「聖痕のジョカ」「新・聖痕のジョカ」エロ小説

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1大津衛治
旧・新どちらでもOK。
俊作求む!!!
2名無しさん@ピンキー:02/10/30 16:03 ID:z/kg2ptW
よし
3名無しさん@ピンキー:02/10/30 21:21 ID:6IJZGtr6
誰か旧ジョカ物で書いてくれ!
4名無したちの午後:02/10/30 22:08 ID:OnKC8glV
旧ジョカってゆーと、

ジョカ×フーギ そーかんモノ
アーサー×ダーナ 同上
イレ―ヌ×ナタク お姫様ぷれい
フーギ×サリア 悲劇のヒロインしちゅ
ヌアラ×イレ―ヌ 不倫モノ
サイ×ローラン 人食ぷれい

くらい?

だめじゃん。だめだめじゃん。
5名無しさん@ピンキー:02/10/30 22:27 ID:6IJZGtr6
ならサリアとフーギでお願いいたします。
こうなったら妄想空想幻想を練り込んで我が作ってみるか。
6名無しさん@ピンキー:02/10/30 23:41 ID:BE+qOXzR
>>5が書かなきゃdat行き濃厚だな・・・
マイナーすぎる・・・
7あぼーん:あぼーん
あぼーん
8大津衛治:02/10/31 00:18 ID:T75e/Ye6
うう、やはりこの漫画そんなにマイナーなのか・・・・・・
悲しいなあ・・・・・・・
ちなみに俺的には新ジョカの華山きぼーーーーーん
9名無しさん@ピンキー:02/10/31 00:33 ID:grxoXISg

これはどうですか?
http://asian.elitecities.com/books/maki.html
10名無しさん@ピンキー:02/10/31 00:59 ID:x1nqp8rD
ならちょっと時間をちょうだいね、旧ジョカで書いてみよう。
駄文でも文句は言わないでね。
11シーバの受難:02/11/02 21:55 ID:MpvDkWL2
神の学校そこは主に貴族の子弟だけが通える学校。
しかし我が兄、スール族の後継者でもある我が兄フーギは遺族出身でも神の学校に入学でき。
ゆくゆくは神の使徒としてエリートの道を歩むであろう。
あいにく僕には兄さんほどの才能も力もないから、神の使徒はとうてい無理で今はセージ師の元で星術師としても道を目指している。
それでも当然、神の学校では各武器の実技の単位が必須であり、僕も当然いくつかの武の実技を受けなくてはいけない。
この時ほど兄さんの格好良さが際だつ時はない。
剣の実践テストでスランスラン家の跡取りであるナタクに対して圧倒的に優勢に展開する兄の姿を他の貴族の子弟は羨望と憎悪が入り交じった目で凝視している。
異族出の人間で優秀な人間が憎まれるのはこの社会では常である。
僕も最近まで気づかなかったが兄が目立ち、優秀であるため回りの嫌がらせを一身で受けてくれ、僕には大した嫌がらせを受けたことがない。
もちろん兄が嫌がらせの首謀者らに二度とする気がないように埋めてはいたのはあるが、
それでも男女を問わず遠くからの陰口類などは聞こえてくる。
12シーバの受難:02/11/02 21:57 ID:MpvDkWL2
兄を見ている生徒の中で隣の修練所で行われている子女らも混ざって覗いていた。
大半はスランスラン家の長子が負けたことにため息をついているのが女子が大半であるが、一人兄に熱い眼差しを送っている女子がいるのに気づいた。
確かあの子はパプスザルイ家の息女であるサリア嬢で上級生でもっとも兄に殺意を抱いているサイの妹である。
サリア嬢はサイとは違って兄に好意を抱いているようである、一度兄に手作りのクッキーをあげている。
もっともその味の酷さから一瞬兄はサイの差し金かと疑った節があるようだ。
ナタクとの組み手が終わり、セルジオ教官に勝利を告げられた兄を羨望の目で見つめている、途中軽く兄が視線を送ると恥ずかしがって顔を赤らめ下を向く辺りは彼女の純情さが伺える。
そのうち隣の修練所の教官に女子がサボっているのを注意され戻る際にサリア嬢はチラッと兄の姿を見ているのを僕は兄にタオルを渡しながら横目で見ていた。
13シーバの受難:02/11/02 21:58 ID:MpvDkWL2
そして兄が終わって何番か目に僕の番が回ってきた。
正直僕は武術全般の成績は思わしくはないが、相手はバルナであるどう考えても家柄でしか評価されずに
神の学校に入学できたかと思えない男である。
負けることはないだろうと思いながら樫の木で作られた木剣を構え、防具の面を着け、
セルジオ教官の開始の合図と共に先手を取るはず・・・だった。
しかしバルナはなりふり構わずに木剣を振り回してきたのだ、これには面食らって思わず後退してしまった。
兄さんは「後ろに下がるな!よく見て前に出ろ!」と言ってるのが聞こえてきたけど、
とてもじゃないが言われたことが実行できるほど器用ではない。
とりあえず中段衝きで相手を下がらせようと出すと同時に兄が「馬鹿っ!」と言ったのだろうか?
僕はそれを聞き終える前に意識が飛んだ。
バルナの左上段切りが僕の右こめかみにヒットしたのだ。
14シーバの受難:02/11/02 22:03 ID:MpvDkWL2
・・・気がつくとそこは医療室のベットの上であった。
「あら目覚めたの?」
医療室の女医が僕の頭のタオルを交換しながら聞いてきた、そのタオルの冷えた気持ちよさを味わいながら今の時間を聞いてみた。
「もうすぐ昼休みになるからフーギ君が来ると思うわよ。女の子は寝ているから騒いじゃ駄目よ。」
と女医が答えてくれた。
「それにしても今日はお客さんが多いわね、女子の方でも一人あなたと同じような理由で寝ている子がいるのよ。」
と教えてくれたが、あいにくカーテンでベットは仕切られているので誰が寝ているかは不明である。
しばらく寝ていたが兄が心配して来てくれてるのでいつまでも寝ているワケにはいかずベットから起きようと上体を起こした。
「あらっ、もう大丈夫なの?もう少し寝てていいのよ。」
と女医に言われた確かに軽い頭痛がするが我慢できない物ではない。
「若いからって無理はしちゃ駄目よ、なら私は少し用事で出かけるからフーギ君が来たら一緒に講義に出ないさいね。」
と言い残して医療室を出て行った。僕は近くのイスに腰掛けながら、兄が来るのを待っておこうと思った。
しかし講義が終わるまでしばらく時間があり、暇を持て余すの事実であり、それでつい誰が寝ているか気になりついカーテンを覗くと
そこにはサリア嬢が寝ていた。その彼女の清楚な寝顔を見て僕は一瞬ドキッと胸が高まるのを自覚していた。
彼女は死んだように寝ているが呼吸している証拠に胸が軽く上下している、僕は自分の中で欲望が渦巻くのを股間に感じていた。
15シーバの受難:02/11/02 22:07 ID:MpvDkWL2
僕は自分でも信じられない事をしていると思いながら彼女が被っているシーツをめくった。
なんで下着で寝ているんだよ。
そこには純白の下着でしか身を覆ってない彼女がいた、彼女の清楚な顔に似つかわしくはない豊満な胸と最低限の布で覆われている彼女の秘所が僕の目を奪った。
僕はそれを見た瞬間股間に激しい欲望が貯まっているのを感じていた・・・そして僕はズボンから股間を取り出し必死にそれをしごき始めた。
理性ではこんな事は駄目だ、この子は兄さんに惚れているんだよ。しかもこんな現場を兄さんに見られてしまったら僕は破滅じゃないか。
と思っているが、そう思えば思うほど僕の股間は硬度を増していく。
やがて僕の頭の中が真っ白にフラッシュした・・・。
16シーバの受難:02/11/02 22:10 ID:MpvDkWL2
そして僕の股間は欲望の固まりを寝ている彼女の顔に放ってしまった、彼女のきれいな金髪や小さな顔を白い濃い粘膜が覆う。
・・・しばらくして僕は彼女に付いている精液を拭おうと思ったけど、顔はともかく髪の毛にまでべっとり付いておりとてもふき取れそうにない。
僕は途端に怖くなりまだ寝ている彼女をそのままに医療室を飛び出してしまった・・・。
その後兄が医療室に行った際にちょうど彼女目を覚まし、その夜にパプスザイル家の家族会議に呼び出され。その後婚約するに至るのであった・・・。
1710:02/11/02 22:11 ID:MpvDkWL2
とりあえず書いてみたよ。面白くなかったらごめんなさいね。
しかしこのスレは閲覧者の絶対数が少ないからな。
18あぼーん:あぼーん
あぼーん
19大津衛治:02/11/03 11:45 ID:gD5caG7v
どうもありがとう!!!!!
次回作も期待!!!!
20名無しさん@ピンキー:02/11/03 13:05 ID:fZzei7z4
読む人は確かに少ないよなぁ。それは不安だがとにかく非常にヨカタヨ!
21名無しさん@ピンキー:02/11/03 13:37 ID:a+mKy4FD
常に上げないとDAT落ちしそう。
2210:02/11/03 19:41 ID:a+mKy4FD
ならしばらくしたらまた神の学校編を書かせてもらいやす。
でここの読みては2人ぐらいかな?
23サリアの悲劇:02/11/04 05:03 ID:jcD83RYz
ーその日、第14世アス=ラン王の死を受け全ての神の使徒が招集され。
赤の団フーギは神の学校の同期生である青の団のスランスラン=ナタクと共に宮殿内を歩いていた。
この時期になると聖痕戦争とは名ばかりの単なる上級貴族達の政争のおもちゃにされている、
次のアス=ランは現在の権力者であるトート氏の息子で今自分の隣を歩いているナタクに事実上決まっている。
第14世アス=ランの回復が絶望された段階で法王局からの命令も聖痕が宿った者は名乗り出るように全ての神の使徒や神の学校全生徒に通達されている。
中には神の使徒の仲間内で聖痕を争って殺し合いもあったと噂を聞いている、
聖痕を献上した者はほぼ一生を約束されるのだから、そういった争ういごとが起こるのも無理はないだろう。
24サリアの悲劇:02/11/04 05:04 ID:jcD83RYz
かつてアル=ランであった死骸が安置されている大広間の前列には死天王を始め、高級武官、文官で最高クラスに位置するトート氏
、そして自分の近い将来身内になるだろうパプスザイル家のサリアの父と兄のサイの姿が見えた。
フーギは赤の団の後列のイスに座りながら葬儀が始まるのを待っていたが、
星術師団の長であり弟シーバの師であるセージの姿は確認できたが、弟の姿が見えないのが気がかりであった。
結局シーバは大広間に姿を見せないまま第14世アス=ランの葬儀が始まった。
25サリアの悲劇:02/11/04 05:05 ID:jcD83RYz
葬儀自体はかつての最高権力者に相応しい趣であったが、はたして故人を思って涙する者は果たして何人いるのだろう?
とフーギはやや意地の悪いことを考えていた。
実際この葬儀が終わったらスランスラン家のナタクの元に聖痕を集める計画が立てられ、出世をしたい武官組は競って聖痕狩りに参加するのだろう。
かつて滅ぼされた自分の部族スール族のようにその聖痕狩りで何人、何百人の人命が無下に散らす羽目になるのだ。
過去には一つの聖痕の為に一つの村の人間をアス=ランの威光のために神に捧げたという例もある。
フーギはそのような過去の惨劇の例を思い出しながら、右手に痛みを感じているのを自覚した。
そして自らの右の掌から怪我もしていないの血が滲んでいるを見ると、言い知れぬ不安に襲われた。
26サリアの悲劇:02/11/04 05:07 ID:jcD83RYz
ーまさかシーバの身に何か?−
フーギはすぐに大広間から飛び出したい衝動に駆られたが、まさか葬儀の最中に席を立つわけにはいかず。ただ早く葬儀が終わることを願った。
トート氏の心もこもっていない悼辞の言葉が終わり、ようやく葬儀の終了となった。大広間からでると外が随分と騒いでいるのに気づいた。
「フーギっ!」
フーギが声の主を見ると、彼の婚約者であるパプスザイル家の息女であるサリアが美しい顔を青い顔にして彼の元に駆け寄ってきた。
「サリアっ!どうしてキミがここに?今日は関係者以外は立ち入っちゃいけないんだよ。」
フーギはごく普通に思う質問をぶつけたが彼女はそれには答えず、彼に本日がもっとも驚愕に思う事実を伝えた。
「シーバが!シーバが!・・・」
フーギが星術師の部屋に踏み込んだときにはシーバの遺体が運び出され始めたときだった。
フーギは群衆を押しのけシーバの遺体に駆け寄った
。彼の腹部にはべったりと赤い血液が付いており、発見者の話であると腹部に剣が刺さっておりすでに息絶えていたとのことであった。
27サリアの悲劇:02/11/04 05:08 ID:jcD83RYz
フーギは今まで異族の出ということで侮辱されてもなんら痛痒に感じなかった。
何故なら自分が的になることで弟のシーバを守ることになるからだ。
いつも自分のそばにいて助け合った弟、
両親が殺されたときも自分らの育った王宮を貴族の連中に奪われるのを共に見てきた弟、
フーギは自分が取り返しもつかない者を失ったのを自覚した。
現場を指揮していた赤の団の高級副官のサイが自分の前に現れた、正直今はこの男と話したくはなかったがフーギは聞かずにいられなかった。
「な、なぜシーバが殺されたんだ?」
サイは軽く運び出されているシーバの遺体をチラッを横目で見ながら。
「さぁーな、おそらく強盗か何かに殺されたのであろう、何せよこのような国家の祭典を行っている時に迷惑な話だ。犯人の行方は部下らが追っている、すぐに捕まるだろうよ。」
フーギは普段ならこのセリフを聞き終える前にサイに殴りかかっていることであろう、いやその前に剣でこの男の喉を切り裂いてやっているかもしれない。
しかしこの時は弟を失った衝撃で返答することもできなかった。
「なに安心しろ、犯人を捕まえたらお前の手で殺させてやるから、義兄からの好意を感謝しろよ。」
サイはニヤニヤしながら、フーギの肩を軽く叩いてその場から去った。
28サリアの悲劇:02/11/04 05:10 ID:jcD83RYz
それをきっかけにその場に野次馬で見ていた若い神の使徒らもゾロゾロとその場を去っていき、
部屋にはシーバの血痕が残されている中央に佇むフーギのみとなった。
フーギはただ血痕の後が残されている床に片膝を着いて茫然自失となっていた、
フーギは手でシーバの血痕を触れてみた、すでに血は固まっており手にはわずかしか血の汚れがつかなった。
「フーギ・・・。」
いつの間にかサリアが隣におり、自分の肩に触れていた。
彼女の顔は相変わらず蒼白で自分の肩を触れている腕もフルフルと震えている。
「フーギ、今日はもう帰りましょう。家で休んだ方がいいわ。」
今、自分は休んだ方がいい。
そう感じたフーギは彼女の言葉通り寄宿舎に戻ることにした。
29サリアの悲劇:02/11/04 05:11 ID:jcD83RYz
その夜フーギはベットに腰掛けながら、なぜシーバが殺されたのか考えた。
サイは強盗辺りだろう、と言っていたが強盗が神の使徒が集まっている宮殿のしかも星術師の部屋に忍び込むはずがない。
もし第14世アス=ランが死ぬまでにシーバが殺されていたら理由はわからなっただろうが、今はハッキリ分かる。
それは彼の胸に宿った痣にも関連があるだろう。
シーバを殺した犯人は聖痕を狙ってシーバを殺したのではないだろうか。
この答えが出るまでにはさほど時間がかからなかった、なら犯人を探すのは簡単である、自分の解放のルーンを除く残り23人の聖痕の持ち主を捜して殺せばいい。
いずれ犯人は法王局に名乗り出るだろうし、名乗りでなければ聖痕狩りで発見されるだろう。
献上で現れなけば褒美は貰えないし、全ての聖痕を集めて第15世アス=ランを名乗るにしても結局は自分の前に姿を現すだろう。
そうでなくては聖痕を奪っても何の役にも立たないのだ。そういう仮説を立ててる内に前者の理由はもっともとして、後者の理由には自分でも馬鹿馬鹿しいと思った。
聖痕戦争を起こして聖痕王を奪おうなぞ、遠い昔の話だ。
30サリアの悲劇:02/11/04 05:12 ID:jcD83RYz
しかしはたして本当の不可能な話だろうか?自分のルーンは最高位ブランクルーンの次に力を持つ解放のルーンである、このまま法王局に献上するより自分を虐げてきたカルディア人の社会を壊すのも面白いのではないか?
しかしそうなった場合サリアはどうなるのだろう?
フーギは婚約者の事を思った。このままルーンを献上し、パプスザイル家の後押しを貰えば団の長のポストも不可能ではない、
そうすれば故人となったシーバも喜ぶのではないか?”異族の自分と名家の娘の誰からも祝福されなった、婚約をただ一人だけ喜んでいたシーバ”
でも・・・。
すでにフーギは弟の復讐という以外の自分の力量をこの世界で試してみたいという願望があるのに気づいていた。
コン、コン。
フーギは思惑は一瞬、ドアの叩かれる音に引き裂かれた。
こんな夜更けに誰が?まさか自分の解放のルーンがばれたのか?とっさにフーギは剣を鞘から抜いて警戒した。
まだドアをノックする音が聞こえる。
31サリアの悲劇:02/11/04 05:13 ID:jcD83RYz
「フーギ。起きている?」
サリアの声が聞こえる、なぜ彼女が神の使徒の寄宿舎に?
フーギは疑問を覚えながらも用心深くドアを開けた。
ドアの向こうには自分の婚約者である、サリアが立っている。
「なぜ、ここは神の使徒以外は立ち入り禁止だぞ、君はどうやって入れたんだ?」
という質問にはパプスザイル家の赤の団サイの用事を言いつけれてここに来たとウソをついたのこと。
とりあえず回りに部屋の前で女と話すところを誰かに見れたらマズイので彼女を部屋へ招くことにした。
32サリアの悲劇:02/11/04 14:59 ID:jcD83RYz
彼女を部屋に入ると同時に自分の胸に飛び込んできて接吻を求めてきた。
「んっ」
どちらかが発したかわからない喘ぎ声がかすかに漏れる。
サリアの唇のやわらかい感触をフーギの唇を通して感じた。
数秒の間、重ねていた唇をフーギは離そうとしたがサリアはフーギの首に自分の腕をからめ、フーギの頭を固定させるとサリアは自分の下をフーギの口腔内に侵入させてきた。
「んんっ!!」
これにはフーギも些かビックリした。
今まで彼女からキスを求めてきたのは数度しかない、しかもこのようなディープキスを彼女から求めてきたのは初めての経験だった。
しかしフーギはサリアの情熱的な求愛行動を正面から受け止めていいのかと判断に迷っていた。
彼女を捨てて聖痕戦争に身を投じようと考えている自分に彼女を抱く資格があるだろうか・・・。
「んっ」
と喘ぎ声をあげながらフーギは今だ自分の口膣内に下を侵入させているサリアを体から引き離した。
33サリアの悲劇:02/11/04 14:59 ID:jcD83RYz
「サ、サリア実は話を聞いてくれっ!んっ」
フーギの声は体全体に電流が走る快感に遮られた、サリアが右手でフーギの股間を夢中になったように弄んだからである。
フーギはこの脳に伝わってくる快感から逃れようと身を捩ったがその動きは返って快感を求めているのは自分自身が自覚していた。
「フーギ気持ちいい?」
サリアはそう言いながら、右手でフーギの股間を弄びながらもう一方の左手でフーギの右手を取り自分の乳房を触らせた。
フーギは初めて触るサリアの乳房の弾力を右手掌に感じながら、自分の欲望の衝動が抑えきれなくなっているのを股間に感じた。
34サリアの悲劇:02/11/04 15:01 ID:jcD83RYz
「はあっ」
サリアから熱い吐息が漏れるのがきっかけであろう、フーギの理性は遙か彼方に吹っ飛び。
ただただ欲望に身を任せた。
右手でサリアの乳房は服越しでもたまらない感触だった、力を入れれば溶けるように指が沈んでいくのに、力を抜けば心地よい弾力を感じる。
相変わらずサリアはフーギの股間を一定のリズムで弄んでいるがフーギ自身、限界が近くなっているのを悟ったため、彼女の手を止めさせ彼女の体を部屋のベットに押し倒し彼女を仰向けに寝かせた。
サリアの恥ずかしいから灯りは消してとの言葉は胸の聖痕を見られてはマズイ自分にとってもありがたい話であった。
灯りを消し、小さな窓から入ってくる弱々しい月明かりが部屋を照らす。
サリアの衣類を剥ぎ、パンツを剥ぐためにサリアに尻を浮かさせると、サリアの誰にでも見せたことのないであろう秘所が外気に晒される、まったく使われていないであろうが、先ほどまでの行為でしっかりと濡れておりキツイ女の臭いを放っていた。
フーギも手早く自分の衣類を脱ぐとむき出しになっているサリアの乳房を揉みくだした、サリアの乳首はすでに突起しており手でその感触を楽しむ。
そしてサリアの膣で突起している部分を指の腹で弄ぶ、サリアの心地よさそうなあえぎ声が聞こえてくる。
すでにフーギの股間は先ほどのサリアの愛撫でギンギンに硬度を増しており、すぐに肉棒を彼女の膣内に入れたいと思っていたが。
35サリアの悲劇:02/11/04 15:02 ID:jcD83RYz
「まってフーギ、私はまだ男の人の見たことがないから、ちゃんと良く見せて。」
彼女の願いでフーギは彼女の前に立ちその肉棒を見せつける。
薄暗くて分かりづらいだろうが彼女はその大きさと凶暴さに目を大きくして驚きながら、その手でフーギの肉棒を掴み拙い手つきだがシゴキ始めた。
彼女なりにの知識と初めての経験だろうが不器用な手つきででも一生懸命にしてくれてる姿にすでにサリアとの前戯で高まっていたフーギは射精感を一気に抑えきれなくなった。
「あっ、ゴ、ゴメン。俺もう・・・・。」
「えっ・・・?」
いきなりのことであろう、サリアは握っていた肉棒から熱い白濁液が飛び出し彼女の顔を汚した。
彼女は突然の射精に驚いたようだが、まだ射精が続いている肉棒をくわえ、そのまだ発射されている液体を喉を鳴らして飲んでくれている。
最初に顔にかかった分や、飲みきれなかった分が口から漏れ彼女の乳房にたれ流れている。
ようやく収まった肉棒から口を離し、だらしなく口元に付いてる白濁液を指で拭いそれを舐めた、
小声で聞こえなかったが「苦い・・・。」と彼女は漏らしたのだろうか。
フーギはそれを見て言い知れぬ征服感と快感の余韻に浸ったが、先にイッテしまったという事がフーギを軽い罪悪感を感じた。
36サリアの悲劇:02/11/04 15:03 ID:jcD83RYz
「ゴメン・・、先にイッテしまって・・・。」
「いいわよ、フーギが感じてくれて私は嬉しい・・・。まだするよね?」
彼女の痴態を目の前にして、今だ衰えない肉棒を見ながらフーギはただ「うんっ。」
と頷いてから、再度仰向けにした彼女に覆い被さった。
「私・・・、初めてだから・・・、そ、その。」
彼女の言いたいことが分かっている俺は頷きながら。
「分かってるよ。」
と言いながら彼女に割れ目に肉棒をあてがう。
37サリアの悲劇:02/11/04 15:05 ID:jcD83RYz
「いい・・・?」
彼女は目を閉じたままコクリと頷ずき浅い息を繰り返している。
フーギは腰を突き下ろしていった。
処女のためにきついかったが充分に濡れそぼっており多少の抵抗を感じながら肉棒が呑み込まれていく。
途中で強張った箇所に止められた。
体重をかけ、再び彼女の中に飲み込まれる。
フーギは熱い肉壁に自分の肉棒が包まれ、それが一気に射精感を我慢しながら腰を振る。
最初は苦痛だっただろうが、彼女の口から熱い吐息が漏れ、自ら腰を振りリズムを一定に合わせてくる。
ジュプッ・・・ジュプッジュ・・・・。
部屋の中には突くたびに吹き出す愛液とのイヤらしい音と二人の喘ぎ声だけが響く。
「すっげぇー気持ちいいよサリア。」
「私も初めてだけど気持ちいいっ・・・変になっちゃう……変になっちゃうよぉー。」
サリアの切なげな喘ぎ声を聞きながら突きまくっていたが、今にも出てしまいそうな二度目の射精感に我慢するのが精一杯だった。
サリアは俺の限界が近いのを悟ったのか。
「いいよ、中に出して・・・。」
「えっ・・、でも・・・。」
「お願い、私の中をフーギので一杯にして。」
38サリアの悲劇:02/11/04 15:05 ID:jcD83RYz
サリアに中出しをお願いされたが、さすがにそれは危ないだろうと思い
。臨界点を突破するまでに肉棒を彼女から引き抜こうと思ったが、彼女はそうはさせまいと膣を締め付けてくる。
「ま、まって・・!私ももうすぐイケそうだから。」
「や、やばいっ・・・!」
強引にでも外に出そうと思ったが、すでに時が遅かった。
フーギは彼女の一番奥の部分に射精してしまった。初めて受ける膣内射精と共にサリアも絶頂を迎える。
「んっ・・・・・!!!!」
ようやく長い射精が止まり肉棒を引き抜くとジュポッといやらしい音を立て、彼女の膣からは愛液と精液が交じった白濁がどろどろと流れ出ていた。
快感の余韻と共にとてつもない疲労感に襲われ、彼女隣にドサッと身を落とした。
サリアはまだ快感に捕らわれているのか荒い呼吸で胸を大きく上下させながら茫然自失となっている。
快感の余韻から目覚めると共に行為の後の虚脱感と、罪悪感に苛まれた。
もうすでにフーギは解放のルーンを持ってこの聖痕戦争に身を投じると覚悟しているのに、
それなのに彼女を抱いてしまった・・・。
39サリアの悲劇:02/11/04 15:07 ID:jcD83RYz
「ねぇ・・・フーギ・・。」
ようやく余韻から抜け出してきたサリアが、目元を拭いながら話しかけてきた。
暗くて分からなかったが泣いていたのだうか?
「私怖いの・・フーギが私のそばからいなくなりそうで・・・・。フーギ・・・私のそばにいつまでもいてくれるよね?」
そんな彼女の懇願に対して自分は何の言葉も持ち合わせていないことに気づいており。ただ顔を背けることしかできなかった。
「私が・・・、シーバを殺したの・・・。」
そうぽつりと彼女は驚愕の事実を呟いた。驚いて彼女の顔を見ると彼女の額に今までなかった痣があった。
「そのルーンは・・シーバを殺して奪ったのか?」
それだけ言ったら彼女は首を振り。
自分の左乳房にある痣を指さした、ルーンを隠していたのか・・・。彼女の左乳房に宿っているルーンは間違いないブランクルーンである。
本来ルーンは一人一つしか宿らない、
彼女が二つのルーンを所持しているのは誰かからルーンを奪った証であり、ルーンが一つしかなければ偶然宿ったことにできるが二つもあればフーギにも疑われるだろう。
「私はシーバを殺してルーンを奪い、私にも清楚のルーンが宿ったとき思ったわ。これはシーバを殺した嘘をつくなって運命の報いだろうって・・・。結局あなたは私のそばから離れてしまう運命なのね。」
サリアは自分の脱いだ衣類から護身用の小剣を取り出し、フーギに差し出した。
「この小剣で私を殺しても何してもいいわ。お願いフーギ・・・・。」
フーギは小剣を受け取り刃を鞘から抜いた・・・・。
40サリアの悲劇:02/11/04 15:07 ID:jcD83RYz
フーギは私を殺さなかった。彼は血液感染でルーンを渡すことを言ったが、あえて十字傷をつけてもらいルーンを渡すこと私からお願いした・・・・。
この額と胸に残った十字傷の跡が私の罪の証・・・・。風の噂でフーギはイレーヌー島に行ったとのこと。
もう彼は私の元には二度と戻ってこないだろう、でも今はそれでいい・・・。
まだ私の胎内に宿っているのが彼とも唯一の繋がりだから・・・・。
                              〜FIN〜
4110:02/11/04 15:10 ID:jcD83RYz
やっと終わった。昨日の夜中3時に電波を受信して即興で書いたから、面白くなければごめんなさい。
設定はジョカが始まる前のフーギがシーバの不幸に間に合わなかったらって設定でやっています。
また何か電波をキャッチすれば書きますので。
42名無しさん@ピンキー:02/11/07 10:17 ID:9DcnS8gk
保全age
43大津衛治:02/11/15 12:55 ID:EnghVU6o
ど〜〜〜もありがと〜〜〜〜!!!!!
更なる作品きぼ〜〜〜〜〜〜んぬ。
できれば華山きぼ〜〜〜〜ん。
44大津衛治:02/11/15 16:58 ID:EnghVU6o
できればフーギ×華山きぼ〜〜〜〜ん!!!!
4510:02/11/16 00:37 ID:ZpoA4O4z
それにしてもまたプラウザでは表示されなくなったね。
新ジョカかぁ〜、とりあえず何か妄想を練ってみますわ、しかし本当に人がいないねここは。
4610:02/11/16 00:44 ID:ZpoA4O4z
>>1ちなみに和姦?強姦?好み言ってみて。
47あぼーん:あぼーん
あぼーん
48大津衛治:02/12/13 13:26 ID:+weF3lKB
華山がフーギに強姦される話きぼんぬ
49名無しさん@ピンキー:02/12/17 23:59 ID:e/5yMlmz
>>48了解。しばらくして書くよ、それまでこのスレは残っているのやら・・・。
50大津衛治:02/12/18 10:43 ID:h8+HxFwo
消えるのが心配なので保守。
51あぼーん:あぼーん
あぼーん
52大津:02/12/20 15:18 ID:CYaelKbP
保守。
5310:02/12/20 23:00 ID:TWS+vvOa
年が明ける内にはあpします。ってここは2人しかいない。
54名無しさん@ピンキー:02/12/21 12:36 ID:NHjSBJ73
DARKEDGE大好きな俺から見ても、
なんてムボーなスレ…しかし書かれてるのがすごいな。
5510:03/01/06 10:19 ID:8/kpjj/W
年が明けてしまったな・・・。
56山崎渉:03/01/12 07:48 ID:V/7KqTmb
(^^)
57山崎渉:03/01/17 07:35 ID:C4ctH7ZP
(^^;
58名無しさん@ピンキー:03/01/20 09:26 ID:ypTtKlmR
>>57こいつ誰?
59大津:03/01/20 12:15 ID:SgVwKHbL
めげずに保守・・・・・・
60あぼーん:あぼーん
あぼーん
61大津:03/01/21 13:54 ID:oJf/tUAi
保守・・・・・・。
頼む誰かフーギ×華山書いてくれ。
62名無しさん@ピンキー:03/02/17 12:14 ID:9MCT4zR+
保守
63名無しさん@ピンキー:03/02/28 22:52 ID:k07eYVEN
64名無しさん@ピンキー:03/03/01 13:02 ID:ZyVYGM0i
あげ
65名無しさん@ピンキー:03/03/02 20:45 ID:ebDF8b3R
カギュウ燃え
66名無しさん@ピンキー:03/03/02 20:47 ID:0wNGeleN
t
67名無しさん@ピンキー:03/03/09 04:06 ID:lW0otnk2
ho
68山崎渉:03/03/13 18:09 ID:30NJMGzf
(^^)
6910:03/03/27 17:49 ID:P9GA8C2Y
創作意欲がまだ沸かないけど待ってね。
70あぼーん:あぼーん
あぼーん
71山崎渉:03/04/17 12:36 ID:Ac1CXwMS
(^^)
72山崎 渉:03/04/20 04:22 ID:sTzjkZgc
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
73名無しさん@ピンキー:03/05/16 20:03 ID:Xu6RxOSF
よく生き残ってるね
こんなスレ(失言)
お父さんビックリだよ
74山崎 渉:03/05/22 02:37 ID:xrMBzNXC
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
75名無しさん@ピンキー:03/05/22 17:33 ID:swdBXiXn
age
76名無しさん@ピンキー:03/05/22 17:53 ID:hqhW9HXu
相川有でエロって無謀…
と言いつつage〜
77山崎 渉:03/05/28 13:32 ID:1p/RwMnS
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
78名無しさん@ピンキー:03/06/06 21:35 ID:KcD6b3yq
あはん
79名無しさん@ピンキー:03/06/10 17:54 ID:AI0/kh6B
(^-^
80ふいはれいjhふぁえ:03/06/10 23:25 ID:jpddzgrf
(^^)
81名無しさん@ピンキー:03/06/11 00:39 ID:12xMvv96
tasuto
82名無しさん@ピンキー:03/06/11 17:44 ID:HfMGsibw
保守保守。
83名無しさん@ピンキー:03/06/12 19:32 ID:xSV9f0c6
ほっしゅ〜
しかも最下層
84名無しさん@ピンキー:03/06/12 21:40 ID:MrC77/8k
85名無しさん@ピンキー:03/06/12 21:53 ID:BtFGCX03
保守
86名無しさん@ピンキー:03/06/13 02:06 ID:KRGCrt2N
87名無しさん@ピンキー:03/06/20 03:11 ID:qqbc4y+H
88あぼーん:あぼーん
あぼーん
89名無しさん@ピンキー:03/06/27 01:17 ID:dflK2wTx
あげ
9010:03/06/27 18:05 ID:os/ZM8su
まだこのスレあったんだ・・・。
91名無しさん@ピンキー:03/06/27 19:26 ID:YvkYS64Y
なつかすぃージョカのスレなんてあったんだ。
フーギ×ジョカが読みたいな〜
92あぼーん:あぼーん
あぼーん
93山崎 渉:03/07/15 11:17 ID:7GpObfWE

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
94大津:03/07/24 12:23 ID:apa9VdsU
皆やる気ねえ(w
95あぼーん:あぼーん
あぼーん
96名無しさん@ピンキー:03/07/29 04:04 ID:5t8pemtn
ジョカのおかげで黒髪ポニテ萌えに目覚めたからage
97あぼーん:あぼーん
あぼーん
98名無しさん@ピンキー:03/07/31 08:53 ID:z6mr++uT
あの〜。女ジョカ×ナタクという超マイナーな組み合わせで
投下しても良いでしょうか?(不安)
SS、しかもエロ書くのは初めてなんで、あんま面白くないかも知れないんですが、、。

99名無しさん@ピンキー:03/08/01 01:24 ID:oVgqF4m8
どうぞー
100名無しさん@ピンキー:03/08/01 01:59 ID:rGMerPqh
噴水カップルかあ。
よろしゅう♪
101ジョカ×ナタク:03/08/01 04:47 ID:0YT+avKH
しんとした闇の中を、滑るように移動していく影がいる。ジョカは闘技場の廊下を小走りに急いでいた。
たったひとつ、確かめねばならないことがある。目指すのは、黒衣の戦士たちの控え室・・・・・・。
胸に手をあてて、そっと呼吸を整えると、思い切ってドアノブに手をかけた。が、それはジョカが回すよりも先に、内側から開かれる。思わずバランスを崩して、ジョカは部屋の中に転がり込んだ。
「こんな時間に何の用だ?」
聞き覚えのある声だった。ジョカは懐かしい声の主を見上げた。
「ナタク・・・?」
ジョカはその場を取り繕うようにえへへと笑った。
ナタクの対応は冷ややかだった。
「何しに来た。」
「えっ!あっ!うん、その、ひさしぶりだね! 元気にしてた?」
「トプカが心配してるだろう。早く帰れ。」
ナタクはジョカと目も合わせずに言った。取り付くシマもない。ジョカはナタクの部屋に来た事を、少し後悔し始めていた。精一杯、明るく振舞おうとしていた心が、見る見るうちに萎んでいく。
 ―やっぱ、、あたしたちのこと、敵だと思ってるのかな、、、、。
俯いてしまったジョカを見て、ナタクは小さく溜息をついた。
「・・・・なんか食うか?」
「うんっ!」
102ジョカ×ナタク:03/08/01 04:49 ID:0YT+avKH
「これおいしー!なんていうの?」
たちまち機嫌を直したジョカは、寝台に腰掛けて、元気良くお菓子を頬張っている。
食い意地が張っているのも相変わらずらしい。ナタクはやれやれといった顔で白湯を手渡した。
「まあ携帯食のようなものだ。旅行中は腹が空くからな。」
ナタクは子供にするようにジョカの頭を撫でると、
「今頃きっと、トプカやリカオンが心配してるからな、ちゃんと部屋に帰るんだぞ?」
はーい、と機嫌良く頷きかけて、あわててジョカはここに来た理由を思い出した。
「ちょ、ちょっと待って!あたしはあんたに話があって来たんだからっ!!」
「話?」
「そうだよっ!! ルーンのことだよっ!!」
ナタクの目付きが鋭くなる。ジョカはゆっくりと白湯を飲み込んでから話し始めた。
「ナタクはさ、ルーンを手に入れて、何をしたいの?」
これだけは聞いておかねばならない、大事なことだ。
「ヌアラ王に献上するの? それとも自分がアス=ランになる?
 あんたも、ヌアラ王やフーギみたいに、世界を征服したいと思ってるの?」
ジョカはナタクをまっすぐに見上げた。ナタクは昔とはずいぶん面差しが変わっているように思えた。
肩幅も広くなった。2年前には、自分と同じくらいの大きさに感じられた手足も、今は力強い筋肉に
覆われている。何となく気恥ずかしくて、ジョカは足をブラブラさせた。こんな時は、自分の長い手足をひどく
持て余した気分になる。
 ナタクはしばらく躊躇した後、少しずつ語り始めた。
「俺は、、この世界を変えてみたいと思っている。」
それは、ずっと心の中にくすぶっていた思いだった。
神聖王アス=ランに忠誠を誓う神の使徒としては、異端ともいえる危険な思想。
「今のカルディアのやり方は間違っている。こんな強引な事ばかりしていては、異民族の反感はますます
高まるだろう。それはカルディアにとって、良くないことだ。」
103ジョカ×ナタク:03/08/01 04:52 ID:0YT+avKH
「じゃあさ、あんたが王になったら、教会の連中のやってるひどい事を止めさせてくれる?」
ジョカはこれまでの旅の途中で見た、『神の使徒』たちのおこないを目に浮かべた。
略奪、異端審問、処刑―。それらは、神の名のもとに行なわれていた。ジョカ自身もまた、反乱分子として命を狙われ続けてきたのだ。
「ああ。」
ナタクは低い声で頷いた。ジョカは満面の笑みを浮かべた。
「あんたなら、きっと、良い王になれると思うわ。」
そう言うと、ジョカはナタクに飛びついて抱きしめた。
ナタクは顔を真っ赤にして硬直していた。
「なっ・・・・なんだいきなり・・・・・っ!」
「あたし、あんたになら上げても良いと思ってるんだ。」
「な・・・っ?!!」
ジョカは明るい声で言った。
「ずっと思ってたんだ。あたしみたいな、何の力もない子がルーンを持ってちゃいけないって。
 あたし、あんただったら、信用できるもの。」
「い、、いや! それはダメだっ!」
ジョカの思っても見ない行動に、ナタクはすっかり狼狽していた。
「大体おまえ、金属アレルギーがあるんだろ! どうやってルーンを渡すんだ。」
「そ、それは・・・・。出来るだけガマンするわよ。」
実のところ、あまり自信は無かったが、とりあえずジョカはそう答えた。
鋭い刃が肌に触れたとたん、全身全霊で暴れまわってしまうだろう自分の姿は、容易に想像出来たが。
「おまえ、ほんっっ当に我慢なんてできるのか?」
幾分、落ち着きを取り戻したのか、ナタクはジョカに詰め寄った。
10498:03/08/01 04:56 ID:0YT+avKH
すみません、導入部分が長くて。ジョカは世界観がややこしいので、
書くのが結構難しいですね。
 気長にお付き合いくださいませ〜。
105ジョカ×ナタク :03/08/01 05:29 ID:0YT+avKH
「できるわよ!」
「自分で言った事なんだから、ちゃんと責任を持てよ?!」
「当たり前でしょ!」
何だか、何の話をしているんだか、お互い訳が分からなくなっているような気がしなくも無かったが、
とりあえず、この場では気にしないことにした。
「そうか、じゃあ横になれ」
ナタクは寝台を顎で示した。ジョカは靴を脱ぐと、さっさとその上に横たわった。少し、自分でも意地になっているのかもしれない。
ナタクは手袋を外すと、引出しから小刀を取り出した。唇を軽く舐める。
「待ったはなしだからな。」
呟くと、そのまま、ジョカの上に馬乗りになる。
「な・なに?!」
「暴れない約束だったろ」
「う」
ナタクは素早く、自身の膝でジョカの両足を割った。
「手は下におろせ。そう、背中に回して・・・・。動かすなよ?」
「わ、わかってるわよっ。」
吐く息が感じられるほど近くに、ナタクの顔があった。怒ったように、唇を引き結んでいる。
ナタクの手が肩に触れる。ジョカは反射的に目を瞑った。
(やだ、、、さっさとすませてよ、、、、)
シャツが小刀で切り裂かれる音がした。上半身を覆っている布が取り払われ、素肌が
空気にさらされた。
「声を出すなよ・・・・・。」
耳元で低くささやく声が聞こえた。ジョカは泣きそうになりながら唇を噛んだ。
体が熱い。
ナタクはジョカの唇を強く指でなぞった。痛みを感じて、思わずジョカは声を上げそうになる。
「!」
106ジョカ×ナタク:03/08/01 06:35 ID:0YT+avKH
わずかに開いた唇の隙間から、ナタクの指が進入してくる。息が苦しくなって、思わずジョカは首を振った。
そのとたん、耳たぶに鋭い痛みが走った。
「大人しくしろと言った筈だ。」
(やだ、、、怖い、よ、、、、、)
太い指が、思うさま腔中を弄り尽くす。ナタクはやがて、首筋から胸元にかけて舌を這わせた。
ジョカは体の芯が痺れたようになって、動けなかった。
「傷が痛むか?」
ナタクはジョカの怯えた様子を見て、少しだけ優しく問うた。ジョカの左胸から肩にかけて、まだ新しい傷跡が残っていた。それは、この闘技場での聖痕戦士たちとの戦いによるものだった。
ジョカは微かに首を振った。
(ちがう、、、、傷が痛いんじゃなくて、、、、、)
ナタクは反応を楽しむように、ジョカの目を覗き込んでいた。ジョカは何となく嫌な予感がした。
(あんた、、、、もしかして、この状況楽しんでない?)
「どうする? このまま続けるのか?」
ジョカは無言でナタクを睨み付けた。
(後で思いっきりブン殴ってやるから)
ナタクはジョカの形の良い乳房に指を滑らした。十分にその感触を楽しむと、乳首を口に含む。
舌先で転がしては、ジョカの身体が細かく震えて反応するのを、じっと見ていた。
107ジョカ×ナタク:03/08/01 06:36 ID:0YT+avKH
(いい加減に、、、、っ!)
そろそろ忍耐力の限界に達したジョカは、ナタクの指に思い切り噛み付こうとした。
が、一瞬早くその手は抜き取られてしまう。
「・・っと。やっぱジャジャ馬だな。」
「あ、あんたなんか、あんたなんか!」
口が自由になったことで、ジョカは一気に捲し立てた。何だか悔しくて仕方が無く、涙が
両目からぼろぼろとこぼれ落ちた。感情にまかせて振り上げた右手は、いとも簡単に
ナタクに払いのけられてしまった。
「あんたなんか!! だいっっきらいっ!!!」
ナタクは僅かに顔を歪ませると、体を起こした。ジョカから離れたところに腰掛ける。
「・・・・じゃあ、もう、俺に近づくな。」
「あんたなんかだいっきらいっ!!」
 もう一度繰り返すと、ジョカは靴を小脇に抱えて、脱兎のごとく部屋から飛び出していった。
足音がやがて小さくなる。
「・・・・・・・ふん。」
ナタクは相変わらず怒ったような顔でそっぽを向いていた。ジョカといい、トプカといい、
他人をすぐに信用しすぎるのだ。これに懲りて、もう俺に近づかなければ良い。
俺は、もう、何もかも、出会った頃の俺とは違ってしまったのだから―。
 東の空が静かに白んできた。また、戦いの一日が始まる・・・・・。

END

108名無しさん@ピンキー:03/08/02 03:20 ID:xcgFYvJp
おいおいナタク、奪うもの間違ってるぞ! と突っ込みつつ感想。

面白かったよ。坊ちゃん坊ちゃん! スラン=スラン家の御曹司、何やってんの!? って。
「身体だけが目当てだったのね?」と原作の台詞を思い出してみたり。
導入部分が長いのは気にならないよ。むしろ「どうして2人がそうなるのか」という過程を見るのは好きだしね。
(やだ、、、怖い、よ、、、、、)
ここの部分が一番胸に来ましたよ。
そういう感情を喰らいながら男は女を――。ま、それは置いといて。
おれも別の板でSS書いてるんで、この一行で忘れていた何かを思い出した気がする。
しかもおれもエロなんぞはじめてだったりするんで、やる気に火が点くね。
また書く機会があれば、今度は最後までやっておくれ。
10998 :03/08/02 03:38 ID:IUC0u+fp
 うわあああ、レスありがとうございます!
誰も何も突っ込んでくれなかったらどうしよう?とか心配で、
もう少しで悶絶死するところでした。
>今度は最後まで
む・難しそうですけど、がんばってみます(汗笑)。
でも自作の小説を人に読まれるってやっぱスゲー恥ずいー!ギャー!
110ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 04:53 ID:JhYl1NY6
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
11198:03/08/02 05:09 ID:IUC0u+fp
ついでにもう一つ書いたので投下しときます。
なんか、自分ばっかり書いててすみません。
 他の方もお願いします〜。

112notitle.:03/08/02 05:14 ID:IUC0u+fp
閉ざされた牢の中でマーヤーは夢を見る。
どれだけの時間が過ぎ去ったのかは、もう自分でも分からなかった。
毎日、決まった時間になると、食事を与えられる。
侍女達に身体を洗われ、髪を梳かれ、衣服を着替えさせられた。
けれど、誰もマーヤーには話し掛けない。
マーヤーは透明な空気と同じ、ここに存在していないのと同じだった。
赤子の人形を抱いたまま、マーヤーは夢を見つづける。

 夢の中で、マーヤーには天使のような美しいふたつの羽根があった。
マーヤーの隣には、額に聖痕を持った少年がいた。それは、少年がこの世でただひとり、
選ばれた王であることの証であった。その少年と自分は、血を分けた姉弟であった。
113notitle.:03/08/02 05:15 ID:IUC0u+fp
弟はいつも優しかった。いつも心配そうに、わたしのことをを見つめていた。
弟は王子様で、わたしはお姫様。わたしたちは多くの人に愛され、祝福されていた。
わたしたちを永遠に守ると誓ってくれた、勇敢な従者もいた。
わたしたちの国は花があふれ、輝くような光に包まれていた。
きっと永遠に日々は続いていくのだと、訳も無く信じていた。
114notitle.:03/08/02 05:15 ID:IUC0u+fp
初めて弟と肌を合わせたのはいつだったろう。
月のものが訪れる前から、ふたりはいつも優しくしあっていた。
弟は小さな細い指で、わたしの身体をいとしんでくれた。
わたしはくすぐったくて、何度も声を出しそうになってはがまんしていた。
わたしの足の間からは、いくつもの雫がこぼれた。
弟は雫をていねいに舐めとってくれた。弟がわたしの身体をきれいだと
言ってくれるのが嬉しくて、誇らしい気持ちでいっぱいだった。
弟のものを口に含む時、わたしは体中が熱くなるのを感じていた。
弟が体を震わせながら、わたしの中に放つとき、わたしは奇妙な高揚にとらわれていた。
ときおり、わたしは、弟の体を引き裂いてしまいたいような衝動に駆られた。
わたしはそんなとき、どうしたら良いかわからなくて、弟の背中に爪をたてたり、
髪の毛をひっぱったりした。そうすると、弟は顔をしかめたり、つらそうにした。
でも、彼はそのことでわたしを怒ったりはしなかった。
弟はいつも、わたしのすることを最後には許してくれるのだ。

ふたりで遊びつかれると、手をつないで横になった。
羽がふれるような口づけを、何度も交わして、
そうして、一つ褥の中で、抱き合って眠っていた・・・・。
115notitle.:03/08/02 05:16 ID:IUC0u+fp
時折、夢の狭間に幼い少女の幻影が映る。
マーヤーはその少女をどこかで見たことがあるような気がした。
この手で一度も抱くことなく、失ってしまった少女の名。
少女は走り回りながら、声を上げて笑っていた。
11698:03/08/02 05:20 ID:IUC0u+fp
投下完了〜。では。
117名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:03 ID:2NLzf394
おっと、こんな短いスパンで2作目が投稿してあるじゃないか。

なんか透明感があるよね。雫って表現に少しハァハァしてみたり。
えっちい小説って、もっとぐちゃぐちゃにしてやらなきゃいけないと思ってたけど、そうでもないって思い知らされた。
今度、参考にさせてもらおう。
でもよく考えてみると、近親相姦プラス子供同士(10歳くらい?)という恐ろしい作品でもある。
だから作中の姉弟に言っておく。

 遊 び で は な い ぞ そ れ は

(´-`)。oO(大人になると遊びのカテゴリー内に入るんだろうが……)
118名無しさん@ピンキー:03/08/05 04:20 ID:rcYQaooj
ジョカがもっとメジャーな作品だったらな〜。
「まさかこのキャラを〜?!」スレとかとも交流できそうな
気がするんが。
119名無しさん@ピンキー:03/08/07 18:26 ID:C3KmN+um
age
120名無しさん@ピンキー:03/08/09 08:23 ID:cJ+2sgWc
そういえば、最近エアマスターのアニメとか見慣れたせいか、
相川絵のジョカで、余裕でおかわりできるようになった。
(エアマスターのヒロイン、マキも、背が高くて色気が全然ないタイプ。
結構、体つきもがっしりしてるし。)

なんか、変に最近の小奇麗な絵で描かれるより、序盤の「色気が無い」とか、
「女の尻じゃねー」とか言われるジョカの方が自分的にはハァハァできまつ。
121名無しさん@ピンキー:03/08/10 14:02 ID:jzm6kFlE
すみません。「ヌアラ(ナタクver)×ジョカ」という激しく需要の無さそうな
ものを書いてしまったのですが、アップしても良いでしょうか?
ギャグなし、どシリアス展開、笑う所なしー!(泣)
 しかも、痛い表現が多くなってしまったので、そっち系が趣味の人で無いと、
あまり楽しめないかも・・・・あははは。
122名無しさん@ピンキー:03/08/10 14:25 ID:DIRPYHx1
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!
おれが夢想した外道王ヌアラナタクが
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!

面白え! やってくれ!
123121:03/08/10 20:21 ID:2IKQTzp7
れ、レスが付いてるよママン(;´Д`)
そーか、一応需要はあるのね。

 ただ、今手元に単行本が無いので、すごいウロ覚えで
書いています。細かいツッコミは気にしないでくださいね〜。
124ヌアラ×ジョカ:03/08/10 20:23 ID:2IKQTzp7
ヌアラはゆっくりとジョカの顔を見下ろした。少女の瞳は挑むように、
こちらを強く睨み付けている。激しい目だ。戦うことを決意した者の目だ。
この娘は、俺を打ち倒すことに、微塵の躊躇も感じていない。
ヌアラは唇の端で薄く笑った。
「ふん・・・忌々しいほどあの女に似てきたものだな・・・。」
「何・・・。」
ヌアラは腰を屈めると、ジョカと同じ目線になった。
「お前の母親は、誰とも知れない男の子供を産んだ、汚らわしい娼婦だよ。
 アス=ラン14世の妃であったというのにな。」
ヌアラは瞼裏で記憶を反芻する。ヌアラがアス=ラン14世の身体に乗り移った時から、
14世の記憶を通して、カルディアで起こった様々な事件をヌアラは知っていた。
ジョカの母親の一件も、そのひとつだ。
「可哀相に、王の怒りに触れて牢の中に入れられてしまった。
 殺されなかっただけマシかもしれんが・・・・・最後には気がふれて、
 何も分からなくなってしまっていたよ。哀れな女だ。」
ジョカは鋭い声を上げた。
「あんたは何を言ってるの、ヌアラ王!」
 あたしの父親? あたしの母親? それは一体、誰の事だ?!
ヌアラは淡々と事実を告げた。
「お前は狂った女の腹から生まれた子供だという事だよ。お前と、フーギはな。」
少女の顔は、強い驚きと戸惑いに支配されていた。ジョカは震える唇で呟いた。
125ヌアラ×ジョカ:03/08/10 20:24 ID:2IKQTzp7
「うそ、フーギが・・・・・・?」
「知らなかったのか? お前とフーギは双子の姉弟だったのだよ。」
少女は微かに目を伏せて、ヌアラから視線を外した。自身の動揺を鎮めるように、小さく息を吐く。
「ううん、そんな気は・・・してた。だって、あいつ、なんか憎めなかったから・・・・。」
ヌアラはジョカの頬に触れた。顔をこちらに向かせる。
少女の表情は硬い。ヌアラは笑いと嘲りの言葉が込み上げて来るのを感じた。
「―お前、フーギと寝たのか?」
「な、っ・・・・!」
「お前、女になってないのか? ふうん。てっきりフーギと・・・・。」
「ふざけないで!!」
ヌアラは直前までジョカに顔を近づけてくる。濃い緑の双眸がジョカの目の前にあった。
ほんの数日前まで、ナタクであった者の顔だ。
ナタクの姿をしたものが、今、笑いながら、あたしにひどい言葉を投げかけてくる。
 ヌアラはジョカの髪を強く掴み、顔を仰け反らせると、唸るように言葉を続けた。
「あまり生意気な口を聞くなよ。俺は今、お前を殺したくて仕方が無いんだ。」
ヌアラは瞳に凶暴な光を宿らせる。激しい憎しみをに露にした。
「首をねじ切ってやろうか? 腹を捌いて、臓物をあふれさせるか?
 手足を切り落として、生きながら犬に喰わせようか?」
ヌアラはジョカの髪の毛を掴んだまま、強く揺さぶった。頭皮がちぎれそうな痛みがジョカを襲う。
「お前という存在が、二度とこの現世に現れないように、幾重にも封じてやる。
 体も魂もバラバラに切り刻んだ後でな。」
ジョカは痛みに耐えながら、ヌアラに向かって叫んだ。
「だれが・・あんたなんかに殺されてやるもんかっ!」
「ほう?」
126ヌアラ×ジョカ:03/08/10 20:26 ID:2IKQTzp7
ヌアラは残忍な笑みを浮かべたまま、ジョカの頬を平手打ちした。小気味良い音が響いた。
「お前に俺を倒せるのか? ひとつの聖痕も持たないお前に。」
ヌアラは更にジョカを追い詰める。
「何の力も持たないお前が、俺を倒すと言うのか? 
 俺を倒せば、ナタクを助けることもできなくなるぞ。」
ジョカはギリギリと奥歯を噛み締めた。怒りに震えながら、ヌアラに呪いの言葉を吐く。
「許さない・・・・いつかあんたを殺してやるわ。
 いつか絶対、あんたの息の根を止めてやるわ・・・・!」
ジョカは力の限りに叫んだ。
「あたしに出来なくても、いつかあたしの子孫が、あたしの血を引いた者が、
 あんたを打ち倒すわ、ヌアラ王!」
ヌアラは容赦なく、ジョカの腹に膝を打ち込んだ。
「面白い、出来るものならやって見るが良い。」
ジョカは呼吸が止まるかのような衝撃を受けた。息を吸おうと懸命に口を開く。
が、その口は、ヌアラの唇によってあっけなく塞がれた。じっとりと唾液を含んだ舌が、
口中に侵入してくる。ジョカは身を離そうともがいた。
ヌアラはゆっくりと舌を絡めた。
「ふ・・・っ!」
ヌアラは髪の毛を掴む手の力に強弱を加えながら、片手で軽々とジョカの頭を押さえた。
もう片方の手は下に伸び、ジョカの下着に手をかけた。
「いやっ・・・・!」
ヌアラはジョカの首筋を舐め上げた。柔らかな肌に何度も歯を立てる。
幾筋もの唾液の跡が、ジョカの身体を濡らした。
127ヌアラ×ジョカ:03/08/10 20:27 ID:2IKQTzp7
「お前、ナタクの事を好いていたのか?」
耳をかじり、ヌアラは低く囁いた。軽くジョカの下腹をなぜると、
指を秘所に潜り込ませる。痛い!
「・・・・こうして、俺に抱かれたいと思っていたのか?」
そう、耳元で問いかける声は、まぎれも無いナタクのものだ。
ジョカは涙で視界が滲んでいくのを感じた。
ナタクの事を好きだと、はっきり意識していた訳ではない。ただ、どうしてか、気になって。
ナタクがあたしたちを避けるように行動していても、不思議と悪い人だとは思わなかった。
――それなのに。
ヌアラは更に、もうひとつの指を秘所に入れる。ジョカの体が大きく跳ねた。
「・・・っ!」
膣壁をこすられる度に、腹の奥底から、異様な感覚がせり上がって来るのをジョカは感じた。
それは、決して快感などと名前のつくものでは無かった。
自分自身がどうなってしまうか分からないという、根源的な恐怖。
 ヌアラはジョカを壁に押し付けると、腰を掴み、片足を高く持上げた。
硬いものが入り口に触れる感触。次に予想される痛みにジョカは震えた。
優しい愛撫など一切無く、ヌアラはジョカの中に一気に押し込んだ。
細い悲鳴がもれた。
 ジョカは両目をぎゅっと閉じていた。ヌアラの体が身動きした。
次の瞬間、猛烈な吐き気が襲ってくるのをジョカは感じた。
気持ち悪い・・・気持ち悪い! これはきっと、悪い夢だ!
飛びそうな意識は、しかし、高圧的な男の声によって現実に引き戻される。
128ヌアラ×ジョカ:03/08/10 20:28 ID:2IKQTzp7
「もっと声を出せよ。」
背中にあたる、冷たい石の感触も、今あたしを犯しているこの男も、
全てが変え様の無い現実そのものだ。
ジョカは必死に歯を食い縛った。低く嘲笑う声がかすかに聞こえた気がした。
「もっと声を出せよ、俺をもっと楽しませてみろ。」
ヌアラは容赦無く腰を打ちつけた。
体を引き裂かれる痛みに、涙が止めどなく溢れていった。
ジョカは思わずヌアラの肩を掴んだ。爪を強く食い込ませる。
「俺の子供を産むか? ジョカ・・・・。」
ヌアラは笑いながら告げた。少女の瞳が驚愕に見開かれる。
「お前は言ったな。お前の血を引いた者が俺を打ち倒すと。」
「・・・やめて。」
ジョカは弱々しく呟いた。
これ以上、この男の喋ることなんて、何ひとつ聞きたくない!
「俺とお前の子供は、お前の憎しみと呪いを聞いて、さぞかし俺を憎む事だろうな。」
ヌアラの動きは激しさを増した。
「・・・・お前は、我が子に呪われた祝福を与えることになるだろうよ。
 女神ダーナが、祝福の槍を渡したように。」
ジョカの中に大量の精が解き放たれた。
「いや・・や・・・いやぁああああっ!!」
身体の中に、生温かな熱がじんわりと広がっていった。
ジョカはゆっくりと意識を手放していった。

 BAD END
129121:03/08/10 20:33 ID:2IKQTzp7
アップ完了〜。
凌辱モノは初めてなので、エライ疲れました。
もっと、がんばろう>自分
               では。
130名無しさん@ピンキー:03/08/11 02:07 ID:0ZnA/rrf
うむ、よくやったぞ121。
フーギと姉弟だと言いつつ、奴と寝たかなんて……。
この外道王! 勝手に妖しい想像をしてんじゃねえ!
読みやすい文章なので(;´Д`)ハァハァしたぞ。
いい文章構成能力してるじゃねえか。

しかしここ最近のSSで、ジョカ犯されまくりですな。
柳田先生が提唱する「強姦に遭い易き気質」なのだろうかねえ?
131121:03/08/11 06:31 ID:o8d3PCPe
 わーい、感想ありがとうございますw
個人的に、気の強い女の子が無理やり〜なシチュが好きなので、
ジョカ書いてて楽しかったです。言葉責め、喜んでもらえて感謝の極み。

 や、実を言うと、レイープ後、ジョカが嘔吐するシーンとかも
つけようかと思ったのですが、気力が続かなくて止めてしまいました。
(さすがにそれは引かれるかなーとか思ったし^^;)

>「強姦に遭い易き気質」ってオイ。
これで、ジョカも立派な萌ヒロインって事ですかね?(違)
132名無しさん@ピンキー:03/08/11 13:42 ID:jC0zoqJc
フーギ×ジョカも改めてキボン

133名無しさん@ピンキー:03/08/11 20:49 ID:XsNjBarn
age
134あぼーん:あぼーん
あぼーん
135名無しさん@ピンキー:03/08/13 22:48 ID:wmr2m0Ht
ところで、スレ立てした1さんは、まだこのスレを
見てるのかな?
 ジョカネタばっかりじゃ、なかなかお客も職人さんも来ないし、
「ダークエッジ」のパロとか書いちゃダメかなあ?

今日、古本屋で立ち読みしてたら、土屋先生があまりにもツボに
ハマった・・・・w
136名無しさん@ピンキー:03/08/14 04:40 ID:EDVFdYDA
>>135 様に進言させていただく。

相川タンの新作「バタフライ」(コミックバーズ)は買われたか?
男か女か不明な眼鏡小学生「上羽」タンにハアハアしとけ!
137135:03/08/14 06:43 ID:A6HpEqxm
>136さん バーズのHP見てきた。
うーん・・・・どうもわたしゃロリ属性は無いんで、
小学生に萌えるのは難しいです。
好きな作品だったら、136さん自身でSSを書いて見てちょ。
138135:03/08/14 06:48 ID:A6HpEqxm
キャラクターがみんなどこかキティ入りまくってるw
ダークエッジは結構ストライクだったんだけどな〜。
しかし、相川絵で、なんかこう脳内物質ガンガン刺激される
自分はおかしいのだろうか・・・・。

139山崎 渉:03/08/15 16:29 ID:7WSqfyM8
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
140名無しさん@ピンキー:03/08/17 22:22 ID:bEvKtO2A
あげ
141名無しさん@ピンキー:03/08/18 23:08 ID:LZlvmFR1
フーギでエロ妄想しようとすると、どうしても
声:桑 島 法 子 
が頭から離れないのは俺だけか
142名無しさん@ピンキー:03/08/31 10:13 ID:e5J2nyJ5
それコミックスに書いてあった気がするけどまじで声当てたの?
143名無しさん@ピンキー:03/09/01 17:20 ID:NxwO6ku3
age
144名無しさん@ピンキー:03/09/01 18:42 ID:z0ZnUQQd

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初々しい女の子や、(゚Д゚;三;゚Д゚) 痴女のお姉さんがいっぱい!!
       http://adult.csx.jp/~kouryakuero
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  ロリ/お姉さん/熟女/女優モノ何でもあるよ(*´∀`*)ハァハァ
もちろんあの娘も━━━━ヾ(。Д゚)ノ゙━━━━!!!!!!!!

218.47.145.208 , i145208.ap.plala.or.jp ?
145SS保管庫の素人”管理”人:03/09/01 19:56 ID:wuVDuLMm
http://a dul t.csx.jp/~database/index.html (スペースを抜いてください)
当方の保管庫にこのスレのSSを収蔵しました。
自分の作品を転載して欲しくない方は仰って下さい。削除します。
正式に作品名、作者名を付けたいという場合も仰って下さい。
誤字脱字、リンクミスなど発見されましたらご指摘下さい。
146141:03/09/02 19:24 ID:y1jaCPIR
>142
マジ。ちなみに俺はCD三枚とも持ってる…
14798:03/09/10 13:38 ID:eFFpuTL0
>145
ぎょええええええっ!
本当に保管されてるとは思わなかった。
いや、あの、大変だったでしょうに、わざわざありがとうございます。
お疲れ様でした。
これからもがんばってSS投稿しますので、生温かく見守ってやって
くださいまし。
 
148名無しさん@ピンキー:03/09/11 01:40 ID:tkp3Bkor
ところで、女ジョカ×フーギ書いてるんですが、
アップしても良いでしょうか?
ちょっと甘甘路線です。
149名無しさん@ピンキー:03/09/11 01:46 ID:2aEgky9+
激しくキボンヌ(*´∀`*)
女ジョカとフーギのコンビ、一番好きだったなぁ。
150I've seen it all:03/09/11 05:33 ID:Xu1CqCxW

―俺は、一番愛していた人間に命を奪われるのを見た
―人生の途中で命を失った自分が、どんな人間か分ったし、
―これからどんな人間になっていくのかも分ってる
―俺は全てが見えたから、これ以上、見るものは何もない


 辺りには濃い水の匂いと、湿気が立ち込めていた。
眠れない気持ちを持て余したまま、ジョカは回廊の柱に寄りかかっていた。
やがて、ぽつぽつと雨音が近づいてきた。雨足はすぐに強さを増した。
ジョカは裸足に、薄いシャツを羽織っただけの姿だった。
少し、肌寒い。やっぱり部屋に帰った方がいいかもしれない。
それでも、見るともなしに外を眺めているうちに、ふと背後の人の気配に気付いた。
「フーギ…」
ジョカは驚いて声をかけた。フーギは足音を立てずに近づいて来ると、
ジョカの体をを後ろから抱き寄せた。
「眠れないのか?」
フーギの言葉に、すっとジョカは体の力を抜いた。
それはいつものような、からかいや冗談混じりの言葉では無かった。
ジョカはフーギの腕に手の平を重ねた。
151I've seen it all:03/09/11 05:34 ID:Xu1CqCxW
「不思議だね…あんたはあたしが傷ついてるのが分るみたいだ」
「さみしいなら抱いてやるぞ?」
ジョカの濃い茶色の瞳がフーギを見上げた。何故だろう、フーギはひどく優しい顔をしていた。
「俺と闘うのが怖いか?」
「そう、かな…そうかもしれない」
「らしくないな」
「わかんない…けど、なんか、あんたは失っちゃいけない人のような気がするんだ…」
フーギはジョカを強く抱きしめた。打ち明けたい、このまま何もかも。
俺たちはこの世でたった二人の、血のつながった姉弟なのだと。
「フーギ?痛いよ…」
けれどジョカは、フーギの手を振りほどく気にはならなかった。
フーギの腕は温かかった。今はその心地良さの中に、身を埋めても良い。
「昔、ナーガ婆に聞いたことがあるな。どんな跳ねっかえりでも、変わった娘でも、
 男に抱かれると大人しくなるって。普通の娘になるって。」
フーギがくすりと笑う気配がした。
「じゃあ、そのまま俺にキスすれば良い」
フーギの端正な顔がジョカに近づいてきた。同じ色の瞳、同じ形の唇、同じ色の髪。
どうして、こんなにも良く似た顔を持って生まれてきたのだろう。
ジョカの顔がフーギと似ていさえしなければ、ナタクも、イレーヌ島でジョカを
見咎めることは無かったかもしれない。
「キスしてみな…抱いてやる」
152I've seen it all:03/09/11 05:36 ID:Xu1CqCxW
フーギは、束ねていたジョカの髪をといた。長い黒髪が背にかかった。
指に髪を絡め、フーギは囁く。
「もったいないな…せめて結い上げて、飾りのひとつでも付ければ良いのに」
この娘はいつもそうだ。年頃だというのにろくに身を飾る品も持たない。
ぞわぞわとした感触がジョカの背筋を這いのぼる。くすぐったくて、思わずジョカは笑った。
「だってそんな物、持ってないんだもん」
「じゃあ、俺が買ってやる、いくらでも」
金銀の歩揺も、珍かな異国の石で飾った手珠も、美しい絹も。
世界を手に入れたら、その全てをお前にやったっていい。
―だから、俺を裏切らないでくれ。俺をひとりにしないでくれ、姉さん。
フーギは唇を強くジョカの首筋に押し付けた。
「…フーギ?」
ジョカが訝しげな声を上げた。今日のフーギはヘンだ。どうしてそんなに悲しそうなの…。
フーギの手が、ゆっくりとジョカのシャツをたくし上げた。ジョカの形の良い乳房が露になった。
「え、ちょっと」
ジョカがうわずった声を上げた。
それには構わず、フーギはジョカの乳房に手を這わした。
「…乳首立ってる」
「!」
かっとジョカの顔が赤らんだ。
「うん、そういう正直な反応はスキだな」
「ばかっ!!」
153I've seen it all:03/09/11 05:37 ID:Xu1CqCxW
フーギの指がジョカの下腹に触れた。
そこは柔らかく、温かだった。生命が脈打ち、宿る場所。
「え、なに?」
ジョカは己の尻に、固いものが当る感触を感じていた。
フーギはジョカの手をそこに導いた。
「触ってよ、俺のも」
フーギは下履きをずらすと、固くなったそれを取り出した。
ジョカはおそるおそるその場所に手を触れた。
「…気持ち良いの?」
「うん、舐めてくれたらもっとイイけど」
ジョカはうつ伏せになって、先端を咥えた。
仔犬がじゃれあうように、ふたりはお互いの身体に触れた。
くちゅくちゅといやらしい音が響いたが、今は何も気にならなかった。
この夜は、雨が何もかもを消してくれる。
 固さを増したその先端から、うっすらと透明な液が出てきていた。
ジョカはそれを舐めとってみたが、すぐに顔をしかめた。
「…ヘンな味」
フーギの手が、ハイハイというようにジョカの頭を撫でた。
「そんな事言ってると、無理やり飲ますぞ?」
「…飲んだらどうなるっていうの」
「さあ…試して見るか?」
フーギはニヤリと人の悪い笑みを浮かべた。
「こっち来な、ジョカ」
154I've seen it all:03/09/11 05:39 ID:Xu1CqCxW
フーギは正面からジョカを抱きしめると、キスをした。舌を入れ、柔らかな咥内をまさぐる。
ジョカは目を閉じていた。普段の喧嘩腰の態度からは想像もつかないほど、甘やかな表情をしている…。
束の間、フーギの胸に嫉妬が過ぎった。リカオンのヤツは、ジョカのこんな顔を見たことがあるのか?
フーギは向き合った姿勢のまま、ジョカを膝の上に乗せた。下着をずらし、秘所をまさぐる。
そこはしっとりと潤っていた。
「入れちゃうよ? いい?」
「ん…」
ジョカはされるがままになっていた。左胸の聖痕も、フーギが触れることを許していた。
ジョカはゆっくりと腰を落としていった。
だが、初めて男のものを受け入れるそこは、まだあまりにも狭かった。
「いた…やっぱ、無……」
無理、といいかけたジョカの口を塞ぐように、フーギの物がジョカを一気に刺し貫いた。
「い、いたいっ!やだ!」
逃げようとするジョカの体を、フーギは押しとどめた。
ジョカの気を落ち着かせるように、額を、頬を舐める。
「大丈夫、自分で動いてみな…そうしたら痛くないから」
「動くって、…どうしたらいいのかわかんないよ」
泣きそうになりながら、ぎこちない動作で腰を動かそうとするジョカを、フーギは愛しいと思った。
俺だけのものにしたい。
たとえ生まれ変わったとしても、地の果てまでも探し出して、俺のものにする。
その為なら、俺はどんな事をしたって良い…。
「この闘いが終わったら、どこか遠くに行こう」
「遠くって…どこに?」
ジョカは喘ぎながら問うた。
「どこへでも…ジョカ、お前の望む所へ、だ」
まだ旅は終わっていない。
155I've seen it all:03/09/11 05:40 ID:Xu1CqCxW
深く、ゆっくりとフーギは腰を動かした。その度にジョカはフーギに強くしがみついた。
フーギの肩に、深い爪痕がついた。
「…んっんーっ……んっ…」
…ぐっ ぐちゅっ ちゅるっ くちゅっ …
「…だ、め……おかしくなっちゃう……」
ジョカが泣きそうな声を上げた。だが、その声はますますフーギの欲情に火をつけた。
「いいよ、おかしくなればいい」
見せればいい。俺に、俺だけには。
フーギは激しく動いた。
ぐちゅぐちゅといやらしい音が辺りに響いた。
…お前は俺のものだ、ジョカ。…姉さん。
「や、ぁ、あああぁあああっ!!」
ひときわ高い声を放つと、ジョカは果てた。
フーギはちっと舌打ちしたいような気持ちになった。
(まだ俺はいってないぞ、ジョカ)
ジョカは放心したように目を閉じて、荒い息を繰り返していた。
そっとジョカを床に横たえると、フーギはその上に跨った。
「……フーギ?」
かすかに、ジョカが自分の名を呼ぶのが聞こえた。
「…自分だけ先にイったお仕置き」
156I've seen it all:03/09/11 05:40 ID:Xu1CqCxW
言うなり、ジョカの胸に精を放つ。
どくどくと脈打ちながら、白濁した液体はジョカの身体を濡らしていった。
フーギはそれを指ですくうと、ジョカの口に含ませた。
「ちゃんと全部飲まなきゃダメだぞ?」
「ん……」
口に含ませるたび、こくんと、ジョカの喉は上下した。
ジョカの手が、フーギの指を捕らえた。
赤子のように無心に指を掴み、しゃぶっている。
ぴちゃぴちゃと、舌ですする音が聞こえた。
フーギの身体に、甘い痺れが走る。
フーギはジョカを愛おしむように、抱きかかえた。
「…本当に可愛いヤツだよ、お前は」
フーギは、己のものがまた固く強張ってきているのを感じた。
「…朝までは、まだ時間があるな」
157I've seen it all:03/09/11 05:42 ID:Xu1CqCxW
『―ずいぶん楽しんだようだな、兄弟』
ぞろりと、祝福の槍が腕から這い出てきた。
それには答えず、フーギは肩の爪あとを指でなぞった。
甘やかな傷だ。飼い犬に甘噛みされた時のような。
ジョカが一時、俺のものになった、その証のような傷だ。
フーギは、ふと嗜虐に満ちた笑みを浮かべた。
「せいぜい次の試合の時、アス=ランのヤツに見せびらかしてやるかな…」


―暗闇の中に、一筋の小さな光が見えた
―俺は何を選ぶのか、何が必要なのか分ってきた
―これ以上、見るべきものは何も無い
158名無しさん@ピンキー:03/09/11 05:46 ID:Xu1CqCxW
 投下完了です〜。ではでは。

さーラグナでもやっか! デビルチちゅわあああんっ(はぁと)
(↑すいません、集中力を消費して、ちょっと廃になってます。
    お気になさらぬよう)
159名無しさん@ピンキー:03/09/12 23:51 ID:C4IDUcqF
>>158
160名無しさん@ピンキー:03/09/13 00:56 ID:rCkSpw0Q
ジョカの爪あと。

新しい聖痕ですなあ、フーギ。
161名無しさん@ピンキー:03/09/14 01:43 ID:nYC5XHrI
フーギ×ジョカ!!!
読みたかったんでつ
ハァハァ
162名無しさん@ピンキー:03/09/20 09:47 ID:m6l4nSDL
健気に保守
163名無しさん@ピンキー:03/09/20 16:51 ID:qnZ21z+k
しっかし速攻データー落ちになるかと思ったのに粘るね聖痕のジョカスレ。
164名無しさん@ピンキー:03/09/24 19:35 ID:uTkLP63d
圧縮だって乗り越えられるさ!
165名無しさん@ピンキー:03/09/26 01:38 ID:EzT5T7Xb
まさかジョカスレがあったとわ!!嬉しすぎる!フーギものきぼんぬ〜
166名無しさん@ピンキー:03/09/29 21:57 ID:qtsevGhz
ほしゅ
167名無しさん@ピンキー:03/10/03 23:56 ID:Dbm3fQ2k
保守
168名無しさん@ピンキー:03/10/04 18:34 ID:KdxUOmpX
hoshu
169名無しさん@ピンキー:03/10/09 22:51 ID:MRn3JVd7
保守
170名無しさん@ピンキー:03/10/13 05:41 ID:ODV5RDQN
保守age
171名無しさん@ピンキー:03/10/15 14:05 ID:PfA3oG/S
保守
172名無しさん@ピンキー:03/10/18 00:22 ID:CQ3rvtx2
age
173名無しさん@ピンキー:03/10/30 16:11 ID:wC4CB6ar
hosyu
174名無しさん@ピンキー:03/11/12 23:49 ID:E9i6I7x5
保守
175名無しさん@ピンキー:03/11/16 19:34 ID:FMgvjz6t
保守
176名無しさん@ピンキー:03/11/20 01:28 ID:Ri3A2RxE
hosyu
177名無しさん@ピンキー:03/11/23 04:28 ID:remQaV+Z
保守
178名無しさん@ピンキー:03/11/24 23:28 ID:aY17bnxB
保守
179名無しさん@ピンキー:03/11/27 00:51 ID:AcIv8RE/
保守。
人いねーなぁ。
180名無しさん@ピンキー:03/11/28 22:33 ID:5XcmbazW
hosuage
181流浪のペンギン売り:03/11/29 01:34 ID:lhioRh9E
バカモノ!
今日は「兄ちゃまv」の日だと言っただろう!
182名無しさん@ピンキー:03/12/06 01:14 ID:DMaWnKlA
保守
183名無しさん@ピンキー:03/12/12 14:15 ID:oDMS+Y1R
保守
184名無しさん@ピンキー:03/12/16 02:01 ID:EeYE4Mdj
保守
185名無しさん@ピンキー:03/12/18 21:41 ID:3JhxRUu9
保守
186名無しさん@ピンキー:03/12/19 20:59 ID:BbUzBM+i
保守
187名無しさん@ピンキー:03/12/21 01:23 ID:KXjl8PuO
保守
188名無しさん@ピンキー:03/12/24 23:05 ID:8mP2uKrG
保守
189名無しさん@ピンキー:03/12/24 23:36 ID:e1C0SrwF
保守
190名無しさん@ピンキー:03/12/25 01:39 ID:fnkvH1KH
age
191名無しさん@ピンキー:03/12/25 23:17 ID:+dtU7f/K
保守
192名無しさん@ピンキー:04/01/03 00:06 ID:+pibz9ns
保守
193名無しさん@ピンキー:04/01/18 11:47 ID:DwmIz/us
死にそうだな。
194名無しさん@ピンキー:04/01/18 22:09 ID:+uvU4ALO
hosyu
195名無しさん@ピンキー:04/01/24 23:49 ID:bvVA0NSC
保守
196名無しさん@ピンキー:04/01/25 19:30 ID:Ca50tJYb
すんごく保守が続いてるね。
197名無しさん@ピンキー:04/02/14 19:52 ID:mPG3ErQ0
さらに保守
198名無しさん@ピンキー:04/02/18 23:12 ID:lDqXzGPm
保守は禁止になったんだっけ?
ネタもないしなぁ。
素直に落した方が良いのかね。
199名無しさん@ピンキー:04/02/19 01:19 ID:UAfeX6tz
他の相川作品ネタも募ってみるとか
200センシティブ犬塚 ◆iLDOGRKXRU
200ゲト━━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━━!!