「神楽君・・・困るなぁこんな事をされては」
放課後、誰もいない教室で神楽は木村と向かい合っていた。
「君は前のテストも赤点だったな。いくら今回赤点はヤバイとはいえカンニングとは・・・」
椅子にじっと座り、うつむく神楽。
その頭の中には後悔の念がうずまいていた。
ちらりと木村の顔をのぞき見るが、いつもと同じ表情だった。
二人の間に重い空気が流れる。
「それで・・・私はどうすればいいんですか?」
たまらず神楽が切り出した。
それを聞き木村の口元に僅かな笑みが浮かぶ。
「どうすればといわれてもねぇ・・・留年してもらうしかないよ」
「え、そ、そんな!お願いします!なんとかならないんですか!?」
木村の目が怪しく光る。
「実はまだ学年主任には言ってないんだよ」
「え、じゃ、じゃあ言わないでいてくれるんですか?」
「まあそれは君の行動次第だがね・・・」
神楽はギクリとした。正直に言えばこの展開はある程度予測していた。
しかし、いくら木村でも一応は教師であり、必死に謝れば許してくれるとかすかに思っていたのだ。
その淡い期待は目の前の変態に打ち破られた。
またまた神キタ━━━(゚∀゚)━━!!!!!!
最高です、ここ。
954 :
名無しさん@ピンキー:02/09/27 22:35 ID:6ftxCiXH
紙!
955 :
名無しさん@ピンキー:02/09/27 22:39 ID:IzGN8AIy
956 :
初です。:02/09/27 22:50 ID:M74QuBNC
>>952を書いたんですが名前入れ忘れてました Σ(´Д`lll)
今回も神楽タンですが、なるべくエロくするんでお許しを・・・
957 :
名無しさん@ピンキー:02/09/27 23:05 ID:R+W7whbD
がんばれ大将!
ところで新スレできたんだよな?携帯だからなかなか出てこないよ。
958 :
名無しさん@ピンキー:02/09/27 23:10 ID:6ftxCiXH
…
主観:某男子生徒。名前はあるけど恥ずかしいので言わぬ。
榊さん男verのように、美形長身、スポーツ万能頭脳明晰。
クールでモテモテくん。”恋愛事”は興味がなし。鬼畜。
960 :
959:02/09/27 23:17 ID:unb43Z78
あー…神楽書こうと思ったけど、
被るか…別の人にするかね(。。
>>960 誰でもいいので宜しくお願いします。
鬼畜って部分が・・・(;´Д`)
ボンクラーズの恐るべき挑戦
その日それまではごく普通の、ありふれた日常だった。
昼休み、弁当を食べ終わりクラスの後ろで友人達とだべっている。
そのうち昨夜TVで観たK1の話題になると、
「こうだったろ」
「こうだったな」
などと言い合いながら、プロレス技の掛け合いになってしまった。
「…そこで桜庭の強烈な前蹴りっ!」
と言いつつ上体を右後ろにひねったその時、
むにゅっ
と、異様に柔らかい感触が右手の甲を伝わってきた。
「あれっ!?」
ハッとなって後ろを見やると、両の手で胸を隠すようにして目を丸くしている神楽さんの姿があった。
しまった。
話に夢中になっていて、たまたま後ろを通りがかった神楽さんの大きな胸に触れてしまったのだ。
「わぁっ!ご、ごめ…」
おれはてっきり「なにすんだよ!」とか言われながらひっぱたかられると、必死に身をすくめながら謝った。
…が、
「…」
神楽さんは何も言わず、胸は抱えたまま真っ赤になって、小走りに教室を出て行ってしまったのだった。
続く
963 :
962:02/09/28 02:03 ID:nskKsURw
ボンクラーズの恐るべき挑戦(2)
「あんた神楽の胸触ったね?」
おれは背後の声にギクリとした。クラスで一番うるさいやつ…滝野智!
よりによってコイツに見られるとは…
「さーわった、さーわった!○○(男子生徒の名前)が神楽の胸に…ムグッ」
おれは滝野が言い終わらぬ内に、彼女の口を押さえてムリヤリ教室の外に引きずりだした。
「…ケホケホッ!何すんのよ!」
咳き込みながら、廊下でおれに抗議する滝野。
「お前が言うなよっ」
危うくクラスの変態くんにされるところだった…
「あーあ、神楽怒っちゃったぞー。どうすんのあんた」
滝野に言われ、おれは少し戸惑った。
「そんな、わざとじゃないのに…」
「胸大きいって神楽けっこう気にしてるところ、私がさんざんからかったばっかだからねー」
そういや峰不二子がどうとか言ってたな。それは滝野、お前も悪いんじゃん…
「これから謝るのも逆効果だろうな…」
「さあねー。まぁ、わざとじゃないんだし、ほっときゃそのうち忘れるでしょ」
「なに忘れるん?」
ほわっと間延びした声。
「あ、大阪、こいつがねー…」
滝野はことのいきさつを大阪に話し始めた。
もう勝手にしてくれっ!
おれはどうでも良くなって、教室に戻ることにした。
続く
964 :
962:02/09/28 02:13 ID:nskKsURw
「そらあかん!」
教室に入ろうとしたおれに、大阪が声をかけた。
「神楽ちゃん気にしてたなら、やっぱちゃんと謝っといた方がええんちゃう?
わざとじゃないなら、なおさらやー」
それもそうかな…
まぁ、はずみで胸触ったなんて他愛の無いことなんだけど、本人も気にしているところを直撃したのは確かだ。
もう一度、あまり深刻にならない程度に軽く、それでもきちんと謝っておいたほうがスッキリするだろうか…
大阪って案外イイこと言うな。
「そうだね、ありがと。一応でもちゃんと謝ることにするよ」
「神楽ちゃんなら、さっき屋上の階段昇っとったわ。
なんや走っとったのそういうワケやったんやな」
おれは早いうちに謝った方が良いと思い、さっそく神楽のところへ行くことにした。
続く
965 :
962:02/09/28 02:29 ID:nskKsURw
屋上に続く階段を昇り、扉に開けようと手を伸ばしたその時、
ガチャッ…!
不意に開いた扉の向こうから、神楽の姿が現れた。
「あっ!」
彼女も予想外だったのか、おれ達はふたり同時に驚いて顔を見合わせてしまった。
それからすぐに、おれは頭を掻きながら、
「神楽さんごめんな。あの時は話に夢中になってて、周りに気づかなかったんだ」
とだけ言うと、神楽さんは少し恥ずかしそうに、
「いや、私のほうこそゴメン。急に走って行ったりして、○○も驚いただろ?
その…ちょっと色々あって、何かそういうこと気にしてた時だったから…」
そう言って頭をさげた。
なんだか随分としおらしい…
いつもは元気が有り余っていて、けっこうガサツそうに見えるんだけど、意外な一面もあるんだな。
「まあ、私はもう気にしてないから、○○も忘れてくれっ。な?」
そう言って見せてくれた神楽の笑顔は、いつもの彼女のものだった。
「…ああ、うん」
その笑顔に少しドギマギしながら答えたその言葉が、
「駄目よ!騙されちゃっ」
という滝野の声にかき消された。
続く
966 :
962:02/09/28 03:35 ID:nskKsURw
だ、騙す?
「何だ?滝野また…」
振り向くと階段の下の踊り場で、滝野が仁王立ちでこちらを見上げている。
その傍らには、大阪の姿もあった。
「○○!女の子のカラダは、そんな一言で償えるほど安いものじゃあないのよ!」
「ななな何言ってんだ滝野!人聞きの悪い」
カラダって…ちょっと胸触っただけじゃないか。
ツカツカと階段を昇り迫って来る滝野。
なんだか得体のしれないその迫力に、おれはちょっとあとずさってしまった。
「な、何だよ!?とも…」
「いいからあんたちょっとこっち来なさいっ!」
戸惑う神楽さんを半ば強引に屋上の扉の向こうに連れて行く滝野。
おれは何が何だか分からずに呆気にとられるばかりだった。
967 :
962:02/09/28 03:38 ID:nskKsURw
「何なの?大阪。あいつ…」
おれは階段を降りながらボーッとしている大阪に尋ねた。
「にゃも先生がなぁ…」
「へっ?」
「にゃも先生がこの前面白いハナシしてくれたねん」
「…ああ」
大阪の話もよく分からない。
「秘密やねん」
「うん?」
「この話、○○くんに秘密だったの忘れてたわ。
だから私がこれ話した事、ともちゃんには秘密やねん」
???…大阪の意味不明の言葉に困惑しているうちに、再び屋上の扉が開いて滝野が姿を現した。
「そういうわけで、○○!神楽に許して欲しければ、放課後にまた屋上に来なさいッ!」
どん、と無い胸(大阪ほどではないにせよ)を張ってそう言う滝野の横で、
とうの神楽は如何にも済まなさそうに、
「おい、ともっ!やっぱり悪いよ…○○は謝ってるんだから」
と言っている。
「だって今日はちょうど部活無いって言ったじゃん!いいから神楽は黙ってて。
これは、にゃもちゃんの話が本当が確かめるチャンスなのよっ」
キーンコーンカーンコーン…
「あっ5時間目始まるっ」
そう言って、滝野はひとり階段を駆け下りる。
「ほな、○○くん放課後になー」
という言葉を残して、大阪も階段を降りて行く。
おれはチャイムの余韻を耳にしながら、ひとり残った神楽の方を向いた。
彼女は何かを言いたげにしながら、なぜか顔を赤くしていた。
「あのさ…」
何なの?と、おれが尋ねようとすると、
「…ゴメンっ!」
神楽はそう言い残してパタパタと階段を駆け下りていった。
968 :
962:02/09/28 04:39 ID:nskKsURw
放課後。おれは滝野たちに言われるまま再び屋上に来ていた。
「来たわね」
3人はすでに屋上でおれを待っている。
「まぁ、そりゃやっぱり悪いと思ったから…」
正直、もうどうでもいいじゃんと言いたかったが、話がなおさらややこしくなるので止めておく。
ここは大人しく滝野に適当に従っておこう。
どうせ大した事ではあるまい。いつものとおりだ。
「あのね、○○。あんた神楽の大事なところを触ったんだよね」
何だかイヤらしい言い方だ。
思わず別のところを想像してしまう。まぁ、胸だって大事なところには違いない。
「うん」
「そやなぁ…それやったら、やっぱり○○くんも神楽ちゃんに大事なとこ触らせないとあかんのとちゃう?」
「は!?」
大阪の途方も無い発言に、おれは一瞬耳を疑った。
「だから、神楽の胸を触ったんだから、あんたの大事なトコも神楽に触らせなさいって言ってるのよ」
どうやら聞き違いではなかったようだ…
が、それはただごとではない。
「ちょっと待てよ!何だってそんな」
「いいでしょ?減るもんじゃないし」
滝野の言葉に、
「そりゃ、胸だってそうだろ!?」
おれは愚かにも反論してしまった。
「女の子のは、減るのよ!」
ジリ、ジリ…と滝野と大阪が詰め寄ってくる。
こ…怖い。
別段、女の子相手ならふたりだろうが3人だろうが大したことはないのだが、
なんだか異様な迫力がある。
おれは本能的に後ずさった。
969 :
962:02/09/28 05:02 ID:nskKsURw
「ちょ、ちょっと待てってば!
神楽さんはどうなんだよ。おれのが触りたいわけ?」
おれは必死になって神楽さんに聞く。
「…」
神楽さんは顔を赤くしたままうつむいている。
お、おい…本気かよ!?
「嘘だろ、ちょっと…神楽さん!かぐ…わぁっ!!」
不覚にも、おれは神楽さんの方に気を取られすぎていた。
いつの間にか滝野がおれの背後に回っていて、おれの体を後ろからガシっと羽交い絞めにする。
別に力が強いわけではない。振りほどこうと思えばすぐに振りほどけただろう。
だが、おれは背中にフワッっと感じた滝野の胸の柔らかさに驚いてしまって、逃げるどころではなかった。
「ちよちゃーんエエで〜」
なにっ!?
この屋上の唯一の出入り口である扉の向こうからカチャリと鍵にかかる音がした。
「大阪さーん。本当にいいの?」
姿は見えないが、扉の向こうから聞こえるちよちゃんの可愛い声。
「鍵なんて後でどうにかなるからエエねん。それより今、○○くんを逃さへんようにせんと」
な、な、な…
「そうですかー。じゃ、わたし定吉さんのお散歩があるので帰りますねー」
おれは滝野に押さえられたまま必死になって声をあげる。
「ち、ちよちゃん!ちよちゃん鍵を開けてくれ、ちょっと!」
だが、そのあとのちよちゃんの可愛い声は残酷だった。
「ダメですよー○○さん。悪いことしたらちゃんとお仕置き受けて反省してください!
女の人のおしり触ったり胸を揉んだりするのって、『せくはら』って言うんですよー」
970 :
962:02/09/28 05:20 ID:nskKsURw
何だってー!?
いつの間にそんなことに…
と、とにかく今ちよちゃんに帰られたら、こちら側からでは扉は開かない!
「違う、ちよちゃん!誤解だっ。おれはただ…ムグッ」
言い終えぬ内に、大阪がハンカチでおれの口を塞いでしまう。
「それじゃ、ともちゃんも神楽さんも、またね」
ちよちゃんはそう言って、階段を降りる音が遠ざかっていく…
「た、た、助けてーっ!」
大阪に口・鼻を塞がれたままでは、必死に声を張り上げてもあたりに轟くわけがない。
大阪のハンカチの良い匂いと滝野の微乳の感触に包まれながら、おれはそれでも何か恐怖にも似た感覚を覚えずにはいられなかった。
おれの大事なところを触る…
いま現在この雰囲気から、それで終わるわけがないのは明白だ。
普段なら願ったり叶ったりといったところかもしれないが、今は状況が異常すぎる!
嫌だ…初体験をこんな状況で迎えるのは絶対に嫌だっ!
けれども、おれはそう思いながらも滝野の羽交い絞めを振り払えない。
滝野も意識してかしないでか、後ろからグリグリと胸を押し付けてくる。
滝野って胸無さそうに見えるけど、けっこう…
押し付けられている大阪のハンカチも、彼女の髪の良い香りと同じ匂いがする。
なに考えてるんだ、おれ…
考えるまでもなかった。
みるみるうちにおれの体の血液は一点に集中し始める。
971 :
962:02/09/28 05:33 ID:nskKsURw
おれは少し内股気味になりながら、呼吸できない苦しさで顔を真っ赤にしていた。
「大阪。ハンカチもういいよっ」
「そやなー○○くん死んじゃいそうやもんな」
そう言って、大阪のハンカチがゆっくりおれの口から離れた。
「ぷはぁっ!ゼイ、ゼイ、ゼイ…」
ほ、本当に殺す気か…。何だか天国のような、地獄のような…
「こわいこと言うなあんた…」
滝野はちょっと引いたようにそう言ってから、
「さーて、どうだ?○○」
と、おれの耳元に口を寄せて囁いた。滝野の吐息交じりの声がおれの耳たぶにくすぐったい。
おれはますます体を硬直させた。
「覚悟はできた?」
「ぅう…だから、神楽さんはどうなんだ?…それ次第だよ」
おれは既に勃起してしまっているのを悟られぬよう、ごまかしつつそう言った。
神楽さんは、どちらかと言えばこのふたりに引きずられた方だろう。
そんなふうに言えば何とかなるかもしれない、と思ったのだが…
神楽さんは赤い顔でうつむいたまま、
「ごめん、○○。私も興味ある…」
と、おれを奈落に突き落とす言葉を口にするのだった。
972 :
962:02/09/28 05:47 ID:nskKsURw
眠いので、また明日。
評判がイイみたいなら続けマス…
どうなんだろ?あずまんがで責められ系ってあんま需要なさそうだなー
973 :
初です。:02/09/28 05:53 ID:xLVckkEC
>>962さん
ぜひぜひ続きおねがいします(´∀` )
974 :
スバラシイ:02/09/28 12:19 ID:hhU6FEdK
もっとやってください。>962さn
976 :
962:02/09/28 16:52 ID:nskKsURw
今日はバイトまで暇なので、昨日の続きやります。
>>973-975読んでくれてありがと。
ボンクラーズの恐るべき挑戦(3)
ちゃりっ…
神楽さんが、一歩踏み出した。
「わぁっ!やめろっ。来るなっ!変態!!」
おれは必死になって脚をバタバタさせる。
後ろの滝野を振りほどいた方が早いのだが、おれはそんな事に頭が回るほど冷静ではいられなかった…
「ヘンタ…っ」
神楽さんは、ハッとわれに返るような表情になった。
しめた!
そうおれが思った矢先。
かぷっ!
「うわぁああああっ!」
おれは予想だにしていなかったくすぐったさに、思わず身をよじらせた。
滝野が、おれを後ろからしっかりと羽交い絞めにしたままの姿勢で、
首すじに優しく噛み付いてきたのだ。
「んむーっ」
滝野はあんむとおれの首を甘噛みしたまま、くぐもった声で楽しそうに笑っている。
首は…おれは首だけはダメなんだ!こんなことされるたら…
そんな敏感な箇所に滝野の歯が、2度3度まるで味わうかのようにゆっくり食い込んできた。
そう。
吸い付くような、滝野の唇の感触。愛撫するように食い込んでくる、歯の感触。
そして何よりその歯の間からおれの皮膚をチロチロとくすぐってくる、滝野の小さな舌の感触が…ッ!
やばい、バレる!
さらに硬直した局部が、大阪と神楽さんに…
そう思った瞬間、おれはまるで腰を抜かすようにその場にへたりこんでしまった。
977 :
962:02/09/28 17:05 ID:nskKsURw
たが、滝野のキスはおれを決して逃さない。おれの体を抱きすくめたまま、
ペタンと座り込んでしまったおれの首に両腕を回して、さらに吸い付いてくる!
かみかみ…チロチロ…ちゅぅううっ!
「あ…あ・あ・あ」
「ともちゃん上手いなー。びっくりや…」
忘我のうちに居るおれをよそに、そんな大阪の呑気な言葉。
「んふふ…」
滝野は唇をおれの首すじに押し付けたまま勝ち誇った笑いをする。
やがておれが完全に脱力してグッタリしてしまうのを確認すると、ようやく滝野の唇が「チュポンッ!」という小気味の良い音を立てて離れた。
「あーあ。真っ赤な跡ついちゃった。あんた暴れるかだよ○○」
「ぅう…」
「ともちゃんどこでそんなの習うん?」
「え?フツーに、家とかでやらない?お父さんとか」
「だから、どんな家だよ…」
呆れたように神楽さんが言う。おれも同感だ…
「そうそう、キスマークってなぁ…私、むかし口紅でつけるものだと思ってん。
違うたんやなー」
そう言いながら、今度は大阪が四つんばいになって、だらしなく放り出されているおれの両脚の間に身をすべり込ませてきた…!
978 :
962:02/09/28 17:28 ID:nskKsURw
おれの胸元まで頭を寄せる大阪。
彼女の、いつもどおりのどことなくキョトンとした顔が眼前に迫る。
女の子の顔がこんなに近くに迫ったのは初めてだ。
また、大阪の髪の良い匂い…またもおれはドキドキと胸を高鳴らせる。
ああ…おれってなんて単純なんだ!
「今度は私も付けてあげるー」
「おおっ!やるな大阪っ」
滝野の嬉しそうな声。
冗談じゃない!おれは必死に首を左右に振ってイヤイヤした。
「ちょっと、ちょっと待て!って!首は、もう…ちょっと!!大阪!大阪、さん!」
しかし大阪は、ちょっと真面目な表情で唇を少しとがらせたまま、ゆっくりと、顔をおれの首に近づけてくる…ッ!
「わぁ、もう、やめ…やめぇっ!」
半泣きになって亀のように首をすくめてみせるが、
「ハイ、そこであんたも逃げないの!」
はむっ!
「うっ…いぃっ!」
今度はおれの首を抱いたまま後ろから左耳を噛んでくる滝野!
ゾワァッ!と、おれは一斉に全身の皮膚を泡立たせた。
不覚にも、咥えられた耳をかばうように左側に首をすくめるおれ。
大阪は彼女らしくない素早さで、四つんばいのまますかさず空いた右側の首すじに唇を寄せてきた!
…ちゅっ!
「わぁっ、う!」
おれは余りのこそばゆさに、再び小さく声をあげる。
979 :
959:02/09/28 20:42 ID:obSMR86o
俺は銀。名前ではない。あだ名である。本名は秘密…それほどヘンな名前ではないが。
ある日、俺は担任のゆかりちゃんこと、谷崎先生に呼び出された。
最近は煙草も吸っていないし、問題もなかったはず。なのに、
何故俺は職員室へ行かざるをえなくなったのだろうか。まぁ、ロクなことではないのだろう。
…そう、ロクなことではなかった。自分にとって、プラスとマイナスをあわせもつ事。
「…谷崎先生、それで、話って何でしょうか」
「おー、いやねー。またにゃもと賭けててさー」
…またか。俺は口の中で、呆れとともに呟いた。
「あのボンクラーズがもし合格できなかったら、私のせいなんだって」
「…まぁ、英語の課目だったらそうでしょうね」
「私の”10万”のために、あんたにあいつらを鍛えなおしてほしいのよねー。」
わざとらしく言ってくる仕草に、再び溜め息をつく。
確かに勉強を教えることは可能だが、あの3人を相手にするのはかなり体力を消費する。
バスケ部の練習で鍛えていると言えど、へとへとになってしまうこと請け合いだ。
「なぁにタダとは言わないわよ。私には1万しか入らないけどー…」
ゆかりちゃんの口が怪しく微笑み、ぽそぽそと俺に耳打ちをしてきた。
禁断の条件…損でもあり得でもあること
「…本気で言ってるんですか…?仮にもクラスメイトなのに」
「いいわよ。あんたなら奴等もひっかかるでしょう」
俺も智タンに首攻められたい…(;´Д`)ハァハァ
981 :
959:02/09/28 21:13 ID:obSMR86o
俺は銀。名前ではない。あだ名である。本名は秘密…それほどヘンな名前ではないが。
ある日、俺は担任のゆかりちゃんこと、谷崎先生に呼び出された。
最近は煙草も吸っていないし、問題もなかったはず。なのに、
何故俺は職員室へ行かざるをえなくなったのだろうか。まぁ、ロクなことではないのだろう。
…そう、ロクなことではなかった。自分にとって、プラスとマイナスをあわせもつ事。
「…谷崎先生、それで、話って何でしょうか」
「おー、いやねー。またにゃもと賭けててさー」
…またか。俺は口の中で、呆れとともに呟いた。
「あのボンクラーズがもし合格できなかったら、私のせいなんだって」
「…まぁ、英語の課目だったらそうでしょうね」
「私の”10万”のために、あんたにあいつらを鍛えなおしてほしいのよねー。」
わざとらしく言ってくる仕草に、再び溜め息をつく。
確かに勉強を教えることは可能だが、あの3人を相手にするのはかなり体力を消費する。
バスケ部の練習で鍛えていると言えど、へとへとになってしまうこと請け合いだ。
「なぁにタダとは言わないわよ。私には1万しか入らないけどー…」
ゆかりちゃんの口が怪しく微笑み、ぽそぽそと俺に耳打ちをしてきた。
禁断の条件…損でもあり得でもあること
「…本気で言ってるんですか…?仮にもクラスメイトなのに」
「いいわよ。あんたなら奴等もひっかかるでしょう」
982 :
959:02/09/28 21:16 ID:obSMR86o
やべ、間違えた(;´д`) ゴメソ
983 :
962:02/09/29 01:29 ID:CdRtYVBr
どうも。バイト帰りの
>>962です。
さて、ここのスレも1000ゲト近づいてまいりました。
あえてこのままここで「ボンクラーズの恐るべき挑戦」の後半パート行こうかと思います…
拙い文章だけど、この良スレの有終の美を飾りたいので…
984 :
962:02/09/29 01:46 ID:CdRtYVBr
ボンクラーズの恐るべき挑戦(4)
ぴちゃ…ぷちゅ…ッ
大阪の冷たい舌が、神経の張り詰めたおれの首を弄ぶ!
「あ…ふぅ」
おれは思わずため息を漏らしてしまった。
滝野の愛撫とはまた違う、どこか拙いその舌の動きも新しい快感となってぐいぐいとおれを責め立てた。
…ぎゅ!
「あぁっ!」
大阪のキスに夢中になっていると、不意に左耳を噛む滝野の歯に力がこもった。
滝野の甘ったるい、暖かい鼻息がおれの耳孔をくすぐる。
後ろから前からクラスの女の子に挟まれて、こんなことをされるとは…
シチュエーション的にはおいしいのかもしれないが、この時まだ童貞だったおれにとっては、
ただただ女の迫力に圧倒され、恐怖に震えるだけだった。
むろん、快楽に溺れていたことは否定できない。
だが、おれも必死になって、3人のうちでは一番正気を保っていそうな神楽さんに助けを求めた。
「神楽さん、…いぃいっ…あれは、
あれはわざとじゃないんだ…だから、こんな事はやめようよ…かぐ、、、あうっ!」
前後ふたりの攻撃に身を震わせつつ、おれはそれでも声をしぼり上げる!
985 :
962:02/09/29 02:05 ID:CdRtYVBr
「…」
しかし神楽さんは、おれの言葉(哀願と言っていい)には答えず、ただ顔を赤くしておれ達3人の動向を見守っている。
「神楽さん…かぐ・あぅっ!」
ちゅぷっ!
大阪の唇がおれの皮膚から離された。
「あれー。おかしいな…ともちゃんみたく上手くいかんわ。
全然赤くならへん…」
今まで舌で愛撫を続けていた箇所を見つめながら、大阪は小さくそう呟いた。
「…もっと強く吸わなくちゃ。…○○が痛がるくらい」
おれの首後ろに頬を摺り寄せながら、滝野が答える。
「痛いくらい?そら○○くんがかわいそうやわー」
そう言いながらも、大阪は再び舌を這わせてきた。
もう、身をよじって逃げることもかなわなかった。
おれの「大事なところ」は、もうすっかり膨張してしまっていて、立ち上げることもできないのだ。
そんなタイミングで、神楽が
「あの…」
と、声を上げた。
(助けてくれる…)
おれは何の根拠も無くそう思ってしまったのだが、その一縷(いちる)の望みは一瞬で打ち砕かれた。
「そろそろ、私も…触っていいかな?」
986 :
962:02/09/29 02:31 ID:CdRtYVBr
おれは真っ青になった。
「触る」…当然それは、おれの大事なところ。
冗談じゃない!今この状態で触ったりしたら、簡単にばれてしまう!
「ええよー。キスマークの練習はいつでもできるし」
大阪はそう言って、身をおれの身体の横側に寄せる。が、あくまでおれから離れる気はないようだった。
その場所から、背後の滝野とともにおれの身体を抱きとめつつ、
大阪はまた飽きもせずおれの首に吸い付いてくる。
神楽さんは、空いたおれの両脚の間に、おずおずと身をかがめて来た。
(やばい!)
そう感じた瞬間、おれは実質その場で最初で最後の抵抗を試みた!
987 :
962:02/09/29 02:32 ID:CdRtYVBr
「や、やめろぉおおおおおっ!!」
腹の底から、ありったけの力を込めて、声を張り上げる!!
屋上からだ。そのまま叫べば、誰かの耳には届くはずだった。
誰かが来ないにしても、彼女らがそれに驚いて身を引いてくれればそれで良かった。
実際、おれの予想外の行動に、3人は一瞬驚いたようだった。
…が。
「誰か!誰かっ助けてく…ムグゥウ!!」
おれの叫びは、神楽さんの豊かな胸によって遮られてしまった!
彼女にとっても、とっさの行動だったのだろう。
ドン!と身をぶつけてきたかと思うと、それはとてつもない柔らかさを秘めた塊だった。
「ぅうーっ!むぐぅうーっ!」
おれは呼吸できない苦しさと、おそらく洗濯したてのブレザーに、神楽さんのほんのりとした汗っぽさも混じる香りに包まれ、
声を上げられない!
「神楽ちゃん、すごいなー」
「あーあ。私もそのくらい胸があればな」
「だから言うなっ!しつこいぞ!」
「だって、実際おとくじゃん、そんな使い道があるくらいだし」
「これは…仕方ないだろっ!」
声もあげられずバタバタともがくおれをよそに、女3人はめいめい勝手な事を言いあっている…
(ぐ、ぐ、ぐ、苦じぃいいっ…!)
だが不思議なことに、その柔らかさが生む苦しみが大きければ大きいほど、
つらければつらいほど、なぜかおれの硬直はますます程度が上がっていく!
おれは、おれはもしかして変態って奴なのか…!?
989 :
962:02/09/29 02:45 ID:CdRtYVBr
「そろそろええんちゃう?」
大阪の救いの言葉。神楽さんは、おそるおそる胸をおれの顔から離した。
ゼイゼイと、新鮮な空気をいっぱい肺に吸い込むおれ…
もう声は上げられない。
そんな抵抗をしたところで、また窒息直前まで胸を押し付けられるのだ。
想像しただけでもゾッとする…
「ほな神楽ちゃん、見てみよか」
そういって、大阪はおれの首に唇をあてたまま、左手でおれの学生服の金チャックに指をかける。
え…?え…っ!?ちょ、直接!!?
ジジジ…と、チャックが音を立てて開いた。
「あ…う…」
おれは余りの情けなさに、また涙目になってうめき声をあげた。
「…また神楽の胸、押し付けて欲しい?今度は気絶するまで離さないヨ」
そっと背後からおれの耳に囁きかける滝野の吐息…
声を出す自由すら奪われ、おれはもうただ神楽さん達の行為を受け止めるしかなかった。
ポロッ
何か、熱いものがおれの頬をこぼれ落ちた。
男として決して認めたくはなかったが、おれはこの女の子たちに泣かされているんだ…
990 :
962:02/09/29 03:22 ID:CdRtYVBr
つい…ッ!
「あっ!」
神楽さんの手が、おれの開いたチャックに滑り込み、そのたどたどしい手つきの感触におれは思わず声を上げた。
…
……
………
………ぎゅっ!
「ぅうっ!」
そっと…おれのイチモツが握られる感触。バレてしまった…おれのパンパンに膨らんでしまったペニスが、
神楽さんに握られている…
「どうや?神楽ちゃん」
神楽さんは顔を真っ赤にしたまま、
「………かたい」
とだけ言った。
神楽さんって遊んでそうに見えるけど、意外とこういうこと慣れてないのかもしれない。
彼女が慣れていようがいまいが、
今この状況でおれがされていることに変わりはないのだが、そう思うと余計な興奮がおれの心のうちから奮い立ってくる…
「ふうん。○○…あんた、『嫌だ、嫌だ』って言いながら、本当は期待してたんでしょ?」
滝野が鼻先をおれの耳の裏につけたまま、そんな言葉でおれをいたぶる…
「違う…違う!」
「違わないよう。触って欲しかったんでしょ?神楽に」
そう言いながら、おれの首にまわした滝野の腕に、なぜか少し力がこもってくる。
「神楽っ。○○のあそこ、チャックから出してみせて…」
「んっ…」
滝野の言葉に対していつになく素直に、神楽さんは従う。
ボロン…
おれのモノが、3人の真ん中であらわになった。
991 :
962:02/09/29 03:42 ID:CdRtYVBr
逆レイープキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!
ボンクラーズがイイ!やはりリードするのはともか…。
ただちょっと気になった事が。
考えた末の事だと思いますが、
一人称で書いている事ですし多少強引にでも名前を決めた方が
良かったかなと自分は思いますた。
>>686の続き揚げようと来てみたもののこりゃ出る幕ないわ
次スレでも期待しとります。がんがってください!
>>962 サディスティックなともタン…(;´Д`)ハァハァ
最近神楽ネタが増えてきて喜ばしいかぎりですι(´∇`)ノ
続きも期待しています
>>992 ぜひぜひ次スレで続きアプお願いします!
またーり1000
エロティックに1000
プリミティブに千
エキセントリックに1 0 0 0
ラディカルに1000
次の人おめでとう。
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。