【かってに改蔵〜天才エロ小説〜】

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1名無しさん@ピンキー
だれかかいてえぇ〜
お願いします
2名無しさん@ピンキー:02/10/29 04:32 ID:yj+KdcVz


   / ̄ ̄'' -、
  (    / ) ヽ  ジャーパネットー ジャパネットー 夢のジャパネットたかたー♪
  i r-,,,, /,,,, )
 ( >| ●  ●// 
  `‐|   U  /ノ   高田社長が2getだ!!
   \ ━ /   
   ((Οっ V>       オラお前ら!ウチの商品買えウンコども!
    \  'oヽ
     |,,,,,,∧|
     /  ∧ \     >>3 型落ちのパソコン使ってんじゃねーよ(プ
   / / ヽ ヽ    >>4 電子辞書使って日本語覚えろよ(プ
   ト-<    |_/'.'.┐  >>5 今どきカセットテープなんて使うなよ(プ
.               >>6 30万画素のカメラでプロ気取りか、おめでてーな(プ
.               >>7 VHSより時代はDVDレコーダーだよ、3倍ヲタク君(プ
.               >>8以下は金利手数料は自分で負担しとけ(プ
3名無しさん@ピンキー:02/10/29 16:58 ID:CKpINcWR
すずきぼん
4名無し@ピンキー:02/10/31 07:52 ID:fywx/9Ie
亜留美たんがバイト先の先輩に輪姦されるのキボンヌ。
5名無しさん@ピンキー:02/11/03 02:51 ID:gg1CdLER
どなたか書いていただけませんか・・・?
6名無しさん@ピンキー:02/11/03 13:10 ID:WhnK6tXN
人来ないね。俺的にはすずが改造あるいは山田さんに人体実験するようなやつが見たい
7名無しさん@ピンキー:02/11/06 03:09 ID:LlGLP1Re
8名無しさん@ピンキー:02/11/06 03:35 ID:h7e3Qiin
あきらめたら?えろとは無縁ぽいしなあ
9名無しさん@ピンキー:02/11/10 12:31 ID:a1B+VzNz
おとといコミック買ってハマってるので、
もう少し読み進めてかつ他スレのSS終わらせたら書いてみたいな<改蔵SS

それまでdat落ちしないことを切に願う…
10名無し@ピンキー:02/11/11 08:23 ID:88V90WJF
羽美は簡単にはヤラせてくれないですか?
11名無しさん@ピンキー:02/11/11 14:27 ID:j9WdnC9j
>>10
ヤった後、「運命の人」と言われてつきまとわれそう。
12あぼーん:あぼーん
あぼーん
13名無し@ピンキー:02/11/12 01:39 ID:W2AsOtZ9
地丹「あ…亜留美ちゃ〜ん…ハァハァ」
亜留美「やめて下さい先輩!私まだバージンなんです!!」
地丹「バージンもドージンもあるかってんだ…ハァハァハァ…ほぅら亜留美ちゃんの乳首もお尻もおま○こも丸見え〜」
亜留美「あんっ見ちゃダメ!見ちゃダメェッ!!」
地丹「ほーらヌプヌプしちゃうぞ〜」
亜留美「いっイヤ!痛いよぉ!アソコ壊れちゃう!!いや〜ん!!」
地丹「ほーれほーれほーれ」
亜留美「でっ出ちゃう!イッちゃうよぉ!!あーんっ!!」
地丹「ハァハァハァ…うっドクドクッ」
って妄想して実行できない地丹。
14名無し@ピンキー:02/11/12 15:36 ID:tcdFvXZo
抜けた!!
15あぼーん:あぼーん
あぼーん
16あぼーん:あぼーん
あぼーん
17名無しさん@ピンキー:02/11/14 03:18 ID:tvIiFUra
業者の魔の手… 
ぬぁあにが「ご案内」だ!
ふざけんな!!

さいあくぅ〜 さいあくぅ〜
189:02/11/14 23:35 ID:M70B+yPN
   地丹が、おかしくなった理由。


「見たわね」
「ひっ!?」
背後から身の毛もよだつ恐ろしい声。
いつも聞きなれている部長の綺麗な声には違いないし、語気も決して荒げていないのだが、
ボクは忍び寄る危険のにおいを本能的に察知していた。

放課後、部室の壁に入った見慣れないヒビに何気なく手を触れると、
たちまちそれはガラガラと音を立てて崩れたのだった。
まさか、科学部(改蔵くんは『科特部』などと呼んでいるが)の隣にこんな空間が存在していたなんて…

そう思った矢先のことだった。

「ぶ…部長」
振り向きざま、ボクはまず彼女が手にしているものを目にしてハッとなった。
「な、ななな何です?部長…ッ。その注射器!」
しかしその問いには答えはなく、
「見てしまったからには、かわいそうだけど…」
そう言って、部長は一歩こちらに踏み出した。
19地丹が、おかしくなった理由。:02/11/14 23:37 ID:M70B+yPN
もともと表情に乏しい人なので、何を考えているのかはよく分からない。
けれど、あの注射器の内容物がボクにとって好意的なものでないことだけは明らかだった。
「さあ地丹くん。大人しくこっちに来て」
部長は「おいでおいで」と手招きするが、冗談じゃない!
「し、失礼します!」
ぼくはダッシュで彼女の脇を通り抜けようとした。

「!?」
その瞬間ボクは急激なめまいを覚えて、抜けようとした部長の脇で派手に倒れこむ。
「あ…あれ?…………あれ!?…………ッ」
一体どうしたことか、まるで体中の筋肉が弛緩してしまったように動けない。
必死に目をキョロキョロさせて、ようやく気づいた。
それまで動転していて分からなかったが、
部長の足元の何やら怪しげな機械から、モワモワと何か良い匂いのする桃色の気体が発生している。
それがボクの力を奪っているのだ!

部長は、横たわったボクの体の横にしゃがみ込んで、注射器の液を2度3度ピュッと出してから、
針をぼくの首すじに近づけた。
「あ…何それ?何なのっ!?」
ボクは抵抗もできず、涙を浮かべて「嫌だ」「助けて」を連呼した。
20地丹が、おかしくなった理由。:02/11/14 23:38 ID:M70B+yPN
部長は平然と、
「大丈夫死にはしないわ。
 ほんのちょっとワケが分からなくなるだけ」
「い、いやぁ……嫌だっ…ゆるして」
ボクの哀願も虚しく、部長の注射針はプツッとぼくの首の血管に刺しこまれる。
「ひゃう…」
冷たい針の感触。

チュゥウウウ…

そこから液体がボクの体内に注入されていった。
じんわりと、冷たいような熱いような何ともいえぬ感触が首から全身に伝わっていく。
「あー…」
確かに、ワケが分からなくなる薬だ。
注射の終わらないうちから既に恐怖は過ぎ去り、
ボクはぼんやりと目の前にある部長の脚の美しさに見とれていた。
注射のためしゃがみこんでるので、今にもスカートの中身が見えそうだった。

徐々に意識が薄れていく。
(…そういえば)
そんな中、ボクはふと疑問に思ったことがあった。
(なんで部長はこのガスの中で平気なんだろう?)

…やがてボクの意識は完全に途絶えた。


                      続く
219:02/11/14 23:46 ID:rZqHxORS
しまった。ageちゃった。

けっこう長い話になりそうですけどイイのかな?
22名無しさん@ピンキー:02/11/15 00:40 ID:lPfiHoiU
遂にこの漫画も同人ヲタに冒され始めたか。御愁傷様。
23名無しさん@ピンキー:02/11/15 00:47 ID:DQ06RXY/
エロパロ板来てるヤツの言うことかよ(プ
249:02/11/15 00:58 ID:56wuDtYS
なんかあがってると思ったらえらく雰囲気悪いね…残念。
不愉快ならやめるよ
25名無しさん@ピンキー:02/11/15 01:04 ID:xN09Ogju
>22がキティガイなだけ
一行レスにいちいち反応せんでエエわ
26名無しさん@ピンキー:02/11/15 01:15 ID:lPfiHoiU
>>22 (´∀`)オマエモナー
279:02/11/15 01:16 ID:56wuDtYS
>>25
うーん…ニーズがあるようなら続けます。
他人様にとって読みたくないもの書いても仕方ないので
28名無しさん@ピンキー:02/11/15 01:20 ID:Igy7OLo3
イタイ・・イタすぎる・・・
これはネタなのか?

とりあえず祭りアゲ!>>22


まあ祭りにゃならんか
29名無しさん@ピンキー:02/11/15 01:21 ID:n/5Al6p6
イタイ・・イタすぎる・・・
これはネタなのか?

とりあえず祭りアゲ!>>22


まあ祭りにゃならんか
30名無しさん@ピンキー:02/11/15 01:25 ID:4Pit3l5L
>>23〜 あー・・・誤爆・・・・陳謝。
31名無しさん@ピンキー:02/11/15 01:24 ID:/wQnVZCC
>>23〜 あー・・・誤爆・・・・陳謝。
32名無しさん@ピンキー:02/11/15 01:28 ID:yg7n17Gp
31=22 ID変わったぞ?!どうなってんだ
33名無しさん@ピンキー:02/11/15 01:31 ID:4Pit3l5L
毎回カワットル・・・・。♪〜(゚ε゚*)
349:02/11/15 01:31 ID:56wuDtYS
35お騒がせしました。:02/11/15 01:37 ID:yg7n17Gp
>>22=>>30〜35。 ハズィ。
36お騒がせしました。:02/11/15 01:38 ID:/wQnVZCC
>>22=>>30〜35。 ハズィ。
379:02/11/15 01:46 ID:56wuDtYS
???
38名無しさん@ピンキー:02/11/15 01:53 ID:P7pPf27w
>>37 書き込む度にIDが変わっていくのだよ。どうでもいいが。
39名無し@ピンキー:02/11/15 08:01 ID:ZTVnUeCa
がんばってくだせえ!!
40名無しさん@ピンキー:02/11/15 15:07 ID:60qhuGFN
漏れの知らぬ間に勝ってに改蔵スレが〜♪

漏れ感動!!!
41名無しさん@ピンキー:02/11/15 15:12 ID:60qhuGFN
ぷらす すず様萌ェ―!
いえ、マニアではありません。
そんなモノではありませんぜ!
42名無しさん@ピンキー:02/11/15 22:56 ID:ePbRIZeX
ウミ萌え〜
誰か書いてくれないかなぁ
43地丹が、おかしくなった理由。:02/11/21 03:05 ID:ZHc7T9lX
目が覚めるとそこは見知らぬ一室だった。
薄暗くて部屋の様子はよく分からないが、ボクはその部屋のベッドの支柱に手足を縛り付けられている。
「お目覚め?」
よく知った声。
「部長?ここは…」

たしか、部室の隣で何かを見て…部長に注射されて…
「憶えているのね。さすがに3回目となると、薬の効き目もまちまちね」
部長はちょっと困ったように言って、ベッド脇に身を寄せてきた。
どんな表情かは分からない。
「憶えてる…って?部室の隣のことですか?」

「やっぱり」
声の抑揚は変わらないが、ボクは明らかに危険が迫ってくるのを感じ、
慌てて「し、知らない!何があったか肝心なところは記憶にないんです!」
と言った。

「そうかしら?」
「そうですよ」
憶えているなどと言ったら、はたして何をされるか分かったものではない。
彼女が顔に似合わず平気で悪逆非道の限りを尽くす女なのは、ボクが一番よく知っているのだ。
44地丹が、おかしくなった理由。:02/11/21 03:11 ID:ZHc7T9lX
「まあ、どっちでもいいわ。
 いずれにせよ地丹くんは、もうここから出られないんだし」
「へ?」
ボクは部長のあ放ったあまりの一言に、耳を疑った。

「ちょ…部長!?それは一体、どういう…」
こと?と尋ねる言葉を、ボクは思わず呑み込んだ。
暗闇に慣れてきたボクの目が、部長の姿をとらえたからだ。
そう。
ブラとパンツをまとっただけの、あられないその姿を…
45名無しさん@ピンキー:02/11/24 22:05 ID:fqde2fD3
神!?
てゆーか、絶対すず様は処女じゃねーよな?
46名無しさん@ピンキー:02/11/24 22:08 ID:fqde2fD3
髪ー!
47地丹が、おかしくなった理由。:02/11/25 02:14 ID:lIvbAcvi
「どういう意味ですか!?」
ぼくはこの異常な事態に混乱しつつも、もっともな問いを部長に投げかけた。
「どうもこうも…言葉どおりの意味だけど?」
そう言って、ベッドに縛り付けられたボクの方へと近づいてくる…

き、綺麗だけど…
何だか………こ、怖い!
ボクはしばしば調子に乗りすぎて部長を怒らせることがある。
このプレッシャーというか、部長に感じられる迫力はその時のものに似ていた。

「地丹くん…」
「うっ…うわぁッ!」
部長の冷たい手のひらが、ボクの胸に触れた。
今になって気づいたけど、ボクは…全裸じゃないか!
「ふふ…地丹くん、カワイイわ」

部長はそう呟いて、その細い指でツツツ…とボクの胸からヘソの方へと撫でていく。
「ひぃやぁッ!」
ぼくはゾワァッと脊髄を這い登る快感に身の毛をよだてた。
48地丹が、おかしくなった理由。:02/11/25 02:23 ID:lIvbAcvi
「あむっ…!!」
けれど、ボクのそんな悲鳴は突如部長の唇に遮られた。
「!」
彼女の形の良い唇が強く押し付けられる。

「むぐ…ぐ」
「…んふふ……」
ぴちゃ…ぷちゅっ…むちゅっ………
(あ…あぁ。し、舌が……)
ボクと部長の舌が、キスの中で絡み合う!
何だかくすぐったいような甘いような感覚が、ボクはじんわり包み込んでいった。

ぴちゃっ…ぴちゃっ…ぴちゃっ………
ボクはしばらく目をトロンと半開きにしたまま、部長にされるがままキスを受け入れていた。
もっとも、縛られてるので抵抗しようにもできないのだ。

…………ぐにゅっ!
「!」
ぼくは股間をいきなり握られる異様な感触に、思わず身をビクリと震わせ、
その勢いでそれまでお互いに吸いあっていた唇が「チュポン!」と音をたてて離れた。
部長が、キスをしながら右手でボクのモノを握ったのだ。
49地丹が、おかしくなった理由。:02/11/25 02:39 ID:lIvbAcvi
「あら?ごめん。…痛かった?」
「い、いや…」
痛くはない。というか、女の人の手でじかに触られて…むしろ気持ちイイくらいだけど、
「いきなりこんなことされたりビックリですよ」
実際、怖くて縮みこまっていたモノが、今はもうビンビンに膨れ上がってる。
「そう。地丹くんの…大きいのよね」
「な、何で知って…」
「何でも知ってるわ」

ボクは口の周りに付いた唾液を拭おうとするが、鎖がジャラッと音を立ててそれを隔てた。
そのかわり部長がベッドのシーツでボクの口を優しく拭いてくれる。そして、
「ふふふ…でもね、地丹くん」
と、妖しい笑みを浮かべるのだった。
こんな表情を見るのは初めてだ。

「こんなことで驚いてる場合じゃないのよ?
 あなたはこれから…もっとすごいことされちゃうんだから」
「え…え?」
その言葉を理解する間もなく、部長は襲い掛かるような勢いで猛然とボクのあそこをしごき始めた!
50名無しさん@ピンキー:02/11/25 15:30 ID:RMZvwV4A
イイ!(゚▽゚)/
続きキボンヌ!
51名無しさん@ピンキー:02/11/26 00:00 ID:EL78Iid3
おいおいみんなぁ!
テンションageてカキコフヤソウぞ?
52あぼーん:あぼーん
あぼーん
53名無しさん@ピンキー:02/11/26 00:31 ID:IZ1kk/b4
ageると広告専門勘違いヒッキーが来るからsageとけ。
54地丹が、おかしくなった理由。:02/11/26 02:47 ID:AGxB3Eue
「わあああ・あ・あ…ッ!や、止め…止めて!ぶちょ…おぉ」
それはまるで一気に坂を駆け上がる感覚だった。
生まれて初めて体験するものすごい快楽に、ボクはあっけなく飲み込まれていく。

くにゅっ!きにゅっ!くしゅっ…くちゅっ…ちきゅっ!!

部長の絶妙な手技に、ボクはどうすることもできない。
たちまち先走り液でペニスをしごく音が湿ったものになっていく…
快楽の頂上に上り詰めるまで、さほど時間はかからなかった。

「や…やめ…止めて……とめて…。
 あ………ぁあああっ!……あうっ!い、いく…ッ!」
イク、と思った瞬間、部長はピタリとその手の動きを止めてしまった!!
「あ……ああっ!な、何で?どうして…ッ!」
ボクは射精しようとしたその瞬間で突如快感から放り出され、
どうしようもない切なさに腰をくねらせる。
55地丹が、おかしくなった理由。:02/11/26 02:54 ID:AGxB3Eue
「だって…」
部長はクスッと淫靡な笑みを浮かべて、
「止めて欲しいんでしょ?」
と冷たく言い放った。

「そんな…部長!や、止めて欲しくないです…っ!
 もう少し、もう少しだったのにぃ」
ボクは情けなく涙目になって、部長に「最後までお願いします」と哀願する。
けれど、部長は冷たい笑みを浮かべたまま、
「どうしようかな」
と、ジラすのだった。
56地丹が、おかしくなった理由。:02/11/26 03:00 ID:AGxB3Eue
「だ、だってこのままじゃ…部長!あんまりです」
ボクはもうイキたい一心で、恥も外聞も無かった。
「それじゃ…」
その時、部長の目が一瞬キラリと光ったが、そんな事を気にしていられるほどボクは冷静ではなかった。
「地丹くんは、もっとして欲しいのね」

「は、はい!お願い…します」
「ふふふ…」
部長は「分かったわ」と頷いて、またその身を寄せてきた。
「そのかわり、どうなっても知らないわよ。
 これは地丹くんが自分で言い出したんだから」

そう言って、その大きく形の良い乳房をボクの顔にやや強く押し付けてくる。
ブラジャーごしだったが、その柔らかさは充分に感じられる。
女性の良い香りが、ボクの鼻腔をくすぐった。
そしてボクはその恍惚の中、これからここで繰り広げられる惨劇など予想だにできなかった。

ただ部長の柔らかさと温かさに顔をうずめ、幸福感でいっぱいにされていた。
その時までは…
57名無しさん@ピンキー:02/11/26 16:28 ID:w6Mjkj5C
つづきたのもー!!
58あぼーん:あぼーん
あぼーん
59名無しさん@ピンキー:02/11/26 18:30 ID:EL78Iid3
すげ!
60名無しさん@ピンキー:02/11/27 00:13 ID:ZrpypZ8G
イイ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
61地丹が、おかしくなった理由。:02/11/27 01:10 ID:TLAjF/HO
「わぅ…」
むにゅっ、と部長はさらに強くぼくを抱きしめる。
「さあ、それじゃ続きしてあげる」
スラリとした細い腕が、ボクの股間へ伸びる。

…きゅっ!

「ううぅ…」
ボクは興奮のあまり、もうそれだけでビクビクと震えるのだった。
きゅっ…きゅっ…くちゅっ………
部長はペニスをただ握るのではなく、右手の親指と人差し指で円を作り、
絶妙な力加減で亀頭のカリ部分を小刻みにしごき上げる。

「あ!あ・あ…」
「ふふふ…地丹くんはこうされるのが大好きなのよね。
 とくに…ココ」
そう言って、彼女はシゴいていた右手の人差し指で、コチョコチョとスジのあたりをくすぐってくる!
「わぁ…あああ・あ…。く、くすぐった…」
「でも、好きなんでしょう?」
「うう…」
た、確かに彼女の言うとおり、自分でオナニーする時もしばしばこうしている程、
部長の指技は的確だ。
けれど、なんでそれを知っているんだろう?
ボクの感じるその場所を、なんで部長が知っている?

そう言えば、さっき部長は「ボクのことなら何でも知っている」と言った。
それは一体どういう意味なのか?
快楽の渦に翻弄されながら、謎は深まるばかりだった…
62地丹が、おかしくなった理由。:02/11/27 01:21 ID:TLAjF/HO
再び、絶頂へと上り詰めていく…
来る。
ボクは部長の肢体に抱きとめられ目を閉じながら、早くも「その時」を予感していた。

あむっ…
「ひゃっ!」
部長が、ボクの耳たぶを2度3度甘噛みしてくる。それから、
「そろそろなの?」
と、熱い吐息交じりの声で静かに尋ねてくる。
ボクはそのこそばゆさに肌を少し粟立てながら、「は、はい…」と返事をした。

「うう…そ、そろそろ…もう、出る。あぁ…で、出ちゃいます…ぶ…ちょ・ぉお…」
ぼくは垂れた涎を拭くこともできず(縛られてることもあるが)、ただただ部長のなすがままだった。
「あっ!出る!い、イク……っ!」
ぼくは悲鳴をあげつつ、体を弓ぞりにしてビクンビクンと痙攣した!!
だが…

「あ……あああっ?
 あれぇっ?………お、おかしい………おかしいよ!
 なんですコレ?部長…………ぶちょうッ!」
いつもならとっくに射精してしまっている快楽の中にいるはずなのに、
なぜかイクことができない!
全身を硬直させ、下腹に力を入れ、腰をくねらせるが、どうにも出すことができないのだ。
63地丹が、おかしくなった理由。:02/11/27 01:31 ID:ID7jSOMP
「ふふふ…どうしたの?地丹くん」
部長は変わらぬ調子で、ただボクのモノを弄り続けている。
こ、この人のせいなのか!?
しかし、一体どうやって…

「い、イけないんです…何だか知らないけど、射精できないんですぅ!」
ボクは半泣きになって部長にそううったえたが、部長はなぜかウットリした目でそんなボクを眺めている。
し、しまった!これじゃ、部長の思うツボ…

「イけないの?…あらあら困ったわね」
そう言って、部長はしごく手を止めて身を起こした。
「あ、あぁ…」
またジラす気か…!?
そう思った矢先、彼女は「じゃ、もっと気持ち良くしてあげる」と言って、
その小さな口をいっぱいに開けて、顔をボクの股間に近づけて来た。
64名無しさん@ピンキー:02/11/27 23:39 ID:jfha18OC
すげー!すげー!すげー!
ありがd
65名無しさん@ピンキー:02/11/28 02:17 ID:tThBGK67
ふぁいあー―――――!!
感動もんだニ!天才eネ!
つづきガンバて!
66地丹が、おかしくなった理由。:02/11/28 03:38 ID:Es5+aN8z
…ちゅぷっ…………
「はぁああああっ!」
部長の口にモノを含められ、ボクはいっぱいになって思わずため息を漏らしてしまった。
「ああああああっ!」
温かい!気持ちイイ!
そんな言葉が言葉に成り切らないまま、ボクの喉を通り抜けていく!

初めて感じる女性の粘膜の温度とぬめり…
その余りの快楽に、ボクはもう我を忘れてよがり狂う他無かった。
「ぁああああっ!うわぁあああああっ!」
ただでさえ射精直前の快楽にさらされていた体が、それを軽く凌駕する甘い渦に呑み込まれいっそう強い痙攣を繰り返す!

ぴちゃっ…ぴちゃっ…ぴちゃっ…………
部長はそんなボクの悶絶に目もくれず、頬をすぼめたままピストン運動を繰り返した!
「ひゃぁあああっ!ぐぅううっ!た、助けて………ッ!
 い、………イっちゃう!イっちゃうよおっ!ぶちょおおおおおっ!」

「んふふ…」
部長はそんなボクの様子を目にしながら、ペニスをくわえ込んだままくぐもった声で笑い声をあげた。
その振動がさらにボク自身を刺激する…!
67地丹が、おかしくなった理由。:02/11/28 03:44 ID:Es5+aN8z
ぐぢゅっ!びじゅっ!ぶじゅっ………
「あああああっ!うわぁあああっ!」
淫猥な音とボクの悲鳴だけが、暗い一室にこだまする。
「出る…出るぅううううっ!!」
ボクはひと際大きな声をあげて、「その瞬間」のために体をいっそう強ばらせた。

…が。
「あ…あれぇ?…………あれぇえええっ!
 や、やっぱりイけない…イけないよぉおっ!」
明らかにそれは異常だった。
これだけの快楽に身を任せながら、なおかつ射精に至らぬわけなどあり得ない!

「ぶ、部長!これは一体…
 ボクの体に何をしたんですか!部長……ぁあああううっ!」
突如、彼女は口に含んだボクのペニスをいっそう強く吸い込んだ!
ぼくは余りにきついその刺激に、思わず悲鳴を上げる。
68地丹が、おかしくなった理由。:02/11/28 03:51 ID:Es5+aN8z
「ぁああああっ!ふわああああっ!」
ボクはもう白目を向いてビクンビクンと体を弓なりに反らせてその快感を受け止めていた。
射精さえできればその刺激にも耐えられるのだろうが、
「気持ちよくてもイけない」というたった一つのことだけが、こんなにも「男」といものを苦しめるとは…

ちゅううううううう………………、ちゅぽんっ!
「はぁうっ」
ようやく、部長の吸い付きが終わり僕のペニスは解放される…
が、ボクのそれはすっかりうっ血していて、紫色になっていた。

「ハァッ……ハァッ……ハァッ………………」
ボクは息を荒げながらも、何とか正気を保ちつつ静かに口を拭う悪魔の仕草を見据えていた。

「…クスリ」
「えっ?」
ボクは耳を疑った。
「クスリを打ったの。地丹くんに…気持ち良くても射精を我慢できるクスリ…」
69名無しさん@ピンキー:02/11/28 18:13 ID:ps3SvSiI
く…くすりなのか!?Σ(゚д゚;)
70名無しさん@ピンキー:02/11/29 17:49 ID:9uf6Das1
(・д・)クスリDANE!
71名無しさん@ピンキー:02/12/01 01:02 ID:YRQorGLV
続き激しくきぼんぬ!!!!
72天才秘書:02/12/01 01:45 ID:LNvTlinc
つづききぼんぬぅ
73地丹が、おかしくなった理由。:02/12/01 02:38 ID:gACjTlax
「そ、そんな…なんでそんなことを………ッ……………あううっ!」
部長はペニスをしごく手を止めず、言葉を続ける。
「…実験よ」
「じっ…!?」
部長は唇の両端を持ち上げて薄く笑っている。

「そう。『人間は、通常射精する快楽の何倍までなら正気を保っていられるか』という実験…」
「な、な、な…なんだって!?」
驚いてボクが悲鳴をあげようとしたその瞬間!

ぐぢゅっ!ぐぢゅっ!ぐぢゅっ……

「あああああっ!そ、そんなに早く…シゴかないでッ…ぶ、ぶちょぉおおおっ!」
突如部長は唾液ですべりのよくなったぼくのイチモツをはげしくこすり上げた。
たまらずボクはイヤイヤをするように首を左右に振るが、
その暴力的なまでの快楽はボクをとらえて放さなかった。

「7倍」
「えっ…?」
「地丹くんは、いつも射精するときの7倍まで出すことが出来ないの」
ボクは快感に翻弄されながらも、それえを上回る恐怖に真っ青になった。
74地丹が、おかしくなった理由。:02/12/01 02:54 ID:gACjTlax
「だいじょうぶ。3倍感じやすくなるクスリも打っておいたから…
 出すのにそう時間はかからないわ」
そんな問題ではない!
「イヤだ!もうこれ以上はおかしくなっちゃう……
 もう許し……やめ…くだ………ぶちょ……ぁああああ・あ・あっ!」

くちゅっ!くちゅっ!くちゅっ……

「…ふふ。大丈夫よ地丹くん。狂っちゃっても、ちゃんと治してあげるから…
 安心しておかしくなってイイのよ」
「いやだぁああああっ!」
部長の言葉は穏やかな語調とは裏腹に、このうえなく残酷だった。

「楽しみね地丹くん。イクのと壊れるのどっちが早いのかしら?
 今までは壊れるのが先だったけどね」
「ああああっ!?ふわぁああああっ……ど、どういうこと……です……か?
 いう、『今までは』……ってぇえええっ!」

部長はまたクスクスと楽しげに笑って、
「憶えてないだろうけど、地丹くんで実験するのはこれが初めてじゃないのよ」
と、恐ろしい事実を口にするのだった。
75地丹が、おかしくなった理由。:02/12/01 02:59 ID:gACjTlax
「最初は10倍の快感で射精できるクスリを使ったわ。
 快感も5倍感じるクスリも使ってね。…もちろん、地丹くんスグ壊れちゃった」
「ひぃっ!」
そんな…そんなことがっ!?

「それから9倍…8倍…とクスリを薄めているの。
 今日は4回目の実験。だから7倍なのよ?
 もしかしたら狂わずに済むかもしれないわね」
「そんな…そんなのってぇえええええっ!
 ひ、ひどい!ひどいですよ部長!た、た、た……助けてぇえええええっ!?」
7倍の快楽を得るのを待たずとも、ボクはもう半狂乱になって泣き叫んだ。
76名無し@ピンキー:02/12/05 15:29 ID:MTD5rgnW
あげ
77名無しさん@ピンキー:02/12/05 22:12 ID:90xXPxX8
続き激しくキボンヌ!!!!
78地丹が、おかしくなった理由。:02/12/06 01:46 ID:xIdVr2JD
…………ぴちゃっ。
「!」
突如、ボクの叫び声は形の良い部長の唇でふさがれた。
(ぶ、部長…ッ!)

…ぴちゃっ、ちゃぷっ…………
部長は、半ばわざとなのか音を立ててボクの口腔内を舐っている。
(あ…)
ボクは目を半開きにして、その温かさに包まれていた。
(…気持ちいい………)
それは今までのぶつけてくるような暴力的な快楽とは異なり、
まるで母親の腕に抱かれているような優しさだった。

「んむ…」
あんなにひどい目にあったばかりなのに、ボクはもう夢中になってその温かさにすがりついた。
「ん…んんんっ!」
唇はさらに強く押し込まれ、彼女の小さな舌もいよいよ激しくボクの中に侵入してくる。
79地丹が、おかしくなった理由。:02/12/06 01:53 ID:xIdVr2JD

………
…………ッ!
ちゅぽんっ!!

長い長い接吻の後、唇が解き放たれた。
「あ…あぁ」
ぼくは未だ夢見心地のまま、部長の綺麗な姿をボンヤリ見上げている。
「落ち着いた?」
「…ええ」

ボクはそう答えて頷いたが、その次の瞬間発せられた、
「それじゃ、イッてみようか」
という、部長の悪魔のような言葉に、また涙目にさせられた。
「やっぱり…ボクはどうあったも逃げられないんですね…?」

部長はクスクス笑いながら、
「そういう物分りのイイ地丹くん、わたし大好きよ」
と言って、ボクの萎えきらないイチモツにそっと手を添えた。
「あううっ!」
ボクはピクン!と反応する。
80地丹が、おかしくなった理由。:02/12/06 02:05 ID:xIdVr2JD
しゅっ…しゅっ……きゅっ、しゅっ……きちゅっ………
部長は再び冷酷な眼差しでボクをしごきはじめた。
その表情にさきほど垣間見た優しさなど微塵も残されてはいない。
ただただボクの全てを搾り取るための作業に没頭しているようだった。

「あ……おおおっ……」
ボクはまた全身を飲みこもうとする快楽におぼれていく。
「ひぃっ!」
両手両脚をしばられたまま、「ビクン、ビクン」と全身を弓なりに痙攣させるが、
そんな風になっても、もう部長はゆるしてはくれない。

「ふふふ…」
この上なく残酷で美しい笑顔のまま、ボクを攻め立てていった。
「あ…!あぇええええっ!!
 し、死ぬ………死んじゃう!た、たすけ…助けてッ!」
「大丈夫よ、地丹くん」
薄れていく意識の中、その部長の声だけがやけに鮮明に脳裏に響く。

「もし壊れちゃっても、地丹くんにはちゃんと新しい『体』を用意しているから…
 気持ちよすぎておちんちんの血管がボロボロになっても、悶えすぎて体中の筋肉を痛めつけても…
 大丈夫よ? 
 たとえシナプスが何万本切れても、新しい体に記憶を移し変えちゃえば元通り、よ」

 えっ……?

衝撃の事実をつきつけられ、ボクは一瞬、何を言われたのか理解ができなかった。
「あ、新しい体……って」
嫌な予感が激しく胸の内に沸き起こるが、恐る恐る聞いてみると…
81地丹が、おかしくなった理由。:02/12/06 02:19 ID:xIdVr2JD
彼女はさらにきつくボクのモノをしごきたてながら、
「クローンよ、地丹くんの」
と、あっけらかんと言うのだった。

「そ、そ、そ…それってぇえええっ!き、記憶を移し変えるったってぇ……
 この体は…?ボクは一体どうなるんですか!?ぶぶぶ部長ぉおおっ!」
ボクは先ほど以上に半狂乱になって泣き叫んだ!
そして、どうやらそれが部長の言葉の狙いのようだった。
「部長、答えてください!ぶちょ……ぅわあああああああああっ!」
理性の糸が切れた途端、快楽に耐えていたぼくの緊張の糸までもが同時に吹き飛ぶ!

「あああああっ!あひゃああぁぁぁっ…!…………………ウッ!」
ドビュッ!びゅっ!びゅるるるるるぅ〜っ…!!ぶびゅっ!ぶびゅっ!ぶびゅっ……
「あーっ!ふわぁあああっ!」
それまで睾丸の中をグルグル渦巻いていた白濁液が、勢い良く尿道から飛び出てくる!
ビュルっ…ぴゅっ!… ぷぴゅっ!
ものすごい勢いで射精するボクと、その様子を満足げに眺めながら尚且つシゴくのを止めようとしない部長。
飛び散った精液が2、3滴部長の顔にかかったが、彼女は意にも介さない。

「あ…あ…あへへへへぇ……」
ボクはもう涎をダラリと垂らし狂った目で、その快感に翻弄されていた。
(7倍…)
先ほど部長はそう言った。
ボクは普段射精するときの7倍もの快楽を得てイッてるんだ………
なるほど。勢いは衰えたものの、まだまだボクの発射は終わりを見せようとはしなかった。
ぴゅっ……ぴゅるっ………
(い、一体いつまで……)
支離滅裂になろうとする意識の中、ボクはもうどうすることもできない。
ぴゅっ………………ぴゅっ……………

(いつまで……いつ…)
「あ…あ…」
82地丹が、おかしくなった理由。:02/12/06 02:26 ID:xIdVr2JD
さらに、部長がペニスを口に含んでくる。
「おっ!おわぁああああっ!!」
まだイッている最中の一番敏感な時に、粘膜の圧倒的な温かさがボクを!
ペニスを舐めしゃぶられているッ!
「ひぃいいっ!」

ぴちゃっ…ぷちゅっ……
「あぃいいいっ!ま、また……イクっ!t、止まらないよぉおおおっ」
びくん!
ビュルッ!ぴゅっぴゅっ!

尿道の奥に眠っていた液体までもが、部長の吸い付きに耐えられずまたもや強制的に排出させられる…
「ぶ、ぶちょう……も、もうこれ以上は……な、何にも…出て…きませ……」
例え出るとしても、このままでは本当に狂い死にしてしまう…
「たす…ぶちょ…おね……死ぬ…」
もう言葉にならない哀願を呪文のようにとなえ続けるボクが居た。

     (続く)
83名無しさん@ピンキー:02/12/06 04:28 ID:5GFV3km/
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!
84名無しさん@ピンキー:02/12/06 23:28 ID:NvX5wj8f
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
85名無しさん@ピンキー:02/12/07 22:10 ID:gwIE5O5q
やはり、最後にはご褒美があるのかな〜
続き希望です。
86地丹が、おかしくなった理由。:02/12/08 07:15 ID:QT0r6oi2
「あ…ぎゃっ!………ふぐっ…」
ボクはペニスを部長に吸い取られるような体勢で、全身を完全に逆くの字にしてピクピク震えている。
白目を向いているのだろう、何も見えない。
それでも大きな快楽の波が怒涛のように押し寄せてきて、未だにボクをイカせ続けているのだ!
そして…

ちゅぷんっ!

やっと、部長の口からあそこが解き放たれた。
「は…はひぃ…………はぁ、…はぁ……はぁ……」
ボクは完全に脱力してベッドの上に沈み込んだ。
快楽に耐えるために硬直させていた全身の筋肉が緊張から解放され、
弛緩していく感じが分かる。
ペニスも完全に硬度を失ってペタリと倒れこんでいた。イキすぎて尿道が痛い…

「ぶ、部長」
ボクはしかし、何とか正気を保つことが出来ている。
おそろしく憔悴しきっているのが自分でも分かるのだが、
少なくとも精神を崩壊まではさせていない。
ボクは、助かったのだ!
「すごいわ!地丹くん。…やったじゃない」
部長はその豊かな胸をボクの鼻先に押し付けるようにして、抱きついてくる。

「部長〜…」
あれほどツラく苦痛を与えた張本人だたにも関わらず、そのようにされるのは悪い気がしない。
柔らかさと、温かさに包まれながら、ボクはようやく自分が助かった安堵感にヒタることができた。
「部長…。それより手足のクサリを解いてください」
ボクは部長の胸のなかで、極度の疲労に目を半開きにしながらそう言った。
87地丹が、おかしくなった理由。:02/12/08 07:27 ID:QT0r6oi2
「そうね。これは7倍に耐えたご褒美」
部長が指をパチンと鳴らすと、どういう仕掛けになっているのか、
それまでボクの四肢を束縛していたクサリが緩んだ。
「くっ…」
疲れのあまり、正直手足を動かすのもおっくうだったが、何とかクサリから手足を抜く。
縛られたまま暴れたため、皮膚が擦れて赤くなっている…

「ごめんなさい地丹くん。でもこうしないと貴方逃げると思ったから」
冷徹な実験者だった部長が、今は優しくボクを胸に抱いてくれる。
「…」
理性では許せなかったが、
こうして癒されているとボクは「これでもいいかな」なんて気にもなってくる。
何だかんだ言っても、部長がしてくれたわけだし、
普通の生活では味わえないほどの悦楽を体験できたには違いないのだ。
こうして部長が添い寝してくれるなんて、数時間前は夢にすら思わなかったことでもある。
…とにかく、今は眠かった。

部長の体に甘えるように抱きつくボク。
(もしかして…)
こんなふうにされていると、ボクはボンヤリとある思いが頭の内によぎってくる。
(部長、ボクのこと好きなのかな)
それでも素直になれなくて、こんなふうにしたのかな…?
うん、そうに違いない。
明日から、ぼくは部長の…いや、すずの彼氏になっちゃうか!?

そんな妄想が出始めた矢先だった。
「ま、地丹くんはもう疲れて動けないから、縛ってる必要も無いんだけどね」
という、ボクの安らぎをブチ壊す一言が!
88地丹が、おかしくなった理由。:02/12/08 07:36 ID:QT0r6oi2
「まだ終わらないのよ」
ボクを胸に抱きながら、熱い吐息とともに耳元に囁かれる冷酷なセリフ。
「ひっ…ひぃいいいっ!」
ボクは本能的な恐怖を感じて、部長の体を跳ね除けてベッドから出ようとする!
しかし…

ガシッ!

這いずるようにしてベッドから上半身を乗り出した瞬間、後ろから部長に捕まえられる。
ボクの背中を抱きついて、逃げられないように引き戻される…!
「どこに行くの?」
と言って耳に甘噛みしてくる部長!
「ひっ…ひぃやぁああああっ!……もうやめてっ!!離してェっ!」
ボクは泣きながら首を左右に振ってイヤイヤするが、
彼女はグイッと強引にボクをベッドの上にひきずりもどしてしまった。

部長が強いのではなく、ボクの体に力が入らないのだ!
極度の緊張の後で、既に疲労こんばいの状態…
それなのに部長は!
これ以上なにをしようと言うのか!

「もう…もう…本当に、げ…限界ですってば!ぶ、部長…すず様…助けて」
89名無し@ピンキー:02/12/09 07:49 ID:+eoPKyq/
age
90地丹が、おかしくなった理由。:02/12/09 22:35 ID:yec3wy5Q
「さて地丹くん」
クスクスと楽しげな笑みを浮かべながら、部長は言葉を続けた。
「7倍の快楽に耐えられることは分かったわ。
 でも、わたしはさらに正確なデータが欲しいの…あなたのね」
「えっ…!?」
「そう。具体的に言うと、小数点第2位ぐらいは欲しいかしら」

カチャッ…

部長の手には注射器があった。
「7.5倍の快感でないとイケなくなる薬と、快感を5倍に感じる薬を調合したものよ」
彼女はためらいもなく、身動きできないボクの腕をとって注射針を刺す。
チクリとした痛みも、この恐怖の中では取るに足りない出来事だ。
…とにかく、ボクは今の部長すべてが恐ろしくて仕方が無い!

「あ…あぁ…」
チュゥウウウウと、冷たい液体が血管に注入されていく。
「7.5倍に耐えられるようなら、次は7.6倍、7.7倍…と濃度を上げていくの。
 地丹くんが壊れてしまった時点で、この体での実験はおしまい。
 新しい体に交換して、また次の機会に再開するわ」

「あ…ああっ!そんなの…!そんなのって!!
 じゃ、ボクは?ボクのこの体は、やっぱり死んじゃうってことじゃないですか!
 嫌だ!
 そんなの、いやだぁあああああっ!」
ぼくは薬の作用で徐々に意識をピンク色に染められていきながらも、
それを上回る戦慄に身震いし、一体何度目か分からない涙を流して哀願する。
91地丹が、おかしくなった理由。:02/12/09 22:55 ID:yec3wy5Q
「仕方ないのよ。この実験で狂っちゃうのって…精神的にというよりは、
 脳の器質的な問題の方が大きいから…治すより交換の方が手っ取り早いの。
 それに…
 今の地丹くんが、『交換されるのは嫌だ』って言うのはおかしいわ?」
「えっ?」
部長はまた唇の両端を持ち上げて笑みを浮かべる。
おそらく彼女は…
この衝撃の事実をボクに突きつけていたぶるのを
ずっと楽しみにしていたに違いない。

「だって…今の地丹くんは、4体目なのよ」

「あ…
 ああああああああぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!ぁぁっ…………ッッ…!
 ぅぅぅぅわぁああああああああああああああ…………」
ボクの中で、何かがガラガラと音を立てて崩れていく。
ボクは…
いや、「ぼく」だと思っていた自分は、既に部長にこうして殺されていたんだ!
今居るこの体は、部長によって作られたもの。
そしてこの「地丹」としての記憶は、彼女の手で殺された人間の持っていた記憶…
ボクは地丹ではなく、地丹のクローンだったのだ!

…………ぎゅっ!
「うわぁあああああっ!」
股間から突き上げるような突然の刺激に、ボクは思わずのけぞった。
あれほどの射精をして萎え切ってしまっていたボクのペニスが、
薬の作用で無理矢理大きくさせられて…部長の細い指に絡められている!

92地丹が、おかしくなった理由。:02/12/09 23:01 ID:yec3wy5Q
「心配しなくてもいいわ、地丹くん。
 どんな壊れ方をしても、記憶は完全に移し変えてあげるから。
 あなたは永遠に生き続けられるのよ…私のそばに居る限りね」
「そ、そんな問題…じゃ……ッ!
 いやっ!揉まないで部長!!……本当に…本当におかしくなっちゃう!
 うわひぃいいいいいいいいっ!」

モミ…モミ…モミ…
大きくなっていたモノが、その快感でさらに大きくなっていく!
あ…人差し指で、カリの裏スジのところをコチョコチョと…
ああ…
あああああっ!

「ふふふ。
 いいわぁ…。やっぱり、こういう実験をする相手は、地丹くんにかぎるわね」
「う・う・う嬉しくない…っ!やめて…もう止めて…ッ!
「…」
不意に、ギュッと強くペニスが掴まれた!
「ぎゃぁうっ!」
ボクはビクリと身を震わせる。

もう、恐怖と絶望の他は何もなかった。
93名無しさん@ピンキー:02/12/09 23:20 ID:l0KM0ceS
キタ━━(´∀`)・ω・);゜Д゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)≧。≦)^◇^)゜з゜)━━!!!!
エロだけじゃなくストーリー的にも大変面白いです。期待してます
94名無しさん@ピンキー:02/12/10 17:37 ID:EQyPSSe+
面白い
959(作者):02/12/11 02:24 ID:El3q9xHh
>>93-94
ありがとさんです。書く意欲が湧きます。
エロにもストーリー(シチュエーション)がちゃんとしていた方が面白かろうというのがポリスィ〜ですので

それにしても…
改蔵ってけっこう可愛いキャラクターが多いのに、エロの需要は少ないのでしょうか?
あずまんがスレとはえらく人数が違いますネw

他作品もキボーン
96名無し@ピンキー:02/12/12 07:53 ID:WjJhTtyT
昔「アイスホッケー部」描いてただけにエロネタは出なくも無いと思うが…
出ないな改造……。
97名無しさん@ピンキー:02/12/12 22:02 ID:9mqbhheS
age
98名無し@ピンキー:02/12/13 07:58 ID:n1MF/rr2
牡丹超萌え〜(´Д`)ハァハァ
いつかメガネっ娘出てくんないかなとか思ってたら出たよ!!(´Д`)ハァハァ
99名無しさん@ピンキー:02/12/13 08:32 ID:XnIVSpTf
地丹ママも可愛くなってたしね。

なにげに俺は羽美ママが好みなんだが……
「あんたなんかたまたま出来ちゃったんだからね!」
って、正直ヤれた羽美パパがうらやましかったのは俺だけか!?
100名無しさん@ピンキー:02/12/13 14:36 ID:bTm6p7LR
tudukimada~?


⊂⌒~⊃。Д。)⊃
101名無しさん@ピンキー:02/12/13 14:37 ID:bTm6p7LR
            100get~


⊂⌒~⊃。Д。)⊃
102名無しさん@ピンキー:02/12/13 14:38 ID:bTm6p7LR
va~~~~~


⊃。Д。)⊃
103地丹が、おかしくなった理由。:02/12/13 16:00 ID:Ck650ySU
…シュッ………
「うわぁあっ!」
………しゅっ…!
「ひぃああああっ!」
指で優しくこすりあげる度に、その一回一回にイってしまいそうになる。
実際、普段のボクならその一擦りで昇天してしまうに違いない。
だけど、今は薬によって無理矢理耐えさせられている…

手足の束縛は解かれ自由になったのに、狂うほど身悶えするのに精一杯で逃げ出すどころではなかった。
…シュッ、…シュッ、…シュッ………
部長の手の動きがさらにリズミカルに、スピーディになっていく!
「あ・あ・あ…」
ボクはまたビクビクビク!と全身を震わせながら、その電撃的な快感に晒されていた。

5倍の快感を感じるクスリ。
確かに彼女はそう言った。
実際、ボクは一度絶頂を迎えてしまっているにも関わらず、
さきほどと同等かそれ以上の快感を感じている。
ペニスはますます硬度を増し、全身を突っ張りながら部長の愛撫に必死になって耐えているのだ。
だが、イクことはできない。

「ぶ、ぶちょ…たぶん、ダメ……無理!イけませぇん………
 さっき、あんなに出したからぁ…もう…」
ボクは自分の中の何かが蝕まれているのを感じながら、
それでも搾り出すように声を出す。
104地丹が、おかしくなった理由。:02/12/13 16:27 ID:Ck650ySU
しかし部長はそんなボクの哀願が聞こえているのかいないのか、
ペニスをしごく指の動きをいっそう速めてくる!
「おぉおおおおっ!」
ボクは体をのけぞらせて、脊髄を食い破るようなその刺激を味わい続けなければならなかった。
(こ、こんなに…気が狂っちゃうほど……気持ちいいのに…)
イけない!

「本当に、ほんとうに…あぁ…」
「んむ…」
部長が、ふいに唇を塞いできた。
無論、ボクの下半身に伸びた手は一向に離れる様子が無い。
ベッドに横たわるボクの体は、モノを弄られ唇を蹂躙され、正に部長の成すがままだった…
また、部長のねっとりとした温かい舌の感触が…口腔内でゆっくりと踊り始める。

(…)
ボクは目をトロンとさせて、考えるのを止めた。
覆いかぶさってくる彼女の体に、両腕でしかとすがる様に抱きついたまま、
ボクはまるで母親のミルクを求める赤ん坊みたいになって、無心に部長とキスをする。

おかしな話だけど、こうしていると本当に…
この残酷な快楽の渦の中にありながら、奇妙に安らぎを覚えてしまうのだ。
本当に、それは…奇妙だった。
105地丹が、おかしくなった理由。:02/12/13 16:47 ID:Ck650ySU
ぷちゅっ…
ほんの少しだけ、唇が離れた。
お互いの粘膜の温度が感じ取れる距離のまま、部長は「無理してイかなくていいのよ」
と囁いてくる。
そう言葉を発する間も、部長の唇が何度かボクの顔に触れる。
「だって…ツラいよ、部長ぉ」
「でも疲れるでしょ?そんなに無理して踏ん張らなくてもいいの」
優しい声で、そう語りかけてくる。
「うん…分かった…です」
(でも正直、もう気持ちよくされるの…勘弁して欲しいナ)
そう思いながらも、ボクは甘えるように部長の体に吸い付いた。
頬に触れる豊かな乳房の感触が何とも心地よい。

「無理しなくても、ちゃんと私が射精させてあげるから」
突如、部長の言葉が凍りつくような声に変わる!
「え…えぇッ!?」
部長はスッと身を起こし、ベッド脇の台の上に置いてあった何かを手に取った。
ゴム手袋…?
化学実験などでつかう、フィットタイプの使い捨て透明ゴム手袋だ。
それともうひとつ。
透明な液体の入ったビン。

「な、何それ部長!何なのッ!」
ドキン!
心臓が高鳴る!
何かを期待しているのではなく、新たな恐怖と突然の不安がない混ざる感覚だ。
「心配しなくても、これは毒でもクスリでもないわ」
パチンとゴム手袋を右手にハメ終え、その指に小瓶の液体を落とす。
液体は水ではなく、トロリとした半固体(ゲル)状のものだった。
「ただのローションよ。…そのままじゃ痛いから」
106名無しさん@ピンキー:02/12/13 23:43 ID:v/qHcABs
続きが楽しみです。
部長のお○んこには突っ込めないのかな〜
地丹がんばれ〜
107地丹が、おかしくなった理由。:02/12/14 05:08 ID:ogneDwIy
「地丹くんは知ってる?
 自分の体の中に…とても気持ちよくなれる魔法みたいなその『場所』を」

ボクは勢いよく首を左右に振ってその質問を拒絶した。
嫌な予感は高まるばかりだった。
「部長、ボクもうイけなくてもいい!…です!
 だから、やめましょうっ。
 ボクを家に帰してください…」
おそらくかなう事はないであろうその願いを、ボクは何度も何度も唱えていた。

「ふふ……フフフ」
だが、そんなボクの哀れな姿は、逆に彼女のしい虐心に油を注ぐようなものだった。
「さあ、実験開始よ。
 地丹くんは一体どんな鳴き声で私を楽しませてくれるのかしら?」
そう言って、手袋をしていない方の手でボクの片脚を持ち上げる!
「わ!ちょ…や………
 さ、さっき言ってたのと違うぅうううっ!」
部長のはめたローションまみれのゴム手袋の指が、ひたりとボクの菊門に触れる!
「ひぁああああっ!」
ボクはその余りの冷たさに瞬時に身を硬直させた。

まさか……
……まさか………………………ッ!
108地丹が、おかしくなった理由。:02/12/14 05:24 ID:ogneDwIy
ズブ……ズブブ………ズブズブズブゥ!

「ああああああああああああっ!
 い、嫌だ!
 …は、入ってくる!部長の指がボクの中にぃいいいっ!
 や…や…や…やめてぇええええええっ!!」

彼女の細い指が、どんどんボクの肛門内部に侵入してくる!
それはゆっくりとではあったが、着実に…奥へ、奥へと入って来た!
ズ…ズ…ズズズ………
「お…おぉ!」
今まで経験したことのないほどの異様な感触に、
ボクは思わず括約筋に力を込めその侵略行為に抵抗するが、
ローションで滑りが良くなっている指はたやすく侵攻を続けている…

「あ!…あぎぃっ!」
彼女の第2関節まで入ったあたりで、ボクはひときわ高い悲鳴をあげた。
部長の指先が、何か大変なものに触れたのだ。
ボクの体の奥底にあるその「部分」。
名称も機能も知らないが、部長がボクのこの場所に指を差し入れた目的は、おそらく…

「ここね」
ボクの肉体の反応を見てなのか、それとも指先にその存在を感じ取ったのか、
部長は指をそれ以上差し込むのをやめ、今度はその場所でゆっくりと指を回転させる。
109地丹が、おかしくなった理由。:02/12/14 05:34 ID:ogneDwIy
「いぐっ!いぎっ!」
ジワリジワリと拡がるようなその感覚に、ボクは言葉にならない短い悲鳴を2度3度あげた。
決して痛みではない。
快感には違いない。
だが、クスリで増強されているとはいえ、
これはオナニーや(おそらく)SEXで感じられる性的な快楽とは次元が違う!
体内部から強制的に精液を排出させるためだけの、おそろしく強引な手段…

「ふふふ…苦しい?」
「あ…あ…」
ボクがまともに答えられるわけがなかった。部長は満足げな笑みを浮かべて、
「そう。…それじゃ、そろそろトドメを刺してあげる」
という残酷な言葉を呟いた後、差し入れた指を…ゆっくり…しかし、力強く…曲げていく。
曲げていく!

…………クニッ!

「!…………!ッ!!!!!
 あ……!
 お………ッ!かはぁッ!…………………あっ!」
ボクはビクンと跳ね起きるほどの勢いで痙攣した!

「ほら…ほら……ッ」

くにっ……くにくにっ!きゅっ!ぎゅっ!!
何度も何度もそのクルミ大のその「器官」を指で押して刺激する!

「あ……ぎゃあああああああああああああっ!
 ぐわぁああああああああああっ!」
ビクンビクンビクン!
ボクは魚の様に全身で跳ね回るが、その魔の指からは逃れられない!
いyた、逃げようとすればするほど、その刺激は強く、さらに強くなっていく!
110地丹が、おかしくなった理由。:02/12/14 05:52 ID:ogneDwIy
全身を山のように突っ張らせたその頂上にそびえたつボクのシンボルが、
ビキビキと音を立てて更なる硬直を得ようとする!
「ここで…これを…」
そう言って、部長はそのペニスに自由なほうの手を伸ばす。

「あ!やめぇ!やめてぇッ!
 死ぬ!それは本当に死んじゃう!
 やぁああああああぁめぇえええええッ!」
ボクのそんな最後の叫びも虚しく、
きにゅっ…
と、部長の指がボクの急所をとらえ、ほんの少し動かしたその瞬間!

「てはぁっ!」
ドブドブドブドブドブゥ!
どぱぁっ!
ぶびゅっ!…ぶびゅっ!…ぶびゅっ!
ドクンドクンドクンドクン……
びくっ!びくっ!びくっ………………………

2度目なのに、まるで1週間溜め続けていたかのような大量の射精!
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!」
ボクは首を振り涙と涎を飛び散らせながら、薄れていく意識のなか、
尿道から白濁液が粘膜の壁を最大限まで押し分けて飛び出していく感触だけをハッキリと感じていた。

それから気絶してしまうまでにボクが憶えているのは、
その精液がまるで噴水のように高く強く大量に…ボクの体から吐き出されている像だけだった。
111名無しさん@ピンキー:02/12/15 23:36 ID:r4DVuS7A
前立腺まで来ましたか。
だんだん読むのが怖くなってきた。
でも、ぶちょーがどこまでエスカレートしていくのか、
目が離せなかったり。
112うむ、:02/12/16 01:10 ID:rspNM/Jt
これは
パンダのシッポのようだ!(尾も白い)
(´∇`)/
113名無しさん@ピンキー:02/12/16 03:33 ID:STo6SlUO
>112
えっ!白なの!?Σ(゚д゚;)
114名無しさん@ピンキー:02/12/16 04:22 ID:BPZrj2Rb
改造ママの冷めた目もイイ!ね
連載当初からほぼキャラ変わってないの、部長とこの人くらいなもんでしょう
115うむ、:02/12/16 09:01 ID:rspNM/Jt
だね!
漏れは部長がやられるのが見てみたい、
改蔵×部長で、風邪をひいている(天才状態の)改蔵が頭脳プレ―で部長を罠にハメて『あーんなこと』や『こーんなこと』をしてしまう
ってのがムフです。
1169:02/12/17 23:34 ID:ztrHV9dB
SS書き込めない…
117うむ、:02/12/18 00:16 ID:okqTaOOh
何故?
118名無しさん@ピンキー:02/12/18 01:17 ID:79WErhdd
漏れは羽美タンを虐めたい……
性格は連載初期のまだサイコ色の薄い羽美タンで。顔は今の方が好みだが。
119地丹が、おかしくなった理由。:02/12/18 03:09 ID:07xxlO1d
それから目を覚ますまで、ボクは夢を見ていた。
胎児のように丸くなって温かい海にプカプカ浮いているという奇妙なものだった。
あてもなく漂っているのだが、心は妙に落ち着いている。
「…あっ」
そこで目が覚めた。
ボクは、部長の温かい胸に抱かれて眠っていたのだ。
ふと彼女の顔を見上げると、寝息を立てている。むろん、ボクも部長も服は着ていない。
「…」
その寝顔を見るかぎり、あんなにひどいことをするような人には到底思えないのだが…

どのくらい時間がたったのだろうか?
昨日、部長に拉致されてからはずっとこの暗い部屋に居たので分からない。
まさか2日も3日も経っていないだろうが、何時間眠っていたのだろう?
もしかすると、学校は始まっているかもしれない。

けれど地丹は、こうして女の体温を感じているとどうでも良いような気もしてきた。
こうして安らぎの中にまどろんでいるのも悪くはない。
(でも…)
地丹は彼女の言葉を思い出す。
(この人は、ボクを壊そうとしているんだ)
先ほど感じていた恐怖が、また蘇ってきた。

(そ、そうだ。このまま逃げ出せば…)
逃げ切れる保証は無い。
むしろ捕まった時のことを考えると、どれほど酷い仕打ちを受けるか想像するだに恐ろしいが、
このまま座していても身の破滅は免れないのだ。
それならばいっそ。
(逃げよう)
ボクは部長を起こさぬようそっとベッドを降りた。
這うようにして、部屋の扉まで来る。
(頼む…開いてくれ!)
心の中で叫ぶように祈りながらノブに手をかけて、ゆっくりと捻った。
120地丹が、おかしくなった理由。:02/12/18 03:10 ID:07xxlO1d
………チャッ!
(やった!)
鍵はかかっていない。抜け目のない部長にしては、らしくない失敗だ…
ボクは暗い絶望の井戸の底で、「希望」というひとすじの光明を見た気がした。
ドアを開けて部屋を出る。
そこはヒンヤリとしたコンクリ造りの通路だった。そこにも電灯は点いておらず暗いままだったが、
のんびりはしていられない。
抜き足差し足で歩きながらも、ボクは一刻も早くあの部屋から離れたかった。

通路はそう長いものではない。すぐに隣の部屋の扉まで来る。
どうやらこの通路はさっきの部屋とこの部屋をつなぐためのもので、出口に直接続いているわけではないようだった。
「…」
ぼくはその扉の前に何か一抹の不安を覚えていたが、開けぬことには道が無い。
(…ままよ)
ボクは心に決めて戸を開けた。
(…?)
先ほど感じた不安は一体なんだったのか、そこは部長と居た部屋とさしてかわりない薄暗いへやだった。
ボクは少し拍子抜けした感じで、とりあえず出口を探すことにした。

…ちゃぷっ
部屋に足を踏み入れると水音が聞こえる。それと、かすかなモーター音。
ボクは暗闇の中、よくよく目をこらして見た。
「水槽か?」
何と、部屋の壁だと思っていた部分全体が、どうやらガラス張りの水槽のようだった。
まるで水族館にでもあるかのような巨大な物だ。
音がしたことでも分かるとおり、水槽の中には確実に何かが居る。
121地丹が、おかしくなった理由。:02/12/18 03:10 ID:07xxlO1d
ボクの高鳴る鼓動は明らかな危険信号を伝えていた。
これは本能だろうか?いや…
脳の片隅に残された記憶の断片が、「あれは怖い」と教えているのだ。
「ダメだ」
ぼくは呟いた。
(あれは…見てはいけないものなんだ!
 見るな!そして…逃げろ!)
心の声は徐々に大きくなっていく。

そんな中、寄りかかっていた扉側の壁伝いに指先がスイッチらしきものに触れるのを感じた。
(電灯のスイッチ?)
場所から言って、確かにそれは間違いない。
これをonにすれば、あの水槽の正体が分かるのだろう。
ボクはごくりと唾を飲み込んだ。

ぼくは闇の中でひとり考える。
(出口を探すにしても、明かりは要る。それに…)
ボクは真実を見極めたい。
危険を回避したいという動物的な本能よりも、この時のボクは最も人間的な好奇心の方が勝っているようだった。
本来ならこの水槽になにがあろうと、知ったことではない。
さっさと逃げればいい。
だけど、逃げた後のことを考えると…部長がこのまま見逃してくれるとは到底思えないのだ。
その正体を見極めることで部長に対抗できる何かが掴めるのなら、危険を冒す価値はある。
122地丹が、おかしくなった理由。:02/12/18 03:11 ID:07xxlO1d
(よし!)
ボクはスイッチに触れる親指に力を込めた。
…パチンッ!
小気味良い音がした後。蛍光灯がパッと点いた。
そしてその水槽の中に在った「彼ら」が、一斉にこちらを向いた!

「あ…」
ボクはそこにへたり込むしかなかった。

覚悟は決めていたつもりだった。
この水槽にどんな恐ろしい化け物が居ようと、
見た後は点けた明かりを頼りにして冷静に出口を探す…そのはずだった。
だけど…だけどこれを目にして腰を抜かさない人間がいるわけがない!
その中に居たものは…

ボクだった。

ボクの体が…2、3、4………とにかく、数え切れないほどたくさんの「ボク」が、
その水槽に居る!
彼らの視線は一様に外界に居るボクの方へと向けられているのだ!
「あ…あ…あ…」

ドクンッ!

ボクは電撃のような衝撃を覚えたあと、ついに全てを思い出した。
始まりは…
そう。科特部の隣にあったあの空間。
…つまり、この場所で…この水槽を見たのが全ての!始まり!
ボクは水槽を泳ぐボク自身のクローン達を見てしまったがために、
部長に拉致され数々の仕打ちを受けていたんだ!
123地丹が、おかしくなった理由。:02/12/18 03:12 ID:07xxlO1d
(クローンよ…)
(あなたは4体目の…)
(壊れても、『交換』してあげる…)
部長の声が何度も何度もボクの脳内をリフレインしていく!

記憶は、次々と蘇った。
この水槽のことばかりか、以前の、そしてその前の体だったころの記憶まで…
置かれた状況は今と変わりない。
オリジナルの体から2体目、3体目…と、一貫して壊れていった理由は同じ。
部長の手で…気が狂い心臓が止まるまでまでイかされ続けて……

「記憶は移し変えてあげる」

そう彼女は言った。
今その記憶を思い出していることから分かるとおり、ボクという存在自体は確かに残るようだった。
だが、肉体のほうは…
すくなくとも、オリジナルから3体目に至るまでは…
部長に!部長の手で!

(に、逃げなきゃ…)
改めてボクはそう思った。
(逃げなきゃ、本当に殺される!)
ボクはすっかり虚脱して腰を抜かしてしまったが、それでも這うようにして出口の方に向かった。
たしか、たまたまこの部屋に入ったあの時は、あっちから来たんだ…
無様に這いずりながら、ボクは必死に出口に向かう。
「逃げなきゃ…」
その思いが、口をついて出る。
呟きながら、ボクは一心不乱にその方向を目指した。
124地丹が、おかしくなった理由。:02/12/18 03:13 ID:07xxlO1d
「逃げなきゃ…逃げ…」
「どこに逃げるの?」
床を這うボクのすぐ背後から、聞きなれた女の声!
気づいた瞬間!
プツン、という注射の鋭い痛みが首筋に!

「あ…は、はひゃぁあああああああああああああっ!
 うわあああああああああああああああああああああああああああああああっ!」
ボクは気も狂わんばかりに叫び声を挙げた。
バタバタと暴れるが、すでに注入は終えている。
振り返れば、案の定そこには全裸の部長が空の注射器を手にしていた。
この恐怖!
ボクを見下ろす身の毛も凍るようなその表情!
助けて!…助けて!

「ああああああ…ぁあっ?…あ……ぁ…」
ボクのその声は徐々に小さくなっていく。ま、麻酔…だ……
「…た、たす……けてぇ……助けて……改蔵くん……羽美…ちゃ…」
声が出ない。
そんな…
せっかくここまで来て…
出口は目の前なのに…そんな…………そんなぁ…

ボクは再び真っ暗な絶望の底に叩き落とされていった。
1259:02/12/18 03:15 ID:07xxlO1d
書き込めました。
鯖が重かったみたい。それにしても、2ちゃんも細かいところで色々変わっていくなぁ…

次回更新あたりで完結する予定です
126名無しさん@ピンキー:02/12/18 05:54 ID:AGDuIYok
…えば?
とか思いつつも最後まで期待!
期待をイイ意味で裏切るどんでん返し汁!!
127名無し@ピンキー:02/12/18 07:59 ID:v23HZSqD
>118
1巻とかには羽美のパンチラとかありましたよね。
128うむ、:02/12/18 16:18 ID:okqTaOOh
4巻の8ページで部長のパンツ見えてる…
129名無しさん@ピンキー:02/12/20 20:01 ID:w+Te3OU1
育ってダーリンはどうよ
130やばた:02/12/21 16:21 ID:orC+TzlY
3巻だったかで温泉シーンがあったよな 山田さんは乳首見えるけど羽美ちゃんと部長は隠されてた…
131あぼーん:あぼーん
あぼーん
132名無しさん@ピンキー:02/12/28 18:49 ID:z6FPRLEJ
ポカポカ5巻のこよみちゃん最強説。羽美派は要チェック。 ダーリンのシャワーシーンはwebサンデーで読めたかも。
133名無しさん@ピンキー:03/01/03 00:46 ID:+rkvTnL0

           ,,...-:':::":~~ ,,..  .~~""''':::..,,,
          :::::,     ー' :..::::::::  ,"
           ~"''-::..,,,. ;;;;;,,,...:::--''''"~
                 ||
                 ||
               /⌒⌒ヽ
           ((  /   ^  \
              |  ヽ   ヽ∧_∧
               |   |\  ( ○Д○) <ひどいよ!ひどいよ!!
              |  ノ 人  )     )  
              /  | ||  | ̄T |    
              i   |  || | ||
              :i  |  | .| .|  | |
              (  |  | | |  | |
              ヽ |ヽ | U丿  u ノ
保守age
134名無しさん@ピンキー:03/01/12 00:15 ID:r5+c86G3
hosyu
135山崎渉:03/01/12 07:44 ID:TI3DKCU1
(^^)
136山崎渉:03/01/17 07:33 ID:XaPRb46c
(^^;
137名無しさん@ピンキー:03/01/19 00:27 ID:dB/qVG1g
ho
shu
138名無しさん@ピンキー:03/01/23 16:02 ID:Rcrp2GS2
保守。
139名無しさん@ピンキー:03/01/24 11:53 ID:+f9+yVQJ
保守age
140.:03/01/29 01:38 ID:/QZotcO5
あげ
141.:03/01/29 01:40 ID:/QZotcO5
.c
142名無しさん@ピンキー:03/01/29 02:32 ID:/H4SVJZW
(200X年/とらうま町)  男達「私たちは天才塾痴漢コースを受けていた途中で奴のせいで只の死姦好きになってしまった!同志よ今日こそ奴に復讐してやろうぞ!」とりあえず町を歩いていると前から焼きそばパンを持った少女が歩いてきた
143名無しさん@ピンキー:03/01/29 02:40 ID:qrm8Dkwo
男C「早速殺して死姦しようぞ!」   男A「待て!奴と知り合いかもしれん!話を聞いてみよう!」 男A「そこのお前!このへ..」山田「嫌!近寄らないで!キャー」「いかん他の住民に気付かれる!」男は拳銃を取りだし山田の頭を撃ち抜いた
144名無しさん@ピンキー:03/01/29 02:53 ID:qrm8Dkwo
パンッとがしたそのとき山田の頭から鮮血がほとばしり声にならない叫びをあげ事切れた 山田「・・・」男達は死体を路地に引きずり込み服を切り裂いたその時まだ男はショックで痙攣している山田の口にペニスをねじこんだ別の男はアナルを犯している(続く?)
145あぼーん:あぼーん
あぼーん
146名無しさん@ピンキー:03/01/30 13:36 ID:GW6Hi7KG
糞小説逝ってよし!
「あぅ…えあ……あ」
声が出ない。麻酔のせいだ。
それでもボクはなんとか逃れようと、必死に口をパクパクさせる…
どうすることも出来ないのがこの上なくみじめだった。
「あぅ……ぇえ……んっ…むぐっ!!」

ふいに、ボクの体を抱き上げたまま部長の唇が言葉を塞いでくる。
あの冷たい舌差し入れられ、チロチロと口腔内を動き回るのを感じていた。
ボクはまるで母親にミルクを与えられる赤ん坊のような格好で、
ボロボロと涙を流す。

…ちゅぷっ

部長は唇を離すと、ペロリとボクの頬を伝う涙を舐めた。
「…しょっぱい………」
そう一言呟いて、部長は先ほどのドアの取っ手に手をかけて開いた。
「あ…あ…あ…」

ボクはもう悟るしかなかった。
この部屋から、生きて出ることは最早かなわないのだと…
部長はあくまで優しかった。
ベッドの上にそっとボクの体を置くと、電気を消し、
裸体の上に纏っただけの白衣を脱いで壁にかけた。
暗闇の中でうっすらと見える彼女の白い肌がやけになまめかしい。
何度目にしても抜群のプロポーションだとは思うのだが、
そんな美しさも今のボクには恐怖の対象でしかないのだった。

一歩一歩ボクに近づいてくる部長。
暗くて表情までは読み取れないが、ボクには部長がクスッと笑みを漏らすのが聞こえた。
とらえた獲物をいたぶり殺す高揚感に上気しているに違いなかった。

(どうして……)
ボクはもう涙も枯れ果てて、グッタリとしていた。
疲れて嗚咽も出てこない。
(どうして、ボクがこんな目に…)

…ギシッ……

部長が、ベッドに乗り込んでくる……
ああ……
あああっ………ッ!
彼女のからだ覆いかぶさってきた。
ふに、と柔らかい乳房の感触がボクの皮膚を掠める。
「うっ!」
麻酔に混ぜられたクスリのせいか、
それだけで電撃のような心地よさが皮膚を伝って脊髄を直撃する!
「ふふふ…」
部長のやや冷たい両手が、包み込むようにボクの頬の両側から当てられる…

目の前には、はたして予想していた通りの彼女の表情がボクを見つめているのだ。
「もう、ここもパンパンね…」
部長の太ももが、ボクの股間にすり寄せられる。
「あうーっ!]
麻痺しているはずの体が、そういう刺激には敏感に反応するらしい。
ゾクゾクするような快感に、ビクリと身を震わせた。
おかしい。
明らかにおかしい!
クスリの濃度を上げているからって、こんなにも感じるなんて!

「気づいた?」
部長は愉悦を含んだ声で、そっと囁く。
「ふふ…地丹くんが逃げた後………慌ててたから調合の具合間違えちゃったの」
「!?」
ボクは耳を疑った。

ちょ、調合を間違えたって………
まさか、
……まさか………ッ!
「どちらもほぼ原液のままよ。…快感も閾値も12倍から15倍といったところかしら?
 ふふ……ふふふ……ッ」
「あ・あ・あ・ああああああああぁぁぁぁっ…………ッ!」
細い指が、ボクのペニスに絡み付いてくる…
普段ならそれだけでイッてしまいそうな程の快楽に、
ボクのモノがずっとわななき続けている!

「あなたが悪いのよ、地丹くん。
 私から逃げようとするから…
 ずっとそばに居てくれたら、生かしておいてあげたのに…
 いつも、いつもあなたは…ッ!」
「えっ!?な、何?…………あっ!あああああああああっ!」
聞き返そうとしたその瞬間、彼女の指が男根を強く握り締める!!
そしてゆっくりとしごき始めた。

「おぁああああああっ!ぐっ、ぅえあっ……げっ………」
ボクの神経が耐えうる限界は、とっくに越えてしまっているようだった。
血が滲むほど歯を喰いしばり、なんとか自由になる首だけ千切れるくらい左右に振るが、
それでも「射精」という解放は訪れない!
な、何だ?
今、部長はすごく大事なことを口にしたような……

ああ、もう何が何だか分からない。
助けて……
誰か助けて…っ!
この地獄から抜け出せるのなら、もう、いっそのことラクにして……
誰…か……あ ッ
部長の指の動きが止まった。

だからといって、地獄が終わったわけではない。
上ぼり詰めていた快楽の階段から放りだされ、
今もボクは気が狂いそうになったまま、ベッドの上で部長のトドメを待っているのだ。

「地丹くん…」
部長の唇が耳元によせられ、熱い吐息とともに漏れてくる言葉がゾクゾクとくすぐったい。
「気持ちいいでしょ?…ねぇ。
 …すこし撫でてあげただけで、もう死んじゃいそうでしょ?」
「あ…あ・あ・あ…っ」

「ふふ…こんなになってるときに、地丹くんのおちんちん…
 私のなかに入れちゃったら、どうなると思う?」
「!!!!!」

ボクは真っ青になって、部長の顔を見た。
「分かるみたいね。…ふ…ふふふ…」
スッ、と部長の手が下方に伸び、ボクと目を合わせたままキュッとペニスに指が添えられる。
そして…
狙いを、定めるようにボクの男根を上に向けた。
ぐ…にゃっ……
彼女の「入り口」にあてがわれる…っ!

「ひぃいいいいいいいいっ!…い、いやああああああああっ!!
 や、やぇええええっ……!!
 やぁめぇえええええええっ!!!!
 た、たふっ…たす…たふけれぇ!たひゅけてぇえええっ……ッ!」
ボクはもうのた打ち回るように最後の力を振り絞って懇願するが、
部長はさらに口の端を持ち上げて淫猥な笑みを浮かべたまま、
腰を…
落として……ッ

に、ちゃっ……!
ずぶ、ずぶずぶ………

「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!………ごぉ……あ…  …あっ……
 ひぃ……ッ……あえぇ…あ   お……ぉお……
 …れああががっ…ッ……ひぃ柄絵kfcsmgsk`@(ウジャjwyhb>・;@%#(7・・・」

ぶちぶち…と、ボクの脳内で何かが千切れ飛んでいく音を感じていた。
ボクは完全に白目を向いて、言葉にならぬ悲鳴を上げながら挿入の快楽にピクピク痙攣し続ける。
部長はそんなボクの様子をウットリした表情で見守ったまま、
無慈悲にもさらに腰を深く深く降ろしてくる。
「おっ!ぁああああああっ!おぇらがガガガが画家kfp家;g氏jgs'(63l;sjsdj``*@」

根元まで挿入がなされるまで、ボクは正気を保っては居られなかった。
信じられない快感だった。
部長の膣内にあるヒダ一枚一枚の感触が、ヌメヌメとボクのものを包み込んでいく。
それぞれが鮮明に、かつダイレクトに脊髄を突きぬけ前頭葉まで電撃となって直撃するのだ。
何万本ものシナプスが引き裂かれ、脳細胞がパンクしていく感覚までもがハッキリと感じ取れる。
枯れた涙の代わりに、真っ赤な血液が涙腺から溢れてきた。

しかし痛みは無かった。
それを感じる脳の区域が、とっくに死滅しているようだった。
後に残るのは、快楽、快楽、快楽………

グヂャッ…ニチュッ……ズチュ……

部長がボクの上でゆっくりと動き始めた。
すでに、ボクの肉体は時折ピクンとひくつく以外は反応すらすることができない。
たった一部分をのぞいては…
そう。
ボクはもはや指一本動かすこともできなかった。
ただ体の中心から快楽を与えられ、
その感触だけをハッキリと知覚しながら死んでいく、部長の愛玩動物に成り下がっていた。

ぐぶっ…
ソフトボール大に膨れ上がったボクの陰嚢の中で、睾丸がひとりでに揺れた。
射精管がスポイトのように精巣に充満した欲望を吸い上げているのだ。
全てを、吐き出すために…
間もなくだった。
この地獄の終焉も、ボクの命も、もはや尽きる寸前…
かつて無い大爆発の末、やっと安らぎが訪れる。
その予感は充分だった。

「ち…たん、くん」
息を荒げ、喘ぎながらボクの体を貪り続けている部長が言った。
「この……体で………あぁ、……ッ言い残すこと、ある?……うっ」

無論もう声など出ない。
ただ、唇の形だけでボクは彼女にそれを伝えようとした。

「……す…………き」

部長は秘所にボクを捕らえたまま、ガバッと抱きついて来た。
そして、膣内の圧力がひと際つよくボクのペニスを締め上げる…
その瞬間!

…どくん!どくん!どくん!
ド…ド、ドドドド………どびゅるばぁっ!
ドプドプドプドプドプゥううううううううウッ
ビュバッ!びゅばっ!ビュバッ!
ぼビュルルルルルルるるるるるるるるルルルゥゥゥゥウウウウウウウッッ
ドクン!ドクン!ドクン………

ボクはもう、真っ白だった。
部長の中に全てを吐き出しながら、何もかも忘れてその快楽の濁流に魂が呑み込まれていくのを感じていた。
大量の精液が流し込まれ、結合部からブシュブシュと白濁液が漏れてくる。
部長はなお貪欲に、ボクの上で腰をくねらせながら最後の一滴までも奪い取っていく…

既に脳も心臓も限界だった。
死は、確実。
しかし不思議と恐れはもう無かった。

部長の暖かい胸に抱きしめられ、何もかも吸い取られながら、ボクはこの上ない幸福の中に居る。
これから先何度彼女に蘇らされ、一体何度殺されるのか分からないが…
この永遠に続くとも思われる螺旋の中に閉じ込められてしまうのも、
決して悪い話ではないかもしれない。

ボクはそんなことをボンヤリ考えながら、
ねっとりとした暗闇の中へ意識が吸い込まれていくのを感じていた。



                         了
1569(作者):03/02/04 12:56 ID:tAFfo+dU
誰かこれ憶えてる人いるんかなw
途中で一ヶ月以上テストが入ったので、しばらくカキコにこれませんでした。

完結まで長らく時間がかかってしまったけど、一応これで終わりです。
おそろしく片寄った内容で申し訳なかったス
このスレに職人様が降臨することを切に願う…
157名無しさん@ピンキー:03/02/04 22:04 ID:YGlx3fsP
>9
乙ですた。

ちょっと切ないね。泣けた。
158名無しさん@ピンキー:03/02/04 23:25 ID:6LRCpb4K
す、すごいです……という言葉しか出ない自分が情けない。
こんなの読んだの初めてだよ。
いい物魅せてくれてありがとう!
159名無しさん@ピンキー:03/02/05 06:28 ID:q2qfFv0/
>>156
ずっと待ってますた。
いいものをありがとう!
160名無しさん@ピンキー:03/02/05 08:13 ID:5G92oSOG
あんた神(ゴッド)か… ちたん泣けるぜ。余裕があれば次回作きぼーん
161名無しさん@ピンキー:03/02/08 22:48 ID:xlEUEnkC
良かったです〜
どうしたのかと気になっていたのですが、テストでしたか。
私も、次回作期待しています。
1629:03/02/09 03:34 ID:Vb600O/J
おおむね好評のようで安心しましたw
今、他スレでSS書いてるので、それが終わったらこちらに復帰するかもしれません。
その時はよろしくー
163名無しさん@ピンキー:03/02/11 22:21 ID:+mlhYLOf
>>162
>他スレでSS書いてるので
え!どこで書かれてるんですか〜〜
良かったら教えてください〜
164名無しさん@ピンキー:03/02/12 13:16 ID:fYdxl0y9
神の降臨を待ちきれずに自分が神に…
165名無しさん@ピンキー:03/02/12 16:22 ID:l8qTofW6
9さん乙!次回作書くような事であれば>>115の様な展開お願いします。
166あぼーん:あぼーん
あぼーん
167名無しさん@ピンキー:03/02/12 22:53 ID:QI0eIzsC
>>163
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1033547919/

ここだと思うYO
最初の方でここへのリンクがあったから。
1689(作者):03/02/13 11:44 ID:4GFTB/t1
>>167
いや、それは違います。確かにそこの住人ですが、
自分はあんなに上手い文章は書けません…
あのエヴァSSは本当すごいですよね!

>>163
逆転裁判2スレッドの「ハミトイトノコ物語」です。
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1035018015/l50

せっかくですので、過去に書いたのもよければ読んであげてくださいw

あずまんがスレの「ボンクラーズの恐るべき挑戦」と「ちよちゃんとぼく。」です。
ちなみに「ボンクラーズ〜」は、ワタクシが初めて書いたSSです。
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10264/1026475005.html
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1033/10330/1033049097.html

よければ感想きかせてくださいねー
169名無し@ピンキー:03/03/04 08:16 ID:f0/SxShr
亜留美たんハァハァ…。とか言いつつあげ。
170名無しさん@ピンキー:03/03/06 09:33 ID:TyYbEOYm
いつか地丹は亜留美ちゃんを…
171名無しさん@ピンキー:03/03/06 09:35 ID:TyYbEOYm
追記:>>165
俺も同意見です…
172名無し@ピンキー:03/03/07 07:52 ID:duLVX2Q4
いっそ久米田が萌え漫画描くってのはどうだろう(ラブひな好きなだけに)
部長+羽美÷=にみたいな危なげな美少女とか出てきたりして。
173名無しさん@ピンキー:03/03/07 21:09 ID:Vdny/GjI
をいをい(汗
俺的には地丹妹、牡丹ちゃんも萌えるが
174山崎渉:03/03/13 17:58 ID:OxWLo+tw
(^^)
175名無しさん@ピンキー:03/03/29 00:53 ID:Ir6SSBLV
そろそろ保守
176名無しさん@ピンキー:03/04/09 15:11 ID:vGn1H4Bx
age
177名無しさん@ピンキー:03/04/09 18:32 ID:Rj2Bj68f
地丹妹イイ!!
178名無しさん@ピンキー:03/04/11 21:14 ID:qxNUi3vq
hosyu
179名無しさん@ピンキー:03/04/12 23:31 ID:GMQejXEM
「渋谷生乳クラブ」ってHPは改蔵メインで描いてたらしいが、なくなっちまったのか?
180名無しさん@ピンキー:03/04/14 22:59 ID:nDPgLnVZ
181名無しさん@ピンキー:03/04/15 18:56 ID:Vddj8k3/
アダルトDVDの老舗 手軽 安心
      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      |    http://www.media-0.com/www/dvd01/index2.htm
       レヽ__最近長瀬愛良く売れるよ__
   ∧_∧        ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   (  ・∀) / ̄ヽ  (´Д`; ) < http://www.media-0.com/www/dvd01/index2.htm
   (   `つ 日 凸 ( つ つヽ  \___おかずには堤さやかもいいかも_____
   (_ ⌒./   凵ヽ | | | |ヽ.凸|   |
   「  (_/Y     ヽ _(__) | |\|   |

210.168.242.194 , aa2002110369003.userreverse.dion.ne.jp ,
182名無しさん@ピンキー:03/04/17 01:25 ID:W1YUiZ2o
>>179
コンテンツのみ生存確認。
ttp://kekkou.hp.infoseek.co.jp/dorama.htm
183山崎渉:03/04/17 12:14 ID:Ac1CXwMS
(^^)
184名無しさん@ピンキー:03/04/18 18:01 ID:3ophwgBL
保守age
185山崎 渉:03/04/20 04:15 ID:sTzjkZgc
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
186謀略の羽美:03/04/20 12:17 ID:488xG8/i
「おかしいと思いませんか?!」私は切り出した。
「何が?」対面に座る外ハネの女性が答える。
この人は我が科特部、もとい科学部の部長さんだ。
ものすごく偏った考えの持ち主だが、私に話を合わせようとしない
クラスメートよりよっぽど頼りになる存在だ。
「だから一年も同じ部屋で寝起きしてるのに何も無いなんて、
 改蔵の奴どうかしてるんじゃないですか?」
「まあお互い未成年なんだし、事情が事情だからしょうがないんじゃない。」
「けど毎年クリスマスだって一緒に過ごしてるし…。
 それに知ってるんです、あいつがかなり女好きな事。
 なのに私に手を出さないなんて普通じゃないですよ。」
「ちょっと男の子の理性を軽視する発言ね。もしかしたら羽美ちゃんの事
 大事にしたいと思ってるのかも知れないし。
 何をそんなにあせってるの?」
187名無しさん@ピンキー:03/04/20 12:24 ID:VKqIE7wI
188謀略の羽美:03/04/20 12:36 ID:488xG8/i
「このままじゃ、私はあいつの何なのって事ですよ!」
私は激昂していた。部長の落ち着いた口調が今は腹立たしい。
「小さい頃からお互いの事よく知ってる、てことじゃダメなの?」
「そんな事じゃあいつの周りをウロつく他の女に言い訳出来ない
 じゃないですか!私が欲しいのは他の女に示しのつく
 絶対的な優位です!」
「じゃあやっぱり既成事実を作っちゃうのが手っ取り早いわね。」
「そうでしょう?でも改蔵、私で欲情する気配が無いんです。
 あいつがおかしいの?それともやっぱり私には女として
 魅力が無いからですか?」
声を上げて訴えているうちに私は涙目になっていた。
部長は足組みの体勢のまま、顎をしゃくり上げた。
「うーん、傍目で見る分には羽美ちゃん結構かわいいし
 問題は性格かな、お互いを知り過ぎてるのも障害になってるし…。
 よし、改蔵くんの理性を吹っ飛ばすのがベストチョイスね。」
目の前に光明が見えた。部長は立ち上がり、ロッカーに向かって歩いていく。
189謀略の羽美:03/04/20 13:01 ID:488xG8/i
部長は紙袋を取り出し、ロッカーの中身を幾つかその中に入れた。
戻ってきた部長は私にこう説明した。
「人間の性欲は大脳旧皮質で司っているの。生殖の為に必要な事だからね。
 けど見境無く異性に引っ付くと、それはそれで不都合な事が起こるの。
 だから大脳新皮質、ここは主に論理的思考、理性を司る部位だけど
 ここで性衝動を抑えるの。つまり性的な欲望を解放させたければ
 大脳新皮質を抑えて大脳旧皮質の働きを活性化させればいいわけね。」
部長は相変わらず難しい事を知っている。けどどうやって改蔵を
飢えた獣に変えるのか、そこを説明して欲しい。
と思ってたら、彼女は紙袋から酒瓶、板チョコ、精力剤の壜を取り出した。
オリジナルのラベルが剥がされているところが、何やら非合法な匂いを醸し出している。
部長の説明が続く。
「この酒瓶、中身は大脳新皮質の働きを抑える薬よ。飲みやすいように
 私が調合したわ。それからこのチョコレートみたいなのは大脳旧皮質の
 働きを活性化させるの。食べ過ぎると鼻血が出るから注意してね。
 それでこの小壜は人間の生理機能を向上させる補助剤だから。
 この三点セットで改蔵くんの性欲を解放させるのよ。
 全部飲み過ぎ・食べ過ぎに注意してね。安全性は特に問題ないけど。」
そう言って部長は紙袋にそれらを戻していく。
190謀略の羽美:03/04/20 13:24 ID:488xG8/i
私は紙袋に飛びついた。だが部長は紙袋を持ったまま冷静に言い放つ。
「タダじゃあげられないわよ。結構元手と手間が掛かってるんだから。
 本当なら5万円で譲る所を羽美ちゃん特別価格\29,800でいいけど。」
出た、部長商法。そうやって泣きを見た人がどれ程居たことか。
でもどっちにしろ売るつもりだし、改蔵を私の虜にする為には致し方ない。値切ろう。
「\19,800にして下さい。」
「\27,800。」
「\24,800。これ以上は無理です。払えません。」
「いいわ、それで。羽美ちゃんの財布も大変だしね。」
手付けの五千円也を払い、紙袋を受け取って
私は意気揚々と部室を出て行った。
後はどうやって改蔵にこの薬を仕込むかだ。
ー---------------------------------------------------------------------
羽美とほぼ入れ替わりに地丹が部室に入って来た。
「部長、あれ酒とチョコレートとファ○ト一発でしょう。
 相変わらず非道い商売しますね。」
どうやらやりとりの一部始終を覗いていたようだ。
「嘘は言ってないわ。全部お酒、チョコレート、精力剤の効果だもの。」
部長はしれっと言いのけた。
「さーて、今夜あたりから改蔵くんの部屋に隠しカメラでも仕込もうかしら。
 生ハメ撮りの映像は相変わらず青少年に人気だし。」
「ううっ、可哀相な改蔵くんと羽美ちゃん…。」
(続く)
191前SSから2ヶ月・・・:03/04/20 16:18 ID:uPEdDcPH
   (  ・∀) / ̄ヽ  (´Д`; ) <キタアアアアアアアアアアアアアアアアアアっ!!

ありがとうございまつ。
辛抱強く待ってた甲斐があった・・・
今後の展開に期待!
192名無しさん@ピンキー:03/04/20 21:01 ID:Iq9fz6jF
SSキタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!!
待ってた甲斐があった。
1939じゃないけど…:03/04/20 22:47 ID:sx06ENuc
すみません、作者です。宜しくお願い致します。
キャラが動きやすい、特にあるキャラに特化したモノを創ってみました。
一応オチまで考えてあります。リクエストあるみたいなので続行します。
羽美ちゃんは希望者が多い反面、かなり難しいキャラですが頑張ります。
194名無しさん@ピンキー:03/04/21 18:26 ID:wlGFCcys
>>193
期待してまっせ!
195名無しさん@ピンキー:03/04/22 14:09 ID:8FeuvFmY
期待あげ
196謀略の羽美:03/04/22 16:21 ID:iH5s8fc3
−−−−三日後−−−−
今日、私は改蔵と結ばれる。この日を選んだのは改蔵のお母さん
(最近は奥様と呼んで遜っているが)が慰安旅行とかで留守にしており
事を運ぶのに適しているからだ。
改蔵自身も「モー」の発売日で帰宅がやや遅く、準備を整えるのに都合がいい。
ここで私の立てた作戦を説明しよう。
改蔵が帰宅するとすぐ、小壜を栄養剤と偽って飲ませる。
夕食の際、酒瓶の薬を飲み物として出す。
その後2人で映画を観る時に、板チョコ状のものを菓子代わりに食べさせる。
薬の作用で欲望を解放された改蔵はついに私を…想像すると頬が赤らんでしまう。
それでは「愛の行方」作戦開始。
197謀略の羽美:03/04/22 16:51 ID:iH5s8fc3
部活が終わると真っ先にビデオ屋に寄り、ホラー映画を一本借りる。
改蔵の奴、あれで怖がりだからこれを観てる最中私に抱き付くに違いない。
私が怖がって抱き付くんだったらよく聞く話だけど…まあどっちでもいい。
その後買い物を済ませ、帰宅するとすぐ夕食の支度に掛かる。
食卓に並んだご馳走を見て喜ぶ改蔵の姿をつい想像してしまう。
手際よく鍋を操り、皿に盛り付けていく私…
-------------------------------------------------------------
「はい、お願いします。その時間で。」
受話器を置き、食事の準備が整った。
改蔵が帰って来た「ただいまー」。
私は玄関にいる改蔵に呼びかける。
「改蔵ー、先にお風呂に入っといてー。」「おうわかったー。」
私はその間卓上に食器を並べ、部長からもらった小壜を用意した。
風呂から上がった改蔵に小壜を差し出す。
「改蔵、飲んで。」
「あのー、オレ風呂上りは牛乳って決めてるんだけど。」
しまった、こいつ結構細かい事を気にする奴だった。
でもこれを飲んでもらわないと話にならない。
「なによ、改蔵が喉渇いてると思ってせっかく私が用意したのに。」
「ラベルが張ってないぞ。毒とかそんなんじゃないだろうな?」
こいつ妙な所で鋭い。神童と呼ばれてたのは伊達じゃないと思うんだが。
いけない、躊躇してると怪しまれる。どうすれば・・・
198謀略の羽美:03/04/22 17:25 ID:iH5s8fc3
とっさに出た一言が私を助けた。
「最近改蔵が元気ないからって、部長が調合してくれたの。栄養剤を。」
「なんだ博士の薬か、安心した。羽美の調合した呪い薬だったらどうしようと思ったよ。」
「失礼なっ!!」
---------------------------------------------------------------------------------
改蔵は部屋で宿題をやっている。私もよく改蔵に見てもらう。
信じられないかも知れないが、こいつ勉強はよくできる。
私なら1時間かかる宿題を、改蔵は20分ぐらいで全部終わらせる。
その後勉強してる私の傍でネットを繋ぎ、「モー」関連情報の検索や
オークションサイトでムー大陸の遺品なんかを探している。賢いんだか馬鹿なんだか。
チャイムが鳴った。
「すいませーん、ご指定の時間にお届けに上がりましたー!」
代金を払い、届いたピザを食卓に並べて二人で席に着く。
酒瓶から薬品を改蔵のグラスに注いで呼びかける。
「改蔵、乾杯しよ。乾杯。」
「おい、未成年の飲酒は法律で禁止されてるんだぞ。それに何で羽美のグラスに
 何も入っていないんだ?」
またやった、確かに私も飲まないと怪しまれる。
この薬部長は安全だと言ってたな。改蔵に多く飲ませればいいだけの話だし。
自分のグラスにも薬品を(少し)注ぎながら改蔵に説明した。
「これは部長の作った『お酒っぽい』ものよ。未成年が飲んでも大丈夫なの。」
「なんだ博士の造ったものか。なら大丈夫だな。」
…どうして私の出すものは疑って部長だと信用する訳?まあいいわ、飲ませりゃいいんだから。
「かんぱーい!」
この薬意外と美味しい。何かワインみたいな飲み口がピザによく合う。
199あぼーん:あぼーん
あぼーん
200謀略の羽美:03/04/22 18:08 ID:iH5s8fc3
いけない、つい飲み過ぎてしまった。
改蔵にもなんとかお替りをさせたが、どう見ても私の飲んだ分量が多い。
ちょっと頭がぼやけてきた。大丈夫かな私…
改蔵は卓に突っ伏して泣いている。
「ううっ、ララァーー!!」
なにがララァだ、このガンダムオタク。
奴は放って置いて、少し乱れた足並みで食後の片付けをする。
---------------------------------------------------------------
「改蔵、映画観る?」
台所からリビングに戻った私は呼びかける。だが返事は無かった。
よく見ると、改蔵はテレビ画面に向かったまま涙を流してる。
画面に映っていたのはご存知「フランダースの犬」最終回だった。
いい話だし、私が観ても泣いてしまう内容だが今は鬱陶しい。
VTRを止め、私が借りて来たテープを入れる。
「何すんだよ!人が観てるのに!」
「うるさいわね。今日はあんた私と映画観るの!」
「フランダースの犬観ればいいじゃないかよ!」
「これでいいの!それより改蔵、チョコレート食べない?」
「…うん。」
どうでもいいが、泣いてる改蔵を見て可愛いと思うのは私だけだろうか。
私は板チョコ状のモノを取り出し、ひとかけら割って口に咥え、改蔵の前に突き出した。
「ん…」どう、改蔵?
改蔵はほうけ顔で私を見ていたが、やがて私の手にあった残りを掴み
全部食べてしまった。
…ホントにこいつは(怒)。
映画の最中、改蔵は怯えっぱなしだった。それでも私には抱き付かない。なんて奴なの!?
映画自体はまあまあ良かった。なんだか血を見ると興奮してしまう。
本能の奥底を呼び起こされるみたいで何か感じてしまう。
それに今夜これから起こることを考えると…。
201謀略の羽美:03/04/22 18:18 ID:iH5s8fc3
終わった後、ふと傍を見ると改蔵がいない。まさかこんな時間に外出?
玄関へ飛んだ。靴はある。じゃあ部屋?
部屋にいた。しかも寝ている。
こいつ夜寝るのは早い方だけど、それじゃあここまでの私の努力が水の泡だ。
…決めた。封印された奥の手を使おう。
私は押入れからストックの人形を取り出すと、改蔵の髪の毛を入れ
厳かに式を執り行った。
どうやら金縛りが効いたようだ。寝返りさえ打ってない。
私は深呼吸し、下着だけの姿になって改蔵に寄りそう。
そして彼の着衣を全部脱がし、何年振りかに見る今は成長した
改蔵の分身に手を添え、高まる予感の中でそっと顔を近づけていった…。
(続く)
202名取羽美 ◆J42CHOUUMI :03/04/22 18:25 ID:O0uly5+5
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?(////)
203名無しさん@ピンキー:03/04/23 01:47 ID:R5sIlkME
続きキタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!!
いよいよですか?
それにしても人物の特徴をとらえた文章ですね。
204名無しさん@ピンキー:03/04/23 05:31 ID:+uGEYHJf
>終わった後、ふと傍を見ると改蔵がいない。
もう、終わったのかい!と思ってしまたよ、一瞬。
2059:03/04/25 13:09 ID:hvaDc3Pb
イイっ! 続きを激しくキボンヌ!!
2069:03/04/25 13:10 ID:hvaDc3Pb
イイっ!
続きを激しくキボンヌ!!
207謀略の羽美:03/04/25 14:50 ID:j6VJS+eK
私は口内に改蔵の分身を含んだ。とりあえず先端の部分を舌でなぞる。
味は今まで口にした中で最も例えにくいものだった。
茎の部分にも舌を絡めてみる。意識してないのに唾液が湧いてくる。
私はそれを飲み込む。自然、改蔵を吸い込む形になる。
すると突然、今まで沈黙していた改蔵の男性部が熱を持ち、膨張した。
これが勃起か、実物は初めて見た。
それと同時にふと気づく。
舐めるより吸ったほうが気持ちいいんだ。
とはいえ、膨れ上がった改蔵のモノ全体を口に含むことは不可能だった。
仕方ない。先の方だけでも口に含み、吸ってあげよう。
私は再び舌を男性自身に絡め、その上で口内が改蔵と密着させる事にした。
そのままでは息苦しいので、呼吸は鼻ですることになる。
私の息が荒くなっている。それは息苦しさのせいとばかりも言えない。
いつの間にか私は、口全体で男性自身を擦っていた。
本能に記憶されていた行動のなせる技か、それとも…
あれほど変だと思っていた口内の物が、だんだん愛おしくなってくる。
この時、改蔵がつぶやいた。寝言らしい。
「…さやか」
…さやかって誰?私は何をしているの!?
私はいい気になっている改蔵のモノに噛み付いた。
208謀略の羽美:03/04/25 15:20 ID:j6VJS+eK
「何だ?あっ羽美、お前何やってんだ!?」
目覚めた改蔵は体を動かさず叫んだ。正確には動かせなかった訳だが。
私は改蔵から口を離し、問いかける。
「さやかって誰よ?」
「何言ってるんだ!オレは何でお前がこんな事してるのかって聞いてるんだ!」
「答えて!あんたさやかって女とこんな事してるの?
 他の女とはもうセックスしてるって訳?!」
「関係ないだろ!それよりお前、自分が何してるか判ってるのか?」
「関係あるもん!私はずっと改蔵のこと好きだもん!
 その私を差し置いて他の女が改蔵とくっつくのやだもん!」
「だからってこんな事…。今すぐやめろ!」
やめない。改蔵は私のものだ。私だけのものだ。
再び改蔵のものを口に含み、一心不乱に口を動かす。
改蔵は動けない、抵抗できない。叫ぶだけ。
「やめろ、やめてくれ、羽美…」
こいつ、男にとってこんなにオイしい筈の状況になってまだそんな事いうか。
そうしてる内に改蔵の分身が一際大きくなった。確か絶頂が近い証拠だと
吉川くんの持って来たHな雑誌に書いてあった。
クラスメートの一人が机の中から発見し、女子で廻し読みしたっけ。
ついに改蔵が陥落した。粘性の液体が咥内に発射される。
しょっぱい変な味だが、それを感じないよう一気に飲み下す。
口の中とは言え、私に射精したとなればいざ私を抱く時の罪悪感も軽くなるはず。
それにしてもまだ終わらないの?射精って一回だせば終わりだと思ってた。
私たちの息が荒い。ようやく呪縛の解けた改蔵が起き上がり、私を放すと
顔を覗き込んできた。
「羽美、お前…」
209謀略の羽美:03/04/25 16:02 ID:j6VJS+eK
「お前セックスがどんな物か知ってるのか?」
無意味な問いだ。私は返した。
「したいって訳じゃないけど、あんたが他の女とする位なら
 いっそ私が抱かれる方がずっとマシよ。」
「何をバカな、こんな事しなくてもオレはお前が…」
「意味ないわよ!そんなことどう信じろって言うの?
 大体いっつも女周りにはべらせてても説得力ないわよ!
 どうせ山田ともやってるんでしょ、この女たらし!」
「それは誤解だ、ちゃんとオレの話を…」
「聞きたくない、それにあんた私の中に出してるでしょ!」
この一言が効いたようだ。改蔵は口をつぐんでしまった。
だが少しすると言い返してくる。
「あれはオレが頼んだ事じゃない、お前が勝手に…」
「だとしたらあんたのせいよ。あんたが女たらしだからいけないのよ。
 言葉で好きって言ってもらうだけじゃもう信じられない…」
涙がこぼれてきて視界が効かない。怒り、悔しさ、切なさ、
全ての負の感情が押し寄せて来てどうにもならない…。
ふと肌が密着する感触があった。改蔵は向かい合う形で両手で私の肩を抱き、
頬をすり寄せてくる。
「わかった、そこまで言うなら態度で示す。けど羽美、初めては痛いぞ。」
「なんであんた私が処女だってわかるのよ。」
改蔵は答えず、私の唇を奪いに迫ってきた…
210謀略の羽美:03/04/25 16:44 ID:j6VJS+eK
ほぼ2年ぶりのキスは、それまでの私の感情を吹き飛ばすのに十分だった。
舌を絡め、歯茎を舐めてくる。大人の、恋人同士のキスだ。
たまらず鼻息がこぼれる。改蔵は口付けをしたまま、右手で私の頬をなぞり、
左手を私の背中に回してブラのホックを外す。肩と胸に開放感が訪れた。
両手で肩をなぞるようにして、改蔵は私からブラを優しく取り去った。
そのなぞる感覚が心地よい。
御世辞にも豊かとは言えない私の胸が露わになった。
ようやく二人の口が離れた。新鮮な酸素を貪って私が言う。
「やだ、見ないでよ。恥ずかしい…」
「なんでだよ。」
「だって私オッパイ小さいし…あっ!」
改蔵は右手の指で乳首をはさむようにして、掌全体で私の貧弱な乳房を包む。
そして揉んでいるのか、擦っているのかわからないような動きで
私の左乳房を弄びだした。
「はあぁ、そんなこと…」
彼の触れた箇所から熱と切なさが駆け上る。
「すっげえいい触り心地だ。オレこういう感触大好き。」
「やあぁ、エッチ。」
嬉しかった。胸の事を褒めてもらったのは初めてだ。
やがて改蔵は私の首筋、鎖骨の下へと唇を這わせ、その唇は私の右乳房に達した。
左手は私の背中をさすっている。
と、改蔵は私の乳房全体に舌を当て、丁寧に全体を撫で回す。
くすぐったさが背中を上る。思わず声が出る。
「ああっ、あっ、やあん」
そして舌が頂上に達すると、突起をその周辺ごと口に含み、吸う。
舌でなぞられる感触と吸引される感触とに同時に襲われ、私は身悶える。
改蔵は密着したまま、私を仰向けに寝かせた。
211謀略の羽美:03/04/25 17:08 ID:j6VJS+eK
そして私の背中から左手を抜くと、今度は両手で私の両胸を捕らえる。
口は私のへその下辺りを攻めていた。
さっきから上半身ばかり攻められているのに、下半身にも熱がこもる。
たまらず改蔵に助けを請うた。
「お願い、改蔵…。下の方も…はあっ…触って…」
「ああ。」
そう言うと改蔵は左手の動きはそのままに右手を私の内腿に伸ばした。
いよいよ触れられるのだ。誰にも許したことのない部分へ…。
と思っが、意外にも彼の手は内腿から離れなかった。
いや、内腿とお尻をなぞり出したのだ。
これはこれでくすぐったく、私の吐息を荒げたが
私の触って欲しい部分と違う。そこじゃなくて…。
「お願い、意地悪しないでよ…」
「ゴメン、つい羽美が可愛いから…」
彼の右手はショーツ越しではあるが、やっと秘部に触れた。
「湿ってるな…」
「バカ、そんな事言わないで…」
改蔵は掌を私の股間全体に当て、中指と思しき指で秘裂をなぞるように触りだした。
212謀略の羽美:03/04/25 17:42 ID:j6VJS+eK
さすがにこの感触からは一瞬逃げたくなった。
だが改蔵は胴体を私に押し付けているので、私は逃げられない。
やがて改蔵はもっと大胆な行為に出た。
私のショーツを苦労しながらも片手で取り去り、秘部を直接触りだしたのだ。
今までの数倍の感触が私を襲う。私は思わず脚を閉じた。
「足、開いて。」
改蔵は落ち着いた声で私に命じた。
「もう、やあぁ…」
恥ずかしさの為、私はもう改蔵を見つめることが出来なくなっていた。
それでも私は目をつぶったまま脚を開く。見られる。見られてる。
突然両腿に拘束を覚えたと思ったら、改蔵は私の秘部にかぶりついていた。
「だめぇっ!そんなトコ舐めちゃ駄目っ!」
改蔵は返事しない。私も改蔵の大事な部分を舐めた訳だし、これであいこ?
いや違った。彼の技はもっと凄かった。
陰唇をなぞる。舌で秘裂を開く。
「ああっ、あっ、あっ、うっ、ひぃっ!!」
さっきから感じていた波が一気に、連続して押し寄せる。
さらに改蔵の舌は一番刺激の強い部分を探し当て、そっと触れる。
「はぁぁぁぁっ!!」
ついに改蔵は、私の脚を拘束していた手を秘部へ伸ばす。
すでに彼の唾液と私の愛液で濡れた秘処で指先を濡らし
指先で敏感な突起を、脚の付け根の秘部周辺を、そして舌で秘洞を同時に攻める。
「ああっ、あああああぁぁぁっ!!」
波が私の意識を一瞬さらっていった…。
(続く)
213名無しさん@ピンキー:03/04/25 18:14 ID:BiEKDojb
キタ━━━━(゚∀゚)━━━!!!!
イイ!イイ!(*´Д`*)ハァハァ
214謀略の羽美:03/04/27 13:29 ID:RCCMScZQ
全身の肌が熱を持ち、汗が噴出してくる。
まだ脳が痺れてるうちに改蔵は私の腰を捉え、秘裂を指で開き、
今まで我慢してきた彼の分身を素早く私にあてがう。
私の性器に再び彼の体温が接触する。
「あ…」
私は未知の領域に足を踏み入れようとしている。少し身がすくんだ。
改蔵はそんな私の様子に気が付いたのか、そこで動きを止めて
私に語りかけてくる。
「大丈夫だ。緊張すると痛いぞ。」
「うん。でも…」
どうやったって挿入の瞬間は痛いだろう。それにどうしたってその時には
緊張してしまう。
改蔵はそんな私の躊躇いを察したようだ。
「じゃあ1,2の3で入るからな。1、2の間は大丈夫だから。」
「うん。」
私は改蔵に体を預けた。
「行くぞ、はい1…」
私が身構えるよりも少し早く、改蔵は力を入れて強引に侵入してきた。
股間の少し体奥側を引き裂かれるような感覚に襲われ
今までに無いほどの痛みのあまり声を上げる。
「ひぃあああぁぁっ!!」
改蔵は少しきつそうな表情をしていた。こら、痛いのは私の方だって!
だが関門を突破すると、それまでの抵抗が嘘だったように
私は改蔵を奥まで受け入れていった。
そのまま改蔵は私に向かって倒れ込み、私の背中へ手を回し
しっかりと私を抱きしめてきた。
私も当然のように彼の背中に手を回し、汗に濡れた互いの素肌を密着させる。
まだ痛みは残っていたものの、たった今一つになった彼の体温が暖かく、心地よかった。
215名無しさん@ピンキー:03/04/27 13:36 ID:bVTLKB07
キタ━━━━(゚∀゚)━━━!!!!(*´Д`*)ハァハァ
216名無しさん@ピンキー:03/04/27 14:33 ID:hSF8ZqUb
羽美タンの一途さが健気で可愛い
217謀略の羽美:03/04/27 15:51 ID:RCCMScZQ
改蔵はしばらくそのまま動かなかった。
私はと言うと、中で改蔵を確かめつつ、感触を味わっている。
「ごめんな、痛い思いをさせてしまって。」
「ううん、いいの。そんなに気を遣わないで。」
改蔵だって、さっきから我慢してるんじゃない。
私は大丈夫だから、貴方も気持ちよくなって…
私の思いが通じたのか、改蔵は少しずつゆっくりと動き出した。
その煽りで、私は規則正しい声を奏でる。
今は言葉は要らない。思ったことが通じ合ってる。
古来、女と男は一つの生き物であり、神々の手によって二つに分けられたという。
そして今でも互いに一つになろうとする、という話を昔の哲学者が言っていたらしい。
だとしたら今の私達の行動は、ずっと前から決まっていた必然なのだろうか。そうに違いない。
やがて改蔵の動きが力強く、激しくなってきた。
痛みが強くなったが、それ以上の未知なる快感が昇ってくる。
彼は腰の動きにとどまらず、私の肌を万遍なく触ってくる。
そして私の唇を求め、私がそれに応える。
218あぼーん:あぼーん
あぼーん
219謀略の羽美:03/04/27 16:23 ID:RCCMScZQ
私の脳は混乱していた。今まで味わった事のない質量の感覚が
私の心を、身体を、私の全てを壊さんばかりに襲いかかる。
私が壊れる。でも不安はない。
その先を越えると私が、いえ私達が生まれ変わるから。
だから改蔵、私を壊して。もっと一つになる為に…
…その瞬間は突然やって来た。
先ほどから私を襲っていた波が一際大きくなると、再び私の知覚が飛んだ。
わずかに意識が回復しかけた時、改蔵は私に倒れ込んでいた。
そして私の中に、彼が生まれてきた理由を注ぎ込んでいる。
大波が去った後の波打ち際に小波が寄せては返すその感触が
私のけだるい心と体を優しく癒していく…。
ありがとう改蔵。私の愛しい男、私だけの男。
ずっと、ずっと一緒だからね…。
改蔵と繋がったまま、私は深いまどろみへと落ちていった。
-----------------------------------------------------------
しがらみ町某所。
無機質な室内で、彩園すずはモニターを眺めていた。
「3日か、まあこんなもんね。
 それにしてもカメラアングルは失敗かな、これじゃ売れないわね。
 だけど羽美ちゃん、なんだか幸せそう。ちょっと羨ましいな。
 私もあんな幸せな体験してみたかった…。」
彼女はモニターを切り、部屋から立ち去っていった。

220謀略の羽美:03/04/27 16:39 ID:RCCMScZQ
翌日。
昨日の出来事が嘘のように、改蔵は家でも学校でもごく普通にとり澄ましている。
恥ずかしさの為、私は改蔵と並んで歩いたり、そばに寄ったりできない。
今日も改蔵は女子に人気がある。放課後ミッチーと佐々木さんが彼に寄って来た。
いやっ、改蔵に近付かないでよ。改蔵、何話してるのよ。聞こえないわよ。
ダメ、そんなに馴れ馴れしく話しかけないで!
-------------------------------------------------------------------
「なあ、羽美のことなんだけど。
 ちょっとぐらいは仲間に入れてやって欲しいけど、いいかな?」
「うーん、難しいな。あの娘協調性が全然無いからねえ。」
「それに何か嫌な事があるとすぐ呪うから。」
「羽美にはオレから言って聞かすから。な、頼む。」
「どうする?」
「改蔵くんがそう言うのなら…。」
221謀略の羽美:03/04/27 16:54 ID:RCCMScZQ
何言ってんの?もしかして私の悪口?
昨夜私達の間にあったことは何だったの?
いやっ、そんなの嫌!
佐々木も神崎もみんなみんな呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪う呪ってやる!!
私は駆け出す。秘密の場所へ走る。
----------------------------------------------
3体目の人形に釘を掛けようとしたその時、部長の声がした。
「羽美ちゃん、そんな呪いよりもっといい方法があるわよ。」
驚いた。どうしてこの人、秘密の呪い場を知ってるの?
部長は涼しい様子でその先を続けた。
「改蔵くんの事でしょ。彼がもっと羽美ちゃんに惚れ込んで
 他の女に目が行かないようにすればいいのよ。」
なるほどその通りだ。ついいつもの癖で呪ってしまったが部長の言う事は正論だ。
私は呪いの儀式を強制終了させ、部長に聞き返した。
「どうすれば良いんですか?」
「ついて来て。いい物を紹介するわ…。」

(了)
222あとがき:03/04/27 17:10 ID:RCCMScZQ
お読み頂いた皆さん、有難うございます。
このSSは私の処女作とでも言うべき、小説として初めて完結させたものです。
それまではSSどころか、何も執筆したことはありませんでした。

私がこれを執筆したのは、改蔵関連のエロ小説が驚くほど希少であったこと、
特に主人公・ヒロインの絡みがなかった為、自分で書いてみようと思ったからです。

今読み返すとオチを急ぎすぎた、もっと濃厚な交わいを書いてみたかった、
推敲が足りないなど多々反省点はございますが、大目に見て頂きたいと思います。
エロに限らず、もっと豊かで面白い話を執筆すべく、邁進して行きたく存じます。
それでは羽美ちゃん、お疲れ様。
設定の元となった「かってに改蔵」および作者の粂田センセイに感謝。
そして皆様、有難うございました。

追記:Next author is NEEDED!
223名無しさん@ピンキー:03/04/27 18:06 ID:ABcvO7tu
言葉選びが知的で素晴らしい。
唐突に終わった感じもするが最中の描写は秀逸。
羽美の内面描写を丹念に綴っているのが実に良い。
224名無しさん@ピンキー:03/04/27 18:35 ID:9CN1JYFn
ヨカタです!
処女作とは信じがたい完成度かと。

これからがますます楽しみな職人さんに指定させてくれー

あと、感謝してるわりに「粂田センセイ」にはワロタw
225名無しさん@ピンキー:03/04/27 21:03 ID:bVTLKB07
えがったよ〜
226あぼーん:あぼーん
あぼーん
227名無しさん@ピンキー:03/04/30 18:59 ID:mVkQeBqA
KITAIage
228名無しさん@ピンキー:03/05/02 22:49 ID:XQUFKRNh
すんばらし〜
229小ネタ:03/05/18 13:11 ID:5azLCotG
このあいだ、お兄ちゃんの学校に行ったんです。母さんから用事をいいつかって。
そしたら、なんか、授業をしていないんです。女子ばかり集めて、最適化がどうの
とか言ってるんです。
お兄ちゃんはあたしを邪険にするし。「かわいー」って行ってくれたお姉さんもい
たけど、何か恐い目でみてるお姉さんもいたし。最後には女の先生がセーラー服を
きて出てくるし。
高校って恐い所なんですね。
で、帰り道、なんかさっきの最適化のおじさんがつけてくるんです。で、
「おこづかいをあげるから…」っていってくるんです。
あたし恐くって断りきれなくって。
変なとこにつれていかれちゃったんです。ビデオカメラとか一杯置いてあって。
「撮らせてくれたらお金あげるよ」とかいうんです。別にお金じゃないんです。
とにかく、早く帰りたい一心で、言われるままにしたんです。体操服とか水着
とか、いろいろ着せられて、写真撮られて。でも、帰してくれないんです。
だんだん、言ってることが、エスカレートしてくるんです。そのうち、「自分で
おっぱい揉んでみて」とか、もっと恥ずかしいことも強要してくるんです。
「お嬢ちゃんはまだ毛が生えてないから、うんと高く売れるよ」とか。
どうしたらいいんだろどうしたらいいんだろ、って思ってるうちに、その…
されちゃったんです。アレを。
感想ですか?そんなのありません。とにかく、痛くて、痛くて、痛かったです。
しかも全部ビデオに撮られちゃったし。
半分泣きながらシャワーを浴びて、血とか全部洗い流して、そしたらお金くれま
した。金額なんてどうでもいいんです。とにかく、ああこれでうちに帰れる、それ
しかもう、頭になかったんです。

それなのに、うちに帰ったら、不審火で燃えちゃってるんです。
230名無しさん@ピンキー:03/05/18 13:18 ID:SlXngy9w
>>143
231名無しさん@ピンキー:03/05/18 13:20 ID:Vi4KO43O
>>142
232山崎 渉:03/05/22 02:32 ID:kEHAV9zG
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
233名無しさん@ピンキー:03/05/22 17:11 ID:RFkDaZ5b
保守。
234名無しさん@ピンキー:03/05/24 20:41 ID:5jhaO5k0
>>229
牡丹・・・
235名無しさん@ピンキー:03/05/24 23:33 ID:nuHV83Q4
官能小説の新刊情報を中心に配信しているメールマガジン。
WEB系、出版社系なんでもあり。
隔日で配信中!

http://amds.jp/magazine/722.html

携帯は
http://amds.jp/magazine/1225.html
236名無しさん@ピンキー:03/05/26 12:48 ID:9h5KhJoi
>>229
うまい!オチが本編と無理なくリンクしてる。
長編もやってみる?
237名無しさん@ピンキー:03/05/28 06:16 ID:ZSkOoZ++
やれやれー!
238山崎 渉:03/05/28 13:07 ID:1p/RwMnS
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
239うぐぅ、名無しさんだよ:03/05/29 00:39 ID:WIv/z6jw
´∀`)<カナリ ヨカータ
240名無しさん@ピンキー:03/06/01 17:08 ID:1tDU3USX
保守アゲ
241あぼーん:あぼーん
あぼーん
242名無しさん@ピンキー:03/06/07 20:51 ID:UH0jgfAW
改蔵とすずのエロ小説キボン
243名無しさん@ピンキー:03/06/15 08:55 ID:isV50hON
どうせなら元天才塾の「のりお」も入れてほしい!
ギャランドゥ入りで。いなりとセットでドーゾ!
244名無しさん@ピンキー:03/06/15 11:03 ID:kaygOS2p
それなら鍋奉行も是非!
「つかんだものは必ず口でくわえろ!」
245名無しさん@ピンキー:03/06/15 14:51 ID:biJ0e15t
>242が一番良さそうな予感。
俺じゃ残念ながら書けそうにないのでキボン。
246名無しさん@ピンキー:03/06/18 12:43 ID:ZQ716F9c
sage
247あぼーん:あぼーん
あぼーん
248名無しさん@ピンキー:03/06/20 03:32 ID:cj3KC6NJ
続きキボンヌ 読みてぇ…
249あぼーん:あぼーん
あぼーん
250あぼーん:あぼーん
あぼーん
251あぼーん:あぼーん
あぼーん
252相互リンク:03/06/22 12:13 ID:t18I0Icz
253名無しさん@ピンキー:03/06/22 16:06 ID:A+kAT7Nv
改蔵×亜留美×地丹キボンヌ
254名無しさん@ピンキー:03/06/22 20:44 ID:IeI5ACvF
(;´Д`)ハァハァMEGUMIタンのお宝画像が下記スレで発見された模様!!
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1011325628/865
255名無しさん@ピンキー:03/06/22 20:56 ID:g3lhFEVj
頼むからsageてくれ。
広告がウザ過ぎる。
256名無しさん@ピンキー:03/06/26 17:17 ID:BsevvKUK
期待sage
257名無しさん@ピンキー:03/06/30 21:40 ID:EJLXplOC
229です。

229を書いて、絶対に批判されると思ってしばらくのぞいていなかったら、
そうでもないのでびっくり。

調子に乗ってまた書きました(下に入れます)。
インタビュー形式なのは同じです。インタビュイーは改蔵母。でも改×羽ものです。

でも、小心者なので、またしばらく逃げます…。あまり出来良くないし。
258229:03/06/30 21:49 ID:EJLXplOC
ええ、知ってますよ。自分の息子が少し変わり者だってことくらい。
「電波入ってる」?最近はそう表現するんですか。
でも、だからこそ、将来の心配事は、少ない方がいいじゃないですか。特に、異
性・結婚に関することは。

だから、名取さんの家がああなったときは、「しめた」って思ったんです。これ
はチャンスだ、って。決して口外して欲しくないんですけど。
だって、得体の知れない女とくっつかれるより、昔から良く見てる素性の知れた
娘さんと一緒になってもらった方がいいと思いません?
ま、確かに羽美ちゃんもかなり電波入ってますけどね。
で、いろいろ裏から手を回して、羽美ちゃんを家に引き取ったんです。でもって
少々不自然なのは承知の上で、息子と同じ部屋で寝起きするようにさせたんです。
すぐくっつくと思ったんですけどね。
最近の若い子たちのことは分からないですね。二人とも憎からず思っている仲の
はずなのに。

ちょっとばかり焦りましたね。だから、寝ぼけた振りをして同じ布団に移動させ
てみたり、クリスマスイブに何も用意ができてないふりして二人きりで外出させ
てみたり、部屋をリフォームして雰囲気を出してみたりしたんですけど。
これは時間がかかるかな、と思いはじめてたんです。
でも、杞憂でしたね。

それが分かったのは、ついこないだのことだったんです。
珍しく夜中に目を覚ましたら、息子の部屋から押し殺した喘ぎ声が聞こえて来た
んです。
で、もしや、と思って忍び足で息子の部屋の前まで行ったんです。
思った通りでした。
少しだけ開いているドアの隙間から、ほの暗い室内が見えたんですけど、布団の
中で、息子が羽美ちゃんと愛し合ってたんです。
259229 後半:03/06/30 21:56 ID:EJLXplOC
羽美ちゃんは口に手を当てて、必死に声を押し殺しているんです。でも、そうす
ると、かえって声って出ちゃうんですよね。あたしも経験ありますけど。
暗くて良く分からなかったですけど、目を凝らして見た感じでは、息子が上になっ
てました。ゆっくり、優しく、動いてました。
息子は時たま羽美ちゃんに何か小声でささやくんです。内容?聞こえなかったで
すよ。でも羽美ちゃんは、ささやかれる度に、頷いたり、嫌々をしたりしてまし
た。口は自分で塞いでましたからね。

二人が全裸だったかどうかは分かりません。布団をかぶってましたから。薄暗が
りの中でしたし、かなり想像でしゃべってますよ、あたし。
そうこうするうちに、息子の息づかいが荒くなってきたんです。同時に、羽美ちゃ
んの声の調子もかわってきたんです。口を塞いでいられなくなって息子の名を呼
びながら彼にしがみついて…
と思う間もなく、あっけなく終わりました。
早すぎる?分かりませんよ。あたしが見たのは途中からでしたし。

しばらくはそのまま二人とも動きませんでした。羽美ちゃんは泣いているように
も見えたました。少しして、息子が優しくキスをしてあげたのが印象的でした。
そこまで見てあたしは寝室に戻りました。
でも、あたしもすぐには寝付かれませんでした。息子の部屋からは間もなくまた
喘ぎ声が聞こえてきました。元気ですよね。

翌日、朝起きて、二人の様子をそれとなく見たんですけど、なんかわざとお互い
なんということもなかったんだよ、って感じを出しているのが可笑しかったですね。
え?覗いてた事なんて言いませんでしたよ。そんな事言ったら、ギクシャクしちゃ
うじゃないですか。せっかくうまく行きかけてるのに。それより、あとで寝室を内
緒でチェックしたんですけど、どうも避妊してないみたいですね。まあこの年でお
ばあちゃんになるのもいいんじゃないですか?

これから忙しくなるかな。

あ、そうそう。「あの写真」をまた焼き増ししなきゃ。50枚くらい。
260あぼーん:あぼーん
あぼーん
261あぼーん:あぼーん
あぼーん
262名無しさん@ピンキー:03/07/01 21:25 ID:rNsRS3Q6
>>229
すすすスゲー!人知れずこんな良SS書いてたなんて憎らしいくらいですぞ!
面白い!もっともっとプリーズ
263名無しさん@ピンキー:03/07/02 06:06 ID:caviambS
すごくドキドキしました。
2回戦を始めてしまう所など息子も大喜びです。
264名無しさん@ピンキー:03/07/03 16:27 ID:mJMwmoFa
何がいいかって、あの改蔵ママのキャラを巧く使ってる所がいい。
何事にも動じない性格を描き出してる。

この母の性格が倉上の「ちはや」に出てきた母親とカブってるのが難点だが
エロネタが絡むとこんなもんでしょう。人生経験が豊富な母親キャラという点では同じだし。
265名無しさん@ピンキー:03/07/04 18:06 ID:SoRnFhq9
(゚д゚)ウマー
266勝 改蔵 ◆3xiKAIZO1k :03/07/06 01:02 ID:U1HHmeTb
ここで、最もエロい擬音について討論してもいいですか?
・プルミエール
・マンコ・カバック
・なんか宇宙船の名前の深夜お色気番組
・「お兄ちゃんボク××しちゃううっ!」

…別に擬音でもないですね。
では、次回は「不特定多数の男に精液を注ぎ込まれた後の女人達の反応を考察してみたいと思います」
267名無しさん@ピンキー:03/07/06 08:30 ID:7zKoKXkd
(・∀・)マッテルヨ
268名無しさん@ピンキー:03/07/07 03:16 ID:ys/CMeSe
最もエロいのは「ぬるぬる」かな。

他に新しい擬音をいくつか考えてみよう。
「もきっ」 中でキューリが折れた音
「ぬるぴょん」 抜けて飛び出てこんにちは
「もるん」 ナスが根元まで一気に入った様子

女性が上になって腰を動かしてるのはどう表現したものか。
・せかせかと激しく前後に動かしてる様子
・大きくグラインドしてる様子
今後の検討課題ですな。
269あぼーん:あぼーん
あぼーん
270あぼーん:あぼーん
あぼーん
271名無しさん@ピンキー:03/07/07 16:08 ID:MqrhjofA
羽美「ああっ、改蔵、ウミはもうアナタの奴隷よッ。早くその太くて固いモノを、私のオ○○コの中にちょうだいッ」
改蔵「ふふっ、ウミすごいじゃないか。もうオマンコがパックリ口を広げちゃって」
羽美「あぁぁっ、イイィッ! 改蔵、それイイッ、オマンコ感じるぅっ」
改蔵「こんなに臭いオ○○コ汁を垂らして、よっぽど感じてるんだね」
羽美「あひっ、ひぃぃぃぃっ! 改蔵、ああああ、ソレッ、ちょうだぁい。オチンチン…ウミのオ○○コに改蔵のデカチンチン・・・あぁぁ、欲しいのぉぉぉ、オチンチンが欲しいぃぃぃっ。スリコギみたいなオチンチンをウミのオ○○コに突っ込んでぇぇっ」
 改蔵の肉槍を誘うようにウミは双臀を妖しくくねらせた。
改蔵「ウミってやっぱり発情したメス犬並みの変態だな。ほぅら、これが欲しいか?」
 わざと焦らすように、改蔵は肉槍の先端で羽美の秘壷の入り口をツンツンと突く。
羽美「あぁぁぁ、いじわるしないでぇ。そうよウミはメス犬なのぉぉ…、男の子のオチンチンが大好きな淫乱女子高生なのよぉぉぉ・・・。お願い改蔵、入れてぇ! メス犬ウミのグチョグチョオ○○コにぃぃ、改蔵の太くて節くれだったチンポ突っ込んでぇぇぇっ!」
 羽美は一刻も早く改蔵の肉槍に突き刺されようと、高々と尻を突き上げる。 長い黒髪が、背中に乱れ落ちる。
改蔵「ふふっ、どうしようもない牝犬だね。羽美は最低のド淫乱だよ。しょうがない、お望みのものを入れてあげる。子宮の奥までサーメンまみれにしてやるから、俺の子供を孕むんだせ。覚悟しなよ」
272名無しさん@ピンキー:03/07/07 16:22 ID:MqrhjofA

 羽美の臀部をしっかりと押さえ、改蔵は股間の剛刀をグイッと突き出した。
羽美「ああああ、あひいぃぃぃぃぃっ!」
 ゴブッと大量の淫液を溢れさせ、巨大な肉の塊が羽美の秘唇に飲み込まれる。
羽美「イ、イ、イッ、イィィィィーーーッ!」
 犬のように四つん這いになった羽美の四肢が突っ張り、羽美はたやすく一回目のエクスタシーに達してしまった。
改蔵「くくっ、すごいぜ。根元まですっぽり入っちまう」
羽美「あ、あ、あ、イイッ、イイのぉぉぉっ! オチンチン、オチンチンをもっと突いてェ!」
改蔵「ほらほら、もっと尻を振れよ」
 ユラユラと揺れる双臀をピシャリと叩き、改蔵は急ピッチで抽送を始める。
羽美「はぅっ、すごっ、イ、イイッ! お、奥まで入ってるぅっ! はぅっ、くっ、もっと・・・もっと奥まで突いて。・・・んぐぅぅ、い、淫乱ウミの体、改蔵のオチンチンで串刺しに・・・あぁぁ、突き刺してぇぇっ・・・、あぐっ、んんんっ!」
 グンと腰を押し付けいっそう深々と肉茎を押し込み、改蔵は羽美の顎に手を掛けて上向かせ、半開きで涎を滴らせる口に唇を重ねた。
「んぐっ、んんんんっ・・・、」
 唾液が入り交じり、舌と舌が濃密に絡み合う。
 そうこうするうちに、改蔵の下半身にも限界が近づきつつあった。改蔵は羽美と唇を重ねたまま、次第に抽送のピッチを早めていく。肉襞を捲りかえらせて巨大な肉柱が出入りする。
 やがて、改蔵は獣のように吠え、上半身を大きく仰け反らせて羽美の胎内深くに濃厚な精液を放ったのだった。
273186:03/07/12 13:47 ID:UveIZMox
>>242 のリクエストに便乗してくれくれ君やっちゃったんですけど、
イメージが湧いたので書きます。
まだ一部ですが、とりあえずうpします。
274香水:03/07/12 13:49 ID:UveIZMox
虎馬高校、いつもの風景。日差しの暖かい昼休み。
4階の廊下を歩いていた彩園すずは、いつものように男子生徒から声を掛けられた。
「あの、すずさん…」
振り向いたすずに、男子生徒が綺麗に包装されたプレゼントを差し出す。
「ありがとう。中身は何?」
ここで開けていい、とは聞かない。男子からのプレゼントを受け取るだけならともかく、
人前で中身を確認するような真似をすれば、有らぬ噂が立つからだ。
男子生徒はしばし躊躇していたが、やがて意を決したように口を開いた。
「…つ…付き合って下さい!」
すずはただ微笑む。彼女は笑顔だけでも男性を魅了する事ができる天賦の才を持っていたが
この場合微笑みは優しく拒絶の意思を示すだけのものだった。
頭を垂れたままの男子生徒を後に残し、彼女は立ち去って行く。
その場に、花のような芳香が漂っていた。

「ねぇ、部長って香水変えたよね。」
すずが先程までいた2年生の教室。
科特部のクラスメート一同は地丹の机に集まっていた。
「いいなぁ、香水。」羽美は溜め息をついた。
「ボクは気付いてましたよ。こう見えても女人の身嗜みにはうるさいからね。」
机の主が言う。彼は自分の身なりはともかく、確かに女性に関しては一家言持っていた。
「あんたの場合、自分の身の回りの事もっとキチンとしないと。」
毒舌に怒った地丹が羽美に飛び掛り、不可解な言語で罵り合う。
その様子を諌めるかの如く改蔵が口を開いた。
「香水ねぇ、羽美もやっぱり着けてみたいとか?」
羽美は顔を赤らめた。自分だって年頃の娘だ。香水をつけて、目の前にいる
幼馴染に自分の魅力を見せ付けたい気持ちは当然ある。
275香水:03/07/12 13:50 ID:UveIZMox
「何でそんな事聞くのよっ。」
内心の動揺を悟られないように―痛々しい程あからさまだったが―羽美は改蔵に切り返す。
改蔵は答える代わりにお茶を濁した。
「まぁ、羽美に香水なんて全然似合わないと思うけどな。子供だし。」
羽美の金切り声と改蔵の断末魔が教室に響き渡った。

放課後の科特部室には、二人しか居なかった。部長であるすずと、そして改蔵。
鉄道マニアである地丹は、学校を休んででも通う隣町の鉄道研究会へ向かい、
羽美は部長や改蔵となんとなく顔を合わせたくない、と言って先に帰ってしまった。
そう広い部室でもないのに、今日はやけに寂しく見える。
すずは部室の片隅でモバイルを打っている。ディスプレイに棒と波形のグラフが表れた。
「うーん、この動向だと来週は買いの一点ね。」どうやら株式の売買らしい。
すずは指示のメールを仲介人に出し、モバイルを畳む。
そして部屋のもう片隅で暇を持て余している改蔵に向かって言った。
「改蔵くん、少し手伝ってくれない?」
微笑む彼女の頼みを断る理由など、改蔵にはある筈もなかった。

「結構重いわね、これ。皆居る時にやった方がよかったかな?」
「そんな事言ってたらいつまで経っても運べませんよ、博士。」
二人は部員全員が端末を使えるように、部室へとデスクトップを運んでいた。
最上階の備品保管庫から一階の部室まで、重いコンピューターを運ぶ作業は
肉体労働に向かない二人にとってさぞ苦行だったであろう。
最後の一台、そのディスプレイを運んでいた最中、すずが何かに蹴躓いた。
バランスを崩し、階段の下に倒れ込むすず。デスクトップが仰向けに倒れこんだ
彼女の胸の上に落ちる。
改蔵はすずの上に倒れ込まないよう、身を避す事が精一杯だった。
「すずっ…!」
276香水:03/07/12 13:50 ID:UveIZMox
改蔵は身を起こし、すずに駆け寄る。
肋骨骨折、内臓破裂、そういった不吉な言葉が彼の頭を過ぎる。
落ちたディスプレイはそのまま、彼女の上着を脱がし、ブラウスの上から胸、肋、腹部を
手早く優しくなぞった。大丈夫、大した事はない。
「…改蔵くん…?」
すずはきょとんとした目で、駆け寄ってくれた改蔵を見る。
彼女は改蔵の腕に抱かれている格好になっていた。
「博士、いや、その、これは…」
慌てふためく改蔵が可愛らしい。すずはそんな想いにとらわれた。
「有難う、心配してくれたのね。ごめんね」
普段他人には滅多に言わない礼を改蔵に向かって言う。そして続けた。
「私の事、すずって呼んでたわね。」
「済みません、博士。」改まった態度で改蔵が言う。
すずは改蔵に向かって微笑みかけ、改蔵に軽く口付けた。
「いいのよ、二人っきりの時は…」

幸いすずが転んだのは、ちょうど一階のフロア部分だった。
二人は壊れた(かもしれない)ディスプレイを何とか部室に運び込み、
端末のケーブルをサーバーに接続する。
電源を入れると、ちゃんと全て作動した。すずが端末のアドレスを設定する。
「良かった、ちゃんと動いてくれて。」
一仕事終わって伸びをしながらすずが言う。胸にまだ少し痛みが残っていた。
改蔵はそんな彼女を心配そうに見る。
「良かったのは俺の方だよ、すずに大した怪我がなくて。」
すずは改蔵を振り返る。改蔵は続けた。
「しっかりしてそうで、結構自分の危険には気付かないから…」
そう言って改蔵は、椅子に座ったすずまで目線を落とし、彼女の肩を抱いた。
277名無しさん@ピンキー:03/07/12 22:15 ID:cGCg56Fi
(・∀・)イイ!!
つ、続きを…(;´Д`)ハァハァ
278名無しさん@ピンキー:03/07/13 08:38 ID:kTn2Y5oC
キタ━━━━━━(・∀・)━━━━━━!!!!
279名無しさん@ピンキー:03/07/15 09:38 ID:i3UcWNob
非常に(・∀・)イイ!!
すず様(;´Д`)ハァハァ
280あぼーん:あぼーん
あぼーん
281山崎 渉:03/07/15 11:01 ID:7GpObfWE

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
282名無しさん@ピンキー:03/07/15 13:54 ID:/T1mO7Lm
   __∧_∧_
  |(  ^^ )| <起きたぽ(^^)
  |\⌒⌒⌒\
  \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
283香水:03/07/19 17:24 ID:tuL5c5QP
(続き)
すずの芳香が、改蔵を優しく包む。
「ちょっと、改蔵くん…?」
少し当惑した表情ですずは口走った。
改蔵はすずの頭を掻き抱くように、抗う事を忘れた彼女の唇を寄せる。
目を見開いたまま、すずは改蔵の唇を受け入れた。
「ん…」彼女にとっては本当に久し振りの、若く甘酸っぱいキスだった。
芳香が改蔵の鼻腔をくすぐる。二人は離れ、すずが改蔵の表情を見る。
彼は明らかに欲望を瞳に宿していたが、その蔭にこれまでには無かった何かが見えた。
それが何なのか、問い掛ける。
「何で無茶するんだよ、何で傍に居てくれないんだよっ。」
乱暴に応える改蔵を、すずは優しい眼差しで微笑みかける。
「まるで普段会えない恋人同士の会話ね…」
「違うのかよっ、俺とすずは恋人じゃないって言うのかよ!」
怒気を含んだ改蔵の叫びだった。彼はすずのブラウスを強引に開き、下着に包まれた
彼女の豊満な胸を露出させた。そのまま下着の上から、すずの乳房を乱暴に掴む。
一瞬すずが苦痛に顔を歪める。が、改蔵の手に温気を感じ、何かのスイッチが入った。
「改蔵くん、そんな乱暴にしないで。いつものようにもっと優しく…」
宥めようとするすずの口を素早く封印し、舌を絡めて行く。
ブラジャーを剥ぎ取ると露わになった胸が勢い良く揺れた。
改蔵は誘うような彼女の胸に貪りつき、思い切り吸い上げる。
強力な刺激がすずを虐った。
「ああっ…!」
いつもの改蔵と勝手が違っていた。普段なら彼はすずの教え通り
優しく、時に力強く女体を扱い、すずの快楽を引き出すようにしていた。
それが今日は、自分の欲望を剥き出しにしてすずにぶつけている。
戸惑いを覚えながらも、すずの身体から抵抗が消えていった。
284香水:03/07/19 17:25 ID:tuL5c5QP
「駄目よ、改蔵くん、…はぁっ!」
すずの下着に改蔵が指を侵入させた。彼女が身を捩って脱出する前に、目的地を探し当てる。
暖かくぬめったその場所に指を二本、すずの胎内に入り込んだ。
すずが脱がされたブラウスを握る。いつもの彼女なら、改蔵の衣服を流れるように脱がせ、
男にしては滑らかな肌を、踊るように摩っている筈だった。
痛みを和らげるべく、すずが蜜を滲ませる。蜜は内に溜まっては指で掻き出され、
改蔵によって秘所に塗りたくられる。すずの潤滑液を塗る改蔵の手が、偶然敏感な突起に触れた。
刺激に声を上げるすず。改蔵は陰核を刺激しつつ、自分勝手な愛撫を繰り返した。
「こんな、こんな乱暴にしても感じるのかよ、すずっ!」
「改蔵くん、お願いだから…」
止めて、と言う前に改蔵はすずから指を引き抜き、すずの口内に捻じ込んだ。
口の中で蠢く改蔵の指とすずの舌が触れ合い、すずは自分の蜜を味わう事となる。
すずは改蔵が自分の中で動くような錯覚に囚われ、思わず腰がくねってしまう。
その様子を他人事のように見ていた改蔵だったが、薄布に覆われたすずの大切な部分を
残った片手で露わにする。蜜に濡れた花弁を開く。
「んんっ、んーんん、んっ…!」
すずが抗議をしているようだったが、それが形だけのものである事は明らかだ。
現にすずの両脚は改蔵の蹂躙にも関わらず閉じられていない。改蔵は指で再びすずとの
結合を果たし、存在自体が自己主張しているような彼女の胸に貪りつく。
花の芳香が彼の鼻腔をくすぐり、改蔵は嬰児のように乳房を吸い上げる。
唾液、愛液の立てる水音と、それらを吸い込む音が狭い部室に響いた。
改蔵の為すが侭になっていたすずだったが、彼女は手を伸ばすと改蔵の股間に触れ、
屹立した改蔵の分身が放つ熱を布地越しに感じ取った。
ファスナーを開け、改蔵の想いを溜め込んだ熱い分身を取り出す。
先程から改蔵に翻弄され続け、改蔵を手で優しく包み込む事が精一杯だった。
改蔵はそんなすずの手を自分の腰で床に叩き付け、抽送する。
手を彼女の膣に見立て、彼女を汚そうとせんばかりに…
285香水:03/07/19 17:26 ID:tuL5c5QP
すずの奥深くを、何かが融かし出した。嬌声を上げる事も叶わず彼女は増大する
快楽に打ちのめされ、やがてぐったりとなった。
ほぼ同時に改蔵も達する。すずの細くたおやかな手が、指が、彼の放った精に染まる。
改蔵はすぐさま彼女の手から脱出し、桜桃のような胸の突起を上下させて
荒い息をつくすずの上にまたがった。そして白濁液に塗れたままの分身を
だらしなく開いたすずの花弁の奥へと進める。
熱を帯びた物が体を貫く感覚で、すずは正気を取り戻した。
「あっ…改蔵くん?」
真剣な眼差しの改蔵と目線を交差させる。
改蔵は一言だけ愛しい人の名を呟き、抽送を開始した。
「あ…ああっ」
先刻気を遣った彼女の身体は、改蔵に心地よい抵抗を与えつつ自らも再燃した。
すずの衣服はとうに剥ぎ取られ、彼女が拠り所とするものは改蔵の身体しかない。
自分の身体にしがみ付く前に、改蔵はすずの汚された手を取り、喘いでいる
彼女の眼前に突き出した。
その意思を察したすずが、自らの手を舐めて清める。改蔵は彼女の手を誘導し、
指の一本一本まで丁寧に口に含ませる。
「そう、いい娘だ。」
すずが唾液ごと嚥下した事を確認し、改蔵は再び口付け、彼女の口内を犯した。
少々生臭さが残っていたが、彼女から発散される芳香のお蔭で気にはならない。
すずの深淵に触れるように、改蔵の心を癒すように…
すずは改蔵を奥まで導かんと、二箇所で改蔵と繋がったまま無意識に膣を広げた。
「お前が、オレに色々と教えてくれた。例えば…」
改蔵はすずから口を離すと、体重を乗せてすずの奥を突き始めた。
改蔵が直に触れる快楽に、すずが大声で咽き出す。
激しく動きながら改蔵は話を続けた。
「この動きだ。…おかげで女には不自由していない、けどっ!」
286香水:03/07/19 17:27 ID:tuL5c5QP
―けど?
「…すずじゃなきゃ駄目なんだ!」
改蔵は自分の想いを届けんとばかりに、さらに動きを加速させる。
「すずっ、愛してる!」
そう言うと改蔵はすずを抱きかかえ、彼女の体重で胎奥を突いた。
やがて訪れる絶頂の予感は、すずを否応なく高めた。
―改蔵くん、私も…貴方が…
言葉にはならなかった。自分にはこれほど一途な恋愛は訪れないと思っていたから。
自分には、人を好きになる事など有り得ない筈だったから。
自分の性欲を人知れず慰めるだけの男だった改蔵くんに、私は惹かれている。
乱暴なのに、技も稚拙なのに、抱かれていてこれほど嬉しい思いをした事はない。
でもね、改蔵くん、貴方が本当に好きなのは…。
もうそれ以上考える事は出来なかった。快楽がすずの正常な意識を完全に眠らせ
彼女を目の前の絶頂を貪る雌へと変えていた。
改蔵は二人で達する為に、彼女を力強く味わっている。
意識が飛び、身体は痙攣する。
胎内で弾ける熱い濁流に、すずは意識を流された。
改蔵は彼女の胸に倒れこみ、絶頂の余韻とともに彼女の芳香を味わった。

「ねえ改蔵くん。」
事が終わり、着衣を直したすずが呼びかける。頬がまだ赤い。
振り返った改蔵に彼女は話を続けた。
「羽美ちゃんには…こんな事しないでね。」
何だそんな事かと鼻で笑う改蔵を、すずは真剣な眼差しで見据えた。
改蔵から笑いの表情が消える。
「そうじゃなくて、あの娘にはもっと優しく接してあげて。今日みたいじゃなく。」
改蔵に怒りが点った。
287香水:03/07/19 17:28 ID:tuL5c5QP
「どうしてオレが羽美なんかと…!」
すずは努めて冷静に話を進める。
「あの娘を愛してあげられるのは貴方だけよ。それに、あんな一途な娘、
 これから先貴方が出会えるかどうか分からないわ。
 分かって、あの娘が本気で貴方のこと好きだって気持ち。」
「それとこれとは、大体オレはすずの返事をまだ聞いてないぞ!」
すずは俯く。そして出来るだけ悲しむ人間の少ない、しかしすず自身は本意に沿わない
返事を愛する男性へと返した。
「羽美ちゃんの事、大事にしてあげてね…」
改蔵は憮然とした表情で部室を飛び出す。既に日は暮れており、月が顔を覗かせていた。
校門まで辿り着いて、改蔵はふと自分の腕を嗅いでみる。
先程まで愛し合っていたすずがそこに残っていた。

部室に残されたすずが帰り支度をしている。
上着を羽織り、鞄を持って部屋の電気を消す。鍵は自分で職員室に返した。
すずは床を眺めながら人気のない通路を歩いていった。
下駄箱から靴を取り出しながら呟く。
「素直じゃない、よね。ホントは羽美ちゃんの事一番好きなくせに…」
履き替えた靴に雫が数滴落ちる。
「やだ、改蔵くんなんてただの奴隷よ。私、改蔵くんなんて…」
すずはその場に崩れ、嗚咽した。

改蔵が主の表札を差し置いて「名取」と書かれた家に辿り着いた頃、
夜空には星が瞬いていた。
玄関を開けると、我が家の居候が新妻よろしく駆け寄ってくる。
もう風呂は済ませたようだ。
「お帰り、改蔵。」彼が帰って来て実に嬉しそうな表情だ。
288香水:03/07/19 17:28 ID:tuL5c5QP
「先にご飯食べなよ、改蔵のお風呂待ってたらご飯遅くなっちゃう。」
居候こと羽美がそう言った。普段とは違い、何所か色気を感じる。
すぐに理由が分かった。香水だ。
「お前、香水着けてるのか?」改蔵がそう言うと、羽美は恥ずかしそうに下を向いた。
自分の指先を弄りながら羽美が言う。
「そう、あなたのお母さんに貰ったの。」彼女は顔を上げ、注意深く改蔵の表情を窺う。
彼は困惑している様だった。
「…やっぱり似合わないよね、香水。ごめんね、変な事聞いて…」
一瞬羽美に対して劣情を抱いた、などと改蔵が言える訳がなかった。あわててフォローする。
「いや、良いんじゃないか。羽美に香水って。」
―まさか博士、いやすずが言っていた事が本当なんて、そんな事ある筈が―
改蔵は邪念を振り払うように玄関に上り、羽美を摺り抜けてリビングへと足早に向かう。
「おかしい。改蔵の様子がいつもと違う。」
その時改蔵に残っていた花のような芳香が、昼間の記憶とともに
羽美の嗅覚へと鋭く突き刺さった。

(終)
289名無しさん@ピンキー:03/07/19 17:33 ID:tuL5c5QP
どーも、一応完成です。改×すずの需要があったので書いてみました。
純情なすず様に抵抗を覚える方も多かろうと思いましたが、ご勘弁くだせえ。
それでは失礼。
290名無しさん@ピンキー:03/07/19 17:52 ID:tuL5c5QP
書き忘れ追記.
誰か他の組み合わせも書いてくれい。お願い
291あぼーん:あぼーん
あぼーん
292名無しさん@ピンキー:03/07/19 21:00 ID:BP0ues4O
(*≧∇≦)bグッ!
293名無しさん@ピンキー:03/07/20 21:50 ID:psNqSRAm
羽美ちゃんは柑橘系かな。
部長はフローラル系ですね。
(何を知った様な)
294名無しさん@ピンキー:03/07/21 01:43 ID:KkQ3CGbq
すず様の蜜に濡れた花弁!!!!!!!!!!
295うぐぅ、名無しさんだよ:03/07/21 02:30 ID:y1afrh7h
(;´Д`)ヨカータヨ
296229:03/07/21 17:12 ID:SR1h/Kgv
229です。

ちょっと長いの(といっても4分割くらいですが)を書いてみました。

今後はインタビューではありません。語り手は地丹です。相手は…

いっちょまえに題名をつけました。「記憶の断片」です。
297229「記憶の断片」その1:03/07/21 17:26 ID:SR1h/Kgv
「あいたたた…」
頭の痛さに目が覚めた。眼鏡がない。しかも僕は、床にじかに寝ているのだ。
「???ここはどこだ?僕は何をしていたんだ?」
眼鏡は足下にあった。見回すと、そこは科特部の部室だ。床には食べ物と飲み物
が散乱、得体の知れないものが煮詰まっている鍋。
「…そうか、夕べまた鍋パーティーをやったんだっけ…」
部長が持ち込んだお酒(のようなもの)のせいで、パーティーは乱痴気騒ぎに変
わったのだ。始めは部長、僕、羽美ちゃん、改蔵君の4人で始めたんだけど、い
つぞやの鍋奉行の人とか、しばらく見ていなかった山田さんのお父さんとか、覚
えていないけどその他にもいろんな人が途中参加して、食材や飲み物も持ち込ま
れ、飲めや歌えの大騒ぎになったのだ。そして…ええとそれからどうなったん
だっけ…。
「なんか心に霞がかかったみたい…うぷ、気持ち悪…」
ひょっとして息が酒臭いかも。今日も授業があるのに。「お酒じゃないんです。
あくまで、『のようなもの』なんです」で先生に通じるだろうか。まだ朝の6時
だ。他のみんなは一旦うちに帰ったんだろうか。やたら喉が渇く。手洗い場に行っ
て、蛇口から直接水を飲んだ。顔も洗う。と、背中の痛みに気が付いた。
「いててて…頭痛のせいで気が付かなかったけど、背中に傷があるみたいだな…
なんで背中なんかに傷が付くんだろ?」
と、突然、夕べの記憶が断片的に、しかし鮮明に復活し始めた。

女の子の細い腕が僕の背中にもがくようにしがみつき、爪を立てる…
汗をじっとりとかき、揺れる乳房を揉みしだき、何度も子宮を突き上げる…
すぐ傍の筈なのに、どこか遠くからのように聞こえる「いっちゃう」と叫ぶ声…
熱く、締め付け、柔らかく、ぬるっとしていて、まとわりつく粘膜…

「なんだ?何があったんだ、昨日僕は何をしたんだ?一体何をしたんだ!」
僕はパニックに陥っていた。なぜか僕の教室に行ってみて、当たり前だが何も手
がかりがないのでまた科特部の部室に戻ってきて、鍋の中を調べたり、パソコン
を立ち上げたり無意味な事をしてようやく落ち着き、ようやくゴミ箱を調べる事
を思い付いた。
ゴミ箱の中には、栗の花臭いティッシュが一杯入っていた。
298229「記憶の断片」その2:03/07/21 17:42 ID:Ez21I68B
ようやく記憶の断片がつながり出す。そうだ…夕べはほとんど、性の大狂乱宴会
になってしまったのだ。どうやら僕も、その衆人環視の中で、初体験をしてし
まったらしいのだ。

発端は、羽美ちゃんだった。お酒(のようなもの)のせいで羽美ちゃんの理性が
飛んでしまい、改蔵君との夜の関係をみんなにべらべらしゃべり出したのだ。二
人がいつの間にかそんな関係になっていたのを知らずびっくりしてたのは僕だけ
だったようで、他のみんなは当然といった感じで聞いていた。改蔵君自身が別に
止めようともせずに会話に加わっていた。どういうわけか話は二人はどんな体位
でどんなプレイをしているかという話題になってゆき、酔いで言葉での説明が難
しくなっていた改蔵君がそれならここで実際にやってみようかと言い出し、酔い
のまわった改蔵君と羽美ちゃんはズボンとパンツを下ろして…。
僕はあまりの刺激に興奮し混乱して酒(のようなもの)を大量摂取、そして…そ
して…。ええと…。
覚えているのは、
「えー地丹君って童貞なのぉー。」
と、下半身裸のままで言った、羽美ちゃんの蔑むような目線。
「知らないのか?こいつのアレは大きいんだぜ。まだ未使用だけどな。」
という、ティッシュで自分の出したものを拭いながらの改蔵君の台詞。
「あら、ちょっと触っただけなのに。さすがに敏感ね。でも、まだ何回でも出せ
るわよね。」
という、今度は上半身裸で胸から首筋を僕の精液で汚した部長の笑顔。
そして、誰かが
「じゃあ今度は地丹君に初体験をさせてあげよう」
と言い出した…。
相手は誰にすると言う声…「じゃあ私が立候補する」…そして、その子をみんな
にはやし立てられながら抱く…。
背中の傷は、僕が彼女をいかせた時に、彼女がつけたものだ。間違いない、僕自
身が射精をした瞬間、ほぼ同時に絶頂に達した彼女から、シャツの上から女の子
のものとは思えない強い力で食い込まされた爪の痛みを、確かに覚えている。夕
べの記憶の中で、最も鮮明で、最も忘れがたい、重要な断片。
299229「記憶の断片」その1:03/07/21 17:52 ID:Ez21I68B
しかし、その「彼女」がどっちなのか、どうしても思い出せないのだ。
部長なのか?それとも羽美ちゃんだったのか?

登校時間が来た。なんとか昨日の参加者からはっきりした情報を聞き出そうとし
たが、羽美ちゃんも改蔵君も部長も軒並み遅刻だ。
でも、彼女らが登校してきても、何をどうやって聞けばいいんだろう?
ちょっと聞く前に、状況証拠だけで事態を解決できないかやってみよう。改蔵君
とああゆう仲なんだから、僕の相手は羽美ちゃんではない…のか?いや、確か夕
べは改蔵君は部長ともしていた。羽美ちゃんがよくそれを許したと思う。なんと
なくだが、改蔵君と部長が全裸で愛し合いながらお互いに相手を先にいかせよう
としているのを、すっかり出来上がった羽美ちゃんがニコニコしながら「どっち
もがんばれー」と応援していたような記憶も残っている。どうも常識では考えら
れないことばかり、昨日は起きたようだ。だめだ、やっぱり、通常のつじつまの
あわせ方ではどうしようもない。
二時間目の休み時間に羽美ちゃんが登校して来た。
「あー、まだ眠い。腰痛い。頭痛い。」
「ねえ、羽美ちゃん、あのさ…」
「あーおはよ地丹君、丈夫ねぇ。夕べは意外と良かったわよ。」
「へ?」
「眼鏡外した顔の事よ。美少年よね。それにあんなおっきなモノつけて。分不相
応だわ。」
「あのさ、それって、どう言う意味?ひょっとして、羽美ちゃん、僕の事…」
「何の話?ごめん私ちょっとトイレいかなくちゃ。」
トイレから戻ったら聞こうと思ったら、授業が始まってしまった。いいや、次の
休み時間に聞こう。
次の休み時間になった。そしたら、羽美ちゃんは今度は遅れてやってきた改蔵君
と夕べの事でけんかを始めた。今になって、改蔵君が部長ともしていた事が気に
入らなく思えてきたらしい。といってもその事実を知らない人が聞いたらなんで
喧嘩しているか分からない会話だったが。とりあえず聞ける雰囲気じゃないの
で、僕は下の階に降り、部長を探しに行った。三年生のクラスは全部校舎の1階
にあるのだ。彼女を探し出すのには少し苦労した。
300229「記憶の断片」その4:03/07/21 18:02 ID:Ez21I68B
「あ、部長。」
「おはよう。なあに地丹君。夕べは頑張ったわね。初体験の感想はどう?」
「あの、あのですね、その事なんですけど。僕はですね、そのですね、あのです
ね。」
「何よ。落ち着いてしゃべって。良く分からないわ。」
「つまりですね、僕は一体、つまりですね。」
どうにも困った。僕は夕べの相手を覚えていない。しかし、それを言うと、もし
話している女の子が当の本人だった場合、彼女は怒るだろう。ひょっとしたら傷
付くかもしれない。だからどうしても遠回しな聞き方になるのだ。
「つまりですね、立候補がですね、僕とですね、何と言うか、背中にですね。」
「どうも地丹君二日酔いで朦朧としてるみたいね。もっとしゃきっとしてから、
もう一度聞きにきて。」
どうしよう。また羽美ちゃんを捕まえて聞いても同じ事だろう。

体つきと感触は覚えているのだ。科特部の備品の収納式ベッド(なんでそんなも
のがあるのか知らない)に横たわったその女の子は完全な全裸だ。僕はそれを覆
い被さってつぶさに見たのだ。少し幼さを残した腰つき、しかし大きめなオッパ
イ。オッパイに比べると少し小振りなきれいなピンク色の乳首が二つ。意外と肉
付きのいい太腿。申し訳程度にしか生えていない陰毛。そして僕の愛撫に濡れて
液の溢れ出したアソコ。抱きしめると、驚くほど柔らかく、しかししなやかで、
そして熱い身体。アソコの中はそれよりさらに熱く、僕が彼女の膣内に射精しだ
すと同時に、背中に爪を立て身体を反り返らせるように硬直しながら、僕のソレ
を根元から搾り取るように締め付ける…。
なのに、その子の首から上がどう言う訳か記憶にないのだ。思い出せずに残され
た、記憶の断片の最後の一個。一番簡単なのは、二人を裸にして記憶とどちらに
一致しているか調べる事なのだが…ってどこが簡単なんだよ。一番難しいじゃな
いか。
301229「記憶の断片」その5:03/07/21 18:35 ID:KqRR9gf6
改蔵君に聞こうか。でも、僕には彼がどう答えるか、予想が付くのだ。
「まあ、2か月もすれば分かるだろ。」
「どう言う意味さ?」
「お前中出ししただろ。あとは、わかるな?」
多分こんなもんだろう。

今、僕は途方に暮れながら、三年生クラスのある1階から二年生クラスの2階へ
階段を昇って戻りつつある。ふっと心にこんな考えが浮かぶ。
(ひょっとして、全部僕の妄想なんじゃないだろうか?酒(のようなもの)の見
せた夢なんじゃないか?羽美ちゃんや部長のさっきのセリフには、大した意味は
無いのでは。あるいは鍋に何か幻覚キノコでも…?)
でも、それだと、この「背中の傷」の説明が付かない…。
と、誰かが階段を駆け昇りつつ僕を追い越す。
「よっ、地丹君、おはよっ!」
追い越しながら、彼女は僕の背中をパシッ、と叩いた。亜留美ちゃんだ。
「痛っ!」
僕は思わず叫んだ。例の傷だ。
「あっ!ごめん、大丈夫?」
亜留美ちゃんはびっくりしていた。そりゃそうだろう。彼女に聞かれたら、なんて
説明すればいいんだ…。
「それ、夕べ私が付けた傷だよね?痛かった?ごめんね。」
僕がその言葉の意味をのみこむ前に、彼女は言葉を継いだ。顔が赤い。
「だって、すっごく気持ち良かったんだもん。地丹君も気持ち良かったんだし、許
してね。でね、また来週、鍋パーティーするんだって。今度は私、最初から参加し
ようと思うの。」
記憶の最後の断片が、収まるべき位置に収まるのを感じた。彼女はにっこり微笑む
と、僕の唇にキスをし、階段を駆け昇り、昇りきった所で振り向いた。制服のミニ
スカートがひるがえり、夕べのとは違う白い木綿のパンツが見える。そして他に誰
もいないのを確認して言う。

「こんども、いっぱいエッチしようね。約束だよっ。」    ー完ー
302ゆめゆめ@ものかき:03/07/21 20:01 ID:lAKwlBQQ
おお、地丹なのにハッピーエンド!w
グッジョブです。
(・∀・)つ且 お茶ドゾー
303名無しさん@ピンキー:03/07/21 22:30 ID:sTJBG5oN
ハッピーエンドもいいですな。
地丹がうらやますい…
304名無しさん@ピンキー:03/07/21 22:58 ID:mr9zFbmY
>>296-301
貴方、かなり腕が立つな。
表現が素直だ。そのまま、ありきたりという意味では断じてない。
簡潔にしかし自然に表現できてる、っちゅう事だ。
地丹のハッピーエンドという発想が素晴らしい。
あと、キャラの使い方に作品読み込んでる形跡がありますな。
305彼と彼女の事情 1:03/07/22 02:31 ID:fDMC+fAh
初挑戦の改蔵×羽美です。
>>229を見たら書きたくなってしまった。
便乗、スマソ。


「改蔵……お願い……」

今夜も羽美は俺のベッドに潜り込み、おねだりをしてくる。
ぎこちないがならも、精一杯の媚態を見せて俺に抱いてくれとせがむ。
「まずはどうすればいいのか……わかるだろ?」
そう問い掛けると、羽美は顔を赤くしながらもおずおずと俺の股間に手を伸ばした。
パジャマの下をトランクスごとずり下げて、もう元気になっている気の早い俺の息子を前に
更に顔を赤くする。
どうやら、まだ慣れないらしい。
それでも意を決したようにギュッと目を閉じると、恐る恐るといったカンジで舌を俺の息子に
伸ばしていった。
「早くしろよ」
「…むぅっ!」
別に焦れてた訳じゃないけど、ねだっていたくせに羞恥に震える羽美が可愛くて、つい意地
悪をしたくなる。
強引に頭を引き寄せて、その小さな口に俺のをねじこんだ。
「ぐ…うぅ…」
羽美が涙目で俺を上目遣いに睨んでくるけど、気付かない振りで優しく笑ってやる。
「ちゃんと、舌使えよ…」
囁くと、羽美は諦めたように目を閉じて舌をねっとりと俺の息子に絡め、擦り上げてきた。
うーー、たまんねぇ。
羽美のぎこちない技巧はまだまだだけど、俺の幼馴染が必死になって俺に奉仕するのを
眺めるのは中々に気分がいい。
その長い髪が顔の表情を隠すのを、手を伸ばして髪を掻き上げて、切なげに眉を寄せる
表情をじっくりと眺めてやる。
306彼と彼女の事情2:03/07/22 03:06 ID:fDMC+fAh

「…ハァ・…あ…んまり、見ないでぇ……」
つくづくと眺めていると、その視線に耐え切れなくなったのか俺の息子を口から抜き出して
顔を伏せてしまう。
「おいおい、誰が止めてもいいって言ったかよ」
「だって……」
「見られたくないんだったら、サッサと俺をイカせてみせればいいだろ」
素っ気なく言うと、羽美は俺を恨めしげに睨んできたけど、結局あきらめたように顔を伏せて
俺の息子を口に含んだ。
どうやらムキになって俺をイカせようと思ったらしく、裏筋を舐め上げたり、先のくびれた部
分をチロチロと舌の先端で刺激したりと忙しい。
う…っ、そろそろヤバいかも…。
実は簡単にはイカされないように30分ほど前にトイレで抜いてきたのだけど、それでもコレ
はかなりキク。
俺は自分の気を逸らすために羽美に悪戯を仕掛けた。
「…ん…ひゃぅっ!!」
足を伸ばして下着越しに羽美の秘部を足の指で嬲る。
そこはもう湿っていて、親指がそこを擦るたびニチャニチャといやらしい音が密やかに聞こ
えてくる。
手の指ほど繊細な動きが出来るはずはなく、ぎこちない動きの足の指に乱暴に掻き回され、
敏感な陰核を刺激される度に腰が大きく揺れ動いた。
「…ひゃら……らめぇ……」
俺の息子を口に含んだまま、羽美は大きく喘いで抗議の声をあげる。
「も……やらぁ……」
耐え切れなくなったのか、大粒の涙が頬を流れ落ちる。
それでも俺の息子から口を離さないのは上出来だ。必死になって舌を絡めている。
「…なぁ、羽美。どうして欲しい?」
俺自身、耐え切れないところまできているが、平静を装って羽美に囁きかける。
手を伸ばして羽美の頬の涙の跡を拭ってやると、羽美は俺の息子から口を離して縋るよう
にその手を掴んだ。
迷子の幼い子供がようやく迎えに来た親に縋りつくように…――
307名無しさん@ピンキー:03/07/22 03:41 ID:fDMC+fAh
「カイゾー……欲しいのぉ……」
唾液と俺ので濡れた唇が淫猥に動く。
「ちょうだいよ……ねぇ・・・」
腰の奥にズンとした重い衝動が疼いて、耐え切れなくて羽美の細い身体を抱き寄せる。
無造作に下着を剥ぎ取ると、その熱く濡れてる秘部に乱暴に俺のモノを突きたてた。
「あ…ッ、あぁぁーーっ!!」
羽美の中は熱くて、俺をきつく締め付けた。
待っていたのだと、俺を喜んで受け入れているのだと、蜜に溢れたソコは俺に伝えてくる。
「あ・・・っ、あん・・・カイ・・ゾ・・・」
白い腕が俺の首に絡みついて、きつく抱き締めて欲しいと訴える。
俺はそれに応えて羽美の身体を抱き締めて、首筋や耳元に口付けを落とす。
羽美は熱い存在に早く突き上げて欲しいのか、焦れたように腰を蠢かしていたが、俺は
気付かず素振りで羽美の身体に愛撫を施した。
すぐにでも動かしたら、俺の息子が爆発しそうだったからさ。
「カイゾ・・・っ、はやくぅ・・・お願い・・・・・・」
早く絶頂を極めたくて涙混じりに訴えてくる羽美に、俺はようやく息子が幾分落ち着いたの
で笑いかけた。
「待たせたな」
「ん・・・」
そして力強く腰を使い始める。
「はっ・・・や・・・んっ、あ…っあっ・・・」
激しく突き上げる度に、羽美の口から艶っぽい嬌声が洩れ聞こえ始める。
いつも嫌味を言う口からは考えられないほど、ゾクゾクする官能的で可愛い声。
もっと聞きたくて、更に責める。
「も・・・や・だ・・・ッ、許し・・・、カイゾ・・・カイ・・・やぁぁ!!」
次第に声は切羽詰ったすすり泣きに変わり、絶頂へと押し上げられていく恐怖に羽美は
子供のようにしゃくり上げる。
感じて、怯えてる。羽美はまだ絶頂の感覚に慣れないのか、激しく感じている時に子供の
ように縋り付いてくる。
その様子が愛しくて、もっと感じさせたくて、俺は更に羽美を追い詰めた。
308彼と彼女の事情4:03/07/22 04:05 ID:fDMC+fAh
(前、タイトル入れ忘れてしまった)

「あっ、あっ、あぁぁぁーーーっ!!!」
羽美はどうやら絶頂に達したようだった。
きつく俺を締め付けて、細い肢体が小さく痙攣する。
俺は熱く絡み付いてくる羽美の胎内にしとどに全てを注ぎ込んだ。


羽美は俺の腕の中で疲れきったように眠っている。
まだ頬に涙の跡が残っていて、俺はそれをソッと拭ってやった。
安心しきったような寝顔。
つい最近まで、こんな羽美の寝顔を間近で見ることになるなんて思いもしなかったよな。
特に子供の頃なんて、散々、酷い目にあったしな。

そこまで思って、俺の口元を意識しない笑みが浮かんだ。
ようやく、手に入れたんだ。
俺の、わがままで手が掛かる幼馴染。
小さい頃、付いて回る俺に散々黒いことをやらかしたクセに、高校に入った途端、これまで
のことは『過去のこと』にしようとした。
友達は相変わらずいなかったけど、常識人を装って普通に溶け込もうと必死だった。
それが忌々しくて、許せなくて、ブチ壊してやった。
電波なことを口走って、無理やり引きずり込んで、羽美を周りから孤立させた。
また電波は伝染するのか知らないが、羽美の親父さんまで壊れてしまって羽美は帰るとこ
ろがなくなってしまった。
気が付けば、羽美の居場所は『科特部』と俺の傍だけ。
羽美は俺がいなくなれば、本当に一人ぼっちになってしまう。
だから、もう俺から離れられない。
離すつもりもないけどさ。

俺は散々苦労して手に入れた幼馴染を抱き締めて、大きなアクビを一つすると、ゆっくりと
満足の眠りについた・・・――
309彼と彼女の事情5:03/07/22 04:31 ID:fDMC+fAh
ある日の科特部・・・――

羽美が一枚のプリントを前に難しい顔をして悩んでいた。
「あら、どうしたの?眉間にしわ寄せて・・・」
すずにからかい気味に問い掛けられて、羽美は慌てて自分の眉間を隠す。
「もーー、真剣に悩んでいるんだから、からかわないで下さい!!」
「なーに?進路の紙?」
「はい。今週中までに書いて提出しなきゃいけないんだけど、ほら、ウチって今、あれで
しょ?だから、なんて書いていいのか、わからなくて・・・・・・」
困惑げに俯く羽美の家庭の事情に、すずは特に同情する素振りもなく無表情にプリント
を見下ろす。
「羽美ちゃんは進学したいの?」
「んーー、出来たら・・・だけど。でも奨学金貰えるほど頭良くないしなぁ」
ぼやく羽美にすずは意味ありげな笑みをその形のいい唇に浮かべた。
「進路が決まらなかったら、改蔵くんのお嫁さんになっちゃえば?」
「へ・・・?」
思いがけない台詞に羽美はキョトンとした後、あっさりと答えた。
「あ、それはないです」
「あら?」
思いがけない反応にすずは首を傾げる。
「あなたと改蔵くん、付き合ってるんじゃなかったの?」
「いや・・・まぁ、そうですけど。腐れ縁みたいなもんだし・・・・・・」
パッと顔が赤くなった羽美はゴニョゴニョと答えたが、すぐに強い瞳ですずを見返す。
「でも私、小さい頃からお嫁さんになるのが夢だったんです」
「だったら・・・」
「でも、改蔵のお母さん相手に姑イジメはできませんよぉ。負けちゃいますもん」
昔から苦手だし・・・・・と心の中で呟く。
「家事の合間のテレクラもダンナの食事に毒をちょっとづつ盛るのも改蔵相手だと難しそう
ですし・・・・・・」
ハァーと大きな溜め息をつく。
310彼と彼女の事情6:03/07/22 04:49 ID:fDMC+fAh
「だから私、高校を卒業したら合コンをしまくって、善良で騙され易い普通の人をゲットする
んです。そして子供の頃からの夢を叶えたいんです!!」
「・・・・・・そう、頑張ってね」
目を輝かせうっとりと夢を語る羽美にすずは無表情に相槌を打つ。
これは改蔵くんはまだまだ苦労しそうだな・・・と心の片隅で思ったが、その方が面白そうなの
で敢えて突っ込もうとは思わない。
うっとりと夢に浸る羽美に背を向けて、すずはPCに向かった。

一方、科特部の部室の外でたまたま羽美とすずの会話を漏れ聞いていた改蔵は呆然と
立ち尽くしていた。
手に入れたと思っていた存在は、どうやらまだ腕の中に収まる気はないらしい。
「フ・・・、フッフッフッ」
喉の奥から笑いが込み上げてくる。
こうなったら徹底的に追い詰めてやる。誰にも羽美には近付かせない。
いや、むしろ近付く気さえ起させない。
羽美の周りに誰もいなくなって、その瞳が俺しか映さなくなるように・・・――

乱暴に科特部のドアを開けると、羽美が夢見心地から醒めた眼差しで俺を見てぱぁっと
花が綻ぶように微笑った。
くそっ、やっぱり可愛い!
「改蔵、遅かったわね」
「あぁ」
素っ気なく応えて顔を背けると部長と目が合った。
部長の目が意味ありげにスゥッと細められて、その唇が「がんばってね」と声もなく形作られる。
どうやら部長にはお見通しらしい。
俺は更に不機嫌になって、自分の椅子にどっかりと座り込むと、目の前で不思議そうに
俺を窺う羽美を見ながら、今夜はどうやって苛めようかとアレコレ考えていた。   《完》
311名無しさん@ピンキー:03/07/22 06:22 ID:ZDgl8/Pv
>305-310
面白かったよー。
最後も改蔵らしいオチで、自分はかなり好き。
何気に続きがあるんじゃないかと、思わせられる話だ。
つか、続きキボンヌщ(゚Д゚щ)
312名無しさん@ピンキー:03/07/22 06:44 ID:tj2A8wUU
おお、早起きは三文の徳って本当だな。
おもしろかったです。
313名無しさん@ピンキー:03/07/23 16:30 ID:RPBk2SG1
最近SSのレベルが高いな。
登場人物が少ない割によくネタがあるもんだ。
314305:03/07/23 21:54 ID:SZNacxP3
遅くなりましたが、感想ありがdです>311 312
今回の話は21巻のひな祭りの回を見て思いつきました。
あと、巻が進むごとに壊れていく羽美たんが不憫で・・・・・・(藁
続き、一応、地丹絡みで書きたいなーと思っています。
忘れた頃にアップすると思いますので、その時はどうか宜しくお願いします。
315昔懐かし吉野家コピペ:03/07/27 09:58 ID:0jb70pDT
そんな事より>1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、出会い系サイトで知り合った相手と会ったんです。自称女子高生。
そしたらなんかセーラー服着てるだけで無理やり若作りしてるのバレバレなんです。
で、よく聞いたら20代後半で、確かにちょっとサバ読んでるわ、とか言ってるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、セーラー服着たからって普段来てない出会い系サイトに来てんじゃねーよ、ボケが。
20代後半だよ、もう30間近。
なんかスタミナドリンクとか飲んでるし。歳ごまかして援助交際か。おめでてーな。
よーし先生ラブホでご宿泊しちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前な、南国アイス全巻やるから普通の服に着替えろと。
出会い系ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
はじめて出会った男と女がいつネット実名公開してしまってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。嫁き遅れは、すっこんでろ。
で、仕方なく朝まで3発やったかと思ったら、その女が、だって読者が望んでるんですもの、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、大義名分なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、読者が望んでる、だ。
お前は本当に読者の希望をかなえたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、理由になってない大義名分を言いたいだけちゃうんかと。
出会い系通の俺から言わせてもらえば今、出会い系通の間での最新流行はやっぱり、 女教師相手、これだね。
女教師相手に中出し。これが通の付き合い方。
女教師ってのは背徳感が多めに入ってる。そん代わり清純さが少なめ。これ。
で、それに妊娠させる。これ最強。
しかしこれを実行すると次から当の本人にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、>1は、2ちゃんでエロパロスレでも見てなさいってこった。
316名無しさん@ピンキー:03/07/27 10:21 ID:jFaPTuxk
よし子先生・゚・(ノД`)・゚・。
317名無しさん@ピンキー:03/07/27 18:15 ID:suM+l9Jk
「ふーん、羽美ちゃんとは生でしてるんだ。
 私とはゴム付きでやってるけど。
 そんなに生がいいなら来週あたり安全だからやってもいいけど…」
某名の無いクラスメート(房毛・倫)談
318229:03/08/01 18:51 ID:uDa9u3B8
性懲りもなく229です。

改蔵×すずを書いてみました。
エピソード的には、20巻のイブの話と元旦の話の間に来る話です。

おそらく全8分割。では以下に載せます。
319おんなのこのあつかいかた:1:03/08/01 18:52 ID:uDa9u3B8
さて、何から書きはじめようか。
これがUNIXコンピュータの2038年問題とか、来るべき惑星大直列とか、宇宙人と心霊写真の
相関関係とかに関する執筆依頼だったらいくらでも文章が思い浮かぶのだが、「初体験の状況を書け」
という話なので、ちょっと難しい。もう結構前の出来事だし、その後に起きた二人目との体験と密接
に繋がっていて、本当はこっちだけ書くのは片手落ちなのだが…。
まあ、出来が良ければ、エリア51への無料招待券が貰えるとの事なので、頑張ってみよう。
とりあえず、初体験の相手とその日最初の会話を交わした所から書き出そうか。

「あら、今日は羽美ちゃんと一緒じゃないの?」
「あ、博士。たいした事じゃないんです。またいろいろと。あいつ先に帰っちゃいまして。」
「あらどうして?改蔵君がまた何か妙な事言ったんじゃないの?」
この「博士」、つまりわが科特部の部長こそが俺の最初の相手だった人だ。
西暦2002年12月25日の出来事であった。
とらうま校は公立高校なので、その日はちょうど2学期の終業日で授業は無く、下校時間でもまだ昼
だった。
並んで歩きながら会話する。
「いや、夕べの事でまだもめてるんです。」
「クリスマス・イブに複数の女の子に予約を入れてりゃそりゃ怒るわよ。」
「しかし、当日のキャンセルは効きませんので…」

ちょうど昼飯時だ。二人でハンバーガー屋に入る。
いつの間にか会話は昨日の話から普段の俺と羽美の関係の話に移っていた。
「…しかし、電波入ってる女と一緒にいると大変なんですよ。会話してても妙な部分で振り回された
りして。」
「振り回されるって、例えば?」
「例えば…言おうとした本筋でない所に怒って食ってかかるとか。特に考えなしに言った言葉に妙に
反応して喜んで舞い上がるとか。それでいて、喜ばせようとして褒めた時に限って機嫌が悪かったり
とか。あ、あと、なんでもない会話のなんでもない部分に傷付いて突然泣き出したりとか…。」
320おんなのこのあつかいかた:2:03/08/01 18:53 ID:uDa9u3B8
この時、俺たちは二人用のテーブル席に向かい合わせて座っていた。博士は微妙な表情をした。飲ん
でいたLサイズのアイスレモンティーのストローから口を外し、ちょっと乾いた口調で言う。
「…それって別に羽美ちゃんが電波だからって訳じゃ…。」
「はい?」
それには答えずにトマトレタスバーガーを食べ終わると、博士は紙ナプキンで口を拭いた。ナプキン
に口紅がつく。つけているのか判らないくらいの自然な色の口紅だ。

「わかってないのね。」
口紅を引き直すと、すっ、と体を乗り出し、少し小首を傾げるようにして博士は俺の目を覗き込む。
まるで心の奥底まで見透かすようだ。不公平な事に、博士の目を覗き込んでも、彼女が何を考えてる
のかまるで見えてこない。
「改蔵君童貞?」
「は?」
「羽美ちゃんとエッチした事ないの?山田さんとは?他の女の子とは?」
ハンバーガー屋は昼過ぎの時間帯で混み合っている。席と席の間は腕一つ分くらいしかない。そんな
状況でさらっと凄い事を言う人だ。いつもの「最近この界隈で、ドジョウとウナギを間違える人が続
出」とか言う時と同じ口調だ。(例文に特に意味はない。)
「やっぱりないんだ、SEXの経験。」
黙っていたのを肯定と受け取ったようだ。まあ、当たっていたのだが。博士は思案顔だった。
今にして思えば、次の瞬間、博士の表情は新しい悪戯を思い付いた子供のように輝いた。しかし当時
の俺にはそんな事は判らない。
「要するに、あなたたちのトラブルの大半は、改蔵君が『女の子の本当の意味での扱い方』を身をも
って覚えれば、解決する事なのよね…。」
どういう意味だろうと思っていると、博士は俺の両手を包み込むように握り、微笑んで誘いかけてき
た。
「ねえ、改蔵君、今日…それを実体験してみようか?」
321おんなのこのあつかいかた:3:03/08/01 18:55 ID:uDa9u3B8
午後二時頃には、二人は某ホテルのスイートルームにいた。名前を言えばどこにあるか誰でも知って
る都心のホテルだ。
どうなっているのか、博士はフロントを介さずに直接エレベータに乗り、最上階のこの部屋まで俺を
連れて来た。途中で出会ったボーイは博士に深々とおじぎすらした。もちろん二人とも制服のままだ
ったが、誰も気にしないのも妙だ。いつも学校に持って行ってるバッグから、彼女は手慣れた仕草で
カードキーを取り出し部屋のドアを開けた。
「改蔵君、先にシャワー浴びていて。」
博士は部屋の電話機を操作している。シャワールームは豪華な風呂やトイレ(独立したビデまでつい
ている)とは別にきちんと個室になっていた。スイートの居間にはミニバーもある。
乱雑に服を脱いでシャワーを浴びる。体を洗い終えた頃、
「入っていい?」
と言って博士がシャワールームに入ってきた。
全裸だ。恥じらう様子はない。奇麗な白い肌、ヌードグラビアから抜け出してきたようなプロポーシ
ョン。ただグラビア等と違うのは、脱いだばかりの衣服の跡の生々しさだった。
「俺…出ましょうか?」
「いいのよ、一緒に浴びましょ。」
お湯をかけてあげる。博士の肌はきめが細かい。かけたお湯は、すぐに水滴になって弾かれた。熱い
シャワーに反応し、白い肌が紅く染まる。俺は下半身が勃ち上がって来たが、この状況では鎮める事
も隠す事もできなかった。

身体を洗い終えると、博士は俺と向き合う形で顔を近付けてきた。
シャワールームの壁に背中をもたれた俺の体に、彼女の体が密着する形になった。俺の胸に押し付け
られた豊満な乳房が、ムニュッとした感触でつぶれる。背中は壁で冷まされた水滴で少し冷たく、胸
はお湯で温められた博士の肌で少し熱い。亀頭が彼女の臍の上に押し付けられる。
つま先立ちになってさらに密着し顔を近付け、博士は俺の唇を奪った。口紅の味。
博士は両手で俺の頬を抱え込んでいる。二人は随分と長い間キスをし続けた。唇を離すと尋ねた。
「さすがにキスは初めてじゃないみたいね?」
「ええ、まあ。」
「誰と?」
「えーと、いろいろと。」
「こら。正直に言いなさい。」
博士は俺からキスの体験を聞き出しにかかった。その間も俺の首筋にキスをする。
322おんなのこのあつかいかた:4:03/08/01 18:57 ID:uDa9u3B8
尋問するように彼女は続ける。なんとなく逆らえない。
「羽美ちゃんとキスしたことないなんて言わせないわよ。もちろん唇同士でよ。」
「まあ、ありますけど…」
羽美とは小学生の頃から、10回以上のキスをしている事(ただし高校に入ってからは確か3回だ)。
山田さんとも2回キスしている事。その他、別なクラスメート、下級生、他の学校の娘…。初めての
キスは小学生の頃近所のお姉さん(中学生)とだった事。全て喋ってしまった。

博士はその尋問の間、俺の乳首にキスをし、次第に屈んであちこちにキスをし続けた。臍から腰骨、
そしてひざまづいて…。
「なかなかカッコいいね。」
というと、その「カッコいいもの」にキスをした。次いで口に含む。
換気が弱いのか、まだシャワールームには湯気がこもっている。ぬるぬるした感触。舌が絡み付く。
くちゅ…くちゅ…と、狭い室内に舐める音が聞こえ続けた。

暫くして、俺が爆発しそうになる。すると彼女は口を外した。まだ出させない気だ。立ち上がると、
俺の手を取り自分の胸に持って行く。
重く柔らかく弾力がある乳房。俺が嬉しそうに揉んでいるのを、彼女は微笑みながら見つめていた。
しばらく胸を触っていたかったが、揉んでいた俺の手を博士は今度は自分の股間に導いた。
「ほら、濡れてるよ…」
柔らかい肉のひだの間に指を滑り込ませる。シャワーのお湯ではない液体がじっとりと漏れ出してい
た。誘導されるまま中指を膣口から中に入れた。とても熱い。
博士は反対の手で俺のものをゆっくりとしごいていた。彼女の唇は俺の首筋から鎖骨のあたりにキス
を続ける。俺は右手で彼女の膣内をいじり、左腕は腰を抱きしめていた。石鹸の残り香が心地よい。

こうして抱きしめると博士は見た目より小さく、しなやかで、柔らかい。二人は立って密着したまま
互いを愛撫をし、俺は間もなく彼女の指使いで果てた。精液は博士の右手と右胸の下にべっとりと付
着した。博士自身はイカなかったが、俺が大量に出した事に満足そうだった。
323おんなのこのあつかいかた:5:03/08/01 19:00 ID:uDa9u3B8
バスタオルを巻いただけの姿で、小さいが凝った作りのクリスマスケーキとシャンパンの腹ごしらえ
をし終えた頃は、日の短い12月の事、そろそろ空は茜色に染まり始めていた。
カーテンを閉める。
「灯りどうする?じっくり体を見ながらエッチしたい?それとも、暗いままの方がムードが出るか
な?」
「ええ、まあ…明るいほうが。っていうかいいんですか?本当に。」
少し黄みがかった室内灯をつけると、博士は無言で体に巻いていたバスタオルをパサリと床に落とし
た。ほの暗い中ベッドサイドのスタンドのみの灯りに照らされ、その見事な肢体が強調される。その
まま俺の顔を見つめながら後ろ向きに歩いていき、キングサイズのダブルベッドに寝そべった。
「いらっしゃい。」
事そこに至って、躊躇するのは野暮と言うものだ。腰に巻いたタオルを近くのソファに投げ捨て、俺
は博士に覆いかぶさった。
「改蔵君の好きにしてみて…ただし、優しくね。」

俺は博士に口付けた。舌を入れてみる。思った通り、入れ返してくる。しばらくの間、絡め合わせる。
それから、頬から耳たぶ、首筋にキスをし、鎖骨から乳房の辺りにも吸い付く。乳首をしゃぶる。ピ
ンク色の大きめの乳首が硬くなっていた。
今ならもう少しそこで楽しむのだが、余裕のないその時の俺はすぐ唇を脇腹、下腹部へと這わせて行
って、最終的に顔を彼女の股間に移動した。

肉感のある太腿を押し開き、博士のアソコを観察する。
陰毛の生え際はきれいに手入れがなされていた。指で割れ目の両脇の肉を押し広げると、厚ぼったい
が素直な形の肉のひだがむき出しになる。彼女の口紅とほぼ同じ色だ。今時だから、女性器は裏物の
本やビデオでいくらでも見て知っていたが、「あれよりずっと綺麗だな」と思った。
「見とれてちゃ、駄目よ。女の子は見られてるだけなのは嫌いなものよ。」
せかされて俺は舌や指を使いそこを愛撫し始めた。
刺激されるたびに博士はぴく、ぴくと反応する。一度だけ「ちょっと痛い、もう少し優しくして」と
注文を付けてきたが、それ以外はなすがままだ。暫くすると、シャワー室で漏れ出していたのと同じ
熱い液が膣口からにじみ出し始めていた。
324おんなのこのあつかいかた:6:03/08/01 19:01 ID:uDa9u3B8
さてどうしよう、と俺は考えていた。次にする事と言えば一つしか思いつかないのだが…当時の俺は
まだ頃合いか分からずにいたのだ。
「どうしたの…もう入れたいでしょ?していいのよ。ああ、アレ?アレは引出しにあるわ。」
いそいそと引出しを捜し、避妊具を装着する。これの事は考えてなかったのだが。
「もうシャワーの時に一度出しちゃってるし、すぐは出ないかしら?今日私とはこの一回をイケばい
いよね。夜もある事だし。」
最後の言葉にちょっとだけ引っかかったが、それに気をかける前に彼女は言葉を継いだ。
「さあ、来て。途中までは教えてあげる。後は自分でがんばってね。」

博士は脚を広げて俺を受け入れる構えだ。濡れそぼった性器が良く見える。彼女が手を添えて誘導す
るのに従って挿入する…入り口はすでに濡れて柔らかくなっていて、すんなりと入っていった。博士
がぴくんと反応する。ぐっ、と腰を沈める。角度がちょっと違う、少し腰をずらし、もう一回…。
「あ、あふぅ…、あ、ああ」
口のそれとはまた違うヌメッとした感触が押し包んだ。狭いのに柔らかい。入れる途中でも微妙に膣
壁が蠢いている。挿入しきると、俺は彼女に密着した。博士は俺の背中に手を回してくる。
「ちょっと…重い…体重かけちゃ駄目…。」
そこまで頭が回らなかった。そういうものなのか。腕で自分の体を支えるようにした。
「あまりいきなり…強く突かないで…。そうそんな感じ…いいよ、よくなってきたわ…ああ、なんだ
かこれなら私もイケるかもしれない…。」

アドバイスに従っていると、しばらくしてだんだん調子が出てきた。結合部の出入りするぐちゅ、ぐ
ちゅという音が聞こえる。頑丈なベッドのスプリングが軋む音もする…他にはベッドサイドのアンテ
ィーク時計が時を刻む音だけ。外の世界は存在しないかのように静かで、全世界がこの部屋だけにな
ってしまったようだ
325おんなのこのあつかいかた:7:03/08/01 19:03 ID:uDa9u3B8
「もっと早く出ちゃうかと思ったのに…結構保つわね…あたしがイクまで持続できるかな?改蔵君の
コレ…硬くて凄くいいから自信持って…。」
小さく喘ぎながら博士が囁いた。意味のあるセリフで覚えているのはそれが最後だ。後はもう、取り
留めのない単語の羅列ばかりでほとんど思い出せない。
熱く湿った締め付けが続く。彼女の一番奥が俺の先端に当たっていた。俺は自分の考えで、体位を二
回変えた。深く突いてみたり、広く掻き回したり…。博士のアソコが俺を搾り取るような感じになっ
てきた。喘ぎ声のトーンが高くなる。冬だというのに、額に汗をじっとりとかいていた。
「あ…うっ、い、いい…よぉ…、もっと、もっと…。」
彼女をイキそうな状態に持っていく事に成功したのだ。
その時、俺は「女の子を扱う」ために必要な何かを掴んだような気がしていた…つもりであった。

それから数分あまり、射精せずに保ったのは、先にシャワー室で一度出していたのと、シャンパンの
アルコールのせいもあるのだろう。とは言っても大変な数分だった。もう出かかっているのに、博士
はもう少しで自分もイクからちょっと我慢して、と懇願しつづけたのだ。
いつも冷静で何事にも動じない博士が取り乱すのを見たのはこれが初めてだった。なんとなく、この
人はSEXの最中もシレッと平然としているんじゃないかと思っていたのだ。俺に必死でしがみつい
た博士がうわごとのように何かを言い続ける。今にも泣き出しそうな切羽詰った表情。

博士のアソコの締め付け方が変わってきた。痙攣するような感じ…俺にしがみつく腕に力が入る。俺
も今度こそ我慢ができない。博士の声が裏返る。
「ああ、もう、だめ、だめかも、だめえ」
それより早く、俺は全ての吐出を開始していた。迸る時の突き抜けるような快感。そしてついに彼女
も絶頂に達した。海老反るように硬直し、そのまま動けない…その間も俺は搾り取られ続ける。そし
て博士は急に全身すべての力が抜け、喘ぎ声だけが残った。
326おんなのこのあつかいかた:8:03/08/01 19:04 ID:uDa9u3B8
「…本当に初めてなの?…よかったよ…久しぶりだわ…。」
まだ涙声の博士が、ベッドの隣にごろんと横たわってようやく息が整ってきた俺に囁きかけた。
俺は魂が抜けきったような感じになっていた。彼女はしばらく俺の腕枕に甘えるように身を預けてい
たが、俺は応えてやる事ができなかった。
博士はやがて惚けていた俺の頬に軽くキスをすると、立ち上がってシャワールームに向かった。俺が
シャワーを浴びる気になったのは、博士が出て戻ってきて少し経ってからだった。
浴び終えてふと窓の外を見た。日はとっぷりと暮れて下界の夜景が美しい。眺めながら、今日はいつ
もと違う新しい1日だった…そう考えた。
そう。俺は「だった」と既に過去形で考えていた。その勘違いを、すぐ思い知ることになるのだが。

寝室に戻ると、博士はまだ裸のままだった。なぜか携帯のカメラ機能で俺のシャツと自分の制服を並
べて撮っている。
「改蔵君のシャツって、ボーダーのシャツなんだと思ってたら違うのね。」
「ガ…ガチャピンって言うなぁー!」
「そうは言ってないけど。」
博士は普通の時の彼女に戻っている。さっきまで目に涙をためて俺にしがみついていた女の子だとは
とても思えない。口を縛った使用済み避妊具も撮ると、博士はさっき撮ったシャツの画像と合わせて
メールでどこかに送った。

嫌な予感がした。
「…博士、それ、どこに送ったんですか?」
「羽美ちゃん。」
「へ?」
「今、改蔵君がシャワー浴びてる間にね、羽美ちゃんにメールしたのよ。『今改
蔵君とホテルにいます、改蔵君の童貞頂きました。』ってね。私が本気でイッちゃった事も含めて事細
かに。何か羽美ちゃん、信じてないみたいな返信を返してきたから、証拠の写真として送ったの。こ
れでも信じなかったら、全裸の私達のツーショットを送るしかないわね。」
めるめるめるめると、博士は次に送るべきメールの文章を打っていた。しかしそれは使われる事はな
かった。博士の携帯に新メールが着信したからだ。
博士はそれを読んで嬉々としている。博士が返信をしないでいると、どんどん連続してメールが送ら
れてきた。
「うふふ、改蔵君、羽美ちゃん事態を理解したみたいよ。」
327おんなのこのあつかいかた:9:03/08/01 19:05 ID:uDa9u3B8
じき、今度は俺の携帯に大量にメールが着信し出した。メールの題名がひどく混乱していた。本文も
恐ろしい事になっているというのは察しが付く。とても見る気になれない。通話の方まで鳴り出した
ので、慌てて電源を切った。
「な、なんでこんなこと…?」
「あら、言ったでしょ、忘れたの?今日は改蔵君には『女の子の本当の意味での扱い方』を身をもっ
て覚えてもらうって。これからそれをやってもらうの。」
博士はまだ全裸のまま、ベッドに腰掛けて頬杖をつき小首を傾げ、またこちらの瞳の奥を見透かすよ
うに見つめていた。

何となく今度は、博士の目の奥に、彼女が何を考えているかが見えたような気がした。
「さ、羽美ちゃんの所へ帰りなさい。そして彼女と元通り以上に仲良くなるの。今までのやり方で、
どうすればいいかわかったでしょ?そうね、今夜一晩じゃ、なだめ切れないかもしれないから、あさ
っておうちまで聞きに行くから結果を教えてね。その時、羽美ちゃんにもロストバージンの感想を聞
かなくちゃね。」
そして博士は最高の笑顔で微笑み、こう言ったのだ。

「クリスマスも過ぎて今年もこれで終りだわ。改蔵君、2003年元旦の0時0分0秒の瞬間は、関
係が進展した羽美ちゃんと、一緒にこたつでTVとみかんと雪見大福かなんかで迎えられるといいわ
ね。」

−完−
328名無しさん@ピンキー:03/08/01 23:04 ID:n9H5OkSN
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
勃っちゃいました。
329ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 05:24 ID:e3EGd7L5
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
330名無しさん@ピンキー:03/08/02 21:32 ID:iCQ1TuN/
(・∀・)<Good Job!!
331名無しさん@ピンキー:03/08/03 01:35 ID:wwPAXlz4
乙!最高です!
332名無しさん@ピンキー:03/08/03 14:29 ID:hBo4xTWZ
続きを書いて下さればパプワニューギニアのニオマコド面と
イースター島への片道切符を差し上げます。
エリア88四名様御招待とどちらがいい?
333229:03/08/05 21:15 ID:jJJtOQyW
>328,330,331,332
ありがとうございます。元気が出ます。

>332
続きって、改造x羽美の初Hですか?
構想はあるんですが、えらく長い話になりそうで(すずに言わせた通り、2晩
がかりの話になってしまう)私の手にはこのままでは負えません。
もし、短くできそうな算段がついたら何とかしてみます。
そのときは、332さんの文章を使わして頂くかもしれません。
334誤植:03/08/06 08:48 ID:zKSK0T3L
×「登頂部」→○「頭頂部」

ネタにしちゃ苦しいような。
やっぱマジ誤植ですかねえ
みなさんの意見は?
335名無しさん@ピンキー:03/08/06 09:02 ID:P0iP9/qD

ここ大量のモロ画像とモロ動画がある!
びっくり・・・・・
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5848/ero_03.html
336229:03/08/11 18:12 ID:q2xDtevW
229です。夏休みだからかな、人がいない…。

なんか最近文章がやたら浮かんできて、ストーリーを幾つも思いつくんですが、
こういう時の後は反動が来て、何にも思いつかない時期が続いたりします。

とりあえず、思いつくうちに形にしてしまおうと書きためたもののうち、何とか見せられそうな
ものを出したいと思います。

2作あるんですが、1作は長く、もう片方は短いです。短いほうは、「エロのないエロパロ」という
変なものです。

とりあえず、エッチシーンありの長いほうから載せます。おそらく9分割。
ちなみにもう1作は、可能であれば明日載せます。でもエロが無いから需要は無いかも。



おそらく今度の作品は解説が無いと設定状況が判らないと思いますので書きますと、

21巻9話で地丹が「姫事城」というホテルの幻を狸に見せられましたが、これがもし幻じゃなく
作品世界中で実在していたら(実際に4人が泊まっていたら)、どんな事件があったかと言う話です。

ホテル内の二つの部屋を視点が行ったり来たりしますので、読みづらいかもしれませんがご容赦を。
ちょっと詰め込みすぎたかな、という気もするんですが…。

前の作品で地丹には良い思いをさせてあげたので、今回は悲惨です(w。
その分改蔵と羽美がラブラブです。
あと、オチはありません。最後に出てくる狸は単なる雰囲気作りで、別に4人を化かしたわけではないです。

…まあ、今回の地丹みたいな目に会いたいと言う人もいるのかもしれませんが…。
337229:03/08/11 18:18 ID:q2xDtevW
SCENE #1 姫事城フロント:
「さーすずちゃーん、この部屋だよーっ。なんせ選択の余地無しだからねーっ。」
と、鼻息も荒く、地丹がすずを引っ張り込むようにSMの105号室に消えてゆくのを、改蔵と羽美は
あっけに取られて見送った。しばらくして顔を見合わせる。
「で?」
羽美が訊く。
「どうすんのよ。私達は。」
「選択の余地無し、だろ?」
「そうゆうことね…。まーいいけど。でも、SMはやーよ。」
見るとまだランプのついている部屋がいくつかあった。ごく普通の部屋と思しき302号室を選び、そ
こに入る事にした。キーを受取り、エレベータのボタンを押して待つ。
「今日は、声を出しても平気なんだね。」
羽美が改蔵に腕を絡める。
「いつもは口に手を当てて押し殺してたけど。」
ちょっとうきうきしている。エレベータのドアが開いた。

SCENE #2 105号室:
「ねーぇ、すずちゃーん。はやくはいっておいでよー。流しっこしよーよー。」
バスルームの中で入浴中の地丹が声を張り上げる。すずはしばらく何かごそごそしていたが、バスルー
ムの入り口に近づいて来て言った。
「ごめんね地丹君、私お風呂は入れないわ。だって」
と言いながらドアを開けて姿を見せる。
「こんなかっこしてるんだもの。」
すずはSMのボンデージ・ファッションに着替えていた。黒のビニールレザーで、金具があちこちにつ
いているものすごく露出度の高い衣装だ。どうやらこの部屋の備え付けらしい。
地丹は完全に舞い上がってしまった。風呂から上がってあわただしく身体を拭くと、バスタオルを腰に
巻くのもそこそこに飛び出てきた。きょえーっと叫びながら襲い掛かろうとするのをすずが制止する。
「こういう部屋に入ったんだもの、きちんとSMプレイしましょ。縄でも蝋燭でも好きなの使っていい
わよ。」
338229:03/08/11 18:20 ID:q2xDtevW
「縄!縄!縛ってやる。すずちゃんを縛ってやるぅー。縛って吊るしてやるぅーっ。」
地丹はきょーっきょっきょっと奇声をあげながら、丈夫そうなロープを壁の用具掛けから手に取った。
目が血走っている。すずは冷静で、薄いクッションの上に素直に座り込む。
「さ、縛っていいわよ。好きなだけ私を嬲ってね。」
横座りするすずのTバックのお尻がすごくエロティックだ。背中も革紐が2本交差しているだけで肌は
ほとんど露出している。地丹はすっかり興奮して、乱暴に縄ですずをぐるぐる巻きにした。
「なーにこれ?こんなんじゃ気持ちよくないわ。こういう時の縛り方知ってるの?」
地丹が知らないと言うと、備え付けの縛り方マニュアルを渡した。
「これやってみない?興奮するわよ。」
地丹はマニュアルを見ながら縛り始める。ところが当然これが上手くいかない。
「あれ?こうかな?違うな…こっちかな?なんかこんがらがってきたな…。」
「じれったいわねー。ほんとに大丈夫なの?いっそのこと、攻守交替しない?」
「その手は桑名の焼きハマグリだぞ!僕を縛ったら、そのまま放置プレイする気だろ?そうなんだろ?」
地丹がしゃーっと蛇の威嚇音を出しすずをにらみつける。さすがにこれは読まれていたか。

「じゃ、鞭でも使ってみる?」
「そう、そうだよ、それがあったよ!すずちゃんを叩いて泣かせてやるぅー!」
また地丹は興奮しだした。壁にかかった何種類もの鞭を物色しだす。一番太く長い、猛獣使いが使うよ
うな鞭を選んだ。
「ちょっと、地丹君、それ危なすぎるわ。その鞭は危険よ。」
「ひゃっひゃっひゃっ、そうさ、僕は危険な男だじぇぇーっ!」
と言って地丹は鞭を振るった。叩きつけるすごい音。
「うきぃぁあぁあぇあー!!」
「…あーあ、だから言ったのに。」
すずがしれっとして、のたうちまわる地丹を眺めている。
「素人にその鞭は使いこなせないわ。せいぜい、そんなふうに自分自身を叩くのがオチね。」
「ぐぐぐ、すずちゃーん…いたいよ…。」
「心配しないで。一箇所だけ叩かれたから痛みがきついの。」
すずは先が何本にも分かれた短い鞭を持って、にっこり微笑み地丹を見下ろしてにじり寄る。

「全身叩いてしまえば、またいつかみたいに『ただの赤い人』よ。」
339229:03/08/11 18:27 ID:q2xDtevW
SCENE #3 302号室:
改蔵と羽美はバスルームにいた。改蔵はすでにお湯に浸かっている。羽美はまだ備え付けのボディソー
プで身体を洗っている。
「そのバスタブ、悪趣味ねぇ。」
羽美は泡だらけだ。ふと目に付いた封の切っていない石鹸を取り上げ、その香りを確かめる。気に入れ
ば持ち帰るつもりらしい。
「でも、あっちの二人は今ごろ何してるのかしらねー。」
立ってシャワーで泡を流しながら羽美が言う。改蔵が自分の裸身を鑑賞しているのに気づき、恥ずかし
そうに微笑む。小ぶりだが感度のいい乳房。意外と毛深い恥丘。本人も少し気にしている腰のライン。
「ほんとにSMしてるのかしら?大体、地丹君はエッチの経験自体が無いんでしょ?」
羽美はバスタブに入る。改蔵に後から抱きかかえられるような体勢で彼の両脚の間に座り込む。羽美は
背中を改蔵の胸にもたれかからせ、改蔵は羽美の胸を揉み始めた。
「意外と男役と女役を入れ替えてやってたりしてな。」
「変態よ、そんなの。」
「SMの部屋に入った時点で変態だろう?」
髪をアップにして纏め上げた羽美のうなじにキスした。左胸を揉んでいた右手を彼女の股間に持ってゆ
き、お湯の中で敏感な部分を探り当てる。
「ま、すんなりと童貞を捨てることだけは無いな。博士に軽くあしらわれるだけだろ?」
「なんか…地丹君…かわいそ…あ…せっかく…あん…こういう所に…部長と…んっ…入れたのに…。」
「今ごろ博士に縛り上げられてるんじゃないかな?あいつ間違いなくMだしな。」
羽美は答えなかった。目を閉じて、快感に身を任せきっている。左手で勃起している乳首をつまんでみ
た。びくん、と身を強張らせる。改蔵は目の前にあった羽美の左の耳たぶをぱくりと咥えた。

SCENE #4 105号室:
地丹は「全身赤い人」になって泡を吹いている。すずは彼をてきぱきと縛り上げつつある。
「一時はどうなるかと思ったけどね。ま、やっぱり地丹君、詰めが甘いというかなんと言うか。」

意識の無い地丹をロープで縛り鎖で壁に繋ぎとめて、そのままごろんと床に寝かせておく。
「でもおかげで助かったわ。私、やってみたいことがあるの。そこでしばらくおとなしくしていてね。」
すずは部屋備え付けのビデオモニターをオンにすると、なにやら変則的な操作を開始した。
340229:03/08/11 18:28 ID:q2xDtevW
SCENE #5 302号室:
改蔵と羽美は風呂の中でのエッチを終えて(早っ!)、ソファでビデオを見ていた。二人ともバスローブ
姿だ。このホテルのビデオ(105号室にあったのと同じ)は各部屋のデッキやセンターのビデオサーバ
をLANと同軸ケーブルで結んだ結構なシステムになっている。でも、流れる番組は当然裏ビデオ。

改蔵はビールを飲みながら、羽美は同じビールの缶を持っているがほとんど口をつけずに、二人して食
い入るようにビデオモニターを観ている。画面の中では、挿入された結合部のアップがこれでもかと言
うくらい映されている。あふれ出る愛液が白く泡だって滴り落ちる。
羽美は落ちつかなそうに両脚をもぞもぞ動かして太腿を擦りあわせる。頬が紅い。
「裏ビデオって始めてみるけど、こういうのなのね…。」
画面は突然切り替わり、女優が男優のアレを音を立ててしゃぶっている(ストーリーは元々ない)。
「ほら、な?」
改蔵がすかさず言った。
「女の子はみんなあーゆー事をするんだよ。」
「何いってんのよ、これはビデオの中だからしてるんでしょー?」
「現実の女の子もするんだって。」
「やだもん。ぜっったいにやだもんっ。そんな変態行為。」
どうも羽美は改蔵のアレをしゃぶった事が無いらしい。真っ赤になって首を横に振る。二人とももう流
れているビデオのことは忘れて議論をはじめている。
「変態行為じゃないっつーの。普通の女の子もやってるんだって。」
「何でそんなこと言えるのよ。普通の女の子って、私の他に誰としたのよ。部長とそんなことしたの?」
「…なーんでそこで博士の話を蒸し返すかな。何回も謝っただろ。」
「あー否定しない!したんだ、部長と、そういうこと。ガチャピンのくせに。」
「ガチャピンっていうなあー!」
「へーんだ、何度でも言ってあげるわよ。ガチャピン、ガチャピン、ガーチャピーン。」
改蔵は羽美を追い掛け回す。ガチャピンと連呼しながら逃げる羽美を丸いベッドの上で捕まえ押し倒し
た。そのままベッドの上もつれあっているうち、二人ともまた変な気分になってきた。

唇を重ね、舌を絡めあう。バスローブをはだける。脚を擦り付け、腕を相手の背中に回す。ビデオが終
了しスピーカーから喘ぎ声が途切れても、302号室には別の喘ぎ声が聞こえつづけた。
341229:03/08/11 18:34 ID:q2xDtevW
SCENE #6 105号室:
地丹はようやく失神から目覚めた。どこかから女の子の嬌声が聞こえる。まだ体中痛い。
首を回すと、ビデオモニターが目に入った。画面はなにかAVらしき男女の絡みを映している。ぼんや
りと、このAV女優の声どっかで聞いた事があるな…と思ううち、それが羽美であることに気づいた。
「な…なんですかこれ?なんですかこれ?何で改蔵君たちがビデオに写ってるんです?てゆうか、あの
二人、ほんとにしちゃってるじゃないですか?」
「あら、この二人、結構前からこういう仲なのよ。知らなかったの?」
「しらなかった…ってゆうか、隠し撮りですか?」
「あら、ビデオカメラはどの部屋も標準装備よ。ほら、この部屋もね。常時動作中だとは思わないのよ
ね、普通は。」
「何でこの部屋からそれが見えるんですか?」
地丹は自分の自由が利かないことも気づいていない。

羽美が改蔵に激しく攻められて泣き声を出していた。あまり大きくないおっぱいがプルプル揺れる。地
丹は、身近なクラスメートが今現実にしている行為を目の当たりにして強く勃起していた。
「ここのビデオシステムを組んだのは私だからね。まあ一人でやったんじゃないけど。ちょっと、内緒
で隠し機能をつけておいたの。まさかこのシステムが納入されてるホテルの一つが、こんなところにあ
るとはさっきまで知らなかったんだけどね。」
画面の中では、今は羽美が上になって腰を使っている。
「あら、羽美ちゃん積極的ね。何とかこの二人のエッチを観察したいと思ってたのよ。」
また改蔵が上になった。今までとペースが違う。いよいよ終わりが近づいているらしい。
『だめぇえ…改蔵…私、もう駄目だよぉ…。』
モニターの中の羽美が泣きながら改蔵の名を呼びつづける。普段押し殺していた分、声が大きい。改蔵
の息が急激に荒くなり、動きがいっそう激しくなったかと思うと、唐突に止まった。
組み伏せられた羽美がピクッ、ビクッと動いている。しばらくそのままの状態が続く。羽美が安心した
ように満足そうなため息をついたのは十数秒後であった。

「あ。終わった…。録画は…正常ね。また始まるかもしれないから、今のうちにテープ替えなきゃ。」
すずは地丹の事を完全に忘れている。彼は可哀想に勃起したまま放置プレイであった。
342229:03/08/11 18:36 ID:q2xDtevW
SCENE #7 302号室:
羽美は改蔵の腕枕で快感を反芻していた。改蔵はぼんやりと天井を眺めていた。甘ったるい声で羽美が
囁く。
「ねーぇ、改蔵。」
「何だよ。」
「うふふ。なんでもなーい。」
「気持ち悪いな。」
羽美がさらに甘えようと体を擦り付けると、改蔵は起きてシャワーを浴びに行ってしまった。よく女性
誌に<Q:なんで男の人って、出しちゃうと急にそっけなくなるの?>っていうのが載ってるけど、あ
れって本当だなあと羽美は思う。
中に出されたものが流れ出てきたのでティッシュでふき取る。今日がちょうど安全日で良かった。のそ
のそ起き出すと化粧コーナーにある化粧品とか香水の小ビンを調べだす。これもいいのがあったら持っ
て帰るつもりなのだ。物色を終えると、テーブルにあったノートを開いた。

こういうホテルにはよくある、客が自由に書き込めるノートだ。前にこの部屋を訪れた客たちが、色と
りどりのペンでさまざまな文章をつづっている。羽美は少し考えると、ピンクのボールペンで次のよう
に書き出した:

   はーいv(^_^)ウーミンでーす(はあと)
   今日は彼(ラブラブ)ときてまーす。もう二回もHしちゃった(*^^*)キャ
   でも、実は私たち、駆け落ちしてきたんです。彼の両親が交際を認めてくれなくて(T_T)
   明日になったら、青木ヶ原の樹海に行って、心

「…お前、何書いてんだよ?」
「ああっ!改蔵、な、なんでもないの。あ、私、シャワー浴びてこなくちゃ。」
羽美はあわてて素っ裸のままシャワーを浴びに行った。改蔵は羽美の書き込みを見てため息をつく。そ
してその横にナスカの地上絵を描きだした。

ノートのそのページの余白を改蔵が地上絵で埋めきった頃、羽美がバスタオル姿で出てきた。どうやら
バスローブも持ち帰るつもりらしい。ベッドに横になってさっきのノートを読み始めた。改蔵は手荷物
から「モー」を取り出して読み出す。しばらくは無言で時が流れた。
343229:03/08/11 18:45 ID:q2xDtevW
そのうち、改蔵は座っているソファの位置からベッドの上の羽美の陰部が丸見えなのに気がついた。
羽美はさっきとは体勢を変え、向こうを向いて屈みこみノートを読みふけっている。バスタオルの短す
ぎる裾から、お尻が半分はみ出している。柔らかなその二つの盛り上がりの間の谷間に黒い茂みと共に、
二か所の綺麗な桜色の粘膜が覗いている。本人はそれに気づいていない。
改蔵にとって、これほどじっくりと羽美の秘所を観察するのは久しぶりだった。羽美がソコを大人しく
見せてくれることはまずない。毎晩のように身体を任せるようになった今でも、死ぬほど恥ずかしいの
だそうだ。一度明るいところで観察しようと脚を広げて無理やり見ようとしたら、顔を蹴られた。

しっとりと濡れた複雑な形状の淡い花びらのようなそれを見ているうち、改蔵は以前ほんの冗談で羽美
に裸エプロンをさせた時以来の激しい欲情がこみ上げてくるのを感じ始めていた。
(3回目だというのに、俺も元気だな…)と思いつつ、改蔵は背後から羽美に近づいた。

SCENE #8 105号室:
「あ、始まった。」
辛抱強くモニターを見ていたすずがすかさず録画を開始する。
「今度は改蔵君が積極的ね。羽美ちゃん戸惑ってるわ。ちょっとレイプみたい。」
「僕は放置かよ?こらーっすずーっ!蛇の生殺し状態で放置かよ?」
地丹がテンパってる。が、縄と鎖で二重に拘束されてほとんど動けない。バスタオルはすでに落ち、痛
いほど反り返ったアレが脈打っている。鎖がガシャガシャ音を立てる。
「ちょっと静かにしてね。いいところなんだから。なんか無いかな…あ、そうだ。あれあるかな?」
すずはがさごそとSMグッズの詰まった箱を探し、何かを見つけ出した。
「地丹君、これでちょっと我慢しててね。」
というと、地丹のアレにそれを装着した。いわゆる、電動のオナマシンとかの変種だ。
「な、なんですかこれ、なんでSMの部屋にこんなのが?あひゃぅ?ちょっと、スイッチ切って!」
悶絶する地丹をそのままに、すずはそのままモニターに戻った。
344229:03/08/11 18:46 ID:q2xDtevW
画面中では、羽美が改蔵に全身をキスされていた。そのキスはやがて一点に集中しだす。
『あ、だめ、そこだめ、改蔵、やだ、私そこはだめだってば、知って…るでしょ…そこ…だめ…。』
「あら、羽美ちゃんてばあんなところが性感帯なんだ。意外だわ。改蔵君に開発されたのね。」
『だ…めぇ…、いじ…わる…、やん、やぁ…ぁん、んふぅ…っくぅ…ぅ…っ…。』
そのまま羽美はイッてしまった。すずが無言になる。なんだか羨ましそうだ。改蔵は脚を無造作に開い
て挿入を開始する。羽美はすすり泣きながらされるままになっている。

地丹はその頃二度目の射精をして、さらにマシンに搾り取られつつあった。

SCENE #9 302号室:
もう夜中の4時を回っている。
さすがに3回目ともなると、改蔵はなかなか絶頂に達しなくなっていた。その間に羽美は2度イッてい
た。それでも改蔵は攻めるのを止めない。
更なる絶頂が近づいてくる。羽美は泣きながら喘いでいる。そのまま改蔵にしがみつき、何度も身をよ
じる。先に見ていた裏ビデオ同様、とめどなくあふれ出る愛液が白く泡立ってシーツにしみを作る。羽
美はもう何がなんだかわからなくなっていた。意味不明の言葉を何度も呟く。改蔵は久しぶりに完全に
乱れる羽美を見て満足だった。最近なんかお互い惰性っぽくやってたからな、と思う。
そして、改蔵もついに最後のものがこみ上げてくるのを感じていた。羽美をとてもいとおしいと思う。
もう声が涸れている羽美のか細い悲鳴にも似た声を聞きながら、その胎内に、改蔵は残っていたもの全
てを注ぎ込んだ。子宮の中に熱いものが送り込まれる感覚に反応し、羽美ももがくように改蔵の背中を
かきながら絶頂に達した。
全ては終わった。改蔵はぐったりと、彼女に全体重をかけて荒い息をしている。羽美はかなり長い間、
嗚咽を上げ続けた。
345229:03/08/11 18:55 ID:q2xDtevW
地丹はぼんやりとその声を聞いていた。何の感情もわかなかった。ビデオモニターの中では、改蔵と羽
美が疲れきった体を重ね合わせるように横になり、シーツを体に掛けた。302号室の灯かりは消え、
モニターは暗くなった。一分あまり二人が囁きあう声が聞こえたが、すぐ寝息に変わった。
バスルームの喘ぎ声が途切れ、しばらくするとさっぱりした表情のすずが裸のまま現れた。無言でベッ
ドに入り、明かりを消す。

地丹は朝まで放置されたままであった。
346229:03/08/11 18:57 ID:q2xDtevW
◎すみません345は失敗です・下が本当 by 229

やっと落ち着き改蔵が新しいビールを開けた時、羽美が心ここにあらずという感じでぼそっと呟いた。
「なんか途中で何回か意識が飛んじゃった…こんなの初めて…。本で読んだことはあったけど…。」
「気持ちよかったか?」
「…わかんない。変な気分…。」
改蔵は飲みかけのビールを羽美に渡した。羽美はぐっ、と3口ほど飲む。ようやく生気が戻ってきた。

SCENE #10 105号室:
「…いいな。なんか私もしたくなってきちゃった…。」
すずの顔が火照ったように紅い。そういえば地丹のことを忘れていた。彼で間に合わせようか…。
しかし地丹は空気の半分抜けた風船人形のようにへんなりとなっていた。
「あら。そういえばスイッチを入れっぱなしだったわ。ずいぶん出したみたいね。」
床に溢れ落ちた白い粘液をすずは他人事のように眺めた。地丹は虚脱状態だ。一応オフにしてあげる。

仕方無いかという顔ですずは衣装を脱ぐと、全裸で地丹の前を通り過ぎ、バスルームに向かう。地丹に
それは見えていたが、もう何も反応しなくなっていた。

バスルームからはくぐもった喘ぎ声が聞こえてきた。

地丹はぼんやりとその声を聞いていた。何の感情もわかなかった。ビデオモニターの中では、改蔵と羽
美が疲れきった体を重ね合わせるように横になり、シーツを体に掛けた。302号室の灯かりは消え、
モニターは暗くなった。一分あまり二人が囁きあう声が聞こえたが、すぐ寝息に変わった。
バスルームの喘ぎ声が途切れ、しばらくするとさっぱりした表情のすずが裸のまま現れた。無言でベッ
ドに入り、明かりを消す。

地丹は朝まで放置されたままであった。
347229:03/08/11 18:58 ID:q2xDtevW
CENE #11 姫事城フロントから外へ:
朝、携帯で連絡を取り合って、同じ時刻にフロントに4人は集まった。あまり寝ていないのに平気なの
はまだ若いからか。羽美のバッグはぱんぱんに膨らんでいる。
「羽美ちゃん何をそんなにお持ち帰りするのよ。」
「えへへへー。」
ホテルから出て夕べ歩いた道を逆にたどる。土砂崩れが復旧していることは確認済みだ。
「改蔵君腰痛そうね。」
「だって羽美の奴が…。」
羽美が真っ赤になって改蔵を小突く。
「あまり若いうちから腰を酷使するとよくないみたいよ。特に夕べの最後から3番めの体位は腰に…」
すずは言葉を飲み込んだ。二人に考える隙を与えずに別な話題を振る。
「あら羽美ちゃん、腕のそんなところにキスマークがあるわ。」
「えーわかっちゃいますー?ファンデ塗って隠したつもりなんですけど…。」
「良く見ると太腿にも…背中にも、あ、首筋にもあるわよ。」
「全く改蔵が悪んだからねっ。部長バンソウコウとか持ってません?」
しばらく立ち止まって羽美のキスマークをバンソウコウで誤魔化す。バンソウコウだらけになった。
「うふふふ。これじゃ、私達じゃなくて羽美ちゃんたちがSMの部屋に入ったみたいね。」
「あーもう、明日体育の授業があるのに−。みんなになんて言い訳しよ…。」
「誰も羽美の肌なんて関心持たないって。」
羽美が改蔵をぺしっと叩く。改蔵は気にせずすずに訊く。
「そういえば、博士たちは結局あの部屋で何したんです?何か面白いことありましたか?」
始めから、単なるSEXなどする筈はないと言う前提での質問だ。
「そうよ、地丹君上手く行ったの?ってゆうかさぁ、さっきからムスーッとしてるけど、その調子だと
あれかなぁ?」
「なんか狸にでも化かされたような表情だな。」
帰り道ずっと無言だった地丹は、ムスッとしたまま呟いた。
「…あれだったら、狸に化かされたほうが、ずっとましだったよ…。」
最近の狸は人を恐れない。歩いてゆく4人の背後で、狸の親子がのこのこと道を横切った。

−完−
348名無しさん@ピンキー:03/08/11 20:11 ID:SFkqDHz0
久々にキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
改蔵×羽美ラブラブ描写いいですね。
地丹哀れ…。
349名無しさん@ピンキー:03/08/11 21:20 ID:U2mjoua9
乙。何時読んでも勃起しそうないい作品だ。

何か話の繋がりをいつでもどこからでも展開できそうな
小道具が一杯仕掛けてあるな(一見何の意味もなさそうな)。

やっぱり滅茶苦茶上手い!
350名無しさん@ピンキー:03/08/11 23:46 ID:oKI0T8HD
いいねいいねー。

地丹かわいそすぎるYO!
351229:03/08/12 18:47 ID:8UcZvwNC
229です。>348-350 の皆さんありがとうございます。
「私…評価されちゃった!」と舞い上がる羽美ちゃんの気分がわかります。

ちょっと迷ったんですが、やっぱりエロの無いほうの作品(昨日、短いといった
ほうの作品)も載せます。もともと予定したことですので。
この作品で勃起できる人は、かなり想像力豊かだと思います。

迷った理由:
前作とはかなり趣が異なります。インパクト勝負で一気に書いたので話の筋も全体構成も荒削りです。
結末は本編や他作品と相容れませんが、別次元の話と思ってください。

この作品、直接のエッチシーンは無いですが、子供には読ませられないと言う類の下半身系の話です。
古い言葉でいえば、「艶笑話」系?。

ただし、人によっては、「怖い話」系に分類するかもしれません。特に経験者は…。

5分割です。
352改蔵パパによろしく:1:03/08/12 18:49 ID:8UcZvwNC
「ねえ改蔵君。私アレが来ないんだけど。」

昼休みの教室、その娘は、弁当を食べている俺のところに来てだしぬけに言った。
「どうしたらいいと思う?」
と言いながら首を少しかしげる。それにつれて、房毛の髪がふぁさっと揺れる。
「…アレって…。」
「生理よ。ね、どうしようか?」
俺はちらと羽美のほうを見る。箸をとめて、蛇のような目つきでこちらの様子を伺っている。
珍しく羽美と比較的親しい(あくまで「比較的」だが)クラスメートのこの娘が、羽美にわざと聞こえ
る声で喋っているのに理由があるのは明らかだ。
「羽美に聞こえるような声で喋っているということをクラス全体に知らせようとしている」と言ったほ
うが正しいのかもしれないが。それが意図することはいろいろありそうだ。宣戦布告。交際宣言。カン
パ要請。その他。
表情は特に俺を非難するようでもない。普通の相談事をしているっぽい、困っているが平静な態度。

彼女の生理が遅れていることに関しては…もちろん、身に覚えはいっぱいある。
「医者に、行ったら、どうかな?」
「行っても良いけど。検査して出来ちゃってたら?産んでいい?」
羽美はガタンと大きな音を立てて席を立つ。食べかけの弁当箱を持って教室を出た。おそらく屋上に行
くのだろう。教室がざわめきだす。何人かの女の子が、目に涙をためてこっちを見ている。…身に覚え
のある女の子達だ。

検査薬を持ってた娘がいたので、使わせてもらった。陰性。でも、6日遅れてる。どう判断するか…。
あくる日カンパが始まった。神崎さんがカンパ箱を持ってあちこち回る。
「ね、これこれこういうわけなんだけど…。カンパしてくんない?」
一日で結構集まった。この調子なら何とかなりそうだ。
とりあえず次の日医者に行くことになった。もちろん俺は付きそって行かなければならない。
353改蔵パパによろしく:2:03/08/12 18:49 ID:8UcZvwNC
よし子先生が体調を崩して休んでいたので、職員室まで別の先生に、その娘と二人して休みを貰いに行
くことにした。途中で羽美とすれ違った。女の子二人の視線が絡み合う。無言。
羽美が見えなくなった後、彼女がぼそっと呟いた。
「…羽美ちゃんに悪いことしたかな?」
妙に乾いた口調だ。もちろん彼女は俺が羽美とも肉体関係があるのは知っている。高みから見下ろした
余裕の同情。そんな考えが俺に浮かんだとき、彼女は急におなかを抱えてうずくまった。
「なんだ?羽美がなんかしかけたのか?」
額に脂汗をかいている。子宮外妊娠とか、あまり知識の無い色々な症状が思い浮かぶ。職員室に行く前
に、保健室に行かなければならなかった。
その日の担当は幸い女医だった。48歳。
「あの…まさか、命にかかわったりとか…」
診察を終えた保険医に俺は訊いた。ところが保険医ははぁ?という顔をして答えた。
「なにそれ?あれはね、単なる生理痛よ。生理痛。遅れたら重くなるタイプね。」
今度は俺がはぁ?という顔をする番だった。

あの娘が落ち込んだのは可哀想だが、俺としては一安心していたら、翌日の昼休みに別な娘が来た。
「勝センパイ、あたし、アレが遅れてるんですけどぉ…。」
結局、蛇のような目でそれを睨みつける女が、羽美一人から二人に増えただけだ。
そんなことがその日のうちに2件あった。週末までに7件になった。色々ややこしいことになってくる。

「とにかく改蔵君の所に行って『生理が遅れている』と宣言すれば、何か自分が改蔵君獲得レースで優
位に立てるんじゃないかっていう認識が、女の子達の間に確立しちゃったみたいね。」
最初の爆弾発言から8日経っていた。部室でげんなりしていると、博士がそう解説する。
「でも、身に覚えの無い子もいるんですよ。」
「真実はどうでもいいのよ。噂を広まらせるのが重要なの、こういうことはね。ま、地道に一件ずつ噂
の火を消していくしかないわね。」
354改蔵パパによろしく:3:03/08/12 18:50 ID:8UcZvwNC
地丹がいい気味だと言う表情で言う。
「身から出た錆って、こういうことを言うんですよね、部長。」
「おまえからは錆も鯖も出そうに無いがな。」
地丹がしゃーっと蛇の威嚇音のような声を上げる。と、羽美が部室に入ってきた。
部室内に緊張が走る。
羽美は、無言で入ってきて、無言でロッカーを探し、無言でバインダーを見つけて持ち去った。
緊張が解ける。地丹はくひひと笑いながら羽美の後を追いかけるように出て行った。
博士が尋ねた。
「改蔵君、羽美ちゃんにきちんとケアしてあげてるの?夜、エッチのほうは手を抜いたりしてない?」
「ていうか、最近はあいつ、俺が『しよう』って言っても拒否するんですよ。かれこれ一ヶ月。まあ、
俺の女関係に勘づいていたっぽいんですよね、そのころから。抗議のつもりなのかなあと。」
「…深刻ね。こりゃ時間かかるわよ。覚悟しといた方が良いわね。でも、キレたり逆上して実力行使に
出ないのは何故なのかしら。『本妻』としての余裕なのかな?」
「本妻って。実力行使はしてると思いますよ。最近帰りが早いのは、妊娠の話の出た女の子に呪いでも
かけてるんじゃないかって噂が…最初の娘だって、俺は一瞬、羽美がなんかしかけてきたのかと」
そこに地丹が急に戻ってきた。喜色満面だ。
「改蔵君。ぐふふ。よし子先生がお呼びですよ。例の件だそうで。いよいよ退学かなぁ?」

よし子先生は職員室ではなく進路指導室にいた。ここなら一対一で話が出来る。
「改蔵君、座って。」
「はあ。」
「いろいろ噂は聞いたわよ。妊娠騒動。あれどこまで本当なの?」
「一部本当なのもあるし、まるっきりのでまかせもありますよ。妊娠確定したのは一件もないです。」
「…そう。大変ね、改蔵君も。モテると面倒なことが多いのね…。」
机をとんとんとんと叩きながら彼女は窓を見ている。この癖は、なにか迷ってるときの彼女の癖だ。
「…でね、改蔵君…。大変な所、面倒を増やして申し訳ないんだけど…私も、アレが、遅れてるの。」
もちろん、身に覚えが、あったりするのだ。
355改蔵パパによろしく:4:03/08/12 18:51 ID:8UcZvwNC
俺はなぜかマーフィーの法則などを思い浮かべていた。
「ごめんね。カンパとか慰謝料とかじゃないのよ。教師が生徒にそんなこと要求しないわ。そうじゃな
いの、ただ、知っておいてもらいたいの…あと、医者に付いて来て欲しいんだけど。駄目かな?」
駄目も何も無いだろう。えらいことになったと思いながら、その日の放課後、皆に気づかれないように
とらうま町から遠く離れた病院の婦人科を訪ねた。
さしものよし子先生もこのときばかりはセーラー服は着ていかなかった。随分と長い待ち時間で、待合
の場所に男一人でいるのは大変目立ったが、やがて先生は検査を終えて出てきた。
「どうでした?」
俺は心配した。先生の表情が変なのだ。安堵でもなければ落胆でもない、怒りのようなの失望ような表
情。いったい何があったのか?重ねて訊くと、彼女は何かぼそぼそっと呟いた。
「…ですって。」
聞き取れなかった。
「はい?」
「更年期ですって。こ、う、ね、ん、き!」
先生がキレた。涙声になっている。両手を白くなるほど握り締めてプルプル震えている。
「藪医者!更年期って何よ!私、私…まだ26なのよ!そりゃ生活は荒れてるし、不摂生だけど…。」
こないだ27になったじゃないかという突っ込みはやめた。先生は俺に抱きついて泣き出した。
「あーん、くやしいー!もーやだー。ビールもパチンコも止めるー。だから私に若さを返してー!」
病院の待合室は、何事かと見物人で一杯になった。

二日後。今日は女の子とのトラブルもなく、平和な一日だった。羽美が学校を休んでるせいもあるが。
どうも羽美が今日学校を休んだのはサバトの儀式を行ってるせいだとの噂だ。困ったもんだ。
「それも原因は改蔵君。だいたい、私の予想を遥かに越えていたわ、改蔵君の『交際範囲』は。」
放課後、部室で博士が珍しく俺に長々と文句を言っている。
「それにさぁ。」
博士は急に顔を近づける。俺の目の奥をじっと見つめる。
「私とするときだけ、『必ず毎回』ゴムつけていたって、どういう事?」
文句の原因はそれか。たまたま、って言っても信じてくれないだろう。
356改蔵パパによろしく:5:03/08/12 18:52 ID:8UcZvwNC
「…さて、そろそろ帰るかな。羽美のサバトの儀式を止めないといけないし。」
俺は見え透いたごまかしをした。博士は判った上でそれ以上追求しない。大人だ。
「羽美ちゃんとちゃんと仲直りしなさいよ。後引くと、大変よ。」
「そーですね。わかってます。じゃ。」
俺は部室を出て、帰途につく。途中の道で、
「改蔵君、じゃーねー。」
と、自転車で追い抜ぬく影があった。後姿、房毛が風になびく。あれから彼女は俺と面と向かっては口
をきいていない。やはり気まずいのだろう。
よし子先生が駅前で待っていた。周りを見回して確認してから耳元で囁く。
「アレ、来たから。もう心配しないで。じゃね。」
セーラー服を翻してパタパタ駆けてゆく。なんか随分と若返ったようだ。

帰り道、なんか大変な10日間だったなーと考えた。結局、実際に妊娠していた女の子は一人もいなか
ったわけだが。でもトラブルは終息していない。一番気になるのは、今朝、羽美とうちの母親が何か俺
に秘密で相談していたことだ。二人共謀して、女の子達を呪い殺す式神符でも作ってるんじゃないか。
まさかサバトの儀式はあるまい…。

寄り道をしてからうちに帰った。母親が台所から顔を出す。
「おかえり。もう御飯よ、部屋に行くのは食べてからにしなさい。」
ダイニングには羽美がいた。式神符は作っていない。お帰りの挨拶もそこそこに話を切り出す。
「あのね、今日学校休んだのはね、病院と区役所に行ってきたせいなの。」
「病院?やっぱどっか悪いのか?」
「ううん、病気じゃないんだけど…ほら。」
というと、羽美は検査結果用紙と超音波写真を両手に持ちひらひらさせた。
「7週目、ですって。昔風に言えば、妊娠2ヶ月。」
ふと脇を見ると、区役所からの書類。その中に「母子健康手帳」の文字が。
わが母親が御飯を盛って食卓に並べ始める。赤飯だ。羽美は幸せそうに微笑み、俺の手を取る。

「これからもよろしくね、改蔵パパ。」 −完−
357名無しさん@ピンキー:03/08/12 23:06 ID:4Q2GfbUe
よし子先生がいい味出していると個人的におもたよ。

タイトルから改蔵のあの一言を思い出したぞ。
ブラックジャックといえば・・・・・よろしくってつければタイトルとして使っていいんです!!だったら「ワン○ースによろしく」とか、「サザ○さんによろしく」とか「ハリー・○ッター」によろしくとか、勝手に描いていいんですかね?
358名無しさん@ピンキー:03/08/13 00:40 ID:8S3031lW
おつかれさん。
「世にも奇妙な物語」みたいで面白かったぞ。
まあ確かにパラレルワールドだけど、1〜2巻読む限りでは
こんな展開もあったかもしれん。しかしそれにしても…

最近の改蔵、本編でのただれっぷりがかなり香ばしいぞ。
一応少年誌だろうが。
359名無しさん@ピンキー:03/08/13 01:52 ID:pKKVF5K1
いいですね。こういう話もありでしょう。
というか、昔の久米タンなら描いたかもしれない話ですな(褒め言葉です)。
360229:03/08/13 14:44 ID:Ae/TfnZF
>357-359

あーよかったー。ありがとうございます。こんどこそ非難を浴びるかと思いました。

毎回、載せる度に、けなされたらどうしよう、と胃が痛くなる思いなので、ほっとしてます。
小心者なので、始めの頃は、書き込んだらしばらくは見にくる勇気がありませんでした。

私事ですが、夏なので、しばらくインターネットのできない所へ帰省します。
帰ってきたら、一杯エッチなパロが書き込まれているのを楽しみにしています。私も普段はパロの
「消費者」ですので。

では。
361名無しさん@ピンキー:03/08/13 23:36 ID:6KSZ/Sky
しかし最終消費者はすず様な罠。
362山崎 渉:03/08/15 17:26 ID:7WSqfyM8
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
363名無しさん@ピンキー:03/08/21 12:24 ID:ID6poXNu
そろそろ保守。
364名無しさん@ピンキー:03/08/22 10:55 ID:IMu3QjI6
このスレでの羽美の待遇が原作と比較してあまりに良いので驚いた。
しかし、てっきり山田嬢あたりがもてはやされてると思ってたけど予想が外れた。
365名無しさん@ピンキー:03/08/28 18:52 ID:VMygtMjB
>364

ここだけではないのでは?
改蔵系お絵かき掲示板とか、本編巻末の「絵筆をぎゅっとね!」とか見ても、
羽美人気高いよ。
366名無しさん@ピンキー:03/08/31 14:15 ID:ZiTjj3fQ
最近ますます地丹ママとパート先のマッチョ男との不倫が脚光をあびている。
本編では 地丹ママ書置き残していなくなる(夫・息子2人・娘を残し)
→失踪後、マッチョとオープンカーでのデートを地丹に目撃される→海辺でデート
していたところを地丹に見つかり問い詰められる→いつのまにか家にもどっている
が、地丹が早く帰ってくると間男の痕跡が・・・・・

という展開だからこれをつかった地丹ママの不倫(一時失踪・同棲)SSを
きぼーん。
367名無しさん@ピンキー:03/08/31 20:43 ID:myz27F72
嫌われるキャラが居ないのがこのマンガの特徴のひとつとみた。
368229:03/09/01 18:12 ID:AidUtiEu
229です。帰ってきました。

>366
地丹母ものは、偶然今ちょっと考えてます。ご期待に反し、失踪も同棲もありませんが、一応エロです。
30行くらいの超小品ですので、今週末くらいには何とか。
それ以上のものは、私には今ちょっと無理です。他の方の降臨を待ちましょう。

それはそれとして、

あれからずっと、今度は山田さんネタで書こうと決めて頭を絞ってたのですが、これがなかなか難しく、
結局、下に載せるような作品になりました。

>364で「山田さんネタがない」と言う意見がありますが、少なくとも私が実際に書こうとした感じでは
山田さんはすごく動かしづらいキャラクターです。なかなか自分から動いてくれない。山田さんネタが
ない理由は、こんなところにあるんじゃないですかね。

と、言うわけで、「素の山田さん」をネタに書くのはあきらめまして、11巻第1話に出てくる、
「改蔵と幼馴染な、海の見える下宿屋の山田さん」のスペシャル設定で1本書きました。
「こんなの、山田さんじゃない!」という意見は重々承知していますが、こうにしか書けませんでした。

原作の意図に従い、もう、べったべたの「一つ屋根の下系ラブコメ」タッチを狙ってみました。後から
読んでみると、かなり恥ずかしい描写も多いです。赤面しながら読んでいただければ本望です。

なお、直接の挿入のシーンは、だいぶ後ろの方に数行あるだけです。しかも山田さんは痛がってるだけ
なので、あまり興奮は出来ないかと。
その分、非挿入系のエッチシーンを沢山入れてみたつもりですが、気に入っていただけるかどうかは…。

冒頭は、11巻第1話の出だしそのものです。これって著作権とか言われないだろうな。

いままでで最長、13分割の予定です。
369葵壱號館物語:1:03/09/01 18:15 ID:AidUtiEu
穏やかな入江に沿って東西に広がるとらうま町の市街地の、ほぼ真ん中辺りに高台がある。その南斜面、ふもとの市電「とらうま本町停車場」からちょうど50段ある長い石の階段を登りきった所に、わが家「葵壱號館」は建っている。
3階建ての本館の屋根の上の物干し場からは、晴れた日には街と海が遠くまで良く見える。日差しを浴びてきらめく海と家並みを眺め潮風を浴びていると、「あー生きていてよかったなー」という気分になれる。私は小さい頃からこの街が大好きだ。

それはそうと、改蔵だ。
「改蔵――、いいかげん起きなさいよ!」
私は声を張り上げながら改蔵の居る5号室にずかずか入り込む。案の定、改蔵は惰眠をむさぼっている。私の普通の声くらいでは起きない男だ。私は腰に手を当て顔を近づけ、さらに大声を張り上げて言う。
「今日は、大事な試合でしょっ。」
そいつはむにゃむにゃ言いながら頭を掻き、のそーっと起き出した。
「…うるせーなぁ、わかってるよ。」
一応私の言ったことは聞こえていたらしい。

私はこの下宿「葵壱號館」の大家の山田家の次女、改蔵は幼馴染で居候だ。大抵のばあい(これはうちに居候する前からなのだが)私が起こしに行くまでこいつは寝ているのだ。私は目覚まし時計代わりかっての。

もちろん、改蔵の事は、生まれた時からだいっ嫌いだ。

「あらあらまるで世話焼き女房ね。」
「そ、そんなんじゃないわよ!!…ぶ!?」
声の主、私が振り向いた先に居たお姉ちゃんは、寝巻き代わりの浴衣を着崩して派手なブラがほとんど見えるほど肩をはだけさせ、廊下の5号室の入り口脇をうろついている。この人も寝起きだ。
「お姉ちゃん、またそんなカッコでうろうろして!!」
「固いこと言わないの。」
370229:03/09/01 18:17 ID:AidUtiEu
すみません、改行がうまくいきませんでした。
もう一度最初から…
レスを無駄に使って申し訳ないです。
371葵壱號館物語:1:03/09/01 18:19 ID:AidUtiEu
穏やかな入江に沿って東西に広がるとらうま町の市街地の、ほぼ真ん中辺りに高台がある。その南斜面、
ふもとの市電「とらうま本町停車場」からちょうど50段ある長い石の階段を登りきった所に、わが家
「葵壱號館」は建っている。
3階建ての本館の屋根の上の物干し場からは、晴れた日には街と海が遠くまで良く見える。日差しを浴
びてきらめく海と家並みを眺め潮風を浴びていると、「あー生きていてよかったなー」という気分になれ
る。私は小さい頃からこの街が大好きだ。

それはそうと、改蔵だ。
「改蔵――、いいかげん起きなさいよ!」
私は声を張り上げながら改蔵の居る5号室にずかずか入り込む。案の定、改蔵は惰眠をむさぼっている。
私の普通の声くらいでは起きない男だ。私は腰に手を当て顔を近づけ、さらに大声を張り上げて言う。
「今日は、大事な試合でしょっ。」
そいつはむにゃむにゃ言いながら頭を掻き、のそーっと起き出した。
「…うるせーなぁ、わかってるよ。」
一応私の言ったことは聞こえていたらしい。

私はこの下宿「葵壱號館」の大家の山田家の次女、改蔵は幼馴染で居候だ。大抵のばあい(これはうち
に居候する前からなのだが)私が起こしに行くまでこいつは寝ているのだ。私は目覚まし時計代わりか
っての。

もちろん、改蔵の事は、生まれた時からだいっ嫌いだ。

「あらあらまるで世話焼き女房ね。」
「そ、そんなんじゃないわよ!!…ぶ!?」
声の主、私が振り向いた先に居たお姉ちゃんは、寝巻き代わりの浴衣を着崩して派手なブラがほとんど
見えるほど肩をはだけさせ、廊下の5号室の入り口脇をうろついている。この人も寝起きだ。
「お姉ちゃん、またそんなカッコでうろうろして!!」
「固いこと言わないの。」
372葵壱號館物語:2:03/09/01 18:20 ID:AidUtiEu
なんか酔ってるっぽい。朝、自室にいなかったところからすると、いつもみたいに空き部屋の6号室で
友達と夜通し飲んでいたんだろう。6号室にはまだ房毛の女性(お姉ちゃんの友人だが、名前は知らな
い)が寝っ転がっていた。確かに今日は日曜だけど、妹の私に家事全般させて深酒してることないと思
う。しかもその格好だ。どうでもいいけど、着衣がこれだけ乱れているのに、自慢の外ハネのヘアスタ
イルが全然崩れていないと言うのはどういう寝かたをしたんだろうか。
改蔵は、お姉ちゃんを見て、鼻血を出していた。
「エッチ!!」
鉄拳制裁っ。
これをやった後は、やきもちを妬いたとの誤解を得ないよう、必ず言っておくお約束なセリフがある。
「ハッキリさせておくけど、私と改蔵が『いいなずけ』ってのは、親が勝手に決めたことで、私は認め
てないからね!」
「それはこっちのセリフだ!!」
「なんですって!?」
これもお約束だ。しかし、改蔵はそのあと、思いもよらないセリフを言った。
「好きだ!!」
私は固まった。言った改蔵も固まっている。というか、その場全体が固まっていた。
「…なんてな。当番終わり。なに紅くなってんだよ?あはは。」
改蔵は背を向けて顔を洗いに行ってしまった。

なによ当番って?馬鹿にされた。馬鹿にされた。私は真っ赤になった。お姉ちゃんがくすくす笑ってい
る。さらに紅くなる。私は「だんっだんっだんっ」と荒々しく階段を下り3階から2階に行くと、1号
室の戸(といっても、単なる障子なのだが)を乱暴に叩く。
「ラヴ影さん!いるんでしょ!家賃3か月分遅れてるんですよ、わかってます?!」
返事がない。居留守だ。障子だから鍵はないが、中からつっかい棒でもしてるようだ。この女性は本当
は有名な演劇の演出家だそうだが、夫がイガ天バンドに走り、いろいろあった後この下宿に流れ着いた
んだそうだ。こういう家庭の娘に生まれなくて良かったと思う。
2号室のジュンさん、3号室の坪内父娘は無視する。こんなときは絶対出てこないからだ。階をまた上
がって7号室(古い下宿なので、4号室はない)の久米口さんの所へ行く。
373葵壱號館物語:3:03/09/01 18:21 ID:AidUtiEu
6号室の障子は開いていた。
「久米口さん。今月はお家賃、早めに払ってもらいますよ。」
「ぶつぶつ」
「聞いてますか?お家賃。先月は1週間遅れてましたよ。今月は期日以前に払ってくださいね。」
「ぶつぶつ」
久米口さんは原稿に向かってぶつぶつ言っている。徹夜したのだろう、かなり憔悴している。まあ、聞
こえたかどうか判らないが一応言うことは言ったから引き下がろう。そういえばそろそろ編集の方が来
る頃だ。でも改蔵の試合も見に行きたいし、お姉ちゃんには来客にお茶を出すとかいう機転は利かない
だろうし。改蔵にちょっと一緒には行けないと言っておかなくちゃ。5号室に戻る。
「改蔵、あのね、私…あれ?」
改蔵はいなかった。すでに出かけたらしい。
朝御飯を、ちゃんと試合当日にあわせて、消化が良く且つエネルギーになりやすいものを作っておいた
のに。もったいないので、お弁当箱に詰めて持っていこう。後で無理やりにでも食べさせてやる。

「学校行事で出かける時は休日でも制服」という校則なのでセーラー服に着替える。私たち大家一家の
居室は一階部分にある。お姉ちゃんと共同の私の部屋は北向きの6畳間。シャツを脱ぎ、スカートも脱
ぎ、陽気がいいので薄手の物に替えようとブラも外す。ふとお姉ちゃんの大きな姿見に目がいった。
木綿の白のパンツと靴下のみ身につけた、裸のショートカットの女の子が鏡に映っている。
(そんなにスタイル悪くないよね…)
姿見の前でいろいろ身体をひねって、出っ張り具合と引っ込み具合のチェックをする。
一時期気になったおなかも引っ込んだ。晩夏、ビキニの水着の形にうっすら日焼けした肌。脚は太すぎ
ず、細すぎず、結構気に入っている。お尻はちょっと小さいかな。
ブラの締め付けから解放されたおっぱいがプルンと揺れる。乳首の形が左右ちょっと違うのが不満。お
っぱい自体は、大きさはまだお姉ちゃんには負けるけど、巨乳で美乳の家系だそうなので心配していな
い。ちなみに去年の水着はもう胸がきつくて着られなくて、全部新しく買い替えねばならなかった。
なのに、改蔵の奴、私には目もくれず、さっきはお姉ちゃんを見て鼻血を…。
やめよう。馬鹿みたいだ。
374葵壱號館物語:4:03/09/01 18:22 ID:AidUtiEu
6号室、編集さんにお茶とお菓子を出して、私は試合会場に向かった。高台の斜面を下る通称「50段
階段」の途中から市電が停車場に近づくのが見えたので、2段抜かしで駆け下りる。何とか飛び乗った。
海沿いの路面のレールを市電は走る。駆け下りて汗ばんだ肌に、車窓から入る潮風が心地よい。

携帯が鳴った。クラスメートの羽美ちゃんだ。
『山田さん、今日暇?泳ぎに行かない?神崎さんとかも来るの。』
「ごめんね、今日は改蔵の試合の日だから…。」
『あ、そうか。ごめんすっかり忘れてた。ダンナの大事な試合だもんね、しっかり応援しなくちゃ。』
またこれだ。
今時「幼馴染でいいなずけ」というのは新鮮なのか、私たちは学校中の冷やかしの対象だ。「結婚式はい
つ?」とか「婚約指輪はしてないの?」とかよく言われる。ひどいのになると、「赤ちゃんはいつ?」と
か聞いてくる。「親が決めたことで私たちは…」というのは言い訳にしか聞こえないんだそうだ。

「別に改蔵を応援に行くわけじゃないのよ。大事な試合って聞いてるし、お弁当も作っちゃったし。」
『だからぁ、お弁当とか、お裁縫とか、そういうのが「世話女房」とか「奥さん」って呼ばれるゆえん
なのよ。それはそうと、こないだ押し倒されたって本当なの?』
うげ、今頃この話か。彼女は空気が読めないのか、人が避けたい話題を時間差で振ってくる名人だ。
「いや、だから…それは…こないだっていうか6月の出来事だし…。事故だったのよ、事故。」
『身体中いじられたって聞いたけど…。』
「違う、違う。つまずいて倒れこんで、胸をちょっと掴まれただけよ。あ、それと、二人とも裸だった
って言うのもデマよ。私はパジャマを着ていたし…」
『え?なんで?パジャマで改蔵君と一緒にいたの?』
「ああっ、い、今の間違い!なしなし!!」
危ない危ない。クラスの皆には、私たちが同じ家で暮らしているのは内緒なのだ。これ以上の冷やかし
ネタが重なってたまるもんですか。
試合会場に着いた。これ以上話してるとドツボだ。バイバイを言い携帯を切る。

試合はちょうど始まるところだ。私と同じ水色と白のセーラー服の娘がたくさん試合を観に来ている。
実はこの制服はあまり好きではない。可愛い制服の高校も近くにあるのだが…これも改蔵のせいだ。
375葵壱號館物語:5:03/09/01 18:26 ID:AidUtiEu
改蔵にボールが渡る度、女の子から歓声が上がる。改蔵の追っかけは、隣町の私立女子高にまでいるら
しい。何人かの娘が私に気づき指をさしヒソヒソ話をする。私を勝手にライバル視する娘も多いのだ。

私は試合を応援しながら、頭のどこかで別な事を考えていた。
6月の事件の話、羽美ちゃんに言った釈明は少し嘘だ。胸を掴まれた後、私たちはなんとなく変な気分
になり、倒れたままほぼ一年ぶりにキスをしたのだ。すると改蔵の胸を掴む手に力が入り、それ以上の
事を始めそうになった。私はふりほどいて逃げ出した…怖くなったのだ。あの時の改蔵の体の重さと、
胸を掴む手の感触は今でもはっきりと覚えている。
そもそもの話、改蔵がうちに居候するようになったのは、去年の暮れからだ。
あいつの家は葵壱號館の斜向かいで、父親同士が幼馴染。改蔵の親は長期出張で一人息子を置いていく
にあたってうちに預けていった。もっとも、それは表向きの理由だ。お父ちゃんに言わせると、「夫婦に
なる前にお互いを慣れさせる」のがこの同居の本当の目的だそうだ。
改蔵の両親が帰国して、私たちが高校を卒業したら、正式に婚約させるとか言ってる。困った話だ。
私には、「人を好きになる」ってどういう事なのか、よくわからない。ドラマとか漫画とか見ると、好き
なら胸がドキドキするものらしいんだけど…。改蔵に対し、ドキドキってしたことないなあ。
376葵壱號館物語:6:03/09/01 18:26 ID:AidUtiEu
などと考えているうち、試合は勝った。改蔵には何発か惜しいシュートがあったが決まらなかった。
選手控室に行く。改蔵にお弁当を差し出すとさっそく「愛妻弁当〜」とか冷やかしが始まるが、このく
らいはいつもの事なので気にならない。キャプテンが私に変な質問をする。
「奥さん、今朝、改蔵にちゃんと『好きだ』って言われた?」
そう言えば今朝改蔵に唐突に「好きだ」って言われたっけ。私はきょとんとして頷いた。皆笑う。訳が
わからない。改蔵だけ顔が紅い。へんなの。私は無理やり改蔵にお弁当箱を押し付けた。
改蔵はぶつくさ言いながら、お弁当の中身を見られないよう皆から離れ、それでも残さず平らげる。
一緒に帰りたかったが、「これ以上冷やかされてたまるか」と改蔵が言ったので、一人で帰った。

うちに帰るとお姉ちゃんはどこかへ遊びにいってしまっている。家事はぜ――んぶ私に押し付けて、だ。
お父ちゃんかお母ちゃんのどちらかが常にうちにいてくれると助かるんだけど…。今月は隣町で経営し
ている「葵弐號館」の改修問題で忙しく、昼間はほとんどうちに居ない。
377葵壱號館物語:7:03/09/01 18:28 ID:AidUtiEu
家事一通り終えたら汗だくだ。水浴びでもしよう。
うちのお風呂は古い檜の風呂桶にスノコ敷きの洗い場だ。シャワーはついていない。脱衣所などはなく、
お風呂場の隅に脱衣篭があるだけだ。裸になると、木桶で水を汲み、立膝で水を3度浴びる。顔と脇の
下とアソコとお尻だけ石鹸で洗い、もう一度水を浴び、やっとさっぱりした。
身体を拭こうと立ち上がって出入り口の方に向き直った。同時に、あろうことか改蔵がいきなりお風呂
場に入ってきた。私が「風呂場使用中」の札を外の戸に掛るのを忘れていたせいだ。

改蔵は私の悲鳴でかえって固まってしまった。目だけ動いている。私が両腕で胸を隠すことを思いつい
た時は、改蔵の視線はすでに私のアソコに移動していた。しゃがみこもうかどうしようか迷った挙句、
私は背中を向けた。お尻は…もう、この際見られても仕方ない。私の悲鳴がやっと止まる。
改蔵が逃げるように去り、シーンとなったお風呂場で、私は羞恥心に耐えていた。自分に言い聞かせる。
気にするな。初めて見られた訳じゃない。改蔵が居候してから、胸を見られたのが2回、下着姿なら5
回は見られてる。全身全裸は久しぶりだけど、どうって事…。何とか平静に戻った。
378葵壱號館物語:8:03/09/01 18:28 ID:AidUtiEu
まあ、小さい頃はよく一緒にお風呂に入ったわけで。お尻の青あざのくらべっことかしたもんだ。冷静
になってしまえば、その夜、晩御飯のとき顔を合わせて紅くなる改蔵がちょっと可愛かったりする。
様子がおかしいのに気づいたお姉ちゃんが、寝るとき電気を消した後訊いてきたので教えてあげた。
お姉ちゃんは笑いながら、「じゃ、さっきの改蔵君のおかず、あんたなんだ」と言った。私は「おかず」
の意味がわからず尋ねる。お姉ちゃんの答えに頭に血が昇る。晩御飯時の可愛さなどけし飛ぶ。
「か、改蔵って、わた、私の事そんなふうに…!」
「晩御飯前、たまたま5号室の前を通ったら、中からやたらティッシュを引っ張り出す音がしてたから
急に変ねとは思ったのよ。健康な男の子だしね。オナニーは普通よ。そうそう、あの子、あんたが制服
姿で50段階段を上る時、下からミニスカートの中を見てない振りして見る仕草、なかなか微笑ましい
わよ。その直後とか、海でビキニ着たあんたと過した日の夕方とか、いつもティッシュの音してたわ。」
「…ぐええ。不潔。やだ、もう、私改蔵といっしょに歩けない。」
「あらなんで?いずれ夫婦になる二人でしょ?自分の身体に欲情されたら、喜ばなきゃ。私、あんたと
こんなふうに布団を並べて寝てられるの、あと何ヶ月も続くことじゃないと思ってるんだけど。」
私は暗い室内で絶句した。
379葵壱號館物語:9:03/09/01 18:30 ID:AidUtiEu
改蔵のおかずにされてるなんてと、ここ2日ばかり距離を置いている。
いつだったか、改蔵を起こしに行ったら、ボッキしてた事が何回かあったたっけ。「朝はそういうもんだ」
と言い訳したけど、あれも私にいやらしい事を考えていたに違いない。6月の事件だって、つまづいた
フリをしてわざとだったりするのかも。とにかく改蔵はいやらしい奴だ。私はそう決め付けた。

ところがその私が、次の夜、いけない夢を見た。
私は男に押し倒されている。男の下半身が私の両脚の間に強引に割り込む。私は声をあげようとするの
だけれどなぜか出ない。両腕がその男の両手に捕まれて抵抗できない。そいつの体重が私にのしかかる。
泣きながら身をよじる。そいつの顔はなぜか見えないが、改蔵のような気がする。
改蔵は私の両脚を力づくで左右に開く。改蔵の別な指先が私のアソコを押し広げて弄る。(この辺よく考
えると手の本数が多すぎる。)嫌がって抵抗しているはずなのに、鈍い快感にそこが濡れてくる。そして
改蔵のものが私の中に侵入を…。
そこで目が覚めた。
時計は夜中の3時を示している。お姉ちゃんが隣で寝ている。私は呆然とした。またこの夢だ…。
アソコが熱い。恐る恐る触れてみると、やはりぐっしょりと濡れている。恥ずかしい。
忘れて早く寝よう、そう言い聞かせて目を閉じる。でもなんか体が疼いて眠れない。何でこんな夢見る
んだろ…。もう3回目だ。レイプ願望などあるはずないのに。嫌だ嫌だ嫌だ。顔を枕に埋める。
アソコに触れていた指が勝手に動き出す。始めはわずかになぞるように動いていたのが、次第に敏感な
部分をはっきりと刺激し始める。指先がぬるぬるしてくる。こんなことするのも3回目だ…。
(したくないけど…こうでもしないと寝られそうにないから…仕方ないから…。)
自分に言い訳をしながら没頭してゆく。左手は胸を揉む。クチュ…クチュ…と指使いの音がする。頭の
中では、直前の夢の中の改蔵と、6月に私の胸を鷲掴みにした現実の改蔵の記憶がごっちゃになって私
を苛めている。お姉ちゃんが起きないよう背を向け、私は左手で乳首を右手でアソコを弄り続けた。
2分もしないうちに、私は高みに昇りつめた。息が荒くなり、思わず声が少しだけ洩れる。
「は…あ…っ…かい…ぞ…う、改…蔵、ん、んくぅ…っ…。」
一瞬だけの突き抜けるような快感があり、体が強張った。快感の波はあっけなく引いてゆく。残るのは
虚しさと後ろめたさだけだ。罪悪感にさいなまれながら私は眠りに落ちた。
381葵壱號館物語:11:03/09/01 18:32 ID:AidUtiEu
朝になった。改蔵をいやらしい奴なんて言えない。私こそいやらしい女の子だ。
朝食後のトイレでも自己嫌悪していた。トイレのすぐ外、4連の洗面台から、歯を磨いている改蔵とお
姉ちゃんの会話が聞こえて来る。最初普通の会話だったのだが、お姉ちゃんは急に話題を変えた。
「…ところで、あんたたちいいなずけで一つ屋根の下で暮らひてんのに、なんでSEXしないわけ?」
「へ?」
「いやさぁ、あの娘もなんか欲求不満みたいれさ、ゆうべあんたをおかずに一人エッチしてたのよ…」
「ちょっと!ちょっと!ちょっと!!」
私はトイレの中から叫ぶ。このヒト、あの時起きてたんだ!
「あら、なんだ、そこにいたの?」
「いたのじゃないわよっ!でまかせ言わないでよ!改蔵、信じちゃ駄目よ、そんな話!」
改蔵は固まってるらしい。お姉ちゃんは口をすすぐ。私がすぐには出て行けないのを知り、饒舌になる。

「煮え切らない子達ねぇ。私だったら、引っ越してきた当日の夜にしちゃうけど。もう何ヶ月になる?」
「だからっ、私たちはっ!別にそういう感情はっ!持ち合わせてなくってっ!」
「じゃ、ゆうべ…ちょっと改蔵君逃げちゃだめよっ…じゃ、ゆうべオナニーでイク時改蔵君の名前呼ん
でたの何よ?いや違うって、女の子がオナニーするのが悪いとか言ってるんじゃないってば。正直にな
んなさいって事よ。抱かれたいんでしょ改蔵君に?あんた『いいなずけとしての証』欲しくないの?」
382葵壱號館物語:12:03/09/01 18:33 ID:AidUtiEu
「いいなずけの…なにそれ。」
「早いとこ処女をあげちゃって、自分が改蔵君の実質的な妻だって既成事実作っちゃいなさいって事。
今の曖昧な状態が不満だからオナッたりしてるんでしょ?早くしないと誰か他の娘に改蔵君を寝取られ
ちゃうわよ。ま、処女と童貞でいきなりSEXなんてハードル高いかも知んないけど。」
「あ、あの、俺は朝練があるのでこの辺で…」
「待ちなさいって、重要な話なんだから。ていうかさ、私だって改蔵君とは幼馴染じゃない?ちょっと
間違えば、私が改蔵君といいなずけになったかもしれないのよ?そうだ、いっそのこと、今夜私と…」
「おーねーえーちゃーんっ!!」
私はパンツを上げるのと水を流すのとドアを開けるのをいっぺんに行なってトイレを飛び出した。改蔵
が逃げる。お姉ちゃんはしれっとして微笑んでいる。私はぜいぜい言ってお姉ちゃんを睨みつけながら、
急ぎすぎてパンツの中に巻き込んでしまった制服のミニスカートの裾を引き出した。
金曜になった。そんなこんなで、今週はずっと改蔵と学校で口をきいてない。
(もういいよね…なんか淋しいし…帰ったら声をかけようかな…。)
とか考えてたら、下校途中に改蔵のほうが追いついて話し掛けて来た。市電は込んでるし、歩いて帰る。

「何で最近、口聞かないんだよ?」
「だって、お姉ちゃんにあんな事言われたら、気まずいでしょ?ね、あの話、信じないでね?」
「あの話ってどの話だ?」
「どのって…馬鹿。」
私の一人エッチのことだよ、鈍感。わかってないならまあいいや。ふと別な疑問が湧いた。
「ね、日曜の起きぬけ、いきなり『好きだ』とか『当番』って言ったの、何だったの?」
「いや、その…うちの部にある言い伝えっつうか…ジンクスっつうか…。」
改蔵は真っ赤になってしどろもどろだ。どうしたんだろ。
「何よ?言いなさいよ?こら、言え。」
「法則があるんだよ…試合前、先発メンバーのうち誰かが、女に『好きだ』っていうと勝てる、って。」
「はぁ?それがジンクス?だから勝つために言ったってゆーの?あっきれた。くーだらない。」
「仕方ねーだろ。当番制なんだよ、持ち回り。俺が言う番だったんだから。」
あの日お弁当を持ってった時のキャプテンの質問、それの確認だったんだ。
「要するに、誰でも良かった訳ね、『好きだ』って言えば?お姉ちゃんにでも言えばよかったのよ。」
「…それじゃ、効果ないんだとさ。」
改蔵は何か決心したようだ。普段なら、ここは適当な嘘でごまかす所だった。しかし…。
「本心から言える相手じゃないと、駄目なんだとさ。」
言葉の意味がすとん、と胸に落ちる。
自分がドキドキしだすのを感じる。そうか…ドキドキするって、こういうことなんだ。

そこから先は早かった。
その日、うちに帰った時は、二人は当たり前のように手を繋いでいた。
翌日のうちに、ごく自然に抱き合って何度もキスを交わしあう仲になっていた。
さらに翌日…つまり日曜…の昼には、人目の無い所で身体を触り合い感じあう関係になっていた。
そして、日曜の夕方、私は彼に「いいなずけとしての証」が今夜欲しいと告げた。
384葵壱號館物語:14:03/09/01 18:35 ID:AidUtiEu
日曜の夜になった。私は5号室にいて改蔵と向き合っている。すでに二人とも下着しか身に付けていな
い。灯りは消されている。街灯の光が障子から漏れ、わずかに室内が見える。
改蔵はキスをしながら私の胸に触り始める。すでに敷いてあった布団に私を横たえ、おずおずと胸や首
筋にキスをする。私の下着を脱がす。
彼は、不器用なりに私を愛撫している。舌で乳首を舐める、指でアソコを弄る…。私が自分でする時ほ
ど気持ちよくない。でも信じられないくらい身体の奥が熱くなる。これが身体を見られている恥ずかし
さから来るのか、好きな人に愛されているからなのか、破瓜に対する不安と恐れなのか、それともそれ
らが入り混じっているのかわからない。
気がつくと少しずつ声が出始めている。自分にこんなエッチな声が出せるなんて知らなかった。おっぱ
いが揺れる。彼が嬉しそうに揉みしだく。乳首に赤ちゃんのようにしゃぶりつく。お願い、どうか左右
の乳首の形が違うのに気がつかないで…。

改蔵が自分の下着を下ろす。私は目を逸らす。痛くありませんように…何か別なことを考えたくなる。
こういう時は…人っていう字を書いて飲み込むんだっけ…羊の数を数えたほうがいいかな…。
などと考えているうち、彼が入ってきた。
385葵壱號館物語:15:03/09/01 18:35 ID:AidUtiEu
身をよじる。搾り出すように声が漏れる。改蔵の胸に、必死でしがみつく。涙が流れる。ゆっくり動く
改蔵が、薄暗がりの中、涙で歪んで見えている。汗の匂い。私の苦痛に耐える声と彼の荒い息使いだけ
が5号室に聞こる音だ。神崎さんの嘘つき、「私そんなに痛くなかった」って言ったじゃない…。

だいぶ経ったのにまだ痛い。改蔵には申し訳ないけど、彼と一つになれた感動どころではなかった。も
うずいぶん経ったよね、そろそろ終わるよね、それともまだ終わんないのかな…。夢中でそんなことば
かり考えていた。だから急に改蔵が動かなくなったのに、気づくのがわずかばかり遅れた。
(…あれ?…どうした…のかな?)
まだ痛みは残っているが、それより荒い息をして私に倒れこんでいる改蔵が気になる。改蔵の顔を覗き
込んだり、体を触ってみるがわからない。
(私、何かいけないこと、したのかな?)
そうじゃない…痛みに混じって、わずかだが別な感覚がある。アソコの中が妙に熱い。どく、どく、と
何かが私の奥へと注ぎ込まれている…。

ああ、そうだったのか…。私は、ようやく二人が結ばれた事を実感した。涙が頬をつたう。
386葵壱號館物語:16:03/09/01 18:36 ID:AidUtiEu
あの日から約一ヶ月経った。街はもう秋の装いだ。
あれから私たちは3日に一度くらいの割合で愛し合っている。もちろん、私たちが結ばれたのは、家族
もクラスメートも内緒。
皆に気づかれずにするのはかなり気を使う。私は最近2回に1回はイクようになり、どうしても大きな
声が出る。同じ階にある7号室は夜通し起きているので、何とか誤魔化さないといけない。あと、両親
や特にお姉ちゃんに気づかれずに起き出して5号室に行き、気づかれずに戻ってくるのも大変なのだ。
あれ?
そういえば今…6号室は取材旅行で明後日までいないし…お父ちゃんとお母ちゃんも、葵弐號館の改修
工事が佳境で住み込み同然、今夜は帰らないって言ってた…。
ということは、お姉ちゃんさえ何とかすれば、好きなだけ今夜は…。
やめやめ、そんなことばかり考えてちゃ。けだものじゃないんだし。
窓から外を眺める。空はモクモクな入道雲ではなく、刷毛で刷いたようなすじ雲になっている、まだそ
れほど赤くない赤とんぼが宙をすべる。今日は学校が休みな土曜日。また例によって朝から洗濯と掃除
だ。お姉ちゃんはまだ寝てるらしい。また一人でやるのか。

それはそうと、改蔵だ。
「改蔵――、いいかげん起きなさいよ!」
私は声を張り上げながら改蔵の居る5号室にずかずか入り込む。案の定、改蔵は惰眠をむさぼっている。
私の普通の声くらいでは起きない男だ。私は腰に手を当て顔を近づけ、さらに大声を張り上げて言う。
「今日は別に試合も練習もないけどっ。」
彼はむにゃむにゃ言いながら頭を掻き、のそーっと起き出した。
「…うるせーなぁ、ならいいじゃないか…。」
改蔵はそう言うと、私の腕をつかんで布団に引き倒した。
「きゃ?!ちょ、ちょっと、かい…ぞ…んっ」
押し倒されて唇を塞がれる。シャツの裾から手を入れて、私の胸を揉みにかかる。私は唇を離すと、
「ちょっと…朝っぱらから…なに…あん…そこ…だめ…あああ…かい…ぞう…ああん…。」
と、抵抗してるんだか喜んでるんだかわからない声を出した。ブラウスのボタンを改蔵は器用に外し、
私の胸を露出する。改蔵は私の乳首を舌で転がし始めた。私は抵抗できなくなり、息が…。
387葵壱號館物語:17 完結:03/09/01 18:37 ID:AidUtiEu
「あらあらまるで新婚夫婦ね。」
「お、お姉ちゃんっ!」
私は飛び跳ねるように改蔵から離れ、シャツの前を合わせ、胸を隠した。改蔵はばつの悪そうな顔をし
て股間を押さえている。
例によってお姉ちゃんは寝巻き代わりの浴衣を着崩して派手なブラがほとんど見えるほど肩をはだけさ
せ、廊下の5号室の入り口脇に立っている。
「朝からエッチもいいけど、廊下から丸見えは良くないわね。閉めておいてあげるわ。さ、続きをどう
ぞ。遠慮せずに。」
そんな事いわれたって、できるかっての。

葵壱號館の屋根の上の物干し場に、改蔵と登った。二人で洗濯物を干す。全部干し終えると一緒に景色
を眺めた。海が遠くまで良く見える。日差しを浴びてきらめく海を眺め潮風を浴びる。私は伸びをする。
「あー生きていてよかったなー。」
「どっかのおばさんみたいだな。」
改蔵がまぜっかえす。でも、気分がいいので怒らない。
「もう、さっきみたいのは駄目よ。お姉ちゃんにばれちゃったじゃないの、私たちの関係。」
「そうだな。」
「何それ。反省してないの?男ってやーね。何時でも何処でもけだものみたいに。」
改蔵の顔を覗き込む。潮風が二人の間を吹きぬける。
「エッチは、夜まで待ってね。今夜はずっと一緒で大丈夫だよ…改蔵がその気なら、朝までしても…。」
私は自分でこんなことが自然に言えるのが結構意外だ。さすがに頬は紅くなるが。
改蔵両手が、私の脇から背中に回り、引き寄せる。私は目を閉じる。
私たちは強く抱き合ってキスをした。

誰もここに登って来る気配はない。洗濯物がひるがえりはためく。遠くから、波の音が驚くほどはっき
りと聞こえる。空は青く澄み渡り、潮の香りが心をくすぐる。私たちはまだキスをしている。

私は小さい頃からこの街が大好きだ。もちろん、改蔵の事は、生まれた時から一番好きだ。
−完−
388名無しさん@ピンキー:03/09/01 23:06 ID:7+aNAPM1
ウホッ、ネ申キタ━━━━(゚∀゚)━━━!!!!力作乙!
389名無しさん@ピンキー:03/09/01 23:47 ID:KFbJpPEi
いいです!
待ったかいがありました。
390名無しさん@ピンキー:03/09/02 00:05 ID:tQqzLENs
229さん、まさに神!!!
あなたの文章 大 好 き です!
391 ◆J42CHOUUMI :03/09/04 16:49 ID:vi5KcQll
神だ…
392229:03/09/04 17:43 ID:4v/QXaqL
229です。

>388-391
皆さんありがとうございます。

ただ、読み返すと、誤字脱字が多いです。
特に6号室と7号室の部屋番号を間違えまくっている…。鬱です。前後の文章から適宜推定・脳内
修正して読んでください。ストーリーに支障が出てないのが救いですが。



367の冒頭で言った、地丹母の不倫ものを載せます。超短編。

予定では、週末までかけて推敲するはずだったですが、出来た文章があまりにもバカらしいので、
ほどほどに切り上げて載せてしまうことにしました。
(あまりみっちりと推敲すると、せっかくの「バカらしさ」が損なわれてしまうため)

「葵壱號館物語」を読んだ後でこれを読むとなんだかなあと思われるでしょうが、どっちかというと
今回のが私の地の作風です。一番最初の作品(スレ229)を読めばお分かりと思いますが。

べつに「葵〜」が無理に書いたと言う訳ではなく、あれも嬉々としながらノリノリで書いたのですが…。

また私事ですが、夏休みも終りなので、作品の制作速度も通常モードに戻します。では。
393229:03/09/04 18:10 ID:4v/QXaqL
…あら、ちーちゃん、早かったのね。
な、何でそんな顔してるの?これはね、なんでもないの。ママだって、タバコ吸うときもあるし、その、
ええと、お酒を2本空ける時だってあるわ、わかる?…ね、おやつがあるわ、冷蔵庫にティラミス。

ふう、行ったわ…。何とかごまかせたかしら。ねえ、もう入ってきていいわよ。
ごめんなさいね、下着姿のまま外に放り出して。お隣の奥さんに見られなかった?そう。あの子、普通
はこんな早い時間に帰ってくる子じゃ…あ、何?駄目よ、隣に息子がいるのよ?こんなこと…あん…だ
め…え?いつ見られるかわからないスリルがいい?だめだったらぁ…ああ、あん…
あ、また帰って来た!

…あら、牡丹ちゃん、は、早かったのね。
な、何でそんな顔してるの?これはね、なんでもないの。なんで上半身裸なのかって?ええと、あのね、
暑いでしょ今日は、だから、着替えようかなって。え?たまには、居間で着替えるのもいいでしょ?ね、
おやつがあるわ、冷蔵庫に…ええと、ティラミスはもうないから…プッチンプリン。

ふう、行ったわ…。あの子は子供だから、何とかごまかせそうね。ねえ、もう入ってきていいわよ。
ごめんなさいね、素っ裸で放り出したりして。お向かいのご主人に見られなかった?そう。だ、だから、
やめてってば、子供達が…そ、それだけは…ね、後でいくらでもさせて…い…いい…ああ、だめ、いい、
いいけどだめ、今日は危ない日なの…出しちゃ駄目、…あ、あああ!…はあ。
あ、また帰って来た!

…あ、あら、さっちゃん、は…早かったのね…。
な、何でそんな顔してるの?これはね、なんでもないの。何でパンツが膝まで下りてるのかって?ええ
と、あのね、暑いでしょ今日は、だから…お、おやつがあるわ、もううまい棒しか残ってないけど。何?
ちーちゃんや牡丹ちゃんまで…。な、何で3人ともそんな顔してるの?お願い、もう詮索しないで。

え?脚の付け根から?ち、違うのこれは、その、ええと、カ、カルピスをこぼしたの、そうなの。
394名無しさん@ピンキー:03/09/05 10:58 ID:S6o11dHV
>>393
ワロタ、そして興奮した。
229さんGoodです!
しかも、オレは人妻の不倫話は子持ちのほうが燃えるタイプなので。
ところで、地丹ママの不倫相手のマッチョだが、なんか組関係の人にみえるのだが
・・・パート先の社長とか言っているけどママはどこでパートしてるんだ?
地丹ママみたいな子煩悩な女性が組の人と「いけない、もうやめないと」と
言いつつズルズルと・・・・あのマッチョ精力は強そうだし、

というわけで、地丹ママ不倫物を今度は「不倫告白」形式で見てみたいです。
ほら、雑誌とかである、××市○○○子(△歳・仮名)みたいな。

395名無しさん@ピンキー:03/09/06 23:40 ID:5RARz6/b
>>393
おお、短いながらもなかなか(・∀・)イイ!!ですね。
牡丹最近出てこないなあ。
396名無しさん@ピンキー:03/09/08 22:24 ID:9FVrec1d
「あ」、作品増えてる。結構楽しいしおもろいわ。
しかもうまいし。
僕も何か書きたいしネタもあるけど忙しいしやる気も足らん。

誰かやる気の出るおまじないして〜〜〜〜
397名無しさん@ピンキー:03/09/09 01:48 ID:88+09f0W
>>396
や〜る〜き〜でろ〜 byちよ
398229:03/09/09 19:14 ID:lHF4bp2/
29です。諸般の都合により、毎日はこのスレを見ることが出来ません。

>394さん
私へのリクエストではないかもしれませんが…
もし私宛なら、申し訳ありません、今は他で忙しいので…他の方の降臨を待っていただけませんか。

393の作品は、上にも書きましたが、たまたま作成中だったのをタイミングよく載せられたものです。
366さんのリクエストに応えて書き出したものではないです。

まあ、「投稿手記形式」と「取調べ調書形式」は一度書いてみたいとは思っているので、うまくネタが
思いつけばやるかもしれませんが。

>396さん
書いてくださいよ〜 ほかの人のが読みたいです。

ちなみに私は今このスレに載せられる新作は、全然ありません(笑)。次作はだいぶ先になりそうです。

では。
399名無しさん@ピンキー:03/09/10 09:56 ID:ImKqnHNz
394ですが。
229様、マタ〜リと待ってますから気が向きネタと時間があったら書いて
ください。
あと今週の「改蔵」で地丹ママの不倫相手の社長が建築関係の人であり
ママとの結婚(略奪婚)を狙っているのが判明。だからどうというわけではない
んですが。
蛇足・あと改蔵とベッドシーンを披露した白髪のボブカットちゃんの名前が
ついに判明しましたね=「しえちゃん」。(これは全くの世間話ですから)
400テディ作者:03/09/14 10:32 ID:Sy2a2cJR
板来るからには覚悟決めているとはいえ、
どうというわけでもないところでネタバレされるのはちょっと…

229さん最高です!
いくらかかってもイイので、再び良作期待してますぜ
401396:03/09/15 23:48 ID:Q+X1kmAr
ども、一応作品が一本出来たのでうpします。
最初は"エロ"よりも"パロ"に重点を置いた為
(その方がテンションが上がり書き易かったからですが)
エロは終盤に集中しています。
でわ―
402幼名は淳五郎:03/09/15 23:49 ID:Q+X1kmAr
「騙された事ってありませんか?」科特部の部室でオレは皆に呼びかけていた。
怪訝そうにオレを見る面々に向かって、オレはもう一度呼びかけた。
「名前に騙された事ってありませんか?」
「おそらく何かあったのね、改蔵くん」
最初に口を開いたのは博士だった。勿論オレだけが彼女をそう呼び、他のメンバー、
羽美と地丹は彼女を部長と呼ぶ。
彼女は聡明だから、すぐにオレの言いたい事を理解してくれる。
「何かを買って、期待した内容と全然違ったとかいう話じゃないの?」
「そうなんですよ。たとえば銀行、UF○って何ですか?三○銀行と○海銀行じゃないですか。
 新製品の牛乳が出たと思ったら中身アレですし。引○天功なんて名前だけ見たら
 男だと思い込んでしまいますよ!」
呆れ顔であさっての方角を見ながら、地丹が呟いた。
「それって改蔵くんが社会情勢に疎いって事では…」
それを無視して話を続けようとするオレに、今度は博士が口を挟んだ。
「確かにそうね。ところで改蔵くんが騙された物って一体何なの?」
さすが博士だ。話の持って行きかたが抜群にうまい。場の空気を読む能力に長けているのだろうか。
こういう点は羽美にも見習って欲しいものだ。
オレは鞄から、一冊の漫画本を取り出した。羽美がそれを手に取り、表題を眺めて言う。
「何よ、某漫画家が描いてたアイスホッケー漫画じゃないの。あ、分かった。
 アイスホッケー部なのにアイスホッケーやってないから騙されたって言うんでしょ。」
オレ達は羽美を冷たい目で見る。普段オレ達が馬鹿にしている地丹までもが同じ目になっていた。
その意味を理解しかねたようで、羽美は見当違いの弁解を始めた。
「何よ、サンデーで10年描いている漫画家を馬鹿にするなって事?」
違うよ羽美、もう一度そのタイトルを良く見てみろ。
暫くすると羽美は驚嘆の叫び声を上げた。気付くのが遅いよ。
403幼名は淳五郎:03/09/15 23:50 ID:Q+X1kmAr
オレが買った漫画のタイトルは『"喜国"アイスホッケー部』だった。
「何よこの絵柄。某漫画家と全然違うじゃない!」
中身を見ながら羽美が感想を述べる。そりゃそうだろう、作者が違うのだから。
「オレも最初、某漫画家の作品と思って買ったのだ。ところがどっこい、YSの先生だったって訳だ。」
「へー、でもこれ物凄く面白いわね。」
漫画に没頭する羽美を尻目に、博士が喋り出した。
「なるほど、ややこしい名前に騙される事ってよくあるわよね。たとえば土産物屋のマグカップとか…」
マグカップと言うのは有名な飲料缶のデザインを模ったものの事だが、よく見ると名前の綴りが
微妙にオリジナルと違っている事が多い。
(例:B0SS→BUSS、Cok@Col@→CokeCol@、等)
「ねえ、有名企業に喧嘩売るような真似は止めなよ。」
地丹が言う。気の小さい奴だ、それにしても何故オレの考えが分かるのだろう。もしやオレはサトラレ?
「まあ他にも温泉とかそうね。源泉を1%でも混ぜれば、ハッキリ言ってただのお湯でも温泉を名乗っていいし。」
それだ、羊頭狗肉、あるいは名前負けという奴だ。やはり博士はオレの言いたい事を先取りしてくれる。
「それですよ。名前負けは無自覚に人を名前で騙します。」
そう言うとオレは先程から所在なさそうにしている地丹に向かって声を掛けた。
「お前、名前負けしてるよな。」
「なにぃ?!」
地丹をアルファベットに直すとTITAN。ギリシャ神話に出てくる巨人族の名である。つまり
「名前だけなら巨人を連想するけど、オマエ小さい人だもんな。」
それを聞くと地丹は白目を剥き、奇声を発しながらどこかへと去って行った。
何時の間にか漫画を読み終えた羽美がその様子を見てぷっと吹き出す。
「なっさけな〜。」人の事は言えないだろう、お前は。
「お前だって『羽美』って名前で人を騙しているだろう。『美』って全然美しくないし。」
「なんですってぇ!!」彼女はオレの首を両手で掴み、思い切り締め上げた。
404幼名は淳五郎:03/09/15 23:50 ID:Q+X1kmAr
「いいわよ!どうせ私は"美しく"ないもん!改蔵のバカッ!!」
そう叫び目に涙を溜めて走り去る羽美の姿を、オレは回復しつつある意識の中で確かめた。
「あんまり羽美ちゃん苛めちゃダメよ。」目の前にいる部長がオレを嗜める。
起き上がり、呼吸を整える。まだ喉が少々痛む。
「あいつなら大丈夫ですよ。何だかんだ言っても立ち直りは早いですし。
 それより世に蔓延る名前で騙す諸々を探しに行きましょう。」
「そう、じゃあついて行ってみようかな。」
この人はいつも、面白そうなものがあると目を輝かせてついて来る。裏でかなり悪どい事にも
手を染めている様だが、好奇心旺盛な彼女はこんな時少女のように(実際少女なのだが)可愛らしく見える。
オレと博士は連れ立って町に出掛けた。

公園で会話している高校生らしきカップルにオレ達は注目した。どうって事ない平凡なものだったが
何かがオレの直感に引っ掛かる。そのまま会話の内容に注目する事にした。
「ねえ、あんたまた追試なんだって?さとし。」
「うっせーよ。それを言うなとしこ。」
「それだ!」オレは物陰から飛び出し、カップルの前に立った。
「頭の悪い聡!口の悪い淑子!オマエら名前で騙してるだろう!」
高らかに宣言するオレを背にして、カップルは走り去って行った。

電器店のテレビが、国会中継をやっている。学校の放課後にしては珍しい光景だ。
確か重要法案の可否を巡って、与党と野党が対立したまま開催期限を過ぎようとしているらしい。
眼鏡をかけたずんぐりとした議員が、質問に答えるべく席を立つ様子が映った。
字幕が出る。オレはその名に注目しつつ、彼の言動を観察した。彼の答弁は矢鱈滅多らうるさい。
「それだ!うるさく騒ぐしずか、オマエ名前で人を騙してるだろう!」
距離を置いて追いて来る博士を背に、オレは意気揚々とその場を立ち去った。
405幼名は淳五郎:03/09/15 23:51 ID:Q+X1kmAr
ガリガリに痩せた猫背の男が歩いている。それだけでも異様な風体だが、彼はさらに先の丸い
アンテナを頭に生やしていた。
どうやら知り合いらしき学ランの少年が彼に呼びかける。
「探しましたよ、つよしさん。」
「それだ!」オレは物陰から飛び出し、アンテナ男の前に立った。
「貧弱なつよし、オマエ名前で騙してるだろう!」
だがアンテナ男はオレを鼻で笑い飛ばすと、ポケットから何やら紙包みを取り出した。
そして中身を一気に飲み干す。おいおい、粉薬を水なしで飲んでるよコイツ。
男の眼に怪しげな光が宿った。何だか細い腕が心なしか太くなっているような…
次にアンテナ男が呟いた一言は、色々な意味でヤバいものを含んでいた。
「オ○レにいさ〜ん…」
「分かった!分かったから!オレが悪かったから!」
先刻とは打って変わって筋骨隆々とした肉体に変化した男から、オレは命からがら逃げ出した。

物陰から様子を窺っていた博士が、息を切らしたオレに向かって言う。
「危ないじゃない、他の漫画の登場人物をいじくったら。」
確かにそうだ。それに名前と人物が一致しないケースを挙げるのにも飽きて来た。
博士はそんなオレの様子を見て、学校へと足を向け始めた。
「今日はここまでのようね。楽しみは後に取っておきましょう。」
ちょうどその時、書店の紙袋を持った地丹が通りがかった。
「あら地丹くん、ちょうどいい所に。」
博士にとって何がちょうど良かったのかオレには分からなかった。博士を見ると彼女は
ゴミ捨て場を指差している。そこには大量の鞄が山と積まれていた。
「まだ新品同然よ、あれ。売れば幾らかにはなると思うけど、地丹くんが持って行っていいわよ。」
406幼名は淳五郎:03/09/15 23:52 ID:Q+X1kmAr
「本当ですか?売れたら何かご馳走しますね!」
地丹はすぐさま台車をどこからか持って来て、どこかへと鞄を運んで行った。
その姿を見て微笑む博士にオレは恐る恐る問う。
「博士、あれって名前で騙す鞄じゃないですか…」
「何の事かしら。」
これ以上突っ込んだ質問をしても答えてくれる博士ではないとオレは知っている。
「それじゃあ私は帰るけど、気をつけてね。
 そうそう、地丹くんが本を持っていた事だし、話を続けたかったら書店にでも向かえば?」
彼女はオレに別れの挨拶をし、再び学校へと足を向けた。
書店か。何か面白い物が見つかるかも知れないな。オレは勝手知ったる某書店へと歩いて行った。

閑話。

最強伝説○沢って、主人公滅茶苦茶弱いよな。
"少年"漫画なのに、最近は婦女子狙いの作品が多い。テニ○リ、ヒ○ルの碁
×ファイルって、どう見ても解決している事件多すぎ。理屈まで一般人に説明できるのもあるし。
一体どこが『1stのリメイク』なんだよ。MSをガ○ダムって呼んでるの一人だけだろ。

閑話休題。
今号の『モー』はまだ発売されていなかったので、オレは同人誌のコーナーへ足を運んだ。
同人作家は星の数ほどこの世にいるので、もしかしたら自分の好みに合った作品が見つかるかも知れない。
ある意味、宝探しだ。そう思っていた所、オレはある同人誌に注目した。
絵が、どこかで見たようなタッチだったのだ。オレはタイトルと、作者を確認した。
『哭きの○カル 〜神崎さとる〜』
407幼名は淳五郎:03/09/15 23:53 ID:Q+X1kmAr
オレはその本を手に取り会計を済ませると、一目散にクラスメートの家に走った。
直感に訴えるそれを頼りに、オレは『神崎』と書かれた表札の前に立った。
呼び鈴を鳴らすとその女、神崎美智子がオレを出迎えた。
「ダメよ改蔵くん、今日は両親が早く帰って来るから…」
「ゴメン、今日はその用事じゃない。上がってもいいか?」
「変な事しなかったらいいけど…」
オレは返答を聞くや否や、彼女の部屋に上がりこんだ。意外と片付いており、本棚にも
漫画やアニメサントラの類は見受けられない。だがオレには分かるぞ。
「なぁ、この漫画の作者って美智子だろ?」
背後霊と少年が目を伏せ、将棋盤を前にして座っている構図の絵が紙袋から出て来た時、
彼女の顔がみるみる青ざめて行く様子がはっきりと分かった。
「そ、その神崎さとるって言う人、私じゃないもん!」
面白い程動揺している。オレはさらに話を続けた。
「名前で人を騙してるよな。『さとる』なんて男の名前だろ。」
「…ち…違うもん、私『さとる』なんてペンネーム使った事ないもん!」
語るに落ちたな。お前は自分で、ペンネームを使った経験があると白状したようなもんだ。
オレはその事をわざと追求せず、起動している彼女のデスクトップに手を触れる。
メールソフトを起動させると、新着メールの表示があった。一件開いてみる。

こんにちは、そして初めまして。私はマンガ大好きな中二女子です。
神崎先生の『哭きのヒカ○』、すっごく面白いです。采がカッコイイ!!
それから「あンた、背中に何か居るぜ」ってセリフ、もう感激〜〜!

「違うもん、それ間違いメールよ!」
見苦しく開き直る美智子に向かって、オレは意地悪く聞き返した。
「ほう、これがメグ=ライアンからのメールだとでも言うつもりか、それなら…」
ブラウザを立ち上げ、"神崎さとる 同人 哭きのヒ○ル"と入力し、検索結果を待つ。
408幼名は淳五郎:03/09/15 23:53 ID:Q+X1kmAr
掲示板を暫く眺めた後、オレは適当なページのファイル名を保存し、彼女のHDからそのファイルを検索した。
ビンゴだ。日付がWeb上のページよりも新しいドキュメントだった。おそらく更新用のページだろう。
青ざめた様子でオレの行動を見守っていた美智子が、その場にへたり込んだ。
オレは穏やかな笑みを浮かべて美智子に語りかける。
「お前18禁作品も描いていたんだな、未成年のクセに。」
彼女は懇願するようにオレの足へとしがみ付いた。
「お願い…この事は誰にも言わないで…」

後はもう、面白いように美智子はオレの言いなりになっていた。
彼女自身で服を脱いでもらい、オレの着衣も彼女の手で脱がせる。
彼女は進んでオレに奉仕してくれる。お返しにオレが彼女の鋭敏な箇所を触ると、その度に甘い声を漏らす。
口でオレの欲望を受け止めた所で、親が帰って来るからと打ち止めにしようとする美智子の脚を開き、
中へと肉を割って入っていった。
オレの動きに随分いい反応を示して、肌を重ねると抱き締めてくれる。それはそうだろう。
家の門に立つオレの姿を見て、本来オレがここに来た目的を自分との情事だと早とちりした位だ。
今、お前の飢えを満たしてやるからな。
全身を戦慄かせ、弓なりに身体を曲げる美智子の奥深くでオレは達した。
「約束だよ、絶対人には言わないでね。」
念を押す美智子の唇を、オレは自分の口で塞いだ。

家人が帰ってきた神崎家からそそくさと退散した後、オレはまだ街をぶらついていた。
時計と風景が、日没を知らせてくれた。家路を急ぐサラリーマンの姿が目立つようになる。
背の低いクラスメートを乗せたパトカーがオレの傍を通り過ぎて行く。
鞄は人を騙す事が出来ても、あいつは人を騙せる器じゃない。
美智子との情事が余韻を楽しむ暇もなく終わったからか、オレの中で燻るものが残っていた。
ふとオレはこちらを見ていると思しき視線を感じる。その先には女が一人立っていた。
409幼名は淳五郎:03/09/15 23:54 ID:Q+X1kmAr
薄暗がりで顔が良く見えないが、どうもベレー帽の娘が気になって仕方ない。
「オレに何か用か?そんな所に突っ立ってないで、こっちに来いよ。」
声を掛けると、その女はゆっくりとオレの前に歩み寄って来た。
眼鏡を掛けていて大人びた雰囲気に色香が漂い、既に雰囲気が只者ではない。
「ええ、そうよ。何となくだけど、あなた私が欲しい物を持ってそうな気がしたから。」
大人しい物腰に落ち着いた口調。だが実年齢はオレと同じ位だろう。
「名前、教えてくれよ。」
「…マニコ…って呼ばれてるわ。あなたは?」
「オレか?オレは勝改蔵。よろしく。」

オレはマニコさんと連れ立って、街を歩いていた。聞くところによると、
彼女は女子高の学生らしい。俺は彼女に、何故ついて来る気になったのか尋ねてみた。
「ここで私があなたと出逢ったのも、何かの縁。その出会いを大切にしたいとは思わない?」
ほう、そう来たか。オレは一つ、質問をぶつけてみた。
「その縁が例えば一夜限りのものだったとしても、君は後悔しないのか?」
オレの言いたい事を察知したらしく、彼女はウィンクしながら切り出した。
「いい所にでも連れて行ってくれる訳?」
「いい所って言うか、いい事なんだがな。」
オレ達は数あるホテル群の中から一軒を選び、中へと入って行った。
オレの記憶が確かなら、そこの名前は『ブラックホークダウン』だったと思う。

とにかくマニコさんは積極的だった。
博士を除く大抵の女の子だったらオレの為すが侭になる所を、彼女はオレの胸板を触るとか
耳朶を甘噛みするとか、オレのものを扱きながら鎖骨に舌を這わす等
オレを責め続けるような、情熱的な動きで行為を楽しんでいるようだった。
こんな女人は随分久し振りだ。体型が若干幼かったが、全然気にならなかった。
410幼名は淳五郎:03/09/15 23:54 ID:Q+X1kmAr
暖かいマニコさんの膣で、オレは果てた。
彼女は上に乗り、まるで締め付けるようにオレを咥え込んで動いていたのだが
最後の方でスタミナが尽き、オレの手助けで昇天した。
腰は楽だったが、彼女を満足させる前に放出してしまわないか、それだけが心配だった。

マニコさんはオレに体重を預け、喘ぎ声とともに耳元で甘ったるく囁いてくる。
「…ねえ…君、…彼女とか…いる?」
あれだけの激しい行為を遂げたと言うのに、彼女は眼鏡を掛けたままである。
「いないよ」
素っ気無くオレは答えた。一瞬マニコさんが寂しそうに微笑んだ気がした。
「マニコさんは?」
「…いるよ。」意外な返事だった。何か言おうとするオレの意図を挫くかのように、
彼女は立ち上がった。
「シャワー…浴びてくるね。」
全裸のまま、彼女は浴室へと消えて行った。

どうも気になる。マニコさんの彼ってどんな奴なんだろう。
浴室から水音が聞こえて来た事を幸いに、オレは彼女の身分を確かめるべく、鞄の中を
覗き込んで見た。それほど物を持っている訳でもなさそうだったが、あるものがオレの目に留まった。
--携帯電話だ。
オレはその着歴を見てみた。最新のものでも2ヶ月前、古いのでは半年以上経過している。
背筋が凍った。オレは確か、こんな哀れなケータイを何処かで見た記憶がある。
疑念を抱きつつ、オレはメモリー登録を開いてみる。
疑惑は確信に変わった。

あおやま
小GLAY
貞子
411幼名は淳五郎:03/09/15 23:55 ID:Q+X1kmAr
小夜子
玉川
チクロ
………

よしえ
………
J子

「知ったな。」
聞き覚えのある声がオレを驚かせた。その方向へと、恐る恐る顔を向ける。
バスローブを身に纏い包丁を握り締めた羽美が、鬼の形相でオレを睨みつけている。
「彼女、いないんだって?…私、あんたの一体何なの?!」
もっと早くマニコさんの正体に気付くべきだったと悔やまれる。何故分からなかったのか。
そう、オレは――
「な…名前に騙されたぁぁぁぁっ!!!」
オレの視界に、羽美が殺意を持って飛び込んでくる様子がスローモーションのように映った。

「あーあ、可哀想に。騙す人に付け込む人間もまた、騙されるって訳ね。」
惨劇をホテルの一室でモニターしていたすずは、そこで画面を切った。
「それにしても、地丹くん私の名前をゲロしちゃってないかなぁ。
 ヘマ打たないように、言葉には気を付けたつもりだったけど。」
すずは救急車の手配を済ませると、誰にも気付かれないようにホテルの裏口から去って行った。


(終)
412396:03/09/16 00:02 ID:F2w99nc2
どーも、本当にお目汚し失礼致しました。
何とか自分なりに"パロ"ってみようと頑張ったのですが
後半エロ入れた為にかえってダレてしまいました。
実力が足りんわい。

小ネタで勝負したかったのですが、テレ東アニメがリアルタイムで
見られないのも不利でしたし(つーかテレビ観る時間がめっきり減った)
リアル読者層から離れた、偏ったものになっているのも悔やまれます。
悔しいので小ネタの問い合わせには一切応じません。

もっと実力を磨いて挑戦できたらと思います。ちゃお。
413名無しさん@ピンキー:03/09/16 00:15 ID:iEhFHv4u
ムッハー
414229:03/09/16 18:02 ID:hK/rIyYr
あはははは!

面白かったです。
私も改蔵本編っぽいのをやりたんですが、原作風の笑いを取ろうとすると
確実にすべるという致命的欠陥を持っているため出来ないんですよね。

これからもどんどん書いてください。
ほかの人の作品を読むのが何より刺激と栄養になる229からのお願いです。

ところで、「幼名は〜」の意味は?小ネタだからだめかな?
415名無しさん@ピンキー:03/09/17 23:53 ID:hawvmN2F
乙です。
改蔵本編っぽいのに挑戦しているのがいいですね。
みっちー萌えなので、出演してうれしかったです。
416天才塾小噺作成コース:03/09/20 18:24 ID:9pV88wx5
小噺その一:夏祭りの夜、神社の裏で

改蔵 「ただいまー」
羽美 「あーつかれた」
改蔵母「お帰り。なんか遅かったわね。楽しかった?しがらみ神社の夜祭り」
改蔵 「うん、まあ・・・射的とかあったし・・・」
羽美 「そうなんですよー。改蔵が射的にハマッちゃって、ちょっとおそくなりましたー」
改蔵母「なるほどね。あら、改蔵どうしたの?体ぽりぽり掻いて・・・羽美ちゃんもなの?」
羽美 「あ、い、いやその・・・二人とも、蚊に、刺されちゃって・・・」
改蔵母「・・・ふうん。あの神社の裏手の森、やぶ蚊が多いものねー」
羽美 「そーなんですよー」
改蔵母「でも、何で神社の裏手になんか行ったの?あんなひとけのない所。お祭りは境内でしょ?」
改蔵 「う?うーと、なんつうか・・・ちょっと、涼もうと・・・」
改蔵母「そうなの。でも、どうして羽美ちゃん、太腿の内側とか胸の下とかを掻いてるのかしら?
    普通、浴衣を着ていれば蚊に刺される場所じゃないんだけど」
羽美 「え、えっと、そのぉ、最近の蚊は、浴衣くらいだと、あのぉ、ものともしないで潜り込んで、
    刺して行く・・・らしいです」
改蔵母「それは初めて聞いたわ。それはそうと、羽美ちゃん」
羽美 「は、はい・・・」
改蔵母「帯が、出かける時に私が結んであげたのと、違う結び方になってるわよ」
417天才塾小噺作成コース:03/09/20 18:25 ID:9pV88wx5
小噺その二:通信簿ネタと思いきや

地丹「おい、もっと開けよ。よく見えないだろ」
牡丹「これ以上はダメ。恥ずかしいもん」
地丹「小学生のころはよく見せ合いっこしたろ」
牡丹「あのころはまだ子供だったから・・・。私もう中学生なんだよ」
地丹「じれったいな。オレが開いてやるよ!」
牡丹「ダメ、お兄ちゃん、ああ・・・」
地丹「すげぇ、小学生のときとは全然ちがう」
牡丹「やめて、そんなに開いたら全部見えちゃうよ・・・」
地丹「なんか複雑になってる」
牡丹「あたりまえでしょ、中学生になって、生理だって来てるし・・・」
地丹「でも、おまえ、処女膜破れてるみたいだぞ?」
牡丹「そ、それは・・・クラスの田中君と佐藤君が・・・」
地丹「さ、最近の中坊は・・・!」
牡丹「それに、体育の鈴木先生も・・・」
地丹「さ、最近の教師は・・・!」
牡丹「あと、砂丹お兄ちゃんと、お母さんの所に通ってくるおじさんと・・・」
地丹「複雑でぐちょぐちょなのはそのせいかよ」
418天才塾小噺作成コース:03/09/20 18:25 ID:9pV88wx5
小噺その三:途中で投げ出す人々

投男さん 「途中で投げ出さなきゃダメじゃないか!」
山田さん 「ひぃっ!」
投男さん 「制服!」
山田さん 「キャアアアア!何するんですかぁ!」
投男さん 「ああ、素晴らしきかな、途中で投げ出された着こなしの数々よ!」
山田さん 「スカート、返してください!スカート!それ一着しかないんです!パンツ見えちゃう!」
投男さん 「うん?まだ投げ出し方がたりないようだな。パンツを履くのも投げ出すのだ!」
山田さん 「いやぁーっ!か、返して!パンツも一着しかないのにぃ!」
羽美   「どうしたの山田さんっ!」
山田さん 「な?最近叫んでもなかなか来なかったのに、何でこんな恥ずかしいときだけ早いの?」
男子生徒1「や、山田さんがパンツを履くのを投げ出してる!」
男子2  「本当だ!山田さんがパンツを履くのを投げ出してる!」
男子3  「本当だ!山(略)」
山田さん 「見てないで助けて!」
羽美   「どうでもいいけど山田さん、セーターの裾、前を下げるとお尻が見えて、後ろを下げると
      アソコが丸見えよ(笑)」
山田さん 「仕方ないでしょ!セーターもこれ一着しかないんだから、洗いすぎて縮んじゃったのよ!」
男子1〜3「はぁはぁ」
山田さん 「あ、あんた達、なに人の恥ずかしい姿見て○ナニーしてんのよ!ここ校内よ!」
投男さん 「はぁはぁ」
山田さん 「ちょっとあんたまで!」
男全員  「はぁはぁ…ううっ!どぴゅっ!!」
山田さん 「やだぁっ!そんなモノかけないでぇ!シャツやブラまで汚れちゃう!これ一着しか(略)」
羽美   「でも、オナ○ーは途中で投げ出さなかったわね」
投男さん 「オ○ニーは、子作りを途中で投げ出したものだから、いいのです」
山田さん 「どーいう理屈よ!」
419名無しさん@ピンキー:03/09/21 01:32 ID:GBX0pXJq
イイネ
ワロタよ
420名無しさん@ピンキー:03/09/21 17:16 ID:GgCHNydi
>>410
>素っ気無くオレは答えた。一瞬マニコさんが寂しそうに微笑んだ気がした。
>「マニコさんは?」
>「…いるよ。」意外な返事だった。何か言おうとするオレの意図を挫くかのように、
>彼女は立ち上がった。
細かいけど、ここいう表現イイね。羽美がチョト切なさそうで。

>>417
牡丹ヤリマーンかよ!
421229:03/09/24 18:04 ID:wsdwB0k1
わー、作品が増えてる。いいことですね。
そうか、山田さんって、そういう風に使えばいいのか…。

もっと書いてー。
422名無しさん@ピンキー:03/09/27 18:38 ID:BYfzmSvV
22巻発売記念保守。
423229:03/10/01 19:52 ID:NluxHKWm
229です。

最近は他の方が書いてくれて嬉しいです。で、私のほうですが、
「葵〜」はストーリーが主、エッチが従で書いたのですが、それを書いてる最中から

  「次に書くときはエッチが主、ストーリーが従の作品を書こう」

と決めてたので、結局、下に載せるようなのができました。

「ストーリーが従」と書きましたが、ストーリーなんて無いようなもんです(笑)。
目標に「エッチでない記述を10行以上は続けない」というのを立てて書き始めたもんで。
エッチシーンを盛り込むためなら、ご都合主義だろうが筋立てに必然性が無かろうががおかまいなしです。
結局目標は達成できてないんですけどね。

カップルが5組出てきます。こんなカップリングありかよという意見もあるかと思いますがご容赦を。
一応、全カップルがラブラブです。ラブの行き先が違うんじゃないかといったカップルもいますが…。

本編では、とらうま校の体操服はブルマじゃないみたいなんですが、私自身の萌えを優先しました。
22巻の表紙がブルマだし、まあいいかなと思いまして。
424なんの自習をしてるのさ:03/10/01 19:53 ID:NluxHKWm
今日の3時間目は体育の時間だ。改蔵は2分遅れて校庭に出た。
「すいませーん、遅れましたー…って、先生いねーじゃん。」
「おう改蔵。自習だと自習。」
「はぁ?体育の授業で自習?」
「ああ。何か知らないけど、女子も自習らしいぜ。」
改蔵は校庭を見回した。
みな適当に暇をつぶしている。キャッチボールしてる男子、男女混合で、サッカーゴールでPK合戦ご
っこしてるグループ。メール打ってる奴、何もしていない連中、その他。

秋になっても陽射しは結構強い。改蔵は体育館と校舎の間の日陰に行くことにした。
先客がいる。羽美だ。ヒマそうに校舎の壁にもたれかかっている。
体操服の「虎」マーク入りの白のトレーニングシャツの胸にうっすらとブラが透けて見える。紺のブル
マは洗いざらしで、ちょっと前まで地べたに座り込んでいたのか少しお尻に土ぼこりがついている。

改蔵は彼女の隣に座り込んだ。二人でしばらく校庭を見ていた。
何とはなしに、ちらっと羽美の身体を見た。ブルマから伸びた脚が美味しそうだ。
改蔵は少しだけムラッと来た。他に人が見ていないのをいいことに、ブルマのお尻を撫でてみる。ここ
から校庭は見えるが、校庭からここはあまりよく見えない。
羽美の尻はなかなか柔らかい。胸よりよっぽどふくよかで弾力がある。まあ、胸は胸で、少し揉んだだ
けで乳首が勃起しアソコが濡れだす感度の良さが気に入ってるのだが。
立ち上がり、手を背中側からブルマの中へ侵入させる。お尻の割れ目に沿って、指を下の敏感な所へ…。
「すけべっ。」
羽美のゲンコツが改蔵を小突く。改蔵は平然と手を引っ込めた。

また、校庭を眺めるともなしに二人で眺めている。秋風が吹く。羽美のツインテールが風になびいた。
425なんの自習をしてるのさ:2:03/10/01 19:54 ID:NluxHKWm
しばらく校庭を見ていて、改蔵は気づいたことをつらつらと口にした。
「…結構、ふけてる奴らいるな。」
「そうねー。」
「んー…なんか、カップルになってどこか隠れてる奴らもいるみたいだな。」
「みたいだね。」
「自習時間、あと40分か。まあ『お楽しみ』は充分できる時間か…。」
「…したいの?改蔵。」

別にそんなつもりで言ったのではなかったのだが…でもそういう気持ちも少しあったかも知れない。
「俺はいいけど。おまえいいのかよ?もう『あれ』終わったのかよ?」
「うん。」
改蔵は急にやりたくなってきた。羽美がここのところ「あれ」だったので、しばらくやってない…。さ
っき急にムラッと来たのもそのせいだろう。みんなが授業中の時にするというのも後ろめたくていい。
改蔵は向き直り、羽美の唇を一瞬だけ奪うと、シャツをめくりあげて胸を露出させた。ぽよん、とおっ
ぱいが揺れながら秋風にさらされる。左の乳首をしゃぶり始める。
「こらこらこら。誰がここでするって言ったのよ、ちょっ…あん…もっと、人目のつかない所で…ね?」

この手の目的で使用する「人目のつかない所」のお約束スポットといえば、体育用具室だ。
「あれ?少し開いてるよ改蔵…なんでかな?」
羽美は言いながら用具室の重い鉄の戸をガラガラと開けた。途端に、中からどたばたがさごそと音がす
る。複数の人間が、慌てて何かを取り繕っているような音。先客がいるのだ。

地丹と亜留美だった。
426なんの自習をしてるのさ:2:03/10/01 19:56 ID:NluxHKWm
「か、改蔵君達かよ!びっくりした、先生かと思ったよ…。」
地丹は下だけ裸で、キャッチャーミットで股間を隠している。かなり焦ってる表情だ。
亜留美は上半身だけ裸だ。隠れ巨乳が左腕に隠し切れておらず、可愛い乳首が見え隠れする。ブルマの
お尻を折り重ねてある体操用マットの上にぺたんとつけ、とんび座りしている。
彼女はなぜか右手で口元を押さえ、真っ赤になって困っている。

羽美が悪戯っぽくほそーい目になる。
「あらー。なーにやってんのー。二人してー。」
「なっなっ、なんでも…いいじゃないか。う、羽美ちゃんたちこそここに何しにきたんだよ!?」
「私、地丹君に訊いてないもーん。ねー、亜留美ちゃーん。どうして口を押さえてるのぉー?」
「ん…んっく…んん…」
「や、やめてよ…あ、亜留美ちゃんは、ちょっと今…その…口から手が離せないんだよ。」
「だからなんでー?ねー亜留美ちゃん?お口の中が何かでいーっぱい満たされてるみたいだけど?」
「ふぇ、ふぁふ…ん、んく、んん…ふぇあう…」
亜留美は、口の中に出されたものを何とか飲み込もうとしているのだが、どうしても出来ないらしい。
おそらく普段は、口に出されたらすぐにティッシュか何かに移しているのだろう。しかし、今日は地丹
が出した直後に改蔵と羽美に見つかって…。

こんな長時間口に留めていたことがないのか、とうとう我慢できずに口から少しずつこぼし始めた。
「あ、亜留美ちゃ…だ、だいじょうぶかい?亜留美ちゃん?」
「あーあ。溢れてきちゃった。あらあら、ずいぶん出されてたみたいね亜留美ちゃん。」
亜留美は涙目だ。口元と右手の指の間から、精液と唾液の混合物が滴り落ちる。胸にぽたぽたとこぼれ、
乳首をヌラヌラ濡らし、さらにブルマまで流れ落ちた。かなりの量だ。
「ひーん。うみひゃんのいじわふー…。きもひわるひ…。」
427なんの自習をしてるのさ:4:03/10/01 19:57 ID:NluxHKWm
体育用具室は使えないとなると、次のお約束の場所は保健室か。廊下を歩きながら小声で会話する。
「どうやって亜留美ちゃんをモノにしたのかしら地丹君?知ってた?あの二人がああなってるの。」
「いや全然。そんなそぶりなかったけどなぁ。どうでもいいけど、意地悪いなおまえ。」
「そーぉ?だって、いじめてみたいじゃん、あーゆーの。亜留美ちゃん半べそ面白いー。それに、追い
出さないで、続きをやらせてあげてるんだもん、むしろ感謝してもらわなくっちゃ。」
「おまえはあんな事させてくれないくせに。」
「あんな事って、口の中に出す事?いーの。したい人だけがすればね。それより、ほら保健室だよ。『昼
休みまで休診』。無人だって事よね。やっぱベッドでしたいよねー。あれ?」
また先客だ。

保健室のベッドの上には、よし子先生がいた。
「な、何よあんたたちっ。入って来ないで、今授業中よ?『昼休みまで休診』の札、見えなかったの?」
「…よし子先生こそ、何してるんですか。大体、先生が来ないから、私たち体育自習なんですよ?」
何してるんですかと言っても、よし子先生は全裸だし、シーツの乱れを見れば一目瞭然だ。
ベッド脇にある背もたれの無い椅子やそこらに、セーラー服と黒い下着とストッキング、男子生徒の制
服が脱ぎ散らかしてある。
枕で裸を隠そうとしているが、まるで役に立っていない。乳房は中くらいの大きさで少しだけ垂れそう
な兆しがあるが、まだはりがある。乳首やあそこは部分的には結構黒ずんでいる。20代後半に相応の
熟れた肢体で、なかなか艶かしい。

もう一つのベッドとの間のカーテンの陰から物音がした。先生はまずいという顔になる。
男の子が一人、カーテンの陰に隠れているようだ。脱いである制服の主だろう。時間があればそっちの
ベッドに潜り込んで病人のフリも出来たのだろうが、そうもいかなかったらしい。
428なんの自習をしてるのさ:5:03/10/01 19:58 ID:NluxHKWm
「…よし子先生、彼は何ですか?」
「あ、あら、だれかしら、私気づかなかったわ。改蔵君、今気づいたの。」
「不思議ですよねー。なんでそこに男の子がいて、よし子先生は裸なんだろう?」
「その、なんか息苦しくて、それで脱いでベッドに横に…あ、ちょ、改蔵君、駄目よそっち行っちゃ…」
改蔵はカーテンの向こう側へつかつかと入り込み、男子生徒と対面した。いかにもよし子先生好みの、
純情そうで童顔の一年生だ。唇や乳首、下腹部など、あちこちによし子先生の口紅が付いている。
「ちょ、ちょっと改蔵君、その子は関係ないってば!ね、そうよね?」
「そ、そうですよ、か、関係ないですよ。たまたまここにいるだけです、僕。」
「たまたま?ほとんど全裸で、たまたま?ソコに、ゴムつけているのに、たまたま…ほほう。」
「…ううう。ねー、改蔵君、おねがーい。もういいでしょー?認めるわよ、私達いけない事してました、
エッチしてました、はい。だからね、誰にも言わないで、これ以上追求しないで…。」

よし子先生はしおらしくなってしまった。もう枕で股間を隠すのも忘れてベッドの上で小さくなってい
る。アソコは、舐められていたのか挿入されていたのか、かなり濡れている。
皮肉な話、保健室に内側から鍵をかけられないようにしたのはよし子先生だったりする。ベッドで不純
異性交遊をするカップルが絶えないから、という理由だったが、本人がこういうことになろうとは…。

「エッチ『してました』?過去形ですか?というか最中でしょ?あと35分、お楽しみは続くんでし
ょ?」
改蔵の突っ込みは相変わらずきつい。羽美はあらあら先生かわいそうにと思う。でも楽しい。
(ていうか、私より改蔵のほうが意地悪いじゃん。)
「だから、もう、いじめないでよー。羽美ちゃんも、改蔵君になんか言ってあげてよ…。」
「…まあ、いいじゃない改蔵、その辺で。私たちは別な場所探しましょ。よし子先生には、あとで口止
め料たっぷりもらえばいいんだし。」
429なんの自習をしてるのさ:6:03/10/01 19:59 ID:NluxHKWm
次はどこに行こうかと少しもめたが、結局図書室に行くことにした。
「どうでもいいけど、あと30分ないわよ。じっくり愛し合うって訳にはいきそうにないわね。」
「その辺は、口止め料で何とかなるさ。それより、また誰か先客がいるなんて事ないだろうな?」
しかし図書室の出入り口には鍵がかかっていた。それも内側からだ。と言うことは中に誰かがいるのだ。
例によってまた先客らしい…。

改蔵達はそーっと図書室を廊下側の窓から覗き込んだ。図書室には、普通の閲覧机以外に、ソファが一
組ある。改蔵達がそのソファでしようとしていた事を、今、誰かがしているところだ。
鍵のかかっていない窓を静かに少しだけ開けると、可愛いソプラノのよがり声が聞こえて来た。
「いい…イッ…ちゃう…、またイッちゃう…ああ、イク、イク…。」
そのショートカットの女の子を、ソファの上で組み伏せるようにして、肌の浅黒い男が腰を使っている。
山田さんと砂丹だ。二人とも上半身は完全着衣、下半身は完全脱衣状態だ。
すでにもう絶頂に差し掛かっているらしく、二人とも切羽詰った様子でお互いを求め合っている。
ソファの脚は折れそうなほどぎしぎし音を立てている。山田さんの甲高いよがり声が急に1オクターブ
高くなって、しなやかそうな身体をのけぞらせた。イッてしまったのだ。

ソファの軋みが急に止まった。砂丹も達したらしい。荒い息をしたまま、射精の快感に浸っている。び
くっ、びくっ…とヒクつきながら砂丹に抱きついている山田さんの恍惚の表情が美しい。
一瞬の後、山田さんが改蔵たちに気づいた。可哀想に、せっかくの絶頂の余韻を味わう至福の時間を奪
ってしまった形だ。
「…え?あ!ちょっと、砂丹くんっ!やだ、誰か見てる!」
慌てて砂丹が離れ、こちらに向き直る。股間の避妊具の先端に白いものが溜まっている。山田さんのア
ソコから名残惜しげにいやらしい雫が滴る。
こそこそ覗いている必要もなくなったので、改蔵は窓を完全に開けた。窓越しに会話する。
430なんの自習をしてるのさ:7:03/10/01 20:00 ID:NluxHKWm
「何してんだか。砂丹君は大体、学校ここじゃないでしょ?それと、山田さん、今日は天才塾の大規模
な襲撃があるから、迎撃に専念するため学校休むって言ってたじゃないの。その割に制服着てるけど。」
羽見が呆れたように言う間、砂丹はむこうを向き避妊具を外して処置していた。
ソファの上に正座した山田さんが、頬を赤く染め両手で陰毛を隠しながら言い訳をする。
「あ、あのね羽美ちゃん、は、始めはその予定だったんだけど…天才塾側から、『朝食べた鯖の味噌煮
で集団食あたりを起こして今日は襲撃できない』って連絡があったの、で、二人ともこの時のために溜
めていたパワーが有り余っちゃって…なんか急に変な気分になっちゃって…それで…。」
「で?何回やったんだよ?」
「え?さっきのだけよ、午前中からそんな何回もするほど私、淫乱じゃ…。」
「山田さん、嘘はいけないな。さっき『「また」イッちゃう』と言ってたのを俺は聞いたのだが?」
一回のエッチで何回かイク可能性もあるが、カマをかけてみたのだ。案の定、山田さんは観念し、指で
「3」を作ってトマトのように真っ赤になってうつむいてしまった。

「なんで、今日に限って使えそうなところはみんなエッチしてるのよぉ。」
不機嫌そうに羽美が言う。
運動部が入っている、鉄筋平屋建ての部室棟なども探してみたが、考えることは皆一緒らしく、どこも
カップルがいちゃついていてたり(SEXしてるとは限らなかったが)、何かしら埋まっていた。
仕方がないので科特部の部室に行くため、本校舎に戻るところだ。
「私、うちの部室でするの、気が進まないなー。何かを部長が仕掛けてる気がするのよね。」
「何かって何だよ?」
「テレビカメラとか。もし、もしもよ、科特部がカメラで見られていて、インターネットに24時間ラ
イブ中継されてたらどうする?そんなとこでしたら、私達のエッチが世界中に配信されちゃうのよ?」
「もし心配なら、隅っこのほうですればいいさ。あるいは、ダンボールで囲ってするとかな。」
「そんなんだったら、青空の下でダンボールで囲ってしたほうがましよ。」
431なんの自習をしてるのさ:8:03/10/01 20:01 ID:NluxHKWm
本校舎に戻る途中は、必然的に体育用具室の脇を通る。さっきの二人がどうなったか、ちょっと覗いて
見る事にした。重い戸を音がしないように開け、そーっと覗き込む。

「だ、だめぇ、そんなに…強くしたら、ああん、こ、壊れちゃう…よぉ、うう。」
「こ…こんな感じ?亜留美ちゃん…。」
「そう…はあ…地丹君の…おちんちん…おっきすぎるんだもん…ああ…。」
まだいた。積み重ねた跳び箱の陰でエッチしている。
改蔵たちには、地丹の貧相な尻から背中と、亜留美の白い大きめのお尻と脚が見える。亜留美の上半身
は跳び箱に隠れて見えない。
地丹の太いモノが、亜留美のほとんど毛の生えていないアソコに出入りしている。ブルマは脱がずに膝
まで下ろした状態で、屈曲位でしてるらしい。人が入ってくるのに備えてるつもりなのだろうが…。
「ああ…亜留美ちゃんのここ、ヒクヒクしてきたよ…イキそうなの?」
「イッちゃう…かも…あ、ごめん、もう我慢できない、先にイッちゃう…あうう…う…くぅ…っ!」
亜留美の白い脚が、一瞬宙を掻くようにしてからピクン、ピクンと伸びた。イッたらしい。地丹は一時
的に動きを止めている。だが、まだまだエッチは続くのだろう。
羽美は続きを見たかったが、改蔵に促されて外に出た。まあ、人のエッチに興味を示してる場合ではな
い。もう後20分しかないのだ。科特部に向かう。

二人は部室に入るのをためらった。喘ぎ声と、鞭の音が中から聞こえてきたからである。また先客…。
「ねえ、何?この音…。」
「とりあえず覗いてみよう。」
ひそひそ囁きながら、そーっと部室の戸を開ける。さっきからこのパターンばっかりだ。
中年の小太りした男が、全裸で縄で縛られて床にひざまづいている。編み上げのハイヒールと鋲のつい
た黒皮手袋以外身につけていない若い女が、その男を鞭で叩いている。
「あ!あれ、部長!?」
「しーっ!」
432なんの自習をしてるのさ:9:03/10/01 20:02 ID:NluxHKWm
すずが振り向く。
「あら、改蔵君、羽美ちゃん。今は授業中よ、何してるの?」
まったく動揺していない。鞭を振るうのはやめているが、平然とこちらに向き直った。本当に全裸だ。
大きな乳房がぷるんと揺れる。陰部も隠そうとしない。
「部、部長。な…に、してるんですか…うわ、その人、校長じゃないですか!?」
「そうよ。ちょっとね、校長に頼まれて、たまーにこういうことしてるの。ま、割りのいい副業よ。」
「はあはあ、君達、彩園君は実に素敵な女王様だよ。」
「校長…いったいなに考えてるんですか。ほんっとSMが好きですねぇ。」
「それより、あなた達は何しに来たの?」
尋ねながらすずはお尻を改蔵達に向けて校長の縄を解く。脚を伸ばしたまま上体を屈めて解いているの
で、きれいに陰毛に縁取られた、お尻とアソコの粘膜が丸見えだ。
羽美は、改蔵が物欲しげにそれを凝視しているのに気づき、肘で小突いた。部室に来たわけを説明する。

「なるほど、そういうことなの…。じゃ、仮眠室使えば?」
「仮眠室って、先生が夜に居残るときに使う、あそこですか?」
「ちょっと、彩園君、それは…。」
「あら、問題ですか?校長。」
「まあ…生徒の性行為に教師の仮眠室を使用するのを、校長が黙認したのがばれたらさすがに…。」
「んもう、そういうところだけ硬いのね。いいじゃないの。ね?」
すずがそのとき校長に見せた表情に、羽美はたじろいだ。甘ったるい、愛人がパパにおねだりするとき
のような表情…。演技にしては実に絶妙だ。校長は完全に骨抜きにされた。
「ん…まあ、いいか…。」
「と、いうわけ。仮眠室の予備の鍵は校長室の机の右の一番上の引き出しにあるはずよ。」
この人、ほんとに校長の愛人もやってるんじゃないか、と改蔵と羽美は別々に同じ事を考えた。
433なんの自習をしてるのさ:10:03/10/01 20:04 ID:NluxHKWm
仮眠室は、都合上、保健室の対面にある。
改蔵は保健室に近づいた。覗く気は無いが、入り口を数センチ開けた。よし子先生の声が漏れてくる。
「あ、だめ、まだイッちゃ駄目よ、もう二回目なんだから、もうちょっと保たせてよぉ…。」
羽美が「そんな事してる時間ないでしょ」と言いながら仮眠室の鍵を開ける。改蔵が保健室の入り口を
閉める直前、よし子先生の声の調子が変わり始めた。
「ああ…良くなってきたわ、上手よ…今日はいけるかも…。お願い、イカせてね、お願いよ…。」
これなら、あと1分か2分、一年生の彼が保てば、先生もイクだろう。

今度こそ先客はいない。仮眠室は3畳強と狭く、2段ベッドになっている。内側から鍵をかけた。
「へー。うちの学校、こんな部屋があったんだ。」
「ねぇ、そんな事より、早くしようよー。あと10分しかないのよ。」
改蔵はあれっと言う顔をした。
(なんだ?こいつ、気付いてないのか?)
少し考え、教えずにほっておく事にした。焦りながらする羽美を見るのも、いいかもしれない。
「そうだな、時間ないしな。ブルマとパンツ下ろして、自分で濡らしとけよ、すぐ入れられるようにな。」
言いながら立ったまま改蔵は下だけ脱ぐ。すでに勃起していたものが、元気に反り返る。
ツインテールをほどき、2段ベッドの下に横たわった羽美もブルマとパンツを同時に脱いでいる。
「もうけっこう濡れてるんだよ…。」
羽美はそう言うと、脚を大きく広げて自分でアソコを弄りだした。改蔵の言われた通り、もっと濡らそ
うとしてるつもりなのだ。普段は恥ずかしがって決してこんな所は見せないのだが、早くしないと自習
時間が終わってしまうという焦りが恥じらいを上回っているらしい。まあ、改蔵自身も、先端からいわ
ゆる「我慢汁」が滴を作っているのだが。

改蔵は羽美の両脚の間に自分の下半身を割り込ませた。
434なんの自習をしてるのさ:11:03/10/01 20:05 ID:NluxHKWm
狭い空間でキスを交わした。2人とも運動服のシャツは脱がず、羽美のそれは首までたくし上げておっ
ぱいを露出させ、指で乳首をこりこり弄る。もう硬く勃起している。羽美の方から積極的に舌を絡め、
手を伸ばしてアレを握って刺激を加えてきた。
早く入れて欲しくてどうしようもないらしい。改蔵は、作戦成功と悦に入っている。
「ね、入れてよ、早くして…。」
「いいじゃないか。もっと楽しもうぜ。」
「だめだよ、4時間目が始まる前に戻んないといけないんだよ、それに、もう身体が…たまらないの。」
「わかった、わかった。じゃ…入れるぞ。」
「あ、あんっ…」
「あ、それから…。」
「な、なによ、早くしてよぉ。いじわるしないでよぉ。」
「以外と壁、薄そうだぞ。確か右隣の部屋は…。」
「いいよ、声出さないから、大丈夫だからぁ、ねえー。」
わざとじらすのがこんなに楽しいとは思わなかった。改蔵は、焦る羽美の表情を面白そうに観察しなが
ら、ゆっくり挿入していった。
「あはぁ…か…改蔵…ぉ…。」
「こら、声出すなって…。」
「…ん、んん、んっく…んんーっ…。」
羽美は口を両手で押さえ、必死に声を押し殺している。時間がわずかしかなく、声を出せない状況が却
って彼女を昂らせて行く。
(何かいつもより締まりがいいぞ、しかもすごく熱く濡れてるし。)

廊下から、よし子先生が他の先生と会話しているのが聞こえる。一年生の彼とのエッチは終わって何事
もなかったように保健室を抜け出したのだろう。どうやらちゃんとイッたらしく、口調が晴れやかだ。
435なんの自習をしてるのさ:12:03/10/01 20:06 ID:NluxHKWm
とても狭い室内の、二段ベッドの下という上からも圧迫された環境で、なぜか二人はいつも以上に燃え
上がっていた。改蔵は激しく動き過ぎて、2回ほど上のベッドの底板に頭をぶつけてしまった。
羽美の口を押さえる手に力が入る。激しく改蔵が突くたびに、小ぶりのおっぱいは上下に揺れ、勃起し
た乳首が行ったり来たりする。
普段ならイク直前にしか来ない強い締め付けが何度も改蔵のモノを襲う。こいつの身体ってこんなにエ
ッチだったっけ、と改蔵は感じる。先に出してしまわないように気をつけないと…。

改蔵の息が激しくなりだした。羽美がとうとう我慢できずに口から手を離し、改蔵の身体に手を伸ばす。
「あ、駄目だよ、駄目、私、だ…駄目だよぉ改蔵…!」
羽美の「駄目だよ」はイッてしまうという意味だ。改蔵の汗が羽美に滴り落ちる。羽美はいつもより改
蔵が強く深く子宮を突き上げてくれるのを感じていた。すごい、改蔵いつもより激しい…。そして、改
蔵のアレが急激にはち切れそうになってくる感触を膣でとらえていた。
「駄目だよ、駄目、もう…あああ、改蔵ぉ…!!」
羽美は嫌々をして泣きながら改蔵にしがみつく。その途端、子宮口に叩き付けるように熱い液が射出さ
れる。頭の中が白くなる…。
改蔵は、自分から熱くほとばしり出たものが二人の粘膜の間にねっとりと染み渡るのを感じつつ、まだ
名残惜しそうに腰を動かしていた。全部出し切ってしまって、やっとがっくりと崩れ落ちた。

ほぼ同時に、3時間目の終了のチャイムが鳴った。
「…ああん…もう時間切れなのぉ…。」
羽美がぼんやり呟く。
「いまから、急いでアソコを拭いて、パンツとブルマはいて、それから更衣室に行って、制服に着替え
て…あーあ。この、改蔵が中でまだ少しだけぴくぴく脈打ってる余韻みたいのを感じてるのが、いちば
ん好きなのに…。しかたないわ、ね、改蔵、もう抜いていいよ…。なに?何笑ってるの改蔵…?」
「やっぱりお前、気付いてないんだな。自分で言い出した事なのに。」
「え?私なんか言った?どう言う事?」
「だから、口止め料がわりになるんだよ、これ。よし子先生の。」
「わかんない。ねえ、まだ抜かなくっていいの?なんなのよ?」
「忘れたのか?うちのクラス、4時間目は、よし子先生の授業なんだよ。」
羽美の顔がパアッと明るくなった。まるでおもちゃを与えられた瞬間の子供のような表情だ。まだ改蔵
のモノをくわえこんでいるアソコとはまるで不釣り合いな可愛い笑顔がキラキラしている。
改蔵の首に両手を回し、自分にぎゅーっと抱き寄せた。
「じゃあ、あと50分、ゆっくり愛してくれるの?」
「ま、そんなとこだな。」
「もう、なんでそれを早く言ってくんないのよ。私焦っちゃったじゃない。」
「いや、わざと焦らせてみようと思ってな。おかげで、随分燃えたじゃないか。」
羽美は真っ赤になった。

いったん抜いてアソコをきれいにする。流れ出した精液を拭き取る。
今度は上半身も運動靴と靴下も脱いで全裸になった。薄暗い室内でお互いを求め合う。休み時間なので、
外は結構にぎやかだ。生徒の走る音、先生の声、昼休みに備え購買の準備する物音。二人の吐息と喘ぎ
声がそれに混じる。
(この調子だと、4時間目では終わらずに、昼休みの時間もつぶれるかな…。)
二人はお互いにそう思いはじめていた。
改蔵に身体中を愛されて、羽美の膣口から熱いぬるぬるした液が滲みだす。彼がさっき出したものの残
りが混じって、少し白く濁っている。
4時間目の開始のチャイムが鳴った。しかし、熱く絡み合う二人には関係ないようだ。

−完−
437名無しさん@ピンキー:03/10/03 13:31 ID:ZMPobKfD
あげ
438名無しさん@ピンキー:03/10/03 17:54 ID:qfG5Qz7k
   | \
   |Д`) ダレモイナイ・・オドルナラ イマノウチ
   |⊂
   |


     ♪  Å
   ♪   / \   ランタ タン
      ヽ(´Д`;)ノ   ランタ タン
         (  へ)    ランタ ランタ
          く       タン



   ♪    Å
     ♪ / \   ランタ ランタ
      ヽ(;´Д`)ノ  ランタ タン
         (へ  )    ランタ タンタ
             >    タン
439名無しさん@ピンキー:03/10/03 19:51 ID:swdGCi62
見たよ。
440名無しさん@ピンキー:03/10/03 21:14 ID:vfp6IZ1M
>>423-436
おまいら勉強しないと折れ等みたいなダメ人間になりまつよ

乙です。
相変わらずキャラの使いこなしがメチャ巧いですな
筆に元気もあるしうらやましい
441名無しさん@ピンキー:03/10/03 22:08 ID:ekIyyvP/
&heat;
442天才塾小噺作成コース:03/10/08 19:33 ID:MPw4/SXE
小噺その四:すずの別荘のお風呂場で

羽美 「あら、亜留美ちゃん・・・おっぱいの下にホクロあるね」
亜留美「あっ、本当だ!初めて気づいた!普通にしてたら、こんなところ自分じゃ見えませんものね」
すず 「そうね。男の子の場合は、サオの裏やフクロの下とかが、自分じゃ見えない所かしら」
亜留美「そういえば、改蔵君も、右のフクロの後側にアザがあるの、自分では知りませんでしたね」
羽美 「そうそう、星の形してるのよね。フクロをいじってあげてて気づいたんだけど・・・って、な
    んで亜留美ちゃんが知ってんの!?改蔵にも誰にも話してないのに?Hの時しか見ないわよそ
    んなとこ?」
亜留美「え?もちろん、Hの時に見たからですけど?」
羽美 「う・・・な・・・え・・・」
すず 「あら、私とHした時は、改蔵君、そのアザの事知ってたわよ?自慢げに見せてくれたわ。「撃墜
    マークだ!」ってね」
羽美 「へ・・・ま・・・う・・・」
亜留美「部長さん、いつ改蔵君とHしました?先月?じゃ、私が言ったからですねー。その前の月、
    改蔵君と69してて気づいた時、私、面白がって本人に教えてあげましたから」
羽美 「ちょっとあんたたちっ!」
すず 「じゃ、これ知ってる?改蔵君は、裏筋を舐められるより、カリの方が感じるの」
亜留美「へー。今度やってみよー」
羽美 「待ちなさいってば!」
亜留美「どうしたんですか羽美ちゃん?」
羽美 「か・・・改蔵は・・・私の・・・」
すず 「羽美ちゃんの・・・何?」
羽美 「・・・なんでもないです・・・」
すず 「ふーん。そうだ、亜留美ちゃん、じゃ、これはどうかな?地丹君のサオのホクロの個数は?」
亜留美「5つでーすっ」
すず 「あたりー。さすがね」
羽美 「乱れてるわ!乱れてるわ!」
443天才塾小噺作成コース:03/10/08 19:34 ID:MPw4/SXE
小噺その五:どうせだから、ついでだから、せっかくだから

改蔵「・・・全く、リフォームって言ったって、こんな部屋じゃ落ち着いてすごせないだろ!何だよ
   この意味不明なオヴジェ?」
羽美「でも、もう夜よ、どうすんのよ?押し入れ、取り払われて無くなっちゃったわよ?あんた何処で
   寝るのよ?」
改蔵「なんで始めっからおまえはベッドで寝れることになってんだよ?・・・つーか、このベッド、
   Wベッドな訳だし・・・せっかくだから」
羽美「・・・そうね、どうせだしね・・・一緒に寝ようか・・・」
改蔵「よいしょっと。なかなかいい具合じゃないか、このベッド」
羽美「ほんとだー。ふっかふかだねっ。ねえ、ついでだからさぁ・・・」
改蔵「まあ、どうせだから、キスぐらいいいか・・・チュ」
羽美「えへ。あん、そんなところ、触らないで・・・なんで脱がすのよ」
改蔵「いいじゃないか、ついでだよ・・・けっこう柔らかいな、おまえの身体」
羽美「あん、やだ・・・で、でも、きもちいいかも・・・ね、ねぇ・・・どうせ二人とも裸なんだし、
   もう少し下のほうも・・・ね?」
改蔵「せっかくだからな」
羽美「そうよ、ついでよ、ついで・・・別に、お母様の術中にはまったとかじゃなくって」
改蔵「おまえだいぶ濡れてるじゃないか・・・どうせこんなに濡れてるんだし・・・」
羽美「いいよ、でも、痛くしないでね・・・初めてなんだから」
改蔵「じゃ、いくぞ・・・はあはあ」
羽美「あんあん」
改蔵「はあはあ・・・なあ羽美」
羽美「あんあん・・・なによ」
改蔵「せっかくだから・・・中に出して、いいか?」
羽美「それだけは駄目」
444天才塾小噺作成コース:03/10/08 19:34 ID:MPw4/SXE
小噺その六:心臓の弱い人は読まないで下さい(笑)

改蔵 「神崎さん、男の部屋について来たんだから、当然犯らせてくれるよね(笑)」
美智子「嫌よ(笑)私バージンなのよ(笑)責任とって結婚してくれるならいいけど(笑)」
改蔵 「もちろんその気だよ(笑)って、あっさりOKかよ(笑)じゃあ入れるよ(笑)」
美智子「痛い痛い(笑)」
改蔵 「はあはあ(笑)中に出すよ(笑)」
美智子「今日は危険日なのよ(笑)でも結婚してくれるんだからいいわよ(笑)」
改蔵 「はあはあ、どぴゅ(笑)」
美智子「私達結ばれたのね(笑)ちょっと、私のアソコ広げてデジカメ撮らないでよ(笑)」
改蔵 「今日の事内緒にしとかないと、この写真ネット公開するよ(笑)」
美智子「結婚してくれるって嘘だったのね(笑)今までに何人の子をそうやって騙したの(笑)」
改蔵 「まあ15人かな(笑)」
美智子「いつか殺されるわよ(笑)あらうまい具合に羽美ちゃんが来たわ(笑)」
羽美 「ちょっと改蔵、ミッチーと何してんのよ(笑)殺すわよ(笑)」
改蔵 「包丁は危ないぞ羽美(笑)誘ったのは神崎さんだよ(笑)」
羽美 「どっちが誘ったかなんて意味無いわよ(笑)二人とも殺すもの(笑)」
美智子「羽美ちゃんセリフに括弧笑いつけてもそれじゃシャレにならないわ(笑)」
羽美 「だってシャレじゃないもん(笑)えいっ、ぐさっ(笑)」
改蔵 「ああ神崎さん死んでしまうとは何事か(笑)部屋一面血の海だよ(笑)」
羽美 「次は改蔵よ覚悟してね(笑)えいっ、ぐさっ(笑)」
改蔵 「うう、死ぬほど痛い(笑)当たり前か(笑)逮捕されて死刑だぞ羽美(笑)がくっ(笑)」
羽美 「あ、死んだ(笑)いつかみたいに壁に塗りこめるから逮捕とかは大丈夫よ(笑)」
445名無しさん@ピンキー:03/10/12 22:50 ID:fHyioFyU
>>444
強烈(笑)恐るべし括弧笑いの効果(笑)
改蔵ゲス野郎かよ(笑)
446名無しさん@ピンキー:03/10/13 12:04 ID:Vd5d7rDN
>>444
ハゲワラ
447229:03/10/14 18:06 ID:u+Z8VC3p
>>444
なんだこれ(笑)すごく変だ(笑)
どこがどうとかじゃなく、全体的に何度読んでも可笑しい(笑)
読むたびに(笑)がこみ上げてくるなー(笑)
448名無しさん@ピンキー:03/10/16 19:42 ID:5eJxdkvC
南国アイスホッケーネタで
部員(部長とかホーケイとかインキンとか暴れる外人とか月斗)に
姦されるマイコちゃん若しくはスポコンに燃える先生。
できたら本編仕立てでおながいしまつ。

もちろんイク時は「はーん」です。
449名無しさん@ピンキー:03/10/18 00:22 ID:FjhQDwci
保守
450名無しさん@ピンキー:03/10/19 10:44 ID:gfsBJnGb
大変、改蔵くん
新種のコンピュータウィルスが大流行してるみたいなの
2chの記事の(笑)だけを・・勝手に削除するプログラムよ
451名無しさん@ピンキー:03/10/19 17:19 ID:AjBeNcKE
>>450
あなたが組んだウィルスでしょうが、科特部部長(喪)

丁度いい、あなたの体験談をお聞かせ願えないだろうか。
エロパロ板に個人が特定できそうな書き込みを行なったのはあなたなのだから
逆恨みして私の個人情報を盗むようなマネはしないでね。お願い部長さん。
452      (笑):03/10/20 01:59 ID:z07tD93c
                (笑)
       (笑)   
            (笑)
                             (笑)



なんだこれ   すごく変だ
どこがどうとかじゃなく、全体的に何度読んでも可笑しい
読むたびにがこみ上げてくるなー
453名無しさん@ピンキー:03/10/20 23:44 ID:IYMBqRXH
また新種のウィルスが・・・
454名無しさん@ピンキー:03/10/21 01:19 ID:WCTGvnkb
嬉ションしそう
455名無しさん@ピンキー:03/10/26 15:32 ID:7fxVQaBb
ぶっちゃけ絡みも特定の関係もない作品でもOKですか?
456名無しさん@ピンキー:03/10/27 22:53 ID:xIBrF+gd
age
457名無しさん@ピンキー:03/10/29 22:36 ID:fezrcB7S
>455
いいんでないかい?
458名無しさん@ピンキー:03/11/02 11:58 ID:9ijHgXwl
神崎さん・・・
459229:03/11/03 16:46 ID:EODFTAJQ
スランプ
460天才塾小噺作成コース:03/11/05 17:53 ID:cV34YNO3
小噺その七:ロスタイムはどれくらい?

羽美「ああ、いい、改蔵、私いっちゃう・・・」
改蔵「はあはあ、羽美、俺、出そうだ」
羽美「だめ、今日は危ないの、中に出しちゃだめ、ああ・・・」
改蔵「もう少し、もう少しがんばれるぞ・・・はあはあ」
羽美「いいよ、私もうじゅうぶん気持ちいいから、抜いて、外に出して!!」
改蔵「大丈夫、はあはあ、お・・・俺の心のナカヤマが・・・最後まで諦めるなと叫ぶのだ・・・」
羽美「無理だって!もう、はちきれそうになってきてるって!あん、気持ちいい、けど、ああん」
改蔵「お、俺の・・・計算では、ロスタイムはあと・・・10往復と・・・見た!!」
羽美「こんなところでロスタイム見なくていいよー!わー、おちんちんビクビクしだしたよー!!」
改蔵「よしっ!あと2回突いてっ!そしたら抜くぞ!・・・って、あ・・・ああっ!!」
羽美「あーっ!!・・・あはう・・・はう・・・う・・・で、出ちゃったじゃないのー・・・」
改蔵「(ズガンボーン)」
羽美「なにがズガンボーンよ!わーん、まだ出てくるよー、早く抜いてよー」
改蔵「はあはあ・・・わー、ずいぶん出たな、なーに、コーラで洗えば・・・」
羽美「大丈夫のわけないっ!赤ちゃん出来たらどうすんのよー!?」
改蔵「そうか・・・羽美の妊娠が発覚するまでが、俺の人生のロスタイムか・・・」
羽美「私にとってもロスタイムだー!!」
461天才塾小噺作成コース:03/11/05 17:54 ID:cV34YNO3
小噺その八:見間違いですよねっ

羽美「ただいまー・・・って・・・しえちゃん・・・」
しえ「あ、う、羽美ちゃん・・・今日はもっと遅くなるって聞いたのに・・・」
羽美「・・・私達のお部屋でなにしてんのよ・・・なんで二人で寝てんのよ・・・」
改蔵「まあ、ちょっとな・・・裸のお付き合いというか・・・いいじゃないか。堅いこと言わない」
しえ「ごめーん。改蔵君、ちょっと借りてるね、なーんて・・・だめ?」
羽美「・・・それ、私の枕なんだけど・・・」
しえ「私だけじゃないのよ、私だけじゃ。ミッチーだって、山田さんだって、ここで寝たんだから。
   この枕使ったんだから。改蔵君に何度も中出しされちゃったんだから」
改蔵「それは別に言わなくとも」
しえ「それに、ここでじゃないけど、亜留美ちゃんやよし子先生だって、改蔵君とはHしてるし・・・」
羽美「あーっ!もーやだ、みんな纏めて呪ってやる!予防のためにも、改蔵に気のありそうな子は、
   全員まとめて葬り去ってやるー!」
すず「またそれは物騒ね。例によって今回のことは無かったことにしてあげるわ。ぷすっ」
羽美「ぶ、部長・・・首筋に注射なんて・・・なにを・・・がくっ」
しえ「な、なんですかそれ?」
すず「記憶を混乱させる薬よ。完全に忘れるわけじゃないけど、ほんとにあった事かどうだったか自信
   が無くなって、まあ最終的には見間違いだったって事で納得するの」
改蔵「便利ですよねー。羽美に浮気を見つかるたびに、注射してもらってるんだよ」
しえ「ひえー」
すず「1回5000円貰ってるんだけどね。さあ、ツケの分もまとめて払ってもらうわよ改蔵君」
改蔵「ううう。今月の小遣いが・・・はい2万円・・・」
すず「まいど♪(さーて、つぎはどの娘を改蔵君にけしかけようかなー)」
462天才塾小噺作成コース:03/11/05 17:56 ID:cV34YNO3
小噺その十一:時間泥棒?

羽美「やっぱり、私、時間泥棒に時間を盗まれているんです!」
地丹「はあ?」
すず「またなの?202話(19巻第2話)で納得したんじゃなかったの?ていうか、ずいぶん眠そうね?」
羽美「だって!ゆうべ改蔵とHしたんですけど、1回だけって事で始めたのに、気づいたら3回4回
   やっちゃって、いつのまにか夜が明けてるんです!」
地丹「おいおいおい!ヤリ過ぎて寝不足なだけかよ!」
改蔵「お前にはわからんのだ、下っ端!あれはな、やればやるほど、もっとやりたくなることがある
   んだ!見ろこの目の下のくまを、こんなつらい経験、お前には無いだろう!」
地丹「悪かったよ!僕はどうせドーテーだよ!」
羽美「それだけじゃないんです、最近、学校でむずむずしてきて、休み時間中にトイレで一人Hする事
   があるんですけど・・・」
すず「あらあら」
羽美「休み時間の10分の間に終わらせようとするのに、いつのまにか20分たってたりするんです」
地丹「たまに授業が始まってから教室に戻ってくるの、そのせいかよ!」
改蔵「まだありますよ!こないだ、羽美がうちを空けている間にしえちゃんを呼んで、部屋でHをして
   たら、一時間もあれば終わって帰らせて証拠消せるはずだったのが、結局2時間以上やりまくっ
   ちゃって、帰ってきた羽美に目撃されたんです!」
地丹「それ見間違いって事で解決したんじゃなかったのかよ!だいたい、上の小噺とかぶってるよ!」
すず「まあ、H関係って没頭しやすいしね。気がつくと時間たっちゃってるのよね」
羽美「時間泥棒がいるんですよ!」
改蔵「そうだ羽美!時間泥棒を捕まえて、俺達の時間を返してもらおう!」
羽美「そうね、そして返してもらった時間を全部使ってHするのね!」
改蔵「そうだ、時間一杯ヤリまくるんだ!」
地丹「バカ夫婦!!」
463名無しさん@ピンキー:03/11/05 21:19 ID:LIJcjHCI
おもろい。てかネタの使い方バリうま。
それにしても改×羽の仲いいなあこの小噺
464名無しさん@ピンキー:03/11/06 00:09 ID:Nw4FRo7I
サンデー今週号も改蔵は休みですからね
465名無しさん@ピンキー:03/11/10 23:44 ID:RFaKGqLv
age
466名無しさん@ピンキー:03/11/15 20:38 ID:YeeQ9mYs
age
467396:03/11/16 16:38 ID:DAjS9UWw
新作出来ました。結構難産でした。
この作品、エロはほとんど出て来ません。だから読んで下さるであろう皆さんに怒られます。
この作品、ヤバいネタばっかり出てきます。だから心当たりのありそうな方々に怒られます。
それでも読んで下さるのならば幸いです。そんな皆さんにお願いがあります。

作中の登場人物は全て架空のものです。実在の人物とは関係ありません。

テーマは「乳首」です。あくまで徹頭徹尾「乳首」にこだわりました。
タイトルも勿論、乳首繋がりです。
だから一応エロパロかなと判断して、ここに投下します。

スルーして欲しいような、読んで欲しいような…
468その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:39 ID:DAjS9UWw
彼――坪内地丹――はゴミの山と化した自室で写真雑誌を読んでいた。
無論「鉄スピ」や「鉄道○ャーナル」といった彼の趣味に沿うものも
彼の傍らに山と積まれている。
しかし、今彼が手に取って見ている写真雑誌は――
「おっぱい」だった。
それをベッドの上で寝そべって眺める彼はしかし、ため息を付いていた。

――おっぱいは宇宙だ――

自らの念が生み出したような、それでいて自らの物にあらざる声によって
地丹の意識は覚醒させられた。辺りを見渡し、そして本来自分しか
居なかった筈の室内に、招かれざるクラスメートの姿を発見する。
小作りな頭に中性的なマスク、頭身の均整を持つ美少年――勝改蔵だ。
「どっから入って来たんだ?!」
至極真っ当な部屋の主が問うが、改蔵に動じる気配はない。
「門のチャイムを押して、『失礼します』と断ってから上がったのだ。
 文句を言われる筋合いはない。」
改蔵はもっともな答えを返す。地丹に取っては理不尽極まりないものだったが。
「オレは返事をしなかったぞ、もし誰も居なかったらどうするんだ!」
「郵便受けは空だったし、電気もガスも動いてた。オマエもう少し
 地球に優しく生きた方がいいそ。」
余計なお世話だ、と云いかけて地丹は踏み止まった。この悪魔と
勝てない論戦を続ける事は、藻掻く程に死を招く底無し沼に
自分から嵌るようなものだ。
469その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:41 ID:DAjS9UWw
だんまりを決め込んだまま寝そべっている地丹を、改蔵は見下ろしていた。
「勃ってしまったのか。」
地丹は寝そべったまま、ちがう、と反論する。だが改蔵は信用しなかった。
「そうやって部屋で悶々としているからオマエはドー○ーなんだ。来い!」
片手で股間を押さえた地丹のもう片手を引きながら、改蔵は家を飛び出て街を疾走して行った。

少学館の小倉○子、飽田書店の優○、トリックの○間由紀恵。そういった看板が
今日はやたらと目に付く。仲間外れはどれだろう。
やはり先刻から眺めていた「おっぱい」の所為だろうか。
それとも自分の本性が、それを渇望しているのだろうか――

「着いたぞ。」
手を引いていたクラスメートの声で、地丹は我に帰った。ここは
「漫画喫茶じゃないか? これがおっぱいとどういう関係があるんだ?」
「いいから入れ!」
入れば解るさ、とでも言いたげな様子で改蔵は言い、地丹は渋々漫画喫茶
『DNA』へと入って行った。
店内に流れる『哀愁の黒乳首』のBGM。真剣な表情で写真集を品定めしている某漫画家。
いらっしゃい、という声の方向には体格の良い少年の姿があった。その顔に二人とも
見覚えがある。
「――君は、」
「アニメすもう部の部員です。ここのバイト、学校には内緒ですよ。」
無論地丹にも改蔵にも、口外するつもりなど毛頭なかった。頷いた彼らは
相撲体質の店員に案内され、座席を宛がわれた。
470その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:43 ID:DAjS9UWw
店内を見渡して見ると、「東大物語」、「ふたなりH」といった如何にもな漫画が揃っている。
目立たない場所に注目すれば、さりげなく「南国」や「ポカポカ」、「育って」。
それから、矢鱈と目に付く古い漫画雑誌のバックナンバー。
座席で疑問を抱いていた地丹の下へ、古雑誌を山と抱えた改蔵が戻ってきた。
「さあ、やるぞ。」
「やるって何を…」
改蔵は地丹を無視するように雑誌を開いた。そして往年の名シーンが再現される。
仰向けに倒れている女。ライダースーツの開かれた胸元に見える滑らかな曲線。
何処から取り出したのか赤いボールペンを手に、改蔵は真剣な眼差しで
そのページに小さな赤丸を注意深く描いていく。
「そ、その作業は…」
「乳首を描いているのだ。」
雑誌から顔も上げずに改蔵が答えた。
「オレが期待したのはこんな地道な作業じゃねぇ!」
地丹は目を吊り上げ、奇声を発して改蔵に飛び掛かる。改蔵はあくまで冷静だった。
「楽しいか? 乳首の描いてないおっぱいを眺めてオマエは楽しいのか?」
たった一言で地丹は平静を取り戻した。改蔵はさらに問いかける。
「昔のジャ○プには乳首が描いてない女人ばかりだった。当時の健全な青少年が
 どれほど苦悶したと思ってるんだ?」
地丹はその場に膝を着き項垂れた。改蔵は遠い目をしている。
「最近の少年漫画もそうだ。サンデーのヒロインが見せた乳首で記憶に残っているのは
 最近じゃ春日野みどりぐらいなものだ。」
その場は静寂な、そして荘厳な雰囲気に包まれた。
471その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:44 ID:DAjS9UWw
「そうよ。乳首と言うものは重要なもの。」
静かな足取りでやって来た女性が、重苦しい雰囲気を破壊する。
「博士」「部長」
二人が叫んだのは、ほぼ同時だった。胸に店長の名札を付けた外ハネの女性だった。
店長こと科特部部長である彩園すずは、膝を着く地丹に向かって優しく話し掛ける。
「さっきの乳首だって、某漫画家の人生を決定したようなものよ。
 乳首にはそれだけの力があるの。」
「そうだったのか…」
小柄な少年は、悪魔のようなクラスメートよりも美の化身のようなこの女性の言う事を
素直に聞く。改蔵はそれを知っているのか、苦笑いを浮かべている。
「もちろん女性にとっても、乳首は重要なものよ。敏感になりすぎていたり
 分泌物があったりしたら体の変調がわかるもの。病気とか体調不良とか…」
裸身のすずが自身の乳首を確かめるという妄想に、地丹の心は旅立って行った。
「博士、やっぱり貴女のお話は勉強になります。」
落ち着いて話を聞いていた改蔵は、拍手をしながら嬉しそうにすずへと歩み寄って行った。
本来知的好奇心の強い彼にとって、この手の話は大変興味を引くのだ。
すずは半ば意識を失った地丹から、改蔵へと視線を移した。
「真剣に聞いてくれたのね、ありがと改蔵くん。女性は出来れば何時までも
 美しい乳首であって欲しいものよ。」
「博士の乳首は綺麗ですよ。ええもう、今まで見た中で一番です。」
――見たのか。
飛び起きた地丹が再び奇声を上げ踊り狂ったが、すずは注射器を取り出して
手早く半狂乱となった少年の首筋に突き立てた。地丹の体から力が抜け、その場に倒れ込む。
「何時も持ち歩いているんですか、博士。」
改蔵が発した問いに、すずが答える事はなかった。
472その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:46 ID:DAjS9UWw
「だから乳首専用の美容整形手術ってものがあるんだけど…」
すずは強引に話を戻した。改蔵はそれに合わせて相槌を打つ。
「そう言えば『乳首返して』って言ってた某有名人がいましたねぇ。
 WAREPONで元気な姿を見て安心しましたけど。」
――観てるのかよ、まあ確かにあの人まりこさんやアキコさんより強そうだけど。
蹲っていた地丹は混濁した意識の中で呟いていた。
すずが唐突に話題を変える。彼女はうつ伏せになっていた地丹を起こし、
ぺちぺちと頬を叩く。
「地丹くん、乳首は金も産むのよ。」
「それってどういう…」
見知らぬ男に身体を許すすずの姿を頭から振り払うように地丹は言った。
「今からその例が店の前を通り掛かるけど、見たい?」
「見たいッス!」
叫んだのは地丹ではなく改蔵だった。

車道を赤いフェラーリが疾走する。制限速度なぞ、この車には似合わない。
車の列を縫うように走るフェラーリが科特部の三人に最も接近した時、
運転手の顔がはっきりと確認出来た。
短髪の女。若々しい作りの顔。胸元を強調するような服。
周囲なぞまるで気にする事もなく、その車はビルの谷間へと滑り込んで行った。
「あの車はどういう…?」
不思議そうに自分を伺いながら訊ねた地丹へ目を向ける事もなく
すずは端正な顔を崩さずに言った。
「今の運転手ね、乳首で豪邸とフェラーリを買ったのよ。」
「一体乳首をどうやってそんな金作ったんですか?!」
怯えるような地丹の問いにすずが答える事はなかった。
473その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:47 ID:DAjS9UWw
「すげェ。乳首って本当にすげェ…」
しばらく経って乳首の持つ潜在力に気付かされたような地丹の表情は、
すずを満足させるのに充分だったようだ。
僅かに喜色を浮かばせたすずは、地丹に話し掛ける。
「そうよ。乳首って凄いでしょう?」
そこで一呼吸置いてすずは発した。
「そこで、いい物があるの。」
徐に胸元からハンドクリームの瓶と思しきものを取り出すと、すずが続ける。
「これはね、乳首の色を美しくするクリームよ。」
すずが全と告げ終わる前に地丹はクリームの瓶をを奪い取り、走り去ってしまった。
「亜留美ちゃんにプレゼントするのだ!」

「博士。今のクリーム、ラベルに『カリヨン化学』って書いてありませんでした?
 まさか人体実験の末に…」
地丹が去った後の沈黙を破ったのは改蔵だった。
「さぁ。それより話が続かなくなっちゃったわね。」
「どうするんですか、後は二人で乳首の話を進めようって事ですか?」
改蔵の言い分は尤もだった。すずは少し小首を傾げて思案したが、
やがて思いついたようにどこからか縦笛を取り出して言った。
「博士、それは」
「羽美ちゃんだけに聞こえる高周波が出せる笛よ。大体半径2kmまでなら反応するはずだわ。」
差し出された笛を半ば呆れるようにすずから受け取って、改蔵は呟いた。
「ケータイかメールの方が早そうなのに…」
笛の穴を適当に押さえながら改蔵が笛に呼気を送り込むと、近くに在った街路樹から
何か巨大な影が落ちてきた。
それは――彼らが呼び出そうとしていた名取羽美その人だった。
474その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:49 ID:DAjS9UWw
「痛いなぁ、ビックリしたじゃない!」
強かに打った後頭部を摩りながら羽美が立ち上がった。
「ホントに来たよ…。」
「だってさっきからずっと私達の事、陰から見ていたんだものね。」
羽美が目を白黒させて驚き部長に食って掛かる。すずはそれを軽く往なして羽美に語り掛ける。
「羽美ちゃん、私達と一緒に来ない? 私達も少し淋しかったから…」
淋しがり屋の羽美を理解したすずの言葉は、あっさりと羽美の琴線に触れた。
「行きます。」
「すげぇ、博士ってホントにすげぇ。」
改蔵は一瞬、連れ立って歩き出した女二人に放置されかけた。

目岩電機やらイレブンPMやらの入ったビルに三人は辿り着き、
先日まで空きテナントだったフロアに上がる。
そこは、真新しい青畳が敷かれた道場だった。
「淫魔の乱舞 あずま」という掛け軸の下、体格の良い屈強な男達が互いに組み合い寝転び
相手の道着の胸元をはだけて、毛先の柔らかい筆で乳首を弄くっている。
はしゃぐ改蔵、脱力する羽美とは裏腹に、すずは涼やかな表情を崩さなかった。
「ようこそ、我が道場へ。」
貫禄のある道着姿の男が、三人に近付いて来た。
「ここは乳首道の道場です。御覧の通り乳首を使った勝負が、主要な種目です。」
それまではしゃいでいた改蔵だったが、男の姿を見ると急に高圧的な態度に変わった。
「ふ、ふん。あれが乳首道ですか?ただの柔書道じゃないですか。」
すずが彼を嗜め、男は動じる事もなく無礼な質問に答える。
「乳首さえ使えば勿論他の勝負もできます、それが乳首道です。あれを御覧なさい。」
男が指差した部屋の一角には、何やら人だかりが出来ていた。
475その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:50 ID:DAjS9UWw
「洗濯バサミを使ぅて、乳首ずも〜〜っ!」
小柄な面長の、目の小さいの男がマイクを持って宣言する。
ゴマ塩頭の50男と上背のある若者が向かい合い、晒された互いの乳首を糸で結ばれた
洗濯バサミで挟む。身なりから判断する限り、その二人は咄家の師匠と弟子に見えた。
互いに洗濯バサミに結ばれた糸を体で引く。表情が歪む。
決着はあっけなく訪れた。師匠の乳首から洗濯バサミが取れる。弟子の勝ちであった。

「ね。」
「成る程。ねぇ羽美ちゃん、あなたもアレやってみない?」
すずからいきなり話題を振られた羽美が慌てふためく。
「な、何で私が! てゆーか改蔵、そんな目で私を見ないでよ!」
含み笑いを見せる改蔵を非難する羽美。頬を赤らめて両手をぶんぶんと振る彼女に、すずは近寄った。
「大丈夫よ。勝負するのは私ではないし、ご褒美もあるから。」

「で、何で私がこんな下らない勝負を受けるわけ?」
道場に白髪を首筋で切り揃えた少女がやって来た。無論呼び出した人物はすずである。
「私だって納得してないわよ、しえちゃん。てゆーか改蔵、何期待してんのよ!」
改蔵の後頭部を張った羽美が、しえちゃんと呼ばれた少女共々すずを睨む。
すずやかな表情はそれでも崩れる事がなかった。
「ご褒美の内容を聞いてもそんな事言ってられる?」
「もったいぶらないで教えて下さい!」この瞬間二人のいたいけな少女は共振していた。
すずがゆっくりと口を開くと、羽美としえの目の色がみるみる変わって行く。

――メインヒロインの座。最終回、バージンロードの先で待つ改蔵くん。
476その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:52 ID:DAjS9UWw
――くだらぬっ・・・実にくだらぬ意地の張り合い・・・くだらぬ勝負っ・・・!
だがっ・・・その勝負に自分の夢が掛かっているとなると・・・話は別っ・・・!
メインヒロインとしてっ・・・幸せを掴むっ・・・!
そあらもっ・・・こよみもっ・・・うららでさえ劇中ではっ・・・掴めなかった幸せをっ・・・!

・・・私が・・・この手で掴むっ!

「やりますっっ!!!」
羽美としえはこの瞬間、世界で最も利害が一致する人間同士だった。

すずの提案で、勝負の場には改蔵を直接同席させない運びとなった。
文句を言う改蔵。すずは妥協案として彼に、衝立の布越しに映った影を通じて観戦する事を許した。
「ごめんね改蔵くん。乳首見たかったでしょうに。」
「いいですよ別に。二人とも見た事あるし...。」
承諾した改蔵の様子は、それでもまだ不満げであった。
「まぁ…この場にいる男で残っていいのはオレだけですし。」

向かい合って――礼。それぞれが上着を、ブラウスを、そして果実を包む下着を取って
上半身を曝け出す。乳房と、若々しい小さな乳首が姿を見せる。
「ねぇしえちゃん、この布の向こうには改蔵がいるのよ。少しは恥らったら?」
「羽美ちゃんこそ、そんな貧弱なおっぱいで恥ずかしくないの?」
空気が張り詰める。浮かぶ笑みはどちらも不敵。竜虎の激突。
AAカップ対Bカップの戦い。しかし今日は胸の大きさを競う場ではない。
「洗濯バサミ使ったら痛いし、二人とも可哀相だからね。これを代わりに使うわ。」
すずは懐から、空になった香○養楽多の容器を取り出した。それらは糸で結ばれている。
「中の空気を抜いて乳首に当てるの。それでお互いに容器についた糸を胸だけで引っ張って、
 相手の容器を胸から取った方の勝ち。自分のが取れたら負け。簡単でしょう?」
「いいですけど、それどこの製品なんですか?見た事ないけど…」
呆れ顔で、しえが言った。
477その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:54 ID:DAjS9UWw
「細かい事はいいじゃない。じゃ…始めっ!」
審判の合図で、両者互いに香○養楽多の容器を引っ張った。

中の空気をライターで炙って追い出しただけの香○養楽多の容器が、
これほど乳房を、そして乳首を強烈に吸引すると誰が予測しえたであろうか。
香○養楽多の容器が羽美としえの柔らかい乳房を飲み込み、その先端に血流を引きずり込む。
見た目よりずっと強い刺激が、二人の乳首を蹂躙する。
潤った改蔵の唇に乳房を吸われる時よりもずっと強い刺激。乾いた刺激。
少し痛い。とても切ない。そんな思いが流入し、乳首の感覚はさらに強まって行く。
涙が滲む。相手も同じ。相手も必死に耐えている。
負けられない。傍目には例え下らない勝負だったとしても。
――改蔵が、
――改蔵くんが、
好き。世界で一番大好き。だから譲れない、絶対に。
改蔵(くん)、貴方は私をどう見てるの…

紅潮した面持ちと真剣な眼差しを湛え、改蔵は衝立の影に写る羽美としえの乳房を眺めていた。
――影越しっていうのも、中々乙なものだ。

上半身裸のまま、愕然とする羽美。同じく上半身裸のまま、涙を拭いて彼女を見下ろすしえ。
わなわなと羽美の唇が震えたと思うと、彼女はブラジャーもろくに纏わぬままブラウスを乱暴に
引き寄せ、上着を羽織り辛うじて乳首を隠す。
すずの制止をも振り切り、羽美は溢れ出る涙さえ拭おうともせずに大声で泣き喚きながら
乳首道場を飛び出して行った。
478その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:55 ID:DAjS9UWw
「あーあ羽美ちゃん、可哀相に…」
少しだけ同情を寄せたすずだったが、改蔵の意見は違っていた。
「勝負を受けたのはアイツですよ博士。勝負を受けた以上、その結果は絶対です。
 アイツ昔からワガママだったから、丁度いい薬です。」
いつの間にやら改蔵は衝立のこちら側に移動している。まだ乳房を曝け出したままだったしえが
両腕で胸を隠そうとするより早く、改蔵は彼女の背後に歩み寄り、愛らしい胸を掌中に収めた。
「それにしても、やっぱり直接見たかったな…。」
そのまま指先で激闘を勝ち抜いたしえの乳首を摘み、軽く捻ってみる。
「影越しでも見られたんだからいいじゃない。テキストでしか見られなかった人たちはもっと可哀相よ。」
「それもそうです。情景を目で見られなくて残念ですよね、テキストじゃ。」
しえが痛みの為か顔を顰めたので、改蔵は手を反対の乳首に持ち替える。
それはすぐに硬直し、しえの頬に赤みが差し、甘ったるい吐息が漏れる。
「駄目…よ…。部長…さん…が…見てる…あんっ!」
まだ痛みの残る方の乳首を掌で優しく包まれ、刺激と痺れを同時に受け止めたしえが鳴く。
目の前で繰り広げられる睦み合いすら、すずの表情を微塵も動じさせない。
「改蔵くん、あっちの医務室のベッドが空いてるわよ。何故か避妊具もあるけど。」
「いい、よ…。今日は…改蔵くんと私…特別な日に…なりそう…だから…」
潤んだ瞳で吐息混じりに自身を見つめるしえを抱え上げ、改蔵は医務室の扉の向こう側へと消えて行く。
そして――
少女の啜り泣きと、絶頂の叫びと、暫し訪れる静寂の終わらないワルツが薄い壁を隔てて鳴り響いた。

「やるわね改蔵くん、結婚なんかするつもりもないのに…」
道場に一人立つその女彩園すずは、鳴り続ける三拍子を耳にしてもあくまで無表情だった。
479その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:57 ID:DAjS9UWw
――憎い。辛い。悲しい。この世界で、私はとうとう独りぼっち。
  自分が傷つく位なら、いっそ他人を傷つけて――

「あ〜あ、結局今日も会えなかった…。」
地丹は薄暗い夜道を一人歩いていた。通り魔注意の張り紙を横目でちらと眺める。
カリヨン化学謹製の乳首クリームをすずから強奪した地丹だったが、彼は結局愛しの君である
泊亜留美嬢に直接手渡しする事が出来なかった。当然であろう。
仮に「これは乳首の色をキレイにするクリームだよ」などと言って物を送りつける男性が居たとして、
その人物に好意を抱く女性など存在するであろうか。
それは主観的にも客観的にも、変態行為の誹りを免れまい。
地丹少年の取った行動は、勝手知ったる亜留美嬢の留守を見計らって部屋に侵入し、
置き書きと共にクリームを彼女の勉強机に残すという、ごく平凡な手法だった。
今は誰も居ない自宅へ戻る途中である。
予算不足のせいか古くなった街灯が、所々で切れかけていた。

――…はいかが…
地丹の足が止まる。声が聞こえたようである。幻聴か?
いや、例え幻聴だったとしても、それは徐々にハッキリと聞こえるようになって来る。
――ァスは如何?
おかしい。街灯が何時の間にやら殆ど消えている。今、残った最後の明りも…。
何かが居た。が、街灯が全て消え、その影も闇に溶け込んでしまった。
闇。闇。闇。太古の記憶に刻まれた本能を呼び覚まし、表層の意識も、理性をも溶かし込む闇。
自分の手足すら、はっきりとは視覚できない。普段からそこに「ある」ように錯覚しているだけだ。
包み込む闇の何処からか響く声が、ようやく聞き取れた。
「ピアスはいかが?」
480その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:58 ID:DAjS9UWw
長い黒髪の、線の細い女。闇の中でさえ黒く渦巻くその形状から、聞き覚えのある声が呼びかけて来る。
闇に浮かんだ女の顔。能面のように白く、此岸と彼岸の境界に位置するその表情。
「乳首にピアスは、い〜か〜が〜か〜し〜ら〜?」
雲が晴れ、月光が彼女の全身を照らす。上着の前をはだけ、右手にカッター、左手には千枚通し。
そんな羽美が目を細め口元を歪めると、唇が耳近くまで
ぱっくりと
裂ける。笑う。響き渡る。地丹の服が裂かれ、胸元を露出させる。
「ひぃっ!! かきはらですか?!」
「あ〜け〜る〜の〜! ちくび刺〜す〜の〜!!」
「うわーっ!! 助けてイチ〜〜〜っ!!!」
走る。逃げる。追いかける。追いついて、向き合って――
断末魔の絶叫。月光に照らされた舗装道路に、粘り気のある暗い液体が滴った。

翌日の部室で。
改蔵とすずは放課後、取り留めのない話をしていた。
「ねぇ改蔵くん、寺Oの乳首ってキレイだと思わない?」
雑誌『モー』から目を上げた改蔵は、やや食傷気味にすずの話を受ける。
「すもう取りですか? プロレスラーもキレイですよ、O川良成とか。でも…」
「でも?」
さり気なく身を乗り出したすずに、改蔵は『モー』を畳んで答えた。
「男の乳首だと、何で全然嬉しくないんでしょうね。女人でも嬉しがる者はいませんよ。」
もっともな改蔵の意見。すずはしばらく唸ったが、やがて爽やかに答えた。
「MHK大河ドラマの脚本家、彼女を忘れてない?改蔵くん。」

<終>
481その男、吉田ヒロ。:03/11/16 16:59 ID:DAjS9UWw
スレ汚し失礼致しました。

出来ればこういうネタは二度と書きたくない。てゆーかこれ以上のものは書く自信がない。
次にここに書き込むとすれば、やっぱり甘甘ぬるま湯エロコメディが書きたいです。
「ラブエロってのはなぁ、こう書くんだ」ってな神様、どうかご降臨下さいませ。
泡沫職人の端くれ、永遠の前座SS書きからのお願いです。
では失礼致します。
482名無しさん@ピンキー:03/11/16 22:47 ID:8zCWoTLc
478の、テキスト云々の部分藁他

充分、面白いと思うぞ 頑張って書いてここに載せるのが一番上手くなるんではないかな

期待してるっす。

483229:03/11/18 21:17 ID:TKxACKOk
イイじゃないですか。
イイじゃないですか。
イイじゃないですか。

こういう本編っぽい楽しいの好きだなー
というか自分には書けないから悔しいです
もっと書いてー
484396:03/11/18 21:18 ID:A2XcbS2Q
>>481
ありがとうございます。
精進致しますが、何分ネタも気力も時間も使い果たしてしまったので
当分作品の投下は難しいと思われます。
それでは、消えます。
485396:03/11/18 21:21 ID:A2XcbS2Q
嗚呼、時間差しかも自分にレス誤爆…鬱
486名無しさん@ピンキー:03/11/20 03:46 ID:kKcY1r1H
『小柄な少年は、...美の化身のようなこの女性の言う事を素直に聞く。』
とか
『...妄想に、地丹の心は旅立って行った。 』
とか
いいなぁ。実にいい。
487名無しさん@ピンキー:03/11/24 19:04 ID:YV/tyzbZ
age
488天才塾小噺作成コース:03/11/24 22:52 ID:DhEWXdPQ
小噺その十:人は大きく分けて、2種類の(略

羽美   「はぁっ・・・まーだつきあってんのかな?あの二人・・・」
山田さん 「改蔵くん、ウチ来ない?」
改蔵   「いいの?」
羽美   「!!」
改蔵   「・・・広いお庭だね」
山田さん 「そうでしょう」
改蔵   「それと、おウチは・・・段ボールに青ビニールのシートが映えて綺麗だねぇ・・・」
山田さん 「入る?遠慮しないで」
改蔵   「お邪魔します・・・って、こんなに折り重なるようにしてたら、勃ってきちゃったよ」
山田さん 「いいよ、しても・・・そのつもりでおウチに呼んだんだから・・・」
改蔵   「こう狭いと、脱がすの大変だな・・・よいしょ・・・」
山田さん 「あ、いい・・・いいよ改蔵くん、ちょっと痛いけど・・・ああん」
別れさせ屋「ちょっと失礼」
山田さん 「な、なによあんた!せっかくの処女喪失を邪魔しないでよ!」
羽美   「私が雇ったのよ!さあ、この二人を別れさせてちょうだい!」
別れさせ屋「人は大きくわけて、2種類の人間にわけることが出来る」
改・羽・山「なんだなんだ」
別れさせ屋「処女喪失の際、出血する人間と、しない人間だ。ふむ、君は出血「した」人間だねぇ」
山田さん 「み、見なくともいいでしょ!わざわざ確認しないでよ恥ずかしい!」
羽美   「って、そんな別れさせ屋か・・・」
別れさせ屋「ちなみに雇い主殿、君は・・・」
羽美   「出血しないって言うの?た、確かに弾力性あるし、してみないとわからないけど・・・」
別れさせ屋「てゆうか、オナ○ーでいじりすぎてすでに破っ・・・」
羽美   「わー、それ以上言うなー!ってゆうか、なんで知ってるー!?」

489天才塾小噺作成コース:03/11/24 22:57 ID:DhEWXdPQ
小噺その十一:殿方は生がお好き!

改蔵 「とにかく国民の健康を守るため、生を控えろと厚生労働省のお墨付きもいただきました!!
    厳しく取り締まりましょう ありとあらゆる生モノを!!」
地丹 「承服できぬ!!」
改蔵 「お前にはわからんか、生の恐ろしさが!!む!このホテルなど怪しい!!要調査だ!!」
地丹 「ラブホじゃないか!!てゆうか、もう展開が見えたんだけど」
改蔵 「とにかく入るぞ!生モノは取り締まらねばならんのだ!!」
−−−
月斗 「はあはあ、たまにはラブホでするのも・・・いいもんだなそあら、はあはあ」
そあら「ああ、いいよお、月斗・・・私いっちゃう・・・」
月斗 「はあはあ、そあら、中に出すぞ・・・は――――――ん!!」
そあら「いっぱいでてくる・・・あああ・・・っ・・・!!」
改蔵 「待て!・・・遅かったか・・・生で中出ししたな!!ころなちゃんが出来てしまうぞ!!」
月斗 「な、な、何だお前達!!漫画が違うだろ!!」
地丹 「違うのはお前たちだろ!!何で鹿児島のカップルが練馬区のラブホにいるんだよ」
改蔵 「そういう問題じゃない!!今問題にするべきは、何で生で中出ししたか、だろう?」
月斗 「んなこといったって、これが一番気持ちいいだろ?見ろそあらを、あまりの気持ち良さに、
    いまだに口もきけないんだぞ」
地丹 「ってか、ほとんど失神してるんだけど・・・」
月斗 「そあらは今安全日だし、俺たちは病気の心配はないのわかってるしな、問題ないだろ?」
改蔵 「た、確かに気持ちいいな、生は・・・そうだ、俺にも誰か今日が安全日な相手がいた筈だな」
地丹 「スケジュール帳で何の確認して・・・「12日、羽美生理」とか「24日、よし子生理」とか
    何の予定表だよそれ?何人分あるんだよ!?」
月斗 「な、なかなかやるな、俺なんかそあら以外の女に手を出したらどうなるか・・・」
改蔵 「(携帯をかける)あ、しえちゃん?今ヒマ?ちょっとこれから言うホテルに来れない?」
地丹 「改蔵君が言いくるめられてどうすんだよ!」
490天才塾小噺作成コース:03/11/24 23:00 ID:DhEWXdPQ
小噺その十二:16巻、勝家にひきとられた翌日に羽美ちゃんは。

改蔵母「どーしたの羽美ちゃん?」
羽美 「土間は・・・土間はないんですか?」
改蔵母「あるわよ」
羽美 「は?」
改蔵母「そういうこともあろうかと、作っておいたのよ。下女には土間がお似合いですからね」
羽美 「げ、下女?・・・私、下女なんですか?」
改蔵母「もちろんよ。何の見返りもなく、勝家があなたをひきとるとお思い?」
羽美 「まさか、御飯は・・・」
改蔵母「当然大根めしよ。おかずは梅干一個とめざし一匹ね。布団はこの湿ったせんべい布団よ」
羽美 「えぐえぐ。誰か助けて・・・」
改蔵 「羽美、おまえも大変だな」
羽美 「かいぞ・・・いえ、ぼっちゃん、助けてくれるの?」
改蔵 「そんなわけないだろう」
羽美 「え?」
改蔵 「お屋敷のぼっちゃんが若い下女にやることと言ったら、決まっているだろうー!!」
羽美 「やー、やめてー!い、痛い痛いっ、無理やり入れないでー!」
改蔵 「はあはあ・・・なかなか締まるじゃないか」
羽美 「あうあう・・・なんだか・・・へんなきぶん・・・あんあん」
改蔵 「こんなに濡れてるじゃないか・・・はあはあ・・・うっ!」
羽美 「あ、あああっ!・・・不覚にもイッてしまった・・・私って不幸・・・でも、この土間にいれ
    ば・・・いつか魔法学校の入学許可書が届くの」
改蔵母「ねえ羽美ちゃん、手紙が来てるわよ、魔法学校とか言うところから。「たのむから資格もない
    のにもうこれ以上入学願書を送ってこないでくれ、学校が埋もれそうです」ですって」
491名無し:03/11/26 22:04 ID:MeFH0AqY
小咄面白い。
492名無しさん@ピンキー:03/11/26 22:48 ID:cPu7Cf27
南国ネタいいね
493229:03/11/27 20:06 ID:F1ZlNK4R
>489

ころなちゃんができるに藁田
494名無しさん@ピンキー:03/11/29 01:32 ID:zEqEeIJZ
うーん、考えてみると改蔵のタダレっぷりは
ちと少年誌離れしてるような…

よく考えつく物ですな。凄いッス。
495229:03/11/29 14:07 ID:2mYQOo5g
こーなったら、誰か「育ってダーリン」あたりでエロパロ作って欲しいもんです

私はスランプなのでやりませぬが。
496名無しさん@ピンキー:03/12/01 00:47 ID:5SVTp4Ad
>>495
スレタイがなぁ
497229:03/12/06 12:34 ID:yjxqz35P
229です。

ずっとスランプなのですが、やっとひとつできました。

「おんなのこのあつかいかた」の続編です。つまり羽美ちゃんのロストバージン話。
(ただし改蔵視点)
「『2』は止めましょう(続編は面白くない)」と羽美ちゃんは本編で言っていますが、
ニオマコド面とイースター島への片道切符がどうしても欲しかったので。

「二人が幼馴染であること」をあざとく強調してみました。

そのせいもあり、羽美ちゃんはあまり電波を出してないです。改蔵の性格もかなりナイーブです。
「こんなの羽美ちゃん・改蔵じゃない」と感じるかもしれません。

今回は特に長いですので、途中で飽きられないか心配です。
計算ではレスを20くらい使用する筈です。もっと縮めたかったんですが…。

エッチシーンは実質2回です(おまけでもう1回が2行だけ)。
随分と重苦しい感じで始まりますが、最終的にはラブラブで終わりますのでご安心を(?)

ちなみに、「おんなのこのあつかいかた」を読んでいない方は、先にそちらを読むことをお勧めし
ます。場所は、>>319-327 ですのでよろしく(宣伝)。

#なお、パソコンの都合で途中で一時のせるのを中断するかもしれません。
#全部のせきるまで、気長にお待ち下さい。
498幼馴染の二人の場合は 1:03/12/06 12:39 ID:yjxqz35P
困ったな。
前、博士との初体験の話を書いたのを読んだ人もいると思う。今度は、その続きを書いてくれという依
頼なのだが…。どうしたもんだろう。
前回の寄稿も、結局エリア51の招待券はもらえなかったし。
まあ、今度出来がよければ、パプワニューギニアのニオマコド面とイースター島への片道切符をくれる
ということなので、頑張ってみようか。でも、エリア88四名様御招待も捨てがたいな。
とりあえず、俺が博士相手にどう初体験をして、それがなぜ羽美にばれたかについては、前書いたもの
を見て欲しい。それは知ってるものとして、続きを書きだすことにしよう。

その夜、俺の家に帰る足取りは重かった。
2002年12月25日、博士と初体験をしたホテルからの帰りのことだ。
俺と博士の関係を知ってしまった羽美が部屋で待ってるのだから当然だろう。まあ、修羅場になるかど
うか分からないが、羽美が笑って博士と俺の関係を認めてくれるはずもない。ただ、
『帰るのが一時間遅れるごとに、羽美ちゃんの機嫌が直るのが一日多くかかるわよ。』
と言った博士のセリフに背中を押されるように、仕方なく帰途についたのだ。
とらうま町につき、クリスマスの飾り付けを早くも取り外し始めた駅前商店街を暗い気持ちで歩く。

うちに帰ったのは、結局午後10時を回っていた。意を決して部屋に入った。
羽美は、「なぜか」部屋の片づけをしていた。
前の日のクリスマスパーティー(予約の女の子でごった返した)は居間でやったので、自室はもともと
全然散らかっていない。本来、片づけをする必然性など何も無いのだ。
黙々と片付ける羽美の背中から、「私は忙しいんだからね話しかけないでよ」という雰囲気がものすごく
立ち昇っていた。
499幼馴染の二人の場合は 2:03/12/06 12:45 ID:yjxqz35P
「なあ羽美、さっきの博士からのメールはな…。」
話しかけたが案の定反応はない。なんとなく片づけの動作がわざとらしく大きくなった。
「そう深く考えるなって。ちょっとした、なんてゆうか…な?」
答えない。実は上の二つのセリフには、30分ほど間隔があいている。極度の対話拒否に声をかけづら
い事この上ない。

こいつは昔からこうだ。子供の頃、この部屋でケンカすると、俺にぷいっと背を向けて、わざと大きな
音を立てながらこれ見よがしにおもちゃ箱を片づけ始めたりしたもんだ。

「俺だって、たまに、ムラッと来る事もあるさ。一回だけだし…それに、頼んだらお前やらせてくれた
わけでもないだろ?」
苦し紛れにちょっと挑発的な事を言ってみた。
羽美は突然片づけを打ち切り、布団を敷くと、割烹着だけ脱いで寝具に潜り込んだ。
むこうを向いて寝ているふりだ。しかし寝ていないのは明らかだ。電気ついたままだし。
「全く、何をいじけてんだよ。そんなんなら、殴られたほうがまだましだぞ…。」
出し抜けに羽美は起き上がり、無言で電灯を消すと、また布団に潜った。

仕方が無い。一旦部屋を離れ、風呂に入った。
風呂から出ると母が居間から廊下に出てきており、心配顔(珍しいことだ)で俺に尋ねた。
「改蔵一体羽美ちゃんと何があったの?日が暮れた頃から、あの娘ものすごくそわそわして落ち着かな
くて、可愛そうなくらいだったわよ。今どうしてるの?」
「寝てる。」
他に言いようがなかった。母は釈然としないようだったが、居間のTVの前に戻っていった。
500幼馴染の二人の場合は 3:03/12/06 12:50 ID:yjxqz35P
部屋に戻っても、羽美は俺が風呂に入る前と全く同じままの状態だった。
俺は風呂に入ってる最中から、部屋に戻ったときの行動を決めていた。それを実行に移す時だ。
一つ呼吸をし、羽美の背中に言い放つ。
「入るぞ。」
布団に潜り込む。
羽美が無言のまま、布団から飛び出そうとする。予測してた事なので、身体を抱え込むようにして布団
に引き戻した。しばらく布団の中で揉み合った。博士とは肉付きの違う、しなやかで柔らかい身体。羽
美が初めて口を開いた。
「離してよ!止めてよ、馬鹿!スケベ!止めてってば!」

2人にしか聞こえない小声で言い争う。
「話を聞けよ、落ち着けって、あんな事に…いてて、ちょっと待て…」
「改蔵の浮気者!強姦魔!スケベ男!女の敵!裏切り者!ガチャピン!犯罪者!けだもの!変質者!」
「ひ、ひっかくな、だいたい浮気者って何だよ、そういう事の言える関係じゃなかっただろ俺達…」
「どいてよ!重いわよ、どけってば!どかないと呪うわよ、出てってよ…どいて…ふえ…え…」
泣き出した。
「…こんな…こんなクリスマス…最低…」
布団の中、抗いながらしゃくりあげる羽美の身体を上から押さえつけながら、俺はなんで自分はこんな
必死なんだろうと考えていた。薄暗がりの中、なぜか羽美の泣き顔だけが妙にはっきり見えた。

羽美は10分ほどで泣き止んだ。もう抵抗もしない。
二人は一つの布団の中だ。俺は寝る時の格好だが、羽美はさっきまで片づけをしてて割烹着を脱いだだ
けなので、上はブラウスとカーディガン、下はトレーナーのズボンを身に付けたままだった。
501幼馴染の二人の場合は 4:03/12/06 12:57 ID:yjxqz35P
その気になれば、大声を出して俺の母に助けを求めることも出来たはずだ。だが羽美はそれをしなかっ
た。浮気した俺への嫌悪感はあるが、拒絶が自分に不利でしかないことも判っていたのだろう。
博士は俺がホテルから出る間際こう言った。
『羽美ちゃんは、自分のほうが浮気相手の私より親密にならなくちゃと焦っているはずよ。嫌悪感を取
り除き、閉ざした心を開けば、自分から改蔵君を受け入れようとするわ。それができれば、女の子の扱
い方の第一段階はクリア。だからがんばってね。明後日までの宿題よ。』
女の子ってそんなふうに男に都合良く出来てるものかと尋ねたが、博士に言わせると、少なくともその
時の羽美の心理状態はそうなのだとの事だった。
しかし、どうやって心を開けというんだ…?

もともと小さい頃から、羽美とケンカしても、俺から仲直りしようとしたことはあまり無い。幼馴染と
いうのは腐れ縁なので、泣かせてもいつのまにかなし崩し的に元通りになっているものなのだ。
大体、俺が羽美を泣かすより、羽美が俺を泣かせた回数のほうがずっと多いんだが。
俺は必死になって、数少ない俺からの仲直り行為の内使えそうなものをピックアップしようとしていた。

小学校に入ってすぐ、公園で思い切りドッジボールのボールをぶつけてしまった時は、泥だらけになっ
た泣き顔を濡らしたハンカチで一生懸命拭いてあげていたら機嫌が直った。使えない。却下。

3年生のとき、二人一緒に風呂に入って手のひらで叩き合ってもみじマークをつけて遊んでて、調子に
乗って胸も尻も腿も真っ赤になるまで叩いて泣かせてしまった時は、100個近い人形の股を縫い合わ
すのを強要されたっけ。これもこの状況では使えない。

6年生の時、羽美の弟と、羽美が寝ている間に顔に落書きをした時は、PG15のスプラッタ映画を歳
をごまかして観に行くのに無理やり付き合わされた。やはり却下だ。
502幼馴染の二人の場合は 5:03/12/06 13:03 ID:yjxqz35P
中学1年になって、膨らみかけの裸の胸を見て興奮し、押し倒して揉んでしまった事もあった。そうい
えばあの時は、髪を撫でてあげたら泣きやんでおとなしくなったっけと思い出した。
あの事件は結構後に影響があり、翌日から羽美は俺を「改蔵」と呼び捨てにするようになった(それま
では「改蔵君」と呼んでいた)。まあ、俺も対抗して「羽美」と呼び捨てるようになったのだが。それま
での無邪気な「互いに好意を曝け出している幼馴染」でなくなったのは、思えばあの時からだ。
俺は羽美の髪を撫で始めた。あの時と同じように。

やがて、羽美の表情がとろんとしてきた。あの頃と同じ、猫がのどを撫でられる時のような表情…とは
ちょっと違うか、上手く表現できないが、うっとりとした表情。
意外だったが、うまくいきそうだ。
随分長い間、俺は羽美の髪を撫でつづけた。身体の緊張が解け、たまに俺を見つめ返すようになったの
は、我が母親が寝付く気配が聞こえてきた後だった。

次に進むべき時が来ていた。
撫でていた手を、カーディガンの胸の一番上のボタンに持って行く。羽美の表情を見る。拒絶しない。
ボタンを外してゆく。外している間も羽美は無反応だった。OKという事なのか。単にもうどうでもい
いやと思っているのか。どっちにしろ、俺は行動を変えるつもりはなかった。
次にブラウスのボタンを外しはじめた。
羽美は妙にばつの悪そうな表情をしている。ボタンを全部外し、胸を開く。
羽美の下着は、いわゆる「ババシャツ」というやつだった。
ばつの悪そうな表情をしていた理由がわかった。
まあ、こういうシャツは暖かいらしいが。まさかこんな事になるとは思わず、一番ダサイのを着てしま
ったのだろう。ベージュで、洗い過ぎて襟がよれよれになっている。少しほつれている所もある…。
503幼馴染の二人の場合は 6:03/12/06 13:07 ID:yjxqz35P
まあいい、とにかく脱がせてしまえば、何でも同じだ。ムードがどうとか言ってられる状況ではなかっ
たのだ。ババシャツを下からめくり上げ、胸を出させる…つもりなのだが、羽美は完全マグロ状態なの
で、これが難しい。かなり無理に引っ張って、ブラジャー共々ようやくめくり上げた。

数年ぶりに、羽美の乳房を見た。
(…なんだ、ほとんど大きくなってないな…)
羽美はばつの悪そうな表情のままだ。両腕は上に力なく曲げ、顔は少し左を向けて俺から目をそらして
いる。薄暗がりの中でも、彼女の頬が真っ赤なのが良くわかる。
数時間前に博士の豊満なおっぱいを見て触ったばかりなので、羽美の乳房が余計小さく感じた。羽美が
恥ずかしそうに身じろぎするたびに、プルプル揺れて自己主張する。乳房自体が小ぶりな分、大きめの
乳首が目立つ。呼吸につれ、胸全体が上下していた。
俺は乳房に触ってみた。羽美がビクッ、と反応する。
「恥ずかしいか?」
コクコク頷く。結構可愛い仕草だ。手で優しく揉んでみる。
呼吸が大きくなり、胸の上下する振幅が広がった。感じてるようだ。
指先を乳首に持って行った。既に硬くなっていた。どうやら軽く揉んだだけでそうなってしまったらし
い。随分と感度がいいみたいだ。俺は左腕を羽美の脇から背中に回し、強く抱きしめキスをした。唇を
吸い合う音がする。羽美とこういうキスをするのも久しぶりだ。
薄暗い室内、しばらくはキスの音だけがしていた。
数分後。そろそろ下半身を脱がせようと、唇を離し、彼女のズボンの腰のゴムに手をかけて言う。
「なあ…脱がせるから腰を上げてくれ…。」
羽美はぽかんとしていた。もう2回言ってやっと意味が通じた。かなり戸惑っている、というか、こう
いう時どうすればいいかわかっていなかったようだ。
504幼馴染の二人の場合は 8:03/12/06 13:13 ID:yjxqz35P
羽美は、上半身は服を着たまま胸を露出し、下半身は靴下しかはいていない状態になった。
茂みに触ってみる…けっこう毛深い。
布団を被っていたので羽美の股間は真っ暗で見えないが、陰毛は博士より羽美の方がずっと多いようだ。
羽美は顔全体が真っ赤になっていた。気にせず陰毛をかき分けて指をアソコに到達させる。
身を硬くする。他人に触られるのは生まれて初めてか。

少し予想していた事だが、かなり濡れていた。湿った熱い肉のひだが、俺の指にねちっと絡みつく。博
士のそれより薄く柔らかい。濡れ具合もかなり違う。
膣口の周囲の特に濡れている所、そこをなで回すようにする。前方の硬く尖ってきた部分を触る…。ま
もなく羽美は大きな声を出し始めた。
「ちょっと待て、あまり大きな声出すなよ…。おふくろが起きちゃうよ。」
羽美は両手で口を押さえた。声を押し殺す。
この仕草を、俺はその夜以降、毎晩のように見る事になるのだ。
「んっく、んーん…っ、んふぅ…ん、んーっ…」
ちょっとかわいそうだが仕方ない。口で左の乳首を吸う。右手でアソコをいじり続ける。
唇を乳首以外のところにも持ってゆき、あちこちにキスをした。羽美は風呂に入ってないのか、かなり
汗臭かった。恐らく、本人はババシャツの件よりこっちを後悔していただろう。

羽美は感じている声を出す以外は無言だった。こうして欲しいとも、これは嫌とも言わない。まだ心を
許していなかったのだろう。俺も必要最小限のことしか言わなかった。かなり緊張していたんだと思う。
時計を見たら、もう夜中の1時だった。
羽美はぐしょぐしょだし、俺のモノも、もうはち切れそうになっていた。羽美に入れたくてたまらなか
った。こんな気持ちになったのは久しぶりだった。
以前はその気持ちは抑えていた。だがこの時は、実際にそれを行動に移すべき時だった。
505幼馴染の二人の場合は 8:03/12/06 13:19 ID:yjxqz35P
「羽美…入れるぞ、いいな?」
羽美は頷いた。だが、拒否しても強引に挿入していたと思う。そのくらい俺は昂ぶっていた。

しかし、そこからが結構手間取ってしまった。
まず、入り口にあてがうのが意外と難しかった。手で弄って挿入位置の見当をつけておいたつもりだっ
たのに上手くいかない。その瞬間まで忘れていたが、俺もその日の昼まで童貞だったのだ。博士は手で
導いてくれたのだが…。何度か失敗し、ちょっと焦って、やっと探り当てた。
(…ず、ずいぶん下にあるな…女の子により位置がだいぶ違うもんだとは聞いていたけど…。)
まだある。
腰を前進させようとすると、とたんに羽美は身を硬くしてずり上がるのだ。三度試して、三度ともずり
上がってしまい、どうにも入れられない。肩を押さえ込んでみたが、今度は腕を突っ張って抗った。
心は拒否していないのだが、身体が本能的に逃げてしまうらしかった。
俺はどうすればいいのか判らず困ってしまい、だんだん可笑しな体勢になっていった。二人とも真剣だ
ったのだが…。この時試そうとしたことを描写するだけで、1本コメディが書けるのだが止めておこう。
そして最終的には、いろいろ試して上手くいかなかった末、結局元通り普通の体勢でしようとした時に
それは起きた。ごく自然に身体を重ねて位置を確かめ腰に力を入れたら…羽美が小さな悲鳴をあげた。

別に何か破れる感触がしたわけでもない。が、羽美は傷ついた人間特有の悶え方をしていた。
「痛いか?」
羽美は涙を流しながら首を縦に振った。だからといって続きをしないわけにもいかない。
まだ途中しか入っていなかったのを押し込む。熱くぬめっとした感触の肉を貫く。さすがに狭い。
羽美は俺の腕を必死に掴んでいた。すごい握力で爪を立てられて痛い。それはなんだか羽美の痛みが伝
わって来ているような気持ちだった。
506幼馴染の二人の場合は 9:03/12/06 13:24 ID:yjxqz35P
羽美の息の匂いがする。俺を見つめている。汗の浮き出した身体を密着させ、男物の布団の中で2人は
不器用に蠢いていた。
羽美の痛そうなうめき声と、俺の荒い息の音が続く。
博士とした時は長時間保たせようと必死になっていた俺だが、こんな時にこらえていては可哀想だ。羽
美はまだ痛そうにしていたのだ。俺は意図的に早めに終わらせる事にした。
挿入部に意識を集中する。じかに擦れ合う濡れた粘膜の感触。処女の膣内…。俺はすぐにたまらなくな
っていった。抜いて外に出すような精神的余裕などなかった。
下半身の全ての体液が股間に集まって行くような感覚…それが根元の部分にぎゅっと溜め込まれ、そし
て出口を求めて大きくふくれあがり…その日3回目の快感…どく、どくと羽美の中に全て出てゆく…。

「終わったぞ…。」
羽美はほっとしたような安心した顔だ。俺の顔をまじまじと見て、それから恥ずかしそうに微笑み、自
分からキスをしてきた。軽い唇を触れあわせるだけのキス。
両腕を俺の首に回し、俺を静かにぎゅっと引き寄せた。遠くで犬が吠えていた。俺達は繋がったまま、
結構長い間抱きしめ合っていた。
抜く時また少しだけ痛がった。羽美はぐったりしてしまってたので、俺は自分のもののついでに彼女の
陰部もティッシュで拭いてあげた。
それは単に親切なだけではなく、見ておきかった事があった訳だが。

ティッシュには、わずかだが血がついていた。

腕枕をしてあげると、羽美は目をつぶり、俺に甘えるように身を預けた。幸せそうだ。
まもなく、寝息が聞こえてきた。
507幼馴染の二人の場合は 10:03/12/06 13:31 ID:yjxqz35P
「改蔵、羽美ちゃん、もう朝よ。冬休みだからっていつまで寝てちゃ駄目よ。改蔵、起きてる?」
いつのまにか朝になっていた。二人とも完全に寝入っていたようだ。俺は慌ててパジャマの下をはき、
さも押し入れから出てきたかのような音を立てて偽装する。うちの母が、必ずドアをノックし、OKが
あるまで開けない性質なのでこういう時は助かる。ドアを2センチだけ開けて会話した。
「んー、起きてるよー。」
「ご飯出来てるわよ。羽美ちゃんも起こして。」
「ほーい。」
母が去り、振り向くと羽美は上体を起こしていた。くしゃくしゃの髪を撫で付け、ババシャツを下まで
引き下ろしながら、前の晩俺が脱がせ放り出したパンツを探している。
「聞いたろ?もう飯だとさ。早く着替えて行こうぜ。」
二人の視線が交差する。
俺はあれっと思った。
「まだ許してないからね」という目つきなのだ。
俺は思い出した。
こいつは初体験させてあげたくらいで機嫌がすっかり直るほどさっぱりした性格じゃないという事を…。

朝食が終わると、羽美は買い物に行きたいと言い出した。
何となく、有無を言わせないような雰囲気がある。
今さらながら、博士の言った、「一晩じゃなだめきれないだろうけど」のセリフが思い起こされた。
(仕方ない。昼間機嫌を取って、今夜もう一回なんとかしよう…。しかしつくづく、扱いの難しい女と
幼馴染兼同居人兼肉体関係になってしまったもんだ。他の女ならこんな苦労しないんだろうな…。)

実はそうでもないと後になって知るのだが、それはまた別の物語だ。
508幼馴染の二人の場合は 11:03/12/06 13:36 ID:yjxqz35P
クリスマスの翌日なので、街はあっという間に正月を迎える飾り付けに変わっていた。
俺は羽美が買い込んだ衣料雑貨を両手に抱え彼女の後ろを歩く。もちろん金は全て俺が出したのだ。
商店街は年末の福引のコーナーがにぎわっていた。
景品は「SBT豪華客船で行く!南国楽園の旅」だ。例のペアでご招待のやつ。
一瞬、羽美とその豪華客船に乗り、船室内で二人でやりまくるシーンが頭をよぎった。プチ予知能力だ
ったのかもしれない。だが当時はそれより、羽美に街中を引きずり回されているそんな状況でも「ペア
で旅行」というと当たり前のように同伴者は羽美だと発想する自分が理解できずにいた。
デパートめぐりは続く。
エスカレータで、足早に先に登って行く羽美のミニスカートの中が見えた。
(そう言えばこいつ、もう処女じゃないんだよなー。しかも俺のせいで。)
水玉模様のパンツの羽美の尻を見ながら俺は不思議な気分だった。
歩く姿を見ても特に痛そうにもしていなかった。急に女っぽくなったようにも見えないのだが。
まあ、処女を喪失しても、その瞬間から劇的に変わるタイプの女ではないのだろう。

羽美の機嫌が直るには時間がかかった。一直線にだんだん機嫌が良くなって行った訳ではない。何度も
波があり、機嫌は良くなったり悪くなったりし、前日の博士との事を何度も蒸し返し、泣きそうになっ
たり怒りそうになったり、それが急にけたけた笑い出したりするのだ。ずいぶん振り回された。
やっと一休みさせてもらったのは、4軒目のデパートの屋上だった。
「うー疲れた…随分買ったな。もう気が済んだか?気は晴れたか?」
「少しはね。でも、このくらいしてもらって当然でしょ?なんたって、改蔵は他の女と浮気したあげく、
私の処女を無理矢理奪ったんだから。」
「!?なんだよそれ!?べつに無理矢理奪った訳じゃないだろ?」
「浮気者改蔵。強姦魔改蔵。」
「ちょっとまてよー!」
509幼馴染の二人の場合は 12:03/12/06 13:42 ID:yjxqz35P
俺は耳を疑った。羽美が最終的に拒絶しなかったのには確信があった。だいたい、終わった後、あんな
に幸せそうにしていたじゃないか。こういう電波は初めてだった。
「レイプは重罪よ。わかってる改蔵?それを無しにしてあげようって言うんだから、感謝してよね。」
「あのなあ。おまえなあ。なんていうかなあ。」
「それに、浮気だって罪は重いわよ。人形で呪われないだけ、感謝してよね。」
「だからなあ。それはなあ。つまりだなあ。」
「ねえ改蔵。ここの秘密基地、覚えてる?」
羽美がいきなり話題を変えた。

昔はこの屋上は小さな遊園地になっていて、そこに粗末なお化け屋敷があった。開場してあっという間
に閉鎖されたのだが、鍵が壊れている裏口を偶然俺が発見し、一年ほど二人で秘密基地にしていたのだ。
「二人きりのファッションショーとかしたよね。」
「俺を着せ替え人形代わりにしただけだろ。」
「ははは。改蔵のお姫様姿、写真に撮っとけばよかったなー。」
「不発弾になる所だったな。俺もお前がビール飲んで目を回してぶっ倒れた所、撮っとけばよかったぞ。」
「…そんなことあったわね。あの時、改蔵、私にエッチなことしなかったでしょうね?」
「誰がするかよ、小5のガキに。」
「そうかなー。でも、夕べの改蔵は、私の処女を無理やり奪ったしね、わかんないよね。」
またこれだ。
とにかく、俺に気を許したような会話を振っておいて、こっちのガードが下がったと思うとこのセリフ
を持ち出して俺にダメージを与える、それをこの日の羽美は繰り返したのだ。
これだったら、普段の電波飛ばしてる羽美のほうがよっぽど楽だ、扱い方わかってるし…そう思った。
新種の羽美地獄と言えよう。
このとき俺は、羽美と肉体関係になってしまったのを、心底後悔していた。
510幼馴染の二人の場合は 13:03/12/06 13:48 ID:yjxqz35P
まあ、博士とした「浮気」の方は後悔していないのが、男の身勝手なのは判っているが…。
うちに帰った時は、大荷物と心理攻撃でへとへとになっていた。
「あらおかえり。まあ、大量に買い込んだわね。羽美ちゃん随分機嫌がいいじゃない。」
「そーでーす。だいぶ晴れやかになりましたー。改蔵、早く、何してんの、荷物こっちこっち。」
母は、俺とすれ違う時、小声で「何があったか知らないけど大変ねぇ」と囁いた。

夕食が終わって、二人とも風呂に入った(もちろん別々にだ)後、また一悶着あった。いきなりまたわ
ずかな言葉尻を捕まえて、前日の博士との事を蒸し返す。羽美はまた布団に潜って背中を向けた。
「なー。どうすりゃいいんだよ、もう機嫌直してくれー。」
「…あんたって、昔っからそうよね。私の気持ち、ほとんど考え無しに突っ走って。」
それはお互い様だろと思ったが黙っていた。その間も羽美は俺の罪状を次々リストアップする。
「なんつうか…よく覚えてるなそんな事。」
「夕べ思い出したのよ、大部分は。改蔵に犯されてる最中にね。」
「…」
「あはははは。おもしろーい。ね、初めてキスしたときのことは覚えてる?」
「小3の時だろ。それまでは、キスすると赤ちゃんができるからって、しないでいたんだよな。」
「そうそう、キスじゃ出来ないってわかって、じゃあ安心だねって、その日10回くらいしたのよね。」
そんなにしたっけか。前の日、博士には「羽美とは今までに全部で10回くらい」とか言ったが、結構
カウントに入ってないのがあったようだ。

布団に入った羽美の脇に座り込んで、しばらく子供の頃の思い出話をした。羽美の機嫌取りだ。
会話は慎重に行った。そろそろ俺も、踏んではいけない地雷がどこにあるのか見当がつき始めていた。
これも身をもって覚えた女の子の扱い方のレッスンの成果なのかも知れない。
511幼馴染の二人の場合は 14:03/12/06 13:54 ID:yjxqz35P
「ねー。昔この部屋で、私改蔵に押し倒されて、裸の胸を揉まれたりした事、あったよね。中1の時か
な。あの時私すごく抵抗したのにね。ほんっと鬼畜よね。」
「何言ってんだ、あの時、気持ち良さそうにしてたじゃないかお前。」
「んな訳ないでしょうっ。」
羽美は真っ赤になった。
あれっと思い、俺はカマをかけてみることにした。うまくいけば、形勢を逆転できるかもしれない。
「嘘付け。昨日思ったけど、お前随分胸が感じやすいな。誰か他の男に揉まれて開発されたんじゃ…」
「ちがうもん、それは自分でいじっていたから…あ。」
「ほう。胸だけじゃないだろ、アソコもいじってんだろ?お、否定しないな?いつ頃からだよ?」
「中2…。他の娘達が話てるのを背中で聞いてて、真似してみて…。」
形勢は逆転した。俺は余裕で問い詰める。
「なるほどなー。初めっから、ちゃんとイク事できたか?」
「ええと、はじめはくすぐったいだけで、イクようになったのは半年くらい…って、やだ、私何話して
るんだろう改蔵に?もういいでしょー?ねー。それより…キスしようよー。」
「キスしたいのか?じゃあ…。」
「…ちょっと、何でキスで布団に入ってくるのよ。」
「いいんだよ。これでいいんだ。」
布団に入るとキスのついでに新品のパジャマの上から羽美の身体をまさぐり出す。完全に俺のペースだ。
「なあ、さっきの、お前のオナニーの話だけど…この部屋で暮らすようになってからもしてたんだろ?」
「…ちがうもん。してないもん。」
「正直に言えよ、してるんだろ?」
俺はパジャマの上から彼女の股間をさすっていた。羽美は真っ赤のまま頷いた。
「そうかそうか、やっぱりしてたか。いつしてたんだ?気が付かなかったぞ。」
512幼馴染の二人の場合は 15:03/12/06 14:01 ID:yjxqz35P
「…お風呂に入ってる時とか…」
俺は羽美のパジャマを脱がせ始めた。その間も回数とかを聞き出す。
「回数は…えっと…週に一回くらいかな…ねえ、脱がすなら電気消してよ…。」
今度は明るいところでしたいと思ったのだが、まあ仕方ない。俺は灯りを消し脱がせはじめた。
もれ入ってくる街灯の薄明かりが頼りだ。
パジャマの下につけていたのは、高級そうなかわいらしいキャミソール風の下着だった。
純白のシルクで、胸元に小さな赤いリボンのワンポイントがある。大量すぎて気付かなかったが、その
日買ったものの中に入っていたらしい。
俺に見せる為に着たのだろう。その夜も抱かれる事になるのを自分でも期待していた訳だ。前の晩はバ
バシャツでひどくばつの悪い思いをしたので、二回目位綺麗に着飾って脱がせて欲しいと思ったようだ。
これも女心か。

大切な下着らしいので慎重に脱がせた。右の胸を揉みながら左の乳首を吸う。例によってビクッとなる。
「やわらけー。ほんと感じやすいな、いいおっぱいじゃないか。小さいけど。」
羽美は最後の一言に反応してむっとする。が、俺は構わず下を脱がせ始めた。
パンツも新品のまっさらなやつだ。レースをふんだんにあしらった、夜の勝負用っぽいパンツだ。
パンツを脱がせ全裸にし、改めて身体を観察する。
胸が小さいのを除けば、まあまあなプロポーションか。
中1の、押し倒して胸を揉む事件の時までは平気で俺の目の前で裸になってたものだが。その頃と比べ
ると、尻の肉付き、腰のくびれ、陰毛の生え具合、乳首など…成長したもんだ。
愛撫すると声が出始めた。
「ん…ん、恥ずかし…、ん、改蔵…ぉ、んん…。」
また口に手を当てて押し殺させた。胸から上を唇で刺激し続ける。
513幼馴染の二人の場合は 16:03/12/06 14:09 ID:yjxqz35P
風呂で全身念入りに洗ったらしく、羽美の肌からは今度は石鹸の香りがする。
アソコをいじるくちゅ、くちゅ、という音がする。もちろん乳首も硬く勃起してしまっている。
他に弄るところはないかな、と考えていて、小さい頃の羽美には、やたらくすぐったがるポイントが一
箇所あったのを思い出した。
ひょっとしたら、あのポイントは羽美の性感帯かもしれない。実行に移した。
「ひゃ?あ、だめ、改蔵!待って止めて、そこ駄目、駄目だったら!あ、あうう…」
「声出すなってば。」
「ん、んーっ!ん…あ、や、やっぱだめ、やだぁ。あ、ああ!?」
俺は構わず攻め立てた。大当たりだ。
羽美が自分で口を塞がないので、俺の左手で彼女の口を塞ぎ、右手でそのポイントを弄った。大きく喘
ぎ、脚をじたばたさせる。苦しがっているようでもあり、悦んでいるようでもあった。

ちなみにそのポイントの位置は、絶対秘密と羽美に念を押されており、残念だがここには書けない。

涙目になってきて、ちょっと可哀想なくらいだ。しばし休憩、手をどけて訊いた。
「どうだ?すごくいいだろ?ん?」
羽美はそれに答える代わり、おねだりし始めた。妙な口調だ。声が極端に甘ったるい。
「ね、ねえ、ねーえ、改蔵…」
「?なんだよ?」
「ねえってばあ…ねえ、ねえー。」
最初は何をねだっているのかわからなかった。かなり差し迫った要求らしいのだが…。
「だからぁ…ね?お願い…ねえ…。」
涙を浮かべ懇願する目を見て、やっと「入れて欲しいの」とねだっていることに気づいた。
514幼馴染の二人の場合は 17:03/12/06 14:17 ID:yjxqz35P
俺は前の晩ほど、入れたくて切羽詰った状態ではなかったが。そんな風におねだりされたら仕方ない。
「入れて欲しいのか?…いまさらなこと聞くけど、お前今安全日か?」
「…うん…」
「じゃ…いくぞ?」
「…うん…」
2回目でも痛がる娘はいると聞く。しかし羽美はそうではなかった。

すっかり入りきる。羽美はそれを味わっているような表情だ。俺はゆっくりと腰を動かし始めた。
キスをする。舌を絡めあう。それに合わせるように、羽美のアソコが柔らかだがしっかりとした締め付
けを繰り返す。俺の背中に手を回し、のたうつ柔らかな身体が艶かしい。
俺の心の底の何かに火がついた。腰を激しく動かし出した。
「あ、あっ…改蔵、そんなにしたら…」
「声出しちゃ駄目だろ…。」
「だ、だって…ん、んんー…、んー!」
羽美はまた必死に口をふさぐ。
繋がった所がぐちょぐちょと音を立て始めた。声を出すなといっておきながら、俺は質問した。
「気持ち良いか?」
「うん、うん…気持ち…いい…うそ、やだ、何これ…こんなの恥ずかしい…。」
羽美は「恥ずかしい」を何度も繰り返した。俺のモノを入れられて感じている自分に戸惑っていた。エ
ッチな女の子になったようで、ひどく恥ずかしいらしかった。
前の晩は痛がってただけなのに、随分変わったものだ。
遠くの大通りからこんな深夜にバイクの爆音が聞こえてきていた。
515幼馴染の二人の場合は 18:03/12/06 14:22 ID:yjxqz35P
「ね、改蔵、好き、好きだよ、ねえ、好きなの…。」
羽美に「好き」といわれるのはいつ以来だったろう。
答える代わりに俺は彼女の左手を右手で握り締めた。強く握り返してくる。長い髪が乱れて広がっている。
何度も何度もキスをし、舌を絡めあった。俺に子宮を突かれるたびに、小さな乳房が可愛く揺れる。
二晩目にしてやっと、俺はSEXという行為の真の心地よさを実感できるようになってきていた。
ずっとそうしていたかったが、しばらくすると羽美の様子が変わってきた。
「だ、駄目、私もう…だめぇ…」
「ん?何が駄目なんだよ?イキそうなのか?」
「うん、駄目なの、改蔵…だめ…駄目なの…」
「まだだよ。俺はまだなんだよ…一緒にイクんだ。な?」
羽美は困ったような顔になった。
「そんなの…無理だよ、あ…あ…駄目だよ、だめ…だよ…お…!」
と言うと同時にビクッと身体を硬直させた。俺が対処する隙もなく、ぎゅーっ…と俺に抱きついた。
イッてしまったのだ。羽美のアソコはヒクヒクと締め付けて来る。
初心者の2人が同時にイクというのはそうそう上手くいかないらしい。
本人は恍惚の表情。気持ち良さそうというよりすこし苦しそうな…なるほど、羽美はイクとこういう顔
をするのか。膣は依然として俺を小刻みに締め付けていた。

羽美がクタッとなってから、俺は腰を動かすのを再開した。イッてしまったアソコの中はじゅくじゅく
に熱くなっていた。それを何度も何度もつらぬいて突き上げた末、ついに俺も弾けた。
搾り出すような強い吐出…同時に激しい快感が俺を突き抜け…前の晩三回も出したのにもうこんなにと
いうくらい大量にしかも勢い良く…繋がった狭い隙間を満たし、さらに溢れ出していく…。
516幼馴染の二人の場合は 19:03/12/06 14:33 ID:yjxqz35P
数分の間、俺は羽美に全体重をかけて満足していた。こんな気持ちのいい射精は久しぶりだった。
羽美がもぞもぞしだす。俺が重いのだろう、抜いて隣に横たわる。腕枕をしてあげると尋ねてきた。
「ね、私の中でイッて、気持ちよかった?」
「ん?」
「私の中って、気持ちいい?」
「ああ。すごく良かったぞ。」
「んふふふー。」
心底嬉しそうだ。
羽実は上体を起こし、仰向けの俺に唇を重ねてきた。肌を密着させて舌を絡める。それで満足したらしく、
コテンと俺の腕に頭を乗せて目を閉じ、幸せそうにため息をついた。機嫌は本格的に良くなったようだ。
女の子の扱い方の第一レッスンが終了、というわけか。
「寒いね。もっと体、寄せていい?」
「ああ。」
「んー、改蔵あったかーい…ね、これからも、ずっといっしょにいようね…。」
「ああ。」
ごく普通にそう答えた。別に嘘をついたつもりはない。
「もう、浮気なんか、しないでね。」
「ああ。」
…これはちょっと本気でない。でも男ってのはそんなもんなのだから仕方なかろう。羽実はそれを見透
かすように俺の目の奥を覗き込んでいた(博士の仕草に、驚くほど似ていた)が、話題を切り替えた。
「私ね、前からやりたいと思ってたことがあるんだ。いい?」
「なんだよ?」
「あのね…大晦日から元旦になる瞬間を二人でコタツに入って待つの。でね、2003年が明けた瞬間、
お互いに『おめでとうございます』を言うの。一緒に暮らしている二人にしか出来ないことでしょ?」
なんだ…てっきりSEX関連のプレイの事かと期待したのに、子供みたいだ。
「まあ、いいんじゃないか?」
「…改蔵、じゃあこれは?新しい予約、入れていーい?私をお嫁さんにする予約。」
「…」
「あー。その気ないんだ。浮気する気なんだ。他の女と結婚する気なんだ。さーて、どうしよーかなー。
私がレイプされたって、誰彼構わずメール送りまくろうかなー。それとも…うひゃうう!?」
俺がまた羽美の例のポイントを弄りだしたのだ。羽美は悶絶する。
「あふ、そこ、だめだっ…てば、ああもう、だいたい何で…そんなとこ知ってんのよ…やははは。」
「小さいころから知ってるさ。昔から、ここくすぐるともうぜんぜん駄目だったじゃないかお前。」
「ああん…お…幼馴染って…やらしい関係よね、弱点も恥ずかしい所も全部知られきってるんだもん…」
言いながらまだ火照っている柔らかな肌を俺の腕の中でくねらせる。俺の心にまた火が点いた。
そのまま二人はその夜二回目のSEXに突入した。
二回目では二人は同時にイク事が出来た。強く絡み合い二人同時に高みに達する満足感に身を浸しなが
ら、俺は昼間の「羽美と肉体関係になってしまったことへの後悔」を全面的に撤回する気になっていた。

この話はこれで終わりだ。あれからだいぶ経った。もうすぐ次のクリスマスだ。
俺が「女の子の扱い方」を覚えた後、俺と羽美とその周りの関係はかえってトラブルが増えた。博士が
言った目論見とは逆の結果だが、実は今の状態が博士が真に目論んだものなのかもしれない。

なお、羽美と関係を持ってしまった件に関しては、いまだに俺は、心底後悔してはそれを全面的に撤回
するのを繰り返している。どちらに最終的に落ち着くのかわかるのは、まだ随分と先になりそうだ。
まあ、こういう関係になった男女なんて皆そんなものなんじゃないかと思うのだが、違うだろうか。
…特にそれが、幼馴染の二人の場合は。

−完−
518名無しさん@ピンキー:03/12/06 14:47 ID:RE7QPJ06
GJ。大作乙です。
519名無しさん@ピンキー:03/12/06 18:33 ID:S74LfKSz
すんばらし〜♪ グッジョブ
520名無しさん@ピンキー:03/12/06 23:58 ID:QB+8fv64
す、すごい…。
乙です。
521名無しさん@ピンキー:03/12/07 17:51 ID:lCHRFKlm
(;´Д`)ハァハァ ぐっじょぶです!!
522名無しさん@ピンキー:03/12/07 23:42 ID:g3lJ7z/H
乙です。実に素晴らしく楽しませて頂きました。
約束のブツです。パプワ行きではありませんがお受け取り下さいませ。

―――――――――――――――――
| to:Area88 (arrival only)          |
|  4 tourists are welcome        |
|                          |
| Presented by:SATORU Kanzaki      |
―――――――――――――――――

Causion:Penalty of $100,000 will be counted in case of your eluding !
Thank you for your volunteer spirits.

Comander Saxi Vashtar
Aslan Kingdom Airforce.
523229:03/12/10 20:34 ID:w/OcAEi9
229です。
いま、エリア88から書いています。なんかおかしいとは思ったんだよな…。

皆さんお褒めいただいてありがとうございます。
ただ、ここからだとあまり接続してられません。料金高いし。
いつになったら$100,000貯めて日本に帰れるか…。

ではお元気で。
524名無しさん@ピンキー:03/12/14 14:51 ID:DgdwU3/k
age
525名無しさん@ピンキー:03/12/21 13:26 ID:byEzmg9m
526天才塾小噺作成コース:03/12/22 20:05 ID:qCypqDoK
小噺その十三:あざとい描写なら、エロにかなうジャンルはないでしょう(断定)。

改蔵 「という訳で、エロパロスレとしては「あざといエロシチュエーション」でも考えますか。」
羽美 「時期を逸した感もあるけど・・・じゃ私からね。こんなのどう?改蔵」
改蔵 「裸エプロンか。確かにあざといな。でも羽美の場合エプロンは胸が隠れる形の方が萌えるぞ」
亜留美「改蔵君、じゃあこんなのは?ブルマ半脱ぎだよ」
改蔵 「うんうん、あざといぞ」
すず 「あと、ソフトな所では・・・こんなのはどう?」
地丹 「うお!制服のミニの下にイチゴのパンツなんて、部長らしくない所があざとい!!」
山田 「だれか、私のスカート知りませんかぁ?また「途中で投げ出す人」に取られちゃって・・・」
地丹 「またかよ、あのシーン好きなんだな、これ書いてる奴」
改蔵 「まあ、確かにあのシーンは「かってに改蔵」で一二を争うあざといシーンだったからな」
すず 「きめつけちゃっていいのかしら?」
しえ 「なーに改蔵君、私達女子キャラを全員、部室に呼び出したりして?(女子一同ぞろぞろ)」
改蔵 「みんな、よく来てくれた。これから究極のあざとい状況を作り出そうと思ってな」
地丹 「何する・・・わ、みんな急になんで全裸に?いつの間にプールの場所が露天風呂に?」
改蔵 「見ろ、これが究極のあざとい状況、「男一人に美女多数で混浴露天風呂貸しきり」だ!」
地丹 「なんで「男一人」なんだよ、何で僕を部室に閉じ込めるんだよ、僕も混ぜてくれよ!!わーん
    開けてくれよー・・・はっ!!そこにいるのは誰だっ!?」
−−−
しえ 「あんあん、露天風呂で複数でするのって、刺激的・・・」
羽美 「改蔵ぉー・・・しえちゃんとばっかしてないで、私ともしてよぉ・・・」
改蔵 「はあはあ、その、女の子が実際には絶対口にしないようなセリフ、あざとくていいぞ羽美」
すず 「でも、部室が騒がしいわね。改蔵君、地丹君にどんな女性をあてがったの?あんあん」
改蔵 「いや、あいつには、禁断のあざといシチュエーション、「美人母による実の息子の筆おろし」
    を体験してもらおうと、はあはあ」
527天才塾小噺作成コース:03/12/22 20:06 ID:qCypqDoK
小噺その十四:初心者様萬歳!!

改蔵「はあはあ(どぴゅ)・・・ふう。博士、良かったですか?」
すず「・・・いまいちだったわね。最近、あんまり「イクゥ」ってならないのよ改蔵君と」
改蔵「き、傷づくことを平気で言いますね・・・でもまあ、確かに最近マンネリですよね」
すず「だいたいのプレイはやり尽くしちゃったしね・・・また、しえちゃん呼んで3人でしてみる?」
改蔵「それも飽きました。なーんか、高校生でこんなに爛れた性生活してて、いいんですかね?」
初心「あなた達、「心の初心者マーク」が外れてますね」
改蔵「い、いつかの初心者講習の連中?いきなりなんだよ。でもまあ、確かに初体験当時の感動は忘れ
   かけてるな・・・」
初心「そこへ行くと、この人はばりばりの初心者ですよ」
地丹「なんだよなんだよ!どーてーで悪いかよ!」
初心「いえいえ、悪いなんてとんでもない。ああ初心者様!後光がさしております!」
地丹「・・・ふふん、そーか僕はそんなに偉いのか。すずちゃん?僕をもっと崇めた方がいいよ?」
すず「まーたつけあがる。ていうか、あんた初心者にすら、なってないでしょ?」
初心「はっ!そうか!「初心を忘れるな」というからには、最低一回は経験が無いといけないのか!?」
改蔵「初心者を探したいんなら、彼女なんかどうかな?おいで山田さん」
初心「ああ!あなたはあの時の!やっぱりあなたが真の初心者様でしたか!」
改蔵「どう山田さん?まだ痛い?」
山田「やーね、改蔵君ってばエッチ。確かにまだアソコに何かが挟まってるような感じ・・・ゆうべの
   事は、思い出すだけで恥ずかしいわ・・・でもなんか、新しい世界が見えてきた気分・・・」
初心「やっぱりこの人初心だらけ!なんと麗しい初心だ!初心者様!ああ初心者様!!」
地丹「なんだよ僕は無視かよ論外かよ!思いっきり持ち上げておいて奈落の底まで落とすなよぉ」
すず「まー、ヒロインなのに今回出番の無い、論外にすらならない娘もいるんだけどね」
528天才塾小噺作成コース:03/12/22 20:09 ID:qCypqDoK
小噺その十五:亀甲縛りで上等!!さらにその上に!!

羽美「私束縛されたいタイプなんです!!縛られたいんです私!!」
すず「そう、じゃ、手伝ってあげるわ」
羽美「・・・なんですかこれ?」
すず「SM用の手枷と足枷よ。全裸にしてこれつけて、荒縄で縛って吊るし上げれば・・・」
羽美「ちょ、ちょっと、私の言ったのはそういう意味じゃなくって」
すず「よいしょっと・・・縄を滑車に通して・・・あらけっこう重いのね」
羽美「い、痛い痛い!縛らないで下さい吊るさないで下さい!な、なんですかそのろうそく!」
すず「本編の連載時(2002年30号:196話/18巻第7話)に羽美ちゃんが一番上のセリフを言ったとき、
   おそらくサンデー読者の9割はこういう展開を妄想したはずよ。大体、サブタイがサブタイだ
   もんね。私は読者のささやかな夢をかなえてるだけなの」
羽美「きゃああ、熱い熱いっ!助けて、誰か来てェ!」
すず「来ないわよ誰も。縛られたかったんでしょ?吊るされたかったんでしょ?ろうそくたらされた
   かったんでしょ?願いがかなったじゃない」
羽美「吊るすとかろうそくとかいつ言ったんですか!・・・ちょ、何、何する気ですか?」
すず「縛られて吊るされてろうそく使われたら、あとは鞭しかないじゃないの」
羽美「やーっ!鞭だけはいやっ!きゃぁーっ!いたいーっ!ったーいっ!いやーっ!!」
すず「どう感想は?最後に、仕上げよ。この貞操帯をつけてね。私が鍵を開けない限り、改蔵君とも
   他の男の子ともHは出来ないわ。もちろん一人Hもね。どう?」
羽美「やだー、なにこれー!?外してください!男の子とのHはともかく、一人Hまで出来ないなん
   て困りますー!」
すず「そう・・・じゃ、外してもいいけど、条件があるわ」
羽美「条件、ですか・・・?」
すず「そうよ。この・・・私がつけられた貞操帯・・・鍵を改蔵君が持ってるんだけど、取り返して。
   お願い。そうしたら外してあげる。もう、我慢できないの・・・」
529天才塾小噺作成コース:03/12/22 20:17 ID:qCypqDoK
小噺その十六:プレゼントの約束は6人

すず 「改蔵君、メリークリスマス。約束した通りプレゼントは私よ」
改蔵 「ありがたく頂きます博士。はあはあ」
すず 「あんあん、改蔵君、上手になったわ・・・ね、プレゼントのお返し頂戴」
改蔵 「博士、ではお返しです・・・ううっ!(どぴゅどぴゅ)・・・では、また今度」
亜留美「改蔵君ー!約束忘れてないよね、セックスしよーっ!」
改蔵 「亜留美とするのも久しぶりだな、はあはあ」
亜留美「ああん、改蔵君、いっちゃうよぉー」
改蔵 「よし、俺からのプレゼントお返しだ・・・ううっ!(どぴゅっ)・・・では、また今度」
しえ 「改蔵くーん、お約束のクリスマスプレゼントだよー」
改蔵 「はあはあ、今夜「私をプレゼント」って約束した娘は6人だから、やっと半分か」
しえ 「なんの話?でも、いつもよりすごいよぉ・・・」
改蔵 「はあはあ、お返しだ・・・ううっ!(どぴゅ)・・・ま、また今度」
山田 「あ、改蔵君。昨日約束したでしょ、私がプレゼントって」
改蔵 「はあはあ、2号(砂丹)がオーバーホール中の代役って何だよ、さすが疲れるな」
山田 「ああん・・・いきそう・・・あんあん」
改蔵 「ううっ!(ぴゅ)・・・ではまた・・・朦朧としてきた、あと二人か、誰と誰だっけ・・・」
よし子「あら改蔵君、なんか頬がこけてるわね。でも、約束は約束だから、ね」
改蔵 「あー先生だったか・・・しかし俺もよく勃つな、はあはあ」
よし子「いいわ、あんあん」
改蔵 「ううっ!(ぴ)・・・また今度・・・うちにたどり着けるかな・・・あと一人・・・」
美智子「あら改蔵君、今日はクリスマスね。プレゼントの約束とか、どうしてるの?」
改蔵 「最後の一人・・・神崎さんか、とにかくがんばるぞ・・・」
美智子「ちょっと何するの!?痛い痛いっ!や、やめて、神聖な夜なのよ!・・・あんあん」
改蔵 「プレゼントお返しだ・・・ううっ!(ちょろ)・・・も、もう女の裸は、見るのも嫌だ・・・
    なんか一人忘れてる気もするけど、人数あってるしな・・・や、やっとうちに着いた・・・」
羽美 「メリークリスマス!改蔵遅いー。今夜は一晩中Hする約束だったでしょ、忘れたの?」
530:03/12/23 12:18 ID:q1rRfETE
保守age
がんがれ〜。
531ファン:03/12/24 01:00 ID:aOJ8YJnu
このスレ名実共に名スレですね!
執筆の皆さん、これからも是非是非頑張ってください!
応援しています!
532 :03/12/26 01:03 ID:zOm8DXpj
誰か書いて〜
533名無しさん@ピンキー:03/12/26 20:23 ID:0Ev9gokw
天才塾小噺作成コース いつも笑わせてもらってます。
ネタがたまったらこれからもよろしく。
534改蔵パパによろしく外伝:03/12/27 01:36 ID:wKB8lB1c
>>258-259>>352-356をかけ合わせてみたもの

いやぁ、驚きましたよ。
まさか本当に妊娠しちゃうなんてねえ。
ほら、前に色々と騒動がありましたでしょ。
だから今回もどうせ違うだろうと思ってたらこれですよ。
本当にビックリしちゃいました。
でもね、心配とかそういうのじゃないんですよ。
私としては‘最終目的’が達成できたわけですから、
逆に安心できました。
前にも私は色々と企んでましたよ。(>>258-259参照)
でもねえ、近くて遠い存在って言うんですかね。
なかなかくっつかなかったでしょ。
親としては心配でした。将来にかかわりますからね。

余計な心配でした。でも気は楽になりましたけど、
何かまだ心に引っかかってたんですよ。
親が言うのもなんですけどあの子はモテますから。
その矢先にあの妊娠騒動でしょ。正直しんどかったですよ。
あれで私の努力がパーになったらどうしよう・・・。

それも杞憂でしたね。

535改蔵パパによろしく外伝・2:03/12/27 01:39 ID:wKB8lB1c
しばらくは羽美ちゃんは学校に行かせるつもりです。
登下校は私が車で送る、って言う形になりますけど。
えっ?何で退学にならないかって?
幸いよし子先生や校長先生が尽力して下さったらしくて、
それは避けられそうなんですよ。
えっ、つわりの時はどうするかって?
そういう時までに休学と言う形にさせますよ。

唯一問題があるんですよ。
私まだ40代です。この歳でおばあちゃん・・・。
ま、別にいいんですけどね。
目に入れても痛くないって言いますし。
そんだけかわいい孫に言われるのなら、
むしろ幸せですよねえ。

前にこれから忙しくなりそうだって言いましたでしょ。
本当に忙しくなりそうです。
8ヵ月後が楽しみですね。
536上2つの作者:03/12/27 01:42 ID:wKB8lB1c
処女作です。
皆さんの作品に触発され、書いてみましたがこんなちっぽけな・・・。
下手だったらすいません。
537名無しさん@ピンキー:03/12/27 10:13 ID:NlLudgw4
改母40代なんか〜まあ確かにそうだよな。
538すずの企み:03/12/28 02:04 ID:eTsDqeRm
改蔵「げほっ・・・げほっ・・ずずっ・・・」
すず「あらー改蔵君、風邪気味なの?」
改蔵「そーなんすよ。博士、いい薬持ってませんか?」
すず「じゃあこれがいいわ。けっこう強いけど、すぐ治るから
   この薬は寝る前に5錠飲んでね」
改蔵「強い薬なのにそんなに飲んで大丈夫なんすか」
すず「一発だから。即効性よ」
改蔵「ど・・・どうも・・・」
すず「風邪には栄養をとるのが必要ね。
   ユ○ケルでも飲んでいきなさい」
改蔵「ぐび、ぐび・・・ありがとーございました」
がらっ
 
539すずの企み2:03/12/28 02:05 ID:eTsDqeRm
がらっ
地丹「改蔵君、風邪酷そうですねえ。なんか部長にいい薬貰ったとか言ってたけど」
すず「ふふふ・・・あの薬はただの薬じゃないのよ」
地丹「えっ?どーいうことですか?それ」
すず「実はね・・・」がらっ
羽美「けほ・・・けほ・・・」
すず「あら、羽美ちゃんも風邪気味?」
羽美「はい、あいつのがうつったらしくて。改蔵君のお母さんも
   風邪でダウンしちゃってて」
すず「じゃあこの薬飲むといいわ。さっき改蔵君にもあげたんだけど
   よく効くわよ。はい。 ゼ○でも飲んでいきなさい」
羽美「けほ、けほ・・・あ、ありがどうございます・・・」
がらっ
地丹「うっわー、羽美ちゃんも酷そうだな。
   それで部長、あの薬の成分って・・・一体なんですか?」
すず「改蔵君のはカプサイシンの濃縮液に高麗人参エキス、マムシ粉末に
   オオサンショウウオ粉末、スッポンエキス、ニンニクエキス、
   冬中夏草、タウリン1000mgetc・・・」
地丹「それっていわゆる、精力増強剤って言う奴じゃないすか?」
すず「バイ○○ラもほんのほんのちょっとだけ入ってるけどね」
地丹「何の目的でそんな物を?それで羽美ちゃんのは?」
すず「早い話が強力な媚薬。」
地丹「何の目的でそんな物を?」
すず「2人とも今日はおとなしくうちに帰って寝る、ということは‘期待’できるでしょ
   2人の関係をもっともっと発展させないとねえ・・・」
地丹「・・・はぁ。」
すず「それにこないだ撮るのに失敗しちゃったからなー、
   リベンジって言う意味も含まれてるんだけどねぇ・・・」
地丹「・・・・・・部長、あんた鬼畜ですな・・・」
540名無しさん@ピンキー :03/12/29 00:56 ID:ltwrCmIJ
「謀略の羽美」に一番合うのはやっぱこのイラストじゃないすか?

http://club.s4.x-beat.com/soine.htm
541小ネタ:03/12/30 00:36 ID:jdM+hTv2
2学期終業式の日の科特部部室にて
地丹「やったー明日から冬休みだ!」
改蔵「正月が楽しみだな」
すず「地丹君は大晦日はどんな風にして過ごすの?」
地丹「当然の事ながら僕は2年乗りです」
改蔵「さすがは下っぱらしいな」
羽美「ほんとうに物好きねー」
地丹「下っぱとか物好きじゃなくて!鉄っちゃんだ!」
羽美「部長はどうするんですか?」
すず「あたしは2年参りかな・・・
   そう言ってる羽美ちゃんはどうなの? 」
羽美「私は内緒です〜」
すず「・・・あっそ。じゃ改蔵君は?」
改蔵「・・・こればっかりは博士にも言えません」
地丹「ずるいよ!僕たちは教えてあげたのに」
羽美「(改蔵と目を見つめ合わせて)内緒・・内緒・・・(ポッ)」
地丹「よく分かんないけど、なんで赤くなってんの?」
すず「大体分かるわよ。2人一緒に過ごすんでしょ」
地丹「それだ!」
羽美「・・・・・・(ポッ)」
地丹「だからーなんなの?気になるなあ」
すず「多分人に言えない事がある・・・って事?」
改蔵「・・・(ポッ)」
地丹「ああ、イライラするっ!」
すず「ねえ本当に教えてよ。」
羽美「じゃあ部長だけに・・・(ぼそぼそぼそ)・・・きゃっ♪」
すず「・・・やっぱり。」
地丹「改蔵君も羽美ちゃんも出て行っちゃったよ。部長、何話してたんすかあ?」
すず「ええとね・・・。私たちが2年に関する事言ってたでしょ。
   私たちは2年ヤリだって」
地丹「バカップルだ」
542名無しさん@ピンキー :03/12/31 00:22 ID:aMNy41gp
>541
地丹のセリフに藁田
543名無しさん@ピンキー:04/01/01 13:09 ID:v+ymQUwb
迎春
544名無しさん@ピンキー:04/01/01 16:28 ID:0KG5waGx
このスレいいな。正月早々じっくり読んでしまった。
545名無しさん@ピンキー:04/01/02 22:30 ID:+dReCHy4
まぁ久米田サソはコミックス読んでるとわかるが、同人やエロゲ関係のネタが頻繁に出てくる。
たぶんこの人が漫画家の中で一番好感が持てるかなって思ってる。
この人が書くことはネガティブが多いけど、俺は本当に大好きだ。
546名無しさん@ピンキー:04/01/05 16:33 ID:CHcQSJ1c
地丹の絵のタッチ、1巻と今じゃ変わりまくり。
547名無しさん@ピンキー:04/01/08 00:14 ID:FhfInpk0
保守age
548名無しさん@ピンキー:04/01/10 21:25 ID:aUPl7xxF
保守
549名無しさん@ピンキー:04/01/11 01:41 ID:aVbWk9rr
面白いけど誰も書かないから神降臨を期待してage
550名無しさん@ピンキー:04/01/11 12:35 ID:HPpHHbYk
天才塾小噺作成コースは面白いんだが、あれはけっこう書くのが大変そうだからなあ。
続きが出るまでスレを落とさないようにしましょう。
551名無しさん@ピンキー:04/01/12 23:41 ID:uVkACq12
>550
という訳で保守age
552名無しさん@ピンキー:04/01/13 02:51 ID:YIKv95Ju
何故上げるか
553天才塾小噺作成コース:04/01/13 20:32 ID:id6AP39y
小噺その十七:初詣の帰りに姫初めしたら

羽美「ねー改蔵、まだ出来ないのー?私の着付け」
改蔵「まだだよ・・・素人の俺が着付け方パンフレット見て真似てるだけなんだから」
羽美「だって「ご休憩」時間おわっちゃうよぉ」
改蔵「ったく、こんなパンフレットじゃなく、着付けサービスのあるホテルにしとけば」
羽美「そんなお金ないー。大体、裾をたくしあげるだけで晴れ着のままHしようって言ったの改蔵よ」
改蔵「だからそうしてヤッてただろ。まさかあんな風に動いただけでずるずる全体が緩んで解けてくな
   んて思うかよ」
羽美「いいから早くしてよ、「ご宿泊」高いし、遅くなるとおばさんに怪しまれちゃうー」
改蔵「そうか、ここをこう結んで・・・よし、もう少しだ・・・」
羽美「ちょ、ちょっとまって!中に出されたのがいまごろ流れ出してきちゃった!」
改蔵「わー、やめろ、めくり上げるな!せっかくここまで出来たのが解ける!」
羽美「だって着物に染み作っちゃったら元も子もないのよ!ねーおしり見て、垂れてってない?」
改蔵「大丈夫・・・だな。ずっと内股をつたってる」
羽美「よかったぁ。ねえ拭いてよ。ったく、何で中に出しちゃったのよぉ」
改蔵「お前が「中に出して、お願い」って言ったんじゃないか」
羽美「そ、そうだっけ?でも、イク瞬間何を言ったかなんて覚えてないもん・・・」
改蔵「ってか、何でお前、パンツはいてないんだよ?はいてりゃ被害はパンツで食い止められるのに」
羽美「和服はノーパンが正式なのっ。私はいつでもこうよ、昔っから」
改蔵「ほう。ま、ともかく着付けもやり直しだし「ご休憩」の時間はオーバー確実だな」
羽美「んー。開き直って「ご宿泊」にする?おばさんには、別々に友達のうちにでも泊まったとか言い
   訳、別々にメールを入れてさ」
改蔵「だな。めるめる、っと。お前は時間おいて送った方がいいな・・・ってもう返事来た・・・う?」
携帯画面 <了解。ホテル名と部屋番号教えて。羽美ちゃんの着付け出来ないだろうし、明日の朝普段
      着を届けてあげたいので 母>
554名無しさん@ピンキー:04/01/14 00:34 ID:GWB7tX0q
保守
555名無しさん@ピンキー:04/01/16 18:58 ID:Rttm2rxS
小噺キタ―。
待ってました。
556229:04/01/17 10:20 ID:n83TsRkS
229です。エリア88からやっと(略

いろいろ作品が増えていて楽しいですね。自分の作品をさらに捻って貰えるなんて嬉しいです。

私自身ですが、今は小ネタしか書けていません。正月からなんかしょーもないネタなんですが。
一応、下にのせておきます。多分5分割。話者は地丹ですがSEXのシーンはありません。
また、前にのせた「記憶の断片」とはリンクしてません。

なお、なんで地丹がこんな目にあったのかは、永遠の謎です。
557地丹君受難の日 1:04/01/17 11:30 ID:WPf8WBxJ
今日は、朝からおかしかった。
まず…朝起きて、歯を磨こうと洗面所に行ったつもりが、ドアを開けると牡丹が着替え中だった。
不審火が起きては建て直し、を何度もしているせいで自分の家なのに勝手がよく判らない。たまに間違っ
た部屋のドアを開けたりするのだ。
妹はきゃんきゃん文句を言いながらも、さほど恥ずかしがるでもなく下着姿になる。
僕も「お前にブラなんか必要ないだろ」とか文句を言って対抗しながら部屋を出た。

次に、登校途中、今度は、前を歩く女子高生の十数人の集団がいて、突風が吹いてスカートが捲れあがっ
てパンツが見えた。十数人、全員分だ。白やら柄モノやら黒やらTバックやら色々だった。
さらに、校門の前まできたらあわてて登校して来た下級生女子がこけてパンツが見え、授業中にはチョー
クを落としたのを拾おうとよし子先生が屈みこんだらパンツが見え、次の授業中に何の気なしに斜め後ろ
を振り向いたら居眠りをしてる羽美ちゃんの机の下の両脚が開いててパンツが見えっぱなしになっていた。

最後はついさっきのことだ。3時間目の授業が終わった時、亜留美ちゃんを含む女子3人とすれ違った。
彼女らは階段を登って上の階に行こうとしていたのだが…。
(スカートの中が見えそうで見えないなぁ。朝みたいにまた風が吹かないかな、無理か…)
と思ったら軽い風が吹き上げた。なんと言うお約束。3人は慌ててスカートの裾を手で押さえた。
亜留美ちゃんがこちらを振り向いて言う。
「…見た?」
「み、見てないよ、何も見てないって亜留美ちゃん!」
「そう…。でも、見ようとしたでしょ。地丹君のエッチ。」
そう言うとむこうを向き、他の二人に追いつくようとんとんと階段を駆け上がっていった。
言葉のわりに表情は優しかったし、目は笑ってた。大丈夫そうだ。
でも、一緒に居た二人のイチゴと縦じまはともかく、マンボウ柄のパンツなんて初めて見たな。
558地丹君受難の日 2:04/01/17 11:31 ID:WPf8WBxJ
で、今は4時間目の授業になっているところなのだ。

僕は授業も聞かず、取りとめもなく考えている。
今日はいったいどうしてしまったのだろう。ついている日とかついてない日というのがある。あるいは、
「二度あることは三度ある」とかいう諺もある。だけど、こんなふうに同じような場面にばっかり僕一人
が遭遇するっていうのは、一体どういう訳なんだろう?「地丹にパンツを大量に見せる日」と神様が決め
たのだろうか。偶然にしてはたくさん見えすぎる。
でも…どうせなら、神様、僕はパンツよりおっぱいを見たいです。お願いします。

昼休みになった。廊下でなぜかものすごく慌てて走ってた神崎さんとぶつかった。小脇に抱えていた大き
な封筒が床に落ち、中身が散らばる。
「ああっ!原稿が!」
神崎さんは書きかけの同人誌の漫画の原稿を慌てて拾い集めだした。僕も手伝おうと屈みこむ。と、彼女
のシャツのボタンを3つ目まで外した胸元が見えるのに気づいた。しかも、ちょうど僕から右のおっぱい
が丸見えになるアングルになっている…。
周囲に人はいない。
3時間目の授業中の願いがまさかすぐにかなうとは思わなかった。
彼女は原稿を拾い集めるのに必死で気づく様子がない。四つん這いになってるせいもあり、ブラはおっぱ
いを覆ったり支えたりする用をなしていない。小ぶりだがプルプル揺れて柔らかそうなおっぱいだ。乳首
はきれいなピンク。乳輪のすぐ脇に、スクリーントーンの切れ端が貼り付いている。
「ご、ごめん神崎さん、それじゃ…。」
僕は前屈みになりながらその場を離れた。神崎さんは僕に目もくれずに原稿を拾い集めている。
559地丹君受難の日 3:04/01/17 11:33 ID:WPf8WBxJ
前屈みのまま教室に戻る途中、吉川くんに会った。
「オイ地丹、コーラ買ってこいよ。」
ところが、買いに行く途中、例によって色々エッチなシーンに遭遇する。保健室のカーテンが開いていて
室内で診察中の上半身裸の先輩女子のおっぱいを目撃し、家庭科実習室の前では誰かがぬるま湯のやかん
をひっくり返したとかで透けブラの女の子を大量に目の当たりにし、校庭では紛れ込んだ子犬にソーセー
ジをあげる為にしゃがみこんでいたしえちゃんのパンツが見えた。
異常だ。初めの方は偶然が重なってラッキーかもとか思ったが、いくらなんでもこれはおかしすぎる。
気色の悪さにうわあああと叫びながらコーラを買い、うわあああと叫びながら吉川くんに渡し、目をつぶ
ってなにも見ないようにしてうわあああと叫びながら学校を飛び出す。無断早退だ。

しかし、校外に出ても、状況は変わらないらしい。どこに行っても、エッチな場面に遭遇する。
川岸の土手を通れば河川敷で小学生(と、いってもすでに胸が膨らんでいる女子もいる)の乾布摩擦大会
が行われているし、バスに乗れば急停車した弾みで女子大生(OLかも?)が車内ででんぐり返しをして
下半身が丸見えになり、街中に出ればスイミングスクールでぼやがあって外に避難してきた水着女性や着
替えの最中だったと思しき半裸の女性を数多く目にする。

夕方になった。今日一日に見たパンツとおっぱいを数えたら60位になるだろう。
人間の幸福/不幸の絶対量はあらかじめ決まっていると言う説がある。もし今日、これ以上パンツやおっ
ぱいを観たら、僕はもう生涯女の子のそれに縁がないかもしれない。
いやだ、このまま童貞で一生を終えたくない。
亜留美ちゃんとこの世で一番親密になったのが、今日の午前中にパンツを見た瞬間なんて悲しすぎる。
そうだ。どうせいろいろ見ざるを得ないのなら…亜留美ちゃんの所へ行こう!
いつもみたいにうちまでついていけば、マンボウ柄のパンツよりいいものが見られるかも…。
僕はいつものストーカー衣装に着替え、亜留美ちゃんが学校帰りに寄りそうな所を探すことにした。
560地丹君受難の日 4:04/01/17 11:34 ID:WPf8WBxJ
亜留美ちゃんは公園で見つけた。しかしその公園でも、パンツやら何やらが僕にだけ見えまくる。それら
が見えない方向へ、見えない方向へと移動せざるをえない。
ところが、移動に気を取られ、亜留美ちゃんを見失ってしまった。さっきまでそこにいたのに…。
むにゅ、と変な感触がする。
公園内でロープを外されて遊んでいた犬の尻尾を踏んでしまったのだ。
ものすごい勢いでそいつは怒り、すさまじい勢いで僕に噛み付こうとする。
僕は生涯最高速で逃げ回る。でも犬は追いかけて来ている。
そうだ、公園の公衆トイレに逃げ込むしかない。
個室は鍵がかかってないのにドアが開かない。犬が迫る。火事場の馬鹿力+全体重をかけて押し入った。
「いやあああああああ痴漢――――っ!!」
僕が飛び込んだのは、鍵が壊れていて、亜留美ちゃんが中から「どうか男の人が入ってきませんように…」
と必死に内側からドアを押さえながら用を足していた個室だったのだ。一つしかない個室だけど。
亜留美ちゃんは「見ないで、出てって」と泣きながら僕をポカポカ叩いている。
でも僕は彼女の股間から視線を逸らせない。そして、突如男が乱入したからといって、一度出し始めたお
しっこは簡単には止めらるものではない…。
扉の外ではまだ犬が吠えている。

神様…確かに亜留美ちゃんのエッチなシーンを見たいと望みましたが、これはちょっと行き過ぎです…。

亜留美ちゃんは結局全部出しきってしまった。今、彼女は瞳に一杯涙を溜め僕を睨みつけている。
「あんただれよ!?この痴漢男!そうか、あんたがいつも私を付けねらうストーカーね!」
僕はそうだとも違うともいえない。口をきけば坪内地丹だとばれてしまう。
561地丹君受難の日 5 完結:04/01/17 11:36 ID:WPf8WBxJ
「何が目的よ!?私のトイレが見たかったの!?それともパンツが欲しいっての!?そうなのね!?」
亜留美ちゃんは便座に腰掛けたまま、膝まで下りていたパンツを両脚から抜いた。その間、ずっと彼女の
アソコが見えていたが、彼女は完全に開き直っているらしく意に介さない。
陰毛は恥丘にのみ生え、割れ目の両脇には全く生えていない。ほんの縦すじだけのピンク色の部分。
「ほらっ!もってって!」
僕の手にパンツを押し込むと、亜留美ちゃんは個室を飛び出して陽が大きく傾いた公園に消えた。ミニス
カの制服なのに、ノーパンでうちに帰る気だろうか。
いつのまにか犬はいなくなっている。

というわけで、今、僕の手中には、亜留美ちゃんの脱いだまだ暖かいマンボウ柄のパンツがあるのだ。

もし「人間の幸福/不幸の絶対量保存則」が正しいのなら、こんなものをゲットしてさらに彼女のアソコ
まで見てしまったからには、僕はもう二度と亜留美ちゃんには縁の無い人生を送るのだろうか?

そうだ。突然、僕は閃いた。天才的な閃きだ。
幸福の絶対量のバランスを取りたいなら、思い切り不幸なことを今のうちに経験しておけば、今日の異常
な幸運という名の「受難」は打ち消せる筈だ。
とりあえず今から、このパンツを頭にかぶり、全裸で街を歩いてみよう。そうだそれが良い。良いに決ま
ってる。最高の思いつきに、僕の頭の中で何かが弾けた。

トイレの中でストーカー衣装を脱ぎ、パンツを頭にかぶって外に出る。なぜか目の前には柔らかな陽光を
浴びたお花畑が広がっている。確か陽の傾いた公園だった筈だけど、まあいいか。なんだかすごく幸せだ。

−完−
562名無しさん@ピンキー:04/01/17 11:54 ID:Y0KM3dwY
このド変態め!


まったく素晴らしいじゃないか(;´Д`)ハァハァ
563名無しさん@ピンキー:04/01/17 12:43 ID:PimCz7Gw
奴はいつもこんなことを考えてるからあんな格好をして歩いてるんだなw
564名無しさん@ピンキー:04/01/17 17:41 ID:bChfGn1r
これぞまさしく地丹だ!乙!
565名無しさん@ピンキー:04/01/18 12:44 ID:QUzv8FxR
.     i^i  ,.-l[]l-、
.     |_|  il┌'^'┐li   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ,.--(の)__i_ニ[_]ニ,i_ < ageますた!
  (ぃヘ(__)^i\  ヾ=='ヘ, \________
   '〜'⊂ノ,__/三7ヽ,__l7
     | l, i  |. /7/           _
.     (ヽ/^/ ̄|_/7/iー―irfニヘ    _,i.lニl.i,
     / ̄7 ̄ '--' ̄|___|∪ニノ.   /a__,--,_a、   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     /___./   |  __|     ̄  __() l,__,-,__,l i) < ますた!
.    7 ̄^'ラ=:t┴‐'ヽ\     (の)、__l__l_/   \______
.   ___/   ノ  \._ ____;'┐   (ぃ(__)ト==、,ニr> ___
   レ'f―,/マ   (())'  /     └>->-l/E/lニr'i ヘ
  / /  /./   / / /      / ̄/ ̄^i^~>.,k;i__ノ.    n
  'r'  トノ.   i _,/ /      _/ ̄^ー;r--'^ \      (凸) マスタ!
  /'i―i'l'    y'_/_      (/  ̄'i^).^-(^iニi二ヽ   @[ Y]−
 [;iレ==ト]   (())-i-ヘ.     [/  ̄ i~l]  ialニiニニヽ   / >
./ニニニニl.I.  /ニニ二>ニゝ、   // ̄ ̄i,l  └―――┘
Ii_I___l.I  └‐‐―――┘


566名無しさん@ピンキー:04/01/19 18:22 ID:pjOaRTWH
名作サンクス。
567名無しさん@ピンキー:04/01/22 23:58 ID:Sxhv8tu2
(;´Д`)ハァハァ
568名無しさん@ピンキー:04/01/24 10:15 ID:yvUImE66
ageてみる
569名無しさん@ピンキー:04/01/26 03:07 ID:Shej503a
ああでも漏れはやっぱり改蔵×すずネタが好き
570天才塾小噺作成コース:04/01/26 19:35 ID:p7cgSmyM
小噺その十八:会話のキャッチボール(あの眼鏡っ娘、名前ありましたっけ?)

しえちゃん「改蔵くんてすっぱい食べ物苦手みたいだよ」
眼鏡っ娘 「でも、グレープフルーツは大好きみたいだよ」
しえちゃん「グレープフルーツは、砂糖かけないと食べられないみたいだけどね!」
眼鏡っ娘 「ピンクグレープフルーツはそのままでも食べられるのよ!」
しえちゃん「彼ったら、肩にハート型のあざがあるのよね!!」
眼鏡っ娘 「彼ったら、おへその下に3つホクロあるのよね!!」
しえちゃん「か、彼、乳首を舐めてあげると意外と喜ぶわよっ!!」
眼鏡っ娘 「それより彼、私のアソコをデジカメに撮り貯めてるわっ!!」
しえちゃん「てゆーか、彼、ナマで中に出すのが大好きなのよっ!!!」
眼鏡っ娘 「わた、私この前一晩で3回もされちゃったわ!!!」
しえちゃん「私なんか、私なんか5回よ!!!!」
眼鏡っ娘 「ううう、改蔵君、口内射精したのを飲んであげたら嬉しいって言ってたわよ!!!!」
しえちゃん「こ、この前、ローターを私のアソコに入れて、散歩に連れ出して喜んでたわ!!!!!」
眼鏡っ娘 「わ、私お尻にバイブ突っ込まれた状態でナマでHしていかされちゃったわ!×6」
しえちゃん「私、Hしてる最中のビデオを撮られて、ネットに配信されちゃったわよっ!×8」
眼鏡っ娘 「明日、私と彼とでHしてるところを、観客を呼んで観せることになったわっ!×14」
しえちゃん「ら、来週、私に処女膜再生手術を受けさせて、またロストバージンから楽しみ直すつもり
      なのよ改蔵くん!×28」
改蔵   「・・・もはや、常人(ノーマルな性欲の持ち主)ではキャッチできない会話をキャッチし
      合ってますね」
すず   「何を他人事みたいに」
571天才塾小噺作成コース:04/01/26 19:37 ID:p7cgSmyM
小噺その十九:少しはキモがれよ改蔵君

羽美「あ、ああ、改蔵・・・いいよお・・・もっと、もっとして・・・」
改蔵「そうか、んん?今日は良く締まるなお前、なかなかいいぞ、はあはあ」
羽美「ああ・・・なんか気が遠くなる・・・ふふ・・・ふふふふふふふふふふ」
改蔵「はあはあ、な、なんだ、何笑い出すんだよ、なんかココの締まり方が変わってきたぞ?」
羽美「わらわを、わらわを、早くイカしてたもれ・・・ふふふ」
改蔵「何言い出すんだ、はあはあ、ひょっとして、別人格がHの最中に出てきたのか?」
羽美「わらわの夫たるべき者、閨房術も・・・ふんふん・・・極めて居らねばならぬぞ・・・」
改蔵「だ、誰だお前?前世かつ第2人格の二階堂房子さんか?誰でもいいけど、なんか新しい女を抱い
   てるみたいで新鮮だな、はあはあ・・・お?またココの具合が違ってきた・・・」
羽美「せ、性交中に子宮口を亀頭で刺激されると、βエンドルフィンが大量放出されるわ、あんあん」
改蔵「はあはあ、その難しい専門用語を多用する口調聞いたことあるぞ、第8人格だっけ、はあはあ」
羽美「あうう、いっちゃうですうー、あたまがむらさきかいめんになりそうですぅー」
改蔵「なんだ?今度は誰だ?確か第78人格がこんな感じだったな、はあはあ」
羽美「うどなしぇだはうばるばる、あふあふ、ずえだきしゃむしゃいでななははん」
改蔵「だ、第4火星語?火星人のココってこんな具合なのか、はあはあ」
羽美「・・・あれ?なんか・・・あんあん、意識が飛んでたわ、でも気持ちよすぎるよぉ、あんあん」
改蔵「何だ本体が戻ってきたのか、はあはあ。せっかくアソコの具合の微妙な違いを堪能してたのに、
   つまらん・・・だけど、も、もう出そうだ・・・抜いて外に出すぞ」
羽美「やあん、中に、中に出して、今日はほしい気分なの」
改蔵「はあはあ、馬鹿言うな、始める前、今日は危ないってお前が・・・限界だ、そ、外にっ」
羽美「ひっこぬかないで、ひっこぬかないで、いやあああ」
改蔵「前々世かよ!!(抜けずにどぴゅ)」
572天才塾小噺作成コース:04/01/26 19:40 ID:p7cgSmyM
小噺その二十:南国アイスの222話(21巻第9話)を勝手に改造

健太郎 「と・・・まあすでに地球外生命体は身近にいるかもしれないんだ」
舞子  「もお・・・あんまりそんな話ばっかりしてると帰るよ!」
健太郎 「これからがいいところなんだ!」
舞子  「ったく、若い娘が男の部屋にあがりこんでるってのに・・・バカ!!」
健太郎 「ん?なにか言った?(そのとき電話の音)」
電話の声「やあ、天草くん、サンデーのフク(ガチャッ)」
健太郎 「な、なんだよ、電話切らないでよ舞子ちゃん!」
舞子  「いいじゃないの・・・それより・・・ねえ、ほら、私の胸・・・柔らかいでしょ?」
健太郎 「ま、舞子ちゃん!?何で急に・・・うう、確かに柔らかいけど」
舞子  「ね、しようよ・・・はじめてでしょ?私がリードしてあげるから・・・」
健太郎 「うう、今日は別な訪問者も来る予定なのに・・・むらむらしてきた・・・」
舞子  「勝手に上がってきたりしないでしょ?ね、入れて・・・そうよ・・・あんあん」
健太郎 「はあはあ、舞子ちゃんの中、熱いよ・・・」
改蔵  「こんちわー。勝でーす。天草君、勝手に上がらせてもら・・・おや、いいことしてますね」
舞子  「あんあん、なによこの人、私たち真っ最中なのよ、あんあん」
改蔵  「お構いなく、僕の用は終わってからでいいよ。ほんとはあまり時間がないんだけど・・・」
健太郎 「はあはあ、舞子ちゃん、勝君はね、僕の超常現象友達なんだよ。インターネットで知り合っ
     てよくメールのやり取りしてるんだ。はあはあ、わざわざ貴重な時間とお金で鹿児島まで来
     てもらったんだし、Hしたままで情報交換しようか、勝君、はあはあ」
改蔵  「そうだね天草君、じゃ、まず「モー」に載ってた九州でのUFOの件だけどどうのこうの」
健太郎 「はあはあ、勝君、沖縄の漫湖に生息が噂されるなぞの生物がうんたらかんたら」
舞子  「こ、この人達、人がHしてる最中になに話してんの?あんあん」
改蔵  「地震雲が東海地方にどうたらこうたら」
健太郎 「はあはあ、スペインに落ちた隕石から謎の生命体がああだこうだ、はあはあ」
舞子  「あんあん、なんだか私が先にイキそう、こんなのわけわかんない」
573天才塾小噺作成コース:04/01/26 19:41 ID:p7cgSmyM
小噺その二十一:すずの別荘のお風呂場で(小噺その四の別バージョン)

羽美 「あら、亜留美ちゃん・・・おっぱいの下にホクロあるね」
亜留美「あっ、本当だ!初めて気づいた!普通にしてたら、こんなところ自分じゃ見えませんものね」
すず 「蟻の門渡りの真ん中にも、ホクロがあるのよね」
亜留美「ありの?とわたり?」
すず 「知らないの?アソコとお尻の穴の間の部分。ほら、このあたりよ」
羽美 「ちょっと部長、私のソコをつつきながら「このあたり」なんて、やめ・・・」
亜留美「えー、ソコですか、鏡で・・・ほ、本当だ!気がつかなかった・・・よく見えましたねー」
すず 「見えたと言うか、地丹君に教わったんだけどね」
羽美 「私も地丹君に聞いたけど、こないだ、水着になるのに備えてアソコの生え際を剃ってて、少し
    切っちゃったんだって?クリちゃんの右脇にあるその傷がそうね?」
亜留美「やだぁ。何でそれ知って・・・まさか他には・・・」
すず 「色々知ってるわよ。実は亜留美ちゃんの自室のパソコンのブックマークは、女の子向けのHな
    ページがたくさん登録されてるらしいわね」
羽美 「あと・・・亜留美ちゃんの一人Hのオカズは、嵐のメンバーでヘビーローテーションだとか」
亜留美「ほえ?み、みんな筒抜けなんですか?」
すず 「地丹君を縛り上げて無理やり聞き出したのよ」
羽美 「そうね、あと・・・先週、中学の時あこがれてた同級生の男の子とばったり出会って、部屋に
    誘い込んだらいい雰囲気になって、もう少しで初Hする所だったんだけど・・・」
亜留美「ちょ、ちょっと、あの・・・」
羽美 「待って最後まで言わせて。する所だったんだけど、挿入直前にベッドの下からなぜか怖い声が
    聞こえてきたせいで相手の男の子が萎んじゃって、結局出来なかったなんてのも聞いたわよ」
亜留美「ななな何ですかそれー!?何で地丹君、そんな事まで知ってるんだろー??」
す&羽「あんたそうとう鈍いわね」
574名無しさん@ピンキー:04/01/26 19:44 ID:uxjzTyTb
ご馳走様でした>571
タイトルにハゲドウw
575名無しさん@ピンキー:04/01/29 22:44 ID:jgFzt8Iz
人減ったな
576名無しさん@ピンキー:04/01/30 00:29 ID:5Cynm+AL
おお…一気に4つも!いつも乙彼です。
>571本当禿堂。それだけ改蔵は羽美のことを受け入れて好いてるんですかね。
577名無しさん@ピンキー:04/01/31 00:45 ID:bBsqHnA2
すず待ち
578名無しさん@ピンキー:04/01/31 16:50 ID:P6GIOey6
待ってみる
579名無しさん@ピンキー:04/02/01 12:31 ID:7r6Aj31/
age
580理論上は可能なんです(1):04/02/01 13:07 ID:evG6kuj1
羽美「理論上は可能なんです」
すず「そうよ。理論上は可能なの」
 セーラー服を手早く脱ぎ落とし、全裸になった羽美は、長い黒髪を肩から胸の前に流して、
保健室の診察台の上に敷いたマットの上に四つ這いになった。
羽美「砂丹クン。さあ、来て。ここよ。間違えないでね」
 羽美は右手を白い陶磁器のような尻に回した。白衣を着たすずが、
中指を羽美の尻の谷間の奥に沈めて、その鳶色の菊の蕾に乳液を塗り込んだ。
 砂丹は、ひざまずいてその固く硬直した肉の豪槍を、羽美の肛門にあてがった。
砂丹「うんっ」
 そして、羽美の腰に手を掛け、ぐっと引き寄せながら己の腰を突き出しだ。
羽美「う … ううん。あ … あああぁん。き、きつい。やっぱり、地丹クンの弟だから … 」
 そうである。やはり地丹の双子の弟だけに、砂丹の肉槍も「ごんぶと」であった。
 捻じりこむこむように、砂丹は己の分身を羽美の直腸の中に収めきった。
羽美「まだ … まだ動かしちゃダメよっ。このまま後ろに倒れて仰向けに … 」
 二人はゆっくりと後ろに倒れ、砂丹の上に羽美が重なりながら仰向けになった。

羽美「さあ、次は校長先生と、亜留美ちゃん … 」
 校長はすでに裸になり、ブリーフを膝に下ろして汗をかきながら待っている。
泊 亜留美は、ショーツとブラだけの姿で豊かな胸を抱きながら震えていた。
亜留美「 … えっ? だって … 私、そんなこと聞いてません。こんなこと … 」
581理論上は可能なんです(2):04/02/01 13:08 ID:evG6kuj1
 地丹が、へへへへっ、と下卑た笑いを浮かべながら、背後から亜留美の体に抱きついた。ブラのホックを外して引きむしり、ショーツを足首まで引き降ろして抜き取った。
亜留美「いやァァァァッッッッ!」
すず「お二人とも素直になって。羽美の足元に立ちなさいな … 」
 校長は嬉々として、羽美の高く上げた右足の傍に立った。亜留美も観念したのか、顔をおおって泣きじゃくりながら、羽美の左足の傍に立った。
 羽美は右足を伸ばし、校長の股間から生えた肉棒のカリ首を、足の親指と人差し指の間に下駄の鼻緒のように挟み込んだ。
校長「うおおおぉぉぉっっっ … 女、女王様ァ … 」
 すずが手を添えて手伝いながら、亜留美の柔らかな恥毛に飾られた、肉唇をあわいを羽美の左足の親指が撫で回し、そして奥にめり込んだ。
亜留美「ああァァッッ!」
 汚れを知らぬ処女の聖洞は、妖女の足に蹂躪され、破瓜の血が内腿を濡らした。
亜留美「わたし … 羽美先輩のことあこがれてたから … 羽美先輩になら何されてもよかったけど … でも、こんな … 」
 地丹が犬のように這いずりながら、亜留美の股間の血を舐め取っている。
582理論上は可能なんです(3):04/02/01 13:08 ID:evG6kuj1
すず「地丹くん、いいかげんにしなさい! 次はあなたの番よ。さあ、よしこ先生 … 」
 セーラー服を着たよし子は、顔を赤くして強い口調で言った。
よし子「なによォ。あたし、こんな … 保健室を貸してくれって言うから貸してあげたのに … 彩園さんまでいっしょになって、いったい何を … 」
すず「まあまあ先生」
 すずはよし子の体を軽く抱くと、耳たぶに息を吹きかけた。
すず「先生だって、時には日常の束縛から解放されて、肉体の欲望を満たし、快楽にをすべてをまかせたいと思っていらっしゃるんじゃなくて? さあ、お脱ぎなさいな。そんな制服は、日常が先生を縛る鎖なのですよ … 」
 すずに触られると、よし子の体は金縛りのようになり、すずのなすがままになった。すずに一枚一枚服を脱がされていくのを、よし子はどうすることもできなかった。
 全裸にされたよし子は、羽美の右側に立たされた。羽美の右手の中指と薬指が、よし子の成熟した性器にもぐりこみ、膣壁の襞を刺激した。
よし子「あああ〜ん … 」
 羽美の左手は、左側に立った地丹の股間のごんぶとを、むんずと掴んだ。
地丹「う、おおおおお … 」
 地丹は頭に被った亜留美のショーツを取り、股間の布を鼻腔にあてがって深呼吸した。
583理論上は可能なんです(4):04/02/01 13:09 ID:evG6kuj1
羽美「理論上は可能なんですよね、部長」
すず「そうよ。理論上は可能なのよ」
 羽美は殉教する聖女のような、至福の表情を浮かべていた。
すず「女の子は、体の3つの孔、つまり膣と肛門と口,それに両手と両足を使えば、同時に7人のお友達とセックスすることができるの。男とも女ともね。 … 理論上は可能なの」
羽美「セックス・フレンドだって、お友達には違いないわ。お友達が一度に7人もできるなんて、嬉しい … 」
 部屋の隅で椅子にかけて見ていた改蔵が、立ち上がり、スラックスを脱ぎ落として全裸になった。
改蔵「博士、本当にいいんですね」
すず「ええ、改蔵くん。思いきりね」
羽美「改蔵、きて … 」羽美は股間を大きく広げ、肉唇を指で開いて改蔵を誘った。「ゴムは着けなくていいのよ、改蔵。 赤ちゃんができたっていいの。改蔵には迷惑かけない。私、一人で産んで育てるわ。 … だから、遠慮なく中で出していいのよ」
改蔵「羽美 … 」
 改蔵は診察台に上り、羽美の開いた両脚の間に身を沈めた。
砂丹「痛いッ。ボクの脚の上に乗らないでよね」
改蔵「ゴメン、ゴメン」
584理論上は可能なんです(5):04/02/01 13:10 ID:evG6kuj1
羽美「改蔵、私達、ようやく結ばれるのね … 」
 改蔵は肉の剛刀を羽美の淫花に当てがい、一気にえぐり抜いた。
羽美「あああん … 」
 同時に、二人の下になった砂丹が、羽美の肛門を下からリズミカルに突き上げ始めた。
 羽美の四本の手足の指が、磯ぎんちゃくのように蠢き始めた。
 羽美の右足の指は、校長の肉棒のカリ首をこりこりと刺激し、脚の裏で肉棒全体を踏み揉むようにした。
校長「うおおおぉぉぉ … もっと踏みにじってくれェェッッ」
 羽美の左足の親指は、亜留美の膣孔の中を這い回り、人差し指がクリトリスを捕えて愛撫した。
亜留美「あああ … どうして? 体が熱いの … そんな … 」
 亜留美は無意識のうちに、自分の巨乳を揉みしだいていた。
 よし子は自ら羽美の右手首を掴み、激しく前後に動かしていた。腰を振りながら、左手の指でクリトリスを刺激し、愛液があふれて床に滴っていた。
よし子「あああっ、羽美ちゃん、もっと、もっと指を動かして! 指全部入れて! 手首まで入れて! いいのよっ!」
 羽美の左手は、地丹のごんぶと男根を上下に激しくこすり上げた。
地丹「うううっ、羽美ちゃん、そこっ、もっと強く … 」
 砂丹の両手は、背後から羽美の両の乳房を揉み回した。
砂丹「し、締まる、締まる … 」
 改蔵は機関車のピストンのように激しく腰を前後しながら、羽美の唇を吸い、舌と舌を絡め合った。
改蔵「羽美、羽美ィ … 」

 彩園すずは、白衣を脱ぎ捨てた。白衣の下は全裸だった。
すず「羽美ちゃん、さあ、私も仲間に入れていただくわ。羽美ちゃんの可愛らしい唇と舌を使って。改蔵くん、ちょっとキスはお休みしてねッ」
 すずは診察台に上がると、和式トイレにしゃがみこむように、羽美の顔の上に白い尻を落とした。
すず「さあ、羽美ちゃん。舐めるのよ。もっと舌を伸ばして!」
585理論上は可能なんです(6):04/02/01 13:10 ID:evG6kuj1
 羽美は、ぴちゃぴちゃと仔猫がミルクを飲むような音をさせなから、すずの淫花を舐め回した。クリトリスを鼻梁の先でコリコリと刺激し、唇で挟み、舌先を膣口の奥に突き込み、舐め、吸い、あらゆるテクニックを使ってすずを快楽へと導いた。
 改蔵は、すずの背中に接吻しながら、乳房に手を回して揉み回していた。すずはその手に自分の手を添えながら、熱い吐息をついて言った。
すず「ああっ … 羽美ちゃん … 上手ね。なんて素敵なお舐め人形なの。 … ああん … そんなとこ … お尻の穴まで舐めてくれるなんて、いけない娘ねェ … 」
 保健室の中には、8人の男女の熱く淫らな体臭がこもり、むせかえるようだった。
 やがて、地丹がうめくように言った。
地丹「イ、イク〜ゥッ」
 地丹の股間の巨砲から、白い液体が勢いよく吹き上げた。地丹の精液は、快楽に酔うよし子先生の顔に命中した。よし子先生は精液を掌に取って舐め取りながら、絶頂に達して腰からへたりこんだ。
 亜留美は、足指の愛撫でイクと同時に失神し、愛液を流しながらリノリウムの床に尻餅をついて仰向けに倒れた。
 校長は、貧弱な男根からトロトロと精液を漏らし、荒い息をついて床に手をついた。
 改蔵と砂丹は、餅つきのように呼吸を合わせながら羽美の前後二つの肉臼を、肉の杵で突きまくった。
 すずも、同じリズムで腰を振り、羽美の顔に女性器をこすりつけた。
586理論上は可能なんです(7):04/02/01 13:11 ID:evG6kuj1
すず「改蔵くん、砂丹くん、羽美ちゃん、いっしょに、いっしょにイキましょう … 」
 4人は、まるで見えない粘液に包まれたかのように、一つになってひたすら腰を振り続けた。
すず「あは〜〜ん、あん、ウン、アン、ァあ〜ん … 」
 やがて、低いうめきとともに改蔵と砂丹の動きが止まり、羽美の胎内の奥深くに大量の精液が注ぎ込まれた。
 すずもまた、羽美の顔を愛液まみれにしながら、がくりと腰を落とした。
すず「 … ハァ、ハァ。羽美ちゃん、可愛い子。 … 羽美ちゃん、もう改蔵くんに渡したくない。羽美ちゃんは私のモノよ。改蔵くんの赤ちゃんは産んでもいいから、私のお舐め奴隷になりなさい。私に飼われる牝犬にね」
 羽美は、小さくこくりと顔を縦に振った。
 すずは、羽美の顔を自らの股間の下に組み敷いたまま言った。
すず「羽美ちゃん、喉が渇かない? 私、おしっこがしたくなっちゃった。奴隷の誓いの聖水よ … 飲んでくれるわね」
 返事を待たず、すずの股間から深山の清流のせせらぎのような音が聞こえてきた。羽美の喉が、ごくりごくりと音をさせ始めた。
すず「理論上は可能なのよ。ねえ。みんな … 」
587名無しさん@ピンキー:04/02/01 23:02 ID:nWQlauwz
GJ!
588名無しさん@ピンキー:04/02/06 00:08 ID:6gxFYMt8
・・・うっわああああ、イイ!
589名無しさん@ピンキー:04/02/09 23:53 ID:5Z0coraQ
age
590名無しさん@ピンキー:04/02/10 23:44 ID:JJgRVb3I
小噺作成コース氏あたりが近いうちに「妊法」ネタを書く、に500ペリカ。
591229:04/02/12 19:23 ID:vrLxUENZ
229です。

改蔵×すずの短編を書いてみました。一応時候ネタ。

なんとなく、すずに「すずらしいやきもちの妬き方」をさせたいなー、
と思って書いたらこんな感じになりました。
上手くいったかどうかわかりません。なんか、かなり不自然、理不尽だ…。

6分割です。
ぴく、ぴくっ…と、改蔵の腕の中で、すずはまだ痙攣するように動いていた。
(博士は貪欲だな)
改蔵は思う。彼女はこみ上げる快感を一片も残らず味わいつくすつもりのようだ。

仰向けになっても形の崩れない豊かな乳房が、大きく喘ぐにつれ上下している。大きくくびれた腰から
下に目を移すと、滑らかな下腹部から少しだけ盛り上がっている部分が深い茂みになり、そのさらに下、
改蔵からは見えない部分が、改蔵のまだ「どく…どく…」と脈打っている物をくわえ込んでいる。
改蔵は最後の吐出を終えた。
だが、すずのソコはまだ蠕動しつづけ、熱い液を子宮の奥に送り込もうとしている。
やがて、お互いの快感の波が引き、激しかった息づかいも鼓動も元に戻って行く。
改蔵にどっと疲れがこみ上げる。そろそろ抜いて横たわりたくなってきた。
「あん…まだ抜かないで…」
気配を察してすずが甘えるように言う。脚を絡め、腕を背中に回してギューッ…としがみついた。

改蔵がシャワーを浴びてる間、すずはベッドの上で誰かと携帯で会話をしていた。
「…そのあたりはカーネルの仕様なの…その先のバージョンでどうなるかまでは私にも…どうしても知
りたいの?じゃ、リーナス氏に直接聞いてみるしかないわね。メールアドレス教えてあげる。一行目に、
私から紹介された、って書いておけば、ちゃんと答えてくれるはずよ。」
改蔵がシャワーを浴び終えたのに気付いて、すずが振り向いた。
もう完全に、いつもの素の「彩園すず」に戻っている。してる最中とそれ以外では、ほんと別人みたい
だな、と改蔵はいつも思う。
彼女も改蔵も一糸まとわぬ全裸だ。
改蔵はベッドのすずの脇に座り、缶のコーラを開けて飲みはじめた。
まだ電話の会話は終わらない。
「…うん…うん…え?何言ってるの、あなたもうD2でしょ?英文メールも書けないようじゃ博士論文
なんて無理よ?できるでしょ?アドレスはメールで送っとくわ…いつまでも私任せにしてちゃ独り立ち
できないじゃないの。別に恐い事ないわよ、やってみなさい。じゃね。」
すずは改蔵の手からコーラを取り上げ、二口ほど飲んだ。
「相手、男の人ですか?」
「気になるの?」
改蔵は少し躊躇した。すずは例によって改蔵の瞳の中を覗き込む。
「最近彼とはしてないわ。ていうか私…最近、改蔵君以外の子とエッチしてないわね、そういえば。」
くすっと笑い、続ける。
「でも、改蔵君だって女の子いっぱい抱いてるでしょ?しかも現在進行形で。羽美ちゃん、しえちゃん、
けいちゃん、3年2組のあの娘、1年4組のあの娘…先生二人…あと何人いたっけ?」
まずい雲行きだ、と改蔵は思う。顔は笑顔だが瞳は…。ここは、押し倒して愛撫して、気を反らそう。
「今日は2月14日だしね…。この後、他の娘と予約あるんでしょ?こんなふうに私を押し倒して2回
目をしちゃって、体力持つの?」
改蔵はすずの乳首を舌で転がし、ついでディープキスをしてから言った。
「今日はもう博士とだけですよ。ほかの娘とはしません。」
「…ふうん…じゃ、これは何かしら?」
すずはどこに隠し持っていたのか、改蔵の携帯を取り出した。

そこには、今夜の他の女の子との約束のやり取りをしたメールが表示されている。
「シャワーの間、ちょっと盗み見ちゃった。モテるわね。今夜この後3人の女の子とエッチでしょ?」
「うーと、それは、えーと。」
「明日も2人の娘と予約してるわね。」
「そのー、あのー、それはー。」
「チョコもだいぶ貰ったみたいね、13日のうちに。部室のダンボールに押し込んでたでしょ。」
「…何でそれ、知ってるんですか?」
あの時、部室には誰もいなかったはずなのだ。覆い被さり性器を指でいじり始めた体勢のまま固まって
いる改蔵に、すずは軽く微笑む。
「内緒。それより…そんな風にされてたら、濡れてきちゃった。エッチしよ…いい物持ってるのよ。」

シックスナインの体勢で上になったすずが改蔵を攻める。彼女のアソコは、改蔵の舌によってだいぶ濡
れてきている。深く咥えられた改蔵のものも硬く脈打っている。
改蔵はすずのアソコを愛撫するのを止め、快感に耐えながらソコを見ていた。目の前数センチの所に、
経験の割には綺麗だし控えめな形をしたサーモンピンクの肉襞が濡れて光っている。
すずがカリの部分に指を這わせながら言う。
「ねえ、もういじってくれないの?」
せかされて改蔵は指先につばを付け、大きくなっている彼女の突起部分をいじりだした。刺激の度に、
性器とお尻が同時にヒクつく。
指を膣内に入れる。彼女の感じやすい所を探り当てる…。
すずが改蔵を攻める調子も激しさを増す。

しばらくすると、二人とも、お互いがもうそろそろという所まで来た。
改蔵が上になり、挿入の体勢になる。
この辺りから、彼女の態度はいつものように切り替わる…普段のシレッとして冷静な彼女から、エッチ
に貪欲でしおらしい彼女に、だ。
「あ、ああ、ああ…っ…、改蔵…くん…」
改蔵が入って行くにつれ、すずが段階的に悶える。すっかりくわえこんで、次に彼を見つめる瞳は、も
うしおらしい方のすずのそれだ。
彼女が抱きつく力が強くなる。顔と顔がすぐ近くになり、二人はそのままキスをして舌を絡め合った。
上下の二箇所で繋がったまま、二人は自分たちだけの世界に浸りきっている。
「もっと、もっと…もっとして…もっとよ…」
一回目より燃え上がるのが早いな、と改蔵は感じた。アソコから溢れ出すものもさっきより熱い…。
すずは自分の右手人差し指を噛んで、目をつぶって改蔵に攻められるままになっている。
改蔵は上体を起こした。
すずの両脚を高く持ち上げ、突き上げる位置に変化をもたせる。
ぱんぱんぱん…と音がし、大きな乳房が揺れる。すずは身をよじらせて、AVか何かのようにシーツを
噛んで快感に耐えようとしていた。

また体位を変える。四つん這いになったすずを、後ろから攻める。
改蔵は彼女の尻の肉を両側に押し広げ、繋がっている場所を観察した。こすれあう粘膜のほんのわずか
な隙間から、とめどなく愛液が滴り、シーツにしみを作る。挿入部の少し上、お尻の肉色の粘膜がひく
ついている。白いきれいな背中が艶かしい。
すずは今度は枕に噛り付いている。
(今日はなんか、よくどこかに噛り付くな、博士。でも、それにしても…)
ちょっと感じ方が激しい。やっぱりいつもと今回は違う、改蔵はそう思った。
また、正常位に戻る。改蔵も何か妙に身体が熱い。

2回目を始める直前、すずにすすめられ、二人でエッチな気分になる成分入りのチョコを食べたのだ。
すずの言った「いい物」とは、そのことだ。
「すごいですね博士…いつもより…激しいですよ…あのチョコ、効くんですね…」
すずはそれに答えず、改蔵にしがみつくと、急に泣き声でもう駄目と言い始めた。
膣壁の締め付け方も変わってきた。涙がぽろぽろこぼれる。そろそろらしい。
「だ、だめ、い…いっちゃ…う…いく…」
なんだもうかよ、とおもいつつも、改蔵も射精に向け止められない一線を越えてしまった。
腰の動きが速くなり、挿入された部分が限界まで硬く膨れ上がる。と、次の瞬間…。
すずが、いきなり改蔵の右肩に齧じりついた。
「い、痛い…痛いです、博士!ちょっと、いたた…ああっ…!!」
でも改蔵ももう止まらない。腰を思い切り突き立てるとその状態で硬直した。
改蔵自身の根元だけがひく、ひくと動き、熱いものを注ぎ込みつづける。すずも改蔵の肩に齧じりつい
たまま、注ぎ込まれたものを搾り取る為にひくついている。
しばらくそのまま二人とも動けずにいた。
密着した肌を通じ、まるで早鐘を打つようなお互いの鼓動が伝わってくる。
改蔵は、一度、そしてもう一度、すずの子宮を突き上げるように腰を使った。すずは先程の状態のまま、
嗚咽をあげ、まだ涙を流している。
すずが改蔵の肩から口を離した。ようやく、堪えていた息が復活する。
「く…くふぅ…はあ、はあ…」
そして、二人の繋がった所から、白い泡立った液が滴り落ちた。
すずはまだしゃくりあげている。

「あーあ…。完全に、歯形がついちゃったよ…。」
改蔵はベッドから上体を起こし、鏡で右肩を確かめながらぼやいた。肩と首筋のちょうど境目辺りに、
くっきりと噛み付かれた跡がついている。まだ結構痛い、血も滲んでるようだ…。
歯形をつけた張本人は、そ知らぬ顔で、ベッドの改蔵のすぐ横でシーツもかけずに横たわっている。
頬はまだ真っ赤に上気しているが、目つきはもういつもの彼女に戻っている。股間はぐっしょりと…と
言うよりは、べっとりと…濡れて光っている。でも起き上がってそれを拭う気力はまだ無いらしい。
改蔵は訊いた。
「なんでこんな事したんです?」
「べつに。ただちょっと、ね。」
「これ治るまで、ずっと女の子に言われ続けますよ…やっぱ、俺が他の娘とするのが嫌なんですか?」
「そうじゃないけど。」
「じゃあ…今夜他の娘ともSEXするの、ごまかしたから怒ってるんですか?」
「さあ。どうかしらね。」
すずはけだるそうに言う。のらりくらりとはぐらかせ続ける気らしい。流れた涙の跡を、指で拭く。
「やきもち、ですか…?」
今度はすずは答えない。
「今夜はもう他の女の子とはしませんよ。だいたい、こんな歯型がついてちゃできないっすよ…」
「でも約束したんでしょ?会って愛してあげなきゃ、怒られちゃうわ。まあ、見つかったら『誰につけ
られたの!』ってやきもち妬かれるだろうけど…せいぜい、もう一つずつ歯形が増えるだけじゃない?」
「一個ならそれで済むでかも知れないけど…2つ、3つと増えてったら、あとの方の女の子がどう感じ
ると思います?だいたい、最後は、羽美なんですよ…。」
「あら、だから面白いんじゃないの。」
そう言ってすずはしれっと微笑んだ。

ふと、改蔵は、さっきの「いい物=エッチな気分になるチョコ」の事を思い出した。
すずが普通にチョコを2月14日に渡すタイプな筈もない。あれが彼女なりの渡し方だったと気づく。
(でもなあ、素直にチョコ渡せないからって、こんなやきもちの妬き方されてもなあ…)
だいたい、これがほんとにやきもちなのかも判らないのだ。もしやきもちなら、彼女にも少し可愛い所
あるな、とは思う。変わった表現のしかたではあるが。でも本当の所は…。
と困惑する改蔵を見つめながら、すずは全裸でベッドに横たわったまま、謎めいた微笑を浮かべていた。

−完−
598名無しさん@ピンキー:04/02/12 23:10 ID:BsAz92KW
投稿サンクス。
なんか部長がかわいくてGood。
599名無しさん@ピンキー:04/02/13 01:50 ID:6nQjI+oB
最近、山田さん影薄いよな。
600名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:06 ID:7xX3FUex
ラヴ影先生age
601こんな感じ?:04/02/15 00:45 ID:6bCECLKI
ラヴ影「貴女にラヴの素質はないわ。」
羽美「何ですってー!!」
怒り狂う羽美を叱咤する様にラヴ影は一点を指差し言う。
ラヴ影「あれを御覧なさい。」

羽美が振り返った先には天才塾生のノリオの
太巻き…いや、黒々とそそり立つ巨大なイチモツに
むしゃぶりつく山田がいた。

山田「んぐっ…ふはぁ…以外と弾力があって美味しいのね…」
ノリオ「うあぁ!この娘の舌使い…最高だー!」
さらなる快楽を与えられ、膨張率も上がったブツを
山田さんは舌で、指先で、容赦なく責め続ける。

山田「虎馬高校防衛生の私を甘く見ないでよね。」
そう言うと舌の先を尖らせ、先走り汁をえぐる様に嘗め取る。
ノリオ「こんな女人に食べてもらえて幸せだー!!」
と、絶叫すると天才塾のヘンタイはついに果てたのか、
どくん、どくん、と音を立てる様に白濁液を溢れさせた。

山田「んんつ…じゅる…ごくん。」
待ち構えていたかの様にその白濁液を飲み干す山田。
その顔には、とびっきりの御馳走を食べたかのような笑みが浮かんでいた。

羽美「あれってラヴなんだ…」
602名無しさん@ピンキー:04/02/15 02:26 ID:HSCBRpVc
229さんいつも素晴らしいお話をありがとうございます!
229さんの改蔵×すずが大好きだー。バレンタイン改すず、とても良かったです。
またお待ちしております。
603229:04/02/20 23:10 ID:xwRNe8XY
ありがとうございます

忙しいのでいずれまた来まーす。
604名無しさん@ピンキー:04/02/21 10:45 ID:mo6cGa2F
マジっすか?!
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・ω・) ワクワク
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
605名無しさん@ピンキー:04/02/24 20:53 ID:LTaijllI
誰もいないの………?

  ∧_∧  
 ( ・ω・) 
 ( ∪ ∪
 と__)__)
606名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:03 ID:iQsroB74
「眠い・・・」
「え・・・?もう・・・しょうがないね・・・ベッド行く?」
「んー・・・」
肩を抱き、席を立つ。
アイスティーを出して丁度30分ほど経過していた。
改蔵をベッドへ導き大祐は笑みを浮かべて囁く。
「それは違うよ・・・」

first.

novel Asagi Asakawa
cuts  Kazuma Takami

薬のせいか焦点の合わない目が大祐をぼんやり眺めている。
「何・・・大・・・あ・・・」
ベッドの上に押し倒される衝撃に小さく声を上げた。
白いシーツの上に踊る蒼い髪の毛が美しい。
丁度両肩のあたりに手を付いて覆い被さるように見下ろす。
ほっそりした四肢。
肌理の細かい白磁の肌。
不安げに揺れる睫毛さえも・・・。
やっと自分の物になる。
誰にも渡さない。
607名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:04 ID:iQsroB74
大祐は自分の中に残虐なまでの支配欲が生まれているのを意識した。
顎をしゃくっていつもよりトーンの低い声で囁く。
「気持ちイイコトしてあげる・・・もう僕が居ないと狂っちゃうくらいに・・・」
「あ・・・」
耳にかかる吐息にさえ敏感に反応を示す様が余計に大祐を高揚させた。
「口、開けて・・・?」
顎を掬うように持ち上げてそのまま親指を口に含ませる。
「ん・・・ふ・・・」
薄く開いた唇に自分のそれを重ね、深く舌を挿入した。
「んっ・・・んう・・・ふっ・・・」
息の止まるような深く、容赦ない口付けに改蔵の薄い胸が喘ぐ。
そして濡れた親指は項を掠った後、パーカーを捲り上げて胸の突起に触れた。
「んぅっ・・・」
ビクッと体を大きく竦ませる。
改蔵の目にはうっすらと涙が滲み始めていた。
やがて唇は解放され、指先を追うように胸元へと降りていく。
既に堅く勃ち上がるそれを口に含んで軽く歯を立てた。
「ああっ・・・」
背中が弓なりに反り、今まで酸素を求めて荒い呼吸を繰り返していた唇から上擦った声が零れ出す。
「可愛い・・・改蔵君」
608名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:05 ID:iQsroB74
柔らかく囁き、右手を身体のラインを辿るように降ろしていった。
そして、腰元に張り付いていた短パンをはぎ取る。
既に勃ち上がり、透明な液を零し始めているそこを撫で上げた。
「あっ・・・嫌だっ・・・嫌っ・・・っっ」
「もうこんなにして・・・薬が効いてるの?それとも初めからこんなHな身体なのかな・・・?」
膝を閉じ合わせようにも力が入らず、頭を振ることくらいしかできない。
縋る物を求めて改蔵の手がシーツをきつく握り込んだ。
「駄目っ・・・もう・・・っ・・・大祐く・・・ああっ!!」
腿の内側が細かく痙攣し、呆気なく達する。
大祐の掌をまだ半透明の体液が汚した。
「もう達っちゃったの?もう少し我慢しなきゃ駄目じゃない・・・」
脱力する改蔵の眼前で見せつけるように汚れた右手を舐める。
「いっぱい出たね・・・見てごらん・・・?君が汚したんだよ・・・?」
揶揄する大祐に、改蔵はイヤイヤをするように首を振った。
しかし大祐はそれを無視し、濡れた指先を後ろに伸ばす。
「っ!!・・・いやぁっっ・・・」
「ほら、息吐いて、慣らしておかないと・・・」
きつく進入を拒むそこにゆっくりと指を挿入する。
「痛いっ・・・んんっ・・・くぅっ・・・!!」
「すぐ良くなるよ・・・ほら、だって君のココ、僕の指に絡みついてくる・・・」
狭い入り口を解すようにゆっくりと指を出し入れしだした。
609名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:06 ID:iQsroB74
段々と水音が聞こえるようになり、大祐は挿入する指を2本に増やす。
くの字に折られた指が柔らかな肉壁を擦り上げた。
「あっ・・・あっ・・・んっ・・」
段々と身体が快感をたぐり寄せてくる。
改蔵の瞳に恍惚とした光がちらつき始めたのを認め、大祐が指を退けた。
「あ・・・」
無意識のうちに視線で大祐の指先を追う。
それに気づいた大祐はふっと笑ってこう言った。
「大丈夫・・・今から良い物あげるから・・・」
そして何か冷たい物を改蔵の秘所に押しつける。
「えっ・・・なっ・・・!!」
口紅より、一回り大きな合成樹脂の固まりが一気に改蔵の体内に納められる。
「っ・・・うっ・・・」
腹を圧迫する異物に苦痛の声を上げた。
すると無機質なモーター音と共に腹に埋め込まれたローターが振動を始める。
「うあっ・・・何っ・・・やだっ・・・はぁっ」
腰が砕けるような衝撃に頭がおかしくなりそうだった。
しかし、一度快感に目覚めたそこはいやらしく玩具をくわえ込んで収縮を繰り返している。
「ひっ・・・やっ・・・なんか・・・変っ・・・!!」
曝される彼の痴態に大祐はぞくぞくとした快感を感じていた。
610名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:07 ID:iQsroB74
苦痛に眉根を寄せる彼の様子はこの上なく大祐を楽しませてくれる。
荒い呼吸も悲鳴のような艶を含んだ声も涙に潤む猫のような瞳も。
美しいとか綺麗だなんていうそんな安っぽい言葉では形容できない程だ。
本能を呼び起こさせるような感覚は残酷な微笑みと共に改蔵に命令を下す。
「何言ってるの・・・?こんなに気持ちよさそうにしてるじゃない・・・
君だけ楽しむのはずるいよ。僕の・・・銜えてごらん?」
「!!」
自分の肩に掛かっていた改蔵の手を外して自分自身に導く。
初めて触れる熱に一瞬たじろぐが抵抗しようという思考も働かないのかゆるゆるとした動作で唇を寄せた。
「ん・・・んんっ・・・・ふ・・・」
新たな涙が目尻から零れ落ちる。
彼の全ては口に収まらず、ましてや口腔を満たす物をどうしたらいいのかも分からない。
そのまま苦しい呼吸だけを続けていると大祐が艶やかな髪を乱暴に掴みあげる。
「うんっ・・・っ」
痛みにうめき声を上げるが大祐はそんなことは気にする様子もなく冷たく言い放った。
「そうやって銜えてるだけじゃ何にもならないじゃない。舌を使って上手に嘗めるんだよ。
歯は立てないで・・・そうだよ・・・ふふ・・・なかなか上手いじゃない・・・」
小さな舌を出して健気に大祐を愛撫する。
含みきれなくなった唾液が顎をたらたらと伝って胸元を汚した。
そんな様子を見て唇の端をを少しだけ吊り上げた大祐は改蔵の脚の間から垂れるピンクのコードに指を伸ばした。
611名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:08 ID:iQsroB74
「あっ・・・あっ・・・嫌っ・・・」
首を小さく振って意味を持たない言葉を繰り返す。
「可愛いね・・・猫みたいだよ?そんなに気持ち良いの・・・?」
コードが尾のようだと笑いながら小さな・・・しかし改蔵には十分な質量を持った玩具を動かしだした。
「あっ・・・も・・・駄目・・・っ・・・んんっ・・・」
「ほら、こっちがおろそかになってるよ」
一際奥に醜悪な玩具を押し込むとその手でもう一度髪を鷲掴み、口腔に腰を打ち付け始める。
「んっ・・・んうっ・・・っふ・・・っ」
窒息の恐怖に怯えながら苦しく喘ぐ。
そして激しい突き上げの後、口の中に何かが弾けた。
しかし、全て飲み下すことは出来ずにほとんどが口から溢れ出し、改蔵の顔や胸を汚した。
「あっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・う・・・ん・・・」
脱力し、激しい呼吸を繰り返す。
急に酸素を送り込まれた肺が軋むように痛んだ。
激しく上下する細い肩を起こして仰向けに押し倒す。
ぐったりとしているものの、呼吸だけは速かった。
散々に嬲られ、衰弱した死にかけの小動物・・・そんな比喩が恐ろしいほどに合致している。
「力抜いて・・・息をゆっくり吐くんだ・・・」
「っ・・・あっ・・・」
コードを無造作に引っ張って玩具を取り出す。
612名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:08 ID:iQsroB74
無機質な音を立てて振動し続けるそれを投げ捨てた。
そして代わりに自分のズボンから抜き取ったベルトを手にする。
黒い重厚な皮生地がスタンドの照明を鈍く反射していた。
「大丈夫・・・痛くはしないよ・・・」
くすくすと笑いながら頭の上で手首を縛り上げる。
しかしその行為とは裏腹に囁く声は恐ろしく優しかった。
思考能力をほとんど失った改蔵はその様子をぼんやりと眺めている。
そっと秘所に指を伸ばすと、力無く横たわっていた細い身体が大きく跳ねた。
「ひっ・・・嫌っ・・・もう・・・許し・・・」
「何言ってるの・・・?本当に止めても良いの?此処、こんなになってるじゃない・・・
それに後ろだって女の子みたいにグショグショだよ・・・?」
先程の異物の挿入で赤く充血したそこを円を描くようになぞる。
「っ・・・ぁ・・・」
先程慣らしておいたせいもあって大した抵抗もなく指を受け入れた。
2本の指が内壁を押し伸ばすように動く。
「あっあっあっ・・・」
両手の自由を奪われるという不安定な状況が異常な快感を呼び起こし、彼を翻弄していた。
まるで犬がするように鼻で服の裾を押し上げ、すでに勃ち上がってる乳首を口に含む。
「んっ・・・ああっ・・・!!」
針のように鋭い快感が拷問のように立て続けて改蔵を襲った。
613名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:09 ID:iQsroB74
3本に増えた指に痛みや圧迫感よりも強い快感を感じ、改蔵は細い身体を悶えさせる。
すると小さく痙攣を起こす内壁から指がいやらしい水音を立てて退いた。
「あっ・・・っ」
急に内側を満たしていた物が無くなり、身体が熱を持て余している。
涙でぐっしょりと重くなった睫毛が切なげに揺れ、その奥にある大きな瞳が無意識に男を誘っていた。
大祐が手首の戒めを解き、そして問う。
「どうして欲しい・・・?」
「え・・・?」
「言ってごらん・・・どうして欲しいのか・・・」
「あ・・・・・・」
囁く声が甘く腰に蟠っておかしくなりそうだった。
「上手に誘えたら・・・最高に気持ちよくしてあげる・・・」
今の改蔵に欲望に逆らってそれを躊躇うような理性はない。
「ほら・・・脚を広げて・・・服の裾を銜えて・・・お願いしてごらん?」
緩慢な動作で服をたくし上げ、その裾を小さく噛んで脚を開いた。
自分が自分でなくなるような感覚に心から怯えている。
「・・・れて・・・・」
「何?聞こえないよ・・・」
もう一度、と羞恥を煽るように耳元に唇を寄せた。
耳に軽く歯を立てられると悪寒にも似たものが背筋を駆け上がる。
614名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:10 ID:iQsroB74
「っ・・・あ・・・い・・・れて・・・大祐君の・・・いれて・・・!!」
奥歯ががちがちと震えるのを必死にかみ殺し、泣き濡れた瞳が大祐を求めていた。
想像を遙かに越える艶めかしい痴態。
甘く肌を滑り落ちる艶やかさ。
いつか見た夢などは比にならず今実際に腕の中にいる彼にたまらなく愛しさを感じた。
初めて自分から追い求め、必死に愛を乞うた相手だった。
2度と放さない。
「・・・良い子だね・・・」
首筋に顔を埋め、覆い被さるように身体を重ねる。
「っ・・・ひっ・・・ああっ・・・っ」
「くっ・・・力抜いて・・・怖がらないで・・・」
全身の筋肉を硬直させているのがふれあう部分から伝わり、大祐は改蔵の額をあやすようにそっと撫でた。
「あっ・・・はぁっ・・・っ・・・大・・・っっ!!」
「僕に呼吸合わせて・・・」
じっと動かずに待ってやる。
すると無意識なのか改蔵の腕が大祐の首に絡まってきた。
愛おしい。
「あ・・・くぅ・・・っ」
じっとしていても改蔵の体内で脈打つ大祐の雄は内壁を刺激し続けている。
「・・・いい・・・?動くよ・・・・?」
615名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:11 ID:iQsroB74
改蔵が落ち着いてきたのを見計らってゆっくりと動き出した。
「あ・・・うんっ・・・痛・・・」
「少し我慢して・・・すぐに良くなるから・・・」
涙腺が壊れてしまったかのように涙を零し続ける目元に唇を寄せ、涙を舌で拭う。
薄く開いた瞳に自分の姿が映る。
なんだかよく分からない感情がこみ上げてきて大祐は自嘲の笑みを零した。
「んんっ・・・あっ・・・くぅんっ・・・」
段々と改蔵の声が艶を含んでくる。
奥の方できつく絡みついてくる粘膜に大祐は深い吐息を零した。
腰骨を掴み、激しく突き上げると、改蔵が壊れそうな悲鳴を上げる。
「あっ・・・ああ・・ふぅっ・・・んっ・・・」
「気持ちいい・・・?ね・・・改蔵君・・・」
「もうっ・・駄目ッ・・・駄目ぇっ・・・大祐君っ・・・ひっ・・・あっ・・・」
「もう達く・・・?いいよ・・・出して・・・」
赤く充血した唇に口付けて舌を吸ってやるとたどたどしくではあるが応えてくれた。
「出すよ・・・?一緒に達こう・・・」
一層深く腰を沈め、高みへと押し上げる。
「大祐君っ・・・大祐君っ・・・あっ――――――!!!!」
「・・・っ」
激しい失墜感と疲労の中、大祐はなにか満たされたような幸せを感じていた。
616名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:11 ID:iQsroB74
眠気と怠惰を引きずって重い瞼を開ける。
ベッドサイドの時計は午後の1時をまわっていた。
熊のようにのっそりと起き上がり、ふととなりを見ると改蔵がまだ眠っているのが目に入る。
「可愛いなぁー・・・」
そんなことを1人ごちてみて、自然に顔がにやけてくるのに気づいた。
「あー・・・でも・・・可愛そうなことしたな・・・」
もしかすると薬の呪縛から逃れた彼は自分のことを避難するかも知れない。
もしそうなってしまったら・・・?
今更どうしようもないことだが恐怖を感じずにはいられなかった。
すると大粒の黒い瞳がぱちっと開く。
視線がぶつかり・・・しばし沈黙。
「お・・はよ・・・」
沈黙に耐えきれなくなり大祐が先に口を開いた。
「おはよ・・・」
帰ってきた心持ち掠れた声が痛々しい。
「ごめんね・・・昨日は・・・無理矢理あんな事しちゃって・・・君のことが大事なのに・・・ほん・・・」
謝罪の言葉は途中で途切れた。
一瞬、事の成り行きが把握しきれず呆然とする。
改蔵が自分の唇に自分のそれを押し当てていた。
乾いた唇を重ね合わせているだけの子供のようなキスだったが改蔵の気持ちを汲むには充分だ。
許してくれるのだと。
そして、自分のことを好きでいてくれるのだと。
617名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:12 ID:iQsroB74
(こんなに幸せで良いのかな・・・)
もしかすると世界一幸せかもしれない世界一不幸な男・・・
改蔵の後ろ頭に手を添えながら大祐は自負していた肩書きを撤回することにした。


fin.
 

Instinct−R2 TOP

xxxxx
618名無しさん@ピンキー:04/02/25 17:47 ID:McNNq3rv
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 l,'  |:::::::::::::::::r;:::::;' /:::::` i、 l::::::::゙::::/ l:::/l::::レ::l  l  _l_    |  |
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 l /|::::::::::::::::::|  ;:l  / / /   レ"   /:::/ l" l:::::;' ,/           |      
 レl l:::::::::::::::::::|               ‐"/:::::l::;' ,/     ┼┐\      
  l l:::::::::::::::/ ', )(       ゝ/ / /::::/l:/,/     /  |
  ,,.l |△;;;;/  ゙、⌒  「二'ア   _ ノ:::// レ"
 / \,  /     \    ̄_,,,..-‐/"|::://
 |    ゙'‐、       ゙i'‐''"\´|:::// |://
 |      ゙'‐、     |      l://  レ
 |         '''¬ .i‐‐‐'''''''''"l'、
          |  '、      l '、

でも興奮しますた改蔵タン(;´Д`)ハァハァ八ァ八ァ/\ア/\ア
619名無しさん@ピンキー:04/02/26 00:20 ID:2XRrWt8W
どっかからのコピペの予感。
620名無しさん@ピンキー:04/02/26 00:26 ID:c2HVyW8A
>>619
小説の方か、AAの方かどっちですかね?
621名無しさん@ピンキー:04/02/26 01:03 ID:QOnQYFE0
このあいだ、改蔵のうちに泊まりに行ったんです。ねーちゃんが居候してる先。
そしたらなんかねーちゃんがものすごく迷惑そうな顔してるんです。
で、よく見たら玄関の表札の真上に紙が貼ってあって、「名取」、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、居候してるくらいで自分の表札付け加えてんじゃねーよ、ボケが。
紙の表札だよ、紙の表札。
なんか改蔵の部屋に自分の布団敷いてあるし。居候が発展して同棲か。おめでてーな。
「取り壊し?友達のうちに泊まりに行けば?」とか言ってるの。もう見てらんない。
ねーちゃんな、置いてった人形100個渡すからその部屋にしばらく泊めさせろと。
リストラで家を手放すってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
転がり込んだ安アパートが急に取り壊すと決まって、大家といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。その辺知らない女は、すっこんでろ。
で、やっと泊まれたと思ったら、夜中に隣の布団でねーちゃんが、「だめよ、隣で弟が寝てるのよ」
とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、弟が寝てる隣で息を潜めてセックスなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
恥ずかしそうな顔して何が、「やめて声が出ちゃう」だ。
お前は本当に改蔵がそこでやめていいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、「もうだめイキそう」って、わざとそれ俺に聞かせたかっただけちゃうんかと。
ヤリマンの姉を持った弟から言わせてもらえば今、弟の間での最新流行はやっぱり、やってるのをじっ
と見てる、これだね。
見らてれたのに気づいた姉が恥ずかしがりながら怒るのをからかう。これが通の楽しみ方。
電気を消した寝室ってのは触覚が鋭敏になってる。そん代わり視覚の方は少なめ。これ。
で、黙って見てるだけなら、夢中になってる二人はこっちに気づきにくい。これ最強。
しかし一度見らてたのに気づいてしまうと、次の晩からは開き直って公然とやり始めるという危険も伴う、
諸刃の剣。素人にはお薦め出来ない。

まあお前には、そんなねーちゃんはいないだろうから一人で妄想してろってこった。
623名無しさん@ピンキー:04/02/27 10:15 ID:YeapVJ9i
(゚∀゚)!
624名無しさん@ピンキー:04/03/01 05:08 ID:2jjViIJv
改蔵×すずネタで喜んでたら・・・

 勘 弁 し て く だ さ い ・・・
625名無しさん@ピンキー:04/03/01 17:39 ID:btse7iPn
カップリング厨房キタ━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━!!!
626天才塾小噺作成コース:04/03/01 19:08 ID:3g/6tg+c
小噺その二十二:小学生の二人の場合は

お姉さん「改蔵くん、羽美ちゃん、今日の「よいこの課外授業」は、街に出てのお勉強よ」
ちび改蔵「はーいすずお姉さん。街に出るって事は、実社会の見学かな?」
ちび羽美「きっとそうよ。でしょおねえさま?裏社会の血で血を洗う抗争とかを学べるのね」
お姉さん「うーん、ちょっと違うわね。今日二人に見せたいのは、ここなのよ」
ちび改蔵「ホテル街だね。わあ、いろんなカップルが人目もはばからず出入りしてるよ」
ちび羽美「あれはたぶん援助交際ね。こっちはたぶん出会い系で会ったばかりね」
お姉さん「まあ、二人とも小さいのによく知ってるわね、感心、感心」
ちび二人「えへへー。まあね」
お姉さん「でも、耳年増なだけではいけないわ。実際の現場を見てみましょうね。この部屋に入りま
     しょうか・・・ほら、ちょうど真っ最中よ。迷惑そうな顔してるけど気にしないで」
ちび羽美「わあ、これが実際のせっくすね。おもしろーい」
ちび改蔵「シーツが邪魔だな、ちょっとめくって中を覗いてみようか・・・ほら、羽美ちゃん、つなが
     ってるところがよく見えるよ」
ちび羽美「ほんとだー。へー、こんなふうに出たり入ったりするんだー」
ちび改蔵「すずお姉さん、男の人のあそこに何か巻いてあるけど何?」
お姉さん「え?ああ、それは巻いてあるんじゃなくって、被せてあるのよ。避妊具って聞いたこと無
     い?でもこの人の目的は違うみたいね、二枚重ねてるし」
ちび改蔵「へーこれがひにんぐかー。あっ、なんか様子が変わってきたよ」
ちび羽美「腰の動きが止まったのに付け根だけひくひくしてるわ。女の人不満そう」
お姉さん「二枚重ねでも駄目だったみたいね。さあ、終わったしおうちに戻りましょう」
ちび羽美「おにいさん、おばさん、お邪魔しましたー。ね、改蔵くん、戻ったら今回の復習しない?」
ちび改蔵「うん、僕たちにも出来るか、やってみようね」
お姉さん「立派な心がけだわ」
627天才塾小噺作成コース:04/03/01 19:10 ID:3g/6tg+c
小噺その二十三:そりゃあ俺はこれをネタにするだろうさ >590殿

羽美 「奥様奥様!教えて欲しいことがあるんです!!」
改蔵母「あら、なあに?まな板の破片をいれずに肉じゃがを作る方法?それとも・・・」
羽美 「そうじゃないんです、あの、その(赤面)・・・に、「妊法」って、どうやるんですか?いえ
    別に、訊いてどうこうしようって訳じゃ・・・ただ、後学の為に知りたいなあって・・・」
改蔵母「・・・そう・・・まあ、教えてあげてもいいけど」
羽美 「お願いします!!」
改蔵母「えーと、まず、夜になったら、寝室の自分の寝る所の真上に、いわしの頭を5匹吊るすの」
羽美 「は??はあ・・・」
改蔵母「でね、布団は敷布団と掛け布団を逆に敷くの。で、枕元にはマケマケ様の御神体を置くの」
羽美 「な、なるほど・・・それで?」
改蔵母「寝巻きは着ないでね。全身の肌に般若心経を書いて全裸のままよ。それから・・・」
羽美 「ま、まだあるんですか?」
改蔵母「両乳首にしがらみ神社の安産のお守りを結び付けて、頭にブラジャーをかぶるの」
羽美 「マージョ様みたいですね・・・あとは?」
改蔵母「そこまで出来たら妊娠したい相手の男に向かって「チンポカイカイ」を唱えて寝るだけよ」
羽美 「そ、そうですか、わかりました!!ありがとうございますっ!!」
改蔵母「・・・行っちゃったわ。まだおばあちゃんになりたくないし、デタラメ教えといたけど・・・
    ちょっと考えれば「妊法」は男の使う術なのわかる筈だし、実行することないわよね」
−−−
改蔵 「(部屋に入りつつ)おーい羽美、もう寝たのか?今日は早いな・・・って、な何だこの部屋、
    魚臭っ!・・・お、お前なんだそのイカレタ格好は・・・?」
羽美 「チンポカイカイ、チンポカイカイっ!!改蔵おやすみ!!たまのような赤ちゃん産むから期待
    して待っててね!!」
628天才塾小噺作成コース:04/03/01 19:11 ID:3g/6tg+c
小噺その二十五:魅惑のオフィスラヴ!

改蔵「博士!!オフィスラヴがしたいんです!!」
すず「なにをいきなり。ていうか、それ2巻第1話のネタでしょ?随分古いのを出してきたわね」
羽美「そろそろネタが切れて苦しくなってきたようですよ」
改蔵「そういう事だ。今回は当時の設定だからな、下っ端、当然お前には下っ端スーツを着て貰うぞ!」
地丹「いやだァそんな古い設定!なら「メガネをとったら美少年」とか「ごんぶと」の設定も・・・」
山田「キャァァァァァ!!」
羽美「あれは!美人で有名なクラス委員の山田さんの悲鳴!(現場に急行)あっ!山田さんが全裸に剥
   かれている!!し、しかもアソコが丸見えになる体勢で縛り上げられてる・・・」
山田「くすんくすん・・・い、いきなり見知らぬ3人組が・・・」
すず「そうよ、最近校内で、突然女子生徒が裸に剥かれる事件が続発!!」
改蔵「なるほど、てことは、これは元「天才塾・美少女を裸に剥くコース」の仕業だな」
犯人「そうさ、我々が犯人だ!勝改蔵、お前に復讐するため我々は、お前の学校の女子を無差別に剥い
   て回るのだ!」
改蔵「・・・ふふん、復讐というからどんなにすごいかと思ったら、その程度ですか?(プ)」
犯人「な、なんだとー!!じゃ、じゃあ、本当にすごい復讐というのはどんなのだ!」
改蔵「ヒーローに復讐したいんなら、ヒロインを辱めるもんだろうが」
犯人「はっ!そうか!」
羽美「ちょっと改蔵!!何言い出すのよ!わーッやめてこっち来ないで・・・ってどこ行くのよ?」
しえ「きゃあーっ!!やめてーっ!」
すず「・・・あーあ。しえちゃんが裸に剥かれちゃったわ。あら、結構巨乳ねこの娘」
羽美「アソコも綺麗なピンクだし・・・じゃなくて何でしえちゃんを剥くのよ?今回はあの頃の設定じ
   ゃなかったの?私のどこがヒロインっぽくないってのよ!てゆーか、しえちゃんと私のどこがど
   う違うっての!なんか知らないけどもーぜんとムカツクぅ!!」
地丹「・・・どうでもいいけど、オフィスラヴの話はどうなったんだよ!?」
629名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:42 ID:gQkWM8Xl
小噺サン キタワ━━━━━━(0゚・∀・)━━━━━━ !!
630名無しさん@ピンキー:04/03/03 17:54 ID:5PfuSFSw
正直1〜3巻改造したらネタ出来そうじゃないか?
631スレ違いスマン:04/03/03 17:56 ID:5PfuSFSw
ID最後がw
この文字嫌いなのに ○| ̄|_
632名無しさん@ピンキー:04/03/03 17:58 ID:5PfuSFSw
ってageしまった
首切って逝って来る
633名無しさん@ピンキー:04/03/04 23:01 ID:V+Lez6kM
「あ…う…」
「神崎サン…ふふ、かわいいですな。こんなカッコウをした女性も」

どうしてこうなったのだろう?私、こんなコトになるとは思わなかったのに…
いま、この部室内に居るのは、二人だけ。
私を「神崎サン」と呼んだ同級生の名前は、勝改蔵クン。外見はガンダムSE○Dのアスランとキラを
足して2で割ったような感じで、声は声優でいうところの(*´Д`)…
「……ンッ!!」
「可愛い…エロカワイイよ、神崎サン(はぁと)」
改蔵は、女子高校生として標準的な大きさである神崎の胸を指で愛撫した。
突然のことだったので妄想中の彼女は思わず声を漏らしてしまった。
「でもまあ、ちょっと強く揉みすぎでしたな。」
しかし改蔵はさらに神崎の乳房を揉み続けた。さっきより力は弱めてあるが、そうすると別の感覚が少女を襲う。
「ひ……」
両手をつかい、背後から痴漢のような手つきでやさしく乳房を揉みながら、乳首を指ではじくと
その刺激でだんだん乳首が硬くなり勃ちあがる。
改蔵の唇がその乳首に吸いついた。
「イヤ…ぁ…やめ…てぇ……」
快感が一気に下腹部まで降りていき、神崎の体から力が抜けていった。それに気づいた改蔵は、
チューとわざとイヤらしく音を立てて乳首を吸い続けた。
634名無しさん@ピンキー:04/03/04 23:02 ID:V+Lez6kM
そして片手を下半身にまわすとパンツの上から局部の縦スジなぞり出した。
改蔵の頬は淡いピンク色に染まり、狂ったように同じ行為を繰りかえしていた。
「お願い、改蔵クン…ホントに……もう、これ以上…は……」
「(´・ω・`)?神崎サンが“なんでもする”って言うからやってるのに…」
「そ、それはそうですけど…こ、こんなコト……」
そう、こんなコトになったのには理由があった。それはカバンの中に入れっぱなしにしておいた同人誌が原因だった。
いま思うと、なぜアレを入れたままにしてしまったのか…という自責感にとらわれる。(つД`)
その同人誌のタイトルは『ペニスの王子様〜in氷帝学園〜』。そのジャンルが問題だった…なぜなら

801同人誌

だったから…。しかも真性のかなりハードなヤツで、見られたときにはもう言い訳のしようがなかった。
改蔵クンに見られる→羽美ちゃんに知られる→部長サ(ry
神崎「うあ゛ぁあ ・゜・(´Д⊂ヽ・゜・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
だからこう言うしかなかったんです…
「お願いします!他の人には言わないで下さい…な、なんでもするから!!」
そして改蔵クンに科特部の部室まで引っ張ってこられて…以下省略。

「ンッ…ンッ…は…ぁ……アッ!?」
神崎の回想中に、改蔵はパンツの上からムリヤリ指を挿入させようと、圧力をかけつつあった
635名無しさん@ピンキー:04/03/04 23:03 ID:V+Lez6kM
「か、改蔵クン…そこだけは、ゆるしてくださ…」
「ってゆーか神崎サン“なんでもする”ってゆったよね」
くっ、幻のレアカード…リピートカードを使うなんてひどい!!
「わ、わかりましたよぅ。・゚・(ノД`)・゚・。」
少女は観念したように、顔を赤面させながらもその所業に身を任せることしかできなかった。

少女の秘部は微熱をもち、湿めっていて、それはパンツを通しても十分感じることができる。
少し指を挿入しただけでもけっこう指を締め付ける。
「………んー」
数回同じ行為を繰り返し、改蔵は少し手を休めた。
「やっぱパンツの上からだけじゃダメですな」
そう言うと少女のパンツを半ば強引に剥ぎ取り、パンツを自分のバッグに入れた。
神崎のが外の空気に触れて、ひんやりする。
「うふふ、神崎サンって結構薄いんですね…」
神崎(…っていうか、パンツ返せよ)
「幼女っぽい体型で、感じやすいのは凄く好みですよ」
好み、と言われ神崎は嬉しくなり、改蔵を見つめた。
「オレ、神崎サンにいろいろ教えたくなってきますた。」
改蔵は薄笑いを浮かべていた。神崎は、この少年のこんな顔を見たのは初めてだった。
その笑いには、何かいけない、危険なモノを感じた。
636名無しさん@ピンキー:04/03/05 00:02 ID:bZwqfKcm
ε= (´∞` )
637名無しさん@ピンキー:04/03/06 18:08 ID:/jJUpgl8
これはにちゃんのエロパロ板ァ!て感じのエロパロですね。だが(・∀・)イイ!!
638名無しさん@ピンキー:04/03/11 22:54 ID:XMO/9OTE
続きキボン
639名無しさん@ピンキー:04/03/14 21:00 ID:RyQkTGhO
幼馴染カップルのSS、よかったです。
640229:04/03/14 22:13 ID:Z8JeU44y
229です。>604さん、私の「いずれまた」ってのはこの位の頻度ですので、正座して待たれてても…。

で、

しえちゃんで書いてみました。しえちゃんが日記をつけてると言う設定です。
こんなあざとい内容の日記を女の子がつけてるものなのかとか、リアリティは全く考慮してませんが。

ちなみに、ケイちゃんというのは、本編にたまに出て来る眼鏡っ娘です。
便宜上私が勝手に仮付けした名前ですので、適宜、好みの名前に脳内変換してください。
また、あゆちゃんというのは対象のキャラを特に想定してません。

多分7分割です。
641SHIE0304.TXT :1:04/03/14 22:23 ID:Z8JeU44y
7月1日 曇一時雨
特に理由はないけど、ファイルを新しくした。気分一新、今日からは日記はこのファイルにつけよう。
寝坊したので朝食抜きで登校。今週末7月5日に改蔵君とデートする約束を取り付けるのに成功。今か
ら、デートに何を着て行くか迷ってる。ひょっとするかも知れないので、下着も慎重に選ぶつもり。
痛くない初体験の方法が無いものかとケイちゃんに電話したら、思いっきり馬鹿にされた。最悪。

7月9日 雨
結局また寝坊した。なんか最近、雨ばっか。
日記ってほんとは毎日つけないといけないんだろうけど、どうしても思い立ったときしか書けない。こ
のワープロ、立ち上がるのに時間かかるのよね。せっかく新規ファイル作ったのに。
さっきまで、羽美ちゃんから電話でマケマケ教の勧誘。延々4時間。死ぬかと思った。

7月12日 曇
今年の夏はあまり暑くないらしい。東北地方はお米が育たなくてて大変だそうだ。
明日また改蔵君とデート。5日のデートの前の晩は期待感で眠れず、興奮して一人エッチを何回もして
しまったが、今考えると馬鹿みたい。またどうせキスまでだろうし、自分が滑稽だ。
だから、今夜はせめて3回に抑えておこう。

7月17日 曇
改蔵君からメールがたくさん。お誘いなのはわかってるけど、しばらくはデートしないようにしたい。
デートすればまたエッチすることになるんだろうけど、あんなに痛いんだったらもう二度と嫌だ。

7月21日 曇
夕べは外泊してしまった。エッチはまだ2度目だから、また痛いのかなやだなあ、と思ったら、ぜんぜ
ん痛くなくって気持ちいい!で結局、3回もしてしまった。疲れてしまって、気がついたら朝。
あゆちゃんの所に泊まったんだとパパママには嘘。プチ罪悪感。
642SHIE0304.TXT :2:04/03/14 22:33 ID:Z8JeU44y
7月25日 曇
今日から夏休みだ。夏休みなんだけど…なんか寒い一日だった。やっぱり異常気象なんだと思う。
通知表をママに見せたら例により小一時間お説教。あんたは高2の頃、そんなに成績が良かったのかと
こっちが問い詰めたい。
一昨日、羽美ちゃんに、私と改蔵君が彼女の布団で寝てた所を見られてしまった。私の人生終わったー、
と思ってたら、彼女はあれを見間違いだったと思い込んでるらしい。呪い殺されずに済みそうで安堵。

9月8日 雨
夏休みの間、すっかりだれていて、日記をまったくつけていなかった。反省。
最近は、一回のエッチで2回とか3回とかイッてしまうこともある。改蔵君が上手になったせいだと思
ってたら、彼に「しえちゃん淫乱だな」って言われてしまい、すごくショック。
他の娘は一晩に5回とかしないのかな?って思ってあゆちゃんに電話で訊いたら絶句してた。なんで?

9月14日 晴
なんか今週、暑かった。今頃になって来るなよ、夏。
どうも最近、ケイちゃんの様子が変だ。私を避けてるような…。明日問い詰めてみよう。
抜き打ちテスト最悪。よし子先生は一度生徒の苦労を知るべきだ。せっかくセーラー服着てるんだし。

9月15日 晴
頭にきた。ケイちゃんとは絶交だ。絶対に許さないんだから。二度と口をきいてやらない。絶交だ。

9月20日 雨
ケイちゃんとほんのちょっとだけ仲直り。
まだわだかまってるけど、向こうから謝ってきたし。
でも、もう8月中から彼女が改蔵君とエッチする仲になってたなんて、考えても見なかった。
浮気がばれたのに涼しい顔をしている改蔵君も信じられない。男の子ってみんなこうなんだろうか。
643SHIE0304.TXT :3:04/03/14 22:43 ID:Z8JeU44y
9月23日 晴
ケイちゃんとまた意地の張り合いになった。
まあ、グレープフルーツとか改蔵君のホクロの位置とか、どっちがどれだけ知ってるか自慢しあっても
虚しいだけだ。今度ちゃんと仲直りしよう。
でも、ケイちゃんが非処女だったの、改蔵君は知ってた筈なのに。そういうの気にならないのかな。単
に眼鏡っ娘が好きなだけと言うのならいいんだけど、多分違うと思う。他にもライバル増えそうでやだ。

10月10日 曇
またずいぶん日記をサボった。
おととい、第三者面談があった。面談してもらう第三者が一人足りなかったので、羽美ちゃんに頼んだ。
その時なぜか羽美ちゃんは泣きそうな顔をしていた。何かつらいことでもあったんだろうか。
昨日は私もフェラというのをやってみた。大後悔。まさか口の中に出されちゃうとは思わなかった。改
蔵の大馬鹿野郎。
なんだか、思い出すといまだに口の中にあの変な味とどろっとした感触がするような気がする。

10月11日 曇
最近めっきり寒くなった。また寝坊しがち。気をつけなければ。
今日は、改蔵君のうちに行って部屋にこもって、まだ10月だって言うのに暖房がんがん入れて、午後
ずっとエッチをしていた。失神するって経験、初めて…。いままでした事のない愛し合い方も色々した。
でも、フェラはもう二度としないぞ。

10月12日 雨
こんな感じで、毎日日記をつけたいものだ。どうせ4、5行しか書かないんだし。
雨なのに昨日より暖かい。昨日エッチしすぎたせいか、腰が痛い。アソコもひりひりする。
昼間、地丹君のお母さんに良く似た人に会った。でも妊婦さんだったし、人違いだと思う。
ケイちゃんとは休戦中になってやれやれと思ってたら、なんか最近神崎さんが怪しい。
644SHIE0304.TXT :4:04/03/14 22:53 ID:Z8JeU44y
12月19日 晴
2ヶ月も書かないでいたのは、ずっと改蔵君の女の子関係で揉めてて日記どころではなかった為だ。
予感はあったけど、一旦ばれだしたら浮気相手が出てくる出てくる。私が思いつく娘は大抵が彼のお手
つきだったんだからもう呆れちゃう。羽美ちゃん、部長さん、亜留美ちゃん、山田さん、神崎さん、よ
し子先生、ジュンさん、あゆちゃん…最後のほうはもう、うんざりしちゃってどーでもいーや状態。
しかも改蔵君はぜんぜん平気。何で彼はこうなんだろう。何しても女が怒らないと思ったら大間違いだ。
出来るだけ多くの娘が彼に愛想をつかして離れていきますように。出来れば私以外全員。

12月24日 晴
あと数分で25日。イブなので濃厚に愛してもらったのでこの時刻。幸せ。
ホテル街でサンタクロースそっくりなおじいさんを見かけた。バズーカ砲みたいなのを担いで、カップ
ルに三択問題を出してた。なんか楽しそうなイベントだと思ったけど、私達のほうには来ず、残念。

12月27日 晴
お昼頃から、ケイちゃんや神崎さんたちとカラオケ。のど痛い。神崎さんはアニメソングしか歌わない
のだろうか。わかる歌が少ない。ケイちゃんは演歌一本やりで困る。
イブ以来改蔵君と会ってない。お陰で自分一人で慰める回数が増えて困ってる。この調子だと、出来心
でインターネット通販から買った電動のものをつい使ってしまいそうで怖い。

12月30日 晴
今日は何もなかったので一年の総括など。明日の夜はどうせ書かないだろうし。
特に夏以降は色々あった。バージンを失ってわかったのは、男の子っていうのが頭の中で想像していた
のとずいぶん違う事。身体も、思ってたよりずっと熱いし重いし、女より身が詰まってる感じ。射精だ
ってあんな風にどくどくって出るなんて知らなかった。おしっこみたいに出るんだと思ってたもんね。
男の心の内側もだいぶ本当の事がわかってきた。でも、まだ何考えてるかわからない所多いな。
さて、私、来年はどんな経験をするんだろ。楽しみでもあり、ちょっとだけ怖くもある。
645SHIE0304.TXT :5:04/03/14 23:03 ID:Z8JeU44y
1月3日 晴
元旦、二日は何もなかった。寝正月。起きたらお昼過ぎだった。ママに呆れられた。お餅も飽きてきた。
改蔵君と初詣に行った。彼はもう三回目の初詣だそうだけど。それって初詣?
帰りにホテルで姫初め…とか考えてたのに、神崎さんとばったり。お互い牽制しあって、どちらもエッ
チできず。仕方ないので、さっき自分で慰めた。例の電動のものを初めて使ってしまった。ああ…。

1月10日 晴
姫初め。時間に余裕があったので、久しぶりに色々と体位とか試した。
私が上になるのもやってみたけど、あまり気持ちよくなかった。やっぱり、下になって受身で突かれる
ほうが私には合ってるっぽい。後背位もちょっと好きかな。お尻の穴見られるの恥ずかしいけど。愛撫
では、乳首を吸われるのが好き。おっぱい吸ってる改蔵君、赤ちゃんみたいで可愛いし。
なんだかこの日記用ワープロ、今日は変な音がする。もともとママのお下がりだし…。壊れかけてるの
かな?ワープロ専用機なんてもう修理も出来ないんだろうな。

1月12日 晴
今日は改蔵君、エッチの前、「アソコをデジカメ撮らせて」ととんでもない要求をしてきた。私が拒否す
ると「他の娘は撮らせてくれた」と言って、証拠に羽美ちゃんがアソコを見せたデジカメ画面を見せら
れた。対抗上、撮らせないわけにもいかなかった。もう泣きそう。
羽美ちゃんのアソコが、私のより色も形も綺麗なのがすごくショック。なんで私のはこんな色なの…?

1月17日 曇り
なんか読み返してみると、ロストバージン以降この日記にはエッチ関連の事ばっか書いてるなあ。反省。
下校の途中、改蔵君のお父さんと会った。以前から結構、街で見かける。だけど今日は、ルートパラダ
イスっていう風俗店から出てきた所とばったり会ってしまったので、めちゃくちゃ気まずかった。
でも、私の義理のお父さんになるかもしれない人なので、精一杯カマトトぶって、そこが何のお店かわ
からないフリをしておいた。
646SHIE0304.TXT :6:04/03/14 23:13 ID:Z8JeU44y
1月19日 朝少しだけ雪
今日放課後、改蔵君に変な提案をされた。私と他の娘との、3人でのエッチというのをしたいんだそう
だ。冗談じゃないっての。絶対そんなことしないんだから。そんなことしたら、お嫁に行けなくなる。

1月23日 晴
雨が全然降らない。近くでぼやがあった。直前に現場から羽美ちゃんが立ち去るのを見た…ぞぞぞ。

1月31日 晴
もうお嫁に行けない…

2月7日 晴
いまだに、こないだの3人でのエッチの時の情景が夢に出てくる。特に、私とケイちゃんがベッドに重
なるように抱き合って寝てて、そんな私たち二人に改蔵君が交互に挿入してる所とか。
その状態で挿入されてたケイちゃんが、上になってる私にしがみつきながらイッたシーンでは、光景だ
けでなくあの時感じた羨ましさや嫉妬心みたいなものまで夢の中で再体験。
あーもう、やっぱりあんな事するんじゃなかった。私って愚か。

2月14日 晴
春一番が吹いたそうだ。今日はバレンタインデーなんだけど、なんか皆、昨日までで燃え尽きた感じで
白けてた。なんかボーっとしてたんだけど、休み時間に呼び出され、人のいない階段の踊り場で乳首と
アソコを愛撫されただけでイッてしまった。お返しとして口でご奉仕。もう、口に出されたのを飲むの
も平気になってしまった。美味しいとさえ思うように…。ああ、どんどん堕ちていくよぉ。

2月18日 晴
来月の雛祭に改蔵君を誘った。無論他の娘も彼を誘ってる。改蔵君がこの事態にどう対処するか見もの。
ワープロがいよいよおかしい。今度パパに見てもらおう。この日記のフロッピーは隠しておかないと。
647SHIE0304.TXT :7 完結:04/03/14 23:23 ID:Z8JeU44y
2月29日 曇り
また3人でのエッチをしてしまった。今度のもう一人は亜留美ちゃんだった。
亜留美ちゃんは3人でするのは初めてなので、最初はもじもじおどおどしてたけど、最後は私よりよっ
ぽど大胆。イク瞬間の乱れっぷりにはびっくり。終わった後冷やかしたら真っ赤になってた。
そういえば、ケイちゃんに言わせると、私もイッた時の乱れっぷりは凄くて、見ていたケイちゃんは思
わずひいたそうだけど…そんな筈ない。あの娘もずいぶんいい加減なことを言うもんだ。

3月6日 ちょっとだけ雨
今日は改蔵君、自分たちのエッチをビデオにセルフ撮影したいと要望。あーの変態男。
再生を観てて私自身がイク瞬間のシーンで呆然。今まで自覚がなかった…ケイちゃんが正しかったんだ。
パパママごめんなさい。しえは淫乱な娘になってしまいました。

3月10日 晴
このワープロ、やはり寿命のようだ。突然フロッピーに書けなくなるかも知れない、重要な日記なら今
のうちにドステキスト形式でフロッピーに変換保存して続きはパソコンで書け、と言われた。
でも、パパのパソコンで日記を続けるのも多分ヤバイだろうな。うっかりフロッピーを入れたままにし
て、エッチの話ばっかりなのを見られたら…。どうしようか。

3月12日 曇り
日記は今日で終わりにする事に決めた。いつか私が自分専用のパソコンを持った時に読みたくなるかも
知れないので、変換と保存はしておく。マニュアルを見た感じだと、ファイル名は8文字までだとの事
なので、SHIE_DIARY_0304.TXTとか駄目らしい。SHIE0304.TXTにしておこうか。
今、携帯に着信。改蔵君と女の子たちが予定通りうちに向かってる。今夜はうちは家族はみな不在。お
風呂も夜食もベッドも準備OK。これがホワイトデーのお返し代わりだそうだけど、4人乗って私のベ
ッド大丈夫かな。とにかく、皆がうちに着く前にファイル変換をしておかなきゃ。
だから、この日記はこれでおしまい。フロッピーに入れたら封印し、続きは私の心にしまっておこう。

−完−
648名無しさん@ピンキー:04/03/15 15:13 ID:R8gVFn+f
(・∀・)イイ!!

エロおもろいって感じ
そういやジュンっていたな
649名無しさん@ピンキー:04/03/15 17:38 ID:8zmUU9Lk
嗚呼しえちゃんがどんどん開発されていく…

にんにく氏
どうも乙鰈様でございます。
これぞ公式カプの妙でございますな。

この漫画は主人公総受けが公式でございましょう
650名無しさん@ピンキー:04/03/16 09:22 ID:o1Gowz+E
昔のノリならそう思えた。いまは誘い受けにしか見えん。
651名無しさん@ピンキー:04/03/20 13:32 ID:HYQmokW3
>643

>おととい、第三者面談があった。面談してもらう第三者が一人足りなかったので、羽美ちゃんに頼んだ。
>その時なぜか羽美ちゃんは泣きそうな顔をしていた。何かつらいことでもあったんだろうか。

ひでー(笑)
652名無しさん@ピンキー:04/03/21 13:24 ID:NdxWpXuh
ぼくとバロムクロスとませんか?
653羽美:04/03/21 15:13 ID:t52SXusJ
お願いします!
誰でもいいから私のおしりにバネを挿入れて下さい!!
友情のスプリングの舞いを共に踊りましょう!
恥ずかしいけど、たくさんの人に見られる程いいんです。
だって、それが私とあなたの友情を深めるはずだから…
654229:04/03/22 19:29 ID:H2e4g5kg
サンデー16号を読んで:

ああ、剣道部の話を日記に入れたかった…

コミックス24巻を読んで:

ああ、耳たぶの話を完全に忘れていた…

結論:

ああ、日記の話、あと一週間載せるのを待てばよかった… _| ̄|○
655名無しさん@ピンキー:04/03/23 18:05 ID:DxnxPkNA
あるある、そゆこと
656名無しさん@ピンキー:04/03/25 17:52 ID:P8v6G4MG
改蔵、終わったりしないよね?
657名無しさん@ピンキー:04/03/25 23:11 ID:+2e2w+1P
とにかく最新号のオチは衝撃的だったと…
658名無しさん@ピンキー:04/03/26 00:02 ID:mbimQFyY
>>654=229
いつも乙です。つきましては我々は日記改定版を激しく所望する次第であります。
659名無しさん@ピンキー:04/03/26 13:05 ID:UegpaBPr
>>657
禿しく同意
660名無しさん@ピンキー:04/03/27 21:37 ID:cl+cQp3L
>>653 自分から入れて下さいだなんて… ハァハァ ピュピュッ
661名無しさん@ピンキー:04/03/28 02:34 ID:Ios7nCbM
レポーター「では先頃入籍された勝羽美さんの喜びの声を聞いてみましょう」
羽美「あっ、あっ、あっ、あっ、…気持ちいい、改蔵、気持ちいい…」
レポーター「以上現地から勝羽美さんの歓びの声をお届けしました。」
662名無しさん@ピンキー:04/03/30 10:31 ID:q7UFMYnX
地丹の後輩って名前あったっけ?
663名無しさん@ピンキー:04/03/31 11:57 ID:Q9Yy4vko
>>662
竹田のことか?
664名無しさん@ピンキー:04/03/31 12:19 ID:bb7iIo4X
多分竹田…かも。
地丹に押し掛けられて
「あまり、ちらかさないで下さいよ先輩…」
とか言ってたヤツ。
その後輩×地丹とか読みたい。マジで
665名無しさん@ピンキー:04/03/31 15:01 ID:2I1LckpH
801逝ってください
666名無しさん@ピンキー:04/03/31 19:38 ID:oi0alQxc
地丹女体化
下っぱなのでなんでもさせられる。
667名無しさん@ピンキー:04/03/31 23:56 ID:e2PcbEw5
>>666
女装はしてたよね。
668名無しさん@ピンキー:04/04/01 09:12 ID:cUEMNT/j
今となっては不可能な行為だけどね。
669名無しさん@ピンキー:04/04/02 13:21 ID:g1dce0Xh
当時の地丹はわりと萌えたよね
670名無しさん@ピンキー:04/04/02 14:45 ID:4owv0sBV
当時あの女裝地丹に萌えたヤツ挙手ノシ
671名無しさん@ピンキー:04/04/03 15:16 ID:PootCDaj
(*´Д`)ノ
672名無しさん@ピンキー:04/04/03 23:35 ID:T9phErUz
ノシ
673229:04/04/03 23:57 ID:nwavzZRj
羽美ちゃんもあの地丹には萌えてましたよね。目に星が入ってたような。

>658殿

そ、それは…
今は、現在書いてる物を、本編の展開に合わせるのをどうすりゃいいか考えるのに
精一杯で、そこまで頭が回りませんです。
本編の展開の方向性を見極めずに書き直して外すと、_| ̄|○の再現になってしまうので。
674名無しさん@ピンキー:04/04/06 00:05 ID:FoyYiHEn
すまんm(__)m
地丹の女装って男道の所だと思ってしまった_| ̄|○
675名無しさん@ピンキー:04/04/11 03:08 ID:waoENwKr
なんて神の多いスレなんだ(;´Д`)ハァハァ
676名無しさん@ピンキー:04/04/12 21:51 ID:A3joej6l
↑IDで驚くとさすがたな。
677名無しさん@ピンキー:04/04/12 23:18 ID:gc4XERci
↑×2ははははははは
 本当だ
 驚いてる
678名無しさん@ピンキー:04/04/12 23:32 ID:8qTEySVD
>>673=229
おお…わざわざレスありがとうございます。お気遣いいただいてしまってあいすみません。
もちろん、229氏ご自身の萌えのおもむくままの作品を読みことが、自分の楽しみです。

勝手にキボンヌしてゴメンネ。次作も楽しみにしてます。
679名無しさん@ピンキー:04/04/16 19:50 ID:m/NS77nx
保守代わりに小ネタ投下

 ――男って大抵、手当たり次第に女の人とセックスしたいって思うんじゃないですか。
 ええ、そうですとも。ウチの男子生徒を見ていれば分かります。
 複数の女の子と要領良く付き合って、それでいて相手には他の女の影を微塵も感じさせない、
そんな生徒を一人知ってるんですよ。
 まるで年季の入ったジゴロですね、その生徒。
 まったくどんな育ち方をしたら、あんな中年オヤジみたいに巧く立ち回れる少年になるもんだか。
一度でいいから親の顔が見たいですよ。
 そうそう、この前「第三者面談」っていうのがあったんです。「三者面談」じゃなくて。
 いい機会だから彼の親を一度見てみたいと思ったんですよ。私が教師の職を選んだ動機も、
生徒と親とを見比べて「将来こんな風になっちゃうんだ」と想像してみたいと思ったからですし。
 それがあなた、「第三者」ですよ。教師と生徒は赤の他人じゃないっていうことで、
その場から排除されたんです。ああ恨めしいったら!
 取り乱して済みませんね。お茶でもどうぞ、私も戴きますからご遠慮なさらずに。
 何故そこまで男子生徒の情事に詳しいのかって? ああ失礼しました、「事情」と仰ったんですね。
 そりゃあ私が教師だからですよ。いつも教壇の上から教室を見回しているんです。
 面白いですよ、教壇から眺める風景は。
 居眠りをしながら「しっかり、しっかり」と寝言を呟く子、机の上に山手線やアニメのキャラを
描いている子、中には一心不乱に股裂き人形を作っていて、私が声を掛けても返事をしない子もいますし。
 どうです、あなたも一度体験されたらどうですか? 人間観察にはもってこいの職場ですよ。
 え、あの子とどういう関係にあるのかって? イヤだ、邪推は止めて下さいよ。
 あ、今の話と男子生徒にどういう関係があるかって事ですか。まあ聞いて下さい。
 それで風景の話に戻りますけど、授業中の彼らの反応というのは、みんな子供な訳ですよ。
 ただね、彼だけは少し違うんです。授業中はずっとこちらの方向に集中して――黒板の
文字ではなくて――私を見ているんです。
680名無しさん@ピンキー:04/04/16 19:50 ID:m/NS77nx
 ええ、好色の目に晒される事には慣れてます。思春期の男の子が教師に対して淫らな妄想を浮かべる
のは当然だと思ってますし、アダルトビデオに女教師ものの一大ジャンルがある事も知っております。
 ですからそんな悪戯小僧の視線も可愛いモンですし、以前の私なら軽く受け流せるものだと思ってい
たのです。
 好色の目で見ている生徒に向けて、冗談混じりに軽く微笑んでみたりする訳ですよ。そうやって私を
じっと見ていた子が、顔を赤らめて机に落とす様子を楽しむ事もあります。
 じゃあその男子生徒も子供なんだと仰る? いえ全然違います、彼の視線は

 ――明らかに私を視姦してるんです。

 着衣と肌の境界、首筋から鎖骨、胸の間にあるスカーフ、短いスカートに覆われた腰付き。
 物凄く淫らな視線で私を嘗め回しておいて、いざ私が彼の顔を見ると――
 ぞっとする程冷たい瞳で、穏やかに微笑み返して来るんです。
 ベッドの上で女を散々玩びながら、その反応を楽しむ意地悪な男の顔付きですよ。正に凄腕のホストです。
 その時直感しましたよ。彼は今まで私が付き合った、どんな男性とも違う。
 事の最中にフェラを強要する男とか、自分だけ先に逝く男とか、或いは「ええか、ええのんか」と
しつこく聞いてくる男とか、私が何回もしたい時に限って一度で満足する男とか。
 その癖私がプロポーズの返事をちょっと遅らせただけで、皆さっさと他の女と結婚しやがって!
 ああ、思い出したら腹が立って来たわ! 絶対あいつら私の身体だけが目当てだったのよ!
 え、お茶? 有り難うございます、お蔭で少し落ち着きました。では続けましょう。
 彼の事ですけど、何歳も年が下なのに――女性の歳を詮索しないで下さい――異常なまで
女性の扱いに手馴れている様子でしたよ。正直な話、私なんか絶対に敵わないと思いました。
681名無しさん@ピンキー:04/04/16 19:51 ID:m/NS77nx
 あなたにも段々と、彼の特異性が解って来たようですね。そうです。
 気が付いたら、たかが男子生徒一人に微笑まれただけで、恥ずかしくなって目を伏せたんです。
 教師たるこの私がです。顔も身体も熱りましたよ。ええホントに、十六七の小娘でもあるまいに。
 次の時限は授業の受け持ちがない事が幸いでした。保健室で待機する予定でしたから、
誰も来なければベッドの上で一人で静める事に決めました。
 保健室に誰か来た時は? 気分が悪いと言って、毛布を被るつもりでしたよ。
 結局何とか落ち着いたんですけど、その間中ずっと彼の視線が絡み付いて、まるで犯されている
みたいな心持ちがずっと続いていたんです。
 足元や枕元に服やら下着やら散乱していて、生徒に見つからないか心配でしたよ――

 でもね、それはまだほんの幕開けに過ぎなかったんです――

 応接室のソファに座るセーラー服姿の女はそう言うと、両手に持った白い茶碗を紅く湿った唇に運ぶ。
軽く音を立てて一口啜り、艶かしい溜息を一つ。それから上目遣いに、熱の篭った瞳を向けて来た。

お目汚し失礼。
682名無しさん@ピンキー:04/04/16 20:20 ID:Ci2tvbEq
(゚д゚)ウマー
683名無しさん@ピンキー:04/04/16 20:37 ID:wcNHqk/R
>>679-681
 (゚д゚)ウマー
 すごいなぁ、文章がストレスなく頭に入っていくよ。

 よろしければ、今後ともよろしくお願いします。
684名無しさん@ピンキー:04/04/17 18:18 ID:r5EOXX6g
こんなに素敵な神がいるのに…
でもここまで下がってるのにあげるもの気がひけるな…
685名無しさん@ピンキー:04/04/17 22:59 ID:wWhec2KG
たまには揚げようぜ…。
686229:04/04/19 19:54 ID:The6CRNM
229です。>>679-681 (゚д゚)ウマー もっと書いてー

私はまた短編です。5分割。一人語りなのがかぶるかな…。

前に書きましたが、今回の作品は、本編が急展開したのにあわせ、改訂を入れる気でした。
でも今の展開ではどうにも判断つきかねますんで…結局、当初に発想した通りにしあげました。
後は野となれ山となれ。

今回はちょっとサイコな羽美ちゃんです。

私の今まで書いた羽美ちゃんは、私という駄目フィルターを通していたせいであまり電波っぽくなかっ
たんですが(私の脳内ではあんな感じに理想化されてる)、話の都合上フィルター解除しますた。
687取調室:1:04/04/19 20:04 ID:The6CRNM
嘘じゃないんです、ほんとなんです、信じてください刑事さん。
私のせいじゃないんです。悪いのは改蔵なんです。
改蔵が浮気したからいけないんです。
だってそうでしょ?私、あいつには、処女をあげてからずっと今まで、ほとんど毎晩と言ってもいいく
らい身も心も捧げ続けていたんですよ。それなのに、何が不満なのか、半ば公然と他の女をとっかえひ
っかえしてたんです。てか、してるんです今も。
改蔵さえ浮気しなければ、だから、被害は全然出なかったんです。あの事件は原因も改蔵なら、あんな
結果になってしまったのも全部改蔵のせいなんです。わかりました刑事さん?
え、わからない?出来事を順を追って話してもらわないと取調べにならない?もっと落ち着け?
じゃ、順を追って話しますね。
何から話そうかな。
まず、改蔵っていうのは私の夫です。式挙げてませんけど。幼馴染で、ファーストキスの相手で、ずっ
と同居してて、初エッチの相手で、あんな事やこんな事までさせて、それなのに浮気がおさまらなくっ
て…ああ思い出しただけで頭来る、改蔵が浮気なんかするから、散々私の心と身体をもてあそんで…そ
うだあの女も悪いのよ、あんな女のどこがいいの私だってずいぶんと、いっそのことあの女と改蔵を、
ええい離してよ邪魔しないでこれから殺しに行くんだから三人がかりで止めようったってそうはいかな



はい、落ち着きました、落ち着きました、大丈夫です。
え、お水ですか、ありがとうございます。
ごくごくごく。
ふう…あれ?なんか、この部屋ひどく散らかってますね、何かありました?覚えてないのかって?刑事
さんなんでそんな包帯巻いてるんですか?ついさっきまで普通だったじゃないですか。
私たまに意識が飛んじゃうんですよね、その間に何かあったんですか?
気にするな?じゃしませんけど。そんな怯えた目で見ないでください。変な刑事さん。
688取調室:2:04/04/19 20:21 ID:The6CRNM
ええと、何の話でしたっけ。
ああそう、改蔵っていうのは私の夫です。式挙げてませんけど。幼馴染で、ファースト…え?それはも
う聞いた?
じゃ、ええと、そいつが浮気したから、私もあてつけに不倫してやろうと思ったんです。それで私、携
帯で出会い系サイト調べて、適当に男と会う約束して、そいつと落ち合ったんです。
で、そいつが結構スケベな奴で、すぐホテルに行こうって言い出したんです。
ええ、行きましたよ。それで、裸になって、ベッドに入ってお互い身体をいじるところまではしたんで
すけど、だけど…アレを入れられるより前に、もうなんかやめにしたくなってきたんです。
だって、改蔵とやりかたが違うんです、愛撫とか。
改蔵はなんだかんだいって、私の感じやすい所とか知ってるし、じらしかたも上手で、気持ちいいんで
すけど、そいつってなんか生理的にやらしい触り方、舐めかたって言うか。
それに実際にされてみると、やっぱり好きでもない男に体中触られたり、舐められたり吸われたりする
のやだって気づいたし。
だから、もうやめてって頼んだんですけど、しつっこいんです。
ここまで来てそれはないだろうって。

で、私が嫌がってるのにアソコをぐりぐり触りまくって。
それがまた、乱暴なんです。
改蔵は、こんなふうに、太ももの内側を撫でて、ゆっくり、手のひらで刺激を加えていくんです。
で、私がじれるようにすこしづつすこしづつ、アソコに向けて軽く指を這わせてって、私がだんだん感
じてくるとこうやって…見えます刑事さん?机邪魔じゃないですか?で、改蔵なら、こうやってパンツ
を脱がせると、自然に開いてきたこの部分の感じやすい所を少しずつ刺激していくんです。
それと同時に、反対の手は内股とかお尻をこんな感じで愛撫してくれるんです。
だけど、そのときのそいつは、いきなり私のこのビラビラの所をこんな風につまんでみたり、こう両側
に引っ張ってみたり、まだ濡れてもいない穴に指を突っ込んで広げてこんな感じで奥まで見えるように
したりして。
しまいには、私のここの皮を剥いて、こんな風に露出した所を…あれ、刑事さん。

刑事さん?前かがみになってどこ行くんですか?
689取調室:3:04/04/19 20:32 ID:The6CRNM
トイレだったんですか?なんか中途半端に長かったですね。
で、続きなんですけど、そいつ、こんな風にお尻の穴にまで…え、もういい?パンツはけ?そうですか、
いいですか。じゃ、飛ばして先に進みますけど。
そんな事されたもんで、私、そいつを振りほどいて、ホテル代も払わないで逃げ出してきたんです。う
ちに着いたときは、ほっとしたのとちょっと罪悪感で、なんかぐったりして、すぐ寝ちゃったんです。

え?それだけですよ。それで終わりです。
何怒ってんですか刑事さん?事件に関係ない事を話すな?まあ確かにそのほうがいいですかね。

じゃ、事件の発端から話しますね。
ええと、発端は…私、どうやれば改蔵の浮気を止められるか考えて、じゃあ改蔵が浮気してる現場を押
さえて乗り込んでやろうって思ったんです。
それで、私、改蔵が女の子を自分の部屋に連れ込もうとしてるらしいってのを聞きつけて、その日、寝
室のクローゼットに隠れてたんです。
あの部屋のクローゼット、扉が格子になってて、隠れて部屋の様子を伺うのにちょうどいいんです。前
も、そうやってクローゼットの中にいたせいで、改蔵のシャツがガチャピンシャツだって事を知ったん
です。自分のシャツをガチャピンシャツだってのを知られたときの改蔵の表情ったら…え、話がまた脇
道に逸れそう?そうですか、面白いのにこの話。
ええと、それで、そしたら、改蔵がほんとにしえちゃんを部屋に連れ込んできたんです。
しえちゃんってのは、改蔵の浮気相手の一人で、髪の毛がこーんな感じになってる娘なんです。房毛っ
て言うんでしたっけ。
写真見ます?呪いをかけようとたくさん隠し撮りしてあるんです。いりませんか、もったいない。
で、初めのうちは、「しえちゃんかわいいね」「改蔵くん好きよ」とかバカみたいにいちゃついてたん
です。
よっぽどその時点で踏み込んでやろうと思いましたよ。
でも、それじゃ効果薄いと思って我慢してました。
そうしたら案の定、まもなく布団を敷いて、全裸になってヤリ始めたんです。
690取調室:4:04/04/19 20:43 ID:The6CRNM
エッチも、なんか、私とするときと違うんです。妙に濃厚というかなんていうのか。
私とはしない体位とかしてるし、おっぱいを念入りにいじったり…まあ確かに私のおっぱいは小さいけ
ど、だからって、あんなに何度も「しえちゃんのおっぱいおおきくていいなあ」って連呼することない
と思う、ああ今思い出しても頭に来る、そうだこれから…え?落ち着け?
さっきの惨劇の再現は嫌だ?なんですかそれ。
あ、お水、ありがとうございます。ごくごくごく。
さっきも思いましたけど…この水、鎮静剤の味しますね。何でか知らないけどよく飲まされるんですよ、
私。

どこまで…あそうか。で、その二人、もう何度も何度もエッチしまくったんです。
そのうち、暑くなってきたのか、布団とかはいで私に繋がってる所が丸見えでしてたんですけど。
なんか私、呆れたって言うか雰囲気に呑まれちゃって、現場に踏み込むのも忘れて見入っちゃってたん
です。
しえちゃんのアソコ、もうぐちゅぐちゅのどろどろになってるし、凄い声出してよがりまくって。淫乱
ですあの子。超淫乱。絶対、前世はアトランティスの売春婦かムー大陸で売り飛ばされて性奴隷になっ
てた女で、今後6回生まれ変わるまではその業から…わかってます、戻します、話。
凄いんですよあの二人。ゴムも使わないで中出しして、出した後も抜かずにはめたまま次を続けて、途
中から繋がった部分が白い泡とべとべとでまみれちゃって、それでもやり続けてるんです。
それを見てたら、なんか私も変な気分になってきちゃって。
パンツの上から指でいじりだしちゃったんです。
濡れてぐっしょりし始めちゃってたし。
って、あの…ちょっといいですか、パンツ替えたいんですけど…思い出しただけでもう濡れちゃって…
別に話しながらで構いませんよ、もう取調べの妨げにはしませんから…で、話を戻しますけど…え?ま
だ戻すな?その前にもっと良く見せろ?写真?はき替えてる所をですか…なんでですか?取調べの参考
資料にする?いいですけど。
撮れました?こんな風でいいですか?脱いで両脚広げた所も…お尻から別角度、ですか…こんなアップ
も撮るんですか…。

でも刑事さん、最近の警察の資料用の写真って、みんなそうやって携帯電話のカメラで撮るんですか?
691取調室:5/完結:04/04/19 20:54 ID:The6CRNM
刑事さんトイレ近いんですね。二回目ですよ、トイレ行ってきたのは。
じゃ、続きを話しましょうか。っていっても、もう話すことあんまりないんですけどね。
結局その日は、彼らが何度も何度もイクのを見ながら私もオナニーし続けて、何度も何度もイッちゃっ
たんです。全部で6回くらいイッたのかな。
終わって、私もなんか虚脱状態でしばらく呆然としてて、クローゼットの床にへたり込んでたんです。
あっちの二人も疲れ果ててたみたいですし。ようやく二人が元気回復して部屋を出てってから…あのあ
とあいつらどこ行ったんだろ…私も何とか這い出しました。
で、しばらく一人でボーっとしてたんですけど。思い返してるうち、現場に踏み込むはずだったのに見
せ付けられて欲情しちゃってオナニーなんかした自分に、だんだんと腹が立ってきたんです。もちろん、
浮気した改蔵とその相手のしえちゃんにも頭に来てましたけど。

だから、いったきり峠の自動車連続25台玉突き事故を起こしたのは、それが理由なんです。むしゃく
しゃして、ほとんど腹いせに、道路標識入れ替えて置き石して。本当にごめんなさい刑事さん。だから、
元はといえば改蔵が全部悪いんです。死者・重傷者が出なかったのが不幸中の…え?その事件じゃない?
警察はあれは単なる事故だと思ってた?そうなんですか?

じゃ、これ、何の事件の取調べなんですか?
しがらみ給食センターのちくわの磯辺揚げが全量盗難にあった件ですか?
よこしま女学院を股裂き人形3000体で取り囲んだ件を調べてるんですか?
2ちゃん○るで自作自演でデマを流して、つきなみ信用金庫に取り付けと破産を起こさせたやつかな?
でなければ、ネットオークションで毒薬詰め合わせセットを売った件でしょうか?
どれも違うんですか?おかしいな。
窓の外を見ろ?この仮設取調室のですか?見渡す限り焼け野原ですよね。もちろん知ってましたけど。
ああ、なーんだ。この件で取調べしてるんですかぁ。やっとわかりました。

でも刑事さん、これも、元はといえば改蔵が全部悪いんですよ。改蔵が浮気なんかするから(以下略)
692名無しさん@ピンキー:04/04/19 20:57 ID:uI8E5YoE
リアルタイムキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!

(;´Д`)ハァハァ
693名無しさん@ピンキー:04/04/19 23:45 ID:mxoAC65Z
GJ

しかし今更になってふと思ったんだが、原作でも改蔵ってこんなにもててたっけ?
それともまともな容姿と登場頻度を兼ね備えたキャラが彼しかいないからという
エロパロ故の捏造設定ですか?
694SS保管人:04/04/20 02:03 ID:uj5EBELK
2chエロパロ板SS保管庫
http://adult.csx.jp/~database/index.html
(サーバーが重くて繋がりにくいです)

職人の皆様、
当方の保管庫に、このスレに投下されたSSを収蔵しても宜しいでしょうか?

695名無しさん@ピンキー:04/04/20 07:57 ID:UKi6XQRp
>脱いで両脚広げた所も…お尻から別角度、ですか…こんなアップ も撮るんですか…。
刑事さんみたいにトイレ近くなっちまうじゃねーかYO!!
激しくGJです。

>>693
「改蔵と羽美に肉体関係がある」という設定以外、
>>687-691は原作にかなり忠実、とだけ説明しとく。
696名無しさん@ピンキー:04/04/20 13:25 ID:LPmN7cMK
ごめん羽美ちゃんにモテモテなのは知ってるけどってのが抜けてた。
別に他の人にはモテモテじゃないよな?
捏造? と訊きたいのはその辺り。
697名無しさん@ピンキー:04/04/20 14:00 ID:uj5EBELK
>>696
どのエピソードとは指定できないが、何人もの女の子と付き合ってる?という設定はあるよ。
ひな祭りの時にもあったっけ。
698名無しさん@ピンキー:04/04/20 19:32 ID:29SR+O4n
クリスマスのとき、どんだけの女と約束してんだ!と
699名無しさん@ピンキー:04/04/20 19:35 ID:uj5EBELK
他の女の子には携帯のメアド教えてるのに、羽美にだけ教えないって場面もあったっけ
700名無しさん@ピンキー:04/04/22 01:02 ID:pPG8KGXE
先生にも「遊びだった」と言い切る場面もあった。

あと深夜のファミレスでしえちゃんにケータイの浮気がバレて怒って置いていかれた時も
代わりの女の子を呼び出したり。

他にも色々あったような気がするなぁ
701天才塾小噺作成コース:04/04/22 19:27 ID:ZIWYHeXP
小噺その二十五:処女崇拝。

羽美「わあっ、一面銀世界!!」
改蔵「わ!!(ゴロゴロ)」
羽美「へったくそだなぁ」
改蔵「ちがうよ。午後にもなると、コースが踏み固められてジャリジャリになるんだよ」
すず「たしかにあれだけ人が通るからね。雪もアイスバーン状態になるわよね」
改蔵「なんて言うか、今の世の中何につけても・・・踏み固められていない、バージンスノーなんてな
   いんだ!!」
羽美「あら、そうでもないわよ。バージンスノーなら残ってるわ」
改蔵「ほう。どこにだ?」
羽美「ここよ。私自身がバージンスノーだわ」
改蔵「・・・それ「スノー」をつける必要ないだろ。比喩の元になった概念を比喩してどーする」
羽美「まあいいじゃない。ほら、あそこにもまだ踏み固められてないコがいるわ」
改蔵「神崎さんの事か?彼女の身体は俺が初滑りして、その後も俺一人で踏み固めまくってるんだが?」
羽美「!!!何てことなの、毎晩同じ部屋で寝起きしてて私の上は滑ってくれないってのに!?」
改蔵「だってお前は、新雪っつーかザラメ雪っつーか・・・滑ったら雪崩が起きそうだろ」
羽美「なんですってえ!!」
すず「あら、今すぐ雪崩が起きそうね。今改蔵君に傷まれると、今夜のHのとき困る・・・あ、いけな」
羽美「な、なんですかそれは!!改蔵、部長の身体なんてジャリッジャリのアイスバーンでしょ!!」
すず「何を失礼な。(←無表情で)」
改蔵「まあ、慣れるとアイスバーンを滑りこなすのもいいもんだしな。それに…」
羽美「それになによ!?」
改蔵「こう見えて部長の身体にも、結構バージンスノーなパーツが残ってて、そこを初滑りするのも
   なかなかtうわなにをするちょtdえfじぇbk」
すず「あらあら大雪崩ね」
702天才塾小噺作成コース:04/04/22 19:30 ID:ZIWYHeXP
小噺その二十七:アスカガもクモハも実は知らないんだけどね

地丹 「あ――なんつーかこう、遊びを知り尽くしたボクとしては、何かもう斬新な快楽はないものか
    とつくづく思うよ・・・ん?「ソ○プとらうま」か・・・ここ入ってみようか」
店員 「いらっしゃいませ。新しく入った娘などいかがですか?写真はこちらです」
地丹 「ん?・・・なんか見たことがあるような・・・化粧でわかんないけど。この人にしようか」
店員 「かしこまりました」
美智子「御指名ありがとうございます、「らくす・くらいん」ともうします・・・って、地丹君!」
地丹 「か、神崎さんじゃないか!何でこんな所で?」
美智子「私にだって色々都合ってものがあるのよ。同人誌を一冊発行するのにどれだけお金がかかるか
    知らないでしょ?と、とにかく・・・お客さんとして来てもらった以上、そのようにお仕事さ
    せてもらうわ。はい、かぽかぽ」
地丹 「わ、かん・・・ざきさん、うまい、さすがプロ、はぁはぁ」
美智子「じゃ、入れるわね。でも、こんなおっきいの、入るかな・・・うう・・・」
地丹 「はぁはぁ・・・わぁ、きついよぉ神崎さん」
美智子「くぅ・・・きついんじゃないわ、地丹君がおっきすぎるのよ・・・あんあん」
地丹 「こんなの・・・はじめて」
美智子「アスカガとか・・・キラアスの過激さに比べたら・・・たいした事無いわ・・・あんあん」
地丹 「それって・・・キハとかクモハみたいなもん?・・・はあはあ」
美智子「そ、そんなカップリングがあるの?・・・知らなかったわ、今度それで描こうかな、あんあん」
地丹 「・・・はあはあ、す、すごい・・・もう、で、でる、ううっ!(どぴゅ)」
美智子「ふう・・・地丹君、おっきすぎるわ。壊れちゃうかと思った。でもよかったよ。で、サービス
    料なんだけど、顔見知りだし、ばれて退学とか嫌じゃない?だから・・・通常の3倍払ってく
    れるよね?」
地丹 「なんだよそれ!」
703天才塾小噺作成コース:04/04/22 19:33 ID:ZIWYHeXP
小噺その二十八:古いネタシリーズその2(一巻より)/おめでとう羽美!?

羽美「(ぽと)酸性か・・・」
改蔵「う・・・羽美、オマエ・・・妊娠してたのか!?」
羽美「なんで―――!!」
改蔵「知ってるぞそれ、妊娠検査薬だろ。赤になったらアウトだってこないだ街で女子高生が話してたぞ」
羽美「これはリトマス紙だ―――!!」
改蔵「それじゃない、そっちに隠し持ってるほうのやつだ。さっきトイレで使ってたやつ」
羽美「う・・・こ・・・これは・・・」
改蔵「父親は誰なんだー!!」
すず「おぼえてないのも無理ないわ、改蔵くん。そーとー酔ってたものね」
改蔵「え・・・」
すず「あれは三ヶ月前の小春日和(中略、1巻第3話を読むべし)酔った勢いと春の陽気も手伝って、
   嫌がる彼女の両手両脚を押さえつけ・・・」
改蔵「うーん、だんだんやったような気がしてきた」
すず「無理やり入れられて痛がってるのもお構いなしにはげしく腰を使って、「お願いだから中にだけ
   は出さないで」っていう羽美ちゃんの懇願も聞かず、中に一杯出したんじゃないの」
改蔵「そ、そうだったかな、そうかも知れない・・・」
羽美「そうよそうよ、この犯罪者!って、何で部長が知ってんですか!?」
すず「それで終わりじゃないでしょ。観念していいなりになった羽美ちゃんに、次々とフェラとかお尻
   とかの行為の要求をエスカレートさせていって、一晩で彼女の身体を開発しつくして・・・」
改蔵「な・・・なんだか思い出してきたぞ・・・や、やはりそのお腹の子は俺の・・・」
すず「さらに続くのよ、開発されつくした羽美ちゃんは、その後改蔵くんだけでは満足できなくなって、
   一週間後に坪内家に地丹君を逆レイプしに行って、その日がちょうど危険日だったんじゃないの」
704名無しさん@ピンキー:04/04/23 21:29 ID:rLU5PYJt
>、「らくす・くらいん」ともうします・・・
ワロタ。
あと、ソープ嬢・神崎さんGood。
705名無しさん@ピンキー:04/04/23 21:42 ID:PwH9907B
3つもいっぺんに、素敵です。>>701-703

ちゃんと三つとも落ちてるのがすごい(;´Д`)ハァハァ
706229:04/04/24 22:26 ID:qx3x81zV
>702
キハとクモハのカップリングで801同人マンガを描く神崎さん(;´Д`)ハァハァ

>692,693,695
ありがとうございます。
改蔵はもてるんですが、私が書いてるペアは本編ではいまいち深い関係でない
(しえちゃん以外)みたいなんですよね。
とくに改×羽は、困ってしまう。今は改増母の「あんたたちは付き合う付き合わない
以前の仲でしょ」みたいなセリフ(うろ覚え)があったのを裏読みして望みを託してます。
あとは、休載明けに大ドンデン返しでもないもんかと期待してるんですが。

>694
収蔵していただいて構いませんよ、私の分は。
というか、していただけると大変光栄です。

>679-681
今気付いたんですが、文体からして、>467=396様でしょうか?
人違いでしたら大変申し訳ありません。
707396:04/04/25 09:25 ID:WEM9Z0Fs
>694
大変有難いお申し出を頂き、感謝致します。
この際白状しますけど、186も私ですので収蔵に問題はないと思います。
宜しくお願い致します。

>>701に滲み出る知性を感じました。
お疲れ様です>>701-703

>>706
ご慧眼恐れ入りました!はい私です。黙っていて申し訳ない!
あの続きが書けるよう、何とか頑張ってみます。

残り25KB…スレ存続が微妙な気がする。
708名無しさん@ピンキー:04/04/27 20:28 ID:Ivg543gi
ホッシュホッシュ

新しいの立てたほうがいんだろうか。
709SS保管人:04/04/28 02:40 ID:lQs0Em4a

許可ありがとうございます
収蔵させて貰いました。

2chエロパロ板SS保管庫
http://adult.csx.jp/~database/index.html
(サーバーが重くて繋がりにくいです)
710229:04/04/28 22:44 ID:gQbj+SOl
>707=396様
>186も私ですので
そ、そうでしたか…そこまでは気付かなかった、すごい (;´Д`)ハァハァ

>残り25KB…スレ存続が微妙な気がする。
ん?そうなんですか?pink鯖ってそういう設定なんですか…そういう事には疎い私。

>694=709=SS保管人様
早速見に行きました。お疲れ様です。そしてありがとうございます。
そうそうたる顔ぶれの職人さん達に混じって自分の作品があるのを見るとなんかくすぐったいです。

今は作品は出来てませんので、これにて失礼。
何かスレ存続対策に関する話題が出てきそうなので、いつもより頻繁に覗くようにしますが。
711名無しさん@ピンキー:04/04/28 23:10 ID:RYG6QdMo
>>710
書き込めるレス数は1000、980を越えると、1日レスが付かないとdat落ち。
書き込める容量は500kb(厳密にはちょっと違うが)、480kbを越えると、1日レスが付かないとdat落ち。

という設定になってます。
で、現在の容量は477kb、あと数レスが書き込まれたら480kbを越え、
毎日最低でも1レスはないとdat落ちします。
712229の意見:04/04/30 22:32 ID:DaG0QkaQ
・ほとんどの作品がSS保管された所で切れがいい
・毎日の保守書き込みが出来るか確証がない(少なくとも私には無理です)
・毎日保守できたとして、最後の20kbに書き込める作品は2〜3くらいだと思われる
・しかし「かってに改蔵」本編はまだ続くだろう

以上の理由から、私229としては、>708様のいう新スレをたてるのがいいとおもいます。
713名無しさん@ピンキー:04/04/30 23:28 ID:xDGf8uFA
>>712
但し、新スレには即死という問題がある。
ってなわけで、229さんや他の書き手さんが即死回避用のSSを書き上げた時点で立てるというのはどうでしょう?

個人的には 『葵壱號館物語』の設定で新しい話を読んでみたい!
714名無しさん@ピンキー:04/05/01 17:08 ID:oYU5uLeK
>>713
 とりあえず、ここが落ちる前に新スレを立てたほうが、
 作品を待つよりいんじゃないだろうか。
 
 ホシュは毎日できるが…。少なくとも自分は
715名無しさん@ピンキー:04/05/02 11:47 ID:ZkubRoKO
とりあえず、毎日ホシュします。
716名無しさん@ピンキー:04/05/02 12:08 ID:SWYnsC1M
では自分は即死回避用のSSをば
717名無しさん@ピンキー:04/05/02 21:57 ID:ZkubRoKO
>>715
 !!
 できたら教えてください。
 立てられたらスレ立てるんで。
 期待して、待っております。
 
718229:04/05/02 22:53 ID:yP2/CusB
おお、話が進んでる。

>713様
あの話の続きですか。
脳内に後日談的なエピソードは浮かんでて、ただ文章にする予定はなかったんですが、なんとかストーリーに
まとめられる算段を考えてみましょうか。
ただし、現在の執筆速度だと、完成まで最低一ヶ月はかかりますが…。
(申し訳ありませんが、私は「書き上げた分だけ小出しに投下」ってムヅカシイんですよ、書き方の都合で)

という訳で、716様が即死回避用SSは投下して下さるみたいなので、私は上記のを書いていいでしょうか。

上手くいけば、また前みたいに1〜2レスくらいの小品を私もひらめいて早めに投下できるかもしれません。
それも努力してみたいと思います。

#おそらくこれを書き込むと480KB超えるだろうな…715様、保守よろしくお願いします(なんて他人任せだ)
719713な幼馴染みスキー:04/05/03 00:01 ID:jg87q8im
>>718
おおお期待しております!

なので断固保守しておきますぞ
720716:04/05/03 13:11 ID:1Cm1yNnS
保守代わり報告。

SS大筋で完成。現在微調整、推敲、編集作業中。
早ければ今夜にも投下体勢に入る予定。
721名無しさん@ピンキー:04/05/03 13:46 ID:kh7qAGch
>>720
期待して待っています!
いまから夜が楽しみだ!!!
722名無しさん@ピンキー:04/05/03 17:14 ID:ctoHyoeL
ってことは、今夜スレ立てていいのか?
723名無しさん@ピンキー:04/05/03 19:53 ID:K5zcVr3p
つうか、もう立てても良いよね?
724名無しさん@ピンキー:04/05/03 20:09 ID:K5zcVr3p
かってに改蔵 Part2 【久米田康治総合】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083582503/

立てたよ、保守書き込みよろしく!
勝手に作者総合にしちゃったけど、いいよね?
725名無しさん@ピンキー
>>724
 乙です。