アルス×グレーテです。
PC不調の為、2レスだけうpさせてください。
今日中に残りもうpします。
神を語り世界中を絶望に陥れた魔王はアルス達によって倒された。
世界中が歓喜に包まれた日の翌日、マーディラス城では緊急会議が行われていた。
「グレーテ様、まだはやすぎますぞ」
「いや一刻も早くやるべきですな」
「グレ−テ様はまだ若すぎます。早まった真似されてくれますな」
「グレーテ様が望んだ事ではないか」
圧倒的に賛成派が多いなか一人親代わりの大臣が反対していた。
しかし、グレ−テ自身が賛成派ではその頑張りは報われようはずも無い。
「じい!わらわの事を考えてくれるのはうれしい。
しかしこれは国にとっても重要な事じゃ。そのような個人感情でものを申すな。
それにこれはわらわが決めたことじゃ。
世界を救った英雄、これほどわらわにふさわしい者がおるか?おらぬであろう」
グレーテが大臣を諭す。
「しかし・・」
それでもくいさがろうとする大臣にグレ−テが言い放つ。
「よいか?世界が平和になったと言う事はいままで閉ざされていた国とも交易がはじまる。
それは良い、良い事ではあるがそれによって戦争が始まる可能性が大きく高まるのは必定。
さらに豊かでありながら戦力を持たぬ我が国は世界中でもっとも標的にされやすい国じゃ。
しかし世界を救った英雄が国王であらばその問題は一気に解決するであろう?
世界一強い上に世界中の有力国とも繋がりがあるのじゃ、どこも手はだせん」
既に一度話した内容ではあったが場内われんばかりの拍手だ。
それをみてグレーテは満足そうにうなずく。
グレーテは完璧な理論武装をしてこの場にのぞんでいる。
さらに絶対に意見を通すため、会議に出席する権利のある諸侯の
グレーテFCメンバーは無理に緊急の用事を作ってある。
今朝、突然聞かされた大臣には反論材料すら残されていなかった。
「さいわいあの者には伴侶はおらぬ。年の頃もちょうどいい。
なによりわらわはあの者が気にいったのじゃ、それでは決をとるぞ!」
圧倒的多数で賛成に可決した。グレーテは満足そうに頷いた。
「それではさっそくあの者に使者をだせ。一刻もはやく来るように伝えるのじゃ」
その日の夕刻、アルスはマーディラス城へ到着していた。
アルス達英雄は世界各国から使者が訪れ正式に礼がしたいので来てくれとせがまれていた。
ルーラでいくので移動は楽だがどこでも凄い歓待と引き換えに話しをききたがり
うちの将軍にと勧誘し大変な思いをした。マリベルとガボは喜んでいたが。
(ここはでもグレーテさんのところだから気が楽だな)
アルスは心の中でそう思いながら謁見の間にはいった。
「アルス!よう来てくれた!」
扉を開けると満面の笑みでグレーテが駆け寄ってきた。跳ねたようにアルスに抱きつく。
「はしたのうございます!」
大臣の言葉にアルスにまわされた腕がほとかれた。
「まったくこれではうるそうてかなわん」
グレーテはアルスの腕をとりさっさと歩き出した。
「わらわの部屋で話をきかせておくれ」
アルスは苦笑しながらおとなしくグレーテの寝室までついていった。
グレ−テの部屋はきらびやかで甘い香りが漂っていて
アルスにはまるで別の世界に来たように感じられた。
「どうしたのじゃ?はやくこっちにきて話をきかせてくれ」
「いや・・相変わらず凄い部屋だなと思って」
アルスが部屋を見渡しながら部屋の中央まできて大きなベットの傍の椅子にすわる。
グレ−テはベットに腰掛けたままアルスが話し出すのを待っていた。
アルスは冒険中に出会った人や起きた事などを話し始めた。
グレーテは大きな瞳を見開いてじっとアルスを見つめたままアルスの話を夢中で聞いていた。
笑ったり怒ったり悲しんだり。
様々な表情をみせながら聞くグレーテは普通の女の子のようであった。
「アルスの話は本当に面白いのう。まるで夢の中の出来事のようじゃ」
グレーテはうっとりとした表情で話していた。
「大陸が海に飲まれたり、海底に神殿があったり、同じ日が繰り返されたり・・
アルスから聞かねばわらわも信じられないような話ばかり・・
わらわもアルス達と冒険したいの・・・」
最後は少し悲しそうになってしまった。アルスは『すればいい』とはいわない。
『言えない』グレーテが背負ってるものの大きさを知ってるから。
「ここに座らぬか?」
そういってグレーテはアルスを隣にすわらせる。
「実はアルスに折り入って話しがあるのじゃ・・」
そういってグレーテはアルスの手をにぎる。
ろくに力を入れた事もないグレーテの手は信じられないほど柔らかかった。
グレ−テの顔は赤く染まり握っている手は震えている。
「わらわと・・結婚してくれぬか・・?」
アルスの顔が驚きに染まる。グレーテにとって決死の告白だった。
マーディラスの国主として、また一人の少女としての願い。
少しだけ待ってグレーテが勢いよく話し出す。
「もし見初めた相手がおるのならそのものを側室そしてよい。
王の仕事が嫌なら名前だけでよい、業務はわらわが全ていたす
わらわを・・もらってくれぬか・・?」
力無く言葉を終えグレーテはアルスの返事を待った。
アルスは様々な出来事を思いだしていた。これまでの冒険で知った王の苦悩。
国を守るという事。倒す相手のいない戦い。
そして自由を求めた親友。色々な事を思いだし目の前の少女を見る。
グレーテは潤んだ瞳でアルスを見上げている。
小さな体が震わせてアルスを見つめる少女は国の全てを背負っているのだ。
「・・グレーテ。僕も男だよ。それは僕の仕事だ」
「えっ!?」
アルスは驚くグレーテの肩を両手でつかみ瞳をみながら決意の言葉を発した。
「グレーテ。僕は君が欲しい。僕にあなたをくれないか?」
しばらく呆然としていたグレーテのほほに涙がひとすじ、みちを作る。
「はいっ・・・」
「もう取り消せないよ、君は僕のものだ。」
アルスが優しくグレーテを抱きしめる。お互いの体温が伝える快感に身を浸す。
「だからここも僕のものだ。」
そういってアルスはグレーテの頭を傾けさせ唇にキスをする。
「・・・今日」
アルスの唇がグレーテの言葉をさえぎる。今度は舌を挿し込む。
グレーテも不器用に舌でこたえる。アルスはグレーテの口腔を舐め唇をしゃぶる。
名残おしそうに唇を離しアルスがささやく。
「それも僕の仕事だよ、グレーテ。・・今日は帰らない。君の全てを奪うまでは」
アルスは先に全裸になりグレーテの服を脱がせる。
ごてごてと飾りのついたドレスを脱がせ中の大仰な下着を脱がせると真っ白な裸体が現れた。
透き通るように白い体を抱き寄せキスをする。ベットに押し倒して頭をなでる。
緊張で固まっていたグレーテがアルスの手に酔いほぐれてくる。
頭をなでていた手が肩を愛撫する。そのままゆっくりとさがり胸に触れる。
「はぁっ・・」
アルスはじっくりとグレーテの体を鑑賞し胸を下から揉み上げる。
桃色の突起に軽く触り硬さを楽しむ。指の腹で十分楽しんだ後味を確かめる。
グレーテが小さく悲鳴をあげる。舌で転がしながら手がグレーテのお腹をさすりだす。
アルスの手がふとももにのびた時にようやく胸が開放される。
アルスはおへそにキスをしてまた唇を弄ぶ。
「足をひらいて・・」
アルスの囁くような要求に逆らえず少しだけ足がひらく。
アルスの手がグレーテの足をつかみ一気にこじあげる。
見せた事すらないグレーテの秘所をじっくりとながめる。
グレーテは恥ずかしさに負け足をとじようとするがアルスがそれを許さない。
桃色の亀裂はぴったりと閉じられ恥ずかしそうに震えている。
しばらく眺めてから唇を重ねる。優しく舐め上げて唇で揉む。
舌の動きによって陰芽の姿があばかれる。
グレーテの口から声が漏れる。
十分にしめらせるとアルスは自らの肉棒をグレーテの秘裂にあてがった。
「いれるよ」
それだけをいうとアルスはグレーテに腰を落とす。
グレーテの女陰がアルスの肉棒に貫かれた。
「うっっくう〜・・・あう・・くう・」
グレーテはシーツを握り締めて痛みに耐える。
なにも考えられなくなりただ時がすぎるのを待っている。
きつくしまった秘肉が吸いつくようにアルスを締め付ける。
「っ・・あっ・あっ・あっ・あっ・あっ・」
アルスは音を刻むようにグレーテの体をうちならす。
その音にあわせるようにグレーテの口から声が漏れる。
二人の音楽が鳴り止みグレーテのなかにアルスが注ぎ込まれる。
アルスがグレーテをみると瞳の淵に涙があった。
繋がったままアルスはグレーテの涙を舐めとりキスをした。
グレーテのなかから血の混じった白濁液がこぼれる。
「大丈夫だった?」
グレーテは無言で頷くとはにかむように笑った。
「ごめんグレーテ」
「あやまらないで・・嬉しいんだから」
グレーテが首を横に振って言うとアルスは微笑んであやまった。
「いやそうじゃなくて、・・また立った」
グレーテのなかに収められたままのそれは果てる前と同じ姿でいすわっている。
「えっ」
「だってあんまりグレーテが可愛いから・・ダメ?」
「もうアルスは・・」
子を諭すような口調で笑うグレーテにアルスはキスをしてまた腰を動かしはじめた。
アルスと繋がるという精神的快楽が肉体の苦痛を打ち消す。
なかの液体が掻き出されまた注がれる。
二人は繋がったまま行い続け、その後疲れ果てて眠った。
翌朝、アルスが目を覚ますと腕に柔らかい感触があった。
グレーテの手がアルスの腕を握り締めていた。
アルスはグレーテの顔をじっと見た。
柔らかな髪は陽の光をあびて黄金色に輝き、長いまつげは濡れたようにたたずみ
形のよい鼻から規則正しい寝息がきこえてくる。
可憐な口は紅くぬれて透き通るような白い顔を彩っている。
アルスの胸に昨日の感動が思い起こされる。
美しいものに出会えた感動と美しいものを手に入れた感動。
しばらく眺めているとグレーテが目を覚ました。
グレーテはアルスの視線に気付いて布団で顔を半分隠す。
「ずっと・・みてたの?」
「うん。起きてからずっと見てた」
そういってアルスは布団を剥ぎ取った。
「あんまり綺麗だから」
「そう・・?」
「芸術の都が生んだ最高傑作だよ」
二人は長い口付けを交わし抱き合った。
婚約発表はこの日のうちに行われ世界に衝撃が走ったが
誰よりも衝撃をうけていたのはマーディラスの大臣であったという。
終わり。
>>214-221 (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
アルスxグレーテ、漏れ、かなり好きなんだよ。神降臨、大願成就、大化改新
しかし、だからこそ言いたい
ラブシーンが、普通の女過ぎる!
それが狙いかもしれんけど、それにしては「一人の少女」宣言が弱い!!
(アルスは漏れ的に問題なし。漢になって帰ってきたわけだから…これも妄想か)
……勝手書いてスマン。次回作にも大期待っす!
ところで…グレーテはどんな顔なんだろ。本当にコンニャクのような顔のはずはなし…
貧弱な漏れの想像力じゃサッパリだ。誰かイラスト描いてクレ〜
>>201のKINOさん。
>>200はこういう意味です。申し訳ない
223 :
221:03/06/18 21:12 ID:gg9Cxvb7
>>222 感想ありがとうございます。
すごく気になってた部分の感想で嬉しいです。
おかげで自分が表現しようとしてしきれなかった所が明確にわかりました。
何を書きたかったか言うと言い訳と負け惜しみみたいなので作品で書きます。
そのうち続編を書く予定なのでまた読んでもらえたら嬉しいです。
いいんだけど、マリベルはどうするの??
225 :
名無し:03/06/18 23:47 ID:y8SDNbiv
≫224
この話の中ではマリベルとは只の幼馴染みです。