952 :
ROM:03/03/25 23:00 ID:PFPqHiJs
956 :
:03/03/27 00:14 ID:OdLl28Sn
959 :
:03/03/27 00:41 ID:OdLl28Sn
郵便受けから小包みを引っ張り出し、屋敷の中に持っていく。
※
964 :
:03/03/27 00:54 ID:OdLl28Sn
「そろそろ引っ越しよね。引っ越しの準備ってわやなのよね〜」
所々方言で喋りつつ、廊下を歩く。
「次の引っ越しの仕事、私頑張ってみようかなぁ?」
そんな事を言いつつ、厨房に向かう。
968 :
椿 杏樹:03/03/27 01:04 ID:OdLl28Sn
引っ越し先の館の名前を考えている。
「ま、記録庫の整備はわたくし個人の趣味みたいなものですし、そも、私がこのお屋敷の主では
ないのですから」
そう言って、誰に対してでもなく、困ったように微笑んでみせる。
「わたくしの都合などと言うもので、ご主人様をはじめとし、お屋敷にいらっしゃるお客様方、
そして他の使用人達の手を煩わせるようでは、本末転倒と言うものです」
などと言いつつ、どこからともなく使い込まれたエンピを取り出す。
「わたくしなくして、このお屋敷は建ちました。故にわたくしなくともお屋敷の日々は過ぎていく。
それが本来、あるべき姿だとわたくしは確信しております。ただ、お屋敷が栄えるお力にでも
なれればと。それがわたくしの使用人としてのあり方だと存じ上げております」
「執事さんはやっぱり凄いわね…私みたいなメイドとはやっぱり格が違うわ」
ぶつぶつとそう言うと、引っ越しの準備を続ける。
「おやおや・・・引越し時か」
窓から外を眺めながら呟く。
973 :
椿 杏樹:03/03/27 01:19 ID:OdLl28Sn
「お疲れさまでした〜!」
杏樹に声をかけると、その足で物置からスコップを取り出しに行く。
「今回は俺もやってみよっかな、埋め立て」
自分の荷物を運んでいる。
元々少ない為すぐ済んでしまうと、別の場所を手伝い始める。
「……いや、それにしても私も振り返れば、色々な失敗をしてきました……」
ふと、脳裏にこれまでの屋敷での出来事が過ぎる。
「……お屋敷の名簿を書き換えるべき時に、誤って前のお屋敷の名簿をそのまま、
棚に入れっぱなしにしておいたり、引っ越しの手配をし損じて、渡り廊下を渡しそびれたり、
……色々ございましたなぁ……」
などと言いつつ、手にしていたエンピで土を取ると、それを何処かへと放り投げる。
「その辺も余すことなく、記録庫の記録をあたれば出てくると言うのも、
これ又、お恥ずかしいお話です」
「もう引っ越しの季節か……俺も何かするかな」
煙草を灰皿に押しつけると、荷物をまとめ始める。
大きなスコップを持ちだしてくる。
980 :
椿 杏樹:03/03/27 01:34 ID:OdLl28Sn
髪をまとめ、荷物をダンボールに詰めてどんどん運び出す。
「さてと」
ひときわ大きいスコップを運び出す。
982 :
椿 杏樹:03/03/27 01:37 ID:OdLl28Sn
「あら?みんなスコップ持って集まってるわね。私も行こうかしら」
大体運び終えたので、スコップを取りに倉庫へ向かう。
「さて、と。頑張ろうかな」
髪をいつものポニーテールに束ねると、埋め立てを始める。
984 :
椿 杏樹:03/03/27 01:40 ID:OdLl28Sn
スコップと間違えて倉庫からクワを持って出る。
「ふむ。もう引っ越しの季節か」
手ぶらのまま、埋め立て風景を眺めつつ桜桃館へ移動する。
「ま、軽い運動にはなりそうだな」
一言呟くと、いつのまにかマスターの横には土の山が出来ていた。
987 :
椿 杏樹:03/03/27 01:43 ID:OdLl28Sn
「違う違うこっちこっち」
再度改めてスコップを持って出ると、非力ながら埋め立てを始める
クワを持ってきた杏樹を見て苦笑しつつも、埋め立て作業に入る。
(今度こそ1000を…)
そんな事を考えながら埋め立てを続ける。
990 :
椿 杏樹:03/03/27 01:45 ID:OdLl28Sn
「あっ、誰ですか笑ってるのは」
真っ赤になりつつ埋め立て作業を続ける。
「(こういう単調な作業って好きなんだよなあ・・・)」
のんびりとしたことを考えつつも手は休めない。
「今回の1000は誰が取るのかな」
桜桃館から、悠々と埋め立て風景を見る。
993 :
椿 杏樹:03/03/27 01:49 ID:OdLl28Sn
「おお、あとちょっとで1000だわ…」
熱心に作業を続ける。
「もう一息ね……」
一度手を休めると、再び埋め立て続ける。
「興味ないんだが何故だか狙いたくなる、不思議なもんだ」
苦笑しながら呟く。
「じりじりするな…」
マスターを横目て見つつ、一旦埋め立てる手を休める。
997 :
椿 杏樹:03/03/27 01:52 ID:OdLl28Sn
「あーもう少し!」
いつのまにか真剣になっている。
「あと少し…」
「ほいっ、と」
エンピで仕上げの砂をかける。
「えいっ!1000!」
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。