「引っ越しの準備しなきゃ・・・」
ふと、立てかけてある作業用スコップを見つける。
「これもそろそろ使うのよね?」
「いや、あの……別にサボろうなんて事は考えていなくてですね……」
メイド長と目を合わせないようにして、言い訳を繰り返す。
(なんでこんな時に見つかっちゃうかなぁ)
「新築工事が終わりましたので、移行をお願いします」
◇
荷物をまとめていると
ふと自分がお茶の用意をしていたことを思い出す。
「あ・・・・・どうしましょう、もう冷めてしまいましたわね・・・・・・」
メイド長に散々叱られて、少し落ち込んでいる。
「……こんな時は、お風呂が一番〜♪」
無理矢理気を取り直して、浴室へ向かう。
(はぁ……がっくし)
(素)
主人はたしかかなり武には長けてた気がするw
厨房でパンを食べている。
(まだ柔道着のまま)何となく厨房に向かう。
シャワーを頭からかけている。
「……もう、くよくよするのはやめよう。考えたって無駄だし」
みかささんがこっち残るならあっちに行こうかな
新館と旧館の間を荷物を持って行ったり来たり。
「厨房の方の片付けもしませんと・・・・・・」
埋めですね
「ああ忙しい忙しい〜」
埋め立て用のスコップの準備をすると
ひとまず厨房へカップの後始末に。
うおおおおおおおおお
「埋め立ても始めなきゃ・・・」
先ほどの作業用スコップを持ち出す。
埋め立て〜
せっせと穴を埋めている
「そうだわ、こちらのお屋敷を埋め立てないと」
そう言って、シャベルカーを動かす。
「メイドだからって、これくらいは出来ます……ふふ」
ざっくざっくざっく(スコップの音)
器用にシャベルを動かして埋めていく。
うわあああああああああああああああああああああああい!!
「今回こそはいただくぞ!」
「今度の穴は大きいですね」
「結構、大変ですね……」
そう言うと、額の汗を拭く。
「うぉ!」
ショベルカーにひかれそうになる
「あ! 御主人様、危ないですよー!!」
「よっと」
スコップを振り回す
「むむむ、負けてたまるか!」
すさまじいスコップ捌きを見せる
「……あと少し」
「ああっ、出遅れましたわ!」
洗い物を終えると急いでスコップを持って埋め立て現場へ。
あなあああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああ
ああああ
「もすこしだ!」
ざくざくざくざくざく!
よくわからないボタンを押してしまう。途端にショベルカーが停止する。
「あ、あれ? どういう事かしら……?」
焦ってボタンを押し続ける。
「あとちょっと……」
「おらおらおらおら」
「皆さん・・・すごい・・・」
初めて見る埋め立て風景に呆然としている。
「ああ、もう大分埋まってしまって・・・・・・」
「そろそろ!」
「ここだ!」
「今回こそは・・・・・・」
手にしたスコップで砂をペッとかける(笑)。
「そろそろですっ」
「1000か!?」
「私も負けませんよ!」
掘るスピードを上げる。
もう1回、砂をかけてみる(笑)。
「1000!」
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。