真三國無双3

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1酒池肉林
コーエーが放つタクティカル・アクションゲームの決定版 …で
戦場を駆ける華〜孫尚香・貂蝉・大喬・小喬・甄姫・祝融・月英・近衛兵を嬲って夢想せよ

前スレ
真三國無双2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1026744910/

基本はsageで。おながいします。その他>>2->>10あたり
2酒池肉林:03/04/02 08:30 ID:MARJIb/J
関連など

旧家ゲー板のエロスレログ
真・三國無双2 No.106
http://game.2ch.net/gameover/kako/1014/10144/1014486084.html
真・三國無双2 No.127
http://game.2ch.net/gameover/kako/1021/10218/1021867595.html

神:706 ◆rBxXtdJc氏の小説まとめ置き場
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6103/musou.html
3名無しさん@ピンキー:03/04/02 08:48 ID:wu0qVtxm
新スレ
4名無しさん@ピンキー:03/04/02 11:26 ID:0Z5dG1sU
もーつ。
5名無しさん@ピンキー:03/04/02 14:37 ID:u23Pq+8x
>>1
乙かれ〜
6ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 15:00 ID:tHnH9LMe
>>1
乙です。では真スレ記念に一発…。
7ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 15:01 ID:tHnH9LMe
月英の表情が明るくなって二週間。
依然どちらかと言えばおとなしい性格ではあるが甄姫と出会った頃よりは
明らかに違っており、甄姫・貂蝉と共に数多くの宴会に誘われ、次第に
新しい生活に慣れていった。
すでに酔った勢いで曹操の部屋に忍び込み…という経験も幾度かあった。

そんな中で、ある思いつきで始めた事があった。

甄姫が笛で、そして貂蝉が胡弓で演奏をし、それに合わせ月英が歌う。
そんな余興を一度宮殿内で行なわれた大宴会で披露した事がきっかけ
だったのだが、以外と大反響を受けいまや各太守達に引っ張りだこで
毎日のように招待状の書簡が三人に届いた。

「『…是非とももう一度……。長沙太守より。』ですって。」と甄姫。
「こっちは合肥と…会稽から…。」と貂蝉。
「桂陽からも来ていますよ。どこから行きましょうか?」と月英。

どうやら月英は全ての県を回るつもりらしい。たまらず貂蝉が

「どこからって…。わたくし達が一興でしただけのものですし…」
「そうですけど…面白いと思いませんか?各県を演奏隊として回るって。
 太守達だけではなくて平民の皆さんにも聞いてもらったりして…。」
「まあ…それはそうですけど…。」

頬をピクピクと引きつりながら甄姫が口をはさむ。

「…確かに良い考えだけど…でもこれ全部を回るのは無理…だからね?」
両手には、すくってもこぼれ落ちるほどの書簡が溢れていた。

「はあ。そうですか。う〜ん…。無理ですかね〜?」
月英は明るくなった代わり(?)に今では三人の中で天然ボケ担当のキャラに
なっていた。
8ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 15:01 ID:tHnH9LMe
少し残念そうな月英を気遣った貂蝉が
「…確かに無理なのよ。国土って以外と広いのよ?…でもね、一人でも多くの
 人に聞いてもらいたいのはわたくしだって同じよ?だから…前もって
 大きな会場とふれこみを用意しておいたら良いんじゃなくて?」

「まあ!それはいいですね〜♪それなら効率的に各県を回れますし♪」

ウンウン、と腕を組んで頷く甄姫。


こうして三人の練習が始まった。何曲か用意して繰り返し演奏する。
もちろん曹操にその間はお役所仕事を回さない様にしてもらっている。
(…とはいっても普段もあまりしないが。)

一度練習のついでに襄陽の市場で演奏をしたことがあった。
最後の曲を歌い終えた月英がペコッとお辞儀をすると拍手喝采が起こる。

しかし三人はどこか物足りなさを感じていた。
現に演奏中にその場を離れていってしまった人もちらほらといた。
9ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 15:01 ID:tHnH9LMe
そこに例の商売上手の饅頭屋の娘・明帆(メイホォア)が駆け寄ってきた。

「お姉ちゃーんっ!!…すっごい綺麗だったよ!!」
「あら♪久しぶりね明帆…。…ちょっと…こっち来て…耳貸して?」
「…なになになぁに?」
「あのね…」
「うわ♪甄姫お姉ちゃんって良い匂〜い♪」
「そうなの♪良い石鹸が手に入ってネ…ってそうじゃなくて…。
 今ね、みーんな喜んでくれてるじゃない?」
「うんうん。」
「…でもね、途中で帰っちゃった人もいたわよね?」
「うん…。みんなお仕事じゃないのかな?」
「…そうかしら…。明帆は演奏について何か思わなかった?」
「えっとね…。あ…でも…。」
「うんうん。…何でも正直に言って?」
「明帆ちょっとだけ…最後ら辺飽きちゃった…かな?少し眠くなっちゃった。」
「そう…やっぱりそう思った?」
「うん…。でも歌とか音色とかはすっごく良かったヨ♪」
「ありがとう明帆…正直に言ってくれて。」
「…あ、そうそう。これお母さんがどうぞって♪」
「あら、桃饅頭♪ありがとう明帆♪」
10ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 15:02 ID:tHnH9LMe
その晩、三人は緊急会議を開いた。甄姫が率先して口を開く。

「…ちょっと最後当たりが物足りませんでしたわね?」
「そうですわね。何かもう一つ『味』というか『魅力』というか…」

「うぅっ、わたしの顔ってそんなに飽きやすいですか〜?」

一人勘違いして半泣き状態の月英を貂蝉がつっこむ。
「違う違う!そうじゃなくて!!」
「…でも一理ありますわね…」

「あぅぅ!…やっぱりぃ〜。うぅ〜。」

「ち、違いますってば!!し、甄姫っ!何を言ってるのよっ!?」
「…そうなのよ!そうなんだわ!!」

「ふ…ふええぇ〜〜ん…」

「ちょっ、月英!?違うの!そうじゃなく〇☆あ※ぼ♀★Ψー◎♂ん●…!!」
「そうだったのね…!…あ、あら!?な、何で泣いてるの!?」

甄姫がある確信を掴みつつ、大混乱の三人の夜が更けていった。
11ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 15:02 ID:tHnH9LMe
翌朝、ようやく落ち着いた月英を呼んで再び会議が開かれた。

『静と動!?』月英と貂蝉の二人が声を揃える。
「…そうなのよ。確かにわたくし達は現世に存在する数少ない美の神々…。
 そんなわたくし達が歌劇を行えば、確かに大盛況でしょう…。
 でも…ただ長時間歌劇を続けてもそれでは芸がありませんでしょう?」

『た…確かに…。』納得する二人。
「そこで!…わたくし達に踊り手を追加する、というのはどう?」

月英がポン、と手の平を合わせて納得する。
「なるほど!確かに今のわたし達って…踊らないダパンプみたいな
 ものですしね?」

ポカーン…と口を開けた甄姫と貂蝉が同時に問う。

『その…だぱんぷって…何?』
「さあ……何でしょう…?何となくですけど…。」
首を傾げて、言った本人もよく分かっていないらしい。

『………………。』


こうして三人の踊り手探しが決まった。
そしてちょうどその頃、宮殿に動きがあった。
なんと銅雀台に二喬だけではなく孫尚香までもが訪れているという。
12ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 15:03 ID:tHnH9LMe
従者の詳しい話によると、三人は蜀呉の死闘の原因が自分達にある事・
自分たちの復讐の為に更なる犠牲者(月英)を出してしまった事を悔いて、
呉を去ったという。当然鬼畜な行為をした夫や父親に愛想をつかした事も
挙げられるが、その事について三人はあまり触れないらしい。
夫や父親の気持ちは理解できないわけでもないが、結局理解する事も
できなかった、というのが本音だろう。

戦中はひっそりと身を潜め、戦後は三人で旅行などをして過ごしていた。
その間に、孫尚香を長女、大喬を次女、小喬を三女として義姉妹の契りを
交わしたらしい。
今回三人が銅雀台を訪れたのは偶然ではなかった。
戦後曹操は完成した銅雀台を自由に使ってほしい、と書簡を送っていたのだ。

さてさてどんな下心があるのか?と試しに訪れた三人だが、甄姫と貂蝉に加え
最近は月英までも相手するようになった曹操には下心は微塵も無く、身の周り
を世話させる侍女を数人送ったり、たくさんの花束や果実を贈ったりしていた。
最も喜んだのは可愛らしい子犬三匹をもらった事だったという。

今では三人は曹操の紳士的で健気な扱いに感謝していた。
早まって直接会いに来たり、酒宴に誘ったりという野暮な事は一度も無かった。
最近ではそのお礼に、と自分達の作った詩や絵を贈ったりしているらしい。


そんな情報を手に入れた三人組はさっそく銅雀台へと彼女達に会いに行った。
当然踊り手として交渉しに行くために。
13ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 15:03 ID:tHnH9LMe
夕焼けを背に大喬と小喬が戯れている。
「…こんばんは。」
貂蝉の挨拶で二人が振り返ると、三人が夕日に照らされて立っていた。
「…!!」
一瞬身を固める二人。それもそのはず、いくら平和な時代だといっても
数多くの戦場で顔を見合わせた仇敵であったのは紛れも無い事実であり、
自然と身構えてしまうのは仕方の無いことだった。


ガチャンッ!!


彼女達の静寂を花瓶の割れる音が破った。
孫尚香が三人、特に月英を見つめて呆然としていた。その手は先程までは
存在していた花瓶を持つ姿勢のままで。

「あらあら大変…」
月英が孫尚香へと近づき足元の花瓶の破片を集めだした。そのまませっせと
破片を集めながら語りかけるようにつぶやいた。
「…ごめんなさいね…。たぶんわたし…貴方の事知ってるみたいなんだけど…
 わたし…記憶が無くなっちゃったの…。お友達なら…本当にごめんなさい。」

「わあぁぁーーーっ!!」

その言葉に孫尚香は泣き崩れてしまった。思わず月英が謝る。
「ご、ごめんなさい!わたし…わたし…何て言ったらいいか…」
「…違うのっ…!…違うのぉっ…!」
首を大きく振って月英をかまう孫尚香。
「…。そう…。」
月英は泣き崩れている孫尚香を抱きしめ、ずっと頭を撫でていた。
14ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 15:04 ID:tHnH9LMe
陽が落ち、しばらくしてようやく落ち着いた孫尚香を加えて六人が夕飯を
囲みながら話し合い始めた。

まずは雑談から始まった。あそこの戦場で出会った、他の武将で誰が
強かった弱かった等々。しかし月英があまり理解できない話題が続いたので
それからは戦後の成り行きについて語り合った。

「…でね、そこの山で姉様ったらこーーんな虎を叩きのめしたんだよ♪
 しかも無双乱舞無しでだよ!!それでね、それでね、叩かれた虎が、
『キャイーン!!』って!!きゃはははは♪」
「ちょっ…!小っ!!それは言わない約束でしょっ!!」
甄姫と貂蝉と月英は笑い転げる。

月英がふと視線に気付くと孫尚香が横目で見ていた。ニコッと微笑むと孫尚香
もぎこちない笑顔を作る。
話題は「曹操について」になっていた。

「それでまあ…暇つぶし、という訳では無いのですがここに来てみたんです。
 本当に驚くほど紳士な方で…よくお世話して頂いています。一昨日も綺麗な
 お花を頂きました…。」
まだ少し耳が赤い大喬が話していた。
月英が便乗して曹操について話している間に、ヒソヒソと甄姫と貂蝉が話す。

(…殿ったら…伏線張ってるのかしら?)
(まさか…可愛い妹みたいなものでしょう…)
(それもそうよね…昨日なんかも凄かったし……)
(…それとも直接聞いてみる?)
(…いつ?)
(…今夜とか?)
15ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 15:06 ID:tHnH9LMe
━━━━━━━━━その時、確かに残りの四人は見た━━━━━━━━━━━

頬を赤らめた甄姫と貂蝉の口からシャアアァッと蛇のような舌が出ていた事を。
視線に気付いた二人。
「オ、オホン。」
「…あ、あら…。皆さんどうしました?」

「なーんか…妖しかったぁ…。」と小喬のつっこみ。

「あぁ…あれは淫らな事を話している時の顔ですよ♪」

『……………!!』
ニコニコと笑う月英の言葉に全員が飛び出しそうな目を月英に向ける。


しばらくして本題に入った。
自分達の歌劇に参加して舞ってくれないか、と単刀直入に話す。
「へぇ…面白そう…ねえ、姉様?」と小喬。
「そうね♪わたしも是非してみたいわ。」と大喬。
「尚姉も良いよね?」
「…え?ええ。もちろんよ…。」

「尚姉様…?いやなの?」大喬が尋ねる。
「ち、違うの!むしろしたいぐらいなの…。でも…。」チラと月英を見る。
「少し…考えさせて…。」

月英達をこうまでしてしまった全ての始まりは自分なんだ、と自分を
責めている孫尚香。それ以上誰も話せなかった。
16名無しさん@ピンキー:03/04/02 15:06 ID:Xl2aZOzX
17ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 15:07 ID:tHnH9LMe
解散してから、甄姫達三人は闇夜を歩いていた。月英が突然止まる。
「…わたし…もう一度あの方と話してきます…。」
「…そう。そうね。行って来てあげて♪」甄姫が促す。
「…はい。」

月英は振り返って、もと来た道を歩き始めた。見送って貂蝉が口を開く。
「…わたくし達にもすることがありますわね…。」
「ええ…。」
「じゃあ…じゃんけんね?勝った方が…。負けた方が…ってことで。」
「そうね。いくわよ?じゃーんけーん…」

『ポンッ!!』


「記憶を?」
姜維が仕事の手を止めてびっくりした口調で尋ねる。

「そう。ある特定の記憶だけ消す秘術ってご存知…?」
その翌朝、じゃんけんの勝者・貂蝉が姜維を尋ねていた。
「…知っていることは知っていますが…。」ジロ、と少しだけ睨む。
「これは孔明様からもあまり多用しないよう言われてきましたので…。
 忘れる事で物事の根本的な解決が計れる訳ではないですし…」

それに対し事情を事細かに話す貂蝉。
いくら明るく振舞っていても、大喬達の記憶には陵辱という名の記憶が
渦巻いている。三人の怖いくらいの堕ちた瞳を貂蝉と甄姫は見逃さなかった。
18ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 15:07 ID:tHnH9LMe
「…いくら記憶といっても、思い出すたびに死にたくなるほど泣いてしまう
 ような記憶は、悲しい記憶ではなくてただの『 傷 』なのよ…」
「……確かに。分かりました、やりましょう。」
「そう!?ありがとう♪」
「あ…。でもこれを終わらせてからでないと…」
「そんなのいいわよ!善は急げってね?」
姜維はムスッとする。
「…これ…。貂蝉さん達の仕事だったはずの分なんですけど…。」
「いやん♪細かいことは気になさらず…ね?」
「いやぁ…これ…明日が期限なんですよ?」
「じゃあ今晩頑張って♪」
「はあ…。…あー、やっぱり駄目ですよー!間に合うかどうか…!」
「キィーッ!もうっ!!殿方でしょ?それぐらいサクサクッとおやりなさい!」
「は、はいっ!わ、分かりましたっ…!!」
「…そうそう♪…じゃあ…。お礼と今晩頑張れるように…」

「わあっ!?」

突如丸い椅子に座っていた姜維にまたがり、首に両手を回す。
互いの鼻と鼻が触れたり離れたりする距離で密着し合う二人。
貂蝉の尻の先に感じる姜維の熱い塊がムクムクと膨張し始めた。
「あ…あ…」
さっきまでとはまるで違う目と声で貂蝉が鼻先で妖しく囁く。
「ネ……お・ね・が・い……ね…?」
ゴクリと生唾を飲み込んでコクコクと頷く姜維。頷くだけで鼻先が触れ合う。
「うふっ♪…いい子ね♪」
19前スレ925:03/04/02 15:30 ID:oJvwhtzm
さすがですなヒロ氏は。尚タソも出てきたし嬉しい限り。
しかし、私もちょっと書いてみたんだが小説は難しいね。
ヒロ氏を尊敬しますよ。
20名無しさん@ピンキー:03/04/02 20:37 ID:pGQ4VAdQ
ヒロさんがキテタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!

続きが楽しみだ…。

21ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 23:10 ID:DYq8Ur0d

チュッ、とついばむようなキスを一回だけする。

「…もっと…して欲しい?」
寒気のする程の妖絶な囁き。さっきから姜維はコクコクしかしていない。
ニコッと微笑むと何回も突っつくようなキスを繰り返す。貂蝉がしばらく
中断して見つめていると、たまらず姜維からむしゃぶりついてくる。

「ぁんんッ♪…んっんっん…あぁ…んむぅ………んっ…やあんッ!!」

無我夢中で貂蝉の胸を服の上から両手で揉みしだく。

「ぁあんッ♪そ、そんなに強く揉んじゃだ…ぁあんっ…ダ…メぇ…もうっ…♪」

言葉とは裏腹に、姜維の頭をギュッと強く抱きながら喘ぐ貂蝉。
「柔らかい…」夢中で揉みながら呟く姜維。自分のふとももの上に
座られている為、すぐ目の前に形の良い胸が陣取る。

「おっぱい…欲しい?」
少しだけ上から見下ろす貂蝉の母親のような問い。

【 解 】 姜維=生唾+コクコク+勃起−( 理性×貂蝉の魅力値 )
    
       ※ただし、貂蝉側の抵抗は無いものとする。
       (武章元年・県立無双中学入試問題より抜粋)
22ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 23:11 ID:DYq8Ur0d
じゃあ…その前にもっと…♪」
と言って再び唇を重ねた。口を大きく開けて舌を絡める。ニチャッピチャッ
と濡れた音が響く。鼻でしか息ができないので互いに息が荒くなり、それが
余計に激しい興奮へと導く。
その激しさから、唇以外の部分まで互いの唾液でヌラヌラと濡れそぼっていた。

「…舌…吸って…」
貂蝉が、んーっと舌を突き出すと何らためらいなく唇で咥える姜維。
チュウチュウと吸いたてると、再び荒く胸を揉み上げる。

「ン″ーーーッ!!」

思わず舌を引っ込めてしまったが、姜維が舌を突き出しているので今度は
代わって吸いついた。チューッと強く吸ってから、勃起をしごくかの様に
唇を上下させる。姜維が無意識の内に腰をガクガクと振って射精を望むので、
それに合わせて貂蝉も揺れる。陰部が衣服の下で膨らんだ勃起の先端と擦れて
しまい、眉を寄せながらも舌をしごいた。再び唇を重ね、プハッとようやく
唇を離す二人。

「…はぁ…はぁ…じ、じゃあ…おっぱい…あげるわね…?」
上着だけを脱ぐと、ポロンッと形の良い乳房がこぼれる。
姜維は目を点にしながらも両手を恐る恐る伸ばした。五指を開いて正面から
掴むと、大きな手の内にギリギリ納まったが、グッと力を入れると指の間から
プニッと柔肉が溢れ出す。ビクンッと体を震わせてさらに姜維の頭を強く抱く。

「…はあんんっ!!」
揉みしだく指の一つ一つに合わせて踊る柔肉や二つの桃色の実にしばし
我を忘れる。手のひらの中で桃色がしこっていった。
23ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 23:11 ID:DYq8Ur0d
「は、はやくぅ…はやくっ…す、吸ってぇ…」

左の桃色の果実が姜維の口内へ囚われた。ちぎれんばかりに思いきり吸いつき、
真正面に引き伸ばすとようやくチュポンッ!と桃色を解放した。

「い…イ…あ…あッ…そ、そんな…にっ…あッああ………ゃあんッ!!!
 …はぁ…はん…はぅ…。もう…駄々っ子なんだからぁ…♪」

両乳房をすくう様に揉み上げながら、よだれでびちゃびちゃの左乳首を再び
含む。さっきの吸い上げで完全に勃起した乳首を口内でコロコロと舌先で
転がす。ツンツンと舌で突っついて反応を確かめる。
その間、両乳房をギュウギュウと揉みしだくと、上下に揺さぶったりした。

徹底的に左の乳首だけを狙われて切ない声を挙げる貂蝉。
「お、お願い…こっちも…こっちもォ…」
右側の乳房を揉み上げている姜維の手を掴んで右乳房を強調する貂蝉。

舌を長く出す姜維。自分から舐めにいく気は無いらしい。

「…もうっ♪駄々っ子な上に甘えん坊さんなのね?…はい、おっぱいよ…♪」

体をずらして右乳首を口の前に持っていくが、咥えてくれなかった。舌を
突き出したまま微動だにしない。たまらず自分で胸を掴んで乳首を姜維の
舌に擦り付けた。コリコリとした乳首に舌先がたっぷりとよだれを送る。

「…あッ…!…あうっ!…あ…あぁっン…はぅ…ひっあぁ……きゃあッ!!」
またしても突如吸いつかれた刺激で、ビクンッ!と震えてしまった貂蝉。

姜維はさっきよりも激しくガックンガックンと腰を振って揺らす。
24ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 23:13 ID:DYq8Ur0d
「あっあっ、ぁあんっ♪ふふ…じゃあ…今度はわたくしが…」
ふとももを降りてひざまずくと、下を脱がせて脚を開かせた。
先っぽにヌラヌラと雫を光らせて、ビクビク!と目の前の美女に発情している。

「うわぁ…ふふ…すごい…じゃあさっそく…」
舌をレロレロとうねらせながら近づくが、決して勃起には触れない。
さっきのお返しとばかりに徹底的に欲棒を焦らす。

「ぅあっ…は、早くっ!…舐めてくれぇ…っ…!!」
「ふふ…。だ・め♪…それに…勝手に口に入れたら…お・し・ま・い…ね?」
「う、嘘だっ!が、我慢で…きないっ!!」

一切触れずに、ふーっと息を吹きかけて焦らす。尿口から欲望の雫がトロ…と
糸を引いて垂れる。まるで『 おあずけ 』をされている獣のよだれのように。

続いて爪先で陰嚢を少しだけ引っ掻くと、ビクンッ!!と勃起が主張した。
面白いので、続いて勃起をチョンと指先で弾いた。再びビクンッ!と痙攣する。
垂れる欲望液を指ですくって、それを上目遣いのまま舐め取る。

「んふっ♪もう…限界…?」
涙目の姜維を気遣った。ガクガクと震えながらのコクコク。
「…じゃあ…ご褒美ね…。んはぁ…」
25ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 23:14 ID:DYq8Ur0d
「おぁっ!!!」

勃起をそっと持つと裏筋から舌を這わせて昇っていく。欲望液だらけの亀頭に
到達すると、強く強く吸いついた。まるで欲望液を吸い出すように。そのまま
唇を下ろして勃起全体を咥えこむ。
泣いて喜ぶ姜維を楽にしてやるために、さっそく一度放出させる事にした。
口内で舌を突き出し尿口をほじくりながら唇でカリを激しく擦り、さらに
陰嚢を両手で優しく転がした。

これは貂蝉の秘技であり、甄姫にも教えていない必出技(?)である。
ムチュッ…フチュ…クチュ…グチュ…と淫靡な音が響く。

嬉しくて貂蝉の頭をひたすら撫でている姜維に限界が近づいた。
「あっああっ!で…出て…しま…ウッ!!」
「んっ!うんっ!うんっ!!んんっんっー!んッンっんんーッ!!」
貂蝉が『 いいわよ!! 』という意味を込めて一段と愛撫を激しくする。
姜維は貂蝉の頭をグイと掴むと勝手に腰をガクガクと振った。
美しい唇を自分勝手に暴根が蹂躙する。

「ヴン″ーーっ!?…ん″っ!ぶふっ!んぼっ!!んぐぅッ…んむぅッ!…」

苦しさから漏れた貂蝉の悲鳴。すぐに勃起がギュウーッ!と一段と膨張した。

「ッ!!ヴんんーーーーーッ!!!」

貂蝉の口内でドパアッ!と放出される精液。

「んッ♪んッんっ…んン…ンっんもっ…ん〜っ♪」
……ゴキュッ、ゴキュ!ゴプンッ、ゴクッ…ゴク…ゴクン…
……チュゥゥーッ…チュゥー……チュッチュッ………ポンッ…
26ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 23:14 ID:DYq8Ur0d
最後の一滴まで心いくまで吸い上げ、飲み込んだ貂蝉。
ビク!ビク!…と萎えていく陰茎が愛しくて、もう一度先端にチュッ!と
くちづけを交わすと、敏感な陰茎がさらにビクンッ!と喜んだ。
「おあっ!!…あ…す、すみません!」

ようやく楽になった姜維が貂蝉の口を気遣う。
「ぷはぁ…。…ふふ、いいの…美味しかった…♪それより…もう良いの?」
「えっ!?え、ええ…まあ…。」
「…本当に?」

萎えた陰茎を咥えこむ。亀頭をまったりと舌で転がしたり、陰嚢をチロチロと
舐めている内にあっという間にギンギンに張り詰めた。

「ううっ…あ…そんなに…。もっと裏側…を…」
「ふふっ、…こうかしら?」
舌を裏筋の下側からゆっくり…ゆっくりと舐め上げて、頂点に辿りつくと
先っぽにチュッ、とキスをする。これを何回も繰り返した。

「こっちは馬鹿正直で良いわね♪」
「あ…あぁっ…。…じ、じゃあ…俺も…」

貂蝉の服を全部脱がして寝床に横向きに寝転がせると、姜維は貂蝉の股に顔
をもって行く。自然と姜維の陰茎が貂蝉の顔面に位置取る事になる。
姜維は貂蝉の天上側のふとももを持ち上げると、秘裂を開いて朱色の秘部を
露わにした。いつからかは知る由も無いが、目を疑うほどの濡れ具合と熱だった。
その頃、貂蝉は健気に首を振って勃起を咥えこんでいた。
27ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 23:15 ID:DYq8Ur0d
「んっ…んっ…。も、もういいでしょ…焦らし合いっこは止めて…ね?
 わたくしにもォ…。んッんもッ…チュッ、チュッ…あは…あ…んん〜…」

「あっ…そういう訳では…。すごい…濡れてますよ…。」
「んうッ♪…やだ…そんなの言っちゃ…駄目…♪早くゥ…」

トロトロと溢れ出してふとももを伝う愛液を辿っていくと、出所に辿りついた。
軽くくちづけただけで口元がビショビショになった。音を立てて愛の泉を
吸いたて、舌を潜りこませた。襞の感触をヌメヌメと確かめ、引きぬくと
続いてたっぷりと陰核に愛液とよだれの混合液を垂らしてやる。テカテカに
ぬめった陰核を舌で突っついては舐め転がし、を繰り返す。

「ん″んッ!!…ンもっ……う、上手いの…ね♪」
同じくよだれまみれでぬめる勃起を手で激しくしごきながら、貂蝉が誉める。
陰部をグリグリと姜維の口に擦りつけると、姜維は悲鳴を挙げた。
「うう…く…くるし…いっ…」

「…あんっ!!あは…ぁ…じゃあ…そろそろ…かしら?」
と言って姜維の上にまたがると、自ら勃起を秘所にあてがった。

「あ…ア…くぅッ……おっき……あ………いッ……ゃアんッ!!!」
亀頭全体だけが入った所で、いきなり姜維が腰をズンッ!と突き上げ一気に
繋がってしまった。頭を左右に振って乱れる貂蝉に構わず、恐ろしい勢いで
腰を打ち上げる。それでも貂蝉の締付けが強烈である為、一度も暴根が外れて
しまう事は無かった。

パン!パン!パンッ!パンッ!!
互いの肉が激しく打ち付け合う音が響く。
「やッ!ああっ!!あっんッ!だめだめッ、ダメーーーーッ!!」

背中を折れるぐらい仰け反らせてビクッ、ビクンッ!と震える貂蝉。
もう1回目の絶頂を迎えてしまった。官能の証の涙とよだれが止まらない。
28ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 23:15 ID:DYq8Ur0d
「ア…アぁ…い…良ぃ…あ…あァ…ッ!?やッちょっ!あひィっ!あうっ!…」

最初の絶頂に打ち震える貂蝉に構わず、再び腰を打ち付け始める。

「だ…メぇ…あッひ…ィ!…ぎ…ああ……しっ、しっ、死んじゃ…うッ…!!」

声にならない声で喘ぐ貂蝉。その口からはよだれが止めど無く垂れ、髪は
乱れ、それがまた貂蝉には珍しい野性的な妖しさを演出していた。

「………っぁヒィッ!!」
両手の五指をそれぞれ違った方向に曲げて再び貂蝉が打ち震えた。
ガクンッガグンッ!と痙攣する貂蝉の膣圧が異常なほどに高まる。

姜維は亀頭の上当たりに熱い噴射を感じた。潮が勃起の栓で止められた為
である。フラフラともう動けそうに無い貂蝉の腰を抱えると、否応無しに
四つん這いにした。抜けた勃起がヌラヌラと照かっている。

「あっ…やだぁ…こんなのぉー…は…恥ずかし……いっ!!」
腰を限界までグイッと高く上げさせると堪らず再び勃起をぶち込んだ。

「ぃやあッ!!あッ!あんっ!やっ!だ、だめえっ!そん…な…激…しっ!」

当然のように構わず腰を掴んで続ける姜維。
パンッ!パンッ!!という音は二人の肉、そして陰嚢がぶつかる音。
ヌッチャグッチャ…という音は貂蝉の下の陰唇の喜びの声。
貂蝉の愛液でビッショリと湿った姜維の陰毛が貂蝉の肛門をくすぐる。
29ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 23:17 ID:DYq8Ur0d
最後の力を振り絞った最大最後の猛攻を決意し、もはや力の入っていない
貂蝉の両手首を後ろから荒荒しく掴んだ。

「んあっ!だ、だ…めぇ…っ…あひぅっ!…も…う…ゆ、許し…てぇッ…!」

仰け反るような姿勢で串刺しにされ、堪らず許しを乞う貂蝉。
絶え間無い涙とよだれが気を狂わせる。美しい髪を振り乱し、口元から涙と
よだれの混合液がピッピッ、と飛び散る。

激しい腰の打ち付けに貂蝉の尻が波打っている。そんな光景も姜維には強烈な
快感の要素となっていた。

「…か…は…ぁ…し、死……ん…じゃ…うぅ…っ…」

聞く耳もたずに最後の猛攻を続ける姜維。姜維自身にもそんな余裕は無かった。
最後に腕を離して、倒れこんだ貂蝉に被さり、背後からきつくギゥーーッ!!
と乳房を鷲掴みにすると、そのままの姿勢で貂蝉の膣内に射精を開始した。

「………!!」貂蝉はもう声を出せなかった。
「くああぁっっ!!」珍しい姜維の咆哮が響いた。

ドプッ!!ドプッ、ドプッ、プッ!…ドクンッ、ドクドクン…ドク…ドク…

果てしない射精が終わる。二人ともずっと打ち震えながらそのままの姿勢で
微動だにしない。否、できなかった。
ようやく合体を解くと、ゴポッ…と愛液と精液の混合液が溢れ出した。
30ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 23:17 ID:DYq8Ur0d
姜維が何も言わずに貂蝉の口元に、萎えていく陰茎を近づけると貂蝉は
そっと根元を摘んで先端にチュッ、チュッ、とキスをした。

「おあっ…くっ!…おお……」
射精を終えてすぐの敏感な陰茎に何度も何度もくちづけをされて、また
打ち震える姜維。舌を出してまったりと二人の官能の混合液を綺麗に
舐め取ると、姜維もようやく満足して寝転んだ。

互いに見つめ合って寄りそうようにしながら動かない二人。

「…は…ぁ…すごかったぁ…♪」
「俺もです…。術…もちろんやりますから…。」
「…?…ああ、そうでしたわね…」
「そうでしたねって…。ああーーーーっ!!」
「ど、どうしましたの!?」
「あの術って、貂蝉人参…じゃなくって、朝鮮人参がいるんですよ!!」
「ああ…それだけはチラと聞いておりましたから…今『 敗者 』が取りに
 行ってますから…ご心配なく♪」
「…へ?……はあ…そうですか…。」
31ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 23:18 ID:DYq8Ur0d
所変わってとある山中。
「へくしっ!!…んぁ〜。誰かわたくしの噂でもしてるのかしら…?
 ねえ明帆〜?朝鮮人参ってどこにあるのー?もうかなり探しましたけど…」
「う〜ん…おっかしいなぁー?この辺ならいっぱいあると思ったんだけどなー。
 …しょうがないネ!…じゃあ、あたしン家の余ってるのあげよっか?」

「…………。」
(ううっ…最初からそうしてほしかった…。ガク…。)


その日の夕暮れ。
甄姫達の用意した秘薬入りの茶を飲んで、ぼうっと座る三人姉妹がいた。
半目で目の焦点が合っていない。そこに姜維が見計らって部屋に入ってくる。

「…では始めます。本当によろしいですね?」
姜維の最後の確認に貂蝉が頷く。
「ええ。陵辱の目に合った部分の記憶を『 酷い目にあった 』としてあげて。」
甄姫が口を挟む。
「…良いの?手っ取り早く全部を消しちゃえば?」

「それは駄目。そうしてあげたいのも山々なんだけど…よく考えて?
 そうしたら何故彼女達は呉を捨てたのか、何故今の自分達がいるのか…が
 分からなくなってしまうのよ。恐らく大混乱の内に発狂するか…自我崩壊
 してしまいます。」
月英も口を挟む。
「…忘れるのは具体的な傷だけでいいと思います。事実は事実ですから…。
 たぶんわたしが…一番分かっていると…思います…。」
32ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 23:18 ID:DYq8Ur0d
「…そうね。よく考えたらそうね…。」
「…では…始めます…。」
姜維から光が放たれ、三人姉妹はふっと意識を失った。


「…これで終わりです。術は完璧ですからご安心を。一晩寝たままですから。」

「まあ!よかったぁ…。」月英が声を出して喜ぶ。
「ありがとう、姜維。」甄姫も喜びの声を挙げる。
「やるじゃない♪…じゃあ…後のお仕事も頑張ってネ♪」

「あ…そうだった……。はあ…。」
肩を落としてうなだれる姜維。三人は目を合わせると、貂蝉は口、甄姫は右頬、
月英は左頬にそれぞれチュッ、とキスをした。

『 頑張って♪ 』

俄然やる気の出た姜維がズンズン!と張りきって部屋に戻っていった。
久しぶりの安眠であろう三人をそっと寝かせ、彼女達も部屋を後にする。
三人姉妹の寝顔には笑みがこぼれていた。

次の日は、大事をとって三人には近づかなかった。
その次の日。三人に会いに行くと、術の成功を確信した。
大喬も小喬も孫尚香も以前の『 憂い 』を秘めた目を失っていた。
多少の混乱はあっただろうが、今の彼女達の瞳には未来という希望の灯が
灯っている。もう大丈夫だろう。

こうして一気に六人に膨れ上がった歌劇組の新たな日々が始まった。
331:03/04/02 23:38 ID:Vz5zAPZy
たてた甲斐がありました
34ヒロとでも名乗っておこう:03/04/02 23:43 ID:DYq8Ur0d
以上、「月英の歌」後編でした。
タイトル…あんま関係無えじゃんっ!ってツッコミはご勘弁を…。

すいません、謝らなければならない事があります。
・キャラを掴んでいないって事→エロSSを書く以上仕方ないのですが、
               気を悪くした方には本当に申し訳ありません。
               月英なんか天然キャラだし…

・自分の好きな描写ばかりって事→もっと精進していきますのでどうかご勘弁を。

・その他、様々な理由で気を悪くされた方もたくさんいらっしゃると思います。
 この場を借りて謝罪致します。申し訳ありませんでした。

最後に…おそまつ様でした。 
35名無しさん@ピンキー:03/04/03 00:00 ID:qCwPcXrn
ヒロさんキターーーーー!
折れの中ではすでに神となっております。
キャラの感じ方は人それぞれだと思う今日この頃。
少なくとも、天然系月英好きだ。(*´Д`)ハァハァ

36名無しさん@ピンキー:03/04/03 01:12 ID:DPW5B8dB
キタキタキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!
姜維グッジョブ!!悶えまくる貂蝉タン最高ですた


ヒロ氏にはこのまま調子のまま変わらず自由にやってほすぃ。

37名無しさん@ピンキー:03/04/03 07:26 ID:TAWJQYXS
ヒロさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
ヒロさんの描くキャラはイイ(・∀・)!と思いまつ。
これからも頑張ってください。
38名無しさん@ピンキー:03/04/03 15:10 ID:X/b3Db2V
>>34
三国無双自体が三国志演義をベースにかなり好き勝手にパロってるんだから、
そういう意味ではあまり厳格に元(無双)のキャラクターに縛られることもないんじゃないかね。
早い話が、やったもん勝ち。

個人的には陵辱系はもう食傷気味なんで、今の路線が定着してくれる方がありがたかったり。


そして706 ◆rBxXtdJc氏のこともまだ待ってたりするので見てたらよろしく〜
39前スレ925:03/04/03 23:50 ID:Tajx9SJ3
一応、ストーリー構成ははできますた。明日あたりから書き始めまつ(遅
ここにのせるのは来月ぐらい?(ぉい
40ヒロとでも名乗っておこう:03/04/04 18:01 ID:a9ng380k
新作「団名争奪戦」なんですが猛烈に長くなりそうなので
ちょこちょことうpしていきたいと思います…
出来れば御感想下さい…(´・ω・`)
41ヒロとでも名乗っておこう:03/04/04 18:02 ID:a9ng380k

その後孫尚香達三人は銅雀台を離れ、許昌の宮殿に赴いた。曹操に会って感謝
の意を述べたかったし、なにより甄姫達と共に練習するには許昌で暮らした
方が何かと便利だからだ。

六人揃っての練習は幾度か繰り返され、演技・演奏は完璧なものとなった。
いよいよ地方公演開始か、という所で一つ問題事が発生した。

それは、彼女達の団名である。
…この事が後に魏全体を巻き込む大騒動になるとはまだ誰も知らない…

この大騒動の始まりは、六人揃ってのごく普通の食事の最中に起こった。
ワイワイと会話が弾む中、小喬が軽い気持ちで疑問を口にした。

「モグモグモグ…。そういえば〜…あたし達って名前無いよね?」
「…そう言われてみればそうね?モグモグ。」
甄姫も軽い気持ちで納得する。

それぞれが、ぼーっ…と上を向いて各々思案した後、孫尚香が先陣をきった。
「 『 艶華演舞隊 』 …なんてのはどうかしら?」
「あっそれいいネ!ピッタリな感じっ!!」
同意した小喬が身を乗り出して孫尚香に指をさす。
「でしょ?でしょっ?」

そこに甄姫がさらっと口を挟む。
「そこは 『 妖絶演奏隊 』 で決まりでしょう……?」
ウンウンと大きく頷く貂蝉。
42ヒロとでも名乗っておこう:03/04/04 18:03 ID:a9ng380k
「えー!?なーんかしっくり来ないな〜?うーん。…姉様はどう思う?
 …ていうか、姉様は何が良いのっ?」

「えっ、わたし!?」
大喬は俯き加減で全員をチラ、チラと見回すと、意を決してボソリと呟いた。
「え、えっとぉ… 『 帝国歌劇団 』 ………かな?」

一瞬、月英以外の全員が氷玉をくらったかのように凍りつく。
その凍結が溶けた後、月英以外による非難が容赦無く降り注いだ。

「それは駄目っ!絶・対・駄目っ!!」一番手・孫尚香。
「姉様、漫画の見過ぎだよぅ!!」二番手・小喬。
「ここは無双スレなのよ!!」三番手・甄姫。
「まぁ…濃い一面発見…」四番手・貂蝉。

「うぅっ…そ、そんなに言わなくてもぉ…」

「あらあら泣いちゃった…よしよし♪」
隣に座っている月英が手を伸ばして大喬の頭を撫でる。
孫尚香が月英にも質問した。

「月英さんは何か良い案ある?」
「…わたし?…わたしは〜 『 だぱんぷ 』 かしら?」

身を乗り出した四人が声を合わせる。

『 却下ーーーーっ!!! 』
「うぅ…そうですか…。クスンッ。」
43ヒロとでも名乗っておこう:03/04/04 18:04 ID:a9ng380k
嘆く二人を放っといて、改めて甄姫がまとめる。
「オホン!さて…残るは『 妖絶演奏隊 』か『 艶華演…」
「絶対尚姉の『 艶華演舞隊 』だって!はいっ♪決まりっ!!」
「こ、こらっ!お子ちゃまが勝手に決めないの!!」
「に、にゃにぉ〜〜っ!?」

立ちあがり、ギリギリまで近づいて睨み合う二人。
「…いい度胸ね…!!……ふふ…ほ〜らほ〜ら♪」
身長差を使い、小喬の顔に豊満な胸を乗せて押しつける甄姫。
「むむむ……!…こ、こんなの、あたしだってすぐになるモンッ!!
 だってぇ〜まだまだ〜『 若 い 』し〜♪」
「キィーーーーーッ!!このガキンチョっ!!」
「べーっ!!尚姉様も何か言ってやってよ〜?」

クルリと振りかえってそれぞれの味方である孫尚香と貂蝉の二人を見る。
すると二人は目尻をピクピクさせて互いに睨み合い、その間には稲妻が
バチバチ!と走っていた。顔は笑っているが目は闘っている。

「おほ、おっほほほほ…」
「うふ♪うふふふふ…」
微妙に笑っているのが余計に怖い。

「あの…皆さん…喧嘩は…うわっ…こわ…」
大喬がオロオロと皆を落ち着かせようと話し掛けるが、聞く耳持たない。
44ヒロとでも名乗っておこう:03/04/04 18:05 ID:a9ng380k

「喧嘩は駄目っ!!!」

月英の叱咤に思わず全員がビクゥッ!!と固まる。

「甄姫!小喬ちゃん!座って!!…二人も睨まない!!」
目を点にして全員がその言葉に急いで従う。

「…喧嘩は駄目です。ここは投票で決めましょう。
 わたしと大喬ちゃんは公正を規して開票その他を担当します。異存は?」
全員は納得したものの、ポカーン…としていて何も言えない。

「お返事っ!!」

我に返った四人に加え、叱られていない大喬までが揃って
『は、はいっ!!』
と答えると、月英はニコッといつもの笑みを浮かべて、

「はい、よろしい♪」
といつもの彼女に戻っていた。どうやら喧嘩だけは駄目らしい。

その後、投票に関する細かい決まり事が定められた。
・投票権:決定済みの文官・武官各50人ずつ計100人
     曹操・姜維などの武将数名
     
・得票価値:文官・武官は1人につき1点
      曹操は20点その他は各5点

・色仕掛け有り(甄姫・貂蝉組の熱い要望により)
・投票は明後日正午、即開票

決まり事は以上となった。
45ヒロとでも名乗っておこう:03/04/04 20:59 ID:7RRq9NXh

翌朝、公正を規すために全員一緒に投票者を訪れて、明日の投票と今日の三時
から行なわれる演説会の参加を依頼した後、午後からは自由な選挙活動とした。

「では解散です。三時からは演説会ですからお忘れなく。
 皆さん頑張ってください♪」
管理委員の月英が開始を宣言すると、四人が二組に分かれて去っていった。

「…わたし達はどうしましょうか?」
大喬が尋ねた。
「そうね…色々見て回りましょうか?まずはお昼済ましちゃいましょう。」
「そうですね♪」

二人は自然と手を繋いで歩き出した。頬を桃色に染める大喬が見上げると、
月英もニコッと微笑み返す。

不思議とこの二人は気が合い、普段からこうして手を繋いだり、一緒に外に
出かけたりした。大喬が眠れない夜は一緒に寝てくれたりもした。

それもちょうど一週間前の晩だった。
夜になってひどい雷雨が始まり、普段なら煌々とロウソクが煌く宮殿も、
雨のせいで真っ暗である。雨に静まる宮殿を、ザーザー…ゴロゴロ…という
豪雨と雷鳴の音が包んだ。

「きやっ!!」
ピカッと一瞬稲妻が走り、雷鳴が鳴り響く自然の二重奏に大喬は部屋で
震えていた。堪らず部屋を飛び出すと、隣の部屋から小喬のクカーッ!という
寝声が聞こえてきた。あまりに静か過ぎるので、ポリポリポリポリ…という
腹を掻き毟る音まで聞こえた。

「…むにゃ……う〜ん…。…くかー………ふぇくしっ!……くかー…」
46ヒロとでも名乗っておこう:03/04/04 21:00 ID:7RRq9NXh

(…こんな中、よく寝れるなぁ…)

と思いながらも廊下を見た。月は姿を隠しているので真の闇が続いている。
この世に誰もいないような恐怖感に襲われ、ブルッと体を震わせた。
寝着のままなりふり構わず走り出した。廊下を右に左に小走りして、月英の
部屋の前まで来た大喬。扉をノックしようと手を伸ばすが、思いとどまる。

(…でも…月英さんにしたら…いい迷惑よね…)

そこに再び雷鳴が鳴り響いた。

「きゃあっ!!」

(…いけないっ!起こしちゃう!!)

叫んだ後にも関わらず口を手で押さえる大喬。しかし扉がガチャ…と開き
月英が出てきた。そのままの姿勢で固まって動けない。

「…あら、大喬ちゃん?こんばんは♪」
「…ふぉんふぁんは…。」
「え?ふふ、面白いのね♪…さぁどうぞ、入って?」
「…ふひはふぇん…。」
嬉しいような恥ずかしいようなで複雑な大喬も、ペコッとお辞儀をしてから
つづいて月英の部屋に入っていった。
47ヒロとでも名乗っておこう:03/04/04 21:01 ID:7RRq9NXh
そのまま一緒の布団に入った。
月英がそっと大喬の手を握る。嬉しくて月英の方を見ると、ニコッと
微笑んでくれていた。そこに雷鳴がしつこく鳴る。

「…すごい雷ね…。」
「…はい。」
「ふふ、まだ怖い?」
「ちょっと…かな?でも月英さんと一緒にいて、すごく落ち着きました。」
「そう、よかった♪………ふふっ♪」
「どうしたんですか?」
「ふふ…。そろそろ来るのかな〜?って思ってたら本当に来たから…♪」
「だって…。あの…その…。」
「ううん、いいのよ。わたしも眠れなかったし…。」
「…いいなぁ…。わたしも早く大人になりたいな…。
 月英さんみたいにしっかりした女性になりたい…。」
「あら、大喬ちゃんってしっかりしてて…もう充分大人だと思うけどな…?」
「…だってわたし…怖がりだし…ドジだし…」
チラと月英の胸元に目がいく。その豊満な迫力に思わずゴクリと音をたてて
しまう。その目線を追うと、月英も大喬の意図を察した。

「ふふっ♪大喬ちゃんは大丈夫よ。わたしが保証するわ♪」
「えっえっ?どうして!?」
雷の存在を完全に忘れ、頬を朱色に染めて聞く。

「大喬ちゃんみたいに感受性の豊かな女の子は特におっぱいが大きくなるの♪
 だから小喬ちゃんみたいにまっすぐな女の子は…あんまりおっぱいが大きく
 ならないかな?でもたぶん小喬ちゃんは大喬ちゃんより背が大きくなると
 思うの。性格って以外と体に影響するものなのよ?」
48ヒロとでも名乗っておこう:03/04/04 21:01 ID:7RRq9NXh
「…そうなんだぁ…わたしもこんなに…なれるかなぁ…?」
「ふふっ、じゃあ…見てみる?」
と言って月英は横を向き、胸元から一房ずつ取り出すようにしてはだけさせた。
「うわっ………お、おっきいっ…!」

大喬は目の前にある大迫力の乳房に目を奪われた。さすがにまだ知り合った
ばかりで一緒に風呂に入る機会が無かったので、これが初見となる。

見ているだけでその柔らかさを感じ取れる乳房が大喬を向いている。二つの
桃色の乳首の清らかさに心さえ奪われ、もう一度ゴクリと生唾を飲み込んだ。

「さ…触ってみても……良い?」
コクリと笑って頷く月英を確認して、恐る恐る手を伸ばす大喬。
まずは人差し指でプニプニと突っつく。柔らかな肉に沈んでいく指先。
指を潜らせたまま上下に振ってみると、柔肉に乙女の波が走る。

大喬の一つ一つの興味に反応して揺れる桃色の果実。
月英は少し力を込めて抱き寄せると、大喬の顔面を胸に埋めた。

「どう…?」
「わぁ…。すごい…柔らかくて…いい香り…。」
「じきに大喬ちゃんも…おっぱい大きくなるからね…♪」
「うん…。」
「さ…もう寝ましょう?」
「はい…。」
49ヒロとでも名乗っておこう:03/04/04 21:02 ID:7RRq9NXh
月英は少しだけ体をずらすと、大喬の口の前に桃色を陣取らせる。
目の前の桃色を少しだけ凝視した後、チラと上目で見ると月英は微笑んでいた。
そっと桃色を含むと、口の中に甘味と優しさが広がった。

「…ぁんっ」
さすがに乳首への直接的な刺激に声を挙げてしまった月英。あまりに夢中で
それに気付かず、チューチュー…と吸いつく大喬を見下ろし、母性本能を
くすぐられて、思わず頭を優しく撫でた。

その内吸いつきが弱まり、唇をモグモグとしていたがそれも弱まり、とうとう
唇が離れた頃には大喬からすーすー…と小さな寝息が聞こえた。

月英は胸元を直し、起こさない様にゆっくり、ゆっくりと体をずらして大喬と
同じ目線に来るまで下にずれると、自分自身と一緒に布団をゆっくりとかけた。

「ん…」
少しほつれた大喬の前髪を優しく直すと、月英も眠りについた。
50ヒロとでも名乗っておこう:03/04/04 21:02 ID:7RRq9NXh
「…ちゃん?…大喬ちゃんっ!!」
「うわっ!!…え?…あ…はい!?」
目の前の月英の豊乳を見ていたら、そんな事を思い出していた大喬だった。

「どうしたの?早く食べないと…冷めちゃいますよ?」
「え?あ…そ、そうですね!」

「…それから…。」
「モグモグ…。ふぁい?」
「そんなにおっぱい見ちゃ…恥ずかしいわ…。」
「ぶっ!!」

頬を朱に染めてモジモジと恥らう月英。
大喬は思わず頬張ったものを吐き出しそうになったが、何とか耐えた。
「…ごめんなさい。…えへへっ♪」
「…ふふ♪…さぁ、そろそろ様子を見に行きましょうか?」
「は〜い!」

演説会までまだ小一時間ある。
中庭に人だかりが見えたので、二人は近づいていった。
51いっしぃ:03/04/04 21:48 ID:uGHnOsfb
うおお!激しく期待age。 続きお願いしまつ。
52いっしぃ:03/04/04 21:50 ID:TErL2vJ0
うおお!激しく期待age。 続きお願いしまつ。
53名無しさん@ピンキー:03/04/04 22:32 ID:MhEsj2om
つーか、そろそろヒロ氏の小説まとめ置き場がほしいね
54名無しさん@ピンキー:03/04/05 00:33 ID:qABpdHbr
イイ!
55ヒロとでも名乗っておこう:03/04/05 16:27 ID:6ktpf2aX
人だかりの中心に甄姫と貂蝉がいた。いつもと違って水着を着ているあたりが
彼女達らしい。美しい体の線が露わになり、男達の視線がくぎ付けになって
いた。体をクネクネとくねらせて挑発するような姿勢を取り続ける二人。
前屈みになる甄姫の胸の谷間がプルプル揺れている。
わざと落とした髪飾りを、挑発的に尻を突き出して拾う貂蝉。

「どうかわたくし達に清き一票を♪」
「『 妖絶演奏隊 』をどうか…よ・ろ・し・く♪」

おおー…と男達から拍手喝采が起こる。ぎこちなく厠へ向かう野郎もいた。
月英達は次に広場へ向かった。

一転して小喬達は露出度は少ないものの、ふとももをほとんど曝け出している
ようなスカートを履きながら、取り巻く男達に話しかけていた。

「…やっぱ基本は演舞でしょっ♪ねっ、おじさん達?」
「どうか『 艶華演舞隊 』をよろしくね♪…あら、小喬…後ろに何か
 落ちてるわよ?(いくわよっ?…)」
「…ほんとだ。(せーのっ…)」

二人揃って腰だけを曲げてただの小石を拾うが、もちろん男達の眼前には
二人の可愛らしいお尻から下着までもが全て丸見えになった。
おおー…と男達から感動の声が漏れる。ちょっと泣いてる野郎もいた。
56ヒロとでも名乗っておこう:03/04/05 16:28 ID:6ktpf2aX
ニコニコと笑う月英が冷静に考察を述べる。
「…どうやら基本的な戦略はどちらも同じのようですね。」
「あぁっ…もう!小喬ったら…!歩くだけで下着丸見えじゃないっ!」
「あらあら…尚ちゃんも丸見え♪…裾からお尻の下側が…こんにちは♪」
「あうぅ…尚姉様まで…。」
「でもみなさん楽しそうですねぇ〜♪」
「…それはそうだけど…ちょっとやり過ぎかも…」
「ふふ、いいんですよ…。」
「えっ?」
「こうやって何でも言い合って、ぶつかって…。こうした一つ一つの出来事が
 みんなの絆を強くしていくんですよ。」
「…そっかぁ…。(…本当かなぁ?)」

そのまま二人は先に演説会場へと向かった。
演説会の時間となり、投票権を持つ人々が続々と集まってきた。
その内曹操達も現れ、大喬と目が合うと軽く会釈をした。

それぞれ十分のアピールタイムを二回ずつ交互に行った。
…といってもそのほとんどが色仕掛けだったのだが。
夕暮れが近づいて、その場は解散となった。


━━━━とうとう彼女達の『 最後のお願い 』が始まろうとしている━━━━

57名無しさん@ピンキー:03/04/06 01:26 ID:mHZ91YXb
(*´Д`)ハアハア期待ageしよう。。。
58名無しさん@ピンキー:03/04/06 01:29 ID:+Uw5iiKU
59あぼーん:03/04/06 01:32 ID:QDGt0Y9/
   ______________
 /:\.____\
 |: ̄\(∩´∀`) \  <先生!こんなのがありました!
 |:在  |: ̄ ̄ U ̄:|
http://saitama.gasuki.com/aomori/
60ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 22:54 ID:Yad9PHC/
いったん六人が勢揃いし、黙々と夕飯を取った。闇が宮殿を包む。
早めに食事を終えた四人を見計らって、月英が右手をすっと挙げる。
「コホン。…では…位置について…。よ〜い…」
チラと大喬を見る。大喬はニコッと微笑む月英の意図を察した。
「え…えっと……………。…ドンッ!!」

シュッ…と四人が食卓から消えた。
「…あら、これ美味しい♪大喬ちゃんもどう?」
「はあ…。すごい夜になりそう…。」
「…じゃあ大喬ちゃんはわたしと、ね…♪」
「いぃっ!?」


その頃、闇夜を高速で駆ける四人がいた。目指すは当然、高得点の曹操である。
「…ちょっとぉっ!ついて来ないでよぉっ!!」
「…だーまらっしゃいっ!ガキンチョっ!!」

「…貂蝉さん…遅いんじゃない?クスクス…じゃあね〜?」
「…こしゃくなっ…。…くっ、た、確かに早いっ…」
前方を爆走する甄姫と目が合う。頷く二人。
「のわっ!!」
「きゃあっ!?」
貂蝉は走る小喬と孫尚香に後ろからC1をぶちかまし、甄姫を先に行かせた。
そのまま貂蝉は別の方向へと走り去っていった。

「いった〜いっ!!」
「あいたた…。くっ、急いで甄姫さんを追うわよ!」
「はうぅ〜。尚姉…先に行って〜…痛〜い…」
「…分かったわ!」
61ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 22:54 ID:Yad9PHC/
しかし小喬が曹操の部屋に辿りつくと、曹操はいなかった。
「…尚姉…どういう事?」
「わからない…。まだお仕事か…それともお風呂かしら…?」
「どうしよっかー?」
「甄姫さん達もいないし…。これは作戦変更ね。曹操様を探しつつ、
 他の武将さんから行きましょう?」
「…そうだね。ここは堅くいこっか?」
「…それじゃあっ!」
「うんっ!!」
二人は別々の方向に消えていった。

しかしながら、孫尚香の読みは外れていた。
「む…むむ…?ここは…」
「お目覚めですか…殿?」
気がつくと、曹操は甄姫の部屋で横たわっていた。
「お前…。ん!?…確かわしは…自分の部屋で…」
「はい…。拉致らせて頂きました…。」

正座で両手をつき、深く頭をさげる甄姫。
なんと甄姫は国王を拉致るという前代未聞の行為を行ったのだった。
「わたくし…甄姫…最後のお願いに参りました…」

…厳密に言えば拉致ったので、「参らせました」が正しいのだが。
ぱさり…ぱさり…と服を脱ぎながら色っぽく曹操に近づく。
寝所に腰掛けている曹操にいつもの感じでからみつくが、曹操の目がいつもと
違う事に気付いた瞬間、曹操が何かつぶやいた。
「…ろうな?」
「…はい?」
「わしを拉致した以上…それなりの覚悟は出来ているのだろうな?」
「えっ!?…え、えぇ…それは…あぁっ!?」
62ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 22:55 ID:Yad9PHC/
否応無しに甄姫の手首を後ろで組ませ、縄で縛った。
無理矢理手を動かされて豊かな乳房がブルンブルン!と揺れる。

「ちょっ…!殿っ!?」
甄姫を無視し、続いて布で目隠しをした。
「あっ!…い、いや…!…と、殿ぉ…!」
いつもと違い一方的に責められる側にされて動揺を隠せない甄姫。
強引に足を開かされて秘部を露わにされ、さすがに恥辱感で一杯になる。
「動くなよ…?」
と耳元で囁かれた。そんな中、彼女をさらに追いやる音が響いた。

『ガチャッ……バタン………』

部屋の扉が開いて、閉められる音だった。
「……と、殿…?……殿っ!?……いらっしゃるのでしょう!?」

静寂。
「…う、嘘っ…!……殿…?…殿っ!?……や…やだっ……こんなの…!」

「ここにおる…。」
「ひゃあっ!!」
いつの間に背後に回られたのかも分からなかったのに、突然耳元で囁かれて
思わず悲鳴を挙げてしまった。

「…怖いか?」
「は…はい…!恐ろしゅう…ございます……。」
「このまま…外に放り出してやろうか…?」
「ひぃっ!!そ…そんな…!…い、いやあっ!!」
グイッと脇を掴んで尋ねる今の曹操からはそれがとても冗談と思えず、
本気で恐怖する甄姫。
63名無しさん@ピンキー:03/04/06 22:55 ID:tfxrLhC9
携帯でH気分
http://uraban.com
64ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 22:56 ID:Yad9PHC/
「ならば…わしの言う事を聞くか…?」
その言葉を待っていたかのように激しく頷いた。
「ほほぅ…。では一緒に…外に出ようか……。よっと…。」
「いっ、嫌ぁーーーーっ!!」
「どうした?言う事を聞くのではないのか?」
「も…もう…どうか…お許しくださいっ…!」
「そうか…残念だ…。」

ふっと後ろの気配が消える。

『ガチャッ……バタン………コツコツコツ……』

今度は部屋を出て本当に歩いていってしまう音まで聞こえた。
「…っ!…う、嘘っ!!本当に…!」

すると突然後ろから抱きしめられた。
「きゃあああーーーーっ!!」
もう何が何だか分からない甄姫は発狂寸前のようだった。
目隠しをさえる布の目尻の部分が濡れている。

「ふっ…。さて…そろそろ楽しませてもらおうか…。」
後ろから豊満な胸を鷲掴みにされた。
「あんんっ!!」
絶品の柔らかさと弾力を誇る豊乳をもみくちゃに弄ぶ。左右交互に揉み上げ
たり、ウネウネと五指を波打たせたり、痛いくらい指を食い込ませたりして
楽しんだ。

「あぁっ!…ん…んんっ!…そ…んなぁ…ああ…」
65ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 22:57 ID:Yad9PHC/
その内、手の平でコリコリと固まってきた桜色の乳首を
親指と人差し指で自由にこねくる。

「あんっ!…あ…いっいっ……やっ!…はんっ……痛っ!…やぁ…あ…」

指で高速に弾かれたり、いきなり抓られたりしてビクンビクンと体を躍らせる。
目隠しや束縛のせいで自分がどうされているかが確認できないまま弄ばれて
いるので、普段の倍ぐらいの感度で襲われた。いつのまにかモジモジと
ふとももを擦り合わせる甄姫。
それに気付いた曹操は前に回って足を強引に開かせた。

「ああっ!!」
「どうした…?」
「は…恥ずかしゅう…ございます…。」
「そうだな…。こんなに…濡れそぼっているな…。」
「や、やだっ!!」
とっさに足を閉じようとするのを制し、手でふとももを押さえる。
「どれ…?」
甄姫の陰部を顔の真正面に取るようにひざまづくと、芳しい愛液の香り
をクンクンと確かめてからじっくりと味わい始めた。

チュッ…チュッ…ジュルッ!ジュルルルッ!!…
「あううっ!!」
幾度かキスを繰り返してから、わざと音をたてて愛液を吸いたてる。
続いて舌を突き出して丹念に舐った。左右交互に…膣内に入るように…。
どんどん溢れ出す愛の泉が曹操の口元や甄姫自身の陰部をヌルヌルにしていく。
興奮してきた曹操は唇を陰唇に押し付けると、強烈に吸いつけながら顔全体を
ブルブルブルブルッ!!と激しく左右に振った。鼻先で陰核が擦れる。

「んあひぃーーーッ!!」
66ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 22:58 ID:Yad9PHC/
曹操の口元が喜びの愛液でいっそうヌラヌラと照る。ビショビショになって
肛門まで垂れていく愛液を舌ですくって思いきり陰核に乗せてやった。

「…ひぎぃッ!!そ…こぉ…だめ…え…ッ…!」

そんな懇願もむなしく、ビンビンに屹立した陰核が徹底的に狙われ始めた。
舌先でペロペロと舐め転がされ、上から下へと舌でしごかれる。
腰をガクガク震わせて悲鳴を挙げる甄姫。

「やッ…ひ…あ…!あぁ…んあ…も…う…だめ……で、出ちゃ…うッ!」

唇で割と弱めに吸われていた最中に、突然指で痛いくらいに抓られた。

「ぃやあーーーーッ!!!」
プシャアアアッ!プピューーーッ!プピュッ!ピュッピュプ!ピューッ…

「うおっ!………これは今までで最高の勢いだな…」
顔面に甄姫の聖液を注がれ喜ぶ曹操。
続いてゴロンッと甄姫を布団の上に寝転ばせ、再び股を強引に開かせた。
「ああっ!?」
「ふふっ。あれで終わったと思ったろう?もう一度果てさせてやるからな…」
と言って曹操は舌なめずりをすると、甄姫の秘唇に指二本をゆっくりと
挿入させていった。ガチガチと歯ぎしりしながら悶える甄姫。今夜の感度は
普段の感覚とまるで違う。中指が深奥にトンッと到達すると、同時に腰を
ビックゥ!と浮かせた。構わず膣内をかき混ぜ始めると、腰もそれに合わせて
激しく踊る。体を動かして逃げようとするのを、片手で胸を鷲掴みにして
決して許さなかった。

「あッあっああっ!!そ…んな…ぃやっ!!…お…くぅっ!…奥ぅッ!!」
クチクチュッ…クチュッ………。グチュグチュグチ!!…ニッチャクッチヤ…
67ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 22:58 ID:Yad9PHC/
一旦右手を引きぬくと、愛液でトロトロになった指がぬめっている。
その指を甄姫の唇に付けると、何も命令していないにも関わらず、
その指を舌で清め始めた。
「んむっ…んっ…んっ…あはぁ…んあっ…」
「…どうだ?自分の味は?」
「…そ…そんなっ…。や…だ……。」
「……外はまだ肌寒いぞ…?」
「ひっ!!…………お……美味しゅう…………ございます…。」
「そうか…後でわしのも…味わってくれよ…?」
「…は、はい…。」
「ならば褒美だ…」

曹操は開いている左手の指先で再び陰核をしごき始めた。

「…あっひぃっ!!…や…や…だっ!!…あっ!あ…うっ!……ぎぃっ…」
再び甄姫の口に指を突っ込む。
「ん″ーーーっ!!ん″っ!…ぶ…ふ…!…んっ!んんっ……んッ!!」
最後は再び陰核を咥えられて、チューッ!!と引っ張られた。
とうとう腰を浮かせて二回目の射聖を開始した。

「やあーーーーッ!!!あ…アア…は…あ…!…で…でちゃ……たぁ…」
プピーーッ!!ビュッ!ピュッ、ピュッ!!ピュー…ピュー…

「…さて…もういいだろう…」
ビク!ビクッ!…と打ち震える甄姫の束縛を解放してやり、甄姫を抱えて
女の子座りをさせると、自分は立ちあがって甄姫の目の前にギンギンの勃起を
見せつけた。戒めから解放され、尚かつ二度連続で昇り詰めた快感で熱に
浮かされたような表情で勃起を見つめる甄姫。
68ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 22:59 ID:Yad9PHC/
舌をだして淫らに愛撫を始めようとした瞬間、突如止められた。
「…まだ舐めるなよ…。」
「ええっ!?」
チラと上を見上げると曹操が妖しく微笑んでいる。先ほどまでの恐怖感は
薄れたものの、今宵は徹底的に責められる側である事を悟り、少し震えた。
それに反して股の部分からは透明な液体がトクトクと溢れ出していた。

「…決して触れないようにしながらよだれを乗せろ…」
「…かしこまりました…。」
勃起にむしゃぶりつきたい欲望を制され、言う事を素直に聞く。
耳元の髪を掻きあげて、舌を欲棒のすぐ真上に突き出した。

次第に舌先から甄姫のよだれが糸を引いてポタ…ポタ…と落ちてくる。
一滴一滴の落下にビクン!ビクン!と喜ぶ欲棒。言葉とは裏腹に欲棒は激しい
刺激を求めて先に透明な液体を垂らして待っている。

目の前の欲情した暴根が欲しい。
思いきり咥えてしごき、喜ばしてあげたい。
舌先で可愛がって殿の腰を震わせてあげたい。
自慢の乳房で優しく、激しく包んであげたい。

甄姫の欲望がモンモンと渦巻いて頭を狂わせた。
もう我慢の限界だった。涙目で上を見上げる。
「と…殿ぉ…」
「…欲しいか?」

子供のように首を縦に振る甄姫の頭を掴んでを再び欲棒に向かせる。
「舌を出して見つめろ…そうだ。……………………………よしっ。」
その言葉とほぼ同時に欲棒を咥えこんだ。まずは舌先で這わせるのがいつもの
やり方だったのだが、今の彼女にはそんな思考の余裕は無かった。
69ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 23:00 ID:Yad9PHC/
「んっンンッ!んッんんッ…!んもッ…んっんっんっ!!」
ブチュ!フチュ!フチュッ…クッポクッポ…コポッ!…

「おおっ!!…お……お…おおっ!!…く…あー…」
待ちに待った快感に曹操も思わずうめき声をあげた。
喉の奥に当たろうがお構いなしに激しく唇を振られ、囚われている口内では
舌が縦横無尽に裏筋や亀頭を責めている。しばらくしてようやく落ちついて
きたのか、激しい愛撫から味わうような愛撫に徐々に変わり始めていた。

まったりと口内で転がして、頬をすぼめて強烈に吸いついたりカリにあわせて
舌を這わせたりした。曹操の快感が急速に昇り詰めていく。
発射のきっかけは一瞬だった。
思いきり咥えられて、亀頭を頬の内側に擦りつけられた。その上、頬の上から
甄姫が皮膚越しに指で亀頭をクリクリと転がした。

「うおおっ!!……くっ!…い…イクぞっ!!」
「んんっ♪………ッ!あぶァあーっ!!!」

直接頬の内側に精液が炸裂し、さすがの甄姫もその衝撃で口を離してしまった。
開いた口から精液が飛び散っている。
解放された暴根の尿口からまだまだ溢れて来る精液を急いで舐め取った。

「んっんっ!…んん…っ!ん〜…んッ…」
ゴキュッ…クポッ…クポッ…コクッ………プハ…

「あ…あァ…あはぁ♪………美味しゅうございましたわ…。」
甄姫はようやく萎えていく陰茎を解放して上目遣いで感謝の意を述べた。
70ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 23:01 ID:Yad9PHC/
「そうか…よっと…。」
曹操は甄姫の脇を抱きかかえて少し横にずらすと、今まで甄姫の股間があった
場所が愛液でグッショリ濡れていた。
「…これは…何だ?」
分かりきった質問に甄姫が頬を朱に染める。普段よりもはるかに恥ずかしくて
顔を背けてしまった。そんな甄姫が愛しくて、チュッと額にキスをすると
ようやく甄姫にも笑顔が戻った。

「…では…もう一度可愛がってやってくれ…」
「はい…。」

今度は陰嚢からまったりと味わうと、裏筋を丁寧に何度も何度も舐め上げた。
ムクムクと太さと堅さを取り戻していく欲棒。
続いてひざまづくと、豊満な胸で包みこんだ。豪快な挟みこみで搾り出された
のか、先っぽにまださっきの精液の残りが滲み出てきた。舌を突き出して
舐め取るが、相当濃かったのか舌を離しても糸が繋いでいた。

するとそのまま甄姫を後ろにゴロンと倒し、ふとももを掴んで股を限界まで
開かせた。ニチャリと亀頭をあてがったビショビショの入り口がヒクヒクと
待ち望み、さらに愛液が溢れてきた。あまりに淫靡な光景に突き刺したくなる
衝動を押さえ、甄姫に目をやった。結合する部分を凝視して目を離さなかった
甄姫と目が合った瞬間、一気に挿入した。

「んあああぁーーーーーっ!!」

亀頭の先端が深奥に到達して、ゴリゴリと擦れている。腰を掴んでゆっくりと
抜きにかかった。襞がヌメヌメと絡みつき、なかなか逃そうとしないのを
ゆっくりとふりほどき、亀頭が入り口を抜けそうなところまで来ると再び奥の
奥まで突き刺した。それを何回も何回も繰り返す。
71ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 23:01 ID:Yad9PHC/
「んあうぅっ!!……んひっ!!……かはッ!!……きゃんっ!!」

あまりの快感に長い足を腰に絡めてきたので、もうこの攻撃はできない。
ひざに力を入れて甄姫を折りたたむように曲げると、ほぼ真上から膣を穿ち
始めた。
激しい腰使いを上手く利用してさらにリズミカルに突き下ろす曹操。

「か…はぁ……ッ!!…あッ!アっ!!…そん…なッ!…おく…!…奥ぅっ!」

何回も何回も亀頭を送り込んでから、続いて甄姫の腰を掴むと自分の上に
起き上がらせた。下から暴根によって串刺しにされ、ビクンッ!とよがる。
曹操が両手を握ってきたので、それに応えて指を絡ませた。甄姫の体の固定
ができた事を見計らって再び深奥に亀頭を送り始めた。

「んあぅっ!!…あひぃっ!…あ…い…良い……良いっ!!」
…ヌッチャヌッチャグッチャクッチャ……

次に腰を上下運動から円を描くように回す運動に変えた。膣内を掻き回される
快感で、よだれを曹操に飛ばすほどの乱れ振りでよがり狂う。
どうやら甄姫の最も感じる部分が直撃を受けている様だった。

「あうううっ!!そ…そんなにいーーっ!!やだっ!やだやだぁッー!!」
「…む?…っくう…っ!…凄い…な…」

甄姫の膣壁が恐ろしいほどの力でギュウギュウ!と暴根の根元を締め付けた。
絡まる甄姫の指から力が薄れ曹操の胸元に倒れこんだが、それでも容赦せずに
下から突き上げる。甄姫の柔乳が曹操の胸板で押しつぶされていた。
72ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 23:02 ID:Yad9PHC/
「あ…ああ…う……っ!あ…あっあっ…あぁ!…」
胸板に手をすがり、もはやほとんど動けない甄姫。

「イクぞっ!…あっ…く……くっ…!!」
「きゃああーーーーっ!!!」
ドプッ!!ドプッ!ドクッ、ドクドクドクン…

曹操の快感も絶頂を迎え、そのまま深奥に直接精を送りこむ。溢れ出る精液が
暴根を伝って陰嚢に向かい、そのまま布団に吸い込まれていった。

「…お…おぉっ……」
打ち震え終わった曹操が気がつくと、甄姫は胸元で気絶していた。満足そうな
笑みを浮かべて意識を失っているものの、膣襞は少しでも多くの精を絞り取ろう
とウネウネ…とのたうっていた。
甄姫の口元に乾いた精液が残っていたので、そっと手で拭ってやっていると
うっすらと目を覚ました。

「…ん……殿…?…あぁ……そっか…」
「起こしてしまったか…すまんな…。」
「いえ…」
そのまましばらくは曹操の胸元で指を這わしたり、胸元にくちづけたりして
甘えていた。

「あンっ♪」
「…どうした?」
余韻に浸りつつ、甄姫の美しい髪を撫でていた曹操が尋ねた。
73ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 23:03 ID:Yad9PHC/
「ふふ…♪…お腹が…殿でいっぱい……すごい……。」
グイッと甄姫少し上に来るよう抱きしめると、まだ繋がっていた合体が解かれ、
さらに精液がゴポゴポと溢れた。甄姫を抱きしめ、耳元で優しく囁いた。

「ここまでするつもりは無かったのだがな…。
…元からお前達に一票やるつもりだった事は…理解しておいてくれ…。
 と言っても別に小喬達の事が嫌いなわけでもないのだがな?」

「殿…。…大好きっ♪」
チュッと頬にキスをすると、そのまま抱き合いながら眠りについた。
こうして甄姫の『 最後のお願い 』が終わった。
74ヒロとでも名乗っておこう:03/04/06 23:22 ID:Yad9PHC/
今作は脱字が多かった事を深く反省しております…すみません…。
75ヴァルク:03/04/07 00:55 ID:W5CuZERI
ヒロさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
かなりイイ(・∀・)!
最高ですな。
曹操×小喬をコソーリとキボンヌします。。。
76名無しさん@ピンキー:03/04/07 14:56 ID:LBZt/sqn
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━イ!!!
77名無しさん@ピンキー:03/04/07 15:27 ID:IcgzWqLL
ヒロさんこれからも頑張ってくださいm(__)m
78名無しさん@ピンキー:03/04/07 15:28 ID:1SeBn3Sp
携帯でH気分
http://uraban.com
79名無しさん@ピンキー:03/04/07 16:34 ID:hBJHpfT3
だからAGEんなって。
80名無しさん@ピンキー:03/04/07 17:20 ID:pWQBI3yi
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6103/musou.html

 ここの管理者です。宣伝失礼。

 見てはいるんですがまとめる暇が無いです。HTMLにまとめてメールしてくれたらアップ作業ならするので、だれかHTML化してくれる猛者はいないでしょうか?

 有志求ム。
81ヒロとでも名乗っておこう:03/04/07 17:55 ID:inu0M3Bd
>>80
申し訳無いんですがきちんと整理したやつを載せて頂きたいので…
よく分からないけどそのHTML化っていうのも何とか理解して責任もって
メールしますので、司馬師お待ち下さいませんか?
最初のSSなんかとてもじゃないけど恥ずかしくて恥ずかしくて…
82名無しさん@ピンキー:03/04/07 20:45 ID:csERgRa5
>>80
外野が言うのもなんだが偉く他力本願になりましたね。








確かに、まとめて編集するのは面倒くさいですよね。
一度やってみようとしたけど途中で挫折しました。
83ヒロとでも名乗っておこう:03/04/08 00:13 ID:kE0G1rGF
HTML化ってのはできて、添付したら送れる状態なんですが、改行とか
全くされてなくてどっさー…て続いてるんですが…。これであってるんですか?
84名無しさん@ピンキー:03/04/08 06:25 ID:xB+d/Kk4
>>83
htmlは<br>を改行したいところに入れるとブラウザで見るとき改行されますよ
8580:03/04/08 11:28 ID:WExHcGbF
>>81
テキストでいただければHTML加工致します。

 他力本願スマソ
86名無しさん@ピンキー:03/04/08 14:07 ID:moENPAsQ
ヒロ氏の小説に、挿絵が書きたいとか言ってみる。
87ヒロとでも名乗っておこう:03/04/08 16:22 ID:JGJBMlyG
>>85
よく考えたのですがgeocitiesって無料のやつですよね?とてもじゃないんですが
706神と同じページに載せてもらうのは少しつらいので、ちょっと頑張って自分で
作ってみようかと思います…。

>>86
凄い…。何か本当に凄い事になってきました…。

皆々様、わがまま言って申し訳ありませんが常時報告しますのでしばしお待ちを…
88ヒロとでも名乗っておこう:03/04/08 17:51 ID:JGJBMlyG
とりあえずは一発>>73続きです。

小喬は宮殿の屋根から屋根へと駆け抜けていた。
一応は曹操を探しているのだが、なかなか見つからずに焦っていた。
「…あれ?あれって…司馬懿って人だ…」
小喬がふと見下ろした先には、書類を持って忙しそうに走る司馬懿がいた。
「…明日は会議が終わってから…その足で建業か…忙しいな…。」

「こんばんはっ♪」
突如上から小喬が飛び降りてきて、さすがの司馬懿も驚いた。
「うおっ!……ああ、確か君は…小喬とかいったな?」
「そーだよっ♪……明日ってさ〜どっちに投票するのっ?」
「明日?…ああ…そんな事言ってたな…。」
「そんな事、じゃないのっ!…当然あたし達だよねっ!?」
「いやぁ…明日は忙しいんだ…。それどころじゃ…」
「むーーっ!!すぐ済むじゃんっ!…あたし達の方にぱっぱっぱっ!って
 書いちゃえば良いんだよ〜っ!!」
「う〜ん…確か『 妖絶演奏隊 』と『 艶華演舞隊 』だったな…。
 これを始めたのは甄姫達だろう?だったら優先権は彼女達にあるような…」
「優先権とかそんなの関係無いじゃんっ!!どっちが良いかって事なのっ!!」
「そ、そうだな…。どっちが君達のかは知らないが…『 妖絶演奏隊 』かな?」
「むきぃーーーーっ!そっちじゃない方を書くのっ!!」
「い、いや…君が良い方って…」
「もーーっ!!…こーんなに可愛い女の子がお願いしてるんだよっ!ねっ?」
一応は魅惑的なポーズを取る小喬。
「…いやぁ…俺は年上が好みなんだ…。」
「に、にゃにお〜〜っ!?ちょっとぉ!今の台詞、聞き捨てならないっ!!
 ちょっとこっちに来てっ!!」
「うわっ、おい!引っ張るなって!コラッ!」
すぐ近くの資料で一杯の部屋に司馬懿を放り込む様に入れると、小喬も後から
入って扉をバタンッ!と閉めた。
89ヒロとでも名乗っておこう:03/04/08 17:52 ID:JGJBMlyG
「こーんなに色っぽい女の子を捕まえといて…聞き捨てならないっ!!」
息を荒げた小喬が腕を組んで怒っている。もう半ば諦めた司馬懿はため息を
つき、椅子に座りこんで小喬の言う事を聞いていた。
「…おいおい…どこがだ?」
「うきぃーーーーーっ!!もう怒ったーーっ!!」
「はっはっは。…だ・か・ら。どこの部分が色っぽいんだ?」
「ギクッ!…どこって……それは………あっ、ほらっ!この足っ!!」
「…確かに長くて綺麗な足だね?」
「でしょっ?でしょっ!?あっ、ほらほら!お尻も可愛いよっ!!」
プリンッと尻を司馬懿に向ける。そのまま腰に手を当てて、尻を左右に振って
司馬懿に見せつけた。短いスカートから尻肉の下側がギリギリ見える。
「あぁ…お尻も綺麗だね?…」
「でしょ?ほらほら〜♪」

尻からふとももへと目が移る。無駄な肉付きが全く無いのに、柔らかで弾力の
ありそうな外観を見せていた。そんな小喬の後姿を見ているといつの頃からか
司馬懿にも欲情の火がうっすらと灯り始めていた。
「…じゃあ…その綺麗な足に…触ってみても良いのかい?」
ご機嫌でお尻を振っていた小喬の身が突然固まった。
「えっ!?…そ…それは…。」
「触ってみたいなぁ…こーんなに…綺麗な足…。」
司馬懿に背を向けたまま少しだけ振り返って、小声で呟いた。
「…ち…ちょっとだけ…だよ?」
90ヒロとでも名乗っておこう:03/04/08 17:52 ID:JGJBMlyG
司馬懿は返事もせずに小喬の真後ろにひざまづいた。しかし小喬の背が低い
のでそれでは顔の正面に腰がきてしまうから、司馬懿は真後ろであぐらを
かく事にした。目の前には確かに綺麗なふとももの裏側が伸びており、
そこから少し上に辿ると可愛いお尻が細かに震えていた。

後ろから小喬の膝小僧をグッと掴むと、ふとももの裏側に舌を這わせた。
「ひゃあっ!!」
小喬は手をビクッ!と震わせ、少しだけ飛びあがってしまった。
ヌラ〜…と舌を徐々に上げていって、ふと上を見ると真っ白な下着に包まれた
可愛いお尻が眼前に丸見えになっていた。…と言うよりは、目の前に見えるもの
は小喬のお尻だけだった…と言う方が正しいかもしれない。

「ひゃっ…んっ!…んんっ…ひやぁっ…!」
お尻の一番下の部分に舌が辿りつき下着に触れると、司馬懿は再び尋ねた。
「…この綺麗なお尻も…良いのかい?」
「……う、うん……良い…よ…。」
「じゃあ…遠慮無く……うわぁ…美味しそうだねぇ…?」

小喬は耳まで真っ赤にして背を向けていた。
「ぃやだっ!」
司馬懿は下着をグイと掴んで持ち上げると、お尻の割れ目に痛いくらい
食い込ませた。左右の尻肉のほとんどが露わになり、震えるたびにそれに
合わせてプリンプリンッと揺れている。司馬懿はそのまま再び舌を這わせ
始めた。しかし今度は舌先だけではなく、唇全体も這わせながら尻肉全体に
たっぷりとよだれという欲望を残していった。

「あうっ!…そ、そんなに…お尻舐めちゃ…ぃやあん!…あっ!…だ…めぇ…」
可愛いお尻を揉みしだきたくなって、下着を徐々に下へとずらしていく。
足首まで下げると、小喬も自分から手伝って片足を上げ、完全に脱ぎきった。
司馬懿は短いスカートはあえて脱がさずに、裾を少しだけまくりあげると
すっと顔を潜りこませた。正面の尻の割れ目に舌を這わせると、再び左右の
尻をよだれまみれにするよう、丹念に味わい始めた。
91ヒロとでも名乗っておこう:03/04/08 17:52 ID:JGJBMlyG
「んあッ!…あッ…い……いい…よぉ…っ!」
その内少し口や舌が疲れたので、両手両指で尻肉のまろみを味わい始めた。
その柔らかさと弾力にしばし心を奪われ、無我夢中で揉みしだいた。

「うぅん…ああ……お、お尻……き、気持ち…良いよぉ……」
「…もっと内側を舐めたいな…。」
と言って、小喬の足を立ったままで強引にずらして大きく開かせた。
「や、やだよっ!こんな格好っ!!」
司馬懿は聞く耳持たずに更に下へと顔を潜りこませた。尻肉を左右に
揉み上げ、肛門から陰唇まで小喬の女の部分の全てを目にした。

「ぃやだっ!恥ずかしいよぉっ…!!……………………ひゃあっ!?」
小喬が再び飛びあがった理由は、司馬懿に肛門を舌で舐られていたからだった。
司馬懿は何らかの味を求めるかの様に、舌先で可愛い肛門をくすぐっていた。

「そっ!…そ…んなとこぉ……汚い…よォンンッ!!」
「…もっとじっくり舐めたいから……裾…持っててよ?」
司馬懿の願いを渋々聞く小喬。ゆっくりと震える手で短いスカートの裾を
持つと、徐々にまくりあげていった。司馬懿の眼前によだれでテカテカ光る
お尻が露わになっていく。
司馬懿は少し後ろに下がって、その絶景を眺めることにした。

可愛らしい後姿の女の子が立ったまま足を大きく開いて、裾を自ら
まくり上げており、そのせいで可愛らしいお尻が丸見えになっている…。
しばし時を忘れて小喬の淫らな姿勢を眺めていた。
92名無しさん@ピンキー:03/04/08 17:53 ID:WExHcGbF
>>87
 ご自分でやられるのならそれはそれで良いと思います。
 一読者としてはWeb作成のパワーを新たな作品につぎ込んで欲しいとか思ってしまいますが(w

 なお、無料のHP領域で18禁の内容が許可されているところは少ないので、ご注意ください。
 上記URLは捨てサイトですし、何かあっても作者本人には被害は無いはずです。(ちなみに、ジオも18禁は許可していないはず)
93ヒロとでも名乗っておこう:03/04/08 17:53 ID:JGJBMlyG
「…そ…そんなに見ないでよっ…!…は…早く…」
「…はっはっは。分かった分かった。じゃあ…そのまま姿勢のまま…
 こっちを向いてよ…?」
「いぃっ!?そ…そんなのむりだようっ!そっちが回ってきてよぉっ!!」
「…こっち向いてくれたら…もっとたくさん舐めてあげるよ?」
「……えっちっ!」
「さあさあ…ほら!」
「むぅ〜〜。……わ…笑わないっ…?」
「ん?何をだい?」
「…笑っちゃヤダからね…?」
「…分かった。笑わないよ。さあ、こっち向いて?本当に可愛いから。」
「絶対だよっ!?…むぅ〜〜。恥ずかしいよぅ〜…」

ゆっくり、ゆっくりと小喬が司馬懿の方に振りかえっていく途中でその意味が
ようやく分かった。彼女の女の部分を守るべき陰毛が全く無かったからである。
「そうなのか…。でも…綺麗じゃないか…。」
「…あぅぅ〜…。…やだ……死ぬほど恥ずかしいよぉ〜っ!」
「そんな事ないって。これからたぶんんっ!?」
「…ど、どしたのっ!?」
「おいっ!これって…」
「痛ぁっ!!に、にゃにすんのよーーっ!!」
「あ…悪い…。でもほら……これ…生えてきてるじゃないか。」
「に、にゃにぃ〜っ!?」
94ヒロとでも名乗っておこう:03/04/08 17:53 ID:JGJBMlyG
司馬懿がうっすらとだが生えてきている陰毛を発見して、ツンツンと指で
引っ張っていた。それに興奮して思わず自分の陰部を前屈みになって見つめる
小喬の姿は滑稽としか言いようが無い。

「…………。」
「ほら…これ…。」
「…や…やった…。やったーーーっ!!わーい!わーいっ!!」
司馬懿の事など忘れて喜び跳ねる小喬。小喬の面白さに司馬懿はすっかり
欲情の炎を消されてしまったが、それでも悪い気はしなかった。
下着を拾ってやり、ピョンコピョンコ飛び跳ねる小喬に近づく。

「…すまなかったな。俺も…つい夢中になって…。」
「えっ…!…あ…いや…そのぉ……いいよ!…そんなの……わたしだって…」
「…。…お前達の方に投票するよ…。…成人祝い、ってとこかな?」
「え〜何それ〜?」
「さあな…。はっはっは…♪」
「ふふっ♪……あのさ…その…」
「ん?…あぁ、早く服着ちゃえよ…。俺はもう『ごちそうさま』だからな。」
「ぶわかぁっ!……ん、んじゃ…あっち向いててよっ…」
「はいはい…分かりました…。」
司馬懿がクルリと振り返ったのを確かめてから小喬は下着を履き始めた。
「んっしょ、んっしょ……のわぁーーっ!!」
司馬懿の後ろでドッテーン!!…と小喬が豪快に転んだ音が響いた。
「やれやれ…。」
95ヒロとでも名乗っておこう:03/04/08 17:55 ID:JGJBMlyG
小喬が下着を履き終わった後、その部屋を出た。小喬が再度念を押す。
「本当に投票してくれるんだよねっ!?」
「ああ…。まかせておけ…。」
「嘘ついたら…司馬懿さんは『お尻ばっかり舐める変態さんですっ!!』
 …って言いふらしちゃうからねっ!?」
「お、おい!馬鹿っ!!そんな大きな声でっ!!」
キョロキョロと見まわす司馬懿。
「きゃははははっ♪…じゃあねっ?」
「ああ…。…いつでも舐めてやるよ…。」
最後に冗談半分で舌をチロッと出して、からかったのがいけなかった。
「………。すう〜……きゃあああああああっ!!へんたーーーーいっ!!!」
「お、おいーっ!!馬鹿っ!!!」
「きゃっははははははーー♪」

ざわざわとあたりから声が漏れ始める。
「うわっ!やばいっ!おいっ!逃げるぞっ!!」
司馬懿は小喬をお姫様抱っこすると、猛然と廊下を走り始めた。
「きゃあー!きゃあーーっ!へんたーーいっ♪助けてーーっ♪」
「馬鹿っ!お、お前っ!逃げながら叫ぶ奴があるかっ!!」

小喬の部屋まで連れて来られ、ポンッと部屋に蹴り込まれた。
そのまま司馬懿は「…やばいっ!」とか言いながら走り去っていった。
「…ぷ…ぷぷ…。きゃははははははっ♪」
腹を抱えて一通り笑い終わると、アレを思い出した小喬は下半身を全部脱ぐと
再び滑稽な姿勢でアレを確かめ始めた。
96ヒロとでも名乗っておこう:03/04/08 17:55 ID:JGJBMlyG
「…やったねぇ♪…これであたしも…。…明日姉様に報告しよっと♪
 でもまだまだ全然薄いなぁ…。確か姉様とか尚姉とかって…」
頭の中に風呂で見かける姉達の裸姿がモワモワ…と浮かび上がる。
「にゃは〜…恥ずかし…。……でもこれからだよねっ♪
 ムフ、ムッフフフフ…。見てろよぉ〜姉様達〜♪すぐに小喬ちゃんは
 すんごい体付きになってやるんだかんねっ!!」

小喬は野望を宣言すると、そのまま寝着に着替えて布団に入った。
「んあ〜眠〜い……寝よっと。ふうっ…………………………………………
 ……………………んっ?何か忘れてるような…。まぁ、いっか?寝よ寝よ♪」
『 明日の勝利の為に曹操を探す 』など完全に忘れてしまい、爆睡を開始した。

…くかーっ…こかーっ…ふぇくしっ!…くかー…こかーっ…むにゃ…
ポリポリポリポリ…

こうして小喬の『 最後のお願い(?)』は終わった
97ヒロとでも名乗っておこう:03/04/08 18:17 ID:JGJBMlyG
>>92さま
まじですか…。
…確かにHP作りよりSS書いていた方が性に合ってると思います。
私皆様へ一世一代のお願いをさせて頂いてよろしいでしょうか?

僕のSSを載せるHPを作って頂ける方はいらっしゃいませんでしょうか?
このご時世で自分でHP一つ作れない時代遅れな存在である事は深く深く反省
しております。勝手な事ばかり言って大変気を悪くしている事を本当に
申し訳無く思っております。これからガリガリ続きを執筆していく事が自分に
できる事だと思ってひたすら励みますのでどうか御慈愛くださりますよう
お願い致します…。

98名無しさん@ピンキー:03/04/08 19:23 ID:CTe+qdRW
>>96ぐらい
マジで最高。
99名無しさん@ピンキー:03/04/08 19:30 ID:6Yp+gxPd
完全無料オナニーサイト!240の作品が完全無料で見放題!
さあ、今夜も抜きまくろう! http://www.gonbay2002.com
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101名無しさん@ピンキー:03/04/08 22:27 ID:Jue4IrfY
「馬鹿めが!」が欲しかったとこだけど、マヌケな小喬にワラタ
司馬懿は尻フェチ、と(w
102名無しさん@ピンキー:03/04/08 23:17 ID:H+O37J3j
司馬懿が変態炉オヤジにしか見えない(w

こうなると、残りの女の子が誰のところへ行くのかが気になってしまう
103名無しさん@ピンキー:03/04/09 15:01 ID:vGn1H4Bx
孫尚香×張遼(山田)キボン
104名無しさん@ピンキー:03/04/09 17:46 ID:xV89S8M4
仲達タンのイメージがぁぁぁぁ(ワラ
105名無しさん@ピンキー:03/04/09 22:45 ID:SYJ/s5Lk
ヘタレっぽい仲達タンに萌えーーー
106名無しさん@ピンキー:03/04/10 01:12 ID:eMjnohwp
もし今度芝居殿を出す時は思いっきりサドにしてみて欲しいです。
虐め抜いて欲しいかも。
でもマヌケな芝居も面白い…
107名無しさん@ピンキー:03/04/10 12:48 ID:Yg/3uZsP



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108ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:22 ID:Lu23qnUk
孫尚香は中庭を歩いていた。一通り曹操を探しまわったが一向に発見できずに
いたので、少し落ち着いて宮殿内を徒歩で探索している最中だった。

「はあ…。この調子じゃあやっぱり曹操様は連れ去られたのかな?……あら?」
ふと目をやった木々の間の闇に、誰かが正座で座っていた。膝の上には有名な
麒麟牙が鋭くきらめいているので、ある一人の人物が予想できた。

(やっぱり…。あれは夏侯惇さんだ…)

徐々に近づくに連れてその人物が彼だと確信した。その時一陣の風が中庭を
駆けて行き、夏侯惇の正面に一片の緑葉がひらひらと舞い降りていった。

「…ふんっ!!」
次の瞬間、その緑葉は正確に四等分された後、ボッと赤い炎と煙をあげながら
地面に落ちていった。長い間鍛錬する機会がなかった孫尚香には、夏侯惇の
動きどころか麒麟牙の軌道すらよく見えなかった。

(早いっ!!…全く見えなかったわ…)
「…誰だ?」
「あっ…ごめんなさい……。覗き見するつもりは無かったんだけど…。」
「………お前か…。確か…赤壁で一度打ち合ったな…。」
「ええ…。そうね…。」
二人はあの頃の激闘を少しの間だけ回想した。
「…まだ…修行をしてるの…?」
「ん?…あぁ…。」
「どうして?…もう…そんなの必要ないんじゃ…」
「いや……違う。」
109ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:23 ID:Lu23qnUk
夏侯惇は孫尚香の疑問を制し、少し遠い目で語り始めた。
「…孟徳は覇道を成し終えた。俺も今の時代に満足はしている…。だが…」
麒麟牙に写る自分自身を見つめてそのまま続けた。
「だが…俺は数多くの人を……殺した……殺し過ぎた……。修羅道に堕ちた
 血まみれの俺には…この時代を平和に過ごす権利は無い…。」
「それは違うわっ!」

首を振って続ける夏侯惇の、無理矢理作った微笑がかえって痛々しい。
「俺は根っからの武人だ…。この方が性にも合っているしな…。
 …ならば俺は…この平和を守るための武を磨き続け…修羅道を進み続ける!!
 たとえ後世に悪鬼羅刹と蔑まれようとも!!」
「…違う……違うっ!…わたし知ってる!!…あなたは…そんな酷い人じゃ
 ない!…わたしの故郷でも…あなたと戦ったのに生き延びて帰ってきた人が
 たくさんいた!……みんな……あなたが…」
「…ふっ……俺もあの頃は未熟だったからな…」
「じゃあ、このみねの部分の傷み具合は何なの!?……たくさんみね打ちした
 証拠じゃないの…!…どうして…どうしてそんなに自分を追いこむの!?」
とうとう孫尚香は泣き出してしまった。
「…ひっく!………ひっく!……」
「お、おいっ…!」
「…お願いだから……そんな悲しい事…言わないで…」
「…わ、わかった!わかったから泣くな…。俺は酒と女の涙には弱いんだ…」
「…ふふっ♪………平和を守るための武…を磨くのは良いと思うの。でも…
 せめて心を穏やかに、健やかにして暮らしてほしい…。」
「…」
一つ一つの言葉に心を打たれている夏侯惇の腰に孫尚香はそっと両手を回した。
「わたし達だって幸せになる権利はあるって…甄姫さんや貂蝉さん達が教えて
 くれたの……。あなただって……ね?」
「あいつら…たまに良い事言うな…」
「ふふ…。」
夏侯惇の顔を真正面に見つめて孫尚香が小声で言った。
110ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:24 ID:Lu23qnUk
「幸せに…してあげる…」
そのまま孫尚香の唇が夏侯惇の唇に触れた。

しばらくの間ただ互いの唇同士を触れ合わせた後、そっと離れた。
「ちょっと汗臭いだろ…俺…。」
「…でもわたし、男の人の匂いって…嫌いじゃないわよ?」
「そうは言ってもなあ…。今日はもう早めに風呂入るとするかな…」
「…お風呂沸かしてるの?」
「ん?…ああ、修行する前には必ず沸かしておく事にしている。無類の
 風呂好きでな…。」

孫尚香は夏侯惇の胸にポフッと寄り掛かり、上目遣いで囁いた。
「…じゃあ…背中流してあげる…。」
心なしか孫尚香の頬は少し朱に染まっているようだった。
「…いいのか?」
「うん…。行こ…?」
孫尚香は夏侯惇の腕に手を回し、まるで恋人同士であるかのようにして
歩いていった。

夏侯惇専用の風呂場に着いた。夏侯惇は天下統一後、曹操から金銀財宝や
地位といった莫大な報酬の代わりに、自分専用の広い風呂場だけを望んだ。
人々は無欲な男だ、と囁いたが夏侯惇にとっては至極の報酬だったのだ。

「わ〜お!広ーい!!」
たった一人のための風呂には不似合いな広さに驚く孫尚香。もちろん夏侯惇の
好みそうな粗忽な造りであって、不必要な飾りなどは一切無かった。
111ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:24 ID:Lu23qnUk
「…いいもんだろう?」
夏侯惇は本当に嬉しそうにニヤニヤと自慢げに笑っている。
「さて…。俺は…入るぞ?」
「う、うん…。」
「…いや、だから…。」
「な、何っ!?」
「ここで…一応服を脱ぐんだがな…。」
「あっ!そ、そうだよね!…んーとえーと……わ、わたし…あっち向いてる…」
「…まあ構わんが…。…湯浴み着ならそこの棚にあるからな?」
夏侯惇は何ら遠慮無しに乱雑に服を脱ぎ捨て、扉を開けると湯気で一杯の
風呂場へとひとり入っていった。

「ふう……いい湯だ…。」
どっぷりと湯船に浸かった夏侯惇。
本当に入ってくるのか?と思案した先には入り口の扉が見える。当然木製で
あるため孫尚香の姿は見えないが、入ってくるつもりなら遅いな…と思った。

しばらくして湯気がさらにモクモクと風呂場を満たし始めた時、扉が開いた。
「ごめんね…遅くなって…。」
湯気を掻き分けるようにして孫尚香の姿が徐々に現れ始めた。湯浴み着を
着てはいるが、それにしては遅かった理由が彼女の口から語られた。
「…これをね、思い出して…。部屋まで取りに行ってたの…。」
孫尚香の手には白い固形物がひとつ握られていた。
「…何だそれは?」
「南蛮国から頂いた『石鹸』ですって。果実のいい香りがするのよ?」
「おいおい…そんな大事なもの…俺にはもったいないから使うなよ…。」
「またそんな事言って!……………また泣いちゃおっかな〜?」
「おいおい、それは勘弁してくれ…。…本当にいいのか?」
「うん、もちろん♪…それに………わたしにも使うことになるし…ね?」
「…どういう意味だ?」
「…後で分かるわ…。」
112ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:25 ID:Lu23qnUk
孫尚香はそのまま湯船の近くできちんと正座をし、本当の侍女のようにして
夏侯惇を待つことにした。可愛らしい女房のようで内心悪い気はしなかったが、
少し不憫に思った夏侯惇は気遣って声を掛けた。

「…おいおい、もっと楽にしていてくれよ…。」
「…」
「おいって。」
「…」
「…何だ?なにかの戯れ事か?」
「…わたくし、今はご主人様の侍女でございます。勝手な言動は慎むように
 しております。……………………なんちゃってね♪」
「なんだそれは…。………さてと、じゃあそろそろ流してもらおうか…?」
「っ!…は、はい…。」
「どうした?…嫌なら無理してすることないぞ…?」
「…ち、違うわよ…!」
「…そうか?」
夏侯惇はお構いなしにザバアッ!!と湯船から上がった。実は少しのぼせ気味
だったため、孫尚香がどうであろうと上がる気だった。突然勢い良く出たため、
夏侯惇の『 いちもつ 』も孫尚香の目の前でプラプラと揺れた。

「ちょっ!ちょっとちょっとぉっ!!」
突然の対面に顔を背け、両手で何かを押すような姿勢で孫尚香は恥らった。
「何だ?見た事無いのか?」
「あ、あるわよっ!馬鹿っ!!…そ、そんなに突然ブラブラさせられたら…!
 お、おおお、女の子なんだからちょっとは気遣いなさいよぉっ!!」
「…そんなに恥ずかしいもんか?」
まだ先程の姿勢を取り続ける孫尚香の顔がどんどん赤く染まっていく。
113ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:27 ID:Lu23qnUk
「そっち!…そっち向いてっ…!」
黙っていう事を聞く夏侯惇を視界の隅で確認した後、背中を正面に取るように
陣取った。堂々と風呂椅子に座る夏侯惇のぶ厚い背中は、彼の人生を無言で
語っていた。背後を取られたことはほとんど無いのだろう、切り傷はほとんど
皆無だったが、その代わりに矢傷が多く目立った。その多さからして戦場で
一人が受ける量ではない。たとえ多々の戦場に出ていたとしても。

「これって…」
矢傷にそっと指を這わせる。
「あぁ……間抜けなもんだろ?」
「…違う…これは…」
「………」
孫尚香はその矢傷の不自然な量と角度から、真実を読み取った。
「あなた…まさか…!」

夏侯惇は幾多の戦場で、狙撃された兵士をかばって背に矢を受けたのだった。
甲冑と固い筋肉で致命傷には至らなかったようだが、もしも毒矢を一度でも
受けていれば…と思うと孫尚香は身震いした。

「…まったく、とことん矢には嫌われているようだな、俺は…。」
風呂でも眼帯を外していない夏侯惇の愚痴は、彼にしては気が利いていた。
「…ふふっ…ばか♪……さてと!…じゃあ流してあげるわね?」
「おう…。」

孫尚香は濡らした布に石鹸を擦りつけて泡立たせた。すっかり水滴が落ちて
しまったので、まずはすぐ横の湯船から桶で湯をすくうと、背中にゆっくりと
流した。続いて果実の香りを伴い泡立った布で、本格的に背中を洗い始めた。
114ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:27 ID:Lu23qnUk
「…あぁ…いい気持ちだ…。背中を流してもらうなど久しぶりだな…。」
「そうなの?…曹操様とかと一緒に入らないの?」
「入ることは入るが…。男同士で……なぁ…。」
「そうかなぁ?…何か、男同士の友情!…みたいな感じだけどなぁ♪」
「…分からん…。」
態度とは裏腹に満足そうな声で話す夏侯惇。
一通り背中を洗い終わった後、孫尚香の手が止まった。

「……どうした?」
振りかえりそうになった首を制する孫尚香。興味を示す夏侯惇の太い首を
抑えるのに必死で声が震えている。
「いて、いてて…な、何だ?おい?」
「ち、ちょっと…待って…て…!…グギ…ギ…重い〜…あっち…向いてて…!」
「分かった分かった…。(的確に頚動脈を締めているところが恐ろしいな…)」
しばらくして、背後で衣擦れの音と再び石鹸で泡立たせる音が聞こえた。


「うおっ!何だっ!?」
あまりに柔らかな感触で始まった再開に、夏侯惇は思わずびっくりした。
先程の布とは明らかに違う、柔らかで暖かい媒体で背中を洗われている。
今度は振り返っても制されなかったのは、孫尚香が泡まみれの胸を
はじめとする上半身の裸体を背中に擦りつけているからであった。

夏侯惇の肩に両手を乗せゆっくり、ゆっくりと胸を上下させて背中を洗う。
「…どう……?……気持ち……いい……?」
「あ、あぁ……すごいな…。」
「……ふふ……言ったでしょ……幸せに……してあげる……って……」
「ああ…幸せもんだよ、俺は…」
肩に乗せていた手を前に回し、後ろから抱きつくような姿勢を取ると
優しく耳元で囁いた。
115ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:28 ID:Lu23qnUk
「……もっともっと……幸せに……してあげるから……ね……?」
さらに密着した姿勢になったので、孫尚香が上下するたびに先程とは比べもの
にならない程の柔らかさが背中を行き交った。性的な快感が溢れてきた証
として、夏侯惇の陰茎が徐々にムクムクと起き上がってきていた。

「…む………何か…こりこりしているな……」
「……やだ……そんなコト……言わ……ないで……よ……」
「…前も…してくれよ…?」
「えぇっ!?」
さすがに驚いて手を止めてしまった。
「もっと幸せにしてくれよ………な?」
「……う、うん…。」

夏侯惇は了承を得ると、座ったままくるりと振りかえった。
「やっ…」
孫尚香は泡まみれの体を両手で隠し、伏せ目がちに恥らった。
「…座ったままじゃあやりにくいな…。よっと…。」
先に立った夏侯惇は孫尚香の脇を優しく抱くと、ゆっくりと起きあがらせた。
緊張して体がガチガチな孫尚香。
「ん………あっ…」
夏侯惇は依然伏せ目がちな孫尚香の頬をそっと撫で、次に強く抱きしめた。
そのせいで孫尚香の下腹部に陰茎がぶつかり、ゴリゴリと擦れた。
116ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:28 ID:Lu23qnUk
「あっ…や、やだっ…!」
「恥ずかしがらなくていい…。本当に綺麗だから………な?」
「う、うん……。」
「…頼んだぞ?」
と言うと夏侯惇は孫尚香の額にチュッとキスをした。
「んっ♪…………じ、じゃあ…いくわよ?」
コクリと頷く夏侯惇を確認し、厚い胸板に手を添えて再び体を上下させ始めた。
少しだけ腰を引き気味にしているものの、孫尚香の絶品の体の柔らかさに
快感を感じる夏侯惇の陰茎がさらにムクムクと充血し、下腹部で擦れた。
それに気付きさらに腰を引く孫尚香を再び強く抱きしめ、同時に唇も奪った。

「んんーーーっ!!」
その悲鳴はくちづけをされたことではなく、ゴツゴツの勃起が腹に当たって
いることに対してである。ギンギンに張り詰めた勃起がへそをほじくりかえして
いる事が恥ずかしくて、激しく抵抗したが強い力でグッと腰を掴まれていて
逃れられなかった。

「落ち着け…。慣れれば可愛いもんだ。」
「こっ、こここ、これのどこが可愛いのよぉっ!!馬鹿ぁっ!!」
「まあそう言うな…。」
「…そ、そうは言っても…んんっ!」
言葉の途中で再び唇を重ねた。

「…んっ♪…んむ……んっんんッん…んあ……んっんっんんんッ♪」
下腹部が気になるが、熱烈なくちづけ行為で心がとろけていくような感覚に
襲われ、孫尚香は次第に気にしなくなっていった。互いに舌を出し合い、
追いかけ合うように絡ませ合い始めた頃にはほとんど気にしなくなっていた。

いつの頃からか孫尚香は再び体を上下し始めていた。勃起が柔肌に擦れる
快感で夏侯惇の息も荒くなり、それに呼応するかのように孫尚香の興奮も
高まっていった。
117ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:29 ID:Lu23qnUk
「…いったん流しちまおうか…」
「えっ!?…ど、どうして?」
「もう充分きれいになっただろう?」
「そ、そうだけど…あっ…!」
夏侯惇は桶に手を伸ばすと、二人にかかるようにして幾度か湯をかけた。
何杯か流して完全に裸体を曝け出した両者。孫尚香は伏し目がちに両手で
胸と秘部を隠していた。

「…綺麗な体だな…。…手をどけてくれよ…?」
「ま、まだ……駄目……。」
孫尚香は飛びつくように抱きついて唇を重ねた。何度も何度も鼻を交差させて
くちづけを交わしたり、互いの唾液を送り合ったりした後ようやく唇を離した。
それでも透明な糸がいまだ二人の唇を繋いでいた。
そのまま孫尚香はくたくたと腰を下ろし、ギンギンの勃起と向かい合った。

「お、おいっ…!」
夏侯惇の制止も聞かず、勃起を恐る恐る手に取った。初めは強弱をつけて
握ったりして感触を確かめていたが、徐々に前後にしごき始めた。

「…くっ…う…!」
「そ、そんなに…気持ちいい…?」
「…あ、あぁ…」
「…もっと…よくしてあげるからね…」
頬を真っ赤に染めながら口を大きく開き、徐々に欲棒を咥えていった。
孫尚香のこもるような低い声が響く。

「んんっ…」
「うおっ……!」
118ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:29 ID:Lu23qnUk
「んふっ♪………………んっ…んっ…ん……んむ……んもっ……」
…クポッ…クプッ…コプッ…チュッポ…チュポ……クチュ…フチュ…クッポ…

「くっ…あ……お、おおっ…!」
お世辞でも上手いとは言えなかったが、その情熱的な速さと歯が当たらない
ように気遣う繊細さが魅力となって夏侯惇の興奮をどんどん高めていった。

孫尚香も時折低くうめく勃起の持ち主に目をやると、少し上を向いて腰を
ガクガクと震わせているのを嬉しく思い、ますます激しさを増していった。
舌を突きだして亀頭の部分のよだれを全て舐め取るかのように愛したり、奥の
奥まで咥えると根元を唇でモグモグと甘噛みしたりした。

「んん〜っ……んふ…ん…あは……んも……ん…んっ…」
「う…うあっ…!……す…すまん……っ!」

夏侯惇は限界に達しようとしているのか孫尚香の頭を掴むと、幼さの残る唇を
半ば強引に蹂躙し始めた。

「…んぐぅっ!!…ぶっ…ふぐっ!……ぐぷぅっ!……んぐっ!!…………」
…ブチュ!フチュ!!…クプッ!…クチュッ…コポッ!!…グチュ……

あまりの苦しさに目尻に涙を溜めたが、夏侯惇の我を忘れた至極の表情を
見上げると、今まで勃起を支えていた両手をすっと下ろし、好きにさせた。

「…く…あっ……あ……うっ…く…」さらに早まる腰使い。
「ん″ーーッ!!んぐっ!!うぐぅっ!んんーっ!!」
119ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:30 ID:Lu23qnUk
「…うっ…くあっ…!!」
発射寸前で口から抜き、よだれまみれの欲棒をヌチャヌチャと孫尚香の眼前で
自らしごき始めた。孫尚香はその意図を察したのか固く目を瞑って口を開き、
舌を限界まで突き出して射精を待った。

「うおおっ!!!」
ビュクッ!!ビュブッ!!ビュバッビュッビュクッ!!ビュッ!

勢いの激しい第一陣は孫尚香の右頬を直撃し、みるみる内にその周辺を
白濁液で色付けていった。孫尚香は一瞬ピクッと眉をしかめたが、やはり
そのままの姿勢で夏侯惇の好きにさせた。

ビュブ…ビュー…ビュッ…プピュー…ピュー…ピュー…

続いて濃いめの第二陣を逆の左頬に擦り付けて、右側と同様に白く色づけた。

ほとんど出尽くした頃、突き出された舌に勃起の先端をヌチャヌチャと
擦りつけながら、最後の一滴まで出すようにゴシゴシとしごいた。
孫尚香もそれに合わせて、舌をウネウネとうねらせて最後まで手伝った。

「…おぉ…おっ…おおっ…!」
夏侯惇は最後の最後を出し尽くすまで、腰を震わせて打ち震えていた。
しばらくして落ち着いた夏侯惇が目にしたのは、自分の精液で顔を真っ白に
陵辱された孫尚香だった。目を瞑ったまま微動だにしない。
120ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:31 ID:Lu23qnUk
「…す、すまん!!」
「…お顔…べとべとぉ…。ふふ♪…気持ち良かった?」
「…ああ。…最高だった…。…すまん、もう一度目を瞑ってくれ…。」
桶で湯を拾うと、優しく孫尚香の顔を洗い流した。
「プハ……ふふっ♪…お湯をかけてもらって……わたし子供みたい♪」

髪を濡らして無邪気に微笑む孫尚香に見惚れていると、下半身に再び血が
ドクンドクンとみなぎるのを感じた。

「わっわっ!わぁっ!!…う、嘘っ!?…また…?」
「………面目無い。」
「…ど、どうしよっか…?…………って……聞いちゃ駄目だよね…」
「お、おい!って…くっ…あ……」

夏侯惇は再び口内に陰茎を囚われて喘ぎ声を挙げた。一度大量に放出したにも
関わらず、再び陰茎がカチカチに力を取り戻していく。

「…お前も…幸せにしてやるからな…?」
「…んっ…んもっ…ぷは………………う、うん…。」
そのまま孫尚香を仰向けに寝転がし、足を大きく開かせて秘裂を露わにさせた。
そのまま入り口に勃起の先端を添えて問い掛けた。

「いくぞ…?」
夏侯惇の問いかけに孫尚香は目を逸らし、顔を真っ赤にして断った。
「…いきなりは……やだよ…」
「そ、…そうだな……すまん…。」

夏侯惇はそれ以上言葉を紡がず、体をずらして秘裂部に顔を近づけた。
優しく秘肉を左右に分けると、舌を出して丹念に弄り始めた。
121ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:31 ID:Lu23qnUk
「んあっ!!…んひぃっ…そ…そこ……そこぉ…!…んんっ……ひゃあ…!」
自然と漏れる喜びの悲鳴と共に、夏侯惇を求める愛液がトクトクと奥から
溢れ出してきた。水滴として体に残る湯とは違って、トロ…と糸を引きながら
ドンドン溢れてきて、たちまち陰部周辺をベチャベチャに湿らせた。

「…んんっ!!…い…いい……きもち…いいよおっ!!」
舌や唇で丹念に愛液をすすっていると、夏侯惇はすぐ上に小さな突起物を
発見した。愛撫を続けつつ、その不審な突起物に指を伸ばしてつねってみた。

「ぎいいっ!!」
電流でも走ったかのように体を弾ませ、金切り声を挙げた孫尚香。
「…ど、どうしたっ?」
「…はぁはぁ…。…そ、そんなとこ…つねっちゃ…だめぇ…」
「痛かったのか!?」
「…い、痛くは…なかったけど…そこは……優しく……」
「わ、わかった…。もう触らない…。」
「…ううん…でも……そこって……きもちいいの…」
「そ、そうなのか…?」
「優しくしなきゃ…女の子に…嫌われちゃうゾ?……ふふ♪」
「………肝に銘じておく。」

転じて今度は優し過ぎて触っているのか触っていないのか分からないくらいの
力加減で陰核を擦り始めた。力加減が弱すぎて孫尚香にとっては歯がゆい感覚
が駆け巡る。
122ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:32 ID:Lu23qnUk
「…んんっ…も、もっと…もっと強くぅ…!」
「…注文が多いな…」
「お、女の子は…そういう……ものなのよっ…」
「…こうか?」
「んひぁっ!!…そ、そうっ…そうっ!!」
「…やれやれ。…さて、そろそろ…いくぞ?」
「うんっ…。あっ、ちょっと…」
「どうした?」
孫尚香は力の入らない体を起こすと自ら四つん這いになり、あまり女性経験の
無さそうな夏侯惇を気遣って挿入しやすい体勢を自分から取った。

そんな気遣いの真意を知らず、あまりに野性的で淫靡な光景に夏侯惇の興奮は
一気に高まった。腰をグイと掴んで先走る先端を入り口にあてがうと、有無を
言わさず一気に突き刺してしまった。

「んあうううっ!!」
「お、おお…」
男性を待ちわびていた膣襞がニュクニュクと欲棒に絡み付き、一刻も早く
精液を搾り出そうとさらに動きを強めた。次にゆっくりと抜きにかかる欲棒を
手放さないようグイグイと締めつけて拒んだかと思うと、再び侵入してくる時
には一転して搾り出そうとして絡みついた。

夏侯惇はその快感をじっくりと楽しんでいたが、次第に自然と腰を速めて
出し入れを激しくしだした。パンパン!という浴場に響く打ちつけの音が
ますます二人の興奮を高めていく。

「…あっ!…やっ…はひぃっ!…んあぅっ…も…もっとぉ…んああーっ!!…」
孫尚香はしばらくの間は手をついて背後からの官能に耐えていたが、とうとう
陥落して上半身を床にへばりつけてしまった。それでも強烈な抜き差しは
止まらず、徐々に孫尚香の意識と視界が薄れていった。
123ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:32 ID:Lu23qnUk
「…んああっ!!…ちょ……まっ…!…だ…めぇっ!…し、死んじゃ…うっ!」
「…うおおっ!…き…きつ…いっ…!」

「ま…ってぇ…!!…だめっ!…もうだめえっ!!…やだっ!…やだぁっ!!
 しっ…しんっ……死んじゃうっ!!死んじゃううーーーーっ!!」
「くああっ!!」

ブルブルと震えて動きを止めた二人。
最も深く突き刺したところで止まり、強烈な締めつけによって促された射精を
開始した。直接子宮に熱い精液を直撃され、孫尚香の体がさらにブルブルと
震えた。夏侯惇もこれ以上入らないのにさらに腰を突き出し、無意識のうちに
出来るだけ多くの精をを中に入れようとしているようだった。

ゴポンッと合体を解いて回りこむと、倒れたままの孫尚香を気遣った。
「大丈夫か?」
「…う…うん……なんとか…ね……」
「…すまなかったな……下手で…」
「ふふ…そんなことないよ…。わたしは好きだったよ?…」
「そ、そうか?」
「う〜ん…ただ…もうちょっと優しくするとこもあったほうがいい…かな?」
「そ、そうか…。」
「…乱暴なことばっかりしてると…女の子にもてないぞ?…ふふっ♪」
「ほう…。たとえば…こうか?」
「えっ?…あっ!…きゃあああーーーっ!?」
124ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:33 ID:Lu23qnUk
孫尚香の脇と腰をグッと掴んで抱き上げると、横の浴槽に放りこんだ。
ザッバーンッ!!と水飛沫が飛び交い、モクモクと湯気が立ちあがる。
プカー…と浮いてきた孫尚香がずぶ濡れになってザブンッと起きあがった。
「な、なななっ、何すんのよーーーっ!!!」
「…はっはっは。言われた通りに『優しく』扱ってやったぞ?わっはっはっ!」
「ばかあっ!」
「…お前、けっこう大きな胸なんだな?」
「うえっ!?………ば、ばかばかあっ!猿っ!!」

すぐにチャポンッと湯船に浸かって、頬をプクッと膨らませた。
夏侯惇も湯船に浸かってすぐ横に陣取った。孫尚香は依然頬を膨らませて
夏侯惇とは反対の方を向いている。
「…」
夏侯惇はそっと優しく肩を抱くと、ゆっくりと振り向いた
孫尚香の唇をそっと奪った。
「んっ…」

「これで…いいんだろう?」
「…わかってんじゃない♪………もっと♪……んんっ…」
しばらく二人は湯船の中で抱き合ってくちづけを交わしていた。
その後充分に暖まると、揃って浴室を後にした。

互いに着替え終わると夏侯惇が口を開いた。
「…部屋まで送ろう。」
「あらっ…だいぶわかってきたわね♪それじゃいきましょっか♪」
125ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:33 ID:Lu23qnUk
孫尚香の部屋の前に辿りつくと、ようやく大事な事を思い出した。
「あっ、そうだ!…明日の事なんだけど……んっ!」

夏侯惇は、孫尚香が全てを言い終わる前にチュッとキスをした。
「もちろんお前達に投票するさ…。」
頬をポッと朱に染めて一瞬呆然とする孫尚香。
「…や、やるじゃない♪………ありがとね♪」
「礼を言うのはこちらの方だ…。
 この時代に生きれる事をこれほど嬉しいと思った事は無い…。」
 本当に…感謝する。
孫尚香はその言葉に思わず目頭が熱くなった。
「…よかった…ね?」
「ああ…。今夜は…本当にありがとう。…じゃあな。」
「うん…おやすみ…。」
夏侯惇は幾度か振り返りつつ自分の部屋へと帰っていった。
しばらくして最高に果てた快感の余韻が手伝い、猛烈な眠気が孫尚香を襲った。
無意識に寝床へと足が歩いていく。
「ふあああ…。やば…寝ちゃい………そう……小喬は………上手く…………
 やってる………………かしら………………………………」

ポテッ…と倒れこむと孫尚香はそのままスースー…と眠りについてしまった。
その満足そうな笑みが色々な意味を持っている事は彼女しか知らない。

こうして孫尚香の『 最後のお願い(?)』は終わった。
126ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 00:36 ID:Lu23qnUk
( ´Д`)貼るだけで疲れました…

司馬懿の反響が以外と良くて嬉しいです。おそまつ様でした。
127名無しさん@ピンキー:03/04/11 00:43 ID:2S4OcVm5
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
オツカレっす
d兄(・∀・)カコイイ!!
128名無しさん@ピンキー:03/04/11 00:58 ID:UjockrwI
キトゥワ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!

武将「さすがデス!!」
文官「さすがよのう」
漏れ「グッジョブ!!」

129名無しさん@ピンキー:03/04/11 03:17 ID:n/ogNsKO
d兄×尚タン
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!

純っぽいd兄に萌へ(*´Д`*)
次回も期待してまつ。
130名無しさん@ピンキー:03/04/11 07:09 ID:/d/3ky0w
d兄ハァハァ・・・(´Д`*)
司馬チューもイイ・・・ハァハァ

131名無しさん@ピンキー:03/04/11 08:22 ID:MBSPQ5MY
トン兄出てきたから言っちゃうけど…




トン兄と弟と尚香で3pがよかったな…
などと言ってみる
132名無しさん@ピンキー:03/04/11 17:13 ID:/QV0+hFL
司馬イたんでおながいします。
133名無しさん@ピンキー:03/04/11 18:33 ID:+MOjlNlY
夏侯惇タン、キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!
渋いオジサマ系好きでつ(´∀`)
山田もいいなぁ

わたくしも芝居タンでおながいします
134名無しさん@ピンキー:03/04/11 20:33 ID:rzKAx2rH
まるで罪人のように連れて来られたこの場所にも、もう慣れた。

『首に縄をかけてでも連れて来い』

その言葉どおりに自分を"連行"した曹操に対しても、わずかなりと余裕を持った風情で振舞う
ことが出来ている。敬遠か侮蔑か、微妙な感触を覚える周囲の視線も、慣れてしまえばどうと
いうこともない。彼の感覚では既に、周囲のすべてが平静であった。
大きく、息を吐く。吐くと同時に、微笑が漏れる。
今宵も月が、綺麗だった。
男性らしからぬ青白い肌がますます際立ち、皮肉げに吊り上がっている唇がぬめるような光を
まとう。刺のある笑みがゆっくりと消え、再び全てを見下ろしたような形をとろうとする。

「――何処にいようと、何時であろうと、月というのは変わらずに美しいものですわ」
「!?」

艶っぽくしっとりとした声に、驚いて振り返る。ほんの一瞬だけ、先刻までの表情が仮面であっ
たかのように、顔が崩れてしまっていた。
目の前にいる女性は、彼の反応など無かったように振舞っている。
「昼間に浮かぼうとも、その柔らかい輝きは眼を和ませ、ひとたび夜に舞い上がれば、人々を導
く光になる。……月とは、そういったものでしょう?」
紅を差した唇の端が、ゆっくりと三日月の形をとる。
「……甄姫さま、」
息を吐くのと同じ大きさの声音で、司馬懿はやっとそれだけを口にした。
135名無しさん@ピンキー:03/04/11 20:33 ID:rzKAx2rH
「このような月夜に、同じ空を視る――奇遇ですわね、司馬懿どの」
「……」
高みにいる"べき"者の態度を微塵も崩さず、あくまで忠臣への優しさを見せるといった間合いで、
甄姫は言葉を紡いでいるようだった。笑みを絶やさず、されど隙は見せず。対する司馬懿は彼女
に会釈を返し、黙ったままで夜空を見上げた。

『まったくもって、そつが無いな』
曹丕さまの正妻といえば、こんなものなのであろうか。
もとは名家であった袁家に嫁いでいただけあって、教育は行き届いている。良妻と言う風評に恥
じぬ容姿や教養も、不足無く備えていた。義父の意思も夫の意思も、その深き色をした瞳で見抜
いているようなところがある。
言うなれば、彼女は曹家における軍師とでもいったもの。
ゆえに司馬懿は、……この女性を警戒していた。
自分を信頼する曹丕ではなく、この力を利用しつつも信頼しない曹操の手によって、彼女が遣わ
されているのだとすれば。
『馬鹿な、……私は未だ、末端の一軍師に過ぎないのだというのに』
渇いた喉で音を立てずに、彼は唾を飲み込んだ。
「司馬懿どの?」
「誠にすみません、が、今はこのような者でも多忙の身。今宵はこれにて、失礼させて頂きまする」
あえて大仰な口調で一礼し、司馬懿はきびすを返す。彼らしくなく廊下を軋ませながら、すぐ近く
にある居室に戻ろうとした。
そこで、ふいに気付く。

何ゆえ、彼女のような者がこのような場所にいるのか?
「う、ッ……!」
思い巡らせたその瞬間、彼の背に衝撃が走った。
136名無しさん@ピンキー:03/04/11 20:33 ID:rzKAx2rH
硬くは無い、鋭くも無い。ただ柔らかく、……あたたかい。
聞こえてくるのは切ないまでに甘い、息づかい。
反射的に、司馬懿は頭だけを背中の方に向けた。『狼顧の相』と呼ばれ、柔らかい首の筋を持つ
彼だからこそ出来る所業である。間近で見た者はみな驚きを隠せぬ顔で彼を見たものだが、今は
何の反応も返ってこない。今視界の端に見えるのは、うつむけた女人の頭であった。
その一対で夫婦と見立てられる、比翼鳥をかたどった翠の飾りは見間違えようが無い。
「甄姫さま……!」
思いもしない方向から声が響いたためか、かすかに髪が揺れる。ややあって、彼は無言で押された。
首を戻しながら、相手が相手だけに抵抗する事も出来ず、司馬懿はつんのめるように前に出る。
「何をなさいますか、甄姫さま。貴女のような高貴な方がこのような場所に打ち出でられ、あまつ
さえ臣下の居室に堂々と足を進めるなど、あってはならぬ事ですぞ」
なおも、背後からの圧力は止まない。書簡や竹簡のおかげで広くなど無い部屋に、二人が入れば余
裕など無いに等しくなる。押される足を踏ん張りながら、司馬懿は甄姫を諌めようとしていた。
押される、押される、押される、
「甄姫さっ――」
引っぱられる。

「な、にを、……なさるのです」
重心の移動を利用して、司馬懿は上手く、寝台へと押し倒されていた。
太股の上には甄姫が跨り、同じ場所で彼の下肢を押さえつけている。
倒した上体、伸ばした腕で両の手首を握りこんで、彼女は艶然とした微笑を浮かべてみせた。
窓から差し込む月の光に、その唇が滑らかに光る。
「私は、強い者を望んでいるのです」
何かを切り捨てるような口調で、台詞が放たれた。
137名無しさん@ピンキー:03/04/11 20:33 ID:rzKAx2rH
「強い、者――?」
「ええ。殿のように、また、殿のようにでもなく、強い者を」
光線の加減か、甄姫の瞳は底の無い光り方をしている。
「曹丕さまは、その限りには含まれないと言うのですか? 殿の――曹操さまのように苛烈で、自
意識の、力の強い、……言わば太陽のごときお方は」
思わずして、司馬懿の口調は強硬なものになった。
しかし、甄姫は、動かない。それどころか、曹丕の名にあからさまな蔑視の情を見せる。
「あのような顔なし……凡庸な"顔"をしたお方に魏の次代が継げるなどと、司馬懿よ、貴殿はそ
のようにお考えか? あのような間の抜けた男に王道が歩めると、本気で思っているのか」
口調までも、今までとは変わってしまっている。もとが豊饒とした声色なだけに、いざ情という
ものを捨て去ってしまうと、そこからはただ恐怖のみしか沸き起こらない。

だから、あえて――司馬懿は笑った。
「何をおっしゃいますか、甄姫さま。私にはそのような力など、欠片もございません」
それにつられたか、甄姫もまた、笑みを深いものにする。
「そう、確かに、今は。けれど殿にして曰く、……貴方は中華そのものを覆しうる存在になり得ると」
「殿が言われたことが真実であるなら――それは、裏切りとなりますよ」
「袁家を裏切った自分に、そのような言の葉が何になるものか――」
台詞とともに、吐息が呑まれた。
彼女の唇に及ばぬものの、紅でもひいているのか潤いのある唇が、押し付けられている。
わずかな間隙から薄い舌がひらめき、ひとしきり絡んで、再び離された。
「その首は、狼顧と言うにとどまらぬか?」
器用に首と肩を動かして唇をさらったその動きに甄姫は目を見張り、司馬懿は得意げな風情で唇を
横に引き伸ばした。

月はいまだ、天に高い。
138いきなり連投スマソ:03/04/11 20:36 ID:rzKAx2rH
なんとなく書きたくなったので書いてみてましたが、長くなりそう
だったので前半のみ投下させて頂きました。
今までの流れと全然違う上、あんまり無双っぽくないような感じで
悪いのですが、ベタな風合いの司馬懿×甄姫……です(;´д`)
後半の方はこれから頑張るので、よければよろしくお願いしますです。
139名無しさん@ピンキー:03/04/11 20:51 ID:l5ovgS9L
ヒロさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
d兄カコイイ(・∀・)!最高ですた。
138さんガンガレ!続き期待してまつ。
140名無しさん@ピンキー:03/04/11 21:10 ID:A/2F5rLN
>>139
禿同。
>>138さん、期待してまする。
141ヒロとでも名乗っておこう:03/04/11 21:31 ID:XCWUmYeK
>>138さん
鳥肌たちました。自分の文が恥ずかしいです…。
142名無しさん@ピンキー:03/04/12 08:12 ID:mzGtuIbm
司馬懿タン・・・ハァハァ
143名無しさん@ピンキー:03/04/12 08:58 ID:AXqWJMPH
そういや無双3では「甄姫が曹丕の妻」というのは全く出てこないよな。事典は別として。
普通に曹操の嫁だとか思ってる香具師絶対いそうだ・・・

逆に言えば、無双3をネタにした段階で別に曹丕の妻という設定を考えずともいいわけか?

>>138
イイ(・∀・)!
144名無しさん@ピンキー:03/04/12 10:51 ID:QLiEvj3T
>>ヒロ氏
 文章には人それぞれの好みと、良さというものがあるのだから、
そんなに気にすることはない。と言ってみる。
>>138
 期待してマス。

 自分も現在製作中(カップリングは異なる)なのですが、これは一通り連載が終わり、
私のほうもきちっと書き上がってから貼り付けた方が良さそうっすね。
145ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:30 ID:uL7fwjmW
>>125続き。この作品を全てのMの方へ捧げます…(w

貂蝉はとある人物の天井裏に、まるで間者のように気配を消して留まっていた。
その人物が山のように積まれた仕事の書類に向かって愚痴をこぼしている。

「長安…豪雨により橋数個崩壊か…。『明後日工作兵100名送る』…と。
 洛陽…冷夏にて不作減税処置求む…。『後日税率示す土地の回復願う』…と。
 …はあ〜…まったく…。なんで俺だけがあの人達の分まで仕事しなきゃ
 いけないんだ?うわ〜…肩…いてて……!」

(…感心感心♪…まあこちらは念を押さなくても大丈夫でしょ…。んっ?)

「…ああ、そういや明日は投票とか言ってたな…。っていうかそのせいか、
 この仕事の量は…。う〜ん、どっちに投票しようかな〜?」

(ま、迷いどころではないでしょうに!!)

「やっぱ貂蝉さんにはたくさんお世話になったしなぁ…なにより美人だし…。」

(…今、いいこと言ったっ!!)

「んっ?ま、待てよっ…!?」

(な、何っ?)

「(*´Д`)し、小喬ちゃん萌え〜〜〜♪………こっちだな、うん。
 貂蝉さんには悪いけど…内緒にしとけばいいよなっ♪」

(こ、こんのクッソガキャーーーーッ!!)
146名無しさん@ピンキー:03/04/12 14:30 ID:B7+cYyuk
これは安いアダルトDVD一枚900円!!
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147ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:30 ID:uL7fwjmW
「待てよ…。投票って…匿名だよな…?…もしもばれたら…」
「ばれましてよ……。」
「うわわわっ!?」

声が聞こえた上を見上げると、いつの間にかくりぬかれた部分から見える
天井の暗闇の中に、キランと光る二つの目だけが妖しく輝いていた。

「…ふふ…聞いちゃった…♪」
「そ、そそそ、その声わあっ!ま、まさか……まさかぁーっ!!」
「…ご名答♪」
口を開き、顎をカクカクして怯える男。彼の名前は姜維と言う。
「ちょ、貂蝉さん!は、話せばっ、話せば分かりますっ!!」
「…そうねえ…♪」
「…と、ととと、とりあえず降りてきてくださいよ…?
 ものすごぉ〜〜く……怖いんですけど…。」
「そうねぇ…。」
貂蝉は天井からスタッ…と着地し、怯える姜維の前に堂々と立った。

「え、えーと…あっ!明日はもちろん貂蝉さん」
「おだまり。」
「の………。」
「…正座は?」
「は、はいっ!」
「…あんなにたぁ〜っぷり…可愛がってあげたのに…残念だわ…?」
数々の戦場をきり抜けてきた姜維だったが、この時ほど恐ろしいと思った事は
一度も無かった。ガクガクと足が震え、何もしなくても唇がひきつる。

机の上の膨大な書類をバサバサッ!と乱雑に全て払いのけ、その上に足を
組んで座った。その机に向かって正座をする姜維は、それに目をくれも
しなかった。怖くて貂蝉から目が離せないのだ。微妙に笑ってはいるものの、
目を吊り上げて頬を時折ピクピクさせている貂蝉の目が妖しく輝いた。
148ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:31 ID:uL7fwjmW
「……許してほしい?」
「は、はいっ!!」
「じゃあ…今夜は何でも…わたくしの言う事を聞く…?」
「なっ、何でもっ!」
「素直ねぇ…。じゃあ今夜は…貴方の名前は『 豚 』ね?」
「いいっ!?」
「どうなの?…わたくしの金麗玉錘でボッコボコのグッチャグチャにされて
 赤兎馬で全国引きずりまわされて長江のお水をたらふく飲まされて能力と
 武器を初期値に戻された挙句最強の合肥新城包囲戦に送られるか、
 今宵だけ『 豚 』と呼ばれてわたくしの言う事を聞くか…。」

「ぶ、豚コースでお願いしますっ!!」
「…そうよねぇ?その方がいいわよねぇ…。」
貂蝉は優しく微笑むが、瞳は果てしなく冷たい。
「じゃあ……豚?」
「…」
「…返事は?」
「…は、はい…。」
「わたくし、今日はいろいろ歩き回って足が棒のようなの…。
 ちょっと揉んでくださらない?あっ、もちろん豚は正座のままね…。」
「か、かしこまりました…。(よかった…この程度なのか…。)」
149ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:33 ID:uL7fwjmW
貂蝉は組んでいる上側の右足をそっと伸ばすと、正座する姜維の左肩に乗せた。
机に座っているため、それでちょうど足が平行に伸ばされることになる。

姜維は服のすそを縫って露わになり、ポトッと左肩に乗せられた美しい生足に
目をやるが、その時視界の隅に暗い三角地帯が見えてしまい、思わず固まって
しまった。そこは当然貂蝉の陰部だが、真正面にあるからといって直視する
わけにはいかない。それゆえ姜維は正面を見るに見れず、生足を見越して床を
見ているかのような焦点の合っていない目をしながら呆然としていた。

「…ふふっ、どうしたの?そんなにぼおっとして?…早くお始めなさい…!」
「は、はい…。」
そのままの目線で下から両手を伸ばし、ふくらはぎ周辺を柔々と揉み始めた。
「…あぁ…いい気持ち…♪……こらっ…豚?……ちゃんと正面を向きなさい。」
「えっ!?で、でも…!」
「これは命令よ?…豚!」
貂蝉の表情は圧倒的な優越感に浸りながらも、頬は少し桃色に色付いていた。

姜維は生唾をゴクリと飲み込むと、徐々に目線を真正面に向かわせた。右足の
膝小僧、肉付きの良いふともも、すそからかろうじて見えるふとももの付け根、
そして…。暗闇の部分が濃かったのは貂蝉の下着が黒色であるからだった。

「あ…あぁ…」
「さあさあ…指を再開させて…。…そう。そのまま答えなさい、豚…。」
「…はっ、はい…」
「豚の正面には…何が見えるの…?」
「………く、黒い……影が……下着が…見えます…。」
「そうよね…?…じゃあ問題…そこの暗闇は今…湿っているでしょうか?」
150ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:33 ID:uL7fwjmW
「…た、たぶん…し、湿っていると…思います…。」
「…」
「あ、あの…?」
「…調子に乗らない事ね、豚…。甘く見ないでもらいたいわ…。」
「あ、は…はい…。」 
「生意気な豚にはきついお仕置きが必要ね…!」
貂蝉は肩に乗せていた右足を浮かせ、その指先を姜維の口元へと運んだ。
「…さあ…!…しゃぶりなさい!!」
「…ええっ…?」
「隅から隅まで豚の汚らしい唾液でわたくしの美しい足を汚していきなさい!!」
「…わ、わかりました…。」
姜維は貂蝉が辛くないよう足首を両手で固定すると、その親指から咥えこんだ。

「あんっ!」
まったりと口内で舐め転がすと、人差し指、中指…と続けていった。あまりに
美しい指先だったため、その内姜維は何ら恥辱感を覚えずに頬張っていた。
どんな態度をとろうとも可愛らしい喘ぎ声を挙げる貂蝉の美しい声が姜維の
理性を徐々に壊していった。

「んっ…んんっ!…やんっ!…こ、こっちも…なさい……豚っ……」
貂蝉は代わって左足を浮かせて口元に運ぶと、姜維もそれを同じく
辛くないよう両手で固定した。今度はまず足を少しピンと伸ばさせると、
その甲の部分を徹底的に舐り始めた。

「んあんっ!!…ぶ…豚のくせ…に……上手いじゃ…ないのぉ……」
「…」
姜維は何らかの意図を持ったかのように親指にむしゃぶりついた。
151ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:34 ID:uL7fwjmW
「ひゃああっ!…んっ、んあっ…!も…、もっとぉ…っ!」
それに応えてジュプジュプと他の指も丹念に、かつ淫らにしゃぶり尽くす。
グッとつま先を掴んで足の裏を正面に向けると、指の付け根を舌先でチロチロ
と舐めまわした。

「んひぁッ!!…そ、そんなに…したらぁ…!」
姜維の目がどんどん妖しくなっていく。

「…ぶ、豚っ…!…む、胸もお舐めなさい…!!」
胸元を一気にはだけさせると、ブルンと形の良い乳房が露わになった。すでに
ビンビンに充血した桜色の乳首周辺がしっとりと汗をかいて待ちわびていた。
足を開いて正面に場所を作ると、姜維が正座のまま駆け寄ってくる。
何ら断り無しに桜色の果実に吸い付いた。

「ぃやんっ!!」
ビクンッ!!と体をよじらせて悶える貂蝉。お構いなしに舌でコロコロと
転がし、チュッチュッ、チュッチュッ…と何度も何度も交互に左右の果実を
舐り転がした。

「…ああッ…んん!………こ、こっち!…んああッ!…も…もっとぉ……」
ギュッと姜維の頭を抱きしめて命令する。果実以外の柔らかな乳肉の部分にも
たっぷりとよだれを付けて、そのまま舌を這わせて貂蝉の首筋に向かった。
これは明らかに命令違反である。

「なっ!…んあぁ……んんんっ!!……ぶ…ぶたぁ…!……ひゃう…!んっ!」
すらりと伸びる綺麗な首筋を左側、正面、右側…と舌を淫らに這わせながら
貂蝉の反応を伺った。舌をしばらく休めていると、不審に思った貂蝉が
ゆっくりと目線を下げる。それを待っていた姜維と目が合うと、再び首元に
むしゃぶりつき、一点を強烈に吸いついた。
152ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:34 ID:uL7fwjmW
「んあんっ!!…だ、だめえぇーーっ!!」
首筋に一つのしるしがうっすらと残る。豚、と呼ばれる側が行ってもよい行為
では決してありえなかった。

そのまま舌を這わせてあごを通過し、さらに上の耳元へと辿りついた。
耳たぶを甘噛みしつつ、よだれでベチョベチョの乳房を揉みほぐし始めた。

「…やんっ!!…そ、そんなに…っ!…いっきに……されたら…あぁ…ん…」
ビクンビクンと体を躍らせながら喜ぶ貂蝉。姜維は親指と人差し指で両乳首を
キュッと摘むと、ひねくり転がし始めた。きつめに引っ張ったり、逆にギュッ
と陥没させようと押しこんだり、一つ一つの虐め行為に乳肉がそれに呼応して
プルプルと淫らに踊った。

「うっくッ!!」
姜維の手が一瞬止まる。自分の陰茎に強烈な快感が襲ったのでその原因を
確かめると、貂蝉からすっと伸ばされた手がギンギンの勃起をしごき始めて
いた。その手つきはまるで早く欲しい…と言わんばかりの切ないものだった。

姜維の目にますます妖しさの炎が灯る。
もう一度最初のように左足の親指を強烈にむしゃぶりついた。

「…も…もうっ…だ、だめえッ!!……………………………なんてね♪」
姜維の奉仕が止まった。親指を咥えたまま腕を組む貂蝉を見つめている。
チュポンッと口から親指を抜いて、その指先で姜維のあごをグイッと上げた。
「くうっ…!」
「ふふっ…このまま形勢逆転して、俺がしたいようにしてやる…
 なーんて考えていたのでしょう?」
「そ、そんなことは…」
「…卑しい豚のくせに甘い事考えているんじゃなくてよ…?」
全てを見越していた貂蝉の目はさきほどのとろけるようなものから一転して
恐ろしいほどの冷徹さを備わっていた。
153ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:35 ID:uL7fwjmW
「…ただでは済みませんことよ…。…卑しい豚には服など必要無いわね?
 脱ぎなさい…。」
「ちょ、ちょっと待っ…」

「…ならばわたくしも脱ぎますわ…。さあ…?」
いくらお遊びとはいえ、あまりに不憫に思った貂蝉は素早く衣服を脱ぐと再び
元の姿勢で姜維を待った。丸く美しい胸の下で腕を組んでそれを強調し、足を
組むことで陰部を直接見せない代わりにうっすらと視界に入る陰毛の頂点は
姜維の頭と心を麻痺させるのに充分だった。姜維もいったん立ちあがって
素早く衣服を脱ぎきってしまうと、再び正座をして命令を待った。
今は五分立ち程であろうか、股間から陰茎がニョキッと浮かび上がっている。

「さあ…もう一度…今度はしっかりと心を込めてしゃぶりなさい……豚ッ…!」
「…はい。」
もはや姜維の心に反逆の文字は無かった。悪意の無い奉仕に貂蝉も満足そうな
笑みを浮かべてそれを受け取っていた。丹念な、あまりに丹念な指先への愛撫
が続く。

「…んッ…じ、じゃあ…豚にご褒美を…あげなくてはね……ご褒美…欲しい?」
姜維は薬指を咥えながらコクコクと頷いた。
「…貴方は…汚くて醜くて卑しい、どうしようもない雄豚よね…?」
姜維は小指を咥えながらコクコクと頷いた。
「んふっ♪いい子ね…。じゃあ…」
貂蝉は腰掛けている机に手をついて体を支えると、両足を姜維の両肩に乗せた。
顔を両足で挟まれた姜維の正面遠くに、貂蝉の女の部分が丸見えになっており、
さっきの姿勢では全く分からなかったが、机の陰部周辺の上にはトロ…と
液体が大きな水溜りを作っていた。
154ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:35 ID:uL7fwjmW

「…わたくしが『 よし 』といったらそのまま少しだけ前に進みなさい。
 あせってむしゃぶりついてきたら……分かってるわよね?」
姜維は目線を陰部から離さないものの、黙って素直にコクコクと頷いた。

「…よし……よし…よし……………………………よし…………よし…よし……」

とうとう陰唇やそこから漏れる愛液の甘酸っぱい香りまでもが如実に
分かる程の距離まで近づくことを許された姜維。息を荒げて最後の
『 よし 』を待つばかりとなっていた。
しかしそこは貂蝉、すんなりとは許すはずも無かった。

「…まだよ……………………ま〜だ…♪………………………まだまだ…………
 ……ふふっ、そんなに欲しいなら醜く舌でもお出しなさいな………」
「んあうう…」
「……そうだ♪…倒れないようふとももを持ってくださる?……そう……………
 …首が楽になったでしょう?……机の上の分………もったいないわよね…?」

姜維は瞬時にその意味を理解して、クイと顔だけを机に伸ばすと、水溜りの様に
たまっている愛液を舌先でピチャ…ピチャ…とすくい始めた。チラと目線を
上げるとすぐ目の前に女が花開いている。姜維は気が狂いそうになりながらも
必死に愛液溜り全てを舐め取ろうと努力したが、再び貂蝉の邪魔が入る。
彼女は体を支えていた手の片方を自分の陰核に運び、自ら可愛がる事でさらに
愛液を送り出し始めた。

「んくぅっ…!…ほら…ほらっ!…速く……舐めないとぉっ!………一生………
 ………んああっ!!……ご褒美ぃっ!………あげな……イッ!!………」
155ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:35 ID:uL7fwjmW
事実その言葉の通り、恐るべき量の愛液がトクトクと溢れ出してきて、姜維は
本当にこのまま一生褒美を貰えそうにないと思い、泣き出しそうになった。
しかし決して舌を休めるわけにはいかない。発狂寸前だった。

「…んはあっ!!…こ、これじゃあ…!…一生……無理ね…♪」
「…!」
意を決した姜維は最後の賭けに出た。さらにグイと顔を机に伸ばすと、
机の上に溜りに溜まった愛液溜りを顔中にヌラヌラと塗り始めたのである。

「……あらあら♪………ちょっと反則気味だけど…まあ『 いい 』わ…。」
「…うあぁ…」
「聞こえなかった?『 いい 』わよ…?」
姜維の目が一転した。一気に見開いて力を取り戻し、血走って真っ赤に
染まった。そのまま高速で顔を上げて強烈無比な愛撫を開始した。

「んああああーーーーーっ!!…そっ……そんなああーーーーーっ!!
 …やだっやだああっ!!………す、すぐ……出ちゃうううーーーっ!!!」

ネチネチと舌など使わず、唇をこれでもかと陰唇に押し付けて強烈に吸っては
顔ごと左右上下に激しく振って、猛烈な刺激を送りつづけた。
貂蝉自身、待ちに待った愛撫のせいで達するのにさほど時間はかからなかった。

「ひぎいいぃぁあーーーーーーっ!!!」
プッシャアアアアッ!!!プピーーーッ!!プピーッ!ピュッピュプーッ…
156ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:37 ID:uL7fwjmW
姜維はそんな聖液が愛液まみれの顔をさらに濡らそうがお構いなしに強烈な
愛撫を続けた。勢い余って貂蝉を机に押し倒してしまったが、何らお咎め無し
である事を確認すると、再び甘い陰唇にむしゃぶりついた。貂蝉はふとももを
つかんでいる姜維の手を優しく振り解くと自らがひざの裏を掴んで、限界まで
足を開いた。両手が自由になった姜維は当初はふとももにそっと手を添えて
いたが、思い出したかのように突然陰核の包皮を剥きにかかり、剥いた瞬間
唇で咥えてムチューーーッ!!と吸いついた。

「んくああぁぁあーーーっ!!」
腰を姜維ごと突き上げて躍らせる貂蝉。
歓喜の涙とよだれが垂れてふたたび机をしっとりと湿らせていく。

「…んぎぃっ!…ぶ、豚さんっ!…こ、こっち…こっち向きなさい…!!」
姜維は返事もせずに顔だけを残して体だけをクルリと反転させると、両足を
机の上に乗せて貂蝉の上にまたがった。重力に負けたギンギンの欲棒が
貂蝉の眼前に現れる。貂蝉はひざ裏を掴んでいた手を離すと、姜維の腰に
そっと手を回した。尿口から透明な欲望液を先走らせる勃起をコポッ…と
咥えてやると、それを待っていたかのように姜維は激しく腰を下に向かって
送り始めた。

「…ふぐううっ!!…んごッ!んぐっ!!ごえぇっ!!んぐうッ…!」
…ヌッチュ!……フチュ…グッポ!!…ゴッポ!……クポッ!!…

腰を激しく使いつつ、続いて姜維は口も使って陰唇を舐り始めた。
今度は貂蝉が気が狂いそうになる番だった。究極の快感と激烈な嘔吐感が
自我を崩壊させていく。
157ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:37 ID:uL7fwjmW
先に勝ったのは快感の方だった。貂蝉はある事を訴えたくて激しく抵抗したが、
我を忘れて上にまたがる姜維には届かず、ついにそれを迎えてしまった。

「んぐふッ!!んんーーッ!!んむっ!……ふぐーーーーっ!!!」
貂蝉は大きく目を見開いて、そこから涙が大量に溢れた。


プシャッ、プシャアアアアアーーー…


姜維の部屋の床を貂蝉の黄金水がみるみる清めていく。
「…ああっ!?」
貂蝉の失禁にようやく我を取り戻した姜維。貂蝉の上からすぐに飛び降り、
様子を見るために振りかえった彼の目に飛び込んできたのは彼自身が最速で
想定した最悪の光景だった。

「…ひっく!……ひっく!!……うぅ……ひっく!………クスンッ………」
両手の甲を目元に置き、小さな女の子の様に涙を流して震えて泣いていた。

「ちょ、貂蝉さん!!…ご、ごごごっ…!ごめんなさいっ!俺…俺っ!!」

そんな姜維に一つ悲しい知らせがある。それはこれが演技であると言う事だ。

(失禁してしまった事は確かに失態でしたが…これが初めてではないですし…
 ここはちょっと『 可愛い貂蝉ちゃん 』でいっときましょう…♪
 それにこれは…初めてアレをしてみる絶好の機会……ムフ、ムフフフフ♪)
158ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:38 ID:uL7fwjmW
「クスンッ…クスンッ!!」
「…ああ…う…あ…お、俺…俺は…。ああっ!!…俺の馬鹿野郎っ!!……」

(きゃ、きゃわゆ〜〜〜いっ♪)

「ちょ、貂蝉さん…。俺……俺…駄目です…。もう…死にます…。」

(きゃは〜ん!可愛い〜♪死ぬとか言ってる〜♪…って『 死ぬ 』!?)
姜維は涙を流し、まさに自分の手刀で首をかっ切ろうとしていた。熱い。

「お、お待ちになってえっ!!」
「…でも…俺…俺っ…!!」
「よく聞いて…。確かに…わたくし…その…お、お漏らし…してしまって…
 恥ずかしかったのですけど…」
「冀城のお母様…さようなら…」
「聞いて…。でもそれは死んじゃうぐらい気持ちよかったって事なの…。」
「ええっ…?」
「だってそうでしょ…?自分自身を制御できないようにさせた…って事は
 それほど強烈に気持ち良くって…自我を保てなかったって事でしょ?」
「…でも…。」
「わたくしも…殿方に足を舐めさせるなんて事したのですから…。
 これで…お・あ・い・こ・…ですわ♪」
姜維の鼻をツンと突く。
「…本当にすみませんでした…。」
「…分かってくれれば良いのよ♪…じゃあ…四つん這いになって?」
「はあ…。…って、ええっ!?」
159ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:38 ID:uL7fwjmW
「今からお釣りを頂きますから。それをもらってようやくおあいこでしてよ?」
「…わ、わかり…ました…。」
「っとその前に…。」
貂蝉は立ったままの姜維にひざまずくと、すっかり萎えてしまった陰茎を
含んだ。力の入らない陰茎を口内で舌を使って優しく転がす。

「くうっ!…」
ある程度まで昇りつめていた以上、再びギンギンに力を取り戻していくのに
時間はかからなかった。膝立ちすると、勃起を乳房に導いて尿口を乳首で
コリコリとくすぐってやった。姜維の視覚的興奮が一気に昇りつめていく。

「…そろそろね…。じゃあそろそろ四つん這いになって?」
もはや何も言わず渋々四つん這いになる姜維。貂蝉はまるで今から大規模な
いたずらをする無邪気な子供のような表情をしながら、頬をどんどん朱に
染めていった。

「…そうそう…いい子ね?…じゃあ…いくわよっ!」
貂蝉は右手人差し指をペロペロと舐めて充分に濡らすと、姜維の肛門に
ツプ…と挿入してしまった。

「うくああっ!!ちょっ!!ちょちょちょっ…ちょちょうせんちょんっ!!!」
意味不明な言葉を発する姜維。無理も無いが。
貂蝉は乱暴にするでもなく、ただ人差し指の第一関節辺りまで挿入を終えると
姜維がある程度落ち着くのを待った。

「ううっ…くあ…ちょと…ちょせん…さんっ!…そこぉはっ…!!」
言葉とは裏腹に姜維の勃起がビクビク!!と激しく脈打っている。
「まあ……♪………これはすごい………♪」
160ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:39 ID:uL7fwjmW
指を挿入したまま低く屈んで勃起の反応を観察し始めた貂蝉。あまりの淫靡な
光景に空いている左手で口元を隠して恥らう態をとるものの、目線は勃起に
くぎ付けである。あまり長くするのも不憫だと思った貂蝉は仕上げに
かかる事にした。突如肛門に刺さる第一関節をクイッ!と下に曲げた。

「うわああーーーーーーッ!?」
ビュッ!!ビュッ!!ビュクッビュブッ!!プピューッ!ピュプー…

姜維は四つん這いのまま、直接前立腺に刺激を与えられて射精してしまった。
床に対して直接精液を放射させる姜維にとっては、恥ずかしさよりも圧倒的な
快感が勝っていた。

「うわ…すごい……♪」
「うあっ!!くっ…!…あっ!!…あ…ああ………………」
ガク…と転がり、仰向けで床に倒れこんでしまった姜維。

「…うおっ!?」
貂蝉はいまだ尿口に残る最後の精液を舌先でチロチロ…と舐め取り、姜維を
気遣った。目を合わせながらゆっくりと唇でしごいて力を取り戻させた。

「…プハ……ん〜、濃いわぁ…。まだまだ…元気そうね…?」
「ちょ、貂蝉さん……。」
勃起から口を離すと、姜維の胸元に抱きつくようにして絡まった。
161ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:39 ID:uL7fwjmW
「…ん?なあに?」
「こ、今度は普通に…やりませんか…?」
「…いいけど…条件が二つあるわ…。」
「な、何ですか?」
「一つは当然…明日はわたくしたちに投票するコト…。」
「も、もちろんっす!!」
「ふふ…♪もう一つは…」
姜維の耳元でそっと囁く。
「『普通』…でいいけど…『激しく』してよ…ね…?」
「は、はいーーーっ!!」
「きゃぁあああんっ♪」


こうして貂蝉の『 最後のお願い(?)』は終わっていった。
162ヒロとでも名乗っておこう:03/04/12 14:47 ID:uL7fwjmW
今回はだいぶ貂蝉タンが頑張ってくれました。あれよあれよと言う間に
おしっこまで…。ふう…。
最初は姜維が形勢逆転してアヘアヘ言わす!!ってシナリオだったんですけど、
ちょっと今回は無しの方向で。お気づきの方もいらっしゃると思いますが
実は今回の団名争奪戦、いろんなプレイに貂蝉してまして…。
今作は最後の最後までお楽しみ下さい。おそまつ様でした。
163名無しさん@ピンキー:03/04/12 16:44 ID:qXLKOpMO
http://homepage3.nifty.com/digikei/
(σ・∀・)σ(σ・∀・)σ(σ・∀・)σ
164名無しさん@ピンキー:03/04/12 18:10 ID:20GpYL+B
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!
>>ヒロさん、これからもがんばってください!
165 :03/04/12 18:31 ID:bWzMJpQr
166名無しさん@ピンキー:03/04/12 20:19 ID:9cvDSYMA
ヒロさん最高age
167名無しさん@ピンキー:03/04/12 21:03 ID:4OTzF780
ヒロたん
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!
もう一人残ってると思うので期待sage
168138:03/04/12 23:34 ID:cjeRP3rK
首筋に唇を落としながら、甄姫は司馬懿の胸をはだけた。血管すら透けてしまいそうなほど色が
白いが、意外と筋肉がついていて、たくましい。常軌を逸した状況にも関わらず、彼は体全体で
ゆったりとした呼吸を繰り返していた。
「どうしました、甄姫さま?」
灰色がかった瞳は、低く優しげな口調に反して、氷のように硬く、冷たい。
『私ともあろう者が――』
その冷たさに、一瞬、圧倒されてしまっていた。

……気を、取り直す。唇をかるく開いて、まずは鎖骨へと躍らせた。初夏の気候に汗ばんでいる
ものの、香でも焚き染めているのか、男臭さは微塵も無い。
骨の筋に沿って、きめの細かい皮膚に舌を滑らせた。硬質だが無機的ではない感触を味わいなが
ら、片手で肩口を愛撫し、衣服を落とさせる。完全にあらわになった上体は仰臥したまま、重さ
に抗うことが無いかのように脱力していた。
つぅ、と舌の裏側が擦れるようにして、一気に胸のあたりまで顔を下ろす。右の乳首を上下の唇
で挟み、転がしながら、半ば強引に彼の背へ腕を差し込んだ。彼女の意向を理解したのか、司馬
懿のほうも上体を起こし、寝台の端にもたれかかる。
その太股の上に跨ったまま、甄姫は彼の体を片腕で抱きしめた。もう片方の手指で脇腹から胸の
線をくすぐり、臀部に這わせ、胸もとにはますます深く顔をうずめる。

「ふ……ぅっ、ん……」
時折り響く湿った音とともに、いつの間にか悩ましげな甄姫の吐息が夜闇を渡っていた。
焦らして、焦らして焦らして、彼を自分に執着させる為に、夫にもしたことのない濃やかな愛撫
をしているのは自分だというのに、何故か体が、熱い。
間近で聞こえる司馬懿の鼓動は徐々に速まり、つたいおちる汗は熱を増しているというのに、彼
は一向に屈服する様子を見せていなかった。
熱い……熱い。体が熱い。熱を冷ます、愛撫が欲しい。
「司馬懿どのっ……!」
切羽詰った甄姫の声に、司馬懿は長く深く、息を吐いた。
169138:03/04/12 23:34 ID:cjeRP3rK
温かくずしりとした、重くは無いが重みのある感覚が、司馬懿の上に確としてあった。
それはうめきとも喘ぎともつかない声をあげながら、乱れもそのままに、彼にすがりついている。
――くちゅりと、小さく淫靡な音が響いた。
「甄姫さま。知に優れ、芸を尊び、いかな才女もしのぐ貴女も、
……いや、そんな貴女であるからこそ、このように、色の道にも通じておられるのでしょうか」
「そ、そのような事……司馬、ぃっ……言わないで……」
皮肉げな語調に、言葉を向けられた相手は頬を赤く染めて首を横に振る。そんな彼女のほつれ髪
をまさぐって、司馬懿はこの上なく楽しげに、邪悪に、微笑んでいた。
「先ほどの愛撫も、なかなかの物でした。話に聞いた――雛氏といいましたか、かつて曹操さま
の愛したあの娘に勝るとも劣らない」

彼は、大きく裾の開いた甄姫の服の中に手を差し入れ、長い指を股間に伸ばしていた。
器用に下帯のみを取り払い、既に潤いきっている陰部を撫で上げる。充血し、肥大していても慎
ましやかな大きさの花びらをつまんだ指を、そのまま上のほうへと運ぶ。
「ふあ、あぁんッ!!」
突起をつつむ皮膚をめくられ、核の部分を中指の爪の腹で擦られる。そこに至って、甄姫は反射
的に首を反らせた。じわじわと生温かい液体が溢れ出して、司馬懿の手首や寝台につたいおちる。
脱力していた体からはさらに力が抜け、均衡を失った体はがっくりと彼の胸板にもたれかかった。
飾り襟を取り払って大きくはだけた胸に、今度は司馬懿が指を落とす。
体を支えながら豊かな双丘を揉みしだき、淡紅をして強張る乳首を控えめに吸い上げる。
そこここから官能を刺激され、甄姫の中では狂おしく熱っぽい情感がせりあがり始めていた。

「あ、あ……っ、しば、い……もう……、もうだめ……っ」
切実な感情の昂ぶりは、声となって現れる。どうしようもない感覚を、甄姫は持て余していた。
せき止められていた泥のように、喘ぎが溢れ――
「そうですか。駄目、と、言われますか」
次の瞬間、それは涙まじりの声に取って代わった。
170138:03/04/12 23:35 ID:cjeRP3rK
「貴方は、……っ」
ぴたりと愛撫を止めてしまった司馬懿に、甄姫は何とも言いようが無かった。
ぎらぎらとした眼で見つめられた、彼はそつのない声と表情でこう返す。
「甄姫さまは私に向かって、確かに駄目だと、止めろとおっしゃいましたが?」
「だ、誰も止めろとは言っておりません!」
「ほう……、あの淫らにして、人の理に反するような行為をですか」
「司馬懿っ……」
理不尽な仕打ちに激するのと、与えられない刺激に涙するのが半々といった彼女を、司馬懿は
一見して冷淡な目で眺めていた。
「この行為を続けたいと、おっしゃいますか、甄姫さま」
低く神経質な声が、魔的な風合いをもって鼓膜に響きわたる。それにつられるようにして甄姫
が頷いた瞬間、彼女は半身を押さえつけられた。
「ならば、その前に私を満足させるべきでしょう」
解けかかった帯と布の隙間からは、大きく屹立した肉茎が姿をのぞかせていた。

「ふ、ぅ、うぅ、ん……」
……ぎりぎりまで我慢しても、三分の二が精一杯と言うところ。長く、太く、そして、硬い。
"顔なし"の曹丕とは根本的に質の違うそれを口に咥えて、甄姫は驚き、戦慄していた。
あまりに不遜にして、不純ではある。しかし、彼女としてはこう思わざるを得ない。
『――今まで何のために、私はあんな者に身をゆだねてきたのか』
魏帝の長子の妻。それに伴なう地位と名誉。しかし、熟した体を不毛で稚拙な行為に『浪費』
してきた彼女にとって、今この瞬間、それは石くれと同義と言えるものになっていた。
口蓋を限界まで開かされて、苦しい。苦しいのをおして舌を伸ばし、くびれた部分にまとわせ
る。口で足りない部分は指で押さえ、溢れる唾液を潤滑にして擦りあげる。ゆるやかに頭を上
下させつつ、股間の疼きは止まずとも、そういったところとは別の次元で、
彼女は満たされていた。
171138:03/04/12 23:35 ID:cjeRP3rK
覚えれば覚えるほど虚しさを感じていた技巧を尽くして、幾時が経っただろうか。

「っ、く……」
うめき声が、耳を衝いた。わずかに裏返った、気取りがないと言えば可笑しいのだろうか、
そんな声だった。呼吸が明らかに浅くなって、時折り耐え切れずに、声として吐き出される。
声は、なおも続いた。声に応えるように、彼女は相手の亀頭を舐めあげ、茎を締め付け、口内
の粘膜で全てを包み込んだ。じゅる、と響く品の無い音すら、いとおしいと思えていた。
嬉しい。うれしくて、たまらない。
「甄姫……ッ」
「ぅ、んんっ!!」
ふいに、乱暴だが乱暴だと思わせない動作で、頭を押さえつけられた。夫から贈られた飾りが、
髪から外れ、硬い床へと転がり落ちる。それと同時に、喉の奥へ熱いものが放たれた。
流れ込んでくるそれを反射的に飲み込んで、上を見る。
「司馬懿……っ」
台詞の途中で、存外に強い力で抱き上げられた。一度欲望を放出したにも関わらず、視界に入っ
た彼自身はほとんど力を取り戻している。
首筋に、彼の髪がざらりと触れて。
「あぁッ……」
待ち望んでいた、それ以上の感覚が、甄姫の体を深く貫いた。

がくがくと揺さぶられて、これまで感じたことの無い狂暴な衝動に全身を支配される。しとどに
濡れきった内部を途方も無い剛直でえぐられ、その細かな襞を、途方も無い熱が擦りあげていた。
突き上げられて体が浮くたび、精神までも開放されるような錯覚がある。抱きしめられている
胸に舌が躍るたび、一段上の鮮烈な感覚が忘我をうながす。
甄姫は汗にぬめる体で何もかも忘れ、はばかりなく涙を流し、はばかりなく声をあげていた。
172138:03/04/12 23:35 ID:cjeRP3rK
……けれど、やはり司馬懿は司馬懿であった。

「っく、ぁ……あな、たは……もう」
妻のいる身だからか、生来の向上心のなせる業か、彼には間違いなく、技巧がある。
先刻から彼女は、登りつめようとしてどうしても、急所を外した彼の動きに苦しめられていたのだ。
しかも。
「どうしました? 様子がおかしいですよ、甄姫さま」
軍略に反して受け身になると弱い傾向があったらしく、攻勢にまわっている彼は余裕綽々といった
態度でこんな台詞を口にする。このような趣向が面白いのか、長期戦において彼自身は硬度を増す
ことこそあれ、萎えるようなことがまったくなかった。
一度絶頂を極めた彼はともかく、中途半端な状態の続いている彼女は気が気でない。汗に濡れる頬
は熱をもち、半ば閉じられた瞳はとろけてしまいそうになりつつも底光りしていた。

「……さぁ、いかがしますか」
すでに彼の口調には、疑問の欠片も無かった。
「……貴方らしくもない……策ですこと」
そんな言葉に対するに、甄姫はすぐさま行動に移る。
「こうすれば、よいのではないのかしら」

それすなわち――司馬懿の体を、寝台へ押し倒す。
繋がったまま跨られ、彼はしてやられたとばかりに、平時のように声をあげて笑った。
「流石ですな、っ……」
続く台詞の、語尾が乱れる。
「ふッ、も、ぅ……無駄な話は、終わりにしましょ……」
かたちばかりでない、芯から妖艶な声で、彼女は宣告した。
173138:03/04/12 23:35 ID:cjeRP3rK
嵐のような時が過ぎて、荒い呼吸が引き潮のように収まってゆく。
放埓の限りを尽くした後とは思えない冷ややかな眼を、司馬懿は天井へと向けていた。

彼の胸の上には温かくずしりとした、けれども何の感興も呼び起こさない――
脱力しきった甄姫の体が、覆い被さっていた。
「……埒も無い」
なるべく衝撃を与えぬように、司馬懿はその重さから抜け出す。濡れた肌を拭き服を替えて、ひと
とおり居住まいを正した後に、息をついて窓の外に目をやった。
彼の脳裏には、激した瞬間の甄姫の声が、鮮明に刻まれている。

『裏切りという言葉など、一体何になろうか』

「こういった台詞を吐くということは、――自分が裏切るのにも、裏切られるのにも、抵抗が無い。
そういう事になりますな、甄姫さま」
自分の台詞にひとしきり哄笑すると、彼は一転して悪意を剥き出しにした表情を浮かべた。

「……そのような挑発に乗るか、馬鹿めが」


――月はもう、登りゆく陽に隠されようとしていた。


 終わり
174138:03/04/12 23:39 ID:cjeRP3rK
ホントは昨日と同じような時間帯に投下したかったのですが、
遅くなってスミマセンでした。
そっちにスマソというか、エロパロなのに最後の最後で猫かぶってて
申し訳が無いです……そっちはヒロ氏がいるので構いませんか(´Д`)
こんな未熟な者ですが、期待してくださってとても光栄です。
読んでくださって、どうもありがとうございました。
175名無しさん@ピンキー:03/04/13 00:41 ID:c+XSlixU
>>138
乙彼です!
最後のしめもヨカタです…(*´Д`)
176名無しさん@ピンキー:03/04/13 01:02 ID:RCNTRn7Y
ヒロ氏&138氏
波状攻撃でキヤガッタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

もはや何も言うまい。最高!
177名無しさん@ピンキー:03/04/13 07:09 ID:XMagEzP5
司馬っち、イイ!!
178前スレ925:03/04/13 13:39 ID:ISEiGkR9
─建業の城─


一騎の馬が猛スピードで駆けてきた。一人の女がまたがっている。その女は馬から降りるなり、一目散に城内へと走っていった。
その様子を後から来た護衛達が呆れた目で見ている。

「あー、もう!また調練するつもりなのか?」
「もう夜も遅いってのにやってらんねーな」
8人いる護衛が口々に文句を言っている。
この日は所用で江夏まで出て、その日のうちに帰る。というかなりハードなスケ
ジュールだったため兵はもうヘトヘトである。なのにこれから調練となると、もう
やってられねー状態なのだ。
「なぁ、殿に頼んでなんとかしてもらおーぜ」
「あー、ムリムリ。孫権殿も苦労してるみたいだぜ?あの姫様には」
「ってかよ、もうこんな時間じゃ誰も調練なんかしてねーだろ」
時間はすでに午前1時を回っている。確かに調練場に人がいる可能性はかなり低い。
「あー!決めた!俺は今日は寝る!!」
「いいのか?姫になにかあったら責任は俺らに・・・」
「調練で殺されるこたぁねーだろ」
「それも・・・そうだな」

ここに護衛兵達の意志がひとつに固まった。

8人の意志の力は強く、すぐさま護衛達はズカズカと城内に消えていった。

ガラッ!

勢いよく調練場の扉が開いた。
「あちゃ〜・・・やっぱ、いないか・・・」
最初から期待はしていなかったつもりだが、やはりどこかで期待してたのだろう。
孫尚香の顔には落胆の色がうかがえる。
179前スレ925:03/04/13 13:40 ID:ISEiGkR9
「護衛達も来ないし・・・・私も寝ようかな・・・・」
孫尚香が大きくため息をはき、扉を閉めようとした時だった。
「おらぁっ!!」
男の怒鳴り声だ。
「え、誰かいるの?」
尚香の顔が一気に明るくなった。
「あぁ!?」
荒っぽい声だ。まるで賊のような・・・賊?
「わかった!あなた甘寧興覇ね?」
「だったらなんだよ?」
甘寧の姿が尚香の目からもはっきり見えるようになった。
「ねぇ、私が調練の相手してあげるわよ!一人でやっててもあまり意味ないでしょ
!」
尚香の両手にはすでに乾坤圏が握られていた。
「あぁ?ご遠慮だね。テメーみてーなザコと練習したら逆に弱くならぁ」
尚香の顔がムッとした。
「なによ、それ!女だからってなめないで・・」
グワッ!
いきなり甘寧の剣の切っ先が尚香の顔に向いた。
「うぜぇよ。邪魔なんだ。消えてくれ」
「・・・・・イヤよ!」
左手で持っていた乾坤圏で甘寧の剣を弾いた。
「てめぇ・・・・・」
チッと甘寧が舌打ちをして言った。
「わかった!わーかったよ!準備するからちょっと待ってろ!」
「準備って・・・そのままやればいいじゃない」
「俺が剣もったらオメェ死んじまうだろーが!」
甘寧が真顔でそれをいうので余計に腹が立った。
(ムカツク・・・・後悔させてやる!)
「おーっし、来いや!」
甘寧は盾しか身につけていなかった。
孫尚香はあえて何も言わず構えた。
180前スレ925:03/04/13 13:42 ID:ISEiGkR9
キィンッ!キィンッ!
金属同士のぶつかる音が間髪おかず響いている。
孫尚香の繰り出す一撃一撃を甘寧は的確に弾いていた。
「・・・・へへ、どーした?一撃もはいんねーじゃねーか」
「・・・・・・」
尚香は無視した。ここで怒ってリズムを狂わしてしまっては一武将として恥だ。
「けっ、いつまでこんな事続けるつもりだよ!」
尚香の左手の圏が甘寧の盾に触れたときだった。
ガキィンッ!!
甘寧は今までとは比にならない力で圏を弾いた。
「あっ・・」
その衝撃に絶えきれず尚香は乾坤圏を放してしまった。
手放された乾坤圏は大きな弧を描き闇に消えていった。
遠くでカランッと音がした。
「へへっ、そんなもんかよ。やっぱザコじゃねーか」
「・・・・・そんな・・・」
乾坤圏は両手揃って意味がある。
片手だけでは淡泊な攻撃しかできない。
「負けた・・・・」
181前スレ925:03/04/13 13:48 ID:BtUgB3iu
尚香はうつむいた。泣きそうになったが耐えた。
「へへっ、おい、うつむいてなんかいねぇでこっちむけよ!」
「あ、いたっ!」
甘寧は尚香の髪の毛を鷲掴みにし顔をむりやり自分の方にむけた。
「やっ!なにすんのよ!」
「へへ・・・カワイイ顔してんなぁ・・・。おい野郎ども!」
甘寧の一声でぞろぞろと兵達がでてきた。
「な・・・なによこいつら!あんたの兵なの!?」
「そーだよ。実はなぁ・・・最近俺ぁ・・・欲求たまってんだよ・・・」
「・・・・・へ?」
甘寧の視線が尚香の胸元に注がれている。
「なっ・・・」
尚香は逃げようとしたが髪の毛をつかまれてるせいで逃げられない。尚香は残っている右の乾坤圏を振り上げた。
「甘ぇよ!」
尚香の一撃はあっさり盾で防がれた。
「おいテメーら、その手おさえてろ」
兵達がニタニタしながら尚香に近づいてきた。
「いやっ!近づかないで!」
兵の一人が尚香の右手の乾坤圏を力ずくで奪った。
「な・・・なにをするつもりよ?」
「へっ、決まってんだろー・・・が!!」
ビリリッ!!尚香の衣服がへその辺りまで引き裂かれた。
「い、いやああっ!!」
きれいな肌もふくよかな胸も露にしている。
「うひょー、たまんね!テメェらしっかり押さえとけよ・・・」
兵が三人がかりで尚香を抑えた。甘寧は装着していた盾を取り外し、手を胸に延ばそうとした。
「いや!いやいやいやいや!!」
尚香は精一杯の抵抗をした。その抵抗のおかげで露にされた胸がプルプル揺れていた。
「おいおい、しっかり押さえとけっていってるだろーが・・・」
兵が二人加わり五人で抑える形になった。
182前スレ925:03/04/13 13:49 ID:BtUgB3iu
改行が多すぎますばかりでるよウワァァン
183名無しさん@ピンキー:03/04/13 14:08 ID:sh5X09Pi
>182
尚香タン、ハァハァ(*´Д`*)
184名無しさん@ピンキー:03/04/13 14:32 ID:rJuQNU0/
豊作ダ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ッ!!!!

でもヒロ氏の話がいったん終わってからが良かったかもといってみるテスト
185名無しさん@ピンキー:03/04/13 14:32 ID:A9BWyhnO
186名無しさん@ピンキー:03/04/13 22:19 ID:fxhTNdsY
期待age!
187ヒロとでも名乗っておこう:03/04/13 22:35 ID:g5hrIoWH
おおっ…新たな陵辱が…(w
期待っ!!
188前スレ925:03/04/13 23:04 ID:ATP25wWC
尚香は動きたくても動けなくなった。
「へへへ・・・」
甘寧はゆっくり顔を胸の辺りまで下げ、親指と人差し指で胸にある桃色の突起をつま
んだ。
「ひっ!」
そのまま甘寧は指でクニクニと突起をいじっている甘寧が指を動かす度にピクッピ
クッと尚香の身体が揺れた。
「やめて・・・やめてぇ・・・・」
「早くも感じちまってんのか?まだまだこれからだってのによ」
「違う!感じてなんか・・・あっ!」
今度はその突起をくわえた。そしてゆっくり吸い始めた。
「う・・・うぅんっ・・・・・やめて・・・やめてよぉ・・・」
口の中で舌がねちっこく固くしこった突起を舐めている。
甘寧はもう片方の腕でフリー状態のもうひとつの膨らみを揉み始めた。
ちょっと力を入れるだけで膨らみの形状が変わる。
甘寧の手のひらは吸い付いたように膨らみを揉み続けた。
「んあっ・・・はあ・・・はあ・・・」
甘寧が口を突起から放した。腕はまだ膨らみを揉み続けている。
「最っ高だな・・・さすがは姫様ってとこか・・・。さて・・・下の方は・・・」
「いやぁっ・・・・みないで・・・・っ」
そんな微弱な抵抗では甘寧の行動を止めることはできなかった。
189前スレ925:03/04/13 23:05 ID:ATP25wWC
孫尚香の身体のすべてが露になった。
抜群のスタイルだった。キュッとしまった腰回り、スラリと伸びるキレイな脚。
どれをみても完璧な身体だった。
尚香は顔を真っ赤に紅潮させ唇を噛んでいた。
「まーさかここまでとはなぁ・・・姫さんは鎧の中にとんでもねぇものを隠してたも
んだ」
距離をおいて尚香の身体を眺めていた甘寧がゆっくり近づいてきた。
尚香はチラッと甘寧の方を見た。その眼からは今にも涙がこぼれ落ちそうである。
「脚、開け」
尚香は無言で首を振った。
「ちっ、しゃーねーな」
甘寧は両手で尚香の両脚をかかえて持ち上げた。
「うう・・・・」
尚香の腰が宙に浮いた。
甘寧は片方の脚だけを手のひらで支え、尚香の秘部を覗き込んだ。
「やだぁ・・・みないで・・・」
尚香は甘寧に秘部を見られないように腰を振った。
しかし、それもただ、いやらしい動きにしか見えなかった。
「じっとり濡れてるじゃねぇか・・・淫乱だな、姫さんは」
「違う・・・私は・・・」
「さぁて、感触はどうかなっと・・・」
甘寧は中指をピトッと割れ目にそえた。
「あっ!いやぁっ!あ・・・あぁ・・・」
その指をゆっくりゆっくりと割れ目にそって這わせている。
「ん・・・うんっ・・・・」
「急激に濡れてきたなぁ・・・・ほんっと淫乱だ姫さんは」
「そんなこと・・・・言わないで・・・・」
甘寧は中指を離した。指の第2関節あたりまでにじっとりとした液体がついていた。
190前スレ925:03/04/13 23:07 ID:ATP25wWC
「続いて味はどうかなっと・・・」
甘寧が舌をペロッと舌を弾いた。
「んんっ!!・・・」
「よしよし、味もいいじゃねーか!じゃ、一気にいくぜ!」
「え・・・?」
甘寧が下半身の衣類を脱ぎ捨て尚香の腰をつかんだ。
「よっ!」
ヌブッ!
「ひ・・い・・あぁぁあああ!!」
一気にいくぜと言ったとおり甘寧は休むことなく腰を動かし続けた。
「ひうっ!いやぁ!やめてぇ!抜いて!抜いてぇ!」
約3分ぐらい経っただろうか。やっと甘寧が腰の動きをゆるめた。
「おぉし・・・護衛ども!もう放していいぜ・・・」


甘寧がそういうと護衛達は無言で今までずっと尚香の肩を押さえていた腕を放した。
尚香に抵抗する力など残っているはずもなく尚香はもたれかかるように甘寧の胸板に
寄りかかった。
「よしよし・・・てめぇらはホント忠実でうれしいぜ・・・」
尚香はボーっとする頭の中で自分の護衛の事を思った。
自分の護衛と甘寧の護衛を比べてみると思わず涙がこぼれた。
今まで必死に耐えた涙だった。
「さぁて、これからが本番だ・・・」
甘寧は力無い尚香の身体を床に寝かせると
少し間をおいて自分もしゃがみ込んだ。
「やめて・・・」
尚香はほんの少しだけ腰を動かし亀頭の先を自分の割れ目からずらした。
「さ、もうそんなに夜も長くねぇ、周瑜様とかぁ早起きだからな。さっさと終わらせ
るぜ」
そういうと甘寧は尚香の両脚を抱えこみ長い間たぎりっぱなしの陰茎を一気に突き刺
した。
191前スレ925:03/04/13 23:09 ID:ATP25wWC
「んぁぁっ・・・あはぁ・・・はぁ・・・」
甘寧が腰を動かす度に発する喘ぎが、役目を終えつったっているだけの兵達の股間を
も刺激した。
「あっ!!ああっ!!あああっ!!」
グチュグチュヌチュヌチュといやらしい音が兵達にも聞こえるようになった。
「もうすこしだ・・・もうすこしでたっぷりたまったモンをぶっかけてやらぁ」
甘寧の根棒がさらに奥へと突き上げる。
尚香は声にならない声をあげつづける。
「うあっ!!うぅんぁああっ!!ひあああっっ!!」
喘ぎが悲鳴にかわり、甘寧の息も荒くなり始めた。
「オレァ、やさしいからなぁ・・・中に出したりはしねぇよ・・・姫様だしな」
「ひぅんっ、んあっ、ひゃあっ!!」
「いくぜ・・・いくぜ・・・いくぜぇぇ!!・・・うっ!!」
ヌポッという音をたて、甘寧の陰茎が尚香の膣内から抜き出された。
そして亀頭の先からいきおいよく白濁液が飛び散った。
「・・・・・・・」
「・・・・ふぅー・・・イッたぜ・・・」
192前スレ925:03/04/13 23:09 ID:ATP25wWC
「甘寧様、そろそろお時間が」
今までずっと黙っていた護衛が口を開いた。
「ん?ああ・・・ちょっと待ってろ」
孫尚香は腰をぺたんと床につけて地面を見つめていた。
「おい、姫さん。」
「・・・・・・・」
チッと甘寧がまた舌打ちをした。
「いつまでも、うなだれてんな!」
甘寧は尚香に手を差しのべた。
「あんたなんか・・・・」
尚香は弱々しい瞳で甘寧を見た。
「立てって!」
グイっと尚香の手を引っ張り、尚香を立たせた。
「どうなるか・・・わかってるの・・・?」
「知らねぇよ。それよりテメーは弱すぎるぞ!」
「なによ・・・なによ・・・なんなのよぉ!みんな・・みんな女だからって馬鹿にし
て!!私が戦場に出ちゃいけないの!?女は戦場にでちゃいけないっていうの!?」
尚香は涙をボロボロ流しながら甘寧の方を向いて叫んだ。
「馬鹿かテメェは!!!」
甘寧が怒鳴る。
「誰もテメェが女だからなんて言ってねぇ!!今のお前じゃ力不足なんだよ!!簡単
に武器弾かれたり、武器がなくなったらすぐあきらめたりよぉ!!そんなんだから殿
や周瑜様がしつこく言うんでぇ!!わかったか!!」
「・・・・・」
尚香は黙り込んでしまった。
反論ができなかった。
「これでも着て自室で休んどけ!!いくぞ!テメェら!!」
甘寧の着ていた上着がフワフワと宙を舞い、尚香の腕にかかった。
調練場には尚香以外、誰もいなくなった。
尚香は甘寧の上着をゆっくり着て、調練場を去った。

続くかも
193前スレ925:03/04/13 23:12 ID:ATP25wWC
うーむ、どうですかね?
やはり犯ってるシーンの表現などはとても難しい・・・。
一応、続編の構想はある程度できてますが、まだほとんど書いていません。
待ってくださる人がいたら、気長に待っていてください・・・。
194名無しさん@ピンキー:03/04/14 06:58 ID:1t09T0r9
尚香たんイイ!
おかげ様で朝からハァハァ(´Д`*)
195名無しさん@ピンキー:03/04/14 18:20 ID:c0QcRI3o
尚香タン・・・たまらん
196名無しさん@ピンキー:03/04/15 10:23 ID:r+jNyghK
>193
是非、続きをおながいします。
首をなが〜くしてマッテマス。
甘寧×尚香もなかなかいいですな。ハマりました。
197アンチ名無し:03/04/15 21:33 ID:IcU/TghT

        _..._  
      ,:'"● >
      | <゚Д)  < 最高
      | <゚Д)  <最強
      | <゚Д)  <神
      (ノ  ̄|)
  ∧..._...ノ    !
  !、___,,....イ
       U U


198アンチ名無し:03/04/15 21:34 ID:IcU/TghT
不覚ageてしもた。
199ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:28 ID:Wte8x+xg
>>161続き。みんなで秘密の花園を覗きましょう…

月英と大喬は夕食後、月が優しく照らす宮殿内をプラプラと散歩していた。
もちろんお互いしっかりと手を繋いで仲良く寄り添いながら…。
「あっ、月英さん!見て見て!…大っきくて…綺麗な星〜…」
「まあ…本当…♪」
「あれが見え始めると…たくさん雨が降って…それが終わると夏は目の前…」
「そうよね…。大喬ちゃんは夏…好き?」
「う〜ん…嫌いではないですけど…」
「…けど?」
「ん〜…やっぱり過ごしやすい春と秋が好き…かな?えへへ、ずるいかな?」
「うふふ…。」
「…月英さんは夏がお好きなんですか?」
「そうねえ…」

夜空を眺めながら思案する月英の白く可憐で麗しい首筋に見惚れる大喬。

「…少し答えになってないかもしれないけど…夏とか冬とか…つらい季節が
 無いと春とか秋とかの心地よさが分からない、という意味では大事かな?」
「…そうですね…(素敵…大人だなあ…)」
「あっ、そうだ!」
「ふえっ!?」
「…クスッ♪なあに?…その『ふえっ』って?」
「…きっ、気にしないでっ!…どうしたんですか?」
「今夜って城下町でお祭りやってるのよ。…よかったら行ってみない?」
「えっ、お祭り!?…行きたい!」
「じゃあ…ちょっと行ってみよっか?」
「うんっ♪」
200ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:28 ID:Wte8x+xg
…トンツクトンツク…チキチキ…トントコトン、トントコトン…
まるで昼間であるかのように大量の炎を灯らせ並ぶ屋台。行き交う人々。
どこか幻想的な雰囲気を醸し出す祭りの中を二人は進んでいった。

すれ違う人達が二人に目をとられるのは仕方の無いことだった。
絶世の麗女と可憐な美少女が手を繋いで仲良く歩いているのだから。

「…すごい活気……それに明るくて…まるでお昼みたい…。」
「ほんとね…。あらっ、大喬ちゃん!あれ見て…お面がいっぱい!」
「…あはっ、ほんとだ♪」

「…見て…大喬ちゃん。売ってる方もお面してる…♪」
「ほんとだ…。猫さんのお面…可愛い〜♪」

『いらっしゃいませ〜』

「(げ、月英さん…!この方、若い女性みたいですね…?)」
「(…あら、ほんと。でも…)」
面を付けているものの、肩まである長い髪や声からは確かにその売り子は
若い女性のようだった。年齢は大喬と月英のちょうど中間ほどであろうか。

『何かどうでしょう?…皆さんのおみやげに…』

「…そうねえ…皆さんに何か買って帰りましょうか♪」
「う、うん…。(…どうして『皆さん』って知ってるのかな…?)」
「甄姫さんは…当然このカッパね。…貂蝉さんは…あっ、もちろんこの蛙ね。」
「(ううっ、その基準が分からない…)え、えーと…小喬には…猫さんで…
 尚姉様には…熊さんかな…?」

『毎度〜。……ところでお二方は…お面の本当の意味って…知ってますか?』
201ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:29 ID:Wte8x+xg
「…えっ!?………わかんない…。………月英さん分かります?」
「う〜ん…たぶん……顔を…正体を…見られないため…かな?」

『…ご名答。付け加えるとすれば、その正体が知られたくない場合と
 知られてはいけない場合があることもお知り置きを…』

お面越しにどこか異様な雰囲気を醸し出すその売り子に
気持ち悪さを感じた大喬は、グイッと月英の服を掴んで促した。
「…げ、月英さん…次…行きません?」
「…そうね。あらっ!?」

ヒュ〜〜〜〜〜…………ドドドーーーン!!……パパパパパ……

二人の後ろ側で打ち上げ花火が始まった。その轟音に振り向く二人。
「わあっ!わあーーっ!!きれーい!!」
「まあ!本当に…!!」

「…おっと、始まりやがったな!!…らっしゃい、お嬢ちゃん達!!
 悪いな、ちょっと厠に行ってたもんでよ!…何かお面はいらないかい?
 …ってもう持ってるじゃねえか!…はっはっは、悪い悪い!」

お面屋を振り向くと、そこには頭に布を巻いた中年の男がいた。先程の面を
付けた女性はいない。大喬はその男に詰め寄って直感のまま質問した。

「お、おじさん…もしかして…ここのお面屋さん?」
「もしかして、もあるかい!この屋台を一人で切り盛りしてもうかれこれ
 二十年になるってんだ!わっはっは!!」

「じ、じゃあ…さっきの女性の売り子さんは…?」
「女ぁ?…女房はいねーし、雇い人もいねーよ?わっはっは!!」
202ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:30 ID:Wte8x+xg
「え…う、嘘…」
「大喬ちゃん…次…行きましょう…?」
「…う、うん…。」
「またな!お嬢ちゃん!!」

その後、別の屋台で砂糖菓子を買うと人を縫うようにして広場へと向かった。
「あ…。あそこ座れそうね♪…………よいしょっと。」
「…」
「…大喬ちゃん?…食べないの?……美味しいわよ?」
「げ、月英さん…。さっきのって…」
俯いて微動だにしない大喬に目をやると、月英は優しい口調で答え始めた。

「…そうね。こちらの方ではなかったみたいね?」
目を見開いて月英を見つめる大喬。
「ゆっ、幽霊さんっ!?」
しかし、ゆっくりと首を振ってそれを否定する月英。
「…でもね。あちらの方でもなかったと思うの。もっと…こう…何て言うか…
 偉大というか…次元の違うというか…」
「…神様…みたいな…?」
「そう!…そんな類の方だったと思うの。」
「で、でも…ど、どうして分かったんですか!?」
「う〜ん…なんとなくというか…存在は感じたけどは生気は感じなかった…
 みたいな感じがしたの…。」
「で、でも何でお祭りなんかに…!?」
「神様とか…あちらの方ってこういうお祭りが大好きなのよ。」
203ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:31 ID:Wte8x+xg
話を続けていくごとに大喬の目にウルウル…と涙が溜まり始めた。
「はぅ〜〜…。こ、怖い〜…。」
「…でも良い方でしたから…そんなに怖がらなくても…」
「わたし…お化けとか駄目なんです〜!!も、もう夜中に厠に行けない〜…!」
「…ふふっ♪じゃあ今夜はわたしと一緒にいましょうね♪」
「うん…。月英さんは…怖くないんですか…?」
「わたし?…怖いというより神秘的で素敵だったなあ…って思いますね…」
「そう…ですか…。…………小喬ならどうしてたかなぁ?」
「その場で気付いたら…『ねっねっ、握手してよっ!』とか…言いそうね?」

「…わたしみたいに後で知ったら?」
「う〜ん…。いつもの『に、にゃにぃ〜っ!?』…かな?」

「…プッ!」
「うふふふふ…♪」
「あはっ、あははははっ♪」」
スクッと月英が立ちあがった。
「じゃあ…そろそろ…」
「…あれ?…さっきの…猫のお面…。」

風に流されて猫の面がコロコロ…とまるで自分から二人の元へと
近づくかのようにして転がってきた。
「あらほんと。…よいしょっと。…まあ、何か裏に書いてあるわ…。」
「う、嘘っ!?…何て?」

『 大喬さんへ 驚かせてごめんなさい 
  皆さんにもまた会う機会があると思うのでよろしく 女禍 』
204ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:32 ID:Wte8x+xg
「…ですって。女禍…聞いたことあるような無いような…?う〜ん…?」
「はううぅ〜〜っ…また会うとか言ってるよぉ〜…」
「素敵ねえ…神様から会おう、だなんて…♪」
「で、でもぉ…」
「ふふっ、じゃあその時はわたしも付き合いますから♪」
「ぜ、絶対だよっ!……………あ…けっこう遅くなってきましたね…。」
「…そうね。じゃあ今夜は帰りましょうか…お風呂入らなきゃね…?」
「そ、そうですね……お風呂……入らなきゃ…」
大喬の顔に不安な暗さが浮かぶ。

(ひ、一人でお風呂とか…絶対無理だよぉ〜〜〜…)

「………今夜は一緒に入ろっか?」
「えっ!?…う、うんっ!」
二人は少し奇妙な出来事に遭遇した祭りを後にした。


「…月英様、大喬様。お風呂が沸きましてございます。」
月英の部屋で雑談をしていた二人に侍女がその旨を伝えた。

「ありがとう。…じゃあ…入りましょうか?」
「うん。あっ…」
以前から気になっていた月英の胸を再び見れる嬉しさと恥ずかしさで頬を
ポッと桃色に染めた大喬。それを月英が勘違いしてしまうのは仕方がなかった。
205ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:32 ID:Wte8x+xg
「どうしたの?……あぁ、もしかして…アレ?」
「ち、違うよぉッ!…い、行こっ♪」
「あ〜…。もしかして…」
「ギクッ!」
「今さら邪魔くさい…なんて言うんじゃないのでしょうネッ!
 …駄目よ?女の子はこまめにお風呂に入ることからその美貌を…」
「あ、あれ…?」

手首を掴み、美貌のイロハを説きながらズルズルと大喬を半ば
引きずるようにして浴場へと向かう月英。
「…つまりこういう点から見ても体を清潔にするって事は…」
「は、はあ…(ば、ばれてはいないようだけど…トホホ…)」


「さあ、着いたわよ?」
浴場の脱衣場へと辿りつくと、さっそく月英は鼻歌交じりに衣服を脱ぎ始めた。
「ふんふ〜ん♪……あらっ、大喬ちゃん…脱がないの?」
「あっ、うん…。」
背中越しにでも脇下から月英の豊乳の横の部分が大喬を覗いている。
月英に背を向けて大喬もゆっくり、ゆっくりと衣服を脱ぎ始めた。

「…ふふっ、大喬ちゃん…先に行ってるわよ…?」
「あっ、はい!…すぐ行きますっ!」
ザバーン…ザバーン……とかけ湯の音が幾度かしたかと思うと、

「…せぇ〜のっ!…それぇーっ♪」
ザッバァーーーンッ!!

どうやら湯船にピョンッ!と飛びこんだらしい音がした。
「プハァーッ♪…これをしないと一日が終わらないわね、やっぱり♪」
206ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:33 ID:Wte8x+xg
扉が開き、布で前を隠した大喬が入ってきた。俯き加減でゆっくりと歩み寄る。
「さあさあ…一緒に浸かりましょ?」
「う、うん…。」
かけ湯をするためには前を隠している布を手放さなければならない。
大喬は渋々布を置いたが、月英の視線を感じるとすぐに両手で胸を隠して
小さく丸まってしまった。

「…み…見ないでっ……!」
「あら、どうして?…こんなに綺麗な体してるのに?」
「だってだって!!………まだまだ…小さいモン……」
「…おっぱいの事?」
湯船の中でもゆらゆらと豊乳を揺らす月英には罪な一言だった。
「うん…。」
「…。とりあえず…入ろっか…?」
「………うん。」
大喬は元気無く幾度かかけ湯をすると、チャポン…と月英の隣に浸かった。

正座を崩したような姿勢で浸かる月英と、体育座りで湯船に口元まで浸かって
ブクブクブクブク…と泡を作る大喬。時々チラッと月英の乳房に目を流し、
すぐにあわてて元の目線に戻すことを繰り返した。

「大喬ちゃん…。そんなに気になる?…おっぱい…」
「ブク…。」
「ちょっと…見てもいい?」
「ブクッ!?」
大喬はブルブル!と首を振った。水面に波紋が広がる。
「ふふっ、おっぱいの形とか弾力とかでね、大きくなるかとか…
 ちょっと分かるかも知れないの。」
「プハッ…ほ、ほんとっ!?」
「ええ、まかせて♪…さあ…手をどけて?…といっても湯船の中じゃあ
 分かりにくいわね…。ちょっとひざ立ちしてね…?」
207ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:33 ID:Wte8x+xg
唐突に素直になって言う事を聞き出した大喬の裸が月英の目の前に露わに
なった。大喬は真っ赤になって目を固く閉じ、少しばかり震えている。

「むむむっ…これは…!」
「ど、どどど…どう…なんでしょうか…?」

大きさ的には手を丸めて当てればスッポリと吸着するほどの量で、確かにまだ
大きいとは言えないが、その年齢からすると充分に発達した乳房だった。
おそらく前屈みになればそこそこの谷間もできるに充分だろう。
その形は重力に決して負けずに美しい丸みを誇っており、頂点で実を結ぶ
突起は薄い緋色を誇っていて、ひときわ目立ってその存在を主張していた。

「ちょっと…触るわよっ?」
「えぇっ!?…ひゃう…!」

月英は湯船の中からすうっ…と両手を伸ばすと、その丸みにそっと触れた。
ムニュムニュ…と優しく揉んだり、小さ目の乳輪の外周部を軽く摘むと
キュッキュッ…とこねくったりした。

「…んあっ!…んん…んっ…や…や!…やんっ!…あう…だ…だめぇ…」
「むむ…これは…」
「…げ、月英さんっ!!」
「はい、分かりました。」
「ど、どうなんですかっ!?」
「…とっても大きくなるわね、これは。わたしよりも大っきくなるかもね?」

「う、嘘っ!?本当に!?」
「…間違いありません。この弾力、向き、形…。今は身を大地に潜めて
 いますが、将来必ずや天へと駆け昇ることでしょう…。」
「や、やった…!」
その形を確かめるように胸に手を添えて喜ぶ大喬に、満面の笑みを送る月英。
208ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:34 ID:Wte8x+xg
「…すぐにでも大きくなるおまじない…してあげよっか?」
「えっ!?な、なにそれ?…してほしい!してほしいっ!!」
「うふ♪…じゃあ…そのままでいてね?」
月英はチャプ…と音をたててさらに大喬の上半身に近づくと、そっと腰に
手を回した。まるで大喬を逃がさないためであるかのように。

「げ、…月英…さん…?」
月英はクスッと微笑むと、うっすらと目を閉じて大喬の緋色の果実を含んだ。

「ひゃううっ!?」
最初は柔らかな唇でモグモグとその果実を味わった。徐々に果実に血が巡り
コリコリとしこってくると、舌を突き出してチョンチョンと突っつく。

「んひゃっ!…は…はう……んんっ…きゃうっ!…あ、あぁ…だ…めぇ…」

乳首を含みながら、そっと両手を丸みを帯びた胸の柔肉に添えた。
優しく五指を使って揉み始めると、大喬の反応も一段と強くなっていく。

「くうんっ!!…あっ…ひぃあ!…だめ……だ…めぇ…で……すぅ!…あぁ…」

たっぷりと若い乳房を可愛がられて、次第に大喬の目に力が抜けていき
今では熱に浮かされたような弱々しさを醸し出していた。いつの頃からか
大喬はギュッと月英の頭を抱き、月英は片手を大喬の弾力溢れる美尻に回して
そのまろみを味わっていた。次第に月英の興奮も高まっていく。

「…だ、大喬ちゃん…わたしのおっぱいも…吸って…」
209ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:39 ID:Wte8x+xg
月英は大喬と同じく湯船の中でひざ立ちをし、自ら双乳をすくうように
持ち上げて寄せると大喬の目の前に差し出した。大喬にとってそれはまるで
月英の胸に小さい尻が付いているかのような光景だった。
これほど柔らかで巨大であるに関わらず、垂れずに美しい形を誇っているのは
月英の柔らかな胸の奥には強靭な筋肉がある事を証明していた。

大喬は腰を屈めて桃色の乳首を眼前にすると、そっと含んだ。

「あんっ!!」
左右交互に優しく吸いつき、完全に乳首が屹立したのを見計らって威力を
徐々に強めていった。チューチュー…と音を立てて吸いんだり乳首周辺の
乳肉ごと口一杯に咥えると、強烈に吸いこんだ後にポコンッ!と解放した。

「…そ、そんな…に…吸っちゃ…やんッ!!」
解放された柔肉がブルンッ!と大きく弾け、それからプルンプルンと小刻みに
揺れた。

「月英さんのおっぱい…甘くて美味しい…」
とろけるような目で感想を述べた大喬が愛しくて、そっと抱き寄せると唇を
重ねた。くちづけを交わしながら湯船から立ちあがると、月英はそのまま手を
再び大喬の胸に近づけてやわやわと揉み始めた。
210ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:40 ID:Wte8x+xg
「んん……んふぅッ!?……んッ……あん…」
ビクンと体を震わせた大喬もそれに負けじと同じく月英の胸に手をやった。

くちづけが熱く激しくなっていくにつれて互いの胸を揉む激しさも増していき、
とうとう互いに乳首を摘みながら舌をネチャネチャと絡ませるにまで至った。
あまりに清らかで、あまりに淫靡な光景。

「…ぷは……大喬ちゃんの女の子…見てもいい?」
「…えっ!?…………わ、わたしだけは…………恥ずかしいです…………」
月英はニッコリと微笑むと、もう一度チュッとキスをした。
「ふふっ、ごめんね…?……じゃあ……わたしの女の子も見て……」
顔を真っ赤にしてコクリと頷く大喬を確認してから、二人は湯船から出た。

湯船のすぐ脇で二人はもう一度軽くくちづけを交わすと、月英がゆっくりと
大喬を押し倒した。
大喬の耳たぶ、首筋、胸、へそへと舌を這わせてそのまま体を反転させて
大喬の上にまたがるよう体を動かし、互いの秘部を眼前にするようにした。

「ううん…んあ…あ…や…ん……あは……あぁ……」

特に下側の大喬は月英の秘裂だけではなく、こじんまりとした肛門までもが
丸見えとなっており、誰のものでもなくよく見たことの無い肛門から目が
離せなかった。

「…大喬ちゃんの女の子……とっても可愛い…」
そう言って月英はそっと秘肉に手を添えると、少しだけ左右に開いて舌を
這わせた。大喬はその恐るべき快感にビックゥ!と身を大きく躍らせる。
211ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:40 ID:Wte8x+xg
「ひゃああっ!!」
「…はあ…んはぁ……ん…んん……んふっ……んも…」
口は使っているので息をするには鼻を使うしかない。
月英から漏れる淫靡な声は大喬の頭と心を痺れさせた。

「…だ…大喬ちゃんもぉ……」
事実月英の秘部周辺からはその言葉通り、トロ…と待ちわびた愛液が垂れ
始めていた。大喬も応えたいのは山々だったのだが、自分を襲う官能に負けて
ただ体を震わせ歯をカチカチ鳴らす事しかできなかった。

「…だ、大喬ちゃんの……いじわるぅ……」
「ち…んひゃあっ!…ちが…ん…ちがぁ!…ちが…う……のぉっ…!」

敏感な陰核を月英の乳首でコリコリ…と転がされている大喬には不可能である。
「…うふ……じゃあ……今度は………」
月英は体を起こして大喬の顔のすぐ間近で仰向けに寝ると、足を大きく開いて
陰部を晒した。大喬もぐったりとした体を踏ん張らせて顔を愛液溢れる秘部に
近づけさせると、舌を突き出して垂れる蜜をぬぐい始めた。

「ああんっ!!…んっんんーっ!!……そ、そこっ……そこ……いい…わっ!」

興奮が一気に増した月英は大喬の頭をグッと掴んで顔ごと秘唇に押し付けて
上下させた。片から見るとあまりに強引だったが、大喬はそれを何ら苦にもせず
受け止めていた。
二人だけの、二人にしか分からない淫靡な世界が広がっていく。
212ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:41 ID:Wte8x+xg
「だ、大喬…ちゃんっ…ゆ、指ぃ……い…入れてぇっ……!」

大喬はゴクリと生唾を飲み込むと人差し指と中指をくっつけてゆっくりと
ズブ…ズブ…と挿入を開始した。

「んはあああっ♪…おぉんっ!…く、くうううっ…!!」

深奥まで突き刺すと、続いてゆっくりと抜きにかかった。濡れた秘肉が
コポッと膨らんでそれに対応する。ニュポンッ!!と指を抜き去ってしまうと、
大喬自身信じられないほどの指の濡れ具合に驚いた。

(こ、こんなに…濡れてる…)

何らためらい無く愛液にまみれた指を口に咥えてチュプチュプと舐った。
「あふぅ……お、美味しい…?」
「…うん…月英さんの…美味しい…」
「わ、わたしも大喬ちゃんの…もっと……ちょうだい……」

再び体を上下逆に被さるようにして重ねあった。今度は大喬が上である。

「ふぶぅっ!!……んふぅ…んっんーっ!……あふぅ…んひぁっ!!……」
「…あむぅ…んは…くうん……ひっ!…そ、そこぉ……そこおっ!!…」

浴場に二人の喘ぎ声とチュプチュプ…クチュクチャ…という淫靡な塗れた音が
響く。互いに腰をブルブルと震わせて絶頂を迎えようとしていた。
213ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:41 ID:Wte8x+xg
大喬が涙目で叫んで訴える。
「…げ、月英……さぁんっ!…わ…わたし…もう…もうっ…だめぇ…」
「だ…大喬ちゃんっ……い…いいわよ…いいわよっ!………」
「…わ…わたしだけは……いやぁっ!……い…一緒に……一緒にぃ…!!」
「…んあああっ!…だ、大喬ちゃ…もぉ…すって……吸ってぇーーっ!!」

「やだあああああーーーーーっ!!!」
「あはあああーーーっ!!」

互いに陰核をチューーーーッ!!と強烈無比に吸い合いながら果てた。
二人の陰唇からトクトク…と止まる事を忘れたように愛液が溢れている。

数々の絶頂を迎えたことがある月英にはまだ軽いものであったが、転じて
大喬にとっては強大なものとなって官能が襲っていた。ドサッと月英の上に
倒れこむと気を失い、口を淫らに開けてトロ…とよだれを垂らし、秘肉は
キュキュキュッ…と細かに震えていた。

月英にはそんな大喬を淫らに思う気持ちはひとつも無く、
そっと体を起こすとひざ枕をして大喬の寝顔を覗いた。

(ふふっ…可愛い♪…何時間でも見ていたいわ…♪)

「ん…」
「あらあら…起きちゃった?」
「月英さん…?………あぁ…わたし…」
「…気持ちよかった?」
真っ赤になって頷く。
「…うん…。」
214ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:42 ID:Wte8x+xg
その後、二人は入浴を終えると再び月英の部屋で共に眠りにつこうとしていた。
互いに仰向けで手をキュッと繋いだまま。
「…明日…どっちが勝つのかな?」
「そうねぇ…?…五分五分とみてますけど…たぶん曹操様は甄姫たちに投票する
 と思うから…一歩有利と見てもいいかもね?」
「そっかぁ…でも…どっちになってもまた…」
「もめそうね…。…あ!…いい事思いついちゃった♪」
「えっ、何?」
「なーいしょっ♪」
「えー?教えてよぅー♪」
「あら…」
「ありゃ…?」
手を伸ばした大喬が掴んでいたのは月英の胸だった。
「…やったな〜?それ!」
「きゃあんっ♪」

こうして六人の長い夜は過ぎていった。

━━━━━━━とうとう決戦の時が近づこうとしている━━━━━━━
215ヒロとでも名乗っておこう:03/04/16 17:50 ID:Wte8x+xg
次は今回の締めくくりなのでスケベなとこは無いんであしからず…
さてさてどっちが勝つのか?最後までお楽しみ下さい。
おそまつ様でした。
216名無しさん@ピンキー:03/04/16 19:15 ID:GaOqTg5P
乙彼!! 月英ハアハア
217名無しさん@ピンキー:03/04/16 21:15 ID:rF43OCVr
月英タン・・・ハァハァ・・・こりゃたまらん・・・(*´Д`*)
またおながいします。
218名無しさん@ピンキー:03/04/17 02:02 ID:NWBPekkZ
やばい、まじやばい。今回も最高よヒロさん(*´Д`)
オパーイ好きにはたまりませんなぁ


そしてなんと言ってもジョカニャンニャンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

219名無しさん@ピンキー:03/04/17 04:30 ID:GbIeTttZ
無双キャラのからみ(・∀・)イイ!!
マイナー無双キャラも(・∀・)ミタイ!!
権や徐なんかからませたら(・∀・)モエル!!
220山崎渉:03/04/17 12:12 ID:TKWjnpQP
(^^)
221名無しさん@ピンキー:03/04/17 13:13 ID:p8CE9sKL
保守age
222名無しさん@ピンキー:03/04/17 14:55 ID:aWspAnV6
たまには違うやつかけよ・・・
223名無しさん@ピンキー:03/04/17 15:01 ID:aWspAnV6
ヒロがつまんないな
224名無しさん@ピンキー:03/04/17 15:06 ID:7Z2dhP8Q
>222-223
「違うやつ」って何を指して言っているのだろう
最近はヒロ氏以外の人も描いてるし
男キャラが一定化している事かな?マイナーキャラキボンヌ(・∀・)ノ
225名無しさん@ピンキー:03/04/17 15:39 ID:AU5qV5a5
>>223
自分が気に入らなくてもスルーするのがマナーなんだってば。つまらなくないしお前がそう思うなら
ここに来るな。6分空けて二回書きこむ意味がわかんねーよ
226名無しさん@ピンキー:03/04/17 17:39 ID:cfGc9VpP
ヒロたんキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
次回の総選挙に期待sage
227■□■週間アイドル盗撮ランキング【4月】■□■:03/04/18 01:05 ID:+m4J1nAM
安倍な●み 盗撮ランキング1位
http://rental.serikura.jp/~shop/nt/ans.jpg
加護○依 盗撮ランキング2位
http://www.all-mode.net/jrank/in.php?id=arifish
松浦○や 盗撮ランキング3位
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深田●子 盗撮ランキング4位
http://friends.rank.ne.jp/in.cgi?account=arifish
藤本●貴 盗撮ランキング5位
http://sagisou.sakura.ne.jp/~deai2/cgi/rank.cgi?arifish
浜崎あ○み 盗撮ランキング6位
http://it.sakura.ne.jp/~www/www/ranklink.cgi?id=arifish

去年のランキングベスト1はこの人!!!
http://friends.rank.ne.jp/in.cgi?account=arifish
228名無しさん@ピンキー:03/04/18 23:01 ID:k+/uIVY6
age!!age!
229名無しさん@ピンキー:03/04/19 08:31 ID:4IVLHNqC
シバイたーーーーーーーん
230ヒロとでも名乗っておこう:03/04/19 14:18 ID:R7ePT9Wp
小喬は中庭を歩いていた。日は高く上っているのに、人っ子一人見当たらない。

「あれぇ…?…みんなは…どこかなぁ〜?」
しばらく歩いていると前から一人の男性が歩いてきた。
凛々しい髭と鋭い目。泣く子も黙ると恐れられた魏の猛将。

「あっ…あれって…張遼さんだ!お〜いっ♪」
ようやく人の姿を発見して安心した小喬。
張遼はその声が聞こえているのかいないのか、どんどん小喬に近づいていく。

「あ、あれ?…か…体がっ…動かにゃい〜っ!…ふぐぐぐ……!!」
突如金縛りに襲われてしまった小喬。そんな小喬に歩み寄りながら、張遼は
すっと胸元からキラリと光るものを取り出した。

「ちょ、張遼…さん?…それって…髭剃り用の小刀だよ…ね?」
「…」
張遼は何一つ話さないで、目の前にいる動けない小喬の服を強引に切り始めた。

ザクッ、ビリィッ!ジョキジョキ…
「うぇっ!?ちょっ!…やだっ!やだーーーっ!!」

小喬の体を隠す衣服は全て剥ぎ取られ、その裸体が露わになってしまった。

「うえぇ…や、やだぁ…!」
涙目で張遼に訴えると、彼は表情一つ変えずにその裸体を淡々と見つめていた。
顔からあご、首筋、胸、腰…と徐々に視線を下ろしていく。

「のわっ!?」
突如小喬は首だけが自由になった。
張遼と同じく視線を下げると、そこにはまだまだ薄いがじっくりと見れば
女の証がうっすらと生えているのが確認できる。
231ヒロとでも名乗っておこう:03/04/19 14:19 ID:R7ePT9Wp
(…そうよ!わたしはもう大人の女…♪)

その時、張遼が小声でボソッ…と何か呟いた。
「…まだ」
「…に、にゃんて言ったの?」
薄い陰毛を凝視している張遼の体がブルブルと怒りに震えたかと思うと、
先程の小刀を手に構え、陰毛に襲いかかった!

「じやぁぁまだぁぁあああああああーーーーーーッ!!!」
「や、やめてえええええーーーーッ!?」


「はにゃあああああーーーーーッ!!」

夢だった。だが小喬にとってはあまりにも恐ろしい夢。
「はぁ…はぁ……まじ…あせったぁ…。…はぁ…はぁ…まっ、まさか!?」

ガバァッ!と起きあがって服を脱ぎ、いつもの姿勢で陰毛を確かめる。
「…ある…よね……。よかったぁ……。」
小喬はツンツンと引っ張って、軽い痛みと共に陰毛の存在を確かめた。
その時、コンコンと部屋の扉を叩く音がした。

「…小喬…小喬?いつまで寝てるの?…そろそろ投票の時間だよ?」
「あっ、尚姉様だ!見て見てっ!」
「…何を?……入るわよ?……………ってあんた何て格好してんのっ!!」
「い、いいからもっと近づいてよっ!…ほらぁっ!!」
孫尚香は顔を朱に染めておずおずと近づく。
「も、もう!…何があるのよ…って……………小喬……あなた…!!」
「ムフ♪ムッフッフ〜♪」

ニッコォ〜と笑い合う二人。
232ヒロとでも名乗っておこう:03/04/19 14:19 ID:R7ePT9Wp
遅い小喬を迎えに来て、部屋の外で待っている四人には中で二人が何を
騒いでいるのか分からなかった。たまらず甄姫が声を掛ける。

「ちょっとぉ…何を騒いでるの?早くなさいよ!」
「みんなも入っておいでよっ!女のあたしを見てよっ♪」

四人が顔を見合わせて『ハア?』という表情を浮かべた。
続いてその四人も小喬の部屋に入ると、その珍妙な光景を目の当たりにした。

「何やってんのよっ!小喬っ!?」
「だから〜…姉様もみんなもこっち来て見てよ〜♪」

何事かと四人も小喬の下半身に近づく。まず貂蝉がそれに気付いた。
「あら?……あらあらあら!!…やったじゃない♪」
「…でしょっ?」
甄姫が嫌味っぽく口をはさむ。
「ふっ、この程度で…。」
「に、にゃにお〜っ!?」
「ちょいとお待ちなさいよ?……………ほ〜ら♪これが大人っていうのよ!」
「うわ…すっご…!」
「ふっふ〜ん♪こんな薄っぺらのなんて…赤ん坊でも生えてるわよ?」
「…こ、こここっ、こんなのっ!お、おばちゃんじゃないっ!!」
「殺すーっ!!」
「べーーーっ!!」

ギャアギャアと騒ぐ問題児二人を四人が抱いて必死に止めた。
まとめ役はやはり月英だった。パンパンと手を叩いて喧嘩を止める。
「…さあさあ、決着は投票で決めましょうね?」

六人はパートナーごとに昨夜の報告を確かめ合いながら投票所へと向かった。
233ヒロとでも名乗っておこう:03/04/19 14:20 ID:R7ePT9Wp
「甄姫は殿を?」
「ええ。確実にこちらに…。貂蝉は?」
「…姜維の所へ。こちらも確実かと…。」
「そう…。だいぶ有利かしら…」


「小喬は昨日どうだった?」
「あっ、うん。司馬懿さんの所に…。」
「そう…。わたしは夏侯惇さんの所に行ってたの。」
「どうだった…?」
「…馬鹿っ♪」

正午を迎え、とうとう投票が始まった。

相当忙しいのだろう、早いうちから投票を終えた司馬懿は小喬と目が合うと
軽く手を振ってそのまま走っていった。
たくさんの文官・武官も投票していく中、その人だかりが割れた。そこを
曹操と夏侯惇が並んで歩いてきた。
六人は文官達と同様に手を合わせて挨拶をし、投票に感謝の意を表す。

二人は竹の切れ端にさらさらと名前を書くと、木箱に入れて投票を終えた。
「すまんが俺は弟と狩りに行く約束をしていてな…。頑張れよ。」
「うん!ありがとう!!」
夏侯惇は孫尚香にそう言うと投票所を去っていった。

「わしは暇だからな…公正とは言えんが立ち会うことにしよう…。」
「光栄ですわ…。どうかわたくし達の圧勝をその目でご覧下さい。」
甄姫は椅子を用意すると曹操に差し出した。

再び文官達の投票が再開した。長蛇の列がぞろぞろと投票を終えていく。
一大事件の結果を知るべく、投票を終えてもその場を立ち去る人は少なかった。
234ヒロとでも名乗っておこう:03/04/19 14:20 ID:R7ePT9Wp
その列の中に寝ぐせを爆発させた姜維の姿が見えてきた。
貂蝉は彼と目が合うと、ニコリと微笑んで口パクで『遅い!』と言い放った。

そしてその場の全員が投票を終えると、結果を発表するべくまず月英が
竹を取り出して名前を挙げ、次に大喬が用意しておいた大きな壁に数を
足していった。曹操や夏侯達が投票した色違いの(高得点)竹が出てくると
一気に会場の興奮も上がった。

数刻後、月英が最後の分を取り出して発表した。
「これが最後の分です…。『 妖絶演奏隊に一票。』以上です。」
大喬もその結果を発表した。
「こ、これは…80票対80票…。同点です!!」
会場にざわめきが起こる。

まるで戦乱当時のように文官・武官たちが『再投票だ』、『いや殿の決定に
従うべきだ』、『討論で決着だ』と騒がしく論争を始めた。
目尻をピクピクさせて睨み合う四人。


そんな中、その人だかりをドンドンと掻き分けてノッシノッシ…と巨漢の男が
歩いてきた。何と許ネ者である。それを見つけた月英がニヤリと微笑した。
235ヒロとでも名乗っておこう:03/04/19 14:22 ID:R7ePT9Wp
興奮した甄姫が声を挙げる。
「ちょっと!許ネ者って確か…!!」

笑い話のなかで決まった事であったが、決まり事の中に特別規則としてもし
許ネ者が趣旨を理解してきちんと投票してくれればそっちに100票を与える、
という事にしていた。
しかしあまりに期待が持てないため、全員が忘れ去っていたのだ。

「ええ〜と〜…この竹に〜………って書いて〜〜箱に〜いれて〜〜
 …これであの肉はおいらのものだ〜〜〜〜」

謎の発言を残し、許ネ者はノッシノッシ…と帰っていった。
しかし彼がきちんと投票した事は事実である。
月英がゆっくりとその竹を拾って読み上げようとしていた。
その場の一同に緊張が走る。呼ばれた方が勝者なのだから。


━━━━━しかしここで物語りは少しだけ過去に戻る━━━━━━

グウグウ…と寝ていた許ネ者は今朝、香ばしい香りに起こされた。
「んん〜…?…わあ〜肉じゃねえかあ〜…食ってもいいのかなぁ〜?
 んん〜?なんか紙に書いてあるぞ〜?」

部屋には山盛りの焼き立ての肉と手紙が1通添えられていた。
236ヒロとでも名乗っておこう:03/04/19 14:22 ID:R7ePT9Wp
『このお肉がほしいですか?』

「そりゃ食いてえぞ〜なになに〜?」

『だったら中庭にいって竹に『………』と書いて木箱にいれるだけ♪
 それでこのお肉は全部あなたのもの♪』

「はやくやっちまって食うぞ〜!」


…許ネ者を動かした事実はこういう訳だった。
そして月英が許ネ者の投票結果を発表した。


「…『 ていこくかげきだんにいっぴょう 』です。」

『なっ、なにぃーーーーーっ!?』
大喬までもが声を挙げて驚いた。孫尚香と小喬が大喬に詰め寄る。
「ちょっと!あなたいったい何をしたの?」
「姉様ずるいよーっ!!」

「い、いえ…わたしも本当に何の事だかさっぱりで…」

「ちょっと!甄姫さん達も何か言ってやってよ!」
「そうだよ〜!!」
237ヒロとでも名乗っておこう:03/04/19 14:23 ID:R7ePT9Wp
残念ながら甄姫と貂蝉は真っ白になって固まり、ヒクヒクと微妙に笑っていた。
「…い、いままでの苦労はいったい…」口が閉まらない貂蝉。
「は、はは…はは…」笑うしかない甄姫。

月英がまとめに入った。
「はいはい!…じゃあわたし達の名前は『 帝国歌劇団 』で決定ね?
 もちろん隊長は大喬ちゃんで……ねっ♪」

パチッ♪と大喬にウィンクをした。
「あ!………う、うんっ♪」

こうして一大騒動となったこの事件は、とある人物の策略によって
大喬の一人勝ちという形で幕を閉じた。

「『 帝国歌劇団 』か…。なかなか良いな…ふむ。」
あごに手を添え、曹操だけは気に入っているようだった。


団名争奪戦 完
238ヒロとでも名乗っておこう:03/04/19 14:31 ID:R7ePT9Wp
ようやく団名争奪戦が終わりました…長かった…。
帝国歌劇団…。まずいかも(藁
おそまつ様でした。
239名無しさん@ピンキー:03/04/19 17:59 ID:rPBsef0u
山田さん
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!

エロが無くてもイイ(・∀・)!
次の展開に期待sage
240名無しさん@ピンキー:03/04/19 18:34 ID:mKazyPDd
>>238
キャー素敵!!
241ヒロとでも名乗っておこう:03/04/19 20:54 ID:YlWZoBuE
ところでttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6103/musou.html
の管理人さんや706さんにご提案させて頂きたいのですが、僕のSSも増えて
以前の作品の引喩なんかも使うようになりました。
このまま自分勝手に続けていくのも皆様に非常に失礼かと思い、よろしければ
そちらのHPに掲載させて頂きたくご連絡した次第です。
身勝手な事とは存じますが良いお返事が聞ける事を期待しております。
242山崎 渉:03/04/20 04:15 ID:sTzjkZgc
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
243名無しさん@ピンキー:03/04/20 13:17 ID:QydmVMwO
キテタノネ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ッ!!!!
良い!
244籠女 1:03/04/20 13:26 ID:ZTFrWr1/
 四角い鳥篭を手に、義父の姿を探した。
何時もの書斎に、義父の姿はなく、その姿を求めて広い屋敷を駆け回った。
今日は確か、朝議のある日でもなければ、どこかに出向く予定も無く、
義父は必ずこの屋敷のどこかにいる筈だった。
小さな足を懸命に動かし、義父を求める。
 「おとうさま。」
 息が切れる。ほんの少し、立ち止まった。
娘の足にとって、勝手知ったるとはいえ、この屋敷はそれでも広い。
長い着物が、纏わりついた。
 「お義父さま!」
 義父は、屋敷にある池のほとりにいた。池の魚か何かを、見ていたのだろうか。
貂蝉の声に気がつくと、振り向いて笑顔を浮かべた。
 「おお、貂蝉。どうしたのだね、そんなにも、息を切らせて……。」
 「お義父さま……。」
 ぐずり、と鼻をすする。また、涙が溢れて来そうになった。
貂蝉のそんな様に、怪訝そうな面持ちをした王允に、すっと籠を差し出す。
 「牡丹が、死んでしまったのです。」
 見ると、籠の中には小さな小鳥が横たわっていた。
黒い頭と尾、頬と下腹部にある白の毛並みに青灰色の背と胸元。
嘴と、目の周りだけが他の文鳥に比べると赤みが強い。
牡丹、というのはその嘴の色からついた名前だった。
 「ああ、死んでしまったか……。ああ、ほら、そんなに泣くでない。
仕方があるまい。命には、限りというものがあるものだ。」
 そう言って、貂蝉の頭を優しく撫ぜる。
それでも泣き止まぬ貂蝉に、牡丹は、東の方へ行ったのだよ。
そう、王允は語りかけた。
245籠女 2:03/04/20 13:36 ID:ZTFrWr1/
 「ひがし?」
 「そう。東の、ずっと向こうには、蓬莱という山があって、そこには多くの仙たちが住まうと聞く。
そこは桃の花や蝶や鳥、多くの動植物が戯れる場で、牡丹の魂魄はそこへ向かったのだ。
私たちの心をそうしたように、仙たちの心を和ますためにね。」
 だから、泣くには及ばないよ。
そう言って貂蝉を慰め、そっと抱き上げた王允に、貂蝉は小さな腕を伸ばし、ぎゅっ、と抱きついた。
池に並んだ柳の葉が、ゆらゆらと風に吹かれて揺れていた。
 次の日の、事だった。
もう一つの鳥篭を手に、貂蝉は義父の書斎を訪ねた。
中には、一匹の文鳥。長めの尾っぽが濡れたように輝いている。
 「お義父さま。黒耀を放しても、宜しいですか?」
 貂蝉の言葉に、王允は聊か驚いたかの様子だった。
 「私は別に構わないが……。
良いのかい?牡丹もそうだが、黒耀も気に入っているように思っていたのだが。」
 二匹の文鳥は、人からの貰い物だった。
と、いっても別に購入したものではない。
この時代、狩りに使うでもない鳥は、愛玩することはあれど、
それを専門の業者から買う、または育てるという風潮はまだ無かった。
鳥は大抵捕まえて来たものであって、野生のもので、
この二匹の文鳥も、王允の知り合いが捕まえたものを、譲り受けたものだった。
 「だってお義父さま。牡丹は東の方へ行ったのでしょう?
黒耀も、今放してやれば、少しでも東の方へ行けるかもしれないではないですか。
牡丹も綺麗な歌声でしたが、それはこの黒耀もそうです。
きっと、多くの仙の心を和ませることが出来ると思うのです。」
 放したところで、思うにそれは無駄なことだと思ったが、
貂蝉のうきうきとした様を前にして、口に出すのは躊躇われた。
二人して中庭に出、貂蝉は小さな指で籠の扉を開ける。
246籠女 3:03/04/20 13:37 ID:ZTFrWr1/
 「……あれ?」
 文鳥は、飛び立とうとしなかった。
依然と止まり木に止まったままで、静かに羽を畳んでいた。
 「どうしたの、黒耀。ほら、お行きなさい。」
 高く籠を上げても、黒耀は飛び立とうとしない。
羽でも折れているのかと、心配して籠の中へと手を伸ばすと、
ぱたぱたと翼を動かして貂蝉の手を避ける。飛べは、するらしい。
 「どうしたのでしょう。黒耀は。
扉が開いていることが分からないのでしょうか?」
 そんな様に困り、義父の方を向く。
隣でその有様を見ていた義父は、いいや、黒耀はきちんと知っている。
賢いのだよ、この子は。と、感心したように顎を撫ぜた。
 「ほら、この子はきちんと空を見ているだろう?
ちゃんと、ここから外が広がることを認めているよ。
ただ、外は危ないのだということも、知っているのだろう。
また、飛び立ったところで、私たちがまた捕まえるのではないかとも思っているのだ。
だから、飛び立たないのだよ。どうしても、外に出したいのなら、そのままそっとしておきなさい。
そのうち自分で外に出るだろう。
外の柱の隅にでも、吊るして置くと良い。
何時ものように面倒は見てね。あそこならば、鷹や鳶が襲うこともないだろう。」
 そう言って、再び感心したように、賢い鳥だと義父は言った
247籠女 4:03/04/20 13:38 ID:ZTFrWr1/
 そんなところで、目が覚めた。
 ぼんやりとした肌の色。
意識がゆっくりと確かなものとなるにつれて、それは鍛えられた者の胸板なのだと
――鬼人とも恐れられている者のものだということに、気がついた。
 そっと、その腕から抜け出すと、そのまま起き上がり、己が身を確かめる。
 男の義父であり、自分を囲っている董卓にばれるようなことがあっては、やっかいだった。
――今は、まだ――。
 果たして、白磁の肌につけられた痕というものはなかった。
ただ一点、磨きあげられた銅鏡に、滲んで映った、背中の微かな爪痕を除いては――――。
248あぼーん:03/04/20 13:40 ID:o0kXlQw1
249名無しさん@ピンキー:03/04/20 13:41 ID:ZTFrWr1/
 阿呆みたいに長くなりそうなので、出来てるものからちょこちょこUP
呂布×貂蝉ッス。
かなり趣が今までのと異なると思うのですが、続けてもOKっすかね?
250名無しさん@ピンキー:03/04/20 13:46 ID:5DivSDJx
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251無しさん@ピンキー :03/04/20 13:50 ID:REn/Yw/g
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252名無しさん@ピンキー:03/04/20 23:46 ID:R1uBqxUJ
>>249
待ってましたーーー(*´Д`)!!
呂布×貂蝉大好きなので期待してます。
253名無しさん@ピンキー:03/04/21 07:05 ID:JId6OZfM
もれも呂布×貂蝉大好きでつよ。
貂蝉たんハァハァ・・・
254籠女 5:03/04/21 22:26 ID:4vn42g3P
 董卓に召され、後宮に入れられた時点で、己の行動というものは既に決まっていた。
外に出たいのだと、涙目を浮かべて衛兵を落とし、呂布が良く姿を現すという中庭へと出る。
いつごろ、どのような場所で、どのようにして彼が姿を現すのかということは、多くの女官たちや、
自分に仕える近衛兵たちの情報から、熟知していた。
 確かこの辺りだったかと、思ったところで胡弓を手に取り、哀しげな音で、声で、辺りの空気を震わせ始める。
人払いをしてある庭園には、その歌声に賞賛する者も、貶しめる者も人さえも誰一人として居らず、
木に住まう小鳥さえも、飛び立つ事無く貂蝉の歌声に耳を傾けていた。
 二曲目を歌い終えたところだろうか。がさり、と植えられた椿の木々が揺れる音がした。
ふいに、演奏を止め、弾かれるようにして音の方に頭(こうべ)を向ける。
 「あ……。」
 現れたのは、思い描いた人物だった。
 視線が互いにぶつかり合い、見つめ合うことしばし。
ややあって、視線をずらしたのは貂蝉の方だった。俯き、少し、唇を噛締める。
255籠女 6:03/04/21 22:32 ID:4vn42g3P
 「――何故、ここにいる。お前は董卓のものなのだろう。
 ――護衛は、どうした――。」
 低い声。威嚇するようで、愛想の欠片もそこにはなかった。数え切れないほどの人を斬り、赤く染まり、
戦の申し子とも恐れられる男。その男に、護衛は、置いて参りました。と、震える声で微かに答えた。
 何故?という言葉とともに、ざしりと草を踏みしめる重い足音。男は躊躇することなく近付いて来る。
黙したまま答えようとしない貂蝉に、どうした、答えよ。と、答えを迫った。

 ――――じゆう、に、なりたかったのです――――。

 「あそこ(後宮)は広くも、狭いのです。まるで、鳥の籠。私はただ、己が身で以って仲穎様を慰めるのみ。そしてそれは遠く、想いを離れ――。」
 ぴぃん。と、胡弓の弦を弾いた。弦はひとつ、高い音を立てて泣き、すぐに辺りの空気に掻き消されていった。
 「――――不服か――――?」
 男の声は変わらない。其処で歩み寄りもせず、歩を止めて、ただ貂蝉の方を見つめている。
俯いた顔をゆっくりと上げながら、男を見つめ、ふっ、と微笑した。
 「鳥は、外を飛びたいと願うものではないのでしょうか。馬が、大地を駆けたいと願うように。
姿かたちが変わらずとも、歌を、歌えども。羽ばたくことが出来ない鳥は、最早鳥ではないのです。
――――それは、あなたも同じ事で御座いましょう?奉先様。」
 戦場(いくさば)に立つことの出来ない武人に、どのようが意味があるのかと語りかける貂蝉に対し、
その時、はっきりと呂布の顔が動いた。凍りついた呂布に対し、優しく、やわらく微笑むと、
貂蝉はすっと立ち上がり、御無礼を致しましたとその場を立ち去ろうとした。
そこで、腕に痛みが走った。
256籠女 7:03/04/21 22:33 ID:4vn42g3P
 強い力だった。踵を返した貂蝉の手首を掴んで、離さない。痛みに眉を顰めたが、掴んでいる当の本人である呂布は、それに気付かず言葉を続けた。
 「明日もまた、ここに来るか――?」
 まるで、幼子が必死に母を、自らの元に留めようとするかのような、そんな仕草だった。
大の男の、それも戦場にて恐れられる男のそんな様に、妙に暖かいものが込み上げて来て、
ふわり、と再度貂蝉は笑った。
 「奉先様が、お望みであるのならば」

 ――――喜んで――――。

 繋がれた手は、ゆっくりと、離された。木々の青々とした葉が風に鳴り、さわさわと音を奏でていた。
257名無しさん@ピンキー:03/04/21 22:36 ID:4vn42g3P
 声を励みに続きをUP。
前置き長いよ長いよ自分。でも書きたいので書いてみる。
気長〜にお付き合い下さいマセ。
258名無しさん@ピンキー:03/04/21 23:23 ID:1U3DDWVt
た、溜まりません…(*´Д`)ハァハァ
エロくなくても2人やり取りが見られて嬉しいです。
259名無しさん@ピンキー:03/04/22 02:23 ID:5sCjtp+O
すごくイイ!
がむばれ〜(・д・)
260名無しさん@ピンキー:03/04/22 19:16 ID:9r+k6nem
呂布の方天戟がチョウセンに入るのねーーーーーーー!!!!
261籠女 8:03/04/22 19:40 ID:GAo+g3ah
 それから大して間を置かずして、呂布が自分を求めるようになるのは、自然なことであり、元より予定通りのことだった。
ただ、それは董卓の目を盗んでの情事であり、自分の身体に痕を残すことを貂蝉は許さなかった。
呂布はそのことに対して実に不満そうであったが、目に涙を浮かべ、懇々と説いて伏せるとどうにか理解し、
毎回その点においては守ってくれた。正直そのことについて、貂蝉は内心驚いていた。
どうしようもなく短気で、思慮に欠ける人であるから、てっきり数度目には枷が外れるものと思っていたからだ。
その時の為にと策も幾つか講じていたが、幸いにしてその必要というものはなかった。
良くも悪くも、単純なひとなのかも知れない。というのが、共に時間を過ごすようになってからの、呂布に対する見解だった。
 「何故か、お前を抱いても、抱いたという気がしないな――――。」
 それは何時ものように、董卓の目を盗んでの、情事の後のことだった。
 「何故で御座います?」
 答えは分かっていたが、敢えて教えずに逆に問い返した。身体に残る余韻と、触れ合ったところから伝わる温もり。
腰に伸ばされた腕が、互いの胸から伝わる温もりが、心地よい。
 分からぬわけではないと、憮然とした表情で返ってきた答えに、逆に少し、驚いた。
少しだけ、首を傾げて見せる。
262籠女 9:03/04/22 19:43 ID:GAo+g3ah
 「俺はお前を、壊したいのかも知れない。」
 「私のことが、お嫌いになりましたか?」
 「そんなことは無い。ただ……。時に、憎い。何故だろうな。」
 その言葉を聞いて、ほんの少し、この男に憐憫の情を感じた。
ある一方に秀でた人間というものは、どこか一部、欠けてしまうものなのだろうか。
董卓の後宮にいる、貂蝉のことが愛しい。だが、呂布は董卓の義父にあたる。
董卓のものである貂蝉を、奪いきる事は出来ない。董卓は憎い。
だが、そんな想いの狭間を作り出した、貂蝉も憎い。
自分のものにしてしまいたい。壊してしまいたい。
――大抵の人間であれば、その程度のこと、気付きそうなものだ。
だが、この男はうっすらとそれを「感じる」のみで、気付いてはいない。
「連環の計」を目論む貂蝉からしてみれば、別にそれで良いのだが、どこかしら「憐れ」だと思う感情を禁じ得なかった。
 「――――背の傷は、その為におつけになったのに御座いますか――――?」
 気付いていたのか。と、貂蝉の言葉に苦々しい表情を浮かべる。
そうして、次の瞬間にはっとなって、まさか、董卓に言われたのか!?
と、がばりとその身を起こした。
 「まさか。湯浴みの折に、女官たちに指摘されたのですわ。」
 言いながらそっと首に腕(かいな)をまわし、再び寝台に横たえる。
今のは恐らく、嫉妬だろう。
 「傷は――――。口付けをするなと言われているから、そのかわりについ、つけた。
それならば言い訳もつくかと思って、な――――。」
263籠女 10:03/04/22 19:46 ID:GAo+g3ah
 詫びの言葉は、ない。かわりにこちらを窺うような視線を寄越す。
これが精一杯の、彼の「すまない」という表現なのだろう。
 「怒っては居ませんわ。ただ、少し、困ってしまっただけで御座います――。」
 微笑みながらそう答えると、安堵したように溜息をついた。
全くどこまでも、子供のようなひとだと思う。
可笑しさを堪え、暫し静かに寝台に横たわった。
甘いと思える空気の中でも、目まぐるしく貂蝉の頭は回転していた。
呂布を慕う武将たちは以前よりも増え、董卓はその悪評を高まらせるのみ。
先の氾水関、虎牢関では勝ちを治め、董卓は意気揚揚として帯を緩めている。
呂布も、先ほどの様子からすると限界に近い。そろそろ、良いかもしれない。
いや寧ろ、これ以上長引かせては不利になる。
また連合軍が力を蓄え、打って来られては下手に董卓との絆を強ませることになりかねない。
頃合い、だろう――。

 「奉先様――。おこたえを、教えて差し上げます――。」

 そしてその夜、呂布は貂蝉の肌に数え切れない程の痕を残した。
貂蝉はその胸に抱(いだ)かれながら、遠く離れた義父を思った。
264名無しさん@ピンキー:03/04/22 19:47 ID:GAo+g3ah
応援サンクス。がむばる。
本番まではもぉちょっと……。
265名無しさん@ピンキー:03/04/22 21:08 ID:oUIufGe9
乙。数え切れない痕残されてる貂蝉たんも見てみたかったかも…ハァハァ
これから本番みたいなので楽しみにしております…(*´Д`)♥
266名無しさん@ピンキー:03/04/23 10:28 ID:1Bg3pi78
貂蝉イイ!
すごくイイ!
267籠女 11:03/04/23 22:08 ID:xarXQvbf
  董卓を討ち、正室を迎えて暫くのことだった。
今や呂布の側室となった貂蝉のもとに、夜、呂布が訪ねてきた。
妻を娶って、まだ間も無いというのに、自分のもとへ訪れた呂布に、少し、眉を寄せてしまった。
それがこの男も気が付いたらしい。貂蝉よりもずっと広い、大きな肩をしょぼんと落とし、
「……やはり、怒っているか。」と呟く。そんな様に苦笑を噛み殺しながら、
どうしてそう思われますの。と、座を勧めた。
「……お前を、正室に迎えられなかった……。」
 これでは、董卓の時と変わらない。お前は全く自由になっていないではないか。
と、言うその言葉に、寧ろ驚いた。見当違いの答えに苦笑を浮かべつつ、
そのようなことで怒っているのでは御座いませんわ。と、呂布の手を取る。
 正室に迎え入れられることのなかった貂蝉は、呂布の側室としてその身をおくこととなった。
かつて、董卓の寵愛を受け、思いの他に秀でた武勇ゆえに前線に立つことさえもあった自分が、
そのまま呂布のものとなる。それは不可能なことではなかったが、
良い噂を広めよう筈も無いことは明らかだった。
ましてや、呂布と貂蝉が前々よりにくからぬ仲であることに、
多くの者がその事に感付いている今、正室に入るなど、
わざわざ悪評を広めてくれと言っているようなものだ。
にもかかわらず、当初、呂布は貂蝉を正室に迎えようとした。
結果としては、多くの文官だけでなく、武将からも強く反対され、諦めるに至ったのだが。
 ――貂蝉自身も、それを止めた者達のうちの一人だった。
董卓を討ったのちの自分に、さしあたり、希望というものは持っていなかった。
董卓の腹心や、自分を危険視した誰かから殺される覚悟はしていたし、
自決をするつもりでさえもいた。自分の本心はどうであれ、自分は董卓に仕え、
力を奮った。それは変えようもない事実であり、
自らの為した責任を無視出来るほど、無責任にもなれなかった。
 何故、生き続けようかと思ったのか。それは、今重なっている大きな手を、
離す事が出来なかったからだろう。
268籠女 12:03/04/23 22:10 ID:xarXQvbf
 「では……。お前は何に対し、怒ったのだ?」
 呂布は重ねられた手に目を落としたまま、尋ねる。
 「だって呂布様。まだ正室を迎えられて間も無いではございませんか。
それなのに私の元に参られたのでは、奥方様に申し訳ございませんわ。」
 うう。という低い声。そんな様が妙に可愛くて、武骨な手に両の手を添えて、
自らの頬へ運ぶ。暖かい、大きな掌(てのひら)。
そっと、目蓋を閉じて「奉先様」と言葉を紡いだ。
 「私は既に、自由の身なのです。籠の扉は開いている。けれども私は――。
 今しばらく、あなたという檻のなかに、閉じ込められていたいのです――。」
 言って、ゆっくりと目を開き、呂布を見つめる。
驚きで目を見開く呂布に、にっこりと微笑むと、強い力で抱き寄せられた。
思わず「きゃっつ」と短い声を上げる。
 「ならば貂蝉。今宵は俺の為に、その甘い囀りを聴かせてくれ。」
 言いながら、軽く貂蝉を抱き上げる。良いですよ。月はもう、空に懸かっております故――。
そう答え、細い腕(かいな)を首にまわした。
269名無しさん@ピンキー:03/04/23 22:12 ID:xarXQvbf
 次回で漸く本番イリなの。
でもまだ ほ と ん ど か け て ま せ ん。
UPまで時間かかっちゃうかもだけど、許してね(はぁと)
270名無しさん@ピンキー:03/04/23 22:59 ID:eu++RfgX
貂蝉タソかわいい!
続きもがむばってくらはい(はぁと)
271名無しさん@ピンキー:03/04/23 23:38 ID:dizmTapV
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア
「きゃっつ」の貂蝉萌え。
のんびり待ってるので頑張って下さい。
272名無しさん@ピンキー:03/04/23 23:39 ID:0h9p5r2O
貂蝉萌え萌えーーー!
続きを読みたいのでよろしくおながいします(はぁと)
273籠女 13:03/04/25 13:33 ID:46QaHW64
 硬い、ごつごつとした手が貂蝉の簪を抜き取り、さらりと零れた黒髪にくちづける。
緩められた帯から、顕になる肩と、胸元。零れた髪から、喉へ、鎖骨へ、胸へと。
音がひとつ奏でられる度に、紅い花がひとつ咲いた。
 董卓の元に居た頃に比べると、呂布の愛撫は随分と変わったものだと思う。
熱いくちづけであることには変わりないが、その行為は、ずっと、優しい。
 胸元に舌を這わせるものの、それ以上は着物を下げて、頂きを味わえる事が出来ず。
少し唸ってしゅるしゅると貂蝉の帯を解き出した。
 「何故(なにゆえ)、女の服とはこうも厄介なものなのだ……。」
 小さなそんな呟きが、この人らしくて可笑しくて。
引き裂くのでなく、不器用に、自分の帯を解こうとする様が妙に可愛くて。
 「あら。厄介なのは奉先様も同じですわ。
前に、鎧でいらしたときはどうしたものかと思いましたもの。」
 などと、意地悪なことを言ってみて。低く唸りながら答えられた、
堪えられなかったのだ。という照れの混じった声に、声を殺して笑いながら。
 「ならば、どれだけ先に帯を解けるか、勝負ですわ。」
 言って、そっとくちづけ、押し倒した。
274籠女 14:03/04/25 13:35 ID:46QaHW64

 やんわりと細やかな腕で肩を押され、寝台で仰向けになると、
覗き込むように自分を見つめる貂蝉の瞳と視線がぶつかった。
ちらり、と視線を下げると肩は露わに、ふくよかな双丘は頂きだけを布地で隠して眼前に広がっている。
広がる白地には先ほど呂布自身がつけた紅い花が、ちらちらと咲いていた。
 煽情的な様に、しばし釘付けとなっていると、何を見ておりますの。
と、拗ねた声で貂蝉が抱きついてきた。ばすん、と寝台の上の蒲団に背が押し付けられる。
同時に、自分の腹部辺りに押し付けられた感触に、思わず声を上げそうになった。
見ると、自分の帯を解こうと貂蝉が精一杯に腕を伸ばし、懸命に手を動かしていた。
 成る程、自分からしてみれば貂蝉の細腰に腕をまわすなどなんとも安易なものだが、
それは体格に差があるからであり、貂蝉からしてみれば、
呂布の腰に腕をまわそうとしようものならば、
このように全身をくっつけるようにしないと届かないものなのだろう。
眉を寄せながら小さな手を、白い腕を懸命に動かす貂蝉が、実に可愛らしく。
また、同時に妙な悪戯心が沸き起こってきた。
 身体を密着させたまま、少し、身体を動かしてみる。
少し、眉を寄せるが、変わらず貂蝉は結わえた帯を解こうと手を動かす。
また少し、身体を動かす。また少し、貂蝉は眉を寄せる。
手の動きは変わらない。再び身体を動かすとぴくん、と肩を震わせて、
「奉先様!」と上目遣いに自分を見た。
 「奉先様!勝負だと言ったでは無いですか。私の帯は解かずとも、良いのですか?」
 頬を染めた顔を上げ、少し唇を尖らせながら自分を非難する貂蝉。
ああ。そうだ。勝負だったなと言いながら、貂蝉の首筋にくちづけ、
軽く身を起こして右手で貂蝉の細腰を、左手で帯を手にかける。
 「勝負しようではないか、貂蝉。見事帯を解いてみよ。」
275名無しさん@ピンキー:03/04/25 13:39 ID:46QaHW64
あのね、本当はもう少し一気に終わらせる予定だったの。でもね。

呂 布 が 調 子 に 乗 り 出 し ま し た 。

御免なさい。まだ続く。しかし自分、他スレのものといい、
脱がしあいっこが好きなのかと自分で自分に突っ込んでみる。
276名無しさん@ピンキー:03/04/25 14:31 ID:RaPTB2Fd
イイ!
貂蝉たん、勝負がんがれ(*´∀`*)
277名無しさん@ピンキー:03/04/25 14:38 ID:W/JlbCe/
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6103/musou.html

 ヒロ氏の作品をうpし始めた。

 掲載に問題あれば指摘よろ > ヒロ氏
278名無しさん@ピンキー:03/04/25 15:23 ID:xbVBjGTX
可愛い─────── ?・




リョフが。
279名無しさん@ピンキー:03/04/25 16:40 ID:Q0ZoGCKz
漏れも一緒に帯解く勝負したい…(*´Д`)
280277:03/04/25 17:51 ID:W/JlbCe/
 過去ログをカバーしたはず。
 漏れが有ったら指摘よろ。

 また、作者の神々は掲載不許可ならその旨よろしくおねがいします。
281ヒロとでも名乗っておこう:03/04/25 19:21 ID:QVKy9Rwf
>>277さん

大変ありがとうございます。今添削してHTML化してますんで
メールで送らせて頂きます。許ネ者とか半角カナは化けてるみたいですね。
許ネ者は許緒でいくかもしれません。なんか萎えますね…
282ヒロとでも名乗っておこう:03/04/25 19:25 ID:QVKy9Rwf
>>277さん
あ、もう全部うpしてもらってる…。
どうしませうか…とりあえず送って良いですか?
283名無しさん@ピンキー:03/04/25 22:21 ID:46QaHW64
 お話中恐縮ながらも、完成したので「籠女」うp。
いきます!
284籠女 15:03/04/25 22:24 ID:46QaHW64
 その言葉にやっきになって、首筋からぞくりと走る感触を無視し、呂布の帯を解こうとする。
その硬く、広い身体を覆う帯は、貂蝉からしてみれば身体を密着させないことには手が届かず。
必然的に自分の胸を呂布の身体に押し潰すこととなる。身じろぎをされる度に走る感覚。
完全に自分で遊んでいる呂布の姿にほんの少し腹を立て、こうなったら何が何でも帯を取ってやる!と意地になる。
 これでも手先は、器用な方だ。自分で結わえることも出来るのだから、解くことなども至極簡単なことだった。
だがそれは、あくまで手が届いていれば、の話である。
 身じろぎをされる度に帯は逃げ、届いたと思えば身体が震えて帯を放す。
掴まえてからは、快楽との格闘。最早自分の帯を解く気なぞ無いのだろう。
掴まえられたと思ったところで、さわり、と自分の尻を、大腿部を撫ぜ、肩に唇を、舌を這わされる。
ほんの少し、泣きそうになり、手を止めそうにもなるが。
 「――どうした、貂蝉。勝負するのではないのか――?」
 と、耳元で囁かれる低い声に、それでも手を動かす。やがて、両の手に合った力が、ふっと緩んだとき。
漸く帯が解けたのだと、自分の心の枷も外れた。
 「奉先様!解けました!わたくしの勝ち――。」
 言葉の続きは、紡ぐことが出来なかった。そうだな、これは褒美だと――与えられたくちづけで、
封じられ、喉の奥に押し込められる。そうして腰から外された左手の感触と、
それと同時に落ちる、柔らかな布地の感触から、
自分の帯はとっくに解かれていたのだということに漸く、気付いた。
285籠女 16:03/04/25 22:26 ID:46QaHW64

 深く、熱く。息継ぐ間もなく与えられるくちづけに、くらりと目はまわり、先ほどとは逆に押し倒される。
唇が離れ、見上げると自分の身体を見つめる呂布の顔。
何度も身体を重ねてきたが、そうもじっと見られると、やはり、恥ずかしい。
かと言って自分の身を隠したところで、「隠すな」と叱られて、
両腕を上げられるのが落ちなので、せめてその視線を見まいとして、顔を横に背ける。
しかし、その抵抗も無駄だったらしい。俺を見ろと、顎を掴まれ、視線を戻された。
 見つめた先の呂布の肉体は何時見ても、綺麗だった。
 男の身体に「綺麗」という形容詞は不釣合いなものかも知れないが、
「逞しい」だとか「立派」だとか。そういった言葉でもってこの肉体を称えるには間に合わないと思った。
一騎当千と謳われながらも、所々にある矢や、刀の傷。
痛々しくもあったが、それがこの男の生き方を示す証なのだと思うと、愛しく、美しく思えた。
 「綺麗、ですわ。――奉先様――。」
 思ったそのまま口に出すと、そのようなことを言うのは、お前だけだと、
少し、自嘲気味に呂布は笑い、再び貂蝉にくちづけた。
286籠女 17:03/04/25 22:29 ID:46QaHW64

 やんわりと手で胸を覆われ、左手の中指と人差し指の間に頂きが挟まれる。
ちろりと舌を這わせられ、火照った身体がぴくんと震えた。
右手で膝を浮かせられ、触れられたところは既に熱を持ち、潤んでいた。
 「最近は、早いな。」
 と、自覚しつつも耳元で指摘する、呂布の言葉。
頬に持った熱が、身体の火照りがさらに高まる。
そこは、ちぷりと卑猥な音を立てながら、至極安易に呂布の指を迎え入れた。
 ――自分でも、大した準備をせずに、何故こうも易々と迎え入れられるのか、
正直、不思議でならないのだ。これが董卓であればその答えは直ぐに納得が行った。
あの男は貂蝉を、時には苦痛さえも加え、執拗なまでに嬲った。濡れるな、と言う方が無理である。
 だが、貂蝉を側室に迎えてからの、呂布の場合はそれと異なる。
性的な行為が引鉄となる前に、貂蝉の身体はじわりと滲む。
それは例えば、暖かな両の腕(かいな)で抱き締められたりだとか、先ほどのような、
一寸した睦言だけで、身体の熱は高まった。
 その答えが何なのか、導き出される答えはあったが、それは敢えて、見ないふりをした。
 「やっ。ぁっ!」
 出し入れされる指と代わりに、ゆりると入った呂布の舌。持ち上げられる、両の膝。
下腹部から込み上げて来る熱に、涙が込み上げて来そうだった。けれども足りない。
圧倒的に、足りない。もっともっと、熱く、強い衝撃をと、肉体が貪欲にも呂布を求めている事を、身体自身が知っていた。
 「奉ぉ、先、さまぁ……。」
 じわり、と涙が滲む。董卓が相手となっていた時は、
懇願する時さえもどこか割り切り、小馬鹿にしていたとも言うのに。
今は、心の奥からこの男を求めて止まなかった。
 「……ください、ませぇ。どうか、奉先さま、ご自身を……。」
 なみだが、頬を伝った。胸が、異様なまでに苦しい。
顔を上げ、自分を見つめて優しい目で笑うと、つかまって、おれ。
と、腕をとられ、呂布の首にとまわされた。
 そして、衝撃が、きた。
287籠女 18:03/04/25 22:32 ID:46QaHW64

 自分のそこが、器以上のかと思えるものの侵入に、拒んでいるのか、
それとも、喜びでうち震えているのか。
ひくひくと痙攣するかのように震えながら迎えているのが分かった。
強い、圧迫感。潰されるような、間隔。
 「……ぁ!ほぉっ、先、さまぁっつ!」
 うわ言のように、相手を呼ぶ声、それに答える、自分の名と、打ち寄せる、衝撃。
腕の力が篭もる。身体が震える。涙と、繋ぎ止めるところから、
収まり切らない液体と、音が、零れ落ちる。
 ――――ほおせん、さま!ほぅせん、さまぁ!――――
 びくり。と、身体は震え――。
込めていた筈の腕の力は、緩み、ゆらり、と呂布の首から外れ――。
くらり、と意識は、遠い彼方へ吸い込まれて行くのが分かった。


 ――――お義父様。何故黒耀は、いつまでも、外に出ようとしないのでしょうか――――?


 ああ、そういえば。あの とり は――――。


 ふいに甦った、開いた扉の籠の中。
変わらず佇む一匹の文鳥と、それを見つめる自分と、義父。
それらが歪み、混ざり合い、今と、昔とごたまぜになって、
そうして全てはかき消され、ついに意識を手放した。
288籠女 19:03/04/25 22:39 ID:46QaHW64

 馬を動かす度に、ぴしゃりと水が跳ねた。風が、冷たい。
堅く閉じた城門を見据えながら、貂蝉は鍾を片手に、馬に跨っていた。
 下丕(*1)城。曹操を中心とした軍勢は城を取り囲み、主である呂布を中心として、
高順、張遼といった武将が内外合わせた攻撃でもって曹操軍に対し、
少ない軍勢ながらものの必死の抵抗を試み、敵が根負けし、軍勢を帰すことを祈った。
けれども敵もさるもの。ここで軍を退けば、負けを認め、
さらに増長させる結果を招いてしまうことを見て取ったのだろう。
泗水、沂水を決壊させ、非情にも城内に水をそそぎこんだ。
押し寄せる寒さと、疲労。
兵たちの不安は、不信感となり、士気を保つのは一部の将のみという、
そんな、状態だった。
 「……貂蝉様。このような場所にお立ちになるのは、お止め下さい。
武器さえ捨てれば、或いは、貴方様だけでも……。」
 そう、こっそりと自分に告げてきたのは、貂蝉が董卓の元にいた頃から自分に仕え、
貂蝉の真意を知っている、数少ない近衛兵のひとりだった。
あくまでの自分のことを第一に思ってくれる彼女に、感謝を感じつつも、
はっきりと貂蝉は首を横に振った。それが、意に解さなかったらしい。
普段であれば素直に従う筈の娘が、このような危機的状況のためか、執拗に食い下がってきた。
 「何故で御座いますか!?もう、もう十分で御座いませぬか!
貂蝉様は、十分にそのお役目を果たしたでは御座いませぬか!
もう、もう宜しいではありませぬか!何故、自由になろうと思わないのです!」
289籠女 20:03/04/25 22:41 ID:46QaHW64
 激しい口調に、周りの者も不審げな目でこちらを見ていることに気がついたが、
その答えを誤魔化そうとも、答えようともせず、貂蝉はただ、俯いて、大地を飲み込む水を見ていた。
ばしゃ、ばしゃ。と、多くの飛沫を掻き立てながら、伝令が貂蝉の元に走って来たのはその時だった。
 「伝令!候成が魏続、宋憲らと図り、高順、公台(*2)様を捕らえ、曹操軍に降伏致しました!」
 「何ですって!?殿は?!」
 「内部の者の手によって開かれた北門により、押し寄せる曹操軍と奮闘しております!」
 「分かりました!直ぐに参ります!!」
 「貂蝉様!お答えください!」
 言って、踵を返そうとした貂蝉に、先刻の近衛兵が食い下がった。
今まで、よく、仕えて下さいました。そう言って、皆を眺める。
そうして、自分に仕えた娘に目を向けた。
 「お聞きなさい。奉先様が董卓のもとより私を解き放ってくれた。
その時より、私は既に自由の身となっているのです。」
 「――――愛して、いらしゃるのですか――――?」
 分かりません。ただ……。頭を振り、ひたと、娘を見据える。

 「わたくしは、望んでこの場に居るのです。」

 そう答え、貂蝉は一路、呂布の元へと馬を走らせた。
290籠女 21:03/04/25 22:43 ID:46QaHW64

 ――――お義父様。何故黒耀は、いつまでも、外に出ようとしないのでしょうか――――?

 「愛しているのか?」と問われれば、貂蝉は頭(かぶり)を振ることだろう。
愛とは違う。自分は呂布が生き続けることを、彼の仕合せを、天下を、
夢見ているわけではない。ただ、見捨ててはいられない。
自分が動ける今、微力なりとも、力になりたかった。

 ――――それはね、貂蝉。黒耀は、私たちがこの子を必要としているいることを、望んでいるからだよ――――。

 単純に、嬉しかったのだ。自分を必要としてくれることが。
かつて義父である王允が、自分には娘が居ないからと、
しがない芸妓でしかなかった幼い自分を、実の娘のように愛してくれたように。
策略だともいうのに、それに全く気がつかず、自分を必要とした愚かな男が。
 嬉しかったから、だから。

 そのために、命だって、投げ出せる。
291籠女 22:03/04/25 22:45 ID:46QaHW64
 馬を疾走させながら、右手で手綱を握り、
離れぬようにと口で手と柄に布を巻きつける。果たして見えた、赤い影。
弓を構えた弓兵を、そのまま馬で蹴倒した。
 「――――奉先様!」
 「――貂蝉!斬り抜けるぞ!!」
 はいっつ!と応え、ひらりと馬から飛び降りて、両の腕で鍾を振るう。
両手に響く重みと、鈍い音、剣戟、駆けては散らす、人の声。
 互いに互いの背を守るように、波のように、次から次へと押し寄せてくる兵を、
ただひたすら、叩き伏せた。手に巻きつけた白布(しらぬの)は、赤く染まって。
腕の衣服は、短く破れ、血が滲んで。
膝元まである冷たい水に、動きは捕られて。
呼吸は上がって、手にした鍾も、重く、なって。
 じわじわと広がる傷口。疲労感。
身も凍る寒さのせいで、痛覚さえも殆ど感じなくなっているのが、
不幸中の幸いかも知れなかった。
 ただ、懸命に。呂布の元に押し寄せる敵を、全身全霊の力でもって、打ち倒した。
そしてそれは、ふいに、来た。
292名無しさん@ピンキー:03/04/25 22:47 ID:/Gct2gld

偶像破壊のスキャンダル、
http://ono-mayumi.isFun.net/
アコムCM--小野真弓のコア画像が流出、すごおお(^^)/

293籠女 23:03/04/25 22:47 ID:46QaHW64
 とん、と。実際の音は、ずっと鈍いものであったのでろうが、
そのときの貂蝉からすれば、そんな感じの、軽いものだった。
 「あ……?」
 くらり、と感じた眩暈にばしゃり、と水の中に倒れ臥す。
ごぶり、と水を少し、飲んだ。どうやら弓が、当たったようだ。
痛みを、感じなかったが、恐らく、当たった、ばしょ、は――――。

 ゆらり、と水に、紅い紅い色が広がる。あかい、あかい。
294籠女 24:03/04/25 22:52 ID:46QaHW64

 ――――牡丹が、死んでしまったのです。――――

 ――――じゆうに、なりたかったのです――――。

 ――――奉先様――――。
 ――――おこたえを、教えて差し上げます――――。

 ――――今しばらく、あなたという檻のなかに、閉じ込められていたいのです。――――

 ――――お義父様。何故黒耀は、いつまでも、外に出ようとしないのでしょうか?――――

 幼い子供が泣いている。死んでしまったと。大切にしていたのに、今度は自由になって欲しかったのに、死んでしまったと泣いている。
 小さな、ちいさな刺だった。
木の檻が傷んで削れ、ささくれだった。その木片が、刺となり、小鳥にとっては矢となって、死に、至らしめた。どうして、どうして逃げなかったのか。そうすれば、こんなことにもなるまいに。どうして、どうして空に羽ばたこうと、この鳥はしなかったのか。
 子供は泣く。鳥の心がわからず。何故死ななければならなかったのか、自由になることが出来たのに、何故、飛び立とうとしなかったのか。小鳥の命が失われたことを、声を上げて泣いている。

 ああ、けれども。 いまなら わかる。


――――わたくしは、望んでこの場に居るのです。――――


 どこか、とおくで おおきなこども なきごえが きこえた。

<了>
295名無しさん@ピンキー:03/04/25 22:58 ID:46QaHW64
*1「下丕」……「丕」(ヒ)は代字。
*2「公台」……陳宮の字。

長々と失礼しました。ラスト読み難くなってしまって申し訳ありません。
改行エラーが出まくりましタ……。
 応援して下さいました皆様、本当に有難うございます。励まされました。
最後に

 呂布×貂蝉萌えー!!!!!

以上。失礼しました。
296名無しさん@ピンキー:03/04/25 23:36 ID:Q0ZoGCKz
。・゚・(ノД`)・゚・。  
最後切なかったけどお疲れさまでした。

呂布貂蝉萌え〜〜
297名無しさん@ピンキー:03/04/26 01:32 ID:KMS96/sK
萌えたーー!
ホロリとキタ─────── (;д:)
すごくよかったです、乙でした!
298138:03/04/26 04:30 ID:s+rHwOgv
お久しぶりです。中途半端な作品にも関わらずレスして下さった
方々には、言葉もありません。どうもありがとうございました。
あの設定をもとに、今度は張遼あたりを使って続けてみようか
などと思っていますので、またよければ投下させて頂きたいです。

>295さん
綺麗な文章かつ情景描写がこまやかで、儚げな世界にうっとり…。
呂布も貂蝉も萌えで、特に後者は好きなキャラだったので、ラストの
展開に涙が止まらず。本当に、お疲れ様でした!
299名無しさん@ピンキー:03/04/26 11:56 ID:5k1cQH32
呂布貂蝉イイ!
300ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 19:56 ID:+o80FthO
帝国歌劇団としての一度目の全国巡礼が終わり、大成功を収めた六人は
いったん許昌へ帰還し、それぞれしばらく休息を取ることにした。
…とは言っても以前からの普段の暮らしとなんら変わりは無いのだが。

「月英さん、いますか?」
「あら、大喬ちゃん?どうぞ、入って♪」
「おじゃまします…」
「おじゃま司馬一族〜♪」
「もうっ!小喬っ!!挨拶はちゃんと言いなさいっ!」
「姉様うるさいよ〜!」

「おはよう、大喬ちゃん。あら、小喬ちゃんも♪」
「おはようございます…♪」
「おっは楊修♪」
「お馬鹿っ!!」

「ふふ、小喬ちゃんはいつも元気ね?」
「えへへっ、そうだよーんっ♪」
「あのね、月英さん…?」
「どうしたの、大喬ちゃん?」

「実は…」
「あのねあのねっ!この前あたし貂蝉さんと近くの市場で美味しい
 お団子屋さん見つけたんだっ♪今から姉様と行くんだけどーよかったら
 月英さんも行かないっ?そこのみたらし団子がもー最高なんだよっ!
 ん〜、あたしは三色団子も捨てがたいんだけどー、やっぱみたらし!
 絶対みたらしだね!ねっねっ?行くよねっ?」
301237続きとでも名乗っておこう:03/04/26 19:58 ID:+o80FthO
「…そう…なんです…。」
「ちょっ、小喬ちゃん…。駄目よ…今大喬ちゃんが話そうと…」
「んえ?…そうだったのぉ?」
大喬は少し残念そうな表情を浮かべていたが、いつも一緒にいる小喬には
分からない作り笑顔をうっすらと浮かべると月英に目を向けた。

「いえ…。もしよかったら…行きませんか…?」
「……もちろんご一緒させていただくわ♪…昨日お給金入ったばっかりだから、
 おごっちゃうわよ?ふふっ♪」

「よかった…。」
大喬の作り笑いにも少しだけ明るさが乗った。
「きゃっほーいっ♪じゃあじゃあ、早速しゅっぱぁーつ!!」
相変わらずテンションの高い小喬だった。

(…大喬ちゃん…人一倍優しくて…お淑やかだから…)

元々性格は暗く無い大喬だが、色々考え込む癖のせいでこういった風に自分の
発言を消されてしまったり、相手を気遣いし過ぎたりするので暗い性格だと
勘違いされる事が多々あるのを月英は勘付いていた。

月英を挟むようにして団子屋へと向かう三人。
さっきの事を思い出しているのだろう、大喬は正面を向きながらも
どこか焦点の合っていない瞳を浮かべ、時折小さなため息をこぼしていた。
微塵の悪気も無い小喬は反対側で鼻歌を歌っている。
302ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:00 ID:+o80FthO
そんな大喬が可哀想でもあり、愛しくも感じた月英はそっと手を伸ばした。
二人っきりの時以外はめったに手を繋がなかったのだが、今日は特別だった。
ふわりと優しく手を繋いでもらって、ニコッと微笑むと月英の腕に抱き付いた。

「あっ!ずる〜い!!あたしも!あたしもぉっ!!」
「うふふ、小喬ちゃんも♪…はい、どうぞ♪」
「えっへへへ〜♪…あたしも抱き付いちゃおーっと♪…わあ!
 ……月英さんの二の腕……柔らか〜い!」

「あらそう?」
「気持ちいい〜…♪いっぱい揉んじゃおっと♪」
「あは、こら♪」
「ここって確かおっぱいと一緒の柔らかさなんだよね〜?…う〜ん、最高♪」
「やだ…小喬ちゃんったら…♪」

「ちょっ、小喬ったら…」
「ほらほら、姉様も!ポヨンポヨン♪って!」
「わ…ほんとだ…」
「うふふ…♪…もう…二人とも…♪」

月英はこの可愛い二人が本当に自分の娘になったようで嬉しかった。
「…月英さんって…お母さんみたいだな〜♪優しくて…暖かくて…」
「あっ、小喬もそう思った?」
「姉様もそう思う?だよねー!」
月英越しに顔を見合わせてはしゃぐ二人。

「あらそう?………ふふっ、そういえばそうかも……ね?」
「え…!」
303ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:01 ID:+o80FthO
乳首を吸ったことのある大喬に目をやると、真っ赤になって俯いた。
「…にゃにそれ?」
目をパチクリさせ、首を傾げる小喬。

「んガアッ!…ふぎゃっ…!ぐぎ…いた…いたたたたぁ……」

宮殿の門を出ようとした時、突然小喬が腹を押さえて苦しみ始めた。
「ど、どうしたの、小喬っ!?」
「…小喬ちゃんっ!?大丈夫っ?しっかりして!?」

「お、お腹が……お腹が…痛いよぉ〜っ!!」

その騒ぎに門番達や通りすがりの人々も駆けつけてきた。
「小喬様!?いかがされましたか!?」
「まあ…あの子大丈夫かしら…」
「ありゃありゃ…あのお嬢さん…何かやばそうだな…」

「小喬っ…小喬っ!!」
「門番さん!早く侍医を呼んでください!!」
「は、はっ!」
ザワザワ…とさらに騒然となる周辺。
すると額にぐっしょりと脂汗を掻いた小喬が口を開いた。

「あぅ〜…朝からりんごを六個も食べたのがいけなかったのかにゃあ…
 門番さ〜ん…ここから一番近い厠……教えてぇ…」

心配していた一同がズルッ…と肩を落とした。
「ごめ〜ん…今日はあたし………………はにゃあっ!!
 もっ、もももっ、門番しゃんっ!…まじ急いでっ!!」

「は、はいっ!こちらです!!(急ぐのは小喬様じゃあ…)」
小喬は腹を押さえて、門番に導かれつつ早歩きで消えていった。
304ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:02 ID:+o80FthO
「行っちゃったね…。…もうっ!小喬の馬鹿…!」
「は〜…心配したぁ…。でも…ただお腹を壊した程度で本当に良かった…。」

「でも…でもっ!…あの子ったらいつまでたってもあんな調子なんだもん…」
「ふふっ、でも…そこが小喬ちゃんの良い所でもあるんじゃないかな?」

「それは………そうだけど……。」
「さて!…それじゃあ二人だけど、行きましょうか?」
「あ…そうでしたね…。何か今の騒ぎですっかり忘れてた…」
「帰りに小喬ちゃん達の分も買ってあげましょうね?」
「うんっ♪」

その後二人は団子屋でゆったりと過ごし、お土産をいくつか買って宮殿へと
戻ってきた。日がちょうど真上に上がり、心地よい真昼を迎えている。
「…あらやだ!」
「と、突然どうしたんですか、月英さんまで?」
「わたし…今日書物庫の掃除をする仕事があったのよ。」
「え…今から間に合いますかね?」
「午前中には来てほしいって言われてたのよ。…何か忘れてると
 思ってたのよねえ…。お団子で目がくらんだのかしら♪」
「(はは…)じ、じゃあ行った方が……」
「そうね。ごめんなさい…ちょっと行ってくるわ。
 あぁ、お団子…みんなによろしくね?」
「あ、はい…。」
月英は小走りで書物庫へと行ってしまった。
どっさりとお団子を持つ大喬は、ただ呆然と見送るしかなかった。
「はは…これじゃぁわたし…食いしん坊さんみたいだなぁ…」
305ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:03 ID:+o80FthO
「もし…。」

「えっ?」
呼ばれてふと横を見ると、徐晃が立っていた。
「あの…わたし…ですか?」
「はい…。少し話があります。」
「は、はぁ…。な、なんでしょうか…?」
「大喬殿たちの名前の事です。」

「ええっ!?」
「先日この件で大規模な投票があった事はまだ記憶に新しいですが…拙者も
 皆と同様に投票をさせて頂いた。」
「それは…どうも…」
「甄姫殿はかつての戦場を幾度も共にしてきた戦友ですので、拙者は甄姫殿
 の方へと投票したのです。」
「は、はあ…」
「ところが…そなたの妹君の方に決まるならまだしも、選挙に出てもいない
 そなたの名前案が通ってしまった…。」
「そ、それは…特別規則とかで…」
「そんなものまかり通るとお思いか!?あれは正義の道に外れた行為だ!」
「で、でも…その……」
「拙者はあのような不法な手は認められんっ!
 もしも…もしもこれで大喬殿達の………………っ!?」
306ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:04 ID:+o80FthO
「…クスン……クスンッ……ヒック……ヒック!………クスン……」

大喬の目からポロポロと大粒の涙が零れている。
「だ、大喬殿…!」
「…クスン…そ…そんなの…ヒック……わたしだって……わたしだって…!」

持っていたお土産の団子の包みをドサッと地面に落とし、走り去ってしまった。
「大喬殿ーっ!!………行ってしまった…。
 しかし…拙者の言った事は……間違っては……」


「あ〜ぁ…あんなに可愛い女の子を泣かせるなんて…最低ね…」

「だっ、誰だっ!?」
徐晃の背後には彼の見知らぬ女性が立っていた。全く気配を感じ取れず、
簡単に背後を取られて徐晃もさすがに驚いた。肩まで伸びた光り輝く髪、
キリッとした鋭い目、徐晃とは比べ物にならないほど細くしなやかな体。

(戦場なら…斬られていた…)

「あ〜あ〜…お団子……よいしょっと…」
「そなたは…いったい…」
「わたし?わたしは女禍っていうの。」
「いえ、名前ではなくて…」
307ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:04 ID:+o80FthO
「罪、ね…。しかも重罪…。」
「…はぁ?」
「言ってる事がどうだろうと…女の子を泣かせるなんて立派な罪なの。」
「そ、それは……違う。拙者は…」

かくかくしかじかと理由を述べる徐晃。

「…そうなんだ〜♪へえ〜…。」
「…お分かりいただけたか?」
ニコニコと笑みを浮かべて徐晃に近づく女禍。

パアンッ!!!

女禍の強烈な平手打ちに、徐晃は頭上にクルクルと星を回した。
「な…!?」
「馬鹿ッ!なんにも分かってないっ!!女の子を泣かせた事が問題なの!!
 そんなあなたのいい訳とか理由とか知ったこっちゃないわっ!」
「それは…そうだが……」
「女の子は泣かしちゃ駄目!!って両親から聞かされたでしょっ!?」
「いや、そんなことは…」
「あなたの…理由は分かるけど。あの子をはけ口にしちゃ駄目よ…!」
「あ…」

「よく考えて?あなたの言うことは正しくても…今更あの子に何ができる?」
「…本当、だな…拙者……大喬殿を…はけ口の様に扱って…」
「それにね、他の皆も結構あの名前…気に入ってるみたいよ?」
「誠でござるか!?………拙者は…拙者は何という思い違いを……!」
308ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:06 ID:+o80FthO
結果的に自分の行った酷い行為を回想して実感し、徐晃の目に力が宿ってきた。

「ほら!…何してるの!?」
「えっ?」
「泣いてる女の子を追いかける!…これも男の仕事よ?」
団子の包みを徐晃に手渡した。

「そ、そうでござるな…!」
団子の包みを受け取ると、徐晃は大喬を追っていった。

「ふふっ……。み〜んな……若いなあ……♪」

外見は成人前ほどの若さの女性が言うべき台詞ではない。
走リ出した徐晃が一度後ろを振り返ると、すでにそこに彼女の姿はなかった。
…まるで神隠しにあったかのように。

その頃、大喬の部屋。
「…ヒック……ヒク!………ヒック!………クスン……グズ……」

(あんなに…言わなくたって…)
(言ってる事は分かるけど……)
(なんにも言い返せなかったなぁ……)

寝床に倒れ込み、布団を涙で湿らせて悲しむ大喬。
そんな彼女をコンコン…という扉が叩かれる音が驚かせた。

「…ヒック………ど、どちらさま…ですか…?」
309ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:07 ID:+o80FthO
「拙者で…ござる…」
「っ!!……ぃや…」
「そのままでいい…聞いてくだされ…。」
「………」
「拙者…そなた達の演舞が……大好きでござる。」
「…ぇ?」
「以前…宮殿で試しに行なわれた演舞を拝見させていただいた。
 あれほど素晴らしい演舞は…今まで見たことが無かった。
 先日あの投票の騒ぎで…大喬殿達の結束が壊れる事を危惧して…
 拙者…ついむきになってしまったようで…その……」
「………」
「決して…決して、大喬殿を責めるつもりは無かったのでござる…。
 その上…皆さんがあの名前を気に入ってるとはつゆ知らず…
 本当に…本当に…申し訳なかった…。」

ガチャ…と扉が開いた。
「だ、大喬殿…?」
目尻に溜まった涙を手で拭いながらも、大喬の顔には笑みが浮かんでいた。
「…ふふっ…わたし達の…大事なお客様を…ヒック…外で待たせるわけには
 いきませんからね……。さあ……どうぞ…。」
「も、申し訳無い…。」
「今…お茶いれますから…。どうぞ、そちらの椅子に…」
「かたじけない…」
310ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:08 ID:+o80FthO
「さあ、どうぞ…?」
「あぁ…かたじけない。おっと…これ…」
「あっ、お団子!……すみません、わたしったら!」
「これ……大喬殿お一人で…?」
「やっ、やだっ!そんなわけ無いじゃないですかっ!!」
「…そ、そうでござるよな!…はっはっは!」
「もしかして…本気でそう思ってたの…?」
「あ、いやいや!決してそのような事は…!!」
「もうっ!……うふふ…♪」
「ははは…」

「ちょっと…食べちゃいましょうか?」
「でも…良いのですか?」
「オホンッ!…こんなにたくさん『一人で』食べれませんからね!」
「…はは…はっはっは…」
「…クスッ♪クスクス♪」

ようやく二人に和やかな時間がしばし流れた。

「モグ……。ほう、これは甘美な…。」
「モグモグ……。あの…一つ聞いていいですか?」
「ズズ……。…何でござろう?」
「さっきみたいに…どうしてあんなにハキハキ話せるんですか…?」
「ハキハキ…かどうかは分かりませぬが…。」

興味津々な大喬はコクコクと頷いて耳を傾けた。
311ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:09 ID:+o80FthO
「自分が正しいと思う事なら…強く思う事なら…はっきり、正々堂々と
 自信を持って喋っていいと…思うでござるなぁ。」
「…ふんふん。」
「たとえ…それが間違っていても…とりあえず話せばそれに気付く事も
 出来るゆえ…。自分の意志を表す事は大事でござるよ。」

「じ、じゃあじゃあ、好きな人にはすぐに『好きだ』って言っちゃうの?」
「…ははは。拙者…女性とそのような関係になった事はござらんよ。」
「えっ!?」
「拙者にとって生きるとは武の道。そこに女性は不必要でござるよ。」
「でもでも、徐晃さんぐらいの方ならお見合いとかの話って…」
「はっははは。確かに沢山ござったよ。殿が直々に紹介して下さった
 話もあり申したなぁ……」
「じゃあ…?」
「全て…全て断り申した。女性を愛する事を知らぬ拙者が伴侶を娶っては
 いけませぬからなぁ。その女性を不幸にしてしまうゆえ…。」
「そ、そんな…」

会話が止まってしまった。
俯いて上目遣いでチラ…チラ…と徐晃の顔を覗う大喬。心なしか頬が赤い。
「…さあさあ。先程も申しました通り、言いたい事や思った事は……?」
「ええっ!?あっ、いえ…その…やっぱりいいです!」
「よい機会ではありませぬか?………さあ?」

「えっと…その…じ、じゃあ…徐晃さんって…」
「何でござろう。」
312ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:10 ID:+o80FthO
「じ、じょ…じょせ…じょせ……」
「…徐盛殿でござるか?」
「そうそう、あの人は良い人で………ってそうじゃなくて!!」
「おおう、ノリツッコミという技でござるな。」
「ち、ちゃんと聞いて下さい!」
「ぎょ、御意…。」
「じゃあ…徐晃さんって……女性経験は……」
「あぁ、そういう事でござったか。どうりで顔が赤いと思っておりました。」
「…ごっ、ごめんなさいっ!わたし、何言ってんだろ!!
 い、今のは聞かなかった事にしておいてください……!!」

「いやいや、当然無いでござるよ?」
「ふえぇっ!?…そ、そんなに真面目に答えてくれなくても…!」
「いやいや、別に拙者は気にはしませぬし。」

「そう…ですか。…で、でしたら…」
「…?」
「その…殿方って…あの……時折……その……自分で処理を…するとか…」
「えっ!?」
初めて徐晃の表情に困惑が浮かんだ。
「ど、どう…なんでしょうか?……本当……なの?」
「そ、それは…!」
「徐晃さん…」

あれだけ偉そうに教えておいて答えないわけにはいかない。
「それは……まぁ……その……何ですか………え〜……まあ……」
「そ、そうですか…。」
「いやはや、まさかそのような質問とは…」
徐晃は照れ隠しに頭をポリポリと掻いた。
313ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:11 ID:+o80FthO
「抱いて……みたい…?」
「ええっ!?」
顔を真っ赤にして、意を決した大喬が立ちあがった。
「やっぱり…女の子……抱いてみたい……?」
「それは…いや、そのっ……!」
椅子に腰掛ける徐晃の隣に立ち、そっと優しく頭を抱いた。
「だ、大喬殿っ…お待ち下されっ!」
「わたし…まだまだこんなに小さくて…幼いけど……徐晃さんが望むなら…」
「あ…あ……」

「わたしを…抱いても……いいよ……?」
「し、しかし…!」
「やっぱり……わたしなんかじゃ…いや…ですよね……」
「いや…そうでは……大喬殿のような美人を抱くなど…感無量でござるが…
 拙者…その……一度も…経験が無いので…」
「…」
「上手く…できるかどうか…」
「…うふ……そんなの…」

それ以上二人の会話は続かなかった。
何故なら大喬は少し前屈みになって顔を近づけ、その柔らかな唇を
徐晃の唇に重ねていたからだ。

目を見開いたままの徐晃の眼前にはうっとりと目を閉じた大喬がいた。
唇を重ね合う至極の快感に震えながらも、徐晃は目を閉じる事ができなかった。

うっすらと目を開けた大喬は、チュ…と小さな音を立てて唇を離した。
鼻先が触れ合うほどの距離でそっと呟く。
314ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:12 ID:+o80FthO
「…見ちゃダメ……目を…閉じて……?」
徐晃は素直に従ったが、次の期待からか瞼がピクピクして落ち着かない。

「んふ、可愛い…♪」
再び唇を重ね合った。
柔らかな再開に思わず目を開いてしまった徐晃だったが、言いつけを
思い出してすぐにギュッと固く目を閉じる。

徐晃は腕をダラリと下げて微動だにせず、大喬の唇の甘味を味わっていたが
大喬に手首をそっと導かれて抱きしめるように促された。

何度か鼻をすれ違わせて唇の位置を変えて愛し合うと、大喬はいったん唇を
離して腰掛けたままの徐晃の上にヒョイとまたがった。さっきよりもはるかに
密着してしばし見つめ合った後、三度目のくちづけを交し合った。

「ぁんっ……んん………ん……んッ!……んふぅ………ぁんん…!」
大喬の高く小さな喘ぎ声と、徐晃の低いうめき声が響く。
顔を真っ赤にして恥じらいながらも必死に唇を貪る大喬が最高に愛しくて、
徐晃がキュッと抱きしめると、大喬も同じくキュッと抱きかえした。
その圧迫による息苦しさからいったん唇が離れる。

眼前の互いの瞳を見つめ合う。
さらに徐晃がギュゥッと抱きしめると、大喬もギュッと抱きかえした。

たまらずもう一度唇を貪り始めた徐晃。
「んぷッ♪……んあ…ん…あぁ………んんー……」
息継ぎも忘れて愛し合っていると、大喬が離れた。
「プハ…はぁ…はぁ……。…じょ、徐晃さん……舌……出して………?」
315ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:14 ID:+o80FthO
徐晃には訳がわからなかったが、んべ…と舌を伸ばすと
大喬も舌をべ…と出し、うっすらと目を閉じて舌先に触れた。

「んっく!?」
生まれてきて一度も味わった事の無い感覚にそれが快感とも知らず打ち震える
徐晃は、最初はその行為を受け取るだけだったが、これほど激しく愛を
交わせる手段なのだと気付き始めると、徐晃も負けじと舌をうねらせた。

…チュ…ピチュ………ムチュ……ちゅっ…フチュ……ぴちゅ……

部屋に湿った音が響き、それと同時にス…スス…と衣擦れの音もし始めた。
上にまたがる大喬がモジモジ…と腰やふとももをくねらせている。

(…や、やだっ……もう…濡れてきちゃった……………えっ?)

「ぁんんっ!!」
深いくちづけを交わして興奮してきた徐晃の勃起がちょうど秘部にゴリゴリと
擦れ始めた。大喬はビクンッ!!と一度体を震わせた後、意を決して自分から
その固いものを自分の秘部に押しつけて擦った。

「…ぅくあッ!!」
徐晃もその激しい腰使いによって勃起を擦られ、快感の悲鳴を挙げる。
チュポ…と唇を離した大喬は依然自分の腰を激しく振りながらも、徐晃の頭を
優しく抱いて、熱に浮かされたような目を浮かべて呟いた。
316ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:16 ID:+o80FthO
「徐晃…さん……ん……気持ち……んっ……いい……?」
「あ、あぁ…最高で…ござる……」
「あっち……いこ…?」
「はい…。」

大喬は自分を降ろそうとする徐晃を引きとめて拒んだ。
「あん…!……離れたくないよ…………抱いていって……?」
「御意…。」
大喬は細い足を徐晃の腰に絡め、さらにきつく頭を抱くと自分自身を固定した。
徐晃は大喬の腰に手を添えて立ちあがったが、それが優しすぎるので、
大喬は必死に絡み付いて落ちないようにしなければならなかった。

徐晃の胸にもたれかかって呟く。
「もっと…下の方を……持ってくれなきゃ…わたし………落ちちゃうよ…」
「…いや、しかし……」

徐晃の首筋にチュッとキスをすると、
「……お尻……触ってもいいんだよ……?」
「あ……あぁ……」
「……ぁんっ…」
徐晃は腰に添えていた手を離し、下からすくう様にして大喬の尻を掴んだ。
徐晃にとっては落ちない様に、大喬が楽な様にという強さだったのだろうが、
大喬にとってはあまりに心地よい揉み具合で思わず吐息を漏らした。

それでもだいぶ楽になった大喬は、そのままの姿勢で唇を求めた。
大喬の柔らかな胸の向こうで心臓がバクバク…と脈打っている。

そのまま寝床へと移動すると、大喬をそっと仰向けに寝転ばせた。
317ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:17 ID:+o80FthO
徐晃もその上に被さろうとすると、大喬は目を横に背けてボソ…と呟いた。

「徐晃…さん…。……服……脱がせて……」
「わ、分かり申した…」

震える手でぎこちなく止め具を一つずつ外していく。
上着を左右にはだけると、大喬の上半身が露わになった。
可憐な鎖骨、薄い胸板、その上に膨らむ乳房、朱に染まった小さめの乳首、
華奢な腰、憎いぐらいの小さなへそ。

じっくりと観察され恥ずかしくて思わず手で隠そうとしたが、徐晃の
あまりに夢中な視線に気付いてそれを止めた。我慢すると、親指の爪を
カリッと噛んでその観察に耐えた。しかしそれにも限界がある。

「じょ、徐晃さんっ…!」
「…えっ!?……あっ…す、すまぬ…」
「下も……あと…徐晃さんも……」
「りょ、了解した…!」

徐晃はさっさと自分の衣服を脱ぎ捨ててしまうと、再び大喬の上にかぶさって
今度は下の服を脱がしにかかった。大喬はチラとだけ徐晃の勃起に目をやると、
恥ずかしくて再び目を背けた。心臓がさらに激しく脈打つ。

(お、大きかったぁ……)
318ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:18 ID:+o80FthO
そんな大喬にも気付かず、徐晃の手はとうとう下着を取りにかかっていた。
大喬もそれを手伝って腰をクイと浮かすと、徐晃がスルスルと取り除く。

こじんまりと揃った陰毛の下は、大喬がグッとふとももを閉じているので
よく見えない。しかしそれでも脱がす時にチラリと見た感じでは、
その部分はぐっしょりと濡れていたようだった。

徐晃の息も荒く激しくなってくる。
「徐晃さん…もっと……」
大喬はそう言うと、うっとりと目を閉じた。徐晃もそれを望んでいたのか、
ガバ…と覆い被さると、大喬の唇を貪った。
大喬を強く強く抱きしめ、激しく舌を絡ませる。

(や…やだっ!…当たってる!!……すごく……熱くて…ビクビクしてる…!)

互いに裸である以上、抱きあえば当然徐晃の勃起や陰嚢全体が大喬の
ふとももに当たる。徐晃もそれに気付いてはいるが、残念ながらそれが
大喬にとっては恥ずかしいとは微塵にも考え付かなかった。

「…ぷは…あ…はあ…はあ…徐晃さん……いっぱい…からだを……」
大喬はクイ…と徐晃の頭を首筋に導き、愛撫するよう促した。
「ぎょ、御意…」
少し体がずれたおかげでふとももから徐晃の勃起が離れたが、そこには
彼の残していった先走る透明な液がピチュ…と残っていた。
319ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:19 ID:+o80FthO
左右の首筋に唇を何度も何度も落とした。徐晃の頭をキュッと抱いて喘ぐ大喬。
「んっ…あん……あはぁ………徐晃さん……優しいんだね………」
「…?」
「もっと……えっちにしても…いいんだよ……?」
「そ、そうで…ござるか?」
「……胸も…いい…よ……」
「で、では…」
徐晃は少し体をずらすと、正面に迎えた大喬の胸をやわやわと揉んだ。
「んくぅ………んあっ…あ……あんんっ!……あふぅ……んはぁ…」
自然と固くしこってきた朱色を口に含む。
「きゃんっ!!…あっ…あっ!……やん!……あはぁ……んんっ!……」
「ぷは……大喬殿……痛くないでござるか…?」
「うん…大丈夫だよ…。……もっと…もっといろんな事して……」
「ぎょ、御意…」
徐晃は再び乳首を咥えると、口内で舌でコロコロ転がしたり指で摘んだりした。

母乳を求めるかのように少し強めに吸うと、大喬は閉じたふとももを
モジモジとくねらせてさらに喘いだ。

「んはあぁっ!!……んあぁ……ふふ……おっぱいなんて……まだ出ないよ…」
「そ、そうなのでござるか…。どうすれば出るのでござるか?」
「………徐晃さんのえっち!!」
「ええっ!?…せ、拙者はただ…」
「うふふ♪それはね…?」

耳元でそっと教えた。
「な、ななっ、何と!?…これは……失礼つかまつった…」
「もうっ!………くすっ♪」
「面目無い…」
「出ないのは仕方ないけど…………もっと……吸ってほしいよ………」
「御意…」
320ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:21 ID:+o80FthO
再び朱色の果実を咥えこんだ。チュウチュウと音を立てて吸いつくと、
レロレロ…と舌でよだれをすくう様に舐めまわした。
「んはあっ!…はあん……じょ、徐晃さん……」
「…?」
「…わたし……もう……もう……」
「大喬殿…」
「…欲しい…のぉ……」

とうとう徐晃にとって初めての瞬間が訪れようとしていた。

大喬がゆっくりとふとももを開いた。閉じていた内側の部分には
うっすらと汗が浮かび、さらに陰部の下側の布団は湿って灰色になっていた。
徐晃は空けてもらった空間に陣取って、ギンギンに張り詰めた勃起を
秘所に当てがうが、よく分からないらしい。

割れ目にそってヌチャヌチャと勃起を滑らしたり、亀頭だけ割れ目に沈めて
様子を伺ったりしていた。

「んあぁっ!…んあ…ん……あぁ……(あぁ…そっか……)」
意を決した大喬は恥ずかしながらも、彼を導くことにした。両手を回し
指で秘唇を大きく開くと、入り口を露わにした。自分でも死ぬほど恥ずかしい
姿勢を取っている事を自覚し、今までで最高に顔を上気させながら。

「み、見えますか…?……こっ、ここっ!……ここに……」
「か、かたじけない………いくで…ござるよ……?」
目を閉じてコクコクと頷く大喬を確認して、ジュプ…と亀頭を沈めていった。
321ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:22 ID:+o80FthO
「ひぃああっ!!……やっあぁ…!……お…おっきいっ……!!」
「くっ…うっ!!…き…きつ……いっ…!!」
徐晃は少しずつ、少しずつ侵入していき、とうとう根元まで繋がった。

「あ…あぁ……すご…い……大喬…殿……んっ?……大喬殿…?」
大喬の顔に目をやると、眉を『 八 』の字にして歯を食いしばっていた。
「大喬殿!?…痛いでござるか…?拙者もそれぐらいならば知って……」
徐晃の気遣いにフルフルと顔を横に振る。
それにつられて目尻に溜まった涙がポロ…ポロ…と一筋ずつ流れた。

「ううん……痛くはないよ……でも……何か…お腹が『 重い 』の……
 しばらく……しばらくこのままで……………いい……?」
「と、当然でござるっ!!」
「……ふふっ、ごめんね…?」
「大喬殿…。ならば…その間に…」

徐晃は前に屈んで体重をひじで支えると、相当気に入ったのか
またしても唇を重ねた。
「……あん……あむぅ……んん……んっんっんっ!………」
繋がったまま熱いくちづけをしばらく交わしていると、徐晃に異変が起こった。
「……む……むっ!…く……あ……い…いかん……!」
額に汗を浮かべて歯をギリギリと食いしばり、苦悶の表情を浮かべている。
「徐晃さん……」
大喬は逃げようとした徐晃をギュッと抱きしめて離そうとしなかった。
「いけませぬ!……大喬…殿ッ!…あ……く……!……で……で…る…!」
322ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:22 ID:+o80FthO
いくら動かさなくても、大喬の肉襞にニュクニュク…と締められ続けた
徐晃にとって、もはや我慢の限界だった。

「…あっ……くあっ……だ、だめだ………くぁーーーっ!!!」
「…あひっ!?…ぃやぁっ!!……あ……ああっ!…あ、熱…いっ……!」

深奥にブシャァッ!と大量の精液を放出された大喬は、ギュッと徐晃の頭を
抱いて震えた。徐晃も腰をガクガク震わせて限りない射精を続けている。

「ああ……うっ……………だ、大喬殿ぉっ……」
「……気持ち………よかった……?」
「はい……」
徐晃がもう一度くちづけをしようと動くと、萎えた陰茎が大喬から抜けた。

「んっ!……離れちゃった……ね…」
ゴプゴプ…と大量の精液が溢れて布団へと染みていった。
夢中になって互いの唇を貪り合う。

「あん………じょ、徐晃さん…!………また……おっきく……」
大喬のふとももに、また力を取り戻したものがゴリゴリと擦れている。
それは大喬の愛液と徐晃の精液で濡れ光り、ふとももをヌラヌラと汚した。

「徐晃さん……立って………」
「………?」
頑丈な体をずしりと起きあがらせ、徐晃は立ちあがった。
「これで…よいでござるか……?」
「うん……」
323ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:23 ID:+o80FthO
大喬はその正面に女の子座りをすると、徐晃の張り詰めた欲棒をそっと
握り、ニチャニチャ…と前後にしごいた。
「だ、大喬殿っ!?」
「……わ、わたしも…そんなに上手くないと思うんだけど…………あむ…」
「うおッ…!」
大喬の口腔内に囚われた感触に、大き目の悲鳴を挙げる徐晃。
柔らかで暖かな『 輪 』にしごかれる感覚は、徐晃の興奮を一気に上昇させた。
精液と愛液の混じった独特の味と匂いが大喬の口に広がる。

「……んっ…んっ……んっ………んふ……ん………んっ…………」
完全に屹立した勃起は大喬にとっては巨大すぎて、
亀頭の部分を咥えるとほとんど口内が満たされてしまう。

大喬は眉を『 八 』の字にしかめて必死に口でクックッ…と前後にしごいた。
「うっ……ううっ!……あ……く……す……すご……い…!!」
「…んっ…んっ……んもっ…ひふぉい…ひい…?」
可憐な少女が上目遣いで自分の勃起を咥えている光景に
徐晃はさらに興奮の火をかりたてられ、さらに固さを増した。

(…や、やだっ!……またおっきく………もう……むりだよ………)

大喬はあごに限界を感じ、舌を這わせて愛撫することにした。
根元をそっと摘んで正面に向かせると、亀頭全体をレロ…レロ…と丹念に
弄り尽くす。

「おっ!……おお………おおっ!」
さっきまで徐晃の唇に対して行っていたように先端を重点的に
チュッチュッと啄ばむようなキスを繰り返した。
一回一回のキスにも敏感に反応して腰を震わせる徐晃。
324ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:24 ID:+o80FthO
大喬がギュウー…と勃起を強めに手前にしごくと、尿口からジュ…と透明な
液が滲み出てきた。上目遣いで徐晃と目を合わせると、そのまま舌を出して
その欲望液を舐め取った。

「ううっ!!」
「……徐晃さん……もういっかい……いっしょになりたいよ……」
大喬の座っている布団の部分がじっとりと湿っていた。

「拙者も……そう願っており申した………」
「……徐晃さん…………きて……」
徐晃は大喬をそっと仰向けに寝かせ、再び侵入を開始した。
今度は要領よく勃起を沈めていく。

「ああっ……あ……あんっ……あ………ああっ!ああーーっ!!!…」

徐晃の暴根が完全に突き刺さった。大喬も今度は眉を『 八 』の字には
しないで、可愛らしくも淫らに快楽に溺れた女の顔を浮かべている。

「大喬殿……ご無事か?……」
「……う…うんっ………徐晃さん…の……暖かくて……おっきいの………」
「た、確か……こう…」

「ぃひゃあっ!!」
突然徐晃が大きく腰を引くと、ズンッ!と一気に奥に突き刺してしまった。

「……じょ……こうさ…ん………!」
「大喬殿!?」
ポロポロと大粒の涙を零して懇願する大喬。
「もっと……やさしく……してぇ……おねが……い……」
「……も、申し訳無い!………優しく……優しく………こう……かな……」
ゆっくり…ゆっくり……と抜き差しを始めた。
325ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:25 ID:+o80FthO
「…あん!……そ……そう……あはぁ……んあ………あんっ……んん……」
徐晃は自分が感じる事すら忘れて、ただひたすらに優しく大喬を
穿つ事に集中していた。目の前の大喬が先程とは違って確実に
感じている事は、徐晃を内心大いに喜ばせた。

どうやら大喬は優しくされた方が感じるらしい。ますます喘ぎが大きくなる。
「……あっ!……ああっ!!………い……いい……いいよおっ……!」
「……だ、大喬殿……拙者……また……!くっ……!」
「徐晃……さん………それなら…………」

大喬が徐晃の首に手を回し、さらに腰に足を絡めて自分自身を固定した。
「起きて……?」

徐晃が素直に上半身を立たせると、大喬がその上に
抱きついて座るような姿勢となった。

「んあううぅっ…!!」
下から奥の奥まで突き刺され、身をよじらせてよがる大喬。

「あっ……あぁ……徐晃さん……いい…よ……動いて………?」
「分かり申した…」

徐晃が徐々に腰を上下させ始める。
「んはああっ!!……んっ…くうっ!……ひゃあ……ひゃうっ……きゃん…!」
「お、おおっ…!」
大喬も慣れてきたのか、多少激しい律動にも快感を得るようになってきた。
自分からも腰を振って、互いの肉をぶつけて弾けさせる。
「……んあうっ!……あっひぃ!……やっ……あっ……んああっ!…あう…」
326ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:26 ID:+o80FthO
激しい上下運動に大喬の胸もタプ!タプ!とせわしなく揺れる。

「大喬殿は…胸が大きいでござるな……」
「……えっ!?……ほんとに…そう思う……!?」
「え、ええ…。……拙者…女性の事はよく存じぬが…大きいと……」
「……嬉しい……♪」

チュッと徐晃にキスをした。
「徐晃さん……このまま……立って………」

大喬は固く手足を固定して、立ちあがる徐晃にがっしりと絡みついた。
「これで…よいでござるか……?」
「うぅっ!……う、うん……。……徐晃さん………いいよ……?」
「………?」
「激しく……して……」
「し、しかし!」
「徐晃さん…いっぱい優しくしてくれたから……今度は……その…」
「………」
「好きにして……?」

ドキンッと徐晃の胸が高まった。
「で、では……!」

徐晃が腰を振り始めた。
パン!パン!パン!パン!…と肉が打ちつけ合う高い破裂音が響く。

「…ひゃうっ!……あひゃぁ!……く…くううっ!……んひゃあっ……」
327ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:27 ID:+o80FthO
大喬から溢れ出た愛液が二人の結合部を伝って垂れていくものと、
二人の激しさに振られてピッピッ…と飛び散るものとに分かれた。

次第に徐晃の腰使いも強烈になっていく。大喬もその強大な快感に
頭を大きく左右に振って喜びの悲鳴を挙げた。
知らず知らずのうちに、大喬の口元がよだれで淫らに輝いていた。

「…大喬…殿っ……口元…が………」
「あふっ……あっ……やんっ!………徐晃さん………きれいに…してぇ……」

徐晃は丹念に大喬の口元をレロレロと舐めまわした。
「あっ、あはっ、やんっ♪………でも……今度は徐晃さんので………」
「ほんとでござるな……」

見詰め合って、熱い熱いくちづけを交わした。
そのまま再度腰を激しく振り出す。

「あッ!……あふぁッ!!……んは……も……もう………もうっ!!………」
「だ……大喬…殿ぉっ!!……拙者……拙者も…くっう……!!」

二人に絶頂が訪れた。
「…くおっ!……だっ、大喬殿ぉーーーっ!!!」
「んああああーーーーっ!!!」

大喬の子宮に再び大量の精液が飛びかかった。
深奥にビュッ!ビュッ!!と熱い精液をかけられて、大喬は完全に
気を失った。首に回していた手がスル…と解かれ、ゆっくりと大喬が
後ろに倒れていく。
328ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:29 ID:+o80FthO
大喬の子宮に再び大量の精液が飛びかかった。
深奥にビュッ!ビュッ!!と熱い精液をかけられて、大喬は完全に
気を失った。首に回していた手がスル…と解かれ、ゆっくりと大喬が
後ろに倒れていく。

「おっと!」
徐晃はその大きな手で腰を掴み、何とか落下の危機から大喬を救った。
そっと寝床に降ろそうと試みたが、いまだにキュッキュッキュッ…と
徐晃を締めつけているので、離れるのに難儀した。

スウスウ…と眠りにつく大喬の横に座り、その寝顔をそっと撫でた。
自然と唇に目が移る。無意識に近づいていくせいで、どんどんその唇が
視界の中で大きくなっていく。そっとくちづけをした。

「…ん……」
大喬が目を覚ましてしまった。ズサァッ!!と後ずさりする徐晃。

「ん?……どうしたの………?」
「い、いや!…その……大喬殿がご無事かと……思って……!」
「うん……大丈夫だよ………」
「そ、そうでござるか!い、いや、それはよかった!」

「寝起きに徐晃さんが勝手にちゅうしてくれたから!」
プクゥッと頬を膨らませて怒るそぶりをみせる大喬。
329ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:30 ID:+o80FthO
「ばれ申しておりましたか……。」
「…知らないっ!!」
「だ、大喬殿〜…!」
「えっち!…嫌いっ!!」
「そ、そうでござるよな…」
「もっと……してくれたら……許してあげよっかなぁ………♪」
「お、おお!…喜んで!」
「んんっ♪」

二人はしばらく抱き合ってくちづけを交わしていた。


後日、六人が揃ってワイワイと食事を取っていた。
丸い机の中心に、餃子がひとつだけ残っている。

「…あっ、一個残ってるよ?…小喬ちゃんがもらっちゃうね?」
「あら、まだ一個残ってるじゃない…。この甄姫様がいただいてあげるわ♪」

二人の箸がぶつかり、つばぜり合いが始まる。
「ぐ…ぎい……!…ちょっ!この…餃子は…あたしんだからぁっ!!」
「むむっ…この…!……お離しっ!……わたくしが先に……!!」
「に、にゃに言ってんの!…あたしが先に見つけたんだよ〜っ!!」
「おだまり!…この餃子もわたくしに食べられる事を望んでいるはず!!」
「ふ、ふんだ!…こ、こここ、こんなおばちゃんに食べられたら
 餃子しゃんがお化けになっちゃうよーっだ!!」
「いてこましたろかい!!」
330ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:31 ID:+o80FthO
いつもの喧嘩が始まったと、一同が頭を振る。

大喬は思った。
(……それなら半分コにしたらいいのになぁ……)

大喬の頭に徐晃の言葉が浮かぶ。
「……よしっ!」
ガタン…と大喬が立ちあがった。
「大喬ちゃん…?」
月英が驚く。

つばぜり合いを続ける二人にゆっくりと近づいた。

「あっ!見て!!小喬、甄姫さん!!…あれって…!?」

「えっ?にゃに?」
「何ですの?」

ヒョイパクッ!……モグモグモグ♪………

「あら、お見事ね♪」
貂蝉が拍手を送った。
「あっはっは!…やるじゃない、大喬♪」
孫尚香も拍手を送った。
331ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:32 ID:+o80FthO
「ね、姉様〜っ!!」
「大喬さんっ!?」

「モグモグ……ふぇんはふるふらいはらははひふぁ……」

「大喬ちゃん…何言ってるのか分からないわ…」
月英が尋ねた。
「ゴックン♪………喧嘩するぐらいなら、わたしが食べちゃいます♪」


大喬の台頭編  完
332ヒロとでも名乗っておこう:03/04/26 20:40 ID:+o80FthO
長々と失礼しました。
実は今回、女禍とタチ(・∀・)バック!!してから大喬の所に
行かそうと思ってたんですが、ティンティン臭いよなぁ…と思い断念しました。

おそまつ様でした。ご感想戴けたら嬉しい限りです。
333名無しさん@ピンキー:03/04/26 20:59 ID:KMS96/sK
徐晃×大喬(・∀・)イイ!
地味キャラって萌えるねw
334名無しさん@ピンキー:03/04/26 21:52 ID:LiBFex2J
ヒロたんの新作
キテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!

武の道に生きる漢がカコイイ(・∀・)!
ちょっとるろ剣を思い浮かべちゃったよ。
335名無しさん@ピンキー:03/04/26 22:59 ID:I3SMpA/W
(*´Д`*)ヒロタン最高age!!
336名無しさん@ピンキー:03/04/26 23:38 ID:6NgpXFDo
イイ━━━━(・∀・)━━━━ !!
337名無しさん@ピンキー:03/04/27 00:07 ID:bcoR10Cg
ヒロさん乙ですー!控えめな性格同士は萌えるー!!

徐晃が童貞と言ったときに、真っ先に朱板の童貞スレの階級は
どれだっけ?と思った俺は逝ってよしですかそう(ry

ちなみに33歳童貞の階級は少将でした
少将でありながらこんな可愛い娘と童貞卒業してしまえばそのスレで
叩かれることは必至…いや、ネタ扱いされるか(w
338前スレ925:03/04/27 11:34 ID:T8FPz+OZ
あれからかなりの時が経った。
甘寧に襲われた後、孫尚香はめげず調練を重ね日に日に強くなっていった。
戦にはでずにいた。しばらくは無理をせずできることをやっていくことにしたのだ。
そうしているうちに、ほぼ皆無だった護衛達との信頼関係も増してゆき、今ではすっ
かり仲がよくなった。
彼女が強くなっていることを周囲も認めだした。
そして、調練でついに甘寧の剣を弾き飛ばすことに成功した。
それからは甘寧とも和解し友好関係を築いている。
そんなときだった。
「尚香様!」
調練場で圏をブンブン振り回していた尚香が振り返る。
「なに?どうかしたの?」
「孫権殿がお呼びでございます」
「兄様が?」
「はい」
「わかったわ。今行く」
圏を床に置き、衣服についた砂埃をパンパンとはたいて尚香は調練場を去った。
339前スレ925:03/04/27 11:35 ID:T8FPz+OZ




トタトタと小走りな足音が聞こえてきた。
「来たか・・・」
孫権は椅子にすわった。ほぼ同時に扉が開いた。
「なんの用ですか?兄様」
(見慣れた顔だな・・・。だがこの顔も・・・)
「ん?ああ、尚香よ・・・」
なにか孫権の口元がモゴモゴしている。
「なんですか?」
せかすように尚香が問いかける。早く調練の続きがしたいのだ。
「尚香よ、今、好きな人間はいるか?」
いきなりのその問いに尚香は一瞬固まった。しかし、脳内で冷静に整理して答えた。
「もちろんです。私は呉のみんなが大好き・・」
明るい笑顔で尚香が答える。しかし、孫権が聞いたのはそういうのではない。
「違う。個人的にだ。例えば・・・婚姻を結びたい者はおらぬのか?」
「えぇっ・・・?」
尚香の顔が赤く染まり始めた。
(兄様・・・いきなりなんでそんな事を・・・?私・・婚姻とかそういうのはもっと
先の話だと思ってたのに・・・)
「おるのか?おらんのか?」
今度は孫権がせかしている。ポケーッとしていた尚香があわてて答えた。
「特にはおりませんが・・・。それがどうかしましたか、兄様」
「そうか。なら話は早い。単刀直入に言うぞ。お前には・・・劉備玄徳に嫁いでもら
いたい」
尚香の頭が真っ白になった。
340前スレ925:03/04/27 11:36 ID:T8FPz+OZ
「周瑜の案でな。蜀との友好関係を深めるためだそうだ」
尚香の表情を見る限り、すでに孫権の言葉は耳に入っていないようだ。
まばたきの数が増えている。泣きたいのかもしれない。
「と、ということは・・・私は・・・」
孫権にとっても酷であったが、冷静に言葉を返すことにした。
「ああ。明日にも荊州にむかってもらう」
「あ、明日!?」
急に尚香の口調が強くなった。垂れ下がっている腕も震えている。
孫権は目の前の妹から視線を反らしたくなった。だが懸命に視線を尚香にむけ続け
た。
「今からでも準備を始めてくれ。お前の護衛達にも伝えておく。諸将への挨拶も忘れ
ずにな。以上だ」
そういうと孫権は逃げるように自室から去った。孫権の自室には妹の尚香だけが残さ
れていた・・・。
341前スレ925:03/04/27 11:36 ID:T8FPz+OZ
暖かい風の吹く草原に尚香は座り込んだ。調練場には戻らず直接ここにきた。
空は青い。雲一つない。風も気持ちいい。この場所は大好きだ。
(でも・・ここも今日限りか・・・)
こんな状況だと、思考は暗い方暗い方へと向かってしまう。
「はぁ・・・」
ため息しかでない。
(なんで周瑜さんは私を・・・なんでなのよ・・・)
どんどんネガティブになっていく。あきらめをつけて自室に戻ろうとしたときだっ
た。
ポンッ!と肩に何者かの手が触れる。
「よぉっ、姫さん!どした?暗いじゃねぇか」
「甘寧・・・」
尚香は必死で笑顔を作った。だが作り笑顔とバレバレ笑顔だ。だが、そんなことはき
にせず甘寧が言葉を続ける。
「劉備と婚姻結ぶことになったらしいな!おめでとうよ!蜀で一番偉ぇ奴だろ?うら
やましいぜ!俺も女だったらうれしいだろーなぁ!」
「俺もって・・・私は別に・・・」
甘寧の意外な言葉に尚香はまた暗くなった。せめて反感の意をもって欲しかった。甘
寧なら持ってくれると期待してたのかもしれない。国の都合で勝手に決められた結婚
なんて・・・。甘寧なら怒って周瑜に異論を述べてくれるかもしれないと希望を持っ
ていたのかも・・・しかし結果は正反対だった。
「なんだぁ?うれしくねぇってのか?」
「もういいわよ。あっちいって馬鹿」
「へっ!女ってのはよくわかんねぇな!俺も調練があるからな!あばよ!」
「あ・・・ちょっ・・」
甘寧はズカズカとヤンキー歩きで城内に消えた。
後悔した。馬鹿なんて言わなきゃよかった。たぶんこれが最後の会話だろう。最後会
話で・・・なんで私は・・・。
暗い気持ちのまま孫尚香は城内に入った。
342前スレ925:03/04/27 11:37 ID:T8FPz+OZ
自室に向かう途中、陸遜に出会った。なにも話しかけず通り過ぎようとしたときだっ
た。無口な陸遜が話しかけてきた。
「あなたは今回の婚姻・・・納得しているのですか?」
意外な言葉だった。本来甘寧に期待してたのはこういう言葉だ。その言葉が陸遜の口
からでた。
「納得もなにも・・・呉の・・・ためだし・・・」
陸遜の顔が呆れたような顔になる。
「ああ、そうですか。呉のためですか。自分を捨てますか。呉の国のためにいずれは
敵となろう国に自ら向かいますか。結果、あなたが我々と戦うことになっても後悔し
ませんか。とてもそうは思えませんけどね。私が見る限り、あなたは呉の兵や武将と
かなり仲がいい。そんな仲間達をちょっとの友好関係上昇のために見捨てますか。そ
して敵として戦うことはできますか。できないでしょうね」
陸遜の心ない言葉に思わず尚香はカッときてしまった。
「なによそれ!私の気持ちも知らないで!私だって私だってぇ・・・」
涙がこぼれ落ちる。言葉が続かない。嗚咽しか出なかった。追い打ちをかけるように
陸遜が言う。
「一応あなたが婚姻に反対するなら周瑜様に抗議してもよかったですが・・・それも
必要ないようですね」
そう言って陸遜は歩いていった。
「うっ・・・なんなのよ・・・なんなのよなんなのよぉ・・・」
尚香はその場にペタンと座り込み泣きしゃぐった。
泣いてる合間に文官が何人か尚香の隣を通過したようだが誰も話しかけなかった。心
がズタズタに傷ついた状態で次の日を迎えることとなった・・・。

343前スレ925:03/04/27 11:37 ID:T8FPz+OZ
─翌日─

孫尚香は白い馬にまたがり建業の城を去ろうとしていた。腰には剣、衣服は真っ赤。
花嫁らしからぬ格好だ。馬にも乗っている。
「この国とも・・・今日でお別れなんだよね・・・」
隣にいる護衛に話しかけた。「はい」と護衛は答える。
「甘寧や陸遜・・・兄様とも、もう会えないんだよね・・・」
「はい」と答える。
「寂しいな・・・」
尚香の落ち込みっぷりを見かねた護衛の隊長が言った。
「落ち込まないで下され。我々がおります。我々はどんなことがあろうとあなたにお
仕えいたします。たとえどんなことがあろうとです」
尚香がかすかに笑って言う
「ありがと」
「そろそろですな。いきましょう!あなたにそんな雰囲気はあわない。明るく行きま
しょう!」
「うん・・・そだね」
城の門が開く。ゆっくり、ゆっくりと開いていく。護衛が一人二人と門を抜けてゆ
く。馬の手綱を握る。馬が鳴き、歩き出す。開いた門が近づいてくる。ゆっくり、
ゆっくりと。護衛隊長とともに門を抜ける。視界に広大な平野。この先に自分の新し
い居場所。ふりかえる。改めて大きな城だと思う。誰かが手を振っている。
「甘寧・・・」
意味もなく一度うなずく。しっかりと笑みを浮かべる。今度は作り笑顔なんかではな
い。
「いきましょう」
隊長が言う。「ええ」と答え、前を向く。少し冷たい風が頬にあたる。
気持ちいい・・・。
馬の手綱を強く握る馬が駆け出す。風を斬る。もう一度振り返る。
すでに城は小さく見える。先ほどの男はもう見えなくなっていた・・・
344前スレ925:03/04/27 11:39 ID:T8FPz+OZ
蜀に入りしばらくの時が経った。ここでの暮らしにも随分なれた。
しかし、それほど友好的な交際は行われていなかった。劉備とは話すことはあっても
街に一緒に出かけたり一夜を共にすることもなかった。変わった夫婦だった。劉備も
孫尚香の愛を求めてはいなかった。もともと愛なんてないのだ。友好関係のための政
略結婚なのだ。自分はここで静かに暮らせばいい。・・・と思っていたが、そんなこ
とはできなくなる、ある出来事がおきた。

「ええ!?今なんて言ったの!?」
驚きの表情の孫尚香が護衛に問う。
「は、ハン城の関羽が・・・呂蒙と陸遜に討たれた・・・そうです・・・」
護衛もせっぱ詰まっている感じだ。関羽が討ち取られた。しかも呉の呂蒙と陸遜に。
「ちょっと待ってよ!なんで友好関係保ってる蜀の関羽を呂蒙と陸遜が・・・」
「く、くわしくはわかりません・・・・」
護衛達があたふたしている。やばいのだ。関羽を討ったりしたら呉と蜀の友好関係は
一気に崩れる。そうなれば尚香の身がかなり危ない。
345前スレ925:03/04/27 11:40 ID:T8FPz+OZ
「どうしよう・・・今、劉備はこの城にはいないけど・・・」
劉備が帰ってきたらなにをされるか分からない。早々の内に逃げるのも手だった。
みんなが慌てふためく中、一人冷静な護衛隊長がいた。
「逃げるのは良くありますまい。劉備は人徳の御仁。話せばわかって下さるやもしれ
ぬ。もしかすれば呉に帰還することも可能では」
「でも義兄弟の関羽を討たれたんだぞぉ?さすがの劉備もキレて・・・うぎゃああ
あ」
パニック状態の護衛の一人が裏返った声で言う。
う〜む・・・と隊長がまた深く考え込む。尚香は寝台に座り、顎に手を当て考えてい
た。劉備を信じて説得するか、逃げるか・・・。
(よぉし、決めた!)
「みんな!静かに!・・・私、劉備を信じるわ。一応夫だし、そう簡単に妻を処分で
きないでしょ!」
護衛達が「それもそうだな」とか「うん、姫様が言うんだからそうだ」とか言って
徐々に落ち着きを取り戻していった。
立派な決断だった。危険を侵すより人を信じた。
・・・が問題はその夜におきた。
346前スレ925:03/04/27 11:40 ID:T8FPz+OZ
尚香はすでに寝息を立てていた。最近はちょっと寒いのでふとんをしっかりかぶって
いる。眠りの中で尚香はやけに騒がしい夢を見ていた。よくわからないがドタバタし
ている。「うるさい!」と怒りたくなるような騒がしさだった。・・・と思ったら急
に寒くなった。思わず尚香は目を覚ました。
そこにはゴツイ身体の男が仁王立ちしていた。
「へ・・・?」
その男は張飛だった。手には蛇矛が握られている。
「うぅ・・・」と護衛のうめき声らしき声が聞こえた。
孫尚香はハッとした。まずい!
尚香は飛び起き身構えた。酒臭い。酔っているのか。
「許さねぇぞ・・・よくも・・・よくも兄者を・・・!!」
張飛の顔は真っ赤だ。放っておけば血管が切れて死んでしまいそうなくらい怒ってい
るのだろう。
(そんなこと考えている場合じゃないわ・・・)
ふと張飛が蛇矛を手放した。カランカランと音を立て、蛇矛が床に寝る。
「この怒り・・・てめぇの身体ではらしてやる・・・」
「くっ・・・」
ある程度予想していた展開だった。それにしてもやばい。逃げ場がないのだ。
「うらぁぁっ!!」
いきなり張飛が覆い被さるように尚香に襲いかかった。
「いやっ!なにすんのよ!馬鹿!!」
「うっせぇ!!大兄者(劉備)の妻を殺すわけにもいかねぇ。だから飽きるまで犯し
てやんだよぉ!」
力の差は歴然だった。簡単に押さえ込まれ、動けない。卑猥な手がワキャワキャ動い
ている。
347前スレ925:03/04/27 11:41 ID:T8FPz+OZ
「しょ、尚香様・・・」
張飛に倒され血まみれの護衛達がこちらを見つめている。
ビリィッ!!
大きな音を立て、尚香の寝服が引き裂かれた。
「うへへへへ、どうだ?恥ずかしいか!?」
「くっ・・・」
どうしようもない、手も足もでない。諦めておとなしく犯されるしかないのか・・
・。
「胸でけぇじゃねぇか!弾力ありそうだな!もう誰かに揉まれたのか?大兄者とは
こーゆーことしてなかったらしいじゃねぇか」
尚香は歯を食いしばって張飛も睨んでいる。
「顔もなかなかいいし腰もキュッとしまってやがる。大兄者も手をださねえなんてど
うかしてるぜ」
「あんたより数倍マシよ」
今回はそう簡単に折れなかった。なぜか甘寧に犯されるより嫌だった。
「けっ、生意気な口叩けるのも今の内よ!いっとくがなぁ前戯なんかしねぇぞ。いき
なり突っ込んで痛い目あわせてやる」
張飛が一瞬の間に腰着を下ろし自分の陰茎を露にした。その瞬間に尚香は逃げようと
したが無理だった。逆に腰をむける形になってしまった。
「へへっ、サービス精神旺盛じゃねぇか。わざわざ腰むけてくれるなんてよ」
「くっ・・・そんなつもりなんかじゃ・・・」
「よぅし、いくぜ!」
張飛が小さな腰をガシッとつかむ。
(なんで・・・こんな男に・・・!誰か・・・助けて・・・!)
そう願った瞬間だった。
「死ねやぁぁぁぁぁぁ!!!!」
とてつもない護衛隊長の叫びが聞こえた。ほぼ同時にドスッと鈍い音が聞こえた。
「うがっ・・・」
腰をつかんでいた手の力が全くなくなった。
348前スレ925:03/04/27 11:42 ID:T8FPz+OZ
「え・・・?え・・・?」
尚香はなにが起きたかわからなかった。体勢を立て直した尚香の視界にあるのは後頭
部に短剣を突き立てられた張飛と荒い息を吐く護衛隊長。そしてあちらこちらにうな
だれている護衛達だった。


なにが起きたか理解ができた。張飛を護衛隊長が討ったのだ。
「尚香様・・・逃げましょう・・・もうここにはいれません」
荒い息のまま隊長が言う。
「う、うん。でもちょっと待って!みんな傷だらけ・・・」
「多くは脳震盪で動けないだけです。もう少しすれば動けるでしょう。早く逃亡の準
備を・・!」
隊長の息が次第に落ち着いてゆく。
「うん、わかったわ。あなたも準備して!」
「はい」
「う〜ん」という声とともに護衛達が目覚めはじめた。衣服を着た尚香は腰に剣を据
えて廊下の様子を見た。
「深夜でも監視官はいるからね。一気に突き抜けるわよ」
「はい・・・」
なにか隊長が苦しそうだ。だが本人が早く逃げようと言っているので気にしないこと
にした。
「いくわよ!」
一斉に駆け出し、走った。途中にいる監視官は斬った。もはやこの国の人間は敵なの
だ。
349前スレ925:03/04/27 11:43 ID:T8FPz+OZ
「うぐっ・・・」
急に隊長が膝をついた。
「た、隊長!」
護衛の一人が気づいた。隊長の鎧の隙間から血が滴り落ちている。
「だ、大丈夫です・・・はやく行きましょう・・・」
尚香はその言葉を信じ走った。


馬舎だ。馬がたくさんいる。
「これを使いましょう・・・!」
隊長が絞り出すような声で言った。
「あなた・・・」
「気にしないで下さい・・・この程度の傷・・・」
護衛隊長は張飛に襲われた際、腹部に大きな傷を受けていた。
はっきり言って、致命傷だった。
護衛達が8頭の馬を連れ出し、それぞれまたがった。城門はもう目の前だ。
護衛が一人二人と門を抜けてゆく。尚香も後を追うように門を抜けた。
しかし一人だけ門を抜けない男がいた。
350前スレ925:03/04/27 11:44 ID:T8FPz+OZ
「た、隊長!?」
「なにしてるの!早くきて!」
隊長は動かない。
「私はここを守ります」
「隊長!?」
「やめなさい!私が許さないわよ!」
「間もなく城から追っ手が来るでしょう・・私は放っておいても・・・ぐっ・・・も
うすぐ死ぬ。それなら・・・ここを守り、そして果てたい」
護衛の一人が泣き出しそうな声で言う。
「それなら私もお供します!!」
「俺もです!!」
次々に護衛達が声をあげる。
「ダメだ!!お前らはまだ若い・・・上の階級を目指せ・・・!!」
「隊長・・・」
尚香が馬を降りて隊長へと近づいてゆく。
「な、なにをしているのです尚香様!早くお逃げ下さい!」
黙って尚香は隊長の馬まで歩いていった。
「尚香様!」
「馬を・・・降りて。少しだけ・・だから」
「しかし・・・」
「降りなさい!!」
渋々隊長は馬を降りた。
「最後に・・・今までのお礼をさせてよ・・・」
そういうと尚香は隊長と唇を重ねた。
「!?」
10秒ほどして尚香は唇を離した。
「私にできるのはこれくらいのこと・・・ホントに・・・本当にいままで・・・あり
がとう」
隊長は笑みを浮かべこういった。
「最後に・・・最大の褒美をもらえましたね」
351前スレ925:03/04/27 11:45 ID:T8FPz+OZ
孫尚香は振り返り自分の馬へと走って戻った。
「では、門を閉ざします」
門が閉まってゆく。護衛達が口々に「隊長!」叫ぶ。
「・・・いくわよ」


「もう・・・行かれたようですな・・・」
つぶやく。視界がぼやけている。周囲がざわつきはじめた。
「来たな・・・」
身体全体に渾身の力を込める。視界がはっきりしてくる。
何十騎の馬が見える。腰に据えた剣を抜く。
「ここは・・・通さん!!」
剣を振りかぶる。振り下ろす。生々しい久しぶりの感触が腕に伝わる。
赤い水が舞い自分の頬につく。一人倒した。
二騎三騎四騎五騎六騎突き落とす。調子はいい。まだまだいける。
七騎八騎・・・一瞬眩暈がした。体の自由がきかない。強い衝撃と共に地面に落ち
る。腕の力が抜けてゆく。起きあがることもできない。自分の上を馬が駆け抜けてゆ
く。
「ここまでか・・・」
最後の最後にあの唇の感触を思い出した。
(なんでこんなときに・・・)
少し笑った。その笑みが崩れることは以後なかった。


続く
352前スレ925:03/04/27 11:48 ID:T8FPz+OZ
書いて気づいたんでつが凄まじくエロが少ないです。
期待していた方、すみませんでした。
次の話で月英を出したいと思います。
期待して下さる方がいれば気長に気長に(ry
353名無しさん@ピンキー:03/04/27 12:16 ID:+d7Ofe4w
>>352
前スレ925さん乙!
続きを知りたいのですが・・・
尚香たんファンの漏れにとっては続きが気になるー気になるー(´Д`*)
354名無しさん@ピンキー:03/04/27 18:52 ID:SotzF2JT
>352
イイ!
ハァハァ・・
355名無しさん@ピンキー:03/04/27 23:53 ID:vBvtoUus
そんな大喬、徐晃は自分はお気にいりで育成した武将なので
地味キャラというのは勘弁
356名無しさん@ピンキー:03/04/27 23:55 ID:N+FoqES0
貂蝉で和姦ものキボンとか言ってみる…
だとしたら、相手は呂布か…董卓よりはいいか。
357名無しさん@ピンキー:03/04/28 00:12 ID:Fll7UZN7
>>355
同じく。
ダイキョウは育てると強いと思ったり。

関係なくてスマソ
358名無しさん@ピンキー:03/04/28 00:55 ID:qI4zTH7J
護衛隊長がカコイイ(・∀・)!
次回作にも期待sage
359名無しさん@ピンキー:03/04/28 03:50 ID:Lzm4L7PT
隊長カコヨスギ!ステキ!
ちなみに漏れも大凶と徐行好きだ
360名無しさん@ピンキー:03/04/28 09:07 ID:ZH412mHh
大凶も徐行もサイト見てると普通に人気あると思うがなー


典韋とか夏侯淵とか曹仁とか大史慈とか黄蓋だったら
地味キャラと言われても仕方ないが
361名無しさん@ピンキー:03/04/28 16:36 ID:l6yj5r8g
>>360
比較は荒れるのでヤメヨウ
徐晃も大喬も好きな人の数からいうと地味かもしれないが、
いい作品ができているならそんなこた関係ない。

護衛兵を范彊張達にして張飛を討たせるという発想の転換に驚いた!>925氏
362名無しさん@ピンキー:03/04/28 17:27 ID:8n0DGBAa
>361
正直スマンかった。
そういうものなのか…以後気をつけます。

作品期待sage
363名無しさん@ピンキー:03/04/28 18:12 ID:0IBFb+U9
        ∧∧  ミ _ ドスッ
        (   ,,)┌─┴┴─┐
       /   つ.;ダブダブ-│
     〜′ /´ └─┬┬─┘
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長瀬愛 堤さやか 白石ひとみ サンプル充実
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364名無しさん@ピンキー:03/04/28 20:44 ID:twxsTXix
あのー「ござる」は徐晃じゃなくて真・三国無双1の諸葛亮だろう。

徐晃は「ござる」とは一度も言ってないが、

諸葛亮は真・三国無双1で「張飛殿。それは敵の罠にござる」と言ってるから
「ござる」はシャッシャ
365名無しさん@ピンキー:03/04/28 21:32 ID:DUYavxzs
大喬タン
かなりエッチな女なんですね
凄く萌えました
366名無しさん@ピンキー:03/04/29 07:39 ID:X+/Rdq8Q
さっそく今朝から大喬タソでプレイ始めますた
367ヒロとでも名乗っておこう:03/04/30 23:59 ID:lbN5VA4C
今日も元気に練習する六人。
しかし、そんな彼女達を悩ませる問題が一つ…

「…ちょっと休憩しましょうか?」
隊長の大喬が提案した。月英も最近はそんな彼女を安心して見守っていた。

「あぁ、そうそう。…尚香さん?」
「なぁに、甄姫さん?」
「さっきの新曲、もうちょっと優雅めに踊ってくださらない?」
「そうね…。ちょっと合ってなかったかな?」
「ちょっと可愛さが出すぎて…月英の歌とも少し合ってなかったみたい…。」
「そっかぁ…。」
「月英もそう思わなかった?」
「う〜ん…そうですねぇ…できればもう少しおとなしい感じで
踊ってもらったら歌いやすかったかしら……」


「えーーーっ!?さっきの感じでよかったじゃんっ!!」

小喬が噛み付く様に口を挟んだ。
「む……!」
「ちょっと可愛いめで踊ろうってみんなで決めたんだよーっだ!」
「こらっ!だから言ってるように、それが少し曲に合ってなかったの!!」
「合ってたよっ!」
「合ってなかったの!!」
「もーーっ!踊りの事はあたし達にまかせといてよっ!!」

そこに貂蝉が冷静な口調で小喬に話しかけた。
「…でもね、小喬さん。客観的な感想も時には必要でしょう?」
「きゃっかんてき…って何?」
368ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:00 ID:2of2q/hi
「…そ〜んな事も知らないの?」
クルリと背を向けて、両手を腰に当てる甄姫。
「これだからお子ちゃまは……」
フルフル…と首を振る。
「むむっ!……しっ、知ってるモンッ!!」
「あら!あらあらあら♪……じゃあ、『きゃっかんてき』って…何ですの?」
甄姫はニッタァ…とした笑みを浮かべて、首だけ小喬を振りかえった。

「ぐ…!…え、え〜っとぉ……」
「早くおっしゃりなさいな、ガ・キ・ン・チョ♪」
小喬の額を指でトン…と憎たらしく突っついた。
「むっ!…し、甄姫さんがもうすぐおばちゃんになっちゃうって事だよっ!!」
「キィーーーーーーーッ!!」
「べーーーーーっだ!!」

「プッ!…ちょっ……二人とも……ププッ……やめ……」
小刻みに震える貂蝉は笑いを押さえきれないらしい。

いつもの喧嘩も度を越えようとしていたため、月英が止めようとした瞬間。
大喬が自身に満ちた強い目で甄姫を見上げ、言った。
「甄姫さん…小喬の言ってる事も間違ってなくはないんじゃないかな?
 踊りやすいように踊るって…それが一番自然なのかもしれないし…。」
「え、えぇ……それはそうですけど…」
「あの子、単純だから……あんまりからかわないで…?」
「そ、そうね…。ごめんなさい…」

クルリと小喬を向く。
「小喬も…悔し紛れに無茶苦茶な事を言わないの!自分が良いと思ってる事
 を周りに押しつけるのはあなたの悪い癖よ!」
「…ご、ごめんにゃしゃ〜い……」
369ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:00 ID:2of2q/hi
続いて皆に語りかけるように話す。
「これは難しい問題です…。踊り手として、演奏者として、歌い手として…。
 どの意見も違うなんて今までありませんでした。
 ……何か良い意見はありませんか?」

横目で睨み合う二人。口パクでまだ文句を言い合っている。

「はいっ♪」
そんな殺風景をよそ目に、ニコニコと微笑む月英が手を挙げた。
イキイキと輝く大喬が嬉しくてたまらないようだ。
「はい、月英さん。(なんだろう、すっごく笑ってる…)」
「でしたら、この曲の方向付けをしましょう。」
「…方向付け?」
「そうです。この新曲をどうするか。……可愛くか、優雅にか。
 最初に決めちゃったら楽でしょう?わたしも歌いやすいし。」
「あっ、それ良いっ!!…………オ、オホンッ。他に意見は無いですか?」

「はい。」
孫尚香が手を挙げた。
「はい、尚姉様。どうぞ。」
「それで良いんだけど…。その二択をどうやって………」
孫尚香の視線を皆が追う。バチバチ!と稲妻を走らせている二人。

「決めるの……?」

ハァ……と大きくため息をついた四人。大喬の視界に三日月が入る。
「…今日はもう遅いし、明日決めましょう。みんなどっちが良いか今晩
 考えておいてください…。では解散で……。」

「…ふんっ!……貂蝉、行きましょう?」
「そうね、今日はもう眠いわ……。ではみなさん、良い夜を……」
370ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:01 ID:2of2q/hi
「おやすみ、貂蝉さんっ!!……姉様っ、行こっ!!」
「う、うん……。みなさん、おやすみなさい……。」

あまり良い雰囲気を残さずに、その場が解散となった。
「ふあぁ……」
「おつかれさまですね、尚ちゃん?」
「あら、月英さん……まだ帰らないの?」
「えぇ…。どうしようかな……と。」
「あの二人……ねぇ。」
「別に憎みあってるわけじゃないし、互いに嫌いでもない……」
「ただ、お互い自分の意見を強く表してしまうから、ぶつかる……」
「本当はそれは良い事なんですけどね……」
「二人ともちょっといじわるっぽく言う癖があるのが問題なのよね……」
「ええ……。これは難しい問題ですね……」
「喧嘩……。兄弟喧嘩、姉妹喧嘩…。
 兄弟の多い人とかに聞いてみるのも手かもね……?」
「兄弟…か……」


「おう、誰だぃ?」
「月英と申します。」
「へえ、珍しい客が来たもんだ。どうぞ、入んな!」
「失礼します………こんばんは、夏侯淵さん。」

月英は夏侯淵の部屋へと赴いていた。
部屋に入ると、そこは酒の香りで一杯だった。
371ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:03 ID:2of2q/hi
「あんたが俺の部屋に来るなんて珍しいなあ。用件は何でぇ?」
「実は…」
「っと、失礼失礼。まあ一献やんなよ?」
「あ、はい…。では…いただきます………………」
「へえ、なかなか良い飲みっぷりじゃねえか!気に入ったぜ!」
「プハ…!これは!…少しきつめですね……でも美味しい……」
「そうだな…まあ俺はこれくらいきつくないと満足できねえもんでよ。
 さてさて、お互い酔わねえ内に用件を聞こうか?」
「あのですね…」

「……という訳なんです。」
「…その二人が喧嘩しちまう訳は分かったが…俺にどうしろってんだい?」
「何か良い喧嘩の解消法というか…あの二人がお互い素直になりあえるには
 どうしたら良いのかを聞きたくて…。夏侯淵さんは夏侯惇さんと仲が良い
 と聞いたもので…」
「…ほうほう。さ、さ。もう一献。」
「あ、どうも……グビ………グビ………」
「そんなの簡単じゃねえのか…?」
「ど、どうすれば…!?………ヒック!」
「それはだな…」
「…ヒック!…はい。……ヒック!……あふ…ヒック………」
「お、おい……大丈夫かい…?」
「……だ、大丈夫です……ヒック!……ウ〜……」
「おいおい、顔真っ赤だぞ!?きつかったか、この酒…?」
「ヒック!…ど、どうやら……。で、それはック?」


「……教えてやってもいいけどよ、何か…見かえりはあるのかい?」
「え……!?」
372ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:04 ID:2of2q/hi
「ただで教えるわけにゃあいかねえなあ!」
「………」
「なんてな!嘘だ嘘!わっはっは!!」
「………」

月英の目はトロン…と崩れてはいるものの、表情はキリッと厳しい。
「おい……怒っちまったのか?じょ、冗談だよ、冗談っ!!
 良い感じで酔ってきたみてえだからちょっとよ……」

「ヒック!…分かりました……ック!…この体で払いましょう……ヒック!」
夏侯淵には、そんな月英が本気か冗談かが分からない。
「お、おいっ!?」
「情報を聞き出すために悪者に体を弄ばれるのも、美女の勤め……」
「ちょっ、何言ってんだあんた!ほ、ほんとに俺が悪者みたいじゃねえか!!」
「あぁ……可哀想な月英…。今からあ〜んな事やそ〜んな事を……ウフ♪」
ポッと頬を染めて、いやんいやん…と首を振る月英。
全く言動が一致していない。

「分かった!あんたひどく酔ってんだな?そうだろ!?」
「ああ……もう目の前の男の下半身ははち切れんばかりに膨らみ、わたしの
 豊かな乳房や尻をまるで狩人のようないやらしい視線で犯す……ポッ♪」
「あ、あんた……酒乱でなくて酒淫かいっ!?」
「徐々に近づく男……」
徐々に近づいているのは月英である。
「嫌がる女……」
困っているのは夏侯淵だ。
「強引に抱き付かれ、悲鳴を挙げる女…破かれる衣服…!」
自分から服を脱ぎ始めた月英。全裸になると、夏侯淵に抱き付いた。

「さぁ、召し上がれ……♪」
373ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:05 ID:2of2q/hi
「あ、あんた……」
「……男は女に無理矢理奉仕するよう命じた…抗えない悲しい女…♪」

くたくた…とひざまずき、夏侯淵の下の衣服を脱がせる。
上から月英の豊かな谷間が見下ろせた。その谷間のせいで月英の腰や陰毛など
はよく見えないが、その谷間の見事な絶景やせわしなく揺れる桃色の乳首が
夏侯淵の陰茎に力を蓄えさせていった。

「この大きな欲棒は……もうわたしを逃がしてはくれない……」
「それはあんただろ?……へへっ……」
「ウフ♪…………あむ…」
「おおっ!!」

月英は咥えこむと、最初から激しく首を前後に振り出した。
……クッポ…クッポ…クポ……コポ…ムチュ…フチュ………

「お、おお……う、うめえじゃねえか……」
「んふ♪……んっく……んっ……んぽ………んぷ………」
「う、裏側も舐めてくれよ…」
「チュポン……………んはぁ……」

奥深くまで咥えていた勃起を解放し、亀頭をクイと上に持ち上げると
正面を向いた裏筋の根元に舌を伸ばした。

根元から先端に向かってゆっくり…ゆっくりと昇っていく。
「お…おおっ……」
374ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:05 ID:2of2q/hi
頂点まで辿りつくと、レロレロと舌を左右に振りながら再び根元へと
降りていく。根元にチュッチュッと幾度かキスをすると、舌を這わせて
陰嚢へ向かった。チロチロ…と舌先で転がしていると、

「ちょっ、まってくれや…。そこいく前にもうちょい咥えてから…頼むわ…」
「ンフ♪…………あむ……」
「くうっ!……あんたの口……気持ちいいなあ……!」

……クポ……クッポクッポ…クチュ……チュプ……チュク……ムポ……

「よ、よ〜し……じゃあ舐めてもいいぜ……」
月英はようやく陰嚢を舐める許可を得た。
ポコン…と左の陰嚢を咥えこむと、口内で舐め転がす。

ヌポヌポヌポヌポ……

「おいおい、手がお留守だぜ?」
「んーーッ!!」
強引に月英の手を欲棒に握らせる。幾度かシュコシュコ…としごかせると、
手を離しても月英はそのまましごき続けた。

左の陰嚢から口を離し、続いて右の陰嚢をチロチロ…と舌先で転がして
揺さぶった。
「へへっ、うまそうに舐めるじゃねえか……ほら?そっちも咥えちまえよ?」
375ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:06 ID:2of2q/hi
命令通りポコンッと咥えこむと、そのまま軽く左右に揺さぶった。
「お……」
月英の美しい髪がほどけて、口元にファサ…とかかった。
そっと夏侯淵が耳元まで掻きあげてやると、月英の顔に笑みがこぼれた。

「くっ!……そろそろ……だな……。よし、じゃあ……」
シュコシュコ…と勃起をしごきながら陰嚢の付け根にむしゃぶりつく月英を
引き離して、床に仰向けに寝転ばせた。驚くほどの弾力と柔らかさを持つ
乳房は、寝転んでもあまりその形を変えない。

「あんた、良い胸だなあ…!でかくて…」
右乳房をギィウーーー…と荒荒しく揉み潰す。
「あんっ!」
「感度も良いみてえだし……なあ!」
今度は左の乳房を揉み潰した。
「ああんっ!!」

「この柔らかさ……絶品だなあっ!」
大きな手を広げて左右両方をもみくちゃに掴んだ。
「あああーーーーっ!!」

「さて、悪いが俺はもう我慢できねえんでね……」
月英の上にまたがる。
「あ……」
谷間にポフッ…と勃起を叩き落とすと、月英もそっと両手で乳肉を寄せて
むっちりと挟みこんだ。何も言わなくても乳房を上下させて欲棒をしごき
始める。

「うおッ!…こ、これは……すげ……え……」
夏侯淵も乳房の動きに合わせて腰を前後させる。陰嚢と乳房がぶつかって、
パンパン!という淫らな音が響きわたった。
376ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:07 ID:2of2q/hi
ギューーーッと腰を突き出すと、亀頭が谷間から出てくる。
舌を出して尿口や亀頭をレロレロ…チロチロ…と丹念にしゃぶり尽くした。

「ずーっとくちづけしてくれや……」
月英は唇を尖らせるように突き出すと、チューー…と吸いついた。
「ああ……このままぶっかけちまいたいな……」

夏侯淵も桃色の乳首をキュッキュッ…と摘んで転がしてやると、月英の眉が
『 八 』の字に歪む。月英の熱い吐息が直接亀頭に吹きかかった。

「す、すまねえが……最後は……ちょっと荒くしてもいいかい?」
コクリ…と頷く月英。

「えッ…!?…あッいやっ!!むぐーーーッ!!」
夏侯淵は体をずらして、先程とは逆の体の向きで月英の口に勃起を突っ込んだ。
つまり月英の鼻先に陰嚢がタパンタパンと当たり、視界には夏侯淵の肛門が
丸見えになることになった。
かつてない恥ずかしさと苦しさでさすがの月英も頬を朱に染める。

夏侯淵は前もって荒くするのを伝えておいた事をいいことに、恐ろしい勢いで
唇を蹂躙する。月英の指が上にまたがる夏侯淵のふとももに食い込む。

「ブゴォ!……オ……オゴッ!………モゴ……ゴエ!……ゴエッ…」
「う…うああ……い……いく……いくぜ……!!」
377ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:07 ID:2of2q/hi
「ブゴォーーーーッ!!!」

直接喉元に放射される精液。

「ゴクンッ!…ゴキュンッ!!ゴキュ!!…ゴク!…ゴク……ゴキュンッ…」
喉がピンと張っているために喉元が大きく動き、飲み込む音も大きく響いた。

「…あ……あー……くっ………ふうー………」
ニュポン…と萎えていく陰茎を口から引きぬくと、トロ…と糸が引いた。

寝転ぶ月英の頭元でゴロンとあぐらをかいた。
「すまねえな、荒い事してよ……あのよ……」
夏侯淵の視線が月英の秘部にいく。
「いえ……あの…夏侯淵さん……」
「何でえ?」
「実は…あの…今日はわたし…その……女性の事情で……」
「いいっ!?…あ、いやいや!そんな滅相もねえ!!
 お、おおお、俺も悪乗りし過ぎた!すまねえ!!」
「………」
「その、最後まで…なんて……まあ、ちょっとは考えたが……」
「………」
「って何ひとりで焦ってんだ、俺は……。へへっ…」
「ふふっ、うふふ♪」
「…ありがとよ。良かったぜ……」
「……もう…いいのですか?」
「いいっ!?」

ニチャニチャ…と手で陰茎をしごき、上目遣いで夏侯淵を見つめる。
「もう一回ぐらい……いけますよ…?」
378ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:08 ID:2of2q/hi
「そ、そうかい…?じ、じゃあ……甘えちまおうかなあ……」
「いっぱい……命令してくださいね……」
「いいっ!?」
「えっちに命令された方が……燃えるんです…」
ポポッ…と頬を染める。

「よ、よし……じゃあ…」
そう言うと夏侯淵は立ちあがった。ブラン…と萎えた陰茎が揺れる。
月英もムクリと起きて、正座を崩した姿勢になった。

「さあ……しゃぶんな……」
「んふぅ……ムチュ…クチュ……クッポクッポ……」
「おらっ、ちゃんと空いてる手は金玉握んな…!」
「んはぁ……はい……クポ……クッチュフッチュ……クッポ……」
「もっと音立てなよ……」
「グッチュ!クチュッ!!…ゴッポ!ゴプッコプ…クッポクッポ!…」
「美味いか…?」
むしゃぶりつきながら、コク…コク…と頷いた月英。
「おら、返事しろい…!」
「プハ……お、おいし…い……です…………」
「何が美味いんだ?」
「えっ!…や、やだっ……!」
「へえ、『 言う 』のは苦手みてえだなあ…。おら、言え!」
「…お、お願い、許して………もっと…ご奉仕しますから………」

咥えようとする月英の頭をグッと掴んで許さない。
「駄目だ!……さあ、何が美味いんだ…?言うまでしゃぶらせねえぞ!!」
「…か…こ…さんの………ん…」
「聞こえねえなあ…」
「夏侯淵さんの………ひあ…!」
379ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:08 ID:2of2q/hi
ギンギンに張り詰めた勃起を月英の頬にパチンパチン!と叩きつける。
「ほらほら……言っちまえよ…」
「夏侯淵さんの…ち……ちんちん……」
「そんな可愛らしい言い方すんじゃねえよ……最後は『 ぽ 』だ!」
「も、もういやあっ!!」
「しょうがねえなあ……おら、くちづけ『だけ』しな……」
「んふう……チュ……ピチュ……チュッ……チュッ……」
「欲しいんだろう……?」
「チュ……は、はい……」
「じゃあ言っちまえって…」
「……夏侯淵さんの…ちんぽ……美味しいです……」
「………」
「あ、あの……」
「よっしゃ!…いいぜ…」
「んふうっ……んっ……んむっ……んくぅっ……」
「お…おおっ…!た、たまんねえ…!!」

夢中で月英の頭を撫でる夏侯淵。
「うおっ、そんな奥まで……すげえ……なあ………」
「んはあ……んむぅ……んもっ…んもっ……ん〜……んん〜……」

「あー良い…あー…。…咥えたまま舌で転がしてくれや…」
コポコポコポコポ……

「きつく吸ってくれ……」
ムチューーー……フチュー……ズチューーー……ポコンッ!!
380ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:08 ID:2of2q/hi
「もう一回…!」
ズチューーー…チューチュー…………ポコンッ!!!

「せ、先端にくちづけしてくれや……」
チュ……チュッ……ピチュ……チュッチュッ……チュプチュプ…………

「は、激しく…激しくしてくれ!」
……クッポ!クッポ!クッポ!!クッポ!コッポッ!クポッ!……

夏侯淵の命令一つ一つに素直に従う月英。もちろん陰嚢を握る手は休めない。

「よ、よし……、もっとよだれでビチャビチャにしてくんな…」
そう言うと、夏侯淵は月英の右手を掴んでその手の平をベロベロ…と
舐め始めた。

「んぐっ!?」
さすがに月英も驚いた。
「へへ……イク時はあんたの手でしごいてもらいてえからな!
 さあ……!……もう一息だぜ…心を込めてとっくりしゃぶんな!!」

「んんッ!……んッ!…んくっ!…んもっ!…んも!……」
「あ、ああ……く……くあっ……よ、よっしゃあっ!!おら、しごけ!」

ニュルンッ!と口から引きぬいて、前言通り右手でヌチャヌチャと強引に
しごかせ始めた。ビクビク!と脈打つ勃起が絶頂寸前であることは月英も
感じた。
381ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:09 ID:2of2q/hi
「へ、へへっ…!この…でけえ…胸にぶっかけてやるからなっ!」
「あ…あはぁん……」
「へ、変更だッ!このでかい胸、自分で寄せろっ!!」

月英は勃起から手を離し、豊かな胸を両手で寄せた。
盛り上がるように作られた谷間が夏侯淵の精液を待ち望む。

「へへっ、尻みたいな乳しやがって…!出るとこ…見とけ……ヨッ!
 …………おらぁっ!!!」
「やああんっ!!」

その言葉通り、大量の精液が月英の谷間めがけて放射された。
勢いが強すぎて、谷間で弾けた精液が飛び散って桃色の乳首や可憐な胸元を
白く汚す。ドクドク…と続く精液が、どんどん谷間へと落下していった。
手で胸を寄せた姿勢のまま、月英はひたすらに精液が自分に注がれる
光景を見ていた。

ほぼ出し尽くした頃になると、腰を屈めてヌラヌラと乳首に塗りたくった。
「おら……乳首……気持ちいいんだろ…?」
「あは……やあん……」
382ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:09 ID:2of2q/hi
ギュウー…と最後の最後を搾り出し、月英の眼前に突き出した。
「ほら、一番美味いとこだろ…?」

チュ……

「胸を寄せてる手……離してみなよ…」

ドロ……

「あ…あぁ……やだ……」
「へへ……すげえ…」


その後、人が変わった様に優しく月英の体を拭ってやる夏侯淵。
「すまなかったな……いくら性分とはいえ酷い事ばっか言ってよ…」
「い、いえ……」
「そうだ、喧嘩だったな…?」
「あ、そうでしたね…」
「……わっはっは!何でぇ、忘れてたのかよ!?がっはっは!!」
「うふふ……で、その方法は…?」
「んなもん、簡単だ!お互い本音と言う本音を言わせちまえばいいんだよ…!」
「…で、でも…どうやって…」
「それはだな……ヒソヒソ…」
「まあ、そんな横山光輝風に…」
「黙って聞けよ……」
383ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:10 ID:2of2q/hi
次の日の昼、いつものように六人は集合した。
目を合わせるだけで睨み合う問題の二人。

大喬が皆を仕切った。
「さて、今日は最初に月英さんからお話があるそうです。」
「はい。…今日は、お休みにします♪」

皆が驚く。孫尚香が口を開いた。
「別に休みなのは構わないけど……どうして突然…?」
「…別に理由はありません。最近みんな疲れてるようなので…。」
貂蝉も自然と納得した。
「確かに、ここ数日…わたくし達にしては真面目に練習しましたからね…」
大喬も納得した。
「では、今日はお休みにしましょう♪…たまにはそれもいいですね♪
 では解散で…。」

皆が散っていく。
「ああ、小喬ちゃんっ!」
「んっ?……あれ、月英さん!どうしたのっ?」
「たまには一緒にお風呂入らない?」
「あっいいね!じゃあ今晩…」
「いえいえ、今から…♪」
「ふえっ?まだお昼だよ…?」
「いいじゃない♪それもまた趣深いかもよ…?」
「そうだね……たまにはそんな事もいいかもねっ♪」
「じゃあじゃあ半刻後、わたしたちの大浴場でね?わたし先に入ってるから
 遠慮しないで入ってきてね?……じゃあね〜…」
「ありり、行っちゃった…。変な月英さん…。ま、いっか!」
384ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:10 ID:2of2q/hi
半刻後。その大浴場に一人の女性が浸かっていた。
プカプカと浮かぶ木桶の中には、あらかじめ用意された
美酒の入った数本のとっくりがある。

「プハ…。月英も粋な事するわね…。しかし遅いわね…?
 誘うだけ誘っておいて……………………あら?」

入り口に人の気配がした。この大浴場は六人で共同に使っているため、
他のメンバーと遭遇するのも少なくない。

ガラッ!と荒荒しく扉を開けて入ってきたのは小喬だった。

「うへっ!?し、甄姫しゃんっ!?」
「しょ、小喬さん…!!」
「ど、どうして甄姫しゃんがここにいんのよ〜っ!!」
「あ、あなたこそどうして…!わたくしは月英に誘われて…」
「にゃ、にゃに言ってんのよっ!あたしが月英さんに……って……」
「ま、まさか……!」
「そ、そんにゃあ……」

「あ、あたしやだかんねっ!甄姫しゃんと一緒なんかっ!」
「わ、わたくしもご免こうむりますわっ!」
「べーーっだ!…………あり?ふぎぎぎぎ…!!」
「何なさってるのよ……」
「あ、開かにゃいっ!……むぎぎぎぎ…!」
385ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:11 ID:2of2q/hi
「う、嘘っ…!」
「はうぅ〜…鍵かかってるのかにゃあ………ふぇーっくしょいっ!!」
「とりあえず…お入りなさいよ……」
「えっ!?」
「え!……あ……その…風邪でも引いたら…大変ですし……」
「う、うん…。そうする…」

幾度かかけ湯をして、小喬も甄姫の少し横に離れて浸かった。

静寂。
その静寂に耐えかねて、甄姫が一献やった。
「プハ…」
「お、美味しそうなお酒だねっ…!」
「そ、そうなのよ!ちょっといかが…?」
「うんっ♪」
「さあさあ……」
「グビッ…」
「あら、なかなか良い飲みっぷりじゃない♪」
「プハーー!!………美味しい……」
「でしょう?…口当たりは甘いのに…喉越しは少しくせがあって……」
「……ほんとっ!……もうちょっと…いい?」
「いくらでもどうぞ?たぶんこれって…………
 月英が倉庫から拝借したやつだと思うから……♪」
「にゃはっ、いっけないんだぁ〜っ!」
「おっほほほ♪まあ、ばれなきゃいいんですわ、ばれなきゃ♪」
「にゃっはっはっ♪…………グビーッ…♪」
「あら、ほんといい飲みっぷりね……」
「プハーッ!!……うへへ〜………ウィー……ヒック!」
「おっほっほ♪…お風呂で飲むと…回るの早くてよ?」
「みたいらね……ヒック!…ほらぁ〜甄姫しゃんも……」
「わたくしはおちょこなど使いませんわ…」
386ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:11 ID:2of2q/hi
とっくりを掴むと、そのままグビグビと豪快な飲みっぷりを披露した。
「わ〜おっ!!すんごい〜すんごい〜!!」
「プハ〜…。おっほっほっほ…♪……なんのこれしき……ヒック!……」
「負っけないよ〜っ♪……ゴクゴク……」
「あら!あらあらあらあら♪……ならば!……ガブガブ………」


数刻後。
「にゃっはっはっはっはー♪……ヒック!!……ンヒャヒャーッ……」
「おーーーっほっほっほっほ♪………ウイー………ヒック!!……」
完全にできあがった二人。

「しんきしゃんってさ〜ほーんと…おぱ〜い大っきいし〜美人だし〜
 女の鏡だよね〜…」
「小喬たんも…ヒック!……可愛いわよぅ〜♪」
「えへへ〜…まじ?」
「ヒック!…ええ〜もう!抱きしめちゃいたいわよん〜〜♪」
「じゃあじゃあ、抱っこ〜!抱〜っこ〜っ!!」
「あら〜ん!あらあらあら〜ん♪可愛いコね〜ん♪…ムギュ〜…♪」
「ウヒャヒャヒャ〜、おっぱいおっぱい〜キャハハハハ♪」
「おっほほほ♪おっぱい〜♪」
「こ〜れは爆乳だね〜」
「無礼な!猛乳とお呼び!!」
「キャハハハハーーーッ♪」
「オォーーーッホッホッホッ♪」
387ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:12 ID:2of2q/hi
甄姫の胸元で、少し真面目な目を浮かべて呟いた。
「どうして…いつもけんかしちゃうんだろうね〜?」
「れしょうね〜…?」
「しんきしゃ〜ん……あたしのこと……きらい…?」
「………」
「はうぅ……」
「言ってもいいけど……しょうきょうたんも答えれね……?」
「うん。うん。」
「……だいちゅき♪…もうだ〜いちゅきよ〜ん♪」
「に、にゃんと〜〜っ!?」
「わたくひ……あまり素直じゃないれしょ…?可愛いからついつい
 いぢめちゃうのよね〜〜♪」
「にゃんと…にゃんと…!!」
「……しょうきょうたんは…わらくしのこと嫌いれすわよね……
 いーーっつもいぢわるしてるし……」
「あのね?あのねあのね…?…あたしの理想のおんなのひとってぇ…
 しんきしゃんなんだ……」
「な、なんと!?」
「だってぇ……びじんだし〜上品だし〜おっぱい大っきいし〜♪
 こんなこと姉様達にもいってないんだ〜〜♪へへへ〜恥ずかしいにゃ〜…♪」
「………」
「し、しんきしゃん…?」
「もう……ギューーって!ギューーーって!!」
「ふぎゃあっ!そんなに抱かれたら……ぐ、ぐるじい〜〜っ!!」
「柔らかい?苦しい?柔らかい?苦しい?どっち?さあ、どっち?」
「い、意味わかんにゃい……し、死ぬ〜〜…死んじゃう〜〜…」
388ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:12 ID:2of2q/hi
(うふふ♪…もう…大丈夫ね……)
月英は浴場を後にした。

夕暮れが宮殿を包んだ。
書庫で掃除の仕事を終え、帰ろうと鍵をかけている月英。

「何かしら……何か…忘れてるような……?
 鍵……鍵……。……………ああーーーーっ!!!」

最速で大浴場へと向かった。


「はぁはぁ…甄姫っ!小喬ちゃんっ!!だい……」

「うへへ〜〜やっと開いた〜〜」
「そのようれすわね〜〜」
床に倒れている二人。

「ごっ、ごめんなさいっ!!しっかりしてーっ!!」
入り口から流れてきた冷たい空気が湯気を取り除き、
二人の意識をはっきりさせていく。

「うぎゃっ!」
「うっ!!」

『ゲロゲロゲロ〜〜〜♪』
二人揃って仲良く寝ゲロをぶちかました。
389ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:13 ID:2of2q/hi
「あらあら!仲良くまあ……ほらほら、大丈夫!?」
二人の背中をごしごしときつめに擦る。

『エレエレエレエレ〜〜〜♪』


なんとか二人を脱衣場へと運び、額に濡れた布を当てて団扇でパタパタと
風を送った。月英から事情を聞いていた残りの三人も気になってその場へと
現れた。当然予想だにしなかった事態に驚く。

「しょ、小喬っ!?大丈夫!?うっ、お酒臭っ!!」
「あらあら…酔って、のぼせて、吐いて、……ってとこかしら?」
「あひゃ〜姉様〜〜だいじょーぶだよ〜〜〜
 尚姉様〜、当たり〜〜〜」

「ちょっと、甄姫!あなたほどの酒豪が…?」
「ばか〜〜わたくしはのぼせたの〜〜〜」

朦朧としながらも目が合う甄姫と小喬。
小喬が何やら意味ありげな笑みを浮かべた後、べー…と憎たらしく舌を出すと、
甄姫もそれに応えてべー…と舌を出した。
次の瞬間、二人は笑みを浮かべながら眠ってしまった。

「もう……大丈夫そうですね……♪」

パタパタ…と風を送る月英の作戦はどうやら成功したようだ。
390ヒロとでも名乗っておこう:03/05/01 00:23 ID:2of2q/hi
以上、「『裂け』た二人を治す『酒』」でした。
いやはや、酒は恐ろしや。ご感想戴けたら嬉しいです。
なにはともあれお酒は二十歳を越えてから……じゃなくって、おそまつ様でした。
391名無しさん@ピンキー:03/05/01 01:46 ID:5spQ13Ea
新作キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
某缶コーヒーCMに似た二人が微笑ましいでつ。






そして酔いどれ月英たん(*´Д`*)
392名無しさん@ピンキー:03/05/01 01:57 ID:HSyD5uVB
キタアァァァァァァアイ4@pl1jvrz;{;p!!!


相変わらずの萌えとエロの絶妙のハーモニー!おなかイパーイです(*´Д`)

393名無しさん@ピンキー:03/05/01 06:57 ID:5pvKjDL1
ヒロさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!

朝からハァハァ
394名無しさん@ピンキー:03/05/01 11:36 ID:dpoNLVbl
ヒロ氏乙。

こうなってくると初期設定の関係で呉蜀のメンツが出てこないのは激しく惜しいな・・・
呂蒙、大史慈、馬超なんて辺りがどう料理されるか見てみたかった気がする。
いや、出てこれないと決まったわけでもないが。
395名無しさん@ピンキー:03/05/01 20:11 ID:O74eyRzI
ヒロさん乙でつ。
ハァハァしすぎてアゴがはずれそうでつ。
396蛸入道:03/05/02 20:06 ID:fMnzyIrr
でもさー誰彼かまわず絡むのもちょっと嫌かもね。男優(笑)の数はこんなもんかもよ?
荒っぽいキャラとか純情なキャラとか揃ったような気がするし。
あ、あと思うんだけどさー最近ヒロ氏ってハアハア度高いよね。。。
397名無しさん@ピンキー:03/05/02 21:29 ID:qHeepHN9
>>396
>最近ヒロ氏ってハアハア度高いよね。。。
そこがイイ!のでつよハァハァ
398名無しさん@ピンキー:03/05/02 22:03 ID:oxENmeVE
ハァハァだけじゃなくて話として巧いのもイイ(・∀・)!
399ヒロとでも名乗っておこう:03/05/02 22:42 ID:AsGACr1r
>>皆様
びっくりしました。ありがとうございます…!!なによりの励みになりますです。
次回はちょっとティータイム的な話にしようと思ってます。ハアハアはないのですが
彼女達の細かい設定やその他もろもろ…等を彼女達自身に語ってもらおうと…。

目標は皆様のティッシュ数枚を有意義な使い方で処理して戴くレベルです(w
これからも頑張りますのでどうぞ宜しくお願いします。
400295:03/05/02 23:53 ID:LsIHMP3/
 良いっすね好いっすね!
皆さん面白くて盛り上がって好いカンジっす!

>>298さん
 張遼スキーなんで是非とも!投下して欲スィ……。
>>前スレ925さん
>>361氏の言う通り、護衛兵に討たせるところに驚き。発想が面白いっす!
>>ヒロ氏
 皆さん仰っている通り、単純に話としても読んでいて楽しいです。
次回作も楽しみにしとりまつv
401ヒロとでも名乗っておこう:03/05/04 01:00 ID:J8m2tFl5
何ら変哲もないとある日。

月英「さて、皆さん揃いましたね?」
甄姫「ええ。南蛮から祝融さん、天界からは女禍ニャンニャンも来てくれましたわ。」
祝融「おっす!最近出番が無えから寂しいよ…ったく!」
貂蝉「まあまあ、そう言わないで…。作者もその内また出してくれるわよ…」
女禍「そうそう!作者はおっぱい好きだから。」
小喬「猛将伝の祝融しゃんの絵に釘づけになった馬鹿だからねっ♪」
大喬「…ところで今日は皆揃って何をお話するんですか?」
女禍「まあいろいろよ♪」
(胸を両手で鷲掴みにして)
甄姫「ねえ…わたくしのおっぱいって、本作よりだいぶ大きくされてない?」
祝融「あたいもだよ!あんたよりでかいってされてるみたいだし。」
月英「わたしもですよ。しかもわたしはふにゃパイのようです。」
貂蝉「わたくしは勝手にお尻が売りにさせられました。」
小喬「あたしなんか最近までパイパンちゃんだったんだよ?」
大喬「わたし…ずーっと前だけど…小喬におしっこかけたよ……」
尚香「まあ全ての始まりはわたしなわけで。」
女禍「わたしなんか絡みどころか某物語のタモリみたいなもんよ?」
月英「どうやらそれぞれ文句がありそうですねぇ。」
貂蝉「……呼ぶ?」
小喬「…あの馬鹿を?」
甄姫「そうねえ。聞きたい事も多々ありますし…」
尚香「じゃあ…呼ばせましょうか。」
402ヒロとでも名乗っておこう:03/05/04 01:02 ID:J8m2tFl5
(数分後、貧民街から軍に連行されてきた作者登場。罪人衣装。)
大喬「あっ、出た!!」
祝融「こんにゃろぉっ!!」
(作者の頭を掴む)
祝融「てめえのせいであたいは…!!」
作者「ひ、ひいいい〜!!」
月英「まあまあ、祝融さん…落ち着いて?」
小喬「そうそうっ!言いたい事はいぃ〜っぱいあるんだからっ!」
(キラリと妖しく目を光らせて)
甄姫「そうよ。一人づつ尋問形式でいきましょうよ。」
貂蝉「そうね。読者の皆様にお伝えしなければならないこともあるし…」
女禍「結構ありそうね…」
大喬「じゃあ物語の順番でいきましょうか?」

尚香「それならわたしが一番ね?……おいっ!」
作者「は、はい…!」
尚香「わたしの体つきって…本作通りでいいのね?」
作者「は、はい…。」
尚香「まあそれはそれでいいんだけど…。わたしって魏延より弱いの?」
(作者の口にアイアンクロー。血管を浮かべる拳。)
作者「はがががが…!!」
尚香「もういいから、もうちょっとわたしの絡み増やしてよね!!」
(頭を突き放すようにしてアイアンクローを解放。)
作者「ううッ…かしこまりやした…」
403ヒロとでも名乗っておこう:03/05/04 01:02 ID:J8m2tFl5
大喬「じゃあ次、わたしいきますね。ねえ…」
作者「はぁはぁ…。…は、はい…」
大喬「わたしって…あなたの頭ではこんな地味なキャラなの?」
作者「い、いえ…で、でも、地味なキャラも欲しかったところでしたので…」
大喬「まあいいけど。そう言えばこの前の…だいぶエッチな絡みでしたね?」
作者「へ、へえ。大喬様にはちょっと頑張っていただきました…」
大喬「ちょっと淫乱キャラ寸前だったから気をつけて…………ねっ!!」
(スパコーンッ!!と喬美麗で頭を殴打。)
作者「いてッ!!」

小喬「次、あたしだねっ♪……もう言いたい事は分かるよね?」
作者「あ、あの……パイパンの件でございましょうか…」
(喬華麗で額をグイグイと突き刺す。)
小喬「違うよっ!!…前回終わってからようやく気付いた事って…あるでしょ?」
作者「ギ、ギクッ!!」
小喬「あたしだけ……まだ挿入がにゃいのよっ!!」
(パチンパチンと頭を叩く。)
作者「ご、ご勘弁を…!…司馬懿様との時に一発しようと思ってはいたので…」
小喬「もうっ!しゃべんなっ!!」
(パッチーーン!!と頭を叩く。)
作者「あたっ!!」

月英「ではわたしの番ね?…だいぶおっぱいが大きくされてるみたいだけど?」
作者「は、はい…。孫策様とのパイズリシーンを演出させて戴きましたので…」
月英「それで精神崩壊→天然キャラ…ねぇ。安易な発想ね?」
作者「ご、ご勘弁を……。以後努力致しますので……」
月英「それだけがあなたの生命線ね?」
作者「へ、へへえ…。どうかお命だけは…!」
月英「まあ陵辱されたのは事実………ねっ!!」
(ニコニコと微笑むも強烈な平手。)
作者「あたーっ!!」
404ヒロとでも名乗っておこう:03/05/04 01:03 ID:J8m2tFl5
甄姫「あら、わたくし?…そうねぇ…」
作者「し、甄姫様にはお気に障ることはしていないと思うんでげすが…」
甄姫「そうねえ。陵辱もされてないし…おっぱいもかなり大きくされてるし…」
(両手を揉んでごまをする作者。)
作者「そうでげしょう!そうでげしょう!!」
甄姫「でも……わたくしを淫乱キャラにされては困りますわねっ!!」
(強烈なハイキックで宙に浮く。)
作者「ぎゃあ〜っ!!」

貂蝉「ようやく回ってきましたわね。」
作者「ちょ、貂蝉様も何かごぜえますか…?」
貂蝉「甄姫とわたくしだけが陵辱されてないのよね♪」
作者「そ、そうでげす!!」
貂蝉「じゃあ、わたくしと甄姫…どっちが好み?」
作者「えっ!?」
(甄姫の胸に目がいく作者。)
貂蝉「わたくしが知らないわけないでしょっ!!おしっこまでさせて!!」
(金麗玉錘を口に突っ込む。)
作者「はががががっ!!」

祝融「ようやく回ってきたねえ…」
(両拳をバキバキ鳴らして近づく祝融。)
作者「あ、あわわわわ………」
祝融「よくも公開フェラさせてくれたねっ!!」
(顔面にワンツーパンチ。)
作者「ぶへっ!ぶっ!!」
祝融「しかも精飲までさせやがって!」
作者「で、でも祝融様の旦那様のじゃあ…」
祝融「うるさいっ!!」
(ワンツー、ワンツー、ジャブ、フック、アッパー。)
作者「ほげえ……」
祝融「一番胸をでかくした事に免じて命だけは助けてやるよ!!」
405ヒロとでも名乗っておこう:03/05/04 01:04 ID:J8m2tFl5
女禍「さて!…わたしはもう言う事は一つね!」
作者「そ、そうでげしょうね…」
女禍「さっさと絡みさせんかーーいっ!!」
(女禍が両手を広げると、落雷が作者の頭に直撃する。)
作者「はがががが!ち、ちびれる〜っ!!」


月英「まあ、だいたい愚痴は終わったみたいね?」
甄姫「この馬鹿、どうします?」
尚香「とりあえず…言うべき事だけ言わせて……」
小喬「さっさとどっかに捨てようよ!!」
大喬「激しく同意です。」
貂蝉「でも、何を言わせるの?」
女禍「今後の絡みの男役の事についてね。」
祝融「関係無いこと言い出したら殺っちまおーよ…」

作者「へ、へえ…でわ…。ええとですねぇ、今後絡む予定の無い男性を述べて
   おきやす…。敬称略で…孫策・孫権・孫堅・劉備・魏延・黄忠・関羽・
   董卓・周瑜・甘寧・周泰、以上です。」
月英「結構…いますね。」
貂蝉「これ以外の殿方は出る機会があるの?」
小喬「そんな根性あるの〜?」
大喬「どうなんですか?」
作者「は、はあ…。可能性がある…とだけ…」
甄姫「へたれねえ…まったく…!」
祝融「あたいなんか最近出番少ないからねぇ…どんとこいだよ!!」
女禍「あたしは3人は軽いね♪」
大喬「まあ、頑張る事があなたの存在価値だと思って…」
月英「死ぬ気で励みなさい♪」
作者「へ、へへぇ…。あ、後、その事に付随する事なのでげすが…」
406ヒロとでも名乗っておこう:03/05/04 01:04 ID:J8m2tFl5
尚香「できるだけ文字数抑えてよ?」
祝融「110文字以内でな!越えたら即燃やしてやるからね!!」
作者「うへっ!…こ、これからちょくちょくと男優役の方が以前出て
   戴いた方になる機会があるかもしれないのでげす。」
月英「それで?」
作者「男優役の方も様々な個性の方がある程度揃いましたので…。こらからも
   精進しますのでその点についてはご了承くだせえ…。」
大喬「106文字かぁ…もうちょっとだったのになぁ…」
貂蝉「ねえ、何かもうちょっと喋ったら?」
小喬「ねえねえ!しゃべってよっ!!」
女禍「ちえっ、だんまり決めこんじゃったみたいね…」
甄姫「ねえねえ、わたくしのおっぱい見たい?」
作者「……!」

大喬「おしいっ!109文字!!」
甄姫「………ちっ!」
祝融「どうする?ここまできたらなんとか………」
小喬「……そんなの簡単じゃないかにゃ?」
尚香「どうするの?」
小喬「仰向けに寝かせてっと……。」
尚香「そうそう、そして服を脱がせてっと……。」
女禍「ああ、そういうこと♪」
貂蝉「こんな雄豚、ちょちょいのちょいよ……」
甄姫「まあまあ、貧弱なこと…」
月英「せーの…♪」
(八人全員で囲んで作者のティンティンを指で突っつく。)
作者「あひゃひゃっ!!」
407ヒロとでも名乗っておこう:03/05/04 01:05 ID:J8m2tFl5
尚香「祝融さん、お願い。」
祝融「燃えつきなぁっ!!」
作者「ぎゃああああーーーーっす!!」

甄姫「オチましたわね…」
貂蝉「まあ、この馬鹿には死ぬ気で努力させますので……」
大喬「できるだけ面白く、かつできるだけエッチに……」
尚香「いろんなプレイを皆様に♪」
祝融「あたいもまた出させるからね!!」
女禍「皆様を退屈させないように♪」
月英「では、小喬ちゃん。閉めてください♪」
小喬「これからもよろしくお願いしま〜すっ♪」



失礼しました。
408名無しさん@ピンキー:03/05/04 01:13 ID:YTByOnOp
神様 光臨
409名無しさん@ピンキー:03/05/04 01:19 ID:YTByOnOp
さりげなく10武器装備ですね
斬属性が付いてない事を祈ります。
410名無しさん@ピンキー:03/05/04 20:13 ID:tutX22xW
周泰×尚香をひそかに期待してみる
411名無しさん@ピンキー:03/05/04 23:56 ID:5PjyF2ud
周泰×尚たん(・∀・)イイ!
412名無しさん@ピンキー:03/05/05 00:05 ID:frsSLtta
>>405
3になって覚醒したバチョンが
ヒロたんにどう料理されるのか楽しみだったりする。
413411:03/05/05 00:56 ID:H2bQkEWe
ただ待っているだけというのも芸がないので、小説書いてみようかなぁと思ったり。
(;´Д`)でもエロ書いた事ないし、素晴らしき職人さんが居てはるから…
414名無しさん@ピンキー:03/05/05 01:18 ID:TtyqiRBz
>>411
なにげに同志(周泰×尚香)
頑張れ!応援してます。読んでみたいです。ちなみに410。
415411:03/05/05 01:23 ID:JIlB5y7c
「尚香、あまり向こうで迷惑を掛けるんじゃないぞ。」
「姫さん、ちゃんと大人しくしとくんだぜ!」
「尚香さん、どうかお幸せになって下さいね。」
「お姉ちゃんと一緒に祈ってるからね!幸せにならないと怒っちゃうんだから!」

「そんな心配しなくても平気よ!玄徳様も良い人だし、ちゃんと幸せになるわ!」

「…姫、どうか幸せに。」

「もうっ!幼平まで…………でも、皆有難う…。」


美しく着飾った彼女は、笑顔で城から去って行った。
彼女は蜀の劉備という世に名高い徳人の元で幸せになるのだと、周泰は信じていた。
だから、彼は自分の気持ちを心の奥底に沈めて彼女の幸せを願う言葉を言い
眩しい程の笑顔を見せる彼女を見送った。


−−これで良かったのだ。海賊上がりで口下手な自分が愚かにも抱いてしまった恋心に、片を付ける良い機会だったのだ。
彼女が幸せになれるのなら−−



周泰は、孫尚香の幸せを願ってやまなかった。

だが、そんな小さな願いさえ
乱世は容赦無く飲み込み、消し去ってしまった。
416411:03/05/05 01:26 ID:IJp16g5o
取りあえず、導入部だけ書いてみました。
コソーリ(´Д`)つ■

携帯からなので至らない部分も有りかと思われます…。
続き書いても良いんでしょうか…。
417410:03/05/05 01:38 ID:OHlFqo56
続きが気になります…もうほんとに泰×尚に萌えまくりー
418411:03/05/05 02:09 ID:TtyqiRBz
あれから暫くは蜀で幸せに過ごしていた孫尚香だったが、ある時彼女は呉に戻ってきた。
呉が蜀の武将を討ったのがきっかけで、危ういながらも保たれていた両国間の同盟が完全に破棄されてしまったからだった。


故郷に帰ってきた彼女の顔には、出て行った時のような花の笑顔は無く
その代わりに、無理に以前のように明るく振る舞っているぎこちない笑顔が有るだけだった。
その笑顔からは彼女なりの周囲に対する気遣いや、彼女が蜀に居る劉備のことを考えているという事が
誰にでも充分過ぎる程読み取れた。
それは周泰とて例外ではなかった。

少し前まではあんなに明るく笑い、温かい雰囲気を纏っていた彼女だったのに
今ではふとした折にはどこか遠くを見つめて、朧げな横顔を見せる。


周泰は、彼女がこんな風になった原因を作った仲間が憎かった。
自分と共に呉に仕えている仲間が、呉の姫君の幸せを−−自分の想い人の幸せを壊したのだ。
蜀将を討った自軍の将も、それを実行するように進言した軍師も許せなかった。
だがお互い仲間であるため、無論どうする事も出来なかった。
419411:03/05/05 02:42 ID:Vi9yTqbU
−−誰よりも彼女の幸せを願っていたのに、それは叶わなかったのか……。




姫様が蜀から帰ってきた、という騒ぎが漸く収まった頃
ある密偵が蜀の情報を持って、孫権の元へ戻って来た。

「もうす…劉備自ら……いて…呉…攻め……うやら夷…通って……」

周泰は孫権の部屋の前で待機をしていた為、その密偵が喋る内容を微かにだが聞き取る事が出来た。

−…劉備自ら軍を率いて攻めるのか…?呉には…彼女が…。


壁越しに僅かに聞こえる声に、周泰は不謹慎だとは思いながらも耳を懸命に側立てた。
更に密偵の報告は続く。


「劉備は、孫家を根絶やしにするつもりで御座居ます…。恐らく、尚香様も…。」


その言葉が聞こえた刹那。
周泰の胸には、先の仲間に対して持った憎しみとは比べ物にならない程大きく、真っ黒な感情が沸き上がった。

−…何故だ?何故、仮にも妻となった者を殺す必要がある?


手が痛くなるのを微塵も気にかけず、周泰はただ強く、強く拳を握り締めた。
420411:03/05/05 03:30 ID:pAmVePd2
次の日の軍議で、孫権から蜀と戦をするという事が諸将に告げられた。

「皆さんには夷陵で蜀軍を…」

若き呉の大都督、陸遜が鮮やかに弁舌をふるっている。

「…加えて丁奉殿、徐盛殿に一軍を…」
 
周泰は目だけを動かし、この軍議の場に孫尚香が居ないか探したが
彼女の姿は見当たらなかった。
 
−彼女は此度の戦には出るのか…?
 
弓腰姫と呼ばれ、戦場で踊るように舞っていた彼女を思い出す。
敵を恐れず強い意思を奥に秘めて、彼女の鮮明な姿が周泰の脳裏で舞い続ける。
−−気がつくと、軍議は既に終盤に差し掛かっていた。
 
周泰が『しまった』という表情を僅かに浮かべたのを知ってか知らずか
陸遜は最後にもう一度手短に、かつ解りやすく策の概要を延べて、軍議は終了となった。

 
出陣は明日、虎の刻。
421411:03/05/05 04:07 ID:Vi9yTqbU
部屋から出るともう日は暮れかけていて、辺りを茜色に染めようとしていた。
周泰は燃えるような紫の空を見上げて僅かに目を細めたが
直ぐに地へ視線を戻し、城外へと歩を進めた。

 
−…劉備、玄徳。


徳が有ると言われている男が、今自分の妻や妻の一族を滅ぼそうとしている。
彼の大切な義兄弟が討たれたのだから、いくら徳の人と言われる彼でも憤るは分かる。
だが彼は今、その憤りに任せて妻や妻の国を攻めんとしている。
嫁ぐ時、彼女には何も他意は無かったのに。
彼女は只幸せを願っていただけなのに。
「……可笑しな、話だ。」
 
周泰は口に出して言った。
同時に足を止める。
いつしか街外れの小さな丘の麓まで来ていた。
その丘を登り、頂上の大きな木に凭れ掛かる。

 
夕暮れに飲み込まれていく街並を眼下にとらえ、一息つこうとした時だった。

 
「………っく…ひっく…ぅ…」

後ろの方から鳴咽が聞こえた。
周泰は不思議に思い、太い幹の裏手を覗きこんだ。
422411:03/05/05 04:46 ID:Tjjuthb4
(;´Д`)携帯にぎって寝てますた。気がついたら外あかるい…
後でまた書きにきます。
ス、スマソ。少しねます
423名無しさん@ピンキー:03/05/05 04:52 ID:obYlTxCS
>>411さん
がむばれ。期待してまする
424名無しさん@ピンキー:03/05/05 07:11 ID:r3DfBzGV
411さん続きを是非おながいしますハァハァ
425名無しさん@ピンキー:03/05/05 09:22 ID:ZhZBkE89
同意。展開が楽しみナリ。
426前スレ925:03/05/05 09:51 ID:AHy++KHF
また新たな勇者が。私も今、書いてる途中です。今日中には出来上がると思いますが、411サソの作品ができてからの方がよいかな?
427411:03/05/05 10:15 ID:iNzj+ru6
皆さん、こんな駄文を楽しみにして有難うございます。
(・∀・)ガンバルヨー!

前スレ氏、邪魔して申し訳ないです。

 
しかも誤字脱字ありますね。
「おかしいのはテメーの頭の方だよ!」と思っておいて下さい…。
428411:03/05/05 11:07 ID:BlLyC+4K
「……姫?」

「あ……っく…よ、幼平…ひくっ…。」
 
泣いて真っ赤になった目で周泰を見上げていたのは、孫尚香だった。

「姫、どうしてこんな所に…?」
「一人に…ぅくっ…なりたかっ…ひぐっ…。」
「護衛もつけずに…。」
「だって…泣いてる所なんて…ぅ…見せられ…ないじゃないの…。」
彼女は頬を伝う涙を拭い、次々に流れてくる涙を止めようと懸命頑張っていた。
詰まりながらも言葉を紡ぐ孫尚香を、周泰は只静かに見守っていた。


ようやく彼女が泣き止んだ頃に、周泰は言った。

「どうして、泣いていたのですか…。」

彼女の隣に腰を下ろし、出来る限り優しく尋ねる。
彼女は小さく膝を抱え込んで、遠くを見つめながら答えた。

「…玄徳が、呉を攻めに来るって。兄様がね、そう教えてくれたの。」

周泰は何も言わず、只聞いていた。

「…孫家を…消したがってるって…。」

既に茜から紺へと変わり始めている空を、彼女は茫と瞳に映している。

「玄徳と、仲良く暮らしてた。迷惑かけないように、頑張った…。」

彼女の目に、涙がまた浮かんだ。
429名無しさん@ピンキー :03/05/05 11:09 ID:ntL/xEpA
本文が楽しければ多少の誤字脱字は気にならないですよ。
がんばってください(・∀・)
430411:03/05/05 11:49 ID:4MwZOwgM
「幸せ、だったのに…なのに玄徳は…私を…呉を…っ…。」

つ、と白い頬に涙が伝った。
周泰は、隣で小さくなっている孫尚香をどうしても幸せにしてやりたかった。
彼女には、以前のように花のような笑顔でいて欲しかった。
明るく、自分に笑ってみせて欲しかった。
周泰は手を延ばし、彼女の涙を拭ってやった。
 
「…よ、幼平…?」

頬を触られ涙を拭かれた孫尚香は、少し驚いたような顔をして周泰を見た。

「泣かないで、下さい…。」

視線が、絡んだ。
頬に触れたまま呟く。

「劉備…殿、の事は忘れて下さい…。」

内心、劉備に対して敬称をつける事すら嫌だった。
今目の前で泣いている彼女と、あの日笑顔で出て行った彼女を比べると
周泰は劉備に対して憎しみを覚えずにはいられなかった。
彼女には以前のように、花のように笑っていて欲しかった。
自分に明るく笑ってみせて欲しかった。

 
「…無理よ…。玄徳は優しくて、良い人だもの…。」

孫尚香は、頬にある周泰の手をゆっくりとどけた。
431411:03/05/05 12:14 ID:JIlB5y7c
「玄徳はこんな事をするような人じゃないって…
 きっと誰かが玄徳を唆しちゃったんだって信じてる…。」

彼女の目は、健気な程純粋だった。

「もう平気よ。」

そう言って、孫尚香は弱々しく笑ってみせた。

「…幼平にみっともない所見せちゃったわね。そろそろ城に戻るわ。」

孫尚香は立ち上がろうとした。
しかしそれは周泰が彼女の腕を掴んだ事によって阻まれた。

「…幼平?」
「ならば…私が、忘れさせてみせます…。」

そう言うや否や、周泰は孫尚香を押し倒した。
432411:03/05/05 12:51 ID:uo2Ll2K0
「…っ幼平!戯け過ぎよ!」
「私は…真剣です…。」
「放し……んん!」

周泰は孫尚香の唇を自分の唇で塞いだ。
彼女は自分の下で抵抗しているようだったが、気にせずに唇を只合わせた。


「…っ!どうして…」唇を解放された彼女が周泰を見つめる。

「私は…只貴女を幸せにしたい…。」
「だからって…。」
「愛して、います…。」

周泰は、僅かに哀しみを帯びた目をして囁いた。
孫尚香はそれきり何も言えなくなってしまった。

周泰は自分を卑怯だと思った。
弱り切った彼女に『愛している』等と甘い言葉をちらつかせて、彼女を手に入れようとしている。
だが卑怯な手を使ってでも、彼女が欲しかった。

 
周泰は再び唇を合わせた。
先よりも深く、貧るように。

「んっ……ふぅっ…んん…」

舌を差し入れ歯列をなぞると、彼女は眉を切なげに寄せてくぐもった声を上げた。
433411:03/05/05 13:29 ID:pAmVePd2
彼女の舌を搦め捕り、強く吸う。
その度に孫尚香は声を上げて反応した。

抵抗する気が無くなったのを見計らい、周泰は戒めていた手を放した。
首に舌を這わせたり耳を甘噛みしながら、片方の手で形の良さげな胸を衣の上からまさぐる。
「…ぅ…ん…ぁ…。」
艶かしい声と柔らかな感触に、堪らず彼女の上衣を捲くりあげた。

「やっ…!」
白く、柔らかそうな双丘。
頂点には桃色が勃っていて、思わずそれを吸い上げた。
「ああぁっ!」
孫尚香は耐えられずに矯声を上げた。
舌先で先端を小刻みに舐め、次に周囲をねぶられたかと思うと、また先端を勢い良くきつく吸われる。
唾液にまみれた先端は、薄闇の中でもてらてらと光っている。
周泰は片方を舌で弄り、もう片方は手を使って責めていた。

柔らかで程よい大きさの乳房を揉みしだく。
時折先端を摘み上げるに虐めたり、指の腹で転がすように撫でた。
434411:03/05/05 13:54 ID:H2bQkEWe
「や…ぁあっ!んん…。」
孫尚香は、しきりに甘い声を上げていた。
彼女は自分の奥から蜜が溢れてくるのを感じていた。
それを見透かしたように、空いている周泰の片手が下腹部へと下りてきた。
ふとももの内側をやわやわと撫で上げると、孫尚香は腰を震わせ、固く閉じていた膝を僅かに開けた。
その瞬間周泰は彼女の足の間に体を滑り込ませ、彼女の下衣に手をかけた。

「嫌っ!」
孫尚香は僅かに抵抗したが、周泰は構わず服をずり下ろして脱がせた。
秘所に指を這わせると、そこはもう充分に濡れていた。
溢れ出る蜜を指にからめ、すぐ上に静かに息づいている芽に塗り込むように強く指を擦り付けた。
途端、孫尚香の腰が跳ね上がる。

「………!」

声にならない程の快感が、体を駆け巡った。
435411:03/05/05 14:11 ID:TtyqiRBz
腰を震わせてよがる孫尚香を見て、周泰は口元を歪めた。
何度も何度も執拗に秘所の突起を擦り上げる。
そのつど奥からは愛液が溢れ出して、周泰の指を濡らした。

舌と片手は先から胸を弄んでいたが、それらもどんどんと下に下りてきて、秘所を責め立てた。
足を大きく開かせ、指を使って奥まで見えるように花弁を割った。
「…見な、い、でぇ…。」
孫尚香は息を詰まらせて抗議の声を上げたが、周泰は無視して秘所に顔を埋めた。
わざと卑猥な音を立ててそこを吸うと、彼女は声を上げた。
割れ目に沿って何度も舌を往復させ、蜜壷へと舌を挿し入れたりした。
ようやく顔を上げた頃、彼女は羞恥と快感とで頬を上気させていた。
436411:03/05/05 14:32 ID:2aO+ZgOV
続けて指を蜜壷に入れた。
熱い内を掻き混ぜるように指を動かす。
2本3本と指を増やしていき、中のざらついた部位を中心に指を蠢めかせた。
指を動かすたびに、グチュグチュと粘ついた音が響く。

「ようへっ…も…やだ…。」

孫尚香は掠れた声を上げた。
潤んだ瞳で周泰を見上げる。
周泰は指を引き抜いて大きく怒張した自身を取り出し、既に先走りを垂らしているそれを秘所へと宛った。

孫尚香を見ると、彼女は僅かに頷いた。
それを見て、周泰は何度か亀頭を割れ目に沿って動かしたあと
一気に腰を進めた。
437411:03/05/05 15:01 ID:4MwZOwgM
「あっ…!!」

一気に貫かれ、孫尚香は一際大きく声を上げた。
孫尚香の中は容赦なく周泰を締め付けてくる。
狭く、熱い内壁が絡み付くように蠢く。

「…く…きつい…。」

締め付けて来るものに快感の息を漏らしながら、周泰はぎりぎりまで自身を引き抜き、再度奥まで貫く。
余りの気持ち良さに、周泰は腰をひたすら動かした。
それに合わせて孫尚香も声を上げる。

「あっ…ぅ…っあ…!いや……大き…いっ…んんっ!」

周泰は孫尚香の足を肩にかけ、更に深く自身を捩込んだ。
「いっ……!っふ…ぁ…!」

一瞬孫尚香は辛そうに顔を顰めたが、すぐに矯声をあげて善がった。
激しく腰を打ち付ける音と、結合部から生じるいやらしい音だけが辺りに響いた。


「もう…っだめ…ぁ…あっ…!!」
「……いくっ…!」


周泰は、孫尚香の中に白く濁ったものを吐き出した。
腰を打ち震わせ、最後まで絡み付いて来る内部に注ぎ込む。
438411:03/05/05 15:19 ID:9cgurH3j
その後周泰はふらつく孫尚香に服を着せ、城まで送ってやった。
城までの間、お互い口を開かず、ずっと気まずい沈黙が横たわっていた。



周泰が自室に戻った頃、既に時刻は戌の刻を半分程回っていた。
仮眠をとるために、躯を布団に躯を横たえる。

同時に今日の事が思い出された。

−彼女は、許してくれるのだろうか…。

愛していると言って彼女を抱いた。
言った言葉に偽りはなかったが、彼女は自分に何も言ってはいない。
それにまだ彼女は劉備を、好いているかもしれない。
「愚かだ……。」


顔を曇らせて吐き捨てるように呟き、周泰は浅い眠りについた。
439411:03/05/05 15:55 ID:2aO+ZgOV
翌日虎の刻、まだ夜明け前だというのに城内は騒がしかった。

薄暗い中を沢山の兵士が忙しく走り回っている。
喧騒の中で、周泰は孫尚香の姿を探していた。
この戦に出陣しない事ら分かっていたのだが、もしかすると
皆の出陣の見送り位は来るかもしれないと思ったからだった。

しかしいくら探しても彼女の姿はなかった。

「周将軍!そろそろ初期位置にお願いします!」
「分かった…。」

部下に告げられ、諦めて初期位置に戻ろうとした時だった。
「幼平!」
「姫……!」
「よかった。間に合った…寝過ごしちゃったのよ…。」

探していた人が現れた。
周泰は少し驚きながらも、昨日の非礼を詫びようと思い口を開きかけた。
しかしそれよりも速く、孫尚香が声を出した。
440411:03/05/05 16:01 ID:Vi9yTqbU
「私を愛しているなら、生きて帰ってきて。」

孫尚香は真っ直ぐに周泰を見て言った。

「幼平が、私を幸せにして…。」

そう言って、彼女は周泰に抱き着いた。

「必ず、帰ってきて…。」

涙声で彼女は言う。
周泰は彼女を強く抱き締めて、優しく頭を撫でた。

「御意……。」

それを聞き、彼女は花のような笑顔で笑った。





出陣の銅鑼が鳴り響き、男は夜明けと共に夷陵へと発った。
441411:03/05/05 16:03 ID:uo2Ll2K0
長々とお目汚しすみませんでした。(;´Д`)
初のエロ書きで至らぬ点ばかりだと思いますが
ご意見ご感想待っております。
442410:03/05/05 17:12 ID:4MwZOwgM
イイ!(・∀・)感動しました。尚たんが幸せになってほすぃです。続きはあるんですか?
443_:03/05/05 17:17 ID:3+LyFOs4
444411:03/05/05 17:23 ID:/Ef3DAGD
今やっとこさPCから自分の投稿見ました。
(;´Д`)見づらい・・・。スイマセンスイマセン!!!!!
しかも眠さ半分で書いたから、文章おかしい所が沢山!!!ギャー!!
申し訳ありませんですた。


>>411
ありありありありがとうございます。
続きは考えているのですが、全くもってエロくないので
出すぎだぞ!自重せよ!!(裏声)
と言われないように自粛です。
445411:03/05/05 17:25 ID:/Ef3DAGD
というわけで、他カッポーでリベンジするかもしれません。
しないかもしれません。

どっちにしろ今度書くならば、PCで書こうと思います。鬱。
446411:03/05/05 17:46 ID:/Ef3DAGD
>>444
レス番号間違ってるし・・・。
鬱です。
何かもう陸遜に5度ほど焼き殺されてきます。
447410:03/05/05 17:57 ID:wEi+YLsa
411さん焼き殺される必要はありませんよ。携帯だと色々大変なので間違っても仕方ないです。自分も携帯からのカキコミなので…。頑張って下さい。
448411:03/05/05 18:13 ID:uo2Ll2K0
>>440
・゚・(ノД`)・゚・ ありがとうございます。
頑張ります。



というわけで、皆さんお気に入りカポーがありましたら教えて下さい。
自分、周×尚くらいしか思い付かないので…。
あとは孔明と月英…。
449ヒロとでも名乗っておこう:03/05/05 18:28 ID:K+yOhC3p
>>411さん
おつかれ様でした!書きこまれた時間を見ると・゚・(ノД`)・゚・
しかも携帯から・゚・・゚・゚・ (ノД`)・゚・ ・゚・

SS書きとして尊敬します…よく寝てください(*゚ー゚)
450名無しさん@ピンキー:03/05/05 19:26 ID:Rspgu8+i
孔明月英はチョト気になる…
ネタさえありゃ、書くんだがなあ
451名無しさん@ピンキー:03/05/05 19:39 ID:obYlTxCS
411さん乙ですた。すごくよかたです。
ちなみにマイお気に入りカポーは権×大キョ
アニヨメ(・∀・)トッチャイマシタ!みたいな
452411:03/05/05 20:04 ID:Rg4H8EPI
皆さんありがとうございます。
そして更にレス番を間違ってた>>448
曹操にイエース!(斬)されてきます。

>>449 ヒロさん
ありがとうございます。
この連休で生活リズムがおかしくなったみたいです(w
私よりも、ヒロさんこそSS書きとして尊敬されるに値すると思います。


>>450さん
孔明と月英、もしかしたら書くかもしれません。
かも。


>>451さん
(・∀・)ありがとうございます!
権×ダイキョ!!い、良い!!
アニヨメ(・∀・)トッチャエ!!トッチャエ!!・・・・良いネタですな・・・。



そして実は、先の続きを少し考えてたり。
多分、周×尚+劉備 みたいな感じになりそうです。
でも連載となると長くなりそうですし、他職人さん方の邪魔になったら悪いので
ボチボチゆきます。
もし投稿してあった時には、どうか生暖かく感想を言ってください。
あと孔×月。
453410:03/05/05 23:27 ID:pAmVePd2
>>451さん
権×大!アニヨメ(・∀・)トッテクダサイ
背徳的なカポーですな
454前スレ925:03/05/05 23:34 ID:htpubVa6
呉にとって激動の日々だった。ハン城の関羽を討ち、蜀との関係が悪化したかと思え
ば、翌々日に劉備と結婚し呉を離れていた姫君が、いきなり帰還した上に「張飛を
討った」と言い出す。それゆえ蜀との友好関係は完全破滅。逆に敵対関係となった。
さらには周瑜が病に倒れ、今は小喬と医師がつきっきりで看病している。それゆえ今
は陸遜が呉の大部分を背負っている。陸遜が指揮をとった夷陵での戦いは劉備軍の怒
濤の攻めを耐え抜き、火計により逆転。見事な勝利だった。そして今、陸遜は戦いで
捕縛した将や上級兵の処刑か登用か、または牢獄行きかを判断していた。牢獄行きと
なる場合、その兵の特徴も抑えておかねばならない。脱走した際に、捜査のカギとな
るからである。
455前スレ925:03/05/05 23:36 ID:htpubVa6




「次の人、入ってきて下さい」
そういうと扉が開き、先日帰ってきたばかりの姫君が兵を縛って入ってきた。
「階級は?」
書類になにかを書き続けながら陸遜は尚香に問いかけた。
「わかんない。なにも話さないし」
ハァと筆を止めた陸遜がため息をつく。
「わかんないじゃないでしょう。話さなかったら無理矢理話させるんです」
陸遜が振り向いて言う。頬がこけている。
(疲れてるんだなぁ・・・なんかしてあげたいな・・・)
陸遜が兵のそばまで歩いてきた。
「貴様の階級を言え。見たところ、護衛のようだ。誰の護衛をしていた?」
フンと兵は鼻で返事をした。
「ホラね。ずっとこんな感じ。言わなきゃ斬るぞって言っても、こう」
「そうですか・・・」
そういうと陸遜がどこに隠していたのか短剣を取りだし、その兵の額をドスッと一突きにした。
「ちょっ・・・陸遜!」
「なんですか?こんな反抗精神丸出しの馬鹿、要りません。とっとと廃棄してください」
そう言って陸遜が机に戻っていく。尚香は唖然としながら陸遜の方を見ていた。
(陸遜って・・・前からこんな人だったっけ・・・)
「なにしてるんですか?後が詰まってるんです。はやくしてください」
「陸遜・・・」
尚香はなにかを言おうとしたのだろうが今の陸遜には通じないだろうと思い、部屋を出た。
456前スレ925:03/05/05 23:37 ID:htpubVa6
「次の人、入ってきて下さい」
今度は賊出身の腰に鈴をつけた男が女性を縛って入ってきた。
「放せ!!無礼者!!私をなんだと思っている!!」
凄まじい怒号だった。随分暴れているらしく男の鈴がチリンチリン鳴っている。
「随分、元気な方なんですね。その声からして・・・女性でしょうか」
陸遜はまた書類になにかを書きながら言う。
「なんとかしてくれよ・・・こいつ・・・暴れて暴れて・・・」
「その様子ですと・・・階級や地位は全く聞き出せていないようですね」
「あったりめぇだろ・・・これだけ暴れられりゃ押さえるだけで精一杯だっての」
「女性ですとねぇ・・・登用か遊女になってもらうしかないんですよね」
その言葉に手首を縛られた女性の声が一層強くなった。
「遊女だと!!?この月英にそのような処置を・・・」
「ん?月英?おめぇ月英っていうのか」
女は甘寧を睨みつけて言う。
「そうだ!!かの諸葛亮孔明の妻、月英だ!!」
「へぇ〜え、けっこう偉いさんじゃねぇか。なぁ陸そ・・・ん?」
筆を止めた陸遜がコチラを向いていた。その眼に甘寧はなにやら変なモノを感じた。
「あなたが・・・あの諸葛亮先生の妻・・・?」
女は今度は陸遜を睨んで言う。
「何度も言わせるな!今、自分達がなにをしているのかわかっているのか?」
「おいおい、捕縛されといてそりゃねーだろ」
甘寧が鼻で笑う。
「へっ、どうするよ陸遜。どっかの領土と交換してもらえっかもしんねぇぞ・・・っておーい?聞いてんのか?」
「あなたが・・・あの・・・」
陸遜が眼をキラキラ・・・というよりギラギラさせながら近づいてくる。
陸遜の異常に気づいた月英は少し後ずさった。
「なんと美しい顔なんだ・・・醜女だとか言われているが・・・全くの嘘じゃないか・・・」
457前スレ925:03/05/05 23:38 ID:htpubVa6
甘寧もさすがに変に思い始めた。なんか・・・変だコイツ。
なんとも言えない不気味さが月英の抵抗を鎮めた。それどころかちょっとずつ後ずさりしている。
「お、おいどーしたんだよ陸遜?なんか変だぞ?お前・・・」
甘寧の言葉はすでに耳に入っていないようだ。視線は月英に釘付けである。
月英が壁まで追い込まれた。なにかといって甘寧も一緒に下がっていたので甘寧がとなりにいる。
「逃げないで・・・その顔を私にもっと見つめさせて・・・」
その言葉に月英の顔が青ざめていく。
「な・・・なんなんですかこいつは・・・お、おいお前!仲間なのでしょう・・・?
ど、どうにかしてください・・・」
甘寧も相当ビビっていた。それほど今の陸遜は不気味なのだ。



陸遜の手が月英の髪に触れた。
「あぁ・・・なんてさわり心地のいい髪だ・・・」
陸遜はその感触を確かめるように手のひらを動かした。
「や・・・やめなさい・・・こんな・・・」
ビクビク震える月英の言葉に陸遜は笑って答えた。
「怖がらなくていいですよ」
その笑顔は普段見せる陸遜の笑顔でないことが明らかだった。
というより気持ち悪い笑み。恐怖を感じる笑みだった。
その笑みを見た甘寧が泡を吹いて気絶した。
458前スレ925:03/05/05 23:39 ID:htpubVa6
「な・・・ちょっ・・・」
(なんでコイツが気絶するんですか。で、でもちょっと待て・・・コイツが気絶した今、自分は逃げられる!)
月英は身体の方向をクイッと変えて逃げようとした。
「待って下さいよ」
走り出した月英の腕をグイッと陸遜の腕が引き寄せた。
「いやっ!」
目の前にギラギラ光る眼がある。
「う・・あ・・・やめて・・・逃がして・・・」
「なぜ逃げる必要があるんです?私はあなたを斬りませんし、遊女にもしませんよ・・・」
またあの笑み。月英はもう意識が飛んでしまいそうだった。口がパクパク開閉している。
「完璧な輪郭だ・・・美しい・・・美とはこういうものを言うのですね・・・ああ、
その唇も・・・」
指で顎から唇をなでられる。月英は震えることしかできなかった。
「透き通る瞳・・・輝く髪・・・鎧に包まれた・・・神秘の身体」
首筋をゆっくりつたって手が胸部へと流れていく。
「あ・・・あ・・・あ・・・」
鎧の上から肩、鎖骨を手が這う。
「この鎧の下には・・・なにがあるのでしょう・・・?」
それだけは・・・と思い月英がイヤイヤと首を振る。だがそんな行動は陸遜の眼に写っていなかった。
「見てみたい・・・すべて見てみたい・・・」
459前スレ925:03/05/05 23:42 ID:htpubVa6
「この・・・膨らみは・・・」
豊かな胸だった。形も整っている。
「い・・・いやだ・・・み、みないでください・・・」
これでも必死の抵抗だった。
「触ってみたい・・・感触を確かめたい・・・」
陸遜が手のひらを膨らみに添える一瞬前だった。
「おっとぉ、陸遜。順序が間違ってるゼ」
いつの間に目覚めたのやら、甘寧が割り込んできた。
呆気にとられた顔で陸遜が甘寧を見ている。
「へへへへへ。まずは口づけからってもンだ。キスしてみな」
所々の声が裏返っている。コイツも壊れたか。
「キス・・・口づけ・・その美しい唇に・・・」
徐々に陸遜の顔が近づいてくる。
「ひっ・・・」
月英は口をキュッとつむった。だがそんなことおかまいなしに陸遜の唇が月英の唇を覆う。
「んんっ・・・」
「そのまま舌を相手の口んなかにイれてやれ」
いつのまにか甘寧がアドバイスしている。
キュッとつむった唇に陸遜の舌は口内への浸入を阻まれていた。
「・・・・」
ペロペロとつむった唇を舐め回す。陸遜の幸せそうな顔が甘寧のツボにはまっていた。
「くくくっ・・・おもしレェなぁ・・・へっへ・・・」
クイッと甘寧が月英の鼻をつまんだ。
「うあっ・・・」
思わず口を開いてしまった。そうすると一気に舌が浸入してくる。
「うううっ・・んん・・・」
陸遜の舌は届く範囲で至る所を舐めていた。
「うひゃひゃ。スげぇ。陸遜すげぇよ」
460前スレ925:03/05/05 23:42 ID:htpubVa6
「ふぅ・・・はふ・・・」
月英の眼がトロンとしてきていた。それを見て甘寧は陸遜に告げる。
「おおっシ。もぉいいぜ。次ぁ胸だ」
唇を離した陸遜の視線が二つの膨らみに集中する。
「きれぇナ乳首してんなぁ・・・姫さん級だぜ?これをスワれたのは夫さんだけか?」
「はぁ・・・はぁ・・はぁ・・・」
月英に答える余裕などあるわけなかった。
「よぉし陸遜。思いっキリ吸ってやれ」
そう言われるとむしゃぶりつくように陸遜が吸い付いた。
「んむっ。凄い・・・なんて柔らかいんだ・・・・」
「いやぁ・・・・・ああ・・・・孔明様・・・」
チュバチュバ音を立てながら突起を転がしたり吸ったりしている。
「たた舐メるだけじゃダメだゼ。揉んでやれ揉ンで」
「あぁ・・・柔らかい・・・凄い柔らかさだ・・・」
甘寧はニヤニヤしながらそれを見つめていた。
「よっしゃ。次、下いコウか」
461前スレ925:03/05/05 23:44 ID:htpubVa6
スルスルと下着を下ろす。綺麗に生えそろった陰毛が陸遜と甘寧の欲望をさらにかき立てた。
「曲線美だ・・・」
陸遜がちょっと距離をおいてマジマジと見つめている。
「孔明様・・・私は・・・私は・・・」
一筋の涙が頬をつたった。
「おやおや、ついに泣いちまったか」
それを見た陸遜が悲しい顔になる。
「泣かないでください・・・今、楽にして差し上げますから・・・」
陸遜は自分達の行動が月英の涙を誘ったなどと全く理解してない様子だった。
「そうダな陸遜。屈辱の涙を俺らの力デ快楽の喜びに変エてやろうぜ」
陸遜が甘寧の方を向いて少し笑う。
「まずァ前戯だ。その毛のはえてルとこに手の指ハワせてやれ」
中指が生えそろった陰毛を優しくかき分け割れ目へと這っていく。
「なにか・・・ベトベトしている・・・この液体は・・・?」
その言葉に月英の顔は一気に赤くなった。
「へへ、やっぱ濡れてんじゃネーか。陸遜、そのままやらしクその辺いじってやれ」
人差し指が加わり割れ目を開いたり、指を膣にいれたりと意外に慣れた手つきに見えた。
「んん・・・うんっ・・・あはっ・・」
「凄い・・・いやらしい声です・・・」
「うひゃひゃ。姫さんといいコイツいい・・・やらしいネェ」
膣に入った指が動く度にピクピク身体を反応させる。
「なぁ、陸遜。その穴のちょいウエに突起あるダロ?それつまんでミな」
「これですか?」
「ひいっ!ああっ・・」
一気に蜜があふれてきた。「おおっ」と陸遜は驚いた顔になり再び秘部をいじりつづける。
462前スレ925:03/05/05 23:44 ID:htpubVa6
クチュッ・・・ニチュ・・・
「音まで聞こえてきヤガった。もう準備OKかな。陸遜、ブチ込んでやれ」
「いやっ!それだけはやめて!」
「ブチ・・・込む?」
陸遜の頭の上に?マークが浮かんでいた。
「ナんだ?知らねーのか。しゃーねーな。俺が手本見せてやるよ」
いきなり甘寧は腰着を下ろし硬〜くたぎったモノを見せつけた。
「いやだっ!お願いです!それだけは・・・それだけは・・・」
月英は腰を抜かしてしまい、逃げることができなかった。
「ブチ込むってのはコレをさっキの穴に挿れるコトを言うんだ。ま、俺のやること見てろ」
「いやあっ!来ないで!!誰か助けてっ!!」
「うへへへへ。その悲鳴が欲情を誘うぜぇー」
甘寧が二股をつかんでグイッ引き寄せる。亀頭の先はしっかり穴をとらえている。
「いっくぜぇー」
「ああ・・・誰か・・・誰か・・・」
まさに挿入・・・する寸前だった。
バキッと鈍い音が部屋に響いた。
463前スレ925:03/05/05 23:45 ID:htpubVa6
「はがっ・・・?」
甘寧の身体がフラフラ〜っとなびいて床に倒れた。
「あ・・・?な、なぜ・・・?」
「なにやってんですか。嫌がってるじゃないですか」
甘寧を殴ったのは陸遜だった。その眼のギラつきはまだ消えていない。
「さて、あんな野蛮男は放っておいて私達で愛をはぐくみましょう」
月英の顔が再び恐怖でひきつった。逃げようとしたが腰が抜けていて動けない。
「さぁ・・・」
陸遜も腰着を下ろしてモノを露にした。甘寧ほどの凄まじいモノではなかったが、月英に与える恐怖は甘寧以上のものだった。
「私はあんな乱暴者とは違います・・・。優しく包めば・・・あなたも嫌がらないでしょう?」
月英に答える余裕などなかった。身をよじって少しでも後ろに下がろうとしている。
「いきますよ・・・」
陸遜は月英の身体を抱きかかえモノの先端を割れ目にあてがい、ゆっくり挿入した。
464前スレ925:03/05/05 23:46 ID:htpubVa6
「うあっ・・・あぁん・・・・・」
「温かい・・・・これが貴女の膣内・・・」
ゆっくりと腰を動かす。スムーズに動いている。
「ひうっ・・・んあっ・・・ひゃぁっ・・・」
徐々に腰の動きが強くそして速くなっていく。
「ひぃっ・・・あっあっ・・ああっ・・!」
空いた両手で尻を撫でて感触を味わう。口は柔らかい膨らみを舐め回す。
「はぁ・・はぁ・・・締まり具合もよく・・・感触も最高だ・・・」
再び唇を重ねる。突き上げる腰の動きは一層強くなっている。
「うぅん!あんっ!いやっ!ひゃんっ!」
「膣内に出しても・・・いいですよね?」
「ふえっ?そんな!子を孕んで・・・あっ!」
断ることを許さず、陸遜は膣内に射精した。
「あぁ・・・そんな・・・」
「・・・・・・・素晴らしかったですよ・・・・・」



挿していたモノをゆっくり抜いて陸遜は言う。
「さあ、2回目いきましょうか」
膣内に出され、もはやなにも言う気力もない月英は悲しい瞳で陸遜を見つめる。
「さぁ・・・寝て下さい・・・先ほどのような無理な格好ではしたくありません・・
・」
再び月英の目から涙がこぼれる。陸遜は怪訝そうな顔をしながらも、月英を優しく押し倒した。
「もっともっと・・・楽しみましょう」
465前スレ925:03/05/05 23:46 ID:htpubVa6
ガチャ
急に扉が開いた。
「陸遜!疲れてるでしょ!兄様が差し入れに肉まんを・・・って、うわあぁああ!
!」
入ってきたのは孫尚香だった。目の前の訳の分からない光景に思わず叫び声をあげ
る。手に持っていた肉まんも落としてしまった。
誰かが入ってきたのに月英が気づく。
「助けてください!!お願いします!!」
「ど、どうゆうこと・・?これ・・・」
陸遜が尚香の方を見て立ち上がる。下半身をさらけだしてるので、とんでもなく不格
好だった。
「り、陸遜・・・な、なにやってるの・・・?」
グァバッ!と陸遜が尚香に襲いかかる。
「きゃあっ!!」
とっさにだした右の拳だった。その拳は的確に陸遜の顎をとらえ見事に打ち抜く形と
なった。バタッと陸遜が豪快に倒れた。
「・・・・・・・あ・・・・」
月英が泣きすがるように尚香に抱きつく。
「な、なにがあったの・・・?ね、ねぇ・・?」
泣きしゃぐりながら月英はただ恐かったと言い続けた。尚香は戸惑いながらも月英を
連れて部屋を出た。


続く
466前スレ925:03/05/05 23:49 ID:htpubVa6
変なストーリーです。今までの2話は割とストーリーにも目をおいてましたが今回は全くです。次では純愛モノにチャレンジしようと思います。待って下さる方が(ry
467名無しさん@ピンキー:03/05/06 00:15 ID:trfjQbq1
925さんの新作
キテタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
厨房みたいな陸遜が面白かたーよ。
468名無しさん@ピンキー:03/05/06 00:20 ID:R3moVPUG
>>466
おお!前スレ925さん登場!待ってました!
月英たん・・・ハァハァ・・・
また小説うpをおながいします。
469名無しさん@ピンキー:03/05/06 00:28 ID:hJhPE6vx
>>468
(・∀・)
470名無しさん@ピンキー:03/05/06 03:18 ID:jd0smR8a
471_:03/05/06 03:19 ID:dS21VVA7
472295:03/05/06 09:06 ID:1wzpOj6M
>>411
 孔明×月英気になるっす!是非書いて欲スィ……。
思いつくカプとしては劉備×孫尚香(純愛)とか
司馬懿×月英(鬼畜?)とかですかね。
 ネタとしては思いつくけれども、自分が書くと異様なまでに
暗くなるので他の方に書いて欲しい……。

>>925
 月英ーーーーーーー!!壊れてる陸遜が面白いっす。
続き、待ってます。
473410:03/05/06 15:49 ID:HpiDlmEk
>>925さん
新作キター(゚∀゚)!壊れた陸遜が面白い!
474名無しさん@ピンキー:03/05/06 17:59 ID:1R0En9uE
いや、なんか十分すぎるほど陸遜のキャラクターを押さえきってる気がするぞ。
もともとなんか数本ずれた感じのする奴だし。
腐女子は激怒しそうだがw
475腐女子:03/05/06 19:32 ID:UnQttRog
あたしのリクチョ─────── ン!!w
476411:03/05/06 20:21 ID:IKhHRA8I
「私は、やはり間違っていたのか・・・?」

的盧に乗り、呉の都を目指して夕暮れの中を行軍しているのは蜀の皇帝、劉備。
彼の口からは、後悔のような言葉が漏れていた。

そもそもの始まりは、自分の感情論だった。
呉将に義兄弟を討たれ、感情に任せて今回の戦を起こした。

仇をとったところで、死人は決して黄泉から帰らないという事など
彼は充分過ぎる程承知していた。
劉備とて馬鹿ではないのだ。
だがそれでも、自分の大切な義兄弟を失った、という事実が
彼の聡明な眼を曇らせたのだった。


劉備は馬上で深くため息をつき、そっと眼を閉じた。


彼が眼を閉じて、思い描く人物。
それは呉の姫君にして、自らの妻である孫尚香だった。
477411:03/05/06 20:23 ID:IKhHRA8I
呉将が夫の義兄弟を討ったと知らされた時、彼女はどんな思いをしたのだろうか。
きっと誰よりも辛い立場に立たされていたに違いない。


その知らせを聞いた時、彼女は驚きの余り気を失ってしまった。
それ以来彼女の表情はすっかり暗くなり、部屋に塞ぎ込んでしまった。
呉の姫君である彼女は当然回りから疎まれ、虐げられた。
ある時など、呉と内通しているのではないかと猜疑の目で見られ
夫の居らぬ時に命を狙われたりもした。

見るに見かねて劉備は彼女を呉へ帰したが
その頃はまだ義兄弟を失った事への深い悲しみと
彼らを討った呉への憤りや憎しみが頭で渦巻いていて
彼女の事を考えてやる余裕などなかった。
478411:03/05/06 20:24 ID:IKhHRA8I
『孫家を根絶やしにするのだ!』

あの時言った言葉が蘇る。
結果彼が出した論は、呉を攻める、というものだった。
無論そのような戦を諸将が認めるはずも無く
趙雲を筆頭として、幾度も諸将の諌めを受けた。
しかし劉備はそれを聞かずに蜀を出、今こうして浮かない顔をして馬上に居る。


始めは反対していた諸将も、矢張り戦となると自然気が高ぶるようで
『皇帝の命のもと』という大義名分を振りかざして、呉へ進行を始めた。

一度口から出た言葉は、二度と戻ってこない。
そして本人の意思とは関係なく、一人歩きをする。
過ちに気付いた時には、もう全てが遅すぎた。

「・・・・・すまない・・・・・尚香・・・・・。」

最愛の人の名を呼び、届くはずの無い言葉を呟く。


―彼女は今、どうしているだろうか。この私を、恨んでいるだろうか・・・。
479411:03/05/06 20:26 ID:IKhHRA8I
初めて尚香が蜀に来た時、彼女は劉備の事を『玄徳様』と呼んでいた。

「玄徳様、これからお世話になります。」

少し照れた笑顔で、煌びやかな衣装を纏った彼女は礼をした。
その笑顔は玄徳の心を掻き乱すには充分過ぎる程で、瞬間彼女の虜になった。
十以上も年は離れていたが、彼女も劉備に好意的に接してくれた。
政略結婚だったというのに。

彼女は最初こそ努めて大人しく、淑やかに振舞っていたが
暫くすると地が出てきたのか、まさに『御転婆娘』といった風で
城内を走り回ったり、鍛錬を行ったりしていた。
だが劉備としては、そんなありのままの彼女の方が好意を持てた。


そうして彼女との生活を心から楽しんでいた劉備だったが
矢張り彼も男だったからか、次第に『彼女を抱きたい』と思うようになった。
それまでは『政略結婚だから』と言って、周囲が幾ら口を出そうとも
彼女に手は出さなかった劉備だったのだが
毎夜毎夜自分の隣で、白磁の肌を出して
安らかに寝息を立てている彼女を見ているのは辛かった。

―安心されているというのも、困ったものだな・・・・。

彼は人知れず、内心ひっそりと苦笑する夜を送っていた。
480411:03/05/06 20:29 ID:IKhHRA8I
孫尚香が蜀に、又劉備との生活に慣れてきた頃のある夜だった。
何時も通り、孫尚香は劉備の部屋で夜着に着替えようと
部屋にある衝立の影に行き、帯を解いた。

劉備と2人きりの部屋に、衣擦れの僅かな音が響く。
胸元を肌蹴させたまま、傍に掛けてあった夜着に手を伸ばそうとした時だった。

背後で、物音がした。
孫尚香が驚いて振り向くと、何時もなら絶対に衝立の内には入ってこない劉備が
その場に立っていた。

「げ、玄徳様・・・・?」

慌てて胸元を掻き合わせるが、劉備は無言のまま彼女の傍まで来ると
彼女の細い腰に手を回した。
481411:03/05/06 20:31 ID:IKhHRA8I
書いてしまったので、投稿してみますた・・・・。
長くなりそうですし、皆様の反応を見てから続きを書くかきめます。
つまらぬ物を載せてすみません。
(;´Д`)アヒィアヒィ


>>295
じ、じゃあ書くかもしれません。
月英に襲い掛かるシャホウとか・・・。ハァハァ
482410:03/05/06 21:30 ID:xClddUb4
>>411さん
キター!(゚∀゚)続き気になりまつ…ハァハァ(´Д`;)頑張って下さい(・∀・)
483_:03/05/06 21:36 ID:nsgT3mjt
484295:03/05/06 21:47 ID:1wzpOj6M
 >>411さん
 悶エ。是非とも続き書いて欲しィ!
 孔月にも期待ナリ。ワーイ!!!
485前スレ925:03/05/06 21:58 ID:dUy13NHs
そこまで書いといて書かないワケにもいかんでしょうw
あと411サソの作品に水をさすようで悪いですが、私の作品内では孫堅と
孫策は死んでる設定になっています。
486411:03/05/06 22:18 ID:IKhHRA8I
>>410
が、頑張ります。
(;´Д`)ハァハァハァ


>>295
書きます。何気に書く気満々だったりしてます。
それでも小心者なので反応が怖かったりしてます。


>>前スレ925氏
(;´Д`)スンマセンスンマセン!
堅パパとサックは多分出てこない予定です。多分。
権は今後もチョクチョク出るかもしれませんが・・・。
というか夷陵の戦い前とか、ネタ被っててすいません・・・・。
487ヒロとでも名乗っておこう:03/05/06 23:25 ID:z4TRfRrh
>>411タン
(*´Д`)ハアハア…ジラサナイデ…
488前スレ725:03/05/07 01:03 ID:mLtXivGU
お久しぶりです。
411タンの孔月に非常に期待しながらショボイモノを書いてみました…
今貼ってしまっても良いでつか?



489名無しさん@ピンキー:03/05/07 01:17 ID:yxTqch+L
前スレ725さん!読みたいでつ!ハァハァ
490411:03/05/07 01:21 ID:hqIiweTC
>>ヒロ氏
(*´¬`*)じらします。ニヤニヤ…


>>前スレ725氏
(;゚Д゚)アババババ!
自分の孔月はショボショボになりそうです。
725氏の孔月を是非ともウプ希望です!


孔月、この話に組み込もうかとも考えたのですが
尚タンの影が薄くなりそうで…(´・ω・`)

続きは書き上がり次第ウプしようと思います。
気長にお待ち下され…お願いします。
491前スレ725:03/05/07 01:43 ID:mLtXivGU
では、お言葉に甘えて…(*`Д´)ノ<月英萌エダ!

正直、困っている。
まだ幼さが残る顔で眉毛は八の字に曲がっている。
無意識に内股となった脚はガクガクと震えている。
目をくるくるさせ蝶の若武者、姜維は果てしなく困っていた。
先ほどから手にした竹簡は汗ばんでしっとりしてきた。
「はあああん!」
ビクーーー!!!
一瞬、姜維の体が撥ね上がった。
「ああ……孔明様ぁぁぁ」
彼の目には諸葛亮の部屋、その先の寝台が映っていた。
その上で淫らな舞を踊る二人。
その二人こそ彼が尊敬してやまない師匠、諸葛孔明と奥方の黄夫人だった。
黄夫人ー月英ーは栗毛色の髪を振り乱し、激しい夫の攻めに悶えていた。
「おや。戦場ではその武で幾人もの猛者を討ち取る勇猛な武将様が
 ……そんなに乱れてしまうのですか?」
しっかりと欲望を咥えこんだ腰は汗と愛液で
濡れ、孔明の手を染めてた。
「イヤらしいですね……月英……」
先端の赤い蕾を口に含み一気に吸いたてる。
492前スレ725:03/05/07 01:45 ID:mLtXivGU
「くはあああ!」
孔明は乳頭を愛撫しながらも意地悪く囁いてみた。
「も……申し訳ありません!で……でもぉ……!」
「言い訳は良くありませんよ」
腰を一旦退くと、桃尻を掴み一気に突き上げる。
「はああああああ……!!」
ズブブーー
内壁を急に擦り上げる鈍い音が響き、
熱い肉欲が最奥を突く。
「ああ!!孔明様!私。もう……!もう…!!」
月英は何度か大きく痙攣をし、寝台に倒れこんだ。
「おや。イってしまったのですか?」
ハァハァと大きく呼吸をする。
目の前でプルプルと大きく揺れている胸には
愛撫の時に刻まれたであろう赤い印が良く目立った。
孔明は目を細め、愛妻月英の頬を優しく撫でる。
「も……うしわけ…ありません……」
肩で息をしながら謝罪をする月英。
孔明は汗に濡れ顔に貼り付いた髪に指を絡ませながら微笑んだ。
493前スレ725:03/05/07 01:48 ID:mLtXivGU
「駄目ですよ……まだ私はイっていません」
腰を浮かせ問答無用で貫く。
「きゃあああ!!」
急に突き上げられ、醒めかけていた身体が再び快楽の渦に飲まれた。
繋がった場所からは先ほどイった時に溢れた愛液が
隠微な音を立て始め溢れ出した。
「月英……とても心地良いですよ……」
「あああ……!孔明様ぁ孔明様ぁぁぁ」


正直、蝶の若者ー姜維は困っていた。
丞相ー諸葛亮ーに竹簡を届に来ただけの筈だった。
夫婦の営みを邪魔しない様に、届ける時間帯も十分考慮した筈だった。
が、姜維が諸葛の屋敷に着いた時にはすでに、夫婦は営みを
初めてしまっていたのだった。

(うわあああ……!じょ……丞相がアンナ事を……!)
大きな胸をぎゅうぎゅうと揉みほぐしながら腰を討ち付ける。
「んああ!き……気持ち…いいです!お…お胸がぁ!はぅん!」
(げ……月英様が……あんなに……あんなに乱れて……)
普段から良夫の弟子として、弟に接する様に慈しんでくれていた
……何よりも不謹慎と思いつつも恋焦がれている女性の痴態を
目の当たりにし、姜維は大きく動揺していた。
しかし、それと同時に股間が熱くなっていたのも事実だった。
494前スレ725:03/05/07 01:51 ID:mLtXivGU
(ああ……!僕は……!僕はなんて不謹慎なんでしょう!)
頭をぶんぶんと振り、邪念を消そうと努力する…が……
「はあああん……!!」
更に聞こえる夫婦の営み。
(うわあああああ!!!む……無念ーーーー!!!
 ……じょ……丞相…申し訳ありません)
ごそごそと腹部に手を伸ばし、そそり立った一物にそっと触れてみる。
それは熱く、今にも破裂しそうだった。
「う……はぁ……申し訳ありません.…僕は……不忠義ものです…」
懺悔の言葉を吐きながらも右手を動かし続ける。
ズッズ……と鈍い音を立てるが、営みに夢中の夫婦には
聞こえはしない。
「じょ……丞相……申し訳ありません……」
ぐにぐにと竿をしごき上げ、液と絡ませる。
「うう……げ……月英様ぁ……ぼ……僕……」
「アンタ。何やっているの?」
「え?」
振り向いた先には、呉の姫君、孫尚香が立っていた。
「うわあああああ!!!!」
諸葛亮の屋敷の前。手に爆発寸前の一物。
言い訳無用の状態に追いこまれた胡蝶。
495前スレ725:03/05/07 01:53 ID:mLtXivGU
ー「なんて事をしていたんだ!!!」
男の叫び声が聞こえる。
ー「お前サイテーだよ!!」
馬超と趙雲が胸倉を掴む。
ー「まさか、師匠の営みを見て自慰行為に耽ってたとはなー
 諸葛もとんだ弟子をもっちまったなー」
 葉巻を片手に、ニヤける徐庶。何故かここに居る。
ー「姜維……貴方最低ですね……」
汚物を見るように自分を見てくる師匠。そして、その後には
冷ややかな目をした月英。
ードゴ!!
趙雲に足蹴にされ、体が飛ぶ。
「出ていけ!お前みたいな不忠義者はこの国から出て行け!」

「あんた……オ●ニーしてたの?」
「うわああ!!」
尚香の一言で悲しい妄想から我に帰った。
ー僕は……なんて恐ろしい妄想を……!
「ねぇ。そうなの?」
「あ……ええと……こ……これは……」
尚香に見られて恥かしいのか、姜維は両手で股間を隠し
もじもじと身を捩る。だが、硬直した一物は
手の甲を押し上げ着物に妙な盛り上がりを作っていた。
「ふーん、こんな所でねぇ……アンタ結構勇気あるわねぇ」
尚香はぐいぐいと股間辺りを覗こうと身を乗り出してくる。
その目は道端に落ちているエロ本を覗く小学校低学年男子の目に似ていた。
496前スレ725:03/05/07 01:56 ID:mLtXivGU
好奇の目に晒され、ますます羞恥に晒された淫茎は不謹慎にも
どんどん盛りあがってきた。
ーしょ……尚香様は一体何を考えられているのでしょうか……
「ねぇ。オ●ニーってそんなに気持ちの良いモノなの?」
「へ?」
予想外の質問に体も硬直する。
「だって私が来た事も気がつかないで弄くっていたじゃん。
それ程夢中になっていたんでしょ?」
尚香の鋭い質問は、的を得ていた。確かに
諸葛亮と月英の情事を覗くのに夢中で、気配に全く気がつかなかったのだ。
「うう……ま……まあ……気持ちはいいです……」
顔を真っ赤に染めもごもごと喋る。
「ふーん。そうなんだー!いい事聞いちゃった!」
「ええ!いい事って一体なんなんですか!?」
「なんでもー!ないわよ!それよりも…」
姜維は一瞬だけニヤリと笑った尚香の顔を忘れはしないだろう。
「そんなにヤリたきゃ頼んでこーい!」
投げ出される身体。
それは扉を突き破りーーー

「姜維……何をしていたのですか?」
諸葛亮の部屋の中。手に爆発寸前の一物。
言い訳無用の状態に追いこまれた胡蝶。

(今から魏にでも降ろうかな…あ。その前に斬首かな……)
これから起こるだろう破滅の予感の前にも
下半身は元気に踊っている胡蝶、19歳の秋だった。
497前スレ725:03/05/07 02:00 ID:mLtXivGU
ごみんなさい…続きは明日書きこみます…
まだ最後ができていないので……
しばらく来ない内に多くの神が降臨していてビクーリ!
私もへたなりにがんがらなくては…
こっそりと張コウ×甄姫キボンヌ!と言ってみたりw
498295:03/05/07 10:11 ID:/NuFMWUJ
 姜維にワラタ。胡蝶の運命や如何に!?
 期待ナリ。

 張コウ×甄姫
 ネタは浮かんだ。暗くもならないと思うので、
書けたらチャレンジしてみても良いっすか?
499名無しさん@ピンキー:03/05/07 14:45 ID:YL9lJLvn
725たん
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!
厨房っぽい姜維にワラタ。

295たんにはカポー的にギャグ期待sage
500295:03/05/07 20:30 ID:/NuFMWUJ
>>499
残念なコトに、思いついたのはギャグでなくほのぼの
(と、いうか感覚的には百合?)なのでつ(ノД`)
うう、他の神の皆様にキタイ……。
501前スレ925:03/05/07 20:37 ID:+HVouFh6
只今、純愛に苦戦中(つД`)
502名無しさん@ピンキー:03/05/07 21:38 ID:YL9lJLvn
神降臨で(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ
全スレ725氏の続きと295氏のほのぼの百合風味にキタイでつ。

できれば全スレ925氏の援軍に馳せ参じたい…(; ´Д⊂ヽ
ガンガって。
503前スレ725:03/05/08 02:33 ID:j4RjnZlD
明後日になってしまったが続きを載せますw
胡蝶の運命はいかに!!?


「時間よ戻れ」
幼い頃誰もが口にしただろう願いの呪文。
それは絶対に不可能な願い。だが誰もが一度は
願う魔法の呪文。
今、胡蝶ー姜維ーはブツブツとその呪文を繰り返しつぶやいていた。
目の焦点は合っていない。
現在、脳内逃避中と言う事になる。
「−−−い……」
「時間よ戻れ!時間よ戻れ!時間よーーーー」
「姜維!」
「うわああああ!」
スパコーンと小気味の良い音で我に帰った。
「え?じょ……丞相……?何を……?」
「それは私の方が聞きたい……」
嫌そうに姜維を見る孔明。
その視線でやっと、現在の状況が解った。

下半身は丸出し。
興奮して大きくそそり起った一物。

言い訳無用の事態。
(そうだー曹魏に行こうー)
姜維は再び現実逃避を始めようとしていた。
「……若いですね……貴方は」
口元で羽扇をパタパタさせ、呆れかえる孔明。
姜維も孔明もそんなに年は変わらないのだが
明らかに子供扱いされていた。
504前スレ725:03/05/08 02:35 ID:j4RjnZlD
「あの……孔明様……」
先ほどから寝具に包まっていた
月英が身を出してきた。
行為を見られていたのが解った性か、行為がまだ醒めないのか、
顔は紅潮している。
「そ……その……姜維殿も故意にこのような
事をしたのではなさそうですし……」
もごもごと喋る月英。それが精一杯の弁護だった。
「まあ……貴方がそこまで言うのなら……確かにこんな時間帯から行為に及んでいた
 私達にも罪はありますし……」 
だが、孔明は最初から姜維を裁く事など考えていなかった。
それどころか、姜維を含めた…もっと別の事を考えていた。

(そうですね……たまには……)

「姜維ー貴方はそこに腰を掛けなさい」
突然命令が発せられる。
羽扇の指したのは先ほどまで激しい行為が行なわれていた寝台だった。
「ええ!」
「孔明様……!?」
当然驚く二人。だが、孔明は有無を言わせぬ表情で再度命令を下した。
「さあ、腰掛けるのです!」
「は……!はい!」
戦場で聞くあの声と同じトーンで命令され、反射的に
身体が動く。
「し…失礼します……」
月英の隣にちょこんと座る姜維。
もちろん股間は両手で隠している。
「次です。月英、この哀れな少年兵の前にしゃがみなさい」
「え・…!?は……はい!」
月英も何時もの癖で反射的に姜維の前にしゃがむ。
505前スレ725:03/05/08 02:36 ID:j4RjnZlD
「あ……」
月英の目先にはギンギンに張り詰めた若い欲望があった。
それを見ない様に顔を背ける。
「駄目ですよ。しっかりと弟子の成長を見届けないと」
後から月英に抱き付く孔明。無防備になった耳元で囁いたりしてみる。
「じょ……丞相……これは……」
「何時も頑張る貴方に…私達からのご褒美です」
言い終わらぬ内に孔明の手は月英の乳房を鷲掴みにした。
「ふあああ!」
そして、その乳房で姜維の淫茎を包みこむ。
「うあわあああ!」
これには思わず驚く姜維。だが、体験した事の
ない快感に身が震え動けない。
「そんなに大声をあげて…だらしないですよ!」
月英の胸を上下にさすり、淫茎をしごいてゆく。
ぬらぬらと淫茎は欲望を吐き出していく。
それが月英の胸を伝い、濡れていった。
「くあああ!う…うわぁぁ!」
例え様のない快感に耐えられず口からは大声が出てしまう。
月英も胸間でピストン運動を繰り返す欲望に
感じていた。
「あ……!あぅ…孔明様ぁぁ」
「姜維、私の妻の胸は最高でしょう?」
「あぐく…うわあああ!」
だが、快楽に悶える弟子の耳には孔明の声は届いてなかった。
ーうわああ!なんて……なんて気持ちいいんだぁー!!−
506前スレ725:03/05/08 02:37 ID:j4RjnZlD
自分は、今の今まで武将として生きてきた。
その為、女性とは一度も関係をもった事がなかった。
郷里の母には幾度なく見合いを勧められてきたが、
「若輩者の自分ですので……」
と丁重にお断りしたのだった。
ーうう…ぼ……僕はこのまま快楽の虜に……それは
 何としても避けなくては!
「ああ……孔明様、このままでは姜維君が持ちません!」
「大丈夫ですよ。最初はこんなモノです」
孔明が何を根拠に「大丈夫」と言っているのかは
解らないが確実に、姜維は駄目っぽそうだった。
「うわああああ!」
その刹那。怒涛は激しく痙攣をし、先から白液を吐き出した。
びゅるびゅると虚空で円を描き、熱い雫は容赦なく月英の顔面に掛る。
「あふぅ!ひぁああ!」
髪を汚し、鼻の頭にびちゃびちゃと落ちてくる。
薄っすらと開かれた口元からは雫が糸になり落ちていった。
「姜維、イク時はちゃんといいなさい…!ああ月英の美しい顔がドロドロですよ!」
孔明は自分のした事を棚に上げ、弟子を叱り付ける。
「まったく、最近の若いのは……おや?」

月英の先にまだ北伐を諦めない武将がいた。
一度出したにも関わらず、更に角度を増しコチラを睨んでいる。
「こ……孔明様……」
「う……うむ……」
これには一瞬たじろぐ夫婦。
だが、
「再戦ですね」
軍師の一言で全ては決まった。
507前スレ725:03/05/08 02:38 ID:j4RjnZlD
「んっ……んふぅ……」
孔明は月英を四つん這いにしてから、
姜維の淫茎をその胸で擦りあげる。
「うあああ……くぅ……」
先ほどではないが姜維はまだ攻めに耐え続けていた。
「うう……月英様ぁ…ごめんなさい…」
まさか憧れの女性にこんな姿を見られる事とは夢にも思わなかった。
今更になって羞恥心と甘酸っぱい何かが胸を絞める。
「姜維君…若いのですから……仕方がありませんよ……」
「そうですよ。これくらい元気な方が良いですよね」
孔明はそう言うとピタリと手を止めた。
「孔明様……?」
妙に思った月英が後をちょこっと振りかえる。
「きゃああああ!!!!」
瞬間、月英の中に電撃が走った。
孔明の怒涛が月英の中に急に入りこんできたのだ。
「おや、月英まで……そんなはしたない声を
 あげてはいけませんよ」
「はふぅ……くぅ…も……申し訳ありません…!」
きゅううと締った膣の中をゆっくりと進んで行く
怒張が余計に身体に快楽を刻ませていた。

「ほら、私の愛弟子に褒美を取らせないと!」
腰を打ち付けながら胸を揉み解す。
先端は赤々と腫れて硬度を増していた。
その先端を指で弾きながら孔明はつぶやく。
「そうですね……パイズリは今まで出付くしていますし……アレにしますか」
「え……?」
「丞相……?」
508前スレ725:03/05/08 02:38 ID:j4RjnZlD
荒荒しく、胸を掴み、更に腰に埋めていかせた。
そして尖った先端で姜維の竿を擦り上げる。
「ふああああ!!」
限界まで堅くなった乳首はコリコリと淫茎を刺激した。
カリ首の部分を両方の乳首で擦りあげる。
その度に出てくる先走り液が乳首と絡み合い、
まるで搾乳しているような感じになってくる。
「これぞパイズリなら乳首ズリです」
ふふんと偉そうに知識をひけらかす。が、快感に悶える二人には
やはり耳に入らない。
「うわああ!げ…月英様の胸が……!僕のを……!こ…
 こんな感じは始めてです!」
淫嚢さえ乳首で擦られ、ガクガクと悶える姜維。
「孔明様ぁぁ!こんな、胸は……止めてください!」
ぶるぶると首を振り必死に先端と膣の刺激に耐える。
だが、戦場で鍛えた脚からは止め処なく愛液が流れ落ちていた。
「いけません!これも愛弟子のためですよ!」
どちらかと言えば自分の為だった。
口答えをした妻を一気に突き刺す。
「くああああ!」
ピストン運動により、月英の胸はプルンと大きく
弾け、姜維の腰から離れた。
「ああ!月英様……!」
残念そうに手を伸ばすと月英の髪を
掴み、無理矢理口の中に欲望を押しこんだ。
「っぷぅ!!」
「こんな所で止めないでください……最後まで……弟子を導いて
 ください……」
そして月英の返答を聞かぬまま、彼女の頭を前後に動かす。
509前スレ725:03/05/08 02:39 ID:j4RjnZlD
「んぐーーーー!!!」
口控の中を蹂躙する欲望に息苦しさを覚え必死に抵抗するが、
それが裏目にでてしまう。
口の中で暴れる舌が淫茎の裏を擽り、唇が淫嚢に直撃していた。
「うわああ!気持ちいいです!最高ですよ!!」
それを見た孔明は少しムッとした様に見えた。
腰を掴むと爆発寸前の淫茎を引きぬく。
「ひょうめいひゃまぁ?(孔明様?)」
「月英、私も狂わせてください」
そう言うと怒張を力任せに射しこんだ。
「むぐーーーーー!!!」
背をピンと貼らせ、急激な責めに耐える。
急に押しこんだため、それまで膣内に入っていた
混合液はプシャアアと音をたて流れ出した。
「ああ……貴方の膣内は本当に最高です。私も狂いそうですよ」
パンパンと腰を打ち付ける。その度に繋がった部分からが液が
乱れ落ちていった。
「むぅ…むぅううう…」
「僕も……!僕も最高です!こんなに口の中が柔らかいだなんて……!」
510前スレ725:03/05/08 02:40 ID:j4RjnZlD
「月英……どちらの男が凄いですか?」
突然夫にその様な事を聞かれる。
「むぅぅ……!そ……そんな……」
「もちろん。私ですよね」
グリグリと内壁を擦り上げながら耳元で囁く。
「ふああ!こ……孔明様ぁぁ!」
淫茎は内壁のポイントを見つけ、
そこを重点的に擦り上げていった。
「わ……若さなら負けません!」
姜維も負けじと今度は自分も腰を動かしてみる。
「むーーーーーー!!」
急に酸素を奪われ、涙目がぽろぽろと落ちつづけた。
「何を……若造の分際で何を言っているのですかー!貴方はち●こ音頭でも
 踊っていなさい!」
孔明は腰でパンパンと音を起てながら怒る。
「じょ……丞相こそ若いではないですか!それに、なんですかその音頭は!」
姜維は月英の顔にその欲望を擦り付けながら怒る。
「ああーーー!駄目ぇーーーー!」
月英は前と後を射され、必死に悶える。
途端に膣と咥内の中がきゅーっと狭くなった。
「ぐっ……」
「うわあ!」
「ひっ……あああああん!!」
ほとんど同時だった。
孔明の精は膣内へ勢いよく打ちこまれ、
姜維の精は再度月英の顔を汚した。
511前スレ725:03/05/08 02:40 ID:j4RjnZlD
「姜維、貴方はまだ子供だと思っていましたが……
 ちゃんとした男だったのですね」
 丞相関心と言いながら姜維に微笑む。
「丞相こそ……まだまだ僕は若輩者です。」
 眩しい笑顔で笑う姜維。
「待ちなさーい!今日はもう許しません!!」
ふふふはははと笑いながら走る二人の後ろには湖底蒼月を振りまわした
月英が迫っていた。
「月英!少し落ち付いてください!」
「いいえ、孔明様の命でも従えません!あんな……あんな恥ずかしい事を……!」
「月英様!も……申し訳ありませんでした……でも、僕は大人の階段を一段
 登れた気がします」
「やあ!」
勢いよく湖底蒼月を振りまわす。あと一尺近ずいてたら
首が地に落ちていただろう。
「ともかく……今日は絶対に許せません!最後、どんなに苦しかったか……
 因果応報、その身で味わっていただきます!」
また飛び出す月英。
「わ……私の弁論を持っても交渉は不可でしたね!」
「丞相、何も言っていないじゃないですか!」
「だまらっしゃい!ともかく、ここは退きますよ!」
孔明と姜維はくるりと後を振り向くとまた走り出した。

「あー!劉備様、あの3人、何で走っているんですか?」
劉備の腕の中の尚香が問う。
「あの3人は漫才が大好きなんだよ」
愛妻の髪をなで、平和な一時を楽しんだ。
512前スレ725:03/05/08 02:46 ID:j4RjnZlD
以上、「姜維の秋」終了です、読んでくださった皆様ありがとうございました。
個人的趣味で月英→姜維の呼び名が「姜維君」と君つけになってます。
許してチョ。
感想をくださった皆様ありがとうございます!

>295様
張コウ×甄姫楽しみにまってますwぜひキボンヌ!
513名無しさん@ピンキー:03/05/08 07:00 ID:z7zrb06K
ハァハァしつつワロタ(´Д`*)
ち●こ音頭に「だまらっしゃい!」って・・・w
わわわ、前スレ725さん最高す。
これからもガンガッテ下さい。ジャーンジャーン
514名無しさん@ピンキー:03/05/08 07:10 ID:QLjZfuu7
姜維たんハァハァ
515名無しさん@ピンキー:03/05/08 14:09 ID:zJy51d43
ナイスオチ!
516名無しさん@ピンキー:03/05/08 15:07 ID:hLRFKObe
ち●こ音頭
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
このトリオ最高でつ
517411:03/05/08 16:52 ID:AjiSLI4w
キタ━━(゚∀゚)━━!!
キタ━━(゚∀゚)━━!!

最高ですた!
姜維…若い!
しかもチソコ音頭とは…。
どこで聴いてきたのでしょう
518名無しさん@ピンキー:03/05/08 20:36 ID:GbGhuMlJ
中山美穂の○秘画像発見! (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1044104289/504
519前スレ725:03/05/08 21:31 ID:FVRMmykh
感想アリガトウございます。
私もこの3人トリオ好きです。

仕事から帰ってきて読み返したら誤字脱字の嵐…
恥かすぃです…(ノД`)・。・
ジャーンジャーンジャーン
520名無しさん@ピンキー:03/05/10 00:04 ID:4uoqZdVw
>519
君の小説が読めるだけでボクは幸せさ。
521411:03/05/10 14:46 ID:o+dPDphU
「あの、まだ着替えが・・・・。」
「構わない。」

劉備は彼女をいとも簡単に抱えあげ,そして自分の床まで彼女を運んだ。
その間、孫尚香は恥ずかしさのあまりか、借りてきた猫のように大人しく劉備に抱かれていた。
優しく彼女を横たわせ、自分も彼女に覆い被さるようにして床へとあがった。
劉備は暫く黙っていたが、意を決して言った。

「私は・・・・そなたの全てが、欲しい。」

内心、断られたらどうしよう、という気もあったが
そんな気持ちよりも、目の前で頬を赤らめている孫尚香の全てが欲しい
という気持ちの方が大きかった。


劉備にそのような事を言われた孫尚香は、只只驚いていた。
今までそういう雰囲気を少しも見せなかった良人が、いきなり
自分を欲してきたのだ。

孫尚香は、このように自分を求めてくる劉備を微塵も嫌だとは感じなかった。
むしろ徳の人と言われている良人が、普通の男のように自分を求めているこの状況を
少し嬉しくも思った。

そして何よりも、彼女は劉備の事を好いていたので
このように言われても、拒む理由が無かった。
522411:03/05/10 14:47 ID:o+dPDphU
「・・・・私も、です。」

自分の上で不安げな表情をしている良人に、緊張で顔を強張らせながらも
やんわりと微笑んで見せた。

それを見て劉備もふっと笑い、優しく彼女に接吻した。
始めのうちこそ触れるだけのものだったが、段々と火がついてきたのか
お互い舌を絡ませあったりした。

「んぁっ・・・・ふっ・・・・。」

孫尚香の口元から、どちらのものともつかない唾液が零れ落ちる。
劉備はそのまま唇を彼女の白い首筋へとおとし、掠めるだけの口付けを繰り返した。

劉備はまるで壊れ物を扱うように、優しく孫尚香の夜着を脱がせた。
暗い部屋に、白い体が浮かび上がる。
それを見下ろした劉備は、思わずため息をこぼしてしまった。

なだらかな膨らみに、そっと触れる。
それは驚く程柔らかく、劉備の指を包み込むようにしてとらえた。

「ぁ・・・・。」

孫尚香が、悩ましい声を唇から漏らした。
それを聞き、劉備はゆっくりと両の膨らみを揉みしだいた。
捏ねまわすように、感触を楽しむかのように執拗なまでに。
523411:03/05/10 14:47 ID:o+dPDphU
孫尚香の息が上がってくるとともに、桃色の先端が固くなってくる。
手を休めず劉備はそれに舌を這わせ、少しきつく吸い上げる。

「あぁっ・・・!」

僅かに彼女の体が強張ったが、構わずに舌を桃色の突起に絡ませる。
舌を使ってそれを転がすように舐めあげる。
どんどん、孫尚香の息が荒くなってくる。

片手を下腹部へと這わせて細い腰をやわやわと撫でまわすと
腰がぴくん、と浮き、彼女は眉を寄せた。

「げん、とく・・・さま・・・・・。」

紅い唇を震わせて、無意識のうちに愛しい人の名を呼ぶ。
顔を胸元からあげて、柔らかな目をしながら劉備は彼女に言った。

「玄徳、と。」
「げんとく・・・?」

息を少し荒げながら、孫尚香は劉備の名を呼んだ。
それを聞き、劉備は満足したように微笑んで、また彼女への愛撫を再開した。
524411:03/05/10 14:48 ID:o+dPDphU
そっと秘所に指をあてると、そこはもう十分に潤んでいた。
溢れる愛液を人差し指に絡め、そこに沈めていく。

「んんっ!!」

先程よりも大きく、孫尚香は腰を浮かせた。
劉備は中をかき回すように、ゆっくり指を動かした。
くちゅり、と音がたつ。
かき回す速度を速めると、ぐちゅぐちゅと大きく音が響いた。

親指を伸ばすと、陰核に触れた。
劉備は器用に、それを指先で刺激した。
弾いたり、指の腹を押し当てたり、その都度彼女は嬌声と吐息を漏らした。

指をもう一本増やし、くっ、と指先を折り曲げると
ざらついた部分を見つけた。
円を描くようにそこを擦ると、孫尚香は腰を震わせて甲高い声を上げた。
孫尚香の膣壁はきゅっと劉備の指を締め付け、後から後から蜜を零した。

「げん・・・とくぅ・・・・・・。」

懇願するように彼女は名を呼ぶ。
指をそこから抜と卑猥な音と共に、透明な糸を引いた。
彼女の足を広げ、限界まで張り詰めた陰茎をそこにあてがう。
劉備は慈しむように彼女を見て、組み敷いている彼女に向かい、言葉を紡いだ。

「・・・幸せに、するからな・・・・。」




―しあわせ、に。
525411:03/05/10 14:49 ID:o+dPDphU
「劉備様、御気分が優れないのですか?」

甘い甘い回想は、隣で馬に乗って行軍していた趙雲の一言によって、ふつり、と途切れた。

「・・・いや・・・少し、ほんの少し疲れただけだ・・・。」

じっと眼を閉じていた君主を不安に思った趙雲だったが、それを聞いて少し安心したようだった。

「偵察の者によると、どうやら2日程前に呉も行軍を始めたようです。この調子ですと
 恐らくもうすぐ・・・明日の昼には夷陵で対陣する事になるでしょう。」

ぐっ、と趙雲は手綱を持つ手に力を込めて言った。

「此度も、殿の為に身命を賭して。」

そう言って自分を見る彼の瞳は羨むほど真っ直ぐで、曇り無く輝いていた。


―ああ、自分は戻れないのだ。もう既に、全ては動き始めてしまった。

後悔が自分を襲う。
改めて、もう戻れないと実感する。
彼には、せめて皇帝らしく、戦を始めると言った者らしく振舞う事しか出来なかった。
それ以外、何も出来なかった。
526411:03/05/10 14:52 ID:o+dPDphU
「頼んだぞ、趙雲。此度の戦も活躍してくれる事を願う。」
「はい。」

短くきっぱりと答えた趙雲は、そろそろ日が暮れるので野営の準備を、と言って
馬に鞭を入れて軍列の先頭へと駆けて行った。
小さくなっていく趙雲の背中をぼんやりと見送った後
劉備は真っ赤な空を仰いで小さな声で呟いた。


「どうして、どうしてこんな事になってしまったのだ・・・・。」


呟きは虚空に吸い込まれていき、誰もそれには気づかなかった。
527411:03/05/10 14:54 ID:o+dPDphU
続きが書けたのでうpしてみました。
趙雲が邪魔してます。
続きは気長にお待ちください。
ただ、エロが少なくなりそうな予感です・・・・。
尚タンもあんまり出ないかも、です・・・・。スンマセン。
528名無しさん@ピンキー:03/05/10 15:48 ID:dcnDn/Dp
玄徳タソ ハァハァ(´Д`*)
エロ少なくなっても俺は構わんよ
すんげい楽しみにしてます
529名無しさん@ピンキー:03/05/10 19:23 ID:rMDViL1j
ダンディー玄徳
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!

あるようであまり見たこと無いカプーなんで
エロが少なくても期待してまつ。
530ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:04 ID:Y1mxmyzK
>>389続きです。

「ほらほら、見てよ小喬♪」
「わわわっ…!本当だ!…姉様、本当におっぱい大っきくなってるね……」
「でしょ、でしょっ♪」
「あたしもお尻見てよっ!……けっこうプリンプリンきてるよ〜っ?」
「わっ!……本当だ!!」

宮殿の廊下をキャイキャイと仲むつまじく歩く成長盛りの美少女、二喬。

「…でねっ、そこの………………げげっ!!」
突然小喬が廊下の向かいから来る二人組を見て、ささっと大喬の陰に隠れた。
「小喬…?ど、どうしたのよ?」
首を左右させながら後ろの小喬の奇行に驚く大喬。
「しーっ!しーっ!!……………さっ!……ささっ!!……」
「あんっ、小喬……お尻触っちゃだめぇ……」
「こしょっ…こしょこしょっ……」

大喬を間に挟んでその人物と正反対に位置取りながら、巧みに体をずらして
隠れているらしいのだが、可愛いお尻が丸見えであるし、なにより
立ち止まってコソコソとしている二人の方が余計に目立った。

「……俺達…何かあの子にしたっけか?」
通りすぎた二人組の一人、李典がもう一人に尋ねた。
「いや……特に覚えは無いな……」
その問いかけに張遼も首をひねった。
一回だけ振りかえると大喬が、何が何だか分からないが小喬の無礼を恥じて
ハハ…と作り笑いをしているものの、眉を『 八 』の字にしながら二人を
見送っていた。その向こう側でチラチラと見ている小喬。
531ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:06 ID:Y1mxmyzK
「……どっちなんだろうなぁ?」
李典が疑問を述べた。
「もしかしたら拙者達二人共だったりしてな……」
張遼も浮かんだままの考えを述べた。
何かとてつもなく悲しくなった男二人。俺じゃないように……と嫌われ役を
互いに心の中で押しつけながら、去っていった。

…かのように見せかけた。
実際二人は廊下を曲がると、ささっ!と角に陣取って聞き耳を立てた。
「ふぅ〜…。行ったぁ〜……」
「………。ちょっと、小喬っ!失礼じゃないのよぉっ!!」
「だってだってぇ〜っ!」
「いったい何があったの?…ていうか、どちらの方が嫌いなの?」

偶然とも言うべき大喬の代弁にゴクリと唾を飲む男二人。
「嫌いってわけじゃないんだけどぉ〜…。」
「…あ、もしかして二人共…嫌なの…?」
ぎょっ、と目を見開く二人の男。しかし、とうとう決着がついた。

「ううん、張遼しゃんが……ね……。」

よぉーっしゃあっ!!と両拳を強く握った李典。
それに反して張遼は真っ白に固まってしまった。

「…さあ、廊下でこうしているのもなんだから…部屋に帰ろうよ…ね?」
「うん……あの…姉様…」
「分かってる。誰にも言わないわよ。」
「うん……」
532ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:07 ID:Y1mxmyzK
張遼の頭の中はどんどん過去へと逆のぼっていた。
(ええと、ええと…きちんと喋った事は………無い…な。うん、無い。
 宮殿でも顔を合わした事もあったが……特に嫌われるような事は
 しなかった………よなぁ……?)

「お〜い、張遼よ…。お〜い、お〜い…」
李典が顔の前で手を振って呼ぶが、張遼は固まったまま微動だにしなかった。


「…で、何で張遼さんが苦手なの?」
「うんとね、この前…」

以前、小喬は悪夢を見た。
ようやく生えてきた陰毛をばっさりと張遼に刈り取られるという悪夢を。
それ以来張遼がどこか苦手になってしまった事を踏まえて全てを姉に語った。

「…そんな夢見たんだ…。」
「それからというもの…まじ怖くてさ……。」
「で、でも…ご本人はそんな人じゃないって…!」
「わ、分かってるんだけどねっ!……何ていうか……ね?」
「まあ……分からなくもないからあまり言えないけど…。
 あまり失礼な事しちゃ駄目よ?」
「御意御意。」

コンコンと扉が叩かれる音がした。
「…はい?」
「殿の使者でございます。」

二人は姿勢を正して使者を向かい入れた。
「まあ、いったいわたし達に…何かご用でしょうか?」
「にゃににゃに!?すっごい気になる〜♪」
「ちょっと!小喬!!…こちらは曹操様の…」
533ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:07 ID:Y1mxmyzK
「いえいえ、お構いなく。実は明日の晩、大宴会を開く事になりまして…。
 よろしければ大喬様や小喬様達もよろしければ、との事です。」

「まあ!わざわざ…ありがとうございます♪」
「OK忙牙長っ!!小喬ちゃん参加参加〜っ♪」
「お馬鹿っ!!」

「…ではこれで。お待ちしております。」
「はい。…ありがとうございました。」
「再見〜♪」
「……。ふふっ…♪」
「ど、どうしたの、姉様?」

大喬はニヤッと笑って、小喬を驚かすように言った。
「どうする〜?もしも隣が張遼さんだったら〜〜?」
「げげっ!それはご勘弁だよっ!?」
大喬のものまねが始まる。
「やあ!小喬殿!…さあさあ、一献!!」
「げっ!げげっ!!無理っ!」
「いやいや、今宵はたっぷり語ろうねえ。」
「か、語りましぇんっ!!」
「おや?元気無いねえ、小喬殿。もしよかったら拙者が悩みを聞いて…」
「も、もうっ!やめてよっ、姉様っ!!」
「うふ、うふふふふっ♪…冗談よ、冗談♪」
「姉様、隣にいてね?絶対いてねっ!?」
「はいはい、わかりました♪」

翌日の夕方、大喬と小喬は残りの四人と合流して宴会場へと向かった。
534ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:08 ID:Y1mxmyzK
「げげっ!!くじ引きっ!?」
小喬が驚くのも無理はなかった。
なんと今回の宴会の席は曹操の計らいで、くじ引きで決めるというのだ。
「はい。さあ、後も混んでいますので……どうぞお引きください。」
くじの入った箱を持つ侍女が急かす。嫌な予感に駆られる小喬が
立ち止まっているため、貂蝉がトントンと肩を叩いて促した。
「ほらほら、お早く……後ろが……」
「う、うん…。むむむっ……………これっ!!
 ……『虎之八番』だって…。神しゃま仏しゃま………」

先に引いた甄姫が詰め寄ってきた。
「あらあら、小喬さんとはぐれてしまいましたわね。」
「えっ、甄姫しゃんはどこなの?」
「わたくしは『猿之十六番』ですって。」
「しょ、尚姉はっ?」
「わたしは『戌之五番』って書いてあるわね。」
「…姉様は?」
「わたしは…『戌之六番』だって。あ、尚姉様の隣だ♪」
「げっ!…月英しゃんは?」
「わたしは『子之一番』よ♪」
「げげっ!!貂蝉しゃんはっ!?」
「ええと…?『未之十三番』って。」

「げーっ!!みんなとはぐれちゃったじゃんっ!!」

「ちょっと、小喬!静かにしなさいよ!!」
「はうぅ〜。だって…姉様ぁ〜…」
535ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:09 ID:Y1mxmyzK
大喬が耳元で囁いた。
「大丈夫だって…これだけ大人数なんだから…。さ、いこ?」
「そ、そうだよね…?」

その後、六人は各々散らばっていった。
「ええとええと……『虎之八番』は……あっ、見っけっ!…………んっ!?」
前方から来る凛々しい男性の姿。それは悪夢の中で出会った男、張遼。
「『虎之九番』は…ここか。………よいしょっと。」
「(ま、まじですかい〜っ!!)」
「うん?………お、おおっ!…しょ、小喬殿!」
「………こ、こんばんは…」
「ど、どうなされた?…席の場所が分からないのですか?」
「こ、ここ…。」
「おおっ、そうでしたか!ささっ、ど、どうぞ…。今宵はよろしく…」
「よ、よろしくねっ…」

小喬はペタンと座りこむと、俯いてしまった。
チラと横目で張遼を伺うと、逆隣の武官と話していた。はふー…、とため息を
つくと、正面に姉の姿が見えた。両手を合わせて(ゴメン!)と謝っている
ようだが、小喬は口パクで(姉様の言った通りになっちゃったじゃんかっ!!)
と怒った。

招かれた客が全て席に座り、曹操が始まりの声をかけた。
「今宵はよく集まってくれた。天下泰平事も無し。今宵はいくらでも飲んで
 くれい。医者も待機させてあるし、簡易な寝床も作ってあるからな。
 好きに潰れてくれても構わんぞ?もっとも…その医者も酔っている場合も
 あるからそこは気をつけろよ?」
536ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:10 ID:Y1mxmyzK
どっと笑いが起こる。曹操が杯を持つと、一同も同じく杯を手にした。
「では……天下泰平に…乾杯!!」
その後に一同が声を揃えた。
『乾杯!!』
それからは大きな話し声と笑い声で会場は一気に盛り上がった。

一人の少女を除いて。
張遼が逆隣の人物と語っているのを見て、小喬もようやく気付いた。
(そうじゃんっ!あたしもこっちの人と……)
張遼と反対側を向くと、なんと隣は女性だった。
ずっと小喬を見ていたようで、すぐに声を掛けられた。

「こんにちは♪って、こんばんわ…かな?」
「こ、こんばんわっ…」
「よかったぁ…。ようやくこっち向いてくれた♪」
「あっ!ご、ごめんね?…ちょっと考え事してたんだぁ……」
「いいのいいの♪……何か気まずそうね?」

実はこっそりと聞き耳を立てていた張遼もピクッと体を緊張させた。
「え、そ、そうかにゃあ…?」
「まあまあ、今晩はパーッといこうよ、ね?」
「う、うんっ!」

正面で妹の様子を見守っている大喬だが、その隣の女性にどこか見覚えが
あった。気さくに小喬に語り掛けている、肩までの綺麗な髪と細い体を
持った女性。

(あれ…?ひざ元に何か落ちて……)
よく見ると猫の面だった。
537ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:11 ID:Y1mxmyzK
(はわわっ、いつかの『女禍』っていう人だっ!!)
あわてて月英の方を見ると、月英も気付いていたらしい。大喬と目が合うと
口パクで(来てるみたいね♪)と言ってニコッと微笑んだ。

大喬が再び女禍に目をやると、思いっきり女禍と目が合った。
あまりに透き通っていて、吸いこまれそうなその瞳に大喬は言葉を失った。

女禍は片目を閉じて(シー…♪)と言いたいのだろう、人差し指を口元で立てた。
「どうしたの、大喬?」
もう頬を朱に染め始めた隣の孫尚香が、ぼー…としている大喬に声を掛けた。
「う、ううん。何でもないよ……」
「大喬も飲め飲めぇ♪ヒック!」
「尚姉様…早いよぉ〜♪」

(月英さんの言う通り、悪い人じゃないから…大丈夫よね。)
それから大喬は女禍をジロジロ見るのを止めた。酒が入れば人間、細かい事は
気にしなくなる。大喬が女禍の事を忘れるのにそう時間はかからなかった。

「ところでさぁ、えっとぉ…」
「…あぁ、名前ね?わたしは女禍っていうの♪」
「あたしはね…」
「知ってる!小喬ちゃんだよね?」
「ありり、どうして知ってるの?」
「だって有名よ?貴方達♪」
「あっ、そっか。全国回ってるもんにゃあ…。」
「わたしね、貴方達の歌劇がね……」
「………………が?」
538ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:12 ID:Y1mxmyzK
「だーーーーーい好きっ!!」
小喬にガバアーッ!!と抱き付いた。
「ふぎゃあっ!ぐ、ぐるじい〜!!」
「特に小喬ちゃんの踊りなんかもう…」
口をωの形にしてスリスリ…と頬を寄せる。
「ほげぇ〜!ほげぇ〜!」
「ねっ、ねっ、チューしていい?」
「に、にゃんとっ!?そんにゃの駄目だよぉ〜っ!!」
と言っても鼻先が触れ合うほどに近づいている二人。
「じゃあ百歩譲ってほっぺで!」
「はわわわわわ……!!」
さすがに辺りの人々も二人に気付き始めた。皆に酌を勧めている曹操も
それに気付いて、二人に近づいてきた。

「おうおう、こちらはもう出来あがったみたいだな?」
「そ、曹操しゃま〜、たしゅけてぇ〜!」
「言った通り寝床は用意してあるからな?…一番乗りはそなた達かな?」

どっと笑いが起こる。そしてふとある事に曹操が気付いた。
「おや、そちらの女性には見覚えが無いな…。失礼だがお名前を聞いても
 よろしいかな?」
「わたし、女禍っていいます♪」
「女禍…。すまんが聞いたことが無いな…。お役目は何かな?」
「えっ!?(しまった、そこまで考えてなかった!!)…えっと〜えっと〜」
「おっと、今宵は無礼講だ。細かい事など気にしてはいかんな。」
「そ、そうですよっ!」

遠くですでにベロベロの甄姫が、とっくり片手に大声で怒鳴っている。
「殿ぉ〜〜ん!こっちこっちぃ〜〜ん♪」
539ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:12 ID:Y1mxmyzK
「おっと、うちのじゃじゃ馬が暴れているな。では失礼…。」
「はうぅ〜、曹操しゃまぁ〜…」

「さて!じゃあ続けようよ〜♪……ん〜…」
「ちょっ、無理〜〜!」
「あら〜、つれないわね〜?」
「第一、こ、こここっ、こんにゃ所で…!!」
「あら、じゃあもう出ようか?」
「そういう事じゃにゃいのぉ〜!………ていうか、女禍しゃんって結局
 お仕事何してるの?」

「えっ!?えっとねぇ…」
ふと見ると豚の料理が見えた。
「豚の…」
「豚っ!?」
「そ、そう…。豚の…餌を…」
「豚の餌を?」
「豚の餌を作る仕事…かな?」
「そ、そんなお仕事あるんだ…?」
「そっ、そうなのよ!もー大変!…………………あら?」

女禍がふと目をやると、小喬の隣の張遼の耳元が真っ赤だった。
「(ねえねえ、小喬ちゃん…)」
「こ、今度はにゃに?」
「(見て…)」
「(はわわ〜…、女禍しゃん…綺麗な瞳…)」
「(小喬ちゃん、聞いてる?)」
「に、にゃに?」
「(しーっ!……見て、張遼さんの耳…。まっかっか♪)」
「(わお!もう酔っちゃったのかにゃあ?)」
「(でも全然そんな風には見えないよ?…もしかして、わたし達の事…)」
「(そ、そんな事言ったって、あたしだって恥ずかしいよぉ…!!)」
540ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:13 ID:Y1mxmyzK
すう〜…と息を深く吸いこむ女禍。
「ねえねえ、小喬ちゃん。わたしのおっぱい触ってよ〜んっ♪」
「いきなりにゃんとぉ〜〜っ!?」

ビクンッ!と緊張する張遼。
「(ほらほら、やっぱり。わたし達の話聞いてるのよ…)」
「(だ、誰だって聞いちゃうってば!!)」

とうとう張遼が声を掛けた。
「オ、オホン…。しょ、小喬殿…。よろしければ一献いかがかな?」
「ふえっ!?…あ、じゃあいただきます……」
「(わ〜お、大胆〜♪)」
「(女禍しゃんっ!しーっ!!)」

「さ、さ。」
「う、うん…。グビ……」
「おお、お見事。…と、ところで…」
「に、にゃにっ!?」
「拙者……小喬殿に何かしたでしょうか?」
「いっ、いえっ!!にゃ〜んにも!にゃ〜んにもしてないよっ!!」
「それならばよいのですが……」
「もしかして…!この前の話…聞いてたの?」
「い、いえっ!!……その…そう!人づてに聞いたので……」
「え…!?」
「ええと、ええと〜、誰に聞いたんだったかな…?」

たまたま近くで聞いていた李典がチクった。
「嘘言え!お前、盗み聞きしてたんだろ!?」
「おっ、おいっ!!お前も聞いてただろーが!!」
541ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:14 ID:Y1mxmyzK
「小喬殿ぉ〜?そなたの姉上は何も言ってはおらんぞ〜?このチョビ髭が
 なんと盗み聞きしてただけだぞ〜〜!わっはっはっはっは!!」
「李典ーーーっ!!!」

「そ、そう…なんだ……」
「あ…いや……これはだな…その〜…」
「………」
張遼は少し真面目な口調で小喬に語り掛けた。
「拙者……本当にそなたに何かしただろうか?もしもそうなら謝りた……」
「ちっ、違うよぉっ!張遼しゃんは…何にも……悪くないよ……」
「…そうで…ござるか……。」

女禍が割り込んできた。
「もうこの際言っちゃったら?何で小喬ちゃんは張遼さんが苦手なの?」
「え…!?それは……言えないよぅ……」
「拙者…直す所があれば直すよう努力するので……」
「………夢……でね?……ちょっと……怖い思いを…させられたんだ……」
「拙者に?」
「うん…。」
「そうでしたか…それで……」
「ゴメンね…?」
「いやいや、拙者も少し気が晴れましたよ。」

事が落ちつき始めて、残念に思った李典が憎たらしく口を挟む。
「なんだなんだ?戦が終わっても『泣く子も黙』らせてるのか、お前?」
「李典は向こうに行ってろ!」

「李典しゃんっ!あたし子供じゃないモンッ!!!」
542ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:14 ID:Y1mxmyzK
「プッ…!」
一瞬静まり返ったが、女禍の笑いがきっかけで一気に笑い声がその場を包んだ。
小喬も少し気が晴れたのかケラケラと笑っていた。

その後しばらくして、張遼が厠へと行った。しかし厠にしては長い。
何かを考えている小喬の耳元で、女禍がそっと囁いた。
「………」
「ほらほら小喬ちゃん、ちゃんと謝ってきたら?今が好機じゃないの?」
「そ、そうよだね…。ちょっと…行ってくるね……」
「行ってらっしゃ〜い♪……………………………………………………
 ……………………………………………………さて、任務完了っと♪」

キョロキョロと闇夜を探索する小喬。
「ええと、ええと…どこ行っちゃったんだろう?」

「なんだろう、あの煙……………あ、いた………」
「ふう…」
建物の裏側で、煙草を蒸かしている張遼を見つけた。
「やれやれ、なにはともあれ良かった…。」
「ちょうりょ…」
「しかし…小喬殿の夢の中で……拙者…何をしたんだろうなぁ…。
 ……あれだけ嫌がられる程だから相当酷い事したんだろうなあ…」
「え………」
「不可抗力とは言え、可哀想な事をしてしまったな……。あんな可愛い子を…」
「ヒック!」
「泣く子も黙る……か。悪い冗談だ…」
「ヒック!……ヒック!」
「ん?……お、おおっ、小喬殿!!」
「ふえええ〜〜ん!!」
ポフッ…と張遼の胸に飛び込んだ。
「ど、どうなされた!?小喬殿っ?」
「グスンッ、ご……ごめんね…?……ヒック!……ううぅ……」
543ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:15 ID:Y1mxmyzK
「ほらほら、涙を拭かれよ…。せっかくの綺麗な顔がもったいない…」
「ヒック!……ほんと………ごめんね………ごめんね……?」
「拙者はもう気にはしていないので……」
「……教えてあげるね?」
「ん?…何をでしょうか?」

小喬は下の衣服をずり下ろすと、下半身を下着一枚にした。
「しょ、小喬殿!?」
へりに指を引っかけてスルスル…と下着を下ろしていくと、女性の丘が露わに
なった。闇夜であるため、張遼にはまだ陰毛が生えていないように見えた。

「やっと……やっとね…生えてきたのをね…」
それを聞いてようやく張遼もうっすらとだが陰毛を確認できた。
「刈られちゃう夢を……見たんだ……その日の晩……」
「それが……拙者でしたか…」
「うん…。何て言うか……ちょっと心的障害みたいになっちゃって……。
 しばらく眠れない日とかも続いたりしたんだぁ……。」
「そ、そうでしたか…。さ、さあ、下着を……」
「本物の張遼さんは……そんな人じゃない…よね?」
「も、もっちろんですぞっ!!」
「じゃあ……」
うっすらと目を閉じ、小喬が口を軽く突き出してきた。
「しょ、小喬殿…!?」
目を閉じたまま、聞き取れないほどの小さな声で囁いた。

「お願い……安心させて……」
どこか震えているような印象を受けたのは、張遼の気のせいではないだろう。
「わ、わかった……」

遠くで宴会の笑い声が聞こえる中、二人は唇を重ねた。
544ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:16 ID:Y1mxmyzK
「…………んあ……」
張遼がそっと唇を離すと、小喬の顔に寂しさとも切なさとも言えぬ表情が
浮かんでいた。普段の彼女からは見かけられない『 女 』の顔に、張遼の
心臓が激務に励みだした。

「もっと…して欲しいよぉ……」
チュピ…と指先を噛んで、小喬が今度は真逆の『 幼さ 』を醸し出し、
張遼は我慢の限界に達しようとしていた。理性が飛んでしまいそうな
自分自信が恐ろしく思い、力加減に細心の注意を払いながら小喬を
きつく抱きしめた後、再び唇を重ねた。今度は長く、熱く、心を込めて…。

「はぁはぁ……ちょ、張遼さん…………見て……?」
「あ、ああ…。」
張遼と唇を重ねている内に、いつのまにか建物に背を預けていた小喬が
そう言うと、張遼も屈んでじっくりと鑑賞を始めた。

「あっ…やだ……やっぱり………恥ずかしい……」
両手で顔を隠しながらも、指の間からチラチラと視線を落としている。
それでも観察されている様子から目が離せないようだ。
「そんなことないよ……とっても可愛くてきれいだ……」
張遼もいつのまにかふとももをグッと掴んで、息がかかるほどの距離で
薄い陰毛の生える丘を凝視していた。
「あ…や…やだ……見過ぎ……だよぉ……」
ゴクリと飲み込む唾の音が小喬の鼓動を速くさせていく。
545ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:17 ID:Y1mxmyzK
「もっと……見てもいいかい?」
「えっ?う、うんっ……いい…よ……」
張遼はグイと小喬の左のふとももを掴むと、そちらだけ上に挙げた。
「えっ!?あっ、やだっ!やだぁーっ!!」
小喬は壁に背をもたれかけているので、片足でも倒れはしない。
今度は秘裂から入り口、果ては小さな肛門までもが丸見えとなった。
「ああ……すごく………きれいだ……」
ヒクヒクと細かに蠢く秘唇の奥から溢れてきた液体が、暗闇の中でも
確認できた。何らためらい無しに、張遼はその愛液の泉に吸いついた。

「んあうぅーーーっ!!!」
ジュル…ジュル…クチュ…ジュ……ジュクジュク……クチュクチャ……

顔ごと動かして舌を上下左右させ、鼻先でニュクニュクと陰核を転がした。
「ふあああっ!!…そ、そんなに……いっぱ……いっぱいいぃっ……!!」

ぎゅっと震える手で張遼の頭を掴んで、髪の毛を荒荒しく掻き毟る。
しかし強引に舌を膣内に突き出されてしまい、その手も陥落した。

「あっ!あああっ!!なっ!あうううっ!!!」
ビクンとのけ反ってガクッ!ガクッ!と打ち震えた後、スルスルと手から力が
無くなっていった。ちょうど張遼の口の前で止まり、指をパクリと吸われて
さらに小喬の愛液が吐き出されていった。

「だ…めぇ……も…う………イっちゃ……ううっ!!…」
張遼はそれを期に今度は小喬の右の太ももも掴んで、上に挙げた。
つまりは実質的に小喬を持ち上げることになった。
「ひゃあっ!?…あっ、だめっ!だめぇーーっ!!」
背をもたれかけている上に、小喬が軽いためにできた荒技ではあったが、
それでも重いものは重い。張遼は口とあごも使って小喬を支えた。
546ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:18 ID:Y1mxmyzK
大きな動きはできないので、張遼は強烈な吸いつきで愛液を飲み始めた。
「んきゃあッ!!!」
休みを置いては吸いつき、その度に小喬の悲鳴が後に続いた。
「んあうーッ!んああっ!!…あーっ、だめっ!!も…もう……もうっ…!!」

最後に、ズチュウー…と陰核を吸われた。
「ひぎいああああっ!!!」
張遼の顔面に聖液をぶちまけ、ガグッ、ガグンッと宙で体を躍らせた。
「あ……あぁ……んあ……イ……イっちゃ…たぁ………ふあぁ……ひゃう〜…」
張遼はようやく小喬を地面に降ろし、頭を優しく撫でて落ちつかせた。
偶然とは言え、小喬の眼前に張遼の股間のふくらみが陣取っていた。

「わぁ……こんなに……」
そっと手を伸ばして優しく擦った。
「うっ……」
「気持ち…いいの?」
「あ、ああ…。」
「張遼さんも気持ち良くなんなきゃ……ね?」
「い、いいのか…?」
「あたしだけじゃズルいよ…。……起きて…?」
すっと立ちあがった張遼の正面で、ひざ立ちをして下の衣服を脱がした。

「うわっ…大っきい……」
先端に光る透明な液体に舌を伸ばした。
「うおっ!」

(んっ、ちょっと苦い……で、でも……なんだろう……すごいえっちな気分…)
547ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:18 ID:Y1mxmyzK
「い、嫌ならもう…」
「ううん……なんか……えっちに…なっちゃいそうなの…」
「そ、そうなのか…?」
「いっぱいえっちにしてあげるね…?」
上目遣いで痺れるような台詞を言われ、勃起がビクンビクンと飛び跳ねた。
「わわっ!勝手に動いた…!……すごいね………………あむ……」
口を大きく開けて咥えこむと、音を立てて首を前後させ始めた。

ジュプ…ジュポ!……ジュッポジュッポ!!…ズッチュズッチュ!……
「くあっ!……あっ!……お、…おおっ!」
次に亀頭をレロレロ…と丹念に舌を這わせたが、頭を撫でてもらっている事に
気付き、本当に嬉しかった。

「ちょっと…えっちにしてもらってもいいかい?」
「んはぁ……え……い、いいけど……。ど、どういう…」
張遼はひざ立ちをしていた小喬をグイッと抱えて、つま先だけで自身の体重を
支えさせると、足で器用にひざ小僧を押して股を左右へと開かせた。

「なッ!…あっ、いやっ!いやあっ!!」
「ほら、すごいえっちだよ?」
「んああ……み……見ないでぇっ……」
「ほらほら、続けて…」
「あむぅ……んぐ……んっんっ……んぶっ!……ふうぅ……」
張遼は勃起をしゃぶらせながら、足の指先でニュクニュク…クチュクチュ…と
秘裂を掻き回した。

「んぶーーっ!!……んんっ!!んんんーーーっ!!……」
ふるふる…と首を左右に振って拒む小喬。
548ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:19 ID:Y1mxmyzK
「おや、もう終わりなのかい?」
「はぁ…はぁ…ち…違うよぉ…。そ…んなにされたら……集中でき…」

グッチュグッチュ!!

「んきゃあああっ!!!」
「ほらほら…すごく……いっぱい溢れてきたよ?」
「やだっ!言わなっ…んぐぅーーっ!!!」
「ほらほら、ちゃんと咥えて…」
「んぐっ、ふぐぅ……んく……んぶっ、ふぶぅっ!……」
涙目で勃起を口一杯に咥え、上目遣いで張遼を見つめる。
「しょ、小喬殿……。」
「んはぁ……。張遼さん……来て……」
「しかし……ここは一面砂利で……」
「じゃあ…」
小喬は建物の壁に手を付いて、尻を張遼へと突き出した。
「お、おお…。では…」
「は、はやくっ……はやくぅ………」
大量の愛液を垂らし、ヒクヒクと振るえる秘唇。
「くッ!…き…きつ……いっ……」
ゆっくりと侵入していく勃起に舌を躍らせて喜ぶ小喬。
「か…はあっ…あっ……ああっ!……は……入って……入って…くる……!!」

ズンッ!と完全に根元までの侵入が終わった。
「ぃやぁっ!!」
「うおっ……す…すご……い……!」
「あ……あぁ……おく…おくまで………い、いっぱい………」
「いきますぞ…?」
549ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:20 ID:Y1mxmyzK
まずは腰を掴んで、ねっとりと引きにかかった。
ヌチヌチ…と絡みつく襞が張遼を離さないかのようだった。
「んあっ!あああ……あっ……んああぁ〜……ああ〜っ!!……」
亀頭が出てきて、最も直径が大きい所が姿を現すと、
再びゆっくりと突き刺し始めた。
「ひゃうううんっ!!!……お、大っき……いぃ〜……」

構わず腰を掴み直すと、今度は荒荒しく穿ち始めた。
パンッパンッパンッパンッ…という高い音が鳴り、張遼は誰かに
聞こえぬものかと危惧したが、乱れる小喬を見下ろして
そんな細かい事などどうでもよく思った。

「んあうッ!きゃんっ!!あっあっあああーーーっ!!」
微妙に角度を変えて穿つ張遼の巧みさに、淫らな声を挙げて喜ぶ小喬。

少し下に送るように穿った時、明らかに小喬の反応が変わった。
「ひぎいっ!!……し……あ…あぁ……が……!!」
「おっ!?おおおっ!?」
ギュチギュチ!!…と陰唇が肉棒をきつく締め上げ、肉襞が異常なまでに蠢く。
止まる張遼によって休みができたため、小喬もうつろな目で振り返って
口を開いた。

「……そ……そこ……すご……いの……」
「ここ…かっ?」
「ぎいぁっ!!」
「すご……いな…」
「ひぎっ!…ひゃあっ!…し、しっ!…死んじゃ…うっ!!」
550ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:21 ID:Y1mxmyzK
「おっ!おおっ!!」
「そ、そこ…ばっか……し……死ぬ………ほん…と……死ん…じゃ…うぅ〜…」
「くっ!…きつ…いっ!!」
「もっ…もうっ……イ……い…あぁ…イっちゃ……イっちゃうーーーっ!!」

「せ……拙者も………も………もう………もうっ!!」
「ぃやああああーーーーっ!!!」

小喬がビクッ!ビクッ!!と最大限に打ち震えた直後に、張遼も限界に達した。
本当に千切られるかのような強烈な締付けを寸前まで楽しみ、ジュポンッ!と
引き抜いた。支えを失って、小喬はズル…ズル…と地面へと落ちていく。
上着の裾をまくって可愛い尻を目一杯まで眼下に広げると、そこにめがけて
射精をし始めた。

ビュッ!ビュッ!と熱い精液をかけられ、また小喬は震える。
「あっ……な……や…熱…い………」
尻だけでなく腰一帯も白く汚し、ようやく長い長い射精を終えた。

「はぁ…はぁ…しょ、小喬殿……」
「張遼…さん……すご…かったぁ………」
「ええ…」
「ちょっと待って…ね……」
「…?」

まだ力の入らない手足を踏ん張らせて、股間へと顔を近づける。
萎えていく陰茎にチュッとキスをし、まったりと口内で転がした。
「うおっ!!」
キュ〜…ときつめにしごくと、出てきた最後の一滴をレロンと舐め取る。
「終わった後の方が…気持ち良いって聞いたから……」
「小喬殿…」
551ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:21 ID:Y1mxmyzK
お返しとばかりに張遼は小喬の額にチュッとキスを送った。
「張遼しゃんっていい人だねっ♪」
「おいおい、調子いいなあ…」
「あはっ、あははははっ♪」
「…はっはっは。」

しばらくして、二人は宴会場へと戻った。
皆に何かいじられるのではないかと危惧していた二人だったが、そこは
宴会である。もはや初期の原型を留めていなかった。倒れているもの、
肩を組んで歌っているもの、腹芸をしているもの…。

「あらん♪やるじゃないの〜!ならばわたくひはこうよ!」
「むむっ、やるじゃな〜い♪ええい!これもとっちゃえっ♪」
「おい…い、お前…た…ヒック!」
甄姫と貂蝉は曹操に絡みついていた。二人とも恐ろしく服をはだけさせて、
どうやら曹操に対し公衆の面前でどこまで脱げるかを競い合っているようだ。
二人の胸に挟まれて、もの言う事も困難な曹操。

「あ〜小喬〜!た、助けて〜〜…あっはっはっはっは♪」
「あははははっ!!もうっ!もうっ!!…あっはっはっは〜〜♪」
大喬は孫尚香よりもベロベロに酔っていた。バッシバッシと孫尚香の肩を
叩いて爆笑している。

「むむっ、あんたやるじゃねえか!!」
「うふふ♪……グビ……はい、次は典韋さん♪」
「上等だ!おらっ!!」
すごい人だかりができていて、その中心では月英と典韋が向かい合っている。
どうやら飲み比べをしているようだった。
552ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:21 ID:Y1mxmyzK
「さて、拙者達も皆に追いつこうか?」
「あっはっは♪そうだねっ!」
「さ、さ。飲もう飲もう。」
「…あり?女禍さんは?」
「いないようだな…。おい、李典?」
「ヒックァ!!…ん〜?何だ〜?もう寝るぞ、俺〜…」
「ここに女性がいただろ?」
「女ぁ?…女なんかいなかったじゃねえか…ヒック!…この辺りにはそこの〜
 なんだ、え〜と…そう、小喬殿しか女がいないって嘆いてたじゃねえか…。
 ……………グー………グー………」

張遼が首を振った。
「…駄目だな、こいつは。」
「…みたいだね。あの…すいません…?」

まだ酔っていないようなので、女禍の向こう側にいた人に聞いてみた。
つまりは女禍の隣だった人にである。

「どうしました?」
「ここに女の人がいたでしょ?女禍さんって人。」
「え?ここには………あれ、誰だったかな?」
「あ、この人も酔っちゃってるみたいだね…」
「いえいえいえ!!…僕は明日も仕事なので今宵は一滴も飲んでませんよ。」
「ええっ!?じ、じゃあ覚えてるでしょっ!?」
「あれ?なぜだ?…記憶が……ええとええと〜ここには〜……あれ?」
「………」

翌日、頭痛に苦しむ姉と一転してケロリとした月英から女禍という存在を
聞いてからようやく、小喬はその夜の不思議さに納得したのだった。
553ヒロとでも名乗っておこう:03/05/11 00:26 ID:Y1mxmyzK
以上、『夢の男』でした。ようやく小喬も合体しました。はふー…。
次回も女禍ニャンニャンが (・∀・)エッチ!! な展開にしてくれます。

今作は>>530からとなっています。おそまつ様でした。
554名無しさん@ピンキー:03/05/11 01:16 ID:T2aKb1Ss
久しぶりにヒロさん
キテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
張遼タン(;´Д`)ハァハァ

次回作の女禍ニャンニャンにも期待sage
555名無しさん@ピンキー:03/05/11 04:01 ID:4uNH1rbf
小喬なぁ……。
なんか小喬は周瑜以外とは進んで合体するタイプには見えないが。
ゲーム中で恋人の名前しゃべるの小喬だけだし。

でも…まぁ……
李典タン(;´Д`)ハァハァ

556名無しさん@ピンキー:03/05/11 08:25 ID:Nn1W4GS4
張遼エロキタ────(゜∀゜)─── !!
ハァハァさせていただきました。
エロヒゲ×小喬タソ(・∀・)イイ!
557名無しさん@ピンキー:03/05/11 17:42 ID:T2aKb1Ss
エロヒゲ鬼気一発
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!

ガッツポーズする李典タン
イイ(・∀・)!
558名無しさん@ピンキー:03/05/12 18:12 ID:tJCCMqta
このまったり度なら言える。


 実 は 月英 × \ の 回 で 抜 き ま す た
559名無しさん@ピンキー:03/05/13 00:24 ID:UmgbAnVH
私的にはソンケン×大喬のエロ読みたい…
本編になぞらえてのカプ〜〜〜
560名無しさん@ピンキー:03/05/13 00:31 ID:ccn4Mj6u
561名無しさん@ピンキー:03/05/13 01:29 ID:j1w/oMFS
>>558
俺も……
¥喰いまくりパターンも読んでみたいな。
562名無しさん@ピンキー:03/05/13 02:25 ID:/uWc6VrR
>>559
厨房の方か?それとも、、、、おやぢなのか(w
どちらにしろ萌えるシチュ(;´Д`)ハァハァ
563名無しさん@ピンキー:03/05/13 15:06 ID:Igu+NllP
ソウヒに捨てられた甄姫が司馬懿と(ry
564名無しさん@ピンキー:03/05/13 21:11 ID:mvEI8Ify
本編になぞらえてのカプなら孫策×大喬なのでは。
このカプの話読みたいけど支持者少ないよなぁ……
565名無しさん@ピンキー:03/05/13 21:36 ID:dse04cVm
携帯でSM画像
http://i-dorei.com
566名無しさん@ピンキー:03/05/13 21:58 ID:60GL9uDe
孫策×大喬このカプいいね
ありそうで今まで無い
567ヒロとでも名乗っておこう:03/05/14 00:31 ID:YVd/9T8O
>>558さん
本当なら大変光栄です・゚・(つД`)・゚・
568名無しさん@ピンキー:03/05/14 03:14 ID:6tfW8px4
漏れも孫策×大喬読みたい(;´Д`)ハァハァ
と言いつつ周喩×小喬も読みたい・・
569名無しさん@ピンキー:03/05/14 07:52 ID:1DzwN9so
そーいや小喬合体はヒロ氏の作品の中ではまだだったか。
前の尻フェチ芝居が楽しかったせいか、意外な気が(w

最近の夫婦モノに便乗して俺もニ凶夫婦と言っておく。
570名無しさん@ピンキー:03/05/14 12:21 ID:aPe/msQE
ただ、ヒロ神の世界では魏の統一後だからなあ
今は神の手腕をただ待つのみ。
姉妹丼をゲットする三国一の幸せ者は?
571411:03/05/15 23:16 ID:SkNnT3pD
その頃、呉軍も蜀へと向けて快調に軍を進めていた。
この戦を実質的に取り仕切る事になった陸遜は、軍列の先頭で馬を進めていたが
日が落ちてきたためか、野営を、と言って行軍を止めた。

「諸将らに、最終確認を兼ねて軍議をすると伝えてください。」

隣に居た兵士にそう言い、自分も又野営の準備へと取り掛かった。






「明日にでも、夷陵周辺で蜀と対陣する事になるでしょう。」

少し高めの、凛とした声が天幕の中に響く。
その声に反応し、集まった諸将らの間には一瞬にして緊張が走る。
それを見て、彼――陸遜は続ける。

「此度の戦では奇襲部隊を編成し、火計に乗じてその隊を以って敵本陣を急襲します。」

皆視線を陸遜に視線を集めたまま、しん、としていた。
572411:03/05/15 23:16 ID:SkNnT3pD
「奇襲部隊には、機動力を生かして大喬殿と小喬殿、それに・・・・・そうですね、後もう一部隊・・・。」

陸遜は鋭い視線を感じた。
そっとその方を向いてみる。 
その先に居た周泰は眼に強い光を潜め、陸遜を射すくめんばかりに見ていた。

「・・・・では、周泰殿にお願いします。」
「承知。」

つい、と視線が陸遜から外れる。
陸遜はやれやれ、と言った様子で軍議を続けた。

「三日、三日の間はじっと潜んでいてください。その間、本陣を守る諸将らには囮となって頂き
 蜀軍を城から誘き出して頂きます。敵本陣付近が手薄になった頃、火を放ちます。その後は――・・・・」

諸将らの目は、正しく戦いに赴く者達のそれになっていた。
陸遜はそれを見て満足そうに頷き、声を大にして言う。

「此度の戦も、呉に勝利を!!」

「お国の為にも・・・頑張ります!」
「あたしだって周瑜様の為に頑張っちゃうんだから!きっと天国から見てて下さるもん!」
「やぁってやるぜぇええ!!」
「此度の戦も、我ら呉の為に!」
「劉備・・・・・必ず、倒す・・・。」

その後諸将らは、それぞれの天幕へと足早に引き上げていった。
皆、戦の準備に余念がないといった様子だった。

だが呉の君主―孫権が面白くない顔をしたことには誰も気づかなかった。
573411:03/05/15 23:18 ID:SkNnT3pD
軍議が終わった頃には、既に月が昇っていた。
呉の君主孫権は少し冷えた夜風をうけながら、夜の中歩いていた。
ある天幕の前まで来ると、その入り口をそっと押し開き、中に居る人物に声を掛けた。

「・・・大喬殿、いらっしゃるか?」
「孫権様、どうしたのですか?」

鈴を転がすような声が聞こえた。
声の主――大喬は、少し驚いた様子で入り口に立っている孫権を見た。

「いや、特にこれと言った用も無いのだがな。その・・・此度の戦、大喬殿は奇襲部隊であろう。大丈夫か?」
「はい。辛い任務になるかもしれませんが、やり遂げます。」
「無理して行かずとも良いのだぞ。今回の奇襲は敵本陣に直接乗り込むものだ。」
「大丈夫です。私だって、頑張れます。・・・御国のためにも。」

孫権はそれを聞いて溜め息を吐き、天幕内の椅子に腰掛けた。

「・・・兄上の為に、ではなく?」

僅かに大喬の顔が強張った。

「貴女は、何時まで兄上の影を追いつづけるのですか?」

真っ黒な瞳が、それに孫権を映したまま静止している。

「大喬殿、貴女はまだ兄
「違います!」

大喬は大きな声で叫んだ。
少し、目が潤んでいる。
574411:03/05/15 23:18 ID:SkNnT3pD
「確かに、孫策様の為に戦う気持ちもあります。でも・・・・。」
「でも?」
「・・・・きっと、孫権様には、分かりません。」

顔を背けて、ゆっくりとそう言った。

「・・・そうか。」

孫権は再度ため息を吐く。
俯いて肩を震わせている大喬に、優しく声を掛けた。

「私は、大喬殿が兄上の影に縛られていないか心配なのだ。」

大喬は俯いたままで、何も言葉を発しようとはしなかった。

「・・・すまぬ。可笑しな事を言った。」

孫権は静かに立ち上がり、無理はくれぐれもしないように、と残して天幕から出て行った。


―孫策様・・・・私は、私はどうしたら良いのですか?

―兄上・・・・私は、私はどうしたら良い?







―この気持ちは、貴方に対する裏切りになりますか?
575411:03/05/15 23:20 ID:SkNnT3pD
・・・エロ無くてスンマセン!!スンマセン!
二度ほど死んできます。

権×大を入れてみますた。
この先、孔×月も入れる予定です。(こっちはエロ有りになると思われます。)
尚タソの影が薄くならぬように頑張ります(;´Д`)
576名無しさん@ピンキー:03/05/16 03:01 ID:uzW8jZld
>>411サン
大×権 良かったです!兄嫁イイ!!
この二人のその後の展開もエロ有で書いて欲スィ・・・。
と、言ってみるテスト
577411:03/05/16 19:22 ID:ryarKju2
>>576
ありがとうございます(*´Д`)
権×大・・・。エロ、頑張りたいと思います!
578名無しさん@ピンキー:03/05/16 21:22 ID:qkkQERU/
>>411さん
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
義姉さんハァハァ(;´Д`)な展開をキボン
579名無しさん@ピンキー:03/05/16 22:14 ID:l0MTO/Xv
>411
大喬たん・・・ハァハァ
580ヒロとでも名乗っておこう:03/05/16 23:01 ID:Sl4n5mgn
今晩投下予定なんですけど…いいのでしょうか?
581名無しさん@ピンキー:03/05/16 23:11 ID:kW3YM1Op
ヒロさん投下よろしく!
582名無しさん@ピンキー:03/05/16 23:20 ID:vzzGK51g
ヒロ神サマ、焦らさないで・・・
583411:03/05/16 23:28 ID:n05A8Hzl
次の次あたりで大喬タソに絡んで頂く予定です。
もう暫くお待ち下さい…ゴメンナサイ(-_-)
その次に孔×月の予定でつ。
遅くなるかもしれませんが、どうか宜しくお願いします。

>ヒロ氏
(*´¬`*)じらさないで下さい…ハァハァハァ…
584名無しさん@ピンキー:03/05/16 23:30 ID:6/cpWlb/
ヒロさ〜〜〜〜〜ん!モウ限界だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
585ヒロとでも名乗っておこう:03/05/16 23:39 ID:Sl4n5mgn
司馬氏!司馬氏お待ちを!!添削が終わり次第すぐに!!
586ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:18 ID:SBeCelPQ
>>552続きです。お待たせしました!

まだ暗闇が残る明け方、遠くでズン…と音が聞こえたような気がした。
「ん……」
曹操の胸元で甄姫が目をゴシゴシして目覚めた。ちなみに抜け駆けである。
「殿……。殿……。」
ユッサユッサと身を揺すって、曹操を起こす。
「……むぅ……まだ…暗いではないか…………寝ろ……」
「あん……♪」
ガバ…と甄姫を抱き倒し、再び寝ようとする曹操。
「違うの……今……何か聞こえませんでした?…何か…地響きのような…」
「……分かった分かった……起きたら……………もう一回……………」
「もうっ…。気のせいかしら……?」

ズン………ズン……ズンッ…ズンッ!ズンッ!!

その轟音と地響きに、曹操もさすがにパチッと目を開けた。
「ねっ?わたくしの言った通りでしょ♪」
「喜んでいる場合か!……何だっ!?」

窓をガラッと開けると、ようやく昇ってきた太陽に照らされた巨象が一頭
佇んでいた。その上に乗っている、しなやかで豊満な体の持ち主。

「よおっ!甄姫じゃないか!」
「あらっ…しゅ、祝融さんでなくて!?」
「すまないけど…しばらくやっかいになっていいかい?」
「えっ?…そ、それは構いませんけど……」
「ほんとかい?…いや〜あんたならきっとそう言うと思ってたよ!
 おっと、隣にいるのは曹操さんだったね!?……いいのかい?」

「わ、わしは構わんが……えらく唐突だな……?」
「へっへっへ!……まあ細かい事は気にしない気にしない!!」
587ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:19 ID:SBeCelPQ
よく見れば象の周りに警備兵やら門番やらが多数見える。必死で止まるよう
呼びかけたのだろうが、象の行進の前にお手上げだったのだろう。

「お前達…構わんから元の職務に戻っていいぞ。」
「は、はっ!失礼します!!」

騒ぎを聞きつけた人々も、寝巻のまま集まってきた。
「わーお!象しゃん!!」
「あ…祝融さんだ……」
「よう!小喬ちゃんに大喬ちゃん!!おそろいの寝巻なんか着ちゃって…
 相変わらず可愛いねぇ!!」

「ふあぁ……いったい…何なの〜……」
「あふ〜…尚香さ〜ん……もう歩けな〜い…おぶって〜…」
「おや、その声は尚香に貂蝉だね?悪い悪い、起こしちまったかい?」

「まあ!祝融さん!?…お久しぶりですっ!!」
「おや、月英じゃないか!!全国巡礼以来だねぇ?…元気かい?」
ざわざわと人々が象と祝融を取り囲み、ようやくチュンチュン…と
小鳥達が朝を歌い出し、その一日が始まろうとしていた。


『家出したーーーーっ!?』

全員が目を飛び出すかのような勢いで祝融に確認した。
目を閉じて黙々と朝食を食べる祝融。
「モグモグ……。そうさ!…あたいはもう帰らないからね!!」
588ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:19 ID:SBeCelPQ
あり得ない祝融の言葉に、月英は混乱していた。
「ど、どうしてそんな……!?」
貂蝉も二人の仲の良さを一番知っている以上、動揺を隠せないようだ。
「そ、それでも……何か理由はあってのことでしょう!?」
「グビグビ……。あたいのね……手料理が不味いって言いやがったんだ!!」

甄姫が額に手を添えた。
「そ、そんな理由で……」
「そんな理由だって!?…あたいにとっては屈辱極まりなしだよ!!」
孫尚香が首を傾げる。
「何があっても…仲良さそうなのにな〜?」
「へんだ!…そんなこともないよ!!」
恐る恐る大喬も口を挟んだ。
「で、でも…孟獲さんは……」
「あー、もうっ!…父ちゃんの名前を出すのは止めとくれ!!」
「はうう〜…怖いよ〜月英さ〜ん……」
「あらあら…。よしよし…♪」

今朝の朝食当番である小喬が、ニコニコと祝融に頼んだ。
「じゃあじゃあ、あたし達の朝ご飯を作ってよっ♪」
「おっ、そうだね。あたいの実力…きちんと見せとかなきゃねぇ?」
「厨房はあっちだよん♪」
「よしよし…。小喬ちゃんは分かってるね〜〜♪」

祝融は厨房へと消えていった。
十分後。赤く染まった肉と野菜の炒め物が、ホカホカ…と湯気を上げて六人に
睨みを効かせていた。ゴクリ…と生唾を飲みこむ一同。
589ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:20 ID:SBeCelPQ
「さあー、召し上がれ!祝融特製『火の神炒め』さね!!」
「じゃあさっそくもらっちゃうよんっ♪…パクッ……モグモグモ…」
「どうだい、小喬ちゃん?…美味いもんだろ〜?」

「ぎゃあああああああああっ!!!」

「うわあっ!…楳○かずお風に!!」
「しょっ、小喬!…小喬っ!?」
「か…辛くて…不味い!!……姉様…みんな……食べちゃ……ガク…。」
「な、何だってぇ!?」

「小喬ちゃんはまだ舌が子供みたいだね!……どうだい、月英?」
月英も挑戦していた。
「これは…天下無双の辛さと世界の全てが競い合うように不味さを演出して…」
ニコニコと笑顔を浮かべながら、月英はバタンと倒れた。
「げ、月英さんまで…!!」
「おいおい、みんな何やってんだい?…ほら、大喬ちゃんも食べてみなよ?」
「えっ!?…わ、わたしは…お腹がまだ減ってないんだ!」
「まあまあ、いいから!…遠慮せずに一口いってみなって♪」
「はうぅ〜〜!」
涙目でフル…フル…と首を振って拒む大喬。
「ほらほら♪…あ〜ん♪」
「はうう〜〜っ!!」
「あーん!!」

小喬に続いて、本日二回目の悲鳴が響いた。

「なんだいなんだい!…皆よってたかって父ちゃんの肩持ちやがってよ〜?」
「そ、そういうわけじゃあ…」
590ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:21 ID:SBeCelPQ
「じゃあ尚香…あんたは正直に感想言って、あたいの味方になっておくれよ。」
「いいっ!?」
「さあ…ほら…?」
「う、うん……(ちょっとだけなら…)」
不幸な事に、孫尚香が食べた肉の内側にタカの爪が一本丸ごと隠れていた。

本日三回目の悲鳴は、犠牲者が口から炎を上げながらのものだった。

「ちえっ、なんだいなんだい!…皆どうしちまったんだい?」
生き残っている甄姫と貂蝉と目が合う。
「わ、わたくし…少し厠へ…」
「あっ!?………わ、わたくしも…!!」
貂蝉が先に死の食卓から上手く逃げた。急いで後を追おうとする甄姫だったが
ガッシリと肩を掴まれ、後ろを振り返るとニコニコと笑顔を浮かべる祝融が
『あ〜ん♪』…と死の一口を勧めていた。

必要も無いのに厠へと着いた瞬間、貂蝉の耳に最後の悲鳴が聞こえてきた。

「甄姫……あなたの犠牲…無駄にはしません……」
貂蝉が角からチラ…と覗くと、祝融がぶつぶつ文句を言っていた。
「ちえっちえっ!……こんなに上手そうなのによ……」
食卓にぐったりと倒れる五人が目に入ると、まるで地獄絵図のようだった。
「(皆さん……わたくしを恨まないでね……)」
「美味そうじゃないか………モグ…モグ…モ……」
「(よしっ!!)」
「うっ!…………うっげえええ〜〜〜〜!!」

ようやく貂蝉が厠から帰ってきた…フリをした。
「どうなさったの、祝融さん!?」
「こ、こりゃひどい!!…ぺっぺっ!」
591ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:22 ID:SBeCelPQ
「あら…ご自分で試されたの?」
「ああ…。」
「美味しく……なかったの?」
「まあ…ね。これじゃあ父ちゃんも…不味いって言うねえ……」
「でも、味付けとか…したのでしょう?」
「なんだい、味付けって?」
「は、はあ…?…も、もしや…単にごちゃ混ぜで炒めただけですの…!?」
「だって、食い物なんて全部味が付いてるんじゃないのかい?」
「あ、あなた……お料理した事…無いの?」
「そうだけどよ……。こんなの誰でもできると思ってたよ……」
「……。よしっ!じゃあわたくしが特訓してさしあげますわ♪」
「と、特訓!?」
「美味しい料理を作って、旦那様を見返してやりましょうよ……ね?」

祝融は少し頬を赤らめ、伏し目がちに貂蝉を見た。
「お、教えてくれるのかい……?」
満面の笑みを浮かべて頷く貂蝉。
しかし、その笑みに別の意味がある事を祝融は知らない。

「ええ!こう見えてもお料理には自信があってよ♪」
「そうかいそうかい!…じゃあひとつよろしく頼むよ!!…おっと、じゃあ
 とりあえず……あたいの料理のどこが悪いか、少し食べてみておくれよ?」
「ええっ!?」
「だって食べてみなきゃ分かんないだろ〜?」
「いっ、いえ!!…わたくし程の達人となればもう見るだけで味付けが分かる
 ものなのです!!……ふんふん、大体分かりました。」
「す、凄いねえ!…あんたほんとに凄いじゃないか!」
「さ、さあ!…早速厨房へ向かいましょう!!」
「よ、よっし!父ちゃんを見返してやるぞーーっ!」
「おーー♪(……命拾いしましたわ……)」
592ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:23 ID:SBeCelPQ
「まずは具の切り方から始めましょう。…ではまず、この人参を短冊型に
 切ってみて?」
「よしきた!……よっ……ほっ………どうだい?」
「あ、あの…誰も十字切りしてとは言ってないのですけど……。」
「え……」

こうして祝融の特訓が始まった。
六人は朝食は自分達で作っているので、毎朝の食事当番と一緒に修行を重ねた。
二日目。担当は孫尚香。
「だからね、何事もリズムなの。こうして…一定の間隔で……」
「へえ…上手いもんだ。」
「さあやってみて…。ゆっくりでいいからね…」
「よしっ!…………よっ、よっ、よっ、よっ、……どうだい!」
「あ、あの〜……できれば等間隔に切るようにしましょうね……。」

三日目。担当は月英。
「じゃあ今日はお出しの取り方をお勉強しましょう。」
「よし!」
「まず…火をいれない内から昆布を入れておくの。そして弱火で煮て…。
 昆布が浮いてきたら、抜いちゃって鰹節をどばっと。そのまま煮ると
 にごっちゃったりぬめりが出ちゃうから気をつけて。」
「ふんふん。」
「十秒したら火を止めて、鰹節を取ればこれが俗に言う『一番だし』です♪」
「ほほぅ。あんた凄いねえ。」
「後は具とお味噌を入れれば…お味噌汁の完成です♪」
「ところで…あたいの国にもこの昆布っていうのあるかねえ?」
「さあ……どうでしょう?」
ニコニコと笑いながらも首を傾げる月英。
「………」
593ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:24 ID:SBeCelPQ
四日目。担当は大喬。
「では始めますね。」
「おう!よろしく頼むよ、大喬ちゃん。」
「わたしは味付けをお教えしますね。まず…基本は何といってもお塩です。」
「塩かぁ…。」
「はい。塩を振るだけで食べれるようになるものって意外と多いんですよ?
 今、卵を焼いてますよね。これに祝融さんが適量だと思う量の塩を
 入れてみてください。」
「う〜ん、これぐらい……かな?」
「……拳一杯分もいりませんっ!!」

五日目。担当は小喬。
「さてさて!小喬ちゃんは何を教えてくれるんだい?」
「祝融しゃんっ!…子供だと思って、なめちゃあ〜いけにゃいよん?」
「な、なめてるわけじゃあないけど……」
「言っとくけど〜、あたし……皆の中で一番料理が上手いんだから〜〜!」
「ほ、ほんとなのかい!?」
「ちっちっち〜♪……じゃあ今日は祝融しゃんに、料理の『早さ』の大事さを
 見せてあげちゃおっかな〜♪………見ててね〜?」
「お、おう……。」
「……紅焼扣肉お待ちっ!…糖醋洋白菜だい!…沙拉豆腐だ!…五味螺鳳っ!
 …炸鳳尾魚!…檸汁串焼蝦!…茄子煎蛋!…魚子豆腐!…鮮蟹炒蛋!…
 広東牛肉炒麺!…蝦球炒豆芽!…炸蒜味鶏片!…滑蛋牛肉!…鶏家荘豆腐!
 …海帯蛋豆湯!…豪油牛肉!…酥炸青魚片!…潮州炒河粉!…牛肉炒蕃茄!」
「すっ、凄すぎるっ……!!」

その日の夕方、再び地響きが鳴った。
祝融を追いかけて孟獲が象に乗ってやってきたのだ。曹操が出迎える。
「いきなりですまねえ!……ここに…母ちゃん来なかったか!?」
594ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:25 ID:SBeCelPQ
「おお、来ているぞ。五日ほど前からここに。」
「や、やっぱり…!……悪りいがちょっと邪魔していいか?」
「構わんぞ。まあ夫婦揃ってゆっくりしていけ。」
「すまねえ……。」

その頃、六人は祝融に用意した部屋で語り合っていた。
「ところで、どうして急にお料理をする気になったの?」
孫尚香が根本的な疑問を投げかけた。
「あぁ……父ちゃんがあたいの手料理を食べてみたい…っていきなり
 言い出してね。まぁそれまであたいも料理なんかした事なかったし、
 仕方ないかもしれないけど……それでも『不味い』なんて言われたら
 誰だってカチンときちまうよ……」
「そうかなぁ……」
大喬が口を挟む。皆の視線が大喬に向けられた。
「でも…でもね?……おべっかばっかり言われるよりは、正直な感想を言って
 くれた方が嬉しい……と思うな……。」
「そ…そんなもんかねえ?」
貂蝉も同意するように大喬に頷く。
「それも一理あるわね。でもせっかく作ってくれたんだから相手を気遣う
 言い方をしないといけない……とも思うわ。」

「うちの父ちゃんにそんな細かい芸ができるかねえ……?」
「う〜ん、無理っぽ〜い!」
「こらっ、小喬ちゃんっ!」
月英が小喬をギュウーーッと抱きしめた。月英の胸で顔が埋まってしまう。
「ふげげげげ〜〜!!」
「おしおきっ♪」
「あっはっはっは!…でも皆には感謝してるよ……」
595ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:25 ID:SBeCelPQ
ドンドンドン。

その時、部屋の扉が叩かれる音がした。
「母ちゃん!…いるか!?」
「(げっ!父ちゃんだ!!)」
「あ、あら!その声は孟獲さんでなくて?」
「お、その声は甄姫だな?…ここに母ちゃんがいるって聞いたもんでよ?」
「ちょちとお待ちになって……。
 ……わたくし……少し話してきますわ。しばし失礼……。」
そのまま甄姫は部屋を後にした。

「おうっ、甄姫!…母ちゃん…ここか?」
「ええ…。でも今はお会いできません。」
「な、なんだって!?」
「いえ、今…祝融さんは修行中の身……。わたくし達以外と面会する許可は
 わたくし達自身が認めていません…。」
「で、でも俺はあいつの…」
「お引取りください。」
「た、頼むよ!…顔合わすだけでもいいから…!!」
「あまりしつこく迫ればわたくし…悲鳴を挙げますわよ?
 『父ちゃんっ!いったい二人で何をしてたんだいっ!!』てな事に
 なってほしくなければ……今日のところはお引取りくださいませ。」

「う、うう……母ちゃん……一目だけでも会いたかった……」
「後日再会できる日程が決まればこちらから必ずご連絡致します。」
「わ、……分かった……」
がっくりと肩を落とし、孟獲は用意された自分の部屋へと帰っていった。
596ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:26 ID:SBeCelPQ
(ふふふ……あの様子ではだいぶ『溜まって』いる様子……♪)

甄姫が部屋に戻ると、祝融も耳をすませていたのだろう、がっくりと
うなだれていた。ギュッと拳を握って、会いたい衝動に必死に耐えていた。

(こちらも……♪)

六日目。担当は甄姫。
「さて!早いとこ修行を終えて………」
「ふふっ、修行を終えて…?」
「と、父ちゃんをギャフンと言わせてやるのさ!」
「まあ、素直じゃないわねぇ…。」
「い、いいからさっさと教えておくれよ…!」
「では…。もう修行も今日でおしまいよ。教える事は皆さんが全て
 伝えたみたいですから。」
「そ、それじゃあ…!」
「でも…今日はわたくし、祝融さんに料理をする基本姿勢といいますか…
 標準的な格好を教えてさしあげます。」
「格好なんて何でもいいじゃないか…?」
「やれやれ…。まあいいわ…とりあえず明日、孟獲さんにあなたの手料理を
 食べてもらいます。今日は一日訓練なさいね?詳しい事は明日、直前に
 お教えしますわ…。では、頑張って…♪」
「あれま、いっちゃったよ。……仕方無い、今日は一人でやるとするかね。」

そのまま甄姫は孟獲の元へと向かった。
「おう……どうぞ…」
「失礼するわ…」
「し、甄姫…!……か、母ちゃんは……!」
「ええ、明日…会わせてあげます。」
「本当か!?」
597ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:26 ID:SBeCelPQ
「明日…わたくし達専用の厨房で祝融さんが料理を作ります。それを食べて
 正直な感想を言う、と約束するなら…ですけど。」
「わ、分かった!…約束する!!だから母ちゃんに…」
「約束ですわよ…?」
「あと、公正を規す為にわたくし達はおろか厨房周辺には人っ子一人
 近づけないようにしておきますので……分かりましたね?
 誰も……だぁ〜れも周りにいませんからね?貴方達二人だけだからね?」
「わ、分かった。」
「では明日の正午に。」
「あ、ああ……」
甄姫が部屋から出てその足音が遠くなり、聞こえなくなった。
「母ちゃん……」

翌日、孟獲は朝早く目覚めた。というより目覚めてしまったというべきか。
正午になるまでが無限のように思えて、いてもたってもいられない。

窓の外を見ると自分の乗ってきた象の横に、祝融が乗ってきた象が
繋がれている。思わず建物から出てその象を撫でていた。
象の背中に祝融の暖かさが残っているような気がして。

ジャーン…とドラが鳴った。
「前のが…鳥の半だったから…後一時間半か……長げえ…なぁ……」
ごろんと象の上で寝転び、チュンチュンと飛び交うつがいの小鳥を見ていた。
昨夜はあまり眠れなかったので、うつら…うつら…と甘い眠気が襲う。
598ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:27 ID:SBeCelPQ
ジャーン…

「んっ!?…いけね、寝ちまった!!」
心臓が爆発しそうに鼓動し、急いで厨房へと向かった。
「やべえ!…やべえっ!!…神速符持ってくりゃよかった!!」
通りすがる女性がドラを持っていたので、孟獲は走りながら時刻を尋ねた。
「す、すまねえ!今何時でえ!?」
「今は猪の半刻ニャン♪」
「……ま、間違いねえか?」
「だってわたし、時刻係ですよ?…おかしな人♪」
「そ、そうか…よかった…。まだ半刻ある……。すまなかったな、あばよ!」
「はい、ごきげんよう♪……………………………………………………
 馬鹿…わたしが起こさなきゃ台無しじゃないの!……やれやれ……」


「少し早いが…もう座っていよう……。」
席は厨房の中に用意されていた。おそらく祝融が料理を作るところをすぐ
間近で見れるようにだろう。辺りをキョロキョロしながら、落ちつかない
様子で待っていた。そして頭がおかしくなりそうな程の長い長い時間が過ぎ、
奥からとうとう祝融が現れた。

「か、母ちゃんっ!!」
「あ、あんた……!!」

互いに近づくが、壁に『一、終わる前に抱き合うべからず』と書かれていた。
「と、とりあえず……あたいの料理…食わしてやるよ……」
可愛い桃色の前掛けをする祝融がクルリと振りかえると、孟獲は目を疑った。
599ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:28 ID:SBeCelPQ
前から見ればいつもの露出した祝融だったので分からなかったが、なんと
彼女は前掛け以外何も身につけていなかったのだ。

甄姫の指導その一、『調理は裸で、前掛け一丁で行うべし!』だった。
プルン…と弾力溢れる小麦色の尻が孟獲を誘う。

「み、見てんじゃないよ!」
パッと両手を後ろに回して尻の割れ目を隠す。
「だ、だって…そんな格好してたらよぉ…!!」
「ち、ちゃん調理するとこを見ろっての!この馬鹿っ!!」
「わ…分かってる…よ……」

一週間ほど手付かずであったので、孟獲は鼻血が出るほどみなぎって
いたのだから仕方ないと言えば仕方ないのだが。

「か、母ちゃん……」
我慢の限界か、椅子から立ちあがって抱きつこうとしたのだが壁に
『一、万が一触れたら即終了』と書いてあったので、なんとか自身を抑えた。
孟獲の心を見透かしたように、適所に決まり事が書かれているようだった。

少しだけ落ちつき、祝融の調理具合にも目をやれる余裕も出てきた。
以前より格段に上達しているのは明らかだった。段取りよく調理を進め、
徐々に完成品が形を成していく。
しかしどうしても孟獲の目線が祝融に移ってしまう。
前掛けの横からプルン…プルンッ…と零れる乳房の柔肉が、孟獲の股間を
カチカチに固く熱くさせていく。
600ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:28 ID:SBeCelPQ
「どうだい……すごいもんだろう?」
「あ、ああ……やっぱすげえや…母ちゃんは……」
せわしなく動く祝融につられて踊る乳肉を見て、孟獲はそう言った。

(ああ……あのでっかい胸にむしゃぶりつきてえーーーっ!!)

「結構……練習したんだよぉ〜?」
「そ、そうだよなあ…」
プルプルと震える尻肉を見て孟獲はそう言った。

(ああ……あのプニョプニョした尻を鷲掴みにしてえーーーっ!!)

「どれ……」
チュピ…と味見をする祝融の唇の妖絶さに、思わず生唾をゴクリと飲む。
「うん、いけるもんだ。……おいおい、唾を飲む音が聞こえたよ〜?
 匂いとかそっちに届いてるかい?美味そうだろ〜〜♪」
「ああ…美味そうだ……ほんとに……」

(ああ……母ちゃんが一番美味そうだーーっ!!)

「さて、お待ちどお!……さあ…食ってみな?」
「よ、よし…。じゃあ…いただくぜ…。……モグ……モグ……」
「ど、どうかな…?」
胸の前で手を組み、祈るような姿勢で孟獲の反応を伺う祝融はまるで
新妻のように初々しく、口に広がる努力の味は孟獲の目頭を熱くさせた。
601ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:29 ID:SBeCelPQ
「と、父ちゃん…!……ま、不味い……かい?」
「いや……いや……」
孟獲は大粒の涙を流し、首を横に振る事しかできなかった。
「うっ、うめえ!…母ちゃん!ほんっとにうめえよ!!」
「ほ、ほんとかい!?…よかった……」
祝融の目尻にも涙が溜まる。

孟獲はゴシゴシと涙を拭うと、がつがつと食卓に並んだ料理をかっ込み始めた。
「モグモグ…うめえ!……うめえよ!!…ほら、母ちゃんも食えって!」
「いいからいいから♪…ほら、もっと食いなって♪」
「おう!…モグモグ……ガツガツ……」
祝融は肘をつき、指を組んでその上にあごを乗せつつ孟獲を見つめていた。
そしてしばらくして祝融が何かを思い出したのか、ポンと手を叩いた。

「とっ、とととっ、父ちゃんっ……あ…あ〜ん…♪」
「か、母ちゃん!?」
「ほっ、ほら!……あ〜ん…♪」
「あ、あ〜ん……モグモグ……」

頬に手を当て、ポー…と恥らう祝融。
「母ちゃん…この食い方は…さらに美味くなるな!…へっへっへ!」
「ば、馬鹿……♪」
これは甄姫の指導そのニ、『あ〜んは絶対するべし!』だった。


「げっぷ!…いや〜食った食った!…母ちゃん…見直したぜ!!」
「そうかい?ふふっ♪…じゃあちょっと待ってておくれよ?
 あたいはこれ洗ってくるから。」
「あ、…俺も手伝う…」
602ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:29 ID:SBeCelPQ
「すっ、座ってな!!」
「お、おう…。……?……??……」
急に祝融が強気に言い放ったので、孟獲も困惑を隠せない。
これは甄姫の指導その三、『洗い物は自身のみでするべし!』だった。

再び孟獲に、祝融を眺める至福の時間が訪れた。
前掛け一丁でパタパタと忙しく動く小麦色の体から目が離れない。
祝融もそれに気付きチラ…と横目をやると、孟獲が体を見つめていた。
「いっ、いやらしい目で見てんじゃないよおっ!!」
「で、でも……母ちゃん……………母ちゃんっ!!」

とうとう孟獲は背後から祝融を抱きしめてしまった。
「あっ!…あ…ああ…と、父ちゃん……父ちゃんっ……」
「母ちゃん……柔らかくて…暖かくて……いい匂いだ………」
「ちょっ、待って!……まだ…洗い物が……!」
「そんなの後でいいじゃねえか…!」
背後から前掛けごと荒荒しく胸を鷲掴みにし、上下に強引に揺さぶる。
「んあっ!…あんっ!!…で、でも…でもっ……し…甄姫が……ああ……」
「しっ、知るか!…もう離さねえ!…ぜってえ離さねえっ!!」
うなじに熱い熱いくちづけを落とす。
「ひゃんっ!!……あっ……ああんっ!……と…とう…ちゃ……ん……」
「か、母ちゃ……んっ?」
「ど、どうしたんだい…?」

流しの壁に、『試食とか終わった?終わったら上見て♪』と書かれていた。
二人同時に上を向くと、天井に『 やって良し!!』と書かれていた。
603ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:30 ID:SBeCelPQ
孟獲は強引に祝融を自分の方に向かせると、ぶちゅうっと唇を重ねた。
「んんっ!?…んぐぅ…んっ!…んんっ!!…んはぁ……ふぶぅ!……」
あまりに強引なくちづけに最初は戸惑っていたが、祝融も腕を孟獲の首に
回し、熱く深いくちづけを交わした。

孟獲があまりに力を込めて抱きしめた為、祝融が少し浮いた。まだ繋がっても
いないのに祝融は長い足を孟獲の腰に絡め、互いの舌をむさぼり合った。
孟獲も落ちないようにではあるが、祝融の尻をギュウギュウと揉んでいた。
きつく搾るように指を尻に食い込ませる度に、祝融が孟獲の口内で悲鳴を
挙げて落ちそうになる。

「と、父ちゃん………脱がせて……」
孟獲は強引に前掛けをひきちぎると、祝融を食卓の上に乗せた。
目の前に陣取る小麦色の双乳を荒く揉みしだく。
「ぃやあっ!……そっ、そんなに……きつく……だ……だめぇん……」
上下に…左右に…前後に…と、好きに形を変える柔肉をこね回し、最後は
ギュウーー…と二つの乳房をくっつけようとばかりに寄せた。

「な……あっ!…そ、そんな……おっぱ……い……取れちゃ…ううっ!…」
二つの薄い小麦色の乳首が近づき、孟獲は二ついっぺんに咥えた。
「きゃひんっ!!」
咥えずともすでにビンビンに勃起していた敏感な乳首を左右一気にしゃぶられ、
祝融はビクンッ!と体を震わせた。

大きな口一杯に乳肉を頬張り、息を吸って口内を真空状態にした。
ベロベロ…と口内でしこる乳首を舐め転がし、ボコンッ…と解放した。
美しい乳房に無残にも後が残ったのだが、祝融はもう片方の乳房を揉み、
「こ、こっちも…こっちもしておくれよぉ〜ッ!!」
と少しも気にしなかった。
604ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:30 ID:SBeCelPQ
「ああ〜〜っ!!……あはぁ…すご……い……いい……いいよぉ〜っ!…」
もう片方の乳房も咥え込まれている内に、祝融が孟獲の勃起を擦り始めた。
「くっ……!」
ボッコン…と二つ目の後も残され、口から離した途端その乳首に吸いついた。
「んあうっ!!」
ズチュウ…ブチュウ…と乳を求めるかのような勢いで吸いつく。
「あっ!……んんっ……だっ…だめっ………だめえっ……」

最後に真正面にブチュウーー…と引き伸ばすと、ようやく乳首を解放した。
「あううっ!!」
プルンッ!プルンッ!と大きく揺れながら、乳房が元の形に戻っていった。

「か、母ちゃんッ!!…しゃぶって…しゃぶってくれ!!」
「んふ……仕方無いねえ……♪」
「早く!…早く!!」
「わ、分かったよ!…ほら…早く脱いで!…あむぅ……」
「うおおッ!!」
祝融もあまりに必死で、あまりに純な孟獲を思い、急いでしゃがむと早速
勃起を激しくしゃぶりだした。舌技などは使わず、ただ単に奥まで咥えては
口から抜き去り…を繰り返していた。
いきなり奥の奥まで咥えられ、孟獲は大きく腰を震わせる。

竿の部分だけではなくて全体を唇でしごかれている為、
孟獲は本当に性行為をしているかのような官能に包まれた。

「んっ!…んぐっ!……んぐ……んん……ふぶっ!…ううっ……んむぅ…」
……ヌボッ…ヌッチュ…クッチュ…クッポ…コッポ…プチュ…クチュ……
605ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:31 ID:SBeCelPQ
「ちょっ……かっ、母ちゃ…んっ!……で……出ちまう……」
「………。……んっ!んっ!んふっ!んんっ!んぶっ!んむっ!…」
「うおっ!……ど…どこ…に……」
ギュッと孟獲のふとももを掴み、祝融は口から勃起を
引き抜かさせないように固定した。激しい唇の前後は変わらない。

「か、母ちゃん…。よ、よしっ………それなら……全部…全部ッ……」
「んぶっ!んもっ!ふうっ!んぶっ!」
…グッポ!…グッポ!…グッポ!…グッポ!…

「飲めよおっ!!!」
「んぶーーーーーっ!!……んっ!…ぐっ!?…………げぼっ!!」
「か、母ちゃんっ!!」
「げほっ!ごほっ!!……はぁ……はぁ………ううっ……」
ビチャッ…ビチャ…と祝融の口元から白い液体が垂れ落ちる。
そして俯く祝融の目からポロポロと大粒の涙が零れ始めた。
「な…!……かっ、母ちゃんっ!?」
「クスンッ……ごっ……ごめん……ね……ヒック!……全部……飲んで……
 あげられなく…て……ヒック!……ヒック!…」

「母ちゃんっ!!」
口元を優しく拭ってやったかと思うと、孟獲は祝融を赤ん坊のように
抱き上げた。その力強さに祝融の体が軽々と宙に浮く。
606ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:32 ID:SBeCelPQ
「きゃあっ!」
「ほら…泣かないでくれよ…。」
ギュッと抱き寄せ、耳元にそっと呟いた。
「俺…今度はこうやって……母ちゃんとの子供を抱き上げたいな……。」
驚くほどまっ赤に染まっていく祝融の顔面。
「と、父ちゃん…」
互いに見つめ合う。まだポロポロと涙を流す祝融だったが、先ほどの涙とは
種類が違う。舌でペロ…と涙を拭うと、祝融がうっとりと目を閉じた。

「母ちゃんは…涙まで美味いなあ……」
涙が止まる事を忘れたように溢れるが、それを全て舐め取る孟獲。
「父ちゃん……大好きだよ……」
目を閉じながら、祝融が呟いた。
「母ちゃん……もう…大丈夫か?」
「うん…。」
「じゃあ…いくぜ…?」
「あんっ…まだ駄目…。…あたいのもっと美味しいトコ…知ってるだろ…?」
そう言うと、祝融はヒラリと食卓の上に乗った。
しかし股を固く閉じて、陰部は見せない。
「手は使わずに…顔だけ…潜りこんできて……」
孟獲はひざ小僧の間に顔をもっていくと、顔を左右に振りながら陰部へと
潜り込んでいった。しかしギュッと祝融がわざと力を込めている為、
なかなか辿りつけない。

「むぐぐ……母…ちゃん……早く舐めさせてくれよぉ……」
「へっへっへ〜♪……舐めたいかい?」
「むぐ。むぐ。」
「じゃあそのままだよ?…焦っちゃ駄目だよ?」
607ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:32 ID:SBeCelPQ
祝融はゆっくり…ゆっくり…と足を開いていった。ビショビショに
濡れそぼった秘唇が、女の香りと共に露わになる。

「す、すげえ……」
「ああ……恥ずかしいよ……」
「そんなことねえ!…綺麗で…美味そうだ……」
その言葉に、奥からトクトク…と大量に愛液が溢れ出してきた。
「あはあっ!…は、はやく…はやく舐めてえっ!!」
「お、おうっ!」

陰部への強烈無比な吸いつきが始まった。
「あんんーーっ!!」
顔を縦横無尽に振り、口ごと舌ごと陰部を愛した。
「す…すご……いいっ!!……もっと……もっとぉっ!!」
「母ちゃんも…舐めるか……」
「…えっ?……あっ!……きゃあっ!!」
孟獲は食卓にゴロンと祝融を寝転ばせ、その体を折りたたむようにした。
祝融の目の前に、自分自身の陰部が位置取ることになる。

「いっ…いやっ!!……と…父ちゃん………やめ…てぇ………やめ……」
「まずは俺がもういっぺん味見するからな?…よく見とけよ?」
そう言うと孟獲は祝融の目の前で陰唇を味わい始めた。わざとジュルジュルと
淫らな音を立て、意図的に指で溢れさせた愛液を下腹部に垂れさせていく。

「あううっ!…んああっ!!…やだ……や…!!」
「ほら母ちゃん…よく見てくれよ……」
「や……いや……やだよ……やだよぉ………」
弱々しく首を左右に振るが、愛されている自分の秘部から目が離せない。
608ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:33 ID:SBeCelPQ
「どうでえ…美味そうだろ?」
「……うん…」
「ほら……ちょっと分けてやるよ…」
孟獲はどんどん溢れてくる愛液を指で掬い、コリコリの乳首に塗りたくった。
「んはあっ!」
「ほら……舐めてみなって…」
「うん……」
驚くほど従順で素直になった祝融は、上半身はほぼ逆さまであるため、重力に
負けた乳房を掴み愛液にまみれた自身の乳首を含んだ。淫らに舌を使い、
一滴たりとも逃さないかのようにチュウチュウと吸った。

「母ちゃん…そろそろ…いくぜ……」
「うん…。来て……」
孟獲はズル…ズル…と祝融の陰部が食卓の端にまで来るようずらすと、
自分は立ったまま挿入を開始した。

「んあ……んあっ……は……はいって……はいってくる……!!」
「こっからは一気にいくぜ?」
「えっ?………んああああぁぁーーーーっ!!!」
「へ…へへ……入っちまったぜ……」
「ん……あ…あぁ〜………す……すっご……でっかい…よぉ……」
「だろ?…もう母ちゃんが欲しくて欲しくて堪らなかったからなぁ!」
「さっき……イったばっか……なの……にぃっ!!……んあぅっ!…」
「おらおらおらおら!」
「ひゃうっ!……ぃやっ!……が…あ……すっ……すご……いいーーっ!!」
「そうだろ?…おらっ!おりゃ!おらあっ!!」
609ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:33 ID:SBeCelPQ
「あ……ひゅ……うう〜っ!……だ……め…………だめ……だめぇ…」
「お!?…母ちゃん……もうっ……イキそう…なんじゃ…ねえのか……?」
「う……うん………あたい……いっちゃ…う……いっちゃう……!」
「おらあっ!いっちまえっ!!」
「いゃあああぁーーーっ!!!」

ガクンッ、ガクン…と小刻みに震え、強烈な締付けが孟獲を襲う。
「う…おっ!……こりゃ…すげえ…な…」
「はぁ……はぁ……はぁん………ふぅ……あふ……んふぅ…」
「気持ち良かったか、母ちゃん?」
「うん…。」
ギュッと孟獲に抱きつき、腰に足を絡める。
「よっしゃ!…もっともっと…可愛がってやるぜ!!」

続いて孟獲は祝融を食卓から持ち上げ、床に座りこんだ。
俗に言う『対面座位』を取ると、細かな突き上げで祝融を責め立てた。
「ふあッ!!……いッ……いいっ!!……これっ……いいよぉーっ!!…」
「おらおら!…でっけえ胸がいやらしく踊ってんぞぉ!!」
「…あうんっ!…そ……そんな……言わないで……よおっ!!」
「おら、いやらしく揺れないように…母ちゃんが掴んどきなって!」
「…は……はうっ!……あうんっ!……あひっ!…きゃんっ!!……」
祝融は言われるがままに自分で豊かな胸を下から掬うように揉み上げた。

「……と……とう……ちゃ……も…もう……だ………めぇ…………」
「お……俺もっ……そろそろ……もう……もうっ……」
610ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:34 ID:SBeCelPQ
「と……飛んじゃ…う………飛ん…じゃうっ!…怖い……怖いよぉっ………」
「こ、怖くねえ……怖くねえから……!」
そう言って、孟獲は祝融の唇を奪った。そのまま腰を荒荒しく穿ち上げる。
「んんっ!!……んっ!…んんんっ!!……んんーーーーーーっ!!!」
「母ちゃんーーーーーっ!!!」

対面座位のまま、孟獲は祝融の膣内へと精を放った。
ドプッ…ドプッ…祝融の子宮をすぐに一杯にし、余ったものは結合部から
ドクドクと溢れてきた。孟獲の肩にあごを乗せ、祝融は失神していた。
孟獲ももはや動く気力すら無く、祝融が起きるまでそのまま優しく優しく髪を
撫で続けていた。

ふと見ると、真上の天井に『良かった?』と書かれていた。

翌日、二人は仲良く南蛮へと帰っていった。わざわざ一頭の象に乗り、
残る一頭はお土産といって宮殿に置いていってしまった。
なんでも祝融が言うには、
「一頭ぐらいあんた達六人にやるよ!はっはっは!」らしい。
明らかに引いて帰るのが邪魔臭かったとは誰の目にも明らかだったのだが。

後日南蛮から一つの小包が届いた。ふたに書簡が留められており、
『あれ以来ちょいと料理に凝っちまってねえ!ちょっと試作品なんだが
 よかったら感想聞かせておくれよ。じゃあまたな!!』とあった。

さっそく小喬がふたを開ける。
「…く、くちゃいっ!!」
大喬が鼻を摘んで恐る恐る見下ろす。
「な、何ですか…これ…?」
扇子でパタパタ…と別の方向に香りを送る貂蝉。
「この…甘く辛い…異様な香りはいったい…?」
611ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:34 ID:SBeCelPQ
その風がもろに甄姫に送られる。
「ふぉっと!ひょうへん!!…こっひひおふらはいへ!!」
孫尚香が箸でつんつん…と突っつく。
「誰か……天下随一の勇者はいるのかなぁ?」
挙手をしたのは天下随一、国士無双の勇者・月英。
「はいっ!…わたしがいきます!!」

おおー…と拍手喝采を送る一同。
「では……。モグ…モグ……」
「どう?」
「鶏肉を……カカオと唐辛子で炒めて…調味料は塩と…山椒と…味噌ね。
 タレは…苺をすり潰したものに甘酒を加えて…隠し味は……何かしら…
 ……う〜ん……あぁ!梅干と山芋ね。」

「げ、月英しゃん…。結局美味しいの…?」
「いえいえ、食べない方がいいですよ♪」
そう言うと、月英はニコニコと笑みを浮かべながらバタンと倒れた。

今度は孟獲が家出するんだろうなぁ…としみじみ思う五人だった。
612ヒロとでも名乗っておこう:03/05/17 00:39 ID:SBeCelPQ
以上、『遅い花嫁修行』でした。裸エプロンに挑戦してみたのですが、いやはや
極力カタカナは使いたくないので難しかったです。ちなみに小喬の料理名とか
一番だしとかはほとんどガチです(笑)

今作は>>586からとなっております。おそまつ様でした。
ご感想いただけたらほんとに嬉しいです。
613名無しさん@ピンキー:03/05/17 00:45 ID:ZSbFuOkK
ヒロさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
裸エプロン(・∀・)イイ!
リアルタイムで見られて幸せっす!!
614名無しさん@ピンキー:03/05/17 01:54 ID:adNflrxg
ヒロさん乙です!
夫婦愛♪イイ!でつね(・∀・)V
次回作にも期待しております。密かに、そろそろまた貂センタンの話キボンヌ!
615名無しさん@ピンキー:03/05/17 08:02 ID:m/zwX6u9
そろそろ女禍ニャンニャンの絡みキボーン
616名無しさん@ピンキー:03/05/17 08:12 ID:MWbuCJDb
617411:03/05/17 08:41 ID:+BKxt9yF
ヒロさんキタ━━(゚∀゚)━━!!
南蛮夫婦、何だかんだ言っても仲が良くて(・∀・)イイ!
かあちゃん(;´Д`)ハァハァ…
618名無しさん@ピンキー:03/05/18 15:34 ID:9W4I2eSw
ちっくしょー!!ヒロタソ来てたなら来てたって言ってくれよー!!
ちなみに最高だけどな!!!
619411:03/05/18 21:36 ID:5EIfWgEc
眩しすぎる光に、劉備は少し眩暈を覚えた。

早朝まだ薄暗いうちに行軍を始め、少し疲労の残る体を馬上に預けていたのだが
段々と明るくなるに連れて熱を持つ大気が、身に染みてきた。

「・・・・今日も暑いですね。」

昨日と変わらず、隣で馬に揺られる趙雲は劉備に声を掛けた。

「そうだな。」

馬に揺られる君主を見る。
蜀を出てから、幾分顔色が良くない気がした。

「・・・・もうすぐ夷陵です。」
「軍を整え次第開戦か?」
「そうなるでしょう。呉軍も目前まで迫っております故。」
「そうか・・・・。」
「御心配には及びません。武力でも数の上でも、我が軍が圧倒的に有利です。」

分かった、と言ったきり、劉備はもう口を開こうとしなかった。
趙雲はそれを読み取り、同様に口を開かなかった。
620411:03/05/18 21:37 ID:5EIfWgEc
蜀軍が布陣を終えた後幾許も無く、劉備の元に伝令が走って来た。

「先鋒、呉軍と接触!」

「いよいよか・・・・。」

劉備は馬上で剣を抜き、空を斬るように一度振った。
呉が布陣をしている方角を見据える。

「いくぞ!呉を・・・・孫家を滅ぼすのだ!!」

同時に、鬨の声が周囲を震わせた。

―・・・許してくれ・・・。





――221年 夷陵

影を消し去らんばかりの光が背を焦がす。
見上げれば、遠く広がる真っ青な空が広がっていた。
621411:03/05/18 21:37 ID:5EIfWgEc
生温い風が僅かに吹く。
それに乗って、咽るような血の匂いが運ばれる。

戦況は明らかに蜀軍へと傾いているように見えた。
だが陸遜は、じっと奇襲部隊を動かす機会を窺っていた。

「敵は本陣以外、全軍前進を開始しました!」

陸遜の元に、伝令が転がり込んできた。

「来ましたか・・・・大喬・小喬隊、周泰隊に出陣命令!例の策を実行するようにと伝えてください!!」
「はっ!!」
「呉は・・・・私は、負けません・・・・。」




奇襲部隊は本陣前から姿を消し、僅かな精鋭を率いて対岸まで渡った。

蜀軍からしてみれば、猛攻の前に彼ららは退却したように見えたのであろう。
それを見て、好機とばかりに更に軍を進めた。
本陣前の呉将らは、それらを必死に食い止めていた。

―皆さん、耐えて下さい・・・!
622411:03/05/18 21:38 ID:5EIfWgEc
奇襲部隊を出してから、既に三日が経とうとしていた。
夜を徹して情報を待っていたが、あれから敵本陣が動いたという伝令はない。
流石に陸遜の顔にも憔悴の色が浮かぶ。

―予定では、三日も退いていれば本陣が攻めてくる筈なのに・・・・。

手綱を持つ手に、嫌な汗が滴る。

―早く、早くしなければ奇襲部隊も見破られる・・・・早く・・・!!





「伝令!敵本陣、前進開始!!」

待ちかねた伝令だった。

渦巻く不安は一気にかき消された。
陸遜はそれを聞き、令を下す。

「今です!蜀の陣に火を!!!」
623411:03/05/18 21:39 ID:5EIfWgEc
「お姉ちゃん!周泰さん!火が!!」
「ええ!行きましょう!!」
「・・・・・ああ。」

奇襲部隊として、火の手が上がるのを待ちわびていた3人は、周囲が一気に明るくなった事を確認し
前進しつつある敵本陣に向かって奇襲をかけに馬を走らせた。


火計は、甚だしい被害を蜀軍にもたらした。
最前線で戦っていた蜀軍は、本陣付近で火の手があがったと聞くと慌てて引き返していった。
そして退路で待ち伏せていた幾らかの呉軍により、前線の蜀軍―月英隊や魏延隊は、ほぼ壊滅状態に追い込まれた。

また、白帝城から出陣した蜀本陣―劉備隊は
四方を奇襲部隊に囲まれて次々に兵の数を減らしていった。
624411:03/05/18 21:41 ID:5EIfWgEc
「おお・・・・炎が我が陣を飲み込んでいく・・・・・。」

燃え盛る炎の中、劉備は茫然として馬上に居た。

「殿!早く白帝城までお戻り下さい!ここに居ては・・・!」
「くっ・・・一時退却をする!白帝城まで戻るのだ!!」

引き返そうと馬首を返した時だった。
目の前に、黒い鎧を纏った将が現れた。

「・・・・・・劉備、御首頂く。」
「その顔の傷・・・・・呉将周泰か!」

周泰は鞘から刀を抜き、真っ直ぐに構えた。

「見逃すつもりは無いらしいな・・・・。」

劉備も剣を抜き、周囲を一瞥した。

「お前達は先に。いいか・・・・必ず、生きて戻れ!私も直ぐに戻る!!」
「しかし殿!」
「構わん!!」

周泰を睨みつけたまま、自分の周りに残っていた僅か数十騎に向かって劉備は叫んだ。
部下達は暫くうろたえていたが、行け、と劉備に一喝され
どうか御無事で、と口々に叫んで炎の中へ消えていった。
625411:03/05/18 21:41 ID:5EIfWgEc
「貴様は・・・・・斬る。」

周泰は馬の腹を蹴り、劉備に斬りかかった。
劉備は素早く幾度も繰り出される撃を必死に受け止めつつ、反撃の機会を窺う。
だが、周泰の攻撃を防ぐので精一杯だった。

「あっ!」

僅かな隙を見逃さず、周泰が劉備の剣を弾き飛ばす。
大きな音を立てて、剣は地面に落ちた。
馬上で、劉備は丸腰になってしまった。

「くそっ・・・・ここで死ぬ訳にはいかぬのだ。まだ・・・尚香に・・・・。」

苦々しい顔をして、劉備は背を向けて馬を走らせた。
それを追い、周泰も馬の腹を蹴って炎の中を駆けた。

だが、すぐにも追撃を諦めざるを得なくなった。
白帝城の近くまで来た時、蜀軍に援軍が来たと早馬に乗った伝令が周泰に告げた。
そしてそれが本陣を目指しているので、奇襲部隊は至急帰還されたし、と。
626411:03/05/18 21:45 ID:5EIfWgEc
それから蜀軍は呉軍本陣をつくも、堅固な守りの前に功を奏さずに終わり
結局諸葛亮の奇計を以って、辛くも火計の中撤退する事が出来た。




「私が夷陵に駆けつけなければどうなっていたか・・・・。」

蜀軍が成都に凱旋した夜。
行灯が仄暗く揺らめく一室に、諸葛亮と月英は居た。
諸葛亮は窓辺に立って月を見ながら、静かに言う。

「貴女の部隊が敗走したと聞いて、酷く心配したのですよ。」
「申し訳ありません・・・・。」

座ったままの月英からは、諸葛亮の表情は見えない。

「・・・・・貴女は女なのですよ。
 戦場に出るなとまでは流石に言いませんが、それでも余り褒められた物ではありません。」

幾分冷ややかな調子でそう言われ、思わず月英は反論した。

「孔明様!私は女である前に武人です!!」
「月英。」

諸葛亮は振り返り、目を細めて月英を見た。
627411:03/05/18 21:48 ID:5EIfWgEc
行灯の光に照らされて、月英の白い肌が嫌でも目に入る。
諸葛亮は、自分の中の欲望が頭をもたげて来るのが分かった。

「・・・・貴女は武人である前に女であり、私の妻なのですよ?」
「ですが孔明様!」
「黙りなさい。」

穏やかに、それでいて有無を言わさぬように窘められる。

「貴女は、女なのです。」

ゆっくりと、諸葛亮は月英に近づく。
座っている彼女の顔に手を伸ばし、透き通るような頬に触れる。

「・・・体で分からせてあげましょう。」

薄笑いを浮かべて、長い指で月英の唇をそっとなぞった。
628411:03/05/18 21:50 ID:5EIfWgEc
無駄に夷陵の戦いの描写を入れてみました。ごめんなさい。
次回、孔×月です。
変な所で切って申し訳無いです。
書きあがり次第うpしたいと思います。
あ、暑い・・・。
629前スレ725:03/05/18 23:31 ID:sSpZ5bqq
ヒロさん、411さんキターーーーー!!!
孟獲と諸葛に萌えです!
このままやってくださいw
630鳴海:03/05/19 02:17 ID:Rnp1v/c5
質問です。
私、無双を知らない孫尚香大好き人間なのでつが・・・。
そんな私のような輩が孫尚香SSを書いてもOKなんでしょうか?
631名無しさん@ピンキー:03/05/19 08:40 ID:AC44Ko/M
>630
OKでつ。
っていうかSS書いてください。おながいします。
632名無しさん@ピンキー:03/05/19 16:11 ID:Ug98Rypd
>630
OK。むしろ読ませて下さい。
633名無しさん@ピンキー:03/05/19 21:36 ID:nMUWYFHn
>>630
大丈夫だと思いますよ。

……時間できたら、自分も少し書いてみようかな…。
634名無しさん@ピンキー:03/05/20 00:55 ID:GXVRctHU
>>628
411さん、孔×月、期待してまっす!
早く読みてぇー!(;´Д`)ハァハァ
635名無しさん@ピンキー:03/05/20 14:54 ID:CrygGRPi
ヒロたんと411たんが
キテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!

野獣度が全開の孟獲ハァハァ(;´Д`)
何か教師っぽい孔明ハァハァ(;´Д`)
636411:03/05/21 21:40 ID:rMV4WSWk
>>627の続きが書きあがりましたので、うpしようと思います。
今回も茶番にお付き合い下さい。
637411:03/05/21 21:40 ID:rMV4WSWk
「こっ孔明様!!」

本能的に、月英は立ち上がり後へ退いた。
椅子が音を立てて倒れる。

諸葛亮は片手を空に差し出したまま
先の薄笑いを崩さずに、月英の方へと視線を向けた。


じりじりと月英の方へと近づく。
同時に月英は後ずさる。
恐怖は無かったが、諸葛亮が纏う雰囲気に圧されているような感覚だった。

月英は壁際まで追いやられ、諸葛亮はそれを楽しそうに見ながら手を伸ばした。

「きゃっ!」

諸葛亮は少し力を入れ、月英を引き寄せた。
急に引っ張られた月英は足をよろめかせ、自然諸葛亮の腕の中へと身を預ける形になった。
638411:03/05/21 21:40 ID:rMV4WSWk
「こんなにも貴女はか細いのに、戦に出るのですね・・・。」

月英をしっかりと抱き締め、腰の辺りを擦りながら彼女の耳元で囁く。
くすぐったそうに月英は身を捩りながらも抵抗する。

「孔明様!お放し下さい!!」
「口ごたえは許しません。」

腰に回していた手を肩に添え、月英を壁に押し付ける。

片手を彼女の着物の胸元に手を滑り込ませる。
同時に柔らかい感触を感じ、諸葛亮は陰茎が一気に固くなるのを感じた。

「お、お止め下さい!」
「口ごたえは許さない、と言ったでしょう。」

滑り込ませた手を器用に動かし、片側だけ着物をずり降ろした。

「ああっ!」

豊かな形の良い乳房が片方だけ露わになり、月英は羞恥で顔を真っ赤に染めた。
諸葛亮は彼女を壁にに押し付けたまま、胸を揉み始めた。

「こ・・・孔明様っ・・・。」
「ああ・・・柔らかいですよ、月英・・・・。」
639411:03/05/21 21:41 ID:rMV4WSWk
段々と月英の抵抗が無くなり、為されるがままになっていく。
諸葛亮はその感触を確かめるように、ゆっくりと何度も何度も柔らかな乳房を揉み上げる。

「い・・・やっ・・・・ぁあ・・・。」
「どうしたのですか?武人はそんな声を出しませんよ?」
「だって・・・んっ・・・。」

立ち上がった桃色の突起を強く摘むと、月英は目を閉じて形の良い唇から吐息を漏らした。
諸葛亮はその手を休める事なく、ひたすら月英の乳房を揉みしだき、乳首を弄る。

「はぁっ・・孔明、様・・・。」

月英を壁に押し付けていた手を腰の辺りに降ろし、彼女の細い腰を撫でまわす。
仰け反る白い首筋に吸い付き、赤い跡を次々と付けていった。
諸葛亮の熱い息が剥き出しの鎖骨を掠め、月英は体を震わせる。

「ん・・・んあっ!」

諸葛亮は月英の胸に吸い付いた。
きつく先端を吸い上げ、柔らかい乳房を舌で舐め上げる。

「月英、そんな声を出してはいけません。」
「そ、んなっ・・・くっ・・・・。」
640411:03/05/21 21:42 ID:rMV4WSWk
腰を戦慄かせて悶える美しい細君を、諸葛亮は意地悪く責める。
月英は、自分の奥から蜜が垂れてくるのが分かった。
それを見透かしたように、諸葛亮が夜着の裾を捲り上げる。

「ひっ・・あ・・あ・・・・。」

滑らかな太ももを数回すりあげると、月英の膝が僅かに開かれた。
諸葛亮は自分の足をそれに滑り込ませ、足を閉じられないようにした。

秘裂に指を差し入れると、そこは既に充分潤んでいる。
諸葛亮は口元を楽しそうに歪め、指を差し入れたまま月英に問うた。

「いけませんね・・・・。月英、これはどういう事でしょう・・・。」
「も、申し訳、あ・・りま・・・っひあっ!!」

月英の言葉を待たずに、内部をかき回す。
熱い粘膜と蜜が指に絡みつき、湿った音を立てる。
長い指を蠢かせてざらつく部位を探り当て、只管そこに指を押し付ける。
後から後から蜜が溢れてきて、太ももへと垂れていった。

「あっ・・・い・・・や・・・だ、だめっ・・・ああっ!!!」

腰を数回びくつかせ、月英の膝がカクン、と折れる。
月英は壁に背を預けたまま、床にへたり込んでしまった。
641411:03/05/21 21:42 ID:rMV4WSWk
申し訳程度に夜着を纏い、肩で息をする月英を見下ろし
諸葛亮は月英に命令するように言った。

「奉仕しなさい。」

月英は僅かに諸葛亮を見たが、やがて膝をついて手を伸ばした。
細い手で、張り詰めた陰茎を取り出す。
触れただけでビクビクと動くそれに息を吹きかけ、ゆっくりと先端を咥え込んだ。

「ぅ・・・・・く・・・。」

陰茎を咥え込みながら、舌を動かして先走りを丁寧に舐める。
唇をすぼめて顔を前後に動かし、時折音を立てて吸い上げる。
柔らかい口内の感触に、諸葛亮は一気に昂ぶっていった。

「もう・・・いいですよ。」

ふっと息を吐きながら顔を離す月英の口元には、僅かに透明な糸が引かれてあった。

「立ちなさい。」
「・・・・はい。」
642411:03/05/21 21:42 ID:rMV4WSWk
最早反抗する気も失せたのか、月英は大人しく立ち上がった。
諸葛亮は月英の片足を抱え、月英を壁に凭れさせ体を押し付けた。
固く勃ち上がった陰茎が月英の濡れそぼる陰唇に当たる。
その感触に耐え切れず、一気に怒張を捻じ込んだ。

「ああっ!・・・っく・・・あ・・・・はっ・・・・。」
「月英・・・気持ち良いですよ・・・・・。」

突き上げるように腰を動かし、内壁を擦る。
襞が絡みつくように動き、抽挿の度に激しい快感が襲ってきた。

「こうめ・・・さまっ・・・・!」

片足で立っているのも限界なのか、月英の体がずり落ちてくる。
諸葛亮は月英を支え直し、尚も激しく穿っていた。

雪のように白い太ももには、繋がった部分から零れる愛液が伝い
肩に掛かっていた夜着はいつのまにかずり落ちて、腰の部分に絡まっている。
それが月英をより一層妖艶に引き立てていた。

「も・・・う・・駄目、ですっ・・・あ・・・はぁっ・・・こう・・めい様っ・・・!!」
「くっ・・・・月英・・・・っ!!」

月英は足を引き攣らせ、諸葛亮の陰茎を締め付けた。
同時に大量の精液を膣内に吐き出す。
入りきらなかった体液が、足を伝って流れた。
643411:03/05/21 21:43 ID:rMV4WSWk
折れそうに細い月が、闇夜に浮かび上がっている。

二人は同じ寝台で横になっていた。
諸葛亮は隣でうつらうつらしている月英の頭を、優しく撫でた。
ふと、布団から出ている月英の腕に目をやると
腕の付け根に少し大きな赤い傷痕を見つけた。
どうやら行為の最中は夢中で気づかなかったようだ。

「おや・・・月英、これはどうしたのですか?」
「ん・・・・・・それは・・・此度の戦で、流れ矢に当たったもの・・だと・・・。」

とろん、とした目で月英が口を動かす。
そうして言い終わった途端に目を閉じ、月英は可愛い寝息を立てはじめた。

「・・・・。」

諸葛亮は顔を顰めて、ため息を吐いた。

「全く・・・だから貴女が戦に出るのは嫌なのですよ・・・・。」

聞こえていないであろう文句を零す。

「貴女は私の大切な人なのですから。」

傷口をそっと撫でる。
僅かに月英が体を動かした。

「・・・・愛していますよ、月英。」

月英の頬に口付けをして、諸葛亮は深い眠りに落ちていった。
644411:03/05/21 21:46 ID:rMV4WSWk
ほ、本番が短くて申し訳ないです。
本人頑張ったつもりです。
ツッコミ所満載ですが、ご意見ご感想待ってます。
それはそうと孔明さんよ、あなた
早 く な い か い ?
というツッコミも無しで・・・(;´Д`)ハァハァ
645名無しさん@ピンキー:03/05/21 21:58 ID:tH0YhgWJ
>411
いやいや、いい物みせてもらったさね。
これからも頑張っていただきたく。

646あぼーん:03/05/21 22:02 ID:1F4EAqfE
647前スレ725:03/05/21 22:18 ID:7gMvNCqc
411さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
たじたじな月英タンハァハァ…
411さんの文章は綺麗でハァハァ
見習いたいでつ…
648295:03/05/21 22:32 ID:8gd1yREK
ら ぶ ですな。何だかんだ言いつつ互いにラブあってる二人がヨイ。
エロ以外でも劉備と周泰とのやりとり、見ていてわくわくしました。
これからも頑張って欲しいれす。
649前スレ925:03/05/22 00:17 ID:+O+FXLLP
周瑜が昏睡状態になったのは5日前のことだった。
もはや医師も打つ手がなく、天に祈ることしかできなくなっていた。
それでも小喬は一日中、彼の隣で看病を続けている。
眠ったままの周瑜に話しかけたり濡れた布で身体を拭いたり彼女に出来ることすべてをやっている。
今日も彼女は周瑜のそばで彼を見守っている。
今日が最後になることも知らずに・・・



「周瑜さま・・・」
部屋には周瑜と小喬のみ。
ピクリとも動かない周瑜の身体。
「・・・・・あのね、周瑜さま。昨日ね、バカな出来事あったんだよ。陸遜と甘寧がね、女の人レイプしちゃったんだって!バカみたいだよね。きっと妻がいないからそんなことするんだよ。周瑜さまにはわたしがいるからそんなことしないよね!」
再び静寂が部屋を包む。
「・・・・わたし、久しぶりに周瑜さまに抱かれたいな・・・」
静寂。もう慣れてしまった。最初のうちは寂しさのあまり泣いたりしていたが、もう反応がないのが当然のようになってしまった。
(いつだったかなぁ・・・わたしと周瑜さまが始めて一緒に寝たの・・・)
そんな事を考えていると段々眠くなってきた。
(そういえば、もう二日寝てないな・・・)
ゆっくりとまぶたが重なり小喬は眠りについた。
650前スレ925:03/05/22 00:18 ID:+O+FXLLP
「なんですって?」
伝令の言葉に陸遜は「またですか」というような顔で答えた。
「はい。牢獄に入った蜀軍の兵が監視役を斬り、脱走いたしました。現在どこにいるかはつかめておれず城内にいるのか街にでたのかもわかりません」
ハァとため息をつく陸遜。しぶしぶ伝令に命令を伝える。
「城内にいる諸将の方々とその護衛は城内を、上級階級の兵1000名を使い街を捜索させるよう伝えて下さい」
「心得ました」
伝令はスタスタと部屋を出ていった。
「ふあぁ〜あ・・・まったく監視が甘いんですよ・・・もう深夜の3時だというのに・・・まったく。また寝不足になるじゃないですか」
愚痴りながら陸遜は部屋を出て捜索を開始した。
651前スレ925:03/05/22 00:18 ID:+O+FXLLP
星の綺麗な夜。窓から空を眺めると戦のことなどすっかり忘れてしまう。周瑜は小喬にそう言う。
そだね!と明るく返事をする小喬。
「寝室に・・・いこうか」
えっと言う顔をする小喬。その顔を周瑜の優しい目が見つめる。
「や、やだ周瑜さま・・・」
頬を赤くして顔をそらす。それを見て周瑜が「ダメかい?」と問う。
顔を背けたまま小喬は軽く頷いて、「いいよ」と答えた。
その返事を聞いて周瑜がニッコリと笑い、小喬を抱き上げた。
唇を合わせ、お互いの舌を絡める。
まぶたを閉じてるため、どんな表情をしているかは伺い知れないが、だいたいの予想がつく。
「んむぅ・・・周瑜さま、長い・・・」
「あ、ああすまない。息が苦しくなったか」
周瑜はこういうことに関しては素人同然だった。正直、手淫も下手である。
周瑜が腰着を脱ぎ始める。それに合わせて小喬も衣服を脱いだ。
「うわっ、周瑜さま、ビンビン」
「恥ずかしいこと言わないでくれよ小喬・・・」
ニコッと笑って小喬が奉仕を始める。
「うぅ・・」
早くも声をあげる周瑜。それを聞いて小喬が奉仕をやめる。
「早漏はダメだよ、周瑜さま!」
「あ、ああ・・・わかっているさ」
舌を上手く使いながら優しく奉仕を続ける。
周瑜はすでに限界突破まであと少しというところだった。
「う・・・うおおおおっ!」
勢いよく白濁液が小喬の顔に飛び散った。
652前スレ925:03/05/22 00:19 ID:+O+FXLLP
「周瑜さまぁ〜!・・・うそつき!」
「小喬・・・キミが・・・上手すぎるだけじゃないのか・・?」
荒い息の周瑜が小喬に問う。
「えへへ、そうかなぁ?」
「きっとそうさ・・・きっと」
「えへへへへ」
照れくさそうに笑う小喬。
「・・・・・・周瑜さま」
「・・・・小喬」
すでに復活した周瑜のモノを小喬の穴にそっとあてがい、ゆっくり挿入した。
「ん・・・・んんん・・・」
「腰を動かすぞ小喬・・・」
「・・・・・うん」
周瑜の腰の動きが徐々に激しくなる。
「あっ!い・・・んっ!」
小喬の小さな体を抱きかかる。小喬の両腕は周瑜の首に力無くかかっている。
「周瑜さまっ!いい・・・!いいよぉっ!」
「うれしいよ・・・小喬・・・!」
653前スレ925:03/05/22 00:19 ID:+O+FXLLP
膣の膣まで突く。周瑜にはテクニックはないが激しさがあった。
「うぁぁん!あっ!ひゃあっ!」
その激しさを象徴するように小喬の声が室内に響く。
再度唇を重ねる。舌を絡ませ互いの唾を飲む。
周瑜の舌は首筋から胸元へと降りてゆく。
「あ・・・胸はやめてっ!ひゃっ!」
「いいじゃないか・・・この小ささも私は好きだよ」
「んんぅ・・・イジワルぅ〜」
周瑜はあらんばかりの力で乳頭を吸った。チュウ〜っという音まででた。
「うっん・・・・」
ぷはっと息をはく周瑜。小喬の顔をみてフッと笑う。
「あああ・・・周瑜さまぁ・・・あたし・・・イッちゃうよぉ・・・」
「なんだ・・・キミも早いじゃないか」
「んもぉ〜・・・周瑜さまのバカぁ〜」
ちょっと緩くなっていた腰の動きを再び激しくする。
奥へ奥へ奥へ。もっと奥へと突きたかった。
「あっ!ああっ!イク!イッちゃうよぉ〜〜っ!!」
ビクンと小喬の体が大きく脈打つ。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「よし・・・それでは私も・・・」
また腰の動きが激しくなる。
「小喬・・・」
そのときの声がどこか違うところから聞こえた気がした。
「あれ・・・周瑜さま・・・?」
目の前の周瑜が口を動かしている。しかし何を言っているのか全く聞こえない。
「え・・・?え・・・?なんなの?周瑜さま!?周瑜さまぁ!?」
654前スレ925:03/05/22 00:20 ID:+O+FXLLP
フッと目覚めた。
「小喬・・・」
目の前に苦しそうに自分の名を呼ぶ夫。
「しゅ、周瑜さま!?」
夢だった。一瞬で理解した。それより周瑜が目覚めた。ずっと眠っていたのに目覚めた!
小喬は嬉しくて嬉しくてたまらなかった。目に涙を浮かべて微笑みかける。
「小喬・・・」
「周瑜さま・・・あたし・・・寂しかったんだよ・・・?」
「小喬・・・」
周瑜の息が荒い。様子がおかしい。
「周瑜・・さま?」
ガクガク震える周瑜の手のひらが小喬の頭を撫でる。
「小喬・・・私は・・・・ここで終わりのようだ・・・」
喜びの顔が一瞬にして凍り付く。
「周瑜・・・さ・・・ま・・・?今なんて・・・」
周瑜の目に光がない。自分を嫁にした時や赤壁の時のあの輝きがもうない。
「最後に小喬・・・・私の妻であったこと・・・誇りに思え・・・」
嬉し涙が悲し涙に変わる。そしてその涙は溢れだし次々と筋になって頬をつたっていく。
「やだよ!!やだよ周瑜さま!死ぬなんて言わないで!!周瑜さまがいなくなったらあたしは・・・」
必死に叫ぶ小喬にフッと笑う周瑜。
「孫策が・・・・・呼んでいるんだ・・・・」
一気に周瑜の顔が強張る。
「が・・・はっ・・・・!!」
周瑜の口から大量の血が吹き出る。
「あ・・・あ・・・あ・・・・ああ・・・?」
喉元を抑えていた周瑜の手から力が抜けたのがわかった。
周瑜は死んだ。
655前スレ925:03/05/22 00:22 ID:V1YAo4IY
「ったくもぉ・・・なぁんでこんな夜中に脱走兵探しなんか・・・」
孫尚香も陸遜と同じように愚痴ばかり言いながら城内を徘徊していた。
タッタッタッタと何かが走ってくる。
「・・!誰!?」
眼に写った「走ってくるモノ」はいつも遊んでいる妹のような存在の女だった。
「小喬ちゃん!?」
小喬は孫尚香には目もくれず夜の闇へと消えていった。
「どうしたのかしら・・・?なにかあったのかな・・・。・・・!まさか・・・!」



思い出の場所。城のすぐ近くにある大きなガケ。
ここから見る建業の街は綺麗だった。
よく二人で夜景をみていた。それが何よりも楽しく幸せだった。
それももうできない。
地面に座り込む。地面は冷たい。
「うぇぇ・・・周瑜さまぁ・・・・」
泣きしゃぐる。泣いたってどうにもならない。でも泣きたい。


「そんな・・・」
部屋には大量の血とうなだれた男。
それを呆然と見下ろす陸遜。
孫尚香は我が眼を疑った。
「陸遜・・・これは・・・」
歯を食いしばった陸遜が言う。
「周瑜都督は・・・お亡くなりになられた・・・!」
口を手で覆う尚香。
「尚香さん・・・私達は脱走兵の捜索を続けましょう。遺体の処理は都督の護衛に・・・ま・・かせ・・・」
陸遜が涙声だった。
「うん・・・わかった」
尚香はそっと部屋を出た。陸遜の涙を見るのは、初めてだった。
656前スレ925:03/05/22 00:22 ID:V1YAo4IY
泣きに泣いた。もう涙はでない。夫の最後の言葉を思い出す。
「私の妻であったこと、誇りに思え」
小喬は立ち上がる。眼をキリッと力強く。拳を握りしめて城に戻ろうと決意した。
ガサ・・・
「え・・・?」
草むらの中から一人の男が現れた。
「はぁはぁはぁ・・・」
衣服はボロボロ。髪もボサボサ。ただ腰には剣が据えられている。
「誰・・・あんた・・・」
「う・・・う・・・う・・・うわぁ〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!」
いきなり男が斬りかかってきた。
かわそうと後ろに下がる。気づいたときは遅かった。ここは崖だった。
「あ・・・」
フワリと身体が宙に舞う。大きく後ろに倒れ込む。先ほどまで座っていた地面がみるみる小さくなる。身体に大きな衝撃。痛いどころじゃない。視界が暗くなっていく。視界が完全な闇になるのにそう時間はかからなかった。

続く
657前スレ925:03/05/22 00:24 ID:V1YAo4IY
あろうことか小喬を殺してしまいますた。
さて次回の話から徐々に、このシリーズは最終話へとむかい始めます。
次回作は甄姫×司馬懿の予定です。
658名無しさん@ピンキー:03/05/22 00:50 ID://xt6rRL
小凶死んでしまったんでつか…(; ´Д⊂ヽ



でも次回作期待sage
659山崎 渉:03/05/22 02:16 ID:xrMBzNXC
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
660名無しさん@ピンキー:03/05/22 02:53 ID:fI5V6mo8
>411様
孔×月(;´Д`)ハァハァ
激 萌 で す た 。

>前スレ925様
なんかせつないですな。
個人的に月英タンのその後も気になってたり。
甄姫×司馬懿には激期待してますぜ!!

なんかビックリするぐらいに下がってたのでage。
661名無しさん@ピンキー:03/05/22 04:19 ID:5zEMDvUn
2作品もっ!(・∀・)V嬉しい!
月英萌え〜でつ。
そして小喬タン可哀相に・・・(´Д`)ホロリときました。
職人サマこれからも良い作品お願いします!
662名無しさん@ピンキー:03/05/22 15:17 ID:lT3LZf+a
携帯からFFやジャンプキャラその他のまんがやゲーム画見れます。マンコ全開http://www.i-friends.st/?in=masamuneエロばかりでなくぜひカキコもよろしく!無双あり
663名無しさん@ピンキー:03/05/22 17:00 ID:Dg9MfyZf
>>411タン
 嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!!!!
月英を嫁にした━━━━━(゚∀゚)━━━━━━い!!!!!
 月英のパイパイも━━━━━(゚∀゚)━━━━━━みたい!!
664名無しさん@ピンキー:03/05/22 17:02 ID:Dg9MfyZf
>>441たん

嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼!!!!
月英たんを嫁にした━━━━━(゚∀゚)━━━━━━いっ!!!!
パイパイ揉み揉みし━━━━━(゚∀゚)━━━━━━たい!!!!
665名無しさん@ピンキー:03/05/22 17:20 ID:PuKn7izx
このスレイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!
666名無しさん@ピンキー:03/05/22 17:21 ID:Dg9MfyZf
よく分かんねえ内に基地外のような書き込みしてしまってスマソ。
667名無しさん@ピンキー:03/05/22 17:29 ID:3sXjxJoE
>>663-664→オナニー前
>>666→オナニー後
みたいなテンションの上下だなw
668名無しさん@ピンキー:03/05/22 18:45 ID:x/3/lidT
>>667
時間的にもそんな感じだな(ゲラ
669名無しさん@ピンキー:03/05/22 21:53 ID:0Mz81dqd
>654
>「孫策が・・・・・呼んでいるんだ・・・・」
ここで涙が・・…(; ´Д⊂ヽ 泣けました。
次はハッピーエンドを是非おながいしまつ!
甄姫×司馬懿の次回作わくわく・・。
前スレ925様おつでしたー。
670名無しさん@ピンキー:03/05/22 23:56 ID:Zbx5mEf3
>666
まあ、わたくしもこのスレをハケーンした時はそのような感じでした。
671名無しさん@ピンキー:03/05/23 16:19 ID:4IejXuy1
前スレが1000いったので前スレとこっちを1から読みかえしてみた。
706氏はもはや何も言うまい、神。于吉とか伏儀レベル。
そしてヒロ氏。膨大な量とその功績からヒロ氏は魏だな。
次に925氏。着々と地盤を固めるその勇姿に呉を思わせる。
そして411氏。その勢いと綺麗な文から蜀を思わせる。

・・・このスレにも三国時代が訪れようとしている!?
672名無しさん@ピンキー:03/05/23 16:32 ID:Ofw6SbhM
>>671
なかなかうまいこと言うね。
673名無しさん@ピンキー:03/05/23 16:43 ID:irKAFDis
新作期待sage
674名無しさん@ピンキー:03/05/23 19:08 ID:FicC2fU3
ということはここらで公孫淵辺りがかき回しにくるのか。
675411:03/05/23 22:37 ID:uqAvWiOp
皆さん、感想ありがとうございます・゚・(ノД`)・゚・
ウプしてヨカータ。
今、私事に時間を取られている状態なのですが、SSは書き上げたいと思っているので
もう暫くお付き合いおながいします。


そして小喬タソが…
(つД`)ホロリ
676ヒロとでも名乗っておこう:03/05/23 23:08 ID:mPG+5HuH
411たん、お先にうpしてよろしいでしょうか?
といっても今回はお口直し程度なんですが…
677名無しさん@ピンキー:03/05/23 23:43 ID:tNeKT8NP
ヒロさん来てくれた〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
今回も期待」!!!

678名無しさん@ピンキー:03/05/23 23:44 ID:pDiU+yId
清楚系・癒し系・お姉さん系・ロリ系と
素人の女の子がいろいろなことを・・・
http://61.115.1.12/index.html
679名無しさん@ピンキー:03/05/23 23:56 ID:pzQYSx+D
私のお部屋へ遊びに来てくれたらな・・・
http://oita.cool.ne.jp/karakarasama/img/hc9.html
680前スレ925:03/05/24 00:15 ID:M97vXWva
私も今、できあがった所です。
さて誰が最初にうpしますか・・・
681前スレ925:03/05/24 00:16 ID:M97vXWva
窓から空を見上げる。
月は雲に隠れ、どこにあるのかわからない。黒き闇の羽扇をその空にかざす。自分の描く世が見える。口元がゆるみ軽く笑い声をあげる。かざした扇子を下ろし、椅子に座る。仕事はまだまだたくさんある。
コンコン!
誰かが扉を叩く。誰だ?いや、こんな時間に来るのはアイツしかいない。
「入れ」
扉が開き、一人の女が入ってくる。美しい。何度見てもそう思う。
「君か」
その女の名は甄姫。
「仲達様、お疲れでございましょう」
彼女は毎晩のようにやってきた。そしてその身体を堪能する自分。
「案ずるな。この程度の疲れでへこたれるようではこの乱世、生きてはいけぬ」
最初はいつもこんな感じだ。しかしいつのまにか甄姫のペースにはまり。抱くこととなる。
「いけませんわ。疲れがたまれば病にかかってしまいます」
確かにそうだ。そうやって郭嘉、曹操は死んでいった。
「病といえば・・・曹ヒ殿の様態は・・・」
「依然よくありません・・・。し、しかし!仲達様が我が夫の世を築いて下さるのでしょう?」
甄姫の顔が悲しくなる。彼女は誰よりも夫、曹ヒの天下を望んでいる。
「当然でございます。曹ヒ殿の病はそう重いものではありませぬ。専属の医者を派遣いたしました。明日からはつきっきりで看病させます」
「嬉しゅうございます」
本当に嬉しそうだった。そのときの顔ほど美しいものはない。司馬懿はそう思った。
「その礼をも込めて、私はあなたの疲れを癒やして差し上げたいのです」
やはり無理だ。この熱意を裏切るわけにはいかなかった。また勝負は司馬懿の負けだった。
682前スレ925:03/05/24 00:18 ID:M97vXWva
衣服を脱いで寝台に寝ころぶ。間髪おかず甄姫の裸体が視界に広がる。
こんな素晴らしい女を相手にできる。自分は幸せ者だ。
微笑む甄姫に自分も笑みで答える。
前々から司馬懿の笑みには闇があると言われていた。先の先まで見すかした眼、それに悪意や冷酷さが加わりそのような眼に見える。
司馬懿もそう言われるのを嫌ってはおらず、むしろ気に入っていた。
「その眼の奥には、繁栄する曹魏の世が広がっているのですね?」
「当然ですとも」
そう言った瞬間、眼の闇が一層深くなった気がした。
「はじめてくれるか」
「はい・・・」
司馬懿の頬を手のひらで撫で、唇を合わせる。
司馬懿の皮膚は冷たかった。たいして疲れてないというようなことを言っていたが、本当は相当疲れてるんじゃないだろうか。
手のひらは首から胸板へとつたい、陰茎まで降りてゆく。
甄姫の口で司馬懿の陰茎をくわえ込もうとした瞬間だった。
「いや、今日はそれは結構だ甄姫」
「それはどういうことでございましょうか・・・」
「いつもそなたには苦労をさせているからね。今日は私がそなたを癒やしてさしあげよう」
「ダメです!そんなことをすれば仲達様にまた疲労が・・・」
「男は女性が喜ぶと、この上ない快感を得るものですぞ」
甄姫はなにも言わなくなった。司馬懿は起きあがりそっと甄姫の身体を寝かせた。
「よろしいですな?」
「仲達様が・・・それを強く望むのであれば・・・」
ニヤッと司馬懿が笑う。
「では、はじめますぞ」
コクリと頷く甄姫。それを見て司馬懿はその純白の肌に吸い付くように唇をつける。
一度吸い付いたら離れない。いや、離れることを許さない肌なのだ。
唇を肌に触れさせたまま下へと這わせる。
683前スレ925:03/05/24 00:19 ID:M97vXWva
「仲達様・・・胸は・・・」
甄姫のその言葉の意味が分からなかった。まさか触られるのが嫌というわけではあるまい。今まで何度も揉んできた胸だ。
「相変わらず・・・やわらかいですな・・・」
ニュッと舌をだす。その舌で小さな蛇のようなラインを描かせる。舌は山の頂上にたどり着く。
「はんぁ・・・ん・・・」
優しく吸い上げる。吸い上げながら手の指で山の形状を変える。
「ふぅ・・・はぁっ!」
唇を離し、指で頂上を摘む。ピクッと甄姫の身体が反応する。
「はぁん・・・」
再び唇を肌に付け、舌を這わせる。先ほどより少し大きな蛇のように。
「綺麗なへそですな・・・ここをちゃんと見るのは初めてですかな?」
「はい・・・その通りでございます・・・」
甄姫の返答を聞くと司馬懿の舌はへそを丁寧に舐める。いつになく丁寧に。
甄姫は恥ずかしそうに司馬懿の顔を見つめている。
「さて・・・次はここですな」
綺麗に生えそろった陰毛を見ながら司馬懿は言う。甄姫は何も言わずに司馬懿が始めるのを待っているようだった。
684前スレ925:03/05/24 00:19 ID:M97vXWva
「いい匂いだ」
そう言うと司馬懿はいきなり中指を挿入した。
「はんっ!仲達様・・・そんな、いきなり・・・」
指が膣内でうねうね動く。とても関節が二つとは思えない動きだ。五つぐらいあるんじゃないかと思わせる柔軟さだった。
「どんどん溢れてきますな」
「仲達様、恥ずかしゅうございます・・・」
そんな言葉は気にせず司馬懿は続ける。
「もう一本・・このようだと入りますな」
そう言うと人差し指が浸入してくる。
「うっ・・・んっ・・・・あっ!」
指を動かしながら舌は太股を舐めている。甄姫の息は荒くなり始めている。
「はぁ・・・あっ!仲、仲達様・・・」
「なにか?」というような顔で甄姫を見つめる司馬懿、指の動きは加速している。
「はぁっ!あんっ!」
まだまだ加速する。
「ん、んんんんんんっっっ!!」
甄姫が身体を大きくのけぞらせる。フッと司馬懿が笑う。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
指をゆっくり抜く司馬懿。ねっとりとした液体が糸を引いていた。
「うむ、素晴らしき感度・・・」
指についた液体を舐め取り、司馬懿は挿入の準備をする。
685前スレ925:03/05/24 00:20 ID:M97vXWva
「ではいきますぞ・・・」
埋まっていく司馬懿の陰茎。唇を噛む甄姫。
「んん・・・あはぁ・・・」
甄姫の肩幅より少し広いところに手のひらをつく。
美しい顔を真下に見下ろし、腰を動かしはじめる。
「あっ・・・いうんっ!・・・はぁっ!」
目の前で快感に歪む顔。紅潮した頬がまた美しい。
「くぅんっ!仲達様・・・もっと・・・優しく・・・」
そうは言ってるものの、甄姫が腰の動きを激しくすることを望んでいるのはすぐわかった。その期待に司馬懿は忠実に答える。
「はっ!あっ!ああっ!うぁんっ!」
上下に揺れる膨らみ。むしゃぶりつくようにそれに吸い付く司馬懿。
両手で激しく揉まれ眼まくるしく形状を変える膨らみ。その柔らかさは他の何にも変えられなかった。
「うむっ・・・ふはっ・・・ああ・・・素晴らしいですぞ・・・甄姫殿・・・」
「光栄でございま・・・ああんっ!」
両方の膨らみで顔を挟む司馬懿。いささか行動がおかしくなってきた。
胸は温かく柔らかい・・・膣内は熱く、感触も文句なし。まさに完璧だった。
「そろそろ私も・・・くっ!」
司馬懿の絶頂も近くなっていた。息もかなり荒い。
686前スレ925:03/05/24 00:21 ID:M97vXWva
腰の動きをゆるめる司馬懿。
「最後は・・・騎乗位でお願いするか・・・」
司馬懿は合体したまま寝ころんだ。
「わかりました・・・仲達様」
ゆっくり司馬懿の上にまたがる甄姫。そして腰を動かし始める。
「あっ・・・!はっ!ああっ!」
司馬懿も腰を突き上げていた。音も聞こえるようになりだした。
「うぅんんんっ!あぁっ!うあっ!あんっ!」
たぷたぷ揺れる膨らみ。それを見た瞬間、司馬懿は絶頂に達した。
「くっ!ううっ!・・・」
ドクッドクッと脈打つ司馬懿の陰茎。まだ合体が解けていない甄姫の割れ目から白い液体が垂れだしていた。



衣服を着た。甄姫はあのまま自分の寝台で眠りについてしまった。
闇の羽扇を手にもつ。窓際まで歩き、空を見上げる。
依然、雲がかかり月は見えない。
その空に羽扇をかざす。自分の描く未来が見える。
「くっ、くくくくくっ・・・・」
白い歯をむき出しにして司馬懿が笑う。眼は狂気じみた物まで発している。
羽扇を下ろし、甄姫の寝る寝台へと歩み寄る。
スースーと寝息を立てる甄姫。
その甄姫を見下し「フッ」と鼻で笑う司馬懿。
羽扇を寝台に置き、書類の積まれた机へと戻る。
「はははははは」と小さな高笑いをあげながら、机に向かう。
司馬懿の闇が、露骨に現れた瞬間だった。


続く
687前スレ925:03/05/24 00:23 ID:M97vXWva
ヒロ様、411様、先にうpしてスミマセンですた。
さて作品の事ですが私にしては珍しく前の作品との間隔がとても短かったです。
それゆえ、この作品は短くなってます。
さて内容ですが、最後の司馬懿になにか感じ取ってもらえれば嬉しいかと・・・。
次回は久々、尚香タソ登場予定です。
688名無しさん@ピンキー:03/05/24 01:11 ID:v9/xfzcC
前スレ925さんキター!

しとやかな甄姫が新鮮で(・∀・)イイ!
腹黒い司馬懿がまんまで(・∀・)イイ!


…シリアス話が続いている中で、空気を読まずに能天気な周喩×小喬ウpして
公孫淵になろうとしましたが、神が次々と降臨するようなのでまたの機会にします。

自分の文章が公孫淵ほどの物かどうかは別として。
689411:03/05/24 01:26 ID:ru+jc8zE
シンキタソ(*゚∀゚)ハァッハアッハァッ…!
も、萌え…。


自分のSSはまだ書き上がってないのです(;´Д`)
ですから神降臨を願います(w
690名無しさん@ピンキー:03/05/24 01:32 ID:1shnFJD5
>>前スレ925さん
乙です!素晴らしいっシンキタン…(;´Д`)ハァハァ
>>ヒロさん
早く読みたいでつ…焦らさないで下さぃぃぃ
691名無しさん@ピンキー:03/05/24 01:36 ID:AEJyLJ7r
>>688さん
周瑜×小喬、ぜひ投下して下さい (・∀・)楽しみ!!
692前スレ725:03/05/24 01:57 ID:ga131Tpx
925さん、ヒロさんキターーーーーー!!!
三国な皆様に期待大です!
そして、688さんの周瑜×小喬も楽しみでつ!激しくキボンヌ!
693名無しさん@ピンキー:03/05/24 07:16 ID:yERpFAGd
しばちゅーイイ!




うへへ
694ヒロとでも名乗っておこう:03/05/24 09:54 ID:VIt7cpUd
>>688さん
是非お先にどうぞ♪
何か完全にタイミングを外したのでもうちょいお化粧直ししてきます…。
695688:03/05/24 11:28 ID:v9/xfzcC
688です。
神でなく匹夫降臨。
譲られてしまったので恐縮ですがさっさとうpします。

周瑜×小喬で、魏から夏侯淵・張コウがほんの少し出番有り。
奴らと小喬の絡みも少しだけ出てきます。
読み返したら、能天気なのは小喬だけでした…。

少し長いですが、どうぞ。
696688:03/05/24 11:28 ID:v9/xfzcC
□小喬の過剰暴走□


周瑜、小喬夫婦が寝室の中で戯れていた。双方共に全裸である。
周瑜がまず切り出した。
「小喬、昨日はご苦労だった」
周瑜は、まだ幼さが残る可愛い妻の肩を抱き、頬に口づけをした

「えへへ、周瑜様のためだもん!失敗しちゃったけど」
心底嬉しそうに小喬が笑みを浮かべ、舌をべろんと出す。周瑜は笑って、
「良い、お前が無事だったのだ。それに、兵の数が分かっただけでも有り難い」
と言って、また愛する妻の頬に口を付ける。

小喬は、昨日魏軍との交戦時に魏軍の将である張コウに捕らえられた。
しかしこれは周瑜の作戦で、小喬を敵陣へ潜らせて魏軍を内側から叩こうと
謀ったのである。
697688:03/05/24 11:28 ID:v9/xfzcC
彼女は周瑜の妻である。
しかし、戦場に将として出陣している以上、彼女も作戦に参加してもらわねばならない。
意を決して作戦内容を小喬に告げると、彼女は二つ返事でそれを了承した。
「小喬。危険な任務だが、お前が適任なのだ。やってくれるか」
「えへへ、まっかせといてー!周瑜さまのために、小喬、がんばりまーす!」

こうしてあえて敵に捕まった小喬だったが、拷問を受けながらも口を割らず、
翌日には早々に解き放たれたのである。

小喬自身の口からその様な報告を聞いた周瑜は、作戦の事より小喬の体が気になった。
軍師としては、作戦が失敗したのだから次の作戦を考えねばならなかったが、
拷問…それは酷いものだったのか、受けた傷は残らないものなのか、
夫としてそればかりが気になっていた。

これでは作戦どころではない。
周瑜は、すぐに小喬を寝所に呼び寄せて伽を命じた。
698688:03/05/24 11:28 ID:v9/xfzcC
全裸になった小喬を見ると、驚く事に傷一つ付いていなかった。

幼さの抜けない可愛らしい顔はもちろん、細い腕、小ぶりだが形の良い乳房、
細く引き締まった腰、柔らかく張りの良いお尻、すらりと伸びた足…
周瑜が、舐めるように小喬の体を眺めると
「周瑜さまぁ、恥ずかしいよぉ」
小喬は夫の傷一つ見逃すまいと熱くに突き刺さる視線に耐えかね、思わず身をよじった。
周瑜はそんな妻を可愛いと思い、肩を抱き、頬に口づけたのだった。
小喬は夫の労いの言葉と口づけを受けると、すっかり上機嫌になって周瑜に体を預けた。
699688:03/05/24 11:29 ID:v9/xfzcC
周瑜はその体を背中から抱き、首筋を舐め、耳をやさしく噛みながら
小さく尖った乳首をくにくにと指で弄る。
すると、小喬はその幼い顔に似合わず淫靡な吐息を漏らす。
「小喬、相変わらず君は、後ろから耳と胸を責められるのが好きなのだね」
「やぁん、周瑜さまの意地悪ぅ」
可愛い妻が自分の責めに満足している事に満足し、さらに愛撫を続ける。
小さい胸をさするように揉み、自分の屹立したものを臀部に押しあてた。
その陽物の堅さと熱に夫の興奮の度合いが知れ、彼女の興奮もさらに高まる。

「周瑜さま…ぁ…周瑜さまのアレ…すっごく固いね。あたし、わかるよ」
「小喬があまりにも可愛いからだよ」
「えへへ…」
さらに胸を揉む速度を上げる。少し痛い位に揉み上げると、彼女はさすがに
痛がるがやがてそれも興奮に変わり、体が熱く火照っていく。
700688:03/05/24 11:29 ID:v9/xfzcC
周瑜は片手で胸を揉み続け、もう片方の手は滑らかな白い腹部を伝って
下に滑り、大腿部で止まった。
そして、股に手を入れる素振りを見せると小喬は足を広げ、
夫の手を陰部に迎え入れる。

指が彼女の濡れそぼった陰唇にするりと入ると、抜き差しをしたり、
奥でぐちゃぐちゃと掻き回したりして、思う様に嬲っていく。
すっかり濡れた小喬の陰唇から、ぴちゃぴちゃ、くちゃくちゃと淫猥な
液体音がする。
そのたびに小喬の口から喘ぎ声が漏れる。
「あ、はぁ、う…ん…」
体の奥から湧き出る快感にうかされた小喬は、知らず知らずの内に
もっと夫の指を咥えこもうと、腰をくねくねと動かしていた。
701688:03/05/24 11:30 ID:v9/xfzcC
周瑜はすかさず、淫らな妻の耳に息を吹きかけるように囁く。
その息にも、小喬の敏感なった体は反応する。
「小喬、いやらしく腰が動いているよ。もっと欲しいのだね?」
「う、うん、でも…」
小喬は、後ろを振り返って潤んだ目で周瑜のいきり立った陽物を見た。
周瑜はその意図を察したが、あえてとぼけた。

「ん、どうした?そんなに私のこれが気になるのかい?」
「周瑜さまのいじわるぅ…早く…欲しいよう…」
小喬は耐え切れないように体をくねらせながら、すがるような目で周瑜を見る。
「何が、欲しいんだい?」
ある言葉を期待する周瑜。
そして、小喬は少し恥じらうようにためらった後、期待通りの言葉を口にした。
「う、周瑜さまのおちんちん」
「よく言えました。それでは存分に味わいなさい」
満足してそう言うと同時に、周瑜は小喬の体を正面にひっくり返してその足を開き、
その陰唇に陰茎を押し当てて一気に子宮内へ挿入した。
702688:03/05/24 11:30 ID:v9/xfzcC
「くはぁっ!」
衝撃に思わず大声が出る。
「ああっ、周瑜さまぁ、いいっ、いいっ!」
「ふふ、可愛いよ、小喬」
歓喜の叫びをあげて、周瑜の陰茎を奥深く咥えこもうと腰を周瑜に押し付ける小喬と、
それを見下ろして妻の頬を撫で、一心に突く周瑜。二人は絶頂の時にいた。

「あふん、いい、いい、あああああ…」
下の口に熱くいきり立った陰茎を挿れられ、小さい胸を両手で揉みしだかれた小喬は、
すがるように周瑜の両腕を掴み、快感を貪ろうと体を動かし続ける。
それは妻の体を喰らうている夫も同じ事だった。
腰を動かし、小喬の中を掻き回すかと思えば奥まで突く…それを幾度となく繰り返す。
周瑜と小喬の腰の動きが微妙な不協和音を奏で、互いに自分が考えているとおりの
場所ではない意外な所を突いてくる。これもまた、二人の快感を増す事になる。
703688:03/05/24 11:30 ID:v9/xfzcC
二人の激しい性交は双方共に汗をほとばしらせ、二人の体は汗でびしょびしょだった。
掴む腕も、揉む胸もつるつると滑ってしまう。
やがて、小喬の方から一層大きな声があがった。
「周瑜さまぁ、あたし…いっちゃうよぅ…っ!」
「私もだ…っ」
周瑜も妻を突いているものの先から、まさに欲望の液を放出せんと身震いをした。
そして…
「出すぞっ!」
「ひゃあああああぁあん!」
小喬が果てるのと、周瑜が小喬の中に勢い良く射精したのとほぼ同時であった。
二人はすっかり疲れ果て、力なく抱き合い性交の余韻に浸っていた。
704名無しさん@ピンキー:03/05/24 12:07 ID:4oqT3AFb
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
705688:03/05/24 12:22 ID:v9/xfzcC
二人はしばらく横になって休んだあと、寝室の中でなおも抱き合い、
触れあい戯れあった。

小喬が、おもむろに口を開いた。
「周瑜さま、昨日あたしが敵に捕まったを事報告したよね?それなんだけど…
みんなの前で言えなかった報告があるんだ…聞いてくれる?」
「なんだい?聞くよ」
優しく周瑜が言うと、小喬はいたずらをするような笑顔を浮かべて言った。

「あのおかまさんね、おちんちんあったんだよ!」

「え?」
あまりに素っ頓狂な言葉に、思わず周瑜は普段の彼では考えられないであろう
阿呆みたいな声を上げてしまった。
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「お、おかまって…おちんちんって…」
彼女を捕らえた魏軍の将・張コウのことであろう。
細面で端正な顔立ちと、馬鹿みたいに大仰で丁寧ながら自己陶酔が激しいしゃべり方とで、
女性的に見えなくもないが…それにしてもひどい言い草である。
周瑜はたまらず大笑いしてしまった。

「ぷっ…はははは!しょ、小喬…ついてないとでも思ってたのか…あはははは」
「だってみんなで言ってたんだよ!あのひとしゃべり方とか女っぽいから
おちんちん付いてないでしょって!」
みんな、というのは呉軍の女性陣である。
何度も敵軍と戦っていると敵将の顔を覚えるようで、彼らの噂も彼女達の
話の種になっていた。
その中で、張コウの話題がその様に上ったと言う事であろう。