1 :
名無しさん@ピンキー:
不朽の名作タクティクスオウガのエロ小説を見たい人はいないか!
2 :
ゲッター:03/02/09 12:19 ID:2qClDtgi
もらったー!
3 :
名無しさん@ピンキー:03/02/09 12:55 ID:gvL2aUl4
やおいでもいいですかね
TOスレキターーー! 1さん乙!
>>3 801は賛否あるだろうが保守のためだ。こうしなければこのスレに明日はないッ!
…ということで投下希望。
5 :
vv:03/02/09 19:53 ID:KLk+v3Lt
SELEY
戦闘が終わっても烈しい雨が砦には降り注いでいた。惨めで冷たい雨が天上から一人の女を
濡らして長い髪を頬に貼り付かせている。ボード砦のその一角にヴァレリア解放戦線の赫の
激情、セリエ・フォリナーがそこにいた。
「姉さん。なかに入ろう」
「生きていたのか、システィーナ。わたしを嗤ってくれてもかまわないよ」
セリエはその顔を天上の黒い雨雲に向けると、静かに瞼を閉じていた。
「そんな。嗤うなんて……」
「なら、罵ったらどう。いいざまでしょう」
「いいかげんにしてよ!」
「いいかげんにだと!おまえに何が判るというのだ!」
「わかるわけなんか無いでしょ!姉さんの我儘で多くの仲間が死んだのよ!」
「本音が出たか」
「なんですって!」
システィーナは初めて感情に身を委ねて、長姉の胸倉を掴みにかかっていた。
「よせ、システィーナ!やめるんだ!大切なお姉さんなんだろ!」
デニムがふたりに割って入っていった。
「なんだ。この甘っちょろい奴は!」
システィーナが姉を突き飛ばして、吐き出すように言う。
「私たちのリーダー、ロード・デニムよ!」
「まだ、ごっこ遊びをやめていないのか」
更に食って掛かろうとしていたシスティーナをデニムは制して、水溜りに力なく崩れているセリエに
手を差し伸べる。飛びつきたい衝動を堪え、握りこぶしで大地をセリエは叩きつける。
「確かな物が欲しかっただけだ!攻めていてこそ……。迷いがあっては、死に呑まれてしまうだけだ!」
「仲間になっていただけませんか。セリエさん」
豪雨に長い髪が乱れ雨水をしぶかせて鬼神のようにデニムの顔を見る。
「おまえが私の手段になるというのか」
「姉さん!」
「かまいませんよ。その目で確かめてください。気に入らなければ抜けて頂いても結構ですから」
「デ、デニム……!」
デニムの言葉にシスティーナは多少なりとも驚く。現状はきゅうきゅうで、いますぐにでも戦力は
欲しかった。
「虚勢なのか、揺ぎ無い自信なのか判らんな。それともただのバカかのどちらかだ」
システィーナの顔がさらに険しくなっていった。
「もう行きましょう。デニム」
「確かめてくださっても結構ですよ」
「そうさせてもらうよ」
大地に崩れていたセリエがスピアを突き立てると、ゆっくりと立ち上がった。その姉の姿を見て
システィーナのなかに不安が走るのだった。その感情は恐怖にも近しいものともいえる。
「気を付けて、デニム。ああいう時の姉さんは、善からぬことを考えているものなのよ」
デニムに小声でシスティーナは耳打ちをするのだが、次の瞬間にはセリエの行動に驚かされて
いた。厚手の革のグローブを捨てて甲冑の紐を解き始める。
「セリエさん!なにをなさっているんですか!?」
「見てわからないかしら。裸になるのよ」
「裸って、どういうことなのよ!」
システィーナがセリエの奇行に詰問をする。
「確かめるのよ。デニム、そういったわよね」
「はい……」
「ならば、わたしをこの場で抱くことね」
システィーナの平手がセリエの頬を捉えていたが、デニムの手の甲が彼女の攻撃をガードした。
「デニム……」
「構いませんよ」
「ほんとうにいいのね、デニム?わたしをこの場で抱けば私は仲間にはなるけれど、システィーナや
ごっこ遊びのお仲間さんたちは磐石ではないみたいだから、困るのではなくって?」
「お喋りなんかしていないで、早く脱いで下さいよ。セリエさん」
遠くで三人を見ていたアロセールが激怒して、止めに入ろうと駆けて行こうとしていた。
「よせって」
「カノープス。おまえは、あんな好き勝手なこと言われて平気なのか!」
「おまえさんは、デニムを信じてついて来たんだよな。なら、また信じろよ」
「で、でも……」
カノープスの白い翼が大きく拡がって、仲間の視界から三人を消し去る。そうせずとも、皆は
瞼を静かに閉じていた。
「ごっこ遊びではないようね」
セリエが呟いた。
「なら、もういいでしょ、姉さん」
その間にもセリエの手は休まることなく動いていて、鎧を落として鎖帷子までも脱ぎ始める段に
なると、デニムも肚を決めて鎧に手を掛けていた。セリエが胴衣までも落としてオバーブーツを
残してデニムの目の前に裸身を晒していた。セリエは躰を包み隠さず戦士の鍛えられたスリムな
肢体に彫刻のような整った乳房と下腹の黒々とした叢をも隠そうとはしなかった。
「わたしは本気よ」
そうシスティーナに言い放つと、セリエはズボンを脱ぎに掛かっていたデニムに飛びついていた。
焔の獣欲・サラマンダーは、そのしなやかな美脚をデニムの腰の後ろで組み合わせて青年の唇を
貪婪に求め、顔をくなくなと揺すっていた。システィーナは姉の浅ましくも凄まじい気性をあけすけに
見せ付けられて衝撃を受けて固まって、ただ視線を逸らすのがやっとだった。
「こんなのが、セックスであるわけがない……」
システィーナは小さく呟いていた。デニムはよろめきながら、軒に躰を寄せてセリエを濡れないように
もっていった。デニムの口腔にはセリエのサラマンダーの舌が強引に押し入って、烈しく蠢いている。
まさに、わたしを御してごらんといった風情でデニムを嘲笑いながら愉しんで呑み込もうとしている。
デニムの舌は強く吸引されて魂までも持っていかれそうなほどだ。腰も淫らに動き始めている。
デニムは中途半端に脱いだままだった腰布を肌蹴させてペニスを外気にやっとの思いで晒した。
「どうした!デニム!はやくわたしの膣内に突っ込んでごらん!さあ、来てごらんよ!」
セリエの背中を軒下の壁に預けて、片脚を下ろさせて滾る屹立をズリュッと一気に押し入れる。
「あうっ……。はっ、入ってきたね。坊や!はやくわたしを満足させてごらんよ。はやくううっ!」
「くっ!」
セリエの肩に顔を乗せてデニムは歯を食いしばる。
目を背けていた筈のシスティーヌはどしゃぶりの雨にずぶ濡れになりながら、デニムとセリエの交わりを眺めていた。ふたりの喘ぎが雨のなか白い吐息となって吐き出されている。しかも、デニムを弄ぶ
風情だったセリエはいつしか彼のペニスの衝きあげに高みに押し上げられては、奈落へと
突き落とされるような閨声をあげるまでになっている。自分も獣のような肉の絡み合いに
加わりたいという欲望がふつふつと湧きあがることが判っていただけに、信仰が揺らぎそうで堪らない。
「あっ、あっ、あっ……。き、気持ちいい?わたしの膣内(なか)、気持ちいいの!?」
デニムにセリエは右太腿を抱えられて、彼の押し付けるようなパワフルな抽送にふくらみきったクリトリスはひしゃげて擦り上げられて、躰にズンズンと重い衝撃を受けている。
「ど、どうだ!これで満足か!」
躰の不安定な立位での交わりが続いていた。
「まだ、まだよ!もっとわたしの膣内を掻き回してよ!下ろして、後ろから突きなさい!」
セリエの切迫した声音に指導者としての命令口調がデニムの性欲の焔を焚き付けていた。濡れた
髪を振り乱して喚いているセリエの望みどおり後ろから突きあげよう降ろさずに彼女の脚を折り
たたんで廻そうとしていた。
セリエは抜去されて後ろからの挿入とばかり思っていたので、慌てて壁に両手を付いて支えを取って
ヒイヒイ言いながら回転しなければならなかった。やっとのことで背中を取られた頃には躰は
ぐったりして、糸が切れたように四肢を投げ出すような格好になっている。
「あうぅうっ、ああっ、はあ、はあ……」
下腹を両の手を組んで抱えたデニムは、彼女の躰をゆっくりと下ろしていく。セリエの裸身は腕を
伸ばして軒下の壁をのたくるように摺り落ちる。躰が地に落ちたことで、ふたりの裸身に烈しい雨が
叩くように降り注いできた。セリエはぐったりとして肩を落として絶息寸前のように喘いでいる。
デニムに尻を掲げられて突きあげられて、乳房は泥の地面に醜く拉げて揺さぶられている。
「デニム!デニム!もう、姉さんは失神しているわ!もうやめて!デニム!」
デニムはシスティーナの呼びかけに果てることなく律動を中断はしたが、セリエは白眼を剥いて
総身をふるわせていた。それが豪雨の寒さからなのかはわからない。デニムはセリエのふるえている
肩の肩甲骨に口吻をして膣からペニスを抜き去った。折れた翼をいたわるように。
12 :
名無しさん@ピンキー:03/02/10 07:42 ID:6Ic/6B7A
デニム意外に漢だな!
さすがリーダーの貫禄!
13 :
名無しさん@ピンキー:03/02/10 11:05 ID:n2CclKQd
アロセール&レオナール
フォルカス&システィーナもきぼんぬ。
14 :
名無しさん@ピンキー:03/02/10 12:32 ID:Gu/djW8J
パロディじゃないのがあるだろ。
セリエねぇさんが暗黒騎士に…
暗黒騎士
「さっさと歩けッ!!
暗黒騎士
「オズ様、ゲリラのリーダーです。まだ息がありました。
オズ
「ふん。しぶといヤツだ。
セリエ
「・・・・・・こ、殺せッ。
はぁ、はぁ・・・・・・
オズ
「死に損ないの分際で命令するつもりか!
オズ
「よぉし、この女はおまえたちにくれてやる。好きにしろッ!
暗黒騎士
「さっすが〜、オズ様は話がわかるッ!
セリエ
「さわらないで・・・・・・
・・・お願い、やめて・・・・・・
あぁぁっ!!!
15 :
名無しさん@ピンキー:03/02/10 12:35 ID:Gu/djW8J
↑この続き、誰か書いてちょ
16 :
名無しさん@ピンキー:03/02/10 12:52 ID:TaQDTvvK
>>11 ヽ(`Д´)ノウワァァン
頼むから最後までイカせてくれよー。
17 :
名無しさん@ピンキー:03/02/10 16:30 ID:w9FaeTeN
「婦女子がレイプされる」みたいな話もあったな。
結構エグいゲームだった
18 :
名無しさん@ピンキー:03/02/10 21:48 ID:Ax/GrTCx
>>14 虹だと死ぬる程ガイシュツなネタだけどな(w
>>11 苛烈なセリエ姉さん、禿げ上がるほどに/lァ/lァ
>>1 出来ればオウガ総合スレにしてほすぃけどね。
20 :
名無しさん@ピンキー:03/02/10 22:59 ID:vfNkgjn6
あぼーん
23 :
名無しさん@ピンキー:03/02/10 23:41 ID:yYp2cMHG
>>22 出来てはすぐつぶれるので今は無いよ。
まとめサイト作ってほすぃといつも思ってる。
セリエやシェリーのネタは結構ガイシュツ気味。
システィーナたん(;´Д`)ハァハァ
OZMA&OZE 1
月明かりの静かな夜、城の一角の広間にある天蓋が備え付けられた豪華なベッドで、引かれた
カーテン越しに男と女の肉の交わりが演じられる影絵が妖しく蠢いていた。そのなかでは、女は
ケモノのようになってベッドに四肢を付いて這って、白い両の脚を拡げて尻を突き出すようにして
烈しい責めをあらぬ所に受けている。
「はあっ、はあ、はあっ……。いっ、いいよ!オズ!もっと、もっと烈しく突きな!」
女の名は暗黒騎士団・ロスローリアンの紅一点、オズマ・モー・グラシャス。彼女は弟の滾る
ペニスをアヌスに受け悶え狂い赫いルージュを刷いた唇をいっぱいに開いて喚いている。
「姉さん。そんなに烈しくすれば壊れるぞ」
「あんたのペニスがかい?ハハハハッ!構いやしないよ!血の一筋や二筋ぐらいならね。おまえも
その方が愉しいのだろ?ちがうかい?」
汗に濡れる肩にかかる赤毛を汗と烈しい情交に濡らし振り乱して後ろを振り向く。姉の妖しくも
凄まじい鬼気迫る容貌に、その鼻っ柱の強い姉を御してみたいというサディスティックな欲望が
むくむくと鎌首をもたげて、オズマのゴムのようなきつい締め付けの直腸のなかでオズのペニスは
硬度を増していっていた。
「いいのか!ほんとに構わないのか!」
姉の言葉は絶対だった。むしろ責める側にいながらも、傅く自分を鼓舞するためのもの。
「なんどもおんなじことを言わすんじゃないよ!はあ、はあ……。はっ、はやく!突きな!」
二卵性双生児として育った姉弟は早くから互いの肉体に興味を持ち、禁忌の交わりを重ね合って
きていた。度重なる情交においても姉の惜しげもなく弟に提供される肉体に、その魅力的は尽きる
ことなくオズの前に晒けだされる。
OZMA&OZE 2
腰を振って女のなかに果てるだけの単純な行為に果てがなくどこまでも感覚が呑まれる歓びは
数多ある女があるなかで、姉しか与えてくれていなかった。オズは姉を崇拝していた。弟は姉の
欲求に衝動に突き動かされ従うように、性的嗜好が女を嬲ることでしか悦びを得られないものに
変貌していた。選んだ標的を骨の髄までも虜にしてから、その仮面を剥ぎ取り愉しむというケダモノに。
「わかった、姉さん。いま、行くから」
姉の肩に添えていた両手を、なだらかなスロープを描いてしっとりと汗ばんでいる背のなめらかな
白い肌を滑らせて、弟のペニスを奥まで引き込もうとして蠢いている白き双臀を支える太腿をがっしりと
捉える。
重量感のある衝きあげを繰り出して一撃でオズマの肩がベッドにがくんと沈んで、彼女の剣士
然としない女の美の総称ともいえる綺麗な肢体が彼によって顫えて揺さぶられ、両手は服従を示す
かのように前へと真直ぐに伸びて、その先の拡げられていた手はやがてシーツをしっかりと握り締めている。
「ああ……。あうぅうッ!はっ、はっ、はあ、はあ、あ、あ、あああ……」
「どうだい!姉さん!これで満足かい!答えろよ!」
「ううっ、あうう、う、うっ……」
「なんとか言いなよ!ほら、姉さん!」
オズマのなかに躰がバラバラになって弾けるような感覚が途切れ目なく襲い掛かっていた。
「がはあっ!ああっ、ああ……。いっ、いいよ!オ、オズうぅうッ!うああ……!」
普段ならば、姉を壊したくないという思いからその欲望は捕虜の女戦士か娼婦にだけ
向けられるべきものであったが、月下の妖しいオズマの蒼白に照らされた姿態とその蠱惑に
魅せられて、オズはゆるやかに狂わされていた。
OZMA&OZE 3
「姉さん!往くから!たっぷり出すよ!」
オズが姉にそう叫ぶと、彼女は伸ばしきっていた腕を宙に掲げ拳をつくってその衝撃の刻を今か今かと
受け入れる態勢に入っていた。やがて直腸内のオズの傘が開いて灼けるような白濁が飛沫、
その衝撃を受けて、掲げられていた拳に華が咲くように白魚のような細く綺麗な指がいっぱいに拡がって慄き、
臀部もまた快美感に酔いしれて痙攣する。やがてオズマの白くなだらかな肢体はベッドにやすらぎを求めて
ゆるやかに伸ばされてゆき、オズもまた姉に覆い被さって、アヌスの痙攣の余韻を噛みしめながら二人は
重なり合って溶けてベッドに深く沈でいった。
快美の刻を経て、オズは躰が揺さぶられるのを感じて薄目を開けていた。むろん気が置けない
姉であればこそのことで、戦士としての感覚も鈍化し性愛だけに純粋にのめり込める。オズマは弟の
弛緩した躰を仰向けにすると逆しまに跨って膝立ちになったままで、両の手を彼の腰の脇に付いて穢れて
臭気を放っているペニスをなんの躊躇いも見せずに唇を開いて呑み込んで清めてくれている。
オズにとってはいつもの見慣れた眺めが展開されて、穴からはまだ解き放った白濁が一条の朱を
混じらせてこぼれ彼の胸板に滴り落ちている。その光景は彼を男にさせる瞬間でもあり、彼女自身の
糞便に塗れて穢れたペニスに一時であっても傅かせていることは至福の刻となった。じゅぷ、じゅぽっ
という姉の淫水の奏でる調べが耳に躰に心地いい。
姉がアヌスからこぼした残滓を指で掬って眺め、口にやり含んでいた。そして姉のひくつく窄まりを
双臀を鷲掴みして割り開いて指を突っ込んだ。
「姉さん。尻を落としてもいいぜ。また、前の方を……」
オズがいい終わらないうちに、女らしいむっちりとした白い臀部が降りてきた。姉の温かな口腔に
包まれて、またペニスが膨らんでくるのがなによりも嬉しいのは、無限の力を感じさせてくれるからだ。
OZMA&OZE 4
オズマは尻を落としていって、ヴァギナに弟の唇の感触を感じる。舌の蠢きと爛れた肉襞の蠢きが
妖しく蕩けあっていた。ペニスも舌の蠢きと口腔の温かさに加えて、唇と頬の窄まりに扱かれて、
還るあるべき鞘を求めて渇望して跳ねていた。
「はあ、はあ……。また射精しておくれでないかい」
オズマは弟のペニスをゆっくりと吐き出すと、暫らくなくしたものを求めて駄々を捏ねるように
痙攣していたペニスを眺めて頬摺りすると、そのまま臀部を移動させてベッドに膝立ちになると
裏側からペニスを手に包んで秘孔にあてがうと尻を一気に落とした。
「ああ……。もちろんさ。姉さん……。気持ちいいよ」
オズは躰を起こして姉の細い肩を手のなかに収め、戦士の痕跡を留める背中の筋肉に白い素肌
に口吻をして頬を擦り付けていた。今交わっていることの確かさをさらに実感しようとその手を脇の
下にもぐらせて喘ぐ脾腹を挟むように愛撫してから前に廻して、戦士らしからぬ豊満な美乳を乱暴に
愛撫する。それに応えるかのようにオズマも弟を実感したく廻された腕に手を添えてしがみ付いていた。
そしてオズマの尻が弟のペニスを引き千切らんかのように回される。
「姉さん。ヴァレリア解放戦線の連中を狩だとさ」
「シラミみたいな連中に私たちが手を下さねばならんか。仕事だから栓なきこと。でも、あんたは嬉しいのだろ。
ふふふっ、ハハハハ!」
「そんな姉さんだって、愉しむつもりなんじゃないのかい?」
姉の肩にオズは顎を載せると囁いた。
「暇つぶしにでもなればね。今はこっちの方が愉しいのさ。ほら、射精しなよ」
「じゃあ、姉さんも俺をきつく締め付けてくれよ」
「言うね。ふふふっ」
「ハハハハ」
オズマは上体を前に崩すとオズの脚にしがみ付いて豊満な美乳をひしゃげていった。
29 :
名無しさん@ピンキー:03/02/12 13:34 ID:bHtOlD7w
おおっ新作乙! 上のセリエと同じ人ですか?
オズとオズマってマジでやってそうでコワイ
あぼーん
フォルカスとシスティーナ、マジでキボン(;´Д`)
近親相姦萎え
あぼーん
34 :
名無しさん@ピンキー:03/02/12 22:30 ID:MrTp5aeb
オズ×オズマ(゚∀゚)イイ!かった
あぼーん
あぼーん
次はテンプルナイト×セリエのレーイプシーンきぼんぬ
38 :
名無しさん@ピンキー:03/02/13 01:17 ID:EBYFzsuU
オズマオズキター
乙です!
オズマ姉さんのサディストっぷりがたまりませんな(笑
個人的には黒ランスのおもちゃにされる黒カチュアってシチュきぼん
ヴァイスにいたぶられるカチュアもいいかも
「俺をバカにしやがってッ!」てやつ
40 :
名無しさん@ピンキー:03/02/13 23:26 ID:6z6Eqiae
ヽ(`Д´)ノウワァァン!!!
また膣内で中出しさせてもらえなかったよー!!
これじゃ生殺しだよー!!
↑違うところにしたじゃん
凌辱1
「セリエさん!退いて下さい!私たちが奴らを引き止めますから、早く!」
ボード砦に籠城してみたもののヴァレリア解放戦線の命運は尽きかかっていた。後退を余儀なくされ
辛酸を舐めた赫の女神は狂気に走り我を見失って、不気味な鉄仮面の騎士団と剣を交えていた。
「おやめください!これ以上の戦闘は無意味です!体力の消耗を招くのみです!」
「五月蝿い!ならば、尽きるまでだ!」
長い赤毛を振り乱して、セリエが鬼神の如くピアスをぶん!とふるってテンプルナイツを突く。
血がブシュッ!と噴き出て、追撃のなかに突っ込んでいこうとしている。
「なにをしている!早く連れて行け!」
ヴァレリア解放戦線メンバーは残るものとセリエを守るものとに瞬時に袂を分かっていた。
「離せ!これは叛乱だぞ!」
セリエは血飛沫の掛かった顔を烈しく振って暴れていたが、躰はアジトのなかへと引き摺られていく。
「さらば……!」
時間稼ぎの為の戦士たち三十人は、赫の女神を一瞥すると、傾斜を駆けて行く。
「よせええええッ!無駄死にだぞッ!」
「セリエさんが生きていれば本望です」
「ちがう!手段はどうあれ、私が示したかったのはバグラムの意志だ!」
「ごめん!」
狂乱するセリエの腹を剣の柄で鋭く突いていた。
「うぐっ……。な、なにを……する」
戦士たちは身近に迫った死を直感していた。屈強なセリエでさえも、仲間の死を前にして出てきた
言葉は去って行ったシスティーナへの弁解でしかなかった。
凌辱2
残った十二人の戦死たちは、アジトにセリエを運んで、脱出路へと急ぐ。階下の倉庫に降りて
隠し扉を急いで開けると、男が二人ほど通れる通路が現れる。
「急げ!時間がないぞ!早く行けッ!頼んだぞ!」
扉を開けた四人の男が早く通るようにと促している。セリエをガードした八人の男たちは彼らを
振り返ることなく闇の中に消えていった。すぐに扉を閉めて彼らは追撃の手の者を待ち構える。
恐怖でこめかみには玉のような汗が噴き出ていて、唇は土気色になっていた。
「武者震いか?」
「ああ。そういうことにしといてくれや」
その刹那、ふたつの影が音もなく迫って四人を俊殺していた。彼らにとってしあわせがあったとしたら
痛みを感じる暇もなく殺されていたことかもしれない。
「もう遊びはおしまいだよ」
オズマは剣を振るって血糊を飛ばす。
「姉さん。奴らはここから逃げたみたいだぜ」
「まだ手をかけるのかい。うっとおしいんだよ」
「しかし……」
「おいで、オズ」
「姉さん、追わないのかい?」
「追うもないもんだよ。上にあがって水のオーブを使うよ。らしくないかい?」
「らしくないね。ハハハッ」
階下の男と女はゲリラの四人の死体に唾を吐き捨て掻き消える。
凌辱3
「もうすぐだ」
「ううっ……。皆はどうした……」
担いでいた男がどうしたものかと顔を窺う。
「やめろ。逃げることだけ考えていろ」
「は、はい」
通路が途切れて上に登る梯子が見えてきたとき、耳に不快な音がつんざいて空間が歪み出し
始める。躰が痺れるような感覚に解放戦線の敗走者たちは包まれていく。
「セリエさん。できるだけ息を詰めておいてください。わかりましたか」
「み、みんなは……」
「いいですか。息を……」
キイイィィィィィィィィィィィィィィィーーーン!男たちは上にあがるのを諦めて通路の隅にセリエを
囲むようにして盾となる。空間の歪みが臨界点に達したその時、蒼白の閃光にすべてが
包まれていった。
鉄仮面の連中はゲリラのリーダーの首を捜して歩き回っていた。
「こいつだな」
ゲリラの戦士たちが、何かを守るようにして折り重なって死んでいた。後方では、何人かが剣を
構えて待機している。やがて、赫の甲冑を纏ったセリエの躰が現れてきた。
「惨めなもんだな。こうなっちまうとな」
鉄仮面の男がセリエの長い赤毛を鷲掴みにして顔を吊り上げる。
「そのままにしてろよ。いま落としてやるぜ」
「んっ、んああ……」
セリエが髪を吊り上げられる痛みに感覚が戻って来て、呻き始める。
「この女、生きてるぜ。仕方ねえ。担いで上に行くか」
凌辱4
セリエは水のオーブの迫撃を受けて、感覚がほとんど麻痺していた。反応するのはむしろ屈辱的
な暗黒騎士団の言葉に対してであった。
「オズさま。ゲリラの女リーダーいかがなされますか?」
「処刑しろ!」
「はっ!」
「その前にお前たちが、こやつを嬲ってもかまわぬ」
「よ、よろしいのですか?」
「ああ、好きにしろ。ただし、感覚が鈍化していて反応が無いかもしれんぞ」
「……」
「その代わり、首はちゃんと持って来いよ」
「はっ、かしこまりました」
オズは姉の後を追うようにしてボード砦を去っていった。砦には八人のテンプルナイツが残された。
「どうする。玩具にでもしてあそぶか?」
「躰が壊れちまっているらしいぜ」
「とりあえず中へ行こう。ここでは濡れる」
セリエを担いでいた男は彼女を地面に落として、手で赤毛を掴んで引き摺った。
「うああっ!ああ……!」
セリエの両の手が髪を引っ掴んでいる男の手に絡みついていた。
「おい。頭皮が剥がれちまわないか」
「これぐらいやらねば、感覚が戻ってこないだろ」
「ふん。まあ、ほどほどにしとけよ。壊れたら元も子もない」
砦に残った男たちはこれからの趣向にペニスを烈しく滾らせて、笑い合う。
凌辱5
髪を引っ掴まれて引き摺られて、セリエは重い呻きを発している。時折顔が痛みに仰け反って
彼女の美しい顎のラインが見えて彼らを歓ばせていた。愛しい者に対して魅せるべきものが
陵辱者たちの贄でしかなかった。やがてすべてが男たちの玩具に変る。髪も瞳も、細い指も、
輝くばかりの白き肢体も。
「こ、殺せ……」
空ろな目が開いて、命の炎が蒼白く揺らいでいた。
「ああ、望みどおり殺してやるぜ」
「うああっ、かっ……。あっ、あ……。きっ、貴様らは騎士なのだろ……」
「そうだぜ。だからなんだってんだよ」
「ひと思いに殺して……」
「それは、まともな戦士に対してだな。仲間を見殺しにする奴には出来ない相談だ」
「うっ、ぐうっ、うあぁああああッ!」
セリエは引き摺られながら、髪が引き千切れるのも気にせずに狂ったように躰を揺り動かす。
「世話の焼ける牝豚だなあ」
男はセリエの髪を離して、蹴りを入れて転がした。
「ぐえっ、がはっ、うえっ……」
セリエの躰がごろんと転がって扉にぶつかって、起き上がろうとして尻を浮かす。
「いつまで這いずってんだ!さっさと起きやがれ!」
男の蹴りが脾腹にまともに入っていた。
「げえっ!」
セリエはその一撃で吐瀉するが、出てきたものは胃液だった。
凌辱6
「それぐらいにしといてやれ。犯っちまうに、おっ死んでしまうじゃねえか!」
また髪を掴まれて、顔を引き上げられたとき、セリエは白目を剥いていた。
「おい、死んだんじゃねえだろうな」
外ではどす黒い雨雲が掛かってきていて、地面に次々と降り注いで凄まじい音を立て始め出す。
赫の女神は地に堕ちて、床を這っていた。芋虫のように這う赫の女神を見て嗜虐心を煽られた
テンプルナイツの七人は次々に着ている物を脱ぎ捨てていく。そのおぞましき鉄仮面を除いては。
一人の男がセリエの腰を抱え、短剣を抜いてレザーの紐を裂いていく。セリエの四肢には全くと
言っていいほど力がはいらない。頭は抱きかかえられる度にくなくなと揺れて、またある男は
両の手を掴んで、掲げるとグローブを抜き取とって素手を曝け出す。セリエの前には真っ黒な
光りすら届かない地獄の闇が大口を開いて待っていた。
男の手が内側の太腿をねっとりと撫で付けると、そのおぞましさに意識が覚醒して地獄を
見てしまった。鉄仮面を被った全裸の男たちが自分の躰に群がっている。躰の芯に激痛が
走り、セリエ・フォリナーは絶叫していた。
「ぐああッ!があぁあッ!」
その赫い唇にもペニスが突っ込まれて、烈しい吐き気が込み上げてくる。頬をペニスで突かれ、
美貌が醜く歪む。しかし、不思議なことに涙は零れ落ちなかったというより、もはや死んでいたから
だった。躰を烈しく揺さぶられて、前に後ろに穢れた白濁を注ぎ込まれ、両の手にもべっとりと精液
に塗れたペニスを握らされていた。
凌辱7
ヴァレリア解放戦線のアジトで仲間を失って、薄暗いその部屋に赫き女神はオーバーブーツを
履いだけの全裸で七人の敵にあらゆる体位で責められるためだけに躰を提供させられていた。
今のセリエは獣のように四つん這いにさせられて、七人の男たちは不気味な鉄仮面だけを付けた
全裸で彼女を欲望の赴くままに責め捲くっている。その欲望が尽きない訳には、薄汚い床に白磁の
肌を持つ女の肢体は幻想的でさえあったからだ。
「ランスロットさまの蒐集品の絵画みたいだぜ!そう思わねえか?」
「たしかに裸婦像のおんなだぜ!」
「こら、舌ぐらいを動かせよ」
それを聞いていた別の男が、どうでもいいと言った具合にセリエの頬をバシバシと叩きに掛かる。
「んっ、んっ……」
「叩くな!歯があたるじゃねえかよ!」
「その方が刺戟があって気持ちいいだろ」
「バカいえ。噛み切られでもしたらどうするんだよ」
「こいつに、もうそんな意志なんかねえ。殺してくれって言ってただろ」
「ほれ、また出すから締め付けなってんだ!」
鉄仮面の奥の妖しい光りを放つ男がセリエの双臀を平手で打擲して、みるみるうちに朱を刷いた
ように赧く染め上げさせる。
(涙など流すものか……。私を守って死んでいった者たちに対して私が出来ることは、泣かずに
死ぬることだ!)
男の傘が開いて膣内に、直腸に白濁をセリエはまた射込まれる。
凌辱8
「おい!もう、やめるんだ!」
扉が開っぱなしになっていたそこに、ずぶ濡れの八人目の男が立っていた。
「俺がかわってやるぜ。もう、こんな女は飽きたからな」
「ちがう。こいつの仲間がやってきたんだ」
「何人だ」
「十人」
「ま、弱っちい奴らだ。六人で相手してやるか」
「お前は、この玩具であそんでろ。ヌルヌルだがな。おめえは固いんだよ。硬くするのは此処だけに
しときな」
そう言って歩哨に立っていた男の股間を握って、六人は着替えると豪雨のなかに飛び出していった。
「おい。いつまでやってるんだ。たいがいにしとけ」
セリエの空ろな瞳に光りがもどってグリフォンに変る。
「もうじき射精そうなんだ。うっ、ううっ、うあぁああああああああッ!」
「ぺッ!」
ぼてッ!っと血に塗れた塊が転がっていた。
セリエは四つん這いのグリフォンに変貌して噛み切った肉塊を吐き捨てていた。ペニスを喰い
千切られた男は床に崩れて転げまわろうかという時に、歩哨の抜いた剣によって一瞬に絶命する。
「セリエさんですね。僕はロード・デニムです。あなたを助けに……」
仮面を脱いで素顔を晒したものの、セリエはグリフォンのように躰を揺らして、彼を威嚇して今にも
飛び掛らんとしていた。
「姉さん!セリエ姉さん!助けに来たのよ!」
「シ、システィーナ!み、みんなは!他のみんなは!ひとりでもいい!生き残っていた者がいなかったか!
答えてくれ!システィーナ!システィーナ!」
全裸のままセリエは妹に詰め寄って仲間の安否を詰問するも、妹は静かに顔を横に振るだけで、
外の豪雨はセリエが流した天上の涙となっていた。
あ、新作が。乙です。
暴力はチョト苦手…
51 :
名無しさん@ピンキー:03/02/14 08:18 ID:x9Hiab9D
戦闘描写は結構好きな部類。好みで語っちゃイカンのだが。
リョジョークは…淡々としてるな。
寧ろここまで淡々としてるなら色気出し過ぎな方か?
個人的には強いセリエさん燃えかつ萌えなんで、
何だかんだ言って済まぬ、バッチリ
/|ァ/|ァさせて頂きますた(*´∀`)
乙!
次回作はもうちょい文をまとめて下さる事を木盆。
そしてオズマ姐さん(;´Д`)ハァハァ
セリフが原作とちょっと変わってるな…
セリエは本当に殺されたんだろうか?
地下室に閉じ込められて、慰み者になっているんじゃないか?
と妄想は絶えないね
>39
どんなにがんばっても
カチュアにいたぶられるヴァイスしか想像できません。
勇者の帰還1
金糸の刺繍の施した調度品のような椅子にカチュアはカモシカのように美しくも透き通るような
白い美脚を猥らに拡げて、細い指で自らを慰めている。座に臀部を浅く滑らせると、右脚を肘掛に
載せて左脚は伸ばしきってあけすけに濡れそぼった赫く膨れ上がった性器を見せびらかすように
拡げて、桃色の唇は猥らにあけられて唾液を垂らしながら、その高貴な容貌を右斜めに肩を
擦るようにして仰け反っていく。
「姉さん!もうよしてくれ!お願いだから!」
デニムの声がカチュアの寝室に響いていた。彼は鋼の格子を掴んで顔を押し付けながら床に泣き
崩れてしまう。その折の端の方では顫える細い肩を抱きしめて啜り泣く心やさしきオリビアがいる。
カチュアの恥態から顔を背けるようにして躰を疼くませているのだが、ヴァレリア王女があげる喘ぎに
なんとはなしにオリビアは目をチラッといってしまう。それは、デニムのペニスを思って淫れて悶える
姿態に嫉妬の焔を焚き付けるからだった。
デニムとオリビアは夫婦としてこの地を踏んだ直後に拘束されて、オリビアはデニムの前で衣服を
剥ぎ取られて男たちに羞ずかしめを受けたのだった。嬲られ続けて自分が生きているのか
死んでいるのかさえも分からなくなっていた。そして、或る日に収監されていた地下牢から出され、
城の侍女たちとともに湯浴みをさせられ、隅々までやさしく清められて、忘れかけていた女の悦びを
取り戻していた。
自分よりも稚い侍女が湯舟に泳ぐ白蛇のように近づいて絡みつかれたときの妖しいときめきが
後を引いていて、湯から素足を上げて大理石の床を踏もうとしたときにもまた、三人の侍女に絡まれた
際にはもはや拒めないで歓喜の雫をこぼしていたのだった。そのまま大理石の床になだれ込んで
オリビアと三人の侍女たちの裸身がくなくなと絡み合って、いつ果てることなく性宴は続けられた。
しかし、涙を流す度にデニムの安否のことが心を切なくさせる。死んだと思っていた躰に生への
執着がオリビアのなかに呼び戻されつつあった。
勇者の帰還2
浴場を出ると、その控えの場所に通されて侍女たちが丹念に躰の雫を拭きとっていく。オリビアの
真珠のような素肌に玉のようになっている雫を丹念に拭きとっている。侍女たちは、自分の役目の
範疇を越えて綺麗なオリビアに傅いて無毛のスリットをひくつかせて濡らししている。
「オリビアさま。ここへ横たわってくださいまし」
無言で黙々と仕事をこなしていた少女のひとりが彼女を促す。天使のような声の嬌声は耳にして
蠱惑の世界に迷い込んでいたオリビアを現実に引き戻す。紛れもなく子供の声なのだ。
「あ、ありがとう……」
オリビアは鼓動が速まって眩暈がしてきていた。湯舟に長く浸かって恥戯に弄られた所為なのか、
性愛にのめり込もうとしている躊躇いからなのか。寝台に躰を横たえると幾分かは落ち着いて
安らぐも、やはり裸なのだ。しかも飾り毛のない少女たちに弄られて、自分だけが恥丘に叢を
備えている羞ずかしさといったらなかった。オリビアはたまらなくなって両の手で紅潮する貌を
隠してしまう。
「オリビアさま。お顔をお見せ下さいまし。おねがいいたします」
声を掛けた者が退いて侍女のひとりが水差しを杯に注ぐと、それを口に運んで含み彼女の顔へと
近づいて口吻をする。オリビアは肘を付いて躰をやや起こして紅潮した貌をあげ、少女の口腔の
なかで転がされた生温かい甘露な水を、咽喉をこくんこくんと鳴らして呑み干すのだった。オリビアの唇
から呑みきれなかった水が少しだけこぼれ滴っていた。
「もっとください、おねがい」
咽喉が渇いていたのか、性に渇望してしまったのかがオリビアのなかでは、ない交ぜになっていた。
咽喉の渇きが癒えた頃に、三人の侍女たちは躰にフレグランスを掛けてオリビアの躰に圧し掛かって
きた。
勇者の帰還3
「いっ、いやあぁあ……。やめてちょうだい」
「いけません。オリビアさまを綺麗にするのがわたくしどもの役目にございます」
圧し掛かった侍女がオリビアの腰に跨るようにして、細い脚を拡げると、別の侍女が彼女の叢を
やさしく撫で擦るのだった。
「いやぁああ。おねがいだから、んぁああっ……。あ、ああっ!」
オリビアの肉体は再び悦楽に揺れる。躰が女体の美しいアーチを描いて侍女たちを愉しませていた。
「んんっ、んぐっ……」
頭の上からも侍女が両手を掴んで水平に伸ばして、唇をかぶせて舌を絡ませてくる。オリビアの
容貌は快楽に美しく歪んでゆく。乳房にもフレグランスの冷たい感触が妖しい火照りを生んでいる。
オリビアは完全に肉体を支配されて少女たちの玩具になっている。やがて少女のひとりが性器を
擦り合わせ始めていた。オリビアの広い額には玉のような汗が噴出している。絡み付いている
彼女の黒髪を手で分けられて、その額に舌を這わされる。
「んっ、んはっ、んあっ、たっ、たまらないっ!」
アクメに達して浅い眠りから目覚めた時には、紅を塗られていて懐紙を差し出されて唇にそっと
挟んで馴染ませようとするのだが、もはや自分だけが肌を晒していることに気が付く。
「なにか、着せていただけないのですか……」
侍女というより、少女に願いでることに羞恥に塗れ、声が消え入ってゆくオリビアだった。
「さあ、わたしどもの後に続いてくださいまし」
寝台から脚を揃えて下ろしてオリビアは立ち上がった。一度は捨てた命と諦めたのだからと
猫背からしゃんと胸をはって乳房を誇示し、うな垂れていた頭を真直ぐに見据えた。
「お綺麗ですよ。オリビアさま」
後ろにいた侍女のひとりが耳元に囁く。先頭に立ったひとりが歩き出して、オリビアの素足も
それに従い、殿をふたりの侍女が勤めて彼女をある部屋へと案内するのだった。
勇者の帰還4
そこは、大きな広間を階層して造られたカチュアの寝室だった。オリビアを連れてきた侍女たちは
恭しく礼をすると後じさった。床は毛の深い真紅の絨毯が敷いてあり、隅には蓋付きのベッドがある。
そしてフロアの中央には檻があって全裸のデニムが格子にしがみ付いて入ってきたオリビアを
見ていた。オリビアは赫の絨毯を駆けて檻のデニムの手を握り締めて隙間から口吻を交わす。
嬉しさに涙が溢れて、止めようがなかった。それはデニムとて同じことではあったのだが……。
オリビアは唇を離した時、デニムの屹立が目に入って俯いてしまうと、彼もそれに気が付いて
慌てて両手でペニスを隠してしまう。
その初々しい姿に笑い声が邪魔をする。オリビアは気づいた、檻の向こう側に椅子に鎮座し
脚を組んでいる全裸のカチュアがいたことを。すべては、この女がしたことなのかとオリビアは血
がすうっと後退していくような恐怖を覚えていた。カチュアは大切な弟を奪った私を憎んでいるのだと。
勇者の帰還5
「ねえ、義姉さま。今度はこのような感じでいかがですか?」
カチュアは口腔の奥深くにデニムの放たれたものを、顔を上にあげて白い咽喉を鳴らして嚥下
していた。その後ろでカチュアの肩を抱いたオリビアが背中に舌をねっとりと這わしている。
「姉さん……。その淋しさを今宵は僕たちとともに悦びに変えましょう」
ベッドの上で仁王立ちになっているデニムに跪くカチュアは、乳房の上で細い腕をクロスして
鎖骨に両の手を当てると陶酔の貌で弟を仰いでいる。
『姉さん、今は個人の感情なんかもう問題ではないんだ!大義を貫かねばならない!』
『大義ってなによ。あなたは、変ってしまったわ。わたしたちは、この世でたったひとりの姉弟なのよ』
『僕は変ってなんかいない。いや、変らなきゃならないんだ!もう、僕たちだけの問題なんかじゃ
ないんだよ。分かってよ、姉さん』
『ついていけない。あなたにはついていけないわ!』
遠い過去が懐かしくも涙を誘う。カチュアの白磁の胸元には紅光の首飾りが煌いている。
光りに身を寄せるも、暗黒に身を寄せるもカチュアにはさして変りなきこと。そしていまは、道徳と
背徳の狭間にその御身をゆだねてたゆたうとする。瞳が開かれてフロアの中央にある檻を見つめる。
今宵これからカチュアがオリビアに、オリビアがカチュアになって戯れるのだ。
(・∀・)イイ!
姉弟キタワァ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
期待してまつ。
ごめん。話しとしては、これでおわりで展開考えてないです。
デニムとオリビアの純愛物もお願いします。
状況ワガンネ所が一寸あるけど
やられっ放しのオリビア(;´Д`)ハァハァハアッハァッ
しかしヴァイスのカチュア陵辱も禿しく見たいぞ(゚д゚)ゴルァ!!
漏れん中のカチュア様は漫画版だぞ(゚д゚)ゴルァ!!
済みません取り乱しますた。
イメージのプレイをオリビアがカチュアに語って聞かせてたという
オチです。説明不足ですみません。
保守
TO外伝キャラキボン
いちばん規模の大きいオウガファンサイトの投稿小説に、
バルマムッサから逃げ出して恋人同士と偽って子供まで
作っちゃったデニム×カチュアの話があったなあ。
エロではなかったけど。
どこか忘れたけどデニム×カチュアのエロ見つけた時は嬉しかったなぁ…
>>68 その本はカチュアがデニムに殺されるやつでしか?
すげー(;゚∀゚)=3ハァハァしますた。
近々黒ランス×黒カチュとヴァイス×カチュのエロいのを書きます。
ジュヌ×オクもやりたいなぁ(;´Д`)
70 :
名無しさん@ピンキー:03/03/01 13:53 ID:VFP6Ho+b
神光臨のヨカソ
勇者の帰還6
「さあ、お義姉さま。御入りになってください」
檻は天井がかなり高く設定されてはいたが、人が入る入り口は狭く作られていて、屈まなければ
入られないようになっている。それがカチュアを現実に揺り戻しプライドを傷つけて羞恥で苛む。
「い、いけないことなのよ、やはり、こんなことやめましょう」
「どうして、姉さん。昨日はあんなに燃えたじゃないか」
「……」
カチュアは沈黙するしかなかった。昨日、杯に催淫剤を仕込ませて、ふたりを狂わせたのは
自分なのだから。しかし、カチュアは檻の前で獣のように四つん這いになっても、いまだ躊躇いが
消えないでいた。
「さあ、はやくなさい!」
オリビアがカチュアを一喝すると、彼女の白い臀部をオリビアが平手でピシャと叩く。カチュアは
恨めしそうにオリビアの顔を一瞥した後、のっそりと檻へと歩き出していた。デニムが欲しい。
デニムに抱かれたいという願いはオリビアには負けないカチュアだった。
「あなたもいって」
カチュアはオリビアのその言葉に心をちりちりとさせる。デニムも四つん這いになって檻に歩いて
いこうとするのをオリビアの手が太腿のあわいから垂れ下がっているペニスをひしっと掴んで
彼の歩みを留め、檻の扉を閉めて鍵を下ろす。
「う、うそ!だましたのね!オリビア!」
カチュアは屈んだ格好のまま鋼の格子にしがみ付いて顔を近づけて、オリビアとデニムを食い
入るように見つめる。カチュアのなかに絶望と嫉妬のどろっとした感情が烈しく湧き起こり
渦巻くのだった。
勇者の帰還7
四つん這いになったデニムは後ろからオリビアにペニスを扱かれて、口吻を愉しんでいる。
唇を開いて、舌を出し入れして絡め顔を揺らしているさまを見せつけられるのは辛かった。
オリビアの瞳はとろんとして見開き唇を開けて赫い舌で弟の舌を押したりもしていた。
デニムとカチュアの関係よりも、いまやオリビアとの関係が濃いことは明白だった。カチュアは
彼の名を叫びたい衝動に駆られる。カチュアは弟のことになると盲目的になってしまう。
しかし、カチュアにはオリビアがこんなにも女の色香を発散するとは予想外のことだった。共に
闘っていた頃の楚々としたオリビアのイメージは皆無だった。オリビアからデニムを奪おうと
一昨日、ふたりを宴ではかりごとに掛けたことに後悔はなかったはずだった。
三人はテーブルを囲んで昔のことや、デニムとオリビアが見たゼノビアの話に華が咲いていた。
宴が進んだ頃にオリビアが杯を取りそこねて、クロスに液体を零してしまう。赫い液体が白に
サーッと拡がってゆく。カチュアはふたりの杯に催淫剤を仕込ませるよう指示していたのだ。
「もうしわけありません」
「僕も少し酔ったみたいだよ。オリビア、少し外へ出よう」
「で、でも、お義姉さまに悪いわ」
「構わなくてよ。少し風にあたるといいわ」
「ごめん、姉さん。そうさせてもらうよ」
デニムは席をすぐに立つと、オリビアのもとへ行くと連れ立ってテラスへと出て行った。
勇者の帰還8
「どうしたのかしら。わたし、いまとても変な気持ちなの……よ、デニム」
手摺に両手を添えて星空を眺めながらオリビアは告白する。いまオリビアはデニムに貌を
向けることは出来ない。なぜならば……。
デニムは背中が大きく開いているドレス姿のオリビアの後ろから両肩にそっと手を添えて、
耳に舌を這わし、首筋に口吻をする。耳も素肌も仄かに朱色をオリビアは呈している。デニムの
唇にはドレスよりも滑らかなオリビアの肌のやさしさが焚き付けられた欲望をさらに煽っていた。
「オリビア、僕のペニスが欲しいのだろ。違うかい?」
「わたしには、そんなこと言えません」
オリビアの頬は熱くなっていた。
「どうして、男と女なんだから羞ずかしがることなんかないんだよ」
「でも、お義姉さまとの宴の席でこんなことになるだなんて、わたしは……」
デニムが手摺に添えられたオリビアの左手に手をかぶせ、右手は首筋をそっと弄っていた。
「こういうオリビアも新鮮で僕はうれしいよ。いつも、こんなんだと僕の躰がもたないかな」
「い、いわないで、デニム……」
オリビアは甘えるように、そして啜り泣いていた。貞淑な妻が自分を欲して淫れるなどとは
通常のデニムの判断力をもってすればすぐに判ることだったが、彼もまた姉の術中に嵌って
深い霧のなかに彷徨っていた。
「ほら、泣いたりなんかしてたら、姉さんに気づかれるよ」
デニムの右手がオリビアの口を塞いで、その指で唇をそっと擦っていた。
「イヤ、イヤ。こんなところじゃ……」 それは、明確な拒絶でなく。
勇者の帰還9
「月明りがふたりを狂わしているんだ。羞ずかしがることなんかないよ」
デニムのやさしい声がオリビアに響いた。オリビアは唇を薄くひらくと、デニムの人差し指と
中指が揃えられ擬似ペニスとなって口腔へと押し入ってくる。オリビアのなかには、彼のペニスを
しゃぶっているイメージがゆるやかに拡がっていた。いまだ羞ずかしくて、慣れることがないと
思っていたその恥戯。それなのに、いまは躰中が熱く、デニムのペニスよりも遥かに頼りない二本の
指をペニスのように自分はぴちゃぴちゃとしゃぶっては舌を絡め、その指で舌を挟まれて昂ぶって
いる。いままで、抑圧されていたセックスへの観念がデニムによって解放されたのだと、オリビアは
女の悦びに浸って喘いでいた。
指が唇から去って、頬を掴まれてオリビアは後ろを振り向いて、彼の唇を受け入れ目が
とろんとする。部屋では、お義姉さまがいるというのに、この淫れ方は尋常じゃないのは判っていた。
それなのに歯止めが効かない。ドレス、肌着、コルセットと女の拘束を全て脱ぎ捨てて、月下のテラスで
転げ廻るようにしてデニムの躰を求めたい。浅ましい女と思われてもいい、もう我慢できなかった。
オリビアは心の叫びを確信して、自分のなかの女に顫え慄いていた。
羞恥に限って言えば後ろからペニスを挿入されることに関して、オリビアはさほど羞恥を感じては
いなかった。デニムに一方的に痴態を眺められて、場合によっては肉の結合でさえも思うままに
見られる。それをデニムに言葉にされて燃えたことさえある。しかし、犯されているとかいうオリビア
のなかの被虐心を満足させるものではなく、あくまでも信頼に裏づけされた行為としての前提が
あってのことに過ぎない。すべてをデニムに委ねている自分に陶酔していたのだ。だからこそ、
背中を取られることに烈しい快美感をオリビアは覚える。ドレス越しにデニムの滾る股間が臀部に
擦り付けられて、オリビアは尻を突き出す。英雄デニムに身も心捧げ、四姉妹で遊んでいた頃の
デニムに安らいでやさしく抱かれることで蕩けていくことを熟知していた。催淫剤はきっかけだった。
勇者の帰還10
「オリビアが欲しい」
「わたしも、デニム」
熱い血が躰中を駆け巡り、ふたりの切羽詰った言葉が交わされる。
「あっ、ああ……デニム!」
スカートが捲くられて、双臀を覆う腰布越しにオリビアを愛撫する。腰に巻かれた布はデニムに
よって簡単にほどかれて落とされた。月明りに蒼白く浮ぶオリビアの尻は蠱惑的で頬摺りしたい
くらいに魅力的だ。
「デニム、あらかじめ言っておくけどさ、これを描いちゃうとね、四ヶ月は消えないんだからね」
デネブに教えてもらった呪術に使うマーキングを戯れで、オリビアの尻に描き込んで交わった
ことがある。フェンリルの紋章を双臀にだけでは満足できずに、背中に描いてからというもの、
何度となく後ろから交わってオリビアを揺さぶって夜な夜な歔かしたことか。ゼノビアを旅している
時の事。ようやく、オリビアの素肌から紋章とその御身の姿が消えかかろうとしていた。
「頼むから、もう一度だけ描かせてくれないか」
「もう、イヤよ……」
「どうして?とても綺麗だよ。ね、いいだろ」
「だって、守護精霊を犯されているみたいで……。それに……」
「それに?」
「あまりにも、あなたが烈しいから……」
「烈しいとダメなの?」
「埒がないもの。疲れちゃうから」
オリビアはそう言うと、目元を赧く染めていた。
勇者の帰還11
「じゃあ、今度は右胸のところに小さく描くからさ」
「もう、子供みたいなのね。勇者さまは」
デニムがドレス越しに弄る乳房のところには、サラマンダーの紋章と御身の姿が描かれていて、
ヴァレリアに帰還した後も、いまだ消えてはいなかった。その胸がいま、焼けるように熱い。デニムの
逞しくなったペニスをはしたなく濡れそぼるヴァギナに埋めて欲しく、白い乳房にサラマンダーが疼く。
首を捻じって口吻を受けていた唇がゆっくりと離れ、名残惜しそうに唾液が糸を引いて煌く。
「ああ……。わたしって、罰あたりな女だったのね。羞ずかしい……」
「そんなことはないよ。きみはいつだって可愛い。もちろん、いまだってね」
「お義姉さまが見たらなんと言うかしら……はあっ、あッ!」
「僕は男で、きみは女。神様はそれで赦してくれるよ」
オリビアの待ち望んでいた、滾るペニスが膣内に還って来た。彼女はやさしくデニムを包み込んでいった。
「あっ、はあ、はあ」
デニムの手によってオリビアの細い肩が肌蹴て熱い吐息が洩れる。立ったままでの交合に
一撃ごとに衝撃が総身を貫く。しかも、義姉が部屋で待っているのだ。デニムの肩に添えられていた
両手は躰を滑って、また尻を抱え込む。オリビアの両手は手摺をしっかりと掴んで、彼の突き上げを
凌ぐので手いっぱいになっていった。
「んあぁあッ!」
尻をデニムに突き出す格好をとって秘孔を怒張で衝きあげられるたび、うな垂れた頭が揺れて
髪が手摺を妖しく掃いていた。オリビアは次第に快美が全身を支配して、腕も脚も顫えて床に
崩れ落ちそうなくらいにまでになっていた。
勇者の帰還12
カチュアはテラスで崩れてオリビアを後ろから貫いている弟をじっと見ていた。正確には
貫かれながら手摺に絡まるオリビアの白い手をぼうっと見ていたことになる。月下の獣たちは
吼えるとぐったりとなって躰を横たえた。
オリビアが眠りに落ちているのを確認すると、カチュアは荒い息を付きながら仰向けになっている
デニムににじり寄って呟いた。いまならできる、わたしにも。弟の左肩から顔の両端に手を付いて、
いまは肉親の情を越えた愛しいだけの男の貌を見下ろす。
そこに認めたのは最愛の女を愛して恍惚としている弟だった。なにか、躰の一部をオリビアに
無理やりもぎ取られ持っていかれたような疼きが湧き起こっていた。
オリビアが戴冠式の日にデニムを追うようにヴァレリアを去った頃から湧き起こった感情、
嫉妬よりもそれは後悔の念に近いもの。だから、今度は自分から弟の躰が欲しいと正直に口にした。
「デニム、あなたがほしい」
デニムが瞼をあけてカチュアを見つめた。
「ちがうだろ、姉さん」
デニムの顔にカチュアの淫らな汗を吸ったプラチナブロンドが妖しくゆらめいた。カチュアもまた、
弟をみつめ汗を噴かせている額に手を添えて髪を梳いてやってから、紅潮している頬をやさしく
撫で回す。
「言ってみてよ、姉さん」
「いじわるなのね。デニムのペニスがずっとほしかった。ずっとよ。逞しいあなたのペニスが……
咽喉から手が出るほどに……」
「よく言えたね、姉さん。誉めてあげるよ」
デニムの手がやさしく頬にふれる。しばらくの沈黙の後、デニムの顔にカチュアの雫が
ぽたぽたと降り注いでいた。
キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
氏の文章はエロさプンプンで好きです。
>>68 そんなんあるのかΣ(゚д゚lll) ヨミテエ
自分が見たのはデニムの「僕は姉さんを愛している!」の後のエチーSS。
ラブラブだったから嬉しかったよ…
つ、つ、つ、続き・・・は?
80 :
名無しさん@ピンキー:03/03/08 19:35 ID:Zpt/wnhg
期待age
勇者の帰還13
カチュアは自分の意志に従って戦乱を駆けた。なによりも個を重んじた生き方を選択したかった
だけだ。それは、非難されるべきものではないはず。誰しもが願うあたりまえのことだから。
かといって、カチュアは貪婪にデニムを求めたわけではない。ただ、ふたりで平穏な日々を
静かに暮らしていけたらと願っていただけなのだ。ささやかなしあわせ、それさえあればよかった。
だがベルサリア・オヴェリスの名と引き換えに、カチュアはデニムを失う。絆は消えようがない、
そのような愛が存在することも戦乱を駆け抜けて、この目で見聞きもして体験して来たのだが、弟を
失った後の空虚さはどうしても埋めようがなかった。公務に没頭していても、ひとりの夜は必ず傍に
偲びくる。デニムが欲しかった。心も、そして躰も。懐かしくやわらかい匂いをこの躰に深く滲み
込ませたいと四賢者の神にひとりカチュアは祈り願う。それは己との対話だったのかもしれない。
テラスで月明かりに照らされたふたりを見たとき、胸がちりちりとするのを覚えるカチュアだった。
オリビアは両手で手摺を掴んで後ろに女の貌を捻じってデニムに向けて、美のひとつの艶やかな
長い髪を掻き分けられて、魅力的な広い額にやさしく唇を這わされているのをカチュアの胸を鋭く
射た。とっさに背を向けて隠れ、覗いていた姿を見られているわけでもないのに、開いたドレスの
白い乳房が喘いで揺れて鎮めようがなくなってゆく。
「うぅうっ、ああ……。来て、デニム!」
「もう射精そうだ、オリビア!」
「はあ、あうっ、うっ……。うあぁあああっ!」
勇者の帰還14
カチュアはまた陰からふたりを覗いていた。弟はオリビアの流した涙を唇に受けている。デニムと
オリビアの仲睦まじいセックスを見せ付けられている心持に耐え切れず、しゃがみこむ。やがて
あがったオリビアの嬌声にカチュアは耳を塞いで淋しさに顫えていた。絶息するかのようなオリビアの
はばかりのない喚きがそれでも流れ込んできていた。オリビアの荒い息が聞えなくなったのを見計らい
テラスを見ると、崩れたオリビアに覆いかぶさってまだ蠢いている弟の白い引き締まった臀部が
見えた。でもほんとうに見ていたのは何故だか、崩れてもなお必死になって手摺にしがみ付いて
デニムの衝きあげに堪えるオリビアの白く細長い綺麗な手だった。
「わたしには、オリビアのような、あなたに付けられた傷はなにもない……。そう、あるのは後悔という
心の痛みだけなのかも」
「だから、泣く?だから、哀しい?カチュア姉さんはひとりじゃないよ」
カチュアは顔を静かに横に振ると、月明かりに煌くプラチナブロンドの髪がデニムをやさしく撫でた。
胸の大きく開いたドレス、豊満な双丘の上には、紅光の首飾りがある。周囲に散りばめられた眩いまでの
宝石、そして中央に鎮座して妖しいまでの赫い光りを放つ女神イシュタルの眼。
「デニム、これを見て」
カチュアは両の手でドレスを肌から滑らせて、肌着も脱ぎ捨てると月下に裸身を晒してゆく。そして
カチュアの手は再び胸元に当てられ、親指と人差し指に挟まれるようにして、カチュアの白い柔肌に
イシュタルの愛憎の赫の輝きがそこにあった。血のように深い色が月明かりに照らされた青白い
カチュアの素肌に鮮烈に浮んでいた。
勇者の帰還15
「あなたと対になる神の印」
「カチュア姉さん……」
「あなたは神の怒りを背負いし英雄。わたしは愛憎に染まりし、ただの愚かな女」
デニムは蒼いイシュタルを愛するオリビアに贈り、今はその胸に輝く。遠い思い出のようで哀みを
カチュアに招き入れる。カチュアはイシュタルを示していた手で髪を掻きあげ右肩へと流してうなじを
晒すと、両手を後ろに廻して留め金を外すと、イシュタルをそっとテラスの床に下ろした。テラスに
下ろされてもイシュタルは月明かりに赫々と燃えていた。
「その一日の終わりに統率、豊穣、そして繁栄の務めは降ろせても、わたしはイシュタルの愛憎を
一生背負っていかねばならない定めなのかしら?ねえ、答えてデニム!」
デニムの手がカチュアの頬をやさしく撫でる。オリビアに翼を?がれたように傷が疼くのと、甘えたい
のだけれど、そのことは口が裂けても言える筈もない。だから、嘘を付いてまでしても宴に誘って、
ふたりの間に割って入ろうとした。そしてヴァレリアのことを忘れて、快楽にこの身を委ねて
狂ってみたかった。
「もういちど言うわね。わたしが欲しかったのはあなただけなの」
デニムにとってカチュアの告白は甘い誘いになっていた。催淫剤の助けで背中を押されて堪えて
いた衝動が躰の奥底から込み上げてくる。カチュアは弟の唇に口吻をして膨らみかけたオリビアの
愛液で濡れたペニスを手の平で弄ぶように下腹に転がす。オリビアのぬめりの感触がカチュアの
手に絡み付いた。
カチュアはしらふでいて、催淫剤は口にしていなかった。ヴァレリアのことを忘れて淫らになって
溺れても薬で自分を失ってまでは英雄に抱かれたくはなかった。たとえ、ふたりのなかに割って
入っただけのかりそめの夜であっても。カチュアの唇はデニムの首筋を這い、ゆっくりと離れると
ペニスの愛撫をやめてベストとシャツのボタンを外しに掛かる。カチュアは焦って指がもつれて
うまい具合にいかない。デニムもカチュアを手伝ってふたりの指がふれてもつれあい、顔を
見つめては可笑しさに笑いあう。
83 9行目 翼をもがれたようにです。
英雄の帰還16
デニムは躰を浮かせてシャツも肩後ろに脱いで、裸になった。カチュアはデニムの腰に跨ると、
性器を触れさせ上体を倒してデニムの胸を唇で滑らせる。上唇がめくれて滑り、そして下唇もめくれて
動き回っていた。デニムの胸にカチュアの熱い吐息が掛かり熱くなったペニスが鞘に納まりたいと
いって跳ねていた。
「女の子みたいな声をあげるのね。オリビアのときもそうなのかしら?」
「いまは聞かないで」
「聞きたい。どうしたら嬉しいのか、もっともっと知りたい、デニム!」
「ああ……っ!」
カチュアはデニムの小さな乳首の上を薄く噛んで血を滲ませる。その傷にカチュアは顎を擦り付けて
赫い血を付けていた。
「デニムがわたしの躰に傷を付けないのなら、このベルサリアが付けてあげる!」
白く細い顎にデニムの血が付着していた。デニムに向けていた顔をふたたび躰に戻して、舌を差し
出すと英雄の血と切れた傷を舐めまわす。口腔に拡がったデニムの血がわたしの催淫剤だ、カチュアは
そう思い込み、事実カチュアを興奮させていた。デニムの屹立があたっているカチュアの華は淫らに雫を
滴らせ、開き始めて。カチュアの白い裸身が蠢くたびに、あたっているしこった乳首の感覚がデニムの
ペニスを硬くしていた。カチュアの唇はデニムの乳首を強く吸いたてて、握り締めていた両肩に爪を
深く食い込ませてゆく。
「うっ!」
デニムの躰が痛みとも快美ともつかない感覚に少し跳ね上がっていた。唇を離して、カチュアは
頬摺りをする。
「デニム、わたしのデニム!誰にも渡したくはない!」
肩に立てられていた爪はそのまま引っ掻いて胸へと移り、カチュアはゆっくりと上体を起こして
膝立ちになっていた。デニムの躰を刷くカチュアの金髪はゴーゴンのように妖しく、邪眼はペニスを
捉えて貌は俯いている。立てられていた爪はゆっくりとデニムの下腹へと向った。夜の冷気にカチュア
の熱い吐息が白く見えていた。
英雄の帰還17
デニムの手が膝立ちになったカチュアの太腿をやさしく撫で廻していた。カチュアはデニムの肉茎
に細長い指を絡め華の秘孔へとあてがうと、カチュアの顫えは彼へと伝わる。待ちに待った感触が
総身を貫いて、デニムの下腹にイシュタルの涙を迸らせる。
「あうっ、はあっ、あっ、あっ……」
普段なら自分から率先して出来る体位ではなく、オリビアの存在がそう駆り立てていた。ゆっくりと
腰を下ろして刺し貫かれるカチュア。デニムのものに膣内が支配される悦びに鼓動は速まり、カチュアの
美貌に粒状の汗がどっと噴出していた。
「はっ、はっ、はあっ、んっ、あっ、ああ……!」
デニムとの結合した肉の繋がりを陶酔して見ていたのは始めのうちだけだった。快美を噛みしめる
カチュアはイシュタルの瞳を瞑って、全神経を研ぎ澄ます。苦痛のように歪む顔が朱に染まってゆく。
「姉さん……」 「カ、カチュアっていって!」 「カ・チ・ュ・ア……」 「嬉しい、デニム!ああ……、
わたしのデニム!」 「カチュア、僕に顔を見せて!」
カチュアはデニムに言われてハッとして顔を横に振って、金髪が乱れる。
「ね、僕に見せてよ!」
カチュアはデニムの胸に両手を付いて上体を傾けると、弟の顔を羞恥に染まった貌で覗き込む。
「これで、いいの?ねえ、デニム」
「綺麗だよ、カチュア。僕が見たかった姉さんの貌だよ!」
「ひいぃいッ!」
か細いカチュアの声があがった。デニムが軽く腰を揺さぶる。カチュアの腰もそれに合わせて
動き始める。ゆっくりとゆっくりと。
「うれしい!ああ……デニム!きもちいいッ!」
カチュアがそう言い放ち、弓上に躰が仰け反った時だった。背後に人の気配を感じていた。
テラスに人といえばオリビアしかいない。
「イヤ!イヤ!イヤァアアアッ!」
オリビエ、じゃなかったっけか?
ちょっと気になった
89 :
山崎渉:03/03/13 17:52 ID:30NJMGzf
(^^)
90 :
名無しさん@ピンキー:03/03/16 10:55 ID:DdkXBBSq
続きはまだか・・・?
焦るな、時を待て
92 :
名無しさん@ピンキー:03/03/21 00:59 ID:nWJKZ6YI
あげ
93 :
名無しさん@ピンキー:03/03/21 02:57 ID:i6nwH1D9
すげ・・・マジで神!!期待あげ
>>53 おお、同士。
個人的にはCやNの、ヘタレのくせに小生意気なヴァイスを
姉さんにいたぶってもらいたい
94 :
名無しさん@ピンキー:03/03/21 05:33 ID:U1gy57qY
レイプ物キボンヌ
あぼーん
96 :
名無しさん@ピンキー:03/03/24 00:18 ID:+/yBSVbw
age
勇者の帰還 18
カチュアはオリビアの気配に混乱して貌を小娘のように闇雲に振る。しかしデニムを求める躰
の動きは止めようが無かった。デニムを支配したいというせつない想いがカチュアを支配した。
オリビアよりも自分が弟を支配するのにふさわしいとペニスにしがみつかせていた。オリビアの
気配がだんだんと背後に近づいてきた。騎乗位で積極的にデニムを求める気持ちと、目覚めた
オリビアが迫る恐怖とが性愛に拍車をかける。もしここで、咽喉笛を掻き切られても……
エクスタシィーに達することは出来るかもしれないという考えがぼんやりと浮んでいた。デニム、
デニムとカチュアは祈るように弟の名前を連呼して彼に付いた両の手の爪を柔らかい下腹に
裂かんばりに喰い込ませていた。胸板から引かれた爪あとはミミズ腫れになって浮き上がり
下腹に喰い込んだ痕からは微かに血が噴き出ていた。
「ああ……」という弟の生娘があげるような呻き声がこぼれ、ペニスは膣内で逞しさを極限に
まで見せ付ける。闇のランスロットに羽交い絞めにあい、泣き喚きむちゃくちゃに振り続ける
頭をも押さえつけられて裂かれた時にあげた声と同じだった。その報いがやってきたのだと
諦めて全神経をヴァギナとペニスの繋がりへとカチュアは向ける。快美と恐怖が振り子のように
揺れていた。ゆっくりと絶頂の時を刻むカウントダウンの鼓動が速まっていく。
「ねえ、デニム!痛いと言って!我慢していないで痛いと言って!」カチュアは狂ったように
泣き叫んでいた。「オリビアにしかない傷をわたしにもつけて!付けてくれないのなら自分が
デニムにつけるわよ!」
終戦とともに忘れかけていた焦燥感が平和の中に身を置くたびに募っていた。地方での
小競り合いはなくはなかったが平和そのものだった。そして、カチュアはヴァレリアの民から
慕われていた。それはカチュアが望んだ永劫の保証。愛されているという実感だったはず。
だが、終戦とともにデニムは英雄の衣を脱いで個に戻ってヴァレリアを去った。オリビアとともに。
デニムのカチュアに向けられた愛が、たとえ弟がヴァレリアを去っても色褪せることなき普遍の
ものであることを、王位について個を捨てたことで今は信じることが出来る。皮肉めいた巡り合わせ
を感ぜずにはいられないカチュアだった。
英雄の帰還 19
だからこそ英雄の帰還を待って、その僅かの日数だけでも戦時下のカチュアに戻って弟を
愛そうと決めていた。月明かりの下の蒼白いカチュアの躰は、デニムの上で踊っていて、
背中を取ったオリビアは何かを掴んで、彼女の仰け反った白く細い首に廻した。それは
カチュアが外した紅光の首飾りのイシュタルだった。
火照る汗ばんだ裸身にイシュタルの愛憎とは裏腹のヒヤッとした感触がカチュアには衝撃と
なって総身を駆け巡った。煉獄の焔に焼かれる感触にも等しかったのだ。うああッ!と大声
で叫び更に躰を仰け反らせて、デニムのペニスを喰いちぎらんばかりに締め付けていた。
オリビアはイシュタルの飾りをいとも簡単にカチュアの透き通るような素肌に鎮座させた。
デニムも、「あううっ」と呻くとカチュアの躰を射抜くかのような白い体液がカマンダスガンの
弾丸の如くに迸っていた。そして仰け反った反動の揺り戻しで、カチュアの陶酔した柔らかい
貌が倒れ掛かってきた。しかしカチュアは荒い息をつきながらもデニムの胸板に両手をついて
淫らに乱れた長い髪をデニムにかけて刷いていた。その長い金糸はカチュアの薄っすらと汗を
浮かべた頬にへばりついて、唇にも絡みついている。デニムのなかには至高の時が訪れて
いて大量の白濁がカチュアの膣内に注ぎ込まれ、快美に腰がここぞとばかりに跳ねていた。
弟の反応はカチュアが望んだもの、姉の淫らな姿はデニムが封印していたものだった。
与え合い奪い合って姉弟は情交を成就させた。デニムが瞼を開くと、カチュアの美乳の上には
イシュタルの煌きがあった。「デニム、あんなに出したのにまた大きくなってる。これがそんなに
いいの?」少しだけ哀しい容貌でデニムの顔をカチュアは覗き込んだ。「綺麗だから」とデニムは
答える。カチュアの膣内のデニムは硬さを増していく。その反応に悦びながらも、これは
「イシュタルの愛憎の想いなのよ」とデニムに向ってまたベルサリア・オベリスは女の涙をこぼした。
英雄の帰還 20
これはカチュアの胸の奥に秘めたことであったが、解放軍から離反してロスロ−リアンに
身を寄せて心も躰もランスロット・タルタロスに開いたことも。野心をぎらつかせる独眼に
蕩けさせられ惹かれていったことを涙を流しながら自虐的に嗤う。個を重んじて感情に生き
弟のやさしさを求めていた。だが、それを戦火のなかで恋とは認めたくなかったカチュアだった。
自分の愛で弟を縛りたくなかったというのも、また事実だった。たとえ剣を交えてデニムに
殺されていたとしても後悔はしていなかっただろう。自分の愛で弟を闇の奥深くに閉じ込めて
しまうような気がしたのだった。ランスロット・タルタロスには何の未練も無いが、デニムは
カチュアの肉体の一部だったと言ってもいいのかもしれない。
「愛しているわ、デニム。姉としてではなく、女としてよ」オリビアより先に切られてしまった
女のカードを男に愛された女の貌で見下ろす。ともすれば空虚になりかねない愛という言葉の
カードを催淫剤で導いた偽りの夜にカチュアは切った。
「義姉さまはやっと告白なさったのね」と後ろからカチュアのいまだ喘いで揺れている乳房を
やさしく包み込むようにして指の間で張り詰めた乳首を苛める。そしてカチュアの背中から
うなじへとオリビアの舌が生き物のように這っていった。「ああ……オリビア、あなたはデニム
に何枚のカードを切ったのかしら……」「さあ、どうでしょう。でも、義姉さま。カードは何枚も
あるように魅せなくてはね。そうでしょう?」
その言葉にカチュアはデニムとオリビアの間に割って入ろうとしたことへの淋しさみたいなものを
感じて別れのカードを無意識の内に探していた。その方が綺麗になれるかも……カチュアは
そう考える。「義姉さま、愉しみましょう」オリビアがそう言葉を掛けてカチュアの髪を掻き分け
頬を摺り寄せてきて唇をねだるも、羞ずかしくて抵抗するように顔を少しだけずらそうとする。
デニムのペニスも完全に力を取り戻し、カチュアの腰に両手を添えてやさしく愛撫していて、躰の
上でのカチュアとオリビアの熱い白い吐息が交じり合って溶け合う様を愉しそうに眺めていた。
100取っていーんですか?
101 :
名無しさん@ピンキー:03/03/29 10:28 ID:tjer32jA
いつの間にか神が降臨してた・・・ハァハァ・・・
102 :
名無しさん@ピンキー:03/04/02 20:55 ID:nMdT7cH9
age
あぼーん
あぼーん
105 :
名無しさん@ピンキー:03/04/03 21:15 ID:xBrrdJ8L
106 :
名無しさん@ピンキー:03/04/04 01:09 ID:0evUCQ/x
おお、名作ですね。
なにはともあれ射精シーンは癒されます。
カチュアは好みなので個人的にツボを突かれました!
セリエ姉さんにも熱い射精をお願いします。
107 :
名無しさん@ピンキー:03/04/06 05:16 ID:VryRME5q
続きはまだか・・・?
英雄の帰還 21
オリビアの鼻がカチュアの耳朶を軽くくすぐって熱い吐息を吹きかけ唇を寄せて甘咬を
仕掛けてくる。オリビアは躰を蛇のように揺すりながらまるい肩を交互に露にしながら、ドレス
を落として胴着も脱ぎ捨てていた。オリビアはコルセットをしていなかった。
すぐに喘いでいるカチュアの肩に両手が添えられてオリビアの乳房を薄っすらと汗を掻く
背中に押し付けてきた。肩の柔肉にオリビアの爪が深く立てられてカチュアの唇が開いて
ヴァレリアの英雄に透き通った白い前歯を見せていた。無造作にオリビア素肌から落とされた
ドレスはデニムとカチュアの肌に触れ着物の滑らかな生地の感触が官能を昂ぶらせる手引き
をする。それはデニムの視覚にも訴え、汗にぬめりながら快美にたゆたうとするカチュアの裸身の
肩越しにオリビアの淫蕩に耽った貌が執拗に朱を刷いた耳を責め立てるのと、カチュアの
尻の背後でドレスのスカートの艶やかな波が女の裸身を浮かび上がらせ、ふたりの女の白い
蠢きは英雄の肉欲の焔へと引き摺り込んでいた。
デニムの両手はオリビアに責められ喘ぐ乳房を絞った。「あああッ!」デニムに白い咽喉を
曝け出して月に吼えた美神はイシュタルの愛憎を月夜に放って、咥え込んでいる弟のペニスを
きつく絞り上げる。「ね、姉さん……喰い千切られそうだよ」 「ああっ、あっ、あぅうううッ!」
オリビアに責められ続けるカチュアに至ってもオリビアのしこった乳首で背中をいたぶられ、
罠を仕掛けた相手に背中を赦していいように玩具にされているその感覚は羞ずかしさを
越えて計り知れない快美をもたらしている。オリビアは耳朶を強く噛んだ。「うあぁああッ!」
カチュアに走った痛みは熱さに、そして快美へと変る。
英雄の帰還 22
「あっ、ああ……羞ずかしい、羞ずかしいわ……」 「お義姉さまの胸に輝いているイシュタルよりも
お綺麗です」 「いわないでぇ!オリビア、いわないでぇ!おねがい、おねがい……」
「どうしてさ、姉さん!とても綺麗だよ!」 「イシュタルはイヤ!イシュタルはイヤなのおおおッ!」
デニムは上体を起こすと烈しい快楽に喘ぎ肋骨を浮き上がらせている脾腹を挟みこむようにして
両手を添えカチュアの乳房にむしゃぶりついてゆく。ふたたびカチュアの顎が「うあああッ!」という
叫びとともにあがりかけたが、英雄の首に腕は廻されカチュアの唇はデニムの柔らかい金髪に
口吻するように俯いた。耳元で蠢いていたオリビアの顔は引かれ「お義姉さま、お母様みたい」
と呟いていた。オリビアの柔らかい乳房がひしゃげカチュアの背中は硬くし凝った乳首を知覚し、
オリビアは右乳房に残るサラマンダーの御身と鎖骨付近の紋章がチリチリと疼いている。デニムが
戦後カチュアへの想いを封印していたことは薄々気がついていた。ふたりの間に割って入ったのは
むしろ自分の方ではなかったのかという贖罪の念をずっと抱いていた。
けれど今は……ただカチュアを……デニムを愛するベルサリア・オベリスを快楽で苛めたいだけ。
カチュアがオリビアにもった薬がそうさせたのか、薬が背中を押しただけなのかは判らない。
今は欲望のままに愉しむだけ。オリビアの美乳がカチュアの背中に押し付けられて醜くひしゃげていく。
「どう、デニム?」 「おいしいよ、姉さんのオッパイ」 英雄は母に甘える子供のように乳房の柔肌に
鼻と唇を愛しげに擦り付ける。弟の吐息が乳房を熱くさせていた。
「ち、ちがうの……わ、わたしの膣内(なか)はどうなの……?」 「いわなくたって、わかるだろ。
痛いくらいに硬くなって……ほら、こんなに……」 蕩けるカチュアのなかで英雄のペニスは跳ねる。
英雄の帰還 23
「いやよ、デニム。言葉にして、おねがいだから」 「気持ちいよ、とってもだよ!いっぱい射精そうだ!」
カチュアは躰を烈しく揺らしながらも、弟の髪に頬を擦り付けるようにして乳房のお返していた。
オリビアはカチュアのその言葉を聞いて、胸に残っているサラマンダーの御身を熱くさせて、義姉と弟の淫絵図を思い描いていた。興奮なのか嫉妬なのか口腔から唾液が後から後からと、たっぷりと
込み上げてきていた。けれど今はカチュアのうなじを舌と下唇で滑らせていて、オリビアの開かれて
いる唇からは、とろっと唾液を滴らせるのだった。カチュアのうなじを這うオリビアが呑み込もうと
していた唾液が背中へとツーッと滑り落ちる。快楽という名に彩られた、男と女の耽溺の夜が華開いてゆく。「華、華に……」 躰を揺らしながらカチュアが何事かをデニムに伝えようとしていた。
「どうしたんだい、姉さん。ほら、答えてよ」 「あっ、ああっ、デニムっ!いいっ!」
オリビアはカチュアの尻を割り開くように双丘を腕を下げて掴んでいた。そしてゆっくりと手で撫で
回す。オリビアの細く尖った顎はカチュアの肩にのって爪の変わりに突き刺さるような重みを与えて
いた。ひとしきりオリビアがカチュアの臀部を撫で回し終わると、今度はカチュアとデニムとの肉の
繋がりに指を入れてきた。ペニスを指で挟むようにして、男を咥え込んでぷっくりと膨らんだ花弁を
指の腹で擦る。「んんっ、はっ、はっ、はっ、はあっ」 喘ぎとともにカチュアも半開きになった唇から
唾液を垂らしていた。デニムの唇が乳房からあがってきて首を舐め唇を捉える。カチュアの唾液を
唇を密着させた英雄はイシュタルの造りしカンタリスとばかりに、こくんこくんと咽喉を鳴らして貰い
受ける。 「んっ、んんっ、んうぁあああう!」
密着していたはずのカチュアの唇はデニムから解けて、唾液は鞭がしなるように伸びて月明かりに
煌きながらテラスの床を濡らす。
英雄の帰還 24
新たな快楽を捉えたのは、オリビアのアヌスを刺し貫いた中指であり、上に少しだけくいっと
吊り上げた責めだった。「ああっ、うぁあああっ!あっ、あっ!」 カチュアが味わっている
快美はヴァギナのこれまでになかった締め付けとしてデニムの肉へと伝わってくる。カチュアの
アヌスを吊り上げられて拡げられていたオリビアの指に今度は抽送が加わる。カチュアの情け
を掛けたのは人差し指ではない中指であったこと。それとも左手の方がよかったかしらと
無垢だったオリビアの瞳の奥に妖女(あやかし)のベルゼビュートのように……。
女たちの華はしとどに濡れそぼり霧の立ち込める朝には何もかもを忘れてグッタリとなって
ヴァレリアの英雄に裸身を預けて眠り惚けているだろうか。カチュアは一夜だけに月光の下で
咲いてしおれてしまう異国の花の名前を思い出そうとした。快感の陶酔に阻まれ記憶すら
あやふやに途切れて肉欲に溺れて。自分もデニムの精を受けてベッドで泥のように眠りたい。
一夜だけならできるかもしれない。でも、一夜だけなんて……イヤ。
「華に、華になりたい!デニム、デニム、お姉さんなんかじゃイヤなの!」
「カチュア……!」 静かにそして力強く。 「ダメだ、姉さんは、やはり姉さんだよ!」
「カチュア……カチュアでいいから、どうかそう呼んでください」
ベルサリアは英雄に傅く。オリビアはカチュアのアヌスから指を抜いて背中からゆっくりと離れる。
「デニム、カチュアを愛して」 「ああっ、カチュア!」 「嬉しいッ!」
背中からオリビアの気が消えたことを悟って、カチュアはヴァレリアの英雄に哀訴すると、
その言葉を待っていたかのように、躰を起こしてカチュアの背中を抱えいたわりつつオリビアの
脱ぎ捨てたドレスの上にその白い躰を横たえ、強い一撃をヴァギナに与える。カチュアの躰は
待ち焦がれていたデニムの衝きあげに躰は弓上になってぐんっと反りあがった。
あー俺は馬鹿だー
勇者の帰還4〜6のつながりが良く解からん・・・
でも(;゚∀゚)=3イイ!
勇者の帰還 25
放り投げるように拡げられていたカチュアの両脚……。デニムに捨てられたというわけでは
ないのに心の安らぎはなかった。肉親の愛情に飢え、個に生きた戦火を駆けて王位に就き
カチュアの求めていた変る事のない民の信頼を得たのだった。あれほどまでに個に固執して
愛情を求めたのに。
しかし終戦とともにほんとうにカチュアが欲しかったものは彼女の元を旅立って行った。
デニムのカチュアへの愛が普遍なものと知りつつも、これからを生きていく証(あかし)が姉
ではないひとりの女としての躰にカチュアは欲しかった。オリビアのようになりたい自分を
捨てて王として生きて行くためにも。
今その心の安らぎはデニムの硬くなって膨らんだペニスがカチュアの灼熱のヴァギナを
いっぱいに拡げて満たされて打ち付けてくれる逞しい英雄。自分がデニムの躰に跨って得た
感慨よりも深くカチュアは快感にのめり込むことができる。
帰還後にデニムとオリビアをすぐに招いて策を弄してゴブレットに催淫剤を盛った。
明日は無いだろう。ならば一夜の月光の下に咲く華に……なりたい。たとえ躰が壊れても。
「あっ!ああっ、あうっ!はあ、はあ、はあ……離したくない、デニム」
「僕はどこにも行きはしないよ、姉さん」 「ね、姉さんなのね。あなたのなかには……ひいっ!」
カチュアの不安を打ち付けるような腰使いでデニムは抉る。 「あああっ、気持ちいいッ!」
眉間に縦皺が刻まれて細い眉が快美に吊り上がり、眦からは歓喜の涙がこぼれる。
投げ出されていた両脚はゆっくりと折り曲げられて、オリビアの脱ぎ捨てていた綺麗なドレスの
波に浮ぶ官能の小舟は極みへと態勢は整えられた。
勇者の帰還
>54-57 までが城での二夜目にして、オリビアのカチュアに提示した
プレイの設定だったという落ちで >58 で落として終わった話を無理やり
起こしたため時間軸が変になっています。
いきなり性の解放では変だろうと >72 中段からは一夜目に話を戻して
再開するカタチで現在に至っています。 混乱させてすみません。
115 :
名無しさん@ピンキー:03/04/09 22:53 ID:NXlc0wIb
ボンバイエッ!
116 :
名無しさん@ピンキー:03/04/11 18:20 ID:xSpfUPYB
長期連載の途中みたいですが、別の話を書き込んでいいんですか。
一向に構いません。終了を待っていただいたのでしたら
面目ないです。どんどん書き込んでください。
119 :
名無しさん@ピンキー:03/04/13 23:44 ID:++Kgytto
カチュア姉さんがメイドで御奉仕してくれるというのはどうだろう?
ふだんは強気の女王で民衆を虐待しつつ、宮殿内では冥土としてデニムのために尽くす
120 :
◆msT9yZqGNw :03/04/14 00:59 ID:afTrNS7B
教会でクレアたんにご奉仕される廃人ランスなんていうのはどうだろうか?
121 :
名無しさん@ピンキー:03/04/14 01:45 ID:j77Nqm3R
えと、むかしの華族(旧大名の殿様)のご隠居で精神異常で押し込められてしまって
気の毒に思った忠臣(むかしの家来)が引き取ってお世話したらしい。
明治の頃ね
で、殿様は性欲があったらしくて、そのお世話してる家の女を押し倒したの。
婚約者だったらしい。
泣きながら訴える女を「すまない。そのまま、殿様に御奉仕してくれ」
300年の恩返しということらしいね。
で、その殿様が逝った後に、責任を取って嫁に貰ったと。美談だなw
>>121 四行目から意味わかんねえ
「誰が」「誰に」「誰の」が抜けとる
>>121 美談だな。精神異常でも性欲処理女が見つかって。
124 :
名無しさん@ピンキー:03/04/14 17:35 ID:kZplYRJ9
>>122 説明不足、もうしわけない。
その華族の当主は奥方に切りつけたとかで、「ご乱心」ということになって牢座敷に。
当主の弟が、兄にかわって当主になった。
世間では弟が奥方が内通してる現場を押さえて逆上、殿様が刀を抜いたのを乱心と言い立てて監禁
したという妙な噂が流れた。弟の罠に落ちたと。
忠臣というのは(オッサン臭いけど)血気盛んな若者で
「殿様は狂ってないのでは?牢に閉じ込めるのは酷すぎるッ!」
と言い出した。この若者に惚れた娘がいた。武士として、忠義を熱く語る男に痺れたんでしょう。
で、華族の当主はウザくなって、廃人の兄を彼に下げ渡した。
殿様は本当に狂っていたが、忠義の若者は「これで、毎日殿様に尽くせる」と喜んだ。
ところが現実に見ると豚のような殿様を大の男に世話できるわけはないので
「そちに頼む」
と、若者はあっさりその娘に、老人の下の世話をさせる。
ところが牢生活で性欲が溜まっていた殿様は、ブヒヒ!と世話してくれる娘に襲いかかる。
処女の穢れを知らぬ白い太腿を八の字に押し開き・・・
ところが、この話を聞いた若者は、泣きながら殿様の世話は嫌だ!という娘に
「そうか!これからも気の毒な殿様の世話をよろしく頼む!」と忠義ひとすじ。
若い娘は、老人というだけで気絶するほど気持ち悪いのに、毎日ブタのような狂人に中だし
される身の上になった。不本意だけど、抱かれて体も開発されてしまったでしょうなあw
「頼む、ことが終ったら、いずれ俺が嫁に貰ってやる」
若者も婚約者が殿様に犯されてるのを忠義のために耐える。
そのうち、あまりに瑞々しい娘の体がキモチ良かったのか殿様は精力尽きて、コロリと。
そして、ふたりはひっそりと約束どおり夫婦になり・・・おしまい。
というような残酷話を本で読んだ気が。(うろ覚え
ランスロットが、廃人なのにクレアをいきなり押し倒して・・・
しかしブツブツと妻の名を囁き続けるランスロットにクレアも同情を覚え、破瓜の痛みに耐える。
なんてシチュエーションも浮かんできたw
>>124 そのシチュで書いてください。おながいします(;´Д`)ハァハァ
127 :
名無しさん@ピンキー:03/04/17 02:46 ID:nuaZx9Fl
TOキャラの中で、オッパイが1番デカイのはセリエ姉さんではないかと推定してる。
この場合、WT=体重として、体格のいいセリエは乳もでかいであろう。
サイズは90〜100センチ
カチュア姉さんは、セリエに助けられたとき(抱きしめられ顔を胸に押し付けられて)も
記憶違いでカチュアと思っていたくらいなのでデニムの記憶ではバスト互角?
アロセール・ダーニャたんはスラブっぽい苗字が萌え。
乳はあまりでかくないが、肩幅が大きく、腹はきゅんと腹筋で締まり、足も・・・
胸筋が発達してるので、乳じたいは大きく見える。
親を殺された少女が、仇を討とうと武術を練習していたら、胸筋が発達したせいかオッパイ
がはちきれんばかりに大きくなり、その谷間に悩殺された敵がフラフラとなって・・・
という女忍者の話もどっかの本で読んだ記憶が。
「兄さんの仇!」と喚くアロセールたんを、全員で押さえつけてH。
たまりませんな。
つう事はハボリムたんは貧乳なのでつね
ハボリムたん=ペトロクラウドたん
よってペトロクラウドたんも貧乳でつね
130 :
山崎渉:03/04/17 12:11 ID:Ac1CXwMS
(^^)
Oh!
132 :
名無しさん@ピンキー:03/04/17 19:45 ID:V8GDWLr4
age
勇者の帰還 26
デニムが衝きあげるたびに性愛に耽溺するカチュアは性愛に耽溺する貌を仰け反らせて
白い咽喉を晒す。そして、頭上からは退いたオリビアの両手が快美に揺さぶられるカチュアの
容貌を挟んで額に唇を擦り付け、オリビアの右手の指からは先ほどの生々しい自分の匂いが
漂い、喘ぎ眉間に皺を寄せて柳眉を吊り上げて前歯をこぼす唇に両側から人差し指を挿入して
口をこじ開けるような仕草をするのだった。
それがデニムとの烈しい性愛のアクセントとなり、脚は掲げられてデニムの打ちつける腰の上で
キュッと締まった足首は交差して完全にカチュアは弟を手中にした。快美の小波は徐々に
烈しくなりカチュアの小舟はゆらゆらとシルクの波に漂う。腕はデニムの脇から這い上がって
天使の名残りの肩甲骨をしっかりと抱きしめてデニムの躰をグッと曳き付ける。
「これじゃ、動けない、カチュア……」 欲望のままの律動で愛そうとしていた英雄は混乱した。
「い、いいの!いいの!これで!このままで!デニム、来て頂戴!おねがいよ!」
オリビアの両手の拘束を振り切るようにして、烈しく貌を左右にカチュアは振る。カチュアの
綺麗な金髪が月光に煌いて敷かれたドレスの上に妖しく散っていった。
デニムはカチュアを貫きながら乳房の上で揺れる赫と、カチュアの頭上で下がってふたりの
愛し合う姿を眺めて熱い吐息で喘いでいるオリビアの胸に揺られし藍のイシュタルの瞳に、
ふたつの瞳に見られながら、おびただしい精液をカチュアの膣内へと解き放った。オリビアは
カチュアの口に挿入していた指を取り除いて、カチュアの喘ぎを解放した。唾液を垂らしながら
イシュタルは月に吼え、英雄は女神を組み敷いて犯していた。
「あうぅうっ!あぁあああっ……」 太腿の筋肉が緊張しデニムのつばさ、抱きしめていた
肩甲骨へカチュアは爪を立てて烈しく引っ掻いていた。 「うっ……」 デニムは顔を少しだけ
上げて暴れ馬のように貌を揺すり続けるカチュアの汗に濡れる額を押さえて、吐き出すものが
なくなっても尚、抉るように腰は打ち続けられていた。
もつかれ!
でも難しいでしゅ
一行目とちくるってるし、表現模索してみます。ゴメン
136 :
名無しさん@ピンキー:03/04/20 03:05 ID:3IWf+Y9J
文章を3行くらいで、空白を置いてくれると読みやすい。
ぎっしり字が詰まってると読みにくいのでパスする人が多いと思われ。
137 :
山崎 渉:03/04/20 04:06 ID:IxIHzNin
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
1文が長い上に句読点が少ないから読みづらい。
あと「」の後に文が続くのも、見た目がのっぺりしてて
なんとなく読みづらいような気がする。
でも初期のものより、今のモノの方が確実に読みやすくなってると思います。
これからも楽しみにしてます〜。
英雄の帰還 27
気だるい倦怠がカチュアの躰を包んで、冷たい風が吹いて肩を撫でていく。
デニムの尻で組まれていた脚は解かれてまっすぐに伸びると、カチュアの爛れた赫い
華に最後のデニムの一撃を受けていた。
だが、できることならもう一度、脚を掲げてデニムの腰を引き止めていたい。まだ
繋がっていたい……もっと繋がっていたいと切実に思う。
「姉さん、だいじょうぶ……?姉さん」
頭を押さえ込まれていたカチュアのデニムの手の力が弛緩していった。快美に顫えて
揺すろうとしていた貌を弟に無理やり押さえつけられて、カチュアは往き場所を失って
狂おしいまま、犯されるようにしてヴァレリアの英雄に躰を捧げた。一瞬、タルタロスに
散らされた時の闇も垣間見る。
「ああ……デニム、わたしのデニム……」
わたしの膣内で満足してくれたとは、さすがにオリビアの前では聞くことが出来ない。
ただ瞳を見開いてその表情を覗くだけ。秘肉は解き放ったペニスをまだ名残り惜しそうに
咥え締め付けていた。まだいて、まだわたしの膣内にいてと肩甲骨に掻かれた爪痕が
わずかに伸びて皮膚に爪を喰い込ませる。
デニムによって衝きあげられて散った赫い華、そしていまは蒼白の月に照らされて
ぐったりとしている華にオリビアは連帯感めいた感情を抱いていた。デニムによって
逞しいペニスで貫かれて歓喜に顫える様を客観的に見られたのだから、躰の火照りは
尋常ならざるものとなっていた。
オリビアは荒い息を吐いて喘いでいるカチュアの頬をまた両手で挟んで、閉じられた
その瞼にそっと口吻をする。カチュアの長く可憐な睫毛はぴくっと揺らいだ。
ありがとうございます。
またミスってしまいました。すいません。
明確なオチのないまま続けてしまったことが原因なのかも。
英雄の帰還 28
カチュアの瞳はオリビアの唇の愛撫を受けて瞼を開いた。片方の瞼にはまだ熱い
感触と眼球をくすぐる舌の動きがある。
「た、たすけて……デニム」
ペニスを咥えていた膣が痙攣していた。カチュアの肩に顔を埋めるようにしてぐったりと
なっていた英雄は頭を起こした。
「オリビア……姉さんが怯えている」
「こわがらないで。愛したいだけだから」
オリビアの左手の親指が頬骨に掛かり残りの細い指が貌を強く押さえ込んだ。
「オリビア……なにをするの……。わたしを憎んでいるの?」
カチュアの胸にある紅光の首飾りが烈しく昇降しはじめる。
「ゆ、赦して、オリビア。おねがい」
「何かやましい事でもおありなのですか?オリビアはあなたさまを愛してさしあげるだけ」
カチュアはオリビアのなかにイシュタルの愛憎の瞳の輝きを見た気がした。
オリビアの親指は曲がっていってカチュアの目を剥かせていった。
「ああ……いやあ……ああっ」
「オリビア!」
デニムがオリビアの手首を掴んで静止させようとするが、カチュアの締め付けも
捨てがたかった。
「お義姉さまを愛するだけよ、デニム」
オリビアは唇を開いて舌を出すと、カチュアの剥かれた眼球へと近づいて、それを
すっと舐めた。
「ひいっ!」
カチュアの総身が緊張する。
142 :
名無しさん@ピンキー:03/04/23 03:42 ID:9Jzm+QMr
わー、だいぶ読みやすい。
早いとこセリエさんにも熱い射精を・・・ハァハァ
英雄の帰還 29
カチュアの目は泳ぎ、デニムの怒張をきつく締め付ける。
「どう、気持ちいいかしら、デニム」
「やめろ、オリビア。ううっ、ああっ、ああ……」
自分の手で扱くような締め付けがデニムのペニスに襲ってくる。
「ご、ごめんなさい……オリビア……オリビア……あうううっ!」
デニムのペニスがまた膨らみだして腰を動かし始めていた。
「お義姉さま、デニムはうれしいっておっしゃってるわ」
オリビアの舌はもういちどカチュアの瞳を舐めて、それ以上はもうしなかった。
「いっ、いやあ……こんなのはイヤよおうううっ……!」
自分がふたりの杯に催淫剤をもったのとおなじように、オリビアの手によって躰を
操作されデニムを焚き付けた。
「姉さんの膣内、すごい締まるよ」
「イヤ、イヤ……そんなこと……イヤよ!」
カチュアの両手がデニムの肩を掴んで躰を押し返そうと試みていたが、律動の一撃一撃
がまた極まって、カチュアの足の指をくっと曲げさせて足裏に皺を作らせるまでに至っていた。
カチュアの躰はバルコニーの床下でオリビアのドレスの波に揺られて漂っている。
デニムは肩に掛かっていたカチュアの手をとって頭上へ掲げさせると腋の下を舐め廻して
腰を打ちつけ果てていった。オリビアのカチュアの行為に踊らされた結果となってしまっていた。
我に返ってみると、カチュア掲げられている腕に貌をよせるようにして歔いている。
「ご、ごめんよ。姉さん」
144 :
名無しさん@ピンキー:03/04/24 03:24 ID:8+86uDuM
英雄の帰還 30
カチュアは歔き声は止まず呼吸を深くして喘いでいた。デニムは揺れるカチュアの胸に
耳を寄せて、その鼓動を感じ取っているとオリビアの手が肩に触れた。
「あなたは、汗を流していらして。わたしはお義姉さまを寝室へお連れしますから」
「寝室へ?」
デニムはこのまま三人で湯浴みをと誘おうとして言葉を呑んでいた。
「わ、わかった。頼むよ、オリビア……」
デニムはカチュアの躰からゆっくりと離れる。カチュアはデニムが躰から離れて行く
遠ざかる愛のしるしに微かに声をあげて嗚咽していた。オリビアはカチュアの脱ぎ捨てた
衣を掻き寄せる。
「お義姉さま、寝室へまいりましょう」
「デ、デニム、わたしをもう置いていかないで……おいていかないで……おねがいだから」
雪降る夜のカチュアとなりて汗に濡れた裸身を起こしデニムに右手を差し出していた。
「お義姉さま、寝室で仲直りをいたしましょう。それからでもよいでしょう」
カチュアの秘孔からはデニムの放ったものがトロリと流れ出てきていた。
「わ、わかったわ。オリビア」
カチュアはデニムに差し出していた手を降ろした。オリビアに対する恐れはなかった。
それなりのことをした報いは甘んじて受けねばならないと覚悟している。
「姉さん……」
「とりあえず、寝室へ行きましょう。ねっ。あなたもいってください」
デニムは頷くとその場を名残り惜しそうに去っていった。残ったオリビアはカチュアをかいがしく
世話をして背中を丸めて小さくなったカチュアを寝室へと連れて行った。
146 :
名無しさん@ピンキー:03/04/25 21:37 ID:OYc3a9FQ
147 :
名無しさん@ピンキー:03/04/30 22:34 ID:ECn/qssh
続きはまだか〜
あぼーん
149 :
名無しさん@ピンキー:03/05/05 00:23 ID:oV0fS5qd
age
あぼーん
クラッグプレスで保守
ここは外伝はありかい?
っていうか、タクティに限らず、オウガエロパロ総合スレにしませんか?
ラウニィとか出して欲しいなあ。
伝説のオウガバトル外伝のアクエリアスたん(若Ver)激萌え
お気に入りから外そう外そうと思っても
なんか外せないのは俺だけじゃないはず。
157 :
名無しさん@ピンキー:03/05/10 23:29 ID:91M71yxM
age
あぼーん
あぼーん
アイーシャ×ガレス激しくキボン
161 :
もぽえ:03/05/11 10:49 ID:QDMdydNh
>160
こんなんでもいいですか?ギャグで終わってますが。
勇者たちはいつまで待っても来なかった。しびれをきらしたアイーシャは、
護衛の騎士やマーメイド族たちとガレスの下に突入した。しかし。
「弱すぎて話にならんな」
帝国の黒き皇子の描き出す邪悪な紋章から溢れ出す力に、アイーシャたちは
無力だった。
目、口、鼻、耳、ありとあらゆる部位から血を垂れ流しながら憤死している
仲間の骸を傍らに、アイーシャは膝をついていた。もう立ち上がる気力はない。
ガレスの圧倒的な強さを目にし、意気はくじけていた。
アイーシャは自分の手を見る。細かい傷だらけだった。しかしひどい傷は負
っていないらしい。恐怖で痛みが麻痺しているというわけでもない。仲間はも
う息をしていないというのに、これはどういうことだろうか。
おそるおそる顔を上げる。漆黒の鎧の内部からのぞく赤い眼光と視線がぶつ
かった。恐怖につぶされそうな心を励まし、必死ににらみ返す。
162 :
もぽえ:03/05/11 10:50 ID:QDMdydNh
と、地獄の底から響くかと思える、くぐもった邪悪な声が耳を打った。
「咲く前のつぼみを手折るのもまた一興………そのために傷つけずに残してお
いてやったのだ」
皇子はアイーシャの襟首をつかんで持ち上げた。皇子を取り巻くどす黒い瘴
気に、アイーシャは頭が割れそうになる。
清楚な神官の衣をびりびりと裂ける。瘴気が蛇のようにアイーシャの肌の上
をなぞった。
「いゃぁぁぁー!!」
不快と快がないまぜになった感触にアイーシャは絶叫した。
一方その頃アーウィンドたちは………。
「カノープス、そっちはどう?!」
「おおっ、いたぜ! すごい美人のマーメイドがっ!」
「私も今行くわ。まずは軽めの話題から始めて引きつけといて」
「任せとけ。おーいそこのキレイな人魚のおねーさーん」
「アーウィンド、こっちにはオクトパスが………」
「タコは後でいいのよ後で。そんなにタコが気に入ったんなら、ランスロット
が一人で説得してればいいのよ」
「そんな………(ショボーン)」
「向こうの波の上に光が見えるぞ、アーウィンド。あれはエンジェルではない
かな?」
「天使キタ━━━(゚∀゚)━━━!! でかしたわよウォーレン!」
軍のお色気増強………もとい戦力増強に熱中していましたとさ。
>>162 禿ワロタ
んじゃ今度は女オピでキボンヌ
しょぼーんなランス郎はありがちなので変わった相手で
フェンリルタンと(;´Д`)ハァハァきぼんぬ
165 :
もぽえ:03/05/14 20:18 ID:ipoGJ0Vm
163氏と164氏へ ではさらに短いものを。
−−−
彼女の髪の中に、アーウィンドは指を差し入れる。
青い眼差しも、光の具合によっては薄青く見える銀色の髪も、白いを通り越
して青ざめた肌も。フェンリルは全て氷を連想させる。
髪を指で梳き、頬を手で包み込む。手触りはやわらかなのに、フェンリルの
頬は冷たかった。
この冷たい肌を熱く燃やしてみたいと、アーウィンドは願った。熱い息を吹
き込む思いで、フェンリルに口づけする。唇もふわりと柔らかいのに、やはり
冷たかった。
甲冑を脱がせた体は予想以上に胸が大きく、とても手で包みきれず、どこま
でも柔らかい。抱きしめると弾むような感触が返ってきた。細身だが強靭な筋
肉に覆われた自分の肉体と比べ、アーウィンドは少しフェンリルを妬んだ。フ
ォーゲルはこの体を褒めてくれたが、やはり女性らしい肉体はうらやましい。
アーウィンドの情熱をこめた抱擁の中、フェンリルは茫洋としたままだった。
「何を思っているの?」
耳元で囁くと、フェンリルはアーウィンドの背中に手を回した。
「私が地上で戦死する直前のことを、思い出していました………」
「何があったの?」
「勝機のない戦いの前夜、絶望した部下たちは私を………」
166 :
もぽえ:03/05/14 20:20 ID:ipoGJ0Vm
フェンリルの瞳が冥い。
「ストップ、そこまでよ。そんなこと思い出す必要はないわ」
アーウィンドはフェンリルの胸を強くもみしだき、彼女の股間に自分の膝を
あてた。敏感な箇所に当てた膝に軽く力を加えながら、ゆっくりと円を描くよ
うに動かす。
やがて、フェンリルの頬に赤みが差した。腰を動かして、自分から下半身を
アーウィンドに押し付けてくる。
「あぁこの心地よさ………いったい何なの………」
「人から見れば悠久と呼べるほどの時を渡りながら、せっかくの楽しみを知ら
なかったのね」
フェンリルが深い快楽を味わうまで、アーウィンドはじっくりと彼女の体を
愛撫し続けた………。
−−−
お終いです。TOのスレッドなのにすいません。
フェンリルたんの憂い顔の裏にはそんな秘密が・・・(´Д`)
いい線いってると思いますのでこれからもよろです。
>TOスレなのに・・・
>153でも言ったように、TOに限らずオウガバトルサーガ総合エロパロスレでいいのでは?
でも、個人的にはアクエリアスたんとバーキン(ウェアウルフ)でキボンヌ
可能でしたらバールゼフォン副団長殿とオズマ様で大人のムードたっぷりな濃厚エロも・・・
168 :
163:03/05/15 12:46 ID:CwSNcuUu
わぁい、もぽえたんカコイイ女オピありがd(* ´∀`)
文章上手い…期待の星。
TO外伝物激しくキボン
170 :
名無しさん@ピンキー:03/05/17 23:45 ID:ro6bHlz+
a
タクティクスオウガ以外プレイしていない人にも
わかりやすい話にしてほしいものだが
そんなの無理か?
>>161-162 なんかはカノプ−とウォ−レン以外よくわからん。
オチはわかるんだけどね。
172 :
山崎 渉:03/05/22 02:33 ID:xrMBzNXC
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
173 :
名無しさん@ピンキー:03/05/23 02:11 ID:8/LHXHDm
ffタクティクスはどうなんでしょうね・・・
FF板はエロ嫌いの方もいるし、かといってエロパロ板に松野作品スレ乱立するのも
叩かれそうで。
ここで一緒にやってもいいんでしょうか。
TO>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>■絶対越えられない壁■>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>FFT
>>173 オウガシリーズじゃないからやめといた方が無難かと。
>>174みたいなアフォも出てくるし。
『FFTAのエロパロ小説を書こう』 ならあるけど。
伝説のオウガバトル、伝説のオウガバトル外伝、タクティクスオウガ
タクティクスオウガ外伝、あとオウガバトル64も?
同タイトルだけど、ハードによって内容が違うってのもあるのかな?
タクティクスオウガはSFCとPSとSS・・・かな?
あぼーん
180 :
名無しさん@ピンキー:03/05/23 23:53 ID:tNeKT8NP
オウガバトル64のフレイアが
個人的にかなり好き
スリットがかなりセクシ〜〜〜〜〜!!!
181 :
名無しさん@ピンキー:03/05/24 02:10 ID:1CSSmwzE
セリエだけやん
あれ以上のエロはない
>セリエ
Lルートか?
俺的に「僕は姉さんを愛している」が究極のエロだった
あとはオズとオズマの存在
Lは集団レイプ殺人。この場合、テンプルナイトたちを自由に描ける利点がある。
Nならチャームで凌辱。デニム次第で未遂か犯行成立か、生還か死亡か変化というのはどうか。
185 :
名無しさん@ピンキー:03/05/25 01:37 ID:3hX98LE/
カチュア姉さんがザパンに
「おまえだけは特別に可愛がってやるからよオ」
と拉致されて逆上した?
リアルなら、誘拐されたあの間は絶対に・・・だな。
ザパンはプロだから、商品に手はつけないと思う。受け取り先のアルモリカ城で誰がなにをしたかはともかく。
187 :
182:03/05/25 01:53 ID:JIGNKI+Z
>Lは集団レイプ殺人
レポート終盤で突然しおらしくなるセリエ姉さんに不謹慎ながら萌えだな。
間違いなく処女だったと確信できる反応だった(w
189 :
名無しさん@ピンキー:03/05/25 02:24 ID:3hX98LE/
セリエは何が狙いだったんだろうねえ。
平民も貴族も平等な共産社会みたいなやつ?それとも権力が欲しいだけの独裁者?
反政府グループのリーダーとして、とにかく何か目立った成果をあげたかっただけかもなあ。
レイプも輪姦もかまわないんだが、
その後、殺されてしまったって設定はいくらなんでも萎える。
どうせ妄想するなら殺されなかったことにしてほしい。
まあ、ランスロットみたいなのも嫌だが。
反政府組織の首領なんてのを捕らえたらその場で殺さず、
とりあえず首都まで連行するのが基本だと思うが、どうだ?オズ?
かつての政敵の娘を嬲り者にしたいと思って、
生かして連れてくるように命令していた憶えはないか?ブランタ。
新スレまだ?
193 :
名無しさん@ピンキー:03/05/25 15:50 ID:Gf9H4g38
>レイプも輪姦もかまわないんだが
この時点ですでに人の道を踏み外しとる
エロパロ板の住人が何を言うか!
195 :
名無しさん@ピンキー:03/05/25 17:04 ID:+lp31ox1
処女で、しかも無慈悲な権力者志向のセリエさんに萌え。
独裁者になったらカチュア姉さんとエリザベス女王のように敵を処刑しまくるんだろうなあ。
そしてベットでは男に犯されて「・・・キャア」
196 :
名無しさん@ピンキー:03/05/25 22:02 ID:1qMwRxxU
>191
小物だと思われてたんじゃねーの?
セリエ一派。
あそこで殺さんほうが甘いと思う俺。
>>196 いや、どっちがリアルかって事じゃなくて、
単純に殺されて欲しくなかっただけなんで。
後はただ、殺されない理由を考える為だけの妄想よ妄想。
>>197 激しく同意。
そんでカチュア救出のあとで
セリエ救出の隠しシナリオ。
まあ妄想だけどな。
個人的には辛くも脱出に成功したセリエが仮面を被って再登場するのをキボンヌ。
「仮面を被っている訳が分かるかッ!?私は過去も、女であることも捨てたのだよ!」
クシャナ姫みたいなのも良いな。
200 :
名無しさん@ピンキー:03/05/26 18:27 ID:jWYzG3TJ
セリエさんは降伏する敵兵も
「デニム、だからお前は甘いのだ。全員殺せ。できなければ私がやる」
とか言いそうだな。
首都でも市民を「敵に従った豚ども」と大虐殺。
そこが萌えなんだが。
201 :
名無しさん@ピンキー:03/05/26 22:56 ID:p8PmdzuM
やぱガッシみたいのがいないと瀬理恵の除幕式はありえないよかんぬ
あぼーん
あぼーん
>>191 >かつての政敵の娘を嬲り者にしたいと思って、
>生かして連れてくるように命令していた憶えはないか?ブランタ。
そっちはセリエ姉さんでなくシェリーの方向で。
205 :
山崎 渉:03/05/28 13:20 ID:3MGJJ1xD
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
206 :
名無しさん@ピンキー:03/05/29 20:34 ID:KWyunf3N
age
>>204 その前に既に取り入ってると思われ。
そして性格上の問題で放逐w
>オズマ×バールゼフォンorヴォラック
どっかのサイトで見た。
オズマより部下に輪姦された宿娘に萌えてしまった。
その後オズマまで攻やってたし。
208 :
もぽえ:03/06/01 23:21 ID:r9yGC3nB
みなさん、書き逃げしてすいませぬ。
>167氏と168氏
どうもありがとうございます。女オピさん好きなんですよ。
64のロードが男だったのですごいがっかりしたくらいに。
しくしく・・・。
>171氏
分かりにくくてすいません。
TOはすごく好きなんですが、完成度高すぎて妄想がしづらくて………
オクシオーヌとジュヌーンくらいしか思いつきません。
何か書きたいとは思ってますが、いつになるかも分かりません。
ヘタレですんません。
うっうっう。
209 :
171:03/06/02 06:13 ID:k9GoVX8s
いや、こちらも勝手言ってスマソ。
210 :
:03/06/02 19:56 ID:67Z3GspU
211 :
名無しさん@ピンキー:03/06/02 20:16 ID:jTP16S08
あぼーん
214 :
名無しさん@ピンキー:03/06/07 00:09 ID:LQYOd4Hq
期待age
215 :
:03/06/10 22:10 ID:KzSK00Zp
英雄の帰還 31 ドナルドの憂鬱
五十年にただ一度だけ、白竜の月の夜に湧き水によって湖ができるという
古よりの伝えがあった。スウォンジーの森深くに一週間だけ存在する
かりそめの湖はその組成からイノセントな佇まいを見せて、人を幻想の
蠱惑へと導く。あるものは荘厳な佇まいから神を見ることもあるという。
ドナルド・プレザンスは戦渦のなかで教会を焼き討ちに合い全てを失った。
戦後、その傷を癒す為にフィラーハと対話するべくここを訪れ探し求めて
森を彷徨っている。
「どこにあるというのだ……。まぼろしの湖は……!」
寒い夜だというのに、彼は顔から汗を滴らせていた。天上を仰いで
汗ばむ片手に握った経典を握り締め、うっそうと生茂った草木を掻き分ける。
どれぐらい森を歩いたのかわからない。突然、フェアリーが視界に
燐粉のようなものを撒き散らしながら舞う姿が飛び込んできた。
それを発見できたのはほんの偶然からだった。軌跡を追っていたら
辿り着いていた。フィラーハ教の神を求めて森の奥深く入って、ついに
星灯りを映す透明な湖を彼は見つけたのだった。
地下の水脈の噴き上げによって一夜にして出来上がった湖は、
人を寄せ付けないほどの美しさがあった。戦乱を駆け抜けた
ドナルドにとって信仰のゆらぎをなくす良い機会となるはずだった。
だが、ドナルドが驚いたのは、その透明な湖の上に不自然にあるもの。
そこには、みすぼらしい木のベッドが湖水の中央に浮いていて、
人が四肢を縛られて仰向けになって寝かされていた。
幻視などという疑念はなかった。ドナルドは罠かもしれないという危険
も省みず、法衣のまま湖水に脚を浸けて入っていった。ベッドに
縛り付けられていたのは少年、否、少女だった。少女の顔が微かに
振られて、金髪が星灯りに照らされてぼうっとやわらかな光を放っている。
英雄の帰還 32
先ほどのフェアリーかもしれないとドナルドは思った。だが、それは
孤児を引き取って面倒をみていた教会を焼かれた記憶がまざまざと
浮かび上がってきたからに他ならない。
しかも、少女は全裸で縛られていて、神への生贄のようにしてそこに
あったからだ。切迫した状況にあって、その光景は淫靡であり幻想的
でさえある。ドナルドの熱い淫蕩の血が一気に一箇所へと収斂していくのを
知った。透明の湖水に波紋がサァ――ッ!と拡がってバシャバシャと水を
蹴って彼は入って行く。欲情を遮るように少女を助けようとドナルドは冷たい
水に入ることを躊躇うことなく急いだ。
「神はわたくしを試していらっしゃるのですか!こうまでして人の命を弄ぶなど、
たとえ神であってもわたくしは赦しません!」
ドナルドは天上を仰ぎ見て叫んだ。しかし、ベッドは四本の脚で最深部の透明な
湖水に浮いていて、近づくほどにドナルドの躰は湖底に沈み首まで浸かってしまう。
「ああ……神父さま……。神父さま!来ないでッ!」
少女はベッドに近づこうとしている神父を見つけて、顔を横に向けて泣き叫んでいた。
「今、すぐに助けてあげるからね!待っておいで!諦めちゃいけない!」
度重なる試練の果て信仰に揺らぎを感じはじめていたドナルドは自分
の吐いた言葉に嗤いたくなる。
「くそっ!躰が重い!この法衣を捨てさえすれば……がはっ」
ドナルドは泳ごうとしたが水を吸った法衣が重くてうまくゆかずに、
たっぷりと水を飲み込む。仕方なく両手で水を掻きながら前へと進んでいったが、
片手に抱えた経典がままならない。突然、脚を取られて水の中に顔を沈めてしまう。
黒い帽子だけが水面に浮いて流されていった。
英雄の帰還 33
ドナルドは両手で冷たい水をおもいっきり掻いて水面に跳び出る。
「神父さまああっ!大丈夫ですか!わたくしはもう構いませんから、
戻られて下さい!神父さま!神父さまあぁああッ!」
ドナルドの躰はふたたび湖水へ潜ってしまった。ベッドに縛られている
少女は四肢に力を入れて縄を引き千切ろうとしたが無駄だった。そして
全裸に拘束されている少女は星降る天上に向って泣き叫んでいた。
ベッドの傍の水面がザアッ!と手があがってベッドを掴む。
「神父さま!」
這い上がろうとするも、掴まり損ねてズルッと水に滑り落ちる。
「神父さまあぁああああッ!」
ドナルドはヘッドボードの方に廻り込みふたたび這い上がってくる。
「これじゃあ、まるでアンデッドだな」
「神父さま!わたしの腕に掴まってください!」
「もう、それには及ばないよ」
ドナルドは湖水に不自然に浮んでいるベッドに這い上がって、全裸の
少女の躰を見ないようにしながら手から縛られている縄を解いて
やっていった。足首の縄を解いてやっているとそこも赤く痕になっていた。
「もう、大丈夫だから。痛かったろう。よく我慢した。安心をし」
ドナルドは少女に念を押す。脚も自由になって少女の方を振り向こうと
したとき、少女は背中に抱きついてきた。首に絡まってきた華奢な腕を
やさしく撫でて大丈夫だからと繰り返した。しかし、少女の様子が変だった。
濡れたドナルドの貌に少女は擦り付けて泣いて、荒い息を吐いている。
「神父さま。ずっとお慕いしておりました……。好きです、神父さま」
「なにを言うんだ。一時の感情になど流されてはいけないよ」
英雄の帰還 34
ドナルドは振り返えらずに少女の腕を解こうとしていたが、簡単には
引き剥がせなかった。背中にはすがり付いて来る少女の鼓動が伝わってくる。
「仮設病院に慰問に来られた時から好きだったのです」
「お前の気持ちは嬉しいが、あまりにも歳が離れすぎている」
「シェリーさまならよろしいのですか?」
その言葉にドナルドは少女を振り返っていた。
「どうして、そのことを知っているのだ!」
ドナルドは少女の華奢な肩を両手でガシッと掴むと揺さぶって詰問責めにしていた。
「いっ、痛い……!神父さま。わたしはシェリーさまがうらやましい……」
「あれは、わたしを弄んでいるのだよ。ただ秩序にしがみついている者を
壊して愉しんでいるだけだ」
「そのようなことはありません。きっとお父さまに甘えたいのです」
「それなら、ふたりとも惨めなだけではないか」
「惨めだというのですか!そこまで人に強くなれと!だれも抱き締めてはくれないのですか!
それでは、人は救われることなどありません!」
裸の少女はそう叫ぶと、ドナルドの濡れた貌を両手で挟んで唇を被せて来た。
白い貌をゆすって唇を擦り付けてくる。
「もう、こんな想いはいや。人が死んで行くのを見るのもいや。どうにか
なってしまいそうなんです。神父さま、わたしを抱いてください!」
「わたしには、きみを抱くことは……できない」
「でしたら、シェリーさまとのことを言いふらします」
「なにを言っている!どうしてお前がわたしとシェリーとの関係を
知っているんだ!答えないか!答えろ!答えろ、クレア!」
英雄の帰還 35
ドナルドは興奮のあまり少女の細い首に両手を掛けて、指が食い込んで
軟骨がひしゃげる鈍い音を聞いた。
「うあぁあああ!」
ドナルドはベッドから跳ね起きていた。
「どうしたのだ……!先ほどからうなされていたぞ。寝汗でびっしょり
ではないか。わたしに話してみろ」
「いや、大したことではない……。そう、なんでもない……」
「そうか……。ならいいが」
シェリーはいつになく淋しそうな貌をしていた。
「すまぬ、心配を掛けて」
「いや、話したくないのなら、無理には言わぬがいい。それが一番だ」
「いつになく、やさしいのだな」
ドナルドは心配そうにしているシェリーの頬にやさしく触れる。
「わたしはお前にやさしくないか……?」
「なぜ、そのようなことを聞く?」
「わからぬのか……」
「すまぬ。よかったら聞かせてくれ」
触れられた手を両手で包み込むようにしてぬくもりを確かめて瞼を
そっと閉じるシェリー。
「父親のやさしさならわかるが、男と女の間のやさしさはな……」
シェリーはドナルドにそう言うとベッドから降りて、ピシッと背筋を
伸ばして、裸身にガウンを纏った。
「もういちど、ナイトドレスを着てくれないか、シェリー」
「なんだ?」
「やさしいシェリーが見たいのだ。だめか?シェリーは十分にやさしいぞ」
「ダメとは言わんが……」
英雄の帰還 36
シェリーは含羞しガウンを落として、ドナルドに背を向け床のナイト
ドレスを拾う。赫のゆったりとしたリネンのドレスにシェリーの肢体が
透けて見えているのが、通り名の如くに気高さと命を育むやさしさを
感じる。そして、その肉体を抱き締めて、己がペニスで押し拡げて
歔かすことに無上の歓びと男としての達成感があった。おびただしい
量の精液でシェリーの膣を塗すのだ。
いまだに肉体の鍛錬を怠らないシェリーのプロポーションはすこぶる
美しかった。きゅっと引き締まったヒップにウエスト。無駄な肉が一切
ない。そのバストも脂肪が削げたシェイプアップされたものだったが、
ツンと上を向くかたちが小気味よい。それに男言葉のなかに、時折見せる
女らしさが可愛かった。まるで、甘えているような気がする。夢の中で
言った少女へのふたりが惨めではないかの言葉が棘となってドナルドに蘇る。
そもそも、ドナルドとシェリーと接近したのは死者の宮殿の探索の
戦いで、アンデッドと交戦に怯えたセリエを救ったことだった。シェリーは
過去の清算の為に荒ぶる闘いを挑んで取り囲まれてしまった。生き恥を
晒すよりも死してこそ本望と思っていても、いざ死と直面するのとでは
別問題だった。
ドナルドはシェリーごとイクソシズムのターコイズのやわらかな光で
包み込んで浄化した。シェリーは膝を付き背中を丸めて蹲ってしまう。
生きているという実感がシェリーの恐怖を増幅させていたからだった。
「シェリー姉さん!」
飛び出そうとしていた、オリビアの躰をセリエが引き止める。
「オリビア、行くな!彼に任せろ!」
「でも、セリエ姉さん……」
「彼がシェリーを助けたのだ。任せればいい。そうだろう、オリビア」
英雄の帰還 37
ドナルドは両膝を崩して蹲るシェリーにすぐに駆け寄っていった。
「どうした!しっかりしろ!おまえらしくないぞ!」
経典を投げ出して床に蹲って泣くシェリーの躰を無理やりに引き剥がす。
死者の宮殿では立ち止まることは赦されなかった。傷ついた者にとっては
いささか乱暴なやりかただったかもしれない。
「わたしらしくない……だと?」
ドナルドは蹲っているシェリーの肩を精いっぱいのやさしさで掴んで励ましていた。
この探索の戦いに哀しみに浸る余裕は誰にも無かったといっていい。
下層に潜るほどに敵の恐怖が迫って、気が付けば背中を取られているようなものだったからだ。
「わたしらしくないとはなんだ……!答えろ!ドナルド・プレザンス!」
シェリーの淋しさに取り込まれた瞳が辛酸を舐めてさえ、柔和な彼の眼差しに吼える。
「背筋を伸ばして胸を張り、災いを寄せ付けない大地のシェリー」
「買いかぶりすぎだ……。というよりも侮辱か」
ドナルドは見上げたシェリーに口元をほころばせている。
「おまえは神父だろう……に!」
シェリーはぷいっと横を向いて拗ねてしまう。
「神父も人間でな。良いと思った嘘なら真でなくともつくことができる。
そうなる素養はあるのだ。シェリー、努力してみろ。」
「なら、嘘でもいい……。いまだけでも、わたしにやさしくしてくれ」
シェリーの腕がドナルドの首に唐突に絡みついてきた。
「見たのだ……。知った仲間の顔を……な」
「そうだったのか……。ゆるせ」
「言うな。おまえの祈りで魂は昇天したから……いい。もう、いいんだ」
英雄の帰還 38
「すまぬ」
「まだいうか。ならば、暫らくこうしていてくれ。今だけ泣かせてくれ」
ドナルドはシェリーの背中をポンポンと叩いて、頭をやさしく撫でてやっていた。
それは、仲間のいる手前ほんの数分程度のささやかな出来事だった。
抱擁はシェリーから解かれて、すっと立ち上がるとドナルドを見下ろした。
濡れた貌で口元に笑みを浮かべながら冗談交じりにこう言う。
「この戦が終わったら、おまえの秩序とやらを壊してやるから、おぼえていろ!」
「ああ、わかったよ」
シェリーの差し出した手を取ってドナルドは経典を手にして笑いながら立ち上がった。
あとになって思えば、冗談半分、本気半分だったのではないかとドナルドは
思わないでもなかった。
彼女は銀のトレイに水差しとゴブレットを載せて戻って来て、ドナルドにゴブレットを渡す。
「飲め。毒など入ってはいなからな」
「ありがとう」
ドナルドは素直にシェリーに礼を言うと、ゴブレットの水をゴクゴクと喉を鳴らして一気に飲み干した。
「うまいか?」
「ああ、とてもうまい。もう一杯飲みたいくらいだ」
「なら、よこせ」
ゴブレットを取ろうとして差し出したシェリーの腕を掴まえてベッドにぐいっと引き寄せる。
「おい、なにをする……!」
力なら、魔術師とはいえシェリーの方がドナルドの何倍も強かったが、彼女は男女の間の
所作はわきまえていた。
英雄の帰還 39
しかし、いまだに男言葉が抜け切れてはいなかったのは、それも媚態の
内のひとつなのかもしれないとドナルドは思っていた。シェリーはドナルドの
胸に崩れて抱き締められる。
「おまえが、わたしに何を求めたかはわからんが、この肉体が愛しい」
「嬉しいよ。ならば、もっとわたしに溺れてくれ」
ゴブレットは転げてベッドから落ちた。ドナルドはシェリーの手を
取って自分の胸にあてさせる。
「聞えるだろう。わたしの鼓動が速まっているのを……」
シェリーの手がドナルドの胸毛の生えた厚い胸板を撫でると、
彼の躰に跨った。ドナルドには赫いドレープの透けたナイトドレスを纏った
シェリーが炎そのものに見えていた。シェリーはドナルドに見せつけ
ながら開いた両太腿に手を這わせて薄いリネンの裾を手繰り寄せる。
少しずつ露になってくる綺麗な脚がドナルドを興奮させる。その興奮は
シェリーの股間に触れるペニスの感触でダイレクトに伝わってくる。
ドナルドに禁欲の戒律を破らせてから、シェリーは煉獄の焔と化していた。
「ドナルド。わたしの炎でふたりの罪を焼き尽くそう。セリエ姉さんには及ばないがな」
最初の情欲に身をゆだねた嵐の夜から幾度と躰を重ねあっても罪の
意識はドナルドから消えることはなかった。
むしろ、聖職に携わるドナルドにとって、行為を行なう度に法衣が黒い闇に
塗られていく気がしていたのも無理からぬことだったが、その熱情は
止まることを知らなかった。
シェリーはドナルドの躰に屈み込んで、唇に乳首を挟みこんで貌を揺らし
胸毛を弄って、シェリーの髪がドナルドを嬲っていた。その黒髪一本一本が
蛇のようになって纏わりついてくる。
英雄の帰還 40
ドナルドのなかにシェリーの愛しさが込み上げてくる。もういちど燃え
尽きて果てたいと願っていた。
「あん。もっと舐めていたい……のに」
ドナルドの手がたくし上げられた裾を掴んでシェリーの脾腹にまで手を
滑らせて乳房にまで引き上げると唇に挟ませる。
「んんっ」
ドナルドの耳にシェリーが裾を咥え込む時に、口がピチャッと微かに鳴った音
が聞えた。
「早く繋がりたいんだ、シェリー」
シェリーは目返事で答える。ドナルドの大きな手がシェリーのかたちの
綺麗な乳房を包み、性に溺れる彼女の喘ぎを移しとっていた。指と指で
張り詰めた乳首を揉みながら、ゆっくりと回すように愛撫を施した。
シェリーのしなやかな躰がぐぐっと弓状にしなって脾腹に薄っすらと
肋骨を浮かび上がらせながら、濡れる秘所をドナルドのペニスへと擦り
付けていた。ドレスの裾を持ち上げていたシェリーの手は、ドナルドの
下腹からペニスへとすうっと伸びていっていた。
妖しくシェリーの指が興奮に跳ねているペニスを捉え、尻を浮かせる。
赫のナイトドレスを咥えたままで美貌に掛かる黒髪が情欲に燃える
シェリーを彩る。肉茎の上側から手を添えて艶やかな赤銅色の亀頭を
秘孔へとあてがって、ゆっくりと腰を落としていった。
「わたしを壊してくれ。たのむ、シェリー……」
ドナルドは教会の孤児たちを殺された癒せない疵痕を性愛にぶつけ、
シェリーに哀訴していた。
英雄の帰還 41
「いいよ、ドナルド。わたしがおまえを壊してあげる」
シェリーの唇から赫いドレスが降りてくる。くなくなとのたうつあけすけな
躰は見えなくなったが、リネンの手触りがドナルドを狂わせる。シェリーの
乳房のやわらかさとリネンの生地のやわらかさと、その色とでヴァギナに
埋まったペニスがびくんびくんと暴れ出していた。
「んっ、あうっ、わ、わたしの膣内はきもちいいか……?」
さらに黒髪が流れてドナルドの躰をやさしく掃くのだった。そのシェリーの
貌が死者の宮殿の守護者のゴーゴンの邪眼のきらめきのように見えていた。
それは忌み嫌うものではなくドナルドにとって快美に繋がるしるべとなった。
怠惰のようでいて神に救いを求めるより、人肌のぬくもりで疵が癒されていたのも
事実だった。だが、それでも罪という意識は厳然としてドナルドのなかにはあった。
「ああ……。温かくて包み込まれるようだ」
「わたしの膣内にドナルドが深く挿って来ているよ……。うっ、はあ」
シェリーは瞼を閉じて眉間に縦皺を刻ませ、腰を捻り出した。ドナルドのペニスは
喰い千切られそうな収縮感に襲われる。シェリーは胸板に両手をついて前屈みに
なって上下に腰を振りたてアヌスを窄めてドナルドをきつく包み込んだ。
太腿を撫でていたドナルドの手が胸についているシェリーの手に絡みつく。
「こ、このまま、射精してもいいぞ、ドナルド……。射精してくれても」
シェリーの躰のバランスを取っている両手を握り締めて掲げると、彼女の
前屈みに揺さぶられている躰を引き起こす。
「や、やめろ……。ドナルド、よしてくれ……」
「どうした、シェリー?」
英雄の帰還 42
「と、跳ばされてしまいそうだ……カオスゲートから時空の果てへ……
とばされてしまうぅうううッ!」
しっかりとドナルドの手をシェリーは握り締めてる。ドナルドは握り
締められた手をゆっくりと持ち上げて上体をゆっくりとあげはじめた。
「な、なにをするのだ。ドナルド!」
ドナルドは躰を起こしてシェリーをベッドに組み敷いた。
「あ、あっ、やっ、やめろ……やめろぉおおッ!」
「す、すまん。シェリーが堪らなく欲しいのだ」
組み敷いたシェリーの肉体を抉るように腰を振って衝きあげる。
ドスッ!ドス!というドナルドの重い衝撃波がシェリー・フォリナーの柔肉を
突いて子宮へと届かせる。
「わ、わたしが欲しいのか……」
「そうだ。おまえが欲しい、シェリー……」
「こ、こわしてくれ……。たのむ、ドナルド……わたしを壊してくれ!」
ドナルドはシェリーの膝裏を抱えて脚を掲げさせて抽送を繰り出す。
肉の繋がりを眺めながら深く突くドナルドの瞳は獣だった。膝裏を押え
つけるドナルドの手首にシェリーの手がガシッと掴みかかってハッと
するも、絶頂感はすぐそこまで迫っていた。こわしてくれ、こわしてくれと
喚いていたシェリーの声はいつしか消えていた。
「うっ、あっ、あっ、あ、あ……あぁああッ!」
口をいっぱいに開けて白い歯を覗かせる。柳眉を吊り上げて、泣き顔
を見せている勇ましいシェリーに欲望の丈を射ち込む。ドナルドの手首に
爪が深く食い込んでいた。ドナルドはシェリーの躰に覆い被さって
おびだだしい量の精を迸らせる。
>216-227
今ッ!ここにッ!彼の英雄がッ!帰還したァァーゲホゲホゴホッ
待ってました!
プレザンス先生キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
魔術師シェリーもキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
そういや、シェリーのSSってあまり見たこと無かったかも
エピソード8の時シェリーが出てこなければ、めでたしめでたし……なのか?
職人氏はここまで来ちゃったらコテ持っても良いと思われ。
…マイナーなカップリングをここまで面白くするとは…
神キタ
ドナルドxクレアも期待
233 :
名無しさん@ピンキー:03/06/13 18:18 ID:GDlc/o3J
カノプー×女オピをキボーン
英雄の帰還 43
シェリーの腕がドナルドの躰をひしっと抱いて、切なそうにしていた
貌にやすらぎの陽がゆっくりと射していく。ドナルドは果ててもシェリーの
躰を何度かは突いてはいたが彼女の躰をしっかりと抱きとめていた。
それがシェリーにとっては快美であり癒しへの安らぎとなっている。
司祭ブランタに利用され続けた過去は消えることはなかったが、
その癒しに必用とされる無為な時間はドナルド・プレザンスのやさしさで
ほぐされて、いつかの幸福に酔いしれる。母に抱き締められていた頃の。
しかし、高く掲げられたままのすらっとした綺麗な両脚をどう
するべきなのかシェリーは迷っている。そしてドナルドはシェリーの貌に
掛かったほつれ毛を手櫛で梳いてやっていた。
「もう出て行ってしまうのか……。まだわたしの膣内(なか)にいてくれ」
お世辞にも逞しいとはいえないドナルドの肉体だったが、離したくはなかった。
(つぎの刻まで待つのは耐えられない。待っているなんて……また待つなんて)
「わたしの道具はもうグレムリンみたく萎んでしまったよ」
シェリーは破廉恥を覚悟の上で、ドナルドの脇腹をむっちりとした
太腿で挟み込んで、脚を彼の背に掛けて腰のところで交差させる。
「わたしを壊すといったのは偽りか、ドナルド?」
シェリーの白い歯がこぼれ、唇を横に伸ばしていた。ドナルドは
彼女の健気さに打たれてもういちど切に願う。シェリーもさらにあけすけに
アヌスを引き締めて腰を揺すってドナルドを引き留めに掛かろうとする。
(ドナルドに淫売と思われてしまう。わたしは、どうしたら……)
司祭ブランタにより仕込まれた恥戯ではあったが選り好みなどして
いられなかった。いますぐにでもドナルドを取り戻したい。彼女の望み
通りにペニスがシェリーの膣内で膨らみ始める。
英雄の帰還 44
しかしエクボを浮ばせていたはずのシェリーの宝石が曇って湖の底へと
揺られて沈んでゆく。
「すまぬ……。ドナルド」
自分でもどうして喋ってしまったのかわからない。胸の内にそっとしまって
おけばそれですむことだ。だのに男のプライドを傷つけてしまう閨の禁忌を
自ら犯してしまう愚かさ、浅墓さ。
「どうした……?」
「わたしは穢れているのだ。敵に組した、くみした……」
シェリーは涙で声を詰まらせる。
(甘えているんだ、きっと……。父に甘えられなかった分を取り戻そうとしている……。
やさしい言葉をもっと欲しているんだ)
「なぜ泣いている。フィラーハの教えを捨てたことか?」
「バカ、そんなことではない!」
シェリーの手がドナルドの背に廻され、微かにあげていた彼の上体を
引きつける。感極まった泣き顔を見られたくないという感情も働いていたのかもしれない。
「そんなことは言わずともよいではないか」
ドナルドの手がシェリーの髪をやさしく撫でて耳元に囁いている。
「ありがとう、ドナルド」
(わかっていてくれたのだな。これではまるで女の子だな。でも、わたしは嬉しいよ、ありがとう)
「いわずとも。大地の精霊に認められた躰なのだろう。もう、それでよいではないか。
おまえはヴァレリアを救った女神ではないか」
「臆面もなく。それに、か、躰なんて言うな、ばか……が。おまえは気にならんのか……」
シェリーは耳を真っ赤に染め上げて小さく呟く。
英雄の帰還 45
そのやさしさに甘えていたいけれど、シェリーにはもっとして貰いたい
ことがある。
「それとも、わたしに話しておきたいの……んっ!」
ドナルドの頭をしっかりと押え、羞ずかしいほどに慰めを吐く口を掠め
取って舌をつよく吸った。シェリーの口腔には生温かく心地よい唾液が
流れ込んでくる。躰じゅうの血管が開き、血が激流となって迸っていって、
シェリーの尻は狂おしい環を描くのを待っている。
「ん、んん、んあぁあああっ!」
ドナルドの膨れ上がったペニスが愛のリズムを刻み、シェリーの
熱情ごと女の肉を果てへと跳ばさせようとする快美の眩暈を少しずつ
刻み込む。カオスゲートから閃光の柱が天上を貫き、見るもの全てが
真っ白になってゆく眺めが映えて瞬くのだった。
まだ彼に仕えたい、奉仕したいという願いからか、残された理性を
掻き集めてシェリーも彼の愛の旋律に合わせてゆっくりと腰がうねりだす。
シェリーがドナルドの躰を引き付けている分、小刻みで一見物足りない
やさしい愛戯でしかなかったが、気持ちは最高潮にたかまり、もたらされる
快美は十分過ぎるほどに満ち足りていた。ドナルドの唇を解いて
仰け反った口からはシェリーの唾液がこぼれ、頤と晒した骨のV字の
ラインをぬらっと濡らしてきらめいて歔き声を噴き上げさせる。
伸びきってくなくなと揺さぶられる無防備な蒼白の喉に、すぐさま
ドナルドの唇がむしゃぶりつき、シェリーの躰をせつなくさせてのたうたせる。
シェリーの綺麗な小鼻は膨らみ、ドナルドの指によって整えられた
ほつれ毛がまた頬に唇にと掛かってシェリーの美貌をいっそう極めるのだった。
「シェリー……!」
(もっとせつなそうに、わたしの腕のなかで歔いてくれ!シェリー!)
英雄の帰還 46
「んあぁああっ!」
(もっと、もっと!壊してえぇえええッ!ドナルド!)
ドナルドの手はシェリーの脇からもぐりこんで背中を抱えると横臥位へと
持っていって起き上がろうとする。突かれるたびに「あ、あっ、あっ」
と絶息寸前のようなみじかい嬌声を噴き上げて、その体位の変化に
幾ばくかの理性をも吹き飛ばしてしまい、あからさまにさらにドナルドの躰に
しがみついていこうとする。シェリーのなかではカオスゲートが開くような
予兆がひたひたと迫っていた。
横にされて浮き上がった片脚を彼の衝きあげる腰に掛けようと
のそっと這わして行こうとするが、ドナルドは腰へ絡みついてくるシェリーの
脚を振り解き、片方の太腿をシェリーの喘ぐ乳房の方へとぐぐっと差し入れた。
荒い息遣いといっしょに、う、うんという重い呻きが洩れる。
「はあ、あ、はあ、はあ、あっ……あ、あっ」
ぱくぱくと大きくひらいて呼吸しているシェリーの朱唇が作る漆黒の闇に
ドナルドの視線は釘付けとなって、汗にぬめる尻を迫り出して恥骨をぶつける。
シェリーの右腿を抱え込んで爛れた赫い華をぱっくりと咲かせると
彼女は横にされていた躰を捻って、しなやかな肢体を歪曲させ腹這いになり
シーツを掻き集める。
ドナルドの躰は起こされ、シェリーはシーツの荒波にゆれる櫂のない
小舟になる。跳ぶ感覚にドナルドにしがみ付けないもどかしさがシェリーを
狂わせていた。唯一のよりどころは両手に握り締めた白いシーツの波だけだった。
ドナルドの膨れ上がった逞しいペニスに深く挿入され子宮を小突く一体感が
シェリーの箍をついに外れさせる。
「いいっ、いい、いくうぅうっ!」
英雄の帰還 47
「シェリー、左手を貸せ!さあ、早く!」
シェリーは躰を起こそうとベッドでのっそりと動かそうとするが
ままならなかった。ドナルドはシェリーの背中から躰を傾け這いつく
ばっている彼女の二の腕を掴んで、力いっぱいに手繰り寄せる。
「ひい――ッ!」 (こわれちゃう、こわれちゃう……!)
シェリーの肉体はドナルドに玩具のように扱われ弓状に反り返って、
律動に喘ぐ乳房をぷるんとシーツの白い波の上に曝け出させた。
右手は仰け反った裸身のバランスを保つ為に頭上に伸びてベッドの隅
に手があてられる。しかし、シェリーには誰かに助けを求めている
ような気さえしていた。
差し伸べられた指先にはバルマムッサの廃墟の町があった。
鳩になってシェリーは豪雨に打たれながら路地を飛んで壊れた
窓から飛び込む。そこには膝を抱えて顫えている自分がいる。
突然入ってきた鳩に怯えて後じさる自分。
(はやく、はやく、来て!わたしを抱き締めて!ずぶ濡れになっている
わたしを抱き締めて!)
怯えていた鳩がクルックルル……と鳴くのに気が付いて寄って来る。
(はやく、はやく……!)
怯えたシェリーは窓から入ってきたのが真っ白な鳩だったことを知る。
快美の大波が押し寄せ、シェリーはバルマムッサの雷に打たれ総身を
硬直させた。しなやかなシェリーの足先の指が内側に丸まって足裏に
皺をつくっていた。シェリーはこの夜を境にバルマムッサの幻視は見なくなった。
「あぁああッ!」
(バルマムッサのわたしを壊してちょうだい!あなたのペニスで!精液で!おねがい!)
>>237までは良かったのに、
>>239のレトリックがちょい微妙
(´・ω・`)
いくら平和の象徴でも鳩は唐突過ぎないか?
>かのぷ
有翼人は体力、つか、体の構造が問題になって来るのでは。
かのぷは男だから良いけど、ギルバルト×ユーリアなんて
未だ想像出来んわ…
英雄の帰還 48 47修正 右手のまちがい
ドナルドはシェリーの右太腿を抱えたまま前傾して腰を引いた。
シェリーには自分の躰に何事が起ったのかを解さないでいた。ペニスは
シェリーの膣内からぬるっと抜去され、ドナルドが握っていた右の二の腕も
離された。シェリーは突き放されてしまうような寂寥感に包まれながら
気だるい躰を揺さぶっていた。
バルマムッサでひとり淋しさに耐えてシェリーが待っていたものは、
ブランタでありモルーバであった。戦渦や権力闘争のない世界などでなく
ごく普通のささやかな、父性に傅く安らぎを得たかっただけ。
シェリーは母の遺品を整理していた時に、彼女の日記を発見した。家を
ほとんどといっていいほど省みず、庶務に没頭し家庭を犠牲にしてなお
娘たちの前では厳格な父だった。その母の日記は、全てが父への感謝と
敬愛の気持ちで溢れて愛の言葉で綴られていた。シェリーは愕然とした。
怒りよりもなによりも、哀しみが溢れ自分の存在そのものが足元から
崩れて行くような息苦しさを覚える。そしてシェリーはフィラーハと袂を
分かったのだった。モルーバを憎んでブランタを受け入れることで解放
されると信じていたものはまぼろしだったのか。
そして、バルマムッサの廃墟の町でひとり待っていた。鳩はシェリーが
深層で願った男根であり、膣内に迸る熱いマグマのような精液の……白。
ドナルドはシェリーの愛液を掬って、小さな窄まりを揉み解しながら
塗りたくっていった。シェリーは脇を締めて手を口に当て胎児のように
なって待つばかり。ペニスを握ったドナルドは、赤銅色の尖りを
シェリーの裏門へとあてがい、慎重に押し拡げ埋めていく。
「はあっ!んあぁあああッ!ああッ!」
シェリーの口から呻きが上がり、ドナルドは右腿を下ろしてうつ伏せにして、
彼女に臀部を掲げさせる体位を取らせ引き寄せる。
「あ、ああぁう、ううっ」
242 :
名無しさん@ピンキー:03/06/18 22:33 ID:zIZz+OKi
age
英雄の帰還 49
重い呻きを洩らしながら、ドナルドの灼熱のペニスで狭穴を無残に
押し拡げられ蹂躙し、シェリーの躰は木の葉のように揺さぶられていた。
その律動に引き摺られ、重き衝撃に尻が焼ける。
核を弄られ歔き声を噴き上げ、秘孔からはドナルドが放ったものと
交じり合った体液がとろりと滴りシーツを汚す。シェリーの尻肉の顫えが
ドナルドの怒張を烈しく締め付けて、黒い欲望を解き放つ。シェリーも
深淵に白い体液が迸る際には、うむっと吐いて完全に失神した。
ドナルドとシェリーはお互いを満たして重なり合ったままベッドへと
沈んでいった。シェリーの髪は乱れ肩や背は喘ぎ、思い出したように躰を
ぶるっと顫わす。ドナルドは荒い息を吐きながらシェリーの髪を掻き分け
両手で細い肩に添え、うなじを晒して口吻をする。そのまま顎を滑らせて
シェリーの貌を見た。破壊を望んだ女の貌をドナルドは直視する。
そこにはシェリーの清楚な仮面を剥いだ、生々しい女の美醜がある。
髪がほつれて貌に掛かり、その貌も涙で濡れている。口は半開きになって
荒く息をつき頤は唾液でぬめっていた。しかし、その耽溺した陶酔する
シェリーの貌にドナルドは見惚れた。 「あんまり見ないで……羞ずかしい」
シェリーが目をうっすらと開く。
「すまない。でも、とても綺麗だ」 「どこが?」 「その満足した貌がだよ」 「ばか」
シェリーの火照る頬に唇をつけて、ドナルドはシェリーの尻からペニスを抜こうとした。
「まだ、いて……ください」 「重いだろう?」
「まだこのままがいい……から、抜かないで」
「いつになくしおらしいのだな」 「そうか……。ふふっ」
ドナルドは上体を望みどおり背に重ねる。ついてっきり反撥するものと思ったのだが、
シェリーは最後にありがとうと呟いたのだった。
マジデ乙でした・・・。マイナーなのにスバラシヤ
まだ、終わりじゃないけどかなりあざといですね、ゴメン。
『50』
「どうして泣いているのですか?」
「神父さま。わたしは耐えられないのです。もう限界です……」
ドア越しに少女の啜り泣きがドナルドに聞え、いますぐにでもここを
飛び出していって少女を抱き締めたい衝動にドナルドは駆られる。
しかし、それを躊躇わせていたのは先日のクレア・ハルモラーアとの
接触だった。祭壇に立っていたドナルドを背中から突然少女が
抱きついてきたのだ。ドナルドは小さな肉体がぶつかって来たのには
さして驚きはしなかった。驚いたのは少女が泣きじゃくっていたこと。
「神父さま……。わたしを助けてください。おねがいです……神父さま」
ドナルドは抱きつかれたまま、後ろを向いて少女の頭をやさしく撫でた。
「いったいどうしたんだい。ここじゃあ、なんだから」
懺悔室へおいでと言う言葉をドナルドは咄嗟に呑み込んだ。この少女に
いったいどんな罪があるというのか。為政者によって欺かれて、浮世を
味わうのはいつも子供たちだ。
「神父さま。わたしを抱き締めてください。つよく抱き締めて……!」
「ああ、わたしでよかったらいつでも抱き締めてあげるよ」
ドナルドはそう言ってクレアの髪を撫で、しゃがむと白いロングエプロン姿の
天使を抱き寄せる。
「神父さま!神父さま!好きです!好きなんです!ずっとお慕いしておりました!」
ドナルドは抱きついて頬を摺り寄せるこの少女の祭壇の告白にぎょっとしていた。
「な、なにを言っているんだ、きみは!」
「わたしはクレア。クレア・ハルモラーア。クレアとおよび下さい、神父さま」
クレアはハッキリと名乗りを上げたが、泣いたままだった。
楽しみにしてますから頑張ってください。
カチュア萌えの人って限りなく少ないんだよね・・・
デニムとカチュアのらぶらぶが見たいけど、見たことない。
>247
漏れもカチュア姉ハァハァだ。
あの姉の弟への一筋なところがハァハァ。
突っ走って弟の童貞を奪いそう。
>>248 同士がいたよ、なんかすげーうれしい
男がやったら、うざっだけど、美人お姉さんならすべて許す
俺の脳内では、オリビアはストーカー認定されてます。
いや、オリビアも好きなんだけどね。
『51』
「いや、そんなことを言っているのではない」
ドナルドは狼狽を隠せずに、しがみ付いてくるクレアの躰を剥しに掛かると、
少女の手は母親に縋りつく赤子の手のように法衣を掴んでくる。
「いやあぁああっ!神父さま!離さないでッ!お放しにならないでぇ!」
「わたしは、きみを放したりはしないから、安心しなさい」
「神父さまは何もわかってらっしゃらない。いいえ、本当はお判りになって
いらっしゃるのでしょう!」
「なにを言わんとしているのか、わたしには……」
「うそです!うそです!うそです!」
クレアはそう叫ぶと、「うわぁああっ」と泣き崩れてしまった。
ドナルドは少女を覗き込むように貌を落として、哀しみを吸い取るように
説教壇で崩れそうになった少女の躰を抱えながら顫える唇を奪う。唇を
重ねたふたりの鼓動は早鐘のように鳴り響いていた。
「もう、落ち着いたかい……?」
ドナルドが唇を外すと唾液が射すやわらかい陽によって、きらめく
糸となってすうっと切れる。唇には少女の柔らかな真綿のような感触が残って、
ぞくっとした快感めいたものが駆け抜けペニスを熱く膨らませようとする。
しかも、無垢で凛とした美少女がぽうっと朱に染まって瞳を潤ませて
自分を慕い眺めている。クレアは永久を信じて愛の扉をひらき、ドナルドは
少女への情欲の蓋をこじ開けてしまいそうになる。
「今日はもうかえりなさい。いいね。そして、このことはすべて忘れなさい」
「い、いやです。わたしは……わたしは……」
クレアは手の甲でぽろぽろとこぼれる涙を拭いながら、口を噤んでしまった。
そして今日、クレア・ハルモラーアは懺悔室の前でドナルドを待ち伏せしていた。
ふたりは格子の小さな窓越しにふたたび対峙する。
「けがをしている兵隊さんたちを、どうすることもできないまま……わたしは……
死んでいくのを見ているしかないのです。苦しい……。こわれそうなのです!」
251 :
名無しさん@ピンキー:03/06/24 22:44 ID:tVvm3fXL
『52』
クレアは小さな窓の格子を掴んで首を折っていた。
「クレア?大丈夫かい?クレア?」掴んだ手にドナルドは合わせ温もりが通う。
「神父さまは教会と子供たちを焼かれたと聞き及んでおります。ならば
わたしの気持ちもわかるはずです……」
クレアの貌があがってドナルドを少女の縋りつくような視線が射抜く。
「わたしにどうしろというのだ……!どうして欲しいのだ」
「抱いて欲しいのです。わたしを慰めて……ください。おねがいです」
ガタン!と音を立てクレアの姿が見えなくなってしまった。ドナルドは
格子に顔を押し付けて倒れた少女の身を案じていた。
「クレア!どうしたのです!だいじょうぶですか!くそっ!」
ドナルドは部屋を飛び出して隣の部屋へと入っていった。クレアは躰を
丸めて、椅子の傍に崩れていた。ドナルドはクレアの顔に掛かった髪を
掻き分けて様子を窺っていると少女の細い手が絡みついてくる。
「神父さま……わたしを抱いて……」
ドナルドは小さな部屋で腰を落として壁にもたれて、クレアを抱き
寄せる。小さなクレアの背中はドナルドの大きな胸板に預けられる。
「おとうさま……。おかあさま……」「クレア、もう戦争は終わったんだ」
クレアの貌はドナルドに抱かれながらぐらぐらと揺れていた。
「わたしのなかでは戦争は終わってなどいません。終わってなど……」
ドナルドの手がクレアの細い肩から下りて胸に廻される。
「神父さま。わたしのオッパイは硬くて嫌ですか……?」
消え入りそうな、精いっぱいの想いをクレアはぶつけてくることに
ドナルドは揺らいでいた。 「わたしはクレアを抱くとは言っていないよ」
「やっと名前を呼んでくれた」「さっきから、呼んでいたよ」
「いいえ、神父さまはわたしを言い名づけてはくれていませんでした……」
クレアの無垢で凛とした少女の蠱惑にドナルドは虜になりかけていた。
『53』
「どうして、クレアはわたしに抱かれたいのかな……?」
少女の想いの丈は十分だった。しかし、それでも、もういちどクレアに
聞いてみたかった。ドナルドは少女の穢れない手を取って割られた法衣の
下の股間の膨らみへと導く。クレアはズボンの強張りにふれて、ファイア
クレストにでもふれたかのように手を引こうとする。
「いや、神父さま……!」
クレアが小さな悲鳴を上げる。
「さわってごらん。いや、さわらなくちゃいけない。これが、クレアの
秘孔を押し拡げて裂くんだから」
「神父さま……」
クレアの声がさらに小さくなっていく。ドナルドの心は邪に黒く塗られて、
口元はオウガのように裂けて嗤っているような眩暈を感じていた。
ふたりの吐息で熱くなってしまう懺悔室は肉の交わりの期待で澱み始める。
「どうしたんだい?まだなにか告白でもあるのかい?」
「はい……。わたしは処女ではありません。だから……ですから……」
ドナルドの視界は暗転していた。この少女をどう扱おうかと思い描いた
淫絵が朽ち果て、大男に組み敷かれて肉体を小さくされ圧し掛かれて悦び
歔くクレアのヴィジョンを見てしまっていた。
「神父さま……。どうされたのですか?お加減でもよろしくないのですか?」
クレアは背中をあずけているドナルドに頸を捻って心配そうに様子を窺う。
無垢な貌に欲情していた自分が情けなくなる。そんな思いは湧いてはこなかった。
ならば、好きに扱ってやるという獣性の目覚めが訪れる。
「処女じゃないのだね、クレア?」
クレアの瞳はドナルドの言葉にみるみる曇って、長い睫毛を顫わせていた。
「はい。ですから、好きになさってください。神父さま。どうか、お好きなように、
わたしを抱いてくださいまし」
『54』
「そんな、言葉遣いをどこで、覚えたのかな?」
ドナルドはクレアの捻られた頤を手に受けると、色にけぶる瞳を覗き込む。
「あっ、ああ……。もうしわけございません」
羞恥に染まったクレアの瞳は泳いでいる。ドナルドはそれでも自分の瞳を
真直ぐに見ているクレアに気おされていたがクレアの唇をもういちど奪いに
掛かった。一度、クレアの瞳から視線を外し、黒いワンピースと白の
ロングエプロンとスカートから覗いているロングブーツを意図して眺めてから、
クレアの求めに応じて呑まれていった。
少女のやわらかく、赤の似合わない季節の淡い桃色がまだ赦されるくちびるの
甘い感触を愉しむように、右から左へとすうっとかるく擦り付ける。
「あっ、はあぁあ……」
クレアは濡れた吐息を洩らし躰を捻ろうとしている。クレアの貌は羞恥に
染まっていながらも、瞼を閉じることなどせずに想いごとぶつかってこようとしていた。
「まだ、返事を聞いていないよ、クレア」
クレアの火照る頬に這っていって、ドナルドは少女のなかの情欲を引き摺りだす。
「あっ、あぁあっ。ゆ、ゆるして、神父さま……!」
ドナルドは胸にすがり付こうとするクレアの細い肩を掴んで引き止める。
「懺悔したかったのではないのかい?さあ、告白してごらんなさい」
懺悔しなければならないのは、むしろ自分の方かも知れないと思いつつも、
シェリーのことを忘れて黒のワンピースに掛けられた白のロングエプロンに淫らな
男に抱かれたクレアの躰を思い浮かべている。
「は、はだかで、おかあさまが……おとうさまの下になって……」
「さあ、躊躇ったりせずに。ここは、どこなんだい?告解室だよ」
「お躰を揺さぶられて、歔いていらしたんです……。おかあさまが、ああ……」
「クレアはもうそれがどういうことなのか知っているんだね?」
クレアの朱を刷いている耳元で囁くと、少女は睫毛を伏せてこくんと頷いた。
『55』
「クレアの時はどうだったかね?」
「わかりません」
少女は尖った可愛らしい頤を掴まれていて、貌を伏せることもできぬまま
神父の詰問責めに合い、ただただ小さく応えるしか術が無かった。
それは自分から欲したことなのだから。
「瞼をひらいて、クレア。ほら、わたしの顔を見てくれないか」
「は、はい。神父さまあぁ……あっ、あ」
懺悔室の空気の澱みは獣に魅入られた少女の吐息によって蒸れていった。
クレアの蒼い乳房を白いエプロンの上からやさしく揉みしだく。
「じゃあ、母上はどうされていたのかな?」
「ベッドの上で正座されて……お、お胸を膝に押し付けて……いやあ、
もう赦してください」
クレアは赦して下さいましとは言えなかった。さっきはクレアの神父に預けた
臀部にペニスが跳ねる感じが伝わったというのに、男の変容に恐ろしくなり始める。
「ダメだ。ちゃんとわたしを見なさい。それに、お胸じゃなかっただろ?」
「オ、オッパイです。あ、はあ……おとうさまはおかあさまの白い丸くなった背中に
圧し掛かられて……揺れていました……はあ……ゆらゆらとされていましたあぁああ!」
「よく言えたね。ほら、ご褒美をあげよう!」
ご褒美といわれて、頤を掴まれて喘いでいたクレアは、微かに清楚さを留めていた
口元を放棄して娼婦になって開いていった。まるで男に脚を拡げていく娼婦のように。
ドナルドに唇を重ねられて舌で唇り裏側を舐め廻されるクレアだった。
「んっ、んんっ、んぐうっ……!」
しかし、ドナルドには雛鳥が親鳥に餌をねだって可愛らしく唇を開いているという
イメージの方が強い。それが男の生贄となった少女たる蠱惑なのだ。
『56』
ドナルドの理性はクレアを前にして既に吹き飛んでしまっていた。
クレアの舌を強引に絡め取って少女の口腔を蹂躙いく。クレアもドナルドの
舌使いに懸命に立ち向かおうとするのだが、男がもたらす快美の波に
呑まれていっていた。
「それで、母上は悦んでいられた……?」
「はあ、はあ……わ、わたしには、わかりません……もう、ゆるして……!」
クレアの小さな呟きを聞きながら、ドナルドは黒いろのワンピースの裾を
手繰り寄せて行く。クレアはドナルドの手助けをして腰を浮かせる。
投げ出されていた少女の華奢なロングブーツの脚が現れるにつれ、クレアは
太腿を閉じ合わせようとしていた。
「じゃあ、母上は父上に苛められていたのかい?」
「ち、ちがいます!おとうさまはおかあさまにそんなことはいたしません!」
「クレアの時はどうだったんだい?」
手繰り寄せた布地と下着を上へとぐいっと持っていって、クレアの股間に
巻かれた簡単な腰布と縦に印された可愛らしい窪みが露になった。
「あっ、ああ!」 「羞ずかしがらないで、クレアのすべてを見せておくれ」
クレアは神父の言葉に従って両腕を頭上に掲げ、一気に着衣を脱がされてしまう。
ドナルドはクレアの肋骨を浮ばせている脾腹を両手で挟んで脇から二の腕へと
持っていって、クレアに同じ拘束のポーズをとらせた。
「いっ、痛かっただけ。痛かっただけなの……神父さま!」
掲げられて無防備になったクレアの柔らかい脇の窪みにドナルドは貌を擦りつけ、
少女の季節が放つ芳香を肺いっぱいに吸い込んで、舌を這わせた。
「ひっ!あっ、あうっ!」
クレアに快美とは言わないまでも、痛みを植え付けた男への対抗心からか
ドナルドのなかに深く愛してやろうという考えが生まれる。
『57』
クレアは両腕をドナルドに掲げられて脇の窪みを舐められていた。
クレアにとってそれは慕う男のものではなく、炎の舌となっている。
ねっとりと舐められてはチロチロとサラマンダーの舌に生贄となって
嬲られて食べられる夢をみる。脚には黒のロングブーツを履いていたが、
腰布を巻いただけのほとんど裸といっていい躰を、法衣を纏う男に
吊られて官能の焔に焙られてゆく。
「はっ、はあ、はあぁああ……!」
随分と感度がいいのだなと、影の男がクレアに残した痕跡を辿りつつも
ドナルドは闘いを挑んでいった。ドナルドはクレアの脇から喘ぐ乳房へと
移って、表情をチラッと盗み見る。
「あ、あああっ、あうぅうっ!」
クレアのくちびるは薄く、その凛とした佇まいを如実に表現していた。
すっと鼻筋の通った小鼻に真摯な眼差し。その意志をあらわす眉が美しく
……歪んでいた。こうまで少女を変えた影に嫉妬しつつも、天使と
呼ばれたクレアを悦楽に溺れさせる欲望が増していくのを否定できない。
瞼を閉じて少女の唇は見る影もなく女となって、端からは涎を滴らせている。
つんと捲れ上がった少女らしさの上唇は大きく開かれて呻いていて。
ねっとりとクレアのまだ蒼い柔肌を嬲って乳房の側面から頂きの尖り
をドナルドはめざす。乳暈もそこに乗る乳首もシェリーのものとは
明らかに違っている。乳房の膨らみも両腕を掲げられていることから、
無残に薄く引き延ばされていた。ドナルドの舌が蒼白の乳房に乗る果実を
とらえた時、片手で腕を縛られていたクレアは烈しく貌をふる。
自分がまだ女の躰になり切れていないことを自覚しているクレア、
男に抱かれる羞恥に身を焦がした。
『58』
「はあ、はっ、イヤ、ああん……。やあっ!」
ドナルドはクレアの拘束を解いてやり、その手でもう一方の乳房へ丁寧に
やさしく触れる。クレアの閉じられた脚が左右に捩れ、ドナルドのズボンの
なかの屹立をクレアの臀部が挑発を仕掛けてくる。
しかし、それはクレアの無意識の所作であって意図したものではなかった。
ドナルドには見分けることもできず、クレアの無垢な外見とのギャップとに
処女を裂いた男への敵対心からか、ドナルドのペニスはクレアの臀部の蠢きに
載せられて、収まるべき場所をあからさまに夢想していった。
「クレア、わたしの勃起しているものをさわってくれないか」
「ぼ・っ・き……ですか」
「ああ、そうだよ。クレアは父上のものを見て知っているんだろ?
それに、もうここに男のモノを咥え込んだと言ったじゃないか」
クレアの股間にはまだ白い腰布が巻かれている。そこにドナルドの大きな手が
覆い、窄まりに指が届いた頃に、天上へとぐいっと女体を引き上げられた。
「んあぁあああッ!」
小さな懺悔室にクレアの喚きが響いた。
「そんな、大声を出せば人が来るよ、クレア」
「だ、だって……。神父さまが……」 「……んはあっ」
クレアは口腔に溜まった唾液を白い喉をコクリと鳴らして嚥下し、
切なそうに吐息を洩らす。クレアはドナルドが愛の言葉を囁いてくれるには、
まだ想いが足りないと感じていた。けれど、それでも満足だった。
後ろから大きな手で、華奢な躰を挟まれて脇まで上がろうとした時に
愛を感じていたからだ。きつく、それほど強くはなかったとは思うが、
その強さにすべてを受け止めてくれたような、そんな気分になっていた。
『59』
「あぁあああっ!あっ、あっ、うぅううっ!」
クレアのなかに歓喜と羞恥がないまぜになっていった。
「お漏らしをしたみたいだ、クレア」
「あっ、あぁああ……ちっ、ちがいます……!」
頸をガクッと折って髪をゆさぶって、自分の乳房を刷く。
「じゃあ、クレアの華を見てみよう」 「は・な……?」 「クレアのだよ」
自分の性器をそのように少女は思ったことはなかった。
ドナルドは握っていたセックスから手を離して、それを覆う秘園を守る
腰布をゆっくりとほどく。ガクッと折られた頸、クレアの視線はドナルドの
奏でる指の旋律をぼんやりと眺めていた。垂れかかる少女の金色の
柔らかい髪は乳房の喘ぎを隠してはいたが、荒い息遣いと鼓動は隠す術も
なかった。拒む理由などどこにもない、慕っている男にひらかれることに
なんの躊躇いがあろうと思っていた。それなのに……。
「いっ、いやぁあ……!」
貌がさらに火照ってゆく。自分の子供さ加減が嫌になる。女に成りきれていない
自分を嫌わないでと思わずにはいられなく、身を焦がす。
「クレア、お尻を浮かせてごらん」
言われるままに、ドナルドの胸に背をあずけて臀部を浮かせると、
クレアの目の前に蒼い秘園がひらかれた。
「は、羞ずかしい……神父さま……」
ドナルドは不思議だった。男に抱かれたと確かにクレアは言った。
しかし、反応は限りなく処女に近い。それとも、抱かれてまだ浅いとでも
いうのだろうか。ドナルドははやる想いを抑えつつ、クレアのぐっしょりと
濡れた白い腰布を抜き取って、それを自分の貌に近づけて匂いを吸い
込むのだった。クレアはドナルドの奇行に慌ててふたたび貌を捻っていた。
クレアの金色の髪がふわっと舞って裸身にまばらに散って落ちる。
『60』
「おやめになってください!」
女を感じさせないアンバランスな肉体を捻って、クレアはドナルドの
行為を批難していた。
「わたしを嫌いになったかい?」
「えっ」
華奢なすとんと落ちるような躰が捻られていた。その肉体に乗る微かな
膨らみをみせる乳房にぷくっとある乳暈とツンと尖る乳首。ドナルドは
クレアの布の匂いを嗅ぎながら肢体を眺めていた。
「クレアの匂いでも感じるんだ」
「におい……?」
ドナルドに唇を開かれたときに感じた懐かしさをクレアは思っていた。好きが
押えきれないでいただけの取るに足らないことだと、そのときは考えていた。
だがよくよく考えてみれば、どうしてこうもドナルドに魅かれたのか、それは
法衣の匂いだったような気がする。両親が亡くなって感じた淋しさから
庇護してくれるものだった。そして、ドナルドの低く厳かな声が響くたびに、
父性を感じてクレアの深層に訴え性感を掻きたてていた。
「そうだよ。クレアの華の匂いだ」
クレアはドナルドのあけすけな言動に貌をカアッと真っ赤にして、腰布
をぐいっと奪い取って放り投げた。少女の行動にドナルドは微笑んでいた。
「さあ、気がすんだろう。もう、ここまでにしておこう、クレア。それがいい」
ドナルドはクレアに未練もあったが、神父として、そしてシェリーを
思ってクレアに終わりを告げようとしていた。
「んっ」
クレアはドナルドの自分の愛液で濡らつく唇に自分をあずけてくる、
その発した声に男を昂揚させた。
『61』
クレアのぶつかってきた歯がカチンと鳴るくらいの猛烈な勢いで、
ドナルドの自制心は少女の行動の前に完全に崩れようとしていた。
少女は自分の愛液にぬめる男の唇を貪った。ドナルドの吐く息、
中年の持つすべてのものを掠め取ろうとして女になる。技巧など皆無。
おもむくままに、自分の心をドナルドに示して感じ取って欲しいとクレアは願う。
「ク、クレア……もう、いけない」
「うそ……!神父さまのここはこんなになってらっしゃるのに!」
白い手を返して股間の強張りをクレアは擦り上げた。彼の匂いがクレアに
怖いものを無くさせる。だが反撃に転じようなどという気は更々なかった。
「そこまでいうのなら……」
ドナルドはしな垂れかかるクレアの細い肩をがしっと掴むと、躰を
くるっと元に戻させる。
「いやあぁあああッ!」
クレアは拒絶されたと思い悲痛な叫びを上げたが、その叫びはすぐに
羞恥で彩られ塗られていった。ドナルドはクレアの躰に覆い被さって、
前屈の姿態を取らせながら少女の右足首を引っ掴む。そしてぐいっと
折り曲げて乳房につけ自分の太腿の上へと載せたのだった。
「ああっ……!いやあぁあっ!」
黒い法衣に乗る、蒼白の月のような少女。脚を覆う黒いロングブーツから
覗く白い太腿が淫靡さを醸していたが、それ以上にドナルドを捉えて
離さないのは、ひらいた白い肉体に浮ぶ赫き華の美醜。クレアは髪を振り乱して
小さな乳房を喘がす。自分から望んだ負い目が、どう料理されても文句が
言えないという枷を少女に強いた。脚をばたつかせて逃げたいという衝動が
込み上げてどうしようもない。
262 :
名無しさん@ピンキー:03/07/02 22:57 ID:9aiG1vAx
長編だな・・・
『62』
「どうしんだい、クレア?」
右脚を曲げられ、左脚を投げ出して秘園を晒しているクレアは歔いていた。
「ほらクレア。左脚も畳んでみせてごらん」
そう言われたとて、早々にできるものではなかった。閨を重ねた者なら
いじわるとでも吐いて男に媚でも売るのだろうが、そんな手管をクレア
が見せるとは思えなかった。たとえ、男を知っているといっても、クレア
の処女性が好ましい。
「あっ、ああ……」
どうした?とドナルドに黒いブーツに包まれた足首とふくらはぎを強く
揉まれた。立ちっぱなしのクレアにとって、それは蕩けるような快美感を
もたらす。
「は、はい……。神父さま」
クレアはドナルドに小さく答えると、のろりと左脚を折り曲げはじめる。
ドナルドの頤の重みが左肩に掛かって、自分でさえまともに見たことの
ない開いたセックスを熱く見られている。髭のザラツキが素肌を擦った。
クレアの鎖骨の窪みに埋まるドナルドの頤は少女の羞恥の重みとなって
更に極まっていった。
ドナルドはクレアの右足首を離すと、腰骨からクレアの波打つ腹部を
愛撫して蜜を滴らせる秘園へと性愛の旋律で忍んでくる。クレアには
生きた心地がしない。薄暗く狭い男と女の放つ蒸れた性臭の告解室。
戯れは少女の恋情を背徳に導く。
この空間を支配しているほとんどは自分の放つ牝の匂いだったから、
黒く塗り込められた恋の焔に躰をのたうたせる。
ドナルドの秘園を目指す昂ぶりと、肘が内太腿に掛かって、ぱっくりと
ひらかれ赫い華が妖しく蠢いて。
「ひいっ、いやあっ……。うっ、うぅうう……」
大長編ですね・・・。すごいです・・・。
『63』
クレアは快美の誘いに抗うように、また貌をかるく揺さぶって、
やわらかな金色の髪で嬲る男の貌を刷いていた。ドナルドの指は少女の
繊毛にふれて巻きつけるようにして弄んで間を取って小休止をする。
しかし、迫り来る嵐の予感に備えて呼吸を整えておかねばならないと
いうのに、その昂ぶりは、剥き出しのお尻の捩りが、あけすけにドナルドの
法衣の下の強張りに切ないまでに語り掛けてくる。
「クレア、そ、そんなに嬉しいかい?」
「はあぁあ、うっ、うれ……しい。はあ、あっ、うっ、あうっ、うぅううっ!」
ドナルドはクレアのアヌスを中指で押しはじめて、手のひら全体で性器を
覆うと上下にそっと揺さぶった。楚々とした佇まいはドナルドの人肌の温もりに
包まて痺れてゆくたまらなさにクレアは喚く。
「うぅあぁああっ!うっ、うぅううッ!」
ドナルドの手はクレアの蜜でべっとりと濡らされていた。その吸い付かんばかりの
女への変容に十四歳の少女に今更ながら驚いていた。
待ちに待った指がクレアの肉の合わせ目に浅く侵入して、直線を描いて
ファイアクレストに彩られた尖りをそっと押し上げて圧迫した。
「んあぁああッ!あっ、あっ!」
核(さね)にそっと弧を描いて愛撫し、ドナルドは慎重に中指を秘孔に
押し進めた。核に親指を留めたままで、薬指をクレアのひくつくアヌスにふれて押した。
「ひいっ!」
クレアの細くまるっこい肩が前へ倒れ掛かって、肉付きの薄い少女の
背中がぐんっと反り返ってドナルドの胸に戻ってくる。そして中指は
クレアが女であることを知った。自分を焚き付ける為の少女の偽りの
手管などではなく真のことだったのだ。その事実に落胆は正直あった。
だが、その波紋がドナルドのなかで生殖本能を目覚めさせ、クレアの
肉体を孕ませたいという原始の欲求に憑かれて、執着していった。
読んでくれて、ありがとうございます。
次こそはとリズムに腐心しているつもりでも
同じことばをつかってみたり、決まり文句もよくないなあと
思っているんですが、また使う。いまのところ、一行空けておくのが
身になったことなのかもしれません。
指摘していただいて感謝しています。
『64』
「神父さま……。わたしにも……させて……ください……。お嫌でしょうけれど」
クレアは熱い吐息を洩らしながら、切れ切れに言葉を紡いでドナルドに
願い出る。欲望をあからさまに口にしたことで羞じらう仕草が、ドナルドには
閃光にも思えて眩暈すらも覚える。
「クレアの穢れなき唇で、わたしのモノを慰めてくれるのだね」
「わ、わたしのくちびるなど……」
不浄なものですと言おうとしたのをドナルドが遮った。
「そう、思わなくともよいだろうに、クレア」
「あぁああっ!あっ、うぅううっ、うっ、し、神父さまあぁああッ!」
クレアの躰がまた、ドナルドの上でせつなく捩れた。クレアは気を
遣ってしまったのだった。クレアの黒いロングブーツを履いた羞恥に
摺り合わさっていた両脚は、ドナルドの膝から落ちてあられもなく
投げ出されていた。そして、その白く蒼い少女の裸身は黒い法衣の
上で仰向けになってかるい休息を得る。
若さゆえか、暫らくして少女は薄暗い個室で生気をみなぎらせ、
自分の意志でもって神父の性器をしゃぶっていた。狭く性臭の立ち込める
密室には少女のくぐもった喚きと神父の吐く荒い息遣いと唾液が立てる
淫らな音が支配している。
ドナルドは椅子に座って法衣を割り開いてズボンを下ろされ、クレア
は両太腿のあわいから生える恥毛からそそり立つ肉棒を口腔に押し込み、
不慣れな手つきで男の袋とふたつの玉を愛撫する。背中を丸めて躰と貌を
懸命に少女は揺り動かしていた。
掛かる長い髪をどうすることもせずに行為だけに没頭し、たどたどしく
ペニスに舌を絡めて苦悶を鼻孔から洩らす。その姿はドナルドにとっては
少女が生きてゆく為に、息をしているようにも見えていた不思議な感慨の
眺めだった。
『65』
少女が男根に傅いてすがりついているその様、幻の泉の水を飲む裸の
ファリー、そして可憐なクレアは全身に淫猥なエロスをも纏いさえする。
ドナルドの手が少女の髪にふれ、貌と赧く染まった耳をあらわにして、
クレアの膨らんだ鼻孔からはくぐもった悲鳴が噴き上がる。貌を横に振って、
咥えた肉茎に歯で擦っていた。
「んうっ!」
ドナルドは呻いてペニスを痙攣させる。
「んはあ、はあっ、はあ……。も、もうしわけありません。ゆるしてください。ゆるして……」
閉じられていた瞼がゆっくりと開いて、長い睫毛が風にそよぐように
顫え、クレアの透き通った瞳に怯えが走っていた。ドナルドは真直ぐに
挑んでくるクレアの穢れなき美貌に射精感を抑えるのに必死になった。
このままでは本当にクレアの美貌を自分の欲望……白濁によって穢し
かねない。クレアの唾液でまぶされた肉棒は、白魚の指に介抱され続け、
下腹に貌を擦り付けて、熱い吐息を噴きこぼしながら赦しを請うている。
「クレア、とても綺麗じゃないか。羞ずかしがることなんかない……よ。
わたしはきみの貌が見たい。それは罪なことなのかい?」
「神父さま……」
ドナルドの言葉に眉間に寄っていた縦皺がやわらいでゆく。クレアは
勇気を奮って閉じた瞼をもういちどひらいて、情欲に濡れた瞳で神父を
見るのだった。聖女の崩壊をドナルドはまざまざとそこに見た。しかし、
たとえ聖女や天使ではなくなったとしても人間としてはとても美しいと感じていた。
ほつれ毛が噴出した汗によっていくつもの房となり、クレアの怜悧な貌に
絡み付いてくる眺めは女の情念を想起させるのに十分だった。神父は
いたわって額を撫でるようにして髪を分けてやり、クレアの火照る頬にふれる。
『66』
例え男を知っていようといまいとも、この穢れ無き少女の口腔に自分の
性器が咥えられていたと思うと烈しく腰が顫え、ペニスが跳ねあがって
射精感が増してくるのだった。クレアにしてみれば、これほど量感のある
ものを口に含んでねぶったことは初めてだった。口から吐き出して尚、
口腔にまだそれが収まっているような錯覚を喉奥が覚えている。そして、
その肉柱を本来あるべき場所に導くのだ。
クレアはドナルドのペニスに指をしっかりと絡め、肉茎に頬擦りをした。
クレアの紅潮した貌がもの欲しそうにドナルドを見詰める。ドナルドの手が
伸びてクレアの脇に手が潜って少女の躰を抱え上げる。
「クレア、ほんとうにいいんだね」
「もう、いわないで」
確かに、此処まで来て野暮というものだ。
「さあ、降りておいでクレア」
クレアの波打つ脾腹を掴みながら、クレアもそれに従ってペニスに手を
添えて秘孔にあてがってずぷっと咥え込んでいった。
「んあぁああっ……ああっ……あうぅッ!」
柔肉を押し拡げてクレアを犯していった。その酸鼻な眺めに、やはり
クレアは処女だと思うドナルドだった。躰をくねらせて、貌をぐらぐらと
金色の髪も淫らに揺すりながら男の逸物を埋め込む。
ドナルドは生唾をごくんと喉を鳴らしてクレアのたゆたう肢体に手を
這わせていった。やさしく愛撫するように、薄く肋骨を浮き上がらせる
脾腹を擦り上げて、薄い肉を引き上げると乳房を撫で回す。細い肩を
微かに揺らして嬌声をあげるクレア。
肩を掴んですうっと二の腕へと移動したかと思えば、白い太腿を撫でて
廻り込んで、尻肉を捉え己が下腹へとぐぐっと曳き付ける。
『67』
「あ、あっ」
必死に逞しくなった肉棒を咥え込んでいる肉の結びにドナルドは目を落とす。
現実と知っていても、告解室の薄暗く澱んだ空気のなかで、椅子に腰掛け
黒いロングブーツだけを身につけたクレアが脚を拡げて跨る眺めは幻視の如く、
蒼白の少女の細い裸身の蠱惑のとりこ。その蒼白の素肌は汗をうっすらと纏い、
仄かに赤みを帯びている。
しかし、クレアの頬と耳は既に紅い。肉を挿入させている紅い唇が収縮して
ドナルドを誘う。クレアは脚に力を入れてたどたどしく尻を振って見せた。
彼も少女の動きを助けるかのように、双臀の肉を割り開いて掴み動かす。
「ん、んっ、いっ、いやあ……。拡げないでぇ……」
「ここの肉はもうこんなにも拡がっているよ、クレア」
ドナルドは蠢くクレアのお尻から腰、脇腹へと手を滑らせて、クレアを
跨らせたままで椅子に浅く座った。
「んはあっ、な、なにをなさるんですか……、神父さま、神父……さま?」
「みてごらんなさい、こんなにも拡がってわたしのモノをおしゃぶりしているよ」
ドナルドは自らの律動を放棄して、暫らくはクレアにまかしてみようと思っていた。
アヌスを窄めて、射精感を無理やりにドナルドは捻じ伏せた。
「ほら、目をあけてみてごらん」
「ゆ、ゆるして……神父さま」
クレアは律動が自分にゆだねられたことを知って、眉間に薄く縦皺を
刻んだ。ツンと捲れ上がった少女らしい口元はだらしなくひらいて、
唾液を撒き散らしてクレアの喘ぐ乳房を濡らしていた。ドナルドは滴る
唾液を飲めないことを後悔して、躰を濡らした唾液をクレアに戻すみたく
摺り込むように愛撫を仕掛ける。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
『68』
クレアは頸をがくっと折って左右に貌を揺すったかと思えば、喉をつっぱらせて
仰け反り、ぐらぐらと揺れる貌から金色の柔らかい髪を白い背中へと棚引かせる。
喘ぐ乳房を鷲掴みにされ「ううっ」とクレアが呻いたところで、やわやわと
揉みしだかれて下腹へと指圧がゆるりと滑ってゆく。そして尖った核をそっと指で
嬲られながら、くいっと腰をもたげられる。
「ひいっ!」
「今度はクレアがお尻を振ってごらん。教わっているんだろう。そういうこと。
ほら、お尻を窄めてくれないか、クレア」
「は、はい……神父さま……」
「ああ……。気持ちいいよ、クレア」 「……」
椅子に浅く腰を掛け、クレアは垂直にペニスを膣内に収めさせられている。
仰け反っていたクレアの貌が肉の繋がりへとふたたび落とされる。
「嘘なんかじゃない。クレアがわたしのオチンチンを締め付けてとても
気持ちいいよ」
「いやあ、おっしゃらないで……。はあ、はあ……はう」
「ほら、よく見なさい。これが、わたしとクレアのありのままの姿だよ」
クレアはドナルドに言われて、閉じた瞼をゆっくりとひらいて、ペニスに
押し拡げられているヴァギナを惚けた瞳で見るのだった。
「凄い……」
「そうだね。クレアの楚々としたものをわたしが蹂躙しているんだから」
クレアは烈しく貌を左右に振った。
「そんなこと、言わないで下さい。わたし、嬉しいのに。やっと、
神父さまとひとつになれたって歓んでいるのに……」
クレアは泣きそうな貌に変っていた。
276 :
山崎 渉:03/07/15 11:11 ID:vhmwz+RP
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
277 :
名無しさん@ピンキー:03/07/17 10:25 ID:LR0GKdnB
age
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
保守
システィーナ萌え。
期待age
誰か一般兵で書く勇者はおらんか。
あ、漏れは文才ないから書けねッス
もぽえさんの伝説オウガ読みたい
『69』
「ひとつに……?」
「はい。神父さま」
ドナルドはクレアの躰を支えていた脇腹から細い肩を愛撫して、脚を掴んでクレアの躰に
折りたたんだ。
「な、なにをなさるのですか……?」
「ひとつになろう、クレア。手を壁に付いてこのまま後ろを向いてごらん」
クレアは言われた通りに壁に手を付きながら後ろを向いた。ただそれだけの動作なのに
告解室の澱んだ空気もあってか、どっと汗が噴出してくのがわかった。クレアの細い躰が
後ろ手に付いて備えるや、ドナルドは椅子から立ち上がって少女の躰を衝きあげた。
深い挿入と衝撃にクレアは少女らしからぬおんなの生々しい呻きを洩らしていた。
それが、さらに呼び水となってドナルドはクレアを責め立てる。腰をドナルドの大きな手で
捕捉されて突かれ続けた。クレアはそのあまりもの衝撃に告解室の壁に爪を立てて
掻き毟しるような仕草をする。
「ひっ、ひっ……ひいっ!」
「クレア、でるっ!」
少女を愛するという行為というより、オウガになって喰らっている贄の蠱惑に
呑まれてドナルドは思いの丈を解き放つ。
「あっ、ああ……。はあ、はっ、はあぁああ……!」
クレアはぐんっと衝きあげられて、ドナルドの欲望の証の迸りを受けると
付いていた両腕はがくっと折れてしまい躰は崩れ始める。ドナルドは崩れかけた
少女の肉体を抱きかかえて、ふたりして告解室の床下に堕ちていってクレアに
圧し掛かり、尻に腰を打ちつけ真直ぐに躰を伸ばそうとする少女へと覆い被さった。
「クレア、だいじょうぶかい……」
ドナルドはクレアの背から去ろうとしていたが、少女は神父を引きとめようとした。
『70』
「もうすこしだけ、このままでいてください……」
肩をやさしく撫でるドナルドに貌を捻ってクレアは願い出る。もうすこしだけ、
わたしに時間をくださいとクレアは言った。いっしょにいてくださいと荒い息遣いと
ともにドナルドの耳に届いた。やがて、ドナルドは離れて剥いだ衣服をクレアに
着せながら、辛抱強く待った。いつ何時、ひとが入ってくるかもしれないという
不安は常にドナルドの中にあった。もしここに押し入られて、告解室の乱れた
大人と少女の姿を押えられたなら、弁解はとうてい不可能だ。
ドナルドはクレアに誘惑されたなどと言う気はむろん無かった。ただ、
いっしょにいてくださいという最後にクレアの言った言葉が気懸かりなだけで、今の
自分にはそれしかできないということが辛くもあり、非力であることを思い知らされた。
戦渦に焼かれた教会と子供たちのことが、フラッシュバックする……。
クレアは着替えが終わると、ドナルドに向き直って改めて自分の想いを受け止めて
くれたことに礼を述べた。ドナルドはクレアの真直ぐな想いに載っただけなのだと言う。
私は堕落してしまったともクレアに告げた。少女と関係してしまってから言うべきことではない
事柄ではあったが、言わずにはおれなかった。その告白はクレアにとっては辛いものとなる。
自分と関係したことが嘘、果ては罪だということに成りかねないからだ。
「すまない、クレア。いまさら、いうべきことではないということは、わかっているが
……やはり、これはいけないことだ」
「どう、いけないということなのでしょうか……?」
クレアの哀しみの瞳は挑むような彩りへと変っている。
「わたしはクレアの欲望だけだった。ただ、セックスだけがあっただけやもしれぬ」
「いま、終わってしまえば、重荷になっただけですか?」
「わたしとシェリーとの関係においてということかい……」
ドナルドは少しだけムッとしていた。クレアの指摘したひとつひとつが真実だった
といっていいだろう。間違いなどではなかった。
『71』
「クレア、きみには好きなひとはいないのかい……?」
ドナルドは言ってしまってから、また後悔してしまう。
「わたしには、神父さまだけです……」
「いや、そうではなく、同い歳の恋人ということだよ……。わたしはなにを言っているんだ」
「神父さま」 「なんだい、クレア」
「先にここを出て行かれてください。神父さま、わたしは後から出て行きますから……」
ドナルドはクレアの放った言葉に抗って、自分の言葉を探そうとしても、手から
みんなこぼれ落ちてしまう。何も無いのだ。
「わかったよ。クレア……」
そういって、ドナルドはクレアから背を向けて出ようとしたとき……。
「神父さま。わたしの気持ちは変りません。ずっとあこがれていました。きっかけは
なんであれ、好きである気持ちには変わりないのです。それが、躰を重ねてはじまることが
あっても、わたしは罪悪などとは思ってはいません」
ドナルドは扉に掛けた手を降ろしていた。
「わたしには、シェリーに責任がある」「神父さま、セリエさまには……?」
「セリエだと……。まさか」
「神父さま。これはわたくしの意志です。最初にも言ったはずです。戦争で犠牲になったひとたちが、
どうすることもできないまま死んで逝くのをわたしはたくさん見てきました。誰かに縋りつきたかった。
慰めて欲しかった。けれども、わたしにはもう誰もいません。ひとりぼっちなのです……。もう……
ひとりぼっちなの!」
ここにもシェリーがいた。ドナルドは振り返って座っているクレアへと手を差し伸べる。
「慰めることは、やぶさかではないよ。きみがそれを望むのなら……それなら、いっしょにここを
出ようじゃないか。わたしといっしょに告解室を出て行こう、クレア」
薄暗い告解室でクレアの翳りの表情にパアッと光が射す。
「さあ、いっしょに出よう、クレア・ハルモラーア」
クレアはドナルドの差し出された手を取って立ち上がった。
290 :
もぽえ:03/07/22 20:23 ID:41X0p/ox
お久しぶりです。(こそこそ)
そして割り込み+伝説ネタですいません。
カノープスが書きたくなったので置いて去ります。
途中までですが……。
−−−
仲間たちは今頃、天幕の中で静かに眠りについているだろう。しかしアーウ
ィンドはつながれた魔獣に身を寄せていた。鷲の前半身と獅子の後半身を持つ
魔獣に体をこすりつけるようにする。
「ヘルメスはあったかいわね」
グリフォンの首をなで、アーウィンドは目を閉じる。
「クゥ、クゥ……」
魔獣は優しい声で鳴く。昨日も今日も明日も、行軍はえんえんと続く。ヘル
メスも早く眠りにつきたいのだが、どこか寂しそうな様子のアーウィンドを放
っておけない。
ヘルメスは、アーウィンドを翼で包んだ。風を叩くグリフォンの翼は頑丈で、
風切羽のあたりはとても硬い。が、翼の内側はとても柔らかだった。
「あったかくてやわらかいわ。とても気持ちいい……」
アーウィンドは翼の中でもぞもぞ動き、身に着けているものを全て脱ぎ捨て
て素肌で羽毛を感じた。息を吸い込むと、魔獣の野生的な匂いがした。
「……この匂い、カノープスにちょっと似てるかも」
そう考えるとアーウィンドの体は熱くなり、湿り気を帯びてくる。
「でもヘルメスの方が、カノープスよりずっと優しいわ」
アーウィンドはカノープスが好きだった。何度か想いを告げたものの、有翼
の青年は素っ気無い。
ヘルメスが雛をあやすように体をゆっくりと動かし始めると、アーウィンド
は眠りに落ちていった。
291 :
もぽえ:03/07/22 20:24 ID:41X0p/ox
カノープスはアーウィンドを探していた。明日の作戦行動のことで話したい
ことがあるというのが建前だが、実は単に彼女に会いたいだけだった。が、
アーウィンドは自分の天幕にいなかった。
「あのバカ、どこに行きやがった……また魔獣どものところか?」
魔獣を愛し、心を通わせることに関しては、魔獣使いたちも舌を巻くほどの
彼女である。カノープスは魔獣らが繋がれている場所へと向かった。
魔獣や竜たちは敏感で、何者かが接近すれば、眠っていても目覚めて身を起
こす。カノープスたちは彼らの眠りを妨げぬよう気を遣いながら、そろりそろ
りと歩いた。
と、カノープスの耳に、歌うような小さな啼き声が聞こえてきた。カノープ
スが声の方に歩いていった。馴染みのグリフォンのヘルメスが、アーウィンド
をすっぽりと翼に包んで、子守唄を歌うように啼いていた。
ヘルメスはカノープスを見ると、啼くのをやめた。さらに蹴爪をちらつかせ
て身構える。
「……お前な。オレの方がつきあい長いだろうが。何だよその態度は……」
カノープスは敵意がないことを示すために、両手を広げてヘルメスの方にゆ
っくりと近づく。
「ほら、翼どけろよ。アーウィンドを返してくれ」
不満そうに低く喉を鳴らすヘルメスをなだめようと首を軽く叩き、カノープ
スは大きな翼に手をかける。ヘルメスはしぶしぶ翼をずらした。
「ぶっ!」
カノープスは息を大きく吹き出した。頭にかっと血が昇る。いや、頭以外に
も熱い血が流れ込んでいく。
292 :
もぽえ:03/07/22 20:25 ID:41X0p/ox
「うぅーん、誰なのよ?」
アーウィンドは目を覚ました。そして鼻をくんくんさせる。
「んん? カノープスの匂いがする……」
アーウィンドの眼前には、顔を真っ赤にしてよろよろ後退するカノープスが
いた。手で鼻のあたりを押さえている。
「ちょっとカノープス、鼻血が出てるわよ?」
アーウィンドはカノープスの腕をつかんだ。
「バ、バ、バカ! ヤバイ、く、来るな!」
カノープスは呂律が回っていない。
「何がやばいのよ」
アーウィンドは不思議そうに首を傾ける。すると突然視界が変わった。
(星がきれいね……ん? 星?)
まだ半ば寝ぼけた頭でアーウィンドは考える。
星空は、カノープスの肩越しに広がっていた。アーウィンドは、ようやく自
分がカノープスに押し倒されていることに気づいた。そして自分が何も身に着
けていないことにも。
カノープスはひどく苦しそうな顔をしていた。
「……オレもお前が好きだ」
アーウィンドの顔がぱっと明るくなった。眠気も飛んでいった。
「うれしい。すごくうれしいわ……。ってちょっと待って。どうして今まで黙
っていたのよ! カノープスのイジワル!」
「……皇子もランスロットの野郎もお前に惚れてる」
「ふーん。あっそう。それで?」
「『それで?』ってお前な。オレがお前を自分のものにしたら、問題になりか
ねねぇ……」
「そんなのどうだっていいわ」
「どうだっていいって……おい……。あぁダメだ、お前の体見たら我慢できな
くなっちまった」
「それはちょうどいいわね。なぁんだ、さっさと夜這いでもかけてればよかっ
たわ。早くあなたの物にしてちょうだい?」
293 :
もぽえ:03/07/22 20:28 ID:41X0p/ox
もともと半裸状態のカノープスだが、就寝前ということで裸に近い格好だっ
た。あっという間にアーウィンドに脱がされてしまう。
カノープスが不慣れな少年のように動きが固いので、アーウィンドはいらい
らしてきた。
「えいや」
アーウィンドはカノープスの肩をつかんで逆に押し倒した。そして胸に顔を
うずめる。
「ヘルメスに匂い似てる……でもカノープスの方がもっといい匂いね」
アーウィンドの長い髪がカノープスの体の上に広がった。
そしてアーウィンドは、自分の太ももに当たっていた固い物に触れた。
「ここは鳥と違うのね。人間と同じなんだ……」
アーウィンドはカノープスの分身をつついた。カノープスのうめき声がかわ
いらしく思え、それをゆっくり撫でたり、頬を擦り付けたりする。そうしてい
るうちにアーウィンドは胸がどきどきしてきた。カノープスの物の先に唇を当
て、チュ、と軽く吸う。カノープスがまたうめく。
アーウィンドはカノープスをもっとかわいがりたくなった。口腔内にカノー
プスの物をゆっくりと入れる。舌でねぶってやると、口の中の物はさらに膨張
してアーウィンドはますます息苦しくなる。
アーウィンドは口の中から引き抜き、ぶはっと息をついだ。と、カノープス
が小さく悲鳴を上げた。出す際にアーウィンドの歯が当たったのだった。
「痛ぇっ!」
−−−
ここで一旦筆を置きます。それでは。
(しかし、神父さんモノはすごい迫力だ……)
区切りつけて、落としたのでどうか続けてください。
>>293 痛いところで終わってるとくすぐったい〜
もぽえさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
魔獣使いとは旨いですな、調教女オピ(;´Д`)ハァハァ続き楽しみです
どちらの職人さんも好きだ〜がんがってくだちぃ
298 :
名無しさん@ピンキー:03/07/25 07:21 ID:OXB2zpgx
age
Chapter;1 ヴァイス
「なかなかのイイ女なんだが、少々邪々馬でな。
あんたの好みに合うかわかんねぇけどよ、どうだい?」
ザパンと名乗る賞金稼ぎの男は、下衆な笑いを浮かべながら俺にその話を持ちかけてきた。
話の内容はこうだ。
『賞金首の連れてた女を誘拐してきたから、買わないか?』
ガキの頃から酒場で暮らしてきた俺には、それは特に魅力的な話じゃなかった。
売ってる女なんていくらでも抱いてきた。今更わざわざ金を叩いて女なんか買う気にならない。
「女なんて抱き飽きたよ。興味ねえな。」
そっけなく突き放すと、男はしつこく俺に言ってきた。
「あれはよぅ、処女だゼ。僧侶の女だ。ちょっと見てみるだけでもいいだろ?」
「ほぅ、そうか。そりゃあ、面白いな。お手つき済みだったらお前、どうなるか解ってるだろうな。
それでもいいなら買ってやるよ。そこまで言うんだ、どうせ金に困ってんだろ。」
男のしつこさに辟易としたのもあったが、《僧侶の女》というところに少し惹かれた。
そういえばカチュアも僧侶だったな、と思う。これから買う女にカチュアを重ねるほど、
俺は情けない男じゃないが、貞淑な女が男に蹂躙されてどんな反応をするのか。
それは見物かもしれない。
「ヴァイス、どうして貴方がここに?」
後ろ手に縛られて連れて来られた女は、俺を見るなり小さく叫んだ。驚きを隠せないという顔だ。
それは俺も同じ事だった。まさか《僧侶の女》ってのがカチュアだなんて誰が想像しただろう。
「なんだ、あんたの知り合いかい?それじゃあダメだな。ヤル気になんねぇだろ。」
ザパンががっかりといった顔で肩を竦めた。しかし俺はその言葉を遮った。
「いや、買わせてもらう。」
「マジかよ?ありがてぇ!いくらで!?」
「十万ゴート出そう。」
「はぁ?」
ザパンが間抜けた声を出した。奴が驚くのは無理もない。その額はデニムの首の倍以上だった。
「ケタ間違ってないかぁ?」
「間違いじゃないぜ。十万だ。こいつはデニムの奴を誘き出すのに使える。
お前も随分な手柄を立てたもんだな。後で城に来い、恩賞を出してやるぜ。」
俺は城に着くと部下に命じてカチュアの部屋を用意させた。捕虜にそこまで丁寧にしてやることはないが、
カチュアを地下牢に放り込む気になれなかった。いちおう惚れた女だからな、少しは優しく扱ってやりたい。
俺は用意された部屋にカチュアを連れて行くと、扉に錠をしてから腰縄を解いてやった。
「いい部屋だろ?お前のために誂えたんだ。ゆっくりしていけよ。」
「何バカなこと言ってるのよ。捕虜にされてゆっくりなんてしていられるワケないでしょ?」
カチュアが鋭い眼光で俺を睨みつけて言った。手の戒めがなかったら、平手の一発もおまけに飛んで来そうな勢いだ。
「気の強いのは相変わらず…か。お前がこっちにつく気があれば、もっと優遇してやってもいいんだが…。」
「いい加減になさいよ。私は貴方の言いなりになんかならないわよ。手を血で染めて同胞のためになると思ってる
バカの仲間に、私がなるとでも思うの?」
カチュアは何時だってこうだ。俺をバカにして見下した物言いをする。
「自分の立場をわきまえろよ、カチュア。俺にはお前をどうする事だってできるんだぜ。」
「あぁ、そう。そんなことを言っていられるのも今のうちよ。あと数日もすればデニムがここに来る。
立場を気にした方が良いのは貴方の方なんじゃないかしら?」
俺はおとなしくなる気のないカチュアに、どんどんハラが立ってきた。その上…
「デニムは絶対私を助けに来てくれるもの。」
…これだ。カチュアは何時だってあいつのことばかり。カチュア自身気付いているのかいないのか知らないが、
あいつを見ているときのカチュアの目は姉のそれではなく、恋焦がれた男を見つめる、女の瞳だった。
俺はそんなカチュアを見ているのが一番辛かった。惚れてるんだぜ?本気で。なんであいつなんだよ。
「だってデニムは…。」
パンッ…
言葉を続けようとするカチュアの頬に、俺の平手が飛んだ。
「デニム、デニムって、お前あいつがそんなに好きか?」
「…殴るなんてサイテーね。…それに、何のことを言ってるの?あのコは私の弟よ。」
「違うだろ。お前は自分じゃ気付いていないかもしれないが、間違いなくあいつに惚れてるよ。
俺ではなく、あいつにな。」
俺は自分にも言い聞かせるように言葉を紡いだ。
「ふぅん、貴方もしかして私のことが気に入ってるの?振り向いてもらえないからってヘンな理由づけして、
勝手に納得しないでよ!」
俺はカチュアのその台詞を聞いて、頭に血が昇った。俺の中に闇いモノが拡がるのを感じる。
「お前、嫌な女だナ、ホントに。なんで…こんな女に惚れちまったのか…っ。」
「…ヴァ…イス?」
目の色が変わった俺の表情に気付いたのか、カチュアが顔を強張らせる。
「ちょっと、ヴァイスったら…。」
…完全にキレていた。俺はカチュアの身体をテーブルの上に突き倒して、自分の身体の下に組み敷いた。
「…っ!ヴァイス、何す…」
俺に組み敷かれてもがいているカチュアはなんとか抵抗したいようだったが、
手の戒めが邪魔をしてままならない様子だった。
「カチュア、教えてやるよ。俺がどんなにお前のことを思ってるか。言葉で言っても、
お前には伝わらないんだろ?それなら、身体に言い聞かせてやる!」
部屋の中は怖いくらいに静かだった。
始めは激しく抵抗を試みていたカチュアも男の力に勝つ事が出来ない事を悟ったのか、
それとも抗う事に疲れてしまったのか、おとなしくなり始めていた。
カチュアの着衣は俺に破り捨てられ、バラバラになって床に散乱していた。
長い逃亡生活でろくなメシも食えていないのか…俺の目の前に晒されたカチュアの裸身は悲愴感が漂う程に細かった。
伏せられた睫が震えて、カチュアの不安が伝わってきた。
こんな事をして何になる?
無理やり抱いたところで、カチュアの心が俺に向くわけじゃない…頭では解っていた。
でも、俺は自分を止める事が出来なかった。それほどまでに渇いていた。カチュアが欲しくて、どうしようもなかった。
カチュアは今までに俺が抱いてきた女のどれにも当てはまらず、酒場の女の様に激しく乱れる事もなければ、
街の娘の様に可憐な声を上げて喘いだりもしなかった。
カチュアはすっかり怯え切って、俺の指や唇の与えるものに恐怖さえ感じているようだった。
どんなに優しく愛撫しても、カチュアの身体が熱くなることはなかったし、男を知らないであろう秘部は
俺を受け入れるべく、そぼ濡れることもなかった。
それでもやはり可愛らしかった。怯える瞳も、折れそうな程に細い身体も、全てが愛しかった。
「カチュア…力、抜け。」
固く閉ざされた蕾を押し拡げて、俺のモノがカチュアのナカに入っていく。
プツ…と柔肉を裂く感触があったが、かまわず奥にねじ込んだ。
今まで押し黙っていたカチュアの口から、初めて声が発せられる。…それは、悲鳴だった。
「痛っ…いやぁあああ!」
繋がった部分から生暖かく、血液の流れ落ちる感触がある。
それが潤滑の役目をして、俺は動くのに都合良かったが、カチュアはひどく辛そうだった。
俺が突き上げる度に小さな悲鳴がカチュアの口から零れた。
「ひッ…ぁ…やめ…た…すけて…、デ…ニム…!」
破瓜の痛みに半分気を失いかけ、それでもあいつの名を呼ぶカチュアに俺は憐れみさえ感じていた。
どんなに叫んだって、今ここにあいつが助けに来るわけはないのに。
「カチュア…すぐに楽にしてやるからもう少し我慢してくれよ、な。」
カチュアの耳元にそっと囁いて、それから俺は少し動きを速めた。
狭いカチュアのナカは少しきつすぎるくらいに俺を締め付けて、絶頂感を得るために十分な快感を与えてくれた。
「…っ、く…カ…チュア…ッ…!」
俺は低く呻いて、カチュアのナカに精をぶちまけた。
俺の腕の中で気を失った細い身体は、血の気が引いて冷たかった。
カチュアの手を拘束していた縄を解いてやると、手首に痛々しく擦り切れた痕が残っている。
「カチュア…すまない…」
青白くなったカチュアの頬に水滴が一つ、二つ跡を作った。俺の涙だった。
「くそっ…どうしてだよ…!」
俺はカチュアの身体を折れそうな程に抱きしめて嗚咽した。こんな風に抱きたいわけじゃなかった。
傷つけて泣かせてめちゃくちゃにして…俺は自分の愚かさに一番ハラが立っていた。
俺に振り向いてくれないカチュアにでもなく、カチュアが愛しているデニムにでもなく…。
俺はこの世で一番、最低な男であることに間違いなかった。
通りすがりの者ですが、HDの自作SS漁ってたらこんなものが出てきたので貼ってみました。
カチュアサイドとデニムサイドで続きがあるのですが…
連続貼りしていいものやら… (´Д`;
Chapter;2 カチュア
アシュトンでデニムと口論になってから一週間、私は一人で港町ゴリアテに来ていた。
行き先はカノープスに伝えてきたから、今回は少し長く滞在しようと思っている。
デニムと離れて一人で行動するのは、これが初めて。ちょっとした違和感を感じる。
いつもデニムと一緒に居たから、それが当たり前になっていて少しでもデニムが居ないのは、
私にとっては異常なことだった。
なんでこんな事になってしまったのだろうと思う。戦いが始まってからいろいろなことがありすぎた。
ゴリアテに珍しく雪が降ったあの日から、私の周りの生活はがらりと変わってしまった。
今までにあったことを思い出してみる。辛い思いをしたことばかり思い出される。
ヴァイスに無理やり抱かれた事を思い出してしまって、吐き気がした。
「もう、いいわ。やめよう。」
私がゴリアテに来たのは私自身の気持ちを確かめたかったから。
こんなバカバカしいことを考えて落ち込むために来たわけじゃない…。
空がオレンジに染まる頃、やっと目的の場所に着いた。少し寄り道が過ぎたみたい。
簡素で小さなその建物は、私達の隠れ家。
ほんの前まではここで、私とデニム、そしてヴァイスが一緒に暮らしていた。
「懐かしい…ここは全然変わってないわね。」
人が住まなくなって随分経つから、荒れてしまっているのではないかと心配したけれど、
その中は何一つ変わっていなかった。
耳をすますと海から波音が聞こえる。この音を聞くと我が家に帰ってきたんだということを確認できて、
なんだかホッとした。
荷物を片付けて少しくつろいだ後、私はデニムの部屋へ足を向けた。
ライムへ行く途中でゴリアテに立ち寄った時はゆっくりしていられなかったから、
人が入るのは数ヶ月ぶりになるのかしら。
部屋の前に立って、ドアのノブをゆっくり回して扉を開けた。その瞬間、私の胸をきゅ、
と締めつけるものがあった。こぎれいに整頓された部屋いっぱいにやわらかい日向の香りがした。
「デニムの…匂いがする…。」
やっぱりそうなの?
私はデニムのベッドに身を伏せて、自分の心に問いかけてみた。この気持ちは何だろう。
デニムのことを思うと、いつも苦しくなる。デニムの前に出ると、いつも張り合って喧嘩をしてしまう。
けれど一緒にいないと不安で、心細くて、どうしようもなくなる自分がいる。
ヴァイスがあの時言っていたように、私はデニムを愛してしまったのだろうか。
弟ではなく、一人の男として。
「デニム…。」
軽く目を閉じて、胸いっぱいに部屋の空気を吸い込んだ。
デニムの匂いに包まれていると、まるでデニムに抱かれているような、そんな錯覚に陥った。
唇を指でなぞると、身体が震えた。デニムにくちづけられたら、どんな感じがするんだろうか。
デニムに抱かれたら…
「…っ、ん…ぅ。」
唇から顎へ、顎から鎖骨へ…デニムのくちづけを想像しながら、指を肌に滑らせた。
「こんなこと…。いけ…ない…のに…っ。」
デニムは、私にとって弟だったはずだ。いつからそうでなくなったのか…
今となってはもう、解らなくなってしまったけれど。この想いが許されるものでないことは、
考えるまでもなく理解できる事だった。
それでも、身体が火照って熱かった。私を支配するのは、理性で制御することのできない―想い。
私は身体を被うものを全て取って、床に落とした。
瞳を固く閉じて、情欲の求めるままに行為に耽った。もう、何も考えたくなかった。
「ふあッ…」
張り詰めて固くなった胸の突起を指で転がすと、ジンとした甘い疼きがそこから拡がって、
自分でもびっくりするくらいに甘ったるい声が口を突いて出た。
「ん、ぁ…っ!デニっ…あぁっ…。」
下肢の挟間に熱を感じて、その部分に指をのばすとそこは滑る液体で熱く潤んでいた。
ヴァイスにされた時はただ辛いだけだったのに、今はあの時とは全く違う。
身体の芯から熱に灼かれて、高熱に浮かされた時の様に思考がマヒしてくる…。
『姉さん…』
ここにいないはずの、…デニムの声が、聞こえる。
『僕は、姉さんを愛してるから…』
気が狂いそう…デニムの息遣いまでが聞こえて来るようで、私はもう何もかもがわからなくなって、
身体が…心が感じるままに叫んだ。
「デニ…ム…来…てェッ!」
口に出したのと同時に、自分の最奥に指を滑り込ませた。
「あっ!んっ…デニムっ…あああ!」
指をくねらせる度に雫の弾ける音が辺りに響き渡った。
立てた膝がガクガクと震えて、下肢から痺れるような感覚が湧き上がってくる。
怖いくらいの快感に、身体ごと浚われていく…。
「や…ぁっ、デニ…ム…、あ、ひぁっ!ふぁあああああっ!」
瞳の奥に、真っ白い光が弾けた。身体中の筋が一瞬きゅうっと硬直して、
それは一寸おいて小刻みな痙攣に変わった。
「デニム…もっと、私の事想っていて…欲しいよ…。」
火照った身体の熱が引いてしまうと、後に残ったのはいいようのない虚しさだけだった。
ここは小さな部屋だけれど、一人でいるととても広く感じられる。
夜の空気はひんやりとして冷たく、寒ささえ感じる程だった。
私はデニムの匂いのするシーツをそっと引き寄せて身体に纏った。
「…っ。」
指先を濡らす雫が視界に入ると、寂しさが胸を締めつけた。
なんだかデニムを穢してしまったような気がして、罪悪感に苛まれた。
胸に埋める事のできない空洞があって、切なさに身が引き千切られる思いがした。
「デニム…デニムっ…」
視界がぼやけて、頬に熱いものが伝う。泣いてはいけない、泣いたらもっと哀しくなってしまう。
そう思っても、私には溢れるものを止める事なんてできなかった。
コリタニが墜ちたら、デニムと離れようと思う。私の中のデニムへの思いに気がついてしまった今は、
もうデニムの傍にいるだけで自分を苦しめることになる。
デニムの志は高くて、尊いもの。もう、デニムには私の姿なんて見えないはずだ。
それを知らないふりでデニムと一緒にいるなんて、私には出来るワケない…。
私はデニムの匂いと、遠くから聞こえる波の囁きに抱かれて、疲れて眠りに落ちるまで泣き続けた。
カチュアサイド終わり。
書き忘れましたが、カオスルートです。
カチュアのキャラが甘すぎかも…;;;
スレジャック申し訳ないですが続きも貼っちゃいます。
Chapter;3 デニム
「デニム、暗い顔するなよ。カチュアはすぐに戻ってくるさ。ブリガンテスはさっむいからな〜。
港育ちのカチュアにはそんなとこにご出張なんて耐えられないんだろ。いつもの我が侭さ。
そう、思っとけよ、な。」
カノープスが僕の肩を軽く叩いて言った。姉さんと僕が喧嘩をするのは日常茶飯事なのに、
今回は僕がいつもと違って、深く落ち込んでしまっていることに心配してくれているようだった。
「ごめん、カノープス。心配かけちゃって。…でも、今回は決定的って感じかな。
きっと姉さんはもうゴリアテから戻っては来ないよ。」
確信があった。あんな姉さんの顔を見たのは初めてだった。
「離れたくないんだろう?お前だって、まだまだお子様だし、《お姉様》が恋しくなっちゃうんじゃないの?」
「からかわないでよ、慰めてくれているつもりなの?それとも僕で遊んでるのかい?
いくらカノープスでも、本気で怒るよ。」
僕はカノープスの言い方にかちんときて思い切り睨みつけてしまった。
「お〜こわっ、悪かったよ。ごめんな、デニム。詫びと言っちゃなんだけど、
気晴らしに空でも散歩しに行かないか。これでも本土に居た時は、4人担いで飛んでたんだぜ。
…なぁ、デニム。アシュトンまでは陸路で行ったら3日はかかる。けど、空から行けば一日で着く。」
「カノープス…?」
「今、ゴリアテに行くには海路を行くしかないから、今からアシュトンに行けば、
カチュアに会えるかもしれない。…もう一度、引き留めてみろよ。それでダメなら、諦めればいいさ。」
「ありがとう…カノープス…。」
「礼には及ばないさ。可愛いおとーとが心で泣いてるのを、黙って見てられるような冷たい
おにーさんじゃないの、俺は。」
カノープスが僕の頭をくしゃくしゃに撫でた。
「すごいね、カノープス。空って、とっても広いんだね…。」
海に大きな夕日が沈んで行くのが見える。空からの風景は地上から見るいつもの景色とは、全然違った。
地上の人々が小さく見えて、僕の悩みなんてちっぽけなものなのかもしれないと思えるほど、空は広大だった。
「いいだろ、空は。憂鬱な気持ちもどっかに吹っ飛んじまう。もうすぐアシュトンだ。
イイ顔作ってカチュアに会ってこいよ。」
「うん、そうする。」
「お、ターゲット発見だ。俺は酒場にいるから、明日になったらこいよ。…カチュア連れてな。
今日はもう遅いし、一晩ゆっくり話し合ってきな。納得いくまで。」
姉さんが町外れの宿屋に入って行くのを見つけると、カノープスは僕を降ろして盛り場の方へ
飛んで行ってしまった。
小さな宿屋の一室に僕達はいた。向かい合ってはいるものの、視線を合わせることはなかった。
姉さんが咎めるように、僕に言った。
「どうして…追いかけてきたの。もう止めたって無駄よ。私は、戻らないから。」
さっき空から降りた時は、心がすっきりしていて、姉さんとうまく話せそうな気がしたのに、
実際姉さんを前にすると、何を言ったら良いのかわからなかった。
気まずい空気が僕と姉さんの間にあって、心を通い合わせるのを邪魔しているみたいだった。
「ごめん、姉さん…僕は、自分のことしか考えられなかった。けど、僕には姉さんが必要なんだ。
姉さんがいなきゃ、駄目なんだ。」
僕は慎重に言葉を選びながら、やっとそれだけ言う事ができた。
「…でも、戦いを辞める事はできない。そうなんでしょ?」
姉さんにそう言われると、僕は無言で頷くしかなかった。
「我が侭を言っているのは、私も十分承知の上よ。貴方の立場だって、解らないわけじゃ
ない。」
「だったら何故?僕の事、わかっていてくれるのに、どうして僕を困らせるの?」
僕は姉さんに問い詰めた。姉さんはいつもの様に僕を煽るような答え方はしないで、穏やかに言った。
「ごめんね。デニム。貴方を困らせたくて、我が侭を通しているわけじゃない。
でも、理由はきっと説明しても、貴方には理解できないと思うの。それに…結果が同じなら、
知らないままでいた方が良い事だってあるわ。」
机上の一点を見つめて、静かに話す姉さんの瞳は何かを決意しているように、全く揺るがなかった。
僕には理解できない。知らない事が良い事もあるから。そう、言われたところで、
僕は引き下がる気になれなかった。
「どういうこと?聞いてみなくちゃ、わからないよ!たった二人きりの姉弟だって言ったのは、
姉さんなのに…離れていなくちゃいけない程の理由も、僕に知らなくって良いって、そんなのずるいよ!」
姉さんに詰め寄る僕は、いつもの喧嘩の時の姉さんみたい…。
どんなにみっともなく我を通しても、絶対にゆずれなかった。どうしても一緒に居たくて、
駄々をこねる子供の様に、姉さんを困らせた。僕らしくないのはわかっていたけれど、
姉さんと離れるのは絶対嫌だった。
だって僕は姉さんの事を…。
姉さんは頑なな僕の様子を仕方ないわね、と困った様に笑った。そして机越しに、
僕の肩に手を掛けると、自分の方へ引き寄せた。
僕の身体はその手に引き寄せられるままに傾いていった。バランスを崩しそうになって顔を上げると、
くっつきそうな位の近い位置に、姉さんの顔があった。
「…私にはもう、貴方の姉でいることはできない…だから。」
「え…っ…?…!!」
言葉の意味を問う前に、身体でその意味を悟った。
唇に触れるものが、何か…わかる。驚いて見開いた目が、姉さんの視線とぶつかった。
「ごめんね。二人っきりの姉弟だったハズなのに…私、壊しちゃったよね。」
濡れた僕のくちびるを、指で拭いながら姉さんが言った。
「デニム、私…アルモリカで、ヴァイスに抱かれたの。無理やりにね。」
「…っ!」
「ヴァイスがその時言ってた。私はデニムの事、弟として見れてないって。
デニムを、一人の男性として愛しているんだって…。」
何か言おうとしても、声が出なかった。…愛している。その言葉が、僕の胸を高鳴らせる。
「それまでは自分でも気付いてなかったから、そんなことあるわけ無いって思おうとしたんだけど…
ヴァイスに乱暴されてる時も、貴方に助けて欲しくて…いつのまにか貴方の名前を呼んでたわ。
…デニムの前では《姉さん》で居たかったのに…こういう気持ちって、止められないのね。
今までデニムの事困らせることばかり言っていたのも、この気持ちの所為なの。」
「僕は…っ、困ってなんかないよ…。姉弟なら、心配して当然だから…そう、思うから…。
だから、僕から離れないでよっ…!」
僕は喉がカラカラに渇いてくるのを感じながら、必死で言葉を繋いだ。
姉さんは両の手で自分自身の肩を抱き、昂ぶる気持ちを抑えきれないのか、大きく溜息をついた。
「…デニムの傍にいると、デニムに愛して欲しくなるの。姉さんっていう存在としてでもいいから、
私にかまっていて欲しいって思ってしまうから…デニムは戦いで大変なのに、
そんなこと言って困らせたくない。このままじゃ…私もっと、我が侭になっちゃうよ?
本当に…止まらなくなる。」
姉さんの気持ちは痛いくらいにわかる。
その気持ちが止められないことも、相手を困らせてしまうくらいに我が侭を通したくな
るのも、その全てが僕と同じだから。
俯いた姉さんの頬から伝った涙が、机上にまばらな染みを作っていく。
きっと姉さんは、戦争にかまけている僕を見ているのが辛くて、でも僕に我が侭を言って困らせるのも嫌で、
だから僕から離れて行く。
もしここで、僕が姉さんを愛しているって言ったら、姉さんが苦しまずに済むのかもしれない。
でも、それを言ったら僕は戦えなくなる…戦いなんて辞めて、ずっと姉さんの事だけ考えていたくなってしまう。
戦争の種を蒔いてしまったのは自分なのに…。
戦争のためにたくさんの血が流れてしまったのに…。
…そんな大切なことも、きっと考えられなくなる。
僕にはもう、言い返せる言葉が無かった。
「…僕には…止められない、か。でも…戦いが終わったら、また会えるよね?それまで、だよね?」
姉さんを引き留められないのなら、せめて少しの間の別れだっていう、約束が欲しかった。
戦いが終わって、また姉弟としてでも、一緒にいれたら…。
「…もう、会えないかもしれないわ。ゴリアテだって、またロスローリアンが攻めて来るかもしれないもの。」
姉さんの答えは、リアルだった。
「そう…だね。僕だって、公爵に敗れたら、処刑されるかもしれないよね…。」
姉さんの言葉と自分で言った言葉が、胸に突き刺さっていた。
「…もう、帰るよ。いままで辛い思いばかりさせて、ごめんね。」
これ以上ここにいたら、帰れなくなってしまう気がして、自分の気持ちを無理やり押し込めて立ち上がった。
「…また、会えるわよ。これが最後なんて、絶対イヤ。ね?」
泣き顔で見送るのが嫌なんだろう。姉さんは優しく微笑んでくれた。藍の瞳に零れそうなくらいの涙を溜めて。
「そうだよね…っ。」
姉さんの表情を見て、堪らなく切なくなった。僕の方が泣き出してしまいそうになって、姉さんに背を向けた。
ドアのノブに手を掛けたものの、それを回すことができなくて体が止まってしまう。
本当は一緒にいたいのに、愛してるって言って抱きしめたいのに…。
こんなの…嫌だ。
「…行かないの?」
姉さんが僕の様子を窺おうとして、近寄ってくる。
「デニム…?…っ!」
僕の頬を流れるものは、言葉に出来ない感情の代替。零れ落ちる雫は、
抑えることのできない気持ちそのままに、止まることなく溢れ出してしまう。
「…今晩だけ、一緒に…いよう?…デニム、良い…よね?」
姉さんの腕にそっと頭を抱き寄せられて、僕は姉さんからかけられた言葉を受け入れる意志を、
姉さんの身体を抱き返す腕の力で示した。
「すっかり、男のコらしくなっちゃったわね…。」
上着を取った僕の身体を見て、姉さんが言った。
「そう…かな。姉さんは…少し、痩せちゃった?僕の所為かな…」
一糸纏わぬ姿の姉さんの身体を軽く抱きしめてみる。服を通しては判らなかった身体の細さに、驚かされる。
「ふふ…大切すぎる人がいるっていうのも、意外と大変なものなのよ。」
姉さんははにかむように微笑んで、そっと僕の手を取り、自らの胸元に導いた。
フワッとした心地よい感触が、僕の指に伝わってくる。手に収まったふくらみを、そっと包み込むように揉むと、
姉さんの口から甘い溜息が洩れた。
女性の身体に触れるのは初めてだけれど、こんな時にどうすればいいのか、状況に直面してみるとなんとなくわかる。
僕は掌の動きは続けたまま、姉さんの細い首筋や鎖骨にくちづけの雨を降らせた。
そして胸のふくらみの頂にほのかに色づく果実にも…
「あっ…んぁっ…」
姉さんの可憐な啼声が、僕の脳髄に痺れるように響いた。僕は腰の辺りに重いような疼きを感じ始めていた。
「やっ…デニッ…だめェ…!」
腿の内側の熱い泉を湧かせるクレバスに僕の舌が這わされると、姉さんはイヤイヤをするようにかぶりを振った。
「これは、イヤ?不快ならやめるけど…」
「…ち、違うの…あの…」
恥ずかしげに瞳を逸らした表情は嫌がっているようではなかった。
僕はその様子を確認すると、先程より深く、泉に舌を浸した。
「あっ…ああんッ…イ…イ…っ、いい…のォっ!」
姉さんの華奢な腰が堪らないと言いたげに艶かしくくねり跳ねた。
すっかり熱をもって熱くなった姉さんの身体は、肌がうっすらとピンク色に上気して美しかった。
僕は姉さんの膝を割り、濡れた秘処に固く昂ぶった自分の怒張をあてがった。
もうこれ以上時をおけない程に、脊髄に駆け抜ける痺れに耐え兼ねていた。
「…いいね?」
姉さんの耳元でそっと囁く。思わずかすれた声が出た。姉さんの頭がこくん、と小さく頷く。
僕はゆっくりと腰を進めて姉さんの中に身を沈めた。
「ああああっ…!デニム…っ…」
「くっ…ぅ、姉…さ…」
熱いぬめりに飲み込まれた自分自身から、じわじわとした何かが背に昇ってくる。
腰が自然と前後に動いて、その感覚を更に貪ろうとする。
「ひあぁっ…あっ、あ…!」
僕が腰を突き上げるのに合わせて、切迫した声で姉さんがすすり啼いた。
深い藍の瞳が熱に浮かされたように潤んで、目尻にはうっすらと涙が滲んでいる。
壊れそうに細い腕が僕の背にしっかりとしがみつき、肢も僕の腰を引き寄せるように絡みついてくる。
あまりにも健気に僕を受け止めようとするその行動に、僕は感動で胸が熱くなった。
「あふぁ…ッ、あっ…デニ…す…好きィ…ああっ!」
「…っ、」
『僕も』―そう、口走りそうになって、きつく唇を噛み締めた。
どうしよう…。言ってしまいたい。好きだ、愛してる!
頭の中いっぱいに言葉が駆け巡る。
狂おしいほどに込み上げてくる愛しさに身体が支配されて、思考のコントロールが効かなくなってくる。
…まずい。このままじゃ叫びそうだ。
「デニムっ…デニム!あっ、ああッ!もう、わた…し…ッ…」
僕の腰に絡みついた姉さんの肢にきゅ、と力が込められてしなり、”果て”が近いことを僕に伝えた。
それは僕も同じことで、脳天に突き抜けるような激しい刺激に合わせて、
腰を打ち込む速度がどんどん増していった。
「あっ…ひ…ひぁっ…ああ!」
「う…くぅっ…、ね…姉さ…あ…ぃ…!」
「ふぁ…ンンっ…ん―――――っ!」
「――――っ!」
情欲の証を解放つ瞬間、僕は姉さんの頭を引き寄せ、唇に噛み付くようにくちづけた…。
そうしていなかったら、きっと僕は言ってはならない言葉を叫んでいたに違いなかった。
しっとりと汗ばんだ肌に纏いついた長い髪を除けてやりながら、僕は呆っと姉さんを見つめていた。
すっかり気をやって、僕の腕の中で浅い寝息をしている横顔は無垢であどけなく、
姉さんが僕にとって守るべき存在であったことを思い知らせる。
「…愛してるよ…姉さん…。」
眠っている姉さんには聞こえる筈もない。だから、そっとその言葉を囁いた。
「僕は意気地なしだね…。」
本当は戦いなんて辞めて、姉さんのことだけを考えていたいのに…骨を折るほどに抱きしめて、
何度でも愛していると言ってあげたいのに。
でも理想を捨てることは出来ない。
…僕は、怖いのかもしれない…自分の蒔いてしまった戦乱という種を刈り取ることなく逃げ出してしまうのが。
人々を苦しめただけの裏切り者だと言われてしまうのが。
明日になったら姉さんはゴリアテに行ってしまうだろう。…もし、姉さんが言ったように、
本当にもう二度と会えなくなってしまったら…?
「―っ…!」
僕は不安を打ち消すように、眠っている姉さんの身体を引き寄せて強く抱きしめた。
バンッ…
翌朝、僕の目を覚ましたのは乱暴に開けられた扉の音だった。
「オイッ、何、悠長に寝てんだよ!カチュア、行っちまったぞ!」
カノープスだった。
「…あれ?酒場にいたんじゃ…。」
「アホッ…お前が何時までたっても来ないから、港でぶらぶらしてたんだよ、したらカチュアが来て、
弟をお願いって…どーゆーことだ、引き留められなかったのか?」
「…ん、いいの。ちゃんと話はできたから。」
「だったら…!あ…デニ…お前、なんで、すっ裸…あ!」
今まで慌てていた所為で気付いていなかった部屋の様子や、全裸の僕の格好に気付くと、
カノープスが決まり悪そうにうろたえた。無造作に脱ぎ捨てられた着衣や、ひどく乱れたシーツが
昨夜の名残をはっきりと残していた。
「…お前達、…まさか…」
僕はカノープスから目を逸らして答えなかった。
「本当に、行かせちまって良かったのか…。」
先程より穏やかに、カノープスが言った。
「…いいんだ。僕には引き留められる程の勇気がなかった。それだけのことだよ。バカっ
ていうかズクなしっていうか…心配掛けるだけ掛けといて、こんな結果でごめんね…。」
「…男になっちまったな、可愛らしい《デニムちゃん》と、ばかり思ってたが…。」
「…からかうと、怒るよ?」
「顔が怒ってないぜ。…泣くなよ、オトコだろっ。」
僕はカノープスに背を叩かれながら、自分の目からぼろぼろと零れ落ちるものがあるのを感じていた。
「…泣いてないよっ…!もうっ…!」
「…おし!今日はおにーさんサービスしちゃおう。コリタニまでスペシャルコースで空中
散歩だ!デニム、さっさと服着な!」
カノープスが僕の頭をくしゃくしゃに撫でた。
終了です。
書いたのはかなり前なのですが、近親相姦的なデニムとカチュアとか
青臭いヴァイスとかが書きたくて書いた憶えが…。
このスレのSSはめずらしくオウガでエロなのでいつも楽しませていただいております。
萌えた・・・
萌え尽きたよ・・・・・
同じく萌えつきた・・・
デニム×プリンセス姉さんの話も禿しくきぼーん
素晴らすぃ・・・感動した。
最高じゃよアンタ・・・
姉さんの激しい想いにハァハァ・・・
325 :
320:03/07/27 10:38 ID:hSJmzXAc
皆様レスありがd!です。
また、ネタがあったら書きに来ようかな…。
326 :
名無しさん@ピンキー:03/07/29 15:35 ID:ob4F/Aij
期待age
あぼーん
328 :
もぽえ:03/08/01 19:12 ID:xnPytuMc
……すいません、詰まりました。
詰まったついでに、このスレのSSをまとめた保管庫を作りたくなってきました。
>320氏
自己嫌悪ヴァイス萌え〜。
Nルートの自棄ヴァイス、Lルートの漢ヴァイスもいいですが、Cルートもいいですね。
ぜひまた書いていただきたいです。
>現在プレザンス神父モノを執筆中の神様へ
もしかして、某スレにて「道行き」を書いておられた方と同一人物ですか?
329 :
名無しさん@ピンキー:03/08/02 07:37 ID:7D+CyxI2
>328
続きと保管庫に期待age!
がんばって〜
330 :
名無しさん@ピンキー:03/08/05 16:34 ID:noWmIzg3
保守
331 :
名無しさん@ピンキー:03/08/08 23:57 ID:Sd7BjDTU
職人さんまだ?
332 :
名無しさん@ピンキー:03/08/12 22:50 ID:K5iqyzV8
a
あぼーん
あぼーん
保守
336 :
山崎 渉:03/08/15 16:42 ID:7WSqfyM8
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
337 :
名無しさん@ピンキー:03/08/15 18:04 ID:l/HPEULz
age
>320氏
ヴァイス×カチュアキタァァァァ(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)ァァァ!!
それだけでも嬉しかったけど、デニム×カチュアも意外に萌えますた。
特にエチまでの運びに不自然さが少なかったのがイイ。
>328氏
テイマー主人公は一回も使った事が無いけど
その分新鮮に感じてました。
続きに期待してます。
保管庫の方はくれぐれも自分のペースで…
339 :
名無しさん@ピンキー:03/08/18 22:45 ID:W4JlEsuc
あぼーん
意地でも保守。。。_|\○_
保守・・・
保守・・・
344 :
名無しさん@ピンキー:03/08/22 21:21 ID:1jK8oQyN
>342-343 sageじゃねーか!
期待を込めて保守・・・おながいします
345 :
名無しさん@ピンキー:03/08/22 22:47 ID:kJD3bj0G
良いssばかりで・・・・期待age
オズマ様の攻めを再び木盆しつつほっしゅ
じゃあ、俺はデニムとカチュアのラブラブをきぼんしつつ保守
348 :
名無しさん@ピンキー:03/08/29 07:38 ID:n8c28qKN
今日も今日とて保守
姉さん、事件です!
姉さん・ジョーンズ
352 :
名無しさん@ピンキー:03/09/06 04:59 ID:THuvYJae
保守じゃあ〜〜〜〜〜!!!!!!!!
『72』
クレアとの告解室の出来事から一ヶ月が過ぎていた。
「どうだった。わたしの贈った回春剤は、ご賞味いただけたかな?」
教会の天井の神々を仰ぎながら中に入ってきたセリエが、説教壇に立つドナルドに
近づきながら声を掛ける。久しぶりに見た貌だった、セリエ・フォリナー。
「やはり、おまえだったのか……」
「おまえとはごあいさつだな、ドナルド・プレザンス。で、どうだったのかな?」
「なんのことだ……」
セリエがぎらつく眼差しでキッと睨み返してくる。ドナルドのこめかみには汗が
うっすらと浮んでいた。
「はっきりと言ってほしいのかい、ドナルド。なんなら、わたしにイクソシズムでも
掛けるか?」
セリエがドナルドに妖しい瞳を向ける。
「おまえに、掛けられるものならば、その邪念を払ってやりたい。にしてもだ」
セリエの眉根が神経質そうに寄ったのをドナルドは、見逃しはしなかった。挑発する
つもりはなかった。或る意味、躰を重ねあったおんなへのやさしさから出た本心だった。
「神の僕に捧げられし乙女。それで、クレア・ハルモラーアは愉しんでいただけた
かしら?」
セリエはドナルドの言葉に刃向かうことなく、自分の言葉を続けた。
「やはり、おまえの仕込みだったのか。らしくないだろうに」
セリエは、教会のベンチの背の上を人差し指で遊ぶようにしてなぞっていた。そして、
ドナルドに顔を向けると不適な笑顔を見せる。
「ふっ、仕込みか。否定はしないよ。だが、クレアがそんな言葉をお前から聞けばなんと思うかな?」
ドナルドは開かれていた経典をトサッと閉じた。
「そのクレアから教えてもらったのだよ。信じたくは無かったがな」
「そうか。もう、しゃべったのか」
セリエの眉がピクリと動く。
『73』
「いったい、何が目的なのだ……!なぜに、わたしを惑わそうとする」
「惑わす?そんな気はないさ。わたしが言いたいのは、信仰によっては何も変らない
という事だ。おまえ自身も、よく存じていることだろう」
「信仰はあくまでも支えだ。ひとみなみなに根付いた、心のささえだ。人としてのたしなみだ」
「ひとみなみながそうだと思うか。もう耐えるのはたくさんだよ。がまんの限界さ」
セリエの瞳が一瞬だけおんなのものになったような気がした。それは錯覚だったのか。
「耐える……だと」
「みなは結果を求めたがるよ。悠長な時間は無い」
「と、共に闘った仲間だろう」
「なにをどもっているのだ。言いたいことを呑むな。ごっこ遊びは終わったのさ」
ドナルドは根気良くセリエに食い下がった。
「チームだったではないか。あの長く辛い闘いを凌いだのも……」
「チームか。そう思っていたこともある。だがな、ホームに還れば、ただの男と女だろう」
「それが、セリエ・フォリナーの本心なのか」
「気安く名付けんでもらいたいな。おまえにもわかるだろう。シェリーもクレアも抱けたというのなら、
おまえ自身がいちばんわかっているのではないのかな」
「そうか、なら言わせて貰う。だから、壊すのか、セリエ。そんなにこわしたいのか?」
ドナルドはセリエの差し出した手を払い除けたと刹那、思った。ベンチの背をセリエは顫える手で
きつく掴んだ。
「シェリーを……利用したりなんかしないさ。それに利用されたのはわたしの方だ」
教会のベンチの前に立つセリエは紅い眼をゆっくりと閉じると、ドナルドは堪らなくなって経典を
掴もうとして出した手を引っ込めて説教壇を降りた。
「わたしに近づくな!」
セリエは俯いていた貌を振り上げて近づいてくる恋情に向って叫んでいた。
『74』
「なら逃げたらどうだ」
「なぜわたしを惑わすのだ」
「わたしの言葉を獲るのか」
「ふふっ、そうだな。父に惹かれている自分がいるのがわかっている。それが堪らなく
イヤなのだ。あの厳格な宗教の虫を心の奥底では好いていた。お笑い種だ」
「肉親ならあたりまえだろうに」
「おまえは、フォリナー家の長姉のことをなにもわからぬから……」
「だからなのか」
「そうだ。だから、こわして何が悪い」
ドナルドがセリエの震える肩に手を掛ける。
「なにをする」
セリエは手をドナルドの伸びてきた腕に絡ませて拒もうとするが弱々しいものだった。
「抱き締めるのだ。そうしてほしいのだろう、セリエ」
「ばかにするな。シェリーが泣くぞ。それに、わたしはシェリーではない。シェリーなどでは」
かぼそく甘えるような声のセリエ。
「だれも馬鹿になどしてはいない。それに、シェリーもセリエも」
「クレアもそれに連ねるつもりか。ばかにするな」
少しトーンが強くなり、セリエの肩を掴んだ力をドナルドは緩める。
「素直になったらどうだ」
「ならば、そうさせてもらうか」
ドナルドはセリエの口元が笑ったような気がした。セリエは左手でドナルドの法衣の胸倉を
掴んで、ぐいっと引き寄せ、ねっとりとした口吻をしてからドン!と壁にいきなり自分の躰ごと
叩きつける。そして素早く右腕でドナルドの顎を引き上げ制圧の態を取った。
『75』
「ぐふっ!」
「よかったな、舌を噛まなくて」
「舌を切ったところで、そうそう死ねるわけではない……」
「減らず口を……まあいいさ。シェリーはおまえを愛して壊したいとしたが、わたしは
嫉妬からおまえを壊してみたいと思うよ。そう、たまらなく壊してやりたいな」
左手がドナルドの法衣を手繰り寄せて捲くると、鮮やかな裏地の赤を覗かせ、ズボンの
股間の膨らみを掴み、撫で擦りはじめる。
「んあっ……!」
「クレアみたいな声を出すのだな。かわいいぞ、ドナルド。もっと泣け。さすれば、もっと強く
握り締めてやるよ。むかしみたいにな」
「クレア……」
ドナルドは呻きながら、少女の名を吐いた。
「そう、クレアだ。おまえに抱かれたい一心で私に近づいたんだよ」
「言うな!セリエ!」
ドナルドは低く擦れた声で唸ってセリエを睨んだ。
「まだ、そんな元気が在るのか。どうやら、神父さまは幼児にご執心のようだ」
右腕が更に深く食い込んでくる。
「う……うるさい」
辛うじて、ドナルドは言葉を吐いた。
「彼女はわたしに抱かれて、破瓜の痛みに泣いていたよ。わたしの腕のなかでな」
「だまれ、セリエ……!」
「知らなかっただろう、ドナルド」
セリエは不思議なものを見るように、ドナルドを覗き込みながら小首を傾げた。
ドナルドはクレアからことの顛末をすべて聞かされていた。あの日、ふたりで告解室から
出た後でクレアはすべてを泣きながら話していた。
『76』
「神父さま。わたしは、セリエさまに頼まれてあなたさまを騙していたです」
「だ、騙しただと……やはり、そうだったのか……」
ドナルドは苦虫を潰したような貌をして、クレアは淋しそうに俯くが真直ぐにドナルドを
見詰め返す。ドナルドは少女の視線にたじろいていた。
「で、でも、こんなことになってしまうなんて、思ってもいませんでした」
「すまないことをした」
「違うんです」
「違う……?なにが違うと言うのだ」
「いやだったら、神父さまに抱かれたりはいたしません。抱かれたいと思ったのも真なのです」
ドナルドはクレアの細い首筋に両手を掛けると、少女はそっと瞼を閉じ合わせる。
クレアは細く美しい頤を上げて、神の鉄槌が下るのを静かに待っていた。しかし、
その鉄槌は振り下ろされることなく、やさしく首を愛撫するだけだった。指先が耳の下に
掛かって、やがてクレアの頬を包み込んでいた。少女の頬はカアッと熱くなっていった。
その澄んだ瞳が見開かれて、潤んだ眼差しがドナルドを射抜いていた。
「神父さま……羞ずかしい……」
「わたしは、もっと羞ずかしいよ」
「ごめんなさい、神父さま……」
「いや、クレアが謝ることではない。あなたに本気になったわたしの罪だ」
「ごめんなさい」
ドナルドの手にクレアのひとみから溢れた雫が濡らしていた。
「わたしとスウォンジーの森へ行って見ないか?」
クレアは頬を包むドナルドの大きな手を小さな手で包み込む。
「神父さま。ひとつ窺ってもよろしいでしょうか?」
「ああ、構わないよ」
「シェリーさまを今でも愛していらっしゃいますか……?」
『77』
「あいしているよ。誰よりもだ」
「よかった……」
雫がまたこぼれて、ドナルドの手に包まれた小さな貌にエクボが浮ぶ。
「だが、クレア・ハルモラーアという天使もわたしは愛してしまったのだ」
「ついて往きます。神父さま……」
「こんな不埒な神父にか。なにが、そこにあるのか不安ではないのかい。何があるのかも
聞もしないのかい、クレア」
ドナルドはクレアにやさしく微笑み、クレアもまた返す。
「ごめんなさい」
「なぜ、そう謝る。もう謝らなくともよいよ、無垢な天使よ」
「わ、わたしがセリエさまを利用していたんです……」
「もうそのことはいい。罪はすべてわたしのなかにある」
告解室で言ってくれればいいものをと、腕のなかで泣く少女を見て慌てはしたが、あの
暗室では無理もないかと、クレア・ハルモラーアに愛しさを感ぜずにはいられなかった。
「わたし、セリエさんも好きなんです。あの人もわたしとおなじ……気がします。
おこがましいですよね。このことを知ったら、きっと怒られるでしょう」
行き交うものたちが、神父と白いロングエプロン姿の愛らしい少女の抱擁をものめずらしく
振り返っては過ぎていった。
確かに戦渦のおんなたちの状況は似ていたが、ドナルドが求めたものはセリエの中には
無かったのだ。
辛い見方をすれば、あったのは自分への映し鏡としての同情だけだったのだ。組織を
潰されたセリエと、教会の子供たちを皆殺しにされたドナルドという男と女が出会って
別れただけの話しだ。
「なにが望みなのだ。わたしを殺したいのか……」
「どうして、わたしから逃げた。答えろ!なにも言わずに、なにも言ってくれないで、
どうして――なぜわたし前からいなくなったのだッ!」
『78』
セリエの手がドナルドのシャツを引き出して、ズボンを緩める。
「よ、よせ。人が来る」
セリエの手が毛深い下腹を弄って、むずんとズボンのなかに押し入って肉欲の性器を
手にした。
「クレアともここで交わったのだろう。欲情に身を任せて、この肉で稚い躰を突いたのでは
なかったのか?わたしは穢れていて、うとましいか!背負っているものが重くて、
抱けないか!わたしに失うものは、もう無い!ほんとうの仲間はみな逝ってしまったんだよッ!」
「よ、よせ。うぁああっ……!」
セリエはドナルドのペニスと睾丸を絞った。教会にドナルドの重い呻きが響いたら、告解室の
扉がギィ――ッと開いてクレアが出て来た。
「もう、やめてください……。セリエさま」
「ふっ、いたのか、クレア。逢引きのおじゃまをしていたということか」
「さしずめ、愛の宮廷というところだな」
久方ぶりに城に呼ばれてみれば、友の醜聞の事と知ってげんなりするバイアンだった。
「なにを悠長なことを言っている」
アロセールがきつくバイアンを睨みつける。
「そうだヴァレリアを救った英雄と戦場を駆けて傷ついた兵士を救った天使との醜聞なのだぞ!」
「ぬしは、そんな口上をだらだらと」
「そんなことは、わかっておるわ!だが、みなみなはそうおもっておる」
「ぬしはうらやましいだけなのだろう!」
カチュアは椅子に座って微動だにせず、瞼を閉じて聞き耳を立てていた。
「ああ、うらやましいわ!なぜ、ドナルドが好かれるのかわからんわ」
「皆の者、静まれ」
『79』
一同がシスティーナの声に静まり返った。
「システィーナさまはどう思われているのですか」
アロセールが意見を求める。
「そうだ、意見をお聞きしたいものですな」
みなは鬼の首をとったように口々に喋り出す。システィーナは困惑した表情を隠しは
しなかった。アロセールは彼女に耳打ちする。
『思っていることを口にしたらよいのです。ここはそういう場なのです』
システィーナは口を開いた。
「自重してもらいたかったのは事実です。わたしたちが神格化されるのもやむえない
ことでしょう。ただ、これだけはわかってほしい。わたしたちは、最前線で絶えず命の
やりとりをしてきた。心を病んでも仕方のないことなのです。民にわかって欲しいとは
思いません。ただ、ここに会したみなみなさまにはわたしたちの心情を察していただきたい」
さすがにこの言葉には返すものがなく、しんと静まり返った。すかさずアロセールが
ふたたびシスティーナに耳打ちをする。
『上出来でしたよ』
システィーナはアロセールを向いて睨み、笑った。
『もう、ちゃんと助けてよ』
アロセールはニッと笑顔を見せる。助けたではありませんかといった貌なのだ。
『わたしだけが逝きっぱなしというのはイヤですから』
そう言って前を向いてカチュアのように瞼を閉じてしまう。
『今夜は寝かせないから』
アセロールのくちびるだけが「はい」とゆっくりと動いていた。
『もう……』
そして「裁定を」と口々に声が上がるとカチュアは瞼を開いた。
「ふたりを一週間、この城の一郭に住まわすことにいたしましょう」
『80』
「なにを言われますか!」
「とんでもない!」
口々に騒ぎ出し始める。
(旗色が悪いぞ、ドナルドよ)
バイアンは白髪の頭を撫で回していた。
「飽きるだけさせてあげればよいのです」
カチュアの凛とした声が響いた。
「む、無茶を言われますな!」
「愛し合っているのならば、限られた時間で燃えつきさせればよいのです。熱情とは
一瞬にて灰塵と化すものというではありませんか」
「確かに、さようですが、恋から真の愛へと変った場合はどうされますか」
「いかがされます」
「そのときは、そのときです」
カチュアはすぐさま答える。
「意味がわかりかねます」
「結果が出て見なければわかりはしないでしょう。生き方は、おのおのの選択なのです」
(わたしがそうしたように)
カチュアはその弱音を誰にも、吐くことは赦されないまま日々を送っている。ましてや、
戴冠式にデニムはいなくなってしまった。慰めてくれるものは民の心だったが、
日に日にデニム……弟への恋情が募る、寂寥が増すのだった。
「シェリーさまはいかがなされますか?」
「打診されてみてはいかがかと思います」
カチュアはそれだけ言うと、瞼を閉じ合わせた。
「なんと破廉恥なことを」
「破廉恥とは笑止。閨をそもそも取り上げること自体が馬鹿げていると思わなんだか」
『81』
「クレア、ドナルドは勃起しているぞ。こいつは、おまえが求めているような男ではない」
ドナルドはセリエの右腕で首を押さえつけられていたが、貌を告解室から出てきた
クレアに向いていた。
「で、出ていきなさい、クレア」 「いやです、神父さま」 「た、たのむ、クレア」
教会にクレアの凛とした声が響いて、セリエもクレアに目を向ける。
「クレア、服を脱げ」 「よ、よせ、クレア。こいつの言葉に耳をかすな。ぐうっ」
「こいつとは、よくいってくれる」
セリエはドナルドを制圧している右腕の力をつよめ、絡めた指を肉茎からほどいて
陰嚢を鷲掴みにした。
「おやめください、セリエさま」
「破廉恥といえば、セリエさまにも声を掛けるのかな」
「セリエさまとプレザンスはとうのむかしにおわったと聞き及んだが」
「そもそも、この話の出所はどこなのだ」
口々に好き勝手なことを喋り始めるのに及んで、白い王女カチュアは改めて椅子から
立ち上がり、そして杖で石床を強く叩いた。
「いいですか、皆の者。このことは、此処にいる限られた面々しか知らぬことです。
決して口外、他言はわたくしが赦しません。心しなさい!」
みなは口をつぐみ静寂が愛の宮廷を支配し、騒いでいた面々は貌を見合わせた。
「して、部屋はどうされますか」
バイアンが先に口を開いて、それで話は纏まってしまった。絶妙のタイミングだった。
「わたしの部屋を使わせます。改装とか適当な理由をつければよいのです。放置すること、
これは、これからの国造りに支障になるやもしれません。ですから、早くの内に
摘み取るのです。なんなら養子縁組という選択も可能でしょう」
カチュアはそのとき、後々デニムが帰還した際の自分の欲望をかなえる策について
思いを巡らせることになろうとは、その当時は思いもしなかったこと。
久々キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
おかえりなさ〜〜〜〜い!
>>362 いつもいつも思うが、大風呂敷でもちゃんとまとまってるな。
部屋の改装(゚Д゚)ウマー
365 :
名無しさん@ピンキー:03/09/13 00:50 ID:cvErMHiQ
366 :
もぽえ:03/09/14 23:07 ID:DlaKp+mY
>366
乙です!
SSの続きも楽しみにしてるんですが・・・ご愁傷さまです。
がんがってくだちぃ
368 :
名無しさん@ピンキー:03/09/20 17:41 ID:FeYP0ULa
age
前から妄想していたネタでちょっと挑戦してみます。お題は初代オウガの女オピニオンリーダーで。
タクティクスじゃなくてゴメソ。
____これはある見向きもされないユニットと英雄の間での奇妙で淫靡な物語である。
俺の名はヘンリー。職業は忍者だ。とはいっても一度も戦闘に参加した事はない。
俺はレクサール(女リーダー)様が帝国に反旗を翻した時から軍にいる初期ユニットってやつだ。
だが俺は部隊にも組みこまれずに未だにベンチをあたため続けている。
このまま俺は見向きもされないんだろうか。いつか除名されてしまうのだろうか。
そんな思いはあるが、忍者っぽい訓練は一応している。だが俺は忍者だから戦闘だけじゃなくて
情報収集とか工作員だってできるかもしれない。まぁそんな事はないんだけどな。
でも一応やっている。そんな感じ。その甲斐あってか、味方陣営に限っての隠密行動得意になってきた。
味方陣営だけか…
ヘンリーの隠密日記1日目
最近レクサール様を含めた上層部の運営が上手くいっていない。
理由はあのゼノビア正統皇子、トリスタン様が陣営に加わってからだ。
どうも味方陣営内でこれからは、トリスタン様がリーダーになるべきでは?と言う言が広まっている。
確かにトリスタン様は亡くなったとはいえ、正統な国の継承者で反乱軍、いや解放軍のリーダーにするには申し分ない。
当然あの方の人格も王者としての風格を存分に備えている。話の筋は通っていると俺も思う。
しかし自ら開放戦争を起こし、今までの指揮を執ってきたのはレクサール様だ。
かつての首都を開放にまで導いてきたのもレクサール様の力のおかげだ。
このまま彼女に指揮を任せるか、それとも新たなる指導者を立てるか。
そんな意見、噂話が軍全体を巻き込んでいる。で、上位の方々は今そんな事態の収拾に困ってるって訳だ。
一平卒の俺にはどうしようもないが、大変だよなぁ。ほんと。
っと、そろそろ評議の時間だ。使われない忍者だが、一応情報はしっておかないとな。一応、な。
ん、今日はレクサール様にランスロット様、ウォーレン様に…トリスタン様で評議か。
やっぱりあの話題なのかなぁ。
「…と言う様な言がやはり我が軍全体で広まっているようです」
「そのようね…」
「…」
「些細な事ではあれど、早急に手を撃たねばこれからの軍事に支障をきたす問題ですな…」
「…当然でしょう。そんな事は分かっているわ」
うわぁ…なんか何時になく空気が重いな。皆険しい顔してるよ。こりゃ荒れそうだ。
と、思っている内にレクサール様はいきなり怒鳴り出すわ、ランスロット様も思わず感情を表に
出しちまうわで荒れてくる。ウォーレン様は必死になだめていて、トリスタン様は終始だんまり。
トリスタン様の態度が気に食わないのかレクサール様は彼にも怒鳴り散らし始める。
なんなんだ、とばかりにランスロット様が…
そんな感じで評議になっていない評議は時間だけを食い潰し終了した。
レクサール様、相当疲れた顔していたなぁ…
ヘンリーの隠密日記2日目
レクサール様はやっぱり疲れている。今回の問題は相当難しいらしい。
もう何日この拠点で足踏み状態になるのやら。
でも、ああいった方々には俺なんかにゃ分からない悩みがあるんだろうなぁ。
今日も評議の後に疲れた表情の彼女の様子が伺えた。
よし、俺は見向きもされない雑魚ユニットだけど、ここは1つあの方を励ましに行こう。
俺に何が出来るかわからんが、少なくとも俺はあの方について行くつもりだ。
それだけでも伝えてみるのも良いかもしれない。よーし、行ってみるか!
あの方の部屋は…あそこだ。ん?なんか張り紙があるな。「立チ入リヲ禁ズル」だって?
んー、やっぱり疲れていて休みたいのか。ストレスもかなり貯まってそうだ。でも心配だしなぁ。
じゃあ今日はとりあえず天井裏からこっそり様子を見るだけにしてみるか。へへ、隠密訓練、無駄にならないで済みそうだ。
こうやって、音を立てずに、穴を開けて、と。コツが居るんだよな。案外。よいしょっと。
さーて、あの方は大丈夫だろうかな…と。
「ん…んん…」
!?
「ん、ん、ああっ!はぁっ!」
えっと、レクサール様、全裸になって股間を懸命にいじっている。で、なんか喘いでいるよ…
「んはぁっ!いいっ!気持ちいいっ!」
「ああ!もっと…!ああ!」
ゴクリ、と唾を飲む音がハッキリと聞こえる…
「い、いっちゃう!いっちゃそう!」
「ん!!いくぅ!」
絶頂に達したレクサール様はそのままグッタリとして動かなくなった…
俺、どうしよう…
ほっしゅ
375 :
名無しさん@ピンキー:03/09/25 23:28 ID:36SEfZwi
そそそ、ソコで終わるかぁぁ!!
ヘンリーの隠密日記5日目
あの日からもう3日か。俺はあの日から毎夜レクサール様の部屋を覗き見している。
あれからもあの方は毎晩のように激しい自慰行為にふけっている。ついでにそれを見ながら俺も。
それはともかく。
昨日なんかは男のアレを模した物を使ってたな。どこで仕入れたんだろ。
ん、そろそろあの方が戻ってくる時間だな。今日も拝ませてもらうとするか。
なんだ?あのオ−ブみたいな物は?
オーブのような物を置き、あの方はいつものように素っ裸になる。
お、今日もナニを模したアレを使うのか。
彼女がオーブに触れると、それは光り何やら声がしてきた。
「貴方は我らが統率者なのですよ。もっと思慮を深くして頂かなければ」
ん?ランスロット様の声だな。あれは声を封じこめて保存する力がある物なのか。
「うるさいわね!私だって人間なのよ!出来る事と出来ない事だってあるわ!」
うおお、びっくりした。オーブから発せられる声に応じてレクサール様は応える。
って、今日のストレス解消法は言いたい事ぶちまけるだけかよ。
それから裸になるのもストレス解消の1つなのだろうか。意外に暗いお方だ…
と、聞いている内にある事に気がつく。
オーブから発せられるランスロット様の台詞は誰かを挑発したりなじってるものばかりだ。
「我が剣の味、貴様の身を持って知らせてくれよう!」
お、ランスロット様の決め台詞じゃん。
「な、何をする気なの!?」
「でりやゃあ!」
ズブズブ
「あ…!」
ああ、成る程。声を編集して自分が強姦されるのを再現しているわけか…
それで自慰行為、と。
すっげー地味というか、根暗というか、マニアック…
そして俺は終わった後の台詞が忘れられない。
「次は誰にしようかなぁ…」
こうして今日の夜も更けてゆく…
ヘンリー隠密日記8日目
俺は少し迷っていた。
段々と魔が差してきたようなのだ。コレをネタにしてあの方に近づけないものかと。
あわよくばあの方にあんな事やそんな事をしてやりたい。
どうせ毎晩1人でヤッテルことなんだし、問題ないんじゃないのか?
でもあの方は俺達の統率者だしそれもどうか?
ネタにした所で口封じされてもたまらんしなぁ。俺Lv1だし。
でも毎晩あんなものを見せつけられると、こっちもおさまりが効かないしなぁ。
俺、すっげー度胸ないね。
よし!ここで選択肢だ!
@やっぱりネタにして接近。あわよくばあんな事やそんな事も。
A観察するのもそれはそれで良いオカズになるので放置。
悩むよなぁ…俺の度胸のなさを何とかして下さい。神様。
俺の日記を読んでいる人、選んで下さい。俺、それに従います。なんつって。
隠密日記なんだから誰か見てるわけねーだろ。
そんなこんなで今日も1日が過ぎて行く。
381 :
名無しさん@ピンキー:03/09/29 23:56 ID:d+tIBBrx
不覚にもワラタ
やっぱり話の展開としては@だろw
イヤでももう1パターンぐらいはAの展開も…
ヘンリー隠密日記12日目
やばい、やばい。何がやばいって、とうとう除名の危機なんだよ。
開放戦線も大分にこっちが押してくるようになってきた。
そのによって加わる新ユニットがマジやばい。ドラグーン?天界の3騎士の1人、フェンリル様だってよ。
新ユニットちゅーか神ユニットじゃん。俺元々だけど用済み。
次に死神部隊の発案。この提案はレクサール様なんだけどさ。この発案によってやっぱり
統率者はレクサール様で行こうって決まった。
皆アライメントとカリスマさげたくねーのでやんの。汚ねーことするのは名無し俺達ってわけかよ。
全く、これだからお偉い人は嫌いだぜ。で、この死神部隊計画も着々と進行中。
俺はLv1なんでこの計画からは外されている。やっぱり既に用済み。
最後にレクサール様が最近凝り始めた中立ユニット集め。
ワーウルフやらワータイガー、メイルシュトロームみたいからクラーケン、とか
使わんけど趣味でとっとく、みたいなこと始め出した。
俺は改めて用済み野郎だと認識。むしろ俺自体に元々用が無かったこと決定。
と言うわけで、冗談抜きにLv1忍者ヘンリーの除名が現実のものとなってきた。
うわー、勘弁して欲しいよ…戦闘に一回もでられず
やってたのはせこせことやっていた味方陣営限定の隠密訓練。
これで俺の戦争は終わっちまうのか!?
もうダメだ、選択肢とか言ってられない。除名されちまったら軍隊に居られないんだし。
ここはもう
@
で行くしかない!!
行っけぇぇぇええええ!
ヘンリー隠密日記13日目
ついに決行の日である。いや、決行しないでおとなしく除名されて田舎に帰る…
いやいや、いつまでもそんな事言ってたらこれから先も何もできない気がする。
…よし、行こう。
トントン
「誰だ?」
「忍者のヘンリーにてございます」
・
・
・
「何用か?」
「私自身の進退についてご相談があるのです」
・
・
・
「とりあえず入れ」
「はっ…」
「それで?そなたの進退の事とは?」
「はっ。私、レクサール様が旗揚げした頃から志を共にし、貴方様に忠誠を誓った
次第でありますが、残念な事に今日に至るまで一度も戦場にたたせてもらったことが無いのです」
「ふぅむ…」
うっわー、思いっきり「こいつ誰だっけ?」って顔されてら。ひ、酷いや!
だがめげている場合じゃない。慎重にいけよ、ヘンリー。
「しかし例え戦場に出る機会がなくとも、私には私自身の特技を磨いておりました」
「…ほう?」
「それは何も私だけではざいません。似たような境遇の者たちも戦闘には出られずとも
我が軍に貢献したいと、各々何かしらの努力をしていた事はご存知でしょうか?」
「それは知らなかった。例えばどんな事をいていたのだ?」
「そうですね。ウォーリア−のヴァイオレット。彼は戦に疲れた皆に少しでもそれを
忘れさせようと、大道芸に励んでおりました」
「…」
ちなみにこいつは3日前に除名された。
「ホークマンのカイラスと言う者は健気にも自分の羽を少しずつむしって、それを元に
衣類等の補給に協力していました」
「…」
こいつの努力は涙ぐましかった。痛みをこらえて羽をむしって、なんとか服のようなものを
一丁作って…と。ちなみにこいつは元は中立ユニットだった。
そんな頑張っていた彼も既に除名済みである。統率者とは残酷である、と思った。
まぁそんな感じで次々とベンチを温め続け、ついには日の目を見る事も無く
退去させられてしまった人間達を次々と挙げていった。
…ただ、皆ロクな事やってなかったなぁ。こう思い出していくと。除名は当然なのか…
「で…、だ。そなたは何をしていたのだ?」
キター!
「はっ。私のクラスは忍者であります。忍者と言えば戦闘だけでなく破壊工作やら
情報収集他にも云々。その事に努めて参りました」
「…そうなのか」
うーん…「あ、そう」て表情が丸見えだな。そもそも今言った破壊工作なんて現実では出来ないし
開放するはずの都市やら街を破壊するなんてありえない。
情報収集なんてのもあんまり必要無い。死神部隊が問答無用で敵部隊を殲滅していくからだ。
だが、言いたいのはこれじゃない、こっからが勝負所。やってやるぜ。
「そうそう、情報収集及び諜報活動は何も敵方だけに限ったものではないのでございます」
「と、言うと?」
「何を隠そう私は我が軍全体の状況を常に把握しているのです」
「?それは私の仕事であろうに…別にそなたがやらなくともよいではないか」
「いえいえ、軍そのものだけではございません。軍に所属している個人の情報も
あまさず把握しているのであります」
「…」
その瞬間、本当にほんの少しだが、レクサール様の目じりが上がったのを俺は見逃さなかった…
続きに期待age
よーし、順調だぜ。
「毎晩、個人部屋に行くと皆様やはり違うことをなさっていますねぇ」
「ランスロット様は何やらオルゴールを聞きながら哀愁を漂わせております。
ウォーレン様は精神統一でしょうか?瞑想をなさったり、占いなんかも。
アイーシャ様は毎日日記を綴られてらっしゃるようです」
「そう…。そうなの。よく知っているのね」
「ええ、一兵卒から将軍クラスの方々の一日の過ごし方や終わらせ方、あまさず
把握している次第でございます」
空気が少しずつだが重くなってくるのが良く分かる。
次が勝負って所か。
続きマダ-?チンチン(AA略
ふう、と1つ溜め息をつき喋り出すレクサール様。
「忍者とは油断のならぬクラスであるな」
「恐れいります…」
うむ、心臓が高鳴ってきた。緊張するぜ。
「よろしい。そなたの能力は戦闘の枠を外れてはいるが中々に有能だ。
除名はせぬほうがよいであろう。もう要らぬ心配はしなくてもよいぞ」
ありゃ?いきなりそう来たかい。
「ありがたきしあわせ。訓練にはげんだ甲斐があったと言うもので御座います」
「だが、此度の戦ではそなたの力は活かせぬであろうな。それは承知しているのであろうな?」
「はっ。それは自分自身良くわかっている次第であります」
さーて…どう切り出すかねぇ?ちょっと意外な展開になってきた。
流石にレクサール様、早めに手を打ってきたな。まぁ、こっちには奥の手はあるのだが…
「ところで、ヘンリーといったか」
「はっ」
「意外に思ったであろう?即座に除名を免除すると言った事を」
…いや、うん。すっげー思った。
「で、だ。そなたのその先の言いたい事も私は読めているが?どうかな?」
あ、やばい。俺、斬られますか???まさか安心させて口封じさせるパターンなのかー!?
392 :
名無しさん@ピンキー:03/10/10 08:17 ID:n+T8Zlx2
続き期待age
保守。
ところでここってどのくらいでdat落するんだろう?
『82』
クレアはセリエの言葉を受け入れて、腕を後ろに廻すとエプロンの紐をシュルルッと
ほといて床へと落とした。黒いワンピースも両肘を前に掲げると躊躇いもせずにホックを
外して、あっさりと脱いでしまう。そしてクレアは白い肌着姿だけとなってしまった。
「ぐうっ、よ、よせ、クレア……!」
ドナルドはその時、セリエに唾を吐きつけたい衝動に駆られていたが、変化を見越してか
セリエのサラマンダーのような瞳にドナルドは覗き込まれて恫喝される。
「おまえが、なにをしたいか手にとるようにわかるな」
きつく握り締めた屹立を離して、ドナルドの下腹にペニスを摺り込むように撫で擦っていた。
「よせ」
「さっきまで勤しんでいたことをわたしの見ている前でしてごらんよ、ドナルド」
「……」
「今度はだんまりかい。そんなに、クレアがかわいいか、愛しいか」
セリエはドナルドを握り締めて呻かせる。クレアは耳を塞ぎたい衝動と鬩ぎあいながら、
荒れる息なんとか整えようとするが、これから始まることの怯えを誤魔化せずに小さな
肩を上下に大きくゆらしていた。
少女は肌着の肩紐を鎖骨のおわりから少しずつずらすと、今度はゆっくりと落として
いってドナルドとセリエの前にその若々しい蒼い裸身を晒したのだった。セリエには
もうひとつ、ドナルドにいましがたまで愛でられていた女の肌という忌々しさがあった。
目が炎の舌をチロチロと出していた。
クレアの蒼白の雪のような肌が眩しい。重く垂れ込めた灰色の空の下の雪では
なかった。天上は晴れ渡って、照り返す眩しさに目を細めてしまうような、教会に射す
陽光を吸収してクレアは輝いている。その肌にアクセントを与えていたのが、クレアの
履く黒いオバーニーブーツで、無垢な白い素肌と黒の色彩の取り合わせが少女に
まったく別の艶をもたせている。清楚でいて淫を掻き立てる。
『83』
ドナルドのペニスを受けれた少女の躰、抱擁の旋律を刻んでまだ間もない疼きと微熱を
帯びているだろう下腹を覆い隠す腰に巻かれたたよりない白い布だけを残して、少女は
両腕を交差させて自分を心細そうに抱き締めながら佇んでいた。いちどは、腰布に手が
及ぼうとしたクレアだったが、どうしてもできずに躰が顫える。セリエの声を待つ
ことにしたことで、クレアは瞳を潤ませていた。
「胸の紋章を先に腰に巻きな。その後で腰布を取れ」
クレアはドナルドから貰った首に掛けられたフィラーハの紋章を後ろ手に廻して、
長いやわらかな金髪を掲げると両肘を前方に突き立てる。幾度となく見た少女のその
所作が魅せてドナルドを興奮させていた。クレアもドナルドのペニスが膨らむのを
敏感に感じ、急に羞かしくなって思わず視線を床へと移し貌を赧くするのだった。
セリエの手のなかで跳ねた膨らむペニスを叱責するかのようにきつく握り締める。
「んんっ!」
ドナルドの声に天使の躰がびくんと顫える。それでも、クレアは手を止めず、尖った
ほっそりとした綺麗な顎を引いて、やがて首に掛かっていたフィラーハの紋章を、
女が咲き始めた腰に巻き直して恥丘の位置にそれが据えられた。
「腰布も解け、クレア」
セリエの容赦ない言葉がクレアを打ちのめす。もはや後戻りは出来ない。
「はい」
かぼそくても、はっきりとした意思をクレアはセリエに示してみせたが、
いざ腰布に手を掛けても手の顫えがどうしょうもない。
「どうした、はやくしろ。肌を許し合った仲ではないか。なにを羞かしがることがある」
ドナルドに抱かれる為にセリエに近づいたクレア、自分のもとから逃げた
ドナルドを壊したいが為だけに、クレアを女にしたセリエ。ふたりの女の視線が絡み合った。
「はい」
「も、もう、ゆるしてやってくれ、セリエ……」
『84』
「ダメだ」
「せめて、鍵を……教会の扉に……ぐうっ」
「たいがいにしな、うるさいよ。そんなことしたら、おもしろくもなんともないじゃないか」
クレアに躊躇している時間はなかった。腰布を脱ぐのにもさほど時間は掛からない。
紋章はゆれて、まばらに生え揃った恥毛よりもやや下、おんなを息吹かせはじめた
黒々とした繊毛の上に銀の煌めきが鎮座する。
たとえ、ドナルドとの情交の残滓がこぼれてしまって紋章が濡れようとも晒して
しまうことの後悔はしていられない。クレアはセリエの望み通りの姿で立ち尽くす。
「そのまま犬になれ」
「……」
「わからないか、いぬだよ。四本足で地を這う奴さ。イヤなら地を這う天使にでも
おなり。それとも牝豚かな?」
クレアはセリエの言った通りに屈んでトンと床に両手を付くと、言われた通りの
四つん這いになった。ドナルドの目にはクレアの哀れさとは違う、まったく別の感情も
生まれていた。
「おまえもこいつも罰当たりだよな」
クレアの下腹と胸が哀れなほど波打っている。貌を下に向け、首をがくっと折れて、
床にクレアの金髪が肩からさらりと垂れる。
「クレアはお前のことを慕って――」
セリエはドナルドの顎を上に上げた。
「さあ、此処へおいで。ゆっくりとでいいからね。はやく歩かれでもしたら道化だからね、クレア」
クレアはゆっくりと歩き始めた。セリエの言葉に従ったわけではないが、好きな人のために
それしかできない、せいいっぱいのことをしたまでのこと。
『85』
けれど、もどかしいほどに、ゆっくりとではあったが。セリエはそれを利用して
ドナルドのペニスを握り扱きだす。
「もう、ゆるしてやってくれ」
「ゆるす?わたしとクレアとで、たっぷりとおまえを愉しまそうとしているのにか?
それに、こんなにも濡れているじゃないか」
セリエはペニスを握っていた手を出して、ドナルドの呻く口の中へと指を
突っ込んでいた。貌の前にひけらかした。指はドナルドの透明な分泌物で濡らついている。
そしてセリエが目を落とすと、クレアが既に傍にまで来ていた。相変わらず、貌は
下を向いたままだった。
「なにをしている、クレア。こいつのズボンを脱がせろ。得意なんだろ」
「……」
クレアはだまってドナルドのズボンに手を掛ける。
「返事をしろ、クレア!」
セリエの首筋にくっきりと胸鎖乳突筋がふたつ浮き出たのをドナルドは見て、いまさらながら
セリエの狂気を認識した。首筋を舐め愛に燃えた遠い記憶がドナルドの中で霞んでゆく。
「は、はい。セリエさま」
「おまえの愛とはそれだけのものか。這いつくばった天使に感謝したらどうだ」
セリエは舌を出してドナルドの流した哀しみの雫をぺろっと舐めた。
白い女王カチュアが退席した後、一同も席を立ちぞろぞろとサロンへと歩きだす。
「情報の出所もわからず、誰がドナルドらを連れてくるのかもわからず……」
「なんとも難儀なことよな」
「さしずめ、システィーナ殿ではないのかな」
「いくらなんでも、本人が表立って動くわけにもいくまいて」
うるさい者たちが立ち去って、システィーナとアロセールたちもやおら立ち上がった。
>>366 へんな言い方ですが、当初は書き捨てのつもりでやっていたもので、
保管していただけるなんて、とてもうれしいです。感謝しています。
もっとストックしてからと思っていたのですが、お礼が遅くなって
申し訳ありませんでした。
聞かれた通り前回のこともあってのことで、それだとやたら間隔が
空いてしまい・・・。ほんとにすみません。
ところどころヘンなところもあって、手直ししてみたいという
気もなくはないのですが、整理した方がいいようなところが多々あって、
それはそれでまた大変なことなのかも。
話のつじつまあわせで確認するくらいで、読み返すのは羞かしいですが、
でもあの時はこんなことを考えて書いていたのがわかると、
昔の写真を引っ張り出してきて眺めているようで案外おもしろいですね。
もういちど、お礼が遅くなってすみません。
ほんとに、ありがとうございます。
おお、英雄殿が帰還されたか……
400 :
名無しさん@ピンキー:03/10/14 23:45 ID:JfyiCRQa
400get
401 :
名無しさん@ピンキー:03/10/15 00:22 ID:lcMqugWv
ほっしゅ
403 :
名無しさん@ピンキー:03/10/19 15:45 ID:f61AJCp/
ヘンリータソの降臨待ちage
404 :
名無しさん@ピンキー:03/10/22 01:51 ID:S+7E8K+0
ああ〜〜、たまらんですよ。プレザンスが最高です。
優しいんだけど、昔はいろいろあった人っぽいオウガなオーラも
適度にでてるのがいいです。
セリエ姉さんにいじめられてる姿もかわいらしい。
恥ずかしがりながらも角度があがっていく姿に萌えます。
クレアたんもかわいいなぁ。乱れていっても最後まで
清純な天使なのがキましたよ。キュンと。
いいものを読ませていただきました。
続きを楽しみにしております。
ランスロット(聖騎士の方)のbefore&afterが最高。
すげー責めだったんだろうな・・・。
なんかSSが一本書けそうな予感。
406 :
名無しさん@ピンキー:03/10/26 18:53 ID:6lfC1XfD
保守あげ
407 :
名無しさん@ピンキー:03/10/30 05:22 ID:Xzs8pc8K
age
>>405 タルタロス*ハミルトン? それは濃いな。。。
タルタロス直で手を出さなくとも
あからさまにアレでナニな香具師らの集まりだぞ。
暗黒騎士団。
>>409 ハボリム・ヴァンダムのことでつね。
あの「ペトロクラウド」の効き具合は、絶対ナニかある!
この間ハボリムまで石になった・・・・_| ̄|○
412 :
名無しさん@ピンキー:03/11/03 00:28 ID:LheN4zoS
AGE
413 :
名無しさん@ピンキー:03/11/08 02:17 ID:r3nreVMV
age
414 :
名無しさん@ピンキー:03/11/12 02:59 ID:egX7iP4E
あげあげ
デニムとカチュアのラブラブ物をキボンヌ。
てゆーか
>>67や
>>78に書いてる物が激しく読みたい。
探しても見つからない。_| ̄|○
誰か知ってる人はいませんか?
>415
>67のはもう読めないが>78(だと思うけど違ったらスマソ)は
デニム×カチュア 18禁でググればでるYO!
自分はかなり萌えました。
>>416 thanx。
おかげで見つけることができました。
萌えました。ええ、萌えましたとも。
ラブラブ物は良いね、ヤパーリ。
この際、エロ無しでもいいからもっと読みたい。
ってスレ違いか。
418 :
名無しさん@ピンキー:03/11/16 03:07 ID:ZiK95qvx
あげとこ
419 :
名無しさん@ピンキー:03/11/18 04:51 ID:jFhzSAG9
hosyu
420 :
名無しさん@ピンキー:03/11/18 04:54 ID:TTN0g5t5
421 :
名無しさん@ピンキー:03/11/18 05:45 ID:TTN0g5t5
422 :
名無しさん@ピンキー:03/11/18 06:36 ID:TTN0g5t5
ヴァイス×カチュアって人気無いんか?
このスレで耳にしてから禿げしく萌えてるんだけど
ヴァイスがカチュアを凌辱、ならありそうだけどね。
ほら、歴戦のテンプルコマンドすら震撼させるわがまま姫様だから
ねぇ・・・ 普通の男と普通のからみは難しいでしょう。
>>424 つか、陵辱の方が(・∀・)イイ!!
ぐぐっても見つからないけど
ヴァイス程度では、カチュアを凌辱しようとしても、
返り討ちの可能性が高そうだな。
ヴァイス、報われぬ男・・・(⊃д`)
>>426 いや、Lルートのウォリアー・ヴァイスなら二刀流だから何とかなるかも。
でも正式ルートはCでカチュア死亡ルートだろうし、アロセールを捨てるのは勿体無いから
ヴァイスにはおとなしく返り討ちになって貰おう。
428 :
名無しさん@ピンキー:03/11/23 15:32 ID:lSLCi1fM
age
>>427 >正式ルート
え?カチュアの生死ってルート関係無いんじゃなかったか?
個人的にはジュヌーン×オクシオーヌもビバ
そもそも正式ルートなんてありませんよ
>>430 無いと言えば確かに無い。
が、前作エンディングでは「カノープスはTOの戦役で親友に再会する」とあり、
親友ギルバルトが出るのが
>>427で言うルートなんだ。
カオスルートで一度カチュアを助けた後、上京中に戦死させてしまう方法だけど。
ギルバルト出現にルートは関係なったような
>432
うむ
434 :
432:03/11/25 00:22 ID:lS+GdOHs
>433
やっぱそうか。続編が出ない限り正式ルートなぞないな
それはそうとかが抜けとったね「か」が
そうか、他で出した事なかったから気付かんかった。
もう数回プレイし直してみるか…(つ∀`)
カノープスがハイム戦役で再開する親友って・・・
デネブじゃないのか?
>436
親友とまでいっているのだからギルバルトが有力でしょう。
どうでもいいけどギルバルトって50過ぎてるんだよなぁ・・・
それでカノプーの妹のユーリア落としてるんだよなぁ・・・
ユーリアの年が何歳なのかわからないけどカノプーよりは下だし
有翼人の寿命を考えると20いかないくらいだよなぁ・・・
禿の癖にけしからんヤツだ
ハゲってゆうな!
>>437 ギルバルトが有力なのはわかるけど、あれってTOの戦役中のことか?
デニム戴冠後だから、戦役中とは言えないような。
ついでに、再開してたっけ?あのエンディングって、ギルバルトとトリスタンしか出てなかった気がするけど。
ゲーム内で再開しなくていいなら、別にハッピーエンドだってゼノビアに帰るから再開するわけだし。
カチュア萌えでギルバルトエンドは一度しか見てないから、うろ覚えだ・・・
440 :
名無しさん@ピンキー:03/11/30 14:22 ID:ksH2GeTA
age
かのぷ×女オピとか読みたいなぁ。あんま見たことないし。
自分で書けりゃエエんだが脳。
442 :
名無しさん@ピンキー:03/12/03 01:48 ID:ogCwYtNX
hossyu
>>441 過去ログにあるYO!
あの続きキボンヌ
隠密日記続きキボン。
展開が気になる。
隠密日記もオピ×かのぷのも両方好きさ。
ほのぼのしてて(・∀・)イイ!!
全作品続き期待age
447 :
名無しさん@ピンキー:03/12/09 03:30 ID:QgMXSK/f
ささ
448 :
名無しさん@ピンキー:03/12/11 05:05 ID:ASjXQRSB
あーげー
449 :
名無しさん@ピンキー:03/12/13 22:34 ID:1hamRwhE
昨日はどーやっても書き込みできなんだ。
ので今日保守。
450 :
名無しさん@ピンキー:03/12/16 03:48 ID:qgA+joot
祈りを込めて保守(-人-)ナムー
451 :
名無しさん@ピンキー:03/12/18 03:37 ID:oWXfV3Bt
ほ
し
貝柱
454 :
名無しさん@ピンキー:03/12/20 04:22 ID:v+tsiFTm
>451-453
ワロタ(w
455 :
名無しさん@ピンキー:03/12/22 00:16 ID:WMuRsPHz
ナムー(-人-) 更に祈願 (-人-)ナムー
456 :
名無しさん@ピンキー:03/12/25 04:46 ID:Q27eGRJQ
ナムー(-人-) 保 (-人-) 守 (-人-)ナムー
隠密日記マダー?(゚Д゚ )?
隠密日記マダー。(*'-'*。)(。*'-'*)。ワクワク
隠密日記まだでしゅかねー・・
いつまでも待ちますが(・∀・)
460 :
名無しさん@ピンキー:03/12/31 13:01 ID:OvDijCQ/
(-人-)
461 :
名無しさん@ピンキー:04/01/01 07:04 ID:i1R0lCG8
正月age
ageおめ
463 :
名無しさん@ピンキー:04/01/04 03:38 ID:RpsUJTmj
新年のスタートは誰だろう。ワクワク
やはりここは、期待の多い
あの方に期待。(*'-'*。)(。*'-'*)。ワクワク
保守
民衆が帰還を待ち望んでおります
隠密日記保守(*´Д`*)
ちょっと待て、みんな!
さっきから隠密日記を楽しみにしているようだが…一向に続きが出る気配がない。
これはつまり、ヘンリーは口封じに殺さうわなにをすうsるやm
保守
470 :
:04/01/10 22:23 ID:yt+6Y/6N
471 :
名無しさん@ピンキー:04/01/12 02:08 ID:liEA4Ved
hosyu
もう3ヶ月間投下無し
こりゃもうだめか?
こりゃヘンリー口封じに殺されたな
じゃあそろそろ新しい職人さんをマドゥ
俺はまだヘンリー待ってるz・・・
ヘンリー隠密日記リターン
*前回までのあらすじ*
女オピ様ことレクサール様のあんな秘密やこんな秘密を知ってしまった俺!
除名の危機に瀕していた俺はそれをネタになんとかすることにする!
しかし!あの方の思考力と行動力は俺如きの浅知恵を遥かに上回っていたのだった!
ピンチ俺!
ピンチ俺!とか呑気に言っている場合じゃあないんだが。
レクサール様の顔は笑っているがその目はムッチャ冷ややかだ。
除名の危機は免れたが絶命の危機が訪れてしまったようだ。
Lv1忍者が下らない浅知恵働かせるんじゃなかったー!と言ってももう遅いのか…
いやだぁ!まだ死にたくねぇ!
俺の人生の走馬灯が見えかけそうになった時、彼女は口を開いた。
「私は貴様より上の立場だ。それはわかっておろう?」
はい、そうですぅ。僕がバカでした。しかもなんか貴様って…呼ばれ方変わってるし。
ヤバイことしかねーーー!
「貴様に強請られっぱなしというのは面白くない。そこでだ。」
「は…」
「交換条件、いや貴様が生き延びるチャンスをやろ。」
「は…はい」
「私を楽しませろ。」
そう来たかー!
「だが、半端なことでは承知せぬぞ?」
っっだー!マジかー!前半の台詞は確かに俺の当初の目論み通りになった。
だが後半のことはなんも考えていなかった。しかも死と隣り合わせときた。
どうする!?どうする俺!?なんか、なんか思いつけ!
思いつかねー!くっそう…
「……?何をしている?」
「見ての通り、服を脱いでいるので御座います」
「…」
いそいそと服を脱ぐ俺。マジになんも思いつかないんでとりあえず脱ごう。
自分でもなんでこんな事を思いついたのか本気でわからんが
もう一杯一杯だったんだろう。
そして俺は全裸になり、仁王立ちをしていた。
「…なにを…」
「では次は貴方が脱ぐ番です」
突っ込みが入る前に俺は手を打った。
最早俺の頭にはこの場からどうやって生き延びるかしか頭になかった。
怪訝な顔をしつつ服を脱ぎ始める彼女。うーん、これからどうするんだ…
と、彼女のストリップを見ている内に別の思考が生まれてきた。
良い肉体してるなぁ…
そう思った瞬間、思考は延命よりそっち方面へと傾いていった。
「脱ぎ終わったぞ。で、これから…」
「前を隠さないで下さい。私も隠していません」
「…!…わ、わかった」
今の無意識に出た台詞でそういえばさっきから俺は
ずっとフルチンで突っ立っている事に今更気がついた。
前を隠すな、と言ったのは何となく見たかったからだ。
ちょっと躊躇いを感じさせる動きで手を両手をどかす彼女。
うーん、やっぱり良い肉体してるなー。
俺の思考は完全にそれに支配されていた。
今振りかえると異様な光景だったと思う。
個室に仁王立ちとなっている全裸の男女。
別に何かするわけでもなくずっと立ち尽くしているだけである。
うーん、良い肉体をしてるなー
相変わらず俺の思考はそれだけであった。
あー、もっと上手く事が運べたらあの肉体にあんなことやこんなことしたり
あの綺麗な顔を快楽に歪ませたり、無理矢理いやらしい言葉を吐かせたり
色々できたんだろーなぁ…
諦め半分、未練その半分、エロ思考その半分だけが俺の頭脳を支配していた。
「で、これから何をしようと言うのだ…?」
うーん、やっぱり良い肉体をしているなー
ひ、久しぶりにキタ━━━━━━━━!!!
482 :
名無しさん@ピンキー:04/01/17 01:09 ID:pB/xpt7U
お待ちかねキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
ヘンリー生きてた━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!!!
復活シタ━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)`Д´)-_-)冫、 )ノД`)=゚ω゚)━━!!!
そういやちょっとズレるけどさ、一般兵同士の絡みっていうのはどう思う?
こういうの書くとしたら悩むのは先ず名前だな・・・・・
同志募集で最初に出た名前を使うとか。
486 :
名無しさん@ピンキー:04/01/17 15:07 ID:pB/xpt7U
大忍者ヘンリー様マダカナー(-人-)ニンニン
487 :
名無しさん@ピンキー:04/01/20 11:37 ID:WFBJFI2b
ヘンリータソお帰り━━(゚∀゚)━━!!!!
続き・その他も期待age
488 :
名無しさん@ピンキー:04/01/20 12:45 ID:hBzh6hL1
英雄の帰還とやらはもう続けないよな?いくらなんでも。
もうウザイから投下カンベン。
むーしつこいようだが、素晴らしい肉体だなー。
あのウエストラインなんて反則も良い所だろ。
まさに戦場で鍛えられし肉体美ってやつか?
バストも俺好みだなぁ。と言うよりもこれが好きじゃないって言う奴は男として何か終わってるね。
んーあの体にあんなことやこんなことをしたい。
あの口からどんな声で反応するのだろうか。試してみたいなー。
まずは何をするかなー。とりあえず、あの胸にしゃぶりつくだろー良い塩梅になるまで。
んーとそれから次はどうすっかねー。
…で、あーするだろ。っと、あれをやっちまうのも忘れてたな。そういやあんな事も試したいなぁ。
と、俺は今の状況を完全に忘れて煩悩の赴くまま、悶々と妄想をしていた。
「…いい」
この異様な空間で初めて口を開いたのは彼女であった。
「は?」
「…いい、と言ったのだ。貴様の勝ちだ…」
えーと?
「何と憎い奴なのだ。貴様は」
はぁ…?
「私が毎晩なにをしているのかを充分に知っている上にこのような仕打ちを…」
んーと、話が見えない。何かしてるのは知ってるけど、今俺なんかしたっけ。
「根負けと言った所か。中々に狡い手を使う。だが、負けたままと言うのは悔しいな。
貴様にはせめてもの仕返しをしてやる事にするぞ」
全く話が見えないまま、彼女は俺に近付き、しゃがみこんで…
咥えていた。
あ、どうも俺は悶々としている内に勃ってしまったようだ。はっはっは。
って、呑気に言ってる場合か!?何か知らない内に何かが始まちゃってるよ!?
「え!?ちょっと…うあ!」
抗議しようと思ったけど彼女の舐め方が激しい。なんてもんじゃなかった。
流石に毎晩自慰行為にふけっていただけあって、そのテクニックは1味違う!?じゃなくって…
「あの…ちょっと…うひぃ!」
俺が何か言うと反撃とばかりに舌で責めたてられる。
ああああ、そんな舌の先っちょでゆっくりと裏スジを舐めないで!
エロイよ!この人ムッチャエロイよ!
俺が何をしたって言うの!?
___つまり話を総合すると、この人は俺の徐々に立っていくモノを見て俺以上に悶々したらしい。
どうやら我慢比べをさせられた、と思いこんでいるようだ。
じゃー俺が思わず手を出したらどーなってたんだ?
などとちょっと怖い想像と状況整理をしつつ俺は責め立てられていた。
「あ、ちょっ、ちょっと!も、もう駄目ですって!出ちゃいますよ!?」
と言っても止まるはずも無し。俺は盛大にぶちまけてしまったのであった。
「ああああ、だから言ったのに…でちゃいますって…」
彼女は白濁の液体まみれになってしまった。その顔は笑っている。コワイ。
でも目は全然笑っていない。メチャメチャに、コワイ。飢えた獣の目じゃん!それ!
「覚悟するのだな」
は、はい?
「今宵は貴様の精という精を出し尽くさせてやるぞ?」
あああああああああああああ
「さぁて?覚悟は良いな…?これが私の復讐と思え」
死ぬ…
494 :
名無しさん@ピンキー:04/01/23 00:40 ID:T4DZasbK
ハァハァ(*´Д`*)
ジュルリ(゚¬゚ *)
GJ! 続きキボンヌ!
エロイよ!この人ムッチャエロイよ!
に禿藁。
ヘンリーマンセーヽ(`Д´)ノ
497 :
名無しさん@ピンキー:04/01/23 22:02 ID:T4DZasbK
>>俺以上に悶々したらしい。
不覚にもワロタ(*´Д`*)
なんかもう、違う意味で恐ろしくて俺は動けなかった。有無を言わさず押し倒される俺。
そして
「うっ!」
挿れた。ではなく、挿れられた。
「フフフ、気持ち良いか?」
「え…あ、は、うお!」
俺が返事をする前に腰を動かされ、俺はまともに返事が出来なかった。
「んー?返事がないのではなぁ?」
動きを止められる。
「あ、いや、だから、あお!」
動かれる。
「わからぬなぁ…?くく」
動きを止められる。
「だ、だから、あっ!」
と、ここで気がついたのだが…俺、玩具にされていますか?
「気持ち良いか…?んん?気持ち良いのであろう?」
「は、は、はひっ!」
「んー?もっと動いて欲しいのではないか?」
「は、はひ!」
「んー、ど・う・す・る・か・な」
そんな殺生なぁ…ここまで来てそれはないですよぉ…
と、ある考えが疑問に浮かぶ。
「では、望み通りにしてやるか」
言葉と同時に激しくなる腰の動き。俺はみっともなくもただひたすらに声をあげるばかり。
まるで女のように。逆に彼女は何も言わない。黙々と俺の上で動いているだけ。
あれ…?
「気持ち良いか?」
「は、はい…」
「そうかそうか。だが何だか面倒になってきた」
「え…」
「もっとして欲しければ、ねだれ」
え?えっと…
「あ、あのぅ…出来れば是非お願いしたいのですが…」
「それが人にしてもらおう、と言う態度か?」
ええ!?すごい下手にでたつもりなんすけど…なんだ!?この展開は!
「それでは駄目だなぁ。ねだるのならもっと犬のようにねだらんとなぁ?」
ああああああああああああ
ここまで来てようやく気がついた。これ、全部俺がやろうとしていた事だった…
うう…泣きたくなってきたよ…
乙ー。
冷静に考えると、どう考えてもレベル1のヘンリーに勝ち目はないな
・・・哀れなのか羨ましいのか微妙だ
裏山sea
ヘンリーたん爆笑。
女オピの偉そうな口調に萌えハァハァ
そして意外とやってることは駄々っ子みたいで可愛い、そのギャップにハァハァ
籠の中の鳥
そんな単語が頭をよぎる。今や俺は完全に彼女の性奴隷へとなっていたのであった。
って言うか、無理だよね?みっともなくてもおねだりするしかないよね?
「ああ…ご主人様…この哀れで卑らしい犬めに気持ちの良い事をお願いしますぅ…」
言わせたかった台詞その1
「うーん?どうするかなぁ?」
言いたかった台詞その1
「どうか!どうか!」
言わせたかった台詞その2
「本当に見下げ果てた犬だなぁ、貴様は。そんなにして欲しいのか」
言いたかった台詞その2
「どうか!どうか!」
言わせたかった台詞…
なんか泣けてきた…
ヘンリーに同情していいでつか?
506 :
名無しさん@ピンキー:04/01/31 19:56 ID:Pzx3dISH
a
m
p
509 :
名無しさん@ピンキー:04/02/05 01:01 ID:qIHQpssw
マ
>>503がオチだったと言われても納得してしまいそうだ…
続きщ(゚Д゚щ)カモーン
511 :
名無しさん@ピンキー:04/02/06 16:00 ID:b7vuORfb
>>510 言われてみれば、確かに納得できなくもない・・・。
しかし、私てきには続きのエチ描写キボンヌな感じです・・。
(*´Д`*)
このスレ今日で1周年?
>1周年
そうみたい。おめでとー
一周年おめでとー。
まったり細々と続いていってほしいものです。
515 :
名無しさん@ピンキー:04/02/09 15:46 ID:erY0v59b
まったくでござるな!
このスレ、個人的に好きだから、荒れることなく
またーりと根強く続いていきますように・・。
とりあえず一周年オメデトゥさん( *'-'*)
516 :
名無しさん@ピンキー:04/02/14 02:10 ID:44I216M2
このスレは、進行が遅いのも悩みですな・・・。
不朽の名作は廃れつつあるのでしょうか・・・。
(´・ω・`) (´・ω:;.:... (´:;....::;.:. :::;.. .....
517 :
名無しさん@ピンキー:04/02/14 17:57 ID:aSdNUIoF
一周年おめでトン
アロセール保守
ヘンリーの再来キボンヌage
デニム受けきぼんぬ。
801は抜きで。
相手は自動的に発酵女王ケテーイw
いやバルマムッサでオリビアとやるはずが
シェリーに主導権をとられるシチュで
果たしてデニムは主導権を取り返せるかって
できませぬか?
出来ませぬかと言われても漏れは文自体が書けない罠。
でもバトル風味は美味しいよなぁ…
エルリグら海賊によって輪姦されたシスティーナ。
デニムたちによって救出されたものの、正義感と、恋人を陵辱された怒りの余り、
徹底的に海賊達を罰しようとするフォルカスによってセカンドレイプを受ける。
これが原因となり、システィーナは極度の男性恐怖症に陥ってしまう。
時間が経つにつれ症状は回復していったものの、性交渉に対する恐れは最後まで消えなかった。
しかし、名家の嫡子であるフォルカスには跡取となる実子が必要だった。
とりわけ、ハイムの戦役が終えた後は、新体制樹立が予想される。
政治の裏の勢力抗争に生き残るためには、名家同士が手を取る事が必要であり、
その絆となる子供は、絶対に欠かすことの出来ない重要な存在だったのだ。
それを拒むシスティーナとは別れを決断するしかなかった。
暴行された恋人に対する生理的な嫌悪感や、
恋人を傷つけた自分に対する言い訳としては、それで十分だった。
そうしたフォルカスを慰めてくれたのは、恋人であるレオナールを失ったアロセールだった。
かつてレオナールの恋人だったアロセールの家格は、フォルカスと比べても釣り合いが取れていたし、
女王統治下で施策されるであろう民族融和政策下では、異民族同士の連携が要になる事が予想された。
しかし結局、フォルカスはアロセールの勧めによって共に田舎へ隠遁することになり、
システィーナを傷つけた自分の若さを振り返り、悔いるのだった。
そんな折、システィーナの父、フィラーハ教団の指導者であるモルーバは、後継者選択に悩んでいた。
長女セリエはテロリストの首領としての前科があり、教団トップに据えるわけにはいかなかった。
教団から離反したばかりか、自らを拉致しようとしたシェリーも同様だった。
そして唯一の希望であったオリビアは、あろうことか、男と二人旅に出てしまう…。
レイプの後遺症とはいえ、禁欲的に生きるシスティーナは、僧侶の頂点に立つのに相応しかった。
そしてモルーバは、自らの後継者としてシスティーナを選択する。
やがて父の後を継ぎ、教団の指導者となったシスティーナは、
公私にわたり女王の最も近しい友人として生きた。
そんな彼女への畏敬の念を込めて、人は彼女をハイプリーステスと呼んだという。
エルリグじゃなくてダッザだった…_| ̄|○
ジルドア姐さんハァハァ
>>526 エルリグはNでのみ登場するセリエの部下だっけ?
まだまだヘンリー期待age
保守
まだだ、まだ終わらんよ
落とさせるものかよ!
こんなところでDat落ちを妨げられる己の身を呪うがいい!
神はまだか・・・・・・
神様は死んだ
悪魔は去った
(中略)
神も悪魔も
降立たぬ荒野に
我々はいる
>>535 元ネタ選択はよいが、そこで切らないでほしい。
>>535 元ネタ選択はよいが、そこで切らないでほしい。
神も悪魔も降り立たぬ荒野に、我々はいる
_| ̄|○
ヴァイスのとなりで斬首されてきます・・・
[神父]
[ギロチン] λ...
[ブランタ][シェリー]
539 :
こうか?:04/03/28 02:45 ID:k3JMacgQ
神様は死んだ
悪魔は去った
(中略)
神も悪魔も
降立たぬ荒野に
我々はいる
故深谷正一氏に
ささぐ。
540 :
名無しさん@ピンキー:04/03/29 23:24 ID:hafeTBvb
神揚げ
この程度の保守で…神がくると思うなッ!
圧縮回避保守
いいねーこスレの小説いいわー
突発的に、ミルディン×セリエきぼん。
↑それもいい。が、俺は四姉妹に弄ばれるデニ坊キボン。
むしろ年下のオクシオーヌに弄ばれるデニ坊を…
ほんじゃ死者の宮殿に入り浸るデニ助を。
548 :
名無しさん@ピンキー:04/04/14 02:20 ID:lw1z1pet
あげる
わっはっはっは
デボルドとゾンビさん方の違いが判らないのに
デボルドに犯られるオリアスとか希望してみる
デボルドはゾンビではない。
細胞の再生なんかは出来るらしいし、エンディングでは記憶もじょじょに取り戻していることがわかる。
つまりチンポはちゃんと勃つのさ!!
いやむしろゾンビも勃うわなにをするやめ
>>553 は不適切な発言のため、女王様にスターティアられました。
神竜騎士団広報部長 プレザンス
555 :
ピンキリ味噌:04/04/26 03:29 ID:o6ESvX+N
ワロタ
干す。
JOSE
久々にPS版を引っ張り出してきて、ポチポチやってると…
やりづれぇ。
アナログスティックでの楽な操作に慣れた人間には、十字キーでのカーソル移動はツラい。
しかもPARのせいか、バグるバグるw
飛んできた矢を永遠に避け続けるホークマンには爆笑だね。
なにはともあれ、ほす
そういやデスナイトは何で浄化出来ないんだろう
実験で作成したものにイクソシズムかけて、消えなかったのから選んでるんでは。
ゾンビより生身に近いんだろ
実は生きてるとか。
>>560 聖職者が…と思ったが、あの世界なら間違いなく有り得るな
何しろわっはっはだし
デボルドはデスナイトで仲間になって欲しかったなぁ
アロセールとギルダスを失うわけだからそれくらいでもいいのにね。
オリアスとデボルトとエルリグでは割に合わないよ。
565 :
名無しさん@ピンキー:04/05/10 17:40 ID:oXnWcPXC
>>564 名ありはそれぐらいだけど、
Nシナリオに登場する名無しバルキリー達数人も忘れないで〜。
ふと思ったんだが、あの世界にイメクラがあったらウケるな。
ほしゅ
捕手
ジルドアとオルゲウとか、アプサラとペイトンとかもいいな
ペイd×アプサラといったらやっぱ
ペイd「わっはっはっはっは!(パンパン」
アプサラ「あんあんあん」
こんな感じだろうか
何故に誰もヴァイスによるカチュア凌辱を(ry
>>570 オルゲウは完全に下僕で
指一本すら触らせてもらってないイメージがあるんだが。
やはりカチュアには攻めであって欲しいところ。相手が女でもアリ。
有翼人×人間(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
黒ランと行動するまでの姐さんを信じていたい自分は
やはり少数派なのだろうか…むぅ
あのおっちゃんやオズマ様辺りに
教育という名の仕込みをされる姐さんも萌えるんだが
>>574 舐めさせる位は普通にしてるかもなぁ(´Д`*)ハゥハゥ
ジルドアはザエボスに言葉責めされてそう
ザエボスはバルバトスに(ry
>>577 実は美味しいポジションだなザエボス。
失敗した名無しさん♀をお仕置きと称して拷問
ホス
神一人もいなくなったね・・・・・・・・・
すまん、俺がチェーンソー使っちまったんだ
な、なにをするきさまらー!!!
S・A・G・A
585 :
名無しさん@ピンキー:04/06/29 00:18 ID:rTd5Hctr
なんとなくかのぷーデネブカップルで投下してみたいのですが需要ありますかね?
もしくはセリエ姉さんと名無し兵士(鬼畜じゃ無いやつ)。
>585
かのぷーデネブ物もキボンヌ!(*゚∀゚)=3 ハァハァ
>>585 かのぷ〜デネヴはどうなってどうなるんだかトンと想像付かん。
禿しく気になるので希望
すんません、セリエ姉さんと一般兵(ホークマン)で書き始めちまいました。
完成後かのぷーデネブも書くんでカンベソ。
590 :
代理転載:04/07/01 19:40 ID:uksHsMQj
591 :
代理転載:04/07/01 19:40 ID:uksHsMQj
4 名前: 小さな炎/1/カボ 投稿日: 2004/06/29(火) 06:30 [ Avhducmg ]
「姉さん、セリエ姉さんッ!!」
がたんと背後で音がした。私は血と泥に汚れた首を何とかそちらに向ける。
システィーナ。
私の愛する妹。
そして、
私から去っていった妹。
「無事だった、姉さん!?」
うるさい。
嗤えば良い。
結局私は、…………。
デニム・パウエル率いる「神竜騎士団」がセリエを救出してから三時間後。夜営地のテントには騎士団の主要メンバーが集まっていた。
「俺は反対だ」
バーサーカーのブラッドが吐き捨てた。
「あんなテロリストの頭を仲間にだと?冗談じゃ無い。デニム、アンタイカれてンのかッ!?」
「口を慎めブラッド!!」
カノープスの鋭い言葉にも、ブラッドはどこ吹く風であった。
「なァカノープスさんよ、あんたもわかンねえのか?俺達は今、トラブルの種を抱えるわけにゃいかねえ!!」
「姉さんがトラブルの種だって言うのッ!?」
システィーナが思わず席を蹴倒す。
「止せシスティーナ」
アロセールが落ち着いてシスティーナを嗜める。
「デニム、あンたの意見が聞きたいねッ!!あンたどう考えてるんだ、あァッ!?」
ブラッドが唾を飛ばしながら言う。
静かに聞いていたデニムはゆっくりと目を開いた。
592 :
代理転載:04/07/01 19:41 ID:uksHsMQj
5 名前: 小さな炎/2/カボ 投稿日: 2004/06/29(火) 06:44 [ Avhducmg ]
「僕はセリエさんを仲間として迎えたい。過去に拘っても仕方無いと思っている」
デニムの言葉で、もはや会議の決は取られたようなものだった。
「糞ッたれ!!」
テントに帰るなり、ブラッドは水の入ったバケツを蹴飛ばした。
「親分、どうしたんですか」
ブラッドが長を勤める傭兵部隊は、基本的に荒くれ者ばかりだ。
金次第で主義も主張も変えるこの男たちを、力一点のみでブラッドはまとめあげている。
実力はある。
だが思考は足りぬ。
しかし権力は欲する。
ある意味この混沌の時代の象徴のような男だ。
「駄目だ駄目だ話にならねえッ!!デニムのガキはいつまで夢見てんだ!!俺たちゃ戦争をしてんだぞ、せ・ん・そ・う・を・ッ!!」
ブラッドは吠えると傍らの酒瓶をあおる。が、空である事に気がつき、
「糞ッたれ!!」
天幕の向こうにむけて放り投げた。と、空中でその瓶をぱしんと掴んだ男がいた。
ホークマン、バーン。ブラッド同様古参だが、ちゃらけた性格から上には立とうとしない男である。
「駄目っスよ頭ー、こっち側はプリースト達の天幕があるンすから。ぶつかったら大事でしょー?」
へらへらと言うその態度にはしまりが無い。
593 :
代理転載:04/07/01 19:42 ID:uksHsMQj
6 名前: 小さな炎/3/カボ 投稿日: 2004/06/29(火) 06:56 [ Avhducmg ]
「何だバーンテメェ、文句があるのか?」
ブラッドが凄むも、
「無い無い、無いッすよー」
とへらへらと笑い、瓶を片手に飛んで行ってしまった。
「……ケッ」
唾を吐くと、ブラッドは新たな酒瓶を開けた。
セリエは、夜営地の外れの木陰にいた。
惨めだった。情け無かった。
同志には謝りようも無いし、おめおめ生きながらえたところでこの通りお荷物だ。
「ゴリアテの英雄、か……」
噂に違わぬ甘ちゃんだ。私が彼の立場なら絶対に私など受け入れない。士気にも体面にも全てにマイナスだ。
「…………」
やはり出て行こう。そしてどこかで仲間達に殉じよう。そうセリエは決意し、すっくと立った。そこへ、
「あら?」
調子外れな声が聞こえた。目をやると、一人のホークマンが上空から降りてきた。
「わー、あー、はーはーはー。アンタかい、セリエさんって?」
不躾にじろじろと人を眺め回し、軽く男は言った。
「そ、そうだが」
「俺はバーンってんだ。よろしくな!!」
にかっと笑い、手を差し出される。思わず握手をしてしまったら、
手の甲にキスをされた。
594 :
代理転載:04/07/01 19:42 ID:10iPw07r
7 名前: 小さな炎/4/カボ 投稿日: 2004/06/29(火) 07:07 [ Avhducmg ]
「あ、なッ!?」
真っ赤になって手を引くセリエ。バーンはへらへらと笑いながら、
「や、美人がまた多くなって大変よろしいね!!今のは挨拶だよ挨拶」
とおどけてみせる。
……正直、セリエの嫌いなタイプだ。ヘラヘラして真面目になる事無く、主義や主張も無くフラフラと生きているに決まっている。
「……そう。でも私はもう出て行くからさよならね」
そう言い、踵を向ける。
「ちょ、ちょーっと待った待った!!何よ出て行くって?デニムはアンタを受け入れたんだぜ!?」
ばさばさと羽根をはためかしてバーンはセリエの前に降り立つ。
「私が決めたの。どいてちょうだい」
キッと睨み付ける。
「……なぁ、もうしょーがねーじゃんよー。過去に拘っても何にもならねーぜー?」
ブラッドのその物言いにセリエの顔に怒気が走る。
「あなたなんかに何がわかるって言うのッ!?いいからどいて……」
「おいバーン!!お前何して……」
あちゃー、とバーンが顔に手をあてる。現れたのはよりによってブラッドだった。
「ほーう……これはこれはテロリスト様。どの面下げてこの部隊に居座ろうってんだ?」
595 :
代理転載:04/07/01 19:43 ID:10iPw07r
10 名前: 小さな炎/5/カボ 投稿日: 2004/06/30(水) 11:54 [ Q4M9lPas ]
走る。走る。走る。
捕まらぬように。
「バーン……テメェ何してる?テロリスト殿ど仲良く、か?」
ぎろりと睨むブラッドの視線を、しかしバーンはへらへらとかわす。
「やだなー頭、俺らぁ一緒に戦うんスよー?美人ともなりゃ嬉しくて挨拶しちゃいますって」
(頭……)
セリエの頭の中でミルディンに教えてもらった部隊組織が思い出された。恐らくは傭兵達を束ねているのがこの酒くさい男なのだろう。
(…………)
バーンとは違う意味でセリエの嫌いなタイプだ。大体、居座る気などはなから無い。
「ふん、確かに見てくれはな。だがコイツは味方を平気で見殺しにして生き延びたんだ、戦士じゃ無ェ」
その言葉にかっと血が上る。
「……取り消してもらおうか」
「あん?」
怒りに顔面を真っ赤にしてセリエがブラッドに叫ぶ。
「取り消せと言ったのだ!!誰が平気で味方を見殺すッ!!だいたい私はテロリストなどでは無いッ!!ゴリアテの英雄という割りにはずいぶん下品な犬を飼っているのだなデニムとやらはッ!!」
しん、と闇が答え。
次の瞬間、セリエの体はブラッドの片腕一本で襟首を掴まれ持ち上げられる。
596 :
代理転載:04/07/01 19:44 ID:10iPw07r
11 名前: 小さな炎/6/カボ 投稿日: 2004/06/30(水) 12:09 [ Q4M9lPas ]
「調子に乗ってべらべらまくしたててくれるな姉ちゃん?」
「離、せッ……」
呼吸が出来ず、セリエはブラッドの手を引き剥がそうと試みるが、
「力も無え糞アマが……キッチリ教えこんでやらにゃならねえか」
ぶん、と片手を振ると、セリエの体は宙を舞う。
「あ……ぐッ!!」
投げ出され、呻くセリエにブラッドが迫る。
「犬だと?雌犬が吠えてくれたな?あぁ!?」
振りかぶった拳。
そしてその後に待つであろう凌辱。
セリエは思わず悲鳴をあげ、目を閉じる。
「ひッ……」
ばちん、と肉が肉を打つ音。
「バーンッ……!?てめェっ!?」
声に驚き、恐る恐る目を開けたセリエの瞳に映った光景。それは、岩をも砕きそうな拳を止めるバーンの姿であった。
「頭、女に拳とかはマズいですって」
一瞬戸惑うブラッドだったが、
「どけクズ。死にたいか」
底冷えのする声で脅す。
「だってどいたら殴るでしょ?美人は殴るモンじゃなくてキスするモンですよー」
へらへらと笑っているバーン。が、先ほどから掴んだブラッドの腕が微動だにしない。
……まさか、力で拮抗している?
セリエは呆然と見ていた。と、
「馬鹿、逃げなさいって!!ヤられたいワケじゃ無いでしょーにッ!!」
叫ぶバーンの声に弾かれたように、セリエは駆け出していた。
597 :
代理転載:04/07/01 19:45 ID:uksHsMQj
12 名前: 小さな炎/7/カボ 投稿日: 2004/06/30(水) 12:22 [ Q4M9lPas ]
逃げて、ばかりだ……。
セリエは呟く。
闇雲に走ったとは言え、この距離だ。
そうそう追いつかれもすまい。
私は最近、逃げてばかりいる……。
すうっ、と涙が頬を伝う。コレも逃げだ。感傷を感情に乗せて逃げているだけだ……。
「ゲ・ゲ・グゲゲッ」
「!?」
突然の奇妙な声にはっと周囲を見ると、
「!!」
野生のリザードマンに取り囲まれている!!
「くッ、……!!」
護身用のダガーしか、武器は身につけていない。それでもソレを引き抜く。
(死ぬかな)
一瞬そう思い、ソレも悪くないなと思う。
少し遅れてしまうけど、皆のところへ行けるのだから。
「グゲェエッ!!」
一匹のリザードマンが襲いかかって来る。躱し、腹にダガーを叩き込む。
「グギィャッ」
奇妙な声をあげてリザードマンが倒れ込むが、
「!!」
腹筋に咥え込まれたダガーが、セリエの手から滑り抜ける。
「ギャァァッ」
もう一匹の斬撃をかろうじて躱すが、
「グギャァッ」
「くゥぁ!!」
その背後から繰り出された槍の一撃が背中をかすめる。びしゃり、と湿原の泥水の中にセリエは倒れた。
598 :
代理転載:04/07/01 19:45 ID:uksHsMQj
これで終わる。
私は死ぬ。
待ってて、皆……。
いつからか降り出した雨にうたれ、ぼんやりと考えたセリエの目に、
「うぉおらぁぁあああッ!!」
怒声と共に巨大な斧が飛来し、目の前のリザードマンを吹き飛ばすのが映った。
「な……」
ばさり、ばさりと湿った羽根の音がする。
目の前にブーツが降り立つ。
「平気かい、姉さん!!」
若干の緊張をはらみつつもへらへらとした感じを受けるその声。
バーンと名乗ったホークマンが、不敵に笑いながらそこには立っていた。
「もー、逃げろっつったら天幕のほうへ逃げなさいよ。何でこんなトコに来てるかな!!」
軽口を叩きながらもバーンの斧は次々とリザードマンを葬る。
「あ、危ない、左ッ」
思わずセリエが叫ぶ瞬間も、
「お見通しよッ」
バーンには何でもないことのようだった。
(強い……)
この男も。先ほどの男も。否、
自分が、弱いのだ。
セリエはそれを痛感しながら、遠のく意識を手放した。
むず痒いような感覚が、背中と腰に走る。
雨が屋根を叩く音。
セリエはゆっくりと目を開ける。
ぼう、という明かりは松明だろうか。
「あ、目が覚めたか」
バーンの声がした。
599 :
代理転載:04/07/01 19:46 ID:uksHsMQj
14 名前: 小さな炎/9/カボ 投稿日: 2004/06/30(水) 12:48 [ Q4M9lPas ]
「あ……」
何か言おうとした瞬間、
「!?」
背中と腰のかすめたキズに柔らかいものがあたる感覚にびくっと固まる。
「動くなよ。リザードどもの毒を吸い出してるんだから」
「す、吸いっ……!?」
ぞわりとした感覚と共に、吸い上げられる。
「ば、馬鹿やめッ」
「うるせえ黙ってろ!!」
突然バーンが声を荒げる。それに固まった隙に、彼は血を吸い、そして吐き出した。
「はっ、やっ、ちょ……んッ!!」
セリエは身を捩ろうにも捩れず、ただ悶えた。気がつけば上半身は何もつけておらず、更には自身の弱い腰や背中を男の唇が這い回る感覚。恥ずかしさと官能が互いに加速していく。
「ふう、こんなモンで平気か……」
やっとバーンが解放してくれた時には、既にセリエの体は完全に火照っていた。
「はぁ、はぁ、はぁっ……」
「だ、大丈夫か?ンなにキツかったか?」
気遣って伸びてくるバーンの手すら、妙に意識してしまう。
「あ、ヤッ」
「もしかして他も怪我……」
言いながら抱きあげられる。
「ちょ、待っ……」
止める間も無く、裸の上半身がバーンの目に晒される。
「あ、悪ッ……え?」
600 :
代理転載:04/07/01 19:46 ID:uksHsMQj
16 名前: 小さな炎/I/カボ 投稿日: 2004/07/01(木) 05:01 [ Bruxw262 ]
傷の痛みや何かとは違う、上気した肌。
固くしこった、二つの膨らみの頂点。
「……もしかして」
バーンがにやにやと笑う。
「感じちゃってた?」
「!!なッ、何を、馬鹿なッ」
真っ赤になってセリエは否定するが、
「ん、あッ!!」
乳首を爪弾かれ、思わず甘い声が出る。
「へへ、やっぱり」
言いながらバーンは首筋に、胸元に啄むようなキスをする。
「ふぁッ、ちょッ、やめ……ッ、やぁッ」
甘い声が漏れ出る。自身の「女」を強烈に意識する。
「ん……」
「!!」
唇が吸われ、舌が侵入してくる。抵抗する間も無く、舌が絡み合い、セリエの頭の中に霞がかかってくる。
「ふ……ッ、あ……ッ」
「俺も、アンタを見てたら……へへ、こんなになっちまってよ」
バーンはセリエの手を自らの股間に導く。既にそこは熱くたぎり、隆起している。
「……あ……」
「イイ、よな?」
返事も待たず、抱きすくめられ、愛撫される。優しく、丁寧に、傷をいたわりながら、しかし性感は刺激して。
「は……ンぁっ、駄目、や……ッ」
豊かな乳房を揉まれ、吸い上げられ、セリエは少女のように喘ぐ。
601 :
代理転載:04/07/01 19:47 ID:uksHsMQj
17 名前: 小さな炎/J/カボ 投稿日: 2004/07/01(木) 05:15 [ Bruxw262 ]
「可愛いぜ、アンタ」
「や、ぁッ……」
耳元で、甘く響く男の声。
戦いに次ぐ戦いの日々、セリエはここ暫く全く御無沙汰であった。ましてバーンの指は、その無骨な作りながら優しく、繊細にセリエを愛撫する。
「んんッ、んッ、〜〜〜ァァっ!!」
必死に我慢しても甘い声が漏れ出る。
「……そろそろ、俺も我慢できねえ」
バーンはセリエのズボンを脱がし、自らの一物をまた出した。
「!?ッ……な……」
夢うつつだったセリエの視線が、ソレを見た瞬間に固まる。
「ん?あ、ああ、ホークマンは人間より立派だって言うのは本当らしいな」
黒光りしながら天を仰ぐソレは、決して経験豊富とは言えぬセリエにしても規格外である事は容易に理解できた。
「や、無理……」
「大丈夫だって。ホラ、……こんなにトロトロにしちまってるじゃねえか」
「んんんんッ!!」
陰核を触られ、さらにセリエの膣は熱くぬめる。そこへバーンの指が入り、かき回すように動かされる。
「あ、あああああっ、や、あ、駄目っ、あ、んあッ、あああっ!!」
耐え切れず、必死でバーンにしがみつく。
「……いれるぜ?」
バーンの言葉に、セリエは真っ赤になりながら頷くしか無かった。
602 :
代理転載:04/07/01 19:49 ID:uksHsMQj
今宵はここまでです。
603 :
名無しさん@ピンキー:04/07/03 03:23 ID:eVq6GaFD
有翼人萌え(;´Д`)ハァハァ
続き待ちage
ホシュー
保守
ホシュ
・・・上げた方がいいか?
607 :
名無しさん@ピンキー:04/07/16 11:45 ID:OBiKrE51
___
l〜・Дl〜 ちょっとageますネ
|___|
ノ >
608 :
名無しさん@ピンキー:04/07/19 01:30 ID:a83K3GMC
キ // /::::://O/,| /
ュ / |'''' |::::://O//| /
.ッ \ |‐┐ |::://O/ ノ ヾ、/
: |__」 |/ヾ. / /
ヽ /\ ヽ___ノ / . へ、,/
/ × / { く /
く /_ \ !、.ノ `ー''"
/\ ''" //
| \/、/ ゙′
|\ /|\ ̄
\|
609 :
名無しのごんべ:04/07/23 22:14 ID:L73+lCyq
こういうやつ嫌いな人には申し訳ないがLルート3章の、
ザエボス×ヴァイスとかガルガスタンの兵士×ヴァイスとかも
読んでみたいです。だれか書いてくれる人いないかなぁ。
他スレ見てるとたまにあるが、基本的には難しいのでは無いだろうか
つか、漏れはニガテです
ホモは専用板じゃないのか?
この板でもそういうのもokなスレはあるけど
>>3-4のやりとりもありますが、できれば801はタイトルその他で区別つくようにしてホスィ。
「ねぇねぇ、知ってる? 今ハイムではね、頭を良くするのにコカトリスやオクトパスを食べるのが流行りなんだって」
「えーっ、何それ? 野菜や魚ならともかく、魔獣を食べるの? 上流階級の考える事って分からないなぁ……」
ブーツ越しにも感じる水気は数百バームを歩いても慣れることはない。
少なくともコリタニの箱入り育ちであった彼女にとって、ボルドュー湖畔沿岸の湿地帯は不愉快以外の何物でもなかった。
……それと、後ろから聞こえる兵達の益体のないお喋りも。
「コラ後ろ、静かになさいッ!」
お喋りは舌打ちと共に止まるが、それも一時的なものに過ぎない。
どうせ小一時間もしない内に、またヒソヒソ声が響くのだ。かれこれ十回は繰り返してきたのだから間違いない。
また背後から聞こえてくるであろう噂話にウンザリしながら、彼女―――アネットは腰まで伸ばした長髪を乱暴に掻きあげた。
ヴァレリアという島がある。
オベロ海に浮かぶその島は、古来より海洋貿易の中継地として、また、その利権をめぐる争いが絶え間ない事で名を馳せていた。
現在はガルガスタン王国、ウォルスタ解放軍、バクラム・ヴァレリア国の三勢力が骨肉の争いを続けている所であったが、その均衡ももうすぐ崩壊の途を辿ろうとしている。
今までガルガスタンとウォルスタの争いに静観を決め込んでいたはずのバクラムが、南下してウォルスタの国境を侵犯してきたのだ。
これに対抗してガルガスタンも、ウォルスタの本拠地アルモリカ城に向けて大軍を派遣。『民族浄化』の旗の下、二つの勢力を相手に回した総力戦を挑まんとしていた……。
「そんな一大事に、なんで私は補給部隊なのよーッ! グアチャロの奴見る目無いんじゃないの!?」
「落ち着きなさい、こんな所で喚いても仕方ありませんよ」
「これが喚かずにいられますかっての。
今回の行軍は、そんじょそこらの任務とは訳が違う。アルモリカの奪還及び
ウォルスタ解放軍の殲滅、そしてバクラムの侵攻を食い止めるという大儀があるの。
だというのに……!」
アネットは苛立たしげに周囲を見る。
ナイトが一名、クレリックが一名、ウィザードが一名に、ソルジャーとアマゾネスが二名ずつ。……ヴァルキリーの自分を含めて、なんとも半端な戦力。
支給された装備にバルダー金属製の物はなく、消耗品はキュアシードが数えるほど。
これでは前線など望むべくもない。
「ハッキリ言って、これは男女差別だわ。クリザローに着いたらザエボス様に訴えないと」
「……私たちウォルスタ人を差別しといて、よく言うわ」
「何か言った!?」
声のした方を向いても返事は無い。
普段ならウォルスタ人の小娘の一人や二人、問答無用で引っ叩いている所だが、あいにくと今は時間が惜しい。
明日までにクリザローへ補給物資を届けなければならないというのに、ゾード湿原で約一日分の遅れを出してしまったのだ。
兵站すらこなせないようでは、この先ずっと小隊長止まりだろう。この遅れを取り戻すべく、アネットは進路を南東に取っていた。
東のタインマウスの丘まで進んでから南下するところを、ボルドュー湖畔から南下してショートカット。地図上ではクリザローまで一日とかからない。
湖畔から町までの間に道らしい道は存在しないが、早く着いて前線に配置換えしてもらえることを考えれば苦にはならなかった。
「隊長殿、あれを……」
前を歩いていたナイトが立ち止まったのは、そんな時だった。
いつの間にやってきたのか、進路上には野生のものと思しき魔獣たちが待ち構えていたのだ。
通常のものより不健康な色合いをしているが、その特徴的な八本足はアネットも見た事がある。
名称はオクトパス。水中戦に持ち込まれると厄介だが、地上で戦う分には大した相手ではない。
「Fight it out!!(最後まで戦え)」
アネットの号令により部隊が散開、敵を殲滅すべく動き出す。
傍らでは既にウィザードが呪文の詠唱を始めていた。
「嵐雲から出でし雷獣よ、その鉤爪……グフッ!」
……が、ソレはこちらが想定していたよりも遠い距離から放たれた。
あまりにも速くて肉眼で確認できない。しかし、ソレは確かに味方の魔術師に命中、彼を即死させた。
その凶悪な一撃の正体は―――、
「毒……!?」
倒れたウィザードの肌が紫に変色している。
その一撃自体が強力であるにもかかわらず、ソレには毒の追加効果があるようだ。
「ポイズンブレス? オクトパスにそんな特技(スペシャル)は無かった筈……」
自前で用意したバルダースピアを構え、アネットは接近する敵を見据える。
関節の存在を感じられない触手に、禿を思わせる胴体は確かにオクトパスだ。断じてアースドラゴンではありえない。
だが、しかし……。
「うわぁぁ、あああァッ!?」
「……ッ!
気をつけろ、こいつは手強いッ!」
二人のソルジャーを引き連れたナイトが、そんな言葉を漏らす。
肉弾戦なら部隊内で一番の使い手である彼が、陸地に上がったオクトパスに苦戦している。その事実が既に、このオクトパスが只のタコではないことを物語っているのではないだろうか?
「ノーラはクリアランスを、ジュディとジョディは弓でブランドル達の援護に回れ!」
ともあれ、退く事は出来なかった。
ここで退いてしまえば、前線に補給物資を届けられない。ひいては自分の戦果を挙げられない事に繋がる。
それは、上昇志向のアネットにとって許しがたい失点だった。
「ハァァァッ!」
泥水に構わずオクトパスの方に向かって突撃。
振り回した勢いを得てバルダースピアを突き入れる。が、その一撃は複数の触手で難なく受け止められてしまう。
同時に、受け止めていたのとは別の触手がアネットに振り下ろされる。
「……アッ!?」
目の前で閃光が走った。
吹き飛ばされる程の衝撃で頭の中が真っ白になっていく。
見れば、チェインメイルの鉄板部分が折れ曲がっていた。
足が地面から離れ、身体全体が宙へと投げ出される。
その間、戦意も、気負いも、何もかもが剥奪されて……水の中に沈んだ。
どこかで叫び声が聞こえる。
もがき苦しむ男の声、泣き叫ぶ女の声。それらが世にも奇妙な混声合唱を奏でている。
それがなんとも不快で、彼女は意外にも心地良い泥の中から身を起こす。
―――目覚めた先、戦場はその様相をガラリと変えていた。
「グウッ……ゥぉぉぉ……!」
「……ゃぁぁ、あっ、アァッ、助けて、助け……ッ、んゥゥ……ッ!」
「あ〜〜〜ん、パパぁ、ママぁぁぁっ……」
アネットは息を呑んだ。
片や男が死体となって倒れ、片や女が暴行を受けている。
戦場で半ば暗黙の了解となった光景だが―――しかし彼女は人の手による地獄絵図すらも見たことがない―――、この場において異彩を放っているのは、それが人間ではなく魔獣の手によるものだからだ。
八本足のうちの一つで、ソルジャーを絞殺したところなのだろう。彼の首がありえない方向を向いている。
舌をダラリと伸ばし、両目が飛び出さんばかりに開かれた顔は、絶望の表情と呼ぶのに相応しい。
一方アマゾネスに対しては、四肢を触手でがんじがらめにした上で、その身体を蹂躙していた。
幾つもの触手が衣服を破り蠢いて、秘所から胎(ハラ)の中へと潜り込む。女達はそれがクネクネと動くたび腰を震わせ、泣き声を上げるのだ。
「ヒァアあァァぁぁーーーーッ!!」
別の悲鳴に目を向けると、クレリックが別のオクトパスに追いかけられていた。
その身を包んでいたローブは半ば引きちぎられ、顔はレイプに対する恐怖で歪んでいる。
奇声を上げながら戦場をグルグルと回る姿は、普段の落ち着いた物腰を知っている者には想像できないものだろう。
しかし、その追いかけっこも長くは続かない。
ボルドュー湖畔一帯は人の足での移動が困難だ。移動できたとしても、その間の戦闘能力は大幅に低下する。
対するオクトパスは水辺を楽々と踏破し、時には湖に潜り込んで先回りが出来る。無論、彼我の戦力差は明白だ。
「あぁ……ッ!?」
程なくして、僧侶は捕えられた。片足を掴まれ転倒した所を、オクトパスの巨体に圧し掛かられたのだ。
それでも逃げようとする彼女の身体に触手が伸びる。装備していたローブは完全に引き裂かれ、胸元から腰にかけて白い肌があらわになる。
フィラーハの下で育まれた清き肉体が今、穢されようとしていた。
「待っ……!」
「止めろーーーッ!!」
アネットが叫ぶより早く、オクトパスに向けられた声があった。
欠けたショートソードを振り上げながら、彼女よりも速く湿地帯を駆け抜ける。
ナイトだ。盾は既に無く、甲冑もボロボロの泥まみれだが、それでもなお貴婦人を守るべく立ち向かう姿はまさに騎士と呼ぶに相応しい。
だが……、
「ゴフッ!」
「ブランドル!?」
ナイトがたどり着くよりも更に早く、魔獣は毒を喰らわせた。
目に見えぬ速さで放出される毒の塊。下手をすれば一撃で死に至るソレを彼はかろうじて持ちこたえる。
「ア……、ガッ……」
だからといって無傷ではありえない。
魔獣の射程に入った時点で、攻撃は不可避だった。そして、体内に入った毒は確実に命を削ぎ落とす。
ナイトはそこで膝をつき、追いついたアネットの方へ倒れこむ。
「ブランドル、しっかりなさいッ!」
「……ど、どうか、お逃げ下さい。ここは危険です、せめて貴女だけで……」
「……ブランドル? ブランドル!? ああ……!」
言い切る寸前で、事切れた。
アネットは何度も身体を揺すったが、反応は無かった。同時に、彼の体温が冷めていく。
勇敢だった部下の余りにあっけない最後が信じられず、彼女は同胞の死を心の底から嘆き悲しんだ。
……そこに隙が生じていた。
「…………ッ!?」
背後から触手が絡み付いてくる。
アネットが反応したのは、ソレが騎士を見つめる視界に飛び込んできてから。つまりは、完全に手遅れだ。
身に付けたチェインメイルは隙間から触手がねじ込まれ、あっさりと引きちぎられてゆく。
同時に鎧の下から飛び出したのは、見事なまでに大きい二つの膨らみ。戦の為に押し込んでおいた反動か、あるいは身動きできない今も暴れているせいか、激しく揺れている。
その様子に刺激されたのか、触手たちは先ずアネットの乳房に殺到した。
「やぁっ……ちょっと、止めなさッ……あンッ! ……アァッ、やめて!」
覆い尽くされた乳房は、触手の中で揉みくちゃにされる。
衣服の中と外で複数の触手が包み込むように動き、無数の吸盤が肌に食い込んでは離れてゆく。かすかに浮かび上がった乳首には、器用にも触手の先端でつまみ、弄ぶ。
これまで誰にも身体を触らせたことのなかったアネットにとっては、その時点でも大きすぎる刺激だが、被害はそれだけに止まらない。
触手は足元からも這い上がって白い素足に絡みつく。スリットを割って入り込み、内股を撫で上げる。
食い込み、一体化するような吸い付きは下半身をも震わせ、立ち上がる力すら吸い取っていった。
「あっ……、え……?」
そして、その機をオクトパスは逃さない。
巻きつけた触手に力を込め、立てなくなった獲物を支えた上で、両足を大きく開かせるのだ。
捲りあがった衣服から覗くのは、縦に割れた秘唇と延長線上にある肛門。すかさず、一本の触手が駆け寄り、滑るように奥へと潜り込んでいった。
「……っ、ぁああァぁぁアァぁっっっ!? 嫌ァぁぁ……ッ!!
やだ、嫌だ、ヤダァぁぁァッ! 抜いてぇ……ッ、お願い、入らないでェェェェ!」
身体の内部を引き裂かれるその瞬間を狙った一撃は、崩れた姿勢を立て直す気力すら奪ってしまう。
そうなると、もう後は簡単だ。オクトパスは八本足の触手を使って、アネットを犯しにかかる。
無抵抗をいいことに腕を縛り、股を開かせて、勝手気ままに触手を動かしてゆくのだ。
その様は、人間の幼児の排泄を手伝う大人の構図に似て酷く卑猥。
これで心無い観客がいれば場も盛り上がるのだろうが、ここはあいにく未開の地。見ている人間はおろか生きている人間も居るはずがない。
「ああ……ッ! あ、アっ……うっ……クゥゥゥン!
ンァっ、ハァッ、アッ、アッ、アァぁぁぁ……ッ!?」
その身を包んでいた装備は大部分が剥がされ、今や衣服の切れ端とバトルブーツが残るのみだった。トレーニングを経ても白い輝きを保っていた肌は、湖畔の泥と魔獣の体液でドロドロに汚されている。
乳房には出もしない乳を求めてか絞り上げるように触手が巻きつき、秘所は別の触手がひっきりなしに出入りする。それらは変幻自在に女体のあらゆる所に張り付き、絡み、犯してゆく。
特筆すべきは魔獣の持つ泡のような吸盤で、吸い付く時はグレムリンのディープキッスの如きしつこさなのに、離れるときはあっさりと離れてしまう。
そのギャップが触られている者には堪らず、女の柔肌に奇妙な快感を与えていた。
「(何故、なぜ気持ちいいと感じてしまうの……?
初めてをタコに奪われるなんて、ウォルスタの豚にも劣る行為なのに……。
……! 駄目、イク、イッちゃ駄目……!)」
現にアネットも、処女を奪われたばかりだというのに、今は純粋な悲鳴以外のものを口走っていた。
豊満な胸は触手によって揉みまわされ、乳首を吸われることで妖しく揺れ動く。
無数の吸盤が内部の襞という襞を埋め尽くすように吸い付いては離れるたび、胎内は痙攣するかのように収縮し、中の異物を捕らえて離さない。特に陰核近辺を弄られた時は、断続的に腰を震わせてしまうほどだ。
まるで女としての空白が満たされるような感覚。口に出す事こそ躊躇われるが、湧き出る感情はまさに『悦び』と表現するにふさわしい。
「ダメッ、らめぇぇぇっ、おヨメにイけなくなっちゃうよぉぉッ!」
「んんっ……、ムグゥ、ンムっ! ンンンぅぅ……」
そして、そう感じているのはアネット一人だけではない。
彼女よりも先に魔獣の餌食にされていた女性たちも同様に、いや、それ以上に快楽を貪っているからだ。
例えば今、湖にいるウォルスタ人のアマゾネスは既に自分から腰を振っているし、その妹など触手の一本と延々とディープキッスを交わしている。
四半世紀の半分も生きているか疑わしい小娘でさえ、未熟な身体を弄ばれて一丁前に嬌声を上げているのだ。
「……心貧しき者、幸いなるかな……ぁッ!
てっ、天国は、その人のものなればっ、なればなり!
悩め、悩めるもの……幸いなるかなっ、その人はァ、慰めだ……さめは天国で、
ま、貧しいから幸いで、こ、ココロの、なぐなぐ、慰めァああァぁぁ……!」
クレリックに至ってはもう何処も見ておらず、先程からフィラーハ教の経典にある言葉を絶え間なく唱えている。それでいて身体は正直にも尻を突き出し、侵入してくる異物の感触を受けて愛液を垂れ流している。
始まりは確かにレイプであったろうが、今彼女たちが浮かべている表情はその正逆。押し寄せる快楽に身も心も捧げてしまっている。
「クゥっ……ハ……ハ、ハァアァアッ!
熱い……何コレェェッ!? 何か……ふぁ、はァっ……来ちゃってる……ッ!
そんなっ、アァ……! コンナ、こんなコトッて……!」
気が付けば、股間から破瓜の血とは違う液体が流れ出ていた。
どうやら肉体は意識するよりも早く、魔獣の責めに屈服していたようだ。認めたくはなかったが、快楽を意識してしまった以上、それが全身を駆け巡るのを止められない。
乳房はパンパンに腫れており、ソレを何本も受け入れている性器はヒクヒクと痙攣するように動いている。
どちらにせよ、もう取り返しが付かない。兵が死に、補給物資は届ける事も叶わない。
そして何よりも手遅れなのは―――、
「アァァっ! ……ハっ、ハッ! ハァ……っ!
あぁぁっ……!! イ、いく! イクぅぅぅぅぅ〜〜〜ッ!!」
―――自分たちが、抗えぬ力持つ"魔物"に魅入られてしまっている事だった。
夕日が海の彼方に沈む頃、陵辱のあった湖畔を訪れる者があった。
ローブ姿のその老人は辺りを見回し、いくつかの倒れ伏した者を一見して感嘆する。
「うーむ、素晴らしい……。
外傷を全く与えることなく、与えたとしても一撃のうちに仕留める。
これは良い仕事をしています。先程女達を連れたクラーケンの群れと遭遇しましたが、
補給部隊が来なかったのは、それが原因だったンですね。
ともかく、有効利用させてもらいましょう。
無念多き屍どもよ、永劫続く苦痛と共に不死を授けん…、ネクロマンシー!」
老人が呪文を唱えると、周囲には暗黒神アスモデを象徴する冥(くら)い波動が巻き起こった。
ソレが死体の中に次々と流れ込むことで儀式は終了。やがては死体たちが起き上がるに至る。
一部の人間にとって永遠の命題である不老不死、そこから派生した死霊術だからこそ為せる業だ。
「それでは引き揚げましょう。
ガルガスタンも、もう潮時……。あとは若い人たちに任せましょうかねぇ」
そう呟くと、老人は瞬時にカラスへと身を変え、飛び立った。死体の群れも老人に伴うように、消えていく。
あとに取り残されたもの―――補給物資を積んだ荷台は、それから二日後、ガルガスタンの本隊の手で発見される事になる。
運び手であるアネット以下、数名の行方は杳として知れない。
>これは良い仕事をしています。
貴君にもこの言葉を捧げたい
GJ!
ニバスタンが連れてったの男だけなのね・・・
ウホッ、イイ触手!
GJですた!
タコ強ぇー…
保守。
627 :
ヴァイスたんハァハァ:04/08/02 18:56 ID:GAhiEg9Q
公爵とレオナールに陵辱されているヴァイスたんの画像くれ。
後、ホモ板ってドコよ?
801板のことじゃない?>ホモ板
>>627 おまいがどこのサイトの廻し者か一発で判ったんだが。
いっそレオナール×アロセール書いてくらさい。
お願いします
630 :
ヴァイスたんハァハァ:04/08/03 22:19 ID:ErYn0qkL
ドコだよ?
631 :
ヴァイスたんハァハァ:04/08/03 22:23 ID:ErYn0qkL
書き足す)エッそういうトコあんの?
自分で書いてハァハァできるもんかねぇ
いや、デニム×オリビアが思いついただけなんだが。
>>601さんも投下しねぇしやって見るかねぇ
633 :
632:04/08/06 02:41 ID:SuKWyTSk
見るかねぇ→みるかねぇ
数日後の予定だけど期待しないでちょ
634 :
613:04/08/06 23:22 ID:calizTRE
>>632 元になっているイメージでハァハァするけど、自分の文章でハァハァはなかなか出来ません。
触手責めの快楽地獄を表現できないのがもどかしい…。
635 :
632:04/08/07 20:54 ID:U9SuLrnj
ハイム城での戦闘はほぼ二日にわたって続いた。
ハイム城に終結していたバクラム軍は狂信的なバクラム人至上主義者たちであり、その抵抗は苛烈を極めた。交戦したほとんどの地点において殲滅戦が行われたが、司祭ブランタの死によりその抵抗は急速に収束した。
しかし、バクラム軍の死者数は全軍の9割を超える惨状であり、解放軍も数・練度・士気の面で勝っていたにも関わらず、全軍の2割が死亡、2割が負傷者と手痛い損害を受けていた。また、戦場となった城下ではかなりの数の一般市民が巻き込まれており、
回復魔法の使えるプリースト・クレリック・ウィッチはもとよりそれ以外の者も市民の治療にあたっていた。その中でシャーマンとなっていたオリビアは、この戦闘によるすべての死者に祈りを捧げていた。
「皮肉なものね、プリーストであれば私も治療魔法が使えたのに」
オリビアは祈りを捧げながらそう思う。シャーマンになることは各々の神に自分を捧げる、つまり生贄に近い行為である。そのためそれ以外の神の魔法は一切仕えなくなる。
たとえ、それが光に属する神のものであっても、だ。
「あの……、どうかされましたか?」
金髪の女性、クレアの声でオリビアの意識は現実へ引き戻された。
「ちょっと、考え事をしていたの。気を悪くなさらないで」
「そうだったんですか。いろいろと大変ですね」
「ご両親を一度に無くされたあなたほどではないわ。本当にごめんなさい。私たちが不甲斐ないばかりに」
クレアの表情に一瞬悲しみが浮かんで、すぐに笑顔になった。
「フィラーハ教の大神官さまのご息女に父と母の冥福を祈ってもらえたんです。それだけでも嬉しいです」
「ありがとう。そういってもらえると私も嬉しいわ」
オリビアの笑顔にクレアも笑顔を返した。
「そうだ。私たちがいる教会で祈ってもらえませんか? 私のように親兄弟、恋人を無くした人がいっぱい集まってるんです。
私だけ祈ってもらうのはもったいないですから」
オリビアは少しだけ考えて「いいわ」と返事をした。クレアは嬉しそうにオリビアを案内するために手を取った。
(城での政治的な仕事は姉さんたちに少し多めにやってもらおう。少しぐらいなら、許してくれるはず)
ほんのちょっと、仲間とはなれて一人で心穏やかに過ごしたかった。
教会はすぐについた。
636 :
632:04/08/07 20:55 ID:U9SuLrnj
「あ、デニムさま。お帰りになられるのですか?」
クレアの発した言葉にオリビアは耳を疑った。
「うん…。クレア、だったよね。彼のことを頼む」
「はい! 誠心誠意お世話しますから、心配なさらないでください」
男は寂しさと悲しさの混じった微笑とともにゆっくりと頷いた。
「デニム……」
オリビアは自分の知らないうちに男の名を呼んでいた。
「オリビア? なぜここに君が?」
デニムは驚いたようだった。休憩したい、といって外に出たオリビアがここにいるのは明らかなサボタージュだからである。
「私が教会にきてもらうようお願いしたんです。死者に祈りを捧げてもらおうと思って」
「そうなんだ。オリビア、僕らの分も祈っておいてくれないか?」
「それは、構わないけど……」
なぜ、あなたがここにいるの?、というオリビアの言葉はデニムがさえぎった。
「大丈夫。セリエさんたちにはうまく言っておくから」
デニムは苦笑しながらそう言って城の方角へとゆっくりと歩いていった。その背中は先ほどの微笑と同じようにどこか寂しそうで
悔しさをにじませているようにも思えた。
「さあ、行きましょう」
クレアに急かされて教会に向かったオリビアだったが、デニムの微笑と背中が頭から離れなかった。
637 :
632:04/08/07 20:58 ID:U9SuLrnj
オリビアが祈りもそこそこに城へと戻るともう仕事は終わっていた。
暗黒騎士団の追撃するにも、兵を休息を与えなくてはならないと翌朝と決められ、デニム直属の神竜騎士団の面々には個室が割り当てられていた。
オリビアは夕餉を終えて月をぼんやりと眺めていた。
(最終決戦が近いというのにあの表情は何なのだろう?)
オリビアはデニムにあったときからずっとその思考に支配されていた。あの教会でデニムと後で知ったことだがカチュアが会いにきていたという
男にオリビアも会った。一目見てオリビアはデニムの父、プランシー神父とその男の姿は重なった。
酷い状態であることは同じであったが、その男はプランシー神父と違い武人であったようである、回復の見込みは高い。
にも関わらず、寂しげで悲しげなあの表情は何なのだろう。
傍らにはオルゴールが置いてあり、そこには真新しい涙の跡がついていた。デニムの涙なのは間違いない。
デニムがオルゴールの音色を聞いて、二人っきりにしてくれとクレアに頼んだのだから。
デニムは何が悲しくて、悔しくて涙を流したのだろう。
(彼は何者なの?)疑問の答えはそこにあるように思えた。
軽快なドアを叩くリズムが部屋に響いた。オリビアは中に入るよう促す返事をすると入ってきたのは若い女の給仕であった。
「食器を下げさせてもらってもよろしいですか?」
「ええ。お願い」
給仕は淡々と自分の仕事をこなしつつ、少々の愚痴をこぼしていた。
カノープスに鶏肉を出したら怒られた、だの
ギルダスにはもっと強い酒を出せといわれた、だの
シェリーは好き嫌いが激しい、などが続き、
「デニムさまはほとんど料理に口になさらずに……」
「それは一体どういうこと?」
給仕の言葉にオリビアはすぐさま反応した。その語気の強さに驚きつつも給仕は続けた。
デニムはほとんど食事に手をつけずにぼんやりとしており、ない他のかめの下が赤くなっていたと給仕は言った。
638 :
632:04/08/07 22:01 ID:U9SuLrnj
>>637 一番下の修正
デニムはほとんど食事に手をつけずぼんやりとしており、泣いていたのか目の下が赤くなっていたと給仕は言っていた。
一瞬吐血したのかと(ry…スマソ
回復の見込みは高い…か (TωT)
お盆休みかすら
642 :
632:04/08/14 13:20 ID:GTKYgDYg
それを聞き、オリビアは席を立った。長い廊下を少し速い歩調で進み、デニムの部屋の扉をノックした。
返答はない。もう一度ノックするも返答はやはりない。少しの躊躇いのあと、オリビアは扉を開いた。
燭台に灯された火と月明かりの指す部屋の中でデニムはベッドの上で剣を肩にかけ、壁に寄りかかり、ぼんやりと月を眺めていた。
(さっきの自分もこんな表情をしていたのだろうか)
いや、こんな表情ではないとオリビアは思った。
侵入者にやっと気がついたデニムだが、驚くでもなく静かな口調で言った。
「何か用、オリビア?」
「ええ。話をしたくて」
デニムは部屋に入るように促すとオリビアは後ろ手に扉を閉めた。鍵はかけなかった。
オリビアは部屋にあった椅子に座るとデニムと視線を合わせた。デニムの瞳には無力感と寂寥感があった。
「何があったの?」
しばしの沈黙のあとにオリビアは口を開いた。デニムは答えない。答えを探しているのか、視線がゆっくりと天井へと向いた。
「あの教会にいた男性は誰?」
「……君には」
「関係ない? それでは困るのよ」
デニムの言葉を強い口調でさえぎるオリビア。デニムはわずらわしさをほんの少し表情に浮かべた。
「何故?」
それは言葉にも。デニムの口調に胸が痛むオリビア。
「私は、あなたを心配しているの。だから……」
世の道理がわからない生娘のような口調、オリビアは演技する自分がひどく醜いものに思えた。
「大丈夫だよ。暗黒騎士団と戦うのに一つだけ、憂いがなくなっただけだから」
「憂い……?」
オリビアの疑問の声にデニムは肩にかけていた剣の柄を指差した。紋章が彫られている。
「これはゼノビアの紋章。そして、この剣はロンバルディア。聖騎士ランスロット=ハミルトンに与えられた名剣だよ」
「ゼノビアの聖騎士の剣……。じゃあ、あの男性は」
デニムはゆっくりと頷いた。そして続ける。
「僕はランスロットさんを人質としてくるんじゃないか。そのとき、僕は指揮官として非常な決断ができるのか……
多分、できないだろう。そう思っていたんだ」
デニムはロンバルディアを握る手に力をこめた。
「だけど、ランスロットさんが見つかれば、その心配もない。彼をあんなふうにした者たちに殲滅すればいい。
そう思ったんだ。だから、心配しなくていいよ」
643 :
名無しさん@ピンキー:04/08/16 02:45 ID:NEEOa7Kw
保守
>>642 書き換えのタクティクスオウガをじっと見ながら、
SSを待ってます。
えぇ、待ってますともw
そう言って、デニムはやっと笑顔を見せた。その笑顔がオリビアにはひどく悲しかった。
オリビアはゆっくりとデニムへと歩み寄り、やさしく抱きしめた。
「そんな悲しい嘘をつかないで」
デニムの表情はわからない。だが、オリビアは自分が考えているような表情を浮かべているのだろうと思った。
「自分を偽ったまま、自分を傷つけないで。本当は悲しいなら、せめて私の前だけでも素直になって」
デニムの腕がオリビアの背に回された。
「あなたを愛しているわ、デニム。だから、少しだけでもいい。あなたの心を私に頂戴」
デニムの腕がオリビアの背中へ回され、そして、オリビアの胸元から静かに嗚咽が漏れた。
「……もう少し、もう少し早ければよかったんだ。そうすれば、ランスロットさんはあんな、あんなことにはならなかったんだ」
安易な慰めの言葉をかける必要はない。オリビアはそう思う。
デニムの口からはもう言葉らしい言葉が出てこない。小さいが低い叫び声のような嗚咽が静かに漏れている。
そんなデニムの髪を優しく撫でるオリビア。
オリビアは腕の力をそっと緩めた。離れるためではない。デニムは顔をオリビアのほうへ向ける。
デニムはずいぶんとひどい顔していた。オリビアはまだ顔に残っている涙を唇で拭った。
オリビアのこの行動をデニムは自然に受けいれた。涙をすべて拭うとオリビアはデニムの額に自分の額を合わせた。
二人の瞳の奥まで見通せるそんな距離でオリビアは子供のような笑みを浮かべ、呟いた。
「……しょっぱい」
「涙なんだから、当たり前だよ」
「……じゃあ、甘いものを頂戴」
そう言ってオリビアは瞳を閉じた。上気した唇から漏れる吐息がデニムを誘う。
そして、二人はゆっくりと口付けを交わした。
デニムはしばらくそのままでいたが、やがて自分から下をオリビアの咥内へと差し入れた。オリビアもそれを待っていたようだが、
ほんの少し躊躇してから男の舌と自分の舌を絡ませる。
卑猥で甘美で情熱的な水音が部屋に響く。やがて二人が離れると情熱のあとが糸を引いていた。
「……すごくあまいよ、デニム」
オリビアの言葉はその表情と相まってデニムの欲望を刺激した。同意の代わりに彼女をベッドへゆっくりといざなう。
法衣の上からオリビアの胸に触れるとピクリと体を震わせたが、デニムはゆっくりと手のひら全体で乳房を愛撫し始めた。
「はぅぅ……」
オリビアから悩ましげなため息が漏れる。彼女の体のラインに沿ってもう片方の乳房も愛撫する。デニムはそれを一,二度繰り返すと
掌の中心をくすぐるような感覚を感じ、そのポイントを人差し指で軽く叩いた。
「あぅ……」
オリビアのため息にほんの少し艶が含まれる。その反応を楽しむように指で叩いているとオリビアが言った。
「服の上からじゃイヤ……」
デニムが彼女の表情に視線を向けると照れくささと恥ずかしさで真っ赤になっていた。デニムは法衣を胸が見えるようにずり上げると
白い胸元が露になった。二つの乳房をデニムは優しく揉みはじめるとオリビアは嬌声を上げた。
「あぁぁ、いい……」
彼女自身の嬌声に反応したのか、乳房の蕾が固く尖り男を誘っていた。デニムが蕾を摘んだり擦ったりするとオリビアから嬌声がそのたびに漏れ、
デニムの欲望を高めていく。堪らなくなると次はその蕾を口に含んで音を立てて吸いはじめる。
「赤ちゃんみたい」
オリビアの言葉に反対の意を示すためにデニムは舌先で舐めたり、軽く噛んだ。
「あああ、胸がジンジンするゥ……あぁあ、噛まないでぇ」
オリビアの意識が胸に集中している隙にデニムの指は彼女の秘所を法衣の上から触れる。
「あっ!」
気づいたときにはもう法衣の上から秘所を擦り、指の数も増えていた。
「ああ、デニムぅ、恥か、しいよ」
「濡れてるから?」
法衣の上からだというのに指の間で糸を引くほど愛液が溢れている。
「感じてるんだね、オリビア。気持ちいい?」
「そんなこ……聞かないでぇ」
「そんな事言うとやめちゃうよ?」
わかっているのに聞きたがる。男の性というべき意地の悪い言葉にオリビアは顔を真っ赤にして小さく呟いた。
「…………気持ち……いい……よ」
「じゃあ、もっと気持ちよくさせてあげよう」
法衣の裾を上げ、下着の脇からデニムの指が秘所へ直接触れるとそれだけで愛液が溢れる。
「ああぁぁ、もっと、もっと、触ってぇ、私を、私を感じさせてぇ!!」
さっきの言葉で羞恥心をかなぐり捨てたのかオリビアからデニムを求める言葉が嬌声とともに上がる。
デニムは下着を脱がし、秘所を露にした。誰も触れたことのない秘所は、はじめての、心から愛すべき男の愛撫を貪欲に求め、蠢いていた。
デニムはそこへ口付けをする汗と愛液の混じった味は男の欲望を高め、デニム自身をよりいっそう硬くした。
舌を出し、下から上へと丁寧に舐め上げるとデニムの鼻に何かが軽く触れた。
「はぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
オリビアからひときわ高い声が上がる。デニムは鼻に触れたそれ、肉芽をまたは鼻で二、三度つつく。
「ああぁぁ!!、くぁぁぁぁあ!!、デニム、そこ、もっと、もっとつついてぇ、舐めてぇ!!」
オリビアの希望に応えてデニムは肉芽を下で丁寧に舐め上げ、口に含んで吸い上げる。
「ふっああああああああ、くあああああああ、あああああ!!!!」
涸れるほど高く、大きな声を上げ、背をそらすオリビア。どうやら達したようである。荒くと息を漏らすオリビアにデニムは言った。
「オリビア、行くよ」
オリビアの手が自分の背に回るのを確認したデニムは痛いほど直立した自分自身を彼女の中へとゆっくり突き入れる。
「くっ、ううっ。あ、くぅぅぅ……」
オリビアの瞳が涙がこぼれ、爪がデニムの背に食い込む。その痛みは激痛ではあったが、
痛みで快楽が紛れたことによって処女の肉のうねりに絶えることができ、デニム自身を彼女の中へ収めた。
デニムはオリビアの涙が止まるまで先ほど自分がしてもらったように口付けで涙を拭った。
「動くよ?」
「大丈夫……だから、デニムの好きなように……してもいいよ」
ゆっくりと腰が動き始めた。処女の肉のうねりと締まりはデニムにとっては初めての経験だった。それを耐えられたのは、
痛みに耐えるオリビアが食い込ませた爪のおかげだろう。彼女がこれだけ耐えているのに男として先に達するわけにはいかない。
という意地もあった。
「くぅ………ぁぁ、ああああ、あっ、あっ」
吐息とともにもれるオリビアの苦悶の声は徐々に快楽からくる嬌声が含まれるようになった。二人が繋がった場所からも破瓜の時の血が
愛液を薄く染めている。
ただの反復運動では芸がないとデニムは腰を回す回転運動を時折加えはじめた。
「あああっ、くぁぁっ、あーっ!」
オリビアの嬌声がまた高くなる。それにつれ、背中の痛みも徐々に和らぎ、デニムは強く快楽を感じるようになる。
こうなると芸がどうこうなどと入っていられない。オリビアのいたわる気持ちより、男の本能が腰の動きを激しくさせた。
「あっあっ、あっ、ひうっ、くぅっ、くぁっ、あぁっああっああっ!!!」
デニムの激しい動きにオリビアの嬌声も一段と高まり、嬌声が耳朶を打つたびにデニムは限界へと進む。
「ああっ、デニム、私、私も、もう、すこしで、また、きちゃうぅ!!」
「お、オリビアっ、もう、だめ、だっ」
「あああっ、あああっ、
きちゃう、きちゃうぅぅ、もうだめぇぇぇ!!
ああああああああああああああっ!!!!!」
デニムは最後の力を振り絞ってオリビアに突き入れるとオリビアが長い髪を振り乱して絶頂へと達し、デニム自身を締め上げた。
「くぅ!!」
デニムは男の白い欲望をオリビアの奥で解き放つ。
「ああああっ、私の奥で、デニムが、デニムが出してるぅ………」
オリビアのその声を最後にデニムの意識は闇へ落ちた。
この交わりを月が祝福するかのようにやさしく照らしていた。
翌朝。
デニムが目を覚ますとオリビアが着衣の乱れを直しているところだった。
「おはよう、デニム」
「おはよう、オリビア」
特別な関係になっただけに非常に照れくさい。
「ねぇ、デニム。一つ聞きたいことがあるんだけど………」
デニムにその質問の内容は読めた。
「私が初めてじゃないよね? じゃなきゃ、あんなにスムーズにことが運ぶわけないもの」
「……嘘はつけないな」
デニムが白状したところによるとカノープスやギルダスに何度か、無理やりにつれられて娼館へといったことがある。といったところだった。
「……ふ〜ん……」
オリビアの目が笑っていない。
「でも、いいわ。これからは、私だけを抱いてくれればね」
そういって、軽く口づけするとオリビアは部屋の扉へと向かった。
「デニム。必ず、生き残りましょう」
「お互いに」
「生き残ったら………」
オリビアは笑顔で言った。
「私を愛してね」
終
以上です。初めてだったので最後グテグテでもうダメポ。
書いてる間に『銃士レンドル アッサルトを持つ男』w
とかいう狙いすぎなネタが浮かびましたが書くかどうかは不明でやんす。
スレ汚しスマソ
グデグデかどうかは読む人に左右されると思いますけど、
個人的には、気にはなりませんでしたね。
むしろ前半から考えると、後半の文章からは勢いが感じられて、
好感触。
>デニムが白状したところによるとカノープスやギルダスに何度か、無理やりにつれられて娼館へといったことがある。
こういう設定は大好きですw
和みますしね。ここらへんも個人差があると思いますけど。
お疲れ様でした。
デニムの初めての相手はカチュア姉さんだろうが 間違いない
今の所、オリビアはエロエロでFAなのか?
結構積極的な感じはするけど、個人的には清楚であって欲しい
655 :
632:04/08/22 13:00 ID:UOpUBfgT
レスサンクス。
>>652 ありがとう、ありがとう。
>>653 それやるとドロドロになるのでその設定を反映させるのは止めました。
>>654 俺も清楚派なんだけど、そうですか、清楚に見えませんか。OTL
ランスロットを小道具に出した以上、エピローグとしてデニムが再度見舞いに行った際に
意識を取り戻すシーンを書こうかと思ったんですが、統一感がなくなるのでやめました
清楚でエロ、というと
清艶、と言う言葉があるぞ
オリビアにぴったり
コソーリ保守
同じく保守
マダマダ保守
オリビアってデニムと結婚するんだっけ?
カオスルート・カチュア生存ではゼネデキアへ一緒に旅立つ。
ほかは知らない。スマン。
ゼテギネアじゃなかったっけ?
ま、間違えたぁ!!
吊ってくる・・・・・・・・・・・
>>661 EDまでカチュアが生存しているなら、どのルートでもゼノビアへ旅立つ。
暗黒騎士団から姉さんを取り戻すことに成功した僕達は、
ロス・ローリアン撤退後のバーニシア城で一時の休息を取っていた。
用意された部屋のベッドに倒れこむ……これまでの激戦で蓄積した疲労が
意識を奪い去ろうとしていたその時、部屋の前から会話が聞こえてきた。
『お、王女様! こんな夜更けにどうされましたか!?』
『弟と話がしたいのです。通してくれませんか?』
見張りを名乗り出てくれた兵と話しているのは姉さんか……?
ベッドに重く沈みかけていた身体を無理矢理起こして部屋の入り口へ向かう。
控えめにドアを叩く音がしたのと僕が扉のノブに手をかけたのはほぼ同時だった。
その目的が解っていた僕が返事をせずにドアを開けると、
2つの驚いた顔がこちらへ向けられていた。
「聞こえていたよ。どうしたの、姉さん」
僕の声を聞いて、姉さんは少し嬉しそうに顔を緩めたようだった。
見れば、昼間の服装のままだ。
こんな時間まで彼女は着替える暇のないほどに忙しかったのだろうか。
「デニム……もう休むところだった?」
「いや、まだ平気だったよ。入って」
そんな忙しさから解放されてすぐに訪ねて来てくれた姉さんを
僕は嬉しく思いながら、部屋の中へ招き入れた。
続いて見張りを努めてくれていた兵に告げる。
「ありがとう。今日はもういいから、君もゆっくり休んでくれ」
「……はっ」
僕と姉さんとを交互に見やりながら戸惑いを見せていた彼は
意図を汲んでくれたのか二の句を告げることなく去っていった。
「姉さん」
ドアを閉めてから僕は部屋の中央で心細げに立っていた姉さんに声をかけた。
近づく僕に触れる彼女の細い指はひんやりと冷たく、
しかし優しい僕の知っている指だった。
「姉さん、疲れてない?」
「平気よ。デニムこそ随分やつれたように見えるけれど、大丈夫?」
姉さんの掌が慈しむように僕の頬を包みこむ。
昼間の皆の前で見せた毅然とした様子は消え、
昔と同じ僕を心配する瞳が向けられる。
ドルガリア王の娘だということが解った今でもなお、
僕と姉さんは姉弟という強い絆で結ばれていることを認識できた。
「あぁ、デニム……」
頬に当てられていた掌がゆっくりと降り、
その体温を僕に伝えながら優しく抱きしめてくる。
コンコンコン。
刹那、ドアをノックする細い音が僕の耳に届いた。
姉さんもその音を確認したようで、僕に目線でその正体を問い掛けてくる。
誰だろう……ノックに応えようと姉さんの身体から離れた時、
ふいに部屋のドアが開かれた。
ガチャ。
「ハーイ、ぼうや☆ 今夜もお姉さんがカワイがってあげるからネ♪」
デネブキター
面白そうだな。修羅場も3Pも良、
或いは二人でカチュアを(ry
神キター
カチュア(*´Д`)ハアハア
続き待ってます
>>668 >>「ハーイ、ぼうや☆ 今夜もお姉さんがカワイがってあげるからネ♪」
・・・ひょっとしてこれがオチなんじゃないのか?
俺はあまりの気の抜けっぷりに脱力した(涙
ちょっくらデネブ仲間にしてくる。
突然の来訪者へ姉さんが訝しげな視線を投げつける。
すらりと伸びた脚に見事にくびれたウエストとふっくらと張り出た胸元を
強調するような密着度の高い衣服に身を包んだ彼女は、
そんな姉さんを見て少し驚いているように見えた。
「あらぁ、誰かと思ったら王女さまじゃない。
こんな夜ふけに男の人の部屋にいるなんて結構イケない女のコなのねぇ」
軽くウェーブのかかった赤茶色の長髪を弄りながらウフフと笑う彼女に、
姉さんは少しムッとしたようだった。
「デニム、この人は誰?」
「あ、あぁ……姉さんは初対面だったね。
彼女、デネブさんって言って僕達と一緒に戦ってくれている仲間なんだよ」
「戦っている? この人が……?」
俄かには信じられないといった様子で姉さんは再びデネブさんへ目を向けた。
その眼差しは明らかに疑いの色を含んでいる。
確かにデネブさんの身なりを見ただけでは、彼女が戦場に出るというイメージは
湧きにくいかも知れない。
「すごく魔法に精通してる人で、もちろん魔法を使うことに関してもエキスパートなんだ。
彼女の加入は姉さんを助けるのをすごく楽にしてくれたよ」
上手く説明したつもりだったけど、姉さんの疑念は焦点は
彼女が一緒に戦っているということじゃなかったということを僕は知ることになる。
「ふぅん。それで、そのデネブさんがどうしてこんな時間にあなたの部屋へ来るの?」
どうやら姉さんは、彼女がすっかり夜もふけたというのにさも親しげに僕の部屋へ
入ってきたという点を問いたいようだった。
「そ、それは…」
言いよどむ僕を遮るように、デネブさんが会話へ割り入ってくる。
「こんな大きな部隊のリーダーを務めてるんですもの、人には言えない悩みも
たくさんあるわよネ。アタシはそんなぼうやの悩みを聞いてあげてるのヨ ♥」
以前カノープスさん達とも一緒に戦った経験もある彼女の話は、
僕にとっても有益な内容が多いのは確かだ。
デネブさんの話の内容は外れてはいないんだけど、
その説明は些か誤解を招いてしまうような気がしてならなかった。
「例えば、どんなことでしょうか……?」
姉さんの語気が鋭くなる。
ヒステリックに怒鳴りはしないものの、その腹中は想像に難くない。
そんな姉さんの気持ちを知ってか知らずか、
デネブさんはイタズラっぽい笑みを浮かべながら自分の胸元に指を射し込んだ。
「そぉね〜、たとえばぁ……この谷間でぼうやの溜まったモヤモヤを
発散させてあげたり♪」
「なッ……!?」
挑発的なポーズを取るデネブさんに姉さんが絶句する。
その意味を理解したのか頬に赤みがさしていた。
しかしそれはおそらく姉の前で赤裸々な告白をされた僕も同じだっただろう。
「デ、デネブさんッ! ね、姉さんの前でそんなこと……ッ!!」
「あら、マズかったかしら? ごめんネ☆」
ペロッっと舌を出して謝罪するもデネブさんの発言は
かなりの威力を有していたようで、いよいよ姉さんの肩がワナワナと震え始めた。
「でもぼうやはアタシが初めてじゃないわよネ。
コトの最中も結構落ち着いてるし、女のコの扱いも慣れてるように見えるもの」
ショックを受けたままの姉さんに構わず、身振りで告白を制止するよう促す僕を
楽しむようにデネブさんは言葉を続ける。
実際、その笑顔に寒気すら覚えたほどだ。
「そ、そうなの? デニム……」
姉さんが厳しい視線を僕へ突き刺してくる。
「あれ、アタシは王女さまがぼうやの最初の相手だと思ってたんだけどナ〜?」
「私とデニムは姉弟なのよ? そんなことできるワケないわッ!」
「でも違うんでしょう? ならそれは問題にならないわよネ♪」
「私達に血の繋がりがないのを知ったのは、弟と別れてからだった……
それまでは私も弟も、本当の兄弟だと信じていたのよッ!」
語気が荒くなる姉さんとあくまでマイペースを崩さないデネブさんの問答は、
見ている僕の心拍数を急激に加速させた。
「そうなの? ちょっと期待したんだけど。姉と弟の禁断のカ・ン・ケ・イ☆」
デネブさんがおどけてそう言うのを見て、からかわれたと解った姉さんはさらに激昂する。
「私達はそんな関係じゃありません!!イヤらしい想像はしないでッ!!」
憤る姉さんにデネブさんがウィンクを贈る。
どこまでもマイペースな人だ……ある意味スゴイ人だと思う。
しかし、僕が感心する暇は数瞬も許されなかった。
「でもそれなら1つギモンが残るわね。ぼうやの”初めて”は誰かっていうコト…」
デネブさんが新たな火種を投げ入れたからだ。
そしてそれはようやく鎮火し始めていた姉さんの感情を見事に蘇らせてしまった。
「随分自分勝手な考えをする人ね。デニムの口からそういう経験があるということも
聞かずにそんな妄想ができるあなたの頭の中を一度見てみたいものだわ」
「ね、姉さん、失礼だよ」
さすがに気を悪くするだろうと諌めようとした僕にも、
姉さんは強気な姿勢を崩すことはなかった。
「あら、何の根拠もナシに妄想してるんじゃないわヨ。
アタシと初めてシちゃうって時もあまり動揺して見えなかったし〜☆
ドーテイ君みたいなウブな反応を期待してたのに、お姉さんちょっとガッカリしちゃったナ」
「ねぇデニム、この人の言っていることは全部嘘よね? ね?
お願い。嘘だって言って…?」
弱々しい笑顔を浮かべながら、姉さんはすがるように僕に問い掛けてきた。
明らかに動揺している……デネブさんが姉さんを挑発して楽しんでいるというのは、
落ち着いて考えれば解るはずだ。
離れ離れになって今日再会するまでに、僕と姉さんとの間には
かなりの空白の時間がある。もちろん姉さんの心配をしない日なんてなかったけれど、
僕も1人の人間なんだ……不安や寂しさに絶えきれず、
傍にいてくれる存在に寄りかかったこともあった。
その中の1人がデネブさんであったことは確かだが、
姉さんは僕が女性と関係を持っていると何か不都合があるのだろうか?
お互いもう子供じゃないことは解っているはずなのに……。
1.「心配することなんて何もないよ、姉さん。
僕は今まで姉さんのことだけを考えていたから」
2.「……本当だよ。姉さんと離れ離れになっている間、
僕にもいろいろなことがあったんだ」
親父がヒューズ 飛ばしちゃう ハイ!
(( (`Д´) (`Д´)
(/ /) (/ /) ))
< ̄< < ̄<
あるある探検隊!
あるある探検隊!
_(Д´ ) _(Д´ )
ヘ| |\ ヘ| |\
< <
あるある探検隊!
あるある探検隊!
( TД)_ ( TД)_
/| |ヘ /| |ヘ
> >
保存するスキすら与えない瞬速の一撃だったな、親父
GJ!こう来たかw
自分的には1.で
>>681 あれのせいでもう一回タルタルソース殺すはめになったぞ。
…あれって正直に答えれば良かったんだっけ?
2!
んで3で。
2
でお相手はフォリナー4姉妹(稿
当然,シャーマンに転職済み & ハーレムに所属済みとか。
ハーレム所属済み、って
ランスみたいだな。まあ、そんな鬼畜なデニムも
イイ!!
1→姉弟の壁を越えてカチュアとガチルート
2→嫉妬に狂ったカチュアに監禁ルート
保守
688 :
名無しさん@ピンキー:04/09/20 22:42:48 ID:ie4eQArD
連投スマン
てかage
>>685 ついでにデニムはテラーナイトに転職済みとか(爆
神光臨していたのか
1・・・・いや2?
両方試したいw
692 :
名無しさん@ピンキー:04/09/30 11:15:50 ID:nFfh6YF4
保守あげ
保守
ここで落としてたまるものかッ
保守
書きたいけどネタが思いつかん・・・くそぅ
697 :
名無しさん@ピンキー:04/10/16 15:06:20 ID:fg0eSCuT
ついでにage
699 :
名無しさん@ピンキー:04/10/19 13:06:18 ID:R3vKUyQH
ぬるぽ
┐(゚〜゚)┌
誰かザエボスに言葉責めされるジルドアを…
702 :
夢の名無しさん:04/10/22 21:45:59 ID:eYZGs42N
だれか一章目最初のヴァイス君のパウエル姉弟にむかっての
「お前らナニやってんだ。」(うろ覚えスマン)発言をエロイと思った
人はいませんか?あれ見てスゴクこのゲームエロイなと思ったんですが。
カップリングは、『デコ代表のヴァイス×さそい受けカチュア』なんだけど
マイナーでしょうか。探しても小説見つからないんで・・・・。
703 :
名無しさん@ピンキー:04/10/22 22:39:34 ID:eYZGs42N
保守
>>702 その台詞自体エロいとは思わなんだが
18禁SS自体が非常に乏しいな。なんか。
(バールゼフォンだったかヴォラックだったか×オズマに萌えまくった。
アレは神)
しかもゴカーンでは無く和姦となると…
書いてくれ。どんな感じか非常に気になる
フォッシュ
「デニム君、トレーニングだ」とかいって欄スロットが押し倒す
ような小説あんの?
それは801板で探した方がいいような。
あっちにスレってあるの?
顔無しキャラ物って需要あるかなあ?
>>707 TOの話題も扱うスレはあるけどSS連載はしていない
801板では特定の原作扱うスレでこの板のようにSS発表するスレは無きに等しい
それは腐女子のキャラやカップリングへの各人のこだわりが強固で
どんなに神な文を書く名無しさんだろうが多数派カップリング物であろうと
必ず萌え違いの人に作者は叩かれてスレが荒れる元になるからです
そのため必要のあるスレでは絵やSSの発表の場は2ch外に個人管理で設けてる
あいにくそうした場もオウガ関連のスレには今ありません
それに2chでオウガで801なSSを出したりしたら801板以外のスレにもリンクされたり
コピペされたりテンプレ化されたりなど荒しや煽りに兵器として用いられてしまうでしょう
>>709 マジレスするとSSはあの板に専用スレがあるから
>>708 ノシ
伝説〜のユニットならアマゾネスからプリンセスまで何でも。
712 :
名無しさん@ピンキー:04/10/28 12:05:46 ID:2ejmYnjW
TOの話題扱うスレ801板になかったよ。SSスレも
>>712 TOは松野ゲースレ
SSはジャンル関係なくSSのみのもららーのビデオ棚スレがある
どうでもいいけどな
保守
715 :
名無しさん@ピンキー:04/10/30 22:10:24 ID:A4iPG27p
hosyuu
716 :
708:04/10/31 09:40:22 ID:tKl7I18d
>>711 スマソ・・・
伝説は未プレイなのでつ・・・
717 :
夢の名無しさん:04/11/02 22:09:09 ID:OXUuH4Tr
だ、誰かアロセールさん×ヴァイス君を書いてください。
いきなりですいません。
書いてくれる人を期待しましょうか。
保守。
720 :
名無しさん@ピンキー:04/11/04 22:02:24 ID:wfh9kK4x
リバでもOK?夢の名無しさん?それだったらできるかもよ?
721 :
名無しさん@ピンキー:04/11/04 22:04:29 ID:mclP3kxB
722 :
夢の名無しさん:04/11/05 21:52:17 ID:RgddLEZt
アロセールは攻めなのですよ。
だれか同士いません?
いや、俺もあの鬼神アロセールが守るなんて想像できないよ。
だってあn(どこからともなく飛んできた矢に直撃
だからこそ屈服させた時のギャップが萌える
オウガは女性がマッシヴで激しくイイ
THEガッツ
保守
hosyu
728 :
名無しさん@ピンキー:04/11/14 04:09:07 ID:I11xH5yE
age
セリエ×システィーナとかないのかな・・・?
資本力あるサミーによる正式運営半年の実績で内容も充実
超安定しゆとりある鯖のために同意どころかログインゲームもラグもほぼ皆無
MOEと同じスキル制のシステムとお茶や銃から錬金術まで出来る生産
エンカウント制で横殴りの不満はなく、戦闘はタクティクスでクリックゲーの単調さとは無縁です
もちろんPvPも自由に出来て、多彩なマップで派手なエフェクトの戦闘を楽しめます
■「ストラガーデン」2004年11月9日サービス開始
無料キャンペーン中につき無料
■ストラガーデン公式
http://www.strugarden.info/
ぺろぺろぺろ
ちゅぱちゅぱちゅぱ
きもちいいか
あんあん
漏れにはこのぐらいしか書けません
>>731 すげ〜萌えた
誰と誰が、どうしているか自分で想像させるなんて、おまい天災だな!
さげ
保守
このアマおとなしくしろ
いやーやめてえー
ぐちゅぐちゅぐちゅれろれろれろれろ
いやあーん
あげ
わっはっはっは
主もワルよのう……
……とか言っといて、わっはっはの名前が思い出せない自分も同罪か……
hosyu
740 :
名無しさん@ピンキー:04/12/12 03:28:36 ID:M+hhfmj/
あげとくか
バールゼフォン×オズマがガチでアンアン言ってるの希望
オズ×オズマも良かったけど
ほ
バールゼフォンの太いパイプがオズマに炸裂ッ!!
極太怒張の一撃を受け、オズマは絶頂に達したッ!!
デニムと醗酵女の絡みを書くとしたら純愛と鬼畜どっちがいいですかね?
和姦(プリンセス)ものか、デニ×カチ(プリースト)か、カチ×デニ(ダークプリースト)ものか…
ダークプリーストで。
>>743 ワラタ……しかし
ある意味その通りかも知れないと思った自分は間違っているのだろうかw
747 :
743:04/12/20 19:57:49 ID:XxMqwg3E
実際あの「太いパイプ」という言葉を聞いてティムポを思い浮かべてしまいましたからね。
>>747 ?
まぎらわシリーズか?
……だとしたら多分私には伝わっていない。スマソ
ウォーレンレポート参照
保守
1
夜も更け、兵も寝静まり、野営地には静寂が訪れていた。
しかし、そんな静寂のなか、テント前にて争う人影があった。
「止めるんだッ!オクシオーヌッ!」
「離してッ!父さんと母さんの……仇を討たせてッ!」
ナイフを持つオクシオーヌの手をデニムが必死に取り押さえている。
しばらくの間揉み合いが続いたが、少女の細腕で男の力に叶う訳も無く、ナイフを取り上げられてしまう。
「返してッ!」
「いい加減にするんだッ!」
乾いた音が響く―――デニムがオクシオーヌの頬を張ったのだ。
「ううっ……」
「何故こんな事をッ!きみは真実を自分の目で見届けるんじゃなかったのかッ!?」
「うっ…で…でも……あの男を殺さなければ……私は……」
オクシオーヌの目から涙が溢れる。
「……いま彼を……ジュヌーンを殺させるわけにはいかない。彼にはこの戦乱を終わらせる義務があるんだ……だから」
オクシオーヌの目をしっかり見据えながらデニムは言う。
それはかつてバルマムッサの虐殺に加担した自分自身に言い聞かせているようでもあった。
「……戦っている時、あの男の背中にボウガンの狙いをつけたのは一度や二度じゃないの……」
「私は……こんな気持ちのままどうやって戦えば……どうすればいいのッ!」
目に涙を蓄えながら、デニムに掴み掛かるオクシオーヌに、デニムはかつて自分が手にかけた少女の面影を見た。
『……ああ、兄さん、ごめん、仇を……討てなかった……』
(そうだ……死んでいった人達の為にも……この戦いは終わらせなくちゃいけない……)
(だから……彼女の憎しみも……僕が受け止めてやらなくてはならないんだ……)
「オクシオーヌ……」
<選択1>「その憎しみを僕にぶつけるんだ」(オクシオーヌの好きにさせる)
<選択2>「きみのその悲しみを癒してあげられれば……」(オクシオーヌを慰める)
1!1!
<選択1>「その憎しみを僕にぶつけるんだ」を選んだ場合
2A
「オクシオーヌ。その憎しみを僕にぶつけるんだ。それで少しでもきみの気持ちが……」
―――デニムが言い終わらないうちに再び乾いた音が響いた。
「なんで……なんでそこまで言えるのッ!」
「……それがリーダーとしての僕の責任だからだ」
頬を張られたときに口の中を切ったのか、唇から血を滲ませながらデニムが答える。
そんなデニムを涙目で激しく睨み付けていたオクシオーヌだったが……
「……判ったわ」
「私のこの気持ち……全部あなたにぶつけさせてもらう……あいつのかわりに」
少女はぐいと涙を拭うと、次の瞬間、暗い炎をたたえた目でデニムを見つめた。
そして、ゆっくりとデニムの周りを歩きながら語り始めた。
「私ね……戦士としての竜使いの腕は半人前なんだけど……ドラゴンの調教には自信があるの」
「バスク村では、それをずっと生き甲斐にしてきたわ……でもね、いつも手加減が出来なくて……何匹ものドラゴンを潰しかけちゃった」
髪をかきあげながら、くすっと笑うオクシオーヌ。
「だから私に調教されたドラゴンは決してマスターに逆らわない……とても従順な子になったわ」
「あの男にみーんな殺されちゃったんだけどね……あははっ!」
オクシオーヌの口調がだんだん14歳の少女相応のものへと変貌しつつある。
それは、どことなく幼さ故の無垢な残酷さを想起させ―――デニムの背筋を僅かに凍りつかせた。
「オクシオーヌ……」
「でもいいの……」
オクシオーヌはおもむろにデニムに顔を寄せた。思わず目を瞑るデニムの唇にぬめるような感触があった。
オクシオーヌがデニムの唇に滲んだ血を舐めとったのだ。
「ふふっ……」
オクシオーヌは恐ろしく妖艶な声でデニムの耳元に唇を寄せそっと呟いた。
「……殺しちゃうかもしれないよ?」
「……好きにするといい」
デニムは内心の動揺を押し殺しながらもはっきりと答えた。
(それが……この戦乱を引き起こした側の者としての僕の責任……いや贖罪なのだから……)
「うれしいよデニム♥」
そう言ってデニムの頬にキスをすると、オクシオーヌはデニムの手を引いて歩き始めた。
良作GJ!
期待してもよろしいですか?
メル欄ageになってた・・・・スマソorz
続ききぼんぬ!
<選択2>「きみのその悲しみを癒してあげられれば……」を選んだ場合
2B
「オクシオーヌ。きみのその悲しみを癒してあげられれば……」
デニムは腕の中で嗚咽するオクシオーヌをそっと抱きしめた。
「……うう……ぐすっ……父さん……母さん……」
オクシオーヌはデニムの腕の中でその小さな肩を揺らし、暫く静かに泣き続けた。
「……ありがとう、デニム」
デニムの腕の中で感情を吐露して気持ちが落ち着いたのか、オクシオーヌが顔を上げた。
「……いいんだよ、オクシオーヌ」
優しい眼差しで見つめ返され、オクシオーヌの頬が若干赤くなる。
「私……貴方に説得されて騎士団に加わった後も、ずっとあの男への憎しみが抑えられなくて……」
「でも、貴方のおかげでやっと気持ちの整理ができたわ……あの男を許すことはまだ出来ないけど……見届けようと思う」
「だから、私の命……改めて貴方に預けるわデニム」
「わかった……僕の命に懸けて、この戦いは必ず終わらせてみせる」
堅く誓い合う二人の間に優しい空気が流れた。
「わかってくれてありがとう……えらいなオクシオーヌは」
「もうッ……子供あつかいしないで……」
くしゃくしゃと頭を撫でられ、頬を膨らませるオクシオーヌだったが、安心した表情でデニムに身を委ねている。
「……デニムってなんだかお兄さんみたい」
「お兄さん?」
「うん。私兄弟とかいなかったし、村にも同じ年頃の子供も居なかったから……あこがれてたの」
「そうだったのか……」
「あの……それでね……デニム、お願いがあるんだけど……」
思案するデニムの傍で、恥ずかしそうにもじもじしながらオクシオーヌが言葉を紡ぐ。
「その……ヘンな娘って思わないで欲しいんだけど……貴方の事『お兄ちゃん』って呼んでみてもいいかな?」
「えッ……」
「あッ!駄目ならいいのッ!忘れてッ!いますぐ忘れてッ!!」
「……かまわないさ」
赤面して取り乱すオクシオーヌにデニムは優しく微笑んだ。
オクシオーヌ×ジュヌーンもキボン
オクシオーヌの「お兄ちゃん」
・・・・・・・・・ネクロマンシー→リーンカネーイトのコンボより強いはずだっ
やっぱ選択肢1が良いなぁ
女王様ハァハァ
デニムの唇に付いた血を舐めとるという描写にハァハァ
3A
導かれるまま、オクシオーヌのテントにやってきたデニムは、服を全て脱がされ、
簡易ベッドに目隠しをされた状態で手足を固定され、虜囚の様相を呈していた。
「……綺麗な肌ね……女の子みたい……素敵よデニム♥」
「あはッ♥でもちょっと緊張してるのかな?……こんなに縮こまっちゃって……可愛い♥」
「……ッ!」
文字通り手も足も出ない状態を年下の少女に視姦され、デニムの表情が羞恥に歪む。
しかし、そんなデニムの感情とは裏腹に、デニムの肉体に変化が訪れ始めた―――ペニスが膨張を始めたのである。
「え?……ウソ……」
オクシオーヌが驚いたような声を漏らす。やがて、少女の眼差しが好奇のものから蔑みのそれへと変わった。
「ふうん……束縛されるのがそんなに良いんだ……」
「ち、違うんだ……オクシオーヌ……」
「……じゃあ、見られて感じちゃったってワケ?」
「……変態」
「ぐッ……」
屈辱的な言葉がデニムの胸を抉る。
しかし、そんな仕打ちにも関わらず、デニムのペニスはまるで別の生き物のように完全に勃起し、ビクビクと脈動していた。
「……最低……恥ずかしいとか思わないの?あ、変態だから思わないか……」
「ぼ、僕は変態なんかじゃ……」
「ウソッ!じゃあ何でココがこんな風になるのよッ!?」
「あくッ!」
オクシオーヌはデニムの勃起を握り締めると激しく動かし始めた。
「あッ!……ああッ!」
オクシオーヌの手が上下に動くたびに、包皮から亀頭が見え隠れし、鈴口から溢れた液体が淫らな音を立て始める。
「なによッ!感じてるじゃない……デニムのウソつきッ!」
手の動きは更に激しさを増し、それに比例するように、だんだんデニムの喘ぎ声が切羽詰ったものになってきた。
「……はッ!……はッ!……オ、オクシオーヌッ!」
「……何?もうイッちゃうの?」
「……も、もうッ!」
「変態の上に早漏だなんて……本当にすくいきれないモノね……」
呆れた声で溜息をつくオクシオーヌ。
「ほらほら……ゴリアテの英雄さんが無様に『ぴゅっぴゅっ』ってしちゃうとこ全部見ててあげるから……イッちゃいなさいッ!」
_ ∩
( ゚∀゚)彡 続き!続き!
⊂彡
>本当にすくいきれないモノね
禿ワロタw そして、続きを・・・
3B
―――それから数日後、フィダック城内にて、デニムは数時間にわたる作戦会議を終え、休息をとるために自室へと向かっていた。
「いよいよバーニシア城攻略か…姉さん…必ず助け出してみせる」
ほどなく自室に到着したデニムは、部屋の前のドアに座り込む小さな人影を見つけた。
「…オクシオーヌ?」
「…あ、デニムお兄ちゃん?」
寝ぼけ眼をこすりながら、顔を上げるオクシオーヌ。どうやらデニムの部屋の前で待っているうちに眠り込んでしまったようだ。
「…ずっと待っていたのか?」
「そんなたいした時間じゃないよ…くしゅん!…あ…」
健気に答えるオクシオーヌだが、この様子だと数時間に渡って待っていたのは明らかだ。
城内の石畳の廊下は肌寒く、少女の体から体温を奪ってしまっている。
「…とりあえず、中に入るんだ。風邪を引くぞ?」
「…うん、ありがとう…お邪魔します」
体はすっかり冷え切っていたが、少女の頬にはわずかに赤みがさしていた…
「今日はどうしたんだい、オクシオーヌ?」
「うん、お話がしたかったの…最近戦いが激しくなって、そんな機会無かったから…」
暖炉の前で火に当たりながら、デニムの入れた温かい飲み物を口にしつつ、ゆっくりと話し始めるオクシオーヌ。
「…ごめん。寂しい思いをさせてしまって」
「ううん…いいの…デニムお兄ちゃんにはリーダーとしての責務があるんだもん」
「…オクシオーヌ」
雰囲気が重くなり、2人とも黙り込んでしまう。沈黙の中、暖炉の炎だけがただゆらめいている。
「そ、そういえばこの飲み物美味しいね。なんていうの?」
沈黙に耐えかねたのか、オクシオーヌがわざと明るい口調で尋ねる。
「えっと、前にギルタスさんにもらったんだけど『サラマンダ…』『…は…になってから』ラベルが掠れてて読みにくいな」
「なんでも寒さによく効くポーションらしいんだけど」
「ふうん、でも本当。なんだか体が暖かくなって…いい気持ちかも」
ポーションの効果か、赤みのさしたぽーっとした表情でデニムを見つめるオクシオーヌ。
普段の幼い彼女からは想像できない、その艶のある表情に、デニムの動悸が早くなる。
(な、なにをドキドキしてるんだ僕は…妹みたいなものだろ彼女は…)
4B
「ねえ、お兄ちゃん……私、前から聞きたかったんだけど……オリビアさんって……お兄ちゃんの恋人なの?」
思いもかけないオクシオーヌの言葉に、ベッドの端に座っていたデニムは動揺して立ち上がった。
「なっ!?何をいきなり……」
「真面目に答えてッ!」
オクシオーヌは怒気をはらんだ声で叫ぶと、つかつかとデニムの元へ歩み寄り、その体を両手で突き倒した。
弾みでベッドに倒れこんでしまうデニム。その体に覆いかぶさる形でオクシオーヌの顔が迫ってくる。
その目は据わっており、有無を言わさない迫力にデニムはたじろいでしまう。
「ち、違うよ……ただの幼なじみだって!」
「……本当に?」
「う、うん……」
吐息を感じられるほどの至近距離でオクシオーヌに問い詰められ、動揺しながら返答するデニム。
「……じゃあ一昨日、バルマムッサの町でオリビアさんと何をしてたの?」
オクシオーヌの厳しい眼差しがデニムに突き刺さる。
「……ッ!?そ、それは……」
「なんか二人とも妙にそわそわして……こっそり出かけてたよね……すごい怪しいんですけど?」
あからさまに疑いの目をデニムに向けるオクシオーヌ。
「そ、そんな事は……」
(あ、あれはオリビアが『傷の責任を取って欲しいの』って強引に僕を連れ出して……)
(……で、押しに弱い僕は誘われるまま、ホイホイとバルマムッサについて行っちゃったんだ)
(その後人気の無いところで、いきなり押し倒されて……途中で雨が降ってきたんで結局何も無かったけど……)
「お兄ちゃん?」
「あ、あれは……その、オリビアのお姉さんのシェリーが……バルマムッサの町に潜伏してるって情報があって……」
「それで……説得するにはリーダーである僕と肉親であるオリビアが適任だから……」
「ふぅん……本当に?」
疑いの眼差し。デニムの額に冷や汗が流れる。
「ほ、本当だってッ!」
「まあ信じてあげる……でも気をつけたほうがいいよ?ああいうタイプって思い詰めると怖いんだから……」
「……肝に銘じておくよ」
5B
「……じゃあ私にもチャンスはあるわけね?」
「……?」
言葉の意味を考える間もなく、オクシオーヌの顔が近づき、次の瞬間デニムは唇を奪われていた。
「……ッッ!?」
「んふッ……んん……ちゅぷッ……」
デニムの唇を割って挿入されたオクシオーヌの舌が、デニムの口内を蹂躙する。二人の舌はまるで蛇のように絡み合っている。
「……んくッ……んくッ……んふぅッ……んちゅ……」
「んんッ!んんんッッ!!」
抗うデニムを押さえ付けながら、オクシオーヌは熱に浮かされた表情で、溢れる唾液を嚥下しつつ、ひたすらデニムの唇を貪っていた。
―――どれほどの間そうしていただろうか、体の下のデニムの抵抗がだんだん弱くなり、ぐったりとしたところで
ようやくオクシオーヌは唇を離した。二人の唇に唾液の細い橋が架かり、直ぐに消えた。
「ふふッ……お兄ちゃんの唇奪っちゃった♥」
上気した顔で嬉しそうに微笑むオクシオーヌ。
「はぁ……はぁ……オクシオーヌ……どうして……」
「ごめんね……でも私……ずっとこうしたかったの……それに……」
オクシオーヌは自らの上着の端に手を掛けるとそれを一気に脱ぎ捨てた。
「……デニムお兄ちゃんを誰にも渡したくないから……」
その肌は桜色に染まり、その胸の僅かな膨らみの先端に色付いたつぼみは硬くしこって自己主張をしている。
露にされたオクシオーヌの裸身からデニムは目を離せない。
「触っても……いいんだよ?」
そう言ってオクシオーヌはデニムの手をとると自分の胸へと導いた。
「んッ……デニムお兄ちゃん……」
(……柔らかい……女の子の胸って……こんなに柔らかいものなのか……)
初めて触れる異性の胸の感触にデニムは感動を隠せない。
その甘美な感触を味わううちに、最初は遠慮がちだったデニム手の動きが段々大胆なものへと変わってゆく。
「お、お兄ちゃん……つよい……よ……」
「あ……ご、ごめん……」
何時の間にか我を忘れて力が入りすぎたようだ。オクシオーヌの目の端に涙が浮かんでいる。
「もう……お兄ちゃんが悪いんだからね……」
あたふたするデニムを尻目にオクシオーヌは呟くと、おもむろに立ち上がり、スカートを脱ぎ捨てると下着のまま、デニムの顔面に座り込んだ。
「んッ!むぐうッッ!」
どっちのルートも結局やりこめられるのか!
オクシオーヌ「はじめましてデニム」
デニム「誰だッ!?」
ジュヌーン「ああ、まだ紹介していなかったな。私が殲滅したバスク村の生き残り、オクシオーヌだ 」
オクシオーヌ「どうしたの?」
デニム「いや、Lルートの仲間にするのが面倒な竜使いがこんなかわいい女の子とは。性欲をもてあます」
オクシオーヌ「ゴリアテの英雄とデキるなんてうれしいわ。口に出してね 」
(シュル…)
オクシオーヌ「デニム… デニムッ!
「拘束されたわ! 」
ジュヌーン「デニム、オクシオーヌとの淫行はこれ以上許されん」
デニム「なにぃ? どういうことだ、ジュヌーンッ!彼女とセーックスさせろ!!」
ジュヌーン「できん。彼女はもらった」
デニム「ジュヌーン!! 裏切ったな…!」
ジュヌーン「…しらん」
デニム「僕は…負け犬だー!!」
4A
「あ……ああッ!……で…出るッ!!」
はちきれんばかりに膨張したモノを荒々しく扱かれ、デニムのペニスはあっさりと限界に達した。
全身が痙攣し、背が弓なりになり、膨らんだペニスの先端から夥しい量の精液が吐き出される……そうなる筈であった。
……しかし、次の瞬間
「……やっぱり駄目♥」
前言をあっさり撤回したオクシオーヌの手によって、デニムはペニスの根元を圧迫されていた。
「ああッ!……んんッ!……んッ!…んぐぅッ!!」
勢い良く放出されようとしていた欲望を塞き止められ、悶絶するデニムの腰は解放を求めて何度も上下したが、
肉茎は思いのほか強く握りこまれており、その先端から精液が噴出することは無かった。
「あははッ!!……犬みたいに腰振っちゃって……バカみたい♥」
指先に輸精管の激しい脈動を感じながら、浅ましく腰を動かすデニムを楽しそうに見つめるオクシオーヌ。
その貌には鼠をいたぶる猫のような残忍な笑みが浮かんでいた。
「あ……ああ………あ…………あ……」
強引に射精を止められたデニムは、口元から涎を流し、身体を細かく痙攣させながら放心状態となっていた。
オクシオーヌは指先の脈動が収まったのを確認すると、ようやくデニムのペニスから手を離した。
放出を阻まれたペニスが切なげにひくつくのを横目に、オクシオーヌは荷物を探ると何か指輪のようなものを取り出した。
「せっかく手に入った新しいおもちゃですもの……もう少し楽しませてもらわないとね」
そう言って取り出したそれをデニムのペニスにあてがった。
「……な……なにを……」
ペニスに感じられる冷たい感触に、デニムが不安そうな声を上げる。
「ふふッ♪いいものよ……見てごらんなさい」
そう言ってオクシオーヌはデニムの目隠しを外すと、頭を抱き起こして股間に目を向けさせた。
5A
「こ……これは?」
ペニスの根元に、不思議な輝きをたたえた、薄く透き通る水色のリングのようなものが嵌め込まれている。
「特別製のアクアリングよ……本来は発情したドラゴンを抑制するのに使うんだけどね……ふふッ♪」
「……そ、それって……」
「コレに魔力を込めることで、術者の意思で締め付けがコントロールが出来るの……つまり……勝手に射精できなくなるワケ♪」
「そ、そんな……止め……」
「貴方みたいに、恥知らずで堪え性の無いおちんちんには……管理が必要だから」
冷たく言い放つと、オクシオーヌは呪文を詠唱し始めた。
「古の契約に従いて、我が智、我が力、汝に与えん……チャージスペル!」
その瞬間、股間のリングが輝いたかと思うと、激しい締め付けがデニムのペニスを襲った。
「ぐああああッッ!!」
堪らず悲鳴をあげるデニムを愉快そうに見下すオクシオーヌ。
「あはははッ!変態の癖に苦しいのかしらッ!?」
「た、頼むッ!外してくれッ!!オクシオーヌッ!!」
「私に命令するなんて……何様のつもり?自分の立場ってものがわかってないみたいね……」
「……それに貴方みたいな変態に呼び捨てにされるいわれは無いんだけど?」
目の端を僅かに吊り上げると、再び口元でなにか呪文のようなものを呟く。
次の瞬間、輝きを増したリングが更にデニムのペニスを締め上げた。
「うわああッ!!ゆ、許してッ!許してくださいッ!!」
「……許して欲しい?」
「はッ……はいッ!」
「そう……なら、ちゃんとお願いすることね」
「お……お願いします……許して……ください……オクシオーヌ……さま……」
息も絶え絶えに懇願するデニムの顔を見て、オクシオーヌは満足そうな笑みを浮かべた。
「……やればできるじゃない、えらいわよデニム♪」
途端、締め付けが少し緩んだが、リングは依然としてペニスの根元で輝きを放っている。
「はぁッ……はぁッ……はぁッ……」
「……今日から貴方は私の奴隷だからね?」
「は……はい……」
荒い息をつくデニムの頭を優しく撫ぜながら、オクシオーヌはデニムに口付けた。
6B
さっきからなんだか頭がぼんやりしている。
「うぐーッ!むぐーッ!!」
気がついたら私のお尻の下でデニムが苦しそうな声を上げていた…なんで?
頭の中が「?」マークでいっぱいになるが、大事な部分に当たる彼の鼻と、熱い吐息の感触が心地よくて、
そんな疑問も頭の隅へと追い遣られてしまう。
「ん……んんッ……気持ちいい……」
更なる快楽を求めて、腰が勝手にデニムの顔に押し付けられる。
「〜〜〜ッッ!!」
「もう……暴れないの」
あんまり暴れるので、更に体重をかけてお尻で押さえつけると、抵抗がだんだん弱々しくなり、全身がぐったりしてきた。
あ、いけない……私は慌てて腰を少し上げる。
「はあッ…はあッ…はあッ…」
「あ…ごめんッ!苦しかった?」
「…ふうッ…ふうッ…」
答える余裕もないみたいで、苦しそうに息をつくデニム。
……私はちょっと自己嫌悪に陥った。
「……あれ?」
ふと見ると、デニムのズボンの前が異様に盛り上がっている。
「デ、デニムお兄ちゃん…」
興奮してるの?顔をお尻で潰されてるのに…
「あッ!その……コレはッ!」
私のお尻が彼を興奮させているという事実に、思わず口元から笑みが漏れる。
「お尻でグリグリされるのそんなに良かった?」
「そ、それは…」
「…もっとしてあげるね?」
そう言って私は再び彼の顔に腰を降ろした。
7B
「んッ!ふううッ!」
今度は息が出来なくならないように、優しく座ってあげる。
「ふうーッ!ふうーッ!」
「あん……くすぐったいよデニムお兄ちゃん」
吐息が当たる部分がまるでお漏らしをしたみたいに濡れてきてしまっているのが判る。
恥ずかしいけど……でもデニムも相当興奮してるみたいだし……おあいこだよね?
だって、抵抗しないし、息も荒くなってるし、それに…
「ああッ!オ、オクシオーヌッ!駄目だよッ!」
手を伸ばしてズボンの膨らみを握りこむと、デニムが恥ずかしそうな声を上げたが、
私は構わずに両手でその感触を確かめるように撫で回した。
「う、うわぁ……」
鉄の棒が入っているような感触に、私は人間の生命の神秘を感じる。
でも、ズボンの上からじゃちょっと物足りないかも……やっぱり直接見てみたい。
「…ごめんねデニムお兄ちゃん」
「…えッ?ああああッ!」
下着と一緒に、ズボンを強引に下ろすと、すっかり大きくなったソレが勢い良く跳ね上がるのが見えた。
「えっと……触るね?」
……硬い……それにすごく熱い……これが男の人の……デニムのおちんちんなんだ……
私はその感触にすっかり夢中になる。でも暫くいじっていると、お尻の下でデニムが切なそうな声を上げ始めた。
「オ、オクシオーヌ……もう止めて……」
「ご、ごめんなさい……痛かった?」
「ち、違うんだ……その……もう……」
恥ずかしいのかな?でも私も充分恥ずかしいんだから遠慮することは無いのに…
私は手を動かしながら、皮から先端が見え隠れするのを見ていた。
…そういえば、おちんちんの皮というものは剥けるものだと聞いた事がある。
俄然興味が沸いてくる……剥いちゃおうかな?
8B
「ねぇ、お兄ちゃん…剥いてもいい?」
「…!だ、駄目だって…そ、それ以上刺激されたら…」
デニムがお尻の下で必死に顔を左右に振っているのが判る。
もう、素直じゃないなあ…気持ちいい癖に。
「…剥くからね?」
「あッ!!」
有無を言わせずにおちんちんを握ると、皮を一気に剥き下げる。
一瞬抵抗があったものの、直に綺麗なピンク色の先端が露になった。
へえ、こんな風になってるんだ……思わず握る手に力が入る。
「〜〜〜〜〜ッッッ!!」
途端、デニムが声にならない声をあげて全身を痙攣させた。
「あ……ああ……あ……あ……」
ぴたり
動きが止まった。デニムは身体を硬直させ、何かに耐えるように歯を食いしばっている。
ど、どうしよう……もしかして私、やりすぎちゃった?
「フ……」
「……ふ?」
思わず心配になって、握る手を緩めた瞬間……
「フローヴェノムッ!!」
デニムが叫ぶと同時に、熱い液体が私の顔に浴びせ掛けられた。
「マ、マルティムッ!?」
動揺した私の口から間抜けな声が上がる。
「あッ!あああッ!オ、オクシオーヌッ!!」
デニムが全身を震わせながら、おちんちんをビクンビクンさせる度に、激しく噴出する熱いものが何度も私の顔や胸を打つ。
浴びせられるものは熱いだけでなく、粘ついてツンとする青臭いがして、とても心地いいものとは言えない。
でも、そんな仕打ちを受けながらも、私はお腹の奥がじわじわと熱を持ってくるのを感じていた…
ワロス
テラワロスwww
夜中に爆笑させんなよw
777get
hosyu
>>775 いいもん見せてもらいましたw
hotyu
ホシュ
781 :
名無しさん@ピンキー:05/01/24 05:07:02 ID:1Rp3trsH
今でも大好きなこのゲームだけど、4章でポッと出のオリビアが
エンディングでヒロイン的ポジションにいるのが納得いかなかったな。
というか序盤から思わせぶりに登場して、仲間にするにもそれなりにプロセスを
経なければならない割に、終盤キャラとしても戦力としても影が薄くなる
システィーナがあまりに不憫なんだが。
セリエ姉さんは時々ある気の弱さが見られるシーンや「生き恥を晒して戦う」
ってところに萌えるし、シェリー姉さんみたいなのも嫌いじゃない。
4姉妹の中から一人選ばせろよ、と言いたい。でも、それはよく考えてみると
すでに「タクティクスオウガ」ではない別の何かになってる気がするな。
それは同感。
他の3人は条件がつくから助けた感があるんだが、オリビアは大してイベントにも絡まないからな。
セリエはリーダーとして無理してる感がある。
登場時やシェリーと敵として対峙したときは厳しい喋り方なんだが、
救出されたときとか姉として喋るときには女らしくなる。
バイアンは以前のセリエを知ってるようだが、奴の言うとおり本当は優しい性格なんだと思う。
私は炎属性の最強の槍イグニスをセリエさんに渡す為だけに、
死者の宮殿へもぐっています。
雑談も悪くないがゲ―サロ向きのネタだなッ!
なんかエロいネタ提供してくれッ!
785 :
名無しさん@ピンキー:05/01/24 22:44:47 ID:EvEUN+s7
雑談読んでるうちに本当は優しいセリエタンハァハァになってきたので
職人様、そっち方向でお願いします。
何時聞いても萎えるモンだな。クレクレというものは。
この板じゃあ仕方がないだろう。
誰でも物が書けるわけでもないし、
希望し神降臨を待つのみ。
となると我々に出来るのはッ
雑談しかないわけで
とりあえずエロい話題を出してくれるな?こうしなければこのスレに明日はないッ!
『このスレは
>>786だけのものじゃない…それを忘れないで…ね……』
希望だけならニバスさんちのお墓より深く埋もれておりますがね。
>127>191>195>199>200>207>579
セ(ry(Nルート激しく希望)
黒ラン×黒カチュア
ヴァイスがカチュアを(ry
陰では雌犬カチュア様
錯乱獣白ラン
ラウニィ(強姦?)
アクエリアス獣姦
バールゼフォン×オズマ(逆も可)
レイアたんのスリット…あれはいいものだハァハァ
デボルドに犯られるオリアス
ジルドア女王犬オルゲウ
ザエボスに言葉責めされるジルドア
レオナール×アロセール
アロセール×ヴァイス
わっはっはっ
とりあえず
>>791には僕の子を産んでもらおう!
精力があるならおまいが書けって。
オウガのエロ二次創作文を。
デニム「…コリタニに戻るそうですね。」
竜騎兵ジュヌーン「ああ、彼女と一緒に行くつもりだ。」
竜使いオクシオーヌ「コリタニでは未だ枢機卿派の残党が抵抗を続けているらしいの。」
竜騎兵ジュヌーン「こうしてハイムで見ているより民の側で身体を動かしたくてね…。」
竜使いオクシオーヌ「私のわがままなの!ジュヌーンは何も悪くないわ…。」
竜使いオクシオーヌ「ごめんなさい、デニム。私もハイムに残りたかった。でも……。」
デニム「いいんだ、オクシオーヌ。気にすることはないよ。」
デニム「僕たちだけでヴァレリアを統治できるとは思っていない…。中央だけではだめさ。」
デニム「これからは、地方の人々も中央も皆、共に手を取りあって平和な世界を築かなければ。」
デニム「きみのやろうとしていることは正しい。自身と誇りを持ってがんばってくれ。」
竜使いオクシオーヌ「ありがとう、デニム。」
竜騎兵ジュヌーン「彼女のいた村へ行ってみるつもりだ。」
デニム「オクシオーヌの村ですか…。」
竜騎兵ジュヌーン「今さらどうにかできるわけでもないが、花の一つでも供えてこようと思う。」
竜騎兵ジュヌーン「彼女は私を許してくれたが、私自身の罪が消えたわけではない…。」
デニム「………。」
竜騎兵ジュヌーン「元気でな。何かあったら、必ず連絡してくれ。」
竜騎兵ジュヌーン「どこにいても、すぐにきみたちの元へ駆けつけるから。さらばだ、戦友よ。」
デニム「ジュヌーンさんこそ、お元気で。」
795 :
名無しさん@ピンキー:05/02/01 20:05:05 ID:RJldC2F2
保守
もうムリに保守せんでもええって…
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
ついに2周年ですか…
799 :
名無しさん@ピンキー:05/02/09 22:36:28 ID:Of9lGWlz
思い通りにいかないのが世の中なんて割り切りたくないから
叩かれるのを覚悟で言ってみる
P S P で 出してくれ
僕にそのディスクを射出しろと言うのか
Nルートのイカスレオナール×デニムってのもありかね?
それを見た姉に刺されるのか
クレアってロンウェー公爵の孫娘だっけ?
>804
クレアって黒タートルに白エプロンのブロンド娘だよな?
そんな設定あったかなあ?
教会の女の子
裏設定であったのかね
一応設定画とか誕生日とか設定されてるからなんかあるんだろうけど
外伝プレイしたとき、クレアを思い出した。
なんか印象強いよな、あの娘。
ロンウェーの孫娘はクララだな。
や、クレアにはそんな設定はなかったはず。
バルパス×マルティムわ?
811 :
:名無しさん@ピンキー:05/02/15 21:34:40 ID:QqAR5A+L
>>791 アロセール×ヴァイスならひらめきがあれば
なんかできるかも知んない。エロくなるかよくわかんないけど・・
正直、Lの亜露セールは萌えないと思うんですよ。
>>811 出来ればヴァイス転がす位の激しい女王様を希望。
>812
なるようになる、それがエロパロの醍醐味。
「ヴァイス様!ご命令をッ!」
「手を出すなアロセールッ!」
「ヤツを犯るのは俺だ…」
Lルートだとこんなかんじか
815 :
夢の名無しさん:05/02/18 21:39:55 ID:P35Ng3mO
>>811 アロセールがヴァイスを泣かすぐらいねちっこく、
虐めてくれたらかなり萌えるんじゃないだろうか。とか言ってみました。
ニバス様xモルドバ(デスウィッチ?)
ニバス様の術で蘇ったモルドバが献身的に御奉仕…。
(*´д`)アウアウ〜
817 :
名無しさん@ピンキー:05/02/19 05:47:09 ID:MbMiLTWJ
趣味の問題だけど、強い女がそっち方面でも強いってのはなんか萌えないね。
抑揚がないというか。
俺的にエロシーンのBGMは
「Theme of Black Knight」
だ。
>>817 それは真に萌えてないだけでは
アロセールは何しても似合うと思う。美人だし。
3頭身のユニット画像だと萌えるのに顔グラで萌えられない俺って…orz
アロセールはイラストと顔グラ違いすぎだし。
脳内でイラストの絵に変換するのも大変だ。
イラストならかなりいいのに。
かのぷーもイラストと顔グラ違わね?
顔グラはオサーンだけどイラストは伝説のあたりとあんまり変わってない感じがする
823 :
名無しさん@ピンキー:05/02/20 05:42:53 ID:s951Ubbd
>>820 オレにとってシスティーナなんかまさにそんな感じ。
>>822 設定上じゃ16歳の少年の外見をしてるらしいのにあれはないだろうと思う。
攻略本に買った時、イラストのあまりの萌え加減にビックリして
しばらくその辺りばかり眺めてた覚えがある。
イラストといえばやはりエクソシストがむちゃくちゃ不気味な件について。
三倍の寿命だからといって外見も1/3とは限らん。きっとサイヤ人みたいなもんなんだよ
うん、16歳の少年の外見をしているなんていう設定なかったよね。
等倍なら首が座るまでの期間も三倍になっちゃうよ
828 :
名無しさん@ピンキー:05/02/21 02:43:01 ID:BBjECPMn
>>826 すまん。「伝説」の方をやってるときにどっかのサイトで見た情報を鵜呑みにしてた
だけだと思う。あっちは絵のタッチが違うから、そう見えなくもないんだが。
>>827 その設定だったら女とヤレるようになるのが30を超えてから
という物凄い切ないことになるな。
実はウォーレンも3倍の寿命があるんだぜ。
20代後半から老け始めて40以降ずっとじじいだけどな。
>>823 攻略本の絵ってそんなに顔グラと違うの?俺今までアロセール萌えが理解できなかった(顔グラだとゴツいおばさんみたい)けど、そんなに違うなら攻略本買ってみようかな…。
顔グラでイイのはウィッチとクレリック、フェアリーくらいかなぁ。デネブもすっかり熟女だし…。
人様のサイトなんでアレだが、タクティクスオウガの死にゼリフを
載せたサイトに貼られてたりするよ。
要はジャケの人が描いてる顔キャラのイラストってこと。
かのぷーでめちゃ格好いいイラストを描いてるサイトがあったんだよ。
ネイティブアメリカン風っていうのかな、顔とか隈取りしてある感じで。
もう1回見たいんだけど、どこだったかわからん。
なんでブクマしとかなかったんだろう…orz
834 :
名無しさん@ピンキー:05/03/05 07:10:29 ID:ydl4jmu8
hosyu
にゃにゅー!?
836 :
名無しさん@ピンキー:05/03/14 04:12:36 ID:b8LuMjfQ
ナムー(-人-)ナムー
このスレもようやく終わったな・・・
お前はこのスレで何を手に入れた?
俺は・・・
俺は・・・
ぬるぽ
>>837 タクティクス違い
タコの話よかったなぁ・・・
840 :
1:05/03/17 06:02:58 ID:teY7WIYQ
僕の役目は終わった。あとは、姉さんが…。
みんなが言うほど子供でいられればよかったと思う。残念ながら、僕は自分でも驚くほど変わらずには
いられなかった。僕は汚れを知らない子供という便利な仮面の陰で、ずいぶんとやることをやって
しまっていた。でも、すべてはヴァレリアのため、だから。
「…デニム!」
思案しながら歩いていると、目の前に現れた女性が僕の名前を呼ぶ。薄い布地のドレス…誰だろうか?
見覚えのある大きな耳飾り。強い意志を感じさせるまなざし。服装と顔が……なんだか一致しない。
ようやく気づく。目の前の女性は平服のアロセールだった。そう言えば、こんな姿は今まで見たことが
なかったな。戦いがなくてもアロセールはいつも鎧のような革の服をまとい、弓を傍らに置いて非常時
に備えていた。でも、もうそういうのは終わったんだったな。
アロセールだと気づかずにまじまじと観察していたことを恥じ入りながらも、それをなんとか彼女には
悟られないよう、いつものような平静さを装う。こんなことがそれほど意識せずとも、今の僕には
当たり前のようにできる。長い生活で身についた便利なようでいて哀しい習性だ。
「デニム、聞いたよ。ほんとうなの?大陸に行くって…?」
人の口に戸は立てられない。ついこの間までの立場で、この格言を何度思い知らされたことだろうか?
それにしても、準備もしていないうちに伝わってしまうなんて。出発する前に情報を漏らしたのが
誰なのか、『影』たちに調べさせようかな。…やめよう。これはもう僕の役目じゃない。この後に及んで
波風を立てたら、姉さんにも何か迷惑がかかる。そうだ、僕はここにいちゃいけない。よからぬことを
考える人間がこの都にはたくさんいて、僕のことを色々と利用したがっている。ここにいれば、いつか
はそんな誘惑に屈するかもしれない。そうしたら、また姉さんが……。
「ああ、そうだよ。僕にはまだ為すべきことがあるから」
立派なことを言って…。おまえはここから逃げ出すようなものだろう?それとも追い出されるのか?
いずれにしても、ここはもう僕の居場所じゃない。表向きの理由はなんでもよかった。ただ、消え入る
ようにでもいなくなってしまいたいんだ……。
「そう……なの」
841 :
2:05/03/17 06:03:58 ID:teY7WIYQ
アロセール・ダーニャ。
比類なきアーチャー。我々にとっては栄光に満ちた勝利の女神で、敵にとっては最悪の届け物をする
恐るべき死神。だけど、その頼もしさも戦場での話。何かにつけて白黒はっきりつけたがる
その性格から、軍議などではいつも困った存在だった。
承服しかねる意見には対立も辞さないほどの剣幕で異議をとなえる彼女を説得するのには
毎度苦労させられた。賞金首扱いされていたころに迎え入れたからか、にべもなく突っぱねると、
『ずいぶんと偉くなったのね』なんて皮肉もよく言われたな。
たとえ穏健派であってもウォルスタ人を虐げ彼女から両親を奪ったガルガスタン人、そして兄の命を
奪った同胞殺しのウォルスタ解放軍の勢力を迎え入れたときには、自分の反対意見が聞き入れられ
なければほんとうに出て行きかねないほどだった。ハボリムさんの噂が解放軍を駆け巡ったときも、
真相を明らかにすべきだと主張したのはやはり彼女。敵と味方にはっきり分けたがる人で、年長者に
対する評価ではないけど、扱いにくいことこの上ない人物。その彼女が目の前にいる。
「…デニム。少し、話がしたいんだけど……いいかな?」
一体なんだろう。まだ僕に注文でもあるんだろうか?彼女の意見は確かに短絡的な物が多かったけど
一面では真理だったし、それをまったくの遠慮なしに言うものだからほんとうに耳が痛かった。
まあ、毎度のことだったし、こっちも退いたりせず正面からやりあう覚悟さえ決めれば、変に後を
引かずいつも納得してくれた。何より、こんなことはもう…これが最後なんだ。そう思うと、やはり
少しはさみしい。
「意見があれば、何でも聞くよ」
解放軍は再編され、ヴァレリア国軍となっていた。戦時急造であるがゆえの風通しのよさはなくなり、
立場と権威のある人間が要となった『ちゃんとした』軍隊だ。したがって今の僕は解放軍の
リーダーでも何でもない。それでも、人に対してこういう態度をとるしかない自分の芸風の
乏しさには呆れる。今ならわかるよ、ヴァイスは僕のこんな優等生面が気に入らなかったんだろう。
「立ち話もなんだし…、わたしのところでよかったら、ちょっと……来てもらっていい?」
「いいよ。時間は…いくらでもあるから」
842 :
名無しさん@ピンキー:05/03/17 06:05:04 ID:teY7WIYQ
こんなパートが延々と続きます。チラシの裏ですみません。
連投すみません。「こんなパート」じゃちょっとわかりにくいですね。
エロとあまり関係のない会話や描写って意味です。
かまわんと思う。
俺は楽しみにしてるよ
>>844 ありがとうございます。その言葉に勇気づけられたので
全段うpすることにします。
846 :
3:05/03/17 11:52:50 ID:23OKWbYv
兵舎の一画。ずいぶんと殺風景で狭い部屋。戦の女神も名誉のみで、実際は一兵卒同然の扱いしか
受けていなかったんだな。僕の至らなさだ……。今さら悔やんでもしかたがないけど。
テーブルも椅子もなく、固いベッドにならんで腰かける。つきあいの長い仲間であるとは言っても
私的な話のためにこんなところで女性と二人きりになるなんて、なんだか緊張する…。
「あ、あの……。ええと…」
この妙な空気のせいか、彼女もずいぶんと歯切れが悪い。一体何を言い出すんだろう?
言うのなら早く言ってほしい。まったく、らしくもない。
『言いたいことがあるなら、早く言いなさい!!』
僕も含め、何人もの仲間がこの強気な言葉の餌食になっただろうか?敵が彼女の矢を恐れるように、
味方は彼女のこの言葉を恐れた。それが今、誰もが恐れた苛烈さは鳴りを潜め、どういうわけか
押し黙るようにして、じっと下を向いてしまっている。
「あの…」
「一体、どうしたんだい?何か、悩んでるの?」
自分だけは緊張を悟られない様に、またしてもリーダー面してしまう自分が悲しい。
「あ、あの…、あのね」
「落ちついて!大丈夫だよ、ちゃんと聞こえてる」
何を言われるのかほんとうは少しびくびくしながらも、いつもとあまりに違うアロセールの姿が
やはりもどかしくなる。
「……ほ、ほんとうに…お疲れさま、デニム!」
「……え!?……あ、うん…」
予想もしない言葉に対するまぬけな回答。この一言を言うためにわざわざここへ連れてきたのか、
という気持ちも確かにある。たかがこんなことを言うくらいで、なんであのアロセールがここまで
落ちつかないのか、と不思議にも思う。そしてこんな単純だけれど、考えてみれば今まで誰もかけて
くれなかった言葉に対する戸惑い…いや、これは多分嬉しさだ。
847 :
4:05/03/17 12:01:00 ID:23OKWbYv
『すばらしいことを成し遂げた』と言ってくれる人はいた。『ありがとう』という感謝の言葉も
たくさん言われた。けれども自分に対する賛辞の言葉、なんてものはどうも実感として受けとる
ことができなかった。それを真に受けて思いあがってしまうのも怖かったし、どういう意図で
相手がそれを口にしているのか、言葉の裏を考えるのも嫌だった。
『お疲れさま』か…。言われて気づいた。僕はほんとうに疲れているんだ…、こんな振る舞いを
期待されるのに。彼女のねぎらいに対しても、毅然とした態度で応じなければならないのだけれども、
思いがけず呆然としてしまっている。
「あなたには…いつもいつも、ほんとうに迷惑をかけたよね。あなたの立場も苦労も、
少しくらいはわかっていたのに…。あの人も、いつも…そうだったから」
あの人…レオナールさんのことだ。
レオナール・レシ・リモン。
アロセールの最愛の人。愛してやまない同胞を自分の信じる大義のため虐殺した張本人。
『ウォルスタのため』が口癖のようだったあの人は、今から見れば狭い枠に囚われていた
人物と評することだってできるかもしれない。それでも、僕はあの人を非難する気には
なれなかった。自ら進んで、手を汚した人。後世の人間からは見向きもされないであろう
歴史の人柱。でもレオナールさんがいなければ、解放軍の指導者と呼ばれた僕はない。
よきにつけ悪きにつけ、今の僕を形作った人だった。
僕は今でも思う。ロンウェー公爵が外から見ていたときのような私心のない指導者だったら
どれだけよかったのだろう、と。そうすればレオナールさんはいつまでも尊敬すべき人のままで、
ヴァイスは嫌味の一つも言いながらずっと隣りにいて、あの家に帰れば姉さんが待っていてくれる。
そんな未来が来たのだろうか?しばらく過去に思いを馳せていると、彼女もあの人のことを
考えていたようで、言葉が途切れている。ほんの少し、気まずそうな顔をしてから彼女は続けた。
「あなたは……みんなのことを考えて悩んでいたのに、わたしはいつも言いたいことだけ
言って、ほんとうに…ごめんなさい。それに…あなたをさんざん虐殺者呼ばわりしたのに、
ずいぶんと簡単にあやまっただけで済ませてしまったままで…。そのことも……」
848 :
5:05/03/17 12:06:43 ID:23OKWbYv
好き勝手言われた件については、今さらあやまられても、と言いたい気も少しある。だけど、
虐殺のことは、やはり心が痛い。僕にもう少し力があって、もう少し物事をわかってさえ
いれば、食いとめられたかもしれないから。そうすれば、レオナールさんは手を汚すことなく、
アロセールだってこんなことはせずに、いつまでもあの人のそばにいられただろう。だから、
そのことはあやまらなくていいよ…。
「ほんとうに色々と言いたい放題だったね。でも…、あなたはわたしが納得できるまで…いつも
つきあってくれたから。わたし、頭では正しいってわかっているのに、気持ちで納得できないこと
があると…自分だけではどうにもならなくなってしまって……」
さんざん苦労させられたアロセールに今になってこんなことを言ってもらえるなんて、くすぐったい
ような、どこかさみしいような妙な気持ちだ。でも、口では従順さを装いながら、裏で何をしている
かわからない輩はたくさんいた。そんな得体の知れない連中を相手にした後には、彼女のはっきり
した態度と裏表のなさに、むしろ救われたりもしたんだ。さんざん激しい言葉は浴びせられたけど
最後まで変なしこりが残ることなくこうして気持ちのいい仲間のままでいられる。意識はして
いなかったけど、お互いにとって、よきケンカ相手というやつだったのかな。
でも、なぜだろう。こみ上げてくる思いに反して、僕の口は言葉を発していなかった。疲れを
自覚したせいでしゃべるのも億劫になって、ただ流れに身を任せていたのだろうか。
「どうしたの…デニム?何か言って…。あなたらしく…ないよ」
「それは……」
こっちの台詞だよアロセール、と言いかけてやめる。『自分らしい』か。なんなんだろう、それは。
リーダーとしての振る舞いのことか?リーダー・デニムは自分らしかったのか?芝居がかった言葉、
上から物を見るのに馴れた態度。誰だその男は?どう考えても僕じゃない、他人だ。
逆に考えてみる。…アロセールらしい、か。彼女のこんな姿、初めて見る。こんな言葉も、
初めて聞かされた。こんな一面を何も知らないまま、僕は彼女を駒のように扱っていたのか。
いや、多分それは彼女に対してだけじゃないんだろう。…やめよう。こんなこと、キリがない。
849 :
6:05/03/17 12:07:49 ID:23OKWbYv
「あのね…、デニム。それに……」
「今さら、何を言われても驚かないから。いいよ、気を使わなくて…うわッ!」
アロセールは何も言わなかった。その代わり、僕に思いきり抱きついてきた。これにはさすがに驚く。
気がつけば、その勢いでベッドの上に押し倒されている。
「ごめんなさい…。またわたし…自分じゃどうにもならなくなっちゃって…」
「一体……どうしたの?」
「わからない…、わからないの!いつもみたいに……なんとかしてほしいの!」
「なんとか…なる、かな…」
「迷惑……だよね。ごめんね…。でも、やっぱり…これってあんまりだと思うから……。
こんなのって……ないよ、デニム!」
「…え?」
彼女の言ってることはあまりに漠然としていて、ちょっと何が言いたいのか理解できなかった。
でも、ひどく感情的になったアロセールが、必死に僕の肩をもってくれているのだけはわかる。今まで、
ムキになった彼女にさんざん皮肉やキツい言葉を浴びせられてきた身としては、少し新鮮だ。そして、
長い戦いが終わって言いようのない孤独を感じている今は、こういう素朴な思いがなんだか
とても心にしみる。
「せっかく…勝ち取ったのに!あなたの居場所は…ここにはないって言うの…!」
そういうことか…。アロセールが気に病むことじゃないのに。そんなことより、君こそこの平和を
楽しんでよ…。でも、なんだかやさしすぎるアロセールに少し物足りなさも覚える。もっと激しい
口調で『なぜ!』、『どうして!』と問い詰めてほしくもあった。いつもと違って言葉がやさしい
のは、僕とカチュア姉さんの立場を、彼女なりに考えてくれたからなのだろうか。
それにしても、僕の居場所か…。狭くて古いけど、父さんの匂いが残っていて姉さんもいるあの家。
近くにヴァイスがいてくれる、海の見えるあの家…。実は、あの暮らしをなんとか守りたくて、
取り戻したくて頑張ってたんだなんて言ったら、きっと死んだ父さんも、僕の目を開かせてくれた
オリビアも、今の姉さんさえも僕を笑うだろうね。
850 :
7:05/03/17 12:08:21 ID:23OKWbYv
わかってるさ!あそこはもう、僕たちの居場所じゃない。その代わり、この都には立派になった
姉さんもいて、共に戦った仲間もいて、信頼すべき人もいる。…でも、だからこそ僕はここにいちゃ
いけないんだ。いや、僕が『英雄』なんて呼ばれ続けるかぎり、このヴァレリアのどこにも……。
僕の胸元が濡れる。同情してくれているらしい。なんだろう、これは『悲劇の英雄』に対する
憐れみの涙かな。……変な邪推は、もうこれっきりにしよう。アロセールは僕から見えていたよりも
ずっとやさしくて、僕のことをずっと気にかけてくれていて、多分、僕のことを一人の人間として
好きでいてくれたんだ。
しゃくりあげるアロセールと顔をよせあい、涙をぺろぺろとなめとってあげる。まるで動物みたいだ…。
いや、もういい。このまま獣になろう。汚れなき少年を演出するため、女性はなるべく遠ざけていた。
それを徹底し過ぎて、変な噂を立てられそうにもなったっけ。今度は『ゴリアテの英雄、色を好む』
なんて言われるかもしれないな。でも、もういいや。僕だって…もう耐えられそうもない。
もう、言葉で意志を確かめ合う必要なんてなかった。気がつけばお互いを吸い尽くそうとするような、
ずいぶんと大袈裟な口づけ。こんな時に目が合うと、やはり照れくさい。でも、あまりに強いまなざし
にほんの少し自信がなくなり、視線でたずねてしまう。アロセール、ほんとうに僕でいいの?
長いようで短い口づけが終わると、もう少し動物じみた仕草をしたくなって、肉食獣がとどめをさすときのように、アロセールののど元に噛みつくまねをしてみる。
「んっ!」
くすぐったがるような、悶えるような顔をして身をよじるアロセール。
「やったわね…」
強気な表情を取り戻した彼女が、僕ののどに噛みつき返す。あまりにも強い力。痛いよアロセール。
これ、絶対…あとに残る。レオナールさんにも、こんなことをしたのかい…。
ともかく、少し腹は立った。それに、ここで退いたらアロセールがもっとひどいことをしようとする
かもしれない。どうしてもやり返したくなり、目の前にあったアロセールのおっぱいをぱくっと口に
くわえる。
851 :
8:05/03/17 12:08:54 ID:23OKWbYv
「きゃあ!」
花がしおれるみたいに、アロセールの全身から力が失われる。すっかりじゃれ合いのつもりになって
いたのに、突然こんなところを攻められてちょっと驚いたらしかった。あお向けになって、少しふるえ
ながら、観念したように動きを止めるアロセール。それにしても、あのアロセールがこんなに簡単に
大人しくなっちゃうなんて…。かわいらしい悲鳴とあられもない姿が少しだけ征服欲を満たす。でも、
あまりに無防備な姿に、歯を立てる気になんてなれなかった。
その代わり、口をすぼめてちゅうちゅうと音を立てて乳首を吸ってみる。自分でも笑ってしまうほど
子供っぽい。獣どころかこれではただの赤ん坊だな。
「い…やあ」
せつなそうな顔と声。僕を押しかえすようにしている彼女の両手を見て、ほんとうに嫌がっているの
かと一瞬ためらう。けれど、力のこもらないその両腕は格好だけの抵抗と知って安心する。もう、
噛みつく気なんて完全に失せていた。
「やめ…、ああ…ん」
その代わり、格好だけの抵抗さえも萎えさせてやろうと、少し強気になってみる。ひどいことをした
アロセールにもっと『参った』をさせてやるんだ。くちびるではさむように舌先で転がすように、
指先でよじるようにしてしつこくしつこく乳首をなぶった。
「だ、だ…め」
何度も何度も繰り返しているうちに彼女は肩で息をするように大きくあえぎ、両腕はだらりとベッドの
上に落ちている。おっぱいから口を離して、しばしみつめ合う。これでいいんだよね、アロセール。
彼女の信じられないくらい弱気な表情が、さらに僕の征服欲を満たしていた。
「デニム……」
アロセールがこちらに足を向け、背中をぺったりとベッドにつけた。何を求めているかはわかっている。
思えば、単にじゃれ合ってただけのような気がするけど、それでも準備は万端過ぎるほどだった。
少し時間をかけて、アロセールの表情の変化を確かめるようにしながら、ぐしょぐしょの下着を
剥ぎとりにかかる。わざとじらすようにゆっくりと、赤ん坊のおむつを替えるように脱がせて
傍らに置く。そして、蜜を求める獣か虫のように、半ば本能的にむき出しになった箇所をなめ始めた。
852 :
9:05/03/17 12:10:23 ID:23OKWbYv
「あーっ!……あはあ」
アロセールは驚くほどの反応で、僕に応えてくれる。
「うん!あ…ッ、はぁ!」
アロセールは舌の動きに合わせてびくんびくんと大きくのけぞり、身体をくねらせる。僕もうれしく
なって舌が奥の奥まで届くよう頑張ってみる。鼻先に飛び込む独特の匂いが、愛おしさと狂おしさを
一層高めるようで、力をみなぎらせる。
「はう!う、ううんッ!!」
抑えつけないと、飛び上がってしまいかねないほどアロセールが躍動した。これで…いいんだね。
奥のほうまで舌でなめたり、探り当てた場所を指でいじくったり、舌を外に出しておしっこの出る
あたりも舐めてあげたりする。そのうちに彼女が身体の中のほうからひくひくしてくるのを感じる。
「ああ…?や…、だめッ、やだあ…」
ぷしゃ、とかわいい音がして僕の顔が濡れる。
「あ………、ああ」
ぐったりするアロセール。僕の方はまったく元気なんだけど、アロセールのうつろなようで
どこか満足そうな表情がとりあえずの報酬でいい。
「こ、こんな…、わたし。自分だけ…」
恍惚の世界から生還したアロセールが自分を責める。気にしないでよ。とってもきれいだったから。
「今度は…わたしが」
つぐないのつもりか、交替のつもりか、僕の分身を口に含もうとする彼女をさえぎる。
「いいよ、そんなことしなくて!」
正確には少し違う。口でして欲しくないんじゃなくて、彼女の中に入れてしまいたい、それだけだった。
彼女にしてもらうよりも、彼女が喜んでくれる姿をいとおしみたかったから。
せっかちな僕の求めを、アロセールは察してくれた。改めてあお向けになって、大切なところを僕に
捧げるようにしてくれる。そこに軽いキスをすると、身体がぴくんとゆれた。行くよ、アロセール。
853 :
10:05/03/17 12:11:22 ID:23OKWbYv
「…はああッ!」
全部入り切る前に、アロセールがびっくりするくらい大きな声を上げる。そう言えば隣の部屋は
誰だったかな?…いや、余計なことだ。僕はここからいなくなる。アロセールも、もうすぐここを
引き払うのだろう。もし次に会えたとしても、今のままではいられないんだ。こんな瞬間は
もう二度と訪れない。
「う…ふぅ」
ずっぷりとアロセールは僕を根元まで捕らえる。この微妙な一瞬、また少しみつめ合う。
顔を真っ赤にして、困惑しながらも、目を合わせて微笑んでくれる。形に残るものではないけど、
幸せだった。アロセールは僕を受け入れてくれたんだ。嬉しさに僕の心も身体も大きくはずみ始める。
彼女のお尻と僕の腰のあたりが勢いよくぶつかり合って、何度も何度も小気味のいい破裂音を立てる。
「あーっ、ああっ!」
それに応えるように、さっきよりも大きな声を張り上げるアロセール。お願いだから、もっと
大きな声を出して!君の姿と声が、僕の身体を動かしてるんだから。
「デニム…もっと、お…お願い!」
アロセールは形だけの拒絶の言葉すら、もう口にしなかった。ただ、僕を素直に求めてくれる。嬉しい。
せめて限界まで、その思いに応えたい。
「デニム…、デニム!」
名残惜しいのか、僕の名を何度も呼んでくれる。そんな風にされると、僕だって…。
「…アロセール!」
お互いのリズミカルな呼吸と言葉にならないあえぎが、この時間と空間を支配する。もう何も考えず
ただ僕は身体をゆらし続けた。
「んッ、うんッ!」
アロセールも同じように僕の動きを無心になって受けとめていた。
854 :
11:05/03/17 12:12:02 ID:23OKWbYv
そのうちに、僕のおさえも段々効かなくなってくる。たまらない締めつけ。中に出してはいけないと
わかっているけど、もう少し怠惰に、快楽に身を任せたくなってしまう。ごめん、アロセール!
「んうッ!」
「は、あああああ………」
だらしなく、アロセールの中に全部出し切ってしまった。抜き去ったあと軽い自己嫌悪に苛まれる。
ぐったりとしてあお向けのままあえいでいた彼女も、やがてゆっくりと起き上がり無表情に僕を見る。
僕は取り返しのつかないことをしたのかもしれないと悔いた。でもすぐに彼女はニコリとして、
決して咎めたりはしなかった。
「こんなことになっちゃって……ごめんなさいね、デニム」
「そんな…」
「気持ちを伝えたい、ほんとうにそれだけだったのに……」
気持ちだけなんて嫌だ。だから…僕を受け入れてくれて…ほんとうにありがとう。救われたのは
僕のほうなんだから、そんな顔しないでよ。ただ……一瞬でも意気地なくこの島に留まってしまおう
かと考えた自分が、少し嫌になる。そう言えば、アロセールはこれからどうするんだろうか?
やめよう。今、聞いてもしょうがない。僕のほうはもう後戻りができないように準備をして、彼女の
ほうも落ちつく先が決まったら、もう一度会おう。意志の力が勝っている今のうちに、僕のほうから
背を向けなければ。
いや……これだけは、どうしても確かめておきたい。あの戦いが終わってから、ずっと悩んでいた問い。
彼女にこそ聞いておきたい。いつも揺るぎのない自分をもって、敵と向かい合ったアロセールだから。
愛する人さえも断罪したアロセールだから。『僕は正しいことをしたのか』と聞いておきたい。
覚悟を決め、アロセールと向かい合う。一瞬息をのむ二人。もう一度深呼吸する。すぅっと吸いこんだ
息の力を借りて、胸中の言葉をそのまま口の外に運ぶ、そのつもりだった。
855 :
12:05/03/17 12:13:00 ID:23OKWbYv
……容赦のない否定が、やはり恐ろしかったのかもしれない。僕は、何も言うことができなかった。
いや、今の彼女なら、信念を曲げてまで僕の心をいたわる答えをくれるかもしれない、そんな甘えも
心をよぎった。でも、それでいいのか?デニム、おまえは自分を曲げたアロセールが見たいのか。
デニム、おまえはアロセールのまっすぐなところが……好き、だったんじゃないのか。
……それに、アロセール一人にたずねたところで、求めた答えが得られるはずなんてない。それは
どんなに正しく見えたとしても、所詮アロセール一人の答え。あの戦いにどんな大義が
あったにしても、たくさんの命が失われたことに変わりはないんだ。だから、こんなに簡単に答えを
求めて…納得していいはずなんてない!
そうだ。世の中は求めて得られることばかりではない…。当たり前のことだ。でも、そんな世界で
僕は理想を貫いて大きなことを成し遂げられたんだろ?みんなの言うとおり、もっと胸を張れよ!
ちょっとわからないことがあったくらいで……。
不毛な対立は消え、平和な未来は約束された。その代わり、大切な姉さんは遠くに行ってしまい、
親友のはずだった人間は僕をさんざんなじった挙句、暴走して処刑台の露と消えた。そして僕は……
これからどうなるんだろう。
今、僕は自分が一体どんな顔をしてアロセールと向かい合っているのかわからなかった。リーダーの
仮面はすっかりはがれ落ち、気がつけば今度は僕のほうがどうすることもできなくなってしまっている。
不安で不安でたまらない気持ち。指導者としての立場にいた頃の自分は、こんな感情を押し殺して
しまえる強さと、迷いのなさがあった。誰にも……甘えるわけにはいかなかったから。でも、
今の僕はそこまで強くもないし、いつのまにか迷いのかたまりみたいになってしまっている。
それに……もう誰かに甘えたっていいはず!感情に身を任せているようでいて、どこか計算ずくで
アロセールにすがりつく。お願い、アロセール…なんとかしてよ!
856 :
13:05/03/17 12:13:37 ID:23OKWbYv
「…デニム?」
「…」
僕の変化に一瞬とまどいながらも、アロセールは手を伸ばしてやわらかく受けとめてくれた。
アロセールの指が、やさしく僕の髪をなでる。
「…ふふ。いいんだよ…デニム。ずっと、こうしていても…」
「…!」
風がそよぐような笑い声とやさしげな声をかけられて、思わず二つの乳房の谷間から顔を見上げた。
一瞬悩む……誰だろうこの人は?
目の前の人は、カチュア姉さん……のはずはない。やっぱりアロセール…。でも、今までとは何かが
違う、穏やかな雰囲気。僕の見たことのなかった、彼女のまた一つの顔。なぜだか、涙が溢れてくる。
涙の向こうに浮かぶ光景。これは一体いつのことだろう。やがて、気づく。これは、どんなに求めても、
どんなに食い下がっても、どんなに納得できなくても、今の僕には決して手にすることのできない、
永久に失われたものだと。そして、これこそが彼女にふさわしい場所なのだと。
夕暮れのアルモリカ城下。厳しい日課を終えた僕とヴァイス、そして同輩たち。昼間は厳しかった
レオナール団長も僕らに混ざって笑顔で談笑する。遠くに手を振ると、微笑んでくれる
僕の姉さん。そして、未熟な僕たちをいつもやさしく見守っていてくれる……団長の最愛の人!
デニム・パウエルとカチュア・パウエル、それにヴァイス。そしてレオナールさんとアロセールの元に
訪れることのなかった未来を思って、僕は少し泣く。今度はアロセールが僕の涙をなめ始めた。
やさしい感触と、伝わってくる彼女の思いが僕の涙腺をさらにゆるませる。彼女の言葉に
ほんの少しだけ甘えて、せめて……今だけはこうしていよう。
857 :
名無しさん@ピンキー:05/03/17 12:16:18 ID:23OKWbYv
以上、長い割にハァハァ分の乏しいチラシの裏でした。
アロセールタンの顔はいわゆる『顔グラ』ではなく、『でねぶ れぽーと』等で
見られるイメージイラストを頭に描いて読んでいただければ幸いです。
やべ〜・・・・!好きだよこういうの、デニムがデニムらしかった感じ。
デニxアロって思いつきもしなかった組み合わせだよ。
デニムの心理描写がうまかった、乙でした!
乙です
アロセールタンの今までとのギャップに(;´Д`)ハァハァ
860 :
840:05/03/18 00:11:19 ID:6/fjvE28
>>858 ありがとうございます。最大級の評価をもらった気持ちです。
ちなみにその組み合わせは意図的なものではなく、Cルートエンディングの
アロセールとフォルカスの組み合わせが納得いかず、ごちゃごちゃ考えて
いるうちに、気がつくとなぜかそういう組み合わせになっていたってところです。
だから、実は自分でもよくわかりません。
あと、書きかけのヤツもうpしておきます。こちらもエロ以外が無駄に多いです。
というかそれでいて長いです。こういうのが嫌いな人には申し訳ない。
バクラムの南下と、それに対する解放軍の反攻によって古都の一画は廃墟と化していた。
目まぐるしい情勢の変化の中、住んでいた者たちも未だ戻らず、その区域は打ち捨てられたように
なっている。人気のない荒涼とした眺めの中、鬼神のような形相で目に見えぬ何かに向かって
一心に槍を打ちこむ女が一人。彼女を突き動かすのは、後悔と自責の念。
(私たちは闘争のための組織だった。こうした最期を迎えることくらいの覚悟は…できていたはずだ!
なのに、現実というものには…こうも打ちのめされるのか……)
見通しの甘さ、己への過信、自分を責め立てる言葉は切りがなかった。何度思案しても行きつくのは
自分が人の上に立つべき人間ではなかった、という結論。
先の戦いで彼女はひどい怪我を負ったため、再会した妹には横になっているように言われていた。しかし、
その状態は己の惨めさを一層際立たせ、湧き出る自責の言葉をより激しいものとした。いつしか彼女は
人目を避けてどこか殺伐としたこの場所に赴き、心を空白にするために必死で槍を振り始めた。もう、
何も考えたくはない。そのつもりで休むことなく身体を動かした。それでも、逃れられぬ思いは彼女を蝕む。
「……もう少し横になっていたらどうだ?誰も、責めやしないぞ」
小動物のようにびくっとして声の方向へ顔を向ける。誰にもこんな姿を見られたくなかったせいか、
対象を捉える前にその瞳には敵意が宿っている。赤い髪の有翼人。カノープス・ウォルフとか
言ったな、とセリエ・フォリナーは思い出す。
「……気を遣うように英雄殿にでも言われたのか?新参者をいつまでも特別扱いしては、士気にも
関わるのではないかと思うがな…」
己に向けられていた毒が、反射的に話しかけてきた男に向けられる。そんな自分の有り様にも
腹立たしさを覚えるが、一人でいたい、他人を遠ざけたい思いが敵意を煽っていた。
「馬鹿!システィーナが心配してるんだ…。傷に障るぞ、セリエ」
「自分の体のことは…自分が一番よく知っているさ…」
(ああ、わかっているさ。ほんとうは、こんなことを続けるのも、もう限界だというくらいはな…)
「少しは妹の気持ちもわかってやれ。もどかしいかもしれないが、今は彼女の支えになってやるくらい
でいいんだ…」
「妹に、二人分の働きをしてもらえとでも言うのか?」
提案に対して鼻で笑うように吐き捨てるセリエ。
「どうした?ここは…そんなに居心地が悪いか?」
「生き恥を晒したまま大人しくしていろと言うのなら、まさに針のむしろだ……」
喧嘩腰のセリエの口調に、さすがにカノープスも少し苛立ちを見せる。
「そうは言ってない。だが、怪我人が焦ったところで何ができる?」
「私は道化として解放軍に迎えられたということかな?…目の前の口うるさいヤツより
役に立つ自信はあるよ。今すぐにでも証明して見せようか?」
「おいおい……なんでそうなる?少しは話を聞けよ…」
地獄からあふれ出した業火のような、すさまじい殺気がカノープスに向けられる。それに一瞬遅れて
穂先が彼を向く。彼女が感情を制御できなくなりつつあるのがカノープスにもわかった。
「…お、おい正気か…?」
「黙れッ!」
まさに手負いの獣のような様子のセリエが一直線に穂先を飛ばした。間一髪でカノープスの頬に
紅の一文字が描かれる。ほんの少し青ざめた後、腹を据えたような顔になった彼は、いったんはばたいて
距離をとる。手負いだけに、さすがに追撃は来ない。
一突きでは槍の届かない距離で小刻みに翼を動かしたかと思うと、一度全身を使った大きなはばたきをする。
目に見えて空気の流れが変わり、セリエを凄まじい風圧と轟音が襲った。
「ああッ!!」
からん、と金属質の音が辺りに響き渡る。
石畳の上に転げ落ちた槍を手に取るカノープス。セリエの顔には尋常ではない怯えが宿っている。
「く……こ、殺せ!」
「…」
カノープスは倒れ込んだセリエにそっと無言で槍を手渡した。
無防備な表情で槍を受け取るセリエ。どうやら凄まじい烈風が一瞬、彼女の未だ生生しい記憶を
蘇らせてしまったらしい。
「…大丈夫か」
はっとして我に返るセリエ。羞恥心を露にして、素直にカノープスへ詫びる。
「すま…なかったな。つい…」
「お互いさまだ。こちらこそ…手荒なことをしてすまなかった。ま、とにかくしばらくはゆっくり休めよ!」
「…」
返事もせず、立ち上がらないセリエを心配そうに眺めるカノープス。
「痛む…のか?とりあえず、システィーナのところまでは送っていこう」
肩を貸そうとするが、向けられた片手で距離を取られてしまう。
「今は……、一緒にいられる気分じゃなくて…」
「わかったよ。そうだな、オレに…なにかできることはないかな?」
「……一人にしてくれないか?」
「そろそろ、一人でいるのにも飽きてくる頃じゃないか?」
見透かすようなことを言われて少し腹も立った。実際、この男の言う通りだったが素直に認める気になれず
黙り込む。それに、言いがかりをつけるようにして槍を向けてしまった負い目もあった。沈黙は
「勝手にしろ」という回答の保留だった。
その男はセリエが倒れ込んでいる石畳に近い、水路脇の草っぱらに無造作に寝転がった。暖かい風。
天気など意識する余裕のなかったセリエは、今日がとても穏やかな日だったということに今さらながら
気づく。荒涼とした眺めの中にも日差しは降り注ぎ、隣の男は暖かさに目を細めている。眠ってしまった
のならその内に立ち去ってしまおうかと一瞬考える。しかし、それもなんとなく自分の弱さを認めるようで
嫌になり、結局は保留を続けた。
呑気に寝転がる男を横目で見ながら、仲間がいた頃は、だしぬけにこんなわけのわからないヤツを
取り次いでくることはなかった、と思う。まったく私は大層な身分だったのだなと自嘲しながらも、
仲間によって自分がずいぶんと守られていたということも、今更ながら思い知らされていた。
その内、この男は何者で、なぜここにいるのかに興味が湧く。大陸から来たらしいが、砦を襲った
連中のように、ロクでもない目的でこの島に来ているのだろうか?デニムとは一貫して行動を共に
していると聞いた。それに、システィーナの話を思い返すと、このライムでガルガスタンの連中に
襲われていた妹の前に飛び込んで盾となったのはこの男らしい。そのせいか、妹もこの男とは
親しくしているようだ。 しかし何者であれ、なぜこうも私につきまとうのだろう。目的はなんだ?
わたしを懐柔でもしたいのか? ……それにしても、一体いつからだろうか?
近寄ってくる人間の意図を必要以上に探るのが当たり前になったのは。目の前に
いる人間が、『使える』人間か、そうでないかなどと傲慢にも分けるようになった
のは。今の自分には何の立場も地位もない。私はもう一人なのだ。 …だったら、
一人の人間として…話したいことを話しても……。自分をなだめすかすようにして、
セリエは少しためらいがちに口を開いた。
「……いいのか、こんなにのんびりしていて?」
「…ん?どうせ、もうすぐ馬鹿みたいに忙しくなる。だったら、せいぜい
のんびりできるときにしておこうと思ってな…」
少し眠たそうにカノープスは答える。いい加減な回答にセリエは少し鼻白む。
「古参の者がそうでは、他の者に示しがつかないのではないか?」
「他のヤツらにもそうさせてやりたいんだよ。こんなにゆっくりできるのは、
これが最後かもしれない。……もちろん、オレにとってもな…」
何を背負っていても、自分たちのしていることは紛れもない殺し合いだ。殺す者と殺される者、
本質に何ら違いはない。人間、死ぬときは死ぬ…そういうことだ。深読みに過ぎないだろうが、
何気ない言葉の中に多くの仲間を失った自分への遠まわしな気遣いが含まれているかもしれない。
都合のいい解釈に少し自分で呆れながらも、知らず知らず話を続ける気になっていた。
「このライムに来て、実感させてもらった…」
「ああ。何だ?」
「兵の錬度もいい。相反する勢力を急ぎ足でまとめあげた割には、統率も行き届いているな。
そして……民衆の後押しというものが、確かに感じられる」
「ありがとう。君にそう思ってもらえるなら、こっちも素直に嬉しいよ」
指導者デニムの公私に渡る相談相手として共に戦ってきたカノープスは、言葉通りの素直な喜びを
見せた。しかし、解放軍をたたえる言葉とは裏腹にセリエの顔に哀しみが浮かんでいるのを、
その言葉を発してから気づく。
「情けない話だが、これは嫉妬…かもしれないな。今にして思えば、私たちはそんなものを
背にして戦ったことはほとんどなかったのでね…。はた迷惑な破壊活動、それが私たちの行動に
与えられた評価だ。それでも、いつか民衆は私たちを理解するはずだ、そんな風に
信じてはいたのだけれど…」
「エラそうな言い方だがこれは…機が熟した、というヤツじゃないか?…だから、君たちが
早過ぎただけかもしれない。誰が正しくて誰が間違っている、そんな単純な問題じゃないさ…」
「結局、私たちのしてきたことはただの撹乱だ。大局は動かなかった…。ただ、それに乗じて
事を為した…気になっていただけだ」
「なにも民の評価が全てではないさ。…彼らは全てを見通している訳じゃない。肝心なことに
気がついていない時だってある。オレたちと、君たちのしてきたことに違いなんて…ない」
セリエは目をつむり、無言で首を横に振る。
「あまり自分を責めるな。今…どんなに思いつめたところで、どうせロクな答えは出てこないさ」
それに対する返答はなく、しばし沈黙が場を支配する。
(それにしても…私はいつから必要もないことを…こんなにぺらぺらと…)
沈黙の中、セリエは自問自答していた。
(未練がましいぞ、セリエ。お前が生き残ったのは、こんなお喋りをするためではないはずだ!)
しかし己を律しようとする内なる声も、自分の言葉を誰かに聞いてもらいたいという欲求を
止めることはできなかった。
(これは…遺言のようなものだ……。だから…)
ふと、何気ない仕草でそっとカノープスの翼に触れるセリエ。
「なんだ?…気になるか?」
「カノープス、この翼は………あなたに自由をくれたか?」
予想もしない問いかけに、少し考えながら答えるカノープス。
「なぜ…かな?」
「……大空を飛び回り、自由に生きたい」
「ん?」
「それが子供の頃の夢…」
さびしく笑いながらセリエは付け加えた。
「ただの空想みたいなものだから…忘れて」
「話してくれよ。笑ったりはしない、黙って聞くさ」
ためらいの沈黙の後、大きく咳払いをする。やがて覚悟を決めたのかセリエは語り出した。
「妹から…聞いているか?私たちの父親はかつてハイムの大神官だった。だいたい想像がつくと
思うが……本当に厳しく育てられたよ…」
「聖職者の娘とはね。まあ、意外…でもないか」
「まして、私は長子。それも結局、私の下に男子は生まれず、女ながらに父の後継者となるべく教えを受けた。
昔の私は父に叱られないか、家の外では父の名を汚したりしていないか、知らず知らず父なる神の教えに
背いてはいないか、そういうことばかり気にしていてね…。籠の鳥には、眺める空の名も知れぬ鳥が
飛びまわる姿さえ羨ましかった、そんなつまらないお話だよ」
「人の夢なんて案外なそんなものだったりするものさ。別に恥ずかしがることじゃない」
「…まあ、現実に自由に飛ぶことの出来るあなたには、こういう憧れは理解できないだろう」
「そんなことはないさ…。それに、憧れてもらって悪い気はしない」
カノープスの無邪気な微笑み。それに勇気づけられるように、セリエは続ける。
「それだけではない。空への憧れのせいか、『心清らかな乙女が命を落とすとき、大いなる父のみ恵みに
よって天使としての命を授かる』、こんな子供じみた迷信を、ずっと心に信じて…いや少なくとも
心の片隅に置いて、戦ってきたのだ。心に正しささえ抱いていれば、やがて純白の翼を得て、自由に
飛びまわれる…そんな訳があるか!それに……さんざん人の命を奪った『テロリストの首領』が
心清らかな乙女だと!笑えるだろう…」
「誰も…笑ったりはしない。……それよりな、もう終わりか。よかったらもっと続けて
くれないか?いや、別に無理強いはしない!なんとなく…興味が湧いて来てな」
セリエの警戒心はだいぶ薄らいでいた。それに自分に対する興味を向けられて、悪い気が
しないのも事実だった。やがて、彼女の口が再び動きはじめた。
>>859 アロセールとかセリエ姉さんとか、趣味がだいたい理解できると
思いますが、まあそんなところに自分もハアハアしたいんです。
更新キター!!
840さん乙
バクラム人というか、貴族の傲慢さについて言及してる辺りがイイ
870 :
名無しさん@ピンキー:05/03/18 15:53:14 ID:jmS+Iid8
質の高い小説ばかりでイイ(≧∀≦)個人的にはデニ×カチュが好き♪
871 :
名無しさん@ピンキー:05/03/18 18:36:54 ID:L+Tf4NvQ
じゃあ、低俗なヤツも貼っておきますね。↑のが半端なうちに
申し訳ない。
世界的・歴史的視野で言えば、ハイムの戦役と言われる戦いは終わった。長い長い戦いだった。
だが、それでいてどこか他人事のようではある。…当然だ。私には活躍の場が与えられぬ
まま、終戦となったのだから。騎士として、これ以上の屈辱があるか!
ある日、私は若き指導者デニムに問いかけた。なぜ、私を用いてくれないのかと。
「結局戦いは…飛び道具と魔法とスピードなんだよね。ホラ、『兵は機動なり』とか言うでしょ?」
「ち、違うぞデニム。字が違う!だいたい機動という言葉自体…」
「細かいなあ…『フォルカスは細かい』ってどこかに書いておくよ」
「だ、だいたいデニム、君は…どうなんだ」
デニム・モウンは歳に似合わぬ歴戦の勇士の風格さえ漂わせていた。もはや、恐怖の騎士と
呼ばれる領域にまで達し、薄気味悪い亡霊さえ漂わす始末だ。だが、その分、全軍中最も
重装備でもあった。
「リーダーは前線に出てみんなを鼓舞しきゃならない。かと言ってリーダーは何があっても
絶対に死んではいけないんだ。だからこれが最善の選択だと思ってる……。
僕だって、人の命を糧として強くなりたいとは思わないけど…仕方がなかったんだ」
急に神妙な少年らしい顔になって、しれっと正論を言われてしまってはこちらとしては
立つ瀬がない。よし、少し売り込み方を変えよう。
「だが、いくら進軍の速さが問われるとは言え、軽装の仲間の盾となる打たれ強さを
持った人間も必要…そうだろう?」
「カノープスさんとか、アンデッドがいるし…」
「セ、セリエ同志はどうなんだ!あの人の武器は槍だ。それに決してすばしこいとは言えない
じゃないか?」
「四姉妹揃った以上、全員に出てもらいたいじゃない?戦場の花ってこともあるさ。
あ、今のフォルカスの提案、セリエさんに伝えておこうか?」
「……」
結局、私にはロクな命令が与えられなかった。いや、今につながる命令をただ一つ与えられた。
『顔とのギャップが面白いから』というふざけた理由で、狂戦士になるよう命じられたのだ…。
耐え難い侮辱だったが、これで活躍の機会でも得られればと思い、素直に従うしかなかった
自分が悲しい。一度、みんなの前に出るように言われ晒し者のようにされたが、それっきり
何の音沙汰もない!結局、今でもその姿のままだ。高貴な鎧を身にまとう神聖な騎士から、
この野蛮な扮装への転落!
私と同じく騎士でありながら死に場所を与えられず、無聊をかこっていたヴォルテールも
同様の仕打ちをされていた。だが、あのヴォルテールという男、何をさせても実に馴染むのだ。
魔術師や剣士になるよう命じられれば器用にもヒゲを蓄え、猛獣使いとなれば今度は頭まで
薄くなっている…。顔つきさえも変わっているとしか思えない。……私には無理だ。
あんなに器用な生き方はできない…。どういうことなのか、ヴォルテールの何が人の心を
捉えたのかは知らないが、彼の名を冠した剣までも作られる始末。そう言えば、最近見かけないが…
今はどこで何をしてるんだろう?元気でやってるんだろうか?
まあ、戦場に出られぬだけならまだ許せる。時代が必要としてくれないのだ、と
あきらめよう。だが、私は訓練にすら参加できなかった。いや、させてもらえなかった。
「デニム、私も模擬戦に混ぜてもらいたいんだが…」
「何言ってるのフォルカス。君の任務は辺りの警護だろ。おかげでこっちも
トレーニングに集中できるんだから、助かるよね」
…この男、昔のことを蒸し返そうというのか!?
「だ、だったらシスティーナにはガルガスタンの様子を…!」
「はあ、何言ってるのかな?枢機卿はもういないよ。残党の偵察に行けっていうの?
それじゃシスティーナがあまりにかわいそうだよ。システィーナに言っておこうか?」
悔しいが正論だ。その脅しも実行されると困る。そ、それならば!
「バイアンに…休息を!ご老体に無理をさせていいのか?」
「フォルカス。最近のバイアンは凄いよ。絶対若返りの薬とか作ってるって…」
確かに…。シェリーの加入後、大地の魔術師の座を彼女に譲ってから、バイアンは魔術書の
研究にいそしむようになった。その内いつのまにかバイアンは妙に若返っていた。本人いわく
これが自分の生き甲斐だからとのことだが、そういう問題か?しかも
「やれやれ、やっと楽をさせてもらえるわい…」
としみじみしていた割には、あの妖しげな地下宮殿で発見された魔法を使いこなし、
気がつけば再び前線に舞い戻る始末!
そう言えば、セリエ同志を囲んでシスティーナ、バイアンと共に語り合った時のことを思い出す。
セリエ同志はリーダーだった頃にはなかった、表情豊かなところを見せてくれたな。
「システィーナ。お前が変わらずにいてくれて…何よりだ。他のどんなことよりも、
私はそれだけでうれしい」
「バイアン…あなたは変わり過ぎではないのか!若者に負けたくない気持ちもわかるが
無理をし過ぎというか、心配になるよ…」
「フォルカス、お前も……。いや、上辺こそそんな格好だが、お前はまるで変わっていないな…」
なぜ、同じ変わっていないのにシスティーナを見る目つきとそこまで違うのですか、セリエ同志?
「…なるほどな。バナヘウムの首席に鍛錬などいらぬという訳か…。確かに正論だ!
お前はずっとそうしているがいい」
ち、違うッ!私には訓練に参加する機会すら与えられなかったのです!
そして愛しのシスティーナ…。正規の許婚などではない、だがそれ以上の絆。
戦いを終えたら、ずっと一緒に暮らす…そんな甘い希望。彼女もそれを察していてくれて
お互いに辛抱強く春を待っている…はずだった。
「システィーナ…。ずいぶんと待たせたと思う。僕は、君をずっと…」
「待って!」
燃える情熱に冷や水を浴びせられた気分。この後に及んで何を待たなければならないんだい
システィーナ?
「この戦いで…たくさんの血が流れたわ。それも戦士だけでなく、無力な市民まで
巻き込んで…」
「何が…言いたいのか…僕には」
「ごめんなさいフォルカス。私…戦わなかった人と一緒に暮らすことはできない!」
「な、何を言ってるんだシスティーナ!僕は戦わなかったんじゃないッ!僕は…」
「…ごめんなさい。それだけじゃないの。私はデニムに『僕らは似ている』って
言われてから…、ずっと…」
似ている?君とデニムが?君とだったらブランタの方がよっぽど…いや、余計な事だ。
戦いの場にいられなかったことを責められるのはしょうがないさ。認めたくはないが
確かにそれは事実だからな。だが、これは納得できない!
「現実を見てくれシスティーナ!彼が親しくしているのは誰だ!オリビアじゃないか!」
「……!」
余計なお世話である以上に、取り返しのつかない言葉だった…と気づく。現実、か。
私は彼女がこの世で最も嫌う類の言葉で説得を試みようとしてしまったのだ。
「もう…どこかへ行って!」
「シ、システィーナ!」
「いや!」
悲鳴のようなシスティーナの声。他ならぬ自分が、愛しい彼女をこんな目にあわせてしまったのだ…。
死に場所を与えられず憧れた女性からも呆れられ、何が騎士だ!そうだ、こんな姿をして何が騎士だ!
覚悟を決めよう…。己の姿を受けいれよう…。狂戦士の魂よ、降りて来い!
「きゃあ!!」
なんと言うことだ…。気がつくと私は、システィーナの正中線上にためらいもなく手斧を
振り下ろしていたのだった…。
…だが、システィーナの身体に傷一つつけはしない。私はこれでも…かつて騎士であった者
なのだ!こんなことのために、技を磨いたのではないがな……。
その代わり、システィーナのワンピースは上から下まで縦一文字に切り裂かれ、露出を抑えた
衣装が一変して扇情的なものとなっていた。
「…ああ」
ようやく自分の状態を認識し、戸惑うシスティーナ。だが、もはや自己嫌悪よりも欲望の方が先に立つ。
誇り、そんなものは…。そうだ、私は狂戦士だ。今からは本能の赴くまま…生きるのだ。
「おお!!」
私は斧を投げ捨て、システィーナの元へと突進した。胸元こそ手で隠してはいるが、
へその辺りは風にゆれてひらひらと見える。そこに目線を定め、私は勢いよく
足を運んだ。
だが、その勢いを止めるのはシスティーナの氷のようなまなざし。そして声。
「…いいわ。それで気が済むのなら…好きになさい」
システィーナ。それは憐れみのつもりか!一瞬正気に戻りそうになる。いや、始めから私は
狂気に身を任せたつもり……だっただけなのだ。
いつだったかはもう忘れた。だが、いつか見た甘い夢。システィーナの盾となり、彼女の胸の中で
彼女の名前を呼び、彼女の涙を浴びながら息絶える…。騎士ならば、いや男ならば誰でも思い描く
甘い夢…。それが今、確実に終わった。夢へと向かう座標軸と今の自分はもう、何があっても絶対に
重ならない。彼女の目に浮かぶ冷たい光が、そう実感させたのだ…。
「うわあああああああああ!!!」
私はもう一度叫んだ。先ほどのような格好だけのものではない。狂戦士そのものの…いやそれにすら
もとる野獣の咆哮だった。
「ひい…」
システィーナの目には……人外のものを見るような心底からの怯えが宿っていた。
フォルカスかわいそ杉・・・!wひどいyo!
フォルカス(ノД`)・゚・
ヤレ!(・∀・)
「ああ…あ」
システィーナの足元が濡れている。私の有り様に彼女の理性が耐えかねて、失禁してしまっていたのだ。
私は腰が抜けて立てなくなっているシスティーナの両足を引っ張り上げ、彼女の頭のほうに向けてがばっと
抑えつけた。長いスカートに覆われ普段はほとんど見えることのない、膝から上が露わになっている。
それどころか、聖水で濡れた下着が無防備に曝されているのだ。
ここをぐちゃぐちゃにしてしまいたい、もうそれだけだった。私は聖なる液体で塗れた下着を音を立てて
すすった。
「…や、…いやあ!」
システィーナはかぶりをふって抵抗する。だが、その抵抗も弱々しい。怯えているのだろう。
彼女に快感を与えるつもりはなかった。力を振るい、犯す、それだけでよかった。
「いやあ、いやああ!」
あまりの荒荒しさにおびえが加速するようで、抗いの叫びが一層激しくなる。それさえも甘美だった。
私は自分の力に酔った。強引に抑えつけ、下着の上から激しく責め立てた。
「あーッ。あ…、あはぁ…」
激しい抵抗も治まりつつあった。彼女も逃れられないことを悟り、身を委ねることにしたらしい。
「あう…ううん…。ううッ」
気がつけばその声には陶酔の響きさえあった。その順応!私は許さない。力まかせにシスティーナの
足を更に抑えつけ、苦痛を与えようとした。
「やあ!」
勢い余ってでんぐり返るように、システィーナの身体が回転する。まがりなりにもあお向けであった
彼女は私の股間の前に顔を曝すような位置にちょこんと正座する体勢となった。
「や……めて…フォルカス…」
手遅れだぞシスティーナ、とさえ私は考えることができたのだろうか?私は怒張した私自身を、
何のためらいもなくシスティーナの口腔へと押し込んでいた。
「…んむぅ!」
彼女の頭を両側から抑えつける。万力のような力がこもっていたのか、システィーナが苦痛から
逃れるようとするように、身体を左右にゆらした。だが、私はそれさえも力で抑えつけた。
「んッ、んッ!」
それでもなおも左右に顔を振る。ならばそれ以上の力で抑えつけるまで!
きゃしゃな頭蓋骨を潰すようなイメージで力を込めた。
「んーッ、んんーーッ!」
それがさらなる苦痛を呼びこんだらしい。が、さすがにそれに耐えかねて抵抗は終わる。
ぐったりするようなシスティーナ。長く続いた無駄な抵抗のおかげで口腔の粘膜と私の粘膜が
激しくこすれあい、私の分身に一層甘美な響きを与えていた。
「んんん!!!」
そして私は、自分の精をシスティーナの胃の中に注ぎ込む。むせているのだろうか、彼女の身体が
大きく痙攣する。だが、そんな事情はどうでもいい。萎えた己の武器を口腔から抜き取った。
だが、私に宿った狂戦士の魂は、今度こそ本物であったようだ。直後に私のモノは再び屹立を始めた。
力がみなぎるとは、こういうことか…。
「あ…あ」
システィーナは尻を地に着けた格好で、後ずさりをし始めた。今さらどこへ行こうというんだ!!!!
報いを受けろシスティーナ!!!!
無駄な逃亡を図るシスティーナに駆け寄り、両足を引っ張る。伸ばされるような姿勢であお向けになった
システィーナ。そして私は再び足を押し開く。
「ひ…っ」
次の刹那、システィーナの股間を覆う布を破り捨てる。少し、粘つくような感触が手に残る。
もはや何のためらいもない。システィーナの秘部に猛々しい己の武器を叩き込んだ。
「いやーーーーッ!いやあ!」
これが乙女か…。窮屈さに少し苦しみながらも、やはり酔わずにはいられない。
システィーナ、なぜ君は今まで…。一体、これは誰に捧げるものだったのだ!答えろ!
私は…君を、君を慈しみたかっただけなのに…なぜ、こんなことをさせた!!
「いたあいッ、ああああーーーッ!」
黙れ!…いや、もっと泣き叫べ!そして後悔しろ。私がどれくらい待ったと思っている…。
なぜ、下げたくもない頭を下げて、得体の知れないあの小僧に頼みこんだか知っているのか?
それが、こんなことにつながるなんて…。
「んあッ、ああ…あああ」
酔い知れるな!私はそんなつもりでこうしているのではない!私は自分さえ、自分さえ満足できれば…。
「ん、ふうう…!」
やがて私の武器は白くにごった己の魂を、乙女だった…かけがえのない人だったシスティーナの胎内に
注ぎ込んでいた…。
終わった…何もかも。私は全てを出し尽くした。だが、気だるさに浸っている
時間などなかった。我が身を包んでいた見えない狂気の鎧はどこかに行ってしまい
裸の自分が、罪悪感と焦燥感、そして恐怖に曝されていたのだ!
なんということだ…。
なんということだ…。
もう、取り返しがつかない!…大切なものを失っただけではない。私はもう、ただの罪人だ!
逃げよう…。どこまで行けるかわからないし…どこへ行っていいのかすらわからないが…。
私はうつろな目をしたシスティーナを置いて、駆け出した。
「!!」
目の前に立ちはだかる影。だ、誰だッ!
「フォルカス…」
「バ、バイアン!」
冷たさこそないが、やはり哀れむような眼差し。自分のしたことが隠しようのないことを私は悟る。
「バイアン。…僕は、…僕は」
「わかっているよ…。一部始終、見てしまったのでな…」
「バイアン…」
だったら、なぜ止めてくれなかったんだ、とは言えない…。子供ではないのだから。それに
あの時の自分をこの非力な老人になんとかしろなんて、無理に決まっている!
なんということだ…。見逃してくれ、とも言えない…。
「確かにお前は許されんことをしたのかもしれん…。だが、わしも老いたとは言え一応は男だ。
まあ、気持ちくらいは…わかるつもりだがね」
「でも…僕は…」
「システィーナだって…もうお前を責めたりはせん。お前も知っているとおり、辛抱強く他人の痛みも
わかる娘だ。だが、あの娘は理想に対してあまりにこだわり過ぎる…。それがお互いの不幸だった…
そういうことだよ」
そうなのだろうか。私の頭は罪悪感と疑問に溢れかえる。
「聞け、フォルカス…。お前に一つ話を持って来た。わしはこれから…、クリザローで学校を
やることになってな。ハイムでやってたようなエラそうなものじゃない、戦さで心に傷を受けた
子供たちに、わしなりに教えておいてやりたいことがある…、ただそれだけでな」
「…」
「お前は頭のいい男だ。そして誇り高い…。だが、それだけではない、今、挫折も
知ったろう…。わしは思う。方向さえ間違わなければ…挫折の苦い味を知っている者こそ
本当の教育者となれる、と。だから、今のお前にこそ、一緒に来て欲しいのだ」
「バイ…アン」
自分の父親ほどの年齢の老人に、すがりつきそうになっている…。今までずっと一緒に行動していたが、
少しくたびれた感じの彼が、こんなに神々しく見えたことはない…。
「まあ、それと言うのも…この娘に口説かれてしまってなあ。…こっちに来なさい!」
誰かが駆けて来る。バイアンが私に気を使って、事情が伝わらないようにしてくれていた
らしい。呼ばれた女性はアロセール・ダーニャだった。そうか、クリザローは彼女の…。
アロセールか。以前言われた何気ない一言が、今さらながら思い出される。あの時は
なんとも思わなかったが…。
『フォルカス、あなたはレオナールに少し…似ているかもしれない…。騎士だし、ちょっと気が弱そうで
不貞腐れているように見えるけど、なんというか顔が…ね』
『似ている』か。やはりシスティーナの言葉を想起する。誰かに似ている、それだけで人は
わかりあえるものだろうか…。正直、私は彼女のことをよく知らない…。だが、バイアンも来てくれる。
年輪というか、奥深さを感じさせる凄い男だと今の私には思える。最初は私たちも少しぎこちなく
過ごさなければならないだろう。だが、バイアンの導きで…私たちは本当の幸福を知り、やがて
一つになれる…。そう思い、私はアロセールの方に目配せをした。
その刹那、信じられない光景が目に飛び込む。アロセールは突然バイアンと肩を並べて、
腕を組み合ったのだ。一体、どういう…ことだ?
「いやあ…、わしもこの歳になって自分が男だと再び自覚する破目になるとは思わんかったよ…」
「もう!バイアンたら…」
オマケは…私の方か?…だが、もう私に行き場などない。長く長く続くであろう張り合いのない
クリザローでの生活を思い、これが報いか…とつぶやいた。
884 :
名無しさん@ピンキー:05/03/18 21:29:13 ID:ykHjr/32
871さん乙!!
いいフォルカスでつた。
まあ、840以降全部同じ人の創作だったりするわけですが。
2ヶ月前くらいからこのスレを覗いてまして、いずれ自分も書きたいなって
程度だったんですが…。正直、少し時間ができたくらいでこんなに
没頭してしまう自分はどこかおかしいのかな、と不安になります。
というか他の方々も降臨していただきたいなあ。元々それ目当てで来てたので。
>>886乙でした!あんたフォルカスに何の恨みがあるんだよ!w
せめてドラグーンにしてやってくれw変に笑いのツボに入って
おもしろかったよ、悲劇というか喜劇というかフォルカス乙彼。
866の続きはあるの?you載せちゃいなよyou書いちゃいなよ
読み手(俺)は好き勝手な事書くんだし、書き手も書きたいの書くのが
一番いいと思う。俺はよそのスレで最近書き始めたけど、
GJでも酷評でも意見貰えれば儲けもん、ぐらいの心構えで書いてる。
自分の妄想を人様に見せびらかしてハアハアするのが気持ちいいんだなこれが・・。
人の書いたのをニヤニヤしながら読むのも楽しいもんだ、てかまじフォルカス乙!
888 :
名無しさん@ピンキー:05/03/19 22:29:06 ID:kXjUIyKs
どうしよう・・。ここの神小説見てて思った・・。
自分が萌えられそうなカップリング書いとくんで職人さんお願いしまつ・・。
ヴァイス×カチュア(姉さん誘い受けもの)
>>872 デニム・モウンってなんか変だな?
パウエルでいいんじゃね?
ところで、やはりデニムは「ブランタの甥」という出自を
隠しているのだろうか?
バクラム人の支持を得るために公表してるんじゃないかね。
カチュアの正当性やカチュアとの関係も説明しやすくなるし。
公開してたはずだよ。どっかの会話でその事が出たはず。
893 :
840:05/03/20 19:18:36 ID:SiFwkBVB
>>887 貴重な助言ありがとうございます。自分のフォルカスへの愛情を
理解してもらえなくて残念です(w
未完のヤツはあまりの冗長さに自分でも少し呆れてるんですが、
期待してくれる人が一人でもいるなら頑張ります。
とりあえず続きは、まとまり次第という事で…。
>>888 弟への依存一辺倒でエゴ剥き出し、聖騎士も見殺しにするわルートによっては
レオナールも殺っちゃうわのカチュア姉さんは少なくとも自分には手に負えないんで
むりぽですね。シチュこそ違いますが、その組み合わせなら
>>299以降に
素晴らしい作品があります(すでに読まれていたらごめんなさい)。
こちらの劣情と嫉妬心剥き出しで、どこか繊細さと脆さも感じられるヴァイスは
物凄く好みです。逃亡生活でやせこけたカチュアというのもリアリティと
痛々しさが感じられて妙にツボですね。実のところ、自分の好みのキャラで
こんな作品を書きたいなあと思ってこのスレに足を深々と突っ込んでしまったり
しています。
>>889 オリビアを仲間に加えた(デニムが自分をバクラム人だと知る)後なので
モウンでいいかなと思っただけで、深い意味は特にないんです。
ぶっちゃけ、その話はほんの思いつきをそれほど時間をかけずに勢いでまとめただけ
なので、突っ込まれるとかなり困ります(真面目に読んでくれた方には申し訳ない)。
>>890 >>891 その辺り、まったく考えもしませんでした。今考えてみましたが
公表しているのではないでしょうか。バクラム人に生まれ、
ウォルスタ人として育ったという素性は、むしろ時代の求める民族融和の
象徴として受け入れられるのではないかと思うので。
>>893あ・・・愛情・・・!?わかんねえ!!
続きは気が向いたら、ね。のんびりやっておくれ。
>>892 どこかのテロリストが「デニム・モウンに制裁あれッ!」とか言ってたしね
「やがて父が…政治的な闘争に破れ、地位を奪われた。色々と目に見えない苦労があってか、
母も倒れてしまってね。妹たちの面倒をわたしがみる破目になった。でも、父以外の
見本を知らずに生きてきた昨日までの籠の鳥に、母鳥のかわりなんて務まるはずがない…。
本当に無力で、あの子たちには何もしてやれなくて……」
「悔しかった…。幼い頃からの厳しい教えは何の役にも立たず、他にすがれるものが
欲しかった。もっと強くて、現実的な、目に見える力が…」
「…」
もはや独白といってよかった。カノープスもそう解して、黙って耳を傾けることにしていた。
「父の人間関係、教会で出会う人々、アカデミーの同窓や教師、頼れる者はなんでも頼った。
自由を持たず差別を受ける人々を、勝手に自分の姿と重ね合わせて…、『彼らに自由と
平等を!』などと喧伝して回ったよ…。無力な人々の刃になりたい、その時は確かに
そう願っていた……はずだ」
「…その初心は果たしていつまで続いた?崇高な理想は、いつしか手を汚すことを
正当化する常套手段になり下がっていた……それにまったく自覚がないほど
愚かではないさ。それでも止まらなかったのは、やはり一度手にした力を失いたく
なかったから…なのだろう」
「自分の失策で同志の命が消える…。そして時に関係のない人間までも巻き込まれる…。
そのことを『多少の犠牲はやむをえない』、『大を生かすために小を殺す』などと
思うのにもやっと馴れて来た頃、今度は妹が愛想を尽かして出て行ってしまったよ…」
「一人で何かを為せるほどの力を持たない、けれども一度抱いた理想を愚直なまでに信じてきた
あの妹は、昔のわたしそのままの姿…と言えるのかもしれない。だから、あの子の叫びは
痛いほど伝わった。でも、己の身勝手にあの子を巻き込まずに済む…その安堵の方が
大きくて…」
「わたしは、本当にヴァレリアの民に自由をもたらしたかったのか?違う!…わたしは自分の
ための自由を求めただけ!あのブランタという男に奪われた、未来の自分の地位を
奪い返したかっただけ!…民に自由をもたらしたかったのではない。結局、自分のやり方での
支配を望んだだけ!わたしは…」
「もういいぞセリエ!そこまでにしておけよ…」
終わることのない懺悔の言葉をカノープスが遮った。
「…わたしは野心に駆られていた…ただ、それだけなのだ。そんな、わたしの身勝手で
仲間たちは……」
遮られてもなお続く、残り火のような後悔のささやき。拳が強く握られている。一瞬置いて、
感情が爆発するように目を見開き、カノープスに向かって猛々しく叫ぶ。
「こんなわたしに…あの子と一緒にいろというのか!!」
セリエはすぐに目をそらす。そして、知り合って間もない相手に対して限度を越えた告白を
したことと、感情の昂ぶりを見せたことを恥じるように距離を置いてつぶやく。
「他人に話すべきことではなかった……」
「かもな…。でも、聞いておこう。なぜオレにここまで…話した?」
「それは……ただの、ただの気の迷いだ…」
「ほう、じゃあ、その気の迷いはどこから来た?」
「それは……」
(我ながら…呆れ返るほどの覇気のなさだ……。だめだ…、他人に胸の内など語るのでは
なかった……。こんなことをしていると、わたしは弱くなっていくばかりだ…)
「もう……話すことなどないッ!」
言葉通り背を向けるセリエ。足早に立ち去ろうとするが、一瞬でその頭上を飛び越え
先回りするカノープス。
「……これ以上は、お互いに時間の無駄だろう」
一瞬驚きの表情を見せるが、カノープスが語りかけてきたときのような、冷たく険のある
口調をセリエは取り戻していた。
無言で見つめあう二人。
「…失礼するよ」
カノープスの脇を通りぬけようとした刹那、ばっという音とともに、彼の翼が大きく広がり、
セリエの歩みを遮る。大きな音に一瞬、セリエは毒気をぬかれる。
「どうだ…立派なモンだろう」
「……くだらないな。今さらそんなもの…本当はどうでもいい!」
「そう言うな。せっかくだ、こっちも昔話なんて少ししてみたくなってな…」
「今でこそ立派なモンだ。でも、ガキの頃はな、『こんなものいらない。みんなとおなじに
なりたい』なんて思っていたんだよ……オレは」
「!?」
「…オレたち有翼人は、生まれてすぐに飛べるわけじゃない。一人前になるには
それなりに時間がかかる。身体が出来あがる歳になって、やっと飛べるだけの力がつく…」
今度はカノープスが独白のように、セリエに語りかける。セリエもいつのまにか興味を
惹かれるように、耳を傾けていた。
「だから、飛べもしないのにこんなもんぶら下げてなきゃならない有翼人の子供なんて
ほんとうにミジメなモンさ…。まして周りに翼のある大人などいない、人里で育った
ガキなんて…」
「オレにも…妹がいる」
「もしかすると…、それがこのお節介の理由というわけなのか、…くだらない!」
「そんなもの…ただのキッカケさ。まあ、聞け!」
遮る言葉を一蹴し、カノープスは続けた。
「自分だけならまだいい…。だが、妹も同じ気持ちでいるんだと思うとやり切れなくてな…。
なんとかしたかったさ。でも、どんなに守ってやろうとしても…オレには妹の心まで
守れなかった!」
「そのかわり…領主の息子がデキたヤツでな…。こいつだけはオレたちを人として認めてくれた。
何かとかばってくれて、面倒を見てくれた。それだけじゃないさ、こんな役に立たないものを
背負ったオレたちを……『うらやましい』なんて言ってくれたんだ。…オレにはどうしようも
なかった妹の心は、その一言で守られた。それだけじゃないさ、この、オレだって……」
「その言葉のおかげで、今でもこうしてオレは生きていられる…。我ながらお節介だ、本当に
そう思うよ。でもな…、たったひとつの他人の言葉で人は生きられる。自分がそうやって
生きている以上、オレは……お節介をしたいんだ!」
「…」
「野心がどうだとか、ややこしい話はオレにはわからない。だが、少なくとも君らは…今よりは
マシな世界を築こうとしていたんだ…。お節介の理由は……それで十分だろう」
「でも…」
「自分を呪ってもいいことはないぞ、セリエ!それじゃあ、もたない…」
「…構わない。生き恥を晒したまま、長生きするつもりなどないから……」
「そうか…。まあ、大方そんなことを考えてるんだろうとは思っていたよ」
「だったら、もう構うな!せめて、したいようにさせてくれないか…」
「確かにな。人間、死にたいように死ぬ権利だってある…。オレにはその権利まで奪えやしない。
せいぜいフィダックのあの連中のところへ…一人で突っ込むといいさ」
今度はカノープスが背を向ける。お節介をすると言ったわりに、あっさりと引き下がる
カノープスに思いもかけず呆然とするセリエ。
(…何を期待しているのだ、わたしは。今さら『死ぬな』とでも言って欲しかったか…。
これでいい。これでいいはずだ。…甘えるなセリエ!)
セリエは、己の荒涼たる未来と遠からず訪れるであろう終焉のことに思いを馳せようとした。
しかし、それに反してカノープスは背を向けたまま、なおもセリエに向けた声を発する。
「……そうなった時、小さな頃から君の背中を一番近くで見てきた人間は、一体どうなる?
なあ、セリエ姉さん」
「……あの子ならわたしなどいなくても…もう大丈夫だから」
「システィーナが今の自分と同じ気持ちを味わう破目になるって、想像できないのか?」
「あなたたちには感謝している…。システィーナは本当に強くなった。もうわたしなどの
心配するところではない…」
「大切なものを失っても、強いままでいられると……本当に思ってるのか?」
「それは……」
向き直り、セリエに問いかける。いつの間にか責めるような口調になってしまっていたことを
カノープスは少し後悔し、それをほんの少し顔に出すが、畳み掛けるようになおも続けた。
「彼女を復讐心の塊にでもしたいのか!?」
「そんな……こと…」
「まあいい。ともかく…システィーナの成長は認める、そんなことをさっき言ったな…」
「…」
言うまでもない、という意志表示か、セリエは無言でゆっくりとうなずく。
「だったら……妹を信じてやれ。システィーナだって今の君の姿を見て軽蔑したりはしない。
失望したりもしない。……するわけがないだろう!本当に、ただ心配してるんだ」
「でも……」
「大丈夫だ。…行くぞ!」
「……だめ!」
場の勢いを借りて、少し強引にセリエの二の腕を掴んで連れて行こうとするが、彼女も必死に
なって振りほどこうとする。なりふり構わない彼女の姿に、カノープスは思わず笑みを浮かべて
手を放す。
「…おかしいか。笑いたければ笑え!」
「…そうだよな。いつまでたっても、妹には自分の弱い姿は見せられない。何より、見せたくない。
兄や姉ってのは……そうでなければな!」
「!!」
カノープスも、もはやシスティーナの頼み事よりセリエの心を優先してやりたい気になっていた。
「つらい…か、セリエ。でも、つらいのを我慢しようとすると、いつまでもつらい…。
一度、背負ってるものを下ろせ。もう一度背負えるかは自分次第だ。…背負えなくたって
少なくとも…オレは責めやしない。今、無理にシスティーナのところに行かなくて
いい。妹には見せられない……涙でも流して、それから会いに行けよ!」
「…」
「それから…安心しろ。お節介野郎は……もう消えるさ」
「え…!」
(また、ひとり……)
砦でシスティーナに生き残った仲間がいるか、尋ねた時のことが頭をよぎる。あの時の絶望感と
孤独感がぶり返しそうになっていた。さっきまで一人で槍を握っていたときにはなかった感覚。
誰かがそばにいることを知ったがゆえの心細さ。
(いやだ…こんな…)
(…炎のセリエも……落ちたものだ)
(…いっそ、落ちる所まで落ちればいい!)
去りゆく翼に、追いすがるように手を伸ばした。
片手を挙げて背を向けた刹那、手首を後ろから掴まれたことにカノープスは驚く。指の細さとは
不釣合いな、ごつごつとした感触。決して滑らかとは言えない皮の厚くなった掌は、持ち主の
数知れぬほど槍を握ってきた経歴を物語っていた。一抹の痛ましさを感じながらも、頼み事の
上手ではなさそうなセリエの無言の懇願がひどく可愛らしく思え、彼にお節介以上の感情を
芽生えさせていた。
「あ…」
カノープスが振り返るのと同時に、思わず手を引っ込めるセリエ。その行動と顔を背ける様は、
まるでいたずらの現場を見咎められた子供のようで、容姿に似合わぬ可愛らしさに溢れている。
芽生えはじめた感情は、会ってから日も浅く新しい仲間というよりはまだ仲間の姉であるという
認識でしかなかった彼女に対しては、いささか過ぎたものであるのかもしれない。しかし、まるで
少し前までの己のようにかたくなで、気難しくて、妹思いなセリエが今、自分を必要としてくれて
いることに嬉しさを感じずにはいられなかった。
気がつけば、カノープスはたまらなくなってセリエを抱き寄せている。
(やれやれ……。システィーナのヤツになんて言おうかな…)
「は、放せ……。離れろ……!」
抱擁はやさしく、心地よかった。けれども、妹たちには見せられない情けない姿を他人に
曝していると思うと、やはり拒絶の言葉を口にせずにはいられない。それに、無念の内に命を
散らした仲間たちがどこかで見ているのかと思うと、自分のための涙を流すのはやはり
ためらわれた。
「い、いや…放して!お願い……」
もう、自分に正直になってしまいたい。けれども自分の無様な姿は他人には晒したくない。
でも、一人にはなりたくない。この男の言うとおり、自分はややこしくできているのだろう、
セリエは葛藤しながらそう考える。
「!」
突然、両の翼がふわりと彼女を包み込む。やさしく、暖かく、少しつんとする生臭さのあるベール。
薄暗さと、幼い頃使っていた毛布のようなどこか懐かしい匂いが、彼女の中で張り詰めていた
何かを少しずつゆるめていく。
「これで誰にも見えやしない……。もういいだろ。よく頑張ったな…セリエ!」
「う……」
「ややこしいことは、今は考えなくていい…」
「…う…うう…、うぐッ……」
震えは徐々に大きくなる。涙はもう止められなかったが、自分一人ではどうしようもなくなって、
身勝手な涙を流しているのはやはり後ろめたかった。
(仇は…ちゃんと、取るから……)
(みんな……ごめんなさい)
並大抵のことでは素直になどなれない、ややこしくできている自分。この男がしつこくて
お節介でいてくれてよかった…。それだけは認めよう、と涙を流しながらセリエは思っていた。
903 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 19:52:23 ID:SGIWg6CY
マジで無駄に長いですね。まだエロに到達しません。
読む方も大変でしょう。
鳥人間とセリエ姉さんの過去はもちろん設定を参考にした捏造です。
「伝説」で仲間になるときのセリフから、鳥人間兄妹がギルバルドに
命を救われたのは間違いないようですが。
文中でセリエ姉さんが大空云々言うのは
Cルート3章だけの死亡セリフに由来します。
某所からの転載ですが↓
「大空を飛び回り、自由に…生きたいと
…ずっと、そう思って…いた…わ…」
まあ、本来は「空を飛ぶ鳥にはアリの気持ちなど…」のセリフと
リンクするものなのでしょう。
904 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 23:37:31 ID:yHU3Sq5C
わ♪カノプ×セリエ姉さんだ〜エロ抜きにしても、すごくおもしろいですo(^-^)o
セリエ姉さんの葛藤がよく伝わってきます。続きに期待します!頑張ってくださいね!!
>>903 作者さんは口数少ない方が(・∀・)イイ!希ガス
あと、第三者視点での描き方は要練習
そんぐらい。乙です
駆り立てるのは野心と欲望・・・
欲望マダー
>>903 またツンデレかこの野郎!
(*´Д`)ハアハア
鳥のくだりでかのぷーを思い浮かべた事が無かったので
今回の話は興味深いっす
システィーナやユーリアのエピソードもイイ感じ
908 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 19:14:27 ID:s/lUKom4
いつのまにか900まで来てたけど、その2まで行くのだろうか?
今じゃ投下してくれる人が一人しかいないようだし、
ここまで来ただけでも奇跡か?
次スレもち必要。
>>903読み手への気遣いはいらないよ、書いたものを
ひたすら晒して欲しい。口数が多かろうが少なかろうが
一向に構わない。マイワールドを炸裂して欲しい、これでもかってぐらい
投下しなイのは別にきをつかてるカ等じゃあなくて…
あきちゃったからだゆ
911 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 06:24:23 ID:YM+ztWUS
こんなのがあったんか・・・
過去に投下した自分の恥ずかしいSSがスレに埋もれずに残ると思うと身震いするな・・・
あきちゃってくれててよかったゆ
オウガシリーズはもう2度と新作でないからねぇ・・・
タクティクスオウガだけじゃ新スレ建ててもネタがでなくて落ちるに100ゴート
つぎはFFTと合同。スレ乱立は迷惑だし、松野関係ならOK
64と外伝はー?
松野関係のみでいきまっしょ。
64知らないといわれたらそれまでなんで
FFTはTO信者なら、いくらなんでも全員プレイしてる筈
いやいやいやいやいや、ちょっとまてw
その二つを混在させるのは塩素系洗剤と酸性洗剤混ぜるくらい危険な気がw
いい加減『タクティ』みたいな、カルト信者めいた醜い争いはやめてください。
>CXCRZvCm
お前の独断で勝手に話をすすめるな
TO信者だろうがそうでなかろうが
FFTやってない奴なんてごまんといるぞ
>カルト信者めいた醜い争いはやめてください
お前が最初に言い出したんだろうが このFFT信者が
>>915 個人的にはTO単独スレ推奨だけど、
オウガバトルサーガ全般てことでもいいと思う。
というより、現状でも事実上そうなってる気がする。
>>916 してないし、する気もない。松野氏個人が好きなのではなく(ベイグランドは
プレイ後10分でやめた)、好きなのはタクティクスオウガのみ。
その関連作として「伝説」もプレイした程度。
ムリに合わせることはない。だいたい製作会社が違うんだから。
根本的に世界観が同じならok
ってことでオウガバトルサーガ全般でいいと思うに一票
自分もオウガバトルサーガ全般に1票。
FFT、プレイしたけど主人公の名前しか記憶にない・・・。
923 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 02:24:57 ID:lg2H0pMq
オウガバトルサーガに1票〜
個人的には現状維持のままで
>>1に「TO以外のオウガ作品もOK」くらい
書いておく程度でいいと思う。
細々とは言え、1000行きそうなくらい持ったわけだし
少しは現状を尊重して欲しいなあ。
俺もオウガバトル全般に一票。
TOより伝説・64の方が好きだったし。
FFTはプレイしてないなぁ。
次スレ立ては950でいいのか?
漏れもオウガ容認方向きぼん
927 :
不軌者ナガテ:2005/03/26(土) 05:13:28 ID:fXKDyN0h
FFT厨の回りくどいやり方には、いい加減ムカついているんだ。
FFT厨と仲良く出来るように…なんて夢なんだよ、ユ・メ!…実力行使が俺達の信条。
FFT厨を打ち破り、タクティクスオウガの、タクティクスオウガだけのスレを造る!…逆らう奴はブッ頃すッ!
「・・・日増しに高まるスレ住人の不満を抑えきれないようだな・・・?」
「所詮、FFT厨は我々とは違い劣等人種だからな。彼らには少々荷が重すぎたということだ」
「TOネタ以外を排除し、シチュを縛り付ける、そうしたオウガ厨のやり方に問題がある、・・・そうは思わないのか?」
「縛り付けた覚えなどないな。彼らはスレがオウガ厨で占拠されることを望んだのだ」
「望んだだと?」
「そうだ。・・・エロパロ板を見渡してみろ。どれだけの住人が自分だけの判断でスレ建てを成し遂げるというのだ?自らの手を汚し、即死リスクを背負い、そして自分の投下で育てていく・・・。そんな奴がどれだけこの世の中にいるというのだ?」
「・・・・・・・・・」
「・・・貴公らのスレ建てを思い出してみよ。貴公らが自治し、必死にSSを投下したスレ住人はどうだ?自分の身を安全な場所におきながら勝手なことばかり言っていたのではないのか?」
「彼らは自分のスレを保守するだけで精一杯だったのだ・・・」
「いや、違う。ROMでいるほうが楽なのだ。ROMだから不平を言うのではない。不満をこぼしたいからこそROMの立場に身を置くのだ。彼らは望んで『ROM』になるのだよ」
「ばかな・・・。人には自分の巡回スレを決定する権利がある。自由があるのだ!」
「わからぬか!本当のSSとは誰かに与えてもらうものではない。自分で投下するものだ。しかし住人は自分以外にそれを求める。自分では何もしないくせにSSだけはキボンヌする。
神の登場を今か、今かと待っているくせに、自分がその神になろうとはしない。それがROMだっ!」
「ROMはそこまで怠惰な動物じゃない。ただ、我々ほど賢くないだけだ」
「・・・SS職人よ、貴公は純粋すぎる。スレ住人に自分の夢を求めてはならない。神は与えるだけでよい」
「何を与えるというのだ?」
「放置されるという特権をだっ!」
スレタイ案:
オウガバトルサーガ@エロパロ episode:1
-----------------------------------------
FFTは「FF系乱立してるからそこでやれボケ」
と言われるだけのような希ガス。
930 :
ベルサリア=オヴェリス ◆EhMB049ORc :2005/03/26(土) 19:32:02 ID:49aW7mYC
こんな超過疎スレの次スレを建てるなんて許しませんよ?
まあ……建てたところでレスがつかなくて即死するのは目に見えてますし。
建てるんだったら1は責任を持って30レス以上のSSを投下してくださいね?
無責任なスレ建ては容赦しませんよ?
他力本願もいいかげんにして下さいね?
半端な新スレ建てやがりましたら全力で荒らさせていただきますんで
そこんところよろしくw
>>928 なかば自虐。だが、それがいい
あのセリフは何でも通用するよな
遅かったな、オウガ厨。待っていたよ。
神スレと呼ばれたここがなぜ、廃れているのか、やっとわかったよ。
SS職人はオウガ厨のことが嫌いなのさ。
貴様のように、TOネタばかりを語り、TO以外の作品はスルーする・・・。
SS投下は他人まかせで、「キボンヌ」や「GJ」をちらつかせる・・・。それが貴様だ。
いずれROMは、このスレを見限り、類似スレに移住するようになるだろう。
このスレより『廃れていない』からな。
しかし、それもつかの間だ。どうせ、そこもそのうちに『廃れる』さ。くっくっくっ。
―――――――――――――――――――――――――――――――
このスレの・・・ROMどもは・・・SS職人を求めている・・・
やつらだけじゃない・・・
この板のやつらは皆、そうだ・・・
ROMとはそうしたもんだ・・・
貴様は・・・SS職人になれるのか・・・・・・?
まともな職人ヅラしたオウガ厨に・・・・・・
ふふ・・・、なれるんだろうな・・・・・・
傑作だ!928,933
>>933 おまえのようなヤツがいるからッ!!
ネタに困らん
放置される特権はいらない
書いて貰う特権のがいい
せっかくだから記念パピコ
大いなるフィラーファ神よ、このスレに加護を与えたまえ…。
スロームーブがかかっているスレはここでつか?
だからクイックムーブかけて次スレ立てて下さい。
テンプレも
むしろ自分含めてペトロクラウドで全員石化状態。
レベル5のクレリック二人でcomトレーニングしてくる。
新スレ立てようか?
落ちないように一人で30保守しろよ?
つまらねえ保守の仕方だったらソッコ−潰すからな……
スレが石化してるの?・・・えーと・・・石化魔法を解くには・・・あった!
「山小屋!ハイレグ!ロックンロール!」
返事がない。ただの屍のようだ。
946 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 16:28:09 ID:D6n9zD2D
840です。
続きがまとまりつつあるのですが、
20レス分もあるし、微妙な時期なので
新スレに即死予防も兼ねて投下することにします。
947 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 16:44:54 ID:3p2KXxHh
11028349
埋まれ!
亡き枢機卿の為にスレを埋めるぞッ!
ガルガスタンに栄光あれ! ウォルスタに死を!
女性キャラのマン毛を燃やして回るバイアンのSSはありか?
約40レスくらいあって長いんだが…
>950
いきなりオチを書きますかwwwwテラワロス
ネタじゃないなら埋めついでにどうぞ。
新スレの誘導もついでによろしく。
いや、やるなら次スレのがいいのでは。
今やるとすぐに埋まって&dat落ちであまり見てもらえなさそうだけど
よろしい。では、今夜新スレを立てるので
SS職人諸君、投下よろしく。
>953
新スレまだぁー?
955 :
953:2005/04/13(水) 00:40:45 ID:FzrPxNVf
957 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 10:46:33 ID:cESGQsfc
埋め立てにご協力を
じゃあ埋め立てようか。
ここだけの話、映画「王の帰還」の悪役見て、ブランタみたいと思いますた。
初期メンバーにアンジェリカという女性がいた。
クレリックとして序盤から終盤まで活躍した。
彼女はなぜか、矢による攻撃を受けないかわりに魔獣の攻撃には当たるという変な子だった。
そんなお気に入りキャラを教えれ。
さゆりんと舞がいたよ。
しかし初期メンバーを鍛えるよりも死者の宮殿アイテムを使って育てるほうが強いのが腹立つ。
初期メンバーは所詮駒だしなぁ。
ミルダスやギルディンよりも、雑魚を頑張って鍛えたほうが強くなるのが悲しい
いや固定キャラが強いのもFFT同様に萎えるし
ハボリムも反則ぽいが
>>959 初回プレイ、公爵から貰った兵士の一人(AL:C、EL:水)であるモロダー。
Vジャンプのお勧め(バーサーカー&ニンジャ)通りに育成したら、あれよあれよという間にテラーナイトまで上り詰めた。
当初はXファイルのパチモンキャラみたいな名前が嫌だったが、同じくテラーナイトになったデニムとツートップで戦っていくうちに愛着が。
おかげで二周目以降、同名キャラが敵として出てくるたびに切ない思いを…。
ちなみに、彼の得物は(初回の無知ゆえに)グラムロック。
新スレで出てる、築き上げてきた思い出のない幼馴染など・・・って話。
ぶっちゃけカチュアもそうなんだよな。
ゲーム中のデニムにとっては大事な姉さんかもしれないけど、
ゲームやってる方にとっては、初対面のゼノビア組と変わらんもんなぁ。
ていうか、姉さん感じ悪っ!
久々に冒頭だけやってみたら、最初の城攻めまでの展開での感じの悪さって
カチュア>(越えられない壁)>他のキャラ、 だったw
そういえば、最初にプレイした時にあそこでどん引きしました。
「これが俺の姉さんですか・・・orz」。
わたしゃ
「利用できそうだからおべっかを使っているんじゃない」
の台詞から痺れてカチュアに惚れこんでましたが
姉貴、万歳
用済みになったバイアンを埋めるぜ
うめ
>>969 そんな君たちのために新スレがあるじゃないか!君の力でカチュアの萌えっぷりを見せつけようぜ!
だから埋め立てろっつーに。
972 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 21:45:59 ID:sbhGOTAw
うめ
このスレより先に次スレが埋まったら面白いなと思う自分がいる
うめついでに質問。
SFCの伝説が出たころ、おまいらは何歳でしたか?
自分は中学に入ったばっかくらい。
まさか今でもこのゲームが一番好きなゲームになるとは思ってもいなかったよ。
975 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 18:04:09 ID:Xq0KyaLd
age
埋め参加
うめ
978 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 21:41:56 ID:iHz1/8C1
うめうめ
979 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 21:50:41 ID:wWT11g8G
このスレも遂に終わりか…