現在の屋敷の住人達
(前スレに登場していないキャラに関しては割愛させていただきましたが
再登場を拒むものではありません。復帰する場合はその折に自己紹介をお願いします)
名無しの御主人様
言わずもがな、この屋敷の主。
メイドたちの粗相に対して数々の「お仕置き」を下す。
客人
御主人様の友人伯爵
主人の旧友。屋敷を密かに訪れ、訪れるたびに屋敷の様子を傍観し、
その淫らな欲求を満たしては帰途につく。
安藤 五月@伯爵家使用人
友人伯爵家のメイド。御主人様である友人伯爵に好意をよせているが
関係が進展しないことに悩む。
伊達 雅彦
主人の弟、重臣の大学の後輩で書斎を借りている。宝石学が専門。
志保に関して指示を受けているが、自分でも志保が気になっている模様。
マスター・カイル
主人の旧友で、屋敷に居候中。見た目は青年だが、全身の傷痕など謎が多い。
過去に何かがあったらしく、ある特殊な体質を持っている。
使用人(メイド)
里村 志保
特に料理が得意なため、厨房を任されているメイド。
伯爵になにやら厳しい躾を受けている様子。
萩野 瑞葉
主人を慕う親戚の娘。一度は実家に帰ったものの家出、
自ら望んでこの屋敷でメイド見習いをしている。
留萌 みかさ
元気で明るい健康的なメイド。 柔道と合気道合わせて三段。
北海道出身で地元に恋人がいる。
エイダ・ラブレイス
銀髪碧眼の貧乳少女。
屋敷を訪れるや否や、その日のうちに主人に処女を奪われる。
秋山 麗
ここの主人を虜にするため、とある館から潜入してきたメイド。
演技派だが浸りやすく、割と冷静だが考えは薄い。
椿 杏樹
掴み所の無い性格のお姉さん系メイド。
軽い二面性があり、幼い少女と大人の女が入り混じったような言動。
使用人(メイド以外)
名無しの執事
謎多き執事。 屋敷の規律を保つのに一役かっている。
見城 暁
執事見習いの男装の少女。
一見したところ声変わり前の美貌の少年といったところ。
性的な方面については、知識も経験もほとんどない――はずなのだが。
薬物などに対しては非常に過敏な体質。
新規参加ガイドライン
・まずは役作り
役職ガイドラインを参考に、なりきる役柄を決める。
最低でも名前(メイド以外は名無しも可)、屋敷との関係、大まかな性格は決めるように。
容姿やセクース時のスタンス(受け入れる嫌がる優しく強引etc)等、細かく決まっていればなお良し。
(これらは、矛盾しない程度にあとから付け足しても良いです)
今は役を問わず、責め側を切に希望中(藁
・最初から飛ばす必要は無い
なりきる以上、屋敷の人間としても当然新人。
役としてはともかく、演じる方は無理なことはさせません。(と言うかさせないように)
屋敷での生活を描きつつ、他人の行為を覗き見る、おもわず自慰する、という程度でも。
表現しにくい(苦手な)行為があれば、あらかじめメアド欄で言うように。
・時間合わせがカギ
できれば前もって参加できる時間を伝えておけると、早めに開始できるので良い。
できなくても、早め早めに待機すれば終了時間も早くなる。
(むろん、連絡はメアド欄で。本文はできれば一人の動き、ダメなら空欄)
待機者が出てこないと、ずるずると開始時間・終了時間が遅くなるので注意。
【無名で待機するときはメアド欄に役名・新人の旨等を忘れずに。これで手間がかなり省けます】
役職ガイドライン
・屋敷の住人(基本的に常駐)
血縁関係又は養子縁組等 役割は重複可
下の名前は設定可 設定しない場合は「名無しの○○(関係)」
通常プレイ+お仕置き用の部屋を使用可(致命的なプレイは不可)
屋敷の全権を握っているので、いろいろと強要したり行為を許可したりできます
・お客様
関係は何でも(友人、取引先関係などなど)
上の名前は設定可 設定しない場合は「名無しのお客人」とか「名無しの○○(役職)」とか
通常プレイのみ(強制含む) お仕置き部屋は、屋敷の住人の許可が必要
住人にとって大切な人であるため融通が利き、メイドに対してもある程度強制力が働きます
・宿泊客(基本的に一時利用)
識別上、上の名前は設定可 設定しない場合は「名無しの宿泊客」とかいろいろ考えてください
通常プレイのみ
宿泊客の命令には強制力は働きません(どうしてもという時は脅迫を併用のこと)
・メイド
できる限り名前を設定(指名される場合を考え)
性格付けはできる限りしてください。セクース時の対応(受け入れる・嫌がる等)も
メイド同士の挨拶は簡潔に 採用云々の件は不要
暗にセクースへの派生の手がかりとなる展開は容認
受けだけではなく、逆に言い寄ってもかまいません(藁
命令には従属ですが、ひたすら嫌がって強姦役に徹してもかまいません(藁
※素の話はメール欄でお願いします。
(だからといって、素の話をし過ぎないように)
7 :
留萌 みかさ:03/03/28 23:19 ID:KcCQ1/zr
「こんな事ってあるのね…。やっぱり仕事はしっかりやらなきゃ!」
そう言って「一仕事」終えると、休憩室でゆったりとする。
8 :
名無しの執事:03/03/28 23:28 ID:GVliQxSQ
「……留萌さん……」
沈んだ声を漏らす名無しの執事。
その顔は、今までになく蒼白で焦燥しきった表情となっている。
「……あなたが正しいのです。ええ。わたくしが過ちを犯したのです。ですから、
何も気にとめることはありません……」
そう言うと名無しの執事はがっくりと肩を落とした。
9 :
椿 杏樹:03/03/28 23:29 ID:iBuxRE/6
>>7 「びっくりしましたねえ。どうぞ〜」
みかさにコーヒーを手渡し、忘れていた名簿に新しく書き加える。
柏葉 瀬名
元・瑞葉のご学友、現・主人の新しい養子。
坊っちゃん扱いが嫌なため身元を隠し、屋敷のコックとして働いている。
今時風の見た目に反して性格はかなりの小心者。
「ごめんなさい、皆さんお屋敷の記録庫に一度いらっしゃって下さい。私のミスでした…」
涙目でそう言うと、屋敷の方に走っていく。
12 :
:03/03/28 23:31 ID:iBuxRE/6
「……私も老いましたな……」
そうつぶやいた名無しの執事は、ただただ力無く、建ち並ぶ屋敷の群れを
放心したように眺めているだけだった。。
17 :
萩野 瑞葉:03/03/28 23:39 ID:3UyTqxJH
旧・桜桃館の瓦礫の中から
使えそうなものをサルベージしている。
「つまりですな。わたくしこそがお屋敷を建て直す場所を間違えてしまったのですな。
従いまして、留萌さんの作業の方が適切であった、と言う訳です」
何時にも増して陰鬱な表情を浮かべる名無しの執事。
「……いやはや、私がメイドでしたら、それこそお仕置きものですな……」
……と言ってから、自分の言った言葉が自らの想像力の範囲を越えたのか、
何とも言えず、それこそ「これまでに食したことのない得体の知れないような物を口にし、
しかも、それが何とも言えず不味かった」と言うのが一番しっくりくる表情を浮かべた
名無しの執事だった。
19 :
:03/03/28 23:43 ID:iBuxRE/6
22 :
萩野 瑞葉:03/03/28 23:51 ID:3UyTqxJH
お屋敷崩壊の際に見失った子猫をようやく発見する。
「あぁ・・・・・・よかったですわ・・・・・・」
ほっと安心して涙ぐみながら抱きかかえて頭を撫でる。
23 :
椿 杏樹:03/03/28 23:52 ID:iBuxRE/6
「まあ執事様、そんな気を落とされないで。はいお茶どうぞ」
執事に紅茶を手渡す。
「はぁ…。ともあれ良かったわ…。はっ!?そういえば!」
自室から「猛虎再来」と書かれた縦縞のはちまきを持ち出すと、休憩室のテレビをつけて中継に見入る。
無論先程の騒動など忘れて。
「ふぅ・・・」
黒いケースを背中に抱えて玄関から屋敷に入っていく。
26 :
柏葉 瀬名:03/03/29 00:00 ID:+zo7scDg
「な、何だ…?あーびっくりした…」
驚きながら、談話室でビデオの続きを観ている。
「丁度仕事時間で見れなかったんだよな、代表戦」
27 :
萩野 瑞葉:03/03/29 00:00 ID:zWA/SCJR
新しいお屋敷の厨房で猫にミルクをやりながら
自分も冷たい水で喉を潤す。
「皆さんにも何かお飲み物をお持ちした方がよろしいですわね」
ふと気付いてお茶の支度を始める。
テレビを見終わって一旦自室に戻り、いつものメイド服に着替えて出てくる。
29 :
柏葉 瀬名:03/03/29 00:13 ID:+zo7scDg
サッカーボールで遊びつつ、ビデオを観ている。
記録庫の貼り紙を取り替えて戻った名無しの執事は、杏樹の差し出してくれた紅茶を受け取り、
それで喉を潤す。
「いやはや。全く持って不覚。なんたる失態でしょうか……。これでは先代様や先々代様に
顔向けできませんな」
杏樹の紅茶でやや落ち着きを取り戻した名無しの執事。
しかし、いつになくその話しぶりは早口だったりするので、いまだに焦燥感が拭い切れていないことが
あからさまに見て取れる。。
31 :
柏葉 瀬名:03/03/29 00:19 ID:+zo7scDg
「腹減った…何か残り物でもなかったっけ」
ビデオを停止すると、一旦部屋から出る。
32 :
萩野 瑞葉:03/03/29 00:20 ID:zWA/SCJR
紅茶の入ったティーポットをカップと一緒に
カートに乗せて屋敷内を見回っている。
「皆さん、どちらにいらっしゃいますかしら・・・・・・?」
「・・・っと」
ケースに厳重にロックをすると、自室を出る。
>>32 何かイライラした様子で廊下を歩く。
「横浜め〜。開幕から黒星だなんて……」
などと言っている間に瑞葉と出くわす。
「あ、瑞葉さん。こんばんわ」
普通に言ったのだが、目は異様に不機嫌っぽくなっている。
35 :
柏葉 瀬名:03/03/29 00:29 ID:+zo7scDg
「……ん?」
廊下を歩いていると遠くにメイドらしき女性たちの姿を見つけ、
急に困ったような表情に変わる。
(う)
36 :
萩野 瑞葉:03/03/29 00:31 ID:zWA/SCJR
>>34 「みかささん、こんば・・・・・・っ!?」
妙に不機嫌そうな眼つきのみかさを見て硬直する。
(ど、どうなさったんですかしら・・・・・・?)
「あ、あの・・・・・・お、お茶、飲まれます?」
とりあえず、ぎこちない笑みを浮かべて聞いてみる。
>>36 「お茶ですか…。はぁ…日本酒一瓶でも飲みたい気分ですよ」
自分は酒に弱いのにとんでもない事を言う。
>あ、あの・・・・・・お、お茶、飲まれます?
「あ…でもとりあえずいただきますね」
今だテンションは低いが、少しは瑞葉の言った事を聞いていたのか、勧められるままにお茶を飲む。
38 :
柏葉 瀬名:03/03/29 00:38 ID:+zo7scDg
(瑞葉さんと、えーと…みかささんか…)
とりあえずここを通らなければ厨房までは行けないので、
妙な事にならないよう目を合わせずに通り過ぎようとする。
「お疲れ様です」
みかさや瑞葉達が居る方向とは逆、つまり厨房から歩いてくる。
40 :
萩野 瑞葉:03/03/29 00:42 ID:zWA/SCJR
>>37-38 みかさが廊下でお茶を飲み干すのを
なかば呆然と見ていると、瀬名が側を通りかかる。
「あ、柏葉様・・・・・・」
少々気まずいが、重い空気を払おうと声をかける。
「柏葉様も、お紅茶いかがですか?」
41 :
柏葉 瀬名:03/03/29 00:47 ID:+zo7scDg
>>40 「えっ?あ…」
瑞葉に声をかけられるとは思ってなかったので、少々驚く。
しかし勧められるままに紅茶のカップを受け取る。
「ありがとう。いただきます」
(ま、こんな廊下じゃ妙な事にもなりにくいだろうし大丈夫か…)
みかさが不機嫌そうにしているのを見て声をかける。
「?どうかしたんですか」
>>40 「えーと…………」
柏葉の名前が一瞬出ず、しばらく考え込む。
「…こんばんは」
とりあえず挨拶をし、(誰だっけ?)と考えるが、瑞葉の発言でようやく思い出す。
「あの…なんかお二人気まずい雰囲気ですけど…私のせいですか?」
自分がテンション低いせいで二人が気まずいと勘違いして、的はずれな質問をしてしまう。
自室で煙草を吸っている。
45 :
柏葉 瀬名:03/03/29 00:56 ID:+zo7scDg
>>42 >なんかお二人気まずい雰囲気ですけど〜
「え?いやそんな事は…。みかささんのせいでも無いですよ全然」
とは言うものの瑞葉に目線が合わせられず、
黙り込んでしまう。
46 :
萩野 瑞葉:03/03/29 00:56 ID:zWA/SCJR
>>42 >なんかお二人気まずい雰囲気ですけど
「えっ!? い、いいえ、そんなことありませんけれど・・・・・
そうですわよね、柏葉様?」
慌てたように瀬名に目配せする。
47 :
柏葉 瀬名:03/03/29 00:59 ID:+zo7scDg
>>46 瑞葉に同意するように無言で頷く。
「!!ゴメン、わ、わかったからちょっと離れ…」
ふと、瑞葉の足下に主人の物と思われる財布が落ちている事に気付く。
「あれ?これご主人様の財布ですよね?私届けて来ます!!」
思慮がある人なら瑞葉に持たせるのだが、短絡的な性格なせいか、きまずい2人を残してさっさと主人の部屋まで走る。
「すみません!ご主人様いらっしゃいますか!?」
廊下に響くような大声で、扉の向こうに話しかける。
49 :
萩野 瑞葉:03/03/29 01:02 ID:zWA/SCJR
>>47-48 みかさが突然去っていったので
瀬名と二人きりで取り残されてしまう。
「あの、ええと、柏葉様・・・・・・?」
まだよく瀬名の体質(?)を理解しておらず
首を傾げて顔をのぞきこむ。
「・・・そういえば財布が・・・」
何処かで財布を無くしたのに気づき、しばらく机や引き出しを捜していたが
突然みかさの大声が扉の向こうからしてきたのに顔をしかめる。
>48
「なんだね?随分と大きな声で私を呼んだようだが・・・」
眉間に少し皺を寄せたまま、みかさを部屋の中に迎え入れる。
51 :
柏葉 瀬名:03/03/29 01:09 ID:+zo7scDg
>>48-49 (ゲッ、みかささん!!)
みかさが笑顔で去ってしまい更にピンチになる。
残されたのは自分と瑞葉の2人きりなので、開き直る事にしたようだ。
(こうなったら仕方ない。自分との闘いだ、耐えろ俺)
「…、いや、何でもないよ。そうだ、どうせお茶があるんなら…
ちょっと待ってて」
厨房の方へ走って行き、残り物のケーキを持って来る。
「食べます?残りもんだけど」
>>50 「あ、失礼します。実はこの財布が廊下に落ちていたのですが…ご主人様の物ですよね?」
主人の様子にはあまり気付かず、メイド服のポケットから財布を取り出すと、主人を下から見上げるような状態でそう聞く。
ちなみに先程まで
>>24ではちまき着用で応援をしていたせいか、髪型がいつもと違う形(前スレ参照)で主人の部屋に来てしまっている。
53 :
萩野 瑞葉:03/03/29 01:12 ID:zWA/SCJR
>>51 瀬名が唐突に走っていったかと思うと
ケーキを持って戻ってきたので慌てる。
「あ・・・・・・ご、ごめんなさい。そんな、お気を使わせてしまって・・・・・」
恐縮しながらも皿を受け取ろうとすると
自分の手が瀬名の手に触れてしまう。
>52
「ああ、私のだ」
自分の様子に気づいていないのか平然としたみかさにさらに皺を寄せながら、
財布を受け取る。
「髪型を変えたのかね?少し雰囲気が違うと思ったんだが・・・」
そしてふとみかさの髪型の変化に気づき、聞いてみる。
55 :
柏葉 瀬名:03/03/29 01:20 ID:+zo7scDg
>>53 瑞葉の手が触れて、若干気が揺らぐ。
おまけに触れた手をきゅっと無意識で握ってしまい慌てる。
「…あっちの部屋で、食べます?」
渡すだけだったのに、目を逸らしたまま意思に反してそう口走る。
>>54 「良かった、やっぱりご主人様の財布だったんで…すね」
言い終わる直前に主人の表情に気付き、少し反省した面もちになる。
>髪型を変えたのかね?少し雰囲気が違うと〜
「あ、これは時々こうしてます。私…少しは大人っぽく見えますか?」
単に背伸びしたいだけなのだが、他人に気付いてもらった事に嬉しくなり、笑顔のままくるっと主人の前で一回転する。
やや長めの髪が、さらさらっとその動きに遅れてなびく。
57 :
萩野 瑞葉:03/03/29 01:23 ID:zWA/SCJR
>>55 「あ・・・・・・っ」
手を強く握り返されて驚いて身を引くが
>あっちの部屋で〜
「えっ!? あ、あの・・・・・・いえ、はい」
断ることもできずに、手を握られたまま瀬名の後に続いて部屋へ入る。
>56
>少しは〜
「大人っぽく・・・?まあ確かに以前より少しはそうは見えるが・・・君は大人っぽくなりたいのかね?」
みかさが髪型を変えた理由を聞く。
「それなら髪型を変えるだけじゃあ駄目だろう。ただ、とっておきの方法があるぞ?」
何か企んでいるような笑みを口元に浮かべる。
59 :
柏葉 瀬名:03/03/29 01:28 ID:+zo7scDg
>>57 素直について来る瑞葉に心の中で突っ込む。
(瑞葉さん!別に素直についてこなくてもいい…)
どうやら今回は口までが自分の思いどおりにならないようである。
さっきまで自分がいた部屋に瑞葉を通すと
ドアを閉めるなり体を片手で抱きしめ、彼女の髪に顔を埋める。
60 :
萩野 瑞葉:03/03/29 01:30 ID:zWA/SCJR
>>59 「きゃ・・・・・・っ」
部屋に入るなり抱き締められて
薄々覚悟していたこととはいえ、小さな悲鳴をあげる。
しかし髪に顔を埋められて、
僅かな心地よさに身体の力が抜けていくのを感じる。
>>58 「はい、私子供っぽいとよく言われるので…。屋敷で働く以上、やっぱり私大人というか一人前になりたいですから!」
ぐっ、と両手を握りしめてそう話す。
>〜とっておきの方法があるぞ?
「え?ご主人様、どんな方法ですか?」
[仕事へま多くて子供っぽくてしかも地元に男→主人に嫌われる→解雇→自分も家族も経済的に困る→だから大人っぽくて仕事できるメイドにならなきゃ!]
これが頭の中にあったので、主人の企みを含んだ提案にあっさりと乗って興味を示す。
62 :
柏葉 瀬名:03/03/29 01:38 ID:+zo7scDg
>>60 しばらく優しく髪を撫でていたが、瑞葉の頭を押さえ膝をつかせる。
「…。瑞葉さん」
小声で意地悪そうに囁き、自分の股間あたりに瑞葉の頬を寄せるようにする。
「ねえ。そんな素直について来ちゃ、何するかわかんないよ俺。
前も同じような事あっただろ」
>61
「わからないかね?経験だよ」
言いながらみかさが反応するより先に唇を奪う。
そのまま舌を侵入させ、絡める。
「こういう事を経験する事で、大人になれるのだよ」
良く分からない理屈を並べながら、唇から首筋、首筋から胸元へと
舌を這わせていく。
64 :
萩野 瑞葉:03/03/29 01:41 ID:zWA/SCJR
>>62 「で、でも・・・・・・お断りするわけにもいきませんから・・・・・・・」
顔を近づけると、ズボンの下で瀬名のモノが
勃起を始めているのが分かり、悲しげな顔が赤らむ。
「・・・・・・あ、あの、御奉仕・・・・・・いたしましょうか?」
思い切って尋ねる。
>>63 「んむぅ……!?けい…け…ん?」
いきなり唇を奪われた事に狼狽するが、すぐに動き慣れた主人の舌に身体をぴくっ、ぴくっと反応させる。
「ふぁ……あ…はぁ…ご主人、さまぁ…」
自然と主人の背中に手が回ってしまい、目を閉じて長い睫を震わせ、微妙な舌の動きに反応し続ける。
66 :
柏葉 瀬名:03/03/29 01:49 ID:+zo7scDg
>>64 (ああまた…しなくていい!!つっても無駄だろうな…)
心の中ではそう思っているが、言葉は全然反対のことばかり。
「お願いします。見せてよ、いつもどんな風にしてるのか」
ドアに背をもたれ、瑞葉に身を任せてみる。
「そうそう」
ふと思いつき、ケーキのクリームを瑞葉の唇に塗りつける。
>65
手慣れた動作で胸元をはだけさせると、舌と手で愛撫する。
自分の片手をみかさの背中に回し、固定するようにして責める。
「君が大人になりたいのならいくらでも手伝わさせてもらうよ」
ニヤリと笑みを浮かべ、さらに愛撫の手を強める。
68 :
萩野 瑞葉:03/03/29 01:53 ID:zWA/SCJR
>>66 「は、はい、分かりましたわ・・・・・・」
目を伏せて瀬名のズボンのチャックを下ろし
下着の中からモノを引きずり出すと咥えようと口を開ける。
そこにクリームを塗りたくられて、思いもよらない行為に呻き声をあげる。
「んっ、んうっ!? ・・・・・・ん、ふぅ・・・・・・ぁっ、ん、ちゅ・・・・・んぅ・・・・・・」
クリームにまみれた唇でモノを咥え込むと、ゆっくりと頭を上下させ始める。
69 :
柏葉 瀬名:03/03/29 01:58 ID:+zo7scDg
>>68 「ほら零れてるぞ、もっと…しっかり舐めろよ」
クリームを零しながら自分の逸物を舐める瑞葉の髪を軽く引っ張る。
自分も腰をゆっくり押し付けるように動かす。
「っ……瑞葉…。」
何気に発した吐息混じりの声は、若干主人に似ている。
70 :
萩野 瑞葉:03/03/29 02:02 ID:zWA/SCJR
>>69 「んんぅぅぅ・・・・・・っ・・・・・・!」
髪を引っ張られ、喉奥に打ち付けるように腰を動かされて
苦しげな声をあげながらも、硬い幹に舌を必死で絡める。
と、瀬名があげた声の響きに、主人と似通ったものを感じて
身体の芯を甘い痺れに貫かれ、悩ましい吐息を漏らす。
「ん、ふぁ・・・・・ぁ・・・・・はぁぁ・・・・・っ」
ぶるぶると震えて、手が自然に己の股間へと伸びていってしまい
口腔での奉仕も一層激しくなる。
>>67 「そ…そんな、私そんなつも…あぁ…りじゃ…やぁぁん…」
言葉を発しようにも、 感じてしまっているためろくに話す事もできず、主人のされるままになってしまう。
>ニヤリと笑みを浮かべ、さらに愛撫の手を〜
「あっ…そん…なぁ…あ…あっあっうぁ…ぁ…」
強い刺激感覚と甘い陶酔の中で、主人が最初から「その気」だった事に今更気付くが、もう燃え上がってしまった身体は止められずに、主人を抱き寄せる手にも力が入る。
>71
「さて」
言うと突然愛撫の手を止めてしまう。
困惑するみかさをよそにベッドに腰掛けると、軽く脚を開く。
「君も『経験』しなくてはいけないからな。いつまでも私にやらせるつもりだったわけではあるまい?」
何をするか、というのはあえて口に出さず、にやついた笑みのままみかさの動きを待っている。
73 :
柏葉 瀬名:03/03/29 02:11 ID:+zo7scDg
>>70 瑞葉が自分で慰めようとしているのが目に入る。
何か彼女の様子も少し変わったようだ。
「…う、っ……。ハァ、ハァ…出すぞ、瑞葉…!」
わざとやっている感じでは無いようだが、
何故か今度も主人の言い方と同じような感じに聞こえた。
「っ!!」
限界を感じて声を上げると、瑞葉の顔に精液が思いっきりかかってしまう。
>>
「ご…ご主人…様ぁ」
先程まで一方的に弄くられていせいかなのか、甘えるような声でそういうのが精一杯なのだが、主人の意図をはっきりと理解する。
「はい…では失礼…します」
主人のはいていたズボンのチャックを下ろし、さらに下着の中から既に熱くたぎった逸物を露出させる。
「あ…んぅ…ちゅっ…ん…ん…」
[大人っぽく]を意識しているのか、いつもとは違ったねっとりとした舌使いに加え、唾液を絡ませて淫らな水音を立てて逸物を貪り始める。
>74
「む・・・これは中々・・・」
いつのまにかそれなりに上手くなっているみかさの奉仕を愉しみながら、
みかさの髪を撫でる。
76 :
萩野 瑞葉:03/03/29 02:16 ID:zWA/SCJR
>>73 「ふあっ! あ、あ・・・・・・あ・・・・・・あん・・・・・・んんっ・・・・・・・!」
恍惚とした表情で白濁を顔に浴びる。
射精が止まると、うっとりとしたままで
顔に付着した精液を指で拭っては口に運ぶ。
「ん・・・・・・ちゅ、はぁ・・・・・・んんっ・・・・・・美味しい・・・・・・ですわ」
うつろな表情でいつまでも精液を味わい続ける。
>>75 「ん…うぅん…んぐ…」
髪を撫でられた事で気持ちが高まったのか、深くくわえ込んで顔を前後させる。
さらに何処で覚えたのか、主人の逸物をきつくくわえると、口の中に吸い込むような格好で奉仕する。
78 :
柏葉 瀬名:03/03/29 02:22 ID:+zo7scDg
>>76 「よーし…いい子だな、瑞葉……」
恍惚とした表情で白濁を口に運ぶ瑞葉に合わせて自分も屈み、
唇に舌を差し入れディープキスをするが
口内を貪る途中で催眠術から覚めたように我に返る。
「んう…。ん…。……んっ!?」
79 :
萩野 瑞葉:03/03/29 02:25 ID:zWA/SCJR
>>78 「んぁ・・・・・ありがとうございます・・・・・・ふぁむぅ・・・・・・っ」
瀬名の唇を受け入れ、淫らな音を立てながら舌を貪るが
彼とほぼ同時に我に返る。
「・・・・・っ!? か、柏葉・・・・・様・・・・・・」
唇を離すと一気に血の気の引いた顔になる。
>77
「くっ・・・(何だ何だ、すごい上達してないか?)」
内心驚きつつも、心地良い感触に射精欲が高まっていく。
しかし、それを抑えてみかさの口を自らの逸物から離してしまう。
「君も欲しいのではないかね?」
みかさをベッドに押し倒すと、下着の上から秘所に触れる。
十分なまでに湿っている事を確認すると、下着を脱がす。
>>80 >君も欲しいのではないかね?
「あぁ…お願いします。ご主人様、早く…下さい」
既に秘所は溢れるばかりに潤っており、時折ぴくぴくと微動しながら、主人が入ってくるのを待ち受けている。
82 :
柏葉 瀬名:03/03/29 02:34 ID:+zo7scDg
>>79 バッ!と瑞葉の体を引き離し、改めて自分と彼女の姿を見て慌てる。
「わっ。ご、ごめんなさい!!すんません!また俺…。
顔もこんなに汚しちゃって…折角可愛い顔なのに、じゃなくて…
とにかくすみません!」
赤面し瑞葉の顔の精液を、パーカーの袖で拭き取ると
部屋から猛ダッシュで出て行く。
「…あ。しまったサッカーのビデオ忘れた…」
自室に戻ってから忘れられたビデオの存在をやっと思い出す。
>81
「わかった」
懇願するみかさの言葉に再び笑みを浮かべると、ゆっくりと逸物を挿入していく。
完全に入ると、初めは緩やかに、段々と動きを早めながら腰を動かす。
腰を動かしながら、みかさの唇や首筋に口付けをする。
84 :
萩野 瑞葉:03/03/29 02:38 ID:zWA/SCJR
>>82 「あっ・・・・・そ、そんなことなさらなくても・・・・・・」
顔を拭いてくれる瀬名を押しとどめようとするが
「可愛い」と言われて思わず硬直してしまう。
「え・・・・・・っ」
その間に瀬名は部屋を出て行ってしまい、一人取り残される。
「柏葉様・・・・・・」
先程の主人と似た雰囲気や今の言葉から
不可思議な感情を覚え、しばしその場で放心してしまう。
>>83 「あぁっ…はぁ…あぁぁぁっ!!」
待ち望んでいたものを受け入れたせいか、入った途端、歓迎するかのように主人のモノをぎゅっぎゅっ、と締め付ける。
リズミカルな主人の動きに合わせて、より強い快感を得るために自らも腰を振って応える。
「んぁっ…あっ、やっあっ、…もっと…して下さい…」
頭が真っ白になりそうな感覚の中で、主人の耳元でそんな言葉を漏らす。
>85
「もっと?激しくということかね?」
言うや否や、突然に動きが早まる。
激しく腰を動かしながら、突き方を様々に変えたりする。
「くっ・・・これは・・・」
予想以上の快感を与える締め付けに、限界が近づいてくる。
それが近くなってくると、さらに動きが激しくなる。
>>86 >もっと?激しくということかね?
「あぁっ!私…や…んんんっ!!」
そう言うやいなや激しい動きを始め、様々な方向から突き上げる主人の動きの前に、堪えきれず達する。
しかし主人がイったわけではないので、締め付けた中をさらに動かれ、突かれて、遠慮なく声を上げながら細かく何度も震える。
「やぁん!…もう駄目っ!私…あぁ…変に、変になっちゃいますぅ…!!」
辛うじてそう言うと、身体をぴん、と硬直させて、その後しびれるような、自我を一瞬失うほどの絶頂の感覚に陥ってしまう。
>87
「どうやら先にイってしまったらしいな。だが私はまだだぞ?」
更なる快楽に嬌声を上げるみかさの反応と膣内の締め付けを感じながら、
自身も限界に近づく。
「くっ・・・もう、出るぞ・・・!!」
みかさが身体を硬直させると同時に、膣内で逸物が爆発する。
うめき声を上げる主人と同調するように、大きく震えて精液を放出する。
>>88 「うあぁ…あぁぁぁ!!!」
言葉にならない声を発し、主人とともに再び達する。
「あぁ…いっぱい…いっぱいご主人様のが…来てるぅ…」
朦朧とした意識でそう答え、直後に主人と繋がったままぐったりとしてしまう。
意識ははっきりしなくとも、秘所だけはびくびくと動き、いまだ主人を欲するように動いている。
>89
「ふう・・・君はこっちの方はもう十分に上達しているように感じられたな」
逸物を引き抜き、ベッドから立ち上がり衣服を整えながらいまだぐったりとした
みかさに言う。
「しかしまぁ、『大人っぽくなりたい』と考えている限りはまだ大人ではないのは確かだよ」
ここまでやっておきながら、本末転倒である。
>>90 >『大人っぽくなりたい』と考えている限りはまだ〜
「ふぁ…い。わかり…ました」
主人のベッドの上で、さらけ出したままのたわわな胸を隠そうともせずに呆然と横たわっていたが、やがていそいそと後始末をして衣服も着る。
「あの…それでは夜も遅いのでこれで…今晩はありがとうございました…」
何に礼を言っているのか分からないまま、そう言って主人の私室から下がる。
何度か達したために、足元が定まらず、ふらふらしながらようやく自室まで辿り着く。
「考えてる…限りは…」
ぼんやりとした目のままそう言うと、髪をいつものポニーテールに直し、その後倒れるよう眠りにつく。
その脇の机には、どこから引っ張り出してきたのか「メイドのお仕事〜基礎編〜」の全巻、「メイドお仕事〜夜編〜」の上下巻が置いてあった。
媚薬でハァハァ気味な瑞葉?
瑞葉が一番近いかな、と。ただ髪型がな…。
97 :
萩野 瑞葉:03/03/30 23:10 ID:6a628Kky
一仕事終えて休憩室で雑誌を眺めている。
「……あれ? この間通りかかった時とお屋敷の様子が違うような……」
名無しの御主人様の屋敷前を歩いている途中、ぴたっと止まって
屋敷を見上げ首を傾げる。
「改築し直したのかな? 気に入らなかったところがあったとか……?」
厨房の壁に貼られているシフト表と時計を見比べながら炊飯器のタイマーをセットしている。
大学の仲間とで飲み会でもあったのか、かなり「できあがった」様子で屋敷に戻ってくる。
誰かが屋敷に戻ってきたようなので、出迎えに行く。
するとそこにおぼつかない足取り、というより千鳥足で顔を真っ赤にした伊達を見つける。
「だ、伊達様、大丈夫ですか!?」
駆け寄ってふらつく伊達の身体を支える。
相当酔いが回っているのか、出迎えに来た志保にふらふらと寄りかかってしまう。
「あ、ああ志保さん、こんばんは。大丈夫…俺は一人で歩けるからっ……と。…おっと」
志保とあまりかみあわない会話をすると、何とか一人で歩こうとするが、応接間の長いソファーの前でよろけてそこにあおむけに倒れ込んでしまう。
「歩けてないじゃありませんか。もう…」
伊達の言葉と行動が逆になっているのにあきれると、
一度厨房に戻ってコップに注いだ水を持ってくる。
「はい、どうぞ。お水です」
「ああ、ありがとう。…スピリタス飲むのはやめとけば良かったか…」
志保から水をもらって一気に飲み干すが、いっこうに酔いは覚めそうにない。
そんな自分を見てもう一杯水を持って来ようか、とでも考えていそうな志保を見て、普段でも言わなそうな冗談じみた言葉を言う。
「酔い覚ましの水をもらっても…君がいるから当分酔いは覚めそうもないな」
真っ赤な顔でそんな事を言いつつ、側に立っている志保の手を取る。
「…っ、だ、伊達様がそんなこと言っても似合わないですよ〜」
赤い真面目顔で言葉を発する伊達に吹き出し、小さく笑い出す。
「マスターなら似合いそうですけれど」
そう付け加えた後、目を伏せて彼の耳元でこう囁く。
「でも、うれしいですよ。伊達様」
さすがに酔っていても自分の言った事が分かっていたのか、言い終わってから志保の笑いと共に苦笑する。だが。
>「でも、うれしいですよ。伊達様」
「し、志保さん……!!」
志保の囁きとセリフがよほどツボにはまったのか、酔いも吹っ飛ぶような素っ頓狂な声を上げてしまうと、その後急に真面目顔になって志保の目をじっと見つめる。
やがて、酔ったせいで大胆になったのか、つかんだままの志保の手を引き、自分の側に座らせてしまう。
「志保さん…君の気持ちは知ってる…。けど、今夜だけは俺の側にいてくれないか…?」
酔ってないとこんなの言えそうもないな、と付け加えてから、視線をそらしてそっぽを向き、志保の反応を待つ。
「……今夜だけ、ですか?」
伊達の手を握り返しながら聞き取れないぐらいの小声で呟いた。
そして一呼吸置き、ゆっくりと口を開く。
「それに私の気持ちは…その……以前のものとは違います。
何というか、上手く言えないんですけど…」
俯いたまま喋り続ける。
「あと、あの時は本当に感謝しています。私に本当のことを教えて下さって」
「えっ…?」
最初の言葉は聞き取れなかったものの、予想外な志保の返答に目を見開いて驚く。少なからず動揺したようでもある。
>あと、あの時は本当に感謝しています〜
「…ああ、俺は君のような女性が薬に溺れるのを見過ごせなかっただけさ…。そう、あの時だって俺は…!」
そこまで言うと、もう我慢できなかったのか、唯一しっかり動く両手で志保を抱き寄せ、その唇を奪う。
「足腰立たないのが残念だ…。今日だけでも、君が欲しかったな…」
志保の唇から離れると、赤い顔のままで横を向き、そう呟く。
「伊達様、お疲れでしょう? 楽になさって下さい」
跪き、伊達の太ももに優しく指を這わせる。
そしてその指が彼の股間の部分まで達すると、顔を上げてこう言った。
「私が自分で致しますので…」
伊達のズボンのチャックを開く。
「ああ…すまない、ありがとう」
ありがとう、と言うのも変な言い方ではあるが、いたってまともな表情で志保に言う。
意中の女性による奉仕を期待しているからか、酔っているとは思えないほど股間が固く起立し始めていく。
膨らみ始めた伊達の逸物を優しく口内に納めてゆく。
口内に納めた後は舌で器用に唾液を絡め、それを潤滑液にする。
そして十分なぬめりを口内の逸物に持たせると、唇を窄めて抽送を開始する。
「…んっ、ん……っ、んん…」
静かな水音が応接間に響き、その音が自分の性感を高まらせる。
頬に朱が混じり始め、胸の鼓動が高まってゆく。
ほとんど動けない自分の下半身に奉仕され、それを眺める…。そんな状況に、かつてない興奮を覚えてしまう。
「しっ、志保…くっ…」
さん付けも忘れ、志保から与えられる快感に、ただ呻くような声を上げながら耐えるのみとなる。
「んっ…んん…ぷはぁっ、はぁはぁ」
口内で逸物が完全に膨張したと判断すると、一度口から伊達のものを出す。
次に自分の胸元をはだけさせて乳房を露出させる。
「伊達様、これはどうでしょう…」
乳首が硬く立った大きな双丘の間に伊達のものを挟みこむ。
そして俯いて彼のものを舌で刺激する。
一旦志保の口内から解放され、一度大きく吐息をはくが、次の志保の行動にまたも翻弄される。
「うわっ…。志保っ…上手すぎる…よ」
感覚的にだけでなく、視覚的にもあまりに淫らな光景に、強い吐精感を覚える。
「くっ…待った、そんなにされたら…。やば…もうイっちゃうって」
常に受け身という倒錯した状態なせいか、普段では見せないような弱々しい声をつい漏らしてしまう。
伊達の声に一時、責めを止める。
「…伊達様、ではどこで致しましょう?」
そう悪戯っぽく尋ねて彼の逸物を手で少しだけしごく。
「ソファーの上に出しちゃいましょうか?」
志保の悪戯っぽい笑みを見て、主導権を握られきっている事に今更気付いて苦笑する。
「ふふ…出すなら君の中がいいな。あれだけしたんだ…もう濡れてる、よな?」
精一杯の虚勢を張ると、まだなんとか動く手を伸ばして、志保の髪を軽く撫でてみる。
髪を撫でる伊達の手を取り、自分の股間に持っていく。
「…ほら、布越しでもこんなに」
びしょ濡れでもう使い物にならないショーツを脱いで床に置くと、
ソファーに彼を寝かせて騎乗位の格好になる。
「…たっぷりと私の中に出して下さいね」
逸物を握って何度か焦らすようにして秘裂に這わせ、愛液をまぶす。
そして膣を拡張される快感をじっくりと味わうようにゆっくりと彼の逸物を挿入していく。
「んっ、ぁ…ぁ……はぁ、ぁ」
志保の中に挿入した瞬間の、熱く包まれるような感覚を味わい、同時に自分を迎え入れた志保を見つめる。
「本当に…綺麗だ。例えるならまさにサファイアだよ…」
志保の豊かな胸を下から包みあげるように揉み始めながら、しっかり動けないながらもなんとか腰を使おうとしてみる。
その動きは壊れ物を優しく扱うかのように繊細であった。
最初は噛み合っていなかったが、
やがてすぐに繊細な伊達の腰の動きに合わせるようにしてこちらも腰を動かす。
膣の奥深くまで逸物が達し、子宮が圧迫される。
卑猥な水音と共に粘膜が擦り上げられる快感に惚け、嬌声を上げ始める。
「んぁ…、んっ、伊達様…はぅ…ぅ、ぁ…ぁ」
「いいぞ…いい感じだ…」
独り言のようにそう言うと、時には角度を変えつつ、時には円を描くようにしながら、腰を使い始める。
その一方で、志保の固くしこり始めていた胸の先端を、両手で交互につまんだり、はじいたりして手も休めようとはしない。
次第に淫靡な水音も、その音の大きさを上げていく。
「あぁ… おなかがかき回されてっ、あっ、んぁ、胸も気持ちいい…です。伊達様ぁ…」
媚びるように声を発しながら腰の動きを速めていく。
「はぁ、ぁ…、ぅん……ぁぁ…」
胎内で暴れるものが生みだす振動や、
乳房の先端にあるいやらしく立った乳首を責められて頭が真っ白になってゆく。
股間の肉を溶かしてえぐるような快感、
乳首から発せられる適度な痛みなどの要素が複雑に絡み合い、快感の頂へと近づく。
「あっ、ぁっ、あっ、ぁ…ぁ…」
「…つっ…志保っ…」
自分も相手ももう絶頂が近いと感じ、左手を志保の太股あたりに置いて体勢を固定すると、精一杯のスピードで下から突き上げていく。
「我慢しなくても…いいんだからな?」
妖艶ささえ漂わせるような志保の表情を見ながら、彼女にも聞こえるようにそう呼びかける。
「あぁぁ…ぅ、が、我慢なんかしてないですっ、伊達さ、まぁっ、あぁっ」
より胎内に響く快感を与えられ、理性が外れ始める。
「ダメぇっ、奥まで突いちゃぁっ、そ、それに溶けちゃいますよぉ」
「…今は遠慮せずに溶ければいいさ。…好きなだけ」
右手の人差し指で、志保の頬から首、肩から腰への美しいラインをすうっと辿りつつ、そう答える。
「志保っ…そろそろだ、行くぞ!」
限界がもう近いのか、時折ぶるっ、と震えながらも、最後に志保のより奥へと熱い杭を打ち込んでいく。
「あぁっ、ぅ、あぁぁっ!」
腹の奥に熱い肉の棒を打ち付けられ、
身体全体が消滅してしまいそうな快感に襲われて達する。
「ぁっ、ぁ……ぁ…」
「くぉっ…!」
志保にやや遅れて、大量の白濁を放出して達する。
ふと、意識朦朧のままの志保に気付いて、そっと身体を引き寄せて強く抱きしめる。
「あぁ… 伊達様……」
抱きしめられて伊達の温もりが伝わり、
膣内でも彼の温もりを受け止める。
心地よい眠気に襲われ、彼の胸の中で瞳を閉じる。
「{伊達様}か…。いつか、様抜きで話してくれるかな…」
志保が眠りに落ちたのを見て、自分のものを引き抜くと、外套を志保に掛ける。
(応接間のソファーで寝たら、翌朝どうなる事やら…まあ、いいか)
そう考えつつ、安らかな寝顔の志保を見る。
「…おやすみ。志保」
志保の額にキスをすると、自分もまた眠りに落ちる。
140 :
Rom:03/04/01 11:46 ID:is8eVu6b
「うわぁ〜、それにしても昨日の志保さん達、大胆だったなぁ……」
昨日、事のあった応接間を小走りで通り過ぎていく。
厨房の机に突っ伏して居眠りしていたのだが
ハッと目を覚ます。
ふと、廊下の窓からすっかり春めいた庭の様子を眺める。
春めいてきたとはいえ、夜気の寒さに身を震わせる。
小腹が減ったのか、厨房をうろつく。
自室から出て行く。
厨房に入ってきた主人に気付いて立ち上がる。
「あ、おじ様・・・・・・お夜食でもお探しですの?」
冷蔵庫に歩み寄る。
「何かお出ししましょうか?」
>>152 「おう、瑞葉か。…うーむ、何か簡単な物でも作ってもらおうかな」
瑞葉にそう言うと、自分はテーブル側の椅子に座る。
>>153 「はい、分かりましたわ」
優しく微笑んで頷くと、冷蔵庫の扉を開けて
サラミとチーズを取り出し、食べやすい大きさに切り分けて盛り付ける。
さらにウイスキーをグラスに注いで氷を浮かべ
主人の前に一緒に出す。
「どうぞ、召し上がれ」
「ん?」
厨房で主人と瑞葉を見つけると、なぜか物蔭に隠れてしまう。
「(どんぐらい進展してるんだろうなああの二人は・・・気になる・・・)」
彼らしくない行動である。
>>154 ウイスキーのグラスを受け取り、美味しそうに飲む。
「そういえば…。瑞葉は昨日の志保を見たかな?」
不意に、意味深にニヤリと笑うと、サラミを口にして瑞葉の反応を待つ。
>>156 「志保さん? 志保さんがどうかなさいましたの?」
小首を傾げて怪訝そうな顔になる。
が、次の瞬間あらぬ想像をしてしまう。
(ま、まさかおじ様は昨晩の夜のお供を志保さんに・・・・・?)
>156
「(始まったな・・・)」
昨日の志保の事を見かけた為、マスターは主人の期待している物が予想できた。
>>157 瑞葉の 質問には直接答えず、目をそらしてグラスを口に運ぶ。
「いやいや、やはり志保は大したメイドだよ。酔って動けない伊達に、しっかり[介抱]をな…」
瑞葉にもそれとわかるように、ちらりと視線を向けてみる。
「ふふふ…瑞葉にも、一人前になりたいのならあのくらいの能力が欲しいものだな。今のままでは差は歴然だ」
わざと煽るかのような口調で、そう話す。
>>158-159 マスターに覗かれているのも知らずに主人にすがりつく。
「お、おじ様・・・・・・確かに私、出来の悪いメイドですけれど・・・・・・」
その脳裏には先日の研修での失敗の数々が渦巻いている。
「でも、御命令には絶対逆らったりしませんから・・・・・・
だから見捨てないで下さいっ」
しゃべっているうちに悪い想像がどんどん加速していっている。
「・・・・・・たとえ・・・・・・・その、性欲の捌け口でも構いませんから・・・・・・・」
涙ぐんで訴える。
>>160 「な…ど、どうしたんだ?瑞葉?」
瑞葉の成長を期待しての軽く冗談じみた話のつもりだったのだが、急にすがりつかれて涙ぐまれるほどに重大な事だったか?と一人動揺する。
研修会の件はあまり瑞葉から直接は聞いていないせいか、最後の一言で完全に混乱状態になる。
「…あー、ええとだな。まあ、落ち着きなさい。大体…私は瑞葉を性欲の捌け口だなんて思っていないし」
そう言うものの、他人から突っ込まれると自信がないのもあってか、最後の方はマスターにまでは聞き取れない小さな声になる。
>160
「(あーあ、やっちまったな・・・)」
涙ぐむ瑞葉を見てため息をつく。
「(彼女は結構その事気にしてんだからいじるべきじゃあないだろ・・・)」
>161
「(・・・?良く聞き取れない・・・)」
主人の最後の言葉が気になるが、仕方ないので気にしない事にする。
>>161 トラウマを刺激されて我を失っていたが
主人の温かい言葉に何とか立ち直る。
「おじ様・・・・・・はい、ありがとうございます」
涙をぬぐい、しばらくの沈黙の後、少し悪戯っぽく微笑む。
「・・・・・・でも、時々は・・・・・・可愛がって下さいね」
そう言うと主人の頬に軽くキスをする。
>>163 「ほお…時々で良いのか?瑞葉も一人の時間が長いと[寂しい〜]なんてやってたりしてな?」
まるで似ていない声真似をしながら、瑞葉の耳元でさらに囁く。
「だがそのうち…また一段階成長した瑞葉を見たいものだな」
言葉の意味の判断を相手に任せる様なあいまいな発言をすると、残っていたウイスキーをぐっと飲み干す。
>163-164
「(これは・・・心配する程でもないらしいな)」
二人の様子を見て奇妙な安心感を得ると、気づかれないように厨房を去っていく。
>>164 >一人の時間が長いと〜
まったく覚えが無いわけではないので思わず赤面してしまう。
「そ、それは・・・・・・その・・・・・・」
>だがそのうち〜
「は、はい! その時は、夜のことだけでなくて・・・・・・・
一人前のメイドとして、おじ様を御持て成し致しますわ」
そう言うと主人が使い終わった食器類を片付け始める。
「さ、おじ様、もう遅いですし、お身体に障らない内にお休みください」
>>166 「ああ、そうだな。それじゃおやすみ、瑞葉」
瑞葉にそう言うと、何やら上機嫌で自室に戻っていく。
(これで[瑞葉の成長を確かめる]などと言って、いつか楽しめそうだな…)
そんな事を考えながら、ベッドに入って眠りにつく。
「はあ…、もう…瑞葉さん、うらやましすぎるよぉ…」
厨房での主人と瑞葉の甘々な光景を見たのか、やたら羨ましげな様子で部屋に戻る。
「あーっ!もう、私も好きな人とラブラブしたいって〜!」
最近ストレスも溜まっているのか、ベッドに当てつけの踵落としを放ち、頬を膨らませながら着替える。
客の執拗なセクハラに耐えて、ポットのお茶を注ごうと中腰になっている。
「あっ……いやあっ、そこはだめ……っ!」
「んん? どうしたのかな? ほほう……ここがいいのかな?」
太ももを撫でまわしていた手を下着の中に入れて秘裂に指を差し込み
水音を立てながら膣口をくすぐる。
「ひゃぁぁっ!!」
「ふふ……ぐちょぐちょじゃないか」
そして下着を下げると、五月の背後から強引に肉幹を突き立てる。
「ああっ! お客様……お、お許しを……っ!」
「ほらほら、しっかりしていないとお茶がこぼれるよ? こぼしてしまったら
お仕事が増えるよ……」
ニヤリと笑うと五月の腰を両手で押さえながら、じわじわと挿入のスピードを上げていく。
「あううっ……あ、あ……っ!」
お茶をこぼさないよう力を込めてポットの取ってを持つも、客の動きに
合わせて注ぎ口がら少しずつお茶がこぼれる。
「……ま、君の愛液がこぼれているからどんなに努力しても無駄だけどね」
170 :
名無しさん@ピンキー:03/04/03 21:22 ID:rH+uNto+
五月って病気治ったの?
夜空を見上げながら、屋敷の外の郵便箱からから手紙を持ってきている。
客がようやく帰り、休憩室でぐずり泣きしている。
「ぐすっ……なによあのお客……ひっく……」
そこにメイド長が入ってきて、いつになく優しい雰囲気で五月を宥める。
メイド長の優しい言葉に、次第に感情が落ち着いてくる。
「はい……はい、わかりました……これからも頑張りま……んんっ!」
突然メイド長が口付けしてきて驚くが、抵抗せずそれを受け入れる。
(メイド長は私を慰めてくれているんだわ……本当はとっても
優しい人だったんだ……)
目を閉じてメイド長の愛撫を受け入れていたため、メイド長の不気味な笑みに
気付かず、沸き起こる快感に身を委ねる。
「大変大変大変〜!!」
>>171で見た手紙を見て、血相を変えて荷物をまとめる。
「ご主人様には書き置き置いておけばいいよね…早く行かなきゃ!」
主人の部屋に、書き置きを置いて、荷物を抱えて屋敷から飛び出す。
【先日父が過労で倒れて、かなり深刻な状況らしいのです。その事で、勝手ですが2週間程休暇をいただき、一度地元に帰りたいと思います。
メイドの立場を省みない自分勝手な私をお許し下さい】
そんなたどたどしい文章の書き置きが机の上に残されている。
屋敷の玄関の方から騒がしい物音が響いてきたのに首を傾げる。
「何ですかしら・・・・・ひょっとしてお客様?」
とりあえず玄関の様子を見に行ってみる。
自室でベッドに寝転がっていたが、やがて眠ってしまう。
既に物音は収まっており、しんとしているので首を傾げつつ戻ってくる。
部屋から出てくる。
眠っている間に何かあったのか、かなり顔色が悪く、汗もかいている。
水を飲もうと、厨房へ向かっていく。
>>179 部屋へ戻る途中、顔色の悪いマスターに出会う。
「あら? どうなさいましたの? お顔の色が・・・・・・」
心配そうに歩み寄る。
>180
「・・・ああ、君か・・・」
瑞葉の問いにも力なく答える。
近づいてみるとさらに顔色が悪い事が伺える。
「すまない、ちょっとうなされただけ、だ・・・」
短く答える。
>>181 「本当に大丈夫ですか?」
マスターを支えて厨房へ。
「とりあえず、お水をどうぞ・・・・・・」
マスターを椅子につかせると、冷たい水を差し出す。
>182
「ありがとう・・・」
水をゆっくり飲み干す。
汗は引いたようだが、一向に顔色は優れない。
「あの時の夢を見たのは久しぶりだ・・・・」
中空を見つめながら呟く。
>>183 マスターの意味深な呟きを聞いて
詳しく尋ねていいものか戸惑う。
「・・・・・何か心配なことでもありますの?」
僅かに残っていた額の汗を拭ってやりながら問う。
「私に何か、できることは・・・・・・?」
>184
「心配、というより、過去の話だ・・・」
少しずつでは有るが、ようやく顔色が戻ってくる。
「あの時・・・俺の時間が止まった時・・・」
過去を思い出す、視線が遠くなるが、瑞葉の言葉に弱々しく笑みを浮かべる。
「ありがとう、それだけで嬉しい。でも・・・俺のこの事を話して君まで不快にするのは、よくないだろう・・・」
>>185 マスターの表情に胸が締め付けられるような感触を味わい、
思わずその頭を胸に抱きしめてしまう。
「・・・・・・話して下さらなくてもいいですわ・・・・・・
ただ、今だけは信じて下さいますか? もう大丈夫だって」
マスターの頭をゆっくりと優しく撫でる。
>186
力無いまま瑞葉に抱かれる。
「そう、だな・・・もう、あの時には戻れない・・・それを忘れていた」
その心地よさに身を任せそうになるが、自分の頭を胸からゆっくり離す。
「あいつは、もういないんだもんな・・・いつまでも縛られたら駄目か・・・ありがとう、気づかせてくれて」
にこりと微笑む。
「いつかと立場逆転だな。でも、少しは気が楽になったよ」
>>187 「よかった・・・・・・・少しはお役に立てたみたいですわね」
思わずとってしまったじ自分の行動に赤面しつつ身を離す。
>188
「ああ、ありがとう」
赤面する瑞葉を見てふっと笑う。
「・・・自分でも、何度も忘れよう、と思ってきていたんだがな、許してくれないらしい」
視線を再び中空に移し、呟く。
「こんな風に思い出してはうなされて・・・」
>>189 「マスター・・・・・・!」
肩をつかんで顔を覗き込む。
「このお屋敷にいらっしゃる間は、少なくともお一人じゃありませんから・・・・・・
そんな時は、私でよければお慰めしますわ。
ですから、そんな風に一人で悩まないで下さい」
必死で言い募る。
「それが私からの、お世話になった御礼ですわ」
>190
「・・・ああ。頼りたくなったら頼らせてもらう。だけど・・・」
瑞葉の髪を撫でる。
「慰めを期待している、わけじゃないんだ・・・それだけは言っておきたい」
椅子から立ちあがる。
「あと最後に蛇足だが、あんま言い過ぎない方がいいぞ?この間みたいに「捌け口でもいい」とか・・・」
>>191 「・・・・・っ!」
驚いて後退る。
「き、聞いてらっしゃいましたの!?」
両手で口を抑えて耳まで真っ赤になると、
羞恥のあまり、居た堪れなくなって厨房を飛び出していってしまう。
「し、失礼します・・・・・・!」
>192
「悪い事したなあ」
真っ赤になって飛び出していった瑞葉を見て思わずくっくと笑う。
しばらくすると、穏やかな表情のまま、自室へと去っていく。
194 :
名無しさん@ピンキー:03/04/06 23:48 ID:BrDiaEI0
、
195 :
名無しさん@ピンキー:03/04/06 23:49 ID:+Uw5iiKU
厨房の机で料理の本を読んでいる。
「……ぬぅ。細々とした仕事が多くて、記録庫の整理をしている時間も……
いやいや、本業に精を出してこその道楽です故、このような愚痴を言うことは……」
得も言われぬ忙しさに翻弄され、思わず一人粗相・一人説教をしてしまう名無しの執事であった。
「すっかり夜遅くなってしまいましたけど・・・・・・」
厨房で子猫の餌になるようなものを探している。
(夜の小屋にて、何かを捜している)
小屋の中で爆睡している
ピンポーン
屋敷の呼び鈴に手を掛ける
「おかしいな、、、留守か?」
呼び鈴が鳴ったような気がして玄関へ出てみる。
「はい、どなたかいらっしゃいますか?」
「???」
応答が無く、外を見ても誰もいなかったので
首を傾げつつ元いたところへ戻る。
その途中でふと、とある想像が浮かぶ。
(ま、まさか、お化け・・・・・・?)
そんな馬鹿な、と思いつつも廊下を走って私室へ飛び込むと
メイド服のままでベッドにもぐりこんでしまう。
204 :
椿 杏樹:03/04/11 23:25 ID:GWvpzxTb
屋根裏部屋の整頓をしている。
○
206 :
椿 杏樹:03/04/11 23:49 ID:GWvpzxTb
置かれた荷物の中からゴミだけより分けている。
207 :
椿 杏樹:03/04/12 00:39 ID:lTtw9Cg2
「片付け終了〜。さ、一息ついてお茶でも飲みましょ」
屋根裏部屋の扉を閉め、ゴミのダンボールを抱え厨房に向かう。
控え室に置いてある雑誌を整理している。
厨房の棚を漁り、缶詰を発掘しようと奮闘している。
「……なんだ、果物の缶詰しかないじゃないか。酒のつまみは無いのか?」
211 :
空瀬 友里恵:03/04/13 19:32 ID:o+RM57xc
はじめまして、メイド希望です。
よろしくお願いします!
「あら? 新しいメイドさんがいらしたんですのね」
メイドの名簿に見慣れない名前が加わっているのを見て呟く。
「空瀬さん・・・・・・今度ご挨拶に伺いませんと」
名簿の入ったファイルを棚に戻すと
とりあえず厨房に向かう。
「誰かいないのかな・・・?」
廊下をうろつく。
「私は何処に行けばいいんだろう・・・。」
「あら? ひょっとしてあの方が新しい・・・・・・」
廊下を歩いている見慣れない人影を発見する。
「こんばんは・・・・・・ひょっとして新しくいらした方ですか?
「あっはい!そうです!空瀬友里恵と申します!
よろしくお願いします!」
いきなり声をかけられて焦り、大げさに礼をする。
「あっ、こ、こちらこそよろしくお願い致しますわ。
私、萩野瑞葉と申します」
友里恵に習って深々と頭を下げる。
「よろしくお願いします・・・。
あの、私はまず何をしたらいいんでしょう・・・?
ご主人様にご挨拶を、と思ったのですが、今は不在のようですし・・・。」
「うーん・・・・・そうですわね、ではとりあえず厨房にご案内しますから
一緒にお片づけをして下さいますか?」
そう言うと友里恵を厨房へ誘う。
「まだお夕飯の後の始末と明日の朝の支度は
終わっていないと思うのですけれど・・・・・・」
「わかりました!萩野…先輩。」
もう1度お辞儀をしてから萩野と共に厨房へ向かう。
「先輩だなんて・・・・・・私、そんなに大したものでは・・・・・・」
先輩と言われて照れる。
「と、とにかくお皿を洗いましょうか」
メイドの先輩が出来た嬉しさから食器を洗いながら色々話す。
「あぁ…早くご主人様にお目に掛かりたいです…。
きっと素敵な方なのでしょうね…。先輩はいつから此方に?」
>きっと素敵な〜
(う・・・・・・同意していいものですかしら・・・・・・
おじ様のことですからきっとそのうち、お手をおつけになるでしょうし・・・・・)
鍋をタワシで擦りながら悶々とする。
>いつから此処に?
「ええと、もう半年以上になりますかしら。
まだ未熟なところばかりですけれど・・・・・・」
自嘲気味の笑みを浮かべて答える。
「そんなにいらっしゃるんですか…。
私は仕事にも生活にも慣れれるかどうか心配で…。
どこか抜けている所もあるのでいつも…きゃっ!」
お喋りに夢中になりながらお皿を拭いていた所為か、手を滑らせてしまい
割れる音が厨房に響く。
「あ・・・・・っ」
友里恵が皿を割ったのを見て瞬間的に数々の思考が浮かぶ。
(どうしましょう・・・・・・? 正直におじ様に報告したとしたら
おじ様は早くも友里恵さんにお手をおつけになるでしょうし、
そうしたらまたお相手が増えてしまうし
それに友里恵さんもそれでいいのかどうか・・・・・・
でも私がやったことにして、それが後で嘘だってバレたら・・・・・・?)
傍目には呆然としているように見えるが
本人は大真面目である。
[素:メール欄一見希望]
227 :
椿 杏樹:03/04/13 23:27 ID:dxURoKvt
階段の掃除をしている。
「♪〜♪〜 …あら?」
物が割れる音に気付き、そちらの方に顔を向ける。
「っど・・・どうしましょう・・・。初日からこんな・・・。
あの・・・このお皿って・・・やっぱり高い・・・ですよ・・・ね?」
「え、ええと、そのお皿は確か・・・・・・・」
瑞葉も育ちが育ちなので今ひとつ経済感覚はないが
一介の使用人が弁償するにはキツいものであることは分かる。
(どなたかいらっしゃらない内に隠してしまうのもアリですかしら?)
罪悪感を覚えながら破片を箒で集め始める。
「あの、あまり気になさらないでも・・・・・・・」
「本当に…私は…」
ショックのあまり涙目になってきてしまう。
「…ご主人様…はいつ帰られるのでしょうか…。
私、正直に謝ります…。それで解雇されてしまっても…しょうがないです…。
あっ、先輩、ガラスは私が片付けます!」
>>230 「そう・・・・・ですか・・・・・・」
友里恵がそういうのなら仕方ない、と
複雑な表情で手を引く。
ガラスを片付けてしまい、洗い物に戻る。
「本当にすみません…。この家に仕える身になったというのに
自分のお喋りにばかり夢中になってしまって・・・。」
233 :
椿 杏樹:03/04/13 23:51 ID:dxURoKvt
一人ぼっちでしんとした廊下にさっきの物音だけが響き、急に怖くなる。
「…なんか怖くなってきちゃった…。も、もう片付けようかしら…」
不安な様子で、階段脇に立て掛けていた掃除用具をまとめる。
>>232 「いいえ、いきなりお仕事を任せた私もいけなかったんですわ」
そう言ったところでふと、あることを思いつく。
(ひょっとしてこう言えば、一緒にお仕置きしていただけ・・・・・・っ!?
い、いえ、別にお仕置きをして欲しいわけじゃ・・・・・・)
相変わらず悶々として、頭を左右に振ったりしながら
鍋をガシゴシと擦っている。
「いえ、私がドジなだけなんです!先輩は悪くありません…!」
(謝って…許して頂けるのかしら…。解雇になったらどうしましょう…。)
また皿を割ったりしないように慎重に洗い物を続ける。
>>236 友里恵が不安そうな顔をしているので声をかける。
「大丈夫ですわ。おじ様はお優しい方ですから。
このくらいでクビにしたりはしません。
ただ、その・・・・・・きっとお仕置きはなさるでしょうけど・・・・・・」
僅かに顔が赤らむ。
238 :
椿 杏樹:03/04/14 00:01 ID:zCTwyvEF
モップ・箒・水の入った雑巾バケツなどを両手に持って歩いている。
「お仕置き…ですか…?それは…その…3日間食事抜きだとか、
今日中に屋敷の全部屋を掃除するように…とか・・・?」
お仕置きという処置に恐怖感を募らせながらも、”優しい方”という言葉に
少し安心する。
伝票を眺めながら事務室を出る。
241 :
椿 杏樹:03/04/14 00:09 ID:zCTwyvEF
「うーん、しょ。」
モップと箒を倉庫に戻して、汚水入りバケツのみを持ち歩く。
「あとは、これを捨てれば、終わり…」
友里恵の「お仕置き」という言葉に対する
あまりに純粋な反応に、自分が考えていたことに対して自己嫌悪を覚える。
「い、いいえ・・・・・・でも、覚悟はしておいた方がいいかもしれませんわ。
ではとりあえず、おじ様を探して来ますから」
友里恵の意思は揺るがないと見て、主人を探しに出る。
瑞葉が主人を探しに行ってしまった為、友里恵は厨房の隅にある椅子に座り、
これから自分はどうなるのだろうかと考え込んでいた。
(食事を抜かれる位なら耐えられるけど…全部屋を掃除となると…)
>>241 事務室から出ると椿を見つけ、彼女の行動を陰で観察していた。
そしてあることをひらめいて彼女に近寄って話しかける。
「椿さん、もしかしてその箒と雑巾……」
小柄な体型のため、見上げるような格好になってしまう。
瑞葉から報告を受けて
(とりあえず瑞葉は焦らして嫉妬させた方が面白そうだな・・・・・)
などと思いながら厨房にやってくる。
「ふむ、君が空瀬友里恵くんだね? 来て早々に皿を割ったそうだが。
瑞葉から聞いていると思うが、私は主人として君に
お仕置きをしなくてはならない」
友里恵に反論の隙を与えないように滔々としゃべる。
「さて、どうしようかな?」
246 :
椿 杏樹:03/04/14 00:25 ID:zCTwyvEF
>>244 「はい?…あ、きゃっ!!」
背後から声をかけられ振り向くが、勢いあまってバケツの水が
会計士にかかってしまう。
「まあどうしましょう。ごめんなさい…」
持っていた伝票はなんとか無事なようである。
「はじめまして!空瀬友里恵です!」
とりあえず初対面なのだから、と自己紹介をする。
「お皿…申し訳ありませんした…。食事を3日間我慢します…。」
お仕置きという事を自分の想像通りだと思い込んでしまっている。
>>246 「いえいえ、これぐらいどうってことないですよ。ヒヒッ」
そう下卑た笑いをひとつ浮かべながら話を続ける。
「さっきの箒、あれは確か美術品として保管してあった箒だったはずでしたが…」
一呼吸置き、「もしかして使っちゃいましたか?」と顔を近づけて訊く。
「あれは昔、ヨーロッパで魔女が使っていた箒だとかなんとか…」
今日からこちらのお屋敷にお勤めさせていただくことになったんだけれど…。
いつまでこのお部屋で待っていればいいのかなぁ…?
ご主人様には何時お会いできるんだろう…。
>>247 「ん? 食事抜き?」
突拍子も無いことを言われて眼を丸くするが
どうも友里恵が「お仕置き」を勘違いしているらしいことに気付く。
「いいかね、友里恵くん。この屋敷での『お仕置き』とは
そういうことではないのだ。もちろんこれからやる『お仕置き』に加えて
君が食事を抜くというのならそれは自由だがね」
251 :
椿 杏樹:03/04/14 00:38 ID:zCTwyvEF
>>248 「そ…そうですか?ごめんなさいね。」
少々変わった雰囲気の人物のようで、驚いたように返事をする。
>さっきの箒、あれは確か美術品として保管してあった箒〜
『魔女の使っていた箒』などという会計士の言葉に
しまった、というような表情になる。
「!!大変、そんな高価そうなものだったなんて…。
御主人様に知られたら、怒られてしまうでしょうか私」
>>250 「そういう事では無い…のですか?それでは私は何をしたら良いのでしょうか…?」
食事抜きでは無いと解り、何をするのか疑問に思い主人の目を強く見つめる。
>>252 「そうだな・・・・・とりあえず君は食事を抜きたいようだから
その分今夜のうちにお腹をいっぱいにしておかないとな」
そんなことを言いながら冷蔵庫を漁り、
キュウリだのイチジクだのバナナだのソーセージだのを取り出す。
「何をしているのかね? 早く着ているものを脱ぎたまえ」
>>253 「いいえ!食事抜きは撤回いたします!
…え?服を脱ぐのですか…?」
(なんで罰を受けるのに服を脱ぐの…?)
>>251 「ええ、そりゃあもう怒られるでしょうね。何しろ数百万円はするそうですから」
そして椿のバケツの中に手を突っ込み、中の雑巾をつまみあげる。
「そしてこれ。この雑巾。誰が縫ったんですか? 誰がこの布地で雑巾を作れと指示したんですか?」
咳払いをひとつ。
「これもまたひどく高価な布地なんですよ。まったく、どうしましょうかねぇ」
>>254 「何をしているのかね。早く脱ぎたまえ」
友里恵が状況を察しないので、少し不機嫌そうな顔になる。
「今からこの食べ物をたっぷりと君の下の口に咥え込んでもらうのだからな」
>>254 (下の口…?なんの事…?とにかくっ!罰なんだから、許して頂かなくちゃ!)
友里恵はのろのろと服を脱いでいき、下着だけの状態になった。
「ぬ・・・脱ぎました・・・。」
顔を赤く染め、俯きながら言う。
>>257 「よしよし・・・・・・ではそこのテーブルに腰掛けたまえ」
友里恵の下着姿にねっとりとした視線を注ぎながらテーブルへと押しやると
まずはキュウリを手にとり、ショーツの上から秘所へと押し当てる。
「時に君は経験はあるのかね?」
259 :
椿 杏樹:03/04/14 00:57 ID:zCTwyvEF
>>255 「高額ですのね…って、えっ、えっ?」
箒だけでなく、この使い古したような雑巾も高価な物と聞かされて戸惑う。
>誰がこの布地で雑巾を作れと指示〜
「うう。わかりません…これも倉庫の隅にかけてあった物ですもの。
そんな高価な布だったなんて…」
「ど、どうしたらいいでしょう。もうこんなにボロボロになってしまっては
とても美術的価値なんて無いし…」
弱ったように会計士に言う。
>>258 >まずはキュウリを〜
「ひゃぁっ・・・何・・・?」
>時に君は経験〜
「経験…って・・・?」
雰囲気と動作により、経験とは何の経験を示しているのか察知した友里恵は
一層顔を赤めた。
「・・・っありませんっ・・!」
>>260 「こらこら。こんなことで悲鳴を上げてはこの先身が持たないぞ。
そうか、経験は無いのか。ではどうかな? これはどんな感じだ?」
キュウリをショーツの上から徐々に秘裂へと差し込んでいく。
「・・・・・・オナニーくらいはしたことはあるのか?」
>>261 「あっ・・・あぁんっ!やめて下さい・・・!
そんな・・・した事ありませんっ・・・」
初めての感覚に身を震わせながら一生懸命質問に答ている。
>>259 「まぁ、いいでしょう。御主人様に知られる前に私が知ったのも何かの縁。
私がそれに代わるものを探しておきましょう。ただ、その代金は払ってもらいますよ。
しかし、すぐに払えと言うのも無理でしょう。
そこで一度に大金を稼ぐことのできる仕事があるので、ご紹介しましょうか?」
懐から手帳を取り出すと、それをパラパラとめくり始める。
応接間のドアをノックする。
>>262 「本当かね? けっこういいスタイルをしているのに。
特にこの胸なんか、自分で揉んだりして大きくしたんじゃないのかね?」
友里恵のブラジャーを上にずらして直に胸を揉み始める。
「それに、こっちも水音がし始めたようだが?」
キュウリで擦っていた秘所から響く音に耳を傾けるとバナナに持ちかえ皮をむく。
「しかし経験が無いなら仕方ない。まずはこれでフェラチオの練習だ」
そう言うと友里恵の口にバナナを無理にねじ込み反論を故意に防ぐ。
266 :
椿 杏樹:03/04/14 01:11 ID:zCTwyvEF
>>263 「良かった。ご親切に、ありがとうございます…」
にっこり笑って胸を撫で下ろす。
しかし代用品も高価なものらしく、まだ不安が残る。
(やっぱり、それでもお給料から天引きくらいじゃ済まないみたいね…。)
>一度に大金を稼ぐことのできる仕事があるので、ご紹介
「はい、よろしくお願いします。私でも出来る仕事でしたらなんなりと。」
>>265 「んっ・・・!」
何を行う事を求められているのか把握できずに、とにかくバナナを口に咥えたまま主人の顔色を伺う。
しかし、次第に苦しくなってきてします。
「やっ・・・やだ・・・」
目を潤ませながら掠れた声で言う。
>>267 「ふむ・・・・・・フェラチオはまださすがに無理か。
では仕方ない。こちらをいただくしかないなあ」
にやりと笑うと友里恵のショーツを勢いよく引き下ろし
続いて己の逸物を引きずり出す。
「さて、友里恵に選んで貰おうかな。
私のモノをくわえ込むのと、こちらのソーセージをいただくのと
どっちがいいかな? 初めてを捧げる相手だから真剣に考えて決めるんだぞ」
モノとソーセージとを見せ付けながら問う。
>>266 「では、車庫へどうぞ。その場所までお送りしましょう。ケケケ…」
踵を返し、再び下卑た笑いを浮かべる。
車庫へ向かう。そして車を運転して裏玄関の前まで動かし、停止させる。
ワックスがけがきちんとされて黒光りするベンツの窓が機械音とともに開く。
「さあ、お乗り下さい」
>>267 >にやりと笑うと友里恵の
「きゃ・・・!」
>どっちがいいかな?
「そっちを・・・下さい・・・」
友里恵は俯きながら主人のモノを指差した。
>>270 「そうか、こっちが欲しいか。私のペニスが欲しいんだな?」
わざわざ言葉に出して確認すると
友里恵の脚を肩にかつぐようにして秘所にモノを宛がう。
「ではいくぞ。痛いだろうが、これはお仕置きなのだから我慢するように」
言い終えると一気に膣内へと押し入っていく。
>>271 「あぁぁぁっ!いっ痛い…!なんで…お仕置きでこんな事を…っ。
先輩は…ご主人様は優しい方だって…!あぁっ!!」
痛みに顔を歪めていたが、必死に言葉を発している内に
いつしかそれは快楽へと変わって言った。
273 :
椿 杏樹:03/04/14 01:28 ID:zCTwyvEF
>>269 「車庫?は、はい。」
(どなたにも言付けせず出てきても良いのかしら…)
そんな疑問が頭に浮かぶが
とりあえず言われるまま裏玄関につけられたベンツに乗りこみ、
ドアに挟まれないよう、メイド服のスカートを膝の方に寄せる。
「あのー…」
親切を受けている筈なのに、何か心に引っかかる。
>>272 「私が優しくないとでも言うのかね?
普通なら初日で皿を割るようなメイドは即座にクビだろう。
そこを君の純潔で水に流してあげようというのに。
これはもっと強く言い聞かせなくてはいけないなあ」
ニヤリと笑うと残っていたイチジクを手に取り
尖った部分で友里恵のアナルを責め始める。
「・・・・・ぅお・・・・・っ、元々キツかったが、更に締まる・・・・・・・!
これは処女でなくては味わえん感覚だ・・・・・・っ!」
友里恵の初々しい締め付けに夢中になって腰を使い
イチジクをめちゃくちゃに動かす。
>>273 「はい、何でしょう?」
車を走らせ、屋敷を出る。
真夜中なので車通りは少ない。
時々バックミラー越しに椿のほうを見てニヤニヤする。
>>274 「・・っひゃぁんっ!あ・・っあぁ・・っ。
そんなに動かれたら・・・っ!あぁぁっ!」
主人の動きに耐えられなくなった友里恵は絶頂を迎えようとしていた。
「あり・・・がとうございますっ!水に流して下さっ・・・あぁぁっ!!」
そこで友里恵は初めて達した。
>>276 「お・・・・・おおぅっ! な、中に出すぞ、友里恵ぇっ!」
初めての性感の嵐に酔いしれ達した友里恵の締め付けに
溜まらず膣内で射精を始める。
大量に放出された白濁がやがて結合部から漏れ出してくる。
「・・・・・・ふぅ、これで友里恵も、私のメイドになったわけだな」
まだゆっくりと腰を動かしながら、友里恵の頭を撫でてやる。
278 :
椿 杏樹:03/04/14 01:40 ID:zCTwyvEF
>>275 (まさか『何か企んでいませんか』なんて聞けない…)
「いえ、何でもありません。さすがにこの時間だと、人気が無いですね」
どんどん人気の無い所へと走ってゆく車。
バックミラーに見えるニヤニヤ顔の会計士と目が合い
ほんとは内心落ち着かないが、いつもの調子で微笑み返す。
>>277 「ご…主人様ぁ……。」
体がだるく、朦朧とした意識の中で呟いた。
「…気持ち良かった…です…。」
>>279 「そうか、初めてなのに気持ちよかったのか。
友里恵はいやらしい娘だったんだな」
からかうように友里恵の顔を覗き込む。
「これからが愉しみだよ。とりあえず今日は私と一緒に寝てもらう。いいね?」
そう言うと友里恵を抱き上げて私室へ向かう。
>>278 「ええ、ですがこの時間だからこそ盛り上がる場所も御座います」
街灯が少なくて薄暗い森の中を走り、
幽霊屋敷のようなホテル(ホテルというには小さいが)の地下駐車場へと車を止める。
「では、降りて下さい」
椿が座っている後部座席のドアを開けてやる。
>友里恵はいやらしい娘だったんだな
「いやらしくなんてありません・・・。
…ご、ご主人様がお上手だっただけです…///」
>とりあえず今日は私と一緒に寝てもらう
「はい…。あのっその前に一度先輩とお話したいのですが…。
ご主人様に許して頂けました、と伝えたいのです…。」
>>282 「先輩? ああ、瑞葉のことか・・・・・・うーむ、しかしなあ・・・・・・」
さすがに交わったばかりの姿を見せつけると
後が怖いのではないかと悩む。
「まあ友里恵がどうしてもというなら仕方ないが」
284 :
椿 杏樹:03/04/14 01:54 ID:zCTwyvEF
>>281 「ここは…」
辿り着いた古めかしい幽霊屋敷のような建物を見上げる。
地下駐車場でベンツのドアを開けられ、おずおずと車から降りる。
「それに、この時間だからこそ盛り上がる場所…って…?」
会計士の言う意味がわからず歩きながら聞き返す。
>>283 「それじゃぁ、暫くお待ち下さい!探して来ます。
伝えられましたらすぐに戻って来ますので!」
それだけ言うと友里恵は下半身の痛みを我慢しながら服を着て
部屋を後にした。
静まり返る廊下を歩きながら、先輩を探す。
(何処に居るんだろう…屋敷の中もよくわかってないし・・・)
主人を呼んだ後に、実は食堂の方からコトの成り行きを覗いており
二人の交わりとその後の雰囲気のよさを見せつけられて
火照った体と切ない心を持て余して廊下を歩いている。
と、友里恵がおぼつかない足取りでやってくるのが目に入る。
「あ・・・・・友里恵さん・・・・・・」
複雑な表情で友里恵を迎える。
「どう、でした? おじ様は優しかったですか?」
>>287 「先輩!あ…はい、先輩の言う通り、ご主人様は優しい方ですね!
それに…お皿の事…許して頂けました!
これからはもうあんなミスを犯さないよう、一生懸命頑張ります!
宜しくお願しますね♪
…それじゃ、私はもう休ませてもらいますね…お休みなさい…。」
軽くお辞儀をして主人の私室へと戻る。
>>284 「まぁ、言葉通りの場所ですよ。ウチのお屋敷でも毎夜盛り上がっているじゃありませんか」
地下駐車場の角に設けられたエレベーターのボタンを押しながら答える。
エレベーターが到着すると、中に入って『B4』のボタンを押す。
地下4階に着くと外観の幽霊屋敷とは裏腹に、
豪華な絨毯が敷き詰められた廊下や照明が高級ホテルそのものだった。
「ここの廊下の一番奥、401号室に行って下さい」
椿にそう告げると、受付でなにやらペンを走らせる。
>>288 「そう・・・・・ですか。ええ、頑張ってお仕事しましょうね」
元気のない声で答えると友里恵を見送る。
「お休みなさい・・・・・・」
そして一人になった後でぽつりと呟く。
「・・・・・・おじ様・・・・・・」
戻ってきた友里恵を、これまた複雑な表情で迎えると
肩を抱いてベッドへ誘う。
「さ、一緒に寝ようか。それとも、一晩眠れないような方が
いやらしい友里恵にはいいのかな?」
そんなことを言って友里恵をからかいながら
二人でベッドに潜り込む。
荻野と別れた後、少し迷ったが無事に主人の部屋に着く事が出来た。
扉を軽くノックしてから部屋に入り、ベットへと潜り込む。
荻野と別れた後、少し迷ったが無事に主人の部屋に着く事が出来た。
扉を軽くノックしてから部屋に入り、ベットへと潜り込んだ。
294 :
椿 杏樹:03/04/14 02:13 ID:zCTwyvEF
>>289 >ウチのお屋敷でも毎夜〜
というくだりで、大体どんな場所か理解する。
そして受付で書き物をしている会計士を残し、言われた部屋に入る。
豪華な部屋にいるのは杏樹一人だが、なぜか周囲に人の気配も感じるような部屋だった。
「変だなあ。まるで誰かに見られてるみたいな感じ…」
ベッドに腰掛け、四方の壁を覆っているカーテンに目が行く。
椿が部屋に入るとすぐに、
カーテンの隙間から無味無臭の薄い煙のようなものが出てくる。
霧と言い換えてもいいかもしれない。
彼女が部屋の異変に気付いた時には、すでに手遅れで彼女は大量の煙を吸っていた。
身体が熱く疼き、心臓の鼓動が早まる。
部屋の四方でなにやら話し声がするが、
彼女は自分の身体の異変のほうが重要で、話し声には気付いていない。
296 :
椿 杏樹:03/04/14 02:32 ID:zCTwyvEF
「……。う…。」
霧のような煙は香料かと思っていたのだが、吸いこんでしまううちに
妙な気分になってくる。
頬や体が火照ってきて、胸が苦しくなるような感じが杏樹を襲う。
「んう…、だ、だめ…何……」
ベッドにうつぶせになり、腰だけ浮かせた四つん這いのような格好になる。
無意識のうちに自分の手でスカートをめくり上げる。
「あつい…」
椿が悶えていると、突然部屋のテレビの電源が入って映像と音が流れてくる。
聞こえてくるのは女のこびる様な声と、叫ぶような声。そして卑猥な水音。
映っているのはベッドの上で腰を動かしている3人の男女。
騎乗位で男に跨った女性が、さらに後ろからもう一人の男に貫かれている。
よく見てみると映像の中の部屋の内装や造りがこの部屋と同じである。
298 :
椿 杏樹:03/04/14 02:52 ID:zCTwyvEF
「あん…」
まったく姿を見せない会計士を待つ間に
指で下着の上から、敏感な部分をこすって慰めている。
「はぁ…はぁ…、?テレビ…」
画面に映し出された淫猥な映像をとろんとした表情で見つめる。
内装や部屋の造りが同じ事に気付き、自分も撮られているのではという
思いがよぎる。
「や…やあっ…。撮っちゃだめ…」
>ベッドの上で腰を動かしている3人の男女
「でも………。いいな…おねがい、私も…して…」
画面に話しかけながら、自分で胸を開き片手で揉みしだく。
椿が画面に話しかけて少しすると、画面が切り替わる。
映っているのは数十秒前の椿のようだ。
そして画面の中の彼女が自分の胸を揉みしだきながら、こう呟く。
「でも………。いいな…おねがい、私も…して…」
いい終えると画面が巻き戻され、画面の中の自分が再びその言葉を口にする。
胸を揉みしだきながら。
「でも………。いいな…おねがい、私も…して…」
そしてまた巻き戻されて再生。
「でも………。いいな…おねがい、私も…して…」
また。
「でも………。いいな…おねがい、私も…して…」
何度も何度も。
「でも………。いいな…おねがい、私も…して…」
「でも………。いいな…おねがい、私も…して…」
「でも………。いいな…おねがい、私も…して…」
300 :
椿 杏樹:03/04/14 03:09 ID:zCTwyvEF
「…!何これ…!!」
急に画面が切り替わり、自分自身が乱れる様子を映し出す。
が、何度も何度も同じ個所が繰り返し流れ
杏樹の羞恥心を煽る。
「い、いやあっ…!やめて、こんなの…ひどい…!あんっ」
でも体は疼く一方で全く収まる気配が無い。
「あうっ…!あっ、や、お願いだから見ないでぇ……」
快楽を追って自分を慰めると同時に、苦しそうに涙を浮かべ言葉で抵抗する。
「い、いやあっ…!やめて、こんなの…ひどい…!あんっ」
「あうっ…!あっ、や、お願いだから見ないでぇ……」
涙を浮かべながら自慰する姿さえ録画され、再生させられる。
「い、いやあっ…!やめて、こんなの…ひどい…!あんっ」
「あうっ…!あっ、や、お願いだから見ないでぇ……」
「い、いやあっ…!やめて、こんなの…ひどい…!あんっ」
「あうっ…!あっ、や、お願いだから見ないでぇ……」
「い、いやあっ…!やめて、こんなの…ひどい…!あんっ」
「あうっ…!あっ、や、お願いだから見ないでぇ……」
しかも段々とテレビの音量が自動的に大きくなってきており、椿の羞恥心を残酷に煽る。
302 :
椿 杏樹:03/04/14 03:34 ID:zCTwyvEF
明らかに複数の人間に壁から見られている。
なのに実際に杏樹の体を突く事もせず、声も上げず見ているだけ。
加えて上がるテレビの音量。
周囲の見物人の残酷な仕打ちに、激しく抵抗を覚えながらも
三本くらいの指を男性器の代わりに肉壺で早く出し入れさせる。
「ああ…!あぁん、あぅ…!」
悶えるうちにメイド服の上は、腰まですっかりはだけてしまっている。
「やぁ、あ、見てないで入れてよぉっ」
腰を前後に揺すりつつ言うが、反応は無い。
そろそろ達してしまいそうだからか、口からそんな本音が出る。
「っ!ああん……!!」
椿の指の出し入れが激しくなってくると、部屋を囲むカーテンがゆっくりと開く。
ところどころ穴の開いた薄いガラス越しに、
複数の男たちが彼女の痴態を眺めている。
「私たちは別にセックスがしたいんじゃないんだ。だから君に入れたりはしない。
君のその快楽に飢えた表情や声を楽しみたいのさ。さあ続けたまえ」
男たちの一人がそう促す。
そして自慰によって達する椿の表情や声を録画、録音していく彼ら。
男たちが椿の行為を全て記録し終えると、
最初のときのように部屋は再び霧のようなもので満たされる。
今度は眠り薬のようなもので、
自慰の疲れもあってかそれを吸い込むとすぐに椿は眠りについた。
304 :
椿 杏樹:03/04/14 04:07 ID:zCTwyvEF
達してすぐ眠りについた後、次に目を覚ますと杏樹は自室のベッドにいた。
いつのまにか屋敷に戻っていたのだ。
「ここ私の部屋…会計士さんは?あの建物は?
…もうやだ、怖かったよ、変な人ばっかりで…」
気分直しに顔でも洗おうと廊下を歩いていると、マスターの部屋の前を通りすがる。
ノックしてみようかと手を上げるが
「…。」
躊躇ったようにドアを叩くのを止め、部屋から離れる。
(何なんでしょ。慰めて欲しいの?あの人に。私…)
「ひいふうみい…」
手に持った札束を数え終えるとそれを自分の懐にしまう。
「ヘへ、箒や雑巾の布地なんてまるっきりウソなんだけどな。
御主人様に叱られるとあっちゃ反論できなくなるんだもんな。可愛いなァ。ヒヒ」
屋敷の自室から駐車場に行き、椿を運んだ車の後部座席に自分の頬を擦り付ける。
「まだ温かい。おや? このシミ、椿さんのかな?」
シートに残ったシミにキスをして、そのシミを吸う。
「ん〜、椿さんの愛液の味がするな。彼女の愛液の味知らないけど。ハァハァハァ。
でも多分、椿さんのだな。そう考えるとなんだか燃えてきたぞ」
自分の逸物をズボンから取り出して座席のシートに擦り付ける。
椿の愛液?のシミの部分に。
新メイドキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ミステリーな覗き部屋話、(・∀・)イイ!!
「さて・・・と、今日はミスしないように頑張らなくちゃ!」
友里恵はよしっと意気込むと、掃除を始めた。
「ん〜、久々の故郷はやっぱりいいな」
一つ伸びをしながら旅行用のバッグを抱えて屋敷に戻ってくる。
実は一週間ほどイギリスまで旅行していたのだが、主人以外にその事を伝えていなかったのである。
「故郷と言う事もあるが・・・やはりあの空気が一番俺には合う」
気分爽快といった面持ちで帰ってきた事を主人に伝えに行く。
時折物思いに耽ったりしながらも各人の洗濯物を回収している。
昨晩、洗濯物を取りに来たメイドを思い出しながら、ベッドの上でぼんやりとしている。
「はぁ……あの子かわいかったな〜。なんかこう、思いつめているような
雰囲気がまたいじらしいというか……」
瑞葉の事情など露知らず、どんどんと邪な妄想をふくらませていく。
「……名前、聞いておくんだった……ハァハァ」
書庫で本を探している
何冊か棚から取り出すと、自室に本を置きに行く。
物置へ向かおうと廊下を歩いている途中に、カイルの姿が目に映る。
「あっ、あの!私、一昨日から此処で働かせて頂いている
空瀬友里恵と申します。宜しくお願します。」
>319
途中、見慣れぬメイドと出会う。
「ああ・・・俺は、ここに居候してるマスターだ。よろしく」
短く自分も挨拶すると、そのまま自室へ戻ろうとする。
「宜しくお願します。
これから読書ですか?ならお茶でもお持ち致しましょうか?」
>321
「うむ・・・そうしてもらえると嬉しいな。宜しく頼む」
自分は先に戻ると、早速読書を始める。
急ぎ足で厨房へ向かい、お湯を沸かす。
紅茶をお盆にのせカイルの部屋へと運ぶ。
―コンコンッ
「失礼します。お茶をお持ちしました。」
>323
「どうぞ。お茶は適当な所に置いてくれ」
視線を上げて答えると、熱心に読書を続ける。
「それでは此処に置いておきます。」
他に何か御用がありましたらお呼び下さい。失礼します。」
カイルの座っている椅子の横にあるテーブルの上に置き、
失礼します、と部屋を後にする。
>325
お茶に手をつけて口に運んだ次の瞬間、ん?と眉間に皺を寄せる。
確認の為にもう一口飲むと、どうやら確信に変わったらしく、部屋を出て空瀬を呼ぶ。
「なあ・・・・この紅茶、何か別に入れてないか?」
どうやら、紅茶らしくない味がしたようである。
「何も入れてませんが・・・?」
カイルに呼ばれ振り向き、不思議な顔をして答える。
>327
「そうか・・・?妙にしょっぱいんだが」
俺の味覚が悪いのか?とでもいった表情をする。
「しょっぱい・・・ですか?」
そんなはずは無い、とポットなどを調べてみる。
(あっ・・・!)
小指で砂糖入れの中身を舐めて確かめると舌にしょっぱさが広がった。
>329
空瀬の反応から、大体の原因が予想できた。
「やれやれ・・・ま、新人だから仕方ないか」
一つ溜め息をつくと、椅子に腰掛ける。
(私ってば…また馬鹿なミスしてっ!!馬鹿ッば〜か〜!!)
自分で自分を一喝してから口を開く。
「申し訳ありませんでした!今から淹れ直して来ます。」
いそいそと部屋を出る。
>331
部屋を出ようとする空瀬を呼び止める。
「おいおい、砂糖と塩間違えて出しておいて、滝れ直すだけで済ませる気か?」
新人なので、一つからかってみようかという悪戯心から、意味深な言葉を言う。
(やばい…このままじゃこの前の夜みたいにお仕置きされかねない〜!)
「・・・っすみません・・・!
新しいお茶に甘い物でもいくつか添えますね!」
まずはカイルから離れなければと思い、早口で言うと半ば全速力で厨房へと走っていった。
>333
「(あの様子だと・・・)」
空瀬の反応に予想が浮かぶ。
「(変にからかったのはまずかったかな・・)」
多少罪悪感を感じながら、読書を再開する。
厨房に着きお茶を淹れ直し、ショートケーキとクッキーを棚から出す。
再びトレイにのせてカイルの部屋へと向かう。
「失礼します。代わりを持って参りました・・・。」
さっきとは打って変わり、警戒心を剥き出しにして、カイルに少し離れたテーブルにカップなどを置く。
>335
自分に対して明らかに警戒の念を持っている空瀬に対し、罪悪感が募る。
「あー・・・その、なんだ・・・さっきはあんな事言ってすまなかった・・・
ちょっと試してみようと思って言ったんだが・・・どうやら君に余計な警戒心を
与えたようだな。すまない」
このまま警戒心を抱かせたままにするのは色々とまずいので、正直に謝る。
「・・・え?あ、いえ、そんな気になさらないで下さい・・・!」
謝られた事で警戒心が拭われた様に笑顔が戻る。
トレイを手に持ちカイルの元へと近寄る。
「本当に申し訳ありませんでした。どうぞ召し上がってください。」
さっきと同じ場所にトレイを置く。
>337
「ありがとう」
警戒心が解けたようなので、置かれた紅茶を口に運ぶ。
「うん、今度は間違えてなかったな」
冗談じみた言い方で言うと、安心したように読書に専念し始める。
339 :
山崎渉:03/04/17 12:25 ID:TKWjnpQP
(^^)
干す
冷蔵庫の残り物を漁り始め、気に入ったものを外に出していく。
厨房で物音がしているので様子を見に行く。
「おや、瑞葉じゃないか」
厨房に入ってきた瑞葉に話しかける。
「空腹でな。何かいいものはないかと探してるんだ」
「あっ・・・・・・ご、ごめんなさい、すぐに用意致しますわ!」
わざわざ手を煩わせたことに恐縮して冷蔵庫を覗き込む。
「・・・・・・ええと・・・・・・・チーズと、ソーセージと・・・・・・?」
冷蔵庫を覗き込む瑞葉の顔を見ながら、ふと呟く。
「…成長したな。以前は冷蔵庫を覗いても食べるためにしか覗かなかったのに」
「おじ様・・・・・・私だってこのくらいは・・・・・・・」
少々不満げに主人を見つめながら
チーズとソーセージにクラッカーを加えて盛り付ける。
「それとも昔の私、そんなに食いしん坊でしたか?」
続いてお茶の準備をしながら聞く。
「いやいや、料理をするために冷蔵庫を開くことなんてなかったなと思ってね」
ソーセージを口に運び、噛む。
気持ちの良い音を立てて割れる皮の中から肉が覗き、肉汁があふれ出てくきた。
「メイドになる前の瑞葉は料理を始めたかと思えば妙な味のものを作るし…」
昔のことを色々とつつかれて、すっかりしょげ返る。
「うぅ・・・・・・それは今でもお料理というほどのことは出来ませんけれど・・・・・・・」
ため息をつきながら紅茶を注いで主人の前へ。
差し出された紅茶をひと啜り。鼻腔に残る芳醇な香りを楽しみつつ話を続ける。
「以前に比べれば十分上達してるじゃないか。嬉しいよ」
「あ・・・・・ありがとうございます」
真っ向から褒められて、かえって照れてしまい
真っ赤になって俯きながらも、顔がほころぶ。
「お腹は一杯になりました?
あまり夜遅くに満腹になるのもよくないですけれど」
「ああ、満足したよ。ありがとう。
それにまだ寝るわけじゃないから満腹になってもいいんだけどね」
顔のほころんだ瑞葉を見て安心し、問いに答える。
「そうなんですの?
でも、あまり夜更かしをなさるのも健康によろしくないですわ」
心配そうに主人を見やる。
「でもそのおかげで、こうやっておじ様とお話できましたから
今日はちょっとくらい・・・・・いいですかしら」
「…ぅ、すまん瑞葉。今日はちょっと」
引きつった笑いをしながら断る。どうも目が泳いでしまうが。
「・・・・・っ! 私、そんなつもりでは・・・・・・」
まるで「おねだり」をしたように思えてしまって、首筋まで赤くなる。
「でも、せっかくですから、これだけ・・・・・・」
思い切って主人に歩み寄ると、頬にそっと接吻する。
「瑞葉…」
そばに来た瑞葉を抱いて頭を撫でてやる。
「ごめん、そろそろ時間だ」
厨房を出て振り返る。瑞葉が後ろから覗いていないか確認すると、
廊下を歩き始める。メイドの私室が並ぶほうの廊下へ向かって。
頭を撫でられてうっとりとしたまま主人を見送る。
「はい・・・・・・お休みなさいませ・・・・・・」
しばらくそのまま陶然としていたが
ふと気がついて食器類を洗い始める。
「・・・・・ひょっとして、何か失敗して見せれば
お仕置きでもして下さいましたかしら・・・・・?」
ついそんなことを呟いてしまい、慌てて首を左右にふって打ち消す。
「いいえ、それよりいつか御褒美がいただけるようにしましょう」
後始末が終わると、主人の行き先も知らずに浴場へ向かう。
古い宿泊者名簿の整理をしている。
360 :
椿 杏樹:03/04/18 23:12 ID:gbbZW/EP
広間のピアノに腰掛け、私物の古い楽譜本を眺めている。
名簿をファイルに閉じて書棚にしまっていく。
362 :
椿 杏樹:03/04/18 23:23 ID:gbbZW/EP
ポロン、と軽く弾いてから、静かにピアノの蓋を閉じる。
書棚のガラス戸を閉めて鍵をかけると廊下に出る。
364 :
椿 杏樹:03/04/18 23:31 ID:gbbZW/EP
広間から出ると廊下に、瑞葉の後ろ姿を見つけて声をかける。
「お疲れ様です。」
「え? あら、杏樹さん、こんばんは」
深々と頭を下げて挨拶する。
「お疲れ様です。もし時間があれば、お茶でも飲みませんか?」
366 :
椿 杏樹:03/04/18 23:42 ID:gbbZW/EP
「ええ、そうしましょうか。丁度仕事もひと段落つく時間ですものね」
先ほど持っていた楽譜は、広間のピアノに置きっぱなしにしている。
「でもいつも厨房というのも何ですし…。うーん、どこかいい場所無いかしら」
「ええと・・・・・・でしたらテラスに出ませんか?
今夜は暖かいですから、一枚くらい上に羽織れば多分寒くないと思いますし」
しばらく考えた末にそう提案してみる。
368 :
椿 杏樹:03/04/18 23:52 ID:gbbZW/EP
「そうね」
にっこり笑って瑞葉と共にテラスへと向かう。
2人の間にはクッキーの皿を挟んでカップが2つ並ぶ。
「…突然ですけど、その後何かありました?御主人様と」
瑞葉がどことなく浮かない顔をしているのを見抜き、尋ねてみる。
「ん・・・・・・何かあったかと言われますと・・・・・・・」
ゆっくりと紅茶をすする。
「むしろ何もないのが悩みといえば悩みですわね」
苦笑気味に答える。
「・・・・・・杏樹さんはどうですの?」
以前のことを思い出して、漠然とした問いかけをする。
370 :
椿 杏樹:03/04/19 00:06 ID:DXApbO2N
「え?どうって…。その…」
主人を話題に瑞葉をからかおうと思っていたのに、逆に質問され
急にしどろもどろになる。
「私…」
「私は……。最近、瑞葉さんと同じような気持ちに…なっているような気がします」
「え? そ、それって・・・・・つまり、おじ様のことを?」
(それは・・・・・いいことなんですかしら、それとも・・・・・・・)
勝手に想像がどんどん転がっていき、黙り込んでしまう。
372 :
椿 杏樹:03/04/19 00:18 ID:DXApbO2N
「『おじ様』?…これは、御主人様のせいなのかしら…。
最近体がおかしくて、毎日…」
切なそうに溜息をつくとおもむろに、手を自分のスカートに伸ばす。
「一人で慰めたり…したくなって」
「え? あ、杏樹さん!?」
唐突に自慰を始めようとする杏樹を見て、あたふたと慌てる。
「い、いけませんわ! こんなところ、もし誰かに見られたら・・・・・・」
杏樹の手をとって止める。
374 :
椿 杏樹:03/04/19 00:28 ID:DXApbO2N
「…あ。いけないいけない、ごめんなさいね」
瑞葉に止められ、はっと我に返り照れ笑う。
「でも、こう思うのが…御主人様に触れられていない事が原因なのだとしたら、
もしかしたら」
「私も御主人様が好き?という事になるのかしら?」
「う・・・・・・あ、杏樹さんまで・・・・・・」
がっくりと肩を落とす。
「私、他の人とおじ様を取り合うようなことはしたくないのですけれど。
やっぱり仲良くしたいですし・・・・・・それに、私ではメイドとして勝ち目がないですもの」
377 :
椿 杏樹:03/04/19 00:42 ID:DXApbO2N
瑞葉と会話しているうちに、本格的に自分は主人に
何かしら特別な感情があるのだろうかと段々思い始める。
「取り合うだなんて、そんな!喧嘩はよくないですよ。
どうせ寂しい気持ちが一緒なら、どちらかが独り占めするよりもいっそ2人で…」
こしょこしょ。
瑞葉に耳打ちをして、何かを囁く。
>>377 「・・・・・え・・・・・・はぁ・・・・・・ふんふん・・・・・・」
何やらよからぬことを聞いているらしい。
380 :
椿 杏樹:03/04/19 01:06 ID:B8szK3zS
「…で、…すると。ね?絶対びっくりすると思います!絶対!」
若干興奮した様子で瑞葉に悪戯の提案を持ちかける。
「でも瑞葉さん、御主人様に先にバラしちゃダメですよ。
じゃあおやすみなさい」
笑顔で瑞葉と別れ自分の部屋に戻る。
途中でマスターの部屋の前をまた通るが、在室ではないようだ。
(…どこかに行ってるのかなあ。
まあ、またどこかでメイドの誰かに手を出してるんでしょうけど…)
「は、はい・・・・・・」
杏樹に押される形でつい頷いてしまう。
「いいんですかしら・・・・・・でも、ちょっと面白そうかも・・・・・・」
くすりと笑うと、自分も後片付けをして屋敷内に戻る。
「・・・何で俺があんたに従わなくっちゃあならないんだ?」
ある貴族の屋敷で、館の主とマスターは話している。
何があったのか、相当不機嫌そうな顔である。
「俺がいつまでもあの時の俺だと思わない事だな・・・もうそんな事に手を染めるつもりはないし、
誰かに仕える事もしやしない」
眼光がギラリと鋭くなる。
「自分なりの正しさを信じているだけだ。あんたに何かを言われる筋合いはない・・・!!」
険しい表情のまま、館を後にする。
383 :
秋山 麗:03/04/19 23:25 ID:9VZag6rb
自分の肩を揉み解しながら、厨房に入ってくる。
「(……あー、もう、確かにあたしはキャリア長いわよ…拾われてからずっとメイドやってるし……
だからって、状況考えないで新人研修なんて担当させないでよ、まったく……)」
などと思うも、結局引き受けてこなして来た以上、説得力は皆無。
夕飯の後片付けが終わったので
控え室で雑誌をパラパラとめくっている。
385 :
秋山 麗:03/04/19 23:33 ID:9VZag6rb
「(まあ、外部研修受けてきた、ってことになってるから、大丈夫だとは思うけど……)」
考えつつ、半ば上の空で椅子に座る。
ページを繰っているうちに、あるところでピタリと手が止まる。
「・・・・・・こ、これ・・・・・・」
そのページには「 豊 胸 術 」の三文字が。
真剣な表情で記事を読み、電話番号やURLをメモしだす。
389 :
秋山 麗:03/04/20 00:01 ID:3IUZk/G8
椅子に座りながら、ガラにもなくぼけーっとする。
「(……そういえば、若侯爵様ともずいぶん会ってないなぁ……電話やお手紙ばかり……
お忙しいのはわかるけど、今回も、せめて研修所に一度ぐらい来てくれたって……)」
>382の館から、不機嫌な表情のまま屋敷に戻ってくる。
表情の為か、普段よりもいっそう近寄りがたい雰囲気を醸し出している。
妙な威圧感さえ感じられるほどだ。
重々しい動作で雑誌を閉じると、ゆらりと立ち上がる。
「ええと・・・・・・とりあえずパソコンのあるお部屋に・・・・・・・」
そこでハっと気付く。
「・・・・・・そういえば私、パソコンなんて使えませんわ」
呆然としばらく立ち尽くす。
392 :
秋山 麗:03/04/20 00:13 ID:3IUZk/G8
「(それはそうと……)」
しばらく物思いに耽った挙句、ようやく現実に立ち戻る。
「(あたしも早くこの"仕事"を終わらせないとなぁ……
でもどうしよう? なんか脈絡無くいろんな人に正体ばれかけてるけど……何故?)」
立ち戻ったそばからまた終わりの無い堂々巡りに突入する。
いらついた様子で廊下を歩く。
がっくりと項垂れて雑誌をラックに戻すと
とぼとぼと廊下を歩く。
395 :
秋山 麗:03/04/20 00:27 ID:3IUZk/G8
「とりあえず、こうしていても仕方がない、か」
終わりの無いループに区切りだけつけて、席を立つ。
「はぁ・・・・・・何かいい方法はありませんかしら・・・・・・」
ため息をつきながら
とりあえず厨房へと脚を向ける。
ひとまず厨房へ歩を進める。
398 :
秋山 麗:03/04/20 00:37 ID:3IUZk/G8
「えっと、食器類は片付いているし……あとは消耗品の補充かな?」
今だ研修所気分でいたのか、無意識に愛用の手帳やらなにやらを戸棚に置いたまま、
地下の倉庫へと向かう。
「と言っても、まだ何かお仕事ってありましたかしら?」
厨房に入ると人気はないものの、地下倉庫への扉が開いている。
「どなたか倉庫にいらしたんですかしら? あら・・・・・?」
テーブルの上に手帳らしきものがあるのに気付く。
401 :
秋山 麗:03/04/20 00:48 ID:3IUZk/G8
階段を下りて電気を点け……たところでふと気がつく。
「補充、とか言いつつ、厨房にある残量確認して来なかったし……
はぁ……何やってんだろ、あたし……」
どこか調子が悪いのかな、とか思いながら、逆に階段を上がっていく。
「これ、どなたのですかしら?」
手を伸ばしかけて、ふと動きを止める。
「・・・・・・さすがに中を見たりするのは、いけないことですわよね。
でも忘れ物だったら、どなたのかくらいは分からないと・・・・・・」
手を出しかねて悩む。
403 :
秋山 麗:03/04/20 00:55 ID:3IUZk/G8
>>402 階段を上り終えたところで、手帳を前にとまどっている瑞葉が視界に入り、
ここに至ってようやく、自分がとんでもないことをやらかしたことに気がつく。
「……っ! ダメッ!!」
慌てて駆け寄ると、手帳を掴み取ると胸の内に抱きしめる。
そして気が抜けたように、ぺたん、と地面に座り込んでしまう。
「(……はぁぁぁぁぁ……本気で何やってるんだろう、あたし……)」
「れ、麗さん・・・・・・?」
麗の必死の形相と様子に驚いて立ち尽くす。
「あの、私、見てませんから、中・・・・・・」
406 :
秋山 麗:03/04/20 01:08 ID:3IUZk/G8
>>405 唖然とする瑞葉に、キッ、っと視線を向けると、
「瑞葉さん……ほんっとーに、見てません?」
きつい眼差しで問い詰める。
さすがに、侯爵家での身分証まで入ってる重要品だけに、自然と警戒心も高くなる。
「え、ええ、本当ですわ」
(でも何が書かれているんですかしら・・・・・・?)
麗に気おされながらも
疑惑の視線が麗の胸元の手帳に、どうしても向いてしまう。
409 :
秋山 麗:03/04/20 01:15 ID:3IUZk/G8
>>407 瑞葉の挙動を凝視しながら、必死に頭を働かせる。
「(嘘をついている……って感じじゃないけど……
でも、主人を横取りされそうだと思って、必死に否定している、って線も……
手帳を見る視線が露骨に怪しいし……)」
とりあえず手帳をポケットに入れると、疑いの眼差しのままゆっくりと立ち上がる。
>>409 「れ、麗さん・・・・・・本当ですから・・・・・・っ」
麗に逆に疑いの視線を向けられて後退るが
すぐに壁に作りつけの棚に背が当たってしまう。
「し、信じて・・・・・下さい・・・・・・」
412 :
秋山 麗:03/04/20 01:23 ID:3IUZk/G8
>>410 一か八か、確かめることを決意する。
「瑞葉さん……ちょっと体に聞いてもよろしいですか?」
そう言うと、同意すら得ぬまま、左手で肩を押さえつけて、右手でスカートを捲し上げる。
>>412 「え? ちょ、ちょっと麗さ・・・・・きゃぁっ!?」
押さえつけられスカートをめくられて悲鳴を上げる。
「れ、麗さんっ、本当ですっ! 本当に見てませんからっ!」
必死にスカートを押さえながら訴える。
414 :
秋山 麗:03/04/20 01:30 ID:3IUZk/G8
>>413 「そう言われるとますます怪しい……」
疑心暗鬼にかられて冷静さすら失い、瑞葉の肩を引っ張ると、
彼女の背後にまわりこみ、後ろから両手でその胸を揉み始める。
>>414 「そ、そんな・・・・・・や、ぁんっ!」
胸を突然刺激されて嬌声が漏れる。
「麗さん、考えすぎですわ・・・・・・っ
だいたい、どうしてそんな必死に・・・・・・?」
麗の腕の中でもがきながら問う。
416 :
秋山 麗:03/04/20 01:40 ID:3IUZk/G8
>>415 >だいたい、どうしてそんな必死に・・・・・・?
「……っ!」
瑞葉の一言で、はっと我に返り、手が止まる。
「(確かに……必死すぎて怪しいかも……)」
「それは……! だ、誰にも見られたくないから……です……これだけは……」
気まずさを覚え、声も尻すぼみになってしまう。
>>416 「だから見てませんと言ってますのに〜・・・・・」
半泣きの声で訴えるが、麗の様子がおかしいのに気付く。
「麗・・・・・さん・・・・・? 本当に、どうかなさったんですの?」
418 :
秋山 麗:03/04/20 01:47 ID:3IUZk/G8
>>417 瑞葉の言葉を、どこか頭の冷静な部分がしっかりと受け止める。
「本当に……おかしいですね、今日の私……どうしたのか……
あの、その……申し訳ありません……」
今までの勢いはどこへやら、突然しおらしくなると、申し訳無さそうに頭を下げる。
「い、いえ、私が紛らわしいことをしたから・・・・・・・」
顔を赤くしつつも胸元を整えるうちに、ふと先程の雑誌記事を思い出す。
(そういえば揉まれると大きくなるって、結局本当なんですかしら?)
麗が目の前にいることを忘れて、考え込む様子になる。
420 :
秋山 麗:03/04/20 01:52 ID:3IUZk/G8
>>419 考え込む瑞葉にかまわず、
「えっと……すいません、今日は、もう休ませていただきます……」
そうとだけ言うと、そそくさと厨房を後にしてしまう。
「ええ・・・・・・お休みなさい・・・・・・」
考え込んだまま上の空で返事をする。
422 :
秋山 麗:03/04/20 01:58 ID:3IUZk/G8
自室に戻ると手帳を引き出しにしまい、ベッドに腰掛ける。
「ほんと……どうしちゃったんだろ……あたし……
……寂しい…のかな……あの人と、こんなに永く離れること、なかったし……」
ぼそぼそと呟くと、やがてベッドにもぐりこむ。
とりあえず朝になったらメモした番号に電話をかけてみようと意を決して
何やら気合の入ったような表情で私室へ向かう。
424 :
山崎 渉:03/04/20 04:28 ID:sTzjkZgc
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
自室で破れたエプロンを繕っている。
古びたミシンを動かしながら、そろそろ新しいのが欲しいなぁと心の中で呟く。
作動していたミシンが急に止まる。
どうやら糸が絡まったようだ。
そしてため息をひとつつきながら糸切り鋏を取り出し、
エプロンを傷つけないように丁寧に絡まった糸を切断してゆく。
429 :
名無しさん@ピンキー:03/04/20 23:00 ID:p69j+Ax4
430 :
名無しさん@ピンキー:03/04/20 23:01 ID:Gy6D++OK
洗濯物を回収したので、自分の着替えも持って浴場へ。
自室で黙々とペンを走らせている。
絡まった糸を取り除き、作業を再開する。
洗濯機のスイッチをONにすると、服を脱いで浴室へ向かう。
「今日は疲れたから少しゆっくりめにしましょうか・・・・・・」
「む・・・小腹が空いたな・・・」
厨房に何か無いかと探しに出る。
エプロンの修繕を終え、ミシンをしまう。
寛いだ表情でお湯を身体に浴びている。
適当な食材を手にとると、簡単に調理し始める。
修繕を終えたエプロンを身につけ、自室を出る。
屋敷の裏門から密かに侵入する。
442 :
椿 杏樹:03/04/20 23:34 ID:tzGETiYx
自室の本棚を整理している。
「あれ?本が一冊足りない…、どこ行っちゃったのかしら」
慣れた手つきで野菜をスライスすると、盛り付けてサラダを作っている。
444 :
椿 杏樹:03/04/20 23:45 ID:tzGETiYx
広間に行き、置き忘れていた楽譜本を見つける。
作ってる間にちょびちょび食べていたらそれで満足してしまったらしく
仕方ないので完成した物をラップに包んで冷蔵庫に入れる。
どうしようもないので厨房を離れる。
メイドたちの私室が並ぶ廊下を抜け、
厨房や広間などがある屋敷の中心部へと向かう。
>>446 足音を潜めて屋敷内を探索するうちに、目当てのメイドを見つけ
やはり忍び足で後をつけると、突如背後から口を塞いで
手近な部屋へ無理やり連れ込む。
「・・・・・・久しぶりだな、里村くん」
448 :
椿 杏樹:03/04/20 23:59 ID:tzGETiYx
本には子供が書いたような字で『あんじゅ』と名前が書かれている。
表紙にはひよこのシール。
「…」
それをなぜか複雑な表情で見つめながら、椅子につきページをめくる。
おもむろにピアノを弾き始める。
>448
ふらふらと屋敷内を歩いていると、どこからともなくピアノの音色が聞こえてくる。
音の元を探りながら歩き、やがて広間に辿りついた。
ピアノを弾く主を視認しながら、静かに耳を傾ける。
>>447 「!?」
口を唐突に塞がれ、状況把握もままならないまま他の部屋に連れ込まれる。
何事かと思いながらゆっくり顔を上げ、焦点を合わせる。
「…は、萩野様?」
>>450 「ほう、覚えていてくれたかね。しかし私の頼みは忘れてしまったようだな」
志保の肩をしっかりと掴んで部屋の奥まで押しやる。
「娘が私の元へ戻ってくるように手を尽くしてもらうはずだったのだが・・・・・・
もしも約束を破ったら、また陵辱すると言ったな?」
志保を乱暴にベッドに突き倒す。
「それとも本当はこんな風にしてもらいたくて、わざと無視したのか?」
452 :
椿 杏樹:03/04/21 00:09 ID:K1lo/2f6
>>449 ふと人の気配を感じて指を止め、顔を上げて確認する。
が、どうやら黙って聞いているようなので再度楽譜に目を移し弾き始める。
>452
向こうも一瞬こちらに気づいて演奏を止めたが、再び弾き始めた。
「きれいな音色だな・・・」
小声でポツリと呟く。
>>451 「いえっ、そ、そんなつもりでは…」
細腕では抵抗することもできない。
かといって抵抗したところでどうにでもなるわけでもない。
ただ、一言口を開く。
「御主人様と一緒にいらっしゃる時の瑞葉様、本当に幸せそうで…」
455 :
椿 杏樹:03/04/21 00:19 ID:K1lo/2f6
>>453 手を休めないまま視線を合わさず答える。
「ありがとうございます。どうかなさいましたの?こんな時間に。
…ああ。
ご奉仕がお望みでしたら、私は別に構いませんけれど。」
さらっと事もなげに言う。
>>454 >ご主人様と一緒に〜
「なっ!」
思わずカッとなって志保に平手打ちをしてしまう。
しばらく肩を上下させて息を整えると、ぐったりとなった志保を見下ろす。
「幸せ? そうか。そんな風に思わされているわけだな。
だが君も人の心配をしている場合ではないぞ」
上着のポケットからデジカメを取り出す。
「今日はこれに君の痴態を収めることにする。
そして・・・・・・・撮った画像は重臣殿にでも送りつけるとするかな」
>455
「随分と手厳しい言葉だ」
さらりと言う椿に苦笑する。
「ただふらりとしていただけさ。お気に召さないなら消えようか?」
458 :
椿 杏樹:03/04/21 00:27 ID:K1lo/2f6
>>457 「やだ。手厳しかったですか?そんなつもりじゃなかったのに…。
ごめんなさいごめんなさい、ふふ」
表情を崩し可笑しそうに笑って手近な椅子を引き寄せる。
「はい、宜しかったらどうぞ。」
マスターに座るように促すが、まだクスクス笑っている。
>>456 「…」
カメラを出されて息を呑むが、勇気を振り絞って声を出す。
「どうぞ、送りつけて下さい。私には瑞葉様の幸せを奪うなんてことできません」
平手打ちされて少々ムッとしたのもあり、気丈な態度で反抗する。
>458
自分がからからわれていたようできょとんとするが、促されて座る。
「ピアノは・・・あまり出来ないから羨ましいな」
言葉の通り、羨ましそうに演奏する様を見つめている。
「それ以外なら一通りは出来るんだが・・・・」
>>459 志保の毅然とした態度に歯軋りすると
容赦なく先程繕われたばかりのエプロンを
力任せに引き裂き、その下のワンピースのボタンも引き千切って
半裸の状態にする。
「君も強情なメイドだな・・・・・・・!
私の言うことを聞けば、逆に重臣殿の元に行けるだけの
旅費や滞在費をくれてやってもいいというのに
わざわざ他人の心配をして、好きでもない男に犯されるのを選ぶのか?」
乱暴に下着ごとズボンを脱ぎ捨てると志保の脚の間に
膝を押し入れて馬乗りになり、荒々しく胸を揉み始める。
462 :
椿 杏樹:03/04/21 00:37 ID:K1lo/2f6
>>460 「そうなんですか?…私はその逆。
物事を深く考えるのが嫌で頭もそんなに良くないし、
行動は突飛だし、これといった取柄ピアノくらいしかな…」
そこまで言うと急に何かを思い出したように黙り込む。
「…だから、御主人様にも愛されず、触れていただけないのかしら…」
少ししょんぼりとする。
>>461 「ぅぅ…っ、好きでもない男に犯されるのは仕事柄慣れています。
それに、いまさら重臣様のところへ私が行ったって…」
荒々しく揉まれる胸に苦痛の呻き声を上げながら答え、
半裸状態で羞恥に顔を真っ赤にしつつも子爵をキッと睨みつける。
>462
「おや・・・」
椿の様子と言動から何を考えて気持ちが沈んでいるのか予想がついた。
「いいじゃないか。君にとっちゃ初めて想いを持った相手だろ?触れてほしいなら
自分から行ってみることさ・・・少なくとも、君の性格のせいだとは思わないがな」
いたわるように静かに言い出す。
「あいつも色々有るからな・・・仕方ないんだろ」
>>463 「仕事柄? つまり瑞葉もこういうことをされているわけか。
しかも君は思い人に合わせる顔もないと分かっているようじゃないか。
それでよくも瑞葉が幸せそうだなどと言えたものだ!」
ブラジャーを毟り取り、ショーツも引き千切ると
乳房を鷲づかみにしながら、いきり立った逸物を一気に押し入れていく。
「いつまでそんな戯言が言えるか愉しみだな、里村くん!」
まだほとんど濡れてもいない志保の秘所を
ぶち破らんばかりに激しく抽挿を開始する。
466 :
椿 杏樹:03/04/21 00:52 ID:K1lo/2f6
>>464 「わからないんです。瑞葉さんも好きで、御主人様も好きです。
で、私に触れて貰えなくて寂しくても2人が仲良くしているのを見るのは好きで…。
こういうのは何か愛情の何かとは、違うような気がしません?
だから…えーと」
困惑したような顔をした後、マスターの手を取り自分の頬に押し当てる。
「…わからない。でも必要とされたいんです」
>>465 「痛いっ、ひっ、あぁっ!」
乾いた膣を押し広げられ、擦られる。
粘膜がかすれてピリピリとした激しい痛みに呻く。
しかしそんな痛みの中にも被虐の喜びを無意識のうちに見つけ、
自然と愛液が染み出してくる。子爵を怒らせた自分の発言に後悔しつつも、
結局は快感を得られることになったので良かったという考えが僅かによぎる。
――がそんなことを考える自分を嫌悪しつつ、快感に耐える。
「ぁ、うぅ…っ」
>466
「そりゃ確かに愛情とは違う・・・な」
自身でもよく分かっていないような椿に同意する。
「メイドとして必要とされたいって事なら、この屋敷にいる使用人全てが考える
事だろうな。だが、もし一人の人間としてなら・・・それは愛情だ」
ゆっくりとひとつ一つ紡ぐように言う。
「結局君の『好き』は『like』であって『love』では無いんじゃないか?違うかな?」
自信なさげに微笑む。
>>467 志保が被虐の快感を覚え始めたのを敏感に感じ取ると
デジカメを拾い上げて、腰を律動させながらシャッターを押していく。
「ふん、さすがによく調教されている。もう濡れてきたな。
・・・・・・気が変わった。この写真は重臣殿には送らない。
その代わり、この屋敷を匂わせるデータとともに
ネット上の不特定のサイトにアップさせよう。もちろん無修正だ」
突き上げる角度を変えるのも兼ねて
身体の位置をかえつつ撮影を続ける。
「君もこれからはオチオチ外を歩けなくなるな。
知らない男に痴態を見られているかもしれないわけだから」
470 :
椿 杏樹:03/04/21 01:07 ID:K1lo/2f6
>>468 「…」
マスターの話を聞いているのか聞いていないのか、
突然彼に抱きつき椅子ごと床に倒れてしまう。
そして無言のまま頭の位置を下げ、彼のズボンのベルトを緩める。
「こんな形でも…必要って言われて、頭を撫でて欲しいんです…。
いらない子だって言われるのは、もう…」
さっきまでピアノを弾いていた細い指で下半身を弄り始める。
>>469 「や、やめて下さいっ!」
自分の痴態が晒されるということもあったが、
それよりもそのことによってこの屋敷の名が貶されることが怖かった。
屋敷の名に泥を塗れば主人だけでなく瑞葉にも、他のメイドにも迷惑がかかる。
「あぁ、んぁ、お、お願いです、このお屋敷に迷惑をかけたくないんですっ」
厭らしい水音を上げる膣から発せられる快感に酔いながらも、なんとか懇願する。
「私はあなたの奴隷でもかまいませんから…」
>470
「く・・・?」
突然押し倒され、さらに重なる椿の行動に一瞬動揺し、弄ばれる
事を許してしまう。
得も言えぬ快感を感じるが、頭からそれを消し去り、今に逸物を取り出そうとした
椿の手を止める。
「だったら・・・・・だったら、俺が言う。たとえこんなことされなくても・・・俺は・・・君が・・・」
一瞬間が開いた後、言葉を続ける。
「・・・必要だ」
今度は自分の意志で椿の唇を奪う。
>>471 「ほう・・・・・・健気なものだな。私の奴隷になるか。それなら・・・・・・!」
志保を抱え上げるようにして騎上位の体勢をとらせる。
「私を満足させられるよう、せいぜい淫乱に悶えてみせるといい。
それが出来たら、今回のデータは私の個人的なコレクションにとどめようじゃないか」
そう言うと幾度か志保を突き上げた後ぱったりと動きを止める。
474 :
椿 杏樹:03/04/21 01:20 ID:K1lo/2f6
>>472 (なんか、私、余計な事言って気を使わせちゃったみたい…。ダメだなぁ)
マスターがわざと自分に合わせてそんな言葉を言ってくれているのだと考え、
黙って口付けを受けてから体の力を抜く。
「ん…」
「ごめんなさい。どうぞ、お好きなように…」
自分から胸を開き服を乱れさせる。
>474
「(今の言葉・・・たとえ真実だと・・・・・しても・・・)」
自分の心に去来した思考を止める事は出来なかった。
マスターにとって、自らの一番大切な人を失った過去は、それだけの傷を彼に
与えているのである。
「俺は・・・・」
これ以上言葉を紡ぐ事は無駄だと考え、ただ自分の求めるままに椿を愛撫する。
>>473 「あぁっ、んぅ… ぁ、有難う御座います…」
子爵を満足させることができれば今回は見逃してもらえるということがわかり、とりあえず安心する。
先ほどの抽送で熱い感覚がする膣。
内部の子爵のものの位置や自分の体勢を確認し、身体を動かし始める。
「あ、ぁ…」
ゆっくり腰を動かし始め、空いている両手で子爵の胸元に手を伸ばす。
彼の胸元をはだけさせて乳首を露出させると、上体を低くして彼の乳首に口付けをする。
「ん…」
子爵の乳首を責めている間も腰の動きはやめず、早い動きではないが常に腰を動かしている。
477 :
椿 杏樹:03/04/21 01:32 ID:K1lo/2f6
>>475 「んぅ、うん…っ。あはぁ…」
床に倒れたまま胸を愛撫され、高い声を漏らす。
広間に杏樹の声が響く。
「ふ……。」
マスターの首に片手を回し、首筋を唇で吸う。
自分のスカートに空いたもう片方の手を入れガーターをもどかしげに外す。
>>476 「く・・・・・・予想以上だな、君の技術は・・・・・・・」
逆に快感を与えられて身悶えしたくなるのを抑えて
腰を静止させ、志保の奉仕に任せる。
しかし逸物は大きく膨れ上がってビクビクと脈打ち
絶頂に向かって明らかに昂ぶり始めているのが分かる。
「さあ、もっと淫らに踊って、いい声で鳴きたまえ!」
志保の尖りきった乳首を摘んで強く引っ張る。
>477
「っく・・・・」
首筋を吸われて小さく声を出す。
唇、首筋、乳房と、節操なくむしゃぶりつくように愛撫しながら、手はスカートの中へ
伸びていく。
>>478 硬く尖った乳首を強く責められ、嬌声とともにこちらの手が止まってしまう。
「ぃひっ、あぁっ!」
胸の痛みを伴う快感に反応して膣が収縮し、子爵のものをより締め付ける。
「あぁっ、あぁ…」
起こした上体から伸びる、引っ張られた乳首。
胸を虐められる喜びに喘ぎながら腰の動きを再開させる。
子爵に快感を与えるということを忘れて、
つい自分のペースで腰を激しく動かしてしまう。
「あぁん、萩野様、もっと胸を強く虐めて下さい…」
481 :
椿 杏樹:03/04/21 01:42 ID:K1lo/2f6
>>479 スカートに伸びた彼の手に愛撫を任せ、自分はマスターの頬を両手で挟み
深く口付け舌を絡ませる。
「あぅ…ん、む…ぺろっ…」
弄られている途中軽く腰をくねらせて快感を誘う。
「あっ、ああん…。いい…です…」
>>480 「ふん、よかろう」
にやりと笑うと志保の膨らみの頂点にある硬くしこった蕾を口に含み
舌で押しつぶしたり、歯で噛み付いて引っ張ったり、唇で吸ったりする。
と同時に、もう片方の乳房を、乳首を摘みながら
時に荒々しく、時にやわやわと、口の動きに合わせて揉みこねる。
「ふふ、いいぞ、胸を苛められるとアソコがその度によく締まる・・・・・・・」
ついに堪えきれなくなって下から突き上げを再開する。
「当然だが膣内に出すぞ。いいな?」
>481
自らからも舌を絡ませ、濃厚に口付けをする。
愛撫の手もねっとりとした感じで責め、感触を愉しんでいるかのようである。
「あ、ん・・・・じゅ・・・・・」
衝動的に椿の名を口にしながら、絡み続ける。
>>482 「あぁ…お願いします、中でたくさん…」
子爵の機嫌を損ねないためというより、
自分が快感を貪りたいからという理由で膣内射精を承諾する。
普段なら断っているだろうが、快感で理性が外れているためあっさりと。
むしろこちらからねだるように。
485 :
椿 杏樹:03/04/21 01:54 ID:K1lo/2f6
>>483 名前を耳元で呼ばれ、更なる快感が襲う。
「…あぁんっ!はぁ…あぁっ、あれ…手が…。止まってますよ…?」
吐息を荒くしながらマスターに言うと同時に腰を擦り付ける。
「あの…別に遠慮なさらないでも、構いませんから…」
既に大きくなっている逸物の存在を感じ、気遣うように言う。
>>483 「よし、望みどおりたっぷり出してやるぞ! 受け取るといい!!」
志保を大きく幾度か突き上げると
乳房を痣が残りそうなほどに鷲掴みにして
秘奥で射精を始める。
「く・・・・・・ふ、ぅぅ・・・・・・っ!」
信じられないほど長く続いた射精が終わると
自分の上で息も絶え絶えになっている志保に
嬲るような言葉を投げつける。
「これで君は晴れて私の奴隷になったわけだ。
今ので瑞葉の妹でも孕んだら、それはそれで面白いな」
>485
自身でも既に椿と交わりたいという欲望は強くなってきているのだが、敢えて
それを抑えている。
椿の言葉に答える代わりに、止まっていた愛撫の手を再動させる。
絶頂に昇りつませるように、激しく。
488 :
椿 杏樹:03/04/21 02:05 ID:K1lo/2f6
>>487 「…?え、どうしたんです…きゃうっ、あ、あん!」
ゆるやかだったのに突然激しくなる秘所への愛撫に驚く。
指を出し入れしたり、内部をかき混ぜる速さはどんどん増し
杏樹に返事をさせない。代わりに出るのは喘ぎ声のみ。
「あぁ!あっ、そんなに早…っ」
零れる愛液。
急激に激しくされたせいで早くも達してしまいそうになる。
>>486 「瑞葉様の妹……」
何か複雑で妙な気持ちになりながら、快感の余韻に浸る。
ヒリヒリジンジンと脈打つように熱の残る胸と膣。
お腹の中に注がれた他人の体温を感じながら、ゆっくりと下腹部をさする。
(本当に瑞葉様の妹ができたらどうしよう…?)
そんなことを考えた。
>488
達しそうな椿に追い討ちでもかけるかのように動きを激しくする。
最早喘ぎ声しか生まれない唇を塞ぎ、椿の絶頂を待つ。
>>488 呆然とした様子の志保を自分の上から物でも扱うようにして除けると
彼女の頬に白濁でまだ汚れた自分の逸物を擦り付けて綺麗にする。
「・・・・・・瑞葉が主人によって調教済みだというなら仕方ない。
どうせもう噂が広まっていて、社交界デビューもまともな縁談も無理なのだ・・・・・・」
苦々しげな顔になって逸物をしまい込む。
「せいぜい君には私の気分を晴らすために奴隷として働いてもらおう」
それだけ言うと志保を打ち捨てたまま一顧だにせずに部屋を立ち去る。
492 :
椿 杏樹:03/04/21 02:12 ID:K1lo/2f6
>>490 「もっ…ダメ…!んんっ!」
苦しそうに喘いでいた唇まで塞がれ、切なそうな表情を浮かべ
達したのかビクビクと体を震わせる。
「はぁー…」
だらりと脱力した上半身を床に投げ出す。
口元からは口付けの名残でかすかに垂涎が垂れている。
>492
「(・・・・・俺は・・・・)」
考え事をするように黙っている。
視線を脱力したままの椿に戻すと、彼女を見つめている。
>>491 「萩野様……」
子爵の表情から彼の寂しげな気持ちを読み取って何も言えなくなった。
そして部屋から出て行く彼を無言で見送り、そのままこの部屋のベッドに突っ伏す。
「これで、良かったのかな? いや、これでいいんだよね伊達様…」
そう呟きながら瞳を閉じる。
495 :
椿 杏樹:03/04/21 02:24 ID:K1lo/2f6
>>493 何かを考えていたマスターが寝ている自分を見つめているのに気付き、
体を起こして彼の前に向き直る。
そして「?」と不思議そうに首を傾げ、
「…。」
子犬のように頭を突き出す。
志保の受難も知らず、浴室でゆっくりした後
脱衣所のマッサージ機やら爪磨きやらを片っ端から試した後
もう一度浴槽で暖まるという贅沢をして、ようやく出てくる。
「はぁ〜時々はこういうのもいいですわね〜・・・・・・あら?」
ふと廊下の向こうに見覚えのあるような人影がちらりと見えて立ち竦む。
「・・・・・・今の・・・・・・まさか、お父様?」
しばらくそのまま硬直していたが、小さなくしゃみが出て我に返る。
「いいえ、そんなはず・・・・・・今更お父様がいらっしゃるわけがありませんもの」
のぼせて誰かを見間違えたのだと自分に言い聞かせて私室へ下がる。
>495
椿の挙動で我に返り、頭を突き出す仕草にくすりと笑う。
もう一度ゆっくりと口付けをすると、穏やかな表情で椿の髪を撫でる。
「・・・で、結局あいつに対しての想いはどっちなのか分かったか?」
自分の少し乱れた服装を直しながら椿に聞く。
498 :
椿 杏樹:03/04/21 02:41 ID:K1lo/2f6
>>497 髪を撫でられて機嫌良く、恥ずかしそうにする。
>・・・で、結局あいつに対しての想いはどっちなのか〜
「気になるの?」
きょとんと返し、質問には答えず立ち上がり部屋から出て行く。
「えっと、わかりましたけど教えません。じゃあ…おやすみなさい」
マスターを残し楽譜を手に広間を後にする。
途中廊下で、楽譜に書かれた名前の平仮名を見てまた微笑む。
(また明日から頑張ろう。いつか御主人様にも必要だって言ってもらえるように)
>498
「・・・・・・ふっ」
質問をしてから、自分が何故そんな事を聞いたかを考えて自嘲の笑みを浮かべる。
>「えっと〜」
「ああ、おやすみ・・・」
自分の部屋に戻り、一つ溜め息をつく。
「馬鹿な男だよな、俺も・・・・」
この後自分がどんな夢を見る事になるのかは既に分かっていたが、着替えて
眠りにつく。
結局、この鎖は解き放てない事を確信しながら。
500ですな
あ
502 :
椿 杏樹:03/04/22 23:09 ID:K+FV+7Ei
掃除中だが肩をトントン叩き、階段に腰を下ろす。
「今日はちょっと疲れちゃった…」
屋敷の呼び鈴を鳴らした後、扉を軽くノックする。
「この屋敷を伺うのも久しぶりだな……皆は元気にしているのかな?」
504 :
椿 杏樹:03/04/22 23:22 ID:K+FV+7Ei
呼び鈴の音が聞こえたので、掃除もそこそこに玄関へと出る。
「はぁい。どちら様でしょうか?」
>>504 出てきた杏樹をみて、誰だと言わんばかりに首を傾げる。
「おっと、これは失礼。私はこの屋敷の主人の友人という名目で
お付き合いさせていただいているのだが……」
そこまで言うと、杏樹を頭から足先まで観察するように見つめる。
「主人はいらっしゃるのかな? 久しぶりにこちらへ伺ったものだから
少し挨拶をしていきたいのだが……」
506 :
秋山 麗:03/04/22 23:30 ID:DRUu3zz0
自室で手帳になにやら書き込んでいる。
507 :
椿 杏樹:03/04/22 23:37 ID:jfH59ptN
伯爵の話を聞き、にこっと微笑む。
「まあまあ、そうなんですか。御主人様のお友達で。
たぶんお部屋にはいらっしゃるとは思いますけれど…。
どこかに行ってしまっているかしら?」
視線に気付き自己紹介をする。
「私、椿 杏樹と申します。よろしくお願いいたします。」
>>507 「椿……ああ、そういえばそんな名前のメイドを雇ったとか言っていたな。
ふむ、今までのメイドとは雰囲気が違うな」
そして杏樹に微笑み返す。
「それでは申し訳ないが主人を呼び出していただこうかな。
私は客室で待っているから」
そう言うと、杏樹の返事を待たずに屋敷の中へ勝手に入る。
509 :
秋山 麗:03/04/22 23:47 ID:DRUu3zz0
「よし……っと。
もうこの前(
>>398)みたいなヘマはしないようにしないとなぁ……」
作業を終えて、呟きながら自室を出る。
510 :
椿 杏樹:03/04/22 23:49 ID:jfH59ptN
>>508 「あ、はい。ちょっとお待ち下さいね〜」
伯爵の入って行った客室を覚え、忘れないように頭の中で繰り返しながら
主人を探しに主人の部屋の方向へ向かう。
「…御主人様の部屋よりこの時間、メイドさんの部屋とかの方がいそうな気も…
しなくもない。かも。」
などと呟いている。
>>510 客室に着くと、何気に辺りを見回す。
「……ずいぶんこちらに来ていないが……何も変化はないな」
そして、ソファに腰を下ろす。
「変わったのはメイドくらいか。この間まで子供のようなメイドばかり
だったのに、主人の好みはよく変わるな」
杏樹の容姿を思い出しつつ、薄笑う。
512 :
秋山 麗:03/04/22 23:56 ID:DRUu3zz0
廊下を歩いていると、辺りをきょろきょろしながら歩いている杏樹を見つける。
>>510 「杏樹さん、なにかお探しですか?」
繕い物のテキストを広げて練習に励んでいると
廊下の方から声が聞こえてくる。
「・・・・・・お客様ですかしら?」
514 :
椿 杏樹:03/04/23 00:03 ID:4XpZRRAt
>>512 「こんばんは。麗さん、御主人様を見ませんでした?」
麗に主人を見かけなかったかどうか尋ねる。
「今お客様がいらしてるんです。御主人様のお友達の伯爵様なんですけれど、
ご挨拶がしたいとかで、ちょっとお待ちになってもらってるんです。」
「でもこんな時間だし、どこかのお部屋でお取り込み中かしら…。どうしましょ…」
メイド達の私室を眺めつつ言う。
ふと、明日のスケジュールが気になってコートのポケットを探る。
その時、一枚の紙切れが落ちる。
「これは……ふふ、いつの写真だったかな?」
何やら怪しげに笑みを浮かべながら、被写体を見つめる。
516 :
秋山 麗:03/04/23 00:09 ID:K/f1Brks
>>514 伯爵、という単語に、なぜか嫌な予感がする。
「(情報にあった伯爵……か。メイドの情報については妙に早いとか……
……でも、何で嫌な予感がするんだろう……まあそれはさておき)」
「ご主人様……ですか、確か、少し出かけてくるとか言っておられましたが……」
心の内などおくびにも出さず、そう言うと小首をかしげる。
517 :
椿 杏樹:03/04/23 00:16 ID:4XpZRRAt
>>516 「えっ?お出かけ…?ううーん。仕方ないな…」
すぐに主人を呼ぶ事はできないようだが、伯爵を待たせているので
客室の方へ引き返す事にする。
「じゃ、お客様にそのように説明してきますね。」
518 :
秋山 麗:03/04/23 00:21 ID:K/f1Brks
>>517 「そうですね……では、私もご一緒いたします」
同意して、杏樹の後についていく。
嫌な予感はするが、早めに相手を確認しておきたいらしい。
こちらへと近づいてくる足音に気がつく。
「主人と会うのは久しぶりだな……電話やらメールではよく話はするが」
ソファから立ち上がり、姿勢を正して扉を見る。
様子を見ようと、とりあえず廊下へ出る。
521 :
椿 杏樹:03/04/23 00:33 ID:4XpZRRAt
>>519 客室のドアをノックし麗と部屋に入る。
「あの、お待たせしました。ええと…。
今御主人様不在なようなのですけれども…」
麗に目配せをして(どうしたらいいでしょう。応対お願いできませんか。)と
目で訴える。
「あっ!私、お茶でも入れてきますね」
522 :
秋山 麗:03/04/23 00:38 ID:K/f1Brks
>>519 杏樹に続いて部屋に入り……知った顔に、思わず一瞬硬直する。
「(……う"っ! 伯爵……って、この伯爵なの!? まずい……!)」
思わずもらしそうになった呻き声をなんとか耐える。
>>521 杏樹の目配せに、半ば無意識に頷く。
次の瞬間に、自分で行って早くこの場を離れよう、とも思ったがすでに後の祭り。
「いったいどなたがいらしたんですかしら?」
人気のある部屋を探して屋敷内をうろついている。
>>521 「主人が不在……? そういう事も確認出来ていなかったのか」
少し呆れた感じでため息をつくと、再びソファに腰を下ろす。
そして、杏樹の背後にいる麗の存在に気付く。
「……君は……?」
何かを思い出すように麗を見つめる。
「どこかで見たことがあるな。この屋敷が初めてではないだろう……?」
買い物から戻ってきて、部屋で一息つく。
526 :
秋山 麗:03/04/23 00:43 ID:K/f1Brks
>>524 自分をうろ覚えな感じの伯爵の反応に、少し気が楽になる。
「(よかった……最悪、何故ここにいるのかもお見通しとか思ったけど……)」
伯爵に向かって頭を下げつつ、
「はい、秋山 麗と申します。ここで働かせていただく前にも、他のお屋敷でしばらく」
と、あえてあいまいに答える。
>>524 何処に客がいるのかも分からないので
とりあえず主人の部屋に行ってみることにする。
「こんばんは・・・・・・失礼します」
ノックして扉を開ける。
「・・・・・・あら? やっぱりお客様はこちらでは・・・・・・・」
>>526 麗の言葉に頷きつつ、無言で考え込む。
「そうか。それではどこかの屋敷で働いていたのだな。
ちなみにその時の主人はどなただった?」
そして、ゆっくりと麗に近づく。
「……その主人に会う機会があるやもしれない。その時に
君が元気に働いていると伝えたいからな」
>>527 「騒々しいと思ったら、誰か客が来ていたのか。
まあ、誰かは大体見当がつくが…挨拶は明日にでもさせてもらう事にしよう」
ソファに座り肩をさする。
「丁度いい。瑞葉、少し寝る前に肩でも揉んでくれないかな」
530 :
秋山 麗:03/04/23 00:54 ID:K/f1Brks
>>528 どこか、伯爵の行動に怪しさが生まれてきた事に敏感に気がつく。
「(ぼかしたのは逆効果だったかな……こうなったら仕方ない)」
意を決すると、自分の裏事情は知らないと踏んで、大胆なところまで打ち明ける。
「以前お勤めしておりましたところは、名無しの侯爵様のお屋敷でございます。
……私のことは、お忘れですか?」
近づいてくる伯爵にも動じずに、笑顔は絶やさない。
>>528 「あ、はい!」
用事を言いつけられて嬉しそうに主人の後ろに回ると
肩を指圧し始める。
「結構こってらっしゃいますわね・・・・・・やっぱりお疲れですの?」
>>530 麗の言葉に一瞬ハッとなり、立ち止まる。
「そう……だったのか。侯爵様のお屋敷で勤めていたのか」
そして、改めて麗の顔や身体を見つめる。
「なるほど、ようやく思い出してきた……君の活躍は聞いている。
侯爵様のお屋敷でも大層な接待術を見せてくれたね」
怪しく笑いながら、麗の肩を抱く。
「今もそれは……変わらないのかな?」
533 :
秋山 麗:03/04/23 01:03 ID:K/f1Brks
>>532 どうやら本気で忘れていたと知り、このままでも大丈夫であろうと踏む。
伯爵の言葉に、それほど表立って恥ずかしがるわけでもなく、
「さぁ……? お試しになられますか?」
と、自分からも伯爵に身を寄せる。
>>531 「ああ…片付けなければならない仕事や、他にも色々とな」
さすがに夜毎のメイド物色で疲れが来たとは瑞葉に言えず、
最後の方は曖昧に答える。
「ところで少し前に、面白そうな青年を屋敷に呼んだんだが…。
何でも瑞葉の昔の学友とか言ってたが、もう会ったかね」
>>533 「えっ・・・・・・ええ、柏葉様のこと、ですわよね?」
何でもないことのように答えるが
微妙な同様が肩に触れている手から伝わってしまう。
(柏葉様は何も言っていないと思いますけれど・・・・・・)
>>533 自分から迫ってきた麗に対し、薄く笑みをこぼす。
「ああ、そうだったな。君はどちらかといえば……積極的な方だったな」
そして、麗に軽く口付けると緩やかにメイド服を脱がせていく。
「この身体に訊いていけば、君についてもっと思い出すだろう」
やがて、麗の上半身を裸にすると乳房を揉みしだく。
>>535 「あれの母親とは昔馴染みでね。不幸にも先日、彼女が亡くなってしまったので
私が息子を引き取る事にしたんだ。元々父親はいなかったらしい」
思い出しつつ語る。
「血の繋がりは無いが、少し私に似ているだろう。それも興味を引いたんだが…」
「しかし私に似ているとあれば、知らずの内にメイドを奪われないよう気をつけなければな」
冗談混じりに言い瑞葉の様子を伺う。
538 :
秋山 麗:03/04/23 01:17 ID:K/f1Brks
>>536 「んっ……」
伯爵の口付けにぴくっ、と反応する。
「一体何処まで思い出すのでしょうか……」
胸を蠢く伯爵の手の動きに小さく身悶えながら、今度はこちらから伯爵の口に口付けをし、
最初は緩慢に、そして徐々に大胆に舌を動かして、伯爵の口に入ろうとする。
>>536 またもビクっと手を震わせながら肩を揉み続ける。
「だ、大丈夫・・・・・ですわ・・・・・・私は、おじ様だけ、ですから・・・・・・・」
瀬名との交わりの時に覚えた感覚を打ち消すように言い切るが
どことなく罪悪感を覚える。
>>538 麗の行為に応えようと、尖り始めた乳首をきゅっと強く摘む。
「ふふ、全て君の身体から聞き出す」
麗のスカートに手を入れつつ、侯爵家の事を思い出していく。
「おや、もう濡れてきている……さすがに侯爵様のお屋敷で
勤めていただけある。準備が早い」
からかうように言うと、ショーツの上から秘裂をなぞりだす。
>>539 「…それは可哀想に。あいつは瑞葉が気に入っているようだし、
適度に相手もしてやるといい」
なぜか瑞葉が手を震わせているのを楽しむように、言葉で苛める。
「私の姓を名乗らず、以前のままでいいと。しかも使用人でいたいとは…
なかなか強情な若者だ。面白い」
>>540 「あ、相手・・・・・・ですか? 分かり・・・・・・ましたわ」
マッサージの手を止めて答える。
「柏葉様がそれを求めるなら、そう致します」
543 :
秋山 麗:03/04/23 01:29 ID:K/f1Brks
>>540 「……ふぁっ…!」
乳首が摘まれ、一瞬だけ声を上げて硬直する。
「侯爵様も……伯爵様と同じで、"多趣味"な方ですから……」
秘所を触られ、徐々に力の抜けていく体を支えるように、伯爵にしがみついていく。
すでに自分も行為に没頭しており、表向きは侯爵家の仕事は辞めたはずなのに、
自分が現在形で答えていることに気がついていない。
>>542 >柏葉様がそれを求めるなら、そう致します
「…」
切なげに言う瑞葉の言葉に面白がっていたような笑顔が消える。
ソファから立ち上がり、ほぐして貰った肩をさする。
「ああ、だいぶ楽になった。ありがとう瑞葉、もう休みなさい」
背中を向けたまま瑞葉に言う。
>>543 「感度の方は……変わらずだな……」
麗の身体を弄りながら呟きつつ、ふと言葉の矛盾に気付く。
「ほう、侯爵様と私が同じ趣味……今も同じなのか……ふふふ」
麗の耳元でそう囁くと、ショーツを下げて秘豆を押さえつける。
「もうそろそろ果ててしまう頃かな……? 昔のように良い鳴き声を
聞かせて欲しい」
>>543 「はい、お休みなさいませ・・・・・・」
あくまで切なげな口調で頭を下げると、そのまま部屋を去る。
廊下に出ると寂しげにぽつりと呟く。
「おじ様が私だけを見てくださらないのは仕方のないことですけれど・・・・・・
でも、このままだと私、おじ様だけの私ではなくなってしまいそうですわ・・・・・・」
そして無意識に付け加える。
「柏葉・・・・・瀬名、様・・・・・・」
547 :
秋山 麗:03/04/23 01:45 ID:K/f1Brks
>>545 伯爵のささやきも、半ば当然のように受け止め、
「……ぃあっ!」
敏感な部分を責められると、先ほどにも増して大きな声を上げる。
感度は確かに高まってはいるが、絶頂に行くのは耐える。
「ひぃぁ…! そ、そんなに強くされ…ああ、ぅっ、あっ!
イっても……イっても、よろしいでぃっ…! よろしいですかぁっ!?」
>>546 瑞葉が部屋を去ると買ってきた物の一つらしい
机の上にある小さな紙袋を手に取り、しばらく眺めた後ゴミ箱に捨てる。
「…私らしくないな。」
自嘲気味に微笑み、煙草に火をつける。
紙袋には高級ブランドの名前が書かれている。
誰かの為に取り寄せた装飾品でも入っているらしい。
>>547 「ふむ、どうやら我慢の限界のようだな……それでは私の質問に
正直に答えたのなら達してもよろしい」
麗の秘豆を滑らせるように弄りつつ、指二本を挿入させると
じらすように愛撫を続ける。
「もし、嘘をついたり答えなかったりしたら……君にとってかなり
不利な状態になるのでよく考えて答えたまえ」
そして、麗の腰を抱えて顔を覗き込む。
「侯爵様は……近頃お元気でいらっしゃるのかな?」
550 :
秋山 麗:03/04/23 01:57 ID:K/f1Brks
>>549 「は、はい……答えます、から、あっ!」
ノって身悶えていたが……伯爵の忠告を聞いて、とたんに我を取り戻す。
「(うっ、あたしってばつい……!)」
情報に敏感な伯爵の前で無防備にしていたことに後悔しつつ、必死に頭を働かせる。
「侯爵様は……お元気でいらっしゃいます。少なくとも、私がこのお屋敷に来るまでは……」
下半身の疼きに耐えながら、何とか嘘ではない回答を見つけて、そう答える。
>>550 「ほう、それは良かった。先ほど明日のスケジュールを調べていたら
侯爵様との会合があってね。その時にいろいろ情報交換などするのだが」
そう言うと、すっと麗の秘部から手をぬいてしまう。
「以前、侯爵様から面白い話を聞いたのだ。この屋敷の主人を
少々たぶらかせてみよう……とね」
何かを探るように麗を見つめると、おもむろにズボンのチャックを下ろし
麗の片足を抱き上げて肉棒を突き立てる。
「これは私の勘だが、それがどんな話か……君は知っている」
552 :
秋山 麗:03/04/23 02:14 ID:K/f1Brks
>>551 指が抜かれた感覚も、淡々と答える伯爵の話にほとんどがかき消される。
その話の流れが、自分にとってかなりやばい方向に進んでいるのを感じ、
先ほどまで絶頂寸前だったことも忘れて、内心焦りを覚える。
「(どうしよう……嘘は付けない……たぶん、この人だとすぐばれちゃう……
どう答えたら……って)」
「んあああっ!」
考えがまとまらないうちにいきなり秘所を貫かれ、忘れていた感覚の波が一気に押し寄せる。
>>552 「さぁ、本当の事を話してもらおうかな? そうでなければ
君も侯爵様も困る事態になる」
抽送を速めたり遅くしたりして、麗が達するのを邪魔する。
「言いたくなければここで私は失礼させていただく。
明日、ここの主人……それに侯爵様が君にどう接するのか……
少々見物だな」
くすくすと笑いながら、麗の顎をくすぐる。
554 :
秋山 麗:03/04/23 02:32 ID:K/f1Brks
>>553 「そ、そんなの……んっ、はぁっ…あっ、いっ!」
気を抜けば流されそうになる意識を繋ぎ止めつつ、頭を働かせようと努力する。
だが、結局何も浮ばず、短絡的な答えだけが残る。
「(主人にばれることだけは、避けないと……!)」
「…わか…わかりました! 言います……言いますから!
ですから、ここの、主人に言うのだけは……ぅああっ!」
>>554 「ふふ、それで十分」
そう言うと、一気に肉棒を麗の膣奥へと突き出し、スピードを速めていく。
「いつ、どこに、誰が潜んでいるかわからない……己の秘密を
そう簡単に口にしてはいけない……っ!」
膣壁の圧迫に耐え切れず、ついには麗の膣内に白濁液を迸らせる。
「……おそらく、この客室を覗いている者はいないとは思うが」
556 :
秋山 麗:03/04/23 02:46 ID:K/f1Brks
>>555 「んああっ、あっ、はぁっ! そんな、急…にぃっ!」
いきなり早くなっていく突き入れに、自らの膣で伯爵の物を強く締め付けていく。
「それは、わかっ! …わかって、うっ、いま、はっ、あっ、あ……あああああああっ!」
伯爵の言葉に答えようとするも、中途半端なままに絶頂を迎え、
彼から飛び出したものを、絶頂で震える体で受け止める。
>>556 「……今宵、主人に会う事は叶わなかったが面白い情報が手に入った。
屋敷を訪ねて良かった」
満足げに言うと、麗をそのままにしてソファに腰掛ける。
「私に弱みを握られたと思っているのなら安心したまえ。
やすやすとここの主人にあれこれ話したりはしない」
558 :
秋山 麗:03/04/23 02:55 ID:K/f1Brks
>>557 「はぁ、はぁ、はぁ…はぁ……」
肩で大きく息をしながら、それでも何とか身を起こし、床に座った状態になる。
伯爵の言葉に安心感を得るよりも早く、
「……はぁ……まったく、伯爵様も……少々お戯れが過ぎます!
危ないとご承知なら、あえてそんな状況にしないでくださいよ……
侯爵様だけでも、自分で潜入させておいて、事あるごとに何かと用つけてくるんですから……」
そういうところで侯爵に似ているからか、どことなく気を許した風に、
ぷぅっ、と頬を膨らませてしまう。
>>558 「ふふふ……あっはっはっは!」
子供のような素振りを見せる麗に、思わず声を上げて笑ってしまう。
「これは大変申し訳ない。危険な橋を渡るのが趣味でね」
そう言うと、素早く身だしなみを整えて麗の身体を抱きかかえる。
「今宵は君も疲れただろう……ゆっくり休むがいい」
そして麗に口付けると、肩を軽くたたく。
「侯爵様にお会いするのが楽しみだ。冗談だと思っていた話が
本気だったとはな……それでは失礼」
小さく笑いながら、客室を後にする。
560 :
秋山 麗:03/04/23 03:10 ID:K/f1Brks
>>559 「あっ……」
脱がされていた服を持つと、客間を出て行く伯爵を追いかける。
伯爵のもとまで行くと、その耳元で小声で、
「とにかく……くれぐれもここの主人にだけは後内密に願います。
私に出来ることでしたら、何でもいたしますので……」
そう言う麗の口ぶりは、侯爵の命だから、という以外の目的を匂わせていたりする。
>>560 「ふむ、何でもする……か。承知した。決して他言はしない」
そう言うと、ちらりと麗を見てから背を向ける。
麗の言葉に気を良くしたのか、上機嫌で怪しげな想像をしつつ
屋敷を出て行く。
「あのメイド……秋山 麗と言ったな。さて、侯爵様に何てお話しようかな」
562 :
秋山 麗:03/04/23 03:24 ID:K/f1Brks
>>561 とりあえず、思いつめた顔で伯爵を見送り……
そこでようやく、自分が裸だと思い出し、慌てて持っていた服を身につける。
「……何でもしますよ……侯爵様は、それだけのものを、私に用意してくださっているんですから……」
自分に言い聞かせるように、ただ一人でポツリと呟くと、
周囲を確認してから自室へと歩いていく。
(●´ー`●)
564 :
秋山 麗:03/04/24 23:38 ID:1CEDXch/
ベッドの上に寝転びながら、物思いに耽っている。
空客室の整理整頓をしている。
566 :
秋山 麗:03/04/25 00:02 ID:e6h2h7X8
「……考えたって、答えなんかでないんだけど……ねぇ……」
そうぼやくと、ごろん、と寝返りをうつ。
ベッドのシーツに出来た染みを見て
顔を赤くしながらも、新しいものに代えると
古いほうを洗濯機のところへ持っていく。
568 :
秋山 麗:03/04/25 00:11 ID:e6h2h7X8
いつまでもこうしてても仕方がない、と、起き上がると服装を整える。
テラスで夜風に当たりながらタバコをふかしている
570 :
秋山 麗:03/04/25 00:20 ID:e6h2h7X8
「……よし、っと」
鏡の前に立ち、全身の身なりを確認すると、部屋を出る。
煙草を一本吸い終わったところで呟く。
「コーヒーでも欲しいところだな」
そして廊下の方を覗いて誰かメイドが通りかからないものかと見回す。
572 :
秋山 麗:03/04/25 00:26 ID:e6h2h7X8
「洗濯は瑞葉さんがやっているし……見回りが終わったらお風呂にでも入ろうかな……」
立場上のスケジュールを考えつつ歩くうち、テラス前の廊下に差し掛かる。
しばらく誰も通りかからないので、仕方なく自分で厨房に行こうとしたところで
ようやく麗がやってくる。
「ああ、ちょうどいい。すまんがコーヒーを一杯たのむ。大至急だ」
そう言うと二本目の煙草に火をつけて、またテラスへ出る。
574 :
秋山 麗:03/04/25 00:32 ID:e6h2h7X8
>>573 「あっ、はい、少々お待ちください」
承諾して麗をすると、小走りに厨房へと向かいコーヒーの用意をする。
「……っと、そうだ……気を効かせて……」
ふと気がついて軽くつまむ物も用意する(ポイント稼ぎ)と、一緒に持ってテラスへと戻ってくる。
「ご主人様、お待たせいたしました」
そう言うと、主人の近くのテーブルにコーヒーとつまみを置く。
>>573 「ん、ありがとう」
くわえ煙草のままで椅子に座ると
灰皿にとりあえず煙草を置いてコーヒーをすする。
「・・・・・・ふむ、旨いな」
満足そうに呟いて一息つく。
「最近忙しかったせいか、こういうことでも幸せに感じられる」
苦笑して立ち上がると、麗に手を差し出す。
「せっかく綺麗な星空なんだ。少し踊ってみるか?」
576 :
秋山 麗:03/04/25 00:41 ID:e6h2h7X8
>>575 「えっ……?」
主人の申し出に一瞬戸惑うも、
「……この私でよろしければ」
笑顔で答えてから主人の手を取り、貴族のように、軽くスカートを摘んで頭を下げる。
>>575 「う・・・・・・」
麗の仕草で一瞬、瑞葉のことを思い出し、
聞こえないくらいの声で小さく呻く。
(まあ気にしないことにしよう)
とりあえず自己完結して麗の腰に手を回すと
鼻歌交じりにステップを踏み始める。
578 :
秋山 麗:03/04/25 00:49 ID:e6h2h7X8
>>577 「(……あっ、結構上手い……鼻歌以外は)」
自分をリードしつつステップを踏む主人に感心すると、
メイド服が少々足に絡まるのに気にせず、自分も軽やかに足を運ぶ。
>>577 (ほう、結構巧いんだな・・・・・・)
感心しながらステップを踏むうちに悪戯心が芽生えてくる。
何食わぬ顔でそっとスカートをたくし上げると
下着の上から尻を撫で始める。
580 :
秋山 麗:03/04/25 00:57 ID:e6h2h7X8
>>579 「……ひっ……!」
踊りに没頭していたため、突然触られた感触に思わず小さな悲鳴を上げる。
「(いきなり……確かに悪戯が好きみたいね……そっちがそういう気なら……)」
小さく決心すると、恥ずかしそうに視線を落としながら、
多少ぎくしゃくしてしまったダンスを続ける。
>>579 恥じらいがちな麗の雰囲気に気をよくして
下着をずり下ろすと、今度は直に尻肉を揉み始める。
更に指を前の方へと伸ばしたり引っ込めたりと
焦らすように蠢かせたりもする。
582 :
秋山 麗:03/04/25 01:05 ID:e6h2h7X8
>>581 中途半端に脱がされた下着のせいで、さらにステップがぎくしゃくする。
「……ちょ、あの……ご、ご主人様……ぁっ!」
抗議しかねるようにそう言うも、蠢く主人の指に耐えながらダンスを続けようとする。
……まあ、半分くらいはフリだが。
>>581 「おっと・・・・・・」
ぎくしゃくしたステップに乗じて
麗をテラスの手すりまで追い詰めると
ついにダンスを止めてズボンから逸物を引きずり出す。
「さて、今度は私のこれに合わせて踊ってもらおうかな」
硬くなり始めたモノを麗の腹部に擦り付ける。
584 :
秋山 麗:03/04/25 01:15 ID:e6h2h7X8
>>583 「きゃっ…!」
動いた主人につられてバランスを崩し、手すりにしがみつく。
>「さて、今度は私のこれに合わせて踊ってもらおうかな」
「……えっ!? …は、はい……でも…?」
擦り付けられるモノに少々顔を赤らめながら、「どうやって?」と問いたそうな目で主人を見る。
>>583 麗の初々しく見える反応に益々気をよくして
半勃ちのモノをぶらぶらとさせながら囁く。
「これを自分で麗の大事なところに入れて動いて見せるんだ」
586 :
秋山 麗:03/04/25 01:23 ID:e6h2h7X8
>>585 「…ぅっ……わ、わかりました……」
自分を見る主人の視線から目をそらすと、
「ですが……少し、待っていただけますか……?」
そう聞くや否や、主人からは秘所が見えない程度にスカートを持ち上げて、
あそこを十分に濡らすために、自分の手で愛撫をし始める。
>>585 麗の焦らすような自慰行為を見るうちに
逸物がムクムクと大きくなっていく。
「・・・・・・麗、いつまで待たせる気だ?」
そう言うと麗の脚を抱え上げて秘裂に亀頭を押し付ける。
「さあ、もういいだろう。そのまま腰を落としなさい」
入り口をかき回すように腰で円弧を描きなら囁く。
588 :
秋山 麗:03/04/25 01:32 ID:e6h2h7X8
>>587 「…あっ、んっ……は、はい、わかりました…」
モノの動きを意識しながら、少しずつゆっくりと腰を落とし、自分の中にくわえ込んでいく。
「…ふぅ……あ、はっ、ああぁぁぁ……」
やがて、一人でできるところまで全部飲み込むと、大きく息を吐く。
「よしよし、では淫らに踊ってごらん」
いやらしい笑いを浮かべると
ゆっくりと、だが大きく激しく麗を突き上げはじめる。
そのせいで危うくテラスから落ちそうになった麗の背をしっかりと抱えこむ。
「ほらほら、しっかり捕まっていないと危ないぞ」
麗の脚を自分の腰に絡めさせ、より一層深く繋がり合う。
590 :
秋山 麗:03/04/25 01:41 ID:e6h2h7X8
>>589 「は、はい……んぁっ!」
自分から動こうとした矢先、主人の動きと相反したため深く刺さり、
大きく反応して危うくテラスから落ちそうになる。
>「ほらほら、しっかり捕まっていないと危ないぞ」
「わ、わか…ああっ! うっ、ふぁっ!
んっ、でも、動け…ませんっ! あっ、はっ、はぁっ!」
落ちないようにこらえるのが精一杯で、あまり身動きできず、
踊るというより、主人のなすがままにされているような状態になる。
「ううむ。これはまだ麗も修練が必要だな。存分に鍛えてあげよう」
愉しそうにそう言うと、突き上げる速度を速め
荒い息をつきながらただひたすらに麗の秘壷を剛直で蹂躙する。
「・・・・・く、しかし中の具合は中々だ・・・・・・クセになりそうだな」
やがて逸物がビクビクと震え始め、爆発が近いのが膣壁に伝わる。
592 :
秋山 麗:03/04/25 01:50 ID:e6h2h7X8
>>591 そろそろか、と、次第に膣に力を入れてモノを締め付けていく。
「は、はい! あっ! お、お願いしま…んっ、あっ!
ご主…人様! 私、も…んっ、はぁっ…もう…あっ、ああっ!」
フィニッシュを迎えるべく、自分も自由の効かない体を動かしていく。
「う・・・・・ぉおっ!」
麗の腰をがっしりと掴んで奥の方で暴発する。
ドクドクと白濁を放出し終わると、一息ついてモノを引き抜き、
弛緩した表情の麗に対してそれを指で示す。
「さて、これを綺麗にしてみなさい。方法は任せる」
594 :
秋山 麗:03/04/25 01:58 ID:e6h2h7X8
>>593 「わ、私も…イきま、あっ、ん…はあああああっ!!」
びくっ、っと体を強張らせると、主人のモノを思い切り締め付け、白濁を受け止めていく。
そのモノが引き抜かれると、どろりとした白いものがあそこから少しあふれ出す。
>「さて、これを綺麗にしてみなさい。方法は任せる」
絶頂の余韻も冷めやらぬまま、少し呼吸を整えて、
「はぁ、はぁ……はい…失礼します」
まだいきり立っている主人のそれに、ゆっくりと舌を這わせて、まずは周りから舐め取っていく。
麗の髪の毛を撫でながら舌と唇の感触を逸物で味わう。
やがて再び性感が昂ぶり始めたところで
そっと麗を押しとどめる。
「そのくらいでいい・・・・・・それ以上すると、また出てしまいそうだからな」
596 :
秋山 麗:03/04/25 02:05 ID:e6h2h7X8
>>595 「んっ……ぺちょ……ふぅ、はい」
止められて舌を離すと、逸物をしまい込むのを手伝ってから、自分の衣服を整えていく。
はき直したショーツに精子の違和感があるが、この場では気にしないことにする。
「なかなかよかったぞ、麗。これからも愉しませてもらうから、そのつもりでな」
麗の頭を撫でて額に軽くキスをすると、テラスを去っていく。
598 :
秋山 麗:03/04/25 02:11 ID:e6h2h7X8
>>597 主人の言葉に、いつの間にか恥じらいの無い笑顔で、
「はい、ありがとうございます。それでは、お休みなさいませ」
いつものように頭を下げて主人を見送る。
599 :
秋山 麗:03/04/25 02:18 ID:e6h2h7X8
持ってきたコーヒーとつまみを持って厨房へと戻る。
「……ちょっとおとなしくし過ぎたかな……
まあ、意地悪とか好きそうだから、あのくらいがいいのかな……?」
などと自己反省会などしつつ、コーヒーカップを洗っていく。
洗濯物を洗いに行ったあと、主人と麗の情事を覗き見してしまい
やるせない興奮とともに自室へ駆け込むとベッドに飛び込む。
( ̄ー ̄)
食堂のテーブルの拭き掃除をしている。
空拭きまで終えて一息つく。
門の前に取り付けられた呼び鈴に触れる。
>>605 呼び鈴の音を聞いて玄関へ出る。
「はい、お待たせ致しました・・・・・・ご宿泊でしょうか?」
客人を屋敷内へ招きいれて問う。
>607
応対に出た瑞葉の問いに
「ええ、その通りです」
機械的な態度で短く答える。
>>608 「かしこまりました。ではこちらへどうぞ」
客人のどこか冷たい様子に緊張を覚えながら客室へ案内する。
「こちらのお部屋でよろしいですか?」
>609
客室へ案内され荷物を置くと、瑞葉に向き直る。
「私はここまで来るのに喉が渇きました。出来れば、飲み物が欲しいのですが」
自分に対してそのような素振りを見せずに去ろうとした瑞葉に腹でも立ったのか
皮肉めいた言い方で遠回しに命令する。
しかしその口調は冷淡であり、それ以上は何も言わないまま、椅子に腰掛ける。
>>610 内心苦手なタイプだと思って腰が引けていたのは事実なので
ハッとして慌てて頭を下げる。
「も、申し訳ありません! すぐにお持ちいたしますから・・・・・・・」
青い顔で客室を飛び出すと、手早く紅茶とクッキーを用意してくる。
「こ、これでよろしいですか?」
>611
不安そうな瑞葉には何も答えず、紅茶を受け取ろうとする。
瑞葉が渡そうとしたカップが手から滑ったのはその瞬間である。
>>612 「あ・・・・・っ!」
自分が直接落としたわけではないのだが
結果として客人のズボンが汚れたの事実。
「申し訳ありません・・・・・・・! すぐにお洗濯いたしますから!」
取り出したハンカチを押し当てながら言う。
>613
ズボンに紅茶がぶちまけられた瞬間、無表情だった眉がピクッ、と動いた。
ハンカチで拭き取ろうとする瑞葉の手をゆっくり押しのけると、突然顎を掴んで
自分の顔の前に引き寄せる。
「・・・出来損ないのメイドが・・・!」
発せられた言葉は先程までとはまったく違う様子である。
無表情だった眉間に皺が寄り、いまにも泣き出しそうな瑞葉を睨み付ける。
>>614 客人の迫力ある様子に激しく怯え、
脳裏で「出来損ない」という言葉が何度もリフレインしている。
「あ・・・・・・あ・・・・・・」
謝罪しようとするのだが言葉が出てこずに
ただ口がパクパクと開閉するのみ。
>615
身体が震え始めている瑞葉の様子に口元を笑みに歪ませる。
既に理性でも無いかのような笑みである。
瑞葉をベッドに突き倒すと、心底嬉しそうに何かを用意しはじめる。
「さぁて、どう『教育』してあげましょうか・・・」
鞄の中から取り出される道具は、鞭、蝋燭、縄etc・・・
何故こんな物を持ち歩くのか理解できない代物ばかりである。
「いえ、やはり私自身の手で、しっかりとお仕置きしてあげるべき・・・ですよねェ・・・」
つかつかと瑞葉に歩み寄ると、強引に服を脱がせてしまう。
>>616 「ひっ・・・・・きゃああああっ!」
淫虐な道具を次々に見せられて怯えていると
メイド服を剥がれて大きな悲鳴を上げる。
「お、お許し下さい! お許し下さいぃっ!」
男の体の下で身もだえして抵抗するが、力では到底かなわない。
>617
「許すと思うんですか?この状況で?」
悲鳴を上げて抵抗する瑞葉を押さえつけなじりの言葉を与え続ける。
「私はあなたのような人間は嫌いなのですよ・・・しっかりお仕置きしないと」
嬉々とした表情で愛撫・・・というにはあまりにも荒々しい物を始める。
いきなり乳首を強く摘み上げ、快楽を与える事など考えていないかのように
揉みしだく。
摘み上げられる痛みに声を上げる瑞葉の声を聞き、さらに表情が歪む。
>>618 「ひ、やあっ! お、お願いします・・・・・・っ」
涙をとめどもなく流しながら懇願するが
乳首を摘まれ荒々しく膨らみを揉まれて苦痛にうめく。
だが被虐の悦びを既に知ってしまっている身体は
勝手に性欲を高めて火照り始めている。
>619
「お願いされてもやめません♪」
男の口から発せられる一言一言が瑞葉に絶望を与えるのである。
「そんな事を言っても、やはり身体は正直ですねえ、ほら」
すでに硬く尖った乳首を刺激する。
「どうやら、私とは相性のいい性癖を持っているようですねぇ・・・気持ち良いんでしょう?」
言葉と同時に強く摘まむ・・・というより引っ張る。
>>620 「ひくっ、ん、あ、ああっ!」
鋭い痛みに身体を貫かれた瞬間
ドクンと音を立てて体のどこかで火花とともに
スイッチが入ったような感覚を味わう。
その途端に頬が上気して吐息が荒くなってくる。
「な、何で・・・・・・こんな、ひどい・・・・・・のにっ」
悩ましく身体をくねらせて疼きに耐える。
>621
「認めたくありませんか?自分の性癖を」
強引に唇を奪うと、さらに強引に口内に舌を侵入させる。
しばらく絡めて口を離すと、上気した瑞葉の眼前に自らの逸物を晒す。
先程までの責めで興奮しており、通常より一回りは巨大なモノが赤黒く
変色している。
「さあ・・・欲しいんでしょう?」
>>622 「ふぁ・・・・・んむぅっ!? ん・・・・・んんっ・・・・・・ふむぅっ」
舌を絡められて口の中を蹂躙され、次第に意識がとろけていく。
「・・・・・っ! はぁ、はぁ・・・・・・あぁ・・・・・・っ」
目の前に剛直を見せけられて
自然に身体が動き、竿をしごき始める。
膨れ上がったモノがしっかりとした硬度を持つようになったところで
ゆっくりと舌を近づけ舐め始める。
「はぅんっ・・・・・・ぴちゅ、ちゅぷ・・・・・・れろ・・・・・・っ」
>623
「こっちの方は中々じゃないですか・・・出来損ないの癖に」
鼻で笑いながら快楽を愉しむ。
「もっと激しく・・・舐めてばかりじゃ駄目ですよ?」
突然、逸物を喉の奥の奥まで突っ込ませる。
>>624 「んんぅっ! んっ、んっ、んんっ!」
喉奥まで犯され、さらに「出来損ない」という言葉を聞いて
僅かに意識を取り戻し、涙で顔を濡らしながらも口腔奉仕を続ける。
「はぁむ・・・・・・っ、ふぁ、んっ、む・・・・・んっ」
竿に舌を絡めながら激しく頭を上下する。
>625
「ぬ・・・くっ・・・」
段々と強くなる快感に射精欲が高まってくる。
いつのまにか、自分から腰を動かしている。
「そろそろ出してあげますよ・・・・!!」
びくん、と逸物が上下に震えながら、白濁を吐き出す。
>>626 「んむぅっ! んんっ、んっ、むぅぅっ! ・・・・・んんぅぅーーーっ!」
激しく喉の奥まで貫かれて苦しげな声を上げながら奉仕する。
やがて放たれた白濁を必死になって嚥下していく。
「・・・・・んっ、こく・・・・・こくっ、ん、こほっ、こく・・・・・・んふぅ・・・・・・」
すべて飲み干すと、荒い息をつきながら
虚ろな表情で、唇の端から僅かに白濁を漏らしながら倒れこむ。
その時まで腰が置かれていた部分のシーツは
既にぐっしょりと湿っている。
>627
「・・・ふうぅぅぅ・・・・・・おや?」
瑞葉が倒れ込んだ瞬間、シーツの湿った部分が目に入る。
その時、再び男の顔が笑みを作り出した。
「私のを舐めて、ずいぶん濡れたようですねえ・・・・」
下着の上から秘裂をなぞる。
>>628 「ひゃぅっ!?」
熱く潤った裂け目を刺激されて身体が撥ねる。
「・・・・・う、ウソ・・・・・・ですわ、そんな・・・・・・」
怯えた表情で男と自分の股間を交互に見やると
ふるふると頭を横に振り、顔を手で覆ってしまう。
「私、そんな・・・・・・そんなんじゃ、ありません・・・・・・」
しかし男に触れられている部分は
布地ごしにも淫らな水音を立てている。
>629
「嘘じゃないですよぉ?」
猫なで声で瑞葉の耳元に囁くと、顔を覆う手を外してしまう。
「ここは、もうグチョグチョに濡れてるんですよ・・・こんなに酷い事をされてるのに、
痛い事をされてるだけなのに。なんででしょうねぇ?」
言葉とともに責めが激しくなり、男の狂気の笑みも深くなっていく。
下着を脱がせると、いまだ勢いを失っていない、むしろ先程より大きく怒張している
逸物をあてがう。
「さあ・・・・本番ですよ」
叩き付けるように挿入する。
>>630 「ひっ、あっ、あんっ、きゃあぁっ! い、いやぁぁ・・・・・あくぅっ!」
言葉と手で同時に嬲られて、悲鳴と嬌声を交互に上げながら悶える。
やがて怒張をあてがわれると、拒絶の意思を示すまもなく挿入されて
絶望の声を上げる。
「や・・・・・あ、ああああっっ!! た、助けて・・・・・・・助けて下さい・・・・・・
こんなの、イヤです・・・・・・っ、おじ様ぁ・・・・・・っ」
犯されながらも意中の人に助けを求める。
>631
「おやおや・・・おじ様とはここの主人の事ですか?さぞかし大切な人なんでしょうねえ・・・」
悲鳴を上げ、届かない助けを求める瑞葉を文字通り嘲笑う。
「それでも私を離さないでやまないこの膣は・・・何なんでしょう?」
瑞葉の片足を持ち上げて肩に乗せ、さらに強く突く。
>>632 >さぞかし大切な人なんでしょうねえ
そう言われた瞬間に膣がきつく収縮する。
「いやぁ・・・・・・っ、もう・・・・・もうお許し下さい・・・・・・
私、これ以上は・・・・・・あっ!?」
片足を持ち上げられてより深くまで挿入され大きく目を見開く。
「ああああっ! あっ、ふぁっ! ひ・・・・・ぁん・・・・・ぐすっ」
>633
「ほぉら・・・もっと腰を動かしてご覧なさい。でないと・・・」
笑みを浮かべたまま耳元に口を近づけ
「あなたのこの状態を御主人に伝えてしまうかも・・・クククク」
言葉の終わりと同時に瑞葉を上にし、突き上げる。
>>634 「あっ あっ!? そ、そんなっ、ひああっ!
そ・・・・・それだけは、おやめ下さ・・・・・あはあっ!?」
騎上位の体勢をとらされて激しい羞恥に打ち震える。
「あ・・・・・・あ・・・・・・」
しかし脅迫を無視するわけにはいかず
また身体の欲求も無視はできず
仕方なく腰を上下させ始める。
ほどなく快感に流される形でその動きは激しく大きい、淫らなうねりになる。
「や、あんっ! ひゃぅ・・・・・・ひあっ、はぁっ! あん・・・・・・こ、壊れちゃうぅっ」
>635
「クククク・・・よっぽど怖いんですねぇ」
上下する腰ときつく締め付ける膣の感触に快感を覚えながら、
自分からも強く突き上げる。
「ま、それだけでもないようですが・・・クククク」
本当に壊すつもりなのか、殆ど瑞葉の身体が揺さ振られている状態である。
>>636 ロデオのように揺さぶられて目の奥のほうで白い光がまたたくような感覚とともに
びくり、びくりと身体が痙攣して、声も出せずにたちまち達してしまう。
しかしそれでも責めはとまらず突き上げられ続け、
唇の端から涎を垂らし、虚ろに上気した表情で許しを請う。
「お、お客様・・・・・・もう・・・・・・もう本当に、お許し下さい・・・・・・
私、これ以上は・・・・・・あぅっ、ダメ、なんです・・・・・・抜いて、下さいぃ・・・・・っ」
>637
「いいですよ、私もそろそろ出してあげようと思ってましたから」
再び正上位に戻ると、激しさは頂点に達する。
「ほぉら、中に出しますよッ!!」
瞬間、信じられない量の精液が膣内を満たしていく。
引き抜かれた逸物は、いまだ求めるように震えている。
「出来損ないでもひとつは取り柄があったんですねぇ・・・」
自分の服を整え始める。
>>638 「え・・・・・えっ!? だ、ダメぇっ!
そ、それはダメですっ! 今日は、絶対に・・・・・・あああっ!?」
膣内で出されまいと抵抗したものの敵わず、射精が始まる。
「あ・・・・・あ・・・・・あっ・・・・・・ああ・・・・・・・っ」
もはや涙すら出ず、絶望しきった顔であえかなうめきを漏らすのみ。
>出来損ないでもひとつは〜
「ひ、ひどい・・・・・ですわ・・・・・・こんな・・・・・・うぅっ」
しゃくり上げると、客人から顔をそらし、身体を丸めると
顔を覆って泣きじゃくる。
>639
泣き出す瑞葉に男は冷たい眼差しを浴びせ、
「泣いてる暇があったらさっさと出ていってもらえますか?それとも・・・もっと
お仕置きされたいんですか?」
口元に醜悪な笑みが浮かぶ。
>>640 「ひくっ・・・・・ぐす・・・・・え、ひっ!」
客人の様子に、本気であることを悟って
慌てて剥ぎ取られたメイド服をかき集めると
身なりも整えず、挨拶もせずに客室を逃げ出す。
「うぅ・・・・・っ」
「う、うむぅ・・・誰もいない・・・」
当の主人はメイドを探して屋敷中を歩き回っていた訳で、実に平和な訳である。
人目を避けて薬類が置いてある部屋に飛び込むと
事後用のピルを取り出し、水も汲まずにそのまま飲み込む。
「誰か・・・・・・助けて・・・・・・おじ様・・・・・・柏葉様・・・・・・マスター・・・・・・」
藁にもすがるような思いで、自分に優しくしてくれる男性たちの名前を呟き
そのまま医務室のベッドに倒れこむと気を失ってしまう。
645 :
椿 杏樹:03/04/26 23:46 ID:SRKsm2fQ
衣類倉庫で衣替え作業をしている。
647 :
椿 杏樹:03/04/27 00:14 ID:agT5U9W8
主人の冬物衣類をダンボールにしまっている。
廊下を歩いている。
649 :
椿 杏樹:03/04/27 00:26 ID:agT5U9W8
ダンボールの山に囲まれて、ふうっと溜息をつく。
「…今日中に終わるかしら…。」
自室で妙にそわそわしている。
651 :
椿 杏樹:03/04/27 00:46 ID:agT5U9W8
「…ええと。この服、片付けても良かったかしら?」
しばらく考えた後服を手に立ち上がる。
「聞いてきましょ」
主人の部屋のドアをノックし、中へ入ろうとする。
「あの…御主人様、少し宜しいでしょうか。」
>651
「む、なんだね?」
呼びかけに対し扉を開けて応対する。
653 :
椿 杏樹:03/04/27 00:56 ID:agT5U9W8
>>652 「暖かくなって衣替えをしていたんですけれど、
薄手のお洋服が箱に混じっていたので。どうしようかと聞きにきたんです」
笑顔で主人に近づく。が、
「けど…きゃっ」
入り口の絨毯の端に足を取られ、つまづき転倒してしまう。
転んだ拍子に、持っていた服の袖がビリッと破れる。
「いたたたた…。…あ!!」
>653
「なるほど、それなら・・・・」
椿の持つ洋服に視線を移したその時、椿が転倒する。
「大丈夫かね?」
転んだ椿に手を差し伸べつつ、敗れた袖に目をやる。
「うーむ・・・これは縫えば直るだろうが、そんな事をしてまで着たくはない・・・
つまり、もう着れないという事だな」
言葉と裏腹に口元がニヤリと笑みを作る。
655 :
椿 杏樹:03/04/27 01:08 ID:agT5U9W8
派手に破れてしまった袖部分を見て慌てる。
「!!も、申し訳ありません御主人様…!私ったら、なんでこんな所で…」
高価そうな服を眺める主人が『もう着られない』と言うと
罪悪感に満ちた顔をして主人の顔色を伺う。
(うう、お気に入りの服だったらどうしましょう)
「御主人様のお気に入りかもしれなかったのに…。
ど、どうしたら許していただけますか?」
>655
「どうしたらって・・・・そんな事を聞く必要はない」
服をたたんで椅子の上に置く。
「怒ってはいないさ。だが、お仕置きはしっかりしないといけないな」
既に主人が何を企んでいるのか気づき始めた椿に、にやついた笑みを送る。
「たとえば・・・・こうやって!」
直後、椿の服を豪快に破ってしまう。
657 :
椿 杏樹:03/04/27 01:17 ID:agT5U9W8
「(まさか…)っ!…あっ…!?」
突然荒々しくメイド服を破かれ、思わず目を閉じとっさに体を手で隠そうとする。
「御主人様、待っ…」
驚いている内にベッドに押し倒される。
上から主人が楽しそうな笑みを浮かべ覆い被さる。
>657
「これだけでお終いではないぞ」
念のため抵抗できないよう覆い被さると、半ば強引にキスをする。
舌を絡ませて身体を脱力させると同時に、胸から順番に愛撫していく。
「破られた服の分、私を満足させてくれよ?」
乳首を舐めまわしながら囁く。
659 :
椿 杏樹:03/04/27 01:30 ID:agT5U9W8
強い力でねじ伏せられたのと、少々に乱暴に服を剥ぎ取られ
肌が露になった事への羞恥心と同時に何とも言えない興奮が襲う。
「まだ衣替えが…、…ん!んん…。んぁっ…はぁ……。」
唇を奪われたせいで抵抗は全くできない。
「うん…!」
主人がぴちゃぴちゃと音を立てながら乳首を舐めまわすと、顔を赤らめて反応する。
>破られた服の分、私を満足〜
「はっ…はい…。ごめんなさい…私が悪いんですものね、何でもなさって下さい…」
>659
「(たまには抵抗するのを・・・と思ったが、まあいいか)」
どうでも良い事を考えつつ、愛撫を続ける。
口元から胸までを舌で舐めたり吸い付いたりして、羞恥心と興奮を
昂ぶらせる。
乳首がよく分かるほど尖ってくると、指を一本腹の上に置き、つつっと
なぞりながら下半身へ動かしていく。
661 :
椿 杏樹:03/04/27 01:43 ID:agT5U9W8
内心痛い事をされやしないかと不安になりながら、主人の愛撫を受ける。
「あはぁ…っ」
指が腹部をゆっくりなぞる感触にピクンと体を震わせる。
目を閉じ口を肉棒が咥えられる程大きく開け、吐息と共に喘ぐ。
>616
下着の上で指が止まり、今度は秘裂を中心に指が動き始める。
片方の指で秘所を責めながら、大きく開いた口を自らの唇で塞ぐ。
663 :
椿 杏樹:03/04/27 01:54 ID:agT5U9W8
既に愛液で湿っている下着の上から秘所を弄られる。
「ふむ…んっ…、う…うう…」
口を封じられて篭った声になる。
(あれ…?御仕置きって言っても…。実は普段のご奉仕と変わらない、のかな…?
良かった…)
潤んだ目で主人を見ながらそんな事を思い、
すっかり油断した様子で口付けに応え、主人の舌を舐め上げる。
>663
「(・・・・そういえば、これってお仕置きだったんだな・・・・)」
本人も当の目的を忘れていたらしく、仕方ないのでこのままの雰囲気で行こうと決める。
「・・・どうやら君は乗り気のようだ。ここは既に・・・濡れているぞ?」
下着をすばやく脱がせて指を一気に膣内に突っ込む。
665 :
椿 杏樹:03/04/27 02:08 ID:agT5U9W8
指を内部に一気に突っ込まれ、痛さで声を上げる。
>どうやら君は乗り気のようだ
「あん!そ、そんな事ないです…。
まだ…杏樹は…御主人様に申し訳ない気持ち、でっ…、あぁっ…。いっぱいなんです…」
まるでしっかり反省をしていないと言われているような気がして、
恥ずかしそうに言う。
「…ほんとです…」
かすれた小声で呟く。
が、秘所からはだらしなく愛液がしたたっている。
>665
「そうかね?私にはそうは思えんが・・・」
膣内の指の動きが速くなる。
蠢くように愛撫しながら、椿の一番反応を示す場所を見つけ、一気に責め立てる。
「本当はどうなのかね?正直に言いたまえ」
667 :
椿 杏樹:03/04/27 02:21 ID:agT5U9W8
(だめ、そんな不真面目なメイドは御主人様に嫌われちゃう…
「いらない」って言われちゃう…)
主人は杏樹の反応を見て楽しんでいるようだが、
それには気付かず必死に下半身の快感に耐える。
完全に体は主人を欲しているのに、見え透いた嘘をつく。
「あはぁっ、あうっ…。私はそんな不真面目なメイドじゃない、です…っ。くぅっ…」
>667
「そうか・・・」
何かを懸念しているのか、頑なに自らは不真面目でないという椿に、笑みが浮かぶ。
おもむろに指を引き抜き逸物を取り出すと、秘裂にあてがう。
「ならば、もっと積極的になりたまえ。我慢していては駄目だろう?」
先ほどと逆の事を言いながら、深く挿入していく。
669 :
椿 杏樹:03/04/27 02:35 ID:agT5U9W8
「え…?ひゃ…うっ!んっ!」
挿入されながらだったため主人の言った事があまり良く聞こえていなかったが、
とりあえず『積極的に』の部分だけは聞こえたので
命令通りに何度か突かれながらも、必死で自分の体を起こす。
「わかりました…。うん…っ!はぁ、はぁ、はぁ…」
主人を寝かせ、自分が上になって前後に腰を擦り付けるように動かす。
「ね、御主人様…。杏樹は、言う事ちゃんと聞く良い子でしょう…?
だから普段ももっと…もっと触れてください…」
切なげに主人に哀願する。
>669
しっかりと動くようになった椿に任せ、感触を愉しむ。
ふと、椿の切なげな言葉が聞こえた。
>だから普段も〜
「う、うむ。そうさせてもらおう・・・・」
実際は色々あるので約束が出来る訳ではないのだが、この場でそんな事を言っても
事態を悪化させるだけなので口には出さない。
671 :
椿 杏樹:03/04/27 02:47 ID:agT5U9W8
「あぅ、あ、うれしい……。んっ、絶対、ですよ…?」
微笑み主人の上で激しく腰を前後させると、
悲しそうな表情が消え、より積極的な動きになる。
「…ううん、あはぁ…。御主人様ぁ…大好きです…」
主人の胸に頬をぴたりとつけ甘える。
「う…んん!」
安心したのか主人が満足する前に先に達してしまうが、
まだ動き続けている。
>671
「むぅ・・・・」
椿の様子にさすがの主人でも予想がついた。
しかしその瞬間、脳裏に突然浮かんだのは瑞葉の顔であった。
頭を横に振ってその考えをかき消す。
「(そうだな、私の考えすぎだ・・・)」
そういう事で自己完結したようである。
「くっ・・・・もう、そろそろ出るぞ・・・」
自分からも腰を動かし始めると、一気に快感が襲ってくる。
逸物は爆発寸前である。
673 :
椿 杏樹:03/04/27 03:00 ID:agT5U9W8
一度達したのに、主人が早く突き上げる事で再度快楽の波が訪れる。
「はぁ!あ…うんっ…。あっあっあっ、あっ…」
息を乱して甘い声を上げて喘ぐ。
>くっ・・・・もう、そろそろ
「私も…またイッちゃう…。お願いします、御主人様、いっぱい注い…でっ。
………!」
きゅっと膣を締め上げて二度目の絶頂を迎える。
手を背中に回したまま、主人の体にしがみつく。
>673
「くっ・・・はぁぁぁぁぁ・・・・・」
呻き声をあげた瞬間、締め付けられて逸物が爆発する。
大きく震えながら白濁液を放出する。
長い間続いていたが、しばらくして収まる。
「衣更えは明日からでも問題はない・・・今日はゆっくり休むといい」
自らにしがみついたまま大きく肩を上下させる椿の頬を撫でながら
微笑む。
675 :
椿 杏樹:03/04/27 03:14 ID:agT5U9W8
「あぁ…あ…。……。…どろどろしてる…。ふふっ」
長い射精後、シーツに零れた白濁を指で触って穏やかに笑う。
主人に衣替えは明日でいいと言われてうなずく。
「…ありがとうございます。あのね、御主人様」
「さっきの大好きは…。瑞葉さんとは違う『大好き』ですから。
どうかご安心くださいな」
まるで主人の心を見透かしたように、いつもの呑気な口調で告げる。
「でもそうであっても、ほったらかしはダメですからね?やくそく。ね。」
一方的に指切りをして、身支度を整え部屋を出て行く。
676 :
椿 杏樹:03/04/27 03:16 ID:agT5U9W8
機嫌良く自室に戻る。
>675
椿の行動に、例にもよって拍子抜けしてしまう。
「(そういえば、瑞葉の様子が昨日から変だったな・・・・聞いてみるか)」
椿が部屋を出ていった後には、またまた例にもよって瑞葉の事が頭に浮かんだ。
そんな自分に奇妙な感覚を覚えながら、煙草をふかす。
客人が帰った後の部屋を掃除している。
ゴミを片付けて屋敷の裏にある集積場へ持っていく。
ゴミ処理を終えると屋敷内に戻って厨房へ行き
猫缶を持って私室へ入る。
蔵で酒を眺めている。
ぴんぽーん
「うぅ〜どきどきするなぁ〜」
屋敷の外に荷物を持った女が立っている
「ん?」
呼び鈴が鳴ったのに気付き、玄関へ向かう。
そして覗き穴から外を見ると荷物を持った女性が立っているのでドアを開けてやる。
「おや、こんばんは」
「こ、こんばんわ!えと、この屋敷に研修としてやってきました白河と申します。
不束者ですがどうぞよろしくお願いします。」
自己紹介を終えると額が腰に当たるくらいまでお辞儀をする
「こちらこそよろしく。とりあえず中に入ってもらおうかな」
そう言って白河を玄関に招き入れ、客間へと案内する。
彼女にソファへと座るように促し、少々含み笑いを浮かべながら口を開く。
「メイドになるということはつまり…その、あの、つまりはそういうわけだ。
私やお客様の夜伽をしたり… どういうことかわかるかね?」
「(うわ〜おっきなお屋敷)」
屋敷に入りきょろきょろと周りを見回している
>メイドになるという〜
「は、はい」
夜伽という言葉に顔を真っ赤にしながら頷く
「ふふ…」
恥ずかしそうに紅潮する白河の反応を楽しむ。
「わかっているのなら話は早い。君の身体、調べさせてもらっていいかな?」
そう言って彼女の隣に腰掛ける。
「どれだけ魅力的な身体なのかを」
「えぇ!今ですか!?」
まさかすぐにはないだろうと思っていたので驚きの声を上げる
「でも、そのぉ・・・シャワーとか・・・・えとぉ・・・・・」
緊張しているのもあってかもじもじとした態度である
「シャワー? そんなこと言って仕事をしたときにお客様を待たせるつもりか?」
緊張し、もじもじとしている白河の口を唇で塞き、
右手を彼女のスカートの中に忍び込ませる。
「んんっ!!」
急の事に身を硬直させるが主人の手がスカートに入ってきた事で手足をばたばたとさせる
「んはぁ、そ、そんな急に・・・・っ!!」
主人の手から逃れようとするが力では到底かなわない
「いい反応だ」
太ももにゆっくりと撫でるように指を這わせつつ、首筋を舐める。
唾液の筋が明かりに照らされて光った。
「君の胸、見たところあまり大きいとはいえないけれどメイドの仕事に必ずしも必要ってわけじゃない。
適材適所、君のような人材を必要とする人間もいる。胸の大きさで魅力が強い弱いの概念は無い」
「緊張のあまり、気絶してしまったのかな?」
反応の無い白河を抱きながら呟く。
彼女が気絶しているのをいいことにもう一度唇を重ねる。
次に上着を脱いで彼女に掛け、起こさないように静かに客間を立ち去る。
700 :
名無しさん@ピンキー:03/04/29 12:07 ID:vrVMxZ4u
700ゲトー
風呂上がりで濡れた髪を丹念に拭いている。
702 :
:03/05/01 23:35 ID:2kiQlVI7
703 :
椿 杏樹:03/05/01 23:36 ID:2kiQlVI7
客室のシーツを新しいものに取り替えている。
私室でうたたねしている。
うたたね
林檎の皮を出来るだけ剥くことで包丁の使い方の練習をしている。
林檎を剥き終えて、丁寧に包丁の歯を磨いている。
刃を磨いているうちに、ちょっとした曇りが気になってきて
真剣な表情で拭き続ける。
肩で息をし、壁に背を預けながら廊下を歩いている。
ようやく満足いったのか、大きく頷くと果物ナイフをケースに戻す。
満足そうな表情の瑞葉の後から厨房に入ってくると、テーブルの上に置かれていた
薬瓶に手を伸ばす。
しかしその瞬間に大きく音を立てて膝をついてしまう。
ケースに刃を収めた途端に、すぐ側で物音がして
驚きのあまりナイフを落としてしまう。
「きゃ・・・・・・っ!? え? マ、マスター・・・・・・?」
膝をついているマスターを心配げに覗きこむ。
「大丈夫ですか?」
>714
「う・・・うぐ・・・」
なんとか目的の薬瓶を取ろうとするが、動く事ができない。
「すまない・・・そこの・・・瓶、中身を・・・飲ませ・・・」
顔を覗き込む瑞葉に視線を向けると、苦悶の表情のまま口を開く。
>>715 「は、はい・・・・・・!」
大慌てで薬瓶を取ると栓を外すが
苦しげに喘ぐマスターにどうやって薬を飲ませるか悩む。
「マ、マスター、少しの間じっとなさって下さい・・・・・・」
やがて意を決したようにマスターと視線を合わせると
薬を自分の口に含んでマスターに口付け、流し込んでいく。
「ん・・・・・・んん・・・・・・」
>>716 口付けをうけ中身を移されると、貪るように飲み干す。
瑞葉の口の中に残った物も取ろうとしているのか、舌を侵入させ、絡める。
しばらくして表情が穏やかになってくると、ゆっくり唇を離す。
「ハァ・・・ハァ・・・・・ありがとう、助かった」
苦悶の表情の原因は件の激痛だったようで、中身を飲んだ事により痛みは引いたようだ。
>>717 「んんっ!? ・・・・・・んっ・・・・・・ん、ふぁ・・・・・・っ」
マスターの舌が進入してきて荒々しいまでの激しさで
口腔内を掻き回していく。
彼がようやく回復して唇を離すと
どことなくぼんやりとした様子で顔を赤らめているが
スッと唇の間に糸が引いたのを見て顔を伏せる。
「い、いえ・・・・・・よかったですわ、なんとかお元気になって・・・・・・」
>718
「こんな身体になると、本当に不便でたまらんな・・・」
ポツリと呟くと、一つ息をついて立ち上がる。
「・・・ところで」
顔を伏せたままの瑞葉を見据えながら、話しかける。
「この間から何か君の様子がおかしいと感じるのだが・・・気のせいか?」
この間・・・ちょうと例の宿泊客が泊まっていった日である。
>>719 「えっ・・・・・な、何の、ことですかしら・・・・・・」
ビクッとあからさまに動揺するものの
言葉では知らぬふりをして視線をそらす。
だがその後の沈黙に耐え切れずに、結局口を開いてしまう。
「・・・・・・あの・・・・・・私の取り柄って、その・・・・・・・
よ、夜のことだけなんでしょうか・・・・・・」
>>720 「・・・・は?」
瑞葉の口から出た言葉に思わず声を出す。
「そんなしょうもないことを言われたのか?」
理由はあまり察せなかったが、それなりの事をされていたのだろう、怯えの色が
見て取れる。
「そんな事を言う奴はほうっておけ。どうせ頭のネジが飛んじまってんだろう」
やけに語調を強くしていう。
>>721 「そうでしょうか・・・・・・でも私、以前に研修にいったときも
やっぱり同じようなことを言われているんです」
そこでガタガタと震えはじめる。
「・・・・・・も、もしも・・・・・・メイドとして夜の接客もできなくなったら、私・・・・・・」
そっと手を下腹部に伸ばす。
「もしも、妊娠でもしてしまっていたら・・・・・・」
>>722 「・・・・落ち着け」
震える手を押さえると、不安そうな瞳を見つめる。
「こんな言い方なんだが、そんな風に子供を持つのは神様が許さんさ・・・だから心配するな」
ここで言う神様というのは実はご覧になる人々なのだが、まぁそこは割愛である。
「それに、あいつだって心配してんだぜ?」
その時の様子を面白そうに思い出す。
>>723 「は、はい・・・・・」
それでも不安は拭いきれず、マスターの胸に顔を埋める。
>それに、あいつだって〜
「ほ、本当、ですの?」
ハッとマスターを見上げて問う。
>>724 「ああ、本当さ」
詳しく話すのは本人の名誉の為に同じく割愛である。
「ま、なんにせよ、君には味方がいるんだし、そんなに悩む事はないさ。な?」
瑞葉の頭をポンポンと叩く。
>>725 「あ、ありがとうございます・・・・・・!」
再びマスターの胸に顔を埋めると、しばらく肩を震わせて静かに泣く。
やがて落ち着きを取り戻すと、そっと身体を離して
恥ずかしそうに告げる。
「あの・・・・・・・よろしければ、お礼をさせていただけますかしら?」
>>726 「(あれ?以前もこんなような・・・)」
そんな考えを消し去りつつ、『お礼』を承諾する。
「正直な話、俺も飢えてたんでな・・・それじゃ、さっそく」
先程と同様に口付けを交わす。
>>727 「んっ!?」
唐突に口付けをされて驚きに目を見開く。
やがて唇が離れると、口元を押さえながら言う。
「あ、あの、お礼って、そういう意味では・・・・・・
私はただ、林檎を食べていただこうかって・・・・・・あっ!」
テーブル上を見ると、すっかり林檎は変色してしまっている。
「・・・・・・い、いえ・・・・・・何でも・・・・・・マスターのお好きなようになさって下さい」
がっくりと消沈した様子で身を委ねる。
>>728 「む・・・」
とんでもない勘違いをした事に気づき、悪態をつく。
だが、悶々としていたのも事実である。仕方ないので行為を続けるとする。
もう一度口付けをすると、今度は穏やかに舌を絡め、気持ちを高ぶらせていく。
>>729 「んぅ・・・・・・ん」
マスターの唇を控えめに受け入れるが
穏やかな攻めにかえって焦らされ、たかぶり始める。
マスターの胸に当てていた手を静かに舌へと下ろして
ズボンの上から竿を探し当て、優しく撫でていく。
>730
瑞葉が下半身を撫でるのに気が付き、その手を止めてしまう。
「まだ早いぞ・・・」
逆に瑞葉の胸を揉み始める。
>>731 「えっ・・・・・で、でも、気持ちよくなっていただきたくて・・・・・・ひゃんっ!?」
胸を愛撫されて甲高い声を上げる。
「ふぅ・・・・・んっ、や、ぁん・・・・・・」
巧みなマスターの愛撫に身を悶えさせて答える。
「あの、私の胸、どうですか? やっぱり・・・・・もっと大きい方が・・・・・・?」
>732
「小さい方が好みだ・・・なんてな」
小さく微笑む。
「関係ないね、どっちでもいいと思うが。もっと自信を持てばいいんじゃないか?」
首筋を舐めながら責め立てる。
>>733 「は、はい・・・・・・ひゃ、うぅんっ!」
敏感な首筋を舐められてゾクゾクと背筋を這い上がる快感を堪える。
「マスターばかり、ずるいですわ。これは私のお礼、ですのに・・・・・」
そう言うと、また手をマスターの股間へ伸ばそうとする。
>734
「お礼だからいいのさ」
短く答えると、舌を徐々に下げていく。
手はやはり止めてしまう。
胸にたどり着くと、巧みに胸を愛撫する。
>>735 はだけられた胸にザラザラとした舌の感触が心地よくて
たちまち乳首が硬く尖っていく。
「い、ゃぁ・・・・・・恥ずかしい・・・・・ですわ・・・・・・」
両手で顔を覆って、ふるふると首を左右に揺らす。
しかし快感のあまり身体の力は抜けていき、完全にマスターに
寄りかかる形になってしまう。
>736
「恥ずかしい・・・?」
気がついてみれば、ここは厨房である。
この屋敷ならば、誰かが覗き見していてもおかしくはない。
案の定、マスターには幽かに気配が感じられた。
「そうだな、なら移動するか」
スタスタと歩いていってしまう。
>>737 「え? あっ・・・・・・ま、待って下さい・・・・・・っ」
高ぶりはじめたところであっさりと身を離されて、
しどけない格好のまま慌てて後を追う。
「ど、何処へ行くおつもりですの?」
>738
「面倒臭いから俺の部屋だな」
振り返って答え、再び歩き出す。
自室の前につくと、先に瑞葉を入れ、確認して戸を閉める。
>>739 一度高ぶりが押さえられたことで羞恥心が湧き上がってきたのか
マスターの部屋に連れ込まれても、ソワソワとして落ち着かない。
「あの、それで私は、どうすれば・・・・・・?」
>740
「どうするって・・・まあ、そりゃさっきの続きだよな」
ソワソワする瑞葉を軽くベッドに押し倒す。
先程から責め続けていた胸を愛撫しながら、腹部をくすぐるようにしてみる。
>>741 「あっ・・・・・ん、ひぁ・・・・・ゃ・・・・・・・っ」
くすぐったさに身をくねらせ、内腿を擦り合わせて応える。
声が出るのを防ごうと、傍らのシーツをかみ締めるが
それでも身体の反応までは隠せない。
「・・・・・っ! ふぅ・・・・・・! っ!」
>742
さらにくすぐるようにしながら、段々と下半身に手が伸びる。
くすぐったいのが微妙な快感となっているのか、妙に敏感に反応している。
>>743 「ま、マスター・・・・・・こんな・・・・・・焦らさないで下さい・・・・・・っ」
首筋まで真っ赤にしながら、蚊の泣くような声で懇願する。
「早く・・・・・もっと気持ちよく・・・・・・して下さいぃ・・・・・・」
言葉の終わりのほうは、既にすすり泣きになっている。
>744
「あー、すまんすまん」
泣き始めそうな・・・むしろもう泣いている声に押され、下着に指をなぞらせる。
真っ赤になった顔を撫でながら、要望通り気持ちよくする為に秘所を這う指は
激しく動かしていく。
>>745 「あ・・・・・・ふあぁんっ!」
既に濡れ始めていた秘所は、マスターの刺激を受けて
すぐに淫らな水音を立て始める。
その音に激しい羞恥を覚えて、もう言葉も出ずに
ただただ体を激しく反応させる。
>746
久しぶりな為か、自身のはやる気持ちも押えながら、指で秘所を弄る。
反応する身体も同時に責め、快感を高めていく。
淫猥な匂いと音が部屋を支配し、より気分を高揚させる結果となる。
>>747 「あ・・・・・ダ、ダメぇっ!」
一際高い声を上げると腰を浮かせて激しく反応し始める。
「や、あぅんっ! ひゃ、ああっ! あ、あ、あはぁっ!」
どうやらマスターの指が最も敏感な部分を
すり上げているらしく、自分でもどうにもならずにただ高ぶっていく。
>748
反応が高くなった場所を見つけ、だめ押しとばかりに責め立てる。
高い声を上げて悶える瑞葉の姿に昂ぶりが止められなさそうになるが
元来の忍耐力でなんとか押さえる。
並の男ならとっくに自らの快楽を貪っている事だろう。
冷静に指を蠢かせる。
>>749 「あ・・・・・あ・・・・・・あ・・・・・・あぁぁっっ・・・・・・!!」
背骨が折れそうなくらいに身体をそり返らせると
部屋中に響き渡る大きな声を上げて達してしまう。
そのまま数瞬制止すると、がっくりと崩れ落ち
絶頂後の虚ろな瞳を天井に向ける。
>750
絶頂に達したのを確認すると、指を引き抜く。
大きく染みを作ったシーツをみて苦笑いをし、瑞葉の意識がしっかりするまで
沈黙を守る。
>>751 「・・・・・・あ・・・・・マ、マスター・・・・・・?」
のろのろと身体を起こす。
「ご、ごめんなさい、私、一人で気持ちよくなってしまって・・・・・・・
お礼をするつもりでしたのに・・・・・・」
>752
「んじゃ、続けるか?」
ふふっと笑う。
「もう夜も遅い・・・今日は眠った方がいいぞ」
窓の外を眺めつつ、瑞葉に忠告する。
考えてみればこの男、もう暑くなってきた気候だというのに、冷房の効かない場所でも
全身を隠す服装をしている。
>>753 「え・・・・・そ、それは・・・・・あっ!?」
自分の秘所の下にあたる部分のシーツが
ぐっしょりと濡れているのに気付いて
慌ててスカートで隠す。
>754
慌てる様子に再び苦笑いをしながら、窓の外に目をやる。
どこか達観した表情は、とても外見からは想像できない物である。
まるで、人間という物を表裏から見てきた者のような表情だ。
>>755 「あ、あの、このシーツ、お洗濯しますから
申し訳ないですけれど、マスターは隣のお部屋で
今夜は寝ていただけますか?」
顔を真っ赤にして言う。
「それと・・・・・・お礼はまた今度、きちんとしますから・・・・・・」
>756
「え?ああ・・・分かった」
言われてそのまま隣の部屋へ向かうと、一人になったので上着を脱ぐ。
身体に刻まれた傷痕に、確かに新しい痕が出来ているのが伺える。
「また昔に逆戻りかなぁ・・・」
身をベッドに投げ出すと、すぐに眠りについてしまう。
>>757 マスターを見送ると、火照った身体を沈めながら
汚れたシーツや布団を静かに代え、
ついでに軽く部屋の埃も払ってからその場を後にする。
「あ・・・・・・そういえば、厨房の方も後片付けしませんと・・・・・・」
林檎が出しっぱなしなのを思い出して、シーツを抱えたまま
そちらへ向かう。
760 :
:03/05/05 00:02 ID:TX+aI9xv
食器棚の整理をしている。
瑞葉と共に食器棚の整理をしている。
「ごめんね瑞葉さん、手伝わせちゃって」
床に屈んで、欠けた食器を選り分け捨てている。
>>762 「いいえ、私のお仕事でもありますから」
同じ大きさの皿を重ね合わせて棚に収める。
「それよりも、お怪我をなさらないように気をつけて下さいね」
>>763 「大丈夫。ま、怪我したら瑞葉さんに手当てして貰えれば」
照れくさそうに笑う。
以前よりはだいぶ『メイドさんが怖い症候群』的行動が無くなってきたようである。
>>764 「えっ・・・・・・そ、そう、ですわね」
何処となく気恥ずかしさを覚えて視線を反らすと
意味なく食器棚のガラスを拭き始めたりする。
しかし結局沈黙に耐えかねて口を開く。
「あの・・・・・・柏葉様はもう、このお屋敷に慣れてきましたか?」
>>765 >屋敷に慣れて〜
「うん、最初はちょっと戸惑ったけど…。
御主人様とも話してみて、段々この屋敷がどんな所なのかはわかってきたよ」
下を向いて食器を新聞紙に包みながら言う。
「歯止めが利かなくなる俺の行動の理由も、少しわかってきたような気がする」
不意に横に立っている瑞葉の足に、頭をもたれさせる。
>>766 脚に重みと温かみを感じて小さく声を上げる。
「きゃ・・・・・・か、柏葉・・・・・様・・・・・・」
無下に離れるわけにもいかず
おずおずと手を伸ばすと優しく頭に触れて撫で始める。
>>767 瑞葉が特に抵抗しないので、掌でそっと足を包み頬を近づけさせる。
「心苦しいけれど、どうしてもこれが抗えないんなら…仕方ない。
『なるようになれ』で行くしかないよな」
彼女の顔を見ないまま話す。
「あの人はきっとこれを面白がってるんだろうけど」
手は瑞葉の足を撫でまわしている。
>>768 くすぐったい感触が徐々にゾクゾクとした快感に変わってきているのを覚える。
>あの人はきっと〜
「そ、そうなんですの・・・・・・?・・・・・・あ・・・・・・っ」
ついに脚から力が抜けて、床にぺたりと腰を落としてしまう。
目の高さが瀬名と同じになったところで
ふと視線を合わせて、じっと見つめる。
>>769 力が抜けた瑞葉が座りこんでしまうと、割れた皿などはそのままにして
彼女の顎に手をやり唇を奪う。
「…。こういうのを何度もすれば、御主人様だってわかると思う。
でも何も言わないのは…多少なりとも面白がってるからじゃないか?」
瑞葉の体を抱き寄せ、背中から手を回し服を脱がせ始める。
>>770 「ん・・・・・っ!」
唇を奪われて目を大きく見開く。
「そ、そんな・・・・・・やっぱりおじ様は分かってらして、それでも・・・・・・・?」
開かれた瞳から一筋涙を流しつつも
特に抵抗はせず、服を剥がされていく。
>>771 「いや、俺の勝手な憶測だけど…何でそんな悲しそうな顔してるの?」
瀬名は瑞葉が主人を想っている事をまだ知らないので、
驚いたように声をかける。
首筋を舐め、乳房に手をやる。
既に尖っている乳首を乱れた衣服の合間から露にする。
>>772 「・・・・・・いいえ、何でもありませんわ・・・・・・」
しゃくりあげながらも首を横に振ると瀬名にもたれかかる。
胸元を開かれ、膨らみを愛撫されて
羞恥に赤くなりながらも、自分も瀬名の耳たぶに舌を這わせ始める。
「ちゅ・・・・・れろ・・・・・・んっ、んちゅ・・・・・・・はぁ・・・・・・」
>>773 「う…。っ、瑞…」
耳を刺激されて思わぬ快感が襲う。
「…」
それを堪えて瑞葉の体を横に倒し手で弄ぶが、乳房から腹部までしか愛撫しない。
わざと秘所や下半身には手を伸ばしていないようだ。
「…なんで御主人様の事だけ、そんなに気にしてんの」
遂には手が焦らすような動きしかしなくなる。
>>774 「そ、それは・・・・・・ダメですわ・・・・・・聞かないで下さい・・・・・・っ」
瀬名の愛撫にビクり、ビクりと反応を示しながらも
途切れ途切れに答える。
しかし焦らすような刺激に対して
ついに腰が勝手に浮き上がって瀬名の手を
そちらへ誘うように蠢き始める。
「・・・・・あ・・・・・・いやぁ・・・・・・ごめんなさい、おじ様ぁ・・・・・っ」
両手で顔を覆って泣きじゃくりながらも
乳首は完全に隆起しており、ショーツの染みも広がり始めている。
>>775 「あれ。触って欲しいんだ…いやらしい子だな、瑞葉さんは」
瑞葉が質問に抵抗を示した事に対する憤りなのだろうか。
「前はそんな子じゃなかったのに。君をこんな風にさせてしまったのは、誰なんだろうね」
彼女の体をうつ伏せにさせると、ショーツを下ろし背後からいきなり
自身を挿入させる。
既に濡れていたせいですんなり入るが、瑞葉は驚いているようだ。
なぜか主人に泣きながら謝る姿に激しく嫌悪感を覚える。
動かさないまま瑞葉の耳元で名前を呼ぶ。
「謝らなくてもいい、瑞葉」
主人が青年であればきっとこんな感じだったであろうか。
>>776 「あっ!? ダ、ダメぇっ、や、あああっ!!」
いきなり奥深くまで貫かれて
涙を流しながら身体を反り返らせる。
背後の瀬名を振り返って許しを請おうとした瞬間に
どことなく主人に似た口調の言葉が耳に入る。
「・・・・・え・・・・・・っ?」
その瞬間、締め付けが、きゅっときつくなる。
>>777 締め付けと同時に体を揺すり始め、自分勝手に強く突き上げる。
「向こうだって…他のメイドとやる時は、何も罪悪感なんて持たないんだろ。
なら、こっちだって同じなんじゃないのか」
揺れる瑞葉の乳房を揉みながら、空いた片手で肉芽を刺激する。
「今君をこうしてるのは誰なんだ。ん?」
前髪で表情は読み取れないが、切なげだったのにいつのまにか楽しんでいるような
笑みを口元にかすかに浮かべている。
さっきまでとは違う、まるで主人に似た表情である。
>>778 「ひっ、あっ、ああっ! んっ、ふあぁぁっ! ああんっ!!
か・・・・・柏葉様・・・・・・柏葉、さま・・・・・・ですぅっ!」
背後から敏感な部分を刺激されながら突き上げられて
切なげな声を上げながら答える。
「あぁ・・・・・こんな・・・・・き、気持ちいいなんて・・・・・・
おじ様、ごめんなさいぃっ! 柏葉様っ、柏葉さまぁっ・・・・・瀬名、様ぁっ!!」
徐々によがり声は大きくなって
既に厨房に響き渡るほどになっている。
>>779 瑞葉から段々と主人への言葉が聞こえなくなると、にっこりと嬉しそうな顔をする。
「よくできました。気持ちいいか?瑞葉…」
乱暴に早く出し入れし、水音を厨房内に響かせる。
そして喘ぐ瑞葉を気遣う様子もなく、
「じゃ…一度出すぞ」
了承も得ないまま一度彼女の内部で射精する。
「はぁ…」
軽く息を吐くと、挿入したまま戸惑っている瑞葉を自分の方に向かせ
腰を抱き上げ壁に押し付ける。
立ったままの姿勢でまた再度彼女を責め始める。
「でもどうやら一度じゃ、追い出せないみたいだから。まだだな」
>>780 「あ、ああっ、あんっ! 瀬名様・・・・・瀬名様ぁっ!!」
激しく突き上げられ、床をかきむしるようにしながら
快感に耐えていたが
>じゃ…一度出すぞ
「え? えっ!? あ、ダ、ダメぇっ! 瀬名様っ、おねが・・・・・ああぁっ!?」
膨れ上がったモノが体内で爆発したのを感じ取る。
「あ・・・・・・あ・・・・・・あぁ・・・・・・っ・・・・・・・?」
呆然としていると、さらに体位を変えられて再度抽挿が始まる。
「やあぁっ! お、お願いします・・・・・これ以上は、身体、がぁ・・・・・・っ!」
そう言いながらも脚は瀬名の腰から太股にかけて絡みつき腰が動き始めている。
秘所から愛液と先程射精された白濁が流れ出して淫らな音を立てる。
>>781 「ダメだ。まだ足りない」
舌を絡め、また激しく自分の腰を打ち付ける。
瑞葉の胸元を流れる汗を塗りつけるように、乳房をねっとりと愛撫する。
「それに、君は本当に、やめてほしいわけじゃない…。
わかったよ…君が『おじ様』に触れられていない間、何を求めていたか」
「ん…」
乳首を舐め上げ、瑞葉の反応を伺う。
>>782 「や・・・・・ぁん、う、うそ・・・・・・ひぁっ、私、そんな・・・・・あぁんっ!
そんな、いやらしいこと・・・・・・考えてませんっ・・・・・・ふああっ!」
言葉とは裏腹に、瀬名の突き上げに合わせて
腰をくねらせ、秘所の襞を蠢かせて吸い上げる。
「瀬名さま・・・・・・っ、もう、許して下さ、あはぁっ! あっ、やぁっ、
もう・・・・・・瀬名様が、瀬名様のが気持ちよすぎてっ、い、イっちゃうっ、いいっ! 気持ちいいですぅぅっ!」
厨房どころか屋敷中に響き渡っているのではないかと思えるほどに
大きな喘ぎ声をあげながら瀬名のモノを襞でしゃぶりつくす。
>>783 >瀬名様のが気持ちよすぎてっ
「よかった、少しは追い出せたみたいだな」
満足したように微笑み、喘ぐ瑞葉を絶頂に導くようラストスパートをかける。
「はぁはぁ…。う、んっ」
先ほど射精した白濁がしたたり落ちる中、また再度大量の精液を内部に注ぐ。
長い射精の間にも何度も腰を突き上げ、残らず注ごうとする。
>>784 「あっ、あっ! ああっ! あ・・・・・・あ・・・・・あはあぁぁぁっっ!!」
身体を反り返らせ、喉が破れそうなほどの声を上げて絶頂に達する。
「・・・・・あぁ・・・・・っ、すごい・・・・・ですわ・・・・・
瀬名様の、まだ、出てます・・・・・・っ」
どこか陶然とした表情で瀬名の逸物から精液を搾り取るように膣を蠢かせる。
射精が終わると、その場に崩れ落ち、荒い息をつきながらも
白濁と愛液に汚れたモノに頬をすりつけ、舌を這わせ始める。
「ん、ちゅぷ・・・・・・れろ・・・・・・瀬名様の、綺麗にして差し上げますわ・・・・・・」
瀬名の竿をしゃぶりながらも、片手を下腹部に這わせて
体内に注がれた液体の温度を反芻している。
>>785 「……。」
逸物を舐める瑞葉の表情に、さっきまでと違うものを感じ
無意識の自分が全力で瑞葉の中から主人を追い出そうとしてしまった事に呆然とする。
「も、もういいよ。ありがとう。
…ごめん。俺にはそんな権利ないのに…俺がいくら瑞葉さんを好きだからって、なんで…」
身なりを整え廃棄処分の食器が入った箱を手に、そうポロリと本音を呟き厨房を出て行く。
「…痛。ズキズキする…」
頭痛がするのか、額を抑えながら自室へと戻る。
>>786 「あっ・・・・・・瀬名様?」
奉仕を止められて寂しそうに顔を覗き込む。
>俺がいくら瑞葉さんを好きだからって〜
「・・・・・・えっ!? 瀬名様、それって・・・・・・」
咄嗟に追いすがろうとするが瀬名はそのまま立ち去ってしまう。
「瀬名様は、本当に私のことを? でも私はおじ様を・・・・・」
しかし何処となく瀬名に対して切ない気持ちを覚える。
内腿を伝う白濁液の感触に、ぶるりと身を震わせ
下腹部を愛おしげに撫でながら呟く。
「ん・・・・・・っ、瀬名様、私は・・・・・」
790 :
伊達雅彦:03/05/08 21:27 ID:8izJGIOh
旅先で、PCを前に相当いらついている。 「…海外での学会とはいえ、環境が変わるのは痛いな…プロバイダの対応も悪すぎる」 そう言いつつ、何かを思いだすかのように物思いにふける。 「あと二週間か…。まったく、これだから@nif(略)は…」
保守
792 :
名無しさん@ピンキー:03/05/13 23:08 ID:6XRchqBY
「最近お屋敷が静かですわね・・・・・・」
客人もいないので綺麗なままの客室を点検して回っている。
自室で夜風に当たりながらビールを飲んでいる。
少ない洗濯物を抱えて廊下を歩いている。
ビールを飲み尽くし、空となったアルミ缶を両手で縦に潰す。
「っ!」
裂けた壁面で指を切ってしまう。
幸いにもあまり深い傷ではなかったので、指を舐めて処置を終了。
洗濯機のスイッチを入れると、仕事を探して屋敷内を巡回する。
802 :
秋山 麗:03/05/14 23:26 ID:O2EgyWln
憂鬱そうな表情で、眼前の箱に入っているサブレを食べている。
「お屋敷総出でGW旅行行ってきたからって……なにもお土産送ってこなくても……
気に留めてくれてるのはありがたいけど、なんか自慢されてるみたい……」
どうやら侯爵からの土産品らしい。
先ほどのアルミ缶を持って自室を出る。
「ゴミはきちんと分別しないとな…」
そこにちょうど屋敷内を巡回中の瑞葉を見つけ、話しかける。
「なぁ、瑞葉。アルミ缶ってどこに捨てればいいんだ?
というより、ウチってゴミの分別きちんとしているか?」
>>803 「おじ様・・・・・え? アルミ缶ですの? ええと・・・・・・」
意識したことがなかったので言葉につまってしまう。
807 :
秋山 麗:03/05/14 23:39 ID:O2EgyWln
ぽりぽり、と1/3くらいを食べ終えると、箱をしまう。
「ふぅ、そろそろ本気で探り入れてみようかなぁ……
……この屋敷って鋭い人多いから、あまり気が進まないけど……」
服装を整え、化粧を直すと、自室を出る。
「ええと、その・・・・・・」
しどろもどろになっていたところに、麗が通りかかる。
「あ、麗さん、アルミ缶のことですけれど・・・・・・」
渡りに船、地獄で仏とばかりに尋ねる。
809 :
秋山 麗:03/05/14 23:47 ID:O2EgyWln
>>808 廊下を歩いていると、ふと瑞葉に呼び止められる。
「……はい? アルミ缶……ですか?」
振り返った時に、主人の姿を見つけたので、軽く会釈してから、
「今日の朝に出してしまいましたけれど……何かに必要でしたか?」
軽く勘違いを起こす。
「厨房あたりにゴミ袋が無かったかな? このアルミ缶なんだが…」
手に持ったビール缶を麗に差し出す。
麗が事情を察してくれることを願って
傍らでハラハラしながら成り行きを見守る。
「…」
無言で麗の答えを待つ。
816 :
秋山 麗:03/05/14 23:56 ID:O2EgyWln
>>810 主人の言葉に、ようやく何のことかを察する。
「あ、はい。缶用のゴミ箱が厨房に……お預かりいたします」
そう答えて、ビール缶を受け取る。
「はぁ…。十日後には屋敷に戻らなきゃ…。そういう約束だし…」 実家で荷物を整え、桜桃館へ戻る準備をしている。
ホッと胸を撫で下ろして麗の後に続き、厨房へ向かおうとする。
「ん、すまんな」
そう軽く礼を言いながら、
ゴミ箱がどこにあるのか確認しようと自分も麗の後について厨房に向かう。
822 :
秋山 麗:03/05/15 00:12 ID:nLkX/AB7
>>820 「(というか、こういうのはメイドや雑務に任せておけばいいと思うのはあたしだけ?
それとも視察か何か? そんな予定入ってたっけ?)」
厨房への道すがらそんな事を思うが、とりあえず目的地に到着する。
部屋へ入ると、奥まったところにある、三つ並んだゴミ箱のうちの一つにビール缶を捨てる。
「こちらで一応の分別をしております。
ですが集めた後に、雑務の方が再分別を行う手はずになっております」
仕事の視察と仮定して、説明口調で主人に告げる。
>>822 ふむふむと頷きながら麗の解説を聞いている。
「・・・・そういうことになっていたんですのね」
感心のあまり、ぽつりと呟いてしまう。
「ほぉ…、そこにあったのか。知らなかったよ。説明ありがとう」
三つのゴミ箱をそれぞれ覗き込みながら言う。
825 :
秋山 麗:03/05/15 00:25 ID:nLkX/AB7
>>823 「(……って、なんで知らないのよ……元お嬢様とは言え今まで働いてたんじゃ……?)」
瑞葉の呟きに、内心そんなことを思ってしまう。
>>824 「いえいえ。……ですが、次からは、このようなことは私どもにお任せ下さい。
ご主人様はお忙しい身。その助けとなるために私どもがいるのですから」
ちゃっかり点数稼ぎな助言までして、説明終了。
麗の視線と言葉に肩を落として萎縮してしまう。
(今更「分別してませんでした」なんて言えませんわ・・・・・・)
>>825 「そうか、ありがとう。それなら私も安心して仕事をすることができるよ」
ひどく感心した様子で麗に言う。
>>826 「まさか瑞葉、いままで分別してなかったとは言わないだろうな?」
828 :
秋山 麗:03/05/15 00:37 ID:nLkX/AB7
>>827 「恐縮です」
会釈と共にそう返すと、雰囲気を考えて二人から少し距離を置く。
>>826 瑞葉の態度から、今までの仕事振りが目に浮かぶ。
「(……最近、調子が悪いとは思ってたけど……)」
二人の視線を向けられて、たじたじになって後退る。
>まさか瑞葉〜
「そ、それは・・・・・・も、もちろんですわ。
アルミ缶はその袋で、それで・・・・・瓶が・・・・・・それ・・・・・・・?」
そう言いつつも指はしっかりと生ゴミの袋を指している。
「…瑞葉」
生ゴミの袋を指す彼女の名前をあきれたように呟く。
「まぁ、アルミ缶や瓶ぐらいならいいさ」
ポケットからコンドームを取り出して瑞葉に見せる。
「これはどこに捨てるかわかるかな? 仕事柄、知っていないとマズいぞ」
831 :
秋山 麗:03/05/15 00:51 ID:nLkX/AB7
>>830 「(まあ、それも仕事のうちではあるけど……娼婦って訳じゃないんだから……)」
コンドームを取り出した主人のセリフに、心の中でつっこむ。
主人の取り出したものを見て
瞬間的に顔が真っ赤に染まる。
「お、おじ様っ」
しかしコンドームの使用を「仕事柄」と表現されたことで
以前に瀬名から言われたこと(
>>770)を思いだしてしまい、
突如として顔色を変えると、厨房を無言で飛び出していってしまう。
「……流石に、まずかったかな?」
血相を変えて厨房から出て行く瑞葉を遠くに見ながら、ぽつりと呟く。
「……」
瑞葉の機嫌を損ねてしまったのを後悔して溜息をする。
834 :
秋山 麗:03/05/15 01:09 ID:nLkX/AB7
>>832 飛び出していった瑞葉を見届けながら、
「(昔のあたしと瑞葉さんは歳の差もあるけど……主人も、気が効かないと言うか……
多少なりとも気遣ってあげればいいのに……
まあ、そこが前の侯爵様との器量の差、とでも言うのかしら……)」
今の瑞葉に、昔(メイド始めて一年目)の自分を重ねて、しみじみ思う。
>>833 気を落としたような主人に、すかさずフォロー。
「……ご主人様、瑞葉さんは最近、何かにお悩みなのか、調子が悪いご様子です。
よろしければ、少し休ませてあげた方がよろしいのでは……?」
「そうだな。その方がいいかもしれない。でも後で一応謝っておくよ」
所在なさげに厨房をそわそわと歩き回る。瑞葉のことで動揺しているようだ。
836 :
秋山 麗:03/05/15 01:23 ID:nLkX/AB7
>>835 静かに主人に近づくと、その肩にそっと片手を乗せ、
「……心中お察しいたしますが、落ち着いてください。焦られても後悔されても、何も変わりません。
私でよければ、お手伝いいたしますから」
ここぞとばかり優しく微笑みかける。
が、内心瑞葉のことが気がかりだったりするが。
「ああ、すまないな…」
自分の肩に添えられた麗の手に触れる。
温かくもあるが、冷たくもある彼女の手。冷え性なのだろうか?
「…いつも洗い物大変だろう? メイドの数増やそうか?
そうすれば一人一人の負担も減るだろうし……」
838 :
秋山 麗:03/05/15 01:40 ID:nLkX/AB7
>>837 「(うーん……なんか、喧嘩中の彼氏を横取りしようとしている女の気分……)」
ちょっとした罪悪感に襲われるが、侯爵様優先ということで片付ける。
「ご主人様にとっての『メイド』とは、そういうものなのですか?」
軽くそう問いかけてから、
「与えられた仕事をするために、私たちがいるのではありません。
ご主人様の助けとなりたいからこそ、お仕えし、仕事をしているのです。
仕事が大変でも、だからこそ自分の喜びに繋がるものですよ」
自分なりのメイド観を答えていたりするのだが……
そして、そっと主人の胸板へと身を預ける。
「そうか、私が間違っていたのかもな…」
身を寄せる麗の髪が顔をかすめ、シャンプーのいい香りがする。
彼女の心地よくふわふわとした胸肉と、耳奥に残るような甘い声。
「……」
自制しようとしてもムラムラと劣情が膨らんでくる。
840 :
秋山 麗:03/05/15 01:56 ID:nLkX/AB7
>>839 特に抵抗が無いことを確認すると、そっと胸板から離れて、主人にキスをする。
そして、主人の手を取ると、自分の胸へと導き、その上に自分の手を乗せ、
主人の手のひらごと、自分の胸を優しく揉み始める。
「…」
甘く気だるい雰囲気に押され、麗のされるがままになってしまう。
だが瑞葉の顔が頭をよぎる。でも身体のほうはこのままこうしていたいと告げている。
相反する気持ちに煩悶しながらしばらく麗の胸を揉む。
842 :
秋山 麗:03/05/15 02:11 ID:nLkX/AB7
>>841 「……少しは、落ち着かれましたか?」
そう言うと、不意に動きを止める。
「別の意味で昂られたのでしたら、この続きはお部屋でお相手いたしますが?」
「…頼む」
情けないとは自分で思いつつも、
麗の魅力で暴走した自分を抑えることができず夜伽を頼んでしまう。
844 :
秋山 麗:03/05/15 02:22 ID:nLkX/AB7
>>843 「はい。喜んで」
笑顔でそう答えると、今まで自分がリードしていたこともあり、
大胆にも主人の背中に手を回して、共に主人の寝室へと向かう。
いろんな御主人様がいても面白いよね。
温厚な御主人様もいれば、冷酷な御主人様もいるみたいな。
ふとコーヒーを一口して、一言。
「違いのわかる男、名無しの主人は知っている……」
頭の中ではあのBGMが流れていたりする。
厨房でポットのお湯を替えている。
チンポ
「……ん?」
ふと、誰かの声が聞こえた……ような気がして振り返るが、誰の姿も無い。
「気のせいか……」
人声を聞いたような気がして振り返るが、誰もおらず
寒気を覚えながら厨房を出る
852 :
秋山 麗:03/05/16 23:39 ID:b9Twb0fc
自室で残りのサブレをぽりぽり食べている。
たびたび後ろを振り返りながら廊下を歩いている。
854 :
秋山 麗:03/05/16 23:44 ID:b9Twb0fc
ちらり、と時計に視線を走らせ、夜が更けてきた事を確認すると、身だしなみを整える。
「さて、と……そろそろ事務室がフリーになる時間帯……」
自室を出ると、周囲の人影を確認しつつ、事務室へと向かう。
廊下を歩いていると、人影が事務室へ入っていくのを目撃する。
「あれは・・・・・麗さん? でもどうしてこんな時間に?」
誰もいないはずの部屋に入っていく麗をいぶかしんで
様子を見に行く。
856 :
秋山 麗:03/05/16 23:49 ID:b9Twb0fc
事務室に入ると、電気はつけず、持ってきたペンライトをつけて、前回までに調べ終えた棚に向かう。
「さて、と、ここに無かったらあとは主人の部屋ってことになるけど……」
呟きながら、主人の仕事がらみの書類にペンライトをあて、目的の物が無いかどうか探していく。
「・・・・・・?」
何やら探しものをしているらしい麗に
手伝いの声をかけようかと考えるが
何となくそうしづらい雰囲気に唾を飲み込んで堪える。
(麗さん、いったい何を?)
858 :
秋山 麗:03/05/16 23:56 ID:b9Twb0fc
書類の束に目を向けるのに夢中で、瑞葉のことに気付かない。
「……やっぱり、重要書類はこんなところには無いか……
潜入し続けるのも無理があるし、侯爵様もお待ちだし……
もうちょっと積極的に、主人に近づいてみるしかないかな……」
誰もいないと思っているので、独り言すら呟きながら、書類の残りに目を通していく。
(重要書類? 侯爵様? それに潜入って・・・・・?)
何やら聞いてはマズいことを聞いてしまった気がして怖くなってくる。
860 :
秋山 麗:03/05/17 00:07 ID:AgQbTuPX
最後まで見終えるも、目的の書類は見つからずじまい。
「ふぅ……仕方ないか、あとは主人にでも近づいて……」
と、振り返りざまにペンライトを照らすと、あるはずも無いメイド服の端が移る。
「っ! ……誰ッ?!」
思いもよらぬことに、反射的に大きな声を上げてしまう。
「・・・・・・っ!」
ペンライトに照らされて咄嗟に顔をそらすが
その前の台詞が気にかかる。
>主人にでも近づいて
「れ、麗さん、あなた、いったい・・・・・・・?」
麗の大声に怯みながらも問う。
862 :
秋山 麗:03/05/17 00:15 ID:AgQbTuPX
>>861 「瑞……っ?!」
現れたその顔に、またもや声を上げかける。
「(見られた?! 油断した……しかもよりにもよって主人の姪に……!)」
焦りと後悔で一瞬頭が混乱するが、とりあえずやらなければならないことが思い浮かぶ。
慌てて走り出すと、人を呼ばれる前に、手早く瑞葉を捕まえて口を押さえる。
「(もしもみかささん辺りだったら……捕まえる前に投げられて終わりだったわね……)」
「え? きゃ・・・・・んっ、んんぅっ!?」
麗に捉えられて口を塞がれ、苦しそうに呻きながら暴れる。
恐怖に満ちた瞳で麗を肩越しに見やる。
864 :
秋山 麗:03/05/17 00:22 ID:AgQbTuPX
>>863 「……大きな声は上げないでね……」
そう言い聞かせてから……行き当たりばったりな話だが、これからどうしようか考える。
「(とりあえず人のいない、声の漏れない所に……)」
屋敷の見取り図を思い描くうちに、近場に、ちょうど調教用の地下室があったことを思い出す。
「抵抗しないで、静かについて来て……話はそれから、ね」
そう言うと、すぐにまた捕まえられるように警戒しつつ、口を押さえる手をどける。
>大きな声は上げないでね
怯えて、とにかく、こくこくと頷く。
手をどけられて、ようやく息をつくが
そのまま地下室へ連行されていく。
「あ、あの、麗さん、これはいったい・・・・・・?」
すっかり混乱しきって、小声で聞く。
866 :
秋山 麗:03/05/17 00:28 ID:AgQbTuPX
>>865 「知りたいなら、少し話してあげてもいいけど……」
その前に、と、瑞葉をベッドの上に横たえると、その手を後ろ手に拘束する。
そのまま、壁にある棚へと向かい、道具を物色しながら、
「さて……それで、何から聞きたい?
……あ、この際だから、敬語は省くわね。元お嬢様とは言え、今は同じメイドだし」
>ベッドの上に横たえると、その手を後ろ手に拘束する
「え? や、いやぁっ!」
手を封じられて悲鳴を上げる。
道具を物色する麗を恐ろしげに見ながら言う。
「どうして・・・・・どうしてこんなこと・・・・・・?
麗さん、とても優しくして下さいましたのに・・・・・」
868 :
秋山 麗:03/05/17 00:35 ID:AgQbTuPX
この期に及んで、まだあまり状況を理解していないような瑞葉に軽く嘆息してから、
「時と場合による、ってこと。
さっきの現場を見られた以上、あたしとしても、あんまり手段を選んでられないの」
説明しながら、なにやら中くらいのバイブに弱い媚薬を塗っていく。
「……あたしのことについては、さっきのことで、大体見当ついているでしょ?」
ハっと先ほどの麗の台詞を思い出す。
「お、おじ様に何をなさるおつもりですの!?
書類って・・・・・・それに侯爵様って!?」
麗の手にするバイブから逃れるように
身をよじらせて叫ぶ。
870 :
秋山 麗:03/05/17 00:45 ID:AgQbTuPX
やたらと怖がる瑞葉にちょっと引く。
「まあ、詳しく話すと長くなるけど……とりあえず、主人にそんな酷い事をするわけじゃないわよ。
あたしは、元々名無しの侯爵家に仕えるメイド。
ここの主人があまりに手が早いものだから、灸をすえる意味も込めて、
女のあたしが少々たぶらかして、同時にちょっと痛い目を見てもらおうってだけの話よ。
探していたのは、ある事業に関する書類。まあ、その事業を断念してもらおうってわけ。
……主人の手癖については、あなたが一番良く知ってるでしょ?」
片手でバイブを弄びながら、とりあえず説明できる範囲で説明する。
麗の話を聞くうちに、ついつい頷いてしまって
慌てて首を横に振る。
「そ、それでもやっぱりいけませんわ!
確かにおじ様は、その・・・・・・少し・・・・・・女の人に目がない気もしますけれど
でも騙すだなんて、そんな・・・・・・!」
かなり苦労して主人をフォローしようとする。
「それにおじ様を懲らしめて、侯爵様に何の得があるんですの?
単におじ様の事業を失敗させて、それで御自分が・・・・・・
そのために麗さん、利用されてい・・・・・・」
必死に説得しようとするが、また段々と麗の様子が怖くなってくる。
872 :
秋山 麗:03/05/17 00:57 ID:AgQbTuPX
多少気が荒げるが、立場が違う、と割り切ることにする。
「まあ、方法が気に入らないのはあたしも同じ。そもそも、これはよその屋敷の問題だし。
……でも、命ぜられた以上は、成し遂げるだけ。
利用されてるのかもしれないけど……あの人を疑うことは、あたしにはできない。
あなたにはわからないでしょうけどね。何不自由なく生まれたあなたには」
そこまで回答して、
「さて、それじゃあ今度はこっちが質問をする番ね」
言うと、瑞葉の足を開き、いきなりバイブを入れるわけではなく、逆の手でショーツの上から敏感なところを刺激していく。
「ここまで知った以上は、逃げられないことはわかるでしょ? そのためにいろいろ説明したんだし。
過程はどうあれ、あなたはあたしの事を知った……
で、あなたはこれからどうするつもり?」
秘所を刺激する指に徐々に力を込めながら、問いかける。
>利用されてるのかもしれないけど……あの人を疑うことは、あたしにはできない。
>あなたにはわからないでしょうけどね。何不自由なく生まれたあなたには
グっと言葉に詰まってしまう。
そこで足を開かされ、秘所を刺激されて声を殺して悶える。
「・・・・っ! んっ、ぁ・・・・・・ぅあ・・・・・っ!
> で、あなたはこれからどうするつもり?
「れ、麗さんが、あくまで侯爵様のご命令に従うのなら、
私もおじ様のために動くまでですわ・・・・・・」
出来る限り虚勢を張って、そう答える。
874 :
秋山 麗:03/05/17 01:08 ID:AgQbTuPX
>私もおじ様のために動くまでですわ・・・・・・」
瑞葉の思いもよらぬ返答に、一瞬唖然とする。
「……男爵家を飛び出した覚悟は確かみたいね……
でも、その答えが自分の身をどうするか、わかってる?」
弄っていた所が適度に濡れた事を確認すると、準備していたバイブを突き入れる。
そのまま、塗ってあった媚薬を塗りこむように、ゆっくりと膣内をかき回す。
「ひっ、あ、あああっ!」
バイブを挿入され、内部をかき回されると
やがてチリチリと火がついたように柔肉が疼き始める。
「ん、ぅっ、ひぅ・・・・・あ、はぁ、あ・・・・・・・ぅんっ! ああっ!」
やがて麗の手の動きに合わせて、腰が浮いてくねりはじめる。
「い、やぁ・・・・・やめて、くだ・・・・さいぃ・・・・っ」
泣きじゃくりながら懇願する。
876 :
秋山 麗:03/05/17 01:19 ID:AgQbTuPX
先ほどの決意みなぎる返答と今の悶えの落差に、再び唖然としてしまう。
「ふぅ……何もそんなに強い媚薬、というわけでもないのよ?
……まあ、止めてほしいなら止めてあげるし、イきたいならイかせてあげるけど……」
そこで、バイブの動きを緩やかにしてから、瑞葉にのしかかるようにして、彼女の耳元に囁きかける。
「あたしの事を言わない、というなら、解放してあげる。
……なんなら、あたしが今まで得てきた知識や技術、心構えを提供してあげてもかまわない。
自分の限界を感じているあなたにとっては、さほど悪くない条件だと思うけど……?
どうしても主人のために働くというなら……残念だけど」
「・・・・・・そ・・・・・・んな・・・・・・ぁぅっ!」
時折痙攣するように悶えながら、必死に悩んだ末に再び問う。
「・・・・・あの、おじ様自身に酷いことは絶対になさいませんか?」
878 :
秋山 麗:03/05/17 01:34 ID:AgQbTuPX
「それは約束するわよ」
そう答えてから、バイブを瑞葉の膣内に残したまま、手の動きを止める。
「かりそめのご主人様とは言え、仕える以上はあたしも全力で奉仕する。
侯爵様から言われたこと以上のことは、決してしないと約束できる。
……逆に言えば、侯爵様の命を邪魔するなら、あたしは手段を選ばない。
あなたのように力が弱いなら、こうして脅迫したりもするし、場合によっては口を塞ぐかもしれない。
あたしの手に負えない相手だったら、一時的とは言え、奴隷にでもなんにでも成り下がる」
場違いではあるが、決意を秘めた眼差しで瑞葉を見やる。
「わ・・・・・・分かりましたわ・・・・・・」
少なくとも力では絶対にかなわないと悟り、悄然として首肯する。
「いいません・・・・・言いませんから、だから・・・・・っ」
切なげに内股を擦り付ける。
「これを、早く・・・・・・」
880 :
秋山 麗:03/05/17 01:41 ID:AgQbTuPX
折れた瑞葉に、ようやく微笑みすら投げかける。
「わかったわ、じゃあ……」
じらすように、ゆっくりと瑞葉に刺さったバイブを抜いていく。
「んっ、うん・・・・・・ぅ、ぁはあぁっ!」
バイブが抜けきる瞬間に軽く達してしまう。
ぐったりとベッドに横たわったまま
主人を裏切ってしまった自己嫌悪に襲われている。
「ごめんなさい・・・・・・ごめんなさい、おじ様・・・・・・」
顔を伏せてなき始める。
882 :
秋山 麗:03/05/17 01:49 ID:AgQbTuPX
泣き崩れる瑞葉に、自分にも罪悪感が芽生える。
「……やっぱり、あなた、メイドには向いていないかもね……」
ぽつり、と呟いて、簡単な手入れをしてバイブを棚へと戻す。
「自分が何をしたいのかが見えてない。だから目先のことに流される。
……ほんと、不自由ない生活を捨ててまでメイドになったことが、不思議なくらいよ」
麗のキツい一言に最早一言もなく、
体の自由を取り戻そうとすらせずに横たわる。
時折しゃくりあげるだけで、身動きすらしない。
884 :
秋山 麗:03/05/17 02:00 ID:AgQbTuPX
落ち込んだ瑞葉にすっかり意気消沈してしまう。
彼女の拘束を解くと、自分もそのままベッドに腰をかける。
「……あたしと同じくらいの覚悟を持て、なんて言わないけど……
今回のことだって、手なら他にもあるでしょ。
名目上言わないと誓って、あとで告げ口したって、あたしにはわからない。
……まあ、それができないところが純真なんだけど……ほんと、昔のあたしそっくり……」
腰をかけながら、遠い目をして余計なことまで口走る。
というか告げ口されたら自分が困るのだが。
「そうやって、みんなを裏切るのは、もう嫌ですわ・・・・・・」
ゆっくりと身を起こす。
「もうこれ以上は絶対に、誰も・・・・・」
麗とは目を合わせないようにしながら立ち上がる。
「私、約束ですから、誰にも言いませんわ。
・・・・・でも、私自身が邪魔をしないとは、言ってませんから」
せめてもの反撃のつもりで
出来るかどうかも分からないことを口走って出口へ向かう。
886 :
秋山 麗:03/05/17 02:12 ID:AgQbTuPX
瑞葉本人は強がりのつもりなのだろうが、麗にはなぜか心地よく聞こえる。
「そう。そうやって、自分でできる精一杯の事をすればいいの。
……ここの主人も、あなたに難しいことなんて望んでないんだから」
出口に進む瑞葉に、なぜか微笑みと共にそう投げかける。
「こっちも約束だから、何か知りたかったらあたしの部屋に来てね。
あたしに話せる範囲内でなら、できるだけ教えてあげる」
「・・・・・・いえ、もう麗さんのお世話になろうなんて、思いませんわ」
なおも強がってみせると、そのまま地下室を出て行く。
しかし麗から離れると一気に体から力が抜けてしまい、
フラフラになりながら、私室とは違う方へ向かう。
本人もまだ気づいていないが、それは瀬名の部屋がある方だったりする。
888 :
秋山 麗:03/05/17 02:25 ID:AgQbTuPX
強がった瑞葉の捨てゼリフに、笑顔の色を濃くし、冗談めいた言葉を投げかける。
「じゃあ、頑張って下さいね。お嬢様……」
瑞葉が去り、一人になった地下室で、ごろん、とベッドに横になる。
結局最後まで隠していたため息が、ここに来て一気に吹き出てしまう。
「ふぅ……余計なこと、問題ごとを増やしただけ……それは、わかってる……
でも、ほおってはおけないのよね、あの子だけは……
……自分でできる精一杯の事を……か……
まさか、昔侯爵様に言われた事を、あたしが言うことになるなんてね……」
なんかサスペンス調っぽいのもイイ!!
890 :
椿 杏樹:03/05/17 23:45 ID:+ZXXgKGS
階段隅でかかってきた電話の応対をしている。
892 :
椿 杏樹:03/05/18 00:28 ID:k63k7SRx
「では伝えておきますので。はい、失礼致します…」
電話を切ってメモをポケットに入れる。
「ふぅ〜、これからまたここでお仕事、かぁ…」
何も事情を知らない、故郷の両親から持たされた土産を軽々と背負いつつ、門を叩いてから屋敷内に入る。
「相変わらず人の気配しない屋敷よね…」
誰か来るだろうと思い、荷物を置いて応接間で適当に人を待つ。
894 :
椿 杏樹:03/05/18 00:46 ID:k63k7SRx
応接間に人の気配を感じ、ドアを開ける。
「まあ!みかささん。おかえりなさい!
…あ。そうだ、早速で悪いんですけれど」
土産物を受け取る最中でメモの存在を思いだし、みかさの手にぎゅっと紙を握らせる。
「もし御主人様のお部屋に行くのでしたら、これお願いしていいでしょうか?
何か、週明けにある会合の時間が変更になったとかで。さっき連絡があったんです」
「杏樹さ〜ん!久しぶり〜!」
杏樹との再会を喜ぶのもそこそこに杏樹に土産を渡す途中、なぜかそわそわしながら話す。
>>もし御主人様のお部屋に〜
「えっ…うん、それじゃ…私が渡してきます…」
杏樹にそう言うと、私室で一度メイド服に着替え、やや思い足取りで主人の部屋に向かい、部屋のドアをノックする。
「ん、入りなさい」
ドアをノックする人物に返事をすると、目を通していた書類を束ねて引き出しにしまう。
入ってきたみかさに気付き柔らかく微笑む。
「ああ君か…よく帰ってきてくれた。どうだったね?久々の故郷は」
「ご無沙汰していました。父も幸い軽症で、静養すれば何とか大丈夫だと言うことです」
そこまでは考えていたのだが、主人の言葉が何かを思い出させたのか、急に頬を染め、はっとした表情のままでさかんに自分の首筋を気にし始める。
「えっと…その、えぇと……はい、懐かしかったというか…」
しどろもどろになりながらも、取り繕うような言葉を言って主人の反応を待つ。
「そうか。様子を見ていると、何やら楽しい里帰りだったようだ。
まあ今日は旅疲れもあるだろうしゆっくり体を休めるといい。
…と、言いたいところだが」
何かを企んだように笑うと、
「今回は長い事屋敷を離れていたからな。
大事なメイドの仕事内容も、すっかり忘れてしまっているのではないかな?」
座ったまま、立っているみかさの腰を引き寄せスカートの中に手を入れる。
「それが心配でね」
「今晩じっくり体で思い出して、早めに頭を切り替えて貰えたらいいんだが…」
みかさの腿の裏側をゆっくりと撫でさする。
「え…?ご、ご主人様…ひゃ…んっ…」
あっという間に主人の側に引き寄せられると、白い腿を撫で上げられ、やや上ずった声を上げる。
>>今晩じっくり体で思い出して〜
「そ、そんなぁ…私忘れてなんかいません…よぉ…ん…」
以前屋敷を出立した時以来「溜まっている」わけではないので、過剰に反応はすることこそないが、それでも語尾に甘い喋り方が混ざり始める。
みかさの反応を楽しみつつ、なおもスカートの中を弄る。
「どうした?久々の仕事だからか体が強張っているのかな。
これはみかさ君が勘を取り戻すまで、じっくり何度もおさらいしないといかんな…」
彼女の体を抱き上げると、少し強引にベッドに押し倒し
四つん這いにさせる。
「故郷ほどには甘くはないから、少し我慢するんだぞ…」
みかさのショーツを下ろすと愛撫もせずにいきなりぐっと腰を突き入れる。
何度果てても今夜は『おさらい』の為に夜伽の相手をさせる気らしい。
「おさらいって…そんな、私…強張ってなんかいませ…きゃあ!!」
主人にいきなり抱き上げられ、そして押し倒されて四つん這いにされると、これからどうなるのか察し、わずかに抵抗のそぶりも見せる。
>>故郷ほどには甘くはないから、少し我慢〜
「え…?やぁ……いたっ…あ…ああっ!!」
ほとんど濡れてもいないのに突然主人に突き入れられ、かすかに涙を浮かべる。
だが、一晩中主人と『おさらい』をさせられる事にはまだ気づいていない。
それとなく屋敷内を見回っている。
コーラが棚から落ちた
厨房の方で物音がしたような気がして様子を見に行く。
床に転がっていたコーラの瓶を拾い上げる。
「割れてなくてよかったですわ。きちんと冷やしておきましょう・・・・・」
冷蔵庫を開けるが、食材で一杯でスペースが足りないのに悩む。
「う〜ん・・・・・どうしましょう?」
昨晩の事で肉体的にも精神的にも疲れたのか、広間の掃除をしながらぼぉっとした表情で佇んでいる。
「ふわぁぁ…眠いわ…」
この際徹底的に冷蔵庫内の整理をはじめる。
ようやく海外での学会を終え、自分の書斎のある屋敷に帰ってくる。
「…しかし、あの教授の助手は辛いな…。やれやれだ」
日焼けした顔で何やら愚痴を言いながら、屋敷の応接間で煙草をふかす。
おつまみと酒瓶がどうしても一部納まりきらなくなる。
「これ以上はちょっと無理がありますわね・・・・・
どなたかに消費していただければ・・・・・」
余ったものをカートに乗せて廊下へ出る。
「さて、一服したし、久々にこの屋敷のいい酒でも飲ませてもらえるように…頼もうか」
そういうわけでメイドを探して廊下を歩くと、休憩室の前で瑞葉らしきメイドを見つける。
「あれは…どうやら、渡りに船かな」
そう独り言を言うと、自分にまだ気付いていない瑞葉を呼び止めてみる。
915 :
秋山 麗:03/05/18 23:42 ID:k9wWJI9w
主人のベッドのシーツにアイロンをかけている。
>>914 名前を呼ばれて振り返る。
「え? あ、伊達様、お帰りなさいませ」
微笑んで頭を下げる。
「お酒をご所望ですの? それなら今すぐにでも・・・・・・」
伊達を空部屋へ誘って、グラスにウイスキーを注ぐと
おつまみと一緒に差し出す。
「テンプレの通り、他人に過剰な迷惑をかけない者なら我が屋敷では新採用希望者を拒まないぞ。それに仕事は慣れてもらうまで無理はしなくてもいいのだからな」
自室で誰ともなしにつぶやく。
「ここがうわさの館か・・・」
あたりを見回りながら館に近づいていく
919 :
秋山 麗:03/05/18 23:51 ID:k9wWJI9w
「よし、っと……」
アイロンをかけ終えて、シーツをしまう。
「……にしても、一晩中なんて、よくわるわね……」
……見てたらしい。
>>916 「ああ、悪いね。それじゃご馳走になるとしようかな」
用意された空部屋で、瑞葉からウイスキーを受け取り、久々に飲む高級酒を堪能する。
「ああ、良かったら君もどうだ…うん?」
椅子に座り、片手にグラスを持ったまま、立っている瑞葉の顔を見上げる。
「…少しやつれたんじゃないか?…もしかしてまた、何か悩み事でもできた、とか?」
瑞葉の表情がなんとなく暗いのを見て、例によって直感のままでそう聞いてみる。
「よ。。よし行くぞ!」
ドキドキしながら館の呼び鈴に手を伸ばす
>>920 >良かったら君もどうだ
「い、いえ、せっかくですけれど、私はお酒、ダメですので・・・・・」
>何か悩み事でもできた、とか?
「あ・・・・・本当に私、顔にでてしまいますのね」
頬を押さえて寂しそうに微笑む。
「そう・・・・・一人の人を決して裏切らずに愛するのは
結構難しいことを思い知らされた、といったところですかしら」
923 :
秋山 麗:03/05/19 00:00 ID:6lhGOlWz
>>921 ふと、仕事が一段落した時点で呼び鈴が聞こえる。
「アポイントは無かったはずだから……宿泊希望かしら?」
一瞬、メイドへの連絡事項一覧を思い出してから、玄関へと向かい、ドアを開ける。
「はい……? この屋敷に何か御用でしょうか?」
「こっ、こんばんわ」
(こんな綺麗な人が簡単にやらしてくれるなんて・・・)
この男が聞いた噂というのはそういう類のものらしい
「えっとある噂を耳にしまして本当かな〜っと」
さすがに面と向かって聞くのは恥ずかしいのかうつむき加減である
925 :
秋山 麗:03/05/19 00:09 ID:6lhGOlWz
>>924 メイド歴が長いだけあって、話の切り出し方でどんな噂かを即座に悟る。
……が、それはあくまで心の中に潜めて、
「あっ、はい、ご宿泊希望でございますね。……ではこちらへどうぞ」
変わらぬ笑顔でもてなすと、客間の一つへと案内していく。
>>922 「一人の人を裏切らずに愛する難しさ…か」
その言葉が自分の中で反芻し、瑞葉のいう「一人の人」は勿論、自分も何やらそれが思い当たる。
そのまま少し考え込んだ後、グラスに残っていたウイスキーを一気に飲み干し、多少躊躇いながらも話し始める。
「俺……いや失礼、私が思うには、君はこの屋敷のメイドの仕事を理解して働いてると考えていたんだけどな」
無論これが言いたいことではないのだが、さらにやや冗談ぽく話を付け加えていく。
[それとも、まさかこの声のあの若い男が気になっている…というわけじゃないだろ?]
久々の声真似で出した声は、瀬名の声だったりする。
「お、お邪魔します・・・」
(対応が普通だ・・・噂はデマなのか?それにしてもでっけぇ館だ・・・)
あたりをきょろきょろと見ながら麗の後ろについていく
>>926 >君はこの屋敷のメイドの仕事を理解して〜
「はい、そのつもりでしたけれど、でも・・・・・やっぱり寂しかったり
辛かったり・・・・・・とても怖かったりすると・・・・・・」
伊達に相談するというより、独り言をいっているようである。
>それとも、まさかこの声のあの若い男が〜
「っ!」
干されたグラスを受け取ろうと手を伸ばした瞬間に
声を変えられ、グラスを取り落としてしまうが
それを気遣う余裕もない。
「伊達様、どうして・・・・・・」
929 :
秋山 麗:03/05/19 00:21 ID:6lhGOlWz
>>927 初々しい反応の客人に、ふと営業スマイルとは別の笑みがこぼれる。
「……こちらへどうぞ」
やがて客間にたどり着くと、部屋に入り、とりあえずソファーへと客人を促す。
「……夜も更けておりますが、何かお食べになりますか?
それとも……なにか用要りなものがございますでしょうか?」
客人の目的はわかっていながら、あくまで普通の対応。
>>929 「じゃあ軽い物をお願いします・・・」
(って違うだろ俺!)
なかなか言い出せずに焦っている
(おし、あの人が戻ってきたら聞いてみよう)
931 :
秋山 麗:03/05/19 00:29 ID:6lhGOlWz
>>930 夜食を頼まれ部屋を出ると、思わず笑いがこみ上げる。
「(ほんっと、初々しいわねぇ)」
厨房に入ると、急いで簡単な食事を作ると、それを持って部屋にとって返す。
「お待たせいたしました」
と、テーブルにサンドイッチの乗った皿を置く。
「……他に何かございましたら、何なりとお申し付けください」
>>929 少しは予想していたこととはいえ、わかりやすい反応を見せた瑞葉に、ふぅ、と溜息をつく。
「…思いを寄せる主人は友人であり同僚でもある他のメイド達とも関係していて…もちろん自分も他人と…そして愛する人に触れられない寂しさが、若い男にはけ口となって発現する事もあるか、なんて考えてみただけなんだが…」
少し酔っているのか、婉曲させるべき部分をストレートに言ったりしてしまっているのだが、瑞葉の事情をはっきりわかってないのでそのまま言ってしまう。
「それに君は…」
はっきりと最後まで言わずに、そこで話を止めて窓の方を見る。
>>931 麗が部屋に戻ってきた時考え込んでいたのかびくっと反応する
「あ、ありがとう・・・・」
>「……他に何か
「あっ、あの!この館では・・・その・・えっと本当ですかっ!」
焦りすぎてわけのわからないことを口走る始末である
934 :
秋山 麗:03/05/19 00:37 ID:6lhGOlWz
>>933 「はい……?」
客人の問いかけに、こくり、と小首をかしげる。
もう少し焦らそうかとも思ったが、自分の心が耐えられそうもないので、先を促す。
「お食事以外で、何かをお望みですか?」
>>932 「もちろん、おじ様のことは愛しています。
でも、瀬名様は・・・・・・強引でも、それでも暖かくて・・・・・・
それに『好きだ』って仰って下さって・・・・・・っ」
ぽろぽろと涙をこぼし始める。
>>934 「実はカクカクシカジカで」
自分の聞いた噂を麗に話す
「ほ、本当ですかっ!」
改めて聞きなおす
937 :
秋山 麗:03/05/19 00:45 ID:6lhGOlWz
>>936 客人の説明に、少し困った顔をして、
「それは、まあ……お客様を精一杯おもてなしするのが、我々の仕事ですから……
ですが、そういうお店と混同されては……」
言葉の最後を濁してしまう。
とはいえ、客は客である。気を取り直したように、再び笑顔になる。
「つまり……お夜食の前に、私を頂きたい、ということですかしら?」
笑顔でこう言うと誘っているような感じになることに、麗は気がついていない。
>>937 麗の言葉を聞きやっぱり噂は噂かと一人で納得し残念そうにしている
>「つまり……
「へ?」
もうムリと思っている時に期待させるような言葉と麗の表情
に自分自身が軽く大きくなっていく
(はっ!いかんいかん・・・)
必死に隠そうとしている
>>935 「…なるほど、そういう事か」
ちょっと言い方がまずかったか…と思いつつも、瑞葉にハンカチを渡して話を再開する。
「君は、想いが身近な二人の男性の間で揺れ動いたり、あるいは仕事でミスばかり、奉仕しか役に立たない…もしやそんな事を言われて自分を見失っていないか?」
話しながらもこれを見てくれ、と言って何やら鞄からいびつな形の石を取り出す。
「君は…これが何に見えるかな?」
テーブルにそれを置くと、黙って瑞葉を見る。
>>939 伊達の言葉一つ一つに思い当たることがあって頷く。
ハンカチを受け取ると、伊達の取り出した石を見る。
「・・・・・・それは? ただの石ころに見えますけれど・・・・・」
941 :
秋山 麗:03/05/19 00:56 ID:6lhGOlWz
>>938 隠そうとしているようだが、傍から見るとばればれである。
「くすっ……どうやら、正解のようですね」
そう言うと、やおらソファーに座る客人の前で跪く。
「今晩だけではございますが……どうぞご自由に召し上がってください。
……それで、何からいたしましょうか?」
>>941 麗の言葉に理性が吹き飛ばされたのかいきなり彼女をベッドに押し倒し
メイド服を引き剥がしていく
「なんて綺麗な体だ・・・」
麗の体にむしゃぶりつく
943 :
秋山 麗:03/05/19 01:08 ID:6lhGOlWz
>>942 「きゃっ!」
客人の変貌振りに、思わず悲鳴を上げて、ベッドに押し倒される。
「ちょ……そんなに乱暴に…ぅあっ!」
抗議しかけるが、受ける刺激に体のほうは反応してしまう。
「ふぁっ……あっ! そ、そこはダ…んっ…あっ…!」
客人とは反対に、今まで従順だったのが嘘のように、ささやかな抵抗すら見せる。
>>940 予想通りの瑞葉の反応を見て、重大さがない話であるかのように、煙草に火を付けつつ言う。
「これは私の専攻分野の…まぁ、簡単に言うとこれはダイヤモンドの原石が埋まっている石さ。つまり、今の君自身だ」
煙草を灰皿に置くと、他にもいくつか宝石の原石を取り出す。
「君は私より一回り近く若いんだろ?つまりこの原石と一緒さ。磨き方、カットの仕方でどんな輝きを放つか変わる、そんな時期さ」
一言一言を慎重に言っていく。
「…全てを完璧にするのではなくて、出来る事からやっていけばいいのさ。例えば志保さんだって最初から立派なメイドだったわけじゃないはずだし。焦らずにじっくりと。悩んだら誰かに相談したりしてね」
あえて主人や瀬名の話をせずに、最後にこう言って終える。
「先輩から聞いたんだけど…君は美術関係の事に興味もあるそうじゃないか。たまにはゆとりをもって趣味に打ち込んでもいいだろうしね。まぁ、とにかく他人と自分を比較しすぎないことだよ」
かなり自分勝手な意見なのだが、それだけ言って二杯目のウイスキーもぐっと飲み干す。
>>943 抵抗できないよう手足を押さえると
再び激しく愛撫を開始する
「こんな事されても反応するなんてやっぱり噂通りだ」
そう呟くと自分のズボンのベルトをはずしはじめる
946 :
秋山 麗:03/05/19 01:18 ID:6lhGOlWz
>>945 客人の興奮度が上がった事を見て取り、少し抵抗の色を濃くする。
イヤイヤするように顔を横に振りながら、
「や、やめ……うっ、んっ……はぁっ……」
体のほうはピクリピクリと反応を繰り返す。
>そう呟くと自分のズボンのベルトをはずしはじめる
「……っ!」
客人が逸物を取り出したのを見て取ると、息を飲んで、後退ろうとする。
……が、そういうふうに足を動かしたため、客人の目の前に秘所が大きく開かれる。
>>944 完全に納得したわけではないものの、こくりと頷く。
「でも・・・・・・実際のところ、このお礼だって
私の身体でしか、お返しできませんけれど・・・・・・」
>>946 「これはご親切にどうも」
足をつかみ大きく開かれた秘所に自分の逸物を近づける
「もう準備できてる事だしいきますよ」
言い終わる前に一気に挿入する
>>947 「う……いや、だからそうじゃなくて…」
屋敷に帰ってくるまで一切何もしていなかったので、瑞葉の「お返し」という言葉に少なからず酔った体が反応してしまう。
「いやつまり今の話の結果、君がうまくやっていけたら…それでお返しになるはずだと思ってみたわけで……」
(落ち着け落ち着け…ここで手を出したら今の話の意義が…)
しかし、以前一二度味わった瑞葉の身体を思い出し、葛藤の中で言葉の最後の方が不明瞭になっていってしまう。
950 :
秋山 麗:03/05/19 01:28 ID:6lhGOlWz
>>948 客人を押しのけようと手を動かすが、
「待……ぅはあぁぁぁっ!」
秘所に突き入れられるのと同時に、力が抜けたように抵抗が弱くなる。
「ひぐっ…うっ、はっ、あっ、ああっ!」
繰り返し突き入れられる逸物と同時に、麗の体も反応し、抵抗の色は薄れて、喘ぎだけが残る。
>>949 伊達の様子を見て、自分の身体を積極的に摺り寄せる。
「大丈夫です。私さえしっかりしていれば、どんな風にされても・・・・・」
>>950 「うぅ根元まで絡み付いてくるっ・・・」
膣内の感触を楽しむというより
自分自身の欲望を満たす為だけに腰を動かす
「こんな事されて感じてるなんていやらしいですね」
抵抗せずに自分を受け入れている麗をからかうように言う
953 :
秋山 麗:03/05/19 01:39 ID:6lhGOlWz
>>952 客人の言葉責めを受けて、さらに膣がきゅっと狭まる。
「ち、違いま…ぅはぁっ?!」
反論しようと力を入れたとたんに突き上げられて、余計に強い刺激を受けてしまう。
手はベッドを強く握り締め、息も絶え絶えに、
「はぁ、んっ、わ、私はそんな、あっ、はっ、ああっ!」
赤い顔で激しい喘ぎと共に反論するが、説得力などあろうはずもない。
>>951 「……!……瑞…葉君…」
以前のある時を境に「ある人」が気になっていたりするのだが、それとは別の欲望に負け、ついに我慢できず瑞葉の肩に手を回してしまう。
>>953 「そうですか?自分には喜んでるようにしか見えませんが」
ニヤニヤとした顔つきで抽入を繰り返していが
射精感が高まってきた為か小刻みに動き始める
「くぅ・・・」
小さな呻き声をあげると膣内の一番奥で射精が始まる
>>954 「そう・・・・・伊達様がお試しになって下さい・・・・・・」
伊達にゆっくりと口付けをすると
手でズボンの上から竿をさすり始める。
957 :
秋山 麗:03/05/19 01:48 ID:6lhGOlWz
>>955 「そんな…そんなことない! ふあっ!」
無駄な反論を続けているうちに、自分も絶頂が近い事を自覚する。
達するべく、膣に力を入れて……
「はぁ、ああっ、そ、そろそろ、私……っ?!
んああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
その瞬間に客の熱いものが解き放たれ、
反射的に逸物を締め上げると、自分自身も高みに達してしまう。
>>957 一通り射精も終わり冷静になってくる
「はっ!す、すみません!!大丈夫ですか・・・?」
急いで麗から離れると心配そうに顔を覗きこむ
959 :
秋山 麗:03/05/19 01:55 ID:6lhGOlWz
>>958 「…ぁ……はぁ、はぁ、はぁ…はぁ…」
肩で大きく息をして、一通り呼吸を整えると、気だるさの残る体を起こす。
「ふぅ……心配してくださってありがとうございます。
ご満足いただけましたか?」
と、さっきまで嫌がっていたのが嘘のような笑顔を浮かべる。
>>956 「…ん…くっ……」
瑞葉に立ち上がりつつあるものを柔らかく擦られて理性が飛びかけるが、ギリギリで押し止める。
「駄目だ…今日はいい、から…その分は君の大切な人にしてあげてくれ…!」
なんとか搾り出すようにそう言うと、辛うじて瑞葉の身体を自分から離す。
>>959 「はい、十分過ぎるほどに・・・」
ふと強烈な眠気が襲ってくる
「せっかく夜食まで作って・・い・・・・ただいた・・・・の・・・・に・・・すぅ・・すぅ」
ばたりとベッドに倒れこむとすぐに寝息を立て始める
963 :
秋山 麗:03/05/19 02:03 ID:6lhGOlWz
>>962 寝息を立て始めた客を、ベッドにきちんと寝かせると、
自分も後始末を終えて、身だしなみを整える。
「それでは、お休みなさいませ……」
そう言うと、自分も客間をあとにする。
>>960 伊達に行為を押しとどめられて、切なげに離れる。
「分かり・・・・・・ましたわ。それでは失礼します」
気まずそうに頭を下げるとカートを押してその場を去る。
「あの、ありがとうございました・・・・・」
965 :
椿 杏樹:03/05/19 02:07 ID:fmTGR7sF
「…今頃目が覚めちゃった…ふあぁ…、なんか中途半端な時間…」
眠い目をこすりながら、厨房でミルクを温めている。
「あれ、今日ってお引っ越しの日だったっけ?埋め立てとか手伝った方がよいのかしら。」
遠くでゴソゴソ物音が聞こえたので、廊下に顔を出す。
とりあえずテンプレ変更要請
秋山 麗
名無しの侯爵家からこの屋敷に潜入しているメイド。
メイド歴十年を越え、独自の考えを持つ。昔の自分に似ている瑞葉が気になる様子。
>>964 「……俺は相談してそれに対する話をした子を、その日に抱こうとするほど獣じゃない…さ」
礼をして立ち去る瑞葉に精一杯の強がりめいた言葉を言う。もっとも下半身は逆の主張をしているようであるが。
968 :
秋山 麗:03/05/19 02:16 ID:6lhGOlWz
客間から戻る際、ふと瑞葉の後姿を見つける。
「……あの子にはまだ、客の反応を見て喘ぐなんて真似、できないでしょうね……」
ふと、先ほどまでの接客を思い出して、ポツリと呟く。
971 :
椿 杏樹:03/05/19 02:23 ID:fmTGR7sF
ミルクは後回しにしてメイド服に着替え、桜桃館の従業員用書類を箱に詰める。
「えーと、麗さんがこの間何か書き足してたのがこれで…」
「どうぞよろしくおねがいします…と。
新しいお屋敷で、ええと。40以上とりあえずレス伸ばせば良いのかしら?」
誰かに確認しようと箱を持ったまま屋敷内をウロつく。
「引越し先のお屋敷名って何なのかな…」
一人、広間でそう呟く。
973 :
秋山 麗:03/05/19 02:27 ID:6lhGOlWz
ふと、中途半端なままのカレンダーを見つける。
「……主人に見つからなくてよかった……」
とりあえず、5月の「稲苗(いななえ)」と6月の「風待(かぜまち)」を表にする。
975 :
秋山 麗:03/05/19 02:32 ID:6lhGOlWz
「っと、そういえば新しい住人の名簿……どこに置いたかしら?」
976 :
椿 杏樹:03/05/19 02:36 ID:fmTGR7sF
廊下をウロウロしていると麗を見つけ、話しかける。
「こんばんは、麗さん。今日お引越しでしたのね。
私さっきまで寝ててわからなくて…」
書類のダンボールを床に置く。
978 :
:03/05/19 02:46 ID:fmTGR7sF
柏葉 瀬名
元・瑞葉のご学友、現・主人の新しい養子(少し容貌が似ている)
坊っちゃん扱いが嫌なため身元を隠し、屋敷のコックとして働いている。
気弱な癖に若干主人に反発気味。
979 :
秋山 麗:03/05/19 02:47 ID:6lhGOlWz
>>976 「あ、杏樹さん……その引越しのことですけど、
新しく来られた空瀬 友里恵さんと白河 綾乃さんの名簿がどこにあるのか……」
と、とりあえず奥底にしまい込む、志保とエルダと見城の名簿を片手に訊ねる。
983 :
椿 杏樹:03/05/19 02:57 ID:fmTGR7sF
>>979 「新しく来られた方の名簿は…ああ、そっかー。
自己紹介をまだ書いてもらってないんですね。じゃあ…」
ペンでファイルの中の書類にさらっと書き加える。
空瀬 友里恵
白河 綾乃(研修生?)
屋敷に来たばかりの初々しい新人メイド。
「志保さんは何度かお越しですので残しておいて…と。こんなものかしら〜」
984 :
:03/05/19 02:58 ID:sQ2BY+8m
985 :
椿 杏樹:03/05/19 03:07 ID:fmTGR7sF
「ふー。お引っ越しも一苦労ですね…」
軽く溜息をつき階段で休憩をする。
987 :
秋山 麗:03/05/19 03:12 ID:6lhGOlWz
「っと、新しいお屋敷の準備ができたようですね」
988 :
椿 杏樹:03/05/19 03:14 ID:fmTGR7sF
「さて、新しいお屋敷に行きましょうかね」
腕まくりをして桜桃館の荷物をどんどん運び出す。
「あ……修正した所を間違えてたぁ!!」
落胆した様子で館の引越し準備をする。
990 :
秋山 麗:03/05/19 03:16 ID:6lhGOlWz
杏樹の働きぶりを見て、内心引く。
「(杏樹さん……腕細いわりして、もしかしてあたしより力ある……?)」
991 :
秋山 麗:03/05/19 03:18 ID:6lhGOlWz
せっせか荷物を運び出す。
「そろそろ表立って1000でも……」
思わず呟く。
「あ…杏樹さん、けっこう凄い…」
ぼーっとした状態で引越しの荷物運びをしていたが、少し元気になって大きな荷物を持ち出していく。
一度周りを見渡すと、虎視眈々とした表情で埋め立てを始める。
994 :
椿 杏樹:03/05/19 03:21 ID:fmTGR7sF
「ドンマイですよー、みかささん」
何やらうなだれているみかさに声をかけ、引っ越し作業を続ける。
引き気味の麗の視線を感じ、何気なく答える。
「あ、結構こういうの得意なんです。
実は前の前の仕事で、30キロの米袋運んでたりしてて。えへへ」
995 :
秋山 麗:03/05/19 03:21 ID:6lhGOlWz
二人の働きぶりになんか気分が重くなる。
「(……とりあえず、経験と腕力には相互関係は無いみたいね……)」
気を取り直して自分にも運べる荷物を運んでいく。
996 :
椿 杏樹:03/05/19 03:22 ID:fmTGR7sF
「あ!1000行く?」
997 :
秋山 麗:03/05/19 03:23 ID:6lhGOlWz
「さてと、そろそろ……1000?!」
「もういちど1000を……」
999 :
椿 杏樹:03/05/19 03:23 ID:fmTGR7sF
「気が早かったか〜。よし今度こそ1000」
「今度こそ1000?!」
1001 :
1001:
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