ユーディーのアトリエロSS

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1かきやー
「ユーディーのアトリエ」にはまった人、エロ小説書きませんか。
とりあえず書いたもん勝ち。

ユーディーの赤く薄い衣装&黒ストッキングハァハァ…
2「森で襲われる」1/7:02/07/02 04:08 ID:zJt9+l30
 深い森の中──
「いやああああっ!」
 若い女性の悲鳴が木霊した。
 その声の主は──ユーディーだった。
 数人の男に囲まれた彼女は、体を押さえつけられ、草の上に組み敷かれていた。

 ここはヴェルンとメッテルブルグを結ぶ街道の途中にある森の一つ。
 配達をする途上のユーディーだったが、気まぐれに採取をしようとふらっと入ったの
が運命の分かれ道だった。
 採取に夢中になっているうちに、同行していたメル、クリスタと離れ離れになってし
まった。そうして独りで森の中を彷徨っていると、運悪く、この森を根城にしている盗
賊達と遭遇してしまったのだ。
 魔法で対抗したが、如何せん、独りで戦うには相手の数が多すぎた。
 エンゲルスピリットで何人かを気絶させたものの、残りに突撃され、あえなく倒され
てしまった。
3「森で襲われる」2/7:02/07/02 04:13 ID:zJt9+l30
「へっへっへ、捕まえたぜ、カワイ子ちゃん!」
 盗賊達はへらへらと笑いながら、ユーディーを取り囲む。
「この数の前じゃ無駄な抵抗だったな」
 盗賊達は総勢十人はいるだろうか。ユーディー一人でなんとか出来る数ではなかった。
「痛いっ……離してっ! 離してよっ!」
 気丈に叫ぶユーディー。
 だが、それは盗賊達の下卑た笑い声でかき消された。
「ぎゃっははははは! 離せるもんかあ」
 ユーディーを押さえつけていた盗賊が、彼女の短いスカートから伸びている太股を
いやらしくさすった。
「いっ──いやあっやめて! 触らないで!」
「馬鹿言え、こんな扇情的な格好しやがってよ。本当は男とヤりたいからこんな生地
の少ない服装をしてるんだろ?」
「ち、違うもんっ!──ああっ!?」
 盗賊達の腕が伸び、ユーディーに襲いかかった。
4「森で襲われる」3/7:02/07/02 04:15 ID:zJt9+l30
 抵抗もできず、ユーディーの服は下着ごとびりびりに破られ、白い肢体が露わにな
る。黒いストッキングだけは脱がされず、そのままだった。
「ああっ……! いや……やめてぇ……っ!」
 ユーディーは火がでるほど恥ずかしい気持ちに襲われた。
 裸にされた──何人もの男が私の裸を見ている──
「い、いやあぁ……」
 体──特に胸や股間──を隠したかったが、強い力で手足を掴まれ、何もできない。
 盗賊達はにやけた顔つきでユーディーのからだを視姦する。
「へえ、出るとこは出てんじゃねえか」
「おう……あの可愛いアソコに思いっきりぶちこみてえぜ……」
「たまんねえなあ……」
 男達からの恥辱的な言葉に、ユーディーは顔を赤らめながら唇をくいしばる。
「いや……やめて……」
 だが、昂奮した男達は少女の言葉など聞かない。
 腕を押さえていた男がユーディーの胸を、脚を押さえていた男がアソコにむしゃぶ
りつき、揉んだり舐めたりしはじめた。
「おお、柔らけえ……」
「甘酸っぱい味がするぜ……!」
5「森で襲われる」4/7:02/07/02 04:16 ID:zJt9+l30
「いやあっ! いやあっ!」
 ユーディーは力のかぎりもがいた。無論、少女の力では成人男性の腕力をはねのけ
ることは出来ないが、行為の邪魔をすることは出来た。
「ちっ!」
 アソコから顔を離してしまった男が盛大に舌打ちする。
 それを見ていた男の一人が、剣を抜いた。
 それをユーディーの顔めがけて突き下ろした!
「ひっ!」
 迫り来る切っ先に、恐怖のあまり硬直するユーディー。

 グサッ!

 ──剣は、ユーディーの顔すれすれの地面に突き刺さった。

「ひっ……」
 死の恐怖に包まれ、がくがくと震えるユーディー。
「分かったか?」
 剣を静かに抜いた男は、諭すように言った。「大人しくしなかったら、殺す」
「げへへ、そういう事だ。じっとしてな」
 ユーディーの脚の間にいた男は、再び少女のアソコに顔をうずめた。
 が、
「ん……?」
と、奇妙な味をおぼえた。
「なんだこりゃ……こいつ、失禁したぞ?」
 その通りであった。ユーディーのアソコから、黄色い液体がチョロチョロと流れ出た。
「ハハハ、こりゃ傑作だ! 大勢の男の前で失禁するとはな!」
「たまんねえ姿だなあ、オイ!」
「うっ……うっ……うっ……」
 ユーディーは悄然と涙を流した……
6「森で襲われる」5/7:02/07/02 04:22 ID:zJt9+l30
 ……あれからどれくらい時が経っただろうか。
 ユーディーの白い肢体は、男達の為すがままに犯されていた。
 今は四つんばいになり、口と性器に黒々とした肉棒を突っ込まれて揺れ動いている。
手にも一本ずつ握らされ、擦ることを強要されている。順番待ちをしている男の中に
は我慢できずに手コキしている者もいた。
 男達はユーディーの意志など関係なく、煮えたぎる肉欲をユーディーのからだに浴
びせ続けていた。繰り返し繰り返しユーディーを犯し、貫き、ユーディーのしろいか
らだをキャンパスのようにして白濁液をぶちまける。
「ラッキーだったな……こんな若くてイイ女をよお……最高だ……!」
 誰かがそう言った。
 森の中のアジトに籠もって女日照りだった盗賊達は、精液まみれになったユーディ
ーを見ると、ますます情欲に昂奮してユーディーに凌辱を尽くすのであった……。
7「森で襲われる」6/7:02/07/02 04:25 ID:zJt9+l30
 ぐちょっ、ぐちょっ、ぐちょっ、ぐちょっ、ぐちょっ、ぐちょっ
「ふっ! ふっ! ふっ! ふっ! ふっ……!」ユーディーのオ○ンコに肉棒を出
し入れしている男がたまらずに呻く。「さっきより全然滑りがよくなったな」
 ユーディーの口を犯している男が笑った。
「そりゃ、あれだけ中出しするほどヤりゃあ、ほぐれるってもんよ!──うっ!」
 その瞬間、口腔の中に思いっきり射精する男。
「ううっ……よし、一滴残らず飲み干せ!」
「──んぐぅ……!」
 だが、ユーディーは全部飲みきれず、その朱い唇の端から白く濁った液体が垂れ流
れた。
「飲み干せって言っただろうが! こんなんじゃまだまだ解放できないな」
「うぅ……こんな濃くてねばねばしたの……それに苦くて……飲めないよぅ……だめ
……もう許してぇ……」
 哀れを乞うユーディーの前に次の男が立った。手コキをしていた。
「おおうっ、その顔すげぇ最高だ──でっ、出るっ……!」
 男はもう一方の手でユーディーの顔を掴み、亀頭の目の前まで持ち上げた。一段と
激しくペニスを擦り上げ──

 ビュッ! ドビュッ! ドビュッ!

 ユーディーに顔射した。
 白濁液まみれになるユーディーの顔……。
「いあああぁぁ……臭い……どろどろの精液が……私の顔にぃ……」
 絶望に染まるユーディーの声。
8「森で襲われる」7/7:02/07/02 04:27 ID:zJt9+l30
 背後から獣姦していた男も、そのピストン運動が加速しはじめた。
「くっ……! 今ので膣(なか)が締まりやがる……! 俺もそろそろ限界だ……!」
「あっ、あっ、ああっ、だめっ……そんな激しく動かないで……あっ、あんっ、んあ
ああっ……擦れてる……擦れてるよぉ……熱いのが……私の中で出入りしてるぅ……
あっ、あっ、あっ、あんっんあっ……ああっ!」
 ぐちょっ! ぐちょっ! ぐちょっ! ぐちょっ! ぐちょっ! ぐちょっ!
 男はユーディーの腰を押さえつけ、欲望のままに強く深く突きまくる。
「ああっ! だめぇ! そんなに強く突かないでぇ! ああっ、ああっ、ああっ!」
「だ、出すぞっ!」
 絶頂の瞬間、男は今までで一番深く、子宮を衝かんばかりの勢いで突き挿した。
「──んんああああああああーーーーーッッッ!」
 ユーディーのオ○ンコがギュッと収縮し、締め上げられた肉棒から大量の白濁液が
最奥めがけて吐き出された。

 ドクッ! ドクッ! ドクッ! ドクッ! ドクッ!
 
「──ッッッんんんーーー!──んふあああぁぁぁ……熱い……熱いのが……私の膣
(なか)に……また入って来るよぅ……いやぁ……いやああああぁぁ……」
 最後の一滴までユーディーの膣内に出し終えた男は、ようやく腰を引いた。
 ジュポッといやらしい音がたち、体液にまみれた肉棒が抜かれると、ユーディーの
アソコから愛液や精液、処女の血などが混じり合った薄いピンク色の体液が、どろど
ろと溢れ出てきた。
「へっ……随分と中出しされたもんだな。女冥利に尽きるってもんよ」
「ハァ……ハァ……」
 ぐったりと草の上に突っ伏すユーディーには、答える気力はなかった。
 わずかに、
「もう……許して……」
と呟いた。
 それを耳聡く聞いた男がせせら笑った。
「まだまだだよ。アジトに帰りゃあ仲間がまだいるんだ。あいつらの相手もしてやっ
てもらわないとな。ま、安心しろ、死なない程度にヤってやるから」
「……そ、そんな……メルさん……クリスタ……」
 ユーディーの瞳から、徐々に光が失われていった……
9かきやー:02/07/02 04:32 ID:zJt9+l30
制限強くなってコピペ投稿も疲れるなあ。

まあ、こんなひでえのばっか書いてますが、
ユーディーのアトリエは邪推できるシチュがけっこうあって嬉しいです。
10名無しさん@ピンキー:02/07/02 12:18 ID:YkXLobD9
マリー、エリー、リリーは許可?
11かきやー:02/07/02 12:35 ID:W9fxemnj
>>10
うっ!! ……参った。
「アトリエシリーズエロSS」とでもすればよかったっすね。
建て直し……かな?
12名無しさん@ピンキー:02/07/02 13:59 ID:lfShO4XG
>>11
別に気にしないで書き込めばOKじゃないか?
前例として別キャラSSが書かれていれば、
他の神達も書いてくれるでしょう(・∀・)タブン

どーしても問題有りなら削除依頼出してくるが・・・
13名無しさん@ピンキー:02/07/02 14:08 ID:lfShO4XG
おっと感想を忘れたぜ
>>1-8、すこぶる(;゚∀゚)=3ハァハァ!
出来れば続きキボンヌ!
アジトに戻ってどうなるの!?
ねぇどうなってしまふの!?
14かきやー:02/07/02 19:48 ID:9iJVcxQ0
>>12
「建て直せや!」っちゅう意見が多ければ削除依頼だして建て直しますか。
他の勇士達の出現も禿しくキターイです。私は前作までのかなり忘れました……。
んで、>>8からの続き書きます。フフフ……。
15名無しさん@ピンキー:02/07/03 12:42 ID:vnLaADrW
借金取りにやられてほしい
16名無しさん@ピンキー:02/07/03 13:43 ID:elqa/JEJ
氷室の管理人と氷室プレイを。
17名無しさん@ピンキー:02/07/03 16:48 ID:X2px9B5Y
>>16
京介?
18名無しさん@ピンキー:02/07/03 17:55 ID:+OnJOeBM
>16
そ う き た か

すんませんクキー切れに気付かず上げてしまった。
19名無しさん@ピンキー:02/07/03 17:56 ID:+OnJOeBM
何度もすいません>16ではなく17。
N/Aで逝ってくる・・・。
20名無しさん@ピンキー:02/07/04 00:04 ID:95F0OQWs
>15
禿ドゥー
21名無しさん@ピンキー:02/07/04 01:21 ID:ibdbrw/A
農家とか溶鉱炉とか氷室は1回ずつやらせればすぐ設備が使えそうだが
借金取りは返済まではもちろん金を返した後も何度も求めてくる雰囲気
22名無しさん@ピンキー:02/07/06 00:23 ID:wF7iZ9Ge
ぷにぷに玉ってどれくらいの大きさなんだろう。
手頃だったら生きてるヤツをUDちゃんの中に入れて
産卵プレイ(ハァハァ

あと、生きているナワを使って借金取りにキンバクされるとか、
変な薬を調合してしまい、それをかいでおかしくなっちゃうとか、
採取に行ったついでに3Pとか、
おピンクな妄想が頭をぐるぐる回って人としてダメになっています。
ボスケテ。
23名無しさん@ピンキー:02/07/06 00:50 ID:8N7lnM21
正常だ。
24かきやー:02/07/06 09:15 ID:WZj+cG1z
>>22
それだけ良質な材料持ってるなら書くべし! ダメ人間のお誘い。
ダメなら書きますんで…今書いてるの終わったら…
25名無しさん@ピンキー:02/07/06 11:15 ID:dkXQ1Ug0
>>24
続きかけやハアハア
26名無しさん@ピンキー:02/07/08 12:03 ID:uPno9x0C
期待sage
27借金なんてきらい!:02/07/09 00:32 ID:oMgR9ZLr
(1/8)
「はあぁ、疲れた〜」
錬金術材料の採取から自室に帰って来たユーディーは
溜め息と共にベッドに倒れ込んだ。
「でも、やっと!手に入れたもんね、新鮮な四つ葉の詰め草。へっへっへ」
戦利品をながめながらにやにやしていると、突然部屋のドアが開いた。
入ってきた人物の顔を見てユーディーはベッドから飛び起きた。
「ヴィトス!」
「やぁユーディー。借金の件なんだが、50000コール。返してもらえるかな?」
「そ、そんなお金なんて無いよう」
「仕方ないな……それじゃ、利子の変わりにアイテムをもらって行くとするか。
 そうだな、その四つ葉の詰め草。それをいただこう」
「だめーーーっ!」
四つ葉の詰め草を握りしめるユーディー。
「そんなにきつく握ったら痛んでしまうぞ。それに、借金を返さない君が悪いんだろう」
「だめだめだめ、これは絶対だめ!第一、借金が返せないのだって
 いいアイテムを手に入れるたびに持ってっちゃうヴィトスが悪いんじゃない!」
意地でも詰め草を渡さない覚悟を見せるユーディーを見て、思案げな顔をするヴィトス。
「借金は返せない、利子も払いたくない、となると」
ユーディーににっこりと微笑みかける。
「身体で払ってもらうしかないかな」
28借金なんてきらい!:02/07/09 00:33 ID:oMgR9ZLr
(2/8)
「え?」
一瞬言葉の意味が飲み込めないユーディーに近寄ると
いきなり左手で細い腰を抱き寄せ、右手でユーディーの細い手首を軽く引っ張り
バランスが崩れる勢いを利用してそのままベッドに押し倒す。
「ちょ、ちょっとヴィトス、何するのよ!身体ってどういう意味よ!」
空いている手で拳を握り顔を真っ赤にして、上にのしかかってくるヴィトスの胸を叩く。
「普段はこういう事はしないんだけどね、君は特別だよ」
「やめて、やめて、やだぁ!」
「……ユーディーは、僕の事は嫌いかな?」
「や、嫌い、って事は無いけど、その……」
真剣な目で見つめられて、ユーディーは視線を伏せて言葉をにごす。
「僕は、君に会えて良かったと思ってる」
柔らかく髪をなでられると、ユーディーの拳から力が抜けてゆく。
「あ、あの、ヴィトス……私」
「大丈夫、優しくしてあげるから」
暖かい、大きな手で頬を包まれ、思わずユーディーは目を閉じた。
29借金なんてきらい!:02/07/09 00:33 ID:oMgR9ZLr
(3/8)
「ん……」
ユーディーはおずおずと、ヴィトスは力強く、互いの首に腕を回すと
軽いキスを数回交わした後、より深く口づける。
ヴィトスの手がユーディの肩から脇腹をすべり、むき出しになっている
白いなめらかな腹をなでる。
片手で器用に上衣をはだけさせると、形のいい胸があふれ出た。
「きゃっ」
ゆっくりともみしだくと、ユーディーの口から上気した吐息がこぼれる。
胸の先の桃色の突起を舌で転がすと、ユーディーの身体に甘い衝撃が走る。
固くなった乳首を口に含んだまま、はりのある太ももを下からなで上げる。
ユーディーは少しいやいやをする様に身をよじったが、足を閉じる事もなく
目をつぶったままヴィトスに身を任せている。
ヴィトスの指はだんだん大胆になり、短いスカートの奥へと入って行く。
すでに湿り気をおびている小さな布きれごしにユーディーの敏感な場所をこすると
びくん、と身体を跳ね上げた。
「ここが気持ちいいのかな?」
「わ、分かんない」
とろん、とした潤んだ瞳がさまよう。
「下着が汚れちゃうよ、脱がないとね」
「うん……」
30借金なんてきらい!:02/07/09 00:33 ID:oMgR9ZLr
(4/8)
はだけた上衣とハイソックスは付けたまま、下着をヴィトスに脱がされ
スカートは腰までたくし上げられている。
「いやらしい格好だね、ユーディー」
「そんな……」
赤らんだ顔をさらに真っ赤にしてユーディーは思わず自分の顔をおおった。
「だって、ほら」
ユーディーの手を取り、布越しでも分かるくらいに熱くなっている自分の中心に持って行く。
「ユーディーのせいで、こんなになってるよ」
「やっ、固い……あ、なんか、ピクンって」
「こっちはどうかな」
ユーディーのそこは柔らかく、シーツを濡らすほどに湿っていた。
ゆっくりと薄い茂みの中の小さな突起をこする。
「そ、そこ変なの」
ヴィトスの熱い固まりから片手を放すタイミングをつかめず
ふるえるもう一方の手で彼の肩を握る。
「なんか怖い……熱くて変になっちゃうよ」
「ユーディー、自分でここいじった事ないの?」
「ない……」
くすっ、と優しく笑うと、ユーディーの頭をやさしくなでる。
「いかせてあげるね」
31借金なんてきらい!:02/07/09 00:33 ID:oMgR9ZLr
(5/8)
ヴィトスは自分の身体を下にずらすと、ユーディーの両の太ももを大きく持ち上げた。
「きゃっ!何するの!?」
「気持ちいい事」
足を大きく開かせると、股の付け根に顔を近づける。
「やだ、見ちゃだめ!ヴィトス……あっ?」
舌をとがらせて、ぺろっ、となめ上げる。
「いや、汚いよ、そんなとこ、ああっ」
与えられる未知の快感に思わず甘い声が出てしまう。
ヴィトスはぴちゃぴちゃといやらしい音を立てて敏感な場所を舌先で攻めながら
指にたっぷりと蜜を絡ませて熱くとろけるような場所にそっと沈めて行く。
「ヴィトスの指……入れられてる、私……いやっ」
彼女自身も触れた事のない内壁を指で柔らかく犯すと
ユーディーはそうされている行為自体に興奮しているようだった。
「こっちはどうかな?」
「中はよく分かんない……でも、舌、気持ちい、あ!?」
汗のふき出す身体をぶるっとふるわせると、思わずヴィトスの頭を両手で押さえる。
ユーディーの両足に力が入ってつま先までぴん、と伸びる。
「ヴィトス、怖い、何か……来るの、私……あ、ああーーんっ!」
甘えるような泣き声を出して、ユーディーは生まれて初めての絶頂を迎えた。
32借金なんてきらい!:02/07/09 00:33 ID:oMgR9ZLr
(6/8)
快感の余韻を味わっているのか、ぐったりと横たわるユーディーの
瞳からこぼれている涙をヴィトスはぬぐい、汗で額に張り付く髪をすいてやる。
自分の服を脱いでベッドの下に落とし、ユーディーに軽く口づける。
「なるべく痛くないようにしてあげるからね」
「うん……」
ユーディーはヴィトスの首に、すがるように腕を絡ませる。
ヴィトスは、左手でユーディーの頭を抱きかかえると
右手で自分の固い物をユーディーの入り口に導く。
「大丈夫だから……ゆっくり力抜いて」
充分に濡れてはいるが緊張しているので、なかなか入って行かない。
「ユーディー……」
汗で濡れる白い首筋にくちびるを這わせ、甘い息を吹きかける。
「んっ?」
ふっ、と力が抜けた瞬間、ヴィトスはユーディーの中に一気に押し入った。
「い……痛ぁいーーーっ!!」
あまりの激痛に、見開いた目からぼろぼろと涙がこぼれる。
「痛い、ちょっと、やだ!ヴィトス、痛いってば、やめて!」
「すぐ終わらせるから少しガマンして、ユーディー」
「やだやだ、痛くしないって言ったのにヴィトスの嘘つきぃ!抜いてよ、痛いよぉー」
子供のように泣きじゃくりながら、ヴィトスを押しのけるように拳で叩く。
33借金なんてきらい!:02/07/09 00:33 ID:oMgR9ZLr
(7/8)
「暴れるとよけい痛くなるから、ほら」
「あぁんっ」
ヴィトスの物をくわえ込んでいるすぐ上の突起をこすると、ユーディーの抵抗が弱まる。
先ほどまでの刺激で敏感になりすぎているそこは、充血して膨らみきっていた。
「こうすれば少し気が紛れるだろ?」
「うぅーっ……」
激痛と、過剰すぎる快感を同時に与えられ、どうしていいか分からずに
ユーディーはただ涙を流すしかなかった。
「ほら、自分でしてごらん」
「えっ?いやぁっ」
ユーディーの右手を彼女の快感の中心に持っていき、手を添えて指の動かし方を
教えてやる。
「……うぅっ」
固く目をつぶり、眉間にしわを寄せながら涙をこぼす。
引き裂かれるような痛みから逃れようと、ヴィトスが前後するたびに
無心にたどたどしく指を使う。
少女に自慰を強制しながら無理矢理犯しているような感覚に
ヴィトスはサディスティックな劣情を覚えた。
「ユーディー、行くよ、中に……」
「……!」
声も出せないユーディーの中に、ヴィトスはびくん、びくんと熱い欲望をぶちまけた。
34借金なんてきらい!:02/07/09 00:33 ID:oMgR9ZLr
(8/8)
「ユーディー?」
ベッドに横になり、腕枕をされながらもユーディーはむくれてそっぽを向いている。
ヴィトスはそのままユーディーを後ろから抱きしめ、頭をなでる。
「ユーディー、機嫌直して」
「ヴィトスのいじわる。知らないもん」
「でも、ユーディーも気持ちよさそうだったけどな」
怒った顔で振り向いたが、ヴィトスと目が合った瞬間恥ずかしくなり
かぁっと真っ赤になって目を伏せる。
「まぁ、これで借金返済の方は少し待つ事に……」
ヴィトスがふいに言葉を切る。ユーディーがヴィトスの視線の先に目をやると、
「あーーっ!!」
ベッドのすみに、どうやら乱れた二人の下敷きになっていたらしく、
四つ葉の詰め草がゴミのようにぐちゃぐちゃに丸まって転がっていた。
「あ、いやユーディー、その……」
「……」
目に涙をためて、ヴィトスをにらみつける。
「も、もし護衛の用事があるなら、お代はサービスするから……」
「ヴィトスなんて……借金なんて、大っきらーーーい!!!」

(おわり)
35名無しさん@ピンキー:02/07/09 02:09 ID:TrBZ8j8W
>>27-34
すごい! マンセーハァハァ・・・!
あなたは穢れた力ですね?(褒め言葉)
36名無しさん@ピンキー:02/07/09 04:22 ID:dwqx9s3Q
つうか、何アンタこんなとこで書いてんだ。
普通もっと辻褄があってなくて、刹那的な、
脊髄反射的なエロSSが並ぶもんだろ?

いや、誉めてるんスけど・・・
オチまでつけてるし。
37名無しさん@ピンキー:02/07/09 09:00 ID:sJF4pci5
2ちゃんでここまで真っ直ぐ(?)なエロSSが
読めるとは・・・・
好みなので大感謝。連載希望。
38名無しさん@ピンキー:02/07/09 12:00 ID:gizSkNbj
また別パターンでヴィトスユーディおねがいしまつ
39名無しさん@ピンキー:02/07/09 14:40 ID:LbRAaq8R
和姦マンセー
40名無しさん@ピンキー:02/07/09 16:14 ID:oU65umeB
結局ここに書き込んでいいんだよね?
新スレ立て直すならこっちに書き込むのは避けるけど

つーかエロSS書くの初めてなんで評価がちょっと不安なんだが
早くて明日以降にヘルミーナものの1本を乗せようかなぁなんて思っていたり
41かきやー:02/07/09 16:45 ID:+wJ93Wly
>>27-34
いやーすごいもん読ませて貰いました(;゜∀゜)=3ハァハァ

>>40
いいっぽいですよ。楽しみにしてます!
4227=22:02/07/09 23:25 ID:ixsMjbcT
2ちゃんにSS書くの初めてだったんで、叩かれたらどうしようビクビクとか
思ってたんだけど、褒めていただけてムチャクチャ嬉しいぞゴルァ(照れ

>>24
ダメ人間のお誘いありがとうございました。
それにしても、ゲーム中に盗賊さん達とエンカウントする度に
UDちゃんの乱れた姿態がイメージされて困ります(ハァハァ
ますますダメ人間になっている自分…。
43「ヘルミーナとユーディット」1/8:02/07/10 04:13 ID:V9i2flCl
その女性……ヘルミーナは退屈していた
どれくらい退屈かと言うと、調合と採集と本を読み漁る毎日……
その繰り返しにうんざりするぐらい

いつだったか……1ヶ月前だったか、1人の錬金術師と偶然知り合った
表情では平静を装ってはみたものの、内心はドキリとした
まさか、ふらりと立ち寄った街で自分の「同業者」を出会えるとは……
「同業者」だからこそわかりあえる…試せる…そして、観察する事ができる…
そう、それは自分の「研究」を試すには、もってこいの相手……


その日、その「同業者」が声をかけてきた……
名はユーディットとか言っていたか……自分には、名など興味もなかったが、
自分が彼女の「同業者」だと知ると、その子はよく声をかけてくるようになってきた
(変な子…)これが初めて会った日の第一印象だが、今は違う
そう、「試す」にはもってこいの相手……絶対に逃がさない……
44「ヘルミーナとユーディット」2/8:02/07/10 04:14 ID:V9i2flCl
その一言は、あくまで不意に…そして、彼女を敢えて驚かせる……
そうすれば簡単に読み取れる 彼女の表情の変化から、本心が……

「ねぇ、アナタは好きな男の1人でもいないの?」
予想通り、その子…ユーディットはうろたえながらも否定してみせた
嘘ではない事は一目瞭然 読み取れるのは人生経験のおかげ、とでも言うべきか
(ふぅん、男慣れしてないのね…)自然と口元が緩むのを、必死で抑える
ヘルミーナは確信を得た ユーディットは処女である、と
そして処女ならば、簡単に「堕とせる」と
今晩は夜通しの作業になりそうだ……

その晩、ヘルミーナは1つの小瓶にかかりきりだった
世間一般の、甘い認識で言うところの「惚れ薬」
しかし、ヘルミーナにかかれば全然違ったモノへと形を変える
媚薬に麻薬、中毒性を持たせた「セックスドラッグ」
トロリとしたその液体を見る度に、身体が疼く……
見るだけで、匂いを嗅ぐだけで……どうにかなってしまいそう……
45「ヘルミーナとユーディット」3/8:02/07/10 04:14 ID:V9i2flCl
「やっぱり、1人より2人の方が心強いですよねぇ」
ユーディットは嬉々としながら、ヘルミーナと並んで歩く
まさか、頼りにされているのだろうか? まったくもって、馬鹿馬鹿しい
同性と言えど、出会って間もない人間に心を許すなんて……
ヘルミーナは、改めてユーディットの認識の甘さに呆れ……
いや、この場合は感謝するべきか? こういうチャンスは望んでも来るものではない
しかし、案ずる事もなさそうだ……最大のチャンスは向こうから用意してくれたのだから

「ふぅ…ヘルミーナさん、疲れてませんか?」
額に…おそらくは身体中に、だろうが…汗を滲ませたユーディットが何気に呟く
「あら、お気遣いありがとう アナタの方が疲れてるんじゃなくて?」
「あはは…やっぱり、わかります…?」
「それだけ息を切らしていれば、ね」
そう言って、あくまで自然に…1つのボトルをユーディットに差し出してみる
(想像通り、予想通りなら…引っ掛かって頂戴ね……)
差し出されたボトルの栓を開け、ユーディットは一息に中身を飲み干していく
「あ…よかったんですか? えへへ、ありがとうございますぅ…」
可愛げのある仕草で頭を掻きながら、申し訳なさそうにボトルをヘルミーナの手に戻す
感謝したいのはこっちの方だ…そのボトルの中身を知らないくせに……

どれくらいで効果が出るのか…同業者に効き目はあるのか…
持続性はどれだけ続くのか…あの量でどれだけ期待できるのか…
観察内容は多すぎる……それだけ、楽しみが増えるということになるのだが……
46「ヘルミーナとユーディット」4/8:02/07/10 04:15 ID:V9i2flCl
案外早かった、とでも言えばいいのか?
ユーディットの「それ」はあまりに早く訪れた
もっとも、それもヘルミーナの手の内と言ってしまえばそれまでだが
「男性経験が皆無だと発情も早いらしい」
これは後にヘルミーナの研究メモに付け加えられる事になる……

「はあぁ〜〜っ」
ユーディットの、溜め息 もう何度目かの溜め息がヘルミーナの耳に入る
(さっさと仕掛けた方がいいのかしらね……)
ヘルミーナはユーディットの顔を見ない 黙々と歩き続ける
人気のある通りまではまだまだ歩かなければならない そこはもちろん計算済み
「はふうぅ〜〜」
ユーディット自身も違和感を感じていなかったわけではない
当初は疲れが溜まっただけ、としか考えられず…ヘルミーナにも迷惑をかけるわけにもいかず
道中立ち止まって軽く深呼吸してみたり、その場で伸びをしてみたり
あれこれ試して気を紛らわせようとしていたのだが
(やだ…どうしちゃったんだろ……急に、身体が疼いてきちゃった……)
ユーディット自身は処女であるが、自慰を知らないわけでもない

(今日は…帰って、しちゃおうかなぁ……)
何度目かの、溜め息…それは不意にヘルミーナによって止められた
「大丈夫?」
「わっ…! あ…はい…大丈夫ですよ!」
大袈裟な自己主張に隠れて、硬く閉じられた太股 もちろん、見逃されるはずはないのだが
47「ヘルミーナとユーディット」5/8:02/07/10 04:16 ID:V9i2flCl
「何が大丈夫、よ こんなに汗だくで大丈夫も何もないでしょう?」
ハンカチで額の汗を拭う…親切でもなんでもなく、ただの観察のはずだった
「あっ……!」
指先が額に触れるだけでビクンと身体を強張らせる
その初々しい反応…信頼か、感謝か、途惑いか、それともただの欲情か……
顔を覗き込むと、ヘルミーナをじっと見つめる瞳……
ヘルミーナ自身、ドキリとした 表情を変えないように努力してみたものの
その瞳に見つめられるのを、避けるように…思わず身体を寄せていた…

「どうしたの? 体調か何か悪いのなら、遠慮せずに言っていいのよ」
「そ、そういうわけ、じゃあ……んっ……!」
薬の効果か、ユーディット自身の意思か……
息を荒げながらヘルミーナへと身体を預け、ぐったりとしなだれかかってくる
「少し休んだ方がいいわね」
ユーディットの背中と太股を抱え、その場に座らせようとした時……
「ひゃうっ!」
太股が、ビクンと跳ねた 手を拒むように…それとも、喜びの意思表示か…?
少なくとも、「薬」だけは受け入れていた事…ヘルミーナはここで確信を得る

「ユーディット……アナタ……」
「あっ…! 違うんです……ごめんなさい、ごめんなさい……」
ヘルミーナが太股を抱えようとしたその手、指先にまで……
手と指先だけではなく、ユーディット自身の太股にまで……
とろりとして粘つくモノ…ユーディットの快感の証が、2人の身体に纏わりついていた
48「ヘルミーナとユーディット」6/8:02/07/10 04:17 ID:V9i2flCl
(自分で触っていたわけではない……薬の効果が強すぎたのか……
 それとも…この子自身が、私に対して……!?)
手のひらと指先に絡みつく愛液を確認し、ユーディットの太股に押しつけると
そのまま太股の愛液と混ぜ合わせるように音を立てて塗りつけていく……
ヘルミーナ自身は興奮も何も感じたくはなかった、が、ユーディットには違う
「ひゃううぅっ! ああぁ…ヘルミーナ、さぁん……何、を……!?」
指先でユーディットの太股を撫でる度に、クチュクチュと音が大きくなる…
それはユーディット自身が、更なる快感の証を吐き出している証拠でもあった
もっともユーディット自身がそれに気付くわけもなく、ヘルミーナに身体を預けたまま
ただただヘルミーナの指使いを凝視し、更なる快感を求めようと太股をくねらせていく

それはもう、ユーディット自身の意識を奪い、全てを任せるという意思表示でもあった
ヘルミーナもそれに応えるべく、無言で愛撫を続けていく

「はぁ、あっ…ヘルミーナさぁん…」
どんなに声を振り絞って、求めても…ヘルミーナは何も言わない
太股、その付け根…服の上からとはいえ、ユーディットの中心にまで手を運んでも
表情をまったく変える事なく、淡々と愛撫を続けるのみだった
しかし、その手ほどきはどれもユーディットのツボを捕らえたものであり
ユーディット自身も、その手から与えられる快感にいつしか夢中になっていた
「あぁ、ん…あっ、そこぉ…そこです、もっと、もっとぉ……」
言葉を発するのも億劫なくらい、全神経をヘルミーナの手に集中したかった
集中すれば、きっと今まで味わった事のない快感まで連れていってくれる……
本能が、そう訴えていた だから、ヘルミーナに全てを委ねた

徐々に手の動きが強くなっていく…服の上から、そこに手を重ねると……
もう、ユーディットの愛液が滲み出そうなくらい…溢れさせていた・・・・・・
49「ヘルミーナとユーディット」7/8:02/07/10 04:18 ID:V9i2flCl
直に触られなくても、よかった
ただ、ヘルミーナの手にされているだけで……
ユーディットには、嬉しかった 今までのどんな自慰よりも興奮していた

「きゃううぅ…あぁっ、んん…すごい、すごいですぅ……」
手のひらを服の上から重ねられたまま、擦りつけられる……
下着が割れ目にそって上下に擦り上げられるたびにユーディットは嬌声を漏らした
「ふああぁ…強いの、いいぃ…ヘルミーナさぁん…これ、いいんですよぅ……」
ヘルミーナにうっとりとした眼差しを向け、裾をきゅうっと掴む
いつしか脚は大きく開かれ、ヘルミーナの愛撫を受ける度にビクビクと震えた
愛撫の中心はユーディットの秘所のみに絞られていたものの、
服の中から、ジュクジュクと音を漏らしていた

「んんっ…! ヘルミーナ、さん……私、わたしぃ……」
ユーディットの身体に緊張が走り始める…限界が近いのだろうか…
ヘルミーナにぴったりと身体を寄せたまま、全身を強張らせている
その感覚、全身の変化は身体を密着させているヘルミーナにも伝わってきた
もう、ヘルミーナも止まらない…この子を奪ってしまいたい…
「!? ああぁっ…! ヘルミーナさん、何を……!?」
ヘルミーナの手が、ユーディットの股間を掴みあげたのだ
手のひらを秘所に当てたまま、力を込めて、秘所を握り締めるように…
ついに、ヘルミーナの手の中で…ユーディットの秘所が震え始めた
「ダメ、だめぇっ…! いいの、がぁ……ああぁぁっっ……♪」
身体が跳ねる…2度、3度…ヘルミーナの身体の中で、ユーディットは脱力し……
ヘルミーナの手の中で、絶頂を迎えたのだった……
50「ヘルミーナとユーディット」8/8:02/07/10 04:19 ID:V9i2flCl
「内緒ですからね…」
「もちろん、初めからそのつもりよ」
「私とヘルミーナさん、2人だけの内緒ですからね……♪」
「……はいはい……」
帰りの道中の会話、もう何度も同じ内容を繰り返し……
その度に、ユーディットの身体がヘルミーナへと寄っていくのだった

「じゃ、じゃあ…私、こっちですから……」
名残惜しそうにヘルミーナを見つめ、深深と頭を下げるユーディット
「また、よかったら…一緒に…お出かけしましょうね…!」
そう言うと宿屋の方へと走っていく ヘルミーナは苦笑いしかできなかった
(…やれやれ、ね…ああまで信頼されきっちゃうと…してあげたくなっちゃうじゃない…)
夢中になっていたのはいつからだったか…いや、夢中になっていたのか…?

(……ユーディット、か……可愛い顔・・・・・・)
軽く頭を振る 自分の頭の片隅を他人に奪われるのはもってのほか……
(先生とアイツ以外に私が気をやるなんて…不覚としか言えないわ……)
今回の実験も、ヘルミーナ自身の師と旧友を超える為のもの、だったはず
試薬が完全な形になった時こそ…第2の故郷に帰ろうと思っていたのに……


以下は、ヘルミーナの研究メモの中から抜粋したものである

「・錬金術師を対象とすると、薬の成分と対象の耐性が反発しあい
  結果として体内で増幅され、倍以上の効果が望める場合もある(不確定?)」
「・媚薬に惚れ薬の効果を混ぜ合わせると、時として危険である」
「・実験対象に私情を挟むのは絶対に厳禁!」

(おしまい)
51名無しさん@ピンキー:02/07/10 04:46 ID:Wm9QGh0I
ブラボー!
52名無しさん@ピンキー:02/07/10 10:11 ID:dyqjIlsh
おいおい、このレベルの高さはいったい・・・!?!?
噴火が起こったちょうどその時にボッカム山の噴火口近くを
通りがかってた時ぐらいスリリングじゃねーか!!ハァハァ・・・!
53かきやー:02/07/10 11:43 ID:EaLgLh/c
>>43-52
むひょー! オレのムスコがボッカム山! いろいろな溶岩流が噴出。

……ということで、私もようやく>>8の続きが。でもまた長文エラー出て
微調整しなきゃならんのだろうなあ……。一段落の文字数計算なんて面倒だからヤだなあ。
54「アジトで襲われる」1/6:02/07/10 11:44 ID:EaLgLh/c
(前回のあらまし)
 盗賊団の縄張りとも知らずある森に入ったユーディーは、採取に夢中になっている
うちに仲間とはぐれてしまい、盗賊達に見つかって集団レイプされる。
 ユーディーの、そしてクリスタとエスメラルダの運命は果たして……。
55「アジトで襲われる」2/6:02/07/10 11:46 ID:EaLgLh/c
 盗賊団のアジトに連れて行かれたユーディーは、そこに信じられない光景を見た。
「ク、クリスタ……!」
 さっきまでのユーディーのように、大勢の男たちに囲まれて犯されるクリスタの姿
が──そこにあったのだ。

「オラッ! もっと腰振らねえか!」
 座位で全裸のクリスタを抱えている男が、彼女の細い体を乱暴に揺さぶる。クリス
タの秘唇には肉棒が荒々しく突っ込まれ、バックから抱えられているため周囲にその
姿が惜しげもなく晒される。
 グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ
「ンハッ、ハゥン、ンンッ──あぁ、見ないで、ンフ……み、見ないでぇ……」
 桃色の全身を貫く甘い刺激に仰け反り、悶え喘ぐクリスタ。他の男達も素っ裸で
ニヤニヤと淫猥に笑いながら、その艶めかしい淫景を眺めていた。
56「アジトで襲われる」3/6:02/07/10 11:47 ID:EaLgLh/c
 グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ
「ンアアァッ!」
 どれぐらいの間レイプされているのか……クリスタのアソコは充血し爛れ、その黒
々と隆起するモノが出入りするたびにグチャグチャといやらしい音がたち、大量の淫
液が飛散する。豊かとはいえないその胸も、乳首を赤く勃起させ、張りつめていた。
 クリスタの表情は苦悶とも甘美ともつかず、どことなく、男のモノを受け入れてい
る──そんな感じもあった。
「ハアッ、ハァン……ハアッ──ッハアアアァァンッッッ!!」
 クリスタのからだがピンとしなった。
「くっ……しまるっ──!!」
 クリスタの中を蹂躙していた男は、抱えていた腕に力を込めてクリスタの腰を深く
沈め、自身は尻を高く浮かせて肉棒をより強く突き刺した。
「ンアアアアアァァァッッッ──!!!!」

 ドクッ……ドクッ……ドクッ……

 何の遠慮もなく、大量のスペルマをクリスタの膣内にぶちまける。収まりきらない
分が結合部分の間から溢れ出した。
 クリスタは焦点を失った目を天井に向けながら惚けたように口を半開きにし、
「あ……あ……中で……出てる……いっぱい出てる……」
と、うわごとのように言った。膣内射精を受け、クリスタのからだが本能の歓喜にブ
ルブルと震える。
 射精し終わると、男はクリスタの体を離した。力無く床に倒れ伏すクリスタ。
 ユーディーは呆然として呟いた。
「そんな……クリスタ……あんな目に遭って……」
57「アジトで襲われる」4/6:02/07/10 11:47 ID:EaLgLh/c
 アジトの連中は帰ってきた仲間たちに気付いたが、その目はユーディーに集中した。
「おっ!? お前らも女を連れて来たのか!?」
「それは俺たちのセリフだぜ」
 彼らの互いにびっくりした顔は、だが、すぐににやついた笑みに変わった。
「……今日は思いがけないラッキーデーだな」
「まったくだ!」
 ユーディーを捕まえていた男は、クリスタの方に突き飛ばした。ユーディーはバラ
ンスを崩し、クリスタの体の上に転んだ。
「いたっ──あっ! クリスタ、大丈夫……?」
 閉じていたクリスタの目が開き、焦点の定まらない視線でユーディーを見上げた。
「ユ、ユーディー……? あなたも……?」
 ユーディーは悲しげに頷き、友人の体をそっとかき抱いた。互いに身を寄せ合う、
その肢体じゅうに汚液をまみれさせた二人の美少女──
「ごめん……私がこの森で採取したいなんて言い出したから……こんな……」
「いいのよ……まんまと捕まっちゃった私がマヌケなの……変な薬使われて、からだ
が勝手に疼いちゃって……アハ、ドジよね……」
「クリスタ……!」
「メルは……大丈夫……?」
 ユーディーはハッとした。「知らない……メルはどうしたの?」
 すると、クリスタを捕らえたアジトの盗賊の中の一人が言った。
「クリスタとか言ったな? 途中までお前と一緒にいた女剣士の事が知りたいのか?
 あの女、まんまと逃げたが──お頭の一隊が追跡している。今頃はもう捕まって、
きっとお前らと同じ目に遭っているだろうさ。お頭はえらい好みだったらしいからな!
ギャハハハハハ!」
「そ、そんな……!」
 クリスタは力が入らず震える腕を何とか支えにして上半身を起こし、その男を睨み
上げた。
(シュルツェ一家だということは黙っていようと思ったけど……)
 隠している場合ではない、と考えを変えた。
58「アジトで襲われる」5/6:02/07/10 11:48 ID:EaLgLh/c
「私たちにこれ以上ひどい事したら……タダじゃ済まないわよ!」
「へ?」
 クリスタの突然の叫びに、盗賊達はキョトンとした後……一斉に爆笑した。
「そいつは傑作だ!」
「ギャッハハハハハハハ!!」
「クッククク、どうやったらタダじゃ済まないんだ? ん?」
「是非とも聞かせてもらいてえな!」
「いいわよ、言ってあげる──私はね、あのシュルツェ家の娘なのよっ!」
 その瞬間、その場がピタッと静まり……凍り付いた。
59「アジトで襲われる」6/6:02/07/10 11:49 ID:EaLgLh/c
(効いた……!)
 クリスタは心の中で快哉した。
「シュルツェだと……?」
「まさか、あのシュルツェ一家……!?」
「そうよ。報復されたくなかったら、今すぐ私たちを自由にしなさい!」
 が──
 盗賊達からその次に湧いてきた反応は──なんと、怒号の嵐だった。
「アルテルトを牛耳ってるぐらいでいい気になってる、あの腐れ野郎共の……!?」
「シュルツェの娘だってえのか!?」
「俺たちにその名を出すとは、いい度胸してんじゃねえか!」
「シュルツェの野郎どもには、どれほど仕事を邪魔されてきたか……!!」
「ふざけんな! 許せねえ!」
(しまった……!)
 クリスタは下唇を噛み、蒼白になった。
 逆効果を与えてしまった……!
 クリスタが考えたのは、シュルツェの名を出すことによって彼らを威圧し、それで
優位を取って解放させようというものだった。盗賊ならばシュルツェ一家を恐れるも
のとばかり思っていたからだ。だから、凌辱されても黙っていた。へたに素性を明か
せば、シュルツェ一家の報復を恐れる一心から密かに殺される可能性もあるだろうか
ら、もっと効果的な機会を狙おうという算段だったのだ。
 だが、ここの盗賊たちはシュルツェ一家を恐れるどころか、反感を持っていた。
 クリスタは己の浅はかさを呪った。
(くっ……こんな場面で……!)
 相手方はさきほどよりさらに増え、もう何十人いるかわからない。それに比べて──
いや、もはや比べようがない──素裸にされ何も持たない無力な二人の少女……
 怒りに包まれた盗賊達がその無力な美少女二人を取り囲んだ。
「こりゃあ、もっとひでえ目に遭わせないとな」
「日頃の恨みを晴らさせてもらおうか、シュルツェの娘さんよ……!」
「くっくっく、遠慮なくヤってやる……!」
「い、いやぁ……」
 ユーディーとクリスタは抱き合い、男たちから少しでも遠ざかろうとしたが、逃げ
場などあろう筈なく……。

 二人の美少女が哀れな贄に掲げられ、肉欲の宴が再開された……。
60「アジトで襲われる」7/6:02/07/10 11:50 ID:EaLgLh/c
 クリスタはさらに強力な媚薬を飲まされた。主に壮年男性が使う、精力の持続効果
を与える強壮剤だ。
「激しい責めの途中で倒れられちゃつまらねえからな!」
 ──ということだったが、十六歳の精気溢れる瑞々しい肉体には、それは毒に等し
いものであった。それでなくともまだ前の媚薬の効果が残っているのである。
 飲まされてすぐ、クリスタの体調は異変をきたし始めた。心臓が早鐘のように鳴り
出し、体温が我慢出来ないぐらいにまで騰がる。火照り、などという生易しさではな
い。灼熱の炎が体内を駆け巡っているかのようであった。
 クリスタは自分の体をかき抱きながら、苦悶にうめいて床の上をのたうち回る。
「ううっ──はくうぅ──熱いっ……くうっ……からだが熱い……灼けちゃう……!」
「へっ、そう言うわりには……ここはこんなにおっ勃ってやがるぞ!」
 盗賊の一人がクリスタの体を乱暴に抱き上げ、痛いぐらいに赤く膨れた乳首をつま
み上げた。
 クリスタのからだに走ったのは甘い衝撃だった。
 思わずとろけた嬌声を上げるクリスタ。
「くふうぅぅんっ!──はあ……はあっ……い、いやあぁ……触らないで……き、気
が狂いそう……!」
「ぎゃっはっは、もうそんなに感じるのか! それじゃあ気が狂うまでヤりまくって
やるぜ!」
「い、いやあぁぁぁ……!」
61「アジトで襲われる」8/6:02/07/10 11:54 ID:EaLgLh/c
「まずは、全員のをしゃぶってもらおうか!」
と、クリスタの体を押さえていた男は、彼女を再びしゃがませた。床にへたりこむク
リスタの顔の周りに、遠くない未来に彼女を貫くだろう無数の凶器が取り巻いた。
 むせかえるような淫臭が充満し、クリスタは顔を赤く上気させいやいやと振った。
「はあ……はあ……いや……やだ……そんなの近付けないで……!」
 が、顎を押さえられ無理矢理開かれたクリスタの口に淫棒が突っ込まれる。
「んぶっんっぐうっ!」
「歯を立てるんじゃねえぞ!」
 最初にクリスタの口唇を犯した男はそう言うと、高笑いながらメチャクチャに腰を
振り始めた。
「ギャハハハハ、シュルツェの娘の口を犯したぜ! たまんねえ!」
「よおーし、じゃあこっちは手でしてもらおうか!」
 左右一人ずつ立たれ、クリスタは手コキを両側同時に強制させられた。
「おいっ! 後がこんなに待ってるんだからな、早めに終わらせろよ!? とにかく、
全員のに奉仕させるんだ、嫌だと言ってもな! 今まで俺たちに与えた罪の罰を味あ
わせるんだ!」
「分かってるぜ……!」
 三人の男はほとんどクリスタの意志を無視し、あるいは強要し、牡の本能のままに
動いた。手と口に汚いモノを出し入れされ、嫌悪と苦悶にクリスタの顔が歪む。
「んぐっ──んぐっ──んむうぅ──!」
 やがて三人の男はほぼ同時に達すると、引き抜いてクリスタのからだにザーメンを
発射した。まだ少女の雰囲気を多分に残す肢体のあちこちに飛びかかり、汚してゆく
白濁液。灼け爛れた体でもなおその熱さと性臭を感じ、クリスタは体の奥底から湧い
てくる昂奮にからだをビクビクと震わせた。
「ああ、あ、熱い……! んん……! んはあぁっ──!」
 薬の作用で自身の性感も高まっていくのを抑えられない。
(やだぁ……クスリに負けるなんて……あぁ……でも……体が……うぅああぁ……)
 理性と思考が体内を荒れ狂う業火と性感によって崩されてゆく。
 熱い迸りをからだに浴びながら、クリスタは半ば無意識に、
「ふわああぁぁぁっ──あ、熱いっ──!! はあっ……はあっ……熱くて……臭いぃ
……いやあ……うぅ……はあっ……はあっ……」
と嬌声を上げると、軽くイッてしまっていた。
62「アジトで襲われる」9/6:02/07/10 11:55 ID:EaLgLh/c
 クリスタは全員の肉棒をイラマチオさせられることになった。
 終盤の方は顎が疲れて口腔の粘膜も擦りきれるぐらいに痛くなり、また、薬の効果
で心身ともに狂わせられるほどに乱れ、淫虐の責め苦に意識が朦朧となる。だが決し
て止めさせられることはなかった。一人出し終わればまた一人……と休憩もなく、ま
るで儀式のように最後の一人まで奉仕させられるクリスタ。
 もはやクリスタは、盗賊全員の憎しみにまみれた欲望を一身に受ける存在だった。
 男たちは歪んだ憎悪に異様なまでに昂ぶり、口に顔に胸にと、クリスタのからだの
至るところに大量のスペルマをぶっかけ、まるで貴重な存在に泥を塗って貶めようと
するかのように、クリスタをザーメンまみれにした。
「うへへへ……すげえ光景だ。シュルツェの娘が全身精液まみれだぜ……」
「しかも何人もの男のモノを口にくわえてよ……!」
「それにしてもまさか、シュルツェの娘が俺たちに奉仕する時が来るとはな」
「たまらねえなあオイ!」
「はあ……はあ……んはあ……も、もう……やめて……やめて……」
 やっと終わり、半ば忘我の状態で呻くクリスタ。全身を紅潮させ乳首やクリトリス
は痛々しいぐらいにまで勃起し、陰唇は昂ぶった官能にヒクヒクと蠢いていた。
 いつ終わるともなく続いた口淫とザーメンの雨、収まらない高熱と性欲──裏社会
で育ち鍛えられたクリスタの強い意志は、もう崩壊寸前だった。
「おお、やめてやるよ……口での奉仕は、な」
 悪魔の笑みを浮かべる男達。
 クリスタの瞳に恐怖が宿った。これからまたナニをされるのか……男達に止める気
がなければ、考えなくとも分かることだった。
 発情やまぬ牡達が再びクリスタのからだを取り囲む。
「さあて、いよいよ本格的に、その体に今までの礼を刻みつけてやる番だ……」
「穴という穴をたっぷりと汚してやるよ……!」
「い……いや……許して……いやぁ……許して……助けて……」
 だが、許しも助けももなく、クリスタに何人もの男達が覆い被さっていった……

(続く)
63かきやー:02/07/10 11:59 ID:EaLgLh/c
ひとまずクリスタで。そして予定どおり超過(w

>>42
どーいたしまして〜。密かにまた楽しみにしてます(w
64ヘルミーナSS書き:02/07/10 15:53 ID:bqGz4Ory
>>43-50までのSSを載せさせてもらいました いかがだったでしょうか?
エロ路線はおろか、SSすら初めてだったんですけど楽しんでくれたのならば幸いです

>>51-53
ボッカム山って…(w お褒めに頂き光栄です
ヘルミーナに純愛系は似合わないかもしれませんが大目に見てやってくださいな
当初は鬼畜系の予定だったというのは内緒(w

お許しが頂けるのならヘルミーナ×ユーディーの続編か、ヘルミーナメインの話か、
「リリーのアトリエ」からリリーと誰かの絡みを書いてみようかと思っていたり
純愛百合系しか書けそうにありませんが、リクエスト等があったらどーぞ
「リリーのアトリエ」イングリド×ヘルミーナに着手するかどうか迷ってるんですけどね(w
65名無しさん@ピンキー:02/07/10 17:11 ID:kYNgxdFe
>64
純愛百合系大歓迎。ヘルミーナ×ユーディーの続編楽しみにしています。
66名無しさん@ピンキー:02/07/10 23:08 ID:+ybiYtoD
 こ こ は 神 々 が 住 む ス レ

ありがとう・・・ありがとう・・・・(;゚∀゚)=3ハァハァ!
67かきやー:02/07/10 23:42 ID:P1tTBw01
>>64
もう好きなようにやっちゃってもいいんじゃないでしょうか!?

ところで私ビデオカメラマンなんですけど、台風なのに
明日から野外撮影の仕事しなきゃならんのですよ……オイ(´Д`;)
68ヘルミーナSS書き:02/07/11 00:50 ID:ZMCpet8H
>65
押忍、今後漏れは百合系で攻めてみようかと
大体の骨組みは頭の中でできあがっているので週末までにはなんとか……
首をながーくしてお待ちくださいな

>67
まさに性のラフ調合ですな 妄想は色々とできあがっているので長短問わず書いてみようかなと
そちらの続編も楽しみですので生きて帰って来てください(w
メルの痴態を楽しみにしております(;゜∀゜)=3ハァハァ
69名無しさん@ピンキー:02/07/11 14:13 ID:PDederKO
晴れてよかったな>かきやー
70名無しさん@ピンキー:02/07/11 22:19 ID:HFrUnX7u
(;゚∀゚)=3ブラボー!!
71名無しさん@ピンキー:02/07/11 23:02 ID:gZmslZN5
>64
なんか、ヘルミーナさん可愛い。
リリーやってないんで、なんかキツいイメージしか持ってなかったんだけど
見方変わりそう。

>69
アルテナ様とボッカム山の御加護だね!(w <晴れ

という訳で、新作期待しています〜ハァハァ
72名無しさん@ピンキー:02/07/11 23:53 ID:aoIVis3r
あぎゃー
73名無しさん@ピンキー:02/07/12 03:36 ID:PPWBeRBw
ううむ。キャラの性格や属性もきちんと生かしてるな・・・
なぜ、こんなマイナーゲーSSがデビューやねん!

ゆ、百合系最高ッス・・・68さんなら、直接行為なしSSでもいけそうだ。
ラステルは最後にとっといてクレ。(藁
何となく、ではあるが…違和感は確かにあった
自分が一瞬とはいえ、ユーディットに気をやったからではない
私があの子を気にするわけではないが、あの子も私を気にしていない、そんな感覚
いや…気になってどうするのよ……あの子が何を考えていようと関係ないはず……

事の始まりは…ヘルミーナががユーディットに一服盛った事に始まる…
男慣れしていない処女に1つの試薬を試すだけ、それだけのはずだった……
その試薬は、単刀直入に言うと「媚薬」なのだが
どこをどう間違えたのか…「惚れ薬」の成分が混じっていたらしいのだ
(もっともこれはヘルミーナの自意識過剰かもしれないが)
自分を信頼しきった瞳、自分を受け入れてくれた身体……
そんなユーディットに一瞬でも気をやってしまったのはヘルミーナにとって「不覚」らしい

たとえ一瞬のもの、薬の効果があったとはいえ…お互いの想いが交錯した、してしまった…
ヘルミーナが「違和感」を感じたのは…それから間もない、数日後の事である

その日、ヘルミーナは一冊の本に目を通していた…
いや、その日だけではない…本に目を通すなど日課と言ってもいいだろう
ヴェルンの図書館、いつものように本を読み漁る……
一冊の本に目を…通していたのだが、不意にピタリと文字を追うのを止める
(そういえば、あの子…最近この図書館で見ないわね…)
一度考えを巡らせると、止まらない…次々とユーディットに関する事が思い浮かばれる
(図書館だけではない…以前は街中を駆け回っていた姿…ここ数日、見てないわね…)
採集、買い物、依頼全般の仕事、情報収集、ただ単にぶらぶらしているだけ…
暇さえあればどこにでも顔を出す…あの人騒がせな子はどこで何をしているのやら…
(あの子も錬金術師の端くれ、調合に忙しいのはいい事よ……)
…と考えて、すぐにその可能性は消えた
ユーディット本人から聞いた話だが、彼女はこの時代ではその才能を発揮できないらしい
というのも…200年前とこの時代では、同じ物を作ろうにもそれすらままならない
200年前には手に入る材料が、この時代では名前すら聞かない…
そういった経緯もあり、この時代でのユーディットの錬金術師としてのレベルは
初心者同然、作れる物をかなり限られていた、はず……

(ユーディットはまだメッテルブルグやアルテノルトを知らない、と思う…)
(この街に辿り着いて1ヶ月かそこらで、遠方に足を伸ばせる余力がある…?)
(遠出はまずない……採集は…3日前にあれだけ集めて…まだ採集は必要ない…)
(ならばこの数日、ヴェルンにいる事は間違いない……)
(だとすると、自室…? 自室に数日篭もっていなければならない理由…)
(手が離せない調合か・・・病気か何か…)
前者は前述の通り、ユーディットの調合品はどれも初級レベルのものであって
数日も付きっきりにならなければならない物があるとは現状では考えにくい
だとすると、後者…は、馬鹿馬鹿しい……
あの騒がしいユーディットに限って病気なんてまず無いと断言してもいいだろう

(しかし……私の試薬を口にした、あの日を境に……)

違和感は時として悪い予感へと形を変える
決心は早い、迷いは見せない、自分で言うのも変だが行動力がある方だ
ヘルミーナは読みかけの本を閉じ、ユーディットの部屋へ足を向けた
ユーディットの部屋は酒場の2階、その内の一室を借りて生活している
これはユーディット本人が教えてくれた事だった
もっとも…ヘルミーナ自身が聞き出した事ではなく、本人が勝手に喋った事だが

その扉の前にヘルミーナはいた 特別用があるわけではない
(用は無いのに、足を運ばせて…何事もなかったらどうしてくれましょうか…)
ふと、自分のやっている事と考えていた事に矛盾を感じる
何事もなければそれにこした事はないのに 元気な顔を見たいだけなのに…
馬鹿馬鹿しい…と…ドアノブに手を掛け、回す あくまで「普通」に、部屋に足を踏み入れた

「わわっ! ヘルミーナさん!?」
一瞬の間が置かれたとはいえ、100%驚きの声
歓迎でもない、だからといって歓迎してないわけでもない
ヘルミーナの顔を確認したから驚いた、とでも言うのだろうか? そこに一瞬の間があった
(酒場の主人や借金取り…こういった来客がまったくないわけではないはず……)
(私を見て、私だったから驚いた、ってところね……いい度胸してるじゃない……)
「あ、あの…どうして突然…って、それよりも…何しに…な、な、何か御用が…?」
来客は何も喋らない ユーディットの顔を見たかと思えば、次は部屋を見まわす
「そ、そういえば…ヘルミーナさんは私の部屋に来るのは初めてでしたっけ?」
「ほ、ほら…何もないでしょ…? まだこっちの生活に慣れてなくて…あはは…」
「いやいや、お金が無いから調合器具も揃わない、調合できないとないないづくしで…」
何も聞いていないのに1人で喋るユーディット
ヘルミーナはというと、無言のまま…しかし、頭の中はフル回転で動き始めていた

(この独特の匂い…この子、惚れ薬を作ったわね……)
ユーディットに構う事なく、部屋をざっと見回してみる
ビーカー、フラスコといった一般の調合器具 開かれたままの基礎参考書
ワインの空き瓶、黄色い葉とその草の根、中身が消えた処方箋、紙袋に貼られたラベル…
素人が見てもただ散らかってるようにしか見えないであろう、が…
「その筋のエキスパート」であるヘルミーナの目には充分な情報だった
(成る程、有り合わせの物で応用している…伊達に錬金術師を名乗ってはいない…)

しかし、何故よりによって「惚れ薬」なのか…?

「あ、あ、あの…! ヘルミーナさん…!?」
ヘルミーナの視線が1つの小瓶に向けられたその時、ユーディットの声がかかった
自然に、ゆっくりと、無表情のまま、ヘルミーナの指が小瓶の中へと伸びる
味見をする為に指を浸し…それを舐め取る姿は妙に色気が「ありすぎた」
「ワインで応用するのはいい考えだけど、少し薄めすぎね」
「これだと口にした瞬間吐き出されるわよ ストレートで混ぜ合わせなさい」
「それと…少し匂いがキツイわね お目当てに怪しまれるんじゃないかしら?」
え?という表情をしたユーディットに次々と浴びせられる言葉
ヘルミーナはユーディットの顔を見ずに…返答が来る前に素早く次の行動に移った
「どうせアナタの事だから、怖くて試せないでいるんでしょう?」
片手が、不意に伸びてきた…ユーディットの顔…いや、頬に…
「フフ、人体実験は初めて?」
さっきから、何を…と思う前に、何かが流し込まれる……

(堕としてやりましょうか…?)
ヘルミーナの細い瞳が、また細くなる
裏切られて、胸がチクチクする感覚 そんなものにはとうの昔に慣れていた
(他人の心配なんて、ガラではなかったわね…)
誰に何をしようが知った事ではない
ユーディットが、誰に惚れ薬を使おうと、だ

「さて……」
間が、空く
ユーディットが小瓶の中身を飲み込み、咳き込み、頭の中を整理して…
状況を分析して、自己に何が起こったか判断して、ヘルミーナの顔を覗き込むまで…
「この手の『惚れ薬』の副作用として、誰彼構わず好きになってしまうものだけど」
ユーディットが硬直する 思わず呼吸を忘れるくらい
バレていない、と思っていた…いや、思い込もうとしていたのか…
自分が惚れ薬を作っていたのが見抜かた、恥ずかしいという想い…
赤くなって俯くユーディットに対し、ヘルミーナの言葉が続く
「これで、アナタは私の事を好きになってくれるのかしらね?」
ユーディットは俯いたまま、ヘルミーナの顔を見る事ができなかった
だから…接近に気がつかなかった
「私は、アナタの事どうとも思ってないのにね?」
はっとして、ヘルミーナの顔を見ようとする、と…目の前に、いた…

(ヘルミーナさん!?)
不意に唇が重ねられる…ユーディット自身の唇と、ヘルミーナの唇が…
クチュ、と1つ音を立てる…ユーディットの、ファーストキス
(唇!?)(やだ、初めてなのに…)(何!?柔らかいの…)(離れなきゃ!)
(まだ、くっついてくるの!?)(動いてる…)(あ…何か、来た…)(変な感じ…)
(気持ち悪い…)(どうして…?)(やだっ、こっち見てる!?)(また、唇が…)
(今度は優しい…)(あ……)(何回目だろ…)(見られてる…)(恥ずかしい…)
クチュ、クチュ、と…何度も何度も唇が触れ合い、重なり合い…
ヘルミーナの唇がユーディットの唇を蹂躙していく
不快感は、あった が、それを消し去るものも確かにあった、と思う
ファーストキスがディープキス それがヘルミーナのやり方だった
唇と舌先で時間をかけて奪う、その方が印象に残ると思っていたから

「フフ、美味しい…ファーストキスを女に奪われた味はどうだったかしら?」
ユーディットのキスはファーストキス、というのはただの予想でしかなかったが
唇から解放されて…俯いたままのユーディットを見ると、おそらくは間違いではないだろう
…予想? それは願いではなくて…? まさか、ファーストキスを貰いたかった…?
自分の中に残る甘ったるい考えを振り払うように、ヘルミーナは口を開く
「薬のおかげで、今は私の事を好きになってるんでしょう?」
(…違う! 私は、普通です…)
「好きな人にファーストキスを貰われて、アナタも本心は喜んでるんじゃない?」
(そ、それは…ヘルミーナさんが急に…)
「私はアナタの事好きでも何でもないんだけど 惚れ薬って怖いわねぇ」
(!?…………)

キスの最中に、何時の間にか身体が寄せられている
胸と胸が重なり合って…自分より少しだけ小さな胸を、圧迫していく……
自分の胸に当る、小さな感覚を見つける…狙いを違えずにヘルミーナの指が「それ」を摘んだ
「あら、キスだけで興奮させちゃったかしら? 案外、大きい方なのね…」
服の上から、乳首を弄る…コリコリした感触を指先で楽しむように…
(ヘルミーナさん、そこ、ダメです…!)
何も言おうとしないのか、言えないのか…ヘルミーナにとってはかえって好都合なのだが……
指先で突起を摘んだまま、手のひらで胸を揺すられる…ヘルミーナの手にも徐々に力がこもる
「ほぅら、柔らかいわね…誰かに触られるのは、初めて?」
(ああぁ…そうです、ヘルミーナさんが初めてなんです……)
「もう何も言えないくらい、薬が効いてきているのかしら?」
まだ口を開こうとしない ヘルミーナは構わずに、次のステップに進み始めた

「私の事、好きなら……全部貰ってもいいわよね?」
腹部から、その下…ヘルミーナの手が、服に滑り込んできた……
手の位置と、「貰う」という言葉……女の子ならすぐに連想してしまうよね?
服と、下着…その下……秘所の目の前まで、ヘルミーナさんの指が伸びてきた

「薬を飲んでるから、私の事好きなんでしょ?」
何度目かの、同じ内容の問い掛け 私、まだ何も言えない
「どうせなら、アナタだって好きな人に捧げたいでしょう?」
指が陰毛に絡め取られる…もう、すぐそこまで来ている・・・伸ばせば、届く……
「アナタのバージン、私が貰ってもいいわよね?」
その単語が出て…私の鼓動が早くなった……自分でもわかる……
……ヘルミーナさんは……? 冷静なの……?
「私は、好きでも何でもない子のバージン貰っても…何とも思わないけど、ね」
ドキッとした 思わずヘルミーナさんの顔を覗き込み…口が開いた
「なぁに?」
「何も言わないなら、了承よね?」
指が伸びる…入り口に当てられ、曲げられる……指先が尖っていく感覚がわかる……
まだ、言えない…本心、本当の想い……
ヘルミーナさんの指に力が入ってきているのが、わかる……
どうして言えないの? まだ間に合う? このままでいい? いいの? ヘルミーナさんなら?

何も言えないなら行動で示そう
目を閉じて、身体を預けて…ヘルミーナさんを、受け入れよう……
怖いのは多分、一瞬……好きな人となら、あっという間だよね……


後は、本当にあっという間だった
身体が離れ、衣服が正され…髪を撫でられて……すっと出ていって……
「本当に好きになった人に捧げるものよ」
その言葉だけが、まだはっきり耳に残ってる…… 
調合器具と、参考書と、材料の残りの後片付け
まさかあの人が急に来るとは…次は綺麗な部屋を見せたいからこそ、今片付ける
随分と時間がかかったのは、今日1日の事が頭から離れないせいだろう
「やっぱり、嫌われてるのかなぁ…」
採集での例の一件があったとはいえ、普段はそっけない態度が当たり前
「でも、あの時…優しかったな……」
本当は優しくて頼りになるヘルミーナさん…私だけが知ってるあの人のあの姿…
「こーいうの使っちゃおうとする事自体が間違っていたんだよ、ね?」
自分自身に言い聞かせながら…机の上の小瓶…中身は空のものに目をやる
「怒らせちゃったかな…? やっぱり、ストレートに行くべきだったよね」
片付け終了、ベッドで丸くなるユーディット 目を閉じて、姿を思い出す
「明日明日…明日からいつも通りに、ね……プラス思考が私の持ち味なのよ」
まだ、今日の事が頭から離れない、らしい……自然と指が自分自身に伸びてくる……
「ヘルミーナさぁん…私、ヘルミーナさんだったら、よかったんですよぅ…♪」


「自分から委ねてくる子を堕としても、面白くないのよ…」
(と、いうことにしておきましょうか…)
さすがにやり過ぎたか……失敗だったか……どう思われてしまったのか……
そして…あの惚れ薬は、誰に使われる物だったのか……
頭から離れない 本に目をやっても、すぐに浮かんでくる……
「馬鹿馬鹿しい ああいうムードは昔から苦手なのよ」
イニシアチブは自分にある、生殺与奪、全て自分の手の上で思い通りにならないと気が済まない
しかし、あれでは…相手の望む展開そのものではないか……
私が望むのは、可愛いあの子を思い通りに……!? 可愛い、と感じた……?
「また出会ったら、いつものようにそっけない態度を取るのが1番ね」
(誰に対して1番なのよ ったく……)
こういう自分自身とのやり取りは馬鹿馬鹿しい こういう感覚も馬鹿馬鹿しい

読みかけの本を読破してから寝るつもりだったが、それにはまだ時間がかかりそうである
違和感にケリをつけるのは自然に出会ってから 本を読みながらとりあえず問題の1つは片付けた

(おしまい)
82ヘルミーナSS書き:02/07/12 07:25 ID:QwPbiugQ
前作、>>43-50の「ヘルミーナとユーディット」の続編にあたる
>>74-81、「ヘルミーナとユーディット2」いかがだったでしょうか?
感想を聞く前に…スレ違い、板違いだったらスマソと言わせて下さい(苦笑
寸止め、直接行為ほとんど無しで長々と本当に申し訳ないです

>71
「リリーのアトリエ」と「ヘルミーナとクルス」、機会があれば是非やってみてください
ヘルミーナの違った一面が見れて、思い入れが絶対に変わってきます
「可愛い」というか、素直じゃないんですよね そこを重視して書いていますので
ただ…いくらかキャラは崩しています(苦笑 じゃないと純愛系にならないので……

>73
マイナーって言うな(w このシリーズ好き、というのもありますが、
このゲームは「女性同士の友情」が所々に見られるのではまってます
逆に、他のゲームで純愛百合系書こうとしても無理だろうなぁ、と…

ヘルミーナというキャラは個人的に好きなので他キャラとの絡みも書いてみようかな、とは思います
今はユーディーとの絡みで、「錬金術師同士」という設定を活かして純愛系になってますが
他キャラ(メルやクリスタ)との絡みだったら純愛路線から外れてもいいかな、と
ヘルミーナ×ラステルだと自分の中で純愛系になってしまいそうな気もしますが…
83かきやー:02/07/12 22:52 ID:7nqXtSQS
>>69>>71
良くなかったすよ。2日に渡って、
猛暑の山を登りながらの撮影して来ました。きっつー(w

>>74-81
ハァハァ…シットスルヘルミーナカワイイ…(;´∀`)
ヘルミーナに対する思い入れ、半端じゃないですね!?

ところで、あの、自分、長文エラーに悩まされていて、
1レス内の制限字数教えて貰えないでしょうか……(w;
84名無しさん@ピンキー:02/07/12 23:22 ID:Vjq7oyCC
おいおいお前等、なんかクオリティー高くありませんか!?
85名無しさん@ピンキー:02/07/13 02:55 ID:clc7T8vX
(;゚∀゚)=3ブラバー!!
86ヘルミーナSS書き:02/07/13 09:29 ID:H8irtg9O
>83
お疲れ様です
アトリエシリーズのファンを2つに分けるとイングリド派かヘルミーナ派に分かれるといいますが
自分の場合は「エリーのアトリエ」まではイングリド派だったんですけどね(苦笑)
ヘルミーナハガストニホゴサレテルトカイウナ……(⊃Д`)

>1レス内の制限字数教えて貰えないでしょうか……(w;
自分にもわからんです(苦笑)
20〜30行前後で意図的に場面を変えたり、次のステップに移るように調整してますが…
1行あたりギュウギュウに詰め込んだ場合、40行前からまずかったと思います
正確な数字はわかりませんが…参考までに、と
87名無しさん@ピンキー:02/07/13 11:34 ID:msZTaUOr
>>83
http://www2.bbspink.com/eroparo/SETTING.TXT
を参照すると
| BBS_MESSAGE_COUNT=2048
ってありますから2048バイトみたいです。
88かきやー:02/07/13 14:34 ID:hQ+xsIhp
>>86>>87
お手数を煩わせてしまい申し訳ありませんでした、
どうも有り難うございました!
よし、収まるように作るかー。

>ヘルミーナSS書きさん
そうなんですか、二派に分かれるんですか(笑
ちっとも知りませんでした。
でも、ヘルミーナのファンになる気持ちはなんとなく分かるような気もします。
イングリドの影になるような巡り合わせ、子供時代の姿との激しいギャップ……
だけどユーディーのアトリエのヘルミーナはメルより年上に見えます(w
89名無しさん@ピンキー:02/07/15 02:16 ID:DFk+t760
> ヘルミーナはメルより年上に見えます(w

18才(高3)キャプテンが23才(大卒後1年目)よりしっかりして見える罠
90穢れた力:02/07/15 03:50 ID:/Xl27x/n
>27です。
>35が「穢れた力」と褒めてくれたのがたいそう嬉しかったので、
これコテハンにします(w

>>27-34のの続き書きます。アマアマだ。そういうの嫌いな人は許せ。
あと、自分もともと文章書きじゃないんで、ボキャ貧なのも許せ。
(えらそうでごめん…
91穢れた力:02/07/15 03:58 ID:/Xl27x/n
(1/7)
ヴェルンの酒場の2階、ユーディーの部屋の中。
ユーディーは大釜の中のぐつぐつ煮えたぎる液体を、大きなヘラでゆっくり
かき混ぜていた。
「鍋の温度良し、薬剤はこれとこれ入れてっと。
 猫のヒゲとヘビの抜け殻も良し、井戸水はリサの美味しい水、っと」
材料を慎重克つ大胆に投げ込むと、さらに数回混ぜ合わせる。
できあがった液体を冷まし、漏斗でアトマイザーに分け入れると
「やったね!」
『貴婦人のたしなみ』が完成した。
アイテムが出来上がるとタイミング良くノックの音がしてドアが開く。
入って来た人物の笑みを見ると、対照的にユーディーの顔が曇った。
「ヴィトス〜〜!」
「やぁ、ユーディット。どうしたんだい?辛気くさい顔をして」
「大きなお世話よ!……借金なら、まだ返せないよ。はい」
作ったばかりの『貴婦人のたしなみ』のボトルを1つ、ヴィトスに押しつける。
「これは?」
「利子の代わりよ。そろそろヴィトスが来る頃だと思って、多めに作っておいたの。
 ……またこないだみたいな事されたらたまんないもん」
92穢れた力:02/07/15 03:58 ID:/Xl27x/n
(2/7)
顔をぽっと赤らめるユーディーを見て、いじわるそうに笑うヴィトス。
「こないだみたいな事って、どんな事?」
「えっ」
「たまらないって、そんなに、たまらなくなる程気持ち良かったのかな」
「え、あの、ちが、そういう意味じゃ」
「ああそうか、ユーディットは、Hがしたくてたまらなかったのか。
 言ってくれればいつでもお相手するのに」
「〜〜〜!!」
そばの机に立てかけてあった木の杖を両の手に取って振りかぶろうとしたが
ヴィトスが笑いを肩でこらえているのを見てからかわれているのに気付く。
「もう、用事が済んだんなら早く出てってよ!
 あたしは、借金返すのに働かなくちゃならないんだから!」
照れ隠しに大きな声を出す。
「しかし、『貴婦人のたしなみ』ねぇ。こんなもの僕に渡して良かったのかな?」
「え?」
「自分で作って気が付いてる?ユーディットが今くれたヤツ、属性に
 ”魅了する”が付いてるんだけど」
「きゃっ!」
ぷしゅっ、とボトルの中身をユーディーに向かって吹きかける。
両腕で自分をかばおうとするが何の役にも立たず、青い霧状の薬剤が
ユーディーの全身を包み込む。霧が晴れるとユーディーの頭の周りには
ピンクのハートがぐるぐると飛び交っていた。
93穢れた力:02/07/15 03:58 ID:/Xl27x/n
(3/7)
「ユーディット?気分はどうかな」
抱き寄せると抵抗もせずに、そのままヴィトスの胸に倒れ込む。
「ヴィトス……なんか、胸が苦しい。ドキドキするの」
上目遣いにヴィトスを見上げ、頭をすりすりとこすりつける。
甘く、良い香りのする柔らかい髪がヴィトスのあごをくすぐる。
「短い時間しか効果が無い薬だとしても、危険だなコイツは」
愉快そうに微笑むと、ボトルを机の上に置いてユーディーを抱き上げ
ベッドへ運んだ。
ユーディーをベッドの上に降ろし、自分はベッドの縁に座る。
仔猫のように落ち着きのないユーディーは、ヴィトスにぺたぺたと触ったり
背中に抱きついて頬ずりをしたりしている。
「こっちにおいで」
自分のひざの上にユーディーを後ろ向きに乗せる。
顔だけ振り向かせ軽いキスをすると、ユーディーはオーブンの中の
シャリオチーズのようにとろける笑顔を見せた。
もう一度、今度は深く口づけながら、ユーディーの胸のふくらみを
そっと手でおおいゆったりともみほぐす。
ユーディーの短い上衣の、乳房のすぐ下の隙間から人差し指と中指を差し入れて
胸の頂点を探り触れると、やがてそこは小さく尖ってくる。
自分の胸を弄んでいるヴィトスの指使いを、ユーディーは熱っぽい目で
見つめていた。
「ユーディット、してもいい?」
「……ヴィトスがしたかったら、いいよ」
94穢れた力:02/07/15 03:58 ID:/Xl27x/n
(4/7)
夢見るような瞳をうるませるユーディーの服を全て脱がせると、自分も服を脱いで
ベッドに横たわる。
髪や首筋、肩や胸に触れるたびに、愛撫による快感というよりは
触れられている事がただ単純に嬉しいらしく、可愛い小さな声をあげた。
ヴィトスが指やくちびるを、だんだんにユーディーの感じやすい場所に移動して行くと
声は徐々に湿り気と艶を帯びてくる。
ヴィトスの手が太ももをすべり、すでに蜜で濡れている場所に指を伸ばす。
「んんっ……!」
あふれる蜜をすくい取り、一番敏感な部分を下からこすりあげる度に
ぴくん、ぴくんと身体が跳ねる。
「ここがいいんだよね?」
「ん……ああっ」
ぴちゃぴちゃ、とわざとユーディーに聞こえる様に大きく水音を響かせる。
「ユーディットはいやらしい娘だね……この間まで、自分でした事もなかったのに
 僕に触られて、ほら、こんなになってる」
「そんな事言っちゃ、やだぁっ……んっ」
ユーディーの足を大きく広げさせると、足の間に顔を埋める。
「きゃっ、あん」
舌で敏感な突起をついばむようになめ回し、中指を暖かく湿っているユーディーに
少しずつ、出し入れしながらゆっくり沈めて行くと、汗をまとうユーディーの
白い身体は快感の波に緊張と弛緩を小刻みに繰り返した。
95穢れた力:02/07/15 03:58 ID:/Xl27x/n
(5/7)
「これだけぐちゃぐちゃになってたら、入れても大丈夫かな」
「んっ」
ユーディーの目の前に自分の手を持って来ると、わざと見せびらかすように
濡れた指をぺろっとなめる。
「やっ、やだっ」
真っ赤になってぱっと顔を背ける。
「でも、念のために僕の方も濡らしておいた方がいいかもね」
ベッドに隣接している壁に寄りかかると、向かい合わせにユーディーを座らせる。
「なめてごらん」
「えっ」
恥ずかしさと不安で躊躇するユーディーを抱き寄せ、キスをする。
頭を優しくなでながら、もう一方の手をユーディーの首からあごに滑らせる。
温かい手で頬を包むように触れ、上気して紅色に染まっているユーディーの
くちびるに親指を当てる。
「おしゃぶりして、ユーディット」
ユーディーがヴィトスの指をためらいがちに口に含む。
ヴィトスは指をくわえさせたまま深いくちづけをして、舌を絡ませる。
「んん……」
ヴィトスの指と舌で口の中を蹂躙される異常な感覚に、ユーディーの判断力が
だんだん鈍ってくる。
ヴィトスがゆっくり顔を離す。ユーディーの頬をおおっている手で頭を下げさせ
固く立ち上がったものにくちびるを触れさせても、ユーディーは抵抗しなかった。
(こんなに大きいのがあたしの中に……)
ごくっ、とつばを飲み込む。舌とくちびるに感じる初めての体験と感触に
戸惑いながらも小さいピンク色の舌をちろちろとヴィトスの物に這わせる。
96穢れた力:02/07/15 03:59 ID:/Xl27x/n
(6/7)
「上手だよ、ユーディットはいい子だね」
頭をなでられると、嬉しいようなくすぐったい気持になる。
「それくらいでいいかな……ユーディット、こっちにおいで」
自分の足をまたぐようにユーディーをしゃがませる。
「なんか恥ずかしいよ、こんな格好……」
「大丈夫、自分で入れてごらん」
ユーディーは、ヴィトスの肩に両腕を回すと、ヴィトスが自分の手で支えている物に
合わせてゆっくり腰を落とす。
「んっ、つっ……」
「焦らなくていいから……」
鈍いような痛みと共に、ユーディーが押し広げられて行く。
時間をかけてヴィトスの物を全部飲み込むと、身体に納められた異物に抵抗しているのか
それとももっと味わおうとするようにか、ユーディーの胎内がヴィトスの物を
ひくひくと締め付けて来る。
「痛くないように、少しずつ動いてみて」
「うん」
ヴィトスにしがみつき、痛みを感じない角度を探りながら下腹をすりつけるように
わずかずつ動かして行く。
眉をひそめて痛みをこらえたり、突然予期しない快感に襲われ恍惚とする
ユーディーの表情のいちいちがヴィトスの目を楽しませ、興奮が高まって来る。
「ユーディット、そろそろ……いくね」
「あ、えっ、はい」
つながったままユーディーをベッドに寝かせ、そのまま上に覆い被さる。
射精を目的にする動き方で責め立てると、熱い痛みをこらえるユーディーの手に
力が入り、ヴィトスの肩にツメを食い込ませた。
「痛い?ユーディット……ごめん」
「いいの、なんか、嬉しい……」
ユーディーは目をつぶったまま、ヴィトスの熱いほとばしりを一番深い場所で受け止めた。
97穢れた力:02/07/15 03:59 ID:/Xl27x/n
(7/7)
お互いの始末をするとそのままベッドに横たわったまま、ユーディーは幸せそうな顔で
半分眠りに落ちていた。
「あの薬って、どれくらいで効果が切れるのかな」
「ふにゃ……わかんない」
「でも多分、薬はもう使わないと思うけどね」
「なんで……?」
質問をしながら眠ってしまったユーディーの耳には、ヴィトスの次の一言は
聞こえなかった。
「調教するのに最初から薬を使ったら、簡単すぎてつまらないだろ」

(つづく)
98名無しさん@ピンキー:02/07/15 11:44 ID:UhtkSfuP
トレビアン!
99名無しさん@ピンキー:02/07/15 13:00 ID:U5aEffg0
kegaretel~ha-ha-
100ヘルミーナSS書き:02/07/15 15:54 ID:Hst4ekmO


| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| いやぁ、勉強になりますなぁ ハァハァ
\_   __________________________
凸 | / ▽ /
≡≡∨≡≡≡|  ヘルミーナの続編にパクリたい部分も多いんじゃないですか?(w
日 目 V 日\  ______________________
≡≡≡≡. ∧ ∧ |/ ≡≡   /
. V ∩ (=゚ω゚) 目     | …………………………ビクッ!
__ ∧∧_|つ∽   ∧,,∧ <__________________
  (  ,,)日 ̄ ̄∇ミ; ,,ミ 
― /   つ―――― ミ   ミ―
\(___ノ         ミ,,,,,,,,,ミ〜
 ━┳━ ━┳━ ━┳━
 ̄ ┻  ̄ ̄┻  ̄ ̄┻ ̄ ̄

>90-97 穢れた力氏
見事です! 勉強させてもらいました
続編あるんですよね? あると信じていいんですよね? 期待させてください!

こちらは近日中に1本載せるつもりです
相変わらずヘルミーナものですが(苦笑) 番外編を執筆中ですので、もう少々お待ちを…
101名無しさん@ピンキー:02/07/15 20:08 ID:r1JDJtxq
保存してまつー
102名無しさん@ピンキー:02/07/15 22:06 ID:XeMwTS5e
ブラバー!!
103名無しさん@ピンキー:02/07/16 20:28 ID:nPgdBC8N
攻略板に書こうと思ったんだけど、借金取りに奪われるアイテムって
優先順位あるのな
四葉の詰め草も持っていかれた
ひとくちだんご・フラム・グラセン鉱石・祝福のワイン・メテオールとか
[アナザーサイド]

どんな街にも女ってのはいるもんだ
それが例えアルテノルトの路地裏だとしても
ったく、この女もここがどういう場所かわかって来ているのかねぇ?

この街に住んでる人間ならこの辺りの危険度がトップクラスってわかってるんだが
身なりといい、荷物といい、冒険者か旅行者の類ってところか?
さっきから眺めてても、どーも道に迷ってる雰囲気丸出しって感じだ
シュルツェ一家の目に止まったら速攻で呼び止められるんじゃねえの?

ならば善は急げってね
自分で言うのもなんだが、俺はシュルツェのようなビッグネームもなければ腕っぷしもねぇ
しかし、このハンサムな顔立ちと調子を合わせた口説き文句なら自信がある
今まで落とした女は数知れず いざとなれば完璧な作戦もあることだし
シュルテェ一家や他のチンピラどもに目をつけられる前にアタック開始といきますか

ややペースの早いその足取りに合わせて俺はその女に声をかける
善人を装って親切に声をかけてやる……ってのに、なんだこの女?
まったく足を止めずにこっちの言葉にも完璧無視を決め込みやがって
どこから来たの?どこ行くの?この辺り詳しいから道案内しようか?女の子1人だと危険だよ?
お腹減ってない?綺麗な瞳だね?それどこで買った服?普段何してるの?君の名前は?
どの質問にもまったく無関心 これが俗に言う正真正銘の気の強い女ってやつなんだろうな
ったく、最後に気の強い女を頂いたのはいつだったか・・・その時はどうやって落としたっけな…

そんな事を考えてると、やっと向こうの方から口を開いてくれた

はぁ? 酒場に行きたいってか?
もう、ガッツポーズを決めたくなったね 酒場は俺のホームグラウンドってやつだ
酒場に連れ込んで落とせなかった女はいないってのに、まさか向こうから来てくれるとは
願ったり叶ったり、俺は早速酒場への道案内を始めたよ
つかつかと歩き、カウンターに座る女 他の客もつい一瞬振り返ってやがる
この辺りは俺の庭のようなもんだからどいつもこいつも顔見知りってやつなんだが
この酒場の主人も例外じゃねぇ 顔見知りってより大事な大事な相方みたいなもんさ

俺は当然のように女の隣に座る
女は俺の方を見ずに、主人と何か喋り始めやがった……
この街の事、地理、特産物、周辺のモンスター、後はなんか人探しみたいだったな……
情報収集は済んだのか、目を閉じて考え事に浸ってやがる
今のうちにと俺は軽く主人と目配せする やっとこさ作戦開始ってわけだ

「それで、何か注文してくれんのかい? お嬢さんも飲めないってわけじゃないだろう?」
「そうそう、せっかくだから何か飲まなきゃ損ってやつだ 酒だけは一級品だからね、ここ」
「お前さんは『いつものやつ』でいいんだろう? お嬢さんは何にするね?」
目を開き、少し考え…この女、結局お任せときたもんだ
「お任せと言われても、ウチにゃ酒しか置いてねぇよ?」
「じゃあ俺と同じものでいいんじゃない? まったく飲めないってわけじゃないでしょ?」
それとなく挑発してみたつもり 気の強い女はさっさと酔い潰すのが手っ取り早いしな
俺と女の前に2つのグラスが置かれる 警戒してるのか、自分のグラスを俺のグラスを交互に見つめ…
しばらくグラス相手ににらめっこしながらも、やっと手に取ってくれた
「じゃあ、2人の出会いに…」
…乾杯…と言いかけたところで、この女もう口をつけてやがる……
ったく、マイペースなんだか…いちいち勘に触るよな、こういうタイプ…
だが、女のグラスの中身はかなり強い酒だ 女の口に合うのかねぇ…?
案の定、一口でグラスを離す…飲めないわけじゃなさそうが、強いってわけでもなさそうだ
顔をしかめる女に対し、俺は再び挑発してみる
「ごめんごめん、やっぱり強すぎた? お嬢さんの口には合わなかったかな?」
作戦成功か? カチン、ときたらしく…その女は一気にグラスを傾けた
一気にグラスの中身を飲み干す女…決して気遣ってるわけじゃないが、大丈夫かよ……
おっと、先に言っておくが…俺って決して優しい男ってわけじゃねえぜ
ここで変に警戒されて席を立たれても困るからな 上手くペースに乗せねえと……

強い酒は初めてなのか、一気に流し込んだせいか…女は思わず咳き込みやがった
「おいおい、大丈夫かい? マスター、水を…」
と、ここまで言って…女に手で制される…まだケホケホと苦しそうに咳き込みながら…
持参のボトル……冒険者や旅行者が携帯しているものだろう……を取り出し、
中の水をゆっくりと飲み、深呼吸する……
やっと落ちつきを取り戻したのか、こっちを見ると照れくさそうに目を伏せて……
思わぬハプニングがあったが、ようやく可愛い顔見れたってところだな
今までは男嫌いって印象だったが、男慣れしていないって印象に変わったぜ

それでも気の強いのは変わらず…俺のグラスが空なのを確認すると自分からおかわりしてきやがる
もちろん、初めから遠慮する気はねぇよ 主人に女のグラスに酒を注がせていく
「ははっ、大丈夫かい? 飲めるのは結構な事だがお嬢さんにはキツイだろ?」
「マスター、変な事言っちゃダメですよ 女性には限度があるんですから」
「強い女性は立派なものだな おっ、大した飲みっぷりだ」
「へぇ、俺も負けていられないなぁ 女性に飲み比べで負けたら笑われてしまいますよ」
俺の経験上、気の強い女はこれで大抵引っ掛かってくれるってね
巧みな話術で上手く挑発しながら次々とグラスを空けさせていく…
女の動きも徐々に緩慢になり、少しずつだが口数が多くなり……
何時の間にか談笑しながら仲良く酒を酌み交わしていたよ
……おっと、談笑って言っても言うなれば酔っ払いの戯言か?
酒がどうとか、男がどうとか…支離滅裂な愚痴みたいなもんってやつだな
ついに女は呂律が回らなくなり、時折カウンターに突っ伏したり…完璧に酔っ払ってきやがった

俺? 俺は全然酔っ払っていないって むしろここまでは作戦通りってやつさ
そろそろ頃合いってやつだな 主人に目配せし、合図を送る……
「お嬢さん、もうそろそろ閉店なんだがねぇ…」
「そうですよ マスターにも仕事がありますし…場所変えて飲み直しません?」
ちなみに店仕舞いだからっていうのはまったくの嘘
ベロンベロンに酔っ払った女を連れ出す1つの話術、ってやつだな
まだ飲み足りないだの、もっと酒がなんだのと…ボトル片手にぶーぶー言ってやがったが
やっとこさ俺に身体を預け、もたれかかりながら席を立ちやがった
ここまで持ってくるのに苦労したぜ…まっ、俺は酔ってないから後は楽なもんだけど

女に肩を貸し、二階へと運んで…いやぁ、こういう時宿屋つき酒場って便利だと思うよ
事を運ぶのに楽だし、夜風に当たられて酔いが冷められても困るしな
主人が用意した部屋に連れ込み、ベッドまで運んで……
女はというと、意識はあるみたいだが…まだ酒がどうこう言ってやがる……
ベッドの隣のテーブルにグラスを確認すると、ボトルの中身を注いで俺に差し出しやがった
予想通りというか…私の酒が飲めないのか、って酔っ払いおきまりのセリフ……
ったく、まだ俺に付き合えっていうのかよ……やっとお楽しみタイムだと思ったのに……
ここまで酔っ払ってりゃ後は強引に押し倒しても抵抗できねぇだろ?

さて、どうするかな…どうやってこの女を頂くとするか…
胸もそれなりにありそうだし…口はまずいか? 男慣れしてねぇだろうから歯が当たるだろ…
いきなりぶち込んでもいいな 念の為縛っておいた方がいいかもしれねぇけど……
縛ると泣き叫ぶ女もいるから面倒なんだよな…ま、いっか……とりあえず縛ってっと……



不意に、男が倒れる……
手にしたグラスを落とし、口からそのグラスの中身を僅かに漏らしながら……
[ヘルミーナサイド]

男はハッと目を覚ました キョロキョロと辺りを確認しようとして……
やっと自分の身体が動かない事に気付いたらしい
目だけを動かし、自分の身体と私の姿を確認する……

「お目覚めいかが?」
床に転がったままのその男を見下ろし、声をかけてやる
男は何が起こったかわからないようで、ありきたりな質問を口にしはじめた……
ここは?とか…一体何が?とか…こういう状況におかれた者は大体同じ質問、飽き飽きしている…
だからさっさと種明かしをする事にした 質疑応答に付き合うほど暇でもないし
「アナタ、ジュースしか飲んでないから二日酔いというわけじゃあないのでしょう?」
男の言葉を遮る…と言うより、男が勝手にお喋りを止めてくれたみたい
つまり、グラスに注ぐのは主人…色合いが似た酒とジュースのボトルを2つ用意して、
カウンターの中から取り出すフリをしながら、私と男に注ぐボトルを変えてたってことね
職業柄匂いに敏感だから、男の策を逆手にとってやった…笑いを堪えるのに必死だったけど
そうでなければ誰がこんな男の杯を受けるもんですか…安い女に見られて、不快そのものだわ…
「酔ったフリ、というのは…案外簡単なものね…それとも、アナタが騙されやすいのか…」
「これ、酔い止め薬で……こっちが…まぁ、言うなれば痺れ薬よ……」
片手に私が持参した携帯用のボトル、もう片手に連れ出される前に握ったボトルを見せつける
やっと、男は目を見開いて私を見つめてくれた…ギクリとした表情……素敵な顔……

男に近寄り、男の懐からナイフを取り出してみせる
そうするとやっとわかりやすい表情をしてくれた…驚き、恐怖、怯え、哀願……
命乞いをする声も、涙を浮かべた顔も、もぞもぞと這って逃げようとする姿も、
騙したつもりが騙されていたと気付いてくれたその瞬間も、今も、
そして、身体を満足に動かせないと悟り、半ば諦めた表情が物語る絶望感も……
どれも、まだ私を満足させてくれない…まだ足りない……
私を陥れようとしたその償いは……反省、謝罪、誠意、後悔、絶望、服従……どれも必要ない……
何を持って「終わり」とするか…それは私が決める事……
叫び声を出される前に、男の口に布切れを押し込んで…言葉すらも封じてみせる…
…やっとお楽しみ…ナイフの刃を立て、ゆっくりと服を切り裂く…
この…刃が滑る感触も……手にはっきりと伝わってゾクゾクしてくるの……
「見かけによらず貧相な身体つきねぇ……」
……たまに男が顔をしかめ…刃先に血を滴らせたが……大した傷じゃあないと思うわ

全裸で床に転がった男を見下ろし…ナイフの刃をペタペタと押しつけていく…
腹から、太股…ペ○スまで……すっかり縮こまったそれをナイフで軽く撫でてやる…
決して切り裂くつもりじゃないし、そういう趣味もないのだけれど……
今や恐怖に支配された男は「切り取られる」とでも思ったのか、必死で腰を引こうとする
布切れで口を塞がれ、目からポロポロと涙をこぼし……動かない身体を必死で動かそうとし……
「いけない事を考えていたのは、ここのせいかしら……?
 今後イタズラできないように…私が去勢してあげてもいいかも……」
優しい口調で語り掛けてみたつもりだが…自分でも笑みがこぼれていたのがわかる…
男は呻き声すら出せないのか…私の顔とナイフの行方をただただ凝視するばかり……
……つまらない……もっと鳴いてほしいのに……

不意に、ナイフから手を離す
それで何か状況が好転するわけじゃあないのだけれど…男が安堵の表情を作ってみせた
その顔を見せてくれた事……また絶望に染めれるかと思うと……嬉しくて嬉しくて……

腕を伸ばし、袖口を男に向けて……「……行け!」
静かに語りかけてやると…主の言葉を待っていたのか、勢いよくそれが袖口から飛び出す
狙いは、男性器…縮こまったままのモノに絡みつき、縛り上げ…
と言っても一巻きか二巻き程度で根元から先端まで到達してしまう……
男はギョっとした表情で、されるがまま…すぐに聞き苦しい呻き声をあげてくれた
さっきより震えて、やっとわかりやすい恐怖を体現してくれたってところ…
妖(あやかし)の類ではないのだけれど、私が魔法使いにでも見えたのかしらね? フフッ…

「さぁて…こんなにいい女の目の前で、勃たないって事はないんでしょう…?」
縛り上げたそれを踏みつけ…男の苦悶の表情を見下ろすのも…酒の肴にはならないかしら……
私の作った「生きてる縄」は特別製よ…太くて硬くて長くて活きがよくて…
目の前に転がった男の縮こまったままのペ○スをギリギリと締め上げている……

袖口に残ったままの縄の一端を取り出し、男の股間に向けて放り投げてみる
自意識を持ったように…太股に巻きつき、股間を通り…無事に男の尻まで到達したようだ
男性器から尻まで、股を縄で通されて…男は必死で腰を動かしつづけて……
逃げられないとわかっていても、最後まで必死で抵抗するのが性ってやつでしょうね……

縄が、尻の奥へと潜り始めた…不意の違和感に身体を硬直させる男……
さっきまで震えていたのに、全身を強張らせて脂汗を流し、必死に何かに耐えているみたい
ここからじゃ見えないけど、きっとバージンでも奪われてるでしょうね……
腰がビクンと跳ねる度に、一際大きな呻き声をあげて…
それに応えるかのように、ペ○スを膨らませて……
「ほら、女の目の前で勃たない男は格好悪いわよ…?」
男のアヌス、前立腺を刺激されて無理矢理勃起させていく
自分の足の下で、締め上げられたペ○スが苦しそうに震えはじめた……
縄にギシギシと、内側から反発するように…自己主張を繰り返している…
合わせるかのように腰を突き出しているのは、きっと中で突き上げられてるからでしょうけど
縄の一端が男の尻に見え隠れする度に…床に赤い血が飛び散った…


ペ○スを縛られ、アヌスを犯され…男はかっと目を見開いたまま喘ぎ声を出し続けていた
中途半端な大きさのペ○スが震える度に、男は哀願の眼差しをこっちに向ける…
その表情を見ながら…私はカウンターから持ってきておいた酒を飲んでみたのだが…
……やはり、ダメね……幼少の記憶もあり、酒は好きになれないかもしれない……
グラスの中身を男の股間にぶちまけ…私は部屋を後にした……

そういえば…男はイカせて欲しかったのか…と、ふと頭に浮かんだ……
まぁ、あれでイクようならただのマゾね…イケないようにしてあるけど…
あの縄は連続稼動で何時間、何日生きていられただろうか…? 私の手を離れた今、関係ないか
[中立サイド]

あれだけアルコールを摂取してても平気な顔ぶり、縄を操る妖術まがい…
それに加え、いつまでたっても酒場の主人は様子を見に来ない
いつもなら、とっくに2人がかりで責めあげていたであろうというのに……
(その男は…ヘルミーナが主人に対して別の形で報復を…とまでは頭が回らなかったようだ)
孤独と苦痛、終わる事がない「罰」を与えられ…男は1つの結論に達し、そして諦めた…


……まさか、あれが話に聞く「魔女」という奴だったのだろうか……?


×ヶ月後
「まっ、魔女だ!! ひいいぃぃっ!!」
半分呆れた顔のユーディット 平然としたままのヘルミーナ
この街でもそうなのか、と…ユーディットはヘルミーナを見上げる…
「あ、あの…今度は、あの男の人に何をやらかしたんですか…?」
「さぁ? 私、『酔っ払っていた』から『何も覚えてない』わ…フフッ……」
「そ、そうですか…あはは……私は乗り物酔いの方が深刻ですけどね……」
そのユーディットの言葉自体は、特に意味を込めたものでもなかったのだろう
だが、ヘルミーナはハッとして…思わずユーディットに問い掛けた
「アナタ、酔い止め薬が手放せない方かしら?」
「ま、まぁ…ここまでのような酷い山道だと、馬車に乗る前に飲んでおかないと…」
この街でのあの出来事…酔う…酔い止め薬……再び思い出し……真実と勘違いに気付く……

(なぁんだ…私、お酒飲めるようになってたんじゃない……)
自分はかなり「強い」方だと気付くのに時間はかからなかった

「??……」
1人でクスクス笑うヘルミーナを不思議そうに見つめながら、ユーディットは酒場の扉を開ける
偶然に、さっきの…以前会った男と鉢合わせる、が……
ヘルミーナの頭からは、もう消えていた
今は…酒乱の癖がある師を想い、介抱するシーンを想い浮かべて……
(今度は先生に関する情報を聞ければいいんだけど)
ユーディットに先駆けてカウンターに座り、手始めにワインを注文する事にした


ヘルミーナがユーディット酔い潰すのは、また別の話である
112ヘルミーナSS書き:02/07/17 06:42 ID:GSKEOjrM
相変わらずエロ少なめで申し訳ないです
ヘルミーナ×ユーディットの続編か、次の番外編ではなんとかしなければ…

>88 かきやー氏
言われてみれば…ヘルミーナ×メルの場合ではどうしたものか…
構想はあるものの、口調などが少し難しそうではありますが 機会があれば書いてみます

>103
レベルの高いアイテムを調合したら即没収、と思ってたんですけど
しかし、材料を没収して…ヴィトスも何に使うんだか……
そして未だにクリアしてないから攻略に疎い罠(苦笑)
113名無しさん@ピンキー:02/07/17 09:40 ID:9CG+CcTa
最高!
114名無しさん@ピンキー:02/07/17 16:39 ID:hi892ap8
great!!
115名無しさん@ピンキー:02/07/17 21:00 ID:5SMIcmOp
ま、まさに魔女!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
116かきやー:02/07/17 22:41 ID:+V+ka+Eb
SM……!! Σ(゜Д゜)
ヘルミーナSS書きさん、まさに筆が目白押しですね! いいなあ〜。
自分は今、マインドバイオリズムが低調なのでなかなか辛いッス。
人間が薬に頼る気持ち、分かるなあ。
っていうか今気付いたんですけど、ここにあるSSって全部、
クスリが使われてますね(笑)。
117穢れた力:02/07/18 00:27 ID:1lE0Ond5
>ヘルミーナSS書きさん
 ま…魔女…!ひぃ。コワイながらもカッコイイです。
 男に対して冷酷でいながら、ユーディーに惹かれてしまい
 おろおろするヘルミーナさん可愛くて良いですなぁ。
 ほめてくれてありがとうございます!うちもがんばって続編書きたいです。
 とりあえず、「鬼畜借金取りの調教シリーズ」って事で(゚Д゚;)

>103
 良いアイテムをGETする・作るとと持って行かれるような気がします。
 うちは一番最初に四つ葉の詰め草持ってかれたので、
 非常に印象に残ってます。かと思ったらオオオニブドウとか持ってくし。

 2週目を借金返さない方向でやってるんですが、アルテノルトに住んでいるので
 採取から帰ったら宿に行く前に氷室に行って良いアイテムは置いてくるように
 しています。(今は氷室ワープできるようになったので楽勝)
 借金取りが来るタイミングとかってどうなんでしょうかね?
 借金取りが来た後ロードすると、来なくなる事あるし。

>かきやーさん
 あ、ほんとだ(w<クスリ
118ヘルミーナSS書き:02/07/18 05:46 ID:VLxKYqhj
>116 かきやー氏
焦らずにゆっくり復調されるのがよろしいかと
しかし、薬ですか…自分でも意識してなかったとはいえ……
錬金術という設定を活かすとどうしても何かしらのアイテムが出てくるんですよねぇ
……錬金術を使えばSMでもスカトロでも搾乳でもふたなりでもなんでもできそうな気が……

>117 穢れた力氏
喜んでもらえてなによりです 正直、鬼畜路線(?)は初めてだったので不安でしたが…
>104-111は時間軸を過去のものと設定してありますのでこういうやり方ができました
まだいくつかアイデアがありますので、こういう路線のものも気が向いたら書いていこうかな、と…
そちらの続編も楽しみにしております!

ケッシテユーディートノネタニツマッタワケジャナイデス

それで、皆様方にちょっと相談なんですけど
気晴らしにエロまったく無し&パロディものを1つ書き上げてしまったんですよ……(苦笑)
はっきりいって板違い&スレ違いの内容のものなんですけど
お許しが出れば載せます 出なければ他の板の関連スレに載せようかなぁ、と……
アトリエシリーズものSSとはいえ、ちょっと暴走気味の内容かと…是非是非御意見を……
119名無しさん@ピンキー:02/07/18 06:24 ID:wYBWztLp
>>118
アトリエであれば許す。ていうか読みたい。ぜひ。
120かきやー:02/07/18 16:03 ID:aK+4Irrp
>>118
全然オッケーでーす!
っていうかぶっちゃけ、ここ、あんまり人いない……?
好きにやった方がかえって良いですよ。レベル高いのに勿体ないなあ(笑)。

>錬金術を使えばSMでもスカトロでも搾乳でもふたなりでもなんでもできそうな気が……
嗚呼! なんという背徳の誘惑!! すっごいやりてえ!
でも今、そういったエロパワーがレベルダウンしていて!
仕事がギリギリの精神状態だからなあ……早く楽な時期に入って
エロバカソウルを復活させたーい!

>穢れた力さん
自分も一番良いアイテムを持っていかれた気がします。
5万貯めるのはしんどかった……けど、来ないとそれはそれで寂しかったり(笑)。
121名無しさん@ピンキー:02/07/19 01:08 ID:lnJex3ip
うーむ。はじめて見ましたがいいですな!
122名無しさん@ピンキー:02/07/19 02:39 ID:lnGZH4qQ
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルブラボー!!
123彼女と私:02/07/19 04:18 ID:JPXuN5Cj
ユーディーがこのメッテルブルグの町へ引っ越してきてからは、毎日が楽しくて、まるで
物語を読んでいるような気分にさせてくれる。ううん、それよりもっと素敵な気持ちと
言ってもいいかもしれない。
そんな時に、その男の人が現れたのは私にはあまりにも突然の出来事に思えた。

私はいつものようにユーディーの部屋へと遊びに来ているところだった。
「やあ、ユーディー。借金の取り立てに来たんだけど・・・どうやら先客がいるみたいだね」
いきなりやってきた男の人は私のことを見るとそう言った。
「ねぇユーディー、この人は誰?」
面識のない男の人はあんまり好きじゃない。お父様にも言われているけれど、なんだか
男の人は恐いもの。でも・・・ユーディーになんだか親しげに話しかけるのがとても気になる。
「ああ、ラステルは初めて会うんだったっけ?えっとね、この人はヴィトスっていって・・・」
ユーディーの紹介を遮るように、その男の人が自己紹介を始めた。
「初めまして。僕はヴィトス。ヴィトス・ロートスだ。商工金融ギルド所属している。えっと、君は?」
私もとりあえず、自己紹介をする。
「私はラステル・ビハウゼン。よろしくね、ヴィトスさん」
本当は仲良くなんてしたくはないんだけど・・・それでも、笑顔でそう言ってみる。
ユーディーが気まずそうな顔でヴィトスの顔を見上げている。今はそのの話はやめてって意思表示
しているみたい。
「先客に悪いからね。僕は、今日はこれで失礼するよ。用件は後ほど・・・ね。では」
そう言ってヴィトスは早々に部屋を出て行ってしまった。
私の横で小さく溜息をついたユーディーに私は問い掛ける。
「ユーディー、あの人に借金があるの?」
「ちょっと・・・じゃないか。まあ・・・その・・・うん。あ、でも大丈夫だから」
ユーディーは、あははと苦笑混じりにそう答えた。
「私がお父様にお願いして、ユーディーの代わりに借金を全部払ってあげる。」
「そっ・・・そんなの絶対ダメ!ねぇ、ラステル・・・これは私のコトだもん。ラステルに
迷惑はかけられないよ」
私は全然迷惑だなんて思わないんだけどな。でも、ユーディーが本当に困った顔をするから
その日、それ以上その話をするのはやめにした。
124彼女と私:02/07/19 04:19 ID:JPXuN5Cj
今日はあいにくのお天気。朝からは雨がしとしとと降っていた。私はお気に入りのアンブレラを
さしてユーディーの部屋へと足を運ぶ。
「ちょっぴり今日はいつもより来るのが遅くなっちゃった・・・」
金細工の施された懐中時計を見ると、もう夕刻近くを指していた。今日はあんまり長くはいられない。
残念だなぁと小さく呟いてみる。
中央広場へと出て、黒猫亭の扉を開ける。宿屋のお姉さんに「こんにちは」って挨拶をしてから
足早に階段を上った。
ユーディーの部屋のドアを3回ノックして、ユーディーが「はーい」って言ってから扉を開ける。
今日もいつも通り、そうするはずだった。
扉の前に立って、ノックをしようとすると部屋の中から微かに男の人の声が聞こえてきた。
「?」
なんだか入りずらい感じ。もしかしたら、この間のヴィトスっていう人が来てるのかもしれない。
だったら、ユーディーは借金を返すように迫られて凄く困っているのかも。
だったら私がユーディーを助けてあげなきゃ。
ドアノブに手をかけてから、ノブの下の小さな鍵穴に気がついた。ちょっと中の様子を見てから
の方がいいかもしれない。部屋を覗き見るなんて、お行儀が悪いけど今は仕方ないよね。
本当は、なんだかこのまま開けてはいけないようなそんな予感がしたからなのだけど、そう自分
に言い聞かせてから、鍵穴からそっと部屋の中を覗いて見た。
部屋の中には確かに男の人が一人とユーディーがいた。男の人はおもった通り、ヴィトスだった。
ヴィトスはベットの上のユーディーに覆い被さるようにしてしている。
ユーディーは脚に服が引っ掛かっているくらいで、ほとんど裸に近い姿をしていた。
125彼女と私:02/07/19 04:22 ID:JPXuN5Cj
「・・・っ、ヴィトス!やめてよっ!何するのよっ!?」
ヴィトスをキッと睨みつけながらユーディーは必死に抵抗をする。
「利子ぐらいは払ってもらわないとね。ずいぶんと借金の返済を待っているんだから」
ユーディーの腕を片手で押さえつけながら、さらりとヴィトスは言った。
男の割に細身で頼りなさそうに見える外見とは裏腹に、女の力とはいえ必死の抵抗を難なく押さえ
つけるヴィトスにユーディーは僅かながらに初めて恐怖感を抱いた。
「本当は借金を返済をしない女は娼館にでも売り飛ばすところだけど、君は僕のお気に入りだからね、
僕に直接身体で払ってくれればいいさ」
瞳を見開いたまま、信じられないというような目つきでユーディーはヴィトスを見上げていた。
「やだっ!離して!離してよぅ・・・」
その瞳には涙がうかぶ。
ヴィトスは構わずに空いた方の手でユーディーの乳房をゆっくりと揉みしだく。次第にその指は乳首を
転がし始めた。
「んんっ・・・」
ユーディーの口からは、耐えるような吐息がこぼれ落ちた。
赤く尖り始めた乳首を軽く捻ってみる。
「あっ・・・つっ・・・」
「おや、少し痛かったかな」
白々しくヴィトスが言った。
「やだぁ・・・やだよぅ・・・うぇ・・・っ・・・やめてよぉ・・・」
弱々しく泣きじゃくり始めたユーディーの頭を撫でてやり、今度は優しく諭すように言う。
「大人しくしてるなら、酷いことはしたりしないよ」
ユーディーはコクンと小さく頷くと、ヴィトスに聞き取れるギリギリの声で
「・・・酷いコト・・・しないで」
と呟いた。
126彼女と私:02/07/19 04:23 ID:JPXuN5Cj
ヴィトスはユーディーに見えないように、口の端を少しつり上げて笑った。
すっかり大人しくなったユーディーに軽く口付けを落とすと、手をユーディーの両足の間へと移動させる。
割れ目を軽くなぞってみると、ユーディーの身体がピクリと僅かに震えた。
指を一本だけユーディーの秘所へと差し込むと中はすでに蜜で溢れていた。
そのまま、くちゅくちゅと中をかき回す。内壁を擦りながら、処女だと確認する。やはりなと思う。
部屋に湿った音が響いていた。
「ああんっ・・・ううんっ・・・はあっ・・っ」
先ほどとは反対に声を我慢するようなことは無く、ユーディーは甘い声を漏らして身をよじった。
「ずいぶんと可愛らしい声で鳴くね、ユーディー」
そう言いながら、蜜のたっぷりと絡んだ指でユーディーの一番敏感な場所を擦る。
「あっ・・・ひゃぁあんっ・・・あんっ・・・ああんっ・・・」
我を忘れたようにして喘ぐユーディーを満足そうに眺めてから、今度は舌先で刺激してやる。
ぴちゃぴちゃと、より一層湿った音が響いた。舌を秘所に出し入れしながら、とめどなく溢れ出る蜜を
吸い上げる。ユーディーはピクピクと痙攣したように身体を振るわせ始めた。
「ああっ、いやっ・・・あっ、あっ、あああああんっ・・・っ!」
絶頂を迎えたユーディーは肩で息をしてから、ぐったりとして瞳を伏せた。
「イったのは初めてだったう?気持ち良かったかい?」
ユーディーはうつろな瞳のまま、半分何か判っていないような表情でヴィトスの問いにうんと答えた。
「ユーディーだけ気持ち良かったんじゃあ、不公平だろう?」
さっきの問いの時と同じような表情で、ユーディーは頷いた。
「じゃあ、入れるよ?」
今回の問いにも頷いた後に、ユーディーは「え?」というような表情をした。
127彼女と私:02/07/19 04:24 ID:JPXuN5Cj
「ちょ、ちょっと待って・・・」
ユーディーの言葉には耳を貸さずにヴィトスは自分の熱を帯びて固くなったものを取り出した。
それを見たユーディが息を呑む。不安そうな目をして見上げている。
「利子の分くらいは、少し我慢しててくれよ」
そう言うと、ヴィトスは自分のものをユーディの秘所にあてがうと一気に腰を進めた。
「――――――っっ!・・・った・・・い・・・、いっ・・・たっ・・・っつぅぅっ!」
あまりの痛さに声が詰まり、言葉にならない声がユーディーの口から出た。
瞳からは大粒の涙がこぼれ落ちていく。
「・・・っ!痛い・・・痛いっ・・・あああっ・・・っ!」
半分悲鳴とも似たようなユーディの嬌声を聞きながら、ヴィトスは恍惚の表情を浮かべた。
ヴィトスが前後に動くたびに肉の擦れ合う音が響く。
滲んだ破瓜の血がシーツの水溜りの上に赤いシミを作った。
「お・・・ねが・・・やめて、ヴィ・・・トス」
快感とは程遠いその感覚に、苦痛の表情を浮かべるユーディーの顔には油汗が滲んでいる。
「・・・中に、行くよ」
ヴィトスが動きを早める。
「・・・・・・・・・・・・んんっ!」
ユーディーの中で熱いものがはじけた。頭の中が全て消し飛ぶような感覚にユーディーは目眩がした。
そのまま後ろに倒れかけたユーディーの身体をヴィトスが支えてやる。
「こんな素晴らしい利子を払ってもらえて、高利貸しをやってて良かったよ」
ヴィトスはユーディーの耳元で熱い吐息と共に呟き、そのまま耳を優しく噛んだ。

ヴィトスは自分の身なりを正すと、きれいに後始末を終えて気を失ったユーディーをベットへと
横たえてやる。ユーディーの額に口付けを落として部屋を後にした。
ヴィトスが扉を開けると、そこには雨に濡れた、どう見ても上物のアンブレラが落ちていた。
128彼女と私:02/07/19 04:25 ID:JPXuN5Cj
わなわなと震え出しそうな自分の身体を腕できゅっと抱きしめる。
早鐘のように打つ鼓動が苦しい。
それでも、私は一目散に走った。階段で足がもつれて落ちそうになって恐かった。
でも、私は走った。宿屋のお姉さんに「さようなら」って言うのも忘れて。
雨が降っているのも忘れていた。でも、びしょ濡れになるのも構わず私は走った。
ドレスに泥がはねているのも構わずに走った。
一目散に私の家を目指して。
家に着くなり、自分の部屋に閉じこもる。普段は優しく閉めるドアも、今だけは少し乱暴に
閉めたかもしれない。
ドアを閉めて鍵をかけると、その場にへなへなと座りこんでしまった。
手で顔を覆うと涙が溢れてきた。
「・・・ユーディー」
今日は遅れたんだから、ユーディーの部屋に行かなければ良かった。鍵穴なんて覗かなければ
良かった。
罪悪感のようなものが私の胸を刺して、息が詰りそうだった。
ポタポタと床に水が滴る音がした。
「まず・・・着替えなきゃ・・・」
びしょ濡れで帰って来たのを思い出し、涙とも滴ともわからない水を拭う。
ふと、太股を伝う熱い感触がした。
嫌な予感がするも、恐る恐る手を下着の中に入れてみる。
指にねっとりと絡みつくような水とは違う感触がした。熱くて、むず痒いような感覚に思わず
指を入れそうになる。慌てて手を下着から出すと、指に絡みついた蜜が糸を引いた。
洗面所まで走って、蛇口をめいっぱいにひねり手をゴシゴシと洗う。薔薇の香りのする石鹸を
惜しみなく泡立てる。

・・・・・・私はその日、一晩中泣いていた。自分が汚く思えて仕方が無かった。




(つづ・・・かない)
129名無しさん@ピンキー:02/07/19 12:39 ID:qFN9520Y
マンセー!ブラボー!続き激しくキボンヌ。
130名無しさん@ピンキー:02/07/19 13:56 ID:COo+AZ3g
レースクイーンから現役女子高生、素人、AVアイドルまで限界ポーズで挑発!
http://www.graphis.ne.jp/
131名無しさん@ピンキー:02/07/19 14:33 ID:Vg/ODpMO
132名無しさん@ピンキー:02/07/19 17:20 ID:CJTzUApa
ラステルたん・・・ハァハァ・・・
133ヘルミーナSS書き:02/07/20 00:32 ID:Ycfz9Uh/
ラステルキタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━ !!!!
これが話に出た「鬼畜借金取りの調教シリーズ」じゃないんですか!?
続かない、という事ですが…もしよければ続きをキボンヌ!


で、今からアトリエシリーズもののパロディを1本載せます
エロまったくなし&とあるスレのパクリです(苦笑)
苦情が出てくるかと思いますが、できればそっとしておいてください……

重ね重ね言わせてもらいますが…板違い&スレ違いスマソ
134「≠ファイナルファンタジー」1/3:02/07/20 00:35 ID:Ycfz9Uh/
大作シリーズ殿堂入りを目指し、日夜錬金術を広めようとするアトリエヒロイン達
彼女達を世間一般で大作ゲームと呼ばれるもののヒロイン達と比較してみよう
大作ゲームのヒロインに置きかえるとしたら誰が誰になるだろうか?

無論、そんな事で彼女達自身ががメジャーになれるわけではないのだが
今回のお題は「ファイナルファンタジー」

エリー「マルローネさんはFF7のティファってところでしょうか?」
マリー「……エリー、どうして私のお腹を見てるの?」
リリー「いや、ティファならユーディーでもいけるんじゃない?」
ユーディー「やっぱり、お腹なんですね…とほほ…」
リリー「いや、マルローネはエアリスでもいいかもしれないわね」
マリー「あ、薄幸の美女ってやつ? いいですね、それ」
ユーディー「似ても似つきませんけどねぇ……なぜマリーがそんな美味しい役を!?」
リリー「好きな人を恋敵に寝取られたから(きっぱり)」
マリー「……私の好きな人って……?」
エリー「シアさんでしょ? 綺麗な人なのに、結婚しちゃうなんて…寂しいんじゃないですか?」
マリー「私にそっちの気はないわよっ!」
一人目決定 マリー=エアリス

マ「じゃあエリーはFF8のリノアってところね」
ユ「確かに…ノルディスとアイゼルの関係を弄ぶのが、スコールとサイファーとの関係に似て……」
エ「ノルディスはともかく! アイゼルとは何でもないんですってば!」
リ「いいんじゃない? リノアはシリーズの中でも評判高いし エリーも評判高かったから」
エ「…え? 私って…そんなに評判高かったんですかぁ?(照)」
リ「(リノアの場合は悪評だけどね…エリーもマリーに比べて露出が少ないって悪評だったし……)」
マ「じゃあ決定、っと(くすくす)」
二人目決定 エリー=リノア
135「≠ファイナルファンタジー」2/3:02/07/20 00:36 ID:Ycfz9Uh/
ユ「リリーはこの中で1番お姉さんキャラだから…」
エ「お姉さんキャラで、1番知識がありそうな設定ですね」
マ「FF10のルールーか、FF8のキスティスってところ?」
リ「どっちも微妙な役柄ね…まだルールーの方が人気ありそう…」
マ「うーん…先生だから、キスティスかな?」
リ「よりによって地味な方を!? ろくな出番なんてあったの?」
エ「ほら、地味な役割なんて『ヘルミーナとクルス』で体験済みでしょ?」
リ「だ、だったら…私はキスティスみたいにあんなに老けてないわよ!」
ユ「ルールーも老けてると思うけど、何か?」
リ「……………」
三人目決定 リリー=キスティス

マ「200年前か…」
エ「私達の時代で換算すると、軽く200歳オーバーですね」
リ「もはや人の域を越えてるわね」
エ「人外ならFF9のフライヤ…」
ユ「人外はいやあぁっ!! ほ、他に特筆すべき部分は!?」
三人「ない(きっぱり)」
ユ「ほ、ほら…フィンクと喋ったりとか」
リ「……電波?」
ユ「ちが〜う!!」
エ「一応FF10のユウナが召喚獣と喋ってませんでした?」
マ「最後だし…じゃ、それでいっか?」
ユ「どうして投げやりなのよぉ…まぁ、メインヒロインだがらまだマシだけど…」
リ「違う世界の男を好きになっても決して結ばれないわよ?」
ユ「あううぅ……」
四人目決定 ユーディー=ユウナ
136「≠ファイナルファンタジー」3/3:02/07/20 00:37 ID:Ycfz9Uh/
ヘルミーナ「先生! 私もシリーズ通して出演している錬金術師ですが…私にも何か…!」
イングリド「私の方が先に出演してるんだから、私が先よ!」
ヘルミーナ「何よ! アンタなんてとっくに忘れ去られてるくせに!!」
イングリド「うるさいわね! 出番を上から恵まれたからって大きな顔しないでくれる?」
リリー「……FF4のパロムとポロム……」
イングリド&ヘルミーナ「……はい?」
エリー「あははっ、お二人とも仲がいいからピッタリじゃないですか?」
イングリド&ヘルミーナ「……(ギロッ)」
エリー「((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
マリー「片方はヒロインですらないんですけど…どっちが……」
イングリド&ヘルミーナ「「ヘルミーナ(イングリド)に決まってるじゃない!!」」
ユーディー「責め役がパロムって事でいいんじゃないですか?」
イングリド&ヘルミーナ「……………(かあぁ〜〜)」
リリー「何赤くなって固まってるのよ 私に内緒であんな事やこんな事してたのね(にこにこ)」
イングリド&ヘルミーナ「「そ、そ、それは…コイツが勝手に…!!」」

ユーディー「ねぇ、マリー…エリー……(ぼそぼそ)」
マリー&エリー「……ん?」
ユーディー「あの三人って、さしずめメーガス三姉妹……」
リリー「……錬金術ヒロインの分は全員決まったから、帰るわよ?(にこにこ)」
ユーディー「ハイ!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
マリー「さ、さすが…シリーズ最強のヒロイン……」
エリー「先生達を抑えられるのは、リリーさんだけですからね……」
マリー「……帰りますか?」
エリー「そうですね…これにて終了って事で……」



アイゼル「……私は……? ねぇ、なんで私の分がないのよ!? 私だって錬金術師よ!!」

(おしまい)
137名無しさん@ピンキー:02/07/20 11:30 ID:2d1QMUkE
ごめん、ヒロイン同士で話すという発想自体はいいと思うけど
FFに例えるのが激しくつまらん。
そのテの世界以外のもので例え遊びした方が楽しいと思う。
138名無しさん@ピンキー:02/07/20 16:15 ID:l7kpNXPi
キャラの特徴上手く抑えてて、漏れは妙に感心させられたけどなー
面白かった 別パターンがあるなら読んでみたいかも
139名無しさん@ピンキー:02/07/20 19:21 ID:P5Uk4wxn
アトリエシリーズ内での闇鍋パロディならまだしも他のゲームに頼るのはどうかと思いまつ。
個人的には嫌いじゃないですが。私はエロが読みたい!ハァハァ
エロじゃなくてもせめてアトリエの雰囲気だけは壊さないでホスィ
次回作に期待してます。ガンガレ!
140名無しさん@ピンキー:02/07/20 19:30 ID:P5Uk4wxn
連続カキコスマソ
>>123-128
いけないもの見ちゃったラステルタンのその後が気になる〜!
是非とも続きを書いて下さい。
でも、ユーディー以外のキャラ同士の絡みって難しそうですね。
ゲーム中はそういうの殆ど無いし。
141穢れた力:02/07/20 23:57 ID:gkKmtpFU
>123
ヴィトスユーディー(・∀・)キター!
個人的にツボな萌えポイントがてんこ盛りで、非常にハァハァです。
ラステルがおどおどおろおろしてるのが可愛い!
文体もきれいですね。描写も細かいし、すごいです。
自分も続きキボン…いや、無理しないで、できればで良いのですが…

>ヘルミーナSS書きさん
>123さんは自分じゃないっすよ(汗
あんな繊細なの書けん…
調教シリーズは早くも挫折しましたー
痛そうなのとか酷いのとか書けないんだよ。読むのは大好きなんだけど。

FFは最近のやってないからよくわかんないですが、
イングリドとヘルミーナのパロムポロムってのはいいなぁ。
142123-128:02/07/21 05:31 ID:m6TaN4dG
何となしに、誤字が多いような・・・(汗)
書き逃げ状態でスマソでした。ホントに書き逃げしようとしてたなんて言いません。

>穢れた力さん
 何やら誉めていただき光栄です。
 むしろ、誉めすぎです。でも、有難う御座います。

つづ・・・かないとしてあるのは続きそうな終わり方にしておいて、実は続きを
考えてなかったからです。(ダメな・・・)
もし、続きが見たい方がいらっしゃるのなら、頑張らせていただきたいと思います。
執筆スピードはすこぶるノロイですが。
143名無しさん@ピンキー:02/07/21 07:14 ID:GR1dw/Bx
エロじゃなきゃいかんとは思わないけどFFのは「アトリエキャラ」ではなく
現実の腐女子の集団がしゃべっているような雰囲気に萎える
エロの方が人に読ませるものとしての構成力や緊張感があった
えーとか点々を省いて1/2くらいに圧縮したほうがさらっと読めたかも
144かきやー:02/07/21 13:17 ID:K91kEz/s
>>123-128
いやー別人が書いていたとは……オドロキ。
ユーディーの情事を覗き見しちゃういけないラステルハァハァ……
っていうか“お金以外のモノを取り立てる”ヴィトスっていう設定、
やっぱいいねえ〜。くぅー、お酒がすすむ(笑)。続きキボン!!

>>134-136
FFネタで来ましたか! 掛け合いが絶妙です。
自分はFF7で止まってるので、ティファとエアリスだけ分かりました(笑)。
4も記憶が……っていうかネタ元が濃いですね。
145「悪夢の後は」1/6:02/07/21 21:13 ID:r7ercKsW
やっと見つけた
長くて、辛くて、寂しい旅もこれで終わり

言葉をかける前に、ただ抱きつきたかった…抱き締めて欲しかった…
後ろから抱きつき、その背中に顔を埋める……
もう、小さかったあの頃とは違う…背も伸びた、貴女に認めてもらえるくらいの知識も得た…
……そう……私は、もう貴女に抱かれる事もできるんですよ……
何も知らない子供じゃない…貴女に抱かれる為の身体に成長した……

あの頃はできなかった事
後ろから抱きつき、顔を寄せて頬擦りする…
髪と、頬…今は届く…やっと、私から触れる事ができた…
ただ貴女から与えられるだけで、満足していた頃とは違う……
今は、手を伸ばせば届くんです…
私が、貴女を抱く事もできるんです……
でも今は…私を抱いてくれますよね? 私は貴女を求めて今まで耐えてきたのだから……
だから…お願いです…! アイツじゃなくて、私だけを見てください…!

腕の中から、するりと…不自然に…両腕をすり抜け、身体から離れていく…
振り返ると、1つ微笑んで…遠い所へと飛んでいく……
貴女は微笑んだまま何も言わず…私の手の届かないところへと遠ざかって……
どうして何も言ってくれないんです…? 何も、何も…何も言わない…何も言わない…

「先生! どうして何も言ってくれないんですか!?」

ベッドから跳ね起きる…片手を天井に向けるようにして……
私はこれを「悪夢」と呼んでいる……泣きながら見る夢にロクなものはない 常識でしょう…?
146「悪夢の後は」2/6:02/07/21 21:15 ID:r7ercKsW
師を追い続ける旅
数年前に自分達の元から消えた師 追う事ができなかった自分…
1人で旅ができる身体になるまで数年待った その間に師に追いつくくらいの知識も詰め込んだ
そして師を追う旅を始めた……

……しかし、会って何をどうするのか……元々は特に考えていたわけじゃなかった、が……
「不純な動機で追う事は…いけませんか…?」
あんな夢を見るくらいだ…そういう「願望」は、確かに自分の中にあるのだろう……
それは、身体の成長とともに抱き始めてしまった「願望」

見て欲しい、とも思う…あの頃とは違う自分の姿を…
大きくなったと誉めてくれるのだろうか? いい女になったと誉めてくれるのだろうか…?
今度はこの身体を…あの頃みたいにギュッと抱き締めて欲しい…
毛布に包まったまま、自分の腕で自分自身を抱き締めてみる
膨らんだ胸が成長の証、とは言いたくはないが…自分の師の胸くらいは、あるのだろうか…?
「先生の胸、大きかったな…」
子供の目から見ていたからそう見えたのかどうか、は今となってはわからない

目をキュっと閉じて…必死で記憶を辿ってみる…
顔は目に焼き付けている……服の下の、その身体を……
「あ…そうだ……一緒にお風呂に入った時、見せてもらったんですよね……」
(ヘルミーナもすぐにこれくらいになるわよ 成長期なんだからね)
「あの時はそう言われたんですけど……でも、私だってあの頃とは違うんですから……」
(へぇ〜…それじゃ、会えるのが楽しみになってきちゃったわ)
「嫌! 嫌です…! 本当は…今すぐにでも会いたいんですから…」

端から見ると、異様な光景かもしれない
この部屋には彼女1人しかいないというのに…彼女は、確かに語りかけ始めた……
147「悪夢の後は」3/6:02/07/21 21:16 ID:r7ercKsW
毛布を押しのけ、服を脱ぎ捨てて……
ベッドの上で一糸纏わぬ姿を、自分自身に対して曝け出してみる……

「先生、私…先生に負けないくらいに成長しましたよ…」
長い脚、くびれたウェスト、やや小ぶりのヒップ、突き出した胸元…
「自分自身の長い指」が…ヘルミーナ自身の身体の上で這い回り始める
ベッドで全裸になったまま、うっとりとした眼差しで見つめるのも…また、ヘルミーナ自身であった
(フフ、きっとイングリドも同じくらい大きくなってるんでしょうね…)
「あんな奴の事、言わないでください…! 追いかけたのは私だけなのに…」
そう言いながら、自らの乳房の周りを指で撫で上げていく
自分の指で、自分の胸を愛撫しながら…ヘルミーナはそっと胸を突き出す…
(ここを、私に弄って欲しくて私を追いかけてきたの…?)
「そ、そんな意地悪言わないでください…! あっ……」
(嘘ばっかり…昔と変わらず、素直じゃないんだから…)
指先が胸元を駆け上り…その先端、突起を指で軽く弾かせて……
自分の取る行動の一つ一つに対し、普段は誰にも向けられる事のない嬌声を漏らし、
その視線は…自分の指先と、虚空へと交互に移らせながら…ヘルミーナは酔いしれていく…
自分自身の指技と…「想い人」に対して……

片手で胸を寄せさせ、両の乳首を弄っていく
「先生の、ゆびぃ……ああぁっ…ずっと、ずっと……」
(私の指で、ヘルミーナのオッパイを弄ってあげれば…悦んでくれるんでしょ?)
「そ、そうですっ! そ、そこぉ…強いのが…あぁっ、いいんです……」
親指と人差し指で乳首同士を擦らせるように…指を挟み合わせながら、転がして…
(大きくなったわね…)
微笑み、身体を差し出したまま…ヘルミーナは半ば確信する
「そうです…そこも先生の為に、私は…私はっ…!!」
現実でも、同じ台詞を言っていたかもしれないと思った 例えこれが妄想だとわかっていても…
148「悪夢の後は」4/6:02/07/21 21:17 ID:r7ercKsW
目を閉じ、唇を閉じ合わせ…「想い人」に対して唇をも差し出す……
「お願いです、先生…! キス…キスしてください……」
決して叶わない願いではない、のだが…今は、叶えられない事はわかりきっていた…
(ダーメ、指だけで満足してくれるまでヘルミーナにはおあずけよ)
胸元に片手を添えたまま、もう片手の指を口元に運んでいく
ヘルミーナは迷う事なく…自らの指を口に含んで、吸い上げ始めた
「んん…ちゅっ……ふあぁ…先生……もっと、もっとキスして……」
自らの指を咥え込み…しゃぶり、吸い上げ…自らの口内を愛撫していく……

(嬉しい? 私に、キスされながらオッパイ弄ってもらえて…)
「は、はいぃ! 先生……リリー先生……」
尊敬の眼差しから劣情を含んだ眼差しへ…敬愛の形は様々であろう、が
今このとき、少なくとも彼女自身だけは…師弟の関係を超えてしまいたかった…
一線を超えてしまいたい……今だけは……好きにしてほしい、好きにしてもいい……
空想でヘルミーナを愛してくれているこの時だけは、願望を叶えてほしかった……

「先生、私…いいですよね…? 先生に愛されても……」
そう呟くと…胸元から自らの手を滑らせる……
焦らすように…胸元から脇腹…腰を一撫でして下腹部へと……
(怖い? ヘルミーナは私のモノ、よね?)
目を伏せたまま、ヘルミーナは「彼女」に言葉を返す
「はい! 私は…昔から、今も…先生だけのヘルミーナです…」
言いたい言葉、伝えたい言葉…今は虚空に向けて、はっきりと意思表現をする…
ヘルミーナは自分自身にそっと触れ…その潤いを確認する…
(私の手で、こうなってくれたの? 可愛いんだから…)
「あ、ああぁ…そうなんです……リリー先生にされると、私……」

指先を愛液に絡めながら…彼女は自慰に没頭した
149「悪夢の後は」5/6:02/07/21 21:19 ID:r7ercKsW
「先生…! 私、わたし……先生に愛されてるんですよね…?」
指は、適確に彼女のツボを捕らえていた
指先が動く度に、粘着質な音を立て…それが何よりの証明になった…
(ヘルミーナの弱点なんて、昔からちゃーんと知ってるんですからね?)
「ああぁ…嬉しい、です…今だけ…今だけは先生の好きに、乱暴に……」
指が奥へと滑り込んでくる…
ヘルミーナ自身の秘所に潜り込み、迷わずに…1つのポイントを探り当てる
(ここでしょ? ヘルミーナの1番好きなところ…)
「そ、そこです…! 先生…そこ、いっぱい弄ってぇ…!」
自分自身を知る事ができるのは、自分自身のみでしかないという話がある
ヘルミーナもまた、知っていたのだ 自分の弱点を…そこを擦ると、すぐに辿りつけるのを…
(いいのよ、私の手でイっても…)
「いい、んですよね…? も、もう…先生の指が…ああぁっ……!!」
秘所に潜むGスポット、その場をヘルミーナ自身の指先で抑えたまま…
昇り詰めた後も、その心地いい感覚を味わうために…しばらく指を引き抜く気になれなかった…
(私の指、気持ちよかった? まだピクピクしてるけど…)
「先生の指、だからです……愛してくれる時も優しいんですね……」


彼女自身の願望、なのだろう…
言うなれば、今は…自分自身で激しく秘所を弄ってしまいたかっただけなのだろう
彼女自身の指を使っているとはいえ、それを操るのは今この場にいない想い人
それが、よかった
想いを重ねれば重ねるほど燃えあがるのだ 元々そういう性分なのだから仕方ない
その身体を、真に抑えられるのもまた…その人への想いに耽るしかないのだから……

「先生が早く見つかってくれないのがいけないんですよ……」
不思議と罪悪感はない 絶頂の後の気だるさに身をまかせ、再び眠りに落ちる事にした
150「悪夢の後は」6/6:02/07/21 21:20 ID:r7ercKsW
ああいった夢を見せられると、昂ぶってしょうがない…
別段珍しい事でもないし、今日のような事もまったく無いわけじゃない
ただ…後に思い出すと、どうしても恥ずかしくなってしまうのだ……
「こういう気分にさせたリリー先生がいけないんです…」
師をダシに自慰に耽ってしまったことを恥じているわけではない
簡単に昂ぶってしまい、すぐに抑えられなくなる自分自身が恥と思ってしまうのだ
「先生…やっぱり、エッチな子は嫌いかしらね……」
これも、今となってはわからない 少なくとも本人に聞いてみるまでは……
……と、再び頭に思い浮かばれ…ヘルミーナは真っ赤になったまま毛布を被った……




「あー!! また私のベッドで寝てるんですね!?」
甲高い声で叩き起こされた 目を開けようとすると、瞼の隙間から光が差し込んでくる
「何よ……数日帰らないかと思ってたのに…案外早かったのね……」
声の主はわかっている…毛布を払いのけ、目を見開くと案の定ユーディットがそこに立っていた
「な、な、な…何で裸で寝てるんですかぁ!!」
「暑かったからよ」
ぶっきらぼうに答え、ベッドから手を伸ばして…床に放り投げたままの服を拾い上げる
下着をつける間にも…真っ赤になったまま行き場をなくしてウロウロする姿が可愛らしい
「今日も暑くなりそうね…」
下着姿でユーディットの隣に立ち、窓の外に目を向ける
「もうお昼です…って、そ、そんな格好で窓際に立たないでください!」
「はいはい」
「あ〜ぁ シーツまで滅茶苦茶にして……寝相、悪いんじゃないですかぁ…?」
(それでも、悪夢を見せられる事もしばらくはないでしょうね…)
ユーディットに向けてクスクスと笑って見せると…危険か、それとも別の何かを察知したのか…
「だから、早く服を着てくださいってば!!」
「わかったわよ 恥ずかしがりやさんなのね?」
顔をそむけて、服をこっちに突き出す仕草が妙に可愛らしかった

この子に、このベッドでオナニーしてたなんて言ったら…どんな顔をしてくれるのかしら…?

(おしまい)
151名無しさん@ピンキー:02/07/22 06:46 ID:apT8sOaR
おお。密度高!
SSがちゃんと辻褄が合ってる・・・(w
152かきやー:02/07/22 16:55 ID:peW5wBB5
>>145-150
!!

せつせつと……それでいて、グハァ~(//∇//)タマラン!!

なんていうか……悶えつつもまったりと読ませていただきました。
ええと、ヘルミーナSS書きさんですよね?
真情が迫ってきますねえ……
153ヘルミーナSS書き:02/07/23 04:20 ID:GSaS/pO+
まずは、スレ汚しスマソ ああいうのは一度きりのつもりなのでもう書きません(汗)

>152 かきやー氏
>145-150は自分です 相変わらずヘルミーナSSでした(苦笑)
いい加減にヘルミーナとユーディー以外のキャラを出さねば、とも常日頃から思ってるんですが…
ちょっと閃いてヘルミーナソロで書き上げてみました 気に入ってくれたのならよかったです

それとは別に次の構想は頭の中で大体できてるんですよ
おそらくはまたヘルミーナメインになると思いますが…もうしばらくお付き合いを…(苦笑)
154123:02/07/25 00:03 ID:6yvw+AjB
ヘルミーナハァハァ・・・でした。
前回の魔女編と今回の夢で逢えたら編(勝手に命名してスイマセン)
のギャップに驚かされます。
次回作もヘルミーナですね!?期待しております。
155名無しさん@ピンキー:02/07/25 11:02 ID:sOnydWbG
ヴィトス×ユーディ書いてくれた方々面白かったよう
もっと書いておくれ。
…にしてもヴィトスは借金返さない方が萌えるっていうのが・・・(ゲーム中の帰るときのイベント)
156名無しさん@ピンキー:02/07/26 00:10 ID:JhaH+cTr
>155
確かに借金返さない方が萌えますな!
利子を身体で払いたいが為に、いつまでも借金返さない
ユーディーたんハァハァ(違
157穢れた力:02/07/26 03:09 ID:JhaH+cTr
(1/7)
「えっと、こんなもんかな」
入手した材料の中からできるだけのアイテムを調合しきってしまうと
ユーディーはひと息ついて軽く伸びをした。
「やっぱり、これだけ一気に調合すると疲れるなぁ。って当たり前よね、
 ここんとこ何日も外に出なかった気がするもん」
ちょっと調合に失敗したデニッシュを一口かじると微妙に元気が出たような
気がしたが、身体のだるさは無くならない。
「少し寝ようかなあ」
帽子を取るとベッドにうつぶせに倒れ込む。目をつぶって寝ようとしても、
身体は疲れているのに妙に目が冴えて眠れない。
「うーっ」
くまさんのぬいぐるみを引き寄せ、丸く柔らかいおなかに顔を埋める。
「……そう言えば、最近ヴィトス来てないな」
ふと考えて、あわてて頭を降る。
「こ、来なくていいってあんなヤツ!借金のカタとか言って大事なアイテム
 持って行っちゃうし、いつもいじわるとか平気で言うし……
 なんかやらしい事とかするし」
くまさんのおなかに押しつけている顔がかぁっと熱くなる。
「そうよ、胸とか触ったり」
壁側を向いて背中を丸め、柔らかい胸に触れる。指を押し返すような
ふかふかした弾力を感じながら自分で上着をはだける。
158穢れた力:02/07/26 03:09 ID:JhaH+cTr
(2/7)
「キスしたり、首とか……おなかとか」
右手の人差し指と中指に軽くくちびるに当て、細い首筋から華奢な肩、胸を通って
すべすべしたおなかに伝わせる。
「ここも……」
太ももを下からなであげ、短いスカートの中の小さな白い下着に指を這わせる。
ヴィトスに何度も攻められ、快感を教え込まれた突起を布越しに触れると
ぴくん、と身体が緊張した。
「ヴィトス、だめなの……」
ヴィトスに辱められている自分を想像すると、体温が急に上がったように熱くなる。
下着を脱いで片方の足に絡みつかせたまま、濡れ始めた箇所に指を伸ばして
ヴィトスの指使いを断片的に思い出しながら稚拙にそれを真似る。
しばらくそうしていたが、
「うーん……何か違うなあ」
ふう、とため息をついて指を止める。
「気持ちいいけど、ヴィトスにされてる時と全然違うよ」
ベッドの上で上半身を起こし、くるっ、と振り向くと
「やあ、ユーディット。もう終わりかい?」
部屋の真ん中に椅子を後ろ向きにして腰掛け、背もたれに両腕をかけて
こちらを見ているヴィトスと目が合った。
159穢れた力:02/07/26 03:10 ID:JhaH+cTr
(3/7)
「えええええっ!?」
一瞬頭の中が真っ白になるが、はっと気が付いてあわててシーツを身体に
巻き付ける。
「なっ、なんで……ここに」
「いや、先ほどドアをノックしたら返事が無いから帰ろうとしたんだけどね。
 中から僕の名を呼ぶ声がしたから僕に用事かなと思って、勝手ながら部屋に
 入らせてもらったんだ。……ドアノブに鍵を掛けないのは不用心だと思うよ」
パニック状態になっているユーディーににっこり微笑みかける。
「そうしたらユーディットがお楽しみの最中だったから、邪魔しちゃ悪いと
 思って、ここで大人しくしていたんだ」
「ぜ、全然気が付かな……」
「うーん、ユーディットは何かに夢中になると、周りが見えなくなるタイプ
 なんだね」
「……」
ヴィトスと目を合わせる事もできず、恥ずかしさのあまりユーディーの瞳に
涙がにじむ。
「それにしても、ユーディットがこんなにエッチな娘だとは知らなかったな」
「や、やだぁ、あたし、そんなつもりじゃ……」
「別に気にする事はないよ。僕もそっちの方が楽しいしね」
ヴィトスは椅子から立ち上がると、ベッドの上で顔を真っ赤にして涙をこぼす
ユーディーの隣に腰掛けて、ユーディーの頭を優しく抱いた。
「いってないんだよね?最後までしてあげようか?」
口づけると、ユーディーは返事の変わりにヴィトスに強く抱きつき、そのまま
しなだれるように身体を預けた。
160穢れた力:02/07/26 03:10 ID:JhaH+cTr
(4/7)
「んっ……」
舌を絡ませながらシーツをよけ、肩から背中の線にそって手でなぞると
中途半端に熱くなっていたユーディーの身体はすぐに反応を示す。
豊かな胸にくちびるを寄せ、固くなりかけている乳首を軽く噛むと甘い吐息がこぼれた。
ユーディーの服を全部脱がせて自分も脱ぐと、ベッドの上で後ろから抱え込むように
座らせ、ユーディーが恥ずかしがって閉じようとしている足をヴィトスは大きく
Mの字に開かせる。
首筋に舌を這わせ、ユーディーの足の付け根に左手を伸ばすと、すでにそこは
ねばついた液体があふれていた。
「すごく濡れてるね、ユーディット」
「だ、だって……ヴィトスに触られると、すぐ変になるの」
期待でひくひくふるえているように見える敏感な突起に指を滑らせると、ユーディーは
ぴくん、と反応し、淫らな表情を浮かべる。
「うぅんっ」
中指にたっぷりと蜜を絡ませると、ちゅるん、と音を立てて簡単にユーディーの中心に
沈んで行った。
くちゅっ、くちゅっ、と湿った音を立てて、ヴィトスはゆっくりと指を動かす。
「ユーディット、こっちは自分でして」
右手でユーディーの指を導き、ヴィトスの指が入っている場所のすぐ上の突起に
当てさせる。
「自分でいけるように練習してごらん」
「だめ、こんなの、やらしいよ」
自分の秘裂に抜き差しされている、ぬるぬるした愛液にまみれたヴィトスの指を
見つめながら、ユーディーは羞恥と恍惚の入り交じった表情を浮かべた。
161穢れた力:02/07/26 03:10 ID:JhaH+cTr
(5/7)
「上手にできたら、ごほうびをあげるからね」
「ん……」
耳元で熱っぽく囁かれ、ユーディーは言われるままに自分の指を使った。
背中にはすでに熱くなっているヴィトスの固まりが押しつけられ、ヴィトスの
片手はユーディーの乳房をすくい上げるように柔らかくこね回している。
ユーディーが自分で感じる場所を探り当てるように指を動かすと、ヴィトスは
それに合わせて浅く、深く指を突き入れた。
「……あっ、気持ちいいの来そうなの」
自分とヴィトスの指のみに意識を集中しようとして目をつぶると、自然に身体が
小刻みにふるえ、はあはあと息が上がる。
「いきそうなのかい?ユーディット。だったらもっと良くしてあげるよ」
「えっ、何?きゃっ!」
シーツを濡らすほどにあふれている蜜を薬指ですくい、すでに指が深く侵入している
場所のすぐ下、薄い褐色の蕾をかるく叩く。
「そこ、何で?やだやだ、触らないでようっ」
ほんのわずか、軽く指の頭をくぐらせるだけでユーディーの身体が固く緊張した。
「こっちでも感じるんだよ、ユーディット。知ってたかい?」
「うそ、汚いからやめてよっ!ああっ」
「ユーディット、続けて」
ユーディー自身も上り詰めかけた快感を手放す事が出来ずに、ヴィトスの指に
両の穴をふさがれたまま自分の指を使い続けた。
上の穴には根本まで指を入れられ、後ろはさすがに抵抗が強いらしく第一関節までしか
入っていないが、それでもユーディーにとっては充分すぎる刺激だった。
162穢れた力:02/07/26 03:10 ID:JhaH+cTr
(6/7)
「ヴィトス、熱いの、気持ち悪いのに、気持ちいい……あたし……あたし」
ユーディーの呼吸と指の動きが早くなる。
「あたし、ヴィトスに指入れられていっちゃうの、おしりなのに……そんなの
 ……いや!いやだぁっ!!」
がくがく、と全身をふるわせて、ユーディーは絶頂に達した。
「っ、すごいな……」
ヴィトスの指は強い力で何度も締め付けられた。ユーディーの中の痙攣が治まると
ゆっくり指を抜き、涙をこぼしながら脱力しているユーディーの身体を手で支える。
そのまま前に倒し四つんばいでお尻を高く上げる格好にさせて、とろとろと
ねばつく液体があふれ続ける裂け目に自分の固まりを当てる。
「いい子だったね、ユーディット。ごほうびをあげるよ」
「ヴ、ヴィトス……ちょっと待って、まだ、だめ……くぅんっ!」
それほど深くない場所まで一気に侵入する。
「ああ、中が絡みついて来るようだよ、ユーディット」
十分にほぐされた場所は充血して内側にたっぷりとふくらみ、ヴィトスのものを
貪欲にくわえ込む。
「だめ、しびれるの!やめ……やめて……」
ヴィトスは、足に力が入らずにそれでも前に逃げようとするユーディーのくびれた
腰を捕まえて引き寄せ、自分の動きに合わせて前後にゆする。
「うぁっ……ふえぇ……くっ、うぅんっ」
ユーディーは涙とよだれでべとべとになっている顔をシーツに押しつけ、快感とも
苦痛ともわからない感情をどうしていいか分からずに、ただ泣き声を上げ続けた。
163穢れた力:02/07/26 03:10 ID:JhaH+cTr
(7/7)
「お……ねが、早く、ヴィトス……」
「ああ、ユーディット、もうすぐ……」
ヴィトスの動きがだんだんに早くなり、内臓をえぐられるかと思う程身体の奥まで
貫かれる。
「ユーディット、いくよ……!」
「くうっ……」
ヴィトスのものがユーディーの一番深い場所に突き刺されると同時に
びくんびくん、と激しく何度も収縮した。
その後、ヴィトスが自分の背中の上に、それでも重みをかけないようにくずおれて
来るのを感じながら、ユーディーはすとん、と眠りに落ちた。

「ん……」
ユーディーが目を覚ますと、すでにカーテン越しの窓からは朝の陽が差し込んでいた。
隣を見るとヴィトスが気持ち良さそうに眠っている。
「あ、なんかあたし、また腕枕してもらってるし……」
少し顔を赤らめ、身じろぎをするとそれに気が付いたヴィトスがゆっくり目を覚ます。
「……お早う、ユーディット。よく眠れたかい?」
「あ、おはよ、うん……」
「そうか、それは良かった。じゃ、今回のことは貸しにしておくからね」
「えっ?貸しって何の事?」
「いや、ユーディットの一人えっちを手伝い……いててっ」
真っ赤になったユーディーは枕元のくまさんをつかむと、ばすばすと大きな音を
立てて、楽しそうに笑っているヴィトスをめった打ちにした。
「冗談だって、ユーディット」
「ヴィトスの馬鹿!もう知らないからね!」

(つづく?)
164穢れた力:02/07/26 03:20 ID:JhaH+cTr
恥ずかしくて泣いてる女の子にさらに恥ずかしい思いさせて
もっと泣かすのが好きなのさ。

>ヘルミーナSS書きさん
>145-150 (・∀・)イイ!
ユーディーに対する時と、そこらへんの男(w)扱う時と
師匠への想いと、全然違うけど全部一人の中の感情で、って
とこがすごく良いですね。
それにしても(ゲーム中)キャミ1枚で眠ってるヘルミーナさん色っぽいよハァハァ
165名無しさん@ピンキー:02/07/26 05:00 ID:k35zS+79
穢れた力タン...ハアハア...
166名無しさん@ピンキー:02/07/26 11:10 ID:N7JKUYEH
畜生。ヴィトスのちょっとした鬼畜っぷりに萌えてしまった。
このユーディかわいいっす。(´∀`)
167名無しさん@ピンキー:02/07/26 17:53 ID:8ujw0Iym
ええと、エリーのアトリエのとかは止めた方が良いですか?
ここ用に書いたのじゃないので、ちょっと長い+エロが弱いのですが、
良かったらあぷらせてもらいたいな、と思いまして。
168名無しさん@ピンキー:02/07/26 18:33 ID:OHT60VOk
>>10〜14参照。
特に問題は無いらしいです。
169かきやー:02/07/26 18:47 ID:8k5KUQHl
>>157-163
ムヒョー! キター!
おしりでイッちゃうユーディータンハァハァ(´∇`;)
しかもヴィトスもちゃっかり貸しにしようとしてるし(笑)
ゴチソウサマデシタ…

>>167
よく考えないでスレ立てして申し訳ないっす。
エリーははるばる海を渡ってマリーに会ったのが感動だったなあ……。
あとアイゼルのミニスカ(笑)。
それはともかく、楽しみにしてます!
170名無しさん@ピンキー:02/07/26 19:57 ID:vmQg48qX
それではしばらくの間、お目汚しにお付き合いください。

(1/8)
エリー達がザールブルグを出発して四日が過ぎていた。
今回の目的は、東の台地に秋の間だけある、という宝石草のタネを採取しに行く事だった。
エリーとアイゼルは楽しそうに話しながら街道を歩いている。
その少し後ろを、酒瓶を持ったロマージュがついて来ている。
本当は護衛の為に雇われているのだが、
王国騎士隊が魔物討伐をした直後なので出会う魔物はほとんど居ない
(事実この四日間一度も出くわしていない)ので、エリーも特に何も言わなかった。
もともと、エリーは冒険者としてのロマージュにそれほど期待している訳ではなく、旅の途中に聞ける話が楽しみだったのだ。
ロマージュのほうも、どう言う訳かこの世馴れぬ少女を気に入ったらしく、
ほとんど金にならない彼女の護衛の仕事を好んで引きうけていた。

アイゼルは、ロマージュが付いて来ている事が少し不満だった。
本当なら、エリーと二人での旅になるはずだったのに、
酒場で聞きつけたロマージュが一緒に行く、と言い出したのだ。
もちろん、自分が冒険者としてはほとんど役に立たないことをアイゼルは自覚していた。
だからこそ、王国騎士隊の出発した後を見計らってエリーを連れ出すことにしたのに。
だから、旅の途中もアイゼルはほとんどロマージュと口をきかなかった。
ロマージュが酒を飲んでいる、というのもあったが、エリーをロマージュに盗られてしまうような気がして、
エリーと話をする事でロマージュに付け入る隙を与えないようにする為だった。
エリーはそんなアイゼルの気持ちを知ってか知らずか、時折後ろを振り返ってはロマージュに話しかけるのだった。
それがアイゼルには面白くないのだが、話をするな、とも言えず、
ロマージュに対する嫉妬が募っていくばかりだった。
ロマージュはアイゼルのエリーに対する気持ちを察してはいたが、持ち前の性格と、
アイゼルをからかってみたい、そして出来れば二人とも物にしたいと言う気持ちがあったので、
酒を飲みつつ機会をうかがっていた。そしてその機会は、ロマージュが思っているよりも早く訪れたのだった。
171名無しさん@ピンキー:02/07/26 19:57 ID:vmQg48qX
(2/8)
「今日はこの辺で野宿しましょうか」
陽が山の頂きに半分に触れたので、エリー達はそこで野宿をすることにした。簡単な食事をする。
と、ロマージュは二人が時折身体を震わせているのに気付いた。
「どうしたのあんた達、寒いの?」
と尋ねると、エリーは頷いたが、アイゼルは弱いところを見せたくない、と思ったのか、
「ふ、普通の人なら寒いわよ。あなたはお酒ばっかり飲んでるから寒くないんでしょうけど」 
と強がって見せた。確かに、10月ともなれば夜はそれなりに冷え込む。アイゼルの言う事にも一理はあるのだ。
ロマーシュは聞き流していたが、アイゼルの一言が頭の中に残った。
「お酒…?」
チャンス。ロマージュは閃くと、すぐに二人を罠にかけるための作戦を開始した。
「じゃあ、あんた達も飲めば?そうすれば寒くなくなるわよ」
エリー達の歳では、酒を飲んだことはほとんど無いだろう、と考えての作戦だった。
まだ本格的な酒を飲んだことの無いエリーはロマージュの言葉に目を輝かせて頷いたが、
アイゼルは案の定反対してきた。
「そんなの嫌よ。お酒なんか飲まなくたって、あたしはエリーと一緒に寝るから暖かいわ」
しかしそれは酒に対する恐怖から来る虚勢であることがロマージュには解っていた。
からかうような口調でアイゼルを挑発する。
「あら、あんたお酒を飲むのが怖いのかしら? もしかして、まだ飲んだこと無いのかしら?」
幼稚っぽい挑発だったが、アイゼルはすぐに乗ってしまった。
「そ、そんな事無いわ。お酒くらいいくらだって飲めるわよ」
かかった。ロマージュは内心ほくそえんだが、顔には出さずに続ける。
「そう、じゃあ飲みましょ。はい、どうぞ」
アイゼルはロマージュの手に乗ってしまった事を悟ったが、もう引き返せなかった。
ロマージュの手から酒瓶を受け取ると、一息に飲み干す。熱い塊が喉を落ちて行く。
アイゼルは思わずむせそうになったが、ロマージュに醜態を見せたくない、とばかりに意地で我慢する。
(ふふっ、無理しちゃって、可愛いわね)
172名無しさん@ピンキー:02/07/26 19:58 ID:vmQg48qX
(3/8)
ロマージュが普段飲んでいる酒はワイン等よりもずっときつい酒だ。
まだ、ワインを好奇心から口に含んだ事がある位のアイゼルに耐えられるはずが無かった。
頭がふらふらし始める。まだ本人は素面のつもりなのかロマージュに強がって見せるが、
すでにろれつが回らなくなっていた。
「ふん、こんらの、べつにどってことらいわよ。ま、おみるがわりよれ…」
しかしそこまで言うのが限界で、しゃっくりを一つするとその場に崩れ落ちてしまった。
「ア…アイゼル?」
エリーが心配そうにアイゼルの方へ近づく。
その間にロマージュは酒を口に含み、静かにエリーの方へ近づいていく。
「ねぇロマージュさん、アイゼルだいじょ…! んぐ、ん、ん、むぅ…はぁ、ちょ、ちょっと、ロマージュさ…!」
エリーが振り向いた瞬間、絶妙のタイミングでロマージュはエリーの唇を奪い、酒を流し込む。
不意を付かれたエリーは、抵抗する間もなくほとんど飲んでしまった。
「うふふ、ごめんなさい。あんまりあなたが可愛いから、我慢できなくなっちゃった。
あの子も後で仲間に入れてあげるけど、まずはあなたから可愛がってあげる」 
突然のロマージュのキスと酒で、意識が朦朧とするエリーに、後ろから抱きしめて耳元に囁く。
激しく混乱する中、最後に残ったわずかな理性ではかない抵抗を試みるエリーだったが、
再びロマージュに唇を塞がれると、全身から力が抜けて行ってしまう。
ぐったりとしたエリーの衣服を脱がせると、そっと横たえる。
173名無しさん@ピンキー:02/07/26 19:58 ID:vmQg48qX
(4/8)
目がとろんとしているエリーの身体に口づけをしながら、
「あなた、もう誰かと…こういうこと、したことはあるの?」
と尋ねると、顔を真っ赤にしながら首を横に振る。その仕草があまりに可愛かったので、
ロマージュはちょっとエリーをいじめることにした。
「だめよ、ちゃんと言わないとわからないでしょ?」
しかし言葉で認めるのは恥ずかしいのか、なかなか返事をしない。
ロマージュはエリーの胸を柔らかく刺激していた手を、
撫でるような動きから急に、胸の先端をつまんで軽くひねる動きに変えた。
「やっ…! いた、い…それ、や、め…!」
ひねる度にエリーの身体がびくん、と跳ねる。
エリーは痛みと同時にひねられている場所からじわじわとした快感が身体に広がって行くのを感じていた。
「ほら、ちゃんと言わないともっと痛いことしちゃうわよ」
ロマージュがエリーの耳たぶを甘く噛みながらいうと、
エリーは息を弾ませながら答えた。
「あ…ま、まだ、ない…です…」
「はい、よくできました。ごほうびよ」
というと、胸を愛撫していた手を下腹部へ移動させる。
まだ生え始めで量の少ない茂みの感触を感じると、軽く人差し指に絡めながら、中指は秘所を探る。
まだほとんど愛撫していないのに、そこは潤っていた。
入り口を軽く掻き回しながら、愛液を掬い取って塗り広げる。
「やぁ…そ、こ…おね、がい、くぅ、だ…め…」
エリーの手がロマージュの指を掴むが、ほとんど力が入っていない。
「なにがだめなの?」
いいながら指を埋める。
「ひっ…! はぁ、ん、それ…あん、へんに、なっちゃ…ああっ!」
ロマージュが指をくの字に曲げると、エリーの身体は大きく跳ねて動かなくなる。
「もういっちゃったの…? まだ、これからだったのに」
恐らく初めてであろう快感を得た娘の、予想以上の感度の良さに驚いたが、
「いいわ。まだ夜は長いしね。またあとでしてあげる」
と軽く息を荒げているエリーに口づけをすると、ロマージュは次の標的へと向かった。
174名無しさん@ピンキー:02/07/26 19:58 ID:vmQg48qX
(5/8)
ロマージュは横たわっているアイゼルの頬を軽く引っ張ってみたが、反応が無い事を確認すると、
手早く頭の上で手を縛り上げ、手近な木の枝に縛ったロープの片方を放り投げる。
アイゼルがわずかに踵を浮かせるくらいの高さに調節すると、
ガッシュの枝を取り出してアイゼルに嗅がせる。強烈な臭気に意識をとりもどすアイゼル。
「…うーん、…ちょっと、なにこれ?」
身体が自由に動かない事に気が付き、改めて自分の身体を見渡す。
目の前に立っているロマージュに気付くと、猛烈に抗議を始める。
「…あなた、何考えてるの? すぐに外しなさいよ!」
ロマージュは暴れるアイゼルを抱きかかえるようにして動きを封じると、顎に手を滑らせ顔中に唇を這わせる。
「うふふ、やっぱりあなたは強がっているのがお似合いだわ。
あたしね、そんな子の泣き顔を見るのが大好きなのよ。だから、たくさんいじめてあげる」
意識的に、少しサディスティックに微笑ながら告げると、
アイゼルは恐怖の表情を浮かべたが、それでも抵抗を試みる。

「止めて! 離してったら! いいかげんにしてよ!」
アイゼルが激しく暴れるので、さすがにロマージュも振り払われてしまった。
しかしすぐに立ちあがると、アイゼルの背後に回って、すばやくワンピースのファスナーを下ろす。
淡い緑の下着が露になると、アイゼルは顔を真っ赤にして動きを止めた。
悔しそうな表情をしながら、少しでも肌を見せないようにしようと身体を折る。
(ふふっ、まだ人前で肌を見せるのは恥ずかしいのね)
ロマージュは普段むしろ身体のラインを強調する為の薄着をまとい、
踊る事を生業としているので、アイゼルのこの反応は新鮮だった。
熟れた果実のように染まっている耳たぶを唇で加え、そのまま耳全体に舌を這わせる。
アイゼルの身体がビクン、と跳ねる。アイゼルは黙ってロマージュの舌技に耐えていたが、
ロマージュの手が下着の上からアイゼルの胸に触れた時、遂にアイゼルは泣き出してしまった。
175名無しさん@ピンキー:02/07/26 20:00 ID:vmQg48qX
(6/8)
「ね、お願い…もう、許して…」
しかし必死の哀願も、かえってロマージュの加虐心をそそってしまう。
下から持ち上げるようにやんわりと掴むと、そのまま揉みしだく。
そのまま手のひら全体で覆うように動かして、こねるような動きに変える。
エリーと比べるといくらか大きい胸は、ロマージュの手の中でいやらしく形を変えていく。
だんだんアイゼルの呼吸が荒くなっていく。
感じてしまっているのが恥ずかしいのか、時折声をあげそうになりながらも必死で歯をくいしばっていたが、
ロマージュの指がアイゼルの胸の硬くなり始めている突起を弾いたとき、
そこから弱い電流のような刺激と快楽が身体全体に広がって行き、遂に声があがってしまう。
「や…そこ…!、ぁぁっ…!」
「あなた、ここが感じるのね。いいのよ、もっと声を出して。
気持ちいい時に声を出すのは恥ずかしい事じゃないんだから」
「そん…ちが、う…感じて…んん…なんか、な…い…」
必死になって否定するアイゼルだったが、その声は弱弱しく、次第に甘い声に変わっていった。
「んもう、なかなか頑張るのね。じゃあ、こっちはどうかしら?」
言いながら、片方の手を徐々に下に降ろしていく。
優しく、撫でるような愛撫に焦らされ、身体の弱いところを次々探られてしまう。
ロマージュの手がアイゼルの下着にかかった時、アイゼルは声を出す事も出来なくなっていた。
下着の中に入ってくる手をとろんとした目で追う。
176名無しさん@ピンキー:02/07/26 20:01 ID:vmQg48qX
(7/8)
「はぁ…、はぁ、……んっ、あぁ……」
ロマージュの手が、撫でるような動きから、掻き混ぜるような動きに変わる。
入り口に軽く指をさし込み、そのまま軽く動かす。それだけのことで、もうアイゼルのそこは泉のようになっている。
次から次へと湧き出してくる蜜を掬い取って指に絡めると、アイゼルの口元へ運ぶ。
「ほら、あなたのよ。どんな味がするのか、しゃぶってみなさい」
そう言ってアイゼルの唇に指を触れさせると、もうさしたる抵抗も無くアイゼルはロマージュの指をくわえた。
「そう、ゆっくりしゃぶりなさい。赤ちゃんみたいに」
アイゼルは答えず、代わりに舌の動きを吸うような動きに変える事で服従の意思を示す。
ロマージュもただ舐めさせるだけでなく、アイゼルの口腔を隅々まで蹂躙する。
アイゼルの口の端から唾液がたれているのを見つけると、ロマージュはそっと舐めてやり、
指を抜き取るとそのまま唇を触れ合わせる。
指を追いかけるように伸びてきたアイゼルの舌がロマージュのそれに絡め取られる。
すぐに、くぐもった喘ぎ声と唾液の混じリあう淫猥な音を立てて二つの舌は睦みあう。
177名無しさん@ピンキー:02/07/26 20:02 ID:vmQg48qX
(8/8)
(や…あた、ま、痺…気持…ち、い…い…)
ロマージュの技巧を凝らしたキスは、アイゼルの理性を完全に蕩けさせていた。
もどかしそうに体を揺する。それに気が付くと、ロマージュは再び喉元から少しずつ手を降ろしていく。
脚の付け根まで辿りつくと、周辺をなぞって動きを止める。
待ちきれないアイゼルの腰が指を捕らえようと動く。
最後の責め、とばかりにその動きに合わせて逃げて行くロマージュの指に、とうとうアイゼルは屈服した。
「お…ね、が、…い…も…がま、ん…できな…い…、最後ま、で…して、くださ…い」
この強気な少女が自分の技巧に降伏したことにロマージュは満足したが、
まだアイゼルを絶頂に導く訳にはいかなかった。
「そう、いかせてほしいの。でも、まだダメよ。エリーも起こして皆で気持ちよくならないと、ね?」
言いながら、手首の戒めを解いてやると、堪えきれずにその場にへたり込んでしまった。
「だめよ、まだ休んじゃ。ほら、エリーを起こしてあげなさい」
「どう…やって?」
「気持ち良くしてあげればすぐに目を覚ますわよ、ほら」
そう言うとロマージュはエリーを後ろから抱きかかえ、エリーの足を開く。
「エリーとこうしたかったんでしょう? してあげなさい」
アイゼルは呪文にかかったようにのろのろとエリーの方に這っていくと、
初めて見るエリーの秘所に見とれていたが、やがておずおずと口をつけると、
すぐに舌を伸ばして全体を舐め始める。
すぐにそれは激しい物となり、ぴちゃぴちゃと厭らしい音が辺りに響く。
ロマージュもエリーの上半身を愛撫し始める。
178名無しさん@ピンキー:02/07/26 20:03 ID:vmQg48qX
(9/8)
官能をもたらす場所を同時に責められ、刺激の強さにエリーが目を覚ます。
「ん…あたし…な、何やってるの、アイゼル! ロマージュさんも…離してよ!」
「ふふっ、だーめ。今日からあなたはあたし達のものになったの。ね、アイゼル?」
アイゼルは顔を上げると、自分の唾液とエリーの愛液でびしょびしょになった口元に笑みを浮かべた。
「ええ、そう。これからずーっとあたし達の物。誰にも渡さないんだから。」
「ちょ、ちょっとそんなこと、あたし抜きで決めな…んんっ!」
抗議しようとするエリーをアイゼルの唇が塞ぐ。
たった今ロマージュに伝授された技で、エリーを愛でる。
もともと先にロマージュに責められ、充分に刺激を受けていたエリーは、すぐに快楽に火が点きアイゼルの舌の動きに同調する。
アイゼルが舌を抜いた時、エリーの目は淫蕩な輝きを宿しながら笑っていた。
「もう…ちゃんと言ってくれれば、こんなふうにしなくても……あたしも、アイゼルとこうしたいって思ってたから…」
「そ、そうなの? だって、あなたいつもロマージュ…お姉さまとばかり仲良くしてたから…」
「だって、アイゼルと話してると、どきどきしちゃって敵が現れても気付かない事が多くて、危ないから」
「それであたしの事のけものにしてた、って訳?」
「うん…ごめんね、アイゼル。…怒った?」
「ええ、とっても。だからおしおきしてあげるわ」
「こらこら、あたしを抜きにして盛り上がるんじゃないの。あんた達はあたしの物なんだから」
盛り上がり始めてしまった二人の間にロマージュが慌てて割りこむ。
二人は顔を見合わせてクスリ、と笑うと
「はーい、お姉さま」
「あたし達が、可愛がってあげまーす」
と、ロマージュの両頬にキスをした。
「ふふっ、両手に花って一度やってみたかったのよね」
ロマージュは満足気に微笑むと、二人と優しく、長いキスを始めた…
179名無しさん@ピンキー:02/07/26 20:12 ID:vmQg48qX
これでおしまいです。
途中、長すぎて書きこみ出来なかったので、
通しナンバーが変になってしまいました。すみません。
180名無しさん@ピンキー:02/07/27 16:20 ID:Yb+liHNC
age
181名無しさん@ピンキー:02/07/27 19:25 ID:k6/9Ak9H
>>170-178
ユリ3Pハァハァ・・・(´Д`;)
182名無しさん@ピンキー:02/07/27 23:16 ID:l672nI8X
もうたまらん!
183穢れた力:02/07/28 00:00 ID:24njbrS3
>170-178
ヤキモチ焼きつつも、最後にはみんな仲良くなって幸せな感じ〜。
なんか、ここ見てるとエリーとリリー買って来なくては、という
気になりますね。

>165
ハァハァするポイントが違うような気がしまつ(w
そんな165たんには、ボーラーたんに(;´Д`)ハァハァされる刑。

>166
萌えていただけましたか!なんかすごく嬉しいです。ありがとう。

>かきやーさん
メルメルたんのお話、期待しています〜。
184ラステルの憂鬱:02/07/28 05:18 ID:mhCD5pLf
(1/7)
ヴィトスは自室で、先ほど拾ったアンブレラを眺めていた。

つい持ってきてしまったが、誰のものだろう。
アンブレラは美しいレースで彩られ、柄の部分には装飾まで施されている。
造りから見ても、金持ち・・・貴族のものだと考えるのが妥当だ。
ユーディーにそんな知り合いがいるとは到底思えない。だとすると、依頼か?いや、違う。
ユーディーは酒場からの依頼しか受けていない筈だ。
『ラステル・ビハウゼン・・・』
その名がふと、脳をかすめる。ビハウゼン・・・どこかで聞いたことのある姓だと思った。
それもそのはず、ビハウゼンといったら、このメッテルブルグでも有名な家柄である。
数日前にユーディーの部屋に行った時には、とんだ邪魔者がいると思ったが・・・
このアンブレラはラステル・ビハウゼン、彼女のものと見てまず間違い無いだろう。
落ちていたということは単に忘れたか、何か忘れてしまうようなショックな事があったか・・・
戸口の前まで来て、ノックもせずに帰っておいて単に忘れたなんて事はないだろう。たぶん
後者の方だと思う。
見られていたのか・・・
「くくくっ・・・」
思わず笑いがこみ上げる。どうやら面白い事が出来そうだ。
「さて・・・、どうするかな・・・」
心底楽しそうに笑い、傍らにあったグラスを傾けた。
185ラステルの憂鬱:02/07/28 05:20 ID:mhCD5pLf
(2/7)
あの日からは数日が過ぎていた。

あの夜以来身体がおかしいなんて事は無かったけど、なんだか気持ちは沈みがちのまま。
しばらく部屋に篭りっきりだったけど、少しでも気分転換になればと庭を散歩でもしてみよう
かと思う。
今日は快晴。あの日とは真逆のお天気・・・
何でもあの日と比較をするのが癖になりつつある。その度に思い出しそうで胸が苦しい。
「そうよ、気分転換・・・」
庭園に咲いている花でも眺めれば、少しは気分も晴れるはず・・・
お気に入りの日傘をさして、庭へと出る。庭園へと足を運びながら、日傘越しの日光を浴びて
ふと思い出す。
「・・・私のお気に入りのアンブレラ」
あの日、確かにさしていったはず。帰りはびしょ濡れだった。忘れてきたのに間違いはない。
「ユーディーの部屋の前に・・・」
ドアの前に忘れてくるなんて、わざわざ自分が来たと言っているようなものだ。
しかし毎日とはいかずとも、あれほど頻繁に通っていたのに、ここ数日間ユーディーの部屋に
行っていない。もしかしたら、それでも心配してくれているかもしれない。
いい機会かもしれないと思う。
「ユーディーに会いにいってみよう」

今日はいいお天気。朝からおひさまが照っている。私はお気に入りの日傘をさして、ユーディー
の部屋へと足早に向かう。

・・・例え、どんな結果が待っていたとしても。
186ラステルの憂鬱:02/07/28 05:21 ID:mhCD5pLf
(3/7)
どんな結果も、それなりに覚悟はしていたけれど。
まさか、こんな事になるなんて夢にも思わなかった。想定していた最悪の結果よりも最悪だった。

ユーディーの部屋のドアの前に立ち、一つ深呼吸する。
中から声はしないけど・・・ぎゅっと握った右手で3回ドアをノックする。いつもなら「はーい」
ってユーディーが出迎えてくれるはず。しかし、ユーディーの声は返ってこない。
「採取にでも行ったのかな?」
ちょっとドアの前で待ってようかな・・・そう思った瞬間、目の前でドアが開いた。
そこに立っていたのは、ユーディーではなくヴィトスだった。
あまりの驚きに、しばしの間ヴィトスを見つめてしまう。はっと我に返ると、慌てて目を
そらす。先に口を開いたのはヴィトスの方からだった。
「ラステル・・・さん?ユーディーなら留守のようだよ。採取にでも行ってるのかもしれないね」
一度目をそらしてしまうと、もうまともにヴィとスの顔を見ることができなかった。
「あ・・・あの・・・、私、いないなら帰りますから」
俯いたままそう言って、踵を返そうとするとぐいっと片腕をつかまれる。
「きっと、すぐに帰ってくるさ。部屋で待っていなよ」
そう言うと、ヴィトスは私を部屋の中へと引っ張りドアを閉めてしまう。
「な・・・私、帰ります!」
少し声を荒げてドアの方を向くと、後ろの方でコツコツと音がした。
「これをまた忘れていくのかな?覗きやのお嬢様?」
振り向くと、ヴィトスが私のアンブレラを持っていた。
「・・・どういう意味ですか?」
少し恐かったけど、精一杯勇気を振り絞ってヴィトスを睨んでみる。
「そのままさ。覗き見してたんだろう?」
ヴィトスは口の端をつり上げた、嫌な笑みをこぼした。私は覗き見という単語にカッと顔を
熱くした。きっと、耳まで真っ赤になっているだろう。
「そっ・・・そんなこと!」
「してないって言うのかな?」
そう言うと、ヴィトスは私のアンブレラでもう一度コツコツと床を鳴らした。

187ラステルの憂鬱:02/07/28 05:29 ID:mhCD5pLf
(4/7)
やっぱりお父様の言っていた事は正しかった。男の人はやっぱり卑劣で恐いものなのね。
恐怖の対象を目の前にして思わず後ずさる。
(逃げなきゃ・・・)
背中がドアに当たる。ドアノブへと伸ばそうとした腕をヴィトスが掴みあげた。
そのまま自分を床へと引き倒す。
「きゃっ・・・!痛いっ・・・」
痛みに思わず瞑ってしまった目を再び開くと、その真上にヴィトスの顔があった。
覆い被さるような状態で、ヴィトスが自分の身体を押さえつけていた。
(やだ・・・、この前のユーディーと同じ格好)
目の前の人物を直視できずに、顔をそむける。
「見ていたんだろう?この前、ユーディーと僕とがしていたことを」
「し、知らない。私は知らないわ・・・だから、離して」
もう相手には知られている・・・それでも恥ずかしさのあまり、否定せずにはいられなかった。
「どうだった?友達のユーディーのあんな姿を見て?」
軽蔑でもしたかい?と鼻で笑いながら、私へと問い掛けてくる。
軽蔑?ユーディーにそんなコトしたりしない。軽蔑しているのは、あなた。
でも、本当は・・・、本当は・・・自分自身も。
涙が溢れ出しそうになるのを必死で堪えながら、答える。
「私が軽蔑するのはあなたよ。ユーディーは嫌がっていたわ」
「本当にそうだったかな?思い出してごらん?」
私の心をいちいち揺さぶるように言葉を返してくる。まるで私の心を見透かしてでもいる
ように。
「だ、誰にも言ったりしないわ。だから離して。その手をどけて・・・」
自分でも判るくらい、私の声は震えていた。堪えきれない涙が頬を伝った。
「誰にも言わない・・・、ね」
そう言うとヴィトスは私のドレスの裾をまくし上げた。ヴィトスの指が下着越しに自分の
秘所をなぞる。身体がびくっと跳ねた。
「きゃ・・・な、何するの!?いや、いやっ、離してぇっ!」
ヴィトスが耳元で吐息と共に囁きかける。
「あれから帰って、自分でしたりしたのかな?お嬢様でも?
よく意味が飲み込めずに、一瞬きょとんとした顔をするとヴィトスが急に笑い出した。
「くくくっ、ははっ。自慰も知らないとはね。まあ、知っていても笑えるけどね」
教えてやるよと一言言うと、ヴィトスは私の下着を引き下ろした。
188ラステルの憂鬱:02/07/28 05:35 ID:mhCD5pLf
(5/7)
「いやあっ・・・やめて、やめてよ!」
このままでは、ますますユーディーと同じ状態になってしまう。ジタジタと暴れてみるが、
何の苦もないような顔で、片手で押さえつけられたままだった。
恥ずかしい場所を人に見られて、もう私に王子様は迎えにきてくれないのではないかと思う。
「誰か・・・誰か助けてっ!王子様・・・、ユー・・・ディー!」
「王子様はユーディーか・・・」
ヴィトスは楽しそうに笑うと、私の秘所を今度は直になぞる。
「ひゃ・・・っ、あっ・・・」
びっくりして、思わず声が出てしまう。ヴィトスの指はそのまま近くの突起へと移動して、
刺激を始めた。
「あんっ・・・んんっ・・・あっ・・・ふっ・・・」
出したことのない、恥ずかしい声が自分の口からこぼれ落ちる。下唇を噛んで堪えようとするが、
その声は止まらなかった。
「ユーディー・・・か。感じている割に、なかなか濡れない理由はそれかい?」
そう言うと、ヴィトスは私の耳元で再び囁き始めた。
「あの時のユーディーの顔は見えたかい?思い出してごらん?そして、この指、この動きが
彼女のものだったとしたら・・・君はどう思う?」
考えてはいけないと思いつつ、囁きかけられるままに想像してしまう。
(この指が・・・動きが・・・、ユーディー・・・のもの・・・)
そう思い始めた途端に身体中が熱くなっていくようで、ぴくぴくと身体がさっきよりも一層
震えだすような感覚だった。
とろとろと、数日前と同じように自分の秘所から蜜が溢れ出すのがしっかりと判った。
「凄いな。あんな一言でこんなに濡らせるとはね。お嬢様のくせに淫乱なのかい?」
くちゅくちゅと、わざと音を響かせるように私の秘所の周りを刺激していく。
「あっ・・・ちが・・・っ、んんっ・・・ああんっ・・・」
屈辱感と同時に身体中の歓喜をめいっぱいに噛み締めさせられる、そんな気がした。
189ラステルの憂鬱:02/07/28 05:41 ID:mhCD5pLf
(6/7)
「いやぁ・・・あっ、ああっ・・・やぁ・・・んっ・・・」
ヴィトスの指が秘所の中へと進入していった。あまり深くには進入させずに、入り口付近を
出し入れしている。
ヴィトスは溢れ出している蜜を指に絡めて掬い取ると、私の目の前まで持ってきた。
「恥ずかしいとは思わないかい?こんなに溢れさせて」
そう言うと、その指を私の口内へと押し込んでかき回す。
「んんっ・・・んっ、ふっ・・・んっ・・・」
飲みきれず、口から溢れ出た唾液が顎を伝った。
ヴィトスは口内から指を抜くと、再び秘所へと指を進入させた。今度は本数を増やし、さっきより
も深く進入させている。そのまま乱暴に中をかき回す。
「あっ、やあっ・・・痛い・・・痛いよ・・・あっ、んっ・・・」
僅かな痛みと共に快感の波が寄せるのは、不思議な気持ちだった。
ヴィトスは指で中をかき回しながら、その上の突起を舌で転がし始めた。
ぴちゃぴちゃという音が、私の羞恥心を一層刺激した。しかし、それよりも強く感じる快感に
飲み込まれそうだった。
「あっ、あっ・・・あっ・・・」
何か、登りつめるようなそんな感覚がした。身体が痙攣を始める・・・その時にヴィトスは舌での
刺激をやめ、指を引き抜いた。
「あんっ・・・っ・・・ふぅ・・・」
もの足り無そうな、そんな声が口から漏れる。
「やり方は概ね判っただろう?ホントは最後まで教えて指導料金でも頂きたいが・・・ホラ」
そう言うとヴィトスはユーディーのベットの陰の方を見て顎をしゃくった。
少し身を起こしてベットの陰を見ると、そこには長い銀髪がのぞいていた。
「・・・ユー・・・ディー・・・?」
目を見開いて凝視する。顔は見えないが、ユーディーにまず間違いはないだろう。
「ん・・・っ」
微かにユーディーが身じろぎをする。
「・・・や、・・・い、い・・・や・・・」
私はユーディーを見つめたまま身体が硬直し、動くことができなかった。
「彼女の方も実は途中なんだ」
ヴィトスはそう言うと、ベットの陰で床に転がっているユーディーを抱きかかえてベットの上
へと腰掛けた。そのまま、ユーディーを後ろから抱きすくめるようにして膝の上へと乗せる。
ヴィトスは相変わらずの嫌な笑みを浮かべて、ユーディーの脚を開かせた。
190ラステルの憂鬱:02/07/28 05:48 ID:mhCD5pLf
(7/7)
ユーディーの秘所が私の目の前に露になる。
ユーディーは目を閉じていて眠ったままのようだったけれど、確かにそこは私と同じくらいに
湿っていて、蜜がユーディーの太股を濡らしていた。
「ごめんよ、ユーディー。とんだ邪魔者が入ったからね」
ヴィトスはユーディーの秘所へと指を潜り込ませた。そのまま中をくちゅくちゅとかき回す。
「んっ・・・っ、ん・・・っ・・・」
目は覚まさなかったけれど、ユーディーはヴィトスの指に反応を示していた。
「覗き見よりも、直接見た方がいいんじゃないのかい」
「な・・・、ユーディーを離して・・・」
私の声を無視して、ヴィトスは自分のものを取り出す。初めて見た男の人のそれを見て、
私は思わず息を呑んだ。
ヴィトスは蜜を溢れさせているユーディーの秘所にそれをあてがうと、一気に中へとつき
入れる。ヴィトスが腰を動かす度にユーディーの身体が揺れた。
二人の結合部がぐちゅぐちゅと音を立て、擦れ合っているのを眺めていると自然と私は
自分の指を秘所へともっていっていた。
「・・・ディー、ユーデ・・・ィ・・・」
熱にうかされたように、ユーディーの名前を呟きながら自分の一番敏感なところを弄ぶ。
「あっ・・・んっ・・・、ユーディー・・・」
少し抵抗があったが、自分の割れ目の中へと指を少しだけ入れてみる。
そのまま動かして内壁を刺激すると、指にきゅっと絡みつくいてくるような感覚だった。
ヴィトスが動きを早めるのを見て自分の指を増やし、指の動きを一層激しくする。
「あんっ・・・あ・・・、ああああっん・・・っ」
ビクンとヴィトスが震えるのとほぼ同時に、私は初めての絶頂を迎えた。
快感の余韻からか、ヴィトスがユーディーの中から引き抜き、どろりと白濁したものが
流れるのをぼんやりと眺めていると、ヴィトスが私に声をかけた。
「そんなに良かった?」
その言葉ではっと我に返る。自分のしたことへの罪悪感が再び蘇り、真っ赤だった顔から
血の気の引いていくのがわかった。
ユーディーが相変わらず、目を覚ましていないのが唯一の救いだった。
191ラステルの憂鬱:02/07/28 05:49 ID:mhCD5pLf
(+a)
脚に引っ掛かっていた下着を引き上げると、力の入らない脚で立ち上がる。
バランスを崩して倒れそうになった私をヴィトスが支えた。
「さ、触らないでっ!」
ヴィトスの腕を振り払うと、涙が溢れてぐしゃぐしゃになった顔でヴィトスを正面から
見据える。
「人間じゃないわ、悪魔よっ!最低・・・、最低だわ・・・」
言葉の最後が小さくなる。最低なのは自分もだった。
床に転がっていたアンブレラと日傘を慌てて引っ掴み、踵を返して部屋を逃げるように
して後にする。そのまま、よろよろとおぼつかない足取りで走りだした。
黒猫亭の扉を開けて外へと出ると、あれほど良かった天気が曇っていた。
ポツリ、ポツリと雨が少しずつ降り始める。小雨ではなく、雨はザァーザァーと強くなって
いった。
まるで私の心を現してでもいるかのように。

ドアを開けっ放しで部屋を出て行った少女の後ろ姿を見送る。
ドアを閉めると、ヴィトスは肩をすくめた。
「借金の取り立て以外で、初めてあんな事を言われたな」
けっこう強い薬を嗅がせてあるから、ユーディーはもうしばらく目をさまさないだろう。
さっき目を覚ましても面白かったが、それは少しばかり避けたい出来事だった。
ユーディーとの関係はあえてこのままでいた方が都合がいい。
「これは貰っていくよ、ユーディー」
先ほど出来たばかりだと思われる祝福のワインを一本手に取ると、ヴィトスは部屋を後にした。
「あのお嬢様は、これからどうするかな・・・」
嫌な笑いを含んだ、そんな一言を残して。


(おわり)
192184-191:02/07/28 05:58 ID:mhCD5pLf
長文エラー地獄に堕ちました・・・

>穢れた力さん
ヴィトスユーディーに(;´Д`)ハァハァです。
つづきますか?いや、むしろ続けてください。
でも、無理はなさらずに。

>170-178
 ユリ最高です。というか3Pに激しく萌えを・・・
 アイゼルが堕ちてくのにハァハァですた。
193名無しさん@ピンキー:02/07/28 09:20 ID:yP3Eh7UP
メッテルブルクの傘と言えば幽霊タンの覗きもありますな…ハアハア
194名無しさん@ピンキー:02/07/28 14:18 ID:Ngf955FE
パメラのエロ小説読みたいんだが、彼女は幽霊だからなあ・・・普通のセクースは無理だろうな。
195名無しさん@ピンキー:02/07/28 15:00 ID:ZOrFxk9X
誰かに乗り移って頂くとか...
196名無しさん@ピンキー:02/07/28 15:21 ID:dLZ4GxhP
乗り移られたのは処女で…
197名無しさん@ピンキー:02/07/28 17:24 ID:TCVIWjBZ
おまいら、誰でもいいから早くそのネタで書けやゴルァ(w つーか見たい・・・たのんます
198170:02/07/29 00:05 ID:Jsfn7AOf
>>181,183,192
レスありがとうございます。本当はもっとダラダラ書く予定だった奴を
ぶった切ってるのでちょっと中途半端ですみません。
>197
ユーディーまだ未プレイなんです…すいません。
他の3作はやっているのですけど…なんかリクとかあります?
そんなに早く書けないと思いますけど、僕で良かったら。
あぁ、でもレズのリクの方が嬉しいかな(笑)
199名無しさん@ピンキー:02/07/29 00:32 ID:I653yFB1
>198
>あぁ、でもレズのリクの方が嬉しいかな(笑)

それなら、またエリーのアトリエで百合小説を書いて頂けないでしょうか?
今度はロマージュ抜きで。(w
200170:02/07/29 00:47 ID:Jsfn7AOf
>199
了解しますた。気長にお待ちください。
201名無しさん@ピンキー:02/07/29 07:46 ID:2yI80Zlp
良質age
202名無しさん@ピンキー:02/07/29 09:29 ID:gN9EAmAz
アトリエシリーズのお薦め18禁小説サイト教えて。
203穢れた力:02/07/30 00:03 ID:h2th1c0c
>184-191
良すぎて泣きそうでつ・゚・(ノД`)・゚・。
堕ちていきそうなラステルたん、寝てる間にしっかりヤられてしまうユーディーたん、
鬼畜で策士で最後にちゃっかりアイテム持ってくヴィトスにハァハァです。
文章がとってもきれいで読みやすいですね。続きも読みたいです…。
自分もがんがります。
204名無しさん@ピンキー:02/07/30 17:29 ID:hRqfhiL2
祝福age
205名無しさん@ピンキー:02/07/31 03:00 ID:tTUxod9T
>202
今検索してたら見つけたんだけど<お薦めエロサイト
ここ2ちゃんだから言えねぇや。ごめん(w
206名無しさん@ピンキー:02/07/31 12:37 ID:Ng82WHqy
>>170は一応UDやった方が…食わず嫌い?
207170:02/07/31 20:52 ID:oDRvOS7S
頑張って書いております。もうちっと待ってください。

>206
いえ、猛烈にやりたいです(w
車の方で多大な出費がありまして、ちょっとゲーム買えなかったんです。
208穢れた力:02/07/31 23:14 ID:AvWRNif0
鬼畜ラステル×ユーディー書きまつ。
(今までのヴィトスユーディーとは全然関係ない話しです)
209穢れた力:02/07/31 23:16 ID:AvWRNif0
(1/8)
「ユーディー、帰っちゃいや!」
ラステルは泣きながらユーディーの胸に飛び込んだ。
ユーディーが元の世界に帰るアイテム『竜の砂時計』を完成させたと聞いたラステルは
いてもたってもいられなくなり、ユーディーの部屋に押し掛けたのだった。
「ごめんね……ラステル、ごめんね」
泣きじゃくるラステルの頭を優しくなでながらユーディーは繰り返した。
「でも、あたしはここにいちゃいけない人間だから。どうしても帰らなくちゃいけないの。
 わかって、ラステル」
しばらく部屋の中には、ラステルのしゃくり上げる声と、それをあやすようになだめる
ユーディーの小さな声だけが聞こえていた。

やがて、目を真っ赤に泣きはらしたラステルが顔を上げる。
「ユーディー、まだ、帰らないよね?もうちょっといてくれるんだよね?」
「うん、いろいろ準備もあるし、まだ帰らないよ」
「じゃあ、今度また私のお部屋に遊びに来てくれる?」
「必ず行くよ。約束する」
「絶対だよ。絶対に約束だよ」
ラステルの真剣な眼差しに現れていた決意に、この時のユーディーは気が付かなかった。
210穢れた力:02/07/31 23:17 ID:AvWRNif0
(2/8)
数日後、ユーディーはラステルの部屋を訪れていた。
「ユーディー!いらっしゃい。待ってたよ」
「えへへ、ラステル、お招きありがとう」
「美味しいお菓子とお茶を用意してあるの。こっちへ来て」
日当たりの良いラステルの部屋。気持ちのいい風がやわらかな紗のカーテンを揺らしている。
「わぁ、美味しそうなケーキ。いただきまーす」
真っ白なクリームがたっぷり乗ったベリーのケーキに、ほのかに柑橘系の香りのする
お茶をごちそうになって、ユーディーはごきげんだった。
「私、ユーディーと一緒にいるの、大好き」
「うん、あたしもラステルと一緒にいると嬉しいよ」
少し哀しげなユーディーの声。

「ねえ、ユーディー。少し眠くならない?」
「ん、そう言えばなんだか……」
たわいもない話しをしているうちに、ユーディーの瞼が重くなっている。
「私のベッドでよければ、少しお昼寝していく?」
「うん、悪いけどそうさせて」
ラステルの寝室にたどり着き、ベッドに倒れ込むなりユーディーは深い眠りに引き込まれた。
「ほんとうだ、あの錬金術師さんの言ったとおり」
薬品の怖さを一番分かっている筈の錬金術師にあるまじき事だが、ユーディーは簡単に
他人を信用し、人からもらった物を口にする。
そして、先ほどユーディーが飲んだお茶に入っていたのは、宿屋にこっそり依頼しておいた
眠り薬。
「もしかしてこのお薬も、ユーディーが作ったものかもしれないわね」
ラステルはくすっ、と笑う。
「ずっと一緒にいようね、ユーディー」
211穢れた力:02/07/31 23:17 ID:AvWRNif0
(3/8)
「う……ん」
ユーディーがゆっくりと目を覚ます。
「あれ、ここ、どこ……?工房じゃないし」
「ユーディー、お早う」
笑顔のラステルがユーディーの顔をのぞき込む。
(いつ見ても無邪気で綺麗な笑顔だなぁ……天使の微笑みって、ラステルみたいな
 笑顔の事を言うんだろうなあ)
ぼんやりとした頭に、全然的はずれな感想が浮かぶ。
「あ、そうだ、あたしラステルの部屋で寝ちゃったんだっけ。ごめんごめん」
起きあがろうとするが、がくん、と頭の上に回した腕が引っ張られる。
「腕?なんで?」
身体にわずかばかりの寒気を感じて、くしゅん、と小さなくしゃみをする。
頭を少し上げて周りを見回そうとすると、
「えっ!?」
ベッドの上の一糸まとわぬ自分の身体が目に入った。
「ラステル?えーっと……なに?」
枕元を見ると、腕は皮の手錠で戒められ、そこから伸びた鎖はベッドのさんにくくりつけ
られている。
「あ、ごめんね、やっぱり腕痛い?一応肌に直接触れないように、包帯を巻いた上に
 手錠をかけてみたんだけど」
手首をそっとなでながら申し訳なさそうにユーディーを気遣うラステルの態度と、
今の自分の置かれている状況の接点が見つけられない。
それに、同性の前でも裸でいるのは恥ずかしい。
「えーっと、そろそろ帰りたいんだけど。ほどいてもらえないかな。あと、服を……」
「だめっ!」
ラステルらしくもない大声を出され、ユーディーが驚く。
「帰っちゃだめ。ユーディーは、ずっとここにいるの。私のおうちで、一緒に暮らすの」
ユーディーの枕元に座ったラステルの顔が近づいて来て、みずみずしく甘い香りのする
くちびるがユーディーのそれをふさいだ。
212穢れた力:02/07/31 23:17 ID:AvWRNif0
(4/8)
「ラステル……?」
ただ口を合わせるだけの長いキスの後、ユーディーは混乱しきっていた。
「ユーディー、好き」
ラステルはユーディーの隣に横になってユーディーの身体を抱きしめると、顔や髪、身体の
あちこちに羽根のように軽いキスを降らせた。
「どういう事なの、ラステル?いい加減にしないと怒るよ。ほどいて」
少し怖い顔をすると、とたんにラステルの表情が曇る。
「ユーディー、どうしてそんな事言うの?私は、ユーディーと一緒にいたいだけなの」
「だってあたし、帰らなきゃ」
「駄目。帰さない」
ラステルのくちびるが一文字に引き締められる。
「そんな事言ったって、ラステルのおうちの人だって……」
「それなら平気よ。お父様にね、ユーディーがおうちにいてくれるなら、もう二度と
 勝手に外には行かないって約束したの。お父様も賛成してくれたわ。だからユーディー、
 いつまでもここにいていいのよ」
「ラステル……!」
再び口をふさがれる。今度は、ラステルのやわらかな舌がユーディーの口の中に侵入してくる。
「んくっ……ん、はぁっ」
息苦しそうなユーディーの声に気付いたラステルが名残惜しそうにくちびるを放すと、
つっと唾液が糸を引いた。
「ラステル、こんなのちがう……ちがうよ」
じわり、と瞳に涙がにじんでくる。
「ユーディー、泣かないで」
ラステルがユーディーの髪を優しくなでる。
「きっと、あれがあるからいけないのね」
213穢れた力:02/07/31 23:20 ID:jvDOoMVN
(5/8)
ラステルはベッドから降りると、そばのソファーにかけてあるユーディーの服を探った。
すぐに目当ての物に指が触れる。
「『竜の砂時計』……こんなもの」
「ラステル!何するの!?」
ラステルは竜の砂時計を手に取ると窓に近づき、遮光性のあるカーテンをまくり上げた。
窓を大きく開けると、外に向かって砂時計を勢いよく投げ捨てる。
かしゃーん、と庭の床を覆う御影石に当たって砕け散るガラスの音が響いた。
「ラステル……」
信じられない、と目を見開くユーディーに、窓をきちんと閉めたラステルがいたずらっぽく微笑む。
「ごめんね。ユーディーの大切な物、壊しちゃった」

ユーディーの上に、今度は自分も服を全て脱いでラステルが覆い被さる。
「ユーディー、好き、大好きよ。愛してるの」
ラステルの白い指がユーディーの身体中をまさぐる。呆然としているユーディーは
抵抗する気力も無く、ラステルにされるままになっていた。
「ずっと触れたかった、キスしたかったの、ユーディー」
「……」
「ユーディー、睫毛長いね」
まぶたにキスを落としながら、片手でユーディーの乳房を愛しそうに愛撫する。
「ここもいっぱい愛してあげるね」
足の付け根、恥ずかしい部分に指を伸ばすとユーディーの身体がピクリと反応する。
「ラステル、やめて、お願い」
「だめ。やめない」
ユーディーの足を広げさせると、
「ユーディーのここ、キレイ。ピンク色で、とっても美味しそう」
「ああっ!」
顔をうずめて、ぴちゃぴちゃとなめ始めた。
214穢れた力:02/07/31 23:20 ID:jvDOoMVN
(6/8)
「ラ……ステル」
腕に思わず力が入り、鎖がじゃらっ、と無機質な音を立てる。
「私の舌で感じてるの、ユーディー?」
透明な液体がためらいがちにあふれ出す場所に細い指を1本差し入れると、ゆっくりと
動かしながらさらに舌を使う。
「ああっ!」
よどみなく与えられる刺激に、ユーディーの汗ばんだ身体が跳ねる。
「気持ちいい?ユーディー」
「だ……だめ」
「答えて!」
中で指をぐいっと折り曲げる。
「ひっ!ああ、き……気持いい」
「ほんと?良かった。いかせてあげるね、ユーディー」
くちびるを押しつけて強く吸う。一番敏感な場所に歯をあてて、軽く甘噛みする。
「ユーディーの中、ざらざらしてる……やわらかくて、あったかくて、ぬるぬるしてるよ」
「あ、ラステル、もう……」
「いきそうなの?ユーディー。呼んで、私の名前呼んで!」
「ラステル……ラステル、ああっ、ラステルっ!」
びくびくっ、と身体をふるわせて、ユーディーは絶頂に達した。
215穢れた力:02/07/31 23:20 ID:jvDOoMVN
(7/8)
「さっき、ユーディーの大事な物壊しちゃったから、償いをしなくちゃいけないよね」
ぐったりしたユーディーに背を向けて、ラステルはベッドのそばの小物入れを開けた。
何かを取り出してくると、ユーディーの隣りに戻ってくる。
「ラステル……それ、なに?」
「私とユーディーを、これでつないじゃうの」
それは男性をかたどったモノが両方に付いている、薄桃色の小振りの双頭の張り型だった。
「これでユーディーに、私の大切な物を壊してもらうの。それでおあいこ」
「ちょ、ちょっと待ってラステル!」
ラステルは張り型の片方を口に含むと、唾液を塗りつけるように舌を這わせる。
「こっち側なめて、ユーディー。いっぱい濡らしてね」
「うぐっ」
反対側を口に押し込まれる。そんなに大きくないとは言え、こんな物を入れられたら……。
「これくらいでいいかな……先にユーディーに入れてあげるね」
「いやっ!いやよラステル!お願い、やめて!!」
自分が口に含んでいた方をいやがるユーディーに当てる。ぺろっと舌なめずりをすると
そのままくにくに、と入り口をもてあそび、
「いやあああぁ!!」
ぐいっと一気に押し込んだ。
「ああ……あああ」
初めて経験する、想像を絶する痛みにぼろぼろと涙を流すユーディー。
「ユーディー、可愛い……血がにじんでるね」
くちゅくちゅ、と少しずつ動かすと、ユーディーの中がきしむ。
216穢れた力:02/07/31 23:20 ID:jvDOoMVN
(8/8)
「いたい、いたいよう、ラステル……」
「可愛くて、かわいそう……素敵」
声を押し殺して泣くユーディーを見て、うっとりとつぶやく。
「ユーディー、男の子みたいだね。綺麗なユーディーに、こんなにえっちなモノが生えてる
 なんて……いやらしい」
張り型をぐいっと曲げて角度を変えると、ユーディーの内部を新しい痛みが襲う。
ユーディーの股間からそそり立っているモノにぴちゃぴちゃ、と淫らな音を立てて舌を這わせる。
「ああ、今、ユーディーのをなめてるのね、私」
ぷはっ、と息を付いて、ラステルが口を離す。
「ユーディー、いっぱい壊してね」
「くぅっ!」
ユーディーの上にまたがり、ぐちょぐちょになっている自分を当てると一気に腰を落とした。

「ああ、痛いよぅ、ユーディー」
自分自身も破瓜の痛みをこらえながら、それでも歓喜の声を上げるラステル。
「うぁっ……ああ、ひぃっ……う、動かない……で」
ラステルが腰を動かすたびに激痛が走る。
「すごい、私、今ユーディーに壊されてる……犯されてるのね」
ぞくっ、と身震いをすると、自分の股間に指を伸ばす。
「ユーディー……私の、初めての人」
張り型をくわえ込んでいる場所からあふれている、自分の赤い物とねばつく液の混じった
物をすくい取るとユーディーの頬になすりつけた。
「うぅっ……」
ラステルは、その指で自分の敏感な場所を慰め始める。
「ユーディー……痛いの……ああ、気持ちいいよぅ」
「ラス……テ……」
ラステルの指使いが激しくなる。
「ユーディー、好きよ……もっと壊して、もっとラステルの事、いっぱい犯して……
 ああああっ!」
ラステルが達すると同時に、ユーディーの意識がふっととぎれた。

(BLACK OUT…)
217名無しさん@ピンキー:02/08/01 01:46 ID:0ZqentxJ
ぐはっ!
ラステルとユーディーの百合モノを考えていたのに
こんなイイものを先に書かれてしまうなんてっ!
218名無しさん@ピンキー:02/08/01 15:14 ID:A2JNjnnN
ここ、えらい中身濃いなぁ。お気にに入れマシタ!
219名無しさん@ピンキー:02/08/01 18:15 ID:2PE3QrHx
いいものはいいage
220170:02/08/01 23:46 ID:7VcZPHQj
>穢れた力氏
(・∀・)イイ!!
183で頂いたレスとは逆に、僕がユーディー買わねば、って気持ちになりますた。
ちなみに、本編も結構仲良しなんですか? この二人。

それと、なんだかタイミング悪くて申し訳無いですが、
ご依頼あったやつ書きあがりましたので、今からアプらせて頂きます。
221170:02/08/01 23:47 ID:7VcZPHQj
(1/9)
「もう、早く起きなさいよ」
朝食の用意まですませたアイゼルが起こしに来ても、
まだエリーはベッドの中でうとうとしていた。
「ん〜、もうそんな時間〜?」
「そんな時間よ! 早くしないと朝ご飯冷めちゃうわよ」
「ん〜・・・起こして〜」
「もう、しょうがないわね。ホラ、起きな・・・!」
布団をめくってエリーの腕をつかんだ瞬間、逆にひっぱられてしまう。
そのままエリーはアイゼルの唇を塞いでキスを始める。
「ん…んんっ……ぁ…ぅ……っ………んん」
(寝ぼけてるくせにこういう事だけは起きてるんだから)
心の中で毒づいても、アイゼルの手はいつのまにかエリーの手をしっかり握っていた。
さすがに自ら舌を絡めていく事はしなかったが、
エリーの動きに抗う事もせず身を任せる。
「ん……っ、ぁふ、……ゃ、ん……んぅ、ぁ……」
「ぁあ、ん……っふ……ぅぅ…」
「……っ……っはぁ…」
「ふぅ……」
舌が離れると、唇が微かに糸を引いていく。
「えへへ、朝のキス〜」
唾液を舐め取りながらエリーが笑いかける。
「ほら、早く顔を洗っていらっしゃい」
照れ隠しで、顔をそむけながら少し強い口調でアイゼルが言う。
「はぁ〜い」
のそり、とベッドから起き出して洗面所に向かうエリー。
222170:02/08/01 23:47 ID:7VcZPHQj
(2/9)
「洗ってきたよ〜」
「そう、じゃあ着替えて、朝ご飯食べましょ」
それを聞いたエリーは少し考え込む表情をすると、おもむろに話しかけた。
「ねぇ、アイゼル」
「なに?」
「今日さ、・・・下着、無しで学校行かない?」
「はぁ?」
思わず素っ頓狂な声を上げるアイゼル。
「ね、あたしも無しで行くから、アイゼルも、無しで」
「…って、あたしミニスカートなのよ! 出来る訳ないでしょう!」
「大丈夫だよ! バレっこないって。危なくなったら帰ってきちゃえば良いんだから」
全然根拠の無い事を言う。
「ね、お願い! 1回で良いから。付き合ってくれたら、あたしの秘蔵のぬいぐるみあげるから」
「本当!? ・・・って、なんであたしがぬいぐるみ好きなの知ってるのよ?」
「前にアイゼルの部屋行った時に見たも〜ん」
「わかったわよ・・・でも1回だけよ? それと約束は守ってよね。
あと、学校内でなんかしたら絶対ダメよ」
(何にもしないんだったら下着無しで行く意味がないよ・・・)
エリーは思ったが、もちろんそんな事はおくびにも出さず
「当たり前だよ。ちょっとね、ドキドキするかな、って思って言ってみただけだから」
エリーは夜着を脱ぐと、そのまま衣服を着始める。
「本当に、やるのね・・・」
物に釣られてエリーの話術にうっかり乗ってしまった自分を呪いながら、
しぶしぶアイゼルも下着を脱いで、ワンピースを着る。
姿見で普段と違う所がないか念入りに確かめる。
「だ〜いじょうぶだってば、アイゼル。もう、心配症だなぁ」
「だって・・・ね、やっぱり止めましょうよ」
「だ〜め。約束は守ってもらうからね。ほら、朝ご飯食べよ」
223170:02/08/01 23:48 ID:7VcZPHQj
(3/9)
(やだ、皆見てる気がする・・・)
アイゼルは歩きながら、もう気が気ではなかった。
下着を着けて居ないから、少し胸が揺れている気がする。
下着を履いて居ないから、歩き方がいつもと違う気がする。
おまけに、胸の先が歩く度に少し擦れて、弱々しくながらも確実に刺激を伝えてくる。
そのせいで、顔が赤くなってはいないだろうか。
もし、それを気付かれたら。
「ね、早く教室行きましょう」
座ってしまえばとりあえずは安心だ。そう考えてエリーに話しかけようとした時、
「お〜い、ノルディスおはよう〜!」
アカデミー内で目ざとくノルディスの姿を見つけると、
アイゼルが止める間もなくエリーはノルディスを呼んでしまった。
「ちょ、ちょっと・・・」
小声でエリーに抗議したが、帰ってきたのは返事ではなく、アイゼルのお尻に添えられた手だった。
「!」
ワンピースの上から指の先だけを滑らせるように動かし始める。
エリーの手を止めようとしたが、それより早くノルディスが来てしまう。
「おはよう、エリー、それにアイゼルも。」
ノルディスは2人の所にやってきて挨拶をする。
「お、おはよう、ノルディス」
エリーの指は少しずつしか刺激を与えてこないのに、いや、それだからこそ
無意識に刺激を追ってしまって、返事をするのが遅れてしまう。
「アイゼル、どうかしたの?」
何も知らないノルディスは素直にアイゼルの体調を心配する。
「う、ううん、何でもないわ」
今行われている事を否定する為に、大きく首を振るアイゼル。
しかしその間にエリーの手は、指先がワンピースの裾までたどり着くと、
中指と薬指で内股をさすりはじめる。指腹で浅い所を撫でて行き、
指をかえして爪先で筋をつけるように、少しだけ力を込めて動かす。
「・・・! 」
224170:02/08/01 23:49 ID:7VcZPHQj
(4/9)
突然の強い刺激にアイゼルは思わず口を開いてしまうが、
すんでの所で声を上げるのを堪える。
「なんだか、顔も少し赤いようだけど」
普段から良く人の心配をしてくれるノルディスが、この時ばかりは恨めしい。
「ううん、大丈夫・・・ 多分、昨日エリーと少し夜更かししちゃったたせいだと思うわ」
「そう・・・それなら良いけど、気をつけてね」

話している間に再び、さっきよりも少しだけ強くエリーが筋をつける。
痛い、でも、痛みと同じ位の、快楽。お互いを傷つけあう愛し方があるのを知ってはいたが、
そんなのは気持ち悪いと思っていたし、エリーがそんな事をするなんて考えた事もなかった。
それなのに、今、エリーは自分の身体を引っかいてきて、それに自分は気持ち良い、と感じてしまった。
(どうして・・・? 私、おかしいのかしら?)

とにかく今は、ノルディスに気付かれてはいけない。
混乱しつつも、少し顔を伏せて、更なる刺激に備えるアイゼル。
しかしエリーは、三度目は引っかくのではなく、先につけた筋を優しくなぞる。
「っ・・・!」
痛みに備えていた感覚が、不意をつかれて吐息となってこぼれる。
一気に緊張が解け、そのはずみで下腹部に熱い物がこみあげる。
(やだ、あたし、濡れ、ちゃう・・・)
慌ててもう一度力を込めるが、滴は止まらずに内腿を伝って流れ出す。
225170:02/08/01 23:49 ID:7VcZPHQj
(5/9)
「う〜ん・・・息も荒いし、やっぱりちょっと調子悪いみたいだね。
今日は一限だけ出て、帰った方が良いと思うけど」
「そ、そうね。そうさせて貰うわ。ごめんなさいね、ノルディス。心配かけて」
「そんな事は良いけれど、気を付けてね。エリー、アイゼルを頼むよ」
幸いな事に、ノルディスはそう言うと、アイゼルが濡らしてしまった事には全く気付かず、
授業を受ける為に教室の方へと向かっていった。
ノルディスが離れたのを確認すると、
こらえきれなくなったアイゼルはエリーの腕にしがみついてしまう。
「えへへ、・・・したくなっちゃった?」
しがみつかせたまま、アイゼルを撫でている手を止めずにエリーが囁く。
アイゼルは、それでもまだ恥ずかしさが勝るのか、直接答えずにしがみつく腕に力をこめる。
「でも、だーめ。ノルディスにも一限は出ろって言われたでしょ?」
エリーはアイゼルの耳元に触れんばかりに口を寄せ、
舌先を伸ばして一瞬だけアイゼルの耳朶を舐める。
「そんな・・・」
切なそうに瞳をうるませてエリーを見るアイゼル。
それを見たエリーは、自分の胸の鼓動が高くなるのを感じた。
(アイゼルって、この顔がすごい可愛いのよね・・・)
エリーはもう少しで、この場でアイゼルのワンピースを脱がしそうになるのを堪えると、
アイゼルの手を取って教室へと歩き出した。
226170:02/08/01 23:51 ID:7VcZPHQj
(6/9)
教室の隅に二人分開いている場所を見つけると、エリーはアイゼルを促して席についた。
「ね、ここならバレないよ」
言いながら、すぐにアイゼルのワンピースの中に大胆に手を滑りこませる。
さっきまでの刺激で敏感になっているアイゼルは、反射的に腰を引いてしまうが、
椅子に座っていては逃げる場所も無く、すぐに秘所を捕らえられてしまう。
「ふっ・・・」
声を漏らすまいと指をくわえるアイゼル。
「まだまだ、これからだよ・・・ ちゃんと我慢してね?」
そう言って動かし始めたエリーの指は、しかしまたも緩慢な、焦らす動きだった。
アイゼルの恥毛の形に沿ってなぞっていく。
指の動きの意味に気付いたアイゼルが顔を真っ赤にするのが可愛くて、
小指の先で恥毛を絡める。
そのまま、中指を秘所の縁へと動かしてゆっくりと愛撫を始める。
少しずつ、少しずつ。エリーの愛し方はいつもこうだ。
エリーはアイゼルの反応を見ながらするやり方が好きだったし、
もう我慢できなくなった時のアイゼルの切なそうな顔を見るのが大好きだったから。
(あれ?)
アイゼルの秘所に辿り着いたエリーは、もうかなり蜜が溢れている事に気が付いた。
掬い取ると、アイゼルの唇に塗りつける。
「ね、もうこんなになってるね」
「だって・・・」
アイゼルが反論しようと口を開いた所にエリーは指を差し込む。
「ね、しゃぶって」
少しだけ強い口調で言うと、もはや抵抗らしい抵抗も見せず、アイゼルは従順にしゃぶり始めた。
時々すぼまる口が淫猥に蠢く。
227170:02/08/01 23:52 ID:7VcZPHQj
(7/9)
しばらくエリーはアイゼルの口の動きに任せていたが、
やがて自らも指を動かしてアイゼルの口腔をねぶる。
「ん、ん、ぅん、ん」
徐々にアイゼルの動きが、人目をはばからずに大きくなって来たのでエリーは慌てて指を抜いた。
物欲しそうに抜かれた指を見つめるアイゼルの瞳はとろんとして、完全に欲情している。
(やっぱり・・・アイゼルって、少しいじめられるのが好きみたいね)
もともと、エリーの工房で愛を交わす時も、エリーが主導権を握る事が多かったのだが、
その時でもエリーが多少無茶要求をしても、口では言いながらも逆らった事は無かった。
昼間とは全く違うその態度にエリーは以前から疑問を抱いていたのだが、
今その答えが得られたのだ。
(ふふっ、良い事知っちゃった!)
タイミング良く授業も終わったようだ。
「ね、家に帰る前に、1回していこ?」
「そんな場所、あるの?」

「こんな所に部屋があったなんて・・・」
エリーに連れられてアイゼルが来た場所は、図書室の中にある隠し部屋だった。
「うん、ドルニエ先生の隠し部屋なんだって。
でも、普段は人がほとんど来ないし、音が外に漏れないようになっているから」
言いながら、アイゼルの腰に手を回して抱き寄せる。
「ん・・・エリー、好き・・・好き」
朝とは違い、アイゼルは自分から積極的に舌を差し込んでくる。
エリーはそれに応えながら、アイゼルのワンピースのファスナーを降ろす。
上気して、薄く桃色に染まった肌がエリーの官能に火を点ける。
228170:02/08/01 23:56 ID:7VcZPHQj
(8/9)
後に回した腕に力を込めながら、もう片方の手でアイゼルの胸に触れる。
優しく、大きさを確かめるように撫でて行くと、頂きはもう固く尖っていた。
そっと指でつまみ上げてみる。
「胸、大きくて、いいなぁ・・・」
掬うように持ち上げながらすねたように言う。
「そ、そう? あたしは、あなたの胸の方が好きなんだけど」
「でもさ、あたしの胸がアイゼルくらいあったら、やっぱり嬉しいでしょ?」
「そんな事ないわ、なんていったら良いか判らないけど・・・でも、今のあなたが一番好き」
一瞬呆気にとられた顔でアイゼルを見返すと、次の瞬間アイゼルの胸に顔をうずめてしまう。
「そんな事・・・真顔で言わないでよ。恥ずかしい」
もごもごと、消え入るような声で呟く。
「だって、本当の事だ・・・きゃっ」
アイゼルが言い終える前に、エリーがアイゼルの乳首を口に含んで軽く歯を立てる。
同時にお尻の割れ目をたどって後から秘所を目指し、今度は焦らさずにそのまま指を差し込む。
数回、ゆっくりと出し入れをすると、すぐに激しい、掻き回す動きに切りかえる。
「ね、もう少し、ゆっくり・・・ぁあっ、だ、め・・・」
足に力が入らなくなってしまったのか、エリーの頭を抱きかかえるようにして膝からくずれおちるアイゼル。
エリーはアイゼルを受け止めると、そのままゆっくりと床に押し倒して、その上に覆い被さった。
229170:02/08/01 23:56 ID:7VcZPHQj
(9/9)
自分の乳首をアイゼルのそれと擦り合わせながらエリーはアイゼルに口付けする。
まるでそうすれば溶け合ってひとつになれるとばかりに、
少しでも身体に触れる部分を多くしようと、足の指先まで絡めながら。
アイゼルも、熱く潤っているエリーの蜜を、もっと溢れさせようとエリーの中に指を差し入れて嬲る。
「ふぁぁぁっ・・・ん、そこ、もっと、っ・・・!」
「ゃ、いぃ、の・・・あん、・・・くっ、ふ・・・!」
ほとんど同時に身体を震わせて小さく達する。
「もう、1回・・・」
エリーは身体を起こすと、アイゼルのと自分のを擦り合わせる。
「・・・・・・!」
「や、また・・・!」
高まりきった欲情は、お互いのものが触れただけで二人を軽く達しさせてしまう。
それでも尚、、エリーはゆっくりと腰を動かし始めて更なる快楽を求める。
「ぁぁあああっ! んぁっ、ぁ、んっ・・・!」
「んっ、気持ち、いい、よ、アイゼル・・・」
「エリー、あたし、も・・・だ、め・・・い、っく・・・!」
「アイゼル、いっしょ、いっしょに、・・・ぁぁぁっ!」
ひときわ大きな絶頂を迎えた二人は、身体を重ねたまま、しばらくは息を整えるので精一杯だった。
呼吸が落ち着くと、よろよろと立ちあがる。
「う・・・そろそろ、帰らないと・・・」
「そ、そうね・・・こんな所で寝てしまったら、言い訳のしようが無いわ」
二人は服を着ると、よろよろとした足取りで図書室を後にする。
「・・・ね」
建物を出ると、日はまだ登りきってもいなかった。寮の入り口に来た所でエリーが悪戯っぽくいう。
「どうする? 今日はもう帰る?」
「・・・意地悪」
そう言うと、アイゼルはエリーの手を握ってエリーの工房の方へと歩き出した。
「えへへ、その前にご飯買って行こうよ〜。お腹すいちゃった〜」
「女の子があんまり大声でお腹すいたとか言うもんじゃない・・・」
アイゼルが最後まで言い終わらない内に、お腹が大きい音をたてる。
耳まで赤くするアイゼルにエリーが笑いかける。
「ね? 美味しい物いっぱい食べて、またしようよ!」
言うと、エリーはアイゼルの手を握り返して走り出した。
230199:02/08/02 00:49 ID:jPbxVruR
>170さん、ありがとうございます!
やっぱりエリー×アイゼルは良い、と改めて実感しました。
              ∧             ∧
              / ・           / ';,
             /  ';          /  ';
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           ヽ      ┃        ........:::
231170:02/08/02 01:17 ID:Ap2oR3lD
>230氏
レスありがとうございます。
実は僕もこの二人好きすぎまして(w、
どちらが攻めなのかすら妄想するたびに変わるくらいなのです。
シチュエーションさえ思いつけばいくらでも書きたい所存であります。
232名無しさん@ピンキー:02/08/02 02:29 ID:CaFhdraZ
アトリエのエロ小説が、毎晩のように読めるのは
2ちゃんだけ……(;´Д`)ハァハァ
233通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:18 ID:fr21qAgs
>170氏
いいなぁ……上手いなぁ……。
レズ書ける人がうらやまスィ。

漏れもネタ提供しようと思い書いてみましたが、マリーなのでネタが古いです…。
『マリーなんて覚えてねぇよ!逝ってよし!』といわれる方は飛び越えて下さい。
234通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:19 ID:fr21qAgs

「ごめん、もうちょっとだけ待って!」
パン、と両手を顔の前で合わせて『お願い』の仕草をする。
ガヤガヤと騒がしい街の中であってもよく通るその大きな声は
その明るく朗らかな性格を現しているかのようだ。
「え〜〜、またかよ?前回の護衛料もまだ貰ってないのに!」
とんがり帽子のような可愛い屋根を携えた一軒家の前で
男は腕組みをすると、懇願する彼女に膨れっ面を返した。
まだ幼さの残る少年のような面立ちだが、頬に残る傷が
彼を勇敢な戦士に見せている。
「今日取ってきた材料で依頼されたものを作れば、お金できるから!
 ね、だからお願い!後少しだけ!」
その女の子はひたすら下手に出て拝み倒している。
まるで神様に最後のお慈悲を戴くかのように。
「マリー、いくら顔なじみだって言ってもさぁ……そりゃないだろ?
 俺だって生活苦しいんだからさ。こんなんじゃいつまで立っても
 金なんか貯まらないよ……。」
「だぁってぇ……エンデルクさんの護衛料、高くってさ……。
 ほら、あの人融通利かなそうじゃない?だからルーウェンにこうやって
 頼んでるんじゃないの。」
ルーウェンと呼ばれた少年は、ふぅと溜息をつくと
目の前の無計画な彼女に対して愚痴をこぼした。
235通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:20 ID:fr21qAgs
「俺の安い料金すら払いないようじゃ、いつか破産しちまうぞ。
 大体、今回だってエンデルクさんを連れていくほど危なくなかったじゃないか…」
「そ、そんなの結果論じゃない!最近ヴィラント山は物騒だって聞いたから!
 それにルーウェンも今回はあんまり働かなかったでしょ!?
 楽して儲けようなんて虫が良すぎるわよ!」
自分の事を棚に上げて、開き直ったマリーが説教をたれて来た。
ルーウェンは自分が責められる理由がわからず、強い口調で言い返す。
「そ、それこそ結果論だろうが!そりゃエンデルクさんみたいな人がいれば
 俺なんて必要ないよ!あの人全部自分でやっちゃうんだからさ!」
2人の話に度々名が挙がるエンデルクというのは、
ここザールブルグの王室騎士隊長だ。
無愛想な人柄は周りの人を寄せ付けないが、
こと強さに関してはその役職に恥じない凄まじさを誇る。
そのエンデルクと比べられるとはルーウェンも可哀相に、
自分の言葉にいささかショックを受けているようだ。
「俺だって護衛なんだからマリーの役に立ちたかったさ……。」
己の非力さを思い知ったルーウェンが、ポツリとそんな事を呟いた。
見ているこちらが落ちこむぐらいに肩を落とすルーウェンを見て
マリーの頭に登っていた血は急激に消え失せ、彼を立ち直らせようとするものの。
「あ……そ、そんな事無いわよ、うん。ル、ルーウェンは十分役に立ってる。
 ホントよ?私、あなたがいると安心して材料探しができるの。嘘じゃないよ?
 エンデルクさんが凄すぎるだけだから、そんな気にする事ないって!」
「……フォローになってないよマリー。
 それじゃエンデルクさんが凄いって言ってるだけじゃないか………。」
236通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:20 ID:fr21qAgs
どうやら最後に余計な一言をつけてしまったらしい。
ますます落ちこむルーウェンに、マリーは頭をフル回転させて言葉を捜す。
「あ、あ、あ、ほ、ほら!ルーウェンはまだ若いじゃない!
 大丈夫!あなたも将来はエンデルクさんみたいに、いえ、それ以上にスゴイ
 腕の立つ冒険者になれるわ!!」
それはとても苦しい励ましだったが、騎士隊長に唯一勝っている『若さ』を
示され、ルーウェンの顔にわずかではあったが生気が戻った。
「……そうかい?本当にそう思う?」
「ええ、もちろん!私が保証するわ!」
この突き抜けた性格は天性のもので、ルーウェンもいつもは彼女の
『後の事を気にしない性格』にはほとほと困らせられていたが、
今回ばかりはこの根拠の無い言い訳(?)に助けられたようだ。
「……そうだよな。俺もこれから頑張れば良いんだ。よーし、強くなるぜ!!」
「頑張れルーウェン!」
「マリー、それじゃ、はい。」
「ん?」
すっかりいつもの調子を取り戻したルーウェンが掌を広げてマリーの前に差し出す。
マリーはそれの意味することが判らず、彼の顔を見つめた。
「何?」
「金だよ。金。今回は待つから、前回の分を払ってくれ。」
すっかりお金の話は済んだと思っていたマリーは
再び話を蒸し返して来たルーウェンに苦渋の表情を浮かべて諭す。
「だ、だから今は無いって言ったでしょうが!」
237通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:21 ID:fr21qAgs
それは少々乱暴な言葉ではあったがこのままでは埒があかないと考え、
マリーはここでこの話の決着をつけなければならないと思った。
「そんな言い訳は通用しないんだ!今日金貰えないと俺、明日のパンさえ買えないんだぞ!」
「それなら私の家に泊まれば?勉強の邪魔しないのなら食事くらいなら出すわよ。
 なんなら依頼料が入るまで居てもいいわ!」
腰に手を当てて『名案でしょ!?』とばかりにマリーはルーウェンを見る。
「ババッカ野郎!そ、そんな事できる訳ないだろ!ひ、1つの家に……」
年頃の男女が衣食住を共にする意味、きっとマリーはいつものように
深く考えてはいなかっただろう。
しかしルーウェンはその言葉の意味に敏感に反応し、慌てふためいている。
「?何よ…なにか問題あるの!?」
そんな彼を他所にマリーは口調の勢いを和らげる事もせず、
やや怯んだ様子を見せるルーウェンに詰め寄った。
「よ、よせ!近寄るな!」
必要以上にたじろぐ彼にマリーは怪しさを感じ、おかしくなったルーウェンの
原因を探ろうと、今までの会話の流れを頭の中で整理していく。
そこで初めて、目の前のルーウェンがうろたえている理由が判明したのだった。
「………。ふ〜ん、ルーウェンったらヘンな事想像してたでしょ。
 なぁに?一緒の家で寝たりしたら何か起こると思った?」
目を細めて、マリーはルーウェンに問いただす。それはからかい口調のようで、
彼女が精神的に優位に立っている事を如実に物語っているようだった。
「うっ…」
238通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:25 ID:fr21qAgs
不本意にも如何わしい想像をしてしまったルーウェンは、
顔を赤らめて口篭もってしまう。
それは顔なじみのマリーに対して破廉恥な考えを起こしてしまった罪悪感からか。
それとも行きすぎた想像を知られてしまった恥ずかしさからなのか。
どうやら彼の一言で、この話題は雌雄を決したようだった。
「なんだったら護衛代……身体で払いましょうか?」
ニマニマと笑みを浮かべて彼の反応を確かめるように、
マリーは羽織ったローブを軽く開いて剥き出しになった白い肩をルーウェンに提示する。
その瞬間、ボッと顔を火が吹き出んばかりに真っ赤に染め、
ルーウェンが物凄い形相でマリーを睨みつけた。
「おっ、お前なぁ!!そんな、そんな事できる訳…」
ふと、マリーの白い肩が目に入る。
さんさんと陽光を浴びたそれは一層肌の白さを際立たせており、
首からのなだらかなラインは昨日まで、つい先ほどまでは彼女からは
全く感じることのなかった色っぽさを醸し出していた。
そしてその下に位置する、黒い胸当てに隠された大きな乳房。
マリーに対して”女”を感じた事など無かったはずなのに
その2つの膨らみはやけに大きく突き出ているように見え、
ルーウェンに『女性』である事をまざまざと教えつける。
くびれた腰は一端の女の子に負けないくらいに細く凹凸しており、
脚のラインは素晴らしい脚線美を描いていた。
「どうしたの?」
「ばっ…」
「ば?」
239通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:25 ID:fr21qAgs
「ばっかヤロ―――――――――――――ッ!!!」
街道の隅から隅まで届くぐらいの怒号と照れを含んだ声をこだまさせて、
ルーウェンは風のように賑やかな商店街の方へ走り去っていった。
ビリビリと揺れる鼓膜を押さえながら、マリーは一仕事終えたような満足げな表情で、
「ふっ……勝ったわね!」
と可哀相な少年が走り去った先に向かって呟いた。

あれからルーウェンは何も言ってこない。
食料や日用品の買い出しに出かけると街の中で彼と目が合う事があったが、
ルーウェンはマリーからスッと目を離すとそのまま雑踏の中に消えていくのだった。
マリーはそんな彼の事は気にもかけず、依頼された品を作ることに時間を費やしていたのだが。

それは5日立ったの夜だった。
辺りはすっかり静けさに満ち、街は明日へ備えて眠りに就こうとしている。
そんな中でもマリーの家は灯りが消える事が無く、
今日もなかなか上手くいかない調合に悪戦苦闘しているようだった。
240通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:28 ID:fr21qAgs
コンコン。
力無いノックが聞こえる。
「ん?こんな時間に誰かしら……はぁ――――いぃ。」
手に持った三角フラスコを調合台の上に置き、マリーはドアに向かう。
ノブを回してドアを開けると、そこには苦悶の表情を浮かべた彼が立っていた。
「あら、ルーウェンじゃない。こんな夜更けにどうしたの?」
「マ、マリー……。」
目の下にクマを携えてルーウェンはマリーに視線を渡す。
「私今忙しいの。用件があるなら早く済ませてよ。」
調合材料達が気になるのか、後ろをチラチラと見やりながら、マリーは早口でまくし立てた。
ルーウェンはそんな彼女に多少押されながら、ぎこちない言葉を一生懸命に吐き出す。
「あ、あのさ……その…料金、貰いに来たんだ。」
「料金?あぁ、護衛料の事?今それをつくるために頑張ってるから、もう少し…」
「もう、待てないんだ。」
いつもの元気良さがまるで感じられない。
睡眠不足はおろか、食事も満足に取れてないような覇気の無い声だった。
見た事の無いルーウェンにうろたえ、いつもの声も小さくなってしまう……。
「待てないって……そんな事言われてもお金ないから払えないわよ……。」
「別にお金じゃなくていいよ。マリー、この間言ってたじゃないか。」
「え?この間……?」
マリーは雲のかかった記憶を探し出す。
この間のルーウェンとの言い争い。家の前での記憶。最後に私、何て言ったっけ……?
241通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:31 ID:fr21qAgs
「も、もしかしてあれの事?私の身体がどうとかって話……」
まさかね、と思いながらマリーが口に出した台詞に、ルーウェンは真摯な態度で頷きを返してきた。
どこか様子がおかしい彼にマリーは戸惑いながら、
「あ、あはは!あんなの冗談に決まってるじゃない!ルーウェンったら本気にしたの?」
とわざと大きな声で誤魔化そうとしたものの、今の彼には通用しなかった。
「それじゃ、払ってもらえるよな?お金。払えなきゃ、マリーを貰う。」
「ル、ルーウェン……」
その瞳に嘘はなかった。
その抑揚の無い声は自分の意思を隠すためだったのか。
マリーはそんなルーウェンに怖くなり、後ずさり始めた。
そんな彼女との距離を離すことなくルーウェンは家の中に足を踏み入れていく。
その踏みこみは力強く、逃げるどころか距離を離す事さえ難しいのではないかと思わされる。
マリーはどうして良いか判断できないまま、壁際に身体を追いこんでしまった。
逃げ場所の無くなった彼女の手首を取り、ルーウェンはその豊かな胸に顔を埋めてきた。
「やっ…やめてルーウェン!大声出すわよ!?」
焦るマリーを他所に、ルーウェンは胸一杯に彼女の匂いを吸いこむ。
それはいつもの焦げ臭く、ミルクのような甘い匂い。
ルーウェンは胸に顔を埋めたまま、ポツリポツリと言葉を紡ぎ出した。
「マリー……この間君がああ言ってから、俺は街中でマリーを見る度に
 嫌らしい目で見てしまっていたんだ。以前まではこんな気持ちには
 絶対ならなかったのに……。」
「え……?」
242通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:44 ID:fr21qAgs
さっきまでの怖いくらいの冷淡さは無くなり、
人間らしい、ルーウェンの心の奥をそのまま言葉にしているような感じ。
マリーは黙って彼の言葉に耳を傾ける。
「俺、こんな気持ちになった事がなくて……どうしたらいいのか解からないんだよ。
 マリーに会えば何か解かるんじゃないかって来てみたけど、余計解からなくなった。」
冗談まじりのマリーの一言で、ルーウェンは自分の気持ちさえ掴みきれなくなってしまった。
年頃の男がごく普通に感じる異性への興味。
仲間内でそういう話をした事はあっても、素直に、真っ直ぐ生きてきたルーウェンには
初めての体験だったらしい。
「マリーの事、好きかどうかなんて解からない。解からないけど……気になって仕方ないんだ。
 寝る時も、食う時も、あの言葉が頭に浮かんできて……。」
あの言葉。
『なんだったら護衛代……身体で払いましょうか?』
それは年下の彼を半ばからかうように、マリーが口にした言葉。
だがその方面の経験は少なそうなルーウェンの脳裏には
他の事を受け付けなくさせるほど焼きついてしまったらしい。
「ルーウェン……。」
いつもの勝ち気な性格はどこへやら、押し寄せてくる激情にただ怯えるルーウェンなど
マリーは見たくなかっただろう。
どんな強い敵にも立ち向かっていく勇気。
傷だらけになりながらも、モンスターを倒した後に見せる爽やかな笑顔。
そのどれも今目の前にいる彼の中に見つける事はできない。
マリーは事の重大さに震えながらも、この事態を引き起こした理由は自分にある事を認識した。
責任は取らなければならない。
いつもはそうは思わないだろう。トラブルを起こしても、どこか他人の目でそれを見ていた。
しかし今回は違う。自分の言動のせいで友達を不安にさせてしまったのだ。
243通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:47 ID:fr21qAgs
「……わ、わかったわよ……。」
その声はとても小さく弱々しかったが、ルーウェンの耳には確かに届いた。
胸に埋めていた顔を上げて、ルーウェンはマリーを見る。
「さ、触るだけ!触るだけだから!そ、それ以上はダメだからね!」
「………」
ルーウェンは何も言わずマリーの顔を少し見てから、
再び彼女の胸元に顔を埋めた。ぐりぐりと顔を左右に振って、より深く潜り込もうとする。
マリーの豊かな双丘は彼の顔をすっぽりと埋め、
その柔らかな感触をルーウェンの頬にダイレクトに伝えた。
マシュマロのような肌触りと心地良い彼女の体温に、ルーウェンは息を荒くしていく。
「ハァ、ハァ、ハァ、マリー………!」
彼女の手首を掴んでいたルーウェンの手が、丸みを帯びたマリーの臀部に伸びた。
乳房と同様にたっぷりと肉を携えたお尻を強く掴み、ぐにぐにと揉みしだく。
「んっ……!」
くぐもった声がその濡れた口から漏れる。
これ以上ない異性との密接に戸惑いながら、
マリーは”男の匂い”を発散し続けるルーウェンに奇妙な感覚を覚え始めていた。
(な…何よコレ……!)
他人に身体を触られているのに、どこか気持ち良い。
それは1人で慰めている時と同じ快感。
マリーも、その快感を異性から与えられている事に驚いている。
「マリーのお尻、大きい……!胸も、スゴイ……」
「なッ……何言ってんのよ……!!」
244通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:48 ID:fr21qAgs
指をぐにゅぐにゅと動かし、顔をぐりぐりと動かし、
ルーウェンはより大きな快感を得ようと必死だ。
年の割には大きめ胸とお尻、マリーはやや成長し過ぎだと気にしている事を言われ、
顔を真っ赤に染め上げた。
その間にも身体中をまさぐるルーウェンの動きは激しさを増していき、
マリーの身体にもじわじわと快楽の波を発生させていく。
その波に身体を震わせ、マリーは切なげに自分を貪る目の前の”男”を見つめる。
「ル、ルーウェン………きゃっ!?」
片手をマリーの股下に入れ、ルーウェンはぐいっと大きく持ち上げた。
マリーの股間は大きく開かれ、その持ち上げられた脚は彼の肩にかけられる。
そして、自由になった手はマリーの開かれた股間へ……。
「ちょ、ちょっとちょっと!ルーウェン、ストップ!スト―――ップ!!」
真っ直ぐ自分の股間に伸びてくる彼の手に、マリーは少なからず畏怖の念を感じていた。
他人には絶対に触れられたくない秘密の場所。
だがその焦りを帯びた声さえ、興奮し切った今のルーウェンには届かなかった。
「あッッ!!!」
心の準備も整わないまま、その秘部は異性の指を当てがわれてしまった。
一際大きな快楽の波がマリーの全身に行き渡ると同時に、
驚きと官能を感じさせる嬌声を上げてしまう。
黒いスパッツの上から柔らかい恥丘を撫でつつ、ルーウェンは秘口の部分を指で弄る。
初めて感じる女の部分。興奮しない訳がない。当てがわれた指はどんどん激しくなっていく。
245通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:49 ID:fr21qAgs
「あんぅぅ!は、激しいッ……ル、ルーウェンってば、もっとゆっくり……!」
「マリーのココ、すげぇ柔らかい…!」
夢中になって秘裂をなぞる。マリーのちょうど真中にうっすらとシミができていた。
それは卑猥な形をスパッツに残している。
マリーの身体はルーウェンの激しい愛撫にすっかり感じていたのだ。
意識では嫌がっていたかも知れないが、身体が素直に反応してしまっている。
「はッん!んんんっ!!やだぁ……!!」
「すげぇ……スゲェ!!!」
クチュクチュと淫水の音をさせて、ルーウェンはスパッツの上から
マリーの秘部に指をめり込ませる。
どんどん入っていく指に興奮は頂点に向かって駆け上っていく。
「ん―――!!ダメぇ!入っちゃう……!!」
衣服の上から弄るのはもどかしい。
ルーウェンはそんな思いに駆られ、マリーの股間の部分を引き裂いた。
ビリッと布を破く音がして、マリーの濡れた女唇があらわになる。
「なッ!?ルーウェン!何するのよッ!!」
「マリー、俺、我慢できないんだ、もう、破裂しそうだ……!」
直に股間に空気を感じマリーはぎょっとしてルーウェンを睨んだが、
快楽の虜となってしまっている彼は自分のズボンを降ろすことに躍起になっていた。
ズルッとズボンが床に落ち、ルーウェンの猛々しく屹立したペニスが顔を出す。
それを目の当たりにしたマリーは顔面蒼白になった。
「ちょ………、まさか、ねぇ、約束が違うよルーウェン……!」
246通りすがりのスケベさん:02/08/02 04:50 ID:fr21qAgs
信じられない。そんな事はきっと起こらない。
そう思いながらも、マリーの眼は自分の秘裂に照準を合わせた
ペニスに釘付けになっている。
「入れたい!ココに、入るんだろ!?マリーのココに、俺のモノが!」
「ま、待って………!!!」
マリーの制止を聞かず、ルーウェンは一気に腰を突き出した。
閉じられた秘肉の抵抗に合いながら、
ズブズブとマリーの秘部はルーウェンのモノを飲みこんでいく。
「うぁ……すげぇ……!!この締めつけ………」
十分に潤っていたとはいえ、かなりのキツさがルーウェンを襲った。
だが、それはとてつもない快感を彼に与える事になる。
「マ、マリー、痛いか?」
ルーウェンは一息ついたところで初めてマリーの顔を見た。
「イ………ッタイに決まってるわよ!!バカぁ!!」
目尻に涙を滲ませ、マリーが苦しそうにうめいた。
今は股間に生じた痛みに絶える事で精一杯のようだ。
「す、すまん……早く終わらせるから!」
「えっ!?ま、待って!今はまだ…」
そう言い終わると同時に腰をガンガン打ちつけるルーウェン。
もうマリーの顔など見えない。
視線の先にあるのはがっちりと両手で掴んだマリーの腰と、
それに出入りする自分のペニス。
初めて見る男女の挿入部はグロテスクであり、神秘的だった。
247通りすがりのスケベさん:02/08/02 05:07 ID:fr21qAgs
「うぉぉぉぉぉ!!」
「い、痛い!痛い―――っ!!」
恐ろしい速さのピストン運動。
男のモノを初めて受け入れたマリーにとっては拷問以外の何物でもなかった。
こうなっては男は簡単に止まることはできない。
マリーはただ、ルーウェンが早く欲望を吐き捨てるのを願うばかりだ。
「はぁはぁはぁはぁ、マリー………!!」
「うぅ…!ひ………っん…!」
パンパンと肉と肉の弾ける音が2人の耳に届く。
それは男女の交わりを認識させるのに十分な証拠。
たっぷりと肉の乗ったマリーの尻と太股が、ルーウェンの鍛えられた下腹部に当たる。
「あぁっ、もう俺ダメだ……!」
「な、中はダメだよ!絶対ダメだよ!ルーウェン……!」
もう終わりが近いのか、ルーウェンは歯を食いしばって快楽を噛み締めている。
腰の動きが小刻みになり、それに伴いマリーの膣が収縮をを始めた時。
「うっああぁぁ!!」
ちゅるんっとマリーの膣内からルーウェンがペニスを引き抜くと、
夥しい量の精液がマリーに向かって飛び散った。
その綺麗な金髪に、ぷっくりとしたお腹に、大事に来ているローブに、白濁液が降り注ぐ。
「あ……。」
そんな情景をどこか遠い目で見つめながら、マリーはルーウェンの放出を眺めていた。

248通りすがりのスケベさん:02/08/02 05:08 ID:fr21qAgs

「マ、マリー、大丈夫か?」
「………大丈夫じゃない。」
身体にかかった精液を拭き取りながら、ルーウェンはマリーに聞いてみた。
案の定、返って来た答えは不機嫌極まりないトーンだ。
自分でも調子に乗りすぎたと思うから、下手に言い訳などできない。
「す、すまん………申し訳ない。マリーの事、全然考えないで俺は…」
マリーはペタリとお尻を床につけたまま、ルーウェンを見上げた。
本当に申し訳なさそうに、そして今さっきの情事を思い出してかどこか照れ臭げに
ルーウェンは鼻の下を擦りながらしょぼくれている。
それは何か吹っ切れたような、いつものルーウェンの顔。
しょぼくれてはいるが、滲み出る暖かい雰囲気が漂っている。
マリーはいつもの様子を取り戻しつつある彼を見て、
自分の行動は無駄ではなかったと思った。
ホッとしたと同時に、当然の怒りがこみ上げてくる。
よりによってこんな形で処女喪失なんて……。
ルーウェンは嫌いではないが、それとこれとは別問題だ。
確かに事の発端は自分にあるが、それの代償がロストバージンとは
いくら何でもヒドイではないか。
メラメラと燃える怒りの炎が、マリーの心を支配していく。
249通りすがりのスケベさん:02/08/02 05:09 ID:fr21qAgs
「ま、まぁ、これで護衛料はチャラだよな、うん。ありがとう、確かに貰ったから。」
そのあまりにも気楽な言葉に、マリーの中に何かが弾けた。
プチン。
「…………そうね、これで護衛料は払ったわよ。」
「あ、あぁ。それじゃ俺は…」
「……、一生分。」
「え?」
あまりに悪い場の空気に耐えかねルーウェンが去ろうとした時、
マリーがすっと立ちあがった。
きっとルーウェンに言わせれば、マリーの顔には般若が宿り、
背には炎のオーラを纏っていたように見えただろう。
「私のバージン、そんなに安くないわよ!
 あんたの安い料金じゃ一生かかっても払いきれないぐらいよ!
 これから私がアカデミーを卒業するまであんたの護衛料はタダ!断る権利は一切なし!
 いいわね!!?」
「なっ、なにィ――――――――――――――――――――!!!」

そりゃそうだ。
                      
 
              完
250通りすがりのスケベさん:02/08/02 05:11 ID:fr21qAgs
以上です。
長々と失礼しました。

飛び越えて来た方は次から何事もなかったかのようにどうぞ。
251名無しさん@ピンキー:02/08/02 12:18 ID:hoLR0yh6
マリーキター!!!!良スレage
252170:02/08/02 23:23 ID:AmmRM71f
>通りすがりのスケベさん
マリーSS(・∀・)イイ!!です。
ゴチになりました。
253名無しさん@ピンキー:02/08/03 00:12 ID:nOL+WKpg
超絶良スレ!
すごすぎます
254名無しさん@ピンキー:02/08/03 13:01 ID:8kxh4zBk
あじすあべばの絵でマリーとエリーがレズるのを一度でいいから見てみたい
255名無しさん@ピンキー:02/08/03 20:21 ID:qsiu7LJE
このスレ、ほぼ半分SSなのな(w濃い・・・マンセー
256名無しさん@ピンキー:02/08/03 21:43 ID:RPTKAnZ3
アホ話し(;´Д`)

(1/6)
「えーっと、ヴェルンからプロスターク……って言ったら、ファクトア神殿を経由
 した方が早いよね」
手書きの地図を見ながら、ユーディーはぶつぶつつぶやく。
「討伐隊も出てる事だし、お金無いから護衛はいらないか。敵出現率低下のアロマボトル
 持ったし。さて、気合い入れて行って来ようっと」
一人でヴェルンの宿屋を飛び出したまでは良かった。

ファクトア神殿に着くと、妖精さん達が楽しげに復旧作業をしていた。
「そうか、こないだ来た時に派手に壊しちゃってまだ直ってなかったんだ」
さすがに妖精さん達と顔を合わせるのは気まずい。こっそりと素通りしようとしたが
「あー!!ゆーでーおねぇさんだ!」
「ちがうよ、ゆでーおねぇさんだよ!」
「ゆでーおねーさーん!こんにちはー!」
元気な声で挨拶される。
「あ……ははは、みんなこんにちは。元気だねぇ」
「うん!誰かが神殿壊しちゃったから、修理してるの!」
「大変なんだよ!ぷんぷん!」
「あはは……が……がんばってね」
後ろ歩きでこっそりフェイドアウトしようとしたが
「あーっ!ゆーでーおねーさん!おねーさんでしょ、神殿壊したの!!」
ひときわ大きな声が響き、妖精さんの視線がユーディーに一身に集まった。
257名無しさん@ピンキー:02/08/03 21:43 ID:RPTKAnZ3
(2/6)
「ねー!ねー!ペーター、見たよね!」
「うむ、たしかにこの女性がフラムを投げつけた瞬間神殿が崩壊したのだったな」
顔の区別は付かないが、妙に親父くさい表情をする妖精さんににらまれる。
「ひどいよおねーさん!」
「なんでそんなことするの!」
今度は妖精さんの避難を浴びる。
「ご、ごめんね、これから気を付けるから。それじゃあたしは急ぐからこれで……」
くるっと振り向こうとすると、足に妖精さん達がまとわりついてがっしりと足止めする。
「だめ!ゆーでーおねーさんは、悪い子だからおしおき!」
「そうだそうだ、おしおき!!」
「えっ!?きゃああああ〜」

わらわらと湧いてきた妖精さん達に絡みつかれ、いつの間にかユーディーは地面に
引き倒されていた。
「な、なにするのよう」
両腕、両足にそれぞれ複数の妖精さんがしがみついて起きあがる事ができない。
「わーい、おしおき、おしおき〜」
「ところでおしおきって、何するの?」
「知らない〜」
ユーディーの上で和気あいあいと議論している。
「とりあえず、ゆでーおねぇさんがイヤがる事すればいいんじゃない?」
「そっか、頭いいね!で、ゆーでーおねぇさんは何されるとイヤなの?」
「ばかだなぁ、そんな事自分で言うわけないじゃん」
「そっか〜。えへへ〜」
(は、早く帰りたいなぁ)
妖精さん達に『時間』という概念はあまり重要では無いらしい。
258名無しさん@ピンキー:02/08/03 21:43 ID:RPTKAnZ3
(3/6)
「あ、わかった!ゆでーおねーさんがイヤがる事、知ってるよ!」
おお〜、と妖精さん達がどよめく。注目された妖精さんは、ちょっと得意そうに
「あのね!僕こないだ、めがねのおにーさんが、おねーさんに意地悪してるの見た!」
と高らかに言い放った。
(ひ、ひえぇ、な、何の事?)
「その人知ってる!びとすおにーさんだ!」
「ちがうよ、びすとおにーさんだよ!」
「うん、でね、そのびとすおにーさんが、神殿の外でね、ゆーでーおねーさんに
 意地悪しててね、ゆーでーおねーさんは困ってた!それをすればいいんだよ」
再び、おお〜と歓声が上がる。
(そ、そう言えば……)
やはりこの間お金が無くて、雇用料が安いヴィトスに護衛を頼んで、賃金の代わりに
なんて言われて、神殿の手前にある茂みの中で……してしまったのだった。
(み、見られてたのか)
ユーディーの額に冷や汗が噴き出す。
「あっほら、ゆーでーおねーさん困ってる!」
「よし、決定だ〜!」
わーいわーい、とはしゃぐ妖精さん達とは反対に、ユーディーの顔色は青くなるのであった。
259名無しさん@ピンキー:02/08/03 21:43 ID:RPTKAnZ3
(4/6)
「ねぇ、まずなにをすればいいの?」
「んとねぇ、んとねぇ、まず、ちゅーするの!」
「ちゅーだ、ちゅー!!」
妖精さん達は嬉しそうに、代わる代わるユーディーにキスの雨を降らせる。
「ゆでーおねーさんとちゅーしちゃった。えへへへ〜」
「で、次はぁ?」
「んと……あっ、おっぱいを触るの〜」
「わーい、おっぱいおっぱい〜」
たくさんの手でむにむに、と胸を触られる。
「ちょっと、やめなさーい!」
刻々と身に迫ってくる危険におびえ、思わずユーディーは大声を上げた。
「わー、おねーさんがどなった!」
「もう、おしおきされてる自覚がないんだね!」
「そうだ、口をふさいじゃおう!確かね、びとすおにーさんはね……こうしてた!」
音頭を取っている妖精さんはやおらズボンを脱ぐと、
「うぐっ!?」
ユーディーの顔をこちらに向けさせて、自分のモノをユーディーの口に突っ込んだ。
「ぐっ、ぐぅうっ」
じたばたもがこうとしても、妖精さん達に押さえつけられて身動きが取れない。
「うぁ、なんかきもちいーよ、おねーさん」
「わー、なんかすごいね。それで、この次はどうするの?」
「んっ……んとねぇ、服を全部脱がしてねぇ」
それを聞くと、妖精さんは器用にユーディーの服を脱がせて行く。
「おねーさんの胸とか、アソコとか、なめてた」
「も、もがーー!!」
妖精さん達が声にならない抗議をしているユーディーの胸や股間にむしゃぶりつく。
260名無しさん@ピンキー:02/08/03 21:44 ID:RPTKAnZ3
(5/6)
「おねぇさんのおっぱいやわらかーい」
「なんか、けがはえてるー」
「あれ?おねーさん、おしっこしちゃったのー?」
「でもおしっこくさくないねー」
小さな手で触られたり、ぺろぺろとなめられているうちにユーディーの身体が反応して来る。
「あ、あ、おねーさん、僕へんだよ、おねーさーん!」
ユーディーの口をふさいでいた妖精さんが急に腰を動かし始め
「あぷっ、いやぁぁ!」
涙ぐむユーディーの口の中にびくんびくん、と放出した。
「ぐっ……」
ようやく解放されたユーディーのくちびるから、濃くて白い液体がこぼれる。
「うわっ、すごい!」
「お、おねーさん、すごぅい……気持良かったよう」
あまりの快感に座り込んでうっとりしている妖精さんの様子を見ると、
「僕も僕もー!」
と我先にユーディーの口の中に入れようとする。
「そ、そんなにいっぺんに無理ようぅ」
261名無しさん@ピンキー:02/08/03 21:44 ID:RPTKAnZ3
(6/6)
「ねーねー、ほかになにかないの?」
「え、えーっとね……口だけじゃなくて、アソコにも入れてたよ」
きらーん、と妖精さん達の目が光る。
「ゆでーおねーさーん!」
「むぐぅぅぅっ」
「ここ?え、どこ?入んないよー……ああっ!」
ぬるぬるになっているユーディーの中に、ちゅるん、と音を立てて飲み込まれていった。
「くぅんっ!」
汗にまみれるユーディーの身体がびくっと弾む。
「わぁ、ゆーでーおねーさん、困ってるね!」
「これに懲りたら、神殿を壊したりしないことだね!」
「あ、な、なんか出ちゃうよ、おねーさーん」
「早く早く、僕と代わってよ!」
「なんだい、次は僕だよ!」

……この後しばらくユーディーがファクトア神殿に近づかなくなったのは言うまでもない

(おわり)
262170:02/08/03 23:35 ID:iimbECT+
リリーxシスカの書いてたんですけど、
なんだかね、長くなっちって上手くまとまらないから、
マリーxキリー書いてみますた。
これで上手くまとまってるのかよ、と言われたら全くその通りなんですが(;´Д⊂)
つか皆レズって嫌い? このまま書いてても(・∀・)イイ?

でもとりあえずマリキリだけはあぷらせてね。
263170:02/08/03 23:38 ID:iimbECT+
(1/7)
「父を倒して自らが魔界の主となるか・・・それもよかろう」
エアフォルクの塔に住むと言われる魔界の王・・・マリーとキリーは今その伝説の魔王と相対し、
死闘の末に、ついに勝利を収めたのだ。
しかし、童話ならこれでハッピーエンドで終わる所が、
魔王は断末魔に聞き捨てならない一言を残したのだ

「今・・・今あいつ、何ていったの?」
マリーが大きく肩で息をしながら、キリーに尋ねる。
これを確かめなければ、勝利の余韻に浸る事など出来はしない、と言う風に。、
キリーはそれを聞いてしばらく即答しなかったが、やがて意を決して語り始めた。
「聞いた通りよ。あたしはあいつ・・・魔王が戯れに人間の娘と交わって出来た子。
半妖なのよ」

「そんな・・・なんて、事・・・」
あまりの事態にさすがのマリーもとっさに言葉が出てこない。
一方、衝撃の告白を行ったキリーは、堰を切ったように話始めた。

「もともと、魔界、と言われてはいるけれど、その正体は妖精の森に近い物なの。
もちろん、人間は居ないけれど、炎が逆巻いていたり、地表が氷で覆われている、なんて事はないわ」
「だから、そこに住む者達も、この世界の、
あなた達が魔物、と呼んで居る者と大きく変わる訳じゃない」
「今たまたま人間が住んでいないだけで、その気になったら問題なく人間でも住めるでしょうし、
逆にもし人間界と魔界を繋ぐ通路が誰にでも利用出来てしまったら、魔界は人間達の物になっているでしょうね」
意識してか否か、キリーは表情を消して淡々と語る。
「でも、たまにこの塔のように、魔界との接点が強い場所があるの。
そういう場所だと、うっかり魔界に入ってくる人間がいるかもしれない」
「・・・それで、キリーのお父さんが見張ってた、って事?」
ようやく事態を半分ほど飲みこんだマリーが尋ねると、キリーは乾いた笑い声を上げた。
「まさか。そんな綺麗事じゃないわ。魔族にとっても、この場所は人間界に出てこられる重要な場所。
父は・・・魔王は、ここを拠点にして好き勝手やってただけよ」
「好き勝手・・・って」
「愚かな冒険者を嬲り殺したり、近隣の村に出て女を戯れで犯したり事」
「・・・!」
息を呑むマリーを無視してキリーは続ける。
264170:02/08/03 23:38 ID:iimbECT+
(2/7)
「魔王の戯れで産まれたあたしは、母と追われるように村を出た。
着る物一つで追い出された母はその後すぐに亡くなったわ。
赤子だったあたしもそのまま死んでいれば良かったのだけれど」
「魔王の配下の者に発見されたあたしは、魔王の所で15歳まで育てられた。
どういうつもりだったかは知らないけど、人間の村に使いに出される事もあったわ」
「15歳になった時、あたしはこの塔を逃げた。
追手を予想したけれど、何故か来なかったわ」
「それでザールブルグの街に辿り着くと、あたしは冒険者を始めたわ。
正規の教育も受けていない、親も親戚もいない女なんて、盗賊か売春婦の他には冒険者しかなかった」
「ザールブルグの人間はまだマシだったけれど、それでもあたしの扱いは酷い物だった。
きちんと依頼を果たしても報酬を払わない奴、それどころかキャンプ中にあたしを犯そうとする奴等までいた。
これじゃどっちが魔物か判らないわ」
「それでも、あたしがザールブルグを離れなかったのは」

キリーはすみれ色の瞳に深い闇をたたえてマリーを正視する。
「それは・・・マリー、貴女に出会ったからよ」
そのままマリーに近づくと、すっ、っとマリーの顎をつまんで持ち上げる。
(う・・・動かない!? キリーが何かしたの?)
「そうよ」
マリーの考えに同調したかのようにキリーが答える。
「邪眼・・・魔族の者が行使出来る闇の力の一つ。
精神的な物には及ばないから話す事は出来るはずだけど」
「どうして・・・」
最後まで口にする前に、荒々しく唇を塞がれる。
相手の事など考えない、一方的なキス。
欲望のままにキリーがマリーの口を犯し、解放した後、マリーの眼には涙が浮かんでいた。
「ファーストキス、って訳でもないでしょう? そんなに嫌だった?」
「だって、こんなの・・・こんなの、おかしいよ」
自分でも涙の訳が判らず、ただキリーをなじるマリー。
265170:02/08/03 23:38 ID:iimbECT+
(3/7)
キリーは、マリーが今まで見た事のない、冷たい表情を浮かべてマリーを見つめる。
「別に、許してもらおうなんて思わないわ。
むしろ、憎んで欲しい。哀れみより憎しみの方が、永く記憶に残るでしょうから」
何かを払い落とすように剣を一振りすると、マリーの身体の中心に狙いを定め、
一息に振り下ろす。
「・・・!」
キリーの剣の切っ先は、マリーの身体に毛筋ほどの傷もつけず衣服のみを両断する。
もともと、布地が多くは無いマリーの衣服は、まだかろうじて身体にまとわりついているものの
大きな乳房は大部分を露出してしまい、下腹部も金色の毛を晒してしまっている。
「お願い、止めて・・・痛っ!」
キリーは剣を収めると、無造作にマリーの乳房を握り締める。
そのまま力を込めると、キリーの手の中で痛々しく形を変えていく。
「あなたに会うまでは、この世界を滅ぼそうと思ってさえいたのよ。」
乳房を弄びながらキリーは独白する。
「出来っこない? ふふっ、あたしの中に流れる魔の血を解放すれば造作も無い事。
ただ、人の姿には二度と戻れなくなるから使い所を考えていただけ」
マリーはキリーの言葉に二律背反するものを感じ取ったが、
乳房の痛みが思考を中断させる。
「人間は、その日その日を暮らす事ばかり考えていて、
その癖自分の欲望には魔族もあきれるくらいに忠実。
いえ、よけいなへ理屈をこねない分魔族の方がマシかもしれない」
「あたしは身体に流れる父の血も許せなかったけど、街で暮らしてみて人間の血も嫌になった。
だから、この世界を滅ぼしてから父を・・・魔族を滅ぼすのも悪くない、って思い始めた」
「そんな時だったの。貴女に出会ったのは」
266170:02/08/03 23:41 ID:iimbECT+
(4/7)
「はじめはただの田舎くさい娘だと思ったわ。
貴女があたしを冒険者としてパーティーに誘った時も、あたしには気まぐれ以上の物は無かったわ」
「ところがこの田舎娘は、あろうことか『街の人々の為に』魔王を倒すなんて言い出した。
自分の身のほどもわきまえず」
「面白い、少しだけつきあってやろうと思った。魔王を倒せるまでになればそれで良し、
もし駄目でもあたしの盾くらいにはなるだろう、って」
「でもあなたと冒険を続けて、あなたの事を知って行く内、段々考えが変わっていったわ。
それは・・・好き、って感情かもしれない。いえ、きっとそうだと思う。だから」
キリーが口の中で何かをつぶやくと、黒い霧がキリーの下腹部に集まって、形を為す。
それは男性器を模ったモノ、しかし一回り以上も大きいモノだった。
「これにはもちろん受精させる能力は無いわ・・・少し残念だけれど、
これを通じてあなたを感じることは出来るし、人のモノでは与えられない快楽をあげる事が出来る」
マリーの陰部に固まったモノを押しつけると、一気に貫く。
「いや、お願い、やめ・・・ぅぁあああっ! 痛い、お願いキリー、抜いて・・・抜いてよぉ!」
マリーの絶叫が迷宮内にこだまする。
予想以上に入り口に抵抗感を感じたキリーがふと心付いて、
自分とマリーが繋がっている場所を見ると、幾筋か、鮮血がマリーの太腿を伝っている。
「あなた・・・始めてだったの?」
しかしマリーは生まれて始めての、それも異形のモノによる想像を絶する痛みで
キリーの問いにも答えるどころではない。
267170:02/08/03 23:42 ID:iimbECT+
(5/7)
「うぅ、ひっく、ひどいよぅ・・・ひどいよ、キリー・・・ぅむっ」
キリーは、幾らかの胸の痛みと、それ以上の黒い恍惚感に酔いしれながら、
ひたすら号泣するマリーの唇を自らの唇で閉じる。
涙と涎と鼻水が一体になった物がキリーの口の中に入ってきたが構わず舌を貪る。
「ぅぁ・・・んん、うぐ、・・・ぷあ、っ、・・・む、んぅ・・・」
無論感じる訳などなく、呼吸が苦しくなっただけだろうが、
とにかくマリーが静かになった所でキリーは抽送を始める。
「!・・・んんんー! んん、むぅむむ、んんー!」
再び襲ってきた激しい痛みに悲鳴をあげるが、キリーは口腔で全てを受け止める。
(マリー、あなたの痛みも、快楽も・・・この身体に染み込ませて頂戴)
キリーの意思と共に形も、大きさも変えるそれは、マリーの中で縦横無尽に動き回る。
キリーが作り出したモノに男性器としての、芯、のようなものは存在したが、
そこから更に触手のように枝分かれしてマリーの体内を探るように犯していく。
同時に何百と与えられる刺激に、
ついさっきまで処女だったはずの身体は快楽を受け止めて反応し始める。
「う・・・・・・あ・・・・・・ん、ぁん・・・」
キリーの抽送にあわせて大きく揺れるマリーの胸の頂も、いつしか硬く尖っていた。
キリーは揺れを押さえ付けるように掌全体でマリーの乳房を掴むと、先端をつまんで鋭くひねりあげる。
「ひっ・・・いたっ・・・!」
たまらずマリーは声をあげるが、絶え間無くもたらされる下腹部からの快感が、
痛みと快楽をひとつに溶かしていく。
「これも」
キリーはマリーの背中に爪を立てると、背骨に沿って指を振り下ろす。
赤い筋が肩口から臀部の割れ目まで鮮やかに跡を残す。
「これも」
わずかに腰の動きを緩めると、思いきりマリーの尻に平手打ちをする。
肉付きの良い尻肉が震え、手の形がくっきりと残る。
「これも、あたしの徴」
マリーの耳朶を咥えると、歯を立てて噛みつく。
少し皮膚が破れたのか、キリーの唇の端に、口紅とは違う赤色が付着する。
「なんで、これ・・・痛いよう、痛いのに・・・ぁぅ、どうして、熱い、熱いよ・・・!」
マリーは、もはや痛みは快楽の支配下に堕ちてしまったかのように喘ぎ声を続けざまに発する。
268170:02/08/03 23:44 ID:iimbECT+
(6/7)
「そろそろ・・・ね」
キリーはマリーが程なく絶頂を迎える事を感じ取ると、下腹部のモノに意識を込める。
マリーの子宮にまで達していたモノは、キリーの意思に応じてそこで溶け、マリーの胎内を満たして行く。
「いや、お腹、熱い、だめ、何か、来る・・・! 来るの・・・・・・! いやああああああっ!!」
モノを通じてマリーを達しさせた事を確認したキリーは、ゆっくりと身体を離す。
そこにはさっきまでマリーを貫いていたモノは無く、愛液と破瓜の血が混じった物がいやらしく垂れているだけだ。
キリーはマリーの身体を抱きながら邪眼を解いてやる。
ずしり、とキリーの腕にマリーの体重がかかる。
キリーはそのままゆっくりマリーの身体を横たえてやると、気を失ってしまったらしいマリーの唇にそっと口付けた。
「ん・・・」
マリーが目覚めると、キリーの膝の上だった。
目が合ったキリーの瞳はいつもと変わらぬ美しいすみれ色をしていたが、
さっきまで行われていた事を思い出して飛び起きる。
何もまとっていない自分の身体を見下ろす。キリーが拭いてくれたのか、
下腹部に汚れは無かったが、鈍い痛みが悪夢が夢ではなかった事を実感させる。
「マリー」
しばらく沈黙が二人を包み込んだが、意を決してキリーは呼びかける。
「・・・たし」
しかし、キリーが話しかけたようとした時、マリーはうつむき、聞き取れないくらいの声で何かを言った。
「あたしだって、好きだったわよ! あなたの事、好きだったわよ!」
不意にキリーにしがみついてマリーが激高する。
「魔族とかなんとか、全然関係無いわよ! あたしが好きになったのはキルリッヒ・ファグナーよ。
それ以上でもそれ以外でも無いわ! だから!」
「・・・だから、酷い事されたなんて思ってない。
ほんのちょっと、痛かったけど、でも、憎んでなんか、ない。だから」
キリーの肩口に顔を突っ伏して呟く。
「お願い、この世界に残って」
「・・・それは、出来ないわ」
数瞬の沈黙の後、キリーの口から流れ出たのは老婆のようなしゃがれ声だった。
269170:02/08/03 23:46 ID:iimbECT+
(7/7)
「・・・どうしてよ」
マリーは顔を起こして、キリーの頬を両手で挟みこんで視線を固定する。
マリーの瞳の奥には、キリーの瞳が。けれど、キリーの瞳には、闇。
「どうしてよ! 残ればいいじゃない! 人として、あたしが好きになった人として、残ってよ!
この世界に、この街に、あたしの所に残ってよ!」
「そう・・・貴女はそういう人だったわね。だからこそ、あたしは貴女を好きになった」
キリーはマリーの髪を撫でながら、幼子に諭すように優しく語りかける。
「でも、だめよ。ここで残ってしまったら、去った時以上に後悔するわ。
あなたは、魔族などと関わりを持つべきではない。
その力を、錬金術の力を、人々の為に使いたいというのなら、あたしの事は忘れなければいけないわ」
「どうして・・・どうしてよ・・・」
「あなたの力はあなたの才能によって手に入れた物でなければならないからよ。
あたしがそばに居れば、あなたの力は闇の力になる。
それが、どれだけの努力を払って手に入れた物でも。人間とはそういうものよ」
「う・・・ひっく、嫌だ、嫌だよ、キリー・・・行っちゃ、いやだ・・・」
遂に泣き出してしまったマリー。キリーは衣服を着せてやりながら、そっと立たせる。
「いい、マリー。あたしは魔界からいつでも貴女の事を見ているわ。
だから、泣かないで。貴女は前を向いて笑っているのが似合うのだから」
いくらキリーになだめられても、涙となって溢れ出した想いを止めるには時間が必要だったが、
やがて小さな嗚咽に変わって行く。
「キリー・・・お願い、最後に、キス、して・・・」
「・・・わかったわ」
キリーは頷くと、そっと、愛しそうにマリーの唇を指でなぞると、
触れるか触れないかの淡いキスをした。
270170:02/08/03 23:47 ID:iimbECT+
(8)
「これで、さよなら」
再び瞳をうるませはじめたマリーを後にすると、キリーは魔界への扉を開く呪文を唱える。
先ほどマリーを犯したモノにも似た、黒い霧がキリーの前に現れる。
「キリー」
マリーの、命を燃やして発したような最後の声にも、もうキリーは振り返る事は無かった。
ゆっくりと、霧の中に姿を消して行く。
「キリー!」
しかし、マリーの声に応えたのは、キリーでは無く、霧の方だった。
キリーの姿を呑みこむと、マリーの想いを断ち切る様にあっという間に霧は消えてなくなってしまう。
その場に崩れ落ちるマリー。ふと、はらり、と音がして何かがマリーの手にあたる。
「・・・これは・・・」
それは、キリーがいつもしていたバンダナだった。
「キリー・・・」
マリーは、もう逢えなくなってしまった想い人の、最後の思い出を握り締めると立ちあがった。
「さよなら、キリー」
バンダナを大事に荷物袋の中に入れると、マリーはもう振り返らず塔の出口に向かって歩き始めた。

ごめんなさい、また長文制限に引っかかって通し番号ずれちゃった・・・( ´・ω・) .。oO(ショボーン)
271170:02/08/03 23:51 ID:iimbECT+
>256-261
(・∀・)イイ!! 白雪姫もこんな感じでやられちゃったのかなぁ(;´Д⊂)
ゴチですた。
272穢れた力:02/08/04 23:19 ID:9PrhGF29
ここ、読み手より書き手の方が多い?(w
素晴らしい作品が多すぎて、感想書くのが間に合わないですハァハァ
ちなみに>256-261は自分ですた。急いでたので名前書き忘れ&誤字マヌー

>233さん
 マリー可愛い…。普段の強気な態度と、えっちの最中の色っぽいののギャップがいい!
 ルーウェン×マリーって初めて読みました。いいですなー。 

>170さん
 キリーかっこいいです。マリー(サターン版…)やった時には
 キリー仲間にした事無かったんで、今度やる時は絶対仲間にします。
 自分はレズ物もなんでも好きなので、がんばって書いてくださいです。

つーか、ここ見てマリプラとエリプラとリリー買って来ちゃったよ!
こんなにいっぺんに買ってどうするんだ。
とりあえず、リリプラから始めます。ふふ。
273穢れた力:02/08/05 00:31 ID:1/SRXb6d
しかもageちまった。追レスしつこくてごめん
>217さん
 イイって言ってくれてありがとうです。
 ラステルとユーディーの百合モノ書いてください!

>220=170さん
 ラステルとユーディーは、本編でも仲良しさんです。
 ラステルたんは、もっとぽやぽや〜んとしたお嬢様です。

とか言う自分も、ノーパンおでかけネタ考えてた罠。
ネタかぶり・゚・(ノД`)・゚・。 
274170:02/08/05 00:55 ID:nrXxCst5
>穢れた力氏
僕もリリーの妖精の服+妖精イベントで考えておりました。
でも氏のノーパンネタも読みたいです。
217氏と三つ巴で被りまくりましょう(w
275名無しさん@ピンキー:02/08/05 04:26 ID:Uqbc1Pqn
儂はルーエリが好きなんじゃがレイープ系も好きなんじゃ…。
でもルー兄さんはレイープキャラじゃなかと…
だからルー兄さんの前で犯されてるエリ−の小説希望していいですか?
いいでしょうね?
いいですね?
いいです。
276名無しさん@ピンキー:02/08/05 23:13 ID:E7VJwV/n
ハァハァスレdat落ち記念ageヽ(`Д´)ノ ウワァァァァン
277名無しさん@ピンキー:02/08/06 00:08 ID:U6vs1SGh
マリーいいな・・・
またやりたくなってきたよ。
278名無しさん@ピンキー:02/08/06 00:46 ID:1iRlfV/3
ルイーゼさんを堕とすエリーを希望!ミルカッセでもいいかも。やっぱりアトリエは百合がイイ!!
279170:02/08/06 01:35 ID:/HT5kKvT
(1/7)
ザールブルグの夕刻、まだまだ人通りの多い街中を少女が駆けて行く。
軽く息をはずませながら、巧みに人ごみをかき分けて町外れを目指す。
ほぼ一息にここまで走ってきた少女は、目指す建物の前でしばらく息を整えると、
控えめに、けれど中の人間にははっきり聞こえる大きさでドアを叩く。
「は〜い、どうぞ〜」
ほとんど返事が聞こえた瞬間にドアを開けると、少女は部屋の中に居た少女に一直線に飛びつく。
「エリー!」
部屋の中の、エリーと呼ばれた少女は、走ってきた少女-アイゼルを受け止めると、
待ちきれなかったかのようにそのまま唇を奪う。

いつもより丹念なキス。時に荒く、時に優しく、
舌先から歯の1本1本まで、ねぶるようにアイゼルの口腔を犯して行く。
もともとキスに弱かったアイゼルは、初めこそエリーの舌を追いかけるようにしていたが、
すぐにエリーのなすがままにされる。
エリーはしっかりアイゼルの身体を抱き締めながらキスを続け、
彼女から力が抜けて自分に身を預けるのを確認すると、ゆっくりと舌を離す。
「ふ・・・ぁ・・・エリー・・・エリーぃ・・・」
しがみつくのもやっと、と言う風でアイゼルがエリーを見つめる。
けれど、その瞳は既に焦点があっておらず、エリーが舌をさんざん弄んだからか、ろれつも回っていない。
280170:02/08/06 01:36 ID:/HT5kKvT
(2/7)
「ね、アイゼル。ちょっと・・・いつもと違う事してみない?」
今がチャンス、とばかりにエリーは前から思っていた事を実行するべく、アイゼルに話しかける。
「んぁ・・・?」
アイゼルは口の端に涎を垂らしながら、エサをねだる雛鳥のようにエリーの唇を求めていたが、
エリーの提案を聞くと、ほとんど意味を吟味しないままこっくりと頷く。
「いいのね。それじゃ、あっち行きましょう」
と、ベッドのある部屋に連れて行く。

ベッドの横に立つと、エリーは軽いキスを繰り返しながらアイゼルのワンピースを脱がせて行く。
「ほら、横になって」
アイゼルをベッドに寝かせると、エリーは自分も素早く着ている物を脱いでアイゼルに跨る。
「えへへ、ちょっとだけ、我慢してね」
エリーはそう言うと、手早く長布を取り出してアイゼルの両手首を縛る。
「え・・・何するの・・・?」
アイゼルは少し怯えながら尋ねるが、無言のままエリーはアイゼルの手を彼女の頭上に上げると、
ベッドの端に結び付けてしまう。
「ね・・・怖いわ、エリー・・・やっぱり、外してくれない?」
もちろん、エリーにそんな気は毛頭ない。
括りつけたアイゼルの手に跡がつきそうに無い事を確認すると、
もうひとつ長布を取り出して今度は眼を隠してしまう。
「いや、ちょっと、エリー・・・外してったら!」
今度ははっきりと恐怖感を込めてアイゼルが言う。
281170:02/08/06 01:36 ID:/HT5kKvT
(3/7)
「だめ。今日は、だめ」
短くエリーはそう答えると、少しでもアイゼルの怯えを取り除こうと、
少し汗を掻いて額に張り付いているアイゼルの前髪を掬ってやる。
そのまま人差し指一本で、アイゼルの顔の輪郭をなぞって行く。
怯えて少し歪んでいても、輪郭の整った眉。
少し小ぶりの、けれどなだらかな曲線を描いて小高くなっている鼻。
滑らかで、その色と言い一流の陶工でさえも産み出せないであろう白皙の頬。
「アイゼル・・・きれい・・・」
エリーは愛する度に、いや、会う度に異なった美しさを見せるアイゼルにため息を漏らす。
告白してきたのはアイゼルの方だったけれど、
溺れたのはエリーの方だった。
口紅などひく必要の無い、薄桃色の唇に指を滑らせると、
アイゼルは何も言わなくても乳飲み子のように吸いつく。
エリーと初めてベッドを共にした時、アイゼルはその手の方面に関しては殆ど何も知らなかったが、
その時からキスや、舌を使った行為には何故か積極的だった。
爪の間にまで入りこもうとするアイゼルの舌の動きに、エリーの指先から快楽が広がる。
「ぅ・・・あぁ・・・」
思わず声を上げてしまったエリーは、形勢を逆転すべく反撃を開始する。
指を含ませたまま顔をアイゼルの腋に近づけていく。
少し汗ばんだ匂いがエリーの鼻につくが、
それは今のエリーには不快な匂いではなく、官能を高める匂いだ。
舌で舐めてみると、塩の味がわずかにする。
「いや、エリー、そんな所だめよ、汚いから・・・お願い、止めて!」
いきなり腋を舐められたアイゼルは身をよじって抵抗する。
けれど両手を括られて身動きがとれる筈も無く、エリーの良いようにされてしまう。
282170:02/08/06 01:36 ID:/HT5kKvT
(4/7)
「ぁ・・・やだ・・・止めてよ・・・っぁあ、止めてったらぁ・・・」
身体には汗を掻き、それでなくても普段から汚い、と思っている場所を刺激されて
嫌悪感が強いのだが、エリーが執拗に舐め続けると次第に声に甘い物が混じり始める。
「んっ・・・・・・ぁう・・・っっふ、ぁあ・・・」
10分位も舐め続けた頃、ようやくエリーは舌を離して一旦身体を起こす。
「どう・・・アイゼル? こういうの、嫌いじゃないでしょう?」
「でも、やっぱり怖いわ・・・普通にするのじゃ、嫌なの・・・?」
しかしアイゼルの言葉には、縛られて目隠しをされる事をはっきりと拒絶する台詞は無い。
「ううん、アイゼルが・・・アイゼルの事、好きだからこういう事もしてみたいの」
「わかった・・・わ。でも、あんまり酷い事、しないでね」
(ごめんね、それは約束出来ないや)
エリーは心の中でひとつ舌を出すと、再びアイゼルの身体を愛撫し始めた。
乳房から足へ、足から横腹へと、意図的に、場所を変えて断続的な愛撫。
いつものじっくりとした動きではなく、さらりとした、短い愛撫。
視覚に頼る事が出来ないアイゼルの身体は、どうしても触覚に敏感に反応してしまい、
刺激がいつも以上の快感となって反応してしまう。
「やだ、・・・あ、あぅ、・・・そ、こ、んん、もっ・・・と・・・」
もどかしさにアイゼルが懇願しても、エリーの手はすぐに違う場所に行ってしまう。
そのせいでアイゼルは、確実に少しずつ高ぶっては来るものの決して絶頂には到達できない、
拷問にも似た悦楽が続く。
283170:02/08/06 01:37 ID:/HT5kKvT
(5/7)
「ぅう・・・ね、おねがい・・・っ、おねがい、ぁあ、やめない・・・で・・・」
(そろそろ、かな?)
悶え続けるアイゼルを見て、エリーはそろそろ今日のメインディッシュに入る事にした。
視線をアイゼルの下腹部にやると、
まだ今日一度も触れていないそこは、すでに蜜があふれていて、エリーを迎えようと淫靡な動きで誘っていた。
「アイゼルったら、こんなに足を開いて見せつけて・・・おまけにこんなに溢れさせて。恥ずかしくないの?」
言葉だけでも感じてしまうのか、エリーの責めに反応するように新たな蜜がこぼれる。
アイゼルはいやいやをするように首を振る。
「そんな・・・だって・・・だって、エリーが、いじわるするから・・・」
「ねぇ、おねがい、もう、変になりそうなの。だから、だから・・・」
「だから・・・なぁに? どうして欲しいの?」
あくまでもアイゼルの口から言わせようとするエリー。
アイゼルはしばらく葛藤していたが、やがて快楽への欲求に負けて口を開く。
「あたしの・・・あたしを、イカせて・・・イカせて、ください・・・」
もう羞恥に染まりきったアイゼルは、自らの言葉でさえ新しい快楽に変えてしまう。
シーツが水溜りのように大きな染みを作って行く。
「アイゼル・・・わかったわ。イカせてあげる。でもね」
エリーはアイゼルの溢れ出る蜜を塞ぐように手を当てたが、
そのまま手全体を更に下に動かしてもう一つの場所を目指す。
「今日は、こっちで」
目的の場所を探り当てると、小指の先でぺたぺたと穴を叩く。
「ひっ、や、ちょっと、そこちが・・・んっ!」
腋の下などとは較べ物にならない嫌悪感。いくらエリーでも、これは度が過ぎている。
アイゼルはついに本気でエリーの手から逃れようとするが、
その前にエリーの指がアイゼルの最後の秘所--お尻の穴へと潜りこむ。
お尻に強烈な異物感を感じてアイゼルが叫ぶ。
284170:02/08/06 01:37 ID:/HT5kKvT
(6/7)
「いや、いや、抜いて、お願いエリー抜いてぇ!」
「そんな事言って・・・また、アイゼルたくさん溢れてるよ」
遂にアイゼルの全てを知った。倒錯感に酔いしれたエリーは、
強烈な絶頂感が急速に立ち上って弾けるのを感じる。
「ぅぁああっ!」
エリーの股間から勢い良く蜜が放たれる。
大きく息をしながらも、アイゼルのお尻に埋め込まれた指は抜かず、
呼吸を整えると更に奥を目指して蠢かせはじめる。
「ぅ・・・ぁ・・・ぁ・・・何、これ・・・いや、おなか・・・あつ・・・」
強烈な締めつけをしてくるアイゼルのお尻に逆らいながら、
少しずつ、くねくねと穴を広げるようにしながら進んで行くエリーの指に、
アイゼルは無意識に大きく息をして、少しでも違和感を和らげようとする。
しかし、愛撫によってもたらされる快感とは違う、
子宮から直接響くような快感が徐々にアイゼルを襲う。
「はぁ、ぁぁ、・・・っぁ、っは、はぁ、あぅ・・・」
エリーは第二関節まで指を埋めると、一度ゆっくりと抜き始める。
「ひぁっ、ぁぁ、いや、いや、んんんーっ」
指の先がかろうじてお尻の入り口に引っかかる所まで指を抜くと、
今度は一気に奥まで差し込む。
「ぅあぁあっ・・・ぁふ、だめ、もう、だめーっ!」
もはや耐えるどころではない、激しい快楽が脳天まで突き抜けて行き、頭の中が真っ白になる。
足を限界まで広げると、腰を高く浮かせて絶頂を迎える。
アイゼルの秘所から蜜が飛沫を上げて溢れる。
「ぅ・・・ぁ・・・ぁ・・・」
エリーが手を解いてやってもアイゼルは反応しない。
「アイゼル・・・ねぇ、アイゼル・・・寝ちゃったの?」
そのまま気を失ってしまったのか、やがて規則正しい寝息が聞こえてきた。
頬を突付いてみても柔らかく形を変えるだけで、起きる気配は無い。
「ま、しょうがないか。・・・アイゼルの寝顔、可愛いしね」
たまにはこういうのも悪くない。そう考えたエリーはアイゼルの横に並んで寝ると、
アイゼルの横顔を眺めながら目覚めるのを待つ事にした。
285170:02/08/06 01:37 ID:/HT5kKvT
(7/7)
アイゼルが眼を覚ますと、傍らでエリーが眠っていた。
どうやら待ち疲れて自分も眠ってしまったようだ。
「エリー、起きなさいよ」
軽く身体を揺すると、エリーは夢を見ていたのか、寝言が返ってくる。
「ん〜・・・? アイゼル、そんな大胆な・・・むにゃ、すごいよ、アイゼル・・・」
「・・・ちょっと、何の夢見てるのよ」
「ん・・・あ? アイゼル、おはよう・・・」
眼をこすりながらエリーが起きあがる。
ぼんやりと周りを2、3回見まわすと
ようやく眼が覚めたのか、唐突にエリーが尋ねる。
「で、アイゼル、どうだった? お尻」
「ど、どうって・・・」
そんなの言える訳ないじゃない。アイゼルがそっぽを向くと、
エリーは悪戯っぽく囁く。
「ね、これからも、お尻、少しずつしてあげるね」
「嫌よ」
とアイゼルは口を開きかけたが、脳裏に、
さっき初めて体験した強烈な快感が反芻されて口ごもってしまう。
「ん? なあに?」
わざとらしくエリーは聞き返す。
「・・・責任、とってくれるんでしょうね。あなたのせいで、どんどん変な事ばっかり覚えてしまうわ」
エリーの追求をかわそうとしたアイゼルは、
とっさに以前から、思ってはいたけれど言えなかった言葉を口にしてしまう。
「とったら、もっと変な事しても良い?」
「そう言う事じゃなくって・・・!」
いきがかり上とは言え、勇気を出して聞いてみた事を簡単にかわされてしまって
口を尖らすアイゼルを再びエリーが押し倒してキスをする。
「んんっ・・・むっ・・・・!」
「・・・責任、取るよ。あたし、あなたが嫌って言うまでそばにいるから」
そのまま、唇が触れるか触れないかの距離で、瞳に真剣な光を宿しながらエリーが告げる。
不意に情感が高まったアイゼルは、そのままごろん、と一回転して自分がエリーの上になる。
何か言おうとするが、想いが強すぎて言葉を選べず、結局口をついたのはいつもの憎まれ口だった。
「じゃあ、ちゃんと勉強、ついてきなさいよ」
「えー・・・やっぱり、やめようかなぁ・・・」
「もう!」
二人は笑いながらベッドの上を転がり回る。
月の明かりが、二人を優しく照らしていた。
286170:02/08/06 01:44 ID:/HT5kKvT
なんかまたエリーxアイゼルになってしまいました・・・
しかも前に書いた奴と設定的に矛盾がありそう(;´Д⊂)

>275氏
ん〜、書いた事無いんで判らないですが、
多分僕はレイープが書けないと思うのでつ。すいません。
しかもそんなかわいそうなネタでなんて(;ノд`)

>278氏
ああ、(・∀・)イイ!!ですねそれ。
書いてみたいなぁ。やってみますから気長にお待ちください。
相手がどっちになるかは読んでのお楽しみ、ということで(w
287278:02/08/06 07:21 ID:DYPhrIFC
170さん、楽しみにしてます。今回のお話、違和感はなかったと思います。朝からドキドキしちゃいました。
288名無しさん@ピンキー:02/08/06 14:52 ID:d/1HVoik
稀に見る良スレ、レベル高け〜。
ぜひとも、リリーものをお願いします!
百合最高!
289名無しさん@ピンキー:02/08/06 17:11 ID:3umNHrW5
漏れはパメラ希望。誰かパメラ×ユーディー描いてくれー!
290名無しさん@ピンキー:02/08/06 17:21 ID:5JA/K0B+
イングリド×ヘルミーナ希望
291199:02/08/06 17:53 ID:NA+nqYev
>170
エリー×アイゼル再び!
エリーのなすがままにされてるアイゼルが、た...た...堪りません(;´Д`)ムハァ
それに、告白してきた方がアイゼルだったという設定も個人的にヒットでした。

>278
激しく同意。
アトリエのキャラは百合でこそ、その魅力が映えると思っとります。
292名無しさん@ピンキー:02/08/06 23:20 ID:xaKlvmkZ
萌えシチュとか、ハァハァしてる場面だけでもいいから自分で書いてみるも良し。
そして投稿スレ。書けない、なんて言わないで是非ためしてみれ!
読むのも楽しいけど、書くのも楽しいぞー。さあさあ。
293穢れた力:02/08/07 04:22 ID:302g2Hgm
百合も好きだがヴィトス×ユーディーも好きな自分。
メッテルブルグのデート編です。
294穢れた力:02/08/07 04:23 ID:302g2Hgm
(1/9)
ヴェルンの工房を引き払って、メッテルブルグに引っ越したユーディー。
「ちょっと物価は高いけど、近くに新しい採取地もあるし。がんばるぞ!」
と気合いを入れたところで、おなじみのノックの音が聞こえて来た。
「やあ、ユーディット!うんうん、借金の返済もしてない割りには良い部屋に引っ越したね」
「うっ。な、何の用なのよ」
一瞬たじろぐユーディーに、ヴィトスはにっこりと笑いかける。
「今日は君の貴重な時間を僕のために使ってはくれないかな、と思ってね」
「それって……!」
もしかしてデートのお誘いかしら?とユーディーの胸が高鳴る。
「今日は僕がいろいろな場所に連れて行ってあげようと思うんだけどね。どうする?」
「本当?どうしよっかなあ。……行く!」
少し考えてから、元気良く返事をする。
「そうか、そうと決まれば早速行こう。その前に、下着を脱いで。ユーディット」
「え?」
「聞こえなかったのかい?下着を脱いで、と言ったんだ」
「な、なんで?」
「なんでって……大丈夫だよ、その上衣だったら後ろからは見えないし」
とまどうユーディーに意地の悪い笑みを向ける。
「いつも部屋にこもってばっかりだから、たまには外でこういう遊びも面白いと思ってね」
ヴィトスの言葉がいまひとつ飲み込めないユーディーに追い打ちをかける。
「それとも、僕に脱がせて欲しいのかい?」
「きゃっ」
ユーディーの返事も待たずに軽く抱き上げるとベッドに運ぶ。
「ちょっと、やめてよヴィトス……やっ」
ベッドに降ろすと、ユーディーの両腕をまとめて片手で押さえつけてから上にのしかかった。
295穢れた力:02/08/07 04:23 ID:302g2Hgm
(2/9)
「う……ん」
キスをしながら、固く閉じているユーディーの両足の間に自分の足を割り込ませる。
開いている方の手でユーディーの柔らかい胸をまさぐり、その手をゆっくりと下に滑らせ
下着の中に指を入れ直接触る。ユーディーの水を誘うように割れ目に何度か指を這わせると
それはすぐにとろっ、とあふれ出して来た。
「濡れやすい身体、好きだよ」
首筋から肩のラインをくちびるでなぞりながら、下着の中のユーディーの敏感な突起に
そっと指を当てる。
「あっ、ヴィトス……」
指先でとんとん、と軽く叩いてやると、固く目をつぶるユーディーの頬が上気して赤く
なってくる。
時々ユーディーのぬるみを指に絡ませながら触れるか触れないかくらいのかすかな
刺激を続けると、羞恥心が邪魔をして「もっと」と言えない変わりにユーディーの
腰がヴィトスの指を求めてゆるやかにくねった。
「くん……ふぅん」
だんだんにヴィトスが指の位置を高くしていくと、それにつられるように無意識ながらも
ベッドから腰が浮いて来てヴィトスの指に自分の快感の中心を押しつける。
さらに強い刺激を求めるユーディーは、ヴィトスが自分の腕を押さえていた手を放して
その手で自分の下着を抜き取った事にも気付かなかった。
「ヴィトス……」
ユーディーがヴィトスの首に腕を絡ませる。ヴィトスはそのままユーディーのくびれた
腰の下に手を入れると、とろんとした瞳のユーディーを引っ張り起こした。
「さて、行こうかユーディット」
296穢れた力:02/08/07 04:23 ID:302g2Hgm
(3/9)
「あっ、あれっ?」
愛撫とは言えない程度の、しかし身体の熱っぽい情欲をかき立てるには充分な刺激を
与えられたまま途中で放り出されてユーディーはうろたえた。いつの間にかむき出しに
されている自分の下半身に気が付き、あわてて短いスカートを手で押さえる。
「あっ、あたしの下着、いつの間に!どこ?返してよ!」
「隠しちゃったからもう無いよ。それじゃ行こうか。お姫様、お手をどうぞ」
「ちょっ、ちょっと待ってよー、こんなのやだよぉ」
半泣きになって嫌がるユーディーの抵抗をものともせず、ユーディーの細い腕をつかむと
ずるずると部屋の外に引きずって行った。

「ユーディット、そんなにスカートをいじってるとかえって目立つよ」
「だ、だって」
宿屋から黒猫亭への急な階段を降りる。こんな角度で、階段の下にいる酒場のお客に
見上げられたりでもしたら……。
左手でスカートのすそをつかみ、右手はヴィトスの左腕にしっかりとしがみついて
少しでもヴィトスのマントに隠れるようにと身体をすり寄せる。
「まあ、こんなにぴったり抱き付かれて悪い気はしないけどねえ」
「ううーっ……」
くちびるを噛みしめ、上目遣いでヴィトスをにらむ。
「さて、どこに行こうかな」
297穢れた力:02/08/07 04:23 ID:302g2Hgm
(4/9)
さすが商業の街メッテルブルグだけあって、酒場を出た広場には人がごった返していた。
せめてラステルの姿が見えないのがささやかな救いだったが、道ですれちがう人全員に
自分が下着を着けていないのを見透かされているような気がしてユーディーの足がすくむ。
「ねえヴィトス、やっぱり嫌だよ、帰ろうよ」
「大丈夫だよ」
妙に自信たっぷりに笑うと、階段通りの方に歩いて行く。
「……なんか、わざと階段のあるとこ選んでるでしょう」
「あ、分かったかい?」
悪びれずにユーディーをどんどん引っ張って階段を降りる。
普段着けている下着をはいていないだけでどうしても意識はそこに集中されてしまう。
中途半端にヴィトスに触られた場所はずきずきと脈打ち、甘くしびれるような感覚が
未だに消えない。そのせいもあっていつものように普通に歩く事はできないし、
少しでもスカートが動かないようにと小刻みに歩こうとしても
(だめ……いやなのに、なんで?)
止めどなくあふれてくる恥ずかしい液体が、太ももをすりあわせる度ににちゃにちゃと
粘着質な音を立てているような気がする。

「ほら、ユーディット、ねこ」
「えっ?」
突然のヴィトスの言葉にユーディーは顔を上げる。
「ねこ。今日は、ひげ切らないのかい?」
見ると、武器屋の前の陽の当たる石段に、黒い大きなねこが寝そべっていた。
「別にいらないわ」
「まあ、そう言わずに」
298穢れた力:02/08/07 04:23 ID:302g2Hgm
(5/9)
ヴィトスはひょいとかがむと、ユーディーにつかまれていない方の手でねこを抱き上げる。
今日はイベントが行われていないせいでほとんど人通りのない階段の下にねこと
ユーディーを連れて行き、ねこを石畳に降ろして自分は石の壁により掛かる。
「ほら、切りなよ、しゃがんでさ。見ててあげるから」
「いやよ、しゃがんだりしたらスカートが……」
「平気だよ、僕の方を向いていれば。後ろからなら見られてもわからないから」
「で、できないよ、そんな事」
「早くしないと人が来るよ」
有無を言わさない口調と共に両手でユーディーの肩を押して無理矢理しゃがませる。
(濡れてるとこ、ヴィトスに見られちゃう!)
自分の両膝に手を置いて、ぎゅっと両足を閉じると
「ユーディット、足を開いて」
耳元に顔を近づけてヴィトスが優しい声で囁く。
「ここで、僕の前で足を開いたら許してあげるから。そうしたら部屋に帰ろう」
(早く帰りたい、でも……)
恥ずかしさのあまり涙をためた目をぎゅっとつむる。緊張のしすぎでユーディーの足は
ふるふると小刻みに揺れていた。

「にゃーん」
「あっ」
2人のやりとりに飽きたのか、ねこはぱっと起きあがると武器屋の横の路地に駆けて
行ってしまった。
「ああ、ねこが逃げちゃったねえ」
「あ……」
ほっとするユーディーに
「そうか、ユーディットはもっとお散歩をしたかったんだね」
ヴィトスは意地の悪い言葉を投げかける。
「ち、ちが……」
「ほら、立って」
力が入りすぎて立ち上がれないユーディーの腕を取って起こしてやる。
「それじゃ次はイベント広場の方へ行こうか」
299穢れた力:02/08/07 04:24 ID:302g2Hgm
(6/9)
イベント広場に行くと、さらに人は少なくなっていた。
「こっちにおいで、ユーディット」
ヴィトスは、イベント会場の石の壁がとぎれた所、人が一人か二人やっと入れるほどの
袋小路にユーディーを押し込み、自分も続いた。
「ここなら誰も来ないし、僕の影に隠れて外からは見えないよ」
半泣きになっているユーディーの頭をなだめるようになで、舌を絡めるキスをしながら右手の
手袋を外す。ゆっくりとくちびるを放すと、とろけた瞳のユーディーの口元に手袋を持って行く。
「ユーディット、これを口にくわえて」
「え?」
「さすがに声が漏れるとまずいからね」
「ん……」
恥ずかしい状態になっている今の自分の身体をヴィトスに決して知られたくない気持ちと
これから与えられるであろう快感への期待とが綯い交ぜになって、言われるまま大人しく
手袋をくわえたユーディーの胸が痛いほど高鳴る。
ヴィトスはユーディーの表情の変化を一瞬たりとも見逃さないようにユーディーの顔を
見つめたまま、彼女の腰を抱き寄せてもう片方の手をスカートの中に入れる。
まどろっこしい愛撫は無しで手のひらを上に向け、そのまま中指で彼女の中心に触れる。
くちゃっ……といやらしく湿った音がすると同時にユーディーの瞳が見開かれ、身体が
がくがくとふるえた。
「ふ……っ!」
腰からくずおれそうになるユーディーを支えると、割れ目に沿ってこれ以上はないという
くらいにゆっくり、何度も何度も指を滑らせる。
「ああ、大洪水だね、ユーディット」
「ん……うぅ」
否定するように頭を横にぶんぶんと振り、ぼろぼろと涙をこぼす。
300穢れた力:02/08/07 04:24 ID:302g2Hgm
(7/9)
「だって、ほら」
にゅるん、と音を立てて、ヴィトスの指は根元まで簡単にユーディーの中に吸い込まれていく。
「くんっ!」
中を軽くかき回すと、ヴィトスはすぐに指を引き抜いて、またゆるやかな指使いで
ユーディーを責め立てる。
ヴィトスの指にたどられた部分が、火傷でもしたようにひりひりと熱い。
頭が真っ白になって目が眩んで行くようで、もう何も考えられない。
ユーディーは身体を少しひねってヴィトスの下半身に自分の側面を押しつけると、布越し
ながらもその場所にヴィトスの熱いかたまりを感じる。
ここがどこでもかまわない。今すぐに身体の中にその熱い決定的な快感が欲しい。
ユーディーは自分の腰をすりつけながら、甘えるような、すがるような濡れる瞳でヴィトスを
見つめた。
ヴィトスは自制するように大きく深い息を付くと、
「じゃあ、そろそろ帰ろうか」
ユーディーの前髪をかるくかきあげて、その手でユーディーがくわえていた手袋を取った。
唾液が糸をひくそれをくるくる、と折りたたむと、もう一方の手袋も取って、まとめて腰の
小物入れにしまった。
「ヴィトス、あたし……お願い」
はぁはぁ、と息をあらげてユーディーがヴィトスの胸に倒れ込む。
「もう、我慢できないよう」
「ああ、部屋に帰ったらたっぷり可愛がってあげるよ」
301穢れた力:02/08/07 04:24 ID:302g2Hgm
(8/9)
それからどうやって部屋までたどり着いたか覚えていない。
気が付くとユーディーは、ベッドの上でヴィトスに組み敷かれていた。
ヴィトスがユーディーの両足を大きく広げさせる。ズボンからはち切れそうになっている
モノを取り出すと、それを見たユーディーの喉がごくりと鳴った。
「ストッキングまで汚してしまったね」
そう言うとヴィトスはユーディーの奥まで一気に突き入れた。
「ああああんっ!!」
自分が一番切望していたもの、ヴィトスのかたまりで胎内がふさがれると同時に、
ユーディーの身体中が燃えるような幸福感で満たされていく。
「熱いっ……ああ、ヴィトス!」
少々乱暴なヴィトスの動きにもユーディーの快感は高まって行く。
「ユーディット、ああ、ダメだ、気持ちよすぎて……」
「あたしも、すごい……あぁっ、もっと!」
つい数時間前は恥ずかしくて言えなかった言葉が簡単に口をついて出る。
「お願い、もっとして……もっとめちゃくちゃにして」
ユーディーはヴィトスの首に固く抱きつくと、泣きながら舌を絡ませる。
ヴィトスの動きがだんだん早まってくると、それに合わせて自分も淫らに腰をふる。
「ヴィトス、中が熱くて、あたし、変なの……ああっ」
「僕も、もう……ユーディット」
「まだだめ、やめないで!いっちゃ……いっ……!」
ヴィトスにきつくしがみつき、ユーディーの身体ががくがく、とふるえる。
「ユーディット……!」
ユーディーの中が激しく痙攣する快感にこらえきれずに、ヴィトスは大量の欲望を吐きだした。
302穢れた力:02/08/07 04:25 ID:q7AIDkNV
(9/9)
「……ああ、ダメだ」
ベッドに横になってふう、とため息をつくヴィトスを、ユーディーは不安そうに眺める。
「えっ、ダメって、あ、あたし?」
「いや。本当はもっと焦らすつもりだったんだけどね。ユーディットがあんなに乱れるとは
 思わなかったから、こっちもつい本気になってしまったよ」
「うっ」
「今度はもうちょっと考えないとな」
「べ、別に考えなくてもいいわよ!」
ヴィトスはユーディーの頭をぽん、と軽くたたくと、起きあがって身仕舞いを始めた。
「帰っちゃうの?」
「うん、仕事がちょっとたまってるんでね」
「そっか……」
少し寂しそうなユーディーの顔に軽くキスをして
「そうだ、今日付き合ってもらったお礼をしなくちゃな。はい、これ」
くしゃくしゃに丸まった布きれを渡す。
「ってこれ、あたしのぱんつじゃない!」
「あはは、それじゃ!」
「し、失礼しちゃうわ!!」

(おわり)
303名無しさん@ピンキー:02/08/07 20:31 ID:OrIjJZqs
ブラボー!
借金取りシリーズ最高!
304170:02/08/07 22:30 ID:v63hlzjx
>穢れた力氏
ノーパン羞恥プレーイ(・∀・)イイ!!
ユーディーは普段からあのカッコでも、やっぱし下着無しは恥ずかしいのでしょうか。
もっともそうでなければ萌えませんが(w
305穢れた力:02/08/08 23:37 ID:kU3FQHVW
>275
 ルーってルーウェンですよね?リリー今やりかけの上に、レイープネタ
 書けない自分…使えないヤツでスマヌ

>303
 どうもありがとう〜。そう言ってもらえるととっても嬉しいです

>170さん
 ネタかぶりノーパソプレイ(w
 今リリーやってるんですが、アイゼル見るたびに170さんの書いてた
 あんな事やこんな事が浮かんできて、妄想で倒れそうです。

なんか10日から携帯クリーナーもらえるキャンペーンやるんだって!?
ttp://www.salburg.com/
エリーとリリー買ったの、つい先日なんだけど。タイミングわるー
でも携帯クリーナー欲しい…「ヘルミーナとクリス」も買ってきますかな
306170:02/08/09 00:44 ID:lqW9Tkiu
(1/10)
「クライス? ええ、知っているわよ。私の前にここに居た、アウラさんの弟でしょう?」
「え、ええ、その人なんですけど、ルイーゼさん、クライスさんの事、どう思うのかな・・・とか」
「どう・・・って、わたしもあんまり話したこと無いから、良く判らないけれど、
もう少し愛想が良くてもいいわよね」
意識してか天然なのか、微妙に的を外した答えを返すルイーゼ。
「って、そうじゃなくって、その、好きとか嫌いとか・・・」
「好きとかって・・・まさか、年下の子は好みじゃないわ。
それに、あの人昔っからマリーさんの事好きだし」
「ええ! そうなんですか!? あたし、クライスさんから『好きな人の気持ちを知りたい』
って頼まれて、それでてっきり好きな人ってルイーゼさんの事だと思って」
「ふふっ、そういう事だったのね。でも違うわよ。
あの子、マリーさんの前だと妙に態度が可愛くなっちゃってね。
もうあの二人以外は皆気付いているんじゃないかしら。
わたしたちの仲間内では『いつ告白するのか』って賭けの対象にもなってたくらいだから」
「そうなんですかぁ・・・とほほ・・・大失敗だよ・・・」
がっくりと肩を落とすエリー。
「勘違いしちゃってどうもすいませんでした。ごめんなさいっ、この埋め合わせはいつかしますから」
顔を真っ赤にしてぺこり、と頭を下げるエリーに、
「そうね・・・それじゃ、早速なんだけど」
と、ルイーゼはある提案を持ちかける。
「あなた、望遠鏡・・・って知ってる?」
「望遠鏡・・・ですか? 名前は聞いた事ありますけど」
「それがあれば、星がとってもきれいに見えるそうなの。
ほら、わたし、星を見るのが好きでしょう。だから、どんな物か一度見てみたいのだけれど、
ここには文献が無くって・・・報酬は払うから、1つ作ってくれないかしら?」

「解りました! ちょっと時間がかかっちゃうかも知れないですけど、
必ず作って持ってきますから、待っててくださいね!」
「ええ、よろしくお願いするわ」
307170:02/08/09 00:45 ID:lqW9Tkiu
(2/10)
しかし、内陸にあるザールブルグには、望遠鏡はまだまだ必要とされておらず、
ルイーゼの言ったとおり資料すら乏しい状態だった。
それでも、エリーがマリーやクライスの助けを借りてようやく完成させたのは、
ルイーゼの依頼から2ヶ月を過ぎてからだった。

「出来たぁ!」
満足げに叫ぶと、エリーは完成したばかりの望遠鏡を掴んで工房を飛び出した。
(ルイーゼさん、随分待たせちゃったけど、喜んでくれるかなぁ)
アカデミーへの道を一目散に駆けて行く。
喧騒を嫌う錬金術師達の為にわざと重く、大きくしてある扉を蹴破るようにして
アカデミーに転がりこむエリー。
バン、と音を立てて閉まる扉に、広間内に居た物達が顔をしかめるがエリーはお構い無しだ。
ショップの前まで来ると、ルイーゼは店を閉める準備をしている所だった。
「まぁ、エリー、どうしたの?」
「はぁ、はぁ、これ、はぁ、望遠鏡、出来た、んです、はぁ」
大きく肩で息をしながら、ようやくそれだけ言うと、握り締めていた望遠鏡を差し出す。
「まぁ、遂に出来たのね! 嬉しいわ、ありがとう、エリー!」
普段のおっとりした仕種からは想像も出来ない喜びようを見せるルイーゼ。
その顔を見たエリーは自分もつられて微笑む。
「良かった・・・随分時間かかっちゃったから、もう忘れちゃってるかも、って思ったんです」
「ううん、そんな、忘れるわけないじゃない。
最近あなたアカデミーに顔も見せなかったから、ずっと心配だったのよ」
「思ったよりも、中のガラスの部分を加工するのが難しくって・・・」
「そう・・・でも本当にありがとう。そうだ、幾らぐらい払えば良いかしら?」
「それなんですけど、出来てそのままここに持ってきちゃったから、
まだ本当に見られるかどうか試してないんです。だから、お金はその後で」
「それじゃ、あなた、今日、これから空いてる?
わたしもうここ片付けたら終わりなんだけど、良かったら、一緒に見てみない?」
「はい! あ、それなら、良い場所があるんです」
「そう。じゃ、そこに行って見ましょう。ちょっと待っててね。今片付けちゃうから」
308170:02/08/09 00:46 ID:lqW9Tkiu
(3/10)
エリーとルイーゼは飛翔亭で夕食を取ると、ザールブルグの郊外に向かって歩き出した。
初夏を迎えたザールブルグは、この時間でもまだ周りは薄暗がりで、
郊外でも灯りなしでなんとか過ごす事が出来る明るさだ。
しばらく歩いた所で、辺り一面が開けた丘の上に出る。
「まぁ、すてきな場所ね。前から知ってたの?」
「え、ええ・・・」
微妙に口篭もるエリー。エリーがこの場所を見つけたのはもう1年以上も前で、
その時から確かにすてきな場所なのだが、ある日、マリーと、その親友のシア・ドナースタークが
この場所で愛を交わしているのを見てしまってからは、
切なさを持て余すときは一人慰める場所にもなってしまっているからだ。

「ね、使い方を教えてくれる?」
待ちきれない、と言った風に腰掛けて望遠鏡を構えるルイーゼ。
「あ、はい」
ルイーゼの後に回り込んで、抱きかかえるように座るエリー。
軽くカールした繊細な金髪が、ほのかな香でエリーの鼻腔をくすぐる。
(どんな石鹸、使ってるんだろう)
気付かれないように、少しだけ大きく息を吸う。
(はぁ・・・いい匂いだなぁ。っと、いけないいけない)
ルイーゼの手を取ってピントを合わせる。すると、肩越しにルイーゼの胸の谷間が眼に入る。
(うわ、おっきい・・・!)
普段からルイーゼの胸の大きさはアカデミーの男達の話題になっていたし、
エリーもお店に行くと、
注文の品を取ろうと動くたびにたわわに揺れる彼女の胸に視線を奪われる事が多いのだが、
こうやって身近で、しかも普段見ない位置から見ると改めて見とれてしまう。
(やっぱり、やわらかいのかなぁ・・・)
「? どうかした?」
「い、いえ、なんでもありません。ええと・・・これで、見られると思うんですけど・・・」
「・・・うわぁ・・・星が、こんなに近くに見えるなんて、夢みたい」
「それじゃ、ちゃんと、見えてるんですね?」
さすがに錬金術師の性として自分が作った物の出来が気になってしまうのか、
少し不安そうに尋ねるエリー。
309170:02/08/09 00:47 ID:lqW9Tkiu
(4/10)
「えぇ、とてもはっきり見えてるわ。手を伸ばせば届きそうなくらい、はっきりと」
「良かった・・・」
「ね、あなたも見てみたら?」
その姿勢のまま、エリーに望遠鏡を手渡す。
正直、エリーは星を見る事にそれほど興味は無かったが、
それでもルイーゼから受け取ると覗き込んで見る。
「ね、ルイーゼさんはどの星を見てたんですか?」
「あの、二つ並んでいる星の、もう少し左の・・・」
二人は姉妹のように肩を寄せながらしばらくの間星見に興じていた。

「えぃっ」
二人が星見を終えた頃、突然、ルイーゼは子供っぽく笑うと
身体を倒してエリーの上に仰向けのまま圧し掛かる。
「きゃっ、ルイーゼさん、どうしたんですか?」
「ふふっ、びっくりした?」
無邪気に笑いながら、更にぎゅっ、と身体を押しつける。
エリーの両手を取ると、自分の左胸にそっと当てる。
「ちょ、ルイーゼさん、何を・・・」
「エリー、あなた、さっき、わたしの胸、見てたでしょ」
「!」
「わたしね、アカデミーの中で、いつも視線を感じてるし、
男の子が噂をしてるのも聞こえてくるわ。だから、本当はこんな胸、嫌いなの」
ぽつり、ぽつりと一語一語切るように話すルイーゼ。
「でもね、こうやって、星を見ている時は誰の視線も感じないですむし、
こうやって寝転がるとね、夜に吸いこまれるような感じが好きだから」
わたしは星を見るようになった、そうルイーゼはこう打ち明けた。
自分はちょっとした、同性の興味本位で見てしまっただけだけれど、
ルイーゼがこんなに悩んでいたとは。
310170:02/08/09 00:48 ID:lqW9Tkiu
(5/10)
「あ、あの・・・ごめんなさい、あたし、その・・・」
エリーは自分の行為を激しく後悔すると、ルイーゼの胸から手をどかそうとした。
けれど、ルイーゼの手はエリーの手を離さない。
「ううん、あなたに怒っているんじゃないの。やっぱり、あなた位の年だと気になる物でしょうしね。
それよりもね、あなたが見てる、って気付いた時、いつもみたいに気持ち悪い、って感じがしなかったの。
なんだか、身体の奥からじわじわって暖かくなっていくような、不思議な感じがしたの。」
「それから、今も」
指を絡めるようにしながら自分の胸をまさぐらせる。
「あなたの手がわたしの胸の上にある、って考えるとなんだかドキドキして・・・
わたし、まだ人を好きになった事が無いのだけれど、これが・・・そうなのかしら?」
「ルイーゼさん・・・」
「あなたは・・・エリーは、わたしの事・・・嫌い? 女の子同士なんて、おかしい?」
エリーの頬にぽとり、と熱い滴が触れる。それがルイーゼの涙と判った時、
エリーは自然に手に力を込めてルイーゼの胸に触れていた。
「ルイーゼさん・・・」
掌全体でもまだ持て余す、ルイーゼの胸を大きく揉み上げる。
「あっ・・・エリー・・・」
「あたしね、この場所で、マリーさんとシアさんがしているの見た事があるんです」
細いうなじに唇を寄せ、音を立ててきつく吸い上げる。
「ぁん・・・ん・・・」
「いやらしいんですけど、でもとても綺麗で。
その時から、あたしもいつか、ここで誰かと、あんな風に出来たらいいな、って思ってたんです」
そのまま舌を這わせて耳の裏側を舐め上げる。
「ぁっふ、そこ、・・・いい・・・」
ルイーゼは片手でエリーの頬に手を添えて、エリーの愛撫に身を任せたが、
エリーの舌が一旦離れると、くるり、と身体の向きを変えてエリーと向き合う。
311170:02/08/09 00:48 ID:lqW9Tkiu
(6/10)
「エリー・・・キス、しても、いい・・・?」
エリーは返事の代わりにルイーゼの頭をぐいっっと引き寄せると、唇を押し付ける。
そのまま二人とも微動だにせず、お互いの心臓の鼓動だけが時を刻む。
唇が離れると、ルイーゼはそっと自分の唇を指でたどる。
「初めての、キス・・・」
エリーはルイーゼの初々しい反応に自分の情感が高まるのを感じる。
「じゃあこれが、初めての、大人の、キスです」
再びルイーゼの唇を奪うと、今度は下唇を挟みこんで舌先で舐める。
「!!」
未知の感覚にルイーゼは反射的に離れようとするが、エリーの手が後から頭を押さえて動けない。
その間に、エリーはルイーゼの口の中に舌を走らせる。
(何、この感じ、ぞくぞくって・・・!)
あくまでもルイーゼに無理強いはせず、少しずつ、少しずつ舌先を絡めて行く。
「ん・・・ふ・・・・・・ぁ、んむ・・・、はぁ、んん・・・」
エリーの舌先はそれ自身が意思を持ったかのように艶かしく蠢き、
ルイーゼの舌を犯す。キスすら初めてだったルイーゼがそれに対抗しうる訳も無く、
すぐになすすべもなく快楽に翻弄される。
エリーの舌がようやく動きを止めて離れた時、ルイーゼは耐えかねたように身体を震わす。
「ルイーゼさん・・・もしかして、キスでイッちゃいました?」
涎でべとべとになったルイーゼの唇の周りを舐めながらエリーが尋ねる。
「ふぁ・・・わからない・・・わ・・・でも、なんだか、お腹の辺りから、じわって来て・・・」
「えへへ、それがね、イクって事なんですよ。ほら、ここ、もうこんなに」
ルイーゼの下腹部に手をのばす。エリーの予想通り、
ルイーゼの秘所は下着越しにもはっきりと判るくらい潤っていた。
指で掬い取ると、ルイーゼの顔の前でゆっくりと指を広げて、糸を引く所を見せつける。
「や!・・・ちが、あたし・・・あたし、こんなの・・・」
「でも、気持ち良かったでしょう?」
羞恥に混乱するルイーゼの言葉に被せるようにエリーが言うと、
ルイーゼは言葉を詰まらせたが、やがてゆっくりと頷く。
312170:02/08/09 00:49 ID:lqW9Tkiu
(7/10)
「えへへ、でしょ? じゃ、もっとしてあげますね」
言うなりエリーはルイーゼの乳房に吸いつく。
「きゃっ!・・・ぁ、ん、・・・ぅあ・・・」
かぶりつくように口全体で乳房に取りつくと、徐々に口をすぼめて頂を目指す。
エリーの舌がルイーゼの乳首に触れた時、それはまだ柔らかかったが、
乳首だけを口に含んで舌で転がすとすぐに硬くなり始める。
(ルイーゼさんおっぱい大きいから、なんだか、こうやってると、赤ちゃんになったみたい)
もう片方の手も乳房にしがみつかせながら、エリーは乳飲み子のように乳首を吸い続ける。
「ぅ、ぁ・・・すご・・・気持ち、いい・・・」
エリーが吸い上げるたびに、ルイーゼは切なげな声を漏らす。
「あたしは、ルイーゼさんのおっぱい、好きだけどなあ」
顔を上げると、ルイーゼと眼を合わせる。
「だって、やわらかくて、あったかくて、すごく安心できるんです。お母さんみたい」
「エリー・・・ありがとう。わたし、自分の事・・・少し、好きになれそうよ」
ぎゅっと自分の胸の谷間でエリーの頭を抱きかかえる。
「でも、お母さん、はひどいわね。わたし、まだ恋人もいないのに」
少し拗ねたようにルイーゼは言ったけれど、その口調には笑いの微粒子が込められていた。
「えへへ」
エリーもつられて笑うと、唇を重ねる。
「ルイーゼさんも・・・舌・・・動かして」
エリーの言葉に、おずおずと舌を伸ばすルイーゼ。
まだぎこちない動きを、エリーの舌が優しく導く。
「ん・・・・・・っ、ぁぁ・・・むぅ、んぐ、んん・・・」
エリーは、だんだん慣れてきて、
自分の動きにけなげについて来ようとするルイーゼの舌の動きを楽しみながら、
乳房に重ねていた手を、肉付きの良い身体を探るように下へと動かしはじめる。
進んでは戻り、戻っては進み、ルイーゼの身体の感触を楽しんで行く。
313170:02/08/09 00:50 ID:lqW9Tkiu
(8/10)
「ふぁ・・・ね、くすぐったい・・・の・・・ぁ・・・」
本当に快感よりもくすぐったさの方が勝るのか、少し逃げるように身をよじるルイーゼ。
「それじゃ、こういうのはどうですか?」
ルイーゼの、もう充分に潤った柔肉に指をあてがうと、静かに押しこむ。
ぷちゅ、っという音がして、エリーの指をやすやすと飲み込んで行く。
「ふぁあっ! あ、ん・・・ぁ、ああ・・・」
中指の半分ほどをルイーゼの中に入れると、そのまま指先だけを曲げるように動かす。
「ああ、ぁう、そこ、・・・ん、もうすこし、奥、が、いい、の・・・」
ほんの少し指を動かすだけで、右に左に身をよじって悶えるルイーゼ。
「だけど、初めては好きな人が出来た時のためにとっておかないと。ね?」
「でも、これじゃ・・・切ない・・・わ。わたし、足りな、い・・・」
「もう、ルイーゼさんたら。こんなにエッチだったなんて」
「でもだいじょうぶ。ちゃんと、最後まで気持ち良くしてあげますから」
エリーは指を抜くと、ルイーゼの片足を持ち上げて抱え込み、大きく足を開く。
少し開いた膣口から蜜がこぼれ、地面を濡らす。
自分の秘所とルイーゼのそれを合わせると、いやらしい音を立てて二人の蜜が混じりあう。
「ぁ、ああ・・・エリー、エリー・・・」
その声が合図となったかのように、エリーは腰を動かし始める。
「ルイーゼさん・・・気持ち、いいですか?」
地面を掴むルイーゼの手を取って、指を絡めると、
ルイーゼの少し汗ばんでいる手は滑りながらも、エリーの手をしっかりと握り返して離さない。
「ええ、エリー、いい・・・いいわ、すごく、気持ち・・・いい・・・」
314170:02/08/09 00:51 ID:lqW9Tkiu
(9/10)
「じゃ、こんなのは・・・どうですか?」
エリーは抱えていたルイーゼの足を降ろすと、
身体を倒して、腰を更に前につきだす。二人の、固く充血して尖っている陰核が触れ合うと、
エリーは腰の動きを前後から、回すような動きへ変える。
今までのとは比べ物にならない快感が、一気にルイーゼを絶頂に近づける。
「ひっ・・・! す、ご・・・あぁ、あん、ん・・・」
だんだんと声が途切れ、激しい息遣いだけになっていく。
ルイーゼの絶頂が近いと見て取ったエリーは、最後に再び、勢いをつけて激しく腰をうちつける。
「いや、いや、なにか、来る・・・っ、ぅぁああーっ!」
「ルイーゼさん、あたしも、あたしも、もう、だめ・・・〜っっ!!」
ルイーゼは細く、長い叫び声をあげると絶頂を迎えていく。
ほとんど同時に、エリーも細く白い身体を反らせると、ゆっくりと果てていった。

「好きな人が出来るって、こんな気持ちだったのね」
丘の上に寝転んで星を見ながら、ルイーゼがつぶやく。
「すごい、気持ち良くて・・・胸が暖かくなって」
そこで言葉を切ると、眼を閉じてしばらく風に身体を委ねる。
やがて眼を開くと、半身を起こしてエリーを覗きこむ。
「ね、エリー。あなた・・・他にも女の子とした事、あるでしょう?」
「え! いやぁ、その・・・あるというかないというか・・・」
唐突に核心を衝かれて思わずうろたえるエリー。
「あの、アイゼルって娘?」
「・・・はい」
二度続けての鋭い矛先に、遂にエリーはかわしきれずに本当の事を話してしまう。
「そう・・・好きなのね、その娘の事が」
「はい・・・ごめんなさい」
「そう・・・」
ルイーゼは一瞬悲しそうな眼をしたが、夜の闇にまぎれてエリーからはその表情を伺う事は出来なかった。
「あなたと、これからもこんな風に出来たら良いな、って思ったのだけれど、仕方ないわよね」
ごろん、と弾みをつけて再び仰向けになる。
315170:02/08/09 00:51 ID:lqW9Tkiu
(10/10)
「しょうがないわね、わたしも、すてきな人、探そうっと」
「ルイーゼさんなら、すぐに良い人見つかりますよ!」
「ふふっ、ありがとう。でも」
語尾に重ねるようにエリーにキスをするが、すぐに唇を離す。
「あなたのせいで、女の子にしか興味なくなっちゃったみたい」
ルイーゼは舌をひとつ出すと、立ちあがって草を払う。
「さぁ、そろそろ帰りましょ。ちょっと遅くなっちゃったわ」
「あ、あの・・・」
「あ、そうだ」
ルイーゼは2、3歩歩いた所で突然立ち止まると、くるりと振りかえる。
「望遠鏡のお金だけれど、わたしにこんな事しておいてフった、
って事で貰っておくわね」
「えー! そんなぁ! 作るのに2ヶ月もかかったんですよぉ!」
「じゃあ、アイゼルにこの事を話してもいいかしら?」
「ううっ・・・とほほ・・・」
エリーはがっくりと肩を落とすと恨めしげに星々を見上げた。
316278:02/08/09 01:39 ID:4dnPKMQ3
寝る前に来てみたら、こんなに早く…。170さん、勝手な希望だったのにありがとうございます。ほんわか巨乳のルイーゼさん。一番好きなキャラなので嬉しかったです。女の子を次々と墜としていくエリー、楽しみにしています。やっぱり百合はイイ!!
317278:02/08/09 20:33 ID:tVWHv1UY
きちんと感想をば。
実際のイベントから始まっていて、引き込まれました。依頼→達成→さらなるイベント、的流れ。すごくアトリエらしいです。キャラも崩れていないし。
とにかく嬉しかったです。
(携帯からな上にしつこくてすみません)
318170:02/08/09 21:17 ID:vTHW3jNM
>278さん
感想ありがとうございます。
この二人イベント的な絡みが少ないので苦労しました(w
望遠鏡はもちろん本編には出てこないですが、
地球儀あるしメガネもあるから良いかな、と思って出させてもらいました。
あの世界、用語とか時代観が微妙に難しくって(w
319名無しさん@ピンキー:02/08/10 11:30 ID:PCp+qm/Q
ここはなんでこんなに神がおおいのでつか(;´Д`)ハァハァ
山賊団の続きキボンいたします〜m(_ _)m
320名無しさん@ピンキー:02/08/10 18:52 ID:fUmHbW8Y
メルたん凌辱期待age
321170:02/08/10 19:37 ID:eXyQl2s1
>>290さん
イングリドxヘルミーナっす〜。
ってキボンがエリー時代の二人だったらどうしよう(w


(1/10)
リリーは玄関の前で忘れ物が無い事を確認すると、二人の小さな同居人に別れを告げる。
「それじゃ、あたしは4日間帰って来ないから、その間、しっかり留守をお願いね」
「はーい、先生!」
同居人の一人、イングリドが元気良く手を上げると、
負けじともう一人の同居人、ヘルミーナが声をあげる。
「まかせといてください!」
「な、なんだか妙に威勢がいいわね・・・まあいいわ。それじゃ、行ってきます」
「行ってらっしゃーい!」
二人は錬金術の素材を求めて冒険に出たリリーが見えなくなるのを確認すると、
急ぎ足で工房の中へと戻った。
「さ、早速始めるわよ。ヘマしてあたしの足を引っ張らないでよね」
「あなたこそ、あたしの邪魔をしない為にもそこで見てるだけにしてくれない?」
憎まれ口を叩きながらも、手早く分担して調合の準備を整える。
この日の為に事前に何度もこっそりと打ち合わせをしていたせいか、
30分もすると調合に必要な道具と素材が二人の前に並んだ。
322170:02/08/10 19:38 ID:eXyQl2s1
(2/10)
「さて、と」
腕まくりをしてイングリドが調合を始めようとすると、
ヘルミーナが押しのけるように前に出る。
「じゃ、始めましょうか」
「何よ!」
「何よ!」
二人はおでこがくっつかんばかりに睨み合うが、すぐにはっとして我に返る。
「こんな事してる場合じゃないわ」
「そうよ、早く作らないと」
それでもまだどちらが調合をするのか揉めていたが、
結局、最も公平な解決手段-じゃんけんでイングリドが調合する事になった。
「もう、失敗したら承知しないからね!」
「あなたが口を出さなければ大丈夫よ」
それでも、調合を開始する時はさすがに減らず口を止める。
ゆっくりと時間をかけて分量を確認すると、材料を遠心分離機の中に入れて、機械を回し始める。
途中何度か交代しながら、ようやく調合が終わった時は、もう日はすっかり暮れていた。
「出来たぁ!」
リリーのまねをして叫ぶイングリド。
そこに冷静にヘルミーナが釘を刺す。
「まだよ。これから丸一日冷やさないとダメなんだから」
「そんな事わかってるわよ!
じゃ、あたし井戸に入れて冷やしてくるからあんた後片付けしておいて」
「なんであたしが片付けるのよ!」
ここでも再び公平な解決が模索され、その結果、ヘルミーナが井戸に行く事になった。
「じゃあね、しっかり後片付けしておきなさいよ」
「もう、くやしぃー!」
イングリドはじだんだを踏んで悔しがると、しぶしぶ後片付けを始めた。
323170:02/08/10 19:38 ID:eXyQl2s1
(3/10)
次の日の夕方。ようやく完成した目の前の液体を前に、
イングリドとヘルミーナは日頃のいさかいも忘れて手を取り合って喜び合う。
「ね、早速飲んでみましょうよ」
「もちろんよ! その前に、ちゃんと扉に鍵かけた?」
「当然でしょう。あたしを誰だと思ってるのよ。ほら早く、グラスに注いでよ」
ヘルミーナに促されるまま、液体をグラスに注ぐ。
しゅわぁ、と心地よい音がして炭酸が弾ける。
「きれい・・・」
ヘルミーナがグラスを手に取ると、透き通るような青い液体越しにイングリドの顔が映る。
イングリドは自分のグラスにも液体を注ぐと、ヘルミーナと同じ高さに掲げる。
「それじゃ、あたしたちの才能にかんぱーい!」
「かんぱーい!」
澄んだ音を立てながらグラスを合わせると、一息に飲み干す。
「美味しーい!」
「こんな美味しいなんて・・・ね、もう一杯ちょうだい」
「・・・はい、どうぞ。あたしももう一杯飲もうっと」
欲求の赴くままにグラスを重ねる二人。
リリーが二人に隠すように置いていた本に載っていた、
世間では誘惑のカクテル、と呼ばれているるその液体は、
口当たりが良く、のどごしも良い。一気に飲めるその酒はしかし、
気が付いた時には前後不覚に陥っているという、
男達の間では「女食い」の別名を持つ酒だった。
酒の基本的な知識さえろくに持たない、
単なる大人への好奇心から作った二人が、この、甘く危険なカクテルに抗しえるはずもなく、
あっと言う間に、自分たちが作った分は全て飲み干してしまった。
324170:02/08/10 19:39 ID:eXyQl2s1
(4/10)
イングリドがふと我に返ると、目の前にはすっかり飲み干した誘惑のカクテルと、
とろん、とした目でこちらを見ているヘルミーナがいた。
(あれ・・・? なんだかヘルミーナがぐにゃぐにゃしてるよ・・・?)
回っているのは自分の頭なのだが、もちろんそんな事に気付くはずもない。
自分でも何がしたいのか良くわからないまま、ヘルミーナを呼ぶ。
「ヘルミーナぁ」
しかしイングリドの呼びかけにヘルミーナは答えず、ぼんやりと自分を見ているだけだ。
「ちょっと、へんじくらいしなさいよぉ」
イングリドはふらふらと立ちあがると、よろめきながらヘルミーナの方へと近づく。
ヘルミーナの横に立つと、ようやくヘルミーナはイングリドの方を見上げる。
「な、なによぅ」
真っ直ぐ自分を見る(焦点はあっていないのだが)ヘルミーナに思わず怯むイングリド。
ヘルミーナはそのまま立ちあがると、イングリドの両肩を掴む。
「ちょ、ちょっと、何するのよ、離しなさいよ」
思わず振り払おうとする
しかし、ヘルミーナの口から漏れた言葉を聞いた瞬間、イングリドの動きが止まる。
「・・・好き」
「は、はぁ?」
思わず素面に戻って素っ頓狂な声を上げるイングリド。
「あたし、あんたの事、好き」
「なっ、ちょっ、あなた何言ってるの?」
「あんたは、あたしの事・・・好き? それとも、嫌い?」
真正面から見据えられて視線の逃げ場を無くしてしまう。
「そ、そりゃ、きらいって事は、ないような、気もするけど・・・」
初めて体験する酔いのせいか、頭にもやがかかった状態で、
ヘルミーナの、やや金属的な声が頭に響いてくると、
それ以上考えるのが面倒になったイングリドは思わず本心を漏らしてしまう。
「あたしは、あんたの事が、好き」
イングリドの返事が聞こえているのかいないのか、
再びヘルミーナはイングリドに想いを伝えると、顔を寄せて、唇を押し付ける。
325170:02/08/10 19:39 ID:eXyQl2s1
(5/10)
柔らかい唇の感触と、口から漏れるアルコールの熱気がイングリドの思考を麻痺させる。
(ヘルミーナが・・・あたしの事、好きって・・・)
朦朧とした意識の中で、ひとつの想いがイングリドの感性に道を示す。
ヘルミーナが唇を離した時、イングリドは問いかける。
「あなた、それ、本気・・・なの? 後でなし、なんて言ったら絶交よ」
イングリドの問いに、こっくりと頷くヘルミーナ。
「わかった・・・わ」
ヘルミーナの細い腰を抱き寄せると、リボンをほどく。
「本で読んだ事あるの。好きな大人同士は、キスとか、こういう事するんだって」
片手でリボンに手をかけながら、残った手でヘルミーナのお尻を撫でまわす。
「2階に行って・・・全部、脱ぎましょう」

ベッドの横に立ったイングリドは、ヘルミーナの着ている物を全部脱がせてやると、
自分も服を脱ぐ。その間ヘルミーナは一言も言わなかったが、
服を脱ぎ終わって立ちあがったイングリドに抱きつくと、耳元で囁く。
「ほんとうは・・・ほんとうは、さいしょから好きだったの。ケントニスで会った時から。
でも、ついひどい事言ったりしちゃって・・・ごめんなさい」
酔いに心をほぐされて、涙を流しながらの、ヘルミーナの素直な告白は、
イングリドの心の壁も取り払っていく。
「あ、あたしも・・・あたしは、こっちに来てからくらいだったけど・・・
あなたの事、好きだったわよ」
言いながら、まだ酔いの残っている身体は、バランスを崩して倒れてしまう。
イングリドがヘルミーナの上に覆いかぶさると、ヘルミーナはイングリドの背中に手を回して引き寄せる。
「ほんとう?」
「ほんとうよ、ちょっと嫌いだった時もあったけど、でも好きな時の方が多かったわ」
まだ少し不安げに尋ねるヘルミーナの頬にかかる髪の毛を梳いてやりながらイングリドは微笑む。
「うれしい・・・あたしね、『リリー先生と海を渡って錬金術を広めてきなさい』っていわれた時、
すごく怖かったの。でも、リリー先生もそうだけど、イングリドが一緒に行くって聞いたから、
あたしも頑張ろうって思って、それで」
背中に回した手に力をこめるヘルミーナ。
326170:02/08/10 19:40 ID:eXyQl2s1
(6/10)
イングリドは、少しだけ痛そうに顔をしかめたが、抵抗はせずにヘルミーナに身体を任せる。
イングリドの、膨らんでいる、とははっきり判るものの、まだまだ女性と呼ぶには未発達の胸が、
それよりもわずかに小さいヘルミーナのそれと触れ合う。
「あ・・・」
「ひゃっ・・・」
ほとんど肌の色と同じ、胸の先端が擦れあうと二人揃って声をあげる。
思わず顔を見合わせると、吹き出して笑い出す。
「ね、今・・・びりって、電気が走ったみたいに・・・」
「うん、なんだか気持ちよかったね」
錬金術師としての性か、それとも快楽に対する本能か、軽く頷きあうと再び胸を合わせる。
「ん・・・気持ちいいよ、イングリド・・・」
「あたしも・・・ぞくぞくする・・・ぁ・・・」
やがて、イングリドが少しずつ、円を描くように身体を動かし始める。
すぐにヘルミーナも動きを合わせ、イングリドとは逆の方向に身体を回す。
いつしか二人の動きの中心にある桃色の果実は硬くなって、
一層の刺激を二人にもたらす。
「うぁ・・・さっきより、ずっと、気持ちいい・・・よぅ・・・」
幼い身体に、快感を刻み始めたヘルミーナが歓喜の声を上げ始めると、
そこには既に女性の色香が少し混じっている。
「ん・・・っ、ぁ・・・ヘルミーナ、ヘルミーナぁ」
イングリドの方が感じているのか、小刻みに息を吐きながら声を上ずらせる。
「ね、イングリド、おっぱい、触るね」
二人の動きが少し遅くなった所でヘルミーナはそう言うと、
イングリドの返事を待たず胸に手を押し当てる。
「いいなぁ、あたしより大きくて」
少し汗ばんだ手が乳首に触れると、イングリドの身体は気持ちよさそうに震える。
「こんなの・・・すぐにあなたも大きくなるわよ」
「そうかなぁ?」
大きさを確かめるようにヘルミーナの手はイングリドの胸をまさぐる。
「そうよ。きっとあなたもリリー先生みたいになるわよ」
慰めるように言うイングリド。そこにはいつもの優越感は無く、
ヘルミーナを本心からいたわる口調だった。
327170:02/08/10 19:40 ID:eXyQl2s1
(7/10)
「うん・・・ありがと。ね、続き、しよう」
再び胸を擦り合わせようとするヘルミーナ。
「あ、ちょっと待って。今度は、こういうのしてみましょう」
しかし、イングリドはそう言うと、身体を起こしてヘルミーナの足の間に潜りこむ。
まだ、もちろん子を産むと言う、本来の機能など備わっていないそこは、
しかし、既にうっすらと濡れて、女としての機能に目覚め始めていた。
「そんなところ、恥ずかしいわ・・・あんまり、見ないでよぅ」
慌ててヘルミーナは両手で隠そうとするが、それよりも前にイングリドが驚きの声を上げる。
「あーっ! あなた、もう生えてる!」
慎ましげに一本だけ生えているそれは、生える、というのもおこがましいが、
確かに新しく生えてきた体毛だった。
見ると、他にもうぶ毛が何本か、控えめに生えている。
「え・・・あ・・・いやぁ、見ないでよ、恥ずかしいわ」
「いいなぁ、あたしなんてまだ全然生えてないのに」
陰毛が生え始めた事はもちろん自覚していたが、
それをまるで罪悪感のように感じていたヘルミーナだった。
しかし、先を越されて本気で悔しそうなイングリドの表情を見て、少しだけ肩の力が抜ける。
「他の子よりも早すぎたり、とか、変じゃ、ないのかなぁ?」
「なんで? あたしみたいに遅いよりずっといいじゃない。
あーあ、あたしは早くリリー先生みたいにもじゃもじゃになりたいくらいよ」
イングリドはそう言うと、大きくため息をつく。
その息が秘所に当たって、くすぐったさとじんわりとした気持ち良さが混じって、
思わず腰をくねらせるヘルミーナ。
それを見て本来の目的を思い出したイングリドは、
ヘルミーナのそこに顔を近づけて、唐突に舐め上げる。
「きゃっ、イングリド、何して・・・ぅあっ!」
愛撫の方法もしらないイングリドの舌は、
ミルクを飲む子犬のように、ヘルミーナの中心を単純に舐め上げるだけだったが、
それでもヘルミーナにとっては充分な刺激で、舌が動く都度短い声をあげる。
328170:02/08/10 19:40 ID:eXyQl2s1
(8/10)
「あっ、ん、・・・んっ、んあ、や・・・ん、ん、ねぇ、イン、グリド、きたないよ・・・」
「でも、男の人がこうやってあげると女の人は気持ち良くなるって本に書いてあったのよ。
どう? ヘルミーナは、気持ち良くない?」
「・・・うん、気持ち、いい・・・」
言葉通り、イングリドの舌先に、ヘルミーナから溢れる蜜が絡みつく量が増えてくる。
(ヘルミーナ、濡れてるんだ・・・それに、こんなに気持ちよさそうにして)
本で読んだだけの知識が今、実体験で補完されて、イングリドの好奇心が目覚める。
「ね、ヘルミーナ、あたしにも・・・して」
イングリドがヘルミーナの顔に跨るように身体の向きを変えると、
ヘルミーナはイングリドのお尻を抱えるようにしながら、イングリドの秘所に口を寄せる。
「イングリドのも、濡れてる、ね・・・」
お尻の側から手を回してイングリドの足を開かせると、溢れた滴がヘルミーナの鼻の頭にこぼれる。
「うん、あなたの舐めてたら、お腹が熱くなって、何か出てきたの」
イングリドに説明はされたけれど、おしっこが出る所を舐める、
と言う事にやはり抵抗があるのか、顔は近づけたものの、
それ以上何もしようとしないヘルミーナにイングリドがしびれを切らす。
「早く、舐めてよぅ」
そう言ってイングリドの顔に自分の腰を押し付けると、
勢いが強すぎたのか、ヘルミーナの鼻の頭が、
ほとんど一直線のイングリドの膣口を押し広げて潜ってしまう。
「や!・・・ぁ・・・」
思わずイングリドは上体を反らせるが、腰は逃げるどころか、ますます強くヘルミーナに押しつける。
「ね、ヘルミーナ、お願い・・・あたしにも、して」
イングリドが再び促すと、ヘルミーナは恐る恐る舌を伸ばしてイングリドに触れる。
「もっと強くぅ!」
点を打つように、やわやわと、しかもゆっくりとしか動かないヘルミーナの舌に、
遂にイングリドはいつもの、少し怒ったような口調になる。
「う、うん・・・」
いつもなら脊髄反射で反発してしまうその口調も、
今は何か頼もしいものに聞こえて、おとなしく従うヘルミーナ。
意を決して、思いきって舌を出してイングリドの秘所を舐める。
329170:02/08/10 19:41 ID:eXyQl2s1
(9/10)
「ひゃぁっ!」
雷に撃たれたかのようにイングリドの身体が震える。
そのあまりの激しさに、ヘルミーナは再び舌を引っ込めてしまう。
「あ、あの、イングリド・・・あたし、何かしちゃった?」
「う、ううん・・・違うの、今、あなたが舐めた瞬間、
身体中に何か電気みたいのが走って、すごい・・・気持ち良かったの。
ね、もう一回、今の所舐めてくれる?」
「う、うん・・・えっと・・・このへんだったかなぁ」
請われるままに再び、まだ包皮に包まれてほとんど埋もれている、イングリドの突起に舌を這わせる。
「うぁっ! そこ・・・お願い、そこ、もっと・・・」
そこが女性にとって最大の快楽を得られる場所などとは知らないまま、
その場所を探り当ててしまった二人は我を忘れて快感を反復しはじめる。
「ぁ・・・ん、ヘルミーナのも、舐めて・・・っ、んあ、あげる・・・ね」
「ああっ! す、ご・・・イングリド、ね、あたし、気持ちいいよぅ」
「あたし・・・も、ヘルミーナ、こんな・・・の・・・ぁ・・・」
二人は、もう洪水のように溢れて止まらない蜜が顔中にかかるのも構わずに、
お互いの陰核を責め続ける。
「ぅあ、なにか来る・・・イングリド、なにか・・・くる・・・ああああっ!」
「や、もう、だめ、がまん、でき・・・ない・・・や・・・だ、んぁああーっ!」
舐められている所から、爆発的に何かが広がっていくのを感じた二人。
生まれて初めて迎える絶頂を、小さな身体では受け止めきれず、
お互いの足を掴んだ手に強く力が入る。
全身が硬直して、ひときわ大きな叫び声を上げると、崩れ落ちて気を失ってしまった。
330170:02/08/10 19:42 ID:eXyQl2s1
(10/10)
どれくらいの時間が経ったのか、ようやく目覚めた二人はのそのそと起きあがると、
気恥ずかしさからか、なんとなく後を向き合ったまま衣服を着始めた。
「あ」
何かに気付いたのか、イングリドが声を上げる。
「どうしたの、イングリド?」
振り向いたヘルミーナは、今日の夕方までとは全く違う、本心から相手を気遣う優しい声で尋ねる。
「これ・・・」
下着をはいただけのイングリドは、自分の内腿を指差していた。
そこにはくっきりと、赤い線が刻まれている。
ヘルミーナが自分の内腿を見ると、やはりそこにも、
イングリドの爪痕がくっきりと筋を残している。
「ごめんね、イングリド・・・どうしよう、跡、残っちゃうかなぁ」
イングリドに爪を立てられたのは自分だって同じなのに、
ヘルミーナは半分目に涙を浮かべて、イングリドの心配ばかりする。
それを見たイングリドは愛おしさがこみ上げてきて、ヘルミーナを抱き締める。
「大丈夫よ・・・もう、あなたにしかここ見せないから」
「そ、それって・・・」
ヘルミーナは感極まって、遂に泣き出してしまう。
「もう・・・泣き虫なんだから」
そう言いながら、イングリドはヘルミーナの身体に回した手に強く力を込めた。


「ただいまー。二人とも、いい子にしてた?」
採取の旅から帰ってきたリリーを、イングリドとヘルミーナは揃って出迎える。
「もちろんです先生! ねー、ヘルミーナ」
「ねー、イングリド」
「・・・あなた達、何かあったの?」
顔を見合わせてにこにこと笑う二人。
家を空ける前との、あまりの違いに言葉が出ないリリー。
「別に何にもありませーん! ね、ヘルミーナ」
「うん! ね、先生、あたし達、外に遊びに行ってもいいですか?」
「え、ええ・・・」
「やった! 行こう、イングリド」
「うん!」
手を繋いで外へ飛び出していく二人をリリーはあっけにとられて見送っていた。
331名無しさん@ピンキー:02/08/10 19:48 ID:OIxdH7m0
(;´Д`)ハァハァ
http://www.paw.hi-ho.ne.jp/otimpo/
332290:02/08/10 19:59 ID:6BuUdYVh
ありがとう
貴方は神です
333名無しさん@ピンキー:02/08/10 20:41 ID:DoLj0eFd
>>170

ちと唐突な展開のように思えましたが、めっちゃ堪能しました(゚Д゚)ウマー
リクですが、成長後の二人と先生の絡みを…お願いします!
334170:02/08/10 22:02 ID:CqtXTcZc
>290さん
結局ゲームの二人の性格からはかけ離れた物になってしまいましたが、
ご満足頂けましたでしょうか。

>333さん
レスありがとうございます。
唐突な展開なのは、まず圧倒的に筆力が足りないのが90%ですが、
10レス位に収めようと、更にその内半分位はエロに当てようと
心がけているので端折ってしまっている部分もあります。
でもやっぱり自分の力が足りない所の方が多いので頑張ります。

成長後、なんですが、290さんのリクを読んだ時に、
一応成長前、成長後、両方考えてみたんです。
んで書き易かったので成長前にしたんですけど…
成長後…う〜ん…出来るかなぁ(w
335278:02/08/10 23:50 ID:t50uuSpb
170さん、やっぱりすごいですね。エッチなのに、あったかい感じがします。理想そのものです。
336名無しさん@ピンキー:02/08/12 00:46 ID:ve37jZVJ
良スレage
337名無しさん@ピンキー:02/08/12 01:22 ID:C0RCMMrV
何か既に結構なボリュームあるんじゃないか・・・?
紙にしたら本になりそうだ。
ありやと神。
338名無しさん@ピンキー:02/08/12 10:46 ID:ZwbRvHm0
前作わからんのでユーディー見たい。
339名無しさん@ピンキー:02/08/12 22:10 ID:Vxv1Fp4W
自分はルーマリ読みたい!
ファソサイトでは見かけた事なかったからかなり嬉しかった。

ユーディーはやってないけど穢れた力たんのヴィトス×ユデは(・∀・)イイ!
340名無しさん@ピンキー:02/08/14 00:47 ID:+hwkRzBy
ヴィトスユーディきぼんage
341名無しさん@ピンキー:02/08/14 01:43 ID:NCRP7tph
リリーはあんまり人気無いみたいだなあ。
キャラは揃ってると思うのに・・
百合系で・・・(w
342名無しさん@ピンキー:02/08/16 00:40 ID:dtwEVq4Y
降臨期待age
343名無しさん@ピンキー:02/08/18 23:07 ID:rWupXX0F
職人さん達は夏休みなのかのぅ…
344170:02/08/18 23:38 ID:dbld+YUv
>343
僕はいます(w
ボチボチ書いてますが暑くてあんまり進みません。
でもやっぱりレズなので普通の読みたい人はすいません。
345名無しさん@ピンキー:02/08/18 23:54 ID:E+qHCgFa
170さん、残暑お見舞い申し上げます。レズもの、期待してます。
346名無しさん@ピンキー:02/08/19 01:01 ID:R+J09K1o
レズだから(・∀・)イイ!!
347名無しさん@ピンキー:02/08/19 12:38 ID:3lQqR+FJ
レズは正直もういいよ…
348かきやー:02/08/19 19:45 ID:GWvJ7YV6
はっはっは、夏休みだったら書いてますよ〜。
その逆です、精神がイッちゃいそうなほど多忙です。
夏休み早く取りたいよぅ……ぐす、ぐすん……。
349名無しさん@ピンキー:02/08/19 20:25 ID:Pwlc/zcF
神様の方々、
アイゼルかミルカッセの話を是非……!
出来ればレズかオナニー以外の奴で……(このキャラ大抵こればかりなので)
350穢れた力:02/08/20 00:03 ID:5/a5SRxB
自分も生きてます〜。文がうまくまとまらない病です。

>339たん
 どうもありがとう!(*´∀`*)ウレスィ!

>かきやーさん
 お仕事がんがって下さいね。早く休みになるといいね。
351170:02/08/20 00:15 ID:FH/gOKJV
>345さん、>346さん
レズ応援ありがとうございます。頑張ります。

>347さん
お気持ちは解りますが、放置してやってください(;´Д⊂)
確かに調子にのって書きすぎていたきらいはあるので、ペースはおとしますから。
352170:02/08/20 00:19 ID:FH/gOKJV
しまった、送っちゃった…
>かきやーさん
お仕事お疲れ様です。あなたがいなければ
このスレはなかったかもしれない訳で、
また、もしあっても前3作やレズは容認されなかったかもしれない訳で、
感謝しています。新作お待ちしています。

>穢れた力さん
文が上手くまとまらない病! ありますよね。
僕は思いついたフレーズからどんどん書いていくので、
最後につじつま合わなくて苦労します(w
353名無しさん@ピンキー:02/08/20 00:39 ID:Yxq16N2A
総レスうぜー
354名無しさん@ピンキー:02/08/20 22:31 ID:+wtIn0Xf
353>ハァハァが足りないぞゴルァ!!
355名無しさん@ピンキー:02/08/21 22:05 ID:qtMqz90w
レズイイ!!
逆レイプはあり?リリー・イルマがテオを襲うとか(酒乱mode)
356名無しさん@ピンキー:02/08/21 22:59 ID:I54PeDJx
姐さんはゲーム中でもテオを襲ってる(イメージがある)よ。
357名無しさん@ピンキー:02/08/22 00:18 ID:TgintI3H
やっぱ順当(?)にイルマ・シスカがリリーを襲うのがいいかな・・・。
358名無しさん@ピンキー:02/08/22 01:21 ID:PazvBo7+
イルマがリリーの巨乳に嫉妬して、ふと見るとそこにテオがいた‘あはァ*'
359名無しさん@ピンキー:02/08/23 22:59 ID:7GSpAfB8
保守
3602チャンねるで超有名サイト:02/08/23 23:00 ID:OPVRaWs8
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361名無しさん@ピンキー:02/08/24 00:32 ID:ROyoYVMs
かきやーさんかえってきて・・・
362名無しさん@ピンキー:02/08/24 23:18 ID:+ogHmWNZ
123たんのヴィトユーが読みたい…
どうなるの、ラステルたん…
363名無しさん@ピンキー:02/08/25 01:15 ID:HiqPIt33
>362
自分も123たんの続き気になる!

なんか最近寂しいね。
364名無しさん@ピンキー:02/08/26 01:51 ID:xWduHduh
百合でもレイプでも和姦でもオナーニでも
ユデでもマリでもエリでもリリでも大歓迎なのでカモーン!

・・・作家さん降臨するの待ってる間、萌え話しとかしててもいいでつか?
萌えキャラとか萌えシチュとか。
365364:02/08/26 02:02 ID:xWduHduh
IDが、逆から読むと「えっちゆーでぃー、えっちゆーでぃ」!>自分
366名無しさん@ピンキー:02/08/26 23:26 ID:73jdqPOv
萌え話、いいんじゃない?
俺はロマージュ姐さん萌え。褐色の姉御がツボ。
褐色つながりでミューもイイ!
この2人とダグラス、ルーウェンあたりが絡んだSSが……
いえ、なんでもないッス。
367名無しさん@ピンキー:02/08/27 01:08 ID:HUUHooks
漏れの萌え上位はロマージュ ユーリカ クリスタてとこ。

あと聖騎士のはずがいつのまにか性騎士になってたシスカタンSSキボンヌ
といってみるテスト
368名無しさん@ピンキー:02/08/27 01:25 ID:FnD7ACyT
やっぱリリーだな。
あのオパーイはヤバすぎる、声も気に入ってるし性格も・・・
うん、サイコーですぜ。
369名無しさん@ピンキー:02/08/27 01:54 ID:NMH1fK6D
>>366
おまいは俺かと思うほど同意。
PS2持ってないからリリとユデは解からんのが辛いな。
370名無しさん@ピンキー:02/08/27 11:05 ID:+/EcAOFN
>>368
あの服もエロスギル
371名無しさん@ピンキー:02/08/27 22:08 ID:VeD5a2xT
>>368
おまいは俺かと思うほど同意。
服を着たままヘーベル湖に潜ったあとを考えると禿しく興奮!
372名無しさん@ピンキー:02/08/27 22:23 ID:JNSYeypY
>370>371
おまいは俺かと思うほど同意。
イルマといいリリーといい、リリアトはオパーイ星人にとっては桃源郷です。

顔もイイけどね!!!
373369:02/08/27 22:32 ID:NMH1fK6D
こらこら、人の文体を使いまくらないでおくれよ(w
俺もオパーイ星人だが、マリーのあの衣装はエロイよ
胸を強調しすぎだ
374名無しさん@ピンキー:02/08/27 22:32 ID:VeD5a2xT
妖精の服lilie versionも、あの服でありますか?
ローアングルでpを見ているにもかかわらず、鼻血も出さない妖精サンマセスギ
375名無しさん@ピンキー:02/08/27 22:49 ID:AiS5izMU
妖精サンは実は何百歳とか、枯れてんじゃないのかのぅと言ってみるテスツ。
しかしあの妖精服萌え。
将来エリーに薬で世話になる武器屋のオヤヂとやっちゃってるリリーたんの話はどこかに落ちてないですか?

376名無しさん@ピンキー:02/08/27 23:11 ID:xssTBP7+
でもやっぱ、一番エロくてヌケるのはマリーだろ?
377名無しさん@ピンキー:02/08/27 23:46 ID:JNSYeypY
話の枠を超えて、マリー×リリーもありかもしれないぞ
なかなかキてるカプールだと思ふ
378名無しさん@ピンキー:02/08/28 01:18 ID:tmqa1h8+
>>377
どこかの(一応全年齢向けの個人サイトですが)ところでは確かマリーがとある理由でリリーの時代にタイムスリップした話がありましたよ
379名無しさん@ピンキー:02/08/28 01:39 ID:/h9Ssz2e
エリーGBの妖精にいろいろされる女性キャラもの希望。ボクっ娘萌え〜。
380名無しさん@ピンキー:02/08/29 23:35 ID:F+On7xxD
age
381名無しさん@ピンキー:02/08/29 23:51 ID:7rRTYJMg
リリーはどんな下着を着けているのだろう?
かぼちゃパンツにノーブラとか?
382名無しさん@ピンキー:02/08/31 01:58 ID:TSGONRwZ
>>377マリー19歳リリー37歳
383名無しさん@ピンキー:02/08/31 12:09 ID:EemKZCEK
ユーディのぱんつは熊さんのワンポイント刺繍入りage
384名無しさん@ピンキー:02/08/31 12:33 ID:c9njGMnZ
>378
それって某カップリングの大手サイトのことですか?
385名無しさん@ピンキー:02/08/31 19:35 ID:tgIULBXe
くまさんぱんつからえっちなはちみつが・・・
386名無しさん@ピンキー:02/08/31 22:24 ID:i+dJD17P
>>384
いえいえ、大手じゃないのは全く確かです。
ちなみにこちら(全年齢です)
ttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/3688/novel/sky1.htm
そう言えば、今回のアンソロでパンチラネタが・・・
387穢れた力:02/08/31 23:43 ID:lggbCC3W
げ。アンソロもう出てるのか。
今すぐ欲しいが、こんな時間に本屋開いてないよな…

久しぶりですが、またヴィトス×ユーディー書きまつ。
イヤソな方は、脳内あぼーんしてくだちい。
388穢れた力:02/08/31 23:43 ID:lggbCC3W
(1/6)
「ユーディット、こんな所にいたのか」
「あっ、ヴィトス、いい所に来たわ。読みたい本が見つからないの。一緒に探してくれない?」
グラムナート一の規模を誇るヴェルンの図書館に訪れたヴィトスは、強制的にユーディーの
手伝いをさせられる事になった。指定された本のタイトルを探して棚に目をさまよわせるが、
どこにあるのか見当も付かない。
「……見つからないよ。そんな本置いて無いんじゃないのか?」
「もうっ、ちゃんと探してよ!」
ユーディーが踏み台の上から声をかける。踏み台に乗ってさらに高い場所にある本に背を
伸ばしたり、しゃがみ込んで足元の本棚をのぞき込んだりする度に、胸のラインや下着が
ちらちらと見え隠れする。
「ユーディット?」
「ん、何?」
「そんなようなタイトルの本、こっちの方で見かけた事があるような気がするんだがね」
適当な事を言って、ユーディーを図書館の奥、人気のない書庫に誘い込む。
「ん〜〜、どこかなあ?」
ほんのうっすらと埃が積もっている本棚が、この場所にしばらく人が訪れていない事を物語る。
少しくたびれかけたユーディーは本棚に手を付くと前のめりに体重を預け、きょろきょろと
視線だけを動かしている。と、ヴィトスが突然ユーディーのおしりをなであげた。
「ひゃっ!」
そのまま後ろから抱きしめられ、身動きがとれなくなってしまう。
389穢れた力:02/08/31 23:44 ID:lggbCC3W
(2/6)
「な、何するのよ!」
「何って……ねえ」
怒った顔で振り向くと、ヴィトスにくちびるをふさがれる。
「ん……ぅ」
舌を絡ませている間にもヴィトスの手は、服の上からユーディーの胸をやわらかくこね回す。
「ちょっとヴィトス、やめてよ!こんな所で……誰か来るわよ!」
「君が静かにしていれば平気だよ」
左手で胸をもてあそびながら、右手がユーディーの股間に伸びてくる。下着の上から指で
なぞると、
「あんっ」
ユーディーのくちびるから甘い声が漏れる。
「ユーディット、声を出しちゃダメだよ」
くすっ、と笑ってユーディーの耳たぶを甘噛みしながらヴィトスがささやく。
「くっ……」
両手を口に当てて、声が出ないように我慢をするユーディー。
ヴィトスの大きな手で口をふさいでやれば声を抑えるのは簡単だろうが、あえて放っておく
事でユーディーにあえぎをこらえきれない自分を意識させる。
「んっ……ふぅっ、う……」
自分の指を噛んで刺激に耐えるユーディーの表情を楽しみながら、ヴィトスはわざと
ユーディーの弱い場所ばかりを執拗に攻め続ける。下着の横から指を入れると、
そこはぐっちょりとした粘液であふれかえっていた。
390穢れた力:02/08/31 23:44 ID:lggbCC3W
(3/6)
濡れた指を下着から出してユーディーの目の前に持って行き、見せつけるようにしながら
その指をこすり合わせると粘つく液体が糸を引く。
「いつ、誰が来るかわからないような場所でされるのって、こんなに感じるものなのかい?」
わざと意地悪く言うと、ユーディーの耳まで赤く染まった。
ユーディーの下着を降ろし、片足ずつ上げさせてそのまま抜き取る。
「もっと足を広げて」
「……やっ」
おしりをさらに突き出させて上衣を腰までまくりあげると、後ろからユーディーの中に
指を入れ、くちゅくちゅ、と音をさせて何回か出し入れをした。
「これだけ濡れてれば、すぐに入れても大丈夫だね」
「えっ?ああっ!!」
ヴィトスは自分の固くなったモノを取り出すと、いきなりユーディーの割れ目の中に突き立てた。
「声を出したらいけないって言ってるだろう。それとも誰かに見られたいのかい?」
「んんっ……!」
目に涙をためて、ふるふると首を横に振る。
391穢れた力:02/08/31 23:44 ID:lggbCC3W
(4/6)
ヴィトスは自分の腹をユーディーの背中に密着させる。ゆっくりゆっくり、探るように身体を
前後させる度、ユーディーの身体が小さくふるえる。
「いつもより濡れていて、きつく締め付けてくるような気がするんだが、僕の気のせいかな」
くちびるで首筋を軽く吸いながらつぶやく。
「わかん……ないよっ、そんなの」
否定するユーディーの言葉とはうらはらに、ヴィトスが焦らすように腰を引き気味にすると、
ユーディーはヴィトスを追いかけるようにして、いやらしく腰を押しつけて来る。
「ふうん。わからないのか……おや?ユーディット、あの本」
ゆったりとした前後運動は続けたまま、本棚に向かって右側、ユーディーの膝あたりの高さの
位置を指し示す。
「さっき君が言ってた本じゃないのか?」
「んっ……、あ、そ、そうかも」
少しでも気を抜くとくちびるからこぼれそうになる甘い声を噛み殺しながら、とぎれとぎれに
答える。
「僕がせっかく見つけてあげたんだ。忘れないうちに手元に置いておいた方がいいんじゃ
 ないのかな?」
「えっ?あっ、後でいいよ……んんっ」
「そんな事言わないで、早く取りなよ」
ヴィトスはユーディーをせかすように、動きを早めて奥まで責め立てる。
「あっ、わ、わかったから、そんなに動かないでぇっ!」
392穢れた力:02/08/31 23:44 ID:lggbCC3W
(5/6)
はあはあ、と息も絶え絶えなユーディーは、左手で本棚につかまる事でなんとかバランスを
取り、右手を目的の棚の方に伸ばす。
ユーディーの口元から手がはなれたのを見たヴィトスは、ユーディーが自分とつながっている
部分のすぐ上の突起に指をすべらせた。
「ひ……っ!」
指の先でくりくり、といじくると、びくん、とユーディーの身体が弾む。
「や、やめ……ヴィトス」
「ほら、本を取って」
自分の声を遮る物も何も無く、ユーディーは下くちびるをぐっと噛むと、ふるえる右手で
本をつかむ。
「だめ、ヴィトス、この本キッチキチに詰めてあって……ああんっ!お、奥まで……固くて、
 すごっ、大きいっ!」
「本が取れなかったら、このままやめちゃうよ?」
ヴィトスがまた腰を引く。
「だって、抜けないの……ああ、いやっ、抜いちゃいやっ!」
本を取ろうと無理な体勢をしているせいでヴィトスのモノにいつもと違う場所を刺激され、
ユーディーの快感が急に高まってくる。
「ヴィトス、あたし、いっ……!」
後ろからヴィトスの手に口を覆われ、その中にあえぎをくぐもらせながらユーディーが
絶頂を迎える。
「くっ……」
そのまま奥まで突き入れると、ヴィトスもユーディーの中に思い切り精を放った。
393穢れた力:02/08/31 23:44 ID:lggbCC3W
(6/6)
ヴィトスがユーディーの中から自分自身を引き出すと、
「やだあ……あふれて来ちゃうよ」
内股に温かい液体が伝わってくるのを感じて、ユーディーが情けない声を出す。
「えっと、何か拭くものは」
「あ、あたしゼッテル持ってる。はい、ヴィトスに半分あげるね」
お互いに手早く身支度を整える。
ひと息ついてから、さっき手に取った本を改めて見てみると、
「あ……タイトル似てるだけで、なんか違うし」
がくっ、とユーディーが肩を落とす。
「今日はもう疲れちゃったよ。しょうがないや、宿屋に帰ろうっと」
「ああ、送って行くよ、ユーディット」
二人で並んで図書館のホールに出ると、急にヴィトスが歩みを止める。
「ん、どうしたのヴィトス?」
「あれ……」
ヴィトスの見ている方、入り口わきのカウンターの上に目をやると、そこにはユーディーが
探していた本がひっそりと置かれていた。
「さ、さっき、ヴィトスが来る前にポストさんにも聞いたから、きっと気を利かして出して
 おいてくれたんだよ。うん」
自分に言い聞かせるようにして何度もうなずくと、さっさと本の貸し出し台帳に名前と本の
タイトルを記入する。
「さっ、ヴィトス、行こっ」
これからは少し気を付けなきゃいけないなあ、などと心の中で苦笑しながら、ヴィトスは
ユーディーに手を引かれて図書館を後にした。
394名無しさん@ピンキー:02/08/31 23:47 ID:i+dJD17P
新作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
395名無しさん@ピンキー:02/09/01 03:22 ID:pu61HTIv
ラブラブ(・∀・)イイ!!
396名無しさん@ピンキー:02/09/01 18:08 ID:GFhSqKsb
ポストは絶対のぞいてたな
397名無しさん@ピンキー:02/09/01 18:34 ID:F2DoB0SL
>>だめ、ヴィトス、この本キッチキチに詰めてあって

ぎゃぁーぁあぁきぁあぁあーあぁあぁ
398名無しさん@ピンキー:02/09/01 22:02 ID:h7HPtk8j
>386
わざわざサンクd。読んできたよ。

>穢れた力たん
今回も(・∀・)イイ!!
サイトを作らないのがもったいない。
399名無しさん@ピンキー:02/09/01 23:34 ID:MxGwT363
>398
サイトあるよ。ポストはみてたってネタが書いてありますた。
自分、ヴィト×ユーディの純愛ちっくなあの話がスキです。
つか、ビビエスに書けや、自分・・・。
穢れた力たん、がんがってください。作風スキです。
400名無しさん@ピンキー:02/09/02 07:09 ID:U5D3OLfx
兄貴を見ているだけじゃなくちやんと犯されるバージョンが見たい!
401名無しさん@ピンキー:02/09/02 15:32 ID:c8Ke93l7
>「だって、抜けないの……ああ、いやっ、抜いちゃいやっ!」
なんかいい表現だねw
402名無しさん@ピンキー:02/09/03 12:08 ID:xBsbVnDK
他の神々も降臨期待age〜(ハァハァ
403名無しさん@ピンキー:02/09/04 23:09 ID:yiOGBTo4
age
404女性専用女性の方訪れてください:02/09/04 23:11 ID:qeQj5U0U
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405名無しさん@ピンキー:02/09/05 00:51 ID:MKFSLgms
誰か……誰か、ノルエリ+アイゼルを……(涙
これだけ神々が集う場所なら、漏れの捜す神もいるやもしれん、と期待してみる。
406名無しさん@ピンキー:02/09/05 01:14 ID:qH2fNZlC
>405
いっそ自分で書いて、自分が神になるという選択肢もあるぞ(w

ヴィトユーもっと + 激しく + キボン…
407名無しさん@ピンキー:02/09/05 06:02 ID:VbYjXnQs
>405
www55.tok2.com/home/tukinamiamane/Atelier/A-ss/Little-love-affair.html
これは?
408名無しさん@ピンキー:02/09/06 00:44 ID:61KSByWX
おお!サンクスコ!!
今からウハウハハァハァしてくるyO!(w
409名無しさん@ピンキー:02/09/07 11:15 ID:mV5Hvi4H
保存下げ
410名無しさん@ピンキー:02/09/07 14:56 ID:cDIQGY4K
かきやーさんのメル編が見たい・・・このままじゃ生殺しだ・・・
・・・いっそ自分で書くべきか?
411名無しさん@ピンキー:02/09/07 18:03 ID:3WOAVsos
>410 書いてヨシ!!
412穢れた力:02/09/07 23:14 ID:n6qmLuUV
感想くれた人ありがとう。おいらがんばるよ。
がんばるから、他の作家さんも帰ってきてよ・゚・(ノД`)・゚・。
413名無しさん@ピンキー:02/09/08 21:04 ID:DrebZ6nT
保存下げ
穢れた力さん返信レスサンクスです。
414かきやー:02/09/09 18:36 ID:cy8jDG9e
すみません、スレ立てした2ヶ月前頃には信じられないぐらい、プライベート&ビジネス
でプレッシャー地獄の日々が続いておりまして、書いている暇や精神的余裕がマジ出てこないんです。
復帰できるかどうか微妙です。
415名無しさん@ピンキー:02/09/09 23:41 ID:cno5s6qv
みんなガンガレage
416bloom:02/09/09 23:45 ID:KawVPMWK
417名無しさん@ピンキー:02/09/11 08:47 ID:iK0FID2B
age
418bloom:02/09/11 08:57 ID:5+TpTiqb
419名無しさん@ピンキー:02/09/13 00:47 ID:iqfJu7Rp
sage
420名無しさん@ピンキー:02/09/15 06:39 ID:yK02NVIA
>>414
かきやーさんお疲れさまです。又暇になりましたら、おながいいたします。
ということで保存下げ
421名無しさん@ピンキー:02/09/16 20:33 ID:qVH/WPT/
To Save the Thread!
sage
422名無しさん@ピンキー:02/09/16 20:34 ID:qVH/WPT/
To Save the Thread!
sage
423名無しさん@ピンキー:02/09/17 01:37 ID:+1vj25hN
利田優子タン・・・はぁはぁ
424☆☆今すぐにできるよ☆☆:02/09/17 01:38 ID:tkW9f+tZ
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425名無しさん@ピンキー:02/09/17 17:38 ID:+8mQQZaA
保守sage
426名無しさん@ピンキー:02/09/18 22:36 ID:Szi9Nu4i
保守
427名無しさん@ピンキー:02/09/19 11:46 ID:JsMMheIf
hoshu
428名無しさん@ピンキー:02/09/19 16:52 ID:d4F/ZWMp
穢れた力さんの新作キター
429かきやー:02/09/19 20:14 ID:z341kzpb
どうも、暇ができて復活しました。ってかやっと一段落してきたワーイ。
本当は書いたのを上げてからと思ったのですが、なんかまだ終わらないので、
とりあえず報告をと思って。レスくださった皆さん、ホントにありがとうです。
このスレは魅力がおばけサイズで、まだ沈静時期じゃない! 頑張ります。
秋もたくさん行事があって大変だけど…。
近日…来週中に何とかメル編を。でも、メルさん独りで修羅るから困るんじゃー(w

>穢れた力さん
まるでメルのようです。独りでリサ…じゃなくてこのスレを!
大丈夫ですまだ両親は死んでませんっていうか1の自分がだらしなくてゴメンナサイです。

スレ的にあまりに離脱期間が長すぎて他の素晴らしいSSの感想を書く余裕が…ぐほおぁ!
でもアイゼルタンで幸せいっぱいですありがとうです>>170様! ミニスカラブー

長文電波失礼しました
430名無しさん@ピンキー:02/09/20 00:03 ID:DVfvb6ge
かきやーさん復活嬉しい age ガンガッテ!
431 :02/09/20 00:04 ID:yAjzv3ZM
432名無しさん@ピンキー:02/09/20 15:51 ID:bo2skuHu
hoshuttokimasuyo,iyahonnto
433名無しさん@ピンキー:02/09/21 17:43 ID:KBXrwUh4
保守
434名無しさん@ピンキー:02/09/22 00:14 ID:+XBFPDA3
sage
435名無しさん@ピンキー:02/09/22 11:46 ID:qKXAVVu/
まだまだ保守
436名無しさん@ピンキー:02/09/22 12:10 ID:160Em833
エリーたんにいたづらされるミニスカアイゼルたんハァハァ
437(・∀・):02/09/23 00:22 ID:QMrPNuS0
(゚∀゚)
438名無しさん@ピンキー:02/09/23 23:17 ID:wd+CRsGA
みんなガンバレ!
439名無しさん@ピンキー:02/09/24 14:07 ID:4hIYDrEk
ちょっと感動した
440名無しさん@ピンキー:02/09/25 16:43 ID:scgE1dHf
保守sage
441名無しさん@ピンキー:02/09/25 19:00 ID:r04r8C+S
   | \
   |Д`) ヴェルナー×リリーッテイウノハダメデスカ?
   |⊂
   |
442名無しさん@ピンキー:02/09/25 19:52 ID:u4BJoWaR
>441
ヴェルリリ(・∀・)イイ!!
443名無しさん@ピンキー:02/09/25 21:32 ID:BXAZ41nN
リリーだったら、ゲルリリがイイナァ
野性味と言うか、男気溢れるゲルハルトと可憐なリリータソの濃厚な絡み……ハァハァハァ
444名無しさん@ピンキー:02/09/26 11:50 ID:kSnNBYMh
445名無しさん@ピンキー:02/09/26 14:40 ID:vZoMZlAX
アト リリー受けの百合も加えてください・・オナガイシマス
446名無しさん@ピンキー:02/09/26 17:12 ID:q1nBOaaX
リリーだけに百合ですな・・・
447名無しさん@ピンキー:02/09/26 23:54 ID:cHVaMLmJ
イングリド先生×マリーは?
飛翔亭に惚れ薬を依頼して、その調合した本人に薬を飲ませる先生………
448名無しさん@ピンキー:02/09/27 01:51 ID:KjIdlRoC
ヴェルリリ、マジでお願いします!。
449名無しさん@ピンキー:02/09/27 15:46 ID:Qu4kO2ao
未だ見ぬ名作の為にも、このスレは失われてはならないんだ・・・・・・っ!




多分。
450名無しさん@ピンキー:02/09/28 06:59 ID:7kYUHcTC
保守。
451名無しさん@ピンキー:02/09/29 16:29 ID:TVllBLpU
保守!
 利き腕はとっくに握力を失い、布切れで剣の柄を縛って固定していた。
 それでも最後の一人となった盗賊がやけくそに突っ込んできたのを冷静
に受けさばき、返す刃で斬り伏せる。
「これで全部か……!?」
 メルはふらつき倒れそうになるのを踏ん張りながら、鬼気迫る眼光を周
囲に走らせ、気配を探った。
 頭上を樹々の枝葉で厚く覆われた薄暗い森には、息も絶え絶えの盗賊達
があちこちに累々と横たわっている。起き上がってこれそうな者はいない。
「つ、つええ……」
 倒れている盗賊の誰かがそう呻き、がっくりと気を失った。

 ユーディー、クリスタと離ればなれになってしまったメルは、何とか盗
賊達から逃れて二人を探そうとしたが、重い装備が災いして追いつかれ、
大勢に取り囲まれてしまった。
 だが、メルは怯まず、剣を鞘走らせることを選んだ。
 壮絶な戦闘が繰り広げられたのだった。
 盗賊達の考えは皆同じだった──
(この人数で負けるはずがない)
が、信じられない事が起こった。
 森の郷で生まれ育った上、リサの村を襲ったモンスターの大群を単独で
屠ったこともあるメルは、凄まじい奮戦の末、ついに追ってきた彼らをこ
とごとく返り討ちにしてしまったのだ。

 動くものが無くなった辺りの様相を見回すと、
「……やった──」
と、メルは初めて身体の力を抜き、ガックリと片膝をついた。
 もはや身体は限界を超えていた。骨、筋肉、内臓──あらゆる器官が悲
鳴を上げている。途中から呼吸を整えられず、肩で息をしていた。脚もガ
クガクになり、気力を保って立っているのがやっとだった。あまりの疲労
に視界が霞み、今にも意識が飛びそうである。
(鎧が……鉛のように重い……)
 メルが装備しているのはユーディーがわざわざ溶鉱炉を使って精製して
くれたアインホルンだったが、今は皮の鎧すら勘弁ねがいたい程だった。
(ごめん、ユーディット……後で必ず回収するから……)
と、メルは心の中で謝罪しながら、震える指先で鎧の各部位の留め具を次
々と外し、純白──今は汚れきっていたが──の鎧を脱いだ。
 金属製の鎧を脱ぐと、ぐっと身体が楽になった。
 ホッと息をつき、剣と盾、そして衣服という軽装になりながら、疲れで
鈍った思考を何とか働かせる。
(これで──あとはユーディットとクリスタと合流して──絶対に三人で
この森から脱出する──絶対に三人で──)
 と、その時。
 メルの背後で殺気が膨れあがった。
「シュベートシュラーゲン」
「──!?」
 振り返る暇もなく。背中に激しい衝撃を受けたかと思うと、次の瞬間、
メルは宙を舞っていた。
「!!??」
 勢いよく飛ぶメルの体の先に迫る樹の幹。
「くっ!」
 とっさに体をひねり、左肩でカバーに入る。
 鎧を脱いでいるのに気付いたのはその直後だった。
 遅かった──激突! 「グハアッ!」
 左肩に砕けんばかりの衝撃を受けながら、ドサッと根元に落ちた。
「あ……ぐ……!」
 背と左腕の激痛に悶絶しつつ、メルは自分がいた場所へ視線を向けた。
 そこには異様に大きな塊が──否、それは人間だった。
 山のようにそびえ立つ巨躯。凶悪そうな眼が奥底で光る魁偉な相貌。蛮
人のような荒々しい雰囲気をまとい、尋常ではない太さの鉄棒──これで
メルを打ったのだ──を片手で楽に持ち上げている。
 怪漢と言って差し支えないその男は、ニタリと笑みを浮かべた。
「ぐへへへ、今のは完全に入ったな」
と、怪漢は辺りに低く響く野太い声で言った。
「あ……う……くぅっ……」
 メルは剣を縛り付けている手で左肩を触った。
 ズキッ!
「っっっ!!」
 脳天を打ち鳴らす痛み。
(骨が!?……でも……!)
 痛みに苦しむ一方で、メルは冷静に打算していた。
(これぐらいの痛みなら……まだ戦える……!)
 歴戦の経験から、この痛み具合ならまだ大丈夫だと素早く判断すると、
メルは気丈にもすぐに起き上がろうとした。全身の筋肉は緊張していたが、
なぜだかそれほどダメージを感じられなかったからだ。
(こいつがおそらく最後だ……まだ保って、私の体……!)
 歯を食いしばって起き上がり──
 カクッと倒れた。
「え?」
 身体に力が入らない。腕も脚も、強張ったままのびてしまった。
(……!?)メルの表情が驚愕に変わる。(なんで……これは……!?)
 メルは気付いた。いつの間にか、身体が麻痺状態に陥っていたのだ。興
奮していてすぐに分からなかった。しかし、どうりで痛みをそれほど感じ
なくなったはずだ。
「ぐへへへへ。どうだ、俺様の必殺技の味は。あんまり良すぎて、全身が
痺れちまっただろう!」
 そう言いながら、怪漢は余裕たっぷりに大股でメルに近づいてきた。
(必殺技……こいつ……背を取られた事といい……図体がでかいだけじゃ
ない……くそっ動け! 動いて私の体!)
 戦慄を憶えながら、メルは必死になって体に活を入れた。何とか上半身
だけ起こすと、その姿勢で剣を構える。
「動いて……動いて……!」
「まだ戦う気か、いいぜいいぜ! ぐえっへっへっへ!」
 あざけ笑いながら眼前まで来た怪漢は、メルに手をのばした。
「ううっ!」
 胴体をひねり避けようとしたが、無論避けられるはずもない。腕をあっ
さりと掴まえられてしまった。
「くっ……離せ──っきゃあ!」
 怪漢はメルの両腕の手首をごつごつとした大きな手ひとつでいっぺんに
掴んでしまい、自分の目の高さまで吊し上げた。女性の中では上背がある
方のメルだったが、この怪漢と比べるとまるで子供だった。
「げへへ。捕まえたぞ女剣士。この瞬間を待ってたぜ」
「──!」メルはハッとした顔つきで怪漢を見つめた。「まさか貴様……
私が疲弊するのを待っていたのか……!?」
「そうよ。お前がのしちまったこいつ等は」
と、怪漢は顔を周囲に巡らせて倒れている盗賊達を顎で指し示した。
「俺様の手下どもよ。俺様が頭目だ。囲んだ時は、すぐに捕まえられると
思ってたんだがな……まったくとんでもねえ女と巡り会ったもんだ」
 怪漢の目線がメルの顔から下がってゆき、疲労と緊張で上下運動が収ま
らない胸に注がれた。ユーディットとクリスタが悔しがるバストである。
「だが、こんな活きのいい女をいただけると思うと、まんざらでもねえ。
残りの二人を置いてお前を追っかけてきて正解だったってもんだ」
「──くっ! どこを見てる!?」
「どこだって? 決まってるじゃねえか!」
 怪漢はもう片方の手でメルの胸ぐらを掴むと、一気に下腹部まで服を引
き裂いた。双つの美乳がはちきれたようにまろび出てきた。
「きっ──きゃああああっ!」
「おっ、女らしい声もちゃんと出せるな」
「貴様……痺れてさえいなければっ……!!」
 メルは眉を吊り上げて怪漢を睨みつけたが、怪漢はまったく意に介さず
顔を近付け、メルの胸の間にある深い峡谷に鼻を突っ込んだ。
 ぞぞぞっと、メルの背筋に悪寒が走り、羞恥のあまり顔に火が点く。
「なっ──やっ──やめろ! その汚い面をくっつけるな……!」
「うえっへっへ、たまんねえ柔らかさと匂いだ。特にこの汗まみれになっ
た女のきつい体臭は堪んねえな。
 お味の方はどうかな?」
 怪漢が舌をべろんと出すと、粘液が汚らしくだらだらと垂れ落ちた。
 メルは怯えた目でそれを凝視し、「や、やめろ……」と嫌悪に戦慄した。
「ふぉれふぉれ」
 唾液まみれの舌が遠慮なしに乳房を嬲る。
「べぇ〜ろ、べぇ〜ろ……ぐひひ、しょっぱさの中に含まれる、何ともい
えない甘酸っぱさ。い〜いねえ、ぐひひひひ!」
「ひっ……ひいっ……!」
 豊潤に膨らんだ丘は舌に圧されるままに滑らかな窪みを描いて沈み、ま
た元のかたちに戻る。丘にいくつものぬらぬらとした道ができるのにそう
時間はかからなかった。
 ナメクジが這うようなその行為に怖気を震うメル。
「やめろ……気持ち悪い……くそ……」
「ん? 感度がいまいちよくねえな。痺れが深すぎるか」
 怪漢はそう独りごちると、懐から小さな袋を取り出して中から薬草らし
い葉っぱを1枚抜いた。それを口に含んでクチャクチャと咀嚼すると、
「ほれ、口を開けろ」
と、口に含んだままメルの顔に寄せてきた。
「ひいっ!」メルはおぞましさに悲鳴を上げた。
「やっ、やめろーっ!」
(こんな奴と……冗談じゃないわ!)
と、怪漢の口から遠ざかろうと必死に体に力を入れた。今出せるあらんか
ぎりの力を振り絞る。
「嫌よっ! 嫌っ!」
 だが、メルの意志が四肢を動かすことはなく、徒労に終わった。そんな
事をしてる間に怪漢に顎を掴まれて固定され、無理矢理に口をこじ開けら
れる。
「痺れがいい感じに和らぐ薬だ。口移してやるんだ、大人しくしやがれ」
「嫌っ──誰が──ああっ、ひぃっ……!」
 怪漢の醜い顔がじりじりと目と鼻の先にまで迫り、唇の先端が触れ合っ
た。メルは絶望と怖気に凍りつき、惑乱し、鼻を塞ぎたくなる悪臭が漏れ
てくる怪漢の口元を見つめることしかできなかった。
 唇が重なった。
「──!!」
 あまりのショックにメルの瞳孔が広がる。
 怪漢はペースト状になった薬草を舌でメルの口中に運び、さらに喉の奥
へ押し込んだ。
「んぐ、んぐっ!」
 メルの喉がわななき、怪漢の唾液でまみれた薬草を飲み下していく。行
きがけの駄賃とばかりに怪漢はメルの歯を舌を粘膜をなぶり、絡ませ、お
ぞましい体液を流し込み、口腔を存分に犯した。
 唇の間から溢れた唾液がメルの顎を伝い、胸に垂れ流れていく。
 むちゅっ……むちゅっ……むちゅっ……むちゅっ……
 怪漢はメルの口唇をたっぷりと時間をかけて嬲った。舌技などと呼べる
ものではない、盗賊らしい粗暴な貪り方であった。途中メルの体を地面に
下ろし、覆い被さってさらにディープキスを執拗に続ける。
 穢らわしい口と舌で一吸いされる度に、あまりの嫌悪感と息苦しさ、そ
してショックでメルの理性が焼け爛れてゆき、もうひとつの炎──闘志の
火勢が衰えていくのを抑えることができなかった。
 しばらくしてようやく怪漢は顔を離した。
「──ぷふぁっ……はあ……あ……は……あぁ……!」
 雄の唇が離れた後も、メルはしばらく口を半開きにし、胸を大きく上下
させ、だらんと横たわったからだをぶるぶると震わせていた。紅潮した顔
には官能と暗澹さが入り乱れている。
「ん〜何だ何だ、お前、もう感じちまってるのか!? げへ、げへへ!」
「はあ……はあ……ち、違う……!」
「違うかどうかは、お前のからだに聞いてやるぜ」
 怪漢はそう言うと、唾液でどろどろに濡れた乳房をこね回した。
「いやらしくてかった乳だな、おお? 乳首がこんなに勃ってやがる、ぐ
えへへへへ」
 怪漢は両乳首をつまみ、ギュウッと引っ張った。
「いたぁ──あ、あ、あぁ……!? そんなにつねらないで……!」
 堪らずにメルのからだが反応したが、その動作は妖しく、官能的だった。
痛みよりも甘美な疼きが全身を走ったからである。
 メルはそんな自分自身に驚いた。
(そんな……何を感じているの私……!?)
 怪漢が続けてもっと強く乳首を引っ張った。かたちのよい乳がゴムのよ
うにのびる。
「おお、なんてたわわに熟れた乳だ。のびるのびる」
「いたぁ……はぅ……いたぁ……! やめて──ああっ……!」
「ぎゃはは、それにしてはあんまり痛そうじゃねえな。痛いってのは、こ
ういうのを言うんじゃねえか?」
 怪漢はぐいっと乳首を捻り上げた。
「ひぎぃっ!!」絶叫するメル。「痛い! む──胸がちぎれるっ……!!」
「そうそう、それだ」
「やめ、やめてっ! 嫌っ──あああ! あうぅっ……ちぎれちゃうっ!」
 メルの悲鳴が段々と大きくなっていく。怪漢が乳首をつまんだまま、ど
こまでのびるか試しはじめたのだ。さすがに、メルの脳にまで尋常ではな
い痛覚が伝わりはじめてきた。
「ひぎっ! い、痛いっ──ち、乳首……乳首が潰れちゃうっ……! ひ
いっ……やめえ、やめてええっ!! いぃやぁっ……」
459かきやー:02/09/29 23:50 ID:6zstWVUO
時間いっぱいまで粘ったんですが、残念ながら書き終わりませんでした…(´Д`;)
エロくないどころか痛いの書いちゃって申し訳ありません。
後編はエロくしますんで許してください。
ちなみに今更ですが、等幅にすると末尾が揃って気持ちいいかもしれません。
460名無しさん@ピンキー:02/09/30 00:06 ID:SAqCliTn
新作キター!age!!
461名無しさん@ピンキー:02/10/01 12:32 ID:Mkh23EMR
後編期待age
4622チャンネルで超有名:02/10/01 12:32 ID:mek6lsjZ
http://www.tigers-fan.com/~xxccxxc

女子中高生とHな出会い
  ロリロリ児童とHな?
  2チャンネルで超有名
463名無しさん@ピンキー:02/10/02 00:49 ID:b3MAFZYh
期待sage
464名無しさん@ピンキー:02/10/02 02:51 ID:XVSyFGdN
なかなか感じないところがメルらしくていいな。
465名無しさん@ピンキー:02/10/02 23:06 ID:2c2nvV1l
http://kegare.easter.ne.jp/index.html
外出だと思うが、ここの小説収録されとる。
有志が保存してるん?外出だったらスマソ。
466bloom:02/10/02 23:10 ID:CRrC9Ldl
467名無しさん@ピンキー:02/10/03 03:16 ID:pAZeAJlo
>465
これは・・・穢れた力タンのサイト? 色々やってるんだナー
468名無しさん@ピンキー:02/10/05 19:03 ID:nu/xpqD9
469名無しさん@ピンキー:02/10/06 15:52 ID:ZhFMT7vH
>>465
ミテキター
470名無しさん@ピンキー:02/10/07 12:28 ID:nyRc9Clh
こっちにも誰か、新作ウプキボンヌ・・・
471名無しさん@ピンキー:02/10/07 15:29 ID:qk37Xxnm
アトリエでエロSSっちゅうのはあまり需要供給がないのかね
472名無しさん@ピンキー:02/10/07 17:36 ID:y8ZxYRQl
今までの盛り上がりからすると、需要も供給もあるんじゃないか?
今は少し萌え尽きてるだけさ
473名無しさん@ピンキー :02/10/07 21:54 ID:uId6XGqM
アトリエのエロSSもいろいろ探せばぽつぽつと見つかりますよ


(マリー、エリーやリリーも…)
474パメラの乗っ取り計画!?:02/10/08 20:13 ID:BQKT64u1
こんばんは。
エロSSを少々。(´д

「今日も暇だわぁ〜・・・・」
ここはメッテルブルク宿屋、2階である。
今日もまた少女がため息まじりに独り言を呟いている。
彼女の親友ユーディットは採取に出かけている。
「そうだ!ちょっといたずらしよっと♪」
彼女・・・パメラのいたずらはいっつも可愛らしいモノだった。
・・・ユーディットに会うまでは・・・。

―――そしてしばらくして・・・
「あら、ユーデットさんとラステルさんだわ」
パメラは目を輝かせながら言う。
パメラは最近人に乗り移っていたずらをすることが多かった。
危険な遊びを覚えてしまったのだ。

それは1週間前――――「んっ・・・」
「やっ・・・・」
夜、突然の声に目がさめた。
ユーディットが苦しそうに叫んでいる・・・・
と、パメラは思ったらしい。
「助けてあげないとっ!!」
475パメラの乗っ取り計画!?:02/10/08 20:31 ID:BQKT64u1
「・・・・・・・・」
1秒ともたたないうちにパメラの幽体はユーディットに移った。
「・・・っいやぁぁぁぁぁっ!!」なんともいえない感覚がパメラを襲う。
「な・・・なんなの・・っこれっ・・・・」
「熱い・・・・・熱いようっ!!」
その瞬間、パメラの秘所から何かが流れ出た。黄色くて匂いが強いもの・・・。
それと同時に白くてネバルバしたものもでてくる。
「もうぐちょぐちょになっちゃったよぅっ・・・・・」パメラは羞恥心となんとも言えない感覚に侵されていた。
―――そこからパメラの危険な遊びが誕生したのである。

そして現在にいたる。
200年間くらいの間に忘れていたモノ・・・・性欲を覚えてしまったのだ。
「今日はユーディットさんとやって・・・みたい・・な」
以前に一回パメラはユーディットと行いをしていた。ヴィトスが来たときに欲がおさえきれなくてついヤってしまったのだ。

「・・・・・・・・・」
その瞬間、パメラはラステルに乗り移った。


ふぅ・・・・どうしましょうか。
続き書こうかな・・・
書いて欲しい人が多かったら多分書きますよ(´д
476名無しさん@ピンキー:02/10/08 21:04 ID:FdB4ZSKk
続き書く前に、自分の書いたもの読み直すことをお勧めする。
477名無しさん@ピンキー:02/10/08 23:18 ID:wtsvgBhv
>474たん
続き激しくキボンーー!
478名無しさん@ピンキー:02/10/08 23:35 ID:u+kGFROs
設定は激しく萌えますが、たしかに推敲の余地があるかと・・
是非書いてください〜(・∀・)
479名無しさん@ピンキー:02/10/09 05:37 ID:1b++G5Q2
推敲の余地はありますが、設定は萌えます〜
乗り移ってる話なので、誰が誰だかという点だけすっきり整理して
もらえればかなりいいですよ(・∀・)
480名無しさん@ピンキー:02/10/10 20:07 ID:8l7IAKI6
続編期待保守
481名無しさん@ピンキー:02/10/12 09:35 ID:EIunDBUZ
保存上げ
482名無しさん@ピンキー:02/10/14 05:54 ID:m7NKq/eB
期待sage
483パメラの乗っ取り計画!?:02/10/14 19:51 ID:RZy5x+3r
あわわ、すいません。
文才があまりないので読みにくいですね。
だれか続きを書いてくれないでしょうか?
484名無しさん@ピンキー:02/10/14 21:36 ID:uDQHK2MP
読みにくくても、責任を持って自分で続きを書いた方が上達すると思う。
楽しみにしている人もいる。漏れも期待。

>書いて欲しい人が多かったら多分書きますよ(´д
>だれか続きを書いてくれないでしょうか?

ただ、これって人にものを頼む態度としてどうなのかと…
485名無しさん@ピンキー:02/10/14 21:49 ID:XHPr/oj3
そうだね。自分でどんなに足りなく感じても、最後までやり遂げれば
得られるものはあるよね。……エロSS如きでご大層な言葉だけど(w
486名無しさん@ピンキー:02/10/15 15:20 ID:apwF1bpD
動機は何だっていいよね。最後まで終わらせることで何か前進出来るはずだ。
487名無しさん@ピンキー:02/10/15 22:32 ID:cRNYobFf
>>473
あることはあるけど、ヴェルリリとかパスワード申請式のところが多いよね・・・
488名無しさん@ピンキー:02/10/16 08:22 ID:CS6zTgcP
コンテナ収納は寂しいよう
いっぱいタイトルが並んでるのがいいよう
489名無しさん@ピンキー:02/10/16 20:29 ID:d5aaPfFn
パスワード申し込み制のところは
ソースみて パスワード() とかいてあるのがわかります。
()の中にあるのがパスワードですよ。
490名無しさん@ピンキー:02/10/16 22:01 ID:XWB2bQtX
>489
サンクス。
でもうちのPC、何故かソースが見れないのれす。
保存にも失敗することが多いし。
これってもしかして壊れてるのか、それともナローすぎなのか。
どちらにしても鬱。
491名無しさん@ピンキー:02/10/17 07:41 ID:fYDUNXRL
>>490
たぶんナローすぎと思いますが・・・、あそこのところは、条件さえ満たせばすぐにコードくれますよ。





コメント書くときはちょっと恥ずかしかったけど(苦藁
492名無しさん@ピンキー:02/10/18 13:57 ID:WGtBJ/2S
保存下げ
493名無しさん@ピンキー:02/10/18 21:45 ID:czb4LCx+
ホシュ!
494名無しさん@ピンキー:02/10/19 22:11 ID:NlIYjjUC
hosyu
495名無しさん@ピンキー:02/10/20 00:23 ID:ECrQj0IH
>491
うん。パスくれメールとかは、メンドウというより恥かしい・・・・・・。
496名無しさん@ピンキー:02/10/21 01:51 ID:DaG9azct
期待してみる
497491:02/10/22 01:46 ID:XzX2I7Ne
>>495
たしかに・・・
ヽ(`Д´)ノウワァァン!!マン/ゲツホシ ノバカヤロー
498名無しさん@ピンキー:02/10/22 19:37 ID:X2mKxcNt
メル編の続きまだかなage
499ご案内:02/10/22 20:05 ID:8IAAY9Lw
http://japan.pinkserver.com/gotosex/


オススメサイトです


YAHOO BB マガジンに掲載されました!!
500エッチなお姉さん:02/10/22 20:07 ID:gFHTwFRs
(・∀・)イイ!
http://www.pink1.com/
501名無しさん@ピンキー:02/10/22 21:46 ID:ivhEY/HN
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502名無しさん@ピンキー:02/10/22 22:20 ID:w+NXN2Vz
age
503名無しさん:02/10/22 22:20 ID:c0uhGVff
504名無しさん@ピンキー:02/10/25 00:02 ID:IINqy4Lu
sage
505名無しさん@ピンキー:02/10/25 21:39 ID:z3cTVrDS
保守。
506名無しさん@ピンキー:02/10/26 19:23 ID:KRimq4vj
ぽしゅ
507名無しさん@ピンキー:02/10/27 21:12 ID:LZRXNXhB
ほしゅっとな
508名無しさん@ピンキー:02/10/28 18:03 ID:xo/kAYED
引き続き保守
509名無しさん@ピンキー:02/10/28 20:25 ID:ms7Lkz+b
自分も何か貢献できないかと、試しにエロSSを書き始めてみた。


はずなのに、Word(デフォルト設定)で2ページ目に突入した今もエロはなし(´Д`)
恩返しできそうもありません。ゴメンヨー。
510名無しさん@ピンキー:02/10/28 22:46 ID:Cn4MdsUw
>>509
起承転結の4点にイベントフラグ(客観的視点、箇条書きで可)を立てて
それに添って書いてみると少しはまとめられるかも。
がんがれー。
511名無しさん@ピンキー:02/10/29 02:51 ID:yLzZES8E
エロ少なめでもいいぞ
穢れた力タンの新作は前半エロ無し戦闘(カコイイ)だったよ
512ヘルミーナとパメラ1/8:02/10/29 05:40 ID:J4Q3C+cd
「それで、私にお願いってわけ…?」

傍らのベッドに腰掛けたまま、1人の女性が視線を上に向けながら答える
その先には…立ったまま俯く女性…いや、少女とも言えるくらいの年頃の女の子
その子をじっと見つめていると、ぼんやりと景色が歪んで見えるようだ
ベッドに腰掛けた女性の視線の先…少女の身体からその向こうにある机が見えてしまうように…

「いや、ヘルミーナさんならこういう事でもお願いできるかなぁって…」
恐る恐る、少女が上目使いにベッドに腰掛けた女性を見つめる
じーっと…お願いというより、おねだりとも取れる意思表示
女性…ヘルミーナと呼ばれた女性は溜め息混じりにこう答える
「別に教えられない事もないんだけど…あなた、自分の身体に触れる事すらできないんでしょう…?」
ビクッ、っと…
自分の長所でもあり、短所でもある点を指摘されて…少女は苦笑いするしかできないようだ
「ま、まぁ…そうなんだけどねぇ あは、はははは……」
「だったら、オ○ニーなんて諦めなさいな」
再び、ビクッ…
間髪入れさせないヘルミーナの返答
恥じらいもない直接的な表現のせい、というのもあるだろうが…
少女は固まったまま、ヘルミーナの顔を見つめる事すらできなくなってしまう
(赤くなってたら可愛いのに…)
「肉体を持たない者」はいつも蒼ざめて見えるというのが常人の意識なのだろうが
少女のおぼろげな姿、その表情をよくよく見てみると…心なしか真っ赤になってるようにも見える
ヘルミーナから顔をそむけ続ける少女…その仕草が、本気にさせていく…

「いいわ、教えてあげる…」
これで3度目 少女の身体がビクッと反応した
513ヘルミーナとパメラ2/8:02/10/29 05:41 ID:J4Q3C+cd
少女に触れようとしても、それは決して叶わない
なぜなら…彼女は「自らの肉体を持たない者」 言うなれば幽霊である
少女自身にも自覚はあったし、今となってはそれを苦とも思う事は少なくなってきた、はず…
それでも、幽霊は幽霊なりに苦悩はあるという事だ

「さて、と…」
ヘルミーナが少女に身体を寄せても、決して触れ合う事はできない
少女の手を握ろうとしても、するりと虚空を掴んでしまう わかっていた事ではあるのだが…
改めて認識させられると不思議なものであり、
手を握る事も、頭を撫でる事も、「こちらからのアクション」は全て少女には通用しない
それでも、ヘルミーナには策があるといえばある そうでなければ本気になったりはしないから…

「や、やっぱり無理だよねぇ…」
少女が自分の両手の指先を合わせるような仕草…それもスカスカと、指と指が通り抜けている
言うなれば、自分の指で自分の手の「中身」を探っているような仕草にも見える
ヘルミーナにはそれが面白く見えるのだが…一般人が見るとそうは思わないだろう
「無理だったらあなたのお願いなんて聞かないわよ」
「!?」
少女が自分の指先を弄ぶ(こういう表現も正しいとは言えないだろう)仕草を止め、
再びヘルミーナの方をじーっと見つめる
さっきまでもじもじしていたくせに…
ヘルミーナの言葉を聞き、現実味が増してくると…覚悟を決めたのか、興味が勝ってきたのか…
それでも表情は心なしか赤く見える、ような気がする
その可愛らしい表情を見つめるのも少しだけおあずけ…

ヘルミーナは立ちあがり、両腕をだらんと脱力させて…目を閉じた
「はい、私の身体に乗り移ってみて…」
「……えぇっ!?」
まぁ、幽霊にとって自らの身体に乗り移らせてくれるという人間は珍しく見えるのだろう
少女の反応も別におかしいものではないはずだ
514ヘルミーナとパメラ3/8:02/10/29 05:42 ID:J4Q3C+cd
幽霊、霊体の類の「憑かれた」人間の症状は文献で見た事がある
脱力感から、次第に身体の内側から拘束されていく…
金縛りに似た症状であるのだが、どこまで「拘束」するかは「拘束する側」がコントロールできる
身体はピクリとも動かないのに、意識ははっきりしている 今のヘルミーナがまさにこれだった

(さすがに…体験するしないじゃ全然違うわね…)
かつて神童と呼ばれていようと、心霊現象なんてそうそうお目にかかれるものではない
ましてや、霊に身体を乗っ取られるなんて一生に一度あるかないか、だろう
『大丈夫ぅ…? そんなに深くに入り込んだつもりじゃないんだけど…』
『これくらいなら、ね…』
意識の中で声をかけられ、意識の中で返答する
今は指1本を動かす事はおろか、口を開ける事すら一仕事となるのだ
しかし、全身を拘束されているからといって痛みや不快感があるわけではない
不思議な感覚…自分の身体が自分のものではなくなるような感覚…
まるで夢の中の世界のような、そんな錯覚、というのがピッタリのようだ

『え、っと…それじゃあ、教えてもらおうかな…』
ベッドに腰掛けていた「ヘルミーナの身体」が横になる
丁寧に頭を枕に乗せて…毛布を被って、隠れるように…
『どう教えたものか…まぁ、初めは好きにやってみるといいわ…』
『す、好きにって…えーっと……ここ、とか……?』
毛布の中の「ヘルミーナ」の手が、不意に股間に忍び寄る
『ば、馬鹿…! いきなりするものじゃ…』
慌てて止めようとしても、遅い 自分に主導権がない事を忘れていたのだ
「くうぅっ…!」
どちらのものか? 声が漏れるのと同時に、「ヘルミーナ」の手がぱっと離れる
『触れば何でも気持ちよくなるってわけじゃないわよ…』
『ご、ごめんなさい…』
手を離したのは少女の方だ 主導権はそちらにあるのだから
515ヘルミーナとパメラ4/8:02/10/29 05:43 ID:J4Q3C+cd
『ここじゃなければ…どこからすればいいの…?』
「ヘルミーナの手をウロウロさせながら」、少女が意識の中に問いかける
『誰だってそうだと思うけど、オマ○コは敏感なのよ…』
「……っ!?」
思わず声が出てしまいそうになったのは、きっと少女のせいだろう

『いい…? どこを触る時でもそうだけど…初めはソフトにやるものよ…』
『ソフト…って…?』
『ったく…』
意識の中とはいえ、呆れかえっているのがよくわかる
同時に、ヘルミーナから見れば少女が困り果ててるのもよくわかっている
『私の中に入ったままでいいから…主導権を返してみなさい…』
『う、うん…』
一瞬、それだけでヘルミーナの身体に力が戻る
腕から指先まで…力が戻ってくるのがはっきりとわかるようだ
ためしに指先から拳を握ってみると…先程までピクリともしなかったのが嘘のようだ
『私の指が動いているのがわかる…?』
『わかるよ 今、グーでしょ?』
『感覚は共有できてるみたいね…それでいいわ…』
手のひらを動かし、身体の上を運ばせ…胸元にピタリと当てる
『あっ…』
『ふふ、これくらいで声をあげてたら話にならないわよ…』
服の上から胸に指を這わせ…自分自身の胸の先を撫で上げていく
決して乳首には触れないように…周りから、丁寧に、触れるか触れないかのタッチで…
『あ、あぁ…そこ、そういう風に…』
『あら、おっぱいが弱かったの…? 可愛いものね…』
自分の身体を弄るだけで、自分じゃない他の子が喘いでくれている
自分はまだ全然感じていないのに、不思議なものだ…
自分では前戯でも、少女はどうなってしまうのだろう? こういう事を考えるのも面白い
516ヘルミーナとパメラ5/8:02/10/29 05:44 ID:J4Q3C+cd
『く、くうぅ…はあぁ…』
胸の先から乳首の周り、その辺りをウロウロさせるだけで喘ぎ声を出してくれている
(私は全然感じていないのに、おかしなものね…ふふっ…)
自分自身のツボは知っているつもりだ 感じているのは「獲り付いている」少女だけ…

『ほら、乳首が立ってきてるのがわかる?』
自分の乳首を指先で優しく摘みながら、ヘルミーナは意識の中の少女に問いかける
『あっ…! 乳首、大きくなってる…』
『あなたが感じるからこうなったのよ…』
『私、が…くううぅ…』
言葉が途切れるのは、ヘルミーナが指を動かしているからである
『そうよ これくらい優しくしてあげれば乳首も反応してくれるってわけ…』
『ああぁっ!? わ、わかったぁ…だから、ダメッ…』
『ダメなの? それじゃ、私はもう止めるわ…』
不意に指先から力が抜けて…ヘルミーナの乳首が解放される
『はい、続きはあなたが自分でやってみてね』
『はあぁ…自分で、って…?』
『主導権をあなたに渡すから、あなたの好きなようにおっぱい弄ってみなさいって事』
『……っ!?』

再び…ヘルミーナの身体が拘束される…
指先1本も動かなくなり…主導権が少女に移った事がわかる
『私の方も大分慣れてきたし…ほら、今度は好きにしていいのよ?』
『う、うん…』
指先が乳首に戻り…不意に、きゅっと締めつけられる
「くっ、ああぁっ…」
声を出しているのは少女である それが「ヘルミーナ」の口から出てくるわけだが
クニクニと乳首を弄る度に、「ヘルミーナ」の声で少女の喘ぎ声が漏れ続ける
「あ、ああぁっ…これ、気持ちいいんだね…」
『自分のおっぱい弄るのって気持ちいいでしょう? もっと激しくしてもいいのよ…』
自分の、とはいえ…ここではヘルミーナの身体を借りているわけだが
少女はヘルミーナの身体を借りて、本格的に自慰に耽る事とした
517ヘルミーナとパメラ6/8:02/10/29 05:45 ID:J4Q3C+cd
「身体、変になっちゃいそう…おっぱい触るの気持ちいい…」
ヘルミーナの口から、普段の彼女らしからぬ口調で喘ぎ声が漏れ続ける
端から見ると不思議な光景ではあるが…「声を出しているのは取り憑いている少女なのだ」

『ほら、乳首ばっかりじゃなくて…そろそろオマ○コも弄っていいわよ』
「えっ…? オマ○コ、って…」
『それだけ可愛い声出してれば濡れてるでしょうし…触ってみたら?』
かく言うヘルミーナには、自分が濡れているのかどうかすらわかっていない
感覚から身体の操縦まで、主導権は全て少女に渡しているためである
(まぁ、濡れてるとは思うけど…オ○ニー初めてみたいだし、どうかしらね…)
自分で自分の身体の様子がわからないのもある意味もどかしい
視線の先、自分の指が自分の胸を這い回っている様子を確認できているとはいえ、
「今の少女」には触感があっても、「今のヘルミーナ」には触感がないのだ

「ここ、だよね…やだぁ、何これ……んんっ……」
『触ってみた感触はどう?』
「グショグショになってる……これ、触るの……?」
(あぁ、ちゃんと濡れてるみたいね…感覚がこの子にあるとはいえ、敏感すぎるわ…ふふ…)
『触りたくないのなら触らなくてもいいけど?』
「……触る、ね……」
『どうぞ 今度は少しくらい激しくしても大丈夫だと思うわ』
下着の上から、恐る恐る…割れ目に宛がわせるように、指先が触れられる…
「ひゃううぅ…」
『あら、気持ちよくなかった?』
「ヌルヌルしてるのが気持ち悪いけど…気持ちいい、と思う…」
『オ○ニーってのは、本当は直に触るものだけど…ふふっ、まだ慣れない?』

指が、下着の中に忍び込んでいく
(あらあら、積極的なのね…)
下着がずらされる感覚もヘルミーナには伝わらない 次の瞬間、直接触れた事すらも…
518ヘルミーナとパメラ7/8:02/10/29 05:46 ID:J4Q3C+cd
「や、やだ…ここ、どうなっちゃったの…?」
おそらくは今現在も、指先が秘部に直接触れられてるのだろう
ヘルミーナ自身の腕と下着の陰になってるせいで「ヘルミーナ」にはわからないのだが

『女の子は気持ちよくなってくるとオマ○コが濡れてきちゃうのよ』
「そ、そうなの…? よくわからないけどぉ…」
『まぁ、そのうちわかるわ…オマ○コ触るのも気持ちいいでしょう?』
「う、うん…」
『だったら、そっちもいっぱい触ってやれば…もっと濡れてくるわよ』
クチュリ、という…粘着音
少女が再び、自分の…いや、借り物の身体の秘部を弄りだしたのだろう
「あぁ、ああぁっ…また、気持ちよくなってきて…止まらなくなっちゃいそぉ……」
『それがオ○ニーってやつよ 後は好きにやってればイクんじゃない?』
「んんっ…わからない、けどぉ……はあぁ……」
『そうね……好きな人の事なんかを考えながら弄ればわかりやすいと思うわ』
「好きな、人…?」

衣擦れに、粘着音 毛布が身体の上で揺れ、身体の中心から奏でられる音も大きくなる
(あらあら、激しくしちゃって…)
ヘルミーナ自身の身体を弄られてるとはいえ、ヘルミーナ自身は何も感じないのだが
(意識だけ共有していても…こういう時はつまらないものね…)
(今度は感覚も共有してもらう、か…いや、この子の指使いじゃ私だけ欲求不満になっちゃうかも…)
おそらくは、少女自身は自慰に夢中になっているのだろう
喘ぎ声は止まる事がなくても、意識の中のヘルミーナに声をかける事がなくなってきたから…
その喘ぎ声も、次第に大きく…事が済むサインを出し始めていた
「くうぅっ! だ、ダメ…変になっちゃう……私、わたしぃ……!!」
(あぁ、そろそろイキそうね…ったく、思ったより退屈なものだったわ…)

跳ねる身体、止まる事がなかった指…
その瞬間を迎える、一瞬……ヘルミーナの意識の中に飛び込んでくる影、異物……
(ユーディー!?)
影に目と意識を奪われ…少女が達する瞬間はわからなかった もはや興味もなかったかもしれないが…
519ヘルミーナとパメラ8/8:02/10/29 05:47 ID:J4Q3C+cd
「はああぁ……」
少女の意識と、借り物の身体が大きく息を吐く
「すっごく…よかったぁ…」
『それはよかったわね』
「ヘルミーナさんが上手くアドバイスしてくれたから、かな…?」
『好きな人の事を考えながらしたからじゃない?』
ビクッ、と…
「そ、それは秘密〜、幽霊が人を好きになってもしょうがないじゃない」
『まさか、ね…』
「ん? なになに?」
『そろそろ時間って事よ さすがにこのままじゃマズイでしょう?』
「いっけない! もうそんな時間!?」
再び…ヘルミーナ自身に力がみなぎってくる
軽い脱力感があるものの…特にこれといって問題はないようだ

ドアの向こう、廊下から大きな足音 何者かが走ってきてるのだろう
「あぁ、丁度戻ってきたみたいね…」
「さすがに顔合わせ辛いかな…ちょっと時間潰してくるから、あの子にもよろしくね!」
少女はヘルミーナに微笑みかけながら、慌てて窓の向こう、外へと身を乗り出す
「はいはい」

ガチャッ!
「おかえり、今日の採集の収穫はどう?」
「今日は誤魔化されません! シーツもグシャグシャ、どうして私のベッドで寝るかなぁ…」
「ユーディーは手厳しいのね」

身体の脱力感はもうない 変な欲求不満を解消するには丁度いい、か?
「何ニコニコしてるんですか? そういえば、パメラもいないし…」
「パメラもいないし、調合と実験の邪魔されなくていいじゃない」
「うっ!? ヘルミーナさんの怪しいお薬は結構です!」

まぁ、錬金術と恋路に、どんな邪魔も入れさせないって、ね?
520名無しさん@ピンキー:02/10/29 05:55 ID:J4Q3C+cd
早朝から失礼しました 「ヘルミーナとパメラ」作者です
>474さんのSSで閃いて、自分なりにアレンジを入れて1つ書き上げてみました
>474さんの作品をパクったといえば否定はしませんが…(苦笑)
気を悪くさせたらごめんなさい 心から謝罪します

パメラ、というか…幽霊をメインにした作品って難しいです
幽霊に乗り移られた人間がどうなってしまうのか?
意識はあるのか? 感覚はあるのか? 乗り移られた状態で中の幽霊と話せるのか?
その辺りは色々な説があるでしょうし、作品ごとに変わった表現が見られますが
今回はヘルミーナの都合のいいようにパメラの設定を変えつつ書き上げました
(書きやすい設定と言うと身も蓋もありませんが(苦笑))

SS書くのは久しぶりです
おかしな表現や、誤字脱字等ありましたら御容赦ください
「ヘルミーナとパメラ」、感想や意見を頂けたら嬉しいですね
エロ少なめで申し訳ない! 自分はこういう路線しか書けそうにないです…(苦笑)
521名無しさん@ピンキー:02/10/29 13:10 ID:x3HBvz7h

キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━ッ!!!

ユーディが清涼剤となっていて、さわやかに終わった〜。
ありがとう!おつかれ〜。
522名無しさん@ピンキー:02/10/29 23:51 ID:AbO/J6TB
久しぶりだ〜。
イイ!
523名無しさん@ピンキー:02/10/30 12:31 ID:ZX8hspnc
保守ってて良かった〜。欲望にとまどうパメラたんがイイ!グッジョブ!
524509:02/10/30 21:25 ID:NqVWmM+j
的確なアドバイスサンクト・サンクスコ。
でも今書いているものは、書いているうちに
書きたいものが「純愛エロ」→「純愛」に変化してしまいますたので
他のネタを思いついた時に実践させてもらいます。

ヘルミーナとパメラ、ゴチになりました!
525かきやー:02/10/31 00:42 ID:/YgwW3Jx
>>512-519
   *∴*  ブ
  * + ・☆∴ ハ
  ∵,★*;   | 
    ;*∵   |
    ∵    !!!!
    ♥ ∩♥  Ъ グッ
  (≡▽=)ノ/  ジ
   /∧,,   <    ョ
  ⌒  )) ̄))    ブ
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    !!!
526名無しさん@ピンキー:02/10/31 23:07 ID:YgWrBfo+
みんな、UDのアンソロは買ったか!?
パンチラ(チラじゃなくてモロと言うかも)とか
胸の突起がわかる絵とかあったぞ。
527名無しさん@ピンキー:02/11/01 00:39 ID:33RmpNaL
どっちの方?<アンソロ
528名無しさん@ピンキー:02/11/01 00:41 ID:2U+Oz4DT
>526
買いますた、見ますた。<パンモロ
股間の所だけ異様に気合いが入ったトーンの貼り方
してたように見えますた(w
529名無しさん@ピンキー:02/11/01 01:48 ID:2Hkv2AGI
買った買った。白い方の124pだよ〜 >>527

でも正直、穢れた力サンの絵が一番良いな〜(w
530名無しさん@ピンキー:02/11/01 04:11 ID:Et5gh2d/
パンモロだと!?
531名無しさん@ピンキー:02/11/01 22:19 ID:WzUCH9m1
ファミ通PS2連載の「もう一つの記憶」もヴィトユディで(・∀・)イイ!!
今週なんぞアルラウネの根に巻きつかれ、
髪も服もぐしゃぐしゃになって乱れまくってたぞ〜。











ヴィトスが。
532名無しさん@ピンキー:02/11/01 22:39 ID:KbLq/8eC
>530
チラもあるよ。
第一あのスカート丈で見えない方が変だよな。
533名無しさん@ピンキー:02/11/02 21:43 ID:5Jncqlyj
保守
534名無しさん@ピンキー:02/11/02 23:10 ID:kkSFCqna
どんなに過去の物になろうとも、漏れの一番はエリータソ
ミュラ温泉の「ちょっとだけ…」の表情にハァハァハァハァハァ
535名無しさん@ピンキー:02/11/03 20:37 ID:VhfiiiDw
ほっしゅ
536名無しさん@ピンキー:02/11/04 10:13 ID:0nbtVlrr
捕手
537名無しさん@ピンキー:02/11/05 17:21 ID:yML67yVW
ヴィトスが。
538名無しさん@ピンキー:02/11/05 23:02 ID:ZLQ/Mhq3
>531
アルラウネに陵辱されるヴィトスを、わくわくしながら眺めている
腐女子3人、みたいな構図だった。

                         …すまん
539名無しさん@ピンキー:02/11/07 06:36 ID:OtaTjfdW
ユーディタン(;´д`)
540名無しさん@ピンキー:02/11/08 00:39 ID:Hqg0iOi0


リリィィィィーーーーー!!!!

541名無しさん@ピンキー:02/11/08 00:39 ID:Hqg0iOi0
すごいIDだ・・・・゚・(ノД`)・゚・。
542名無しさん@ピンキー:02/11/09 01:05 ID:a0nNO8FX
にこやかに保守
543名無しさん@ピンキー:02/11/09 20:32 ID:4dxyDjLZ
さらりと保守
544名無しさん@ピンキー:02/11/09 22:53 ID:qqgfREbN
イヤラシく保守
545名無しさん@ピンキー:02/11/11 00:19 ID:WbCSaYGW
何気に保守
546名無しさん@ピンキー:02/11/11 03:23 ID:muTA4/zZ
触手
547名無しさん@ピンキー:02/11/11 20:21 ID:AU4VdjH6
「ダ、ダメよ、ヴェルナー!」
「お前、いつまで俺を拒み続けるつもりだよ」
「だっ、だってまだ・・・あっ・・・・・・!」
548名無しさん@ピンキー:02/11/12 12:07 ID:yJjvISOv
>547たん、続きはー?
549名無しさん@ピンキー:02/11/12 20:19 ID:BpLpJQ9e
待ち保守
550名無しさん@ピンキー:02/11/12 20:41 ID:ccrpLo07
一時期エロサイのジャンプページしか出なかったんで
Datオチしたのかとおもたヨ
551547:02/11/12 22:59 ID:LyhYqwpl
「『まだ』ってぇのは何だ。付き合って、どれだけ経ったと思ってるんだ?」
「『まだ』よ! まだ3ヶ月しか経ってないじゃない!」
「3ヶ月も、だ」
「あたしには違・・・あぁっ! やっ・・・おねがい、ヴェルナー。もうやめて・・・・・・っ」


リリーピイィィィィンチ。
552547:02/11/12 23:00 ID:LyhYqwpl
少しだけ続きを書いてみたけど、
最初は単なる保守の一種のつもりだったんです・・・。
だから続きは考えてないのれす。すまソー。
書く能力もナイシナー。
続きを書きたい人がいたら書いちゃってください。
553548:02/11/12 23:37 ID:5TOC/kVn
>547
なるほど<保守
がんがってくれてありがd
乙カレ〜!
554しなやかに保守:02/11/13 01:40 ID:KU0MJtoT
「シ、シスカさん・・・こんなっ・・ダメです!見ないで・・・・!」
555名無しさん@ピンキー:02/11/13 05:22 ID:kmm1snSC
リリー×シスカなら攻めはリリーの方が
556名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:16 ID:TEhmJ15x
ほしゅ
557風のように保守:02/11/13 23:39 ID:GTNiAXUA
「ふふ、エルフィール。あなた少し、生意気なのよ」
「な、なにするの、アイゼル!?」
558なまめかしく保守:02/11/13 23:57 ID:qSECpB3+
「ア、アイゼル・・・・・・?エリーと何してる・・・の・・・?」
「ノルディス〜!アイゼルが・・・・・・っ!」
559ほしゅ:02/11/14 17:43 ID:BfpP8+q8
「アイゼル…君はいったい何を…」
がくっ!
「くっ…からだが…しびれて…」
ばたっ!
「の…ノルディス!!」(エリー)
「ふふふっ…」(アイゼル)
560妖精:02/11/15 20:48 ID:BWFDePlG
期待age
561名無しさん@ピンキー:02/11/16 18:41 ID:I+lHkPgY
期待保守
562名無しさん@ピンキー:02/11/17 20:29 ID:CL5UfJTv
ほしゅ
563名無しさん@ピンキー:02/11/18 20:19 ID:JMB3mccq
まだまだ保守
564ほそぼそと保守:02/11/18 23:36 ID:ElrCAFLW
「う、うう〜ん」(床に転がっているノルディス)
「これで邪魔者はいなくなったわよ。エルフィール」
「邪魔者って、あなた、ノルディスの事が好きなんじゃなかったの?」
「うふふ。私が好きなのは、本当は……」
565名無しさん@ピンキー:02/11/21 00:27 ID:j+J9lB2c
†アトリエシリーズ†エロ画集積所
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1035278380/

復活してた
566名無しさん@ピンキー:02/11/23 23:51 ID:Fj0Q+4AD
ほっしゅ♪
567名無しさん@ピンキー:02/11/24 21:23 ID:erlwuB5s
>565
dat落ちしてる・・・・・・
568565:02/11/24 22:59 ID:ZJpjAEv8
>567
み、短い復活だった…
569グラムナートの初冬:02/11/25 01:58 ID:UCt10Wi4
「あら、そのマフラーどうしたの…?」
ユーディーの首に目をやると、暖かそうなマフラーが巻かれている
「え…? あ、これですか? ほら、最近また冷え込んできてるから」
「アナタにしては随分と高い買い物をしたわね それ、高かったでしょう…?」
錬金術を生業としているせいか、物の目利きには自信がある
ファッションそのものには疎くても、マフラーの材質くらいはわかっているつもりだ

「私が買ったんじゃないですよぅ ラステルから…ほら、メッテルブルグの資産家の…」
「ふぅん…アナタ、そういう物がよかったのね…」
軽く聞き流す…そのつもりでも、どうしても気になってしまう…
「いや…私には釣り合ってないと思いません? 正直に言うと、ちょっと…」
「……??」
「私、もう少しシンプルな物の方が肌に合うみたいで あはは…」
マフラーの端を摘むユーディー その目は、嘘はついてないように見える

「寒くなってきたとはいえ、貰い物しかありませんから…」
「あぁ…マフラー買うお金もないのね…」
「うっ!? 痛い所を突いてくるんですねぇ とほほ…」
「私が何か、暖かくなる物でも作ってあげましょうか…?」
「えっ!? マフラー編めるんですかぁ?」
「誰がマフラーって言ったのよ…『暖かくなる物』よ…」
「えっ…ええぇっ!?」
「ほら、さっさと街に戻るわよ」
「ちょ、ちょっと!? 先に行かないでくださいよ! ヘルミーナさぁん!」
ヘルミーナの顔がどんな表情だったか、後ろを追いかけるユーディーにはわからなかった


とある日の採集先でのお話でした おしまい
570名無しさん@ピンキー:02/11/25 12:23 ID:HRe2zENK
ユーディ×ヘルミーナ(;´д`)ハァハァ
571名無しさん@ピンキー:02/11/25 12:25 ID:mtYPbs+7

桃娘( ´D`)ノ桃娘   
http://64.156.47.64/venusj/sample.htm
572bloom:02/11/25 12:28 ID:Cowc+P3c
573名無しさん@ピンキー:02/11/25 23:11 ID:m9Xorhxq
>569
も、もしかして、ヘルミーナSS書きたん…?(違ったらスマソ

で、その『暖かくなる物』ってなんですかッ!?
続きキボン。
574ヘルミーナSS書き:02/11/26 00:54 ID:NpRMyHQA
お久しぶりです >569の「グラムナートの初冬」いかがだったでしょうか?
正直に言うと続きまでは考えていません 元々短編物としてイメージして書いたので
もっと長編として書くとなったら冒頭だけでも少し手直しが入ったと思います
うーん…でも、長編となったらまだ温存してたと思いますね(苦笑)
申し訳ありませんが続きは期待しないでください ごめんなさい…
長編物を書くとしたら違ったストーリーか違ったキャスティングをイメージしてますので…

>573
一身上の都合で数ヶ月間を空けてしまったので顔出しづらかったんです(苦笑)
これからは名無しとしてコッソリSSを書いていくつもりでしたけど、
お呼びがかかったので出てきてみました(笑)
「ヘルミーナとパメラ」も私が書いてみたんですけど いかがだったでしょうか?

『暖かくなる物』というのも、正直に言うと何も考えてないんですよ(苦笑)
でも、ヘルミーナが作るもので暖かくなる物、といったら、何となくですがイメージしてあります
続きは…気が向いたらという事で 短編物でもよければ書こうかなぁ、と…
今のところはこうとしか言えませんね 申し訳ないです
575名無しさん@ピンキー:02/11/26 02:01 ID:R9Y5hKFK
>>574
相変わらず優しいタッチですね(・∀・)
マターリといきましょうヽ(´ー`)ノ
576名無しさん@ピンキー:02/11/26 02:32 ID:TSX4IMiU
>ヘルミーナSS書きさん
久しぶりに作品が読めて嬉しかったです。
無理せず、またご自身の気が向いた時にでも書いて下さいね。

他の皆さんも降臨キボンヌ…
577名無しさん@ピンキー:02/11/26 12:45 ID:0aaIFp86
別段神童という訳でもないリリーをドルニエ先生が連れてきたのは
絶対エロい事するためなんだ!奴隷って奴なんだ!
…と頭から信じて疑わない俺は逝ってよしっすか?
ゲーム発売以来ずっとこの妄想にとりつかれてるYO(苦笑)
578名無しさん@ピンキー:02/11/26 20:38 ID:12GKeacn
>577
を読んで神童二人が奴隷にする為に連れて来た
とか思ったのがここに一人
579名無しさん@ピンキー:02/11/26 20:57 ID:d9FMcm1Z
>578
ズッキューン
と、年下の二人に・・・妄想も甚だしいが

(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
580?U^?c?B:02/11/26 22:22 ID:M8BjP/XX
良い子の顔はしているけれど、知っているのよ「あの子」とのコト。
ガードの固いアナタのマント、最初に脱がせた「あの子」が憎い。


「エリー、居る?頼みたいモノがあるんだけど……」
そう言いながらドアを開き、ロマージュはぎょっと目を丸くした。
工房はやたらと暗く、さらにはアルコール臭が立ち篭めている。
散らかったそんな部屋の中で、エリーはただぼんやりと座り込んでいた。
「ちょ……エリー?」
「あれぇ……ろまーじゅ………?」
怪しい呂律で笑いかけ、エリーはまるで子供のように目元を擦っている。
床に落ちた「ヘビのお酒」の酒ビンを拾い上げ、ロマージュは苦笑した。
「コレは、ちょっとアナタには早かったみたいね」
「ひろい……そんらこと、ないもん……」
上体を傾がせながらも、エリーはロマージュに抗議する。

「ホラ、今日はもう休みなさいな」
「ん〜……」
母親のように背を叩いてやりながら、ふらつく身体をベッドまで誘導する。
まるで手のかかる子供みたい。そう思い、ロマージュは少し笑った。
「服、シワになっちゃうわよ?脱いだ方が……」
言い終わるよりも前に、すでにエリーは寝息をたてはじめている。
「ちょっとぉ……代償は高いわよ?エリーってば……」

ロマージュは苦笑いしつつ、エリーの服を器用に脱がし始めた。
マントを落し、腰のベルトを取り払い、首のベルトに手を掛けて。
「……あら」
ロマージュの瞳の奥に、一瞬だけ剣呑な光が走った。
581保守。:02/11/26 22:24 ID:M8BjP/XX
「子供だと思ってたけど……そうでもなかったみたいね」
首元と胸元についた、鬱血の痕。
それは、初めて会った時よりも膨らみを増した胸へ、幾つも鏤められている。
「いけない子」

言いながら、ロマージュはエリーの胸に触れた。
掌に収まるくらいのそれをゆっくり揉みしだくと、エリーの背がびくりとしなる。
固く勃起しているエリーの乳首を掌に感じ、ロマージュは熱っぽく息を吐いた。
欲情している。エリーも、自分も。
「キスマーク、胸にいっぱい……エリーは胸弄られるのが好きなのね」
唇から笑みがこぼれる。何もおかしくなんてないのに。
衝動と、何故か沸き起こる理不尽な悔しさと。
両方に苛まれたまま、ロマージュはエリーの下肢へも腕を伸ばした。
黒いズボンに滑らせた指は、ほどなくしてエリーの秘所へと辿り着く。
布の上から湿ったそこを撫で上げると、エリーが小さな声を漏らした。
「ん、あ……ふ、ぅうっ……んんっ………」
「可愛い、エリー」

ずるい。ロマージュは、ここにはいない人間に向けて小さく呟く。
唇を噛み締めながら、エリーを追い上げながら。
エリー。可愛いエリー。自分だけの物になればいいのに。
こんな顔、自分以外の誰にも見せたくなんかないのに。
582保守。:02/11/26 22:25 ID:M8BjP/XX

苛立ちながら、ロマージュはエリーのズボンの中へ乱暴に手を差し入れる。
綿の感触の下着の更に下を探ると、エリーの声がまた更に高くなった。
「……ル……、だめ、だってば、ぁっ………!」
エリーの濡れた唇から、言葉が零れる。
それに混じる「あの子」の名を聞きたくなくて、ロマージュはエリーに深く口付けた。
「………、…………」
エリーの身体が小刻みに震える。縋るように伸ばされた手が、剥き出しの肩に爪を立てる。
「…………!!」

嬌声まで全て吸い込んで、ロマージュはようやくエリーから離れた。
荒く呼吸を繰り返すエリーを眺め降ろし、ロマージュは笑う。
「私、諦めなんかしないわよ?エリーちゃん」
笑いながら、ロマージュは秘所を弄んでいた指をゆっくりと舐め上げる。
蜜液で湿った指の味を楽しみながら、ロマージュは汗ばんだ髪を掻きあげた。
「子供じゃないなら、好都合だもの」
呟いて、工房のドアに手をかける。
肩に残るエリーの爪痕に、自分も何か痕を残せばよかったとロマージュは少しだけ後悔した。
583保守。:02/11/26 22:27 ID:M8BjP/XX
駄文&エロ微妙スマソ
ついでに一番上、名前文字化けてるし。恥ずかティー、詩に帯。
584名無しさん@ピンキー:02/11/26 23:03 ID:12GKeacn
すげぇ! すげぇいいですよ!
ロマージュたん切ない(;´Д⊂)
585名無しさん@ピンキー:02/11/26 23:35 ID:KMDaJbLZ
>580-582
 _n
( l    _、_
 \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄ ノ  グッジョブ!!
     /    /     

切なくてええ話しやぁ〜
586580-582:02/11/26 23:44 ID:M8BjP/XX
>584・585
サンクスコ。ロマエリ萌えです。
でも、自分的本命のエリータソのお相手は、名前に「ル」のつく誰か(w
また機会があればお邪魔させて頂きますNE!
587名無しさん@ピンキー:02/11/27 00:07 ID:DoxNm45g
ノルディス、ルイーゼ、エンデルク、ミルカッセ、ルーウェン、マルローネ…
候補一杯いるね(w
588名無しさん@ピンキー:02/11/27 10:11 ID:VMYTDpyV
久々に盛り上がってきて嬉すぃ・・・。
589名無しさん@ピンキー:02/11/27 11:00 ID:xGrUzoQ0
アイゼルもいますよ!(;´Д`)ハァハァ
590名無しさん@ピンキー:02/11/27 19:09 ID:Yhs6bFM/
>>587
ちょっとまて!
クーゲル(酒場のおやじ2)・ゲルハルト(武器屋のおやじ)・ブレドルフ(王子)
ボルト(船首亭のおやじ)・ドルニエ(校長)・ヘルミーナ(教師)
……も忘れるなYO!
しかし、本当に「ル」多いね、アトリエシリーズって
580が、一体誰を出して来るのか楽しみだ(藁

そういえば、ケントニスアカデミーの眼鏡っ娘って何て名前だっけ?
萌えだったのに、名前忘れちまった……
591名無しさん@ピンキー:02/11/27 19:16 ID:rxIf7AOT
>590
イクシー。
592名無しさん@ピンキー:02/11/27 20:14 ID:Yhs6bFM/
>>591
サンクスコ

ところで藻前ら!
アドバソスでアトリエの新しいの出るけど、アニスってのはどうよ?
「●リー」じゃないのが寂しいのは自分だけか?どうなんだ?
593名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:41 ID:1Xq228/T
「ふぅ、出来たっと」
リリーは大きく伸びをすると、釜から新しく出来たばかりの調合品を取り出した。
「見た目はきれいに出来てるけど…効果は、さすがに使ってみなければわからないわね。
…ま、いいわ。腐る事も無いし、その内使う時もあるでしょ」
リリーは無造作にポケットにしまうと、気分転換に外へ出る事にした。
外はもう薄暗く、街のお店もそろそろ店じまいをしようか、という気配を見せていて、人通りもまばらだ。
「イルマももう帰っちゃったみたいだし…そうね」
少し喧騒が人恋しくなったリリーは、新しい依頼が入っていないか酒場を覗いてみる事にした。

「おう、姉さん、こっちだこっち」
リリーが金の麦亭の扉を開けると、中はもう満員で、通るのも大変なくらいだった。
時折ジョッキを鳴らす音がする時以外は、常に豪快な笑い声が店内中で響いているのに、
どういう訳か店主-ハインツの声は必ず必要とする者の所へ届く。
リリーは人混みの中を巧みに泳いでカウンターの方へ近づいていく。
「丁度良い所に来てくれたよ。まあこいつは俺からのおごりだ。とりあえず一杯やってくんな」
一席だけ開いていた席にリリーが座ると、
ハインツはグラスになみなみと注がれたミルクをリリーの前に差し出す。
「ちぇ。どうせならワインが良いんだけどなぁ。」
憎まれ口を叩きながらも一息にミルクを飲み干す。
井戸で冷やされたミルクが身体に染み渡ると、一日の疲れを癒してくれる。
「頼みたい事があるからな、酔っ払ってもらうと困るんだよ」
「…? なに?」
「シスカの事なんだけどよ」
「…まさか」
「そう、そのまさか…酔っ払っちまってるんだよ」
594名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:41 ID:1Xq228/T
シスカ・ヴィラ-女性初の聖騎士を目指しているというその女性は、
リリーも何度か護衛を頼んだ事があり、まるきり知らない仲、と言う訳でもなかった。
赤い鎧に身を包み、すばやい身のこなしで敵を倒すその能力は戦士としては充分だったし、
冒険に出ても髪の手入れや化粧を怠らない彼女は、
リリーにいささかのコンプレックスと共に、大人の女性を感じさせる理想の女性だった。
ただひとつの欠点…酒に悪酔いする事を除けば。
そもそも、酒豪のシスカが酒に酔う所を見る事が出来る機会は滅多にないのだが、
それだけに酔った時はあたり構わず暴れるので始末におえないのだ。
「どうして飲ませちゃったんですか!」
以前の惨状を知っているリリーはついハインツを咎めるような口調で言う。
「他の客から奪って飲んじまったみたいでな…面目無い」
「それで、今はどこに?」
「あ、ああ、奥の部屋で寝かせてあるんだが…姉さん頼むよ、彼女家まで送っていってくれないか?」
リリーは小さくため息をつくと、グラスを置いて立ちあがった。
「わかったわ。で、家ってどこなの?」
「すまねぇ姉さん、恩に着るぜ」
ハインツは拝むように手を合わせると、手早くシスカの家までの地図を書いてリリーに渡した。
595名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:42 ID:1Xq228/T
リリーが奥の部屋に入ると、シスカは鎧を着たまま机につっぷして寝ていた。
「シスカさん、シスカさん」
軽く身体を揺すってみる。
「ん…何よ、リリーじゃないの。何の用?」
ヤバい。リリーは直感した。ろれつが回っていればまだ救いはあるのだが、
もうその段階は通り越してしまったようだ。
「え…あ、あの、ここだと冷えるからお家に帰って寝ましょうよ」
無駄だと思いつつも、一応恐る恐る提案してみる。
「フン、どうせ酒場の親父に言われたんでしょう。嫌よ。私は動かないわ」
シスカはすっかり座った目でリリーを睨みつけると、
リリーに話かけているのか独り言なのか判らない口調でブツブツと言いはじめる。
「何よ、二言目には女の癖に…って。その癖、いやらしい目で胸ばっかり見るし。
そりゃね、男に較べたら腕の力はないわよ。でもそんなの大した事じゃないでしょう!
だいたい、聖騎士ってのは実力さえあれば男とか女とか関係ないはずでしょう! そう思わない、リリー?」
「あ、はい、そうですね…」
もう何を言っても無駄だと判っているリリーはひたすら頷く事しか出来ない。
「それに何よ、女の幸せは結婚とか決めつけて。
いい、リリー。男なんてねぇ、する事とさせる事しか頭にないんだから」
リリーが黙っているのに調子づいたのか、シスカの絡む勢いは激しさを増し、
暴れだすのはもはや時間の問題だ。
(とほほ…困ったなぁ。どうしよう…そうだ、これ使ってみようかしら)
リリーは、ポケットに入っている丸薬の事を思い出した。
(シスカさんで実験するのは悪い気もするけど、この際、しょうがないよね。ごめんなさい、シスカさん)
素早く決断をしたリリーは立ちあがると、コップに水を汲むとすばやく丸薬を砕いて溶かす。
「ね、シスカさん、とりあえず水飲んで落ち着いてください」
「なによー、お酒はないの?」
ブツブツ言いながらも、シスカは手渡された水を一気に飲み干す。
596名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:42 ID:1Xq228/T
すると、2、3回まばたきした後、少し首をかしげて不思議そうにリリーを見る。
(…効いた、かな…?)
「あ、あの、シスカ…さん?」
「はい…なあに?」
(!?)
自分で作った薬とは言え、あまりにすぐに、そしててきめんに効果が現れた事に驚くリリー。
「あ、えと…シスカさん、お家に帰りましょうか?」
「そうね。ここで寝てしまったら、女性としてちょっと恥ずかしいものね」
シスカはすっと立ちあがり、呆然としているリリーを尻目に歩き出すが、2、3歩歩いた所でよろめいてしまう。
「あ、シスカさん、送っていきます!」
「そうね、悪いんだけど、お願いしようかしら」
普段ならいくら同性といえども、他人に肩を借りる事など絶対にしないシスカが、
今は自分より年下の少女に容易に肩を預けてくる。
(なんか…すごい物作っちゃったのかなぁ、あたし)
リリーはそんな事を考えつつ、シスカの身体を支えながら、彼女の家に向かって歩き出した。
10分ほど歩いただろうか、ようやくシスカの家に着いた時はリリーは汗だくになっていた。
いくら夜は涼しい季節とは言え、鎧を着たシスカを支えながらでは無理も無い。
(水浴びたいなぁ…でも、その前にシスカさん寝かさないと)
とりあえず長椅子に座らせたシスカに向かって話しかける。
「ね、シスカさん、もう家だし、鎧、脱ぎましょうよ」
「そうね」
シスカは即答すると、その場で鎧を外し始める。リリーも手伝ってやりながら、
胸鎧が外れた時につい視線を走らせてしまう。
(はぁ、シスカさんの胸、大きいなぁ…これじゃ、男の人が見るのも無理無いよ)
597名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:42 ID:1Xq228/T
リリーは普段、別に胸の大きさなど気にしてはいなかったが、
目の前にこれだけ豊かで美しい胸があるとどうしても比較してしまう。
「どうかした?」
しばらく注視してしまっていたらしい。肩越しに振り向いてシスカが尋ねる。
「あ、いえ、その、汗、かいてるみたいだし、水浴びでもされてきたらどうですか?」
さっきの絡みからして、胸の事を話題に出すのはマズい。
そう思ったリリーはとっさに適当な事を言う。
「そうね、そうさせてもらうわ。…あら、あなたも汗びっしょりじゃない。一緒にいらっしゃいよ」
「え!? あ、はい、そうですね。じゃ、お言葉に甘えて」
(なんかいつものシスカさんと違うなぁ…薬のせいなのかなぁ)
ちょっとだけ違和感を感じながらも、水浴びをしたいのはリリーも同様だったし、
まだシスカの機嫌が何処に向かっているかも解らなかったので、
リリーは頷いてシスカの好意を受ける事にした。

「冷た〜い!」
シスカに水をかけられて、思わずリリーは声を上げて身体を震わせてしまう。
「ふふっ、でも気持ちいいでしょう?」
シスカは微笑みながら自分にも水をかける。
みずみずしい肌に水滴が弾かれて踊るように跳ねる。
「シスカさんて、肌白いんですね。羨ましいなぁ」
「あぁ、これ? 焼けない体質なのよ。でも日に焼けると赤くなって痛いのよね」
「それでも、あたしみたいに焼けちゃうよりはずっと良いと思います」
「ふふっ、ありがと。でもあなただってなかなか良いプロポーションしてると思うけど。
ほら、流してあげるから背中向けて」
リリーが背中を向けて座ると、シスカは手に何かをつけてリリーの背中に塗る。
598名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:42 ID:1Xq228/T
「ひゃっ…なんですか、シスカさん」
思わず身体を震わせるリリーに、シスカは優しく塗り広げながら説明する。
「これはね、私の故郷では普通に使っている、身体を洗う道具…アロマっていうのよ」
「へぇ…なんだか良いにおいがしますね」
「でしょ? こっちの方では中々手に入らないんだけど、女性は、使わないって訳にもいかないし」
アロマの芳香か、それともシスカの手の動きなのか、
いずれにしてもじわじわと全身を浸していく心地よさに、
リリーは次第にうっとりしてシスカに身を任せる。
「でも、そんな貴重な物を使ってもらっちゃって、良いんですか?」
シスカの手は少しずつ、リリーの背中からわき腹へと進んで行く。
ふっと我に返るリリー。
(やだ、胸触られちゃう…それに、シスカさんの胸、当たってるし)
シスカの指はリリーの、シスカに較べれば小さいものの、それでも充分に発育している胸の麓をたどる。
けれど、意識してか否か、それ以上は触れてこようとせず、リリーは自分の中の相容れない気持ちにとまどう。
(もう少し、もう少しだけ、我慢してみよう。ちょっとだけ気持ちいいし)
それに加えて、先ほどからシスカは自分の胸をリリーの背中にわざと押しつけるようにしている気がするのだ。
(もしかして、シスカさん、乳首…固くなってる?)
自分の想像に顔を赤らめる。が、リリーの背中には柔らかい感触の他に、小さな固い感触もあるのだ。
(やっぱり、これ、そうだよね…)
と言って、まさかそんな事をシスカに言う訳にもいかず、
結局そのままシスカのなすがままにされていると、だんだん身体が火照ってきてしまう。
「いいのよ、あなたには色々お世話になっているし。
それにね、私は一人娘だから、なんだかあなたの事が妹のように思えるの。ほら、手も洗ってあげる」
そんなリリーを知ってか知らずか、
シスカはリリーの手を取ると、爪先から指の間まで丹念に洗い始める。
599名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:42 ID:1Xq228/T
「んっ…」
シスカの情感を込めた動きに思わず声が出るリリー。
気持ち良い、と思ったものの、まだ男性経験も無く、
そのような場所でも快感を得る事が出来る事など知らないリリーは自分の吐息の理由が判らない。
だから、そのままシスカを受け入れてしまう。
「そんな…あたしこそ、シスカさんみたいな人がお姉さんだったら、って」
「ふふっ、嬉しいわ。これからもよろしくね、可愛い妹さん」
シスカがリリーの両腕を洗い終えた時、リリーは目を閉じて呼気を荒げ、すっかりシスカに身を任せていた。
「さ、足も洗うわよ」
それでも、シスカがそう言うと、さすがにリリーは抵抗を見せる。
「あ、いえ、前は自分で洗えますから…」
「だめよ。今日はお姉さんが綺麗にしてあげる」
言うなり、リリーの足を取って洗い始める。
「そ、こ、汚いです…」
本当はそれ以外の理由から、リリーは自分の足の指先を洗い始めたシスカに拒否してみせるが、
くすぐるようなシスカの指の動きにすぐ言葉を失ってしまう。
「や、ぃゃ、ぁぁっ…」
シスカの指が、リリーの指の腹に触れた時、
甘痒い感覚に思わずリリーは足を引いて逃げようとするが、
「こら、あんまり動かさないで。洗いにくいでしょ?」
ふくらはぎを抑えこまれて、指先までつん、と反った状態でそれ以上動かせなくなってしまう。
親指の付け根から、順番に。観念したリリーはぎゅっと目をつぶって覚悟を決めたが、
すぐに我慢出来なくなって薄目を開けてみると、
シスカが愛しそうに自分の指を洗っている光景が視界に入る。
600名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:43 ID:1Xq228/T
(シスカさんが、あたしに…ひざまづいて、指を洗ってる…)
そう考えると倒錯的な興奮がリリーの背中を走り、下腹部へと抜けていく。
(気持ち良い…やだ、すごく、濡れちゃう…)
自分の身体の芯から熱い蜜がこぼれ出すのを感じる。
だから、足の指を洗い終わったシスカの手がそのまま太腿へと登ってきても、
もうリリーは拒絶しなかった。
シスカはあくまでも優しく、時間をかけて揉みほぐすように太腿を洗っていく。
「うらやましいわね…」
シスカの呟きでリリーが我に返ると、シスカはリリーの足を挟みこむようにしていた。
少し足を開かされていて、シスカの位置からは恥ずかしい所が丸見えになってしまっている。
「え、あ、何がですか?」
さすがに、濡れてしまっている事は知られたくない。
さりげなく両手で隠しながら、その場を取り繕う。
「腿がね、女の子らしく柔らかくてうらやましい、って言ったのよ」
言いながら、もう充分に泡だっているリリーの太腿をさする。
「私のはね、聖騎士を目指す時から諦めてはいるんだけど、でもやっぱり」
きゅっ、っとリリーの足を挟みこんでいる腿に力を込める。
「ほら、筋張ってしまっているでしょう?」
確かにリリーは足の横側にシスカの、固い太腿を感じた。
けれど、それ以上につま先に感じる、濡れた感触の方が気になってしまう。
(え、これって、シスカさんも濡れてる…ってこと?)
「どうしたの?」
「あ、いえ、なんでもないです」
601名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:43 ID:1Xq228/T
シスカの問いかけに動揺したまま答えたリリーの眼前に、次の瞬間シスカの唇があった。
赤い口紅をまとった唇が艶かしく近づいてきて、そのままリリーの唇を塞ぐ。
軽く押しつけるだけのキス。けれど、一度唇が離れると、すぐに本格的なキスを始める。
とまどうリリーの口を舌先で巧みに開くと、思うがままにむさぼる。
唇にのった口紅の微かな匂いと、口腔に侵入してくるアルコールの匂いがリリーの理性を蕩かす。
「ふ…あ……ぅん、んっ、ぁぁ…」
一通り楽しむと、一度舌先を抜き取る。名残惜しそうにリリーの舌が追いかけてきて、
きらめく唾液が糸をひいてこぼれる。
「嘘つき。私が濡れてる事、気付いてたでしょ」
「ぅぁ…ごめんなさい…」
青色の瞳に正面から見つめられて思わず謝ってしまう。
「だめよ、嘘をついた子にはおしおきしないと。さ、お尻を出して」
シスカの物言いは柔らかなものだったが、その言葉に魔力めいたものを感じたリリーは、
睨まれた獲物のようにおとなしく従ってしまう。
正座したシスカの上にまたがると、シスカのようにまだ熟しきってはいないお尻を上げる。
「10回、きちんと数えるのよ。失敗したら最初からですからね」
言うと、シスカはリリーの尻を叩き始める。
「きゃっ! 一つ…あぁっ! 二つ…」
シスカが手を振り上げる度、尻が微かに震えて、リリーの悲鳴が響く。
仮にも戦士であるシスカは充分に手加減をしていたが、
それでも4回、5回と繰り返す内にリリーの尻はみるみる赤くなっていく。
「これで、最後よ!」
ぱしぃんと、ひときわ大きな音を立ててシスカがリリーを打った時、
堪えきれなくなったのか、リリーの股間から小水が溢れ出す。
「いや…いやぁ…ひっく…止まらないよう…」
実際には十数秒の時間でも、リリーにとっては永遠にも感じる長さだったに違いない。
浴室に恥ずかしい音が響き、それが一層リリーの羞恥を煽る。
やがて飛沫は勢いを弱めて、太腿を伝いだす。
その熱さが脳に伝わってきた時、リリーは目にも同じ熱さの物が溢れ出すのを感じていた。
602名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:43 ID:1Xq228/T
シスカはついに泣き出してしまったリリーを抱え起こすと、
赤く腫れたお尻を優しくさすりながら再び口付ける。
「ん…んぅ…む…っ、はぁ…」
「ごめんなさいね、リリー。痛かったでしょ?」
「ううん、あたしが悪かったんです…ごめんなさい、シスカさん」
小さく首を振って懸命に謝るリリーが愛しくて、
シスカは腕に力を込めて強く抱き締めると、唇で涙を吸い取ってやる。
「リリー…可愛いわ、好きよ」
シスカは優しく微笑むと、そのまま顔中にキスをして、再び唇に戻ってくる。
舌の先に唾液をのせながらリリーの舌先をつつくと、
リリーもおずおずとながら舌を伸ばし、やがて激しく音を立てて絡めあう。
そのままリリーはしがみつくようにシスカの首に腕を回し、
シスカも赤子を抱きかかえるようにリリーを抱きとめる。
「ふ…ぁ…」
さっきよりも、長く深いキスが終わり、シスカが口を離すと、
リリーの口はだらしなく開き、唇の端には涎がこぼれていた。
「お尻は、もう痛くない?」
キスの間じゅうお尻をさすり続けていたシスカが尋ねる。
「ふぁ? あ、はい…もう大丈夫です」
「そう…良かった。じゃあ、まだ身体を洗い終わってなかったから、続きをしないとね」
シスカはそう言うと、リリーの身体を仰向けにする。
「ふふっ、きれい…」
シスカはアロマをさっと泡立てると、仰向けにされていても全く形を崩していない、
リリーの双椀に手を重ねる。
「あ…」
「ここは女の子の大事な所ですからね、きちんと洗わないと」
掌全体で円を描くように泡を塗りこんでいく。
「ぁ、ぅ、ん…いい…」
603名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:43 ID:1Xq228/T
女性特有のタッチで柔らかく、しかし的確に刺激を与えていくシスカの指技に
リリーの乳房は淫靡に形を変えながら翻弄される。
「はふぅ…いい、気持ち、いいです…」
「それから、ここも」
突然乳房全体にかかっていた感触が消え、頂の一点に集中する。
「ひぁっ…! だめ、刺激、強す…!」
リリーは思わず悲鳴を上げるが、シスカはそれに構わず指先で乳輪をなぞるように一周させると、
指先で乳首をつまんでひねるように転がす。
そのまま指腹を乳首の先にあてて二、三度擦ると、指先を立てて爪で引っかく。
「や、ぁ、っっ、うぅぁっ!」
背中を反らせて、胸を突き出すようにのけぞるリリー。
それと同時に、秘所から蜜が飛び跳ねる。
「軽くイっちゃったのね…もう、いやらしい子ね、リリーったら」
「ぁ…ぅ、ごめんなさい…」
「うぅん、怒ってるんじゃないのよ。むしろリリーがこんなに可愛くて嬉しいくらい」
「シスカさん…」
どちらからともなく潤んだ目で見つめあうと、何度目かのキスが始まる。
唇が離れると、シスカはそのまま身体を下にずらしていく。
シスカの頭がリリーの肩先まで降りた辺りで、シスカは身体ごとリリーに擦りつけ始めた。
「ぅ、はぁ、はぁ、っ…! っっ…!!」
リリーは自分の乳房越しにシスカの乳房の重みを感じ取る。
時折、乳首同士が触れ合うと電流が走ったような快楽を全身にもたらす。
604名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:44 ID:1Xq228/T
へその辺りまで顔を下ろすと、密着させたまま再び肩先まで身体を押し上げる。
何度かその動きを繰り返して、ようやくシスカの身体が離れると、リリーはもう息も絶え絶えになっていた。
浅く、荒い呼吸の音が浴室に響く。
「さ、後は一番大事な所ね」
シスカはぐったりしているリリーの両足を抱え込むと、水滴と、
それ以上の物で妖しく、てらてらと光っている秘所に顔を近づける。
さっき漏らした、アンモニアの臭気が鼻をつく。
秘所を反射的に手で覆ったリリーの手を無理やりどかすことはせず、
「先に、こっちね」
太腿を伝った小水を舌で舐め取る。
「いや、ふぅぁ、シスカさん、ぁ、きた、ない、ですぅ…ぁぁ」
一通り太腿を舐め終えると、シスカはまだ秘所を覆っているリリーの指先に吸いつく。
「良い子だから、どかしてちょうだい」
言いながら自らの手を重ねてわずかに力を込めると、
リリーはためらいながらもそれ以上は逆らわずに手をどかす。
黒々と茂ったリリーの恥毛は、同世代の少女達と較べても、明らかに発育の度合いが違っていた。
更に、少し硬めの毛質が、一層リリーのそこを淫猥に見せている。
「あたし、たまに人の見ても、すごく多いみたいだし、
恥ずかしくって、人にも見せられないし、おかしいのかな、って思ったりもして、でも…」
初めて他人に見せた羞恥と興奮からか、うわごとのように言う。
「だいじょうぶよ。きれいよ、あなたのここは」
さわさわと撫でながら、あやすように言う。
「本当、ですか…?」
「本当よ。だからこんな事で悩んだりしたらだめよ。」
「…あの、シスカさんのも、見せて、もらえませんか?」
「うふっ、いいわよ」
シスカは一度立ちあがると、リリーの顔の上にまたがり、ゆっくりと腰を下ろしていく。
シスカの恥毛はリリーとは逆に、成人女性としては薄めだった。
髪の色に良く似た、黒に近い緑色のそれは本来の役割を果たせず、
控えめにシスカの恥部を覆っているにすぎない。
605名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:44 ID:1Xq228/T
「うわぁ…こんな風に、なってるんだ…」
もちろんリリーは自分のさえ良く観察した事はなかったから、
初めて見る命の泉に圧倒される。
まだ淡い桃色をしていて、ひだも広がっていないそこは、シスカの呼吸に合わせて静かに息づいている。
ひだに沿って指をなぞらせていくと、硬く尖った陰核に触れる。
少し乱暴に触ってしまったのか、シスカはらしくない声をあげてしまう。
「きゃっ! …もう、もう少し優しく触ってちょうだい」
「ご、ごめんなさい…あたしとは、ちょっと違うみたいだから気になって」
言われてシスカがリリーの草むらをかき分けると、そこはまだ包皮に覆われていた。
「あら…そういう事だったのね。それじゃ」
指先でくるり、と陰核を露出させると、そっと息を吹きかける。
途端にリリーの身体が大きく跳ね、思わずシスカの尻を強く掴んでしまう。
「痛っ…いけない子ね、リリーったら。でも、そんなに気持ち良かった?」
「あ、あの、良く解らないんですけど、なんかビリっときて…」
「それが気持ち良いって事なのよ。剥いたばかりだから少し敏感になりすぎてるかもしれないけれど、
ここが女の子で一番気持ち良い場所なのよ。一人でする時も、ここを触ると気持ち良いから覚えておきなさい」
「そんな、一人でなんて…」
「ふふっ、した事、あるんでしょう?」
「……」
「返事をしない、悪い子には」
さっき剥いたばかりのリリーの陰核を唇で挟みこむと、舌先でつつく。
「やっ! そこ、だめ…! あります、した事、あります…」
「はい、良く出来ました。これは、ごほうび」
もう一度、今度は唾をためると頂に乗せるように舌を動かす。
「ひっ、だめっ、だめぇっ…!」
606名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:44 ID:1Xq228/T
太腿でシスカの頭を挟みこむと、腰を突き出すようにしてリリーは再びあっけなく達してしまった。
「シスカさんって、その、経験って…あるんですか?」
「いいえ、まだよ。男が嫌いって訳でもないんだけど、
今の所は…ね。せめて聖騎士になってからかしら。それに」
リリーの秘所に顔をうずめながら続ける。
「こんなに可愛い妹も出来た事ですしね」
「や、あ…っ」
「あたしのも、同じようにしてくれるかしら?」
言いながら、リリーの顔に腰をそっと押しつけると、
リリーは従順にシスカの尻を両手で抱え込み、すぐにされた事を反復しはじめる。
「そう、いいわ…んっ、そこ、こうやって…」
シスカが舌をリリーの中に差し込むと、一瞬リリーは顔を離してしまうが、すぐに再び動きをまねる。
「ぁあっ! …ぁふ、気持ち良いです…お返し、こう、ですか…?」
「ん、そう、もう少し、舌を伸ばして…ああ、上手よ、リリー…」
「嬉しい…シスカさんが、あたしで、感じてる…」
慣れてきたのか、徐々にリリーの舌の動きは滑らかさを増し、シスカに快楽のうねりをもたらす。
「んふ…ありがとう、リリー。でも最後は、一緒にしましょう」
シスカは再び立ちあがると、リリーの片足を持ち上げて秘所を合わせる。
にちゃり、と二人の愛液が音を立てて混ざり合う。
ゆっくりと、シスカは腰を動かしてリリーの秘所に自分の秘所を打ちつける。
小刻みなリズムから、大きなリズムへ。巧みな緩急をつけるシスカの動きにリリーは翻弄される。
「うぁ、気持ちいい、気持ちいいよう…ぁん、あっ、んあっ、いいのっ…!」
次から次へと溢れる愛液が淫蕩な音を立てる度、リリーのあえぎ声は間隔が短くなっていく。
「はぁ、はぁ、っ、だめ、だめ、なにか、来る! …やっ…! ぁぁあああーっ!」
びくん、と身体を大きく震わせると、リリーは絶頂を迎えて、ゆっくりと崩れ落ちる。
「リリー…いっちゃった…の…? もう…」
シスカはやや寂しそうに呟くと、
泡の他に、涙と、涎と、愛蜜まみれになったリリーの身体を流してやった後で、
傍らに座り込むと疼く身体を一人で慰めはじめる。
ほとんど数える間もなくシスカも達すると、リリーの身体に覆い被さるように横たわった。
607名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:45 ID:1Xq228/T
軽くまどろんでしまっていたリリーは、身体に重みを感じて急速に意識をはっきりさせる。
「あの…シスカさん?」
リリーの呼びかけに、シスカはぼんやりと焦点の合わない瞳で顔だけを向けて応えたが、
突然身を起こすとリリーの肩を掴んで揺さぶる。
「リリー…あなた、どうしてこんな所にいるの?」
「どうして…って、シスカさん何にも覚えてないんですか?」
「ええ…一体どう言う事?」
どう説明したものか、返答につまったリリーをくしゃみが襲う。
「こ、こんな格好じゃなんだし…とにかく、服を着ましょう」
終始無言のまま服を着終えた二人は、居間に入って暖を取る。
バツが悪そうに俯いたままのリリーをシスカはじっと見つめる。
(私…やっぱり、あの状況からすると………しちゃった、のよね…でもどうしてかしら?)
金の麦亭に入った所までははっきりと覚えているのだが。
頭を振りながらシスカはその後の事を思い出そうとするが、
ずきずきと痛むだけの頭に、すぐに無駄な努力と悟ってそれ以上考えるのを止める。
でも。
(気持ち良かったのははっきり覚えてるのよね。
この子も今の態度からするとそんなに嫌いじゃないみたいだし、試しに)
素早く考えをまとめて決断すると、シスカは申し訳なさそうな顔を作りながらリリーに謝る。
「その…なんでこんな事になったのかは解らないんだけれど、
あなたさえ良ければ、また…遊びに来てくれる?」
「はい! よろしくお願いします、シスカさん!」
嬉しそうに頷くリリーの顔を見ながら、
シスカはまたそう遠くない機会にこの少女を抱く事が出来るかもしれない、と考えると、
自ずと顔がほころんできてしまうのだった。
608名無しさん@ピンキー:02/11/27 22:45 ID:1Xq228/T
「トロイヤの丸薬…か…」
工房へ戻る道すがら、リリーはシスカが豹変する事になった原因について考えていた。
最初は狙い通りの効力を発揮していたのだ。
しかしシスカに表れた、ほとんど副作用と言っても良いくらいの効果は一体。
「作り方は間違っていないし…」
今日の流れを順に追って行って、リリーはふとある事に思い至った。
「もしかしたら、お酒と一緒に飲むのが良くないのかな?」
そうだとしたら。
「…やっぱり、錬金術師としては、なんとしてももう一回、試して見ないといけないわよね。
早速もう1個作ってみようっと!」
今度は誰に試してみようかしら。やっぱり、シスカさんかな?
でも、イルマとかカリンに使っても面白そうよね。
そう考えながら工房へと向かうリリーの足取りは次第に早くなっていった。
609名無しさん@ピンキー:02/11/28 01:18 ID:S6oD2p//
>593
読み応えバッチリのSSありがとうー!
文章上手いですね。一気に読んじゃった。

>592
アニス、ショートカットで可愛いっすね。
マルローネたんに調教されたエルフィールたんに
調教されるアニスたん(;´Д`)ハァハァ
610名無しさん@ピンキー:02/11/28 03:29 ID:MbK+DqNH
長編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
しかもリリーとシスカ!!!!組み合わせがイイ!!!
まじ最高っす!

次回作・・ありますよね?期待してます(・∀・)!!
611名無しさん@ピンキー:02/11/29 14:11 ID:6+JIKr/j
エッチで過激なお姉様!2001年トップレースクイーンKAORIが魅せた限界フォト
http://www.graphix.ne.jp/kaori/
612名無しさん@ピンキー:02/11/29 23:39 ID:oQD76s47
ホッシュホッシュ
613名無しさん@ピンキー:02/11/30 14:50 ID:NUQ+aZ5g
シスカッシスカッシスカッ!!!!
614名無しさん@ピンキー:02/11/30 18:28 ID:ngDjbua4
シスカリリー萌えsage。グッヂョブ! !
615名無しさん@ピンキー:02/12/01 00:14 ID:To8cf0tA
キタキタキタキタ!!!!
(・∀・)イイ!!

・・・リリーたんは無の毛と思いまつ!違うぽかな?w
616名無しさん@ピンキー:02/12/01 22:57 ID:artwGQlQ
>611
トップレスクイーンって読んじゃった。
も う だ め ぽ
617名無しさん@ピンキー:02/12/01 23:46 ID:rrAh09dA
エッチで過激なお姉様!2002年リサの女神Esmeraldaが魅せた限界フォト(;´Д`)ハァハァ
618名無しさん@ピンキー:02/12/02 22:23 ID:KsPhaKbN
今、自分でSS書きはじめたんだ。ちなみにユーディー。
自サイトにあげようかと思ったんだけど、カップリングがありえなさすぎて……
書き上げたら、ここに晒させてもらうかも知れんから、先に謝っておくよ
スマソな、住人達。
619名無しさん@ピンキー:02/12/03 00:25 ID:Z+uVDEc3
>618待ってるよ〜
620名無しさん@ピンキー:02/12/04 00:49 ID:L7QfnpN6
ありえなさすぎなカップリング!気になる!
アデルベルトあたりか?
621名無しさん@ピンキー:02/12/04 14:45 ID:uQMGG14E
ありえなさすぎる?
住人たちの偉大なる想像力で、大半のカップリングは存在しているぞ。
それはもう総当たり的に…。まるちんとボーラーでさえも…(´Д`;;)ヒィヒィ
どんなレベルだろう。



ユーゲンツ・ヤッケくんとドライアドとか?w
622名無しさん@ピンキー:02/12/04 16:39 ID:KUb4Ilrd
関係ないけど、アルテノルト雑貨屋の娘にハァハァ………
ところで、オヴァールって外出だっけ?
623名無しさん@ピンキー:02/12/04 21:09 ID:U+/9wM01
ポスト×ヘルミーナとかだったら意外かも。図書館つながりで
624名無しさん@ピンキー:02/12/05 08:06 ID:U5fnPAS8
オヴァールのエロはまだ見たことないウワアアアン
625名無しさん@ピンキー:02/12/05 15:55 ID:1SVG5eC8
オヴァールと絡ませるなら、やはりクリスタが……ハァハァ

そんな事いいつつ、自分的萌えカップリはパルク×ラステル……(藁
626名無しさん@ピンキー:02/12/05 17:55 ID:hRL42KKW
>625 ベッドの上でパルクに後ろから貫かれながら、いけない発声練習をさせられてしまふラステルたんとか(w
627名無しさん@ピンキー:02/12/06 22:31 ID:5stwSGEr
ほしゅ
628名無しさん@ピンキー:02/12/07 00:29 ID:3Rr5j0JA
>621
>まるちんとボーラー

 い、いやぽ…
629名無しさん@ピンキー:02/12/07 23:59 ID:WMnI6Ai1
リリーがユーディーにやられるのもありかも
630名無しさん@ピンキー:02/12/08 07:02 ID:4jOMB+sw
>>629
それはいやだ。ザールブルグはザールブルグでやってくれ
631名無しさん@ピンキー:02/12/08 12:46 ID:WMyUJ3EC
じゃあザールブルグでリリー総受け
もちろんユリーで!
632名無しさん@ピンキー:02/12/08 22:19 ID:eLVI0EmT
>631
じゃあこんなのは需要ないか。
ユリーは漏れにはむりぽ。

「姉さん…お、俺はっ、もうっ!」
「きゃあっ!だ、ダメよこんな所で…二階にはイングリドもヘルミーナも
いるのに…ああっ…」
「そんなに気になる?」
「あぅ…あ、当たり前でしょ。こんなの、教育上よくな…ゃぁ…」
「じゃあ、気づかれなければいいんだ」
「え、ちょ、ちょっと…何…ぅぐ…(スカーフで猿轡)」

しかし何でヤツは姉さんと呼ぶのだ…昼下がりの情事っぽいのしか
思い浮かばないな…
633名無しさん@ピンキー:02/12/08 22:34 ID:geo0/SUi
>632
もちのろんでイイにきまってるじゃないすか!!

身体は正直だな

パターンがいいでつね。
634名無しさん@ピンキー:02/12/09 00:29 ID:/+VdojaC
>632
テオ、お約束どおり早そうだな(w
635名無しさん@ピンキー:02/12/10 21:18 ID:14uB9naW
テオお約束ホシュ
636名無しさん@ピンキー:02/12/11 22:06 ID:bEQSey1r
>>632
テオのリアル姉(故人)にソクーリなんだろう。リリーが。
637名無しさん@ピンキー:02/12/11 23:58 ID:3kq4J/ZX
>632
「姉さん」って言うと、漏れには極妻とかみたいなイメージがどうしても…(w
638名無しさん@ピンキー:02/12/12 14:06 ID:BflH2q3h
>>637
それは姐さん
639名無しさん@ピンキー:02/12/13 23:36 ID:PoiWWfL8
ユリーのアトリエage
640名無しさん@ピンキー:02/12/13 23:45 ID:U7v3TCsJ
641名無しさん@ピンキー:02/12/14 00:05 ID:FdjIXvWE
ヘルミーナの陵辱きぼんぬ
642名無しさん@ピンキー:02/12/15 01:35 ID:2179bAPy
保存下げ
643名無しさん@ピンキー:02/12/16 01:23 ID:8jgKWTWP
さげ
644名無しさん@ピンキー:02/12/16 03:58 ID:HtOLY0Pn
新キャラはドジっ娘、交易商の娘(文通相手)、ダグラスの妹、か。

ダグエリかと思いきや、妹セシルに近付く手段に過ぎなかった・・・、
みたいな展開とかは駄目かなぁ?

アトリエシリーズは、百合妄想しやすい。
645名無しさん@ピンキー:02/12/16 23:21 ID:HRlx6f4P
どうしたんだこのスレ
最後に見たときはかなりの数
SSあがってたはずだが
なんか巻き戻りでもしたのか?
646名無しさん@ピンキー:02/12/16 23:29 ID:n9sxoKcm
647名無しさん@ピンキー:02/12/17 23:38 ID:aj/kee0X
>645
なんか急に書きづらくなっちゃったんだよね・・・
648名無しさん@ピンキー:02/12/18 21:53 ID:O26LX3No
アトリエシリーズで最も萌える女は?2
http://game.2ch.net/test/read.cgi/gal/1032102970/

書き込み推奨ホシュ
649名無しさん@ピンキー:02/12/18 22:21 ID:+wm2QGEg
>648
ここを見てると皆百合好きなのね(w
650名無しさん@ピンキー:02/12/18 22:52 ID:f7iqg8DV
>647
なんででつか?
どこらへんがそう思わせるの?
651名無しさん@ピンキー:02/12/18 23:18 ID:v10kCqLW
>649
801はダメですか?
古いところでクライス×エンデルク、私的には好きなんだけどな・・・。
652名無しさん@ピンキー:02/12/19 00:55 ID:fPu3BUhq
>649
すまん、漏れも百合好きだ。アトリエには、
女性同士で絡ませたくなる何かがある…
653名無しさん@ピンキー:02/12/19 11:27 ID:EzPxPEqT
さげ
654名無しさん@ピンキー:02/12/20 01:37 ID:9ebOr069
ほしゅ
>>645
とりあえず、新作がでてからしばらく様子を見た方がよいのでは?
655>>645:02/12/20 21:49 ID:PGNVmaJk
あれ。。。
なんか最近導入したギコナビのせいかな。。
レスが50くらいまでしか表示されてなくて
前の投稿50何番とかでてた。。
ログ削除して取得しなおしたら直った
お騒がせスマソ
656647:02/12/21 23:58 ID:JvHuPR0g
>650
いや、ただ単に、全体的に書き込みが減ったから、
自分一人で盛り上がって書き込みまくるのも悪いなあ、と思って(w
あと、かちゅで書き込みできなくなって、それもあるけど。

UDたんのCD#2来ますた。
後で聞いて悶絶してきます(いろんな意味で
657名無しさん@ピンキー:02/12/23 22:24 ID:+u2uaYKx
「いけない、こりゃ一雨来るよ」
遠くの空を見ていたユーリカは、この地方特有の一過性の大雨が近づいている事に気付いた。
慌てて雨を凌げそうな場所を探す。
なんとか二人が入れそうな岩陰を見つけて飛びこんだのと、
最初の一滴が降るのはほとんど同時だった。
雨はユーリカが言った通りすぐに激しさを増し、お互いの声さえかき消す程の豪雨になる。
着いた時は楽園にも見えた島の景色も、
今は見渡す限り鈍色の雲が立ち込めてしまいエリーは怯えたように空を見上げるばかりだ。
突然二人の身体が真っ白に染まり、やや遅れて鼓膜を破るかのような轟音が鼓膜を襲う。
雷が特別怖い訳では無かったが、かと言ってもちろん好きでもなかったし、
これほど近くに雷を感じるのは初めてのエリーは思わずユーリカにしがみつく。
「なんだい、錬金術ってのは炎とか雷だって自在に操るんだろう?」
「だってこんなに大きいのは初めてだし…怖い物は怖いよ」
雨の音でエリーが何を言っているかは判らなかったが、
表情でおおよその意味を汲み取ると、安心させるように笑いかける。
エリーもつられて笑ったものの本能的な怖さをぬぐいさる事は出来ず、
その表情は硬く、ユーリカの腕を掴む力を強くしながらなるべく外を見ないようにしている。
こういう時はいくら理を説いても無駄な事を知っているユーリカは
苦笑いを浮かべながらしたいようにさせていたが、
自分に必死にしがみつくエリーが可愛くて、つい抱き寄せてしまう。
驚いて見上げるエリーの顔に罪悪感を感じたユーリカは慌てて腕の力を緩めようとしたが、
エリーは自分から頬を彼女の身体に擦りつけてくる。
ユーリカはかえってどうして良いか判らなくなり、
とまどったようにエリーの方を見ると、彼女の茶色の瞳が自分のそれと重なる。
吸いこまれるように視界の全てがその瞳に奪われていき、やがて視覚以外の全てが無くなる。
658名無しさん@ピンキー:02/12/23 22:25 ID:+u2uaYKx
そして世界が白く反転した時、ユーリカの唇はエリーのそれに重なっていた。
触れている場所から体内に温かさが染み込んでいくような気がして
ユーリカは唇を一寸も離したくなかったが、願いも空しくエリーはすぐに顔を離してしまう。
(やっぱり…やりすぎちゃったのかな)
しかしそう考える事が出来たのはごくわずかな間だった。
エリーは何か短く言うと、今度は自分からユーリカの唇を求める。
ユーリカは近くに落雷の音を聞いたようにも思ったが、もうわからなかった。
力の限り腕の中の少女を抱き締めると、思いきり唇を吸い上げる。
エリーは少し苦しそうに呻いたがそれ以上嫌がる様子は見せず、ユーリカに身を委ねている。
柔らかな唇の感触を、もっと味わいたい。
ユーリカはわずかに口を開くと、舌先でエリーの上唇をつつく。
焦らすように点々と、間隔をあけながら触れてくるユーリカがくすぐったいのか、
エリーは時折鼻にかかった声をあげる。
その声に煽られるようにユーリカは舌先を押しつけ、
軽く上下に動かしながら唇を撫で上げる。
端まで辿りつくと、一度口を離して今度は下唇だけをついばみながら舌を這わせる。
時々食むように咥えると、唇の裏側の湿り気が心地よい。
少しだけ強く吸うと抗議するような声がするが、
構う事無く針樹の果肉のように柔らかく、薄桃色をした唇の感触を楽しむ。
じっくりとエリーの唇を味わったユーリカは、一度顔を離してエリーにひと息つかせてやる。
口を薄く開いて吐息を漏らしたエリーはやや呆然とした表情で自分の唇に指を当てると、
さっきまでのユーリカの動きをなぞる。
その仕種が可愛らしくて、ユーリカはその指先にそっとキスをする。
軽く咥えこんで爪を舐めてやるとくすぐったそうに指を引っ込めて、
たしなめるように指腹でユーリカの唇を塞ぐ。
659名無しさん@ピンキー:02/12/23 22:25 ID:+u2uaYKx
我漫が出来なくなったユーリカが再び邪魔な指に愛撫を加えてやろうとすると、
エリーがその前に彼女の唇を塞ぐ。
不意を突かれたユーリカの口を舌でこじ開けて、
歯を一本一本ゆっくりとなぞりあげていく。
エリーはそのあどけない顔からは想像もできない舌の動きでユーリカを虜にしていく。
エリーの舌先が口腔の異なる場所を捉えるたび、
ユーリカは自分が彼女の物になっていくような錯覚に囚われて、
だらしなく口を開いて彼女を求める。
外の雨は変わる事無く轟音を叩きつけ、湿気が二人の肌にまとわりつく。
いつもなら不快に感じるはずのそれも、今は何故か心地よかった。

存分に堪能したエリーが舌を引っ込めようとすると、まだ足りないのか、ユーリカが追いかけてくる。
エリーは誘うようにその舌先をつついてやり、ためらうことなく口内まで入ってきた
ユーリカの舌が伸びきった所に自分の舌を根元から絡めて思いきりねぶりあげる。
強烈な快感に、ユーリカの口の端から涎が零れる。
二人のキスに勝敗というものがあるのなら、この瞬間に勝負がついていた。
ユーリカは形だけはエリーを抱き締めていたが、
背中に岩壁が無かったら崩れ落ちてしまっていただろう。
もうエリーの舌技についていく事も出来ず、いいように弄ばれる。
エリーはぐったりとしてしまったユーリカに更に大胆に口を押し付けると、
いつまでも飽きる事なく彼女の口腔を愛し続けていた。
雨宿りを終えた動物達の声に、
キスをしたまま彫像のように固まっていた二人はようやく我にかえる。
しかし、二人とも気が付いていないふりをしながら
お互いの温もりを求め続けてなかなか離れようとしなかった。
660名無しさん@ピンキー:02/12/23 22:26 ID:+u2uaYKx
更にどれほどの時が流れたのか、顔を照らす西日にエリーは仕方なく唇を離す。
それでもなお抱きあった腕はそのままで、額を合わせたまま話はじめる。
「今日はこの島に泊まりだね」
「…もう、雨降らないかな?」
目の前の少女が与えてくれたこの世のものとも思えない快感にまだ囚われたまま、
ユーリカは意識して事務的な事を話す。
エリーに少しでも続きをされてしまったら、
もう彼女の傍を離れる事が出来そうになかったから。
「大丈夫、だと思うよ。遠くの星が見えているし」
「降ったら…またこういうのしてくれる?」
「うん…本当はね、雨が降った方がいいかな、って思ってる」
しかしそんな決意も、目元を赤く染めながら悪戯っぽく笑うエリーが愛しくて、
あっさり揺らいでしまう。
なんとはなしにエリーの顔に触れながら、ユーリカはふと、
二度目の、エリーからキスして来る直前に彼女が何か言っていたのを思い出す。
「…ねぇ、あんたからキスしてくれた時…何か言ったよね。何て言ったの?」
「知りたい?」
「……まあね」
何気なさを装って聞いてみたが、エリーに軽い優越感を込めた瞳でさらりとかわされると、
そう強がってみせるのが精一杯だった。
「じゃあね、ザールブルグに来てよ。そしたら、何て言ったか教えてあげる」
ユーリカは返事をしなかったが、エリーはそれを了承の印と受け取る。
「決まりだね! 泊まる所はあたしの工房にすればいいよね」
「…いいの? あたしが行って」
ユーリカは膨大な想いを、短い言葉に込めて吐き出す。
余計な事を言ってしまったら、どんな表情になってしまうか判らなかったから。
661名無しさん@ピンキー:02/12/23 22:26 ID:+u2uaYKx
「ザールブルグはあんまり雨降らないけどね」
「関係ないよ。降っても降らなくても、毎晩抱いて寝るからね」
さりげなく告げるユーリカに、エリーは嬉しそうに頷き返す。
「いいよ。でも強く抱いてくれないと嫌だからね」
「まかせときなよ。海で鍛えた腕っぷしを見せてあげるよ」
言った事を証明するかのように、ユーリカは再び腕に力を込める。
夜の帳が、倒れこむ二人を一つの影にしていった。
662名無しさん@ピンキー:02/12/23 23:54 ID:t9iPq6S8
キスだけなのに、なんでこんなにいやらしいんだ!
マンセー
663名無しさん@ピンキー:02/12/24 02:45 ID:3Kg2cy7h
同意!
ねっとりじっくりの描写にズキューン!!!
664名無しさん@ピンキー:02/12/26 12:09 ID:4+TDVwGM
良質SS保守sage
665名無しさん@ピンキー:02/12/26 22:04 ID:DyOMp4sW
たまりませんなー!!
666名無しさん@ピンキー :02/12/28 00:26 ID:AV0OLV4v
保存下げ
667名無しさん@ピンキー:02/12/29 00:47 ID:Cm4XMxex
エリーって受けっぽい、ってイメージがあったんだけど、
ここ見て攻め攻めエリーもいいなあ、と思ってきますた。

エリ×マリとかもいいなあ(;´Д`)ハァハァ
668名無しさん@ピンキー:02/12/29 17:27 ID:cBmOTrz0
アジスアベバの絵でエリ×マリのレズがみたい
669vv:02/12/29 20:51 ID:fN3yTi1Y
◆◇◆◇◆最新情報◆◇◆◇◆
http://yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html
670デッパッパ:02/12/30 11:20 ID:zixuHiV6
朝。それは何気ない日常の始まりである。
職人達が起床し、お店の前に看板が掛けられていく・・・。
 しかし、今日はいつもと違った。時間になっても、職人通りのはずれにあるエリーの工房に看板がかけられていない。


「ううっ、ほどけないよ〜」
 工房の中でうめき声を上げるエリー。その体には縄がくいこんでいた。
「生きている縄をブレンド調合しただけなのに、何でよぉー」
「うっ・・・くっ・・・。はやくはずれてぇ!」
 きっちり張られた股の縄がこすれ、エリーはナントモ言えない感覚を覚えていた。
 エリーは俗に言う亀甲縛り状態になっていて、しかも、肝心の生きている縄は既に息絶えて、ただの縄と化していた。
 そして、この状況を切り抜けるには第三者の協力が必要不可欠だった。
「くぅ・・・こんな姿、誰かに見られたら恥ずかしいよぉ!」
 もがくエリー。しかし、もがけばもがくほど蟻地獄のごとく体に縄はくいこんでいく・・・。
「もぉ・・・だめ・・・。」
 エリーが諦めかけたその時、
「おーい!依頼に来てやったぞ!」
 ちょうどいいタイミング(エリーには悪いであろう)で、ダグラスが豪快に入ってきた。
「あっ・・・」
「おっ、おい。その姿・・・」
「見ちゃダメ!」
671デッパッパ:02/12/30 11:21 ID:zixuHiV6
身を隠そうとするエリー。しかし、そうすればするほど、縄と体が擦れ我慢がきかなくなった・・・。
 一方、ダグラスは目の前で起こっている状況が読めず、唖然としている。
「・・・はっ!どうしたんだよ、その姿は!」
 ダグラスはとりあえず話を聞こうとした。
「・・・実は、生きている縄をブレンド調合したら、突然、体に絡んできてたんだよぉ。 しかも、そのまま息絶えちゃったの。だから、・・・うっ!」
 エリーは突然、痙攣を起こした。
「どっ、どうした!!」
「お願い・・・、早くこの縄をほどいて・・・。」
 エリーは今にも気を失いそうになりながらも、懸命に語りかけた。
「よしっ、わかった。今すぐ・・・、うっ・・・。」
 ダグラスはこの時、あることに気が付いた。
「どうしたのよ、ダグラス?」
 じっと体を見つめるダグラスに、エリーは訊ねた。
 しかし、ダグラスは反応しない。
 この時、ダグラスは別のことを考えていた。
 エリーの体は縄で強調され、普段よりも格段色っぽく見えている・・・。
 そして何より、縄で縛られ身動きが取れない少女が目前にいる。
 その思考がダグラスの心の闇となり、包み込もうとしていた
672デッパッパ:02/12/30 11:22 ID:zixuHiV6
「ふっ、ふははははははは!」
「なっ、何で笑うのよ(怒)」
「お前・・・、今の状況を理解しているか?」
 ダグラスの目の色が変わった。
「・・・えっ?」
「男と女、二人っきり。誰かが来る気配も無く、ただ女が拘束されているとくれば・・・」
「あっ、いやっ!」
「よぉし、そのままじっとしていて貰おうか。」
 ダグラスは、自分のベルトに手を伸ばした・・・。
「きゃあー、いやっ!許してぇー」
 エリーが叫び声をあげた次の瞬間、

 ズバッ!

 鋭い衝撃が走った。


「えぐっ・・・、ぐすん・・・」
「おいおい、もう泣くなよ。」
 ダグラスが手を伸ばしたのは、ベルトではなく、実は腰にある自分の剣だったのだ。
 エリーの周りには切れた縄が落ちている。
「だってあの時、本当にダグラスが私を・・・」
「誰がお前みたいなガキにグラッとこなくちゃいけねぇんだよ!」
「もうっ、ダグラスのいじわる〜」
 こうして事件(?)は終局をむかえ、少し遅くなったが、いつも通り、エリーの工房の前に看板が掛けられたのでした。
673デッパッパ:02/12/30 11:25 ID:zixuHiV6
ちなみにこの小説は、
私の残した遺作の一つです(今は殆どアトリエ小説を書いていない)
ユディ×ラス物の本18禁も書いたのですがね・・・・
誰かさん達のせいで・・・
あと、この小説はひかるさんのサイトに保存要請しています。
http://www.ume.sakura.ne.jp/~gedou/hikaru/nanika/na20/elfir01.htm
674ズゴック(小)バヤ氏:02/12/30 11:33 ID:XFn2RRQY
突然ですがユーディのアトリエを除いたアトリエシリーズのスレッドを
作りました。マリー、エリー、リリーにもお気に入りキャラがいる方
ぜひいらして書きこんでください
675デッパッパ:02/12/30 11:33 ID:zixuHiV6
さてと・・・・
まともなダグエリ物、
エリーの誕生日でも載せようかな?
676デッパッパ:02/12/30 11:34 ID:zixuHiV6
<FONT size="5">今日は6月18日。<BR>
エリーの誕生日!<BR>
しかしエリーは、浮かない顔をしていた…。 <BR>
「ウニュウ…何で私の誕生日は日食の日なんだろ…。<BR>
毎年毎年嫌になっちゃう!ヒク!」<BR>
あたり所のない怒りをぶちまけるエリー。<BR>
それを見てオロオロする妖精さん達。<BR>
ここはアトリエ内。<BR>
エリーは妖精さん達とテーブルを囲みながら、<BR>
色々な人からのプレゼントを開けていた。<BR>
「しかも、ダグラスなんか誕生日すら覚えていなかったのよ!何よアイツ…ヒク!」<BR>
エリーは少しぶどう酒に酔っているようだった。<BR>
「こうなったら…」<BR>
エリーは何を思ったのか、プレゼントの類を全て錬金術壺に入れて、<BR>
その上から産廃Aを振りかけ始めたのだ!<BR>
「お姉ちゃん!やめて!」<BR>
必死に止めようとする妖精さん達。<BR>
しかし…「ウイ〜ヒク!みんなから貰ったもので何が出来るかな?」<BR>
エリーはスッカリできあがっているようだった…。<BR>
エリーは壺の中の物をグルグルとかき混ぜると、<BR>
「ウフフ…仕上げの隠し味♪」<BR>
とかなんとか言って塩を振りかけた。<BR>
すると…</FONT>
677デッパッパ:02/12/30 11:35 ID:zixuHiV6
<FONT size="5">
ドッキャーン!<BR>
すさまじい爆発が起きた!<BR>
「ウキャア!」<BR>
エリーは一瞬で酔いが覚めた。<BR>
「だから止めてっていったのに〜!」<BR>
顔を真っ黒にして妖精さん達がエリーを諫めた。<BR>
「ウグウグ…だって…。」<BR>
顔を黒くさせながらエリーは泣き始めた。<BR>
「びえーん!」<BR>
「お、お姉ちゃん!」<BR>
妖精さん達はまたまたオロオロとしてしまった…。<BR>
何か泣き止ますきっかけはないかと、妖精さん達がアトリエ内を見渡すと…<BR>
「…ん!お…お姉ちゃん!あれを見て!」<BR>
妖精さん達は錬金術壺の方を一斉に指さした。<BR>
「えぐっ…どうしたって言うのよ…え!?」<BR>
エリーは振り向いて見て驚いた。<BR>
そこには目が開けられない位まばゆい光を発しながら空中に漂う、<BR>
一つの球体があったからである。<BR>
「こ、これって…何?」<BR>
エリーは首を傾げながらその球体に触れてみた。<BR>
その球体はほのかに暖かく、まるで人肌のようだった…。<BR>
エリーはこの球体をしばらく眺め…<BR>
「よし!いい事を思いついたわ!」<BR>
と言ってその球体を抱えて外へ飛びだしていった…。<BR>
「ま、待ってよお姉ちゃん!」<BR>
妖精さん達もエリーを追いかけていった…。</FONT>
678デッパッパ:02/12/30 11:36 ID:zixuHiV6
<FONT size="5">
ここは妖精の木広場。<BR>
日食により日中も真っ暗なので、誰一人として人はいなかった…。<BR>
「よし!やっと着いた!」<BR>
エリーは走るのを止めると、広場に腰を降ろした。 <BR>
「お姉ちゃん!待って!」<BR>
妖精さん達もトコトコと追いかけてきた様だ。<BR>
「フフフ…見ていて!とっても凄いことをするんですから!」<BR>
エリーはそう言うとあの球体を空に放した!<BR>
ドンドン上空に上がっていく球体。<BR>
すると…ピカ!<BR>
まばゆい光と共に、エリー達の世界を照らし始めた!<BR>
「お姉ちゃん!何これ?」<BR>
妖精さん達は今一理解できていないようだった。<BR>
「ヘヘ…どうやら人工太陽を作っちゃったみたいなんだ♪」<BR>
エリーは陽気に言った。<BR>
その頃、街中では蜂の巣を叩いたような状態になっていた。<BR>
「天変地異の前触れじゃ!」<BR>
と言って倒れ込む老人。<BR>
「洗濯物が乾くわ〜!」と、喜ぶ主婦の人…。<BR>
それは、王宮の中でも同様だった。<BR>
「アルテナ様のご来光だ!」<BR>
「いや!悪魔の魔法だ!」<BR>
慌てふためく人々。<BR>
しかしそんな中、<BR>
〈こんな事出来るのは奴しかいない!〉<BR>
と思いながらエリーを探す一人の青年がいた…。</FONT>
679デッパッパ:02/12/30 11:36 ID:zixuHiV6
<FONT size="5">フウ…誕生日を祝い直さなきゃ♪」<BR>
エリーは上機嫌で、妖精の木広場の草むらに寝転がっていた。<BR>
すると…コン!<BR>
エリーは突然後ろからげんこつを食らったのだ。<BR>
「痛ったーい!誰?」<BR>
振り向くとそこには…<BR>
「おい、このバカ!おまえ、自分が何やったか分かっているのか?」<BR>
ダグラスだった…。<BR>
「何やったって…日食で真っ暗だったの空を明るくしただけでしょ!」<BR>
エリー強い口調でダグラスに返した。<BR>
「おまえの自分勝手な行動でどれだけの迷惑が出ているのか、知らないのか?」<BR>
ダグラスはあきれ顔で言った。<BR>
「…迷惑なんてかけて…」<BR>
エリーは視線を落とした。<BR>
「いや、暗闇を好むコウモリとかの生物はどうなんだ?<BR>
年に一度この日だけは一日中空を飛び回れるからな。<BR>
お前はそんなコウモリの楽しみを奪ったことになるんだぞ!」<BR>
ダグラスらしからぬ的を当てた意見に、エリーは無言になってしまった…。<BR>
「しかもそうポンポンと自然の現象を自分達の思い通りに変えて<BR>
いいと思っているのか!?<BR>
お前は錬金術で色々なものを手助けするんじゃなかったのか!?」<BR>
ダグラスの痛点を的確にえぐる指摘に耐えきれず、エリーはついに<BR>
「…私の誕生日すら覚えていなかった人に、そんな事言われたくないもん!」<BR>
と言い捨てて、泣きながらアトリエの方へ走って行ってしまった…<BR>
「おっおねーちゃーん!」<BR>
「オイちょっと!あの変な球体、どうするんだ!」<BR>
ダグラスはエリーに向けて叫んでみたが、答えは帰ってこなかった…。<BR>
その後、すぐに人工太陽はその輝きを失い、燃え尽きてしまった。<BR>
そしていつも通りの日食の闇がまた世界を包み込んだ…。</FONT>
680デッパッパ:02/12/30 11:37 ID:zixuHiV6
<P><FONT size="5">
「ヒクッ…エグ…。」<BR>
ベッドの中で泣いているエリー。<BR>
昼間、ダグラスに言われたことで大変傷ついているようだった。<BR>
〈ダグラスがあんな奴だったなんて…〉<BR>
失望感で胸一杯になるエリー。<BR>
時計はすでに深夜11時をまわっていた…。<BR>
するとその時!<BR>
ドサ!<BR>
アトリエの前に何かが置かれる音がした。<BR>
「…?なんだろう?」<BR>
不審がりながらも玄関の扉を開けるエリー。<BR>
するとそこには…<BR>
「ウワ〜!きれいだな〜!」<BR>
ドンケルハイトの花束がそこに置かれていたのだ!<BR>
しかも花の間だからたくさんの蛍が飛びだしてきたのである。<BR>
しばらくそれを眺めていたエリー。<BR>
そしてそのうちに…<BR>
「クス!ダグラスらしいや!」<BR>
と、笑い始めたのであった。<BR>
「ねえねえお姉ちゃん、何でこの花束がダグラスさんからだと分かったの?」<BR>
不思議がる妖精さんたち。<BR>
その花束には手紙など付いていないし、<BR>
包み紙にも何も書かれていなかった…。<BR>
なぜエリーはこの花束がダグラスからのって分かったのだろう?<BR>
「それはねっ・・・ドンケルハイトの花言葉って『謝罪』なんだよ・・・。」</FONT></P>
681デッパッパ:02/12/30 11:38 ID:zixuHiV6
・・・ビルダーから引っ張り出してくるんじゃなかった・・・・
682名無しさん@ピンキー:02/12/30 11:41 ID:TYy8ku40
乱れまくる痴女
http://www.pink1.com/
683名無しさん@ピンキー :02/12/30 19:14 ID:Osnz35ji
ぐっとジョブ!
お疲れ様です。デッパッパさん過去にいろいろと大変な目にあったようですが
めげずにがんがれ!
684名無しさん@ピンキー:02/12/31 03:11 ID:ZBn8+cYH
保守。
685名無しさん@ピンキー:03/01/01 14:54 ID:tm3zpxJ+
凄いなぁ・・・このスレ。
ちゅーか近い内にクリスタものが書きたいなぁ・・・
盗賊キャラとか怪盗キャラ大好きですし。
ここカップリング物とか良しですか?好き嫌いありそう・・・
686名無しさん@ピンキー:03/01/01 17:34 ID:awTrrdPA
>685ここはなんでも歓迎なので(w)okだと思いますよ〜
687名無しさん@ピンキー :03/01/02 22:07 ID:7B/0fAHs
>>685
いや、むしろ大歓迎です。

そういえば、穢れた力さんのところのページ大改装中のようです
(掲示板もいつの間にか消されているし)
688名無しさん@ピンキー :03/01/03 23:13 ID:6/VCid2j
保守
689名無しさん@ピンキー :03/01/05 13:22 ID:JOvZklDV
hosyu
690名無しさん@ピンキー:03/01/06 12:52 ID:sdF8oYT/
あの、リリーの服はどういう構造になってるんでしょうか?
ちょとだけ教えてもらえませんか?
691名無しさん@ピンキー :03/01/07 04:45 ID:NLgRmvqh
sage
692名無しさん@ピンキー:03/01/07 12:17 ID:InJvX/Zg
>690 ちょっと調べてみたけど上半身の絵しかないね
693名無しさん@ピンキー:03/01/07 13:56 ID:TR32sb67
白いシャツに下は普通のズボンで、
青いのは胸の下で紐で結ぶ、上から羽織るコートみたいに見えます。
お腹の辺りに黒い腹巻(wみたいのがありますがどうなってるのかは不明。
694名無しさん@ピンキー:03/01/07 22:29 ID:dSSXlXrm
黒いのはコルセット?みたいになってて
うしろがわでぎゅ〜〜〜〜〜っ!!と締めつけてると
自分は解釈する事に決めたんだが、実際はどうなんだろう?
柄はチロルっぽいけど、ああいう物があるのかな?
695穢れた力:03/01/07 23:32 ID:8UlRpnee
新春淫乱ユーディーたん投下。

(1/3)
「んくっ、はああ、っ」
ユーディーの工房、ベッドに横たわったユーディーが背中を丸めて、
甘い声をこぼしている。
「ヴィトス、好き……ヴィトス」
上衣の前ははだけられ、めくられたアンダーシャツからはふくらみかけた乳房が
顔を出している。片手で乳房全体をもんだり、乳首をつまんだりしながら、
反対の手を足の間に伸ばす。
「好き、っ。ヴィトスに、されたいよ」
下着の中に手を入れると、すでにそこはぐっちょりと湿っている。下着を脱いで
足に絡ませたまま、ユーディーは自分の敏感な場所に指を使い始めた。
「ヴィトス……ああっ、あたしの事、抱いて欲しいの」
上を向き、足を大きく開く。
「キス、して、胸触って……あたしの恥ずかしい所、いじって……」
目をつぶってヴィトスに抱かれている自分を想像し、だんだん興奮してくる。
「舐めたい。ヴィトスの、固くて太いの」
想像すると、ぞくっ、と身体がふるえる。
「口に入れて、舐めさせて……それで、お口にいっぱい、ミルク欲しいの」
右手で敏感な突起をこすり、左手の中指を実際にはまだ男を知らない熱くて
狭い穴の中に差し入れる。
「ヴィトスのミルク、こぼさないで全部飲むから、ごほうびに、あたしの事、
 お……犯してえっ」
目に涙が浮かび、指の動きはどんどん早くなってくる。
696穢れた力:03/01/07 23:32 ID:8UlRpnee
(2/3)
「痛くても、いいの。ヴィトスに、乱暴に、されたいよ」
今度はロープか何かで腕を縛られ、泣き叫びながらヴィトスに無理矢理
犯されている自分を想像する。
「許して、ヴィトス……ああっ、あたし、ヴィトスに犯されてるうっ!」
蜜があふれている穴から中指を抜く。
「男の人の……ヴィトスの、って、どれくらい太いのかな。やっぱり、
 指二本くらいはあるのかなあ」
今度はその指に人差し指をくわえ、もう一度ゆっくりと入れていく。
「痛い……」
ぴりっ、とした痛みを感じながら、それでも二本の指を奥まで飲み込ませる。
「ヴィトス、痛いよ……痛いよ、やああっ」
ぬるぬるした蜜を絡め、小さく固くなっている突起をこすりあげる。
「ああっ!」
びくん、と汗にまみれたユーディーの身体がのけぞる。
「いっちゃうぅっ、だめっ、だめえっ!あたし、ヴィトスに犯されて、
 いく……ヴィトス、好き、大好き!」
顔を真っ赤にして息を詰まらせると、
「ヴィトスぅっ!!」
ぎゅっ、と目を閉じて一気に登り詰めた。
「ああっ……あ……」
自分の胎内が自分の指をひくん、ひくんと締め付けているのを感じる。
やがてそれがおさまると、ゆっくりと指を抜く。
「はあっ……」
697穢れた力:03/01/07 23:34 ID:8UlRpnee
(3/3)
ぐったりとベッドに沈んで、乱れた呼吸を整える為にゆっくり息を吐く。
「また、しちゃったよう」
根元まで蜜で濡れている指を顔の前に持って来て、とろん、とした目で
その指をぺろっ、と舐める。
「……変な味」
息が落ち着いてくると、身体をゆっくりと起こす。枕元の棚の上に置いてある
やわらかいゼッテルでぬるぬるになってしまった場所をきれいに拭いてから、
下着をはいて上衣のボタンをかける。
「さて、お仕事がんばらなきゃなあ」
ベッドから立ち上がり、軽くのびをすると、調合用の大釜の前まで歩いて行った。


ドアの外では、借金の取り立てに来たものの、部屋の中から聞こえてきた
ユーディーの声に呆然としてしまったヴィトスが立ちつくしながら、
(うーん、ユーディットの指二本よりは太いよなあ……大丈夫かなあ、
 いやまずそんな事より僕の方から告白するのが先かな……)
などとぼんやり考えていた。


>687たん
サイト直りましたよ。どうもどうも。
698ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 04:41 ID:pn0vy3om
勝手に裏設定を作ってみたりする。本来の設定とはあまり関係がない。
今回はマリー&シアの親友コンビ。反響が良かったらルイーゼとミルカッセも書くつもりT.マルローネ(cv・池澤春奈)
身長158cm体重49kg・B86cm
好きなプレイ・パイズリ、フェラ、しゃがみ騎上位と自分が責めるプレイ
感じるプレイ・感じる順から
       乳揉み、搾乳、強制パイズリ、乳首責め、強制放尿、マンコ責め、獣姦、
       輪姦、強制フェラ、と無理やり犯される系。
性感帯・おっぱい、乳首、クリトリス、マンコ(感じる順から)
699ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 04:43 ID:pn0vy3om
特技・ホットで非常にうまい母乳を出せる(左右それぞれ2g)。
特徴・絶頂に達する時必ず母乳を噴き出す。
初エッチ・16歳の時になんと近所の野良犬と!以来やみつきになっている。
     人間とは10歳の時「乳首」の友、もとい「竹馬」の友である
     シア・ドナースターク嬢とお互いに乳首責めを経験!
マンコに金色の毛が生えた歳・11歳(シアとのえっちの影響)
いつも履いているひもパンツの色・うすい黄色(元々は白だったが尿で変色)
主な対戦相手・クライス・キュール(1日ごと)
       シア・ドナースターク(週に1回)
       近所の野良犬たち(毎日)
       酒場のよっぱらい達(店長も含む。酒場にいくたび)
口ぐせ(エッチ時)
  「だ〜めんっ!(喜)」「もっともっとォォ〜〜」「ぴぎゃぁッ(ハートマーク)」
  「くぴぃっ!」「あうっ!」「はひはひんっ」「イッけぇ〜〜(パイズリ時)」
  「(ズコ!ズコ!)・・クスん(泣)・・(ちゅぱ!チュパチュパ!)ひゃんっ!   ・・ハァ・ハァ・・きっもち・・ィイイ〜〜〜〜ひィィィ〜〜〜〜〜んっっっ!!
          (ブシュゥッ!どびゅる!どびゅる!)(フィニッシュ時)」
700ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 04:49 ID:pn0vy3om
備考・マリーのアトリエの主人公で上は黒の皮製のブラ、
下はスパッツの上に踊り子のような布を着たへそだしの爆乳金髪美少女。
学業をほったらかしにして夜な夜な夜這いをしてセックス三昧の結果
、工房で5年かけて作った作品により、ふたなりの刑執行か否かを判定される羽目になってしまう。
701ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 04:52 ID:pn0vy3om
生活費を稼ぐため週に3回酒場でオジさん達生活費を稼ぐため週に3回
酒場でオジさん達ののお相手を勤める。
アイテムを渡すたびに15人もの酔っ払い(シラフの店長も含む)
に輪姦される哀れな少女でもある。
表向きは暮らしに役立つアイテムを製作する工房だが
深夜2時以降から風俗店に変わりひもパンツ一丁で相手を待つ。
気分によりノーカップブラ+サイドリボンパンティ+ガーター+ストッキング(黒)をはく。予約制だが人気は抜群らしい。
702ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 04:54 ID:pn0vy3om
普段はえっちなことは考えもしないが
いったん入れられると
めちゃくちゃによがり声を上げ母乳をびゅんびゅんだして
イってくれるので非常に犯しがいがある。
大変ずぼらな性格でよく罰として公衆の面前で
ケツ叩き100回の刑にされ感じちゃっている。
また一度寝坊した時にノーパン・ノーブラ布なしで登校!
午後出勤したイングリドに言われるまで気付かなかった。
その日は朝から彼女の透けて見えるおまんことぴちぴちのお尻にくぎずけで
質感たっぷりのおっぱいがまるで生きているかの様に
たぷんたぷん揺れるたびに、果ててしまう男子生徒が続出!
まるで授業にならなかったという。
その時の格好が意外と動きやすかったので
毎年夏はそのスタイルで街をうろついていたが
お巡りさんに注意されたため涼しいだけの理由でエロ水着に変えた
もっとも目を盗んではノーブラで歩いているが。

もっとも優しい面もあり仲良しの野犬たちに毎日精液を処理してあげている。
最近は恋人クライスが出来たため親友のシアとえっちできずにいて寂しい。
703ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 05:02 ID:pn0vy3om
U.シア・ドナースターク(CV.大沢つむぎ)
身長152cm体重40kg
好きなプレイ・放尿、パイズリ、乳吸い。
感じるプレイ・感じる順に乳吸い乳揉み、オナニーと
       おっぱいを責めるものが多い
性感帯・おっぱいとおまんこ。
    ただし、絶頂モードの時は全身になり、
    以前太ももを舐められたぐらいでイってしまった事がある。
特技・いいにおいのおしっこを随時噴き出せる。
   医者によると薬の副作用によるもので性的快感を引き起こすらしい。
   全く臭くなく汚くなく量も飛距離も自由自在。
   ただしおっぱいをもみくちゃにして吸ってあげなければならない。
特徴・生粋のツルツルおまんこ。
   異常に柔らかく圧力を加えると音を立ててかえってくる。
初えっち・10歳の時、6歳の男の子と。朝までつながっていたらしい。
趣味・手品、コスプレ。オナニー。
内緒のお仕事・会員制のノーパン喫茶、ストリップ店をかけもちしている。
持っている服・舞、春麗のコスプレ服、エロ水着、ナース服
       極透けチャイナドレス、DOA1、2、3の隠しコスチューム
自慢のランジェリーコレクション
  ノーカップブラ、、バックハートパンティ、
リボン付サスペンダーパンティ(紫)
  ブリティッシュショーガールブラック、
フラワーレースとラメの輝きが甘い
  チャームのブラ&ショーツセット、
オープンブラ&オープンパンティセット(黒)
  株式会社セリオのHPでどんなのか確認してください
704ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 05:04 ID:pn0vy3om
内緒のお仕事・会員制のノーパン喫茶、ストリップ店をかけもちしている。
持っている服・舞、春麗のコスプレ服、エロ水着、ナース服
       極透けチャイナドレス、DOA1、2、3の隠しコスチューム
自慢のランジェリーコレクション
  ノーカップブラ、、バックハートパンティ、
リボン付サスペンダーパンティ(紫)
  ブリティッシュショーガールブラック、
フラワーレースとラメの輝きが甘い
  チャームのブラ&ショーツセット、
オープンブラ&オープンパンティセット(黒)
  株式会社セリオのHPでどんなのか確認してください
長いので一時中断。近いうち書きこみます
705ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 11:05 ID:cpLb9y8L
対戦相手・クライス(毎日)
     マルローネ(週に一回)
     自分(毎日)
     エリーの家で働いてる妖精さん(毎日。ただしエリーのアトリエの時)
     お店のお客さん(3日ごと)
装備・ムーニーマン(ノーパンの時。赤ちゃん用なのでよくちぎれる)
  ・バイブレーション。パンティの隙間から突っ込んでいる。
            歩くたびに強弱が変わる。開脚時にMax。
  ・ケツ部分にでっかいハートの穴が開いたパンテイ
  ・フリルのついたレース製のランジェリー(両親からもらった)
  ・ガーター(黒)
706ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 11:07 ID:cpLb9y8L
・リボン付サスペンスパンティ。バイブをVの谷間から突っ込んでいる。
   おっぱいはこれで固定しているがよくこぼれる。
  ・超ミニスカ(ゴムひもにフリフリを10cm縫い付けただけだけ)
  ・無色透明のゴムキャップを乳首にはめている。穴が開いていて糸が通されている。
 糸は片方のキャップを通り首の後ろを通って輪を作り
 おっぱいを持ち上げている。
 糸が短いせいかおっぱいが上に引っ張られている
  ・フリフリの服(これはゲーム通り。)
   この下に通常はキャップ&ガーター&パンティ&バイブを着用。
   ゆったりとした服はえっちなかっこうをかくすカモフラージュである。
707ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 11:58 ID:cpLb9y8L
解説・シアはズゴッくが一番かわいいと思うオナキャラなので
気合いれて書きます。マリーの生涯の親友であり
マリーのえっち人生に大きな影響を与えた人物。
人形みたいな容姿の童顔で金髪の三つ編み。
ロングなので髪型も変えられるのでは。
声もときメモの藤崎詩織だし、フリルの炉利服がかわいいと思います。
お金持ちの箱入り娘でえっちに疎く
欲求不満そうなところや甘えん坊で泣き虫な性格は
存在自体がエロイと思う。エリーのアトリエでは人妻にもなるし。
家が金持ちだからランジェリーをきっとたくさん持っているでしょう。
708名無しさん@ピンキー:03/01/08 11:59 ID:odweMbKH
先輩ホントでした!マジでぶったまげました。
200の作品が無料で見られました。とっても興奮しました。
思わず2発抜きました!とっても気持ち良かったです。
http://www.pinkonion.net
709ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 12:02 ID:cpLb9y8L
輪姦は嫌いだが嫌がりながらも結構楽しんでいる。
好きな人とタイマンで気絶するまでやるのが好き。
年下の男の子が好きでよく誘しています。
不治の病に犯されておりゲームでは触れなかったが
実は常に睡眠時以外、常に性的快感を感じていないと死んでしまう病気です
そのため常にえっちな格好をしておりオナニーをかかしません。
いつもマリーの横にいるため貧乳と見られがちだが
実は両手で隠しきれないほどのおっぱいの持ち主(自分内ではFカップ)
そのため自分で乳首を吸えて、乳首と乳首をこすり合わせることも出来る。
人間の触覚で最も性的快感を得られる
体温、質感のためマリーには劣るものも結構ヌける。
710ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 12:05 ID:cpLb9y8L
趣味はオナニー。みずからローションを塗りたくり、
ピンクロータでオナニー開始すごい勢いでいってしまう。
ふたつの乳をそれぞれ吸い揉みながらの放尿が大好きらしく
しょっちゅうしている。タイマンでは相手に太ももを
持ち上げてもらっての正常位がお気に入り。
この時シアちゃんは抱き着いておっぱいをこすりつけてくれるので
相手も大はしゃぎ!
 キャバクラにも見参!実物大着せ替え人形として
たくさんのランジェリーや水着を着せ替えされちゃってます。
黒のガーターがとてもよく似合との評判。
最後には必ず目隠しされ、水着を少しずつハサミで
ジョキジョキ切り刻まれ遊ばれてしまいます!
少しずつ露出される巨乳生人形の体!たまりませんねえ。
あんまりにも大きすぎて、水着の脇の部分からはみ出してしまう巨乳
。目隠しをされながらのフェラ&挿入!
当然たくさんの男の子がおっぱい丸出しのシアちゃんを見て大興奮です!
711ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 12:08 ID:cpLb9y8L
夜のお仕事は大変熱心でアトリエシリーズでもT、2位を争う
ねっとりとした濃厚フェラでいちもつを責めまくり。
思わず声がれてしまうほどのテクでもうたじたじ!
フェラチオで裏スジやたまたままでしっかりナメナメしてくれます。
甘えん坊であるが犯されているよりはむしろ犯している悪い子です。。
ただし6回相手に抜かれると絶頂モードに突入!
腰をクネクネ動かし絶叫しながら自分で感じまくり。
お○んこをこねくりまわし気持ちよさそー!
立ち上がってチンポを突き出す相手の顔をゆっくり見つめると、
ゆっくり美味しそうにチンポを可愛くフェラ!! 
お口でしっかりザーメンをうけとめます。
正上位⇒立ちバック⇒最後は顔射です、
顔者された顔を見えると初めて顔射されたのか?って思うほどの表情で
、これまたマニアにはたまらない 。全身が性感帯になり母乳も搾り放題!
自分がイキながら相手も昇天させさらに6回ヌいた後気絶する
わがままっぷりにはあきれるほかありません。
一見ウブな美少女がそのお人形さんみたいな顔からくりだされる
想像もつかないテクニック、根気強くヌくことでイキまくっちゃう所が
お客さんには、たまりません!
712ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 12:11 ID:cpLb9y8L
みんなにやさしいシアちゃんはストリップでも人気者です。
笑顔で気持ちよさそうにおしりをフリフリするしぐさがとてもかわいいと
言われています。また演舞台から黄金の温水をかけたり
マンコをコスコスこすって世界国旗をだす手品が大反響。
エロエロ放尿シーンもあり見ごたえ十分。
握手代わりにパイズリで抜いてあげるのがとてもかわいい。
収入は1日銀貨五千枚。(国民の平均収入が1日につき銀貨五百枚。)
ブラジャーをつけるのが嫌らしくいつもノーブラ。
露出度の低いフランス人形みたいな服の下に
とってもスケベなパンツを
ちっちゃなリボンでおっぱいをアピールして
ひもでつるしているいけない子です。
たまにおむつをはいて放尿しながら歩いているがよくちぎれるため
途中で道におしっこが飛び散ってしまいます。
地面に落ちたおしっこだらけのちぎれたおむつを見られて顔を真っ赤にする
シアちゃんは少しかわいそうです。フリフリの服の下には
えっちなかっこうをしており毎回変わる。
いつもは必ずバイブをしているが(そのためゲームではやけに声が小さい)
運のいい人はノーパン、ノーブラのシアちゃんが飛び出てくるそうです。
713ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 12:13 ID:cpLb9y8L
恰好のえっちの相手であったマリーを取られた腹いせに
童貞の少年クライス・キュールの初体験を奪ったところ
とても気持ちがよかったのでマリーの目を盗んではセックスをしています。 おっぱいをもまれて、吸われて、挟まれてもらいそしてお○んこの方は電動マッサージ器でグーリグリと思いっきり責められちゃいます。(マリー編)
(追加 エリー編)
結婚をしているが政略結婚のため夫に愛を感じていない。
もっとも夫は犯す気十分であったが初夜に肉体不能になる薬を
シアに注射され目の前で堂々と犯される妻の体をおいしそうに
見るだけである。
現在はクライスと不倫中。
ローター、バイブレーター、パイずり、フェラと
人妻テクでクライスを魅了。見物は自分で自分の乳首を舐めるシーン。
巨乳がゆうっくりと人妻の口まで運ばれるさまが感動もの。
やっぱり人妻ってエッチですね。
また妖精さんにも興味をもち毎日性教育指導と題し、
4Pで手コキ、パイズリ、フェラをみっちりと手ほどきしてあげている
いいお姉さんです。
いろいろ書いた末
プロフィールをもとにマリーやシアちゃんのエロ小説を書く予定です。
予定は未定ですが・・
714ズゴック(小)バヤ氏:03/01/08 12:17 ID:cpLb9y8L
シアちゃんが着ているランジェリーは実物を見てから想像するとかなり抜けます!
ぜひランジェリーショップのHPの通販欄を
みてください!絶対損はしません!
715名無しさん@ピンキー:03/01/08 12:25 ID:s/wbIdZv
テ、テンション高すぎるが大丈夫か?
716名無しさん@ピンキー:03/01/10 08:37 ID:6EiKEp/H
嵐かとオモタ
717名無しさん@ピンキー:03/01/10 10:40 ID:J1izSRG1
>695 イイ!
718スラーネッシュの司祭:03/01/10 14:03 ID:okAwo+Kd
Mrズゴック、あんた最高や、ぜひSS書いて下され。
719名無しさん@ピンキー:03/01/10 23:25 ID:1LvteEOa
>716
俺も嵐かとオモタ

>695
穢れた力さんグッジョブ(・∀・)イイ!
720名無しさん@ピンキー:03/01/11 01:48 ID:RSiAWwBs
 設定だけ書いて放置プレイせんでくれい……

 これだけではなんなのでマリーのエロ
 ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~simone/kirsche/hen2.htm
 ただマリーが教師になったエンドネタなんで、伊達メガネに
ぶっかけと異物挿入とフェラとか、ノーマルではないす
 男は孕ませ趣味の変態鬼畜クライスです。

 穢れた力さん、いつもいいもの見させてくれてありがとう
サイトの方も頑張ってください
721名無しさん@ピンキー:03/01/11 13:22 ID:mbQ850W7
この前の荒らしが来てるのか。
自作自演の匂いもする。


とりあえず、目を開けたまま寝てしまうルイーゼさんにハァハァ。
722名無しさん@ピンキー:03/01/11 23:40 ID:xnCAYyPO
別に嵐でも何でも楽しめた人がいるならそれで良し。

穢れた力さんはいつも(・∀・)イイ!ねえ。
723山崎渉:03/01/12 07:36 ID:03JDXYHX
(^^)
724名無しさん@ピンキー:03/01/13 06:50 ID:uVXGkqLZ
>>721
目を開けたまま眠るのってルイーゼたんじゃなくてイクシーたんじゃなかった?
個人としては
ルイーゼ×イクシーに(´Д`;)ハァハァ
725名無しさん@ピンキー:03/01/13 07:13 ID:jPe/RRgS
204の作品が無料で見放題!
http://www.gonbay2002.com
726デッパッパ:03/01/13 10:47 ID:/eiz39j7
727170:03/01/13 11:06 ID:zlZJuZ62
>724
それは…ちょっと接点がなさすぎて難しいすねぇ。
イクシーにもうちょっとイベントあれば良かったんですが。
728721:03/01/13 13:15 ID:2lvcjJjE
>>724
確認しますた・・・
 ∧‖∧
729名無しさん@ピンキー:03/01/14 12:16 ID:gcMMnSoP
>728 イキロ
730名無しさん@ピンキー:03/01/14 15:21 ID:qSCst4Xp
>>727
やはり、接点が無いと難しいですかね。
では、ロマージュ×ミルカッセ
どうですかね?
パーティメンバーに加えれば接点はありますが・・・。
温泉入るイベントで
エリー×ロマージュ×ミルカッセはどうでしょう?
>>728
氏ぬな、生き抜け!
731名無しさん@ピンキー:03/01/15 13:19 ID:ZuYIjLZ6
今更ながら、マリー萌え。
むっつり優等生なクライスに言葉責めされてるとこ読みてえ〜。
誰かキボン
732名無しさん@ピンキー:03/01/15 14:09 ID:IiHGRu1V
733名無しさん@ピンキー:03/01/15 14:54 ID:Rvxv5RWP
>>731
>>720にサイトあり。
734名無しさん@ピンキー:03/01/15 21:39 ID:cM0AJYO5
>>731
>>721

同じ人か?
735731:03/01/15 22:31 ID:ZuYIjLZ6
いや、漏れは今日初めて来たんだが。
過去ログきちんと読んでなかったよ…
スマソ、逝ってくる。
736名無しさん@ピンキー:03/01/16 00:14 ID:699JnErX
http://www6.ocn.ne.jp/~endou/index2.html
     ★YAHOOOプロフィール★
737名無しさん@ピンキー:03/01/16 01:05 ID:zIULlAKO
>720
そこ(・∀・)イイ!

ユーディーが見たいよう。
738名無しさん@ピンキー:03/01/16 02:45 ID:Kx/oGWx2
>>720のところのと穢れた力さんの小説は、両方とも優男とくっついてるのが共通点でつね
739名無しさん@ピンキー:03/01/16 03:52 ID:n1n13SJW
優男の言葉攻め萌えー
740山崎渉:03/01/17 07:22 ID:MZEjapKK
(^^;
741デッパッパ:03/01/17 14:44 ID:QkbiY7K/
また何か、書いていこうかな・・・。
742デッパッパ:03/01/17 14:44 ID:QkbiY7K/
ヘウレンの森。
昔そこには清廉な領主と清純な夫人が住んでいたと言われている。
しかしその話には大きな誤りがあった。
それは清廉な領主と清純な夫人と言う場面である...。


「フグ......フグ!」
うめき声を上げるエリー。
ここは今は無き領主、の家の中。
エリーはボールギャフをくわえさせられ、
鎖により手足を拘束されていた...。
「フフフフ...神聖なる私の領土に足を踏み入れてきたのが、
運の尽きだったな...。」
いすに腰掛けながら、
吸血鬼は含み笑いをした...。
この吸血鬼こそ、
今は無き領主が変形した姿である。
「フ...フグ〜!」
よだれを垂れ流しにしながら、
(ボールギャフの性質上、
付けられた者は声を出せず、
しかも屈辱的な事によだれが垂れ流しになってしまうのだ。)
瞳で哀願するエリー。
しかし吸血鬼は思いも寄らぬ事を口走ったのである...。
743デッパッパ:03/01/17 14:46 ID:QkbiY7K/
「フフフ...よだれを垂れ流しにしている姿など、
我妻にそっくりだな...。」
「フ...フグ?」
伝承と違うことに疑問を抱くエリー。
すると吸血鬼はおもむろに立ち上がった...。
「確かに一般の者達は、我妻を清純だと話して居るなあ...。」
吸血鬼は淫らな道具がぎっしり詰まった箱に手を伸ばした。
「しかし、それは民衆達の勝手な想像にすぎない。
昼間こそ民衆の前で清純そうに振る舞っていた我妻も...。」
箱の中からある一枚の写真を取り出す吸血鬼。
その写真には...。
「ヒ...ヒ...ヒグゥ!」
首輪以外何も付けずに、
四つん這いで散歩させられている夫人と
首輪の鎖を引く領主の姿が写っていた...。
しかも夫人の顔からは、光悦の笑みがこぼれている。
「夜になれば淫らな雌奴隷に早変わりだ!」
箱の中から今度は、普通なら犬が付けるであろう首輪を取り出す吸血鬼。
「この首輪にはどんな者も服従させる魔法がかかっているのだ。
たとえ気が強くても、魔法に対する抵抗力が高くてもな...。
ほら、ボールギャフをはずしてやる。
そうすれば自由に話せるようになるだろう...。
その代わり...首輪を付けた時おまえは自分の意志に関係なく服従の言葉を私に話さなければならないがな...。」
744デッパッパ:03/01/17 14:47 ID:QkbiY7K/
「ヒグ!ヒグゥ〜!」
必死に抵抗するエリー。
しかし体の自由を奪われている者にとって、
それほど無駄な行動はなかった...。
あっという間にエリーの身体を掴む吸血鬼。
「フフフ...。まずはボールギャフからだったな...。」
と言うと吸血鬼はエリーの口に付けられていたボールギャフをはずした...。
「う...ううう...」
「次に...この首輪を付けるのだったな...。」
エリーの首を掴み、勝ち誇ったような表情で
それを付けようとする吸血鬼。
「いや〜!誰か助けて!」
最後の希望を胸に叫び声を上げるエリー。
「フハハハハハ!この場所はヘウレンの森の最深層。
助けが来るはずなんて...
う!」
745デッパッパ:03/01/17 14:47 ID:QkbiY7K/
突然吸血鬼の顔色が変わった。
「へ!?」
何が起こったのか分からないエリー。
すると...
「き、貴様!...。昨日ニンニクをどの位食べた!」
吸血鬼の顔色が変わった原因は、
どうもエリーの口臭にあるようだ...。
「あ、そう言えば15個ばかり食べてきたけど...。
調合続きで疲れていたからね...。」
回想するように話すエリー。
しかしそうしている間にもエリーの口臭が吸血鬼にダメージを与えていた...。そして...
「く...く...口が臭い...グフ!」
吸血鬼は息絶え、灰になってしまった...。
こうして、エリーは助かることが出来た。
身体を拘束していた鎖も、
吸血鬼の魔力によるものだったらしく消え去ってしまった...。
しかしエリーの心の中にはあるトラウマが生まれていた。
それは...
(...しばらくニンニク食べるの、やめよう...。)
746デッパッパ:03/01/17 14:49 ID:QkbiY7K/
ヘタレ書きです・・・
はい・・・
もし、私の書いたその他の小説を読みたい方は、
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/5547/を
訪れてみてください。
よろしくお願いします!
747名無しさん@ピンキー:03/01/17 16:25 ID:l7DspSmh
2chで積極的にアピールするなんて、勇気ありますね(w
そしてSM属性ですか。でも面白いです。>デッパッパさん

そういえば、エリーもアトリエシリーズ新作もうすぐだね・・・
748百合の工房:03/01/17 16:47 ID:cfHyux/7
その日もいつもと同じお茶の時間のはずだった。
依頼品を取りにきたミルカッセにエリーは香りのいいお茶を出していた。いつもと違う香りのお茶を
「試作品なんだけど…。」
と遠慮がちに出すエリーにミルカッセは優しく微笑んで
「おいしい」と飲み干していた。
とりとめのないおしゃべりがしばらく続いていた。

749百合の工房:03/01/17 16:48 ID:cfHyux/7
ミルカッセの変調は唐突だった。顔が赤くなって、息遣いが少し荒くなっていった。それに気づいたのか、エリーが立ち上がると、工房の入り口に鍵をかけて、窓にカーテンをひいた。
「エリー…?」
薄暗くなった部屋の中で怯えたようにエリーを見るミルカッセ。
「効いてきたみたいだね。」
にこっと笑うエリーの笑顔はしかし、いつもと違っていた。
「エリー、お茶に何か入れたの…?」
「うーーん、身体が知ってるんじゃない?」
相変わらずニコニコと笑いながらエリーはミルカッセの胸をすっとなでた。
「は・・ん」
服の上からのわずかな刺激にミルカッセの身体はビクンッと跳ねた。
「ね、感じるでしょ?」
そう言うとエリーはミルカッセに唇を重ねた。余りのことに呆然としているミルカッセの口腔内をエリーの舌があっという間に犯す。
ねっとりと舌を絡められて、ミルカッセの身体の中心に感じたことのない熱が生まれた。
750百合の工房:03/01/17 16:50 ID:cfHyux/7
「あ・・ん、あぁん!」
エリーの手がミルカッセの豊かな胸をもみあげる。服の上からでもその刺激は薬で敏感になったミルカッセには強すぎた。喉を鳴らして身悶える。
「脱ぐ?」
エリーが唇を離してミルカッセの乳首を弄りながら尋ねた。エリーの愛撫に勃ち上がったそれは服の上からでも、はっきりと看て取れた。
「脱ぐ…?」
呆然とミルカッセが問い返した。自らの身体に起こっていることが信じられずに、頭がついてきていなかった。ただ、下腹部に生じた感じたことのない疼きはどんどん熱くなっていった。
エリーはあっという間にミルカッセの服を脱がせてしまった。
「あ…、いや!!」
ようやく事態をのみこんだミルカッセが弱々しい抵抗の声をあげるときには、エリーは下着姿のミルカッセを長椅子に押し倒していた。
「いやなの?」
エリーは少し残念そうにそう言ったが、手はミルカッセの下半身に伸びていた。
751百合の工房:03/01/17 16:52 ID:cfHyux/7
「でも、ここはそういってないよ。」
エリーの手がミルカッセの秘所に触れた。先ほどからの刺激で、そこはしっとりと濡れはじめていた。
「やめて…、エリー。」
「やめない♪ミルカッセ、可愛いんだもの。」
いたずらっぽくエリーは笑うと、ミルカッセの胸をはだけて、乳首を吸い上げた。
「あぁぁぁぁ!!」
エリーの指はミルカッセの快楽の蕾を探り当てると、それをくりくりと愛撫しはじめた。
「あ…、ぁぁん・・。」
ミルカッセの口から、際限なく喘ぎ声が洩れ始めた。
「ほら、感じるでしょ?」
エリーも少し息を荒げて耳元で囁いた。だが、快楽を追うので精一杯のミルカッセの意識にはもう、エリーの声は届いていなかった。
ミルカッセの秘所からはねっとりと蜜がたれはじめてきた。
752百合の工房:03/01/17 16:52 ID:cfHyux/7
「少しほぐすよ。」
エリーがミルカッセのなかに指を滑り込ませた。エリーの細い指はミルカッセの負担にはならなかったようで、エリーの指はミルカッセの蜜を絡めながらすぐに根元まで埋められた。
エリーは時折、ミルカッセに口付けながら、指を動かし続けた。指は一本から二本、三本と数が増えていった。
「ェ…、エリィィィィ!!」
ミルカッセがエリーの名を呼びながら腰を突きあげてきた。
「可愛いよ、ミルカッセ」
エリーもうっとりとミルカッセの乱れる姿を見ながら指をうごかし続けた。もう、エリーの手全体にべったりとミルカッセの蜜が絡みついていた。
753百合の工房:03/01/17 16:53 ID:cfHyux/7
「ひ…!!」
ミルカッセが細い悲鳴をあげてのけぞった。数回激しく痙攣すると、ぐったりと長椅子に沈み込んだ。
「イッたんだ。」
満足げにエリーは顔をあげると、半ば意識を飛ばしているミルカッセの顔を両手ではさんでまた深く口づけた。

「今度は私も満足させてくれる?」
エリーがミルカッセの耳元に囁いた。ミルカッセはこくんとうなずいた。
「じゃ、上に行こ♪ 続きはベッドで♪」
754名無しさん@ピンキー:03/01/17 16:54 ID:j8KHW1pL
http://www.media-0.com/user/gotosex/

        モロ見えワッショイ!!
     \\  モロ見えワッショイ!! //
 +   + \\ モロ見えワッショイ!!/+
                            +
.   +   /■\  /■\  /■\  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´ー`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_)
755百合の工房:03/01/17 16:56 ID:cfHyux/7
とりあえずもうすぐ退社時間なので今日はこのへんで。
上に行ってもミルカッセたん、鬼畜エルフィールに「あーんなこと」や「こーんなこと」されてヒーヒー囀く破目になるのです。

楽しんでいただけましたでしょうか?

しかし、就業中にこんなことができるんだからうちの会社、もうすぐつぶれるかなぁ・・・?
756デッパッパ:03/01/17 17:02 ID:QkbiY7K/
うむむむ・・・・
○スト社から直接(公開禁)
といわれた小説、
闇の煉獄(○ーディー×ラス○ル物)
を思い出してしまった・・・・。
あれ、消しちゃったしなぁ〜
757名無しさん@ピンキー:03/01/17 23:33 ID:354vCmWr
>百合の工房さん
いじわるなエリーいいですなあ。
お仕事支障をきたさない程度に(^^;
続き待っています。
758名無しさん@ピンキー:03/01/18 10:10 ID:M4WoXsg1
ミルカッセキタ―――(゚∀゚)―――
百合の工房さん、続き楽しみにしてます。
759名無しさん@ピンキー:03/01/18 10:16 ID:JTJvheHs
760名無しさん@ピンキー:03/01/18 15:34 ID:NhLdrzgU
どちらの話も少しひねりが効いてていいね!

そしてエロイゾ〜!
761名無しさん@ピンキー:03/01/18 23:17 ID:Qs/oxyXW
このスレ、空気変わったな。
762名無しさん@ピンキー:03/01/18 23:47 ID:x4FayN4p
>761
そんな事思っても言わなきゃいいのに…
763名無しさん@ピンキー:03/01/19 10:27 ID:QC+Pgqi1
スレも生き物だから、仕方ないっすよ。
764名無しさん@ピンキー:03/01/19 11:45 ID:W75WYa3q
>761
どう変わった?
はじめからエロパロ書く人と読む人と嵐しかおらんかったと思うが・・・。
765名無しさん@ピンキー:03/01/20 01:02 ID:qzs6tvT6
書き手が減ったのは悲しいな。
766名無しさん@ピンキー:03/01/21 12:09 ID:6QGrrCxL
職人期待sage
767名無しさん@ピンキー:03/01/23 12:47 ID:/6ToA+yv
ヴェルリリキボンヌ!
768名無しさん@ピンキー:03/01/25 09:35 ID:bXvzlioA
ロマージュたんはダメでつか
769デッパッパ:03/01/25 22:09 ID:QGQziO1E
今、アニスでネタ探し中です・・・。
しばらくお待ちを!
770名無しさん@ピンキー:03/01/26 03:17 ID:AVSs2REw
>百合の工房さん
ミルカッセ×エリー…ありそうでなかなかない貴重なSSThx!
続きも期待♪

>>727
SSではないけどエリー×ロマージュ×ミルカッセの
温泉ネタ見つけたんでどうぞ
ttp://www.izu.co.jp/~dk/e4k_3.html
771名無しさん@ピンキー:03/01/27 03:35 ID:02741OQz
保守。
772名無しさん@ピンキー:03/01/27 19:05 ID:6aPCAWHb
マリエリアニスでネタきぼんぬ
773名無しさん@ピンキー:03/01/28 00:49 ID:724oBOmn
憧れのマリーと幸せな同居生活が送れて、幸せなエリーたん。
そこへアニスとかいう小娘が乱入!
マリーを盗られそうになり、させてなるものかとアニスを
自分の性奴隷にしてしまうエリー…と言うのはどうか?

取りあえず、ゲームではまだ1年経ってないので
アニスたんを拝んでいないんだが。
774名無しさん@ピンキー:03/01/28 21:10 ID:H8uXu9bw
生きてるナワと生きてるバイブ(イメージ調合)で。
775名無しさん@ピンキー:03/01/30 06:45 ID:WrtbjZDZ
エリーの工房を訪れたロマージュたんが
生きてる縄でHに縛られるのに(;´Д`)ハァハァ
776名無しさん@ピンキー:03/01/30 16:23 ID:Ti7pe128
むしろナタリエが生きてるナワで捕まった時に
酒場のど真ん中でナワになぶられる方がハァハァできる。
無論マリーも巻き添え食らう
777bloom:03/01/30 16:27 ID:BF4HALEQ
778名無しさん@ピンキー:03/01/31 00:54 ID:mCfbZPuY
アトリエ新作キター!
ttp://www.salburg.com/products/a5/
779名無しさん@ピンキー :03/01/31 01:40 ID:B+kFejUG
>>778
アトリエ新作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
なんかおもしろそうですな。旅の人って誰になるんだろう・・・

ダグラスxセシルとの近親相姦キボンヌw
タイミング悪くその場に来たエリーが激しく嫉妬しての泥沼・・・
( ゚д゚)y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
780名無しさん@ピンキー:03/01/31 05:00 ID:w07uYYMB
ロマージュたんに
ハチミツをローション代わりにして
舐めたりパイズリして貰いたい(;´Д`)
バックで突いて最後は白いハチミツをロマージュたんに大量に中田氏して浴びせたい(;´Д`)
781vv:03/01/31 13:46 ID:eSk9Qr4J
http://www6.ocn.ne.jp/~endou/index2.html
      ★こんなサイト見つけました★
782名無しさん@ピンキー:03/02/01 11:01 ID:OL62fegF
このシリーズも長いねぇー
783名無しさん@ピンキー:03/02/03 05:46 ID:HT+ZvYND
新作出ますな。
ヴィオたん(;´Д`)ハァハァ
784名無しさん@ピンキー:03/02/04 01:14 ID:4YjEOnNY
パチ…パチ…
リリー、イルマ、テオの三人は最終を終え焚き火を囲んで食事をとっていた
「今日も大量だったな」
「そうねー、いつもこうだといいんだけれどね…」
「大丈夫よ、明日の運勢はかなりいいみたいよ」
タロットカードを繰りながら言うイルマ、
「そうなんだ、嬉しいな」
にこにこ微笑むリリーに思わず見とれるテオ、
「あれ、どうしたのテオ」
「な、何でも無いよ!」
顔を真っ赤にして慌てて横を向くテオ、
「ねぇ、リリーもうミルクいいんじゃない?」
「あ、そうね」
火からポットをおろし各々の湯呑に注ぐ、
テオの湯呑にはリリーは何かを入れた。
「あれ、姉さん、何を入れているんだい?」
「これはね、テオは甘いのが好きでしょう?
 だから蜂蜜をいれたのよ」
憧れの女性の気遣いに感動するテオ、
嬉しそうに湯呑を傾けた。
「あ、甘くて美味しいよ、姉さん!」
「ふふふ、ありがとうテオ」
「あー、いいなーテオ」
そう言って笑う少女達は妖しい笑みを浮かべたような気がした、が、
嬉しそうにミルクを飲む少年が気づく訳がなかった。
785名無しさん@ピンキー:03/02/04 01:46 ID:4YjEOnNY
夜もふけて草木も眠る時間の頃、テオは違和感を感じて目を覚ました。
「うーん…」
寝惚けたまま体を起こそうとする、
が、手足に根っこが生えたように体を起こす事は出来なかった。
「……!?」
一気に目が覚め、首を手のほうに向ける、
信じられない事にテオの両手首は頭上で結ばれ地面に張り付けてあった、
慌てて足も見るが足も同じようになっていた。
「な、何だよこれ!」
「あら、目が覚めたの」
「リリー、もう少し目を覚ますのは後じゃなかったの?」
「この位は個人差よ」
張り付けにあっている自分を見て全く動じない二人は明らかに変であった、
「姉さん、イルマ!
 これはどういうことなんだよ、解いてくれよ!」
「それはだめよ」
悪ぶれる事も無くしれっと答えを返すリリー、
「何でだよ!?」
「それはね…」
横から熱っぽい目をしたイルマが続けた、
「テオが可愛いからつい悪戯をしたくなっちゃたのよ…」
イルマはテオの胸をはだけさせ指でなぞった、
「うっ…」
胸をなぞられる妖しい感覚にテオは思わず声をあげてしまった。
「ほら…、可愛いわ…」
「私達がこんな事をするのもテオが悪いんだからね?」
「何でだよ!なんで俺が悪いんだよ!?」
リリーの思いもよらぬ言葉に憤慨してしまうテオ、
「だって…、貴方、意気地なしなんだもの…」
唇に指を当て可愛らしく笑うリリー、
「何で俺が意気地なしなんだよ!?」
786名無しさん@ピンキー:03/02/04 01:47 ID:4YjEOnNY
「こんなに可愛い女の子が二人も居るのに貴方何もしないんだもの…」
「それって女の子に失礼だよねー、自信無くしちゃうよ」
「本当よね」
ねー、と声をそろえる二人、その隙に必死に抜け出そうとするテオ、
「駄目よ、その縄は切れないわよ、
 でもイルマ、テオっていつも私の胸を見ているんだよ」
「そうなんだー」
「よくちらちら見るんだよ」
「リリーの胸大きいからねー、
 ね、テオ、もっと自分に正直になろうよ?」
「姉さん!いいから離してくれよ!
 それに正直って何の事だよ!!」
「そうね…、例えば私が昨日水浴びをしていたときかな?」
「…!」
「最初は…、ストルデル川で水浴びをした時ね」
「そ…、それがどうしたって言うんだよ!?」
「テオってば、それ以降私が水浴びする時必ず覗きに来ていたわよね?」
「そ、それは…」
「駄目って言っているわけじゃないのよ?
 テオだってお年頃の男の子だもんねー、
 女の子の体に興味あるのは当然の事だよ」
「それにね…、あなた覗いているとき一人でシテいたでしょう?」
「う…」
「昨日私とイルマが水浴びしていている時ふざけあったとき
 いつもより激しかったわね…」
気付かれていないと思っていた覗きがばれていた、
それどころか秘密の行為すら全てばれていたのか、
と思うと顔から火が出るような思いだった。
787名無しさん@ピンキー:03/02/04 02:53 ID:4YjEOnNY
「だ・か・ら、待っていたら何時になるかわからないから
 私達が手伝ってあげようと思って、
 もう!魔人も倒したからもっと自分に自信持って良いのに…、
 せっかくだから私達が全てやってあげるわ…、
 ね?イルマ」
「そうよ、テオはじっとしていればいいの…、
 全て私達がやってあげるから…」
リリーはテオに軽くキスをして下着を脱ぎテオの口に押し込んだ。
「静かにしていてね?」
ズボンをずらすと完全に大きくなったモノがそそり立っていた。
「あら…、もう大きくなっているのね、期待していたの?」
小悪魔的な笑顔でそれを見つめるリリー、
見つめられて耳まで真っ赤になるテオ、
「わー…、可愛い顔なのにこっちは立派なんだね…」
驚いたようにちょん、とモノをイルマは突付いた、
「ムグ…」
その感覚に身悶えするテオ、
「でもやっぱりテオのだけあって可愛いな」
そう言いながら二人は服を脱ぎ全裸になった、
「どうかしら?綺麗?」
「こっそりでなく、よく見ていいからねー」
ほっそりとしているが出る所はしっかりと出ていてバランスの取れた身体のリリー、
南方特有の均等の取れた色っぽいスタイルのイルマ、
心では駄目だと思いつつ裸体に釘付けになる目線、
いつもは遠くからこっそり覗きこむのでよくは見えなかったものが
テオの前で惜しげも無くさらされた。
788名無しさん@ピンキー:03/02/04 02:54 ID:4YjEOnNY
「ね、リリー、先にいい?」
「うん、いいわよ」
「…?」
「じゃあ、いただきまーす」
ぞくり、と、テオのモノに生暖かい舌が絡み付いた、
「ん、ん…、おいしいわ…」
丹念にテオを舐め回すイルマ、その舌の這う感覚に早くも達してしまった、
大量の精液がイルマに降り注ぎ全身を汚す
「ん!早いなぁ…、でもテオのミルクおいしいわ…」
うっとりとした顔で手に付いた精子を舐め取る、
「あ…、本当においしいわね…、濃くってとてもいいわ…」
イルマの胸に付いた精液を舐め取るリリー、
「ン…!乳首は弱いんだから駄目だよ…」
その言葉を無視して舌を尖らせ尖り出した乳首を突付き続ける、
「ああ…、駄目だってリリー…」
突付くだけでなく舐めたり、歯を立てたりする、
イルマはその責めをじっと耐えたが限界が来たようだ、
「だ、だめ…、あああああー!」
弱点を攻められ続け果ててしまうイルマ、
「ハァ、ハァ、リリー…」
恨めしそうだが満足げな視線を投げかける。
「ごめんね…、どろどろになったイルマ可愛かったんだもん
 それでね…、つい襲っちゃったのよ」
そう言いつつキスをする、
少女の痴態を見てテオのモノは再びはちきれんばかりになっていた。
「ふふふ…今度は私の番ね…」
大きくなったテオのモノを見てリリーは妖しい笑みを浮かべた。
789名無しさん@ピンキー:03/02/04 02:57 ID:YLK5sP7x
http://www.media-0.com/user/gotosex/

        モロ見えワッショイ!!
     \\  モロ見えワッショイ!! //
 +   + \\ モロ見えワッショイ!!/+
                            +
.   +   /■\  /■\  /■\  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´ー`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_)
790名無しさん@ピンキー:03/02/04 02:58 ID:XQij3XIL
この情報も参考になるかと。

http://pakopako.misty.ne.jp/enter.cgi?id=fdeai
791名無しさん@ピンキー:03/02/04 03:11 ID:n/nG/snR
SSキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
テオきゅんが可愛くていいですね。
続きを期待してます。
792名無しさん@ピンキー:03/02/04 03:32 ID:4YjEOnNY
イルマの性格が何か違う気がするが気にしないで下さい。


……テオって、受属性全開でしょ?
よって毒牙にかかる哀れな子羊役になってもらいますた。
サブタイトルは(メインはまだ考えていない)
「テオ受け百合風味」
793名無しさん@ピンキー:03/02/04 14:27 ID:oD9Vx0va
    lVVVVl
    |_モナ_|
   ∩ ´∀`)∩      久々にキター!!!
  ./ 〉____ノ      しかもエロいぞ!
 / ノ_ノ__ノ    百合も含まれてるのがイイね
  ~~し´(_)  
794名無しさん@ピンキー:03/02/05 12:25 ID:WbquX2vj
うーんいいなぁ・・・。
乙でした!
795名無しさん@ピンキー:03/02/08 03:20 ID:Xhyj1zPI
保守
796名無しさん@ピンキー:03/02/08 18:53 ID:RE6tYEjp
ミルカッセ物出来ました…が、
またレズだし出来も微妙(正直ミルカッセメインで無くなってしまいました)
なのでこっちで出す事にしました。
興味を持ってくださった方はメル欄をおながいします。
797名無しさん@ピンキー:03/02/09 02:47 ID:tSRCMZb3
>796
作品も堪能し、リンク先もグッジョブですた。

(・∀・)トテモイイ!!
798ズゴック小バヤ氏:03/02/10 21:27 ID:Vo3ZBOPv
1ヶ月ぐらい前にプロフィールを書いたズゴックです。
忙しい毎日で書きこむ暇がありませんでした。すみません。
今回はSS付きで長いんでオフラインで見るか
プリントアウトして見てください。
できれば1月上旬に書きこんだプロフィールを見るのがよし。
ズゴックはサイトのみでエロ本やビデオその他を見たことも
買ったことも無いので(マジ)内容は
他のかたの作品よりぐんと落ちると思います。あしからず。
ちなみに今回が処女作。
799ズゴック小バヤ氏:03/02/10 21:28 ID:Vo3ZBOPv
まずは恒例プロフィール
3ミルカッセ(CV井上久喜子)
好きなプレイ・放尿プレイ、股プレイ
       まんズリ(おまんこをちんぽにあててすりすりしてくれます)
感じるプレイ・放尿、ファック、まんぐり、まんズリ
性感帯・おまんこやお尻といった下半身が特に感じるようです。
    残念ながらおっぱいは感じてくれません。ただしオナニーは別。
    根気強く揉むといいことがあるかも?
特技・手コキの名人。いつもお祈りで手を合わせているためでしょうか?
   おしっこをスプリンクラーの様に飛び散らせることが自慢です。
  「シアちゃんと一緒におしっこをじょぼじょぼ出してたぜ!
ハア・ハア・(目撃談)」
特徴・つやがあってヤラしすぎるまんこのお@け。
(@の所を推理してみよう!)
   @むごとにおっぱ@が巨@化する(最大Gカ@@まで。)
800ズゴック小バヤ氏:03/02/10 21:30 ID:Vo3ZBOPv
初えっち・「・・・・しょ、処女です・・・・・(本人談)」
    「うっそー!(by今読んでいるそこのあなた)」
・・・実は幼稚園の時に初オナニーをしてます。
6歳の時カスターニェで海の男のちんぽをまんこに当てるまでいきました。
8歳(小三)で縦笛喪失。
十才から今日まで毎日欠かさず彫刻相手に
おしっこや愛液をしゃーしゃー犬みたいなかっこで
かけちゃってるすごい女の子です!
最近は裸の男性像のチンポをくわえて楽しんでます。えっちですねぇ〜。
ペッティング、フェラのみで挿入はしたことないそうです。
さすがはシスターです。
趣味・オナニー。耐久ペッティング。Hな器具作り。
ペッティング耐久時間・15時間。
最後はおしっこシャーシャー、よだれダラダラです!
えっちな道具・縄、ろうそく、バイブ、ひも、ローター、
媚薬までなんでもあり。
アブナイお仕事・性教育のインストラクター。ヌードモデル。
801ズゴック小バヤ氏:03/02/10 21:31 ID:Vo3ZBOPv
対戦相手・教会にくる人。
     毎日ちんぽを手コキしてくれる天使のような子です。
フェラもお上手!
気分がイイ時(つまり絶頂時)はまんズリもしてくれますよ。
解説・今回は人気が高そうなミルカッセをエントリーしました。
ミルカッセは個人的にもお気に入りのキャラでルイーゼよりも好きですね。
彼女をおかずにする人は声で感じるそうです。
ズゴックは露出度の低い子の方が性格も可愛いしかえって
色々裏のえっちな面が想像できて好きです(
ただしロリ好きではないためエリーやアイゼル、イングリドには興味無し
)。ミルカッセファンの人、もし抜けたら(ボッキまででもいいです。)
応援の書き込みして下さい。ではでは。
802ズゴック小バヤ氏:03/02/10 21:33 ID:Vo3ZBOPv
ミルカッセ(「たん」や「ちゃん」と愛称が多い子な気がする。)
おそらくエリアトでルイーゼと人気を二分していると思われる黒髪の美少女
。よく似合うショートヘア(普段は隠れて見えない)に
緑のおめめがキュートな花の15歳(14歳か?)。
やさしい口調でレベルも0からなので男として守ってあげたい人も
大勢いるのでは?ここからはエロ話。
清楚可憐な容姿とは裏腹に影では、
フローベル教会にその人ありと言われる手コキシスター
(手コキマスター?)。
前もって約束すれば夜中に懺悔室で
こっそりちんぽをコキコキしてくれますよ。
おかげで男性だけは毎日お祈りをしにきてくれるようです。
よく「募金してくれませんか?」と言って
おやじ達にボッキされちゃってます。
基本的にえっちは1人で、それもかくれてこっそりやるみたいです
803ズゴック小バヤ氏:03/02/10 21:34 ID:Vo3ZBOPv
ひとりえっちは挿入OKですが
ふたりえっちに対しては生ちんぽが怖くてできません。
まさにレベル0ですね。
と言ってもフェラはがぜん張り切っちゃうところから考えるに
、いれられなければ平気みたいです。
本人はそんな自分が情けない様ですが
むしろこっちのほうがいいとのファン続出です。
恥ずかしながらも一生懸命なフェラが
上手すぎ、エロすぎ、気持ちよスギます!
趣味としてロウソクを使った、とてもコッたHなおもちゃをつくってます。
ろうそくを60本も頼みにきたのは足りなくなったためか?
またシアちゃんに負けず劣らずの放尿マニアです。
二人は知り合いらしく箱入り娘で
欲求不満な所が似ているためかとっても仲良し!
いいことです。シアちゃんの紹介でアダルト写真集を販売してます。
イイことです!ドルニエ校長が言うには
けっこう大胆なすがたが写っているそうです。
804ズゴック小バヤ氏:03/02/10 21:35 ID:Vo3ZBOPv
おまんこもかわいらしいですが
ごまみたいなクリちゃんもなかなかの見もの。
まんこは毎日毛をそってるけど
3日も放っておくともうモシャモシャ状態!
自分でおっぱいに秘術をかけ、
本来の大きさからはるかに小さい胸にしています。
それでもDですが・・。
彼女が強姦されないのもこの秘術のおかげです。
しかし秘術の副作用でおっぱいから
なぜかホットイチゴ牛乳がぽたぽた出ますし
長時間の揉むと効果が解けちゃうのでただいまさらなる秘術を研究中です。
ダークな面としては女の子に性教育を教えてます。
聞こえはいいけど(よくないか)
実際は女の子相手に縄プレイや浮浪者を連れてきて
輪間させたりとかなり鬼畜なことをしています。
しかしこれも彼女の経験0からくる結果なので目をつぶってあげましょう。
805ズゴック小バヤ氏:03/02/10 21:37 ID:Vo3ZBOPv
すみません!一ヶ月分ためこんだだけあって相当な量なので
出直してきます。たぶん一週間後だとおもいます
本当にすみません!
806 :03/02/10 22:00 ID:OsHmuo9a
http://www.traffimagic.com/WIP15MMKOCA/comein/CHKGK?count=5
http://www.traffimagic.com/WIP15MMKOCA/comein/FSJPN?count=5
http://www.traffimagic.com/WIP15MMKOCA/comein/HDPNJ?count=5
  ☆。:.+:   /■\
   .. :.   ( ´∀`)     さら叩きの煽りで
     / ̄ヽ/,― 、\ o。。。   電話予約しちゃうの
.:☆   | ||三∪●)三mΕ∃.   なんでだろ〜♪
.:*    \_.へ--イ\  ゚ ゚ ゚
+:..♪.:。゚*.:..  (_)(_)     ☆。:.+:
 ☆。:.+::..   ☆:.°+     .. :
   。*.:☆゚x*+゚。::.☆ο::.+。 *ρ
218.180.70.31 , YahooBB218180070031.bbtec.net ,
807名無しさん@ピンキー :03/02/11 13:17 ID:Trt/YJqQ
sage
808名無しさん@ピンキー:03/02/13 13:13 ID:nYDHGBwV
電波波ズゴック
809名無しさん@ピンキー:03/02/14 01:40 ID:xRWyND4u
デムパはほっといてユーディー×ラステルでオネガイサマス。
810通りすがりに時事ネタ:03/02/14 23:33 ID:DIw8R5eA
ザールブルグの一角。連日何かしらの問題を起こし、人々から不安と嘲笑を買っている工房
『マリーのアトリエ』からは、朝から甘い香りが漂っていた。
アトリエの中には客人もいなければ妖精さんもいない、工房の主マリーだけが懸命にかまどを
かき回している。中身は………チョコレートのようだ………
「よし!出来た。後は型に入れて……と」
一時間後、自分の作ったハート型のチョコレートを見ながら、マルローネは独り呟く。
「受け取って……くれるかな……」
そういうとマルローネはチョコをラッピングし工房を後にした。

さて、ここで選択肢です。この後マルローネは誰の元へチョコレートを持っていった?
A・シア
B・イングリド先生
C・無難にクライス
住民の方の意見希望。

ユーディーハヨクワカラナイッス……スマヌ
811名無しさん@ピンキー:03/02/15 00:09 ID:8RcwKMvQ
>810
C・無難にクライス に1票〜。
きっとなんか、いろんな薬とかを混入してそうだ(w
812名無しさん@ピンキー:03/02/15 01:09 ID:D+C45+CH
Cでしょうな。一応、公式設定でも好意程度なら抱いているみたいだし。
義理とか言いながら渡しそう。ただし、味付けを間違えて、
訳のわからない薬品を大量に混入している可能は極めて高いでしょう(w
813名無しさん@ピンキー:03/02/15 01:39 ID:DV44W5TW
c  でも美味しくなさそう
814名無しさん@ピンキー:03/02/15 01:42 ID:D+C45+CH
ただし、その薬品は媚薬という可能性は(以下略)
実際、公式の漫画でクライスがマリーに作らせた惚れ薬を
ケーキに混ぜてから、マリーに食わせた事がある(当然、効き目がなく失敗したが)。
815名無しさん@ピンキー:03/02/15 17:06 ID:daDRp99X
>ズゴック小バヤ氏
おお、ほとばしってますね。
むしろこれぐらいパトスとリビドー溢れてる文を読めるのは
大変興味深いです。頑張ってくださいませ!
816名無しさん@ピンキー:03/02/17 00:36 ID:kY9cA4vs
無難にC
>814さん、あれはオチがありましてですな、
「両思い」だと効き目が無かったんですよ。
効果については、武器屋の親父で実証済み。という事は・・・?
817通りすがりに時事ネタ:03/02/17 21:51 ID:ST7dUWlQ
どうもでした(・∀・) というわけで『C』でいきます。
ちゃんと書きますんでちょいと待っておくんなまし。
818名無しさん@ピンキー:03/02/18 01:25 ID:0YIcZyhU
保守sage
819名無しさん@ピンキー:03/02/18 14:58 ID:sPlNGUY9
ところでこのスレももうすぐ512KBで、
もう一つ大作が投入されるとヤヴァい状況ですね。
通りすがりに時事ネタ氏のC案も気になるところだし。
ここらで次スレのタイトルやテンプレの案など出すのはどうでしょうか?
自分はオーソドックスに、
「アトリエシリーズ総合エロSSスレ」
として再出発するのがいいんじゃないかと。
820名無しさん@ピンキー:03/02/18 16:31 ID:Yw9MwwVy
でもとりあえず、Part2ってのも入れていいんでは?
821名無しさん@ピンキー:03/02/18 16:36 ID:CS90hI2i
「アトリエロSS」 は外せないと思う。
インパクト強いし。
822名無しさん@ピンキー:03/02/18 23:46 ID:qbfFkfpA
>821
うむ、「アトリエロSS」は外せないだろう。
「アトリエロSS・Part2」って感じ?

その「アトリエロ」という名タイトルを生み出した
かきやー氏は最近どうしたのかのう。
メル編ー、メル編まだーー?
823通りすがりに時事ネタ:03/02/19 05:47 ID:YJSe1t+O
時刻は午後3時。マルローネはクライスの自宅前へ来ていた。この時間帯、
クライスは丁度『お茶の時間』だ………以前頼まれた中和剤赤をこの時間に
届けたとき、「せっかくのお茶の時間………うんぬん…」と嫌味を言われた記憶
が蘇る。

「?……どうしたんですか?私は貴方に何も依頼してはいませんが………」

元来の人当たりの悪さから、この様なイベントに縁の無かったクライスは、マルローネの
訪問を驚きつつも彼女を部屋へと通した。
『ふふ……やっぱりお茶の時間だったみたいね』「はい!これ……」
心の中でこの状況を喜びながらもチョコを渡す。

「……………見たところ市販品ではないようですが、意外ですね貴方にも
チョコを作ることが出来るなんて」
「そんな事言って、ホントは嬉しいんじゃないの?………ねぇ、食べてみてよ…」
クライスとの付き合いもかれこれ長くなる。彼の嫌味にも十分慣れた……そして
何よりも、これから起こることがマルローネは楽しみで仕方がなかった。
824通りすがりに時事ネタ:03/02/19 05:48 ID:YJSe1t+O
クライスが異変に気が付いたのは、程無くしてからだった。マルローネへお茶の
お代わりを持とうと席を立ったとき、めまいを覚えた………手足も微妙に痺れを
帯び始めている。
「クライス……大丈夫?」台詞では心配をしているが、それとは裏腹にマリー
は『してやったり』という顔をしている。
「……なっ…マルロ……ーネ…さん……何を」
意識はしっかりとしているが、ろれつがまわらない。体も思うように動かせない。

マリーはそんな状態のクライスを支えつつ、彼をベッドへと寝かし
「大丈夫よ、効果は一時的なものだし、副作用もないわ」
笑顔でそう応えると、服を脱ぎ始めた
「ちょっ!……マルローネさん!何をするんですか!?」
「ふふ………わかってるくせに……」
そう言うとマリーはクライスの顔に自分の顔を近づけると、唇を重ねた。
「ん……んぅ………」
薬入りチョコの効果で、上手く口が回らないクライスをリードするように
積極的に舌を絡ませる。

825通りすがりに時事ネタ:03/02/19 05:49 ID:YJSe1t+O
「ふふ……気分はどう?気持ち良かった?」
「…………………」
不覚にも薬を盛られ、身動きが出来ない状態での恥辱に無言で堪えるクライスを
無視し、なおも続ける。
「ずーっとこの時を待ってたのよ。今まで散々好き放題言ってくれたけど、今度は
私の番…………長かったわ、貴方が私の作ったものを何の抵抗も無しに使って
くれる様になるまで」

「くっ!……全く……貴方という人は……」
何とか抵抗をしようと試みるクライスだが、上手く体が動かない。マリーに上に
乗られていればなおさらだ。
「無理しないで…………ここもこんなに大っきくなってるくせに」
そう言いつつ、クライスの下半身に手を伸ばす。そして素早くズボンを脱がせると、
既に大きくなったクライスのものを見つめる。

「ねぇクライス、気持ち良くなったらちゃあんと出してね。」
そういうとマリーはいきなりクライスのモノを咥えこんだ。
「んっ!」
クライスの甲高い声と共に腰が跳ね上がる。まるで薬の効果など関係無いかのように。

826通りすがりに時事ネタ:03/02/19 05:50 ID:YJSe1t+O
いやらしい音が鳴り響く。もうどのくらいの時間が経過したのだろう、まだ5分だけの
ような気もすれば、1時間も経ったような気もする。マルローネは始めの時こそ
『気持ち良ければ出しても良い』と言ったが、クライスはまだ1度も出すことが出来ない
でいた。マルローネは巧みにクライスの絶頂を操り、彼がイキそうになると愛撫を緩め、
その絶頂の波が引くと、また彼の弱点を愛撫し続けた。

「ねぇ……クライスどうしたの?私に気にしないで、いっぱい出してもいいんだよ?」
マルローネは意地も悪く話しかける。彼女にはクライスがもう少しで『堕ちる』と
いう確信があった。だが、ただ堕としたのでは詰まらない。彼を服従させるための言葉を
クライス本人の口から言わせたい。

「クライス、苦しいでしょ?こんなにヒクヒクしてるのに…………ちゃあんと
お願いしてくれれば、たくさん出させてあげるよ?」

もうクライスは限界だった、この言葉を口にすればどうなってしまうのか?
マルローネの奴隷になるのか?一生弱みを握られ生きていくのか?先の事は分からない。
ただ、この言葉を言わなければ、マルローネは自分を決して絶頂まで導かないだろう。
ということは確実に分かった。
827通りすがりに時事ネタ:03/02/19 05:51 ID:YJSe1t+O
「マ……ル…ローネ……さん。………お願い……です」
クライスは、か細い弱々しい声で懇願した。

『堕ちたわね……これでクライスは私のもの』
「ふふ……じゃ、約束通りいっぱい出させてあげるね。……………
下・の・お・口・で・ね」
マルローネはそう言うと、クライスのものを自分の割目にあてがうと、一気に
腰を落とした。
「んん!!…………!」
今度甲高い声を上げるのはマルローネの方だった。腰から脳髄にかけて快感が
走る。絶頂を迎えられず苦しんでいたのは、マリーもまた同じだった。

「ぁ……ん……クライスの……すっごく大っきい……」
クライスのものの大きさを楽しみつつも、ゆっくりと腰を上下に動かす。油断を
していると、クライスよりも先にイってしまいそうだ。クライスと同じ時間我慢
していたのだから、無理も無い………またクライスも、もうイキそうということが、
ヒクつき具合から分かる。
「ね……クライス、もうちょっと我慢してね………一緒にいこ?」
マリーはそうクライスに伝えると、器用にも彼の根元を押さえつけ、激しく腰を振る。

828通りすがりに時事ネタ:03/02/19 05:52 ID:YJSe1t+O
互いの絶頂は思ったよりも早く訪れた。
「んぅ!………クライスぅ……私、んん!……もういっちゃうよぉ………」
マリーは自分がイクタイミングを見計らい、クライスの根元から手を離す。
マリーの浮いた腰が、下がったとき……クライスもまた絶頂を迎えた
「くっ!……マルローネさん……!」

かなりの量の白濁した液が、自分の中に出続けているのが分かった。
「あは……クライスったら凄い………こんなにいっぱい出して」
マルローネは絶頂の余韻に浸るまま、クライスの唇に本日2度目のキスをし、
今だ薬の効果で痺れが残るクライスの代わりに、全ての後始末をすると

「またしようね」

と言い、彼の部屋を後にした。

その後、クライスはアカデミーの研究室に閉じこもり、ある薬を完成させた。
その薬がマルローネに使われるのはそう遠い未来のことではなさそうだ………
あと数日経てばホワイトデーなのだから。
829通りすがりに時事ネタ:03/02/19 05:54 ID:YJSe1t+O
無駄に長い上にエロくなくて許しておくんなまし。しかし野郎はむずかしぃ………

アトリエロ………イイヒビキデス
830名無しさん@ピンキー:03/02/19 23:59 ID:Kqv8GSi/
>829
エロいー!
攻め攻めマリーさん(・∀・)イイ!
ほ、ホワイトデー版も期待してよかですか?
831名無しさん@ピンキー:03/02/20 12:57 ID:HU3LRtFj
攻めるマルローネ・・・!!
ええなぁ
832名無しさん@ピンキー:03/02/20 19:25 ID:2B5lulLz
それでは次スレを、
「アトリエロSSスレ・Part2」
で調合してよろしいでしょうか。テンプレは特になしで、
前スレや家ゲーand攻略板の本スレのURLを貼るぐらいで。

>通りすがりに時事ネタ氏
お疲れです! 妖しいマリー ハァハァ(´д`;)
錬金術師のクスリの応酬は恐いですね(w
833名無しさん@ピンキー:03/02/20 21:36 ID:Jf17LmUM
OK。グッジョブを期待してるス
834名無しさん@ピンキー:03/02/21 00:51 ID:GrMEviqH
次スレ立てました。
「アトリエロSS・part2」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045756168/l50

さて、いけない錬金術士達は集まるでしょうか……
835名無しさん@ピンキー:03/02/21 22:25 ID:qYgsOXFy
受けマリーは多々あれど攻めマリー(ノーマルで)は個人的に初見に近いので
非常に新鮮でした。イイ(゚∀゚)
ホワイトデー復讐編(やるのであれば)たのしみっす。
836通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:02 ID:Xyt4IHKp


店の前からドヤドヤと数人の声が聞こえてくると同時に、
ディオは自分の背に位置している棚のグラスに手をかけた。
先ほどまで酒場の窓から差しこんできていたオレンジの陽光はすでに弱まり、
表の通りでは仕事帰りであろう男達の声がしきりに響いている。
酒場を営む彼にとってはこれからが本格的な稼ぎ時であり、
連日この『飛翔亭』には疲れた身体を酒で慰めようと訪れる者が絶えない。
また、この酒場はアルコールを楽しむ場所のみならず、
様々な依頼を提示していることでも有名だ。
そしてその依頼の中には、時間と金を持て余している富豪の
ある種、道楽めいたものも含まれていた―――。

ドン!
木製のドアを乱暴に開けて、なかなかに締まった肉体をした男が
数人、酒場に足を踏み入れてきた。
「マスター、こいつらで間違いないか?」
837通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:03 ID:Xyt4IHKp

その中の一人がディオにそう言って、肩に担いでいた女を床へ下ろす。
ごろりとその場に寝転がらされた女はさして抵抗も見せず顔を天井へ向ける。
どさ。どさっ。
女が床へ放り出された時と同じような音が2回繰り返された。
見ればそれらも女のようで、3人とも同じぐらいの年齢、似たような服装で身をつつんでいる。
「街の外れの工房に住んでいる錬金術師、マルローネとエルフィール。相違ないだろう?」
ディオはカウンターを周って、転がった女の顔を確認していく。
顔に触れられても女達に反応は見られず、時折苦しそうな呻き声をあげるだけだった。
「ふ……む、間違いない。しかしあんたら、いくら依頼だからって、
 こんなお嬢ちゃん達に手荒なマネをするのは関心しないがな」
「なぁに、命に別状ないって。
 ちょっと俺らの言うこと聞いてくれなかったからおネンネしてもらっただけさ」
咎めるようなディオの言葉にも、男は軽く笑うだけだった。
立ったままだった連れの男達にカウンターの椅子を進め、自らも腰を落ち着ける。
「依頼した内容は2人ではなかったか? その娘さんは…」
カウンターの内側で、状況を今まで静観していたクーゲルが静かに口を開いた。
838通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:04 ID:Xyt4IHKp

問われた男は、上着のポケットに手をつっこんで銀貨を数枚彼の前へ差し出しながら答える。
「あぁ、なんか一緒につるんでたから連れてきちまった……
 同じようなカッコウしてくるし仲間と思ったんだ。それより酒頼むわ」
カウンターの上に置かれた数枚のコインを一瞥して、
クーゲルはオーダーされたものを用意していく。
「この娘は確か、アニスとか言ったな。最近この子達を手伝っていると聞いたが…」
ディオは3人を確認し終え、カウンターへ戻っていく。
男達の相手をしているクーゲルを見やり、
「おい、依頼主のご婦人に連絡を」
と告げると、彼は何も言わずに奥へ引っ込んだ。
「どうしたんだ?」
酒を呷りながら男がディオへ疑問を投げる。
「いや、依頼主の願いでな……依頼が達成されたら連絡してくれと頼まれていたんだよ。
 報酬は彼女が用意するそうだ」
「ふぅん……まぁいいか。一杯やりながらそのご褒美を待つとするかね…」
まだ気を失ったままの3人を見ながら、男はグラスの酒を喉へ流し込んだ。

839通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:05 ID:Xyt4IHKp


「こ、これはどういうことですかっ!?」
気がついた時にはすでに店の中には数人しか姿が見えず、
さらには身体の自由を奪われていたことに3人は少なからず焦りと困惑を覚えた。
エリーが目の前に立って自分を見下している女性に怒号を投げかける。
少女とは言えども、強い怒りを示すその視線はなかなかに迫力があったが、
煌びやかな宝石が満遍なく散りばめられた扇子をぱたつかせながら、
ふくよかな身体をした貴婦人は何食わぬ顔でそれを見つめている。
「どういうこともこういうこともないザマス!
 街中で爆弾を爆発させるような人間がいたら安心して暮らすことができないザマス!!」
ほぼ紫色に見える濃いルージュが塗られた口から唾液を目一杯とばして、
婦人はエリーに負けじと声を張り上げた。
先日、所持していたギガフラムをマリーが誤って街中で爆発させた騒ぎは
ザールブルグで知らない者がいないほど有名な事件である。
今まで幾度も住民に危険を感じさせることがあったマリー達だが、
今回のことで彼女達を以前から問題視していた人間がついに実力行使に出たのだ。
840通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:05 ID:Xyt4IHKp

「あなた方のおかげで私達は睡眠不足の日々が続いているザマス!
 毎日毎日、ボンボンドカンドカンと爆発音を聞かされるこちらの身になってほしいザマスー!」
床に座らされたまま両手を後ろ手で縛られ、
まるで罪人のような扱いに3人は憤慨していた。
「あれは研究過程で仕方のないことなんです!
 街のみなさんに危害を加えるようなことはありません!!」
エリーの後ろで身体を折ったままだった、癖のある短い髪をした少女が一息に言葉を吐き出した。
「あら? あなた、新顔ザマスね……あなたもこの落ちこぼれ錬金術師達の仲間ザマスか?」
彼女のの澄んだ深青色の瞳を携えたその大きな目を覗きこみながら、
婦人は怪訝な表情を浮かべた。
「先輩たちは落ちこぼれなんかじゃありません!
 マイスターランクまで修了してる立派な錬金術師ですっ!!」
「……あなた、お名前は?」
身体の自由を奪われていながらなお強気な少女に興味を持ったのか、
婦人が片方の眉を吊り上げて名前を問う。
「アニス・リュフトヒェンです!
 錬金術の教師を目指してザールブルグに勉強に来ました……!!」
841通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:06 ID:Xyt4IHKp

すごむアニスの視線を受け流しながら、婦人が鼻をならす。
「フン、威勢があるのはいいザマスが、
あなたもこの娘達のお仲間ならロクなもんじゃないザマス……それで」
喋り疲れたのか、婦人はそこで一度言葉を切って3人の顔を見まわした。
アニス達もつられて息を飲みこむ。
「あなた方はザールブルグから出て行ってもらうことに決まったザマス。
 これは街の意見ザマス」
「なっ……ふざけないでよオバサン!」
今にも跳びかかりそうな勢いでマリーが口を開いた。
「勝手に決めないでよ! 私はアカデミーの力になるために戻ってきたんだから!」
「爆弾娘が何を言うザマス! あなたがいなくなってからはそれはもう
 平和だったザマスのにまた戻ってきて!」
「そんな……そんな言い方って!」
エリーが悲壮な声で嘆く。命の恩人であるマリーを悪く言われるのは
自分がそれを言われる以上に辛く悲しいことなのだ。
「錬金術に危険はつきものなの! それを恐れているようじゃ進歩はありえない!」
「何が進歩ザマスか! 人様を勝手に危険に巻きこんでおいて!」
842通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:07 ID:Xyt4IHKp

「まぁまぁあんた達、そう熱くなりなさんなよ…」
どんどんエスカレートする輪の中へ、カウンターの中からディオが控えめに声をかける。
すでに彼女達を気にするほど客はいないものの、
こうカン高い声を店内に響かされては気が滅入るに違いない。
依頼を受けた男達も女性達に背を向けている。
「ディオさん、こんな依頼あんまりじゃないですか!?」
マリーが憤慨してディオに突っかかる。
普段でさえ危なっかしい彼女が怒りで顔を赤くして怒鳴る様は
宮廷直属の騎士だったクーゲルさえ怯ませた。
「むう……しかし、ご婦人も客なんでな……」
「私は出ていかないから! 誰が何を言おうと、私はザールブルグが好きなんだもん!」
「そうですよ先輩!小さな失敗なんて気にすることありません!」
カウンターに座っていた数人の中の1人が、アニスの相槌を聞いて溜息をつく。
「……街中で爆発を起こすことが小さな失敗か?」
「さぁな。俺達みたいな頭の悪い人間にはわからんよ」
バンッ!
843通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:07 ID:Xyt4IHKp

いきなり叩かれたカウンターが大きな悲鳴を上げてビリビリと振動する。
男達は反射的にぎょっと肩を縮ませた。しかし彼らの表情は瞬く間に驚愕へ変わる。
カウンターを泣かせたもの――婦人の手――を見ると、
その手の中には黄金色の光を放つ金属が握られていたからだ。
「こ、こりゃ、金じゃねぇか!」
「すげぇ! こんなデカイの初めて見たぜ!」
男達が色めき立つのも無理はなかった。
一般人にはおおよそ目にすることはできない大きな金塊を婦人が懐から取り出したのだ。
「なるほど、これが今回の報酬って訳か。それなら有り難く頂戴…」
「これはあなた方に出したんじゃないザマスッ!!」
金塊に手を伸ばそうとした男を一喝して制すると、
婦人は再びマリー達へ向き直った。
「今一度聞くザマス。どうしても出ていかないと言い張るザマスか?」
「当然です!」
そうエリーが答えて、後の2人も力強く頷く。
思った通りの答えだったのか、婦人は彼女らに何も言わずにカウンターの奥を見た。
844通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:08 ID:Xyt4IHKp

いきなり睨まれたディオがビクリと身体を竦ませる。
「主人! 今日一日ここを貸しきりたいザマス!!」
その場にいた誰もが一瞬、呆気に取られた。
今までの話の流れとは全く関係のない言葉が夫人の口から聞こえたからだ。
だが当の本人は1人、ニヤリと薄い笑みを浮かべている。
「2人分の宿賃には充分過ぎるほどザマス。たまには夜を楽しんでくるといいザマス」
ずい、と目の前に差し出された金の山に圧倒されながら、ディオが口を開く。
「ど、どういうことかねご婦人? いきなりそんなことを言われても…」
「もとから今晩はここを貸し切ってパーティーを開く予定だったザマス!
 場所を提供してほしいザマス!」
「いや、しかし…」
「何ザマスか! これでも足りないっていうザマスか!? 強欲な主人ザマス!!」
「そ、そういう問題ではなく…」
「私は客ザマス!! 客の頼みを聞くのが客商売じゃないザマスか!!」
「ぐ…ぐ」
845通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:09 ID:Xyt4IHKp


婦人の有無を言わさないその迫力に首を横に振ることもできず、
ディオとクーゲルは半ば追い出されるように飛翔亭を後にした。
いつもは人がごった返しているせいか狭く感じる酒場内も、
この場にいる数人には広く感じられる。
「あの……とりあえずこの手、解いてくれませんか?」
静かになった空間では、決して大きくないアニスの声でさえ響いて聞こえる。
しかし、そんな彼女の控えめな願いはキツイ視線に殺されてしまう。
「それはダメザマス」
「どうしてですか? 今からパーティーするのなら私達がいたって邪魔になるんじゃ…」
「邪魔になんてならないザマスよエルフィールさん。今日の主賓はあなた方ザマスから」
勝ち誇ったような笑みを浮かべながら、婦人はゴージャスな扇子を懐へ仕舞った。
「どういうことよっ! 私達はパーティーなんかに呼ばれてないわ!」
「お黙り! 爆弾娘!
 この街から出て行かないというなら、出て行きたくなるようにしてあげるザマス!」
婦人は強く言いきってから、カウンターの男達を見た。
846通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:10 ID:Xyt4IHKp

マスターもいなくなってすっかり居心地の悪くなった酒場から
出て行きたい衝動にかられながらも、目当ての報酬をもらうまでその場を動けずにいた
男達がようやく、といった感じで顔を上げる。
「そろそろ貰えるものを貰ってお暇したいんだがね。酒も尽きてきたしな」
「もう少し待つザマス。あなた方に支払う報酬は今用意するザマス」
顔をしかめた男の前にあったグラスを手に取り、婦人はマリー達の前へ移動を始める。
座りこんだままの彼女達に目線を合わせるように自らも屈み、
互いの視線の交わる高さまでグラスを持ち上げて注目を促した。
「あなた達も錬金術師なら、これが何だかわかるザマスね?」
そう言って婦人が取り出したのは、掌に収まるほどの小さな入れ物だった。
その入れ物の中から漂ってくる独特の香りに気づいたアニスが小さく呟いた。
「それは……魅了の粉……」
「あら、正解ザマス。あなた、なかなか優秀みたいザマスね」
即答したアニスに関心しつつ、婦人は片手に持ったグラスの中へそれを流し込んだ。
瞬く間にその粉はグラスの中の酒と同化して、無色だった液体に鮮やかな色をつけていく。
847通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:11 ID:Xyt4IHKp

「そして、これザマス」
次に婦人が手に持って見せた小瓶には、3人とも見覚えがなかった。
「これは先日遠方から来た旅商人から買ったものザマス」
小瓶の中身をトポトポとグラスの中へ注ぎながら、婦人は説明を続ける。
「うちのペットのエリザベスちゃんが間違ってこれを口にしたんザマスが、
 3日3晩ずぅっと腰を振り続けて困ったザマス…」
すっかり混ざり合った液体をマリーに見せつけて、婦人はイヤらしい笑みを浮かべた。
「あなたにはこれをプレゼントするザマス」
「う、うそぉっ! や、止めてよっ……そんな得体の知れないものをっ…」
「得体は知れてるザマス。強力な媚薬ザマス!」
「マ、マリーさんっ!」
「先輩っ!?」
「んぐっ……!!」
鼻をつままれ、口先に無理矢理グラスを突き付けられたマリーに逃げ場はなかった。
甘い香りのするその液体が喉を通り過ぎるのと同時に、言いようのない熱さが身体を包み込む。
「人間にはどの程度効くか楽しみザマスね…」
848通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:15 ID:Xyt4IHKp

「なっ……なんなのっ……こ、これ……っ!?」
全身の感覚が急激に敏感になったように思える…。
自分の両脚がほんの少しぶつかっただけなのに、大きく淫らな波がマリーの背筋を駆け抜けた。
「あふぁッ!?」
婦人がふぅっとマリーの耳に息がかけるのと、彼女が甘い声を上げるのはほぼ同時だった。
「だ、大丈夫ですかマリーさんっ!?」
慌てるエリーと言葉を失くしているアニスを満足そうに見て、婦人は男達に告げる。
「さぁ、報酬は用意できたザマス。
 まだ1人分だけザマスが、他の娘達もすぐ同じようにしてあげるザマス」
「……まぁ途中から薄々はわかっていたが……やっぱりこういうことか」
「こういう報酬も面白いザマしょ? 素行は悪いザマスが生きはいいザマス」
「へへへ……確かに。悪くないな……うん、悪くない」
下卑た笑みを浮かべた1人の男がやおら立ち上がり、身体の火照りを抑えきれず
その場で身悶えしているマリーへ歩み寄っていく。
「あの金髪の娘は俺が貰うが、いいだろ?」
849通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:58 ID:Xyt4IHKp

「まぁ、一番はお前にやってもいいか……後で使うから綺麗に扱えよ?」
「わかってるって。さぁって…と」
男はズボンを弛めながら、全身にまとわりつく淫らな感覚と懸命に戦っている
マリーのすぐ横に腰を下ろした。
「や、止めてっ!」
これから起こるであろう淫猥な行為を想像してか、エリーの声もかすれてしまっていた。
アニスに至っては声も出すことさえ出来ずに、ただブルブルとその身を震わせているだけだ。
「あぁっ……ああぁ……イ、イヤぁ……っ、身体が、熱……い……ぃっ…!」
明らかに快感から来ている喘ぎを小さく漏らしながら身を震わせているマリーは
年齢以上に大人っぽく、かつ卑猥に見える。
まるで異性を誘っているかのように動く細い腰に、隣で見ていた男の喉がゴクリと鳴った。
「小娘とは思えないほどの色っぽさだな…」
もぞもぞと動き続けるマリーの脇腹に指を這わせた刹那、彼女の身体が大きく跳ねた。
「あッ! さ、触らないでよッ!!」
850通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:59 ID:Xyt4IHKp

「つれないこと言うなって。こんなに身体は反応してるじゃねぇかよ」
男の指が、一々反応を示すマリーの身体の上を嬉しそうに駆け始めた。
くびれた腰を昇り、ローブから合間からはみ出たふくよかな胸を捉える。
「なかなかの反応ザマスね。これは使えるかも知れないザマス」
カウンターで次の一杯を作っていた婦人が、絶えず上がる嬌声を楽しそうに聞いていた。
「ひぁぁ! や、止めてぇ……!! うぅン!」
「おお、すげぇ。乳はデカイな……」
「そのお嬢ちゃん、確かに一番いい身体してるな」
外野から羨むような声が上がった。その身体をいいようにできる特権を与えられた
男の指が、嬉々としてマリーの双丘を握りしめる。
大きさと感触を確かめるようにマリーの乳房にゆっくりと男は指を埋めていく。
瑞々しい弾力と吸い付くような肌が、彼女の肉体の若さを如実に現していた。
「はぁッ! あぁ……っい、いいか、げんにっ……してよバカッ!」
否応なしに漏れる喘ぎの合間に聞こえる抵抗に彼女の性格が見える。
勝ち気な娘が悶える姿は、その男の欲望をさらに扇情した。
「乳首こんなに硬くして言っても説得力ないぜ?」
851通りすがりのスケベさん:03/02/22 02:59 ID:Xyt4IHKp

「くうぅッッ!!」
衣服の上からでもつまめるほどに屹立したそれを男がきゅっと摘むと、
苦しそうな、それでいて艶のある声がマリーの口から上がった。
「いいねぇ。俄然ヤル気になってきたよ。俺ぁ」
「くぁっ……! さわらな、触らないでよヘンタイ! 馬鹿ッ……バカッ!!」
「いつまでそんなこと言ってられるかな。こっちはどんな塩梅だ?」
乳房に揉みあげていた手が一つ、マリーの股間へ伸びる。
さらに強烈な快感が我が身を襲うことを想像して、マリーは息を飲みこんだ。
「ひっ……!」
「ダ、ダメェ! それ以上マリーさんを…」
「できたザマス。さっきからピーピーうるさいあなたにプレゼントザマス」
懇願するエリーの背後から、彼女の可愛い鼻を摘み上げた婦人は
マリーと同じように手に持ったグラスの中身を飲みこませようと促した。
「あっ……うぅ! ん……!」
852通りすがりのスケベさん:03/02/22 03:44 ID:Xyt4IHKp

なまじマリーの姿を見ていたエリーにとって、
グラスの液体は畏怖の対象に他ならない。
自分も同じように乱れてしまうことに恐怖を感じずにはいられなかった。
(辱めを受けるくらいなら……いっそこのまま…!)
口を閉じて抵抗を続けるエリーの頭にそんな考えが過ぎる。
顔を真っ赤にしてもなお耐える彼女に根負けしたか、
婦人はエリーの口からグラスを離した。
「ふう、なかなか頑張るザマスね、あなた……」
困ったような、呆れたような表情でエリーを見つめて、婦人が言う。
(た、助かった……?)
息苦しさから開放されて安堵していると、いきなり両足を持ち上げられたエリーは
その場にごろりと転がらされた。
身体をくの字に曲げられたエリーに覆い被さるようにして、婦人が口を開く。
「そんなに飲みたくないのなら、下の口に飲んでもらうザマス」
「えっ…?」
853通りすがりのスケベさん:03/02/22 03:45 ID:Xyt4IHKp

ビリィ!!
エリーの疑問の声と、彼女の股間の布地が破かれる音が上がったのはほぼ同時だった。
下着ごと引ん剥かれたエリーの股間に、婦人の手のグラスから液体が注いていく。
「きゃあぁぁっ!!」
「暴れるとこぼれるザマス! じっとしているザマス!」
エリーの腰に片腕を巻きつけるようにして動きを固定すると、
婦人は残りの液体を全てエリーの膣内へ注ぎこんだ。
「ううぅ………!!」
冷たい液体がエリーの膣内を満たす。
それらが膣壁から徐々に吸収されていることに彼女はまだ気づいてはいなかった。
「さぁ、あなたはどんな姿を見せてくれるザマスか……」
「あッ!?」
ドクン、と一際大きな痙攣がエリーの身体の内側で起こった。
それから数瞬と経たずに、股間からジワジワとした疼きが涌きあがってくる…。
「(なっ……なにこれ? こ、恐い……っ!)」
「せ、先輩……っ」
854通りすがりのスケベさん:03/02/22 03:47 ID:Xyt4IHKp

「ひッ……あああぁぁ!!!」
その時、甲高い嬌声がその場にいた全員の耳を貫いた。
その声を上げた主に目を向けると、身に着けたスパッツをびしょびしょに濡らして
絶頂に至ったマリーの姿があった。
脚をヒクヒクと小刻みに震わせて絶頂の余韻に浸る彼女の瞳から流れる涙は、
どのような感情から生まれ出たものだろうか。
「おぉ……派手にイッたな」
股間を弄り続けていたのか、男の手はテラテラと濡れ光っていた。
彼の手に付着していたのはおそらくマリーが分泌した愛液だろうが、
床に垂れ落ちたそれも合わせて見たその量は、尋常なものではなかった。
「爆弾娘は喘ぎ声も騒がしいザマスね」
耳を塞ぎたくなるような大きな声に、婦人は顔をしかめながらエリーを開放する。
そして、先ほどから口を開かない残りの1人へ
最後のワインを用意するために、カウンターへ向かった。
くしゃり、とその場に崩れ落ちたエリーは自分の身体の異変に気づき出していた。
855通りすがりのスケベさん:03/02/22 04:24 ID:Xyt4IHKp

マリーの絶叫が引き金になったのか、熱く、うねるような『何か』が
身体の中を蹂躙しているのが解かる。
「あぁ……!」
今のエリーには、ぎゅっと目を瞑ってそれが去ってくれるのを祈ることしかできなかった。
液体を服用した直後のマリーと同様、いやそれ以上に激しく、エリーが身をよじる。
「(何なの……!? 熱い……身体が、熱い!)」
そんな彼女の状態を見た男達が、目配せをして頷きあった。
徐に席を立った2人の男がエリーの傍へ近づいて行く。
2人はエリーの両脇に座り、彼女のスレンダーな身体を一瞥した。
「まだまだ肉付きはお子様だが、これはこれでいいかもな」
「俺はこういう方が好みだ」
そう言い合ってから、エリーに向かって伸びた手を片方の男が制した。
「まぁそう焦るなよ。もうちょっとこの娘、拝んでみようぜ」
「あん? なんだってそんなこと…」
そこまで言って制する男の意図に気づいたのか、ニヤニヤと笑みを浮かべて男は頷いた。
856通りすがりのスケベさん:03/02/22 04:25 ID:Xyt4IHKp

今正に自分の身体に触れようとしている男がいるというのに、
エリーの身体の疼きはさらに激しくなっていく。
「(わ、私……見られてる……! エッチなところ、見られちゃってる……!)」
「お嬢ちゃん、我慢できなくなったら俺達に言いな。
 それまで気持ち良くするのはお預けだ」
「ははは、そうだな。おねだりするなら触ってやってもいいぜ?」
じろじろと、エリーの身体の隅々まで視線を廻らせて、男達は薄ら笑いを浮かべている。
見知らぬ男に触れられたくないという自我と、
身体の疼きを抑えたい衝動に駆られ続ける本能がエリーの中で渦巻いていた。
「(ああ……もう、駄目……でも、こんな人達に触れられたくない……
 ……でも、気持ち良く……なりたい…!)」
露わになった股間を隠すために膝を閉めるだけで、エリーの身体は快楽の波を作り出す。
局部から直接吸収されたワインの効果は絶大で、未発達な彼女の秘部からは
粘り気を持った液体を止めどなく溢れ出させていた。
857通りすがりのスケベさん:03/02/22 04:26 ID:Xyt4IHKp

「なぁお嬢ちゃん、そろそろ俺達我慢できなくなってきたから
 このまま何も言ってくれないならあっちの姉ちゃんに行っちゃうぞ?」
男に指した方向には、股間を刺激されてもはや男の思い通りに声を上げている
マリーの姿があった。
普段の彼女とはまるでかけ離れたその艶かしい表情は、
エリーに羨望の思いを抱かせるほどに、イヤらしい『女』のものだった。
「………て……」
「うん?」
「……て、ください……」
只でさえ小さな声、その上顔を背けてはいたためにエリーの声は
男達にとってとても聞き取りづらいものだった。
「ちゃんと聞こえるように言ってくれよ」
「……ぁ、さ、触って……ください」
858通りすがりのスケベさん:03/02/22 04:52 ID:Xyt4IHKp


「あぁ! あはぁッ!!」
「うおっ……すげぇ締めつけだなおい!」
すでにマリーの口から男を否定する声が上がることはない。
完全に肉欲の虜になっている今の彼女は、
仕草、喘ぎ声といった全ての行動が官能を示していた。
ベトベトに濡れた彼女の股間には男のモノが深く埋めこまれており、
多すぎるほどの淫液が男の律動を滑らかにしている。
「うああぁっ……!! イイっ! イイよう……ッ!!」
身体を完全に快楽に支配される気持ち良さに涙を流しながら、
マリーは名前も知らない男の肉棒を咥えこんでいる。
「うぁん! いいぃ……あう!」
「気持ちいいか?」
思考を停止させるほどの快感が、マリーの全身を駆け巡る。
肉付きのいい臀部に男の腰が当たる度に、パンパンと小気味良い音が響く。
「気持ちいいぃ……! ああっ! 気持ちいいッ!」
859通りすがりのスケベさん:03/02/22 04:53 ID:Xyt4IHKp

「くっ……この尻たぶが……最高だ……っ」
男の手がマリーの尻肉をぐっと掴む。
汗で湿ったマリーの肌を滑って、男の指が谷間にある蕾に触れた。
「あひっ! お、お尻ぃ・……お尻っ! だめぇ!」
腰を浮かされ、上から抑えつけられるように膣内を突かれて、
マリーは幾度目になろうかという絶頂を迎えようとしていた。
「いひっ! イ、イ、イクゥ! また、またぁイクゥッ!!!」
「も、もう限界か……っ?」
「あぁ―――っ!! イクッ!!! ………ッ!!」
膣内にあったモノを急激に締めつけ、マリーの身体は本能で男に射精を催促する。
「うお!」
どぷぅ!
きつく締めつけてきた彼女の膣内に、男は欲望を全て流し込んだ。
それはかなりの量で、マリーの膣内からはその白く濁った粘液が
2人の繋がった間から漏れ落ちるほどだった…。

860通りすがりのスケベさん:03/02/22 05:34 ID:Xyt4IHKp


「さぁ……できたザマス。待たせたザマスね」
なみなみと揺れるグラスを持って、婦人はアニスへ歩み寄る。
男達に蹂躙される”先輩”達の姿に、顔を蒼白にして絶句していた彼女は
婦人に存在に気づかない。
「そんなに見とれなくても、あなたも今同じようにしてあげるザマス」
アニスの顎に指を添え、くいと手前に引くと、
大した抵抗もなしに簡単に顔を向けてきたので婦人はやや拍子抜けした。
「あなたはお利口みたいザマスね。そうやってくれればこっちも楽ザマス」
「わ……た……し……」
「さっきまでの威勢はどうしたザマスか?
 まぁ、あの子達と知り合ったのが不運だったと思ってあきらめるザマス」
婦人がグラスを口許へ持っていくと、そこで初めてアニスが抵抗を見せた。
「う……ぁ、い、いや……です……」
つい、と首を背けてはみるが、それは普段のエネルギッシュな彼女からは
想像できないほどに力ないものだった。
861通りすがりのスケベさん

「あなたまで抵抗するザマスか? 仕方ないザマスねぇ……じゃ、あっちの子みたいに
 下のお口で飲んでもらうことになるザマスよ?」
そう言って、婦人はアニスのローブの裾をひらり、とまくった。
「ひ……」
男なら思わず舌なめずりしてしまいそうなほど、健康的で雪のような白い脚が晒される。
「そうザマス!どうせならあなたには、後ろの口で飲んでもらうザマス!」
「う、うし…ろ……?」
「ここザマス」
ぴと、と婦人の指が座ったままのアニスの尻をかき入り、菊座へ当たる。
楽しむような婦人の表情と、絶望的な自分の立場にアニスは愕然とした。
「あ………あ、ぁ……っい、やぁ……っ」
ちょろ…。
悲痛な呻きと共に、アニスの股下に水溜りができていく。
アンモニア臭を伴ったそれを見た婦人が眉をひそめてアニスを見つめた。
「あら、しょうがない子ザマス……お漏らしなんかして。
 あなたが素直に私の言うことを聞けばいいんザマス」
いつの間にか流れ出した涙が、アニスの頬を伝って落ちる。
しかしそんなことも気にできないほどに、彼女は追い詰められているようだった。
「わか、わかりまし………の、飲みます……ぅ、ぅぅ……」