1 :
名無しさん@ピンキー:
2 :
名無しさん@ピンキー:02/09/18 10:07 ID:WP2oGIMz
3 :
名無しさん@ピンキー:02/09/18 10:49 ID:qaFWK+rp
4 :
旧608:02/09/18 12:00 ID:RGY28M1N
新スレおめでとうございます。
…とっとと宿題を片付けねば(汗)
5 :
Y:02/09/18 17:40 ID:Fb2m9yfE
新スレ オメ!です。
足跡ペタリ。w
5ゲト。
新スレおめでとうございます。このスレも2同様マターリ発展してほしいです。
7 :
6:02/09/18 21:15 ID:tO23iyvR
間違えた…6ゲト…鬱だ死のう
8 :
h:02/09/19 00:03 ID:YmXxMTL+
私もあしあとあしあと……。
目標1スレ1本で(こころざし低っ)がんばりまする。
>1さんスレ立て乙です!
>7(6さん 死なないでくださ〜い。
9 :
名無しさん@ピンキー:02/09/20 03:08 ID:xLcENfCT
>1さん、新スレ乙です。
私はもっぱらROM専なのですが、過去スレ全て読ませていただきました。
皆さん素晴らしすぎです!
これからも良い作品、期待しておりまする。 それでは、寝ます
10 :
名無しさん@ピンキー:02/09/20 03:14 ID:b1cD2LRh
waiting.......
12 :
4:02/09/21 09:43 ID:53G2JHKV
スマソ。
苦戦中(汗)
>1さん乙
記念保守〜
14 :
1:02/09/22 11:54 ID:E8DHYHYC
旧スレで使いきりUPが続いております。
忘れず、覗いてください。しばらく両方ありで。
>14
りょーかいでっす!
しかしこっちも保守っとかないと不安。
16 :
7:02/09/25 00:50 ID:vkLbnFnM
hさん>
レスありがとうぃょぅ。お礼の保守w
17 :
名無しさん@ピンキー:02/09/25 01:18 ID:Y7ATGZTr
保守保守っ
保守
19 :
h:02/09/30 01:58 ID:6CKzPZls
>16(7さん
生きてて良かった!
保守ってばかりでもなんなので、雑談でもしましょうか?
ここは「おんなのこでも感じる〜」スレなわけですが、
実は男の方がけっこう多いんでしょうか。正直に手を挙げてください。
20 :
1:02/09/30 03:11 ID:Y8GTz4LO
1=男 どうぞ次の方
あっ、余計なもん上げないでいいから、手だけで
21 :
4:02/09/30 07:50 ID:Ks9hFAQW
22 :
7:02/09/30 22:26 ID:TqcopYGy
私も男です。以外に多いみたいですね。
女です。ROM専です。
コソーリ挙手兼保守
感覚が果てしなく男性に近いらしい、女です
つーわけで、手以外上げるもんありまへん>1(w
こちらではROM専でつ
意外と男の方もいらっしゃるんですね。
25 :
9:02/10/02 00:02 ID:uXAtl/ly
>
女です〜…一応。
自分もROM専です
26 :
1:02/10/02 01:47 ID:RQMEM3aW
男3人 1,4,7
女5人 h,23,24,9,Y
ですね
27 :
4:02/10/02 15:05 ID:i2zyUMEE
私の場合、今まで男性にとってのエロ作品しか書いたこと無かったから、女性にも受け入れられる作品が書けるんだろうか? という実験でここに参加しています。
だから、書き手の自分が男性で、読み手の方々が女性というのが前提になっていると言いますか。
前スレなどの過去記事はいろいろと参考になりましたです。
純愛であれSMであれ、相手となる男性に魅力を感じないと萌えない、というのは至極納得しましたし。ギャルゲーのエロパロとか書いていると、どうしても男性主人公が中身の無いニュートラルなキャラになってしまうもので反省したものです。
もっとも、前スレで書いたテレホンSEXの話の篤志も、まだ人物像の描写不足が否めないのですが。あうあう。
一方で、女性読者にも純愛嗜好な人、ハードなSM(ヒロインがM)を望む人とか様々なので、「女性向け」ってくくりがあまり意味をなさないというのも新鮮でした。
いえ、当たり前と言われればそれまでですが。
逆に今まで自分が書いた、年上の女性が少年を弄ぶタイプのエロ小説ってのは女性から見たら「ガキなんてやだ」って一言で終わっちゃうのかなぁと思ってみたり(^_^;
(ショタコンの女性ってのはどの程度お見えなのやら)
28 :
h:02/10/02 22:10 ID:0HMMDSlW
>26(1さん
あらら私もカウントしてくださってる…。ありがとうございます(w
いまさらですが縮刷版、すごく便利ですね。
最近の作品と、読み逃していた昔の作品をまとめて読むのにすごく助かったです。
さくさくっと読めて快適。1さんの功績は大きいナリ。と褒め殺し。
>27(4さん
書き手さんたちのスタンスも様々で面白いですね。
他の方も宜しければ教えてください〜。
私は…なんだろ? とりあえず「恋愛」という行為が好きなのです。
男好きとかではなく(w 心が揺れるのが好きらしい。
恋愛の延長線上に性行為があるから書いているのかな?
考えたことなかったのでよく判りませんが(汗)
現実の自分では経験し得ないことを想像して書くのも楽しいでっす。
きっと欲求不満や願望をぶつけているのでしょうねー。恥。
>相手となる男性に魅力を感じないと萌えない
>「女性向け」ってくくりがあまり意味をなさない
確かにそうですね。他になにがあるだろー? おんなのこ向けポイント。
はじめまして。
ロムさせてもらってます。女です。
実は私は女性向の恋愛官能小説のリンク集を作っているのですが、
(女性向といいましてもボーイズラブと呼ばれるものではありません)
こちらのスレをウチのHPからリンクしてもいいでしょうか。
前から言おうと思っていたのですがこういう掲示板ってリンクはどうなのかよくわからなくて…。
男も女もエンジョイセックスというか、主旨が似ていると思います。よろしくおねがいします。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/1801/
30 :
1:02/10/03 12:42 ID:onNz4Twv
当スレへのリンクはOKでしょう。
女性作家による女性のためのエロ小説リンク集ならなおのこと。
というより2chスレへのリンクに、誰がNOって言えるのだろう(笑)
個人的には縮刷版もリンクOKですけど、反対意見希望。
あと、29さんにクレーム。
WEBページの title 縦棒がぬけてます。 ‥‥ちがうか。
31 :
1:02/10/03 12:45 ID:onNz4Twv
お知らせ。
pinktowerが死んでるらしく、経由リンクが飛べません。
コピペでブラウザ上部のアドレス欄に入れればOK。
32 :
4:02/10/03 15:45 ID:oFYGgtcT
>>28 >現実の自分では経験し得ないことを想像して書くのも楽しいでっす。
これはありますね。
先に触れたショタもの(笑)も、「おねーさまに弄ばれる坊や」「坊やを弄ぶおねーさま」を想像しているわけですし。
両性具有ものとかもそうですしね。
# なんかアブノーマルな作品ばかり書いている人だと思われてしまいそうだ(笑)
現状報告。
「受話器越しの戯れ」の続編、デート編ですが現在冒頭の部分しか書けてません。
なんせまだキスしかしてない(笑)
濡れ場突入して前編の終わりまで来たら、前スレの時みたいに投稿する予定です。
33 :
名無しさん@ピンキー:02/10/04 07:23 ID:A/BbbH3p
パート3移行兼保守age
34 :
名無しさん@ピンキー:02/10/04 07:51 ID:bv+ADh3F
すいません。私もロム専です。一応女ですが(w
他のスレでたまに書いていたりするんですが、正直悩むんですね。
こういうレベルの高い物を書けないと言うか…
女性向け、男性向けというカテに関係なく何か残せれたらとも思いながらも
難しいですね。ハァ…
35 :
Y:02/10/04 11:10 ID:tcKE8YOl
>>26(1さん
カウントありがとうございますー。w
縮刷版のリンク、1さんにお任せです。
でも
>>29拝見したら上品なリンク集、浮きそうで心配ですが。(爆
書き手さん以外にも、男性の方がおられるのが意外でした。
なんつーか「おんなのこが感じる」ってなると
描写が生ぬるくてカタルシスに欠けるのでは、とか
実用に適さないのでは、とか思っていたので。(7さんスマソw
>>27(4さん
>相手となる男性に魅力を感じないと萌えない
ん〜、そうはいってもドンピシャ萌えツボの男性キャラって中々いませんので。
読み手側としては、色んな作品の、気に入ったトコだけピックアップして
イメージして読んでいるのかもしれません。
カコイイと対極にいる意外性のあるキャラとかに、個人的には惹かれます。
書き手側としては問題山積。(汗
>年上の女性が少年を弄ぶタイプのエロ小説
それ系のスレで4さんのレスを拝見すること多々。w
弄ばれて快感を与えられて、
少年が屈辱と羞恥とでグチャグチャになっちゃったりしたら……面白いかも。
フタナリはピンと来ませぬ。(スマソ
>>28(hさん
>スタンス
そ、そんな難しい質問をしないで下さい。ただ内容・ジャンル問わず、
自分が「萌え〜」と思わないネタは書かないでありましょう。
>「恋愛」という行為
苦手分野なので、書かずに済むものなら、書かずに済ませ…(以下略w
自分もおとこでつ。どれをかいたヤシかはカンベソしてくだちい。
37 :
4:02/10/04 12:17 ID:eBoEPAMk
>>35(Yさん
>ん〜、そうはいってもドンピシャ萌えツボの男性キャラって中々いませんので。
これも結局、女性一人一人でストライクゾーンが違いますしね。
私のような女性に縁のなさそうなヤツ(自爆)ですら、かつて交際していた女性がいましたし。(遠い目)
まぁでも、男性読者にとって女性のストライクゾーンもまちまちですからね。
>相手となる男性に魅力を感じないと萌えない
と書いたのは、魅力を感じるか感じないかを判断できないような「男性のキャラ像が想像できないような人物ではNG」という意味でした。
ギャルゲーの主人公なんてそうでしょ。
プレイヤーが自分を重ねられるように、という言い訳をしてどんな性格でどんな風貌かも作品中で語られないなんてのは。
(まぁ「ときめきメモリアル」みたいなシミュレーションゲームで、パラメータが変化する場合は仕方ないかもしれませんが)
>それ系のスレで4さんのレスを拝見すること多々。w
げふげふっ(汗) どのスレの誰が私なのか見透かされてますか(汗)
まぁ、「あなた○○さんですね?」と、投稿SS書くときのハンドルを指摘されちゃったことも2回ほどありますし(汗)
>弄ばれて快感を与えられて、
>少年が屈辱と羞恥とでグチャグチャになっちゃったりしたら……面白いかも。
アニパロですが、プリティサミーの裸魅亜×留魅耶とか、エヴァンゲリオンのリツコ×シンジとか書いたことがあります(笑) ヒロインはあくまで男の子ですか(爆)
>フタナリはピンと来ませぬ。(スマソ
まぁこれは特殊なネタですし(汗)
38 :
7:02/10/04 21:48 ID:Nz/vz7Ne
Yさん>
いやいや、ここはその辺の小説なんかよりよっぽど出来がいいですよ。じゃなきゃ前スレからROMるわけがない←まずテメェが書けや
いつも楽しく拝見している一ROM者です。あ、女です。
女の子が感じるというか、私の場合ですが、まずそこに愛がないと嫌かも。
だから徹底的な陵辱物は苦手ですねぇ。
ちゃんとした大人の恋愛の延長線上にうっとりするようなエチーもあるって感じが好きです。
やりゃあいいってもんでもないというか。そこに至るまでの過程も大事にしたい。
感情移入しやすいという点では、女の子目線のほうがいいのかなぁ。
>28
>きっと欲求不満や願望をぶつけているのでしょうねー。
読み手もそうです。へへ。
とかなんとか言いつつ、たまにはエグイ陵辱物も読みたくなる時がある女体の神秘。
40 :
h:02/10/05 01:23 ID:Zi4mXA5S
>>26のカウントから申告が増えて、男4人、女8人になりましたね。
手を挙げてないヒトは居ないかなー? まだまだ集計しますよ*
>>35(Yさん
>スタンス
い、いえいえ、全然難しい話ではなく(焦)。
書いている理由とか読んでいる理由とか好きな理由とか、
そういう単純なコトを聞きたかっただけなのです〜。
書き手さんだけでなく読み手さんの立場や意見も参考になって楽しいです♪
Yさん「恋愛」が苦手分野だというのは興味深いですね。
それは照れが入るのか、単に惹かれるモノがないのか、むしろ好きじゃないのか。
「おんなのこ向けエチ物」には「こいごころ」が必須かと
勝手に思ったりしてましたが、それはなくても大丈夫、
というかむしろない方がお好きですか??
(単純に興味として知りたいだけで、否定とかではないですよ〜)
私の書くものの場合、相手を好きでたまらない気持ちが原動力となり、
キャラがエロ行為に奔ります。(w
「愛されたい」願望がきっと強いんだなぁ、自分。
41 :
4:02/10/06 00:20 ID:+POTonug
>>39 >だから徹底的な陵辱物は苦手ですねぇ
普通はそうだと思いますよ(笑)
>とかなんとか言いつつ、たまにはエグイ陵辱物も読みたくなる時がある女体の神秘。
にょ、女体の神秘なのかっΣ( ̄□ ̄;
それはさておき、私も和姦派と言いつつ先日某スレでずいぶん救いの無い話を書いてしまいましたしねぇ(^_^;
たまには、いつもと違うものも食べたくなるということで。
ハーイ!(挙手)
スレの1からのROMで女です。
やはり女の場合、愛が無いと読んでいて萌えないと思います…。
実際私もそうですし。
このスレの作者様方の作品は、愛があって過激で言うこと無しです!
これからも、えっちな小説作り頑張って下さい!
43 :
名無しさん@ピンキー:02/10/06 17:46 ID:4+K0B+gb
私女なんですけど、皆さんと好みが違うみたいでちょっと恥ずかしい…。
実はハードな陵辱ものが好きなんです。もちろん、本当にされるのは問題外
ですけど。もう最悪っていう感じにヤラれてしまうのがいいなあ、と。です
からこのスレで男性向け、と言われるようなのが結構ツボだったりします。
そういう女性の方、他にはいらっしゃいませんか?
44 :
4:02/10/06 23:25 ID:+POTonug
>>42&43
見事に正反対の意見が並んでいるのが興味深いですよね。
>>27 で書いたように、女性だから、ってことでひと括りにできない好例と言いますか。
面白い話題で盛り上がっているところで水をさすようですが、聡美たんと篤志たんのお話の続編(の前編)がようやく書き上がったのでうpします。
連続投稿ご容赦。
45 :
4:02/10/06 23:25 ID:+POTonug
ひさびさの戯れ #01
06:15、駅の改札前。ラッシュにはまだ早い時間、あたしはこうして篤志を待っている。今日は土曜日。一ヶ月ぶりに、あいつに会える。
会社に行くときは、なんか『OLさん』な化粧をするあたしだけど、篤志と会うときは今でも大学時代みたいな薄いメイク。
その方が似合うって言ってくれる。だから、あいつ専用のあたしでお出迎え。
駅のアナウンス。あいつの乗った夜行列車が到着したことを告げる声。篤志大丈夫かな。あたしが起こしてやらないと朝弱かったのに。寝過ごして降りそびれたら……あ。
あいつだ。ラフなジャケットとパンツ。シャツの襟は閉じずに、ネクタイだってしていない。今日と明日の分の着替えしか入ってないバッグを肩にかけて歩いてくる。
ざっくばらんな格好だけど、大学時代に見慣れたスタイル。あたしも、あの格好のあいつが一番好き。でも、寝癖は直した方がかっこいいかな。
「ただいま」
「おかえり」
きゅっ、て抱き寄せてくれる。本当はキスしてほしいんだけど、こんな場所でしてくれる篤志じゃないよね。
「行こうか」
「うん。って、どこに?」
今日のデートは篤志におまかせだから、何も考えてないんだよね。そこそこ大人しめに見えるワンピース、だけどそこそこスカートも短めだから活動的にも見えなくは無いから、あまりTPO気にしなくていいと思うけど。
こんな朝早くどこ行く気なんだろ。ま、いっか、おまかせおまかせ。
46 :
4:02/10/06 23:26 ID:+POTonug
ひさびさの戯れ #02
こんな時間だから色気のあるところが開いてるわけもなくて。コンビニで飲み物だけ買ってきて駅の側の公園へ。
木陰の下のベンチに並んで腰掛けたら、肩を抱いてきた。
「あ……」
そのまま抱き寄せられて唇を奪われる。案外照れ屋の篤志、駅とかそんな所では絶対にキスしてくれない。でも、いくら人がいないからって、朝の公園ってキスする場所なのかな。
だけど、なまめかしく動く舌に唇をこじ開けられるあたりからそんなことどうでもよくなって、あたしの方からしがみついて濃厚に歓迎しちゃう。
そのまま5分も10分もお互いに相手を受け入れて、入れ替わって、たっぷり。
ようやく唇を離したときには二人ともすっかり真っ赤になっちゃって。なんか今からホテルに引きずり込まれても逆らえないかも。
「……今ので、一週間分くらい?」
「三日分もしてないかな」
「もう」
そう言ってまた甘えてくる。昔から甘えん坊なんだよね。でも友達もそう言ってたかな。男って結局甘えん坊で、だから人前では強がるんだって。
距離が離れて、篤志と喧嘩する機会が減ったら、途端に甘えん坊な顔がよく見えるようになった。そんな篤志が可愛くて仕方ない。
でも、篤志も同じように考えてるんだろうな。
47 :
4:02/10/06 23:27 ID:+POTonug
ひさびさの戯れ #03
そのままたわいも無いおしゃべり。いつも電話であんなに話しているのに、こうして篤志の前にいるといくらでも話題が湧き出てくる。あたしの早口に頷きつつ、時々合いの手を入れて聞いてくれる篤志。
その間にも、肩に廻した手で時々髪を撫でてくれる。たまに耳の裏やうなじを擽られるから油断できないんだけど、好きにさせておく。
前に公園の芝生で膝枕してあげたときもさんざん照れてた。女のあたしの方が大胆というか落ち着いちゃって。小さな子をあやすみたいに寝かしつけたっけ。
「でさ、このあとどこ行くの?」
「市立博物館」
「?」
「確か今日から、幕末の特別展やってる筈」
うっわぁ、地元のあたしがチェックしてなかったことちゃんと調べ上げてる。あたしが新撰組とか好きなの篤志も知ってるもんねぇ。
そう言えば博物館も最近行ってないな。歴史クラブ時代はよく足を運んだのに。
「なんか久しぶりだね」
「……ん」
「憶えてる? 篤志が初めて奢ってくれたの、あそこの喫茶室」
「カフェオレだっけ?」
「そうそう」
二人して思い出話モード。
やれあの店のパスタは、あの店のコーヒーはって。名前の出てきたお店の中には、もう無くなっちゃったお店もあったりして、少ししんみりしちゃったりもしたけど。
48 :
4:02/10/06 23:27 ID:+POTonug
ひさびさの戯れ #04
何年ぶりかに訪れた博物館は、あのころと全く変わらないたたずまい。ロビーの壁の大理石にあるアンモナイトの化石もあのころと同じ場所であたしたちを出迎えてくれた。
幕末の特別展は、まぁ「こんなもんか」ってところ。見たことの無い写真は無かったし、これといって新しい情報もなかった。だけど、そこに置いてある刀や銃はその当時の「本物」なわけで、シンプルマインドなあたしはそれだけで感動。
篤志は五稜郭関係の展示が無いのを残念がってた。
そして、久しぶりに入った喫茶室。特に申し合わせた訳じゃないんだけど、あの時と同じオーダー。二人して吹き出しちゃったっけ。でもちょっとだけ違うのは、篤志がコーヒーに砂糖もミルクも入れなくなったことと、値段が150円高くなってたこと。
「この後はショッピングして、昼は軽くしておきたいんだ」
「どうして?」
「夕食を早めに食べようと思って」
「……ちょっと露骨じゃない?」
あたしたちがこうしてデートできるのはせいぜい月に一度。だから、一緒にいる時間を少しでも有効に使おうなんて考えちゃう。だから、その、Hする時間も長く確保したいって気持ちは解るけど。
「いや、そ、その、そうじゃなくて、食後にプラネタリウムに行きたくてさ」
「プラネタリウム?」
「うん。最後の上映時間は解説とかなくて、星空を上映してBGMを流すってプログラムだから、デートの締めにいいかなと思って」
49 :
4:02/10/06 23:28 ID:+POTonug
ひさびさの戯れ #05
どうしてプラネタリウムか、ってのが気になったから夕食の時に尋ねてみたら、この間七夕の時に曇り空で星が見れなかったからだって。なんというか子供っぽい動機。
「でもさ、篤志って星好きだったっけ?」
「い、いいじゃないか」
照れてごまかす篤志。後から思いついたのは、牽牛と織女も一種の遠距離恋愛だったってこと。そう思ったら、篤志をからかったのは悪いことしたなぁって思えちゃって。少し反省。
プラネタリウムっていうから科学館だと思ったら、そうじゃなくてPARCOの最上階にあるものだった。ドームが前に傾いていて、座席が雛壇になっている変わったレイアウト。
「……こんな座席だったんだ」
インターネットでプラネタリウムの上映時間とかはチェックしてたけどここまでは調べなかったんだって。
「椅子をリクライニングさせなくてもいいからこっちのほうが楽なんじゃないかな」
「そうだね」
眺めのよさそうな席は、先に並んでいた人たちが座ってしまっていたから、あたしたちは隅の方。雛壇の一番上の方の隅の席。それでも、こんなレイアウトの席だからドームを見るのに不都合はないみたい。よく考えてあるなぁと関心。
あたしの左隣に座った篤志の右手を握る。こんなところでいちゃいちゃするのは何かな、と思ったけどまわりもアベックばかりだから構わないよね、きっと。
50 :
4:02/10/06 23:29 ID:+POTonug
ひさびさの戯れ #06
満点の星空。静かに流れるBGM。星空が作り物だって解っていても、やっぱり見とれてしまう。そう言えば、最後に星空を見たのっていつだっただろう。帰宅途中に夜空を見上げても、光害とかで星なんてほとんど見えない。
まして、こうして篤志と星を見るなんて何年ぶりなのか。
もしかしたら、篤志もそう思ったから、今日ここにつれて来てくれたのかもしれない。そう思ったらとても嬉しくて、左手を「ぎゅっ」と握っちゃった。
そうしたら、篤志が優しく握り返してくれて。以心伝心って感じがしてすごく嬉しくて。だから、左側にちょっと傾いて、篤志の肩に頭を乗せちゃった。
また、篤志が手を握ってきた。何か用なのかな? そう思って顔を上げたら、間近で見つめられて。何も言われないのに目を閉じて。キスされた。
触れるだけのキスは、やがてディープなキスへ。周りに人がいるから音は立てないようにして、でも、熱い熱い交合。
唇を離して、肩に頭を乗せて。また星を見て。時々手を握って。キスをして。
そんな風にしていたんだけど、ふいに篤志が手を離して、あたしの膝に手を置いたの。
(……ひょええっ!?)
危うく声をあげちゃうところだった。篤志の手が、あたしの膝頭を撫でまわしてる。くすぐったくてたまらない。
(ちょっとぉ!)
抗議のつもりで顔を上げたら、さっきみたいに見つめられて、ウィンクひとつされてキスされた。そのまま、篤志の手が太股の方に這い上がってくる。あたしの脚を愛でるような感じで撫でてくる。そして、その手が次第に次第に、内股の方に近づいてきたの。
51 :
4:02/10/06 23:30 ID:+POTonug
ひさびさの戯れ #07
スカートをたくし上げるようにして、篤志の手があたしの内股を撫でてくる。ちょっと近づいては離れて、そしてまた近づいて……でもその手は確実に、じわじわあたしの弱いところに迫ってくる。
(だ、だめ、ああ……)
んん……なんて、甘い息がこぼれちゃう。こんな所で駄目、そう思っているくせに、自分から脚を広げてしまうあたし。
(ああ……っ!)
内股の一番柔らかい所にタッチされる。脚の付け根に沿って指を滑らせる。太股を軽く鷲掴みにされて揉まれる……篤志が何かする度に、あたしの体温が上がっていく。そして、遂に篤志の手が、パンストごしにショーツに触れてきた。
「んっ……」
甘い声が漏れるのを必死で押し殺す。篤志の手は、あたしのドテのところの曲面に沿ってそっと当てられたままで、それ以上触ってこないし撫でても来ない。
でも、そうされるだけであたしの心臓はバクバクしてて、次に何をされるのかという不安と期待でおかしくなっちゃいそうだった。
もし、今このままクリちゃんを探り当てられてくすぐられたら、あたし、きっと我慢できない。周りの人たちに聞こえるような声を漏らしながらイッちゃうと思う。
それだけは絶対駄目、という思いと、いっそそうされてみたい、という思いがせめぎ合ってわけがわからなくなってくる。そして、篤志の手がそこから離れて、またあたしの脚を撫で始めた。
安堵と失望の入り交じったため息をついたあたし。そんなあたしの気も知らないで、篤志がさっきのように太股の感触を楽しんでいた。
52 :
4:02/10/06 23:31 ID:+POTonug
ひさびさの戯れ #08
近づいて、離れて、また近づいて、また離れて。
篤志の手があたしのことをいいように弄んでいる。いつの間にかあたしのアソコはトロトロになっていて、ショーツどころかパンストの上まで滲み出しているのが自分でもわかっちゃう。
篤志の手がアソコに触れて、そこの湿り具合を確かめるかのようにそっと押してくる。じゅわっ、とジュースが零れて、ショーツとパンストに滲みが拡がっていく。
「ぁぁ……」
アソコがジンジン疼いている。ううん、アソコだけじゃない。ブラの中では、乳首もツンツンになっている。もう我慢できない。
あたしは右手で、自分の胸をワンピースの上から掴んでしまっていた。親指で乳首を転がすとすごく気持ちイイ。
篤志が何か言おうとしてるのが気配でわかる。
ばか。こんな風に意地悪するあんたが悪いのに。だからあたしはこんなにエッチになっちゃうのに。篤志の方を向いたあたしは、また唇を奪われた。
全身がビリビリ敏感になっているから、キスだけでもイッちゃうそうな気分になる。篤志の舌が、唾が美味しくてたまらない。
「ん……んふ……」
篤志の方に身体を向ける。胸を揉んでいた右手を伸ばして、篤志のズボンの前に手を置く。そこは、これ以上ないくらいに堅く大きくいきり勃っていた。
53 :
4:02/10/06 23:31 ID:+POTonug
ひさびさの戯れ #09
考えてみれば当たり前よね。恋人のことをこんな風に触って濡らしてるのに、自分だけ冷静だなんて、そんなのオトコじゃないわよ。だから、篤志のがこんなに熱くて堅いのが、あたしはとても嬉しかった。
ズボンの上からギュッと握って、アタマの所を撫でてやる。ズボンとトランクスごしでも、くちゃくちゃした感じで濡れているのが解る。うふふ、篤志もおツユ零している。
嬉しい。とっても嬉しい。もっと、もっともっと濡らしなさいよ。あたしばっかりこんなに濡れてるなんて不公平じゃない。そう思って先っぽを擽り続ける。
そうしたら、篤志の手が仕返しとばかりにあたしの先っぽに狙いを定めてきた。
「んっ……!」
必死で声を飲み込む。こんなのはっきり言って不公平だ! クリトリスとペニスじゃどっちが敏感かだなんて言うまでも無いのに、そのうえこっちは薄いショーツとパンスト、篤志はトランクスにズボン、布地の厚さの差も比較にならない。
あっと言う間にあたしはロープ際に追い込まれて防戦一方。篤志は容赦なくジャブを連発してきて、あたしのガードがどんどん下がっていく。
だけどボクシングと違ってタオルを投げ込むこともできないし、あと一息でKO負け確定……ってところで篤志が手を引いた。
(ここまでしておいて何よぉ!)
そう思って睨みつけた瞬間、周りが明るくなった。
「え……!?」
プログラム終了を告げるアナウンス。お気を付けてお帰りくださいという声を呆然として聞いているあたし。そうだ、ここはプラネタリウムで、ベッドの中じゃなかったんだ。
54 :
4:02/10/06 23:32 ID:+POTonug
ひさびさの戯れ #10
もう恥ずかしいやら怒れるやらで真っ赤になって、むんずと篤志の腕を掴んでズカズカと席を離れるあたし。
篤志は苦笑しながら謝ってる。もう、謝るくらいならあそこで止めない……じゃなかった、あんなところであんなことしないでよ! ただでさえいつも電話越しにしかエッチできなくて、その、篤志の指に飢えてるのに。
「機嫌直せよ。聡美」
「知らないっ」
そんな事言っても、腕をしっかり掴んでちゃ説得力ないよね。自分でも解っているけど、ばかだと思う。
「ほら」
「え?」
あごをしゃくり上げて何かを示す篤志。そこは、駅前のホテル。篤志がこっちに戻ってくる時に利用しているホテルだ。
もちろん篤志の実家もこっちにあるんだけど、ほら、プライバシーとかあれこれで、帰り際に顔を出すだけなの。だからいつもこうしてホテルを利用しているわけ。
でも、今までいたプラネタリウム、ホテルからこんなに近かったんだ!?
「おわびはきっちりするから。それに、電話で約束しただろ? 腰が立たなくなるまでサービスするって」
耳元で囁かれた瞬間、背筋がゾクリとした。
同時に、ショーツの中でジュン……と滴が溢れた。
55 :
4:02/10/06 23:34 ID:+POTonug
以上10記事で、前編の終了です。
おさわりどまりで二人ともイッてもいないというヌルい内容ですがご容赦。
羞恥プレイってわけでもないし(^_^;
後編はそのぶん濃厚になる予定ですのでご容赦を。
(でもぶったり縛ったりはしませんけどね(^_^;)
56 :
42:02/10/06 23:43 ID:oG9JmhcE
ハァ…4さんご馳走さまでしたぁ…最高です
57 :
4:02/10/07 08:38 ID:MJK5ICgZ
>>56(42 さん
楽しんでいただけたようで何よりです。
思ってたよりは短めになって、濡れ場もソフトなのでどうかな、と思いましたが、純愛&ソフト嗜好の方にはよかったかもしれませんね。
でも実際どうでしょう、彼氏とのデート中にあんな風にされたらやっぱり怒ります?(^_^; まぁ人それぞれでしょうけど。
逆に 43 さんにはスマソ、ってところですが、この両者を同時に満たすのは至難の技でしょうし(汗)
(ふたなり物がお嫌いでなければ、SM板のとあるスレでかなり救いの無いお話を書きましたけどねぇ(^_^;)
58 :
名無しさん@ピンキー:02/10/07 16:37 ID:sPZZrvao
4さん凄いです。。私もこんな風にされてみたい!
59 :
4:02/10/08 08:45 ID:dy8tgSpe
>>58 コメントありがとうございました。
ああいう焦らすような愛撫ってウケがいいのでしょうか? メモメモ(笑)
60 :
58:02/10/08 12:36 ID:YkJLCoEJ
>4
焦らされると燃えますw
その挙句、余計な事まで口走るので後が大変ですが。爆
彼に「あんな事言ってたよw」なんて言われた日にゃ
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!恥」みたいな。汗
61 :
bloom:02/10/08 12:51 ID:b0YQTgBE
62 :
4:02/10/08 14:14 ID:Qc2R/ctT
>>60(58 さん
なるる。
でも焦らすほうも自分の欲望を抑えるのが大変なんですよね(笑)
特に男なんてのは、基本的にとっとと挿れて出したい、って願望が強いものですから(汗)
そこをぐっとこらえて愛撫を続けて、女性の方から「きて」と言わせるのが好きだったりします。恥ずかしがり屋さんが、羞恥心よりも欲望の方が強くなって自ら求めてくる……というのはなかなか萌えます(*^^*)
(極端に恥ずかしがりな人だと自分からはついに言えずに泣き出したりしかねないので匙加減が大変ですが(^_^;)
>余計な事まで口走るので
ひいい(笑)
プラネタリウムの中では焦らしプレイできませんな(笑)
63 :
7:02/10/08 22:28 ID:E5F+V2v2
やはりここが一番w
64 :
58:02/10/08 22:57 ID:zIwCoMqE
>4さん
「余計な事」=「あたしにとって都合悪い事」、即ち「〜触って」とか「挿れて」とかいう
「普段ゆわん事を口走る事」なんですわw
シチュとしたら普通でも、あたしはあんまゆわない分、後々それをネタにされるんで(汗)
・・・てか、何気に4さんの萌えポイント命中じゃないっすかw
65 :
4:02/10/09 17:57 ID:MLUn6LV0
>>64(58さん
なるほど(笑)
でも、「〜触って」とか「挿れて」とか、普段口にしないような人が恥ずかしさをこらえて口にするって状況はゾクゾクきますねぇ。
前スレでも書きましたが、羞恥心ってのはエロスの源泉だと思いますし。
>・・・てか、何気に4さんの萌えポイント命中じゃないっすかw
御意(笑)
66 :
64:02/10/09 19:53 ID:Eo7FepBS
58よりか64のが数字的に好きなんで替えてみたりw
>4さん
いつの間にやら自分がそう口走るのを録音されて聴かされた事が一度ありまして(爆)
あれは何とも言えず恥ずいです(汗)愛しさ余って憎さ悔しさ百万倍。暫く口きいてやりませんでしたw
ところで新作無いんですかー(*´Д`)
67 :
名無しさん@ピンキー:02/10/09 19:57 ID:hVTQLUEE
68 :
4:02/10/09 20:01 ID:MLUn6LV0
>>66(64 さん
>録音テープ
そ、それは(滝汗)
盛り上がっているときならともかく事が済んだ後で聞かされたらかないませんね(汗)
まだ口で「こんな風に言っていたぜ」って物真似するなら、口にするほうも恥ずかしい(笑)からお互い様風味ですが……。
>暫く口きいてやりませんでした
彼も反省したことでしょう(^_^;
>ところで新作無いんですかー(*´Д`)
あうっ、そうすぐには書けないです(汗)
よそのスレに書いたりもしていますし。 ←かけもち野郎(笑)
69 :
64:02/10/09 21:06 ID:Eo7FepBS
>4さん
MDだったんで音質良すぎて最悪でしたw
新作待ってますぜ(誰)。此処の他、何処に書いてんですか?いと読みたし。
70 :
4:02/10/09 22:47 ID:5MT6sBFT
>>69(64 さん
>MDだったんで音質良すぎて最悪でしたw
うはぁ(笑)
>新作待ってますぜ(誰)。此処の他、何処に書いてんですか?いと読みたし。
ここ以外で書いているのは、いずれも女性が読むことを想定していないので、その点はご容赦くださいませ。
もっとも、レイプ物はほとんど書いていませんし、Bどまりで終わっているお話が多いです(^_^; スレの主旨から見れば「ヌルい!」お話も多いです(笑)
(でも「和姦は強姦より淫靡だ」って思ってる人間ですし……)
アニパロ板
セーラージュピターまこちゃん2
ときメモキャラを犯すには P2
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド9
dat 落ちしてまだ html 化されていないスレは省きました。
前スレの(王と虜)早く続きが読みたいです。
王がどこまで虜に深入りしていくのか、すごく気になります。
遊びのままなのか、しすぎていくのか。 続きを、ぜひお願いします。
agemasune
>73
ラブラブだけど不倫関係という設定とか、ねちっこい擬音表現とか、全く好みじゃない。
んだけど感じてしまったよ…(*´∀`)
76 :
4:02/10/14 18:22 ID:JqOJi7Wg
「ひさびさの戯れ」後編書き始めています。とりあえずサボッていないことを宣言(^_^;
まだ #11〜$14 しか書けてません。というか手をつけたばかり。
後編全部書き上げたらまたうpしますので。
(あまりボリュームが増えるようなら中編・後編にわけますが、内容的には後編を2つに分ける場所がなさそうなので……)
77 :
Y:02/10/14 22:37 ID:RvKdVXPk
>>36 おぉ?! そですか。(ぢつはちょっと意外
いやカンベンならねー、サイト教えてくれたらカンベンしてあげても……。(←シツコイw
>>37(4さん
>男性のキャラ像が想像できないような人物ではNG
うんうん、同意。w
「ひさびさの戯れ」拝読しますたー、乙です。
手がふと触れ合う嬉しさとか、プラネタリウムでの思い出のあれこれとか
色々思い出しつつ読むことしばし。丁寧な描き方がとても良かったです。
>篤志のがこんなに熱くて堅いのが、あたしはとても嬉しかった。
↑
この一行に萌えますた。w 続きも楽しみにしております。
>>38(7さん
できたらホントに書いてホスイ。w
>>39 >たまにはエグイ陵辱物も読みたくなる時がある女体の神秘
>>43 お二人とも、激しく同意しますです。(爆
78 :
Y:02/10/14 22:38 ID:RvKdVXPk
>>40(hさん
亀レス&連レス、スマソです。私も旅に出ていたので入れ違い?w
>書いている理由とか読んでいる理由とか
エロイのがひたすら好きなんでしょう、たぶん。
降って湧いてくるような『その瞬間』を切り取りたいです。
>照れが入るのか、単に惹かれるモノがないのか、むしろ好きじゃないのか
嫌いじゃないけど照れも入りますね。
あと自分の中では『エロ』は「こいごころ」とは分化されてる方が
どうやら萌えるようなので。
その原点は、厨房・工房のころに親の目盗んでコソーリ読んだエロ小説や
エロ劇画(注:漫画じゃないw)の記憶に遡ります。
実用に即していそうな若いふたりのお話、ではなく
痴漢モノ、とかにより萌えていました。(自藁
>私の書くものの場合、相手を好きでたまらない気持ちが原動力となり、
>キャラがエロ行為に奔ります
hさんの作品中で、キャラが「好き」に気づく瞬間のシーン、私はとても好きです。
なので結局「愛」があるのも好きじゃないか!とか……矛盾してるんだけど。w
79 :
1:02/10/14 23:54 ID:qygHorVW
そうか、Yさんの原体験に『エロ劇画』があるのか。すご〜く納得。
「お願いです。私を帰してください!」
「ゲシシシシ、お嬢ちゃん。それは無理だな。
逃げられないんだよ、ここからね。
でも、ちょっとした事やってくれれば
帰してやってもいいんだけどな。どうする?」
みたいなやつね。
私めの『原体験=少女漫画』とは逆な方向性ですね。
どっちもちょっと異端?(w
80 :
4:02/10/15 01:06 ID:hBV1nzFT
>>77(Yさん
>丁寧な描き方がとても良かったです。
そう言っていただけると自信がつきます(^_^)
あと、
>>篤志のがこんなに熱くて堅いのが、あたしはとても嬉しかった。
> ↑
>この一行に萌えますた。w 続きも楽しみにしております。
この評価も嬉しい。相手が自分を想って、求めてくれるのっていいですよね。
>>たまにはエグイ陵辱物も読みたくなる時がある女体の神秘
>お二人とも、激しく同意しますです。(爆
私は和姦派だからなぁ(笑)
でも、痴漢物の劇画とはまた濃いチョイス……(笑)
>>76(自己フォロー
なんか長くなりそうなので、中編をあげちゃいます(笑)
81 :
4:02/10/15 01:07 ID:hBV1nzFT
ひさびさの戯れ #11
篤志がチェックインしている間、あたしはロビーのソファで待ってた。
ううん、放置プレイ状態だった、って方が正しいかもしれない。そりゃ、ちゃんと服は着ているし露出とか何もしていないんだけど。
でも、あたしはプラネタリウムで火照った身体を冷ます余裕さえ与えられずにここまで連れてこられてしまった。周りにいる他のお客さんにばれているはずは無いんだけど、だけど、ドキドキが止まらない。
ショーツはぐっしょり濡れて、あたしが今どんな恥ずかしい状態でここに座っているかを思い知らされる。そう思うと、どんどん恥ずかしくなってきてますます鼓動が速くなる。
通りすがりのお客さん、カウンターのホテルマン、皆が見ているような気すらしてくる。実はあたしは全裸で座らされていて、ツンと尖った乳首も、塗れそぼったアソコも皆に知られているんじゃないかという錯覚。
プラネタリウムの座席で、あたし、自分から胸を揉んでしまった。他の人に見られるかもしれないようなところで恥ずかしいことをしちゃった。そして今も、あんな風にしたいと思ってる自分がどこかにいる。
ああ、篤志、早く来て。早くあたしを連れていって。早くあたしを独占して。他の人の目からあたしを隠して……!
「聡美」
「!」
「ごめん、前のお客さんになんか時間とられちゃってね。さ、行こうか」
「うん」
自分でも柄じゃないと思うくらいしおらしい声。篤志に手を引かれてエレベータに向かう。繋がれた手が温かくて、そして、蕩けるくらいに気持ちよかった。
82 :
4:02/10/15 01:07 ID:hBV1nzFT
ひさびさの戯れ #12
エレベータのドアが閉まって、目的階へと昇っていく。今、あたしと篤志の二人きり。静かに上昇していくガラス張りの密室。
「あ……」
無言で抱き寄せられる。顎を持ち上げられて、唇を奪われる。あたしの方から腕を回してしがみつくようにして二人を近づける。もっと深く深くキスをする。
外から見られちゃうかもしれない。急にエレベータが途中の階で止まって誰かが乗ってくるかもしれない。
そんなスリリングなキス。でも、身体が熱くて、もっともっとと欲しがってる。
目的の階に近づいて減速したのを感じた篤志が唇を離す。しがみついてせがんだら、もう一度、チュッ、て軽くキスしてくれた。続きは部屋で……ってこと。
名残惜しいけど、廻していた腕を解いてさっきみたいに手を繋ぐ。もうこうなったら徹底的に甘えちゃう。今日のデートは篤志におまかせなんだからそれでいいよね。
そう思って軽く手を握ったら、優しく握り返してきた。指と指の間を愛撫されているみたいで気持ちイイ。
ふふ、でもいいんだ。だって、今のあたしって発情してるんだから。
篤志がプラネタリウムであんなことしなかったらこんなにはならなかったんだから、篤志が全面的に悪いよね。だから、いっぱい甘えて、この熱いのをなんとかしてもらう。
そう決めた。
83 :
4:02/10/15 01:08 ID:hBV1nzFT
ひさびさの戯れ #13
いつも利用しているこのホテル。いつも篤志が予約するダブルの部屋。いつものこのフロア。そりゃ、部屋は違うんだけどね。でもまぁ似たり寄ったりの部屋だから、なんかこの部屋を見るとホッとしちゃう。
おかしな言い方だけど、ここに帰ってきたんだ、って感じ。
去年のクリスマスの時に利用したスィートは、なんか気恥ずかしくて。
部屋に入って、そんなこと考えてぼおっとしてたら、後ろから抱きしめられた。いつの間にか荷物を片づけてジャケットを脱いだ篤志が耳元で囁く。
「……ただいま」
「……お帰り」
同じこと考えていたのかな。ちょっと嬉しい。
抱きしめられたまま後ろを振り返る。
それを待っていたかのように唇を塞がれる。そのまま身体の向きを変えて、あたしからも篤志を抱き返す。エレベータの中とは違う、ずっとずっと深いキス。
篤志の舌があたしの中を隅々まで舐め回して、歯の一本一本を数えるみたいに丹念に攻められる。
「ん……」
そして、あたしの舌を絡めとって、優しく抱擁してくれる。篤志の滴を浴びせられてあたしはそれだけで天に昇るよう。
普通ならまだショットバーで飲んだりするようなくらいの時間なんだけど、時間が惜しいからこうして抱きあってるあたし達。でも、お酒なんていらない。こうして篤志が飲ませてくれて、あたしはそれに酔いしれることができるんだから。
84 :
4:02/10/15 01:08 ID:hBV1nzFT
ひさびさの戯れ #14
「んんっ……」
強く抱きしめられる。身体を密着させて、全身で愛撫するくらいに。篤志の右手があたしのヒップを撫でている。一撫でごとに背筋を甘い何かが駈け上がって、あたしの体温はどんどん高くなっていく。
「ん……!」
お尻をぐいっと引き寄せられて、腰と腰を密着させられる。
……すっごく堅い。
ズボンの中でこれでもかと元気になってるものをぐりぐりとあたしに押し付けてくる。また姿勢を変えて、あたしのアソコを狙うようにして。時々ぴくぴくっ、と力の入る先っぽが、あたしのことを欲しがってるってアピールしてる。
ふふ、そんなにあたしのことが欲しいの? あたしのここを、奥の奥まで征服したいの? 求められてる、って思うだけで身体の疼きが激しくなる。ジンジンするのが止まらない。
篤志の想いに応えるために、あたしからも舌を使って篤志を舐め返す。篤志の舌が帰っていくからそれを追いかけて、舌を差し出してこっちから嘗め回しちゃう。
「!」
唇をすぼめるようにして舌を吸われる。乳首やクリちゃんにされるみたいに優しく吸われて、それがとても気もちいい。
「んん……ん……」
ヒップをしっかりホールドされて、腰を微妙にグラインドされて。堅いものが服越しにあたしを犯す。熱いのが溢れてくるのが止まらない。
「……脱がして……」
今日も、あたしの方から言わされちゃった。
85 :
4:02/10/15 01:09 ID:hBV1nzFT
ひさびさの戯れ #15
壁際にあるサイドボードの側に立たされる。後ろ手にサイドボードで身体を支えるように立つ。あたしの前に跪いた篤志が、恭しいくらいの手つきで靴を脱がす。
両方の靴を脱がせた手が、足首からすすすっと上がってくる。ふくらはぎから膝の裏にかけて愛撫される。
「あ……」
ストッキングの感触が気持ちいいんだって前に言ってた。滑らかで、撫でているといい感じになってくるって。でもさ、こうして撫でられる方も気もちいい。
そのうち、手が太股に這い上がってくる。ワンピースのスカートをたくし上げるようにして、内股の濡れているところまでまさぐられる。
そのまま手が、ウェストまで上がってくると、スカートの前が持ち上がってあたしの大切なところが露にされてしまう。ショーツもパンストも履いているんだけど、それでも凄く恥ずかしい。ううん、濡れた下着を見られるのは、ヌードを見られるよりも恥ずかしい。
「ああっ……」
そのまま太股に頬擦りされる。ううん、頬擦りどころか薄いナイロンごしにキスしてくる。舌がツツツとショーツの上にまで攻めてくる。丘のあたりをチロチロと舐められて、同時に両手でお尻を鷲掴みされて。
「ん……!」
ひくんっ、とのけ反ってしまう。結果として腰を突き出すような姿勢になってしまって、余計しゃぶられてしまう。
86 :
4:02/10/15 01:10 ID:hBV1nzFT
ひさびさの戯れ #16
そして、篤志の手がパンストを脱がせにかかる。ううん、ショーツも一緒に剥ぎ取られちゃう。まだ部屋の明かりを消していないのに、あたしの下半身は剥き出しにされてしまった。
「あ……」
再び這い上がってくる手。あたしを煽るだと思う。わざわざ足首からもう一度撫でてくる。ゆっくりと上下して、ふくらはぎや膝の裏を撫でる指先。太股に頬擦りしながら、内股にキスマークを刻まれる。
「や……恥ずかしい……」
スカートの中に頭を突っ込まれて、その下であんなことやこんなこともされてしまう。体重を手に回していないと立っていられない。でも、篤志の指先も舌先も、あたしの肝心なところにはまだ攻め込んでこなくて外堀を埋めるだけ。
いつも、こうしてじっくり下ごしらえをされてしまう。ううん、今日はいつもより丁寧な気がする。また、Hなこと言わされちゃう。脱がして、触って、キスして……もっと恥ずかしいことも言わされちゃう。
「ああン……」
篤志がスカートの中から出てきて立ち上がる。もう一度抱き締められてキスされる。舌を絡められていっぱいしゃぶり合う。十分茹で上がってるあたしは、また美味しく食べられてしまう。
「ふふ……」
唇を離した篤志。あたしの右側に立って、左腕を後ろから腰に廻してくる。そして、右手であたしの胸……左側の乳房を掴んでくる。
87 :
4:02/10/15 01:10 ID:hBV1nzFT
ひさびさの戯れ #17
胸の膨らみをなぞるように撫で回される。次第に指先にかかる力が強くなってきて、やわやわと揉みしだかれる。
「あ……」
耳元でなにか囁かれる。Hな言葉。
「やだ……」
乳首を摘まれる。二本の指で挟まれて転がされる。ワンピースとスリップ、ブラごしなのに直に摘まれているみたい。
「はぁっ……あ……」
「可愛いよ」
油断したところに甘く囁かれる。いつもなら「ばか」とか照れながら返すのに、そんな余裕なんてない。ただ真っ赤になって頷くだけ。
そして、篤志の左手が背中のファスナーを掴んだ。ジイイィィ……と引き下ろされる。そのまま、マネキン人形よろしく服を脱がされてしまう。これで、残るはスリップとブラだけ。
スリップごしにまた胸を攻められる。左手はお尻を撫でてくるし。あたしはジンジン疼く身体をいいように弄ばれて、甘い声を漏らし続ける。パンストと同じでスリップも滑らかで気持ちいいんだって。
下着越しの愛撫は、ブラ一枚にされても続いた。右手でバストを、左手はお尻の方から廻されて会陰をそれぞれ愛撫してくる。こちょこちょと擽られて焦らされる。あとほんの少し強くしてくれるだけであたしは天国にいけるのに。
恥ずかしいのと気持ちいいのとで訳がわからないうちに、最後の一枚も奪われて、あたしは全裸にされてしまった。
88 :
4:02/10/15 01:11 ID:hBV1nzFT
ひさびさの戯れ #18
まだ明るい部屋の中で、あたしだけが生まれたままの姿にされて、ジャケットを脱いだだけの篤志の前で立っている。胸も、あそこも視線で舐められて、それだけでゾクゾクしてしまう。
「綺麗だ」
「……やだ……」
「電話じゃ拝めないからね」
微笑んで、あたしを抱きしめる。そして、もう何度目かわからないキス。唇を、舌を貪りあううちに、篤志の手がまた乳首を弄び始める。ツンと尖った先っぽを欲しいままにされてしまう。
「ああ……!」
篤志の唇が、首筋に、鎖骨に触れる。舌先が肌をなぞって、ぬめぬめとした跡を残す。早く、早くきて。早くあたしのことを気持ち良くして。
舌が乳房の膨らみにを舐め回す。肌の色が変わる境界に沿って円を描くように責められて、あたしは、とうとう音を上げた。
「……いじわる、しないで……」
「どうして欲しいの?」
ばか、ばか、えっち、すけべ!
「……吸って……」
「うん」
にっこり笑って、あたしのこと……吸ってくれる。
「ああんっ!」
口の中のものをこりっ、と甘噛みされて、それだけでイッてしまいそうだった。
89 :
4:02/10/15 01:12 ID:hBV1nzFT
ひさびさの戯れ #19
乳首への直接攻撃は、全面侵攻ののろしだったみたい。左手がまたお尻の方から攻めてきて、会陰じゃなくてその先……クレヴァスの切れ込みから入り口へかけて指先でなぞり始めた。
そして右手は、これまで手付かずだったクリちゃんへの集中攻撃。あたしの漏らした滴でぬるつかせた指先で、あたしの感じやすいところをこれでもかと愛撫してくる。
もちろん、唇は乳首に吸い付いて離れない。これまでさんざん焦らされたあたしは、なすすべもなく高いところに連れていかれてしまう。ううん、プラネタリムにいたときからずっとくすぶってた火が一気に燃え上がって、もう手がつけられない。
「ああっ! イイッ! もっと、もっとぉ!!」
恥ずかしいけど、だけど、そんなの構っていられない。気持ちいい。気もちいいのが止まらない!
篤志の唇が乳首から下半身に狙いを変える。早く、早く吸って! 舐めて! あたしのアソコを気持ち良くして!!
両手で左右に割り広げられて、全てを晒される。篤志の視線が突き刺さり、熱い吐息を浴びせられる。その全てが快感になってあたしを煽る。そして、指先で剥き上げられた先っぽに、篤志が吸い付いた。
「あああっ! ああぁああァーーーーーッ!!」
イッちゃった瞬間、そこに歯を立てられてもう一段階跳ね上がる。そのままぢゅううっ、と強く吸われる。もちろん、あたしはまた大声をあげてしまった。
90 :
4:02/10/15 01:12 ID:hBV1nzFT
ひさびさの戯れ #20
じっくり下ごしらえをされてから一気に料理されてしまった、って感じ。あれから、今度は身体の向きを変えて両手をサイドボードに突き、こころもち前傾姿勢でお尻を突き出した格好でバックから愛撫されてる。
「ああ……やぁ……」
さっき立て続けに2、3回イかされた後、火照りを冷ます間も与えられずトロトロと煮込まれてる。背後から廻された手で乳房と腰を思うままに嬲られて、あの高いところから降りることを許されないまま責め続けられる。
「ああ……」
真下から割れ目を擽られて、クリちゃんを指先で弾かれる。あたしの漏らしたジュースで濡れた指先で、まるで舐めるように愛撫される。耐えきれずに自ら腰をくねらせて求めてしまう。
いっそこのままのポーズでバックから貫かれたい……そんな胸の中を見透かすかのように、二本の指を突き込まれた。
「あああーーーっ!」
両脚をびん、と伸び切らせて、爪先立ちになってお尻を突き出しながら絶叫する。胎内を掻き回されてそれだけで痺れるくらい感じちゃう。そして、バックからアソコに吸い付かれて、舌で犯される。
溢れるジュースを啜られながら、あたしは淫らなダンスを踊る。そして、耐えきれずにくずおれる。サイドボードに両手を置いたままがっくりとへたりこむあたしを、軽々と抱きかかえる篤志。いつものお姫さま抱き。
「あ……」
「可愛かったよ」
そのままベッドまで連れていかれて、そっと横たえられる。あたしは裸身を隠す余裕もなくて、篤志の視線に全てを晒していた。立ったままあたしを見つめていた篤志が、ようやく服を脱ぎ始めた。
91 :
4:02/10/15 01:14 ID:hBV1nzFT
>>ひさびさの戯れ#11〜20
以上、中編でした。この後の後編……10記事で収まるかどうか……後編、後々編、とならないことを祈る(笑)
92 :
64:02/10/15 05:51 ID:42H9dnui
>4さん
ああああああああー。面白いです〜(>。<*)
4さん
「ひさびさの〜」中編、タンノーしました。
後編、後々編、完結編、となっても一向に構いませんよん(w
94 :
4:02/10/15 21:02 ID:4d1Vi6I6
>>92(64 さん
>>93 さん
楽しんでいただけたようで(^_^)
しかしこのペースで行くといつになったら本番なのやらって感じですけどね(笑)
まだ焦らす予定ですから(爆)
(篤志たんも大変だぁ(^_^;)
95 :
7:02/10/16 01:44 ID:gyuHLQQY
>Yさん
文才&暇皆無だから書けませんm(_ _)m
>4さん
神w
>4さん
堪能しました。
完結編のあとは、風雲編とか怒涛編とかでもいいです。
97 :
Y:02/10/16 01:59 ID:jSCm1RR8
>>79-80 どういう劇画をイメージされたのだろうか。(汗
痴漢モノは例のひとつで……こんなのに激萌えしてますた。
ttp://www.rock-net.co.jp/book/nami.html#nami でも平行してラブコメ少女漫画も読んでいたので、その状態がもっとヘン鴨。w
>>95(7さん
あん、残念。
>4さん
中編うp乙です。
ぅわぁ〜、のっけから萌えツボ直撃でありますた。(ハアハア
>実はあたしは全裸で座らされていて、〜〜皆に知られているんじゃないかという錯覚。
>指と指の間を愛撫されているみたいで気持ちイイ。
>こうして篤志が飲ませてくれて、あたしはそれに酔いしれることができるんだから。
>堅いものが服越しにあたしを犯す。
う・ま・す・ぎッ!
座布団積んでさしあげちゃいます。もうハワイでも何処へでも行ってください。
あ、ただし続き書いてからねッ!
>耳元でなにか囁かれる。Hな言葉。
ちゃんと言えってば。(もうコーフンして訳わからんw
>まだ焦らす予定ですから(爆)
なにぃ? 先走り漏らしてるのに、篤志タンってば漢!(藁
98 :
4:02/10/16 08:16 ID:uT0FnlL6
>>95(7 さん
うぉ(汗)
このスレは(前スレ、前々スレ含めて)書き手さんが多いので神の称号はなかなか出ないと思ってましたが(^_^;
>>96 風雲編&怒濤編(笑)
篤志たんと聡美たんが石破ラブラブ天驚拳でもくりだしそうな(^_^;
>>97(Y さん
>どういう劇画をイメージされたのだろうか。(汗
ケン月影とか羽中ルイとかダーティ松本とか(笑)
>ぅわぁ〜、のっけから萌えツボ直撃でありますた。(ハアハア
楽しんでいただけたようで(^_^)
>>耳元でなにか囁かれる。Hな言葉。
>ちゃんと言えってば。(もうコーフンして訳わからんw
こういう寸止めな表現ってのは好きなやり口なんですよ。
人間にとって何が一番卑猥って、自分がいやらしいことを考えている、という自覚以上に卑猥なものはないと思うんですよね。だから、ストレートに書いてしまうのではなくて読む人の想像力をくすぐるような感じで。
99 :
名無しさん@ピンキー:02/10/16 22:27 ID:sEPsIwWr
ふおっしゅ
100 :
エッチなお姉さん:02/10/16 22:29 ID:p0m5W9a8
99さん保守ありがとう! 保守はできればsageでネ☆
ところでこんな文庫シリーズ(新書かな?)ご存じでしたか?
めちゃ好みのタイプなのに、6月で休刊してました。
やっぱりこの手の小説は需要ないのね。
てゆうか中学生向けって…いいのかなぁ。
ttp://www.yuuhi.co.jp/love/index.html >中・高生の女の子向けのちょっとHな恋愛小説です。
>(簡単にいうと、少女マンガの小説版かな?)
4さんに感じさせられて焦らされてる女性は何人いるのかな。
やるな。4。
103 :
4:02/10/17 01:22 ID:ZeuWl+yx
>>101 中高生向けの小説ですか(^_^;
私の中学時代、クラスの女性達はハーレクイン・ロマンスとかを回し読みしてたみたいですけどねぇ。
>>102 女性の読者さんに悦んで……げふげふっ、喜んでもらえているといいんですけどねぇ。
やはり自分の書く文章は男性向けか? とかの不安はつきまとうものですから。
さてさて、畳みかけるように後編です。
104 :
4:02/10/17 01:23 ID:ZeuWl+yx
ひさびさの戯れ #21
あたしの見上げる先で、篤志が一枚、また一枚と服を脱いでいく。最近贅肉がついた、なんて言ってるけど十分たくましい。あたしはそんな篤志から目が離せなくて、自分の裸身を隠すことも忘れて見とれていた。
そして、最後の一枚。
「あ……」
さっきから知っていたけど、もうこれ以上ないくらいに元気なそれが、びょん、と跳ね上がった。あたしの視線からそれを隠そうともしない篤志。
ううん、篤志のものを見せつけられて、それだけであたしの体温が上昇する。
無意識に舌を滑らせて唇を湿らせる。
もちろん、フェラチオなんてしてあげる気はないんだけど、電話でエッチするときの習慣がいつの間にか身に付いてしまっていた。
そう、電話ごしのエッチでは、あたしの唇はもう何度も篤志を受け入れていて、熱いのを注ぎ込まれてた。あたしも次第に大胆になって、この間なんて手を使わずに口でトランクスを下ろして、剥き出しになったそれにむしゃぶりついたっけ。
だからどうしてもそのことを思い出して、エッチな気分になっちゃう。
そんなことを考えていたから、あたしの視線はその一点に集中していて。篤志が苦笑しながら身体を重ねてくるまで、じっとそこだけを見つめ続けていた。
「どこ見てるんだ?」
「ないしょ」
そう言われたら急に恥ずかしくなって真っ赤っ赤。からかうように微笑んで、篤志がキスしてくれた。
105 :
4:02/10/17 01:25 ID:ZeuWl+yx
ひさびさの戯れ #22
二人とも全裸になって、肌と肌を密着させてのキス。あたし達の間を阻むものは何もなくて、互いの鼓動を感じながらの行為。
「ん……んん……」
舌を絡めながら、篤志の手があたしの胸に再度挑みかかってくる。膨らみを揉みほぐして、先端を捻りあげて。さっきから敏感になりっぱなしのあたしの身体は、そんな一撫でごとにうち震えてしまう。
「……!」
篤志の手があたしの右手首を掴んで、自分のことを握らせた。
……凄い。熱くて、堅くて、どくんどくんと脈を打ってる。
さっきは衣服越しにしか感じられなかったけど、それでも篤志の欲情が伝わっていたくらいなのに。あたしの手の中のものは、ピクピクと震えてあたしのことを欲しい、あたしを犯したいって訴えてくる。
そして、それに応えるかのように、あたしの中心がドクンと疼く。
篤志のことが欲しい。篤志に犯されたい。奥の奥まで貫かれて、あたしのことを欲しいままにして欲しい。
「……どうなってる?」
「……すごい……熱くて……堅くて……やぁ……」
恥ずかしいことを口にして、後から羞恥心がついてくる。
「聡美も……熱い……」
「あ……」
篤志の指先が、あたしの中に侵入してくる。もうトロトロに融けてるそこを確かめるかのようにすみずみまでチェックされる。篤志の手があたしを貫いて、あたしの手が篤志を包み込んで。疑似的なセックスに酔いしれながら、あたしは目を閉じた。
106 :
4:02/10/17 01:26 ID:ZeuWl+yx
ひさびさの戯れ #23
「ああ……ん……あ……」
さっきからあたし、夢見心地でふわふわしてる。篤志の右手であそこを優しく愛撫されて、身体の火照りを冷ますことを許されないまま、でも決して激しい責めは与えられなくて、心地よい疼きを与えられ続けて。
そして、左手で髪やうなじを撫でられたり、唇や乳首にキスされたり。耳元でなにか囁かれたり、耳にふっと息を吹き込まれたり。
いつもりずっとずっと丁寧に愛されて、焦らされてるんだけどそれがとても気持ち良くて。
「あ……ん、やぁ、そんなとこぉ……はああんっ」
腋の下を舐められるなんて初めて。くすぐったくてどうしようもない筈なのに、それすら気持ちいいなんて信じられない。
確かに、一度イかされちゃった後は敏感になるけど、それでもこんなになったことなんてなかった。いつもの篤志だったら、あたしをイかせた後、本格的にインサートしてくるのに。今日はすごく意地悪。
「あ……あン……!」
また乳首を責められる。あたしの下半身をまさぐる右手も、クリちゃんから会陰までまんべんなく、中も外も丁寧にくすぐって。まるであたしの性感帯を改めてチェックしてるみたい。
「あ!」
甘い声を上げてしまう。あたしの弱点を見つけたと思ったのか、そこを重点的に責めてくる。もちろんそれに耐えられるあたしじゃなくて、面白いくらいに弄ばれちゃう。
107 :
4:02/10/17 01:26 ID:ZeuWl+yx
ひさびさの戯れ #24
篤志の責めが緩やかなものになって、あたしの呼吸もだいぶ落ち着いてくる。少し余裕を取り戻したところで反撃開始。右手を伸ばして篤志を掴む。相変わらずギンギン。
先っぽを撫で撫ですると、もうあたしと同じくらいにヌルヌル。男の人でこんなに濡らしちゃうなんて、よく「我慢汁」なんていうけどそんなに我慢してるのかな。
あたしのこと欲しい欲しいってこの子は訴えてるのに、篤志はいっこうにあたしにのしかかってこない。またあたしの口から「挿れて」って言わせたいんだろうか。
そりゃ、その、あそこの奥がジンジン疼いて、信じられないくらいに熱いんだけど、でも、でも、そんなこと言わされるなんていくらなんでも恥ずかしい。
だから、篤志のことをソノ気にさせるために、あたしの方からも責めてやるんだ。こうして、右手で扱いてあげる。いつも電話越しにしてあげているみたいに。
「ん……」
「……気持ちいい?」
「うん」
「このまま出させちゃおうかなぁ?」
シャフトを掴んだまま、親指で先っぽの切れ込みを責めてあげる。うふふ、篤志ったらぐちゃぐちゃ。あんまり意地張ってたら、本当にこのまま出させちゃうぞ?
108 :
4:02/10/17 01:27 ID:ZeuWl+yx
ひさびさの戯れ #25
「あ……」
「んっ……」
あたしがスリットを責めるのと同じように、篤志もクレヴァスを責めてきた。プラネタリウムの時と違って二人ともヌードだからハンデなんて無いはずだけど、身体が火照りっぱなしのあたしの方がやっぱり不利だったみたい。
「あ……ああ……ああン……」
泉の中心を擽られながらクリちゃんを押しつぶすようにぐりぐりされて、あっという間に形勢逆転。篤志のことを扱いたりする余裕なんかなくて、まるで縋るように握りしめるばかり。
そして、篤志はさっきまでと違って本格的にあたしのことを責めてきた。甘い快感に浸らせる為の愛撫ではなくて、あたしをヨがらせて狂わせる為の愛撫。そう、あたしを犯す為の愛撫。
「ああああっ!」
まるで舐め回すようにあたしのそこを指先で撫で続ける。そして、さっきみたいに腋の下をしゃぶってくる。ああ、駄目、こんなところで感じるなんて、あたし、変、変になっちゃう。
そして、篤志があたしの胸まで舌先を滑らせて、そのまま乳首を吸ったり、噛んだり。胸の膨らみに頬ずりされて、それがとても嬉しい。両手で篤志の頭を抱きかかえて胸に押し付けちゃう。
「あ! あ! あああ!!」
篤志の右手が容赦なくあたしのあそこを貫いて、クリちゃんの裏側を押しあげる。プクッと突き出たそこを親指で責められて、表と裏から挟み撃ちにされたクリちゃんが悲鳴を上げてる。もう、駄、目、ぇ……!
「あ、あ、ああーーーーーーーーーーーっ!!」
109 :
4:02/10/17 01:28 ID:ZeuWl+yx
ひさびさの戯れ #26
緊張のあとの弛緩。
あたし、また、イかされちゃった。うっとりするような恍惚。そんな余韻に浸って、このまま篤志に刺し貫かれてひとつになりたいって思った。
「あ……」
姿勢を変えた篤志。あたしの両膝を掴んで左右に大きく割り広げる。まだ明るいままの部屋の中で、あたしの大切なところが剥き出しにされる。それも、さんざん愛撫されて、イかされてとろとろになった淫らな姿を……。
でも、篤志の視線で貫かれて、それだけでも感じてしまう。
「綺麗だよ」
その一言で身震いしてしまう。そして、篤志が……あたしのそこに唇を寄せた。
「えっ!? あっ、やああっ!」
羞恥心ではなくて、半ば恐怖で叫んでしまった。こんなに感じて熱くなっているのに、その上クンニなんてされたら、どんなに乱れてしまうかわからない。
でも、必死に脚を閉じようとしても押さえ込まれてしまって、篤志の唇を阻むことはできなかった。
「あああぁぁーーーーーっ!!」
充血してプックラ膨らんでいるところを強く吸われて、最初の一撃だけで一回跳ねちゃう。身をよじって激しすぎる快感から逃れようとしても、がっちり押さえ込まれてしまってなすすべもない。
その間にも篤志は切れ込みにそって舌を這わせ、襞の一つ一つを確かめるように舐めて。さっき指で探り当てたあたしの弱点を確実に舌先で突いてくる。
「っ!! ああっ! ひいぃィッ!」
イく。イッちゃう。ううん、さっきからあたしイきっぱなし。高いところから降りることができなくて、そのままイかされ続けて。いや、駄目、許して、と叫んでも、篤志はクンニを止めてくれなかった。
110 :
4:02/10/17 01:29 ID:ZeuWl+yx
ひさびさの戯れ #27
「ぁぁ……んン……ぃぃ……ぃぃょぉ……」
もう目を開けることもできないまま、ゆっくりと左右に首を振って快感に酔いしれるあたし。
少し前まで、狂ったみたいにぶんぶん頭を左右に振って、髪を振り乱してやめて、許して、変になっちゃう、って叫んでいたのに、ギアがもう一段上に入っちゃったのかな。
もう抵抗もできなくて、さっきみたいに篤志の顔を遠ざけようと脚を閉じることもできない。むしろ自分から脚を広げて、腰を持ち上げて篤志に押し付けてすらいる。
「ぁぁン……ぁぁ……!」
自分からくねくねと腰を振ってる。意識なんてしていないのに、腰が勝手に動いちゃう。もっと吸って、もっとしゃぶって、もっと感じさせてあたしを狂わせて。
ツンと突き出た篤志の舌が会陰を擽って、鼻の頭でアソコをくすぐられる。舌が少し這い上がって、鼻先はクリちゃんに押し付けられて、あたしはまた弾かれてしまう。
「あぁあアアァアん!」
そして、また篤志の指があたしを犯す。二本の指で深々と抉られて、膣内を掻き回される。同時に、一番敏感なところを甘噛みされる。
「―――――――――!!」
もう何度目か、そして何段階目かわからない絶頂を感じながらあたしは声にならない悲鳴をあげつづけた。
111 :
4:02/10/17 01:34 ID:ZeuWl+yx
ひさびさの戯れ #28
「はぁ…………あぁ…………ン……」
熱病にうなされたような吐息。ようやく少し低いところに降りてきて、正気を取り戻したあたしが自覚したのは、息絶え絶えという感じの吐息だった。
「あ……あた……し……?」
「聡美」
篤志の声。あたしを呼んでる。
「あ……篤志ぃ……」
目を開けると、篤志のアップ。いつの間にかあたしに添い寝するような姿勢で、右手でわき腹のあたりを撫でてる。ソフトな、ソフトすぎる愛撫なのにそれがとても気持ちいい。
視線が絡み合って、お互い何も言わないのに、当たり前のように唇を交わす。
「あたし……どうしたの……?」
「ずっとイきっぱなしだったよ。ずっとね」
「ずっと……?」
「2時間くらいかな。もっと長かったかも」
「う、う、そ……」
驚いて起き上がろうとするけど、身体に力が入らない。なんだか本当に腰が抜けているような感じ。
「腰が立たなくなるまでサービスするって言っただろ?」
意地悪に微笑む篤志。
112 :
4:02/10/17 01:36 ID:ZeuWl+yx
ひさびさの戯れ #29
「電話で結構我が侭言っちゃったからね。だから聡美のこといっぱい感じさせたくて」
そう言いながら、右手でアソコを弄ってくる。未だにトップギアに入ったままのあたしの身体は、軽くアクセルを踏まれただけで加速されちゃう。
「あ……ん……」
「もう十分だろ?」
そう言って、またあたしにアレを握らせる。あ。もう準備できてる。
「今度は、こっちが感じさせてもらうから」
「あ、あっ」
がばっ、とのしかかられる。どのみち、足腰に力が入らないんだから抵抗なんてできるわけがない。
熱い熱い切っ先があたしに突き立てられる。文字通りまな板の鯉。なんかやだな。展翅台の蝶とかなら綺麗なのに。
「はァ……ン」
先っぽで入り口の周囲を攻められる。
「いくよ、聡美」
「…………うん……来て……挿れてぇ……」
次の瞬間、篤志のものが……あたしの身体が、アソコが欲してやまなかったモノが、あたしのことを貫いた。
113 :
4:02/10/17 01:40 ID:ZeuWl+yx
キターーーーーーー!!!
ここで切ったら怒るぞ、とか言ってみるテスト。w
じらさないでー!4さん…あんた上手いよ…
116 :
4:02/10/17 01:50 ID:ZeuWl+yx
>>114 続きはなるべく早く書きますので(^_^;
114は2重カキコエラー防止のレスでありますた。
まさかホントに切るとわ。(ガルル
>>98 >ケン月影とか羽中ルイとかダーティ松本とか(笑)
ぅお、濃い。(爆
大家の面々、絵的に許せるのはツキカゲサンでありましょうか。
でもどれもちゃんと読んでないです、スマソ。
(スレ違いならぬ板違いなので、この話 終了w
>こういう寸止めな表現ってのは好きなやり口なんですよ。
わかってますけど、そこを何とか。
背中のソコが痒いのに手が届かない〜みたいなもどかしさ。
>人間にとって何が一番卑猥って、自分がいやらしいことを考えている、
>という自覚以上に卑猥なものはないと思うんですよね。
んなこと言ったらエロSS書いてる人間なんて皆……(自爆につき以下略w
で後編。
>もちろんそれに耐えられるあたしじゃなくて、面白いくらいに弄ばれちゃう。
萌え詩にで壊れかけでつ……ウワアアン。
119 :
47:02/10/17 10:38 ID:5G/0vHK9
>>117(Y さん
>まさかホントに切るとわ。(ガルル
スマソ(^_^; 時間がきちゃったもので(謎)
続きは、今夜にでも書きたいと思ってます。飛び込みの用事とかない限り。
>大家の面々
すぐに出てきた名前がこのあたりだったもので(^_^;
この中だとダーディ松本が好きかなぁ。
>>人間にとって何が一番卑猥って、自分がいやらしいことを考えている、
>>という自覚以上に卑猥なものはないと思うんですよね。
>んなこと言ったらエロSS書いてる人間なんて皆……(自爆につき以下略w
ちょっと言葉が足りなくて言いたかったことが伝わってなかったかな(^_^;
書き手がいやらしいと思うことと、読み手が望んでいることは一致しないものですし、読み手ごとにも異なるものですから、敢えて曖昧な書き方をして自分で妄想していただくことで、その人その人の嗜好に合った解釈をしてもらうってことです。
そして、そういう妄想を自分が抱いているという自覚は、他人の妄想を読んだりすることよりも卑猥に感じると思うんですよ。
今回の例だと、聡美の耳元でどんないやらしい言葉を囁いたのかは、ストレートな言葉が燃えるって人と、それだと萎えるって人がいますし。
もちろん、聡美と篤志のキャラクターを描くという意味でははっきり書くほうが明確なのですが、読者に卑猥に感じさせるという目的なら曖昧なほうが却って効果的かなと思うわけで。
>>118 悦んでいただけて幸い(^_^)
がんばって完結編に繋ぎますので。
120 :
47:02/10/17 10:44 ID:5G/0vHK9
>>111 ちょっと言い訳。
本当は、こういうプレイをするのであれば2時間どころかもっと時間をかけるべきだと思っています。少なくとも自分はそう言うスタイルが好き。
緩急の変化をつけて、
>>107 くらいのソフトな状態でいちゃいちゃしたり、逆に
>>109 のように激しく責めたりを交互に繰り返して、単調にならないようにじわじわと。
途中、ただ抱き合って名前を呼びつづけるだけのようなまったりした時間を設けたり。
でも小説でこれをやっちゃうとそれ全体はワンパターンの行為の繰り返しになってしまうので割愛しました。
だから本当は、2時間じゃなくて4時間でも6時間でもかけたかったんですけどねぇ(笑)
その間挿入せずに愛撫に徹する男性側も大変ですが(^_^;
ときどき唇を犯して、でも射精には至らない程度によくしてもらってというのもいいけど。でもこれはフェラ未経験の聡美たんにはできないので手コキどまり(^_^;
121 :
4:02/10/17 10:45 ID:5G/0vHK9
ぎゃあっ(汗)
>>119-120 は、47 ではなく 4 です。スマソ。
……と思ったら 47=4 だった罠(笑)
しかし4の文の読者って
4と間接的にしてるようなモンだよな。
3P、4Pどこじゃないよ。不特定多数だもん。
全員が聡美になって4に悦ばされてる・・・・
4は全員の聡美を相手にして・・・・・・・・・・
123 :
4:02/10/17 23:57 ID:sUU0VKLb
>>122 >全員が聡美になって4に悦ばされてる・・・・
書いてる最中は自分も聡美に感情移入していたりするので複雑かも(笑)
ではでは、完結編です。
124 :
4:02/10/17 23:58 ID:sUU0VKLb
ひさびさの戯れ #30
「あああああーーーーっ!!」
篤志は、有無を言わさず一思いに挿入ってきた。ズン、と奥の奥まで突き込まれる。もうこれ以上ない位とろとろに蕩けていたあたしの身体は、難なくそれを根元まで受け入れる。
両ひざの裏に手をかけられてMの字型に脚を折り曲げさせられた姿勢で貫かれる。腰と腰が密着して、深々とあたしを抉るモノは、まるでこのままあたしの子宮口すら割り広げて奥に入ってきそうな勢い。
そして、胎内深くでそれがドクンドクンと脈を打っている。過敏になっているあたしのカラダは、その脈動だけでジンジンと感じちゃう。
「ああ……!」
熱い。凄く熱くて、そして堅い。そんなものでお腹をいっぱいにされて、あたしはただ喘ぐばかり。
「聡美……」
のしかかるようにしてキスしてくる篤志。繋がったままで唇を重ねて、舌を絡めあって。
「……いいよ……篤志の、したいようにして……」
あんなによくしてくれたんだもの。あたしの身体を、好きに使って欲しい。篤志が気持ち良くなれるように、思う存分にしてほしい。
「そうするって言っただろ?」
そう言って微笑むと、上体を起こしてあたしの足首を掴む。そして、ようやく腰を動かし始めた。でもそれは、予想してた激しいピストン運動なんかじゃなくて、上下方向への緩やかなグラインドだった。
125 :
4:02/10/17 23:59 ID:sUU0VKLb
ひさびさの戯れ #31
深々と突き刺さったモノをそのままに、腰を上下に動かす篤志。篤志の根元の部分を支点にして、それが上下にスイングしてあたしの胎内を掻き回す。
そしてなにより、密着した二人の下腹部でサンドイッチにされたクリちゃんが挟まれたまま転がされて、この期に及んであたしに快楽の波動を流し込む。
「あっ、あっ、ああああーーーーっ!!」
もうとっくに気持ちイイのが飽和状態になってるはずなのに、それでもなお感じてしまうあたし。あまりの快感にのけ反るけど、それは却って腰を篤志に押し付けるような感じになってしまう。
次第に篤志の腰の動きが大胆になってきて、ゆっさゆっさと揺さぶられるように責められる。ううん、揺さぶられるように犯される。上下方向のグラインドが円運動に変わって、ますます激しくあたしを掻き回す。
「やああっ! す、凄っ、すごいのおっ!」
「綺麗だよ、聡美……」
「だ、だめぇ、へ、変に、変になっちゃ、う、あああ!」
「もっともっと感じて、もっと綺麗になるんだ……」
「あああああ!!」
パンパンパンッ、と腰が叩き付けられる。奥深くまで抉るようなストレートな突き上げ。篤志の先っぽが、あたしの奥の院の扉を乱暴にノックする。
そしてまた、ぐりんぐりんと腰を使ってくる。上下に、左右に、時に円を描いて、8の字を描いたりもして。ピストン運動と交互に与えられるそれは文字通りの奇襲攻撃で、あたしは身構える余裕もなく喘ぎ、悶え、のたうちまわる。
126 :
4:02/10/17 23:59 ID:sUU0VKLb
ひさびさの戯れ #32
それでも、篤志の我慢も限界だったみたい。次第にグラインドの割合が減って、ピストン運動が中心になってくる。
それでも、浅くて速い突きを繰り返して、時々ズン、と深く突き込むのと交互にしてくるあたり、まだあたしを悦ばせることを優先しようとしてるのがわかる。
「ああ……篤志ぃ……きて……きてぇぇ……」
熱にうなされたような声で篤志を呼ぶ。あたしの想いが通じたのか、がむしゃらと言っていいくらいに乱暴な突きを繰り出してくる。
「そ、そう! そこ! ああっ! 奥に、奥にっ……!」
「聡美……さと……み……」
「篤志、あつしぃつ!」
「聡美……ああっ、あああっ!」
「あああーーーーーっ!」
篤志がびくっと震えて、ひときわ強く、深くあたしのことを抉った。あたしをくし刺しにしたまま、ぴくっ、ぴくっ、と震えて、その度にあたしの中のモノがドクンドクンと脈を打つ。
篤志が悦んでくれた。あたしの中で、気持ち良くなってくれた。それが嬉しくて、あたしも一緒にイくことができた。
「ぁぁ……ン……」
「聡美……」
ちゅ、とキスしてくれる。そして、もう一度上体を起こして、あたしの中から出ていく。でもそれはまだ全然勢いを失ってなくて。
「あ……!?」
甘い余韻に浸ろうとしてたあたしは、ごろん、と裏返しにされてしまった。
127 :
4:02/10/18 00:00 ID:EC5alMBI
ひさびさの戯れ #33
「え? あっ、あああっ!?」
気がついたら四つん這いにされて、篤志にヒップを掴まれてた。
「それじゃ、第二ラウンドにいこうか?」
う、嘘!? そ、そりゃ、篤志のまだ元気だけど、そんな……。
「あああーーーーーっ」
有無を言わさず、後ろから突き込まれた。そのまま、パンパンパンッ、とリズミカルに責められる。その一突きごとに全身が快感に震えているのがわかる。
今までだって、不感症だとか思ったことはなかったし、篤志とのベッドインでとても素敵な想いをしてきた。でも、今日のは違う。
さんざんに焦らされて、時間をかけて発情させられた肉体は、待ちわびた快楽を一滴たりとも逃すまいとしている。そこに連続して与えられる激しい刺激。
腰が立たなくなるどころじゃない。本気で死んじゃうじゃないかと怖くなってくる。でも、同時にそれが嬉しくて嬉しくてたまらない。
変になっちゃうんじゃない。あたし、生まれ変わるんだ。篤志の手で作り替えられて、淫らに生まれ変わるんだ。
「あっ、あっ、ああああっ!」
深く突き入れたまま、背後から廻した手で胸を揉みほぐす。四つん這いの姿勢だから、たぷんと下を向いた乳房を文字通り欲しいままにされる。
128 :
4:02/10/18 00:01 ID:EC5alMBI
ひさびさの戯れ #34
バストからウェストに手が移動して、また腰をホールドされる。
来る、そう思った瞬間、またあの激しい突き上げが襲ってくる。
「あああああーーーーーーーっ!」
文字どおりの翻弄。でも、もう怖くない。もっと、もっと突いて。もっと激しく、もっと強く!
無意識に腰をくねらせて、愛しい陵辱者を誘い、けしかける。
「くっ、聡美っ!」
乱れた呼吸が、下腹部の筋肉を痙攣させる。それが、あたしの中の篤志の分身を強く淫らに締め上げる。
篤志も負けじと、今度はグラインドで責めてくる。さっきと違ってクリちゃんへの刺激は少ないからこっちの方に分があるかも。そう思っていたら、手を廻されて薄皮を剥かれる。
「ああっ、だ、駄目っ!」
「ふふっ……」
きゅっ、と捻りあげられる。充血しきってパンパンに膨れ上がったそこを責められて、気を失いそうになる。
「―――――――――!!」
絶叫。そして再開される激しいアタック。
「あっ、あっ、ああっ」
「うっ……く、聡美っ……」
篤志も必死だ。あたしの中に全てを注ぎ込もうと、荒々しく腰を振るう。
そして、再び訪れる破局。
「ううっ!!」
「ああああーーーーっ」
さっきと同じ。篤志があたしの中で震えて、熱いものを送り込んでくる。もちろん、さっきから感じっぱなしのあたしも、一緒に達して、一緒に果てた。
129 :
4:02/10/18 00:01 ID:EC5alMBI
ひさびさの戯れ #35
「ああ……んン……」
四つん這いの姿勢からそのままベッドにくずおれる。
力なく横たわるあたしの隣に寄り添った篤志が、優しく髪をすいてくれる。
「あ……」
うっとりとした声が漏れちゃう。髪を撫でられるのって気持ちいいから。
「聡美」
「……うん」
篤志の方を向いて、もう今日だけで何度目かわからないキス。でも、こんな状態だからキスだけでも軽くイっちゃいそう。
「よかったよ」
「ばか」
そんなこと改まって言われたら恥ずかしいに決まってるじゃない。
「あン……」
髪を撫でていた手が背筋を滑って、ヒップを撫でてくる。
「もう……だめぇ……」
「そう?」
ヒップからさらに降りていって、まだ火照りの冷めやらない泉をくすぐられる。
「や、やぁン!」
「まだ元気そうじゃないか?」
そう言って、またあたしの手をとって握らせる。篤志のそこは灼けるように熱く、そして堅かった。
130 :
4:02/10/18 00:02 ID:EC5alMBI
ひさびさの戯れ #36
「ん……?」
うすぼんやりと目を開ける。
えっと、確か……そうだ、篤志とデートして、ホテルに入って。
あぁ、エッチしたんだ。腰が立たなくなるまでサービスするとかなんとか。
それで……。
そこから先を思い出して、あたしは瞬間的に沸騰した。
そうだ。さんざん焦らされて、そのあげくにあんなことやこんなことを……。
見ると、篤志はあたしの横でまだ寝てる。そりゃ、あんなにハッスルしたんだから疲れてるよね。
「あ……」
ベッドサイドのテーブルには、封を切られたコンちゃんの飽き袋が5つ。えっと、第3ラウンドまでは憶えてるけど……あの後無茶苦茶に感じちゃって、もう何も憶えてないまま失神させられちゃったの??
そう思ったら、また身体の奥が熱くなってきた。昨日「生まれ変わった」なんて思っちゃったけど、本当にエッチが身に染みついちゃったみたい。
「ん……」
篤志がもぞりと動く。もうすぐ起きるのかな。
げ。あ、篤志ったら朝っぱらから勃ってるぅ!
こ、これって、朝勃ちっての? うわ、昨日あれだけシたってのに……本当、篤志ってケダモノなんだ。
131 :
4:02/10/18 00:03 ID:EC5alMBI
ひさびさの戯れ #37
でも、それを見てたら愛しさが込み上げてきちゃって。
テーブルの上に残ってた未開封のを取って、ピッと袋を破る。
「むふふっ」
篤志のそれに被せて、根元まで包み込んじゃう。こんな感じだよね。うん、ぴったり。でも朝から元気よね。ほんとに寝てるの? そう思ったから、手で扱いてあげた。
「ん……ん、ん? さ、聡美?」
驚いて目を覚ます篤志。
「おはよ、篤志」
「おはよ……って、お前、何してんの?」
「うふふ、昨夜の復讐」
篤志の根元をきゅっと握る。
「昨日あんなに良くしてくれたから、お返ししたいの。そ、その、ナマはまだ抵抗あるから、これで許して」
「お、おい、聡美っ、おおっ……」
ぱく、って篤志の先っぽを咥えた。ゴムごしだからあの生々しい匂いとかしないけど、それでも、ペニスの熱さも、堅さも口の中いっぱいにひろがってる。
いつも電話越しにしてるみたいにしてあげる。だから、いつもみたいにいっぱい出してね。そう思って舌を絡みつかせる。
うふふ、以前のあたしだったらこんなことするなんて思いもよらなかったのに。電話でエッチして洗脳されちゃったのかな? でも、それが悲しいとか悔しいとかそんなことはなくて、こんなにエッチになれる自分が嬉しいとさえ感じてた。
口の中のモノがひくんと震えて、あたしは、口でセックスするのも気持ちいいんだって初めて知った。
終
132 :
4:02/10/18 00:05 ID:EC5alMBI
……以上で、「ひさびさの戯れ」完結です。
おつきあいくださいましてありがとうございましたm(__)m
ちょっと本番シーンが短めだったかもしれませんが(^_^;
単調になりそうだったので割愛ということで。
拙者、男でござるが・・・・・・・
ビンビンに勃ってしもうた。
>>132 ゴチソーさまでした。大変おいしく頂きました。
135 :
64:02/10/18 05:24 ID:KabFXhCs
ふーー。隅々まで堪能させて頂きました。(´∀`)=3
つくづく、「こんなえっちしてみたい・・・・!!!!」て思わせる作品ですよね。
4さん乙です!!次回作、期待してます☆
136 :
名無しさん@ピンキー:02/10/18 05:39 ID:fvKJyDaU
とってもスバラシーです。
ゴチになりました。
137 :
4:02/10/18 10:27 ID:BAWXrTyy
>>133-136 皆様、拙作をお読みいただきまして、まことにありがとうございます(ぺこ)
楽しんでいただければ何より、と毎回書いていますが本当それがホンネ。
でも、遠距離恋愛じみた部分はあまり書けなかった気もしていて、多少心残りかも。
まぁ時間を有効に使おうと努力している部分の描写くらいしか思いつかなかったのですが。
だけど聡美たんもこんなに開発されちゃって、次の一ヶ月を待つのが大変かも(笑)
いやいや、それが楽しみなのも遠距離恋愛の醍醐味なのか。
138 :
7:02/10/18 22:29 ID:hkfOCLvw
4神>
やはり神。神に敬礼!( ̄∧ ̄)/ハイル4!
水を指すつもりではないのですが、
他の書き手さんが登場しにくくなりそうなので、
あまり神々言わないでホスィというのは傲慢でしょうか・・・ごめんなさい。
もちろん4さんの作品は好きでつ!
>139
日本は多神教の国だから問題ナッシング
141 :
4:02/10/19 09:37 ID:SD/Gj2C8
>>138(7
どうもです(^_^;
>>139 ここで私がコメントするとややこしくなるかなぁ(^_^;
個人的には、こういうのも2chの文化だから……と思っています。
複数の書き手さんが林立してるスレでも出てくるフレーズですし。
女性の書き手さんに対しては女神と言うべきかと、くだらないことで悩んだことはありましたが(爆)
>>140 ナイスつっこみ(笑)
142 :
Y:02/10/19 14:09 ID:55yDTkZ9
>4さん
レス遅くなりました、完結 乙です〜!
急かしてしまって申し訳ない。(藁
十二分に堪能いたしますた。
「愛しい陵辱者」ってフレーズ、イイっすね。w
>>119 >ちょっと言葉が足りなくて言いたかったことが伝わってなかったかな(^_^;
いや伝わってたんですが(汗)、茶化してスマソ。
たまにはトドメを刺されるのも良かろう、なんて。
>>122 スレタイ参照のこと。
「おんなのこ」が読んで感じなかったら、逝ってヨシ!なんで。w
143 :
4:02/10/19 15:21 ID:Nn0tc7BX
>>142(Yさん
いえいえ、こちらも肝腎な所で切ったりして(笑)
実際時間だったんですよ、re Pure の(ぉ
>愛しい陵辱者
相思相愛なんだし、恋人同士なんだし、合意の上でのSEXなんだし、100%和姦なんだけど、でもこの状況は陵辱テイスト混じってるかなぁと思ったので敢えてああ書きました(笑)
聡美が「これ以上感じちゃったら怖い」と及び腰になっても、篤志は「ガンガンいこうぜ」モードで責めまくるんですから。でもそれで、普段なら手の届かないところの快感を得られた……ということで。
144 :
1:02/10/21 09:55 ID:H00v0C0q
>>144 うひょ〜(^^;)
そうです、こちらが私めのサイトでございます。
Googleでもばんばんひっかかるので、今更ですけども(^^;)
4さんの作品、いいですねぇ〜♪
はぁ〜。こんなふうにされちゃったらいいなあ、と思わされます。
しかし私、体力ないから翌日ダウン必至かも(^^;)
146 :
4:02/10/21 12:00 ID:iJO3jO2k
>>144 既に堪能させていただいております(^_^)
>>145 上記の通り、愉しませていただいております(^_^)
そんな作者様に拙作を読んでいただいているとは感激です。このスレ(前スレ、前々スレ含む)では大先輩ですし。
>はぁ〜。こんなふうにされちゃったらいいなあ、と思わされます。
>しかし私、体力ないから翌日ダウン必至かも(^^;)
普通に男女1対1だと、男性のほうが回数とかで限界がくるのが早いから、こうして挿入に頼らない愛しかたで満足させてあげるくらいが丁度いいのかなぁとか思っていたりします。
一歩間違うとレズビアンみたいな愛しかたかもしれませんが(^_^;(偏見?)
147 :
4:02/10/21 12:23 ID:iJO3jO2k
ぎゃ、age になってた(汗)
148 :
4:02/10/21 12:25 ID:iJO3jO2k
慌ててまた age てるし(汗)
別にsage進行ではないので大丈夫だと思いますよー(w
保守のときは広告よけにsageてますが、作品UP完了時などは
ageたほうが目に止まりますし、そんな気にしなくても。
150 :
4:02/10/22 11:53 ID:S8neOjPM
>>149 了解っす。
時々、age か sage かで荒れてるスレとか散見するもので(^_^;
friday night hosyu.
152 :
Y:02/10/26 11:12 ID:6Q3AlLs6
>>150 sageてみたり。
>>151 サンクス〜。
前スレ埋め立て完了しますた。でも罰ゲームはカンベソ。
153 :
Y:02/10/26 11:18 ID:6Q3AlLs6
前スレ790の続き
唇を吸われて半開きになった口から、切なく溜息のような声が漏らされる。隙間に
僕の舌が這入りこんでいく。口腔内で繰り返される追いかけっこ。舌を押したり引いたり
吸ったり吸われたり。でも先に裕未の中に忍び込んだ、僕のほうにちょっとだけ分がある。
裕未の頭を抱え込んで口を吸いながら、いま一度湿った裂け目に指を侵入させていく。
そこには熱い泉が湧き出ていた。ビクッと肩を震わせて唇を離そうとするのを、逃さない
ように舌で口を犯し続ける。蕩けている場所を指で掻きまわす。
「はぁッ……やだ、いじわる」
やっと離した唇で裕未は僕を責める。それでも柔らかい襞は指の動きにあわせて、
ひくついて絡みついたり離れたりして、絶え間なく蜜を溢れさせていた。
「ほら、すごい」
濡れた指を引き抜いて裕未の目の前にかざす。とたんに裕未が真っ赤になった。
「ねぇ、裕未。あの時もこんなに濡れてたね。写真を撮って送ってくれたとき」
言いながら鼻先で指の匂いを嗅いでみせた。指先から立ちのぼる裕未の香り。まるで
膝を割り広げ唇を近づけて、蜜を啜っているような気分になる。
「あの時もこんなことをしてたんだ?」
再びそこを弄んで言葉でいじめる。膨らんだクリトリスを指先で弾くと体が揺れた。
裕未がひとりでしている秘め事を、僕はとても知りたい。喘ぎながら俯いてしまった
顔を上げさせると、裕未の顔は半ベソをかいたようになっている。
「ばかぁ!」
呟いて大粒の涙がこぼれ落ちた。
※ ※ ※ ※ ※
あれ、泣いちゃった…続きます。
154 :
4:02/10/27 00:36 ID:4kRyv+aZ
>>153(Yさん
あららら、いぢめすぎましたか。
これは祐未たん逆ギレで逆レイプかっ!・(スレが違います(^_^;)
>>153 つっ、続きはっ! 続きはいつっ!?
…いや取り乱さずに待ってます。
156 :
Y:02/10/28 04:23 ID:4Ni4VEK7
>>154(4さん
>逆ギレで逆レイプかっ!
裕未の平手が目の前で一閃した。何が起きたのか一瞬 理解できなかった。
「許さないわよ、あたしをいじめたりして」
頬に与えられた衝撃よりも、スルリとタオルの前をはだけた裕未の姿に、僕の目は
釘付けになった。
「今夜は寝かさないから、そのつもりでいて」
囁かれたとたん背筋がゾクリとして、頭の芯が痺れた。
……なぁんていうのも面白いかもしれん…ってキャラ違うし。(汗
スマソ、ついノッてしまいますた。w
>>155 こんな時間に起きておられる方が。(オドロキ
書くの遅くてゴメンナサイ。
スレ下がっているのでageついでに、書けてる所までうpしておきまつ。
157 :
Y:02/10/28 04:25 ID:4Ni4VEK7
「裕未、ごめ……」
調子づいて昂ぶっていた気持ちが急速に冷めていく。違うんだ、そんなつもりじゃ
なかった。僕の肩を濡らしてしゃくりあげながら泣く裕未を、呆然として抱きしめた。
乾きかけた裕未の髪の毛を、ゆっくりと撫で続ける。
あのとき画像の中にいた裕未は、眩しいほどに輝いて僕を誘っていた。
『ねぇ見て。私はここよ。秀行のすぐそばにいるの』
そう言いながら僕をけしかけているようだった。勃起をさそう興奮と、眩しさゆえに
感じる嫉妬。裕未に浴びせかけるように僕はたちまちに射精したが、精を放った後には
猛烈な虚しさに襲われた。どんなに求めても裕未に触れられないもどかしさ。
あのとき焦れるほど必要としていた人が、いまは腕の中にいて嗚咽をもらしている。
何を話しても言い訳になってしまいそうで、僕には紡ぐ言葉がない。
「ごめん、泣くつもりなんかなかったのに」
裕未はひとしきり泣いて落ち着いたのか、まだ濡れた目をして照れくさそうにしている。
「いや、謝るのは僕のほう……」
ひどく情けない気持ちになって、涙を吸い取るように瞼にキスをする。
「ううん。あの時のこと、思い出したら急に涙が出てきちゃって」
告白するように裕未はポツリポツリと耳元で語りだした。
「撮っているうちに、ほんとうに秀行に見られているような気持ちになって、
それで……なんだか、感じて、きて……」
だんだん小さな声になる。そこに飛んで行きたかったよ、僕も。
「おかしくなったの。……いやぁ」
聞きながら僕は懲りずに悪戯を再開していた。こんな可愛らしい告白を黙って聞くだけ
なんてできる訳がない。
nuu
159 :
4:02/10/28 08:42 ID:ANY7W59+
>>156(Yさん
>……なぁんていうのも面白いかもしれん…ってキャラ違うし。(汗
エロパロ板の「男が女に犯されるやつ」ですとか、SM板の「強制射精」とかのスレになってしまいますよね(笑)
まぁ愛があればそういうのも刺激的でいいのですが(笑)
>>157(Yさん
>眩しさゆえに感じる嫉妬。
嫉妬の対象は彼女を視姦しているカメラ?(笑)
自分が独占できる筈の裕未の裸身を凝視し、彼女を興奮させている無機物に対するジェラシーと言いますか。
(裕未たんとしては、レンズごしの彼の視線に熱くなっているんでしょうけども)
>>156-157 Yさん
155っす。こんな時間にって、ご自分こそ…。
続き読ませていただきました。感想を一言で言うと
「あ〜もう、男ってバカ(はあと)」
若い二人が愛らしいです。
161 :
Y:02/10/28 13:01 ID:0cHoyZhk
>>159 嫉妬の対象は、はて、何でしょうね?
眩しいほど輝いているものを見ると、つい「コン畜生!」って思いませんか?w
>>160 (はあと)が大きくなりすぎて、なかなか強気に出られない裕未タンでつ。(藁
まとまった時間が余りとれないので、ちびちびうpになりがちですがお許しを。 > ALL
あ、それから「王と虜」の続きなど、好きなときに間に挟んじゃってください。 >前スレ 571タン他
162 :
Y:02/10/28 13:03 ID:0cHoyZhk
湿った場所に手を差し入れて、上下に指を這わす。裕未の足は開いたり閉じたりして
感じることに抗っているように見える。さっきの涙で休憩していたトランクスの中の
ものが、力を得たように勢いづいていた。
「でも、その後にすごく寂しくなって……んんッ! 思い出してたら……」
胸のうちに不思議な感慨が湧き起こっていた。あの時、裕未も僕も同じ想いだったのだ。
距離を超えて結ばれたように感じたのに、その後に何かが逃げていくような空虚さが
訪れる。隔たっていた心の隙間を埋めるように、指を遣って裕未を喘がせる。クリトリス
の周辺を撫で回すだけで、言葉が切れ切れになって苦しげな表情を見せる。
「やっと、会えたのに、意地悪ばっかり、するから……あぁッ、もうだめ」
裕未の溢れる部分はますます熱くなっていた。入り口を訪問した僕の指を、そっと咥え
こんで出迎えてくれた。少し動かすたびに、くちゅくちゅと音を立てる。裕未の体が僕の胸に寄り添った。
「ばか秀行、明日には帰っちゃうんでしょ?」
「ああ」
「じゃあ、もういっぺん、して」
かすれたような声で囁いた。
「それは、無理だな」
そう答えると裕未の背中が固まった。身を起こして怒ったような顔で僕を見つめる。
「いっぺんだけ、なんて無理だ。朝まで寝かさないつもりなんだから。覚悟しろよ」
照れ隠しに裕未と僕の間にある邪魔っけなもの、バスタオルをはだけて取り去る。
ぷるんと零れでた胸のてっぺんが、すでに尖って固くなっているのが分かる。
ひげのチクチクが裕未の父親の記憶なら、これも僕の遠い記憶だろうか。裕未の胸に
顔をうずめて尖った蕾みに吸いつく。
「ぁあッ!」
裕未がひときわ高い声をあげた。
163 :
Y:02/10/28 13:16 ID:0cHoyZhk
>1さん
サンクスですー。
縮刷版うp、激早ッ!(ビクーリw
カワイイ背景、涙がでるほど うれちぃ。
縮刷版の素早さに感嘆しつつ、「分岐」の存在に激しくウケました。
同じく、分岐、受けました(w
縮刷版にはリンクも増えて良い感じ。
166 :
4:02/10/29 10:15 ID:yqvzgpw0
うぉ、縮刷版早っ(藁
拙作も収録されてるし。
分岐、とは??
168 :
4:02/10/29 18:25 ID:yqvzgpw0
>>167 縮刷版のページで「彼の事情(シャッター II)」を見るがよろし。
>>156の続きを、ちょっと考えてみました。
>>159で紹介されたスレが好きな人間なので、その方向性です。
皆様のイメージと違うかもしれませんが、お許し下さい。
「いや、さっきは、ほんとに、ごめ……」
心持ち、体が縮こまる。
「『許さないわよ』って言ったはずよ」
そう言いながら、裕未は僕の方に体を寄せ、手を首の後ろに当て、首筋にキスをしてきた。
「ふぅん……くっ!」
男であっても、こういう場所にキスされると弱い。
「ふふふっ、さて、まず何をしようかしらね?」
微妙に愉しそうな声で、そう言った。また、背筋が、ゾクリとする。
心の中には期待と不安が半分づつ。前までこんなことはしてこなかったのに、なぜ?
でも、もしかして僕、何が起こるか、期待している?
軽く抱きしめられ一歩、二歩、と後ずさりさせられる。真後ろにベッドが。
更に上半身を押されて、ベッドに仰向けに寝転がらされる。
「あたしは裸なのに、なんであなたは服を着ているの?」
軽く窘めるようにそう言い、僕の上着に手を掛ける。
時々、肌が露出した所を舌先で舐めながら、少しずつ服を上へとずらしている。
まるで子供が服を脱がされる時のように、自然と腕が頭の方へと上がっていく。
舌先が肌に当たる度、声が出そうになるのを必死で我慢する。
けど、乳首を少し吸われた時に、少しだけ、声が漏れる。
「くぅ…」
「ん?どうしたの?」
それだけ言って、更に服を上へとずらされる。全部脱がされてしまうのかと思ったら、
頭上にある、肘のところまでで止まった。そして、服と腕を押さえつけて、一言。
「手、動かしちゃ、ダメよ」
目の前に、裕未の顔が。口元は笑っている。
裕未に会えて、本当に良かったと思える、この笑顔。でも、少し目元が妖しい…
本編のように「甘い」展開じゃなくてごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
他の専用スレにでも投稿してれば、と激しく後悔…
細かいところが微妙に違う気がするけど、それも後悔…
171 :
Y:02/10/30 04:26 ID:3HJ+5khl
>>168 す、すみません……167は私ですた。(知りたかったの、名無しでゴメンw
気づいてなかった自分に激鬱…でも禿ワラ。
で、「分岐」の存在に気づいた所で(遅いよッ!
誰かこのあとに続けてくれないかなーっ? と振ってみようと思ってました。
>>169 そしたら早速 キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!
嬉しい、嬉しすぎる…。もう好きなように弄っちゃってください。
そこで止めたら秀行クン生殺しだし、続きキボンヌ。
そっち方向お好きな方には、著しくガイシュツだと思うけど
ttp://www5d.biglobe.ne.jp/~seitaima/index.html ↑ こんな感じでやってくれたらもっと嬉しい。(個人的リクw
172 :
4:02/10/30 10:42 ID:Jyqx86dt
>>169 ナイス続編(笑)
別に本気のレイプってわけじゃなし、愛がある合意の行為なんですから、女性が主導権を握って男を弄んだってここのスレッドの趣旨には反しませんよ(^_^)
# というか、Mの女性にとっては陵辱モノだってここのスレッドの趣旨には合うのか。
Y様のOKも出たことですし、秀行くんを一滴残らず搾り取ってやってくださいまし(笑)
ちなみに、私も
>>159 でネタにしたスレをウォッチしております(笑)
「強制射精」では一時期アクティブに発言もしてましたし(^_^;
>>171(Y さん
ガビーン(笑)
分岐が伸びてます♪ なんかすごいお得感。
シャッター、翡翠のほうが雰囲気いいかもです。w
175 :
4:02/11/01 10:49 ID:fxzhQOx1
分岐の背景イメージ……騎乗位?(笑)
関係ないけど、先日放映された「シスタープリンセス re pure」で、プラネタリムが出てきた時に噴き出してしまいましたよ(^_^;
176 :
1:02/11/01 20:34 ID:e8Hj+8fw
177 :
4:02/11/02 19:17 ID:rj4puNAH
>>176 中国語で官能小説って想像すると、どうもあの瞬間に「アイヤー!」と叫んでしまうのではないかと想像してしまいまふ(笑)
>>173 一粒で二度おいしい?w
>>174 ♪ 待ち焦がれてた意地悪な甘さ、を もう一つねだった。
そのうちより今のうち この気持ちも今のうち
淡く、あわく、翡翠のよう いつかじゃなく今がいい ♪
…早く買わなきゃ、マキシシングル…。
>>175(4さん
>プラネタリムが出てきた時に噴き出して
あるある〜、妄想と一致すること。(爆
>>176(1さん
楽しませていただきますた。
翻訳ソフトにぶち込んで出てきた、意味不明の日本語より
中国語の字面だけ見てるほうが、なんとなくイメージ湧くのが不思議。
きっと これは 「あ、あ……い、いやぁ……だめぇ」
って言ってるんだろう、とか勝手に妄想。(全然ちゃうかも
体位のお勉強、48じゃなく72なのは良いとして
この紙ペラ人形は……。(以下略w
分岐の背景、ハミルトン風?
明日の夜あたりに、やっと続きが出せそうです。
管理大変そうだけど、いつも楽しませて頂いておりまつ
180 :
Y:02/11/04 17:28 ID:30I/YC7Y
>>162 吸いついても口に含んだだけで、蕾みに触れないままでいた。含んでいないほうの胸を
やわやわと触る。裕未を焦らすように。背中からお尻にかけても手の平で撫でていく。
「んんッ……」
腰をもじもじとさせながら、裕未が両手で僕の頭を抱えこんだ。その行為だけで欲情が
伝わってくる。駄目よ、さわって、もっとして、と。
待ちきれない想いを宥めるように、蕾みのまわりに舌先を這わせる。続く快感を期待
して裕未の背が震えた。大丈夫だ、待っていて、必ず触れてあげるから。
口から蕾みをそっと離して、閉じた唇を上下させ先端を弾く。もう片方は指の谷間で
軽く挟む。喘ぐ声が艶をまし、より強い刺激を求めて僕の顔に胸を押しつける。
裕未の唇から漏れる吐息で、頭の中をいっぱいにしたい。そんな想いで尖った部分を
甘噛みした。
「んぁ……はぁッ」
どことなく焦点の合わぬ眼で僕を見つめている。裸の胸板を裕未の指がさするように
這って、トランクスの上から固くなったものをそっと押さえる。
「欲しいんだね?」
そう問うと少し困ったような顔をした。まだその事を口に出しては言えない、そんな
風情をみせる。何も身につけぬまま僕の膝からすとんと降りると、
「向こうで……」
と小さく言った。
裕未が先にたって僕を寝室に導いてくれる。肩に手をかけ後姿を鑑賞しながら後に続く。
べッドに横たわった裕未は、あどけなく誘うような表情をしていた。
181 :
Y:02/11/04 17:29 ID:30I/YC7Y
ゆるやかに流れるウェストから腰・太腿にかけての曲線、繁みにいたる下腹部のなだら
かな膨らみ、裕未の裸身はボティチェリの絵のようだ。
「いつまで見てるの?」
視姦に耐え切れずに呟く。触れられれば幾らでも快感の叫びをあげるくせに、じっと
見られているのは嫌だという裕未の感覚が、僕には不可解でならない。
「いつまででも。見飽きないから」
「意地悪……」
僕の視線から逃れるように横を向き、頬が少し赤く染まる。裕未の乳首は固く尖った
ままだ。見つめられながら濡れているのかもしれない、ふとそう思った。
確かめるように足元に跪き、両足をそっと開いていく。少し開いたところで膝頭を抑え
裕未の反応を見る。横を向いたまま、目をきつく閉じている。抵抗はしないけど、何が
行われているか確認したくない、そんな気持ちなのだろうか。
「嫌ならそう言って、裕未?」
「あ……」
否とは言わなかった。でも心の中の葛藤を表すように眉根を寄せた。
「もっとよく見せて」
足を押し広げる。夏の午後の日差しが照りつけている部屋の中で、裕未の太腿がこわば
った。顔を近づけ、熱い部分に吐息をかけて見つめる。
「ひゃ……」
両手で顔を覆った。でも足は閉じられなかった。クリトリスから会陰にかけてまで
夥しく濡れている。周囲を取り巻く薄い翳りも、露を帯びて光っている。その最奥で
息づいているピンクの小さな花びらが僕を誘う。蠢いて蜜を吐き出しながら。
182 :
Y:02/11/04 17:34 ID:30I/YC7Y
この調子だと長くなりそうな予感。(ちょっと鬱
続きます。
Yさん、どんどん続けてくださ〜い♪
184 :
4:02/11/04 23:05 ID:VSGZqx/f
>>182(Yさん
もっともっと裕未タンを視姦してやってくださいまし(笑)
でもまた泣かせてしまっても可哀相だし(汗)
185 :
Y:02/11/05 11:22 ID:SQNcRuIH
>>183-184 それでは泣かすのではなく、「哭かす」方向で。w
もう一度吐息を吹きかける。両足が震えて喘ぎが漏れる。目の前で熱い蜜が溢れた。
「ありがとう」
呟いてあふれた蜜を唇で吸った。恥ずかしさに耐えて僕に許してくれた、その気持ちが
いとおしくて。後からあとから湧き出す熱い部分に何度もキスをした。
「あ、ぁあ……ん」
裕未の両足が僕の頭を挟み込んだ。はじらいながらも求めているのだ。もう手で顔を
覆うことなく、シーツを引き掴んで快感のうねりに耐えている。もっと声を出して僕を
求めて欲しい。唇を花びらから離して、先ほどから鼻先が触れていた膨らんだ蕾みを舌で
つつく。
「んぁッ、や、あ……いぃ……」
足での締め付けが強くなった。僕の顎も裕未から溢れだす液で濡れていく。舌先を押し
付けてクリトリスをそっと剥きあげる。溜息のような声とともに裕未の腰が震えた。唾液
にまみれた小さい芽が、外気に晒されてはじらうように揺れた。
「裕未、もっと感じて」
僕の前でもっと乱れて、感じて欲しい。舌でねぶり転がして押し潰す。その刺激に応え
て裕未の背が2・3度バウンドした。こっそりと花芽を僕に押し付ける。言葉に出せない
可愛らしいおねだり。喘ぎながら何かを求めるように片手が宙を彷徨っていた。その手を
握り締めて花芽を強く吸った。
「はッ、はぁッ……ぁあッ!!!」
滾るような悲鳴をあげて裕未の体が硬直した。僕の唇の刺激を貪るように、腰がせり
上がって芽を擦りつける。いま一度強く舌で転がす。
「やぁあッ!」
花びらから熱い液を垂らして裕未の体が小さく震え、強張った足が力を失った。いとお
しむようにシーツまで濡らす愛液を啜った。絶頂の余韻をあらわすように、そこはひどく
火照っていた。
ウマーです ごちそうさまです
まぁ、中国関係でエロい話を求めるなら入門として井波律子の『三言』紹介
『中国のグロテスク・リアリズム』(中公文庫)が最適だね。
188 :
1:02/11/08 02:37 ID:wcshikSG
保守保守
放心している裕未の横に寄り添って、その額に貼りついた前髪をかきあげた。夢を見て
いたみたいな瞳にやっと焦点が戻って、
「あたし……あたしだけ、よくなっちゃった」
と、恥ずかしそうにポツリと言った。
「えっちだ。裕未のカ・ラ・ダ」
そう言って頬を指でつつくと、拗ねたようにうつむく。僕は嘘つきだ。本当はそんな
揶揄じゃなく、僕の腕の中で何度でも気持ちよくなって欲しいと言いたいのに。
裕未の手が下着の上から、そっと僕の固くなったものに触れた。さっきまで猛り狂って
熱い隙間を埋めたいと欲していた。今は少しだけ静かになって、でも……。
裕未と目があった。あれ? という顔をされた。しまった。
「ふふッ……」
「あ、おい、こら」
先走ったものがトランクスに染みを作ったのを、裕未に気づかれてしまった。嬉しくて
たまらない様子で、下着に手をかけて屹立したものを剥き出しにする。暖かい手の平で
包まれる。触れられて思わず脈打ってしまう。憮然としながらも気持ちよくて、されるが
ままになる。
「すごい、固くて……ぬるぬる」
ちゅ、ちゅ、ちゅ。起き上がってきて、濡れた先端にキスの雨を降らす。敏感な鈴口に
舌先が遊んで、ぺろぺろっと舐めとられる。このまま柔らかい唇に包まれて、裕未の喉奥
に注ぎ込みたい衝動にかられる。
でも僕の脇にちょこんと座って、無邪気そうくちづけている裕未を見ていたら、悪戯心
がむくむくと湧き起こってきた。大好きだった子に、からかったり苛めたりでしか気持ち
を表せなかった昔と同じ。
190 :
Y:02/11/09 13:05 ID:hxlFA2Rg
>>189 HN忘れました、続きです。
すっかり無防備になっている、まぁるい臀部をそっと撫でる。
「きゃ、なにするの。秀行も気持ちよくなって欲しいのに……あん……」
ごちゃごちゃ言ってるのを問答無用でうつ伏せにして、脇の下をくすぐったりなだらか
な背中を撫でてみたり。最初は笑っていた裕未が、気持ち良さそうな吐息を漏らし始めた。
「気持ちイイ?」
「うん、とっても。なんか蕩けそう」
もっと蕩けて、もっと乱れていいんだよ。僕の手は、裕未の背中を尻を太腿を這いま
わって、感触を楽しんでいる。腰の窪みとか足の付け根のあたりに触れると、裕未の体が
びくんびくんと反応する。
僕が裕未から送られた画像を見ながら、想像して欲情していたこと。後ろ姿の裸身、
その見えない部分を想像していた。足を押し広げたら、きっとそこは煌めくように濡れて
いるだろう。お尻の割れ目に隠された、まだ唇が触れたことのない部分にそっとキスを。
そんなことをしたら裕未は怒るだろうか。
膝裏から太腿まで這い上がった手を止めた。僕の意図を察して裕未の背中が緊張する。
ゆっくりと足を開いていった。両足を手で掴んだまま、目だけでその部分を犯す。僕に
見つめられているのに気づいてか、目の前でとろりと雫を垂らした。
「ほら、裕未だってぬるぬるだ」
雫を指に塗りつけて、会陰からクリトリスまで前後に往復させる。
「あぁ……」
僕の指と、僕の言葉と、両方で裕未が喘ぎだす。身をよじって震える丸い盛り上がりを
手で開いていく。視線を感じてキュッと形を変える、放射線状の皺。その可愛らしい光景
が目に焼きついて離れない。
191 :
Y:02/11/09 13:07 ID:hxlFA2Rg
「あ、やだ……どうして?」
もじもじと僕の手の中から逃げ出そうとする。どうして? どうしても。ここも僕の
ものにしたいから。小さくつぼんだそこに唇を当てて口づける。
「あ!!!」
裕未の背が反った。振り向いてとても困った顔をする。
「や、や、や……」
「どうしてイヤ?」
「だ、だって……だってそこは……」
自分にそんな場所があることすら恥じ入っているように、抗議する声まで小さくなって
いく。怖がらないで。僕は裕未をもっと知りたい。
「大好きだから。裕未がぜんぶ」
前へ進んで逃げようと腰を持ち上げたのを、両腕でかかえこんで抱きしめた。濡れた
秘裂を指で擦り上げながら、密やかに蕾んだ場所に舌先を這わせる。固くすぼんだ放射線
状の皺をなぞるように何度でも。
頑なに閉じていたのが呼吸するように緩みはじめる。首を振って背中をぶるぶると震わ
せて、はじらいと快感の狭間で裕未が戸惑っている。
「いじ、わる。……や、はぁ……」
いつの間にか腰を突き上げて、お尻の穴に僕の愛撫を受ける妖しい生き物。
「ぁふ……んん……はぁうぅぅーー」
そのとき裕未の口から漏れた長く尾を引くような喘ぎを、僕はきっと忘れないだろう。
雫にまみれた場所にも指を咥えて、丸い臀部が小刻みに揺れている。
「あぅん、あぁ……」
うわ言のような喘ぎと湿った水音が重なって、部屋中に響く。僕の腕の中で裕未が
変わっていく。ほどけたように緩んだすぼまりに尖らせた舌先を捻りこむと、痺れたよう
に全身が震えていた。誰にもナイショの秘密の場所を、僕は手に入れた。
192 :
Y:02/11/09 13:10 ID:hxlFA2Rg
>>186 どもです、続きもどぞー。
>>187 メモメモ……。w
>>188 「お知らせ」のほうも乙ですー。
も少し続きます。あともうちょっとで終わりそう。w
193 :
SOZ:02/11/09 16:53 ID:U2buXCPt
せっかくなので age。
Win な人ならかちゅ〜しゃとか、Macな人ならマカー用。とかを導入して
乗り切りましょう。
>>Yさん
裕未ちゃんのそんなところまで(笑)
いけいけごーごー!(笑)
age と言いつつ sage てたり、よそのスレで使ってるコテハン書いちゃったり(汗)
なんかドジりまくり(汗)
195 :
名無しさん@ピンキー:02/11/09 17:39 ID:74Kfyc3R
えっ・・・SOZさん=4さんなんですか?
某スレで「このSOZっていう人、なんか何処かで見たような文体かも・・・」
って思ったんですよ(笑)!正解でした(笑)
その某スレのほうも活用させてもらってます。
また後藤さんネタおながいします(爆)
すみません・・・
興奮しすぎてさげ忘れました・・・
197 :
4 :02/11/09 17:51 ID:U2buXCPt
>>195 あらら、SOZをご存知のかたがお見えとは(笑)
まぁ違うスレでは7 だったり47だったり(謎)
でも、文体とかネタの傾向とかでバレちゃうものなんですね(^_^;
よそのWEBページに投稿するときのハンドルで
「あなたもしかして○○さん?」
って見破られちゃったことありますし(笑)
積極的に偽装工作をしていないせいでもありますが。
特にネタの傾向(笑)
198 :
抜き:02/11/09 18:29 ID:1CXjz35p
200 :
4 :02/11/09 23:01 ID:U2buXCPt
すんまそん、操作ミスしますた(汗)
何日振りだろー! ずっと落ちっぱなしだったよね。
そんなわけで保守…。
202 :
名無しさん@ピンキー:02/11/13 01:53 ID:z6UtA3Fq
「理科室」ってこういう小説の舞台にしやすいですよねー。
誰かいいページ知らないかなぁ? もしくは誰か書いてクレー。
多少陵辱入っててもオッケーなんだけど∬・∀・∬
でもって、ageます。
203 :
4:02/11/13 10:32 ID:u61hJ47H
>>202 理科室……どうも、「ときめきメモリアル」の紐緒さんみたいなMADな美人が、気弱な少年を手篭めにするような妄想を抱いてしまいまふ(笑)
実験用の白衣の似合うクールビューティなヒロインって萌え(笑)
でもこの場合女性向けの内容じゃなくなっちゃうかな?
204 :
Y:02/11/13 16:30 ID:qiBvT4Vx
>4さん
>裕未ちゃんのそんなところまで(笑)
そ、それはウケていると思ってイイのかな?w
でも ここ「おな感」だから、なんとなく自主規制。
>まぁ違うスレでは7 だったり47だったり(謎)
7神、ま×チャンの温泉ネタも美味しく頂きますた。(爆
オチにバカウケ。
>>202 美術室でも音楽室でもなくて、理科室??
……人体模型とかアルコール漬けの○○とか、変な連想してしまって自分に鬱。
それじゃ学校の怪談だし。エロくない…。
205 :
Y:02/11/13 16:31 ID:qiBvT4Vx
続きです。
最初に裕未のカラダに火をつけたのは、僕だったはずなのに。ゆっくりと花開くように
変わっていく姿に、劣情をそそられる。
唇と指での愛撫を止めると、裕未は喘ぎながら突っ伏した。
黙ったまま寄り添って髪の毛を撫でる。僕の視線に気づいて裕未が顔を上げた。さっき
みたいに泣いて僕を咎めるかと思ったが、それはなかった。頬を朱に染めて僕の胸に顔を
埋める。
「ここでも感じちゃうんだ、裕未は」
懲りずに意地悪く訊ねる。さっきまで唇をあてていた場所は、僕の唾液と裕未の雫で
ぬめったようになっている。指先で探るように円を描いて刺激する。
「ぁ、やッ……」
感じる声をだすほどなのに、首を何度も振って認めようとはしない。柔らかく解けてき
たすぼまりに、小指の先をほんの少し忍ばせる。びくんッ!
「だめよ! ダメ……なの」
畏れる気持ち、恥ずかしさのほうが勝っているのか。
「どうしてダメ? 感じるのはちっとも悪いことじゃないのに」
「悪いことじゃない? こんなところで感じて、あたし、オカシクない?」
オカシイどころか……そうやって葛藤するのが、たまらなく可愛いんだけど。
「ぜんぜんオカシクない。それより、こっちのもの凄くなっちゃってる所はどうしよう?」
言いながら、もう大洪水みたいになってる花びらの部分に指を出し入れする。くちゅり
と立てる音を裕未にも聞かせながら。
「僕ももう我慢の限界なんだけどね……」
裕未の手を導いて、固くなった僕のものを握らせる。ついぼそっと本音を漏らすと、
いたずらっ子のように裕未が笑った。
206 :
Y:02/11/13 16:32 ID:qiBvT4Vx
「おいでよ」
潤んだ瞳をしている裕未に声をかける。自然な動作で仰向けになった僕の昂ぶったもの
を膝立ちでそっと跨ぐ。視線が絡むとキスを求めてくる。飽きずにゆっくりと唇を貪り
あう。
「裕未の好きなようにして」
さっきから湿った秘裂で棹が挟まれている。僕が焦れているのを知ってか知らずか、
浮かした腰をちょっとずつ揺らしながら、裕未はその感触を楽しんでいるようだ。悩まし
い光景に我を忘れそうになる。
こんどは裕未の番だ。濡れそぼった口で、早く僕を食べてくれ。
ツンと尖った乳首を指先でつまむと、小さな声をあげて体が前のめりになった。覆い
被さってきた唇を奪って、少しだけ体をずらす。屹立した先端を裕未の入り口にあてがう
ようにして、突き上げる。
「ぁふッ!」
熱く蕩ける場所に、そのまますんなりと飲み込まれていく。僕を味わい尽くすように
締め付けて、裕未の体が前後に揺れる。動くたびに目の前で震える乳房の先端を、口に
含んで転がす。
「ん、ぁん……だめ。あたし、やっぱり、オカシイ……」
言いながら裕未の腰が細かく動く。感じてたまらないという風に。
「いいよ。もっと動いて、感じて」
「だめ……あたって、ひっかかって…る……んッ!」
鍵と鍵穴みたいになって、裕未の中で僕のカリ首が引っかかっていた。身動きしても
はずれずに、中の感じやすいところを刺激しているようだ。
「やぁ、いいの、だめ、ヘンなの。あぁ、もう……」
207 :
Y:02/11/13 16:33 ID:qiBvT4Vx
僕の上に乗った裕未が、暴れ馬のように豹変していった。柔らかい肉襞が絡まって吸い
つく。四つん這いになって腰を振り、喘いで僕の唇を求めてくる。舌を絡めて裕未の唾液
が流しこまれ、僕が飲み干す。どろどろに熔けあって僕達はひとつになる。
「あぁ、いい……どうしよう、あたし、オカシクなる。ひでゆきぃ……」
感じて乱れながら体を震わせる。なんていやらしく素敵な眺めだろう。
「オカシクなっちゃえ。もっと」
下から腰を引き掴んで、突き上げる。
「ん、ん、んんッ! だめッ! はぁッ!!」
僕の額にも汗が浮く。ひくひくと絡みつく余韻を残して、裕未の体が僕の上に崩れ落ち
た。猛り狂っているものをそっと抜いて、裕未を横たえる。
休む間も与えず欲望のままに、仰向けにした裕未の片足首を掴んでグイッと持ち上げる。
膨らんだクリトリスが露に光っていた。指の腹で撫でまわすと身をよじってうめく。
「もっと欲しい。いい? 裕未」
「うん……き、て」
昂ぶる気持ちのまま、最奥まで突き入れて抉った。根元まで飲み込んで互いを擦りあわ
せる。深く繋がったまま貪りあう。湿った音を立てて腰を打ちつけ合う。
「すごい……あたるの、あぁッ!」
裕未の中のモノがそっと降りてきて、僕の亀頭にキスをする。深く貫いてグリグリと
そこに押しあてる。
苦しそうにうめいていた裕未の体が、大きくのたうつようにうねった。
「いい、いい……あぁあ……」
「裕未、あぁ……ゆみ」
たまらない愛しさが湧いた。覆い被さって柔らかいカラダを抱き締める。離れている間
に、僕達は互いに小さな火を育てていたんだろうか。
唇を吸い耳たぶを甘噛みする。裕未の足が僕の腰に絡みついた。
「くぅッ……ぁんッ! とけちゃうよぉ……!!」
耳元で甘い声を聞きながら、滾るものを迸らせた。
208 :
Y:02/11/13 16:39 ID:qiBvT4Vx
このあと別の場所でもう一戦って考えてるので(←おいッw
続く、です。
209 :
4:02/11/13 19:19 ID:u61hJ47H
>>204 >そ、それはウケていると思ってイイのかな?w
まぁ好きなネタですし(笑)
とあるスレでは妹を処女のままそっち開発なんて鬼畜なことを(殴)
>でも ここ「おな感」だから、なんとなく自主規制。
御意(笑)
>7神、ま×チャンの温泉ネタも美味しく頂きますた。(爆
ま×チャンとセラちんスレが殆ど姉妹スレと化していますが、なんかこうしてスレ同士で
横の繋がりが……(^_^;
>オチにバカウケ。
あの人はお笑い担当ですからねぇ(爆)
>……人体模型とかアルコール漬けの○○とか、変な連想してしまって自分に鬱。
>それじゃ学校の怪談だし。エロくない…。
ときメモの美樹原愛嬢のようにホラー好きな子なら喜ぶかもねぇ(笑)
メスで脅して、人体模型にキスするよう強いたり……って猟奇すぎるな(汗)
210 :
4:02/11/13 19:21 ID:u61hJ47H
>>205-207,208
裕未タン完全に火がついちゃってますねぇ(*^^*)
よきかな、よきかな(笑)
>このあと別の場所でもう一戦
はてさてどう仕切りなおすのやら。わくわく。
保守
212 :
4:02/11/19 17:58 ID:CtJYKA2M
か、書き込みが途絶えているのはぴんくたわーのせいですよね?
>>209の「人体模型にキス」で引いちゃったってんじゃないですよね?(汗)
213 :
1:02/11/19 18:48 ID:QuIfm1T8
4さん
「人体模型」云々‥‥ んなぁこたぁない(w
read.cgi 不調で、人通りも寂れて、
なんか、誰もいないビル街を枯葉が舞ってる‥‥
そんな感じですね〜
214 :
139:02/11/19 21:20 ID:QuIfm1T8
こうやって翔太に腕枕してもらってる時が、
わたし、一番好き。
翔太の胸に顔を埋めて、心臓の鼓動を聞いてると、
すごく落ち着くんだよね。とってもあったかいし。
そういう時って、ほとんど頭の中真っ白で、
な〜んにも考えてない。ぜんぜん。なんにも。
このあいだ、腕の中で、このことを言ったら、
「それって普段とかわんないだろ? おまえの場合」
って、翔太にマジで言われた。
口悪いんだよ、翔太は。付き合い始めた頃からずっとだけど。
もうひとつある。ヒミツにしてること。
不思議なんだ。どうしてかわかんないんだけど、
抱き合ってるうちに、
翔太の呼吸にだんだん私の呼吸が合ってきて、
で、二人で一つの生き物になったみたいになる事があるんだ。
もうそうなったら、もう最高!
で、最近、おかしいんだよね。
なんでって、
デートで会ったときに、
エッチと同じぐらい腕枕にワクワクしてるんだ、わたし。
やっぱり変だよな〜 これは。
翔太には言えない。さすがにね。
215 :
139:02/11/19 21:22 ID:QuIfm1T8
そんなこと、あれこれ考えてたら‥‥
あれ? これって?
ほら。やっぱり。
私のお腹のとこで、なにかが動いてる。
それは‥‥ そう、あれでしょう。当然。
でも、ついさっきエッチしたばかりなのに〜!
ツンツンって、わたしのおへそのところに当たってる。
元気だね〜 翔太のこれって。
悪い気はしないよ。
私に魅力があるってことでしょ? いちおう。
そのうちに、さっきよりもっと固くなって
もう、ずっとわたしのおなかへこましたままで‥‥
胸から顔を上げたら、翔太もこっちを見てる。
目が‥ 野獣。
わたし、また襲われる運命なんだ。
美沙ちゃん大ピンチ!
ケモノになった男が、目の前で牙を剥いてる。
これは逃げられないな〜
無理だ。逃げても力ずくでやられちゃうもんな。
いいわけしてたら、クルッて反転して、翔太が上になった。
キスされるのと同時に、足が私の両足の間に入り込んでくる。
足が‥ 少しずつ‥ 開かれてく‥
で、翔太の腰が私の足を押し上げるようにして。
216 :
139:02/11/19 21:23 ID:QuIfm1T8
いつも思うんだけど、これって、とっても恥ずかしい。
なんか、ね〜
でも‥‥‥
あ‥ 当たってる。ひだのところを上下にこするように。
いつもみたいに、すぐには入ってこない。
何度も何度も、クリトリスの上から入り口のとこまで。
さっき一回してるから、余裕あるんだ。翔太。
そうやって、なんども往復してるうちに、わたし、ちょっと。
あっ なんか、 いい感じ。
すごく‥ ソフトに触れられて‥
入り口のところが、キューッってなった。
そして、ジワーッって‥ ひだの中に出てきてるし。
あぁ いれて欲しい。
そう思ってるんだけど、翔太、来てくれない。
どんどん中がうずいてきてる。
翔太のお尻つかんで引き寄せちゃった。つい。
目を開けたら、動きを止めて驚いた顔でこっちを見てる。
あ、やだ。なんでこんなこと、わたし‥
それでも、また、おんなじ動きを翔太が始めた。
もう、我慢できないよォ
「ねぇ‥」
もう一回、わたし、翔太のお尻をつかんで引き寄せた。
わかるでしょ? ここまですれば?
217 :
139:02/11/19 21:26 ID:QuIfm1T8
「ん?」
あ、意地悪してんだこいつ。わかってて。
そう思っても、わたし、からだをくねらせてた‥‥
だって本当に欲しかったから、‥体が勝手に
「いやいや」してた。 わーっ!
でも、ちょっと受けねらいもあったけどね。
ボーゼンとしてて、そのまま翔太動かない。
もうだめ、待てないよ〜
翔太のあれつかんで入り口のところに引っ張った。
で、トーゼン翔太も力を入れてきて。
閉じてるひだをこじ開けるみたいにして、
ヌメヌメって‥
あれが、 すごくよくわかっちゃう。
形まで。
入り口にとこまで来た。
そのまま同じ速度で中に‥ 少しずつ‥‥
いいの。それが。
すこしずつ中が一杯になっていってるのが、いい。
それから真ん中ぐらいまで来て、
うん。いいよ。とっても。
もっと。もっと奥に‥‥ ネェ‥
218 :
139:02/11/19 21:29 ID:QuIfm1T8
そして一番奥まで入ってきたとき、
もう、何がなんだかわかんないぐらい。
自分がどこまで飛んでいっちゃうのかって思って、
翔太の背中思いっきり抱きしめてた。
そしたら、そのままぐいぐい押し付けられて、
どこかで‥ 翔太の先のほうがわかる。
あそこの当たってるとこがすごく敏感で。
でもそう思ったのも一瞬。
さっきよりもっと、すごい波が来た。
息が出来ない。 苦しい。
だめだよ、苦しいよ。
助けて翔太。
だめ! ダメ!!
動かしたら‥‥ 息が 息が
あそこが とっても
翔太ぁぁ!!
髪なでられてた。
目を開けたら翔太が笑ってる。
「やっぱ、腕枕のほうがいいか?」
答えたくないなぁ。
恥ずかしいよぉ。これは。
以上です。
濃厚なフルコースの途中の、
そう、カシスシャーベットのようにお召し上がりください。
それではまた。
220 :
:02/11/19 21:59 ID:cyAiXkp4
221 :
bloom:02/11/19 22:04 ID:Ik4eAF13
222 :
Y:02/11/20 02:21 ID:gsKhNZw3
>>214(4さん
このスレの住人は、そんなコトくらいじゃ引きません。(爆
あぁ、それにしても ぴんくたわーったら……
>>219(1さん
カシスシャーベットは単品で十分おいしゅうゴザイマス。
ごちそーさまですた。w
分岐の続きなんて、何気に待ってたりするのですが……
169サンってところで誰なんだろう??
223 :
4:02/11/20 10:36 ID:96T6/+eg
>>213(1さん
>「人体模型」云々‥‥ んなぁこたぁない(w
>>222(Yさん
>このスレの住人は、そんなコトくらいじゃ引きません。(爆
了解(笑)
でもスレ的には「ときメモキャラを犯すなら P2」あたりに書くべきネタかなとも思います。
最近あのスレ枯れていますし(汗)
>>214-218(139さん
>腕枕にワクワク
なんかいいなぁ。
これが「腕枕にハァハァ」だと、「フェチ板に逝け」かもしれませんが(爆)
>「やっぱ、腕枕のほうがいいか?」
>答えたくないなぁ。
>恥ずかしいよぉ。これは。
言葉による羞恥責め萌え(笑)
保守
あー。久し振りに書き込むことができましたです。
ええと上の方に出てきた「ラブノベルズ」2冊ほど入手しましたが、
腹 が 立 つ ほ ど つ ま ら な か っ た です。
ええもう、本を投げ捨てたくなりました。廃刊になるのもナッ☆トク!
文章力なし、ストーリーありきたり、エッチ描写もいまいち。
女の子は「されるがまま」でお人形みたいだったです。
まぁ選んだ2作が揃って駄作だっただけかもしれませんが。
敢えてタイトルは書くまい。
古本屋ででも、見かけたら手に取ってみて下さい(w
それにしても本当に、女性向エロ小説は需要がないようで悲しいです。
が、今日、ワイドショーで素敵なことばを耳にしました。
「市場がなければ自分で作る」。うわあ。
ラブノベルズ、ボーイズラブ出版社の実験みたいだったから…。
先日どこか大手の出版社で、
女性の為のエロ小説公募が行われていたので
需要がある事は確かだと思うんですけどね。
227 :
1:02/11/26 13:21 ID:icJhZojK
なるほど‥
なにげない発言のテスト(w
228 :
Y:02/11/27 00:08 ID:VBXGwtgi
>>225-226 >女の子は「されるがまま」でお人形みたいだったです。
冷汗……ぎくッ! としますた、気をつけよう…。
>「市場がなければ自分で作る」
ここで皆で書けば市場ができる、はず。(ほんとか?w
>女性の為のエロ小説公募
女性向と銘打つと、ひたすらソフト路線だったり
雰囲気バカーリで内容は??? って思うのは私だけでしょうか。
他スレをロムって満足してしまっていたので
ちと間があいてしまいました、スマソ。
サボリっぱなしなので、書けてるところまでうpして自分を追い込んでみます。
朝までに続きがなかったら挫折したと思ってください。w
229 :
Y:02/11/27 00:09 ID:VBXGwtgi
じっとりと汗にまみれて、ふたりとも暫くは口もきけずにいた。荒い息づかいで抜く
こともせずに重なりあっている。裕未の瞼は半開きで、どことなく虚ろだ。
体を離して髪の毛を撫でる。ようやっと気がついた、という風に
「あ……遠くに、連れてかれちゃった」
とぼんやりした調子で言った。
誰が、いつ、遠くに行ったんだよ、そんな質問が出そうになるのをぐっと呑み込む。
「そんなに気持ちが良かったんだ?」
「……うん」
頬を染めて穏やかに微笑む。そんな表情がステキなのと、なんとなく羨ましいのと両方
でくすぐったくなる。遠くに連れていったのがたとえ僕でも、その感覚は共有できない。
それがちょっぴり悔しくもあり。
柔らかそうな頬にそっと触れた。吸いつくような掌の感触に頬から顎、それから首筋
から肩先、二の腕へと撫でまわす。感じた余韻を残してツンと立っている乳首を、軽く
口に含みながら丸い膨らみをやわやわと揺らす。
最初のうち含み笑いを漏らしていた裕未が、やがて気持ちよさそうに目を閉じた。
しっとりと汗の滲んだこの感触を、僕の手はいつまで覚えていられるだろう。
「シャワー浴びよう、一緒に。裕未のカラダ、隅々まで洗ってやる」
照れ隠しにそんなことを言って立ち上がる。「隅々まで」ってところに反応して、笑い
ながら裕未も体を起こした。
「きゃ」
振り向くとベッドの脇でへたりこんでいる。
「そんなじゃ朝まで持たないんじゃない?」
「もうッ……」
怒ったように睨み返す視線にどことなく力がない。差し出した手に黙ってすがりついて
くる。遅い夏の陽がようやっと暮れようとしていた。
230 :
Y:02/11/27 00:18 ID:VBXGwtgi
「さぁじっとして。お姫様になったつもりで」
シャワーの流量を調節しながら、立っている裕未に浴びせる。飛び散る飛沫に目を細め
て僕に問いかける。
「なんだか怖いなぁ。また良からぬコトを考えているでしょ」
もちろん。あれやこれやと考えているけどね。
ボディソープを泡立て両手をスポンジ代わりにして、まず手の指先から洗っていく。
指と指の間も丁寧に。くすくすっと裕未が笑う。腕から肩、首筋へ。バレッタで軽く髪の
毛を止め上げただけのうなじが色っぽい。
背中もマッサージするみたいに撫でまわして、腋の下から脇腹あたりまで。裕未の体が
時折ビクッとしたり深呼吸したりする。
ヒップに手がかかったところで気分を変えて、今度は足の爪先から。ひざまずいて足を
洗い上げている様子は、ほんとにお姫様と奴隷に見えるかもしれない。
膝から上に手を伸ばすと裕未の膝小僧がキュッと閉じた。
「ほら、ダメだよ、洗えないだろ?」
「だって……」
裕未が拒んだ原因は、太腿の内側に手を差し入れてすぐにわかった。さっき僕が中に
放った精がとろとろと零れだして、裕未の足の間を濡らしていた。ぬるりとするその感触
に何とも言えない複雑な感慨がある。かつては僕のものだったのに、今は裕未と混じり
合って溢れている。愛しあった証のしずく。
「どうして? 恥ずかしいことなんてないよ」
僕の視線から逃れるように、裕未は顔をそむけている。太腿の付け根までを泡まみれに
したら、大事なところは後回しで今度は下腹部を洗っていく。おいしいものが目の前に
あって、先にそれから食べるか後にするかと聞かれたら、僕は後でゆっくりいただく主義
だ。
231 :
Y:02/11/27 00:21 ID:VBXGwtgi
ちょっとずつ上のほうへ、胸のふくらみに手がかかった。
「ふぅ……」
そっと優しく裾野からてっぺんへ、大きく円を描くように洗っていく。裕未の漏らした
小さな溜息はだんだん荒い息遣いに変わっていく。
「気持ち、いいんだ?」
立ち上がって裕未の顔を見つめながら反応を楽しむ。訊ねながら耳元に息を吹きかける。
手の平のなかで乳房が弾んでカタチを変える。指先で乳首をはじくと、耐え切れないと
いった風に、裕未が泡だらけの腕で僕の首に抱きついた。
「は、ぁんッ……立っていられなくな、る……」
ソープの泡にまみれた胸が押し付けられる。すべらかな感触が心地よい。つるつると
滑る体をそっと抱きとめて、取り残されたようにそこだけ泡の付いていないお尻を洗う。
両手で抱えるようにして。
「あ、そこは……」
「隅々まで洗うって言っただろ」
さっき僕がくちづけた窄まりも、その先の新しい蜜を吐き出しているところも。湯に
濡れた繁みも、その奥にそっと隠れている膨らみも。執拗なほど丁寧に、ゆっくりと
洗っていく。
「はッ、はぁッ……んふッ!」
堪えきれないような裕未の喘ぎが聞こえてから、意地悪をするように僕は手を離して
シャワーの栓を捻る。物足りなそうに眉を寄せたほんの一瞬の裕未の表情は、思わずはっ
とするほど切なく見えた。
232 :
Y:02/11/27 03:33 ID:7Gziyc/o
少しきつめにシャワーの湯量を設定して、ほんのり朱に染まり始めた首筋にかける。
泡を洗い流して肌の上を水滴が転がっていく。僕が考えている悪戯はここからだ。
シャワーの位置と角度を調整しながら、少しずつ裕未の胸を責める。少し離してふくら
み全体に、今度は近づけて上下に。斜め上から、それとも下から? どんな風に水流が
かかったら裕未は感じてくれるだろう。それともこんなのは面白くないだろうか。
「あッ……やッ!」
反応があったのは乳首の尖りの辺りに、下から上へシャワーヘッドを動かした時だった。
もっと近づけて、また離して。シャワーを浴びているだけなのに、逃げるように裕未は
壁際に追い詰められていく。
――僕が何も触れていないのにシャワーだけで感じてしまって、裕未はとてもいやらしい
んだね……いつもこんな遊びをしているの?
そんな僕の心の中が、見えているのかいないのか。もうもうたる湯気のなかで、水音と
裕未の喘ぎが交錯する。
下腹部から繁みに向かってシャワーを移動する。まだここはゆっくり流してなかったね。
「足を、広げて」
その言葉に裕未は抗わない。抗えない。恥ずかしがる気持ちと求める気持ち、天秤に
かけて少しずつ足が開いていく。
「あぁッ!! だめ、だめ……」
開いた隙間に奔流が襲って、裕未は激しく首を振る。耐え切れずにトン、と壁に背中が
寄りかかってズルリと体が滑る。膝が軽く曲がって敏感な芽が水流の直撃を受ける。
「ふわぁッ!!……ひッ!」
湯気のカーテンの向こうで水流に悶え感じているさまは、たとえようもなく妖しくて
淫らだ。
233 :
4:02/11/27 10:38 ID:H31ff6gU
>>228(Yさん
>女性向と銘打つと、ひたすらソフト路線だったり
>雰囲気バカーリで内容は??? って思うのは私だけでしょうか。
出版社のリサーチ不足ってやつなんでしょうかねぇ。
かく言う私もこのスレ(および旧スレ)とか読む前までは似たような偏見を抱いていましたが(^_^;
(もしくは、801少女に対する偏見を基準に考えていたか(汗))
同感。女性向エロ小説が、イコール801ってのは変だと思う。
235 :
4:02/11/27 17:00 ID:H31ff6gU
>>234 >女性向エロ小説が、イコール801ってのは変だと思う。
お恥ずかしいかぎりで、それも私の中の偏見の一部にあったんですよ(^_^;
まぁ、801ではなくてショタコン(おねーさま×少年)はどーかなー? とは今
でも思っていますが、このスレの常連さんたちのストライクゾーンではないみ
たい。
236 :
4:02/11/27 18:22 ID:H31ff6gU
>>235 補足
男性向けショタ作品(笑)のヒロイン(爆)である男の子は、「ペニスの生えた女の子」的に
描かれているので女性読者にとっては面白くないんだろうなぁとか考えたりもしたり。
>>235 すみません、言葉不足でした。m(__)m
一般的に、小説リンクサイトで女性向カテゴリー見ると、
全部801作品なんで、そう言う意味です。「4さんに禿同!」です。
そう言う意味じゃ、おな感って画期的だったのかも。
女性作者によるエロ小説サイトに、ネカマで参加したい2-139でした。
【微妙に238の続き】
「ピンキーティーンズ・ノベルズ」
ttp://www.issuisya.co.jp/contents/k_novels.html というシリーズが最近創刊されました。「ラブノベ」と似たような感じです。
まだ3冊しか出てないのですが、作家はみんなボーイズラブから流れてきた(失礼)方々。
本屋で手に取って「こ、これは買えない」と思いました。
大人の読むものでは、なかったのです…!(果たして18禁なのかなぁアレ? 絶対違うな〜;)
見たところ、中高生のオナニー用でした。それはそれで(*^_^*)ですがー。
私は中高生がきゃぴるん☆とセックスを楽しむような話は読みたくないんじゃよ。
自分のニーズに合わせて書いてゆくしかないのだなぁ(遠い目)
以上、ただの独り言でした。なんかもう全然書けないから何も言う資格ないのじゃがワシ。
話の腰を折る形で失礼します。
お久しぶりです。今前スレを見ましたら丸々二か月空白期間が出来てしまいました。
なお、ここまでの話の経緯は収縮版か、前スレの728まで遡ってご覧下さい。
収縮版の管理人様、保管だけでもありがたいのに、題名までつけていただいて、
本当に感謝します。
すぐに、何かを被らされたと気付いたので混乱には陥らなかったが、
自分の頭を覆っている、彼の細部にまで張りつくように柔らかくまとわりつく、
何ともいえぬ芳香を漂わせているものの正体に気付くと、
「陛下、これは」
と口走っていた。外そうとしたが、王が服を手で押さえつけているのだろう、
その思いは叶わない。
「しばらくはこのままでいなさい。みだりに見るようなお前とも思えないけれど、
これ以上肌を見せるのは恥ずかしいのよ」
耳元に語りかけられながら、口調は羞恥とはほど遠い。王が肌を見られる程度で
恥ずかしがるとは思えぬ逸話を、彼の頭を十余りも過ぎったが、
残りの調べる箇所を思うと、このままの方が良いと思えた。
全くの闇にいたことが今まで無かった訳ではない。幼い頃は寝込むことが
多かったからか、何の光も射さない中で目覚めることが多かった。近衛になる前は
内乱や戦で闇に乗じた進撃に参加したことも、逆に仕掛けられたこともある。
近衛になってからも賊を追いつめるために、闇夜の中を一人で後を追ったこともあった。
今は布越しではあるが灯りがあり、完全な闇とは正しくは言えない。
側にいる人も彼を殺そうとしていない。ただ、その人こそが、闇にまつわる
これまでのどの事態よりも彼を戸惑わせている。
吐いている息が、そのまま自分に跳ね返ってくる。耳にはその息の音と、
布がこすれる音が絶え間なく続く。少し首を動かせば口と鼻に布が密着することは
避けられるが、それでもやはり軽い息苦しさは覚える。
王は立ち上がったようだった。耳と肌が、彼の右側、頭の真横へ移るのを感じ取る。
「分かる?お前の顔の右に立っているから」
真上から声がかけられる。ではやはり横にいるのだ、と思ってから、気付いた。
まるで目に見えているかのように鮮明に、王がどういう姿勢で彼を見ているか、
想像していた。闇の中の為、頭が自然とそうしているのだろう。
追い払おうとしても、頭を布に包まれる前のように目をそらしてみても、
幻は依然として消えない。
目が自由になったときは顔を少しの間だけ見るのがやっとだったというのに、
浮かび上がる像は彼に凝視を迫る。首から肩にかけての線や、
腰を覆う布の厚みなどを、出来るだけ見ないようにしていた筈が、
細部に渡って浮かび上がらせている自分に、随分と覚えていたものだと呆れた。
しかし腰から足にかけての線が浮かび上がったところで、強引に意識を、
顔の横にあるらしい靴へと向けた。
手を自分の顔の前までずらし、少しずつ床をはわせると、指先が固い物体に
行き当たった。手を軽く添えると、彼の熱くなっている指をなめした皮は
丸みをもって受け入れた。
手の平も使ってどう外せばいいのか調べる内に、ある事実に行き着いた。
王の靴は一見、夜会にふさわしい形をしていたが、その実、飾りに見せかけられた
金具で強固に留められており、しかもその金具はどう触っても、彼が兵として
履く靴でなじみのものだった。
服もそうだが、王の身につけているものはどれも奇妙な仕掛けが施してある。
理由は近衛である彼にはすぐに察せられたが、このようなものを作らせなければ
ならないほど、窮地に陥りやすいのかと思うと、いたたまれず、また悲しい。
「どうしたの」
思いを馳せる内に手が止まってしまったらしい。王は屈み込んだのか、
今だ服を押さえたまま、彼の腕にもう一つの手を置いたが、強く握られず、
本当に手を置かれただけだった。ふと、彼が答えるまで、王はいつまでも
彼の腕に手を置いているのでは、と思った。
「いつから、このような靴を履かれているのですか」
頭の上で、王が「さすがに気付くか」と笑ったのが聞こえた。
「お前は何でも話してくれたことですし、国と私を護ってくれる者の問いに
答えないわけにはいかないでしょうね。そう、私が世に対して目を開き始めた頃、
この城では普通の靴を履いていてはいけないと思った時からよ。
今はお前のような近衛や、卿が身近にいてくれるから滅多にこれが役に立つことも
なくなったけれど、今度は普通の靴が合わなくなってしまった」
王の言葉に合う時といえば、彼の聞き知った中では一つしかない。
近衛の中でも、長年任にあった人から聞いた話だが、戦もほぼ負けを知らず、
僅かずつだが財政が立て直されてきた今とは違い、昔は大きな声では言えないが
王庫の財は底を尽きかけており、近衛の数も今よりずっと少なかったという。
しかも今は近衛は王一人を守ればよいのだが、かつては王家は直系も傍系も
残らず城に滞っていた。そして不安定な政情が、誰が誰を殺しても不思議では
ない状況を生みだしていたという。
王家の誰が生き残っても、その人物は恐れをもって人々に仰がれただろう。
その役割が、全てに終止符を打ったとされる一つの死の噂をつれて、
目の前の人に回ってきたというだけの話だ。
その、役割と噂を引き受けた人物は、腕にあった手を離し、手の甲で
軽く叩いてきたので、靴にあった手をそれに弾かれるようにして動かすと、
また、楽しそうに笑った。
金具の外し方は、本当に兵の靴のものと同じだったので、習い性が幸いしてか、
本来ならば両手でも苦労しただろうものも、片手で外すことが出来た。
全ての金具が外れたことを、手の平で靴を撫でることで確かめる。
踵に手をかけて動かすと、何かが引っかかる感触と共に、靴が脱げたようだった。
先程の引っかかりが気になりながらも、もう一方の靴も同様に金具を外し、
脱がせる。それから先に脱がせた足を求めて指をさまよわせるが、
どこへ行ったのか見つからない。途方に暮れたところへ、手の甲を何かが擦った。
つい、手首を返して掴んでしまった。王の足先は逃げるように左右に動いたが、
すぐに彼に掴まれるままになった。
足先は下履きに包まれており、布を被った状態でなおも手の平をくすぐる。
手の力を緩めると、より活発にくすぐってきた。手の平を押しつけたい気持ちを
堪えながら、足の形を確かめる。かかとから土踏まずにかけての線は丸く、
くぼみに指を伝わせながら、足首に移る。
少なからず、彼は手に力を入れまいと己に命じていたが、手の中にあるものを
思うと今にも指先が命令に背きそうだった。
これまでの彼が生きてきた中で、女性の何かしらの動作に対し、
精神と全く関係ないところで軽い動揺を覚えた、というような機会は少ない。
そもそも女性の体を服の上からでも見るということは、かなりの無礼にあたる。
無意識の内に、彼も出来る限り目の中に入れずに済むようにしてきた。
自分でも驚くほどの憧憬を持っていたらしい胸でも、それと意識して
見るようなことは決してなく、腰やうなじについても同様だった。
唯一の例外が、裾から足首が覗いたときだった。
勿論、見てきた足首は下履きに包まれていて、素足などではないが、
どの女性の持つそれも細く、まだ見たことのない、異性の身体への畏敬を
喚起させるには十分だった。仲間に無理に見せられた、男女の他愛ない
戯れを綴った話の中で、女が男を誘惑するときには必ず、裾をさばくことで
足首をちらつかせて見せる下りがあったのも、動揺の勢いを強めた。
そして今、足首はくびれて彼の手の中で存在していた。もっと握りしめたら
どうなるのか、という想念を止めて手を回すと、場違いなまでの固いものが
指に触れた。
一度手を離してしまった。どこが尖っているか分からないので慎重に、
その物体があると思われる箇所をつつき、さすることで形状を調べる。
間違いはなかった。大きさといい、左手の枷の鍵になり得るほどの物である。
摘もうと触れると、固い金属ではなく、布の滑らかさが彼の指をとらえた。
叫びたい衝動に襲われた。先程から散々王が動かしている足に、鍵が普通、
何も無しで肌に密着したりはしない。鍵をそこに留めている下履きは、
ゆるみなく王の足を覆って、服の中へ消えている筈だった。
245 :
z571:02/11/28 14:16 ID:YgUxJifj
今回の「王と虜」は以上です。
名前にzがついているのは、まだ先の話とはいえ
私以外のどなたかが571に書かれたら紛らわしいので。
続きを待って下さった甲斐があったものになっているかは分かりませんが、
最後まで書きたいと思いますので、よろしければお付き合い下さい。
>前スレの769さん
王に限らず、各人の名前は皆さんのお好きなように付けて下さい。
・・・卑怯ですか?でしょうね・・・
246 :
4:02/11/28 15:13 ID:2qBQ9WGk
>>z571 さん
キターーーーーッ、ですな(笑)
王タンも虜タンもおひさしぶりです。
(名前が無いからこう呼ぶ(爆))
鍵をそう隠してましたか。
決してどこかの中(笑)とかじゃなかったんですね。
>z571さん
お待ちしてました。
目隠しをする事で触覚を頼りにし、否が応でも膨らむ妄想…やらしい…。
好きです、こういうの。
虜にゃ悪いがさらなる淫靡を!