FF10のユウナレスカ

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257名無しさん@ピンキー:03/06/26 18:35 ID:tP0XJARY
ゼイオンも、健全たる"男"である。
実は愛する女性を目の前にし、抱き締めたくなる衝動を抑えるのに必死だった。
「光栄です、召喚士様。」
ゼイオンが、気持ちを紛らわすためにエボンの祈りの動きをする。
─その時。
横の方から声がした。
「ゼイオン様。」
聞き覚えのある、しわがれた声。ロイチェンである。
「ロイチェンか?どこへ行っていたのだ。」
ロイチェンは目を凝らしながらゼイオンの方へ近付くと、びっくりした。
ゼイオンの横に居たのは、ユウナレスカだったからだ。
「あまり出歩くと、魔物にやられるぞロイチェン。」
「ユ、ユ、ユウナレスカ様……?!そんなラフな格好で、外に出る等…!!」
ユウナレスカは、戦闘の時のような固い服では無く、女性らしい格好だった。
「まあ、ロイチェンさん…。頬に、小さなキズがありましてよ。」
「(ギク)えっ…!?イヤこれはですね」
ユウナレスカに頬のキズを発見されたロイチェンは、酷く慌てる。
「…なんだ、よそよそしいな。どこへ行っていたんだ、ロイチェン?行動が怪しいぞ。」
「魔物に出くわしたのですか?ロイチェンさん…。」
ユウナレスカとゼイオンの二人からの責めに、ロイチェンは圧倒された。
「も、申し訳御座いません…!先ほど、野生のチョコボめにサイフを盗られまして…!」
それを聞くとゼイオンは、ため息をつく。
「それを一人で追った、と?……全く、死にたいのかロイチェン!せめてわたしを呼べ、わたしを」
「もも、も申し訳御座いません…!その、ゼイオン様は、お忙しいのかと…。」
確かに、直前にゼイオンは『ユウナレスカにプロポーズを…』と言った。
そこへユウナレスカが声を出す。
「まあ、もう過ぎた事ですわ、ゼイオン。ロイチェンさんも(一応)お強くてらっしゃるし、
 お命は助かったのですから。ね?」
「……ユウナレスカがそう言うのなら…。」
258名無しさん@ピンキー:03/06/28 00:49 ID:dVfYOC84
あの女にもこんな時期があったのですね。
259名無しさん@ピンキー:03/06/28 11:35 ID:wFL/YJ3a
多分ね…。
260名無しさん@ピンキー:03/06/28 14:49 ID:3pTyGtZs
ちなみに小説中のユウナレスカ様の服装は・・・・
ひょっとして例のビキニですか・・!?
261名無しさん@ピンキー:03/06/28 15:58 ID:H30UzbhW
その件につきましてはやはり、
ご自分で、一番オイシイと思う服装をご想像して頂けると幸いで御座います。
262あぼーん:あぼーん
あぼーん
何故なんでしょう?
まず確認しておきたいのは、日ごろからそれだったのかということ。
これは間違いありません。
シーモアのスフィア、寺院内の聖像、ユウナたちとの対峙、ブラスカたちとの対峙、
すべてにおいてアノ格好ですから。
一応、性器と乳首だけは隠していることから、ユウナレスカに羞恥心という
心の動きがわずかにあるのは読み取れます。
しかし、それは本当にほんのわずかなようです。
さらに重要なのはシーモアが見せてくれた、スフィア。
天蓋つきベッドに座るユウナレスカのもとにゼイオンがずんずん進んできます。
ユウナレスカは駆け寄り、抱擁。
ゼイオンは何故妻に言わないのでしょう?
服着ろよ、と。
そのあまりの自然な抱擁具合から、ユウナレスカは常日頃からあの姿であり、
かつ夫のブラスカもそれを容認していたことが読み取れます。
264名無しさん@ピンキー:03/06/29 00:35 ID:hMIYgwu7
ユウナレスカは実は男だった
だからゼイオンも抵抗無く(ry
265名無しさん@ピンキー:03/06/29 00:54 ID:0HhCzUIK
それは、おそらくゲームだからではないでしょうか。
あ、夢を壊す発言じゃありません。
チーダやユーナがずっと服一緒のように、初期設定の服のままなのでは。
ましてやレスカはムービーには出ませんよね。
FF10が漫画・アニメだったら、きっと服も変わるのだと。
266名無しさん@ピンキー:03/06/29 01:49 ID:yrnQzYo0
まぁ、いっちゃえばそうなんだけどさ。
267名無しさん@ピンキー:03/06/29 07:07 ID:yrnQzYo0
初期設定がアノ服ってどういう神経しとるんだろうな?■
それをヒロインにもってこないあたりを評価すべきかな。
268名無しさん@ピンキー:03/06/29 16:53 ID:nu3KIhCP
よくある、物語に一人くらいいる露出狂…(ry
269名無しさん@ピンキー:03/06/29 22:50 ID:tL1667/r
>>257つづき
待ってます
270名無しさん@ピンキー:03/06/30 22:53 ID:Xz1VAQAC
ドナなんかもそうだけど、スピラの世界では肌の露出=美しさ
のような思想があるのではないか、とどっかのスレで言ってる香具師がいた
271名無しさん@ピンキー:03/07/01 02:29 ID:viwnmfc7
都合の良い設定だ。
良き設定だ。
272名無しさん@ピンキー:03/07/01 05:59 ID:U/zVRKrC
だって、聖人だろ?
英雄なんだろ?
よりによってそいつが露出狂かよ。
273名無しさん@ピンキー:03/07/01 22:40 ID:0ZAHN2fi
「あ、有り難う御座います…!」
ロイチェンは特にユウナレスカに礼を言うと、旅行公司の中へ入っていってしまった。
「 …全く、あの年で結構やんちゃなんですよロイチェンは…。」
「 …ふふ…。」
ふくれツラのゼイオンを、優しげに笑んで見つめるユウナレスカ。
そんなユウナレスカに気付いたゼイオンは、ハッとなって咳払いをした。
「 …ゴホン。失礼。…そろそろ中へ入りましょうか。」
ゼイオンは、ユウナレスカの体のほうは見ず、レスカの背中を軽く押す。

みなさんが話している通り、ユウナレスカの服装は非常に露出が高く、
真面目なゼイオンは近くでマトモに見る事が出来なかった。

「 …まあ、ゼイオンの手は、とても温かいのですね。」
ゼイオンの手のぬくもりを背中の肌に感じたレスカが、自然と口に出す。
「 ……えっ!」
しかし、ゼイオンの方が恥ずかしくなってしまい、咄嗟に手をレスカの背から離す。
「 …っす、すみませんユウナレスカ…。馴れ馴れしい事を。」
恥ずかしそうに自分の手を見るゼイオン。
しかしユウナレスカはそんなゼイオンにこう言う。
「あら…。馴れ馴れしいなんて思っていませんわ。…触れられるのは嬉しい事です。」
そう言うと、少し赤くなってレスカがまた歩みはじめる。
しかし、ゼイオンはその場に立ち止まって少し考えると、こう言った。
「ユウナレスカ…。」
するとユウナレスカの足が止まり、振り向く。
「 …はい?…どうなさったの…?」
「あなたに、大事なお話しがあるのです……。ユウナレスカ。」
274名無しさん@ピンキー:03/07/01 22:54 ID:0ZAHN2fi
いつにもまして、ゼイオンが真剣な顔でそう言うのでユウウナレスカは不思議に思う。
「まあ…。どんなお話しでしょう?」

しかし、まだいくらかためらっているゼイオンがそこに居る。
「とても…大事な事なのです。あなたと、わたしにとって…、その……。」
「 ……???私たちにとって……??」

───…その時。
『ピルゥーッ!ピィイーッ!!』 ドーーーーーーーーン………

「 ?! 」

「チョコボの声…?!」
チョコボの泣き声と、大きな振動がすぐ近くで聞こえた。
「 !!……あれは…っ!!!」

チョコボイーター。
 チョコボを主食とする大きな肉食の魔物である。

旅行公司の建物のすぐ横で、野生のチョコボを両手・口にくわえ、貪り食っている…。
大きな音に不審に思った旅行公司の客などが、ドアから出てくる。
たまらずゼイオンはその人たちに向かって叫ぶ。
「 …危ない!!建物から出るな!!」

『 …うわぁー!!なんだあの魔物は!』『食われる〜!!』
チョコボイーターの姿を見た者たちはいっせいに建物の中へ。
そしてゼイオンは、ユウナレスカの前に立つ。
275名無しさん@ピンキー:03/07/02 21:04 ID:T0BS057G
うぶなレスカさまぁ。
かあいい。
276名無しさん@ピンキー:03/07/03 13:08 ID:RX24ARRb
ユウナレスカは、軽装のままゼイオンに引かれて外に出たので、戦闘体制では無かった。
それが、よりいっそうゼイオンを緊張させる。
「 …なんと…!手ごたえのありそうな魔物だ…。」
焦りを見せないように、余裕の言葉を呟くゼイオン。
「 …ゼイオン…!」
いつもの凛としたユウナレスカは無く、心配がモロに顔に出ている。
「大丈夫です、ご安心を…。あなたは、わたしが守る……!」 ザ…ッ

そう言うと、レスカを背に魔物に近付いていくゼイオン。
<長い両手…物理攻撃で近付いたら、反撃をくらうな。ここは、魔法に頼るしか無い…!>
戦略を瞬時に考え、魔法を唱えるゼイオン。
「 …核熱魔法、フレア!!!」

現在最強の黒魔法・フレアを唱えた。
チョコボイーターに反応有り。掴んでいたチョコボ二羽を離す。
しかし、あまりこたえていないようだ…。
「 …くっ、やはり物理攻撃をするしか無いのか…!?」
その時。
「 …アルテマ…!!」

黒魔法最強のアルテマが、チョコボイーターに向けて唱えられた。
大きな奇声をあげて、ひっくりかえるチョコボイーター。
「 ユウナレスカ…?!」
「私も参戦します…!」
「ユウナレスカ…!その姿では危険です!」
「あなたが危険にさらされる事の方が嫌だわ!!」
「 …!ユウナレスカ…。」
277名無しさん@ピンキー:03/07/03 13:15 ID:RX24ARRb
前の方では、チョコボイーターが起き上がろうと必死である。
「 ギイィッ!!!!!」
──…その時。

「 !!はッ!!」
いきなり、ユウナレスカが後方へふっ飛んだ。 ズザザザッザアアアッ
「 しまった……!!!ユウナレスカッ!!」

レスカの露出の高い肌に、血が迸る。
思わずゼイオンは、魔物そっちのけでユウナレスカのもとへ走る。
「 ゲホッ、ゼイオン…!はやくとどめを!……く……っ!」
ゼイオンはユウナレスカを抱き上げる。
「 ユウナレスカ、いま、ケアルガを……!」
「 そんなものはいいわ!!ゼイオン、さあこれを…!黒魔法スフィアです!」
「 黒魔法スフィア…?」
「 アルテマを覚えるのです…!!!あの魔物にまともに効くのはアルテマ…!!」

キズだらけになりながらも、真剣で冷静なユウナレスカ。
きっと、喋るのも辛い状況であろうに…。

後ろでは、既に起き上がったチョコボイーターがこちらへ向かっている所だった。

「 アルテマ………!!!!!!!」
覚えたてのアルテマは、不完全ではあったが確実にHitする。
それは、唱えているゼイオンが、ユウナレスカを抱いたままだったからだ。
ユウナレスカを誰にも傷つけさせぬと、ゼイオンはレスカを離そうとしない。

アルテマは3回唱えられ、またひっくり返るチョコボイーター。
「 ゼ、ゼイオン…、ゲホッ、私を離しなさい…!魔法が不安定になってしまいますよ…!」
278名無しさん@ピンキー:03/07/03 13:33 ID:RX24ARRb
しかしゼイオンは、残りMPも少ないため真剣で、レスカの言葉に耳を貸さない。
「 …これで最後にしてやる…!!…アルテマ………ッッッッ!!!!」
ドガァ…ッ

ブワ………ッ

「 きゃあ……っ!」
ゼイオンの魔力が、ユウナレスカにも伝わるほど解放された。
「 ……くっ!」 ザッ
ゼイオンがMPを失くし、しゃがんだままよろけて地面に手をつく。
決死の状態でチョコボイーターの方を見ると、姿が無かった。
「 …ハァ、ハァ谷底に落ちたか…?!ユウナレスカ、あなたは建物の中へ…!」
そう言うと、ゼイオンはユウナレスカを抱き上げ、立ち上がる。
「 …な…っ!追う気ですか?!」
「 あれでかなり傷をおったはずです…!とどめを刺しに…!」
「 駄目です…!!あなた一人で行く気……?!」
「しかし、あの魔物はチョコボを食う、有害な──……。」 スッ

胸元に居たユウナレスカが、ゼイオンに抱きついた。
そしてゼイオンの耳の横で、レスカが震えた声で囁く。
「 …行かないで、ゼイオン……。」

ゼイオンは体をびくっとさせると、少し止まって、ゆっくりとレスカを地面に立たせる。
レスカは、地面に足をつくと、ゆっくりとゼイオンから腕を離す。
しかし2人は、お互いのヒジ(腕)を持ったままである。
279名無しさん@ピンキー:03/07/03 13:50 ID:RX24ARRb
「 …失礼しました。わたしとした事が…ついカッとなってしまい…。」
苦い表情で地面を見るゼイオン。
「 …………。」
ユウナレスカは無言で、とりあえず一安心した表情で、ゼイオンの胸元を見ている。

「 …ユウナレスカ。あの…さっきの話しの事ですが……。」
ゼイオンがいきなり話しを変えたので、不思議に思ったレスカがゼイオンを見る。
「 もし、失礼で無ければ…。…今夜、お部屋にお伺いしても宜しいですか?」

それを聞いたユウナレスカは、『今夜』という言葉で、
ゼイオンが何を話そうとしているのか勘付く。
するとたちまち恥ずかしくなり、レスカは焦った様子でゼイオンから手を離す。
そして、照れ隠しのためか後ろを向いて、こう返事をする。
「 …え、えぇ…。分かりましたわ。」
「 有り難う御座います。」
ゼイオンの声は、既に落ち着いていた。

ガチャッ
その時、旅行公司のドアが開いて、誰かが出て来た。
「 ユ……ッ、ユウナレスカ様………!!!」
ロイチェンが、息を切らしながら走ってくる。

ゼイオンは、ロイチェンが近くに来ないうちに、レスカの真後ろでこう囁く。
「 ……では、今夜…。」 スッ
低く優しい声でそう言うと、ユウナレスカの横に出る。
「 ロイチェン、走ると危ないぞ!年を考えろ、年を!」
さっきまでの低い声と違って、いつもの調子に戻ったゼイオン。
280名無しさん@ピンキー:03/07/04 12:58 ID:3J6yEvBl
全てを捨てし者×チャクにも
こんな、なんつーか冒険者なときがあったんだね!
281名無しさん@ピンキー:03/07/04 13:24 ID:gPAccje1
ちょと教えてほすぃ……。
「のあとに1文字空白入れてるのって、なんで?
なんかすごいこだわりがあるのかしらん。
282名無しさん@ピンキー:03/07/04 15:11 ID:LroR2lq+
>>281
例えば、

「…死ね。」と、「 …死ね。」だったら、二番目の方が美しく見えると思いませんか?

何より『フキダシ』に近い形で書き上げると、見やすいと思うのが私の考えで御座います。
私の場合はmacですが。
283名無しさん@ピンキー:03/07/04 18:16 ID:gPAccje1
>>282
 なるほど! そういう意見、初めてで新鮮です。私もmacですが。
確かに綺麗かもしれませんね。
 でも、その考え方で自分が書くなら、
「 死ね 」
 って書くかなあと。書き出しだけ1字あいているのが不思議だったのですよ。
書き終わりもあいているなら、なんとなくわかったんですけどね。
 ちなみに私はいわゆる原稿用紙の使い方に揃えて書かないと気持ちが悪いので
(習い性というやつですね。身体にしみついている)、『」』(閉じ括弧)の前には
『。』は書かないです。これもスキズキなんでしょうね。
284名無しさん@ピンキー:03/07/04 23:09 ID:6zbNATTz
ロイチェンがんばれ!
285名無しさん@ピンキー:03/07/05 10:50 ID:SaCx6DrN
>>283
そうですね、私は句読点が大好きなもので…。
セリフも長く書くのが本当は好きで、句読点使いたい放題です。
ほほう、原稿用紙の使い方ってそうなんですか〜!勉強になります。
では本来、カギカッコの中には句読点は使わない方がよろしいという事ですね、
参考にさせて頂きますm(_ _)m
思ったのですが、あなたは小説書き様で…すよね?
レスカで小説はお書きにならないのですか?


>>284 ロイチェンの応援っすか^^もうちょっとでLOVEシーンにいきますね
286名無しさん@ピンキー:03/07/05 23:02 ID:fnEBDJ93
 283です。

>>285
> 思ったのですが、あなたは小説書き様で…すよね?
> レスカで小説はお書きにならないのですか?

 確かに他スレで書いた事もありましたが、こちらではROMです。
書けるキャラと書けないキャラがいる未熟もので…スミマセン

 続き楽しみにしてます!
 
287191:03/07/05 23:58 ID:DlxpjQbF
とりあえず・・・
なんと呼べばいいのか、コテにしてくれるといいんだが・・・。
今の一連の小説が終了したら自分の続きも載せます。
とりあえずがんばってください。
一緒にこのスレ盛り上げていこう。
>>286
これはこれは…出過ぎた事を申しまして、すみません。
有り難う御座います。そちら様も頑張って下さいね。

>>287=191さん
わたしのは毎回アドリブ(即席で作る)ので、纏まって載せる事が困難なんスよ〜
>>000-000からの続き…みたく、リンクつけてからあとで書くかもなんで、
191殿がどどどっと載せる事が可能なら、
わたしの(作文程度の)作品は後回しで是非おながいしたいです。
わたし自信も続きが気になっていたとでも…(靭
289191:03/07/06 15:09 ID:ksK0fQsi
またまた・・・。
それにしても続編でないかね
10−3
ゼイオンとレスカが主役で。
290名無しさん@ピンキー:03/07/07 08:41 ID:fvoWxYXD
触覚に萌えますよね。
291名無しさん@ピンキー:03/07/07 22:29 ID:44dXu6iG
ゼイオンは格好が格好だから戦士タイプかと思いきや。
292名無しさん@ピンキー:03/07/19 03:46 ID:eHLn2MzC
そして、職人たちがいなくなったわけだが・・・。
293名無しさん@ピンキー:03/07/31 02:38 ID:XJ2ikSEx
ほしゅ
294名無しさん@ピンキー:03/08/12 06:45 ID:sNt9hs0S
ほしゅ
295名無しさん@ピンキー:03/08/12 12:58 ID:xIubk4gM
ひとまずあげ
296名無しさん@ピンキー:03/08/23 14:57 ID:DdJLoRMi
前も書きコあったけどさ・・・
ユウナレスカの第三形態は怖い 幼稚園の子供が側でみてたから
泣き出したよ
297名無しさん@ピンキー:03/08/23 15:07 ID:aWwYRHcs
その子のレスカの服装についてのコメントは?
298名無しさん@ピンキー:03/09/02 12:53 ID:VSdcB+A0
ユウナレスカはドキドキしていた。
───何を考えているのかしら、私……。

「戻りましょうか」
ゼイオンの言葉にハッとなり、ユウナレスカが顔をあげると、
ロイチェンは息を切らして心配そうにレスカを見ていた。(興奮じゃなくて)
「ユウナレスカ様、っお、お怪我は………っ」
「だ大丈夫です。戻りましょう…。近辺の住民にも、注意を伝えなければなりません」
ユウナレスカが冷静に、足早に旅行公司へ向かう。 スッ
「レスカ様っ、体力の回復をっっ!!ゼーハーゼーハー」 パタパタパタ…

旅行公司に入っていくユウナレスカと、それを必死に追うロイチェンを見送ると、
ゼイオンはチョコボイーターの去っていった方角をじっと見つめた。
険しい顔でしばらく見ると、そのままマントを翻し公司へ向かっていった。

──ユウナレスカの部屋──
ロイチェンに回復してもらったユウナレスカは、いつになくボーッとしていた。
ベッドに座り、窓の外をじっと見る。

「え……っ?」
ふと我に返ると、外が暗くなっていた。
自分の体はベッドに横になっていた…どうやら寝てしまっていたようだ。
「まあ…大変、今日はゼイオンがこの部屋に来るというのに…シーツも髪も皺々…!」

ユウナレスカがあたふたと掃除を始めると同時に、案の定ドアをノックする音が。
299名無しさん@ピンキー:03/09/02 13:11 ID:VSdcB+A0
「は……っ!」

コンコン
『コホン、ユウナレスカ、わたしです。ゼイオンですが…』
ドアの向こうから、愛しい男性の声が聞こえるというのに…。
「す、少しお待ち頂いて宜しいかしら…!」
『?はい、解りました』
その間に、マッハの早さでベッドを整え、身だしなみを揃えた。

一方、廊下に立ってレスカを待っているゼイオンは、公司使用客の通行人に注目を浴びていた。
ガチャッッッッッ!!
「!!ユ、ユウナレスカ?」
ユウナレスカの部屋のドアが勢い良く開いたので、少々驚くゼイオン。
「お待たせしてしまってすみません、ゼイオン…。どうぞお入りになって」
ゼイオンは部屋に入るときに、ユウナレスカのこめかみに汗が光るのを見た。

パタン<ドアを閉める>
「もう少々遅い時間の方が、ご迷惑では無かったですか?」
優しい笑顔でレスカに問いかけるゼイオン。
「い、いいえそんな事は…。どうぞ、お掛けになって」

一式のテーブルとイスを指さす。
しかしゼイオンは首を振り、優しいままの表情でこう言う。
「わたしはこのままで結構です」
ユウナレスカは戸惑う。
もしかしたら、もう『話し』に入るのだろうか、と。
300名無しさん@ピンキー:03/09/02 13:21 ID:VSdcB+A0
「では、いまお茶を──……」
「おかまいなく」

「お水のほうが宜しいかしら?それとも、甘い──……」

「ユウナレスカ」

ゼイオンと目を合わせようとしないユウナレスカ。
名を呼ばれ、ハッとなり上を向く。
目があった途端、ゼイオンはまっすぐな瞳でこう言った。


「わたしは貴女を愛している」


冷たい手で心臓を掴まれたような衝動に陥る、ユウナレスカ。
また下を向いてしまうが、体はゼイオンの方向を向いていた。
ゼイオンは、ゆっくりとユウナレスカに近付いていく。

そして、ユウナレスカの露になっている両肩に、ゼイオンの手が置かれた。
思わずビクッと体を震わせるユウナレスカ。
しかしゼイオンの、温かく大きな手は、とても安心出来た。
ゼイオンは尚も言葉を続ける。
「まだまだ未熟者のガードですが…貴女を愛する気持ちは誰にも劣りません」

「………………」
どう答えていいのか解らず、ドキドキしながら下を向いているユウナレスカ。
301名無しさん@ピンキー:03/09/02 13:33 ID:VSdcB+A0
「……ユウナレスカ」

ゼイオンは、そんなユウナレスカが愛しくて堪らなくなる。
素早く、ゼイオンの手がユウナレスカの顎に持っていかれた。

そして、ゼイオンの手がユウナレスカの美しい顔を上げさせ、キス
……となるかと思われたが、ユウナレスカが顔を背ける。

ゼイオンは我に返り、手を離す。
「……すみません」
せっかちな自分を恥じたのか、横を向くゼイオン。
しかしユウナレスカは顔を背けたままこう言う。
「……まだ私は返事をしていません…」
「?……ユウナレスカ…?」
すると次の瞬間、泣き顔のユウナレスカが自分からゼイオンに抱き着いた。
余りの勢いに、身構えていなかったゼイオンがよろける。 カタンッ

「愛しています……私も、貴方を愛しています、ゼイオン……!」
ユウナレスカがどうしてこんなに泣いているのか、ゼイオンは考えていた。
そうこうしているうちに、ユウナレスカはゼイオンの首に手を回す。
察したゼイオンは、自然に頭を下し、唇を合わせた…。
302名無しさん@ピンキー:03/09/02 13:45 ID:VSdcB+A0
ゼイオンは、ユウナレスカの(露出の高い)体を抱き絞める事に少し抵抗を感じたが、
甘いキスの前では屈してしまい、ユウナレスカの体を密着するように抱き締めた。

ゼイオンの、鍛えられた男らしい体を全身で感じるユウナレスカ。

ユウナレスカの、柔らかい体と甘い唇を全身で感じるゼイオン。

2人はドアのすぐ近くで、深く長いディープキスをしている。
気付けばユウナレスカの涙は止まっていた。
ゼイオンの方から、ゆっくりと唇を離す。

ユウナレスカは、まだゼイオンとくっついていたいようで、胸に抱き着く。
ゼイオンはそんなユウナレスカの後頭部を撫でると、いきなり持ち上げた。

「お姫様抱っこ」をされたユウナレスカはびっくりしたが、すぐにベッドに下ろされた。
先ほど整えたばかりなので、奇麗なベッドだった。
しかし、ゼイオンはベッド等では無く、ユウナレスカだけを見ていた。

ベッドに縦では無く、横に寝かされたユウナレスカの上に、肘を立てて覆い被さるように
ゼイオンが上になる。
すごい、一か月ぶりだ。
自分でどんな物語かいてたか忘れてるし……
変な所あっても、突っ込みは要りません(反省無しって事で)
191さんの為に、はやく挿入して終わらせちぃますね。(不謹慎な…

ゼイオンの髪型ってどんなだろ………;;
304名無しさん@ピンキー:03/09/03 11:33 ID:QfzO6jZY
黄金カップルキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

わーい。けなげなレスカ萌え。
305名無しさん@ピンキー:03/09/10 22:50 ID:/ygf79Xi
・・・作者逃亡?
306名無しさん@ピンキー
知らないうちに続きキテタ━━━━━━!!
ゼイオンてゲーム中は頭に兜だったような??
だから兜がかぶれるような髪型では。(変に逆毛とかではなく。)
シーモアの見せたスフィアの続き見たかったなあ…。