ファイアーエムブレム&ティアサガ第4章

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952893:03/03/26 21:01 ID:SD2Kdgmv
「あ〜。もう!僕も我慢できないや・・・」
いそいそと自分の服をマルジュは脱いだ。
「あ・・・」
エリシャから甘いため息が漏れる。
見た目とは裏腹にマルジュのペニスは大きく、天井を向いている。
そんな彼のモノを媚薬とマルジュにされた行為で、欲しそうな表情を浮かべる彼女だった。
「意外と大きいだろ?僕もはやくコレを入れたいけどなぁ・・・」
大きくさせた自身を指差し、マルジュはニヤニヤと笑っている。
「『マルジュ様の立派なオチ○チ○で私を貫いてください』って言ったら
 入れてあげるよ」
「くぅ・・・」
屈辱的な状況に置かれ、うなり声をあげるエリシャ。
「ほらほら・・・早くいいなよ。僕も早く入れたいんだけど?」
マルジュはエリシャのクリトリスを指の腹で刺激する。
「あひぃぃいぃいいい!」
「ほら、早く。いわないとイク寸前まで弄くって、ここに放置するよ」
「あぁ・・・ま、マルジュ様の・・・ひゃぁ・・立派な・・・」
「はいはい、立派な何かな?淫らなお姉ちゃん?」
「オチ・・・ああん・・・オチ○チ○で・・・わたしを・・・貫いてくだ・・・さい」
エリシャが血を吐くように、その屈辱的な言葉を吐き出す。
「はい、よく出来ました。さすがはお姉ちゃんってところかな?」
嬉しそうなマルジュの声を聞き、悔しさでまた涙をこぼすエリシャ。
「あははは。なにも泣いて喜ぶことないじゃん。
 ・・・ほら、入れてあげるよ」
マルジュがそんなエリシャをあざ笑うと、
右手で自身を固定し、エリシャの秘所に埋めていく。
ブチブチィという感触とともに、エリシャの何かが破れ、血液が流れ出す。
953893:03/03/26 21:02 ID:SD2Kdgmv
「きゃあああああああ!!」
「なんだ。キミって処女だったのか。へぇ〜。
 どう、今まで馬鹿にした相手に処女を奪われるっていうのは?」
マルジュの問いに対し、ぐすぐすと嘔吐の声をあげるエリシャ。
「ふふふ。まあ、痛いのは最初だけらしいから、悪いけど動くよ」
マルジュがエリシャの腰をつかみ、自分の腰を前後に動かす。
「ひぐぅううう・・・あひぃいいい」
「痛い?でも、ぼくもキミには借りがあるしなぁ・・・このまま続けるね」
エリシャの痛みに構わず、少しずつ腰のリズムを早くする。
「ああ・・・すごいな・・・これが女の人の中なのか・・・」
マルジュは自身をエリシャに締め付けられ、満足そうに、与えられる快楽を受け入れる。
「あぅ・・・ああん・・いい・・・」
エリシャのほうも慣れてきたのか、マルジュのペニスでかき回され、
よだれを垂らしながら、快楽で悶えている。
「はぁ・・・やはり・・・はぁ・・・キミはえっちだね・・・」
マルジュは揺れているエリシャの胸を吸い、腰を激しく動かす。
「ごめん。そろそろ・・・イキ・・・そうなんだ。」
「ああん・・・あ・・はぁ・・・わたしもぉおおお」
じゅぷじゅぷと結合部からいやらしい水音がこだまし、二人を昂ぶらせる。
「く!出すよ」
「ああ!な、中はやめて!!」
エリシャは拒絶したが、マルジュは根元まで一気に差し込むと、
白いどろっとした液体を彼女に注ぎ込んだ。
「ああ・・・あああああああああああ!!」
熱い塊が子宮に昇ってくるのを感じ、エリシャも絶頂を向かえ、
愛液とともに、彼が注いだものをアソコから流しだす。
マルジュが最後の一滴まで出し終わると、エリシャの中から萎えた自身を抜き去った。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
まだ媚薬の効力が切れないエリシャは理性を失い、快楽に溺れた雌の顔をしていた。
954893:03/03/26 21:02 ID:SD2Kdgmv
「終わった?」
石扉が開き、別の人物が入ってくる。
「姉さんか、終わったよ」
マルジュは腰布だけ巻くと、その人物に報告をする。
「どうだった、薬の効果は?」
「あのとおりさ」
メルはエリシャの堕ちた姿を眺めた。
「中に出したの?あなたの精液が漏れてるわよ」
「いや〜。あまりにもアイツの中が気持ちよかったから・・・」
「まあ、出来たら出来たで、もう彼女は私たちに逆らえないでしょうね。
 ・・・じゃあ次は私の番かな」
メルがおもむろに服を脱ぎ去り、エリシャを束縛しているものを外す。
「ふふふ、見て。理性を失ったこのいやらしい表情・・・」
「本当だ。・・・と、またしたくなったよ」
「それじゃあ二人でこの娘を味わいましょうか?」
「そうだね・・・」
一部の人間しか知らない密室。そこで、繰り広げられる陵辱。
だがそれを仲間も知らない。夜空に輝く星たちも知らない。
これは、エリシャが今まで彼らにしてきたことの罰なのだから・・・

終わり。
955893:03/03/26 21:07 ID:SD2Kdgmv
というわけでTSのマルジュ×エリシャものです。
文中にもあったように、エリシャとサムソンが仲間になるところの
やり取りを見て思いつき、書いていたものなのですが、
最近まで鬼畜ものはぜんぜんだめだったので、封印していました。
956名無しさん@ピンキー:03/03/27 00:11 ID:0OrpuKQ1
すごくよかったです。
鬼畜マルジュがいい味出してますな〜。やはりエリシャはこういう陵辱モノがいいなあ。
957名無しさん@ピンキー:03/03/27 01:25 ID:9Qsc2Ie/
>893さん
乙です! 最後のメルとマルジュのやり取りがよかったです。
ごちそうさまでした。

>929さん
929さんも乙です。
ただ、どうしてもどうしても気になってしまうのですが。
>…他の方の小説を手加え+加筆
>記憶に微かに残ったのを繋いだのですが…あそこのでしたか(汗)
とのことですが、まさか人様のSSを勝手に改稿してるのでしょうか。
それは駄目です。盗作です。
もし違っているのなら失礼なこと言ってすみません。でも、上記のレスを
見るとどうしてもそうとしか思えないので……。
958名無しさん@ピンキー:03/03/27 01:46 ID:zRgcMhHn
>957
>それは駄目です。盗作です。

まっとうな言葉を読んでホッとしたよ。
みんな生ぬるく見守っているんで、漏れの感覚の方がおかしいのかと心配した。
パクリは勘弁……生暖かーく指摘されてなお、みじんも恥じる気配がないのはもっと勘弁。
959名無しさん@ピンキー:03/03/27 20:51 ID:8rc8vafB
この時期は春厨ばっかだから仕方ないよ。
とっとと次スレに移行移行。970あたりよろ、でいいか?
960名無しさん@ピンキー:03/03/27 21:51 ID:wVVX+tiP
>>944
盗作は勘弁だが、サーシャ・マーテルの捕虜ものはきぼん
961名無しさん@ピンキー:03/03/27 23:14 ID:pUkDebMp
>>929
リュナン×サーシャのエロ小説、最後までみたいです。
962名無しさん@ピンキー:03/03/28 00:17 ID:963mevzR
盗作はダメっつてんのがわかんないヤシもいるんだね
963名無しさん@ピンキー:03/03/28 00:23 ID:fsDs/UN3
春厨がそれだけ多いんだよ。
929もあの反応からするに、盗作だって意識すらなさそうだし。
悪いけど、今度彼が捕虜ものウプしても、それもパクリじゃないかと
疑ってしまうだろうな。

盗作という単語の意味がわかって反省するまで、二度とこのスレに
こないで欲しいよ>盗作野郎
964名無しさん@ピンキー:03/03/28 00:35 ID:GNsnSoNA
ていうか
盗作であのレベル?

〜する誰々、ばっかで文体もクソもないじゃん。
とか書くと嵐扱いされんだろーな、厨房住民に。あほらし。
965名無しさん@ピンキー:03/03/28 00:57 ID:Og9YPUlM
荒らし扱いはしないが、問題の焦点をすり替えないで欲しいなとは思う。
レベル云々は、今回の場合は問題ではないんだよ。
盗作しているにもかかわらず、それを犯罪行為だと自覚してないこと、
さらにはそれを受け入れているスレ住民のいることが問題なの。
春厨の一言ですますには、あまりに情けない……。
もちろん、今回の作品は保管対象外だよね?
966名無しさん@ピンキー:03/03/28 00:58 ID:bTBP+RBu
>盗作云々
ところで、虹板とかでは他の人の描いた絵を無断で貼ってるけど、「盗作」とは言われないよな。
SSも、自分で書いたもののように見せかけなければ盗作ではないんじゃないか?

まぁ、929の場合は「加筆修正」が問題ではあるけれど。
そっくり丸写しなら、人様の書いたものと明言してるので盗作ではないと思われ。
(無断転載の良し悪しはとりあえず置いておく)
967名無しさん@ピンキー:03/03/28 01:21 ID:UKNrBuiA
バカが多すぎて頭が痛いyo。
虹板はもともと「自作&ネット上の気に入りイラストの紹介」の性格も
合わせ持つよね?
だけど、このエロパロ板は基本的に自作SSの発表場で、他サイトの
SS貼りつけはほとんどないし、あまり歓迎もされない。

で、だね。今回の929は確かに、人のSSの加筆であるようなことを言ってる
けど、名言はしてない。
しかも↓のレスを見る限り、自分が書いたかのような態度をとっている。

>記憶に残る部分を繋ぎ合わせて速攻で作ったので文体は滅茶苦茶だし…
>八甲田山に篭って修行してきます(反省)
>ありがとうございます。これを励みに次のはマトモなSSを書かせて頂きます

人の作品を発表しておいて、自分の作品であるかのように礼を言う。
これを盗作といわずして何と言おう。
人のSSを勝手に発表する時点でダメダメなんだけど、それでも「昔、
ネットで見つけたお気に入りSSを貼り付けます」みたいな言い方ならば、
確かに盗作とまでは言われなかっただろうね。
968名無しさん@ピンキー:03/03/28 01:32 ID:ZfKL6kQ0
ひさしぶりにきたけど、
盗作イクナイ……
929、一言書いてくれよ。
どう思ってるのか。
969名無しさん@ピンキー:03/03/28 01:54 ID:bTBP+RBu
>>967
虹板云々は絵とSSで、盗作や転載、紹介に違いをつけるのも変な話だろ、て
ニュアンスで書いただけで板の特徴だとかそんなことは知ったことじゃないんだけどさ。
後半は俺の見落としだった。
確かにまったくもってそのとおり。

とりあえず俺が危惧したのは、これ幸いとばかりに槍玉に挙げて大騒ぎする奴らが出てきそうだなってこと。
せっかくいい雰囲気が戻りつつあったのだから、これ以上追求するのはやめないか?もう十分だと思うんだが。
970968:03/03/28 02:52 ID:ZfKL6kQ0
>>969
そうだね、引っ張り続けるのもね……反省。968はスルーでよろ。

ティアサガ萌えだが、ひさしぶりに封印もいいねー
つか、烈火の剣てもう発売されてるっけ?
SSはさすがにまだでないかのう。。
971名無しさん@ピンキー:03/03/28 02:58 ID:RJBJkify
972名無しさん@ピンキー:03/03/28 03:07 ID:wB3uSS/R
マターリしたいからって、うやむやにするのもよくないと思うが。
どっちにしろこの後は929次第だけどな。反省してくれればいいんだが。
反省もせずに次のSS持ってきたりしたら、遠慮なく叩かせていただく。

盗作イクナイのは、SSだろうがイラストだろうが同じことだからな。

ま、すぐに新スレだから、そんなに危惧しなくても雰囲気は悪くは
ならないと思われ。
>970新スレよろ
973970:03/03/28 03:22 ID:ZfKL6kQ0
すんません……
スレッド立て杉で立てれないです。
リンク集を貼っておきますので、立てられる人お願いします。
申し訳ない。
974970:03/03/28 03:22 ID:ZfKL6kQ0
*テンプレ*

ファイアーエムブレムシリーズやティアリングサーガの18禁SSスレッドです。

初代スレ
「ファイアーエムブレムのエロネタでハァハァ… 」
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10044/1004451716.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第二章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1020/10200/1020016530.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第3章
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1033/10338/1033828837.html

前スレ
ファイアーエムブレム&ティアサガ第4章
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1042292300/

ログ倉庫
http://fire_emblem2ch.tripod.co.jp/fe18.htm
975970:03/03/28 03:24 ID:ZfKL6kQ0
つかageてしまってすんまそん。
回線切て逝ってきます
976名無しさん@ピンキー:03/03/28 03:30 ID:wB3uSS/R
立ててきた。
ファイアーエムブレム&ティアサガ第5章
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1048789718/

>970
テンプレサンクス。逝かんでもよろし。
977名無しさん@ピンキー:03/03/28 03:32 ID:wB3uSS/R
書き忘れ。
新スレ、ある程度の容量に行くまでは、一定期間書きこみないと
即オチするので、なるべくたくさん書きこんでちょー。
978名無しさん@ピンキー:03/04/01 02:33 ID:S8JKs4VH
盜作盜作うっせーな。
加筆だっていってんだろ。
979名無しさん@ピンキー:03/04/01 03:01 ID:7Eq6jfyA
なーんだ、釣り氏だったのか。
980通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:43 ID:fWqRU1K4


老朽化してもなお荘厳さを失わずそこに佇む玉座は、
まるでかつてのこの城の主を現しているかのように存在感がある。
しかし今はもうその名も知れぬ主は存在しない。
ベルン王国と手を組んだエトルリア軍のクーデター派が
ここに篭城していた反クーデター派を押さえ、たった今占領することに成功したのだ。
その立派な玉座からは、部屋の大きさに似合うこれもまた大きい出入り口へと
血のような真紅の絨毯が伸び、それがつくる道の横には
この城を占領することに貢献した兵士が立ち並んでいた。
そして、まるで主を待つように居するその玉座へ戦況報告を聞きながら向かう軍の将。
固く冷たいそこにさも当然のように腰を下ろし、立ち並ぶ兵士を見やる。
今、この城を支配する主が自分であるということに満悦しながら、
玉座に座った男は鼻を鳴らした。
「こちらの被害状況は以上です」
隣で報告を続ける兵士に耳だけを向けて、男は玉座の座り心地を楽しんでいる。
「あの、ナーシェン様?」
「うん?」
981通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:44 ID:fWqRU1K4

応答がないのを不安に思ったのか、報告をしていた兵士が控えめに口を開いた。
そこで初めて兵士に視線をくれ、ナーシェンは短く声を発する。
「わかった。下がれ」
「はっ」
部屋を出ていくその兵をぼんやり眺めながら、ナーシェンは咄嗟に思いついたことを
伝えようと再び彼の足を止めた。
「ちょっと待て」
声をやっと聞き取れるぐらいの距離でその兵士は立ち止まり、
もしかして何か粗相をしでかしたのかと慌てて振りかえる。
「はっ? な、何でしょうか」
「さっき牢へ入れた女をここへ連れて来い」
自分への叱咤でないことに兵士は安堵して、ナーシェンの言葉をめぐらせる。
「女……エトルリアの将のことでしょうか」
「そうだ。さっきまで抵抗していたあの女だ」
そう言うナーシェンの口許がいやらしく歪む。
何かたくらみが思いついたことは容易に想像できたが、
一兵士がその内容を聞くことは分が過ぎるように思えた彼は一言だけで答えた。
「了解しました」
「戒めは厳重にしておけ。
 陛下にやられたとはいえ相手はエトルリアの三軍将の1人なのだからな」
「はっ!」
982通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:45 ID:fWqRU1K4


「さて……いい格好だな、女」
両手を後ろで強固に縛られ、ナーシェンの前に連れてこられたセシリアが歯噛みする。
先の戦闘のダメージがまだはっきりと目に見えるが、
それでもなお周囲に向ける視線には”魔道軍将”と呼ばれるに相応しい威圧感を漂わせていた。
「フン、叩きのめされたというのに自分の立場がわかっていないようだな」
ナーシェンは玉座から立ち上がり、怯む兵士を見やりながら
セシリアから向けられる厳しい視線を迎え入れる如く彼女に近づいて行く。
「なんだ、エトルリアでは相手を怯ませるだけで重役につけるのか?
 軍を率いる将があれだけの力しか持っていないのではエトルリアも先が見えているな、ハハハ!」
絶対的優位な立場から出るナーシェンの高笑いが響き渡り、
それが兵士にいくらかの安堵をもたらした。
いくら凄みを効かせたところで、女は拘束されているのだ……何もできるはずはない、という
現状を認識し、やがて兵士達もナーシェンにつられるように笑みを浮かべ出す。
「……私が敗けたのはゼフィールであって貴方ではなくってよ」
983通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:45 ID:fWqRU1K4

凛とした、透き通るような高い声。
その声が彼女への蔑みを含んでいた場の空気を再び引き締めた。 
刺すような視線が、兵士達を戒める。
ナーシェンは彼女の整った顔を睨み、その顎先に手をかけた。
「敗れた相手が誰だというのは問題ではない。
 重要なのは敗れた貴様が今ここにいるということだ」
そう言って、セシリアの顔を自分に向ける。
端麗な顔立ちに浮かぶ怒りの色は美しささえ感じさせるが、
ナーシェンはそんな彼女の持つ”気品ある怒り”を面白く思わなかった。
「相変わらず生意気な女だな……貴様の立場を教えてやらねばならんようだ」
わずかに口許を歪めて、ナーシェンはセシリアの顔を捉えていた手で
ドン、と彼女を押し倒した。
両手の自由を奪われているために思うように踏ん張れず、
セシリアは尻からその場に倒れこむ。
「きゃっ……な、何をするの!」
984通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:46 ID:fWqRU1K4

一瞬の動揺の間があったが、すぐに声を張り上げて抗議の色を示した。
重なり合い、くの字に折れているセシリアの白く長い両の脚を見ながら、
ゆっくりとナーシェンは倒れたままの彼女の前に座りこむ。
「言った通り、貴様の立場を知ってもらうのだよ……フフフ」
美しい容姿に似つかわしい、その綺麗な脚を一撫でして、
ナーシェンはセシリアの反応を待つ。
「さっ……触らないで! 汚らわしい!!」
「貴様は命令できる立場ではない。
 何をされても文句など言えないのだ……今の貴様はゴミ同然なんだよ」
嫌悪に歪むセシリアを楽しむように、逃げる彼女の脚のすべすべした肌触りを満喫する。
「わ、私は捕虜扱いなのでしょう!?ならばそれ相応の扱いが…」
「誰がそんなことを言ったのだ? 貴様は陛下に敗れた時に死んでもおかしくなかった。
 それを私が譲っていただいたのだ。言わばこれからの貴様の処遇は私次第なんだよ」
そこまで言って、ナーシェンがセシリアの片足首を掴み、大きく逆に開いた。
大股を開いて、セシリアは彼の前に股間を突き出す格好になる。
985通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:47 ID:fWqRU1K4

「止めなさい! 手を離して!!」
「うるさい女だ……死体同然の貴様をどう扱おうが私の勝手だ」
しっかりと丸みを帯びたセシリアの臀部を見愉しんでから、
ナーシェンは傍に立ったまま事の成り行きを見ていた兵士の1人に声をかける。
「おい、剣をよこせ」
「は、はい」
差し出された兵士が常用する剣を鞘ごと引ったくるようにして掴むと、
ナーシェンはそれを素早く抜いて、切っ先をセシリアの股間へ突きつけた。
「な、何を……っ」
「貴様がどれだけその態度を維持できるか試してやろう」
ゆっくりと、見せつけるように、ナーシェンは剣を下ろしていく。
「や、やめ…」
セシリアの制止など他所に、振り下ろされる剣は音もさせずに
彼女の下半身から衣服を取り除き、豊かな臀部を隠す薄桃色の下着を露わにさせた。
『おお……っ!』
986通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:48 ID:fWqRU1K4

周りから思わず、と言った感じで感嘆の声が漏れる。
露見した下着があまりにもセシリアが身に着けるに相応しい、
気品を醸し出していたためだ。
「ああ……っ」
「フン、身なりだけは本当に1人前だな。しかし今の貴様には出来すぎたモノだ」
ナーシェンがその布地の感触を確かめようと指を伸ばす。
「止めて!!」
咄嗟に身をよじってセシリアはその指から逃れようとした。
細い脚がばたばたと紅い絨毯を蹴る。
「くそ、じたばたと落ち着きないゴミだ……おいお前、こいつの脚を押さえつけろ」
セシリアを連れてきた兵士が声をかけられ、はっとした表情で顔を上げた。
尋常でない異様で淫らな光景に、
ただならぬ期待の目を向けていたのは周りの兵士も同じだった。
「は、わ、私ですか?」
「そうだ。後1人……誰か! こいつの足を押さえつけるのを手伝え!」
周りの誰ともなくナーシェンがそう告げると、おずおずと同志の反応を確かめながら、
その場に一番近い位置に立っていた兵が歩み出た。
987通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:48 ID:fWqRU1K4

気まずそうな顔で、しかしわずかに頬に赤みを携えて、兵はセシリアの細い足首を掴む。
両手の自由のない彼女は両足を捕まれ、セシリアは完全に逃げ様を失ってしまう。
その場で暴れてみるものの、しっかりと脚を掴まれている状態では
肉付きのいい尻がぶるぶるとその場で揺れるだけだった。
「は、離しなさい!」
「私がいいというまで離すな。もしもその脚を自由にさせたらお前達の首がとぶぞ」
「りょ、了解しました!」
足首を掴む兵士の手に一際力がこもる。
それと同時にセシリアが顔をしかめるのを見て、ナーシェンは含み笑いをしながら
こんもりと盛り上がる彼女の股間の土手を掌で支配した。
「きゃああ!!」
「いい感じだ。態度は生意気でも身体はなかなか……」
ナーシェンは揉むように手を動かし、セシリアの恥丘を下着の上から楽しむ。
人肌の温度を保ち、触り心地のよいその部分からは、手を離させないぬくもりを感じさせる。
飽きさせないその感触にナーシェンは気をよくして、手の力を次第に強くしていく。
988通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:49 ID:fWqRU1K4

「いやっ!! あ、貴方、こんなことが許されると…」
「フフフ……誰が咎めると言うのだ? 今この城を仕切っているのは私だ。
 一番偉い私がやることを誰も咎めることなどしない」
股間に指を挟み、がっしりと掴むようにナーシェンは目の前の卑猥な股間を揉み上げる。
指先が下着の中の割れ目をなぞった刹那、セシリアは大きく身体を反らした。
「あぁ!!」
「いいぞ、その反応……もっとよがって見せろ」
下着の上からではあったが、秘口の周りをなぞるナーシェンの指の動きは
セシリアの身体に刺激を送りこむのに充分なものだった。
大陰唇を何度もなぞられ、受け入れたくない感覚にふるふると身体を震わせ耐えるセシリア。
彼らの横に座る兵士の喉がゴクリと鳴るのがはっきりと聞こえる。
そう、周りには兵士がいるのだ。
変わりなく佇んでいるように見えるが彼らにも自分のこの状態を見られている。
その心境はきっと、今自分の足を掴んでいる彼らと同じだろう。
思わず喉を鳴らしてしまうほどに、気持ちを高ぶらせてしまっている彼らと…。
「くっ……」
「なんだその目は? もっと強いのが欲しいのか?」
989通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:50 ID:fWqRU1K4

見られる羞恥と襲い来る感覚に潤む目でナーシェンを見据えて、
勝手に震え出す身体を必死に押さえながらセシリアが口を開いていく。
「…………っ」
「なんだ? 聞こえんぞ?」
「その手を……、その手を離しなさい! 下司下郎!!」
強く言い放たれたその言葉が、その場の淫らに歪んだ空気を一喝する。
手足の自由を奪われ、いいように身体を嬲られてもなお気丈な態度を崩さない
セシリアを見て、兵士達に動揺が走った。
我々はとんでもないことをしているのではないだろうか……。
つい先ほどまで淫らな視線を向けていた兵士達にそんな考えを生み出させるほどに、
セシリアの言葉は毅然としたものだった。
「き、貴様……っ!」
ナーシェンにも兵士達の動揺が見てとれたのだろう、
一声で兵を戒めたセシリアに対して上げた声に苛立ちが込められていた。
990通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:50 ID:fWqRU1K4

「フ、フン……いいだろう、その強気な態度をどれだけ続けられるか試してやる…」
ナーシェンは怒りに狂う目でセシリアを睨みながら、彼女の下着に切っ先を入れた。
ハラリ、とセシリアの下腹部を覆っていた最後の砦が床に落ちる。
「くっ……!」
M字に開かれた彼女の股間の中央部には、花唇が真っ赤な肉ビラを備えて位置していた。
その上部に申し訳程度に生えている翠色の草むらは慎み深くその毛先を揃えている。
「ほぉ、貴様こんなところにも気を使っているのだな。恥毛が綺麗に生え揃っているぞ」
「み、見ないで!!」
手入れされたそこは、口を開いている肉孔の生々しい淫靡さをさらに際立たせていうように見え、
彼女の足首を押さえていた兵士も劣情に駆られずにはいられなかった。
ナーシェンはセシリアの衣服を露わにするのに貢献した剣を鞘におさめ、
その鞘の部分を掴んで彼女の動きに伴って卑猥に蠢く秘裂へ近づけていく。
「見ろ、貴様の汚いヴァギナがいやらしく動いて男を誘ってるぞ。
 まぁ貴様の股なんぞにはこのボロい剣で充分だろう」
991通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:51 ID:fWqRU1K4

「な、何を……っ」
驚愕とわずかな怯えの表情を浮かべているセシリアが目を見開いた瞬間、
手垢で汚れた剣の柄が秘裂を分け入っていく。
全く濡れていないそこは赤く乾いた肉襞をめくらせて、
無理矢理押しこまれる異物を飲みこまざるをえない。
「ああぅ……ッ!!」
苦痛に歪むセシリアの顔はナーシェンにとって最高の快楽だった。
「ハハハ、痛いか? ならばそう感じないように濡らせばいい。
 どうせ国では乾く暇などないほどに男のモノをつっこんでいるんだろう?
 この腐ったマンコに!」
「くぅっ……やめ……やめ……って……!!」
肉を裂く感触を柄越しに感じながら、ナーシェンは一切の手加減なしに剣を推し進める。
自分に苦汁を舐めさせ続けてきた女が今、いいように身体を嬲られ顔をしかめている。
腹の底から涌きあがっている興奮の度合いはなかなか味わうことのできないぐらいに
心地良く、痛快だった。
992通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:52 ID:fWqRU1K4

「さあ鳴けっ……こういうのが好きなんだろう!」
最後の一握りをぐっと押しこんだ刹那、セシリアの秘穴からじわりと透明な液体が零れ落ちた。
紅い絨毯がそれを吸い、ドス黒く変色させてその事実を公にして見せる。
「フフ……調子が出てきたな。どんなに強がって見せても、ここにいるヤツらにはわかっているさ。
 貴様がエトルリアの薄汚い雌ブタだということをな!
 快楽を期待して股を濡らす生き物なんだよお前は!」
「違う……! 違うわっ!!」
「違わんさ。聞こえるだろう? ヒクつく貴様のマンコが出すこの音が!」
そう言って、ナーシェンは一番奥まで差しいれた剣を引き抜きまた突き刺す。
最初ほど抵抗がないのはセシリアの膣腔が異物を受け入れる準備を始めたからだった。
彼女の意志とは関係なく分泌され出した淫液が剣の柄の滑りをなめらかなものにしていく。
ニチュ、ズ、ズリュ……。
抽送される剣と自らの発する液体が出す淫靡な音を耳にして、セシリアの顔が紅く染まる。
誤魔化しようのないほどに大きく、卑猥な音だった。
「うっ……」
993通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:53 ID:fWqRU1K4

「いい音をさせる……。
 もう準備が整うとはお前の身体はよほど男好きなんだな! ハハハハ!!」
秘唇をナーシェンの前に突き出すように態勢を固められているセシリアが
羞恥に身を震わせる。自分を拘束するため両脇に位置する男達の
股間の膨張を肩越しに見つけ、セシリアは自分の姿がいかに周りにとって
扇情的なものかというのを理解してしまった。
「もう止めて! こんなことをして何が楽しいのっ!?」
「何がだと? エトルリアの魔道軍将の中身は娼婦と変わらないただのスケベな女だと
 いうことがわかったのだぞ?こんなに愉快なことがあるか!」
ナーシェンの手はますます加速し出し、セシリアの淫液を掻き出すように
激しい律動へと変わっていく。
汁をこねるようなネットリとした音を否応なしに醸し出す美麗な女将軍の姿は
兵士達にとって刺激が強すぎるほど淫猥なものだった。
「その手を……っ、くぅ……!!」
「何だ、もっと動かしてほしいのか?」
994通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:53 ID:fWqRU1K4

目を潤ませるセシリアを喜悦の表情で眺めながら、
ナーシェンはさらに手の動きを加速させる。
グチュッ、ジュボ、ジュボ……!
「あぁ! っあああ!!!」
水音が派手さを増し、硬い剣の柄がいいようにセシリアの膣内を蹂躙する。
温度を持たないこと以外は異性の性器と変わりないその物体に彼女の身体が火照り始める。
今のセシリアにはナーシェンの姦行を受け入れる他の術はなかった。
「本性を曝け出し始めたな。それが貴様にはお似合いだ……そうやってヨガる姿がな」
「いっ……う、はぁっ……!」
セシリアが何時の間にか剣の挿入に合わせて息を吐いているのに気づく。
(わ、私は受け入れてなんかいないわ……! こんな辱めを!)
ぎゅっと目を瞑り、快感に震える自分の身体を否定しようと務めるが、
その様子さえ周りの男には扇情的に映ってしまう。
「もう我慢できないようだな……欲しいか?」
濡れそぼった秘裂を弄り続けながら、ナーシェンは嘲りを含んだ視線をセシリアへ向ける。
溢れ出る粘液はクレヴァスを伝いその下方にある薄桃色の蕾にまで達しそうなほどの量だ。
995通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:54 ID:fWqRU1K4

「馬鹿なことを……っ、い、わ……ない、でっ……!」
絶え絶えに抵抗を漏らすセシリアだったが、彼女の表情と身体の反応は
明らかにその言葉とは異なるものだった。
じっとりとした汗が太腿を覆い、顔は紅潮して呼吸も荒くなっている。
それでも目の前の下劣な男の問いかけを否定したのは、
彼女自身がそのことを認めたくなかったからだ。
「まだ我慢するのか……結構なことだ」
「あッ……!」
セシリアの膣内で剣の柄が回るように動き出す。
陰唇部をくまなく刺激され、新たにくみ出される快感とそれを耐えようとするセシリアの
意識がぶつかりあい、ふっくらとした太腿が官能に震える。
「ふむ、これは好きではないのか。では…」
剣を握っていないナーシェンの片手が、包皮から顔を覗かせている陰核に触れる。
真っ赤に充血したそれを弾かれた刹那、セシリアの身体がこれまでとは
明らかに違う反応を見せた。
「う、んああァッ!!!」
996通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:55 ID:fWqRU1K4

予想通り、いやそれ以上の声を上げた彼女に、ナーシェンが歯を見せる。
「ハハハ! そうか、これがいいのか! やはり貴様もそこいらの女と変わりないということだな!」
「い、あッ……うゥん!! ダ、ダメッ……止めてっ!!」
肥大し出した陰核を擦り、下部の秘裂からなお溢れ続ける淫水を塗りたくると、
官能を示すかのように途切れ途切れの甘い息がセシリアの口から吐き出される。
「はぁっ! はぁっ! はぁっ! はっ……ぁぁ……!」
纏わりつくような淫水の音の中、ナーシェンは激しくなっていくセシリアの
反応を楽しむように自らの動きをそれに比例させていく。
彼女の臀部の下には、粘り気のある液体が大きなシミをつくっていて、
まるでセシリアが年不相応な”お漏らし”をしてしまったかのようだ。
口端から唾液をわずかに溢しながら自分の手技で喘ぐ彼女に、
ナーシェンは侮蔑の視線を向けながら絶頂へ導こうとする。
「私の前で達してみせろ! 自分が馬鹿にした男にイカされるのはどんな気分だ!?」
「っ……だ、誰が……! 貴方なんかに……っ!!」
額に浮いた汗で前髪を張りつけながらナーシェンを睨むセシリアは
絶頂の1歩手前でかろうじて踏ん張っているように見える。
そこで絶え続けられるのは魔道軍将としてのプライドなのか、
それとも明らかに自分より人間的に劣っている男に負けたくないという女の意地か。
(負けないわ、こんな男に…絶対……ッ!)
997名無しさん@ピンキー:03/04/02 23:56 ID:CCT6isab
ii
998通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:56 ID:fWqRU1K4

「くっ……しつこいぞ貴様っ……手が疲れるだろうが!」
「あ……ら、それ、ならっ……もう……うっ、お止めになったほうが、っ…よくってよ……ッ!」
言葉尻を震わせながら言うセシリアに、ナーシェンの顔から余裕が消えた。
奥歯を噛んで、彼女を快楽の波へ押し流そうと躍起になる。
「このっ……このメス豚が! 抵抗するな!」
「ッはぁ……!! うンん、ん……!!」
セシリアは漏れないようにと必死で声を噛み殺す。
しかし今の状態ではいくら持ちこたえようといつかは終着が訪れる。
これは彼女自身が自分を納得させるための忍耐力勝負。
どうせイカされるなら少しでも長い時間、目の前の卑劣な男を焦らせてやりたい…!
「はぁ! はぁっ! ……っう、はぁッ!!」
「くっ、こうなったら……!」
ナーシェンの指がセシリアの陰核を摘みとってしまうほどにぎゅっと引っ張り上げた。
ボタンのように膨れ上がったクリトリスが指で押し潰され、セシリアの身体に強力な刺激を送りこむ。
「うっ……〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!」
ビクゥ!!
「おっ………う…」
頤を反らし秘腔から大量の液体を吐き出して、セシリアの肢体がしなる。
999通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:58 ID:fWqRU1K4

鼻につく臭いを放つその淫液を掌で受けとめながら、ナーシェンは笑い出す。
「ハハ……ハハハ! イキおったわ! こんな大勢の前で!」
「ハァ、ハァ………………フフ、フフフ」
まだ朦朧としているような、焦点の合わない瞳でナーシェンを見やり、セシリアが笑う。
一瞬気でも違ったかと思ったものの、彼女の表情が妙に清々しく見え、
ナーシェンは疑念を抱かずにはいられなかった。
「貴様、何がおかしい……?」
「ハァ、ハァ……っ、お望み通り、イッてあげたわよ。これで気が済んだかしら、将軍さん?」
「な、何だと!?」
弛緩した身体をぐったりと横たわらせながらも、セシリアの表情は変わらない。
愉悦の表情でナーシェンを見ているその様は、まるで勝者のように思えて見える。
「はぁ、はぁ、たかが女1人悦ばせるのにこんな時間をかけるなんて、よほど下手なのね貴方…」
「う、うるさいッ! 貴様は俺にイカされたんだぞ!? どうしてそんなことが言えるっ!!」
「あら……貴方があまりにも……必死だったから…、同情してイッてみせただけのこと…」
整い始めた呼吸に合わせるようにして、セシリアは少しずつ言葉を紡いでいく。
「う、嘘を吐けっ! あんなにヨガっておきながらそんな言い訳…」
「貴方、今までその権力に媚びようとする女性しか抱いたことしかないのではなくて?
 そんな人達が本気で感じていると思っていたのかしら?」
「なっ……!」
1000通りすがりのスケベさん:03/04/02 23:58 ID:fWqRU1K4

「ナーシェン様! た、大変です……!!」
ナーシェンが顔を上げると同時に、その焦りの報告と共に兵士が走り入ってきた。
広間中の視線がその兵へ向けられてから、彼は1つ息を飲んで報告を始める。
「や、やつらが現れました! リキア同盟軍です!!」
「な、なんだと! 何故ヤツらが!?」
その兵士の焦りがそのまま乗り移ったかのようにナーシェンが驚愕する。
足元のセシリアを見やり、動揺を見せる周りの兵士を見ながら、
ナーシェンは思考を巡らせ始めた。
「ここにいてはマズい、対策を立てねば……!」
その場で倒れこんでいるものの、屈服しているようにはまるで見えない
セシリアを見てから、ナーシェンが声を張り上げた。
「くっ……城の守りを固めろ! それからこの女は牢へ叩きこんでおけ!!」
思うようにならなかったセシリアを睨みつけ、ナーシェンは広間から急ぎ出ていく。
緊急の事態に戸惑う兵士に連れられ、セシリアは着のままで再び牢へ戻ることとなった。
疲れは隠せないが、彼女の表情にはナーシェンに一泡吹かせられたということに対する
満足感が漂っているようにも見えた…。


                    完

1000(σ゚д゚)σゲッツ
封印、萌えキャラ多過ぎ
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