「聖痕のジョカ」「新・聖痕のジョカ」エロ小説

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151I've seen it all:03/09/11 05:34 ID:Xu1CqCxW
「不思議だね…あんたはあたしが傷ついてるのが分るみたいだ」
「さみしいなら抱いてやるぞ?」
ジョカの濃い茶色の瞳がフーギを見上げた。何故だろう、フーギはひどく優しい顔をしていた。
「俺と闘うのが怖いか?」
「そう、かな…そうかもしれない」
「らしくないな」
「わかんない…けど、なんか、あんたは失っちゃいけない人のような気がするんだ…」
フーギはジョカを強く抱きしめた。打ち明けたい、このまま何もかも。
俺たちはこの世でたった二人の、血のつながった姉弟なのだと。
「フーギ?痛いよ…」
けれどジョカは、フーギの手を振りほどく気にはならなかった。
フーギの腕は温かかった。今はその心地良さの中に、身を埋めても良い。
「昔、ナーガ婆に聞いたことがあるな。どんな跳ねっかえりでも、変わった娘でも、
 男に抱かれると大人しくなるって。普通の娘になるって。」
フーギがくすりと笑う気配がした。
「じゃあ、そのまま俺にキスすれば良い」
フーギの端正な顔がジョカに近づいてきた。同じ色の瞳、同じ形の唇、同じ色の髪。
どうして、こんなにも良く似た顔を持って生まれてきたのだろう。
ジョカの顔がフーギと似ていさえしなければ、ナタクも、イレーヌ島でジョカを
見咎めることは無かったかもしれない。
「キスしてみな…抱いてやる」
152I've seen it all:03/09/11 05:36 ID:Xu1CqCxW
フーギは、束ねていたジョカの髪をといた。長い黒髪が背にかかった。
指に髪を絡め、フーギは囁く。
「もったいないな…せめて結い上げて、飾りのひとつでも付ければ良いのに」
この娘はいつもそうだ。年頃だというのにろくに身を飾る品も持たない。
ぞわぞわとした感触がジョカの背筋を這いのぼる。くすぐったくて、思わずジョカは笑った。
「だってそんな物、持ってないんだもん」
「じゃあ、俺が買ってやる、いくらでも」
金銀の歩揺も、珍かな異国の石で飾った手珠も、美しい絹も。
世界を手に入れたら、その全てをお前にやったっていい。
―だから、俺を裏切らないでくれ。俺をひとりにしないでくれ、姉さん。
フーギは唇を強くジョカの首筋に押し付けた。
「…フーギ?」
ジョカが訝しげな声を上げた。今日のフーギはヘンだ。どうしてそんなに悲しそうなの…。
フーギの手が、ゆっくりとジョカのシャツをたくし上げた。ジョカの形の良い乳房が露になった。
「え、ちょっと」
ジョカがうわずった声を上げた。
それには構わず、フーギはジョカの乳房に手を這わした。
「…乳首立ってる」
「!」
かっとジョカの顔が赤らんだ。
「うん、そういう正直な反応はスキだな」
「ばかっ!!」
153I've seen it all:03/09/11 05:37 ID:Xu1CqCxW
フーギの指がジョカの下腹に触れた。
そこは柔らかく、温かだった。生命が脈打ち、宿る場所。
「え、なに?」
ジョカは己の尻に、固いものが当る感触を感じていた。
フーギはジョカの手をそこに導いた。
「触ってよ、俺のも」
フーギは下履きをずらすと、固くなったそれを取り出した。
ジョカはおそるおそるその場所に手を触れた。
「…気持ち良いの?」
「うん、舐めてくれたらもっとイイけど」
ジョカはうつ伏せになって、先端を咥えた。
仔犬がじゃれあうように、ふたりはお互いの身体に触れた。
くちゅくちゅといやらしい音が響いたが、今は何も気にならなかった。
この夜は、雨が何もかもを消してくれる。
 固さを増したその先端から、うっすらと透明な液が出てきていた。
ジョカはそれを舐めとってみたが、すぐに顔をしかめた。
「…ヘンな味」
フーギの手が、ハイハイというようにジョカの頭を撫でた。
「そんな事言ってると、無理やり飲ますぞ?」
「…飲んだらどうなるっていうの」
「さあ…試して見るか?」
フーギはニヤリと人の悪い笑みを浮かべた。
「こっち来な、ジョカ」
154I've seen it all:03/09/11 05:39 ID:Xu1CqCxW
フーギは正面からジョカを抱きしめると、キスをした。舌を入れ、柔らかな咥内をまさぐる。
ジョカは目を閉じていた。普段の喧嘩腰の態度からは想像もつかないほど、甘やかな表情をしている…。
束の間、フーギの胸に嫉妬が過ぎった。リカオンのヤツは、ジョカのこんな顔を見たことがあるのか?
フーギは向き合った姿勢のまま、ジョカを膝の上に乗せた。下着をずらし、秘所をまさぐる。
そこはしっとりと潤っていた。
「入れちゃうよ? いい?」
「ん…」
ジョカはされるがままになっていた。左胸の聖痕も、フーギが触れることを許していた。
ジョカはゆっくりと腰を落としていった。
だが、初めて男のものを受け入れるそこは、まだあまりにも狭かった。
「いた…やっぱ、無……」
無理、といいかけたジョカの口を塞ぐように、フーギの物がジョカを一気に刺し貫いた。
「い、いたいっ!やだ!」
逃げようとするジョカの体を、フーギは押しとどめた。
ジョカの気を落ち着かせるように、額を、頬を舐める。
「大丈夫、自分で動いてみな…そうしたら痛くないから」
「動くって、…どうしたらいいのかわかんないよ」
泣きそうになりながら、ぎこちない動作で腰を動かそうとするジョカを、フーギは愛しいと思った。
俺だけのものにしたい。
たとえ生まれ変わったとしても、地の果てまでも探し出して、俺のものにする。
その為なら、俺はどんな事をしたって良い…。
「この闘いが終わったら、どこか遠くに行こう」
「遠くって…どこに?」
ジョカは喘ぎながら問うた。
「どこへでも…ジョカ、お前の望む所へ、だ」
まだ旅は終わっていない。
155I've seen it all:03/09/11 05:40 ID:Xu1CqCxW
深く、ゆっくりとフーギは腰を動かした。その度にジョカはフーギに強くしがみついた。
フーギの肩に、深い爪痕がついた。
「…んっんーっ……んっ…」
…ぐっ ぐちゅっ ちゅるっ くちゅっ …
「…だ、め……おかしくなっちゃう……」
ジョカが泣きそうな声を上げた。だが、その声はますますフーギの欲情に火をつけた。
「いいよ、おかしくなればいい」
見せればいい。俺に、俺だけには。
フーギは激しく動いた。
ぐちゅぐちゅといやらしい音が辺りに響いた。
…お前は俺のものだ、ジョカ。…姉さん。
「や、ぁ、あああぁあああっ!!」
ひときわ高い声を放つと、ジョカは果てた。
フーギはちっと舌打ちしたいような気持ちになった。
(まだ俺はいってないぞ、ジョカ)
ジョカは放心したように目を閉じて、荒い息を繰り返していた。
そっとジョカを床に横たえると、フーギはその上に跨った。
「……フーギ?」
かすかに、ジョカが自分の名を呼ぶのが聞こえた。
「…自分だけ先にイったお仕置き」
156I've seen it all:03/09/11 05:40 ID:Xu1CqCxW
言うなり、ジョカの胸に精を放つ。
どくどくと脈打ちながら、白濁した液体はジョカの身体を濡らしていった。
フーギはそれを指ですくうと、ジョカの口に含ませた。
「ちゃんと全部飲まなきゃダメだぞ?」
「ん……」
口に含ませるたび、こくんと、ジョカの喉は上下した。
ジョカの手が、フーギの指を捕らえた。
赤子のように無心に指を掴み、しゃぶっている。
ぴちゃぴちゃと、舌ですする音が聞こえた。
フーギの身体に、甘い痺れが走る。
フーギはジョカを愛おしむように、抱きかかえた。
「…本当に可愛いヤツだよ、お前は」
フーギは、己のものがまた固く強張ってきているのを感じた。
「…朝までは、まだ時間があるな」
157I've seen it all:03/09/11 05:42 ID:Xu1CqCxW
『―ずいぶん楽しんだようだな、兄弟』
ぞろりと、祝福の槍が腕から這い出てきた。
それには答えず、フーギは肩の爪あとを指でなぞった。
甘やかな傷だ。飼い犬に甘噛みされた時のような。
ジョカが一時、俺のものになった、その証のような傷だ。
フーギは、ふと嗜虐に満ちた笑みを浮かべた。
「せいぜい次の試合の時、アス=ランのヤツに見せびらかしてやるかな…」


―暗闇の中に、一筋の小さな光が見えた
―俺は何を選ぶのか、何が必要なのか分ってきた
―これ以上、見るべきものは何も無い
158名無しさん@ピンキー:03/09/11 05:46 ID:Xu1CqCxW
 投下完了です〜。ではでは。

さーラグナでもやっか! デビルチちゅわあああんっ(はぁと)
(↑すいません、集中力を消費して、ちょっと廃になってます。
    お気になさらぬよう)
159名無しさん@ピンキー:03/09/12 23:51 ID:C4IDUcqF
>>158
160名無しさん@ピンキー:03/09/13 00:56 ID:rCkSpw0Q
ジョカの爪あと。

新しい聖痕ですなあ、フーギ。
161名無しさん@ピンキー:03/09/14 01:43 ID:nYC5XHrI
フーギ×ジョカ!!!
読みたかったんでつ
ハァハァ
162名無しさん@ピンキー:03/09/20 09:47 ID:m6l4nSDL
健気に保守
163名無しさん@ピンキー:03/09/20 16:51 ID:qnZ21z+k
しっかし速攻データー落ちになるかと思ったのに粘るね聖痕のジョカスレ。
164名無しさん@ピンキー:03/09/24 19:35 ID:uTkLP63d
圧縮だって乗り越えられるさ!
165名無しさん@ピンキー:03/09/26 01:38 ID:EzT5T7Xb
まさかジョカスレがあったとわ!!嬉しすぎる!フーギものきぼんぬ〜
166名無しさん@ピンキー:03/09/29 21:57 ID:qtsevGhz
ほしゅ
167名無しさん@ピンキー:03/10/03 23:56 ID:Dbm3fQ2k
保守
168名無しさん@ピンキー:03/10/04 18:34 ID:KdxUOmpX
hoshu
169名無しさん@ピンキー:03/10/09 22:51 ID:MRn3JVd7
保守
170名無しさん@ピンキー:03/10/13 05:41 ID:ODV5RDQN
保守age
171名無しさん@ピンキー:03/10/15 14:05 ID:PfA3oG/S
保守
172名無しさん@ピンキー:03/10/18 00:22 ID:CQ3rvtx2
age
173名無しさん@ピンキー:03/10/30 16:11 ID:wC4CB6ar
hosyu
174名無しさん@ピンキー:03/11/12 23:49 ID:E9i6I7x5
保守
175名無しさん@ピンキー:03/11/16 19:34 ID:FMgvjz6t
保守
176名無しさん@ピンキー:03/11/20 01:28 ID:Ri3A2RxE
hosyu
177名無しさん@ピンキー:03/11/23 04:28 ID:remQaV+Z
保守
178名無しさん@ピンキー:03/11/24 23:28 ID:aY17bnxB
保守
179名無しさん@ピンキー:03/11/27 00:51 ID:AcIv8RE/
保守。
人いねーなぁ。
180名無しさん@ピンキー:03/11/28 22:33 ID:5XcmbazW
hosuage
181流浪のペンギン売り:03/11/29 01:34 ID:lhioRh9E
バカモノ!
今日は「兄ちゃまv」の日だと言っただろう!
182名無しさん@ピンキー:03/12/06 01:14 ID:DMaWnKlA
保守
183名無しさん@ピンキー:03/12/12 14:15 ID:oDMS+Y1R
保守
184名無しさん@ピンキー:03/12/16 02:01 ID:EeYE4Mdj
保守
185名無しさん@ピンキー:03/12/18 21:41 ID:3JhxRUu9
保守
186名無しさん@ピンキー:03/12/19 20:59 ID:BbUzBM+i
保守
187名無しさん@ピンキー:03/12/21 01:23 ID:KXjl8PuO
保守
188名無しさん@ピンキー:03/12/24 23:05 ID:8mP2uKrG
保守
189名無しさん@ピンキー:03/12/24 23:36 ID:e1C0SrwF
保守
190名無しさん@ピンキー:03/12/25 01:39 ID:fnkvH1KH
age
191名無しさん@ピンキー:03/12/25 23:17 ID:+dtU7f/K
保守
192名無しさん@ピンキー:04/01/03 00:06 ID:+pibz9ns
保守
193名無しさん@ピンキー:04/01/18 11:47 ID:DwmIz/us
死にそうだな。
194名無しさん@ピンキー:04/01/18 22:09 ID:+uvU4ALO
hosyu
195名無しさん@ピンキー:04/01/24 23:49 ID:bvVA0NSC
保守
196名無しさん@ピンキー:04/01/25 19:30 ID:Ca50tJYb
すんごく保守が続いてるね。
197名無しさん@ピンキー:04/02/14 19:52 ID:mPG3ErQ0
さらに保守
198名無しさん@ピンキー:04/02/18 23:12 ID:lDqXzGPm
保守は禁止になったんだっけ?
ネタもないしなぁ。
素直に落した方が良いのかね。
199名無しさん@ピンキー:04/02/19 01:19 ID:UAfeX6tz
他の相川作品ネタも募ってみるとか
200センシティブ犬塚 ◆iLDOGRKXRU
200ゲト━━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━━!!