おんなのこでも感じるえっちな小説 2.5

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238SOZ
膝の上の戯れ #01

 篤志と久々のデート。遠距離恋愛の定番、いつものように駅で合流して、それからあちこちを巡って。
 ホテルに入る前に、駅のコインロッカーに預けておいた荷物を拾ってくる。
 何の変哲も無い紙バッグ。でも、実はこれが今日のデートのハイライト。まぁ、篤志の我が侭に応じてあげたんだけど、男ってやっぱり馬鹿だと思う。
「あ、それ」
「そう」
 だからそんなに嬉しそうな顔しないでってば。
 いつものホテルにチェックイン。部屋に入って、いつものように抱き合ってキス。
 いつもなら、このまま愛撫されて押し倒されるんだけど、今日は違う。
「んっ……じゃ、着替えるからちょっと待ってて」
「ああ」
「それと、あっち向いてて。恥ずかしいから」
 今更? なんて顔しているけど、全部見せ合った仲だけど、着替えている途中を見られるのはやっぱり恥ずかしい。とっとと背中を向けさせる。
「絶対見ないでよね」
「はいはい」
 紙バッグから取り出した服に着替える。篤志のリクエスト。
 ミニスカート、それもなるべく短いやつに、その上でオーバーニーソックスを穿いて欲しいんだって。なんかアニメかゲームにでも出てくる女の子みたい。
 あたしが持ってる一番短いスカート。学生時代に一度身に着けたきりのやつ。正直短すぎてどうしようもなかった。デザインは可愛いんだけど。
 そして、黒のオーバーニーソックス。黒だから少しは大人びてるよね、きっと。これが白だったら小中学生気分。
239SOZ:03/02/01 19:47 ID:G548mJ7I
膝の上の戯れ #02

「はい、お待たせ」
「ああ」
 あーあーにやけてるにやけてる。
 超ミニスカートとオーバーニーソックスの間に微妙に見える太股が見たいんだ、って、そんなリクエスト。
 最初はその格好のあたしとデートしたいって最初は言っていたんだけど、さんざんゴネてそれだけは断った。でも、妥協案としてこの格好を見せてあげる約束はOKしちゃったのよね。そして、もう一つのリクエスト。
 あたしはベッドの縁に腰掛けて、篤志を呼ぶ。
「はい」
「ああ」
 篤志がベッドに横たわって、あたしの脚の上に頭を乗せる。いわゆる膝枕。
 別にこれが初めてってわけじゃないけど、こんな格好だからものすごく恥ずかしい。
「こ、これでいいの?」
「うん、最高の気分」
「もう」
 ソックスと生脚の境界線のあたりにすりすりと頬擦りしてくる。右手の指先で、ソックスの縁を確かめるかのようになぞってくるのがくすぐったい。
「や……ン」
 頬であたしの脚の感触を満喫しながら、右手が少しずつ脚の付け根の方に迫ってくる。
 スカートの裾をたくし上げながら内股を撫でられると、ただでさえ短いスカートは、もうあたしのあそこを隠してはくれない。
 ソックスに合わせた黒いショーツを、篤志が見つめてる。視線が熱い。それだけで、薄いショーツが破られてしまいそう。
240SOZ:03/02/01 19:47 ID:G548mJ7I
膝の上の戯れ #03

「ああ……」
 黒いショーツとソックスの間で剥き出しになった太股が白くくっきりと見える。
 あたしって、そんなに色白じゃないんだけど、さすがに黒いのを身に着けると白く見える。篤志の指が、布に覆われていない部分を何度も往復してくすぐり続ける。
 指先がショーツに近づいてくるたびに、今度こそタッチされると思って身構えるけど、そのたびにエッチな指は去っていく。何回も何回も繰り返されるうちに、今度こそ触って、という気分になってくる。ああ、やだ、触られてもいないのにもう濡れてる。
「あ……!」
 くちゃっ、とした感触。篤志の指が、濡れている部分の真ん中に触れた。きっと、きっとバレてる。あたしが濡れてるってこと。
 それを確かめるかのようにゆっくりと上下する指先。クロッチの部分をあちこち撫でて、あたしがどうなっているかをチェックしてる。クレヴァスにそって這い回る指が、黒い布の上に染み出た滴を塗り広げてる。
 ああ、駄目、もう焦らさないで。そこ、あと数ミリ先のそこを触って欲しい。あとほんの少し上の、そこを……。
「ああン!」
 薄い布越しの愛撫。プックラ膨らんだところに触れられて、それだけでイッちゃいそうになる。さっきまでのじれったい動きがまるで嘘みたいに、篤志の指先があたしの一番感じるところを責めつづける。
「あ、あ、ああ、そ、そこぉ、ああン!」
 もっと、もっと触って欲しくて、自分から脚を開いてしまう。それを待っていたかのように篤志が姿勢を変え、剥き出しの太股に唇を寄せる。
241SOZ:03/02/01 19:47 ID:G548mJ7I
膝の上の戯れ #04

「あァン!」
 ちゅ、ちゅ、と何度も吸われる。白い肌にキスマークが刻まれていく。でも、クリちゃんを愛撫される悦びに酔っているあたしは、そのことに抗議する余裕すらなかった。
 ぐっしょりと濡れて張り付くショーツは、第二の皮膚であるかのようにダイレクトに篤志の愛撫をあたしに伝えてくる。
 ああ、もう、だめ、あ、イきそう。
「あァ、ア、ああんっ!」
 あんまり気持ちよくて、もう、座っていられない。そのままぱたん、とベッドに上半身を投げ出しちゃう。篤志が、さらにあたしの脚を広げて、ああ、脚の付け根を舐めてる。ショーツの縁にそって、あたしの剥き出しの内股をしゃぶってる。
 指先で先端を攻められて、柔らかな肌を舐められて、あたしはどんどん追い込まれていく。
 ショーツの縁から潜り込んでくる舌。蜜の味を求めるかのようにあたしの中心部に迫ってくる舌の先。
 犯される。
 篤志の舌が、ツンと堅くなってあたしを貫くんだ。そう思った瞬間、あたしは跳んでしまった。
「はあアアッ!」
 その瞬間、クンッ、とショーツ越しに摘み上げられて、もう一度イッちゃう。
「あアアアアアアーーーーーーッ!!!」
 大きく仰け反りながら、あたしは、まだ一枚も服を脱がされないうちにイかされてしまった。
242SOZ:03/02/01 19:47 ID:G548mJ7I
膝の上の戯れ #05

「ああ……あン……」
 ショーツが引き下ろされる。ベッドに仰向けになっているあたしには見えないけど、あたしの大切な所が晒されてしまう。服を着ていて、オーバーニーソックスも穿いていて、太股とアソコとヒップだけを露出した姿を見られてしまう。
 そして、篤志があたしにキスしてくる。
 あたしの、一番感じやすいところに。
 最初の余韻からまだ立ち直ってないあたしを、さらに煽るように。
「あああーーーっ」
 激しいオーラル・セックス。服を着たまま、唯一剥き出しにされた下半身だけを徹底的に辱められる。きっと、このまま口で何度もイかされちゃう。そして、篤志に貫かれちゃう。何度も、何度も、犯されちゃうんだ……!
243SOZ:03/02/01 19:48 ID:G548mJ7I
膝の上の戯れ #06

「あァ……んン……」
 篤志の腕の中で、猫みたいに咽を鳴らすあたし。
 格好はさっきのまま。着ている服は皺だらけだし、ちょっと胸がはだけていて、バストが片方丸出しだけど。
「ねぇ」
「なんだ?」
「口で……してほしい?」
「いいのか?」
「まだ、勃つんでしょ?」
「まぁね」
「してあげる」
 ふふ、嬉しそうな顔。でも、ちょっとだけ復讐させてね。
「そこのバッグ」
「?」
「中の、穿いて」
「何だぁ?」
 ベッドから起き上がって、あたしが持ってきたバッグの中に手を入れる篤志。バッグの中身、その最後の1枚を手にする。
「……これを、穿くのかぁ?」
「うん。そして、膝枕させてね」
 あたしが穿いてたのとおそろいの黒いショーツ。薄くて小さい、Tバックの男性用ショーツ。しかもシースルー。
 ふふ、ショーツごしにいっぱい舐めてあげるから、覚悟してね、あ・つ・し。


 終