マリア様がRAMってる

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132食人族
「そのカッコは、なんですか?」

あきれたような山辺の問いに、江利子はプリーツのミニスカートをフリフリしながら答えた。

「見ての通り、制服です。こないだまで高校生だったんだから違和感ないでしょ?」

山辺さんは、玄関に立つ江利子を見て、溜息をついた。

「でも・・・。それはリリアンの制服じゃないでしょ?」

山辺の部屋に押しかけてきた江利子は、どこで入手したのか、どピンクのセーラー服を着ていた。
下着が見えそうなミニスカに、おヘソ丸出しのピチピチだ。
数ヶ月前までリリアンの黄薔薇さまを務めたとは思えない、淫靡な匂いを醸し出していた。
まるでイメクラか、アダルトビデオ・・・。
見てるのが可哀想なほど落胆しながら、山辺さんは言った。

「こんな時間に・・・。そのカッコでここまで来たんですか?」
「すぐそこの銭湯で・・・。体を清めるついでに、着替えてきたわ」
「順序が逆になりましたが・・・。なんでそんなカッコしてるんですか?」
「だって・・・。男性は、こういうカッコを喜ばれるんでしょ?」

石鹸の香りをふりまきながら、江利子はニッコリ笑った。
133食人族:02/12/11 02:46 ID:M7Gpb71N
「それで・・・。いつまで可愛い婚約者を、玄関に立たせておくつもり?」

キッ、と顔を上げると、山辺は言った。

「あのねぇ、江利子さん・・・」
「江利子、で結構よ♪」
「そうじゃなくて・・・。確かに、君とおつきあいするとは言いましたが、きちんとケジメはつけないと・・・」
「あら、でしたらキチンとケジメをつけて・・・」

可笑しそうに笑うと、江利子は山辺の顔を覗き込んだ。

「江利子の処女を、もらってくださいね♪」

大きく開いたセーラーの襟から、豊満な胸の谷間が見えて、山辺は思わず目をそらす。

「オトナをからかうんじゃない!こんな時間に二人きりでいたら君のお父さんやお兄さんに誤解される。さ、送ってあげるから帰ろう」

山辺は強引に江利子の手を引いて、外へ出ようとドアを開けた。
その瞬間・・・。

ドアを開けた瞬間、タクシーで乗りつけた父親と兄たちが走ってくるのが見えたので、山辺は慌ててドアをしめた。

「山辺!てめぇこのヤロ!」
「江利ちゃんを連れ込みやがって、この淫行教師!」
「そんな男といると性病が移る!江利ちゃん、おうちに帰ろう!」
134食人族:02/12/11 02:46 ID:M7Gpb71N
ガンガン扉を叩き、大声を出す父&兄の勢いに押され、山辺は思わず、江利子の手を引いて奥の部屋へと逃げ込んだ。

「た、大変だ。江利子さん、なんとか説得して・・・」

オロオロしながら江利子の方を振り返った山辺は、すっとんきょうな声をあげた。

「おわーっ!江利子さん、なに脱いでるの!」
「え?着たままのほうが良かった?」

セーラー服の上着を脱ぎ、スカートのホックを外しかけていた江利子は、小首をかしげた。
白いブラジャーがまぶしく、両手で目をおおいながら山辺は怒鳴った。

「そんな・・・・人に見られたら誤解するような真似はやめなさい!」

ファサリ、とスカートを床に落とすと、江利子は人差し指を唇に当て、クスリ、と笑った。

「誤解だなんて、とんでもない・・・」

ブラとショーツだけになった江利子は、あたふたしている山辺に抱きつくと、首に両腕を廻す。
密着した胸のフカフカの感触が伝わり、つん、と石鹸の匂いがした。

「江利子・・・さん・・・」
「誤解じゃなくて・・・。規制事実、作りましょ」
135食人族:02/12/11 02:47 ID:M7Gpb71N
自然に、唇を重ねていた。

「ん・・・」

山辺は江利子の体を押しのけようとしたが、体が言う事を聞かなかった。
年齢差も、死んだ妻の事も忘れ。
ただの男と女になって、互いの唇をむさぼる。
舌で江利子の歯をこじあけ、口内に侵入し、舌を吸う。
江利子は乱暴なキスに驚いたようだが、クスリ、と笑うと、自分の舌を絡めてきた。

「むふっ…むふん…ぴちゃ…」

父と兄たちがドアを蹴る音と、怒号が響き渡る中・・・。
江利子の舌を吸い、唾液を交換しながらも、ズキン、と山辺の胸がいたんだ。
口づけを終え、唇を離した時。
山辺は惨めな気持ちで思わず口走っていた。

「だめ…。だめだよ、江利子さん・・・」

山辺の迷いを押さえ込むように。江利子は小悪魔のように微笑んだ。

「山辺さんのキス、タバコくさい・・・」

その笑顔で、山辺の理性は完全に吹っ飛んだ。

「お父さん達、怒ってる・・・」
「放っておけばいいわ。そのうち、警察に通報されるわよ」
「このままだと・・・。君を傷つけてしまう・・・」
「でも、ここは、こんなに元気・・・」

江利子は山辺に寄り添うと、ズボンの布地を押し上げて隆起している股間に手をやった。
136食人族:02/12/11 02:48 ID:M7Gpb71N
「あっ・・・」

そのまま、スリスリと優しくさする。
その可憐な容姿には似合わない、娼婦のような指使いに、山辺の興奮が加速していく。

「だめ、ダメだよ江利子さん・・・」
「いいの・・・。私は・・・。私は・・・」

江利子は、ファスナーを引き下ろすと、脈動する山辺自身に直に触った。

「あなたのこれで、私を傷つけて欲しい・・・」

■       ■         ■

「そう、そこ…。ステキよ・・・」

寝室に移った二人は、ベッドの上で裸身を絡ませていた。

「そこ・・・感じるの・・・・。もっと舐めてぇ・・・」

白い乳房に吸い付く山辺の頭を抱きかかえ、江利子は甘い声を出した。
山辺は、江利子の右乳首を舌で転がしながら、そっ、と右手をショーツの中に入れる。
すでに潤んでいる割れ目は、抵抗なく節くれだった指を受け入れた。

「あ、そこいい・・・。もっと、もっとスリスリしてぇ・・・」
137食人族:02/12/11 02:49 ID:M7Gpb71N
ちゅぽん、と江利子の乳首から口を離すと、山辺は苦笑して言った。

「なんだか・・・。年上のお姉さまにリードされてる童貞少年みたいだな・・・」
「ウフフ・・・。ごめんなさい。傷ついた?」
「だって・・・。オレは結婚経験者だぜ?」
「うん・・・。山辺さんの愛撫、とっても上手・・・。でも、ヒゲの剃り跡はチクチクする・・・」

ふたりが見詰め合った、その時・・・。

「あぁああああ!江利ちゃんが裸にされてるぅ!」
「暴行魔!強姦魔!異常性欲犯罪者!」
「江利ちゃん、今助けるよ!おまわりさーん!」

突如、響いた大声に驚くと、父と三人の兄たちが、電信柱に登って寝室の窓から覗き込んでいた。

「う、うわぁあ!」

思わず山辺は、江利子の体から飛びのいた。

「もう!お父さん、兄貴、何やってるのよ!」

ぷるん、と豊満な胸を揺らし、全裸で怒る江利子に向かい、電信柱にしがみついている父&兄ズは、泣き出さんばかりの勢いで言った。
138食人族:02/12/11 02:50 ID:M7Gpb71N
「江利ちゃん、ダメだよぉ・・・そんな男と・・・」
「僕たちは江利ちゃんの為に清い童貞を守ってきたんだ!江利ちゃんも処女を守って!」
「ワ、ワシもじゃっ!ワシも江利子の為に童貞を・・・」
「って、お父さん童貞なら、どうして僕らが生まれたんですか?」

父&兄ズは、部屋に飛び込んできそうな勢いであったが、電柱と窓の間は数メートルあり、とても飛び移れる距離ではなかった。
父&兄ズが手出しできない事に気づくと、江利子はクスリ、と笑い、山辺の方に向き直った。

「さぁ・・・。山辺さん、続きをしましょ」
「しましょ、って・・・。お父さんとお兄さんが見てるのに・・・」
「いいじゃない。見られてるのって、燃えるわ。それに・・・」

チラ、と電信柱にしがみつく父&兄ズを一瞥して、江利子ははき捨てるように言った。

「子離れできない親父と、シスコン兄貴には、いい薬だわ」
「そんな事言っても・・・。こんな状況じゃ、もう萎えちゃったよ・・・」

さっきまでの勢いはどこへやら。ちぢんでしまった山辺自身を見て、江利子は微笑んだ。

「じゃぁ・・・。お口で大きくしてあげる・・・」
「ちょ、ちょっと、江利子さん!」

江利子は山辺の前に跪き、いとおしげにペニスをさすると・・・。
両目を閉じ、深呼吸して。
意を決し、口に含んだ。

「うわぁああ!」

電信柱にしがみついている父&兄ズの絶叫が夜空に響き渡る。
139食人族:02/12/11 02:50 ID:M7Gpb71N

「江利ちゃんが・・・・。江利ちゃんが男のチンポを!」
「よしなさい!やめなさい!病気になる!」
「噛み切るんだろ?噛み切るんだよな?噛み切るんだと言ってくれぇ!」

江利子は舌で皮を剥くと懸命にジュボッ、ジュボッと顔を前後に動かした。
稚拙な愛撫だったが、乱暴なまでの勢いに、山辺の男根は見る見るうちに硬さを取り戻した。

「あぁ・・・。気持ちいい・・・。気持ちいいよ、江利子さん・・・」
「山辺さん・・・。今度は私の、舐めて・・・」

口を離すと、江利子は染みのついたショーツを脱ぎ捨て、両足を大きく広げた。
右手がゆっくりと腹部を撫で、下半身へと降りていく。
江利子は、股間に右手を当てると、人差し指と中指でヌラァ、っと濡れそぼった秘唇を押し広げた。
濡れそぼった肉壁が、メラメラと光っている。
自分で恥ずかしい孔を広げている事に興奮したのか、江利子の息が荒くなっていく。

「江利子さん・・・キレイだ・・・」
「やだ・・・。恥ずかしい・・・」

テラテラと愛液で輝く、サーモンピンク色の粘膜に魅入られるように・・・。
山辺は口づけ、優しく舌で愛撫を開始した。

「あぁ、江利ちゃんのアソコが!おマンコが!」
「僕らだってオムツを替えた時以来、見てないのに!」
「山辺、てめぇ殺す!絶対殺す!殺して殺して、もう一回、殺してやるぅ!」

父&兄ズの血の叫びを聞きながら・・・。
山辺は夢中で江利子自身を舐め、秘密の花園を押し開き、肉芽をこねくりまわした。
140食人族:02/12/11 02:52 ID:M7Gpb71N
「素敵、素敵よ、感じちゃう…。初めてなのに・・・。あぁん!」

白い首をのけぞらせる江利子の秘唇からみるみる愛液が分泌され、山辺の顔がベトベトになる。
気を失いそうになりながらも、江利子は呟いた。

「山辺さん・・・・来て・・・」

山辺は江利子の秘部から口を離すと、彼女の瞳を見つめた。

「山辺さん・・・?」
「お願いだ・・・」

泣きそうになりながら、山辺は言葉を搾り出すように言った。

「約束して・・・。どこにも・・・。行かないと・・・」

その一言で、江利子はハッとした。
“亡くなった奥様の事が、忘れられませんか!”
リリアンの生活指導室で、彼女自身が山辺に言った言葉を思い出したのだ。
子供をあやす母親のように・・・。山辺を抱きしめ、その豊満な胸に顔をうずめさせると、江利子は言った。

「大丈夫・・・。あなたを一人にはしない・・・」
「もう・・・・イヤなんだ・・・。先に逝かれるのは・・・。ボクより先に死なないで・・・。お願い・・・」
141食人族:02/12/11 02:53 ID:M7Gpb71N
そっ、と山辺の頬を両手で挟み、笑いかけると、江利子は言った。

「ううん・・・。あなたが先に逝くのもイヤ。私たち、一緒よ。これからずっと・・・」
「江利子さん・・・」

チュッ、とオデコに口づけると、山辺はペニスの先端を、江利子の割れ目にあてがった。

「ずっと・・・。一緒だよ・・・」
「うん・・・。来て・・・」

二人は、互いの体に手を廻し、ギュッ、と抱きしめた。

「あぁあああぁーーーーーーーー!」

父&兄ズの絶叫の中。
江利子と山辺は、永遠に結ばれた。
142食人族:02/12/11 02:54 ID:M7Gpb71N

「痛っ・・・」

顔をしかめる江利子を気遣いながら、山辺は優しく腰を動かす。

「どう?大丈夫?」
「うん・・・。平気・・・。だって・・・」

江利子のつぶらな瞳から、ぽろり、と涙がこぼれた。

「ずっと夢見てた・・・。あなたと一つになれたんですもの・・・」
「江利子さん・・・」

そして、二人だけの世界が訪れた。

「うぅ・・・。江利ちゃん、えりちゃぁん・・・」
「江利ちゃんの処女・・・。ずっと守ってきた、江利ちゃんの処女がぁ・・・」
「どうしよう・・・。悔しいのに・・・。哀しいのに・・・。オレ、勃起しちゃってるよ・・・」
「言うな!ワシもじゃ!」

数メートル離れた所にいる父&兄ズの叫びは、もう二人には届かなかった。