プライド・ワン-98
セーラの赫い唇からは非難の嬌声があがりました。秘孔から指が抜かれてしまい、セーラの
小さな腰が後を追うように突き出されます。
手にはたっぷりとセーラの唾液を吸ったハイビスカスがありました。それをインドの紳士は
秘孔へと持っていき、替わりにセーラのセックスに突き刺したのです。
「あうううっ……!」
首をうなだれて黒髪を淫だして嬌声を洩らす様は、拘束されたアンドロメダ姫そのもの
でした。
「淑女にしてははしたないぞ」
インドの紳士のそのおとうさまのようにやさしく囁く声に、セーラは烈しく反応を見せたのです。
「あっ、ああ……うあああああああああッ!」
ふたたび躰がぐんと弓なりになってガクッと頭が垂れ下がりました。それを
見て紳士はすかさず、しゅるるるっ!と臙脂の目隠しを捨て去ります。その布が
宙に舞う様と、今この穢れた場所にて拘束されるアンドロメダ姫の姿態を見たものは誰もが
その一瞬の快美に酔ったことでしょう。男たちは沈黙してその眺めを見守っていました。
時が止まったかのようでした。
セーラは初めて此処で、戒めが解かれてからの言葉を発します。
「ハ、ハイビスカス……」
自分の幼い無毛のセックスを覆い隠すように咲くハイビスカスをそこに見たのです。
セーラのお顔は悦楽を味わった涙で濡れ、赤い華もセーラの愛液が滴って淫らに露に濡れて
咲いていました。
プライド・ワン-99
インドの紳士はそのセーラの姿を見て、衝動に駆られて紅が塗られた赫い唇を
奪いました。美しいエメロードの瞳をセーラはいっぱいに見開きますが、その甘い口吻に
蕩けていきました。やさしくやわらかい唇の感触に開いていき、その舌を求めてしまった
のです。しかしインドの紳士は唇を離してしまいました。
「イ、インドの水夫さん……」
ラムダスのお顔を見たセーラは、そう言ってから完全に気をやったのでした……。
「これで、わたしをこの夜宴のメンバーに入れてもらえるでしょうか」
ラムダスは気を失ったセーラの躰を抱きかかえると、男たちを振り返ります。
「も、もちろんだとも!これならば、きみに負けても悔しいことはない!」
「我々の嗜虐心もたっぷりと煽ってくれている。凄いものだよ!」
「お褒めのお言葉として受け取ってよろしいのでしょうか?」
インドの紳士は恭しく男たちへ頭を下げるのです。
「最初はクリフォードさんが来られると思っていたが、いやすまないと思っとるよ」
「旦那様のご無礼をお許し下さい。なにぶんにも、お躰が不自由なものですから」
「それはすまないことをした。しかし、きみには是非メンバーになってもらいたい」
「是非によろしくお願いいたします」
「アンヌといったね。彼女の帰り支度をしよう」
立っていることすらできずに、腰を落としてその交歓を眺めていた少女は我に
帰ります。男たちは、おや、もうお終いかいと問うてはきましたが、彼を責める
ものではありませんでした。むしろ、よいものを魅せてもらったと、その日はお開き
となったのです。
739 :
724の続き(第23話):02/11/26 23:11 ID:JbCc4CiM
「・・・あ・・・メ、メグ、他に誰もいないの?」
エイミーは用件を聞く前に、いつもはいるはずのベスたちが今日もいないことを確かめ
ようとした。
「ええ、そうよ。ベスとハンナはフンメルさんの所に行ってるわ。食べ物を届けにね。
そのままお掃除と、夕食の準備もしてくるって言ってたから・・・2人ともお母さまや
ジョオと同じくらいに帰りが遅くなるわね。わたしも一緒に行きたかったんだけど、
誰かがお留守番してなくちゃいけないから、わたしが残ることにしたの」
おどおどしたようなエイミーに比べ、メグの物腰は全くいつも通りだった。
「エイミー・・・」
メグはエイミーのそばに腰掛けた。エイミーはぐっと無意識に身構えた。
「・・・で、な・・・なんの用?」
明るさがすっかり消え失せたエイミーを見てメグは表情を曇らせてかすかに首を横に振った。
「エイミー、そんな目でわたしを見ないで。ごめんなさい、わたし・・・本当に後悔しているの。
あんたにあんなひどいことをしてしまって・・・。わたし、どうかしていたんだわ。自分の
ことしか考えていなかったのよ。心から、あんたに謝りたいの。・・・でも、言葉でいくら
詫びても許されるとは思っていないわ。だから・・・・・」
今のエイミーにとってはあまりにも意外なメグの懺悔だった。目を白黒させるエイミー。
一度言葉を飲み込んだメグは再び口を開いた。次にメグが言ったことは確かに、口にするには
躊躇せざるを得ないような驚くべき内容のものだった。
「だから、わたしの身をもって償うわ。エイミー、この前、わたしがあんたにしたのと同じ
くらい、いいえ、もっとひどいことをわたしにしてほしいの。どんな責め苦にも耐えるから。
あの時と同じように、夕方までの時間、好きなだけわたしを罰してちょうだい・・・」
(つづく)
740 :
nn:02/11/26 23:15 ID:n8NHJdk/
プライド・ワン-100
「それじゃあ、気をつけて送ってくれたまえ」
ピーターはセーラを送る時に、悶々としたものを抱え込んでいました。馬車にセーラを
運んできたラムダスの容姿に驚き、セーラの満足そうな寝顔に嫉妬してしまっていた
からでした。
「は、はい!言われなくともちゃんとやりますよ!」
「頼もしいな、それでこそ彼女のナイトだ」
そう言って微笑んで、インドの紳士は馬車を見送ったのでした。
セーラをミンチン女学園で待っていたのは、魔法の始まりでした。体調もどんどんよく
なって血色も良くなっていきました。
当初は夜宴のことがありましたから、本来今まで通りの食事をとミンチン先生は思って
いたのですが、長くは続きませんでした。結局は使用人の粗末な食事となったのです。
それが、ここ最近、目に見えての変化が現れていました。昼の仕事と夜宴の二重生活が
あってのことですから、ミンチン先生には不思議でありませんが、よい方向に向かって
いるのであればと深くは追求しませんでした。
そしてもうひとつは、バローがそのままにしておくようにと言っていた、セーラの部屋
に関してのことです。魔法とは関係ありませんでしたが大変やっかいな問題です。
夜宴の着替えに利用されているだけで、これといった利用はされていませんでしたから。
それでミンチン先生は、この一室を夜宴にでも使おうとしていたのではと、バローを
訝るのです。バローは直接には言ってはきませんでしたが、仮にそう申し出てきても
ミンチン先生はそれだけは退くことはできませんでした。
またそれに関してラビニアが不満を持ち始めていたのです。セーラの部屋を狙って
いたのでした。無論、セーラのいなくなった今、学園の経営を優先に考えれば反対をする
理由などどこにもありませんでした。
プライド・ワン-101
「ねえ、ピーターどうしてお口を聞いてくれないの?」
セーラはその夜も夜宴へと行く為に、馬車に乗っていました。しかし、ピーターは
なかなか喋ってはくれません。馬車が着いてからは、いつものようにセーラを降ろしては
くれるのですが、どこか様子が変でした。セーラはどうしてそうなってしまったのか
よく分からなかったのです。セーラ自身はこの夜宴への参加がラムダスの登場により
少しだけ気が和らいでいたのです。少しドキドキしていて、恋に恋していたのです。
「おいおい、またラムダス君の負けじゃないか!」
「みなさんがお上手でいらっしゃいますからですよ」
「きみの賭けっぷりには、いつも感心させられるが、そろそろ、きみがセーラを抱くところを
見てみたいのだよ!」
「……?」
「ん、どうしたね?」
「い、いえ……変ったお名前と思いまして……」
「そうだろう。セーラ・クルーという名で父上は大尉だったのだよ」
「そのお方はどうされたのですか?」
「ダイヤモンド鉱山の事業に失敗してお亡くなりになられたそうだ。友人に裏切られたとも
聞いてはいるが、娘ひとり残してつくづく馬鹿な奴だよ」
「忘れ形見は破産してここにいるのだよ、我々の生贄としてね」
男たちは嗤っています。
「今日はきみに進呈するよ」
「な、何のことでございましょう?」
「セーラをだよ、征服者に復讐するといい。わたしたちも楽しませてもらうとするよ」
プライド・ワン-102
「ここで、抱けばよろしいのでしょうか?」
「ここで好きなようにしてもいいし、別室に連れて行ってベッドで好きに抱いてもいい」
どうするね、という顔でバローは尋ねてきます。セーラは自分が単に品物として
やりとりされるのを居たたまれない気持ちで聞いていました。ラムダスは裸で
椅子に腰掛けているセーラに近づくと言いました。
「ならば此処で抱くことにしょう」
セーラは目隠しされているお顔をあげて、ラムダスを見上げるのでした。物として
扱われながらもラムダスのやさしい声の響きにおとうさまの面影をどうしても重ねて
しまうのです。臙脂の布に隠されたエメロードの輝きがじっとラムダスを見ています。
今日もアンヌに化粧された赫い唇が、ラムダスに見下ろされていることを悟って喘いで
薄く開いてきます。
「きみはセーラ・クルーというのかい?」
「はい、おとうさま。あっ……も、申し訳ありません……」
「かまわないよ」
セーラの頬にやさしい感触が伝わりました。彼の手の温もりが感じられたのです。
「セーラ・クルー、わたしを愛撫してくれないかい?」
「はい、おとうさま……喜んで……」
そのやりとりをアンヌは側で固唾を呑んで見守っていました。セーラが椅子から降りて
床に膝立ちになりました。お腹を少し突き出した格好で、ラムダスの腰に手を這わして
いきます。そして前の方に白い手をまわすとズボンのホックを外してゆるゆると床へと
降ろしていきました。
プライド・ワン-103
ラムダスも自分で上着を脱ぎ、しなやかでいて鍛えられた浅黒い胸板を晒しました。
アンヌはそれを見ただけで逝ってしまいそうなほど、秘所を濡れてくるのです。
さらにセーラが晒したペニスも素肌と同じ色で、巨根ではありませんでしたが異様に
長くラムダスの肢体と同じくしなやかさを持っているようです。
セーラはラムダスの長いペニスの先端に口吻してから、唇を開いて呑み込んで
いきます。お腹をやや突き出した格好のセーラは、細い肢体が弓なりにややしなり、
背からお尻にかけての曲線の蒼いエロティシズムと異国の完成された肉体美の
調和が見るものを虜にして、溜息を吐かせていました。
「きみの流れるような黒髪はとても素晴らしいね」
そう言ってセーラの髪を愛しそうに愛撫してくれます。アンヌは自分からセーラ
がラムダスを求めていることを知って、微かな喪失感に捉われていましまいました。
しかし、アンヌのなかにセーラの美を祝福する気持ちが遥かに勝っていたのです。
「お嬢様、お綺麗です。とっても!」
セーラはアンヌの言葉が届いたのでしょうか。セーラのお口には難し過ぎる長さの
ペニスを、もっと奥に々と含もうとしていました。
「無理をしちゃいけないよ、セーラ」
セーラは懐かしい声に歔いていました。しかし臙脂の目隠しの布が雫を吸い取って
しまいラムダスの目に届くことのない哀しい宝石でしたが、その健気さは充分に
ラムダスに伝わっていたことでしょう。
セーラは咽喉奥まで含むと、ストロークを始めます。唇で扱きながら、その朱が
ペニスへと微かに擦り付けられていました。
プライド・ワン-104
「もう充分だよ、セーラ」
ペニスを唇から抜き取ると、肉棒は唾液でぬめり糸を引き、セーラの開かれた唇からも
とろりと零れ落ちました。ラムダスは両脇に手を差し込んで抱きかかえ、セーラの唇を
零れた唾液ごと啜りました。セーラを抱えたまま椅子に座って躰を抱きしめます。
ラムダスの屹立が柔らかいセーラの下腹をついて苛めるのです。
ラムダスは左手で背を抱え、ぐらつく後頭部を右手で支えます。そしてセーラの首筋
に吸い付いて、ゆるりと這わすのです。
「ああ……おとうさま……」
ラムダスは瞳を閉じて白い首筋に唇を這わしていましたが、瞼を開きました。その眼光に
男たちは肝を潰したのです。インドの神の転生した姿そのものでした。しかしそれも
すぐに、悪魔の姿のような神が西欧の美少女か女神を愛でている淫画として楽しんでいた
のです。
浅黒い素肌を隠すように乳白色の柔肌と黒髪がそれを覆って、美少女の肩越しに
眼光鋭く睨んでいるようでした。彼の気持ちを知らないメンバーたちは、彼流の余興
とでも思ったのでしょうか。その神はゆっくりと目を閉じるとふたたび美少女の首筋を貪る
ように食べてから、薄い胸へと降りていきました。
セーラの素肌には既に薔薇が咲き淫れて、ラムダスの首に手をしっかりと廻して、疼く
セックスにペニスを自分から擦り付けていました。
「ああ……おとうさま……羞ずかしいの……羞ずかしいの……」
セーラは既にしっぽりと濡らして、ラムダスの凶悪なペニスを膣内へと欲していたのです。
椅子に腰を降ろしているラムダスは脇をかかえると、セーラの小さなお尻を浮かせて、
爪先立ちの状態にすると息潜めて佇む女の命へと化身を沈めていきました。
プライド・ワン-105
「ひっ……んんっ!」
小さなセーラの秘孔は裂けんばかりにいっぱいに押し拡げられて侵略者への復讐を
開始するのです。男たちはそう楽しんでいました。
やがてすべてを受容して、セーラの細い肢体がまたしなろうとした時に、それを
逃すまいと手ががっしりと拘束して声さえも奪ったのです。セーラの口腔にラムダスの
熱い舌がこじ入れられ、慄く小さな桃色の舌を掠め取るのです。痺れるような感覚が
お口中に拡がり眩暈すらしてくるのでした。
セーラの躰は汗でしっとりと濡れていました。お口にはラムダスの唾液が流れ込んで
きて、旅人がやっと泉に巡り会うかのように咽喉を鳴らして嚥下するのです。
頭がくなくなと揺れて揺さぶられ、躰も白い蛇がのたうようで、足の裏はここぞとばかりに
皺が寄り、その足指はぎゅっと縮こまるのです。ラムダスの腰の揺れを懸命に受け
止めようと、それに呼応してセーラも揺れていました。セーラの躰は全身でラムダスの
与えた官能を感じていたのです。
ラムダスは椅子から下りると、セーラを繋がったまま床に降ろしました。首に必死に
絡み付いている手を片手で解こうとしては、また絡み付くのを何度目かに解いて、
両手を握ってセーラの腕を水平に拡げるとピッチをあげていきました。
ラムダスはそれでも自制していたのです。しかしセーラにとっては嵐以外のなにもの
でもありません。捲り引き摺られながらも縋るように肉襞が凶悪なペニスに太刀打ち
しょうと向かってくるのです。けれど稚い躰が鍛えられた肉体に勝てるはずなどない
のです。セーラは自分の肉体が哀しくありました。彼より先に絶頂を迎えたのでした。
ラムダスの律動は終わりません。細い脚を掴まれて返され、うつ伏せになってセーラは
受け入れさせられたのです。
747 :
名無しさん@ピンキー:02/11/27 19:58 ID:wcjnBn7n
>レズ物ばかりですみません
僕レズが大好きなんで。だからファンなんです。別に男と女がダメっていうわけじゃないんですが。
プライドさんのまだ読んでない。
誰かよかったら、元ネタというか設定(特に体型について詳しく)教えてください。
>pride
ついに100を超えましたね。
セーラ×ラムダス 一幅の絵のようです。(ウトーリ
プライド・ワン-106
「ああっ、あうううっ、あっ、あっ……」
小さな腰を掲げられ、ラムダスはぐいっと引き寄せられてから、ゆっくりと律動を繰り
出すのです。大きく赫い唇を開いて、息を吸って喘ぐだけの肉の塊に美少女はなって
います、上のお口も下のお口もです。ふたたびその刻が迫ってこようとしていました……。
ラムダスはセーラを抱えると今度は近くの鏡の前に立たせます。セーラは立つのも
やっとで、鏡にしがみ付こうとしていますが、汗と疲労で滑ってカクンと崩れては、また
必死に細い腕が鏡に絡みつくのです。
彼は官能の涙を啜った臙脂の布をセーラのお顔から捨て去り、己が姿態を見せ
つけたのです。突きあげられるたびに、躰がしなり腕が折りたたまれて、鏡のセーラに
口吻をするのです。引かれては頭が垂れて本当の結合がエメロードの瞳に映るのです。
汗にぬめる白き肢体に黒髪がメドゥーサの頭髪の如く絡みついているニンフが
インドの荒ぶる神に組み敷かれている姿を……。
「あっ、あっ……お、おとうさま……あああああっ……!」
セーラは小さな躰の奥にラムダスの命がとめどなく流れ込んで来ると、貪欲にもっとと
烈しく痙攣を見せるのでした。
ラムダスに組み敷かれて正上位から後背位へ、さらに抱えられて鏡の前で犯された
セーラでした。鏡には官能の名残りの赫いルージュの痕がありました。
躰はガクガクと顫えて、やっとのことでしがみ付いていた両手は力なくずり落ちて、
糸が切れたマリオネットさながらにセーラはカクンとなったのです。目隠しを取られて
自分の交わる姿態を見せられたのは初めてでした。
しかも、快美感の大波に呑まれて、思うように操られ……いいえ、ラムダスを
己から欲した時から、快美を貪っていたのはセーラ自身だったのです。
プライド・ワン-107
ラムダスは崩れ堕ちる裸身を抱えると、そっと床に横たえました。
「ひぃーッ!」
ペニスが膣から滑り出た時、セーラの腰が離すまいと蠢いて、別れを惜しむ
かのような少女らしからぬ女の嬌声を口にしていたのです。
ラムダスのペニスは、まだ責めたりないのか一度の放出でも鎮まらずに、
セーラの放出された液体で濡れて輝いて天上を向いています。それを見ていた
男たちは、悪魔とも神ともつかないこのインドの紳士に畏怖の念を抱かずには
おれませんでした。
そしてラムダスは床に寝そべって息も絶え絶えに喘いでいるセーラに、もう一度覆い
被さっていったのです。うつ伏せになっているセーラの小さな双臀のスリットに
灼熱の怒張をあてがうと扱き始めます。それは、セーラに対して自制を強いてきた
ラムダスの欲望の解放の行為でした。
「ああ……お、おとうさま……おとうさま……」
懐かしき恥戯にセーラは息を吹き返して声をあげるのですが、散々に責められて
喘ぎ呻いていたために、人魚姫のように天使のお声は奪われています。魔女の
ような皺枯れ声があがったのでした。
何かに掴まろうと空を掻く手を捉えてひとつとして、片手で両手首を拘束するのでした。
セーラはラムダスに握り締めて欲しかったのに、それも叶わず祈りを捧げるように
手を握り締めるのでした。そして乙女はペニスを欲して上のお口も下のお口も惚けた
ようにだらだらと涎を滴らしていました。
プライド・ワン-108
ラムダスは小さな可愛らしいお尻を抱えてやると、放置され続けていたクリトリスを
やさしく愛撫しました。
そんなのではなくて還ってきて欲しいと、切に願い苦悶の呻きをセーラはあげます。
「いやああ……もういちど……前に頂戴……お、おとうさまああぁぁぁッ!」
息も絶え絶えのか細い皺枯れ声で、ラムダスに哀訴するのでした。
「言っただろ……おとうさんは、はしたない娘は嫌いだと」
「あああ……ああ……ご、ごめんなさい……おとうさまああぁぁぁぁッ!」
魔女みたいな獣のような大声が部屋に突然響きわたるのです。
アンヌはもう耳を塞いだりなどしていませんでした。けれども、ふたりの気にあてられて
立っているのさえ辛く、腰が抜けたように床にへたり込んだのです。
柔肉のスリットへの擦り付けは烈しさを増すばかりです。セーラはあけすけにヴァギナ
に欲したことの贖罪の言葉を喚き散らして、ラムダスの律動に応えようと懸命に腰を
振りました。セーラはやがて総身を痙攣させ、祈り続けていた手はいっぱいに拡がって
悦楽への深淵へと堕ちていったのです。
「ヒィーッ!」
ふたりの少女の声が偶然に重なり合ったのです。一度目の放出があったというのにセーラ
を見守っていたアンヌの足元にまで白濁が繁吹いたからです。
汗に濡れる素肌に絡む黒髪に、快美に打ち顫える背に、快楽を噛みしめようとしている
腰へとラムダスの熱き迸りをセーラの躰は浴びたのでした。
pride
感想、ありがとうございます。
エピローグ四回分(エロないですけど)とっくに出来上がっているのに・・・
そこにたどり着くのは、まだ遠いかも。
754 :
739の続き(第24話):02/11/27 23:16 ID:XTJ/Hq7s
メグの言い出したことを理解するのにエイミーは数秒を要した。
「メ、メグ・・・。わ、わたし・・・・もう、いいの・・・。気にしてなんかいないわ。だから、
そんなこと言わないで・・・。許してあげるから・・・」
そうは言うものの、エイミーの言葉は歯切れが悪かった。その言葉が本心からのものでない
ことは明白で、今のメグの謝罪も裏に何かがあるのではないか・・・そう疑わざるを得ない
ほど、この前の件はエイミーに深い傷を刻んでいて、それが偽りの返答を吐かせた。ただ、
エイミーのその力ない返答の裏にはもうひとつの理由があったのだが。
「そうね・・・。無理もないわね・・・。あの時も、わたしはあんたを欺いて傷つけたんですもの
ね・・・。でも、それでも信じてほしいの。あんたに罰せられなければ、わたしが・・・わたし自身を
許せないのよ!」
メグのまっすぐなまなじりはようやくエイミーの心を打った。
「・・・わたしが罰を与えてメグの気が済むなら・・・・そう・・・するわ・・・」
エイミーはメグの誠意に気おされて思わずそう言ってしまった。エイミーの心はまだ
ふらふらと揺れていた。しかし・・・
「あ・・・ありがとうエイミー!」
メグはさっとひざまずき、エイミーの両膝の間に頬をうずめて感謝の意を示した。これから
罰を受けるというのにそんなに嬉しそうな顔をするなんて・・・エイミーの心の奥底に何か
言い知れぬどす黒いものが湧き上がり、それがエイミー目からおびえを消し去り、代わりに
妖しく冷たい光を与え、口元に残酷そうな笑みを浮かばせた。
「メグ・・・わたしの靴と靴下・・・脱がせてちょうだい」
(つづく)
「・・・まさか、こんなところに象牙が隠されていたなんてのは
気がつかなかっただろ?」
不敵な笑みを浮かべながら、マイケルはジャッキーの両手を括る
ように縄で締め付けた。ジョンは、マイケルに話し掛けた。
「その娘をどうするんだ?オヤジが野生動物保護官だって言ってたが・・・」
「ああ、こいつがそのオヤジと一緒にいたのを見たことがあったからな。
嘘ではなさそうだ」
ジョンは仰向けになっているジャッキーに向かって、
「なあ、お嬢ちゃん。この事を父さんにばらさないでくれるかな。
お嬢ちゃんが『ハイ』って言ってくれたら無事に──」
「あんたたちなんか、お父さんに捕まっちゃえばいいのよ!」
マイケルはハハッと一笑し、ジャッキーの身体を頭から足元までを
嘗め回すように見つめて、ヒュウと軽く口笛を吹いた。
「ほほう、年の割にはなかなかいいものを持ってるじゃないか・・・」
そう言って、後ろ手にされて身動きできないジャッキーのなだらかな
二つの曲線を人差し指で沿うようになぞると・・・「!」
「ん?感じちゃったのかな?」
マイケルは、紅潮するジャッキーの顔をニヤニヤしながら、ズボンの
チャックを下ろした。
(・・・マイケルはロリコン癖があるからなぁ・・・可愛そうに・・・)
ジョンは、これから起こる悲惨な光景を想像しながらも、下半身に流れ込んでくる
熱い血に抗う事は難しいと感じていた。
ヽ(`Д´)ノ ウワァァン ウマクカケネエヨ
756 :
754の続き(第25話):02/11/28 22:04 ID:k3gWCZAe
早速エイミーは冷たく静かな声でメグに命令を下した。
「は、はい」
面を上げ、メグは突然の命令にややぎこちない返事をし、エイミーの命令に従ってその靴と
黒い靴下を手際よく脱がした。
「メグ、わたしの足にキスして」
その口調と同じく、冷たい目つきでメグを見下しながら、エイミーはその小さな足をメグの
眼前に突きつけると、メグはうやうやしくエイミーの右足を両手に取り、その甲にそっと
キスをした。
「こっちもよ」
命じられるまま、メグは左足にも同じようにキスをした。その屈辱的な行為に何の羞恥も
見せないメグに、エイミーはその覚悟に偽りがないことを確信した。
「ウフッ、いい気分よメグ。ちょっと試してみたけど・・・。本心と見ていいのよね?・・・・・
そうよ、メグ、あなたはわたしにひどい仕打ちをしたんだわ。だから、わたしは復讐するのよ。
さぁ、メグ、立ち上がって・・・服を脱ぎなさい」
「はい」
メグは誰もいない部屋で着替えるときのように平然と裸になった。
「あ、ネットだけは今は取らないでいいわ。メグ、のどが渇いてきちゃったから、下に行って
ミルクを取ってきてちょうだい。そのままの格好でね。誰もいないから平気でしょ?うふふ・・・。
器は、グラスとお皿をひとつずつよ。わかるわね?さ、行ってらっしゃい」
「はい」
エイミーの命令が何を意図しているか薄々気づいていながらも、メグは眉ひとつ動かさず
従い、裸のまま階下に下りてミルクを取って来た。
(つづく)
757 :
名無しさん:02/11/28 23:43 ID:YlQoNMMj
プライド・ワン-109
セーラはラムダスに抱かれて湯舟にいました。ようやく膨らみかけた胸が微かに喘いで
いるだけで、ラムダスの胸板に背を預けてぐったりとしています。湯は腰が浸かる程度
にしか張られていない白く濁ったソープです。
最初、アンヌが御髪についている精液をお湯をかけて丁寧にタオルで拭き取っていました。
その後は丁寧にラムダスが自分の欲望によって穢れた躰を糸瓜でやさしく擦ってやって
いました。擦られるたびにセーラは、ぴくっと反応を見せはするのですが、眠り姫のようだ
とアンヌは思って眺めていたのです。
そして今は、ラムダスの女性のような細くしなやかな指が、そっと秘所へと挿入されて
吐き出されたものを掻き出していたのです。抱きかかえている右手に、セーラの喘ぎが
伝わってきます。更に奥へと傷つけないように侵入しては掻き出しています。
「あううっ!」
「セーラ、痛かったかい?ごめんよ」
「ああ……おとうさま……」
セーラはまるで、夢のなかでおとうさまに抱かれている心持でした。アンヌは交合して
いるわけでもない夢うつつなセーラの閨声に所在無くて、お顔を赤らめるのでした。
アンヌはセーラが上がるまでタオルを持って待っていなければなりません。それは
苦痛ではなかったのですが、やはりどうしても羞ずかしく慣れるものではありません
でした。今セーラは異国の男性に背を預けて抱かれているのです……。
「アンヌ、アンヌ?」
「は、はい……も、申し訳ございません!」
セーラを横抱きにしてアンヌの前に立たれていました。アンヌは謝るのにも俯いて
しまい、見るとはなしにラムダスのいまは垂れ下がった長い生殖器を見てしまい
居たたまれなくなるのでした。
プライド・ワン-110
「申し訳ございません!気が付きませんで……」
「謝っていないで、セーラを拭いてあげよう」
ラムダスはやさしくアンヌに促しました。
「はい、かしこまりました」
セーラはいまだ目を醒まさず、ふたりに躰を拭かれて、衣服を着たのでした。しかしその
ほとんどをラムダスがしたのでした。その手馴れた手つきにアンヌはこのお人はいったい
誰なのだろうと思っていました。
セーラはそのまま抱きかかえられて馬車に連れて行かれました。ピーターはまたも
苦々しい気持ちでラムダスを見なければなりませんでした。
「ナイトくん、後は頼んだよ」
「……」
「ナイトくん!」
「は、はい!わかりました!」
「気を付けて送ってくれよ」
「かしこまりました!」
ピーターは半分やけくそになって返事をしていました。ラムダスはそんなピーターの
心を見透かしていたのか微笑んでいます。それがよけいに癪に障ったようです。帰路
についたピーターはずっとセーラのことを考えていました。女衒まがいの手助けまでして
その女の子に恋していて、好きで好きで堪らないのに何も言えない自分が悔しい。
しかも、その女の子は、以前は信じられないくらいの金持ちで、今は自分と同じ身分に
堕ちてしまっているのです。
プライド・ワン-111
いっぺんにいろんなことが入ってくるのに、自分はどれひとつとして満足に答え
を出せないでいることが、たいへん惨めな気持ちにさせているのでした。しかも
ラムダスが連れてきたセーラの寝顔は安らいでいるのです。ピーターはこんなにも
無防備なセーラのお顔を間近に見たことなど一度もありませんでしたから、心中
穏やかでありませんでした。
悶々としたままミンチン学園に到着しました。玄関にはミンチン先生とベッキーが
セーラを待っていました。ピーターは馬車を降りようとした時です。もうひとりの人影
を見たのでした。ネグリジェ姿のまま二人の後に立っていたのです。
「ミンチン先生……」
ふたりは何事かと慌てているピーターを見ます。ラビニアの大声がふたりを
振り向かせました。
「何しに帰ってきたのかしら!ここに、マッチ売りの少女が休む部屋なんかなくってよ!」
ベッキーは両手を口にあてたまま固まってしまいます。
「ラビニアさん、静かにしなさい!」
潜めて出た声に動揺と怒りが交じりました。
「あら、それともセーラは高級娼婦なのかしら!」
「いいかげんにしなさい、ラビニア!」
「どうしてですか!あんな穢らわしい……」
「マッチ売りでもなければ、娼婦でもありません、セーラです!セーラ・クルーです!」
「いいえ、あの女は淫売よ!」
「お、おやめください、ラビニアお嬢様!」
ベッキーはしがみ付いて、ラビニアに頼み込むのです。
プライド・ワン-112
「け、穢らわしい!あんたも仲間なんでしょ!わたしは見たのよ!」
セーラは騒ぎに目を醒ましていました。そしてラビニアの言葉の一部始終を
聞いてしまったのです。ピーターと目が合って、反射的に反対側の扉から飛び出し
ました。
「ピーター!」
ミンチン先生が叫ぶと、返事もせずにセーラを追いかけます。所詮女の子です。
ピーターの足にはかなうはずはないのです。でもセーラは本能的に路地裏へと
巧みに入って逃げて、ようやく捕まえました。
「どうして逃げるんだよ!お家へ帰ろう、セーラお嬢様!」
「あそこは、わたしのお家なんかじゃないのよ!」
「エ、エミリーがきみの帰りを待っているよ!」
「もうわたしのエミリーじゃないわ!」
「じゃあ、ぼ、僕のところ……」
「どうして!どうしてわかってくれないの!わたしに還るところなんかないのよ!」
「ラ、ラムダスさんがいるだろ……セーラには……」
「ほ、本気で言ってるの……?」
ながい沈黙があって、ピーターはセーラの掴みかけていた手を緩めてしまいました。
セーラの手はするっと抜けて、白い毛皮のコートの少女は闇へと駆けて出します。
少女は両手でお顔を拭いながら走っていきました。ピーターは、もうセーラの後姿を
追うことはありません。ピーターも涙が溢れ出てきていました。
プライド・ワン-113
「どうして、あの淫売を庇うのですか!」
「いいかげんなさい、ラビニア!」
ミンチン先生はラビニアの頬を感情にまかせて叩いたのです。ラビニアにしがみ付いて
いたベッキーは驚いて離れました。ラビニアは横向いたお顔を真直ぐに見据えて、ミンチン
先生に言います。
「あの子は娼婦よ!ダイヤモンド・プリンセスの慣れの果てなのよ!」
「まだ言いますか!」
「お姉さま!」
ミンチン先生とラビニアの間に割って入ったのはアメリアでした。
「あなたはセーラの気持ちが少しでも分からないのですか!」
「どうしてわたしが注目を浴びたらいけないのです!乞食になってもセーラ!セーラ!」
「乞食と言うのはよしなさい!」
ミンチン先生はラビニアの胸倉を掴みます。
「お姉さん!およしなさい!」
「あなたはセーラを憎んでお部屋を奪い、エミリーまでも奪った!セーラはどんな気持ちで
渡したと思っているんですか!あれはおとうさまといっしょに行って探して来た物なの
ですよ!」
アメリアはミンチン先生の頬を叩いて、ラビニアを引き剥がして抱き寄せます。
ラビニアはお母さまに庇ってもらうように、お胸にお顔を埋めて泣いていました。
「ごめんなさい……ごめんなさい……ミンチン先生……」
「行き違いはあっても、許すことはできますでしょうに!なぜに憎むのです、ラビニア!」
763 :
名無しさん@ピンキー:02/11/29 01:37 ID:jfm3CQO/
>pride
ピーターとセーラのHは結局あるの?
それとラビニアのHシーンも。
ごめん、
>>755……それの元ネタなんだっけ??
喉元まで題名が出かかっているのに……うぐぐ。
若草・小公女に続く第三弾として、続きを激しくキボンヌ!
>>756 メグたんの露出プレイ (;´Д`)ハァハァ
>pride
逃げ出したセーラがバローに捕まったりしたら…ガクガクプルプル…
いや、まさか…どうかミンチンかラムダスに捕まりますように…祈願中w
>pride
泣きますた
プライド・ワン-114
怒りによって、バローから受けてきた、屈辱や嫉妬といったさまざまな感情が一気に
噴き出してしまっていたのです。
「お姉さまは変ってしまわれました!昔はあんなにおやさしかったのに……怒りに
まかせての躾など教育などではありませんよ!」
「ア、アメリア……」
ミンチン先生はラビニアの頭をやさしく撫でました。
「ひっ……」
「ラビニア、あなたは裕福だから何も分からないのですよ……」
アメリアはミンチン先生の懐かしい瞳を見ました。この玄関先での騒動に寝ていた子供
たちが起きてきてしまいます。
「ねえ、どうしてラビニアが泣いているの?また、オネショしちゃったの?」
「ロッティ、よしなさい……」
アーメンガードがロッティを制します。ラビニアはまだ泣いていました。
「ミンチン先生……わたしもセーラお嬢様を探してきてもよろしいでしょうか?」
「いっしょに行きましょう、ベッキー。アメリア、後を頼みましたよ!」
「はい、お姉さま!さあ、なんでもありませんから、お部屋に戻って寝るのですよ!」
アメリアは泣いているラビニアを抱いたまま、すくっと立ち上がると毅然と声高に
いいました。
「はい、お姉さま!さあみなさん、なんでもありませんから、お部屋に戻っておやすみ
いたしましょう!」
けれども、セーラを見つけ出すことは、ついに出来ませんでした。
プライド・ワン-115
ピーターは日に々後悔の念が募っていくのでした。あのインドの紳士に頼み込めばなんとか
してくれるのではと幾度と思うのですが、寸でのところでプライドがそうさせなかったのです。
ミンチン先生もアメリアもベッキーも時間の許す限り探したのです。それでも見つけることは
出来ません。片手まで出来るようなことではありませんでした。三日が経ってしまっても
セーラは帰って来ることはありませんでした。
セーラの部屋、今はラビニアの部屋に彼女はへとへとになって戻ってきました。ラビニア
もまたセーラを探していたのです。瞼を閉じて扉に背をもたれ掛けます。ラビニアは唇が
塞がれたタッチに瞳を開きました。頭をがっしりと掴まれて、金髪を振り乱してもがいて相手
の腕を引き剥がそうと抵抗を試みます。その勢いで銀のボトルが床に落ちて、なかの赤い液体が
絨毯に拡がって染み出しています。
「んんんーッ!」
ラビニアのお口のなかに、その赤い液体が口移しに侵入して来ました。幾らかは零れ
赤が頬を濡らすのですが、パニックになっていて呑み込まざるを得ません。ごくんと
ラビニアの咽喉が二回鳴りました。それは酒に含ませた催淫剤だったのです。
バローは唇を離すと、ラビニアのお口を大きな手で覆ってから言いました。
「これから、おまえの処女を奪ってやる!そしてセーラの替りにしてやるからな!」
瞳は更に大きく見開かれます。手の奥で大きな悲鳴があがったのです。
「叫びたければ叫べばいい。その代わり、前にセーラの貴重品を盗んだことを親父
にばらしてやるからな!」
バローの腕を掴んでいた手が力なく垂れ下がりました。
「セーラを失った罰をお前に与えてやる!」
「ば、罰……」
プライド・ワン-116
ラビニアはその言葉に惑わされていました。バローの陵辱を受け入れる隙を
作ってしまっていたのです。バローはそれでも彼女に叫ばれないようにと安全策として
お口にハンカチを詰め込みました。
「んぐうっ!んんっ!」
ラビニアの躰の奥が微かに熱くなってくるのですが、まだ正気を保っていられます。
バローへの抵抗が彼の頬の肉を爪で抉りました。
「わたしを抉るか!ならお前の柔肉をわたしがもっと抉りたててやるからな!」
暴れる両手をひとつにされて縄で拘束されたのです。ラビニアはバローの肩に
担がれると、ベッドへと運ばれました。そこへ投げ下ろされてから、一度解かれて
万歳をする格好に再度、頭上のヘッドボードに括られたのです。その頃には薬が
回ってきていて抵抗する力は弱まっていました。時折、バローの胸を脚が蹴る
のですが、そのラビニアの反応を快楽への余興として悪魔は楽しんでいました。
ラビニアのお口に咥えさせられたハンカチは唾液でぐっしょりとなり、パニックも
手伝い、暴れるたびに息が荒くなって苦しい思いをするのです。小鼻の鼻腔が
いっぱいに開いてしまうのです。
「見られたものじゃないな、お鼻がいっぱいに開いているぞ!」
「んんっ!」
羞恥と恐怖で躰を烈しく左右に揺り動かしました。
「親父にばらして欲しいのか!」
振っていたお顔の顎を掴まれて、バローの闇の眼光に射すくめられるのです。
プライド・ワン-117
バローの手でプラチナ・ブロンドの御髪を撫でられることで、碧眼が慄いていました。
「やっかいだな……先にひん剥いてやればよかったか……」
バローは顎から手を離すと、頬をぴたぴたと軽く叩いたのです。
「んんん……!」
ラビニアの潤んでいた碧眼から雫がこぼれて頬を濡らしました。バローは手を
淡いブルーのドレスの下へやると、ペチコートごと捲り上げました。ズロースの
紐を解くとゆるゆると羞恥を煽って引き下ろすのです。
ラビニアのヴィナスの丘に金色に咲くにこ毛が、バローの目の前へと晒されます。
「ここのように、素直だとお前はセーラに負けないくらいに可愛くなるぞ!」
「んん……んんっ……!」
指でラビニアのスリットをなぞり、少しだけ拡げてはまた恥丘へと戻ってきて、にこ毛
を引っ張ってラビニアを嬲りました。
「どんな気分だ?いつも心もとないドロワースに守られたセックスを、男に引き下ろされて
晒されるというものは!」
膝小僧のところで留まっていたズロースは一気に引き摺り下ろされ、絨毯に投げつけ
られたのでした。ラビニアには、それが落ちていく様が自分と重なり、セーラと同じに
なるのだと身を切るような思いに駆られるのです。
バローは膝立ちになると、ズボンのベルトを外して引き下げました。それを見せ付ける
ように扱いてから、ラビニアの晒されたセックスへとにじり寄るのです。
ラビニアの顫える脚を拡げて、正座した腰にそれを乗せてラビニアのスリットに
捻じ込みました。
プライド・ワン-118
「んぐうううううッ!」
声にならない絶叫が噴き上がり、ブリッジのようにラビニアの躰が反りあがるのです。
慄いていた碧眼は苦痛で閉じられて、髪の毛と同じ色の細く美しい眉は苦悶に
絶望にと喘ぐのでした。いくら催淫剤によって濡らされていたとはいえ、ラビニアの
小さな秘孔はバローの節くれ立った肉棒を咥え込むなど荷が重く、痛々しいまでに
いっぱいに拡げられていました。
「セーラの胸よりはふくよかだな!」
バローはペニスを根元まで埋め込むと、ひと息ついて両手でラビニアの乳房を
ドレス越しに陵辱したのです。快楽などとはほど遠い苦痛がラビニアのお胸に
走るのです。ハンカチを咥え込まされて、破瓜の痛みに悲鳴すらあげることの許されない
ラビニアから雫がまた頬にこぼれました。
ラビニアの涙はそれだけでは治まりませんでした。小さな秘孔をいっぱいに押し
拡げられて、怒張を咥え込まされているだけでも苦痛なのに、その大きな物がヴィナスの
神殿に向けて抜き差しし始めたのです。ラビニアはもう、苦痛に耐えることなど出来なくて
碧眼が天上を見るように見開かれて、涙だけがとめどなく滴ってシーツを濡らして
していました。ラビニアは神に見捨てられたのです、罰だと感じていました。
バローの律動は烈しさを増していき、ラビニアの躰はガクガクと揺さぶられています。
蹂躙の衝撃波に躰が跳ねることはもうありませんでした。ただ、時折忘れたように
微かに顫えるだけです。
バローの少女の躰を無視した蹂躙は続けられて、傘が一気に膨らんで欲望の滾りの
マグマをラビニアの稚い子宮奥へと叩き込んだのです。
pride
感想、どうもと言ってる場合じゃないですね。前振りがあんまり長いもの
だから、こんなになってしまってゴメンです。
プライド・ワン-119
バローは肉の繋がりを眺めて、朱の刻印に歓ぶのでした。ラビニアの力なくした躰を
そのままに抱えると、左手で背を支えながら右手で着衣を剥がしにかかります。
胸のリボンを解いて両腕を掲げさせ、ドレスを脱がしてからブラウスをゆっくりと剥がしに
かかるのです。ラビニアは悪魔の手に落ちたエミリーでした。
肩が肌蹴られた頃にエミリー、いいえバローの肉人形となったラビニアの唇が喘いで
薄く白い歯を覗かせるのです。バローのペニスはその淫画を呼び水としてふたたび
膨らみを見せて、唇を貪るのでした。ラビニアは薄目を開けているのですが、お薬が
躰に回っていて天国にいるような気持ちになっていました。バローが唇を離すと、ラビニア
の桃色の舌が惚けたようなお口から垂れました。
バローは着衣が淫れた肉人形と戯れながら、ついに素っ裸としたのです。ラビニアは
バローにしがみ付く気力もなく、両脇を差し入れられてらとぐらぐ揺さぶられていました。
衣服を着たままのズボンを下ろしてペニスだけを曝け出した悪魔に、少女の裸身は座位
で責め立てられています。
「ふん、ラムダスか……わたしだってまだ、老いぼれる歳じゃないさ」
ラビニアのお尻と背を抱えてバローはベッドを降りると、繋がったまま歩き出して
部屋を出て行こうとしたのです。まだ開帳されたばかりの秘所が、深いペニスの
突きあげに悲鳴をあげました。
「んんぐうううっ!」
歩くたびに突きあげが深まり、咽喉を突いて出てきそうなほどでした。頭がぐらぐら
と揺れて、そのお顔は赧く上気しています。ラビニアの部屋を出て、バローは階段を
上がり屋根裏部屋へと向かいました。
ラビニアの乳首はお薬によって、痛いほど凝り切っていてバローの衣服に擦れ
て肉体の快美にわななくのでした。
プライド・ワン-120
ラビニアの腕は何度かバローの首に絡み付こうとするのですが、力なく垂れ下がって
しまいます。
セーラの部屋に着くと、ベッドに下ろされて横抱きにされました。左太腿をバローの
左腕に抱えられて、左腕を掴まれて深く子宮口に先端を擦り付けられるのです。
「んんんっ……んあああっ、はあっ、はっ、はっ、はっ……」
ラビニアはやっと右手で咥え込まされていたハンカチを取り除きました。息を継ぐばかりが
精一杯で叫ぶことすら出来ないのです。尚もバローに秘所を抉り続けられて絶息寸前と
いったところでした。開いた唇からは唾液がとろりと溢れてきます。
「ど、どうだ……セーラの今のベッドで嬲られる気分は……」
「はっ、はあ……ああ……ああううぅぅぅぅッ!」
少し開かれていたドアからベッキーの声が聞えてきました。
「セーラお嬢様?帰っていらっしゃったんですか……?」
ベッキーがそこに見たものは、美しいプラチナブロンドを掻き乱して横抱きにされ、
ぼろ雑巾かのように股間をバローに抉られているラビニアでした。あやうく、持ってきた
灯りを床に落としてしまいそうになりました。
「な、何しに来た!お前も仲間に入れて欲しいのか……ほれ……教えてやれ……」
ラビニアは左の二の腕を掴まれてぐいぐいと躰を揺さぶられています。
「あああ……あっ、ああう……ば、罰なの……セー……ラを苛めた……」
ベッキーは腰を下ろしてランプを置くと、バローに飛び掛ってきました。
「ラビニアお嬢様から離れてください!こんなのが罰な訳がありませんです!」
「う、五月蝿いッ!使用人の分際でッ!」
ベッキーは突き飛ばされて、床に転げた時に頭を強く打ち付けてしまいました。
薄れる意識のなかで頭をあげて見たものは、ラビニアが右手を自分に向けて
一生懸命に伸ばそうとしている姿でした。
プライド・ワン-121
「ベッキー、しっかりして……しっかりしてよ……」
「ああ……お嬢様……セーラお嬢様……」
「大丈夫……?起きあがれる、ベッキー?」
「ラ、ラビニアお嬢様……」
ラビニアは裸のままベッキーに跨って、気付けに頬を叩いていたのでした。
「ごめんね……セーラじゃなくて……わたしの為にこんなになってごめんね……」
ラビニアはベッキーの唇を切って血を流している場所に、お顔を寄せてくるのです。
「あっ……ラビニアお嬢様……おやめ……ください……」
ベッキーは起き上がろうとしたのですが、まだ動けませんでした。
「ごめんね……ごめんね……」
ラビニアの唇の感触にしょっぱい味が交じりました。最初は驚いていましたが、
今はラビニアの背に手を廻してやさしく撫でています。
「大丈夫ですよ、ラビニアお嬢様」
「よかった、よかったわ……ベッキー……」
ベッキーはホントに嬉しそうに喜んでいるラビニアのお顔を見ていました。
セーラお嬢様となんら変らないんだと、ベッキーもラビニアにニッコリとしました。
「さあ、お部屋に戻りましょう……」
「う、うん……」
ラビニアはバローが去り際に放った言葉に縛られていました。
(明日、迎えの馬車を送るからそれに乗って来い。目一杯おめかしして来るのだな!)
プライド・ワン-122
「ベッキー、このエミリーをあなたからセーラに渡してくれない?」
ラビニアは両手で抱いたエミリーをベッキーに差し出していました。エミリーの
お胸にはエメラルドの胸飾が付いていました。
「それはラビニアお嬢様からセーラお嬢様にお渡しくださいまし」
ラビニアは少しだけ哀しいお顔を見せましたが、すぐにニッコリとして言いました。
「そうね。羞ずかしいけれど、そうした方がいいわね。まだセーラには謝っていないのだし」
「そうでございますよ。それが一番よろしゅうございます!」
ラビニアはエミリーを枕の側に置きました。
「それでは、おやすみなさいませ」
「ま、待ってベッキー……こ、ここへ来て……いっしょに寝ましょうよ」
腰掛けている側をぽんぽんと叩いたのです。
「ね、いいでしょ、ベッキー?」
「ラビニアお嬢様は甘えん坊さんなのですね」
「いいわ、甘えん坊でも。今日だけはいっしょにあなたにいて欲しいの」
「わかりました、ラビニアお嬢様」
ベッキーはラビニアのベッドに入ると、ラビニアが頬を摺り寄せて来ました。
「く、くすぐったいですよ、ラビニアお嬢様……わたしはエミリーではありませんよ」
ふたりは真新しいシーツの上で仔猫のようにじゃれあって眠りました。
その頃、セーラはピーターの家の前で膝を抱えて、彼の帰りをひとり待っていました。
ピーターは毎晩遅くまで、セーラの行方を捜し歩いていたのです。自分の家の前に人影を
見つけて、ピーターは駆け出していました。
777 :
名無しさん@ピンキー:02/11/29 23:51 ID:2UKys7YT
778 :
名無しさん@ピンキー:02/11/30 10:48 ID:Lh8NKzav
>>756 エイミーのおしっこをメグに飲ませて干欲しい尿
プライド・ワン-123
「セーラお嬢様、おかえりなさい!」
セーラはお顔をあげてピーターを見るなり、彼の首に抱きついていました。セーラは
夜宴の時の服装ではなく、粗末な服を着ていました。なにがあったのか聞くことは
しませんでした。セーラが無事に帰ってきてくれたことだけで、ピーターは満足で
抱きついているセーラの背中をやさしく撫でています。
「心配掛けてごめんなさい、ピーター……」
「もういいんですよ、無事で帰ってきてくれたのなら、それで……なかへはいりましょう」
セーラを先に入れてから、ピーターは暖炉の側に置いてあるパンとミルクを取ると
二階の自分の部屋に連れて上がりました。
「これを召し上がってください、お嬢様」
「ごめんなさい、おしかけちゃったりして……」
「ここに、いてください。父さんには、僕からうまく話ておきますから」
「ありがとう、ピーター。わたしも働くから。アンヌとマッチ売りをしていたの、あまり
売れなかったけれど……」
「だ、だめですよ!そんなことしちゃ!あれは……」
ピーターは自分が見たり聞いたりしてきたことをセーラに話ました。
「じゃあ、わたしはどうすればいいの、ピーター……わたしはなんのために
生きているのかしら……」
「な、泣かないでください、セーラお嬢様!」
ピーターはベッドに腰掛けて泣きそうになっているセーラの側で慰めます。
「わたし、もう死んでしまいたい……おとうさまの元へ逝ってしまいたい……」
エメロードの綺麗な瞳を潤ませて、両手でごしごしと拭うのです。
プライド・ワン-124
「僕のために生きていて欲しい……今はセーラお嬢様を守ってあげることなんか何も
できないけれど、待っていてほしい……遠い約束になんかしないから」
「わたし、待つだけなんて嫌。ピーターといっしょに歩きたい……でも、ピーターが待て
というなら……待ってみる……いつまでも待ってる……」
ピーターは厳かに言います。
「僕は君にはそんなことはさせないよ、ひまわりになんかさせない。ラムダスさんみたいな
力もないし、君を守ってあげる財力もない……だから、ひまわりの花言葉をセーラに
あげる……」
「じゃあ、わたしはあなたにハイビスカスの花言葉を贈るわね」
「ハイビスカス……?」
「そう、お母さまが好きなお花だったの……わたしはあなたを信じます……」
ピーターはセーラを抱きしめると口吻をしました。軽くしては離して、またキスをするのです。
何度も何度もしました。
「ピーター、わたし穢れているけれどそれでもいいの……?」
「どうしてそんなことを言うの?」
「だって、わたしはピーターよりもいろんなことを知って……アッ!」
ピーターはセーラをベッドに押し倒しました。
「僕だって……何も分からないんだよ……セーラはいいの、それでも?」
ベッドに両手を付いてセーラを見つめると、ピーターから口吻をします。
プライド・ワン-125
離そうとしたピーターの首に両手を巻きつけて、今度はセーラからのお返しです。上唇を舌で
そっとなぞり、薄く開いた隙間にそっと舌を差し入れました。驚いて引っ込めようとするピーター
の舌をセーラは追いました。
でもピーターはキスをつづけたまま、セーラにやさしく捕まえられて奪われてしまうのでした。
「んんんっ……」
ピーターはセーラに初めて与えてもらった快美に酔い、僕は愛しい彼女に何を与えてあげ
られるのだろうと思うのです。
「ふふふっ、ピーター可愛い」
「セ、セーラのいじわる!」
「あっ、あん……もっとやさしく触れて……」
「こう……かなあ……?」
ピーターはセーラの膨らみかけをそっと愛撫しました。
「ピーターにお返しよ!」
不意を突かれて、今度はセーラが上になります。そしてセーラは裾をつかんで両手を掲げ
衣服を脱ぎました。服が取り払われる時に、セーラの黒髪がなめらかな絹地かのように
降りてくるのを息を詰めて見ていました。そしてシュミーズ姿をピーターの前に晒したの
です。
「どうしたの、ピーター?」
「う、うん……黒髪がとても綺麗だよ……」
「お上手ね。でも、わたしずっとラビニアお嬢様みたいな髪に憧れていたの……」
「お上手なんかじゃないよ……」
「わかってるわ!とても嬉しいもの、ピーター!」
プライド・ワン-126
セーラはピーターの股間に白くしなやかな指をやりズボンのホックを外しました。
「あっ……は、羞ずかしいよ……セーラ……」
「愛の挨拶をしなければ、前には進めないのよ。ねっ、いいでしょ、ピーター?」
「う、うん……」
セーラはピーターのズボンを下げると、唇を屹立に近づけて雫を掬ってから、ゆっくりと
被せていきました。
「あうっ!」
ピーターは先端の快美に躰を跳ねあげます。かつては大金持ちだったセーラお嬢様
に、自分の大事なところに唇を被せておしゃぶりをしてもらっている、悪いとは
思っていても、こんな倒錯的で甘い誘惑は知りませんでした。それだけで満足で
爆発しそうなほどなのです。
ピーターは懸命に堪えて、セーラの紅潮している頬をやさしく撫でてやります。
セーラはそれが嬉しくて、ピーターをさらに歓ばそうとして舌を肉棒に絡めては頬を
窄めて吸い込むようにするのでした。
その衝撃にピーターは生きた心地がしませんでした。快美感といっていいのでしょう
が、セーラに魂までも吸われて昇天しまいそうです。そうです、ピーターはセーラ
の口腔に灼熱の滾りを衝天したのでした。
まさに衝天と言えるほどの量の精液の直撃をセーラの咽喉は受けたのでした。
夜宴の男たち、ラムダスでさえも凌ぐおびただしい量だったのです。
「ご、ごめんなさい……セーラお嬢様!大丈夫ですか……!」
ピーターは手を付いて起き上がろうとするのですが、セーラはペニスからお口を
離さずに、ピーターの子種を全て呑んでしまったのでした。
プライド・ワン-127
セーラは噎せ返りながらも、お口のなかにしつこく残る粘り気の液体を嚥下したのです。
涙を浮かべながらも咽喉が二度、三度と動くのをピーターはじっと見守っていました。
「ご、ごめんなさい!セーラお嬢様!」
セーラはペニスを離して、正座を崩した格好で両手を付いて苦しそうに息をついで
います。ピーターも起き上がって、同じようにして手を付いて横からセーラのお顔を
の様子を心配そうに窺うのでした。
「ううん、大丈夫よ……ピーター……」
緑色の瞳が潤んでいても、笑顔を見せてくれるのです。笑顔の本当の理由を
ピーターが知るのはまだまだずっと先のことです。まだピーターは好きということを
知り始めたばかりなのです。おとうさまを愛していたセーラは、ずっと先を歩いていました。
「だ、大丈夫なんかじゃありませんよ!セーラお嬢様!」
ピーターはベッドに両手を付いているセーラの手をぎゅっと握り締めて言いました。
「ごめんなさいね、心配かけて。でも……ピーターのここ……気持ちよくなかったかしら……?」
セーラは握り締められたまま、ピーターの肌蹴ている股間に手を運んで、やわらかく
萎みかけていたペニスをそっと包み込んだのです。
「あううっ……セ、セーラお嬢様……!」
「ねえ、先っきまでは、セーラと呼んでくれていたのに……どうして?」
やさしく訪ねている間にも、ピーターのペニスは扱かれていて、みるみる膨らむのでした。
ピーターは羞ずかしさでお顔が真っ赤になっていましたが、セーラの真摯なエメロードの
瞳から逸らすことは出来なかったのです。
プライド・ワン-128
「羞ずかしくて……」
「ピーター、わたしも羞ずかしいわ……いっしょなのよ……だから、セーラと呼んで」
セーラはそう言ってピーターの服に手を掛けて、脱がし始めました。
「セーラ、ずっと好きだったんだ。初めて、あなたの御者をやった時から……愛してる」
ピーターには愛というものが、本当はまだわかっていませんでしたが、いま適当な
言葉を思いつかず、それ以外しっくりくる言葉を思いつきませんでした。
「わたしも、ピーターが好き、愛しているの」
シャツを後に追いやって、ピーターのお胸を露にすると、セーラはその胸にしがみ
付いていきました。ピーターはそのセーラの重みを初めて感じ取っていました。
行方不明のセーラの姿を追っていた時よりも、今のこの時の方がより切なくも感じる
のでした。胸にしな垂れかかっているセーラの黒髪をやさしくピーターは撫でています。
「僕にもセーラの裸を見せて」
ピーターは羞ずかしさいっぱいでしたが、セーラにやさしく囁きました。ピーターの
声に上を向いて応えます。ピーターの黒髪を撫でている手をズロースの紐に添えると
もう一方をセーラがとってほといたのでした。
ズロースを横に崩した脚から引き下げて、セーラは下半身を露にします。ピーター
のペニスの昂ぶりが晒された素肌に触れてくるのです。セーラも同じように昂ぶって
いるのです。
セーラは胸から離れると、シュミーズを脱いで裸になってから崩した正座から
両脚を拡げて行きました。
プライド・ワン-129
セーラの白く細いしなやかな両脚が拡げられて、セーラは無毛のセックスに
人差し指と中指をあててスリットも拡げて、濡れて輝く桃色の柔肉をピーターの目に
晒すのです。緑色の瞳の目元は朱に染まっているのに、ピーターを真直ぐに見て
いました。
「ピーター、来て頂戴!わたしの膣内(なか)に来て!」
「いまいくからね、セーラ!」
ピーターはセーラの開かれている両脚の中心に灼熱の肉の塊を近づけていきます。
「ああっ!」
ピーターが声をあげました。ピーターの熱いペニスにセーラの白く細い指が絡んだのです。
「わたしの女のなかにピーターを導いてあげる……そこからは、ピーターがわたしを
導いてね……」
ピーターはセーラの細い肩に手を乗せると、そっとベッドに押し倒しました。セーラは
濡れて光る女の芯にピーターをあてがいます。
「ああああッ!ピ、ピーター……ッ!」
セーラの躰にこれまで感じたことがない快美の衝撃が走ったのでした。性に耽溺する
セックスではなく、愛を確かめる為の行為としての交わりをセーラは学習し、その扉を
開けたのです。
「ピ、ピーター……ゆっ、ゆっくり……動いて……」
ピーターはセーラが今までになく喘いでいるのを見て、更にペニスが膨らむのが
分かりました。ピーターはセーラの唇にキッスをすると、ゆっくりとストロークを始め
ます。