345 :
336:
〜プロローグ〜
カイル達一行は、バルバトスの居城を進んでいた。
「はぁ、バルバトスの所まで、あとどの位なんだろう…」
カイルは、ため息と共にそうつぶやいた。
「大丈夫?」
リアラは心配した様子でカイルの傍に歩み寄った。
「うん、平気だよリアラ。…あ、ハロルド、ジューダスの麻痺、解除してやって」
「はいはい、ちょっと待ってね」
ハロルドはそう言いつつ、バナシーアボトルを片手にジューダスの元へ向かった。
「しっかし、こう戦ってばかりだと、ストレスが溜まるよなー」
「あら、アンタにストレスなんてあったの?」
「なんだと、この!」
ロニとナナリーは、いつもの様に軽口を叩き合っている。
「やれやれ…」
二人の様子に呆れながら、カイルは傍にあった台座に腰を掛けようとした。
「あっダメ、カイルそこは…」
「えっ…?」
リアラの注意はすでに遅く、カイルは台座に触れ、そこから激しい光が放たれる。
「「うっ…うわぁーーー!」」
光に飲み込まれ、カイル達の意識は次第に薄れていった…
346 :
336:02/12/13 10:01 ID:TxGgfKku
〜カイル×リアラ編〜
「…ん?ここは?」
カイルが目を覚ますと、そこは小さな部屋だった。
部屋の大部分がベッドで占領され、扉が一つある他に、特に目に付く物は無い。
部屋を見回したが、ベッドの上にいるリアラの他に、誰もいなかった。
「なんだここ…宿屋?何でこんな所に?」
部屋の中には甘い香りがたちこめ、むせかえりそうになる。
「リアラ、リアラ!」
とりあえずカイルは、ベッドで気を失っているリアラを揺さぶり起こした。
「…んん、カイル?」
リアラは目を覚ますと、ゆっくりと辺りを見回した。
「ここは?それに、みんなは?」
「分からない、多分ばらばらに飛ばされたんだと思うけど…」
少し不安そうな顔をするリアラに、カイルは慌てて言葉を続ける。
「だ、大丈夫だよリアラ、みんなも同じような場所に飛ばされてるんだと思う。
俺が扉を調べるから、リアラはちょっと待ってて」
そう告げると、カイルは閉ざされた扉の傍に行き、それを調べ始めた。
(なんだろう、この扉、スイッチも取っ手も無いや。どうやって開けるのかな…)
色々と試していたカイルだったが、その内に妙な感覚に気付いた。
347 :
336:02/12/13 10:04 ID:TxGgfKku
(あ、あれ?何でオレ、興奮してきてるんだ?)
カイルの体は熱く火照り、股間のものは次第に硬度を増してゆく。
(何考えてんだよオレ!こんな時に…)
必死に鎮めようとするが、体の奥からの疼きは、次第に強くなっていく。
後ろにいるリアラの事を考えるだけで、もうたまらなくなっていく。
(くそっ!ダメだ、考えるんじゃない!)
必死に欲望と戦いつつ、ガチャガチャと扉をいじっていると、
「ねえ、カイル…?」
リアラが弱々しい声で呼びかけて来た。
「な、なんだいリアラ?」
カイルは振り向かずに、少しうわずった声で答えた。
(いま、リアラの顔を見たら…オレ…)
すでに股間のものは痛いほど腫れ上がり、ズボンの前は一杯に盛り上がっていた。
「カイル…」するっ…
「え…?」
二度目の呼びかけと共に後ろで聞こえた衣擦れの音に、思わずカイルは振り返ってしまった。
「わっ…わわわっ!?リアラ!?」
カイルは驚き、後ずさろうとして背中から扉にぶつかった。
ベッドの上のリアラは、服を脱ぎ捨て、ショーツ一枚の姿でへたり込んでいたのだ。
348 :
336:02/12/13 10:06 ID:TxGgfKku
「カイル…からだが…あついの…」
リアラの頬は上気し、潤んだ瞳でカイルを見つめていた。
(まさか…この甘い香り!)
そう、部屋の中にたちこめる香りは、催淫効果を持っていたのだ。
(だめだ…いけない…)
そう思いつつも、まるで誘われるように、カイルはリアラに近づいていった。
「ねえ、カイル…わたし、どうにかなっちゃいそうなの…」
甘えるような声をかけながら、リアラはカイルを求めるように手を伸ばした。
リアラのまだ未発達な胸の先では、乳首が張り詰めたように隆起している。
ショーツからうっすらと透けて見える茂りを見た瞬間、カイルの理性は弾け飛んだ。
「リアラっ!!」
カイルはリアラを抱きしめると、その唇を奪う。
「カイル…んっ…んふ…あはぁ…」
リアラの熱い吐息にさらに興奮を覚え、カイルはリアラの胸へと手を伸ばした。
「あっ!」
「ごっ、ごめん、痛かった?」
少し正気を取り戻し、慌てて体を離そうとするカイルの背に手を回し、リアラは首を横に振る。
「ううん、気持ちいいの…もっと…」
その言葉に再び理性を剥ぎ取られ、カイルは本能のままに胸を愛撫し出した。
349 :
336:02/12/13 10:08 ID:TxGgfKku
「うわ…柔らかい…」
初めて触る女性の胸の感触に、カイルは没頭していった。
優しく揉みしだき、そっと持ち上げる。
小さな木の実のような乳首を指で弄り、擦り上げる。
顔を下にずらし、震える胸に吸い付き、舐め上げる。
そうするうちに、リアラの呼吸は荒くなり、太腿をこすり合わせるように悶え始める。
「んんっ…く…カイル…切ないの…」
リアラはカイルの頭を抱え込み、いやいやするように首を振った。
その様子を見て、カイルはそっと囁いた。
「リアラ…下も、見ていい?」
「えっ?…あっ…!」
一瞬何の事か分からなかったリアラは、すぐに気付いてさらに顔を赤らめた。
しばらく黙った後、リアラは恥ずかしそうに答えた。
「うん…いい…けど…」
「何?」
「カイルのも…見せて」
「えっ?…ええっ!?」
思いもしなかった言葉に、今度はカイルが赤面する。
「…だめ…?」
「…いや、いいよ。…ちょっと待ってて」
答えると、カイルは後ろを向き、そそくさと服を脱いでいった。
350 :
336:02/12/13 10:10 ID:TxGgfKku
全てを取り去ると、カイルはリアラの前に立った。
「これで…いいかな」
カイルの怒張はすでに天をつくように反り返り、先端には透明な液が光っていた。
「これが…男の子の…」
初めて見た異性の性器に、リアラは感嘆したような声を上げる。
艶を含んだ声に、カイルの股間がピクンと反応した。
「触っても…いい?」
「うっ…うん…」
カイルが頷くと、リアラはおずおずとカイルのものに手を伸ばした。
「あっ…熱くて…硬い…」
「くっ!」
リアラはやんわりとカイルの陰茎を握り、その感触に、思わずカイルは声を漏らした。
(リアラが…オレのものを…)
そう思っただけで、カイルの先から、先走りの汁が滲み出す。
「カイル…なにか出てきたよ…?」
不思議そうなリアラの声に、カイルの中に羞恥心が込み上げる。
恥ずかしさを誤魔化すように、カイルは少し大きな声で言った。
「じゃっ、じゃあ…リアラのも見て…いいかな?」
「…うん…」
リアラは頷くと、カイルの陰茎からそっと手を離した。
351 :
336:02/12/13 10:12 ID:TxGgfKku
カイルはリアラを仰向けに寝かせ、ゆっくりとショーツを引き下ろす。
「うわ…」
脱力し、緩やかに開いた太股の間に、淡い下草がかすかに陰部を隠している。
幼い陰裂は、興奮のためわずかに濡れており、上部にある突起はツンと突き立っていた。
「かわいいよ、リアラ…」
「いやっ!あんまり見ないで…」
カイルの言葉に、羞恥心を刺激されたリアラは、両手で顔を覆う。
その仕草に、カイルの興奮はさらに強くなった。
「さわるね…」
「あっ…」
カイルはリアラの耳元に囁くと、柔らかな茂みへと手を伸ばす。
ちゅく…「んあっ!」
(わっ…すげぇ…)
リアラの股間は柔らかく湿り、指を入れると、熱い愛液と襞がからみついた。
352 :
336:02/12/13 10:14 ID:TxGgfKku
陰裂の渕を指でなぞるたび、リアラは愛らしい声で鳴き、雫があふれ出る。
カイルはその声をもっと聞きたくて、さらに指を動かし、その上の肉芽にも触れていく。
「ひゃうん!?やっ、そこ、だめぇっ!」
突起に指が触れた途端、リアラは先程までより高い声を出し、カイルの指から逃れようとした。
しかし、カイルはもう片方の腕で肩を抱き、その動きを止める。
「だめだよ…。オレ、もっとリアラの声、聞きたいんだ…」
「いやっ、カイル、んっ、やああっっ!」
カイルの指が陰核を擦り上げるたび、リアラは背筋を逸らし、跳ねる。
リアラの白い肌は桜色に染まり、その姿態を見つめるカイルは、もう我慢の限界に来ていた。
「…カイル…?」
指の動きを止めたカイルに、リアラは熱に浮かされたような目を向ける。
「リアラ…オレ、もう…」
その言葉に、カイルが何を望んでいるかを感じ取り、リアラは微笑みながら頷く。
「うん、いいよ…。来て、カイル」
そして、カイルを迎え入れるように、ゆっくりと足を開いた。
リアラの花弁は、しっとりと濡れ光り、まるでカイルを誘うように息づいていた。
「じゃ、行くよ…」
カイルはリアラの股の間に入り、腰を前に進める。
「あっ、あれ…?」
しかし、初めての行為に興奮するカイルのものは、なかなか思うところに収まらない。
「あせらないで…うん、もうちょっと下…」
「うん…こ、ここかな…」
「ん…そう…そこ…」
リアラの声に導かれ、カイルの亀頭は、ようやく熱く滾った泉の入り口にたどり着いた。
353 :
336:02/12/13 10:22 ID:TxGgfKku
陰裂の渕を指でなぞるたび、リアラは愛らしい声で鳴き、雫があふれ出る。
カイルはその声をもっと聞きたくて、さらに指を動かし、その上の肉芽にも触れていく。
「ひゃうん!?やっ、そこ、だめぇっ!」
突起に指が触れた途端、リアラは先程までより高い声を出し、カイルの指から逃れようとした。
しかし、カイルはもう片方の腕で肩を抱き、その動きを止める。
「だめだよ…。オレ、もっとリアラの声、聞きたいんだ…」
「いやっ、カイル、んっ、やああっっ!」
カイルの指が陰核を擦り上げるたび、リアラは背筋を逸らし、跳ねる。
リアラの白い肌は桜色に染まり、その姿態を見つめるカイルは、もう我慢の限界に来ていた。
「…カイル…?」
指の動きを止めたカイルに、リアラは熱に浮かされたような目を向ける。
「リアラ…オレ、もう…」
その言葉に、カイルが何を望んでいるかを感じ取り、リアラは微笑みながら頷く。
「うん、いいよ…。来て、カイル」
そして、カイルを迎え入れるように、ゆっくりと足を開いた。
リアラの花弁は、しっとりと濡れ光り、まるでカイルを誘うように息づいていた。
「じゃ、行くよ…」
カイルはリアラの股の間に入り、腰を前に進める。
「あっ、あれ…?」
しかし、初めての行為に興奮するカイルのものは、なかなか思うところに収まらない。
「あせらないで…うん、もうちょっと下…」
「うん…こ、ここかな…」
「ん…そう…そこ…」
リアラの声に導かれ、カイルの亀頭は、ようやく熱く滾った泉の入り口にたどり着いた。
354 :
336:02/12/13 10:24 ID:TxGgfKku
にちゅ…
そのまま腰を進めると、水音と共に、カイルの怒張の先端がリアラの中へと埋没していく。
その感触に、カイルは再び声を上げた。
「くっ…!」
「あっ、痛っ!」
さらに奥へ進もうとしたとき、リアラが小さく苦痛の声を上げた。
「あ!ごめんリアラ、大丈夫?」
「うん、私は大丈夫だから…続けて…」
薄く涙を浮かべながらも健気に答えるリアラに、カイルはこの上ない愛しさを感じた。
そして、できる限り痛みを感じさせないよう、やさしく腰を進める。
「うっ…くう…」
「あっ…っはぁ…」
やがてカイルの強張りはリアラの中に根元まで納まり、二人は安堵したように息をついた。
「リアラの中…あったかくて、気持ちいいよ…」
「カイルのも…熱くて、わたしの中でピクピクしてる…」
二人は見詰め合うと、しばらく動かずに、軽くついばむようなキスを重ねた。
355 :
336:02/12/13 10:25 ID:TxGgfKku
「じゃ…動くよ…」
「うん…はぁっ!」
上半身は軽く抱き合ったまま、カイルはゆっくりと腰を動かす。
「…っんっ、くっ…リアラ、痛くない…?」
「ふうっ…くん…痛みより…あっ!?…なにか…じんじんして…」
辺りに漂う媚薬のせいか、リアラの破瓜の痛みは次第に薄れ、快感が勝ってゆく。
ずちゅ!にちゅ!ぴちゃっ!
水音も次第に高くなり、リアラの秘洞からは、薄く血の混じった雫がこぼれ落ちる。
「リアラ…すごい音してるよ…」
「やあっ!…カイル…そんなこと言っちゃ…ああっ!」
恥ずかしがるリアラの声とはうらはらに、リアラの中はカイルのものをさらに締め付ける。
その締め付けに、カイルは射精の衝動を抑えきれなくなってきた。
「リアラっ…リアラっ…オレ、もう…」
「カイルぅ…わたしも…なにか来る…きゅううん…来ちゃうのぉ…」
リアラも限界を感じ取り、カイルの背中に回した腕に力を込める。
カイルは、最後の昂りを求めて、稚拙ながらもさらに腰の動きを早める。
「リアラっ!…オレ、おれっ…くっ、くううっ!」
「カイルっ…!わたし…やっ…くる…ああああっ!」
カイルが白濁を中に吐き出すと同時に、リアラの意識は真っ白になっていった…。
356 :
336:02/12/13 10:27 ID:TxGgfKku
絶頂を迎えた後も、しばらく二人はそのままの姿勢で抱き合っていた。
どこからか出ていた媚薬はすでに止まっており、二人は次第に理性を取り戻していった。
「あの…さ、リアラ」
「なに、カイル?」
少し恥ずかしげに、カイルはリアラに語りかける。
「ホントは、こういう事する前に言おうと思ってたんだけどさ…」
「え?」
「…愛してるよ、リアラ」
さらに照れながら、頭を掻いて顔を逸らすカイルに、リアラは極上の微笑みで答えた。
「…わたしもよ、わたしの勇者様」