ガンダムSEEDエロ総合スレ

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「はぁ…。」
今は何もかも忘れて、カガリは棒立ちしてシャワーを顔から浴びていた。
そんな時、ギィとカガリのいる個室のドアが開かれる音がした。
「だ、誰だ!?」
振り向き、湯煙の向こうに見えたのは赤い髪の女だった。
その女は地球軍の制服を来たままなので、どう見てもシャワーを浴びようと
ぼーっとしていて他人のいるところに入ってしまった、という状況には思えない。
「お前は…フレイ!?」
カガリがその名を口にしたと同時に、フレイはカガリに近づき、
自分が濡れるのも構わず、肩を掴んでカガリを壁を押しつけた。
「ぐっ!!」
狭い場所での突然のことで、カガリは避けることすら出来なかった。
フレイは今度はカガリにグッと顔を近づけて言い放った。
「アンタ、キラの何なのよっ!!」
「は、離せっ!!」
カガリは抵抗するものの、何故かフレイを突き飛ばすことができない。
311194:03/02/16 22:43 ID:c1yl2nxb
「キラはアンタになんか渡さないわ!! キラは私のモノなんだからっ!!」
「ぐぅっ…!! やめ…。」
鬼のような剣幕でカガリに迫るフレイは、続けざまにカガリの首を締め上げる。
「あの子はねぇ、私のために戦うの!! それをアンタなんかに渡すはずないでしょっ!!」
カガリは首を締められているものの、それは息が完全に出来なくなるほどのものではなかった。
所詮は戦いを知らない女の腕力。
だが、カガリはフレイの圧倒的は迫力の前に抵抗する力を失ってしまっていた。
「ふんっ!!」
フレイはカガリの首から手を離し、カガリは力無く床に膝から崩れた。
「ゲホッ、ゲホッ…。」
苦しそうに喉元に手をやるカガリ。
フレイもまた床を膝を下ろし、カガリと同じ目線となった。
「ここで…キラをたぶらかしたの?」
フレイはカガリの股間に手を伸ばして声の調子を上げて言った。
312194:03/02/16 22:45 ID:c1yl2nxb
「ひっ!?」
濡れた赤い髪の間から、冷たくギラついた目が覗いたのをカガリは見逃さなかった。
その目はカガリの股間を射貫いており、カガリは恐怖から手を後ろについて下がろうとする。
だが後ろには壁があり、すぐに手は行き場を見失ってしまう。
「あ…あ…。」
カガリは後ろを振り向く…だが、やはりそこには壁がある。
「へぇ、綺麗ねぇ…。ここがキラのを咥えこんだんだ…。」
「…やっ…いやっ…。」
カガリのに手をやるフレイ。
ツマラナイものでも見ているといった声だが、目は冷たく、口元は酷く歪んで…。
「ぐぁっ!!」
濡れてもいないカガリの中に、フレイはいきなり人差し指と中指を突き入れた。
「へぇ、結構締まるじゃない。これならキラも嬉しいわよねぇ。」
ケラケラと笑いながらカガリの中の感触を確かめるフレイ。
「こ、このっ!!」
目に涙を浮かべながら、カガリは力を振り絞って思いきりフレイの顔面を足の裏で蹴り押した。
吹き飛び背中から床に叩きつけられたフレイは声一つ上げず、そのまま倒れた。
「ハ、ハッ…、コ、コイツ、頭がどうかしてるっ!!」
カガリは立ち上がるとフレイを飛び越え、濡れた身体のままタオルを巻いて
脱いだ服をガバッと握り締めてシャワールームを飛び出た。
313194:03/02/16 22:48 ID:c1yl2nxb
「ミ〜リィ〜く〜ん。」
「ん、トール?」
ベッドに入ったばかりのミリアリアはトールの声に起こされてしまう。
「なぁ、今からしようぜ。」
ミリミリアのベッドを仕切るカーテンを開けるなり、トールは軍人らしくないセリフをあっさり言う。
「もうやだ!! アークエンジェルにいる間は我慢してって言ったでしょ。」
「良いじゃん。二人一緒に非番って最近めったにないぜぇ?」
「でも…。」
「サイやカズイはいないんだしさ。大丈夫だって。」
そう言いながらトールは強引にミリアリアのベッドに入った。
「ったく、私もカガリみたいな性格になろうかしら?」
「へっ?」
「こっちのこと。で、口だけで良いわよね?」
「ダ〜メ、本番本番。」
「もう、中で出さないでよね!!」
二人がいざ行為に入ろうとしたその時…。
「ハァ、ハァ、ぐっ、ハッ…、ハァ…。」
何者かの廊下を濡れた足で駆ける足音と、荒い息使いが聞こえた。
「カガリ?」
ミリアリアはカーテンを少し開け、廊下を覗く。
「どうした?」
「う、ううん、何でもない。ホントに今日は中はダメなんだからね。」
こうしてミリアリアとトールの甘い夜は更けていった。