめられない。 「ふっ、そうやって抵抗してくれると、こちらも犯しがいがありますよ」 ライアスは小さく笑うとソフィアの背後に回りこんだ。そして彼女の服の裾を持つ。 「ふむ、それではショータイムを始めるとしよう」 ノッペリンが顔を離し、ライアスに合図をおくった。その瞬間、ソフィアの服が たくし上げられる。豊満な胸を覆うブラジャーがあらわになった。 「止めてよ、恥ずかしいよぉっ!」 ソフィアはブラジャーを露出させられた自分の胸を見て、羞恥心が湧き出て悲鳴となる。 「ほう、色っぽい下着を着けておるな」 ブラジャーを剥ぎ取り、自分の鼻へカップの部分を持ってゆくノッペリン。 「くんくん、うほほほ母乳の味がするではないか」 そしてソフィアに見せつけるように匂いを嗅いだ。もう片方のカップは頬に擦り付けている。
「良かったですね、大層気に入られていますよ」 ライアスはそう言うと、マリアの胸をつかんだ。 「はうぅぅっ!?触らないでよぉ!」 「なぜです、これだけ大きい胸をしているのです、男を誘っているとしか思えませんね」 そのままソフィアの胸をゆさゆさと上下に揺らして揉む。 「は、んうぅ、揉まないでよぉ、気持ち悪いよぉ!」 「大丈夫ですよ、すぐに気持ちよくなりますから」 「そんなことにならないもん、あうぅ!」 ライアスが胸を愛撫している手のひらの握力を強くした。それによりソフィアが うめき声をあげる。 「むほほほほ・・・。握られて胸の形が変わっておるぞ、見ていて楽しいわい。では ワシはこちらを楽しむとしよう」 ノッペリンはソフィアのスカートを脱がせ、白を基調とした下着姿にさせる。 黒のニーソックスとは色彩が対照的なため、余計に映えて見える。 「ほう、花柄のパンツか。かわいい趣味をしておる」 「ああぁ、見ないでよぉ・・・」 「しかし今のままではパンツが乾いており、花が枯れてしまいそうだ。どれ、ワシが 濡らしてやろう」 そう言ってアルベルはマリアのショーツ越しに秘部を擦った。 「ひゃああ!?」 「良い声で鳴くのう、ほんとは娼婦ではないのか?」 「違うもん、私娼婦なんかじゃないもん!」 ソフィアはかぶりを振って否定する。しかし、身体の反応は違っていた。 「ふっ、もう乳首が立っていますよ。ずいぶんと感じるのが早いですね」 ライアスがソフィアのつんと立った乳首を引っ張りあげる。 「ひやあぁっ、乳首摘まないでぇ!」 痛みで悲鳴をあげるソフィア。しかし、徐々にその声に甘いものが混じってきた。
「んんっ、ん・・・ふ、うぅ・・・」 「おやおや、どうやら乳首が性感帯のようですね」 「そのようだな、パンツに染みが出来てきたぞ」 ノッペリンの指先に湿り気の感触がつく。パンツの色も黒く変色し始めた。 「もうやだよぉ、擦らないでよぉ!」 ソフィアが涙目になる。無理やり犯されているのに感じていることがショックなのだろう。 「そうか、では擦るのは止めてやろう」 ノッペリンは素直に指を離した。 「はふぅ、助かったよ・・・」 ソフィアは安堵のため息をもらす。しかしそれはつかの間の出来事であった。 ノッペリンは両手でソフィアのパンツを持つと、そのままずり下ろす。 「きゃああっ!?」 「むほほほほ・・・。綺麗なピンク色だな」 「いやぁ、そんなに見ないでよぉ・・・ひっく、ひっく」 ついにソフィアは泣き出してしまった。涙が頬をつたって落ちてゆく。 「これはもったいない、乙女の涙は貴重品ですよ」 ライアスがソフィアの涙を舌で舐めとった。 「うんうん、ほどよいしょっぱさで美味しいですよ」 「ひいぃっ、怖いよぉ・・・」 微笑んでこちらを見るライアスを見て、ソフィアの顔が青ざめる。 「上側の二つの乳首は立っておるな。どれ、こちらの突起物も立っておるか見てやろう」 ノッペリンはソフィアの陰毛をかき分けて皮を剥き、女性の真珠を剥き出しにした。 「むほほほほ・・・。ぷっくり膨れておるな」 笑みを浮かべながら言うと、ソフィアからあふれ出る蜜を指ですくい、真珠に擦りつけた。 「はあぁぁぁあああんっ!」 女性にとって他の個所より何倍も敏感なところを触られ、悶えるソフィア。喘ぎ声が 部屋中に響き渡る。
「いけませんよ伯爵。そこはもっとやさしくしてあげないと」 「おお、すまんすまん。感じてもらうならこちらで十分だな」 ノッペリンは真珠に触れていた指を離し、人差し指と中指をくっつけたチョキの形に する。そして秘烈に焦らすように挿し込んだ。 「ん、うぅぅううんっ!」 「むほほほほ・・・。中がヌルヌルしておるぞ、気持ち良いのだな?」 「気持ち良くないもん!そんな汚い指入れないでよ!」 「こらこら、そんな失礼なことを言う子にはお仕置きが必要ですね」 ライアスはそう言うと、ソフィアの乳首を引っかいた。 「あぐぅぅっ、痛くしないでよぉ!」 「駄目です、こんなものでは済ませませんよ」 そう言って胸をひしゃげるように握りつぶす。そして真っ赤になるまで嬲り続ける。 「うわあぁぁああん!せめて優しくしてよぉ!」 「してほしいですか?では丁寧に何をしてほしいか頼んでみましょうね」 ライアスは胸への刺激を中断して、次の言葉を待った。 「うぅ、ひっく・・・、お願いです、どうかソフィアのおっぱいを優しく弄ってください。 んんっ・・・そして私を気持ちよくさせてください」 「はい、よく言えました。ご褒美に乳首を舐めてあげましょうね」 ライアスは顔を回り込ませると、ソフィアの片方の胸を寄せ上げてチロチロと舌で 乳首を転がした。 「は、ああん・・・、ん、ああ・・・」 先ほどとは打って変わっての穏やかな刺激に、ソフィアは切ない声をあげた。 「どうです、気持ち良いですか?」 「別に・・・ん、ふぅ・・・は、ふぅ・・・」 「聞くまでもなかったですね、こんなに嬉しそうに吐息をもらしていますから」 ライアスは微笑み、そのまま乳首にしゃぶりつく。もう片方は指で押しつぶしていた。
「んん・・・ふあぁ・・・、んああっ!?」 不意にソフィアの声のトーンが高くなった。 「むほほほほ・・・。どうやらここがGスポットのようだな」 指の出し入れをしていたノッペリンが、ソフィアの感じるところを見つけたようだ。 そして集中的にそこを攻めていく。 「ダメぇ、そこは、あんっ、はんっ、ああっ、ひゃんっ!」 「締め付けがきつくなったな、遠慮なしにイクがよいゾ」 「いやぁっ!許してぇっ、許してぇっ!」 嫌がるソフィアだが、迫り来る絶頂の波には逆らえなかった。 「さあ、これでフィニッシュです」 ライアスがソフィアの乳首を捻った。 「ふあぁっ!!あ・・・あ・・・あぁ・・・」 そのとたんにソフィアの身体がブルブル振るえ、力が抜けていくように秘部から愛液を 放出した。 今回はここまでです。
まずはお詫びを。二回連続でageた上に半角age+全角sで『sage』とメール欄に書いてしまい申し訳ありませんでした。 しかし、マジでニコルあぼーんしましたか>黄昏さん 合掌。
思ったより残酷な死に方ですた… ビームサーベルがコクピット直撃で真っ赤に…
136 :
00 :03/04/27 10:44 ID:KY1bGePZ
ネルのお話しをアップします〜。というか、させてくださいw へっぽこなりに、がんばりましたw そして、激ごめんなさいです。前振りなのに、滅茶苦茶長いです(泣) 具合が悪くなる程、長いです……。 でも、今後の展開に必要不可欠なので、外せませんでした。 それと、確認はしたのですけど、自分は言葉に詰まった時に、飛ばして 書く事にしてますので、どこか繋がりが悪い所が……無いとは、思いますけど、 後で気が付いたら、お知らせします。 (こういうのって、後で気が付くのですよね〜w) では、読む人居ないと思いますけど…行きます〜。
137 :
00 :03/04/27 10:49 ID:KY1bGePZ
『クリムゾンブレイド』 (その1) 連綿と続く人の歴史の中、いつの時代にも『争い』という行為が史乗から完全に 消える事は無かった。 人の繁栄という光の部分に落ちた影のように、常に同じ道を歩んできたのだ。 互いが信じる正義という名の武器で、相手の肉(価値観)や骨(存在意義)を傷付けながら 時代や場所を変え、その蛮行は続けられて行かれるものなのだ……。 ………そして、現在(いま)もその行為は繰り返されている。 それは人が人で在る限り断ち切れない、性なのかも知れない………。 −エリクール2号星 銀河連邦がそう呼称する惑星も、その枠組みとは例外では無く、 戦乱と平和な時を幾度となく繰り返し、今日までの歴史を積み重ねて来た。 この惑星で最も大きな大陸である、ゲート大陸。 その大陸に位置する、アーリグリフ王国とシーハーツ王国との戦端が開かれたのは 麗かな陽射しが差し込む春の事だった。 厳しい冬を耐え忍んで芽吹いた新緑を、軍靴が無残にも踏みにじる。 その様はまさに、シーハーツの行く末を暗示しているかのようであった……。 片や戦闘国家であるアーリグリフ、もう一方は宗教国家のシーハーツ。 元々が毛色の違い過ぎる同士のうえ、アーリグリフはゲート大陸統一という野望 まで掲げている存在の国である。両国が合い間見える事は当然の理ともいえた。
138 :
00 :03/04/27 10:50 ID:KY1bGePZ
アーリグリフ王暗殺の嫌疑を掛けられ、事の真偽も確かめられぬままの一方的な 開戦にシーハーツの女王、シーハート27世は異を唱え抗議したが、 一度開かれた戦いの火蓋が治められる訳も無く、戦力差の違い。そして、交渉により 後手に回った事が祟り、防戦一方の戦いを強いられる事となってしまった。 『打倒、狂信国家!』を唱え、国民一丸となり進軍を続けるアーリグリフに対し、 シーハーツ陣営の上層は、水を打った様に静かだった。 現に、シーハート27世などは民衆の前での演説等で、誇張された表現は一切 使わなかった。 アーリグリフ軍が進行して来てから今日に至るまで、『聖戦』という聖職者にとっては、 甘美で魅力的である言葉を他者の前で決して口にし、流用しなかった事からも その徹底ぶりが伺えた。
139 :
00 :03/04/27 10:50 ID:KY1bGePZ
「王女は、太陽神アペリスを隠れ蓑にしたくは無いのですよ……」 聖王都シランド。 一国の軍事一切を取り仕切るにしては質素な部屋で、光牙師団『牙』の部隊長であり、 シーハーツ軍総司令官でもあるクレア・ラーズバードは、落ち着いた色の 深緑の椅子にもたれ掛かり、静かに語りはじめた。 「…この争いの事を神が与えた試練と感じていても、戦いの理由や宣伝材料に したくは無いと思っているのですよ……」 クレアの言葉に同僚で有り、親友でも有る。ネル・ゼルファーが頷く。 王女からの絶対の信頼。そして、女王になり代わりあらゆる権限を行使出来る力を 与えられた、クリムゾンブレイドの称号を持つ二人。 その二人が執務室に詰め寄り論議を交わしていた。 と、云っても事務処理をしていたクレアのところに、ネルが勝手に押し掛けたのだが……。 従って二人の会談は公式のものでは無く、私的レベルのものであった。 それはその前の議題が『城下での流行と、最近のファッション』という、 雑談で有った事からも容易に伺えた。 ここで会話の流れが一時途切れる……。
140 :
00 :03/04/27 10:51 ID:KY1bGePZ
部屋の中央に設えられたソファーに身体を預け、ネルは目の前のテーブルで、未だ湯気を 湛えている紅茶の入った磁気のチィーカップに手を伸ばした。 その姿を見手取り、クレアは軽く伸びをすると自分の机に向き直り、 山積みにされていた書類に目を通し、ペンを走り始めさせる。 静かな室内にカリカリとペンの走る音だけが響き渡る…。 その音を聞きながらネルは静かに目を閉じ、心を預けた…。 開戦から幾度となく危険な任務をこなしたネル。その彼女にとってこの時間がもっとも 大切で至福な時となっていた。 心が落ち着く……堅苦しい宮廷音楽ではこうも落ち着けないだろうと、クレアの 演奏に耳を傾けた。
141 :
00 :03/04/27 10:52 ID:KY1bGePZ
『意識した質素は最高の贅沢』と、常々口にするクレア。 実際、王都に居る時に一日の殆どを今居るこの部屋で過ごすのだが、 その部屋でさえも無駄な装飾が一切無かった。 目を引くものと云えば、書類や資料の詰まった本棚。そして、 花瓶に活けられた鮮やかな花々と必要以上に置かれている観葉植物ぐらいだった。 が、そんなクレアが気を遣い、こだわっているものがあった。 ネルは紅茶を一口啜り、手にしたティーカップを見詰めた。 クレアにいわせると、相当な値打ち物らしい………銘柄を聞いた事があるのだが、 ネルは舌を噛みそうな名前だったとしか記憶していなかった。 (そういえば……) 今手にしている、ティーカップ。 これには、忘れ得ぬ思い出があった………。
142 :
00 :03/04/27 10:53 ID:KY1bGePZ
交易都市ペターニ。 その名の通り交易が盛んな町で、様々な品がまさに玉石混淆といった具合で店先に 並んでいた。 クレアは、渋るネルを王都から半ば強引に連れ出し、買い物と称してペターニの 町を連れ回した。 「たまには、こういうのもいいでしょ?」にこやかに微笑むクレアに悪意は無く、 ネル自身もその気に染められたのか、まんざらでも無いと思い始め、 「ああ…」と、素っ気無いながらもクレアに同意し頷いた。 ここ、ペターニでも、軍を統括するクレアの鋭い洞察力と、判断力が遺憾無く 発揮される事となった。 店先をさっと見渡すと、ひょいひょいと買い得な品だけをかいつまんでネルに手渡す。 その見事な眼力は、長年商いで身をたてているという、商人も舌を巻くほどだった。
143 :
00 :03/04/27 10:54 ID:KY1bGePZ
−とある、町外れの雑貨屋。 余りパッとしない店内に、小物や武器やらが雑然と並んでいる。 クレアが言うには、こういう場所にこそ掘り出し物が有るというのだが………。 (ほとんど、ガラクタだな……)錆び付いた篭手…それも左手のみの品を手に取り、 心の中で毒づく。 クレアがネルの心中を察したのか、薄汚れた壷を一つ手に取り、そっと耳打ちをする。 「……これ、正規のオークションに出品したら、3万はくだらないと思いますよ…」 「えっ!!」慌てて値札を見る……(850フォル!!) 更に小声でクレア「…だから値打ち物が有るって、言ったでしょ?」と、にっこり微笑んだ。 「じゃあ、これは?」錆び付いてガラクタだと思っていた篭手だが、そこはかとなく 風格が……感じられるかも知れない。 片手だけというのも、何かしら曰く有りげに思えて来る。 ネルは追い風に乗った気分で、クレアに先程までガラクタと思っていた商品を見せた。 「ん〜……」顔を近づけ、ネルの差し出した商品を吟味する。 「………それは…ただのガラクタ…」苦笑いを浮べつつ鑑定人こと、クレアが評価を下す。 「…………そうか…」ははっと、ネルは、ばつが悪くなり、乾いた笑いでその場を誤魔化した。
144 :
00 :03/04/27 10:59 ID:KY1bGePZ
この雑貨屋にしてこの主人有り。という恰幅の良い、いかにも怪しそうな風体の店主が 二人のやり取りを見て、会話に入りこんで来る。 「いゃあ……こんな奥さんを持つと、旦那さんも幸せだねぇ」 商売上のお世辞なのか、それとも本気で言ったのか、商人の男が不本意ながらも 荷物持ち係りを務めている、ネルの肩をポンと叩く。 「えっ?!」ネルは頬を引き攣らせ、商人を凝視する (だっ…旦那さんって…) 確かにネルは女性としては身長が171センチと、そこそこに高い方に入る部類だし 今の出で立ちも施術師と悟られぬ様、手足に刻まれた紋章を隠す為、 ゆとりのある長袖の上着とズボンを着込んでいる。 それに隠密行動が主なネルは、人混みが苦手な事もあり、帽子を目深く被っていた。 (だが、それにしても……)男と勘違いされるのは冗談では無い。 人の知らぬ場所では女としての努力は怠らないし、女である自尊心だって持ち合わせて いる。 それに…(せめて恋人ぐらいに留めて欲しいものだ…)と、自らの論点がずれ始めて いる事にも気付かずに、ネルは心の中で商人の男に向かいまくしたてた。
145 :
00 :03/04/27 11:00 ID:KY1bGePZ
と、突然、怒り心中なネルの腕にクレアが腕を絡ませる。 豊満…と、まではいかないが、存在感が十分に有る胸がネルの肘に当たる。 そして、商人に向かって仲むつまじい『夫婦』です、と云わんばかりに笑顔の アピールをした。 「くっ…クレア?」唐突なその行動に怒りどころか、我さえ忘れ。裏返った声で 親友の名を呼ぶ。 若い夫婦ののろけに対し、中年節炸裂のお約束な冷やかしが商人の口から矢継ぎ早に出る。 ……どうやら、この店主はこういうネタが好きらしい。 「あっ…そうだ…待っててください」店主が何かを思い出したのか、 そう言うと、ニヤニヤしながら店の奥へと引っ込んで行った。
146 :
00 :03/04/27 11:00 ID:KY1bGePZ
「ちょっと、クレア!どういうつもりだ?」店主の姿が奥へと消えたのを確認し、 ネルが顔を真っ赤にして問い詰める。 「どういうって……さっきの事かしら?」クレアは、至って冷静に親友の言葉を受けとめた。 そうだと云わんばかりにネルが詰め寄る。 「あれは…話を合わせた方が、値段を負けて貰えると思いましたので……」 「なっ………」絶句し、天を仰ぐネル。(私がどんな気持ちでいたのか…) 「クレアっ!あんた…」 ネルの言葉をクレアが指を指し、遮る。 指差した先には奥から戻って来た店主の姿が有った。 (はぁっ……万事この調子だ…)心の中でネルは深く嘆息した。 「いやぁ、お待たせしました」 戻って来た店主の手には、古びた小さな木箱があった。 箱の蓋を開けると、そこには2つで一対のティーカップが…。 小さな可愛いらしい天使が二人、口付けを交わしている。 その二人を祝福しているかの様に、周りを花が囲んでいた……そんな絵柄のティーカップ だった。 商人はその品の価値を聞きもしないのに、とくとくと語り始める。 内容を要約すると、その品を使った二人に幸福をもたらすというものらしいのだが……。 そんなに素晴らしい品ならばどうしてこんな店の奥で眠っていたのか?…とネルは、いぶかしんだ。 (それにさっき、人の事を幸せ者と呼んでいただろう……)幸福な者に幸福になる 品を売り付けるなんて、矛盾ものだ……と、心の中でたたみ掛ける。 更に店主が切り出した値段にネルは仰天した。 (桁が違い過ぎる…)今まで購入した品の全額を優に超える値段。 百歩譲って良い品だとしても、ぼったくりとしか言い様が無い。 それと同時に、ネルは店主を哀れんだ。一体誰に向かって商売をしているのか……。 相手は『倹約クレア』なのだ、と。
147 :
00 :03/04/27 11:01 ID:KY1bGePZ
だが、そのクレアの口から、思いもよらぬ言葉が出た「では、それも頂こうかしら…」 「へへっ…まいど」揉み手をし、一際腰を低くする店主。 「その代わり、これとこれはサービスしてくださいね…」 「おっ…そう来たかぁ……まぁ、仕方ないな…」 「それと、今購入した品と、外に有る荷物をシランドまで送りたいのですけど… その送料も負担して頂けますか?」 「かっ――――――〜奥さんには敵わないなぁ……よし!わかった!任せて置きな」 呆然と立ち尽すネルの横で、クレアと商人の商談が弾んだ。
148 :
00 :03/04/27 11:02 ID:KY1bGePZ
ペターニの中心に在る広場。そこにあるオープンカフェで二人は一息つく事にした。 空いている席を見付け、椅子に腰掛けると、タイミングを見計らったかのように 華やかな原色の制服に身を包んだ、ウエイトレスが注文を取りに来る。 ネルはアイスティー、クレアはホットココア。 注文を聞き終えると、ウエイトレスはさわやかな笑顔を振り撒き、その場から離れて行った。 「納得行かない…という、顔立ちですね?」 憮然としないネルに、クレアが問い掛ける。 納得行かない理由は理解出来る。 クレアは自分の膝の上にある木箱を見詰めた。 他の荷物の配送は任せたのだが、この品は邪魔になる程でも無いので、 自分で持ち帰る事にしたのだ。 「あの商人に、あんなに巧く乗せられるとは思わなかったよ……」帽子を脱ぎ、 赤い短髪の髪をくしゃくしゃと掻きながら、溜息混じりでネルが呟く。 言葉の端々には、クレアに対しての失望……とまでは行かないが、 その様な類の感情が含まれているのは確かだった。 ネルにはどうにも、あの店主にやり込められた気がしてならないのだ…。
149 :
00 :03/04/27 11:03 ID:KY1bGePZ
クレアが少し伏せ目がちになる…。 その姿を見て、自分が少し言い過ぎた事をネルは後悔した。 「…ごめん」その一言だけを口にして、ネルは言葉を詰まらせた。 どうも、こういう雰囲気は苦手だ…。 二人に会話が無くなったせいか、がやがやと周りの雑音が耳障りに感じる。 「確かに、少し割高だと思いましたけど…でも、損はしてませんよ…」 切れた会話の糸を再び結んだのは、クレアだった。 「それに……」 「それに?」詰まったクレアの言葉の先が気になり、ネルが反芻する。 「いえ……何でも有りません」 伏せた顔を上げ、そう応えたクレアには、いつもの優しい笑顔が戻っていた。 ……元の彼女に戻ったのなら、これ以上は追求すまい。 自分をそう納得させ、ネルはクレアに向かい、笑顔を返した…。
150 :
00 :03/04/27 11:05 ID:KY1bGePZ
カリカリ… ペンの音で、ネルの思考が現在へと引き戻される。 (どれだけの時間……)過去の記憶への旅客となっていのだろうか。 若奥様ことクレアは、物思いに耽けていたネルを他所に、今も事務処理を進めていた。 ふと動きが止まる。と、クレアは机の上にあるネルと同じデザインの例のティーカップに 手を掛け、可憐な花の蕾を思わせる唇を近づけて、一口紅茶を啜った。 そして、再びペンを走らせた。 『二人を幸せにするという、ティーカップ』 ネルは自分の手にして居るそれを見詰め、どういうつもりで親友が使っているのか 思考を巡らせた。 (もしかしたら、何も考えていないのかも知れない…)親友の単なる気まぐれなのか。 (それとも……もしかしたら…)あの時の詰まらせた言葉の先が気になる……。 ネルは複雑な心境でクレアを見詰めた。 町が一望出来る窓。その窓から差し込む陽光を浴び、銀色の長く美しい髪が、 キラキラと光を纏わりつかせていた。 整った目鼻立ちは知性を湛え、ネルよりひと回り小さいその身体は、戦いに明け暮れて、 少々筋肉質な体型の彼女とは違い 女性らしい丸みを帯びたフォルムを維持している。 そしてネルの思考は、その流れが当然であるかの様に、クレアの服の下で息づいている、 裸体へと巡らされる。 公私に渡り時間を共有する事が多いうえに、同性という事も有り、 着替えや、湯浴み等で実際のクレアの裸を見る機会に廻り合う事がしばし有った。 そして、その度にネルは不思議な感覚に陥いっていた。 クレアのその身体に触れた感じがする……それもただ触れただけでは無い。 艶かしく。そして、淫靡な感じを想わせた。
151 :
00 :03/04/27 11:05 ID:KY1bGePZ
夢でも良く見る事が有った。裸で求め愛し合う。いつもそんな内容だった。 そして、それは何故かいつも妙に肉感的で、現実的な匂いを漂わせていた。 柔らかい胸の感触と温もり……。 甘い吐息に、欲情を煽る程に艶のある喘ぎ声。 押し広げられた秘部のシワのひとつ一つさえ、克明に浮かび上がった。 実際には、そこまで見た事は無いというのに……だ。 ネルはその感覚を、自分の欲求不満が引き起こしているものと解釈していた。 (……クレア) どうやら、思考を深く潜り込ませてしまった様だ……。 慌てて別の事を考え、切り替えたが既に手遅れだった。 いつもの様に心音が高鳴り、息苦しくなる。 身体の芯に火が灯り、熱を帯びてくる。 その熱がネルの身体をじわじわと浸食し、足の爪先。そして、手の五指の先までも くまなく火照らせた。 (………)鈍いネルでも、この感覚の意味する事は理解出来る…。 だが、その対象が女性であり、親友であると云う現実が、その結論に辿り着く事を否定した。 ネルの全身を包み込んだ熱は、最後の領域とも云うべき、『心』に対しても 触手を伸ばして来る。 始めに戸惑いを打ち消すように、切なさがこみ上げて来る……。 その切なさは性欲と結び付き、求める心へと昇華する……。 すると、冷静さを保っている心の一角が、理性と倫理という消火剤を振り撒き、 鎮火させようと、格闘を始める……。 この繰り返しだった。
152 :
00 :03/04/27 11:06 ID:KY1bGePZ
心はある程度まで抑えられる。だが、身体の方を制御する事は困難に近かった。 丁度、風邪をひいた時と同じ状態だ。熱が高い事を理解していても、 その熱を下げる事は強靭な意志を持ってしても不可能だ。 そして、身体がネルの思考の承諾も得ずに、準備を始める。 その指示を受け、愛しい人を胎内へ受け入れる為の女としての機能が働きだす。 じくじくと、ネルの花芯が潤い始め、下着の中が汗をかいたような錯覚に陥る。 いや、実際、汗では無い何かが下着の中で滴り落ちているのは確かだった。 『感じ易い体質』ネルは自分の事を、そう自覚していた。 僅かな性的衝動でも、胸の頂きにある桜色の乳首が痛い程に起立する。 そして、今の様に局部は濡れ、トロリとした本気の蜜を溢れさせる。 他者と比較をして確認した訳では無いのだが、これが正常な反応では無い事は ネル自身にも何となく理解出来た。
153 :
00 :03/04/27 11:07 ID:KY1bGePZ
クレアを想い下着を濡らす。そして、そんな淫らな自分を部下である、 タイネーブやファリンに知られた時の事を想像し、再び下着を湿らせた。 節操の無い身体だと、自身も思う。実際、そんな自分を認める事が出来なかった。 これが『クリムゾンブレイド』の、ネル・ゼルファーなのだと、開き直れれば どんなに楽な事かと、常日頃から思っていた。 そっと、深呼吸をする。 そして、身体を僅かに揺すり、蒸れた感触の下着へと新鮮な空気を送り込んだ。 今日の様に、クレアの前で肉体を火照らせた事は、幾度となく有った。 これがその時の対処法だった。 焼け石に水…かも知れないが、こうすれば、多少は身体が落ち着くのが早くなる 気がした。
154 :
00 :03/04/27 11:09 ID:KY1bGePZ
「……?」 身体を不自然に揺するネルに気付き、クレアが顔をゆっくりと上げる。 そして、もじもじとしている親友を見詰め、小首を傾げた。 作業に集中していたネルは、自分に視線が向けられた事に一瞬遅れて気付き、 そのうえ、「んぁっ…」と、艶かしくも、奇妙な声さえあげてしまう程、慌ててしまった。 (しまった…!) 大きな失態によって身体の火照りがまるで、潮が引いた時のようにすっと消えて行く。 火照りどころか、血の気さえ引いてしまいそうだった。 「あの……その…」消え入りそうな声で、あからさまに怪しい様子を振りまき 視線を泳がせる。 が、そう簡単に周りに救いの綱が垂れ下がっている訳も無かった。
155 :
00 :03/04/27 11:09 ID:KY1bGePZ
「あっ、ごめんなさいね…」胸の前で手を合わせ、クレアが謝る。 「えっ?…」ネルは何の事か判らずに、目をパチパチと、しばたたかせた。 「お腹…空いたのでしょ?」そう言うと、すっと立ち上がり、部屋の隅にある お茶のセットやらが置いてあるテーブルの前で、何やらカチャカチャと 準備を始めた。 (はぁっ………)どうやらクレアの勘違いで、救われたようだ。 ネルは額に浮んだ汗を掌で拭うと、力の抜けた身体をソファーに預けた。 「はい、どうぞ」カチャリと音をたて、ネルの目の前に差し出されたのは、 銀杏の葉の形を模して作られた小皿に、綺麗に盛られた、『アップルパイ』だった。 実は、ネルが来ると判っている日は必ずこれが出て来た。 用意した者がネルの好みを熟知しているからだ。 クレアはネルと対面に備え付けられたソファーに腰掛け、にこにことネルの方を見詰めた。 ……どうやら、ネルが食べるのを待っている様だった。 正直、見詰められると食べ辛い気もするが、クレアの期待で輝いた瞳を見ると、 躊躇している事が悪く感じられた。 ケーキ用のフォークが皿の上の添えられていたが、こういうものは豪快に 手で行くものだ! 見た目綺麗に焼き上がっているそれを、手で掴んでネルはかぶりついた……。 シャクッ…。 パイ生地の歯ごたえと共に、口内に林檎の香りが広がり、鼻腔へと抜ける。 そして、果物特有の甘味がじわじわと舌の上で広がり、えもいわれぬ旋律を奏でた。 その絶妙で、優しささえ感じる味わいにネルはしばし、酔いしれた。
156 :
00 :03/04/27 11:11 ID:KY1bGePZ
「うん……今日も最高の出来だよ……」 未だ『アップルパイ』の味の虜となっているネルが、飾らない 賞賛の言葉を口にする。 自分に対する賛辞の言葉を聞き、ネルを満足させた料理人ことクレアは、目を細め にっこりと微笑んだ。
157 :
00 :03/04/27 11:17 ID:KY1bGePZ
「ねぇ……ネル?」見事な食べっぷりの親友を、頬杖つきながら見詰めていた クレアが声を掛ける。 「んっ?」ネルは、口内のパイをコクリと飲み込み、紅茶を一口啜った。 「人の原動力って、何だと思います?」少々真面目な顔立ちで、ネルに問い掛ける。 「んっ―〜……」クレアが出したいきなりの難題に、ネルは頬に手を宛てて考え込んだ。 「そうだなぁ……」 「向上心とか、物欲とか、思想とか、そういうのじゃないかな?」もうひとつ浮んだ、 性欲は敢えて外す事にする。 そちらの方向に話題が行ったら、また先程の二の舞だ。 クレアはネルの回答を聞き、ゆっくりと目を閉じた。 「そうですね…確かにそれもあります…」 「でもね、人を突き動かす根本的な物は……」一呼吸置き、閉じた時と同じように、 ゆっくりと目を開き……。 「狂気ですよ…」 「狂気?」彼女にしては意外な回答だと思い、ネルが聞き返す。 「ええ…」頷くクレア。 「…人は例外無く、狂気という剣を帯びています…だから、平気で人を傷付けるし、 殺す事が出来る……」 「愛情や、出世、強い衝動の影には、多かれ少なかれ、狂気が必ず付き纏います……」 自分の肩に掛かった。髪の毛を弄びながら、話を続ける。 「普段は理性という鞘に、狂気を収めて常識人を装って生きている。 つまり、鞘の出来如何で、聖人にもなれるし、狂人にもなれる……それだけです」 親友の言葉を聞き、ネルは、コクリと唾を飲み込んだ…殺伐とした内容の話しなのに、 何故かクレアが嬉しそうに話しているようにも聞こえたからだ。
158 :
00 :03/04/27 11:18 ID:KY1bGePZ
「……クレアは、どうなんだい?」思わず聞かずには居られなかった。 こんな話が彼女の口から出るとは、思いもよらなかったからだ。 「私ですか?……私も、一人の人間ですよ……」ネルの問いを、間接的に肯定し、 にっこりと微笑むクレア。 いつもの笑顔……だが、言い知れぬ不安と戸惑いをネルは、その笑顔から湧き上がらせた。
159 :
00 :03/04/27 11:18 ID:KY1bGePZ
「あっ…お茶、煎れ直しましょうね…」ネルのティーカップの中を覗き、紅茶が冷めた事に 気付いたクレアが立ち上がる。 (ばかだな……)ネルは自分をたしなめた。 クレアに対して、負の感情を募らせるなんて、どうかしてる…と。 「クレア……」その気持ちを吹っ切るように、お茶の準備をしている彼女を呼ぶ。 呼ばれたクレアは、ネルの方をゆっくりと向いた。 「はい?」 「あの……アップルパイの、お代りもいいかな?」照れながら、空になったケーキ皿を クレアに向かって見せる。 はいはい。と、世話の掛かる子供を持った母親のような返事をし、 ネルから空になったケーキ皿を受け取ると、アップルパイを切り分け始める。
160 :
00 :03/04/27 11:19 ID:KY1bGePZ
所帯じみた親友の後ろ姿を見て、ネルは安堵の吐息を漏らした。 「それにしてもさ、クレアと一緒になれる奴って、幸せ者だね…こんなに美味しいもの が食べれてさ」 安心した事も有り、ネルはそんな台詞をポロリと漏らし、 はっと、我に返った。 ネルが言った事は、取りも直さずクレアが『男』と結ばれる事に繋がる……。 それが、自然の流れではあると思うのだが、自分のこの気持ちはどうなるのか?…
161 :
00 :03/04/27 11:20 ID:KY1bGePZ
「私は…ネルみたいに、私が作ったものを、美味しそうに食べてくれる人と 一緒になれるのだったら、幸せですけど…」 「はは…」クレアの言葉に、ネルは感情の無い笑いしか、返せなかった。 親友は冗談で言っているのだろうが、自分にとっては真剣そのものだ。 そのすれ違う気持ちが、ネルの心をチクチクと傷つけた。
162 :
00 :03/04/27 11:21 ID:KY1bGePZ
カチャッ……目の前に再び、切り分けられたアップルパイが置かれる。そして… 「本気だったら……どうします?」耳元でクレアが囁いた。 「えっ?」驚き、ネルはクレアを見詰めた。 キラキラと、ダグラスの森の湧き水の如く澄んだ瞳。その瞳に驚いた表情の自分が まるで、鏡に映した様に浮び上がっていた。 ドキドキと心音が高まる。 磁力に引かれるように、自然と互いの顔が近付く…。
163 :
00 :03/04/27 11:22 ID:KY1bGePZ
ドン!ドン!ドン!…。 ノックという表現では当て嵌まらない…けたたましい程の扉の叩かれる音。 その音で二人は、まるで催眠から解けたかの様に引き離れた。 「はい……」落ち着いたようにも、不機嫌なようにも、聞こえる声で、 クレアは扉の向こうに居る訪問者に返答した。 ガチャ! 叩かれた時と同じ要領で、扉が勢い良く開く。 訪問者は、ネルの部下のタイネーブだった。 「失礼します!」 タイネーブは二人の上官の姿を確認し、シーハ―ツ流の礼をすると、 矢継ぎ早に報告を始めた。 「アリアスの村から、早馬の報告が入りました!現在アーリグリフと 交戦中との事ですっ!」 タイネーブの報告を聞き、二人が顔を見合わせる。
164 :
00 :03/04/27 11:23 ID:KY1bGePZ
「…この時期の進軍は、無いものと思っていたのですが……」 腕組みをし、クレアは考え込んだ。 アーリグリフの首都周辺は、これから本格的な厳しい冬を迎える。 そうなれば、補給もままならない状況に陥る。 そんな状況で軍を進める事は、到底無理な事だ。 相手の裏をかくのは、戦術の常道手段だが、これは余りにも無謀な事だ。 確かに、クレアの中には、今日の様なパターンも考えに有った。 だが、作戦とはいえない、一種の賭けの様なものだと思った。 「クレア…」考え込むクレアにネルが声を掛ける。 「……そうね」ここで考えて居ても仕方の無い事…。 「行きましょう、アリアスに…」 二人が身支度を整え、アリアスへと向かう馬上の人となったのは、日も傾き掛けた 夕刻の事だった。
165 :
00 :03/04/27 11:35 ID:KY1bGePZ
とりあえず、ここまでです〜。 そして、再びごめんなさい。次は戦闘シーンです。 今回ほど長くはないので…本当、すみませんです。 ひとりよがりにならない様、気を付けますので……。 それを過ぎれば、エッチシーンですのでw これの倍ぐらいの量です。短い物も含めて、エッチシーン、7回は有りますからw それと、落書も描きますので〜。 あっ、そういえば、画像保管庫拝見しました〜。自分のへっぽこ絵を アップして頂いてありがとうございました。 で、今後は、角二にアップすると、あれなので(w)そちらに、こっそりと アップして宜しいでしょうか? 熱心な方は、こちらを覗きに来ると思いますので、その方がいいかな〜と、 思いましたので。
リアルタイムでみたのは久しぶりだ〜 おつかれさまでした、00さん 長いのは全然大丈夫です。飽きないし あなたぐらい上手くなりたいっすね >>めでぃーなさん キャラ名が凄い事になってますよ(w マリアが居たりアルベルが居たり
コスプレネタでフェイ×マリを書こうと思い フェイト=キ○・ヤ○トというネタを考えたのですが、マリアを誰にするかでちょっと混乱。 フ○イ=本編で関係が冷え冷えなので× ラ○ス=マリアとのイメージがギャップ有り過ぎなので△ マ○ュー=イメージ的には近いけど年齢の問題で△ という風で思案に暮れてます。しかし、ニコルもあっけない最期となってしまいました。フェイトもとい○ラに幸あらん事を…。
エロパロ板保管庫
ttp://www61.tok2.com/home/kuromame/index.html 昼食の最中に見ています。
それで00氏の文章を読んで、箸を落としてしまいました。
貴方の文章のできに、ただただ賞賛の拍手を贈るだけです。
気長に待っていますので、是非戦闘シーンと絡み合いを書いてください。
しかし7回とは盛んですね(W
soy氏ご指摘ありがとうございます。
実は最初はアルベル×マリアで書いていたので、キャラを変更したときに
修正し忘れました。後日修正版を掲載します。申し訳ございませんでした。
ユーキ氏、一人肝心な方を忘れているではないですか!
カ○リにしましょうよ、双子疑惑があるもの同士ですからぴったりですよ!
170 :
213 ◆yd2spXCTbA :03/04/27 13:15 ID:aBNK/wxR
>>00 氏
乙です。他のスレでも書いていますよね?
絵柄が同じだったので、そうだと思ったのですが、
いや〜、うまいっすね…エッチシーン7回もいい!
しかし、気になることが。
前スレで書いていたマリアのネタはあれでおしまいなんですか?^^;
個人的には、その後の集団レイ「黙りなさいラッセル!」に期待していたので…。
余計なお世話だったかもしれないですね、すみません…
>>ユーキ氏
種は、リアルで見れないので、録画および、友人がキャプって焼いてくれたやつを
夏休みにでもまとめてみようと思っているのですが、
種のサイトとかで女キャラだけ確認してきました。
個人的にはフレイたんがいいような…
冷めてるからこそ、その後の燃え上がりぶりが強調されて、
個人的にはハァハァもんなんですがw
まあ、カガリたんでも文句ないです。
あとは氏におまかせします。期待してます。
>>黄昏氏
戦闘かっくいい!
ha○kスレといい、氏の戦闘シーンは見てて燃えます。
この後の、お楽しみシーンをお待ちしてます(コラ
>>めでぃーな氏、および95氏
昨日はどうも。あ、昨日見せた別のゲムのSS、よければ茶で感想などを聞かせてくれると
ありがたいです。
ところで、現在、ミリアム×フェイト執筆中なのですが、
話の流れで、デーモンロード(でいいんだよね?男のほう)×マリア・ソフィアも
入れてみてもいいですかね?00氏が7回なら、こっちは8回…は無理だなw
171 :
213 ◆yd2spXCTbA :03/04/27 13:17 ID:aBNK/wxR
書ききれなかったので、連続ですみません。 ところで、ミリアムのあの露出度の高い服は、ボンテージでいいのかな? それとも、ハイレグの水着のようなものなのかな? 今、それと上に書いた、マリアとソフィアの陵辱の挿入に悩んでます…
172 :
名無しさん@ピンキー :03/04/27 13:17 ID:w/PCkttD
し、しまった!!sageるの忘れてました…申し訳ないです…
174 :
もぽえ :03/04/27 15:12 ID:tvP17tbR
38氏の保管庫を見て、最初のスレッドの347氏の話にハァハァしました。 ゲームをしている際に「アルベルたんが女の子だったら良かったのに」 とずっと思っていたので……… 347氏の設定をお借りして(侯爵閣下に頂かれる前あたりから)お話を書きます。 何かお馬鹿なクソ虫ちゃんの話で。では。 (漢字カタカナはニガテなので、閣下にも漢字ひらがなで喋っていただきます) −−− ブレアと名乗った女が去ってから、アルベルはしばし茫然として いた。「でーたを組み替える」とやらいうよく分からないブレアの 行動の結果、アルベルの体はすっかり別のものに変わってしまった ………。 「クソが」 刀を何度か振ってみて、アルベルは毒づいた。手の大きさが変わ ったせいか、馴染んでいたはずの柄の感触が気になる。 そして毒づいた自分の声も変わってしまっていることに憂鬱にな った。 「面白いことになったな」 老竜は楽しげに笑っている。 「うるせぇ、阿呆」 アルベルは苛立たしげに刀を構え、壁に向かう。 「空破斬!」 また壁に新しい傷が増えた。砕けた壁を見、少しは安堵する。違 和感は残るが、戦えないほどではないようだ。 「あまり我の棲家を壊してくれるな」
175 :
もぽえ :03/04/27 15:15 ID:tvP17tbR
「知るか」 アルベルは靴を脱ぎ、臑当ても取ってしまった。サイズが変わっ て身に着けていられなかったのである。続けて変に隙間が開いてし まった肩当てを外した。腕が細くなったため左手の鉄甲も外そうと 思ったが、慣れた腕の重さが変わるとバランスが狂いそうだった。 きつく締めなおしてみたが、どうも具合が悪かった。 「ち、これは直すしかないな」 このままでは、闘気を用いた技は使えそうにない。アルベルはバ ニラの工房に行くことにした。そして歩き出してから、また一つ違 和感を覚えた。 「………」 アルベルは少し迷ったが結局、腰から脚にかけて開くスリットか ら指を入れ、サイズの合わなくなった下着を脱いだ。 「………ここには魔物やら竜やらしかいねぇしな………気にするこ たぁねぇか。さて行くか」 竜室を去ろうとするアルベルにクロセルが問うた。 「どこへ行く、娘」 三秒ほどかかってアルベルは、自分が娘呼ばわりされたことに気 づき、頬に朱を昇らせて振り返った。 「マーチラビットのガキの工房に行くんだよ。俺がどこに行くかが てめぇに関係あるのか?」 クロセルは低く笑った。 「………行ってくるがよい。火傷をせぬようにな」 そう言ってクロセルは、アルベルの素足を眺めた。 「俺がそんなヘマをするかよ。溶岩洞の中はもう知り尽くしてる」 答えながらもアルベルは、クロセルが何やら優しい言葉をかけて くることが気になった。老竜は、アルベルが何をしようが何処へ行 こうが、気にしていなかったはずなのだが。
176 :
もぽえ :03/04/27 15:16 ID:tvP17tbR
クロセルの笑いが低い地鳴りのように響く。 「溶岩洞の外へは出ぬようにな」 「は? 何言ってやがる」 アルベルは老竜との会話が面倒になり、背を向けて出て行った。 「もっとも、あの姿では外へは出られまいがな。それが分かってい ないなら、無知にもほどがあろうというもの」 侯爵級の竜は独り呟き、出て行ったアルベルの姿を思い出す。 もともと細身だった体は、細いというより華奢になってしまって いた。そして灯火に映える滑らかな肌。柔らかそうな唇。すらりと 伸びる細い手と脚。それから……… 竜は本来、金銀財宝を奪うだけでなく、女性を連れ去る性質があ る。アルベルはクロセルのことなど構わずに、目の前で好きなよう にふるまっていたが、竜はその体を舐めるような視線で見つめてい たのだった。ためらいがちに下着を脱ぎ捨てたあたりで、老竜の心 はすでに決まってしまった。 「そそるな」 アルベルを愛しむことを思いながら、クロセルは目を閉じた。
177 :
もぽえ :03/04/27 15:19 ID:tvP17tbR
訪問者を迎えた溶岩洞の中の工房で、マーチラビットの青年は長 い耳をゆらした。 「お姉さん、誰? ひょっとしてアルベルさんのお姉さんか妹さ ん?」 「本人だ」 「え?」 アルベルは事情を投げやりに説明した。 「ふーん。変わったことが起こったもんだね。大変だったでしょ」 バニラの言葉にアルベルは頷く。 「ああ。ナリが小さくなってしまったから視界が変わるわ、間合い が分からなくなりそうになるわで厄介だったな。もっとも所詮はク ソ虫どもだ、俺にかなうわけがなかったがな」 いつも通りに溶岩洞の中の魔物たちを蹴散らしてやってきたこと を言い、アルベルは椅子に腰掛け、鼻で笑った。 「確かにそういう大変さは分かるけど、それ以外のことは気になら ないの?」 「気になるに決まってるだろうが阿呆。身の回りのものが全部体に 合わないんだ。服は後回しでいいが、義手と靴と防具をさっさと直 してくれ」 「後回しって………それもものすごくやばいと思うんだけど」 バニラはさっきから目のやり場に困っていた。 アルベルの胸を覆う布の端は引っ張られて結ばれており、小ぶり だが形良く膨らんだラインやら先端の乳首がはっきり分かる。腰は さらに細くなってしまい、腰紐を締めても布が滑り落ちそうになっ ている。かろうじて腰骨のあたりで止まっているという有様だ。さ らに前部に切れ込みが入っているため、普通に立っていても下腹部 のあたりまで見えてしまいそうだった。
178 :
もぽえ :03/04/27 15:21 ID:tvP17tbR
以前でも妖しい風体といえばそうだったが、かろうじて、「バサ ラ」「傾き者」といった風狂の徒の好む服装の範疇に留まっている と言えなくもなかった。だが今のアルベルの服装は、それを完全に 突き抜けてしまっている。服を着ているというより、裸体に布を結 んでみたという印象だった。いや、見る者によっては裸よりも扇情 的に映るだろう。 そしてアルベルが腰掛けるとき無造作に服の端を整えたために、 一瞬だがスリットが開いてしまった。バニラは綺麗に生え揃った栗 色の茂みやら、ひきしまった尻やらをすっかり見てしまった………。 「アルベルさん………まずその服から何とかしようね」 言いながらバニラは見てしまったものを脳裏から追い払おうとし たが、焼きついて離れそうになかった。それどころか、茂みの向こ うに隠されているはずの、見ることができなかった柔らかな割れ目 を妄想してしまう。 「何言ってやがる。義手と靴が真っ先に決まってるだろうが」 アルベルは不満そうだ。バニラはため息をついた。 「あとそれから、立ち居振る舞いにも気をつけた方がいいよ」 アルベルは眉を寄せて首を傾げている。バニラの言っていること が本当に分かっていないのだ。アルベルは少し考えたが結局分から ず、苛々として言った。 「分からんことをごちゃごちゃとうるせぇ奴だな。貴様がやってく れないならここを降りてカルサアかペターニの工房の奴らに頼むま でだ」 バニラはまん丸な目を大きくして、ブルブルと首を振った。 「その格好で街に行くなんて絶対ダメ! 危険すぎるよ」 「あぁ? 俺が神殿の魔物やら山道のドラゴンどもに遅れを取るわ けがねぇだろう」 「そういう危険じゃないよっ!」
179 :
もぽえ :03/04/27 15:25 ID:tvP17tbR
バニラはどなり、そしてうなだれた。 「分かったよ、仕事は引き受ける。まずは靴からにするね。ただし 溶岩洞から出たらだめだよっ」 アルベルは老竜の言葉を思い出した。 「どうなってんだ。貴様もクロセルと同じことを言う………」 「同じことって、ひょっとしてあの方もここから出るなって仰った の?」 「ああ」 バニラは哀れむ目をアルベルに向けた。 「アルベルさんは、きっともう目をつけられちゃったんだね」 バニラはぴょこんとアルベルの側に寄った。 「できるだけここでゆっくりしていくといいよ。時間の問題だろう けど」 (ヤられちゃうのはね) バニラは最後の一言は口に出さずに心の中に止め、アルベルを見 上げる。 (きれいな顔してるなあ) 以前はその整った顔は、その小馬鹿にした態度と相まって見る者 を不愉快にさせ、低く凄む声は対峙する者を威圧した。しかし今は 美しい娘が莫連を気取っているようで、何かかわいらしい。「阿 呆」「クソ虫」と連呼する口調は以前と変わっていないのに、心地 よいアルトの声で言われると印象が変わった。 アルベルは前髪を払い、バニラを見下ろす。 「俺はゆっくりするのはごめんだ。急いで仕事にかかれ、阿呆」 バニラはアルベルに小突かれるまで、澄んだ琥珀の眼差しにみと れていた。 −−− ではここで一旦筆を止めます。おバカで無自覚なクソ虫たんになりました。
ミリフェイ、出だしだけ完成したので投下していきます。 >>もぽえ氏 女アルベルがすごくかわいいです。 って、相手はくろせる様ですか!? はたしてあの巨大な方のナニが入るんでしょうか…^^; 続き期待してます。
「うあ…」 体中に痛みが走り、フェイトは目を覚ました。 視界はぼやあっとしたいたが、ここがどうやらレンガに覆われた個室だとわかる。 「ここはいったい…それに僕はどうして…」 フェイトは身体を起こそうとしたが、 手足に縄が食い込む感触がし、それがフェイトの行動を阻んだ。 「くっ!誰だよ…こんなことしたのは……」 自分がなぜここにいて、なぜこんなことされているのか。 思い出そうにも、頭痛でなにも考えられない。 そのとき、この部屋の唯一の外の世界と通じる、木製の扉が、 いかにも油が切れているような、嫌な音を立てながら開いた。 「うふふ…お目覚めのようね…」 扉の奥の闇から女の声が聞こえる。 「う…だ、誰だ……」 「うふふ、少しやりすぎちゃったかしら?思い出せないなんて…」 闇の中から、女の姿が現れる。 金色の髪に、赤い瞳。 へそやウエストを露にしている、黒いボンテージを身に纏い、 背中に黒色の羽を生やしている。 その姿はまさに悪魔、そう言ってもよいだろう。 「う……お前は…」 フェイトの脳裏に、気を失う前の出来事が浮かんだ。 「さあ!ランキングバトル!今回の注目のカードです!! 「”参上!解凍マグロ団”対”デーモンロード”の対戦です! まずは、”参上!解凍マグロ団”の入場です!!」 ディルナとソロンのアナウンスに場内が歓声に包まれた。 「うう…緊張するよ…」 今までのバトルよりもはるかにすさまじい、場内の盛り上がりぶりに、 ソフィアがおどおどしている。
「あら?怖じ気づいた?」 対照的に、マリアはいつもと変わらない表情であった。 この辺はさすがにクオークのリーダーである。 「うう…だって、こんなに人がいるところに出るの、運動会以来だもん……」 ソフィアが肩を落とす。彼女の目は、緊張のあまり少し潤んでいた。 「まぁ、無理もないか…それより、だれ?”解凍マグロ団”なんてチーム名にしたの?」 マリアがフェイトを睨みつける。 その視線を感じたフェイトは、慌てて彼女の方に振り返り、必死で両手を振る。 「ち、違うよ!僕じゃない!あれは…クリフの趣味なんだよ!!」 「へっくしゅ!!」 「おい!馬鹿チン!風邪かよ〜。オイラに移すなよ?」 「違う!これはくしゃみだ! それに、お前は風邪でも引いてたほうがいいんじゃねえのか?」 「な、なんだと!!馬鹿チンのくせに!!」 観客席にいたクリフとロジャーが睨み合う。 「…まったく、この馬鹿二人!!」 後ろの席に座っているネルは、大きくため息をつくと、両方のこぶしを振りかざした。 ゴツン!! 「うお!?」 「うぎゃ!!」 馬鹿二人が頭を抱えてうずくまった。 「…本当にクリフがつけたのかしらね?」 マリアの表情は、明らかにフェイトを疑っている。 「ほ、本当だよ!!…っと、そろそろ入場しないと!」 フェイトはムキになって主張しようとしたが、 今の状況を思い出し、皆の待つ、闘技場へと走っていく。 「ちょっと!待ちなさいよ!」 「フェイト〜…一人でいかないでよ…」 チームメイトの女二人も、慌てて彼を追った。
ワアァァァァァァ!!! 「頑張れよ!マグロ団!!」 「兄ちゃん!女の子二人にかばわれるなよ!!」 彼らの登場に、会場がさらに盛り上がる。 「う!すごい歓声…」 あまりのうるささに、ソフィアが耳を塞ぐ。 「さすがに…これは少し緊張するわね」 マリアのほうも、これにはまいったのか、額に汗をかいている。 「さあ、そして!ランキング2位、”デーモンロード”の入場です!!」 「えーと、”デーモンロード”からメッセージが届いてますので、読んでみます。 『我こそは魔界を統べる者。貴様等のような弱者には、 この我に触れる事さえ叶わぬと知れ』 …だそうです」 「”デーモンロード”から挑戦者チームへの自信満々のコメントでした」 ワアァァァァァァァ!! 場内が再び歓声に包まれる。 反対側の入り口から、二つの影が現れた。 ”デーモンロード” チームリーダー、魔界の貴公子と名高いデーモンロード。 そして、その脇にいる、魔界一の美女と名高いミリアム。 容姿だけでなく、その実力も桁外れで、人気の高いチームである。
「く…今までの相手とは違うようだ…」 「ええ。これはまずいかもしれないわね…」 戦い慣れしているマリアとフェイトは、彼らから漂う巨大なオーラを感じ、 背中に汗をかいた。 「う、うん…なんかやばそうだよ…」 戦いに関してはまったくの素人であるソフィアも、なんとなく彼らがやばそうだとわかり、 つばを飲み込んだ。 「さて、そろそろ時間だな…。 皆にはヒイキのチームがあるだろうけど、どっちのチームが強いのかは、 もうすぐ判明するからさ。頼むから大人しく試合を見てくれよ」 「それでは、試合開始です!」 ドワァァァァァァァ!!! ディルナの合図に、会場が一段と盛り上がり、フェイト達が対戦相手に詰め寄った。 「よし!あのチームリーダより先に、この女性のほうを倒すぞ! マリア、銃であの男を僕に近寄らせないでくれ!」 「わかったわ!!」 マリアは頷くと、フェイトが向かっているミリアムのフォローに入ろうとしている デーモンロードに、乱射を浴びせる。 「ぬお!?」 思わぬ攻撃の激しさに、デーモンロードがたじろいだ。 「退屈ね…。悔しかったら、ここまで来てみなさい!」 マリアが見下すように彼を挑発した。 「ほう…我を挑発するか。面白い…」 デーモンロードは、にやりと笑うと、マリアのほうに向き直り、 間合いを詰め始める。 (本当は、こんなやつを引き付けたくないけどね…) 実力差がわかっているマリアは、迫り来る彼をステップで逃げながら、銃で攻撃する。
「よし、マリアが引き付けている間に決める! ソフィア、紋章術で補助を頼む!」 「うん!…エンゼルフェザー!!」 戦いに巻き込まれないように、距離を置いているソフィアは、フェイトとマリアに、 補助魔法を使用する。 「よし、いくぞ!ショットガンボルト!!」 目潰しがわりに、フェイトが手のひらから炎の炸裂弾をミリアムに浴びせる。 「きゃん!」 フェイトの狙い通り、ミリアムは目をやられたらしく、目を開けていられないようだ。 妙に色っぽい悲鳴に、フェイトは少し気が緩んだが、 攻撃の手を休めるわけには行かない。 「ブレードリアクター!!」 光速剣で追撃を図ろうとするが、 「甘く見ないでよ…レディアルショット!!」 魔族の回復力で、あっという間に視力が戻ったミリアムが、 広範囲に針のような光弾を発射する。 しかし、フェイトにとって、彼女のこの行動は予想済みであった。 「甘いよ!リフレクトストライフ!!」 ブレードリアクターをキャンセルし、ミリアムの攻撃を避けるように移動すると、 地面を蹴って、ミリアムの横腹に強力な蹴りを浴びせる。 「いやぁん!!」 (う…!なんて声を出すんだ…) 再びミリアムから、艶っぽい声を聞かされ、フェイトが顔を赤くする。
「フェイト!油断しちゃだめだよ!」 はっとソフィアの言葉に我に返ると、目の前にミリアムが迫ってきていた。 「サンダーストラック!!」 雷がミリアムを襲い、ミリアムがその強烈な電流を受け、痺れている。 「助かったよ…ソフィア…」 フェイトはピンチを救ったソフィアに礼を言う。 マリアのほうを見ると、デーモンロードのほうも、 マリアの華麗なステップ射撃に翻弄されているようであった。 (これなら勝てる―――!) フェイトがそう確信したときだった。 「さて…お遊びはここまでにしましょうか?」 マリアの激しい銃撃で、身体のあちこちから血を流しているのにも関わらず、 デーモンロードはまったく動じていないようだった。 「そ、そんな…あれだけ銃弾を食らえば、いくらなんでも――――!!」 マリアは目を丸くさせ、銃を握る手はガクガクと大きく震えていた。 「聖餐にして甘美なる儀式の贄となるがいい!」 デーモンロードが地面に剣を突き立て、血のように赤いオーラの魔獣を出現させる。 「!!」 マリアが気づいたときには遅かった。 魔獣は容赦なく彼女に襲い掛かった。 「いやぁぁぁぁぁ!!」 マリアの大きな悲鳴が響き渡り、彼女はそのまま倒れこみ、ぴくりとも動かなくなった。
「マリア!!」 「マ、マリアさん!!」 慌ててソフィアが蘇生術を唱え始める。 が、 「人間の分際で…蘇生術など100年早い」 背後に恐ろしい声が聞こえ、ソフィアの背筋が凍りついた。 「あ…あ…あ…」 振り返ることも出来ず、その場で膝を震わすソフィア。 じわじわじわ… 彼女のスカートに染みが出来ていく。 恐怖のあまり、彼女は失禁してしまった。 ソフィアの太ももに尿が伝わり、その匂いがバトルフィールドに広がる。 「嫌だわ…いい年して、おもらし?」 ミリアムがそんなソフィアを馬鹿にするように笑う。 「ふはははは、コイツはいい…。 どうやら、久々にアレに相応しい獲物に出会えたようだ。 生意気そうな女に、小を漏らした純粋な少女…ククククク…」 デーモンロードが嬉しそうに笑うと、ソフィアのうなじに舌を這わせた。 「うう…ぐす…うええん…」 小便を漏らした恥ずかしさと、背後にいる悪魔のような男の恐怖で、 ソフィアが泣き出してしまう。
ガヤガヤガヤ… そんなソフィアの様子を知ったのか、周りにいる観客がざわつき始め、 実況席にいる、ディルナとソロンもやや困惑した表情を浮かばていた。 「おやおや…さすがにこのままでは、私たちが悪役にされかねませんね」 場内を見回したデーモンロードは、剣を振りかざし、そこに紅蓮の炎を纏わせる。 「や、やめろぉ!!」 フェイトが叫び、彼の方に走っていく。 そんな彼の様子を、黒の貴公子はにやっと笑うと、剣を振り下ろした。 フェイトの目の前で、幼馴染が背中を斬られ、膝を地面につき、そのまま倒れこんだ。 倒れた際、彼女の漏らした黄色い水を弾く音がした。 ドワァァァァァァァ!! 蜂の巣をつついたように、場内から歓声があがる。 「強い強い!デーモンロード選手があっというまに、 ”マグロ団”の女性陣を一蹴!これは決まったか!!」 「うん。さすがだね。この強さの前に、何人の挑戦者がやられたことか…。 さすがに僕らでも苦戦するかもね」 ディルナとソロンも場内が再び活気に包まれて、安心すると、 再び実況を開始した。 「キャー!デーモンロード様ぁ!!素敵ぃ〜!!」 「デーモン!デーモン!デーモン!」 あちこちから彼らに対して、賞賛の声が上がる。 デーモンロードは、そんな歓声に両手を挙げて応える。
「く!僕らは敵じゃないというのか…!!」 目の前で大事な女性がやられ、さらに、この人を馬鹿にした態度をとる相手に、 フェイトの怒りのボルテージが上がる。 「うわあああああああ!!!」 咆哮に近い叫び声をあげ、猛然と男に突っ込むフェイト。 しかし、剣先が身体に達する寸前、男は瞬間移動でかわす。 「おやおや?坊やが一人いきがったところで、私たちに勝てると思っているのですか?」 「ぐぅ!!黙れ黙れ!!」 フェイトはこんなヤツに舐められてたまるかと、再び突進していくが、 「あっ!!」 わき腹に突き刺すような痛みが走り、勢いのあまり、転倒してしまう。 「ぐぅうううう…」 痛みが走る箇所を手で触ると、血が流れてきているのがわかる。 フェイトの視界に、細い足が映った。 「うふふ…私たちは二人だということ…忘れたのかしら?」 ミリアムが、自分を睨みつけてくるフェイトの顎を持ち上げ、 妖しげな表情を浮かべる。 「いいわ、その表情…。私も久しぶりに楽しみたくなったわ…」 「ほう、では、今回は3人まとめて…かな? しかし、お前が獲物を見つけるのは久しぶりだな」 魔族の二人が、わけのわからない会話を始める。 「く…貴様ら、何を考えて―――」 フェイトが尋ねようとすると、その口をミリアムの口で塞がれた。
「!!」 とっさの出来事に、フェイトが目を丸くする。 「おいおい!ミリアムちゃんがキスしてるぜ!!」 「うらやましいな、兄ちゃん!!」 ピーピーと口笛を鳴らして、その光景を観客がはやしたてる。 「ん…んあ…んん…」 ミリアムはそんな観客の声など気にもせず、目をつむり、 フェイトの口の中に舌を滑り込ませ、彼の舌と絡ませる。 (う…なんでこんなことを…) ミリアムの吐息が鼻にかかり、フェイトはミリアムとのこの甘い行為におぼれそうになった。 「んふ…あん…ん…ちゅ…」 重なり合う唇から、二人の唾液が溢れ、お互いの顎を伝って地面に滴り落ちる。 (あ…なんだ…これ…は…) 目の前にいる相手への殺意や、自分の大切な人を守れなかった後悔などが消えうせ、 フェイトの視界が徐々に白み始めて来る。 (だめだ……意識が…持たない) フェイトの目が閉じられる。 それを確認すると、ミリアムが口を離した。 その舌にはお互いの混ざり合った唾液が糸を引いていた。 「うふふ…これで、彼はしばらく目を覚まさないはず…。 とりあえず、闘技場での戦いは…」 ミリアムは舌を口にしまう時に、唇の下についてしまった唾液を拭いながら、 実況席のほうを見遣った。 「勝者!”デーモンロード”!!」 ワァァァァァァ!! 場内がまた歓声に包まれ、”戦い”は終わった。
「では、これがファイトマネーです」 ディルナが二人の魔族の控え室に訪れ、白い封筒を差し出す。 「ふん」 デーモンロードは、その封筒をチラリと見ると、鼻で笑った。 「そんなものはいらん。例のアレということで、彼ら全員を渡してくれ」 「また、例のアレですか…」 ディルナが、ため息をつき、封筒を懐にしまう。 「いいではないか…。そのかわり、礼と言っては何だが、 今夜、貴女を抱いて差し上げますよ…」 そんな彼女を黒の貴公子が後ろから優しく抱きしめ、 彼女の耳元にささやくと、耳にふーっと息を吹きかけた。 「あん…わかりました。でも、約束、ですよ?」 ディルナは、顔を少し紅潮させると、彼らに一通の書類を渡した。 「まったく、魔族はああいうのが本当に好きですね…」 「ふふふ、まあ、これは公式のルールでも認められていることだ。問題はない」 デーモンロードは、渡された書類をニヤニヤしながら目を通す。 「そうね…。今回は私もするから、楽しみだわ…」 彼の横からミリアムもその書類を眺め、舌をなめずった。
「おい、フェイト達はどうした!」 あまりにもフェイト達が戻ってくるのが遅いので、クリフ達がディルナ達のいる、 闘技場管理センターに押しかけた。 「あ、”マグロ団”の他の皆様ですね。すみません、連絡が遅れてました」 てへっとディルナは照れ笑いをする。 「ちょっと…!!笑い事じゃないんだよ!事の次第では…斬る!!」 ディルナの態度が気に入らなかったのか、 ネルは冷たい視線を彼女に向け、短刀を構える。 「お、落ち着いてください…。実は、彼らから伝言があるんです」 ディルナはそんなネルに少し慌てながら、自分の机から一枚の紙を取り出し、 それをクリフに手渡す。 「…なんだ、そういうことか」 一通り目を通したクリフが苦笑する。 「なんて書いてあるんだい?」 「そうだ、一人で納得してるなよ!バカチン!お姉さまにも教えろ!」 ロジャーとネルが彼に詰め寄る。 「まあ、見てみろ。この手紙を」 「どれどれ…」 ネルがクリフから手紙を受け取り、それを読み上げる。 「『今回、僕たちの力不足で、君たちには大いに恥をかかせてしまったと思う。 僕たちも、ここで終わるわけには行かない。彼らにリベンジするため、 闘技場の特別施設でしばらく訓練する。 彼らと再試合するときには、会場に呼び寄せるから、それまで待って欲しい』」 「うほ!修行なんて、あのフェイトの兄ちゃん、漢だぜぇ〜…」 男の中の男を目指しているロジャーがうれしそうに頷く。 「怪しさ爆発だろ?…でも、筆跡はたしかにあいつのものなんだよな」 ネルが不審な表情で手紙を見つめる。が、たしかにクリフの言うとおり、 これはフェイトの書いた文字であることは間違いない。
「…信じていただけましたか?」 ディルナの言葉に、3人は頷いた。 「まあ、しゃーねーか。俺達も少しどこかで修行するか」 クリフが頭を掻きながら、他の二人に尋ねる。 「そうだね…。あの3人が戻ってきたら、足手まといにならないようにしないとね」 「お姉さまなら、大丈夫!オイラがみっちり二人まとめて鍛えてやるさ!」 「はいはい…お前はとくに俺が鍛えてやらなきゃな…」 3人はそのまま漫才のようなやり取りをしながら去っていった。 「…ふぅ。」 ディルナがため息をつく。 「言えないよな…。彼らが魔族のあの連中に気に入られた、なんて」 ディルナと同様、ソロンもため息をついた。 「そうね…。まあ、これもエターナルスフィアのルールだから仕方ないんだけどね」 「うん。自給自足という厳しい制約を設けられているのも関わらず、 アレをしたいがために魔族になる連中が多いんだよね…」 二人は、フェイト達の行く末を想像し、深いため息をついた。
今回はここまでです。 というわけで、マリアとソフィアの陵辱も入れたほうがいいか、 意見お待ちしてます。 しかし、今回出だし長いなぁ…。 やはり戦闘シーンが入ると、長くなってしまうな。
195 :
正義の味方 :03/04/27 19:38 ID:3iEu20dP
「そこは、だめえ」「いいじゃないか、こんなに濡れちゃって」「だってえそこは ああん」ここは、アリアス今ここで、男女の交わりが行われていた、男を フェイトと呼び、女をクレアと呼んだ、ルシファーを倒して、二年の月日が流れた フェイトは、ソフィアたちを誘って、「シーハーツへ行こう」と言ったのだ そして、アリアスに入った。その夜の事である。酔っ払ったクレアが、フェイトの 部屋に来て、何のためらいもなく、いきなり、ペニスを吸われたのだ「うおお ちょ、ちょっと待って」しかし、その言葉は、甘い唇によって封じられた 優しく暖かなキス、そして、フェイトは、彼女を抱いたのだ。 性交を終えた後、眠ってしまったフェイトとクレア、朝朝食を言いに出かけた タイネーブとファリンは、フェイトの部屋でとんでもない物を見てしまった そう、フェイトとクレアが一緒に寝ていたのだ、「きゃああ、クレア様」「うん」 「あ、お早うございます」「お早う、ここは」「ここは、フェイトさんの部屋ですよ」 「え、ええ、きゃああ」「な、何だ、あ、お早うございます」「お早うございます」 「あれ、何で、クレアさんが、僕の部屋に」「えっと、良く覚えてないんですけど 多分間違えて」「そうでしたか、まあ、いいですよ、それじゃ起きて食事にしましょう」 「ええ」食堂では、クリフがニヤニヤ、マリア&ソフィア&ネルが、冷たい視線 そして、スフレも面白そうに笑顔である、」「お、お早う」「お早う」「な、何だ」 「御飯にしましょう、頂きます」「頂きます」「ああ、フェイトさん、御飯粒が」「あ、すみません」 「ムカ、何よ、もう」「何か、あそこの三人怒ってるみたい」「そんな事ないもんね」 「ええ、そうよ」「そうだよ、別に」「まあ、いいじゃないか、さあ、さっさと喰おうぜ」 「うん」食事を終えた後、皆帰っていった。
遊び惚けてたらだいぶスレが伸びているねぇ〜。 00氏 凄いっす!!自分の軽い文章に比べたらそれこそもう月と鼈じゃて。 but 一つ言わせてチョ。クレアはネルに敬語を使わないと思うのですが…。 もぱえ氏 女アルベルか…。自分昔アルベルを女だと思ってたからな…w 213氏 黒豆がお漏らし…キテマスキテマスw しかし自分は戦闘シーンを氏より長くするのにはちょっと自信がありますよw んでもって今日も少し茶しませんか?暇だったらで良いんで。 執筆start!!
>>95 氏
>女アルベルか…。自分昔アルベルを女だと思ってたからな…w
昨日も言ってましたなw
>戦闘シーンを長くする
うーん。まぁ、戦闘シーンはこの作品はオマケなので、
とっとと終わらせようと思ったんだけどね。
ああなっちまいました…
まあ、その分、陵辱しまくりのエロエロに仕上げる予定。
>茶
については、すでに保管庫にログインしてますが、
ネットやってたり、ゲームやったりで、
10時半ごろまでは反応しないと思います^^;
まあ、つまりは暇人ですなw
今日も夜を語り明かしますかw
あぁ…レス番憶えてないや…んんんん…前スレのつづきッス(オイ
フェイトサイド こちらの一組は曲がりくねった道のりを進んでいた。 フェイトは後ろを歩いており、事の成り行きをじっと観察している様だった。 前を歩くクレアの腰元はガクガクと震えており、太ももは激しく濡れていた。 「……」 フェイトは全く喋る気配を見せなかった。 まるで何かを待っているかの様な、嵐の前の静けさと言ったところだ。 「ん…んぁ…んはぁ…ぁぁ…」 静かな通路に女性の喘ぎ声だけが木霊する。 『詰まらないな…』 フェイトは思った、このまま進んだ所で自分は興奮できないと。 『意外と面白くないんだな、散歩って。こんなのならアルベルに譲って置けばよかった』 何も起きないようなら今すぐにでも今来た道を戻ろうと思った。 その時、 「フェ…フェイトさん…」 クレアが振り向き、フェイトを見上げた。 「どうしました?」 フェイトが味気無く返事を返す。 クレアは顔を猛烈に赤らめながら言った。 「あの…その…ぁん…ト…トイレって…ありませんか?」 少しは楽しめそうかな、と、フェイトは思った。 「残念ながらここら辺にはありませんね。おしっこでもしたいんですか?」 フェイトは意地悪そうに聞いた。
クレアは黙ったまま顔を下に向ける。 「それは困りましたね。トイレなんかありませんよ」 そして、わざと何かを考える振りをし、 「そうだ!なんならココでしてみませんか?」 ポンと手を叩き、わざとらしい位にオーバーアクションをしてみせる。 「え…?それって…」 「分かりきったことじゃないですか。はいはい、LET'S GO〜!!」 フェイトが手を叩きながらはやし立てる 「い…嫌ですよ!!何で人前でそんな事…」 立ち上がろうとしたクレアの身体をフェイトが力強く押さえつける。 「犬が散歩中におしっこをするのは極自然の事ですよ」 フェイトはクレアの右足に腕を絡めて強制的に上げさせる。 「マーキングですよ。自分の縄張りを確立するための行為。そう思えば何ともありませんから」 「嫌、そんな事したくない!」 「わがままな犬だな…」 クレアの足に絡まっているフェイトの指が陰部を刺激する。 「いやぁ!!止めてぇ!!」 自分の股から登って来る、えもいわれぬ感触に戸惑いの声をあげる。 クチュクチュと、いやらしい音が反響する。 「あんぅぅ…だめぇぇ…汚いから…」 「まだ汚くは無いですよ、ま だ ね」 フェイトの指の動きの速さが上がっていく。 開いたり、掻き回したり、奥の方へ進行させたり、文字通り弄んでいる。 時が経つに連れ、クレアの中で押し止めていた物が込み上げて来た。 下半身が熱い。我慢できない。クレアがそう自覚したとき、理性が事切れてしまった。
「だめぇ!!出ちゃう!!出ちゃうぅぅ!!」 チョロロロロロ… クレアの陰部から黄金水が流れ出した。 クレアの顔から徐々に力が抜けていっているのが分かる。 フェイトは絶え間なく流れ出る小水の源流を飽きる事無く観察していた。 しばらくして、川の勢いが弱くなり、そして流れが止まった。 「ふふ…はぁはっはっはぁ!!いぃっぱい出しましたねぇ!! それでこそクリムゾンブレイドだ!!流石に常人とは違いますねぇ!!」 フェイトは床に出来た水溜りを見下ろしながら笑い声を上げる。 黄色の水溜りは煉瓦造りのちぐはぐな床に染み込んでいき、最後には染みだけを残し消えた。 「はぁ…はぁ…はぁ…私とした事が…」 クレアは後悔から顔を青に染める。 犬として歩きまわされた挙句、誰にも見せた事の無い『用』を強制させられたのだ。 クレアの目から泪が流れ出した。 「う…ひぐぅ…えっく…」 「う〜ん…泣かないで下さいよ。女性の涙ほど苦手な物は無いんですから」 フェイトは心にも思ってない事を口にする。 それらしい事を言って少しでも丸め込もうとしたのだ。 「ひん…冗談じゃ…ないですよ…ひっく…こんな事…」 ぼろぼろと涙を溢しつづけるクレアを見て、フェイトは少なからず罪悪感を憶えた。 「…ゴメンなさい。その代わりに…ご褒美上げますから」 罪悪感から少しでもお詫びを見せようとした、間違った方向で。 フェイトは何やらガサゴソと動いている。 クレアは下を向いているため、何をしているのか分からなかった。」
「…何するんですか…?」 クレアは顔を上に上げた、と、 「んむぅ!!?」 自分の中に入り込む異物に口を塞がれてしまった。 「ご褒美として…特上のミルクを飲ませてあげますよ」 フェイトはクレアの頭を掴みながら、自分の腰を前後させる。 地に膝を付け、半立ち状態のまま、己を口内で暴れさせる。 先走りが流れ込むたびに、余りの苦さと嫌悪感からクレアは声無き悲鳴を上げようとする。 しかし全ては大木によって押し止められてしまった。 「んんんんぅーーっ!!」 「あれ!?急に吸い付きが良くなってきたな…。 ふふ、クレアちゃん、お○ン○ン好きになってきましたか?」 フェイトは自分の股に顔をうずめている女性の髪をサラっと撫でた。 「その調子ですよ。そのまま…ね」 心なしかクレアの吸い付きが強くなったような気がした。 「ん…はむぅ…んふぅ…」 「うっ…出る…いっぱい飲んでください!!」 ドビュル!! 「んむぅぅぅ!!」 自分からフェイトのナニを引き抜き、口の中に入れられた液を飲み干す。 「ん…はぁ…」 クレアの口内は白い液が糸を張っており、粘々した物を舐め取るかのように舌を動かしている。 「ふぅ…気持ち良かった…じゃないや。これは反省の行為なんだから クレアさんが喜んでくれなきゃいけなんですよね。どうでした?」
クレアの細い髪を撫でながらフェイトが聞いた。 すると予想外の答えに耳を疑う事になった。 「あの…まだ…まだ…その…足りません…」 何やらクレアはもじもじしている。よく観察してみると下半身が擦れる音と共に 愛液が床に垂れ落ちていた。 先程の薬の効果が効き始めている証拠だ。 擦れる肌の感触で足りない物を埋めようとしても、空しい物が残るだけ。 「へぇ…入れて欲しいんですか。なら自分で股開いてください」 フェイトはクレアの髪を再び撫でながら、易しめの口調で命令した。 「ん…これで…良いですか?」 あまりにも無謀とも取れる要求をクレアはすんなりと受け入れた。 床に背を付け、フェイトの方に下半身を向け、足をV字に開き指で自分の秘所を大きく開ける。 「くく…つくづく見下げ果てた雌犬ですね。頭さえ撫でてやれば何でもする。 おっと、これはクリフの台詞だったかな?くくく…」 フェイトは顔を手で抑えながら笑いを堪えている。 「もう…雌犬でも何でも良いです…だから…この疼き…抑えさせて…」 クレアの哀願は男をいちころにする。 「…何時見ても綺麗なマ○コですね。逝きますよ!!」 そう言うとフェイトは自身を握り、クレアの奥深くへと差し込んだ。 「ぁああ!!いいぃぃぃ!!!」 フェイトが下半身を激しく動かすと、 「あん!いい!いいよぉっ!!もっとついてぇ〜!!」 昨日見せた拒絶の動作は見る影も無く消え失せていた。 「ふふ…貴方は本当に淫乱だ」 「そうよ!!私!!Hな事大好きなのぉ!!もっともっとぉ!!」 「昨日まで処女だった人とは思えない台詞だ…」
人というのは薬を飲ませて一晩置けばココまで変わる物なのだな、と 新たな悟りを開いた。 「そこぉ!!奥に当たってきもちいのぉ!!フェイトさんの太いよぉ!!」 クレアは身を捩じらせながら快楽にふけっている。 腰を動かしつづけるフェイトに疲れの色が見え隠れしてきた。 『この人の性欲に付き合ってたら体が幾つあっても足りないや』 そう考えた時、フェイトの速度が落ちた。 「フェイト…さん!!休まないで!!もっと激しくぅ!!」 仕方なくフェイトは言われるがままにするが、 「くっ…これ以上はこっちがもたないな…。出しますよ!!」 「お願い!!出して!!いっぱい熱いの注ぎこんでぇ!!!」 ドビュルルゥ!!! 「ふぁあぁああぁぁあ……」 クレアの表情は快楽一色に染まっていた。 「じゃあ戻りますよ」 フェイトはローターから生える尻尾を捲り上げ、再び硬直したいちもつをワギナへと差し込んだ。 「あふぅん…このままで行きましょう?」 「勿論ですよ」 一人と一匹は来た道を戻っていった。
「よう、フェイト!しっかり楽しんできたか?」 入り口となった扉の前で二組は出くわした。 「勿論だよ。そっちも楽しんできたみたいだね?」 「おう、この通りよ」 クリフは、自分の中で快楽に身を任せて悶え喜んでいる紅髪の女性を自慢げに見せてきた。 「へぇ…、あの堅いネルさんも堕ちたんだ」 「まぁ俺のナニにかかったら女一人落とすぐらい訳ねぇっつうの」 雑談を交えながら二組は扉をくぐる。 「しっかりと…楽しんできたようだな?」 部屋の奥ではクレイマンが足組みをしながらドンと構えていた。 「ああ、おかげさんでな」 「そうか…そいつは良かった」 クレイマンは二人の女性を視線で舐めまわす。 「私も溜まっているな…。さてと…始めるとするか」 「俺を忘れんじゃねぇぞ」 その晩、この部屋からは激しく肉のぶつかり合う音が響いた。 「こいつは…本当に雌犬だな…」 もはやクレアじゃねぇ!!
みなに質問。クラウストロ人ってクリフとミラージュだけ? リーベルとかマリエッタはクォークだけどクラウストロ人じゃないの だろうか…?
>>206 黄昏さん、全員クラウストロ人ですよ。辞書にそう書いてあった記憶があります。
>>黄昏氏 全員っす!私の記憶に間違いは無いはずだ!とか言ってみたり…
>>207 ユーキ氏サンクス。彼奴らは戦闘シーンが皆無だからマリアみたいに
「クラウストロ人じゃないけどクォークです」みたいな存在かと思ってた。
…という事はボツケテーイだな…超(スーパー)クラウストロ人…。
S03クリアした。 これで心置きなくマリアSSが見れるよ。 マリアEDは見れなかったけどね。・゚・(ノД`)・゚・。 なぜなんだ(´Д⊂
なんか知らんが保管庫が見れねえ。・゚・(ノД`)・゚・。 マリアEDも見れないし、今までのSSも見れないし・・。 ついてねええええ!!!
>>210 俺、イザークの設計図を取り忘れたんで再プレイ。
ちなみにネル狙い。ロジャーと黒豆も同時攻略オケーイらしいんで。
つーかイザークって聞くとまた土曜の悲劇が…鬱なんで逝ってくる…。
214 :
もぽえ :03/04/28 00:44 ID:En7YdOc0
>>213 氏
失禁と来られたので、このままソフィア嬢の羞恥プレイ続行希望です………。
ねちねちと苛められるのがいいな、と。
ボンテージハァハァ。闘技場の外でも異様に強いデーモンロードたちですね。
当方の話では、この後、夜の帝王と化しているフェイトと相棒のマリアたんが乱入して、
お馬鹿バトル勃発、にしてみようと思っていたのです。
アルベルを取られた閣下は残念がっていただこうかと………。
(エロをがんがって書かなくては。難しい、、、)
>>95 氏
同じ堕ちるにしても、クレアさんの方は何だかかわいく見えて不思議です。
ネルが強がりキャラだからでしょうか。
恥辱プレイのはずなのに、尻尾もかわいく思えてしまう…。
215 :
00 :03/04/28 20:30 ID:ac8/MjGt
皆さん、ありがとうございます。 何か、たまに来て、書き散らかして行くのが、申し訳無く 思っていましたので、温かいお言葉、大変嬉しく思っています。 soyさん エロパロ板ですので、エロが長いのでしたらいいのですけど、 やはり、普通のシーンを長く書くと、不満が出てしまわないかと、 ドキドキしてしまいます。 ネルのモジモジシーンは、当初は、目が合っただけのシーンだったのですけど、 そういう理由から、途中で膨らませてみました。 めでぃーなさん ありがとうございます〜。 自分は、文章の変な所が結構有りますので、ごまかしが効いているだけかもw 戦闘シーン・・というか、完成に向けてがんばります〜。 213さん マリア、輪姦話しも忘れてませんよ〜w ただ、ネルの話しの方が、最後のシーンまで、バッチリ固まったので、 こちらから先に終らせようかと思っています。 95さん 自分も、クレアはネルに対しては敬語を使わないかな〜と、思ってます。 お互い信頼しているし、同僚ですからね〜。 でも、このクレアは・・・・なのでw では、今後も時々おじゃましますので、その時は宜しくお願いします。
豪勢なベッドで絡み合う二人の男女。 「ふふふ…まったく幻滅しましたぞ陛下。 アペリスの聖女だのなんだのと言われている貴方も一皮向けば他の女となんらかわらぬ…牝犬ですな。」 「あっ、あっ…だ、黙りなさい、ラッセル…っ…!」 犯されながらも叱責するその言葉にはしかし、隠し切れない女の官能がにじみ出ていた…。 みたいな、ないがしろにされたラッセルが思い余ってクーデター、 みたいなネタを突然思いついて需要あるのか聞こうかと思ったら陛下×ラッセルネタは 過去ログですでに213氏が書いておられた罠。 あ、侮れぬ…。
ゲーム中に一度もロジャー出てこなかったけど ロジャー受け書いてみようと思った ~~~~~~
218 :
正義の味方 :03/04/29 00:32 ID:brTNlqyV
195です、続きみたいな形で、フェイトは、シーハーツ領に残り、クレアと恋人になった 朝から甘い響きで「お早う、フェイト」「お早う」タイネーブも、ファリンも見ちゃいられないと言った様子で 二人を見守る、その頃シーハーツ領では、一匹の馬が迷い込んで来た、とても凶暴な暴れ馬であり 近づけばその脚で蹴っ飛ばされる事は間違いない、クレア達は、必死で馬を 取り押さえようとした、その時である「うわあ」フェイトが、蹴られそうになった タイネーブの変わりに頭を蹴られ重傷を負った。なんとか馬は取り押さえたが クレアは「タイネーブ、フェイトを運んで」「はい」馬をクレア、ファリンに 任せ、自分は、フェイトを寝間に移動した。フェイトの頭に包帯を巻き すぐに医者に見せた、医者によると、二日間眠っていれば大丈夫らしい タイネーブは、ほっとした。「タイネーブ」「はい」「ここはいいから自分の部屋に戻りなさい」 「クレアさん」「何」「お願いしたいんですけど」「何でもいいわよいって見て」 「じゃあ、今晩一晩だけでいいから、フェイトさんの看病さして貰えませんか」 「うん、でも」「お願いします」「仕方ないわね、今晩だけよ」「はい」 タイネーブは、こうして、フェイトの看病をする事になった。その夜 「フェイトさん」「はい」「あなたが、この町に来たときからずっと慕っていました 好きです、抱いてください」「でも、僕は」という抵抗の言葉をさえぎる口付けが フェイトの口を包む、濃厚な甘いキス、糸を絡めながらするそのキスは フェイトに油断を与えた、「ああん、あん」口と口、タイネーブは、裸になり フェイトのイチモツを手に握ると口に入れたのだ「うおお、で、出ちゃいます」 「だ、出して、私の口にいっぱい出して」「ウオ」フェイトは出した さらに、タイネーブは、ペニスを中にいれ腰を振り出した「いい、イクー」「イッチャう」 「ドピュー」こうして二人は朝まで寝たのだった
(´-`).。oO
220 :
もぽえ :03/04/29 00:59 ID:2+BRbax0
174-179の続きです。 −−− ウォルターからアルベルが姿をくらましたことを聞き、フェイトたちはウル ザ溶岩洞へと向かった。 竜室で刀をふるうアルベルを見て、フェイトたちは絶句する。 「アルベル………だよな?」 フェイトが言うとアルベルは鼻を鳴らした。 「フン。俺にきまっているだろうが。多少見てくれは違っているがな」 フェイトは頭に手をやる。 「違いすぎだよ………なんでこんなことに?」 アルベルはブレアなる女性のことを言い、いきさつを語った。ブレアの名を 聞いて、フェイトたちの表情は暗くなった。 「あの人、協力とか言ってる裏でこんな楽しい………じゃなかった、こんな困 ったことしてたんだ」 げんなりするフェイトの隣で、クリフが口笛を吹いた。 「しっかしすげぇ格好だなオイ。誘ってんのか?」 アルベルはバニラに直してもらった義手と靴は身につけていたが、他はその ままだった。しなやかな白い肢体を申し訳程度に隠した姿は、フェイトとクリ フの劣情を刺激した。
221 :
もぽえ :03/04/29 01:00 ID:2+BRbax0
「えっと………アルベルちゃん、でいいんだよね?」 スフレがアルベルに歩み寄り、服の裾をぺらりと持ち上げた。 「やっぱりノーパンだあ。こんな大胆な格好してるんなら、せめてパンツはい た方がいいよ。それとも見て欲しいからこうしてるの? アルベルちゃん」 中身を見られてしまったアルベルは、耳まで赤くなった。バニラの忠告に従 わなかったことを後悔するが、もう遅い。 「んなはずねぇだろうが! 何てことしやがるんだ、このガキ!」 クリフは親指を立てた。 「スフレ、よくやった。おいしすぎるぜ………」 「クリフ、てめぇ………」 アルベルはクリフに詰め寄った。クリフは大声で笑った。 「いやぁ、いいモン見せてもらった」 激昂したアルベルがクリフに突きを見舞おうとすると、竜室が耳をつんざく ほどの音に包まれた。
222 :
もぽえ :03/04/29 01:01 ID:2+BRbax0
怒りの咆哮とともに、クロセルは瞳を真紅に光らせて、フェイトたちに近づ く。 「我の宝物に触れるな」 「ホウモツ………?」 フェイトがクロセルの言葉を繰り返す。 それまで沈黙していたマリアが口を開いた。 「竜っていうのは宝物の番をしているものよね。金銀財宝とか………綺麗な女 の人とかね」 フェイトは頷く。 「あぁなるほど。よく分かったよ」 アルベルは「綺麗な女の人」というのが自分のことだとようやく理解し、叫 んだ。 「納得するな、阿呆!!」 クリフがアルベルの肩に手を回す。 「今のお前は、極上の部類に入る美人だぜ」 クロセルが再び咆える。 「触れるなと言ったぞ。我の警告を無視したのだ、相応の報いを受けてもらう ぞ」 老竜は悔しそうに言う。 「我もまだ触れておらんというのに、この不届き者どもが!」
223 :
もぽえ :03/04/29 01:03 ID:2+BRbax0
クリフはにやにやと笑う。 「おいおい、人間の女は人間の男のものだろうが。ドラゴンの傍に置いておく なんざ、もったいないぜ」 フェイトはクリフに注意する。 「あまり挑発するなよ」 クリフはにやけている。 「あのドラゴン、相当頭に血が上ってるぜ。こんなコトしたらどう反応するか な?」 クリフはアルベルを抱きしめると、すばやく唇を重ねた。アルベルはもがき、 クリフから逃れようとする。クリフは残念そうにアルベルを解放した。 クロセルの咆哮は、もはや絶叫だった。 「愚か者め、死ぬがいい!」 鋭い爪がクリフを襲う。 「ひでぇ大振りだな」 クリフは余裕で避けた。しかし爪の周りに発生していた衝撃波に当たってし まった。 「うおおおおおお!」 精神を手ひどく痛めつけられ、クリフはあっけなく気絶した。 「馬鹿ね。鼻の下伸ばしてるからよ」 マリアは呆れ、フェイトとスフレに鋭い視線を向ける。 「みんな、やるわよ!」 フェイトとスフレが応じる。 「仕方ないね」 「あたしもがんばる」 マリアはクロセルとの間合いを測りながら銃口を向ける。フェイトとスフレ は竜の元へと走った。 −−− では一度筆を置きます。エロになかなかたどり着けなくてすいません。
224 :
名無しさん@ピンキー :03/04/29 22:40 ID:bQmDUYLZ
アルベル萌え(;´Д`)
>225 お前なぁ……。
>>225 あぷろだの方に返信機能あるんだからそっちに書けば?
ここに持ち込む話題じゃない
さて、今の所「リジェール×フェイト」と「フェイト×ネル」が放置 されたままなんだけど、新作の予告とかしてみたり…。 アルベルの前に現れる、謎の異星人戦士! 「誰だ貴様は!? この俺が誰だか分かって言ってるのか、阿呆!?」 「知るか」 「(な、何だ、コイツのパワーは!?)」 「ククク…エナジー指数はたったの400程度か…クズだな」 「訳の分からん事をほざきやがって…! …気功掌ッ!!!!!」 ズド―――――――――――――――――――――ンッ!!!!!!! 「…はッ、やったか!?」 「野蛮人が生意気にも『気功術』を使うとはな…だが、くだらん技だ。土埃を起こす事しかできんとは…!」 「(バッ…バカなッ!?)」 銀河放浪お嬢様・ルミナを狙う刺客…!? 「アルベル君、腕が…!」 「下がれ、ルミナ! 今近づくと巻き込まれるだろうがッ!!!」 「ヤダ! このままじゃアルベル君、死んじゃうよ!」 魔剣クリムゾンヘイトが、アルベルの怒りを昇華せし時……! 「どうやら…てめえは俺を怒らせちまった様だな…ッ!!!!!!!!」 「アルベル君が…伝説の…超(スーパー)エリクール人に…!?」 …スマソ、やっちゃった。
>>226 すみません。あまりに良い絵だったんで…。
お詫びといってはなんですが
>>225 をもとにしたSSを上げます。
『マリアの寝顔』
「マリア、入るよ」
ディプロの船内、マリアに用事があったフェイトが彼女の私室を尋ねたのだが反応がない。
お互い気心の知れた仲なのでキーロック解除の認証コードを打ち込み部屋に入るフェイト。
みるとマリアがベッドですやすやと寝息をたてていた。
『だいぶ疲れていたんだな…』
そんなことを思いつつ、優しいマリアの寝顔にみとれるフェイト。
だがふとフェイトの視線が一点を凝視したまま動かなくなった。
スカートの中が丸見えになっていたのだ。お互い肉体関係を持っているとは言え、黒のストッキングとうっすらと見える下着はフェイトの男の部分を刺激するには十分だった。
ゴクリ
固唾を呑んだフェイトはそっとマリアのプロテクターに手をかける。カチャリという軽い金属音と共にプロテクターが外れる。
そしてゆっくりとマリアの服のチャックを外してゆく。
『こうしてみると、マリアの胸、結構大きいな…』
露わになった双丘を眺めるフェイト。そして恐る恐る乳首に舌を這わせた。
レロ、レロ、ペチャ
フェイトの舌が舐めまわすたびに硬度を増すマリアの乳首。
「う、ん〜!」
マリアは寝ているにもかかわらず徐々に顔を赤らめてゆく。
そしてフェイトの手がマリアの秘部へと伸びる。スパッツ越しでもマリアのアソコが濡れていることが判った。
そして力任せにストッキングを破く。
「う〜ん、あ、あれフェイト!?」 とうとう目を覚ましたマリア。だがフェイトはそれに構わずマリアの下着を破り取った。 「きゃぁあ!!ダメ、フェイト!!」 「…マリアがいけないんだぞ…。無防備な寝姿を晒して、色っぽく寝ているマリアが…!」 「そ、そんな…ひゃう!!」 抗議するマリアに恨み節を吐き強引に指を彼女の秘部に割り入れるフェイト。マリアは思わず嬌声をあげてしまった。 「クス、ほんのちょっと弄っただけなのにこんなに濡らしてさ…。マリアって淫乱なんだ」 「そんなぁ〜」 フェイトの皮肉たっぷりな口振りに涙目になるマリア。 「僕としてもしばらくご無沙汰だったからね…。たっぷり楽しませて貰うよ!!」 その台詞と共にマリアの花弁にフェイトは自分のモノを突き立てた。
すいません、一両日中には最後までUPします。
結局最後まで書いてしまいました。 「ひゃあん!!、フェイト、フェイトぉ〜!!」 艶めかしい声を上げるマリア。フェイトはたまらず更に突き立てた。 それと同時にマリアのかたくなった乳首を指でこね回すフェイト。 「いいのぉ〜フェイト、もっと乳首弄って!!」 荒い吐息と共に嬌声をあげるマリア。フェイトはただひたすらにマリアの熟れた体をむさぼり続けた。 「マリア、このまま中にだすよ…」 フェイトが呟く。 「いいの、中に出して!!フェイトのモノを感じさせて!!」 そしてフェイトが一突きすると同時にマリアの中にフェイトの熱い性が流し込まれた。 「すご…。フェイトの凄くあつい…」 ごぷ、どぷ マリアの中だけでは収まりきらずフェイトの精液がマリアの秘部からあふれ出していた。 「はぁはぁ…。出しちゃったけど。まだ満足出来ないや…。このままもう一回いくよ?」 「え、ちょ、フェイト!?ああん!!」 この後、朝まで二人の宴は続いたという…。 〜END〜
終わりです。少しでも皆さんに喜んでいただければ幸いです。
235 :
もぽえ :03/04/30 01:52 ID:Krni/qEZ
174-179及び220-223の続きです。 フィッター氏が好きな方はすいません。 −−− 不敵な笑みを口元にうかべ、マリアはクロセルに言う。 「前に私たちに痛めつけられたのを忘れちゃったのかしら? ねぇ侯爵閣 下?」 翼を広げて舞い上がるクロセルの大音声が降りてくる。 「小娘よ、我が貴様らに負けたのは事実だ。しかし我も自ら省み、我が慢心を 改めたのだ」 「ふぅん。じゃあもう自分を『偉大』だなんて言わないのね」 「無論。ゆえに我に油断はない。今度は貴様らが負ける番だ」 はばたきが竜室内の空気を乱し、マリアの青髪が流れた。 竜の作り出す風にケープを乗せ、指先まで愛らしくポーズを取りながら、ス フレが言う。 「三対一っていうのは卑怯じゃないの? あたし一人で戦っちゃダメ?」 これが老竜の気に障った。 「我に独り対するか。愚かさもここに極まれり」 スフレは身軽な体を一回転させる。 「だってあたし、一対一の戦いの方が得意だし………」 スフレの能力を知るフェイトとマリアは顔を見合わせる。 「マリア、どうする? スフレは打たれ弱いから僕は心配だよ」 「私は、一人舞台を呑気に見学する気にはなれないわね」 「あのなぁ………。まぁ、一対一に反対って点では、意見は同じってことだ ね」 フェイトたちのやりとりにスフレは頬をふくらませる。 「んもうっ。心配性なんだからぁ」 軽やかにステップを踏みながら、スフレは宙に身を躍らせる。 「えーい、行くよ、クロセルちゃんっ」
236 :
もぽえ :03/04/30 01:54 ID:Krni/qEZ
ペルペイズ人の血の為せる、人間離れした跳躍力にクロセルは目をみはる。 翼が振動し、スフレに打ちかかる。が、鋭利な凶器と化した翼は、スフレの子 供じみた体から紙一重離れてすり抜けた。 宙に足場があるかのようにスフレの体が踊り、ケープがゆらゆらと揺れる。 小さな体が上下に一回転し、肘と膝が老竜を打った。 精神までも侵食する一撃に、クロセルは動揺した。床に降り立って楽しげに ステップを踏む少女を憎らしげに凝視する。 「クロセル、僕を忘れてやしないかい?」 青白い軌跡を描く剣先がクロセルをえぐった。 「ヴァーティカル・エアレイド!」 青髪の青年の剣にひるむクロセルを、褐色の少女の突きが無数に襲う。 「パパパ・スプラッシューぅ!」 マリアは薄く笑っている。 「つまらないわ。私が手を出す暇もないじゃない」
237 :
もぽえ :03/04/30 01:55 ID:Krni/qEZ
アルベルは、竜と三人の戦いをぼんやりと見ていた。戦いになると血が騒ぐ はずなのだが、今は全くその気になれない。というより、どちらの味方もした くなかった。 アルベルの足元では、クリフが気絶したままで転がっている。放っておこう としたが、戦いの巻き添えを食う可能性を思えば哀れだ。アルベルはクリフを ひきずって、戦いから遠ざけようとした。 「ち………重てぇ………」 鍛え抜かれた肉体は相当の重量がある。アルベルは悪態をつくと、リザレク トボトルの封を開けてクリフに飲ませた。 「助かったぜ………」 目覚めたクリフは満面の笑みを浮かべ、アルベルの腰に手を回そうとした。 アルベルはもはや容赦しなかった。義手から闘気が竜の形となって噴出する。 「いい加減にしやがれ、阿呆が!」 全て命中するまでもなく、二、三の闘気攻撃を受けただけでクリフは再び気 絶した。 「クソ虫が。そこで永遠に寝てろ」 クリフの肩のあたりを靴先で小突くと、アルベルは老竜たちの方を振り返っ た。
238 :
もぽえ :03/04/30 01:56 ID:Krni/qEZ
クロセルは、マリアの放ったエネルギー弾にはまって痙攣していた。フェイ トとスフレは遠慮なく、竜の巨体をいたぶっていた。 「またもや負ける………か。屈辱だ」 竜は床にへたばり、悲しそうに呟く。 「じゃあクロセル、アルベルは僕らが連れて行くよ」 青髪の青年の言葉に、クロセルは嘆息した。 「敗れたからには宝物は引き渡さねばならぬ。しかし惜しい………」 「お前の分も大事にするさ」 フェイトの言うことも慰めにはならず、クロセルはうなだれる。 フェイトは剣を収めて言った。 「クロセル、向こうの宝物庫を借りるよ」 「好きにするがいい」 竜はそっぽを向いた。竜の落ち込みようが気になり、スフレはクロセルの隣 に座り込んだ。 マリアがフェイトを見つめる。 「あらさっそくかしら? 気が早いわね」 「だって、あんなのを見せつけられたらね………君は不満かい?」 フェイトは照れている。マリアはくすくすと笑った。 「私は構わないわよ」 マリアの言葉にフェイトは安心し、アルベルを呼んだ。 「アルベル、ちょっといいかい? 向こうの部屋で話をしたいんだけど」 「他の奴に聞かれたくない話なんだな? ゆっくり聞かせてもらおう」 自分の身に迫っていることなど想像もつかず、フェイトに誘われたアルベル は、竜室につながる宝物庫の一つに歩いていった。
239 :
もぽえ :03/04/30 01:58 ID:Krni/qEZ
「で、何の話だ?」 アルベルはフェイトに尋ねる。密室でフェイトと二人きりということの危険 を、アルベルは全く分かっていなかった。 「それはね………」 フェイトはアルベルを素早く壁に押しつけた。アルベルの内腿をなで、下半 身を露出させる。アルベルはとっさに手で茂みのあたりを隠そうとする。が、 手首をフェイトにつかまれ、手をはがされる。 背から首にかけてぞくりと何かが走り抜け、アルベルは身を震わせた。フェ イトがアルベルの柔らかな肉の襞に指を這わせていた。慣れない感覚に、アル ベルは身をよじった。声を漏らしそうになるのを必死に耐える。 アルベルは肩でフェイトを押し、フェイトと壁の間から抜け出した。フェイ トはふっと笑い、自分の身に着けているものを手早く脱ぎ捨てていく。 「お前、俺を抱く気か………?」 フェイトの意図にようやく気づいたアルベルは、引き締まった青年の体を前 に、愕然として問いかける。
240 :
もぽえ :03/04/30 01:59 ID:Krni/qEZ
「もちろんそうだけど?」 フェイトはアルベルの頬をなで、唇に自分の唇をあてた。そのまま舌を割り 込ませようとする。アルベルは唇を結んで抵抗したが、股間の割れ目を優しく なぞられて一瞬力が抜けた隙に、フェイトの舌の侵入を許してしまった。その ままずるすると腰を落とし、フェイトに押し倒される姿勢になる。 アルベルは、口腔内の感触を楽しむフェイトの舌を押し返そうとする。結果、 舌は絡み合って濃厚な口づけを交わすことになった。 フェイトはアルベルの脚を開かせ、指先を熱くなり始めた割れ目に滑り込ま せる。 「あ、何か引っかかる感じがするね」 フェイトは指をそっと動かした。 「処女みたいだね。これじゃ、急にやったら辛そうだな」 フェイトの親指が、割れ目の端の小さな突起にそっと触れる。アルベルはと うとう耐え切れずに声をあげた。 「ぁぁっ、よせ………フェイト、やめてくれ」 フェイトはにこりと微笑む。 「あまり痛まないように、びしょびしょになるまで濡らしてから、してあげる よ」
241 :
もぽえ :03/04/30 02:00 ID:Krni/qEZ
アルベルの頭の中がぼんやりする。体内で燻火が静かに燃えているようで、 肌も吐く息も熱い。ひどくもどかしい気がした。もどかしさの理由は、体が更 なる快楽を求めているためだと気づく。 アルベルの胸を覆う布は首の方に押し上げられて、白い小さな乳房が露にな っている。フェイトはアルベルの体のあちこちに口づけている。茂みの奥の割 れ目はフェイトの指が入ったままだった。ときどき小さな突起に指を滑らせな がら、狭い内部を押し広げるように少しずつ動かしている。裂け目からは透明 な液体が流れ出しており、くちゅくちゅと音をたてていた。 「だいぶ濡れてきたみたいだけど、気持ちいい?」 アルベルは答えない。 「返事してよ」 フェイトの舌が細い首を舐める。そして耳朶を唇ではさみ、耳の穴を舌先が つついた。 アルベルは小さな悲鳴をあげた。切れ切れに細い声で言う。 「ぁぅっ、気持ち………い………」 確かにひどく心地よかった。しかし以前の体が知り、求めていたものとは何 かが異なる。快楽はゆっくり、じわりじわりと広がるようだ。似ているようで 違う感覚に、アルベルは怯えていた。
242 :
もぽえ :03/04/30 02:00 ID:Krni/qEZ
「そろそろいれていい?」 栗色の茂みの奥の感触を確かめながら、フェイトが尋ねる。 アルベルはフェイトの物が膨れ上がっているのを見た。手を伸ばして触れる と弾む熱い感触が返ってくる。これで刺し貫かれたらと思うと、快楽の予感に 体の芯がさらに熱くなる。 しかしアルベルは首を横に振った。体はフェイトの物が欲しいとしきりに訴 えたが、欲望に虚勢が勝った。 「やめろ………今………お前が入ってきたら………俺はきっとイっちまう」 乱れる呼吸の中から、アルベルは必死に言いつのる。 「そうなったら………俺が俺じゃなくなりそうだ………」 アルベルの興味は戦うことだけだった。そのため体が女性になってしまって も、気になるのは自分が戦えるかどうかだけだった。以前フェイトが気になっ ていたのは、自分とは全く違う強さを身につけ、それでいて自分より強い相手 だったからだ。 このままフェイトに抱かれて快楽の絶頂に達してしまえば、フェイトに対し て以前のように接することは無理だと思える。強さを追う以外の理由でフェイ トを求める自分を想像すると、ぞっとした。 「怖いの?」 緑の目が優しく問いかける。アルベルは頷いた。 フェイトはアルベルの額と頬にそっと口づけた。 「大丈夫、お前はお前だよ。少し変わるだけだ」 フェイトの物が濡れた肉襞に押し当てられ、アルベルは抵抗の意思を失った。
243 :
もぽえ :03/04/30 02:01 ID:Krni/qEZ
柔らかな肉を押し分け、フェイトの物がアルベルの中にゆっくりおさまって いく。破瓜の痛みはほとんどなく、体の隙間が埋まった充足感に喘いでしまう。 フェイトが低くうめいた。 「………うっ、すごいな。締まるっていうより、吸いついてくるみたいだ。ち ょっと動いたらすぐに我慢できなくなりそうだよ」 顔をしかめ、ゆっくりと腰を動かしながらフェイトは尋ねる。 「アルベル、痛くないかい?」 アルベルはもう返事ができる状態ではなかった。どうしようもなく切なくな り、ため息を何度も吐いた。フェイトを受け入れている奥から何かがせりあが ってくる感触がし、目を固く閉じると、頬に涙が一筋流れた。 熱を持った器官がひくひくと震え、体が浮遊するような気がする。快感が全 身に押し寄せる。何も考えられないほどの強烈な悦びの中、甘く長く尾を引く 声でフェイトの名を呼ぶと、アルベルは気を失ってしまった。
244 :
もぽえ :03/04/30 02:02 ID:Krni/qEZ
フェイトはアルベルを抱き上げて戻った。竜室の中ではマリアが待っていた。 「どうだった?」 フェイトは爽やかに笑って答える。 「完全に手つかずってやつだね。アッチの方は本当に何も分かってないんだ。 一つ一つ目覚めさせることを思うと楽しみだな」 マリアはくすりと笑った。 「ときどきは私の方にもよこしてちょうだいね。独り占めはずるいわよ」 「毎晩ネルさんたちと楽しんでてまだ足りないのかい?」 「あたり前でしょ」 マリアはアルベルの湿った前髪をなで、白いあごをもちあげるとキスを一つ した。それからアルベルの服の裾をめくった。 「あら………」 赤く充血した襞の奥から白い筋が太ももに流れているのを眺めて、マリアは 意外そうな顔をする。 「いつもは外に出してばかりなのに、珍しいわね」 フェイトは赤面した。 「面目ないね。あんまり気持ちよかったんでつい失敗しちゃったんだ」 「よっぽどよかったみたいねぇ………」 マリアはアルベルの肉の裂け目を広げると、指を差し入れ、中から掻き出す ように動かした。意識のないアルベルの体がぴくりと震える。愛液と、フェイ トの白い液がマリアの指にからむ。 「私には一度も中に出してくれたことがないのに………」 マリアの瞳が青く燃えている。相棒の嫉妬にフェイトは肩をすくめた。 「いつかたっぷり出してあげるよ」 「期待してるわ」 マリアの表情がやわらぎ、二人は笑いあった。
245 :
もぽえ :03/04/30 02:05 ID:Krni/qEZ
老竜は恨めしげにフェイトとマリアを眺めている。 「我の宝物があのような小僧どもに奪われてしまうとは」 「んもう、いつまでもウジウジしてない、ほら元気出して。あたしの踊りをタ ダでサービスしてあげるから」 褐色の肌の少女のケープが翻り、床に円陣が浮かびあがった。 「………姿見えざる戦乙女たちよ、あたしの大切な友達に、わずかなる勇気与 えたまえ! シャイニングダンス!」 スフレのケープがひらひらと舞う。あふれる金色の光の中、クロセルは咆え た。 「踊り子よ、素晴らしいぞ。力がみなぎってくるわ。小僧、小娘、もう一度か かってくるがよい!」 スフレの踵がトントンとリズムを刻む。 「ほめてくれてありがとう! んじゃもひとつサービス! あたしも一緒にフ ェイトちゃんたちと戦っちゃうよ」 剣呑な気配を感じ、フェイトはアルベルを床に寝かせ、剣を抜いた。マリア も銃を抜く。 青髪の二人が向かった先では、スフレが構えている。踊り出す前のポーズに も見えるが、隙がない。 「いっつもいっつもいっつも子供扱いして! 自分たちばっかりキモチいいこ として! ずるいよフェイトちゃんにマリアちゃん。覚悟してよね!」 スフレの隣では、老竜が深く息を吸い込んでいる。竜の魔力のこもる咆哮と ともに、次の戦いは始まった。 −−− やっと終わりました。戦闘場面は途中で飽きてはしょりました。お粗末。
うぁぁぁぁぁぁぁぁっ!(フェイト風に) やってしまった… part1から保存してたログを全部消してしまった…
FD人もオーディンもまっつぁお、な神々の出現のため ここ数日体調がおかしいです。過去作品全部目を通す始末…責任とれやw パトラッシュ……僕はもう疲れたよ……… でも逝ってくるよ…
最近ペース落ちたな…
>>248 落ちるも何も時間的に皆さん難しいから早々書き込むのは無理だと思いますよ。
潤滑材を発見しましたがそれでも手厳しいところです。
人間にはバイオリズムがあるからなぁ…。 書きたくなくなる時もあるし、無性に書きたくなる時もある。 とあるマンガ家の人が昔言ってた気がする…。
連続でスマソ。とか言いつつ、俺は.hackスレの活性化を目論んでるという罠(w
久しぶりに来たら結構進んでるなぁ 初期に比べるとペースは落ちね ところでスフレタンの小説は今までありました?
あれ? なんか保管庫が見れない……? な…なじぇ?
>>252 ごく初期に「アルベル×スフレ」があったぐらいです。あとは大人の女性陣がすべてです。
>>253 サーバーが落ちてしまっているようです。
256 :
もぽえ :03/05/01 16:45 ID:97b35gLr
変なトコで切れてますが、マリア×ソフィア載せていいでしょうか。 びくびく。
いいね。
>>258 ファイルが壊れているかさもなきゃ全く見れないJPGファイルなんですけど…。一体何のファイルなんですか?
鶯さんとこのレヴォの新刊だった… 実本持ってるからちとウトゥだ 同人うpは荒れやすいから、ここよりは虹でやった方がいいんじゃない?
>>260 まるほどね。しょうもないギャグ落ちでなければ買いたいな>鶯屋SO3本
>>254 (´・ω・`)ショボーン 自分で描いたのには(;´Д`)ハァハァできんしなぁ 自分の子供みたいで
>>258 分割ファイルです。
璃樹無とか使ってみてください。
>>260 了解しますた。
以後、気をつけます。
>>263 結合後の解凍に必要なパスワードってなんですか?
メル欄の文章をctrl+cでコピペして ctrl+vで貼りつけしてください。
>>265 氏
最初の部分、CRCが一致しないため、そこだけ見れませんでした。
・・・と思ったら、解凍ミスっただけでした。
>>265 氏、ものすごく感謝しております。
あぁ〜…マリアたんハァハァ
>>265 「mailto:sage」以降の文章ですか?
お久しぶりです。最近全く書いてないよ ぁぁぁぁぁぁぁ
>>262 ロリ属性が無いからスフレのエロは書けない……
下ネタ話ならいくらでも書けそうな気がするんですが
>>( ゚Д゚) ◆ZiGoluaH9A さん
ありがたく頂きました。マリアの胸がでかいのが気になりまくりですた
272 :
78 :03/05/02 00:20 ID:d9b3zqFL
PC初心者なのでよく分からないのですが 璃樹無はダウンロードしました そこからどうすればよいのでしょうか?
273 :
名無しさん@ピンキー :03/05/02 00:22 ID:JqVPK6Vc
>>270 見れまつぇん。
最初のスペースと最後の記号である(は入れますか?
>>273 「カタカナ」からですよ。あと「sage」をお忘れなく。
>>272 すべてのファイルを解凍すると付属の璃樹無ファイルがあるのでそれでファイルを再結合。
出来たzipファイルにパスワードを打ち込んで解凍してください。
276 :
78 :03/05/02 00:41 ID:d9b3zqFL
>>ユーキ氏 分かりました。やってみますね ありがとうございました
>>273 あと( ゚Д゚) ◆ZiGoluaH9A氏の『一番最初の書き込み』がパスワードになっています。
278 :
78 :03/05/02 00:59 ID:d9b3zqFL
パスワードを打つところまできたのですが 27回ぐらいパスワード打ってもでてこないのですが?
>>278 パスワードが間違っています。mailto:sageとその後の記号は飛ばして最初のカタカナから最後までコピーしてパスワード欄にペーストしてください。
あと( ゚Д゚) ◆ZiGoluaH9A氏の最初の書き込み
>>258 のメール欄以外は使っても意味が無いです。
281 :
もぽえ :03/05/02 01:31 ID:bbpGXQJa
割り込みすいませぬ。投下してみるマリア×ソフィア −−− カーテンを閉め切った薄暗い寝室で、マリアはため息をつく。先ほどから子 供のはしゃぐ声が煩わしい。 すぐ隣はアーリグリフ三軍の一つ「風雷」の駐屯地、騒がしくて不思議はな いが、最近ではエクスキューショナーへの対応で、大方の騎士は出払っていて 静かなものだ。そんな中で子供の声は甲高く、カンに障るのだった。 カーテンを引き、窓を開く。人影もまばらな訓練場で、ルムに騎乗したスフ レが駆け回っていた。 「ソロンちゃんストーップ」 ルムが四肢を揃えて停まる。 「駆歩、進め!」 三拍子のリズムを刻みながら、ルムは駆け出す。スフレは鞍の上に逆立ちし た。手を離して空中で宙返りすると、再び鞍の前橋をつかんで逆立ちする。 停まった状態ならいざしらず、駆ける馬の鞍上でのこの芸当である。初めは しぶしぶ付き合っていた様子のアルベルも、感心している。 「なかなかだな。すぐにでも曲馬師として通用するんじゃねえのか」 ルムに乗せてくれとスフレにせがまれたウォルターは、アルベルに任せた。 「わしも他の騎士らも忙しいでな」 俺も暇なわけじゃない、と言ってはみたが、結局ウォルターには逆らえず、 アルベルはスフレの面倒を見ることになった。が、この様子では放っておいて も構わなかったくらいである。スフレは動物の扱いには慣れていたし、馬に騎 乗することも経験ずみだったようだ。 スフレはウォルターの愛馬ソロンの頸を軽くなでている。二人の上からマリ アの呼ぶ声が降ってきた。
282 :
もぽえ :03/05/02 01:32 ID:bbpGXQJa
「スフレ! その鞭を私の鞭と交換してくれない?」 窓からは鞭を差し出した手が伸びている。スフレは鞍から降り、ウォルター の屋敷の方へ走った。二階の窓に向かって鞭を放り上げる。 ぱしっ、と小気味よい音をたてて、騎乗用の短鞭はマリアの手の中に収まっ た。 「マリアちゃん、あたし鞭いらないや」 スフレは先ほどから曲乗りばかり繰り返しており、鞭は使っていなかった。 「そう。じゃあありがたく使わせてもらうわね」 ソロンの手綱を引いて、アルベルがスフレの隣まで歩いてきた。真っ黒のボ ディスーツ姿のマリアを見て、ぎょっとして立ち止まる。 マリアの唇の端が、つい、と吊り上がる。 「あらアルベル。今晩は付き合ってくれるわよね?」 アルベルはだるそうに首を横に振った。 「あいにくと、今晩はフェイトの方と約束があるんでな」 マリアの表情がゆがむ。が、一瞬で笑みに戻る。 「そう………それは良かったわね」 マリアは音を立てて窓を閉ざし、カーテンも閉めた。
283 :
もぽえ :03/05/02 01:32 ID:bbpGXQJa
「フェイトちゃんと何の約束?」 無邪気にスフレが尋ねる。 「まぁたいしたことじゃねぇんだが………」 前髪をかきあげ、アルベルは言う。 「この前、俺とフェイトでクリフと金髪女と仕合ったら、負けちまってな。今 晩は仕切り直して、俺があいつらを這いつくばらせてやるのさ」 「そうなんだ。でも二対二だったらコンビネーションが重要でしょ? クリフ ちゃんとミラージュちゃんに勝つのって無理だと思うよ」 「うるせぇ黙れ。俺が勝つっていったら勝つんだよ!」 「あーあ。自分の勝ちにこだわってるよーじゃ、ますます勝ち目ないよ。突っ 込んでクリフちゃんに殴られちゃうとか、技の隙つかれてミラージュちゃんに 蹴られてオシマイ、ってとこじゃない?」 「黙れっつってんだろ、クソ虫」 スフレは背伸びして、アルベルを見上げる。 「アルベルちゃん、もうちょっと素直になりなよ? ヤバそうな時にはフェイ トちゃんに頼っちゃえばなんとかなるかもよ?」 「んな状況があり得るわけねぇだろうが阿呆! フェイトの奴が俺の足をひっ ぱりさえしなければ、勝てるんだよ!」 アルベルは少女を見下ろして睨みつける。スフレはにこにこと見つめ返して いたが、ふと真面目な顔に戻った。 「マリアちゃん、アルベルちゃんの言ってたこと誤解してるよね。説明した方 がいいんじゃない?」 「ほっとけ。何で勝手に間違えた阿呆にいちいち教えてやらなきゃなんねぇん だよ」 「アルベルちゃんらしいね………」 スフレはもう一つ気になったことを言う。 「ねぇ、マリアちゃんは鞭を何に使うんだろうね?」 かわいらしく小首をかしげるスフレに、アルベルは気だるげに答える。 「どうせ『ぷれい』とやらの一環だろう………」
284 :
もぽえ :03/05/02 01:34 ID:bbpGXQJa
マリアは鞭を振ってみた。 「あまりしならないわね。叩くの専用ってところかしら」 ヒュッ、ヒュッ、と鞭が寝室内の空気を裂く。 「どう? ルムを叩くのに使われていた鞭よ? よく使い込まれてるわよ」 マリアは寝台の上に転がされた玩具の鼻先で鞭をちらつかせた。 「や………やめてください………」 全裸で縛り上げられたソフィアが震える声をあげる。 「ほら、匂いをかいでごらんなさい?」 マリアはソフィアの鼻に鞭を押しつけた。 鞭はルムの調教師の男が愛用しているもので、ルムの臭いがこびりついてい る。さらに握りの部分からは染み付いた汗が臭った。 「いやっ、臭いっ」 気候すらも完全管理された地球に暮らし、本物の動物が独特の臭いを持つと いうことすら知らなかったソフィアである。鞭から漂ってくる臭いは生々しす ぎた。 「これからこの鞭でかわいがってあげるっていうのに、その態度は何かし ら?」 マリアはソフィアの胸をなでる。 「いつ見ても大きいわね」 ロープが胸の上下で食い込み、ソフィアの大きな胸はますます強調されてい る。 「まずはこの、フェイトをたぶらかす悪いおっぱいに教育をしてあげるわ」
285 :
もぽえ :03/05/02 01:34 ID:bbpGXQJa
鞭が張り出した乳房を打ち、パシンと音を立てる。 「きゃあっ!」 ソフィアは悲鳴をあげた。マリアは次は鞭で叩くのではなく、鞭の先でソフ ィアの乳頭をいじくった。ソフィアはすぐに反応する。 「あ………ふぅ………はぁん、あん、気持ちいい………」 怯えていた表情が、あっという間に熱に浮かされたものに変わる。 「えっちな子ね」 マリアは再び鞭を振り上げ、たった今刺激していた乳首を軽く叩いた。 「ああんっ!」 ソフィアの唇が苦しそうにゆがむ。 「気持ちいいでしょ?」 マリアは艶笑しながら鞭をくるくる回した。 「そんなはずないもん。痛いだけです」 涙目のソフィアはマリアから顔をそむける。あごに手をかけ、マリアはソフ ィアの顔を自分の方に向ける。 「下の口からいやらしいお水を流してるのに、気持ちよくないっていうの? あなたはえっちなだけじゃなくて嘘つきのようね」 「嘘っ。嘘ですっ」 必死のソフィアに、またもや鞭が振り下ろされる。 「腰まで振り出して、淫乱な子ね」 中途半端に刺激を与えられたソフィアは、股間に食い込むロープに自分の局 部をこすりつけていた。マリアに指摘されて初めて、ソフィアは自分の行為に 気づいた。
286 :
もぽえ :03/05/02 01:36 ID:bbpGXQJa
「こっ………これは、マリアさんが悪いんですよ。マリアさんが私にエッチな ことをするからっ」 「自分のいやらしいのを私のせいにしないで欲しいわ」 マリアは、ソフィアを戒めるロープの一部をつまんで引っ張った。体中のあ ちこちでロープがこすれる。股間の秘裂に埋まった部分もこすれて、ソフィア は体をゆらした。 「あっあっ、あはぁん、いいっ、気持ちいいっ」 マリアは意地悪く笑いながら言う。 「そう、気持ちいいのね。どこが気持ちいいのか言ってごらんなさい」 「そんなの、そんなの言えませんっ」 マリアはロープを離した。ソフィアは腰をくねらせる。 「ひどい。やめないでください………」 お預けをくらって、ソフィアは上目遣いでマリアを見上げる。 腰の両側に手をあて、マリアは再び命令する。 「じゃあ、どこが気持ちいいのかはっきり言うことね」 ソフィアは赤くなってうつむき、ぼそぼそと何事かを言った。マリアは髪を かきあげる。 「なぁに? 聞こえないわよ? はっきり言いなさい」 ソフィアは詰まりながらも、ようやく聞き取れるほどの声で言う。 「ア………アソコが………気持ちいい……・・・です」 マリアはふぅ、とため息をつく。 「それじゃ分からないわ。アソコってどこかしら?」 ソフィアは泣きそうになりながら声をしぼりだした。 「おま○こです………」 マリアは微笑んだ。 「よく言えたわね。ご褒美をあげるわ」 マリアの鞭先が、今度はソフィアの股間に触れた。 <!-- ここで一旦筆を置きます -->
こんな時になんだが、258の099、DL出来ても解凍でエラーが出ちまう。 その他はちゃんと解凍できたのに…全部そろって無いと璃樹無も意味無いよな? すまねぇ、教えてエロイ人(´・ω・`)気になって夜しか眠れないんだ・・・
>>287 例のファイル、最後の99はなくても大丈夫ですよ95から98までのファイルを解凍すれば問題なしです。
>>290 サンクス。
新しい保管庫できてたんだ…
>>291 ちなみに本当にただの保管庫です。>黒豆 以前のナシモト氏の保管庫のようにネット小説形式になってません。
>>292 いやいや、それでも…イイ!!
過去スレ落ちちゃってるし確認手段がなかったんですよ
次スレ立てられる方へ。保管庫の黒豆保管庫への変更よろしくお願いいたします。
>288 サンクスコ、恩に着るぜ。95〜98だけでちゃんと結合できますた。 だが、結合ファイルの解凍でまたもやトラブル。パスワードを受け付けてくれないんだ。 いや、ちゃんと258のメル欄コピペって試したんだぜ?「マ〜(中略)〜ハァハァ」の部分だよな? 何度試しても、直打ちしてもどうしてもうまくいかない。エンターorOKするとパスワード欄が空になっちまう。 教えて君しちまうのはすげぇ忍びないんだが・・・原因が掴めないんだ。 誰か、哀れな漏れにご教授してくだしぃ(´・ω・`)
>>295 もしかして顔文字すっ飛ばしていませんか?
>296 いや、顔文字も含めてすべてコピー&ペーストして試したんですが。 動作の流れを書いて見ます。 結合した「鶯屋 第三の少女.zip」ファイルをダブルクリック ↓ 「"のパスワードを入力してください」でダイアログ表示 ↓ 258のパスをコピペってエンターorOKクリック ↓ パスワード欄が空に。(゜∀。)なんでだろ〜? で、どうしてもそっから先に進めないんですわ。 完璧にちゃんとコピペしてるはずなのに…
298 :
名無しさん@ピンキー :03/05/02 23:33 ID:JLk+6pxI
>>297 すいません、その状態でダメとなるとさすがに判らないです。
>>298 sageをお忘れなく
>298 そうだな。なんか場違いだし。ま、漏れはny持って無いが(マヂで) 邪魔したからこれにて諦めるわ。未練タラタラだがナー('A`) くれくれ君だけして消えるのも忍びないからなんか残して帰ろうか。 文章はちと自信ないしな・・・ヘタレで構わんのなら絵でもちょと描いてみようか。 つーわけで描いて欲しいキャラのリク求む。ヘタレなんで期待はすんなよ? 同人落とすの失敗して絵を描く事になるとわ。なんか自分の首絞めてるよナァ…
>>297 最初に解凍したファイル、「すべて」一つのフォルダにまとめてますか?
全部で6つファイルが解凍されるはずですが。
300さん、マリアかネルを描いてください!
>301 file_000〜003までのjpgファイルとcrcファイル、rezファイルの計6個でOKだよね? >302 マリアかネルね。検索かけて資料探してくるわ。 絵描くの久しぶりだから、ホント期待しないでおくれ。
>>297 パスに何入力しても"******"みたいに表示でてませんか?
漏れは経験あるので。解凍ソフト別のにするといけるかも。
>304 その通り。 漏れはLhaplusとeoっつーのを使ってるんだが、どっちでやっても"*"になっちまうのナ。 eoなんぞパスが違いますってエラーになるし。解凍ソフトの設定の問題かね? それとも違う解凍ソフトをDLしてくるべきか。 >305 ならちゃんと全部揃ってるよー。結合も出来てるし。 つーか、皆優しいね(つД`)ありがd
チャットに居た諸氏、ありがとう、ありがとう! この恩は忘れないYO!さて、絵を描かねばな・・・
さて、究極的にエチシーンが短い物(この前の続き)をさりげなくうp
「……」 シランド城謁見の間。 豪華に飾られたイスに腰を下ろしながら、エメリアは手を重ねている。 「…ラッセル、あれから何日が経ちましたか?」 「…ちょうど一週間になります」 横で仁王立ちしているラッセルが答える。 しかしながら何時ものような力強さは無くどことなく弱々しかった。 「彼女達が一週間も戻らないなんて…やはり…」 エメリアが嘆きの言葉を漏らそうとしたとき、 「入るぜ」 不意に大扉が音を立て、開け放たれた。 そこには一人の男が立っている。 「誰だ!?今陛下は誰との謁見も受けない!早く立ち去れ!!」 突然の乱入者にラッセルが声を荒げるが、 「…黙りなさいラッセル!!」 エメリアが負けじと声を張り上げた。 「しかし陛下…」 「黙りなさいと言っている!!」 いつも通りの展開にラッセルは潔く口を閉じた。 「貴方が来るのを待ってました」 「俺は呼ばれたから来ただけだぞ。で…何の用だ?」 「…人探しを頼みたいのですが…宜しいですか?」 「ふん、お偉いさんに頼まれたら断る訳にはいかねぇだろ」 「では…早急に…」
the last days 侵食、そして堕落 あれから、一週間が過ぎた。 この時間はあっという間に過ぎ去っていったようだった。 もはや一日と言う概念は消え、一回、二回と言う新たな秩序が生まれていた。 一日が約三回。一回廻されるごとに二種類の試験管溶液を渡され、また時が来れば機械的に同じ事が行われる。 違う意味での生きた心地がする。 生の実感ではなく、むしろ性の実感。 煉瓦造りの部屋の中、その生きた心地が二人、いや、二匹を堕としいれていった。 ギィィイィ… 油が切れ、錆付いた蝶番の音と共に、淡い日の光が部屋に差し込む。 部屋に隅の壁に埋め込まれた蜀台の蝋燭はもはや風前の灯と言った感じに消えかかっていた。 目を凝らし、耳を澄ませば、部屋の奥から何やら重なり合う人影と異様な音が聞こえてくる。 ピチャピチャ… 二人の女がお互いの秘所を愛撫している光景が目に入る。 お互いに腰をひくつかせ、小さな花弁を目一杯に指で広げ、そこに舌を滑り込ませている。 舌だけでは物足りないのか、時折切なそうな喘ぎが聞こえる。 男達が連なって部屋に入る。 「調子はどうだ…と…聞くまでも無いようだな」 一番乗りに部屋に入ってきたクレイマンは二人の様子を見て口元を歪ませる。 声をかけられて、二人は初めて男の存在に気付く。 「あぁ〜…また沢山お○ン○ンが来たよぉ〜」 「本当だ…早く…早く突いておくれ。欲しくてたまらないんだ」 二人は互いに舌による行為を終わらせ、這い縋るような目で男達の下半身を眺める。 その姿はまるで雌犬そのものだった。
「ふむ…なかなかいい出来具合だ」 クレイマンはしゃがみ込みネルの顎に手を当て、自分の今までの行為を脳裏に過ぎらせ悦に入る。 「そんな事より早く挿れて下さい…」 クレアは縋るような目で男達の方に下半身を向け股を開く。 「今…凄く…貴方達のを締め付けたいなって…思ってるの…。絶対気持ち良くしますから…」 自分のヒクついた秘所を指で大きく開きアピールしてみるが、 「ゴメンなさい。今はそんな事してる場合じゃないんだ」 しゃがみ込んだフェイトが、人差し指で開かれた秘所を刺激する。 「ん!あん…どうしてですかぁ…?」 顔の筋肉の力が抜けたクレアの幼げな顔から、柔らかい喘ぎが漏れてくる。 「これからちょっと移動するんですよ。貴方方には目的地に着くまで我慢しててもらいます」 フェイトは指を抜き、その手でポケットからアイマスクを取り出し、クレアの顔に付ける。 隣では既にクレイマンがネルにアイマスクを付け終わったところだった。 「じゃ、逝きましょうか」 ココに来てから初めて二人は二足歩行をした。 目隠しに手錠、首輪に手綱と付けられていたが、なぜか二人は嬉しく思っていた。 今まではずっと四つん這いで歩かされ、突かれていた。 突然の扱いの変動と、予想だにしなかった別所への移動に、 二人はこの祭が終わりに近づいて来ているのだろうと悟った。 当初は終わりを告げる鐘が鳴り響くのを待ち続けて来たが、なぜか今では体が虚しく反応してしまう。 股間の疼きには耐える事も無く、快楽の赴くままに自らを解放していた。 広い空間に出た。目を塞がれていても風の吹き方、音の反響の仕方で感じ取った。 「何処…?」 クレアの口が恐る恐る開いた。 「ただの広間ですよ。ただ、沢山人が入れるだけの、ね」
後ろで話すフェイトの方からジャラジャラと、音が聞こえてくる。 どうやら鎖のようだ。 「なにするんですか?」 クレアはこれから起こる事に胸を躍らせながら、体の火照りを陪乗させていく。 「縛り上げるのさ。至極簡単な事だ。と言っても縛るのは手だけだがな」 そう言うクレイマンの前には既に後ろ手に縛られているネルが居た。 ネルもクレアも、目隠しされているため、お互いの姿は窺えないが何となくなら感じ取れた。 「じゃあ目隠し取りますよ」 フェイトの合図にクレイマンも頷いた。 「1・2の・さ〜ん!!」 ありきたりの掛け声と共に、二人の目隠しは取られた。すると、 ウオオオオォォォオォォォオ!!!! ライトアップされた眼前は全裸の男達の海と化していた。 それぞれが声を張り上げ、自分の欲望を口に出す。 稚拙な言葉の螺旋がこの者達の低レベルさを物語っていた。 「凄い…太いのが沢山…」 ネルは思わず生唾を飲む。クレアもしかり。 その光景を見てるだけで二人の体の疼きが強まり、股間の密林を濡らしていく。 「どうかな?名残惜しいがこれが最後だからな。ちょっと情報を流したらネギしょった鴨が群がってきた。 それもこれもお前らの名前が売れすぎていると言う事なのだがな。くくく… クリムゾンブレイドを犯せるなど、二度と無い好機だからな、中には妻と子供を売り払ってきた奴も 居るぐらいだ」 クレイマンは良く回る舌で説明した後、懐から再び試験管を取り出した。 「最後だからな、こいつはとっておきだ」 二人の口に液体を流し込み、クレイマンは男の海の中に紛れていった。
『ガガ、ピーー…あ…あ〜あ〜…んん…ゴホン!』 手にマイクを握り締めながら、クリフが声の調子を確かめている。 『あ〜お前ら…溜まってんだろ!!?』 ウオオオォォォォォ!! クリフのマイクパフォーマンスが始まった。 『どうせお前ら童貞なんだろ!?ヤル相手いねぇからって 金ちらつかせてハイエナみてぇに群がってきやがって。 お前ら聞くぞ!!この女犯したいんだろ!!?』 ウゥオオオオォォォオオォォ!!! 『だろ!?ビンビンだもんな、お前ぇら!!』 オオオォォォォォオォォォ!!! 『逝くぜ!!上玉の女を、犯したぁぁぁぁい!!!』 犯したぁぁぁい!! 『壊したぁぁぁぁい!!!』 壊したぁぁぁい!! 『無限に…逝って来ぉぉぉい!!!』 ウオオオオォォォォォォォォ!!! その叫びと共に変態共は二人目掛けて突進していった。 「あぁネルゥ…凄いわ…」 「ほんと…。あれ全部に挿されるんだよ、たまらないよ」 ネルが言葉を言い終えた直後に、最初の一人が到着し、宴が始まる
「夢みてぇだぜ!天下のクリムゾンブレイド様に挿入できるなんてな!!」 まず一本、太く硬直した物がネルの股に吸い込まれていった。 「っふぁあああああぁあぁ!!!」 媚薬の効果も相まって、ネルは一瞬でその快楽の虜になる。 次第に二人、三人、四人と群がってくる。 ある者は胸を握り締め、ある者はバックから挿入し、又ある者は体中を舐めまわしている。 「ぁああぁあ!!凄い!もっともっと虐めておくれぇぇえ!!!」 ネルの軽い体は男達によって持ち上げられ、そのまま廻されている。 「良いよぉ!!太いのが沢山で…凄く幸せなのぉ!!」 クレアは前と後ろ両方から攻められ、口にも爆弾を投下され、なお喜び悶えている。 「こいつは凄ぇや!あのクレア様が俺のチ○ポ上手そうにしゃぶってやがる! くぅぁ〜、最高だぜ!!」 「んんむぅぅ!!」 「ダメだぁ〜!!全部飲んでくれよ!!」 「っむんぅぅ…プハァ…もっと!もっとお○ン○ン欲しいのぉ!! いやらしい雌犬にもっとお○ン○ンちょうだいぃ!!」 「んんぅ!!良いよぉ!!前も後ろも凄くブチュブチュされて 凄く気持ち良いよぉぉ!!!」 「ダメ!!もっといっぱいくれないと満足できないわぁ!!」 「あん!良い!!イク!イっちゃうぅ!!んはぁああぁぁあ!!!」 「やっ!!凄い!!太いのがいっぱいで!!私もイっちゃうぅう!!!」 二匹は時を忘れて全ての男達の贄になる。
「ん…ここは…?」 ネルが目を覚ました。 見覚えのある場所。何処までも続く一本の街道。ここは自分達が捕まった場所だと 気付くのに時間は掛からなかった。 「ここって…あそこよね…?」 クレアも目を覚ました。 「夢…だったの…?」 クレアは寝ぼけ顔で首を傾げた。 「!! 夢じゃないよ…」 ネルが答える。立ち上がろうとした時、足の力が抜けていくのを感じたためである。 「そうよね…。夢じゃ詰まんないわ。だって…まだ体が疼くんだもの」 「私もさ。…責任とらせに行こうか」 二人は足を引きづりながら、街道を歩いていく。
トリップミスってるや。気にしなーい気にしなーい。 さてさて、実はlast day のくせにまだ続きがある。 明日には確実に終わらせて見せ様!
ようやく作品が完成しました!
>>132 の続きです、133の修正からどうぞ!
「んん・・・ふあぁ・・・、んああっ!?」 不意にソフィアの声のトーンが高くなった。 「むほほほほ・・・。どうやらここがGスポットのようだな」 指の出し入れをしていたノッペリンが、ソフィアの感じるところを見つけたようだ。 そして集中的にそこを攻めていく。 「ダメぇ、そこは、あんっ、はんっ、ああっ、ひゃんっ!」 「ふむふむ、アソコから汁が溢れておるぞ。まるで洪水みたいだな」 「知らないもん!知らないもん!」 「そんなことを言わずに、もっと素直になると良いですよ」 ライアスが乳首を銜えた。 「ふぁああぁあっ!?」 ソフィアにとって、まるで瞳に星が見えるような衝動がおそった。 「締め付けがきつくなったな、遠慮なしにイクがよいゾ」 「いやぁっ!許してぇっ、許してぇっ!」 嫌がるソフィアだが、迫り来る絶頂の波には逆らえなかった。 「さあ、これでフィニッシュです」 ライアスがソフィアの乳首を捻った。 「ふあぁっ!!あ・・・あ・・・あぁ・・・」 そのとたんにソフィアの身体がブルブル振るえ、力が抜けていくように秘部から愛液を 放出した。
「むほほほほ・・・。良いイキっぷりだったな」 「ふっ、どうです、恥ずかしい姿を見られた感想は?」 「あ・・・あうぅ、うぅ・・・」 ソフィアは目を見開いたまま呆然としていた。 「言葉で言い表せないほど良かったのだな。ではそろそろ―――」 「待ってください、伯爵」 ズボンに手をかけたノッペリンを、ライアスが言葉でさえぎった。 「なぜ止める、ワシの邪魔をする気か?」 「いえいえとんでもございませんよ。本番を行う前にこういうことをしてもらいたいと 思いましてね」 そう言ってライアスが耳打ちをした。それを聞いたノッペリンは眼を輝かせる。 「うほっ、それは名案だな!それで道具はどこにあるのだ?」 「部屋の外に置いてありますよ。伯爵、取りにいってもらえませんか?」 「うむ、任せるがよい」 胸を叩いて部屋を出て行くノッペリン。ソフィアは不安そうにライアスに尋ねた。 「うぅ・・・、まだ何かするの?」 「ふっ、むしろこれからが本番ですよ」 ライアスはそう言うと、ソフィアの足を抱えてM字型に開脚した。 「やあぁっ、こんな格好させないで!」 「どうですか伯爵、よく見えますか?」 「むほほほほ・・・。非常によいぞ、アソコやお尻の穴がよく見えるな。特にアソコの 穴は蜜で湿っていて欲情を高まらせてくれる」 部屋に戻ってきたノッペリンは淫靡な目つきになると、取ってきた道具を顔の前に固定する。 「これはぜひとも保存しておかねばな。むほほほほ・・・。」 道具の正体はカメラだった。程なくしてシャッターを切る音が部屋にこだまする。 「やめてぇっ、撮らないでよぉっ!」 ソフィアは足を閉じようとするが、力の無い無駄な抵抗だった。
「おお、いい表情をするな。何枚でも撮ってやろう」 続けざまにフラッシュがたかれ、ソフィアの痴態がフィルムに収められていく。 「んんっ、恥ずかしいよぉ・・・」 今ソフィアに出来ることといえば、眼を閉じ顔をうつむけて、少しでも表情を見えなく することだった。しかしそれさえも二人は許さない。 「何をしておる、顔をこちらへ向けないか!」 「いやだよっ、絶対に向けないもん!」 「僕たちにはむかうのですか?それなら、現像した写真を町中にばら撒きますよ」 「え、そんな・・・!?」 声は小さいがライアスの口調は本気だった。そんなことをされれば外を歩けなくなると ソフィアは思い、仕方なく顔を上げ眼を開いた。 「ほれ、つぶらな瞳をばっちり撮ってやる」 その瞬間にノッペリンはシャッターを押した。 「はぁん!」 ソフィアは反射的に顔を背けた。いや、反応はそれだけではなかった。 「おやおや、撮られた瞬間に体が震えましたよ。もしかして感じたのですか?」 「そ、そんなことないもん!」 「ふっ、無理もありませんね。できあがった写真を使って、僕がオナニーをする姿を 想像してしまったのでしょう」 「え、そうなの?」 その言葉を聞いて、とっさにライアスが自慰行為をおこなう姿が浮かび上がる。すると 下腹部に疼きが走った。 「はうぅ、だめだよそんなこと想像しちゃ・・・!」 ソフィアは自分を叱責して淫らな考えを消そうとするが、逆に意識することによって ますます妄想が膨らんでゆく。 「なにをしておる!今度顔を背けると、ワシの小説に挿し絵としてお主の写真を使うからな!」 「そんな!もう背けないから止めてよ!」 慌てて視線をカメラのほうに向けるソフィア。しかし今の彼女には幻影として、 レンズの向こう側に自分を性欲の対象とする人々の目が見えていたのだ。 「ああ・・・あ・・・」 ソフィアはあまたの人々に視姦をされていると錯覚している。
「むほほほほ・・・。興奮する表情だな。それっ、それっ!」 「ふぁん!あん!」 シャッターの音とソフィアの声の二重奏が続けざまに奏でられていく。 「まったく、カメラで感じおって。これでは娼婦よりもエロいということだな。むっ、 お主あそこから蜜をお漏らししておるな」 「う、うそ!?」 本当だった。ソフィアの秘裂から雫が床に落ちて小さな水溜りを作っていた。 「伯爵、もう止めてあげましょうよ。このままではカメラでイッてしまいますよ。 まったく変態ですね」 「うむ、カメラも変態の道具にされたくないだろうからな」 「変態って言わないでよぉ、私普通の女の子だもん・・・」 ソフィアは半泣きで否定するが、感じていたことは紛れも無かった。その事実が 彼女の精神を蝕んでいった。 「それにしても、これ以上水滴で床を汚してほしくないものだな。おい、何か栓を するものはないのか?」 「伯爵、それならいいものがありますよ」 ライアスがソフィアから片手を離して懐からあるものを取り出すと、床に転がして ノッペリンの足元に渡す。 「え、短刀?」 「そうですよ、僕が鍛冶で作った新製品です」 ライアスが答える。しかし、それだけではソフィアの疑問は解決できない。 「どうして短刀が必要なの?」 「そんなこと決まっているではないですか・・・。どうですか伯爵、大きさの方は?」 「うむ、これなら栓にぴったりだな」 ノッペリンはそう言うと、柄の部分をソフィアの股間に近づけた。
「そんな、まさか―――」 ソフィアは気づいたが時既に遅し、短刀の持ち手が秘裂に挿入されたのだ。 「ひあぁぁぁあああん!」 「ははは、これはいいですね!まるでおちんちんが生えたみたいで、素敵ですよ!」 ライアスが高笑いをする。ちょうど刃の部分が、ソフィアの秘部から男性のモノ みたいにのぞき出ている光景を見たからだ。 「むほほほほ・・・。しっかりと銜えておる、それだけこの短刀が気に入ったということだな」 「そ、そんなことないもん!早く抜いてよぉ!」 ソフィアは悲鳴をあげて懇願した。この悲鳴には、下腹部に異物を入れられているのに 身体が受け入れていることを、認めたくないと言う意味も含まれている。 「それなら自分の力で抜けば良いだけの事ですよ」 「抜くから両手の縄を解いてよぉ」 「その必要は無い、ここに力をいれれば良いだけではないか」 ノッペリンはソフィアの秘部を指差す。 「どういう意味・・・?」 「解らないのか?トイレの時みたいにひりだすのだよ」 「!?出来ないよ、そんなこと!」 「それならずっと銜えたままでいることになりますね」 露出している短刀の角度を上にあげるように、ソフィアの腰を抱え上げるライアス。 「そうそう、ひとつ言っておきますけど、この短刀は刃の部分が軽量化で作られて いますので、重力で落ちることはまず無いですよ」 「そんな・・・」 微かに希望してことも否定され、ソフィアは沈んだ声をだした。
「「じっとしたままではつまんないな、浣腸でもして糞をぶちまけるのを見るのも一興だな」 「それはいいですね。実際に糞便を体験すれば、短剣の抜き出し方もわかることでしょう」 「い、いやぁぁぁぁ!!するよぉ、するから浣腸は止めてよぉ!」 ソフィアは叫んで懇願すると、下半身に力を込めた。 「んぅ、んんん・・・!」 「ほれ、頑張れ頑張れ」 「少しずつ出てきましたよ、その調子です」 短刀の柄の部分が徐々に出てきた。ソフィアは顔を真っ赤にしながら、力みつづける。 「さあ、ここが山場ですよ、もっときばって!」 「ううぅ、んっんん・・・!」 「踏ん張らんと、もう一度奥まで短刀を押し付けるからな!」 「いやぁっ!んんっ、んぅぅぅううううんっ!」 ソフィアが顔の血管をちぎれそうになるほどに力を込めた。 すると勢い良く短刀が飛び出し、重力に負けて落ちると金属音を床から響かせた。 「ふっ、見事なきばりっぷりでしたよ。いつもこんな感じで出しているのですか?」 「そんなことないもん、私のは硬くないから力をいれなくてもいいもん!」 「こらこら、女の子がそんな下品なことを言っては駄目ですよ」 「あ、うぅ・・・」 しょげかえるソフィア。そんな彼女を尻目にノッペリンが短刀を拾い上げる。 「むほほほほ・・・。濡れておる濡れておる」 ノッペリンの言葉どおり、短刀の柄の部分が愛液の粘膜に覆われていていた。 その短刀の握りの部分をソフィアの口のそばにに近づけた。 「ほれ、自分で味見してみるんだな」 「出来ないよ、自分のアソコに入れたものを舐めるなんて・・・」 「遠慮するでないゾ。それとも反対側を舐めたいのか?」 柄の反対側、つまり刃の部分のことだ。 「おお、それは面白そうですね。はたしてどのくらい口が血で真っ赤に染め上がるので しょうか、楽しみですね」 「いっぱいかき回すからな、楽しみにしてるがよいゾ」 ノッペリンが短刀を逆向きにしようとする。
「ひうぅ、許して!舐める、舐めるからぁ!」 ソフィアは悲鳴をあげて短刀にしゃぶりついた。 「良いしゃぶりっぷりですね。お味はどうですか?」 「あうぅ・・・、ひょっぱいよぉぉ・・・」 短刀を口に含んだまま、ソフィアが顔を歪ませて答える。 「むほほほほ・・・。すぐにこの味が甘くて美味しく感じられるようになるゾ」 ノッペリンは短刀をソフィアの口から離すと、服を脱ぎ下半身を剥き出しにする。 「そのためにはこいつで調教してやらないといけないがな」 そして、そそり立ったモノの先端をソフィアの秘部に差し入れた。 「や、やめて!入れないで、入れちゃやだよぉ!」 「何を言っておる、ワシのいちもつをここまで大きくさせた責任をとってもらわねば ならんではないか。ではライアス、始めるぞ」 ノッペリンは合図をすると、ソフィアを吊り下げているロープを短刀で切った。 それと同時にライアスがソフィアの身体を沈める。 「あああああああああっ!」 つまりノッペリンのモノがソフィアの中に入ったのだ。部屋中に彼女のかんだかい 叫び声がこだまするのが、それを証明する。 「おお、この締まり具合!良い、非常によいゾ!」 自分のモノを圧縮する感触に、ノッペリンが歓喜の雄たけびをあげる。 「抜いてっ、早く抜いてよぉ!」 「遠慮することないゾ、たっぷりと突いてやるからな」 ノッペリンは笑みをこぼすと、加速度的に素早く腰を上下運動させる。
「ふぁっ、あっ、ひゃっ、あっ、あっ、ふぁっ!」 ソフィアはなすすべもなく喘いでいるしかなかった。いや、心は変化がでてきたようだ。 「ふあぁっ、はあっ!だめぇ、感じちゃだめだよぉ!」 「ほう、色っぽい声になってきたな。ワシのいちもつがそんなに気持ち良いか?」 「ふはあぁっ、違う、そんなこと無いよぉ!」 ソフィアは否定をするが、恍惚な表情を浮かべていては説得力が無い。 「伯爵、僕も我慢できなくなりました。少しの間、彼女を抱えてもらえませんか?」 「何、このワシに力仕事をさせると―――いや、そういうことか。よし、抱えてやろう」 ライアスと目で意思疎通が出来たのか、ノッペリンは納得して腰の動きを止めて、 ソフィアを膝から持ち上げた。 「え、何をするの・・・」 背後から衣擦れの音がするのを聞いて、ソフィアは不安になった。 「このくらいつばをつければ良いでしょう・・・。いえ、あいている穴がもったいないと 思っただけですよ」 ライアスはそう言って、ソフィアの後ろの穴に突き入れた。
とりあえず次はマリアだー。ってその前に色塗りどうしよ(´▽`;) ま、まぁ、今日はこんなトコで。そろそろ寝ます。おやすみなさいー
「ひが、は・・・ああっ・・・!」 「おや、こちらも経験済みでしたか。ややきついですがそこが情欲を注ぎますね」 「入れたなら早く持たないか。ワシは支えているだけで精一杯だ」 ノッペリンが急かしたため、やれやれとため息をつきながらライアスは再びソフィアを 抱きかかえた。 「もう少し余韻を楽しみたかったのですが、まあいいでしょう。続きを始めますか」 「むほほほほ・・・。さっきよりもさらに早く動いてやるゾ」 そして二人はソフィアの体内をモノでかき回す。まるで意思の無い人形を弄ぶかのように。 「はあぁぁああ!アソコもお尻もすごいよおっ!おかしくなっちゃうよぉおお!」 だが激しく刺激を与えたほうが、ソフィアにはむしろ好都合だったようだ。快楽を 否定することも止め、なすがままに反応を味わう。 「くぉおおおっ!もう駄目だ、ワシはイクぞ」 「僕もです伯爵!たっぷりと中に出し合いましょう!」 「いやぁっ!中は、中は止めてよぉ!はあああん!」 中出しされると解ったソフィアは意識をはっきりとさせ、戦慄を覚えた。 「何だと、ワシの精液を受け取れるのだゾ、むしろ光栄に思うのだな!おおっ、出るぞ!」 「さあ、たっぷりと受け取ってくださいね!」 二人は同時に射精を行い、ソフィアに白い液体を注ぎ込む。 「だめぇぇぇ、私もイッちゃうよぉ!あぁぁぁぁ!!」 体内を熱いもので満たされた瞬間、ソフィアは身体を痙攣させて、そのまま視界を 暗転させた。
「むほほほほ・・・。こんなに快楽を貪りつけたのはは初めてだ」 「それは彼女も同様でしょう。このとおり気持ち良過ぎて失神しているのですから」 ソフィアが気を失っているのをいいことに、二人は言いたい放題だ。 「しかしワシはまだまだ満足できん。このまま調教してワシ専門の肉奴隷にしてやるゾ」 「それは困ります。僕も入れて3P専門の奴隷にしてください」 「それもそうだな。むほほほほ・・・。」 「はははははっ!」 高笑いをする二人であったが、直後に断末魔に変わろうとはこのとき思いもしなかった。 「ソフィアはここにいるのかい!」 入り口のドアが開かれる。 「あ、貴方はネル!?」 ライアスの言葉どおり、入ってきたのはネルであった。 「ソ、ソフィア・・・。あんたたち、よくもソフィアを!」 紅の髪の色をしている彼女だが、顔も負けず劣らず赤く染めあがる。 「なぜワシ等がここにいることがわかったのだ!?」 「ソフィアを連れて行ったあんたの使いのものを偶然見かけて、問いただしてここに きたのさ・・・。すまないねソフィア、来るのが遅れてしまって」 ネルは謝罪の言葉を呟くと、激情に燃え上がらせた眼をノッペリンとライアスに向ける。 「そのぶん、あんたたちが漬かる血の海を多くしてやるよ!」 刹那、屋敷に爆発音が鳴り響き、程なくしてソフィアを抱えたネルが出てきたので あった―――。 以上で終了です。おかしいです、もう少しソフト路線のはずだったのですが・・・。
>>329 お疲れ様です
いいじゃないですか、書いてる途中で路線が変わるのはよくある事ですし。
朝から(;´Д`)ハァハァさせてもらいました。
外から帰って来ました ちょっと質問 イザーク×メリルって需要ありますか? GW明けたら溜まってるのを一気に書き上げようと思ってるんですが
>>331 イザーク×メリルとはマニアックな(w
とりあえず書いてみたらどうかな?
君の小説がきっかけでイザーク×メリル(;´Д`)ハァハァに
なる香具師が出るかもしれんし。
(・∀・)このスレ見つけたよ
ただいまからウェルチ×フェイトの一部を投下してまいります。 白線の内側まで下がって(何処にそんなものが!?) お読みください、それではどうぞ。 「あ〜、退屈だわ〜」 ここはギルド。ウェルチ・ビンヤードは椅子に座ったまま机に足をのせて、右手で ステッキをぶんぶん振り回していた。 「あ〜あ、せっかく整備をおこなったばかりのステッキの叩きごこちを試そうと 思ったのに、肝心の本人がいないんじゃどうしようもないわ」 いつもなら上司であるギルドマスターに、戯れと言う名の虐待を行っているのだが、 今日は用事があるといって屋敷を留守にしていた。真相は暴力を振るわれるのが嫌で 逃げ出したのだが。 「ったく、使えないわねあのじじいは。・・・私もイイ男を引っかけにいこうかなあ」 今、本部にはウェルチ一人しかいない。彼女もこんなじめじめしたところから出て、 お天道様の光を浴びたいのだが、一応雇われている身なのでそういうわけにはいかない。 「くそぅ、美少年がここにやってこないかなあ・・・。まあ無理ね、アイテムクリエー ションをする人自体が稀なんだから。はぁ〜」 ウェルチは嘆息すると目を閉じた。 「こうやって目を閉じてしばらくして目を開けたらそこには美少年が!ってな展開に ならないかなあ。そしてあ〜んなことやこ〜んなことを、んっふっふ・・・」 そんな教育上よろしくない事を妄想していたのだが、幾ばくかするとウェルチの手が ダランと下がり、持っていたステッキを床に落としてしまう。 「スースー、むにゃむにゃ・・・」 昨日夜遊びをして睡眠不足のせいもあるのか、そのままうたた寝の状態にはいった のであった。
ウェルチは夢の世界で天国を味わっていた。 怪しい音楽が流れている部屋の中。玉座に座っている彼女の目の前で、美少年達が ストリップショーを行っているのだ。 「いいぞ〜脱げ脱げぇ〜、むにゃむにゃ・・・」 「―――チさん、ウェルチさん!」 「もう一枚っ、もう一枚っ・・・」 「こんなところで寝ては風邪をひきますよ!ウェルチさん!」 「んあ?何よ、今から美少年のストリップショーが始まるのよお〜」 両肩を捕まれ体を揺り動かされたウェルチは、薔薇の楽園から現実世界に戻るはめに なってしまう。 「ふあ〜あ、いい夢だったのになあ・・・」 「ウェルチさん、しっかりしてくださいよ!?」 「そうそう、こんな顔立ちの美少年だったわね〜、まるでフェイトさんみたいだわ」 「あの、ひょっとしてまだ寝ぼけてませんか?」 「ほんとフェイトさんったら、青い髪がさらさらしててかわいいのねえ〜、ってあれ?」 ウェルチが手をのばして目の前の青髪をなでてみると、なんと感触がするではないか。 「あれれ?」 顔を触ってみるとちゃんと肌触りがする。どうやら幻ではなさそうだ。
「もしかして・・・本物のフェイトさん?」 「ええ、100%純血のフェイト・ラインゴットですよ」 「うそ!?」 頭の中の霧が一瞬にして晴れていくウェルチ。今の自分の状況を確認してみる。 足が机の上に大の字になっていた。正面から見えるとパンツが丸見えだ。 「よいしょっと」 体を立ち上がらせ髪のチェックをし、スカートの裾を整える。ステッキを拾い上げて、 あと体でよろしくないところは・・・、口からよだれを垂らしていることに気づく。 「ごしごし・・・と」 口の周りを袖で拭き水分を取り除いた。これで外見は綺麗にセットされた。ウェルチは フェイトの方へ振り向くとにっこりと微笑んで言った。 「こんにちは!新製品開発の調子はどうですか?」 「・・・・・・」 「他のクリエイターに負けないように、頑張ってくださいね!」 「・・・・・・」 沈黙のひと時。 「・・・え〜まあ、さっきまでのことは見なかったということでお願いしますね」 「はぁ・・・、まあいいんですけどね・・・」 「ところでどうしてここへ来てくれたのですか?」 このままでは気まずいと判断したので、ウェルチは話題を切り替えた。 「ええ、実は新しい発明品が出来たんです」 フェイトはアイテム欄を開き、がさごそと中を探る。 「テレグラフから知らせても良かったのですが、近くに立ち寄ってたのでついでに 来ちゃいました。・・・あったあった、これです」 フェイトが取り出したもの、それは筆であった。とくに代わりばえもなく、大きさも いたって普通だ。
「・・・何かその辺の屋台で売ってるものみたいですね」 筆を手にとりしげしげと眺めるウェルチだが、どうも採点をする以前の問題のよう だった。それを聞いて、筆を返してもらったフェイトが落ち込む。それはもうがっくりと。 「そんな・・・、なぜか鍛冶をしていたら出来たので、珍しい効果があると思ったのに・・・」 「それは別の意味で興味深いですね・・・」 むしろ作っている途中で気づかんかいと、ウェルチは心の中で突っ込んだ。しかし、 それを口には出さない。 「まあ、せっかく来たんですから、紅茶でも飲んでいきませんか?」 せっかく美少年がここに来てくれたのだから、少しでも長くここにとどめておきたい。 気を悪くして帰ってもらっては困ると思ったからだ。しかも、知り合いのフェイトなら、 多少の無理強いもできる。 「本当ですか?ちょうどのどが渇いていたところなんです。是非お願いします」 「いよっしゃ!」 「へ?」 「あ、いえ、何でも無いです。準備をしてきますので、ちょっと待ってくださいね」 ウェルチは握りこぶしを掲げた右手を左手で下ろすと、鼻歌を歌いながら紅茶セットを 取りに行った。 「んっふっふ、これから楽しいひと時が過ごせるわぁ〜」 含みを持たせた呟きとともに。 今回はここまでです。
>めでぃーな氏 >「ええ、100%純血のフェイト・ラインゴットですよ」 ↑この部分にワロタw あとウェルチたんの夢のこわれっぷりと フェイトたんが鍛冶してて筆ができたったのが(・∀・)イイ ウェルフェイ楽しみです!がんばってください
>>340 の続きを少しだけ投下します。それではどうぞ。
「フェイトさん、量はこのくらいでよろしいですか?」
ティーカップに8割がた紅茶を注いだウェルチが、椅子に座っているフェイトに確認をとる。
「はい、ちょうどいいですよ。ウェルチさんって、注ぎ方がとっても上品ですよ。
美しいなあ・・・」
「やだもう、照れるじゃないですかっ。あっ、砂糖を加えておきますね」
ウェルチは顔を赤らめながら、砂糖を取り出して紅茶に加えた。
「見慣れないメーカー物だなあ・・・、どこで手に入れたんですか?」
「これですか?私が調合した、世界にひとつしかない特注品なんですね。これを使えば、
どんな飲み物でも甘くて美味しくなりますよぉ」
えっへんとウェルチは胸をはると、今度は自分の分の紅茶をティーカップに注いだ。
ただし、砂糖は追加しなかったが。
「ウェルチさんは砂糖を入れないんですか?」
「私ですか?甘くするのが好きでは無いんですよね」
フェイトの机を挟んだ向かい側の椅子に、ウェルチは腰掛けながら告白した。
「へえ、意外だなあ。ケーキとかばくばく食べそうな人だと思ってたんですけど」
「ケーキ自体は好きなんですけどね・・・。実は私って太りやすい体質なんですね。
だから糖分は控えておかないと」
そう言った後、ウェルチはため息をついてポツリと呟く。
「最近、太ってきたかなぁ・・・」
「そんなことないです!どの角度からみても綺麗なウェルチさんしか見えないですよ!」
「やだもう、フェイトさんったら・・・」
弱みを見せる誘い球を投げたところ、予想以上に引っかかって甘い返答が帰ってきた
ために、ウェルチの心はウキウキだった。
「でもいいんですかそんなことを言って?マリアさんに怒られますよぉ」 「うぐっ!い、今の言葉は絶対にマリアには言わないでくださいよ!?」 一瞬にしてフェイトの顔が青ざめる。マリアというのはフェイトの恋人で、それは もう二人はラブラブに付き合っている。しかし、フェイトが女性と問題を起こすと勘の 鋭い彼女はすぐに気づく。そして一瞬にして般若と化し、誇張抜きで彼を半殺しにして しまうのだ。 「大丈夫ですよ、二人だけの秘密、ですね。それで、マリアさんとはうまくいってますか?」 「それが・・・」 沈んだ表情に変わるフェイト。 「最近、どうも以前のようにもえるような愛情が芽生えないんですよ」 「そうなんですか!?」 以外な展開にウェルチは思わず素っ頓狂な声をあげる。しかしこれはウェルチにとって さらに状況を好転させる内容だったのだ。 「ええ、何とかこの現状を打破しようと、その・・・夜のほうも色々と変わったシチュを 試してみたんです。例えば教師と生徒、医者と患者などを。昨日なんて、電磁波を恐れる 白装束の人とそれを報道する記者という、ちょっとマニアックなこともしてみたのですが、 うまくいきませんでした」 エッチのことまで話すとは、それだけお互いに親しくなっている証拠だと、ウェルチは 内心ほくそ笑む。そろそろ行動に移るべきだと判断した。 「おそらく倦怠期にはいったのでしょうね。大丈夫ですよ、カップルなら誰もが一度は 通る道です。そんなに気にする必要はないですよ」 「でも・・・」 「さあさあ、紅茶が冷めてしまいますよ。紅茶を飲んで頭をすっきりさせて、それから このことについて考えましょうね」 「そうですね。それではいただきます・・・いい匂いだなあ」 フェイトは香りを楽しむと、一気に飲んでのどを潤した。
「ぷはぁっ、本当に甘くて美味しいや!」 「おっ、イイ飲みっぷりですね!」 パチパチと手を叩いて褒め称えるウェルチ。 「当然じゃないですか。せっかくウェルチさんの入れてくれた紅茶ですから、少しでも 早く体に染み込ませたかったんですよ」 「嬉しいこと言ってくれますねぇ〜、それなら効果はすぐに現れてきますね」 「どういうことです、ウェルチさん・・・あれ?」 体が火照ってきて困惑するフェイト。 「どうしましたかフェイトさん!?」 その様子を見て、ウェルチが嬉しそうに飛び跳ねる。 「いえ、なんでもないです、はぁっ、はぁっ・・・。どうしてだろう、ウェルチさんが さっきより当社比400%色っぽく見えるぞ・・・?」 実は紅茶に入れた砂糖には、惚れ薬の効果が含まれていたのだ。今のフェイトには、 ウェルチがアイ○ルのチワワより愛くるしく見えていたのだ。 「息が荒くなってますよ、大丈夫ですか?」 ウェルチはフェイトの腹に抱きついて耳を当てる。 「お腹の具合でも悪いのでしょうか?」 「や、止めて下さい!今触られると・・・!」 「触られると?」 上目遣いでフェイトを見るウェルチ。その行為が彼の瞳を獣にさせる。 「僕が僕で無くなりそうなんです!」 フェイトがウェルチに襲い掛かろうとするが、寸でのところで動きを止めた。 今襲い掛かかればマリアに殺されるという、恐怖と言う名の理性が。
「フェイトさん、マリアさんとの倦怠期を突破する方法を教えてあげますね」 フェイトから体を離し、真剣な表情でウェルチが言った。 「え?は、はい、是非教えてください」 「フェイト・ラインゴットさん」 あらためてフェイトの名前をフルネームで呼ぶウェルチ。 「なんですか?」 「私を抱いてください」 「うええぇぇぇぇぇええええええっ!?」 『私を抱いてください』書いてみると10文字にも満たない簡潔な文章だ。しかし、 フェイトを驚愕させるには充分すぎる内容であった。 今回はここまでです。
前スレ
>>587-589 は忘れて頂くとありがたいです。
駄文な上、中途半端ですがどうぞ
アルベルと分かれてから5時間。
すでに陽は沈み、辺りは夜の闇に覆われていた。
今、クリフはシランド城の前に立っている。
「ハァ……ハァ……やっと つい……た」
目的地に着いたという事で、
張り詰めていた緊張の糸がプツンと切れる。
足の力が抜け、膝から下はいう事を聞かなくなる。
バタンと大きな音をたてながらクリフは石畳に倒れ込んだ。
(アレ?体がいう事きかねぇわ)
ストリームについてから一睡もしてない状態で、
ずっと体を動かし続けていたのだ。
いくら常人以上の体力を持っているとはいえ、流石に辛いだろう。
頬に冷たい感触を感じながら、クリフはゆっくりと意識を失っていった。
カーテンの隙間から指し込む光が朝を告げる。 「ん……ここは?」 目を覚ましたクリフは自分の状況を確認する。 自分の下にあるのは冷たい道路では無く、ふかふかのベッドだった (確か、城の前まで来て……それで━━━) (ん?) ドアの向こう側に人の気配を感じる。 どうやら誰か来たらしい。 「おや、ようやくお目覚めかい」 ドアを開けて入って来た人物は━━━
「ネル……か?」 「ちょっと会わないうちに人の顔も分からないぐらい馬鹿になっちまったのかい、アンタは」 部屋に入って来たネルは、あきれた顔をして椅子に腰を降ろした。 「昨日任務から帰ってきたら アンタが階段の下に倒れ込んでたからさ、ビックリしたよ」 (そうか、昨日あのまま……) 「私が居なかったら絶対風邪ひいてたよ。 感謝するんだね」 口の端を軽く持ち上げいたずらそうな笑みを浮かべる。 「そうだな、感謝してるよ」 ネルの瞳を見つめそう言うと、一瞬驚いたような顔を見せた。 「アンタが素直に礼をいうなんて珍しいじゃないか」 「そういうときだってあるさ」 おどけたように手を上げながら言う。 「そうだね。そういえば皆はどうしたんだい?」 「こっちに居るのは俺だけだ。皆色んな場所に行ってる」 「ふぅん…… それでどのくらい居られるんだい?」 「明日の朝が限度だな」 「そうか、じゃ今日は空いてるんだね」 「まぁ、そういう事だ」 「ならちょっとペターニまで行かないかい? 今日は休暇貰って暇だったんだよ。 話したい事もたくさんあるし、あんたがここまで来た理由も聞きたいしね」 「別にいいけどよ、ペターニまで行かなくてもいいんじゃねぇのか?」 「女にデートに誘われたら、男は黙って付いてくるモンだよ」 そういって差し出された手を、握りかえしてクリフはベッドから起きあがった。
ここで終了(少なっ! 次からはペターニでデートです。 Hまでの道のりは長い……
>めでぃーな氏 >電磁波を恐れる白装束の人とそれを報道する記者 ハゲシクワロタ
>>343 ほう、君の所にもスカラー波が来たのかッ?
俺もスカラー波のせいで種スレと魔ロキスレに現在浮気中…といってみるテスト。
352 :
00 :03/05/05 16:43 ID:+ahquDVC
ネルたんのお話しの続きをアップします〜。
以前お話しした様に、戦闘シーン……まで、行ってません(泣
何か、話しを膨らませ過ぎました…。
本当はアリアスに着いて、すぐに戦闘シーンだったのですけど…。
オリジナルのキャラも三人登場してるし…。
自分設定、炸裂しまくりです。
とりあえず、アップしますね。
>>164 、の続きです〜。
353 :
00 :03/05/05 16:45 ID:+ahquDVC
『クリムゾンブレイド』その(2) ネルにクレア。そして、タイネーブの三人は、アリアスに向けて馬を走らせていた。 昼夜を問わぬ疾走に、疲弊した馬を何度か乗り代え、 ペターニへと辿り着いたのは、王都を発って、日付が三回程変わった昼過ぎの頃だった。 「皆さ〜ん、こっちですぅ〜♪」両手をやたら大袈裟に振り、アリアスに駐在していた ファリンが、三人を出迎える。 軽い挨拶を交わし、町の郊外に泊めてある。ファリンが用意した4頭立ての『馬車』 へと乗り込む。 馬車の進行方向を向いて、ネルとクレアが並んで座り、タイネーブとファリンは、 その向かいに座った。 そして、数人の護衛を伴い、未だ戦闘の繰り広げられているアリアスへと馬首を巡らせる。
354 :
00 :03/05/05 16:46 ID:+ahquDVC
「はい、これが今回の戦闘の資料ですぅ」そう言ってファリンは、自分が纏め上げた 書類の束をクレアに差し出した。 その中には、ここ数日の敵の動きや、陣形などの詳細なデータが事細かに書かれていた。 「ありがとう、ファリン」資料を受け取り、クレアは早速、目を通した。 (それにしても……)ネルは、馬車の中を見渡した。 色取り取りの花々が馬車の中のあちらこちらに、飾り付けられて居た。 その様はまるで、小さい頃に読んだ絵本の中に登場する 『おとぎの国』行きの夢の馬車……という様相を呈している。 「ちょっと、ファリン!…この花は何なの?!」ネルと同様に、その花々を気にしていた タイネーブが、堪り兼ねて同僚に噛み付く。 馬車を調達したのはファリン。そして、こんな奇行をやってのけるのもファリン。 タイネーブの思考には、誰がやったのか聞かずとも、既に、首謀者の名前が上がっていた。 「ええとぉ…そこの白い花がぁ、リンドウでぇ…その黄色いのがぁ……」 「ちが〜うっ!!」花の説明をし始めた、首謀者ことファリンを、タイネーブが制止する。 「そういう意味じゃ無くて、何で馬車に花を飾ってるのっ?!」
355 :
00 :03/05/05 16:47 ID:+ahquDVC
いつもの、『あれ』が始まったか…と、ネルはこめかみを押え、嘆息した。 まあ、久し振りの再開だし、これもひとつのスキンシップだと思えば良いだろうと、 自身を納得させ、そのまま放置する事にした。 そんなネルの配慮を良い事に、二人は更に漫談を続けた。 「あっ、これはぁ…ペターニの教会の前でぇ花を売っている娘がいまして… その子から買ったのですけどぉ…」 「……話し、長くなるの?」長くなりそうな同僚の口上に、タイネーブが横槍を入れる。 「もう少し…すぐですからぁ…」タイネーブを宥めるように、ファリンが囁く。 「それでですねぇ……」 と、再び説明を始めて、五分後…。 「……ですから、少しでも雰囲気を和ませようと思いましてぇ〜…」緊張感の無い ファリンの話しが続いていた…。 いや、本当に緊張感が無いのだ。と、タイネーブは思った。 それに……「ファ〜リ〜ン〜〜〜!話が長いのよ――!!」ビブラートを効かせた声を発し、 タイネーブはファリンの頬を両手で左右に引っ張った。 「いっ、いふぁい…ぼうりょふ、ふぁんふぁいでふぅ〜!(いっ、痛い…暴力反対ですぅ〜!)」 そう言い、ファリンもタイネーブに習い、頬を引っ張る。 「ふぁんふぁ!いふぇるふぉふぉと、ひゃっへふふぉふぉふぁ、ひはうひょひょ〜〜! (あんた!言ってる事と、やってる事が、違うのよ〜〜!)」 両者一歩も譲らない。
356 :
00 :03/05/05 16:48 ID:+ahquDVC
「まぁまぁ…」 流石に加熱し過ぎだと思い、ネルが部下の二人を窘める。 がさっ…と、今まで目を通していた資料を膝の上に置くと、クレアは顔を上げた。 二人のやり取りで気が散り、集中出来なかったのか?と、思い。ネルが彼女の様子を伺う。 と、クレアは鼻の頭を軽く人差し指で撫でた。 「何か、いい案が浮んだようだね」 彼女のその仕草が、名案が浮んだ時のいつもの癖だと知っているネルが、声を掛ける。 「ええ…名案では無いですけど、今回のアーリグリフの進軍についての全体図が、 見えて来ました」 ファリンのもたらした資料による事実と、自分の描いていた青地図がほぼ、ピタリと一致し、 クレアは満足の笑みを浮かべた。 「どんな事だい?」ネルは興味を覚え、身を乗り出し親友に問い掛ける。 「まぁ、アリアスに着いてからの、お楽しみという事で…」と、にっこり微笑む。 急く事も無いだろうと、ネルはクレアに頷いた。 「それよりも、アリアスに着くまで、少し休みましょうか…」馬車に乗り換えたのも、 ここ連日の疲れを休ませる理由からで有った。 実際、馬をひたすら走らせた三人の疲労は、かなりのものだった。 これでは、どんな行動をしても良い結果に結び付けるのは難しい。 幾らか休めれば、アリアスに着いても即座に行動が出来る。 「…そうだね」ネルが同意する。 「あっ!ちょっと待ってくださぁい…」ファリンが、そう言い、自分の足元に置いて有る 『バスケット』を取り出した。 「ランチを用意しましたぁ…空腹では、何かと思いましてぇ」 にこにこと微笑みながらファリンは『バスケット』を開けた。 ハムと卵と野菜を使った、サンドイッチが綺麗な盛り付けで入っている。 「へぇ〜あなたにしては、気が利くじゃない…」そう言い、タイネーブが手を伸ばした。
357 :
00 :03/05/05 16:51 ID:+ahquDVC
パチン― 伸ばしたタイネーブの手が、ファリンによって叩かれる。 「なっ!」一体何を!という感じで、タイネーブは同僚を睨みつけた。 「だめですぅ…お二人が先ですぅ……さあ、ネル様、クレア様、どうぞ〜〜」 「あっ、ありがとう…」と、伸ばしたネルの腕が止まる。 「これ……ファリンが作ったのか?」過去に、すご〜〜〜く辛い、パスタを 食べさせられた事をネルは思い出した。 「はい〜そうですぅ」こくこくと頷くファリン。 (うっ…)だが、一度伸ばした手を引っ込めるのもファリンに悪い…。 思い切って、ハムサンドをひとつ摘んだ。 まじまじとそれを見詰めるネル。(見た目じゃ、判らないな……) 「さぁ、どうぞ〜」 「あっ、ああ…」ファリンに促されるまま、ひと口食べる……。
358 :
00 :03/05/05 16:52 ID:+ahquDVC
「うん…(ファリンにしては)美味しいよ」空腹の為、そのままパクパクと食べる。 「じゃあ、私も頂こうかしら」とクレアは、野菜サンドを摘んだ。 ネルがじろリと、クレアを見る。(私を毒見役にしたな……) その視線に気付きクレアが、肩をすくめペロリと舌を出す。 「私も頂くわよ!」タイネーブが手を伸ばし、卵サンドをパクリと、食べる。 「……ぐっ!!」タイネーブ顔が見る見る間に、真っ赤になって行く。 「あっ、それが当たりですねぇ…」にやりと、ファリン。 「かっ……辛―――――――――〜いっ!!!!」ポロポロと涙を流し、暴れ回る。 (確信犯だな……) (確信犯ね……) ネルとクレアは同時にそう思った。 タイネーブが卵好きな事を知っていたファリン。絶対に卵を取るだろうと、 たっぷりと、パンに辛子を塗って置いたのだ。 「当たりは、1個だけなのでぇ、もっと食べてくださいねぇ…」 「ぷっ…」 「ふふふっ…」 苦しむタイネーブには悪いが、ファリンの方が役者が一枚上手の様だった。 二人は堪えきれずに笑い出した。
359 :
00 :03/05/05 16:53 ID:+ahquDVC
−シーハーツ領 アリアスの村。 敵対するアーリグリフと国境が面している為。幾度となく一方的な暴力に晒された。 村には戦火の傷跡が生々しく残り、そこに住む人々に暗い影を落としていた。 一行の馬車がアリアスに到着したのは、日も暮れ、村の人々がそろそろ眠りに就く頃合い の時間だった。 アーリグリフ軍は、日が沈む前に『野営地』へと、帰ったらしい。 現在シーハ―ツ側の軍事行動は、警戒の為の哨戒行動のみ、行われていた。
360 :
00 :03/05/05 16:54 ID:+ahquDVC
『クリムゾンブレイド』一行到着の報を聞き、出迎えたのはクレアの二人の部下だった。 『でこぼこコンビ』と、ネルは頭の中で勝手に呼称している。 「皆さん、長旅ご苦労様です。到着をお待ちして居りました」 ネルより5センチ程身長の高い女性が恭しく礼をし、挨拶をする。 光牙師団『牙』第二部隊『虎牙』の部隊長、エイレーネ・ミュリエスだった。 ショートボブの黒髪に、どことなくファリンを想わせる。おっとりとした感じを 漂わせている。 実際、ファリンとは仲が良く、周りを不安定にさせる程のマイペースな会話を 時折二人で楽しんでいる。 ネルより3歳年上で、既婚者だが、アーリグリフとの開戦直後に、夫を亡くし、 未亡人となってしまった。 四歳になる娘が一人居る。 防御戦に秀でていて、『シランドの盾』と呼ばれ、称される事もある。 エイレーネに遅れて礼をしたのは、第三部隊『狼牙』の部隊長、エオス・ノールだった。 麻色の髪を腰まで伸ばし、それとは対照的な褐色の肌をしている。 タイネーブと同期で、歳も同じなのだが、身長が低いうえに、童顔が祟り、 どこからどう見ても子供にしか見えない。 だが、戦闘力は並外れて高く、自分の身長よりも大きい『両手剣』を 軽々と振り回す。 この二人のコンビは、まさに盾と剣で、互いが互いの力を相乗効果で高まらせている。 今、こうしてアリアスが無事なのも、この二人の活躍が有ったからと云える。
361 :
00 :03/05/05 16:55 ID:+ahquDVC
「食事を用意して有りますので、宜しければ、そちらで今後の方針などを 検討致しましょうか?」そう切り出したのは、エイレーネであった。 「…そうね、そうしましょう」上司であるクレアが、その提案に頷き同意する。 6人はエイレーネを先頭に、昼の戦闘が嘘のように静まり返った村の中を 散策でもするかの様にゆっくりと進んだ。 ネルの先を進むエオスがネルに対し、チラリと一瞥をくれる。 その眼差しは、まるで親の敵でも見るかの様に鋭かった。 ネルはいつもの事なので、気が付かない振りをしてそれをやり過ごす。 が、どうもネルは、このエオスが苦手な存在だった。 恨みをかった記憶は無い。だが、自分の預かり知らない所で、反感を買う事などは、 良く有る話しだ……と、割り切るしか無いのだが…。
362 :
名無しさん@ピンキー :03/05/05 16:55 ID:eWxmAuyf
つっこんでいいんだろうか… アリアスの下手に家庭的で貧乏クジな女兵が 「ファリンの料理の腕はプロ並なのに 自分ではクレアさまやネル様と大差無いなんていってるんですよ〜」 っと愚痴っていたので、 ファリンはプロ並に料理上手らしいのですが…
363 :
00 :03/05/05 16:56 ID:+ahquDVC
エイレーネに案内されたのは、村の有力者が所有していた家屋だった。 所有していた。と、過去形で語るのは、その所有者が子供だけを残して、 全員戦死してしまったからだ。 そこを借りて、現在の『本部』としている。 ネルとクレアの姿を見て、その『本部』に詰め寄っていた者達から、歓迎と安堵の声が漏れた。 これ程心強い援軍は、シーハ―ツ領内を探しても、他に見当たらないからだ。
364 :
00 :03/05/05 16:57 ID:+ahquDVC
一行が通された部屋には、一人の先客が待っていた。 「クレア様、ネル様、ご無事な到着、何よりです!」そう仰々しく挨拶したのは、 軍務統括部『月』のメアリー・フィロンであった。 若干二十歳にして、幾つかの博士号を取得した才女だが、その事を感じさせない 人懐こい性格と容姿をしている。 肩まで伸びた栗色の髪を三つ編みにし、顔には僅かだが、そばかすが有る。 主な任務は、戦闘には欠かせない、後方支援。つまり、物資の調達や管理を 担っている。 「お久し振りね、メアリー」クレアは、メアリーとは旧知の仲だった。 互いに、再び無事に会えた事を喜び合う。 「………」メアリーと親しく話すクレアを見て、ネルは複雑な心境に陥った。 それは、嫉妬に近い感情なのかも知れない。 (こんな些細な事で……)感情を揺り動かす自分の心の狭さを戒める。 が、自身の感情の安定には至らなかった。
365 :
00 :03/05/05 16:58 ID:+ahquDVC
暖炉の火が赤々と灯り、その部屋を暖めていた。 部屋の中央には純白のテーブルクロスが敷かれた、長いテーブルが有り、 その上には、家庭で良く見掛ける、ごくありふれた『食事』が並んでいる。 シーハ―ツの未来を左右する面々の食事にしては、余りにも質素だが、 ここに列ねている者達は皆。豪華な食事を余り喜ばない、クレアの咆哮を理解していた。 そして、自分達も、戦争という辛い状況下の元で、粗末な食事さえ口に出来ない 者達が居ることを、しっかりと胸に刻み込んでいた。 暖炉を背にして、議題を取り仕切るクレアが正面に座る。 そして横長の面に並ぶ様にネルが座り、その横にタイネーブとファリン。 そのネルの対面には、メアリー、エイレーネ、エオスが並んで座った。 しばしの談食の後、議題に入る事となった。
366 :
00 :03/05/05 16:59 ID:+ahquDVC
まずは戦況報告。 エイレーネが紅茶を啜り、喉を潤すと、穏やかな口調で報告を始める。 「ここ数日の、アーリグリフの攻撃は散発的なもので、こちらの被害は軽微なものと、 なっています。敵は、日が昇ると攻撃を始め、日が沈むと野営地へ帰って行きます。 今の所、その例外的な行動は無く、その点から考察すると、今日までの戦闘目的は こちら側の戦力と出方を伺っている様に思われます…」 最後は報告と云うより、自分の意見で結ぶ。 「ええ…それが正解だと思います」と、部下の報告に頷くクレア。 それは、ファリンがもたらした情報からも考えられる事で有った。 敵が攻めて来た時の陣形が、全て防御寄りに徹していたからだ。
367 :
00 :03/05/05 17:00 ID:+ahquDVC
しばし考えこんで、メアリーが発言をする。 「……でも、解せないですね。時間が経てば相手側が不利になる事ばかりなのに…… 物資だって減るだろうし、私達の増援だって来るのですから…」 後方支援を取り仕切る、メアリーらしい疑問が沸き起こる。 「敵も増援待ち…とか?」と、遠慮がちに発言をしたのは、エオスだった。 「ええとぉ…それは無いと思いますぅ。敵の王都、及びカルサアに潜入している方々の報告からはぁ、 敵部隊の目立った行動は、報告されてませ〜ん……以上ですぅ」 言い終えるや否や、ファリンはデザートにかぶりついた。
あぼーん
369 :
00 :03/05/05 17:01 ID:+ahquDVC
「敵将は確か……」と、ネル。 「『風雷』第二師団のロズウェル・ブローニです…師団構成員ほぼ全数の千五百名が 確認されています」と、エイレーネ。 「対するこちらは、第二、第三部隊、合わせて1千名弱……今こちらに向かっている 増援部隊を入れれば、やっと、同数になりますけど…」 溜息混じりで、メアリーが報告を引き継ぐ。 「ロズウェルって、確か…」名前は聞いた事が有るが、顔が思い出せない…。 腕を組み、ネルが考え込む。 「顔に似合わず、緻密な戦略を立てる方ですよ…」と、クレアがネルに 助け舟を出す。 (顔に…) (似合わずぅ?…) タイネーブとファリンはクレアの、その台詞を聞き、顔を見合わせた。 彼女の部下であるエイレーネと、エオスも同様に顔を合わせる。 クレアが他人に対して、そういった類の比喩を使う事が、大変珍しかったからだ。 実は、ここ数日一緒に居た人物が要因で、クレアの思考は本人も気付かぬうちに その者に毒されていたのだが…。 「ああ…あの、霊長類のボスか…」その原因の人物である、ネルが更に辛辣な表現を使い、 納得とばかりに頷いた。
370 :
00 :03/05/05 17:02 ID:+ahquDVC
ネルの言葉により、会談の場の流れが一時止まった。 他の者達が笑いを堪えるのに必死だったからだ。 「そういえば、馬車の中で言っていた事って何だい?」自分の発言をさらリと流し、 ネルはクレアに話題を振った。 「えっ?…」クレアが、きょとんとした表情で、小首を傾げる。 「ほら、全体図が、どうとかって…」ネルは更に言葉を付け足した。 「ああ…」理解し、クレアはこくりと頷く。 「この時期に、アーリグリフが進軍して来た理由ですよ…」テーブルに肘を乗せ、 腕組みをすると、ネルにそう答えた。 「理由?…単純に気を照らした、だけじゃ無くて?」 「ええ…初めに敵将の名を聞いて、何となくは感じていたのですけど…」 少し、間を置き。 「シュバルツ公爵は、知ってますよね?」 「ああ、アーリグリフ王の遠縁に当たる……確か、この戦争を最後まで反対していた、 急進的存在の……今はどこかに、軟禁されているらしいけど…」 ネルは、自分が知り得る情報を羅列する。 「ええ…」クレアは頷き、言葉を続けた。 「今は師団長に甘んじてますけど、ロズウェル候は、そのシュバルツ公爵の片腕的存在 でした……」 「って、まさか!!」 その言葉の意味する事を理解し、声を一際大きくして、ネルが浮き足立つ。 「こんな無謀な状況下での遠征……見捨てているとしか思えません…」 クレアの言葉を聞き、その場がざわめく。 「公の場での、粛清……」ネルが口にする事を躊躇った台詞を、メアリーが 言葉にする。
371 :
00 :03/05/05 17:02 ID:+ahquDVC
「はぁっ……」ネルは一際大きな溜息をつき、椅子の背もたれに寄り掛かる。 例え味方でも、自分の意に介さない者は切り捨てる……。 これが、以前クレアが言っていた、人の『狂気』と、云うものなのか……。 敵将ながら、ロズウェルに同情すら、ネルは感じた。 だが、こちらが負ける訳には行かない。 シーハ―ツ全ての臣民の生命と未来が、自分達の双肩に掛かっているのだ。 クレアが今後の作戦行動を説明する。一同全員がその案に同意し、頷いた。 「勝負は、三日後です……」全員の前でクレアはそう、宣告した
372 :
00 :03/05/05 17:11 ID:+ahquDVC
とりあえず、ここまでです。 次は、必ずや戦闘シーンに……って、 エッチシーンを目指さなければ駄目ですねw >362さん、自分の垂れ流し的文章を読んで頂いて、ありがとうございます〜w え〜と…すみません。その通りです……とりあえず、自分設定、という事で お許しください〜。
373 :
00 :03/05/05 17:19 ID:+ahquDVC
今…改めて読み返したのですけど…ちょっと、やり過ぎでしょうか? う〜ん…続けて良いものか、どうか……。
00さん、LIVEで楽しませていただきました。 馬車内の仲むつまじい雰囲気も良し、 本部の空気が乾燥しそうな緊張した雰囲気も良し、ですね!
>>00 氏
うーん、話は面白くていいんだけど個人的にはオリキャラ多すぎかな、と思ったり…
なんだかこのごろ投稿の頻度がおちてるにゃ〜。 今なお続けているクリエイターの方々がんがってくだせえ。 個人的にはフェイクレの純愛ものがスきっす。
あぼーん
ふぅ〜…やっと終わった。この前の続きおば一つ
「ここか……」 吹き荒ぶ風の中、男は大屋敷の門前で立ち尽くす。 「…行くか」 男は力強く大門を押し開き、中へと入っていった。 after… 「ん…ヌチャ…」 シランドまでの道中、二人は何度も唇を重ね、下半身を擦り合わせた。 普通に歩いても丸二日は掛かるであろう道程を超低速で進む二人は道中、何度も高潮していた。 「はぁ…」 二人の舌が唾の糸で結ばれている。 離れた唇を再び繋ぎ合わせ、それに合わせてお互いの胸を揉み合う。 「あっ…良い…の…」 あれ以降の二人の体は熱しやすく終わりやすい、という様になっていた。 二人はここで一旦行為を終え、再び歩き始める。 「…あいつら見つけたら…何してやろうか…?」 ネルがクレアに訊ねる。 「そうね…とりあえず、勘弁してって言うまで止めさせてあげないわ」 「それは当然の事だろ?」 「ふふ、タンパク質抜き取ってあげるわ」 陰魔の笑みを浮かべながら、二人は足を前に運ぶ。
半日歩き、二人は見慣れた道に出た。 カルサアとアリアスを結ぶ、国境を含む道。二人は底知れぬ安心感と激しい性欲に見舞われた。 「多分…もう少しであいつら見つかると思うよ…。私の勘は良く当たるんだ」 その言葉を半信半疑にクレアは辺りを見回してみた。 「……誰もいないわ」 「すぐに見つかるなんて誰が言った?」 「私が」 「何時?」 「…今」 クレアが遠くを眺め、そして指を指す。 指の先200m辺りの場所に、青い髪を靡かせて走ってくる男の姿が見えた。 「あれは…。私の勘はやはり当たるね」 ネルは頭を掻きながらほくそ笑む。 「丁度こっちに向かって来てくれてるみたいだし…探す手間が省けたわね」 二人はニヤニヤと口元をゆがめながらその場で立ち止まった。
「ハァ…ハァ…」 フェイトが息を切らしながら走っている。 辺りをキョロキョロと見回しながら走る姿は一言で怪しいと言えよう。 「二人とも…何処行ったんだ?一週間も音沙汰なしなんて…」 同じ一人事を繰り返しながら、フェイトは昨日から走り続けていた。 「二人に限って…まさか…」 考えたくない事が頭を過ぎり、フェイトは頭を横に振り雑念を取り払おうとする。 「信じなきゃ始まらないよな!」 頭をスッキリさせてフェイトが顔を上げると、坂の上に二人の女性が佇んでいるのが目に入った。 一人は紅、もう一人は銀の髪を持っており、一目で誰だか分かった。 「ネル!クレアさん!やっと見つけました!!」 フェイトは全速力で坂を駆け上り二人の目の前で足を止める。 顔筋を伝る汗を服で拭き、手を膝に当て前かがみになって体を休めている。 「二人とも…何処行ってたんですか…?探したんですよ」 「探す?何言ってんだい。私達とあんた達はずっと一緒に居たじゃないか」 フェイトの言葉にネルは首を傾げた。 「は?一緒に居たって?居るわけ無いじゃないですか。それに僕達って…」 「誤魔化したって無駄ですよ。私達の体がちゃぁんと覚えてるんだから」 そう言うとクレアはフェイトの体をその場に押し倒した。 そして倒れこんだフェイトの上に跨り、ナニをズボン越しに擦る。 「ぅぁ…っ。ど、どうしたんですか!?止めて下さいよ!!」 突然の事態に戸惑う事しか出来ないフェイトだったがとりあえず口先だけでも停止させようとした、が、 「私達をこんなにしたのは…あんたじゃないか」 叫びつづけるフェイトの口を塞ぐかのように、ネルの柔らかい唇が重なる。 「!!!」 フェイトは声に為らない叫びをあげる。 「そうよ。責任…取らせてあげるんだから」 クレアはフェイトのズボンをゆっくりと脱がし始めた。 そしてトランクスも一緒に捨て去り、出てきたいちもつを口の奥深くまで、ゆっくりと沈めさせて行く。
根元を握り、自分の顔を上下させナニを上手に刺激する。 「ふふ、またこんなに大きくさせちゃって…」 クレアは一旦口を離し、先端の皮剥けの部分を指で弾く。 「節操無しですね」 再び口を大きく開き、今度は素早く出し入れさせる。 「あっ…ダメだ!出るっ!!」 フェイトは渾身の力を込め体を振り、クレアとネルを自分の周りから引き離し、それと同時に射精した。 体を振っていたため、おかげで辺り一面が白い液溜まりが出来ていた。 「ハァ…ハァ…ハァ…」 「あ〜あ、勿体無いことするな、フェイトは」 フェイトの体から離されたネルは、自分の体にかかった濁液を舌でペロリと舐める。 「言っとくけど、休みは無いよ」 ネルは一瞬でフェイトの真横に座り、お互いの衣服を切り裂いた。 「な、何してるんだネル!!?」 「見ての通りさ」 ネルは地べたに倒れるフェイトの顔の上に、自分の股間が来るような 微調整を繰り返した後、腰を下ろした。 「んんぅ!!?」 「ぁあ…フェイトの鼻息…ゾクゾクするよ…」 ネルは自分の下半身を走る衝撃に悦っていた。 抵抗を見せて居たフェイトだったが理性とは裏腹に体が勝手に動いてしまった。 頭で止めようとしても、勝手に舌が出てしまう。飛び出た舌はそのまま昇り、 ネルの秘所へと入っていく。
「ふぁっ…んぅ…そこ、良い…!」 ネルは体を垂直に保ったまま、快楽にふける。 「ネルばかりはずるいわよ」 クレアもいつの間にか服を脱いでおり、参戦してきた。 ネルとは逆に、フェイトの下半身辺りに目標を定めた。 そそり立つフェイトのナニを握り締め、自分の物と結合させた後、腰をゆっくりと下ろしていった。 「んんぅ!!良いわぁ!!いつやっても最高に気持ち良いのぉ!!」 「ン…はぁ…ピチャピチャ」 フェイトはネルの尻を揉みながら丹念にネルの秘所を舐め上げる。 「あふぅ…き、気持ち良いよぉ!!」 その隣ではクレアが自らピストン運動を繰りかえしていた 「凄いよぉ、フェイトさんのペ○スが私の中にジュブジュブ入ってくのぉ!!」
「くくく…」 机の上に積み上げられた大量の札束を眺めながら、クレイマンはおかしそうに笑っている。 「私はやはり頭が良い。実に愉快だ…」 クレイマンが顔を手で覆いながら笑っていると、 「……何が愉快だって?」 ドゴォ!! ドアが吹き飛び、クレイマンの頬をかすめる。 クレイマンはしばらく唖然としていたが、 「何が愉快かって聞いたんだよ!」 「き…貴様は…アルベル=ノックス!?」 扉の向こうに立っていたのは刀を構えたアルベルだった。 「ふん、女二人を見つけて来てくれとお偉いさんに頼まれたんでな…。 …ほぉ……」 アルベルは辺りを見回し、微笑する。 「こんな陰気な部屋で自慢のお人形と一緒に女遊びか…良い御身分じゃねぇか、クレイマンよぉ…!!」 「な…何故俺の事を…!?」 「阿呆、漆黒団長の俺が貴様の事を知らぬとでも思ったか?てめぇの事ならよく知ってるぜ。 年齢27、出生地アーリグリフ城下町、餓鬼の頃から小動物虐待の理由で異端審問官に目をつけられてたな。 そして昨年、戦争のゴタゴタに紛れて違法にも国を飛び出した。ふん、野垂れ死んでいれば良かったものを。 クレイマンと言うのは正式名称じゃねぇな?確かてめぇは国内きっての肉粘土の人形師だったな。 それで一部の熱狂的な奴らから粘土男という意味でクレイマンと呼ばれ始めた…だろ、クソ虫?」 アルベルは前もって憶えといていたかの様にすらすらと言いのける。 「…俺の事を良く知っているようだが…俺に何の用なんだ?」 「惚けてんじゃねぇ、クソ虫が!…同盟国の要人に手を出した。貴様は国家反逆罪その他諸々に問われている。 ったく、ココまで嗅ぎ付けるのに苦労したぜ。この場所知ってる奴なんか一人もいなかったからなぁ」 アルベルはクレイマンの隣に立ち並ぶ三人、いや、三体を見据え、微笑した。 「ほう…外見はなかなか上手く出来ているなぁ…」 「そうだろ。ゴッドハンドとでも呼んでくれ」
クレイマンは目一杯虚勢を張って見せるが、 「クソ虫が!何が神の手だ?神と外道をはき違えるんじゃねぇ!! 俺は神や仏みてぇな、くだらねぇ脆弱な阿呆どもが作り出した精神論は信じねぇが、 てめぇみてぇなクソ虫とは月と鼈程の違いがある事ぐらい知ってるぜ!!」 アルベルは顔に太い血管を浮かび上がらせながら一歩ずつ歩み寄る。 足を前に出す度に襲い掛かる極度なまでのプレッシャー、この空間に居るだけで魂を根こそぎ 奪われてしまいそうな恐怖感、全てがアルベルの怒り具合と恐ろしさを物語っていた。 『くっ…何だこの重圧感は?これが…これがあのヴォックスと対等とまで言われた 『歪みのアルベル』か……?』 空間が揺れている。亀裂の入っている壁は音を立てて剥がれ始めた。 右手に持たれたカタナからは恐ろしいまでのオーラが窺えた。 殺られる!クレイマンの動物的本能が生命の危険を感じた。 「ちッ…殺れ!てめぇら!!」 命令を受けた三匹はアルベルに飛びかかるが、 「…こんな土人形如きで俺を倒せるとでも思ったか?」 一閃。アルベルの義手と刀がフェイトとクリフを切り裂く。 斬られた二匹は、土の塊となりボロボロと崩れ去っていった。 「いくら形が似てようが、所詮ただの木偶人形か…」 残ったアルベル?がアルベルに飛びかかってくる。 「コピーがオリジナルに勝てる訳ねぇだろ…!」 アルベルは握り締めた拳で人形の顔を吹き飛ばす。 「ふっ…。自分を殺すってのも悪かねぇな」 「ちぃっ!!」 手下を全て失ったクレイマンは、右手を何やら動かし始めたが、 「おっと」 アルベルの刀が一瞬の内にクレイマンの右腕を切り落とした。
「ぎにゃぁぁぁぁぁぁあぁぁあ!!!!」 激しい痛みに襲われ、クレイマンは地面を転げまわる。 その隣にある、無残にも切り捨てられた右腕が生々しかった。 「確か、この右手で創られた土人形は意志を持ち、イメージした人間クリソツに出来上がるんだろ? 少々厄介だが、つまりその癖の悪い手さえ切り落としゃあ、てめぇはクソ虫以下のクソ虫、 キング・オブ・クソ虫って訳だ。よくよく考えてみれば、貴様は自分で作った人形に話し掛けていた って言う事だろ?こいつは傑作だ!そんなんだから審問官に目ぇつけられるんだ。お人形ごっこは ガキの遊びだぜ、阿呆?」 そう、ココに居たフェイトもクリフもアルベル、全てはクレイマンが創り上げた虚像物に過ぎなかった。 逆に言えばネルもクレアも人形ごときに快楽を求めていたという事。本人が知れば どれだけプライドが傷つけられる事か。いや、どちらにしても既に手遅れである。 床を転げまわるクレイマンの腹を右足で踏みつけ、鼻先に刀を突き付ける。 「おい、女はどうした?何処に居る?」 「…んだよ…」 「あ?何だって?」 よく聞き取れなかったアルベルが聞き直すと、 「遅かったなぁって言ったんだよ!!!」 アルベルが一発腹に蹴りを入れ、さらに問いただす
「どういう意味だ?」 「ココにあの二人は居ねぇよ…。更に言えば、ゼルファーとラーズバードって女自体この世には居やしねぇ」 「この世には居ねぇって…まさか殺しやがったのか!?」 「俺は女には手をかけねぇ主義なんだ…そういう事じゃねぇ…」 「じゃぁどういう意味だ?言ってみろ」 「知りたいか?はぁっはっはっはっはっはぁ!!!」 クレイマンの生意気な態度にアルベルが切れた。死んでいないのならば問題ないと判断し、 鼻先に当てた刀を深く差し込む。仮面は真っ二つに割れ、そこからはおぞましい形相が見えた。 今際の際まで叫びし、腐り果てた口は二度と開く事は無かった。 「ちっ…胸糞悪いぜ」 アルベルはカタナを引き抜き、付いた血を振り払い、鞘に収め部屋を後にする。 『ククク…あいつらはな……既に…』 「ぁあ!!イク!!フェイトの舌が!!イクぅぅ!!」 「あぁん!!いい!!私の奥に!フェイトさんのがぶつかって!気持ち良い!!イク!イっちゃうぅぅ!!」 「っぁあ…!出る!」 「ふぁあ!!出して!!フェイトさんのいっぱい出してぇ!!」 「んぁああ!!次は!私の番だからねぇ!!」 三人は絶頂を越え、激しく漏叫し合った。 「「「あああああぁああぁぁぁぁ!!!」」」 宴は何時までも続く 『・・・・・・ただの…雌犬だ……』
ふ……、こんな文章を作った私を批判したいなら幾らでもするがいいさ。 糞みたいなネタゴメンなさい…。 まぁ言い訳をさせてもらえば第一個目から時間がかかり過ぎたのと12時までというタイムリミットが 有ったのと、自分がこの話に飽きていたという事が原因です。 これからは自由だぁぁ!!
>>00 氏
>今…改めて読み返したのですけど…ちょっと、やり過ぎでしょうか?
う〜ん…続けて良いものか、どうか……。
とーんでもない! オッケーです。 もうDIOも「WRYYYYYYY!!」って感じで
(意味不明)
>>95 氏
激しく乙。
いや〜〜 寝る前に確認しといてよかった! 糞ネタ、なんてとんでもないです!
これからもクレアをよろしくぅぅぅううぅ!!w
初めまして。 いままでROMってましたが、私もつい書いてしまいましたので枯れ木も山のにぎわいと投稿しておきます。 少し好き嫌いがある内容かも…(汗)。 お気付きの点等ご指摘いただけると有り難かったりします。 とりあえず『無題』で(笑)。 ─────────────────────────────────── 鉱山の町、カルサア。 シーハーツの隠密ネル=ゼルファーの手引きと、彼女の部下たちのかく乱により フェイト=ラインゴッドとクリフ=フィッターの二人はこの町へ身を寄せること になった。 宿屋に入るなりネルは『定時連絡』を取りに部屋を出て行く。 フェイトと二人になったのを見計らうとクリフは独り言のように言う、窓の外 をつまらなそうに眺めながら。 「俺に大人しくしろってのは表へ出るなってのと同義だからな。ココでジッと してるぜ」 町の入り口で不調な所を見せた手前、彼といると体調のことに気を遣われそう だと思い、フェイトは宿屋を出て気を紛らわせる事に決めた。 偶然が重なって流れ着いた辺境惑星の、通りすがりに過ぎない町を歩くのは今 日一日きり、今回が最後だと考えたからだ。 今回はたまたま敵性戦闘艦が銀河連邦のリゾート惑星まで紛れ込んできたもの の、本来宇宙戦争なんてニュースで見る話題でしかない。 はぐれた両親やソフィアともすぐに再会できるだろう…。そんな風に考えなが らカルサアの町並み、そしてそこで暮らす人々を眺めて歩く。
391 :
390 :03/05/06 21:56 ID:3AhyH2Sg
建築物の壁越しに歩いていくと、その向こうに墓地が広がっているのに気付い た。 一瞬自分が誰かの墓参りに来たような錯覚がして、『縁起でもない』と頭を振 る。 もう一度墓場に目をやった時、知っている人影を見た。 一人はネル=ゼルファーだ。もう一人の初めて見る人と何かを話している。 恐らくコレが定時連絡なのだろう。 思わず壁際に身を潜め空を見上げる。 『ネルさんはボランティアで僕達を助けてくれたワケじゃない、そんなコト 判ってたはずだろ…』 彼女もまた戦場で生きる者、今まで自分の身柄を拘束していたアーリグリフの 軍人と大して変わらないのだ。 その事実に軽い衝撃を覚えている自身に半ば驚きながら立ち尽くす。 『それを言ったらクリフだって…何か目的が在って僕を助けてるんだ…』 急に孤独感を感じて自分を抱き締めるように胸の前で腕を組み、そこへあごを 埋める。 ふと目の前を一人の女性が通り過ぎた。先程までネルと墓地で会話していた相 手だ。 すれ違いざまこちらを見ていた気がするが、通り過ぎてしまった今では確認す る事もできない。
392 :
390 :03/05/06 22:01 ID:3AhyH2Sg
「どうしたんだい?フェイト。一人かい?」 そこへネルが声をかけてよこした。 壁から背を離して彼女に向き直ると、ネルが笑顔で歩み寄ってきた。 「あ…はい。まだ休むには日が高いから…」 「そうかい。でもあんたで良かったよ。二人で話がしたいと思っていたから ねぇ」 思わぬ台詞にフェイトの心臓が一つ、大きく跳ねた。 「クリフは少々…お邪魔なんだよね…」 いたずらを思い付いたようなネルの笑顔。 彼女はフェイトの手首をつかみ、墓地の奥へと引っ張って歩み出す。 「えっ?いったい何を?…」 墓地の最奥に来た時、ネルはフェイトを手近な墓石に押し付け唇を重ねた。 ロマンティックさのかけらもない、まるでレイプのような乱暴なキス。 ネルは無理矢理に舌でフェイトの唇を剥くように開くと同時に、大量のだ液と 小さな固形物を流し込んできた。 彼女は自分のだ液ごとすべてがフェイトの口内におさまったのを期に顔を離し て、吐き出さないように手で彼の口をおおう。 「んぐっ!んぶっ!ゲホっゲホっ!」 むせ返っても何も出てこないのを確認すると、ネルは彼の口から手を離した。 彼女は喉元を押さえるフェイトの右手をつかんで自らのマフラーを取り払い、 それで彼の腕を墓石の上の十字架の部分へ縛り付ける。 それでもまだ長く余っているマフラーの反対の裾で左手も同じように括り付け た。
393 :
390 :03/05/06 22:04 ID:3AhyH2Sg
墓石の上に付いた飾りの十字架に張り付けの形になる。 「ネルさん?…何を?…」 フェイトは完全に腕が固定されているのを確認してみせるように体を揺すっ た。 「悪いねぇ…こっちも戦争中だからね、あんた達の素性を聞いたまま鵜呑みに もできないんだよ…」 「えっ?それって…一体…?」 ネルは当然のコトを聞くなと言いたげに肩をすくめる。 「あんた達が本当にグリーテンの技術者かどうか、体に聞くと言うわけさ」 彼女は右手を振りかぶると、ぴしゃりとフェイトの左ほほを殴る。 「飲んでもらったのは『自白剤』…血の巡りを良くするほど効果は高くなるん だよ」 かえす腕で右のほほも殴った。 「やっ…やめて下さい!僕達があなたを騙して何の得が在るんですか?」 その言葉を聞きネルは呆れたような表情をした。 「あたしのコトはどうでも良い…あたしが心配してるのは仕えている国のコト さ!」 言うと同時にもう一度フェイトの横っ面を張る。
394 :
390 :03/05/06 22:10 ID:3AhyH2Sg
「おやおや…」 フェイトはその言葉を聞いて、瞑っていた目を開けた。 ネルがあざ笑うように視線を下に向けているのを見て、その視線の先を追う。 フェイトのズボンの前の部分が通常よりも明らかに持ち上がっていた。 彼自身もまだ自覚していない、いわゆる『半勃ち』と言う状態だ。 「女に殴られて勃てちまってるのかい?フェイト」 「ちっ!…違います!」 答えた瞬間、またネルの平手が飛んできた。 「この口は嘘を付く口だね!」 ぱん!ぱん!と乾いた音が、墓地に響く。 やがて殴る手を休め、ネルが考え込んだ表情になった。 「そう言えば…アーリグリフの拷問も耐え貫いたって…話じゃないか?」 ネルはおもむろにヒザをつくと、フェイトのズボンの飾りや金具を外しはじめ る。 「ならばコッチはどれぐらい我慢強いのかねぇ?」 言いながら一息にズボンを足首までずり降ろす。 ネルの目の前に姿をあらわしたソレは膨らみかけているものの、未だ硬度は得 ずダラリと下を向いていた。 フェイトの特徴を見て取ると彼女は顔を上げて訊ねる。 「剥いても大丈夫かい?」 彼女の言葉通りソレは先端のみを外気にさらし、亀頭の大部分を包皮の中に収 めたまま。 ネルはその肉棒を人さし指と親指で摘んで揺らして見せた。 フェイトは屈辱と羞恥心で、どう言葉を発するべきか答えが出せない。 ネルはつまらなそうに鼻を鳴らすと、彼の包皮を根元まで引き剥いた。 本人の心とは裏腹にかなりの体温を集めていたらしく、その瞬間亀頭からかす かに湯気が舞う。
395 :
390 :03/05/06 22:19 ID:3AhyH2Sg
「少し匂いがキツイんじゃないか?風呂上がりを狙えば良かったかもね…」 そう言って眉をひそめながらも、顔をフェイトの股間へ近付けていく。 やがて小さく『はぷっ』と音が聞こえた瞬間、フェイトは股間に衝撃を受けた ように腰を退いた。 しかし退いた先にはもちろん墓石があってさほど下げる事もできず、彼女の唇 の攻撃をソコへ受ける。 狂ったようなステップを2・3踏んだのちに短く「漏れる!」とうめいた。 その言葉の違和感に気付いた瞬間、特有の瞬発力でネルがフェイトから身を離 す。 すると同時にフェイトの先端からダラダラとだらしなく小便が流れ出た。 初めて他者から亀頭に受けた快感が強烈すぎて、性感を呼び起こす前に下半身 の締まりを緩くしてしまったのだ。 「服を汚すと後で面倒だ…」 足下のズボンに小便がかからないように、ネルは刀を伝わらせて小便を誘導す る。
396 :
390 :03/05/06 22:23 ID:3AhyH2Sg
「…でもまさか、お漏らしとはね…じゃ、お子さまに相応しい刺激を与えてや るとしようか…」 剥いた皮を元の状態に戻すと、かぶせたまましごき立てた。 「んはっ…ぅ!…」 フェイトの口から出るのは、切ないリズムを刻む荒い息だけ。 思いがけずソレは、普段のフェイトの自慰の方法と同じだった。 「おやおや…さぞかし立派な銘の在る刀なんだろうね。サヤも立派なもんだ」 ネルは心底楽しいといった表情でフェイトの股間を見つめている。 そこでは彼女のひとしごき毎に『肉の刀』が鍛えられて、上を向いていく光景 があった。 「今度は漏らすんじゃないよ!」 忠告してから再度ネルの頭がフェイトの股間に埋められる。 口でカリの部分を包むと包皮の上から自分のよだれをまぶし、先端のシワに なった部分を甘噛みする。 そのまま唇をすぼめて、カリの形に沿うように深くくわえこむと、包皮の先端 が開いたところへ舌を滑り込ませた。
397 :
390 :03/05/06 22:29 ID:3AhyH2Sg
「んふあぁー!」 瞬間フェイトの間延びした悲鳴が墓地に響いた。 ガクガクと震えているフェイトのヒザを両手で押さえ付け、ネルは舌に力を加 え包皮の中で踊らせる。 ネルのよだれが絡み付いて緩衝剤がわりになり、しかもフェイト自身が充分に 勃起していた事も相まって尿意は催さなかった。 そのままカリのエラの部分を丹念に舌でしごき、包皮がマフラーのようにカリ 首の部分へたくしあげられる。 ネルが自分のよだれとフェイトの先走りが混ざりあった粘液をこぼさないよう に、口をすぼめたままゆっくりと肉棒を抜き取った。 フェイトが上からその様を見つめているのに気付くと、ネルは上目遣いに視線 を受けながら『ごくり』と音を立てて飲み込む。 妖しい笑顔を浮かべたままサオの中程に手を添えると、ゆっくりと根元に向 かって包皮を剥き下ろした。 そして彼女は自分の髪の毛を数本抜くと、指でこよりを作ってフェイトのソレ の根元に巻き付ける。 「道具の用意が無いからさ、今日はこのハチマキでもう少しがんばっておくれ よ」 包皮が戻るのを防ぐと同時に陰茎に集まり始めた血液の逃げ場を無くし、ひと きわ怒張を際立たせる。 普段はカリ首と密着しているカリのエラがこわばり、立ち上がって、まるで威 嚇しているように見える程だ。
398 :
390 :03/05/06 22:34 ID:3AhyH2Sg
ネルは立ち上がりフェイトの右側に並んで立つと、右手で彼の股間をしごき始 める。 「これからが本番だよ?」 フェイトは自白剤と快感で白くなりかけた意識を、ネルの唇に集中する事でな んとか保っていた。 そして黙ったままうなずきで答えてみせる。口を開けば喘ぎと一緒に股間から ほとばしりそうだったから。 その間も下半身の方からは粘液の放出を促し、ソレをまぶしてはさらなる放出 を促す『くっちゃ、くっちゃ』という音が続いている。 「じゃ、試してみようか…最初の質問は聞かれなくてもわかるだろ?言ってご らん…」 「ぅ…うぁ…」 股間の快楽を抑えるのに必死で、マトモに口が利けない状態になっているフェ イト。 「言ってごらんよ!」 熱の帯びた声を出して、ネルが怒張を包む手に力を込めた。 「ほらぁ!!」 かけ声とともに一気に根元までこぶしを引き降ろす。 その瞬間、フェイトの体が大きく波打ち、股間から突き出たものが絞り出すよ うに『ぎゅんっ!』と一際こわばった。 その後も余韻のように『びくん、びくん』とサオが脈をうつ。
399 :
390 :03/05/06 22:44 ID:3AhyH2Sg
「ぁ…ぁかっ…かはっ」 フェイトは自分の先端から放出されるべきものが出されないのを見て驚きの表 情になる。 「さっきの『こより』だよ…」 先程ネルがフェイトの根元に縛った髪の毛が、彼のほとばしりをせき止めてい るのだ。 それでも全てを止めているわけではなく、ヌラヌラと先端からこぼれてきてる ものは在るが。 「男なんて一回出しちゃうとおしまいだからねぇ…こうでもしないと拷問なん て出来たモンじゃないよ」 懇願するような目でネルを見るフェイトを、彼女は逆に睨みかえす。 「さぁ!本当のコトを言わないといつまでもこのままだよ?」 彼女の手は単純な愛撫をくり返し、フェイトに絶頂をくり返し味あわせようと する。 「ひあ!…僕らはぁ!…うぅ…敵じゃ…なっい!」 股間のうずきに堪えても仕方のない事を宣告され、フェイトの口がやっと言葉 を紡いだ。 「ハん?味方だってかい?まぁ良い。アーリグリフのスパイじゃあ無いんだ ね?」 ネルの言葉を聞き、フェイトの首が操り人形のようにガクガクとうなずく。
400 :
390 :03/05/06 22:49 ID:3AhyH2Sg
「じゃぁ本題だ。どこから来たんだい?」 再びフェイトは黙りこくって快感の中へ耽溺していった。 ネルが空かさず右手に力を込めると、再度彼の体は反り返り股間のモノが 『ビーン!』と張り詰める。 裏腹に先端から白い粘液がひと固まり、チュル…と流れ出る。 彼は喉の渇きを空気中の水分で癒そうとするように、あごを突き出して呼吸を 荒げた。 「かはっ…ぁはっ…グ…リーテン…」 「それはあたしの話にのって合わせてるだけなんじゃ無いのかい?」 フェイトに休みを与えないように彼女の右手はますます早く擦りだした。 「んかっ…ぁ本当!…ホントぉう!…」 「さぁ?それはどうかね…!、3回目!…ホラ!4回!」 フェイトが絶頂を迎えるのを彼女の手の中に感じると、ネルはそれをカウント し始めた。 「…また!8回!…全く、こんなに早いんじゃ危なくてハメられやしないよ…」 「ぃ言います!…言いますっかぁら!…」 フェイトの悲鳴にも似たその言葉を聞いてネルは満足そうな顔になる。 「あぁ、吐いちまいな」 彼女は握っていた手を離すと、先端を指で『ピン!』と弾いた。ビクンと身震 いするフェイト。 「…そしたら全部出させてあげるよ?」 ネルは熱の退いた普段の口調に戻り、フェイトの右肩に左手を乗せると彼の瞳 を覗き込んだ。 涙で縁取られ快楽に淀み、潤んだその瞳を。
95さま まさに御立派な作品で、ありがたく××させて(ry これからも頑張って下さい!
402 :
390 :03/05/06 22:56 ID:3AhyH2Sg
「ぼ…僕は地球人で…」 それからフェイトは全てを告白する。 ハイダで襲撃に合い、脱出した事。宇宙船の事や未開惑星保護条約など、彼が 知りうる全てを。 全部語り終えると、フェイトはうなだれて腰を突き出した。 その無言での要求は、射精させてくれ、という印だ。 ネルの方は聞いた話が全く理解できずにいた。背を向けたまま肩をすくめて頭 を振る。 「やれやれ…ちょっと薬が効き過ぎちまったかねぇ…技術者の頭の中ってのは わかんないよ」 中世の人間に惑星間航法を説いたところで、後に宗教へと変化する事もありえ なくはないだろう。 しかし彼女にとってフェイトの話は、まさに科学者の妄想以外の何ものでも無 かった。 ネルはフェイトの方へ向き直ると、最後の確認をする事に決めた。 「とにかく…あんたはアーリグリフに与する者じゃ無いんだよね?」 問われた者の首が小さくうなずく。 ネルはため息を吐いて、つかつかとフェイトに近付いた。 彼の頬に優しく手を差し伸べる。続いて手の甲で額にかかった前髪を除けてや り、汗を拭ってやる。 「すまなかったねぇ…戦争のせいにするわけじゃ無いけど…」 顔を近付けると、今度は優しく口づけをした。
あ、邪魔してしまいました・・・・390さまスイマセン
404 :
390 :03/05/06 22:59 ID:3AhyH2Sg
唇を離すとネルの頬は少し上気して紅色に染まり、表情は柔らかく微笑んでい た。 「おわびだよ。避妊具でもあればヤラセてあげるトコなんだろうけどさ…」 フェイトはもう何も聞こえていないようだったが、視線だけがネルの顔を追っ ている。 ネルはひざまずき、紅の髪がフェイトの股間へと落ちていく。 「最後に言っとくけど。あんた、この事は忘れちゃうんだよ?」 視線を上げ、上と下でフェイトとネルが短く見つめあう。 「薬の効果でね…。…ホント、済まなかったね…」 そう言ってからネルはフェイトの先端を口に含むと、小刀で手早くこよりを切 る。 それ以上促す事をしなくても、せき止められていた精液がネルの口の中へ一杯 に吹き出す。 そのまま唇を離さずに、鼻腔からくぐもった息を逃がしながら全てを飲み干し た。 フェイトは上からその様子に見とれていた。 最高の開放感と、快感の絶頂の中で意識が遠のいて行く。
405 :
390 :03/05/06 23:04 ID:3AhyH2Sg
「なんだ?一緒だったのか?」 クリフの声にハッと我に帰ると、そこはカルサアの宿屋の中だった。 声の主はベッドに腰を下ろし、にやけた表情でこちらを見ている。 いつの間に戻ってきたのか自分でも理解できず、思わず周囲を見渡すフェイ ト。 彼の後ろではネルが微笑んで立っていた。 彼女と並んで帰ってきた事を、クリフは言っているのだろうことは理解でき た。 「あ…あぁ、入り口の所で偶然…」 ネルに問いただすわけにも行かず、思わずごまかしたが、クリフもネルも納得 したようだ。 「明日は早くにここを出るよ。今のうちに充分に休んでおくんだね」 ネルの言葉がクリフの邪推を遮ると、フェイトは違和感を感じながら休む事に した。 『まさか、表を散策している間の記憶が無いなんて…誰にも言えないよな』 その横顔を見つめてるネルの視線が今までに無く優しかった気もするが、確認 できないまま眠りに落ちていくフェイトだった。 ─────────────────────────────────── うーん…こんな感じですた…。 駄文スマソ。次があればもう少しガンガリマツ。
俺も最近別スレに浮気中っぽい…。
407 :
名無しさん@ピンキー :03/05/06 23:19 ID:uXRXELHH
390氏(・∀・)イイ! 途中あまりにネルたんが鬼畜でフェイトたんが可哀想だったけど 最後にはやっぱりやさしいネルたん(・∀・)イイ!!
あぼーん
>>390 乙!! いやぁ〜〜始めのうちは「どどどーすんのよ、ネルゥゥ!?」
って感じだったんだけどまとまってくれてよかった〜〜。
しかしSがはまりすぎるなネルは…… 次回作に禿げ期待!
保管サイトが消えとるような・・・・・・・
412 :
38 :03/05/07 08:09 ID:Orp1RUl5
萌え.jpのSOスレにうpろだ直リンかまされたせいで過負荷で消えたのかなと思ったら 第61サーバが落ちてるだけのようです。 サーバ復活しても表示されなかったら消えてます。 ていうか、ナシモト氏のところは小説サイトみたいな形式だったんですね。 ハンドルごとにログチェックしないといけないYO…
413 :
名無しさん@ピンキー :03/05/07 12:16 ID:5dLh5BMF
あぼーん
>>黄昏氏 正妻はこちらだと信じてます!! 期待してまっとりまっせ。
>>415 リアルで浮気なんぞしたら…俺、確実に殺されるな…。
>>345 の続きでエッチ前まで投下します。少しだけですがどうぞ。
「な、な、な、なんでそうなるんですか!?」
フェイトはしどろもどろになって質問する。ウェルチは動揺している彼の顔の前に、
ステッキをビシィッと突きつけてから答える。ご丁寧に先端の手の部分も指を指す形に
変えている。
「フェイトさん、これは賭けです」
「賭け・・・ですか?」
「そうです、私を抱いて、それでもマリアさんを思う気持ちがあれば、マリアさんとの
仲は修復可能。でももし私に夢中になれば、マリアさんとの仲は終わり。つまり、私の
感触と比較して、マリアさんの良さを再認識することがねらいなんですね。」
「た、確かに理屈はわかるけど・・・」
筋道が通っているようで通っていないが、今のフェイトに正常な思考は望めない。
ウェルチはそこをついて波状攻撃を仕掛ける。
「フェイトさんって実はマリアさんへの恋心はもうないんですね」
「な・・・!そんなことはない、僕とマリアの愛情の核爆弾でこの星を破壊できるぐらい、
ラブパワーはありあまっているさ!」
むきになって言い返すフェイト。それをみてウェルチはにんまりと笑う。
「ほんとうですか?だったら私を抱くぐらいで愛情が揺らぐわけがないですね。ぜひ、
確かめさせてください。・・・それとも、私の体に魅力が無いですか?」
ウェルチは胸の下側を掴んで上下に揺らす。胸が強調された服装であるため、余計に
映えて見える。
「うわぁ・・・」
その光景をよく見ようと胸に顔を近づけていくフェイト。だが、行動を咎めるように
マリアのかかと落しが脳裏に蘇る。
「だ、駄目だ、やっぱり浮気はいけない!そうだ、僕は貧乳が好きなんだ!貧乳好き
貧乳好き貧乳好き・・・」
挑発に乗るまいと、慌てて目をつぶると、フェイトはマリアの胸を思い浮かべた。
「貧乳マンセー貧乳マンセー・・・よし、峠は越えたぞ」 興奮を鎮めたことを確認すると、フェイトは目を開ける。 「何をぶつぶつ言っているのですか?」 すると眼前にはウェルチの顔があった。 「うわあぁぁああ!?」 叫びながら後ろに飛びのくフェイト。しかし、ウェルチのつぶらな瞳や濡れた唇などが しっかりと焼きつかれた。 「駄目だ駄目だ、キスをしたいなんて思っちゃ駄目だ!マリア、僕に力を貸してくれ・・・!」 マリアが自分に銃を突きつけるときの笑顔を思い浮かべ、フェイトは正気を取り戻した。 「ウェルチさん、もうマリアへの愛情は修復されました!だからあなたと一緒になる 必要はありません!」 少しだけ、いやかなり、いやものすごく名残惜しかったが、フェイトは言いきった。 しかし、ウェルチは動じることなくある行動に移る。 「フェイトさん、こういうことしたくないですか?」 ステッキを器用に動かし―――どういう機能なのかは不明だが―――人の手の形を しているステッキの先端を、起用に動かしてスカートをめくりあげる。 「おお!も、もう少しで・・・」 フェイトの期待が高まるが、まもなく股間が見えそうというところで、ステッキの 動きを止める。 「続きはフェイトさんの手でしてくださいね」 「そ、そんな・・・」 頭を抱えて落胆するフェイト。しかし、マリアからの脅迫という名の愛情はこの程度 では崩れないはずだ。 「ほ〜ら、こういうこともできちゃうんですよぉ〜」 今度は先端をパーの形にして自分のお尻を撫でる。スカートのしわが艶かしい。
「ウェルチさん!」 フェイトは決心した。もうここにいてはいけない、今すぐ出て行こう。ウェルチさんに 別れの言葉を言うんだ言うんだ言うんだ。 「何ですか?」 「寝室はどちらにあるのでしょうか?」 駄目だった。 「こっちですよ。んっふっふ、さあ、楽しみましょうね」 「わかりました!」 すでに頭の中は欲望に敬礼していたのであった。 「ええと・・・」 フェイトはマリアに言い訳する仮病を考えた。 「心不全、ぼうこうがん、大腸がん、肺がん、こうとうがん、眼底出血、 脳内出血・・・これくらいあればいいかな」 後は患者名や住所を塗りつぶした診断書があれば万事解決だ。テレビで白い人が やっていたから問題ない。 「ウェルチさん、今言った治療を治す薬を貰いに来たということでお願いします」 「完璧な作戦、ですね!本当は一発でばれるような気がしますが・・・」 そう思うウェルチだが、細かいことは気にしないことにした。なぜなら、これから 美少年の裸体が拝めるのだから。 「夢の続きが楽しめるわぁ〜」 足取り軽く、寝室へと向かうのであった。 今回はここまでです。またパ○ウェーブ研究所ネタを使ってしまいました・・・。
>>419 俺は最近スカラー波のせいか調子が出ない…。
前スレの
>>566 の続きでも投下するか…はぁ…。
ファリンはもうあの時の事を忘れてしまったのか、とタイネーブは思った。アルベルと
親しげに語らう彼女はとても楽しそうで、会話に割って入る事もできない。
と言うより、アルベルの方もどことなくファリンとの会話中に少しだけ笑みを浮かべている
のも気になる。どう見ても、自分達を地面に這い蹲らせて笑っていた男の顔ではない。
「(ど、どーなってるの!?)」
タイネーブの疑問をよそに…。
「あのぅ、アルベルさん…今度はいつ来てくれるんですかぁ?」
「…さあな」
「じゃあ、私の方から来ちゃいますよぅ?」
「…勝手にしろ」
「フフ、じゃあ、勝手にしちゃいますねぇ///」
「(な、何言ってんの、あの子?)」
「タイネーブゥ、ちょっとアッチ向いててぇ〜」
「え、あ、うん(何、何でアッチ向かないといけないの?)」
仕方なくタイネーブはファリンに言われるまま、城下町の方角に目をやることに。
「(…やけに静かだけど…)」
何となく興味の沸いたタイネーブはそーっと後ろを振り返ることにした。が、そこには
意外な光景が…。
「(…え――――――――――――――――――――!!!!!!!!????????)」
そこにあったのはアルベルにすがる様に口付けるファリンの姿。2人にとっては当たり前の
事だったのだが、タイネーブのショックは大きかった…。
「(なッ、何で『歪みのアルベル』と口付けなんてしてるのよ、アンタは〜!?)」
まあ、2人とも久々に顔を合わせたので、無理もないだろうが(アルベルは無理してない)…。
「(あ、あの子、いつの間にアイツとデキてたの!?)」
少しだけ盗み見るつもりが、少しどころではなくなってしまった。ファリンはアルベルの 方を向いて目を閉じているし、アルベルも目を閉じている…が。 「(…ゲッ、み、見られた!?)」 薄く目を開けたアルベルに睨まれ、慌ててタイネーブは城下の方に目を戻した。 生きた心地がしない。ファリンがよりによってあの男とあんな事をする関係だったなんて…。 「(いや、恋愛のカタチは人それぞれって言うけど…)」 嫌な現場に遭遇したものだ。そう言えば他の施術士の姿が見えない。多分、アルベルが来た 時に怖くなって部屋に戻ったのだろう。と、その時…。 「おまたせ〜、もうい〜よぉ!」 「え、えっ?」 どうやら終わったらしい。よく見ると後ろ向きに立ったアルベルがすごい目で睨んでいる。 「ふぇ? タイネーブゥ、どうかしたぁ?」 「…な、何でもない」 「じゃあ、アリアスに戻ろうよぅ」 「あ、ああ、そうだね…」 中庭の入り口の方に歩みを進め、ファリンはアルベルに何かを伝えた。さっきもそうだが、 2人が並んで立っているのを見ているタイネーブの心境は複雑だった。まるで、ファリンが 自分の手の届かない存在になってしまったようで…。 「何してるのぉ? 行こ?」 「う、うん…」 タッタと階段を駆け下りるファリン。だが、タイネーブは…。 「アンタ…あの子とどういう関係?」 「…貴様には関係ねーだろ、クソ虫」 「そ、そりゃそうだけどさ…」 「ならとっとと失せろ」 「…ファリンを泣かす様な事したら、今度こそ許さないからね!」 「貴様にそれができるのか? …阿呆が」 口答えする事もできず、仕方なくその場を立ち去るタイネーブであった…。
422 :
名無しさん@ピンキー :03/05/08 09:28 ID:S5QlHWnf
黄昏氏> キャラを崩さず描いているのが素敵です。 続きも期待しております(/・ω・)/アルベルー
パフィって需要ありますかね?久々に書いていいですか?
>>423 いいけどパフィだとなんだか薬を使って相手を逆レイプしてる
イメージがありますな
>423 もしくは変な薬をパーティメンバーに飲ませて、傍観して楽しんでそう。 女体化薬とか飲ませてフェイ子で遊びたい・・・
426 :
名無しさん@ピンキー :03/05/08 18:51 ID:JxLbvNg9
>>425 書く予定はありませんか?(;´Д`)ハァハァ
前置き5Kって多い方なんでしょうか、少ない方なんでしょうか・・・ エチー小説は書いた事殆どないから分からんです。 書き方も物凄く癖あるっていわれるし・・・ それ以上にエチーなシーンが書けません_| ̄|○挫折シソウデス... ここの人無茶苦茶上手いですね・・・驚嘆に値しまする。
>>めでぃーな氏 >マリアが自分に銃を突きつけるときの笑顔を思い浮かべ、フェイトは正気を取り戻した。 これにワラタ。 ウェルチ大爆走!! フェイトも然り。 こら〜目が離せませんな〜。 >>黄昏氏 グッジョブ!! ひさびさやーー!!
取り敢えず全部じゃないんですが、書いた奴出してみます・・・ 「フェイト様」 アーリグリフとの決戦前夜。 眠りかけていたフェイトは突如外からの呼びかけに反応する。 誰だろう?こんな時間に。 正直、すぐにでも寝たかった。 クリフの言った通り、「寝不足で負ける」なんて事になっては洒落にならない。 それにアミーナと約束している。 ディオンを無事に帰す、と。 約束は守らなくちゃいけない。 約束を守る為には僕がしっかりしなくては。 けど今こうして、安眠妨害をしてくれている人がいる。 クリフは横でぐっすり眠っている。 声は寝惚けているからよく聞き取れなかったものの、『様づけ』しているからネルさんじゃない。 すると、誰だろう。 何か大事な話でもあるんだろうか? でもそれなら、何故クリフも呼ばないんだろう? 第一大事な話なら寝る前でなく、昼にしておくべきじゃないか? などと色々な疑問が頭を駆け巡った。
だが声を掛けられてから絶えずそこに在る気配は動こうとしないのが妙に気にかかり、 ゆっくりと起きドアノブを回す。 目の前には、タイネーブさんの姿。 後ろにはやはり、ファリンさんも居た。 「あの・・・こんな時間に二人共何かあったんですか?」 その言葉を口から出した途端、ファリンさんは思いっきり含み笑いを浮かべた。 嫌な予感、虫の知らせ、第六感、エトセトラ、エトセトラ、エトセトラ。 こんな顔をするという事は、戦争に関して重要な話というわけではないのだろう。 しかも自分の中の色んな部分が、これ以上踏みこむのは危険だと告げている。 「実は貴方に折り入ってお話があります、個人的な事なのですが―――」 「あはは、もう夜が遅いなぁ。それじゃそういう事デェッ!?」 ファリンさんはにんまり笑ったまま、僕の腕を掴んでいた。 タイネーブさんは対照的に表情を変えないまま僕の口を塞いでいた。 「大声出さないでください。クリフ様が起きると面倒ですので」 それを聞いて一瞬頭が冷えて『もっともだ』と思った。 が、そう思ったから状況が好転するというはずもなく。 それどころじゃない、と思った時には完全に両腕を固定されていて。 結局のところこれ以上、踏みこむしかないようだった。
タイネーブさんとファリンさんの二人が寝せられていたあの部屋。 丁度フェイト達の部屋の隣にあたる所に位置する。 半ば無理矢理その部屋に入れられた後、最も驚いた事と言えば――― ネルさんとクレアさんが居た事だろうか。 二人はベッドに並ぶようにして腰掛けていた。 「悪いね、フェイト。こんな時間に起こしてさ」 「ごめんなさい、必ず生きて帰ろうと思っていますが万が一という事もあります。 話しておかなくては、絶対に後悔すると思うんです」 少しだけ安心した。 タイネーブさんはともかく、ファリンさんは何か悪戯好きの子供のようで。 何をされるかは分からずとも、気が気でなかった。 クレアさんが手で座るように、と促す。 そのままもう一つのベッドの上に座りこんで、目の前の二人を見る。 「実はね、フェイト。ここに居る四人とも、アンタの事が好きなのさ」 「そうなんですか。...............え?」 唖然、愕然、呆然。 そんな言葉が今のフェイトにはよく似合った。 どれだけ間抜けな顔をしていたのか、自覚していないだろう。 次第に何を言われたのか理解し、同時に顔が赤くなっていった。
「私達はこんな仕事をしています。自分の感情を抑えながら生きています。 ...貴方が変えてしまった。感情の抑制が出来なくなってきています」 「で、でも原因が本当に僕であったとしても僕自身はクレアさん達を"そうしよう"とは―――」 軽く、クレアさんは頷いた。 「分かっています。ですが、今こうして想いを告げないまま戦地へ赴くのは怖いんです。 考えるだけでも震えが止まりません・・・!」 一筋、クレアの頬を涙が伝う。 クレアさんからしてみれば、極真面目な話だ。 それは分かっているが、不覚にもその顔が綺麗だと思ってしまったのは男の性か。 自分を情けなく思っていると、横からネルさんが割り込んでくる。 「フェイト、言っとくけど私達は別に死ぬつもりはないの。ただ、万が一という事はやっぱり否定できないからね」 打って変わってこちらは震えも、涙もない。 だが何時もの凛とした顔から比較すれば、どれだけの負の感情を押し殺しているのか。 おおよその予測がついてしまうくらい、見ていて切なかった。 そうか。 彼女達は、兵達にこんな顔を見せるわけにはいかないんだ。 それもこれも仕事の為に。 国を護る事は大切な事だ、それは分かる。分かるが――― 泣く暇も与えてくれないとは、どれだけ過酷な事だったのだろう。 そんな状態に陥った事はない、だから全部理解は出来ない。 それでも、これ以上ない程に恐ろしくなった。 その想像もつかない程の重い時間を味わってきた彼女等が、僕を必要としている。 僕は彼女達に何が出来るのだろう。
取り敢えずここまでで・・・ 大した文才ないですが感想とかくれると嬉しかったりします(´ω`;)
435 :
名無しさん@ピンキー :03/05/08 22:14 ID:am4QWn6V
ファリンタソキボンヌ
ネル受けレズキボンヌ。
437 :
ノートン :03/05/09 22:19 ID:j+RZvMwP
近寄るんじゃねぇよ!
再度女アルベルものキボンヌ マヂデ。
きりのいいところまで出来ました。
>>419 の続きです、それではどうぞ。
ギルドの奥にある寝室の床に、一組の男女の衣類が脱ぎ捨てられている。
「ウェルチさん・・・なんて綺麗なプロポーションをしているんだろ・・・」
「フェイトさんこそ、逞しくて素敵ですね」
つまり、二人は裸になっていたのだった。現在、お互いに立ったまま、相手の体の
感想を言い合っている。
「それじゃ、さっそく始めましょうね」
ウェルチは興奮を抑えきれないのか、すぐにフェイトの股間に両手を持っていく。
「ん〜、あったかいわぁ〜」
「うあぁ、ウェルチさんの手がすべすべしてて気持ちいい・・・」
股間に感じる人肌に、感嘆のため息をつくフェイト。
「フェイトさんって見かけによらず、ずいぶん立派なモノをお持ちですね」
「ははは・・・、本当のところもっと大きくなるんですよ」
「本当ですか?それなら、ほんとはひいきしちゃいけないんですけど、フェイトさんの
ために思いっきり奉仕してあげますからね」
ウェルチは期待に胸を膨らませると、利き手で竿をしごきあげ、反対の手で袋を揉む。
「お〜きくな〜れぇ、お〜きくな〜れぇ」
「なんて繊細な指使いをするんですか・・・、上手すぎますよ・・・」
おまじないをするように呟いている彼女の期待に答えるがごとく、フェイトの竿は
さらに肥大化していった。
「大きい・・・。もうこれ以上ない出来ですね、ほんとすごい・・・」
新規発明品の採点で高得点が出たときのような感想を述べるウェルチ。
「貴重品は迷わずゲット、ですね」 そして根元から丹念に舐めあげていく。 「はぁっ、はぁっ、ウェルチさんの舌が僕のモノを・・・んっ!」 「あらら〜、もうさきばしったのですか?」 先端から液体が漏れているのを見て、ウェルチが意地悪そうに言った。 「だって、さっきからずっと興奮しっぱなしだったから・・・」 「そうでしたね。それじゃ、ちゃちゃっと出してしまいましょうね」 ウェルチは舌舐めずりをすると、竿の奥まで銜えこんだ。 「ん・・・ぷ・・・んふ・・・」 涎をたっぷりと絡ませながら、上下に口を動かすウェルチ。 「はぁっ、はぁっ・・・あぁ・・・」 程なくして、フェイトに射精感がこみ上げてくる 「ん・・・ろうれふか、ヘイホはん?」 自分の竿を銜えながら、上目づかいに見上げるウェルチ。 「良すぎます・・・。あの、もう出ますので、口を離してもらえませんか?」 「ひひえ、ほのままらしてくらふぁいね」 ウェルチはさらに口を窄めるとスピードを上げる。 「んぅ、んむぅ、んちゅぅ、ふむぅぅっ」 「で、出る・・・うぁっ・・・!」 「んう、むっ、ふうぅぅぅぅ!」 ウェルチは竿を吸い上げて、先端から出てくる液を口に含ませた。 「んふ、ふ・・・、んく、んく・・・」 そして液の感触を口内でじっくりと味わった後、ゆっくりと飲み干した。
「ぷふぁ〜、美味しかったぁ。やっぱり若いと粘りがあっていいわぁ」 「いいんですかウェルチさん、口の中に出してしまっても?」 「いいですよ、というよりむしろ口のほうが良かったんですね。それともフェイトさんは 胸やおなかがお好みでしたか?」 舌で口の周りの飲みきれなかったものを拭き取りながら、ウェルチは尋ねた。 「そんなことないです、大好きですよ口出しは!本当に飲み込んでくれてありがとう ございました!」 フェイトは頭を下げて感謝の言葉を発する。竿もだらりと垂れ下がってお辞儀を していた(?) 「いいですよ、お礼なんて。それでは、こんどは私を可愛がってくださいね」 「わかりました」 フェイトは頷くと、ウェルチをお姫様抱っこした。 「ひゃん!?・・・あの、重くないですか?」 「どうしてです?軽すぎて赤ちゃんを抱いているみたいですよ」 「あらら〜、今のはお世辞だとまるわかりですね」 「あれ、ばれちゃいましたか。でも本当に軽くて程よい持ちごたえですよ」 フェイトは微笑むと、ウェルチをベッドの上にやさしく寝転ばせた。
「それじゃ、始めますよ」 フェイトは馬乗りになると、ウェルチの胸を揉み始めた。 「ん・・・あ、うぅん・・・」 愛撫されてはいるのだが、どうもウェルチには物足りない。 「う〜ん、平面的ではなくて、もっと立体的に揉んでほしいですね」 「うっ、いつもマリアの胸ばかり揉んでるから、そういうのはわからない・・・」 慣れない大きさの胸にフェイトは悪戦苦闘だった。 「フェイトさん、調子悪いですか?評価をつけるとするなら・・・」 ウェルチは躊躇したが、結局言うことにした。 「もうちょっとがんばった方がいいみたいですね・・・」 「そ、そんな・・・」 ウェルチに呆れられ、フェイトはダムダ・ムーダよりランキングで下になったときの ようなショックを受ける。 「気にすることないですよ。明日からも私の胸を使って、練習しましょうね」 ウェルチのさりげないアピールも、耳に届いてはいなかった。 「なんとかしないと・・・。そうだ、この作戦でいってみよう」 いくばくかの時間を経て、どうやらフェイトの頭脳にある策略が浮かんだようだ。 「待ってくださいね、今道具を取り出しますから」 そしてアイテム欄のコマンドを選ぶ。その行動にたいしてウェルチは怪訝な表情を浮かべる。 「どういったものを見せてくれるんですか?」 「これですよ」 フェイトが取り出したもの、それは先ほどウェルチに見せた筆だった。 「???」 この状況にそぐわないものを出されて、わけがわからなくなるウェルチ。そんな彼女を 尻目にフェイトは行動を開始する。
「まずはここをコチョコチョと・・・」 「あっはっはっはっ、くすぐったいですよフェイトさん!」 わきの下を筆先の柔らかい毛でくすぐられ、ウェルチは大声で笑い出す。 「続いて首筋っと。うん、息も吹きかけよう」 「だめよぉ〜、そこ弱いのぅ〜!」 「鎖骨・・・、わき腹・・・、おへそ・・・」 「もうやめてぇ〜、笑い死ぬぅ〜」 ウェルチはお腹がよじれるほど笑い転げ、涙を浮かべるほどまでになった。 「はぁっ、はぁっ、どうしてこんなことをするんですか?」 筆の動きが止まったのでひと段落がついたウェルチは、フェイトの不可解な行動に ついてたずねた。 「もう少し待ってください、これからが本番ですから」 しかしフェイトは質問に答えずに、代わりに筆先をウェルチの胸へと持っていった。 「胸の谷間に這わせるぞ・・・」 「ひゃふっ・・・!?あ、あれ?」 今までとは違う反応に、ウェルチ自身が驚いた。 「どうしましたウェルチさん?声に甘いものが混じってますよ」 フェイトは意地悪な笑みを浮かべると、胸のラインに沿って筆をつたわせる。
「ん、は、あっ・・・、こそばゆくてイイ・・・」 「乳首が立っちゃってますよ、感じていますね」 「なんで、なんで筆で気持ちよくなってるの?ふ、はあぁ・・・」 ウェルチは戸惑いをみせつつも、喘ぎ声が止むことはない。筆先は乳首を目指して 渦を描くように乳房を登っていった。 「今のウェルチさんは、笑いすぎて体力が消耗してるんですよ。ですからその分、 感覚が鋭敏になっているんです」 説明する一方で、筆先が乳首にたどり着く。 「ここを擦るとどうなるかな」 そして小刻みに震えてウェルチの乳首を刺激した。 「ひゃはぁっ!?すごっ、イイッ、そこイイ!」 ウェルチの体がぴくんと震える。今まで味わったことのない未知の感覚に酔いしれ、 喘ぎ声が大きくなる。 「実はもう一本筆をつくってたんですよ。反対側も平等にしますね」 フェイトは同じ形の筆を取り出すと、刺激されていないピンクの双頭に、もう一方の 手でこそばすようにする。 「あぁ〜ん、そっちもイイ、気持ちいいわぁ!」 乳首への刺激を体中に感じ取り、ウェルチの目が虚ろになってくる。シーツを掴んで 疼きを逃がそうとするが焼け石に水だ。
「ウェルチさん、シーツを濡らしては駄目ですよ。」 フェイトが目線を下へずらすと、ウェルチの太腿の内側付近が水滴で変色していた。 「溢れてるところをこの筆で拭き取ってあげますね」 筆先がウェルチの下腹部へと目標を変える。 「ひゃめてぇ〜、そっちはらめなのぉ〜!」 「駄目です、強権発動ですよ」 ろれつの回らない口調となったウェルチの意見は聞き入れず、フェイトはピンク色の 割れ目になすりつけた。 「はあぁん!ら、らめえ〜、変になっちゃうぅっ!」 敏感な部分を刺激され、まもなくウェルチの体に熱いものがこみあげる。 「かまいませんよ。どうぞ変になってください」 フェイトは絶妙な筆さばきでそのまま擦りあげる。 「ふああぁぁっ、イクっ、筆でイッちゃうぅぅぅぅっ!!」 甲高い叫び声をあげ痙攣すると、ウェルチから力が抜けていった。 「あはぁっ・・・筆でイッちゃった・・・」 ウェルチは良かったような恥ずかしかったような、微妙な表情で感想を口にしたのだった。 今回はここまでです。僕が書くと純愛の予定がやっぱり鬼畜に(W 430さん、正直なところ続きを書いていただかないと、評価しづらいのですが・・・。
446 :
430 :03/05/09 23:51 ID:5VoUVEaq
まだ書いてる途中なのです・・・_| ̄|○ネル様の模写が出来ないヨママン... ウェルチ・・・いいですねぇ、やっぱり。 声がある分かなり愛着湧きます。 ああ、クリエイターにも声があれば・・・スターアニスに(略
パフィ、出来たとこまで投下します。 『パフィの悪夢』 「フン…相手にならんな」 アルベルが魔物を切り捨てながらつぶやく。 「ああ…これぐらいじゃ僕らは止められないさ」 負けじとフェイトも剣を一閃させ、敵を倒していく。 二人は、修行のため、試練の洞窟で戦っていた。 「この階の魔物はあらかた倒したな…」 「よし、じゃあそろそろ下に下りよう」 二人は第5下層へと続く階段を目指した。 部屋を照らす光の魔物、アクアウィスプは全滅させてしまったが、 もうすでに道を体で覚えており、問題はなかった。 「そう言えば、5階には変な女がいたな」 アルベルが思い出したように言った。 「ああ…魔物をけしかけられて驚いたね」 「その後は自分が魔物に襲われていやがった。しかも『助けてくれ』ときたもんだ」 「ハハハ…あれであの娘も懲りたんじゃないかな?何で僕たちを襲うのかわかんないけどさ」 「フン…まぁ今度仕掛けてきたら容赦はしないがな」 「そうだね…じゃあ…」
二人は階段を下り、第5下層へと足を踏み入れた。 部屋には、魔物の気配ひとつ無く、静まり返っていた。 だが… (おい、気づいてるか?) (…ああ。いるね) カタッ… (!) ボン!! 爆音とともに煙が部屋中に充満した。 「何だ!?こいつ、は…」 「神経…ガス…?」 フェイトとアルベルは、そろって床に倒れた。 「ふふ…見事にひっかかったわね」 物陰から、防毒マスクを被ったパフィが現れた。 「たった2人で来るなんてなめられたものね…でも、私のこの完璧な作戦は見抜けなかったようね!」 二人は身動きひとつしない。 「まだ寝るのは早いわよ。今までの借りを存分に返させて貰わなきゃ…」 パフィは、二人を見下して言った。 「立ちなさい、フェイト・ラインゴッド、アルベル・ノックス」 パフィの命令に従い、二人はゆっくりと立ち上がった。 「さすが私ね。新開発のこのガスを浴びたものは、私の命令に従うようになる…実験は大成功だわ」 パフィは満足げな笑みを浮かべた。 目の前の二人に宿る黒い欲望に気づかずに…。
「ほらほら、二人とも遅いわよ」 パフィが二人の奴隷に声をかける。 あれから、歌を歌えだの、アワ踊りを踊れだの、色々と命令をエスカレートさせ、 今は、パンツ一丁で逆立ちして部屋一周という命令が出されていた。 「全く、こんな奴らに一回でも負けたなんて認めたくないわね…」 そう言うと、パフィは部屋の隅に置いてある秘密の三次元バッグを探り始めた。 「次はどんな道具で仕返ししてやろうかしら…」 妄想に夢中になっていたパフィは、後ろから迫る二人の影に気づくのが遅れた。 「!…きゃあっ!」 いきなり後ろから羽交い絞めにされる。 「フェ…フェイト・ラインゴッド…!」 「やぁ…久しぶりだね、パフィちゃん」 「ど…どうして!?まだ、ガスは…」 「フン、こいつのお陰だ」 アルベルは、鎧に忍ばせていたお守りをパフィに見せた。 「パラライチェック…!じゃあ、今までのは…」 「そう、全部演技だったってワケ」 「よくもやりたい放題やってくれたな、糞虫。覚悟するんだな」 アルベルは、鞘から刀を抜き、パフィに構えた。 「ちょ…ちょっと!冗談でしょ!?離してっ!」 逃げようにもフェイトに押さえられていてどうしようもない。 アルベルがじわじわと近寄ってくる。 「やめて!お願い、許してっ!」 「何が仕返しだ…幼稚な事ばかりやらせやがって…」 「悪い子にはお仕置きが必要だね」 「ごめんなさい、ごめんなさいっ!もう…もうしないからぁ!」 「…くたばれ、阿呆」 「嫌ぁぁぁっ!」 刀が、パフィへと振り下ろされた…。
スッ… (…助かった?) 剣先は、パフィを掠めただけだった。 しかし、その直後… パフィの服が左右に裂け、その小ぶりの胸が露になった。 「え、あ…きゃぁぁぁっ!」 「さすがだね、アルベル」 「フン、これぐらいは当然だ」 アルベルが刀を納めながら言う。 「な、何でこんなこと…」 パフィが怯えながら聞いてくる。 「だから、言ったでしょ?お仕置きが必要なんだって…」 「貴様が誰に向かって喧嘩を売ったのかを体で解らせてやろうってことだ」 「や…やめなさいよっ!こんなことしてタダで…きゃあ!」 パフィの体が床に倒される。 上下ともに残った布切れも剥がされ、パフィは生まれたままの姿になった。 「タダじゃすまないって?フフフ…」 笑いながら、フェイトはパフィの震える胸をゆっくりと揉み始めた。 「ひっ!いたぁ…」 リズムをつけて揉んでいく。 次第に、パフィから漏れる声が、苦痛から違うものへと変わっていくのがわかる。 「ふぁぁ…ひぅ…」 「こんなに固くして…気持ちいいのかい?」 「そんなこと…絶対に…ない…」 「素直じゃないなぁ…全く」 フェイトは、もう片方の乳首を口に含み、一気に吸い上げる。 「ひぁぁぁぁっ!」 パフィはあまりの刺激に悲鳴を上げる。 誰も来ないダンジョンの中、一人遊びは何度もしたが、 こんな感覚は始めてである。
とりあえずここまでです。 すぐに続き投下出来ると思います。
>438 漏れもキボンヌ・・・
もしかしてログ保管庫鯖落ちてる? ブラウザで表示されなかったんでピン打ったら返ってこないでやんの。
あ、悪い。トレースルートやったら中継点が落ちてるようだ。 途中までは通ってる。つっても保管庫が無事かどうかはわからんが… 誰か行ける人居るかね?
解凍さん、現在3人が茶で待機してますが・・・。
457 :
430 :03/05/10 01:49 ID:gxrgb99C
えー・・・前回の続きです。投下します。 若干方向修正した部分とかもありますので文脈が変なトコとかあるかもしれません・・・ 「はっきり先に言っておきます、僕はクレアさん達に対して『愛』って感情は無いんです。 嫌いでないことは確かです、それどころか好感さえ持っています。この言葉に嘘はありません」 クリフは『自分で責任取れねぇことはしねぇ』と言った。 僕は、責任が取れない事をやろうとしている。 何故なら、僕は父さん達を助ける為の過程としてここに居るからだ。 きっとこの星を離れ、地球へ戻るなりして普通に暮らすのだろう。 未来はどうなるか分からないけど。 数日前。 「アミーナって、アンタの幼馴染に似てたんだろう?」 ネルさんは、こんな事を聞いてきたことがあった。 「ええ、本当にうりふたつです。今頃何をしてるのか分からないですけど」 他愛も無い事で笑い合えた日々。 僕や父さんや母さんと、楽しい日々を共有しあっていたソフィア。 近い存在としてそこに在ったソフィア。 失ってからその大きさに気付くってのはこんなにも愚かなことなのか、と。 今まではっきりはしていなかった、けど恐らく僕はソフィアを―――
458 :
430 :03/05/10 01:50 ID:gxrgb99C
「その、ソフィアって言ったね?その娘のことを話すアンタは、凄く嬉しそうで、凄く哀しそうだった。 あれを見れば、アンタの心はその娘に向いている事くらい私にだって分かるよ」 気付かない内に、僕は残酷な事を言ってたのか。 改めて、廻りを見てなさ過ぎる自分に腹が立った。 だが、反省は後だ。 終わった事を悔やんでいる暇はない。 戦争までの時間も刻一刻と迫っているのだから。 「こんな中途半端な僕に何か出来る事があるのなら―――喜んで、手伝わせてください」 「それじゃ、初めは私がするよ」 ネルさんは待たせちゃ悪いと思ったのか、何時も僕達に見せている服を手早く脱いでいく。 脱ぎ終わると、僕の横に座ってから唇を重ねてくる。 何も経験がないネルさんも僕も、ただ本能に突き動かされていく。 その所為かキスをしている時間が凄く長く感じた。 戦争なんかしないで、何時までもこうしていたい。 そんな事を考えている内、唇が離れてネルさんベッドに転がった。 「私はアンタとなら後悔しないから、遠慮は要らないよ」
459 :
430 :03/05/10 01:51 ID:gxrgb99C
拙いキスで自分と同じだと思ったのか、気遣うようにそう言った。 確かに僕は経験はないけど、でも多少の知識くらいはある。 ただそう、細かい事はあまり知らない。 漠然としたイメージというか、そんなものしかない。 女性は初体験の時激痛を伴うらしい、とか。 自分は男だから理解出来ない事だが・・・ もしネル達が仕事優先で人生を過ごしてきて、誰とも寝た事がなければ――― 自信はない。 ないが、退く事も出来ない。 もとより退く気もないが。 ええと、確か――― 僕は昔の友達に見せてもらったそういう類の本の内容を思い起こす。 「フェイトさん、もしかして初めて・・・ですか?」 もしかしなくても初めてだ。 でなきゃこんな風に考えこんだりもしないさ。 なにも答えなかったけどクレアさんは察したようでベッドの上に乗り込んで来た。 「私も手伝います、フェイトさんもネルもそういった経験に乏しいみたいですから」 手伝えるって事は、少なくともクレアさんは経験者って事か。 「すみません、お願いします」 そういえば、あの二人はどうなのだろう。 そんな一瞬の思いに駆られて二人の居たドアの付近を見ると、誰も居らず。 代わりに真正面からまじまじと見つめる二人の姿。 どうやらクレアさんが助ける姿を見たがっているのか、僕やネルさんはあまり見られてない。
460 :
430 :03/05/10 01:51 ID:gxrgb99C
いや、それでもやっぱり恥ずかしい。 そりゃ、タイネーブさん達とも後で同じ事をするんだけど・・・ 「ネル、身体に力入れなくていいから。フェイトさんに身体任せて、ね?」 僕が後ろからゆっくりと胸を揉み始めると、「は・・・ぁっ、・・・んっ」などと軽い喘ぎが聞こえてくる。 全く経験がないわけじゃないのかもしれない。 といっても、軽い自慰程度のものだとは思う。 次第に力を強めたり、乳首を弄くったり、太腿からへそに掛けて指を滑らせたり。 うろ覚えの知識を実戦投入したはいいがネルさんの方が気持ち良くなってなきゃ意味がない。 「ネルさん、痛かったりしたら言ってくださいね?」 「んっ・・・最初に、言ったろう・・・ぅあ、っ・・・遠慮は要らない、って」 何時の間にかかなり出来あがってしまっているようだった。 それも、恐らくは。 ぺちゃっ、ぴちゃっ、ちゅっ、くちゃっ。 さっきから下半身を集中的に責めているクレアさんのお蔭なのだろう。 ・・・この人がアーリグリフの将軍だったら恐ろしかったかもしれない。 「ん、はァ・・・っ。そろそろ、いいんじゃないでしょうか」 クレアさんはそう言うと顔を離して、口の周りについた汁を指で掬い取って舐めた。 何時ものように笑ってみせると、ネルさんから離れて――― 「フェイトさん、さあ・・・早く。女性を待たせちゃ駄目ですよ」 さっきまでクレアさんの居た場所に廻りこむ。 そして服を脱ぎ、今までの官能的な行為のお蔭で硬直した男のそれを押し当てる。
461 :
430 :03/05/10 01:52 ID:gxrgb99C
「痛いけど、我慢してね」 ネルさんがこくん、と小さく頷いたのを見て僕はゆっくりと腰を埋めていく。 「う・・・あ"ぁ、ッ・・・・・・ぃ、た・・・っ!!」 彼女の顔が苦痛に歪んだ。 見た事もない涙も流した。 必死に声を押し殺し、ただ行為が終わるのを待っている。 耐えられない。 気がつくと、僕は彼女にキスをしていた。 痛みが和らぐ事はない。 せめて、意識が少しでも逸れればと反射的にやったらしい。 目を見開いて、大粒の涙が伝った。 そして眠りにつくように目を閉じてゆく。 「入・・・っ、たぁ・・・」 腰を最大限まで落とすと、笑顔を見せてくれた。 今まで一度も見た事がないような。 後ろに居るクレアさん達でさえ、驚いている。 そんな笑顔を。 「辛い思いさせて、ごめん」 「そんな事、ないよ。アンタは―――嬉しいくらいに優しかったじゃないか」
462 :
430 :03/05/10 01:52 ID:gxrgb99C
「私はアンタを好きになって良かった」 僕はゆっくりと、刺激を極力与えないように前後させる。 それでもやっぱり痛いんだろう、ネルさんは小さく呻き声をあげる。 すると、そのまま彼女は僕に抱きつくように腕を廻した。 「こうしてたら、怖くないから」 だがその彼女の言葉で、僕は"別のもの"の限界が来た。 「・・・ネルさん。これ以上すると物凄く痛いと思います。だから―――」 「やめる、の?」 「ええ。これ以上ネルさんの苦しむ顔は見たくないんです。覚悟はしたんですけど、やっぱり駄目でした」 少し間を空けてから、もう一言。 「明日生き残って―――ゆっくりと続きをしましょう」 「・・・ああ、必ず生き残るよ」 約束事が増えたけど、いいさ。 死なせるもんか。誰も。
463 :
430 :03/05/10 01:53 ID:gxrgb99C
「ところで―――」 「私達の出番は?」 はっ。 そうだった。 僕には休息はない。 あと三人。 しかもそのうち一人は魔性の女性。 ・・・本当に寝不足で死にかねない気がしてきた。
464 :
430 :03/05/10 01:55 ID:gxrgb99C
翌日。 「・・・はぁ」 「どうした?フェイト」 熟睡していたクリフが、明らかに寝不足な僕に声を掛けてくる。 「いや、何でもないよ・・・」 戦う前から負けている気さえしてくる。 「全軍・・・出撃ッ!!」 勇ましい声が響く。 その後に続くように、兵達の雄叫びが降り注ぐ。 最悪のコンディション。 死ぬかもしれない戦い。 だけど。 ――アンタを好きになって良かった ――こうしてたら、怖くないから ――・・・ああ、必ず生き残るよ 僕は必ず生き残る。 彼女の喜ぶ顔が見たいから。
465 :
430 :03/05/10 01:56 ID:gxrgb99C
以上death!! つーかこの終わりかたはモノスゲェ自信無いんですけども(´д`;)
ようやく繋がりました…一人で何やってんだろ|||_| ̄|○|||
続き、発射します。 「はぁ…ふぅ…」 「じゃあ、俺はこっちに懲罰を加えてやるか」 アルベルは、パフィの足を開き、その秘所を観察する。 「フン、綺麗なものだな」 アルベルはいきなりそこへ指を突っ込んだ。 「ひっ!」 中を容赦なく掻き回す。 「ひぃっ…やめ…」 もがくパフィの視界に、秘密の三次元バッグが映った。 (そうだ…これなら…!) この最低男たちを抹殺できる。 パフィは自然を装い、少しずつ体をバッグへと近づけていく。 そして、バッグに手が届く範囲まで移動した。 「!」 隙を突いてバッグへと手を伸ばし、中に入っているものをつかんでアルベルに向けて投げつけた。 「死ね!変態男!」 バッグの中には特製爆弾が詰まっている。これで形勢逆転… のはずだった。しかし、その期待はあっさりと裏切られた。
「嘘…そんな…」 パフィが一発逆転を賭けた爆弾は、アルベルの手の中にあった。 反射的に受け止めたのだろうか。どちらにしても並みの反射神経ではない。 まぁ、こんなところまで来れるのだから、当然といえば当然なのだが… 「フン…糞虫が。何だ、コレは?」 アルベルが手にしているのは、液体がいっぱいに詰まった試験管だった。 「爆弾じゃないかな?この娘のことだから…割れたら爆発する仕掛けなんじゃない?」 「ほう…全然懲りてないようだな?」 「ひ…」 「お仕置きが足りないみたいだね」 「そうだな…じゃあ身をもって味わってもらうか」 アルベルは何か思いついたような顔をすると、 その試験管をパフィの秘穴へと運んだ。 「な…何をする気よ?…まさか!?」 そのまま、パフィの膣内に挿入する。 「ひはぁぁぁぁっ!」 試験管の3分の2程が、パフィの中に埋もれた。 「や…やだぁっ!抜いて、ぬいてぇ!」 パフィは体をくねらせながら絶叫する。 「おいおい…そんなに激しく動いたら爆発しちゃうよ?」 自分で作った爆弾だ。その威力も当然分かっている。 こんなことになるとは…。 「爆発しちゃう…死んじゃうよぉ…」 「そいつで俺を殺そうとしたのはいったい誰だ、ああ?」 アルベルはパフィの下腹を踏みつける。 「うぁっ!駄目…爆発するぅ…」 「まぁいい。貴様にチャンスをやろう。俺をイカせることができたら抜いてやってもいいぜ」 パフィは、虚ろな目でアルベルを見つめる。 「何でもいいから…早く…抜きなさいよぉ…」
「いいだろう。じゃあ、いくぜ」 「きゃあ!」 アルベルはパフィの体を背中から持ち上げると、 自分のモノを、彼女の後ろの穴に合わせた。 「え…そっちは!」 「穴がこっちしか開いてないんだからしかたないだろう?力を抜け」 そう言うと、一気に腰を突き上げる。 「あがぁぁっ!…いぎぃ…」 「ほら、入ったじゃねぇか…動くぞ」 腰をさらに突いていく。 「そ…そんなにしたらぁ…」 「う…フェイト、こいつはなかなかだぜ」 「そうみたいだね。楽しみだよ」 「どうだ?糞虫。壁越しに試験管に当たってるぜ」 「やだやだぁ!やめて…うぁぁっ!」 「ほらほら…もっと締め付けなきゃイケないぜ?」 アルベルは、前に手を回し、花弁の先端の突起を刺激する。 「あひぃぃぃっ!」 パフィの締め付けが強くなる。 「うおっ…こいつ…」 「そこ…さわらないで…ひぃん!」 アルベルもラストスパートにかかる。 「あふっ…ひっ…うあっ…」 「くっ…出るぞ!」 「駄目!…はぁぁぁぁぁぁっ!」 アルベルの白濁が、パフィのアヌスに注ぎ込まれた。
「ふぅ…よし、フェイト。抜いてやれ」 アルベルがまだパフィの中にモノを収めたまま言う。 「はいはい。よく頑張ったね」 フェイトが試験管を引き抜く。 「ひぁっ!」 試験管には、小さなヒビが無数に入っていた。 「っと…危なかったね、パフィちゃん。もう少しでアウトだったよ」 パフィの顔が青ざめる。 「危ない、危ない…」 そう言って、フェイトはその試験管を壁めがけて投げつける。 ドォォン…! 爆音を立てて壁に穴が開いた。 「さすがパフィちゃん。すごい威力だね」 「…もういいでしょ?早く離してよ!」 再び強気になるパフィ。お仕置きというならもう十分のはずだ。 「何言ってるんだい?…だいたい僕はまだ気持ちよくしてもらってないんだよ?」 フェイトは自分のそそり立ったモノを取り出す。 「そんな…!」 「それに…俺のもまた復活しちまったからな、もう一回頼むぜ」 アヌスの中のアルベルも催促を始める。 「これで前が空いたしね。じゃあ、始めようか」 「そんなの無理よ、絶対無理!両方なんてっ!」 「やってみなくちゃわかんないよ。それっ!」 フェイトが一気にパフィの中へと侵入する。 いままでの行為で十分に濡れており、挿入はスムーズにいった。 それに合わせて、アルベルも腰を突き上げる。 「あくぅぅっ!きつぅ…」 フェイトも腰を動かし始める。
「よし…3人で一緒にイクんだ」 「いいだろう…ふんっ…」 「うぁぁ…ひぃぃっ…」 アルベルは最初からハイペースだ。 「おいおいアルベル…そんなに飛ばして大丈夫かい?」 「フン、お前は早いからな。これぐらいで丁度いいのさ」 「…そうかよ。…そうなんだよなぁ…」 フェイトは気持ちが萎えそうになったが、目の前で喘ぐパフィの痴態に、気持ちを取り戻した。 「うっ…くっ…はぁぁっ!」 「どうだい?パフィちゃん…」 「すごいのぉ…中でこすれて…気持ちいいのぉ!」 前から後ろから、強烈な刺激がパフィを襲う。 「イった…ばかりなのに…また、来ちゃうっ!」 「くぅ…もう僕も限界だ!」 「ちっ…少しばかりイキ急ぎ過ぎたか…」 「あああああああっ!」 「うああっ!」 「うおっ!」 3人は約束どおり、同時に絶頂に達した。
「コレに懲りたらもう僕たちを倒そうなんて考えないことだね」 「うう…覚えてなさいよ…」 「全然分かってないな。まだやるのか?糞虫」 「この借りは、絶対返してやるんだから!!」 そう言うと、パフィは裸のまま走り去っていった。 「きゃあああああっ!」 直後、パフィの悲鳴が聞こえた。 「何だ!?」 「また魔物に襲われてるのかな?」 「嫌、やめなさい!私はそんなんじゃ…!やめてっ!はぁぁっ!」 「…魔物も発情期なのかな?」 「フン、さぁな」 「どうする?」 「まぁ、殺すのは惜しいな」 「じゃあ、助ける?」 「助けるんじゃない。修行だ」 「はいはい…素直じゃないんだから…」 以上です。久々に書いたんで色々変なところがあるでしょうがご容赦を。
突然ですがしばらく休筆宣言。 ここで投稿した小説についてはどこかで公開することがあるかもしれません。その時は静かに見守ってやって下さい。
>>472 お疲れ様ですた〜。
パフィたんに萌えますた(;´д`)
>>445 の続きで最後まで投下します、それではどうぞ。
タイトルは「ウェルチの野望―美少年食い―」でいいです(W
「はぁ〜、でも、出来ればフェイトさん自身の口や指先で感じたかったですね」
「いやなに、僕に媚薬入りの紅茶を飲ませたお返しですよ」
「ふぇっ、フェイトさん気づいてたんですか?」
思いがけない言葉が飛んできて、ウェルチが目を丸くする。フェイトはうなずくと、
ゆっくりと説明を行なった。
「はい。紅茶を飲んで体が火照ってきたときも意識はありましたし、ここに来るころには
すでに正気に戻ってました。僕、薬物に対しての抵抗力がかなり強いみたいなんですよ。
その時、媚薬を飲まされていたことに気がつきました」
「それならなぜ、私を拒まなかったのですか?」
薬の効き目が切れたのなら、逃げるのが普通だ。姑息な手を使って近寄ろうとした
自分にかまう必要はない。ウェルチはそう思った。
「だって・・・」
しかしこの後、フェイトの口から思わぬ言葉が出ることとなる。
「ウェルチさんとこういう関係になりたかったから・・・」
フェイトは顔をうつむけ、顔を赤らめながら言った。
「ふえぇぇえええっ、どうしてです!?」
「実はですね―――」
フェイトは告白した。初めて会ったときから好意をもっていたこと。しかし高嶺の花
だと勝手に思ったこと。仮に付き合ったとしても遠距離恋愛になるので告白はあきらめた
こと。その後勢いでマリアと付き合うようになったこと、等と。
「ちゃんと告白してくだされば、私もOKしてたんですけど・・・」 ウェルチは嘆息した。フェイトなら、仕事を止めてまでも一緒に付いて行きたいと 思える人物だったのだ。無論、美少年漁りをする必要もない。 「すみません、僕が消極的なばっかりに・・・」 「大丈夫です、今からでも遅くないですからね。頑張って付き合っちゃいましょう!」 しかし、重大な問題を抱えていた。 「あっ、でもマリアさんが―――」 「ウェルチさん、この部屋には僕とウェルチさんの二人だけです」 ウェルチの言葉をさえぎって、フェイトが言う。 「今の僕にはウェルチさんしか見えていません。二人だけの時間を楽しみましょう」 「いいん―――んぐっ!?」 再びウェルチが何かを言おうとしたが、フェイトに唇を合わされ続きのセリフを遮られる。 「ん、む・・・ちゅむ・・・」 「ふぅ・・・ん・・・んふ・・・」 二人はしばらくお互いの舌と唾液を絡めあうことになった。
「ウェルチさん、そろそろしてもいいでしょうか?」 フェイトは唇を離した後、ウェルチの髪を撫でながら言った。何がしたいのかは 元気になった下半身を見れば容易にわかる。 「はい、お願いしますね」 登りつめたときからある程度時間が経っている。ウェルチの体も落ち着いていた。 「では、入れますね・・・」 フェイトは腰を沈めて、二人の体がひとつになる。 「ああぁ、私の中がフェイトさんでいっぱいに・・・」 「うわっ、気持ちいい・・・良すぎる・・・」 ウェルチの中は既に水浸しで、入ってきた異物を喜んで銜えている。 「ウェルチさん、さっそくだけど動きますから・・・」 そんな心地よい快楽に、フェイトの体は抗うことを許してくれなかった。 「んう、あっ、ひゃ、はん、ああぁ、中で擦れてるわぁっ・・・!」 抜くときはゆっくり、入れるときは一気に。リズミカルに腰を動かすフェイト。 ウェルチにとって嗜好の刺激となる。 「あはぁんっ、最高です!私たちって、相性ばっちりですね」 「本当ですね・・・そうだ、どこに出せばいいか聞いてなかった」 フェイトは発射しても良い場所を尋ねようとした。 「大丈夫ですよ。今日は安全日だから、遠慮なく中に出してくださいね」 「本当ですか?うれしいなあ、お礼をしなくちゃ」 そう言ってウェルチの揺れている胸に手をのばし、乳首を弄った。 「あはぁぁぁぁんっ!感じちゃううぅっ!」 今の刺激でさらにウェルチから愛液が溢れ、滑りがよくなる。
「うああぁっ、もう我慢できない!」 フェイトはウェルチの腰を掴むと、欲望の赴くままに動きを強くした。 「ひあっ、あっ、んぁはっ、ふぁっ、あぁっ!」 ウェルチは涎を垂らしていることも忘れるほど、快楽に没頭していた。 「あっ、あっ、いっ、イクっ、もうイクっ!」 「僕も・・・!」 やがて絶頂の瞬間が訪れる。ウェルチはフェイトの腰に足を絡めると、一気に引き寄せた。 「フェイトさあぁぁぁぁあああん!!」 「ウェルチさんっ・・・!!」 そして二人は同時に登りつめたのだった―――。
「ウェルチさんってすべすべした肌で触り心地がいいなあ・・・」 「イヤン、フェイトさんっていやらしい手つきですね・・・」 行為が終わった後、現在二人は余韻を楽しんでいる。 「あっ、また元気になってきた・・・」 「それじゃ、今から二回戦に入りましょうね」 「それはできない相談だわ」 ドアが勢いよく開き、フェイトでもウェルチでもない第三者の声が部屋に聞こえてくる。 「君がギルドに行ったきり戻ってこないので、心配してきてみれば・・・、まさか こういうことになってたなんてね」 「マ、マリア!?」 そう、フェイトの恋人が現れたのだ。 「感謝するわ。君たちが大声を出したからこの場所がわかったのよ」 つかつかと二人の下へ恐怖のプレッシャーがやってくる。 「マリアさん、助けてください!フェイトさんに無理やり犯されてしまったんです!」 素早くマリアのところへ移動し、抱きついて懇願するウェルチ。 「ああっ、ずるいですよフェイトさん!」 「悪いのは全部フェイトさんです、私は無実です!」 長いものには巻かれろ。ウェルチは先程まで愛し合っていた男をあっさり裏切った。
「ふ〜ん、二回戦をしようと言っていたのはどこの誰かしら?」 「ぎくぅ!?えぇっと・・・」 マリアが許してくれそうにないと判断すると、ウェルチはドアの方を向いた。 「出口を見つけたです。これは要チェキですね」 こそこそと逃げだそうとするウェルチ。裸のままだが、服を持っていく余裕がない。 「なに妹化しているのよ!」 しかし、逃げることは許されない。マリアの回し蹴りが、ウェルチの後頭部に クリティカルヒットする。 「げふぅ・・・」 「あら、ごめんなさい。ちょっと突っ込みが強すぎたかしら?」 気を失ったウェルチ(頭から大量の血が!)を一瞥するマリア。 「これでは続きは出来ないわね、私が代わりにしてあげるわ」 そう言ってフェイトのもとに一歩一歩近づいてくる―――右手に銃を持って。 「あ、あの、その・・・遠慮しておくよ」 蛇に睨まれた蛙のごとく動くことの出来ないフェイト。かろうじて拒否の言葉を 吐き出すことが出来ただけだ。 「そんなこと言わないでよ、私も楽しみたいわ・・・。この銃を使ったプレイをね」 無下に断ると、銃口を涙目になったフェイトの顔面にあわせる。 「ひいっ、許して・・・!」 「ただし、君にはちょっと痛いかもしれないけどね。どんな叫び声をあげるのかしら」 「悪かった、悪かったよぉ。お願いだから助けて―――」 この後の描写はフェイトがトラウマになるほどの惨劇なため割愛しておく。あえて 付け加えるとすれば、ウェルチは二度と関係を迫らなくなったということか―――。 今回はこれにて終了です。いかがでしたでしょうか?
さて、アルベル×ルミナ編始めるか…。 エリクール2号星に平和が戻ってから、十数ヶ月が過ぎたある日…。 一隻の未確認飛行物体がエリクールの大地に降り立った…。 「…フン。辺境の未開惑星らしい野蛮な所だぜ…」 未確認飛行物体…いや、宇宙艇から出てきた長身の男…金色の髪、額のバンダナ、燃える赤い 瞳、この世界の者とは異なる奇妙な衣服…。 「さて、さっそく探すとするか…」 胸ポケットから何やらメカの様なものを取り出し左耳にセットする、謎の男…。 「こんな文明レベルの低い星に先進惑星のお嬢が1人きり…見つかるのも時間の問題だな」 男がメカのスイッチを入れると…。 ピピピ…ッ!!! 「ムッ、感知したか…エナジー指数…300越えが5人ッ!? こんな未開惑星にか!? クックッ…だが、たいした問題じゃない…この俺はこいつらを遥かに上回っている…!」 自信たっぷりの謎の男は耳に付けたメカのボタンを押し続ける…。 「…その中で最も大きな反応…これがルミナかッ!?」 エアーバイクにまたがり、爆走する謎の男! 森を抜け、山を越え、谷を下り、巨大な火山に 行き当たった…。 「まさか…ここか? 奴がこんな所にいるとは考えられんが…」 半信半疑ながらもバイクを走らせ、急なウルザ溶岩洞側面を駆け上がっていく謎の男…。 その頃、ウルザ溶岩銅最深部では…。 「…何だ…この闘気はッ!?」 相変わらず修行中のアルベル。だが、この溶岩洞に近づく何者かの気配に気づき、剣を振るう 手を止めた…。あいにくこういう日に限ってクロセルは別大陸に散歩(散空?)に出かけて しまっており、アルベルだけであったのだが…。 「…来るッ!!!!!!」
シュタッ!!!!!!!!!!! 「チィッ、ルミナじゃない…!」 クロセルの間の天井に空いた火口から妙な乗り物に乗って降りてきた男…さすがのアルベルも 剣を構えて姿勢を整える。 「ほう、エナジー指数417…こんな奴もいたのか…だが所詮、この俺の敵ではない」 突然現れた男はアルベルをこう評価した。俺の敵ではない? アルベルの怒りのボルテージが 上昇してゆく…! 「なんだと!? 阿呆がッ、この俺が誰だか分かって言っているのか!?」 「さあな」 この男…無防備な格好だが全くスキがない…かなりデキるとアルベルは一瞬で悟る。 「(な、何だ、こいつのパワーは…!?)」 「命が惜しかったら失せろ、野蛮人が…」 「ワケ分からん事をほざきやがって…気攻掌―――――――――――――――――ッ!!!!!」 ズド―――――――――――――――――――――ンッ!!!!!!! 「…ハハッ、やったか!?」 「…野蛮人が生意気にも『気功術』を使うとは…だが、くだらん。土埃を起こす事しかできんとは…!」 「(バッ…バカなッ!?)」 ルシファーを倒した後もアルベルは修行を続け、この惑星最強クラスのパワーを身に付けたはず。 だが、彼の気攻掌は全く男には効いていないのだ…! 「さて、次は俺の番かな? 技の基本というものを教えてやろう……んっ!?」 ピピピピッ…!!!!!
「別の方角から違うエナジー反応…今度こそルミナかッ!?」 火口入り口に止めてあったエアーバイクを呼び、再び飛び乗って急浮上! あっと言うまにどこぞへと飛んでいってしまった…。 「ハアッ、ハアッ…バ、バカな! この俺が…震えて動けなかった…ッ!」 カランと床に魔剣クリムゾンヘイトを落とし、アルベルは激しく息づいた。 一体、何者なのか? あの妙な機械から察するにこの星の者ではないようだが…。 「クソがッ…あの野郎、許しちゃおけねえ…ッ!!!」 と、アルベルの脳裏にあの男の言葉がよぎる…。 「(…『今度こそルミナかッ!?』…だと?)』 奴のセリフから察するに、どうやら奴は『ルミナ』という人物を探しているらしい。 それも、アルベル並の戦闘力を持った者のようだが…。 「ルミナ…まさかッ!?」 アルベル並の戦闘力を持つルミナと言えば1人しかいないではないか。 「ルミナ・G・ドギー…あのガキかッ!?」 マリアと同等かそれ以上の光の弓(フェイズガンのこと)の使い手で、全身に様々な武器を 隠し持ち、友人からは「歩き武器庫」と呼ばれ、自身の戦闘力もかなり高いものがある…それが ルミナ・G・ドギーだ。銀河を放浪するからには、それなりの腕っ節が必要なワケだが…。 「…ならば奴はシランドに向かったはずだな…このままじゃ済まさねえッ!!!」 クリムゾンヘイトを鞘に収め、口笛を吹くアルベル! 「グキャ――――――ス!!!!!」 修行中に契約したエアードラゴンを呼び、その背にまたがる! 「シランド方面に向かえ、全速力だッ!!!」 一方…シランド【ラドルとルミナの至高のお店】では…。 「あーもうッ! ラドルなんかに仕入れを頼んだのが間違いだったわ〜ッ! まさか一ヶ月も 帰ってこないなんて〜ッ! あのバカ、もー知らない!」 ラドルが帰ってこないので商品を売る事もできないルミナが家計簿を見て怒鳴っていた…。
>>481 〜
>>483 まあ…元ネタは言わなくても…(w
hackスレといい、ここといい、最近DBネタが多い俺…。
「叶わぬ願い・秘めた欲情」 「ああ〜ん、クレア、クレアぁ…」 「はぁ、はぁ、いいわ、ネル。気持ち、いい…」 聖王都シランドの一角、シーハーツの隠密が密かに集会場としている一軒家に名高きクリムゾンブレイド、ネルとクレアはいた。 だが様子がおかしい。手っ甲とマフラー、ストッキングを除いて何も身につけていない二人が互いの豊満な胸を押し付け合い舌を絡めたキスをしている。 そして互いの手がお互いの花弁をまさぐりあっているのだ。 クリムゾン・ブレイドになる以前から親友以上の感情を互いに抱いていた二人は、クリムゾンブレイドとなってから時折女同士の逢瀬を重ねていた。 親友でありながらもいつ死に別れるか判らない状況の中で禁忌と思えるような関係を結ぶことで二人は心の安静を得ていた。 しかし、最近の二人は違っていた。いくら体と体を重ね合っても心が癒されない。フェイト・ラインゴットという異国の青年を共に愛してしまって以来 逢瀬は叶わぬ恋に心焼かれる二人を慰める手段でしかなくなっていた。しかし所詮は仮初めの慰め、いくら慰めても心は安らぎを得ず、悪循環を繰り返していた。 「わたし達、なんでフェイトさんを愛してしまったのかしら…」 寂しそうにクレアが漏らす。 「馬鹿言うんじゃないよ、そんなこと言っても始まらないのにさ。フェイトは悪くないんだよ、未熟なあたい達がいけないのさ」 自嘲気味にネルが答える。 隠密という存在が他者に極度の恋愛感情を抱くのは隠密として失格である。そう二人は教えられてきた。だが一度味わってしまった恋い焦がれる気持ちは もはや忘れることなど出来なくなっていた。 ネルも自分達がやっていることが余りにも退廃的だと頭では理解していた。しかしもはや心を止めることは出来なくなっていた。 <いっそフェイトの事を忘れられたら> そんなことすら考えた。しかし彼の他人を思いやる慈悲の心とあの笑顔を忘れることなど出来るはずもなかった。 一心不乱に行為に耽る二人。だがその時部屋の奥でガタンと物音がした。ハッとなる二人。
「誰かいるのかい!」 ネルが叫ぶ。 「…僕ですよ」 そう言って物陰から出てきた青年の姿を見て二人は愕然となった。 「フェイト!?」 「フェイトさん!」 二人が共に愛してしまった青年、フェイトがそこにいた。 「フェイトさん、なんで?」 「なんであんたがここにいるんだい?」 「最近お二人の様子がおかしいからファリンさんから聞いた二人が密かに会うというこの場所で待っていたんです」 「そしたら二人ともいきなり事を始めて。しかも理由はそう言うことだったんですね…」 全てを見聞きしていたフェイトは残念そうに言葉を漏らした。 「フェイト、あたい達はね…」 「黙ってください!」 ネルが反論しようとするのをフェイトが止めた。 「なんで素直に言ってくれなかったんですか?二人ともクリムゾンブレイドである前に一人の人間なんですよ?任務だからなんだと言って 自分の気持ちを偽ってずっと生きていくつもりだったんですか?そんなの悲しいですよ!」 フェイトは自分の思いの丈を二人にぶつけた。役目に束縛され、人間として生きていくことを自ら拒絶しようとした二人をフェイトは 二人とも愛おしく思うが故に許せなかったのだ。 「フェイトさん、わたし達があなたに愛をうち明けられなかったのはクリムゾンブレイドだからというだけではないんです」 「あたい達は二人ともあんたを好きになってしまった。どちらかが抜け駆けをすればどちらかが取り残される、それが怖くてあたい達は 何も言えなかったのさ…」 ネルとクレアが互いの心の内を吐露した。 「そんな悲しい顔をしないでください。僕はお二人とも大好きです。だから二人の愛なら全部受け止めてあげますよ」 そう言ってフェイトはにこりと微笑んだ。その眩しいまでの笑顔にネルもクレアも感極まって涙をこぼした。
「二人とも泣かないで…」 フェイトが二人に歩み寄り二人に声を掛けた。するとクレアがフェイトのチャックに手をかけるとフェイトのオ○ンチンを取り出ししゃぶり始めた。 それにあわせてネルもフェイトのモノに舌を這わせる。 「そうか、二人とも寂しかったんですよね。良いですよ今日は二人が気が済むまで犯してあげます」 フェイトは口元をニヤリと歪ませた。 隠密の行動の一環として体で男をおとす術を身につけているネルとクレアの舌技は凄く、しかも二人同時だったためにフェイトはすぐに絶頂に上りつめた。 「ネルさん、クレアさん出しますよ!!」 その声と共に青臭いザーメンが放たれ、二人の顔を白く染め上げた。 「ああん、フェイトさんのザーメン、美味しい…」 「ずるいよクレア、あたしにも味あわせておくれ」 クレアは自らの顔にザーメンを舌で舐めすくい、ネルはそれが悔しくてクレアの顔に舌を這わせる。絶世の美女二人が互いの顔についたザーメンを舐め合う姿 は淫靡以外の何物でもなかった。 「ふふ、ネルさん、クレアさんそのままさっきみたいにレズって下さいよ」 二人は言われるがままに先程と同じように胸をこすりあわせ舌を絡め始めた。 「まずは、ネルさんから頂きますね」 そう言ってフェイトは自らのモノをクレアの花弁に突き立てた。 「ああん!いいの、フェイトさんの大きい!!」 待ちに待った快楽の到来に声を上げて喜ぶクレア。
「酷いじゃないか。あたいはお預けかい!」 一方のネルは不満タラタラである。 「いくら僕でも二人の女性を同時には抱けませんよ。それまでこれで我慢してくださいね!」 そう言いながら左手の指をネルの花弁に割り入れ、中をグチュグチュと掻き回した。 「ひゃあん!指だけなのに…すごく、いい…」 恍惚とした声を上げるネル。 そしてフェイトは巧みにクレアに自らの肉棒を突き立てながら指でネルの膣内を掻き回した。 「すごいや、クレアさんのオ○ンコもクレアさんのオマ○コも…。チ○チンと指が食いちぎられそうだ」 「フェイトさん、もっと!もっと深く突いて!私のオマ○コを犯して!」 「いいよ、フェイト。あんたの指であたいのアソコをぐちょぐちょに掻き回しておくれ」 互いの乳首を擦りつけあいながらあられもない声を上げるクリムゾンブレイドの美女二人。フェイトはこの国最強と言われる隠密二人を自分の女にしたことで上機嫌となっていた。 「ふふ、クリムゾンブレイドと言われ恐れられている二人がこんなにエッチだったなんて、なんだか嬉しいや。今夜は3人でたっぷり楽しみましょう」 そしてラストスパートに入るフェイト。 「フェイトさん、お願い!このまま中に出して!!」 「フェイト、あたいももうイキそうだよ…」 「それじゃ、そろそろ、イカせてもらいます!!」 フェイトはクレアの一番奥で自らの性を解き放つ。 「熱い!、わたし、もうイッチャウ!!」 「何これ、意識が、飛んじゃう…!!あああぁぁぁ!!!」 ネルとクレアの膣壁がキュッと締まり、二人がイッた事を実感するフェイト。精液と愛液にまみれた肉棒を引き抜くと今度はネルの花弁にそれを突き立てるのであった。 その後、聖王都シランドの集会場はクレアの提案で突然閉鎖されてしまった。そしてその一軒家は3人だけの密会場所として今でも使われている…。 〜終わり〜
余談になるけど、 作家の皆さんはテキストエディタ何使ってます? 私はどれがいいのかわかんないんで普通にメモ帳使ってますが… 何かお勧めなのがあったら教えていただけませんか?
思ったんだけどさ・・・・・ 明らかに読み手が不足してるよな。このスレ
>>489 俺もメモ帳使ってるよ。
スレ違いだけど、最近「ソウルテイカー〜魂狩〜」に激ハマリ中。
マリアの声優の根谷女史が主人公の妹役なんだけど…イイ。
「お兄ちゃん」連発だからなぁ…。
ところで、そろそろageといた方がよろしくない?
ならageときましょうか。 自分もメモ帳使ってますよ。 確かに読み手が減ってるような…。SO3連載開始でぶり返してくれれば良いが…。 さて、今度はアルクレだな
493 :
95 ◆CgHN9f/Brc :03/05/12 22:05 ID:Askx2n+t
age失敗
あぼーん
自分はメモ帳かワードです。 漫画版マンセー(w
>>491 どうでもいいが、魂狩のOPの曲が素晴らし過ぎる・・・
TeraPad使ってますーつか、最近SS書いてねーですよ。
>>496 ♪ 気高く吼えろ〜ソウルテイカァーッ! ♪
SO3のアニメ化は…無理だな。SO2のアニメがアレじゃあ…。
連続でスマソ。さ〜て、
>>483 の続き投下するか…確かに最近は読み手が減った
ような気が。こちらも頑張らねばならないというシグナルの様な気がする…。
エアードラゴンにまたがり、シランドを目指すアルベル。あの男が何者か知らないが、ここまで
コケにされて引き下がる自分ではない、と怒りに燃える心を抑えつつ、敵の闘気を探る。
「…どうやらまだ来てねえみたいだな…」
とは言え、いささかルミナが気になる。いつも一緒のラドルの様なナヨナヨした男では彼女を
守りきるのは不可能…と言うか、殺されるのは間違いない…。
「クソが…このまま引き下がる俺様じゃねえんだよッ!」
シランド城下を目指し。アルベルは降下してゆく…。
その頃、アリアス上空では…。
ピピピピッ…!!!!
シランドに向かったと思われていたあの男は、何故かアリアス上空に停滞していた…。
「違うな…ルミナじゃない…あの女に反応したのか…エナジー指数288…」
はるか上空からアリアスを見下ろす男の目線の先にいたのは…クレアだった!
「どうなってやがる…こんな辺境惑星にどうして、こんな数値を持つ奴が…?」
だが、彼のターゲットではない事を確認すると、踵を返し、再びエアーバイクを動かす…!
ピピピピッ…!!!!
「チッ、今度はこっちにエナジー指数325ッ!? 本当にどうなってやがるッ!?」
一方、再びシランド城下…。 「ヒマね〜…あ〜、ヒマ…ヒマだぁ〜」 【ラドルとルミナの至高のお店】のカウンターでうつ伏せになっているルミナの姿がそこに あった。ここ一ヶ月、武具の材料を仕入れに行ったラドルが戻って来ないためにアイテムを売る 事ができず、売れてもブルーベリィが数個だったので帳簿は赤字状態…。 「在庫ももうすぐ尽きちゃうし…あのバカ…帰ってきたらただじゃおかないんだからッ!」 バキュンッ!!! もはや日課となったブラスターガンの射的練習。壁のダーツ盤をかたどった鉄板をブチぬき、 燻らせる。未開惑星保護条約など彼女には関係ないらしいが…。 「我ながら…うっとりする腕前ね〜♪」 ストレス解消にはやはりコレだ、と自画自賛をしつつ、クルクルと銃を回すルミナ。 以前、カルサアまでの道のりを教えてくれたフェイト一行のメンバーの1人、マリア・トレイター と早撃ち勝負した時の腕はまだ衰えていなかったらしい。この未開惑星に幸運にも機械技術が 存在していた事がよかったのだろう。今でもたまにイザークやメリル、バニラから改造銃や特製 銃弾を提供してもらっているし、この具合なら、まだまだ自分は伸びるかもしれない…。 「お父様の言いなりになんか…ぜーったいになんないんだからッ!」 バキュンッ!!! 「うおッ!?」 父への怒りまじりに第二波をダーツ盤に再度見舞ったルミナ。しかし、ダーツ盤を入り口の 側に飾っておいたために、どうやら入ってきた客をかすめてしまったようで…。 「ごご、ごめんなさいッ! だだだ、大丈夫でしたかッ!?」 「…俺に恨みでもあんのか、阿呆」 「あ、あら…って、アルベル君ッ!?」
「…俺じゃなかったら、確実に脳天ブチ抜かれてたぞ…相変わらず、いい腕してやがる…」 店を訪ねて来たのはアルベルであった。たまにアーリグリフ兵士に武器を供給するので顔見知り であるし、何といってもこの銀河を救った英雄の1人である。軟弱で頼りにならないラドルと 違い、野性的で殺伐とした雰囲気のアルベルはルミナにとってとても魅力的に見えていた。 極め付けに片腕を失った、というダークな過去さえもワイルドに思えてくる…らしい。 どうもお嬢様だけあって周りにはいつもボディーガードがいたため、そんじょそこらの男には 見向きもしなかったルミナだったが、イイ男は居る所には居るものだと痛感した…そうである。 「久しぶり! いつ修行から戻ったの!?」 「修行はまだ終わってねえ」 「あ、分かった! もう、このこの! デートに誘ってくれるんなら今日はお店閉めたのに! イキナリやって来て連れ出すつもりだったのね…アルベル君たら直情的な・ん・だ・か・ら♪」 「…んなワケないだろうが、阿呆」 アルベルはどうもルミナが苦手だ。彼女の強さは分かっている。機械兵器の扱いも手馴れた ものだし、体術もなかなかのものだ。アルベルは本能的に強い奴と戦うのが好きなのだが、ど うもこの少女とは戦う気も起こらないし、いつもペースを崩されてしまうので苦手だったのだ…。 と、ダベっている暇はない。あの男は間違いなくルミナを狙ってくるはず…その前に、どこか へ連れ出さねば。彼女が売る武器は非常に強力なのでアーリグリフも数年契約で雇用しているし、 「あの時の約束」もまだ果たしていない。それにここでチンタラしていたら奴がここに現れ、 また戦闘になってしまう。自分はいいが、街の人間や家屋に被害が出たらネルに何を言われるか 分からない。ルミナの手を取り、外に連れ出そうとアルベルは力を込めたが…。 「…俺と来い」 「恋ッ!?」 「…字が違うぞ、阿呆」 「でっ、でも『来い』って…やっぱデートに誘うつもりだったのね!? も〜、恥ずかしがり屋 なんだから〜、アルベル君は! でも…そんなアルベル君もかわいくて、好・き♪」 「(チッ…やっぱ、放っておいた方がよかった気がしてきたな…)」
読ませて戴いておりますが、下手なことを書き込めないので沈黙しているだけです。
503 :
名無しさん@ピンキー :03/05/12 23:37 ID:10DcUecg
アルベルマンセー(・ε・)/
同じく(;´Д`)ハァハァさせてもらってまつ…ここで(;´Д`)ハァハァパワーを貰って ちょこちょこ創作している毎日w ネルたん(;´Д`)ハァハァだったんだけど、ここの方々のSS読んでサブキャラにまで 萌え死にそうになってまつ。
あぼーん
>>501 の続きね。
「おい…どーでもいいから行くぞ」
「分かったわ、アルベル君…でも優しくしてね♪」
「…何勘違いしてんだ、阿呆…」
何とかルミナを外に連れ出し、待機させていたエアードラゴンに乗せるアルベル。自身も
乗り込み、手綱を引く!
「どこでもいい、こっから遠くへ飛べッ!!!」
「グギャア―――――――――――――ス!!!」
その頃、謎の男は…。
「クソッ、またルミナじゃない! だがこのエナジー指数は…どう見てもあの尻尾の生えたガキ
からのものだ…どうしてあんなガキが…?」
男の眼下に居たのはロジャーとその子分達であった。ほかの2人のエナジー指数は5と、ゴミ
の様なものだったが、ロジャーだけはずば抜けた数値を誇っていたのだ…。…と。
ピピピピッ…!!!!
「これは…エナジー指数250、342、417…!? 3つが同じ速度で移動している…その
うちの1つはさっきの男と同じ数値ッ!?」
この惑星でエナジー指数が高い者はほぼ調べ終わった…だが、この342という者は未調査だ。
「確かめてみる価値はありそうだな…!」
で、またまたアルベルご一行…。
「空のデートなんて…アルベル君、ロマンチックなのね!」
「ふざけてる場合じゃねえだろうが…狙われてのはお前だぞ、阿呆」
「ふふん、この私にケンカ売ろうなんて…とんだマヌケね♪ まあ…もしもの時はアルベル君が 守ってくれるんでしょ? でしょでしょッ?」 「(俺でも勝てるかどうか不安なんだよ…)」 そう、あの男の戦闘力はかなりのものだ。やはり世の中は広い、アルベルはそう思った。 だが、ルミナと組めば少しは勝機が見えてくるかもしれない。いつも武器を隠し持っているだけに 物騒極まりないが、こういう時となると頼りになるものである。 「ねえ、どこに行くつもりなの?」 「俺も知らん。コイツに聞け」 「グクァ?」 ともかく、遠くに行かねば。どうもあの男の持つ機械は相手のパワーを計れるらしい。 なら、それが計れない場所に移動すればよいだけの事…だが、逃げているという事実に変わりは なく、アルベルはそれにイラだつ…。 「(…俺は何やってんだ…クソがッ!)」 「…アルベル君、もしかして…怒ってるの?」 「…」 「私、ちょっとはしゃぎ過ぎちゃった?」 「…」 「…ゴメンナサイ」 「…お前のせいで怒ってんじゃねえ」 「え…」 「…逃げてる俺自身が許せねえだけだ…ッ!」 ――――その時! 「! 見つけたッ!」
「! しまったッ! もうこんな近くにまで来てやがったのかッ!?」 ついに謎の男に発見されてしまったアルベルとルミナ。アルベルがエアードラゴンを急かせる も、機械仕掛けのエアーバイクとの差はどんどん縮んでゆく。 そしてとうとう追いつかれ、仕方なくアルベルはエアードラゴンを空中で止めた…。 「クックック…また会ったなクズ野郎…」 「な、何よアンタはッ! そのエアーバイク、明らかに未開惑星保護条約違反じゃないッ! …お前が言うと説得力ねえ、と心の中で呟くアルベル(余裕あるな…)。 「やっと見つけたぜ…追いかけっこはここまでだぜ……ルミナ・G・ドギーッ! お前はこの俺、デービス・パルカポネが貰い受けるッ!!!」 「パッ、パルカポネですってッ!?」 「…知ってんのか?」 「お父様の商売敵の苗字が確かそうだったはず…ジェイムズ・パルカポネだったかしら…?」 「ご名答…俺はジェイムズの息子だッ!」 何とこのエアーバイクに乗った男・デービスが、ルミナの父の商売敵の息子だったとは…。 「そのデービスが私に何の用!?」 「単刀直入に言おう…俺はお前を誘拐しに来たのさ!」 「ゆ、誘拐ッ!? こ、この〜、未成年略取の疑いで逮捕されるわよッ! て言うか、お父様が 黙ってないんだから〜!」 「どうかな…お前の親父は、お前がこの惑星にいる事なんざ知らないんだろう?」 「うっ…!」 そう言えばそうだった…。 「実はこの前のエクスキューショナーとか言うふざけた連中に親父が星ごと消されてなぁ…俺が ファミリーをまとめる事になったんだが…親父と一緒に金も吹き飛んじまったんだ。そこで俺は 商売敵のドギー家の娘が家出したとの情報を耳にし、お前がこの辺境惑星にいる事を突き 止めたってワケよ…ククク!」 「よく喋るわねえ…自分の計画をベラベラ喋る悪者って長生きしないって知ってる!?」
書いてる途中でこういう事言うのも何だけど…SO3で学園モノってあり? 当然パラレル設定じゃないとやってけないんだけど…誰も書かないっぽい から…書いて見たいとか思ったりして…。という訳で設定の一部を公開して みたりして…。 【フェイト】 主人公、大学1年生。周りの人々にいつも振り回されている不幸 少年。両親は大学のラボの研究員。彼女はまだいない…。 【マリア】 フェイトの双子の妹。フェイト至上主義者。フェイトに甘えるのが 大好き。いつもフェイトと一緒。呼び方はもちろん「お兄ちゃん」。 【ソフィア】 フェイトの幼馴染み。フェイトが好きだがマリアの妨害にあって中々 チャンスに恵まれない不幸少女。高等部に在籍、家庭料理クラブ所属。 【クリフ】 フェイトの通う学園の保健体育(男子)教員の1人。メカに強いため、 たまに情報処理系の授業に顔を出すことも。未だに独身…。 【ネル】 新任の保健体育(女子)教員。怒らせると怖いけれど面倒見がよいので 男女ともに人気高し。密かにフェイトを狙ってる…? 【アルベル】 クリフと同じく保険体育(男子)教員。無愛想な所がクールに見えるらしく 女子の人気が高い。剣道部顧問。実は高等部の生徒・ファリンと付き合っている。 【スフレ】 中等部に在籍する元気少女。新体操部に所属。何故かアルベル先生が好き。 ちなみに「ちゃん付け」は先生達にはしません。 【ロジャー】 小等部に在籍する問題児で、クリフ先生を困らせている亜人の少年。キレー なお姉様が大好きなのでちょくちょくフェイトのいる大学部に現れる。
>>509 の続きなんだけど…サブキャラも考えてたりして…。
気に障ったら…マジでゴメン…。
【ミラージュ】 情報処理系の授業を受け持つクールビューティーな女性教員。
クリフ先生との結婚の噂の真相は…?
【マリエッタ】 学園内の館内放送のお姉さん(泣)。
【リーベル】 フェイトの悪友。マリアに気があるものの、マリアが「お兄ちゃん至上主義」
なためにフラレっぱなしの毎日…(泣)。
【スティング】 不幸な弟(リーベル)を陰ながら見守る兄貴…(泣)。
【クレア】 ネルと同じく新任の保険体育(女子)教員。ネルと人気を二分する存在。
家庭料理クラブの顧問。噂によるとネルと同じ人が好きらしいが…?
【ファリン】 高等部に在籍。いつもボケーッとしている割に成績優秀。ソフィアと
タイネーブとは親友同士で家庭料理クラブ所属。アルベル先生と付き合っている。
【タイネーブ】 高等部に在籍。ファリン・ソフィアとは親友同士。個性的なファリン
に振り回されっぱなしの不幸少女。同じく家庭料理クラブ所属。
【ブレア】 学園の副理事長。いつもニコニコだが最近白髪が気になり始めたお姉さん。
【ルシフェル】 学園の理事長。基本的にはいい人なのだが妹のブレアへのシスコンっぷり
さえなければ…。
>>510 の続き…いや、俺も分かってるんだけど…つい…。
【リジェール】 家庭科(調理)の担当教員。家庭料理クラブではクレアに顧問
を一任し、副顧問を担当。お菓子を作るのがうまい反面、よく食べよく寝る。
【スターアニス】フェイトの先輩。有翼の女性。フェイトと仲がよいのでマリアが警戒中。
【メリル】 中等部に在籍。工業系と情報処理系の科目が得意。パフィとはライバル。
【パフィ】 高等部在籍。フェイトを付けねらう不思議少女。メリルとはライバル。理科が得意。
【マユ】 高等部在籍。ソフィア達と同じく家庭料理クラブ所属で、親友同士。
【リーア】 理科担当教員。2歳の娘を持つシングルマザー。時々妙な実験をする。
【ルミナ】 中等部所属。大企業「ドキー家」の跡取り娘。スフレの親友で、同じく
アルベル先生が好き。銃火器を学園に持ち込んでは、よく怒られている。
【ラドル】 ルミナの家の見習い従業員。方向音痴のために出番がない(泣)
…他に足りないメンバーいたっけ…? とりあえずこのメンバーで学園生活スタートなんだが…。
512 :
名無しさん@ピンキー :03/05/13 17:53 ID:kBveQGB4
>>511 アミーナ&ディオンのカップルをお忘れですよん。
後はロセッティ一座の怪しい面々かな?
>>510 ルシフェルじゃなくてルシファーだよね?
他のスフィア社員とかウェルチたんとかは居ないのかな…
>>512 …忘れてたw でもソフィアとそっくりだしな…いとこって事にしとく?
>>513 SO2を忘れられない俺…。他のサブキャラ、みなの意見を取り入れたい
のだが…どう?
ウェルチを保健医でお願いします。
>>515 23歳以上のキャラは先生、それ以下は先輩・同級生・下級生扱い。
ウェルチって公式で年齢出てたっけ?
ウェルチは購買のねーちゃんかなんかだろ。むしろ。 とするとギルドマスターは掃除してるおっさんとかかなぁ。
保健医が居なかったから適当に言っただけなんですけどね。 確かに購買のねーちゃんっぽいなぁ…… ウェルチ何歳なんでしょうね?
人相の悪さを気にしている月影団長殿には セオリー通り? 応援団団長を任せましょう(笑
とりあえず、学園生活をスタートさせてみよう…。気に障ったらスルーして(w 朝。今日もいい天気。そしてラインゴッドさん家の兄妹は今日も元気! 「…お兄ちゃん、そろそろ起きて」 「あ、後5分だけ…」 「もう、お兄ちゃん…さっきもそれ言ってたじゃない!」 ラインゴッド家の長男・フェイトは昨日も遅くまでバトルシミュレーターゲームで遊んでいた ご様子。妹のマリアは呆れ顔…でも実はフェイトを起こす前に、彼の寝顔を観察してたのは ご愛嬌。それに大好きなフェイトの眠りを邪魔するのも何だか後ろめたいモノがあるし…。 「ふぁぁ…おはよ、マリア」 「おはよう、お兄ちゃん…って、和んでる場合じゃないわ。早くご飯を食べて頂戴!」 「ご飯って…昨日は母さんが居なかったから…マ、マリアが作ったのか!?」 「…作っちゃいけなかったの?」 出た。フェイト曰く「どうしてそんな事言うの、お兄ちゃん…光線」。マリアのこの訴え かける瞳には昔から弱く、首を振ろうにも振れないのだった…。 「…分かった、ちゃんと食べるから…」 「…本当?」 「ああ、顔洗ったら食べにいくよ…待ってて」 「うん!」 嬉しそうに居間に向かうマリアを見て、フェイトは大きなため息をつく。 「(マリアの気持ちは嬉しいんだけど…どうも味のセンスが…なぁ…)」 「美味しかったでしょ? ちゃんとこの前、お母さんに習ったんだから」 「そ、そうだったのか(か、母さんは僕が可愛くないんだろうか…泣)…」 マリアの味付けは何故かいつも微妙で、こう…味が舌に残るというか…。 「(…リーベルに食わしてやりたいよ、ホント…)」 後でよく歯を磨いておかないと…とマリアに対してゴメンと思いつつ、フェイトはテーブル を立った…。
「お父さん達、今日はちゃんと帰ってくるって」 「そっか…やっとまともな食事が…」 「え?」 「な、何でもない…!」 超高層ビルをぬう様に飛ぶエアカーの中でも2人の会話は続く。 が、実はフェイトはこの空間が苦手だった。2人きりで自動運転なのをいい事にマリアが…。 「お兄ちゃん…///」 このエアカーはガラスが黒張りなので外見からは中で何をしているか分からない。 今思うと何でこんな車種を買ってしまったのかと後悔するところなのだが…。 「マ、マリア…朝から何するつもりだよ…!」 「いいじゃない…学校に行ったらお邪魔虫がお兄ちゃんを横取りしようとしてくるんですもの… だから今のうちに…ね?」 「ね、じゃないよ…いつも言ってるけど、兄妹同士でこんなの…よくないと思うんだケド…」 そう、よくある「実は血が繋がってませんでした」は通用しない。フェイトとマリアは正真正銘 の双子である。が、何の因果か妹のマリアは兄のフェイトが大好きで…。 「第一…お邪魔虫って誰の事だよ?」 「そうねえ…私以外でお兄ちゃんに近づく女、全部かな」 「おいおい…そういうのはもっと具体的に…」 この異様なまでのマリアのブラコンっぷりは学園内でもかなり有名で、おかげでフェイトに彼女 が未だにできない原因でもあるのだが…。フェイトもうんざりなのだが、可愛い妹の手前…そんな 事を言ったら何が起こるか分かったモンじゃない。 が、そんなマリアの妨害にめげず、フェイトにモーションをかけてくる猛者が学園内には何人か 存在しているのもまた事実で…そう、例えば…。 「例えば、新任体育教師のネル先生よ! どう見てもお兄ちゃんに色目を使ってるとしか思えない あの態度! ぜーったいにお兄ちゃんに気があるんだわ!」 「何言ってるんだよ…ネル先生はいい人だぞ…優しいし、キレイだし…」 「お兄ちゃんは騙・さ・れ・て・る・の! ああいう女は生徒を弄ぶタイプに決まってるんだから!」 「…それってマリアの妄想だろ? ネル先生に失礼じゃないか…」
ああ、お兄ちゃんは優しすぎる…どうして分からないのかしら、狙われてるって事に…。 などと妹としての使命感に燃えるマリアにはフェイトの擁護発言も通用しない模様だが…。 「と、とにかく、僕らは兄妹なんだから…な、分かってくれよ、マリア」 「分かんない!」 普段大人びた印象があるマリアだけにこういう時に駄々っ子バージョンがまた可愛らしく、 兄であるフェイトとしてもイマイチ、ガツンと言えないのが難点だったりする。 と言っているうちに…。 「ホ、ホラ、学校が見えてきたぞ…な、マリア?」 「…はぁい」 生徒専用駐車場にエアカーを止め、やっと開放されたフェイト。一時間目は体育実技なので マリアと顔を合わせずにすむ…と思うと、少しは気が楽になる…。 「おや、フェイトじゃないか?」 「あ、ネル先生…」 偶然にも、上の階の教員用駐車場からネル先生が降りてきた。今日は1時間目から女子の体育が あるためにジャージ姿だが…何故か胸元が開いているような…。しかしまあ、何と間の悪い…。 「お、おはようございます、ネル先生」 「おはよ、フェイト…でもさ、何か忘れてないかい?」 「え?」 「(私の事は『ネル』でいいって言ったろ…?)」 フェイトの耳に唇が触れるか触れないかのギリギリの所までネルは接近し、呟く…。 当然、マリアはそれが面白くない。 「ストーップ! 先生、私達、急ぎますから失礼します!」 と無理矢理フェイトを引っ張って校内に連れて行くという手段に出る。ネル先生もネル先生で…。 「何言ってんだい、まだチャイムが鳴るまでかなりあるじゃないか!」 「でも急ぐんですッ!」 「ふ、2人とも落ち着いて…く、苦しい…」 朝っぱらからこんな調子で、フェイトの精神と体は放課後まで持つのだろうか…?
>>521 イイですぞイイですぞ!!
で、どうなの? この後どのくらいでハァハァな展開が待ってるの?
期待して待ってまつ!!
大学ってチャイムあったっけ? フェイト高等部、黒豆中等部でいいような気も
久しぶりでつ。 >>黄昏の文芸作家さん >ラボの研究員(フェイトの設定より) 「ラブホの研究員」に見えてしまった・・・ 学園モノ、期待していいでつか?
>>524 私の母校にはありましたよ。独特なやつでしたが。しかしネル体育以外にも
「工作(員)」の教員も兼ねていそうだ。
527 :
00 :03/05/14 13:05 ID:eLa81hJb
こんにちわわw 例によって、ネルクレのお話しの続きをアップ致します〜。 少し、急いで書き上げたので、変な個所に後で気付いたら、お知らせします。
528 :
00 :03/05/14 13:06 ID:eLa81hJb
『クリムゾンブレイド』(その3) テーブルの上の料理もほぼ片付いた頃、作戦内容の細かい打ち合わせも終わり、 時刻は深夜を回って、新しい日付へと変わっていた。 あと数時間もすれば東の空が白み、再び戦闘が始まる。 そして、悪戯で残酷な運命を『束ねる何者』かが、争いに加わった者達をいつもの様に、 二つの籠へ選り分ける。 明日の太陽を『拝める者』と、『拝めない者』の二者へと…。 当然の事ながら、誰がどちらの籠に入れられるか等は、まだ決まっていない。 選り分ける者が、気まぐれな性分だからだ……。 詰めの打ち合わせを続けるクレアとメアリーを部屋に残し、他の面々は明日へ備え 身体を休める事にする。 親しい関係の二人だけを、部屋に残す……。 その状況はネルにとって、心穏やかな出来事では無かった。が、 『物資』と『人員編成』と云う、自分が入り込む余地の無い題材が中心であった為、 二人を横目で見つつ、その場を去るしかなかった。
529 :
00 :03/05/14 13:07 ID:eLa81hJb
「あの…少しお話しを、宜しいでしょうか?」 部屋を出てすぐの、蝋燭の薄明かりが灯る廊下。 クレアの件で消沈気味なネルに、感情ガ余り篭ない無機質な言葉を掛けて来たのは、 意外にも時折ネルに対して敵意を剥き出しにするエオスだった。 (へぇ……珍しい事も有るもんだ)エオスの顔をしげしげと見詰め、その真意を探る。 エオスは、そんなネルを避けるかの様に、目を合わさず、俯き加減で返答を待っていた。 (まぁ、いいか…)今一人で居ると、ろくでもない考えしか浮びそうになかった。 それに、彼女を拒む材料も特に見当たらなかったし、普段疎遠なエオスから切り出した 『話し』にも少なからず興味もあった。 ネルは「ああ…」と、簡潔に応え、招待に応じた。 その返事を聞き「では、付いて来て下さい…」と、くるりとネルに背を向けエオスは歩き出した。 (ここで話をするのは、まずいのだろうか…)人に聞かれたくない話題なのか、 それとも……。 考え込むネルに気付いたのか、エオスが歩みを止め、振り返る。 (……まぁ、いいか)溜息にも似た呼吸を一息つき、ネルは後を付いて行く事にした。
530 :
00 :03/05/14 13:08 ID:eLa81hJb
二人は仮の『本部』舎を出て、村の中を進んだ。 この村に到着した時とは違い、親友も部下も居ず今は二人だけ…。 二人の足音と、衣擦れの音が静かな村に響いた。 その音に呼応して…では、無いと思うが。野犬の類だろうか……時折遠くで、 何かが吼える鳴き声が聞こえて来る。 ネルが前を行くエオスの後ろ姿へと目線を向ける。というより、自然とそちらに 目が行った。 身長が低い所為か、その歩き方が、ひょこひょこと妙に可愛らしかったからだ。 その歩みに合わせるかの様に、彼女のサラサラな麻色の髪が、面白い様に揺れ動いた。 (……大きな、赤いリボンが似合いそうだな)この状況で、不謹慎とも思える 想像をネルは始めた。こうして歩いているだけなら、『可愛い』のに…と。
531 :
00 :03/05/14 13:09 ID:eLa81hJb
エオスから敵意の眼差しを向けられ始めたのは、いつの頃からだったろうか…。 考え込むネル。 (確か…)そう、クレアと二人、『クリムゾンブレイド』の称号を王女陛下から 請け賜った後の事だったと思う。 (…まさか)とは思うが、クレアとの関係を羨んでの事では無いのだろうか? そんな筈は無い。と、自分の考えを一笑に付し、ネルは大きく頭を振った。 だいいち、クレアとは羨まれる関係などでは無い。親友で有り、信頼の置ける同僚、 それだけの事だった。 羨まれる関係に……なりたいとは思った事は有るが。 (………) 今が夜で良かったとネルは思った。 今の自分は絶対に頬が赤くなっている。顔が熱い程に火照っているからだ…。 日の光に晒されたら、その事がばれていただろう。 クレアの事を考えると、いつもそうなってしまった。
532 :
00 :03/05/14 13:10 ID:eLa81hJb
エオスがピタリと立ち止る。 (!!)ネルは思考を読まれたのかと、どぎまぎとしたが、 どうやら目的の場所に辿り着いた様だった。 村外れに一本だけ生える『楡の木』……。 首を大きく上に向け、少し体を仰け反らせると、やっと先端が視界に入った。 それだけ大きな木だと云えた。 確かその木には、何かの『言い伝え』が存在したと思う。 遠い昔に災厄に見舞われた村を救った、通りすがりの旅の者が植えたもの。とか、 村を荒らした物の怪の類を封じた、符術師が木に姿を変え、今も尚村を守り続けている、 とか…どこにでも有る、ありふれた解釈のものだったと記憶している。 その木の下で立ち止ったエオスが、ゆっくりとこちらを向いた。 薄暗がりで表情は見て取れない。が…。 (まさか…)果し合いでは、無いだろうか? ネルにそう思わせる程、エオスは必要以上にピリピリとした緊張感を漂わせていた……。 必然とネルも身構える。
533 :
00 :03/05/14 13:11 ID:eLa81hJb
「すみません…ここからは、『クリムゾンブレイド』のネル様では無く、 一個人としての、ネル・ゼルファーとお話ししたいのですけど、 宜しいでしょうか?」 慎重に言葉を選んでいるのか、ゆっくりと、そして、無機質な口調で、ネルに語りかける。 その言葉使いと、様子からは、相変わらず真意の程は掴めない。 「ああ…構わないよ」ネルは胸の前で腕組をし、短く応えると小さく頷いた。 自分にとっても、その方が都合が良かった。 歯に衣を着せた様な会話を交す事など、元々自分向きでは無いし、好みでも無かった。 それに、だらだらと問答をやり取りしても、解決する事は意外と少ない。 それなら、ばっさりと腹を割って話し合った方が、お互い遺恨も残さないだろう。 そんな決意にも似た思いを抱いたネルの顔をじっと見詰め、 エオスが躊躇いがちに口を開く……。
534 :
00 :03/05/14 13:11 ID:eLa81hJb
「貴方は……クレア様の事を、どう思われてますか?」エオスは、前振りも無く、 いきなり核心と思われる話題に触れた。 「えっ?!」どんな内容の話しが飛び出すのかと、身構えていたネルだったが、 さすがにその話題についての準備と回答は用意していなかった。 敢えてその話題について外していた、という方が正解かも知れない…。 他人に余り触れて貰いたく無い話題だったからだ。 「………」ネルは俯き、唇を噛んだ。 エオスから提出された話題を上手くはぐらかす事も出来ない、不器用な自分を恨みながら…。 かといってこの場を誤魔化し、取り繕ったとしても、性格からして自分らしくないと、 『嫌悪感』を後に湧き上がらせる事までも承知していた。 当然の事だが、クレアに対して募らせている。内に秘めた淡く切ない想いなど、 他者に語れるものでも無く、その事自体もエオスに対しての回答から削除された。 二人に沈黙という、無為な時間が過ぎて行く。 その沈黙を打ち消すかの様に、風が鞭のような音を経て、耳元をすり抜けた。
535 :
00 :03/05/14 13:13 ID:eLa81hJb
エオスはネルの沈黙を自分に対しての回答と受け取り、一際深い溜息をつくと、 首を左右に大きく振った。 「やっぱり……まだ、『戻って』無い様ですね………」悲しみにも取れる表情を 無機質だった顔に貼り付け、静かに呟く。 怒りと無機質、それ以外にネルに初めて見せる表情だった。 「……『戻って』ないって、どういう意味だ?」行き成り出されたクレアについての難題も 片付かないまま、今度は理解出来ない言葉を付き付けられ、不安を募らせる。
536 :
00 :03/05/14 13:14 ID:eLa81hJb
ネルへの回答の代わりに、エオスは再び首を大きく左右に振った。 握り締めた小さな拳がふるふると震え出す。 そして、いつもの様にネルを睨みつけ、腹の底から言葉を搾り出した。 「あなたがそんなだから!……そんな事だから!!……クレア様は!!!」 エオスはそこまで言うと、言葉を詰まらせ肩を落とし、身体を震わせた。 (泣いているのか?…)彼女の事も気になる……。 だが、エオスには悪いが、言葉の続きが気になった…。今までの会話とクレアが、 どう繋がっているのか…と。 暗くて良く判らないが、顔に掌を持って行ったことで、涙を拭ったのだと理解出来た。 そして、気持ちを少し落ち着けたのか、エオスは再び口を開いた…。
537 :
00 :03/05/14 13:15 ID:eLa81hJb
だが、その場に再び言葉として発せられたのは、エオスのものでは無かった。 もちろん、エオスの言葉を待つネルもものでも無い。 「エオス!!」 言葉と云うよりは、叫び声に近い言葉かも知れない。 呼ばれたエオス自身も、側に居たネルさえも、その声に同時にビクリと肩を震わせた。 「クレア様!!」その言葉に呼応するかの様に、エオスが一際高い声で、その声の 主の名を呼んだ。 (…クレア?)エオスの驚きの、表情の先を追ってネルが顔をそちらに向ける。 確かにそこには、見知った顔のクレア自身の姿があった。 ネルは、そこで初めて声の主がクレアで有った事を理解した。 言われてみれば、クレアの声だ。 だが、聞き慣れているネルの判断を鈍らせる程、その声は普段のクレアとは程遠いものだった。 自分の知っている親友は、怒りに任せて声を荒げる事など無いからだ。 軍を指揮する時は、確かに声を荒げる時も有る。が、そこには必ずといっていいぐらいに 彼女特有の気品と優雅さが織り込まれていた。 先程聞いた声は、怒声というか、只の品の無い怒鳴り声でしかなかった。 クレアが、つかつかと二人に近付く。 普段と違う様子の親友に戸惑うネルの前を素通りし、エオスの前で立ち止る。 「あっ…あの…クレア様、これは……」明らかに怒りの様相な、上司を前に 狼狽するエオス。 ―パァン! 乾いた、弾ける音が響く。 と、同時にエオスの小さな身体が吹き飛んだ。
538 :
00 :03/05/14 13:15 ID:eLa81hJb
クレアが二人の前に現れたのは、偶然という要素を含んだ必然的なことだった。 メアリーを残し全員が退室した後、二人の打ち合わせが始まった。 が、少ししてクレアは、何とも形容のし難い言い知れぬ不安に襲われた。 胸の辺りが何か見えないモノで圧迫され、掻き回されている様な感覚……。 「クレア様?」メアリーが只ならぬ様相のクレアに気付き、声を掛ける。 クレアは、そんなメアリーを手で制止し、レースのカーテンの掛かった窓へと 歩み寄った。 どうしてなのか判らない……。虫の知らせなのか、勘の類なのか、とにかく 窓の外が気になって仕方が無かった。 レースのカーテンをゆっくりと捲る。 夜空にはキラキラと、散りばめられた宝石の様な星星がまたたいている。 村の民家がシルエットだけ浮き上がらせ、押し迫って来る様な圧力を滲み出していた。
539 :
00 :03/05/14 13:16 ID:eLa81hJb
「…!!」クレアの視界に二人の人影が飛び込んだ。 一人は部下のエオス……そして、もう一人は………。妙な知らせは、クレアの 希有に終らなかった。 「ごめんなさい!メアリー、少し席を外します!!」 その言葉を口にした時、既にクレアは部屋の出口へと向かっていた。 そのままの勢いで扉を空け、部屋を後にする。 「あっ、クレア様!」メアリーが慌てて声を掛けた時には、姿どころか、 気配すら側には無かった。 (確かこっちに…)二人が消えた方向を、くまなく探す。 そうしている間も、焦燥感が火種となり、クレアの心の中で燻り出した。 二人が一緒に居る事…それはクレアにとって、有っては無らない事だった。 何故なら(エオスは…)ギュッと唇を強く噛む。 もしかしたら、血が出るのでは無いかと、云うぐらいに強く。 (!!)僅かに声が聞こえた、間違い無く、人の声だった。 クレアは辺りを伺った。 大きな『楡の木』が有る………そして!!
540 :
00 :03/05/14 13:17 ID:eLa81hJb
強烈なクレアの平手打ちで、勢い良く倒れ込むエオス。 親友の思いも掛けない行動に、ネルは言葉も無く、立ち竦んでしまった。 全く状況が掴めずどう対処していいのか、判らない状況だったからだ。 そんなネルを他所に、クレアが言葉を続ける。 「何をしているの?」平手打ちを頬に受け、倒れ込んだエオスを一瞥し 問い掛ける。 「あっ…もっ、申し訳有りません…!」打たれた頬に手を宛て、エオスはそう言うのが 精一杯の様子だった。 クレアの全身がわなわなと震え出す。同時に、ぞくっと、ネルの全身の毛が逆立った。 クレアから湧き上がった波動…それが『殺意』に近かったからだ。 「クレアッ!!」溜まらずネルは傍観者から、擁護する者へと、立場を移し、 二人の間に割って入った。 「どうしたんだい!クレア?!」ネルは親友の両肩を掴み、大きく揺すった。 夢から覚めたかの様に、クレアの表情が変わる。 そして、『殺意』も………。
541 :
00 :03/05/14 13:18 ID:eLa81hJb
ぐったりと疲れた様に、ネルに身体を預けるクレア。 「……すみません、部下が失礼な事を…」そういう問題では無いとは思ったが、 ネルは口にする事を見送った。 ネルはクレアに気付かれぬ様に、エオスに目線で合図を送った。 エオスは、こくりと頷き立ち上がると、軽くお辞儀して村の方へと走り去った。 その姿を見送り、ネルは親友の頬を優しく撫でた。 心なしか今のクレアは、ネルが不安になる程、壊れてしまいそうな儚さを湛えていた。 そんな儚げな親友を守り、包み込むかの様にそっと優しく抱きしめる。 「クレアらしく無いよ……」何が原因かは判らない…。が、怒気も殺意もクレアには 相応しく無い事だけは理解出来る。 「私らしくない……そうですね…そうかも知れません……」自分に言い聞かせる様に 聞き取れたのは、ネルの思い過ごしなのだろうか……。 「ねぇ、ネル……もう少し、このままでいいですか?」 「んっ?」クレアに言われて、初めて気が付く。 ネルはクレアの身体を抱きしめたままだった。 意識し始めると、気恥ずかしさと共に、クレアの温もりがネル自身に伝わって来た。 優しく、静かな息使い。そして、ほのかに香る甘い様なクレアの匂い……。 「ああ、いいよ…」ネルは頷き、そのまま抱きしめる。 例によって、心音が高まり、ネルの敏感な花芯が疼き出す。 (今夜は、眠れそうにないな……)クレアを感じ、昂ぶる自分を鎮めるのは容易では 無いだろう。 この後の為に、その温もりと匂いを、ネルは思考の中に深く記憶した。
542 :
00 :03/05/14 13:23 ID:eLa81hJb
とりあえずここまでです〜。・・・ごみんなさい。 また、エッチシーンまで行きませんでした(泣 確実に進んではいるのですけど・・・。 せめてもの罪滅ぼしの為に、絵も描き始めますので、お許しください。 それと、これ以降、オリジナルのキャラは余り出ませんので〜。 当然、エッチシーンにも関わって来ませんです。 ちゃんと、そういう所は、わきまえてますのでご安心をw
543 :
00 :03/05/14 13:37 ID:eLa81hJb
黄昏さん 学園モノ面白そうですね。 激期待してますw
544 :
00 :03/05/14 13:53 ID:eLa81hJb
>>537 2行目「ネルもものでも無い」→「ネルのものでも無い」です。
すみませぬw
>>514 アミーナは「病弱」「彼に会いたくても会えない」という美味しい属性をお持ちですから、
いっそ暴走してもらって「ロミオとジュリエット」をやってもらうというのは如何?
何かというとトリップしてあっちの世界に逝ってしまうという(w
546 :
もぽえ :03/05/14 18:52 ID:ipoGJ0Vm
やけに間隔があきましたが、281-286の続きです。 −−− マリアの鞭が、焦らすようにソフィアの肉襞の周りをなでる。ソフィアは、 はぁはぁと息を荒くしている。 「マリア…さん…そこじゃなくて…もっと…」 弱い刺激にソフィアは物足りず、恥ずかしそうにマリアに頼み込む。 「もうちょっと横を、強く触ってください………」 「そう、こうかしら?」 マリアはニッと笑うと、ソフィアのクリトリスを軽く打った。 パシッ。 「ひぎっ!」 ソフィアの口からおかしな悲鳴が漏れる。 「ここじゃなかったのかしら?」 「いたっ、いたぃ、痛いぃぃー」 体をもぞもぞと動かしながら、ソフィアは涙を流す。しかし痛みだけでなく、 じん、と痺れる快感が残った。 「じゃあ痛い場所をさすってあげるわ」 マリアが指の腹でクリトリスをもむ。 「あんっ………」 ソフィアの頬が染まり、体を反らす。 「ふふ。もう固くなってるじゃない」 マリアは軽くもむのではなく、強く押すようにし、さらに薄い皮をずらして 赤くしこった部分を直接つまむ。 「ひあぁぁぁぁー」 ソフィアは意味をなさない叫びをあげる。マリアが強くつまんだり力をゆる めたりを繰り返すたびにソフィアは叫んだ。そしてソフィアは体を痙攣させる とぐったりと弛緩し、唇の端から涎を流しながら息を乱している。
547 :
もぽえ :03/05/14 18:54 ID:ipoGJ0Vm
マリアは玩具を見下ろす。 「いつも頭悪そうな顔だけど、イった後のあなたの馬鹿顔って格別ね。どう? 気持ちよかった?」 未だ醒めぬ快感の中、ソフィアには侮辱すら心地よく聞こえる。 「はい、気持ちいいです………」 「じゃあもっと気持ちよくしてあげるわ」 マリアはソフィアの流す愛液を伸ばした。アナルにも塗りたくる。ソフィア が首をふった。 「マリアさん、、、何するんですかっ………」 マリアの指先が、わずかに中に入る。異物感にソフィアは震え上がった。 「そんな、後ろからなんてっ」 「初めてじゃあるまいし。あなたいつもそればっかりね」 ソフィアはぶるぶると首をふった。 「だってっ、マリアさんは嫌じゃないんですか? そこ、汚いし」 「それじゃあ………」 マリアは鞭の柄を穴におしつける。 「あなたの汚い所には、汚いこれがお似合いね」 鞭の柄に肉がひきつれて、ソフィアはまたもや悲鳴をあげた。 「い、いやぁぁぁ!」 「前にはこれをあげるわ」 マリアはヴヴ………と低くうなるバイブをソフィアの中にぐいと押し込んだ。 「あぁそんな、前からもなんてっ………あぁーっ」 ソフィアは縛られた体をのたうたせながら、叫んでいる。そしてバイブと鞭 に挟まれた部分がやがて、焼けるような熱を持った。 「あーん、熱いっ、熱いのぉ、気持ちいぃーーー!!」 快楽に全身を桃色に染めて、ソフィアは寝台の上を転がった。 「まだまだこれからよ………」 ソフィアを見下ろすマリアは、にっこりと笑っていた。 <!-- 終わりました -->
>>524 俺の大学はあったよ。でも隣りに女子短大があったから、たまに
ゴッチャになってた(笑)。
549 :
もぽえ :03/05/14 19:15 ID:ipoGJ0Vm
やっと自力でSO3クリアしますた。マリアエンディングも見ました。 ガブリエのカウンターオーラオンリー勝利取る気力がない………。 疲れた………。 >めでぃーな氏 ウェルチさんに笑いました。変わり身素敵。 実際の彼女のセリフがアレンジされた使われ方がイイですね。 >284氏 試験管ネタは個人的に思い入れがあるので………ハァハァハァ。 (羞恥プレイにも使ってた話を聞いたことがあるんで) >黄昏氏 DB風も学園物も、飲んでたコーヒー吹きそうになりますた。 合うものだなぁ、と思いました。 ネル&アルベルは、先生姿が想像しづらいです。 クリフ・ミラージュ・クレアは似合いそうなのに。
スマソ、種スレで頑張り過ぎちゃった…今日は投下不可ナリ。
黒ソフィアイイ!
552 :
430 :03/05/14 23:59 ID:HVURzy6h
えー・・・駄文な上にまた中途半端なところで止まってるのですが、 投下してもいいでしょーか(;´д`)
ハァハァしながら閲覧させて頂いているうちに創作意欲が・・・! ところでこのスレのクリエイターさん方は皆様男性でつか? 当方♀なので男性陣の書くエロパロにはとうてい適わないだろうなぁと思う となかなか投下する勇気が持てなくて(笑)
554 :
430 :03/05/15 01:24 ID:FvWGOtNc
俺は男です。 でも俺は逆に女の人には勝てないと思ってますよ。 女の人の心理模写とか俺出来ないんで(´д`;)出来る人スゲェと思いますHigh 返事無いですが批判覚悟で投下してみます・・・
555 :
430 :03/05/15 01:27 ID:FvWGOtNc
相変わらず模写が汚いですがお許しを(つд`) 「・・・起きろ、糞虫」 顔面を思いっきり踏みつける。 「う・・・ぐっ、誰・・・だ、貴様ァッ!!」 死にかけと見せかけて反撃か。 フン、下らん。 「所詮糞虫は糞虫か。アイツ等程度も倒せない、不意打ちも当てられないじゃ生きていても仕方ないな」 近くに転がっていた兵士の剣を一本持ち。 「え、あっ!?アルベル様ッ!?待ってくださ―――」 ぐちゃっ。 それを額に生やしてやった。 「お似合いだ糞虫。脳ミソぶちまけて寝てろ」 オブジェを思いきり蹴飛ばして、闘技場から去っていく。 「副団長が居ないとなると、また厄介事を押しつけられかねんな。どうするか・・・」
556 :
430 :03/05/15 01:29 ID:FvWGOtNc
その頃フェイト達は救出が成功した事をクレアに知らせる為にアーリアへと向っていた。 そう時間も経っていないので、修練場がまだ見えないこともない距離しか歩いていない。 「敵一匹一匹相手にしてたら日が暮れちまうぜ?無視して行く方がいいだろ?」 「ああ、でもタイネーブさん達かなり痛めつけられてるし無理は―――」 「しっ・・・静かに。誰か居る」 またアーリグリフの兵士が追い掛けてきたのかと、タイネーブとファリンを囲むようにして陣形を組む。 「ほう、危険察知だけは優秀なようだな」 岩の陰から出てきたそいつは――― 「アルベル=ノックス・・・!?」 「本当なら貴様等糞虫なんぞ相手にもしたくないが―――事情が変わった。 そこの女二人、どちらかを寄越せ。大人しく従えばよし。拒めば殺す」 「なんだとテメェ・・・うぐっ!?」 クリフはすかさず食って掛かったが、あっという間に足に一撃食らう。 血がつぅっと足を伝い地面を汚す。 「くぅ・・・っ!ナメやがってぇっ!!」 「話にならん。女を置いて出直せ。どうやら、俺を満足させるだけの資質はあるようだからな。 強くなったらまた相手してやる」 また殴りかかろうとするクリフを、ファリンが後ろから制止した。 「待ってください、私が・・・行きますからぁ」 「冗談じゃない!折角ここまできて―――!!」 フェイトが憤りをぶつけるように、ファリンに怒鳴る。 ビクッと驚くも、意見は変えないようだった。 「安心しろ。殺すつもりはない。拷問もなしだ」
557 :
430 :03/05/15 01:30 ID:FvWGOtNc
「・・・分かった。この場は引き渡す」 「ネルさん・・・!?」 クリフもフェイトも、納得出来ないような表情でネルを見る。 「理由は分からないけど、アルベル=ノックスは本気みたいだからね。 ・・・ここで全員死んだら助けられるものも助けられなくなる」 「くっ・・・だけど・・・っ!」 決まりだな、とアルベルはファリンに近付き、手を引く。 「その程度の怪我なら大した事はない。さっさと歩け、阿呆」 「それじゃあ・・・皆さん、またですぅ・・・」 クリフは力の限り、地面を殴った。 「ごめんね、ファリン。必ず迎えに行くから」 自分の無力さを呪った。
558 :
430 :03/05/15 01:31 ID:FvWGOtNc
カルサア修練場に戻ってきた二人は三階へ向う。 ファリンが断続的な身体の痛みに耐え切れず蹲る事もあったが、 その度アルベルは起き上がるのを待った。 起こそうとはしなかった。 「アルベル様・・・どうしたんですかこの人!?」 「何処かの糞虫が下らん事をやった所為だ。マユ・・・だったか。貴様、食事を作るのが一段落したら手当してやれ」 「は、はいっ!それじゃあ御姉さん・・・ちょっと待っててくださいねっ!」 食堂に連れて来られたファリンは、アーリグリフ兵が食事を取っているのを部屋の端で見ていた。 連れてきたアルベル本人はマユに用件を話すと何処かへ行ってしまった。 見張りも特についているわけじゃない。 逃げられない事もない。 だがここまで待遇に差があるのが気になり、ファリンは動かなかった。 マユの手当を受けている間も、何故ここに連れてきたのかを考えていた。 「マユさぁん、アルベルさんは何で私をここに連れてきたんですかぁ?」 知っているわけはない、とは思いつつも尋ねてみる。 すると意外な言葉が帰ってきた。 「シェルビー様が反乱を起こした時にやり口の汚さに腹を立てて、 咄嗟にアルベル様を庇った、という風に私は聞いてますよー。 シーハーツにもいい人って居るんですね、ちょっと見直しました」 庇った? 私が? アルベルさんを? 何故? 敵なのに? ・・・どうしてそんな話になってるんでしょうかぁ? そう問いたくもなったが、得策じゃあない。 その話が嘘というのがわかって、また面倒な事になるのも―――
559 :
430 :03/05/15 01:33 ID:FvWGOtNc
・・・どうしてそんな話になってるんでしょうかぁ? そう問いたくもなったが、得策じゃあない。 その話が嘘というのがわかって、また面倒な事になるのも――― 「あはは、そうなんですよぉ」 「あ、そういえばお名前聞いてませんでしたねー」 「あー、すっかり忘れてましたねぇ、私はファリンって言いますぅ〜」 暫くマユと他愛もない事で笑い合っていた。 そのうちマユの母らしき人に呼ばれて「ごめんね、ちょっと行ってきますっ」と仕事場へと戻った。 と、今度はアーリグリフの兵隊が近付いてきて。 「そこの姉ちゃん、団長を助けてくれたんだって?」 「え?あ、はい!そうですよぉ〜」 一人一人その兜を脱ぎ、笑いかけてくる。 「いやー、シーハーツの人間なんて王様手にかけようとする糞野郎ばかりだと思ってたよ」 「ほんとだよな、シェルビーが団長になんてなったら俺軍辞めてるってーの」 アーリグリフ軍の兵を殺すのに、躊躇いはなかった。 敵である以上は、倒すしかない。話し合いなんてもってのほかだ。 攻めてきたのはアーリグリフ軍なのだから。 でも、こうして見ると――― アーリグリフ軍もシーハーツ軍も 中はこんなにも温かくて 「お、おい・・・姉ちゃん?」 「ほぇ・・・?」 「何で泣いてんだ?何か気に障る事言っちまったか?」 頬を伝う涙。 私は彼等の家族から、大切な人を奪っていたのだと。
560 :
430 :03/05/15 01:34 ID:FvWGOtNc
戦争だから仕方がなかったと、一言で解決出来る程安易でもなく。 私が殺した兵の家族にしてみれば、どんな理由があろうと私は仇。 そして、その考え方はシーハーツもアーリグリフも一緒。 そう、ただひたすら私欲の為に戦争をしたがる人を発端として、 そこから怨恨の連鎖が起きている。 悪いのは『国』でなく『発端』なのだと。 「治療は受けたのか」 稽古場で刀を振るっているアルベルに近付くと、振り向きもせずそう聞かれる。 「はい、大丈夫ですよぉ」 「それならいい。あのままだと何かと差し支える」 「ところで、アルベルさんは何で私を連れてきたんですかぁ?」 「人手が足りなかっただけだ。"漆黒"に巣食う糞虫共を一掃し、流れた噂を上手く操作してやれば、 居場所にも不自由はない。・・・これは"命令"だ。貴様を"漆黒"副団長に命ずる。 ヴォックスの野郎が文句垂れるだろうが、俺の騎士団の中に口出しはさせん」 多分、アルベルは本当にただそれだけの理由でここに連れてきたんだろうと思う。 でもそれ以上に、今まで見えていなかったものが見えた気がして、嬉しくなった。 「ありがとうございまぁす」 「あん?何で礼なんか言うんだ?」 「えへへ、何でもないですよぅ」
561 :
430 :03/05/15 01:35 ID:FvWGOtNc
取り敢えず今日は以上な方向で。 ・・・ヤタラとヘンなストーリーですが、生暖かく見守ってください(;´д`)
562 :
430 :03/05/15 01:37 ID:FvWGOtNc
ああ・・・>559の最初三行はないものとして読んでください。 寝惚けてるかな・・・
>>430 氏
乙カレー。やっぱアルベルはイイ。カルサア修練場での登場BGMもね。
俺は種書いてたからSO3に手ェ回らんかったよ。
hackスレにも書かんといかんのに…土日で挽回しようかな…。
>>553 リアルでの事は秘密にしておいた方がミステリアスな気が…。
まあ…今までの言動で俺の正体はバレバレなんだけど(w
564 :
00 :03/05/15 01:50 ID:+u+x2QEu
ここ最近、仕事が遅くなってかなわないです・・・。 430さん いいですね〜。この流れだと、純愛路線でしょうか? 期待しています。
565 :
00 :03/05/15 01:53 ID:+u+x2QEu
え〜と、お昼にアップした話しですけど、 書いている時と書き上がった後は、バーサーク状態(?) なので、やり過ぎた事に気付きませんでしたw 冷静になって読み返したら、なんだかなぁ…って、感じです。 自分、空気読みなさ過ぎでしたw すみません。 やはり、こういうお話しは、個人で楽しむ物ですね。 公共の場で失態をやらかしてしまって、申し訳ありませんでした。 取りあえず、今までの話しは白紙に戻そうかと思っています。 今度からは、サクッと終る話しをw
566 :
430 :03/05/15 02:00 ID:FvWGOtNc
>黄昏氏 糞虫、糞虫、糞虫。 ああ、あの響きを聞くだけで俺の股間はエレク:y=ー( ゚д゚)・∵. ターン まあ冗談ですが、アルベルはイィですね。 >00氏 俺個人としてはきちっと終わらせてほしい、と正直思うのですが・・・ 貴方が決めた事ですから仕方ありませぬな、次の作品に向けて頑張ってください(´ー`)ノ
567 :
430 :03/05/15 02:03 ID:FvWGOtNc
あとちょっと小出しにしてしまって申し訳無いんですが、もう少し出します。 手直ししようかと思ったんですが敢えてバサカー状態で書いた方を。 数日後、アーリグリフの密偵からシーハーツが新兵器を開発する為に銅を奪いに来るという情報が舞い込んできた。 当然、ファリンの元にもその情報は届いていて――― 「サンダーアロー・・・ですねぇ。完成させるとこっちの人も沢山死んじゃいますからぁ・・・」 「・・・おい、聞いてるか阿呆」 「は、はぃ?」 「元仲間だろうと容赦するな。素振りを見せれば後ろから斬られても文句は言えん」 「分かってますよぉ」 この地位に就いて(就かされて)からというもの、アーリグリフの兵もシーハーツの兵も出来る限り死なないようにと、 極力戦闘行為は避けるように指示を与えてきた。(勿論後々の作戦が有利になるようにという名目上、実際成果を挙げられるようにしなければならないが) ただ今回の任務は恐らく―――ネル達が来る。 大勢死人が出る事は間違いない。 なら取る行動は一つ。 「・・・変だな」 鉱山の入り口に到着したネル達一行。 現状を見る限り、という狭い範囲の話だったが正直にそう思った。 なにせ、兵隊を集めているという情報が入っているにも関わらず、見張りの一人すらも居ないのだから。 「罠・・・でしょうか」 「だろうね。どっちにしろ、入るしかないけどさ」
568 :
430 :03/05/15 02:05 ID:FvWGOtNc
「敢えて見張りを置かず出てくるであろうこの場所で総力戦、か」 鉱山の中に通じている線路の先、微かに光が動いて見えた。 「第一陣は出口に展開、第二陣・第三陣は右上方、左上方にてそれぞれ待機、第四陣は鉱山の入り口から彼等の後を追ってくださぁい」 前門の虎、後門の狼。 ただ、ファリンは信じていた。 一点突破してくれればこちらの被害も最小限、そして素振りも見せずに逃がす事が出来る。 彼等になら、それが出来ると。 「何をしているの?早く積み込んで」 「ですが、外に―――」 「外に何が―――ッ!?」 彼等からすれば、脅威だったであろう。 「お久し振りですぅ」 「ファリン―――何故、ここに!?」 「何故って、銅を奪われない為ですよぅ〜」 彼女が敵に廻ってしまったという事実。 それは、優秀な作戦参謀を与えてしまったという事で。 ザザザザッ。 フェイト達の後ろから、兵士が恐らく二十人強、歩み寄ってくる。 出口の外には、ファリンと一緒にぐるりと外を囲む歩兵。 そして空中にはエアードラゴンに乗った兵隊がざっと十数騎。 「くっ・・・こりゃあ、完全にハメられたかッ!?」 「ファリン・・・アンタ、本気かい?」 にっこりと。 何時ものように、あの頃のように笑顔を。 「当たり前じゃないですかぁ」 腕を挙げ、振り下ろす。一斉に兵達が襲いかかって―――
569 :
430 :03/05/15 02:07 ID:FvWGOtNc
改めて以上です。 まあ・・・期待しないでください(´д`)
>>553 いちおー♀ですが、投下済みナリ。
SOは書き手も読み手も女性が少なくないと思われ。
ハァハァの勢いにまかせて、気にせず投下することをお勧めしたい・・・w
最近のも面白いんだけど、 それはそれとして保管庫はいつになったら復活するのだろう?
>>黄昏さん
学園モノ期待してます。
>>00 さん
個人的にはかなり許容範囲なんですが……気が向いたら完結させて下さい。
>>もぽえさん
なんか、黒マリア久しぶりに見た気がする。頑張って下さい。
>>430 さん
パラレルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!! アルファキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!
>>553 さん
自分は男です。まぁ、勇気を出して1度投下してみてはいかが?
女性が書くのも読んで見たい。
漫画化記念って事で久しぶりにフェイソフィでも。
夜中の方が筆進むなぁ……
part5
>>127 さんに捧ぐ(捧げられても迷惑だ)
7月7日 今日は七夕。 織姫と彦星が1年に一回逢える日とか言われてますね。 さて、今日の二人はどんな感じか、早速見て見ましょう。 今日は近くの神社で夏祭りをやっています。 そのお祭りに二人は来ていました。 「星が綺麗だね……」 「そうだね」 少し坂になっている所に寝そべって2人は空を眺めています。 「あ、もうすぐ花火があがる時間じゃないか?」 「そういえば、去年もここでこうやって花火見たよね」 「去年か……」
「ねぇ、フェイト」 「何?」 「あのね、来週神社でお祭りがあるんだって。 地球に住んでたときはそんなの無かったから行きたいな〜と思って」 へぇ、そんなのがあったんだな、全然知らなかった。 そういうのって小さい頃連れて行ってもらった憶えが無いんだよなぁ。 「祭りってさ、どういう事やるの?」 「ん〜とね、出店がいっぱい出たりとか、花火があがったりとか。 綺麗だよ〜、花火」 花火か……ホログラフでしか見た事無いな。 「晴れてたら一緒に行こうか。 6:30ぐらいに帰って来ればいいかい?」 「うんっ!絶対だよ」 ソフィアが嬉しそうに笑う。 そういえば、最近二人で出掛けたりしてなかったよな。 こういう顔を見るのは久しぶりかも知れない。 「晩御飯の用意してくるね」 パタパタとスリッパの音を立てて、ソフィアが部屋を出て行った。 来週が楽しみだな━━━
当日、午前中は雨が降っていたが、 夕方頃には上がった。 まぁ、これぐらいなら中止にはならないはずだ。 仕事を終えて、僕は神社へ向かった。 結構人は居るようだ。 鳥居に続く参道には、 焼きソバ、たこ焼き、かき氷など色んな出店が並んでいた。 僕は田舎の中学生のようにキョロキョロしながら店を覗き、 待ち合わせ場所へと向かった。 「フェイト、お待たせ〜」 鳥居の下で待っていると、後ろからソフィアの声が聞こえた。 振り返るとそこには…… 「へへ、久しぶりに着てみたんだけど……どうかな?」 ピンクの浴衣姿のソフィアが居た。 「似合ってるよ、いつもより大人っぽく見える」 「ありがと♪」 髪を結っているソフィアを見るのは久しぶりだな。 なんか新鮮だ…… 「それじゃ、行こうか。ソフィアは何処に行きたい?」 「えっとね。わたがし食べて、りんご飴食べて、 射的とか金魚すくいもしたいなぁ」 さっき、大人っぽいって褒めたばかりなのに もうお子様モード全開ですか、君は……
今日はこのへんで 他の二つとは違って中くらいの長さになる予定です。 漫画版でソフィア好きになる人が増えたらいいなぁ……
577 :
00 :03/05/15 11:14 ID:+u+x2QEu
430さん うおっ、早くも続きがアップされてますねw 純愛物かと思ったのですけど、ネルが捕まって調教…とかでしょうか?w soyさん こういう、ほのぼの物もいいですね〜。 ソフィア、前までは余り気にして無かったのですけど(すみません)最近 結構好きになりました〜。 彼女で気になる所といえば、胸とか、それと胸とか…他に挙げるとしたらやはり、 胸かな?w(うそですw) 失態に次ぐ、失態、昨日はすみませんでした。 やっぱり、途中で投げ出すのは良く無いですよね……。 最近疲れ気味なのか、思考が短絡的でいけません…本当、すみませんです。 小出しにするから、いけないのですよね〜エッチシーンまで書き溜めて、 ドバっと、出しますw その前に、一本。 話し的に繋がりが悪くなるので、省いてしまおうと、 思っていたのですが番外編として、ネルのオナニーシーンを書いてみます。 へぼいイラスト付きでw それでは、後ほど〜。 おっぱいグルグル〜(テンション高くてすみませんw)
>>571 ナシモト氏みたいな保管庫つくりましょうか?
>>578 是非是非是非是非是非是非是非是非
作ってください!!
>>522 の学園モノの続き…何か最近、疲れが溜まってるらしくて…昨日はステルヴィアの
録画に失敗しとったよ(先週はガンパレを失敗した…)…激しく鬱だ…。
フェイト・マリア・ネルがあーでもないこーでもないと口論していると…。
「ネル先生ぇ…そんなとこで何やってるんですかぁ?」
「朝っぱらから騒がしい奴らだ…やはり阿呆だな」
アルベルとファリンの2人が連れ添って階段から降りてきた。どうやら今日もアルベル
のエアカーでの登校らしい。が、アルベルは大学部でファリンは高等部…どういう接点が?
「1限目の前に職員朝礼があるだろーが…そんなとこで油売ってる場合じゃねえぞ、阿呆」
「わ、分かってるよ…!」
これを聞いてニヤリとしたのはマリアだった。すぐさまネルからフェイトを引き離し、
腕を組んで走り去る!
「では先生方、失礼しま〜す!」
「あ、ちょ、ちょっとお待ちよ!」
ネルが止めるより先に脱兎の如く逃げ出すマリアとフェイト…やられた。
「…まーた逃げられたなぁ、ネル先生?」
「…んな事より、さっさと職員朝礼に行くよ!」
アルベルに冷やかされ、ネルは不機嫌そうに校舎の方へと走り去って行った…。
「やれやれ…ここの教師にゃロクな奴がいねえ…」
「アルベル先生はどーなんですかぁ?」
「…俺か? まだマシさ」
ファリンの髪をクシャッとかき、アルベルは自身ありげに呟いた。クスクスとファリンも笑っている。
「1限目に遅れるんじゃねーぞ」
「はぁい、分かってますよぅ!」
キーンコーンカーンコーン…。 「うっしゃあ! 1限目の体育始めっぞ、オラァ!」 1限目はクリフ先生・アルベル先生の体育(男子)。向こうのグラウンドではネル先生・ クレア先生の体育(女子)も行われている。 「センセー、今日は何をするんですかー?」 「おう、いい質問だ! 今日はなぁ……アルベル、お前が説明してやれや」 「…お前、何も考えてなかったのか? …阿呆が」 仕方ねえ…と悪態をつきながらもクリフの前に進み出るアルベル。と、体育倉庫の方 から幾つかのボールを、運搬ロボが運んで来て…。 「今日はドッジボールをする」 「え―――――――――――――――――ッ!!!!!!!!????????」 ズバシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 生徒達から一斉にあがった不満の声と同時に響き渡る、ボールの切り裂かれる音…。 アルベルが剛魔掌で空中に放り投げたボールを破裂させたのだ…。 「俺がやると言ったらやるんだよ…文句あるか、阿呆共…?」 「あ、ありませ―――――――――――――――――――――――――んッ!!!!!!」 アルベルの恐ろしさは皆よく知っている。ここは従うしかなさそうである。だが、フェイトは…。 「…ん、リーベル…何かあったの…?」 「フェイト…お前寝てたのか? 今日はドッジボールだってよ…あ〜あ、ガキじゃあるまいし…」 先程のマリアとネルとの一件で疲れたフェイトは不覚にも居眠りをしてしまい、アルベル の発言にも気づかなかったので、友人のリーベルに事の真相を聞こうとしたのだが…。 「…その代わり」 皆の心のブーイングをかき消すようにアルベルは続ける…。 「今日のドッジボールは女子との合同授業だ」 「よっしゃ――――――――――――――――――――――――――――――ッ!!!!!」
男子達から響き渡る歓声。向こうのグラウンドでストレッチをしていた女子達も思わず 動きを止め、見入っている。これにはネルとクレアも…。 「アルベル先生…男子が騒がしいのですが…?」 「ああ、実はな、今日は女子との合同授業って言ってやったんだよ」 「そ、そんな、困ります! こっちは今日、バレーを…」 「こっちはドッジだ。バレーもドッジもそう変わりゃしないだろーが」 通信機を通して連絡を取るアルベルとクレア。勝手に合同授業にされては敵わない。 ここは断固講義せなば。と、見かねたネルがクレアから通信機を奪う。 「アンタねえ…そっちの都合を押し付けるのはやめとくれよ!」 響くネルの怒声。ここでアルベルはクリフに強制的にバトンタッチ。 「クソッ、こういう時だけ俺かよ…あー、もしもし?」 「クリフ先生かい!? こっちにはこっちの授業予定があるんだけどね!」 「ま、まあ、そう言うなよ…お、そうだ! こーしねえか? 男女混合でチーム分けして 4チーム作って、俺達教員もチームに加わわるってのはどーだ?」 「はぁ?」 苦し紛れの案がネルに通じるとは思えないが、一応言ってみるクリフ…。 「(でよ、こっからが重要だ…負けた奴は他の3人に昼飯おごるってのは…)」 「(却下だね)」 「(フェイトと同じチームにしてやっからよ)」 「(うッ…!)」 フェイトと同じチーム…フェイトと同じコートで…ドッジボール!? 『フェイト、下がってな! アンタは私が守ってやるよ!』 『ネ、ネル先生…///』 『…ネルでいいっていったろ?』 ネル先生お得意の妄想がまた始まった。これさえなければいい先生なのに…。
このスレに顔出しするのは久しぶりになってしまった…。
最近、他スレの方も書いていたこともあったけど、今週は忙しすぎて…。
明日、ようやく執筆できそう…。
ミリアム×フェイトの前哨戦を日曜日にうpする予定でいます。
>>578 氏
自分からもおぬガイシマス!!
584 :
名無しさん@ピンキー :03/05/15 19:55 ID:3T8K5esb
585 :
もぽえ :03/05/15 21:51 ID:gDu4t9Gy
174-179,220-223,235-245,281-286,546-547とリンクしてるような。 つまりクソ虫ちゃんは女の子のままです。 −−− 宇宙船ディプロは、区画によって重力が異なっている。もともとクラウスト ロ船籍であり、クルーのほとんどがクラウストロ人であるこの船は、デフォル トでは重力が2.4Gに設定されているのだが、マリアなどの他惑星の出身者が乗 り込むことも増えた後は、区画・個室ごとに重力が調節されるようになった。 そして現在、クリフお気に入りの鍛錬室の中の重力は1.7Gに設定され、クリ フ&ミラージュとフェイト&アルベルの二組が大暴れしていた。 しかし一方はすっかりお疲れぎみのようである。 「くっ、体が重い………」 フェイトは肩で息をしている。 「やっぱり重力は1Gに戻すか? それともか弱いエリクール人に合わせて0.9G にするか?」 腕組みをしたクリフが豪快に笑っている。その隣で三編みの女性が微笑んで いる。口元も目も優しげなのに、どこか油断がならない鋭さも併せ持つ女性は、 クリフよりは赤みの強い金髪をしていた。 「私たちには、これでも軽いんですよ?」 ミラージュは跳躍すると、宙返りして天井を蹴り、続いて壁を蹴り、そして 床に着地した。 「だれが、か弱い、だとっ………」 アルベルはすでに片膝をついている。フェイトの気遣う視線が、かえってア ルベルの心に刺さった。
586 :
もぽえ :03/05/15 21:52 ID:gDu4t9Gy
「やっぱり0.9Gに戻してくれませんか?」 フェイトがすまなそうにミラージュに頼む。 「わかりました」 壁のコンソールを操作しようとするミラージュに、アルベルが言う。 「やめろ、このままでいいっ!」 ミラージュはアルベルの肩に手を置き、優しく言い聞かせる。 「無理しないでください。あなたはまだ、体の変化に追いついていませんよ。 たやすい相手ならともかく、私たちと戦うのはつらいでしょう?」 「うるせえ!」 アルベルはミラージュの手をふりはらった。微笑を崩さぬままに、ミラージ ュは軽く肩をすくめ、重力を0.9Gに設定した。 ぐったりとした重みから解放されて、フェイトは剣を構える。アルベルも立 ち上がった。 「クリフ、覚悟しろよ!」 「行くぞ、阿呆が!」 剣に気をとられていたクリフに、フェイトの蹴りが入る。 「リフレクトストライフ!」 「おっとまずった」 不意をつかれて舌打ちするクリフの脇から、床すれすれにミラージュの体が 飛び込んでくる。 「注意力散漫ですよ、クリフ!」 フェイトの脚に、ミラージュの脚がからんだ。負荷がかかったフェイトの膝 がきしむ。脚を解いた後、逃れようと身をかわすフェイトを、上、中、下段と 変幻し、輝く無数の蹴りが襲った。 「フラッシュトゥループス!!」 蹴りを受けながらも何とか勢いを殺すことには成功し、切れた口の中に滲む 錆の味を飲み込みながら、フェイトは剣を構えなおす。
587 :
もぽえ :03/05/15 21:53 ID:gDu4t9Gy
「てめぇの相手は俺だろうが!」 アルベルの切っ先が、ミラージュを狙う。しかしミラージュは横にステップ を踏み、刀は二、三本の金髪を空しく散らしただけだった。ミラージュはその ままアルベルの横に張り付いた。普段はキーの上を器用に踊る、長い指を持つ 手が、戦士のものにしては細すぎる腕をつかんで前に押し出した。 「うおっ!」 自分の斬撃の勢いにミラージュの力が加わり、アルベルは前につんのめり、 そのまま転倒した。 「アルベル、大丈夫か!」 叫ぶフェイトをクリフが張り倒す。 「バーカ、よそ見してんじゃねぇよ。おら、立て」 「こ、この………」 立ち上がるフェイトに、さっと後退したクリフの跳び蹴りが降りてきた。 「エリアルレイド!」 フェイトは慌てず、上からのクリフの強襲を見定めて剣を閃かせる。 「なめるなぁっ! ヴァーティカル・エアレイド!」 しかしフェイトは再びミラージュが走りこんでくるのを見た。ミラージュが 上に突き出した拳を、クリフが空中で踏んでもう一度跳ぶ。クリフの大きな体 は相当な重量があるはずだが、ミラージュの細腕はびくともせず、その表情は 涼しげなものだ。
588 :
もぽえ :03/05/15 21:55 ID:gDu4t9Gy
剣をかわしつつ、クリフは着地するフェイトを殴りつける。クリフの拳が光 を放つ。 「させるかよっ!」 擦れて血が滲む頬をしたアルベルが、義手を朱い闘気に染めてクリフを襲う。 クリフはちらりとアルベルを見、にやりと笑って背を向ける。 広い背中は相棒の女性に預けられた。 「あなたの相手は、私ではなかったのですか?」 義手の爪先を、細長い指が捕える。見た目からは想像もつかない膂力のミ ラージュにつかまれ、アルベルは動けなくなった。 「ギブアップするか?」 「この辺でやめましょうか?」 金髪の男女は、それぞれ相対する剣士に向かって言った。しかしそんなこと に応じる二人ではなかった。 「いやだよ!」 「断る!」 クリフとミラージュは苦笑する。クリフは拳をますます白熱させた。 「フェイト、歯を食いしばれ! 無限に行くぜ、フラッシュチャリオット!」 ミラージュは義手をつかみあげ、アルベルを壁に向かって放り投げた。激突 の衝撃で息がつまったアルベルがようやく顔をあげると、天井を蹴って勢いを つけた、ミラージュのハンマーナックルが振り下ろされた。 「エリアルピケット!」 フェイトとアルベルの視界は、ほぼ同時に暗転した。 <!-- 一旦筆を置きます --> ゲームでミラージュさんの戦いぶりを見たかった………。
589 :
もぽえ :03/05/15 22:24 ID:gDu4t9Gy
>430氏 ファリンは敵に回すと怖そうなタイプだと思ってたので、 こういう立ち回りは似合うと感じますた。 しかしゲーム中でも、周りに話を聞いてもらえてないという設定になってたので、 彼女をうまく使うのって難しそうですが。 >soy氏 ソフィアは登場時はわりと好きだったのですが、 ゲームが進むにつれて嫌なキャラクターという印象が深まってしまいますた。 (悪い意味での文明人っぷりがどうも鼻についてしまい) >213氏 ハァハァしながら土日を待ってみます。 今日、久しぶりに聞いたミリアムの声はやっぱり破壊力抜群でした。 >黄昏氏 ふと気になったのですが、やっぱりクラウストロ人はたくさん食べるんでしょうか。 同じ食事おごるにしても、クリフたちにおごる方は大変とか………。
590 :
430 :03/05/16 09:04 ID:SCAh4Gh7
>もぽえ氏 その辺りはアルベルが噂でカバーしたんです。 元々何処の部隊に所属してたっていう情報も含めれば、 ある程度信用を勝ち取れます。 後は、銅入手イベントまでの経過にどれだけ戦闘以外の部分で役立つか、ですな。 ここらへんは表現力不足っていうか単に書いてないだけっていうか(;´д`)
最近いろいろあってなかなか顔出し+執筆が出来ない… 今アルクレ書いてんだけどあまり進まない… 土日もてんやわんやっぽいからゆっくり休む事も出来ない… もはや皆さんの作品読む気力すら消えかけている… こりゃあ雷帝化して全ての電力食い尽くさないと存在そのものが消えてしまうな…
話がかなり長くなりそうなので、途中まで投下します。
>>181-193 の続きです。
「こ、この…!!」
フェイトはとたんに憎しみを思い出し、目の前にいる悪魔を再び睨みつけた。
「ふふふ。その様子だと、思い出したみたいね」
ミリアムはそのフェイトの反応を楽しむかのように艶かしく笑みを浮かべる。
それを見て、フェイトは誘惑されるよりも、ますます怒りが込み上げてきた。
「ば、馬鹿にしているのか!」
「馬鹿になんかしていないわ…」
ミリアムはその笑みを浮かべたままフェイトに近づき、彼の目の前でしゃがみこむと、
彼の顔を上げさせた。
「やはりいい男…」
美少年ともいえるフェイトの顔を見て、うれしそうにミリアムはつぶやくと、
彼の耳にふーっと息を吹きかけた。
「…ぅ…」
その僅かな刺激がフェイトの体中に大きく響き渡る。
そして、ミリアムが露出度の高い服を着て、
男を誘う悪魔らしい美しいスタイルが、露になっていることにようやく気づき、
股間が少し硬くなるのを覚えた。
「あらら?もしかして感じちゃったかな?」 「………」 フェイトは何も答えず、視線を逸らすだけであった。 否定はしたい。が、ミリアムのあの金色の瞳を見ると、思わず本音を言ってしまいそうになる。 おそらく、そういった魔力がそこから出されているのだろうが。 「かわいいわ…」 フェイトの反抗的な態度を、まるで子供のようなものにしか思っていないその悪魔は、 くすくすと笑いながらフェイトの股間をズボンの上から擦った。 「うぐっ!」 ズボン越しとはいえ、直に触られたかのような快感がそこから湧き上がる。 「硬くなってきているわね…。こっちは正直ね」 徐々に硬度が増してきていることを手のひらで感じ、ミリアムはうれしそうに舌をなめずった。 「さ・て・と、見せてもらうわね」 フェイトの股間を擦るのを止めると、ミリアムは今度はフェイトのズボンのベルトに手をかける。 「や、やめろ!」 何をされるのかわかり、フェイトは顔を恥ずかしさで真っ赤にしながら、 必死にその手をどけようと体を動かすが、手足を縛られた状態では力が思うように入らない。 かちゃかちゃ… ベルトがミリアムに弄ばれる音が響き渡る。 「ふふふ。早く見たいわぁ〜…」 ベルトを解くと、そのままそれの金属部分を掴み、引っ張る。 布とベルトの素材である皮が擦れる音がし、 その音が止むと、ベルトはミリアムの手の中に収められていた。 「次は、ココ…」 今度はズボンの前を止めているボタンに彼女の手が伸びる。 やはり必死でフェイトは抵抗し、腰が動いているものの、ミリアムは慣れた手つきでそれを外す。 そして、そのままゆっくり、ゆっくりとジッパーを下ろしていく。 股間を抑える力が弱まり、フェイトの股間がそれにあわせて反り返っていく。 そして、ついに最後まで下ろされ、トランクス越しに彼の勃起具合が明らかになった。
「結構大きいわね…」 ミリアムはそのまま、トランクスのボタンを外し、その穴から彼のモノを取り出した。 「立派なおち○ち○ね…」 「う…み、見るな…」 嬉しそうに自分の性器見られ、フェイトは嬉しいのか恥ずかしいのかわからなくなり、 胸がもやもやとする。 「あらら、褒めてあげてるのにな…」 ミリアムはわざとらしく少し残念そうな声を出すと、 彼のその裏側の筋をつつつとゆっくり爪先でなぞる。 「うぁ…」 「気持ちいいでしょう…。もっと気持ちよくなりたいでしょう?」 「お、お前なんかにそんなことされる筋合いはない!!」 彼女の誘惑に負けてはいけない。 負ければ、誰が彼女達を救えるのだろうか? 湧き上がる性欲に、他の二人の安否を気遣うことでフェイトは耐えている。 「そのちょっと生意気なところもかわいいわよ? ボーヤ」 再び耳元にそそるような色っぽい声で囁かれる。 フェイトの心がそちらに傾きそうになるが、 (ば、馬鹿!耐えるんだ!) それを振り払い、再び誘いに耐える。 「うふふ…。そのうちに正直になるわ。 私にかかれば、どんな男だって私との快楽の世界に堕ちてしまうのだから…」 「だ、黙れ!僕は決してお前には負けない!」 フェイトがそう叫んだときである。
「―――!!」 どこからか、女性の悲鳴が聞こえたような気がした。 「フェイト…助けて…」 「や、やめて…あぁ!!」 聞き覚えのある二つの声。 「ソフィア!マリア!!」 思わず二人の名前を叫ぶフェイト。 そして、目の前にいる悪魔を一段と厳しい目で見る。 「二人をどうするつもりだ!」 ミリアムはその迫力に一瞬たじろいだが、くすくすと声を殺して笑い出した。 「あちらも始めたようね…。魔族の儀式を…」 「ま、魔族の儀式だって!!」 「ええ…。私たち魔族になれる条件って知っている? リアルの世界で18歳以上且つ、精神的に問題がなく、 月額料金にさらに10000フォルを出している人じゃないとなれないの」 「それが関係あるのか!」 「大有りよ。魔族は自分の能力を高めるために、ある儀式が必要なの」 そこまで言うと、ミリアムは堪えきれなくなり、大声で笑い出した。 「その儀式はね、異性のキャラクターを陵辱なり、調教なりして、 彼らからエネルギーを搾り出すのよ!あははははははは!! 今頃は二人とも…うふふ…彼の壮大なパーティーで色々と料理されてる頃ね」 ミリアムの言葉を証明するかのように、 二人の絶望と快楽が交じり合った声がまた部屋の中に聞こえてきた。 「そうだわ…。せっかくだから、あなたの大切なお嬢ちゃんたちが何をされるか、 見て見ましょうか」 ミリアムが指をぱちんと鳴らし、目玉に羽が生えたようなモンスターが現れた。 「これは『サーチ・アイ』といって、人間の世界で言う、生きた監視カメラってとこかしら? これで今からデーモンロードの凄惨なパーティを見せてあげるわ」 ミリアムが再び指を鳴らすと、そのモンスターの目玉から光が出され、 壁にそのパーティと呼ばれる儀式の様子が流れ始めた。
少し時は遡る。 同じく捕らわれの身となったマリアは目を覚ました。 「ここは…どこかしら…」 暗い広いレンガ造りの部屋。鼻に付くような刺激臭が辺りに漂っている。 「ソフィア…起きて」 マリアは隣に寝転がっている少女を起こす。 「う…ん…」 体を揺すられ、ソフィアも意識を戻した。 「マ、マリアさん…」 「気が付いた?」 「無事…だったんですね!」 あの強烈な一撃を喰らったマリアが元気な姿でいることに感激したソフィアは、 思わず体を起こすと、彼女に抱きついた。 マリアの胸に、自分とは比較にならないくらいの柔らかいものがあたる。 「ちょ、ちょっと…離れなさいよ…」 それに少し妬きながら、マリアはソフィアの体を離した。 「ご、ごめんなさい…」 はしゃぎすぎたと思ったのか、ソフィアはマリアに注意されると、しゅんとうな垂れた。 「別に責めてるわけじゃないの。…まだ私たちは無事と決まったわけではないと言いたかったのよ」 「そういえば…フェイトもいないし…暗いし…それに…変なにおいがする…」 マリアの言葉を聞き、ソフィアもこの部屋の不気味さに気づいた。 「ええ。そうなのよ。私の知識があっているとすればこのにおい、 そして今までの出来事から考えて――――」 そこまで言うと、マリアは首を振った。 「ごめんなさい。今のは忘れて」 こんな最悪な事態を考えて、しかもそれを仲間に教えてどうすると言うのだ。 マリアは少し軽率な行動を恥じた。
「う、うん…。それよりも出口を探しましょうか?」 「そうね。何もしないよりはいいかもね」 マリアはソフィアの提案に頷き、二人は暗い部屋の出口を模索し始めた。 幸い、手足を封じられていなかったので、壁伝いに調べていけば、そのうちドアが見つかり、 そこから逃げられる。そう思い、二手に分かれて壁を調べ始めたのだが… 「ない…」 「こっちもなかったよ!」 壁を調べ続けても、出口らしいものは見つからないまま、 二人は部屋の反対側で再び出会ってしまった。 「…もしかして、地面の下に通路が」 ソフィアがつぶやくと、マリアも頷く。 「そうね…。あとはそれくらいしかないわね」 「じゃあ、また地面を手探りで探しましょう」 二人は地面に膝をつき、とにかく周りを手で調べてみる。 どこもかしこも似たようなレンガの造り。 どこか溝でもあれば、希望が持てるというのに、それらしいものは探知できない。 「うーん…おかしいなぁ…」 ソフィアがそうつぶやくと、 ぴと…。 彼女の手にひんやりと硬い感触ではなく、生暖かくて柔らかい感触がした。 出口…ではないが、ものすごく気になる。 ソフィアはつばを飲み込むと、その得体の知れないものを手で調べ始める。 それは結構大きいようだ。手を大きく動かしても、その暖かさは失われなかったが、 「あれ?なんだろ…コレ…」 少し冷たくなったどろどろとした液体の感触がし、ソフィアは手に付いたそれの匂いを嗅いでみる。 「う…この匂い…」 鼻に付くような刺激臭。部屋と同じ匂い。 つまり、匂いの発生源はこれらしい。
マリアの方も、同じような『生暖かい感触がするもの』を見つけた。 ただ、彼女が触っているそこには溝のようなものがあり、 そこに指を入れてみると、どろどろとした液体の感触と、ねちゃねちゃした別の液体の感触がした。 (何よこの感触…何よ…何よ…) マリアの頭の中に先ほどの考えがまたわきあがってくる。 (ち、違うわ…これは絶対に違う…) 自分のその考えを否定したいがために、その割れ目の中の指の動きを激しくさせる。 すると、 「あん…」 明らかに二人とは別の人物の声がした。 「マ、マリアさん…もしかして…もしかして…」 「あ…ああ…あ…」 「そう、それはあなた達の先客ですよ」 今度は聞き覚えのある、いや、忘れられない男の声が聞こえ、 部屋が明るくなる。 「!!!!!!」 二人は同時に言葉を失った。 ソフィアが触っていたもの。それは女性の太もも。 マリアが見つけた溝。それは別の女性の秘所。 そして、二人とも感じたどろどろした液体は白かった。 つまり、それは男性の精液だった。 「ふははははは!ようこそ、我がパーティー会場へ」 「デ、デーモンロード…」 ソフィアは怯えた表情で、マリアは憎しみの表情でその声の主を見る。 「出口を探しても、無駄ですよ。何せ、ここは出口などないのですから」
ブゥン!ブゥン!ブゥン! デーモンロードの背後でいくつかの光が現れ、そこからさらに別のモノが現れた。 「ぐへへへへ…。侯爵様、これが新しい獲物ですか」 「キヒヒヒヒ!いい声で泣いてくれそうですねぇ〜」 太った緑色の鬼に灰色の悪魔。 おそらく地球の欧米で信じられていたオーガとガーゴイルと呼ばれていたものであろう。 「驚きましたか?今見てお分かりいただけたと思いますが、ここへは特殊な転送呪文でしか入れないのですよ。 同様に、出るのにも特殊な呪文が必要、というわけです」 デーモンロードは余裕な表情でそう言うと、残念でしたと言わんばかりに、 紳士風に一礼をした。 「そ、そんな…に、逃げられないの…?」 ソフィアから力が抜け、ガクガクと震えだした。 「お〜、この女ですか…。例のオシッコちゃんは」 リザードマンらしき化け物がソフィアに近づき、音を立ててソフィアの匂いを嗅ぐ。 「げへへへへ…やはりこの女、小便くせえぞ!!」 化け物たちがそれを聞き、いっせいにソフィアを馬鹿にするように大声で笑い出す。 「うぅ…ひっく…うぇぇ…」 恥ずかしさと絶望のあまり、ソフィアは緊張の糸が切れ、泣き出してしまう。 「おお!泣き出したぜ!」 「そのままオシッコを漏らしてくれよ!俺達がその様子を見てやるからさ!」 「うぇぇ…フェイトぉ〜!フェイトぉ〜!!」 今ここにはいない、愛する幼馴染の名前を泣きながら叫ぶソフィア。 「お〜お、純だね〜。男の名前を叫んでやがる」 「ぐへへへへ!それも今だけさ、俺のこのイチモツをマ○コにくわえ込んだら、 オチ○チ○!オチ○チ○!欲しいよ〜って今度からは泣き出すぜぇ〜」 ソフィアのその健気な様も、やつらにとってはからかいの対象でしかならない。 「フェイトぉ〜!!助けてよ〜!!!」 (ソフィア…) 化け物どもに馬鹿にされようとも、何かに取り付かれたかのように幼馴染に助けを呼ぶソフィアを見て、 マリアも泣き出してしまいそうになる。
パンパンパン! 「はい、皆さん。そこまでにしておいてください」 デーモンロードが手をたたくと、化け物たちはしぶしぶとソフィアを罵るのを止めた。 「ほらほら…。せっかくの可愛い顔が涙で汚れちゃったじゃないですか…」 デーモンロードは苦笑しながら、マントでソフィアの顔を拭く。 「ぐす…ぐす…」 ソフィアも少し落ち着いたのか、泣き叫ぶのをやめたようだ。 デーモンロードはそんなソフィアの頭を軽く撫でると、 化け物たちの方に向き直った。 「さてと、これから新しいおもちゃの登場記念パーティーを開始します!」 うおおおおおおお!! 彼の言葉に盛り上がる化け物たち。 「はいはい、静かに。…それでは、まず二人に我々がいかにしておもちゃと遊ぶかを 見てもらおうと思うのですが、どうですか、みなさん?」 「賛成!」 「意義なし!」 「しっかりお勉強させてやりたいです!」 デーモンロードの提案に、化け物全員が賛成の意思を表明した。 「お、おもちゃって…」 「………」 睨みつけるマリアと不安げなソフィアの視線を感じ、悪魔の侯爵は不気味に笑うと、 右手を天にかざした。 「見ていれば、わかりますよ」 ぱちん! デーモンロードの指が弾かれる。 すると、ソフィアやマリアの側で精液まみれになりながら倒れていた女達がいっせいに起き上がる。 「侯爵様…」 「あぁ…早くこのいやらしい雌犬に大きいオチ○チ○をください…」 女達は目を覚まさせたその男に膝まづき、いやらしいお願いをしだす。 その目は光を失っており、肉奴隷と言う言葉はこういう状態を指すのであろう。
「おもちゃの鉄則その1。私の指が弾かれると目を覚まし、淫らなお願いをしだす」 「だ、だれが淫らなお願いだなんて!」 「やだよ…私…こんなの嫌だよ…」 目の前の光景と同じ事をさせられると聞き、二人はそれを拒絶する反応をする。 しかし、デーモンロードは二人の嫌がる様子を楽しんでいるように、笑みを浮かべている。 「ここにいるおもちゃたちもみんなそう言えましたけど、みんなこうなりましたからね…。 まぁ、それは後でわかるとして…」 侯爵の視線が待機している化け物たちに移される。 それを感じた連中は、キタキタと言わんばかりに息を荒げ始めた。 「魔族以外の魔界のみなさん、ではどうぞ!おもちゃがみなさんの立派なペニスを欲しがってますよ!」 「よっしゃー!!」 「よし、たっぷりとイカせてやるぜ!!」 化け物どもはいっせいに女達に駆け寄り、各々一人の女を選ぶと、 愛撫をせずにそのまま性器を取り出し、膣内に挿入する。 「あああああん!!イイ!!イイ!!」 女達の嬉しそうな声が部屋に響き渡る。 「グヘへ…。もう何回もぶち込んでやってるのに、すげえ締め付けてくれるぜ」 「本当だぜ。侯爵様の調教されたおもちゃはどれもいい仕事してるぜ」 女達の締まり具合の良さを感じ、化け物どもはうれしそうに出し入れを楽しむ。 「あはぁぁぁん!!い、イクゥゥゥゥ!!」 「そら、俺もイクぜ!その顔にぶっかけてやるよ!」 オーガはそう言うと、見るに耐えないぐらいグロくて巨大なペニスを引く抜くと、 抱いていた女に、それに比例するかのように大量の精液をぶっ掛けた。 「ああ…ああ…熱い…気持ちいい…」 精液のシャワーを浴びて、女は満足そうだった。 そして、体についた新鮮なそれを指ですくってはどんどん口に運んでいく。 「よし!俺は中に出してやるぜ!!」 「なら俺はパイズリをしてから…」 次々と絶頂を迎えた組が現れ、女は達した甘い悲鳴を出し、 化け物たちは各々好きな場所に自分の種を放出する。 目の前で起きた乱交を見て、ソフィアもマリアも言葉を失う。 しかし、その淫らな行為から終始目を逸らさずにいた。
とりあえずここまでです。 ちょっと前置きが長くなりましたが、次からメインのお話になります。 あと50kbでコノスレも終わりか…。 480kb超えたら次スレに移行かな?
604 :
もぽえ :03/05/17 21:35 ID:zfIR/NYS
>430氏 なんか変なこと書いててスマソです。アルベルに巧く使われるファリン、イイです。 さらには巧くヤられ………(自粛 >213氏 すごくハァハァ。とてもハァハァ。とにかくハァハァ。 まさに贄ですね。蝕だ宴だ。(? 彼女らがこの後どのように玩具化されるのかわくわく………。 −−− では585-588の続きを −−− いい運動をしてさっぱりしたクリフとミラージュはシャワールームに向かい、 フェイトとアルベルはクォーク構成員の医師の世話になっていた。 「あなたたちの類型のDNAパターンの治療、データベースにないから面倒なの よね」 医務担当の女性は文句を言っている。 「まぁ、フェイト君は大分データが取れたからまだいいんだけど」 そう言って女性はアルベルをにらむ。 「あなたのデータもやっとたまって一安心、って時にまた面倒なことしてくれ たものよね。一からデータの取り直しだわ」 「………」 アルベルはうつむいている。
605 :
もぽえ :03/05/17 21:36 ID:zfIR/NYS
フェイトは自分の腕を回してみた。少しきしむが大したことはなさそうだ。 「こうなったのは彼女のせいじゃないので、責めないでください」 フェイトに弁護してもらっても、アルベルはちっとも嬉しくなかった。「彼 女」と呼ばれたことにますますうつむいてしまう。 女医はため息をついた。 「そうね。それに一番悪いのは、あなたたちを痛めつけたクリフさんだもの ね」 「僕らが弱いのも悪いんですけどね。それじゃ、ありがとうございました」 「………弱いのはお前だけだ。阿呆」 立ち去ろうとする二人を女医は呼び止める。 「ちょっとアルベル君」 「何だ?」 アルベルは治療室の中に戻る。フェイトも続いた。 女医の顔は何やら真剣だった。フェイトたちもつられて表情が固くなる。女 医は言った。 「下着で体型を整えるくらい、した方がいいんじゃないかしら」 「はぁ?」 アルベルは辟易しているようだ。 「そんな面倒はごめんだな」
606 :
もぽえ :03/05/17 21:36 ID:zfIR/NYS
フェイトは深くため息をついた。 「もう何度も言うけどさ、アルベル………お前の服、やばいよ」 さすがにノーパン状態は脱したものの、それ以外はほとんど服装に手を加え ていないアルベルだった。露出度の高い服装、惜しげもなくさらけ出された白 い肌は、妖しい色香を漂わせている。さらに女性らしい振る舞い方を全く知ら ないため、無防備で不注意な動作をしてしまうことも多いのだった。 そのためペターニやカルサアで、アルベルは不埒な考えを持った暴漢に何度 も襲われては、それを叩きのめすことになった。しかしアルベルは、このこと を『喧嘩を売られることが増えた』と勘違いしているのだった。 マリアなどはさんざん注意したのだが、アルベルは服のサイズを縮めただけ だった。クリフ・スフレ・ソフィアが悪ふざけで、ウォルターに頼んで、王都 の若い女性向け衣服を取り寄せてもらい、アルベルに一服盛って眠らせている 間に着せてしまうという事件があった後は、彼女はますます頑なになってしま った。 その時のアルベルは目覚めた後、まず目の前に置かれた姿見を叩き割り、ソ フィアが二時間かけて結い上げた髪を、引きちぎれんばかりの勢いでぐしゃぐ しゃにし、雄叫びをあげながら刀を振り回して、クリフたちを追い回すという 怒りっぷりだった。
607 :
もぽえ :03/05/17 21:37 ID:zfIR/NYS
「お前さ、女の人に対して危ないことしたくなったり、ってなかったか? 思 い出してみろよ。自分が危険な目に遭う可能性とか、考えられないのか?」 フェイトが遠回しに言っても、アルベルは分かっていないようだ。 「………何のことだ?」 もともとアルベルは淡白な方だった。焼けるような欲求は、殺戮と強敵とに 向けられるばかりだった。たまに女が欲しくなった際でも、相手には困らなか った。むしろ女の方から深入りされて、鬱陶しいくらいだった。 「だから変な男に襲われる危険だよ!」 フェイトはいらいらと言う。アルベルは鼻を鳴らす。 「フン、俺は他人の反感をかいやすいタイプらしいからな。気に食わなくて、 痛めつけてみたくなる奴は多いだろうよ」 「そうじゃないだろ!?」 女医は疲れた様子で二人を見守っている。 「フェイト君、あなたが見本になって襲ってみたらどう?」 「もう襲いましたよ。おいしく頂きました」 「えっ、そうなの? それなのにこんな………すごい鈍感さね」 「僕も信じられませんよ。感度は良かったのに」 「あらあら………」 相変わらず話の流れが分からないアルベルは不愉快そうにしている。 「さっさと行くぞ」 結んだ後ろ髪を揺らして、アルベルは出て行った。フェイトは女医に会釈し てから、その後を追った。
608 :
もぽえ :03/05/17 21:39 ID:zfIR/NYS
窓の外に広がる、星の海の輝きが美しい。エリクール二号星を周回するディ プロの通路を、フェイトとアルベルは歩いていく。 そのまま転送室に向かうはずが、傷が癒えたアルベルはクリフたちと再戦す ると騒ぎ出した。 「いい加減にしてくれよ。何時だと思ってるんだ」 「このままじゃ、おさまらねぇんだよっ」 結局フェイトはアルベルに引きずられるようにして、クリフの部屋へ向かっ た。軽い駆動音とともにドアが開く。 「クリフ、入るよ。ってもう入ってるけど………うわ」 「うっ………」 フェイトとアルベルは立ちつくした。 クリフは真っ裸だった。そして同じく全裸で、うつ伏せになって解けた金髪 を肩からシーツに波打たせたミラージュの下半身を持ち上げて、激しく突いて いる最中だった。 クリフはため息をつき、ベッドの上であぐらをかいた。ミラージュはクリフ の大きな体の後ろにそっと隠れた。 「クリフ、あなた………部屋のロックをしてなかったんですね」 「悪りぃ………」
609 :
もぽえ :03/05/17 21:41 ID:zfIR/NYS
クリフはきまり悪そうに頭をかいた。 「あー、その………何だ………今は取り込み中ってやつだ。用があるなら終わ るまで待ってくれや」 フェイトとアルベルは二人そろって赤くなっている。 「ごめん………クリフ、ミラージュさん………」 「………すまん」 クリフは悪戯っぽくウィンクして見せる。 「そうだ。お前らも一発、楽しんでこいよ」 ますます赤くなったアルベルが言う。 「阿呆、何ぬかしてやがる!」 と、アルベルは嫌な予感がして視線を隣に向ける。フェイトの手が伸びてア ルベルの腰を抱いた。 「うん、そうだね。そうするよ」 フェイトは満面の笑みを浮かべていた。クリフたちの激しい行為を見て、フ ェイトはすっかり興奮していたのだった。 「じゃ、行ってくるよ♥」 「おう、イってこい」 フェイトとクリフの笑顔の会話の横で、アルベルは青ざめていった。 アルベルの視界が横になり、脚が床から離れた。フェイトはアルベルを横抱 きにして、自分にあてがわれた部屋へ猛スピードで走って行った。 「離せぇ、阿呆がぁーーー」 アルベルの叫びが、クリフの部屋から遠ざかっていく。 「さーて続きだ」 クリフは今度はきちんとロックをかけ、恥じらうミラージュの肩を抱いた。 <!-- ここで一旦筆を置きます。前置き長くてすいません -->
ちょっと執筆中に悩んでいることがあるので、 このスレでアンケートを取ってみようと思います。 実は、この後のソフィアとマリアの陵辱でスライムを使おうと思うのですが、 熱いスライムと冷たいスライム。どっちがいいですかね? ある程度時間がたった後に、希望数が多かった方をSSに組み込んでいきます。
量が膨大すぎて読みきれねぇよ……(;´Д`)
>>610 とりあえず、冷たい方に一票、と。
614 :
名無しさん@ピンキー :03/05/18 18:23 ID:t79sqUHQ
皆さんまじで凄いです。 だけどいろんな話しが集まっていてちょっと読みづらいです。 だれか一つにまとめてくれないかな・・・?
>>614 今作ってる最中です。
結構時間かかります。
誰か素材を提供してくれる人いませんか? 自分で持ってるものいい奴なくて… お願いします!
617 :
名無し :03/05/18 23:06 ID:xLSjZhAh
>>616 余りこだわらなくてもいいと思う。シンプルなもので良いかと。
むしろ読みやすさを重視してくれた方がありがたいのですが……。
すみません、保管庫の神様にこんなこと言ってしまって。
>>578 氏
ゆっくりとマターリとお待ちしています。
ふむ。やはり冷たい方がいいのかな?
もう少し意見を聞いてみようと思ったけど、気づいたら日曜終わってしまった…。
でも、両方もおもしろいかもしれませんね。
アンケートにお答えしてくれた方、ありがとうございます。
とりあえず、執筆しながらもう一度考えて見ます。
亀レスですが、昨日うpするまでしばらくこのスレを覗いてたなかったので返信。
>>502 さん
いやいや、気にせずどんどん書いてください。
特におかしな箇所や表現などありましたら、遠慮なく言ってください。
>>504 さん
サブキャラはいいですよ…。僕もSO3のサブキャラは萌えなのが多いです
>>553 さん
自分は男です。
でも、女性の書くSSも非常に興味があるし、男だからえろいのが書けるわけではないですし。
どんどん投下していってくださいな。
あぼーん
どなたか保管庫に保存してあったウェルチ×GMの絵持ってる方・・・ もしよければ再うpお願いできませんか? 保存し忘れて今凄く後悔してます(´・ω・`)
>610 初めは冷たく、そのうち体温が移っ(ry
もしかして…新スレって落ちてません?
626 :
430 :03/05/22 00:39 ID:dpjmkxMN
えー、お久し振りでございマス。 スパロボネタ書いてたら明らかに不評だったくさいので(っつっても完結させたいので続き書いてるんですが) リベンジの意味も含めて頑張ってみました。 で も 途 中 ま で で す (つд`)ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
627 :
430 :03/05/22 00:41 ID:dpjmkxMN
案の定戦闘が始まった。 今まで味方だった彼等の戦力はある程度把握し、常に一人に4,5人で当たるように指示を出した。 これならいくら腕が良かろうと、なかなか捌ききれはしないはずと踏んだのだ。 「フェイトっ・・・銅とアンタ達だけでも脱出しなっ!!」 「無理ですっ!こんな大人数の中を突っ切るなんて―――!!」 「クソッ・・・一点突破しかねぇかっ!俺達で道を開ける!その間に馬車を通せッ!」 「銅だけは取られては駄目ですっ!!銅を死守してくださいっ!! 敵が逃げても追わないで、とにかく銅をッ!!」 一瞬、強烈な違和感を覚えた。 ファリンがサンダーアローの事を知っているからこれ程までに阻止しようとしているというのは分かる。 分かるが、敵が逃げても追うなというのは――― ・・・まさか。 ファリンはただ、誰も死なせないようにしているだけ?
628 :
430 :03/05/22 00:41 ID:dpjmkxMN
「悔しいけど、撤退するよっ!!」 ネルがそう叫んだ。 「マジかよっ!ここまで来て逃げんのかっ!?」 「銅ならまた取りに来ればいい!けどここでアンタ達が死んだら意味ないだろう!?」 戦いながらネル達は散々議論していたが、結局やむを得ずといった形で撤退していった。 兵隊の波から抜け出す寸前、タイネーブがこちらを寂しそうに見ていた。 姿が見えなくなると、兵達はおおいに湧き、勝利は目前だと喜んだ。 が、しかし――― 「アルベルさぁん・・・少し休みましょうよぉ〜」 「触るな、阿呆ッ・・・!!」 どうやら、彼等―――フェイト一行に敗北したらしかった。 修練場に帰ってきてからというもの、休み無しに稽古をしていた。 食事も、水分補給ですらもせず、彼是四時間休みなしだ。 マユが作ってくれた特製料理を食べるように言うが、聞く耳は持たず。 ただただひたすら、普段使わない両手用の大剣を一本ずつ持って。 それを普通よりも巨大なスケアクロウに打ちこみ続ける。 歯茎から血が零れていた。 悔しくて悔しくて、悔しくて堪らずに。 そしてそれにすら気付かない程集中して。
629 :
430 :03/05/22 00:43 ID:dpjmkxMN
ドンッ!「あんな糞虫共に負けるだと!?」 ドンッ!!「この俺が、負けるだとっ!?」 ドンッ!!!「そんな事が・・・そんな事がッ!!」 「あってたまるかァ―――ッ!!」 ドオォォォォンッ!!!! 怒りをぶつけられたそれは無残にも根元から折れ、そして地響きを起こす。 「無理、しないでくださいよぉ」 無言のまま、声の主・・・ファリンを見る。 「身体壊しちゃったらリベンジも出来ませんからぁ〜・・・でしょ?」 あはは、とまた何時ものように能天気に笑う。 何時ものアルベルなら「阿呆」と罵ったろう。 「・・・悪かった、ファリン」 「あ・・・あれぇ?"阿呆"って言わないんですかぁ〜?」 「あん?言って欲しいのか?」 「そういうわけじゃありませんけどぉ〜・・・」 「じゃあ"ファリン"でも構わんだろうが」 悪くはないと思っている。けど、なんだか違和感がある。 認めてもらったからそう呼ばれたというより、自分を卑下しているから――― 「自信なくさないでくださいね〜?やっぱり、私なんかより凄く強いですし〜・・・」 「阿呆。貴様に負ける程弱くない」 「そうそうっ、それでこそアルベルさんですよぉ〜」 いいようにノセられてる気がしてきた。 そう、アルベルは思ったが――― 認めたくはないがココロモチ元気付けられたのも事実だ。 「次は―――絶対に勝つ」
630 :
430 :03/05/22 00:46 ID:dpjmkxMN
アーリグリフとシーハーツ。 両国の決戦の日はアルベルは部隊に参加しないと前日になって言ってきた。 理由を問いただす為彼の部屋に向う。 ドアをノックし、入室許可を待たず入ってアルベルを呆れさせたが、 そんな事は今はどうでもよかった。 「何故ですか〜?きっとフェイトさん達出てきますよぉ。リベンジのチャンスじゃないですかぁ」 「・・・悔しいが、今の俺では奴等に勝てん。暫く修行に行く。部隊は・・・貴様に任せる」 一時の沈黙。 「私に・・・ですかぁ?」 「ああ。お前は実際評判は悪くない。兵からも異論は出ない」 「ですけど、そのぉ〜・・・」 「元仲間と戦うのが嫌か」 ファリンは黙り込んでしまう。 「貴様が何の為に逃げ出さず任務を全うしているのかは知らんが・・・そんな半端な気持ちで居るなら、俺の前に二度と顔を見せるな」 そう言うと、さっさと出ていけと手で追い払った。 そしてファリンも、黙ったまま部屋を出ていく。 言いたい事を言えないままに。
631 :
430 :03/05/22 00:46 ID:dpjmkxMN
「団長、ちょっとお話が」 漆黒の団員が一人入れ替わりに入ってくる。 出ていくファリンを気にしながら。 「あん?何か用か?」 「姉さんと一番仲が良いのって団長ですよね?」 呆気に取られた。 突然神妙な顔つきで入ってきたかと思えば、そんな事を聞くか?普通。 「下らん事を聞くな、殴るぞ阿呆。それだけなら帰れ」 「いや、真面目な話なんですよ。実は―――」 「あの阿呆が風呂の時何時も泣きじゃくってる?」 アルベルは普段、一番最後に風呂に入る為誰かと一緒に入るという事がない。 それ故、気付かなかった事だ。 「正直想像つかん」 無意識の内に出ていた感想。 団員は、無言のまま頷き同意した。 「ええ、私達も最初は信じられなかったんですよ。あの人が泣くなんて有り得ない、って。 出てきたら出てきたでケロっとしてるんですが、目がやっぱり赤くなってたり―――」
632 :
430 :03/05/22 00:47 ID:dpjmkxMN
夜。 ファリンはもう一度、ノックをした。 「明日は戦争だろう・・・何故ここに来る?この阿呆が」 明らかにイラついているのが見てとれる。 「私、鉱山で銅を守っていた時も震えてたんですよ〜・・・ それが本気の戦争になるだなんて考えただけでも寒気がするんです、だから―――」 「お願いです、私に勇気をください」 ファリンの、特徴的な間延びした言葉遣い。 それがこの時だけ完全に消え、妙に大人びた(元々大人なのだが)言い方をされたからか、よく耳に響いた。 「傷の舐め合いか。下らん。下らんが―――」 「借りくらいは返す」
633 :
430 :03/05/22 00:48 ID:dpjmkxMN
外は暗い。 これ以上無い程に暗い。 明日は決戦の日。 昂ぶるココロを食らい尽くすように、空は漆黒に染まる。 自らの属する隊の名の本来の意味。 押し潰されそうにもなる。 「傷だらけだな」 ファリンの生まれたままの姿を見て、ポツリと呟く。 身体中に色々な形で残った武勲。 男にしてみれば、それはそのままの意味で受け取れたかもしれないが。 「嫌ですかぁ〜・・・?」 「阿呆。嫌なら抱こうとも思わん」 「嬉しいコト言ってくれますねぇ〜」 「フン、下らん事言っている暇があったら始めるぞ。貴様には時間がないだろう」 ファリンを押し倒して、乳房を愛撫する。 その間中、ずっと目についていた。 傷だらけの胸。 傷だらけの腕。 傷だらけの足。 そして真新しい傷が数箇所、数十箇所と。
634 :
430 :03/05/22 00:49 ID:dpjmkxMN
「もう終わった事ですから気にしなくていいですよぉ〜」 「フン、あの糞虫が勝手にやった事だ。気に病むつもりもない」 中には、まだカサブタがなく傷口が露出しているのもあった。 連日の稽古で剥がれてしまったのかもしれない。 痛がるのは分かっていたが、乳房に添えていた手を止め、傷口を舐めた。 「ひゃぅ・・・!な、なにするんですかぁ〜・・・?」 「言ったはずだ。傷の舐め合いだと」 「そ、そういう意味じゃないんじゃないですかぁ〜?」 「知らん。好きにさせろ」 アルベルは好き勝手にする。 誰の言う事も聞かない。 無論、自分が正しいと思った事であれば、実行はするものの、 「他人に諂う」という感情は持ち合わせていない。 これも全て自分の意思で、自分の為にやっている事だと。 そうだ、俺は――――― 今はファリンを手に入れたい。 俺の傍に置いておきたい。 俺の物にしたい。 ただそれだけだ。 同情したわけじゃねぇ。 いや、こうする事こそがこの阿呆にとっては同情なのかもしれねぇ。 だが―――そうだ。 俺がどう思ってるか、だ。 俺が同情のつもりでしていなければいい。 それだけの話だったな、今更考えることでもねぇか。
635 :
430 :03/05/22 00:50 ID:dpjmkxMN
「阿呆。股開け・・・そのままじゃ何も出来んだろうが」 「ごめんなさいですぅ〜・・・」 何かを躊躇っているように見えた。 覚悟を決めたはずなのに、と自分自身を罵倒するように目の前の女は涙していた。 そこには・・・ 「・・・あの糞虫共が」 股の間に、特殊な塗料を用いているのだろう。 "Fuck me!!" "Please your cock!!" そう書かれていた。 必死に擦って落とそうとしたのか、酷く傷ついてもいた。 こいつが泣いていたのは、これの所為か。 「こうなるなら見せなきゃ駄目だって、分かってたんですけど・・・けどぉ・・・」 何も言わないまま、気にする素振りを見せぬように続けた。 考えたくなかった。 ファリンがどんな仕打ちを受けたのかという事。 そして恐らくは、まだ漆黒の中に一緒になってヤった下衆が居るだろうという事。
636 :
430 :03/05/22 00:51 ID:dpjmkxMN
「ん・・・はぁ、ひゃぅっ・・・」 優しい愛撫に敏感な反応を見せる。 甘い吐息、恍惚とした囁き、普段味合わぬ体温。 自分の中の欲求を推し進めていく。 「はぁ・・・ん、アルベルさんも、一緒に―――」 私はもう大丈夫だからとファリンはアルベルを立たせ、ある程度いきり立ったそれに口をつけた。 丹念に舌を這わせるが、何処か拙い。 「んっ・・・うぅん、んむぅ・・・」 だが、普段とのギャップの激しさがその拙さを埋め合わせた。 「もういい。・・・お前の方も大丈夫だろう?」 足の指をスリットにそって滑らせると、すぐに喘ぎが漏れた。 「聞くまでもねぇか」
637 :
430 :03/05/22 00:52 ID:dpjmkxMN
以上Death...はい、激しく下手糞虫浮き彫りですゴメンナサイ(つд`)
638 :
山崎 渉 :03/05/22 02:26 ID:kEHAV9zG
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
教えて君で悪いんだけど 管理人ナシモト氏のHPは閉鎖したんですか? 何か解除されてるみたいなので・・・
640 :
390 :03/05/22 07:30 ID:8QZB9ynw
>>639 旧保管庫は消えたらしいですね…。
現在は『黒豆ログホカソ庫』が利用できます。
ttp://www61.tok2.com/home/kuromame/index.html あと、便乗質問ですみません。
スレッド一つに対して許容量は何?Zまでなんでしょうか?
私も細々と書き続けてるので、その内投稿したいと思ってます。
ガイドラインをざっと見た限りでは見つからなかったもので…。
このスレもいっぱいいっぱいなら、新スレ立つまで待ちますが。
最後になりましたが、390〜の投稿物にレス付けて下さった方々に感謝を申し上げます。
とても励みになりました。
もっと、えっちーのが書けるようにガンガリます。
>>640 500kbまでなんで、このスレはあと30kbくらいですね
新スレは昨日は立ってたんですが…
>>625 で指摘されているように落ちたようです
>>640 わざわざありがとうございます
ちなみにお聞きしたいのですが
そこのHPはスレログ保管専用なのですか?
管理人ナシモト氏のHPに掲載されていた
小説が見たいのですがもう消えてしまわれたでしょうか?
しかし次スレ24時間でdat逝きですか。凄いな…
>>640 残り容量が微妙なんで…投稿量にもよりますが真・次スレ待ってもいいのでは?
644 :
390 :03/05/22 21:28 ID:CwB5k4Nk
>>641 &643
お答えありがとうございます。
私は筆が遅いので、ゆっくりと次スレを待ちながら『校正&構成』をしたいと思います。
>>642 私の知る限り今はそこしか…。
前の保管庫は完全に消失してますよね?…うーむ。
これ以上は私にはどうにも出来ません。ゴメンなさい。
>>642 過去ログ内探して自分でメモ帳に貼り付けて読むとか……
後は
>>578 さんを期待して待つとか
>>390 さん
期待して待ってます。490越えたら真・次スレ立ててもいいんじゃ無いかな?
最近SO3の書いてないな…… そろそろこっちに本腰いれるか
646 :
00 :03/05/23 15:28 ID:c0c8ALJX
>>646 ガチャガチャのやつっすか?
画像見た感じけっこうデキよさげなんでホスィ…(゚д゚)
クリフの肩がキモいが、女性キャラははイイ!!(・∀・)…と思う。
648 :
名無しさん@ピンキー :03/05/23 23:04 ID:GlocNhg+
>>646 ネル以外全部だめぽだな。
まぁ100円人形(なの?)じゃその程度が限界だよなぁ。
なんつーか、黒豆の胸が。
ソフィアって改めて見ると胸デカいんだな。
>>646 気が早いけど第二弾にはマリア・クレア・ファリン・アルベルとか
ラインナップされてるとウレシイ。
…そう言えば、攻略本はいつ発売なんだろう…4月とかいってもうすぐ二ヶ月
経つんだよなぁ…。
652 :
名無しさん@ピンキー :03/05/24 03:35 ID:24ISXPvg
完全攻略本はファイナルエディション5/30発売(スクウェアエニックス)と
6/14発売ファイナルガイド(ファミ通)
信じるも信じないのもよし
>>651 肝に発売されてるのもありますが
PA系重視って聞いたので買うなら完全攻略版がいいかと思われ
あぼーん
あぼーん
あぼーん
657 :
00 :03/05/24 20:07 ID:uHyy34Q9
>646の物は、箱入りのトレーディングフィギュアですね。 価格は500円(高!w) たぶん、中に何が入っているかは買わないと、判らないと思います。 (ユージンかバンダイの発売だったら、もっと出来が良いと思うのですけど… 残念です) >651 黄昏さん 第二弾いいですね〜本当に発売しないかなぁw それにしても最近、お話しアップされなくなりましたね……。 嘆いていても仕方が無いので、途中までですけど、アップします。 これ、イラストネタに付け足して書い物なので、かなりいい加減ですw 自分で書いてて「この二人、頭悪!」って、思ってしまいました。 自分的には好きですけどw で、今回イラスト間に合わず、次にアップしますね。 一応、お話しも次で終わる短い、ものとなります〜。 内容は「凌辱もの」です。
658 :
00 :03/05/24 20:09 ID:uHyy34Q9
『肉玩具』(その1) ―目が覚める。 落ち着いた明りを灯すパネル式の照明に、アイボリー色の壁…。 最初に視界に飛び込んで来たのは、見知らぬ部屋の天井だった。 記憶が繋がらない……一体自分はどうしてしまったのか。 上体を起そうとする。 「…!!」そこで初めて自分の身体が思う様に動かない事に気が付く。 かといって、縛られている訳では無い…金縛りの類だろうか?とも思ったが どうやら違うようだった。 腕や足に力を入れ、必死に動こうという意思を送ってみる……。が、ピクリと僅かに 反応するだけで、それっきりだった。 状況が把握出来ずに、もどかしさと苛立ちを覚える。 その癖、意識だけは妙にはっきりとしていて、始末に終えなかった。 「……まぁ、別にどっちでも良かったんだが…」 聞き覚えの有る声が耳に入って来る。 (…クリフ!!)…声の音量や響きからして、今居る部屋からさほど遠くない場所に 居るのは確かだった。 ほっと胸を撫で下ろし、僅かに動く首を巡らせ辺りを伺う。 仰向けになっている自分。その右横にはベッド。そして、左側に自動式の扉があった。 身体を反らせ、視線を上に向けると、もうひとつ同じような扉が見えた。 「でもさ…」クリフの言葉に応えるかのように発せられた者の声は…(フェイト!!) 助かった……。 自分が今、どんな状況に陥っているのかは判らないが、信頼の置ける頼もしい 二人が居れば何とかなる。 救いを求めようと、声を出そうとする……が。
659 :
00 :03/05/24 20:09 ID:uHyy34Q9
「別に…薬を使わなくても……」 (えっ…!?)フェイトの躊躇い気味に呟いた台詞を 聞き、出掛った救いの言葉を飲み込んでしまう。 「ば―――か! お前、マリアの戦闘力を舐めすぎなんだよ…暴れられたら 手が付けられなぞ?」 「……それは、そうだけど…」 (薬?!)その言葉を判断材料に、マリアは今の自分の置かれた状況を推測し始める。 結果、動かない自分の身体と薬の繋がりが、いとも簡単に結びついた。 (そういえば…)意識を失う前はフェイトとクリフの二人と一緒だったし、 お茶を不自然な程に二人から奨められた……薬はその中に入っていたのか。 (そんな!!でも、どうして……) マリアの疑問に応えるかの様に、二人の会話が続いた。
660 :
00 :03/05/24 20:10 ID:uHyy34Q9
「クリフ…」再び躊躇いがちにフェイトが呟く。 「何だ?」呼ばれたクリフは、少々面倒臭そうに言葉を返す。椅子に腰掛けているのか、 会話の後にギシギシと音がした。 フェイトは、話題を切り出したはいいが、言い出し難いらしく、「あの…」「その…」と 言葉を濁し始める。 やがて、このままでは話しが進まないと意を決したのか、ゆっくりとした口調で マリアを凍りつかせる会話を始めた。 「あのさ…暫くの間さ、マリアのま〇こは、僕専用に使わせて欲しいんだけど…」 (!!)会話も然る事ながら、フェイトが卑猥な言葉をさらりと言ってのけた事に、 マリアは驚きを感じた。 自分の知っているフェイトは、『純朴』そのもので、そのような事を口にしないと 勝手な解釈をして、本人を綺麗に着飾らせていたからだ。 「どうしてだ?」クリフの語尾が共犯者の我侭に僅かにうわずった。 「…前から考えていたんだけど、その……マリアに僕の子を孕ませてみたいと思って…」 少々照れ気味に、フェイトはとんでもない答えを返した。 その言葉を聞き、笑いながら…「ま、そりゃあ、男のロマンってもんだよな」と、応える。 (冗談じゃない!!)人の一生を左右する事を、ロマンで片付けられては堪らない! マリアは、さらりと言ってのける二人に、怒りと恐怖を感じた。 「いいぜ、俺はアナルと…そうだな、本番はネルで済ますから」これが普通の話題だったら 気のいい『アニキ』で片付けられるのだが…。 「ありがとう」フェイトは明るい普段の声で応えた。姿は見えないが、どんな顔をして いるのかマリアは容易に想像が出来た。優しく、人懐っこいような…そんな顔だと思う。
661 :
00 :03/05/24 20:11 ID:uHyy34Q9
「で、どうすんだ?」 「え?」いきなり切り出された、クリフの言葉足らずな質問に疑問で返す。 はぁっ…と、溜息をつき「孕ませてどうすんだ?産ませるのか?」と、フェイトに 再び質問をする。 「ん〜」どうやら本当に先の事は考えていない様子で、フェイトは考え込んだ。 「そこまで待たせると、クリフに悪いし…」 では、犯されたうえに、子供まで産まされる自分に対しては悪くは無いのか? フェイトの言葉にマリアは心の中で抗議した。 「別に俺は構わねぇよ…それに、アナルを犯した状態で出産ってのを、一度試したかった からな」 (なっ…!)引き攣るマリア。 女性にとって神聖である行為さえも、この二人は性の遊び道具としようとしているのか…。 「それって…大丈夫なの?」 「何がだ?」今度はフェイトの言葉足らずな質問をクリフが聞き返す。 「母体と子供の安全」 (………)今更、心配されても嬉しくは無かった…それよりも、やろうとしている 行為自体を注意しないのか…どちらにしても、心のどこかが欠けている。 「さーな…だから試してみたいって、言ったろ?」 「まっ、マリアなら大丈夫だと思うけどな」根拠の無い台詞。
662 :
00 :03/05/24 20:12 ID:uHyy34Q9
(狂っている…)こんな二人と気付かずに、今まで共に危険な戦いをしていたのか……。 その間も自分の事を、『蔑み』の目と『欲望』の眼差しで見ていたのかと思うと、 悔しさと哀しみで胸がいっぱいになった。 特にフェイトは…そう、フェイトには『恋』の感情さえ募らせていたのに……。 涙がこぼれる…。大声で泣きたいが、今は出来なかった。 (好きなようにさせない!!)二人の思うように嬲られるのは、冗談では無い。 (ここから逃げなくちゃ…)人として、女としての尊厳を守り抜く為にも!! 動かない身体を無理矢理に動かす。 (くっ……)まるで鉛のように重い。だが、くじける訳にはいかなかった。
663 :
00 :03/05/24 20:13 ID:uHyy34Q9
マリアが動かない身体と格闘している間も、二人のくだらない会話は続いた。 「……やっぱりさ、妊娠したらマリアも胸が大きくなるのかな?」フェイトが 興味深げに相方に聞いた。 「まぁ…普通はそうだが…」どうなんだろうな?と、クリフが笑う。 だが、マリアはその会話を、さらりと流した。 (それどころじゃ無い…)会話は左側の扉の向こうから聞こえて来る…。 ならば目指すは頭上に見える扉だ! 扉の先がどこに繋がっているかは判らない…賭けみたいなものだ。 だが、ここでじっとして二人に犯かされるのを待つなら、徒労に終わろうとも構わなかった。 仰向けになっていた身体を、うつ伏せの状態へと移した。 「はぁ…はぁ…」扉の向こうの二人に気付かれぬように、荒れた息を落ち着かせる。 これだけの動作をしただけなのに、額には汗が滲み出ていた。 (負ける…もんですか…!)動かない手足には期待しない…。 全身を上手く使ってくねらせると、床を這ずる様に進んだ。 無様だった……その様はまるで醜い『芋虫』か『なめくじ』のようにみえた。 普段、ある種の高貴な気品さえ漂わせているマリア。今の彼女を見たら崇拝して止まない 者達でさえ幻滅し、嘆きの言葉を吐き出す筈である。 数ミリ…数センチ…その醜い動作で、目的の出口へと進む。 (……もう少し……もう少し…)と、自分を励まして。 丹精な彼女の顔が、汗と涙でクシャクシャになる。
664 :
00 :03/05/24 20:13 ID:uHyy34Q9
「くあっ…!」突然、背中に痛みを感じ、思わず声を漏らしてしまう。 背中の中心が、圧迫されているような感覚。 恐る恐る不自由な首を巡らせ、様子を伺う。 (!!)いつもならその姿を見ても、こんなに絶望的な感情は起こらないだろう…。 「クリフ……」マリアが名前を呟く。 彼女は今、そのクリフによって、背中を踏み付けられていたのだった。 「どこへ行く気だ?」クリフはそう言うと、踏み付けている右足に更に力を込めた。 「くっ…あぁぁっあっ――――〜っ!!」マリアの顔が苦痛に歪む。 「おいおい…ちんぽを二本置いて、『穴』が逃げたら、しょうが無ぇだろ?」いつもの 軽い口調で呟くと、踏み付けていた足をどかし、マリアの両足の足首を掴み 元の居た場所まで引き摺って行った。 「じゃ、マリアが気が付いた事だし…『種付け』でも始めるか?」クリフが後ろを振り返る。 そこには、無表情なフェイトの姿が…。 「そうだね…」そう言うと、フェイトはズボンのチャックを降ろし、張り詰めていた ペニスを取り出した。 「ああっ…嫌ぁ……」自由の利かない身体を震わせるマリア…。 そのマリアにフェイトは、ゆっくりと近付いて行った。
665 :
00 :03/05/24 20:22 ID:uHyy34Q9
今回は、ここまでです〜。 と、いう事で、イラストは、マリアのフェイト(前)クリフ(後ろ)の 二本刺しになりますw すみませんけど、3,4日時間をくださ〜い。 ちょっと、忙しくなりますので……。 そういえば、「角二」でマリアとネルの、輪姦モノをリクしてくださった方、 見て居ますでしょうか? とりあえず今回のものは、お待たせしているお詫びの、免罪符的な感じで 書いたのですけど…。 それと、ネルのオナニー話しもちゃんと書いてます。 イラストも二枚仕上がりましたw 一応、ご報告。
これからって所で…… 容量的に次スレかな〜?と思って行ったら立てられなかったので誰か頼む
670 :
山崎 渉 :03/05/28 13:28 ID:3MGJJ1xD
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
671 :
もぽえ :03/06/02 11:39 ID:Imue0CJh
少し空きがある………こちらに残り書かせてもらっても良いでしょうか。
672 :
名無しさん@ピンキー :03/06/05 22:24 ID:DiPU27J0
age
>646見れぬ。サイアプキボンヌ。
あぼーん
あぼーん
676 :
名無しさん@ピンキー :03/06/27 07:22 ID:I9lnJLlT
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
681 :
名無しさん@ピンキー :03/07/04 14:53 ID:A6YRhG8T
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
686 :
名無しさん@ピンキー :03/07/11 22:58 ID:iVwGvH3F
マリア
あぼーん
あぼーん
689 :
山崎 渉 :03/07/15 11:10 ID:vhmwz+RP
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
あぼーん
691 :
名無しさん@ピンキー :03/07/17 16:24 ID:L2kGvfIR
ネル!!!
あぼーん
693 :
名無しさん@ピンキー :03/07/17 22:24 ID:X/M76LPj
オナニーすると同時にペニスが成長する薬がEXTEND Japanっていう店からうられててNUBRAなみの売り上げらしい。 まあ正規代理店は日本にここしかないからあたみまえっちゃ当たり前だが。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
∧_∧ ∧_∧ ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕 = ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
701 :
名無しさん@ピンキー :03/08/02 11:44 ID:5sFdl5G6
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
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あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
736 :
名無しさん@ピンキー :03/08/12 18:17 ID:CMJ5GT0V
737 :
名無しさん@ピンキー :03/08/15 11:02 ID:+OSMOstk
あぼーん
あぼーん
740 :
山崎 渉 :03/08/15 16:12 ID:7WSqfyM8
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
あと4KB広告に渡すか……。 しかし俺にはそんな短編でエロを絡めることはできんしな……。
742 :
名無しさん@ピンキー :03/08/15 19:42 ID:+OSMOstk
あぼーん
744 :
名無しさん@ピンキー :03/08/18 21:15 ID:Q4XXklDy
745 :
名無しさん@ピンキー :
03/08/20 12:51 ID:LIR8F+4d