1 :
名無しさん@ピンキー:
何故今まで無かったんだろう・・・
皆の妄想を炸裂させよう!
俺的にマリアたんマンセー
2 :
名無しさん@ピンキー:03/03/10 19:49 ID:RRVp8jZW
おてもやん
3 :
名無しさん@ピンキー:03/03/10 21:04 ID:/0qGf86U
マリアタンマンセー
4 :
名無しさん@ピンキー:03/03/10 21:12 ID:FAkDVtqp
5 :
名無しさん@ピンキー:03/03/10 21:14 ID:jR3dRB9F
マジでスレ立ったのか…。
俺は.hackスレの住人だけど気が向いたら書いてみたいものだな。
つーか黒豆は無視するとして、マリアとネルをプッシュだ!
クレア、ファリン、タイネーブ、ウェルチ、ミラージュ…何故にこのゲームは
脇役キャラが女ばっかなのか…しかも仲間に出来んのが痛いと思ったのは俺だけ?
7 :
名無しさん@ピンキー:03/03/11 00:47 ID:JqPz7mPO
セカンドスレ使えないか?
8 :
名無しさん@ピンキー:03/03/11 00:52 ID:nmK8A+iD
ネルキボンヌ
アルベルとファリンの話は書いてみたいな…。
糞虫、レベル上がる度に「気持ちいいぞ…この感触…!」とか言ってるしさぁ。
フェイト×マリアや、フェイト×女キャラ(黒豆のぞく)が読みたい。
いっそフェイトハーレムでもいいかも。
フェイト×ネルEDは、なんかハーレムっぽいし。
11 :
名無し:03/03/11 01:49 ID:AkeyxnBf
3もバグとフリーズ凄いらしいっすね。止まるゲーム嫌だから
買わなかったんだが、いざ発売されると気になってしまうね。
巨乳のキャラっていました? ソフィアだけ?
12 :
名無しさん@ピンキー:03/03/11 03:27 ID:ymBGkuTB
マリアタンにハァハァ
14 :
名無しさん@ピンキー:03/03/11 08:47 ID:LPzb6ePm
乙
15 :
名無しさん@ピンキー:03/03/11 09:45 ID:pq8iweAJ
普通にフェイト×黒豆を読みたいなあ
ようやくスレ立ったか、乙。漏れもネルたんキボン
女王様×ラッセルキヴォンヌ
ファリンたんキボンヌ
ネルたんキボンヌ
いつの間にかこんなスレが立ってるのな。
まぁ、暇があったら漏れも書いてみるか。
自信無い人も書いとくれ。ないよりマシだろう。
22 :
名無しさん@ピンキー:03/03/11 18:16 ID:k8oYBgcv
アルベルタンキボンヌ
23 :
名無しさん@ピンキー:03/03/11 19:17 ID:V8/o7SoZ
キボンヌばっかりしてないで書けよオメーラ
漏れも書こうと思う。自分好みでw
ファリン、ネル、クレアで。
時間があったらな。。。
ファリンたんのパイズリキボンヌ
このゲーム、男は厨かオサーンしかいないからなあ
27 :
名無しさん@ピンキー:03/03/11 22:39 ID:tZ2+KEG6
そのへんやめろ
>>1 乙。俺的には英単語の間開けて欲しかった。
字数制限?
ファリンの「グリグリ発言」を考慮するとこんな感じか…?
「阿呆…シーハーツの糞虫が俺に敵うわけねえだろうが!」
とか言いながら糞虫がファリンに蹴りかます。靴底でグリグリ。
で、にじり寄ってファリンの胸鷲掴み。
「い…痛いですぅ…」
とかファリンが言うのよ。
「偉い奴が強いんじゃねえ…強い奴が偉いんだ! …分かるか、糞虫…?」
糞虫がさらにファリンの胸を強く掴むわけよ。ぎゅううって感じで。
「きゃうぅ…や、やめてくださいですぅ…」
「くはははは! …気持ちいいぞ…この感触…! もっと鳴け、阿呆!」
んで、最終的にはファリンも感じ始めるのよ。もちろん、主導権は糞虫だけど。
でも隠密だから拷問には耐えれるように訓練してるはずなんだが…そこら辺は忘れよう。
結論。糞虫×ファリンは鬼畜ケテーイ。こいつらに普通の恋愛求めるのは無理っぽいな。
つーかFD世界脱出したあと、ディプロの客室にネルと糞虫が同室してたのは何故だ?
知らん間に愛を育んだのか? 数日前まで戦争してた香具師同士なのにある意味最強カプだな…。
キタ━━(゚∀゚)━━!!
マリアがイイがゲームが進んでイナイ現状では下手に書けん・・・
小ネタ投下。
クリエイター登録の時忠実な従者であることを見せる為、
ウェルチの前でフェイトにフェラをするマリア。
初めは演技のつもりで本当にやる気はなかったが、
誰も止めてくれないので本当にやる羽目に。
やってるうちにフェイトが暴走して皆の前で初体験するとか。
幼なじみが合流したらそっちのねたもかんがえれるかにゃ?
このゲームネタ多すぎだわなw
33 :
名無しさん@ピンキー:03/03/12 08:48 ID:AHD0edSF
マリアたんがイイ。
マリアとフェイトを普通にきぼんぬ!
今ちょい暇なんで書き込んでみたり…。設定間違ってたらスマソ。
アーリグリフとシーハーツの戦争終了から数ヵ月後。
全銀河の存亡を賭けた戦いは終わった。
だが、エリクール2号星での最終決戦後も相変わらず魔物の脅威が消えることはなく、
アーリグリフの漆黒・疾風・風雷とシーハーツの隠密部隊が対処に当たっていた…。
「…という訳だ。アルベル、行ってくれるな?」
「フン…城の奴らじゃあ、まともに戦えない程強い魔物ってか…うまくノせやがるぜ、アンタも…」
「そう言うな。どうやらあの時の生き残りらしいのだ…この国で対抗できるのはお前しかおらん」
アーリグリフ王はアルベルに念を押すように言い放った。強い者と戦うことを生きがいとしている
彼なら、この話に応じてくれると思ったのだろう。事実、アルベルは先程から不敵な笑みを浮かべている。
「……いいだろう。ちょうど強い奴と戦いたいと思ってたところだ…」
ガチャリとアルベルの義手が音を立てる。どうやらやる気になったらしい。
「それともう一つ。助っ人としてシーハーツから封魔師団『闇』の構成員を1人呼んでいる。協力して退治に当たってくれ」
「…誰だ? ネル・ゼルファーか…それともクレア・ラーズバートか?」
「いや、2人とも復興作業と周辺の情勢管理に忙しいようでな…別の者が任に当たるそうだ」
「だから誰だと聞いてるんだろーが」
王は少し躊躇しながらアルベルを見た。何か言いにくそうな表情である。
「……ファリンだ」
「…何だと?」
ファリン。ネル・ゼルファー直属の部下でシーハーツ隠密部隊・封魔師団『闇』の二級構成員。
以前アルベルが完膚なきまでに打ちのめした、あの隠密である。トロくて無能、そんなイメージが
付きまとう、どこか気の抜けた様な少女。政治的判断力と指揮能力に優れているという話も聞くが
少なくとも自分が見た限り、あの女は阿呆だ。アルベルはそう思っていた。それに…。
「会うのは久しぶりだろう? 何かと話すことも多いだろうし…しばらくは休暇扱いにしておいてやる」
アルベルに返すかの如く、アーリグリフ王もニヤリと不敵な笑みを浮かべた…。
「チッ…ハメやがったな!」
エアードラゴンにまたがり、辺境の村アリアスに向かう途中、アルベルは毒づいた。
どうして自分があんな阿呆のお守りをしなければならないのか。封魔師団『闇』といえば
シーハーツ最強の隠密部隊だが、どう見てもあの女…ファリンは隠密というガラじゃない。
第一、銅を採掘した直後の彼女らを奇襲した時、ファリンは自分に手も足も出なかった程弱かった。
バンデーン襲来の時に休戦して協力関係を築いた時にファリンとはアリアスで何度も顔を合わせたが
自分を避けるような感じであった。当然、アルベルも無視していた。だが…。
「……あんなことはするモンじゃねえな……阿呆ってのはすぐ調子に乗りやがるんだからよ!」
イラ立ちながら、グイとエアードラゴンの手綱を引き、アリアスの手前にアルベルは着陸した。
「よぉ、アルベル。来たんだね」
「…あの阿呆はどこだ?」
「会議室で待ってる…アンタに会いたがってたよ」
「フン…」
ネルとの挨拶も程々に、アルベルは歩みを進めた。このアリアスはどうにも居心地が悪い。
元敵国の領地でもあるし、自分が不覚にもある少女と契りを交わした場所でもあるからだろうか?
「……いるのか、阿呆?」
乱暴に会議室の扉を開け、アルベルはわざとらしくファリンの姿を探す。…居た。
「あ〜、アルベルさん。お迎えに来てくれたんですかぁ?」
「……」
相変わらず、のんびりとした口調。聞いているだけで殴りたくなってくる。自分を小馬鹿に
したような笑い方もムカツクし、何より、親しげに話しかけてくるのが気に入らない。
「お待ちしてたんですよぉ。アルベルさん、自分から会いに来てくれないしぃ…」
「……とっとと来い、阿呆」
ファリンの腕をグイと掴み、まるで誘拐するかの様にアルベルは会議室から廊下に出る。
他の構成員らが自分達を見てクスクスと笑っているのは空耳だ。アルベルはそう思いたかった。
メインキャラだけでなく、サブキャラもいいよね。
クレアとかだけでなく、クリエイター(スターアニスなど)とか。
ミスティなんて、契約したあとの人事異動のセリフなんて、ご主人様って言ってくれるし。
そうだ!スターアニスは最強だ
「わあ〜、お久しぶりぶりですぅ〜。お元気でしたか〜?」
アルベルに誘拐されるかの様なカタチでアリアスの外に連れ出されたファリンは
彼が乗ってきたエアードラゴンを撫でながら、はしゃいでいる。
「ガウゥ」
「くすぐったいですぅ」
エアードラゴンの方も久々にファリンに会えたのが嬉しいのか、彼女の体に擦り寄って来る。
本来、エアードラゴンと心を通わせるには継承の儀式が必要なのだが、何故だかアルベルのエアー
ドラゴンはファリンに懐いていた。これも施術のなす奇跡なのだろうか?
「……はしゃぐな。乗れ、阿呆」
いい加減にしろと言わんばかりにファリンを自分の後ろに乗せ、アルベルはエアードラゴンを飛び立たせた。
向かうは西の山。イリスの野の更に向こうである。
「うわぁ〜、こんなに高く飛んでるんですねぇ〜!」
アルベルの腹に手を回し、ファリンはまたはしゃいだ。確か、一度目もこんな感じだった気がする。
「アルベルさんとお空を飛ぶのは楽しいですぅ〜♪」
「……(…俺は全然楽しくない。分かって言ってるのか、この阿呆は?)」
まさに子供そのものだ、とアルベルは思った。数ヶ月前まで敵だった男の前で、どうしてこんなにも
無防備にはしゃげるのか? 自分の腹に手を回したり、背中に胸を押し付けてくるのは、わざとか?
それとも単にガキだからか? 24歳にもなってガキのお守りとは、つくづく自分は運が悪い、そう思った。
だが…少しは評価できるところもあるかもしれない。自分専用のエアードラゴンが他人に懐いたのは初めてだったからだ。
普段は他の漆黒や疾風の兵士が乗ろうとすると、すぐに嫌がっていたはずなのに…。
「……貴様で2人目だ」
「ふぇ? 何がですかぁ?」
「コイツが懐いた人間だ。俺が一番目、貴様が2番目……俺以外は乗せるのを嫌がってたんだがな……」
「えぇ〜、そうだったんですかぁ?」
「……事の重要性が全く分かってねえな……やはり貴様は阿呆だ」
「む〜、私は『阿呆』じゃなくて『ファリン』ですよぅ〜!」
「……そういうところが阿呆なんだろうが」
西の山。かなり高所に位置し、エアードラゴンなどの飛行生物に乗らなければ来ることも
ままならない場所である。だが最近、この山から魔物が下りてきては暴れているのだと言う。
しかもかなり凶暴らしく、アーリグリフの討伐隊も散々な目に合ってエアードラゴンともども
引き返してきたほどだ。しかし、アルベルにとっては格好の獲物であった。
「着いたぞ…さっさと降りろ、阿呆」
「は〜い」
トンと地面に着地し、ファリンは気の抜けた動作で辺りを見回す。
「この山のどこかにいるんですねぇ〜」
「日が暮れる前に退治するぞ。夜になれば魔物共は力を増す…」
「分かってるですぅ」
「…怪しいもんだな」
アルベルも地面に着地し、エアードラゴンに向かって言い聞かせる。
「いいか、お前はここで待ってろ。もし俺達が夜になっても帰ってこなかったら、その時だけ
探しにこい…いいな?」
「ガルッ」
「よし…」
「おりこうさんにしててくださいね〜」
西の山は難所だが、アルベルにはどうということもない山だった。それはファリンに置いても
同等で、軽い身のこなしで岩肌を跳んでいく。さすがに封魔師団と言ったところか。
ネルの話によればファリンの戦闘力は封魔師団の中でも上位クラスだと言う。あの時、アルベルが
ファリンとタイネーブを圧倒したのは単にアルベルの戦闘力が化け物じみていただけで、ファリンでも
その気になれば、あの『代弁者』や『執行者』、『断罪者』を1人で倒せる位の実力はあるのだという。
まあ、アルベルにしてみればあの程度の魔物は糞虫同然なわけだが……。
「…この山の魔物がどんな奴かは知らねえが……糞虫が何匹かかってこようと、俺の敵じゃない……」
「アルベルさん、気合入ってるですねぇ」
42 :
名無しさん@ピンキー:03/03/12 13:29 ID:AHD0edSF
アルファクィター!!!!
そして昼過ぎ…それは現れた。アルベルとファリンの眼前に。
「てめえが例の魔物か……俺は弱いものイジメは嫌いなんだがな……」
「大きいですねぇ……結構、強そうですよぅ!」
背中に広がる無数の翼、この世の物とは思えない醜悪な姿形。間違いなく、この間の
FD世界から来た魔物の生き残りだ。しかも、エリクール土着の野生の魔物を吸収し、
異様さを増している。鋭い爪と牙がギラリと光り、今にも襲ってきそうな雰囲気だ。
「俺に気配を気づかれずに近づくとはやるじゃねえか…おい、阿呆! お前は手を出すんじゃねえぞ!」
カタナを抜き、アルベルは魔物に切りかかる! 常人には理解できない程のスピードで瞬時に魔物に
接近し、その腕を切り落とした!
「ゴオオッ!!!」
「はははッ、双破斬の威力…思い知ったか糞虫!」
「グググ…ゲアアッ!!!」
「遅いんだよ……逝ねや、剛魔掌ッ!!!」
アルベルの左腕の義手が赤く輝き、魔物を原型をとどめない程ズタズタに切り裂いた!
「ガ…ガ…ガ…グハッ……」
「フン……あっ気ねえ……」
ほんの数十秒の出来事だった。ファリンが見ただけでも、あの魔物はかなりの手練だったはず。
それを1人で、しかも1分足らずで倒してしまったアルベルは、やはりこの星最強の男なのかもしれない。
「ア、アルベルさ〜ん! だ、大丈夫でしたかぁ?」
「この程度の糞虫にビビってるようじゃ、うちの軍の連中も糞虫同然だ。ったく、わざわざ出向いた俺がバカみたいだぜ!」
「でもアルベルさん、カッコよかったですよぅ!」
「…お前は戦ってねえだろうが」
「だってアルベルさんが『お前は手を出すなって』って言ったからですぅ」
「…チッ」
義手のズレを調整し、アルベルは気まずそうに舌打ちをする。どうもこの女は苦手だ。
だが……彼が倒したと思っていた魔物がピクリと動いたのを、ファリンは見逃さなかった。
「! アルベルさん、アイツ、まだ生きてるですぅ!」
「何ッ!?」
魔物は最後の力を振り絞って触手を伸ばし、はるか頭上の岩壁を崩した!
ひび割れた岩壁が次々となだれ落ち、アルベルとファリンを襲う!
「わ、わあ〜ッ!!」
「阿呆、とっとと逃げるんだよ!」
大揺れに揺れる地面をふらつきながらも、アルベルはファリンを抱えて走りだした。
この山には来たことがないため、どこがどこだかさっぱり分からない。後ろには岩が
ゴロンゴロンと大量に迫ってきている。ファリンはアルベルの胸にしがみついたまま
でてんで役に立たない。さらに、目の前には滝つぼ。もう逃げ道はなくなった。
「おい、阿呆……」
「な、何ですかぁ?」
「しばらく息を止めてろ」
「えっ……きゃ、きゃう〜!」
迫り来る岩を避けるには、滝つぼに落ちるしかないと判断したアルベルはファリンを抱えたまま
ダイブした! 常人なら全身を強打して死んでしまうところだが、アルベルは100m以上真下に
飛び降りたのだ! 直後、空を仰ぐと豪快な音を立てて別の方向に転がっていく岩の群れが見えた。
「あの糞虫……道ずれにしようとしやがるとはな……」
滝の水に打たれ、アルベルもファリンも水浸しになってしまっていた。一刻も早くこの山から出よう。
そう思った矢先、またしてもトラブルが発生した。
「おい、起きろ阿呆! おい!」
「……」
返事がない。どうやら気絶したらしい。あれだけの高所から飛び降りれば気絶もするだろうが…。
「…チッ、だから女は嫌いなんだよ」
このまま気絶したファリンを抱えたまま山中を歩くのは得策ではない。まだ野生の魔物がいるだろうし、
夜ともなれば奴らは凶暴性と力を増す。どかかで野宿してエアードラゴンの迎えを待つのが妥当だろう、
とアルベルは考えた。ともかく、ファリンをこのままにしておくのは何となく気が引ける。そう思った。
止まっちゃった(´・ω・`)
日はすっかり暮れ、夜が訪れた。シーハーツ方面と言えど山間部の夜は寒い。
アルベルはファリンを抱えながら手ごろな大きさの洞窟を見つけ、今晩はそこで野宿する
ことにした。滝の水で塗れた衣服を乾かして暖を取るため、薪をかき集めて自らの闘気で
燃やす。洞窟内が明るくなり、冷えた体が温まっていった。
「……クソが。本当なら日暮れまでに帰れたんだ……!」
未知の土地での夜の散策が危険なことくらい、アルベルにも分かる。漆黒の騎士団長時代に
敵地で迷ったあげく死んでしまった部下を何人も見てきたからだ。こういう状況だからこそ冷静
になれるのがアルベルのよいところだ。
「…のん気な奴だ…やはり阿呆だな」
無造作に寝かすのも何なので、できるだけ焚き火の側にファリンを寝かしておいたアルベルだが、この
様な状況でも寝ていられるファリンの阿呆さ加減は、ある意味彼の興味を引いた。
「こうして寝てりゃあ…ただのガキじゃねえか…」
シーハーツの封魔師団『闇』と言えば精鋭中の精鋭のはず。だが、今自分の傍らで眠っている少女に
そんなものは微塵も感じられない。寝顔も無邪気な少女そのままだった。
「…(あの時より…少し痩せたか…?)」
焚き火で浮かびあがったファリンのボディラインを見ていたアルベルは、ふと思った。
あの契りを交わした夜より、確かにファリンは細くなった気がする。ろくに食事や睡眠をとらずに任務に
当たっていたのだろうか? 上司のネルに似て、そこらは生真面目らしい。
「ふぁ……あ、あれぇ?」
ようやく、ファリンは目を覚ました。状況を把握できず、洞窟内をキョロキョロと見回す。
「やっと起きたか…散々待たせやがって」
「アルベルさん……ど〜して私達、洞窟にいるんですかぁ?」
「……お前のせいだろうが!」
キョトンとしているファリンにアルベルはイラ立ちながらもこれまでの経緯を説明した。
「…つー訳だ。少しは責任を感じろ、阿呆!」
「はうぅ…すみませんですぅ…」
「全く…お前が気絶なんぞしなければ…おい、聞いてるのか!?」
「…お腹減りましたねぇ…」
「…(コイツはぁ…ッ!!!)」
この状況で腹が減ったなどと、本当にこの女は阿呆だ、いつものアルベルならそう思った
だろう。だが、確かに朝から何も食べていないため、アルベルも多少は空腹であったのも事実。
「…マジでのん気な奴だな…」
「えへへ〜、よく皆からも言われますよぅ♪」
「褒めてねえ!」
「お腹が減ってると怒りっぽくなっちゃいますよぉ…えと…あ、あった♪」
ゴソゴソと懐から包みを取り出したファリンはアルベルの肩に寄り添い、中身を差し出した。
「これ、非常食のビスケットですぅ。ちょっと湿気ちゃいましたけど、お腹いっぱいになりますよぅ」
「…シーハーツの食いモンか…」
以前なら、絶対に口にしようとしなかっただろう。だが、この際食べておかないと後々に差し支えかねない。
「…よこせ」
「あぅ〜、乱暴は駄目ですぅ。アーンしてくださぁい」
「何で俺がンなことしなきゃいけねえんだ! あほ…ッ」
「はい、よくできましたぁ〜♪」
阿呆と言おうとした瞬間、ファリンが無理矢理にアルベルの口に非常食を放り込んだ。
この手の子供じみた行為は、アルベルにとって理解不能なものなのだったのだが…。
「おいしいですかぁ?」
「……マズイ」
「え〜ッ? そんなはずないはずですぅ!」
「…俺がマズイと言ったらマズイんだ! ……もっとよこせ」
「ふぇ?」
ここで、ようやくファリンはアルベルが何を言わんとしているかを理解した。
そうなると、素直になれない不器用な片腕の男がとても愛らしく見える。
「(素直じゃないですねぇ…)」
期待(*゚∀゚)=3ハァハァ
49 :
名無しさん@ピンキー:03/03/12 19:33 ID:FiuNBoSv
続きは明日かな?まぁ、マターリ待ってます(・∀
51 :
31:03/03/12 23:08 ID:AlqZUDwW
上のネタを発展させてみました。
マリア受難の日々!?
〜クリエイター登録編〜
シグラント場内にて、割り当てられた部屋で休んでいたフェイト。
ここしばらくはバンデーン戦艦が来たり、自分が生物兵器であると言われたりと気苦労が多かった。
トントン
「フェイト、ちょっと良いか?」
「いいけど、なに?」
かちゃり、と扉が開いてクリフとマリアが入ってきた。
「実はね、クリエイターに登録するためにペターニに行くんだけど、それにつきあってほしいの」
「いやな、別にこの星に長居をする気はねえが、登録しとくと何かと便利だからな」
「それはいいけどさ、なんて言って登録するの?
まさか”クォークのリーダーで僕らの上司です”なんて言える分けないし。
それに、一応僕らはグリーデンの技術者って事になってるしね」
「それなら問題ねぇ。マリアは俺たちの忠実な従者って事にしてある。
ほら、なんつったっけ?昔の地球にもあったろ。
羊羹と便所だっけか…?」
マリアとフェイトが一緒にため息をつく。
「それを言うなら、弁慶と義経、だろ」
「おお、それだそれ」
ぽんっと手を打ってクリフがなっとくする。
52 :
31:03/03/12 23:31 ID:AlqZUDwW
上の続き
「分かった、行こう、マリア」
「ええ」
「あ、ちょっとまて」
「?」
部屋を出ていこうとしたところをクリフに呼び止められ立ち止まる二人。
「もし、さっきの奴で疑われるようなことがあったら、フェイトにフェラでもしてやれ。
そうすりゃいっぱ…」
がごっ
「行きましょ、フェイト」
「ああ、そうしよう」
マリアのケリを鳩尾に食らって悶絶するクリフを後目に部屋を出ていく二人。
「じょ…じょうだんだってのに…」
「セクハラですよ、クリフ」
「それにしても少しは手加減してくれ…。
所でミラージュ、例の件は大丈夫か?」
クリフの口調がまじめな物になる。
「ええ、下ごしらえは上々です。
後は、食材がどうなるか、です」
「わかった。そのまま続けてくれ」
クリフがにやりとする。
「わかりました。
それにしても、相変わらず人が悪いですね、クリフ」
「お姫様の恋路を手伝ってやるのもいいだろ?」
城の中不適に笑う二人だった…。
53 :
31:03/03/12 23:48 ID:AlqZUDwW
上の続きです。
ペターニのギルド
「……と言うわけでクリエイターとして登録したいんですけど」
「そうですねぇ…」
以前なら人が来ただけで飛んで喜んだウェルチの反応が悪い。
「…何か問題でも?」
不安になってフェイトが訪ねる。
「いえ、フェイトさんに従者がいたっていうのがいきなりでしたから」
従者、と言われてマリアの表情がわずかに曇る。
「信用できない、ということですか?」
そういわれてウェルチはふるふると首を振った。
「とんでもないです。ただ、証拠を見せて頂けますか。
最近はクリエイター志望の方が増えましたから、
むやみに会員にするわけに行かないんです」
「証拠、ですか?」
「そうです。マリアさんがフェイトさんに忠誠を示していただければそれで良いんですけど…」
おもわず顔を見合わる二人。
「フェイト、ちょっと…」
マリアはフェイトの手を引いて部屋の橋の方に移動する。
54 :
31:03/03/13 00:04 ID:gg59ClN+
上の続き
「フェイト、どうしようかしら…」
「僕に聞かれても困るよ。
マリアが出来ない事なんてさせたくないし…」
「う〜ん…」
しばらく考え込む二人…。
「(そろそろ頃合いですかね…)マリアさん本当にフェイトさんたちの従者なんですか?
従者だったらご主人様に仕えてあげることくらい出来ますよね」
部屋の隅でうんうんうなっている二人に、残酷ともいえる発言をするウェルチ。
「それって…」
「そうですね…ここでマリアさんがフェイトさんにフェラチオしてあげるとか、
SEXするとかですね」
顔色一つ変えずに平然と言い放つウェルチ。
「な、な、な、な」
真っ赤になって口をぱくぱくさせるフェイト。
俯いたままのマリア。
…やがて、マリアが決心したように顔を上げた。
「わかりました。
フェイトにフェラチオして見せます」
「えぇぇぇぇ!!」
ウェルチが一瞬、ニヤリと笑った気がした。
「じゃあ、ちゃっちゃとやっちゃってください。
ちなみに、フェイトさんがイかないと無効ですのでそこの所よろしくお願いします」
「え!?」
今度はマリアがうろたえた。
二作とも続きを楽しみにしております。
頑張ってくだちいハアハア…
(*´∀`)
56 :
31:03/03/13 00:24 ID:gg59ClN+
上の続き
「当然です。奉仕というのはちゃんとイってこその物です。
中途半端は許しません」
「(そんな…)」
「(マリア、もしかして…舐めてみせるだけで終わらせるつもりだった?)」
小声でフェイトが耳打ちする。
一瞬びくりとするがすぐにフェイトを見つめ返して。
「そうよ」
富治書く答えた。
こうして、ウェルチの前で、マリアのフェラチオショーが開かれることとなった。
「じゃあ、はじめるわね」
そう言ってフェイトの前に跪くマリア。
本人は平然と言っているつもりなのだろうが声が震えている。
そっとフェイトのズボンをおろし、下腹部を露出させる。
「(おっきい…)」
ウェルチがぼそりとつぶやく。
フェイトのそれはいまだ力無く垂れ下がってはいたが、それでもかなりの大きさがあった。
マリアはおそるおそる、と言った感じでフェイトのそれに触れた。
「あっ」
フェイトの物がぴくり、と反応する。
顔を真っ赤にしながらもマリアはフェイトのそれをさする。
マリアは、フェラチオ、と言う行為があることをしってはいたがどうすればいいのかわからずに困惑していた。
「フェイト、どう?」
上目づかいで訪ねてくるマリアにフェイトはどきりとする。
それと同時にフェイトのそれが一気にそそり立つ。
「気持ち、いいよ」
「…続けるね」
「ああ…」
マリアはフェイトのそれを手で刺激を続けながらどきどきする胸を押さえつけていた。
57 :
名無しさん@ピンキー:03/03/13 00:38 ID:FTXYF5ZB
続き読みてーよー(゜∀゜)
漏れのモノもそそり立ってきますた
59 :
31:03/03/13 00:50 ID:gg59ClN+
上の続き
(ミラージュに聞いた話だとこれをくわえなくちゃいけないのよね…。
迷ってちゃだめ、しっかりしなきゃ)
マリアは手の動きを止めると意を決してフェイトのそれを口にした。
「んん…ん…」
「うぁ…」
フェイトが柔らかな口の感覚に思わず声を上げる。
が、マリアも奇妙な味のそれをほおばったは良いがどうすればいいのか分からず、
そのままの体勢で固まってしまう。
フェイトは中途半端な刺激を受け続けてだんだんと我慢が出来なくなってきていた。
跪いて自分のものに奉仕してくれている女性を押し倒して無理矢理犯してしまいたいと、
そんな思いが湧いてきていた。
(今なら…、マリアを好きにしていいよね)
今、マリアがしていることは、ウェルチに従順な姿を見せる為の行為だが、
裏を返せば今フェイトがする事をすべて受け入れなければいけないのだ。
そう考えたフェイトは我慢が出来なくなってマリアを突き飛ばした。
「きゃっ、フェイト…うむっ」
フェイトはマリアを押し倒すとそのままその唇を塞いだ。
さっきまで自分の物を舐めていたと言うことも気にせずに口の中をむさぼる。
「んうっ、フェイト、こんなの、やっ」
だんだん冷静になってきたマリアが抵抗を示す。
「マリアは今僕の忠実な従者なんでしょ?
逆らったらだめだよ」
どこか逆らうことを許さない瞳でマリアを見つめる。
マリアがびく、と震え、抵抗が弱まる。
フェイトはマリアの白い下着を脱がすことなく、その脇から自分の物をマリアの中に押し込んだ。
ろくに濡れていない状態での挿入にマリアが悲鳴を上げそうになる。
フェイトはマリアの上げる叫び声すべて塞ぐように唇を当て、マリアの躯を持ち上げた。
60 :
31:03/03/13 01:19 ID:gg59ClN+
上の続き
マリア自信の体重がフェイトの物をより深く受け入れることとなった。
結合部からは一筋のあか緯線が流れている。
フェイトはマリアの呼吸が落ち着くのをじっと待っていた。
マリアとしては前触れもなくフェイトに処女を奪われた事と、激痛でほとんど放心状態となっている。
「動くよ」
「え、ちょ、うぁっ、いたっ」
破瓜の血が潤滑油の代わりとなって居るのかさっき無理矢理押し込んだときよりはスムーズに動く。
が、そのたびにマリアが痛い、痛いと悲鳴を上げる。
「我慢して、僕、もう少しでいけそうだからっ」
「でもっ、痛いっ、やぁっ」
痛がるマリアに遠慮してかフェイトはあまり激しく動かない。
しばらくして、フェイトの方に限界が訪れる。
「マリアっ、行くよっ、もう、いくっ」
「やっ、やっ、やぁぁぁぁぁ」
絶叫とともに、マリアの体内に思いっきり欲望の丈を放出したフェイトは、
小さくなったそれをマリアの体内から引き抜いた。
「ぁ……」
マリアは呆然としてぐったりとしている。
「これで、いいですよね」
「あ、はい、もちろんです。
いいもの、いえ、見事な忠誠を見せていただきました。
マリアさんはクリエイターとして登録しておきますね」
一部始終を見ていたウェルチは何処かまたをもじもじとさせて答えた。
「じゃあ、これで(こんばんは、ペターニに泊まろう。
マリアがこの状態じゃシランドまできついだろうし。それと、もう一戦できるかな)」
「はーい、また遊びに来てくださいね」
そう言ってウェルチはフェイトを送り出す。
その後、謎のステッキを使って自分を慰めるウェルチの姿があった説かなかったとか…。
61 :
名無しさん@ピンキー:03/03/13 01:22 ID:z3LaboMN
マリアたんキター!!!!
キタ━━(゚∀゚)━━!!
63 :
31:03/03/13 01:24 ID:gg59ClN+
「……おいおい、フェイトの奴やっちまったぞ」
「あなたが仕掛けたんでしょうが。でも、これから大丈夫でしょうか?」
ウェルチに今回のことを頼んだ張本人たちはテレグラフで一部始終をしっかりと見ていた。
「しかし…フェイトの奴ももうちょっとうまくやらないと、な。
まあきっかけは出来たわけだからこれからに期待、だな」
「そうですか?私はむしろこれからの方が大変だと思いますけど。
所でクリフ、久しぶりに……お願いします」
「ああ、いいぜ」
もう一組のカップルは今までにないほど盛り上がったとか。
以上、駄文の上長文失礼いたしました。
本編と食い違うところはスルーしてくだしぃ。
つっこんではほしいかも。
反響があったらこの手の話し続けるかも。
この続きを書くとしたら、フェイトがマリアを調教する話になりそな感じ。
でわっ
>>47の続き。ファリンの歳が分かる香具師いる? 辞典見ても載ってねえヨ!
ファリンの手からビスケットを全部奪い、アルベルは口の中に放りこんでボリボリと
貪った。今思うと、ビスケットなど子供の時に食べて以来、口にしていなかった。何となく、懐かしい。
「あぅ〜、私の分まで食べちゃ駄目ですよぅ〜」
持っていたビスケット全部をアルベルに食われてしまったファリンは涙目で訴えた。
一口食べれば一日中歩き続けられる程の効力を持った非常食なので万が一の時のために取っておいたのが
裏目に出てしまったのだ。掌に残ったのは、少しのカケラのみ。
「…これで我慢するしかないですねぇ…はぅ…」
ペロリ、自分の掌をファリンは舐め、少しでも空腹を満たそうとする。それを見たアルベルはちょっとした
イタズラを思いついた。昼間のお返しにはちょうどいい。それに、元はと言えばこの女がトロくさいのが
原因だ、と自分に言い聞かせながら…。
「ふぉい、あふぉう(おい、阿呆)」
「ふぇ? 何です…ッ…」
自分の方を向いたファリンの唇に自分のそれを重ねあわせ、アルベルは強引にファリンを洞窟の床に押し倒した。
だが、貪る様に彼女の唇を吸っていたかと思いきや、それは違った。直後、ファリンの喉が、ゴクンと音を立てたのだ。
「美味かったか……阿呆?」
「ケホッ、ケホッ……乱暴ですよぅ、アルベルさん〜」
アルベルは飲み込んでいなかったビスケットを口移しでファリンに与えたのだった。以前、彼女と契りを交わした時も
強引に唇を奪ったのだが、今回もその強引っぷりは健在の様である。当のファリンも困惑しながら顔を赤くしている。
「腹いっぱいになったか? …入り口には結界を張ってある。糞虫如きじゃ破れねえやつをな…分かったらとっとと寝ろ」
「え〜、夜と言えば怖い話ですよぉ!」
「……阿呆。ガキはとっとと寝ろ……最近、ろくに寝てねんだろうが」
「あ、分かりますかぁ?」
「…この前抱いた時より…細くなってやがったからな…」
俯き加減なアルベルの顔を見た時、ドキリとファリンの胸が高鳴った。2人の間に静寂が流れる。
>>31さん。良かったです!
ファリンアルベルも上手い。
66 :
名無しさん@ピンキー:03/03/13 09:58 ID:z3LaboMN
さらなるマリアネタキヴォーン
67 :
名無しさん@ピンキー:03/03/13 10:54 ID:HhkNzrQy
どっちもウマー
期待してます!頑張って下さい!
>>64の続き
「もしかしてぇ…アルベルさん、それで怒ってるんですかぁ?」
「? 何がだ」
「そのぅ…『この前』のことでぇ…」
訳が分からないアルベルに対し、ファリンは『この前』のことを思い出していた…。
あれは螺旋の塔突入の数日前。最終決戦間近ということでフェイト達がアリアスでの
最後の夜を過ごしていた時のこと。皆が屋敷で盛り上がっている中、当然のように仲間内
から外れていたアルベル。時間はもう午後11時過ぎだろう。
この位の時間になれば子供は寝る時間で、後は大人の時間だ。仲間内にも知らず知らずの内に
恋愛感情が芽生えていたのか、先程フェイトとマリアがアリアス郊外に連れ添って行くのを見た。
「…フン…甘ちゃん同士が馴れ合いか…」
フェイトは以前、自分を憎んではいないと言っていたが、あの甘ちゃんのフェイトが堅物のマリアと
デキていたとは意外であった。が、アルベルにしてみれば同じ境遇の者同士の傷の舐めあいにすぎない。
「…俺には関係ねえけどな…」
屋敷の上に座り込んで空を見ていたアルベルも今後のことを考えると少し身震いを起こす。
怖いのではない。むしろ嬉しいのだ。星蝕の日から夜空の星が消えて以来、自分らが信じてきた神がどれだけ
強大な存在か、卑汚の風で変化した魔物達の凶暴さを考えると、さぞかし『オーナー』とやらは強いのだろう、と。
「…最強はこの俺だ…!」
自身の左腕の義手を見つめ、アルベルは吐き捨てる様に呟く。と、そこに…。
「あれぇ、アルベルさん? 何してるんですかぁ?」
下から自分を覗き込んでくる少女…ネル直属の部下・ファリンだった。以前、銅を
採掘した時にアルベルがズタボロにした隠密の一人である。
「…貴様には関係ないだろうが、阿呆」
「あ〜、それよりも怖い話しませんかぁ? みんな聞いてくれないんですよぅ〜」
やってられない、アルベルは仕方なしに屋根から室内に戻ることにした。
このゲームネタ多すぎ・・・・
職人は嬉しい悲鳴をあげてる
「えへへ〜、お話しましょうよぅ」
「…ガキか、貴様は?」
アルベルは集団行動が苦手なクチだった。そこで夜寝る際には倉庫で眠ることにして
いたのだ。予備のベッドはさっき手入れをしたので寝れないわけではない。だが…。
「…どうしてここに居るんだ、阿呆!」
「だってぇ、みんな誰かお相手を見つけてお喋りしてるんですよぅ? 私だけ仲間外れですぅ」
大きなクッションを抱き、ファリンが寝間着姿でアルベルに付いてきたのだ。シーハーツの服の
センスはアルベル達アーリグリフの者にはイマイチ理解できないデザインをしており、ファリンなど
元々胸が大きいのだから胸元が開いた寝間着から時折見えてしまっている。これはこれで普段の隠密
スタイルよりも官能的であった。が、当のアルベルは一切興味無し。恋愛とは無縁の男であるからだろうか?
「第一…貴様は俺のことが嫌いだと言ってなかったか?」
「それは戦争してたからですよぅ。今は…あうぅ…みんなのために戦ってるアルベルさんはぁ、とーっても
カッコいいから、好きですぅ♪」
「阿呆は単純だな…お前、分かってるのか? 仮にも俺とお前は敵同士だった…殺そうとしたこともあるんだぞ」
「でもアルベルさんは私とタイネーブを殺さなかったじゃないですかぁ? 本当はいい人なんでしょぅ?」
「…夢見てろ、阿呆」
灯りを消し、アルベルは床についた。早く寝なければ明日に差し支える、というのは建前で、本当はファリンを
追い出すためのものだ。が、当のファリンも夜目が効くのでなかなか帰らない。
「アルベルさ〜ん、1人で寝ちゃうのはズルイですよぅ〜!」
うるさい、やかましい、もうやってられない。いっそ、この義手で切り裂けたらどんなに楽だろうか?
だが、アルベルはファリンの言葉を聞き逃さなかった。夜の余興を思いついたのだ。
「…おい、今…『1人で寝るのはズルイ』と言ったな…」
「ふぇ? はい、そ〜ですよぅ、1人で寝ちゃうのはズルイです!」
「フン…だったら…貴様も一緒に寝れば話は早いんだよ!」
ファリンを強引にベッドに引き寄せ、そのまま床に押し倒すアルベル。ファリンは突然のことに
目をパチクリ状態であった。
「あ、あれれ…何するんですかぁ、アルベルさん?」
「お前…カルサア修練場のことを覚えているか…?」
「お、覚えてるですぅ」
「本当ならなぁ…磔だけじゃすまなかったんだ。口じゃ言えないような拷問がお前達を
待ってたのさ…少なくともシェルビーの野郎はその予定だったんだがな…」
困惑気味のファリンの首筋に義手の爪を滑らせ、刺激を与えつつ、アルベルの手が彼女の
体に伸びた。年相応の少女の持つやわらかさとほのかな香が否応なしにも伝わってくる。
「だが…なかなかお前らはクチを割らないだろう…なら、拷問をして傷つけるよりも助けが来る
のを待たせて全員を殺っちまおう…ってのが俺のプランだったんだ…分かるか、阿呆?」
「んぅ…はうぅ…」
手に余る程の大きさと弾力を持つファリンの胸をゆっくりと揉み、耳元で囁く。
「だが…お前らを助けに来たのはヘタレの糞虫共だった…さすがに弱い者イジメはしない主義だった
俺は自分から引いたが…数週間後に糞虫共に返り討ちにあい…今はこのザマだ…ククク」
ファリンの首筋に喰らいつき、独占欲の証を次々と刻んでいくアルベルの姿は、どこか寂しそうでもあった。
別に彼女を自分のモノにしたいという気持ちはなかったが、もともと野獣のような神経をしていただけに本人
もブレーキが効かないのかもしれない。ファリンも抵抗せず、アルベルのなすがままにされたいた。
「…抵抗しないのか? ここはお前らの本拠地だ…下の階には仲間が大勢居る…俺に犯されるのが嫌なら呼べば
いいだろう? ……なのに、何故、呼ばない?」
首筋を吸っていたアルベルは涙目になったファリンを見つめて憐れむように言った。だが、ファリンの反応は…。
「…嫌じゃないですよぅ」
「…何?」
「あ、あのぅ…私、こういうことされるのって…初めてだからよく分からないんですけどぉ…アルベルさんが
寂しがり屋さんだってことは…分かったですぅ…」
「俺が寂しがり屋だと…? 何だ、何を言っている?」
「…無理しないでぇ…素直になれば、私もアルベルさんに優しくできるですよぉ…きっと」
今度は逆にファリンがアルベルの顔を強引に自分の顔に近づけ、彼の唇を貪る番であった。
(・∀・)カナリイイ!!
職人様応援sage
漆黒の騎士団長でもあったアルベルはアーリグリフでも貴族階級のクラスに当たる。
当然、左腕が義手になるまではその傲慢な性格が現す通り、何十人もの女を抱いてきた。
今、目の前の少女が涙を流しながら自分の唇を貪る光景はアルベルにとっては得難い現実で
あった。本来なら主導権を握るのは自分のはず。なのに、今度は自分がなすがままにされている。
「んッ…はぅ…んんッ…」
この少女は自分からしてみればまだ幼い。24歳という年齢がそう感じさせるのかもしれないが、
それでも自分を不快にさせないように小さな舌を絡ませてくるファリンの姿は痛々しい。
隠密という仕事もあるし、男と付き合ったり、はたまた口づけなどしたこともなかったのだろう。
ぎこちない動きが久々に女を抱くアルベルにはちょうどよかった。それに、女の方から自分を求めて
きたのも左腕を失って以来だった。と、長時間の口づけにしびれを切らしたのか、アルベルが唇を離した。
「…阿呆が…何のつもりだ…!」
「アルベルさん…寂しそうだったからぁ…私が優しくしてあげられたらなぁ…って思ったんですぅ」
自分の唇をなぞり、ファリンは恥ずかしそうに答えた。だが、目は嘘を言ってはいない。
「…本気か?」
「本気ですよぅ!」
「これでもか…?」
ガチャリ、とアルベルは自分の左腕の義手を外した。エアードラゴンの炎によって失った右腕。
これを見せるのは父親以外にいないはずだった。今も見る度に嫌悪感に襲われる、呪われた腕だ。
「貴様は…これでも俺に優しくできるのか…答えろ、阿呆ッ!」
「……やっぱりアルベルさんは…寂しがり屋さんですねぇ…」
アルベルの背に手を回し、ファリンは彼の左腕にそっと口づけた。失ってしまったところを中心に
丹念に舐め始める。不快ではない。これが彼なのだから。なら、彼を受け止めればいい。普段のファリン
では到底想像もつかないようなことを心の中で思っていた。いつしか涙も乾いている。
「俺に優しくするってことは…それなりの覚悟があるのか?」
「えへへ…アルベルさんは優しい人だからぁ…信じてるですよぅ♪」
「チッ…体がブッ壊れても知らねえぞ…」
左腕からファリンを離し、アルベルは彼女の胸に顔をうずめ、再び独占欲の証を刻み始めた。
「…貴様…本当に抱かれたことがないんだな…」
「分かるんですかぁ?」
「ああ…まあな」
ファリンの寝間着をはだけ、アルベルは彼女の胸に喰らいついていた。以前ならば
レイプ同然に犯していたかもしれないが、今はファリンに気を使ってか優しくしているようだ。
誰も貪ったことのない青い果実を貪るという行為は普通の男なら理性を忘れるだろう。
ファリンの様な天然系の少女ならそのテの男が放っておかないはずであろうし。
特にシェルビーやヴォックス辺りは捕虜の女性兵士を慰み物にしかねない性格であったし…。
「…アルベルさん?」
「いや…貴様は運がいい…そう思ってな…」
堅くなった乳首を口に含んで吸うと、ファリンの顔がますます真っ赤になってアルベルを抱く
力を増させた。乳首を吸う卑猥な音が聞こえる度にファリンは意識が遠くなっていく気がした。
「はうぅ…赤ちゃんみたいですよぅ…アルベルさん…」
「お前もいずれは子を生むんだろう? 予行練習と思え、阿呆」
口調は乱暴だったが、アルベルは優しかった。ファリンが痛がらないように力を抑えて抱いてくれて
いた。銅の採掘の一件の時の彼とは全く違う人間にも思えるから不思議だ。
「しかし…ガキにしちゃあ、もったいない程デカイな…やっぱ阿呆だからか?」
右手でファリンの胸を掴んでいたアルベルは何となく感想を述べた。
「えっとぉ〜、封魔師団の中でおっぱいが一番大きいのが私なんですぅ。2番がクレア様でぇ、3番が
ネル様ですねぇ。シーハーツは食べ物がおいしいから、大きくなっちゃったんじゃないですかぁ?」
「…胸のデカイ女は阿呆が多いというのは…迷信じゃなかったってことか…」
「あぅ〜、私は阿呆じゃないですよぅ〜!」
と、アルベルの胸にじゃれる様にファリンが顔を埋めたとき、倉庫のドアを叩く音がした。
「…誰だ」
「私だよ、ネルだ。アルベル、起きてるかい?」
ネルの声を聞いた途端、ファリンはアルベルの布団の中に隠れてしまった。上司の前ではさすがに
恥ずかしいのだろう。口元に人差し指を置いて「シーッ」のポーズが何となく愛らしい。
スレ設立して間もないのに、このクオリティ(*´Д`)ハアハア
職人さん期待していまつ。
漏れもフェイト×マリアorネルのSSでも書いてみたいナー。
でも微妙にキャラ忘れているっぽい罠。
執筆LV99キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
77 :
名無しさん@ピンキー:03/03/13 19:00 ID:z3LaboMN
練るタンを加えて乱交キター!!!!!
78 :
名無しさん@ピンキー:03/03/13 19:04 ID:z3LaboMN
>アルベルは自分の左腕の義手を外した。
>ファリンは彼の左腕にそっと口づけた。
のはずが・・・
>エアードラゴンの炎によって失った右腕。
>>78 指摘サンクス。やべー、疲れてたんだよ、きっと…。
>>79 ドンマイ!
みんなあなた様の作品を体育座りしながらお待ちしております
81 :
ジョルジュ ◆mn3XtcDepY :03/03/13 21:39 ID:9uS5raS0
「(最近溜まってるんだよなぁ…。)」
シランド城の個室で、ベットの上に転がり込んでいたフェイトはムラムラした気持ちに襲われていた。
「(そう言えば地球を出てからずっとオナニーしてなかったっけ…)」
そう思ってからしばらくして、フェイトは起き上がりズボンに手をかけようとした時だった。
「フェイト、入るよ」
ネルの声を聞き、慌ててフェイトはズボンを下げようとしていた手を膝上に置いた。
「……?どうしたんだい?」
「な…なんでもないですよ。」
82 :
ジョルジュ ◆mn3XtcDepY :03/03/13 21:55 ID:9uS5raS0
「そう………。なら別にいいんだけど。」
ネルはそう言いながらフェイトに向かって微笑む。
………とは言うものの、オナニーを直前でストップされたフェイトの機嫌はあまり良いものではない。
「………解ったら早く出ていってくれませんか?」
フェイトが不機嫌そうにそう言うと、ネルは眉を潜めた。
「やっぱり何かあるんじゃないのかい?………それになんだか顔が少し赤いみたいだよ?熱でもあるんじゃない?」
ネルはそう言うと、フェイトの額に自分の額を合わせた。
「熱は………無いみたいだね………。」
それと同時に、フェイトの目の前に美しいネルの唇が現れる。
「(きれいな唇だな…)」
興奮気味のフェイトにとっては、ネルはあまりにも刺激的だった。
sageんの忘れた。
「………ネルさん……オナニーって言葉知ってますか?」
「おなにぃ?………なんだい?それは?」
オナニーと言う言葉を、違う星の人間が当然知ってるハズもない。
「グリーテンに伝わるすごく楽しくて気持ち良い事なんですけど…。ネルさんもやってみませんか?」
「へぇ…。どんな事するんだい?」
鎖国政策をとっているグリーテンの内部を知るのは容易な事ではない為、ネルは未知の異文化に興味信心だった。
「じゃあやってみます?」
「そうだね……。グリーテンの事には興味があるし……。
やってみようか。」
85 :
名無しさん@ピンキー:03/03/13 23:15 ID:HhkNzrQy
執筆Lvの高いクリエイターさん達と契約しにきたのでつが
皆良い所で…ハアハア…
も う 我 慢 出 来 ま せ ん …
ずっと書こうと思ってんだが。。。
きっかけがムズカシイな
ネルたん/ヽァ/ヽァ…
スフレ仲間にしてないせいか、全然キャラが掴めね〜。
序盤に仲間になると思ったら中途半端な中盤以降に選択出るし…。
あと
>>74の続きだけど、あれってネルも入れて乱交させた方がよいの?
チョイ役で出そうと思ったから出したんだけど…いや、糞虫はやんちゃ坊主って
設定らしいからハーレムも可能だが…それにネルにはクレアがいるじゃん。
俺は乱交よりファリンと糞虫のサシがいいかな、純愛っぽいし。
ファリンたん(*´Д`)ハァハァ
ネルに次いでフェイト、マリア、クリフ、タイネープ、クレア参入きぼん
すんません(。冗談です;´Д`)
>>90 意見サンクス。糞虫は剛魔掌とか無限双破斬とか凶暴な技多すぎ。
本当はエリクールを滅ぼすために送り込まれた某誇り高き戦闘民族か何か
じゃねーのかと小一時間…。気功掌=エネル○ー波じゃないのかと小一時間…。
>>91 …存在を忘れられた黒豆…。戦闘中もすぐ死ぬから二軍ケテーイ。
あと、俺的にマリアの声の根谷女史…あんま合ってない気がした(根谷好きにはスマソ)。
「これからは相手を選んでケンカをすることね」って…もう死んでるヨ!
>>92 実は俺黒豆使ってるわw
「そんな!後ろからなんて!」って声に微妙に萌えますた。
今自分もエロ書いてるけど全然エロ入らんな。前置きが長すぎる。
いつか公開するんで待っててくれw
94 :
31:03/03/14 08:19 ID:TDz+iqak
>>92 フェイト、マリア、黒豆の遺伝子操作組でがんばってますがなにか?
二軍(錬る、クリフ、スフレ)のほうが圧倒的に強いという説もあるけど。
マリアは需要が多そうだから続きを考えてみよう…。
……純愛風味調教系で。
95 :
素人:03/03/14 10:01 ID:4CgyGdxr
今日の晩からクレアたん物書きます
96 :
名無しさん@ピンキー:03/03/14 10:04 ID:41hJk95B
やべ、こんな昼間からハァハァ(′Д`)
・・・・・・・・クレアたん・・・・・・・
最強のキャラゲーです。マリアたんヒァヒァ
>>74の続き。
「…何か用か?」
「いや、用って程のことじゃないんだけどね。アンタ、もう寝るところかい?」
ドアの向こうから伝わるネルの気配を警戒してか、ファリンは息を殺しながら布団の
中でアルベルにしがみついていた。少し震えており、涙目でフルフルと首を振っている。
「…(…阿呆なりに体裁を気にしているってことか)」
「…アルベル?」
「……ああ、寝るところだ。貴様も早く休むんだな」
「…そうかい…」
ドアから立ち去るネルの声はどこか寂しそうで、再び倉庫内に静寂が訪れた。
「……ネル様、行っちゃいましたかぁ?」
「……みたいだな」
「はぅ…心臓が止まるかと思っちゃいましたよぅ」
布団から頭を覗かせ、涙を拭いながらファリンはアルベルの腰に抱きついた。
「…アイツ、何しに来たんだ?」
「あ〜、それはですねぇ…えっと…ネル様も…そのぅ…アルベルさんが好きだからぁ…」
「…ハァ? アイツはシーハーツの中でも一番俺を憎んでた女だぞ…んなこと有り得ねえ」
「…乙女心は複雑なんですよぅ」
「…くだねえ」
アルベルは腰の辺りのファリンを抱き寄せ、ベッドに再び押し倒した。
「つまりこういうことか? 貴様は上司が惚れた男を寝取ったってワケか?」
「ふぇ? 私を押し倒したのはアルベルさんが先ですよぉ?」
「……フン、計算高い女だ」
ファリンの肌を指先でなぞり、彼女の反応を楽しむ。隠密にしてはきめ細やかな肌をしている。
拷問で傷つけるのはもったいない、そんなことを思わせる程で、施術のために刻まれた紋章も魅惑的だ。
フェイト×黒豆読みたいよう・・・・
漏れに執筆タレントがあれば・・・・・・
「あのぅ、アルベルさん…そろそろぉ…」
「あん? ……ハッ、そういうことか」
「は、はいですぅ」
恥じらいながらも懇願するファリンを前に、アルベルは一種の征服感の様な気分に
浸りながら彼女の秘部に己を入れる。予想以上に狭い。何十人もの女を抱いてきた
アルベルだからこそ分かる、処女特有の狭さだった。
「爪立てるんじゃねえぞ…痛ければ歯ァ食いしばってろ」
「ふぁ、ふぁい…ッ…んッ…」
ファリンに全然興味の無かったアルベルも、何故に自身がこんなにいきり立っている
のか分からなかった。分かっているのは、今この女を自分のモノにしたいという独占欲だけ。
「…元敵の騎士団長に純潔を奪われるってのは…どんな気分だ…?」
「う〜、すごぉく痛いですぅ…でも、これから気持ちよくなるんですよねぇ…?」
「…さあな」
子宮内に走る未体験の痛みに耐えながら、ファリンはアルベルを信じつつ彼を受け入れた。
隠密という職業のためか、ファリンは多少の痛みには耐えれる自信があった。
だが、いざアルベルを受け入れるとなると頭の中が真っ白になり、喘ぎとも呻きとも取れる
声がファリンから漏れる。まあ、男を受け入れるのが初めてなので仕方ないと言えば仕方ないのだが…。
「きゃうぅ…っぅ…ア、アルベ…ルさん…ッ…」
「…そろそろ出すぞ。貴様だってイキたいだろ、阿呆?」
「…ふぁ、ふぁい…ですぅ…」
「外に出すからな…ガキが何ぞ出来ちまったら…ウォルターのジジイがうるせえんだ…」
自身をファリンから抜き、先程から溜め込んでいた欲望を一気に彼女へと放つアルベル。
飛び散った精液で汚れたファリンの顔や体は何とも言えない卑猥な雰囲気を醸し出している。
「う〜、苦いですぅ…」
飛び散ったアルベルの精液を指で取り、口に含んだファリンは思い切り拒絶反応を示す。
「はぅ…でも…赤ちゃん…ちょっと欲しかったですねぇ…」
「貴様…子供が欲しかったのか?」
「だってぇ〜、いつかはお嫁に行かないといけないしぃ…。私、ネル様やクレア様
みたいに強くないからぁ…引退してぇ、早く家庭を持ちたいって思ってたんですぅ…」
意外な答えだった。そう言えばファリンの料理の腕はプロ級だと聞いたこともある。
普段の隠密行動では発揮されない才能というところだろうか。心の中に忍ばせた狡猾さ
も侮れない、アルベルはそう思った。
「アルベルさん…あのぅ…赤ちゃんのお父さんになってくれませんかぁ…?」
「…くだらねえ。それ拭いたら、とっとと寝ろ」
プイ、と後ろを向いて寝転がり、毛布をかぶってアルベルは寝てしまった。
「あぅ〜、怒っちゃいましたかぁ?」
「……」
仕方なく、ファリンは布巾で汚れを拭き、寝間着を着た。アルベルの背中に体を密着
し、彼の体温を間近に感じることにする。アルベルは何も言わない。
「離れろ、阿呆」
「嫌ですよぅ。えへへ〜…意地悪なアルベルさんは嫌いですけどぅ…優しいアルベルさん
は大好きですよぅ♪」
「…勝手に言ってろ」
アルベルの体温を感じながら、ファリンは眠りに落ちて行く。夜は更けて行った…。
翌日、ファリンが気づいた時にはアルベルの姿は無かった。朝早くフェイト達とともに螺旋の塔
に向かったと言う。タイネーブが「昨晩はどこにいたのか」と聞いてもファリンには聞こえず、
アルベルと過ごした時間が夢のように感じた。何となく、切ない気分だった。
もう、彼には二度と会えないかもしれない。でも、また会える気もする。
「ファリン、聞いてるの? 昨日の晩はどこにいたのさ?」
「…秘密ですよぅ♪」
もう一度彼と会えることを信じて、ファリンは心の中で呟いた。
「(もう一度…絶対に会えますよねぇ、アルベルさん…?)」
104 :
31:03/03/14 16:38 ID:TDz+iqak
>>63の続きになります。
マリア受難の日々!?
〜ペターニの宿屋編〜
「さて、これからどうしようかな」
ペターニの宿屋についたフェイトは、気を失っていたマリアをベッドに横たえると、
自分はその脇でマリアの寝顔を眺めた。
あどけない顔で眠り続けるマリアを見ていると、クォークのリーダーをやっているとはとても思えなかった。
「さっきは、ひどいことしちゃったかな…」
フェイトはさっき、ギルドで行った行為を思い返した。
時間をおいて考えてみると、ずいぶんと乱暴にした物だと思う。
反面、それがとても気持ちが良かったのも事実だ。
マリアを自分だけの物にして、もっと無茶苦茶にしてしまいたいとさえ思う。
「はぁ、どうしたものかな。あ、そうだ。」
ため息を付きながらマリアの体を眺めていたフェイトは、先ほどの行為の後、
まだシャワーを浴びていないことに気が付いた。
マリアにすれば自分の体液とフェイトの体液が太股のあたりに付着しているはずだ。
(マリアと一緒にお風呂に入ろう。多少好きかってにさわっててもごまかしは利きそうだし)
そう思いついたフェイトは、いそいそと浴槽に湯を張りに向かった。
105 :
31:03/03/14 17:15 ID:TDz+iqak
上の続き
浴槽にお湯がたまるのを待つ間、フェイトはマリアの服を脱がしにかかった。
自分の手で、少しずつマリアの肌を露出させて行くことに、フェイトは興奮していた。
ただ、血が付いた部分が赤黒く固まってしまった白い下着を見たときはさすがに、
先ほどの行為に罪悪感を感じずには居られなかった。
ほどなくして、最後に残ったブラを悪戦苦闘してようやく外したフェイトは、自分の着ていた服を脱ぎ捨て、
マリアを抱きかかえて浴槽に向かった。
少し時間が掛かりすぎたためか、浴槽目一杯にたまったお湯を見て、失敗したかな、とぼやきつつ
あらかじめ敷いてあったタオルケットの上にマリアを寝かせる。
そして、お湯でしめらせたタオルでマリアの躯を拭いていく。
(きれいな躯だな、それに、とてもやわらかい)
幼なじみであるソフィアとは小さい頃一緒にお風呂に入ったこともあるし、抱きつかれたりもする。
だが、フェイトにとってそれは『妹』としての感覚でしかなく、今、マリアに触れている時のような、
高揚感を伴う物ではなかった。
マリアの腕を拭き、柔らかい胸をもてあそびながら躯を拭き、残すはマリアの一番大切な場所である。
躯を拭いているときも幾度と無くそちらの方に目がいっていた場所をいよいよ触ろう、とした時、
マリアが気が付いた。
「うぅ…フェイト…?私…?」
真冬の夕方。僕の家の近くの公園でソフィアをすれ違った。
どうやらソフィアは学校の帰りらしい。彼女は通学用の鞄を持ち、
トレードマークとも言える猫のマスコットをそれに付けている。
「久振り・・・・・」
「・・・・・・・・・」
しばらく沈黙が続いた。そして、僕が家に帰ろうとした時、
ソフィアは慌てたように、かつ何かを願うような目で僕を見つめ、
こう言った。
「フェイト・・・私、フェイトの事が好きなの。
だから・・・・・・・・・・無視しないで・・・不安なの・・・お願い。」
僕は彼女の言葉に驚愕し、思わず振り帰った。
彼女は泣いていた・・・・・・・。
幼い頃からソフィア一緒にいるのが当たり前となっていた僕は、
彼女を自分の兄弟のように思っていた。しかし、僕が高校を
卒業し会う機会が少なくなってからというもの、僕は傍に
ソフィアのいない寂しさを痛感するようになった。そして僕は
自分はソフィアの事が好きである事に気付いた。
(でも・・もう遅い。もしかしたらソフィアには彼氏がいるかも
しれない。その彼氏と一線を越える仲になっているかも知れない。)
僕の思考は心底で空回りするばかりだった。
「君が好き」
その一言が言えず、ただ悩み続けるばかりだった。
そして、道端でソフィアとすれ違っても無視するように
なってしまった。自分が傷付きたくなかったからだ。
「本音を言ったらソフィアに嫌われるのではないか?」
その感情だけが僕を支配していた。
しかし・・ソフィアは僕に「好き」と言ってくれた。
彼女も又、僕と同じ感情を抱いていた。
情けない。僕は何て情けないんだ。
ソフィアが僕に告白するのに、どれだけの勇気を使った事か。
僕は自分の今年か考える事が出来ない大馬鹿者だ。
「・・・・・・・・・・・っ!!」
僕はソフィアを抱きしめた。固く、固く。
「ごめん・・・僕、ソフィアの気持ちを全然考えてなかった。
不安にさせてごめん。」
「いいの・・・フェイトの事が大好きだから・・・・・・・・」
僕達はそのまま抱き合った。もう・・すれ違わないように。
「っくしゅっ!」
「大丈夫か?ソフィア」
「うん・・・・平気。ちょっと寒かっただけだから。」
僕はソフィアに暖かい紅茶を差し出す。
ここは僕の部屋の中。
寒空の下で抱き合っていたら、ソフィアが寒がったので
僕の家に招待した。・・といっても緊急避難先という感じだが。
「ごめんねフェイト・・・これ飲み終わったら帰るから。」
「そんな事無いよ。こちらこそごめん。寒かっただろ?」
「そんな事無いよ。だって、私嬉しかったから。」
ソフィアが天使のような笑顔で僕に振り向く。
「・・・・雨、降りそうだね。雷雲が凄いよ。」
「そうね・・・・・あっ・・・・・」
ドーンという大きな音と伴に眩し過ぎる光が僕達を照らす。
とっさにソフィアはフェイトに抱きついた。
その音が鳴り終わった瞬間、外からザーという激しい音が聞こえてきた。
「・・・・どうしよう。凄い雨。これじゃぁ家に帰れない・・・。」
困惑する彼女に、僕はひとつの提案をした。
「じゃぁさ・・・・僕んちに泊まってかない?親帰ってこないけど・・」
「えっ!?」
ソフィアは驚いた顔をして僕を見つめた。そして、口を開いた。
「・・・うん。」
激しい雷雨が鳴り響く中、僕とソフィアは何回も何回も
キスをした。
ソフィアも僕もキスは初めてなのに、何故か呼吸のタイミングを
掴む事が出来た。
時々苦しそうにする彼女の顔が可愛い。
どちらの物ともつかない僕とソフィアの粘膜が二人の口元を繋ぐ。
・・・僕はキスを下のほうへとずらしていく。
僕が首筋にキスをした時、彼女は「・・・・っあ!」という
声を上げた。それもまた可愛い。
「脱がして・・いい?」
「・・・・うん。勿論よ。」
僕は1枚1枚ソフィアの服を剥ぎ取っていく。しまいには
彼女は猫の柄の下着1枚になった。
「・・・・ソフィア・・やっぱり猫好きなんだな。」
「もーフェイトったらぁ・・・」
こんな事を言いつつも、彼女は嬉しそうな表情を浮かべる。
僕が胸の膨らみにキスをすると、彼女はくすぐったそうな表情を浮かべる。
「・・・声、出してもいいよ。」
「いやっ・・・だって・・・んっ・・・・」
可愛い色のムネの突起を口に含み、右手でもう1つの突起を転がす。
「や・・・あっ・・・・・・・」
軽く噛むと喘ぎ声を上げる。ソフィアの全てがたまらなく可愛い。
そして僕は下へと手を伸ばした。
「やっ・・フェイトっ・・・まって・・・」
「・・何?」
「フェイトも脱いで」
「・・・・・・・・・・えええええええっ!!!????」
「だって、私の事脱がしたでしょ・・・・・・・。」
「わっ・・・・分かったよ。脱ぐよ。ちょっと待ってて。」
「いや!!私が脱がすのぉ・・・・!」
「・・分かった。」
そういうとソフィアは僕の服を剥ぎ取り始めた。
そして、既に僕の気持ちを主張しているアレが現れる。
「ははっ・・・。こうやって人前で裸を見せるのって
高校の修学旅行以来だな・・。」
・・・お互いにくすくすと笑い、僕はソフィアの下着に手をかける。
ソフィアの中に指をを入れると中をかき回した。
「あっ・・・・・・っ」
ソフィアは自分のソコが自身の愛液で塗れているのがバレる
のが恥ずかしく、思わず目をつぶる。
「だめだよソフィア。ちゃんと僕の事を見て。」
「だって・・・あっ・・・・・・・」
「凄いよソフィア・・・もう指が3本入ってるよ・・」
「あっ・・・ん・・・ふぁ・・・ぁ・・」
「・・・・ソフィア、力抜いて。声も出していいから。」
「えっ・・何っ・・・・・・・」
僕はソフィアの返事を待たずに、自身をソフィアの中に入れる。
「ひゃぁぁっ・・痛っ・・・・あう・・・」
ソフィアの血と愛液がアソコで混ざり合い、ぐちゅぐちゅと
嫌らしい音をたてる。
「ああっ・・・はうんっ・・・・あんっ・・・」
「・・うあっ・・・あうっ・・・・キツいっ・・・・」
余りのキツさに僕自身も限界に達した。
「ソ・・・フィアっ・・・・もう・・限界っ・・・・」
「・・・・あっ・・・・・・・ふぁぁ・・・・ああ!!」
彼女が小さな叫び声をあげると、僕はソフィアの中に
自分自身を放った。
「ソフィア・・ごめん。中に出しちゃった・・」
「・・・・子供出来たら責任とってね・・・・・・・・」
彼女はそう言うと意識を失った。そしてすーすーと
寝息を立てて眠りについてしまった。
僕は部屋の後処理をし、シャワーでソフィアの体を洗った。
そして僕はソフィアの耳元で囁いた。
「・・・・・・・今度は風呂でやろうな・・。」
The End
112 :
31:03/03/14 17:40 ID:TDz+iqak
上の続き
「きゃぁぁぁぁぁ」
マリアは気が付いたとたん、フェイトの裸を思いっきり見たため、悲鳴を上げた。
「フェイト、君、どうして裸なの!?」
「マリアだって裸じゃないか」
「え!?」
マリアは自分が今、裸であることを知ると敷いてあったバスタオルを手に取ると、
自分の躯を隠すように抱きしめ、真っ赤になってフェイトのことを睨みつけた。
「人が寝ている間にこんな事をするなんて…最低…」
「僕はマリアの躯を綺麗にしてあげてただけだよ。それ以外はまだ、何もしていない」
「私は…」
マリアはそこまで言いかけて、さっきのギルドでの出来事を思い出した。
自分の体の中に激痛とともに異物が入り込んでくる感覚。
主人と従者という演技のためにフェイトになすがままになっていた自分…。
それを思い出したとき、マリアは目の前にいるフェイトのことが異様に恐ろしく感じた。
「フェイト、10数える間にここから出て。
そうすれば今日のことは水に流してあげるから」
できるだけ、それを悟られまいと、できるだけいつものように話す。
「マリア…」
フェイトは寂しげな表情を浮かべる。
その表情に、内心では動揺しつつも、マリアは更に続ける。
「お願い…出てって…」
113 :
名無し@お願い:03/03/14 17:42 ID:rl5ObtTx
ネルとクレアのレズエロパロを書いて欲しい!!マリアもいれてほしい。
114 :
31:03/03/14 17:58 ID:TDz+iqak
上の続き
フェイトは迷っていた。
ここで素直に出ていくべきなのか、それとも、自分の思った通りに行動するべきなのか…。
しばらく、考えた後、フェイトはある行動に出た。
マリアはフェイトの寂しげな表情を見た後ずっと俯いていた。
寂しげな顔の彼を見ていると、何か自分がとても間違ったことをしているのではないか、
と言う考えになったからだ。
とっくの昔に10を数える時間は過ぎている。
けれど、マリアはこれ以上フェイトに「でていって」と言いたくなかった。
今、言葉を話せば自分の声が震えているだろうから…。
やがてフェイトが動く気配がした。
それは、マリアが望む方向とは逆。
こちらに近づいてくる気配だった。
「イヤ…、来ないで…、触らないで…」
「マリア」
フェイトの声が響く。
「風邪引くよ。大丈夫、なにもしないから」
そういってマリアの躯を抱き上げた。
「や…」
「大丈夫だから…」
おもわず見つめたフェイトの顔はとても、優しげな顔だった。
その表情を見たとたん、マリアは拒絶出来なくなっていた。
115 :
31:03/03/14 18:23 ID:TDz+iqak
上の続き
フェイトはすっかり冷え切ってしまっていたマリアを抱え、ゆっくりと湯船に入った。
もともと湯量が多かったのと温度を高めにしていたのが良かったのか、丁度いい湯加減だった。
フェイト自身もだいぶ冷えていたのでこのお湯の暖かさはありがたかった。
フェイトもマリアも、お互いの肌が暖かさを取り戻していくことを感じながら、しばらくは無言だった。
「さっきは…ごめん。あんなに乱暴して…」
先に沈黙をうち破ったのはフェイトだった。
沈黙に耐えきれなかったと言うよりは、今しかない、と思ったからだ。
「マリア、あんなに痛がってたのに自分ばかり気持ちよくなろうとして…」
「……もういいわ。あれは、私も悪かったんだし。
フェイトにあんな子とされる前に終わらせれば良かったのよね…」
「マリアには無理だよ。あんな事するの初めてだったんだろ?
だったら…」
「フェイトはされたことあるのかしら?」
「あるわけないだろ、ったく…」
そう答えながらも、フェイトは内心ほっとしていた。
マリアは先ほどまでとは打って変わって明るく返してきてくれる。
そういえば昔、どこかで、暖かいお風呂は時として人の心おも暖めると言っていたのを思い出した。
狭い浴槽の中男女が一緒に入っているというある種特殊な状況なのではあるが。
116 :
31:03/03/14 18:54 ID:TDz+iqak
上の続き
だいぶ躯も暖まってそろそろ上がろうかという頃。
「マリア、ちょっと良いかな」
「なにっ、んっ」
フェイトはマリアにキスをした。
ギルドの時のようなむさぼるようなキスではなく、ついばむような軽いキス。
マリアと言えばフェイトのいきなりの行動に目をぱちくりとさせていた。
「そういえば、僕の気持ち言ってなかったな、と思ってさ。
僕は、マリアと出会ってまだ日は立ってないし、知らないことも多いけど好きだよ。
けど、分からない部分も含めて好きになっていきたいと思うんだ。
マリアはどうなの?」
「今ここで、それを聞いてどうするの?
一回抱いたらもう自分の物だって思ってるわけ?」
「……それは違うよ」
「……」
「ただ、マリアの気持ちを聞きたかったんだ。
僕はマリアが好きだから、今、ここでこうしているけど、マリアはどうなのかなって」
「……私は正直、よくわからない。今、こうしているのだって、
拒絶しようと思えば出来たはずなのに…」
「ねぇ、今、僕が君の事を求めたら拒絶できるかい?」
冗談交じりにフェイトが言う。
「…好きにしていいわ」
てっきり拒絶の言葉が返ってくると思っていたフェイトは、ちょっとびっくりしたような顔になった。
すぐに気を取り直してフェイトはマリアの唇を求める。
マリアは驚くほど素直に受け入れた。
二人の唇がもう一度合わさる。
こんどは、さっきよりも深く、長いキスだった。
自分フェイソフィファンだけど、
>>31たんのフェイマリ小説は萌え(*´∀`*)
いいねぇこういうの・・・。自分には執筆のスキルが無いので、羨ましいでつ。
純愛は純愛でまたいいけど、だんだん過激になってくフェイ×マリを激しくキヴォンヌ
何故マリアばかり・・・
クレア×ネルでそれを覗いてたタイネーブ&ファリンも…
これ最強
121 :
31:03/03/14 19:26 ID:TDz+iqak
上の続き
フェイトはマリアの形の良い胸をさするように揉む。
それと同時に乳首のまわりをなぞるように下を這わせる。
フェイトは出来るだけマリアに感じてほしいと重いながら愛撫を続ける。
マリアの躯はそれに答えるかのように乳首を立たせ、良い反応を返してくる。
マリアは胸を責められているだけだというのにすでに、息は荒く、時折甘い声がもれていた。
「…感じてる?」
「いわないで」
「言ってくれなきゃわかんないよ」
「きゃうっ」
フェイトはマリアの乳首をつまむと軽く引っ張るなどして刺激する。
「ふふ…。これは気持ちいいってさ」
そういって乳首を指ではじく。
そんなフェイトを濡れた瞳でマリアは睨みつける。
すねたマリアにフェイトはキスをしてやる。
そうしてマリアを抱きしめながら今度はさっきさわれなかった秘所へと手を伸ばす。
お湯の中なので濡れているかどうかは分からなかったが、マリアのそこは熱く柔らかかった。
フェイトはしばらく中心には手を触れず、じらすように周りを刺激した。
「フェイト、んっ、それは、あっ、や…」
「どうしたの?マリア。ココを触られるのはいやなのかい?」
そういって、いままで触れていた部分から手を放す。
「ちがうっ、そう…ひゃうっ」
刺激がなくなったと油断したマリアに対して、無防備になった一瞬を狙い指を中心に滑り込ませた。
122 :
31:03/03/14 19:30 ID:TDz+iqak
途中ですが意見を頂いたので…。
>>118
これからどんどん激しくなっていく予定。
>>119
マリアを書ききったら(書ききれるのかという説もある)他のキャラやる予定。
一応、黒豆属性も付いているのでつ
123 :
117:03/03/14 19:39 ID:J77ZHecP
>>122 神よ!!これが終ったら、ぜひ・・・是非黒豆を・・・フェイソフィを!!ハァハァ(;;´Д`)
フェイソフィエロがなくて飢え死にしそうでつ・・。
アルベルでハーレムもの書きたい…。執筆LVを上昇させる方法とか…ないよなぁ。
呪いでフタナーリしたネルに襲われるクレアキボン
126 :
31:03/03/14 20:01 ID:TDz+iqak
上の続き。
お湯よりも熱いマリアの中を激しく動きすぎないようにゆっくりと動かす。
動かすたびにマリアの躯が震え、甘い声が洩れる。
中にいれた指を動かしながら、フェイトの知識にある、ある場所を親指で探す。
目的の場所に触れたとたん、マリアの上げる声が1オクターブ高くなった。
そのまま刺激を続ける。
「あっ、フェ、フェイトっ、だめっ、それ以上はっ、やっ、あ…」
マリアの躯が思いっきり弓なりに反り返りったあと、力が抜けフェイトに躯を預ける。
「イッちゃった?」
マリアの耳元でフェイトがささやく。
マリアは真っ赤になりながらもこくん、と頷いた。
「入れて、いい?」
マリアの瞳に怯えが走る。
あれだけひどい初体験をすればだれでも怯える物だろう。
「好きにしてって最初に言ったでしょ」
マリアはそれでも覚悟していたらしい。
「じゃあ、いくよ」
フェイトはなるべくゆっくりマリアに入っていく。
「う…んん…ぅぅ」
やがて、フェイトの物をマリアが完全に受け入れた。
127 :
31:03/03/14 20:02 ID:TDz+iqak
「痛い?」
「あの時よりは、痛くない」
「じゃあ、動かすよ」
マリアは無言で頷く。
「んっっ」
マリアの中はとても気持ちの良い物だった。
もしかしたら、初めての時よりも気持ちいいかもしれない。
初めのうちこそ、マリアに遠慮して慎重に出し入れしていたフェイトだったが、
行為を続けるに連れどんどんそのスピードは加速していった。
「あっ、あっ、だめぇっ、激しすぎるっ、」
「ごめん、もう、泊まらないよっ」
「そ、んっ、なっ、やっ、だめっ、もうだめぇぇぇっ」
「僕も、もう、限界っ」
マリアのあそこが思いっきりフェイトを締め付けるのと同時にフェイトは、マリアの最奥に欲望を解き放った。
「フェイト…」
「マリア…」
どちらとも無くつながったままお互いの唇をむさぼり合う二人だった…。
もう一度最初からやり直してマリアENDを見ようとしたくなる出来だった
ご馳走様〜
寝たフリをしているファリンたんにイタズラキボンヌ
131 :
31:03/03/14 20:20 ID:TDz+iqak
上の続き
翌日…。
シランド城にて…。
マリアとフェイトは昨日の出来事はPTないでは内証にすることに決め、
何喰わぬ顔をして帰ってきたつもり…だった。
が、それはしょっぱなからうち崩されることとなる。
「よう、おめえら、おかえり」
「ただいま、クリフ、所でなんかあったの?
やけに機嫌いいみたいだけど?」
「ん?いやな、ウチのリーダーにも春が来たって思ってさ」
「何のこと?」
フェイトとマリアは内心どきりとするがずっとシランド城にいるクリフたちには昨日のことは絶対ばれないはずだった。
「またまた、とぼけやがって、ちゃーんと証拠があるんだよ。
ほらっ」
「「!!」」
それは、昨日のフェラチオシーンの写真だった。
「紺だけ立派な証拠があるんだ…っておい、どうした?」
「どうやら昨日の出来事は彼の差し金みたいだね」
じゃきん
「そうね、お仕置きが必要みたいね」
ちゃきっ
「おっお前ら…?」
「「問答無用!!」」
その後、ずたぼろになってかろうじて息があるクリフが道ばたに捨てられていたとか。
「だから、およしなさいって言ったのに…」
もう一人の黒幕は被害ゼロだったとか。
132 :
31:03/03/14 20:20 ID:TDz+iqak
おまけ
「なんです?ミラージュさんこんな所に呼び出して。
渡したい物って…」
「フェイトさんだまってこれを受け取ってください」
「?」
フェイトは小さな黒いバッグを受け取った。
「では」
ミラージュはさっさといってしまった。
「なんだろ?…ええ!?」
そこにはバイブだの縄だのがぎっしりと詰まっていた。
「こんな物どうしろと…」
ぼーぜんとするフェイトであった。
つづくかも
続きキボンヌ(;´д`)
>>100 自分は黒豆×フェイトなら読みたいけど。もしくは黒豆×女キャラで。
なんか黒豆って腹黒攻めっぽいじゃん。
テメェら!
裏切り者め!!
秘密だぞ(;´Д`)
136 :
31:03/03/14 20:27 ID:TDz+iqak
>>124
手始めにネルとファリンを落とす糞虫。
ネルはクレアを、ファリンはタイネーブを糞虫のために落とす。
糞虫ハーレム状態。
だめでつか?
縄とかマシーン使ってアブノーマルな世界に入り込んで逝く
>>132の続きキヴォンヌ
>>136 糞虫…もう何でもありか…。やっぱサ○ヤ人…?
自分自身が許せなくてスーパーサ○ヤ人に覚醒する日も近いな…。
139 :
100:03/03/14 20:46 ID:KRMKboJY
>>134 漏れの中のソフィアたんは受けなんだよう・・・・゚・(ノД`)・゚・
ごめんよ・・・
140 :
31:03/03/14 20:46 ID:TDz+iqak
134
こんな感じでつか?
さわりだけ、襲われるのがマリアなのは、一番いぢめがいがありそうだからw
「ん?ここは…?
え!?どうして私張られてるの?」
暗闇の中で目を覚ました。
「気が付いたんだね。マリアちゃん」
「ソフィア?どうして…」
「マリアちゃん、フェイトのこと好きなんでしょ。許さないよそんなの。フェイトちゃんといっしょにいるのはあたしなんだから」
「え!?」
「だからね、壊してあげるんだ。フェイトちゃんにちかづけ無くなるくらい嫌らしいことで頭がいっぱいにしてあげる」
そういうとソフィアは何かを杖に塗り始めた。
「この媚薬良く効くんだよ。スフレちゃんもすぐ虜になったんだから」
「やっやめてっ」
「大丈夫、痛いのはいっしゅんだよ」
「きゃぁぁぁぁぁ」
・・・・・・・・
ぱしゃっ
「証拠の写真はとったからね。これをばらまかれたくなかったら毎日ここに来て。
いっぱい教えてあげる…」
怖くなってしまった。
断っておくけど、黒豆嫌いじゃないからね〜。
141 :
100:03/03/14 20:49 ID:KRMKboJY
>>140 ガ━━━━(|||゚д゚)━━━━ン・・・・・・・・・
・・・腹黒ソフィアに耐性つけて来ます・・・
142 :
31:03/03/14 20:51 ID:TDz+iqak
>>134
そのうち純愛もかくでつ
マリアネタやってる現状では厳しいでつ
黒豆職人さんいらっしゃーい
143 :
暇つぶし:03/03/14 21:09 ID:obOFItqO
アルベル「エロい奴が強いんじゃねぇ、強い奴がエロいんだ!」
144 :
名無しさん@ピンキー:03/03/14 21:18 ID:irR90eDb
145 :
名無しさん@ピンキー:03/03/14 21:25 ID:8z284hG3
>>140 黒豆×マリア(・∀・)イイ!!
激しくありがとうございます!
私も貴方ほど執筆LVがあればソフィマリ書くのになぁ…
>>140 スフレと共に翌日にリンカーン→漬物ですかハァハァ
>>31 マジでいい!マリアが建前でそっけない所とか
150 :
95:03/03/15 00:03 ID:So2fRavj
さて、そろそろクレアたん物が書きたくなってきたぜ
151 :
名無しさん@ピンキー:03/03/15 00:06 ID:1TLnSZnQ
152 :
20:03/03/15 00:15 ID:FoJu6TAi
よーし、パパネタバレしちゃうぞー(・∀・)
153 :
20:03/03/15 00:15 ID:FoJu6TAi
「自分が無力だということにも気付けないほど愚かなの?」
その場に倒れるフェイト達を前に幼き姿の少女は、その姿にはおよそ似つかわしくない
大人びた口調で蔑みの言葉をかける。
「うっ…くっ…」
「ん?」
その少女が微かなうめき声に気付き、視線を向けた先には倒れているロジャーが
微かにピクピクと動いている姿があった。
「私のエーテルストライクを受けてまだ生きているのか?」
少女は先ほどまでの見下すような表情から、やや興味深げにロジャーを見つめる。
そしてその少女はロジャーの上に手をかざした。するとみるみるうちに
ロジャーの傷が塞がっていく。
「なっ、何すんだ!」
傷の癒えたロジャーはすぐに起き上がって戦闘態勢で身構える。
「おっ、お前一体何だよ!」
「我が名はフレイ。この世界を滅ぼし、ヴァルハラを作り上げる」
「な、何だよそれ、」
「これ以上は必要ないわ」
そう言ってフレイはロジャーの喉元へスッとその手を伸ばす。
「なっ…なにすんだ!」
ロジャーは口では強がりつつも、幼き子供のようなフレイから発せられるプレッシャーに
何も抵抗できずにただただ体をまさぐられていった。
「なっ、何だよ。このバカチン!」
「まだ目覚めたばかりで力が足りない」
「だっ、だから何だよ!」
「お前をもらう」
154 :
20:03/03/15 00:16 ID:FoJu6TAi
「どっ、どういうことだよ!」
「そのままの意味よ。安心しなさい、快楽のままにお前は私の力となる」
「どっ…どういう…うわっ!」
フレイはロジャーに触れている手をそのまま下半身へと移し、まるでロジャーのモノを
挑発するかのように服の上からまさぐっていく。
「やっ、やめろってばよ!お、オイラはオマエみたいな子供じゃなくてもっと
大人のおねいさまに…ううっ!」
「子供なのになかなか立派ね」
「だっ、だからやめろって…うあっ!」
ロジャーも口で必死に抵抗してみせるが、しかしそれとは反対にロジャーのモノは
男として正常な反応を見せ始める。
そして次第にロジャーの顔が快楽に歪み始め、息も荒がり、ついには支えを失ったかのように
そのままフレイに倒れ掛かる。
そんなロジャーを見てフレイは少し楽しげな顔をしながら、ロジャーの股間をまさぐる。
フレイの小さな指がズボンごしになまめかしく睾丸、サオを移動していくごとに
ロジャーは体を震わせ敏感に反応を見せる。
「あうっ、あ、ああっ!」
既にビンビンに張り詰めたロジャーのモノが限界を示していた。そんなロジャーのモノを
弄ぶかのようにフレイの指は、時に激しく、時には焦らすように優しく、じわりじわりと
ゆっくりとロジャーを責め立てる。
「そろそろ限界みたいね、イキなさい」
「あっああああっ! おっ、オイラッ!」
フレイの言葉に反応するかのように、ロジャーは絶頂に達してズボンを白く汚して
放心してその場に崩れ落ちる。
「これはほんの余興。これから真の快楽を与えてあげる」
155 :
20:03/03/15 00:18 ID:FoJu6TAi
そのままフレイは崩れ落ちたロジャーを休ませることなく仰向けに寝かせる。
「これからが本番よ」
そう言ってフレイはロジャーの服を一瞬にして消し去り、また自らの服も脱ぎ捨て
ロジャーの前に目の前に全てをさらけ出す。
幼いながらも、ツヤのある美しい肌、整った美しいボディラインを前に
ロジャーの視線は嫌が応にもクギづけになる。
そんなロジャーの視線を気にすることもなく、フレイは直にロジャーの肌を触っていく。
「うっ、ああっ!」
フレイの手がロジャーの顔から胸、腹と徐々に下へ下へと移動し
その小さな体を犯し蹂躙していく。そしてフレイはロジャーのモノについている精液を人差し指で
掬い取り舌で舐め取る。
「これから人の身には余るほどの快楽を与えてあげる。幸せに思いなさい」
そしてフレイはロジャーの上にまたがり、ロジャーのモノを自らの秘所へと導く。
一度は果てたロジャーではあったが、フレイが指で触れただけで途端に最高潮の
大きさへと変化していった。
「うああっ!」
ドクドクッ!
フレイの秘所に触れただけで、ロジャーのモノは一瞬にして絶頂へと達してしまった。
まさにこの世のものとは思えぬほどの一瞬の快楽に
ロジャーはどうしようもなく果てた。
「やっ、やめてくれ、オイラもう…うああっ!」
フレイが腰を落としロジャーのモノがフレイの奥深くにハメこまれるとそれだけで
またもやロジャーは絶頂へと達した。
「まだ足りない」
そう呟きフレイは腰を前に屈めて舌でロジャーの乳首を舐め取る。それだけで
ロジャーはイッてしまう。まさにフレイによる快楽地獄であった。フレイが腰を動かし
ロジャーのモノに刺激を与えるたび、フレイの舌がロジャーの肌を嘗め回すたびに
ひたすらロジャーはイカされ続けた。
156 :
20:03/03/15 00:18 ID:FoJu6TAi
「もう限界ね」
まだ行為に及んでから30分と経ってはいないがその間にロジャーはひたすら
フレイの中で何十回、何百回と絶頂に達しさせられ続けていた。
もはや途中からは精子も出なくなり、ただただ麻薬など足元にも及ばぬような禁断の絶頂感だけが
ロジャーを支配していた。
「まぁ、こんなものね」
そう言い残しフレイはそのままどこかへと消えてしまった。後には完全に干からびたような
ロジャーの死体が残っていたが、その顔だけは不気味なほどに快楽に歪んでいた。
157 :
20:03/03/15 00:21 ID:67CtYP0I
幼女フレイたん
出番少なすぎて全然書けないや つд`)
情報少なすぎ
回線切れるし…
158 :
95:03/03/15 00:55 ID:So2fRavj
これはフェイト一行とネルが会う数ヶ月前の話
「クレア、またなんでアタシがこんな仕事をしなければならないんだい?一応報告書は見たけどこの程度の魔物なら部下たちに任せても
大丈夫なんじゃないのかい?」
ここアリアスの村、拠点である屋敷の会議室でネルが書類を叩きながらクレアに文句を言っている
「ごめんなさいね、ネル。最近アーリグリフとの関係が悪化してるからその関係でなかなか人員を割けないのよ。
それにあなたなら一人でも大丈夫だし、ふふ、ちゃんと引き受けてくれるって事も知ってるわ。」
クレアが満弁の笑みを浮かべてネルに言う
「ふぅ、仕方ないね。そういわれると断れないじゃないか。わかった、明日の朝にでも出発するよ。」
クレアの笑顔に負けたネルがばつ悪そうに言った。
「明日?別にそんなに早くなくてもいいのよ。あなた久しぶりに休暇もらってるんでしょう?」
「なに言ってるんだい、奴ら(アーリグリフ)との関係が悪化してるんだからこういう事は早めに済ませた方が良いのさ。
それに魔物が民村を襲ったら大変だろ?」
「あっ、それもそうね。」
「あんた、大丈夫かい?疲れてるんじゃないの?最近あまり寝てないんだろ、タイネーブから聞いたよ、
『最近クレア様はあまり睡眠時間をとってないので心配です』ってね。」
「そんなことないわよ。心配しないで。」
「ならいいんだけどね。」
ーーーーーーーーーーーーーーー翌日ーーーーーーーーーーーーーーーー
「それじゃあ行ってくるよ。」
馬車に乗り込んだネルが見送りの兵らに言う。そこにクレアが息を切らして駆け寄ってきた。
「どうしたんだいクレア、そんなに急いで?」
「ハァハァ、昨日あなたに渡した報告書があるでしょ?それに一番重要なことが抜けてたのよ。」
ネルが袋から折りたたまれた報告書を出してみせる。
「報告書ってこれだろ?いったい何が抜けてたっていうんだい?」
「あのね、その魔物死ぬ間際に呪いをかけてくるらしいのよ。これを知らなかったら大変だったでしょ。」
「良くそんな重要なことを書き忘れるもんだね。まぁ施術を使えば大丈夫だろう。それじゃぁ行ってくるよ。」
「行ってらっしゃい。」
クレアが笑顔で手を振りネルもそれに笑顔で答える。
dでもない組み合わせキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ロジャーが浄化サレタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
160 :
95:03/03/15 01:57 ID:So2fRavj
上の続き
「くそ、なかなかしぶといねコイツ。」
ネルは自分の予想していたより遙に強い魔物に苦戦していた。決してネルが押されているわけじゃないが
抵抗を示す魔物をなかなか仕留められずにいた。
「これならどうだい。肢閃刀!!」
さすがに抵抗していた魔物もこれの直撃を受ければひとたまりも無かった。
断末魔の叫び声をあげながら倒れる魔物を横目にネルは早くも帰り支度をしていた。
「ふぅ、なかなかてこずらせてくれたじゃないか。」ネルが額の汗を拭きながら帰り支度を終え、その場を立ち去ろうとしたとき、
「なんだいこれは!?」先ほど倒した魔物から青紫色の霊魂のようなものが飛び出しネルめがけて飛んできた。
「くっ、これがクレアが行ってた呪いって奴かい!」
「ネル様が帰ってきました。」
見張りの兵がクレアの下に伝令を言い渡しに来た。
「そう、ありがとう。今行くわ。」
クレアは手をつけ始めたばかりの仕事を放り出し村の門へと駆け出した。
既にネルは馬車から降り、出向かいの兵らに囲まれていた。
「お帰りなさい、ネル。」
人ごみを掻き分けてネルの下に近づく。
「あぁ、ただいま。さて、さっさと報告を済ませようか。」
「そうね。」
会議室にてネルが一通りの報告を済ませた。
「じゃあ皆、今日はもう解散にしましょうか。」
161 :
95:03/03/15 01:58 ID:So2fRavj
一通りの兵が部屋を出た後、
「クレア二人きりで話したいことがあるんだ。後で私の部屋まできてくれるかい?」
何時に無く真剣な顔でネルが言う。
「ええ、わかったわ。」
「何?話したいことって。」
「来てくれたね。とりあえず・・・落ち着いてこれを見てくれるかい・・・。」
「ちょっとネル、何をするの!?」
ネルが不意に下半身をさらけ出したのでクレアは一瞬戸惑ったがすぐに唖然とした。
「ちょちょ、ちょっと・・ネル・・それはなに??」
ネルの股間部には女性にあるべきものは無く、変わりに男が持つ太い根へと変わっていた
「何って見てのとおりさ・・。そんなこと私に言わせるつもりかい?」
「そういうことじゃないわ!何であなたにそんなものがついてるのよ!?」
さすがのクレアも突然の普段起きるはずも無い出来事に驚きを隠せないでいた。
162 :
125:03/03/15 02:14 ID:3lhKU+U+
神様が願いを叶えてくれた
有り難や、有り難や
クレアタン(;´Д`)ハァハァ
>>160 ふたなりキタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
早く続き
うお、途中で切れた
早く続きが読みたいでつ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
165 :
95:03/03/15 02:22 ID:So2fRavj
上の続き
「上手には説明できないけど・・・呪い・・って奴だと思う。」
「呪いってあなたが倒しに行った魔物の?」
寝るが黙ってうなづく。
「でも、普通呪いってその相手を病気にしたり不幸にしたり死なせたりするものじゃないの?」
クレアは慌ててはいるが下をかま無いようにゆっくりと喋っている。
「私もそう思う。こんなのが呪いだなんてね・・・まぁこっちは死なずにすんだけど・・・
これもこれでこっちとしては死ぬ以上に屈辱的なんだよ。」
ネルも落ち着いた振りをしているがさすがに昨日の今日で自分がナニを持つことになったのだから
手は震えているし顔も青い。
「何か直す方法は無いの?施術は使ってみた?」
なぜかクレアは赤い顔をしていた。
「うん。少なくとも私の施術じゃ直りそうに無いね。」
「私の施術じゃってあなたの施術で直らなかったらほかに直しようが無いじゃないの。」
クレアは慌てた。しかし赤い顔は戻らない。
「とりあえず私は城に戻るよ。書物庫の本をあさればひとつぐらいはいい解決策が見つかると思うんだ。」
「そう、わかったわ。こっちも何か方法が無いか探してみるわね。」
「頼んだよ。 ! それとこのことは誰にも言わないでおいて。さすがにこれは恥ずかしいんだよ。」
「わかったわ。」
「じゃあ行ってくるよ。」
ネルが去った後もクレアの赤い顔は治らなかった。
『まさかネルがあんなもの持っちゃうなんて・・私男の人のおチンチンって見るの初めてだから・・・
んっ、おチンチン・・・ペニス・・・どっちだろう・・・・・。
はっ。私ったら何考えてるのよ・・・それにしても・・・おっきかったなぁ・・。」
166 :
95:03/03/15 02:44 ID:So2fRavj
さらに続き
『ふぅ、城についたはいいけど・・どうしたものかな。山みたいにある本からひとつを見つけ出せ・・か。
さすがに骨が折れるね。』
しばらく悩んだ後
「まぁ悩んだってしかたがないか。とりあえず探すとするか。」
こうしてネルの宝捜しが始まった。一方アリアスではクレアの赤い顔が戻らず部下たちに怪しがられていた。
「あっネル様、城に戻られてたのですか。書物庫なんかに来て・・探し物ですか?
大変でしたらお手伝しますよ。」
「あっ、いや、大丈夫だよ。あんたは自分の仕事をした方が良いよ。」
「そうですか、わかりました。何かあったら呼んでください。」
「わかったよ。」
去っていく部下を見てネルはほっと胸をなでおろした。
『なんなんだいまったく。こんなに緊張して・・。ばれるはずは無いのに・・
人がくると妙に意識してしまうじゃないか。』
確かに周りから見ればネルがただの探し物をしているようにしか見えず、
ましてや立派ないちもつがついていようとは思うまい。しかしネルにしてみればこの状況は
何時人にばれるかもわからない超危険地帯なのだ。
「さっさと見つけて早く帰りたいもんだね。んっ、なんだいこれは。なになに・・・
『あなたの呪いを解いてみせましょう。呪いにお困りなあなたに捧げる呪い百貨』
・・・・・・・なんだいこれは・・怪しさ満点じゃないか。それにこの題をつけた奴のセンスも知れてるね。
でも・・・・見る価値はありそうだね。」
167 :
95:03/03/15 03:00 ID:So2fRavj
もういっちょ続き
「今夜は月がきれいね・・。」
屋敷の自室からクレアが夜空を眺めていた。満月が輝き、星座が姿をあらわしている。
「ネルは何時帰ってくるのかなぁ。いい方法は見つかったのかしら?」
ネルが元に戻るのを期待しながらもやはりクレアは顔を赤くしてしまう。
「クレア」『だって急にあんなの見せられたら誰だって・・』「クレア!」
「あっ、ネル・・・帰ってたの?」
クレアは布団で自分の赤らんだ顔を隠しながら言った。
「今帰って来たところだよ。」
「そう、それでいい方法は見つかったの?それとももう直った?」
クレアは少しはしゃぎ気味である。
「そのことなんだけどね・・・クレア。」
「なに?」
「・・・・・・・・ごめん!!」
ネルは自分の唇を強引にクレアのものに覆いかぶらせ
そのままクレアをベッドに押し倒した。
168 :
95:03/03/15 03:20 ID:So2fRavj
そろそろ終わるけど続き
クレアは一瞬何が起こったかわからなかったがすぐに理解し抵抗をはじめた。
「ちょ、ちょっとネル。急に何するの。私なんかにキスして・・・・・
ま・まさか・・。」
クレアは震える指である部分を指した。その先ではネルが自分のナニを握っていた。
「そう、本にはこう書いてあったは。『自分のイチバン身近にいる処女を犯せ』って。
それがクレア、あんたなの。」
ネルの表情には既に迷いの陰は見えなかった。その表情がクレアには怖いものだった。
「でもだからって・・・「ごめん!」
ネルはクレアの寝巻きをほどき、あらわになったその豊満な乳房に吸い付いた。
「ひゃ、・・あっ・・やめてネル・・。」
そんな言葉にはお構いなしにネルは吸い付いている。
「あっ、やめ・・て・・はっ・・」
「感じやすいんだねクレアは。」
「・・・言わないで・・。」
クレアの目から一筋の涙がこぼれている。
吸い付くのをやめたネルは今度は自分がいじったばかりの弾力のある胸を、
それについて勃起している乳首をいじり始めた。
汗ばんだ乳房はこねるたびに形を変える。そして乳首をつねれば敏感に反応し
弓のように体をのけぞらせる。
169 :
95:03/03/15 03:41 ID:So2fRavj
「クレア、私も女だし同姓には興味なかったけど・・これを持ったらね、なんだか男の気持ちがわかってきたんだよ。
あんたみたいなかわいい子を支配したい、ってね。」
ネルはクレアの乳房をいじりまわし、クレアはそれに敏感に反応する。
「あっ・・・ふぁ・・ネル・・これ以上・・やったら・・あっ・・あなただと・・いっても
・・・人を呼ぶわよ・・」
クレアが精一杯の抵抗を示す。
そんな中でネルは 今だ と言わんばかりにクレアの秘部へと手を出した。
「あっ!・・・いや・・・ダ・・メ・・そこいじっちゃ・・」
「大丈夫だよ。私はあんたがこういうのを嫌がらないし、助けを呼ばないってしてるよ。」
いつぞやクレアが言った台詞。それと似た言葉で返してやることが落ちたネルが出来る
精一杯の許しだった。
「ふぅ、こんなに濡らしちゃって・・イヤラシイ子だね。」
ネルがクレアのマ○コを舐めながら言った・
「そんな・・事・・無いわよ・・。」
クレアは必死で抵抗の意思を見せる。
「どうだろうねぇ、私がこれをみせたとき、クレアったら興奮してたね。」
「あっ、あの時は・・・」
「やっぱりしてたんじゃないか。」
クレアはさらに股間を濡らし始めた。
「もう、いいよねこれだけ濡らせば。」
ネルの男根がクレアの股間に付く。
「お願い、・・許して・・・。」
「ダメ。私はクレアが嫌がらないって知ってるからね。」
170 :
95:03/03/15 04:01 ID:So2fRavj
最後の続き
ネルはクレアの手を押しのけるようにして秘部に差し込んだ。
「あっ、痛い!!」
突然襲い掛かるいままで以上の痛みと快楽がクレアを壊していった。
接続部からは血が流れていた。しかしそれはすぐにクレアの快楽の象徴と共に流されていった。
「うっ、クレア・・・どう・・だい・・気持ちいいかい?」
ピスト運動を行いながらネルが訊ねた。
しかしかえってくるのは喘ぎ声だけで返事は返ってこない。
「ふふ、ほんとにイヤラシイ子だね。」
「あっ・・ふぁああ・・いい・・あぅ・・あああああ」
抵抗していた頃の様子を微塵も感じさせないほどクレアは快楽におぼれていた。
「ふぁああ・・ネル・・あっあっ・・いくっ・・いっちゃう!」
「そうかい・・私もなんだい・・うっ・・出すよクレア!!」
「ふぁあああぁぁぁぁぁ・・・・」
クレアの股間からは白い液が絶え間なく溢れてきている。
そしてネルが抜こうとしたとき・・
「あっ・・・やっと解けたか・・・悪い事してしまったね、クレアには・・
クレア?」
クレアは疲れからぐっすり眠ってしまっている。日ごろの疲れもあったのだろう。
健やかな寝息を立てている。
『しょうがない。明日じっくりと謝ろう。』
そして数ヵ月後
クリフ「ほら、助けが来たみたいだぜ。」
フェイト「あなたは?」
ネル「あんたたちには二つの選択肢がある。私たちに協力するか・・・・・・・・」
お終いでヤンス
171 :
95:03/03/15 04:05 ID:So2fRavj
オマケ
あの晩 クレアの部屋では一生懸命シーツを変え、
寝ているクレアに寝巻きを着せている人影があったとか。
やべぇ。誤字脱字が多すぎだ。
172 :
名無しさん@ピンキー:03/03/15 05:13 ID:1TLnSZnQ
こんなスレがあったなんて・・。
めっさ(;´Д`)ハァハァ
>>1から読んでみたけど、かなりそそりますな。
気付いたらパンツに染みがついてますた(;´Д`)
175 :
名無しさん@ピンキー:03/03/15 07:40 ID:zkXtkeFH
ちゃんと解けてよかったよネルたん・・・
コレ系って解けない場合の方が多いからね。
>>175 いや実際のところ自分もそうしようと思ってたんだが。
改めてみるとワシって文才無いや。
最後なんてメタメタジャン。まぁ眠かった(⊃Д`)のもあるんだが。
177 :
ポチ:03/03/15 09:20 ID:RGW1tdTN
また何か書きたいんで誰かのキボンヌをキボンヌ
みんな上手いなー。
このスレには優秀なクリエイターがいますな(;´Д`)ハァハァ
>>177 それじゃフェイト×ネルで、ネルが恥ずかしまくってる香具師キボンヌ。
181 :
31:03/03/15 10:00 ID:BhyQXbLX
マリアネタを書こうと思っていたら、ふと、なんで黒豆は首輪っぽいアクセサリー付けてるのかと疑問におもた。
結論、首輪=フェイトの奴隷、でネタが浮かんだんでさわりだけ〜。
マリアネタとは完全に別物でつ
バンデーンからソフィアを救出した後、アクアエリーでしばし、時を過ごすこととなったフェイトたち。
フェイトは幼なじみのソフィアと久しぶりに二人きりの時間を過ごしていた。
「フェイトちゃん、準備できたよ…」
ほほをうっすらと赤く染めたソフィアがフェイトの前に立つ。
フェイトはソフィアの大きな胸を痛いくらいにつねり上げた。
その感覚からソフィアは下着を付けていないことが分かる。言いつけ通りだ。
「ソフィア、二人きりの時なんてよべって言ったっけ?」
ソフィアは痛みに顔をしかめながらも抵抗などはまるでしない。
「ごめんなさい、ご主人様」
「そうそう、それでいいんだよ」
フェイトは胸から手を放すとソフィアのスカートをまくり上げた。
これも言いつけ道理に下着をはいておらず、ソフィアの秘所があらわになった。
そこはすでにしっとりとした湿り気を帯びているようだ。
「もう濡らしているのかい?胸を触っただけなのに…。
相変わらずソフィアはエッチだね。もしかして、毎晩バンデーンの連中に犯されていたんじゃないか?」
「私はご主人様しかうけいれたくないよ…。バンデーンの人たちはそんな事しなかったし…。
でも…ご主人様のこと考えるたびに体が熱くなって…、我慢が出来なくなって…一人で慰めてた…」
「ふふっ、一人で出来るなら僕はいらないみたいだね…、今日はもう部屋に帰るよ」
「待って、もう、一人で慰めても物足りないの、ご主人様の物じゃないとだめなの」
「かわいいね、ソフィアは。それじゃあ相手をしてあげる」
ソフィアはこれから訪れるだろう至福の時に胸を高鳴らせていた。
以上、100さんの好みにあっているとよいのでつが…
182 :
31:03/03/15 10:03 ID:BhyQXbLX
>>177
>>181の続きを託してもよいでつか?
(;´д`)ハアハア
エロい…
184 :
31:03/03/15 10:41 ID:BhyQXbLX
51-54 56 59 60 63 104 105 112 114-116 121 126 127 131 132の続きになるでつ
マリア受難の日々!?
〜クリエイター勝負編〜
ヴーン。
シランドの町中を歩くフェイトとマリア。
マリアは苦しそうに唇をかみしめながらフェイトに掴まっていた。
エリクールの人たちはモーターなんて知らないだろうから何が起こっているかなんて分からないだろう。
マリアの躯が限界に達しそうになったとき、モーターの振動は止んだ。
マリアはおもわずフェイトの事を見る。
「賭に負けたのはマリアだよ。それに、その賭だってマリアが持ちかけた物じゃないか。
負けた方は勝った方に一日何をされても逆らわないって言う約束で、ね」
「それはそうだけど…、こんなの…」
マリアは絶頂の波がひいていくのを感じながら昨日の事を激しく後悔していた。
−前日−
「ふう…」
マリアは自分に割り当てられた部屋でため息を付いていた。
悩みの種はフェイトとのことである。
半ばはめられるような形で恋人同士の関係になったのだが、マリア自身はそのことを後悔していない。
初めは、フェイトが同じ実験体としての、ある種仲間意識だった。
そのため、何となくフェイトのことを意識してみていた。
クリフに『マリアはフェイトが好き』と思わせたのはそれが原因だと思う。
あれ以来、人目を忍んでは肌を合わせた二人だが、主導権はいつもフェイトが握っていた。
もともと気が強いマリアである。
なんとか自分も主導権を握りたいとは思うが、フェイトのことを見ているとどうにも積極的になれないのである。
185 :
31:03/03/15 10:59 ID:BhyQXbLX
上の続き
(そうだ、フェイトから行動できないようにすれば…)
さすがに、手を出されない状況では主導権を握られることはないだろう。
(なにか、いい方法はないかしら…)
悩むマリアの目にテレグラフが飛び込んできた。
(これなら…)
マリアはテレグラフを掴むとフェイトの部屋へと向かっていった。
一方フェイトは…。
「マリアに使ってみたいけど、さすがに嫌がられそうだしな」
ミラージュから受け取った、黒いバッグの中身を眺めていた。
受け取ったときこそ困惑したが、マリアと肌を重ね、その感じている姿を見ていると、
これを使ってもっと感じさせてあげたらどうなるんだろう、と言う期待が膨らんできた。
そんなおり、廊下からマリアの声が聞こえた。
「フェイト、いるかしら?」
「ああ、マリア。ちょっと待って」
フェイトは『大人の玩具』一式をベッドの下に隠すと部屋の扉を開けた。
「アイテムクリエイションで勝負?」
「そう、勝った方は一日だけその人の言うことを何でも聞くの。
どうかしら?」
「おもしろそうだね。でも、どうやって勝ち負けを決めるつもりだい?」
「くじ引きで種類をきめて、アイテムを作るの。
より、評価点数が高かった人の勝ち。もしも作れなかったらその時点で負けね」
「わかった。じゃあ早速ファクトリーに行こうか」
「ええ」
186 :
125:03/03/15 11:01 ID:ZFFCCR6d
>ポチさん
良かったでつ
ランキング1位になったご褒美にご奉仕してくれるウェルチキボンヌ
187 :
31:03/03/15 11:17 ID:BhyQXbLX
上の続き
−ファクトリー−
「じゃあ始めようか。最初は僕だね…料理か」
…小一時間後。
「出来た」
フェイトがクリエイトしたのはツナサラダ。
評価点数10点の品だ。
(勝てるかもしれない)
マリアは内心、計画道理にことが運ぶことに喜んだ。
「次はマリアだね」
「そうね…えーと、鍛冶…」
その瞬間、マリアは青くなった。
マリアの持っているタレントの中でも最低の物である。
「がんばって、マリア」
「ええ」
マリアは元々力仕事は苦手だ。
攻撃するときはいつも銃か足だし、クォークのリーダーとなる前でも力仕事は経験していない。
結局最後までマリアは何も作ることが出来なかった。
「この勝負、僕の勝ちだね」
「ええ、そうね」
「僕で良かったらまたいつでも相手をしてあげるよ。
でも、明日一日は何でも言うことを聞いてくれるんだね」
マリアは無言で頷いた。
まさか、言い出しっぺの自分が嫌と言うわけには行かない。
「じゃあ、明日の朝一で僕の部屋に来て。
それとも、僕の部屋で泊まっていく?」
マリアは下を向いてきゅっとフェイトの手を握りしめた。
「じゃあ、行こうか」
おとなしくなったマリアの肩を抱き、フェイトは自室へと戻っていった。
188 :
31:03/03/15 11:43 ID:BhyQXbLX
上の続き
翌朝
フェイトはベッドの上ですやすやと眠るマリアを起こさないように『大人の玩具』セットを取り出した。
(まさか、これをこんなに早く試せるなんてね。マリアに感謝、だな)
フェイトはピンク色のリモコン付きローターと鍵付きの黒い革製の下着を取り出した。
(普通じゃおもしろくないし、ね)
そして、現在に至る。
マリアは朝から、逝けそうで逝けないもどかしさで気が狂いそうなほどに感じていた。
また、それを誰かに見られてしまうかもしれないと言う恐怖もあった。
「フェイト、んっ、もう許して、おかしくなってしまいそうなの…」
「だめだよ。今日は夕方まで逝かせてあげないからね」
「そ、そんな…」
夕方までといえばまだ一日の半分以上が残っている。
その間、この状態が続けば本当に気が狂ってしまうかもしれない。
「おお、お前ら、デート中か?」
よく知った声にマリアはどきりとする。
「やあ、クリフ。こっちはそんなとこだよ。
クリフこそ何やってんの?」
「ん、ミラージュの方はサンダーアローの最終調整中だし、やることもねぇから散歩してた」
「んっ」
マリアは振動が強くなったローターの刺激に思わず声を上げそうになった。
「ん?どっか調子悪いのか?」
俯いたままのマリアに怪訝な顔をするクリフ。
「こんな所を見られたら誰だって恥ずかしいよ。
僕はもう行くね」
「ああ、まあ、デートを楽しめよ」
そういってクリフの元を去る。
189 :
31:03/03/15 11:59 ID:BhyQXbLX
上の続き
「フェイト、あなたクリフの前で…」
マリアが先ほどのフェイトの行為に抗議の視線を送る。
「でも、感じてたろ。気づかれるかもしれないってのに」
「それは…」
「かわいかったよ、さっきの感じてるマリア」
そう言ってマリアに軽くキスする。
絶頂が近付いてきたところでまた、振動を止められ、蛇の生殺し状態が続く。
「おや、あんたたち」
間の悪い出来事というのは続く物で今度はネルと出会った。
マリアの中の振動がまた強くなる。
「ネルじゃないか。買い出し?」
フェイトは買い物かごをもったネルをみてそう訪ねた。
「そうさ、戦争は終わったとはいえまだ問題はいろいろと残ってるからね。
備えあれば憂いなしってやつさ。
ところで、あんたたちは何してたのさ」
「マリアと一緒に散歩だよ。な、マリア」
「そ、そうよ。ネル」
「ふうん、そうかい」
それ以上特に聞かれることもなくネルは去っていった。
「あなた…また」
「ねえ、マリア。そんなに逝きたい?」
マリアの抗議の声を聞く前にフェイトが訪ねる。
マリアはうっと詰まった後、こくん、と頷いた。
「じゃあこっちに来て」
フェイトはマリアをシランドのはずれにある公園のような場所に導いた。
190 :
31:03/03/15 12:22 ID:BhyQXbLX
上の続き
天使の像の陰に来たフェイトは自らの物を取り出した。
「僕を満足させてくれたら、逝かせてあげても良いよ。
ちゃんと出した物は全部飲んでね」
マリアはこくんと頷くとフェイトに奉仕を開始した。
マリアの奉仕は、一番最初の時のつたない奉仕より上手になっていた。
フェイトの物への嫌悪感が薄れたせいもあるかもしれない。
マリアはゆっくりとフェイトの物を舐め上げていく。
フェイトはマリアをいい子いい子するように髪を撫でていた。
サラサラのマリアの髪は触れているだけでも気持ちが良い。
「う…マリア、もっと深くくわえて、そう、気持ちいいよ」
「うん…、はむ…、ん…」
フェイトの物をくわえたマリアはそれを吸い出すように刺激する。
できるだけ同時に舌も動かすようにした。
人気がないとはいえ今は真っ昼間である。
そんななか屋外で奉仕をしてもらうというのは背徳感もあわさり、とても興奮する物だった。
やがて…。
「マリア、逝くよ…。もっと早く動かしてっ、そうっ、そうっ!」
「んっ、んっ、んっ、んっっ!!」
マリアの口内の一番奥にフェイトは欲望を解き放つ。
マリアはおもわずむせてすべてを吐き出してしまいそうになるがなんとかこらえた。
「マリア、すぐに飲まないで。僕の味を感じて」
マリアは言われた通りに舌を転がして味わう。
マリアにとってそれはとても異様な味ではあったが、フェイトの物、と言うことで我慢して味わっていた。
「もう良いよ。飲み込んで」
ごくん、とのどを鳴らしてフェイトの物を飲み込むマリアはどことなく淫靡だった。
つーかフェイトばっかりでクリフ×女とかは無いんですね。
クリフも2枚目だと思うのですが…
192 :
名無し@ピンキー:03/03/15 12:35 ID:dhIH5s/j
フェイト×ネルでソフィアか誰かにヤキモチやくネルたんを激しくキボン
193 :
31:03/03/15 12:45 ID:BhyQXbLX
上の続き
「よく頑張ったね。一回目のご褒美をあげるよ」
そう言って、フェイトは皮の下着の鍵を外し、ローターを抜き取った。
どうして、祖という顔をするマリア。
「僕自身でマリアを逝かせてあげたいんだ。
それに、手を付いて」
そういって、フェイトは天使の像を指す。
神の使いである天使の前で聖母と同じ名をもつマリアとつながる背徳感。
フェイトはそれを味わってみたかった。
「わ、わかったわ…、これでいい?」
マリアは赤くなりながらも手を付いてお尻をこっちに向けた。
「マリア、エッチだね。あそこだけじゃなく、こっちまで丸見えだよ」
そう言ってマリアのアナルを刺激する。
「フェイト、あなたが……ひゃぅぅぅ」
マリアの抗議の声は最後まで続かなかった。
先ほど一度欲望を解き放ったにも関わらずフェイトの物はまだそそり立っていた。
それをマリアに後ろから押し込んだのだ。
マリアは入れられた瞬間、思いっきりのけぞっていた。
どうやら軽く逝ったらしい。
「入れただけで逝っちゃうなんてエッチなマリア。
でも、僕はそんなマリアも好きだよ」
「やぁ、そんな風にいわないで…」
気恥ずかしさから頬の赤みが増したマリアをフェイトは後ろから求め続けた。
「だめ、どうして、また逝っちゃう、だめっ、やっ」
マリアの躯がびくびくと痙攣する。
>>181 好きなんだけどな、一つ言わせてくれ。
黒豆は誰も「ちゃん」付けで呼ばん。それはスフレだ!
195 :
31:03/03/15 13:05 ID:BhyQXbLX
上の続き
フェイトは休まずに注挿をつづける。
「そん、なっ、フェイトっ、休ませてっ、感じすぎてっ、やっ、またっ」
また、絶頂を迎えるマリア。
「逝かせてほしいって言ったのはマリアだろ?
遠慮なく逝っていいんだよ」
フェイトは容赦なく腰を動かし続ける。
さらに、すっかり硬くなっている乳首も刺激する。
マリアの絶頂地獄はフェイトが欲望を解き放つまで続いた。
「やりすぎたかな」
あまりの快楽に耐えきれず気絶してしまったマリアをみてフェイトはそうつぶやいた。
SEXをしていてマリアを気絶させてしまったのは初めての時以来かもしれない。
あの時と違うのは、痛みか、快楽かのちがいであろう。
とりあえず、持ってきていた蒸しタオルでマリアの躯を綺麗にしてやると、服を着せて自分に寄りかからせた。
今日は、これ以上マリアに求めるのは酷だろう。
そう思ったフェイトは残りの時間をのんびりと過ごすことに決めた。
ぐぅ…とおなかが鳴ったことでお昼を食べていない事に気が付いた。
しまったな、そう思っていると誰かがやってくる気配がした。
「ミラージュさん?どうしてココに?」
「あら、フェイトさん、私、いつもここでお昼を食べて居るんですよ。
静かで良いところですから」
そう言われてみればたしかにそうだ。
196 :
名無しさん@ピンキー:03/03/15 13:08 ID:QNN/U11T
>31様
一気に読みますた。最高っす!
続編更にきぼんぬ!
#マリアたん最高!(;◎;∀;◎;)/lァ/lァ
197 :
31:03/03/15 13:10 ID:BhyQXbLX
上の続き
ミラージュは気を失って寝ているマリアをみて、なるほど、とつぶやいた。
「フェイトさん、私のプレゼント使っていただけたかしら?
あんまり、リーダーをいじめすぎないであげてくださいね」
「な、なにいってるんですか!?」
すべてを見透かしたような発言にフェイトは慌てた。
ミラージュはそんなフェイトをクスクスと笑うと、
「これ、さしあげます。リーダーが気が付いたら一緒に食べてください」
といってお弁当を差し出した。
「そんな、わるいですよ」
「いいんですよ。フェイトさんはリーダーのこと大切にしてあげてくださいね。
ほんとうはとても寂しがり屋なんですから…」
真剣な表情のミラージュにフェイトは力強く頷く。
「わかりました」
ミラージュはほほえむと去っていった。
残されたフェイトは目を覚ましたマリアといっしょにお昼を食べた後、そのまま、何をするでもなくのんびりとした時を過ごした。
やがて、訪れるであろうバンデーンとの決着をつける時に備えて…。
以上、屋外調教編(wでした。
199 :
31:03/03/15 13:14 ID:BhyQXbLX
>>194 指摘サンクス。
スマソ、スフレと黒豆一緒に入った物だから口調がごっちゃになってた。
黒豆の紋章術受けに逝ってきます。
クラウスカトロ族って、やらないときは1年以上やらなくても大丈夫だけど、
やりだすと、止まんないらしいよ。
無限に逝くらしいから。
いいなぁ。早漏でも関係ないんだから。
202 :
31:03/03/15 13:54 ID:BhyQXbLX
>>191 漏れにはミラージュとの絡みしか思い浮かばないでつ。
幼女マリアならありなのか…?
男共
フェイト クリフ アルベル ロジャー ディオン
ルシファー 各クリエイター ラッセル 他
女
マリア ファリン ネル タイネーブ クレア エレナ シーハート
ウェルチ スフレ ソフィア 各クリエイター 他
ネタ提供になればいいが
スフィア社の友好的な香具師等と絡ませてみたり
ルシファーに対抗する為フェイト達をver.upするプログラムを
開発。実験としてマリアとかに使ってみるが異常発生、淫乱に。とか
パワーアップしてるからクリフでも力で押さえ込めます、とか
あるいはベタだがウェルチが発明品の評価を判定するため
実際に物を使わなければならないんだがそのモニターとして男共に
媚薬飲ませてるうちにリンカーンとか
ミスティ・リーアとフェイトの絡みキボン(*´Д`)ハァハァ
奉仕という名目で、ご主人様であるフェイトを誘惑みたいな感じのをおながいします
俺はスターアニスとかリジェールとかメリルとかも良いと思うんだが。
誰かホレ薬ネタとか使わないの? あんだけコスト低い失敗作ばかりなんだし
1本くらいは試薬として飲んでもいいんでない?
「フェイト…アンタ…結構、可愛い顔してるじゃないのさ…」
「ネ、ネルさん…ど、どうしちゃったんですか!?」
「どーだっていいじゃないか…おいで…可愛がってあげるからさ…」
「ゲッ、これは調合で失敗したホレ薬! …まさか、本物だったのか!?」
てな感じ。淫乱なお姉さんにどこまでフェイトが耐えられるかが問題だが。
ミナちゃんに大人のレッスンをするフェイトキボンヌ
207 :
名無しさん@ピンキー:03/03/15 15:40 ID:zkXtkeFH
>>31様、フェイトはもう黒豆戦で熟練してるというセテーイでつか?
妙に慣れてる感じがしますが。
それならそっちの戦闘シーンもきぼーんしちゃいますが。
>>31 グッジョブ!!
マリアネタもっと期待してます(;´д`)
209 :
31:03/03/15 15:58 ID:BhyQXbLX
>>207
そこまで考えてなかったり…。
そうでつか手慣れてまつか…。
シュミレーターで練習してたと思ってくだしい。
アルベルにやられるマリアたんきぼん
とか言ってみたりして・・・
媚薬を飲んでしまってアルベルを犯すネル(;´Д`)ハァハァ
>>102の続き。
「やっぱり…『赤ちゃんのお父さんになってくれませんかぁ』って言ったの
怒ってるんですかぁ…?」
「…フン。この俺がンなこと気にするワケねえだろう」
「…じゃあ、何で怒ってるんですかぁ?」
内心ドキドキしながらファリンはアルベルに擦り寄り、その口が開かれるのを待った。
仏頂面のアルベルのこと、真相を話すはずもない。だが、今日のアルベルは…。
「…てめえから来なかったからだよ、阿呆」
「…ふぇ?」
「戦争は終わった…二国間の交流も復活した。だが…貴様が俺を訪ねて来ることは無かった
だろうが」
「…そんなことで怒ってたんですかぁ?」
素っ気無いファリンの言葉にアルベルは反論する気にもならなかった。やはり、こいつはガキで
阿呆だと確信した。こんなことなら、あの時抱くんじゃなかった、と後悔する。でも…。
「じゃあ…一緒に住んじゃえばいいんですよぉ」
「…あん?」
「だからぁ、私がアルベルさんと一緒に住むんですよぉ。私もアルベルさんと同じで寒いのは苦手
ですからぁ、アリアスかペターニ辺りがいいですねぇ♪」
結婚前の男女が一緒に暮らす。すなわち同棲である。2人とも国家公務員の様なものなので収入は
それなりに安定している。アルベルとしてもウォルターが身を固めろとうるさいので、そろそろ結婚を
考えていたのだが…まさか元敵国の隠密の方から同棲話を持ちかけられるとは…。
「…阿呆が」
ファリンを引き寄せ、口づけるアルベル。乱暴なものではない。労わるかのような口づけだった。
彼女の方もその気になり、彼の口内に舌をすべりこませ、彼を味わった。
>>203 IC関連は結構ネタにできそうだよね。
たとえば、同じライン組んでる同士で・・・とか。
まだ、序盤だし、全然文才ないんだけど、
クレアたん、スターアニス、エリザあたりなら書けそうなんだけど、
書いてもいいですか?
215 :
名無しさん@ピンキー:03/03/15 18:10 ID:zkXtkeFH
うヒョぉおおおおお!スターアニスたんキター!!!!!
216 :
213:03/03/15 18:57 ID:21ZknzPz
では、フェイト×スターアニスで。
その1、「アイテムクリエーション」
「マジどうする?こんな状況じゃ、先進めないぜ!」
クリフがややイライラしながら叫んだ。
現在、フェイト達は、交易都市ペターニの酒場に来ている。
もともとここは「月影」の溜まり場であったが、アミーナ救出の際、
ロジャーの「男を上げる」ため、リーダーもろともフェイト達が彼らを叩き潰したため、
現在は多少、安全になっていた。
「・・・アンタが敵につっこみすぎなんだよ。もう少し考えて戦ったらどうだい?」
ネルがヤケ酒でビールを一気飲みしているクリフに突っ込んだ。
それを聞いたクリフはビールをテーブルに叩き付け、怒鳴った。
「んだと?お前こそ、ちょっと苦戦したら真っ先に逃げるくせに!」
今度はネルの顔が歪んだ。
「あたしは、状況を冷静に判断した結果、引いたほうがいいと考えただけだ。
自分と相手の力量も考えずに、ただひたすら突っ込むのは、馬鹿がやることさ」
「じゃあ、お前はこの俺が弱いから負ける、そう言いたいのか?」
「別にそうは言っていない。ただ、戦術も考えずに突っ込むのはやめろ、と忠告してるだけだ」
二人の口論は激しさを増した。
217 :
213:03/03/15 19:09 ID:21ZknzPz
クリフはともかく、普段冷静なネルまでも熱くなってしまうのには原因があった。
アールグリフとの戦争が激化し、フェイト達の戦いもだんだんつらいものとなっていた。
武器、防具は現在使っているものではとても耐えられるものでは、ないが、金欠で購入不可。
回復アイテムはブルーベリー程度では回復が追いつかないし、
かといって貴重な完熟ベリーなどは、まだまだとっておきたい・・・。
さらには、状態異常攻撃を頻繁にされるようになり、それ用のアクセサリーも欲しい・・・。
つまり、「ない・ない・ない」状態なのである。これでは、父やソフィアに再会するどころか、
ここで生き延びることすら難しい。
そんな状態でフェイト達は進んでいたため、当然ながら、なんども全滅の危機に瀕していた。
つい先ほどもモーゼル砂丘に向かおうとして、サーフェリオにうろついている敵にボロボロにされ、
やっとの思いで、ペターニまで逃げ帰ってきたのである。
「二人とも落ち着いて!ここで口論しても始まらないよ。何か、方法を考えよう」
フェイトが二人をなだめた。
クリフはたったまま、残っているビールをすべて飲み干すと、
「・・・フェイトの言うとおりだな。悪かったな、ネル」
と言うと、ネルのほうも立ち上がり、いつもの表情で
「ま、あたしもイライラして、つい勘に触ること言ってしまったからお互い様さ」
と言った。
このまま酒場にいても仕方ないので、街を歩いて、方法を探すことにした。
そして、西通りに行ってみると、
「おい、二人とも、こんなところに店があるぞ?」
クリフが見つけたその店は、少しぼろっちい建物で、入り口もやや奥にあり、となりの建物の影で
目立たないため、アミーナ救出するときにはまったく気づかなかった。
「職人ギルド?まあ、行ってみる価値はありそうだね」
表の看板を見たネルが言った。
218 :
213:03/03/15 19:11 ID:21ZknzPz
すいません。ちょっと夕飯なので、それ食べたら続き書きます。
つーか、その1ではまだ、アニスたんが出てこないのですが、
今日中に2(アニスタン登場)までかけると思うので、
それまでお待ちを・・・(文才レベル低いのであまり期待せずにお待ちください。)
マリアネタいい!
220 :
ポチ:03/03/15 20:01 ID:LjQJ7LX4
まさか昼間からこんなに書き込まれてるとは・・・
>>180 とりあえずネタ考えておきます
>>186 同じく
>>182 90%無理でツ。ソフィアあまり好きじゃないしそれに自分はいまだに溶岩洞、
ソフィア話は書けそうにありません。
221 :
213:03/03/15 20:22 ID:21ZknzPz
ギルドに入った3人は、
中にいたウェルチという女性から「アイテムクリエーション(IC)」について説明された。
工房を使って、さまざまなアイテムが作れること、特許申請したアイテムはショップに
流通され、特許出したものはそれを、定価よりも安値で購入できることなど・・・。
そして、支度金1000フォルと、工房を貸してもらった3人は、さっそくICを始めた。
しかし、丸一日費やしてできたものは、スイートポット、カレーライスだけで、
あとは穴開き鎧や、スーパードリンクなど、失敗作だらけに終わった。
「やはり僕達だけでは物足りないね」
フェイトがため息混じりに言った。
「まあ、たしかにな。俺は鍛冶や機械の類は得意なんだが、
料理関係や細かい仕事はさっぱりだしな」
とクリフ。
「それもあるが、現在の資金では、この工房は、調合、料理、細工が可能なのだが、
資金の関係でラインが1本しか引けないので、効率が悪いな」
ネルも腕組をして言った。ネルは続けて、
「工房は各地にあるみたいだから、ここは各自散開して、街ごとに生産をしたらどうだろう?
それに、各地には私ら以外にもクリエイターがいるわけだから、彼らと契約して、行えば、
生産も楽になると思うのだが」
と提案した。
こうして、ネルの提案をもとに、クリフはアリアスで武器生産、ネルは顔も利くシレンドへ向かい、
料理や調合、フェイトはここ、港町ペターニで細工をすることとなった。
まず、フェイトは腕のいい、細工専門のクリエイターを探した。
しかし、ペターニには、それを専門とする人はおらず、フェイトはいきなり躓いた。
222 :
213:03/03/15 20:33 ID:21ZknzPz
途方もなく道を歩いていると、西門のほうに、人形遊びしている子供を見つけた。
その子供はまるで獣のような耳で、さらにはしっぽまであった。
その姿は、アミーナ救出を手伝ってくれたロジャーに似ていた。
興味を引かれたフェイトは、その子供に話しかけた。
「やあ、キミ。変わった格好をしているけど、どこからきたの?」
子供は不思議そうな顔をして、
「あんたしゃんはだれでしゅか?ままからシラナイヒトとは話さないように、っていわれてるんでしゅ」
と答えた。フェイトは笑って、
「ああ、ごめんごめん。少し前にロジャー、っていう君と似たような子供に会ったんでね。
ちょっと興味惹かれたんだ」
すると、子供の顔が笑顔に変わった。
「あ〜、あんたしゃんひょっとして、このあいだ、ロジャーのおやぶんが新しくひゅーまんの
こぶんができたっていってたんだけど、あんたしゃんのことでしゅか?」
これにはさすがにフェイトも苦笑した。
「まあ、そんなものだね。キミは彼のことを知っているの?」
「しっているもなにも、あのおかたは「おとこのなかのおとこ」でし!ウチのむらではゆうめいじんでし!」
とエヘン!と胸を張って答えた。
「そうなんだ、彼は今、村にいるのかい?」
と聴くと、その子は急にしゅんとして、人形を抱きしめると、
「でも、また「おとこをみがくしゅぎょう」にでかけてしまったでし。
ぼくはしょうらい、おやぶんのけらいになりたいから、おやぶんがかえってくるのを
この「ばーにぃ」とまってるでし」
フェイトはその「ばーにぃ」と呼ばれている人形を見た。
その人形は非常にうまく縫われていて、つついてみると、まるでマシュマロのようフニフニしていた。
「このお人形、よくできているね。お母さんに縫ってもらったのかな?」
「ううん。すたーあにすのおねえちゃんにつくってもらったの。おねえちゃんはむらでも、
いちばんきようなことでゆうめいなんだよ!」
また、顔を明るくさせて、その子は答えた。フェイトはピンときた。
「よかったら、その「スターアニス」っていう人に合わせてくれないかな?」
「うん。おやぶんのけらいなら、むらまでつれていくでし」
こうして、フェイトはその子の村、異人の町「サーフェリオ」に向かった。
223 :
213:03/03/15 20:48 ID:21ZknzPz
「じもとのニンゲンじゃないとしらないみちでしよ」
という、非常に狭い洞窟をとおり、むらまでたどりついたフェイトは、
村長の家に案内された。
フェイトはその子にお礼をし、その家に入ると、
村長と思われる人物がやってきて、
「これはこれは、ヒューマンの方がここにこられるのは珍しい。
ささ、奥へどうぞ。今日はもう遅いですから、ここへ泊まっていってくだされ」
と中へ案内され、おいしいご馳走まで頂いた。
食事中、いままでのいきさつを村長に聞かれたので、フェイトが答えると、
「そうですか・・・。これは息子がお世話をおかけしたみたいで申し訳ない」
と頭を下げたので、フェイトは驚いた。そういえば、ロジャーとこの村長はそっくりである。
「いやいや、息子さんのおかげで僕達が探していた人が見つかったので、お礼を言うのは
こちらのほうですよ」
とフェイトは答えた。
「かたじけない。あんな子でも、ワシらにとっては大事な息子、お役に立てて、うれしい限りじゃ」
村長は涙を浮かべていた。しかし、フェイトの顔を見ると、涙を拭き、また笑顔に戻った。
「おっと、フェイトさん、これは失礼した。お食事中にはしたない姿をお見せして。
ささ、おかわりはいくらでもありますからどうぞどうぞ」
「はい、ありがとうございます」
フェイトがそう答えると、視界に、まだ並べられたままの食器が入った。
「そういえば、まだ食事に来ていない人がいるみたいですが?」
フェイトが尋ねると、
「あ〜。スターアニスのことだね。彼女は仕事中で、切り上げたら来る、と言ってたから、
もう少し待っててくれ」
と村長が答えた。
すると、奥の部屋から足音が聞こえた。
「お、うわさをすれば、なんとやらだ」
224 :
213:03/03/15 21:07 ID:21ZknzPz
奥の部屋から出てきたのは、
村長のような、種族ではなく、背中に羽の生やした、フェザーフェルクの女性であった。
白い肌に、非常にスラリとした背格好をし、紫のショートヘアーがよく似合う。
そして、その姿から、神秘的なものがでており、白い羽もあってか、
フェイトは天使をみたような心地がした。
フェイトは彼女の神秘的な魅力に惹かれた。
「はじめまして。スターアニスと申します。村長さんのところで、裁縫など、こまかい作業の
お仕事をしています。」
彼女が自己紹介をしたが、彼女の声は非常に透き通った声で、
まるでことりのさえずりのようであった。
彼女が食事の席についても、フェイトの視線は常に、アニスのほうに向いており、
村長の昔話など、耳にも入らなかった。
食事を終え、今日の仕事も終わらせたアニスが家に帰るため、外に出たとき、
フェイトはアニスに見とれてて忘れていた用事を思い出し、
アニスを追った。
幸い、アニスは橋に腰掛け、月明かりでキラキラ光る水面を、
足でバシャバシャと、遊んでいたためフェイトはすぐにおいつくことができた。
「アニスさん・・・。あの・・・」
なぜか、フェイトは言葉が出なかった。
あわてて外に出たから、息が切れた、というわけでもないのに、、
なぜか、胸の鼓動が非常に早くなっていたからである。
225 :
213:03/03/15 21:25 ID:21ZknzPz
「はい。フェイトさん、なんでしょう?」
彼女は笑顔でフェイトのほうを向いた。
月明かりに照らされ、彼女の神秘的な魅力はついさっきみたものよりも、
ますます高まっていた。フェイトは顔を赤くして、
「いや・・・アニスさんに話があって・・・。隣・・・座ってもいいですか?」
「ふふふ・・・。いいですよ。
今日は月が非常に綺麗ですし、水面も月明かりに照らされて
まるで宝石のようにキラキラしてますし、外でお話するのも楽しいですね」
普段のフェイトなら、月や水面の芸術的な美しさに目が奪われるだろうが、
今の彼の目には、隣に座る天使しか目に入っていなかった。
周りの景色も彼女の美しさの引き立て役でしかない。
フェイトは気持ちをなんとか落ち着かせながら、いままでの出来事を話、それから、
彼女に細工関係のクリエイションを手伝って欲しいと頼んだ。
アニスはにっこり笑って答えた。
「今の仕事が終わったので、手伝ってもいいですよ。」
フェイトがフェイトが顔を明るくさせると、アニスが急に恥ずかしげに、
「そのかわり・・・そのお人形を貰えないでしょうか。契約金代わりに・・・」
と言った。アニスの言うその人形とは、ダグラスの森で、見つけた
「限定ドルフィン」のことであった。
これはソフィアが好きそうだから、彼女に再会したとき、いつでも彼女に渡せるように、
と、剣の鞘に付けていたのだが、彼女をタダで仕事させるわけにはいかないし、
それにこういったものならまた買えばいいと思い、
「いいよ。こんなものでよければ」
といって彼女に手渡した。
すると、彼女の顔が一段と明るくなり、その人形をぎゅっと抱きしめた。
「ありがとうございます。私、かわいいものには目がなくて・・・
大切にしますね」
そう言って、持っていたバッグにその人形を入れようとしたとき、
香具師ってなんでつか?
227 :
名無しさん@ピンキー:03/03/15 21:48 ID:e/J67D6V
228 :
213:03/03/15 21:54 ID:21ZknzPz
彼女のかばんから何かが落ち、橋の上で「チャリン」と音を立てると、
静かに湖の中に落ちてしまった。
「あ、やだ!あれ、明日届けることになっているペンダントなのに!」
と彼女は叫び、バッグをフェイトに預けると、湖の中に飛び込んだ。
「あ、ちょっと!アニスさん!」
フェイトも慌てて、渡されたバッグと剣を橋に置き、、自分も飛び込んだ。
案の定、アニスは美しい白い羽のせいで余計に浮力がかかっていて、なかなか深くもぐていなかった。
しかし、それでも大事な依頼品のため、必死に潜ろうとしていた。
フェイトが彼女の横まで潜ると、彼女はおぼれる寸前であった。
フェイトは彼女を抱きかかえ浮上した。そして、彼女を橋の上で横にさせた。
しかし、彼女は大量に水を飲んでしまったのか、呼吸をしていない。
いそいで、人口呼吸をしなくてはいけないと思い、あたりを見回したが。
夜遅いため、人気はなく、すぐ近くの家の人に頼むにしても、
それだと間に合わない可能性があった。
となると、残るは自分だけとフェイトが悟り、気道確保を行った。
そして、次の段階に移ろうとしたが、
これから行われることを考えると、なかなかできなかった。
しかし、このままではアニスが死んでしまう、と考え、邪な考えを振り払うと、
マウストゥマウスを始めた。彼女の唇は柔らかく、フェイトは舌を入れて、もっと彼女の唇を
味わいたかったが、そこは我慢し、必死の応急措置を行った。
フェイトの人工呼吸のおかげで、彼女はすぐに目をさました。
「すみません・・・フェイトさん・・・私・・・」
彼女が小さな声で途切れ途切れに話した。
フェイトは首を横のフリ、やさしく語りかけるように
「いや、お礼なんていらないさ。君が生きてたことで十分さ。
ペンダントはあとで僕が探してあげるから、今日は家で休んだほうがいいよ。
家はどこだい?そこまで僕が運んでいってあげる」
229 :
213:03/03/15 22:08 ID:21ZknzPz
と言うと、彼女は、
「そんな・・・私は歩けるから・・・だいじょう・・ぶですし・・・ペンダントも・・・私の仕事だから」
と答えたが、おぼれて体力を消耗しているのは誰の目で見ても明らかである。
遠慮をする彼女をフェイトは抱きかかえた。
「とりあえず、その服を着替えないと、風邪ひくだろうし・・・それに・・・」
フェイトは途中で顔を赤らめ、言葉を失ってしまった。
抱きかかえた際、彼女の豊かな双丘が服が水に濡れてしまったため、
透けて見えてしまったのである。
「それに・・・なんですか?」
彼女は現在の自分の姿を知らないのか、不思議そうな表情でフェイトに尋ねたが、
フェイトは慌てて、
「いや・・・その・・・なんでもないよ!」
とだけ言うと、視線をなるべく下にしないようにして、彼女の家の前まで来た。
「ところで、家にはだれかいるのかい?」
フェイトが尋ねると、
「いえ、私だけです」
と彼女は答えた。
フェイトは服に着替えを家族の方に頼もうとしたが、
どうやら、これもフェイトがやることになるだろうと思い、顔をさらに赤らめた。
彼女の部屋は、かわいい人形やアクセサリに囲まれていた。
とりあえず、フェイトは彼女をベッドに横たわらせた。
そして、洗面所に行き、バスタオルを持ってくると、
顔を真っ赤にして、言った。
「あ、あの・・・その、体が濡れているから・・・体拭いて・・着替えないと、だめだよね?」
するとアニスは、
「そう・・・ですね・・・おねがいします」
フェイトとは対照に、彼女は普通に答えた。そのせいか、フェイトの鼓動はさらに高まり、
もはや、理性を失いそうなところまできていた。
230 :
213:03/03/15 22:22 ID:21ZknzPz
しかし、相手は溺れた人間であり、そうした行為の結果がどうなるか、
フェイトは考え、なんとか理性を保ち、彼女のびしょびしょになって、
彼女にまとわりついている「布」を脱がす、というより剥がししていった。
やがて、そこには生まれたままの彼女の姿が現れた。
すらりとした足。キュっとしまったウエスト。つややかな唇。大きすぎず、小さすぎず、
形の良い乳房。紫に生い茂った秘所・・・。
やや幼い顔立ちからは想像もできない、大人の体である。
まさに、これこそ、美の神ヴィーナスの生きた姿と表現してもいいものであった。
フェイトも年頃の男である、彼女の姿にしばらく見とれていたが、
ハッと、われに返り、慌てて体を拭き始めた。
しかし、彼女の双丘や彼女の秘所を拭くと、
「あっ・・・」
と彼女が甘い声を上げるので、フェイトも必死だった。
おそらく、これから先の人生、これほど苦戦した人命救助はないであろう。
なんとか、体を拭き終わり、彼女に自分が持っていた服を着せ、
毛布と布団をかけ、村長の家に戻ろうとして、初めて気づいた。
なぜ、村長の家に連れてってやらなかったのかを。
そうすれば、着替えなども村長夫人がやってくれたであろうに・・・。
彼は、しまったと思ったが、なぜか後悔した、という気持ちはしなかった。
231 :
213:03/03/15 22:38 ID:21ZknzPz
翌日、朝一番で起き、アニスの様子を見にいった。
彼女の家の前に立つと、昨日の出来事が頭の中によみがえり、緊張した。
なんとか、汗ばんだ手でノックをすると、
「はーい、どちらさまでしょうか?」
という、小鳥のさえずりが聞こえた。
とりあえず、彼女は元気になったみたいだ、とフェイトはホッと胸を撫で下ろした。
「あの・・・フェイトですけど」
しかし、やはり声を出してみると、緊張して、なかなか言葉が出なかった。
扉の奥から、パタパタと足音がし、元気よく、
バタン!
とびらが開いた。
「フェイトさんおはようございます!」
とアニスが扉が開くなり、元気よく挨拶したが、返事が返ってこない。
「あ、あれ〜?」
と思い、扉の後ろを見てみると、そこには扉に挟まれ、伸びていたフェイトの姿があった。
「そうなんですか。結局、ペンダントは見つかったんですね」
彼女の家で、手当てしてもらいながら、フェイトは、
朝一番に、湖で泳いでいた。マーメイドの「カトリ」という女性が見つけて、
事情を聞くと、彼女の依頼人のところまで持っていってくれたらしい。
「ええ。あのときはどうなるかと思いましたが、
これで安心して、フェイトさんのお手伝いができます」
「え?ああ、そうだね」
フェイトは慌てて思い出した。
そう、この村に来た理由はこの村で一番の器用者、アニスに
ICの手伝いを頼みに来たからであった。
やし 【〈香具師〉・野師・弥四】
縁日など人の集まる所に露店を出し、興行や物売りを業としている人。露天商の場所の割り当てや、世話をする人もいう。てきや。
2chだと奴に意味でも使われる
奴→ヤツ→ヤツ→ヤシ→ヤシ→香具師
奴→やつ→ヤツ→ヤシ→やし→香具師(読み:やし)
奴=香具師
235 :
213:03/03/15 22:53 ID:21ZknzPz
行きと同じ道を通り、ペターニの工房まで戻った二人。
「わあ〜、いろいろな機材が置いてますね。これならなんでもつくれちゃそうですね」
彼女は感心した。
「うん。とりあえず、冒険用の毒よけや石化よけを作りたいんだけど、いいかな?」
フェイトが尋ねると
「ええ、がんばりましょう。・・・でも、私がやるとかわいいもの
に仕上がっちゃうかもしれないですけどね」
と片目をつむり、下をぺロッと出した。
こういう、少女のような行動にも神秘的な魅力があるから、彼女は不思議である。
フェイトとアニスはさっそく作業に取り掛かった。まず、始めにポイズンチェックの作成に
取り掛かった。
フェイトも、昔工作をやっていたので、そこまで苦手ではないが、やはり難しい作業であった。
ポイズンチェックの要である、毒を吸収する魔法の玉をはめ込むところで行き詰った。
「アニスさん。ここなんだけど、どうすればうまくできるかな?」
と横でサクサクと作業をこなしているアニスに尋ねた。
「うーん、すいません。ちょっといいですか?」
というと、彼女は立ち上がり、彼の後ろから抱きつくようにして、
手を伸ばしてきて、彼の手を握った。
「ここは・・・こうして・・・あとは・・・こうやって・・・」
と彼女が丁寧に説明していたのだが、彼は背中に当たる柔らかいふくらみの感触のほうに
意識が回っていた。
「と、いうわけです。わかりましたか?」
と彼女に聞かれ、我に返った。
「ああ・・・うん。大丈夫。ありがとう」
と答えたが、顔は真っ赤だった。
「?フェイトさん、顔、真っ赤ですけど、熱でもあるんじゃないんですか?」
と彼女は言うと、フェイトの顔をよこに向かせると、彼女は自分の額を彼の額に合わせた。
236 :
名無し@ピンキー:03/03/15 22:56 ID:I1qQZdag
フェイト×ネルの純愛ものに一票
237 :
213:03/03/15 23:06 ID:21ZknzPz
「うーん。熱はないみたいですね・・・
あ、ひょっとして、昨日のアレのせいで、フェイトさん、風邪引いてしまったんじゃ・・・」
彼女の顔が申し訳なさそうになった。
「いや、アニスさんのせいじゃないよ。これは、なんでもないから」
フェイトが慌てて否定した。事実そうであるし、それに、おそらく彼女の裸が見たいという
自分の奥底にある欲求で、彼女を村長の家でなく、彼女の家へ連れて行き、
彼女の着替えをやったことで、胸が痛くなった。
フェイトは気持ちを切り替えるように、2個目のポイズンチェック製作にかかった。
さっき、説明をまともに聞いていなかった部分もなんとか、思い出したり、
アニスに確認をとりながらやっていたが、最後、玉を置くにはめ込むため、
トンカチで玉を叩く作業のとき、
ゴン!
「痛っ!!」
フェイトが悲鳴を上げた。親指を強くトンカチで強打したのである。
これくらいの作業はいつも簡単にできるのだが、やはり雑念が入っていたのだろう。
「だ、大丈夫ですか?」
横で作業していたアニスが、慌てて駆け寄ってきた。
「だ、大丈夫だよ」
とフェイトが答えたが、彼女は彼の手を取り、その親指を見た。彼の指は
黒く腫れ上がっていた。
「これのどこが大丈夫なんですか!ちょっといいですか?」
というと、フェイトの返事を待たずに、アニスは彼の親指を口にくわえた。
ソフィア×アミーナ×フェイト(3P)とかってだめかな?
アニスの自然に男の劣情を煽る仕草はたまらん(;゚∀゚)=3ハァハァ
240 :
213:03/03/15 23:15 ID:21ZknzPz
フェイトは目の前のできごとを見て、ボー然としていた。
日の光が差し込む工房のなかだけ、時間が静止した。
「はい、これでもう大丈夫ですよ」
彼女のその言葉とともに時が再び動き出した。
我に返った、フェイトは自分の親指を見ると指は肌色にもどり、
大きさももとに戻っていた。
「これはいったい・・・」
フェイトが唖然としていると、
「じつは私の唾液には、治癒の効果があるんです。
ヒューマンの方なら、昔、ひざの擦り傷は、つばつければ治る、って
よく言っていたと思いますが、私達の場合、それが本当に直るんです。」
とにっこりわらって言った。
フェイトはその女神の微笑をみて、ようやく自分の気持ちに気づいた。
「僕は、彼女を愛している」
241 :
232:03/03/15 23:17 ID:IaAMdn1Q
242 :
213:03/03/15 23:18 ID:21ZknzPz
とりあえず、今日はここでいったん止めます。
明日から旅行行くので、明日は無理ですが、明後日の夜から、
再開したいと思います。
ヘタレな上、ベタな展開で申し訳ありません。
もうすこしでお楽しみのシーンになりますので、もうしばらく。
あと、セックスシーンで、
アニスにフェラをさせるか、させないかで悩んでいるんですが、
ご希望のほう、ありましたらお願いします。
>>242 おつかれー、楽しく読ませてもらいますた
フェラですか、個人的にはアニスは性にうとい方が萌えるのでフェラなしかあってもつたないフェラがいいでつね
生意気なこと言ってすいません
244 :
31:03/03/15 23:30 ID:BhyQXbLX
>>220
無理でつか…
だれか、続き書いてくれる職人さんキボン
>242
グッ(・∀・)ジョブ!
前置きがしっかりしている分だけ萌えは増します。
これからもガンガッテください。
247 :
213:03/03/15 23:55 ID:21ZknzPz
風呂入っている間に感想が来ていてうれしいです。
>>243 了解です。ベタかもしれませんが、親指しゃぶりはフェラにつなげるための複線
にしたかったんですが、アニスはそっちは似合わないかな、と思い、
書いた後、悩んでいました。そういう方向で行きます
>>245 前書きをほめていただき光栄です。
書いた後、改めて読み直して、前書き長すぎたな・・・
と思っていたので、非常に感謝しています。
>>246 いえいえ。黄昏さんにはまだまだ及びません。
自分はゲーム小説をなんどかいろいろなHPに送ったことあるのですが、
エロは今回が初めてなので、肝心のシーンで
表現が貧しくなりそうで、緊張しています。
248 :
名無しさん@ピンキー:03/03/16 01:02 ID:begKMeiS
誰かディオンの前でフェイトがアミーナをレイプする小説書け
249 :
名無しさん@ピンキー:03/03/16 01:26 ID:u9NHYpbx
>>248 ヤバイ、俺も読みたい。・・・・(゜∀゜)・・・
俺は書いてる途中で抜いちゃうから無理。
250 :
名無しさん@ピンキー:03/03/16 01:28 ID:P5FyglfG
251 :
名無しさん@ピンキー:03/03/16 01:47 ID:P5FyglfG
ギャフー!なんですかこの執筆99ばかりのスレは。どれもこれもハァハァ…。神スレ!!
職人さん頑張ってください!!
とりあえずキボーン
・クレア×ネル、ファリン&タイネーブも乱入してネルたんハァハァもオケ。
つか恥かしがるネルたん見てー( ゚∀゚)!!!
・クリフ×ミラージュ
子供ばかりのなか、唯一大人の2人の営みが見たい…( ´∀`)
・ミラージュ×マリア
ミラージュたんは優しくて上手そう…頑ななマリアたんのココロをほぐしてくれそうでつ(;´Д`)ハアハア
253 :
213:03/03/16 02:08 ID:xl4YlJuT
旅行の準備が終わって、自分のをまた読み直して、ほかの人のと
比べたけど、
すいません、誤字、消し忘れ、句読点変、日本語変なところ多いです。
読みにくくて、申し訳ない。
書き込みながら訂正しているため、ミスが多くなってしまいました。
昔、小説投稿してるときは、Eメールで送ってたから、読み直しながら書けたんだけど・・・。
大事なシーンで誤字脱字が出て、萎えると嫌なので、
でないよう、精進します。
>>253 どこに投稿してたのか激しくキボン。
マッハで読みに逝きます。
フェイト×マリアの近親相姦ネタでもやろうと思って筆をとったものの、
早くも暗礁に乗り上げています……。
なんかフェイトっぽくない・゚・(ノД`)・゚・。
SS作家さん方、どうやって個性づけしています?
むしろ、マリア×フェイトきぼん
257 :
213:03/03/16 07:34 ID:xl4YlJuT
>>254 こんなつたない文章でも読みたい、といっていただき、ありがとうございます。
実はそのサイト、もう閉鎖してしまったんで。
さらに、メール送信したPCが前に使っていた95のPCで、
故障してしまったから、確認や、再うpすることもできないんです。
すみません。
>>255 自分は、ゲームしながら、各キャラクターの性格を自分なりに解釈して、
それをもとに書いています。
おそらく、自分がフェイマリ書くことになったら、ベタベタな恋愛になりそうです。
258 :
31:03/03/16 08:03 ID:YzfJDJ1v
>>255 漏れはこういうこういう性格だろうって考えてから、
どんな風にやりとりしてたら自然かなって脳内で動かして書いてます。
フェイマリがんばりまつ
>>258 俺もそんな感じで書くなぁ。たまにキャラの性格とか変えるけど。
260 :
31:03/03/16 09:01 ID:YzfJDJ1v
51-54 56 59 60 63 104 105 112 114-116 121 126 127 131 132
184 185 187-190 193 195 197
過去ログです。
マリア受難の日々
〜ディプロ・アクアエリー編〜
ディプロ内
「バンデーンの指定してきた時間までまだ時間があるわ。
それまでに、準備をお願い」
「了解、リーダー」
特に準備をすることもないフェイトはブリッヂに残っていた。
「フェイト、時間になったら船内放送で呼ぶから、それまで船内を見て回ったら?」
「じゃあ、マリア、案内してくれないか?」
「ごめんないさい、ちょっと、確認しておきたいことがあるの」
「そう、じゃあまた」
フェイトはブリッヂから出ていった。
「いいんですか、リーダー。彼と一緒にいかなくて。
寂しそうでしたよ」
「…関係ないわ。マリエッタどうしてそんなことを聞くの?」
「いえ、それならいいです」
そう言ってマリエッタは自分の仕事に戻る。
マリアは気が付いていないのだろうか。
どことなくそわそわとして落ち着かないことに。
(素直じゃないんですから…)
マリエッタはそんなマリアを見て苦笑を浮かべる。
261 :
ポチ:03/03/16 09:15 ID:UwFZaB6P
やべ、パソコンの前で爆睡してた。ラジオ聞きながら爆睡してた。
一晩でまた増えてるし・・・
話のネタ考えながらメチャイケ見たらネタ全部飛んだ
262 :
31:03/03/16 09:51 ID:YzfJDJ1v
上の続き
フェイトはブリッヂを出た後、入ることが出来る部屋をくまなく見て回っていた。
「マリア、どうしたのかな…。いつもより機嫌が悪かったみたいだけど…」
マリアのいらだちの原因はフェイトの発言にあった。
フェイトの幼なじみのソフィア。
ソフィアの事を心配するフェイトはマリアが今まで見たことのない姿だった。
たとえそれがフェイトが『妹』を心配する姿だとしても。
「ここは…」
フェイトは部屋を見て回っている内にいつの間にかマリアの部屋に来ていたらしい。
戦艦の中であるためかクォークのリーダーであっても他の部屋とかわらない。
「ここで、マリアは寝て居るんだな」
部屋のベッドを見てフェイトはつぶやく。
それと同時に肌を重ねた後のあどけない寝顔を思い出す。
「…行こう」
マリアの部屋から出てきた時、丁度館内放送が流れる。
「今は父さんたちを助けることを考えないと。
気合いを入れないとな」
頭をふって気持ちを切り替えると、フェイトはブリッヂへと向かった。
行き先はバンデーンとの取引先。
その先に待ち受けている過酷な運命を彼はまだ知らない…。
>>31さんイイ!
後、マリア攻、フェイト受があってもいいかなーなんてね
264 :
254:03/03/16 10:19 ID:Sag8XCia
>>257 まじめに残念・・・
ぢつはこのフェイト×マリアSS、メモ帳にコピペして保存してみたり。
265 :
31:03/03/16 10:41 ID:YzfJDJ1v
上の続きです
「私はムーンベースに行くわ」
バンデーンたちと戦闘の中、フェイトの父ロキシが命を落とした。
掴まっていたもう一人の人質であったソフィアはなんとか助け出すことに成功したが。
ロキシの残した遺言、ムーンベースへ…。
今は悲しみに暮れているよりも前を向いて歩いた方が良い。
それはマリアが以前経験した父と母の別離。
その経験から出た言葉だ。
立ち止まっていれば悲しみは増すばかりだから…。
「行こう、ムーンベースへ」
立ち上がるフェイトを見てマリアはほっとしていた。
そして、連れだってブリッヂへと向かう。
アクアエリーとの通信のために。
アクアエリー船内
「マリア、居るかい?」
「フェイト」
マリアは検索の作業の手を休めてフェイトの方を向いた。
「何をして居るんだい?」
「以前調べたデータベースにアクセスしていたの」
フェイトはそのデータを見てほしいといい、マリアは快く承諾してくれた。
データの閲覧が終わったフェイトは複雑そうな顔をする。
自分に埋め込まれた力。
今まで知らない父、ロキシの顔…。
266 :
31:03/03/16 11:28 ID:YzfJDJ1v
上の続き
フェイトはいきなりマリアの手をとって強引に抱き寄せる。
「フェ…うんっっ」
フェイトは何か言おうとするマリアの唇を強引に奪う。
そして、ベッドに押し倒す。
乱暴にマリアの秘所を探り、今までの経験を生かして強引に快楽を引き出していく。
「やぁっ、フェイトどうしてっ、ふぅっ」
「アクアエリーがムーンベースに到着するまでまだ時間があるんだ。
それまでは、いいだろ」
そう言いながらマリアの下着をずらし、更に指を奥に進める。
「だからって…」
「今は…今は黙って抱かせてくれれば良いんだよ!!」
フェイトの激しい感情をぶつけられて思わすマリアは押し黙る。
フェイトは乱暴にはしている物の初めての時のようにいきなり挿入する事はなかった。
「マリア、濡れてきたよ。こんな風に責められても感じてるなんてエッチだね」
「フェイト、あっ、今日のあなた、くぅん…おかしいわよ」
「おかしいのはマリアの方だろ。乱暴されて感じてるんだから」
「そんなっ」
「これだけ濡れてれいれば十分だね」
「ちょっ、まって…、くぁぁぁぁっ」
マリアの抗議の声も聞かず一気に押し込むフェイト。
267 :
31:03/03/16 11:52 ID:YzfJDJ1v
上の続き
上から押さえ込まれる形のマリアはその時初めていまのフェイトの表情を見ることが出来た。
泣き出しそうな…、わめき散らしたくなるようなそんな顔…。
人は頭より感情で生きていく物である。
いくら、頭では押さえつけようとしてもフェイトの悲しみはどうにかなる物ではないだろう。
マリアが抱いているロキシへの憎しみのように…。
「…なんだよ」
マリアははっとして自分は今どんな顔をしていたのだろうと思った。
哀れみ?同情?
今のフェイトはそんな安っぽい物だけでどうにかなるわけではないのに…。
「フェイト、一つだけ約束して…。 今は私をどうしてもいい。
でも、決してロキシ博士の死から逃げ出さないって」
「……なにをされてもいいの?こんな事も?」
フェイトの声はすでに震えてきていた。
そのフェイトの指はマリアのアナルに少しずつ進入している。
マリアは頷く。
「それで、フェイトの気が済むなら」
「く…ぅ…、うぁぁぁぁぁぁぁ!!」
フェイトはマリアに挿入したままマリアの脇に顔を埋めて泣き出した。
マリアは目を閉じてフェイトの劇場がすぎるのをただ黙って待っていた。
268 :
31:03/03/16 12:13 ID:YzfJDJ1v
上の続き
フェイトはしばらくして落ち着くとマリアのことを見つめ直す。
「落ち着いたかしら?」
訪ねるマリアにフェイトは頷く。
「でも、マリア、さっきの本気なんだろ。好きにして良いって」
「それは…」
はっとしてマリアは赤くなった。
フェイトに父親の死から逃げ出さないでほしいが為にいった言葉だったが、冷静になって考えるととんでもないことを口走った物だ。
そんなマリアの様子にフェイトは柔らかな笑みを浮かべると口づけをする。
「冗談だよ。ごめんねマリア、迷惑かけちゃって」
ふるふるとマリアは首を振る。
「気にしないで、フェイト。
それで、あの…」
マリアが言いにくそうにもじもじとする。
フェイトの物は大きくなったままマリアの中に入ったままだ。
二人とも結局まだ一度も逝っていない。
「優しくするから、続きしようか…」
マリアは頷く。
マリアとフェイトはお互いのぬくもりを感じながら高見へと上っていった。
傷は未だ癒えていないが、今は前に進むことを考えて…。
269 :
31:03/03/16 12:18 ID:YzfJDJ1v
以上、ディプロ到着〜ムーンベース移動の回でした。
フェイトがあんまりあっさり立ち直ったのがなんか違和感あったんでこんな話にしました。
某種っぽくみえたらスマソ。
ちなみにパラレルで行為を見えていたソフィアが嫉妬して…と言うのを考えてみたり…。
270 :
31:03/03/16 12:23 ID:YzfJDJ1v
>>263 漏れは、マリアは受けにしか見えないので無理でつ。
黒豆とかネルとかミラージュあたりなら攻め出来そう…。
271 :
31:03/03/16 12:55 ID:YzfJDJ1v
マリア受難の日々!?
〜パラレル 黒豆編〜
ベッドの上で知識でしか知らない男女の営みを続けるフェイトとマリアの姿があった。
「そんな…、フェイト…」
ソフィアはフェイトを励まそうと一度、フェイトの部屋に向かったのだがそこにフェイトは居なかった。
何処に行ったのかと思い、みんなの部屋を回っていたのだが、マリアの部屋に来た時、その光景を目撃したのだった。
ソフィアは慌てて自室に戻るとだれも入れないよう扉をロックした。
「フェイト…、私には見向きもしなかったのにあんな人と…」
そっと胸に手を当てる。
「胸だって私の方が大きいのに…」
「フェイト…んっ」
ソフィアはそっと自分の秘所へと手を伸ばす。
「んぁ…ファイト、フェイトぉ」
数えるほどにしか経験していない自慰。
その中で、こんなに惨めな気持ちで行為を行うのは初めてだ。
「ぁっ、あんっ、フェイト…」
だが、一度始めてしまえば逝くまでは止まらない。
フェイトの名を呼びながら、自分のあそこを申し訳程度に触れて動かし、自らの胸を揉む。
「フェイト、私、逝くんだよっ。逝っちゃうんだよっ。フェイトっっ」
びくん、と加太をのけぞらして絶頂を迎えるソフィア。
その後、ソフィアは顔を埋めてしばらく泣いていた…。
272 :
31:03/03/16 13:18 ID:YzfJDJ1v
上の続き
「どうすればいいのかな…」
自分のお気に入り猫人形を見つめて問いかけるソフィア。
そんなことをしていても答えが出るはずもないが。
「はぁ…。答えてくれる分けないよね。
あれ、ちょっと待ってよ。たしか昔フェイトが持っていたエッチな本の中に…」
ソフィアはがばと起きあがると荷物をチェックする。
その後、端末で必要な情報を探し出す。
「これだよ…。これがいいよ。
そうだよね。悪い猫ちゃんにはお仕置きも必要だよね…ふふっ」
笑うソフィアの表情は何処か虚ろで、不気味な光が宿っていた。
後日…。
ソフィアは、マリアに話したいことがあるからと自分の部屋に呼び寄せた。
「どうぞ、中に入ってください」
「ええ、おじゃまするわね」
そう言ってソフィアはマリアを部屋の中に招き入れる。
その時、扉をロックすることを忘れない。
「これをどうぞ」
そういって、ソフィアはお茶を差し出す。
「ありがと。ところで話したい事って何かしら」
お茶をすすった後、マリアはソフィアに訪ねた。
「私が聞きたいのはフェイトとの関係です。」
「えっ?」
マリアはその言葉にどきりとする。
フェイトに一番近い彼女だ。
彼に好意をもっていても不思議ではない。
>>272 ブラックソフィアキタ━( ´∀`)´_ゝ`)`Д´)´Д`) ̄ー ̄)-_-)・∀・)´・ω・)=゚ω゚) ゚Д゚)゚∀゚)━!
これからどんなおしおきをマリアにするか楽しみです!(;´д`)ハァハァ
黒黒豆キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
クレアタンが攻めだと個人的には萌える
(;´Д`)ハァハァ
276 :
名無しさん@ピンキー:03/03/16 14:01 ID:ydB5R/ps
31様。いつもお疲れ様です。ですが。ですがこれだけは。
>>マリアは目を閉じてフェイトの劇場がすぎるのをただ黙って待っていた。
コレは萎えました。すみません。
277 :
名無しさん@ピンキー:03/03/16 14:02 ID:KsxGxxuV
278 :
31:03/03/16 14:08 ID:YzfJDJ1v
>>276
スマ。
嫌いなシーンはどうかスルーしてくだしい
黒虫だな
280 :
ネットdeDVD:03/03/16 14:15 ID:A0hc/Ma+
281 :
名無しさん@ピンキー:03/03/16 14:40 ID:qrxpOQOO
ここのスレは執筆LV99以上のクリエイターがいっぱいイマスナー
糞虫×女の子キボーンでぃす。
>31さん・黄昏の文芸作家さん
貴方様方は神!期待してますのでがんばってください。
子供マリアたんのレイ−プ陵辱SSキボン
>>31がこのスレと契約していて良かった・・・・
あんたのマリアSSは最高や!
(;´Д`)ハァハァ
>>278さん
276じゃないんだがシーンじゃなくて漢字が「激情」じゃなくて「劇場」になってるから
盛り上がってる所で映画館とかそっち系を想像してしまって萎えって事じゃないの?
小説って文字だけで伝えるものだから漢字とかけっこう重要じゃないですか?
別のもの想像してしまいますし。
>>281 同士〜自分も糞虫×女の子好きですっ
糞虫は鬼畜SMプレイも逝けそうで。
糞虫×ネルキボン!!
288 :
31:03/03/16 19:38 ID:YzfJDJ1v
上の続きでつ
「……なんでもないわ」
わずかに怯えを含みながらマリアは答える。
「何でもないのにフェイトに抱かれたんですか?」
「!?」
フェイトとマリアが肉体関係を持っていることはソフィアはまだ知らないはずだった。
クリフやミラージュにはしっかり口止めしていたし、まさかフェイトが自分から話すとは思えない。
「見たんですよ。この間。
マリアさんとフェイトが同じ部屋にいるところ。
でも、それはもう良いんです。フェイトはマリアさんを選んだんですから…」
ソフィアはスッと立ち上がり、ゆっくりとマリアに近付いていく。
ソフィアの様子に異様な物を感じたマリアはこの部屋から出ようと足に力を入れる。
が、うまく力が入らず倒れてしまう。
「な、何を…」
「マリアさんは悪い子猫ちゃん。私はその飼い主なんです。
マリアさんが私なしでは生きられなくなったら、フェイトも来てくれるよね」
ソフィアは倒れたまま動けないマリアに手錠をかけるとベッドまで引きずって行く。
「もう逃げられませんよ。諦めてくださいね。
この媚薬、調合の失敗作なんですけど効き目はばっちりなんですよ。
何にも知らないスフレちゃんで試してみたら気絶するまでオナニーしてたんですよ。
今頃、オナニー中毒になってるかもしれませんね」
すさまじい内容を語るソフィアの表情はいつもと変わらない。
しかし、今は逆にマリアの恐怖を駆り立てる物でしかなかった。
ソフィアはいきなりマリアの胸を鷲掴みにする。
それだけでマリアに頭が真っ白になるほどの快楽が走った。
289 :
31:03/03/16 19:40 ID:YzfJDJ1v
286
指摘サンクス。
誤字には十分気を付けまつ
キタ━━(゚∀゚)━━!!
31様の登場を見て思わずリアルで「キタ━━(゚∀゚)━━!!」やっちまった漏れ…
大ファンです(*´Д`)
292 :
名無しさん@ピンキー:03/03/16 20:10 ID:d+3TLtWW
ダークソフィアキタ━━(゚∀゚)━━!!
ブラックソフィア×マリアタンキタ━━(゚∀゚)━━!!
(;´д`)ハァハァ!!!
294 :
31:03/03/16 20:25 ID:YzfJDJ1v
上の続きです。
「ねぇ、気持ちいいでしょ。こうなっちゃうとねこんな事されても気持ちいいんだよ」
ソフィアはマリアの胸をはだけると細い針を取り出した。
「や、やめて…。おねがいだから…」
「だめだよ。これはお仕置きなんだから。
大丈夫だよ。多少傷ついたって私の紋章術で直してあげるからね」
そう言ってソフィアは迷わずマリアの右乳首に針を通した。
「!!!!」
声にならない悲鳴を上げて躯をのけぞらせるマリア。
激痛とともにそれを上回る快感がマリアを襲う。
「ね、気持ちいいでしょ。もっとしてあげる」
そう言ってマリアの首筋に舌を這わせ息を吹きかける。
マリアにゾクゾクとした感覚が走る。
自分の中を駆け回る快楽に怯えるマリアを見ながらソフィアは2本目の針を取り出す。
「いやぁぁぁぁぁ」
マリアは今度は悲鳴を上げることが出来た。
じわじわと攻めていくことで快楽を感じていることを自覚させていくソフィア。
その様はどことなく捕まえた獲物をいたぶる猫を思わせる。
ソフィアは針にひもを通すとクイクイと軽く引っ張る。
そのたびに何かに耐えるよう、マリアの表情が歪む。
甘い声すら洩れている。
「ねぇ、マリアさんもどかしいんじゃないですか?
アレを飲んでからだいぶ立ってますから、うずいて仕方がないはずですよ」
「そんなこと…ない…わ」
ソフィアは口に手を当ててふふっと嗤うと次の道具の準備に取りかかった。
計画を思いついてから準備した道具たちだ。
295 :
名無しさん@ピンキー:03/03/16 20:48 ID:d+3TLtWW
ブラックソフィア、またキタ━━(゚∀゚)━━!!
展開を期待してます!
遅いな。
漏れなんかフェイト×マリアが出た瞬間にリアルで「キタ━━(゚∀゚)━━!!」やったぞ。
297 :
ポチ:03/03/16 21:06 ID:E4ONjjPP
>>180の設定でかつ、一応170の続き ストーリーまつがってたらスマソ
ネルの助けもあり無事アーリグリフ王都から脱出できたフェイト一行 のお話
「おい、本当に大丈夫なのか、あいつらだけで?やっぱ今からでも加勢に言った方が・・・。」
顔を引きつらせたクリフが手を打ちながら抗議している。
「大丈夫さ。さっきも言ったがあの子達も隠密、ちゃんと訓練は受けているんだよ。
それに私にも任務がある。あんたたちを陛下の下に送り届けるっていうねぇ。その為なら
少しの犠牲ぐらいかまわない。」
馬車に乗りアーリグリフを離れシーハーツ領内へ向かう途中、追っ手が来た。
アーリグリフの大3部隊『疾風』『風雷』『漆黒』 その内ヴォックスが率いる『疾風』
エアードラゴンに乗り戦場を駆ける空中強襲部隊。そんな厄介な奴らに追われるはめになった。
無事にシーハーツに迎えるとは思ってなかったフェイトとクリフにとっては追っ手が来たぐらいで
驚くはずも無かったがそのときの対処方法を考えてはいなかった。『追っ手が来るなら闘ればいい』
というクリフの主張がまかりなりにも通っていたがいざエアードラゴンなる物に追われてみれば
その気も失せるというもの。とても現段階で勝算のある相手ではなかった。そこでネルら隠密が
言い放った作戦は『囮』 ファリンとタイネーブに奴らを引き付けておいてもらうというものだった。
「ちょっと待ってください。それじゃあ彼女らはどうなるんですか?」
これにはさすがにフェイトも反議の声を漏らした。
「間違いなく捕まるだろうね。」
ネルがあっさりと言いのける。
「何でそんなことが分かっていながら・・」
フェイトはその態度に怒りを覚えた。無理も無い話だ。
「私情を挟む余地なんて無いんだよ。それが任務と言うものなのよ。
彼女らだってそれを知っててこの仕事をしている。私だって足を引っ張るようなら
切り捨てられていくさ。それが隠密だ。」
ネルが凛とした態度で言う。
「だからって・・・」
「こんなところで口論しても始まらねえだろ。ここはまだ安全じゃねぇんだ。
あいつらは俺たちのために体張って逃げてくれてんだ。こんなところで捕まるわけには
いかねぇだろ。」
しばらくの沈黙の後
「そうだね、こんなところで言い争ってても始まらないよ。まずはカルサアへ向かうとしよう。」
「・・・・・わかった。行こう。」
こうして一同はカルサアへと足を運べた。
わざとでしたらすいませんが、「sage」が全角になってますよ(ヒソヒソ>95様
300 :
31:03/03/16 21:17 ID:YzfJDJ1v
上の続き
「今度はちょっと、きついからね。
これ、咥えていてね」
「あむっ」
ソフィアは半開きのマリアの口に、固定用ベルトが付いたバイブを押し込み、ベルトを締める。
これで、マリアがどんなに暴れても自分で外すことは出来なくなった。
ソフィアがスイッチを入れるとヴーンという低い音とともに振動する。
「口の中にも性感帯ってあるんだって。
人によっては、ここでするよりずっと気持ちいいんだってね」
「んぅぅぅぅ…」
口の中からすら生まれる快楽にたいしてどうにか逃れようともがくマリア。
ソフィアは無駄なあがき、と思っているのかもがいているマリアを無視して下着を一気におろす。
幾度かフェイトに抱かれているはずのマリアの秘所は綺麗なピンク色をしていた。
まだ、ソフィアに一度も触れられていないはずのそこはあふれ出る愛液によって濡れそぼっていた。
「さあ、マリアちゃんは耐えられるかな?
今までで一番きついの行くよ。そんな顔しないで。意識は飛んじゃうかもしれないけど死ぬことはないから」
そう言って三本目の針を取り出す。
「んうぅぅっ、ふぅぅぅっ」
何かを訴えるような目でソフィアを見るマリア。
その顔を見てさらににこりとする。
「そう、逝っちゃいそうなんだ。
それなら、それに合わせてあげる。
どれだけ、気持ちよくなるか楽しみだね」
マリアは首を振っていやいやをするが、今のソフィアには何の効果もない。
すぐにマリアは躯をそらせて絶頂を迎える体勢に入った。
エロ過ぎ…はあはあ…
(;´д`)
302 :
31:03/03/16 21:32 ID:YzfJDJ1v
上の続きです
それに合わせソフィアはクリトリスに針を差し込む。
「うぅぅぅぅぅぅ!!!!」
ぷしゃっ
マリアは気を失うことこそ無かったがあまりの快楽のため失禁してしまっていた。
マリアの体液がソフィアのベッドを汚していく…。
「あーあ。悪い子。
ベッドの上で粗相するなんて。
これじゃあ私ベッドで寝られないよ」
マリアは、ただ、涙を流すしかなかった。
「今日はこれで返してあげる。
でも、フェイトにはまだナイショだよ。マリアさんがいい子になったら教えようね」
ソフィアはマリアの縛めを解いていく。
拘束を解かれたマリアにいつもの強気な瞳はなく、ソフィアへの恐怖のまなざししかなかった。
躯の傷はすでにソフィアの紋章術によって癒されている。
マリアは急いで着替えると、すぐに自室に帰ろうとする。
今は出来る限りソフィアとの距離を置きたかったからだ。
「あ、そうだ。今日はマリアさんのせいで私のベッドが使えないんだった。
今からマリアさんの部屋に行っても良いですか?
断ったらさっきのシーン、ビデオにしっかり収めていますからそれをばらまくだけですけど」
マリアは真っ青になってへなへなとその場に崩れ落ちた。
そして、今のマリアに逃げ場など何処にも無いことに気が付いたからだ。
「さあ、マリアさんいきましょう」
ソフィアは優しく手を伸ばす。
囚われし聖女の、堕落の道は始まったばかりだった。
303 :
95:03/03/16 21:36 ID:E4ONjjPP
無事にカルサアへ着いた一同。そこは『風雷』の駐屯地であるので安全とはいえないが
王都にいるよりは幾分ましであった。
「さっき馬車がものすごい勢いで走ってったけどなんだったのかなぁ?」
宿屋に着くまでの道のりでそんな会話が耳に入ってくる。
『タイネーブさん達、大丈夫かな・・・。うまく逃げ切れてくれてれば良いけど。』
先のネルの話もあるが考えてしまうのはごく当たり前のことだった。
ネル自身本当は心配でしょうがないはずだ。フェイトの頭の中をそんな考えがよぎる。
「着いたよ、今日はここで一晩過ごして明日の朝一番でアリアスへ向かう。あそこは
シーハーツ領内だからね。安全さ。」
寝室に案内されフェイトはベットに横になり体を伸ばす。クリフはクリフで座りながら
首を鳴らしている。
「じゃあ私は定時連絡に行って来るからゆっくり休んでておくれ。」
そう言い放ちネルは宿屋を去った。
「定時連絡か・・・。おれもミラージュに連絡入れておくか。じゃ、俺もちょっと出るぜ。」
クリフは立ち上がり腕を組みながら言った。
「何処に行くんだ?別にココでも良いじゃないか。」
フェイトは首をかしげた。
「未開惑星保護条約を忘れたのか?今までばかみてぇにいってたくせに。
人気の無いところで済ませてくるさ。」
クリフが皮肉っぽく言った。
「ちぇっ、さっさと言ってこいよ。」
クリフが去った後フェイトはしばらく考え込んだ。
『どうしようか・・・・戦争に荷担する・・・・明らかに条約違反じゃないか』
>>212の続き。
「…朝か」
気だるそうに起き上がったアルベルは半分眠気眼だった。結局あの後ファリンの
膣内に3回出し、一晩中愛し合っていたのだ。アルベルは何ともなかったが、ファリン
の方は堪らない。アルベルに起こされると腰を擦りながらあくびをする始末だった。
「ふぁあぁ…おはようございますぅ…こ、腰が痛いですねぇ…」
「自業自得だ…すぐに発つぞ。俺のエアードラゴンがすぐそこまで来てる」
「ふぇ? そんなこと分かるんですかぁ?」
「…俺がアイツの羽ばたく音を聞き逃すか…来い、ファリン」
「…あれぇ?」
洞窟の入り口に向かおうとしていたファリンは歩みを止め、アルベルをもう一度見た。
「…どうした、さっさと来い!」
「アルベルさん…今、私のこと『貴様』とか『阿呆』じゃなくて…『ファリン』って呼びましたよね♪」
「…だから何だ?」
「…なんでもないですぅ♪」
腰が痛いのも忘れ、ファリンはアルベルに駆け寄り、昨晩の様に抱きついた。
「…離れろ」
「離れませんよぅ♪ アルベルさんには責任を取ってもらいますからぁ♪」
「フン…」
その後すぐにエアードラゴンは主人の匂いを察知して現れた。あっという間に
西の山は遠ざかり、見えなくなる。アーリグリフ王から休暇をもらっていたこともあり、
ファリンの提案でカルサアにある自宅に舵(?)を取るアルベル。
「私がお嫁さんになればぁ、おいしいお料理を毎日作ってあげますよぅ♪」
「…一応、期待はしておいてやる」
何だかんだでイイ感じになったしまったアルベルとファリンでした…。
305 :
95:03/03/16 21:39 ID:E4ONjjPP
>>299 わざとです
他のすれでも全部そうしてます
直しときます
306 :
31:03/03/16 21:42 ID:YzfJDJ1v
上の続き
幾日かの時が過ぎた。
「フェイト、ちょっと良いかしら」
「ああ、いいよ」
いつもとあまり変わらない調子でマリアが話しかける。
しかし、フェイトは気が付いていない。
以前のマリアにはなかった淫靡な輝きがその瞳に宿っていることに。
マリアはある部屋まで来ると扉を開こうとする。
…扉の先ではソフィアが座って待っている。
マリアがこれからフェイトの事を連れてきてるはずだ。
マリアを使えば簡単にフェイトに言うことを聞かせることが出来るようになるはず。
とんとん。
静かに扉が開かれる。
ソフィアはこれから始まる事に胸を高鳴らせていた。
(…ずっと待って居たんだよ)
以上です。
必要以上に黒豆が壊れている気がするのはキニシナイ。
それにしても、マリアはいぢめがいがあるなw
307 :
95:03/03/16 21:51 ID:E4ONjjPP
上の続き
「ふう、定時連絡ってのも簡単じゃないねぇ。っあれ、クリフは何処いったんだい。」
クリフが部屋を出てから数十分後、ネルが戻ってきた。
「どこかへ行ったよ。じっとしてられるほどおとなしい性格じゃないから。」
「それもそうだね。」
2人の間にかすかな笑いが起こる。
「それはそれとしてあんたは何処にも行かないのかい?」
ネルが不思議そうな眼差しで訊ねた。
「うん。ちょっと考え事してて・・・。」
「なんだい考え事って・・・わたしたちの要望のことかい?」
「はい・・・どうにも考えがまとまらなくて・・・
308 :
95:03/03/16 21:52 ID:E4ONjjPP
あれっ・・・・・・・ミステイク
309 :
31:03/03/16 21:53 ID:YzfJDJ1v
感想たくさんいただけて感激中だったりします(TT)
アルベルってエアードラゴンの契約失敗してたんじゃなかったっけ…
>>306 乙。俺も想像力働かせんとイカンなぁ…というワケでフェイト×ネル編とか
書いてみたり…。
FD空間突入後、フェイト達はエターナルスフィアの端末を通して何とか自分達の
銀河に帰ってきていた。以前としてエクスキューショナーの脅威は全銀河系を覆って
いるようだが、今のままではどうしようもないことくらい分かっている。だが…。
「このままじゃ…本当に銀河はお終いだ。僕達が何とかしなきゃいけないのに…」
シーハーツ・聖王都シランド城内の礼拝堂。この世に神など最初から存在せず、最初から
スフィア社の手の上で踊っていたフェイトにとって、もはや何も信じられなくなってしまっていた。
「浮かない顔してるじゃないか…どうしたんだい、フェイト?」
「ネルさん…」
ネル・ゼルファー。バンデーンとの戦いの後に別れを告げたはずだったのだが、FD空間
脱出後のシランドで再会し、また共に戦うこととなったばかりだった。
「僕…分からなくなったんです。この世界を救いたいと思ってるのに…戦う自信が無いっていうか…」
「ふぅん…何なら、場所変えて話すかい?」
「えっ?」
「礼拝堂で話すような内容じゃないんだろう? 来なよ」
「は…はい…」
ネルの私室。招かれたフェイトはイスに座り、これまでの経緯を話した。
さすがにネルもフェイトがそこまで思い詰めていたとは思ってなかったようで、
彼の話に聞き入っていた…。
「僕の力は彼らと戦うための力なのに…その僕が怖がってちゃ…ダメですよね」
「そうだね…アタシも…あのバンデーンが空から現れた時は正直怖かったよ。
自分の知りうる以上の力を持った者を恐れるのは、生き物の性さ…恥じることじゃない」
諭す様な口調でネルはフェイトに語りかける。怯える子供をあやす母の様に…。
312 :
95:03/03/16 22:26 ID:E4ONjjPP
続き
「はい・・・どうにも考えがまとまらなくて・・・。」
「そうかい、私としては協力してもらいたいけど・・・無理もいえないからね・・。」
二人の間に沈黙が流れる。
「もし協力してくれるならそれなりに見返りは期待してくれても良いんだろうけどね。」
ネルは不意に言い放った。
「そんな・・・見返りだなんて。そんな理由で戦争に巻き込まれたくありません。」
「それもそうだね・・・。」
見返り、考えてなかったわけではない。何かこの星から脱出する手段を考えるときどうしてもそこに行き着いてしまっていた。しかしシーハーツに通信機を作るような
技術は無いだろうしあったとしても戦争中に敵に闘られて命を落とすと言うことも考えられる。
「まぁ聖都に着くまでに考えてくれればいいよ。無理強いはしないからさ。」
ネルはベッドに座りフェイトと向かい合う形をとった。フェイトの視線にネルの細い足が飛び込んでくる。
『きれいな足だな。ソフィアより細いや。』
フェイトは釘付けになった。幼馴染と一緒にいた分女性には耐性を持ってると
思っていたがいざ見てみるとそんなもの役に立たなかった。
「ところでフェイト・・・ってあんた何処見てんだい。まさかいやらしいこと考えてたんじゃないのかい?」
窓の外を見ていたネルが視線に気付き手で覆い隠す。
「まっ、まさか・・・そんなことあるわけ無いじゃないですか・・・。とっ、ところで何か用事があるんじゃないですか?」
フェイトが慌てて話を変えようとした。
「まったく、忘れちゃったじゃないか。まぁたいした事じゃなかったから良いんだけどさ。」
再び沈黙が流れる。
「ふぅ、じゃあ私は出かけてくるよ。」
ネルが立ち上がり部屋を去ろうとした。
「まっ、待ってください。」
313 :
95:03/03/16 22:40 ID:E4ONjjPP
「どうしたんだい?」
ネルが物可笑しげに首をかしげている。
「あっ、いや、別に・・・。」
「可笑しなやつだねぇ。」
フェイトは考えていた。さっきの見返りの話。期待してくれて良いと言った事。
そして脱出手段を求める以外の別の回答。それは男子なら誰でも考えるであろう大人の・・・
つまり性的行為の話。
『もし・・・これを言ったら・・・なんて思われるだろうか・・・。あ〜っ、賭けなんだよな。
ちょっとさわりだけ聞いてみるかな。』
「あの、ネルさん。さっきの見返りの話。ココで・・でもいいんですか?ネルさんにお願いしたいことなんですけど・・。」
フェイトが恐る恐る訊ねた。
「私に?そりゃあ私なんかで良いなら何でもしてあげれるよ。私なんかで協力してもらえるならね。」
フェイトを少なからず保っていた糸が切れた音がした。
「ネルさん、ちょっとこっち来て貰えますか?」
フェイトが手招きしてネルを呼び寄せる。
「どうしたんだい、急に改まって?」
ネルがフェイトのそばに近寄ってきた。
「さっきの・・・戦争の手伝いの話。一応結論出しました。」
フェイトは俯きながら答えた。
「本当かい?それは良かった。・・・で、何をすればいいんだい?私に出来ることだったよね?」
ネルはうれしそうに返事を返した。しかしその言葉が仇となることを知るはずも無かった。
「そのことなんですけどね・・・。本当にいいんですか?」
これはフェイトの良心が出した最後の渡し綱。ネルと・・・フェイトにとっての。
「くどいね、良いって言ってるじゃないか。」
フェイトの口元がゆがんだ。
「・・・・良かった。これで僕が負い目を持つ理由がなくなったんですね。」
すぐさまフェイトはネルの唇を奪いベッドに押し倒した。
314 :
名無しさん@ピンキー:03/03/16 22:57 ID:ydB5R/ps
フェネルキタ――――(・∀・)――――!!!!
>>310 クリア後に契約、もしくは溶岩洞で修行中に契約したと解釈してくれい(w
クリムゾンヘイトを従わせたくらいの糞虫ならエアードラゴン手なずけるくらいは
もう出来るっしょ、多分。
316 :
95:03/03/16 23:16 ID:E4ONjjPP
続き
ベッドに押し倒されたネルはしばらく唖然としていた。が、フェイトが舌をもぐりこませようとしたことに反応しすぐさま警戒体勢を取った。
「何するんだい、フェイト。あんた・・・中途半端な返事をしたら・・・すぐさまぶった切るからね!!」
ネルフェイトを押しのけ床に降り立ちダガーを構えた。しかしフェイトはそんなことには怯えず笑っている。
「何って・・・あなたの出来ることは何でもしてくれるって言ったじゃないですか。」
「・・・どういうことさ?」
「どういうことも何も、ネルさんが僕を楽しませてくれたらあの事について考えてみるって事ですよ。」
ネルは唖然としたがフェイトの顔は本気だった。今まさにでも襲い掛かりたい、快楽に溺れたい、そういう男の眼をしていた。
そんな眼を見るのがネルは死ぬほど嫌いだった。隠密という仕事上敵に捕まることは何度か経験している。そんなとき自分に近寄ってくる男は必ずといっていいほど
そういう眼をしていた。実際のところそういう時には誰か助けが着たり自慢の施術でやり過ごしたため辱めを受けたことは無かった。
「なんだいそれは、そんな条件飲むと思ってるのかい馬鹿馬鹿しい。冗談も程々にしな!!」
「冗談なんて・・ひどいじゃないですか。僕は本気なのに・・・。」
「そういう問題じゃないんだよ!!」
「何でですか?最初は何でもするって言って・・・いざとなったら出来ないですか。矛盾してますよ?」
「それは・・・・・」
寝るが一瞬ためらったのをフェイトは見逃さなかった。ネルのダガーを払い落とし再びベッドに押し倒した。
「ふふ、楽しくやりましょうよ、ネルさん。何でそんなに嫌がるんですか?」
フェイトはいと可笑しげに聞きなおした。
「愚問だね!そんなの決まってるじゃないカ「任務に私情は問わないんじゃなかったんですか?」
「そ、それは・・・」
>>31さん。了解です(マリア受けの話)
とにかくエロくていい!上手いです。それだけ!
裏フェイトキタ――――(・∀・)――――!!!!
319 :
95:03/03/16 23:43 ID:E4ONjjPP
ネルは戸惑った。確かにフェイトの言う通りなのだ。いつも癖のように自分でいってた言葉。それがこのような形で裏目に出ようとは。
ネルは以前自分がクレアを襲ったことを思い出した。あのときの自分の立場は今のフェイトと同じだったかもしれない。しかしあのときの感情も全ては
呪いの産物であり今となってはあの晩の出来事は自分にとっての負い目でしかない。
そのことでクレアに謝るたびに『気にしないで、あれは仕方なかったことでしょう。』と言われる。
あのことは全てにおいてネルの人生においての汚点であるとしか言い様がなかった。
ネルが何か考え込んでいると知ったフェイトは最初のうちこそ止まってはいたが耐え切れずにすぐ活動を始めた。
フェイトはまず手始めにネルの太ももを舐め始めた。
「・・・ネルさんの紋章って足にありますよね・・・。素敵ですね・・・。」
「そんな事言って私は騙されたりはしな、うっ・・・」
フェイトはネルの紋章をなぞるように舐めている。そういうことを経験したことがないネルにとってその行為だけで既に涙ものだった。
「感じてるんですか、ネルさん?うれしいなぁ・・。」
敏感に反応するネルに向けてフェイトが言い放った。あまりの反応の良さに次第に面白くなり露出している全個所を舐めていった。
腕、首筋、耳、その小奇麗な顔全て。そのたびにネルは声を上げ敏感に反応する。
「うっ、フェイト・・・今なら・・全部忘れてあげるから・・早く・・あっ・・やめな・・・。」
ネルの抗議の声は既に力なかった。それだけにその声もフェイトを興奮させるだけの道具にしかならなかった。
「またまた、そんな事言って。ホントは感じてるくせに・・・ほら、こうすればすぐ・・・」
フェイトがネルの服を脱がし現れた胸を揉みしだき始めた。
「んっ、ふぁっ、ハァ・・・私が感じてるって・・・馬鹿言っちゃいけないよ・・・。」
ネルはあくまでも突っ張ってみせる。
「ネルさんって・・・ふふ、かわいいですね。」
フェイトはあくまでも強がるネルを尊重し決して強く犯そうとはしなかった。
丁寧にかつ、自分の思い描いたとおりに綺麗な体をいじり倒していく。
「ああっ、いやっ、フェイトやめておくれ・・・。」
今まで強気な主張を通してきたネルも次第にその態度が崩れてきた。
320 :
95:03/03/17 00:05 ID:6y4omBUY
「ふふ、ダメですよ。まだ僕は十分楽しんでないですよ?僕たちが協力しないと困るんですよね?」
「そっ・・・そうだけど・・・。」
「任務に私情を挟んだらいけないんですよ。」
フェイトは笑いながら言った。
「ネルさん、パンツ脱がしちゃっていいですよね?これがあると何かと面倒だし。」
フェイトがネルの下着に手をかける。ネルも必死に抵抗するが既に力なき体、フェイトにとってはまさに赤子の手をひねるより簡単と言ったところだった。
「ふぅ、やっと脱げましたね。まったく抵抗なんかしないでください。疲れるじゃないですか。」
フェイトが額の汗を拭きながら横たわるネルに言った。ネルの秘部があらわになる。ピンク色したとても綺麗で、それでなおかつ濡れている秘部。
フェイトとしてはついに最終ラウンドといったところか。
「綺麗ですね。へー、女の人のココってこうなってるんだ。今まで本でしか見たことなかったし、ソフィアもココまでは見せてくれなかったからな。
他のことなら何でも言うこと聞いてくれるのに。あっ、ソフィアっていうのはですね、僕の幼馴染で、そして僕の可愛いおもちゃなんですよ。」
フェイトがはしゃぎながら言ったが既にその言葉はネルには届いていなかった
ネルは今までにされた行為と自分のものが見られたショックで半分放心状態だった。
「あれ、ネルさん、聞こえてますか?んー、しょうがないなー、これからがイチバン面白くなるっていうのに。
仕方ない、ネルさん、もういいですよね、さしちゃっても?」
やっとのことで意識を取り戻したネルが最後の抵抗をする。震えていて力の入らない手によるビンタだった。
突然の出来事にフェイトは一瞬ためらったが止めることは出来なかった。
「痛いですね、何するんですか、いきなり。わかりました、これで最後にしますから。」
そう言い放ちフェイトは自分のズボンを下ろし固くそそり立ったいちもつを取り出した。
「いきますよ、ネルさん・・・。」
321 :
名無しさん@ピンキー:03/03/17 00:07 ID:c3yTzTVw
マリアの闇黒豆への逆襲きぼん。
最終的にマリアと黒豆はフェイトの肉奴隷。
フェイト×ネル編書こうって思ってたんだけど95氏が書いてる途中なんで
フェイト×クレアに路線変更しちゃえ〜…ダメかなぁ。つーワケで
>>311の続き。
「あれは…ネルと…フェイトさん…?」
礼拝堂から連れ添って出て行く2人をクレアは見た。彼女も城内に住んでいるのでネル
やその仲間達が行動を共にしているのはよく見かけていたが、何故今頃フェイトがここに
いるのだろうか? 女王にアリアス復興の報告をした帰りでの出来事だった。
「(フェイトさん…自分の世界に帰ったんじゃなかったの…?)」
クロセルとサンダーアローのおかげで何とかエリクールの危機は去った(とクレアは思っている)。
それと同時にフェイト・クリフ・マリアは自分達の世界に帰ったはず。なのに、どうして?
まあ、フェイト達がFD世界を通してこちらに来たことを知らないクレアが不思議に思っても
無理はないのだが…。
「(…フェイトさんにまた会えるなんて…)」
ネルには申し訳ないと思いつつ、気配を消してクレアは2人を尾行した。着いた先は…。
「(…ネルの部屋!?)」
クレアは戸惑った。親友のネルを疑うワケではないものの、深刻そうな顔をしたフェイト
がどうにも気にかかる。何か間違いがなければいいのだが…。
「(まさか…ネルに限ってそんな…第一、昼間からそんなこと…不謹慎よ!)」
フェイトとネルが築いた信頼関係は、クレアがネルと長年かけて築いてきたものと同等か、それ
以上のものかもしれない。フェイトがグリーデンの技術者でないことが露見した今でもクレアは
フェイトを信じているし、密かに見守ってもきた。年若い少年に惹かれている自分に築いた時は
職務のために感情を押し殺していのである。しかし戦争は終わり、てっきり彼はシーハーツの復興
を手伝ってくれるものと思っていたフェイトは自分の世界に帰ってしまった。
ネルには別れの挨拶をしたらしいが、自分への言伝は無かったと言う。自分は彼の眼中にも無かった。
そう思うとやりきれない気持ちが溢れ、みなのいない所で泣いているクレアの姿があった。
「(『あぁ、あれが恋だったんだ』って思わせてくれたのは…フェイトさんなのに…)」
クレアは自室の真正面に位置するネルの私室に、気配を消して近づき、聞き耳を立てた…。
323 :
名無しさん@ピンキー:03/03/17 00:09 ID:5UECD3QK
>95氏&黄昏の文芸作家氏
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!!
フェイト×ネル、フェイト×クレア!!
激しく期待しております(*゚Д゚)ノ
ゲッ、21行目と22行目の文章が変になってるなぁ…と開き直ってみる。
>>322の続き。
ドアの向こうから聞こえてくる2人の会話はクレアにとって全く理解のできないものであったが
フェイトがバンデーン以上に強大な敵と戦うことになり、フェイト自身も戦う力を持っているにも
関わらず、どう戦えばいいか迷っている…そんな感じの会話だった。
「(フェイトさんは…ネルに協力してもらうために来たの…?)」
答えはイエス。クレアが城に来る数時間前にフェイトはネルに協力要請をしに来ていたのだった。
「(…私だって…ネルと同じか…それ以上に…カイトさんのために戦えるのに…!)」
嫉妬の心がクレアに生まれた。初めて、親友のネルを妬んだ。しかも、男のことで。
「(…っ! 私は…こんな嫌な女だったの…?)」
だが、クレアの気持ちとは裏腹にフェイトとネルの会話はどんどんと仲間同士の会話から男女のものへと発展していく。
『フェイト…さっきから言ってるけど、怖いのは恥ずかしいことじゃない。…むしろ、恐怖を克服して
こそ、男ってモンだろ? …それに、アンタが化け物だろうが何だろうが…アタシはアンタを信じてる』
『…でも…僕の力は…間違えばネルさんだって…』
『構いやしないよ。…アタシはアンタに返そうとしても返せない…借りがあるんだ。地獄まで付き合うさ…』
『…ネルさん…』
『…ネルでいいよ、フェイト…つらかったら…その、アタシが慰めてやろうか…?』
『えッ!?』
「(…ネルッ!?)」
クレアが恐れていたことが現実になろうとしていた。フェイトとネルの仲がこれ程までに発展
していようとは夢にも思わなかったようである。自分と同様に、ネルもフェイトに対して好意を
持っていたとは…同じ男を愛してしまうとは、何という運命のいたずらなのだろうか。
「(フェイトさん…答えないで…答えちゃ…ダメ!)」
『いいんだ…淫乱な女だって思われても構わない…アタシは…アンタが好きなんだ…』
『ネルさん…ぼ、僕は…』
これ以上は耐えられない。意を決し、クレアは大胆にも敵地に乗り込む作戦に出た。
「ネル、いるの? クレアだけど…(どうしよう…思わず…)」
>>黄昏の文芸作家様
(・∀・)イィ!!んだが、一つだけ言わせてくれ・・・。
>>「(…私だって…ネルと同じか…それ以上に…カイトさんのために戦えるのに…!)」
カイトって誰ですか(涙
.hackキター。
328 :
95:03/03/17 00:46 ID:6y4omBUY
フェイトは自分のものをネルに差し込んだ、奥深く、これでもかと言わんばかりに。
「痛っ、痛い、あぁっ、ふっ、いやっ、あっあっ、んっ、あぁあぁあぁぁ」
フェイトが激しく体を動かしネルがそれに敏感に反応する。
「うっ、ハァハァ、気持ち・・良いですね、まさか・・ん・・これほどまでとは・・思いません・・でした。
それにネルさんの中・・とてもヌルヌルしてて・・凄い・・締まりよくて・・最高ですよ・・」
フェイトは自分の想像したより遙に気持ちのいい行為に悦っていた。しかしすぐにはイカず、少しでも長らえようと努力していた。
まだ日は高く、窓の外からは町人の他愛もない会話が聞こえてくる。ドアの向こうからは宿泊人のや受付嬢の声が聞こえてくる。
何時人にばれるかも分からないこの状況がフェイトとネルをさらに深い快楽へと誘って行った。
「ンあっ、あっ、んん、ふぁぁ、やっ、フェイ、フェイト・・・そこ・・・ん、あっ、もっと、もっとちょうだい・・・」
ネルは既に壊れていた。最初の態度は何処吹く風、と言うようにフェイトは笑みを浮かべている。
「ふぁ・・ぁ・・そこ、そこ・・・んぁ・・イク、イクゥ!」
既にネルは絶頂に達していた。しかしフェイトとしてはまだ少し物足りなさが胸に残る。
「ネルさん、もう・・ちょっと・・・我慢できませんか・・?僕・・もうちょっと・・って、うっつ、
僕も・・・イク!」
ココに着てさらに締まりを増したネルのものにフェイトは耐え切れずになった。
「ふぁぁぁ、出して・・・おくれ・・・私の・・・ふぁ・・なかにぃい!」
「ん・・・分かりました・・・うぁ・・・でる!」
「「あああぁぁぁぁぁぁああ・・・・・」」
329 :
95:03/03/17 00:45 ID:6y4omBUY
フェイトは自分のものをネルに差し込んだ、奥深く、これでもかと言わんばかりに。
「痛っ、痛い、あぁっ、ふっ、いやっ、あっあっ、んっ、あぁあぁあぁぁ」
フェイトが激しく体を動かしネルがそれに敏感に反応する。
「うっ、ハァハァ、気持ち・・良いですね、まさか・・ん・・これほどまでとは・・思いません・・でした。
それにネルさんの中・・とてもヌルヌルしてて・・凄い・・締まりよくて・・最高ですよ・・」
フェイトは自分の想像したより遙に気持ちのいい行為に悦っていた。しかしすぐにはイカず、少しでも長らえようと努力していた。
まだ日は高く、窓の外からは町人の他愛もない会話が聞こえてくる。ドアの向こうからは宿泊人のや受付嬢の声が聞こえてくる。
何時人にばれるかも分からないこの状況がフェイトとネルをさらに深い快楽へと誘って行った。
「ンあっ、あっ、んん、ふぁぁ、やっ、フェイ、フェイト・・・そこ・・・ん、あっ、もっと、もっとちょうだい・・・」
ネルは既に壊れていた。最初の態度は何処吹く風、と言うようにフェイトは笑みを浮かべている。
「ふぁ・・ぁ・・そこ、そこ・・・んぁ・・イク、イクゥ!」
既にネルは絶頂に達していた。しかしフェイトとしてはまだ少し物足りなさが胸に残る。
「ネルさん、もう・・ちょっと・・・我慢できませんか・・?僕・・もうちょっと・・って、うっつ、
僕も・・・イク!」
ココに着てさらに締まりを増したネルのものにフェイトは耐え切れずになった。
「ふぁぁぁ、出して・・・おくれ・・・私の・・・ふぁ・・なかにぃい!」
「ん・・・分かりました・・・うぁ・・・でる!」
「「あああぁぁぁぁぁぁああ・・・・・」」
(・∀・)イイ!
毎回続きが気になる…ハアハア…
>>326 アハハ。俺、元は.hackスレの住人だったからなぁ…。
主人公の名前が似てるとローマ字も間違うというオマケつき。
指摘サンクス、次回から気をつけよう。
でも今週の木曜から4月初旬まで書けなくなっちゃうんだよな〜。
>>31さんグッジョブ!!
マリアネタいいな(*´∀`)
>331
.hackで書かれてたとき、貴方の小説、非常に需要ありますた。
この場でお礼を言わせてもらいます。ありがとう。
335 :
95:03/03/17 00:55 ID:6y4omBUY
「よう、ん?なにしてんだ、お前ら、そんなに仲良くくっついて?」
クリフが帰ってきたときは既に日は落ち、月が頭の上まで昇っていた。
「べ、別に、なんでもないよ。ちょっと話し合ってただけだよ。それより、何でお前、こんなに帰ってくるのが遅いんだよ、
そっちの方が怪しいじゃないか。」
「んっ、俺か?いやー、酒場に行ったらよ、なかなか美味いもんでな、そんでもって少し飲んでたら変な奴らに絡まれてよ、
20人ぐらいいたか・・・・一気飲み勝負で全員とやりあってきた所よ。まっ、俺に勝てる奴なんざいなかったがな。」
クリフが自慢げに言っている。
『それよりどうなのさ、さっき私はあんたの要望叶えてやったんだからちゃんと協力してくれるんだろうね?」
ネルがひそひそとフェイトに耳打ちする。
「ああ、あれですか。もう少し考えさせてもらってもいいですか?」
呆然とした、がすぐに、
「何いってんのさ、ふざけんじゃないよ。あんたが言ったんじゃないのさ、ヤル前に。」
「えっ、ええ、言いましたけど、ちゃんと『考えます』って言ったじゃないですか。」
「はぁ!?」
ネルは怒りの表情を隠せないでいた。
「んっ、どうしたお前ら?ヤル前って・・・まさかお前ら!!」
「そんなわけないじゃないか、そういうことばっか考えるからクリフはおっさんって言われるんだよ。」
フェイトがネルの口を抑えながら慌てて答える。
「は?ばかいってんじゃねえよ。俺の何処がおっさんだってんだ。」
クリフは半分怒鳴り気味に言った。
「あんたのその色ボケの思考回路が既にあんたをおっさんにしているんだよ。わかった?」
「・・・ネルさん・・。」
「ふぅ、私も丸くなったもんだねぇ。今回のことはなかったコトにしといてあげるよ。」
ネルが半分あきらめたように言った。
後ろではいまだにクリフが騒いでいる。
お終い
336 :
95:03/03/17 01:00 ID:6y4omBUY
ふぅ今回もやはり出来が悪いな。
>黄昏の文芸作家様
すんませんネタ取っちゃって。なにぶん結構暖めてたもので・・・。
まぁいくら考えてもあなたの足元にも及びませんがね。
抜 い て 良 い で す か ?
>>332 うん、引っ越すから一旦ネットを解約するのよ。
またヤフーBBだと思うけど、この前みたいに規制かかったらヤだな(w
あれのせいで.hackスレに3週間近く書き込めなかったのは痛かったなぁ…。
ROMってるのもつまんなかったし、中京大のを使うのは何か気が引けたし…。
>>337 やっべ、漏れ許可取らずにヌイちゃったよ。
だれかサイトにまとめろ
>>336 いや、ここ数日見る限り、君の文章力とクオリティは光っとるよ。
このまま全キャラ対応でがんがれ。
俺なんか2月から暇つぶしに書き始めたらいつの間にか住人の1人になっち
まってたクチだけど、たまに過去スレ見てると
「げ、俺こんなセリフ書いたか? メチャ恥ずいな〜(笑)」とか思うし(w
そういえば…誰もスフレを男と絡ませないのは既出ネタかい?
まだ仲間にしてない俺が言うのも変だけど…(w
344 :
339:03/03/17 01:47 ID:ndPx9DxJ
しかも複数回だよ・・・フェイト×マリアで。
アルベルは・・・仲間にしてないからいまいちキャラが分かんない。
>>331 フェイトは最近ある事で悩んでいた。
なぜ自分では無くアルベルの技が歴代主人公の技なのか?と
「ちくしょう!製作スタッフめ!僕よりアルベルの方が主人公っぽいって言うのかよ!」
石コロを蹴飛ばしフェイトは叫んだ。
「どうせればいいんだ・・・ ・・・そうだ!あの人に頼めばいいんだ」
ズボンについた砂を掃い、フェイトはアイレの丘向かって駆け出した。
FD世界のスフィア社へ行く為に。
「ブレアさん、頼みがあるんです。僕に腕輪を作って下さい。」
「腕輪?そんなものを作ってどうするの?」
「それを使って敵を吸収するんですよ。某RPGの主人公みたいにしてみたいんです。もっと強くなりたいんです」
「もう十分強いじゃない、エターナルスフィアのモンスターで貴方に適うモンスターはほとんどいないハズよ?」
「でも、ぼくは主人公だから」
フェイトの熱意におされて、ブレアは頷くしか無かった」
「わかったわ。できる限りの事はしてみる。」
数時間後
アイレの丘からはエクスキューショナーの姿が全て消えていた。
そこには赤い服を来て腕輪を装備したフェイトの姿だけがあった。
「僕もとうとう必殺技を手に入れた・・・」
えっと、文章下手及び.hackやってない人には分からないネタでスマソ
黄昏さんの書き込みを見て思い付いたのを書き殴りました。
ゴメン・・・ ・・・もうしないから許して
(;´Д`)こんなにうまい物書きさんたちが同時に様々なカップリングを・・・・
もうこのスレはパライソですか酒池肉林ですか。
しかもこのスレ住人のマナーいいしな。
漏れはティアリング&FEスレでかなり幻滅してたんで、この板出ようかと思っていた。
どうもありがとう!31さん95さん黄昏さん!
347 :
その1:03/03/17 02:27 ID:XNEr07jT
暗闇の中に、ぼうと人影が浮かぶ。長髪とも短髪とも呼べない微妙な髪の長さ。
やや細身の体躯。とはいえ脂肪をナイフで削った感のあるその手足に、華奢な
印象を持つことは難しい。
暗闇に浮かぶ、青い髪の青年。直刀を腰溜めに構えたその姿は、ひどく自然体で
あるくせに微塵の隙も見つけられない。頭髪と同じく青色の瞳。切れ長の目に
収まるそれは、青年の気性を反映してか、湖面のように控えめに瞬いている。
人影、直刀を持つ青年が動く。ゆるりとした動作で、ぞっとするほどに素早く
間合いを詰める。瞬きをする間もなく刀圏に入られた。その同時、下段からの
切り上げが自分を襲う。こちらを退かせるための明らかな誘い手。だが、あえて
自分はそれに乗った。青年の剣先が頂点に達した瞬間、右足を半歩踏み込む。
期を測ったように、再び襲い掛かってくる直刀。両腕を跳ね上げ、強引にそれを
鍔元で受け止める。痺れる手。軋む奥歯。が、その衝撃に寸前で耐えることに
成功する。
噛んだ刀身部分を支点にし、青年の剣を受け流す。耳障りな音。散る火花。爆発
する殺意。唇に浮かぶ歪な微笑み。受け流しの勢いを殺さぬまま、その場で
くるりと体を回す。左足を軸足とし、回転の勢いを加えた胴薙ぎの一閃。自分を
して会心の一撃であった。肉を、骨を断つ感触までも予感する。しかし、
そこに青い髪の青年はいなかった。愕然と目を見開く。頭上に感じる風。視線を
上げる。彼はそこにいた。飛び上がった姿勢のまま、無慈悲なほど正確な狙いで、
肩越しに構えた直刀がこちらの頭蓋を叩き砕い――
348 :
その2:03/03/17 02:27 ID:XNEr07jT
アルベルは瞼を開いた。先ほどまで目前にいたフェイトの姿が、跡形もなく
消える。鉄甲の覆っていない片手で、額に浮かんでいる脂汗を乱暴に拭う。汗を
かいていたのは、ここの気温のせいではない。忌々しくそれを認めた。くそったれ、
これで何度俺はあいつに……
「また負けたのか? 小僧」
揶揄を多分に含んだ声が鳴り響く。この溶岩洞の主である、老竜の声が。
「……黙れ」
「想像の中でさえ勝てぬとはな。これでは実戦でも同じ事か」
「黙れと言ったろうがデカイだけの糞蝿が」
その老竜の正体を知るものが聞けば目を剥くであろう言葉を、平然とアルベルは
口にする。それは蛮勇か、あるいは何も考えていないだけか。
声を殺していまだに笑い続けている老竜から、アルベルは目をそらし、刀を構え
直した。幼い頃に学んだ基本の型を、丁寧に一つずつ繰り返す。架空の剣を受け、
払い、巻き込む。転じて架空の敵に打ち込み、斬りつけ、薙ぎ、刺突を見舞う。
無心に、無心に、ただ無心に。
いや。無心であるべきなのに、今はそれができない。どうしても一人の男の
姿が浮かんでしまう。『あの時』からずっと。その事実が、尚更アルベルを
苛立たせた。
349 :
その3:03/03/17 02:28 ID:XNEr07jT
「チッ!」
感情に任せて刀を振り終え、アルベルはふてくされた様に腰を下ろす。手綱の
取れない自分の心が、ひどく不快であった。
「どうした? 今日はもう終いか?」
「…………」
聞こえてきた声をあからさまに無視し、そっぽを向く。何を言っても喜ばせる
だけと思いとった態度だが、豪快な笑い声が帰ってきたところから考えるに、結局
同じ事であったのかもしれない。
新たな舌打ちを一つ打ち、仰向けに寝転がる。眼を閉じれば浮かぶ人影。そして
また不快になるという悪循環。吐き気がするほどに忌々しいことだ。だが、こうも
思ってしまう。誰か一人の事をこうまで考えつづけた事が、今まで有っただろうかと。
「糞が。いったい何だってんだ……」
「それは恋ね」
唐突に。全くもって予期も予想もしていなかった声が突然きこえた。
350 :
その4:03/03/17 02:29 ID:RW35BWHB
妙に身体のラインが出るスーツを着た女性が、いきなりそこに立っていた。
プラチナブロンドの短髪。目鼻のはっきりした端麗な容姿。年の頃は二十代後半か。
一度でも会ったことがあれば忘れそうもない女性だが、生憎と初対面であった。
「だ、誰だお前は?」
「ブレアよ」
「……誰?」
質問には答えず、ブレアと名乗った女性は謎めいた微笑を覗かせる。
「私は感動しているの、アルベド君」
「アルベルだ」
「ただのデータでしかなかったあなた達が恋愛感情を、それも同姓に対するという
複雑なものまで持てるなんて」
「とりあえずそこは訂正させろ」
「それも当の本人が自覚していないなんて! ビバ王道! 最近めっきり廃れて
るけど、やっぱりこーゆーのにはプラトニックで背徳感がないとね!」
「いやたぶんこれはライバルに対する純粋な対抗心とかだと……」
「あなたの望み、叶えて上げましょう!」
「聞けよ人の話」
351 :
その5:03/03/17 02:29 ID:RW35BWHB
一方的に話し終えたブレアなる女性は、今度は耳元で何かぼそぼそと言って
いる。断片的に「適当にパラメーターを」「……を変えるだけで」などという
言葉が聞こえてきたが、意味は分からなかった。と、またしても唐突に振り向き、
彼女は告げる。
「おめでとう! アルベラ君!」
「それはインド映画のヒロインだ」
「変身!」
「は?」
その糞女(もうこう呼んでしまおう)がこちらを指差したとたん、いきなり
自分の身体が青い光に包まれる。あまりにもあまりのことに、声さえ出ない。
そして光の爆発が収縮した瞬間、
「おめでとう! アルベロ君! これで性別の壁は取り払われたわ!」
身体が一回り小さくなっていた。腕も細くなっていた。他にも……いや、現実
逃避はよそう。つまり、要するに、自分の身体が、女に、なって、いた。
「…………」
「じゃあフェイト君とお幸せに! 私達はあなたのことを応援しているからね!」
アルベドの思考回路が停止している間に、その糞女は光と共に消えていった。
352 :
その6:03/03/17 02:29 ID:RW35BWHB
「古来より……」
背後から。錆を含んだ重々しい声が聞こえた。茫然自失としていたアルベルが
ほとんど条件反射だけで振りかえる。人も身では決して叶えられない長い月日を
生きた老竜が、他の生命を圧する眼光を見せながら身を起こした。
両翼を広げ、竜族の侯爵は言う。
「神話の中で竜は女好きと決まっておる」
「……は?」
鋭い眼光のまま、完全に女のものとなったアルベルの肢体を、嘗め回すように
鑑賞した後、
「……そそる」
器用に頬だけを染めて、にゅるんとキノコ型の触手を何本も生やしはじめた。
「う、うそ、まさか……!」
「そそるぅぅぅぅぅぅ!!」
「イヤァァァァァァ!!」
結構その気になっているアルベルの悲鳴であった。
353 :
その7:03/03/17 02:30 ID:FZx+/TLH
フェイト「アルベル? なんでお前がこんな所に……」
アルベル「遅ぇんだよ阿保がぁぁぁぁぁぁ!!」
フェイト「え? あれ? 僕おこられてる?」
ソフィア「チッ。ブレアも分かってね―なー」
マリア「まったく。アルベル×フェイトもの描いてたのに無駄になっちゃった」
ネル「あたしは別の描いてたからいいや」
マリア「何を?」
ネル「若ロキシ×幼フェイト」
ソフィア・マリア「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!」
エロパロじゃないですな。正直スマン。
>>345 奥義暗黒吸魂輪掌波…ついに他のゲームにまで汚染が。
>>355 やめてくれ。命を削る必殺技、体を調べたってわかりゃ(パケロス
>347-354
激しく笑わせていただきました。
前半の達筆なシリアスから、一転して馬鹿話とは(´∀`)
序盤のトーンのシリアスものも読んでみたいかも、とリクエストしてみたり。
スフレたんがでてないよ、、
>>347=354
グッジョブ!!
笑わせてもらいますた
レスありがd
が、読み直していると
>人も身では
……人『の』身ではだろうがと小一時間
旅行先から、携帯で失礼します。
たそがれさんはじめ、
ほかの書き手の皆様の作品のクオリティの高さに
改めて驚いてます。
自分が現在執筆中の小説ですが、
今日の夜には帰宅し、
最後まで書ききるので、暖かい目で見守ってください。
また、あまりにも前半にミスが多いので、
全てまとめて編集したテキストをウプします
旅行先から、携帯で失礼します。
たそがれさんはじめ、
ほかの書き手の皆様の作品のクオリティの高さに
改めて驚いてます。
自分が現在執筆中の小説ですが、
今日の夜には帰宅し、
最後まで書ききるので、暖かい目で見守ってください。
また、あまりにも前半にミスが多いので、
全てまとめて編集したテキストをウプします
217さん・・・まとめてうpということは・・・
またヌケと?
やヴぁいやヴぁい、子種がもたぬ・・・
いや、楽しみにしております!
364 :
31:03/03/17 10:47 ID:OlOk+Hr3
ネルクレアを読んでふと思い付いたネタ。
ネルにマリアがふたなり化されてやられる話。
相手が男だったら逆レイープ状態でつな。
原因はもちろん嫉妬でつ。
365 :
95:03/03/17 10:58 ID:PLIj1hsk
>>どうぞあなた様のご自由に。
あなたには誰にも否定できないほどの才があります。
>>345 スフィア社からすればフェイト達は予想外のバグだったんだろうけど…本当
にバグキャラになってしまったのね(w
フェイトがカイト並みに腕輪を使いこなせれば最強だなぁ…チンピラフリーズ
も敵じゃない!
どなたかマリアタンかネルタンが、スフィア社1階で
眼鏡をかけていた敵との戦闘で敗北したという設定で、
陵辱されるシーンをお願いします。
ずいぶんと細かい注文ですね・・・。
368 :
名無しさん@ピンキー:03/03/17 12:04 ID:tguPyGCc
アレだ。ソフィ自慰と黒々豆が萌え。
31氏の書くマリア物エロ過ぎ
370 :
名無しさん@ピンキー:03/03/17 12:23 ID:tguPyGCc
31様、スフレのオナが見たいでつ。
371 :
95:03/03/17 12:34 ID:PLIj1hsk
とりあえずこのスレを
>>1から全て読み直したんですけど
感想 ココハトテモイイトコロデスネ
やっぱ31氏と黄昏の文芸作家氏が物凄いですね
自分ももっと努力せねば・・・
>>371 第3者から見て、95氏の文章も十分に(・∀・)イイ!ですよ。
子供マリアたん激しく求む!
皆、エロいなぁ
オレモナー
376 :
名無しさん@ピンキー:03/03/17 17:21 ID:gefP5npp
マリアたんを!もっとおおおおおおお!!!!
ネルたんはあはあ…
ネルたんハアハア…
ネルたん/ヽァ/ヽァ…
もっとネルたんをおながいします…
スフレを書こうにもネタが思い付かない
最初と最後にしか出ない上にストーリーにあんまり絡まないから
ゴンゾーラちゃん×スフレは勘弁。
マリア×サキュバス
381 :
名無しさん@ピンキー:03/03/17 18:55 ID:w0lyrlVD
糞虫×女の子キボー
フェイト×スターアニスも・・・・・
俺にも執筆のタレントがあれば良いんでけどなぁ・・・
今日、どうせ最後だし近所のビデオ屋でドラゴンボールの劇場版ビデオを
何本か借りたんだけど……(・∀・)イイ!
クリフ見てるとクラウストロ人というより超サイヤ人に見えてくるよ…。
「ク、クレアかい? …ちょっと待ってなよ」
どうやら間に合ったらしい。部屋の中にはイスに座ったフェイトとドアの側に
佇むネル。平静を装ってはいるが、紅潮した顔はごまかせない。特にフェイト
が著しいようだが、2人の着衣が乱れていないところを見ると一歩手前だった
と言ったところか。心なしか、ネルも少しだけクレアを警戒しているように見える。
「陛下に伺ったら…フェイトさんがまたシーハーツに戻ったって聞いたから…」
「あ、ああ…それで来たんだね。フェイト、座ってないでこっち来なよ」
「は、はい…」
久々に見たフェイトの姿はクレアにとって喜びをもたらすと共に、とても痛々しい
ものでもあった。バンデーンとの戦いから彼に何があったかは定かではないが、やつれた
顔からを見れば何となく推測できた。想像もできない程の気苦労をした、そんな感じである。
「久しぶりですね…クレアさん。あ、すみませんでした…アリアスに寄る機会があったのに
会いに行かなくて…」
「そんな…フェイトさんの姿が見れただけでも…」
「…アタシは邪魔みたいだから席を外すよ…フェイト、また後で…」
「…分かりました」
私室から出て行くネルは振り向き様にクレアを見た。多分、さっきのフェイト
とのやり取りは聞かれていただろう。フェイトを誘おうとしたことも。
だが、クレアはそんなことを口外する人間では無いことをネルは知っている。
だからこそ、心配だった。クレアがフェイトに惹かれていたことは何となく感じて
いたが、それがこんな形で自分のフェイトへの想いとぶつかることになるとは…。
「(…クレア…アンタはいい友達だけど…フェイトに手ェ出すんじゃないよ…!)」
383 :
213:03/03/17 19:18 ID:fVOE03/4
ただいまもどりました。
とりあえず、夕飯まで執筆再開。前回からの続きです。
「う・・・う〜ん・・・」
フェイトは朝日の光と鳥のさえずりで目を覚ました。
あのあと、フェイトは常に彼女のことを意識しながら、作業を進めていたが、
やはり精神力、体力ともに消費する仕事なので、いつのまにか眠ってしまったのだった。
フェイトは大きくあくびをすると、いつのまにか自分に掛けられていた毛布に気がついた。
「そうか・・・。僕はいつのまにか、寝てたんだな。この毛布も、
アニスさんが掛けてくれたんだな」
心の中で、そう思うと、彼のアニスに対する思いがふとよみがえり、
また、赤くなってしまった。
「だめだ。一体僕はなにを考えているんだ!」
慌てて首を横に振り、彼女にお礼を言うため、あたりを見回したが、
彼女の姿はなかった。
しかし、自分の作業机の上に、見慣れた服と、いいにおいを漂わせている食事が
あることに気づいた。
フェイトが起き上がり、そこへ近づく。
香ばしい香りの食パンに、素材の良さを感じさせる匂いのスープ・・・。
「アニスさんは、料理も得意なんだな。理想の奥さんだ」
そう思うと、自分のために朝食をつくっているアニスを想像してしまい、
「ああ!僕はどうかしている!」
また首を横に振った。
384 :
213:03/03/17 19:29 ID:fVOE03/4
そして、視線を服のほうに移す。
それは確かに自分の服である。
フェイトは、アニスが溺れた際、着替えに自分の服を着せたことを思い出した。
すると、今度はあのとき見た彼女の美しい肢体が浮かび上がり・・・
「だから!今はそんなこと考えてる場合じゃないだろ!」
フェイトは自分の頭をグーで何度か叩いた。
そして、服を手に取ったとき、メモがその間に挟まっている事に気づいた。
おそらく彼女が書いたであろう、そのメモを、彼は呼んだ。
『フェイトさんへ
昨日はお疲れ様でした。風邪引くと思い、毛布を掛けました。
それから、この間の服、ありがとうございます。
服は洗濯して、先ほど、乾かしたものを村まで戻り取りにいってました。
本当のありがとうございます。
机にある食事は私が作りました。お口に合えばいいですが。
余計なお世話だったら申し訳ありません。
あと、サンマイト草原で水浴びをしています。
すぐ戻りますので、申し訳ありません。
スターアニスより』
フェイトはメモを最後まで読むと、ハッと気づいた。
サンマイト草原は月影が倒れたとはいえ、その残党や、モンスターが
徘徊する危険地帯であることは間違いない。
女の子一人で、水浴びなんてできるところではない。
彼は慌てて、自分の愛剣を持ち、急いで街の西門を走り抜けた。
スターアニスたん再開キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
キタ━━(゚∀゚)(゚∀゚)━━!!
387 :
213:03/03/17 20:15 ID:fVOE03/4
装備が弱いとはいえ、北東の橋を渡らない限り、
以前、アミーナを救出した際、戦ってきた敵である。
フェイトは何度か遭遇する敵を軽く蹴散らし、
ダグラスの森の東を流れる川まで来た。
しかし、彼女の姿が見当たらない。
とりあえず、北の滝の方まで歩いて探してみることにした。
彼が滝のほうに近づくと、滝の方角から、歌声が聞こえた。
その歌声は、フェイトの中にある、殺伐とした気持ちを落ちつかせ、
周りを見てみると、蝶や鳥もその歌声に合わせて、踊ったり、コーラスを
歌ったりしていた。
その歌声に聞き覚えのある、フェイトはさらに歩みを進めようとしたが、
ガサッ!
ラジオのノイズのように、その音が合唱を妨げてしまい、
鳥や蝶がその音で逃げてしまった。
歌声の主もそれに気づいたようで、
「だれ!そこにいるのは?」
とフェイトに尋ねてきた。
フェイトは、返事をする代わりに、その声の主の方向へ歩いた。
やがて、滝の下の水の溜まり場によく映えた白い人影が見えた。
なんかNGなジャンルってある?
801w
グロ、酷いスカトロ
391 :
213:03/03/17 20:24 ID:fVOE03/4
紛れもなく、その姿は彼も良く知る人物、スターアニスである。
彼女はその美しい肢体を外に晒し、潤いを与えている最中であった。
フェイトはその美しい肢体を見たのではあるが、自然の中に映える彼女の白い肌は、
自分が今まで見てきたどの絵画よりも美しい。
一滴の水が彼女の前髪から落ち、首筋を通り、その形の良さをアピールするかのように、
乳房をなぞり、くびれた腰、すらりと伸びた、2本の足を通りすぎるのを見て、
フェイトは改めて彼女のプロポーションの良さを感じ、つばを飲み込んだ。
「ああ、フェイトさんですか」
少し警戒していた、生まれたままの姿の天女は、近づいてきた人物がわかると、
にこやかに微笑んだ。
だが、見知った顔とは、いえ、異性を目の前にしても、彼女は
自身を隠そうともせず、手をふって、フェイトの名前を呼んでいた。
フェイトは彼女が男というもの、さらには、性知識そのものがないことは悟ったが、
やはり、こうして、無防備な女性を見ると、理性がどうしようもないところまで来ていることも
悟った。
そろそろ抜きたくなってきたハアハア…
393 :
213:03/03/17 20:32 ID:fVOE03/4
「結界を張っていたんで、邪なものは入れないはずだったんですが、
万が一、入ってきたらどうしようかと思いましたよ」
彼女はニコニコしながら話していたが、彼は目前の女性の肢体に神経を奪われていて、
言葉が耳に入ってこなかった。
「メモを呼んで、心配してくれたんですね?
フェイトさんは優しいんですね・・・」
彼女は顔を少し赤らめた。男なら、こんなかわいい少女が一人で、
危険な場所に行ったら、己の危険を振り返らず、助けに向かうものだが、
やはり、男性知識がないためか、彼女はフェイトが来てくれたことを、
純粋に感謝してくれている。
「当たり前じゃないですか!女の子をこんなところに一人でいかせるわけにはいかないよ!」
彼は理性を破壊されないように、視線を逸らしながらやや上ずった声でしゃべった。
彼女のために急いだこと、さらには、目の前の刺激的な光景を目にした緊張で、
彼は額に汗が流れていること知った。
彼女もそれを知ったのか、少し申し訳なさそうに、
「私のために、汗だくになりながらも来てくれたんですね?
よかったら、いっしょに水浴びしませんか?
モンスターや盗賊なら、結界があるから大丈夫ですし・・・」
394 :
213:03/03/17 20:42 ID:fVOE03/4
さすがにこのせりふには、フェイトも参った。
「ええ!!!!!そ、それは・・・だめだよ!!」
力いっぱい否定する、再び彼女の方を向いてしまったため、
また頭に血が上っていくことを感じたが、それどころではない。
ところが、何もしらない天使は、自身を否定されたと感じたのか
「あ・・・すみません、余計なお世話でしたよね?
でも・・・水浴びしないと、汗臭くなっちゃいますよ?」
少し泣きそうな表情で、そう言った。
さすがに、彼女、しかも愛する女性を泣かせるわけにもいかず、
フェイトは恥ずかしながらも服を脱いだ。
フェイトはすでに暴走しかけている己を持っていたタオルで隠し、彼女が待つ、
水の中へ体を沈めた。
以前、アミーナ救出する際、素通りしていたこの川が、
こんなに気持ちいいものだったんだな、と彼は思ったが、その思いは、
視線を移した際、すっかり消え去ってしまった。
移した視線の先には、彼女が滝で自身の体を清めていたのである。
彼女は鼻歌まじりに、自身の体を手で洗い流していた。
その手が、彼女の整った乳房を洗い流した際、反動で揺れたのを見て、
彼は思わず立ち上がってしまった。
しかし、自身の欲望を表していた分身を隠していた唯一の布を、その際、落としてしまった。
395 :
31:03/03/17 20:44 ID:0HPvdBYE
スフレのオナニーリクがあったんで書いてみた。
黒黒豆が『試した』時の話でつ。
「媚薬の準備はこれでおーけーだね。でも、これってホントに効くのかな?」
夜中に宿をこっそりと抜け出して調合した『媚薬』。
いざ、マリアに試してみて効果がなかったら元も子もない。
「一回ためした方が良いよね」
そう言ってどうやって試そうか思案に暮れる。
本番はマリアなのだから彼女は除外。
ネルは隠密をやっていて感が良さそうだし、薬への耐性があるかもしれない。
自分で試す気なんて全くないので、残るは…。
「あ〜、ソフィアちゃんだ。 こんな所でなにしてるの?」
丁度、独特の足音を響かせてスフレがやって来た。
(スフレちゃんなら何にもしらなそうだし、丁度いいかも…)
「ん?あたしの顔、何か付いてる?」
ソフィアは顔をぶんぶんと振る。
「何でもないのよ。
私は、戦闘で使うお薬が少なくなってきたから調合してたの。
あ、そうだ、よかったら試してみない?」
「お薬?苦いのはやだよ」
「大丈夫。これは全然苦くなんて無いから」
「そうなの?んー、じゃあ試してみるね」
そう言ってスフレはソフィアから渡された媚薬を一気に飲み干した。
「ホントだ、甘くておっいし〜。
体力も回復したみたいだよ」
「そう、よかった」
「じゃあ、あたしはもう行くね」
スフレはそう言って歩き出そうとするが、その場にぺたんとへたり込んでしまう。
「あれれ…躯に力が入らないや…」
媚薬が効いてきた証拠だ。
|´д`)ハァハァ…
ん〜・・・流石にグロはNGですか。
398 :
213:03/03/17 20:50 ID:fVOE03/4
フェイトが立ち上がる音を聞き、アニスは振り返った。
すると、彼の股には、自分にはついていないものがあり、それが、
はちきれんばかりな大きさになっていることに気づいた。
「フェイトさん!それ!」
アニスはそのモノを指して、叫んだ!
ここでフェイトは、初めて自分を隠していたものが落ちてしまったことに気づき、
慌てて、両手で隠した。
「い、いや・・・これは・・・その・・・」
フェイトは顔を真っ赤にしてしどろもどろになっていたが、
アニスは不安げな顔で、彼に近づいていった。
そして、彼が隠している両手をどけようとしたので、フェイトは慌ててその手に力を入れて、
どくまいとしたが、やはり、隙間から、自身の様子は見えてしまっていた。
「っ!!!」
アニスは息を呑んだ。フェイトはしまった、というような顔をしたが、
彼女の口から続けて、
「こんなに腫れてしまって!すぐに治して差し上げますからね!」
と出たので、一瞬我を忘れてしまった。
キ、キタ━━(゚∀゚)━━!!
さあ、ムスコがエレクトしてまいりました!
401 :
95:03/03/17 20:54 ID:/I0l84sA
ああ、またたくさん増えている(;Д‡)
・・・しかし今は攻略する方に力を入れなければ(現在FD空間)
余談ですがフェイトがキラ・ヤマトに思えてくるのは自分だけですかね?
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
>>401 自分も思いました。
フェイトが最初に覚醒したシーンで、
キラがバーサーカーモードに入るときの種ハジケを連想しました。
やっぱりアレをするのか?アニスたんハアハア…
405 :
213:03/03/17 21:01 ID:fVOE03/4
彼が再び我に返ったのは、自分のモノが生暖かい感触に包まれたときだった。
「ア、アニスさん!!」
彼は目の前の光景を見て、言葉を失った。
アニスが膨らみきった己を口に咥えていたからである。
「らいりょうふれふよ・・・あむ・・・ふふに・・・ひふめへはへまふはま」
おそらく、「大丈夫ですよ。すぐに、鎮めてあげますから」
と言ったのであろうが、そういう問題ではない。
フェイトは、欲望だらけの己を、彼女の清楚な口から離そうとしたが、
「うむ・・・あ・・・ん・・・あむ・・・」
彼女が昨日、トンカチで痛めた自分の親指を治したように、
しゃぶっていたので、最期まで残っていた理性がふっとんだ。
「あ、アニスさん。ちょっといいかな?」
アニスは一旦、口を離し、
「ぷはっ、なんでしょう?」
と尋ねてきた。フェイトは、彼女が何も知らない、ということで後ろめたさを多少感じたが、
「そこは、ただしゃぶるよりも、舌をつかってほしんだ・・・」
と要求をしてしまった。
しかし、純粋無垢な彼女はその言葉を疑いもせず、再び咥えると、
「はぁむ・・・んむ・・・ん・・・んちゅ・・・こうれふか?」
と尋ねてきた。フェイトはもはや自分を抑えることができなくなった。
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
ヤバイ、マジで抜きそうです!!!
408 :
31:03/03/17 21:04 ID:0HPvdBYE
上の続き
ソフィアは思わずにやりとする。
「スフレちゃん大丈夫?」
「大丈夫だけど…、なんだか…、躯が暑くて…、あたしどうしたのかな」
「暑いだけ?」
「ううん…、胸もなんだかむずむずする。それに…」
「ここもむずむずするんでしょ」
ソフィアはそう言ってスフレのあそこに触れる。
「そ、そうだよぉ…。ソフィアちゃん…もっと触って、
触ってくれないと切ないよぉ」
スフレは自分に何が起こっているか分からずただその感覚にとまどった。
スフレに分かることはただ一つ。
ソフィアに自分のあそこを触ってもらったときしびれるような感じがしただけである。
「私は嫌だよ」
「そんなこと言わないで、触ってよぉ。切なくて苦しいんだよぉ」
どうすればいいかも分からずに躯を抱きしめるようにしてフルフルと震えるスフレ。
その頬はすっかり上気し、瞳は潤んでソフィアを見上げている。
「スフレちゃんそんなに触ってほしかったら自分で触れば良いんだよ」
「自分で…?」
スフレはどうしてきがつかなったんだろう、と言う顔をするとすぐにあそこと胸に手を伸ばす。
「ああっ。これ、これだよぉ、じんじんして、頭が真っ白になりそうになるんだよぉ」
「スフレちゃん、それって『気持ちいい』って事なんだよ」
スフレは夢中で自分の未発達の胸を揉み、あそこをこすり上げる。
スフレほどの年齢ならまだ躯が敏感なため、快楽より痛みやくすぐったさが先に立つはずだが、
そんな様子などみじんも見せずスフレはオナニーに没頭している。
213さん、フェイトタンの反応が可愛くて(・∀・)イイです。
アニスたんの天然ぶりも良い!
ヤバイ、小説が終わるより先に逝きそうです!
まだだ!まだ抜かないで耐エロ!!
漏れは…
も う 駄 目 ぽ …
412 :
31:03/03/17 21:15 ID:0HPvdBYE
上の続き
「ぁぁっ、なんだか…頭がぼーっとして、なんだか怖いけど、止まらないよぉ」
「ふふっ、スフレちゃん逝っちゃうんだね」
「い、逝く?そ、ソフィアちゃん、な、なに、それ!?」
「一番、気持ちよくなっちゃうことだよ。怖がらなくて良いんだよ。
誰でもそうなるんだから…」
「逝っちゃうっ、あたし、逝っちゃうよぉ〜」
びくん、と躯をのけぞらせて絶頂を迎えるスフレ。
元々露出部分が多い踊り子の衣装が、汗と愛液でスフレの肌に張り付いている様は、
とても、いやらしく感じる物だった。
しばらくは絶頂の余韻でぐったりとしていたスフレだったがしばらくするとまた、手が動き出した。
「もっと、もっとほしいよ…。こんなんじゃ、もう物足りないよぉ…」
「スフレちゃん良いものあるけど貸してあげようか?」
スフレは頭をぶんぶんと必死で縦に振る。
ソフィアはにっこりと笑うとバイブを渡す。
「これをここに入れるととっても気持ちよくなるよ」
スフレはひったくるようにバイブを受け取ると一気に自分のあそこに押し込む。
「あぁぁぁぁぁぁ!!!」
スフレが絶頂の声を上げると同時にスフレのあそこから赤い液体が流れ出る。
「入れただけで逝っちゃうなんてエッチなスフレちゃん。
それは、しばらく貸してあげるから好きにして良いよ」
「ああ、いいよぉ、これ、すごくいいよぉ」
破瓜の痛みすら快楽に変わり、スフレはバイブによる快楽に染まっていく。
413 :
31:03/03/17 21:24 ID:0HPvdBYE
上の続き。
スフレの淫靡なダンスは続く。
躯が求めるままにバイブを動かし、腰を振り、胸を揉みしだき、快楽をむさぼる。
「ふぁぁぁぁぁ!!」
そして、何度目か分からない絶頂を迎える。
そして、そのままスフレはがくっと気を失う。
力の抜けたあそこからは、バイブがずるりと抜け落ち、その奥でたまっていた愛液が溢れ出す。
「綺麗だったよ。スフレちゃん」
媚薬の効果を確認したソフィアは計画を実行に移すことにした。
去っていくソフィアの後ろで眠るスフレは、時折躯をびくつかせ、いまだに快楽を求めているようであった。
短めですが終わりです。
うっっっっ!!!ハァ〜〜〜・・・
神がいっぱいいるスレだな(;´д`)
416 :
31:03/03/17 21:47 ID:0HPvdBYE
もう一つ、ネル+クレア×マリア。
マリア受難の日々!?
〜パラレル ネルの尋問編〜
今日も今日とて付かず離れず、しかし間違いなくラブラブ空気を漂わせているマリアとフェイト。
そんな二人を遠巻きに眺めている人物が居た。
ネルである。
今現在、ネルは、フェイトに少なからずの好意を抱いている。
しかし、意中の相手にはすでに恋人が。
実らぬと分かっている恋に、ため息が出るネルだった。
「ネル、ここにいたの?」
「クレアかい?そうだよ」
「フェイトさんのこと、見ていたの?」
「ああ、そうだよ」
クレアに隠し事をしても仕方がない、と素直に話す。
「偶然ね…私もよ」
そう言ってフェイトの方を見るクレア。
その瞳はネルにも分かるほど『恋する乙女』の物だった。
「クレア、あんたもかい?」
「ええ、ネルと一緒よ。私もフェイトさんのことが好き」
お互いに向き合うとため息を付く。
シランド防衛の要であるクリムゾンブレイドの二人が同じ相手、それも恋人が居る人を好きになるとは、あまり自慢の出きる話ではなかった。
「それにしても…」
二人の視線はマリアへと移る。
フェイトに素っ気なくしているようで一定の距離から離れようとしない彼女。
「ああ、どうやってフェイトの心を奪ったんだろうね」
それが、二人の最大の疑問であった。
マリアの性格上、自分から好きだと告白したとは考えにくい。
かといって、フェイトがマリアに惚れて…と言うのも、現実味のない話である。
417 :
213:03/03/17 22:06 ID:fVOE03/4
すいません。江夏の21球見てました。では、続き。
「アニスさん・・・あ・・・いい・・・」
フェイトは自分が初めて感じる性的な刺激を十二分に満喫した。
ポルノ雑誌やソフィアのことを思い浮かべて自慰行為をしたことはあるが、
ここまでの気持ちよさは味わえなかった。
そんなフェイトの気持ちもしらず、アニスは懸命にフェイトのモノをしゃぶった。
そして、彼の言われるままに、サオや玉袋を丹念になめ上げ、彼に快楽を与えた。
フェイトは絶頂が近いと悟ると、彼女に手を使うように指示した。
アニスは彼のモノを左手で擦り、口でしゃぶった。
数分もたたずに、
「う・・・あああ!」
彼は思わず声を上げて、穢れの知らない彼女の口内に欲望の固まりを注ぎ込んだ。
「うっ!・・・けほけほっ!」
さすがに、アニスも口内に、突如流しこまれた熱い液体に驚き、むせてしまった。
それを見たフェイトはやりすぎたと思い、真剣に彼女の身を案じて、
「ごめん!大丈夫?」
と聴いたが、当のアニスはフェイトのその問いに対して、笑顔を見せ、
「大丈夫・・・。ちょっと苦かったけど・・・。」
と答えた。フェイトは安心して、彼女の無知をいいことに調子に乗ったことに
胸を痛めたが、彼女の笑顔が、再び驚きの表情に変わったのを見て、
「どうしたの?具合でも悪いの?」
と、真剣な表情で聴いた。
「そんな・・・また大きくなってる・・・」
彼女の視線は自分の一物に注がれていた。
アニスの指摘の通り、一度射精したものの、長い冒険で溜まっていたフェイトのモノは、
目の前の刺激的な美を前に、再び大きさと硬度を取り戻していた。
「すぐにまた治してさしあげますから!」
と彼女は言い終わると同時に、再びフェラチオを開始しようとしたが、
フェイトはそれを静止した。
彼女には申し訳ないが、彼はついに一線を越えたいという欲望に勝てなくなった。
31氏のマリアキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!
期待(;´д`)ハァハァ
ハアハア…もう…我慢が…
クレアタンがフェイトに惚れるなんて
俺がもっと(・∀・)イイお婿さん探してあげるから
421 :
213:03/03/17 22:17 ID:fVOE03/4
「アニスさん・・・これは、さすがにアニスさんの力だけでは治せないよ。
僕達、ヒューマンに伝わる方法じゃないと、治せないんだけど、
それにはあなたの力が必要なんだ」
彼はこれから行おうとしている行為を想像し、興奮していたが、
なんとか、落ち着かせながら、彼女に話した。
そんな彼の様子を、彼女は、モノのせいで、彼の体が異常を起こしていると考え、
「はい・・・私にできることがあれば」
と素直に答えてしまった。
フェイトはその答えを聞くと、即座に行動に移したい衝動を抑え、
優しい声で、
「じゃあ、僕がこれからキミにいろいろやるけど、我慢してくれないか」
というと、彼女は黙って頷いた。
「ん・・・ああ・・・はぁ・・・」
フェイトはまず、彼女の豊かな乳房にしゃぶりついた。
本や映像で見たことを思い出すように、彼女のピンクの突起を口に含み、
わざと、ちゅーっ、と音を立てて吸い上げた。
さすがに、知識がないとはいえ、彼女も立派な女性である。
彼が刺激を与えるたびに、体をよじらせ、甘い声をあげた。
「ごめん、アニスさん・・・我慢してくれ・・・」
彼は精一杯の侘びをいうと、彼女のほうも、初めて感じる刺激に耐えようと、
目と口を閉じたまま、頷いた。
フェイトは彼女の突起を吸い、やがて、勃ったそれを舌で軽く噛んだ。
「ひゃん!」
今まで以上の刺激を受け、彼女の体は揺れ、甘い悲鳴が響き渡った。
フェイトはその光景を見ると手で双丘を揉み始め、先刻、自分の精を飲み込んだ
口に自分の口をつけると、舌を割り込ませた。
423 :
31:03/03/17 22:24 ID:0HPvdBYE
上の続き
「そうだ、クレア。マリアに二人の馴れ初めを聞き出さないか?」
「ネルどうするつもり?彼女、口が堅そうだけど?」
「なあに、言う気がないなら、その気にさせればいいのさ。
ついでに、フェイトを独占しているお仕置きでも、と思ってさ」
「そう言うこと…。おもしろそうね」
「ああ、そうだろ」
二人はこそこそとこれからの計画に付いて準備を始めた…。
………
「さすがだね、クレアの調合した眠り薬は良く効くよ」
ネルとクレアは裸でイスに縛り付けられてるマリアを見下ろしていた。
数時間前、ネルはマリアに話があると言って呼び出し、フェイトとの馴れ初めについて聞いた。
当然のようにはぐらかすマリアに対して、クレアが調合した眠り薬を一服盛ったのだ。
「んう…」
猿ぐつわを噛まされているマリアは呻くようにして気が付いた。
「んぅぅぅ!?」
マリアは自分が置かれている状況に気が付くとどうにかしようと躯を動かしてもがいた。
頑丈なイスをその程度でどうにか出来るはずもなく、イスはぴくりとも動かない。
「お目覚めだね。あんたには聞きたいことがあるからこんな事をしたんだ。
発言のチャンスは2時間に一回だけ。なあに、あたしたちの質問に答えてくれたらすぐに解放してやるよ」
その声に初めてこの場に自分以外の人がいることに気が付いた。
「ふぇふ」
「これから、私が一つの質問をします。それに正直に答えたら解放してあげます」
「ふふぇふぁ」
「マリアさん、あなたとフェイトさんがつきあうようになったきっかけを教えてください」
クレアがそう訪ねて、ネルが猿ぐつわを外す。
424 :
213:03/03/17 22:29 ID:fVOE03/4
さすがに彼女もキスは知っているようで、彼の舌が自分の口内に入ってきたのがわかると、
慌てて、顔を離した。フェイトも乳房を揉むのをやめ、お互い向き合う状態となった。
「フェイトさん・・・」
彼女の顔からは驚きが隠せない。
フェラや、バストタッチされることよりも、自分が唯一、愛情の行為と知っている
キスをされたことがショックなのである。
フェイトもそれを悟って、ついに自分の思いを打ち明けることにした。
「ごめん・・・その・・・僕はアニスさんを初めて見たときから、その・・・
アニスさんを好きに・・・それどころか、昨日のやり取りなどで愛してしまったんだ。
それで・・・もう我慢できなくて・・・」
フェイトは謝りながら、自分の思いを伝える。
しかし、ファーストキスを奪って、さらには、後に知るであろう、フェラまでさせてしまった自分・・・
返事は、自業自得とは言え、悲しいものが待っているに違いない。
フェイトは覚悟を決めて彼女の答えを待った。
しかし、一向に返事は返ってこない。
フェイトが気まずいながらも彼女のほうを向くと、彼女の目からは、涙が溢れていた。
「・・・フェイトさん・・・私・・・私・・・」
彼女はそれだけ言うと、フェイトに抱きついた。
アニスの乳房がフェイトの胸板にあたり、暖かかった。
「アニスさ・・・」
フェイトが彼女の名前を呼ぶ前に、彼の口は彼女の口でふさがれた。
425 :
31:03/03/17 22:31 ID:0HPvdBYE
上の続き
「どうしてこんなことをするの!?」
ネルとクレアは目配せをするとマリアに再び猿ぐつわを噛ます。
「んぐぅ」
「それは私たちの望んでいる答えではないわ。
これから2時間、あなたに拷問を施した後、もう一度質問します」
クレアがそう宣言する。
「恨むんじゃないよ。正直に答えないあんたが悪いんだ」
そう言いながらネルは何かの印を組む。
施術だ。
その輝きがマリアのクリトリスに吸い込まれると、その躯に変化が現れた。
あっという間にマリアのクリトリスが肥大化し、男性器の様になる。
「うぅ!?」
「あたしら隠密は躯を武器にして敵から情報を引き出すこともある。
文字通り躯に聞くって奴さ。でも、それは、同姓には通用しない。
それを補うために密かに開発された秘術さ」
「この施術を使われた女性はね、クリトリスが肥大化して男の人の物のようになるの。
ちゃんと射精も出来るのよ」
そう言いながら、マリアの物にバンドをする。
「つまり、これを外さない限り、どんなに感じても逝けないって事さ。
ま、2時間もすれば術は解けるからその時くらいは逝けるかもね」
そう言って、ネルはマリアの物をぺろりとなめる。
怯えた瞳のマリアがびくん、と反応する。
「フェイトさんにご奉仕してあげることもあるんでしょう?
大丈夫、私たちがどんな風にすると気持ちいいのか教えてあげるから…」
クレアは後ろから近付くとマリアの耳にふーっと息を吹きかける。
426 :
213:03/03/17 22:39 ID:fVOE03/4
しばらく、その状態が続いた。
彼女の髪から、フローラルのようないいにおいがしてきた。
裸の男女二人がキスしながら抱き合う中、
滝だけが、音をたてながら、二人の愛が結ばれたことを祝福していた。
やがて、彼女はフェイトの口から、離れると、
「私・・・じつは、フェイトさんとははじめまして、じゃないんです」
彼女はゆっくり説明した。
「私が、裁縫の道具を買いに、アールグリフに出かけたときのことでした。
カルサア修練所の屋上でなにやら騒ぎがしたので、
空から様子をみていたんです」
カルサア修練所といえば、フェイトが、ネルのもっとも信頼している部下である、
タイネーブとファリンを救出し、漆黒副団長シェルビーを倒した場所である。
「あのとき、一人のヒューマンの方が、怪我をしていて、動けない女性をかばいながらも、
大きな男の人と、無駄な動きのない女性の方に指示して、戦っていたのを見てたんです」
「・・・・・」
フェイトはだまって彼女の言葉を聞いた。
「私、本の中で、王子様にあこがれていたんです。
強くて素敵な・・・」
そう言うと、アニスは彼の胸に頭を沈め、優しく、つぶやくように言った。
「私にとっての王子様はあなたです。
フェイトさん・・・アニスもあなたを愛しています」
427 :
213:03/03/17 22:48 ID:fVOE03/4
フェイトはその言葉を聞くと、彼女を強く抱きしめた。
「そうか・・・。そうだったんだ・・・」
「あのとき・・・フェイトさんが村に来たとき、私、とてもうれしかった。
村長さんの家まで出たあと、橋で待ってたのは、あなたが追ってこないから期待してたから」
アニスは再び涙を流した。しかし、その涙は悲しくて出るものではないと、フェイトは悟っていた
「フェイトさん・・・本当に私でいいんですね?」
アニスは彼の顔を向いてたずねた。
フェイトは返事をする代わり、彼女にキスをした。
彼女の口に舌を入れると、さっきとは違い、彼女のほうもそれの合わせて絡めてきた。
おそらく、彼女は知らないながらも、彼のために、やっているのだろう。
「ん・・・あむ・・・ん・・・フェイト・・・さん・・・」
長い間、二人はお互いの口を味わい、顔を離した。
お互いの舌から、名残惜しそうに、糸が繋がっていた。
「アニスさん・・・じつは、さっきアニスさんにやっていた行動、いや、
この僕の下半身がこうなっているのも病気とかじゃないんだ・・・」
フェイトはアニスときちんとした形で結ばれたいため、
今までの行為、そして、これからの行為のための説明をし始めた。
さすがに、はじめにやったフェラのことを知ると、アニスは驚いていたが、
「・・・というわけで、アニスさん・・・いい?」
と尋ねると、天使の微笑みで、だまって頷いた。
428 :
31:03/03/17 22:55 ID:0HPvdBYE
上の続き
まず、ネルがマリアの物を責め始めた。
竿の部分を手で刺激しながら先の方をちろちろと舌を伸ばして舐める。
それだけでもかなりの快感になるのかマリアの眉が苦しげに歪む。
「綺麗な胸…、いじめたくなっちゃう」
クレアはマリアの胸を刺激する。
乳首には触れようとはせず、やんわりと、マリアが反応するポイントを探しながらなで回していく。
「だいぶ気持ちが良さそうじゃないかい?
でもね、こんなの序の口だよ」
ネルは舐めていた物から一度口を話すとそう告げた。
そして今度は竿全体をなめ回すようにしながらアナルを刺激する。
不意にマリアの腰が跳ね上がる…がそれ以上何も起きない。
「逝きたかったんでしょ。でもね。これがある限りあなたが逝くことはできないの」
「ふぅぅ!ふぅぅ!」
快楽を解放できず、痛みへと変わるマリアはぽろぽろと涙をこぼした。
そんなことはお構いなしにネルはマリアのそこへの刺激を続けていく。
今度は手で、先の方を刺激しながらアナルの方に舌を差し込んで快楽を引き出す。
ネルの責めはあくまで男性と共通の性感帯と言える場所を刺激していた。
「んうっ、ううっ、んぐっ」
反面、クレアの責めは女性として感じる部分を中心に責めていた。
優しく胸を揉み、耳を舐め上げる。
初めてから30分ほどしか立っていないのに、マリアは幾度となく腰を突き上げる。
だが、バンドが快楽の解放を阻害して、一度も絶頂を感じていないばかりか、痛いほどに張りつめた物が苦しくて仕方がなかった。
429 :
213:03/03/17 22:56 ID:fVOE03/4
彼は草原に彼女を押し倒した。
「あっ・・・」
アニスは顔を赤らませながら、驚いたような声をあげたが、
フェイトが、
「大丈夫?怖い?」
と尋ねると、また笑顔に戻った。
「あ・・・あん・・・あはぁ・・・」
フェイトは再び彼女の胸を刺激した。
今度は、アニスのほうも、行為の意味がわかったためか、
先ほどよりもより甘く、切ない声をあげた。
「あ・・・フェイ・・・トさ・・・ん・・・いやぁ」
「どうかした?」
「ううん・・・なんか・・・すごく変な感じ・・・体の中が火照ってきて・・・」
彼女が感じていることがわかると、フェイトも優しく微笑み、
「それは、アニスさんも僕を愛してくれてる証拠だよ」
とだけ言うと、彼女の頬に軽くキスし、再び刺激を始めた。
「う・・・うう・・・あ・・・ああ・・・あはぁん」
彼女の喘ぎのペースが短くなり、彼女の太ももからは暖かい液体が流れ始めた。
「あ、私ったら・・・」
自分の下半身に起きたことを悟ったのか、彼女は顔を両手で隠してしまった。
フェイトはそんな彼女の行動ひとひとつを愛らしく思い、次の段階へと進めた。
430 :
名無しさん@ピンキー:03/03/17 23:09 ID:TCZpEAeg
フェイト×スターアニス
復活してキタ━━(゚∀゚)━━!!
431 :
213:03/03/17 23:10 ID:fVOE03/4
フェイトは彼女の太ももを流れる川を舌でなめ、そのまま、
流れ出たところまでたどっていった。
「あ・・・あ・・・あ・・・あああ」
チェックポイントを通過するたびに、彼女から甘い悲鳴がこぼれた。
おそらく、途中で、彼女の性感帯を刺激していたのだろう。
やがて、彼女の股の、割れ目にたどりついた。
フェイトは、眼前に広がる未知の世界に目を奪われ、顔を彼女のそこへ近づけ、
匂いをかいだ。甘い香りと女性を抱くのが初めてなので、なんともいえないが、
処女特有の香りがした。
「いや・・・フェイトさん・・・そんなところ嗅いじゃ・・・いや・・・」
アニスがフェイトの顔をどかせようと、彼の頭を両手で押そうとした。しかし、
すっかり、フェイトの前戯で力が抜けてしまい、そんなことは無理である。
フェイトはアニスの言葉を聞いていたが、あえて無視して、そこへ舌をもぐらせた
「!!!!」
アニスから声無き声が溢れた。
ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・
「これが・・・女性の味か・・・」
フェイトは生まれて初めて味わう女性の味をじっくり味わった。
「あああ・・・フェイトさん・・・き、きたない・・・ですよ・・・」
アニスが拒否する声をあげるが、
「アニスさんに汚いところはないよ」
とフェイトに優しい笑顔で返され、顔を真っ赤にして黙ってしまった。
ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・じゅっ!
フェイトが彼女の大切な部分をなめ、そして、キスするように吸ったとき
「あ・・・ああ・・・あああああああああ!」
彼女の体がのけぞり、ひときわ大きな甘い悲鳴をあげると、
彼女の大切な割れ目から、彼女の愛液があふれ出てきた。
432 :
213:03/03/17 23:19 ID:fVOE03/4
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
アニスは生まれて初めてイッた。
アニスは、その生まれて初めて体験した感覚に戸惑いを隠せなかった。
「フェ・・・イ・・・トさん、私・・・」
フェイトもそんな彼女の様子がわかると、
「アニスさんは、僕の愛の行為に感じて、気持ちいい、っていう気持ちが
一番てっぺんまでのぼりつめたんだよ」
というと、彼女にキスをした。
アニスはそれでも、少し困惑していたが、
「ほら・・・さっきアニスさんが僕の大事な部分をなめたり、しゃぶってくれたとき、
苦いものが出てきたでしょ?あれも、僕がアニスさんの行為に気持ちよくなって、
絶頂までのぼりつめたからんだよ」
そう言われて、納得し、
「じゃあ、フェイトさんは、さっきの私の行為を気持ちいい、って思ってくれたんですね?」
と尋ねてきたので、
「ああ、アニスさんの口は最高に気持ちよかったよ」
とフェイトが照れながらも答えると、花のような笑顔を浮かべた。
フェイトは、お互いの準備が整ったことを確認し、
ついに、ラストの締めの行為に移ろうとした。
433 :
31:03/03/17 23:26 ID:0HPvdBYE
上の続き
「ふふ…いい感じみたいだね」
快楽と苦しみの狭間で涙まみれになったマリアの顔を見て満足そうに嗤った。
「クレア、ちょっと早いけどあれで責めようか」
「ええ、良い考えね」
そう言ってネルは裸になり、クレアは男性器を模した張り子を取り出した。
「ふふ…マリア覚悟は良いかい?
気が狂わないことを祈るよ」
そう言ってネルはマリアの物をゆっくりと受け入れていく。
「んぁぁぁぁ、うぁぁぁ」
苦しみからか快楽からかマリアは髪を振り乱してもだえる。
そんなマリアのあそことアナルにクレアは張り子を押し込んでいく。
「どうです?絶対逝くことの出来ない状態で女の子と男の子二つの快楽を同時に味わうのは?」
並の人なら10分耐えられないの。でもね。あなたには1時間味わってもらうから」
そう言って張り子の出し入れを激しくする。
快楽におぼれることも、気を失う事も許さない二人の拷問は続く。
やがて、長かった2時間が過ぎようとする頃…。
「マリア、逝きたいかい?」
その言葉に正気を失い書けていたマリアが反応して必死で肯定する。
「じゃあ、約束するね。これからあたしたちの質問には何でも答えるんだ。
出ないとまた…」
こくこくと、必死なマリア。
(落ちたね)
ネルはマリアの反応に満足するとバンドを外してやる。
「うぅ〜〜〜〜〜〜!!!!」
たまりにたまった快楽を一気に解放されて絶叫をあげるマリア。
これまでにないほど腰はねあげ、絶頂を示す。
そして、マリアはそのまま失神してしまう。
434 :
31:03/03/17 23:27 ID:0HPvdBYE
上の続き
気絶したマリアをみて二人が相談を始める。
「耐えきれなかったみたいね。どうする?ネル」
「今はこれでも良いさ。マリアはもう、あたしたちに逆らえないよ。
後でじっくりと聞かせてもらうとしよう」
この後、マリアはネルとクレアには本当に逆らえなくなり、オナニーの回数やフェイトに抱かれた回数などを
二人に包み隠さず話すことになったとか。
おわり。
435 :
213:03/03/17 23:30 ID:fVOE03/4
「じゃあ、アニスさん・・・」
「はい・・・フェイトさん」
アニスは目をつぶってその瞬間を待った。
フェイトは両手で彼女の両足を広げると、
ゆっくり腰を彼女の割れ目に押し進めた・・・。
そして、途中、防壁のような場所にぶつかった。
言うまでも無く、アニスの処女の証拠である。
改めて、フェイトはアニスに聞いた。
「・・・挿れるよ・・・」
アニスは緊張な面持ちであったが、ゆっくり頷いた。
フェイトがぐっと腰に力を加える。
少し進むたびに、アニスは苦悶の表情を浮かべたが、声を出すまいと必死でこらえた。
そして、なにかが弾けるような感触のあと、フェイトのペニスは根元まで、
入りきった。
「ううう・・・い、痛ーい!」
さすがにアニスも処女を失う瞬間には耐えられなかったようだ。
フェイトとアニスの結合部から、処女の純潔が白い肌を染めていく・・・。
アニスの目からは、涙がこぼれていた。
「アニスさん・・・」
フェイトはそのままの状態で、アニスの安否を気遣った。
しかし、アニスはフェイトに心配させまいと、
「私なら・・・大丈夫・・・フェイトさんの好きに動いて・・・」
と無理やり笑顔を作って、フェイトに言った。
(これだから、アニスさんは・・・)
フェイトはその純粋な白い天使の恋人の頬をなでると、
「・・・動くよ」
といい、腰を前後に動かした。
>>31氏
乙
いつもながらグッジョブ!!
次も期待してます(´∀`)
いつもマリアがいじめられて可哀相('_`)
438 :
213:03/03/17 23:43 ID:fVOE03/4
「うう・・・ひぐぅ・・い・・いた・・・」
腰を動かすたびに彼女の口から悲痛な声があがるが、
ここで動きをとめては、ますます彼女に痛い思いさせるだけだと、
フェイトは思い、腰を前後に動かし続けながら、
両足を押さえていた手を乳房に移し、揉み始めた。
行為がはじまって少しして、彼女の声が変化し始めた。
「あ・・・うふ・・・あああ・・・いい・・・」
今までの悲痛な声は甘い喘ぎ声に変わり、
さらには、表情も、悦にはいった顔になり、フェイトの手から開放された両足は、
彼を逃すまいといわんばかりに、彼の腰に巻きついていた。
フェイトは、彼女のその変化と、自身の限界が近いことを悟ると、一気にペースをあげた。
ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ・・・
「ああ!フェイトさん!いいよ!私!また・・はぁ・・・いっちゃう!!」
結合部から聞こえる音と比例して、彼女の声が一段と大きくなる。
「はぁ・・・はぁ・・・僕もだよ・・・」
彼は、乳房から手を離し、草むらに手を突け、ラストスパートを始めた。
「ああ・あん・・・あん・・・あはぁ・・・フェイトさん!フェイトさん!」
ぱんぱんぱんぱんぱん・・・
肉のぶつかりありあう音があたりに響き渡る。
「っ!!アニスさん・・・!僕!!」
「フェイトさん!あたしも!!!」
そして、
「あ、あ、あああああああああ!」
まず、彼女が体がのけぞり、羽がピンと伸び、絶頂を迎えた合図を出した。
そして、彼女の膣内が急激に収縮し、フェイトのものを絞るように締め付けた。
「アニスさん!アニスさん!」
自分のもっとも愛する女性の名前を叫ぶと、
彼も絶頂を向かえ、熱い愛の証を注ぎ込んだ。
439 :
31:03/03/17 23:47 ID:0HPvdBYE
>>341 漏れの中でマリアは、いぢめがいがある受けのイメージしかないのよ。
他の職人様もマリア物キボン
440 :
213:03/03/17 23:51 ID:fVOE03/4
数日後、クリフとネルがバッグたくさんにアイテムを入れて、
ペターニにやってきた。
二人は工房にまず、向かったが、人影がいなかったので、
彼の宿泊先、つまり、常にフェイトの名義でネルが(脅して)毎日予約してくれた、
ホテルへ向かった。
「フェイトはまだここで寝てるのかい?」
ネルが受付嬢に尋ねた。
受付嬢は、ネルの顔を見ると、背筋をシャキンと伸ばして、
「あ、!ネルさま、ご機嫌麗しゅうございます!」
と大きな声で挨拶をした。
「・・・挨拶はいい。フェイトはまだここで寝てるのか?」
ネルがやや呆れて再度尋ねると、
「はい!3日前から、フェザーフェルクの方と、宿泊しています。
今日はまだ起きていらっしゃらないみたいですが・・・
あ、ひょっとして、そのフェザーフェルクの方が、気になります?」
受付嬢がニヤニヤ笑って聞いてきたが、ネルはそれを聞き流し、
「部屋にいくか?」
とクリフを誘って部屋へ向かった。
>>437 んじゃマリアとフェイトの純愛物でも書きましょうか?
ここの皆さんの足元にも及ばんほど下手ですが、その上時間もかかりますが
どうしましょう?
442 :
31:03/03/17 23:56 ID:0HPvdBYE
>>341訂正 >>437だった。
スマソ。
純愛になるかどうかはわからないけれどラブラブ系は書く予定。
>>441様、ぜひお願いします。
444 :
441:03/03/17 23:59 ID:2zGrUXMY
了解しました。
なるべく今月中に書き込めるようがんばりたいと思います。
445 :
213:03/03/18 00:03 ID:7BuHwGrL
部屋を合鍵で開けた二人は目の前の光景にボー然とした。
彼らは、ICの仲間と寝泊りしている程度の考えて入ってきたのだが、
実際に見たものは、
フェイトと見知らぬフェザーフェルクの女性が同じ布団で寝ていたのだ。
さらに、ベッドのよこには、彼の服と、その女性の服らしきものが転がっていた。
「う・・・う〜ん」
そこへ、フェイトが目を覚ました。
フェイトは横に眠る、姫の頬に軽くキスをすると、ベッドから起きようとしたが、
ベッドの前に見知った二つの顔があり、汗がでた。
「フェイト・・・貴様・・・」
クリフが眉間にしわを寄せ、こぶしに力を込める。
「いや・・・これには深いわけが・・・」
フェイトが慌てて否定し、ベッドから出ると、
ネルが顔を赤くして、後ろを向いてしまった。
そこでフェイトは自分の下半身がむき出しになっていて、
さらに、昨日何度も愛の契りを交わしたのに、元気な状態になっていたことに気づいた。
まさに、修羅場の状態になったとき、何も知らない、天使が目を覚ました。
446 :
213:03/03/18 00:09 ID:7BuHwGrL
「ふぁ〜。むにゃむにゃ・・・フェイトさん・・・この方たちはだれ?」
やや眠そうに、二人を指差すアニス。
「俺達は、こいつの仲間。そういうお嬢ちゃんは?」
急にクリフは一番の笑顔を見せ、アニスに言った。
「あ〜、カルサア修練所で、フェイトさんといっしょにいた方達ですね。
私、スターアニスと申します・・・その・・・フェイトさんの・・・恋人・・・やってます」
他人に「恋人」というのが恥ずかしいのか、もじもじしながら話すアニス。
それを見て、悦に入るフェイト。
しかし、背後から強烈な殺気を感じた。
クリフが笑顔を浮かべながら、こぶしを血が出るほど握っていたのである。
「ちょっと彼氏を借りていくぜ!アニスさんは、少し休んでてくれや」
とアニスに言うと、アニスも
「はい・・・昨日はちょっとやりすぎて疲れたので、もう少し休みます・・・」
と言うと、再びすやすや寝息を立てた。
「フェイト〜。毎日、幸せな生活を送っていたようで・・・」
アニスの「やりすぎて疲れた」というせりふを聞いて、クリフはますます怒り、
ネルも表情からは読み取れないような、殺気を出していた。
「いや・・・あの・・・その・・・」
「人が必死でICに取り組んでる最中、自分は彼女クリエーションとは・・・ね」
フェイトが言い訳する前にネルが口を挟んだ。
この日、宿屋の一室から、男の悲鳴と暴れる音が聞こえたが、
宿屋側は「なにも存じない」と言って、町中のミステリー現象となったとか・・・
終わり。
447 :
213:03/03/18 00:12 ID:7BuHwGrL
これで終了です。
疲れた〜。
本当はもっとえっちくしようと思ったんですが、これが限界です。
ここのほかの書き手の皆様の手法にはぜんぜん及ばないです・・・。
ラストのほうも、展開が急すぎるような気がするし・・・
アニス萌えのかたがた、申し訳ありません!!
そういうわけで、次回作は、エリザか、
攻めのクレアを書こうかと思うのですが、よろしいでしょうか?
マリア仲間にしたら、マリア関係を入れてみようかと・・・。
最終的には、学園もの、お屋敷ものもやってみたいと思います。
>>447 めさめさよかったですYO!
むしろこれを読んでアニス萌えになりますた。
449 :
その1:03/03/18 00:18 ID:xEiSVaA2
右腕の痛みよりも、左肩から伝わる重みのほうに、意識が支配される。眼を
向けずとも視界に収まる彼女の横顔。夜の森から聞こえる虫や獣の声に、そっと
彼女の静かな寝息が混ざる。
夜の森。その洞窟の中。そこに、フェイトとクレアはいた。ささいな行き違い
から起こった事故では有るが、このような事態に恵まれたことは幸運であるの
だろうかと、フェイトは自問する。
「……フェイトさん」
「あ、起きていたんですか?」
こんな状況で眠られるほど図太くはありませんよ、と少しだけ笑いながら
クレアは言った。別に彼女のせいではないのだが、もしかしたら責任を感じている
のかもしれない。彼女の性格を考えると、それは十分にあり得る事ではあった。
「これ、飲みます?」
「え?」
「クリフ秘蔵の酒です。ばれたらあいつ怒り狂うかもしれませんけど、非常事態
ですし」
くすりと悪戯小僧な微笑を浮かべて、フェイトは続ける。
「それに僕もクレアさんも、お世辞にも暖かい格好をしているとは言えませんしね」
わずかなためらいを見せた後、クレアは彼と同じような笑みを浮かべ、頷いた。
450 :
その2:03/03/18 00:18 ID:xEiSVaA2
発端は、本当に些細なことだった。アリアスの村で子どもが一人行方不明に
なっただけである。いや、家族にしてみれば充分に大事件ではあるだろうが。
当たり前のことではあるが、アーリグリフとの和平が成ったとはいえ、この
付近に居るモンスターまでもが平和的になった訳ではない。すぐにクレアは
部下を率い、捜索に出た。それが、フェイト達が村に訪れる二時間前の事である。
無論のこと、彼らも即座に助力を申し出た。そして近辺の捜索に加わる、直前。
件の子供があっさりと現れる。その子の両親が烈火のごとく叱り始めたが、当の
本人は不可解気に首を傾げていた。どうやら子供自身には迷子になったという
自覚がなかったらしい。
なんとも肩透かしな結末にフェイト達が苦笑していると、クレアの部下の一人が
ひどく慌てた様子で駆け込んできた。曰く、クレア様が危ない、と。
パール山。その麓。エアードラゴンと一人戦うクレアがいた。いかにクリムゾン
ブレイドの片割れとはいえ、常に最前線で練磨していたネルと指揮官の立場にいた
彼女とを比べるのは酷というものだろう。明らかにクレアのほうが押されていた。
助勢に走る皆。そして、
ドラゴンの尾が一閃し、彼女を弾き飛ばす。その先は崖。空中にあるクレアの
手を掴みながら、フェイトは何ともお約束だなと自嘲していた。
451 :
その3:03/03/18 00:18 ID:xEiSVaA2
「……すみません」
「何がです?」
「今回のこともそう。私はあなた達に……あなたに、迷惑ばかりかけている。
本当に、ごめんなさい」
彼女らしいようで、彼女らしくない弱音。そう判断するには、自分はあまりにも
クレアの事を知らない。まあ、アルコールのせいで舌が滑らかになっているだけ
かもしれないが。
「ネル達を助けたのも、施術兵器を完成させたのも、アーリグリフとの和平を
成立したのも、そして星の船を撃退したのも、全てあなた達。私には、謝る事と
礼を言う事しかできません」
はじめて覗く、彼女の暗い感情。それに驚き、フェイトは眼を瞬かせ、改めて
クレアの横顔を見つめる。どこか呆とした顔を、彼女は両膝に埋めていた。
「……情けない指揮官ですね。私は」
「随分と自虐的なんですね、今日は」
「ぜんぶ事実ですから」
452 :
その4:03/03/18 00:19 ID:1aaxjRbG
「僕は、シーハーツの事も、あなたの事もそれほど詳しい訳ではありませんが」
そう前置きをし、慎重に言葉をまとめながらフェイトは口を開く。
「アリアスでのクレアさんの事は知っています。村の人たちから、あなたがどれほど
慕われているのかも」
「そんな事は……」
「事実ですよ。誰かは内緒ですが、あなたの戦う姿を見て、戦時中も村に留まり
続けた兵士だっています」
「…………」
「アリアスだけじゃない。ペターニでも聖都でも、あなたの名前を聞かない所は
なかった。みんな、あなたの事が好きなんですよ」
「でも、私は……」
「付け加えるのなら、僕も」
全く予想していなかった言葉だったのだろう。目を大きく見開き、クレアは
反射的にフェイトの顔を見やる。その少女のような表情に、つかの間フェイトは
彼女が自分より年上である事を忘れた。
453 :
その5:03/03/18 00:19 ID:1aaxjRbG
「こ、こんな時にふざけないで下さい!」
「あ、ひどいな。本当の事ですよ。あなたの話すところが好きです。部下へ声を
かける凛としたところが好きです。歩く時の姿勢が好きです。穏やかな雰囲気が
好きです。今こうして隣に居てくれるところが好きです。……信用できませんか?」
「そんな、こと、急に言われても、私」
「あはは。それほど気にしないで下さい。もう会えなくなる前に、伝えておきた
かっただけですから」
「え?」
あっさりとしたフェイトの台詞に、思わず間の抜けた返答をしてしまう。いま、
彼はなんと言ったのだ?
「他に、片付けなければならない問題ができてしまったんです。もう一度あなたに
会えて、伝えられるかどうか分からなかったので、ちょっと勇気を出してみました」
少し照れくさそうに笑う彼。奇妙に大人びた印象を与える彼の顔が、なぜかとても
遠くに見えた。そのせいなのか、それは分からない。だが、クレアの意図せぬまま
唇が自然と動き、言った。
「……ネルは、あなたと一緒に?」
「? ええ。妙に義理堅いところがありますよね、彼女」
454 :
その6:03/03/18 00:19 ID:1aaxjRbG
何かが、クレアの中で壊れる。恩人である彼。親友である彼女。責任ある自分の
立場。それら全てが薄まり、融け、混然となり、クレアを支配していく。新雪の
ような淡い抵抗はすぐに飲みこまれ、クレアはむしろ望んでその衝動に縋りついた。
「…………!」
フェイトの全身が固まる。左肩の重みが消えた瞬間、視界に広がる彼女の姿。
次いで柔らかな感触がフェイトの唇を襲う。するりと、魔法のように潜り込む
クレアの舌。それは別の生き物のようにフェイトの咥内を侵略する。
「クレ、ア、さん? 何を……?」
「あなたは……ひどい人です」
わずかに離れる彼女の顔。濡れた瞳。湿った唇。上気した頬。かすかに鼻を突く
アルコールの匂い。なぜかそんなクレアを見て、フェイトは彼女が泣いている様に
見えた。
「仲間以外は誰にも頼りたくなかったのに。何度も私達を助けて、私にあんな事を
言って、さんざん私を掻き乱しておいて! 突然居なくなる!? それも……!」
感情の高ぶるまま、フェイトに身体を乗せる。痛めた腕で二人分の体重を支える
ことができず、フェイトは背を地面につけた。その真上で、クレアは、
リジェールとか、ミスティ・リーアは・・・さすがにムリか。
456 :
その7:03/03/18 00:20 ID:vk/ghchr
「それも、ネルと一緒に!? 私は、私は……!」
「どう、したんです? クレアさんらしく」
「どんなのが私らしいんですか!? いつも落ち着いて、耳聞こえのいい言葉
ばかり口にしていなければならないんですか!? 私にも、私にだって……」
声のトーンが下がり、冷えた彼女の右手がフェイトの頬を撫でる。
「私にだって、ただの女でいたい時があります……。それがあなたの前じゃ、
だめですか……?」
薄闇に仄見える彼女の姿。それは、総毛立つほどに美しかった。
なんか書きたくなったので二本目。
年上のヒロイン。押し倒される主人公。微妙な三角関係。
個人的な趣味丸出しでカナーリ恥ずいでつな。
あかん・・・漏れには残酷小説しか思いつかないヽ(`Д´)ノ ウワァァン
213たん乙。
いやーめちゃめちゃエロかったですよ?
正直抜きますた。
461 :
213:03/03/18 00:23 ID:7BuHwGrL
>>457さん
イイ!なんか、大人の味が出た文章ですね!
年上ヒロインは個人的にも萌えな展開ですし。
やはり、自分の文章力の低さを感じてしまった・・・
462 :
名無しさん@ピンキー:03/03/18 00:29 ID:4v6z4d0j
463 :
名無しさん@ピンキー:03/03/18 00:33 ID:4v6z4d0j
>>447 ラストは笑えました。
恐らくボコボコにされたフェイトはその後どうなったのか、非常に興味あり・・・・・。
>461
レス感謝感激。でもエロが描写できない漏れ…(´д`;)
213さん、メチャ良かったですよこれからも頑張ってくだせえ
アニスたんに目覚めさせられますた、次回作大期待でつ
>>447 いや、全然おもしろかったですよ〜エロも十分かと
個人的にはその後がちょっと気になったりならなかったり…
余裕がありましたらその後も見てみたいです
467 :
441:03/03/18 00:56 ID:SyBkw2Xc
ムーンベース攻略後、アクアエリーでの話
自分に割り振られた部屋のベッドにフェイトは大の字になって寝転んでいた。
(破壊の力・・・・・・ディストラクションか、それを使えば本当に世界が救えるんだろうか?自分達の創造主を倒すだなんて無理なんじゃないのか?)
頭の中にはそんな絶望的な事しか浮かんでこない。
誰かに勝てると言って欲しい。誰かにこのモヤモヤを吹き飛ばして欲しい。
フェイトは立ちあがり、彼女の部屋へと向かった。
自分と同じ境遇である彼女なら自分の気持ちを分かってくれると思ったから。
彼女ならこんな情けない自分を叱ってくれると思ったから。
>>449 内面描写が漏れの中のクレア像にクリティカルです
がんがって下さい
469 :
441:03/03/18 00:59 ID:SyBkw2Xc
マリアの部屋の前へ行ったフェイトは、ドアの横に付いていたインターホンを鳴らした。
「はい。誰かしら?」
「フェイトだけど・・・ ・・・少し話があるんだ、入ってもいいかい?」
「ええ、どうぞ」
ブーンという音を立てて目の前のドアが開いた。
今日はここで力尽きました。スイマセン。
今、某螺旋スレ用にもう一個書いてるのでこっちはちょっと遅くなりそうです。
期待せずに待ってて下さい。
おやすみなさい
この盛り上がり方はすごいな…4月までに第2スレに行きそうな気がするよ。
で、
>>382の続き。何かもう、星の海を冒険するより人生の冒険でないのかと…。
「残念だったわね…」
「…ッ!?」
シランド城を出たネルを待っていた者…マリアだった。何故か口元には不敵な笑みを
浮かべている。目つきも心なしか鋭い。
「…何のことだい?」
「分かってるクセに…アナタ、お堅いと思ったら案外そうでもなかったのね」
マリアの言葉を理解するや、ネルはキッと目の前の少女を睨んだ。やはりバンデーンを
退けた者の1人だけあって油断できない…そう言えば、以前行動を共にしていた時も…。
「…アンタ…何が言いたいのさ?」
「…彼に近づかないで!」
「…何だって?」
「彼に…フェイトに近づかないでと言ったの。本来なら…彼の傍には私がいるべきなのよ!」
直感的にネルは感じた。ああ、この娘も自分やクレアと同じか…と。が、大人しく引き下がるのは
ネルのプライドが許さない。フェイトの話で彼とマリアがFD人とやらに対抗しうる力を持っている
ことは聞いているが、人の恋路を邪魔する権利などは無いはず。単なる嫉妬を相手にするのは大人気ない。
「ハン…そういうことかい。アンタ…フェイトに惚れてるね?」
「それはアナタも同じでしょ? でもね…私はアナタの何十倍も彼を愛しているわ。ずっと探していた…やっと
会えた彼を、横取りしようなんて…絶対にさせない!」
「そういうのを屁理屈って言うのさ! 何年想ってようが何十倍愛してようが、最後に選ぶのはフェイトだろ!?
アンタがガタガタ抜かしても何の意味も無いよ!」
フェイトへの想いはネルとて同じ。たった数週間の付き合いだが、生死を共にした仲だ。大事な戦友であると共に、
1人の男として彼を見るようになったネルに取って、マリアこそ彼を横取りしようとしているとしか思えなかった…。
471 :
名無しさん@ピンキー:03/03/18 01:17 ID:p7Hx0xtV
472 :
213:03/03/18 01:32 ID:7BuHwGrL
初のエロ小説、ということで非常に反応が怖かったのですが、
中々の好評のようで、読んでいただいた方、ありがとうございます。
じつは、旅行、某オランダ風なレジャーランドに行ってまいりまして、
小説の題材になりそうかな?という気持ちで回っていました。
そこで、アニス小説の内容考えたり、
次回作の構造を練っていたり・・・・。
とりあえず、攻めクレアが第一候補だったんですが、クレアネタは非常に多いので、
またクリエイターですが、
キミの足長おじさんでおなじみ(?)のエリザの小説を書こうと思います。
おそらく、アニスたんのやつよりもエロエロな話になると思いますので、
よろしくおねがいします。
473 :
名無しさん@ピンキー:03/03/18 01:37 ID:Rg0kZLZd
474 :
213:03/03/18 02:14 ID:7BuHwGrL
とりあえず、前書き。
エリザは、シレンドの施術学園に通う、少女である。
もともと、彼女の家は、そこまで裕福ではなく、そんな資金はなかったのだが、
ある日、フェイトという人から、10000フォルを援助してもらい、
弟の面倒を見ながらも、学園に通うことができた。
しかし、もともと、普通の家庭で育った彼女は、シスターや施術の名門の家庭から
来ている子達から見れば、落ちこぼれであり、
現に、国語、数学などの学問は上の方にもかかわらず、この学園の最重要科目の
施術はビリであった。
ある日、彼女は、担任である、マジョ・レ女史に職員室に呼ばれた。
エリザが緊張した面持ちでそこへ行くと、
案の定、自分の成績と思われるデータを片手に、彼女はため息をついて言った。
「あなた、あまり言いたくは無いのだけれど、この学園辞めなさい」
予想はできていた。もともと、施術は生まれつきのセンスと家柄によるものが大きい。
マジョ・レ女史もいじわるではなく、彼女のためを思って言ったのだろう。
しかし、子供のころからの夢を捨てることもできず、また、資金援助してくれたフェイトの
こともあり、引き下がるわけにはいかない。
エリザは女史の前にひざまずき、なんとかお願いをした。
女史も彼女の気持ちが半端でないことを悟り、またため息をついて、
「・・・本来なら、こういう方法は好まないんだが、あなたが残りたいと言うなら・・・」
と言って、エリザを連れ、図書室へ向かった。
475 :
95:03/03/18 02:14 ID:3e3/+w5b
うぅわっ、皆さん活発ですね・・・
むむむ・・・じ、自信ないけどまた明日書いてみようかなぁ・・・
・・・でしゃっばってスンマセン
476 :
213:03/03/18 02:25 ID:7BuHwGrL
図書館は学園が誇る施設の1つである。
ここにある書籍は、施術関係はもちろんのこと、生物学、一般教育など、
様々な本が並び、王宮のそれに匹敵するものであった。
しかし、マジョ・レ女史はその部屋を無視するかのように歩き、
やがて、『関係者以外立ち入り禁止!』の看板が下がった扉まで来ると、その足を止めた。
エリザも彼女の後ろで歩みを止めると、
「いいかい?この先は、魔にとりつかれた本や、禁呪として、使用不能とされた施術の
本などが置いてある。今から、私は、この部屋に行き、強制的に、中に眠る素質を
覚ます本を取ってくるが、おとなしくしてなよ?」
と女史は忠告し、闇の中に消えた。言われたとおり、エリザはその場で、
『施術大全書』と呼ばれる教科書を読んでいたが、やがて、足音とともに、
女史が再び闇の中から現れた。
そして、彼女の方へ、その本をポンっと放ったので、
エリザは慌てて、教科書で、その本をキャッチした。紙の破れる音がした。
「・・・その本は大昔、施術の使える人間を増やそうと、実験、および検証した結果を
収めた本だ。人体改造、脳移植・・・さまざまな方法が試みられた」
女史がタルそうに説明する。もともと、彼女はこういうしゃべりかたをするのだが、
今の口調は、それよりもさらにタルそうだ。
エリザが彼女の説明を聞きながら、ページをめくると、確かに、そこには、
言葉では形容し難い、残酷な方法で、施術を目覚めさせようとした実験などがあった。
エリザは吐き気に覆われたが、女史の説明は続いていた。
>>470の続き。
「私はね、隠密って仕事柄…これまで感情を押し殺して生きてきたんだ。でもそれは
飽くまで仕事での話さ。私が誰を好きになろうがアンタには関係ないね!」
「よくもまぁ…おこがましいとは思わないの!? …ハッキリ言って、こんなのは時間の
浪費ね…失礼するわ!」
そう言うとマリアはシランド城の城内へと消えた。恐らくフェイトを追っていったのだろう。
が、そうなればクレアとの接触は避けられまい。ネルとしては珍しく、不快感を露にした。
「チッ…面白くないね…!」
一方、場所をクレアの自室に移し、フェイトはこれまでの事情をクレアに説明していた。
エリクール人のクレアからしてみれば常識の域を出すぎた話だったが、それでも疑うことも
なく、フェイトの話に聞き入っていた…。
「…信じて…くれますか?」
「…フェイトさんを疑うことなんて…私にはできません」
フェイトの話を信じるならば、アペリスの神も想像の産物となってしまうだろう。
自分達の存在が造られたものだということも、事実として受け止めなければならない。
だが、そんな重大な使命を帯びて戦わなければならないフェイトを思うと、クレアの胸は
苦しくなる一方だった。そんな強大な敵、しかも創造主に立ち向かうなど、クレアには出来そう
もない。それを、フェイトは実行しようとしているのだ。生物兵器とやらにされてしまって、一番
つらいのはフェイトのはずなのに、クレアも何故だか悲しくなってしまった…。
「…私は…無力なんですね。…苦しんでいるのはフェイトさんなのに…何もできない…」
「そんな…クレアさんが思い詰めることなんてありませんよ! 僕が…自分で勝手に怖がってるだけです…」
「フェイトさん…怖いのなら…無理することはありません。自分を見つめなおす時間を取るべきです。
私は…フェイトさんには…いつものフェイトさんのままでいて欲しいから…だから…」
「クレア…さん…?」
そんな時、クレアの部屋に近づいていくマリアの姿があった…。
478 :
213:03/03/18 02:35 ID:7BuHwGrL
「・・・んまあ、そんな馬鹿なことをやってた愚か者は置いといて、
私が折り目をつけたページがある。そこを見てみろ」
女史の言われるまま、エリザは折り目のあるページをめくった。
「・・・なんて書いてある?」
「性的な刺激と純潔について・・・」
エリザはその項目を呼んで、赤面した。
あまり、そういう知識はないが、さすがにどういうものかは知っている。
女史はエリザのその反応を見て、苦笑し、
「その実験だけは、確実と判明され、証拠もあった。しかし、見ての通り、
これは、女性差別に繋がりかけない内容だろ?だからお蔵入りになったんだが・・・」
女史はエリザの肢体を調べるかのように見ると、
「お前がどうしても、というなら、この方法を使え。街で香水掛けて、
露出度高い服着て、男を誘惑すれば、すぐにできる。ついでに初体験もできるしな」
「!!女史!」
エリザは真っ赤になって、女子に怒った。
「悪い悪い。調子に乗ったな。・・・だが、これは事実。
お前に才能が無いのも事実。方法がそれしかないのも事実。」
女史の顔が珍しく、真剣になり、エリザも女史の言葉に偽りが無いことを悟った。
「1年」
「えっ?」
「1年で答えを出せ。答えが出ない場合でも、即退学にするからな。」
それだけ言うと、女史はその場を去った。
エリザは手に持っている、唯一の希望と向き合い、チャイムが鳴ると、本をかばんにしまい、
教室に戻った。
あ〜びびった・・・213氏がグロに走られたかとオモタ。
480 :
213:03/03/18 02:49 ID:7BuHwGrL
家に帰宅すると、彼女は大きく、ため息をついた。
結局、あの後にあった施術の授業、女史の言葉を否定したいために、
一番がんばったのだが、やはりだめだったのである。
部屋戻り、彼女は、『施術大全集』の基礎中の基礎、
『ファイアーボルト』の練習に取り掛かった。
頭に炎のイメージを浮かべ、それを手先から発射する・・・
「はっ!ファイアーボルト!」
彼女の声が狭い部屋に響き渡るが、何も起きない。
はぁ・・・。
彼女はまた大きくため息をついた。
そして、なんとなく、女史から借りた、本を開けてみることにした。
『その1、
自慰行為による施術力の違い。
施術を苦手とする、実験体乙にそのままの状態、彼女の異性と愛し合ってるイメージ
を叩き込ませたあと、自慰行為をさせた状態での実験を行った結果、
基本術である、「ファイアーボルト」の成功率が22%上昇。これは、己の中の
素質が性的快感とともに外に現れたからである(参照図1)』
なんとも恥ずかしいことをさせたものだ、とエリザは真っ赤な顔で思った。
実験のためとはいえ、催眠術で彼と激しく愛し合っている状態にされ、
大勢の人間の前で、自慰行為をさせるなんて・・・。
彼女はその項目だけ読むと、本を怒りをぶつけるように、ボン!と閉じた。
そして、彼女は、気分転換に、最近は待っている小説を書こうとして、インクがないことに
気づき、隣の弟の部屋へと向かった。
481 :
213:03/03/18 02:59 ID:7BuHwGrL
コンコン・・・
ノックしたが、反応はなし。
姉の特権で、無理やり部屋に入るエリザ。
「なによコレ・・・」
自分の部屋とは違い、弟の部屋は、まるでごみだめのように散らかっていた。
「まったく・・・いつまでもこれじゃあ、お嫁さんなんか来ないわよね」
と愚痴をこぼしながら、掃除を始めた。
さすが、女の子である。部屋はあっという間に綺麗になり、あとは本を整理するだけとなった。
そこで、エリザの運命が変わるとも知らず、エリザは積んである本を整理し始めた。
「っ!!」
開始1分で、エリザの手が止まり、顔がみるみるうちに赤面した。
そこには、複数の男性にレイプされる女性を描いた漫画があった。
彼女は、それを破ろうとしたが、先ほどの本のこともあり、じーと内容を見始めた。
そして、レイプされている女性がだんだん快感を覚え、男達の言いなりになるのを見て、
今まで、感じたことの無い、妙にいやらしい気分になったことに気づくと、首を横に振り、
やはり破ろうとしたが、なぜか破れない・・・。
結局、弟の部屋にはそのほかにも、ヌード写真集などがあったが、彼女は、
男と女の絡みがある本だけ自分の部屋に持ち込み、
弟が帰宅し、本がないと文句を言うと、すべて捨てたと答えた。
482 :
213:03/03/18 03:08 ID:7BuHwGrL
とりあえず、眠いので中断。
次の部分から早速エロが入りますので。
>>479さんの指摘の通り、
>>476だけ見ると、
内容がグロかと思ってしまうかもしれませんが、
内容的には、一人エッチにレズに・・・
とまあ、様々なエロを展開させて、彼女を立派な施術使いにする内容ですので^^;
こんなの漏れのエリザじゃねーーー!
という意見ありましたら、遠慮なくおねがいします。
483 :
31:03/03/18 07:29 ID:PSMWtXP7
しまった…、これからの話、場面が思いっきり441さんとかぶる…。
(ムーンベース攻略後のアクアエリー)
アクアエリーの回をすっ飛ばしてFD世界脱出後のディプロにしたほうがいいですかね?
>>456 マジうまー。伝わってくるよびんびんと。
>>黄昏の文芸作家さん
あなたのも表現力ありすぎ。
フェイト×マリア
× ×
ネ ク
ル レ
ア
ハァハァ.......
486 :
名無しさん@ピンキー:03/03/18 10:28 ID:ydDLHafx
フェイトうらやま〜
>>486 攻略スレではカス呼ばわりされていたフェイトだが、
やはり小説に使うのは主人公じゃないと。
>>477の続き
「フェイトさん…私のこと…どう思ってますか…?」
「え…?」
「ネルのオマケですか? それとも無愛想な女って思ってますか?」
「ど…どうしたんですか、クレアさん?」
そこにいたのは普段の落ち着いた感じのクレアではなく、フェイトが今まで見たことも
ない彼女であった。表情をあまり変えることのなかったクレアを見てきたフェイトには意外だったのだ。
「…感情を殺して生きていくって…すごくつらいことなんです…。部下が死んでも涙を見せるワケにも
いきません…でも…もう…疲れました…」
「クレアさん…」
「フェイトさんも…戦いに疲れたんでしょう…?」
フェイトは少しだけゾッとした。クレアの瞳を見れば分かる。指揮官としての責任感を負ったような目では
なく、自分を欲するような…これまで戦ってきたモンスターと同じような輝きを湛えていたのだ。
「フェイトさんも私も…心のどこかに傷があるなら…その傷を舐めあうのもいいかもしれませんね…」
「そ、それって…ク、クレアさん? うわっ!?」
一瞬のうちにクレアによってベッドに押し倒されたフェイト。瞬発力は隠密ならではということか。が、感心
している場合ではない。先程もネルからお誘いがあったというのに、今度はクレアである。
男なら喜ぶべき状況だが、フェイトはそうも言っていられない。
「(ヤバイよ…こんな所…マリアに見られたら…!)」
予感は的中し、マリアはクレアの部屋の前まで来ていた。中から漏れる声を聞くと、今まさに自分の想い人が貞操の
危機という状況だった。黙っていられない性格のマリアのである。クレアがもしフェイトに手遅れなことをしていた
ら、その時は…。ある意味、恋に生きる女性というのは魔物のようなものである。特にマリアはフェイトとの繋がりが
一番強い分、狂気じみた恋愛感情を持っていたが精神的な抑圧も影響していると想われる。
クレアが指揮官として封魔師団を引っ張ってきたなら、マリアはクォークのリーダーとしてメンバーを引っ張ってきた。
つまり、条件は一緒だ。マリアなりの見解をすればクレアはネル同様にフェイトを奪う泥棒猫に他ならない。
「(許さない…フェイトに近づいていいのは…私だけなのに…!)」
修羅場キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!
490 :
名無しさん@ピンキー:03/03/18 12:35 ID:ydDLHafx
黒マリアクルーーーーー!
>>488の続き
「…!?」
ドアの向こうから感じる気配をいち早く感知したクレアは、思わずフェイトから体を離して
ドアを凝視した。鍵はかけてある。ネルではない…誰だろうか?
「(…マリア!?)」
ベッドから起き上がったフェイトは慌てて服の乱れを直し、クレアの肩に手を置いた。
「…フェイトさん?」
「…ごめん」
自ら歩みを進め、ドアのロックを外したフェイトは振り向き様に寂しそうな顔で笑った。
窓は開いている。クレアがその気になればフェイトを連れて外に逃げることだってできる。
でも、フェイトは敢えてドアの向こうの仲間らしき者を選んだのだ。自分では…役不足だった
ことを、クレアは思い知らされたのである。
「(フェイトさん…やっぱり…私じゃダメなんですか…?)」
キイィとドアを開けた向こうに立っていた少女…マリアはかなりご立腹であった。
クレアへの怒りに満ちた表情を浮かべ、目つきも鋭いく、感情をむき出しにしている。
「マリア…」
「何も言わないで。…行きましょ」
「う、うん…」
意中の男を押し倒したクレアに言いたいことはたくさんあったが、フェイトの手前もあり、マリアは
グッと堪えて彼を連れ出した。クォークの面々も知らない彼女が、そこに居た…。
「マリア…ごめん」
「ごめんじゃすまないわ! どうして…どうして私を裏切る様なことをするの!?」
「本当に…ごめん」
シランドの宿屋の一室。フェイトはまさに窮地に立たされていた。嫉妬深いマリアのこと
である、きっとクレアに制裁を加えようとするだろう。ソフィアもマリアの制裁でフェイトを
諦めてしまった程だ。それだけは食い止めなければならない…そう思うフェイトであった。
16行目の「鋭いく」って…「鋭い」の間違いね。
>>491の続きいくか…。
「私と君は一蓮托生なの…誰も私達を引き離すことなんてできないわ!」
マリアの想いは嬉しい…だが、何かが違うとフェイトは思った。
出会った頃はそうでもなかったが、ムーンベースの研究所で出生の秘密を知って
以来…特にFD空間突入後から、マリアはフェイトを束縛する様になった。
行動する時はいつも一緒にいないと落ち着きがなくなり、自分以外の女性がフェイトに
近づくのを極端に嫌うようになったのだ。アイテムクリエイションのために女性クリエイター
を工房に呼ぶときも警戒を怠らず、マユ・スターアニス・エリザ・リジェール・ミスティ・メリル
らはマリアを見ただけで怯えてしまう始末。最近では、商品特許登録のためにウェルチと連絡を取る際も
油断できなくなってしまった。ウェルチの馴れ馴れしい態度が気に入らないらしかった。
マリアのフェイトへの想いは鬱積した感情の縺れがもたらしたものかもしれないが、彼女にとってはフェイト
だけが全てである。彼を失うワケにはいかない。何としても他の女から遠ざけなければ…。
「もう…やめてよね。私の傍に…居てくれるんじゃなかったの?」
「分かってる…でも…このままじゃいけないと思うんだ。父さんのためにも…こんな関係が続いたら…」
「…博士だって…きっと望んでたことだわ…!」
「マリア…本当にそう思ってるのか!? …僕達は…僕達は…!」
「言わないで! …聞きたくないッ!」
フェイトの声を遮る様にマリアは耳を塞いだ。禁断の言葉…それを聞いたら、もう自分はフェイトとの関係
を続けれなくなるだろう。心の中で感じていた負い目が、マリアを追い込めようとする限り…。
「ごめん…言い過ぎた……マリア?」
「嫌…独りはもう嫌…君だけが…君だけが頼りなのに…!」
「マリア…」
すがる様に抱きついてくるマリアを拒否することはフェイトにはできなかった。自分が暖かな場所で
過ごしていた間、ずっと彼女はクラウストロ人に囲まれながら苦労を重ねていたのだ。大勢の中の孤独。
それは大学にいた時にフェイトが感じていたことと通じるものがある。それを思うと、この少女が愛しく
なってしまい、ついつい甘えさせてしまうことがフェイトの欠点であったのだ…。
激しく嫉妬するマリアタン(・∀・)イイ!
嫉妬マリアたん&禁断の愛(;´Д`)ハァハァ
でも現実では束縛されると激しくウザイよ・・・。
495 :
213:03/03/18 16:18 ID:7BuHwGrL
>>481の続き。
エリザは深夜遅くまで、施術の特訓をしていた。
毎日の訓練は当たり前のことであるが、実は、2週間後に施術の実技試験があるのだ。
基礎中の基礎のファイアーボルトさえ、まともに使えないエリザは、
毎回、それが行われるたびに、皆の冷ややかな笑いの的にされてきたが、
女史の話もあって、いつもよりも気合が入っていた。
しかし、
「はぁ〜!ファイアーボルト!」
彼女の努力もむなしく、呪文は、悲しく部屋に反響するだけであった。
「あなたには才能がないのも事実」
女史の言葉が頭によぎる。
しかし、その言葉を振り払うように、首を振り、自分の頬を両手でパンっと叩いて、
気合を入れなおし、再び、練習を始めた。
すでに、夜もかなり更けた。しかし、エリザは一人、黙々と練習をしていた。
だが、さすがに体力の限界がきたようで、呪文詠唱のイメージを集中することも
ままならない状態であった。
「はぁ〜。あたしってば、やはり才能ないのかなぁ〜」
悲しげにため息をつくと、エリザはベッドにドサッと腰を掛けた。
そして、自分のお尻の下に硬く、四角いものが当たったことに気づいた。
お尻にあたっていたのは、先刻、弟の部屋から没収したエッチな漫画であった。
496 :
213:03/03/18 16:29 ID:7BuHwGrL
彼女の脳裏に再び女史の言葉がよみがえる。
「性感と純潔の施術覚醒の関係性・・・か・・・」
エリザは次に、最初に読んだ項目を思い出した。
自慰行為を行うことで、施術の力が増幅することを。
じつは、エリザは多少、そういったコトは知っていたものの、実際、したことはなかった。
しかし、彼女が疲れて、あまり頭が働いていないこともあってか、
彼女は弟の部屋で最初に見つけた本を読んでみた。
簡単な内容はわかっていたものの、全部の流れを理解していなかったエリザは、
教科書を読むように、最初からゆっくり読み始めた。
主人公の男子は、好きな女の子がいたが、彼女が、夜、援助交際をしていたことで、
頭が狂い、そういった類の連中と昼間の体育館で、彼女を犯す・・・
最初は、この主人公はばかだなぁ〜とか、こんな連中いるの?みたいな感想を
持ちながら読んでいたが、徐々にそういうシーンになってくると、
疲れて頭が働いてないこともあり、顔が火照って、ボーとしてきた。
そして、嫌々ながらされてきた少女も、行為が進むうちに、自ら求めるようになったシーンを
見て、
(この子、こんなことされて気持ちいいんだ・・・)
と考えたとき、自分の股が濡れていることに気がついた。
「嫌だ!・・・パンツ、変えなきゃ・・・」
彼女が慌てて、パンツを変えようと、それを下ろしたとき、彼女の大事な部分が擦れたため、
「あ・・・」
今まで感じたことの無い、恥かしいような、気持ちいいような感覚を感じてしまった。
>>483 31氏の好きなようにすればいいかと
漏れは別にかぶってもいいと思うヨー(´∀`)
498 :
213:03/03/18 16:40 ID:7BuHwGrL
「・・・本当にこんなことされて気持ちいいのかな?」
彼女はやや呼吸を荒くさせて、本の少女に自分を重ねてみることにした。
まず、男二人によって、上着とブラがたくしあげられる・・・
エリザも同じように自分でたくし上げた。
やや、小さいながらも、綺麗なピンクの突起とともに、彼女の双丘が外気に晒される。
深夜のため、気温がやや低かったが、より気分を深めることとなった。
「あ・・・なんか、私・・・エッチだなぁ〜」
とつぶやきながらも、本の次の行為に移った。
男達に胸をもまれるシーン。
彼女は自分の小さな胸に、自分の手を被せると、やさしく肩を揉むように、
揉み始めた。
「あ・・・ううん・・・変な感じ・・・」
彼女の乳首が勃起し、エリザはそのとがった部分を指でくりくりしたり、摘んでみたりした。
ここまでは本になかったのだが、彼女が感覚を求めた結果、そこにたどり着いたのである。
「次は・・・」
エリザは、自分の中に湧き上がる、変な気持ちがより一層強くなってきていて、
やめようにも、やめられない状態になってしまった。
「えええ〜!こんなことをするの!」
彼女が驚くのは無理も無い。次のシーンは、主人公が、少女のアソコに指を入れて
かき回すシーンだったからである。
普段、用を足すものとしかその部分を認識していないエリザは、戸惑いながらも、
よりこの感覚が得られるのならと、おそるおそる、指を自分の股の割れ目に入れた。
499 :
213:03/03/18 16:49 ID:7BuHwGrL
くちゅ・・・くちゅ・・・
ゆっくり指を動かす。本の中では、少女は3本の指を挿れられるのだが、
エリザは、3本を入れることに抵抗を感じ、とりあえず、1本だけでかき回した。
「あ・・・すごいいやらしい音・・・」
自分が始めて聴く、水音に、エリザは「いやらしさ」を感じた。
しかし、その「いやらしい」音のおかげで、自分はよりこの行為に浸れることも、
同時に知った。
「あ・・・なんだろ・・・意識が遠のくような・・・気持ちいい・・・」
そして、ついに、彼女はその行為に快感を覚え始めた。
くちゅ・・・くちゅ・・・ずちゅずちゅ・・・
最初は戸惑っていたのに、エリザは一気に3本指をいれ、自身を激しくかき回した。
「ああ!ああ!いい!!こんなの!こんなの!」
隣の部屋で眠る弟や、隣家にこんな破廉恥な声を聞かれぬよう、精一杯絞った声で、
彼女は喘いだ。
空いている手でページを捲る。
つぎのシーンは、主人公が女の子に、性器を、割れ目に挿入するシーンである。
エリザは、その漫画に描かれている、男の子のモノと同じくらいの大きさのこけしを
持ってきて、すでにぐしょぐしょになっている、秘所に入れた。
500 :
213:03/03/18 16:56 ID:7BuHwGrL
「うう・・・ううん・・・」
さすがに、こけしは彼女3本の指よりも太く、中々入らない。
しかし、ニュルっというような感触の後、こけしの頭は彼女の中に納まった。
「はぁぁぁぁぁぁ!」
彼女はすこし痛みを感じたが、それ以上に得られる、快感にうれしい悲鳴をあげた。
そして、本のこのあとの展開を無視し、こけしを握った右手を前後に激しく動かした。
じゅぷじゅぷじゅぷ・・・
大きな水音が静かな彼女の部屋に響き渡る。
「あっ、あっ、あっ、あっ!」
エリザは、こけしの前後の運動に合わせて、喘いだ。
そして、右手だけでなく、左手もこけしをつかむと、より一層、その運動を強めた。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、ああああああああ!」
長い悲鳴の後、彼女の体から力が抜け、こけしが刺さった部分からは
大量の生暖かい液体が流れ出した。
「あ・・・ほんとだ・・・すごく気持ちいい・・・」
彼女は悦にはいった顔で、そうつぶやくと、朝がくるまで、その行為を繰り返した。
501 :
213:03/03/18 17:05 ID:7BuHwGrL
学校に着くと、エリザの股間がヒリヒリした。
「あぅ〜オナニーしすぎると、バチが当たるのね・・・」
彼女は少し、夜の自分の行動を反省したが、
(こんなに気持ちいいなら、今日もやろーっと)
と決意すると、ついつい顔が緩んでしまった。
やがて、授業開始のベルが鳴り、ドアの教室を開けて、先生が入ってくる・・・
はずだったのだが、担任のマジョ・レ女史の姿は無く、代わりに教卓に立っていたのは、
エリザよりもやや年上の、銀髪のおねえさんであった。失礼かもしれないが、
マジョ・レ女史よりも美人だし、スタイルもよかった。
その、おねえさんは教室を見回すと、笑顔を見せると、
「マジョ・レ女史は、研修のため、本日は欠席するそうです。
変わりに、私、クレア・ラーズバートが皆さんに授業を教えますので、
みなさんよろしく!」
そう挨拶をすると、体を45°曲げて、一礼をした。
教室内から、特に男子から、拍手や、ヒューヒューと口笛を鳴らす音がした。
…ウッ!!ハアハア…
キタ━━(゚∀゚)━━!!
503 :
213:03/03/18 17:17 ID:7BuHwGrL
クレアおねえさんの授業はとてもわかりやすく、
それに、彼女自身が親切な人なので、女史の授業よりも集中できた。
(こんな美人で優しい人なら、彼氏の一人二人はできるんだろうなぁ〜)
ドジでおっちょこちょいで周囲に迷惑をかけてしまい、中々恋愛ができないエリザは、
彼女を憧れの目で見ていたが、
(きっと、毎夜毎夜、たくましい彼氏にあんなことされたり、こんなことされたり・・・)
いつのまにか、そっちへ考えが逸れてしまった。
(やだ!わたしったら!)
恥ずかしさを隠すように、机に伏した瞬間、勢いあまって、
ゴン!!
鈍い音が教室に響いた。
「いたたたた〜」
エリザは涙を浮かべながら、強打した額を押さえた。
クラスメイトはまたかと言わんばかりに、失笑と冷ややかな視線を送ったが、
クレアおねえさんは、教卓から慌てて駆けつけてきて、
「大丈夫?」
と優しく言うと、エリザの額を摩ってあげた。
クレアから、大人の香りがした。
「はい、大丈夫です!」
彼女はなぜか、顔を赤らめながら、笑顔で元気に答えた。
安心した表情を見せ、エリザの頭をなでると、クレアは教卓に戻っていったが、
その後姿を見て、
(クレアさんってすてきだなぁ〜)
彼女の目は、明らかに同性に対するものと違っていた。
504 :
213:03/03/18 17:27 ID:7BuHwGrL
エリザはやや年上の「大人の女性」から目が離せなかった。
チョークを落とした際、それを拾おうとして、見えた谷間・・・
国語の授業中、生徒の朗読を聞きながら、教卓を右に左に往復している際、
強調される彼女の美しい太もも・・・
板書する際、黒板の下あたりを書くため、屈んだ際、あらわになるヒップライン・・・
エリザの視線は、もはや男子達と変わらないものであった・・・。
休み時間になり、エリザは屋上へ、かばんを持ってあがった。
屋上は普段人がこないところで、施術の練習にうってつけであった。
なお、教室からかばんをもってきたのは、教科書と、アノ本を見るためである。
とりあえず、午後の演習に備えて、ファイアーボルトを練習しようとした。
すると、昨日、練習したときにはなかったものが頭で見えるようになった。
(こ、これは!?)
エリザはその違いに驚きながらも、これなら、と思い、
「ファイアーボルト!」
呪文を唱えた。
グォオオーーーーー!!!
大きな炎が、彼女の手先から発射された。予想通り、成功したのだ。
彼女は、炎を放った両手をマジマジと見たあと、顔が緩み、
「やったー!やったー!」
とぴょんぴょん跳ねながら、努力が報われた瞬間を喜んだ。
505 :
213:03/03/18 17:38 ID:7BuHwGrL
(この本に書かれていることは本当だった・・・)
エリザは、自分に成功をもたらせた本をかばんから取り出した。
(それに、この本のおかげで昨日は気持ちよかった・・・)
昨日の出来事を思い出し、悦に入るエリザ。
(オナニーでこれだけできるなら、次の段階はもっとうまくなれるんだろうなぁ・・・)
彼女は期待を込めて、目的のページを捲り、次の項目を呼んだ。
『その2、同性同士の絡みと施術
本来、女性同士(男性同士)の絡みはタブーとされているが、この実験において、
法は無視してよい、ということで実験を開始。
実験甲と乙を特殊な薬品で思考を麻痺させ、性的な行為を求めるようにしたところ、
激しくお互いを慰めるかのように愛し合った後、両者の潜在能力が図2のように・・・』
(さすが、禁断の書物、こんな違法なことまでしていたのね)
感心しながらも、ややどきどきしながら、その項目を熱心に読むエリザ。
しかし、同性同士の絡みなど、発覚すれば投獄されかれない、重罪である。
宗教国家なので、そいういった取り締まりは厳しいのである。
「はぁ・・・この方法は現在の状況じゃ、無理ね」
彼女が諦めて、次の項を読もうとしたとき、屋上と校舎をつなぐとびらが音を立てた。
エリザは慌てて、本をかばんにしまった。
506 :
213:03/03/18 18:04 ID:7BuHwGrL
扉の奥から姿を現したのは、銀髪が美しい、クレアおねえさんであった。
「あっ・・・」
顔を赤くして、彼女を見るエリザ。
クレアも、エリザに気づいたのか、エリザのほうを見ると、微笑んだ。
「どうしたの?こんなところで・・・」
彼女の美しい銀の髪が、風を浴びて、サラサラとなびく。
エリザはそんな美しさに目を奪われた。
「あの・・・その・・・午後からの施術の特訓を・・・」
もじもじしながら質問に答えるエリザ。
クレアは、ふふ、と笑うと、エリザの横に座った。
エリザの鼓動は早くなり、エリザは視線を合わせないようにしたが、
何も知らないクレアはゆっくり語った。
「あなたのことは女史から伺っているわ。一人落ちこぼれの生徒がいるって」
この言葉にエリザは、はっとなり、クレアの顔を見た。
「ふふふ・・・そんな緊張しないで。女史はね、あなたのことが気に入っているのよ。
こんな勤勉な生徒は滅多にいないって。だから、女史がここを離れている間、
私にあなたの面倒をしっかり見てほしい、って頼んできたのよ」
優しくそう言うと、エリザの左手を両手で握り、
「施術は生まれつきの才能じゃないわ。大丈夫よ。
私もできる限りの手伝いをするわ」
施術を使えるものが限られている理由、このクレアはそれを完全に理解していない
ようにも聞こえた。しかし、、彼女の言葉からは、いやみやそういった類の感情はなかった。
つまり、彼女は精一杯、私を気遣ってくれたのだと、エリザは悟った。
507 :
213:03/03/18 18:15 ID:7BuHwGrL
午後の授業、エリザが施術を披露する際、彼女の知るクラスメイト達は、
にやにやしながら、彼女の失敗を見ようとした。
しかし、彼女は昨日から、施術の才能の目覚めていたのである。
普段よりも自信溢れる態度で、皆の前に現れたエリザは、
休み時間行ったように、気を溜め、イメージを浮かべせ、詠唱した。
「ファイアーボルト!!!」
グゥオオオオオオオ!!!
大きないうねり声をあげて、大きな炎がエリザの小さな腕から出される。
クラスメイトは、落ちこぼれのエリザが施術に成功し、さらには、
その成功したものが、ほかの同僚達よりも強力なことを理解し、
肝を抜かれた。
皆から拍手を受けるエリザ。
拍手をする人物の中に、エリザはクレアが自分のことのように、喜んでくれてるのを見て、
胸がキュンとした。
夜を向かえ、施術の力を引き出すため、を名目の理由に、今日も自慰行為にふけるエリザ。
「あは・・・あ・・・いい・・・!」
昨日と同じく、こけしで自身を突く行為をしていたのだが、
今晩、彼女をそういう雰囲気にさせているのは、弟の本ではなく、
「あ・・・いい!クレア・・・さぁん・・・」
甘い声で、妄想の中で自分を抱いている相手の名前を呼ぶエリザ。
そう、彼女はクレアに抱かれたいと言う願望が生まれていた。
509 :
213:03/03/18 18:30 ID:7BuHwGrL
翌日の放課後、エリザは、職員室のクレアのもとへ訪ねた。
クレアは、エリザが来ると、笑顔で出迎えた。
「エリザちゃん、昨日はおめでとう。昨日のことは、ばっちり記録したから、
女史も帰ってきたら、驚くわよ?」
とクスクス笑って話すクレア。
「はい・・・これも、女史やクレア先生のおかげです」
ややテレながら答えるエリザ。
しかし、エリザはこんな話をするために来たのではなかった。
ふぅ・・・と一呼吸すると、
「クレア先生!」
少し声が上ずったが、その理由も知らないであろう、この大人の女性は、
相変わらずの笑顔で、
「うん?なにかしら?」
と返してきた。エリザは続けて、
「あの・・・今日の晩、私のうちで食事を食べませんか?」
と言ったが、さすがにクレアも現在の自分の立場を考えて、
「そういうわけにはいかないわ。ごめんね。休日の昼とかならいいんだけど・・・」
と返した。しかし、エリザはここで引き下がらなかった。
「いえ、今言ったことは建前でして、本当は、施術を見てもらいたいんです・・・」
クレアは真剣にエリザの話を聞いた。
「施術?またどうして?」
「先生たちのおかげで、施術を使用可能になったのはいいんですが、
暴走を起こしてしまうことがあるんです。
明日に備え、術の練習をしたいんですが、このままだとできなくて・・・」
もちろん、これはエリザのでまかせであるが、クレアは真剣に彼女の話を聞いた。
そして、自分が女史にエリザの世話を特に見てほしいと頼まれているのを思いだし、
「わかったわ・・・。暴走にはなにかしら、心の中に原因があるから、
その原因を一緒につきとめましょう」
クレアはエリザの手をしっかりと握った。
エリザがこの瞬間、表情を変化させたことに、クレアは気づかなかった。
510 :
213:03/03/18 18:38 ID:7BuHwGrL
訂正。
>>507 を名目の理由に→名目に
弟の本ではなく→弟の本ではなかった
>>509 もちろん、これはエリザのでまかせであるが、クレアは真剣に彼女の話を聞いた。
↓
もちろん、これはエリザのでまかせであるが、クレアは彼女の言葉を信じ込んでしまった。
まだ、細かいところがあるかも・・・。
やはりだめだめだなぁ・・・黄昏さんのスキル分けて欲しい・・・。
エリザを題材に選んだんだけど、もしかして、需要少なかったかな?
区切りがいいから、切ろうと思えば切れるんですが、
このまま続けてもいいかな?
どうもメインキャラよりも、自由に動かせるクリエイターのほうに
白羽が立っちゃうな(苦笑)。
>>510 レズ物でも十分に需要あると想いまつが、
個人的にはレズ物よりもノーマルなカラミの方が好きでつ。
512 :
213:03/03/18 18:49 ID:7BuHwGrL
>>510 レスサンクス。
実は、このクレアとの絡みは、あくまでシナリオの通過点で、
最終的には、普通の絡みを混ぜる予定なんです。
個人的に、エリザ自身の需要(人気)が気になるんです・・・。
513 :
213:03/03/18 18:49 ID:7BuHwGrL
自分にレスしてしまった・・・
>>511の間違いです。上のレス。
>>512 漏れは、全然OKだと思ふ。と言うかこのまま
突っ走っちゃってください、楽しみにしてまふ。
ここはパラダイスですね
クレアタンに(;´Д`)ハァハァできるし、職人は神だし
517 :
213:03/03/18 19:07 ID:7BuHwGrL
うい。では、再開します。
弟を友人の家に泊まらせ、万全の状態で、獲物を待つ狩人のように、
エリザは部屋で彼女の到着を心待ちにしていた。
日が沈み、街に明かりが灯ったころ、
コンコン、ドアを叩く乾いた音が家中に響いた。
エリザがはやる気持ちを抑えながら、その前に来ると、
「どちらさまでしょうか?」
答えはわかりきっているのに、あえて尋ねた。
「クレアです。エリザちゃん、約束どおり、来たわよ」
紛れも無く、待ち望んだ声であった。
エリザは、ドアを開け、銀髪の彼の人を招きいれた。
クレアが、エリザの家に足をいれると、いいにおいがした。
「エリザちゃん、おいしそうなにおいね」
クレアは笑顔でエリザに話しかけた。エリザはそれに対し、
「はい、今日はクリームシチューです。」
私の自信作なんですよ、と言わんばかりに胸を張って答えた。
クレアはそれを見て、ふふふ、と微笑んだ。
「じゃあ、早速だけど頂こうかしら?」
「はい!ではこちらにお座りください」
エリザはクレアを食卓に座らせた。
>>510 レズ物でも全然かまわないのですが、
淫乱に、淫乱にお願いします。
ところで449さん、あの続きをぜひともお願いしてもらい
たいです。
520 :
213:03/03/18 19:16 ID:7BuHwGrL
やがて、エリザはクレアにあつあつのシチューを運んだ。
おいしそう、とクレアはエリザに一言言うと、一口目を口に運んだ。
「あ、独特の味で、おいしい。エリザちゃんは料理もできるのね」
クレアに褒められ、照れるエリザ。
「えへへ・・・。おかわりはいくらでもあるので、どんどん食べてください!」
と元気な顔でそう言うと、エリザも自身がクレアのために作ったものを
食べ始めた。
二人は、食後、食器を片付けた後、食卓で雑談していた。
特に、二人ともフェイトとは知り合い、ということで、
フェイトたちに関する話で、盛り上がった。
そして、しばらくして、クレアが席を立った。
「さてと、エリザちゃん、そろそろ本題に移りましょうか?」
エリザのほうも、クレアの言うものとは別の本題に移るため、席を立ち、
「では、私の部屋でやりますので・・・」
と、クレアを自室まで案内した。
>>510 個人的にはレズ超大好き人間なのでこのままつっきってほしいです
内容もすごく(・∀・)イイ!!ので頑張ってください
522 :
213:03/03/18 19:25 ID:7BuHwGrL
「へえ・・・かわいい部屋ね。」
クレアはエリザの部屋に入ると、ベッドや机横に所狭しと並ぶ、
大小さまざまなぬいぐるみを見て、そう感想を述べた。
「えへへ〜。私の自慢のコレクションなんです」
エリザの持つぬいぐるみは、貧しい家庭の彼女が自分のお小遣いを削りに削って、
なんとか貯めて買ったものばかりなので、どれもエリザは愛着をもっていた。
しかし、今、クレアをここにつれてきたのはこれを見せるためではない。
クレアが自慢のぬいぐるみと戯れている隙に、エリザは部屋の鍵を閉めた。
「それじゃ・・・先生」
エリザが切り出したので、クレアはもっていたぬいぐるみを元に戻し、
「ええ。はじめましょうか?」
と答えた。エリザのわなにかかったのも知らずに・・・
「じゃあ、そこへ腰掛けてください」
クレアを自分のベッドに座らせる。
そして、机の中から、香を取り出すと、それをたいた。
「?それは何?」
施術をするのに、香が出てきたので、クレアは不思議に思ったが、
「私、あれがないと、力が制御しにくいんです」
とエリザに説明されると、簡単に納得してしまった。
523 :
213:03/03/18 19:34 ID:7BuHwGrL
やがて、香の煙が部屋に充満する。
クレアはその煙を嗅いでいるうちに、自分の気分がどんどんおかしくなっていくことに気づいた。
「エリザちゃん・・・これは・・・」
ややクラクラする頭を支えながら、クレアは大事な教え子に尋ねた。
その様子を見ていたエリザは、
「ふふふ・・・効いてきたみたいですね」
クスッと子悪魔のような笑いを浮かべた。
クレアはようやく、今の事態が尋常でないことに気がついた。
「!!エリザちゃん!あなたっ!」
「そのエリザ「ちゃん」というのはやめてもらえませんか?」
エリザはゆっくりクレアに近づきながらそう話すと、
彼女の口を自身の口で塞いだ。
「!!!」
目の前の愛しい人が目を丸くさせるのをみて、エリザは喜んだ。
「せんせいは、こういうことは嫌い?」
口を話すと、かわいげに尋ねるエリザ。もし、男がこの言葉を聞いたなら、
彼女をたまらず襲ってしまうであろう。
「エリザちゃ・・・」
「今は、エリザ、って呼んで・・・」
「っ!!エリザ、私達、同じ女性同士よ?こんなことしたら、アペリスの教えに・・・」
アペリスの名前を出し、説得を試みるクレア。普通の人なら、アペリスという単語が出た
だけで、自身の行為を反省するが、今のエリザの頭には目の前の女性しかなかった。
524 :
213:03/03/18 19:44 ID:7BuHwGrL
「シチューの中に、媚薬を混ぜておいたの・・・。
しかも、効力は、この香をたいたときに現れる、という品をね・・・」
エリザが彼女の顔を下から覗き込み、頬を手でさすった。
クレアは、シチューが「独特な味でおいしい」理由がようやくわかった。
「私・・・施術はだめだめだけど、調合は得意なの・・・」
話しながら、エリザは股をもじもじさせた。
「私、先生をはじめてみたときから、こんな気持ちになっちゃったの・・・」
エリザはクレアの耳元で囁くと、スカートを脱ぎ、
パンツも脱いだ。
彼女の下半身は既に愛液で濡れ濡れになっており、
彼女の体からは蒸気が出て、うっすら汗もでていた。
「見て・・・せんせいとこれから、えっちしようと思っただけで、もうこうなっちゃってるの・・・」
エリザも媚薬入りシチューを食べ、よりえっちな気分になっていた。
眼前に広げられる、愛するべき生徒の破廉恥な姿を見て、
クレアも体が熱くなり、股が濡れてきていた・・・。
その様子にエリザは気づき、くすっと意地悪く笑うと、
彼女の制服の上から、そこを指でなぞった。
525 :
213:03/03/18 19:53 ID:7BuHwGrL
「ふふふ・・・せんせいも、なんだかんだいって、濡れてますよ」
抵抗せずに、指で大事な部分をなぞられたクレアは赤面し、
慌てて、エリザの手を振り払った。
エリザは払われた手の指を口に入れ、ちゅーっとわざと音を立てて吸うと、
「さすが、せんせい。甘くておいしい・・・」
と惚けた表情でクレアに言った。
クレアもその魅力的なエリザの表情を見て、ついに薬に理性が奪われた。
どさっ。
エリザをベッドに押し倒すクレア。
「ふふ、エリザ、一人でずるいじゃない・・・」
と意地悪な笑みを浮かべて、エリザの股間に顔を沈めた。
「穢れを知らない、いいにおいだわ・・・」
クレアはそうつぶやくと、下を挿れた。
ちゅく・・・ちゅく・・・ちゅく・・・
「は、はぁん・・・」
いやらしい音ともに、エリザは体をよじらせた。
「うふふ・・・かわいいわね・・・もっとかわいがってあげる・・・」
エリザの反応を見ると、クレアはエリザの中をただかき混ぜるだけでなく、
敏感な突起の部分も舌でもてあそび始めた。
「あああん・・・せんせい・・・」
「ふふふ・・・気持ちいいでしょぉ〜」
「は、はい〜」
「エリザちゃんのお汁、ちょっとしょっぱいけど、新鮮でおいしいわ・・・」
526 :
名無しさん@ピンキー:03/03/18 19:54 ID:WYrF1Epv
絡みキタ━━(゚∀゚)━━!!
もう限界…、(;´д`)ウッ
528はティッシュが無いことに気が付いた。
流れを邪魔するようで気が引けるんですけどいいですか?
今フェイトマリアの肉体転移モノ書こうと思うんですけどいいですかね?
前フリが恐ろしく長いんですが・・(しかもゲームのまんま)
小説もあまり書かないヘタレな文章ですが・・どないでしょうか?
531 :
213:03/03/18 20:10 ID:7BuHwGrL
>>530 どうぞ。どうぞ。
自分もヘタレだから、大丈夫ですよ。
それに、肉体転移ネタなんて、今までなかったネタですし、
つーか、想像しただけで萌える・・・。
532 :
95:03/03/18 20:18 ID:ncgyPDRx
ついに500超えましたね。
213氏あなたはやはり神!
ついでに一つ、12時ごろからまた書き始めるので…うざいと思ったらスルーしてください。
ウェルチネタでいこうと思っています。では
ウェルチ(゚∀゚)クルー
535 :
530:03/03/18 20:43 ID:esfVN5vN
そうですか・・よしっ、やってみるか・・
ドロドロした恋愛模様とか、鬼畜とか、苦手なんでそのへんは描けませんが・・
エロコメディな感じでいけたらいいと思いますが・・ムズイ.
マリアの体で暴走するフェイトとか、フェイトの体でハァハァするマリアとか。
近日後悔予定。いっぺんにうpるのってうざいですかね?
537 :
441:03/03/18 20:58 ID:SyBkw2Xc
>>483 亀レスですが31さんのお好きなように、期待してますんで
てゆーか自分のがホントはディプロでの話になる予定だったんですよ。
けど、FD帰還後だと腹くくってるよなぁ?と思いこっちにしました。
全部消すのは少しもったいなかったですが
538 :
213:03/03/18 21:00 ID:7BuHwGrL
>>525の続き
クレアは先ほどとはうって変わって、エリザを攻め始めた。
エリザはそんなクレアの様子を確認し、自分の思惑通りにことが進んでいることで、
これ以上の無い満足感を得ていた。
「せんせい・・・今度はエリザにもぉ〜」
エリザはクレアの体を要求した。
「ええ・・・私もそろそろ、してもらいたかったところよ・・・」
そして、長いキスをすると、エリザはクレアの服を、クレアはエリザの上の服を脱がした。
お互いを隠すものは無くなった。
エリザは、クレアの予想以上にすばらしいスタイルに感嘆の声を漏らした。
自分が男なら、間違いなく、彼女に飛び掛っただろう。
クレアはエリザが自分の肢体に見とれていることを悟り、
「味見してもいいわよ・・・・」
とエリザの耳元にささやき、ふっと息を吹きかけた。
そして、エリザは彼女の首筋から、乳房、ウェスト、右足という順番に舌を走らせた。
クレアの肢体に電撃が走る。
「ああ・・・いいわ・・・エリザ・・・」
足先まで舐め終わり、クレアの顔を向く。
「せんせい・・・」
二人は再びキスをした。
539 :
31:03/03/18 21:05 ID:g20kFHGA
一週目クリアしましたが、エンディングが孤独エンド凹んでおります。
次こそは…。
パフィタソキボン
541 :
213:03/03/18 21:09 ID:7BuHwGrL
お互いの口を味わうと、クレアは体の向きを変えた。
エリザの眼前には、クレアの銀色の茂みと、濡れている割れ目があった。
「きゃうん!」
突如、エリザの体に刺激が走る。
クレアが自分の秘部をまた舐め始めたからである。
「エリザ・・・69って知らないの?
お互いのアソコを舐めあう行為よ・・・」
クレアが挑発するように言った。「知らないの?」と言われ、馬鹿にされたような心地がした
エリザは、クレアのあそこに負けじと舌を入れた。
「ああ、エリザ、上手よ・・・もっと!もっと!」
クレアが歓喜の声を上げて喘いだ。
そして、自分も再びエリザの割れ目を味わい始めた。
ちゅぷ・・ぴちゃ・・・ちゅく・・・
「はぁはぁはぁ・・・」
「ああん、いい・・・」
二人はお互いの味を味わった。
そして、そろそろ絶頂を迎えたくなった。
「エリザ・・・」
「せんせい・・・」
「ふふ・・・私がイかせてあげる・・・」
「せんせいも、遠慮せずにイってね・・・」
クレアは、体勢を元に戻すと、自分の秘所をエリザの秘所の重ねた。
542 :
213:03/03/18 21:18 ID:7BuHwGrL
じゅ・・・じゅぷ・・・じゅ・・・
擦りあうたびに、お互いの秘所から溢れている愛液がいやらしく音を立てる。
「ああ〜せんせい、すごくいやらしいよ〜」
「ふふ、エリザったら・・・こうなったのもあなたのせいよ・・・」
クレアはそう言ったものの、もはやその言葉に真実味はなかった。
クレアも若い果実と絡むことにより、感じているのだ。
「ああ、こんなに気持ちいいなんて・・・」
クレアは息を荒げながら、声を出した。
「せんせい・・・わたしも・・・すごくいい・・・」
神の教えに背いた二人は、もはや神の教えなどどうでもいいといわんばかりに、
お互いを求め、愛し合っていた。
だんだん腰の動きを早めるクレア。そして、
「せんせい・・・私!私!」
「エリザ・・・いっしょに・・・」
お互いが、そろそろイキそうなのを悟ると、
クレアがさらに腰の動きを早めた。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」
「あはん、あはぁ・・・・いい・・・」
「せんせい!イク!いくぅううう!」
「私もよ!あん!あはぁ・・・いぃ!」
そして、同時に一番激しい電流が流れ、
「イッちゃうぅぅぅぅぅぅぅう!!」
「あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
二人は、頂点まで上り詰めた。
543 :
213:03/03/18 21:25 ID:7BuHwGrL
「はぁはぁはぁ・・・」
「いっちゃた・・・ね」
頂点へ上り、体を休める二人。
しかし、香はまだ煙が出ており、媚薬も切れていない。
クレアは、ベッドを探り、頭部がやや甘酸っぱいにおいのする
こけしを取り出した。
「あ!それは・・・」
エリザが思わず声を上げる。
いうまでもなく、あれは、彼女が自慰行為に浸るための男性の性器の代わりである。
クレアはまた意地悪な笑みを浮かべ、
「ふ〜ん、エリザって相当えっちね・・・
こ〜んな大きいものでいつも一人エッチしているのね・・・」
とエリザの耳元で不気味なほど優しくささやくと、
「いいわ・・・今度は私が男性になったつもりで、エリザを犯してあげる」
というと、再びエリザの胸を愛撫し始めた。
544 :
213:03/03/18 21:38 ID:7BuHwGrL
ちゅぷ・・・ちゅぷ・・・
「はうぅぅん・・・」
「ふふふ・・・まだ発展途上、というところかしら」
クレアはピンクの突起から口を離し、勃ったその部分を指で軽くはじいた。
「ひゃん!!!」
エリザがかわいい悲鳴をあげる。
「かわいいわ〜。私、男に生まれたかったなぁ〜
そうすれば、エリザみたいな子を毎晩めちゃめちゃに犯せるのに・・・」
と冗談とは思えない口調でそうつぶやいた。
そして、しばらく考え込んでいると、
「そうだわ!」
頭に上に電球が出たみたいに、ひらめいたと言わんばかりに彼女はベッドの横で作業を
始めた。
早く行為が始まらないか待ち望んでいるエリザは横目でその様子を見ようとしたが、
そのとき、ちょうどクレアが再びエリザのほうに向き直った。
「あ!!」
エリザはややうれしそうな悲鳴をあげた。
クレアの股間には、男性器のような突起がついていたのである。
「ふふふ・・・あなたこの本、どこから持ってきたの?」
突起ばかりに目を奪われ、気づかなかったが、彼女の手にあるのは、
あのエリザの生き残るための本だった。
さすがに女史から借りた、とは言えず、困惑していると、
「冗談よ。あなたがこれを持っていたところで、私達の関係には関係ないわ」
と微笑むと、エリザの口に舌を割り込ませた。
545 :
31:03/03/18 21:42 ID:g20kFHGA
51-54 56 59 60 63 104 105 112 114-116 121 126 127 131 132
184 185 187-190 193 195 197 260 262 265-268
過去の履歴です。すでにタイトルと内容が一致していない気がするのはスルーしてくだしい。
マリア受難の日々
〜アクアエリー、惑星ストリームへ編〜
「ディストネイション…『破壊』の力か…」
フェイトはベッドに横になって自分の手を見つめていた。
先ほどムーンベースで明らかになった自分に秘められた紋章の力。
望む、望まぬに関わらず父親から託された力…。
「マリアはどうしてるかな…」
フェイトは起きあがると扉に手をかけた。
彼女がフェイトの父、ロキシを憎む原因である自身に埋め込まれた『改変』の力。
それが、世界を救うためと言われたのだ。
彼女の心境はどんな物だろうか。
そう思ったら無性に彼女に会いたくなったのだ。
しゅん、と音がして扉が開く。
そこには、今、まさに扉を叩こうとしていたマリアが立っていた。
「フェイト…ちょっと今、良いかしら」
「ああ、丁度僕もマリアに話があったんだ。中に入って」
そう言ってフェイトはマリアを室内へと招き入れる。
マリアは無言で中に入っていく。
「座ってよ。今、飲み物出すから」
マリアは素直にイスに座るが、どことなくそわそわとして落ち着きがなかった。
ディストネイション→ディストラクション
と思われw
では続きドゾー
547 :
213:03/03/18 21:50 ID:7BuHwGrL
「じつは、あなたのこの本に、擬似生殖器の生やしかたがあったの」
彼女がうれしそうにページを捲り、ある部分を指差す。
そこは、先ほど、エリザが読んでいたところであった。
「同性同士の絡みだと、生殖器を擦るだけの行為になり、
性的な快感は少ない、そこで、われわれは、乙のほうに、
擬似的な男性器を生やした。その呪文は以下の通りである、
ってあったから、使ってみたんだけど・・・」
成功するとはね、とクレアはクスっと笑った。そして、
「これでエリザをたっぷり犯してあげる・・・」
とゆっくり、丁寧に、優しくそう言った。。
だが、エリザは拒絶せず、むしろその行為を待ち望んでいた。
「あ・・・ああはん・・・」
エリザはクレアに男性器の挿入をされ、感じた。
「うふ、かわいいわ〜。もっと感じさせてあげる・・・」
とクレアは言うと、腰を思いっきり突き刺した。
「あっはーーーーー!!」
エリザが我慢できずに大声を出した。
「あらら、エリザ、そんなに大きな声をだしちゃって・・・
お隣に聞こえるわよ?」
クレアがニヤニヤ笑った。
「しかし、この施術のすばらしいところは、処女膜をすり抜けることね。
おかげで、初めて男性のものを迎えるエリザも、喜んでくれるし・・・」
クレアは自分の施術でだしたものと、エリザが繋がっているのを見て、
感心したように話した。
「さらに、この術のいいところは・・・」
と言うと。腰を前後に動かした。
548 :
213:03/03/18 22:03 ID:7BuHwGrL
「あん、あん、あん・・・」
エリザが喘ぐ。
そして、挿入しているクレアも快感に満ちた表情を浮かべている。
「男性が感じるように、つけている人間は快感を味わえること、ね」
とうれしそうに言った。
クレアは、一旦、中から擬似の己を抜くと、エリザの体を反転させ、うつぶせの状態にして、
腰を持ち上げて、再び挿入した。いわゆるバックである。
パンパンパンパン・・・
リズムカルに、肉のぶつかる音がする。
「ああ・・・これが男性とのSEX・・・」
エリザは、漫画を見てもできなかった挿入シーンを体験し、
最高の快感を得ていた。
「ああ・・・男の人が女性を攻めるときの感じってこうなのね・・・」
クレアのほうも、生まれて始めて味わう挿入を楽しんだ。
バックのまま、しばらく、クレアはエリザを突いた。
やがて、擬似の肉棒に、なにかがせりあがってくるのを感じ、
エリザの体勢をまた戻し、騎乗位で責めた。
「エリザ・・・私、イクみたい・・・」
クレアは、その肉棒にせりあがりきったときが、男性のイッた瞬間なんだと、
長年の体験から判断し、ラストスパートを掛けた。
じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ・・・
水音が途切れも無く響く。
「あ、あ、あ、あ、あ、あん・・・」
エリザも激しいクレアの責めについにその瞬間が近づいていた。
そして、
「うっ!!」
クレアが苦悶の表情を浮かべると、先端から熱いモノが発射され、エリザの中に広がった。
「あ、あつい、あ、あ、あ、あああああああ!!」
その衝撃にエリザも2度目の絶頂を迎えた。
マリア受難の日々(゚∀゚ ≡ ゚∀゚)キタキタキター!!!
550 :
31:03/03/18 22:08 ID:g20kFHGA
上の続き
「マリア、どうしたの?」
「フェイト…あなたは気にならないの?ムーンベースのデータに残っていたデータが」
「僕もそのことで話したいことがあったんだ。
何しろ、父さんたちが僕らを生体兵器に改造した理由が創造主を倒すため、なんていわれたんだから」
フェイトは自分が話そうとしていたことをマリアも気にしていたのだと思った。
「フェイト、そうじゃない。そうじゃないのよ」
「なにがだい?」
「ロキシ博士のことはこれから行く、惑星ストリームではっきりする事よ。
いまから悩んでいても仕方がないわ。
私が言いたいのは、もっと別なことなのよ」
「別なこと…?」
フェイトは目を閉じてムーンベースで起こった出来事を思い返してみる。
だが、フェイトには思い当たる事はない。
その様子にマリアは言いにくそうに話し出す。
「ロキシ博士は自分たちの子供に遺伝子操作を行ったと言っていたわ。
もしかしたら…私たちは…」
マリアはそこまで話して口を紡ぐ。
言葉に出してしまったらその辞典で何かが壊れてしまいそうだったからだ。
そんなマリアにフェイトは優しく口づけをする。
「フェイト…?」
551 :
213:03/03/18 22:13 ID:7BuHwGrL
「う・・・う〜ん」
クレアは目を覚ました。
「あれ、ここは・・・」
彼女はあたりを見回そうとしたが、とたんに頭に激痛が走った。
「うっ!!イタタタタ・・・」
まるで二日酔いのような症状を感じ、体を起こそうとしたとき、
自分がはだかであることに気づいた。
さらに、自分の足元はぐっしょり濡れていた。
ふと、隣を見ると、自分の教え子のエリザがこれまたはだかで寝ている。
彼女の体には、キスマークが何箇所かついていた。
そこで、クレアは昨日の出来事を思い出した。
最初は、抵抗していたのに、エリザに誘惑され、終いには、擬似の男性器でエリザを
突きまくったこと・・・。
さすがに、男性器はもう消えてはいたが、彼女はアペリスの教えを破ってしまい、ショックだった。
「ふふふ・・・せ〜んせい。おはようございます」
いつのまにか、エリザが目を覚まし、クレアが葛藤しているのを見ていたのか、
ニヤニヤ笑いながら、こっちを見ていた。
「せんせいも、私と絡んだ以上同罪ですよ?
このことをばらされたくなければ、毎晩私をかわいがってくださいね?」
と恐ろしいことをかわいく言うと、クレアにキスをした。
クレアは完全にエリザの罠にかかり、彼女から離れられないようにされてしまった。
552 :
213:03/03/18 22:16 ID:7BuHwGrL
とりあえず、本日は中断。
明日、本の内容、その3に取り掛かります。
しかし、今回は短くしようとしたんですが、やはり長いな^^;
エッチシーンは好き嫌い分かれたかもしれません。
このクレアとの絡みは、かなり試行錯誤していたので、
あまり抜けるようなエロさじゃないな・・・
213たんハアハア…
>>535 エロコメディ最高。
つーかドロドロしない単純なものいいよ!
とにかくだせぇぇぇ(出してくださいお願いします)
>>嫉妬
マリアは気が強いが本当は弱く、それはみせかけ。
弱い面を見せる相手にはかなり身を許しそう→束縛するタイプっぽい
とくに受けフェイトだと・・なんて妄想すまそ
555 :
31:03/03/18 22:33 ID:g20kFHGA
上の続き
「マリア、そんなことで悩んでいたの?」
「そんな事って…あなた…」
「僕らがお互いを好きになったことは事実だろ。
それに、もう、血縁関係がどうのこうのと言ってられないと思うんだ。
僕は、マリアが居ない世界はもう考えられないし考えたくもない。
マリアは?」
「私は…」
マリアは怖いのだ。
フェイトと別れなければいけないかもしれないと言うことに。
そのことが、すでに揺るがない答えとして出ていた。
「それに、遺伝子学上でもあまり問題にならないと思うよ」
「え?」
「僕らは兵器として改造されてる。
たとえ、元々は血のつながりがあったとしても、それを立証するすべは
失われているんじゃないかな」
「…そうね。その点だけはロキシ博士に感謝するべきなのかしら」
ロキシ博士が死んでしまった今、真実を知るのはフェイトの母、キョウコだけである。
そのキョウコも今は行方不明。
真実を知る事が出来る可能性はほぼ無いに等しい。
「マリア、そんなに不安だったら教えてあげるよ。
僕がどれだけマリアが好きか、ってね」
そう言ってマリアをベッドへと誘う。
マリアはそれに、素直に従った。
556 :
名無しさん@ピンキー:03/03/18 22:44 ID:pamgsDwS
クレア×エリザ(;´Д`)ハァハァです。
>213様
すごく(・∀・)イイ!!
神でぃす。
557 :
31:03/03/18 22:53 ID:g20kFHGA
上の続き
裸になったマリアとフェイトはお互いの絆を確かめるように唇をむさぼり合う。
「ねえ、マリア四つん這いになってこっちにお尻を向けて」
「え、そんなこと…」
「前も、やったろ」
「…わかったわ」
マリア恥ずかしさで顔を真っ赤にしながらでフェイトにお尻を向けた。
未だ、自分から恥ずかしい格好をする事には抵抗を感じているマリア。
フェイトはそんなマリアをすぐに触ろうとはせず、じっくりと眺める。
「フェイト…そんなに見ないで」
マリアはベッドに顔を埋めた。
「マリアがあんまり綺麗だから見とれていたんだよ。
ここも…」
そう言ってマリアの秘所を指でなぞる。
「ここもね」
その指でアナルを刺激する。
「やっ」
「今日はマリアを全部愛してあげる。
マリアも受け入れてくれるよね」
ベッドに顔を埋めたままのマリアの髪がわずかに縦に揺れる。
それを肯定と捕らえたフェイトは秘所を指で刺激しながら、アナルを舐め始める。
>213氏
レズスキーの私にはもだえるほど良かったです、期待してます
「せんせいも、私と絡んだ以上同罪ですよ?
このことをばらされたくなければ、毎晩私をかわいがってくださいね?」
最 高 で す
559 :
31:03/03/18 23:21 ID:g20kFHGA
上の続き
マリアがどんな顔をしているかフェイトからは見えないが、
アナルを舐めるたび躯が震えるのと秘所から少しずつあふれてきている愛液によって
感じているのだと判断できる。
「感じてる?」
フェイトはあえて訪ねた。
マリアは首を横に振って否定する。
「そう?ここは、気持ちいいって言ってるみたいだけど」
そう言いながら指を二本マリアの中へと押し入れる。
そこは、すでにフェイトの物を受け入れられそうなほど暑く潤っていた。
「マリアはいつもうそつきだね。
もっと、素直に感じていいんだよ」
そう言いながら、指でマリアの中をかき回し、舌をアナルに入れるようにして刺激する。
しばらくして、顔を埋めたままのマリアの呼吸が荒くなってきた。
おそらく絶頂が近いのだろう。
フェイトは舌をよりアナル深くに入るようにしながら、あそこをに入れられた指の動きを早くしてやる。
「フェイト、そんなにしたら、私っ」
マリアが絶頂の予感に顔をあげてフェイトに訴えかける。
「マリア、逝きたいなら素直にそうして。
それとも、前みたいに逝く寸前でやめちゃおうか?」
「それはっ、あっ、だめっ、私、逝くっ、逝っちゃうっ」
びくん、とマリアの躯が震え、フェイトの指をきつく締め付ける。
絶頂を迎えた証拠だ。
フェイトが指を抜くとマリアの体液がべっとりと付着している。
「マリア、舐めて綺麗にして」
マリアは自身の愛液が付着した指を愛おしそうに舐め始めた。
560 :
31:03/03/18 23:24 ID:g20kFHGA
眠いので今日はここまで。
続きはまた明日。
フェマリカプが近親相姦ネタ嫌いな方がいたらスマソ。
561 :
31:03/03/18 23:25 ID:g20kFHGA
>>213さん
乙です。
いい仕事をされております。
これからもがんばってくだしい
562 :
213:03/03/18 23:26 ID:7BuHwGrL
>>31さん
いやいや。さすがですね。
31氏の書くマリアには舌を巻きます。
やっとマリア仲間になったのに、これでは、マリアネタが書けないじゃないですか!(笑)
続きを楽しみにしてまつ。
563 :
95:03/03/18 23:31 ID:XdnVFxMw
さて、12時と予告していたのだが少しフライングするかな。
話は一応ウェルチものだけど…とりあえず前置きがとても長くなってしまいました。
皆さんが望むところまでは結構な時間が…それでも半分くらいはメモ帳に保存しといたので、
少しばかり連続であぷします。うざかったらスルーよろしくお願いします。
564 :
95:03/03/18 23:36 ID:XdnVFxMw
>>186さんのネタを絡めながら投下。本当は自分の流れ的にはフェイト×クレアだったんだけど
クレア嬢は最近フィーバーしているので少し脱線します。
今フェイト一行が滞在しているペターニ。『特にすることがないならアイテムクリエイションに
力を入れたいんだ』というフェイトの強い要望に、特に反対する理由を持たないクリフとネルはそれを了承した。
フェイトの目的はランキングで1位を取ることだった。特別理由はないが最下位の常連になるのに耐え切れなくなったのだ。
なかなか優秀なクリエイターとも契約したし、金もあった。そのおかげで最初はノリノリであったし良いアイテムもたくさん
作ることが出来た。クリエイターランキングも見る見るうちに上昇して行った。しかしその状態も後一歩のところで止まることになった。
565 :
95:03/03/18 23:41 ID:XdnVFxMw
上の続き
「はぁ〜…またダメだったか…」
フェイトが落胆のため息を漏らす。今回は料理に挑戦していた。長い時間をかけたが出来たものはうまい棒だった。
「くそ、なんだって最近はこんなのしか出来ないんだ?そもそもやおきん社長がこんなもの認めるからいけないんだ!!」
と、周りの者にはまったく訳のわからない言葉を漏らしながら床に落ちているボウルを蹴飛ばしわめき散らしていた。
「フェイト、そこらへんでやめときな。物に当たったところで良い物ができる訳じゃないし…それにみっともないよ…。」
ネルが優しく諭した。その隣ではクリフが腕組しながら大きくうなずいている。まったくこいつは寝返るのがうまい。
いつもならうまくいかなかったらこやつが一番にわめき散らしてその場の収集をつけるのが大変だというのに…。
そんなことを考えながらフェイトは落ち着きを取り戻した。
「そうですね…すいません。…でも最近何も出来ませんね、最初はうまくいってたのに…。」
おもむろにフェイトがポケットからテレグラフを取り出した。そしてなんとなくギルドにつなげてみる。画面の中ではいつも通りに
ウェルチが笑顔で対応してくれる。その顔を見るだけでもフェイトにとっては癒されるというもの。いつも通り不思議なステッキを持ち、
綺麗な金の髪をなびかせ、特徴的な声で話し掛けてくる。
『フェイトさん、最近どうですか?なんだか…調子悪いみたいですね…。』
ウェルチの声からは気遣いの感情が読み取れる。
「ええ、まったくです。全然進歩がないんですよ、この頃。」
フェイトは半分諦めたような感じで答えた。
『ん〜そうですか〜困りましたねぇ、でも諦めないでください!千里の道も一歩から、って・・言いますしね。』
画面の中で自慢のステッキをぶんぶん振り回しながらウェルチが励ましてくれている。その態度を見せてくれるだけで今のフェイトにとっては感涙ものだった。
『それより、なんか用事があったんじゃないんですか?』
いつのまにかウェルチの顔は営業スマイルに変わっていた。その切り替えの速さが彼女の怖いところだったし魅力でもあった。
566 :
95:03/03/18 23:41 ID:XdnVFxMw
続き
「あっ、そうでした。スイマセンがクリエイターランキングを見せてもらえませんか?」
今の今までフェイトは彼女に見惚れていて自分の用件を忘れていた。もし彼女が何も訊ねてこなかったらそのまま接続を切っていたであろう。
『はい、しばらくお待ちください。』
ウェルチがぺこりとお辞儀して画面上にランキング板を表示させる。
『あと一歩なんですけどね、応援してますから頑張ってください!!』
ガッツポーズを取ってみせる彼女も可愛かった。
フェイトの今の順位は2位、1位はミスティであるがなかなかの接戦であった。
「ハァ…やっぱりうまい棒作ったぐらいじゃ1位にはなれませんか…。」
フェイトは俯いてしまった。ペターニに滞在して1月、これまではたくさんのアイディアが出てきたしそれに必要な技術もついていっていた。
しかし既にフェイトの頭の中はネタ切れ…いっぱいいっぱいな状況でありこの状態をこれ以上のばすと1位のミスティにさらに差をつけられてしまう。
フェイトはあせった。
『まぁあせっても仕方ないですし…フェイトさんならきっと出来ますよ。何かあったら直接会いに来て下さいよ。ファクトリーの向かいなんだし。』
そうだね、と軽く答えフェイトは接続をきった。
「さて、フェイト、今日はどうするんだい?もうちょっと続けるのかい?私としては・・少し休みたいところなんだけどね。」
ネルが眠たそうな顔で訊ねた。無理もない。このところあまり眠らずにクリエイションに没頭して来たのだから。
「そうですね。今日はもう切り上げましょう。」
フェイト達はファクトリーを掃除しその日の仕事を切り上げた。最後にフェイトが電気を消し宿屋へと足を運べた。
>>31 あなた最高です。。
これからもがんがってください。
マリアタン、(*´Д`)ハァハァ
568 :
95:03/03/18 23:43 ID:XdnVFxMw
続き
「んっ、ふあぁぁあ…あれ、フェイトの奴…何処行きやがった?」
真夜中にクリフが目を覚ました。月が雲の狭間から顔を出し月明かりで視線を照らす。クリフのベッドの隣ではフェイトが眠ってるはずだが
ベッドはもぬけのからであり、寝ていた痕跡のある布団だけが月明かりに照らされていた。
部屋の中を見渡してみれどもフェイトの姿はない。そのかわりに閉めたはずの鍵が開けられているドアノブが目に入った。クリフはすぐさま理解した。
案の定フェイトはファクトリーにいた。クリフはわざと大きな音を立てドアを開けたのだがフェイトは気付かなかった。
『まったくこいつは…、生真面目な奴だな。まっ、それがこいつの良いとこでもあるんだろうが…。』
などと思いながらクリフはフェイトの邪魔をしないように部屋の隅から黙って見守ることにした。
小1時間後、
「…右まがりな剣…がたがたナックルに無稼動銃…くそ、何で出来ないんだよ!?」
フェイトの額から顎にかけ幾粒のも汗が流れ地面に滴る。苦労して流した汗の分だけなんとやら、という言葉をよく聞くが今のフェイトにとっては
まったくの勘違い説であった。
「よう、苦戦してるみてぇだな。」
「ク、クリフ!?なっ、何でお前がココにいるんだよ?」
フェイトは自分の目の前に不意に現れた大男に驚いた。と同時に今までの自分の情けない姿を見られていたのか、という恥ずかしさを覚えた。
「いや、何、お前の姿がなかったからもしかしたらと思ってきてみたらビンゴだったって訳だ。」
「…で、どこから見てたんだ。」
フェイトが恐る恐る聞いてみた。
「どこから?それにゃあ二つの意味があるな。いいさ、答えてやる。部屋の隅から・・全部見てたぜ。」
クリフが自分のいた所を指刺しながら笑いながら答えた。
フェイトはクリフの指が示す位置を眺めながら‘何で気付かなかったんだ、と心の中で叫びをあげた。
「…で、どうするんだよ、お前は。手伝う気がないんだったら早く寝てろよ。」
フェイトがそっけなく訊ねた。
569 :
95:03/03/18 23:45 ID:XdnVFxMw
「手伝う?そりゃあ手伝う気なんかねぇよ。なにせ俺一人でやるんだからな。」
クリフが腕組しながら答えた。フェイトは‘はぁ?、という顔をする。急なクリフの発言に驚きを隠せない。
「どっ、どういうことだよ、俺一人でやるって・・。まさかお前が続きをするって事か?」
「そのまさかだよ。わかったらさっさと寝て来い、寝不足は体に毒だぜ。それに鍛冶ならお前よか俺のほうが得意なんだからよ。」
確かにこのところフェイトはあまり睡眠時間を取ってはいなかった。寝る時間があるくらいなら少しでも・・と思い寝る間を惜しんで努力していた。
そんな中突然あのクリフから優しい言葉をかけられたのだ。感動しないのは無理という話だった。
「わかった、じゃあ後は任せるよ。」
「ああ、任されたぜ。」
フェイトはファクトリーをあとにした。そしてベッドに入ってからというもの、
『あいつもこういう時はやっぱり頼れる兄貴分って感じだよな。』などと思いながら健やかな眠りについた。
翌日、久しぶりにゆっくり寝ることができたフェイトの心は清清しかった。そして晩のことを思い出し軽快な足取りでファクトリーへ向かった。
「クリフ、調子はどうだい?」
そう言いながらファクトリーのドアを開けたフェイトは不意にむさくるしい空気に包まれた。一晩中密閉された空間で鍛冶仕事をしていたのだ。
部屋の温度は優に40度は超えていたであろう。
「うわっ、なんだ?凄い温度じゃないか…、クリフ、大丈夫か。」
部屋中に充満する蒸気の奥からクリフが顔を出した。
「よう、来たか。見ろ、改心のできだぜ!」
そう言い放ち、不意にできたばかりであろう物をフェイトめがけて放り投げてきた。視界がままならない中、勘でそれをキャッチした。
クリフがどんな武器を作ったのか、とまじまじと眺めたフェイトの顔は赤面した。それはピンク色で微妙に反ってありマツタケのような形をしていて
なおかつスイッチまで付いておりスイッチを入れると激しくうねり始めた。
「な、何だよこれ!お前これって・・ロ・・ローターじゃないか!!??」
「おうよ、俺様の最高傑作だ。」
腕を組みながらクリフが鼻を鳴らしている。
570 :
95:03/03/18 23:47 ID:XdnVFxMw
続き
「なんてもの作ってんだよ、武器作ってんじゃなかったのかよ。あ〜っ、だからクリフはおっさんっていわれんだよ!!
そもそも鍛冶で何をどうしたらこんなものできるんだよ!?」
フェイトが頭を激しくかきむしりながら怒声をあげた。
「てめっ、またおっさんって言いやがったな!?ガキのくせに。それにそれは立派な武器だぜ、よく考えてみろ。そいつをネルみてぇな女に使えば
どんな気の強い奴でも一発デ「そういうのがおっさんって言うんだよ!!」
ドスっっ 鈍い音が響き渡る。フェイトが放ったリフレクト・ストライクがクリフにクリティカルヒットした。いつものクリフなら耐えられるのだろうが
さすがに無防備状態の上に睡眠不足ということもありその場で悶絶、気絶、爆睡と落ちていった。
「くそっ、クリフの奴、こんなのどうすれってんだよ。恥ずかしくてギルドに持ってけないじゃないか。」
ファクトリーを出た後、これを特許申請するのをためらったフェイトは広間にきてジュースを飲んでいた。ブルーベリーの果汁100%の濃くてかつあっさりした
なかなかうまい飲み物だった。ジュースに差し込んだストローに息を送り込みぶくぶくと気泡を立てて時間をつぶしている。
『こんな物の特許とったら…周りからなんて思われるだろうか?そもそも発明品リストに僕の名前で載るんだよな、アイテム名 ローター 発明者 フェイトって…
そればかりはさすがに…。くそ、一瞬でもクリフを頼れる兄貴分だなんて考えた自分が恥ずかしい』などと思いながらピンクの物体をまじまじと眺めていると、
『ちょっと、あそこの青髪の人、なにみてるのよ。』『うわっ、アレはだめだろ。』
というような会話が聞こえてきた。この星でローターというアイテムを知ってる人は滅多にいないだろうがこれが放つあからさまにイヤラシイ雰囲気が読み取ら
れているのであろう。そういえばさっきジュースを届けに来たウェイトレスもしどろもどろしていた。
フェイトは慌ててそれをしまいジュースを一気に飲み干しその場をあとにした。
571 :
95:03/03/18 23:49 ID:XdnVFxMw
「ついに来てしまった…」
などと言いながらフェイトはギルドの前にいた。しかし今ひとつフン切れがつかない。入り口の前でうろうろしていると、
「おや、フェイト、どうしたんだい?今のあんた…挙動不審で怪しかったよ。」
不意に後ろからネルが姿をあらわした。フェイトがどきりとしているとネルが目ざとくもフェイトのポケットの中に何か入っているのを見つけた。
「なんだい、そのポケットの中に入っているのは…?ちょっと私に見せてごらんよ。」
ネルがポケットに手を伸ばしてきたのでフェイトは慌ててネルの手を払いのけ、
「えっ、いや、あの、その、これ、今から特許申請してくるので他の人にさき越されたらそれはそれで嬉しいんだけど急いでいるので失礼します!」
あまりの突然に舌のうまく回らなかったフェイトは意味不明な言葉を残しギルドの中に逃げるように入っていった。
「なんなんだい、いったい・・?変なやつだねぇ。」
ネルは首を傾げながらその場をあとにした。
「うぁれ、(ゴクン)フェイトさんじゃないですか。どうしたんですか。あっ、わかった!良いアイテムができたから特許申請に来たんですね?やりましたね、さすがフェイトさんです!!」
朝ご飯であろうサンドイッチをほうばっていたウェルチがフェイトの来訪に気付き駆け寄ってきた。
「でぇ、フェイトさん、どんなアイテム作ってきたんですか?これで一発逆転するといいですね!!へへっ、ほんとはひいきしちゃいけないんですけどね。」
ウェルチが照れながら頭を掻いている。
「それなんだけど…今回のは流石に君には見せられないから…ギルドマスターを呼んできてくれるかな?」
フェイトが苦し紛れに言った。
「ふぇ、マスターですか?いいですけど・・ちょっと待っててくださいね。マスタ〜、お〜呼〜び〜で〜す〜よ〜。」
なんとも間の抜けた呼び声が響いた。しばらくしてから地下室からギルドマスター(GM)の頭が飛び出してきた。
「なんじゃいウェルチ、どうしたんじゃ?おや、フェイト君よく来たね。で、何の用事か?」
「はい。えーと…とりあえず向こうで話しませんか?流石にココじゃ…。」
フェイトがウェルチの事を気にかけながら手を合わせて頼んでいる。
572 :
95:03/03/18 23:50 ID:XdnVFxMw
「なんでですか〜?私だけ仲間はずれですか〜?」
ウェルチがステッキを振り回しながら叫んでいる。どうやらご立腹のようだ。
「ごめんなさい。お願いですから今回だけは…、お願いします。」
フェイトの必死の説得にやっと彼女も折れた。
「わ〜か〜り〜ま〜し〜た〜。ちゃっちゃと済ませちゃってくださいね。」
「で…なんだいフェイト君。ウェルチにも見せられない物って?」
GMが首をかしげている。
「はい、実は…これなんです。」
フェイトはポケットから例の物を取り出した。
「おぉ、これはなかなか…フェイト君、君も若いのになかなかやるねぇ。」
GMはフェイトが出した物を手に取り丹念に眺めている。
「まさか。僕がそんなもの作るわけないじゃないですか。僕の仲間のおっさんが作ったんですよ。」
フェイトは製作者が自分だという考えを全力で否定した。
「それにしても、これはなかなか良い出来だな、おぉ、このスイッチを入れたら動きよった。ふむ、これなら好評価が出そうじゃ。」
「マ、マジですか…?」
フェイトの背筋を電撃が走った。『まさかこんなもので高評価が出るなんて』
「しかし、わしだけじゃこれに点数をつけられんのぅ、どうしたものかのぅ。」
しばらく悩んだ後、ポンと相槌を打ち、
「そうじゃな、採点はウェルチに任せるとしよう。」
「ええ!!??」
せっかくウェルチには見せまいと努力したのに…、というより彼女にまかせるっていったい…
「ウェルチ、ちょっと来ておくれ。」
「ええ?ちょっ、ちょっと待ってくださいよ!」
遠くからは今行きまーすという彼女の声が聞こえてきた。
573 :
95:03/03/18 23:51 ID:XdnVFxMw
「なんですか、マスター?って、それ…。」
見られた、これで自分も終わりだ、とフェイトは思った、が実際そうではなかった。
「すっごいじゃないですかぁ。これって・・フェイトさんが作ったんですか?うひゃー、ほんとすごいですねー。ちょっと貸してもらっていいですか?
へー、これは凄い。これなら高得点間違いなしでしょうけどマスター、これいったい何点ですか?」
ウェルチがあどけない声で訊ねた。
「いや、その事なんじゃがな、その採点、お前に頼んでもいいかの?何しろ男のワシじゃいろいろとアレじゃろ。自分で使ってみて、点数を出すのじゃ。」
「ええ!!??」
驚くフェイトを横目に彼女は
「えっ、いいんですか?(よっしゃ!!)頑張ります。」
ウェルチは右手で敬礼し、左手ではガッツポーズをしている。
「…で、いつします?今しちゃいますか?」
「そうじゃな、その方がいいじゃろ。」
この二人の会話が物凄く自然に聞こえてくるのが怖い。
「フェイトさんはどうします?あなたも見ていきますか?」
ウェルチがローターを片手にフェイトに訊ねた。
「えっ?」『見ていくか、って事は・・まさか…////// そんなこと出来る訳ないじゃないか!」
フェイトの顔は真っ赤になった。
「あの、その、ぼ、僕はいいです。ひょ、評価が出たらテレグラフで知らせてください、それじゃ!」
フェイトは凄い勢いでギルドを駆け出し宿へと戻っていった。
「なんなんでしょうか、フェイトさん?見てってくれても良いのに・・。ま、いっか。じゃあマスター、
ちゃっちゃと終わらせちゃいますね。」
574 :
95:03/03/18 23:53 ID:XdnVFxMw
宿に戻ったフェイトは落ち着かなかった。
『自分が作った(事になっている)ものであどけない少女が自慰行為をするなんて…。』
フェイトは頭の中のそのシーンを創造してしまう。
『うっ、これはこれでなかなか…って何考えてるんだ僕は』
と自分を戒めてはいるがフェイトはまだ19歳。我慢しろというのも無理という話であろう。
『でも…ちょっとぐらいなら…平気かな?でも今更戻る訳にもいかないし…テレグラフで見れないかな?』
興奮する自分を抑えながら震える手でテレグラフを開く。ビンゴだった。画面の中では 特許申請するアイテムの試験採点会 という題名までついて
ウェルチがローターを差し込んでいた。
『うぅ、やっぱり・・これ良いですよ、マスター…。これなら・・ひゃ、100点間違いなしですよぉ・・。』
『ウェ、ウェルチ、そろそろ止めたほうがいいんじゃないのか?」
GMはおろおろとした態度で自慰行為に浸るウェルチを止めようとしていた。
『邪魔をしないでください…ひゃ…まだイッテないし…あふ…スイッチも入れてないんですよぉ…あっ…私の…ステッキより良い…』
テレグラフを通してリアルタイムで女性の自慰を観賞していたフェイトの物はそそり立っていた。
『すご、アレってあんなに気持ちいいんだ…。ウェルチさん、あんなに感じて…。』
画面の中でローターを何度も抜き差ししているウェルチを見てフェイトの物は耐えられなくなった。
「うっ、ウェルチさん…いいですよね…?抜いちゃっても…。」
テレグラフを片手で持ち、もう片方の手でズボンを下ろそうとした。しかし片手ではなかなか上手くいかない。両手でやろうものにも
この映像を1秒でも見逃したくないフェイトにとってそれは無理だった。悪戦苦闘するフェイトを尻目にウェルチがスイッチに手をつけた。
『いやぁ、凄い…あっ…私の…中で…激しく…動いてるぅ!!』
ウェルチも既に絶頂にたどり着くところだったがそれより先にフェイトのほうが絶頂を越えてしまっていた。しかしズボンを下ろせないために
射精できないというなんとももどかしい状況に落ちいっていた。
「うっ、もういっそのこと!!」
耐えられなくなったフェイトが全てを解放そうとしたとき、
「くぉらぁ!!フェイトォ!!」
「なっ、ク、クリフゥ??」
575 :
95:03/03/18 23:55 ID:XdnVFxMw
先ほどの眠りから覚めたクリフが目覚めと同時に猛獣を思わせる暴走を始めた。腹を蹴られたこともあるが
それ以上に自分の製作物が馬鹿にされたのが腹に立ったらしい。そういうところがこいつの馬鹿げた所である。フェイトを探す手始めとして宿に戻ってみるとそれがビンゴだったらしい。
これも野生の勘って奴だろう。
「うぁあぁ!」
フェイトは急いでテレグラフを切り窓から外に逃げ出した。
「待ちやがれ!!!」
クリフもすかさず窓から逃げたフェイトを追った。ここからはさすがクラウストロ人といったところか。その恐るべき瞬発力で一気に差を縮める。
『やばい、このままじゃ捕まる。どこか良い場所はないか?』
そう思い全力疾走する最中良い隠れ場所を探していた。曲がり角を曲がったところで視界に飛び込んできたのがギルドだった。先のこともあり
入るのを一瞬ためらったが自分の命には変えられない、と意を決して飛び込んだ。ギルドの前を全力で駆け抜けるクリフの足音が聞こえてきたが
すぐさま過ぎていった。何とか一命を取り留めたフェイトは次に自分の状況を再確認した。
『えーと、今自分はクリフに追われててそれでココから出るとまた危なくなるから出るのは危険なんだけど、自分的にはココに…いたいのだろうか?
なっ、なら問題ないか…。』
最初の頃のフェイトならすぐさまココを飛び出していたであろう。しかし先ほどウェルチの自慰行為に快楽を覚えた身、今すぐにでも彼女に会いたくてしょうがなかった。
「あれれ、フェイトさん、いたんですか?今連絡しようとしてたんですけど…。」
受付の中から顔を出したウェルチがフェイトを見つけて呼びかけた。
「あっ、ウェ、ウェルチさん…。」
フェイトの鼓動が激しくなった。怪しまれないよう平全を装ってウェルチの下に近づく。
「本当に今連絡しようと思ってたんですが…さき越されちゃいましたね。」
576 :
95:03/03/18 23:56 ID:XdnVFxMw
ウェルチがペロっと舌をだす。何気ない動作までフェイトをそそった。
「あっ、そうだ。せっかくだし、テレグラフ開いてもらえますか?」
「えっ、どうしてですか?」
ウェルチの意味不明な発言にフェイトが首をかしげた。
「気にしない気にしない。」
ウェルチに押されるようにしてフェイトはテレグラフを開いてみる。
『「おめでとうございます。あなたはランキング1位になりました。」』
「えっ?」
テレグラフの出音部と自分の真横から同じ声が聞こえてる。
液晶画面を見ればいつも通りに不思議なステッキを持ったウェルチの姿が映し出されている。振り向いてもしかり。
「ウェルチさん…。」
フェイトは言葉にならない思いを感じた。
「えへへ、やっぱりこういう事はいつも通りに知らせないとね。」
彼女は照れ隠しに頭を掻いている。
「さっきのあなたの作品が評価100を叩き出しました。まぁ私の独断なんですけど…。
それで今まで1位だったミスティさんを抜いてあなたが1位になりました。良かったですね、流石フェイトさんですよ。」
フェイトの感情は言葉にならなかった。出そうとしても出せない。しばらくの時が流れる。
「それでですね、1位になったご褒美に秘書兼受付兼連絡係の私から何かしてあげたいんですけど…いいですか?」
「えっ、あぁ、ご褒美ですか、よ、よろしくお願いします。」
突然の発言に一瞬ためらったが拒む必要はまったくもって皆無、ご褒美という言葉にときめきながら返事を返した。
「じゃあ、私についてきてください。」
ウェルチたんエロい…
(;´д`)はあはあ…
>>31 おやすみなさい。いつも楽しみにしていますYO
>>95さん。
ウェルチたんの何気ない仕草ハァハァ
579 :
441:03/03/19 00:21 ID:uiw4Rp0f
>>467 >>469の続き 31さんにはかなわねぇや・・・
コンピューターの前のマリアは座っていた。
フェイトの姿を確認すると、ゆっくりと椅子から立ちあがり、フェイトのそばまで来た。
風呂上がりらしく、髪は少し濡れていて、近づいたときにシャンプーのふわっとした匂いが立ちこめた。
「ごめんね、マリア。こんな夜遅くに。」
「いいわよ、とりあえずそこに座ってくれるかしら?」
そういってマリアはベッドを指差した。フェイトが座ると、その横にマリアはゆっくりと腰掛けた。
「それで、話はなんなのかしら?ずいぶんと深刻そうな感じだったけれど。」
「・・・・・・怖いんだ、凄く。ムーンベースで戦う事を決めたけど、やっぱり怖いんだよ。震えが止まらないんだ。」
眼前で震える少年の姿はいつもよりも小さく見えた。その姿を見た瞬間、マリアはフェイトをそっと抱きしめていた。
「ねぇ、フェイト。貴方の気持ちは痛いほど分かるわ。けどね、これは私達じゃないと出来ない事なの。男なら自分の言った事は最後までやりとげなさい。倒れそうになったり、挫けそうになったりした時は、私が支えてあげるから、ね?」
「そうだね・・・・・・ゴメン。こんな大事な時に弱音なんか吐いて。こんな情けない奴、最低だよね・・・・・・」
「そうね。けど、私は好きよ、そんな所も。これから強くなっていけばいいのよ。言ったでしょ?私が支えてあげるって。」
「マリア・・・・・・」
少し顔を離して、じっと見つめるフェイト。
そして、目をつむったマリアの唇にそっと、フェイトの唇が重ねられた。
しばらく無言のまま、二人は唇を吸い合った。
唇が唇の感触を味わい、その感覚が体全体へと拡がっていく。
いつもの二人ならばこれだけで終わった事だろう。
でも、今夜は違う。
その先があった。
ここはマジで良スレだね。俺も時間迫ってるし、気合入れんといかんなぁ。
581 :
441:03/03/19 00:26 ID:uiw4Rp0f
>>580 黄昏さん 4月中には帰って来て下さいね。
ずっとお待ちしていますから。
あなたの書く奴は本当に大好きなので
582 :
95:03/03/19 00:29 ID:nDYYx15H
続き
フェイトはウェルチに導かれるままについていく。受付の奥に扉があり、その扉を抜けると
20段ほどの階段があった。その先には2重に鍵がしてある部屋があった。ウェルチがポケット
からキーホルダー付きの鍵を出し、錠を空ける。フェイトは『ここが彼女の部屋なんだろう』と
感じた。
「さて、着きました〜。とりあえず〜…適当に座っちゃってください。」
ウェルチが振り向きざまに言った。
『ココがウェルチさんの部屋か…。シンプルな部屋だな…。』
などと思いながらフェイトは窓際付近にあった手ごろなイスに座った。フェイトにとって
今までに部屋に入れてもらったことがある女性は一人、ソフィアだ。ソフィアの部屋には
可愛い系のマスコットや人形、ピンクのカーテンといった現代系の女の子の部屋であったが
この部屋は違った。文明レヴェルの違いもあるのだろうが、その分を差し引いて考えても
明らかに物の少ない部屋だった。シンプルイズベストという言葉が一番似合う部屋だった。
必要以上のものはない、強いてあげればあの不思議ステッキが壁に5,6本掛けられているぐらいだった。
「サッパリした部屋だね。」
フェイトが何気なく訊ねてみた。上手くいけば彼女の性格の深いところまで読み取れると思って。
「そう思いますか?やっぱりそうなんだ、いえ、あの、私あまり他人の家って行かないし、
それにあまりごちゃごちゃするの嫌いだから必要以上のものは置かないようにしてるんですよ。」
意外な回答だった。フェイトはてっきり仕事で忙しいから、という感じの回答が返ってくるものだとばかり思っていた。
>>580 いい流れが出来ていますね。
>>441さん。イイですよ、微妙なエロ感が伝わってくるし...
ってことで自分もおやすみ。
584 :
95:03/03/19 00:44 ID:nDYYx15H
続き
フェイトは考えるのをやめた。それ以上は無駄だ、と判断したためである。
「と、ところで、ご褒美って…いったいなんですか?」
フェイトはとうとう本題に切り込んだ。自分自身としては先のこともあり
ご褒美というのはアレ系かな、と少しばかり考えていた。
「ふぇ、ご褒美?…あーっ、そうでしたそうでした。すっかり忘れてました。
それじゃあとりあえずズボン脱いでもらえますか?」
「ぇえっ?」『ビンゴ』
フェイトは口では驚いてみせるが、内心は予想通りの展開に胸を躍らせていた。
「ぶしつけでしたか?フェラチオしてあげようと思ったんですけど。いや、やっぱり女性ができるご褒美っていったら
やっぱこれじゃないすか〜。いやでしたら無理強いはしませんが。」
「そんな、とんでもない、あなたにそんなことしてもらえるなんて…感激ですよ。」
フェイトはこのチャンスを逃すまいとご機嫌取りに必死だ。
「わっかりました。頑張らせていただきます。それじゃあ早くズボン脱いじゃってください。」
フェイトはいまだにズボンをはいていることに気付きすぐさま脱ぎ捨てた。既にフェイトのものは
あのクリフ特製のローター並みに肥大化していた。
585 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 00:53 ID:CsQ5LVEc
あ〜早く続きが読みたひ〜
586 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 00:53 ID:2k4bH2uF
587 :
95:03/03/19 01:02 ID:nDYYx15H
続き
「うぅわ、おっきいですね〜、あのローターぐらいありますよ。流石フェイトさん。クリエイションといい、
この大きさといい、さすがですね〜。」
目をキラつかせながらウェルチはフェイトのナニを見ている。
「それは…誉められてるんですか?」
「もちろんですよ〜、それじゃあ始めますね。」
そそり立つ一本の大木が未知の空間へと吸い込まれていった。その空間の中は
やけに気持ちがよくヌルヌルしており時折木の根や先っちょをチロチロと舐める物もあった。
「うぁっ、ウェルチさん…気持ち良いですよ…もっとしゃぶってください!」
イスに座っているフェイトは自分の目の前で足をつきながらフェラチオをしてくれている少女の
頭を自分の股深くへと押し付けた。
「ふぁ、フェイトふぁん、ふぉんなにしなくても大丈夫れすよ、ちゃんと自分でれきますから。」
顔を押し付けられたウェルチはフェイトのものが喉に詰まりそうになったので慌てて押し返した。
「ご、ごめんなさい、痛かったですか?」
フェイトがしまった!と思い押さえつける手を離した。
「らいじょうぶれすよ。」
微笑みながら答える。それにしても彼女の吸引力には物凄いものがあった。
物凄く吸い付きがよく、余すとこなく吸い付いてくる。普通の男なら一度口に含まれただけ
あまりの気持ちの良さに気を失ってしまうだろう。
ウェルチたんエロくてたまらんハアハア…
589 :
441:03/03/19 01:11 ID:uiw4Rp0f
>>579の続き
フェイトはマリアを強く抱きしめた。
柔らかいパジャマを通して、マリアの体の感触がダイレクトに伝わってくる。
(少し、痩せてるな。けど、柔らかくて気持ちいいや。)
キスは続けたままマリアの首筋を後ろからなで上げる。
濡れた髪のしっとりと重い感触が手に心地いい。
うなじから耳元、形の良いあごのラインへとフェイトの指先がたどるたび、マリアは少し
づつ息を荒くしていた。
その吐息が首筋にかかり、フェイトは自分の中から湧き上がってくる興奮を、そしていきりたつ自分の分身を押さえきれなくなっていた。
マリアの細い体をしっかりと抱きしめ、ゆっくりとベッドへ倒れ込む。
自然とマリアが下になり、湿った髪が布団の上に大きく広がった。
そのまま唇を離すことが出来なくなっている二人は、互いの舌を求めて唇を開く。
重なった唇の間から、はじめは慣れない感じでこわごわと、徐々に大胆に舌を絡ませあう。
その心地よい感触に夢中になり、知らずのうちにを抱いた手に力がこもってゆく。
「はぁっ」
よほどきつく抱きすくめていたのだろう、唇を離した瞬間に、マリアの口から吐息が漏れた
その響きが、フェイトの中の理性を完全に崩壊させた。
「マリア・・・もういいよね?」
「いまさら何言ってるのよ。当たり前じゃない。
けど・・・一つだけお願い・・・・優しくして」
「優しくするよ・・・マリアの事はずっと大切にする・・・」
「なら・・・フェイトの好きにしていい」
フェイトはパジャマの胸のボタンに手を掛け、もう1度短いキスをした。
ふぃ〜、今日はこれで終了です。
次は本番だなぁ、大変だ。それではおやすみなさい。
590 :
441:03/03/19 01:15 ID:uiw4Rp0f
>>589 13行目 知らずのうちにを抱いた手に力がこもってゆく。 ×
知らずのうちにマリアを抱いていた手に力がこもってゆく。 ○
です。
やっちまったよ・・・
591 :
95:03/03/19 01:22 ID:nDYYx15H
チュパチュパというありきたりな隠音が聞こえてくる。
「うぁれ?フェイトふぁんのもの、むぁた大きくなりましたよ。」
これほど高度なフェラチオテクなのだ。大きくなるのも無理はない。
「っ、あっ、ウエルチ…さん…もっと、もっと激しくしてください!」
あまりの気持ちのよさにフェイトは意識を失いそうになったが、それを激しく
上回る欲望のおかげで免れた。
「あっ、ウェルチさん…舌も…もっと使って…もらえますか?」
「舌れすか?わかりました。んっ、ハァ、んっんっ、むるかしいれすね、なかなか。」
ウェルチは悪戦苦闘したが、これも天性のセンスであろう。すぐにマスターし、フェイトを
更なる快楽へ誘って行った。太い幹を上から下に丹念に舐めていき、やがてたどり着く、
二つの袋を口に含み舌で転がす。
「うぁっ、ウェルチさん、気持ちよすぎ…あぁっ、出る!全部飲んでください!」
フェイトは彼女の口の奥深くに自分の物を挿し込み快楽の証を飲ませる。
「ハァ、ハァ、ハァ…ウェルチさん・・凄い気持ちよかったです。」
大量の射精に満足したフェイトの顔は生き生きしていた。
「(ゴクン)そうですか、それは良かったです。私としてはフェイトさんの物、凄くおいしくて
満足なんですけど…あの、一つお願い聞いてもらえますか?」
ウェルチの潤んだ瞳を見せ付けられフェイトはその場から動くことが出来なくなった。
>>581 応援サンクス。ここのスレは固定ファンが着いてそうなヨカーン。
作家陣はファンの声援を糧にしていると言っても過言ではあるまいて。
で、
>>492の続き。
「フェイト…君は誰にも渡さない…んっ…ッ」
マリアのおねだりキスが始まった。当初はリーダーとしての威厳を感じさせていた
マリアも、フェイトの前では貪欲に愛情を欲する独りの女でしかない。
それが痛い程分かるから、フェイトもマリアに応じてしまう。紅潮したマリアの顔を
見つめる度にその瞳には狂気に満ちた想いが映っていたとしても…拒否することはできない
のだ。同じ境遇、同じ異質な力、そして同じ…。
「(マリアは僕を必要としてくれている…でも…僕達の関係は許されるものじゃないんだ…!)」
頭では理解している。だが、理屈ではないのだ。どんなに科学が発達しても、人の感情ほど難解な
ものはない。今のフェイトに出来るのは、マリアを抱いてやることだけ…いや、下手をすれば子供
だって欲しがるかもしれない。それはマズイ。世間体もあるが、生物兵器を両親に持つ子供がどんな
力を持って生まれてくるか分かったものではない。昔読んだマンガの主人公の様に、掌からのエネルギー
ウェーブで惑星1つを簡単に破壊できるような力を持って生まれてきたら…考えるだけでも恐ろしい。
「(…ダメだ! でも…どうしようもない…マリアの飢えは…治しようがないんだ…)」
何度自問自答を繰り返しただろうか? フェイトは答えを出せないまま、マリアの求めに応じてゆく…。
「フェイト…もっと…強く抱いて…」
「…分かったよ、マリア」
昼間なのに締め切られた宿屋の一室。太陽光の入らない部屋での情事を何回繰り返しただろう?
あるいはディプロ内のマリアの部屋で。今もFD空間の誰かが自分達を監視しているのかもしれない。
スフィア社辺りが「AIプログラム風情が生意気にもセックスしてやがる」と笑っているのかもしれない。
「フェイト…怖がらないで…。私も君の生きてるの…造りものなんかじゃないわ…」
フェイトをベッドに押し倒し、勝ち誇った様な口調で呟いたマリアはどこか虚ろで…。
「私の…君への想いは…造りものなんかじゃない…絶対に…」
593 :
95:03/03/19 01:57 ID:nDYYx15H
「いったいなんですか?今のお礼もあるし、僕にできることは何でもしますよ。」
ウェルチはほっとした表情を出した。そしておもむろに自分のズボンを脱ぎ捨て
その潤んだ瞳で哀願してきた。
「あの…ですね…フェイトさんの物舐めてたら…なんだかココ…濡れてきちゃったんですよね、
それになんかジンジンするし…フェイトさんのおチンチンで…静めてもらえませんか?」
フェイトとしては最高の展開に成りつつあった。
「ふふ、わかりました。僕でいいのなら…力を貸しましょう。」
「ありがとうございますぅ。」
ウェルチが自分のあそこを抑えながらぺこりとお辞儀をする。
「とりあえず…ベッドに移動しましょう。流石にココでは…。」
と言うとフェイトは彼女を抱き上げベッドの上に優しく降ろした。
「あ、ありがとうございます…実は足元フラフラで…立てなかったんですよ…。
それで…すぐに始めてもらえますか…?」
彼女の愁いを帯びた瞳がフェイトの脳の奥底を刺激する。
「わかりました。でもその前に、上の服も脱がせちゃっていいですか?」
ウェルチは黙ってうなずく。フェイトは早速服を脱がせにかかった。ファスナーを下ろすときの音、
服の擦れる音、全てがフェイトの欲望を掻き立てる。脱がせ終わり生まれたままの状態の彼女を
まじまじと眺めフェイトの鼻息が荒くなる。全てにおいて無駄のない躯。
胸は小ぶりだが美乳と呼ぶにふさわしい。腰からお尻に掛けてまではきゅっと締まっている。
余分な肉はどこにも着いていない、小さくて綺麗な身体である。
秘部にはほんのりと毛が生えておりピンク色の割れ目が見える。男なら人生において一度ぐらいは
このような可愛い彼女とやってみたいものであろう。今から自分はそんな娘とやるんだ。
と心の中で叫びをあげた。
最後から三行目…「私も君の」じゃなくて「私も君も」だな…。
もっと現国をリア工時代に勉強しときゃよかった…じゃ、
>>592の続きやるか…。
衣服を脱ぎ始めたマリアを、フェイトは見ているしかできない。均整のとれた体…胸の
大きさはソフィアに負けるが、フェイトの理性を飛ばすには何の問題も無かった。
何度マリアを拒もうとしても根底より繋がる絆が彼女を求めてしまうのだった。
血の誘惑…戦闘で見せる落ち着いた雰囲気は面影すらなく、ひたすらにフェイトを求める
姿はとても淫靡だった。後ろめたい気持ちもあるが、結局はフェイトもマリアと契ることでしか
自分を保てない…そう思った。何度目のセックスかは、もう覚えていない。
「マリア…僕も君が好きだ…」
「はっ…あ…ん…フェイ…ト…ッ!」
何度も交わした会話。何度「好き」と言ってもマリアは聞き飽きることもなく、その言葉とフェイト
を求める。矛盾は重々承知。だが、ネルやクレア…それにソフィアには申し訳ないが、マリアとの絆は
絶対に断ち切ることはできない。自分達の行為が卑猥で嘲笑に値するのは分かっていることだから。
けれど…運命は少しずつ…変わっていく…。
『ピピピ…!』
「あ…何?」
これからが本番というところで、突然フェイトの上着から着信音が響いた。マリアは不満気だったが
無視するワケにもいかず、フェイトは上着をまさぐった。見れば、ウェルチにもらった通信機からだった。
「フェイト、そんなの放っておいて…!」
「そういうワケにはいかないよ…」
上着を着たフェイトは通信機の着信をセットし、画面を開いた。
「こんにちは、フェイトさん! …あれえ、元気ないですね? お疲れですか?」
ウェルチの声が聞こえるとマリアはムッとしたが、裸なので出て行くワケにもいかず、ベッドの
中に潜りこんでスネてしまった。フェイトは少しマズッ、と思いつつも通信を続ける。
「いや、疲れてるワケじゃないんだけど…何か用なのかい?」
「それがですねぇ…クリエイターのリジェールさんの人事異動の件なんですけどぉ…」
595 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 02:09 ID:7pv+R/DI
>>441さんへ。
フェイトとマリアの純愛物の続きを本当に楽しみにしています。
互いに愛を伝えようとする二人を書いていただけると感激です。
応援していますので、がんばってくださいね。
596 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 02:11 ID:bi4kNEHw
597 :
95:03/03/19 02:31 ID:nDYYx15H
フェイトはまず、彼女の双丘をいじり始めた。とてもやわらかくそれでいてしっかりとした
弾力もある。片方の丘には口を、もう片方の丘には手を当て、この気持ちのよさを心ゆくまで堪能した。
勃起した乳首からは甘い匂いと共にそれに伴った甘さがついてくる。その甘さを求め、
フェイトは赤ん坊のようにウェルチの胸に激しく吸い付く。吸い付くたびにウェルチからは
甘い声が漏れ、下半身の洞穴からは水が漏れてくる。フェイトはその洞穴にも興味を示し空いている
片方の手でそこをまさぐり始めた。
「ひゃぁ、ふぁ…フェ…フェイトさん…じらさないでくださいぃ…。」
フェイトの指がウェルチの中を激しく動き回る。そのたびに彼女からは甘い喘ぎが溢れてくる。
「まだだよウェルチさん。せっかくココまできたんだからもっと楽しみましょうよ。別に嫌いじゃないんでしょう?
今日のローターも気に入っててくれてたみたいだし…。」
洞穴から漏れていた水は一気に川へと変わった。自分のあの姿を見ててくれたのか、と思うたびに
ウェルチはイキそうになる。
「フェ・・フェイトさん…お願いします…ひゃっ、このままじゃ…入れてもらう前に…逝っちゃいますぅ…。」
流石のフェイトもこの状況で哀願されればどんな内容でも聞いてしまうだろう。仕方なしに胸に吸い付くのをやめ
自分のナニを握りウェルチの物へと接させた。
「それじゃあいきますよ、思い切り逝っちゃって下さいね。」
フェイトがウェルチの細い体を貫く。フェイトは彼女を抱え、抱き合う形を取った。貫き、動くたびに喘ぎ声が激しさを増していく。
「うっ、あっ、あっ、いや、いい、そこ、あっ、ふぁ、ふぁぁ、いく、逝っちゃう、フェイト、さん、
私、逝っちゃいます!」
フェイトに抱えられながら快楽の渦に溺れたウェルチにはもはや限界だった。
しかし逝くときは一緒に逝きたいという彼女の望みが少しでも彼女を長らえていた。
「っ、ハァ、ウェルチ、僕もイクよ、一緒にイコう!!」
「ふああああぁぁぁぁぁぁ・…」
ウェルチの中からは絶え間なく白い液が流れている。
598 :
95:03/03/19 02:49 ID:nDYYx15H
「ところでウェルチさん、一つ聞いてもいいですか?」
すっかり落ち着きを取り戻した二人は彼女の部屋で会話をしていた。
「なんですか?」
「あなたさっき僕に1位に成ったご褒美にって奉仕してくれましたよね。
それって他の人にもしてるんですか?」
「あぁ、そのことですか。ええと、解答は×です。だって今までしばらく1位
ミスティさんでしたし、マクウェルさんも以前なってたんでしたが逃げられちゃったし…。
あっ、そうそう、昔クリエイターが少なかったときダムダさんが1位だったんですけど…
流石におじいさんはねぇ…。」
「これからも御ひいきにしてくださいねぇ〜。」
ギルドのドアからウェルチがステッキを振っている。
今日の余韻に浸りながら宿への道を進めていたフェイトだが、
「よう、フェイトォ、今お帰りかい?待ちくたびれたぜぇ。」
宿屋の入り口の前ではクリフが構えていた。
フェイトの顔は火照っていて赤かった物から血の気が引いた青へと変わっていった。
口を金魚のようにパクパクさせている。
「さて、さっきのお返しをさせてもらうぜ…歯ぁくいしばんなぁ!!」
クリフが拳を振り上げたので迷わず逃げ出した。
しかし先ほどやってきた身、下半身に力が入らない。あっという間にクリフに捕まってしまった。
「無限にいくぜぇ!!!」
「あれ、クリフ、フェイトはどうしたんだい?」
宿でクリフらの部屋を訪れたネルが訊ねた。すでに月は高く良い子はおねむの時間だった。
「あぁ、あいつなら今日は野宿してくるってよ。今ごろ寝袋にでもつつまさってんじゃねぇのか?」
クリフは遠い眼をして答えた。
おしまい
599 :
95:03/03/19 03:13 ID:nDYYx15H
全部読み直してみました。
まぁいつも通りのできということで・…
とりあえず感想をキボン
いろいろ参考にしたいと思います
>>95 ウェルチタン(;´Д`)ハァハァ
激しく良かった
クリフがなにげに良いキャラだ
>>95氏
グッジョブ!!( く_,` )b
不覚にも最後のオチでワロてしまいますた
個人的に最後にオチがあるのは好きです
次もがんがってください
602 :
nuu:03/03/19 04:47 ID:Z6i3+1Lg
ネタとストーリーは書けるんだがエロシーンがエロくならん…
現在のストック
フェイト×黒豆
マリア×ネル
アルベル×ネル
タイネーブ×ファリン
フェイト×スフレ調教
エヴィア×アクア近親
クリフ×ミラージュ
ミラージュ×マリア
黒豆自慰
こんなところかな…
少し希望を聞きたいのですが
603 :
213:03/03/19 05:03 ID:BA5pcAZw
>>95氏、乙です。
ウェルチはつかみどころがなくて、自分は敬遠していたのですが、
95さんのウェルチは、テレグラフ(まともなときの)のウェルチのイメージを
持ったまま、エロさが出ていたので、すごく良かったです。
あと、出だしのうまい棒で笑いました。
今度、うまい棒をエロに組み込めるかな?
などと考えてしまいました。
>>441氏
弱気なフェイト、それを支えるマリアという設定がナイス!
個人的に、フェイトの声優が発表されたとき、
シリーズ一番頼りない主人公だな、と思っていたので、この設定はいいです。
純愛モノは個人的に一番好きなジャンルなので、完成を心待ちにしてます。
>>黄昏氏
このスレはあなた様の小説から始まったので、
やはりあなたがいないと寂しいです。
引越し落ち着いたら、またここに顔を出してください。
自分では、氏の代わりになるような文章かけないでつ・・・。
やはり、このスレはいいですね。
マターリしてるし・・・
職人の皆様、これからもがんばりましょう。
604 :
31:03/03/19 07:57 ID:4iJlvUTn
>>546 指摘サンクス。
ディストネイションはナデシコだw
スマソ。
605 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 07:58 ID:FU8wnRry
>>562 31さま
ノープロブレム!
つか、フェイト×マリアの近親相姦きぼんぬだったので物凄く嬉しいです!。
31氏の書くマリアたん、かわいい・・・・・・
>>441さま
フェイト&マリアの純愛物、期待してまつ。
>>黄昏の文芸作家さま
一刻も早い御帰還、お待ちしております。
>602
ネルマンセーな一読者は
アルベル×ネルを禿しく希望します!
>>604 どうでもいいが
ナデシコはディストーションでは?
…スレ汚しスマソ
608 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 09:37 ID:HFoft7gy
さらにどうでもいいが、ディストネイションは頭の中で
ディストラクションとアルティネイションから作られたと思われ。
sage忘れスマソ。
610 :
31:03/03/19 09:45 ID:JYDtrzfe
604の剣に関してはスルーしてくだしい…。
ホントにスマソです。
>95氏
前置きが雰囲気出てて良かったです。
ウェルチもそれっぽくて(・∀・)イイ
貴方には2つもリクエストを叶えて貰って、感謝してまつ。
612 :
20:03/03/19 10:07 ID:eMlTwbw1
ちょっと見ないうちになんでこんなに伸びてるんだよ!
ここ本当にエロパロ板のスレか…?
それと職人さん方に言っておきたいんだが
やたらつまらない誤字・脱字を気にする人が多いみたいだけど
それより先に全体としての読みやすさを考えるべきだと思う。
実際このスレを通して読んでみりゃわかるけどすごい読みづらい。
1レスごとに、他の人の作品が混じってたり、感想レスとかが
入ってるのはなぁ。これだけ流れが速いスレだから
そういう部分が余計に目立つんだろうけど、質が高いだけにもったいない。
出来れば、テキストエディタにある程度まとめて書いてから
うpすべきだと思う。他のスレではほとんどの職人さんはそうしてるし。
>黄昏氏
こういうことを言うのはアレなのかもしれないけど
やたら細かい書き間違いとかを気にするわりに
>>491で堂々と役不足という言葉を誤用しているのには萎えなんですが…。
まぁ、多分ほんとの意味をしらないからなんでしょうけど。
http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/dict_search.cgi?MT=%CC%F2%C9%D4%C2%AD&sw=2 長文スマソ
613 :
bloom:03/03/19 10:10 ID:rnrQN1e2
>>603 >>605 声援サンクス。よき仲間に恵まれたよ。じゃ、
>>594の続きね。
「え…リジェールさんが? …まさか、契約破棄とかじゃ?」
「いえ、そういうことじゃなくてですね…カルサアからペターニに異動予定の件なんですけど…
ホラ、最近魔物も多くなってるし、それに彼女、常に何か食べてないといけないし…」
「あ、そういうことか…分かりました。じゃあ、僕が彼女を迎えに行きますよ」
「え〜? いいんですか? わがままなクリエイターには厳しくしないとダメですよ!
…まあ、そこがフェイトさんのいいところなんでしょうけど…じゃあ、お願いしますね」
ウェルチからの通信の通りならリジェールはまだカルサアに居るはず。アイテムクリエイション
でも世話になっているし、放っておくワケにもいかない。だが…。
「マリア、ごめん…ちょっと出かけてくる…」
「…早く帰って来れるの?」
「まあ…戦闘経験も無い女性の足に合わせるなら…結構かかるかも…」
「…言うまでもないと思うけど…」
「…分かってる。マリアを裏切るようなマネはしないさ…じゃあ…」
「…待って」
ベッドから身を乗り出したマリアはフェイトに抱きつき、彼の首筋を強く吸った。
当然痕が残り、独占欲の証が生まれる。マリアなりの警告ということだろう。
が、街中を歩く時にこれはマズイ。少しだけネック部を上げ、隠すしかない。
「私を忘れないように…私が君の物であるなら…君は私の物なんだから…」
「……行ってくるよ」
いつもの服装に戻ったフェイトは宿屋を出て、カルサア方面に向かって走り出した。
彼の足ならすぐにカルサアに着くだろう。だが、独り残されたマリアは…。
「こんなに好きなのに…こんなに愛してるのに…どうして…君は私だけを…見てくれないの…?」
更なる孤独が、再びマリアを押しつぶそうとしていた…。
>>612 指摘サンクス。今度からは電子辞書とか側に置いといた方がいいみたい…。
もっと勉強しとけばよかっターヨ…(みんなはちゃんと勉強した?)。
>>614の続きナリよ。
「悪いわねぇ、無理言っちゃって」
「いえ、リジェールさんにはお世話になってますから…」
夕刻、フェイトとリジェールは三道を歩いていた。料理ばっかりしていて運動不足
気味(でも太らない体質)のリジェールがヨタヨタとマイペースで歩く中、フェイトは
時折襲ってくる魔物をバッサバッサと切り裂いていく。その度にリジェールが本気なのか
冗談なのかも分からない賛辞をフェイトに送るのだった。
「フェイト君、かっこい〜わね〜」
「は、はぁ…」
この辺りの魔物はザコ同然なので褒められてもたいしたことはないのだが…。
「そう言えば…」
「…? 何ですか?」
「今日はあの娘いないの? ホラ、あの青い髪のマリアって娘…」
「…置いて来ました。僕が女の人と歩いてるの見ただけで…すぐに怒っちゃいますから…」
「フ〜ン…前にさぁ、あの娘に『クリエイションの時以外は彼に近づかないで』って言われ
たんだけど…あの娘ってフェイト君の彼女?」
「…それは…」
フェイトは返答に困った。複雑な事情を信じてもらえるはずもない。ここは簡略的に説明すべきか?
「付き合ってるワケじゃないんですけど…彼女が求めて来たら…僕が応じるみたいな…そんな感じです」
「へえ…セックスフレンドってワケでもないんだ? でも彼女、かなり君にお熱みたいじゃない?
もしかして…ウザイ、とか思ってる?」
「……」
「まあ、契約主のプライベートには干渉しないのがルールなんだけど…」
そう言うとリジェールはまたヨタヨタと歩き始めたが、すぐにまた歩みを止めた。
そして下腹部をさすり始め、例のセリフを呟くのだった…。
「…おなか…空いた」
617 :
213:03/03/19 10:57 ID:BA5pcAZw
>>20 おっしゃるとおりですね。
エチシーンとかに割り込むと、雰囲気台無しになりかねないからですね。
これからは、テキストにまとめてからうpします。
黄昏の文芸作家さんの作品いつも楽しみにしています。
断然表現力があるので、細かく伝わってきます。
619 :
95:03/03/19 12:30 ID:i+m9koUo
寝てる間にいろいろな感想ありがとうございます。
>>20 たしかにそうですね、気をつけます。
でも自分は結構途中でもらえる感想を期待してたりして…
>>616の続きね。
リジェールの空腹にはフェイトも敵わない。ここは一旦食事を取る時間を
設けた方が得策のようだ。幸い、この辺りの魔物もフェイトに怯えてみな
山奥に逃げてしまっている。
「リジェールさん、少し休みますか?」
「うん、異議なし」
ちょうど昼下がりだし、フェイトはシランドを出てから何も食べていない。
これなら遅めのランチにありつけそうだ。特にリジェールの料理はフェイト
も個人的に気に入っている。こんなボーッとした女性でも隠れた才能を持って
いるんだなぁ、と関心する程だ。これだけの美人で料理も得意ときたら、男の
方が方ってはおかないだろう。ランチマットを広げて自分で作ったサンドイッチ
をパクついているリジェールに、思い切って聞いてみることにした。
「あの…リジェールさん…」
「モグ…んっ…何?」
「リジェールさんは…これまでに男性とお付き合いしたことって…」
「あるよ」
素っ気無い返事。また一つサンドイッチが彼女の胃袋へと消えていく…。
「あ、あるんですか…?」
「うん。でもみんな同棲してすぐに別れちゃった」
「そ、そうなんですか?」
「私ってさ、いつも何か食べてるじゃない? 食費が毎月すごいんだぁ…。
だからみんな愛想尽かして別れていったってワケ」
内容はアレだが、なかなかにハードな人生だ。食べ物が原因で別れるとは…。
「フェイト君の周りにだって…私みたいに四六時中食べてる人、いないでしょ?」
「うーん…確かに…いませんね…」
何となく納得せざるを得ないフェイトを横に、黙々と食べ続けるリジェールであった…。
「ごちそうさま」
「終わりました?」
「うん。じゃ、行こうか」
ランチマットを畳み、リジェールはまたヨタヨタと歩き始めた。どうやら満腹と
まではいかないまでも、充電が完了したらしい。フェイトもサンドイッチを分けて
もらったので先程よりは元気が出た気がする。
「(まあ…マリアとあんなことがあった後だし…仕方ないといえば仕方ないか…)」
そう言えばフェイトはやけにあっさりとマリアとの関係を認めた。別にリジェール
とはアイテムクリエイション契約だけの関係だが、どうにもこの女性には逆らい難い
魅力がある。美しい金髪と素顔をフードで隠している辺り、何か曰くありげな感じだが…。
「(可愛い…)」
相手は24歳で5歳も年上だが、何故だか可愛いと思ってしまった。天然ボケのような
物言いが男心をくすぐるのか…マリア・ネル・クレアとは違った雰囲気を湛えている…。
「フェイト君、どした?」
「い、いえ…何でも…」
「嘘〜、私のこと見てたでしょ? …やっぱ、『この女よく食うなぁ』とか思った?」
「あ、そ、そうじゃなくて…可愛いなって…」
フェイトの言葉にリジェールはキョトンとする。何かいけないことでも言ってしまっただろうか?
「ご、ごめんなさい! 変なこと言っちゃって…」
「ん〜、怒ってるワケじゃないんだけど…」
「え…」
「私に言い寄る男って、みんな私のこと『キレイ』とか『美人』とか言って来るんだけど…
『可愛い』って言ってくれたのはフェイト君が初めてかな〜って」
フードに隠れて判らないが、リジェールは心なしか嬉しそうだった。彼女にとって年下の男
であるフェイトは久々に親しくなった異性ということもあり、少しだけ意識しているのかも
しれない。マリアの警告が頭に浮かんだが、別にどうでもよかった(天然だから)。
夕刻。ついにペターニに着くことはなく、手前のアリアスで今夜は一泊することになった。
が、宿屋に泊まる手配はできたものの、戦争のゴタゴタで食料はロクなものがなく、リジェール
が満足するような食事は出せないとのことだった。フェイトもそれには困った…。
「…というワケらしいんです」
「え〜、ホントに〜?」
「…はい」
「仕方ないなぁ…私が作るわ」
「え…ちょっと、どこに行くんですか?」
「ん〜、厨房を借りようと思って〜」
そう言ってリジェールはバッグを持って部屋から出て行ってしまった。フェイトが後を追うと、
厨房には長い髪を縛ってエプロンをつけたリジェールの姿が。
「あ、フェイト君〜。宿屋のご主人が厨房借してくれるって〜」
さすがにスキルレベルが高いだけあって行動が早い。ロクな食料がなかったはずなのに、彼女
なりのアレンジを加えられ、どんどん料理が出来上がっていく。
「(…何か…こういうの見てると…落ち着くな…)」
フェイトは無意識に調理をするリジェールに見入っていた。そう、フェイトはこれまで家族で
食事をした記憶が殆どなかったため、母親のリョウコが調理をする姿を見たことなど皆無だった。
自分で作るか、クッキングメーカーに任せていたあの頃が懐かしい。だから、リジェールを見て
いると安心するのかもしれない…そう感じた。
「…うん。こんなモンかな…ちょっとつまみ食いして減っちゃった気もするけど…」
ようやく料理は完成し、リジェールは満足気だ。早速、部屋へと運び出そうとする。
「ホラ、フェイト君も運ぶの手伝って」
「あ…は、はい」
「…我ながらなかなかの出来だと思うんだけど…どう?」
「おいしいです…僕、こういう家庭料理みたいなの…あんまり食べたことないから…」
>>622の続き。俺も人の感想は参考にするよ。頑張ろうって気になるからね。
「フェイト君ってさぁ…1人っ子?」
「…それは…」
「まあ、いいけど。でもさ、もしかして、ご両親が仕事とかで忙しくて自分で食事作ってたとか…?」
「…判るんですか?」
「うん。何となく」
アリアスの宿屋。ハッキリ言って安っぽい造りだが、リジェールのおかげで食事は豪華なものであった。
フェイトもこの夕食には満足している。何より、マリアが隣にいないのがここまで落ち着くとは…。
が、リジェールの指摘が当たっているのは驚きだ。女の勘というやつだろうか?
「ふぅん…やっぱ、そうだったんだ」
食事をパクパクと運びつつ、リジェールは核心を突いたような笑みを浮かべた。普段ぼーっとしている
だけに、こういう時の笑みは何となく迫力の様なものがある…かも。
「でも…どうして判ったんですか?」
「…さっき、私を見てたでしょ? な〜んかその時のフェイト君の目が…お母さんにおねだりしてる子供
みたいな感じだったからさぁ、まさかな〜って思って」
「…僕、そんな目つきしてました?」
「してた」
しまった…と心の中でフェイトは呟くしかなかった。自分がそんな目でリジェールを見ていたとは…。
「…すいませんでした」
「何で謝るの? やらしい目つきで私を見る男に比べれば何でもないじゃん。…それに私はお母さんって
年でも…あるかなぁ…。24で独身ってさすがにヤバイと思うんだけどね。実家もうるさいし」
カラン、とスプーンを皿に置き、リジェールはナプキンで口の周りを拭う。彼女なりの照れ隠しだろうか?
「…さて、お喋りはここまで。お皿洗ってくるから」
「あ、僕も手伝います」
「…ありがと。じゃ、一緒に洗いましょ」
624 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 13:18 ID:7B8CQvTi
エレナと王様。激しくキボンヌ
625 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 13:40 ID:9nBs5V3A
黄昏さま、最高ですな。
あなたは神!!
>>黄昏サン(・∀・)イイ!
嫉妬に狂ったマリアたんの報復が怖そうw
自分なりに考え付くこの先の展開はやぱしダーク・・・・・
というか残酷系に持っていくのにネタに困りませぬ(;´Д`)
純愛物にでも目覚めれたら良いんですが・・。
627 :
441:03/03/19 14:39 ID:uiw4Rp0f
>>612 そうですね、すいません。
直接発言欄に書くのは控えたいと思います。
後、応援してくれている方々ありがとうございます。
SS初挑戦なので変な部分が多いですが、もっと場数踏んで慣れていきたいと思いますので、これからも生暖かい目で見守ってやって下さい(w
>>623 早く続きを・・・
(;´Д`)ハァハァ
629 :
20:03/03/19 15:05 ID:eMlTwbw1
「こんな所に連れてきてどういうつもりかしら?」
「フン、負けた分際で威勢だけは一人前だな」
罠と予想しつつも、進まねば何も始まらないということで、スフィア社に乗り込んだ
フェイト達一行。案の定そこには警備兵とアザゼルと言う幹部らしき男が
銃を装備して待ち構えていた。警備兵はなんとか全て撃破したものの
既にその時点でかなりの体力を消耗してしまい、残ったアザゼルにアッサリと
敗れ去ってしまった。そして何故かマリア一人だけがアザゼルに連れられて
スフィア社の地下へと連れてこられていた。
現在マリアは両手両足を金具で拘束されベッドに寝かされており体の各所には
コンピューターから伸びるコードが取り付けられていた。
「個人的に私もお前みたいなプログラムに興味があってな」
「何故私一人だけなの?」
「お前みたいに気の強そうな女のほうが好みなんでな」
アザゼルは欲望に歪んだ視線をマリアに投げかける。
「なるほど。つまりアナタはプログラム相手に発情する変態と言うわけね」
「どうとでも言うがいい」
マリアの皮肉タップリの言葉も、全く気にする様子もなく普通に返すアザゼル。
しかし、その表情はよりますます歪んでいく。
「ムダ話はこれくらいにしてそろそろ試させてもらおうか」
言葉と同時にアザゼルは手元にあるキーボードに凄まじい速さで何かを打ち込んでいく。
「え?な、何…?」
アザゼルが指を動かすたびに、マリアの秘所の奥の肉壁が疼きをあげてマリアを襲う。
思わずマリアは耐え切れずに必死に体を動かそうとするが拘束具が邪魔で満足に動けない。
「あっ…ああっ!」
マリアの口から甘い声が漏れる。
630 :
20:03/03/19 15:06 ID:eMlTwbw1
「い、一体何を…?」
マリアが悶えながらも必死に強気な表情を作ってアザベルに問いただす。
「何、お前のデータを少々いじっているだけだ」
「デ、データをいじるって…」
「アソコが疼いてたまらないんだろ?」
「そ、そんなわけ…ふああっ!」
言葉とは裏腹に、マリアの顔は真っ赤に染まり必死に快感に耐えているような
切ない表情が浮かんでいる。トロンと潤んだ瞳、小さな口から漏れる切ない吐息は
十分な大人の女性として淫靡さを醸し出しており、男の理性を破壊するには十分であった。
「なかなかいい声で啼くじゃないか」
「んっ…あっ…はあっ…」
身悶えるマリアを横目に、アザゼルはひたすらその場で指を動かす。
その指の動きに合わせるように、マリアの体がピクピクとベッドの上で跳ね上がる。
「大分感じてきたようだな。ずいぶん濡れているようだが、既にシーツにまで染みができているぞ」
「んっ…ふあっ…ああんっ…」
快楽に耐えるような、艶かしい声を出しつつもマリアは顔を上げて、アザゼルの言う
染みを確認しようと顔を持ち上げる。しかし、拘束具によって拘束されているため
満足に顔を持ち上げられない。
「何だ、気持ちよすぎて喘ぎ声しか出せないのか? 何なら自分がどれだけ
濡れているのか、私が確認させてやろうか」
そう言ってアザゼルは手を休めると、マリアの方へ向かい、マリアのスカートの中へと
手を差し入れる。アザゼルの指がショーツごしに触れるだけでじっとりと湿り気を帯びる。
マリアの秘所からしたたり落ちる愛液がショーツ、黒のストッキングを変色させていた。
「触れただけで感じるのか? なかなか敏感な女だな」
「あっ…はあっ…あ、あなたがこんな風に…させてるんでしょうが…」
「私は今、お前のプログラムはいじっていない。つまりお前がただの淫乱女だというだけのことだ」
「そんな…ひゃあぅ!」
631 :
20:03/03/19 15:07 ID:eMlTwbw1
ふいにアザゼルがショーツの脇から指を差し入れ、直接マリアの秘所をかき回す。
アザゼルの指に合わせて秘所からピチャピチャと淫らな音が密閉された地下室にかすかに響く。
「聞こえるか? お前のアソコから響く音が」
「イッ、嫌! そんなの…」
「何だ、聞こえないのか? ならもっと大きな音を出してやろうか」
アザゼルは更に激しくマリアの秘所を掻き回し、大きな音を立てる。
「これだけでは足りないか。もっとちゃんと聞かせてやらねばな」
そう言うと突如マリアの耳元にスピーカーが現れ、秘所の部分の音をマリアの耳に
人が普通に喋る声と同じ程度の大きさでダイレクトに伝える。
「いっ、嫌あああっぁぁっ!」
マリアが今にも泣きそうにグジュグジュに顔を崩しながら悲鳴をあげる。
「どうだ? 自分のアソコから聞こえてくる淫らな音は? 興奮するだろう」
「いっ…嫌…おねがい…もう…ああっ!」
マリアが半分泣きじゃくりながら喋っている間も、アザゼルは決して手を休めることなく
秘所の中で指を動かす。下半身から与えられる快楽と耳元から聞こえる
淫らな水音にマリアの理性は徐々に崩れ始めていった。
「ああっ! だっ、ダメえっ! もっ、もうっ!」
マリアの体が激しく震え絶頂の寸前を迎えたその瞬間、アザゼルの指がピタッと止まる。
「え?」
その瞬間、マリアはイキそこねた不満感と急に指の動きが止まった戸惑いにより呆気にとられていた。
「どうした、そんな顔をして? 私の目の前でイキたかったのか?」
「そっ、そんな事あるわけないでしょ! とっとと私を解放しなさい!」
一瞬ボーッとしていたマリアであったが、アザゼルの言葉に我を取り戻し
すぐさま食って掛かる。
「そうか、だがまだイカせてやるわけにはいかんのでな」
「だっ、誰もそんな事言ってないでしょ!」
「フン」
アザゼルはマリアの言葉を無視して、再びキーボードの前へと向かう。
632 :
20:03/03/19 15:08 ID:eMlTwbw1
「ま、まさか…?」
マリアの頭の中に先程までの行為がよぎり、露骨に不安そうな表情を浮かべる。
「どうした? やはり指の方が良かったか?」
「なっ、何度言えば!」
「まぁ、今回は色々データを取ってみたい部分もあるのでな。こっちで我慢してもらおうか」
喋りながらアザゼルは再び先ほどのようにキーボードに向かって打ちこみ始める。
「いっ、嫌ッ! あっ…はあっ」
アザゼルがキーボードを打つたびに、再びマリアの顔が欲情に染まり始める。
そして部屋の中にマリアの喘ぎ声だけが大きく響く。
「ダメっ! もっ、もうっ!」
「こんなものかな?」
アザゼルはそう言って指を止める。
「あ…ああっ」
マリアの顔に不満そうな表情が浮かぶ。
「こ、こんなのって…あっ…」
「とりあえず絶頂に達しない程度の刺激を与えているつもりなのだが、気分はどうだ?」
アザゼルがマリアの目の前までやってきて語りかける。
ヘビの生殺しのような状態にされているマリアは絶頂に達せない不快感から
より一層顔が赤く染まり、更なる艶っぽい声をあげ、耐え切れずにフリフリと腰を動かす。
「お、お願い…もうやめて…お、おかしくなっちゃう…」
「やめていいのか?」
「え?」
マリアが恍惚の表情を浮かべながらボーッとアザゼルを見つめる。
「どうせならこのままイッたほうが気持ちいいとは思わないか?」
633 :
20:03/03/19 15:09 ID:eMlTwbw1
「あっ…はあっ…」
「このまま止めても体の疼きはおさまらないだろう。ならばいっそ…」
アザゼルの声は今のマリアにはおぼろげにしか聞こえてこないが、それは今のマリアにとって
魅力的な誘惑であった。こんな状態のままイケないなんて想像したくもない。
ならばいっそ……。
「お、お願い…イカせて…このままじゃ、おかしくなっちゃう…」
そして自らの体が求める欲望に負けたマリアは屈服の言葉を口にする。
「いいだろう」
言葉と同時に口の端をニヤリと歪め勝ち誇ったような表情を見せるアザゼル。
そしてそのままキーボードの所へ向かい、再び打ち込み始める。
「あっ! ああああっ!」
その途端マリアの顔が苦痛と快楽に歪む。
「こっ、こんなのっ! あっ、よっ、良すぎるっ!」
実際何があるわけでもないが、マリアは自分の中に極太のバイブを突っ込まれ
激しくピストン運動をされているというような快楽をプログラムの命令で与えられる。
「ああっ、ダメッ! イクうぅぅぅっ!」
最後の絶叫と共にマリアは大きく体を跳ね上がらせその場にてあまりの快楽に失神する。
マリアの中からは、愛液のみならず小水までもが気持ちよさのあまり放出されていた。
「イッたか…とりあえずデータは取れたがまだまだこの女には使い道がありそうだな…」
634 :
20:03/03/19 15:10 ID:eMlTwbw1
とりあえず終わり。
アザゼルのキャラわかんねーや。
しかし、ここの人ホント書くの早いよな…。
このスレマンセー!ココのクリエイターさん達は全員執筆のスキルカンストしてていいなぁ…
ところで、そろそろここの編集サイトみたいなのがあってもいいと思うが、どうか?
636 :
31:03/03/19 15:21 ID:Gc0Vq2dH
エロパロで読む方が追い付かないなんて初めて経験したよW
嬉しい悲鳴ってやつか
639 :
213:03/03/19 16:35 ID:BA5pcAZw
>>635さん。
自分のはともかく、ほかの方の作品を、まとめた形で読みたいのでおねがいします。
では、ちょっとだけ続き。メモからコピペします。
640 :
213:03/03/19 16:37 ID:BA5pcAZw
>>551の続き
今日もエリザの施術は絶好調だった。
普通、施術が苦手な生徒は、自分の使える術を
改良、もしくはアレンジして発表するのが普通だ。
そのほうが新しく施術を取得するよりも簡単だからである。
昨日、エリザのファイアーボルトを見たクラスメイトは、
あれだけ強力なファイアーボルトを出したのだから、
今日は進歩していないだろうと思っていた。
しかし、エリザは、自身もほとんど練習していない、アイスニードルの
詠唱に成功してしまった。
人間とは、現金なもので、今まで散々エリザを見下していた連中も、
彼女へ賞賛を送り、自分に施術を教えてくれとまで言うようになった。
エリザは、クラスメイトに囲まれる中、演習室の隅の方にいた、
愛しのおねえさまの姿を見つけ、彼女に笑顔とVサインを出した。
しかし、そのおねえさま、クレアの表情は複雑であった。
断片的ではあるが、記憶の中で、男性のモノを生やす術が載っていた本
を読んでいたのを覚えていた。そして、その本が、潜在能力を引き出す術を
載せていた本で、あまりにも内容がアレなので、ということで、この学園に
封印されたものであったことを知っていた。
641 :
213:03/03/19 16:37 ID:BA5pcAZw
(なぜ、あの本があの子の元に・・・)
エリザが持ち出したのか?しかし、封印された書物が格納されている部屋は、
賊よけの罠や、守護精によって守られており、よほどの実力者か、
入出許可を持つ、学園内でも相当の権力者でないと入れないところであった。
前者の可能性は極めて低い。なぜなら、ここ、シレンドの中でも、
トップクラスの実力者である、クレア自身さえも、無事に帰られるか不安なのだ。
となると、残りは考えたくはないが、後者の可能性が極めて高い。
(すると一体だれが・・・)
クレアは下を向いて、あごに手をのせて考えていたが、
「せ〜んせい、授業は終わりですよ?どうしたんですか?」
考え事をしているクレアの顔を下から覗き込むようにエリザが顔を見せた。
「あ・・・ごめんなさい。考え事をしていたものだから・・・」
クレアが慌てて、顔を起こす。
すべての実演が終わり、生徒達は終了の合図をきちんと列を作って待っていた。
コホンと咳払いをすると、
「それでは、今日はここまで。明日も演習はあるから、各自練習を怠らないように」
りりしい声で、生徒たちに話した。
生徒達も、はーい、と元気よく答えると、帰りの支度を始めるため、
教室に戻った。ただ、一人エリザは、演習室に残り、皆がいなくなると、
クレアのそばに歩み寄り、
「せ〜んせい、こんばんも、お願いしますね・・・」
と甘い声で耳元に囁いた。
クレアは顔を真っ赤にしたが、彼女に逆らえば、すべてが終わってしまうので、
だまって頷いた。
642 :
213:03/03/19 16:38 ID:BA5pcAZw
そんなクレアであったが、夜になり、エリザの家に行き、
食べる前からわかりきっている媚薬入りの食事を食べて、
それを引き出す香を嗅ぐと、ノリノリで、エリザを犯していた。
「あ〜せんせ・・・い・・・いいよ〜・・・」
クレアが擬似で生やした巨根をアソコに激しく挿入され、
エリザが喘ぐ。
「ふふふ・・・昼間はせんせい、恥ずかしかったんだから、エリザにた〜っぷり
お仕置きしてあげるわね・・・」
クレアは、エリザをバックの体勢にすると、腰を前後させながら、
あそことは別の、小さな穴に指をつっこんだ。
「ひやぁぁぁぁぁ・・・」
気持ち悪いような、逆に気持ちいいような、変な刺激を受けて、
エリザから情けない声が漏れる。
「あらら・・・エリザはこっちの穴は初めてなのね・・・」
クレアがクスッと笑う。
「これはいじめがいがあるわ・・・」
と惚けた顔でつぶやくと、2本目の指を入れた。
エリザの体が、ピンと張った。
「ど〜お、おしりのあなに入れられて、きもちいい?」
クレアがエリザの耳元で囁く。
「あぁ・・せんせぇい・・・変なきぶ・・・んだよぉ・・・」
それを聞くとクレアは、エリザの秘所から、己を抜いた。
すでに、擬似の己は、エリザの愛液で濡れ、月明かりを受け、
きらきらしていた。
643 :
213:03/03/19 16:38 ID:BA5pcAZw
「あ・・・」
お預けをくらったようで、エリザが名残惜しそうに、肉棒のほうを見つめる。
クレアはそのエリザの表情を見ると、うしろのあなから指を抜き、
そこへ、己をあてがった。
「こっちも気持ちよくしてあげる・・・」
いい終わらないうちに、クレアは挿入した。
アソコよりも広がりにくく、エリザは激しい痛みに覆われた。
「あぅ!!!せんせい!痛いよぉ〜」
エリザの目から涙がこぼれたが、
「だ〜め。今日は、たっぷりいじめてあげるといったでしょ?」
豹変した、大人の女性はクレアのアナルを激しく突いた。
始めは、クレアの責めに、シーツをつかんで耐えていたエリザも、
徐々に痛みが和らぎ、アソコに入れられるのとは、また別の快感に酔いはじめ、
自ら腰を前後させた。
ずぽ・・・ずぽ・・・ずぽ・・・
「はぁぁぁぁぁ」
エリザの体が大きくのけぞり、あそこから愛液が溢れる。
「くっ!!」
と同時に、クレアの己からも、白い白濁液が出された。
フェイト×ソフィアって需要ないですか・・・?
1本出来たんですけど・・・。
>>213氏
レズレズキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
この調子でがんがってください
>>644 激しくキボン
フェイソフィ派は肩身が狭い・・・
このスレだけが私の生きる糧です…職人様頑張ってください。
などと大げさに言ってみるテスツ。
あながち嘘ではないが…。
エンディングを見て、マリアは貧乳でソフィアは巨乳であると気付いた
>>649 禿同
このスレの小説全部保存してまつ。
>>650 エンディングでソフィアのズボンがなんかエロい。
>>652 アルベルの服の切れ込みを見てから言えっ
>>20 ( ゚∀゚)
待ってましたよ!
僕の要望を聞いてくれていたのですね!(気づいてないのかもしれませんが)
個人的に純愛ではハァハァできないので、鬼畜を、鬼畜をお願いします。
>>20タン
(・∀・)イイ!!
オレ的には純愛の方がハァハァだけど、鬼畜物も違った意味で凄くイイっす。
がんがってくだせぇ。
657 :
644:03/03/19 18:48 ID:0y3kZ5Um
今は時間が無いので、あとで貼り付けます。
ここは21歳以下立ち入り禁止ですか(・Д・)?
660 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 20:15 ID:7B8CQvTi
エレナ女史っていくつ?
>>602 遅レスだが自分も糞虫×ネルきぼんしまつ。意地っ張りな2人・・・(・∀・)イイ!!
それとは別で若き日のアーリグリフ王とエレナ女史の話とか誰か書いてくれないかしら。
大神官の娘が絡んでくるのもいいかもしれない・・・
662 :
31:03/03/19 20:34 ID:7Xv7lTdy
これから、昨日の続きを投下します。
連続投稿規制がかかって時間がかかるかも。
663 :
31:03/03/19 20:35 ID:7Xv7lTdy
>>559続きになります。
「マリア、今度はこれでかわいがってあげるね」
フェイトは以前ミラージュからもらったバッグから黒くて細いバイブを取り出す。
マリアはこくんと頷くと再びベッドに顔を埋める体勢になる。
フェイトはバイブのスイッチを入れずに幾度かマリアのあそこに出し入れする。
一度逝って躯が敏感になっているのか、動かすたびにマリアの甘い声が洩れてくる。
フェイトはバイブが十分に愛液で濡れたことを確認するとマリアのあそこから抜き取ってしまう。
「え…、フェイトどうして…」
マリアはどうして意地悪するの?といった瞳で見つめてくる。
「このバイブはねホントはこっち用なんだ。
十分に濡らしておかないと痛いからね」
そう言ってマリアのアナルにバイブを押し当てる。
「フェイト、お願い、それはやめ……うぁ、ぁぁ」
マリアが拒絶の意を示しきる前に、フェイトはバイブを少しずつ埋没させていく。
「マリア、今日は全部受け入れてって言ったよね。
怖がらないで、力を抜いて」
「でも、あっ、私っ、や、入ってくる…」
先ほどの愛撫によってだいぶ受け入れやすくなっていたとはいえ、アナルの抵抗は大きく、
バイブはなかなか奥に進んでいかない。
「大きく呼吸して、そうすれば楽になるから」
「フェイト、そんな、ことっ、言われても、無理よ…」
「じゃあ、ここが気持ちよくなれば力も抜けるかな」
「ぇ?」
フェイトはそう言うとピンク色のリモコンローターをマリアのあそこへと押し込む。
そしていきなり振動をMAXへ入れる。
「やぁっ、はぁっ、そんなっいきなり…ぁぁぁ」
いきなりの刺激にマリアの躯が一時こわばる。
そして、フェイトがスイッチを切るとこわばっていた躯から一気に力が抜ける。
その隙にフェイトはアナルのバイブを一気に奥へと押し込んだ。
664 :
31:03/03/19 20:36 ID:7Xv7lTdy
上の続き
「マリア、全部入ったよ。お尻は気持ちいい?」
「はぁ、はぁ、そんなこと、ない…、お尻が、なんだか、気持ち悪いだけよ…」
「そう?じゃあ気持ちよくなるまでこのままにしておくね」
「そんなっ、あ、やっ」
フェイトがバイブのスイッチを入れると、バイブはアナルの内側をかき回すように、
グネグネと動き出す。
それと同時にあそこに入れたままのローターも振動を始める。
マリアは思わずお尻の嫌悪感から逃れようとバイブへと手を伸ばす。
「だめだよ、マリア、まだ抜いちゃ。
マリアが逝く事が出来るようになるまで、僕に奉仕してよ。
僕はまだ気持ちよくなっていないんだよ」
フェイトはバイブへと伸びた手を捕まえるとそのまま自身の物を触らせる。
それは、マリアの痴態を見て十分すぎるほど大きくなっていた。
「フェイト、んぅ、お願いっやめて、あっ、このままじゃ、私…」
徐々にローターから与えられる快楽もあってアナルからの感覚を『気持ちいい』と感じ始めたのであろう。
マリアはフェイトの物を掴んだまま潤んだ瞳で訴えかけるようにフェイトを見上げるばかりで、
奉仕を開始しようとしない。
「じゃあマリア、こうしよう。マリアが僕の事を逝かせてくれたら、
今日、お尻をかわいがってあげるのはこれでおしまいにしてあげる。
それならいいでしょ」
マリアは躯をびくびくとさせながらフェイトに奉仕を始めた。
「ん…ふ…ふぅっ、んんっ」
マリアも必死なためか、フェイトが一度も逝かずにマリアの痴態を眺めていて、
すでに限界が近かったのか、程なくして射精感に襲われる。
そこで、フェイトはローターの振動を強くする。
665 :
31:03/03/19 20:37 ID:7Xv7lTdy
上の続き
「んん!?」
突然強くなった振動にマリアの奉仕の手が弱まる。
フェイトは出来るだけ欲望の解放を引きのばそうとしてこらえる。
マリアは時折奉仕の手が止まりながらも懸命に奉仕を続ける。
もしかしたら、マリアも絶頂が近いのかもしれない。
「くぁっ、マリア、だすよっ、うっ」
「んんっ、んんんっ、ん〜〜〜〜〜〜」
フェイトが欲望を解放した瞬間、マリアの躯から力が抜けた。
おそらくは逝ったのだろう。
フェイトのものを咥えていられなくなったマリアはその欲望を顔に浴びることとなった。
フェイトはマリアの顔にかかった自身の欲望をふき取った。
その後、ローターとバイブのスイッチを切り、マリアから抜き取ってやる。
「マリア、今日は疲れたろ?ここまでにしようか」
フェイとは息も絶え絶えになっているマリアをみて、これ以上続けるのは無理だろうと判断した。
「いや…」
「え?」
「お願い、最後までして…」
「でも、マリア、もう体力が限界じゃ…」
「嫌なの…、今日はまだフェイトのことを全身で感じてない…。
このままじゃ、いや…。私は大丈夫だから…」
涙目で訴える、どうみても大丈夫そうには見えないマリア。
「…わかった。僕のことを感じて」
そう告げて勤めてやさしく挿入していくフェイト。
快楽を感じるためのつながりではなく、お互いの心を感じるための交わり。
マリアに負担をかけまいとゆっくりと動いていたためか、今までで一番長い交わりとなった。
666 :
31:03/03/19 20:38 ID:7Xv7lTdy
上の続き
フェイトたちはアクアエリーのブリッジに来ていた。
目の前にはエクスキューショナーに守られた惑星ストリームがある。
これから、自分たちの創造主に喧嘩を売りにいくのだ。
フェイトは思っていた。
何が何でもマリアを守り抜くと。
マリアは思っていた。
絶対にフェイトは死なせない、と。
たとえ、時空を越えた先になにが待っていようとも…。
以上です。
667 :
31:03/03/19 20:38 ID:7Xv7lTdy
よかった、規制には引っかからなかった。
ほっ。
>>31さん
激しく乙。
できればフェゐ×ネルも読んでみたいです。
669 :
31:03/03/19 20:41 ID:7Xv7lTdy
残り約100k…はやっ
毎日これだけクオリティが高いと漏れの体がもたないですハアハア…
>>670 ハゲドー(;´д`)ハァハァ
神々の集うスレですな
>>598 亀レスですが
>>「無限にいくぜぇ!!!」
糞ワロタ
このスレとてもクオリティ高いですね。
最高です。職人様お疲れ様です。
673 :
213:03/03/19 21:40 ID:BA5pcAZw
げ、もう容量無いのか・・・
とりあえず、
>>643からの続き。
エチシーン手前まで公開
674 :
213:03/03/19 21:40 ID:BA5pcAZw
また朝が来て、薬の反作用のためか、クレアは起きると、また頭痛に悩まされた。
「はぁ・・・またやっちゃった・・・」
あれだけ、嫌がりながらも、始まると、とたんにその行為に溺れる自分に
自己嫌悪した。
(このままだと、本当にそっちの世界に入ってしまう・・・)
横目で、まだ眠っている少女を見て、
(うん。彼女の人生もあるし、解決策はないのかしら?)
クレアは頷くと、あたりを見回した。
すると手元に、エリザを狂わした元凶、またクレアがエリザを犯すために、
男性の性器を生やす術を見るためのものがあった。
クレアは、その本の折り目のあるところを、なんとなく読んでみた。
その1は自慰行為、その2は今の自分とエリザがやっていることが書かれていた。
(1は、私だって、たまに、だけどやるからいいけど、2はやはりいけないよね)
改めて、自分の神の背いた行為にため息が出てしまう。
(こんなんじゃあ、その3は・・・)
とやや不安げにページを捲ると、
『その3、処女と非処女との違い
実験体乙は、自慰行為もほどほどの処女であり、術の力は低いほうであった。
そこで、研究員Hが彼女と無理やりではあるが、関係をもったところ、
彼女の潜在能力がはるかに増した。さらに上昇傾向を見せていたが、
実験体乙の自殺により、研究は挫折。しかし、純潔を失うことにより、
能力が開放されることは間違いないだろうと予測される』
(なんてひどいことを・・・実験体になった子が死んだのも、
きっと、いきなり辱めを受けたからに違いないわ・・・)
クレアはそれを読みながら、苦悶の表情を浮かべ、口元を押さえた。
(でも、これが本当なら・・・彼女に彼氏ができれば、この関係は終わるかも
しれない・・・)
自分がエリザの虜になる前に、解決をしなくてはならないと感じたクレアは、
服を着ると、エリザにしっかり布団を被せ、エリザの家を出た。
675 :
213:03/03/19 21:43 ID:BA5pcAZw
その日の放課後、
「せ〜んせい?今日はどこ行ってたんですか?
私、寂しかったんですよ?」
エリザがクレアの腕に抱きついて、甘えるように言った。
クレアは苦笑して、
「あはは・・・その・・・今日の授業のことで、やっておきたいことが
あったの・・・」
と答えると、エリザはやや不信感を抱きながらも、納得することにした。
「それじゃあ・・・またあとでね・・・」
そうクレアの耳元で囁くと、とっとこ走り去っていった。
その後ろ姿を見て、クレアは和んだが、このあと始める淫らな夜を考えると、
気分が落ち込んだ。
数日後、
「ピピピ・・・」
機械音が部屋に響き、エリザははだかのままベッドから飛び起きた。
機械音は、ギルドからもらった、テレグラフのコール音だった。
ギルドからもらって、まだ1回もなったことがない、それが突然鳴り、
エリザは慌ててそれを開いた。
テレグラフの画面からは、たしかウェルチという、ギルドの受付の女性が写った。
「おはようございます!・・・」
ウェルチは、挨拶をしたが、エリザの姿を見ると、ニヤニヤ笑って、
「あらら〜お邪魔だったかしら〜?」
このっこのっ、とひじでつっつくポーズをした。
676 :
213:03/03/19 21:43 ID:BA5pcAZw
エリザは自分のすがたを見て、慌ててそばに脱ぎ捨ててあったふくで体を覆うと、
「そ、そんなことより、今日は一体?」
と顔を赤くさせて尋ねた。
「あ、そうそう。そうでした。実は、あなたの契約したマスターから、
今日、シレンドに行くから、それまで仕事を頼みたいと、言われたのですが」
エリザのマスターとは、言うまでも無く、自分に資金援助をしたフェイトである。
「あ、本当ですか?フェイトさんが、今日来るんですね?
わかりました。できるだけやってみます」
最近の施術の好調さもあって、エリザは得意げにウェルチに返事をした。
「は〜い。元気があってよろしいですね。フェイトさんには、
すごくいいものを作ってお待ちしてます、と伝えておきますね!」
と言うなり、朝からハイテンションのその女性は回線を切った。
「エリザちゃん・・・どうしたの?」
後ろを振り返ると、クレアが頭を押さえて、体を起こしていた。
(薬の副作用か)
エリザはクレアの状態を見抜くと、服を着ながら、
「今日、フェイトさんがこちらに来るそうで、仕事頼まれたんで、
工房にいってきます。学校のほうはお休みしますのでよろしく・・・って、
今日は日曜日だった」
テヘっと照れ笑いし、そう説明すると、
「そうそう、休みとはいえ、せんせいと私のえっちは、毎日なんだから、
今日はこの部屋から出ないでね」
と言うと、クレアの着ていた服を自分のかばんに入れると、部屋から出て行った。
クレアはそのあと、彼女が寝ている家のドアが開き、閉じたことを確認すると、
「やっときたのね・・・」
と意味深な言葉をつぶやいた。
677 :
213:03/03/19 21:43 ID:BA5pcAZw
フェイトたちがシレンドに到着したのは、すでに日が傾いてからであった。
「ようやく着いたね」
フェイトが背負っていた荷物を降ろす。
「ふぅ・・・ったく、アーリグリフにいたのに、いきなりここまで行こう、
なんて言ったのどこのどいつだよ・・・」
クリフが自慢の右手をグルグルまわし、かったるそうにぼやいた。
「・・・悪かったね。わがままを言って」
その言葉を聞いて、ネルが申し訳なさそうに言った。
「クリフ!・・・ネル、ごめんなさいね。」
マリアはネルのその様子を見ると、クリフの足をふんずけて詫びた。
「・・・いや、いいんだ、マリア。今回は、あたしの私的な理由だしさ」
ネルは右手を振って、マリアの言葉を否定した。
「そうだ。フェイト、早速で悪いんだが、工房に行ってくれないか?」
「え?」
突然、ネルに言われて、フェイトは驚いた。
「前回、ここでクリエーションしてたとき、、アイテムを工房に忘れたんだ。
私は陛下に報告があるから、代わりに行ってきてほしんだ。」
女王との面会は、ネルぐらいの人物なら、いつでも可能なのだが、
日が暮れてから面会するのは、失礼にあたるのだろう、
と考えたフェイトは、そのおつかいを引き受けた。
「おし!俺もコイツに付き合うぜ!」
クリフは手をパシンとならし、フェイトと行こうとしたが、
ネルがそれを静止した。
678 :
213:03/03/19 21:44 ID:BA5pcAZw
「待ちな!そんな重い荷物じゃないし、あんたがいくと逆にややこしくなりそうだ。
あんたとマリアはあたしとともに、陛下のところへ行くよ。」
「おいおい、おれはお邪魔だと言いたいのか?
コイツよりも力はあるし、荷物持ちなら俺のほうが・・・」
「そうね。たしかにクリフだと、割れ物なんか運ぶとき、
平気で途中で割りそうね」
文句を言うクリフに、マリアが割り込んだ。
「おい、マリアそれはないんじゃ・・・いちち!!」
まだ文句をいうクリフに対し、マリアが彼の背中をつねった。
「いいから、行くわよ。これには事情があるみたいよ?」
マリアがほかの二人に聞こえないように、クリフに話した。
クリフは、ネルの顔を見た。マリアの指摘のとおり、今日のネルの顔は、
いつもの冷静さの中に不安げな表情がうかがえる。
「・・・しゃーねーな。わかったよ」
クリフはやれやれと言いたげなポーズをとりながら言った。
何もしらないフェイトは
「じゃあ、僕は工房に行くから」
と言うと、ネルが彼にひとつに袋を投げ渡した。
「これは?」
「ああ、おつかいの報酬さ。工房についたら開けてくれ」
フェイトは別にいいよ、と言ったが、どうしても受け取って欲しいと言われ、
受け取ることにした。
そして、ネルはマリアとクリフに、行くよ、というジェスチャをし、
歩き出した。
「んじゃ、また後でな」
「あまり寄り道はしないでね」
クリフとマリアもネルの後ろを追った。
679 :
213:03/03/19 21:45 ID:BA5pcAZw
フェイトは街の西にある、工房の前に来た。
ドアを軽くノックし、それを開ける。
とたんに視界が真っ暗になる。
「うわぁ!」
フェイトが思わず悲鳴をあげると、
「はわわ・・・すみません」
奥からかわいらしい声が聞こえた。
だんだん視界を覆っていた暗闇が薄れ、徐々に明るくなってきた。
フェイトは、周囲を見回すと、自分が前に立っている建物から、
大量の黒い煙が出ていたことを知った。
(そういえば、中の人は大丈夫なのかな?)
フェイトは、不安に駆られて、中に入った。
工房の奥の、大きなかまどのそばに少女が座り込んでいた。
フェイトはその少女に駆け寄り、肩をつかみ、
「キミ、大丈夫?」
を声を掛けると、少女が2,3度咳をすると、
「だ、大丈夫です・・・」
と言うと、顔を上げた。
「あ、フェイトさん!!」
顔をあげた少女は、自分が施術学校の資金提供をした少女エリザだった。
680 :
213:03/03/19 21:45 ID:BA5pcAZw
「とにかく、僕は仕事を依頼した覚えはないんだ・・・」
「じゃあ、どうしてフェイトさんがここへ?」
「ネルさんの忘れ物を取りにきたんだけど・・・」
フェイトが自分の用事を思い出し、立ち上がってあたりを見回す。
すると、テーブルの上にこびんがあり、ネルの筆跡を思われる字で、
『危険!強力なので注意!』
と書かれていた。
「あった!これだ!」
フェイトはその小瓶をとると、かばんにしまった。
そして、後ろで立っている少女のほうを向き、
「それじゃ、僕はこれで。エリザも勉強のほう、がんばれよ」
と言って、立ち去ろうとしたとき、エリザに腕をつかまれた。
「えー。せっかくひさしぶりにあったんだし、少しお話しようよ」
まあ、晩御飯までならいいかな?とフェイトは思い、
彼女の話に付き合った。
681 :
213:03/03/19 21:46 ID:BA5pcAZw
一方、ネル達は、エレナ女王に報告を済ませると、
もうひとつ、用件があるということで、街中を歩いていた。
「・・・そろそろ教えてくれてもいいんじゃない?」
途中、マリアが口を開いた。
クリフも思い出したかのように、
「そうだな。何か事情があって、アイツと別行動をとったんだろ?」
と、ネルに尋ねた。
「・・・理由はここさ。」
ネルは、窓に紫色の紐が下がっている家の前に来ると、歩みを止めた。
マリアとクリフも足を止め、その家を眺めた。
「なんだぁ?ここは?」
「特に異常はなさそうね」
マリアとクリフが続けて言うと、ネルは左手を腰につけ、
「問題なのは、家じゃなくて、住人と、原因になったあるものさ」
そう説明すると、ノックもせずにその家に入った。
「おい!無断進入はやばいんじゃ・・・」
「大丈夫。ここにいる一人は友人の家、もうひとりは、工房にいる」
ネルがそういうと、クリフとマリアはネルの目的を勘違いしたのか、
「なるほど。スパイか何かを捕まえるため、フェイトと対象をあわせ、
会話している間に証拠を押さえる作戦ね。
仲間をおとりに使うとは・・・ずいぶん汚い手ね・・・」
「まったくだ・・・お前がそういうやつとは思わなかったぜ」
口々に文句を言ったが、ネルはいつもの表情で、
「来ればわかる」
とだけ言うと、家の中に姿を消した。
マリアとクリフもその後を追った。
682 :
213:03/03/19 21:50 ID:BA5pcAZw
「この部屋だね」
ネルがその家の一室の前に立った。
そして、ドアを開けた。
後から来たマリアとクリフは、部屋に入り驚いた。
その部屋は、たくさんのぬいぐるみで埋まった部屋だったのだが、
その部屋のベッドに恥ずかしそうにもぐっていた人物が、自分達も良く知る
人物だったからだ。
「クレア遅くなったね。」
ネルが親友に話しかける。
「ネル、やっときてくれたのね・・・」
クレアが安心した表情をした。
「おととい、あんたの部下から手紙を受け取った。
大変だったみたいだね。」
「ええ、さすがにどうなるかとおもったわ・・・こんなこと、あなたにしか
相談できないし・・・」
「大丈夫だよ。いまのところ、私しか知らないし、あそこの二人も信用できる」
ネルはクリフとマリアのほうに顔を向けた。
「おい!これはいったいどういうことなんだ?
どうしてクレアさんがここに?」
クリフが話についてこられないため、イライラしている。
「まあ、順に追って話す。その前にクレアに服を着せないと・・・」
クリフはネルにそう言われると、クレアのほうに視線をやった。
布団の中に隠れていたが、たしかに服をまとっていないようで、
妙に彼女の体が布団密着していた。
683 :
213:03/03/19 21:51 ID:BA5pcAZw
クレアの着替えが終わり、部屋に招待された二人は、これまでの事情を聞かされた。
「まさか・・・な。そんな話が現実にあったなんて」
クリフが頭を掻きながらぼやいた。
マリアは、机にある、香の灰をつかみ、匂いをかぐと、
「なるほど・・・生物の性的な欲求を増幅させる薬ね。
この時代の機材では奇跡に近いくらい難しいものなのに、
それを作成してしまうとはね・・・」
と感嘆の声を漏らした。
ネルは、ベッドの横に落ちていた本を拾い上げた。
「これが問題の本だね」
「ええ。学園に封印されているものよ」
クレアがそう答えると、クリフが割り込んだ。
「封印されたものを、だれが持ち出したんだ?」
クレアは残念そうに下を向くと、
「おそらくは、エリザちゃんの担任、マジョ・レ女史よ・・・」
とさびしく答えた。
「きっと、エリザの境遇に同情したんでしょうね。
それで、禁断の本を渡し、自分は身を隠した・・・」
探偵のように、考え込むポーズをしてマリアが言った。、
「女史の方は、ファリンとタイネーブが捜索に当たっている。
とりあえず、彼女の性癖を直すことが先決だ」
ネルがそう言うと、
「しかし、そんな簡単に治せるものなのか?」
クリフが疑い深い表情でネルに返した。
ネルはフッとクールに笑った。
「そのために、フェイトを工房に行かせ、アレを持たせた」
684 :
213:03/03/19 21:51 ID:BA5pcAZw
フェイト達は、たわいも無い話で盛り上がった。
フェイトは、エリザの顔がまだ黒い事に気づき、
「ちょっとじっとしてて・・・」
と言うと、持っていたハンカチで、彼女の顔を拭いた。
目の前にフェイトの顔が来て、
エリザの鼓動が早くなった。
(フェイトさんってかっこいいなぁ・・・)
そんなエリザの心情の変化に気づかないフェイトは、ネルに報酬だと言われて
持たされてものを思い出した。
「なんです?それ?」
かばんから出されたそれを見て、エリザが不思議そうな顔をした。
「さあ、僕にもわからない。ここに着いたら開けろ、って言われたから」
と言うと、その袋の封を開けた。
あたりに花の香りが広がった。
(はわぁ〜いいかおりね〜)
エリザがその香りをかいでいると、自分の鼓動が早くなってきているのに、
気づいた。
それはフェイトも同様で、胸の動機が早くなり、胸が苦しい。
(これは、ネルさんなにかやったな・・・)
フェイトはこれを渡してきた人物の顔を浮かべ、後で文句を言ってやろうと
思ったが、目前にいる少女の方を見ると、そんな考えは消えうせてしまった
685 :
213:03/03/19 21:52 ID:BA5pcAZw
目の前の少女も切なそうにこちらを見ている。震えるピンクの唇が愛らしい。
フェイトは視線を下へ移動させた。
小ぶりながらも、その形がわかる胸・・・
汗ばんでいる太ももを眺め、太ももの付け根の状態を
頭の中で浮かべてしまった。
(やばいな・・・これは、抑えられないかも・・・)
フェイトはどんどん鼓動が早くなり、息も荒くなっていることに気づく。
(媚薬じゃないみたいだけど、これは・・・それに近いな・・・)
フェイトがそんなことを考えていると、
目の前の少女が、
「フェイトさん・・・なんか、せつないよぉ〜」
と甘い声を出した。そして、からだをくねれせた。
そして、体をくねらせた結果、上着がずれ、白い下着の紐が肩から現れた。
エリザの顔も、少女とは思えない色気の漂う表情でこちらを見つめてくる。
(もうどうにでもなれ!!)
ついにフェイトは我慢できず、エリザに襲い掛かった。
686 :
213:03/03/19 21:53 ID:BA5pcAZw
ここで中断。
エチシーンは、書き直したいので、一旦切ります。
あと、2、3時間したら、続きを投下します。
ちなみに、次回作の予定はミラージュ×フェイトで行こうと思うんですが、
いいでしょうか?
>>686 お疲れ様です。
フェ×ミラクル━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
688 :
213:03/03/19 22:03 ID:BA5pcAZw
すみません、
>>679と
>>680の間に、以下の文が入ります。
しかし、その顔は煙のせいか、真っ黒であった。
「ぷ、あははは・・・」
フェイトが思わず噴出すと、
「あ、ひどーい!女性の顔を見て笑うのは失礼ですよ?」
エリザが、「ぷんぷーん」という効果音が出そうな膨れっ面で文句を言った。
「いや、ごめんごめん・・・ところで、どうしてキミが?
学校卒業するまでは、仕事の指示は出さないでおこうと思ったのに・・・」
「あれ?私はフェイトさんが今日こっちに来るから、それまで仕事を
仕上げるように、って聞いたんですけど・・・」
二人の間に沈黙が流れる。
「えええ!そんな馬鹿な!・・・まさかウェルチさんが?」
フェイトはテレグラフを立ち上げると、元気に応対する少女を浮かべた。
一見、そんなミスはしなそうな彼女だが、時たま見せる態度を見ると、
そう考えられなくもない。
>>625 >>626 >>628 声援サンクス。何かもう「地球のみんな、オラに元気を分けてくれ!」な気分。
>>623の続きいこうかな…。
「そろそろ寝よっか」
「ええ、食器も全部洗い終わりましたし…」
あらかた作業は終わった。厨房の掃除もついでにしておいたし、宿側としても文句はないだろう。
「(でも参った…マリア、怒ってるだろうな…)」
そう言えばネルやクレアのことも気がかりだ。一応、クリフにその旨を伝えているものの、旅に差支えが
ないとよいのだが…。
「(…仲間同士でギスギスした関係ってのも…マズイよなぁ…)」
階段を登りながらフェイトは悩んだ。特に怖いのはマリア。どんな制裁が待っているやら…。
「…にしても…ベッドが一つだけってのは痛いわねぇ…」
ポツリとリジェールが呟く。そう、宿の主人が戦争中に家財道具を売っぱらってしまったため、この部屋には
ベッドが一つしかないのだ。更に他の部屋は物置状態で眠れないという惨状。…マズイ。
「フェイト君、ど〜する?」
「…僕、床でも大丈夫ですから」
「そんなのはダメ。私でよかったら一緒に寝てあげようか?」
「ダッ、ダメですッ!!」
年上の女性に誘惑されるのは今日で3回目。だが、応えるワケにもいかない。もしマリアにバレたら、リジェール
にも迷惑がかかってしまう。最近のマリアは鼻が利くらしく、香水などの匂いにも敏感なのだ。
「…あの娘のこと、気にしてるんだ?」
「…リジェールさんに…迷惑がかかるといけないから…」
「私は別に気にしないけど? 例えフェイト君の首筋に痕が残っててもね」
ハッとなってフェイトは首筋を押さえた。ちゃんと隠しておいたはずなのに、どうやら彼女にはお見通しだった様だ。
「かわい〜な〜って思ってたんだけどなぁ…」
「…でも」
「まあ…同じベッドに寝る=セックスするってワケじゃないし、フェイト君が我慢すればいいだけのことじゃない」
強引な説を唱えるリジェールだが、フェイトとしては内心ハラハラしていた。マリアが盗聴器でも付けてこの状況
を監視していたら…考えるだけでもそら恐ろしい。外見に比べて子供っぽいところがリジェールの欠点でもあるし
魅力でもあると、改めてフェイトは思い知った。断らなければ…マリアを裏切るわけにもいかない…だが…。
「一緒に寝ようよ。最初にわがまま言ってフェイト君を呼んだの私だし」
「……じゃあ、一緒に寝るだけなら」
「いい子ね」
ハメられた、とも思ったが要は例え誘惑されても断ればいいだけの話。さすがにフェイトもマリアの制裁は怖い。
「あの…もうちょっと離れませんか?」
「何で?」
結局フェイトは普段着のまま、リジェールは寝間着で寝ることになった。元々、アリアス自体が戦争の被害にあっている
ために公共施設である宿のベッドも高級なものとは言えなかったが、フェイトにとってはそんなことはどうでもよかった。
「何でって言われても…こんなにくっ付かれちゃ困りますよ!」
「温かくていいじゃない。あの娘ともこういうことしてたんじゃないの?」
「うっ…それは…」
「若いっていいわね〜、フェイト君は体つきもいいし…」
「ここ最近鍛えてましたから…って、それとこれとは話が…さ、触らないでください!」
寝間着姿のリジェールはとても官能的で、これなら幾人もの男が彼女を求めたというのも無理はない。瞳はあいかわらず
半分やる気のないような感じだが、その言葉の一つ一つがフェイトにとっては呪詛の様なものであった。
「(…この人…本気なのか…!?)」
「本気だけど?」
「…心を読まないでください!」
自分が耐えればいいだけのこと…だが、これはさすがにきわどい。フェイトでなかったら(例えばロジャー辺り)コロッと
態度を一変させて襲い掛かるだろう。だが、自分はそんな獣ではないし、かと言って彼女を抱くわけにもいかないし…。
「フェイト君…甘えてい〜のよ? お姉さん、怒らないから〜」
「…どうして…僕に優しくするんですか?」
「ん〜、何かさ、愛情に飢えてるって感じ。恋人とかへの愛じゃなくてお母さんへの愛の方なんだけどね〜」
「…」
「だからさ、ボランティア。フェイト君に御奉仕してあげられたら…ううん、してあげたいな〜って」
この時のリジェールは普段のやる気のない彼女ではなく、1人の女性としてフェイトを見てくれていた。
これは…どう応えるべきなのか…? マリアを裏切ってもいいのか? でも…自分の心はリジェールを求めている…。
「…フェイト君?」
「…後悔しませんか? 一応、僕達…契約主と契約者なんですよ? …それにマリアだって!」
「フェイト君が我慢できないなら、私は構わない。別にあの娘が何言ってきても無視すればい〜んだし」
「……じゃあ、少しだけ…甘えます…」
フェイトの我慢の限界が来た。マリアには悪いがもうどうしようもない。合意の上でのセックスなら自分にも非があるし、
マリアがリジェールに制裁を加えようとするなら自分にも責任を負う義務がある。言わば共犯というわけだ。
「…我慢してた?」
「…少し」
実際はフェイトが誘惑に耐えられなかっただけ。でもあれは誘惑などではなく、もっと優しい囁きだったような気がする。
マリアからの束縛を逃れるために足掻く様に、カイトはリジェールを求めた。いつも際限なく食べてばかりいる割には整った
体つきをしていて、特に胸の大きさならマリアよりリジェールに軍配が上がるだろう。触れば手に馴染む様に感じる。
「…手馴れてるのね」
「…まあ、そうですね」
リジェールの手がフェイトの手を導き、寝間着のボタンに触れさせる。ボタンを外してもよいという合図か。上から触った
感触からするに、下着は着けていない。明らかに、最初から彼女はこうなることを見越していたのだ。
どこからこういう展開を思い描いていたかは分からない。気まぐれなのかもしれない。でも、彼女はフェイトを求めたし、
フェイトも彼女を求めた。今は、その事実を受け止めるしかないだろう。マリアのことはこの際、諦めよう…。
「…結構…あ…んっ…やるんだ…フェイト君…」
「…リジェールさんも…男の扱いに慣れてるじゃないですか…」
豊満なリジェールの胸に顔を埋め、フェイトは皮肉っぽく囁いた。これまでのお返しっぽく、苦笑いしながら…。
692 :
441:03/03/19 22:17 ID:uiw4Rp0f
>>589の続き 今日でラストです
ボタンをはずすと、マリアの上半身が露わになった。
小さめで形のよい乳房と、少し尖ったピンクの乳首。
「明かり・・・・・・消して」
じっと見つめるフェイトに恥ずかしそうにマリアは言う。
フェイトは無言で立ち上がり、部屋の明かりを消した。
そして、マリアに背中を向けたまま、服を脱ぎ捨て、マリアの方へ振り返った。
「さ、マリアも脱いで」
「う、うん。わかった」
ゆっくりとズボンを下ろしていくマリア。窓からさす星の明かりに照らされたその姿は、とても綺麗だった。
ベッドの上でパンツだけで抱き合う。背中に手を回しぴったりと胸を合わせた。
愛しい女性との素肌と素肌の接触。それは、驚くほどに新鮮で心地よかった。
触れ合った部分が少し汗ばんでくるのを感じる。
太ももに薄い布一枚を通して、マリアの秘所の温もりが伝わってくる。
フェイトはゆっくりとその場所へ手を伸ばしていった。
内ももにフェイトに手が触れたとき、マリアは少し身じろぎをしたが、構わず下着に手をかけた。
パンティーを脱がし、フェイトは外気に晒されたマリアの茂みに触れた。
693 :
441:03/03/19 22:17 ID:uiw4Rp0f
触れてみると、驚くほどに濡れている。
滑らかになっているそこには比較的簡単に指先が進入した・・・
「んんっ」
1度も聞いた事の無いような、マリアの可愛らしい声が耳に届く。
その声に焚き付けられて、フェイトは更なる侵略を試みた。
右手で胸を愛撫しながら、左手の中指をゆっくりと差し込んでいく。
「ぁあっ・・はぁ」
中指が全てマリアの中へと飲み込まれた。
指全体を包み込むような不思議な弾力と滑らかさを持ったマリアのその部分に、フェイトは全神経を集中させて指をゆっくり動かす。
はじめは円を描くように・・・・まだ誰も受け入れたことのないマリアのその部分を確かめるように。
「んっ・・・はぁはぁ・・・」
マリアの息づかいがはっきりと聞き取れる。
次に、指を少し曲げたまま、再び奥へと向かう・・・
動かし方のこつを掴んでからは、規則的に、そして徐々に早く。
「はぁっ・はぁっ・はぁっ・はぁっ・はぁっ・はぁっ・ああっ」
マリアが指の動きにあわせてその息を荒くしてゆき、吐息というより喘ぎに近いものを
あげる。
「・ああっ・ああっ・ああっ・あっ・あっ・あっ・ああっ」
マリアの喘ぎが切ないものに変わってゆく、そこでフェイトはその手を止めた。
「はぁはぁはぁはぁはぁ」
荒い息のまま、マリアがフェイトをじっと見つめている・・・
フェイトはトランクスを脱ぎ、マリアの上に覆い被さって、強く抱きしめた。
「いいよね?マリア」
「うん・・・・・・来て」
もう、二人を隔てるものは何も無い。
694 :
441:03/03/19 22:19 ID:uiw4Rp0f
自分のモノにマリアの体温を感じる、マリアもフェイトの体温と張り詰めた硬さを感じているだろう。
マリアの両足を押し広げて、少し体を離し自分のモノがマリアのそこに当たるようにした。
右手で調節をしながら、フェイトはゆっくりと腰を沈めた。
「くぅ・・ぅん」
マリアが小さく呻き声を上げる。
本当なら痛い思いなどさせたくはないが、ここで一気にいかないと痛みは増幅するだろう。
「我慢してね」
ゆっくりと、けれどとどまる事無く、フェイトは奥まで進んで行った。
腰の動きを止めたとき、必死に声を出すのを我慢していたマリアの口からため息が漏れた。
「痛かった?」
「・・・少しだけ・・・」
そう言うマリアの目尻は少し濡れていた。
「泣いてるの?」
「うん・・・けど痛かったせいじゃない・・・嬉しいの・・フェイトと一つに慣れた事が・・・ずっと探していた貴方と一緒になれた事が」
「マリア・・・ずっと一緒だよ。僕はどこにも行かない。君の傍に・・・居る」
「フェイトぉ・・・」
重なりあったままもう一度唇を求め合う。
695 :
441:03/03/19 22:21 ID:uiw4Rp0f
「動くよ」
マリアはただ黙ってうなずく。
マリアに負担をかけないようにと、両肘で上体を支え、一番奥まで達していたモノをゆっくりと抜き出し、いったん止める。
一呼吸置いてからもう一度奥まで。
マリアの感触を確かめるように、マリアもフェイトを確かに感じられるように。
ゆっくりとした抜き差しを続けるうち、はじめは我慢していたマリアも、徐々になれてきたようだ。
その息づかいが荒くなってくるのを合図に、少しずつ動きを早めてゆく・・・
マリアの声がそれに合わせて高くなり始める
「はぁっはぁっはぁっ・・・あん」
フェイトはマリアの片足を抱え上げて、膝の後ろを持って体の方へと折り曲げる。
ずっと動きやすくなった事で腰の動きはさらに加速する。
足の位置が変わったことでマリアの締め付けも微妙に変化してきた。
「あぁっあぁっあぁっあぁっあぁっあぁっ」
マリアの声は喘ぎに変わり、マリアの体が徐々に緊張感を増してくるのが分かる。
696 :
441:03/03/19 22:21 ID:uiw4Rp0f
はじめはただ柔らかかったその感触が、徐々にフェイトを締め付けるように、
そして、絡みつくような感じに変わり始める。
二人の吐息と喘ぎが交錯する中、フェイトは休むことなく動き続け、
マリアは徐々に高みへとむかう。
「あぁっあぁっあぁっあぁっあ!!」
「はぁはぁはぁはぁ」
最後の瞬間、体を離そうとしたフェイトをマリアが抱きしめた。
そのままフェイトはマリアのなかへと放出してしまう。
「あっ・・あぁ・・はぁはぁはぁはぁ・・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・はあーー」
フェイトはそのままマリアの上へ崩れ落ち、しばらくは喋ることが出来ない。
マリアは優しくフェイトを受け止めていた。
フェイトはマリアに抱かれて、その首筋に顔を埋めて全身の虚脱感に身を任せる。
下でマリアの胸が上下しているのが分かる。
「なかに出しちゃったね・・・ごめん」
「謝らなくていい・・・・欲しかったから、フェイトが・・全部」
「出来ちゃったらどうする?」
「一回ぐらいで出来ないわよ。もし出来たとしたら、私産むわ。フェイトとの子供だもの」
「そっか」
フェイトは愛する女性を胸に抱きながら、眠りについた。
697 :
441:03/03/19 22:33 ID:uiw4Rp0f
惑星ストリーム
「さぁ、行こうか。僕達の世界を壊そうとしてる奴等の所に」
「あぁ、そんなふざけた野郎どもは、この俺がぶっとばしてやるぜ」
「神だろうが、なんだろうが、俺の邪魔をする糞虫は殺す」
「私達の世界を壊させたりなんかしないもん」
「行きましょう、FD世界へ」
フェイトは自分の持てる力を全て使ってFD人と戦う事を決意した。
自分の1番大切な女性を守るために
〜end〜
ひとまず、ここでこの話は終わりです。
初めてなりにがんばったのでなるべく読み飛ばさないで読んでやって下さい
ここの人達に少しでも楽しんでもらえたら本望です。
698 :
213:03/03/19 22:43 ID:BA5pcAZw
>>441 いやいや、初めてなのに、自分よりも文章うまかったですよ。
えっちの描写も、頭の中にイメージが入り込んできたので、
よかったです。
はぁ・・・自分の文章ってほんと、幼稚・・・
文才スキル1ではきついなぁ・・・
>>441さん
乙かれ〜。
初めてでここまでかけるなんて凄いですね。
悠久の神々が乱舞する凄まじく良スレハケーン。一気に読んでしまいますた。がんがってください!
701 :
441:03/03/19 23:20 ID:uiw4Rp0f
いや、213さん凄いですよ。
自分のは前置きが多くてえっちなシーンが短いので、いっぱい書けるのは羨ましいです。
>>699さん
レスありがとうございます。また、次があれば頑張りたいと思います。
702 :
213:03/03/19 23:39 ID:BA5pcAZw
>>441さん
ありがとうございます。
いやいや、自分のはかったるい長い前置きだから、
うらやましいよ。
エッチシーンも、とにかくえっちくしようとして、長めに掻いてるけど、
表現が難しくて・・・エロゲとか参考にしているんだけどね・・・。
さてと、エッチシーン完成。規制かかるところまで貼り付けます。
703 :
213:03/03/19 23:41 ID:BA5pcAZw
>>685の続き
「あ・・・」
突然フェイトに抱きつかれ、思わずエリザは声をあげた。
「ごめん、本当はこんなことしたくないんだけど・・・」
とフェイトはエリザに詫びると、右手で、服の上から彼女の胸を揉んだ。
「ひゃう!!」
クレアからなんども愛撫されているはずだが、フェイトの手は、
クレアとはちがい、見た目からはわからないが、がっちりしていた。
そのため、クレアから受けた刺激とはまた違った刺激を感じ、
エリザは悲鳴をあげた。
「あ・・・フェイトさん・・・」
エリザが恥ずかしそうに言うと、
「ごめんよ・・・痛くしないから」
とフェイトが詫びたが、
「ううん・・・すごく気持ちいいの。
私もフェイトさんにこうされるの、期待していたから・・・」
エリザが返す。
フェイトは、嬉しくなって、エリザの口に自身の舌を割り込ませた。
「ううん・・・うむ・・・ぷは・・・」
口が離れると、お互いの舌に、唾液の橋がかかる。
「もう・・・フェイトさんのえっち・・・」
エリザは指で、フェイトの頭を小突いた。
二人は見つめあい、ふふっと笑うと、フェイトはそのままエリザの肩を
つかみ、床に押し倒した。
鬼畜なルシファーものが読みたい・・・
「データはデータらしくしていろ!!」とか言いつつ
女性陣を嬲るルシファータソ(;´Д`)ハァハァ
後ルシファー×ブレアとか。。。萌えるのは自分だけなのだろうか・・・
705 :
213:03/03/19 23:41 ID:BA5pcAZw
「ちょっとごつごつしているから痛いかもしれないけど、いい?」
「フェイトさんが相手なら、ぜんぜん構わないです・・・」
再びフェイトとエリザはキスを交わすと、フェイトはエリザの服を、まず上から
ゆっくり脱がした。想像通り、小さい双丘が現れた。
「あ・・・」
外気に晒されて感じたのか、男の人にみられて恥ずかしいのか、
エリザは小さく声をあげた。
「ごめんなさい・・・小さいからがっかりしたでしょう・・・?」
エリザが申し訳なさそうに言うと、返事の変わりに
フェイトはエリザの右の乳首を吸った。
「っ!!」
声なき声が出る。クレアとは違う、男の吸い付き。
やはり、男と交わることは、女と交わることとは違った。
わざと音を鳴らしながら、エリザの胸を吸うフェイト。
空いている胸も、右手で揉み始めた。
その状態が少し続き、フェイトが、エリザの突起から口を離すと
「小さくても、立派な女の子体だよ。じゃなきゃ、僕も
キミをこうしたいとは思わないさ」
とエリザの髪を優しくなでて、フェイトは言った。
エリザはフェイトのそうした行為に猫のように感じていた。
706 :
213:03/03/19 23:41 ID:BA5pcAZw
「アレってなんだ?」
クリフがネルに尋ねる。ネルはその質問を受けると、
顔を赤くし、コホンと咳払いをすると、
「ときめき青春ストライク改・・・」
と小さく言った。
ネルの思わぬ発言に、その部屋の空気が凍りついた。
「な、なんつぅネーミングセンスしているんだ!」
クリフが呆れたように言う。
「し、仕方ないだろ!これを名づけたのは、共同開発していたゴッサムなんだ。
文句なら彼に言ってくれ!」
ネルがむきになって答える。
たしかに、ゴッサムなら名づけかねない名前であった。
「・・・まぁ、ネーミングセンスはいいとして、その薬の効果は?」
一人冷静なマリアが、腕組をしながら尋ねた。
「ああ、媚薬を改良したものさ」
「媚薬?」
「ああ。媚薬と違い、学生のような恋愛青春劇みたいな雰囲気にさせる薬だ。
媚薬との大きな違いは、同性愛者も、異性を求めるようになり、
薬が切れても、同性よりも異性を求めるようになる、というものだ」
ネルが、なれない単語を自分の口から出し、顔を赤く染めている。
「なるほど、それで、ゴッサムのじいさんと開発したわけだ。
あのじじい、まともな薬はつくれないが、そういうのは得意だもんな」
クリフは納得して頷いた。
「ともあれ、その薬で彼女が正常に目覚めてくれればよいのですが・・・」
被害者である、クレアが言った。
707 :
213:03/03/19 23:42 ID:BA5pcAZw
フェイトはエリザの着ているものをすべて取り払った。
エリザは恥ずかしそうに、右手で胸を、左手で、秘所を隠した。
フェイトはそれを見て、かわいいな、と微笑んだ
「エリザのすべてが見たいんだ・・・」
「・・・・・」
フェイトにそう言われ、おそるおそる、妨害していた手をどけ、目をつむるエリザ。
「綺麗だ・・・」
お世辞ではなく、本心からフェイトは言った。
たしかに、まだ少女の雰囲気はあるものの、十分に大人の体をしていた。
エリザは、自分の体が褒められ、照れると、
「わたしも・・・フェイトさんのをみたい・・・」
と甘い声で要求した。
フェイトは黙って頷き、服を脱いだ。
「っ!!!」
フェイトも一糸まとわぬ姿になり、あらわになったそれにエリザは驚いた。
フェイトのものは、エリザの体を見て、すでに膨張しきっていた。
(お、大きい・・・)
クレアが出した、擬似とは違い、本物のペニスを見て、エリザがほうっと
ため息をついた。
(これが、私の中に・・・)
そう考え、つばを飲んだ。
「そんなに見つめないでくれよ・・・恥ずかしいなぁ」
フェイトが頭を掻いた。
エリザは体を起こし、這い蹲るような体勢で、フェイトの分身を見ていたが、
やがてそれを口に咥えた。
708 :
213:03/03/19 23:43 ID:BA5pcAZw
「あっ、エリザ!これは!」
突如走る肉棒への刺激に、フェイトは戸惑った。
「はむ・・・ん・・・んあ・・・」
そんなことはお構いも無く、丹念にフェイトのものを舐めあげるエリザ。
ぴちゃぴちゃいやらしい音を立てて、エリザはフェイトを責めた。
「はぁ・・・フェイトさんのここ、おいしい・・・あむ」
エリザは惚けた顔で熱心にしゃぶり続けた。
「うっ!」
限界が近くなり、彼女の顔を離そうとしたが、逆に彼女は左手を添えると、
それを前後に動かした。
「うう!!出るっ!出るっ!」
フェイトの叫び終わりとともに、先端から熱いものが出される。
エリザはその出てくるものをすべて飲み干した。
フェラチオはクレアともしたことはなかったのだが、彼女は初めてのそれを
簡単にこなした。
「はぁ・・・男性の精液っておいしいんですね・・・」
彼女は手で口を拭くと、精神が飛んだような表情でそうつぶやいた。
フェイトも、そんな彼女の表情を見て、再び押し倒すと、
「今度は、口ではなく、体の中に放ってあげるね」
と、再び大きさを取り戻したそれを握り、エリザにアピールした。
フェイトは、挿入前の前座として、彼女のアソコに頭をつけた。
いいかおりが漂う。
フェイトは彼女のそこを手で広げると、舌で嘗め回す。
「あ・・・ひゃっ!ふぇい・・・とさぁん」
「うむ・・・エリザ・・・んぐ・・・おいしいよ・・・」
時折、口に入ってきた愛液を飲みながら、フェイトは穴だけでなく、
彼女の敏感な部分も攻めた。
そして、そろそろ頃合だな、と思い、顔を離し、逆に自分をそこへあてがい。
「きて・・・フェイトさん・・・」
なんかこのスレ見てると
フェイトがすんごいたらしに見えてくる(w
>>709 まぁ主人公だし、しょうがないっしょ(藁
711 :
213:03/03/19 23:55 ID:BA5pcAZw
エリザの誘いとともに、フェイトはエリザの中を進んでいった。
途中、ぷち!という効果音とともに、エリザから、悲鳴が出た。
「痛い?」
「ううん・・・おねがい・・・動いて・・・」
エリザも初めてが痛いことは知っていたが、
クレアと、快楽のみのSEXをしていたからか、
クレアとの挿入では感じなかった痛みに内心、動揺を隠せなかった。
フェイトが結合部を見ると、彼女の秘所から赤い液体が流れ、自分と、床も染めている。
(早く終わらせるか・・・)
フェイトは彼女の安否を気遣い、いきなり早いペースで叩き込む。
「う・・・ひぎぃ・・・つぅ・・・」
「はぁはぁ・・・エリザ、大丈夫、かい?」
「わ、わたしは・・・うう・・・へいき・・痛!だから・・・」
エリザを苦しみから解放するため、スピードを速める。
そして、どんどん限界が近づいてきた。
「はぁ・・・はぁ・・・そろそろイクよ・・・」
「う・・・うん・・・中に・・・中に出して・・・」
フェイトはエリザの腰をつかむと、体重をかけて、いっきに突いた。
「いた・・・ああ・・あ・あ・あ・あああ」
そのとき、今まで悲鳴しかあげていなかった、彼女の口から、
甘い喘ぎ声が現れた。
「よかった・・・感じる・・・ように・・くっ、なったんだね」
フェイトが笑顔を見せると、エリザもそれに答えるように、
ボリュームを抑えずに、快感に浸る声をあげた。
「く!!」
フェイトが限界を向かえ、己の先から、再び熱い白濁液を流し込む。
「あ、あ、あああああああああ」
エリザも絶頂に達し、赤い液体を洗い流すように、愛液が大量に
結合部からあふれた。
>>709 本当。なんでフェイトばっかりなんだろう。
プレイヤー=主人公だから動かしやすいから?
それとも単純に主人公は全キャラと接点が一応あるから?
女好きだったらクリフとかでもokそうなのに。
アルベルも無理はなさそうだけど…
ロジャーだけはイマイチ想像できないけど、、、
この私が・・・0と1の集合体如きに萌えるだと!?
このスレ好きです(*´Д`)ハーォ
714 :
712:03/03/20 00:05 ID:ejtrt6ye
あ、なんか誤解を招きそうな書き方になってスマソ。
嫌とかじゃないですよ。純粋に疑問なだけで。
>>712 やっぱり自分が操作するキャラだから感情移入しやすいんじゃない?
>>712 やっぱり動かしやすいんじゃない?
主人公は他のキャラと個別エンドがあるから想像しやすいとか?
717 :
213:03/03/20 00:13 ID:pM691+E2
エリザとフェイトは工房で愛し合った後、家にもどった。
そこに、仲間が集結していて、フェイトは驚いたが、
ネルにあらすじを説明されると、納得した。
エリザは、クレアにひたすら、いままでやってきたことを詫びたが、
クレアは笑ってそれに答えた。クレアという女性のすばらしさはそういうところにある。
エリザはクリフに、
「おい、コイツに無理やりされていやだったか?」
と聞かれると、フェイトに抱きつき、
「ううん。私はフェイトさんのことが好きだから・・・」
と笑顔で答えた。
「もともと、彼女に同性愛の趣味はなかったようですね。
彼女は自分に資金援助をしてくれた足長おにいさんに憧れていましたが、
貧乏な暮らしと、学校での生活でストレスが溜まり、
さらにはああいう本を見てしまった結果、
ああなってしまったんだろうと思われます。」
事情を聞いて駆けつけたミラージュが語った。
「
718 :
213:03/03/20 00:15 ID:pM691+E2
「ほう、心の病ってやつか。で、エリザはアイツとやれたおかげで
元に戻れたってのか?」
クリフが感心したようにそう尋ねると、ミラージュは頷いた。
「ネルさんが作った薬がなくても、おそらくエリザのほうはフェイトさんを求めていたでしょう。
しかし、薬が二人を後押ししたのは事実ですね」
クリフは自分のパ−トナーの説明を聞くと、フェイトに
「で、おまえ自身、あの子をどう思ってるんだ?」
ニヤニヤしながら尋ねた。
フェイトは困ったな、という表情を浮かべると、
「まだ、なんともいえないな。いきなりあんなことしてしまったんだし・・・」
と言うと、
「確かに。しかし、事故とはいえ、彼女と抱いてしまったのですから
あなたの責任は大きいですよ」
ミラージュが言った。
「ちょっと・・・あれは事故じゃ、あれはみんなで・・・」
「さあ・・・少なくとも俺は知らなかったモンな・・・」
「・・・私もよ。フェイトって案外すけべね・・・」
フェイトが否定しようとするが、仲間たちがそれを許さないように、
皆知らぬ顔だった。
「・・・幸せにしてあげなよ」
この事故の画作者である、ネルもフェイトの肩を叩き、かばんから、
頼んであったビンを勝手に取り出すと、部屋をでていった。
「フェイトさん。今回はありがとうございます。
彼女を・・・幸せにしてあげてくださいね」
最期にクレアがそういって立ち去った。
「ちょっとみんな・・・」
後を追おうとしらフェイトをエリザが抱きついて、行かせなかった。
720 :
213:03/03/20 00:20 ID:pM691+E2
「フェイトさん・・・私、フェイトさんのためにがんばりますから!」
けなげな少女にそう言われ、
フェイトは頭を掻くと、少女にキスをした。
(まあ、こんなかわいい彼女ができるならいいかな?)
そう思い、エリザをベッドに連れて行った。
「・・・まったく、人が出てった瞬間にコレかよ」
2階から漏れる声を外で聴いていた、クリフが愚痴をこぼした。
「ふふふ・・・まだわかいんですよ。
それに、クリフもしたいのだったら、いつでもわたしにいってくださればいいのに」
ミラージュが優しく微笑んだ。
「ば、馬鹿!んな、恥ずかしいことできるかよ!」
と赤くなってクリフは大声を上げたが、
「じゃあ、今度ふたりのときに、いいか?」
と彼女の耳元で小声で言った。
ミラージュはそれに黙って頷いた。
721 :
719:03/03/20 00:24 ID:e7u5ppKo
すんません、エロ画像板と間違えました。
722 :
213:03/03/20 00:27 ID:pM691+E2
「じゃあ、わたしはクレアと城にもどるから」
「ああ、また明日な」
シレンド城に部屋を持つ二人は、城へ。クリフたちは宿へ戻った。
「ネル、今回は非常に助かったわ」
廊下で、クレアがネルに感謝した。
「なにいってんだい。あたしたちは親友。親友のピンチは捨て置けないだろう?」
「そうね。」
二人は笑った。
「クレア、あたしの部屋でいっぱい飲んでいきなよ」
ネルは部屋の前に着くと、向かいの部屋の親友を誘った。
「そうね。久しぶりにあなたと飲むのもいいかしら」
クレアはネルの部屋へ入った。
723 :
213:03/03/20 00:35 ID:pM691+E2
「相変わらず、整理されている部屋ね」
イスに座ると、クレアは感心したように言った。
「まあ、あたしはここに戻ることがすくないからね」
とティーカップをクレアに渡し、反対側に座るネル。
少しの間、二人は紅茶を飲んでいたが、
「クレア。エリザにああいうことされて、感じた?」
寝るが突然、クレアに尋ねた。
クレアはあのときの様子を思い出す。たしかに、半分強制的だったけど、
気持ちよかったのは確かだ。
「って、ちょっとネル!」
クレアが真っ赤になって怒ると、ネルがその口を塞いだ。
「ネ、ネル!!」
口が離れると、クレアはネルの目が妖しく輝いていることに気づいた。
「ねえ、クレア・・・わたしもね、クレアからの報告受けてさ、
どんな感じか知りたくなったんだ・・・」
そう言うと、ネルはクレアの胸を刺激する、
「クレアの胸って大きいよね。ファリンと同じくらいに・・・」
「ネル・・・」
クレアも頬を染めた。クレアの視線の先に、紅茶を作る機材と、
さっき、フェイトから奪ったビンがふたが開いている状態でおいてあったのが
目に入ったが、そんなことよりも、今は目の前の親友と愛し合いたかったクレアは、
ネルに合わせるように、胸を愛撫した。
こうして、事件は一応の解決はしたが、マジョ・レ女史の姿をそれ以降見たものは無く、
また、あの本も、いつのまにか、ネルの手元から消えるという不思議なことが起きたが、
あの事件で生まれたカップルは、自分達の星の危機も忘れ、愛し合い続けたという。
〜終わり〜
724 :
213:03/03/20 00:41 ID:pM691+E2
ふぃ・・・これでお終いです。
前回よりも長くなってしまった・・・反省・・・。
しかも、エリザが工房から煙を出したところを
もっと話しに絡める予定だったのに、書き忘れてしまった・・・・。
いちおう、補足すると、多少施術はうまくなっても、ぜんぜん体験していない
錬金はうまくいかず、フェイトに抱かれた後、エリザが
才能ないのかなぁ?とフェイトに尋ねるのだが、
フェイトは、背伸びをせず、一歩一歩積み重ねていけばいいよと答える。
というような展開を用意してました。
あと、クレア×ネルをいっそのこと書いてしまおうかと思ったんですが、
収拾つかなくなりそうなので、また今度、ということでw
最後に、処女をフェイトにささげたことで、エリザの能力は上がりましたが、
フェイトと毎日愛しまくって、学校にいかなかったため、留年が決定しました。
>213氏
長編お疲れ様です次回作も期待してまつ
ところでフェイトの冒険は?
>>724 乙華麗。クリエイターとの絡みはよいねぇ…。明日のエースは君だ!
…ちょっとネタが古かったかな?
ゲームの中じゃ本使っても初歩的な呪紋しか使えないのが痛い…。
213たん乙かれ様です。
今回もハァハァさせて貰いますた。(・∀・)イイ!!
213さん、お疲れ様ですー。
エリザカワ(・∀・)イイ!!
留年決定には笑いましたw
729 :
213:03/03/20 01:27 ID:pM691+E2
感想どうもです。
>>725 当然、フェイトたちも足止め食らってます。
クリフもしかたないので、ミラージュと・・・
マリアはみんな相手がいるので、しかたなしに一人で・・・
>>黄昏氏
うい。ネタがかなり古かったかも。
次回作は、もうすこしネタをひねってきます。
>>727 どうもです。
個人的には、フェイエリは、エッチ度が、その前のクレエリよりも
低くなったので、あまりハァハァできないかな?と思っていたんですが、
よかったです。
エロ2作目でいきなりレズに挑戦してみましたが、思ったより書きやすかったです。
自分が実はレズモノスキーなのかも。
レズはエロビデオとかでは、あまり見ないんだけどなぁ。
フェイミラは、ミラージュのお姉さま的な魅力を全面的に出して書こうと思います。
おそらく掲載は次スレになるのかな?
もう容量少ないし・・・。
730 :
213:03/03/20 01:32 ID:pM691+E2
おっと、カキコしているうちに新たな感想が。
>>728 エリザは
初めてグラフィックを見たとき、これは!と思ったので書けてよかったです。
ようやくゲームが進み、登録されたクリエイターも増えて、ますますネタが
増えて嬉しい悲鳴を上げてます。
そのうち、クリエイター同士の絡みもいれてみようかな?
クリエイターで、次に書くのであれば、
おそらくひそかな人気を集める(ゲーム参照)マユ嬢かな?
マユのIC失敗時の顔がかわいい(いまだにマユがICに成功したことないだけだったり・・)
>>729 いや、君のネタが古いってワケじゃなくて、俺の『エース発言』はかなり歳食って
る人間しか分からない古いネタだったんで…気分悪くしたらスマソ。
君の才能なら大丈夫、自身持ってがんがれ!
↑ 自身じゃなくて自信…逝ってくるよ…。
733 :
名無しさん@ピンキー:03/03/20 01:51 ID:JQjsQDH1
>>441さんへ。
フェイトとマリアの話しの続き、本当に楽しく読ませていただきました。
純粋に二人が愛し合っていて支えあっているんだなという想いが伝わってきて、本当に感激してしまいした。
初めてでこんなに上手な純愛物が書けるなんてすごいと思いますよ。
次回も、フェイトとマリアの純愛物を書いていただけるとうれしいです。
応援しています。がんばってくださいね。
倉庫の絵板の絵を見てから、アルスフに萌え
アリアス、ペターニと聞くと
どうしてもペタジーニを思い浮かべてしまう
つーか展開速すぎてついてけねーハァハァハァ
>>736 それくらいでちょうどいいんだ。
職人様方に感謝汁ハァハァ。
気になる度
このスレ>>>>>>>>>>>>>戦争
不謹慎ですか?
鷹の目のお姉さんのエロ話キボンヌ
740 :
441:03/03/20 13:19 ID:Ynkki/Mp
>>733 続きですか
次は
黒豆×フェイト(黒豆の高校卒業式のあと・・・)
クリフ×ネル(、ジェミティから一次帰還のときシランド城で・・・)
マリア×フェイト(新婚モノ、ラブコメ系)
のどれにするか考えてたんですが
続き書いた方がいいんですかね?
どれがいいですか?
まぁ、投稿するのは次スレ立ってからになると思いますが、意見お願いします。
>>740 773じゃないけど個人的にはマリア×フェイトを烈しく希望。
誰か惨太さんをネタに小説を(略
>>740 クリフがメインの奴って少なかったので(というかない)クリフ×ネルきぼん
>>740 マリア×フェイト(新婚モノ、ラブコメ系)激しくキボンヌ。
漏れの中では、惨太は喪黒○造のイメージがあるな。
普段我慢しっぱなしのフェイトに対して怪しい道具を渡して、
欲望を暴走させるような・・・・・・・・
どなたか3Pおながいします!!!!
749 :
名無しさん@ピンキー:03/03/20 17:01 ID:Wv5BeptS
クリフ×ミラージュキボンヌ
750 :
31:03/03/20 17:01 ID:i5lr93Zj
>>719の絵からアルスフを、ちょこっとだけ…
アルベルは後ろ手に縛られたスフレの唇を存分にむさぼった後、スフレから離れた。
「この阿呆。ガキのくせして一人前に感じてやがんのか?」
「アルベルちゃん、そんな言い方しないで。それにあたしはガキじゃ…あうっ」
「ガキと言われてムキになるのが、ガキなんだよ阿呆。
すこし譲って貴様がガキじゃないとしても、しばられてなぶられて感じる変態には違いないか。
変態に年は関係ねぇからな」
そういいながらアルベルはスフレの幼い秘所を乱暴にかき回す。
アルベルの指が動くたびスフレのあそこからはぐちゅぐちゅと水音が響く。
「やぁっ、あたしをこんな躯にしたのはアルベルちゃんなんだよっ、
ちゃんと責任とってよねっ」
「ふん、知るか阿呆。まあ、気が向いたら捨てないでいてやる」
「お願いだよ。あたし、なんでもするからっ」
「それなら俺を楽しませろ。抱くぞ、いいな」
「いいよっ、来てぇ…、あっ、んぁぁぁぁぁ!」
アルベルの物がスフレに突き刺さる。
スフレはそれを難なく受け入れ、嬌声をあげる。
褐色の妖精と黒き貴公子の夜は始まったばかり…。
こんなとこです。
スフレ物少ないんでどなたかキボンヌ
751 :
31:03/03/20 17:05 ID:i5lr93Zj
残り容量少ないから受難の日々の続きは次スレで。
それまでは、小ネタで攻めようと思いマフ。
752 :
213:03/03/20 17:26 ID:pM691+E2
ふう、フェミラが完成したけど、マジ容量足りないね^^;。
小ネタで、黒豆たんのオナでも書きましょうか?
すぐにできると思うので
213たん、それ是非おながいします!!ハアハア
755 :
441:03/03/20 18:00 ID:Ynkki/Mp
1000まで持つんですかね?容量的に
>>741 >>744 >>746 さん
とりあえずこれで行きたいと思います。期待せず待ってて下さい。
>>743 さん
こっちはその次で。確かにクリフ無いですね・・・
てか・・・黒豆人気無いなぁ(w
756 :
名無しさん@ピンキー:03/03/20 18:03 ID:eLLjx+1/
>>740 私はフェイト×マリア(新婚モノ、ラブコメ系)をほんとに読んでみたいです。
441さんが書いたフェイト×マリアの話しの続編みたいな感じで愛し合っていて幸せそうな二人を書いてもらえると本当に感激です。
応援しています。これからもがんばってくださいネ。
757 :
213:03/03/20 18:23 ID:pM691+E2
学校が終わり、ソフィアは
教室を見回した。
ようやく探している人物を見つけ、駆け寄ろうとしたが、
彼の友人が去れっていくように、彼を連れ出してしまった。
「フェイトの馬鹿・・・」
ソフィアは、自分が探していることもしらない、
鈍い幼馴染の文句を言った。
「ただいま〜」
ソフィアが家に帰ると、反応はなかった。
(たしか、今日は町内のテニス大会があるんだっけ?)
ソフィアは思い出すと、2階の自室に向かった。
「はぁ〜。まったくフェイトの馬鹿!
毎日一緒に学校に行ってあげてるんだから、帰りもちゃんと誘いなさいよ!
まったく」
部屋に入るなり、ベッドにどさっと横たわると、早速、彼の文句を言った。
「はぁ〜」
今度はため息を漏らす。
何時頃からであろうか。彼をただの幼馴染として見れなくなってしまったのは。
そんな自分の気持ちに気づいたが、それを口に出したとたん、彼とは、
以前と同じように会えない気がして、怖くて自分の胸に秘めてきた。
「フェイトの・・・馬鹿・・・」
枕を抱きしめ、ソフィアが涙声を出す。。
今まで気持ちを秘めてきたが、
最近は、もっと二人の仲を進展させたい気持ちでいっぱいだった。
そして、その気持ちを抑えるたびに、彼女はその行為を行うのだった。
758 :
213:03/03/20 18:32 ID:pM691+E2
制服のスカートをまさぐり、パンツのなかに指をいれる。
すでに、フェイトが欲しくてうずうずしているのか、少し濡れていた。
「やだ・・・こんなに濡れているなんて・・・」
と口ではいいながら、指をその中にいれ、激しく動かす。
「あ・・・フェイト・・・いいよ・・・」
自分の最愛の人に抱かれていることを想像しながら、
自慰行為にふけるソフィア。
「あ・・・はぁはぁ・・・もっと・・・もっと激しく・・・」
空いている手で、上の制服とブラをたくし上げ、
かなり立派に成熟した胸を揉む。
「ああ・・・フェイト・・・フェイト・・・」
快感に刺激され、自己主張しはじめた乳首をいじったりしながら、
自分の中に入っている指の動きを早め、ときたま、敏感な部分も指の腹でなでて
刺激を与える。
「あ・・・はぁはぁ・・・あ、あ、あああああああ!!!」
大きく体が仰け反り、指の入れている穴から暖かい、透明な液体があふれた。
「フェイト・・・わたし・・・いつまでも、あなたがわたしを見つけてくれるのをまってるから」
ベッド脇の机の上に大事そうにおいてある、写真たての中の最愛の人に話しかけた。
「せつないよ・・・フェイト」
彼女が目をつむると、一筋の涙が、窓から入り込む西日を受けて、きらりと光った。
759 :
213:03/03/20 18:35 ID:pM691+E2
というわけで、黒豆小ネタ投下終了!
見ても怒らないでください!(汗)
フェミラのほうですが、
結局2話仕立てにしました。
フェミラ書き終えた後、ちょっとああしたらおもろいかな?
と思って、その後の話も書くことにしました。
760 :
名無しさん@ピンキー:03/03/20 19:31 ID:BO0Mh3Vc
神々の降臨・・・・・。
761 :
名無しさん@ピンキー:03/03/20 19:31 ID:3EXqGnpN
鷹の目のおねいさんのエロ小説キボンぬ!!
>>759 (・∀・)イイ!!エロいっす!
執筆速度ハヤー
う〜ん、小説投下しようと思ったんだけど…時間ないっぽい。
みんな、元気でな!
・・・リーベルのウザさに耐えられなくなったフェイトが、女装=マリアに変装して
仕返ししてやろうと思ったら逆に犯られる・・ていうの書いたんだが・・
・・女エロがねえよ
アレー?
>>765 カムヴァーック!!!
>>766 ごめん、それじゃ多分ヌケねえ。
・・・うpしてくれたら読むけどね。
>>740 自分もマリア×フェイト(新婚モノ、ラブコメ系)を激しくキボンヌです!
あなたのフェイトとマリアの小説は(・∀・)イイ!
二人とも愛し合ってラブラブなのが萌え〜。
>>766 むしろめちゃ読みたいです。
ここは女エロしかダメって決まってるわけじゃないですし(w
ところでこのスレフェイトタン(;´д`)ハァハァな人はどれくらい来てるんだろ?
自分がそうなんだけど。
770 :
213:03/03/20 21:05 ID:pM691+E2
黄昏氏。お疲れ様。
復帰を心よりお待ちしております。
やはり黒豆は人気ないのかな?
容量の関係で、内容自体、減らしたせいもあるだろうけど・・・。
マニアックなところで、
アルベル×ラヴィッチ(サプライズスターとか使う、敵の魔法少女)
ネル×タイネーブ
フェイト×OPでナンパした「軽い女性」
なんて考えてみたんだけど、この中かリクあります?
>>762 スマソ。鷹の目のおねえはもう少しストーリ進めないと自分は書けないです。
772 :
441:03/03/20 21:10 ID:Ynkki/Mp
>>765 さようなら黄昏さん、早く帰ってきて下さいね。お待ちしてます。
>>756さん
す、すいません!続編みたいな感じは無理っぽいです。
ちゃんとした続編をいちおう考えてはいるのでそっちを気長に待ってて下さい。
ちなみに新婚編は現在70%ほど完成しました。
>>766 是非見たいw
>>769 (´∀`)ノ
フェイトタン(;´Д`)ハァハァ
でも、マリアタンモ(;´Д`)ハァハァ
というわけで、フェイト×マリアな小説が多いココは、我がパラダイスでつ。
個人的にはマリア×フェイトが見たいと思っているのだけどなぁ・・・
>>213氏
フェイト×軽い女性が見たいでつ。
その友人の、フォックステイルの女性も巻き込んで3pにしてみたら如何かw
あーでも、アルベル×ラヴィッチも・・・
スフレタンはないのかな(´・ω・`)ショボーン
褐色の肌(;´Д`)ハァハァ
>>769 フェイトは「燃え」
マリアタンは「萌え」
コレ、最強。
776 :
31:03/03/20 21:33 ID:M7iMsrzJ
>>黄昏の文芸作家氏
お疲れさまでした。
貴方の小説はすばらしいので復活をお待ちしております。
777 :
31:03/03/20 21:44 ID:M7iMsrzJ
小ネタ。
幼女マリアがスフレの衣装を着たところを想像してみる…。
(;´Д`)ハァハァ
てか、漏れの場合、スフレの衣装はツボでつ。
マリアの嫉妬がツボです。
フェイトハーレムでマリア嫉妬最高!
779 :
213:03/03/20 22:40 ID:pM691+E2
う・・・今はフェイマリを待ち望んでいる人ばかりか・・・
とりあえず、少数だけど、希望があったので、
アルベル×ラヴィッチできたんだけど、投下してもいい?
>779
全然OKです。自分フェイマリ(逆も)萌えな人間だけど、
アルベル×女の子もめちゃ萌えです。
31さんのアルベル×スフレ小説も良かった!
781 :
213:03/03/20 23:07 ID:pM691+E2
>>780 どうも。では、31氏には到底及ばないけど、アルベル主人公行きます。
「アルベルの怒り」(アルベル×ラヴィッチ)
クロセルと契約するため、アールグリフからアルベルを派遣された
フェイト達一行。しかし、その前に、アールグリフ13世から、エレナへ
手紙の配達を頼まれ、一度シレンドへ向かった。
「じゃあ、貴様らはとっとと用事を済ませて来い」
シレンドに着くなり、アルベルが悪態をつく。
「別にあんたがいると、女王になにするかわからないし、
どうしようが構わないけど、なにをするつもり?」
ネルが腕組をし、アルベルに冷たく言い放つ。
やはり、ついこのあいだまで敵対していたし、
自分の部下が彼にひどい目に合わされていたので、
ネルはアルベルのことを快く思っていなかった。
782 :
213:03/03/20 23:08 ID:pM691+E2
「ふん。貴様らが知る必要も無いだろう」
「いーや、お前のことだ。無関係の人間を人質にして
逃げかねないからな」
ネルと同様、彼を信じていないクリフが言った。
アルベルは、はっ、と人を馬鹿にするような態度を取ると、
「阿呆、俺様は外で修行してくるだけだ。
安心しろ、糞虫のように非弱な人間を人質に、なんて真似はしないさ」
と言い放つと、町の外へ出て行った。
「彼、大丈夫かしら?」
マリアがやや心配そうな表情をした。
「彼なら大丈夫だよ。実力については折り紙つきだからね。
それに、いまさら逃げようとはしないさ」
フェイトが自信たっぷりに答えた。
昨日ペターニの宿で交わした彼とのやり取りで、
アルベルがそこまで悪い人間ではないことをフェイトは知ったからである。
フェイトは、町の外をにらみ続けているネルとクリフの腕を引っ張りながらも、
城へ向かった。
(ったく、やってらんねーぜ)
一人になり、開放された気分になったアルベルが悪態をたれる。
(あんな糞虫どもに完膚なきまでやられ、投獄された結果、あいつらと
ツルむはめになるとはな。俺様もヤキが回ったな。)
アルベルの機嫌は悪かった。カルサア修練城で余裕たっぷりな態度で、
フェイト達を見逃したが、後に、バール山脈で返り討ちにされたあげく、
「僕は彼と同じで、弱いものいじめない主義でね」
とフェイトに言われた屈辱を思い出す。
「糞!あんなやつらにいつまでもまけっぱなしでは、
俺様のプライドが許せねえ。やつらがのんびりしている間に
絶対に強くなってやる!!」
783 :
213:03/03/20 23:09 ID:pM691+E2
うおおおお!と雄たけびをあげると、モンスターの群れに突っ込むアルベル。
さすが漆黒の軍団長。次々と敵を撃破したが、
(なんだ?この糞雑魚どもは。まったく話にならん)
シレンド周辺の敵の弱さに、ますます腹が立った。
そこへ、背後から、一人の人物が彼の背後を襲った。
「サップライズスター!!」
妙に明るい声が後方に響き、アルベルはとっさに身構える。
(な、なんだコイツは?)
アルベルは呆気に取られた。この殺伐した雰囲気にそぐわない、
いかにも魔法のアイテムで変身しそうな女だったからだ。
声や雰囲気から、バール山脈でフェイトと戦う前に、遊んでやった
青髪の女を思い出し、よけいに腹が立った。
「糞虫め!!」
アルベルが左右に軽快なステップを踏み、その敵、ラヴィッチにつっこむが、
「何!?」
サプライズスターが発動し、アルベルの四方から少女漫画のような
星屑が襲う。
「ぐわぁ!!」
精神攻撃を受け、思わず悲鳴をあげるアルベル。ラヴィッチは勝利を確信したが、
魔法が切れ、星屑が消えても、彼は平気で立っていた。
彼の剣からは明らかに殺気が漂っていた。
「あ、やば!!」
ラヴィッチは慌てて逃げようとしたが、足の速いアルベルに追いつかれた。
「この糞虫!舐めた真似をしてくれるじゃねーか」
罵声を浴びせると、ラヴィッチを草原に押し倒した。
784 :
213:03/03/20 23:09 ID:pM691+E2
アルベルは彼女の体を嘗め回すように眺めた。
「ほう・・・ガキかと思ったが、なかなかいい体してるじゃねーか」
そう言うと、剣先で、ラヴィッチのかわいらしい服を切り裂く。
ビ・・・ビビビビビ・・・
さらに、アルベルは切り裂いた服を引きちぎり、彼女を丸裸にする。
ビリ!ビリィ!
「きゃあ!」
ラヴィッチがかわいらしい声で悲鳴をあげ、手で胸を、足を閉じて秘所を隠す。
「阿呆、んなことしたら楽しめねえだろうが、この糞虫」
無理やり、隠している手を自分の義手で押さえつけ、股の間に体を割り込ませて、
足を閉じさせないようにする。
「ふん、思ったとおり、なかなかだな・・・」
ラヴィッチの肢体は光に反射するほど白く、ほどよく実った双丘に、
ピンクが茂る秘所を持っていた。
アルベルは顔を近づけ、彼女の左のふくらみに口をつける。
「あ・・・やあああ!」
嫌がるラヴィッチは体をくねらせ、アルベルから逃れようとするが、
所詮ラヴィッチの力ではLV25のアルベルをどかすことは無理である。
「ちっ、おとなしくしてろ!貴様も気持ちよくしてやるからよ」
また罵声を浴びせると、左手で彼女の空いているふくらみを強く揉む。
「い、痛い!おねがい許してぇぇぇ!!」
涙を浮かばせて、ラヴィッチが必死に助けを求めるが、アルベルはお構いなしに、
彼女の胸を弄る。
「あああ!お願い!変になっちゃうよぉぉ!」
彼女の悲鳴を聞き、ふんっ、と鼻で笑うと、彼女の手を紐で縛ると、
彼女の体を曲げさせ、彼女に自分の秘所が見えるようした。
彼女の秘所からは、川のように甘い汁が垂れていた。
「この阿呆。嫌がってる割には、こんなに濡らしてるじゃねーか?」
悪意をこめた笑みを浮かべて、アルベルが言うと、
ラヴィッチは自分の恥ずかしい姿を見て、いちだんと大きな悲鳴をあげた。
「ど〜れ、この俺様が貴様のアソコを調べてやろう」
アルベルは義手の指を1本挿入した。
785 :
213:03/03/20 23:10 ID:pM691+E2
「ああ、あう・・・ああいぃいい!」
「ふん!やはり感じているではないか。糞虫のくせにエロいな」
彼女の口から出た喘ぎ声を聞くと、アルベルはもう一本入れた。
義手の指は生の腕のものよりも太く、2本でも相当な太さになる。
「あぎぃいい!だめ!壊れちゃうぅうう!」
ラヴィッチから拒絶の声が聞こえる。
「阿呆。これが痛い?俺様のモノはこれより太いんだぜ?」
そう言うと、より激しくかき回す。
そして、生身の左手で彼女の胸を揉みしだく。
やがて、彼女の体から緊張が消え、アルベルの指の刺激を自ら進んで受け、
表情も目から輝きが消え、快楽に溺れているものに変わった。
「あう!あう!ああう!」
「ふん、そろそろ頃合だな・・・」
愛液のついた指を舐めると、アルベルはズボンを下ろし、いっきに突いた。
「ひいやぁぁぁぁあ!」
甘い悲鳴がモンスターがいなくなった草原に響き渡る。
「く、結構締め付けやがるな・・・」
アルベルは舌打ちをすると、いきなり激しく腰を動かす。
「あうん・・・あうん・・・いい・・・気持ちいい・・・」
「さっきまで・・・嫌がってた、くせに・・・調子の、いい、野郎だ」
ずちゃずちゃと、大きな水音が結合部から聞こえる。
「ああ、あああう・・・あはぁ!」
「ち、そろそろ・・・イキ・・・そうだ」
アルベルの動きが早くなり、肉のぶつかり合う音も響き渡る。
「あ・・・・あああああああああああ!!」
ラヴィッチの体が張り、アルベルのものを締め付ける。
「く!出すぞ!」
アルベルも絶頂を向かえ、
己の欲望や今までの憤りを含んだ熱い液体を注ぎ込んだ。
786 :
213:03/03/20 23:11 ID:pM691+E2
「貴様にはもう用は無い。どことなり、消えうせるがいい!」
ズボンを穿いたアルベルは、後ろを向くと、自分が犯した少女に
そう言葉を吐きだした。
ラヴィッチは、まだアルベルが入っているような心地がするアソコの痛みを
こらえ、切れ端になった服をつかみ、そそくさと消えていった。
(ち、あいつのせいでやる気がうせたぜ)
つばを吐き、仕方なしにシレンドに引き上げた。
シレンドの入り口では、用を終えたフェイト達が待っていた。
「な、言ったとおりだろ?」
アルベルの姿を確認すると、フェイトが得意げに仲間に自慢する。
クリフとネルもふんっと横を向いたが、少し前まで、アルベルのことが
心配そうな表情をしていたのを思い出し、フェイトはクスっと笑った。
「なんだ貴様ら、用は済んだのか?」
アルベルがフェイト達の近くまで来ると、相変わらずの態度で言った。
「ああ、無事終わって、今度はアールグリフに伝言があるんだけど、
来てくれるよね?」
「ふん・・・どうせいくアテもないし、仕方ない、付き合ってやるか」
フェイトは頷くと、イリスの野を前進した。
787 :
213:03/03/20 23:11 ID:pM691+E2
途中、たくさんの魔物のなきがらが転がっているのを見て、
「これは全部、アルベルが?」
と尋ねたが、
「ふん、どいつもこいつも、暇つぶしにならなかったぜ」
と余裕たっぷりにアルベルが答えた。
そこでアルベルは、さきほど自分が犯した少女を思い出し、
「おい、そういえば、ここにはガキも出るみたいだな。
まったく阿呆くさいぜ」
と悪態をたれると、ネルが振り返り、
「ラヴィッチか?確かに今のあたしたちじゃ楽勝の相手だね。
でも、ガキじゃないよ。あれでも500年は生きているんだよ。
つまり、あんたよりは年上さ」
ネルのいやみを込めた言い方はいいが、アルベルは「500」という数字に
言葉を失った。
「何?500歳?」
「ああ、そうだよ。ってなんでそんなことにこだわるんだい?
まさかあんた、ああいうのが趣味なのか?」
とネルは、ははーんと言わんばかりの表情で、アルベルを馬鹿にするように言った。
(そんな馬鹿な・・・俺はババァとやっちまったのか・・・)
見る見るうちに顔から血の気が引くアルベル。
「そんな、そんな馬鹿なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
バール山脈で、フェイト達に負けたときよりも、より悲痛な叫びを
アルベルはあげた。
788 :
213:03/03/20 23:14 ID:pM691+E2
終了です。
はぁー。さっきの黒豆といい、かなり勢いで書いています。
ゲームやりながら、ねたを考えているので、ネタ作成はそこまでは苦ではないんですが、
それを表現するのは難しい・・・。
執筆中断して、司馬遼太郎でも読むかな?w
213さんていつもシランドをシレンドって書いてるけどわざと?
いや、なんとなく気になったもんで
790 :
213:03/03/20 23:20 ID:pM691+E2
あ、しまった!素で間違えてました。
今までずっとシレンドって読んでました・・・。
不思議なダンジョンの影響です・・・
回線切って吊ってきます・・・
ラヴィッチたんキタ━━(゚∀゚)━━!!
>>213 さらにつっこむようで悪いですが
アーリグリフもアールグリフになっとりますな
793 :
95:03/03/21 00:37 ID:55RlJkTA
何でココはこんなに回転が速いんだ?もうマジで容量少ないしね。
フェイクレ書いたんだけどしばらくのせれねぇや。
>>黄昏氏 あなた様のお早いご帰還を待っております。
皆首を長くして待ってますよ、例をあげればサタンを慕える民衆のように(笑
サーターン、サーターン、サーターン、ってね。
余談ですが213氏、物凄い速いですね。それに比べて自分の頭は燃費が悪いから・…
794 :
441:03/03/21 00:56 ID:fVNX9P3Z
213さん速いですね〜、凄いです。
〜新婚編完成報告〜
とりあえずプロローグを載せたいと思います。続きは次スレで
今日は晴天、雲一つ無い青空。
(良かった、とてもいいお天気で)
窓から覗く青1色の世界を見つめて、マリアは満面の笑みを浮かべた。
今、マリアはとても幸せだった。
やっと、夢が叶う日が来たのだから。
純白のドレス、あの人が今日という日のためだけに、私に選んでくれた物。
少し照れた顔で「最高の日にしようね」と言ってくれた。
今日は結婚式
この場所で二人は誓いあうのだ
永遠の愛を
明日から長い事ネットに繋げね(´・ω・`)
>>530とか
>>766とかフェイマリラヴコメとか激しく見たいのに・・・
796 :
213:03/03/21 00:58 ID:oFBKdz29
>>95氏
書くのは早くても内容がないのでどうしようもない・・・。
ああ、今回のアルベルのキャラはなんかおかしいし、
改めて読むと、反省点だらけ。
慌てて、フェミラの修正作業中です・・・
ラヴィッチ萌えの方、申し訳ない。
ほかの職人さんならもっとおもしろくできただろうと思うと、悔しくてしょうがない。
ちなみに、アーリグリフも、頭で理解していたけど、
フェミラのほうでもしっかり間違ってました。
訂正しておきます・・・
95氏のフェイクレも見てぇ・゚・(ノД`)・゚・
あ、IDがSO・・・
798 :
95:03/03/21 01:03 ID:55RlJkTA
>>213氏
そうゴケンソンなされるな。自分的に言わせてもらえばあなたの作品は
速い、上手い、神 の3拍子がそれっております。それに比べて自分は…
…とりあえずフェイクレ修正してきます…。
>213氏
いえいえ、十分萌えましたとも。オチも笑えたしw
もっと自信持ってもいいと思いますよ〜
一人で多レススマソ・・・
800 :
213:03/03/21 01:10 ID:oFBKdz29
励ましどうもです。
でも、年を食うたびに文章のレベルが落ちてる・・・。
まだ20になったばかりなのに・・・。
小学生のころの詩や、中学生のころ、趣味でほそぼそと書いていたときのほうが、
じぶんながら、よほどうまい。
大学受験とかで、ゆとりがなくなったせいかも・・・。
これからは、当時を思い出し、ゆっくりじっくり書いていこうと思います。
801 :
441:03/03/21 01:11 ID:fVNX9P3Z
>>796 こういうアルベルもいいと思いますよ、自分もこのオチ好きです。
自分は213の楽しみにしてます。
95さんのフェイクレ早く見たい・・・ クレア萌え
後、新婚物を待ってくれている人に少し謝らないといけない事が・・・
ラブコメ風を予定していましたが出来あがった結果
マリアだけが暴走してます(爆)
>213
同い年か・・・
>801
それはそれで見たい。
>213氏
アルベル×ラヴィッチたんおもしろかったですよ(・∀・)
アルベルの鬼畜ぶりがよく表現できてましたし、
オチが(・∀・)イイ
>801
暴走マリアたんみたい!すごい楽しみです!
805 :
名無しさん@ピンキー:03/03/21 01:58 ID:YWpi/2TB
>>801 441さま
暴走マリアたんに激しく期待。
楽しみにしてまつ。
806 :
名無しさん@ピンキー:03/03/21 01:59 ID:W03PixSa
807 :
名無しさん@ピンキー:03/03/21 02:19 ID:W03PixSa
808 :
名無しさん@ピンキー:03/03/21 02:24 ID:5tesrIq0
>>772 無理に続編という形をお願いして、ごめんなさい。
441さんの書くフェイト×マリアの純愛物は二人の愛情が胸にじーんと伝わってきて本当に好きです。
新婚編と、次に書く続編、どちらも楽しみにして待っていますね。
>>801 441さんが謝ること無いと思いますよ。
おしとやかなマリアも大好きですけど、暴走してはしゃいでるマリアも見てみたいですし。
お話しの続きが本当に楽しみです!
>809
頭が堅い香具師やね
このスレの平均は20ぐらいのもんでねーの?漏れは21やけど
811 :
名無し:03/03/21 05:12 ID:1DXqlBCm
>>810 まぁまぁ、一応建前ってことで言ってるんだろうし、
少しならそういう警告(?)みたいなのも必要だろ。
野放しにしておくよりはね。軽く受け止めとこうよ。
うん、
屈辱のピアスは乳首につけさせてなじるためにあるようなモノだな
ええと、今フェイト×本の虫の施術士の下手くさいヤツ書いてるんですけど、
完成したら投下してもいいですか?
小説書くの初めてですし、えちも薄くなっちゃうだろうし、
話も状況説明もわかりにくいだろうけど……
というか、前置きやけに長いかもしれないですが。どうですか?
>>813 投下きぼんぬ。
このスレにはアンサラーやボイドみたいな神ばかり居るが、
またーりクリエイトしながらスキルレベルageるのも悪くないと思うぞ。
スマソ、本の虫のセジュツシってどんな人?
>>213 ゆっくりでいいですよ。
焦らない焦らない。。
>>816 シランド城の1階の奥の図書館みたいなとこにいる人と思われ。
>>818 いや、「どういうキャラの人?」って意味で。
わかりにくくてスマソ。
一応後半から謎解きに無理が出てきたんで攻略本買ったんで
存在だけは知ってる。ただイベント期限がすぎてたんでどういう人か知らぬもので…
>>819 フェイト達をサンプル呼ばわりしてくれる素敵なキャラでつ。
イベント自体は短くて、あのイベントだけでキャラを把握するのは不可能でした。
>>819 そうなのか…親切にどうもありがとう(・∀・)
フェイト達をサンプルよばわりなら本の虫×フェイトの方が合うのでは?
822 :
813:03/03/21 14:14 ID:qqDUfciL
>>815 うい。完成したら投下してみます。この状態だと次スレになるかもしれませんが……
>>820 解説どもです。
>>821 寝てる間のレスで答えられませんでした。すみません。
本の虫の施術士×フェイトでつか……りょかです。
なんとか方向修正をはかってみます。
823 :
名無しさん@ピンキー:03/03/21 14:30 ID:5qaRr9Yp
このスレは神スレと化してるじゃありませんか!
俺にも執筆のタレントがあればナー・・・
824 :
31:03/03/21 15:58 ID:+wKdvnPS
残り20k…。
そろそろ次スレかな。
てか、ホントにここのSS保管サイトほしいね。
他の方々、みなさん上手ですし。
鷹の目のおねいさんのエロ小説キボンぬ!!!
826 :
813:03/03/21 16:22 ID:qqDUfciL
本の虫「な」施術士なんですね……今気付いた。
一応、今書いてるヤツがFD世界帰還後〜ファイヤーウォール突入前の話なんですけど、
本の虫のイベント発生時期とはかなりズレてたりします。
一応「光の柱って〜」の流れを残しつつ「サンプル〜」を組み込んでいるのですが。
ていうか、かなーり短くなりそうな悪寒が……。
827 :
vv:03/03/21 16:45 ID:TgBa3Dvv
えー、本の虫×フェイトの駄文をば。
ゲームの時期的にはFD世界帰還後〜ファイヤーウォール突入の間の出来事です。
そんな設定どこにも生かされてませんが(えー
何分始めての執筆作業だったものですから、あまりにも稚拙な文章ではありますが
ほんの少しでも楽しめていただけたなら光栄です。
空も腹が立つくらい青い、ある日のこと。
その日、フェイトはシランド城内を散策していた。
以前何度か来たときは、慌しくてそんな暇は無かったのだが、今は状況が違った。
度重なるエクスキューショナーとの戦闘に、仲間は疲弊し、しばしの休息が必要となっていた。
そんな中、比較的疲労の少ないフェイトは、来る最終決戦に向けて情報収集を行っているという訳だ。
(仕方ないよな……ストリームに着いてからこっち、ほとんど休みなしで戦って来たんだから……)
ストリームの代弁者たちに、スフィア社のアザゼル、ベリアル、ベルゼブル。
いずれ劣らぬ強敵たちが、そんな暇を与えてはくれなかった。
否。暇があったとして、必ずしも休んだとは言えない。
銀河が消滅するその時まで、もうそんなに時間は無かった。
(……エターナルスフィアを作り出した、スフィア社のオーナーか……僕たちで勝てるのだろうか?
仮にも相手は創造主だぞ?)
そこまで考えて、ハッとなる。
「いけないよな、こんなんじゃ。僕たちは必ず勝つんだ」
改めて気を引き締め、フェイトは神学資料室へと向かった。
もしも、この星で神と崇め奉られているものが、過去にこの星に干渉したFD人だとすれば、
その神に関する資料のなかに、ルシファーに関する情報が隠されているかもしれない、そう考えていた。
「……さて、と。この中からルシファーに関する情報を探さなければならないわけか……」
考えた途端、気が滅入った。
資料室まで来たはいいが、あまりに膨大な本の数。
五万や十万ではきかない冊数が、そこにはあった。
「えー」
なんとなく嫌そうな声を上げてみるが、意味などあるわけでもなく……
結局フェイトは片っ端から本のタイトルを探ってみることにした。
アペリスの聖女について
魔剣クリムゾン・ヘイトについて
サンマイト共和国の諸問題
グリーテンの歩き方
ゲート大陸史W
七星剣技奥義書
…………
……
「……うーん、いまいちこれって言うのが無いよなぁ。っていうか司書くらい置いとけよ、全く」
などと愚痴をこぼして見る。
司書どころか、人っ子ひとり居なかった。
とはいえ愚痴をこぼしたところで何も始まらないのはわかっている。
「……どうしたものかな」
途方に暮れていると、後ろの本棚の向こうで扉の開く音がした。誰かが入ってきたのだ。
なんとなしにそちらを見ると、入ってきたのは女性の施術士だった。
きょろきょろと辺りを見回して、何かを探している。
「あー、もう」
施術士は、ショートの黒髪の先を人差し指でくるくる弄りながら、いきなり不機嫌そうな声をあげた。
(な、なんだ?)
少し怪訝に思いながらも、本棚の影から様子を伺う。
「アイツ、どこにいるのかしら」
(あいつ?)
あいつって誰だ、なんてどうでもいい事を考える。
「今、この城に来てるって聞いたんだけどなぁ……あの、青髪のグリーテンの技術者」
(僕っ!?)
どうやら、本棚の影であったために、相手には気づかれなかったらしい。
(なんで僕が探されてるんだろう)
何故かドキドキしながら息を潜める。
「うーん……あの時の「光の柱」について、あの技術者の話を聞きたいんだけどなあ」
光の柱。
エリクール第二惑星に襲来したバンデーン艦を、一瞬にして消し去ったアレである。
つまりは、フェイトの能力である、破壊の力・ディストラクション。
とはいえ、あれがフェイトによるものだと知っているのは、仲間と、あの時戦場に居合わせた兵士
くらいであり、またその兵士も女王によって口止めされている為に、あの施術士がそれを知らないのは当然だった。
(うーん、しょうがないなあ)
このままここに隠れているのも悪い気がしてきて、フェイトはゆっくりと本棚の影から出ることにした。
「えーと、あの」
「ああああああぁっ!?」
出るや否や、女性施術士はフェイトを指差して声を張り上げた。
(……ここが資料室だって、忘れてないか)
他に人が居ないのだから、実はどうでもいいことなのだが……軽く耳鳴りがする。
「もしかして、今の全部聞いてたりする?」
「聞いてたけど」
「あー、もう。全く、居るなら居るって最初に言いなさいよね。人が悪いやねー」
施術士はぷーっと頬を膨らませてフェイトを睨む。
その仕草が、やけに可愛く見える。
(結構、美人かな)
理由はどうあれ、美人に探されて悪い気はしない。フェイトは少し嬉しくなった。
「なーににやけてんのよ」
「え」
知らず、顔が緩んでいたらしい。
「い、いや、そんなことないよ。ところで、僕に話があるんじゃないの?」
「あ、そうなのよ」
どうやら話を逸らすことには成功したらしい。
「あの時の光の柱……ほら、星の船をやっつけたヤツ……あれ、何なの?」
予想通りの質問。
(なんて答えたらいいかな……まさか、本当の事を言ったところで信じてもらえるとも思えないし)
「言っとくけど、適当に誤魔化そうとは思わないでよ。誰がやったのかはわかってるんだから」
「ぶっ」
つまりは、アレがフェイトの力だとばれているという事だろうか。
(そんな馬鹿な)
「え、えーと、それってどういう意味だい」
できる限り平然を装って、できるかぎりの笑顔で尋ねる。
「あたしの情報網を甘く見てもらっちゃあ困るわねー」
施術士はフフン、と鼻を鳴らし、腕組してフェイトを見る。
「あれ、あんたがやったんでしょ」
(うわ、ほんとにバレてるよ)
フェイトは頭を抱えた。何故こんな極秘事項が一介の施術士にバレているのだろうか。
「ね、アレって結局なんなの? グリーテンの新兵器? それとも秘術とか?」
施術士は目を輝かせていた。生来の探究心が疼くのだろう。
まるで、夢見る子供のような期待に満ち溢れた瞳でフェイトの返事を待っている。
(……仕方ないな)
フェイトは観念して、静かに言葉を紡ぎ始めた。
「……あれは、うん、えーと……グリーテンの新兵器でないことは確かだよ。どちらかといえば、
紋章術かな」
「もんしょうじゅつ?」
施術士の頭に疑問符が浮かぶ。
「君たちの国で言うところの、施術に近いものさ。特定の紋様を身体に刻むことによって、火や水、
雷といったものを自在に操ることができる」
「へー……」
(まあ、厳密に言えば紋章術とも異なるものなんだけど)
フェイトの場合、これは遺伝子を改造された結果得た力であり、身体に紋様を刻んでいる訳ではない。
とまあ、遺伝子の話をしたところで、この施術士が理解できるはずもないのだが。
「にしても、初めて知ったわ。グリーテンにも施術のようなものが存在しているのね」
「え、ああ、これはグリーテンの話じゃないよ。僕の生まれ故郷の話」
言ってから「しまった」と思った。
「はあ? あんたグリーテンの技術者じゃなかったの!?」
「あー……えーと、その……」
「…………?」
先ほどから一転、施術士は懐疑の眼差しを向ける。
「じ、実は、僕とクリフは純粋なグリーテン人ではないんだ。移民って言うのかな。
もう少し遠くの国からグリーテンにやって来たんだよ」
我ながら、よくもここまで口が回るなと思うフェイト。
(クリフの影響かもしれないな)
などと考えて見る。
「ああ……そういう事か。どうりで」
「ん?」
「だって、あんたってば私の考えてたグリーテン人とは全然違ったから。ほら、アンフロックだっけ?
グリーテンの人種って、もともとは施力を大量に含んだ岩が、知能を持つに至ったって話じゃない。
……移民かぁ、なるほど」
どうやら誤魔化せたらしい。
「するとあんたのお父さんが連れ去られたのも、他民族とのイザコザってところかな?
あそこは民族間の問題がやけに多いからねー。……特に先住民族との」
一人で結論を出して、一人で納得を始める施術士。
「あ……うん、まあ、そんなところかな」
もう父の死を克服したとはいえ、やはりその言葉を聞くと少しばかり辛い。
胸の奥がズキンと痛んだ。
「と・こ・ろ・でぇ……ね、ちょっと協力して欲しいんだけど」
施術士が、小悪魔っぽい笑みを浮かべる。
「協力?」
「そ。ああ、難しいことじゃないわよ。ちょーっと、あんたの身体を調べさせて欲しいのよね」
どこから取り出したのか、きゅぽんと音を立てて小瓶の栓を抜くと、中の液体を突然呑み始める。
「身体を調べるって……」
(そんなの嫌に決まってるじゃないか)
当然、断ろうと口を開きかけた瞬間。
「んむっ」
施術士の顔が、フェイトの目の前にあった。
唇にやわらかいものが当たっている。
施術士の唇が、フェイトのそれに合わさっていた。
「っ……ぅ……」
突然の出来事に思考が停止し、頭が真っ白になる。
施術士は半開きになったフェイトの唇の間から舌を挿し込み、
それをレールにして何か液体を流し込んだ。
「んっ!? む……くあっ」
慌てて唇を離すが、時既に遅し。
液体はほとんど喉の奥へと入っていた。
「な、なにを」
「私のお手製媚薬。って言っても、まあ、軽い弛緩剤程度の効果しか無いわよ。
ほら、その方が身体を調べやすいじゃない?」
「調べやすいって……うあっ」
一瞬、グラリと視界が歪み、数歩後ずさる。
(あれ、頭がぼーっと……)
「んじゃ、ま、始めるねー」
先ず、施術士はフェイトの上着を脱がしにかかった。
ベルトを外し、上着のファスナーを下ろす。
「ちょっ……待っ……駄目だって、そんな、名前も知らないのに」
身体を調べるという行為に、相手の名前を知っている必要があるのかどうかは分からないが、
何とか理性を保ちつつ、脱がされそうになっている上着を力なく押さえる。
「あたしは知ってるけど? フェイト君」
やけにあっさりと言う施術士。
まあ、フェイト自体この国では有名人な訳だから、名前くらい知っていても不思議ではない。
「でも、僕は知らない」
「知りたい?」
再び小悪魔の微笑。
フェイトはコクと頷いた。
「……セシリア。セシリア=アンダーソン。よろしくね」
「セシリア……」
熱に浮かされたように名前を呼ぶ。
「じゃ、自己紹介も済んだところで、続けるよ?」
「あ……うん……」
こんな場所、こんな状況で自己紹介とはおかしな話だが、もはや意識は朦朧としており、
何も考えられなくなっていた。
セシリアが、フェイトの腕や胸に手を当てる。
「心拍数、脈拍数、やや高めだけど、まあ異常は見られないわね」
やや高めなんてものではない。
フェイトからしてみれば、心臓は破裂しそうなほどに激しく鳴っていた。
「じゃ……今度は「こっち」を調べるとしますか」
「えっ!? あっ!!」
気づくと、セシリアは既にフェイトの足元にしゃがみ込み、ズボンを下ろしていた。
「あっ、ちょっ!!」
ズボンの下から、フェイト自身の生殖器官が姿を現す。
外気に晒されたフェイトのそれは、これ以上ない程に張り詰めていた。
「うわ……おっきー……男のコレって、こんなんなってるんだ。初めて生で見たぁ……」
生で見た、というのは、おそらく書物での知識と比較してのことなのだろう。
「ちょっと触るよ……?」
そう言うと、セシリアがフェイトのそれにおずおずと手を触れた。
「くっ、あ!!」
ビクン、とフェイトの身体が跳ねる。
「あ、ごめん……大丈夫?」
「へ、平気……続けて」
「うん……」
既に2人とも、極度の興奮で当初の目的を忘れていた。
セシリアの細く白い指が、フェイト自身をやさしく包み込むように触れる。
「……えっと……確かこういうときって、口で……するのよね、うん……」
「え……ふ、あぁうっ」
「んっ……」
次の瞬間、セシリアはフェイトのそれを口にくわえていた。
「はむ……んぅ……む、あっ……」
「く……う」
心地よい刺激が、フェイトの下腹部を襲う。
「んふぅ……んっ、んっ……ふはっ」
「せ……セシ、リ……」
「んっ……む、ん……」
もう限界だった。
首筋から下腹部へゾクゾクと震えが走り、やがてフェイトの奥に溜まっていた
熱いモノが込み上げてくる。
「く……あぁぁぁっ!!」
「ひゃぅ……あっ!?」
絶頂に達すると同時に先端から放出された大量の白濁液は、セシリアの黒い施術衣を、
上から下まで白く染めあげていった。
「はあ……はあ……はぁっ、あ……」
「……んぅ……汚れちゃったじゃない……」
セシリアが、自らの顔に付着した白濁液を指ですくい、そのまま口へと運ぶ。
「……変な味ぃ」
フェイトの中で、本能が理性に打ち勝った瞬間だった。
フェイトは勢いをそのままに、セシリアを近くの机に押し倒した。
8人程度が座れるほどの大きさの机であり、下手なベッドよりもよっぽど広かった。
「ちょっ……フェイ、ト……んむっ」
フェイトの唇がセシリアの唇を塞ぐ。
そのまま舌を挿し入れ、セシリアの口腔内の感触を味わう。
「む……ふぁ……ひっ……ひあぁぁん……」
フェイトが左手を胸に這わせると、セシリアの身体がこわばった。
気にせず左手に少しだけ力を入れる。
「ひっ、ん……ふ……うぁぁ……」
「……ん……これ……」
胸の一部分が、服の上からでも分かるほどに硬くなっていた。
「……感じてるんだ、セシリア」
「ひぅ……そっ、そんな事……あっ」
言い終わる前に、胸のその部分を人差し指でしきりに刺激する。
「はっ……あっ、あっ……くぅっん……」
セシリアが切なそうな声を聞きながら、今度はスカートの裾から右手を潜り込ませた。
太ももを撫でるように奥へ進むと、やがてその付け根まで辿りつく。
「…………」
パンティの上から触れてみると、そこはしとどに濡れており、
張り付いたパンティにクレヴァスの形がくっきりと浮かび上がっていた。
トン、と中指で軽く叩いて見る。
「っ!!」
先ほどのフェイトと同じく、セシリアの身体がビクンと跳ね上がった。
「こんなに濡らして……セシリアって、結構エッチな身体してるんだ」
続けざまに指で何度か、線に沿って強くなぞる。
「ひぅっ……ふあ、あふぅ……」
指を這わせる度にセシリアは甘い吐息を漏らした。
「セシリア……全部脱がしても、いい?」
フェイトが訊ねると、セシリアは小さく頷いた。
腰の帯を解くと、スルっ……と連鎖的に服がはだけ、
決して小さくは無い双丘がフェイトの前に露になった。
桃色の先端はツンと尖り、激しい呼吸に合わせて白い肌が上下する。
「あ……」
セシリアが小さく恥じらいの声を上げる。
フェイトはそのまま、セシリアの胸の先端にしゃぶりついた。
「んっ、ふっ、はっぁ……ふっ、あっ、あっ……」
初めて感じる、くすぐったいような不思議な感覚に、セシリアの意識はどこか遠のき始めていた。
頭が重く、喉が焼ける様に熱い。
セシリアの胸を一心不乱に貪る一方で、フェイトは彼女の下半身を覆う邪魔なものを取り去ろうと
必死だった。
帯が解けたことで下半身を覆うスカートは無くなったが、まだパンティが残っている。
フェイトはセシリアを隠す最後の砦に、そっと手をかけた。
「ふぇっ、やぁぁ……」
セシリアの口から、否定的な言葉が漏れた。
だが、フェイトは敢えてそれを無視すると、最後の砦を一気に膝まで下ろした。
「いやぁぁん……」
恥ずかしさに、両手で顔を隠す。
セシリアの反応とは対照的に、そこは愛液にまみれてぐしょぐしょになっていた。
「うわ……凄いな」
思わずそんな言葉が口をついて出た。
「ふぇぇっ……恥ずかしいからぁ……」
セシリアが涙目になって訴える。
フェイトは優しく微笑みかけると、セシリアに優しくキスをした。
少し触れ合うだけの、軽い口付け。
フェイトは、セシリアの両足の間に割り込むように移動すると、その秘所に自分のものを近づけた。
「……いい?」
最後の確認。
「……んっ。いいよ……」
フェイトはもう一度軽く口づけすると、一気に腰を突き入れた。
「ひっ……うぅ、あぁ……あぐっ、ああああっ」
一瞬、なにか軽い抵抗を感じたが、そのまま奥まで突き入れる。
「う……あ、う……」
「大丈夫? もしかして……いや、その」
「…………うっ……ん」
男性器を初めて見たという時点で気づくべきだった。
少し後悔しながらも、フェイトはゆっくりとグラインドを始めた。
「ひっう……いっ……たぁい……」
「っ……」
セシリアの膣内は思ったよりも狭かった。
どくどくと脈動する肉壁が、ぎちぎちとフェイトのモノを締め付ける。
「ふっ……あぅっ……ぅん……あああっ……ひあ……」
しばらく出し入れを繰り返していると、やがてセシリアも感じてきたのか、
喘ぎ声に甘いそれが混じり始めた。
それに伴い、膣内も徐々に滑りが良くなっていく。
「ひっ、はっ、あぅっ、んっ、あっ、あうっ……フェ、フェイトぉっ、へんっ、へんなのっ。
ふぁっ……ひゃっん……な……なんにも……なんにも考えられ、なあっ……」
「セシリア……セシリアっ……」
「ひっあ……もっ……駄……目ぇぇ……何にもぉっ……頭の中ぁっ……真っ白だよぉっ!!」
「ふっ……あああっ!」
「ひっはあああああっ、うあああああっ!!」
フェイトは絶頂を迎えると、大量の精をセシリアの奥深くへ注ぎ込んだ。
「うぁぁ……膣に……膣に出てるよぉっ……いっぱい……いっぱい……」
共に果てたセシリアは、胎内に感じる奔流に再び絶頂を迎える。
フェイトはそのままセシリアの上に倒れこみ、その余韻に浸かるのだった。
あれから時は流れ……
ルシファーはフェイトたち一行の手によって倒され、世界は何事も無く平穏に時を刻んでいた。
━━シランド城内・施術資料室━━
セシリアは今日も本の虫だった。
「ねー、ちょっとぉ」
あの日交わった机。その椅子に腰掛け、一冊の本と格闘しながら、難しそうな顔で隣の席に座る男を呼ぶ。
「んー? どうしたんだい、セシリア」
隣の男はフェイト=ラインゴッド、その人である。
「いやーね。これなんだけど」
「?」
セシリアが広げて見せた本の内容は、火の施術と水の施術の反発・増幅作用に関するものだった。
「大気圧がこの状態の時、水の施術の影響が大きくなるのはわかるんだけど、
どうしてここから湿度を3%引くだけで火の施術の影響率がこんなに高くなるのかしら?」
「うーん」
と言われても、そんなに施術に詳しいわけではないので、どう答えたらいいか迷ってしまう。
「……まあ、そうなるから、なるんだろ?」
あまりにアレな答えに、セシリアも思わず言葉を失う。だがやがて、
「…………ま、それも正論か」
と小さく笑うと、フェイトの肩にもたれかかった。
「世の中、何が人生変えるかわかんないものよねー」
「それは僕の台詞だって」
苦笑して、フェイトはセシリアの頭を撫でる。
今日も空は青い━━━━。
842 :
441:03/03/21 22:38 ID:fVNX9P3Z
キタ━━(゚∀゚)━━!!
あと2しか無い罠
そろそろ次逝きませう
annza
848 :
名無しさん@ピンキー:03/03/24 20:21 ID:I1cNF3jj
age
849 :
名無しさん@ピンキー:03/03/25 01:09 ID:6gGH95Sy
あ
850 :
ラスト:03/03/25 13:05 ID:iUGtnoum
get
maaya
efagvgs
500
854 :
名無しさん@ピンキー:03/03/28 22:48 ID:79Q0QaG/
(´-`).。oO(ラストかな)
finish
857 :
名無しさん@ピンキー:03/03/31 09:17 ID:Uq5E979D
熱冷めるの早いね、みんな
858 :
名無しさん@ピンキー:03/04/04 22:37 ID:iawm1479