★FINAL FANTASY 壱〜壱拾&拾壱エロパロ小説スレ
特にアグリアスは羞恥心のツボを直撃されたらしい。おもいきりラムザの顔を胸の谷間に押し付けると、
「ままままったく、今からこんなでは先が思いやられるな。私に、あ、赤子が生まれたときは
どど、どうするつもりだ、お前は…。もぅ…」
どうやら自分でも何が言いたいか整理できていないらしく、あらぬ方向をキョロキョロ見ながら口走る。
またラムザもラムザでそれを聞くと、アグリアスの乳を取り合うべく両の乳房に吸いつく自分と
赤ん坊の一枚絵を頭に浮かばせてしまった。さすがにもう自分以外の男が子供の父親であるという
発想は浮かばないらしい。
(…アグリアスさんの母乳“おっぱい”…………て、何考えてるんだ、僕は!)
慌ててたわけた妄想を打ち消そうとする。だがミルク好きのラムザにとって「アグリアスの母乳“ミルク”」
というあまりに甘美なキーワードは当分脳裏から離れそうもない。
「な、なぁラムザ…ラムザ」
アグリアスの声で現実に引き戻された。彼女も本当に我慢の限界に来たようだが、やはりそこから先、
ラムザの男性自身を求める言葉は口にしづらいのだろう。体を擦り付け必死に表情でラムザに訴える。
「ハ…」
ラムザは先刻のお返しとして『ハッキリ言ってくれないと分からない』と言おうとしたが、すぐに止めた。
どのみち自分がこの女性にこれ以上「意地悪」を出来るわけがないのだ。なにより自分とてもう我慢はできない。
「…はい」
アグリアスをいったん自分から下ろし、太腿を撫でながら優しく下肢を開かせていく。湯の中では金色の
恥毛が水草のように揺らめき、その奥には濃い桃色の花がラムザの男を求めてひくついていた。
「いきますよ…」
「ん…」
ラムザが亀頭を花弁に潜らせるとさらに蜜が溢れ、秘肉が男根を奥へと飲み込もうとする動きをみせる。
二人はどちらからともなく両手を伸ばし、互いの指を組み合わせた。そしてラムザはアグリアスと
目と目を見詰め合わせたまま腰を進ませ、ゆっくりと力強く彼女を満たしていった。
258 :
236:03/08/08 04:50 ID:qoBwL/Jb
トリップ大失敗。
次から変えます。
「んあ…ラム、ザァァァ〜〜〜〜……ァ」
ラムザの逞しすぎるほどの陰茎が膣壁を突き進むごとに、アグリアスの意識と体が蕩けていく。
ぼやけていく意識とはうらはらに、内部の肉ひだは活発に一物に絡みつき、愛液をコンコンと溢れさせ、
鍛え抜かれた括約筋によって男の精を搾り取ろうとラムザをギュウギュウと締め付けていく。
ついにラムザの長大な剛直がすべて埋め込まれると、二人ともに大きな身震いを走らせた。
「あつい…」
二人は同時に同じ言葉を呟いた。湯で温められていた二人の性器はその熱で互いの体を融かしあう。
ラムザは再びアグリアスを胡坐の上に抱え上げ、彼女の足を自分の腰に回させた。俗にいう対面座位だ。
そして彼女の後ろに回した手を髪から肩、背から腰へと柔らかく撫で下ろしていった。
アグリアスはラムザの首に両手を回し、ラムザに顔を近づけると唇から軽く舌を突き出した。
ラムザも舌を突き出しアグリアスのそれに触れる。始めは優しく、そして次第に激しく二枚の舌が宙で
絡み合う。二人は舌の触れ合いを堪能しあうとそのまま深く口付けを交わし、互いの唾液を飲みあった。
「んむ、ふぅ…クチュ、チュム…ピチャ…」
浴室内には、二人が唇を貪りあう音と濡れた肉を擦り合わせる音、湯がタライから零れる音と天井から
ときおり雫が滴る音と、四種の水音だけが静かに流れていた。
さらにラムザはアグリアスの腰をガッシリと抱え上げたまま、膝立ちの姿勢をとった。アグリアスは
今まで以上にラムザの体にしがみ付くことになる。ラムザは自分の腰は動かさず、腕力のみでアグリアス
を上下させ蜜壷を貫いていく。濡れそぼった淫肉を打ち付けあう淫らな蜜音が部屋中に一際大きく
響きわたり、アグリアスの羞恥と愉悦をさらに燃え上がらせていった。
「や、いやぁ…あ、あっあっ、くっんうぅ…」
ラムザが女の腰を持ち上げると、濡れ光る男根が花肉を引きずり出しつつ姿を現し、じわりと押し下げると
じゅぷじゅぷと音をたてて飲み込まれていく。そして八分ほど飲み込ませたところで動きを止める。
「んううぅふぅ〜……(ラムザ……動いてぇ…)」
ふるふると泣きべそをかかせるほどたっぷり焦らし、ラムザは一気にアグリアスの尻を突き落とした。
「ひああぁっ!」
今度はラムザも自分の腰を大きく使いつつ座り込む。そしてアグリアスを抱えていた手を尻肉の溝に
這わせ、谷間の奥にひっそりと息づく後ろの花を指で捉えると、女体がヒクッと小さく震えた。
「…ラ!…ぃやぁ……そんなトコ…ォ!…んっ…あうっ」
男の指が中心部をふにふにと弄ると、菊門がぴくぴくと可憐に震える。さらにシワの一本一本を優しく
丹念になぞり上げていくと、アグリアスの嗚咽と膣の締め付けはますます強くなっていった。
「アグ…リアス、さんっ…。お尻を…いじると前の方もすごく…気持ち…いいですっ…」
「そっ…んなコト言うなぁ!……んうっ、ラム…ザのバカァ……ぁうん!」
そう言いつつもアグリアスは自分から激しく腰を振りたてる。ラムザは頃合を見計らうと、空いている
手を二人の間に差し入れ、アグリアスの淫核をぐりぐりとまさぐった。
「やっ、いやぁ!…ラ、ラムザ、ラムザァァ…も、もうっだめっ、らめらめぇぇ…」
結局自分は、この人に意地悪できないと思ったそばから意地悪をしている。
ラムザは小さく苦笑すると、尻穴を弄る指を僅かにめり込ませ、同時に肉芽を強くつまんだ。
「んああっ!あっああぁああぁぁ〜〜……!!」
絶頂に達したアグリアスの肌がさらに濃い朱色に染まり、パァッと一段と汗の珠が迸った。甘い女の
香りが湯殿中に立ち込める。大きく仰け反ったアグリアスの体の頂点では、たっぷりとしたボリュームの
乳房が、美しい半球をまったく崩さぬままに、激しい呼吸に合わせてぶるぶると揺れていた。
「…………ぁ……ん…ふぅ………う…ん…」
ラムザはアグリアスの呼吸が落ち着いてきたのをみると、自分の方へともたれかけさせた。
カクンとアグリアスの首がラムザの肩に埋まる。が、何故か耳元から妙な唸り声が聞こえてきた。
「むぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」
しまった…アグリアス『ちゃん』お怒りの前兆…。
「…あの〜、やっぱり、今の…お気に召しま…せんでした?……って、ふが!ひらい、ひらいれふ〜!」
ぎゅむと思い切り両頬を捻り上げられた。
「こンの、ば・か・も・の〜〜……!」
アグリアスはまるでむずかる少女そのままに、泣きべそをかきつつ頬を膨らませてラムザをつねる。
そのあまりに可愛らしい様にラムザが思わずにやけそうになると、さらに強く捻りあげられた。
「ひゅ、ひゅいまへ〜ん」
きょ、教訓その二、女性の羞恥心の許容範囲は把握しておくべし。アグリアスのお尻をいじって
いいのは一回まで。ただし今のところは。
ひとしきりラムザをつまんで気がすむと、アグリアスはラムザの額に小さなキスをくれた。そして
親猫が子猫を舐めるように、ラムザの顔中に舌を這わしていく。赤くなった頬は特に念入りに舐めた。
そしてラムザの耳まで舌が辿り着くと、そっと囁いた。
「本当は……………気持ち…良かった…」
表情を見られたくないのか、そのままラムザの首筋に顔を埋め、体全体を強くラムザにしがみ付かせる。
二人の間に挟まれて潰れた乳房をさらに強くなすり付けてくると、硬くなった互いの乳首も擦れあう。
その乳首の刺激に連動して、二人の一物と膣壁がピクピクと震えた。
「んぅ?…ラムザ…お前…」
アグリアスはラムザがまだ達していないことに気がついた。膣道を締め付けることで剛直の感触を
確かめてみる。ラムザのそれは以前変わらぬ太さと硬さ、熱さを保っていた。再び腰の奥が熱くなる。
「まーその、僕なりの頑張りということで。……期待に…応えられて…ます?」
「さぁどうかな…。男なら…ん、行動で…示してっ……貰わない…と……ぁ」
再び二人はゆっくりと律動を始め、パートナーの粘膜がもたらす快感を静かに貪りあう。
「んんっ、くふ…うっ…んうんっ……ぅあっ!…あっあっあっああぁぁ!」
最初こそ穏やかな快美感に浸っていたアグリアスだが、すでに体は火を点けられまくっていただけに
あっという間に快楽を示す曲線は先刻の域まで上昇してしまった。後はラムザの一突きごとに、新たな
絶頂の波を次々と迎えてしまう。
「んああぁっ!あうっ、んううっ!…リャ、リャムッ、リャムザ、リャムザァァ……!」
まさにアグリアスの脳が桃色に染まったというべきか、愉悦に溶けた表情で涙を流し、ろれつの回らぬ
口調で愛しい男の名を呼び叫んでいった。
「ふああぁっ!」
何度目かの波を迎えてアグリアスは後ろに倒れそうなほど大きく仰け反る。ラムザは慌てて彼女の手を
取って支えた。そのまま両手首を掴みアグリアスの手を手綱代わりに、二人の上体を離した姿勢で
大きく腰を使う。アグリアスの頭が糸の切れた操り人形のようにガクガクと揺れ、それに合わせて
彼女の髪と乳房が水滴を飛ばしながら激しく踊った。乳首の残像が描く紅い軌跡に目が奪われる。
ラムザはそのままアグリアスの両手首をヘソの辺りで交差させた。そうすると豊かな乳肉は彼女の
二の腕によって中央に寄せ上げられ、あまりにもいやらしく形を歪めた。新たに出現した淫らな深い肉溝に、
ラムザはそこにペニスを埋めてしごかせたい衝動に駆られたが、やはり二人して同じ悦びの極みに
飛び込みたいという想いの方が優った。
アグリアスを抱き寄せ、彼女の唇から頬、そして目じりへと指で撫で上げ、溜まっていた涙を拭う。
それでもその蒼い瞳は、涙を次々と零れ落としてラムザを見つめてくる。
「……お前…だけだっ………お前だけ…に……」
――そうだ。自分だけだ――。ラムザは自惚れたかった。
確かにこの戦乱の畏国で、余人から見れば絶望的ともいえる戦いに身を投じることを自ら選択した己だ。
「貴女を守る」だの「幸せにする」だのといった「ただの言葉」などどのツラさげて言えるのか、とは思う。
だが今こうして体を一つに重ねあい、互いへの想いを共有できる男は、この世に自分ただ一人だけなのだと
自惚れていたいのだ。
二人一緒に終着点に飛び込むべく、ラムザはよりいっそう怒張を突き上げ、子宮口まで抉りこむ。
激しい挿入によりジュポジュポと派手な蜜音をたてて、桃色の陰唇が淫らにめくれあがっていく。
「んあぁあっ、やあぁ!ラ、ラムザァ、わ、わたっ私っ、もうっ……ああぁっ!」
ラムザも限界を覚りアグリアスから体を離そうとした。だがアグリアスはそれを感じるとラムザの両頬を
そっと手で挟み、優しく微笑みながら首を振った。それでいて彼女の下肢はがっしりとラムザを抱え込む。
やっぱりこの女(ひと)にはかなわない…
ここが浴室なだけに、ラムザはアグリアスの白い肌に心置きなく己の精をぶちまけるつもりでいたの
だが、腹を決めてアグリアスを強く抱きしめ、差し出された唇を貪った。
「んむう…ふっふっ、ふうぅ……うん…チュ、クチュ…」
アグリアスはラムザを咥えた上下の口から、男の全てを吸い取ろうとする。二人はより強く四肢を絡めあい
身も心も一つに溶け合う感覚に溺れた。魂ごと吸い取られそうな快感にラムザの意識は白い灼熱感に
覆われた。そして二人は唇を重ねたまま、これまでにない激しい絶頂へと弾けていった。
アグリアスに大量の精を注ぎ終わっても、まだ彼女の膣はひくひくとラムザを締め付けていた。
いまやタライの中の湯は二人の激しい交わりによりほとんど外に零れ、床は水浸しになっていた。
湯殿の狭い空間には男女の性臭と荒い呼吸音が満ちている。
二人は余韻に浸りつつ、抱き合った姿勢のまま気息を整えていた。すっかりぬるくなった洗い湯を
かけあい、後戯として髪や肌を撫でていく。キスも啄ばむ程度に互いの体に降らしていった。
「…ラムザ……立って…」
アグリアスはラムザを立たせると、力を失いかけた一物を口に含み、精液の残滓を吸い取りはじめた。
射精直後の敏感になった粘膜を吸われ、おもわず腰が引けてしまう。
「うわ…アグ、リ…」
さらにふぐりを壊れ物を扱うかのように、両手でそっと包まれた。ラムザが怒張しきった状態では
半分程も口には含めないだけに、今はラムザの全てを口と手の中に収めた感覚に浸っているのだろうか、
アグリアスは穏やかな表情で口中の物を確かめるようにしゃぶっている。
すっかり力を取り戻した一物を口から出すと、アグリアスはそれに頬擦りしつつ神妙な表情で言った。
「ラムザ、私達の………初めてのとき、お前が言ってくれたこと、覚えてるか…?」
「忘れるわけがありません」
二人が初めて結ばれたとき、ラムザはいわゆる「自分の妻ではない女性に対する粗相」をしてしまい、
アグリアスに「責任を取る」旨の発言をしていたのであった。省みると、それは肩に力の入ったお坊ちゃまの
気負いではなかったかとも思う。だがあれからさして刻が経っているわけではないのだが、今ではそれを
実行できるというだけの自負と覚悟が、今のラムザの腹の中に溜まりつつあるのだ。
お前はまず自分自身に責任を果たす義務があると思うぞ…」
「……はい」
アグリアスは玉袋を揉みつつ、それに耳が付いてるかのごとく男根に向かって語りかけている。
「それに何も一人きりで『責任を取れる男』になれと言ってるわけではないしな。お前が弱音を
吐きそうになったら、いつでも私が尻を引っぱたいて励ましてやる。ふふふっ」
物欲しげに先走りの汁を垂らしはじめた亀頭に、触れる程度のキスをされた。
「だがその努力を放棄するような男に成り下がりでもしたら、そのときこそ――」
アグリアスは玉を揉む手に僅かに力を込め、ラムザを見上げてニッと笑った。鈍い痛みにラムザの顔が歪む。
「握り潰して、見捨てるぞ」
「……望むところです。僕だっていつまでも『貴女に尻を引っぱたかれる男』のままでいたくは
ないですもんね」
アグリアスはスッと立ち上がるとラムザの腰に手を回し、鼻が触れ合うほど顔を近づけ微笑んだ。
「う〜む、ラムザが一人前になり過ぎて尻を叩けなくなると、それはそれで少し寂しいかもな」
「もう〜、それはないですよ。アグリアスさ、…は…は……」
「…?」
「…くしゅんっ。………む〜〜」
「……くすっ、まだまだ私が尻を叩く余地はありそうだな」
アグリアスはぺちぺちとラムザの尻を叩きながら笑っている。
「ですから、これからもっと頑張りますってば…は………はぁ…ふぁ」
だがラムザの二回目のくしゃみは、アグリアスの唇で情熱的にふさがれた。
(努力しなきゃいけない課題はまだまだいっぱいあるよねぇ)
ぼんやりと悩みつつも、ラムザは強くアグリアスを抱きしめた。
――劇終