ファイアーエムブレム&ティアサガ第5章

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952名無しさん@ピンキー:03/05/18 21:22 ID:aeirPW9x
953名無しさん@ピンキー:03/05/18 22:20 ID:e4ZJ4j7Z
>>916に激しくワロタ
954名無しさん@ピンキー:03/05/18 22:51 ID:ZZWlKLK4
次スレは?
955名無しさん@ピンキー:03/05/18 23:16 ID:5NAAEPnV
>953
でも書き込み失敗していたりする
×ニノはソーニャの命令で男を知カラダを求められたので非処女

○ニノはソーニャの命令で男を知らされたので非処女
○フィオーラはファリナの違約金の弱みを突かれてカラダを求められたので非処女
956名無しさん@ピンキー:03/05/19 00:01 ID:t6/AwThn
そろそろf×フロリーナ(リンでも可)の激しい奴をきぼんぬしたい。
体格差ハァハァ
957名無しさん@ピンキー:03/05/19 00:28 ID:PQKpC/Ug
次スレたてました。

ファイアーエムブレム&ティアサガ第6章
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053271621/
958前スレ893 ◆pRlYgV5GEA :03/05/19 00:54 ID:pR9oM0Gz
>>957
お疲れです。

宣伝になりますが、ソーニャ×ウルスラの出だしだけとりあえず完成したので、
次スレにうpしました。

…まだこのスレも残ってるし、先にこっちを使い切らせるべきだったかな?
もしそうだとすれば、申し訳ないです。
959名無しさん@ピンキー:03/05/19 17:03 ID:RwUd+XP6
埋め立てる人も居なくなったか。寂しいもんだな。
960名無しさん@ピンキー:03/05/19 18:28 ID:WutR7Hpb
埋め立てに
最萌えハァハァ祭りでもしますか?
シーダたんハァハァ
961名無しさん@ピンキー:03/05/19 18:44 ID:RpeojgVW
シエラたんハァハァ
962名無しさん@ピンキー:03/05/19 18:50 ID:n7TrbPHB
サーシャたん「(;´Д`)ハァハァ」
963名無しさん@ピンキー:03/05/19 19:16 ID:Qcncgrjz
セシリア姐さんハァハァ

つかまだ漏れは待っているんだが
ずっと埋め立ててくれていたあの人が帰ってくるのを…
964名無しさん@ピンキー:03/05/19 19:32 ID:mClXUtql
ニノたんハァハァ

どうせロリコンだよ!
965名無しさん@ピンキー:03/05/19 20:31 ID:XHDNKbFl
ユリアたんハァハァ

f×フロリーナええなぁ…。体格差ハァハァ
時間作って書いてみたいなぁ。
966名無しさん@ピンキー:03/05/19 21:26 ID:dUvpyd25
リンタソハァハァ
意外にオパーイがむちむち(;´Д`)ハァハァ

そして965に期待ハァハァ
967名無しさん@ピンキー:03/05/19 21:37 ID:wp/OShRC
リンダタソハァハァ
意外にふとももがむちむち(;´Д`) ハァハァ

漏れも965に期待ハァハァ
968名無しさん@ピンキー:03/05/19 22:38 ID:GsvH7j3d
ホリンタソハァハァ
意外にきんにくがむちむち(;´Д`) ハァハァ

モーホーじゃないけど965に期待ハァハァ
969名無しさん@ピンキー:03/05/19 22:38 ID:T1YeaL+g
ルイーズタン(;´Д`)ハァハァ…
970名無しさん@ピンキー:03/05/19 22:39 ID:ezDgkzBk
貴公子の手料理

ある日クレインはティトの手料理をご馳走になった。
クレイン「ティトの料理はおいしいな。モグモグ。」
ティト「そんな…たいしたことないですよ。」
クレイン「ふう、おいしかったよご馳走様。何かティトにお礼をしたいな。」
ティト「そんな、お礼だなんて。」
クレイン「しかし、これだけご馳走になって何もしないわけにはいかないな…そうだ!!
僕の手料理をご馳走しよう!!」
ティト「ええ!?クレイン将軍がお料理を!?」
クレイン「ああ。僕にまかせてくれ。」
ティト「いったいどんなお料理を作るのですか?」
971名無しさん@ピンキー:03/05/19 22:39 ID:ezDgkzBk
クレイン「え〜と…ソーセージのホワイトソース煮かな?」
ティト「おいしそうですね。」
クレイン「ああ、すぐ作るからそこで待っててくれ。」
ティト「はい。(でもそんな材料あったかしら?)」
ズルッ
ティト「!!きゃあああ!!!」
クレイン「どうしたの?そんな大きな声あげて。」
ティト「どうしたの?じゃありません!!な、ななな何でズボンを!!下着を脱ぐのですか!!早く履いてください!!」
クレイン「なに言ってるんだ。ごらん。おいしそうなソーセージだろう?」
ティト「い、いやあ!!来ないで!!そんなの食べられるわけないじゃないですか!!」
クレイン「大丈夫。ティトならすぐにこの味にはまって病みつきになるからさ。」
ガバッ
ビリビリ!!ズルズル!!
ティト「いやああ!!放して!!やめてください!!」
クレイン「今下のお口に食べさせてあげるよ。特大ソーセージをお口一杯にね。」
ティト「そ、そんな!!いや!!やめっ」
ズブズブッグチャグチャッ!!
ティト「ああああああああああああ!!!」
クレイン「ほら入っただろう、おいしそうに咥えてるぞ。もっと奥まで押し込んでやるよ。」
ズブズブズブ
ティト「いやあああ!!痛い!!痛あああああ!!!!」
972247 ◆lYAOAPHASE :03/05/19 22:40 ID:PcmeiYuQ
次スレがたったようなのでこっそり質問。
紋章とか聖戦書いてもいいでしょうか?
流れが烈火なのはわかってるんですけど、しばらくプレイできそうにないので。

おまけ。ユリウス×ティニー落書き……。
ttp://akm.cx/2d/img-box/img20030519223037.jpg
973名無しさん@ピンキー:03/05/19 22:41 ID:ezDgkzBk
クレイン「もっと味わいたいのかい?そらっそらっそらっ!!」
ズブ!グチャグチャズブ!!ズブ!!
ティト「うあああああ!!!!!!!!!」
クレイン「う…そろそろメインディッシュだ。特製のホワイトソースをたっぷり注いであげるからね。」
ティト「ううう…ホワイト…ソース…まさか!!」
クレイン「量が多くて熱いからね!!ゆっくり飲むんだよ!!」
ティト「そ、それだけは!!中は!!中には出さないで!!!」
クレイン「くうう!!」
ドピュドピュドピュドピュドピュ!!!!!!!!
ティト「い…いやあああああああ…!!!」
クレイン「ふう〜疲れた。体力使うな〜この料理は。ティトおいしかった?」
ティト「…ひぅ…うう…ぐすっぐす…」
クレイン「泣くほどおいしかったんだね。よし!可愛いティトのためだ!!もう1度食べさせてあげるよ!!」
ティト「ひっ!!」

974名無しさん@ピンキー:03/05/19 22:42 ID:ezDgkzBk
数ヶ月後…
グチャグチャズプッズプッ
ティト「ああ…おいしいですぅクレイン様…」
クレイン「ティトは食いしんぼだなあ。もう5杯目だよ?」
ティト「だってクレイン様のソーセージが美味しすぎるからですぅ…あ、ああん…」
クレイン「あははは。やっぱりこの味にはまっただろう?でも、こう毎晩何杯も食べられるとソーセージはともかくホワイトソースが品切れしそうだよ。うっ。」
ズプッジュブッジュブッ
クレイン「よーし。5杯目のホワイトソース出すよ!?」
ティト「ああ!!ください!下のお口にいっぱあぃ!!」
クレイン「ぐ!!おおおおお!!!」
ドピュ!!ドピュドピュゥ!!
ティト「あ、ああああんん…いっぱいでてるよおお…」
クレイン「ふう〜。これで今日はもう品切れだね。明日また食べさせてあげるからね。」
ティト「はあい。いつもおいしいお料理を食べさせてもらって私は幸せですぅ。」
クレイン「あははは。ティトの下のお口、ホワイトソースでドロドロだね。」
ティト「はあい。私の下のお口はあ、熱くて、白くて、ネバネバしたクレイン様のホワイトソースでドロドロですぅ。」
クレイン「ふふ、可愛い子だ。それよりティト、近頃食べ過ぎじゃないかい?だいぶお腹が膨らんできたよ?」
ティト「え?そうですかあ?」
クレイン「まあ、そんなティトもいいな。」
975名無しさん@ピンキー:03/05/19 22:42 ID:lfewPkwu
806さんのルイーズ陵辱まだー?チンチン(AA省略)
976247 ◆lYAOAPHASE :03/05/19 22:44 ID:PcmeiYuQ
げっ! 割り込んでしまってすみません!!
977970:03/05/19 22:47 ID:ezDgkzBk
予告もなしにへタレ文ですみません。
烈火SSばかりなのに封印ネタでいくとは命知らずもいいとこですなw
好きなカプのSSを自分で書きたくなったので書いてみますた
文章はヘタですが個人的は結構満足かなと思います。早くうまくなりたいな・・・
978名無しさん@ピンキー:03/05/19 22:50 ID:gKVr0Rfv
>>970たんも>>972たんもどんと来い
次スレじゃWAI
979名無しさん@ピンキー:03/05/19 22:52 ID:gKVr0Rfv
× 次スレじゃWAI
○ 次スレ楽しみじゃWAI
980名無しさん@ピンキー:03/05/19 23:31 ID:OGCUV465
>247 ◆lYAOAPHASE
神こっそりキテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!

いつもながらエロくてイイ!!イイ!!イイ!!
いっそ漫画描いてください。SSも期待してまっす。
981名無しさん@ピンキー:03/05/19 23:55 ID:fD8Mzxng
>>977
クレイン好きとしてはかなり(゚д゚)ウマーなSSでしたよ
またご馳走してくださいね
楽しみにしています
982名無しさん@ピンキー:03/05/20 01:30 ID:xPjyTghV
247たんって本当に女か?マジで女なのか?
いや、ハァハアしますた。以上。
983名無しさん@ピンキー:03/05/20 01:39 ID:bc/hxapJ
オズイン&ドルカスハァハァ
984名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:50 ID:4YlcsLr7
埋め立て投下。初エロなのでコソーリ

フロリーナは待っていた。突発的な事故、ともいえる出来事でヘクトルの部屋につれ込まれ、
そのまま余り噛み合わないやり取りをしているうちに、ヘクトルはオズインに呼ばれ去っていった。
わりぃ、すぐ戻る。
という言葉をヘクトルは残して行ったので、フロリーナはとりあえず待っていた。
赤いビロードの長椅子はうっとりするほど座り心地は良いし、
待っているのは何より好意を抱いている相手だ、それが苦になるはずもない。
フロリーナはちょこんと両膝を整えて、なおかつ両手はきちんと膝の上にいささか正し過ぎるくらいに
正しい姿勢でヘクトルを待っていたはずだった。
そしていつの間にか豪奢な窓枠から見渡すオスティアの風景は黄昏時を通り過ぎ、
とっぷりと暗くなっていたがフロリーナはそれに気づくことはなかった。
正しい姿勢はいつしか崩れ、
フロリーナは長椅子の上で小さく身を縮めてすぅすぅと規則正しい寝息をたてていたのだ。

そのような理由でヘクトルはいささか困っていた。
さっき、リンが何やら騒いでいた気がするのだが、多分このことに違いない。
関係ないと思ってよく聞かずに自室に戻ってしまったが、
思い返せば確か誰かが居ない、というようなことを言っていたような気がする。
リンが騒いでいたのは多分、この自室で安らかにお休みになっている少女のことに違いなく、
それはあきらかなまでに自分に非があるのだ。
リンはこの親友のこととなると、男に対する厳しさは3割5割増しになる。
「…ぜってー殺られる…」
985名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:51 ID:4YlcsLr7
「…ん」
ヘクトルの死を覚悟した呟き声をどうやら捉えたフロリーナは、ゆるく伸びをして手を動かした。
2度3度まぶたを擦り、咽喉を鳴らすような声を漏らして音のする方角を無意識に見る。
その仔猫のような仕草にヘクトルの口元に一瞬笑みが浮かび、すぐ消える。
「…あ、ヘクトルさま…おかえりなさい…」
「お前、なんでまだいるんだよ」
「…え?…あ、あれ?あれれ?…ここ、どこ…?」
「ねぼけんなよな、ここは俺の部屋」
両手をついて状態を起こし周辺をきょろきょろ見まわすフロリーナの横に、
ヘクトルは普段どおりに遠慮なくどさりと座り込んだ。
同じ長椅子の隣りで不安定な体勢をとっていた小柄な少女のことについては、
うっかりしていた、としか言えない。
ヘクトルの重みに長椅子は沈んで揺れて、
フロリーナはバランスを崩し結果ヘクトルの脚の上に思いっきり上体(というか顔面)を投げ出す形になった。
「…いっ、いたっ…」
「あっ、おい…わりーな。大丈夫か?」
「へ、平気です…あっ、す、すみません…!」
その気はなかった。
フロリーナは鼻のあたりをこすりながら、
真っ赤になってまるで逃げようとでもするようにびくりと身を引くので、
ヘクトルはつい反射的にその手を掴んで引きとめてしまった。
簡単に折れてしまいそうなほどに細い手首だ。
ヘクトルの手をするりと抜けていく。
「あ、あの…ヘクトルさま…」
フロリーナは自分の手を抱きしめながら潤んだ瞳でじぃっと見上げてきたが、
それは恐らく今の顔面強打の痛みによるものであろう、とヘクトルは自分に言い聞かせた。
「…あーいや。なんでもねーよ」
986名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:52 ID:4YlcsLr7
そのようなわけで空気は微妙だった。
「おい」
「…はい」
フロリーナは赤いビロードの長椅子の上で何故だか内股に正座をして、
ヘクトルのことをずっと見つめている。
「…俺の顔になんかついてるか?」
「…な、なにも…」
少し気落ちしたように、はぁ、と溜め息を吐く。
そのあからさまな様子にヘクトルは俺が悪いのか?と問い詰めたい気持ちでいっぱいになったが、
この状況で泣かれるのはさすがに気まずい気がしたのでなんとか押し留めた。
「あ、あの…」
「なんだ?言いたいことあんだろ、はっきり言えよ。黙ってられるよりずっとましだからな」
「あの……ヘクトルさま……ヘクトルさまが…その…ファリナお姉ちゃんを買ったって…」
「…おい。買ったってのはちょっとばかし人聞きが悪くねーか?」
ヘクトルは至極正当な主張を返す、だがフロリーナは彼女にしては饒舌に懸命に言葉を繋ぎ反論する。
「で、でも…軍の人も…みんなそう噂してるし…2万ゴールドはどうしたって普通の金額じゃないし…
 ファリナお姉ちゃんは…ヘクトルさまに聞いてみろっていうし……
 わ、わたし…どうしても…本当のこと…聞きたくって…」
「こら待て。どこでそんな噂になってんだよ。つーかファリナの奴も否定しろよ!」
予想外の展開に焦るヘクトルの前でフロリーナは泣く寸前の顔を真っ赤にさせて、
小さく震える声で告げた。
胸元に置かれていた手をぎゅっと自らを鼓舞するように握り締める。
「…わ、わたしじゃ…だめ、ですか…?」
ヘクトルがその言葉の意味を理解するよりも早く、とさ…っと静かな音をたてて、
体重を感じさせることのない軽過ぎる身体がそれとわからぬくらい控えめに抱き付いた。
「…私じゃ駄目ですか…?」
フロリーナは二度、繰り返して言った。
987名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:53 ID:4YlcsLr7
男に触れたことなどない少女の精一杯の誘惑の言葉がそれだった。
緊張のせいで小刻みに震えている頼りなげな背を流れる髪を、
ヘクトルは自分を落ち着かせるためにも2度3度と無言で梳いた。
「お前、少し落ち付けって。もっと冷静に考えてみろよ」
返事の代わりに胸のあたりのシャツ越しにじわと濡れた感触が広がった、フロリーナの涙だ。
その生温い温度に否応無しに感じるものを慌てて引き剥がすようにしてフロリーナを遠ざける。
「ご、ごめ…ごめんなさい…」
「泣くな。お前あいつにからかわれたんだよ」
「…ごめ……ふぇ…っく…」
「ほんと、お前ってめんどくせー女だな…」
言葉とは裏腹にヘクトルの声は優しい、
フロリーナは姉の些細な悪戯に不安になってここで待った以上の時間をも、あれこれ悩んで過ごしていたのだろう。
自分のことだけでこれほどまでに胸を痛める存在を愛しく思わないはずがない。
今まで恋人に対してわりと慎重を保ってきたヘクトルではあったが、
フロリーナのその小さな唇を奪うのは一瞬だった。
ほんの少し唇と唇が触れるだけの幼いキスをして、
身を引こうとしたヘクトルの腕を引きとめたのは、フロリーナのあの小さな手だった。
「…あの…ヘクトルさま…わたし、今日…来たのは…だから…」
上ずったような舌ったらずな声と、切望に満ちた翠玉の眼差しが必死で訴えかけてくる。
無論、ヘクトルはそれほど鈍いわけではないのだが。
「自分のやってることわかってんのか?」
ゆっくりと1度頷く、フロリーナはわかったつもりになっているだけなのかもしれない。
けれどヘクトルはあえてそれを口にしなかった。
「…好きな女に誘惑されて、そうそう我慢なんかできるわけねーんだよ」
「…ヘクトルさま…」
ただ彼らしくない言い分けめいた呟きを発すると、
それを耳にしたフロリーナは涙の残る瞳のままかすかに微笑んだ。
どちらからともなく再開された口付けは、先ほどよりもずっと深いものだった。
988名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:53 ID:4YlcsLr7
「んん…あ……っ……は…」
フロリーナは息苦しさに何度も空気を求めてその度甘い声を出す。
意識がすっかり咥内を蹂躙する熱に行ってしまっているのだ。
服の上から確かめるように悪戯に背を這う腕を時折、気にするように身を捩る。
その唇は紅をさしたわけでもないのに、しっとりと濡れて赤く色づいた。
「…変な…こえ…恥ずかしい…」
「もっと聞かせろ」
「ひゃっ」
直接鼓膜を震わすような声と耳に感じたぞわりとした感触に、フロリーナは全身を震わせた。
舐められた耳を咄嗟に押さえ、フロリーナは唇を尖らせる。
「ヘクトルさま、いじわる…」
「なんだ?知らなかったのか?」
抱きかかえるようにしてうなじにまわされたヘクトルの手の意図を悟って、
フロリーナはヘクトルの胸に縮こまるように身を寄せた。
天馬騎士の白いワンピースは背に着脱用のボタンが並んでおり、それを1つ1つ外していく。
「脱がしにくい服着てんな」
「…いつもは…お姉ちゃんに…やってもら…あの…お姉ちゃんとか…リンとか…」
全てボタンが外され、頼りなげな背中が外気にさらされても、
フロリーナはヘクトルに身を寄せたまま動かない。
流れる薄紫の髪がその表情を覆い隠す、ヘクトルは無言でフロリーナの顎を掴んで持ち上げる。
フロリーナは観念したようにその手を自らの服の襟にかけぽそぽそと呟く。
「…痩せてます、から…」
「見りゃわかる」
「…子供みたいで…」
「何がいいてーんだ」
「…あの、つまり、その……わたし、つつましくて………おっぱいが…」
フロリーナが赤面しながら余りにも申し訳なさそうにそんなことを言うので、
ヘクトルは笑いを必死に堪えることになった。
989名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:54 ID:4YlcsLr7
「最初っから期待してねー」
「…そ、そうですか…」
「これから大きくしてやるからよ」
「…え…あ、やっ…」
布ごしに全体を撫でられて、そのささやかな丸みを確かめられる。
「…まあまああるじゃねーか。他になんか言いたいことあるか?」
「あ、ありません…」
答えるや否や、ヘクトルはフロリーナの体をこともなげに持ち上げた。
その体は青白い月の明かりのさし込む柔らかな寝台の上に投げ出され、
脇に立つヘクトルの影の大きさにフロリーナはわずかばかり怯んだ。
「じゃあ、そっから先は一人で脱げんだろ?」
「…っ!…はい…」
言いなりになって襟からそっと両の肩を抜く、
ヘクトルはただ着衣のまま見ているだけでそれが逆にフロリーナの心に羞恥を生む。
その羞恥が白い肌にうっすら赤みを与え、また本人いわくつつましい乳房のその薄桃色の頂きは、
触れてもいないのに反応し小さく尖っていた。
ようやくワンピースから脚を抜いて下着だけの姿になった時、
フロリーナは疲れきったような切ない甘い吐息を洩らした。
淡い灯りがもともと物憂げな少女の面差しを引き立たせる、
その儚さに罪悪に似た感情が湧いてきて、ヘクトルはいつにない自分の慎重さの理由を知る。
せいぜい優しくしてやりたいが、どこまで歯止めが利くが自信がない。
背後から伺うように抱きしめる、その行為1つとってもどこまで力を込めていいのかわからない。
「…苦しくねーか?」
その問いにフロリーナは首を横に振る、苦しいのは体じゃなかった。

ヘクトルの手がフロリーナのその膨らみをまさぐりはじめると、
フロリーナは小さな子がいやいやとだだとこねるように身をくねらせた。
「今更嫌がるなよ」
「ち、ちがいま…いやじゃな…あっ、ふ…」
多少小ぶりでも柔らかく自在に形を変えるそれを、
ゆるく揉みしだきながらもう片手で無意識に逃れようとするフロリーナの体を押さえつける。
色づく蕾を手の平で薄くさする様に触れると、全身をびくりと緊張させた。
990名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:55 ID:4YlcsLr7
「…っん…く」
「ちゃんと口あけて声出せよ」
フロリーナは声を殺そうと必死に口を閉じている。
乳房を弄ぶのをやめぬまま、ヘクトルは無理やりフロリーナの口に指をこじ入れ開かせた。
「やっ…あ」
口の中で逃げる舌を追いかけてから引きぬくと、フロリーナは咎めるようにヘクトルを振り返る。
だらしなく半開きのままの小さな唇は薔薇色に充血し、扇情的にぬめるような光を帯びる。
「…ヘクトルさま…きゃっ」
煽られる情景にヘクトルはそれまで支えていたフロリーナの体を、いささか乱暴に横たわらせた。
その上になるとフロリーナの目が怯える草食動物のように揺らぐ。

ばらばらに散った髪を払いのけて、乳房の先端を口に含んでやるとフロリーナは再び身をよじらせた。
その体を征するのは片手の自由などなくとも簡単だった。
脚を絡めて肩を肘から先でおさえつけてしまえば、抵抗など物のうちにも入らない。
「やっ、あっ、いや…はぁ…んっ…」
ヘクトルの手の中にすぽりとおさまってしまう双房をこねるようにして遊ばせながら、
突起を舌で転がし突つきわざとらしく唾液の音をたててみせた。
フロリーナの白い肌がしっとりと湿度を帯びてくる。
「や、や…」
「や、じゃねーだろ。お前の体、やらしく感じてんぞ?」
少女に対して酷い事を言っている自覚はある。
だがフロリーナの潤んで涙を堪える瞳が罪悪感と共に一層情欲を煽る。
「ぁ…ん…」
軽く歯を立ててみても上がるのは快楽の甘味を帯びた声だけで、
ヘクトルは薄い笑いを浮かべて、うっすらと汗の浮いた細い首筋を舐めてやる。
「煽ってるだろ」
「…あ、ち、ちが…」
濡れた睫毛が一層濃く、フロリーナはどこか浮いたような眼差しでヘクトルを見上げた。
力なく持ちあがった手が今だ着衣のままのヘクトルの胸元に届こうとする。
991名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:55 ID:4YlcsLr7
だがその指先はびくと竦んで止まる、
大腿を上る大きな手の感触とその内側に秘められた個所に近づく切ない予感に苛まれる。
じっと目を瞑り足の指までもぎゅっと折り曲げているフロリーナは食われる寸前の小動物そのものだ。
「きゃあっ、んん…」
ヘクトルの無骨な指が布越しに押すようにその中心部にふれると、熱としめりけに包まれてわずかに指が沈む。
捕食者の気分を煽りたてられて、嗜虐心に急かされる。
「濡れてるな…」
そうしてフロリーナの抵抗する間もなくさっさと下着に手をかける。
まず薄い毛に追われた恥丘が顔を覗かせ、まだ閉ざされた入り口と下着とを細い糸のように粘液が繋いだ。
誰にも見せたことがない恥ずかしい場所を、好きな男の目の前に晒している。
自然隠そうとして内股に閉じようとするフロリーナの足は問答無用で留められる。
「そ、そんなに…見ないで下さい…やっ……」
「見るだけじゃねーけどな」
蚊の鳴くような抗議の声は当然無視される、花弁の1枚1枚を分け入るようになぞって、
その指が媚肉の中に包まれたまだ小さな芽に触れた。途端、フロリーナの背がびくんと仰け反った。
「いやぁっ…はぁ、あっ、ああぁ…ん…」
軽く嬲るようにさすり始めると、言葉とは裏腹に透明な蜜が少しずつ溢れてきて、
フロリーナのそこをぐっしょりと濡らしていく。
指ではじき捻ってやると、次第にくちゃくちゃといやらしい水音が大きくなる。
「…はあっ、あぁ、あ…だめぇっ…ふ…」
フロリーナの腰が徐々に複雑にくねりはじめる、
快楽から逃れようとしているのか、それを求めようとしてなのか、あるいは両方なのかもしれない。
可憐な恋人のあられもない姿にヘクトル自身も自ずと昂ぶる。
「…お前、まだそういうこと言うのか?ならいいぜ」
体のうねりにあわせてふるふると揺れる乳房にヘクトルは再び舌を這わせ、2重の水音をたてた。
2つの敏感な突起を責められてフロリーナの声が一層高くなる。
992名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:56 ID:4YlcsLr7
「あっ、あぁ…ん…や、おねが…ゆるして…んっ…」
ただでさえ花芯への刺激は急速な絶頂感に繋がる、
フロリーナはどうにもならない体を本能のままに揺さぶりながらヘクトルに許しを請う。
苦痛にも似た悦びに耐えようとするかのように、首を降る。
「…はっ…あああっ、う、…お、おかしく…なっちゃう…あぁっ」
「おかしくなってみろよ、めちゃくちゃになったお前がみたい」
その声すらも刺激になるのか、愛液がどろりと溢れた。
ヘクトルはフロリーナの従順な体に快感を覚えこませるようにしてその花を開かせていく。
ぐしょぐしょになった狭い入り口に指を押し付けると再びフロリーナの体がびくっと跳ねた。
「ああっ…やっ…こわ…」
そのまま抱え起して膝の間に座らせ横抱きにする。
フロリーナの体は快楽ですっかり力の抜けてしまっており、
支えてやらなければとてもそのままの体勢ではいられない。
足を広げさせるとフロリーナは自らの恥部を直接見る形になり、まだ残る羞恥でそこから目を背けた。
「ちゃんと見てろ、命令だ」
「…め、命令、ですか…」
ヘクトルのその言葉にフロリーナは素直に従う、
おずおずとではあったが自分の濡れそぼり淫らに色づいた秘部を見る。
「今、どうだ?ちゃんと俺に聞こえるように説明してみろよ」
「あっ…くっ、ヘクトルさま…あんっ、ヘクトルさまの…指、ゆびが…わ、わたしのなかに…ふっ…」
潤滑油となった愛液のせいですんなりと入ったが、指1本でも中はきつく狭い。
フロリーナが言葉を発するたびに締め付けられる。
「…入って…う、あっ…かきまぜて…や、ぐちゃぐちゃに…」
「もっとぐちゃぐちゃにしてほしいのか?」
「…ちがっ、うっ…ああんっ」
993名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:57 ID:4YlcsLr7
フロリーナの顔が救いを求めるように天を仰ぐ、
荒い呼吸と区別のつかない喘ぎを洩らしたまま必死にヘクトルを見た。
今にも零れ落ちそうな涙を目一杯にためて頬を上気させたその様子はいかにも憐れっぽい。
だが、今のヘクトルにはそれも責めを煽りたてる要素にしかならなかった。
「ほら、ちがくねーだろ、ちゃんといってみろよ」
中で折り曲げながら抜き差しし的確に快感のスポットを刺激する。
じゅぷじゅぷと泡を含んだような液体の音が何度も続くうちフロリーナの呼吸もより一層荒くなる。
「はぁんっ…!…してっ…もっと、もっと…ぐ、ぐちゃぐちゃに…っ!」
「ちゃんと言えるじゃねーか、いいこだ」
「…あんっ、ヘクトルさま…わ、わたし…もう…やっ、ああぁっ、ヘクトルさま…っ!!」
充血し少し膨れた核を捻り潰すように刺激してやると、
フロリーナは細い首を仰け反らしあっさりと上り詰めてしまった。

全身を震わせて放心した顔で、自分自身から流れ出す大量の愛液と、
それを弄ぶヘクトルの指の動きを追って見ている。
ヘクトルがちらと舐めた指を口元に運んでやると、フ
ロリーナは両手でそれを掴み子供のように舌を覗かせて舐めた。
ちらちらと見え隠れするその赤さと柔らかに這い回る感触に快楽を与える一方だったヘクトルも、
そろそろ自身を押さえきれずようやく服を脱ぎ始めた。
目の前の光景をフロリーナはぼんやりと眺めながらも
絶頂の余韻のせいか再び高まっていく鼓動に翻弄されかけていた。
ヘクトルのよく鍛えられた鋼のような肉体は、フロリーナがはじめてみる男の体だ。
好奇にかられながらもなんとなく目を伏せてしまう。
今だ着衣のままだったのは、気遣いなのだと気づく。
初めからそれをみせられていたら、フロリーナはすっかり怖気づいていただろう。
「顔上げて、よく見ろ」
固く屹立した器官にどうしても目がいってしまう、
初めて見るフロリーナにもそれが大きいのではないか、ということは予想がついた。
994名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:57 ID:4YlcsLr7
「怖いか?」
言うなりヘクトルはフロリーナの手を自らのものに導く、
フロリーナは戸惑いながらも小さな柔らかな手の平でそれをさする様に大きさと形を確かめる。
じゅん、と秘裂の奥に潤いを感じた。
子宮が疼く、というのはこういうことをいうのかもしれない。
フロリーナは得体のしれない切なさに思いもよらぬことを口にした。
「…ほしい、です…ヘクトルさま…が…」
次の瞬間、フロリーナは這いつくばるようにしてヘクトルの猛る雄に顔を寄せていた。
そっと先端に口付けする、と哀願するようにヘクトルを見上げる。
ぞっとするような媚態だった。
「まず口でやってみろ…できるか?」
「…は、はい…」
唇を這わせながら、薄い小さな舌がつーと側面を撫でていく。
ただ舐めているだけの稚拙な扱いだ。
フロリーナは何度もちらちらと顔を上げてはヘクトルの様子をうかがう。
そのあどけない視線が征服欲を満たす。
唇と舌を使って丁寧に全体を舐める、ヘクトルのものはより体積を増していった。
フロリーナは目を閉じ勢いをつけるようにしてそれを咥えようとして、その大きさに怯む。
「もうできねーのか?」
「…や、やれます…」
「じゃ、でっかく口あけてろ」
「え?…あ、ぅぐ…んん…」
フロリーナの頭を押さえるや否や、ヘクトルはそのまま腰を突き出す。
その口の中はヘクトルのもので一杯になり、すっかり顎を固定され舌を動かすのもやっとだ。
「…んん……」
唾液と先走りの液がフロリーナの口の周りを汚していく。
ヘクトルの巨大なものは喉の最奥をも突く、顎の痛みと嘔吐感には耐えるしかない。
「…平気か?」
ヘクトル自身も快楽に耐えているのか、わずかにその声には常温にはない温度が混ざっている。
フロリーナはそれだけで嬉しいのか、無垢な微笑を浮かべた。
995名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:58 ID:4YlcsLr7
ヘクトルの様子を見つめながら、フロリーナは手を動かしてみたり舌先だけをつかったり、
裏筋の部分を舐めてみたり、と試行錯誤した。
巧みではないがとにかくよろこんでもらおうと、ただ懸命になっている。
口で達く気など毛頭なかったヘクトルも、
フロリーナがきつく吸い上げながら口を上下させはじめると戯れ程度では済まされなくなってきた。
「おい、ちょ…もうやめろ」
「あ……はぁ、わたし…だめ、でしたか…?」
苦しげに息をし、べとべとになった口元を無意識そうに拭いながら、
フロリーナは疲れたように内股に座り込む。
「そうじゃねーよ。…やりすぎだ」
「…そ、そうでしたか……恥ずか…きゃっ、あんっ…」
突如、少しばかり乱暴にヘクトルの手がフロリーナの茂みにつっこまれる。
「…ここ、濡らしながら俺のしゃぶってたのかよ」
新たに湧き出していた愛液でぬらぬらと光った指を、
フロリーナの目の前で見せつけるようにこすり合わせて、糸を引いてみせる。
フロリーナは頬を染め、目をそむけるようにして俯いた。
「お前って初めてのくせにやらしー体してんな」
「…そんなこと…」
反論を聞かずフロリーナの膝を割り抱えあげると、仰向けに寝かせる。
触った感触通りにそこは甘酸っぱい匂いの愛液が洪水のようにあふれていた。
「ヒクヒク動いてんぞ」
「…だ…だって…ヘクトルさまがみてるから…」
「見られただけで、感じるのか?」
「…わたし、あの…わたし…ごめ、ああっ、ごめんなさ…くっ」
その蜜をすくうように舐め取る、そのたびフロリーナは謝罪の言葉を中断されてしまう。
「なあ、知ってるだろ。オスティアには密偵がそこら中に潜んでんだぜ。
今ごろ一人くらい天井裏で見てる奴、いるかもな」
「や…だめぇ、あ、そ、そんなの…やっ、いや…」
「ばーか冗談に決まってんだろ」
996名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:59 ID:4YlcsLr7
小柄なフロリーナはヘクトルの自在だった。
ことさら股を広げ腰を持ち上げてやると、フロリーナの乳房がぷるんとゆれて上下逆を向いた。
ヘクトルが自身の秘裂を音をたてて舐めているところを舌から見上げる形になったフロリーナは、
その淫らな光景に性懲りもなく感じてしまう。
「あ、ふっ…ヘクトルさま…もうっ、あっ、もうわたし…」
白くふくよかな尻を揉まれ舐められながら、フロリーナは指を噛む。
足の指先が開ききって、ひきつるように震える。
荒い呼吸で胸を上下させ、体の末端をことごとく引くつかせる薄い体は壊れかけの人形のようだ。
その体勢からようやく開放されると、ゆるやかに波打つ長い髪は乱れて寝台の上に広がった。
とろとろにとけてしまったようなフロリーナは、気だるい指先で顔で張りつく髪をのけている。
ヘクトルはそれを手伝ってやるようにして、その頬を撫でてやった。
「力、抜いてろよ」
ヘクトルが己の先端で秘唇の周辺をなぞるように焦らすように触れる、
とフロリーナは切ない顔をして吐息を吐く。
「…ヘクトルさま…」
せがむようで、急かすようなフロリーナの声に進入を開始する。
入り口は少しずつ押し広げられ、じりじりと先が隠れていく。
「…んっ!うぁ、ああ…くっ…」
巨大なモノに内側から引き裂かれる痛みにフロリーナは唇を噛みながら耐える。
そして無意識に痛みから逃げようとする腰をヘクトルに押さえられ、
フロリーナは上半身だけをしどけなくよじらせた。
繋ぎ目はまるで引き裂かれるようにぱっくりと開かれて、それでもその拒むようなきつさで締め付けてくる。
ゆっくりと押し入るのは却って痛みを長引かせそうだ。
「いくからな」
フロリーナの激しく上下する胸が沈むのを見計らって、ヘクトルは強引に押し入った。
997名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:59 ID:4YlcsLr7
「あぐっ、いっ…いた…」
ようやく先端の部分が飲みこまれた、
が、もうそれだけでフロリーナの翠玉のひとみはいっぱいに見開かれ、大粒の涙がそのまつげを濡らす。
そもそも小柄なフロリーナが初めて受け入れるには、ヘクトルのものは大きすぎる。
「おい、フロリーナ」
恐らく初めて直接名前を呼ばれた。
フロリーナは一瞬苛む痛みを忘れて、呆けたまなざしでヘクトルを見つめる。
「俺のことだけ考えてろ」
「……ヘクトルさま……あっ、くっ…ぅ…」
突き進むようにして、なんとかようやく奥までたどりつく。
フロリーナの脂肪の薄い下腹部は中を侵略するもののせいで軽く浮き上がっていた。
「…入り…ました…?」
「ああ」
「…よかった」
結合部の体液に赤いものが混じって滲む、大きなものを受け入れる苦痛に加えて破瓜の痛みもあるはずだ。
フロリーナはだがなんとか微笑もうとして泣き笑いのような顔をしている。
「つかまってろ、動くから。…それと、あんまりしめるなよ」
力の抜けたフロリーナの手をヘクトルは自分の背に導いてやった、どうやら体は弛緩しているらしい。
だがもともとフロリーナの中は狭く柔肉の温かく締め付ける感触は激しくヘクトルを刺激する。
「んっ、う…」
まずは単純に出し入れする程度に動き始める、
一度達して充分に濡れたところに純潔の血がより滑らかに作用する。
「あ、くっ…はっ、あぁ…あぁん」
ぬぷぬぷ、と恥ずかしい音は耳を犯す。
フロリーナの声にもわずかに痛み以外の感覚が混じってくる。
すかさずヘクトルは耳元で言ってやった。
「もう中で感じられんのか?そんな顔してすげーよ、お前」
「…う、だっ、だって…あんっ、ヘクトルさま…ヘクトルさまが…」
本人は気付いていないようだが、意地の悪い言葉をかけられる度にフロリーナはより激しく乱れていく。
998名無しさん@ピンキー:03/05/20 20:00 ID:4YlcsLr7
その腰のくねりはあきらかに快楽を求めて、動き始めた。
痛みと快楽の区別がつかなくなってきたのか、あるいは二つが彼女の中では同等なのか。
「…俺が、なんだって?」
「あぁぁっ、ヘクトルさまが…す、はぁん、んっ…ふ…」
膣壁をぐりぐりとこすりひっかけながら出されると、フロリーナの声はもううまく言葉にならない。
脈打つ雄を徐々に激しく打ちつけ、その振動に揺さぶられる体の上で震える胸を荒くもみしだいた。
フロリーナはその行為にも正直に体を反応させる。
「…っ。お前って本当やらしいな、こうされるの好きか?」
「ち、ちがっ…くぅ…おねが…そんなこと…あっあっ、す、すき…っ」
言葉と体で煽りたてられ、フロリーナは追い詰められていく。
酷くなじられる言葉も焼け付く痛みも快楽の喜びも好きな男から与えられる物なら等価値だ。
その全てを華奢な体で精一杯受け入れて、フロリーナはただ貪欲に感じるだけの存在になる。
「…ああっ!いいのっ…もっと…もっと、くださ…はあぁん、ああぁっ!」
「ああ、奥までぶちこんでやるよ」
子宮口まで打ちつけられ、フロリーナは四肢を震わせヘクトルの背に爪を立てる。
うめくような声と共に中の締め付けはぐっときつくなる。
「あっもう…っ!あぅ…だめぇっ、ヘクトルさま……ぁ!」
「くっ…フロリーナ…」
その絶頂の締め付けにヘクトルのものも胎内で大きく脈打ち、最奥ではじけた。
熱いもので満たされる恍惚がフロリーナの全身を甘く痺れさせる。
つながったままの部分から様様なものが交じり合い濁った体液が脚を伝い流れていくのを感じて、
フロリーナは背筋をわななくように震わせた。

気付くとヘクトルのじっと見下ろす視線とぶつかり、フロリーナはその意味を理解していささか当惑した。ヘクトルのものは一度達したもののまたフロリーナの中で硬さを取り戻していた。
「………わたし、こわれちゃいませんか…あ、あの…あっ」
「…止めんの無理だ」
ヘクトルはフロリーナの体を抱えあげると、ぐるりと体勢を変えた。どろりと中のものが流れ出すぎりぎりまで引きぬかれたそれは、再びフロリーナの中へ分け入った。
999名無しさん@ピンキー:03/05/20 20:00 ID:4YlcsLr7
翌朝、フロリーナは朝の真っ白な光の中で素っ裸のまま泣きそうな顔をして、
シーツを頭から被ってじめじめとしていた。
「……立てません……」
窓に向ってすっきりと伸びなどしているヘクトルとは対照的なまでに対照的だ。
「あーだから悪かったって…全部ちゃんと面倒見てやるから、な?」
目覚めて、フロリーナは足腰が立たない上に何やらいつのまにか無数につけられていた鬱血のあとを見て呆然とし、
服さえも取りにいけない状況に困り果てていたのだ。
明るい中でいまだ全裸のままというのももちろん、
いつのまにか後処理が終わっていたことなども全ての状況が死にたいくらい絶望的に恥ずかしかった。
さめざめと泣き出した恋人を抱きしめたり、キスしたりと、
一通り甘やかし、あやして、どうにかして機嫌を直させようとするヘクトルは知らない。

彼女の忠実な天馬が今、リンの腕を咥えこの部屋の前まで誘導してきていることを。
目の前にはいまだ泣き止まないフロリーナ。

惨劇はもうすぐだ。
1000名無しさん@ピンキー:03/05/20 20:02 ID:4YlcsLr7
1000…見づらいよ。
フロリーナたんハァハァ
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