男が女に犯されるやつ

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32名無しさん@ピンキー
 レイは顔に付いた精液を手で拭うと、シンジに見せ付けるように舐め取った。
彼女の紅い舌がひどく卑猥な物のように、シンジの目には映った。
(綾波が、こんなことするなんて……)
 目の前の光景が、まだ信じられない。無口で無表情で神秘的な少女。そう思っ
ていた――ほんの数分前までは。
「気持ちよかった?」
「……うん」
 訊ねられて、シンジはおずおずと頷いた。
「じゃあ、今度は私を気持ちよくして」
 レイは立ち上がると、床に座ったままのシンジの眼前――触れるほどの距離
でスカートをたくし上げた。
「あっ」
 シンジは驚きの声を上げた。目の前にあるレイのショーツはたっぷりと濡れ
て、その向こう側を透かさせている。
「ふふ、私も興奮しているの。碇君が可愛いから」
 言われても顔を上げることができない。シンジは彼女の下着から目が離せな
くなっていた。その薄布の下を見てみたいと思ってしまう。
33名無しさん@ピンキー:02/10/11 20:55 ID:DoODmt3B
「下ろして」
「えっ?」」
 短く言われて、顔を上げる。言葉の意味は分かる、けれど――
「あなたの手で脱がせて」
 シンジはかなりの間逡巡して、ショーツに手を掛けた。
(女の子の下着って柔らかいんだ……)
 そんなことを思う。
 それから、斜め下に顔を逸らして一気に腕を下ろした。ショーツは足首まで
下がる。
 すこし間を置いて、
「見て」
 レイの声。
 シンジは恐る恐る正面に向き直った。
「……」
 息を飲む。彼女のそこは、短くまばらな恥毛に囲まれていた。ぴったりと閉
じられた秘所から透明な蜜が浮き出ている。
(これが……)
 初めて見る光景に鼓動が高まる。
34名無しさん@ピンキー:02/10/11 20:56 ID:DoODmt3B
「ふふ、碇君の息があたっているわ」
 ささやかれて、シンジは自分の呼吸が荒くなっていることに気づいた。
「ねえ、舐めてみて」
 心臓が跳ね上がる。
(そ、そんなことできるわけないよ)
 でもしてみたい。
 シンジは、どうにでもなれという気持ちでレイの秘所に舌を付けた。そのま
ま下から上へと動かす。
「あぁっ」
 レイが甘い声を発する。
 舌に付いた蜜は、甘酸っぱかった。
(僕、綾波のあそこを舐めてるんだ……)
 行為以上にその意識が、シンジを興奮させた。
「もっと舐めて」
 言われるままに何度か舌を上下させる。
「奥も……舐めて」
 レイの声は上擦っていた。自分の動きが喜ばれているのと思うと嬉しい。
35名無しさん@ピンキー:02/10/11 20:56 ID:DoODmt3B
 舌を秘所の中へ入れようとするが、そこはきっちりと閉じられており、なか
なか差し入れることができない。
 それがもどかしかったのか、レイは、
「碇君っ!」
 シンジの名を叫ぶと腕を後頭部に回して、シンジの顔を秘所に押し付けた。
「うぅ」
 シンジは呻いた。独特の匂いが鼻腔に充満する。
 レイはそのままシンジの顔に、秘所を強く擦り付けた。
「や、やめてよ」
 シンジが悲鳴を上げると、レイは動きを止めた。頭を抑えていた手からも力
が抜けたので、可能な限り身を引く。
 レイは熱っぽい吐息を吐いていた。
「ごめんなさい。もう我慢できないみたい……碇君も、そうなんでしょ?」
 レイの見下ろした視線の先にあるシンジの性器は、先ほど以上に硬く起立し
ている。
「碇君の初めて貰うわ」
 宣言して腰を落とし始めたレイを、シンジは慌てて手で制止した。
36名無しさん@ピンキー:02/10/11 20:57 ID:DoODmt3B
「ま、待って、綾波」
 ここまで快楽と性への興味で流されてきてしまったが、これ以上は――この
一線は越えてはいけないように思う。
「おかしいよ、こんなの。もうやめようよ」
 ましてやここは放課後の教室で、いつ誰が来てもおかしくないのだ。
 それを聞いてレイの表情は、はっきりと分かるほど不機嫌なものになった。
「まだそんなこと言うの?」
 赤い瞳に睨まれて、シンジは背筋を凍らせた。なぜだか分からないが、彼女
を怒らせてはいけないような気がする。
 シンジが言い訳をするよりも早く、レイは穏やかな――しかし艶のある――
顔に戻ると、
「何を恐れるの?」
 シンジの顔を覗き込んで、いざなうように甘い言葉をつむいだ。
「碇君は何もしなくていいの。私が犯して≠げるから。だからあなたは、
快楽だけを感じればいいの」
 シンジは自分でも知らないうちに頷いていた。
37名無しさん@ピンキー:02/10/11 20:57 ID:DoODmt3B
 レイは満足そうに微笑んで、片手でシンジの性器を掴むと、その上に腰を降
下させる。
 やがて性器の先に秘所が触れて――
「ふふっ」
 シンジの性器は完全に飲み込まれた。
(うぅ、綾波の中…すごく温かい……)
 肉の壁に自分の中心を締め上げられる。
(き、気持ちいい……)
 気を抜けばすぐにでも、達してしまいそうだ。
「動くわね」
「えっ、だ、だめだよ。待って」
 レイの言葉に驚いて――今動かれたりしたら堪えられる自信がない――止め
ようとするが、あっさり無視されてしまう。
「嫌よ。私は碇君を犯しているんだから」
 レイは亀頭だけを残すまで腰を上げてから、もう一度全てを咥え込んだ。
「あぁっ!」
 快感の波がシンジを襲う。
38名無しさん@ピンキー:02/10/11 20:58 ID:DoODmt3B
 抽送が繰り返され、レイの声と共にそれのスピードが増した。
 顔を歪め必死に快楽に抗うシンジの顔を見て、レイは愉快そうに笑みを浮か
べている。
「どうしたの、碇君?」
「だめ……もう出ちゃうよ。どいて綾波……」
「いいのよ。このままで」
「だ、だめだよ! そんなの」
 これだけは避けなくてはいけないと、叫ぶ。
 が、レイの動きは一層激しいものになり、シンジの思考を無力にした。
「あぁぁっ、出るぅ!」
 シンジの精液がレイの中へ吐き出される。
(あぁ、どうしよう……綾波の中に出しちゃった)
 心地よいはずの虚脱感の中で、後悔ばかりが渦を巻く。
 レイが立ち上がると、秘所からは白い粘液が溢れ太腿にまで伝った。
「たくさん出したのね。私の中に」
「ご、ごめん……僕は――」
 謝罪の言葉を、レイが遮る。
39名無しさん@ピンキー:02/10/11 20:58 ID:DoODmt3B
「いいの。私、まだ始まっていないから」
 レイにまだ初潮が訪れていないことを知って、シンジはほっとした。
 先に身支度を整え終えたレイは戸口へと向かってしまう。
 扉を開ける前に振り返り、
「碇君、少し早いのね。初めてだから仕方がないけれど。次≠ヘ、もっとが
んばってね。私も楽しみたいから」
 言って、扉を開けて出て行く。
 置いてけぼりにされたシンジは、すっかり暗くなった教室の中で、
「……次?」
 レイの残した言葉を反芻して、期待と不安を味わうのだった。