259 :
194:
「これは…!?」
シーツな残された血痕を凝視して、カガリは恐怖で身体の奥から震えた。
「怖がらなくても良いよ。すぐに良くなるから…。」
「なっ…、やめろっ!! くっ…!!」
抵抗空しく、カガリの服はキラによって引き裂かれた。
布切れとなった服の裂け目からカガリの白い肌と、形の良い胸が顔を見せた。
「へぇ、フレイより大きいんじゃないかな?」
カガリの胸を嬉しそうに観察するキラの拘束する力が、若干弱まった。
「今だっ!! …なっ、くぉっ!!」
力一杯、キラを押し除けようとしたカガリだったが、瞬時に見破られ
そのまま今度はうつ伏せにさせられてしまった。
「離せ、このバカ!! お前なんかっ!!」
腕をばたばたと動かしてもうつ伏せでは何も出来ない。
「力もないのに…、力もないのに抵抗なんてするからっ!!」
カガリの白い背中を片手で押さえ、もう片手でキラはカガリのパンツを引き千切った。
「ぐぅっ!!」
布製だったとは言え引き千切る時の衝撃は大きく、カガリの白い太股は赤く腫れ出していた。
「ゴメン。でも後は下着だけだから…。」
キラはカガリのショーツを脱がそうと…。
「止めろーっ!! もう…止めてくれ…。私を…許して…。」
出来得る限り首を後ろに回し、涙目でキラに訴えるカガリ。
「お願いだから…もう許して…。」
カガリはそのまま力なくシーツに顔の埋めて助けを請うた。
260 :
194:03/02/14 01:44 ID:a5oBjPk7
「…カガリ。」
キラはカガリの名を呟くと、ショーツを脱がそうとかけた指を離した。
「…許してくれるのか?」
カガリが顔を上げ振りかえろうとしたその時、カガリの腰が持ち上げられ…。
「ぐぅぁっ!!」
今まで感じた事もない強烈な痛みがカガリを襲った。
「いっ…、んぁっ!!」
何かが、何かが自分の中に入って来る。
痛みの中、カガリはシーツを爪が食い込むほどに握り占めながら、それだけは何とか感じ取った。
「うぅっ…。」
頭の後ろでキラのうめきが聞こえたと同時に、その侵入は止まった。
自分の下腹部で、中で何かが脈打っているのが分かる。
「な、何だ…コレは…!?」
カガリには一体何が起こったのか、全く理解出来ていなかった。
痛みと何かの異物感があることは分かるのだが…。
「お、お前…何を…!?」
何とか両手で身体を支え、肘を伸ばし、カガリは四つん這いの格好になって後ろを振り向いた。
「どう? 女の子から大人の女性になった感想は?」
「えっ…?」
痛みで動転しているせいか、カガリはキラの言った意味がイマイチ読み込めないでいた。
「ほらっ。」
それを読み取ったキラは、カガリに認識させるべく一度だけ大きく腰を振った。
「うわっ!!」
カガリは、異物がニュルリと自分の中で動いたのが分かった。
261 :
194:03/02/14 12:43 ID:a5oBjPk7
「ねっ?」
「あ…ぁぁ……。」
ようやく理解出来たのか、カガリは身体を硬直させて声も出ないようであった。
だがすぐにハッとして、頭を下げて自分の下半身に位置する部分のシーツを見た。
「あっ…、血……?」
さきほど見た乾いたフレイのものではない、明らかな鮮血が数滴染み付いていた。
そしてカガリが見ているその時、また一滴の血がシーツに染みを作った。
カガリは初めに怖くて見れなかった、その血の出所であると思われる所に目を移した。
「あぁ…。」
先ほども見たキラの陰嚢が見える。
その先には、先ほどカガリが咥えていたペニスがあったはず…。
だがそれは付け根だけしか見え無かった。
付け根の部分から目を追って行くと、それの大半はショーツを横にずらしてカガリの…。
「うわーーーーっ!!!」
認めたくない事実が真実となり、カガリは絶叫した。
中に…、自分の中にキラが…、自分の中に男がいる。
男と一つになっている…、キラと一つに…、フレイとかいう女を抱いた男と一つ…。
「あっ、いや…ウソだ…。こんなのウソだ…。これは…現実じゃない…、こんな…こんな事…。」
「そろそろ動くから。」
頭を振り乱して叫び続けるカガリを余所目に、キラをカガリの中をピストンした。
262 :
194:03/02/14 12:44 ID:a5oBjPk7
両手でカガリの細い腰を抱えて、キラはカガリに腰を打ち込んだ。
「違う…こんなの…。」
そんなカガリも身体は正直なもので、キラの動きに抗おうとはせずキラ自身を締め付ける。
戦場に身を置いているわりに、カガリの身体は擦り傷一つ無く綺麗なものだった。
キラは腰の動きを止め繋がったまま、手をスルスルとカガリの肌に這わせ胸へと移動させた。
「うわっ!!」
ブツブツと続けていたカガリは突然、ギュッと両胸を揉まれて我に帰った。
「カガリ…。」
今度は優しく名を呼ばれて、背中にキス。
「…馬鹿野郎……。」
「えっ?」
キラが気を抜いた一瞬の隙を突いて二人の結合は解かれ、カガリは身体ごとキラを振り向いた。
「なっ…。」
バチンッと大きな音がして、キラは自分の左頬がジーンと腫れるのが分かった。
目に涙を浮かべたカガリは再び腕を振り上げ、今度はキラの右頬に一発お見舞いした。
「お前…、私は…私はっ!!」
私はオーブの…、それが喉まで出そうになったが、カガリは堪えた。
何も出来ない自分が悔しい…自分は所詮、女でしかないのか…。
それだったらもう…。
「もう…止めるよ。」
263 :
194:03/02/14 12:45 ID:a5oBjPk7
「何っ!?」
「悪かった…。もう君を傷つけたりしないから…。」
「ふざけるなっ!!」
カガリはそう叫ぶと、思わずキラを押し倒していた。
「ゴメン…。」
哀しそうな目でカガリを見上げるギラの目。
これにはさすがのカガリもキレずにはおられなかった。
「だったら初めから、こんな事するなっ!! 何のために私は…。」
純潔を失ったんだ…。
カガリの胸に再び悔しさが込み上げて来る。
だが、この悔しさは純潔を奪われた事に対するものと…。
「ちゃんとしろ…。」
「えっ?」
「私に恥をかかせるなっ!! ちゃんと責任持って最後まで抱けっ!!」
ここで何もされなかったら、自分は女としてすら認められなくなる。
カガリはキラのイチモツに手をやると、それは硬く大きく威きり立っていた。
264 :
194:03/02/14 12:45 ID:a5oBjPk7
「それ見ろ。お前のここは私の中に入りたがってるじゃないか。」
「カ、カガリ!?」
「ぅん…、くぅ…。」
起き上がろうとするキラを制し、カガリはキラの上に腰を落とした。
痛みを堪え、ゆっくりと…そしてカガリは全てを中に収めた。
「気持ち…良いのか?」
カガリは何を言って良いのか分からず、苦痛で少しだけ顔を歪めながキラにそう聞いた。
「あぁ。カガリの中、温かくて気持ち良いよ。」
「そうか…。」
何となく嬉しくて、カガリはまた涙が込み上げてきた。
だがそれを悟られまいと、カガリはキラの腹に手をついて腰を上下させ始めた。
入れた時よりもスムーズに動けるようになっている。
どうやら血とは別のもので濡れていることにカガリは少し戸惑った。
「ど、どうやら…私も感じているらしいな。」
腰を動かしながら、カガリは照れ臭そうにキラに微笑みかけた。
それに対してキラもニコッと笑い、カガリは胸がキュンとして赤面する。
「そ、その…、えっと…。」
カガリが何か言おうとしたところで、キラは起き上がってカガリの胸に顔を埋めた。
265 :
194:03/02/14 12:46 ID:a5oBjPk7
「あっ…。」
キラは谷間に頬を擦りつけ、今度はカガリの可愛い乳首を口に入れた。
カガリは腰を止めて腕をキラの頭に回して軽く抱きしめ、キラの仕草を見届けてやる。
「んっ…、そんなに吸っても何も出ないぞ…。」
だがキラはカガリを優しく吸い続ける。
「…お前の子供だったら…産んでも良いかもな…。」
母性を刺激されたのか、カガリはついポツリと呟いた。
「カガリ?」
悪戯そうな顔でキラは顔を上げ、カガリを見上げた。
「い、いつかだ、いつかっ!! 今すぐなんかじゃないっ!!」
カガリは赤面し、それを見られないように顔を天井に背けて言った。
「っと…うわっ!!」
視界はそのまま反転し、何時の間にかカガリの目の前にキラの顔が来ていた。
それを見て、カガリは今度は自分が下になっている事に気付いた。
「まだ痛い?」
キラにそう聞かれてカガリは、あれほどの痛みが全く残ってない事に気付いた。
「あれ…? 痛く…ない…。」
「じゃあ、もう大丈夫だね。」
そう言ったキラの顔はカガリから遠のき、ズンッという衝撃がカガリの身体を襲った。
「うぁっ!!」
痛みではない、何とも言えない衝撃…。
それはキラの先端がカガリの奥にぶつかる度に起こった。
266 :
194:03/02/14 12:48 ID:a5oBjPk7
息をするのも忘れてしまいそうになるカガリ。
それが気持ち良いと感じてくるのに、そう時間はかからなかった。
「カガリ、僕…もう!!」
キラは目をきつく閉じ、歯を食いしばってカガリを突いている。
ますますキラのピストンは速度を増し、カガリも絶頂を迎えつつあった。
「私も…、一緒にっ!!」
「うぁぁぁぁぁーーーっ!!」
キラは最後に、カガリの中をえぐるかのように強く腰を突き入れて射精した。
「あっ…あぁぁっ!!」
キラの先端に子宮にまで入り混むかのような勢いで刺激され、カガリもまた大きな声を上げた。
まるで底無しのように溢れ流れ込んでくる生命の源を、カガリは全て奥で受け入れる。
そして出し切って力無く自分の上に倒れ込んだキラを、カガリは優しく抱き止めた。
「ハァ、ハァ…。」
「疲れたか?」
肩で息をするキラに、優しく声を掛けるカガリ。
そして今ならと思い、いつもの仕返しとばかりに意地悪な質問をした。
「どうだ? 私は女だっただろ?」
そうカガリが言ってすぐに、その返事とばかりに、また中でキラのが大きくなって来ていた。
-END-