ガールズサイドでエロ萌え

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1名無しさん@ピンキー
勉強に勤しむのもいい、スポーツに打ち込むのもいい、
エロに(*´Д`)ハァハァする青春もあるでしょう!!
さぁ!みんなで逝こうエロの向こうへ!!

はば高マンセー!エロマンセー!!
●雑談OK●
●sage進行でおねがいします。●
●みんなのエロエネルギッシュなSSも募集中●
2名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:30 ID:6OEUupO1
糞スレキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
3俺・・・名無し好きだよ・・・:02/07/01 04:31 ID:vJPnt17T
ΣΣ(゚д゚lll)2ゲトできなかった(鬱
>>1
乙です
4傍観者:02/07/01 04:31 ID:AaUFrlUm
>>1
乙です。
5名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:31 ID:x554d4rM
>>1
乙彼です
6名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:31 ID:apCh3HFr
乙です!
7名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:32 ID:Yo/IQsCr
>>1
彼ー
8名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:32 ID:CLnx6ha2
乙です
9名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:32 ID:46hu2G3E
乙かれーさまです
これでいっぱい話ができますね(・∀・)!!
10名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:32 ID:6MoUsEOc
>1
乙ー
11名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:33 ID:6OEUupO1
>>1様糞スレ立てお疲れ様でございます。
ぜひとも>>1様のお力でこの糞スレを良スレにしてください。
我々は応援しています。
>>1さんが必死こいてこのスレを良スレにしていく姿を。
それでは思う存分自作自演をしてください。
12名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:34 ID:9NS89Z2J
お疲れさまでしたー
13名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:34 ID:HVy/gTQ4
>1
乙カレーですた。
いいチームワークでしたね…(w
14名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:35 ID:6MoUsEOc
ようやく専用スレだー!
わーい。
15名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:36 ID:apCh3HFr
思う存分お話しまshow!
16名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:36 ID:6MoUsEOc
さて、寝るか…
17:02/07/01 04:39 ID:CnVQcdcz
こんな時間によくこれだけの人が集まったもんだ…(w
というわけで皆様も乙カレーヽ(´ー`)ノ
18名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:41 ID:AaUFrlUm
>>17
乙彼です。
もう5時前だよ・・・。
19名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:43 ID:apCh3HFr
さすがに皆はもう生き残ってないのかな・・・?
20名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:45 ID:6MoUsEOc
>19
生きてるーでも何だかここが出来たから今は安心して
眠ってこようかと…(w
21名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:46 ID:CLnx6ha2
>19
生きてますよ。
でももうだめかも。
眠い。
22名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:46 ID:apCh3HFr
>20
そだね。マタリと行きますか・・・
お休みデスー
23俺・・・名無し好きだよ・・・:02/07/01 04:48 ID:vJPnt17T
みんな遅くまで乙カレ様。
おやすみなさい。
あ、そういえば1に荒らしは無視って書くの忘れたね・・
まぁココに来る人はすでにしってるだろうからいいか・・
24名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:49 ID:6MoUsEOc
ああ!! 俺・・さんだ!!
25名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:49 ID:Yo/IQsCr
某所で嫌というほど味わっているからね、荒らし。
26名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:49 ID:HVy/gTQ4
少しだけでも寝ておかないと日中、マズーだね…。
おやすみ。明日の夜ここにくるのが楽しみだ( ´∀`)ワクワク
27名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:50 ID:CnVQcdcz
>23
あ、しまったΣ(´Д`;)ゴメソ!!
28名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:51 ID:Yo/IQsCr
明日は祭りか…?
今のうちに充電しておこう。(;´Д`)ハァハァ
29名無しさん@ピンキー:02/07/01 04:52 ID:6MoUsEOc
臨場感が楽しかったよ。
週末の夜とかに怒涛のようなSS更新がここで読めたら幸せ。
30名無しさん@ピンキー:02/07/01 10:29 ID:ZXFx3c4J
今更ながら スレタテ 乙彼
31sage:02/07/01 10:30 ID:ZXFx3c4J
サゲ!
32名無しさん@ピンキー:02/07/01 10:38 ID:ZXFx3c4J
ゴメソナサイ
33名無しさん@ピンキー:02/07/01 10:44 ID:ZXFx3c4J
今晩は祭り? (;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァしながら待つ事に。
34名無しさん@ピンキー:02/07/01 12:22 ID:IHKOCANj
みなさん昨夜(今夜?)は乙カレでした。
予想以上に人がいたようで( ゚д゚)ウレスィ…
今夜も祭りになる事を(;´Д`)ハァハァしながら私も待ちますです。
35名無しさん@ピンキー:02/07/01 14:54 ID:8W3eFN4X
モリリンがさー下校途中でお茶に誘ってくれて高級紅茶を
ご馳走してくれるイベント、途中で父親が帰ってきて
「まさか、こんな早く…」とか言うんだけど
お前、さてはお家正体イベントも誰も居ないの見計らって
主人公連れ込んだのか。なかなかやる。
上記イベントのときは不倫してる間男の気分でした。
主人が帰ってきちゃう!
36名無しさん@ピンキー:02/07/01 16:20 ID:IHKOCANj
か、書き込みが少ない・・・
嵐の前の静けさか??
てか昼間だからかな・・
漏れもいい機会だSS書いてみようかな
書きやすいのはやっぱり王子か。
ん〜バイトも捨てがたい
37名無しさん@ピンキー:02/07/01 17:05 ID:8W3eFN4X
バババババ、バイトきぼんぬ。
38名無しさん@ピンキー:02/07/01 17:28 ID:xXtl4Fza
王子、てんてー、バイト、そして千晴たんをきぼんぬ!(;´Д`)ハァハァ
漏れも今王子×主人公と千晴たん×主人公のSS書いてるYO!
今夜の祭りまでに書き終われるといいなあ。
39名無しさん@ピンキー:02/07/01 17:34 ID:zkUNhhgg
バイト×主人公を切に切にきぼーん!!
40名無しさん@ピンキー:02/07/01 17:42 ID:e+H0DzDv
先生SS禿げしくきぼーん(;´Д`)ハァハァ
頼んます!!
41名無しさん@ピンキー:02/07/01 17:45 ID:gAocw4Ib
わしはバカ×ヒロイン第一キボー!
ご自慢の腕力で女子バスケ部のユニフォームを思いっきり引き裂いて
運動用マットの上に激しく押し倒して頂きたい。
「や…やだ…。」
「もう…遅せえよ。ココ…立ち上がってんだろ?」

わしにはこの程度が限界ですた。誰かこの意志を継いでくれ…。
42名無しさん@ピンキー:02/07/01 17:48 ID:IHKOCANj
書いたことない人もこの際みんな挑戦してみようよ(ワラ
私も初めてだし・・・かけるかどうかわからんけど。
今夜の祭りがたのしみだ(;´Д`)ハァハァ
43バイトネタ:02/07/01 18:22 ID:zkUNhhgg
「!…痛っ…」
痛みに思わず声を出してしまう主人公に
「アカン…俺、お前の事大切にするって約束したはずやったのに
…ごめんな。」
主人公から身体を引き、困ったように笑って
「身体だけやないから、な?」

でもこの後主人公の「いいの…好きだから」で続行(w
こんなネタしか思い浮かばない…大阪弁もわからないよう( ´Д⊂


44名無しさん@ピンキー :02/07/01 18:36 ID:kltcI8uW
そんなバイトと主人公に(;´Д`)ハァハァ
続きキボンヌ(w
45名無しさん@ピンキー:02/07/01 18:37 ID:rHYAmdfH
「身体だけちゃうからな・・・」とか?
別にどっちでも大丈夫だと思われ
大阪人だけど別に変とおもわんので(w




46名無しさん@ピンキー:02/07/01 18:50 ID:kltcI8uW
私もなんとも思わなかったから大丈夫だよ〜
今夜は祭りありでつか?ウキウキ
バイトあるかな〜
47名無しさん@ピンキー:02/07/01 20:54 ID:SveSjo3D
卒業式後の先生×主人公

「ま、待って・・・零一さん・・・」
「待てない・・・君が卒業するまで、三年も待ったのに・・・
これ以上待ったら化石になってしまう」

↑某少女マンガのHシーンのパクリですが・・・。
ダメだ、これ以上思い浮かばん・・・。
48名無しさん@ピンキー:02/07/01 20:58 ID:BjhdY0NY
天禁でつか?
49名無しさん@ピンキー:02/07/01 21:11 ID:UGCQt7AL
GS版からログ追いかけて本スレの謎発言がようやく理解できた。
友人が「今日は早めに寝て仮眠とっておけ」といった意味が
すごくよくわかったよ(ワラ
ほいでは皆様、また深夜に。
50名無しさん@ピンキー:02/07/01 21:32 ID:6Wi+PZfq
バイトはネタが尽きませんな!そもそも
慣れてそうだから。
コレがバカ相手だと・・・15回までは
痛そうな。
51名無しさん@ピンキー:02/07/01 21:45 ID:8W3eFN4X
どきどきどきどき…皆さん今ごろエロで萌えてらっしゃるか……!!
バイト×主人公書きてえ…SSでノーマル一本書いたらもうたまらん。
52名無しさん@ピンキー:02/07/01 21:53 ID:RpOc0m5e
キャラネタ板で祭りのヨカーン
53名無しさん@ピンキー:02/07/01 21:53 ID:Tflfa1cu
>>51
ぜひ書いて!(ワクワク
54名無しさん@ピンキー:02/07/01 21:58 ID:YHitMgvU
>51
書いてください(;´Д`)ハァハァ
55名無しさん@ピンキー:02/07/01 22:24 ID:zkUNhhgg
皆さん今頃執筆中かしら(;´Д`)ハァハァ
酒呑んで楽しみにしてまつ。
56名無しさん@ピンキー:02/07/01 22:46 ID:qWUB5aey
>48
正解。
判ってくれる人が居て嬉しー。

57名無しさん@ピンキー:02/07/01 22:53 ID:Megs1UwV
「もしもしお母さん? 私…。あのね、パーティーがものすごく盛り上がって
これからみんなでカラオケ行くことになったの。もしかしたら今晩友達の家に
泊まるかもしれないから。心配しないでね。何かあったら連絡するから。うん、
大丈夫…それじゃ。」

電話の向こうにいる母親は、その友達とやらが倉庫に一人暮らししている野郎
だと知ったらどう思うのだろう。とりあえずの口実を完成させた少女がペロッ
と舌を出して微笑んだ。
「ほんま…ええの?」
「うん。」
アンティークのスタンドが部屋の唯一の灯りとなった。その向こうで大切な
笑顔が揺れている。
「申し訳ないな、条件としては最悪や。夏は暑くて冬は寒い部屋やろ? 女
の子やったら色々と空想もしてたんやないか?」
「…その分、忘れられない夜にしてくれるのでしょ…」
片方は茶色のドレスを纏った女神さま、もう片方は昼間の怪我を引きずる情
けない男だ。そんな二人を結びつけたのは、聖なる夜の奇跡かもしれない。
背中のファスナーがゆっくりと降ろされる。キュッと固くなる体を抱きしめ
ながら、布団の上に二人は同時に崩れ落ちた。
「好き…」
そう囁いた唇を強引に奪う。わずかに開いた中に自身の舌をさし込んだ。
「んっ…」



ーつづきはあなたの心の中で…って、これが限界なんだろうか自分。とほ。
58名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:00 ID:he1a8Lzv
なんかもうバイト(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
ありがとう57さん!
59名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:02 ID:6/QLXx7v
ピンクいエチの神様が降りてきちゃいました。
でも長い&主人公Gネタ…(ニガワラ
誰ともヤってないんで(Gの対象はいまつ・笑)ちょっとエロ萌えできるか
どうかわかんないんですが、そういうのってオケですか??>ALL
了解が出て、皆様の投稿が増えたら、それに紛れて後日コソーリと
ウプしようかなーと思っとるんですが。てか今日はもう無理ぽ、なので。

ていうか連続投稿って大丈夫なんだろうか…?
60名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:04 ID:he1a8Lzv
OKでつ。
連続投稿はたぶん大丈夫だと思いますよ。
61名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:06 ID:Tflfa1cu
ああシチュエーションが萌える…
バイト(;´Д`)ハァハァハア

>59
楽しみにしてるでつ!
62名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:10 ID:BjhdY0NY
ああ、バイト(;´Д`)ハァハァ
クリスマス、あのシチュで手ぇ出さないわけないよな。
63名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:18 ID:6Wi+PZfq
ただ足がやられてるからな!
初で騎乗位を要求するバイトも
個人的には(;´Д`)ハァハァだが
64名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:20 ID:6DXbKsFV
騎乗位まどか
65名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:25 ID:cB39VWAb
>初で騎乗位を要求するバイト
(;´Д`)ハァハァ
「すまんな…自分、初めてやろ?こんな足やなかったら俺が……」
妄想が止まりません(;´Д`)ハァハァハァハァ
66名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:32 ID:6DXbKsFV
      和馬と私の初体験-第一話予感と始まり-

「私は今日始めて鈴鹿君の家に行く。」
「凄く緊張しているだって・・・男の子の部屋に行くなんて初めてだから・・・。」
「今までだって尽の部屋しか行ったことないのに・・・。」
「はぁ・・・やっぱり襲われて変なこととかされちゃうのかな・・・?」
「まさか鈴鹿君に限ってね、姫条君じゃないし・・・。」
「でも・・・やっぱり心配だな・・・。」
・・・などということを考えてるうちに鈴鹿家に到着。
ピンポーン。
鈴鹿「は、はい。」
主人公「私です・・・。」
             ガララララ
鈴鹿「あ、上がれよ。」
主人公「お邪魔します。」
             続く。
    毎日昼2時放送
67名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:36 ID:6Wi+PZfq
>64

烏龍茶モニターに吐いちゃったYO!
キーボードが・・・

つーかそういう意図で名前付けたとしか思えなくなってきた。
68名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:44 ID:he1a8Lzv
>66
昼ドラキター!
バカ(;´Д`)ハァハァな展開になるのかな
ID見たら騎乗位まどかさんが書いたんだね。
69名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:45 ID:6DXbKsFV
>>68
毎日昼間にやるから見てちょね。
3年間で広がるバカと主人公のエロワールド。
70名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:47 ID:6Wi+PZfq
部屋のもの触るなといいつつ
主人公をいじりまくるバカ。
灯りは煌々と・・・
71名無しさん@ピンキー:02/07/01 23:54 ID:Tflfa1cu
バカと主人公のエロワールド…
(・∀・)イイ!!

さ〜あ!

盛  り  上  が  っ  て  ま  い  り  ま  し  た  !
72名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:11 ID:3GXD0j+k
モリリン誕生日おめでとう。
そんな私はバイト×モリリン。
73名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:14 ID:3GXD0j+k
ノーマルでも主人公×モリリン。
………いや、だって小動物だから。
74名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:23 ID:5ivT6Zen
モリリン…小動物…(;´Д`)ハァハァ
…モリリンの場合、主人公×モリリンは正しい木が(w
モリリンは乗り物だからね。乗るべき。
75名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:25 ID:dBtG8rMX
モリリンはリードして差し上げたい。
しかしあの純情カップル(主人公にしろ有沢にしろ)
にそれが可能だろうか(w
結婚まで清い仲かも知れん。
76名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:27 ID:u+Giwwad
ワカメは筆とか使いそう
77名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:28 ID:dBtG8rMX
じゃあバカはボールを……
78名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:28 ID:EAo2ubjC
バイトは極太バイブ持ってそう。
79名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:29 ID:5ivT6Zen
じゃ、王子は猫缶で…。
80名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:31 ID:Bajv/nUz
先生は指示棒で
81名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:32 ID:dBtG8rMX
わたぽんはバットか?
82名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:33 ID:Bajv/nUz
大阪から持って来たもの
・浴衣
・バイク
・バイブ
83名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:34 ID:dBtG8rMX
なっちはカメラ。
84名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:34 ID:YVXe87Fj
ダンディは薔薇か。
ちょっと痛そう。
85名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:34 ID:Bajv/nUz
皆若いんだから自分ので
満足させておくれよ!
道具はタシーロで十分だよ
86名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:35 ID:dBtG8rMX
個人的に王子の猫缶プレイが気になる。
87名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:35 ID:EAo2ubjC
あ、でもバイトは自分のブツだけで十分逝かせてくれそう・・・。
88名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:36 ID:xBHVudz5
>82
ベタだけど、浴衣でえっちも萌える…
89名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:37 ID:myYt22+9
千晴タソは
「OH!…Yes,Come on!!」とか言う。

…てのはネタバレ?まだだめ?
90名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:37 ID:u+Giwwad
タシーロはワインボトルとか?
91名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:37 ID:Bajv/nUz
腰使いが非常に上手そうだ。>バイト
92名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:38 ID:+jt+koeZ
先生は指揮棒…?
93名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:41 ID:5ivT6Zen
ナニ入れたまま指で色々アレコレ弄ってくれそうだな。>バイト
94名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:43 ID:Bajv/nUz
こう、後ろからの座位で、囁かれながら
ガンガン突きつつ、ごつくて油まみれの
手でいじっていただきたい>バイト
95名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:44 ID:nafFQXqX
モリリンはこっちから察して(つうか焦れて)導いてあげないと
ダメなヨカーン。それも良し?

卒業式も終わり、繁華街や海辺の娯楽施設を思い出を辿りながら歩く。
初めてデートした場所、恋に気付いたあの日…
「な、たった3年間の間で俺ら何度遭うたんやろな?」
「ん…もう数え切れないくらい、だね」
過ぎ去った日々を懐かしむように、しかし忘れることのないように
思い出の一つ一つを胸に焼き付けながら二人の奇跡を辿る。
そして…一つの予感を感じていた。
今日は彼に抱かれるのかもしれない、そんな予感を。

彼が見つめる視線が熱を帯び、言葉よりも雄弁に語りだしたのは
いつの頃からだろう。

すんません、尻切れトンボで逝きまつ…





96名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:44 ID:dBtG8rMX
「好きな子とは初めて」と言っていただきたい。
ホントか嘘かは知らんが(w>バイト
97名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:46 ID:nafFQXqX
Σ(゚Д゚)
>95はバイト×主人公でつ。
最初にモリリン話だったから混同させてスンマソ。
98名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:46 ID:Bajv/nUz
そのSSの30分後が重要なのですが!!
99名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:47 ID:a/5xm/XL
だ、誰か早く本番を…(;´Д`)
100名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:49 ID:rbIEVxaW
先生×主人公、
きぼんぬ・・・・・・誰か・・・・・(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
エチヌキでも、ラブコメでもええぞ!!!
101名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:51 ID:79Ehiv43
あ〜バイトとやりて〜。
102名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:52 ID:tRA81VQo
ヤオイ女降臨かとびびった…
103名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:52 ID:0OTEhoqw
1時間見ないうちに…(;´Д`)ハァハァなレスとその数…
ウレ( ゚д゚)スィ…タノ( ゚д゚)スィ
104名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:53 ID:5ivT6Zen
個人的にバイト・バカは巨乳大好きっ子
王子・ワカメは乳拘らないっ子
先生・モリリンは特殊系って気がしますが。
105名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:53 ID:u+Giwwad
クールな王子が熱くなっているSS読みたい・・・。
106名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:54 ID:dBtG8rMX
>101
わかる……バイト×主人公で文句は無いが
バイトとやりてえ。
107名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:55 ID:YVXe87Fj
>104
と、特殊ってなんですか?
SとかMとかついてるやつですか?
108名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:55 ID:xBHVudz5
>104
特殊系って何でつか?(W
109名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:55 ID:Bajv/nUz
でわ、てんてーと

せんせーはピアノを弾いている。
私はそのせんせーの足の間に膝まづいている。
「もっと深く入れなさい」
ピアノの音色はまるで機械の様に正確に旋律を奏でる。
せんせーのはどんどんおっきくなるからそんなことできない。
「せんせー、大きくて無理です」
「君は相対的な評価が出来るほど男を知っているのか?」
せんせーは鍵盤から手を離して私の後頭部に持ってきた



ごくごく

「いい子だ」
110名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:57 ID:a/5xm/XL
>>109
て、てんてー!!(;´Д`)ハアアァ
「相対的な〜」にハゲしく萌え。
111名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:59 ID:xBHVudz5
>109
てんてーに褒められたい(;´Д`)ハァハァ
112名無しさん@ピンキー:02/07/02 00:59 ID:Bajv/nUz
おいらもてんてー萌えだがやりてーのはバイトだ
あからさまなセックスアッピールがある。
113名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:00 ID:dBtG8rMX
遊ばれたいタイプだよなバイトは(w
114名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:01 ID:Bajv/nUz
そうそう、8回くらいでいい。
115名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:01 ID:79Ehiv43
赤いYシャツ着てるバイトが一番好きだ。
116名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:03 ID:dBtG8rMX
海デートとか3年目クリスマスとかおうちデートとか
いくらでもチャンスはあるだろう!! バイト!! 
何故やらん!!
117名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:05 ID:cptUTphr
バイトはやっぱり本命には手が出せない(w
出しても優しく優しくだろうな(;´Д`)ハァハァ
118名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:06 ID:Bajv/nUz
慣れて来ると「ええやんええやん」を
武器に、アナルセクースまで要求されそうだ。
119名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:07 ID:piqkfPGb
>118
許す。
120名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:07 ID:5ivT6Zen
好みの水着の時の「…うっ」を着メロにしてみてはどうかと。
…ナニか出てそうな声で萌え…(;´Д`)ハァハァ
121名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:07 ID:ZVBgHzNq
ここはキャラ名ずばりで大丈夫なのかな。
だめだとしたら「王子」になってしまうが、
王子×主人公の話なんて呼び方だけでギャグになりそうだよ…。
122名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:08 ID:rbIEVxaW
>>109
てんてー、そんなに冷静で居られると言うことは
・・・カナーリ、主人公とヤリ込んでますね・・・!!(;´Д`)ハァハァ
123名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:09 ID:nafFQXqX
主人公の名前は「萌子」…じゃダメ?(w
124名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:10 ID:Bajv/nUz
カウパーは九分九厘出てたね。

王子最中切れてそうで怖いんだよ。
終わったら急に冷静になって
びびってる主人公尻目に
「・・・何かあったか?」みたいな
125名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:10 ID:ZVBgHzNq
萌子って…楽園でつか(w
126名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:10 ID:piqkfPGb
名前はそのままでもいいんじゃないのかなー。ダメ?
127名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:10 ID:79Ehiv43
日比谷「先輩・・じゃなくて美奈子(主人公)・・・ジブ・・俺達もう付き合って半年ッスよね?
美奈子「うん、そうだね。」
日比谷「あの・・・その・・・セック・・・」
美奈子「?」
日比谷「ジブンとセックスしてください!!!!!!!」
美奈子「え!?」
日比谷「嫌ッスか?」
美奈子「嫌じゃないけど・・・渉はまだ・・・。」
日比谷「クラスの人はみんなやってるッス!!」
美奈子「でも・・・。」
日比谷「俺!もう我慢できないッス!!ごめんなさい!!」
美奈子「ああん!!やめて!!ダメェ!!」

         後は想像に任せます。
続きキボンの声が多かったら描く。
128名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:12 ID:a/5xm/XL
名前はうまく「彼女が」とかでごまかしてくれればとてもウレ( ゚д゚)スィ…
129名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:12 ID:cptUTphr
ワタポンらしくてワロタ(w
130名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:13 ID:Bajv/nUz
みんなやってるっつーのがわたぽんっぽいよ〜〜(w
131名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:13 ID:nafFQXqX
>125
マシンタンではないでつ(w
違う所指してたらスマソ!
132125:02/07/02 01:16 ID:ZVBgHzNq
>131
マシンタンではありませんでつか(w
わかってくれてありがd
あれだったらさすがに…と思ったけど一安心でつ。
いちおう主人公の呼び方は、
そのまま主人公とか、彼女ってことかな?
133名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:17 ID:piqkfPGb
主人公、だとアレだし、「彼女」が妥当だろうねえ。
あとはもう上手く読ませていただくということで
職人の方々!! おひとつ!!
134名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:17 ID:Bajv/nUz
わたぽん部屋で必死に皮むいてそう。
怪しげな通販のパンツも履いて。
135名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:17 ID:0OTEhoqw
書く人におまかせでいいんじゃない?

ところでここって60秒の書き込み制限あるんだね。
136名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:20 ID:CeBuIMLV
「もっと足を開きなさい」
「先生…やっ……恥ずかしい…」
「欲しくないのかね?」
私はおずおずと両足を開く。
羞恥で顔は真っ赤になっているに違いない。
「よろしい…」
先生は満足げな声でそう言って私の髪を撫でた。



がーん。スポーツ新聞のようなノリだ
137名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:21 ID:5ivT6Zen
>134
そんな事気にしないでいいのに…わたぽん。
きっちり洗ってくれていれば全然気にしないのに(ワラ
138名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:22 ID:Bajv/nUz
「よろしい」!!!

間違いなくピアノの上!スカート履いたまま!
てんてーの腰の動きは、きっと
ローリングはないな!
8浅2深を忠実に守ってるね。
139名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:22 ID:cptUTphr
>136
そんな先生なら(;´Д`)ハァハァ
140名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:22 ID:a/5xm/XL
てんてー萌えるね。(;´Д`)ハァハァ
141名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:24 ID:79Ehiv43
さすがに花椿先生と主人公のからみ書く人いないね(w
書く予定の人いる?
142名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:24 ID:Bajv/nUz
アメリカって男の子生まれたら
すぐ割礼しちゃうって聞いたけど、
ドイツの王子はもうとうにズルムケ
なのだろうか?さすが我らが王子。生まれは日本か?
143名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:25 ID:YVXe87Fj
花椿先生はどうだろうね(w
くねくねーってイメージしかないよ。
144名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:28 ID:5ivT6Zen
私、もう先生の生徒じゃないんてすよね…と言いながら
教会で制服のスカーフを自分で抜きたいです。卒業式後に。
先 生 か か っ て 来 い !
145名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:30 ID:myYt22+9
ええーと、バイト×主人公できましたけど…
うpします?

さくっと書いたので短めアンドぬるめ…
ラブラブではないのですが。
146名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:31 ID:0OTEhoqw
キタ--wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
うpうp♪
バイト(;´Д`)ハァハァ

興奮しすぎ。
147名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:31 ID:79Ehiv43
>>145
早くぅ!!はやくぅ!!(;´Д`)ハァハァさせてぇ!!
148名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:32 ID:a/5xm/XL
>>145
щ(゚Д゚щ)カモーン
149名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:32 ID:5ivT6Zen
>145
うpきぼんぬ。
150名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:33 ID:fjI/Ntw0
盛りすぎですおまいら(w
でも私も(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァン
щ(゚Д゚щ) カモーン
151名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:33 ID:cptUTphr
>145
読みたい(;´Д`)ハァハァ
152名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:33 ID:YVXe87Fj
>145
うpお願いします。
(;´Д`)ハァハァ
153名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:34 ID:myYt22+9
ひとつにするには長いので分けてみました。
では。


そこからは既に熱い潤みがあふれ出ていた。
「あ…っ、や…いやぁ…っ!」
「いややないやろ?もうこんなにしてもうて。
キモチええんやろ?」
姫条は主人公を羽交い絞めにしたまま、耳元で囁いた。
左手は制服の下の乳房を強く揉みしだき、
右手はスカートの中へ差し入れられて、
その動きとともに淫らな水音が響く。
主人公は味わったことのない快感に膝を震わせながら
涙をこぼし、強くかぶりを振った。
「い…いやっ、いやよこんなのぉ…」
仲の良い遊び相手だと思っていた。
いつも軽口をたたいて、調子よく話しかけてくる。
一緒にいると楽しい。…もしかしたら他の誰よりも。
そんな自分の気持ちの変化に気づき始めた時だったのに。
154名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:34 ID:h5cjiHMV
おー盛り上がってまつね。たのすぃですね。さすが深夜。これからだ(w
実は自分>59でつ。今日はもうこれない〜(つД`)…と思ってたら
なんか時間できちゃったよ(ニガワラ
とりあえず二名様からはOK戴けちゃったので(有難うござりまする)、
決意鈍らねぇうちに載せちまうことにしますた。
長いお目汚しですが誰かおひとりでも楽しんで下さればこれ無上の幸いなり。
Gネタなんでそーゆーのお嫌いな方はお控え下さいませ。
155名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:35 ID:cptUTphr
何となくワロタ(w
皆興奮し過ぎ!(w
156名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:35 ID:myYt22+9
姫条の指が主人公の中へ滑り込んでくる。
強い圧迫感が生み出す悦びに我知らず腰がわなないた。
「はあんっ!あぁ、あああ…」
「…ごめんな……でも、もう押さえられへんのや!
どうしても、お前が欲しい!欲しいんや!!」
姫条はそのまま主人公の下着をはぎとると、
己の怒張を取り出し、一気に押し入れた。
ぎりぎりと裂かれる痛みに、主人公は声にならない悲鳴を上げる。
その中の熱さと甘さに目眩さえ感じながら
姫条は幾度となく自分自身を叩き付けていた。
「お前は俺だけのもんや…誰にも渡さへん…!誰にも…っ!!」


オソマツサマ。
157名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:37 ID:Gz7jE9Tq
 目覚めると、わたしは裸のままソファで横たわっていた。
 一瞬の間に昨夜の出来事がフラッシュバックし、顔を赤く染めシーツで身体を
隠しながら身を起こす。
「お。起きたか」
 声のしたほうを向くと、上半身裸の姫条くんが湯気の立つマグカップを差し出し
ながら微笑んでいた。
「ほら、目覚めのコーヒーや。…熱いから気ぃつけ……」
「熱ッ!!」
 彼の注意は一瞬おそく、わたしはコーヒーで口の中をヤケドしてしまう。
「…ほんまドジなやっちゃなぁ。ほら、見してみ」
 言われるままにおとなしく口を開ける。
 次の瞬間、彼の唇がわたしの口をふさぎ、柔らかな舌が侵入してきた。
「…ん…っ……」
 舌を絡めとられ、我に返るとわたしはソファに再び押し倒されていた。
「え…? ゆうべ、あんなにしたのに……」
「自分こそ、キスだけでこんなにしとるくせに、なに言うてんねん」
「そ、そんなこ……あッ!!」
 恥じらいの言葉を最後まで口にする暇もなく、彼がわたしの中に強引に押し入ってくる。
「どや? まだまだ元気やろ?」
「…ん…ふっ…あぁ……」
 もはや答えることも出来ず、わたしは激しい快楽に押し流されていくしかなかった。
158名無し@59:02/07/02 01:38 ID:h5cjiHMV
『溜息』 (1)


…リストの『溜息』って曲なんだ…

あの日、せんせぇが弾いてた曲。
すごくキレイな曲だった。すごく優しい音だった。
どうしても忘れられなくて、なんていう曲なのか知りたくて、一生懸命探した。
音楽室とCDショップに通いまくって、やっと見つけた。
あんまりよくは知らないけど、リストって、超絶技巧〜とかで有名な
あのリストだよね。ピアノの事全然わからないけど、きっとこの曲も
難しいんだろう……ふふっ、なんかすごくせんせぇっぽい曲だ。
せんせぇって、テクニシャンなんだなきっと。なんでも上手くこなせちゃいそう。
そういえば、運転も上手だったなぁ…。
159名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:39 ID:Bajv/nUz
ほいじゃあ便乗
バイトと・・・

姫条くんは指入れるのが好きだ。
必ず2本入れて、折り曲げて、天井をこする。
私が苦しそうな顔をすると、今度は奥まで入れてきて、
「○○ちゃんのはな、ホラ、奥で2段にキュ〜っと
締めんねや。あ、ホラ、また締まった。
でも○○ちゃんちょっと浅いんとちゃうか、ここんとことか」
そういってまたつついてくる。
一体誰と比べてそういうことを言ってるのか分からないし、
訊きたくもない。

姫条くんはなかなか入れてくれない。
入り口のところで先っぽをぬるぬるこすりつけてくる。
絶対私の反応を窺っているのだ。
ようやく入れたかとおもうと、ニカっと笑って
「ほら、もうな、届いた。」
だからそれはアンタのが・・・この種馬!!
160名無し@59:02/07/02 01:39 ID:h5cjiHMV
(2)
そんな事を考えながら、今日やっと手に入れた、そのリストのCDをかけて、
ベッドにごろんと寝っ転がる。
…あぁ、この曲だ。
やっぱりすごくキレイな曲。でも音はせんせぇの方が優しくて好きだなぁ。
一度聴いただけなのに、聴き比べできちゃうくらい覚えてる。忘れられない。
あの日から、思い出さない夜はなくて、今夜もやっぱりあの記憶を再生する。
ビデオだったらこんなに繰り返し見てたらテープ絶対切れちゃうよね。
そんなバカな事を考えて、ちょっとだけ笑って…そして私は今夜も
いつものように溜息をついてみたりして。
だって思い出すたびに息が苦しくなってしまう。
あの日、私は『息をするのを忘れてしまうほど』っていうのを初めて実感した。
ものの例えなんかじゃなくて本当の事だったんだ。勿論、身動きなんて出来やしない。
自分の内で、胸だけがどきどきしていた。苦しくて、甘い空気。
……あんまりにもうっとりと聴き入ってしまって、ぼんやりしすぎた私は
うっかり物音を立ててしまった。せんせぇのいう通り、私は注意力散漫なんだろう。
くやしいなぁ。もっともっと聴いていたかったのに。
このまんま、時間が止まればいい、なんて。
そんなの陳腐な小説の中の台詞だと思っていたけれど、自分がそんなふうに
思う日がくるとは、自分でもあの日までは考えもしなかった。
161名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:42 ID:Bajv/nUz
をを・・・文字の嵐・・・幸せ・・・
言葉攻めバイト(;´Д`)ハァハァ
162名無し@59:02/07/02 01:43 ID:h5cjiHMV
(3)
ああ、CD違う曲になっちゃった。他の曲を聴く気にはなれなくて、
再生モードをリピートに変える。エンドレスで「溜息」ばかりを聴き続ける。

あの日、せんせぇが弾いてたのと同じ曲を聴きながら、私はベットの上で
目を閉じる。瞼の裏にはせんせぇばかりが浮かぶ。
すごくキレイな曲だった。すごく優しい音だった。
すごくキレイなあの指で、すごく優しいカオして弾いてた。
なんだか胸が痛い。
運転も上手なせんせぇの手。なんでも上手そうな手。
あの手はあったかいのかな。それともつめたいのかな。
あの手に触れられたら、私はどんなふうに感じるのかしら。
触れられたい。息が苦しい。自分の内の鼓動が激しくて、胸が、痛い。

痛い胸の内側をなだめるように、そっと胸に手を当てる。
ものすごいイキオイの動悸。目を閉じているのに眩暈がしそう。
こんなの、まるで悪い病気みたいだ。
病気かもしれない。こんなにせんせぇの事しか考えられない。
あぁ、もう病気でいい。せんせぇが好き。せんせぇが好き。
163名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:43 ID:cptUTphr
こんなバイトもいいなぁ(;´Д`)ハァハァハァハァ
164名無し@59:02/07/02 01:46 ID:h5cjiHMV
(4)
せんせぇのキレイな指を思い出す。せんせぇの指に触れられたい。
服の上から撫でてみる。繰り返すと甘い刺激に尖る。
キモチいい。少し息を漏らす。
もっと強い刺激が欲しくなる。苦しい。せんせぇ。
もどかしい。手を差し入れる。直接触れる。
せんせぇに触れてもらいたいトコロを、触れられたいように。
自分の手は、あつくもなく、つめたくもない。
ねぇ、せんせぇ。せんせぇの手はどうなのかな。あつい?つめたい?
息が苦しい。…あぁ、「ためいき」が繰り返し流れてる……
あ。キモチいいトコロ。ココは好き。せんせぇ。触ってほしい。
きっとせんせぇはこんなコトも上手。器用そうなあの手。キレイな長い指。
自分で自分のイイトコロはいちばん知ってるけど、あたしの指じゃ足りないよ。
あの手がいいな。ねぇせんせぇ。ああ。キモチいい。
こんなコト考えて、こんなコトしてるあたしは、たぶん氷室学級のエース失格だわ。
ちっともキヨラカじゃない。ごめんねせんせぇ。キリツなんて守れない。あぁ。
こんなイケナイコトしてるけど、ちゃんと明日にはいいコに戻るから、
だからああ、お願い今だけ許してせんせぇ…
165名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:50 ID:Bajv/nUz
指テクはそれはもう先生に軍配でしょう!!
冷たい手がキボーン。
そんでてんてーに「エース失格」っつって
おしおきされてー。
166名無し@59:02/07/02 01:51 ID:h5cjiHMV

熱くて荒い息が漏れるけど、声は漏れないように堪える。
だってとなりの部屋には尽がいるし。こんなの見せられない。
…でも、あ、キモチ、いい。ん、ん、あ。声出ちゃいそう。
もっと。もっと。深く挿れる。二本。ああ。溢れる。水音。せんせぇ。
ん、ふ、ん、、あ、ああ。足りない。でも、ん、キモチいい。
我慢出来なくて少しだけ声を小さく漏らす。息が苦しい。苦しい。いい。
この手が、指が、せんせぇのだったらいいのに。きっともっといいのに。

ああ。限界が来そう。イク?キちゃう?どっち、でも、あぁ、いいんだけど。
ねぇ、あ、せんせぇが、いいの。他のヒトじゃ、イヤ。他の、ヒトじゃ、ダメ。
でも、どうして、いいか、わかん、ない。好き、なのに、好き、好き…
…あなたに、あぁ、抱かれ、たい、よ。触れて。ねぇ。せん、せぇ…。ああ…

震える。収縮して拡張する世界。眩暈。ああ。白い。暗闇。せんせぇ。溜息。溜息。

                              <了>

…うわイタい…ヤってねぇし…他の方に比べると明らかにヘタレヘボンだよ…
。・゚・(つД`)・゚・。
皆様大変お邪魔いたしました。ただの名無しに戻りつつ
てんてーのネクタイで逝ってきまつ…

167名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:54 ID:+tdVxNE9
>166
いえいえとてもウマーですよ(;´Д`)ハァハァ
また書いて下され〜
168名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:55 ID:YVXe87Fj
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
おつかれさまです。
バイトもせんせぇも(;´Д`)ハァハァ
169名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:56 ID:cptUTphr
幸せです(w
170名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:56 ID:Bajv/nUz
逝かねえでくだせえ!!
171名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:56 ID:rbIEVxaW
エロ板、マンセー!!

先生(;´Д`)ハァハァ
172名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:56 ID:fjI/Ntw0
マ、ママママンセー!!作家様マンセー!
バイトもてんてーもイイ…( ´∀`)

Gネタって新鮮でつ…。初めて読みますた。
尽タンがこっそり覗いてるんじゃないかと疑ってしまった私は
バイトの炒飯弁当を喉に詰まらせて逝ってきまつ。
だから59さんは逝かないで下さい(w
173名無しさん@ピンキー:02/07/02 01:58 ID:Gz7jE9Tq
157でつ。なんかタイミングよくつながっちゃいましたけど、
156さんとは別人です(w まぎらわしいことしてスミマセン。
174名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:01 ID:myYt22+9
バイト153です。
不完全燃焼な作品で申し訳なかったです。
妄想を蓄えながら今日はもう寝まつ。

次こそは擬音バリバリのすごいヤツを…オーホホホホ!
では、おやつみなさい。
175名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:01 ID:0OTEhoqw
あああああ、(・∀・)イイ!!
神様たちありがとう…(´∀`)

私も尽たんが覗いてるかも…とオモテシマタよ…
ランドセルに石つめて、海にダイブして逝ってきまつ。
176名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:01 ID:YVXe87Fj
とっても個人的意見なんだけど小説の間に感想かかないで欲しいな…。
間に意見が入るとちょっと見にくいからさ。

ごめんね逝ってくるよ。
177名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:02 ID:a/5xm/XL
ありがとう、神達よ…(´Д`*)
バイト言葉攻めマンセー!
178名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:03 ID:Bajv/nUz
スマソ。興奮しすぎました。
179名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:05 ID:fjI/Ntw0
>176
同意。
あと、作家様にページ数(例:2/5)を打っていただくのはどうかな…?
今、合宿スレ見ながら思った。

ワガママいうてスミマセン(´Д⊂<作家様
180名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:06 ID:Bajv/nUz
倉庫に行っちゃうのがおしいよー。
181名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:08 ID:0OTEhoqw
保存しトコーっと。
ときメモのエロなんて貴重だろうし。
182名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:10 ID:rbIEVxaW
名前の出るところでは、ときめもエロは怖いもんナーコナミン。
183名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:18 ID:gFqDslr4
王子×主人公書いてみたけど駄目だ・・・
乙女チックすぎる・・
あ〜難しいいいいい
前フリが長すぎになってしまう・・
184名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:19 ID:piqkfPGb
このスレ立ってよかった……!!!
185名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:22 ID:ZVBgHzNq
しばらく常駐しちゃったよ…
>183さん、ぜひうpおながいします。
186名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:24 ID:0OTEhoqw
>183さん!がんがれ!
っていうか、むしろ乙女チックエロOK。
187名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:25 ID:fjI/Ntw0
乙女ティック大好物です(;´Д`)ハァハァ
188184:02/07/02 02:30 ID:gFqDslr4
量だけで中身がないよヽ(`Д´)ノウワワァァァァァン
ゴメンヨ、私才能ないっぽ
初めてだからいろいろ参考にして書いてるけど・・・
今日うpはむりっぽ
こんな中途半端なの人様に見せれないYO!
189183:02/07/02 02:31 ID:gFqDslr4
183でした・・逝ってきまつ・・・・゚・(ノД`)・゚・
190名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:32 ID:Bajv/nUz
せめて王子を残してください。
191名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:42 ID:piqkfPGb
日本がもっと狭かったらここの住人でそれぞれSS持ち寄って
コソーリとオフをやりたいくらいだ……カタコンベ。
192名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:45 ID:r34Of5ww
本スレの人全員集まってGSオフ会やったら盛り上がること間違いなし。
193名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:47 ID:piqkfPGb
でも北は北海道から南は九州沖縄まで散ってそうな予感。
194名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:48 ID:Bajv/nUz
小波ってそんなに厳しいの?
キャラの男女問わず。

実際摘発された詩織の同人がどんなもの
だったかは知らないけど・・・普通の
エロだったらしごく人として当然な気がするけど。
195名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:50 ID:r34Of5ww
実は世界各地に飛び回ってる>GS
196名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:50 ID:/WU2Z5ji
「パロ同人」自体が著作権とかの関係からグレーゾーンの
ものだしね。そこを突かれたらこっちはお手上げさ。
197名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:51 ID:/WU2Z5ji
>193
まさしくこちら北の北海道だよ(w
198名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:53 ID:+tdVxNE9
私も北海道だす(´Д`*)
199名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:53 ID:Bajv/nUz
>197
まさに服装に困ってしまった方ですか?

自分は関東でも7月に長袖は着るので
苦労しました。
200名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:55 ID:/WU2Z5ji
197です。
よく厚着だと言われた。9月にはもうショール装備させてしまふ。
>198
ワーイ!!
201名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:55 ID:0OTEhoqw
私も北海道です。
202名無しさん@ピンキー:02/07/02 02:58 ID:Bajv/nUz
幻水の同人ソフトもひっかかったんだっけか〜
ふつ〜にエロ希望。
203名無しさん@ピンキー:02/07/02 03:02 ID:r34Of5ww
激しいエロキボン。
204名無しさん@ピンキー:02/07/02 03:03 ID:/WU2Z5ji
>198、201
よもや北国で局地的にエロが流行してるのではあるまいな。
205名無しさん@ピンキー:02/07/02 03:03 ID:Bajv/nUz
じゃあバイトで(w
ループしちゃったよ。
206名無しさん@ピンキー:02/07/02 03:05 ID:gtp5G6jC
てんてー命令口調!!!
是非是非
207名無しさん@ピンキー:02/07/02 03:06 ID:+tdVxNE9
>204
キャッ☆ドウシマショウ(;´Д`)ハァハァ
208名無しさん@ピンキー:02/07/02 03:13 ID:0OTEhoqw
>204
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルとかいいつつ、
(;´Д`)ハァハァシテシマウYO!
209名無しさん@ピンキー:02/07/02 03:21 ID:gtp5G6jC
こちとら関東でふ ハァハァハァハァてんてー・・
210名無しさん@ピンキー:02/07/02 03:26 ID:a/5xm/XL
こっちは九州…見事に散らばってるね。
てんてー命令口調…
バイト言葉攻め…
(;゚Д゚)ハァッハァッハァッハァッハァッハァハァ
211名無しさん@ピンキー:02/07/02 04:32 ID:rbIEVxaW
摘発された、ときメモの同人は、
エロ的にはたいしたこと無かったそうだよ。
幻水の同人ソフトもそうだけど、
小波もアトラスもそういうことに厳しいような気がするけど
本来パロ同人のほうが、著作権違反してるわけだし。

ポケモンの時の事件は100冊も売ってないマイナーなサークルだったのに
一ヶ月も警察に拘留されたらしいし、
でずにの某ゲームも同人誌はオールアウトだもん。
これからは、メーカーの見解を調べてからパロ同人やらないと怖いかも。

・・・というわけで、本を出す勇気が無いので
ここで煩悩を(;´Д`)ハァハァするのであった・・・。
212?1/4?3?μ??59:02/07/02 05:59 ID:h5cjiHMV
煩悩の赴くままssを書きなぐっていたら朝が来ちまったーよ…

そんなあたちはしゃちほこの国の女だみゃあ。日本の真ん中にもいまつ。
213212:02/07/02 06:12 ID:h5cjiHMV
…て、うがーー!クッキー残ってたよー(汗)ひぃぃ恥ずかしや…
てか文字化けしててもIDでバレバレじゃんよ自分 (つД`)

ごめんなさいごめんなさい一度逝ったけど出戻って来ちゃったヘタレSS投稿者でつ。
喜んで下さった方がいらっしゃったみたいで本気で嬉しいっす (TдT)カンゲキ…
まだエチ神様ご降臨中なので、その内またやっちゃいます先に謝っとくゴメソ。
精進して励みますので駄文お許し下さいませ>ALL
>179
御指南有難うございます。今回は気付かなかったうっかりさんなので
広い心で許ちて下ちい。と請うてみまつ。深く反省。ゴメソです。
次回はちゃんと付けますね。多分やっぱり長いから(ニガ

あぁ恥ずかしくて穴があったらてんてーに挿れてもらいてー(w などと
ピンク板らしいことをほざきつつ今度こそ逝きまつ、てかそろそろ寝ます(ニガ
214名無しさん@ピンキー:02/07/02 07:21 ID:TYAmVadB
昨夜も祭だワショーイだったのでつね。
朝組な自分は非常に楽しませて頂きました。
ありがとうございまつ(-人-)作家の皆様は神。
(;´Д`)ハァハァ

>183
王子×主人公好きなんでいつでもうpしてください。マターリ待ってまつ。
215名無しさん@ピンキー:02/07/02 07:53 ID:+QeRMaJu
朝っぱらからうpしていいですか???
夜まで待った方いいかな・・・
216名無しさん@ピンキー:02/07/02 07:56 ID:FZrcqaWb
>215
うpキボン。
217名無しさん@ピンキー:02/07/02 08:00 ID:D9nNhUvx
>215
キ、キボンヌ〜
218せんせぇ(;´Д`)ハァハァ:02/07/02 08:53 ID:o4r0NE7Z
もうすぐ私のマンションだ。
楽しかったドライブデートも終わりに近づいている。
本当はもっと一緒にいたい。
寂しい気持ちを抑えつつ、最後の交差点の信号
待ちをしてい時だった。

「その…なんだ…」
先生が軽く咳払いをした。
こういう時は、照れている時なのだと私は知っている。
言いにくそうな表情の向こうに、どんな言葉が待って
いるのか、おぼろげながらも分かりつつ、その先を
待った。
「君の家を目前に何だが…これから私の部屋に
来ないか…?」
「先生…」



ぎゃーーー!! はづかしい!!
スポーツ新聞のようなSS鬼畜モエモエ派ですが、らぶらぶ
書いてみました。卒業後、主人公一人暮らし設定でつ。
続き、誰かきぼんぬ。
219せんせぇ(:02/07/02 08:55 ID:o4r0NE7Z
4行目、信号待ちを「していた」時です。
間違えた。はづかちー
220名無しさん@ピンキー:02/07/02 08:56 ID:iMy9RSI3
(1)

「ね、あの子にも…こういうコトしたの?」
「俺がそこまで器用な人間に見えるか?」
「でも彼女もきっとこうして欲しいって思っているよ。」
「それが出来るんなら、お前にこんな命令はしない。」
そう言って、鈴鹿君は体育用具室の鍵を内側から閉じた。
彼は命令って言ったけれど、実はそれは二人で交わした大切な約束。
2人きりの放課後の自主トレの時は、ユニフォームの下に下着は付けないこと…。

小さな窓から夕日の朱色が射し込んでくる。
お互いの舌を行き来させながらの激しいキス…
お互い疲れていることも忘れてしまって、ひたすらその水音を求めていた。
そして彼の大きな手がユニフォームを上へとまくり上げていた。
「ボール追いかけながら、想像していたろ?俺とする事。」
掠れた声で囁きながら首筋に赤い印を付ける。
「うん…」
嘘はつけない。回りくどいことを嫌うこの人は
私の浅はかな本心も全て見抜いてしまうから。
「俺もだ。ここがとんがっているのを見るたびに押し倒してやろうかと思った。」
体操用のマットの上に私の体を倒して、フルフルと揺れる胸へと顔を埋めた。
「鈴…あっ…」
「すっげー固くなってる。待たせてごめんな…」
大きな手で胸を愛撫しながら、口は舌先を見せながら私の敏感な箇所をなぶっていた。
221名無しさん@ピンキー:02/07/02 09:12 ID:iMy9RSI3
(2)

彼の背中を伝う汗は、すでに自主トレのそれじゃない。
必死に愛してくれているこの人の頬にそっと触れる。
「好き…」
「俺も。本当は、初めて会った時からずっと…」
「私のタオルを使った人の方が逆ギレしていたけど。」
「ヤな事言うなよ。あの時は…お前がびっくりしたような顔してたからサ。」
二人して笑いながら、またキスを交わし合う。
私の背中をしっかりと抱きしめながら、ゆっくりと二人分の服をはぎ取ってゆく。
そっと足を広げると、それは彼の全てを受け入れる形になった。
太股に自分が溢れさせた雫が伝うのを感じる。目を閉じて訴えるように言った。
「すぐに…入れて。…ね?」
「ん、わかった。」
それ以上は必要ないよ。本当に随分と待ったんだから。
彼の体がブルッと振るえる。まるで杭を打ち込むように熱い固まりが中に入ってきた。
「クッ…!」
「アアッ…」
悲鳴とも喜びともつかない声が用具倉庫に響いた。
222名無しさん@ピンキー:02/07/02 09:15 ID:+QeRMaJu
てんてー!!バカー!!!!マンセー!!
223名無しさん@ピンキー:02/07/02 09:41 ID:iMy9RSI3
(3)

私の奥深くを貫かれるたびに、それでも何かを思い浮かべずにはいられない。
ね、本当に私だけが好き?
本当にあの子ともこうしたいって思った事はないの?
おっとりとした優しい表情の後で、同じ醜い想いを抱いているあの女の子…。
全てをこの瞬間に流してしまいたいのに、濃い影はいつまでも消えない。
「鈴…鹿君、ゴメンね…」
「何で謝るんだよ…」
「好きになりすぎているかもしれない…」
でも、それでも…。次の瞬間に体も心も想いさえも限界を超えたような気がした。

校舎を出たとき、空はすでに彼の髪の色と同じ濃紺へと色を変えていた。
私に差し出される手は、先程の激しさを忘れたかのように反対の手を
そっと優しく包んでくれた。
「大丈夫か?」
「うん、ヘーキ。」
「そっか。」
しばらくは二人とも無言で歩いていた。別れる場所のバス停に辿り着くまで。
やがて彼が乗るバスが目の前に滑り込んでくる。
「また明日ね。」
笑って手を振ろうとした時、彼の真剣な目とぶつかる。
「お前だけだから。」
「鈴鹿くん?」
「俺からバスケを取ったらお前が残って欲しいって、本気で思ってるからな!」
それがその日交わした最後の会話だった。

やっぱり彼には嘘や誤魔化しは通用しなかった。
案外心理分析の道に進んだら成功するのかもしれない。
あの影はしばらく消えないけれど、でも本当に嬉しかったから
明日の自主トレもちゃんと約束は守ろうと思った。

end

書き逃げスマソ。
224名無しさん@ピンキー:02/07/02 11:26 ID:hQG1q6km
バカ(・∀・)イイ!!
神様達、ありがたや。
225名無しさん@ピンキー:02/07/02 11:37 ID:yXbgtRLE
神様方、本当にありがとうございます。
226名無しさん@ピンキー:02/07/02 14:08 ID:Vinrb0NF
昼ドラまだかな〜とか言ってみる。
227名無しさん@ピンキー:02/07/02 14:15 ID:ldWrE+7E
      和馬と私の初体験-第一話激しい幕開け-

私が鈴鹿君の家に来て1時間経つがずーっと沈黙が続いている・・・。
彼も落ち着かない様子・・・。

鈴鹿「麦茶かなんか入れてこようか?」
主人公「え?そんなに気使わなくてもいいよ・・・。」
鈴鹿「べ、別に遠慮すんなよ!あ!部屋のもんいじくるなよ!わかったな!!」

部屋のものはいじくるなと言われてもどうしても興味を持ってしまう・・・。
私は机の引き出しから何かが出ているのを見つけてしまう。
うっかり私はそれをとってしまった・・・。
言うまでもなくそれはあの年頃の男の子が見るような本である。

そして・・・。

鈴鹿「お、お前何してんだよ!!」

続く。
228名無しさん@ピンキー:02/07/02 14:17 ID:ldWrE+7E
昼ドラ第二話できました〜。
間違えて第一話になってるけど第二話です。
229名無しさん@ピンキー:02/07/02 15:36 ID:h5cjiHMV
>227
昼ドラだ〜ウハウハ━━(゚∀゚)━━!!!!!
新アイノアラシ見てから2時頃に読めば更に昼ドラらしくなったんだなぁ…クヤチイ
でもマダムパール終わっちゃったら昼ドラ見る気しなくて鬱。

SS1本上がった〜!!やっぱりこの原動力は萌えだ。
でも長いでつ。てかすでにSSじゃなくなってまつ。短くないよ全然(泣
今晩長文の連続書き込みしに来ますがゴメソね皆様。
でも「読み物」として出す以上はエチの前後も自分的に大事なんでつ切れません…。・゚・(つД`)・゚・。
てか漏れはオナゴだから殿方向けみたくマムコマムコマムコ…だけじゃ抜けんのじゃー(TДT)ゴルァ!!!
薫るエロがキヴォンヌなのでつ。でもエロゲスキーとしては殿方が抜いてくれるエロが書けたら実は本望。
エチ神様、萌え妄想だけじゃなくて理想エロを書き上げる腕も授けてくれないかなぁ。

とにかく今は吐き出さないとエロ萌え妄想の海で溺れ死にそうなんだよ駄文許して下ちい。
ホントはサイト作りたいでつけどねー。コワくて出来ないねー(泣
230名無しさん@ピンキー:02/07/02 15:48 ID:rbIEVxaW
>218
ほんとにゲーム中でもありげで、イイ!!
先生、(*´Д`)ハァハァ
231名無しさん@ピンキー:02/07/02 15:48 ID:Vinrb0NF
>>227
呟いてたら、神キタ--wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
新しいお昼の楽しみになりそ…
楽しみにしてますんんで、がんがってください♪

>>229
禿しく、パール仲間だ!
SS読みたいッス!俺も溺れ死にたいッス!
\(゚Д゚≡゚Д゚)ノだ、誰もいないよね?
今のうちにチョピリうpしちゃおうかな・・・。
あの・・・王子×主人公で教会でだから
おもいっきりネタバレ入ってるんだよね・・・
いいのかな・・・
王子クリアしてない人は見ないほうがいいかも。
まだ全部できてないからちょびちょびうpします。
乙女チック&寒いと思うので
良作が来るまでの暇つぶしにでも読んでいただければ幸いです。
初めてなんで、許してくだはい。
お目汚しにならなければまた続きうpします・・。
  _______   _______    ______
 〈 ドモッ、スミマセン....。〈 スミマセンスミマセン...。〈 コノトオリデス
  ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (´Д`;)ヾ      (;´Д`)             ヾ
   ∨)        (  八)         (´Д`;)、
   ((          〉 〉           ノノZ乙
233俺・・・名無し好きだよ:02/07/02 16:38 ID:eBNzoZNW
【約束】

「約束・・・」
涙がこぼれた・・・。
ずっと心の奥にあった記憶・・・。
ただの夢だと思ってた・・・。

カチャ・・・

ドアが開いた。
そこにはいつも悲しげで一人ぼっちのような目をした、いつもの顔があった。
「ここに・・・いたのか。」
「・・・泣いてるのか?」
「え?!な、泣いてないよ」
私は彼に泣いてる事を悟られないように俯いた。
「姫・・・私はこの深い森を抜けてやってまいりました。再びめぐり合うために
あなたを迎えに来たのです。」
「け、珪君・・・覚えて・・」
「・・・いつ思い出したの?」
白いバージンロードを彼は聖壇へ少しずつ歩いてくる。
「入学式の日、教会の前でお前を見つけたとき・・
 すぐわかった。お前あのころと全然変わってなかったから・・」
「・・・どうして言ってくれなかったの?」
「・・・本当に欲しいものは手に入らない・・・だから何も望まない・・・
 そう決めてたんだ・・・。」
「でもお前は俺の中にどんどん入ってきた・・・。
 お前はあの頃のように俺が欲しいものを全部もってて・・
 それを少しずつ俺に分けてくれた・・・」
「でも俺・・お前だけは失いたくない・・他に何もいらない
 お前さえ側にいてくれたらって・・・。」
ようやく彼が私の前に来た・・・
「だから・・迎えに来たんだ・・・。」
彼は私をそっと抱きしめ、耳元でそう呟いた。
「珪君・・・」
私も背中に手を回すことで答えた。
心臓の鼓動が彼に聞こえてるんじゃないかと
赤くなった私の頬に彼が手をかけ彼の方へ向かせた。
「・・・・泣くなよ。」
そういうと親指で涙を拭いそっと唇を重ねる。
そっと離れ、見つめ合い、また触れ合う。
今までの時間を埋めるかのように何度もキスを交わす
いつものあの碧色の瞳でじっと見つめて言ってくれた・・・。
「愛してる・・。」
私に何も言わせないように
今度は黙らせるような深いキス・・・。
234俺・・・名無し好きだよ:02/07/02 16:40 ID:eBNzoZNW
スイマセンスイマセン、まだ全然エロじゃないです・゚・(ノД`)・゚・
あ〜恥ずかしいよ、ママン。
235名無しさん@ピンキー:02/07/02 18:50 ID:Bajv/nUz
●一週間

土曜の夜は夢の姫条ハウスでいつもお泊まり。
まどかに促されるまま私はスカートをまくりあげて見せる。
そこを認めると、まどかは
「うわ、相変わらず鈴鹿は容赦ないやっちゃな、こんなに腫れとる」
そういって、軟膏を出してきて塗ってくれる。
月・火は王子さま
水・木は先生
金曜日は和馬
和馬は本当に容赦がない。まるで憎んでるみたいに突いて来るから。
さらに何度も復活してくるから、時々恐ろしいとも感じる。
「ほら、寝床出来たで。寝ぇ。」
私はそのまままどかの側で横になる。そんなまどかの顔は優しい。
でも本当に怖いのはまどかだ。
何もかも知っていて、それを止めさせないまどかだ。
日があけて日曜日になったら、それを嫌というほど知らされる。
「・・・葉月はどうなん?どうする?ジブンの、どこをいじんねん?
・・・こうやってか?もっと優しいんか」
「氷室せんせとはどないな体位でしたん?巧いか?オレより?
ここはオレのほうがええやろ。ホラ、なんとか言いや。」
そうやって、日がな1日、彼らを再現させる。
私はまどかの褐色の肌にうかんだ汗を何度も舐め取っては
赦しを請うのだが、また月曜日がやってくるのだった。



・・・こんなローテーションしてーなー、とか思いながら。
236名無しさん@ピンキー:02/07/02 19:05 ID:+QeRMaJu
なぜワカメが入ってないんだΣ(゚ロ゚ノ)ノ ガーン

ワカメSS激しくキボンヌ(;´Д`)ハァハァ
237俺・・・名無し好きだよ・・・:02/07/02 20:21 ID:ZkRE4sbf
続きです。駄目駄目でゴメンヨみんな。・゚・(ノД`)・゚・
暇つぶしにも使えないよね・・うぅ(つдT)


彼の舌が歯を割って口内に入ってくる。
「んっ・・・。」
思わず吐息が洩れた
自分の舌と彼の舌が絡み合い
お互いの唾液を交換する。
「あぁ・・んっ・・」
どのくらいの時間そうしていたのかもうわからなくなっていた。
意識も朦朧として力が抜けていった・・

唇が離れ、彼の唇は頬へとスライドし。
そして耳にキスをする・・・。
「もう離さない。」
彼は私を一度ギュッと抱きしめ、お姫様抱っこで教会の長い椅子に寝かせた
男の人に抱きしめられたのもキスされたのも初めてだった・・・
でも彼にならすべてを任せられる、そう本能的に思った。
ステンドグラスからこぼれる光が2人の重なったシルエットを映す。
238名無しさん@ピンキー:02/07/02 20:22 ID:QtZqgaFH
ワカメのエロって想像つかない・・・。
239名無しさん@ピンキー:02/07/02 20:31 ID:AIjANOIS
>237
気長に続きを待ってますが、最後まで書きあげてから
コピペしてくれるとありがたいです。
途中にレス入っちゃうともったいないと思うし。

私もワカメのエロは想像つかないや…
240名無しさん@ピンキー:02/07/02 20:40 ID:WDEts59V
ワカメのエロはエロ超えて凄まじいことになりそう・・・。
241名無しさん@ピンキー:02/07/02 20:47 ID:SuhkOjrJ
こ ん な と こ ろ が あ っ た な ん て!!!
242名無しさん@ピンキー:02/07/02 20:48 ID:h5cjiHMV
昼に犯行声明(w出してた>229でつ。まだ深夜になってないけど投稿いきまつ。
長いでつ。連続7回。。。ああそうさ!漏れのはすでにSSじゃないさ!(泣
ゴメンナサイ。長文ウゼーって方は…すみませんスルーしていただくか
脳内あぼーんして下さると大変助かります…。・゚・(つД`)・゚・。
-------------------------------------------------------------------
=after happy ending <SIDE-m>=
(1/7)

今日、私と先生は互いの想いを打ち明け合い、晴れて両想いの恋人同士となった。
卒業式の後、あの教会でのことだ。
ずっとずっと、私は先生のことが好きだった。この日を夢見ていた。

「ドライブをしよう」と先生は言った。伝えたいことが他にも山ほどあるんだと。

           ★選択肢を選んでね★
     ▼”                  ▽”
m)何かしら?わくわく(はぁと) / s)私も先生に伝えたいコトがあるの(うふふ)

   ピッ▼
m)何かしら?わくわく(はぁと) ((☆ピコーン☆))

    ↓
先生の伝えたいことってなんだろう。
もういっぱいいっぱい受け取ったけどな、先生のキモチ。
でも先生がすごく素敵な笑顔で微笑むから。
私は「はい」ってひとつ返事をして頷いた。
もっと知りたい。先生のこと全部。
243名無しさん@ピンキー:02/07/02 20:50 ID:h5cjiHMV
(2/7)

──滑らかに走る左ハンドルの車。助手席のシートに体をうずめながら、
先生の運転するその手さばきと横顔にうっとりと見とれつつも、
「やっぱり先生は運転が上手いなぁ」と私はぼんやり思う。
そう、先生は頭が良くて器用。何でも上手に操縦してしまう。
難解な数学も、吹奏楽部も、ピアノも、車も…そして私も。
でも性格はとっても純粋で純情で、恋愛下手、っぽいのにね。
先生の過去の恋愛って、ホントは気にならないわけじゃないのだけれど。
…どんなヒトとどんな恋をしてきたんだろう。どんなふうにそのヒトを……

「──!!今の話を聞いていたのか?」
ああ、ぼんやりしてた。先生の呼びかけで、意識を身体に呼び戻す。
「ごめんなさい、せんせぇ。ちょっと景色見てたらボーっとしちゃって」
「三度は言わないから、今度はしっかり聞いているように。」
うぅ、怒られてしまった。まだ今日の今日とはいえ、生徒からラヴラヴな恋人に
なってもあんまり変わり映えしないなぁ…。
先生が「今から電話をかけてくる。少しここで待っていなさい」と言って車を降りた。
あれ、いつの間に車停まってたんだろう?あはは、ぼんやりしすぎだよ私。
でもどうしたんだろう?携帯持ってるんだからここでかけてもいいのに。学校の事かな。
べつに横で騒いだりなんかしないのに…あ、私に気をつかってくれてるのかも。
いちおう、社会見学─もとい、今はデートよね─だからかな。優しい先生。大好き。
244名無しさん@ピンキー:02/07/02 20:51 ID:bImzs0KJ
先生ネタをひとつ。

先生が、あたしの中へ入ってくる。
「んっ・・・痛っ!」あまりの痛さにあたしは思わず叫んでしまった。
先生の動きが止まる。
「痛いか?・・・すまない・・・。」
「うん・・・でもね」あたしは言う。「一般的に言って、初めての性交というものは
女性にとって痛みを伴うものです。ゆえに先生がその事で気に病む必要はありません。
以上!・・・OK?」
先生は半分呆れたように微笑み、「よろしい・・・では続行する」と言って
再びあたしに覆いかぶさってきた。・・・

↑なんかやだなあ、初めてのくせに妙に冷静で理屈っぽい主人公。
こんなんじゃ萌えませんよね・・・お目汚し失礼しました。
245名無しさん@ピンキー:02/07/02 20:52 ID:h5cjiHMV
(3/7)

少しして、先生が車に戻ってきた。「待たせてすまない」って言いながら。
……あれ?今の先生の笑顔。見覚えある。
そう確か、夏休みや冬休みに入る少し前に車で家まで送ってくれた時に見せた表情。
休みの間に次のテストの問題を作るのだと、楽しみにしていなさいと言いながら見せた
ちょっと何か企んでるみたいな(しかもあんまり良くないコト)、ナニカを含んだっぽい
悪役ちっくな笑顔。「フッフッフ…」て今にも聞こえそうなのは空耳か。
…カッコイイけどでもそのカオはやっぱりちょっとコワイですせんせぇ…。
あ、もしかして次のテストの事だったのかな今の電話。可哀相だなぁ来年の生徒さん達。合掌。
ああそういえば、私が先生に好みのタイプを尋ねて、上手く言いくるめられた時にも
こんな笑顔してた。あの時は「やられたー!!」って思ったんだ…。

ちょっと遠出して、景色のいいところまでドライブ。隣には大好きな先生。
いろんなものを見て。いろんな話をして。楽しい時間はあっという間だった。
じゃあそろそろ帰らなくては、と思った途端、先生は車を出した。
すごい、以心伝心!恋人みたいだ!でもまだもう少しだけ先生と一緒に居たいのに…
…やっぱり先生はお堅いな…などと思っていたら。

あれ?家ってこちらの方角でした? 何だか先程と道違いませんか??
え?え?もしかして、家には向かっていないんですか??
隣で運転してる先生は…あぁ、今まさにあの笑顔を浮かべている。
何故か少し泣きたい気分になった。
とっても上機嫌な先生の横顔…私はナニカがコワくて何も尋ねることが出来ない。
もうひたすら無言。終始無言。
──そしてしばらく走り続けた車がようやく停まったのは、すっかり日も落ちて
夜の帳に包まれた頃。しかも到着したのは、何処なんだか全くわからない、とっても暗くて
人気のないところだった……逃げたい、ってこんな気分を言うのかな……。
246名無しさん@ピンキー:02/07/02 20:53 ID:h5cjiHMV
(4/7)

人気も建物も何もない所で車は停まった。当然辺りは真っ暗で静か。
虫と、木の葉が風にざわめいてる音しかしていない。どこか、深い森なのか。
それとも深々と草の生い茂る空き地なのか。限りある情報では全く見当もつかない。
そして車をこんな所に停めた張本人の先生は。終始あの笑顔を浮かべてた先生は。
急に真顔になると、もう遅いし帰らなくては、と言いかけた私の口唇を先生のそれで塞いだ。

なにこれ。今まで想像してたキスとは全然違うキス。いわゆるオトナのキス。
初めてだから全然理解不能なハズなのに、本能で知る。動く。躰の何処かで目覚めるリピドー。
触れてる口唇が、絡めた舌が、ほんの少しの隙間から漏れる互いの吐息が。
先生の想いを、望みを全て伝えてくるから。私の想いも願いも戸惑いも全て伝わってしまうから。
だから甘くて痺れそうで溶けそうで、すごくキモチよくて、あぁ、ちょっと苦しい。

互いの口唇を離して銀の糸をつたわせ切らせ、また繋ぐ。
惜しくて離れがたい感触に、交わし合う甘い水と吐息と愛情と劣情に、
抗いきれず、何度も何度もくちづけ合う。深く深く、甘く。

長い長いくちづけに、とろけ惚けた頭のどこかでふと思い出す。
今日は卒業式だったのに、こんな時間まで家に連絡も入れずに外出しているなんて。
名残惜しい気持ちを無理矢理断ち切って、触れている口唇を必死に離して目の前の先生に訴える。

すると敬愛していた教師でもある、私の最愛の人は、見惚れる微笑みでこう言った。
「問題ない。ご家族にはクラスで卒業記念のパーティーを行うため、今日は泊まりに
なると伝えてある。私が監視兼引率役だと言ったら安心していた。」
──あの電話は、私の家にかけていた。あの笑顔。なんて人。なんて人。
…職権濫用っていうんじゃないんですかこういうの。
先生がこんなコトするなんて、私にはいろんな意味で信じられない。
悔しくて腹が立つような、でも可笑しいような、そしてちょっと嬉しいような
何とも複雑な気持ちで先生を見上げると、先生は私を抱き寄せ、耳元で囁いた。
「だから今夜は、君を家には送らない。…君に伝えたい事が山ほどあるんだ…」
ああ…こんな声でこんなこと言われたら私は……私は…もう、抗えない。
247名無しさん@ピンキー:02/07/02 20:54 ID:h5cjiHMV
(5/7)

ほんの数時間前に「もう、君の前で教師でいることが出来ない」なんて言ったくせに。
先生は、やっぱり優秀で完璧な教師であり指揮者であり演奏者であった。
私は…先生の優秀で従順な教え子。そして先生の手で奏でられる楽器になった。
先生の愛車の中、私は教えを乞い、手ほどきを受け、そして啼いた。

「…大変結構。では次はもっと足を開いて。」
「…………はい…………」
こんなこと、すごく恥ずかしいのに。従えば、先生に全てを見られてしまうのに。
でも私は先生の指示に抗えない。だって相手は先生で、私は先生の生徒だから。
ただただ消え入りそうな程の小さな声で頷いて、おずおずとそれに従う。
私の両の手は、先生のネクタイで縛られている。抵抗できないように。従順なように。
本当にこんなことみんなしてるの?でもそれは誰にも訊けない。勿論先生には絶対に。
「よろしい。」
「…あぁっ!ダメせんせぇっ!!やっやだそんなトコ舐めちゃっ、あ、あっ」
驚きと快感は同時にやってきた。もちろん羞恥心ももれなく。
先生の舌がうごめく度に、私はあられもない声を上げてしまう。熱い。
不自由な縛められた両手で、思わず先生の頭をぎゅっと押さえてしまう。
先生の動きを止めたいような、もっと押しつけてしまいたいような気持ちで。
「はぁっ、あ、あん、ん、あ!!」
先生に舐められるたびに、私の躰は溶けていってるのかもしれない。
だって自分のそこからは何かが溢れ、流れ出している。自分が流れてゆく。
ひどく淫らな水音に、快楽に溺れる頭でそんなことを考える。
考えはまたすぐに与えられる快楽に溶け、躰から溶けて流れる水と混じり合う。
アァ、ドウニカナリソウ。ドウシタライイノ。
何を辞めて欲しくて何を続けて欲しくて、何が更に欲しいのか。
わからないわからないわからない。何も考えられなくなる。
でも先生は優秀な教師だから、わからないことはちゃんと教えてくれた。
自分で考えてもどうしてもわからないことは、教わればいいのだ。
どうして欲しいと訴えたわけではないのに。
先生は私の躰が望んでいた、更なる刺激をそのキレイな長い指で与えてくれた。
──臨界点はすぐにおとずれた。
(6/7)

もう時間なんて全くわからない。辺りは相変わらず暗闇で静寂だ。
車の窓ガラスはとっくに全て曇ってしまって何も外界を映さないけれど。
きっと私達の車だけが唯一明るく、音を立て、そして動くものだった。

「…そう、腰を落として……、前後に動………っ、大変、結構。
君はやはり飲み込みが早い。………、よく出来たご褒美だ。」
「あああぁっ!!」
私はまた大きく嬌声をあげる。頑張って動いていたら、先生が下から深く突き上げてきたのだ。
挿れた時にもうすごくキモチいいのに。これ以上突かれたらまたイってしまう。
もう何度先生にイかされただろう。正直もうよくわからない。だって先生はすごく上手で、
私は感度がいいらしく(と先生が言っていた)、すぐにキモチよくなってしまうから。
でも回数は先生が覚えているかもしれない。だって先生だもん。そうきっと覚えてるはず。
だからいいや。気にしない。自分の限界が近いのを知り、私は目を閉じる。
(6/7)−2

破瓜は少し前に済ませた。全く痛くなかったと言えば嘘だけど、痛みは快楽のオブラードに
くるまれていたので、たぶん1/2ぐらいしか体感してなかったんじゃないかなと思う。
それに痛さよりも何よりも、先生と繋がる歓びの方が大きかったから。

先生は、ちゃんとココロもカラダも心底望んで先生を受け入れるように、周到な準備をしてくれた。
ココロには受け止め切れない程の愛を。カラダにはあらゆるところに所有の証の痕を与え。
そして達する刹那のほんの寸前まで私の躰を追いつめた。
それはあまりに甘美な苦しみで……つらくて、切ない疼き。自分でもどうしようもなかった。
先生でなければそれは埋めることが出来ない空虚だと、私はこの数時間で知っていたから。だから。
本当に本当に、心の底から切望した。先生が欲しかった。先生のものにして欲しかった。
だから先生に教わったとおりの、『おねだり』だってちゃんと出来た。
すごく恥ずかしかったけど…でももう我慢なんて出来なかったから。今すぐ欲しかったのだ。
先生はとっても褒めてくれて…そして私に今まで経験したことの無かった甘い甘い痛みと
苦しい苦しい快楽を与えてくれた。死んでしまいそうな絶頂。すぐに達してしまった。

だから先生の手が口唇が、触れてないところは私にはもうひとつも残っていない。
そう、私の全部は先生のもの。それは私が自分で望んだこと。
それでいい。それがいい。私は知ってしまったから。先生の、私の望みを。
望んで虜になったのは私。先生の魅力から逃れることなんて出来やしなかった。
もしかしたら、逃げるなんて考えも選択肢も、初めから無かったのかもしれない。
甘い甘い罠。麻薬みたいに常習性ありそうな餌と居心地のいい檻。自ら囚われた籠の鳥。
籠の鳥は外に放されてしまったら、きっと生きていけない。そういう生き物なのだ。
250名無しさん@ピンキー:02/07/02 21:02 ID:h5cjiHMV
(7/7)

気付けば私は先生の首に腕をまわして絡め、胸に顔をうずめていた。外はもう白い。
鳥の鳴き声がするということはきっと朝だ。
あのまま眠ってしまったのか気を失っていたのか。
中途半端に躰にまとわりついている服は昨夜先生に乱されたままだ。
先生は…まだ眠っていた。あの長い睫で頬に陰を落として。
そう、3年前のあの補習でふたりとも居眠りしちゃったんだよね。
思い出してちょっとだけ笑う。
互いに相手の寝顔を見つめたあの静かで優しい時間。
幾度昨日のような夜を重ねても、あの日の夕暮れを忘れることはないだろう。
気付いた時にはもう先生の事が好きだったけれど、多分あれがきっかけ。
きっとあの日から、私は、先生に堕ちていたんだ。

私の王子様であり教師であり指揮者で支配者の、目の前のこのひとは
まだお目覚めになる様子を見せない。
…ゆうべはすごくハードだったから…と思いを馳せたところで、
昨夜ふたりでしたアレコレを思い出してひとり赤面する。
自分では確認できないけど、多分耳まで真っ赤なはずだ。

─目の前の、夜とは全く違った無防備な顔で眠る、私だけの先生。

私ひとりだけ恥ずかしい思いさせてずるいなぁせんせぇ。
一緒に起きて気恥ずかしい思いを分かち合って欲しくて、
そして私の耳が赤いかどうかを確認してもらいたくて。

私は眠れる独裁王子様に目覚めのキスをした。
                          <了>

あーもっとsでmな感じにしたかったのに。玉砕。
251名無しさん@ピンキー:02/07/02 21:05 ID:bImzs0KJ
244です・・・
242さん、書き込み途中で割り込んじゃってゴメンナサイ・・・
以後気をつけます・・・。ぐすん。
252俺・・・名無し好きだよ・・・:02/07/02 21:12 ID:yCas3fBl
>>239
そこまでするほどのものでもないかな〜と(´д`;)
暇つぶしにもならないものなんで・・・
でもまとめた方がいいならそうします。
てかもう終わらすほどのものでもないし・・
こんな大作のあとに書けないし・゚・(ノД`)・゚・
253242:02/07/02 21:13 ID:h5cjiHMV
>244様
気にしないで下ちい!! 連続投稿は1分間規制があるから、間に書き込みが
入っちゃうのは仕方ないと思うの!! もう不可抗力っす!!
てか書き込むタイミングは難しすぎて正直漏れもまだわかんないでつ!!(ニガワラ
お互い精進してエロ萌え道邁進して逝きましょう!!
254名無しさん@ピンキー:02/07/02 21:20 ID:amwXPrVt
後で読み易いように、>を使ってリンクしておけば良いんじゃないかな。
ある程度、SSが出てきたら、
キャラごとにでもまとめると解り易くなると思いますた。

っていうか、皆スゴイよ!神いっぱい!
私もう、(´∀`) モエーと(;´Д`)ハァハァしっぱなしだYO!
255名無しさん@ピンキー:02/07/02 21:40 ID:1o7ULBFF
SSを授けてくださる神と、ここをご覧になってる皆様
(自分含む(藁))用インデックスです。
ブラウザにも便利だけど、かちゅなどを
利用されると一層『使える』かと。
ただどのくらいの長さからSSと言ってよいやら…
とりあえず3行以上のシチュが書かれてたら追加してまつ。

バイト
>>43 >>57 >>95 >>153>>156 >>157 >>159

先生
>>47 >>109 >>136 >>158>>160>>162>>164>>166(G) >>218 >>242-243>>245-250 >>244

バカ
>>66 >>227 >>220-221>>223

わたぽん
>>127

王子
>>233>>237

リンカーソ?
>>235

需要があるようならある程度定期的に貼りに来まつ。
それにしても予想通りバイトネタ多いね(w
256名無しさん@ピンキー:02/07/02 21:53 ID:PyE5tOvm
∬゚∀゚∬<やあ、○○くん、逝くね?
ワカメは「まるでガニメーデの抱える水瓶のように溢れんばかりの君の花園…」
とか言い出しそうで怖いでつ。
それ以前にコウノトリ信じてそうで怖いでつ。
257ときめきBOYS:02/07/02 22:01 ID:GRzG+/x7
あの・・・、僕たちのSSはないですか?
258名無しさん@ピンキー:02/07/02 22:03 ID:47MdsHef
>256
ファンの方には申し訳無いが、禿しくワロタ。

259名無しさん@ピンキー:02/07/02 22:29 ID:rbIEVxaW
>256
ガニメデ(美少年)はゼウスの愛人(宴会の花)で、
例えでは男×男の恋愛に例えられるので、
そっち系の人は、ワカメのそっちを想像しちゃうよん〜(w
260名無しさん@ピンキー:02/07/02 22:44 ID:MpuQTz0a
>257
君たちはナマモノだろう。
それ以前に、え?4Pでつか?(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
261名無しさん@ピンキー:02/07/02 22:58 ID:6h/Nquse
チャットは開店休業中?
262バイト×主人公 その1:02/07/02 23:00 ID:SuhkOjrJ
楽しそうなので、書いてみますた。ウフ。


「もう、ええやろ・・・」
そう言うと、姫条くんの顔がすっと近づいてくる。
こうなることは、私の望んでいたことなのに、
それでも少しだけ緊張しながら、私は姫条くんの唇を受け入れる。

私の部屋に初めて入る男の子・・・姫条くん。
親戚のちょっとしたお祝いの席があり、父も母も、尽もみんな出かけて、
明日まで帰ってこない。もちろん、私も一緒に行くように言われていた。
けれど私は、週明けに大事なテストがあるからと、
両親を説き伏せて留守番をすることにした。
テストなんて、もちろんウソだ。
私は最初から、姫条くんを呼ぶために、家にとどまったのだから。

「ごめん、待った?」
「いや、俺も今来たとこやし」
「じゃあ、とりあえず買い出ししよっか」
「ん、ほな行こか」
夕方、駅で待ち合わせた私たちは、スーパーで食品を買い込み、家に帰ると
2人で料理を作った。学校や、外でのデートのときとは少し違って、
姫条くんはいつもよりさらに饒舌で、私もいつもよりはしゃぎながら、
お互いの作ったものをほめたりけなしたりして、
それは楽しい晩餐を過ごした。
263バイト×主人公 その2:02/07/02 23:01 ID:SuhkOjrJ


時計の針がもうすぐ明日を示すころ、私たちは2人並んで、
借りてきたヴィデオを見ていた。
暗い部屋の中、古い洋画を写すテレビの光が私たちの表情を隠す。
それでも、隣に座る姫条くんがなんだかソワソワしているのが、
私には分かっていた。
軽くふれる肩から、少しずつ彼の体温があがっていくのを感じる。
でもそれは私だって同じで、きっと姫条くんにも伝わってしまっているはず。

少しの間の、意味のない駆け引き。
そして先に賭けから下りたのは、姫条くんだった。

軽くふれるだけのキスをした後、姫条くんは大きな手で
私の髪の毛をすきながら言う。
「・・・ホンマにええのんか? 俺もう止まらんで」
「ええよ」
真剣な瞳に、私は少しおどけてうなずく。
その言葉に、姫条くんは少しあきれた顔をする。
「なやそれ・・・自分、少しはムードっちゅうもんをなあ」
「・・・緊張、してるんだよ」
思わず私は、本音を漏らしてしまう。
「初めてだから、私」
姫条くんは一瞬はっとして、それから、今まで見たこともないほどの、
やさしい表情を見せた。
「・・・そっか」
姫条くんの両手が、私を包み込む。
少しの間、痛いくらいにギュッと抱きしめられた後、
姫条くんが耳元でささやいた。
「悪かったな。俺、やさしぃするし・・・しよ」
264バイト×主人公 その3:02/07/02 23:01 ID:SuhkOjrJ
そうして、姫条くんは私にもう一度くちづけた。
最初は軽く、そしてだんだんと激しく、姫条くんは私を蹂躙し、
少しの隙間を割って、舌で唇を押し開く。
息もできないほどの甘いキスに、私はどうすることもできず、
ただなすがままにされるしかなかった。
「・・・ホンマに、初めてなんやな、自分」
照れくさそうに私を見つめながら、姫条くんがつぶやく。
「嘘付いてると思ったの?」
「んなわけないやろ。いや、その、なんかこう、
ちょーうれしいてな・・・悪い」
男の人は、変なところにこだわるんだな。
私はなんだか楽しくなって、クスリと笑ってしまった。
「・・・何笑っとんねん」
「だって、姫条くん、かわいい」
「処女に言われたないわ、アホ」
そう言いながら、言葉とは裏腹に、姫条くんは私をやさしく床に倒すと、
シャツのボタンを一つ一つはずしていく。まだ服を着ている彼の前で、
私だけがどんどんと肌をあらわにされていった。
姫条くんの重みが、私の胸に重なる。
目、鼻、唇、あらゆる部分にキスの雨を降らせる彼の唇は、
やがて耳元に、首筋にと移っていく。
「めっちゃ好きやで・・・」
「私も・・・姫条くん」
「・・・名前で呼べや・・・もう」
「・・・まどか・・・」
「愛してる・・・」
耳たぶをかみながら、姫条くんは愛の言葉を何度も、私にささやいた。



あ、関西弁ビミョー!
ネイティブには耐えられないかも!
あまり濃いエロは得意じゃないので、
この辺でしっつれー。
265名無しさん@ピンキー:02/07/02 23:04 ID:UZIOsZHv
優しいバイトに(;´Д`)ハァハァ
266名無しさん@ピンキー:02/07/02 23:15 ID:Bajv/nUz
あ!嘘!続きを・・・!

やっぱレンタルビデオはアレですな。最後まで
観られない(w
267名無しさん@ピンキー:02/07/02 23:17 ID:47MdsHef
ぜ、是非続きをキボーン
このままでは蛇の生殺し状態でつ:゚・(ノД`)・゚・。
268名無しさん@ピンキー:02/07/02 23:22 ID:rbIEVxaW
>250
上手いよ〜
先生、ちょっとゲームとはイメージ違うけど、
文章が上手くて、こういう先生なら、イイ!!とオモテしまたよ。
(;´Д`)ハァハァ
269ワカメたん(;´Д`)ハァハァ:02/07/02 23:24 ID:iqZYScsn
ワカメたん×主人公いきまーす!
主人公の名前はここに書いてあった(はず)の萌子で。(w
270ワカメたん(;´Д`)ハァハァ 1:02/07/02 23:25 ID:iqZYScsn
「色くんどうしたの…?」
 溜め息を吐いて筆を下ろしたボクを見てモデルをしていた萌が首を傾げた。
 陽の元でさらされた白い肩の上を萌の髪が滑り落ちた。
「うん、調子が悪いみたいだ」
 思うように筆が進まない。カンバスの中の萌はまだ輪郭をもっただけ。
 目の前には美しい萌の肌。その美しい肌の色を出せないでいる。
 似たような色は出せるのに求める色にならなくて、完璧主義のボクは何度も肌の色を作っている。
 けど今日は何故か調子が悪くてこれ以上萌の肌の色が出せそうにない。
「ねえ、そっちに行ってもいい?」
 ボクはソファの上で心配そうにボクを見つめる萌の側に急に行きたくなった。
「うん、ちょっと待ってね」
 いそいそと手短にあった布で肌を隠す萌。綺麗なその肌を隠す行為にボクは少し目を伏せた。
「萌、とっても綺麗な肌なんだから隠してはだめだよ」
 ボクは萌の隣に腰を下ろす。
「でもモデルをしている時はいいけど、話をする時に肌を見せるのはやっぱり恥かしいよ」
「そんな事ない。こんなに綺麗な肌なんだから。隠す必要はないよ」
 布では隠し切れなかった肩を手で撫でると萌が身を捩った。
「…ぁ」
 聞いた事のない萌の声にボクは驚いてじっと見つめてしまった。萌の顔は熟した林檎のように真っ赤になっていた。
 ボクが見つめていると萌は更に顔を赤くして俯いた。
「萌、可愛い。キスしてもいい?」
「…うん」
 小さく頷いてボクを見上げる萌にキスをした。
「もっと近くで萌の肌を見たいんだ。いい?」
「でも…」
 戸惑う萌。ボクは萌がどうして戸惑うのかわからなかった。
 ボクが絵のモデルにしたいって言えば皆喜んで何でもしてくれたのに。
 どうして萌は嫌がるんだろう。わからないよ、萌。
271ワカメたん(;´Д`)ハァハァ 2:02/07/02 23:25 ID:iqZYScsn
「どうしてもだめ?ボクはどうしてか萌の肌の色がわからなんだ。こんなに近くにいるのに変だよね」
「色くん…ちょっとだけだよ。…こんなに近くで見られるのはやっぱり恥かしいもん……」
 ボクは萌を抱しめた。
「ありがとう、萌。好きだよ」
「…うん」
 布を握る萌の手を傷つけないように解きほぐす。触れる手が暖かくてもっと触れていたい衝動に駈られる。いつもそう。
「萌は手も綺麗だよ、手だけじゃない。全てが綺麗だ…」
 萌の指にボクの指を絡める。萌の指は白くて細くて、ボクの指とは全然違う。
「色くんの手も綺麗だっていつも思っているよ。その綺麗な手で凄い作品を作っていくんだよね…そんな色くんの手に触れられる私は幸せだね…」
「ボクは美しいものに魅了されて止まないのは知っているよね?萌は何よりも綺麗だからボクは触れたいんだ…もっと」
 ただ目の前にある暖かさに触れたくてボクは萌の掌に神聖な儀式をするようにそっと唇を当てた。
「萌は綺麗だね…萌に触れてる時ボクは気持ちがいいんだ」
「…わたしも色くんに…触れられている時気持ちいいよ」
「ボク達は同じだね、萌」
 同じ気持ちを共有している事が嬉しくて自然と笑みが浮かぶ。
「うん…嬉しい」
 頬を薔薇色に染めて喜ぶ萌の表情が愛しくてボクは萌の頬に手を添えた。
「ボクも嬉しいよ」
 ゆっくりと瞳を閉じた萌の唇にボクのそれを重ねる。そうする事は凄く残念な気がしたけど、ボクは萌にそれを尋ねる為に唇を離した。
「萌、もっと触れてもいい?」
 ボクが問い掛けると戸惑いながらも肩で髪を揺らして萌は頷いた。
 頬に当てていた手で細い首筋を鎖骨までなぞる。
 指先が伝えてくる萌の感触は抱きめる時に得る気持ちよさを遥かに上回っていてボクは驚いた。
「凄いよ、こうやって触れる方がもっと気持ちいいなんて。萌も気持ちいい?」
 萌は声にも出さす頷いた。
 本当は聞かなくてもわかっているんだよ、萌。
 萌もきっとボクと同じだって事が。でも聞きたいんだ。
 目の端に映る髪を一房手に取りその感触を確かめる。
「凄くいい香りがするね、萌の香りだ…」
「色くん、くすぐったいよ…」
 手足をばたつかせて笑い声を上げる萌の手首を掴んでボクは萌の瞳を覗いた。
272ワカメたん(;´Д`)ハァハァ 3:02/07/02 23:26 ID:iqZYScsn
「ねえ、萌キスしよう」
 目を閉じて上を向く萌の姿にボクはいつか見た映画のワンシーンを思い出した。
 映画の主人公とヒロインがしていたキス。
 萌とはまだした事がないけど萌はきっと喜ぶよね。ボクは記憶の糸を手繰りながら唇を重ねた。
 唇で触れ合うだけでも柔らかい萌の唇をボクは花の蜜を舐め取るように舌先でなぞった。舌先でもやっぱり柔らかい。
 じゃあ、萌の舌はもっと柔らかい?
「…っ!」
 突然ボクは突き飛ばされた。 
「……萌?」
 突き飛ばされた原因がわからない。行き場のないボクの手がソファの上に落ちる。
「ごめんなさい…びっくりしたの。突然だったから…怒った?」
「ううん、怒ってはないよ。びっくりはしたけどね」
「ごめんなさい」
 そんなに肩を落とさないで萌。ボクは本当に怒ってないんだよ。
「萌。許してあげるからボクにキスをして」
「…うん」
 近づいてくる萌の顔。ボクは動かないで待っていた。
「色くん…あのね、恥かしいから目を閉じて」 
「うん」
 目を閉じるそこには真っ暗で何も見えないけど、すぐ側では萌の息遣いが聞こえてくる。
 布の滑り落ちる音と共に萌の両手がボクの肩に置かれる。
「好き…色くん」
 萌にもらう好きが一番ボクには嬉しい。
273ワカメたん(;´Д`)ハァハァ 4:02/07/02 23:26 ID:iqZYScsn
「うん、知っているよ。ボクも君が好きだから」
 ボクは僅かに口を開いて萌を待つ。
 そして触れるだけのキス。ボクは萌の後頭部に手を回し萌に唇を押し当てた。
 舌先で花びらをめくるように萌の唇を開かせ、ボクは萌の舌を探った。
 そうするとやっぱり逃げようとするだね、萌。でも逃さないよ、ボクのミューズ。
「…し…きくん…」
 空いているボクの左手が萌の滑らかな背中の感触を味わっていると萌が小さく身を震わせた。
「萌、寒い?」
「…ううん…わからない…けど嫌じゃないの」
 濡れた萌の瞳にボクは眩暈を感じた。
 今までに感じた事がない欲求が湧き上がってくる。どう処理していいのかわからなくてボクは戸惑う。
 この感情を持て余しているのはボクだけじゃないのはわかっているよ。ボクと君は同じだから。
 でもね、やっぱりボクは君に聞いてしまうんだ。
「ねえ、萌。もっと沢山君に触れてもいい?」
 萌の頬にあるボク手に白い手が重なる。ボクを見下ろして微笑む萌の顔はボクの胸を締め付けた。
「…うん、色くんなら…いいよ……」
 

「出来たよ、萌…。まだ寝ているの?」
 振り返ったそこで君は規則正しく寝息をくり返しているね。
 眠り姫な君も素敵だからボクは起こしたりはしないよ。
 だけど、ボクは君がこの絵を見て喜ぶ姿が早く見たいんだ。
 早く目を覚まして萌。
 ボクは君が目覚めるのがとても待ち遠しいよ。
274ワカメたん(;´Д`)ハァハァ:02/07/02 23:27 ID:iqZYScsn
見ずらい…鬱
本番無しですが希望があれば違いうちに(w
275名無しさん@ピンキー:02/07/02 23:32 ID:+QeRMaJu
ワカメキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ピュア〜〜〜〜〜〜(;´Д`)ハァハァ

ワカメ神ありがd!!
276わかめたん(;´Д`)ハァハァ:02/07/02 23:35 ID:iqZYScsn
>274、誤爆した。鬱…。

×違いうちに
○近いうちに

誤爆逝ってきます!

>275さん
こちらこそ読んでいただきありがとうございまいた!
277バイトエロ:02/07/02 23:38 ID:Mk6G/wWq
関西弁と内容については不勉強でスンマソン。
(8−1)

軽いと評判の彼だったが、私とつきあうようになってからは、
他の女の子の影もなく二人の仲はとてもうまくいった。
優しい人で、いつも私のことを気遣いつつも、
Hに関してはかなりお勉強してきたらしく、
姫条くんが初めての人だった私の体もデートの度に求められ開発されて、
すごい快感を味わうようになってきた。
今日は久々のおうちデート。
たまには私の手料理をって約束で、お弁当を作って遊びにいった。
彼は会うなり、「手料理も楽しみやけど、
おまえを食べるのも楽しみにしてたんやで」
と囁きかけるので、私は思わず顔を赤らめる。
「相変わらず、可愛いなぁ。」からかい半分、
本気半分で言った言葉に、予想通りの反応を示した私に
満足気にうなずき、入り口に招き入れる。
靴を脱ごうと入った瞬間に、彼は私の後ろから腰を抱き、
驚いて振り返った私の唇に自分の唇を重ねてきた。
「やだっ、こんなとこっ・・んっ・・・」
抵抗する私をものともせず、舌を捻り込み、
絡め合い熱い唾液を流し込む。
しばらくそのままの状態が続くと,
私はもう彼にあがらうことはできなくなる。
278バイトエロ:02/07/02 23:40 ID:Mk6G/wWq
(8−2)

「本気でイヤなら、俺を張り飛ばしてでもやめさせるやろ」
やっと私の唇を解放すると、
互いの唾液で濡れた彼の口元がそんな言葉が発した瞬間、
私は自分がこの行為を喜んでいることを思い知らされ、
彼の顔が見ることができない。
姫条くんは私のカットソーに手を伸ばし、
服の上から優しく胸をなぞるように触り始めた。
「でも・・・、ああん、姫条くん、あっ、やっぱりだめっ!」
私の大きな声に我に返ったのか、残念そうにため息をつきながら、
「わかった、部屋ならいいんやろ」と私の手を握り部屋まで通してくれた。
まだ明るい陽の中で、服を脱がされるのには未だ抵抗がある。
いつもは私が暗くしてと言わなくてもカーテンを閉めてくれるのに
一度火がついた体はそんなことに思いは至らないらしく、
今日は催促するまで、私の体にべたべたして離れてくれなかった。
カーテンを閉め薄暗くなった室内、
それでも自分ではなかなか服を脱げない。
待ちきれなくて彼が私の上に乗ってきた。
熱い唇と舌で私のそれらも舐め回し、
耳の中にまで舌を差し込む。
熱い吐息とぬめっとした感触に鳥肌がたつ。
「あっああっん、はぁっ、耳はいやぁぁ」
思わず出てしまう声。
279バイトエロ:02/07/02 23:41 ID:Mk6G/wWq
(8−3)
「耳はイヤってどこならいいねん、
感じすぎや、おまえどこ攻めても・・・」
彼の言葉も脳に直に囁かれているようで、余計に快感を増す。
耳たぶを歯で引っ張ったり、ピアスをはじいたりし、
反応を楽しんだら、首筋に舌を這わせ、
ときおり強く吸いたてる。
「あ、あとは付けない、でね」
私の願いを聞き入れてくれたかどうか、
鼻でせせら笑ったかと思ったら、
いきなり服を捲り上げ脱がし、下着を器用にはずした両手で、
私の胸を包み込んだ。
「この胸、いつ触っても気持ちえーなぁ、でっかくてやわらかくて。」
優しくなで回したかと思うと、痛くない程度に強く握るように持ち上げる。
「服の下にこんなええもんがあるのに、みんな気づいてへん。
おまえほんま着やせしてるもんなぁ。」
その中心の蕾がジンジンしてくる。
「もう、こんなにしこってるで」
姫条くんはその言葉で更に熱くなった私の顔を確認するように、覗き込んだ。
私はたまらなくなり、唇をかみ締め横を向いてしまった。
姫条くんは、そんな私を見て満足そうにほくそえんでいるに違いない。
彼は私の恥ずかしがる姿に、悦びを見出すタイプらしいのだから。
280バイトエロ:02/07/02 23:43 ID:Mk6G/wWq
(8−4)


私の顔を正面に向かせ、軽くキスをするとまた乳房に手を添え、
今度は乳首を攻め始めた。
「あっ、あん、ひっ、はあぁぁぁ、だめぇ…。姫、条く・・ん・・」
円を描くように中心を舐めまわし、蕾にも舌を這わせる。
硬くなった乳首をもっともっと尖らせようとするかのように、
口にふくんで吸いたてる。
「あっ、あぁ、姫条く、ん… 赤、ちゃんみたい…」
乳首を吸いつづけ、離さない彼にからかうように言ってみる。
すると彼は、「赤ん坊がこんなことするか」と余裕の表情で
空いている片方の乳房を左手でまさぐり始めた。
「あっ、もう、だめぇ、ああああ…」
私の声がひときわ大きくなる。
姫条くんはそれを確認した後、今度は腹部に指を這わせながら、
私の下の谷間に手を伸ばした。
まだ下着に包まれたそこは、自分では押さえきれないくらい潤ってしまった。
軽くそこに指をやった彼は、「随分湿ってんなぁ」と意地悪くつぶやいた。
そのまま上下に指を動かし、また私を狂わせはじめた。
どんどん濡れてくる下着が気になると同時に、
強くなる快感に抗えなくなる。
「形が透けてみえる位、濡れてきてんで」
彼は楽しげに私の谷間を見つめているようだ。

281バイトエロ:02/07/02 23:44 ID:Mk6G/wWq
(8−5)


「お願い、もう…」
私はこれ以上下着を濡らしたくないのと、
更なる欲望に耐えられなくなり、つぶやいた。
「お願い?何やて?」
わかってるくせに、約束のように彼は聞いてくる。
「お願い、…直接、さわって…」
私は恥ずかしさと自分のあさましさに、涙目になりながら小さな声で答えた。
「いい子や」
姫条くんは下着を取り去り、勢いよく放り投げた。
何回も体を重ねているのに、
両手で体をなるべく隠して、縮こまってしまう。
彼はうれしげに私をきゅっと抱きしめると、そっと私の腕をほどき、
また体を重ね唇を重ね、舌を絡めてきてくれた。
彼の優しくたくましい指が、私の溝をなぞり、
その奥にある蕾を探し当てた。
蕾をこねくり回し、溝の奥の通路を別の指が進んで行く。
唇をふさがれ声を出せない私は、
敏感な部分の刺激に気が狂いそうになり、
彼にしがみつき、爪をたてる。
282バイトエロ:02/07/02 23:45 ID:Mk6G/wWq
(8−6)

唇から首筋、乳房、お腹、叢を彼の舌は別の生き物のように、動き回る。
「いやあ、そこだめっ、あっぁぁ、あああ」
彼の指と舌が、私の大きくなった蕾を同時にいたぶり始めたとき、
私は彼に抱かれ始めてから、何度目かの絶頂感を味わった。
姫条くんは、荒い私の呼吸が落ち着くのを待つのももどかしい様子で、
いつのまにか避妊具が装着されたそれで、蕾から入り口をこすりはじめた。
すぐ私の体に去ったばかりのはずの、欲望がよみがえる。
じらされる悦びとじれったさに私は体をくねらせ、熱い吐息を吐き出す。
「なんやもう、俺も我慢できんわ」
ついに、同じく荒い息をしていた姫条君が私の足を開き、分け入ろうとしてきた。
未だ慣れない挿入時の彼の大きさに、ちょっと身構えてしまう。
でも、彼はゆっくり少しずつ、私に気を遣って入ってきてくれる。
「ああっ!」
痛みというより、熱く太い挿入感に耐える。
「うっ、きつ…」
彼の呟きを聞く余裕が出てきて、快感が湧き上がってきた。
「ああ、んん、あはぁ、んん」
私の声がだんだん艶を帯びてくるのがわかると、彼も
「動いてええか?」と聞いてくれた。
顔を見ながらうなずくと、今までの我慢が溢れ出したかのように、
彼自身の全てを押し込んで体が動き出した。
「ああっ!」
いきなりの衝撃に思わず、より大きな声をあげてしまう。
「やっぱり、おまえの、中、さいこー、や」
283バイトエロ:02/07/02 23:47 ID:Mk6G/wWq
(8−7)

私も姫条くんも、汗を飛ばしながら激しい動きに身をまかせて、
お互いの舌をむさぼりあった。
彼の分身が私を穿り出すようにえぐり、
引き出すようにまた入り口まで抜き去る。
でも完全に抜いてしまわないで、入り口の所でひっかけるようにして
またねじりながら進入する。
大きな突き上げに息が止まりそうになる。
私の様子に気づいた彼は、ようやく唇を離してくれたかと思うと、
今度は先程嫌と言うほど吸ったはずの乳首にまた舌をまとわりつかせる。
「こうされるのが、一番感じるんやろ」
以前の彼との行為の中で、彼は私に一番感じるポイントを言わせた。
本当は私の乱れる姿を見て、わかっていたはずなのに、
私自身の口から言わせたかったのだ。
嘘をついてもわかってしまう。
その時から、彼は必ずこれらを攻めながら、この台詞を言うことを忘れない。
こうなると私はもう、彼の愛撫に翻弄され、ただ意味のない
動物のようなあえぎ声を出しつづけるしかなかった。
「ああっ、くるし…、もうだめ、やめてぇ・・あああっん、いやぁ」
途中で体位を入れ替え、私を犬のような格好にして
彼は後ろから私の蕾を分身で擦り、散々鳴かせた後、
勢い良く挿入してきた。
284バイトエロ:02/07/02 23:48 ID:Mk6G/wWq
(8−8)

あまりの快感に姿勢を保っていられなくなり、お尻を持ち上げるように、
頭を下げてしまった私の髪を彼はつかみ、無理矢理上半身を上げて
攻めたててきた。
乳房を後ろからつかみ、揉みしだきながら腰を撃ちつける彼の動きに私はもう限界だった。
「き、じょうく・・、わたしっ、もうああ・・あっん、ほんとにだ・・め死んじゃうっ!!」
「俺、も、もうすぐや、ああっ、うっ!」
びくびくと体を震わせ、達している私を後ろから抱きしめ、姫条くんも欲望を吐き出した。
二人とも体を繋げたまま、倒れこんでしばらくは動けなかった。
先に動き出したのは、姫条くんの方。
自分だけでなく、私の汗もぬぐってくれて、またぎゅっと抱きしめてくれた。
「よくすぐ動けるね」
目蓋が今にも落ちてきそうなほど、疲れて眠気に誘われてきている私とは大違い。
「そらーもう、鍛え方が違うからな」
「どんな鍛え方なの」
「えっ、それは…いやー、あの…、あっ、一緒にお昼寝しよかー」
ごまかされたけど、ちゃんと聞いてもはぐらかされそうだし。
今はただ、このぬくもりを…
285名無しさん@ピンキー:02/07/02 23:51 ID:+QeRMaJu
ワカメもバイトも・・・神だ!!
286名無しさん@ピンキー:02/07/02 23:53 ID:Bajv/nUz
(*´д`*)ハァハァ
リロードの鬼と化したよ、わたしは。

ワカメ、無茶苦茶掴んでます。
バイト、バック好きそうなのよね、ほんと。。。
287名無しさん@ピンキー:02/07/02 23:57 ID:u+Giwwad
皆さんなんて文才があるのでしょう。ワカメの続き見たいです。
288名無しさん@ピンキー:02/07/03 00:00 ID:p/gtqzb/
バイト、あと10kgウエイトあってもいいよね。
289名無しさん@ピンキー:02/07/03 00:01 ID:2EWYhgFD
…聖地だ。…エロの聖地だね、ここは。
バイトエロ、禿しく(;´Д`)ハァハァしますた。
言葉攻め・バック、ツボ…(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
290名無しさん@ピンキー:02/07/03 00:02 ID:gkTc1YlI
>269
うわあ、ロマンっすね。私ワカメはどうも食指が動かなかったんだけど
今度ゲトしてみようかという気になってきた。
エロ萌えで本編回帰かよ、私・・・。
291名無しさん@ピンキー:02/07/03 00:04 ID:OU1JHduU
ここの職人さん上手いですね。
どこぞの三流エロ小説家よりよっぽどいい。
292名無しさん@ピンキー:02/07/03 00:18 ID:vUhRX8N+
ワカメ話のモノローグ、全部ワカメ声で読むと…(;´Д`)ハァハァ
三木声萌えにはタマリマセヌ...神アリガd!
293名無しさん@ピンキー:02/07/03 00:26 ID:pxYWLynN
すげー。GSハーレクインだ。
まじこれが普通に読めるってすごいです。大尊敬。まじ( *゚Д゚*)ハァハァしちゃいまつ。
294名無しさん@ピンキー:02/07/03 00:27 ID:b4T5V5UN
>292
わかります!神サマありがとうございます。本当に上手です〜
295名無しさん@ピンキー:02/07/03 00:51 ID:W861ki4T
わかめ(;´Д`)ハァハァハァハァハァ ピュアLOVE(*´Д`)ハァハァハァハァ
まさかここでわかめ小説が見れるとは思いませんでした
神様ありがとう、ナンマンダブナンマンダブ‥…
296ガマンバイト:02/07/03 01:15 ID:LTgj5cqh
(1/6)
ソファーベッドが軋んだ音をたてる。
彼はソファーベッドに腰を下ろし、膝の間に入り床に座っているわたしに上
半身を覆い被せるようにして、右手をわたしの髪に、左手をわたしのブラウ
スの首周りに差し込んでいる。
彼の左手が乳房を揉みしだき先端をつまむたび声を漏らしそうになるけれど
わたしの口の中には声が出るような隙間がない。カレとカレから少しずつ滲み
出ているモノとわたしの唾液でいっぱいになっている。
声に変換できなかった快感は背筋を一直線に伝っていき、腰のあたりに溜まっ
ていく。思わず頭の動きを止めて腰をモジモジと動かし、どうにかなってしま
いそうな感覚を逃すと、髪の中にある彼の右手が優しく、しかし抵抗できない
強さでわたしの頭を押す。そう、さっきまでと同じリズムで。
やがて彼の右手のリズムが速くなり、それと同時に左手の動きも強く規則性の
ないものに変わっていく。予想の不可能な刺激を与えられて、わたしの思考も
とびがちになる。
もう少し。彼の腿の内側もわたしの頬や髪も唾液でべっとりと濡れているけれ
ど構わない。もっと。もっと深く。喉の奥まで。
297ガマンバイト:02/07/03 01:17 ID:LTgj5cqh
(2/6)
彼が大きな深呼吸をして、最後の瞬間に胸から引き抜き背中に回した左手で
トントンと合図する。
わたしは口の中の液体が零れないようゆっくりとカレの表面を滑り、唇とカ
レが離れた瞬間にきゅっと口を閉じ、俯いて飲み下す。
「あーっ、また見せてくれんかった。」
わたしの顎に手をかけて、顔を持ち上げさせようとしながら、彼が言う。
「悪趣味だよ、姫条ちゃん。口の端からたらして見せろ、なんてそのうち
言い出すんじゃない?」
「そんなんやないって。だって、俺、ジブンの顔ちっとも見られへん。」
「わたしだって、姫条ちゃんの顔見てないよ?」
彼に引っ張られながら、一緒にソファーベッドの上に倒れ込む。
ひときわ大きな音をたてたそれは、彼の匂いが染みついていた。
仰向けに寝ころんだ彼は天井を見ながら、胸の上に乗せたわたしの頭を撫で、
小さな声で言った。
「ジブンにこんなことしてもろて、もうめっちゃ気持ちいいねんけど、気持ち
ようもなってもらいたいんや。」
「それはわかってるけど…」
298ガマンバイト:02/07/03 01:18 ID:LTgj5cqh
(3/6)
彼とわたしは付き合うようになってから、その日について話し合ってきた。
周りの友人たちや雑誌など情報には事欠かなかったし、好きな人と一つになる
ことを想像したりしていたけれど、いざその機会が訪れてみると、何かが変わ
ってしまいそうな不安にわたしは足を踏み出せないでいた。
彼はそんなわたしに待つと言ってくれた。
「本気で好きなんや。ジブンがOK出してくれるまで待ってるわ。」
それでも、好き合っている者同士、誰にも邪魔されない彼の部屋で時を過ごせ
ば、キスだけではすまないこともある。
わたしだって、男性の生理現象について知識がないわけではない
大好きなこの人に気持ちよくなって欲しい。
お互いに相手の許容範囲を探り合い、今のラインができあがった。
わたしは彼を口で満足させるけれど、彼が触れるのは胸だけ。
わたしは決して服を脱がないし、彼もTシャツを脱ぐことはなかった。
「恥ずかしいやん。ジブン服脱いでへんのに、俺だけすっぽんぽん、いうの
も。……まあ、おちんちんブラブラさせてるんやから一緒かもしれんけど。」
今みたいに寝ころんで、彼はそう言って笑ったことがある。
そのTシャツを脱がせて、彼の体温を体全体に感じたい。
わたしのその思いはゆっくりと、でも確実に強くなっていた。
腰にまとわりつく熱も冷めるのに時間がかかるようになってきている。
ほら、今だって。身体の芯が熱い。
きっとわたしは、わたしの身体は、彼を受け入れる準備を整えつつある。
だけど…怖い。
299ガマンバイト:02/07/03 01:19 ID:LTgj5cqh
(4/6)
「なぁ?俺ら、ずっとこんなんかなぁ?」
「え?どういうこと?」
頭を上げて彼の顔を覗き込むと、彼は慌てたように言った。
「いや。待つ!待つって言ったもんなあ。ジブンに約束したもんなあ、俺。
困らんようにしてもろてるし、こんなこと言ったらあかんよな……でも……」
「でも?」
天井を見ていた瞳がわたしをとらえる。少しつり上がったアーモンドのような
瞳の中に不思議そうな表情をしたわたしが映る。
と、その瞬間に腕をつかまれ、反転し、わたしは仰向けになる。
彼は肘で体重を支えながら、上からわたしの顔を覗き込む。
さっきと変わらず、彼の瞳にわたしが映っている。
「……でも……ジブンの気持ちようなってる顔が見たいんや。気持ちよう
なってる声が聞きたいんや。今みたいに、ジブンの目見ながら気持ちよう
なりたいんや……俺……」
「……あっ!」
腰の熱が破裂し、何かが頭のてっぺんに向かって駆け上がった。
真っ白。真っ白。真っ白。助けて。
300ガマンバイト:02/07/03 01:20 ID:LTgj5cqh
(5/6)
頭の中に色が戻り、身体の震えが止まると、彼はわたしを抱きしめてぎゅっと
込めていた力を抜いた。
「なんで……?」
「なんで、て、俺が聞きたいわ。どないしたん?」
「わかんないけど……姫条ちゃんの目見て、声聴いてたら、急に……」
困惑しながら話すわたしの顔を見る彼の表情が少しずつ変化していく。
不安そうな心配そうな表情から、男の表情へ。
「なぁ。もうええやろ。もう俺もジブンも限界や。」
「え?」
「ジブン、頭で考え過ぎや。」
「え、で、でも、怖い……」
「怖くなんかあらへん。何も変わらへん。そりゃ、今まであったもんがなくなる
んかもしれんけど、俺がそばにいるし。今までもこれからも同じもん見て同じこ
と感じて同じように笑っていこ。そしたら、大事なもんは何も変わらんやろ。」
彼の手がブラウスのボタンにかかる。
「や、ちょっと待って。でも、ほら、あの、避妊とか……」
「…………」
「あ、えっと、機嫌悪くさせたら、ごめん……」
「……よっ……と。」
膝で立ち上がった彼は引き出しに手を伸ばすと小さな紙の箱を取り出した。
「そんな心配はご無用や。この日を待ち続けたこの俺がそんな手抜かりするわけ
ないやん。ジブンを泣かせるのもイヤやしな。」
「……前に使った残りとかじゃないよね?」
「!」
「ぎゃーっ。ごめんごめんっ姫条ちゃんごめんっ!」
301ガマンバイト:02/07/03 01:21 ID:LTgj5cqh
(7/7)
ダイビングするように全体重をかけてのしかかられ、動きがとれなくなった
わたしが笑いながら叫ぶと、彼はわたしの両頬を挟み込み、強くキスをした。
「もう、姫条ちゃんって呼んだらあかん。俺のトクベツなオンナの子やから、
トクベツに名前で呼ばしたるわ。」
「……まどか…くん」
「あかん。まどか、や。」
「……まどか……」
「もう一回」
「まどか……」
「もう一回」
「まどか……あ……」

全身で彼の体温を感じる。
感情のまま、彼の体中に触れ、触れられる。
暖かかった。


……
………

「しっかし、なんもせんのに俺の目と声だけでイッてまうんやからなー。本当
は前から早くこういうふうになりたいとジブンも思ってたんちがうのー?」
「もうっ!まどかなんか知らないっ!」

彼は何も変わらないと言ったけれど、やっぱり変わったことはある。
ずっと不安に感じていた何かが欠けたような変化ではなく、何もかもが満ち
足りて見える。
でも、彼がそばにいてくれるから、大事なものは何も変わらない。


302名無しさん@ピンキー:02/07/03 01:25 ID:6EXPNYGh
バイトかわゆい…
303モリリンでGO!その1:02/07/03 01:29 ID:Jt4BqVK/
「ねぇ、触って…」
私は彼の手を取り、空いている片方の手でパジャマの上着をたくし上げ
露わになった胸元へと導いた。
彼−守村君は目を見開いたまま、一瞬呆然とした後
「だっ…ダメです!こんなこといけません!!」
首を横に振ったけど、拒絶を無視して彼の手の平を柔らかな乳房へ押し付けた。
こんなことをするのは、はしたないって良くわかってる。
彼が好むのはこんなことの出来る子じゃないってことも。
「守村君が好き。好きなの。こんな私、嫌い?」
そう、優しい守村君が大好き。
木々や花々、自然の雄大さを語る彼の横顔が大好き。
優しい瞳で見つめてくれる守村君が好き。
でも−もうそれだけじゃ足りないの。
優しい守村君のどこまでも広い優しさに焦れてるの。



304名無しさん@ピンキー:02/07/03 01:29 ID:p/gtqzb/
やってあげたい、マジ。
305モリリンでGO!その2:02/07/03 01:30 ID:Jt4BqVK/

「そんな…」
「だったら、触って」
「でっ、でも僕たちは軽率な行動を慎むべきだと思うんです!
まだ学生ですし、だから…」
顔中を朱で染めた彼は一息で言い切り、胸から手を引こうとするが
私は力を込めて押し止めた。
触れた手のひらが汗ばんでくるのを感じて、上目遣いに彼の様子を伺うと
目が合い守村君は唇を噛み締める。その表情はまるで小動物が震えて
いるのと同じで…。
意地悪をしているような気持ちになって、こっちまで泣けてくる。
「…守村君が好き。
だけど私が知ってる守村君は花や木々を愛してる人ってことだけ。
それだけじゃ嫌…。全部知りたいの。
私は愛でられて咲き誇る花や植物じゃないから、もっと態度で示して」
胸に置いた守村君の手を離すと、私はベッドから降りて彼の元へ近付く。
どうしたらいいのかわからないと困惑する守村君の唇をかすめ取り、
彼の首に腕を絡めた。胸と胸が合わさり、暖かな体温が伝わってくる。
空中で漂っていた彼の腕が私の背を抱き、そっと力が込められた。
合わせた唇から吐息が漏れ始め、そのままどちらからともなくベッドへ
雪崩れ込む。
時間がどれだけ過ぎたのかわからない程長く、ぎこちないキスの後
守村君がゆっくりと身を起こす。
「…僕なんかで、本当にいいんですか…?」
自信なさげに微笑む守村君の背に腕を回し、私は耳元で囁いた。
「守村君だから、いいの…」

306モリリンでGO!その3:02/07/03 01:31 ID:Jt4BqVK/
大事な物に触れるようにそっと、優しい指先が身体を撫でていく。
慣れてない愛撫があちこちに施される度、私は声をかみ殺した。
階下には母も、弟も居て普段通りの日常を過ごしている。
自分の娘が、姉が自室でこんな淫らな行為をしているのだと
知らされたくはないはず…。しかしその思いが私を余計に感じさせる。
ここだけが、この部屋だけが夢とも現とも付かない空間。
「…ん…っ…あ、守村君っ…」
「気持ちいいですか…?ここ…」
彼の優しい指先が辿る部分が水音を立て、その音は尚更私の快感を加速させた。
「あ、あ、もぅダメ…ぇ…!」
守村君の指で達したと同時に、ぐっと下半身を押し開いて彼が入って来た。
どうしようもない快感と痛みが混同し、思わず私は彼の背中をかき抱く。
「あぁ…っ」


307名無しさん@ピンキー:02/07/03 01:45 ID:Jt4BqVK/
モリリン萌えの皆様、こんな腐れSSでスマソ。
本当はバイト萌えなのでつが、関西弁が難しくて断念しますた。

>>269
昨日「萌子」を提案した者です。
使ってもらって嬉しい&ワカメがワカメらしくてイイ!
308名無しさん@ピンキー:02/07/03 01:55 ID:p/gtqzb/
でわ弟!!(1/2)

わが○○家では、大晦日の日は必ず夕方にお風呂を済ませる決まりです。
もちろん今日31日もそのようにします。
母にせかされて湯船に入ってきた尽は、とても不機嫌そうでした。
「バカね、何照れてるの?尽ってば。」
「て、照れてなんかいねえよ!」
「じゃあ早くこっちに入ってよ。冷えちゃうから。ほら、洗ってあげる」
二人で泡まみれになると、ふと、
「・・・ねえちゃんって、ムネでけえな」
そういうと、まじまじと見つめていました。
さすが男の子というのでしょうか。先ほどまでの機嫌が打って変わってこうです。
無遠慮に私の胸に触れると、真剣な目をして問いかけました。
「ねえちゃん、誰に触らしたんだ?葉月?姫条?」
「バ、バカね誰もそんなことしやしないわよ」
「ふうん。じゃあ俺がハジメテの男なんだな!」
言うと、ボディーソープにぬめる手で私の胸を愛撫してきました。
「尽!馬鹿!止めなさい!」
本気の怒りも弟には冗談にしか聞こえなかったようです。
「・・・ねえちゃん、ウソばっかり。
こんなにピンピンになってるじゃないかよ。なあ、気持ちいいっていえよぉ。」
「あんたホントどこでそんな下らないセリフ覚えてきたの?これ以上
馬鹿いうとぶつからね」
「へへ〜んだ!ねえちゃんが怒ったって俺ちっとも怖くない・・・う(まどか風に)」
「尽?」
309俺・・・名無し好きだよ・・・:02/07/03 01:55 ID:4byeDEx3
こんな良作ばかりがうpされるなら恐縮ですがまとまりましたのでうpします。
これが最初で最後になると思うので、許してください。
310名無しさん@ピンキー:02/07/03 01:56 ID:p/gtqzb/
「ねえちゃん・・・俺、へんだ。ちんちんが痛い・・・」
そこを見ると、なんと小4の尽の愛らしいペニスがピンと勃っているではありませんか!
「ねえちゃん〜ねえちゃん〜俺、俺、どうしよう〜〜」
きっとこの現象を初めて自分で認識したのでしょう。尽は今にも泣きそうな顔で
私に助けを求めていました。
「・・・尽、じゃあお姉ちゃんがそれを治してあげるから、これ以上
いたずらしないって約束する?」
私が神妙に伝えると、弟は無言で頷きました。
私はそっとそれに触れ、泡立った手で優しく上下しました。
「・・・ねえちゃん、苦しいよ・・・」
「我慢しなさい!我儘言うと治してあげないよ!!」
眉間にしわを寄せ、快楽とも疼痛ともつかぬ感覚に、震える弟は、とても可愛く見えました。
柔らかな包皮を剥き、桃色の先端を露にすると、何物よりも愛しく思え、私は唇を寄せて
幾度も幾度も舌で嬲りました。
数分もしないうちに尽の腰は痙攣し、ぐったりと私にもたれかかってきました。
「ねえちゃん・・・」
「ん?」
「おれ、葉月よりかっこよくなるし・・・姫条より楽しくさせる。鈴鹿の背なんか
すぐに追いつくし、三原も・・・守村も・・・」
「何がいいたいのよ?」
私は笑いをこらえながら問いかけます。
「・・・だから、明日、一緒に初詣いこうぜ」


折笠さんヴォイス、ひとつ。
つーかハーレクインじゃねえ。。。
311俺・・・名無し好きだよ・・・:02/07/03 01:57 ID:4byeDEx3
う、スイマセン割り込んじゃった(鬱
312【約束】(1/8):02/07/03 02:00 ID:4byeDEx3
「約束・・・」
涙がこぼれた・・・。
ずっと心の奥にあった記憶・・・。
ただの夢だと思ってた・・・。

カチャ・・・

ドアが開いた。
そこにはいつも悲しげで一人ぼっちのような目をした、いつもの顔があった。
「ここに・・・いたのか。」
「・・・泣いてるのか?」
「え?!な、泣いてないよ」
私は彼に泣いてる事を悟られないように俯いた。
「姫・・・私はこの深い森を抜けてやってまいりました。再びめぐり合うために
あなたを迎えに来たのです。」
「け、珪君・・・覚えて・・」
「・・・いつ思い出したの?」
白いバージンロードを彼は聖壇へコツッコツッと音を立てながら少しずつ歩いてくる。
そのリズムに会わせる様に彼は話し始めた。
「入学式の日、教会の前でお前を見つけたとき・・
 すぐわかった。お前あのころと全然変わってなかったから・・」
「・・・どうして言ってくれなかったの?」
「・・・本当に欲しいものは手に入らない・・・だから何も望まない・・・
 そう決めてたんだ・・・。」
「でもお前は俺の中にどんどん入ってきた・・・。
 お前はあの頃のように俺が欲しいものを全部もってて・・
 それを少しずつ俺に分けてくれた・・・」
「でも俺・・お前だけは失いたくない・・他に何もいらない
 お前さえ側にいてくれたらって・・・。」
ようやく彼が私の前に来た・・・
「だから・・迎えに来たんだ・・・。」
彼は私をそっと抱きしめ、耳元でそう呟いた。
「珪君・・・」
私も背中に手を回すことで答えた。
本当は言いたいことがたくさんあったのに言葉が出なかった。
313名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:00 ID:p/gtqzb/
い、いえこちらこそすみません。ぼやぼやしてて(汗
314【約束】(2/8):02/07/03 02:00 ID:4byeDEx3
心臓の鼓動が彼に聞こえてるんじゃないかと
赤くなった私の頬に彼が手をかけ彼の方へ向かせた。
「・・・・泣くなよ。」
そういうと親指で涙を拭いそっと唇を重ねる。
そっと離れ、見つめ合い、また触れ合う。
今までの時間を埋めるかのように何度もキスを交わす
いつものあの碧色の瞳でじっと見つめて言ってくれた・・・。
「愛してる・・。」
私に何も言わせないように、今度は黙らせるような深いキス・・・。
彼の舌が歯を割って口内にゆっくり入ってきた。
「んっ・・・。」
思わず吐息が洩れた。そっと舌が触れ合う。
初めは強張っていた私の舌も少しずつ彼を受け入れる
私の舌と彼の舌が絡み合いお互いの唾液を交換する。
熱く柔らかな感触が伝わってくる。
「あぁ・・んっ・・」
熱い・・・。気持ちい・・・。
躰は熱くほてり、どのくらいの時間そうしていたのかもうわからなくなっていた。
315【約束】(3/8):02/07/03 02:01 ID:4byeDEx3
唇が離れ、彼の唇は頬へとスライドし。そして耳にキスをする・・・。
「もう・・・離さない。」
彼は私を一度ギュッと抱きしめ、お姫様抱っこで教会の長い椅子に寝かせた
男の人に抱きしめられたのもキスされたのも初めてだった・・・
でも彼にならすべてを任せられる、そう本能的に思った。

ステンドグラスからこぼれる光が2人の重なったシルエットを映す。

「・・・服・・いいか?」
私は何も言えずコクリと頷くことしかできなかった。
彼は一つずつボタンを外していく・・・。
手馴れていた・・・。彼ほどの人だし、いままでそういう経験がないなんて
そんな自惚れてはいない、でもちょっと寂しかったかな・・・。
「・・・・可愛い。」
そう一言呟いた。
私ってホント駄目だな、この微笑みと声でもうどうでもよくなっちゃう。

恥ずかしさで真っ赤になって両手で顔を覆う私の手を解いて
また軽いキス
2度3度軽いキスを交わし唇は首筋、鎖骨・・とだんだん落ちていく。
そしてそっと唇が左胸の乳首に触れる
「・・・ふぅっ」
彼の右手を握った左手に力が入る
さらに唇で乳首を包み込み、口内の乳首を舌で舐め転がす。
「あ・・・っ・・ん・・」
声にならない声が喉の奥から紡ぎ出される。
こんな声を出すなんて自分で自分が信じられなかった。
316【約束】(4/8):02/07/03 02:01 ID:4byeDEx3
行き場のない彼の左手は自然と右胸へと持っていかれる
ゆっくりとやさしく揉み上げ、指で乳首を刺激する
電気が走るような感覚に囚われその度に私の身体はピクリと震えた。
「・・・はぁ・・・ぁ・・けぃくぅん・・」
自然と快感から来る声が唇を割って洩れる。
躰は強張って固くなり彼の手を握る手にも一層力が入る。
「はぁはぁ・・」
舐める音の合間に互いの甘いため息が響く。
うっすらと目を開けた先には私を必死に攻め立てる、ほんのりと蒸気した彼の顔があった。
「はぁはぁ・・っあぁ・・・んぁ・・。」
私の甘い快楽による喘ぎ声を聞き、さらに両胸を激しく攻め立てる
彼はそれほど力をいれたわけでは無かったのだろう、
でも力加減がわからない位、我を忘れていたのだと思うと少しうれしかった。
「ア・・んっ・・・はぁ・・・いたっ・・」
無意識のうちに声が出てしまった。
そう私の声が洩れた途端、すばやく彼は躰を上げた。
「悪いっ、痛かったか?」
「あ、ううんちょっとだけ・・・フフッあわてる珪君初めてみた・・・」
彼は文化祭の時に見せた恥ずかしそうな顔で真っ赤になった
「・・・・俺、かっこわる。」
でもその顔がとてもいとおしかった。
317【約束】(5/8):02/07/03 02:02 ID:4byeDEx3
私は彼の首に手を廻し、頬に軽くキスをした。
「かっこわる〜い。・・・・冗談っ」
「・・・オイ、いま俺の真似しただろ?」
「フフッ。ばれた?」
彼は少し笑いをこぼし
ブレザーのポケットから何かを取り出し、急にまじめな顔をした。
「・・・神の前で誓う。お前を・・・幸せにする。」
私の左手を取りそういいながらクローバーの指輪を薬指にはめてくれた。
「・・・・りがと。」
私はそれしか言えずまた泣いてしまった。ホント私って涙腺弱いなって自分でも思う。
でも本当にうれしかったから。
「・・・お前ほんと、あの頃とちっとも変ってないな。
・・・すぐ笑うとこや、すぐ泣くとこ。」
額にキスをし瞼を通り涙を舐め取る。
そしてまた私の唇を求めてくる。
再び少し離れたその影達はまた1つになる。
不思議と緊張はなくなっていた。
318【約束】(6/8):02/07/03 02:03 ID:4byeDEx3
「あの・・さ、1人だと恥ずかしいから、その・・珪君も脱いでくれないかな・・・。」
すごく、恥ずかしかったのを覚えてる。
「ああ・・わかった。」
彼はブレザーを脱ぎ、シャツを一気に脱いだ。
脱いだ服を私の服を置いた椅子の背もたれに重ねて置く。
そしていつもみせる彼独特の笑いを見せ、また私の胸に顔をうずめて来る。
激しく、でもその中に優しさのある愛撫。肌と肌がふれ合いさっき以上に熱くなる。
恥ずかしい所が濡れていくのを感じていた。
「んぁっっ・・!!」
彼の指が秘部に達していた。下着の中に入ったその指先が上下に動くたびに
「けぃ・・くぅん・・んはぁ・・いゃ」
快楽なのか苦痛なのかわからないような声が次々と喉を割って出てくる。
「俺、もう・・・。」


「・・・・いよ。」
「・・・おかしいな、さっきまでちょっと怖かったけど、今は不思議と怖くない。
 ・・・好きだよ。」
軽く1度キスをした。
カチャカチャという音を聞きながら天井を見上げていた。
左の方に見えたステンドグラスがすごく印象に残ってる。
彼のおじいさんがつくったステンドグラス・・・。
これが無ければ、私達は王子と姫にはなれなかっただろう。
そんなことを考えていた・・・と思う。
319【約束】(7/8):02/07/03 02:03 ID:4byeDEx3
彼の体重を感じる。それはとても心地よい重さだった。
「・・・・いくぞ。」
「・・・うん、その初めてだから・・。」
「ああ。・・・わかってる。」
彼はそれを愛液で濡れたそこへあてがい、ゆっくりと挿入した。
固く熱いものが入ってくる。痛いとは思っていた。
でもそれは思ってる以上だった。
「いっ・・!」
「んっ・・はぁっ」
無理やりゆっくりと奥へ入ってくる。
私はただ痛みに耐えることで必死だった。
「・・・大丈夫か?」
「・・・・・うん、たぶん」
彼はまた私の目から流れた涙を舐め取ってくれた。
「なんか不思議、私達繋がってるんだよね。」
「・・・・ああ。俺ずっと手に入れられなかったものを手に入れた気がする。」
私達は痛いぐらいにお互いを抱きしめた。
320【約束】(8/8):02/07/03 02:03 ID:4byeDEx3
「・・・ゆっくり動くな。」
「・・・うん。」
動くことで感じる痛み。でも彼の感じてる顔を見るだけで麻酔薬のように痛みは和らいでいた。
徐々にその間隔は速度を増していき。激しい攻めに躰が震える。
「もう・・・俺・・。」
私は苦痛にゆがむ顔を微笑みに変えることで答えた。
「んぁっぅ!」
「ふぅっ・・!」
2人の体が崩れ落ちる。スポーツの後のような気持ちいい脱力感だった。
彼は私の頭に手を廻し「・・・一緒に住むか?」と呟いた。
「え?!」
少し笑いをこぼし
「・・・冗談。お前反応よすぎ。」
そう私をからかった。

そんな他愛無い会話さえとても貴重な時間に思えた。
これが高校生活最後の思い出。
これからもっとたくさんの思い出を2人で作っていきたい。

Fin
321名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:05 ID:4byeDEx3
お目汚しすみませんでした。
それでは、名無しに戻って、
みなさんと一緒に(;´Д`)ハァハァします。では。
322名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:05 ID:A3FIixzO
作家さんたち、皆様上手すぎ。レベルの高い作品ばかりで
スゴイです…(;´Д`)ハァハァハァハァ
読ませてもらえて幸せ…神様ありがとう!!
323名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:07 ID:IZ4+AFTQ
すごいな〜
こっちも祭りだし、
本スレもネタバレ解禁祭りだし
イソガ( ゚д゚)スィ
324名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:08 ID:p/gtqzb/
王子はドテーイか否か、諸説ふんぷんだったけど、
やっぱりそうだったか。
最中も愛想が足りない王子萌え(*´д`*)
てか、ゲームのED、コレ入れんかい!みたいな。
325名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:09 ID:vUhRX8N+
遅レスですが、>>255様のインデックス、
かちゅ使いにはすごく有難いです。
326名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:13 ID:p/gtqzb/
こっちがお祭りになると、本スレの
まどかタンスレが上がるのは気のせいか?
327名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:17 ID:8NgarImS
>326
自分も薄々そう感じてた
328名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:19 ID:AwmHmsNQ
バイトスレ住人だが、
そうだったのか!?(w
329名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:20 ID:p/gtqzb/
いや、自分も上げてるんだけどね(w
330名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:21 ID:ecYFNwLc
ギクリ
331名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:21 ID:cY+G9VGI
全て良すぎ。作家さんマンセー。
個人的には>>150番代のバイトSS書いた神々達に
またエロバイト書いて( ゚д゚)ホスィ〜
332157:02/07/03 02:23 ID:P4GUCgg1
>331
シチュエーションとかのお題くれたらがんばってみまする。
ちと時間かかるかもしれませんが。

って、お呼びでない?(藁
333名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:25 ID:p/gtqzb/
今日モリリン・ワカメが見れたから感無量。
やっぱ主人公がイかないといかんのか、モリリン。
やっぱどうしても技術的面から、バイトと先生に
寄ってしまいますね。
さあ!残りはタシーロだ!!
334名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:25 ID:AwmHmsNQ
言葉責めのバイト(;´Д`)ハァハァ
335名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:29 ID:AwmHmsNQ
>332
331ではないが、鬼畜っぽいバイトキボンヌ
バイトの家でやってもらいたい(;´Д`)ハァハァハァ
336名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:31 ID:jyTSsS6g
>333
千晴タンもまだ出てない・・・、チャミチィ。
千晴タンはメールを見ながら主人公のことを思ってGしてるのだろうか・・・。
337名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:31 ID:p/gtqzb/
>332
331ではございませんが、あの続きをキボンヌ。
出来れば「いや!まどか君!誰かに見られちゃう!」
・・・みたいな。
338157:02/07/03 02:32 ID:P4GUCgg1
>>335
鬼畜かー。どの程度のがいいんだろう……
バイトって基本的にヒロインには甘そうだしなぁ……
339名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:33 ID:p/gtqzb/
優しいのは最初の数ヶ月で、段々
エスカレートしそうなバイト。
340331:02/07/03 02:34 ID:6zdfl1Ag
>332
か、神降臨!嬉しすぎ(*´Д`)
157の続きでしっぽり、とか言葉攻めバイトとか…
いや、書いて下さるならもう何でもウレスィです。
150辺りの神達のバイト&主人公像は私のとぴったりでして。
時間あったらで構いませんのでどうかおながいします。
341名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:35 ID:AwmHmsNQ
>338
レベルはお任せしまつ(;´Д`)ハァハァ
でも、バイトらしく、主人公の事を思いつつ…?
342157:02/07/03 02:36 ID:P4GUCgg1
では>>335>>337>>339的な展開でやってみます。
あまり期待しないで待っててください(w
343名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:36 ID:p/gtqzb/
そういえば、GってなんのGです?
344名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:37 ID:AwmHmsNQ
ヤター!
どうしても期待してしまう(w
345名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:52 ID:zpb4SWEz
このスレが静かになったらバイトスレが盛り上がってる・・・。
ということは・・・。

>343
G→じー→じぃ→じい→自慰→オナニー
346名無しさん@ピンキー:02/07/03 02:58 ID:6zdfl1Ag
>342
待ってます。(;゚Д゚)=3ハァッハァッハァッハァッハァッ
347255(インデックス職人):02/07/03 03:00 ID:t9YriVfL
この前のインデックスは>>255

バイト
>262>263>264(>>262-264) 
>277>278>279>280>281>282>283>284(>>277-284
>296>297>298>299>300>301(>>296-301
ワカメ
>270>271>272>273(>>270-273
モリリン
>303>305>306(>>303-306

>308>310(>>308-310
王子
>312>314>315>316>317>318>319>320(>>312-320

あと>325たんありがとう。自分もかちゅ使いなので(w
348名無しさん@ピンキー:02/07/03 03:01 ID:AwmHmsNQ
チャットな楽しそうだなー(´Д`*)
349名無しさん@ピンキー:02/07/03 03:02 ID:zpb4SWEz
>347
かちゅ使いにとっては神様だ!
サンクス!
350名無しさん@ピンキー:02/07/03 03:06 ID:CgPsG5ZR
>348
カムカム!
おいで〜(w
351255(インデックス職人):02/07/03 03:16 ID:t9YriVfL
チャットってどこ…?
352名無し、、、好きだ。。。:02/07/03 03:16 ID:t9YriVfL
名前消し忘れてた…恥ずかティー(´д`*;)
353名無しさん@ピンキー:02/07/03 05:25 ID:p/gtqzb/
>343
ありがとうございました。

タシーロやっとやったさ。スチル残りまくったさ。
車の中で「二人っきりだよ・・・」(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
・・・まじこわかったよ・・・
今宵の祭りを楽しみにしてます。
>255さんも乙カレー
354名無しさん@ピンキー:02/07/03 05:33 ID:GHCiPiHD
バイト(・∀・)イイ!すごく(・∀・)イイ!
バイト関係、ツボものが多くてどうしよう(;´Д`)ハァハァ
作家様、ありがとうございますー!

>270-273さんのワカメ、すごくらしくてウトーリしました…スゴー。
355名無しさん@ピンキー:02/07/03 08:12 ID:QFwoPQxQ
ワカメ視点 イイ(・∀・)(・∀・)イイ
ワカメの気持ちが伝わってきて何度読んでもモエ!
356名無しさん@ピンキー:02/07/03 09:02 ID:QFwoPQxQ
ワカメの本番希望です〜!!
本編じゃワカメイマイチだったのになあ。不思議(w
357名無しさん@ピンキー:02/07/03 09:59 ID:euo9sBS5
エロ書きたいのに…エロにかすりもしない・゚・(ノД`)・゚・
うちの先生は純情シャイボーイだよ…
358名無しさん@ピンキー:02/07/03 11:51 ID:2Oglsiof
>357
かすらなくても良いぞ!!
先生は純情でピュアな人だもん!!

ラブコメでも読みて〜〜
359名無しさん@ピンキー:02/07/03 11:55 ID:oWiMzZYW
>357
そんなてんてーもまた萌えだ(;´Д`)ハァハァ
でも確かにそんなてんてーでエロに持っていくのはムズカ( ゚д゚)スィ…

でもでもソレやっぱりいいなぁ
純情ぴゅあらぶ路線で砂吐きそうな甘いのを一本逝ってみたいっす
吐いても吐いてもまだ萌え尽きないなんて、自分でも尋常だとは思えない…(つД`)
360名無しさん@ピンキー:02/07/03 12:05 ID:2Oglsiof
んだんだ、やはり先生はピュアで
手を握っただけでも真っ赤になるくらいの
砂フキン純情萌えのほうがらしいなあ。
361名無しさん@ピンキー:02/07/03 12:09 ID:elEZMf3G
      和馬と私の初体験-第三話 激しさの中に-

鈴鹿君は慌てて私が手にしている本を取り返そうとする。
 勢いあまったらしく思いっきり鈴鹿君は転ぶ。
 そして・・・私は鈴鹿君に押し倒された・・・。

「あ・・・。」
鈴鹿「・・・。」
 私はそっと目を瞑る。
 鈴鹿君はそっと私の唇にキスをする。
 緊張していたのか唇が震えていた・・・。
 そして・・・。
鈴鹿「・・・い、いいのか?」
「いいよ・・・。」
 そうすると私は鈴鹿君に乱暴に服を脱がされた。

 私が裸になると慌てたような素振で鈴鹿君も服を脱ぐ。
「初めて・・・だよね?」
鈴鹿「あ、ああ・・・。」
「私も・・・初めてだよ。」
鈴鹿「あ、あのよ・・・よ、よろしく・・・。」
 鈴鹿君は照れながら私に挨拶をした。こうやって見ると彼はすごくかわいい。
「鈴鹿君の体・・・キレイだね・・・。」
鈴鹿「・・・。」
 聞こえたのかはよくわからなかった。
 しかし彼は不器用に私をかき乱す・・・。
362名無しさん@ピンキー:02/07/03 12:10 ID:elEZMf3G
>361の続き

鈴鹿「ここって・・・気持ちいいのか?」
「あ・・・ん・・・・いい・・・。」
鈴鹿「ここは・・・どうなんだ?」
「鈴鹿君始めてなのに結構知ってるんだね、ビデオとか見たの?」
鈴鹿「い、いいから集中しろよ!!」
 鈴鹿君は私の体を舐めたりいじったりする。
 そしてだんだんなれてきた彼は。
鈴鹿「入れていいか?」
「うん、いいよ・・・。」
鈴鹿「行くぞ・・・。」
「違う!そこじゃない!!」
鈴鹿「わ、悪りぃ!真ん中だよな?」
 鈴鹿君はすぐに私の真ん中の穴に入れなおす。
「あっ・・・いつっ!!!」
鈴鹿「だ、大丈夫か!?」
「大丈夫・・・初めてはみんな痛いの・・・。」
 途中何度か抜けてしまったがその度に真面目な顔をして入れなおす鈴鹿君は凄く愛らしかった。
 しばらくすると鈴鹿君は。
鈴鹿「うっ・・・!!」
 鈴鹿君は慌ててペニスを抜いて私に顔射する。
鈴鹿「わ、悪い・・・かかっちまった・・・。」
 鈴鹿君はティッシュで私の顔を拭く。
 それから1時間後・・・。

鈴鹿「あ、やべえ!そろそろ母ちゃん帰ってくる!!」
「いけない!!!」
 私は慌てて服を着る。
鈴鹿「送っていけないけど・・・ここでな・・・。」
「うん・・・また・・・明日学校でね・・・。」
鈴鹿「あ、ああ・・・誰にも内緒だからな・・・。」
「わかってるよ。」

  そして私と鈴鹿君の長い一日が終わった。
しかしそれは始まりでしかなかった・・・。

   続く。
363名無しさん@ピンキー:02/07/03 12:10 ID:elEZMf3G
第三話終わりました。

どうですか?
364名無しさん@ピンキー:02/07/03 12:18 ID:oWiMzZYW
アハーン!!昼ドラキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
萌え属性はてんてーだけどバカ可愛いバカ可愛いバカ可愛いバカ(以下エンドレス
穴間違える上に最初からいきなり顔射なバカ(;´Д`)ハァハァ

あぁ今ここに居てよかった…
365名無しさん@ピンキー:02/07/03 12:29 ID:2Oglsiof
漏れは顔射に萎え。
AV女優のように扱われるエチ表現は、どうも苦手・・・
366名無しさん@ピンキー:02/07/03 12:39 ID:P6cn0Q5Y
昼ドラキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
入れ間違えるバカがよかった・・・。
まだ続けてくれるのね!?(;´Д`)ハァハァ
早く明日になぁれ♪
367名無しさん@ピンキー:02/07/03 12:46 ID:yc6DuscL
>363
昼ドラ(・∀・)イイ!!
内容にも(;´Д`)ハァハァだけど
昼ドラってとこがまたイイ!

いっそ、まんまAVみたいなSSも誰か書いてくれないかなーとか言ってみるテスト。
368名無しさん@ピンキー:02/07/03 12:57 ID:QFwoPQxQ
バカは絶対AV見てるから顔射に憧れあると思う。
なので違和感なし!なんてバカらしいSSなんでしょう!ウトーリ
369名無しさん@ピンキー:02/07/03 13:07 ID:N+ZC22rU
入れ間違いと顔射が意見多いってスか?
顔射はバカが好きでやったのではなく勢いよく飛ばしすぎてしまったとお考えください。
入れ間違いは焦って間違えてしまったという感じです。
370名無しさん@ピンキー:02/07/03 13:24 ID:oWiMzZYW
>369神
漏れそう受け止めてました。ああよかった。
狙ってるんじゃなくて、その若くてアオくてダメな焦りでいっぱいいっぱいな感じが
またバカの可愛さを加速して(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

……過呼吸で死にそうでつ(ワラ
371157:02/07/03 15:58 ID:GCMAPn7q
明るいうちから、約束のブツを貼りにきますた(w
実はエロSS書くのってこのスレが初体験だから、こんなもんでいいのかわからないけど……

書いてて途中でかなり恥ずかしくなりました(*´Д`*)
372名無しさん@ピンキー:02/07/03 15:59 ID:euo9sBS5
>357だが一応エロではないのでおいらさんとこに投稿してみた…。
(でもベタベタなので、載せるかどうかの判断は向こうに委ねますた)
次はエロを書きたいと思います。(;´Д`)
がんがろ。
373姫条×主人公 1/5 (by157):02/07/03 16:03 ID:GCMAPn7q
 姫条くんにちゃんとした手料理を食べさせてあげたい――そう思ってエプロンまで新調したのに、
わたしの料理の腕は一向に上がらない。それもそのはずで……
「もう、ちょっと待っててってば」
 彼の部屋で台所に立つといつも、いつの間にか後ろに彼の気配がする。まったく、油断も隙もない。
 背中越しに抱きしめられて、しょうがなく包丁を置く。わたしの頭が、背の高い彼の胸板に当たる。
「そんなん言われてもなー。エプロン姿が可愛いすぎんねん」
 頭の上から聞こえる甘い囁きと同時に、わたしの胴に回されていた彼の腕がすべるように動き、
エプロンの上から胸をまさぐってくる。
「相変わらず、やわらかくってエエ触り心地やで」
 わたしが顔を赤らめるのを楽しむように、彼が言った。
「ほんとは、もっと胸が大きいコのほうがいいんでしょ……?」
 ペースに巻き込まれまいと、そんな憎まれ口をきいてみたけれど、彼にはお見通しだったようだ。
「せやったら、どうする? やめてほしいんか?」
 彼の器用な指先が、自分でも知らなかったわたしの弱い部分を的確に探り当て、刺激する。
まるでわたしの心まで直接握られているみたいだ。

 内腿のあたりに小さな震えが走ってしまう。彼はそれも見逃さない。
 わたしの腰を押さえていたもう一方の手が、彼の趣味に合わせて選んだ短めのスカートの中に入って来ようとする。
「やっ……ダメ!」
「なんで? ――もう濡れてんのがバレると困るし?」
 いちだんと顔が熱くなる。きっとまた、意地の悪い笑みを浮かべているに違いない。
 恥ずかしさのあまりうつむくと、浅黒い彼の二本の腕に捕らえられ、いいようにもてあそばれている自分の姿が目に映った。
374姫条×主人公 2/5 (by157):02/07/03 16:07 ID:GCMAPn7q
 やがて脚に力が入らなくなり、立っていられなくなる。
 ずっと前、週刊誌の記事でそういう表現を読んだ時は「何を大げさな……」と思ったものだけれど、
まさか自分がそれを味あわされることになるなんて想像もしなかった。
 姫条くんに身体を預けながら、まな板の上の食材を見、こんなつもりじゃなかったのに……と思ってももう遅い。
 吐息が漏れる。
 嫌ではない。それどころか、いつの間にかわたしの中に割り込んできた彼の指の動きに、積極的に身をまかせている自分がいる。
 どうしてこんな風になってしまったんだろう。

 彼が、胸をまさぐっていた右手を離した。
 上体の支えを失い、わたしは両手を床についた。
 その姿勢のまま、空いたその右手によってスカートがたくし上げられ、下着が脱がされる。
 ……きっとこのまま四つん這いで、バックから貫かれるんだ。動物みたいに。
 彼の顔が見えないのが、少し怖い。
「ね、ねぇ、姫条く……んっ…」
 彼のものが、わたしのあそこにあてがわれるのを感じた。次の瞬間、心の準備をする間もなく、
勢いよく突き入れられる。それでも充分に濡れていたわたしの中は、簡単にそれを受け入れてしまう。
「あぁっ!!」
「んーっ、やっぱ自分の中、最高に気持ちエエで」
 入り口のあたりから身体の奥へと、固くなった彼ので内側をこすられる感触に、
わたしは言葉にならない声を上げるしかなかった。
375姫条×主人公 3/5 (by157):02/07/03 16:09 ID:GCMAPn7q
 どんな形であれ、彼に抱かれること自体はもちろんちっとも嫌じゃない。
 ただ、日に日に快感に抗えなくなっていく自分が怖い。
「あっ…んんっ……くぅ…っ!」
 慣れてきたと思ったら、リズムを変えて中をかき回され、一息ついたとたんに激しい突きが来る。
 他の人としたことなんてないからわからないけど、きっと姫条くんは、先天的な「コツ」のような
ものを心得ているんだろう、と思う。
 声が抑えられなくなる。
 倉庫を改造したこの部屋は、もちろん防音なんて考えられていない。遊びに来たとき、彼が見ている
TVの番組が外からでもわかるぐらいだ。
 その事実が、わたしを少し現実に引き戻す。
「姫条くん…っ…もう、ダメ……外に聞こえちゃうから……」
 ところが、この言葉はますます彼を調子に乗せるだけだった。
「ほんなら、声出さんかったらええやん」――そう言いながら、いっそう責めを激しくする。
「やっ…! おねがい、もう許してっ…てば……あっ、あんっ!!」
 彼が、動きを続けながら身をかがめ、わたしの耳元で悪魔の囁きをする。
「そしたら、もうイッてもええで。でもその時はちゃんと言うねんで?」
 わたしはもう答えられず、ギュッと目をつぶって首を縦に振るしかなかった。
「………!!?」
 彼の指先が、わたしのいちばん敏感な部位を探り出し、優しくこすり上げた。
「やぁっ…ああぁ…だめ、イッちゃう……!!」
 そのとたん、わたしは彼の思惑通りに絶頂に達してしまった。
376姫条×主人公 4/5 (by157):02/07/03 16:14 ID:GCMAPn7q
 打ちのめされたような余韻に、しばらく床で丸くなっていたわたしは、やがてよろよろと身を起こした。
 姫条くんが、そんな私の頬を、手のひらで撫でてくれる。
「どや、良かった?」
 無邪気な質問に反射的にうなずいてしまい、また顔が赤く染まる。
「……でも、自分だけやなくて、ちゃんとオレも満足させてくれんとな」
 求められていることを理解し、わたしは、そそり立ったままの彼の下半身の前にかがみこむ。
 そっと手を添え、教え込まれた通りのやり方で、それに舌を這わせていく。
――ここでも、熱くて脈打つそれが唇や舌に触れる感触を、心地よいとすら感じている自分がいる。
 わたしはどうしてしまったんだろう。
 気持ち良さそうな彼の吐息を耳に聞きながら、わたしは一心に奉仕を続けた。
 彼がわたしの頭に手をかけ、腰を少し前に押し出す。わたしは舌を絡めながらそれを口に含む。
 喉の奥まで深くくわえこみ、吸い上げるように頭を動かし、先端を舌でくすぐる。
 それを幾度か繰り返しているうちに、彼が言った。
「なあ、このまま飲ますんと、顔にかけるんと、どっちがええ?」
 それを聞いたわたしは、口を離し、彼の顔を見上げた。
377姫条×主人公 5/5 (by157):02/07/03 16:17 ID:GCMAPn7q
「ねぇ、姫条くん……。わたしの中、気持ちよくない?」
「えっ、な、なんで?」
「だって、最近いつもクチでさせたがるし……あんまり、普通にしてくれないから」
「ちゃ、ちゃうって! 男は、その……好きな相手やからこそ、イロイロしたくなるんや……」
 強引で自分勝手なようでいて、わたしの機嫌を損ねたと感じると、とたんに迷子の子供のようにうろたえる。
 こういうところは、付き合う前とちっとも変わっていない。
 わたしは彼の首に腕を回し、ゆっくりと唇を重ねた。
「じゃあ――わたしの中でイッて」
 両脚を開き、わたしはゴムを着けた彼のものを再び迎え入れた。
 先ほどまでの行為の残り火が、二人を瞬く間に燃え上がらせる。唇を吸い、舌を絡め、
お互いの身体に腕を回しきつく抱き合ったまま、テクニックなどお構いなしに、ただ
がむしゃらに腰をぶつけ合う。
「ん……オレ、もう…イクで…」
「うん……っ、わたしも、一緒…に……んーっ……!!」
 わたしの中で彼のものが二三度大きく脈打ち、びくびくと震えるのがわかった。
同時にわたしも、唇をふさがれたまま再び登りつめてしまった……。

 ――彼の強引なところも、それでいて子供のように素直なところも、どちらも好きだ。
 そしてわたしはその両方に刺激を感じている。
 本当にもてあそんでいるのは、彼? それともわたし?
(まぁ……どっちでもいいや)
 わたしに覆いかぶさったまま、肩で息をする彼の髪をそっと撫でながら、わたしはそう思った。
 どちらにしろ、二人が離れられないことに変わりはないのだから。


  <終>
378157:02/07/03 16:19 ID:GCMAPn7q

うわ、あらためて見ると、文字多すぎ……。
長々とスレ汚し失礼しました。撤収!!
379名無しさん@ピンキー:02/07/03 18:41 ID:p/gtqzb/
バカとやってると、近いうち絶対親に見つかりそうだ。

「飲ますかかけるか」・・・普通の男にんな選択
せまられたら蹴り殺すが、バイトなら許す。
飲ませて頂きます。
380名無しさん@ピンキー:02/07/03 18:50 ID:M3Mdk852
他の乙女ゲーのキャラを見ていると
どんなプレイボーイ設定でも童貞に見えるのに
GSだとモリリンですらチェリーではないように思える…

誰か保健室設定のSSを書かれる神はおられませぬか?
お腹を痛がる主人公の体をさすっているうちに突入するパターン激キボン!
381名無しさん@ピンキー:02/07/03 18:55 ID:rqY/cy/V
私はてんてーの運動会の保健室書いてほしーっ。
手当てした後、てんてーの理性がプチッとな。

神の降臨お待ちしています。
382バイトモエー:02/07/03 19:20 ID:C/nUdBmw
神がたくさんいるというスレはここですか?
383名無しさん@ピンキー:02/07/03 19:43 ID:b4T5V5UN
王子×主人公との撮影所で・・・が見たいです。
384名無しさん@ピンキー:02/07/03 19:51 ID:9MG1YsAW
>>383
あ、それ漏れもみたい(;´Д`)ハァハァ
385名無しさん@ピンキー:02/07/03 20:24 ID:TaiuJ9AR
>378
神様ありがとう(;´Д`)ハァハァ
やっぱり(・∀・)イイッ!!
386バイトモエー:02/07/03 20:25 ID:C/nUdBmw
卒業してから約3ヶ月。今日はまどかの誕生日だ。
まどかの部屋でケーキを焼いて、プレゼントも渡して、
今日という日をゆっくり過ごしたかったのに、
いつの間やら、いつもの様に私はベットの上でまどかに押し倒されていた。
寝ころがりながら、浅いキスをして、深いキスをして。
ときおり転がって二人の位置をかえながらお互いの身体を触れあう。
髪に手を入れて。肩を、背中を、腰をなでて……。
そうしてお互いの感情を高め合っていると……
「なぁ、今日はオレの誕生日やんな?」
「うん。そうだけど……?」
「ほんならさー、今日はオレの頼み聞いてくれるやんな?」
「いいけど。頼みって何?」
「今日はジブンが、おれにいろいろやってーな」
「ええっ!?」
387バイトモエー:02/07/03 20:25 ID:C/nUdBmw
卒業してからの間、何度もまどかと身体を合わせてきたが、いつもまどかに任せっきりだ。
時折まどかの「ああやって」「こうやって」に従って動くこともあるが、自分からのリードなんて考えられない。
「えっと……あの……」
「あかんの? 嫌か?」
「ううん。嫌じゃないんだけど……」
嫌じゃない。やってあげたい気もするし。でもどういう風にするか分からないし、
いや、それになによりも……恥ずかし……し。
そうやってもじもじしていると、まどかは何てことなさそうに言った。
「嫌じゃないんやったら、やってーな。オレ一回ジブンにやってほしったんよなー」
目を逆Uの字にしてまどかは嬉々している。
「だって、あたし……」
「まぁ、ええやん、ええやん」
私を持ち上げて、まどかはくるりと転がってベットに寝転び、私をジブンの上に跨がせた。
卒業式の日にふたりで買った、どでかいクッションに持たれたまどかの目は少年のようだ。
「さ、ほんなら頼むで」
388バイトモエー:02/07/03 20:25 ID:C/nUdBmw
ここに触発されてわたしも書いてみようと思いました。
とりあえず>118を使わせていただきました(w
飽きっぽいので、途中でやめないように、
自分の足枷のために導入部分だけあげときます。

ところで6月のバイトの服装って何だっけ? 赤いシャツは違うよね?
389名無しさん@ピンキー:02/07/03 20:37 ID:SYfseAvi
157神様、ありがとう…ありがとう…。
バック!獣!モエ!!
個人的に名字+君呼び名なのがタマ(・∀・)ラン!
390尽タソは見た!! 1/3:02/07/03 20:46 ID:pklAkQ01
某イベントのパクリっす(w


降水確率60%
降るのか降らないのか微妙な予報。
この確率だとうちの姉ちゃんは
「約2分の1の確率なんだからきっと降らないよ」
と根拠の欠片もないこと言っていつも傘を持っていかない。
せめて折り畳み傘でも持っていく配慮があれば高校生にもなって
いまだ年齢=彼氏いない歴、なぁんてことにはなってなかっただろーにな。
顔だけは俺に似てちょっと可愛いんだしさ。
「尽ー、ちょっと買い物に行って来てくれなーい?」
日曜日だっていうのに珍しく家にいた俺に母ちゃんから声がかかる。
「そんなの姉ちゃんに行かせればいいだろ〜」
「あの子がいないからあんたに頼んでるんじゃないの」
……姉ちゃん出かけてたんだ。めずらしー。今日雨降るぞ、絶対。
「男とデートかな?」
「知らないわよそんなの。……でもまぁ、出かける時やけに
 嬉しそうな顔してたわね」
「ふーん」
俺は気の無い返事をしたけど、本当はすごく姉ちゃんのことが気になってた。
本当にデートに行ったのか、とか、もしそうだったら相手は誰なのか、とか
他にも色々。
俺、シスコンなんかじゃないはずなのに、どうしてココらへんが痛いんだろう?
胸のあたりを押さえて考え込んでいると、感傷とはもはや無縁になった母ちゃんが
しびれを切らして俺に財布とメモを持たせて強引に家の外へと追いやった。
きっと父ちゃんとうまくいってないから俺に当たってるんだな。
「――あ、雨だ」
さっきまで綺麗に晴れてたっていうのに、俺が外に出ようとした途端
降ってくるなんていやがらせだよなー。
玄関に傘を取りに戻ると、
「姉ちゃん、平気かな?」
絶対に傘なんて持っていっていない姉ちゃんのことがふと気にかかり、
俺は自分で今さすのと他にもう一本折り畳み傘を持って家を出た。
391尽タソは見た!! 2/3:02/07/03 20:50 ID:pklAkQ01
俺が歩くたびに雨はどんどん強さを増していった。
本当にいやがらせでもされてるみたいに。
「何でこんな雨の中俺が買出しになんか行かなきゃいけないんだよ〜!
 ……そうだ。これはそもそも姉ちゃんが出かけるからいけなんだ。
 じゃなきゃ行くのは俺じゃなくて姉ちゃんだったわけだし――」
噂をすれば何とやら。
俺の見渡せる範囲の隅っこの方に、姉ちゃんの姿が映った。
間違いない。俺が姉ちゃんを見間違えるわけ無いもん。
やっぱり姉ちゃんは傘を持っていかなかったらしく、雨宿りをしていた。
「姉ちゃ……」
駆け寄って声をかけようとしたけど、俺は思わず止まってしまった。
だって、姉ちゃんの隣に男がいるのが見えたから。
確かあれは俺が一番最初に電話番号渡した……そう、葉月だ!
何話してるんだろう?
二人の会話が気になった俺は考えるよりも先に二人の方にそっと近付いた。
手頃な物陰を見つけ、そこからじーっと二人の様子をうかがう。
出歯亀なんてカッコ悪いけどさ、葉月を観察することはよりイイ男に
近付くために必要なことだよな、うん。
「……本格的に降りだしてきたな」
「さっきまであんなに晴れてたのにね」
と言って姉ちゃんは小さくくしゃみをした。
「大丈夫か?」
「ん、平気平気。――あ、桂くんの方が濡れてるよ。拭かないと風邪引いちゃうっ」
姉ちゃんはがさがさとバックをあさりだす。
……ハンカチくらい取りやすいとこに入れとけよと、弟として切に言いたい。
「いや俺なら平気だから。それよりお前自分の方……」
「駄目だよ、桂くん髪から水滴ってるもん!」
やっとハンカチを取り出せた姉ちゃんは葉月の髪を拭こうと手を伸ばす。
が、届く寸前で葉月に手首をつかまれた。
「桂、くん?」
不思議そうに姉ちゃんが葉月を見つめると、
「相変わらず、変なとこだけ強情なんだな」
小さく呟いて笑った。無表情が常であるあの葉月が、だ。
葉月の微笑みにモロあてられた姉ちゃんは顔をタコみたく真っ赤にしている。
姉ちゃんこーゆーのに全然免疫無いもんなぁ。
でも“相変わらず”ってどういうことだろ?
と、俺が頭を悩ませているうちに、二人の距離は限りなくゼロに近付いていた。
どちらともなく、ゆっくりと、息がかかるほど近くに――。
392尽タソは見た!! 3/3:02/07/03 20:56 ID:pklAkQ01
「――姉ちゃん!!」
俺は無意識のうちに叫んでた。姉ちゃんの邪魔するつもりなんて全然なかったけど。
全然、なかったんだけど……。
「つ、尽!?」
俺が叫んだことで二人の距離が瞬時に広がった。
流石の葉月も心なしか顔が赤くなってる気がする。
「まったく、いっつも俺が傘持ってけって言ってるのに」
「だって、60%だったんだもん」
「そんなこと言って怠るから今まで彼氏できなかったんじゃん」
「尽! それとこれとは関係ないでしょ!!」
「あれ〜、葉月の前でそんなに怒鳴り散らしちゃっていいの〜?」
俺が指摘すると姉ちゃんは慌てて口を抑え、葉月はそれを見て笑いをかみ殺した。
「そ、それよりっ、何であんたがこんなとこにいるのよ?」
「姉ちゃんこそ何でこんなとこにいるんだ? しかも葉月と二人っきりで、さ」
「それは――」
「雨上がってきたし、俺、そろそろ行くな」
しどろもどろになる姉ちゃんを助けるようなタイミングで言葉を発する葉月。
「でもまだ、雨降ってるよ」
「これくらいなら、平気だから」
……今更だけど、何か俺悪いことしたかも。
「葉月! これ使えば」
罪悪感に苛まれた俺は予備に持ってきていた折り畳み傘を差し出したが、
葉月は受け取らずにやんわりと断って、そのまま雨降る中行ってしまった。
「…………邪魔、だった、よね?」
葉月の姿が見えなくなってから訊ねた。姉ちゃんはそのことには触れず、
ただ「あたし達も帰ろっか」と言って俺の手から傘を取って広げた。
ちょっと気まずい帰り道。
家に着くちょっと手前で、俺はようやく姉ちゃんに話し掛けることが出来た。
「――姉ちゃん」
「ん、なあに?」
「俺、絶対すぐにもっとイイ男になるから」
「はいはい。そんなの毎日聞かされてるわよ」
「どんな男よりも――葉月よりも、絶っっっ対にイイ男になって姉ちゃんを
 後悔させてやるんだから!!」
「……どうしたの、急に?」
「とにかく、絶対後悔させてやるんだからな! 今に見てろよ!!」
もう、へんな子ね、としばらくぶりに見た笑った姉ちゃんの顔は、葉月にやるのが
勿体無いくらい綺麗だった。
393390:02/07/03 20:58 ID:pklAkQ01
エロ無しなのに長くてすみません
あのイベントに触発されたもので…
394名無しさん@ピンキー:02/07/03 21:17 ID:TaiuJ9AR
バイトは勿論だけど、
尽タン×主人公も・・・萌え〜(*´Д`)
395名無しさん@ピンキー:02/07/03 21:36 ID:p/gtqzb/
(ここ数日にやけが止まらない)
「騎乗位まどか」タン!!(;´Д`)ハァハァみてえ〜〜

尽、このスレだったら挿入アリでOK?
396名無しさん@ピンキー:02/07/03 21:56 ID:oWiMzZYW
うわうわすっげぇ萌えだよ尽たん!!!
神サマ本当にありがとう!ごちそうさまでした(;´Д`)ハァハァ
397名無しさん@ピンキー:02/07/03 22:43 ID:a1FdQIW8
神!激しく萌えた(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
398名無しさん@ピンキー:02/07/03 22:51 ID:B0aq2iSI
タシーロ神降臨キボンだよぅ・・・・゚・(つД`)・゚・
そんなに需要がないのかなぁ・・・・゚・(つД`)・゚・
399名無しさん@ピンキー:02/07/03 22:53 ID:B0aq2iSI
本当に、ほんっとうにゴメン・・・・゚・(つД`)・゚・
逝ってくるよぅ・・・・・。
400名無しさん@ピンキー:02/07/03 22:58 ID:6EXPNYGh
>390
素晴らすい…! 神さまありがとう〜! やばいくらい萌えっス!
401名無しさん@ピンキー:02/07/03 23:11 ID:IO4mYkGl
タシーロのネチーとしたオヤジセクースを読みたいでつ!
402名無しさん@ピンキー:02/07/03 23:14 ID:RB9VVewW
157タソ!凄くイイ!よ(;´Д`)ハァハァハァハァ
生きててよかった…
403名無しさん@ピンキー:02/07/03 23:32 ID:nKdG/+sd
たくさんの神々よ・・・ あなたがたに感謝いたします

せんせいを想ってGする主人公  イイ!
ワカメ視点のハレクイ イイ!

バイトネタも王子もモリリンもイヤーン ハァハァ

さ ぁ も り あ が っ て ま い り ま し た ! ! !

自分も書いてみようかと思ってみるテスト
404名無しさん@ピンキー:02/07/03 23:33 ID:nKdG/+sd
あげてしまいました! スマソスマソスマソスマソ!!!!
405名無しさん@ピンキー:02/07/03 23:46 ID:0TzXfzsp
>403
書いて書いて!神どんどん降臨キボーン!


ここのSS、内容もいいけど、シチュにも萌えるYO!
406名無しさん@ピンキー:02/07/03 23:48 ID:b4T5V5UN
千晴タンのイングリッシュプレイも見たいです。
407名無しさん@ピンキー:02/07/03 23:50 ID:vUhRX8N+
バイトに後ろから抱きしめられる主人公…ってシチュがイイ!(・∀・)
本番以外の描写でも萌えるヨ- 神々アリガd
408永遠を始めよう 1/9:02/07/03 23:51 ID:hwH1fEEJ
太陽の放つ光が、窓から差し込んでくる。
その光を受けながら、あいつが何ひとつまとわずに、俺の前に立っている。
白い肌が、俺を誘う。
「愛してる」
あいつはそうささやくと、裸の胸に俺を抱く。
ビスクのようになめらかな肌を通して、あいつの体温が、俺の頬に直に伝わる。
俺は、目の前に広がるあいつのそのふくらみの頂に、軽くくちづける。
「あ・・・」
俺の唇がそこに強く触れて行くにつれ、あいつが切なげに吐息を漏らす。
それがたまらなく愛しくて、俺はさらに深くくちづけて、軽く歯を立ててしまう。
「ん・・・ふっ」
俺の頭を抱きしめるその腕に、かすかに力がこもる。
見上げると、あいつは頬を薄赤く染めながら、
俺のほんの少しの愛撫におぼれている。
あいつから唇を離すと、細い腰に手を回し、俺はその体を引き寄せる。
あいつはバランスを崩して俺の上に倒れ込む。その重みが、俺には心地いい。
「・・・いじわる」
すねるあいつの唇が、ゆっくりと俺の唇に重ねられる。
やわらかな舌が俺の中に入り込み、そこだけ別の生き物のようにじゃれてくる。
わがままなあいつは、俺を絡め取り、支配する。
体が火照る。鼓動が早まる。高ぶりが押さえられない。
「珪・・・」
潤んだあいつの瞳が、俺を見つめた。そして・・・。
409名無しさん@ピンキー:02/07/03 23:51 ID:1B9ZJXFp
千晴タンなら、メールプレイが見たいよ…
410永遠を始めよう 2/9:02/07/03 23:51 ID:hwH1fEEJ
「・・・っ」
一瞬の緊張の後、俺の中から、ドロドロとしたエゴの塊が放たれる。
全身から力が抜け、荒い呼吸が部屋の中にこもる。
背中に、首筋に吹き出した汗が、体にこもる熱をどんどんと放ち、
俺の体を冷ましていく。
・・・くしゃくしゃになった薄い紙に残った、欲望の残骸。
それは、心の中だけであいつを抱いた、むなしい記録。
体と共に、すっと醒めていく心の中に、罪悪感だけが、ただ残った。

高校を卒業するその日、俺たちは、確実に互いを愛する人と認め合った。
あの日以来俺は、あいつに指一本触れていない。
そう・・・あの教会の中で思いを確かめ合ったその瞬間から、
あいつは俺にとって、侵すことのできない神聖な女になってしまったのだ。
守りたい、泣かせたくない、傷つけたくない。
あいつが俺の横で幸せそうに笑うたびに、今まで付き合ってきた、
どんな女にも抱かなかった甘やかな感情がわき上がる。
自分でも驚きながら、俺はその気持ちを胸に刻み込んでいく。

だけど、俺があいつを大切にしたいと思うのと同じくらい、
俺の中には、あいつを執拗に欲している別の俺がいる。
それは勝手にあいつの幻想をこしらえて、自分勝手にもてあそび、何度も汚す。
そして、今日もまたそいつは現れて、俺の気持ちをかき乱していった。
「・・・まいったな」
ジキルとハイド。正反対の2つの思いを抱えて、
俺はどうしようもなく、ただ、ため息をついて、部屋の窓を開けた。
初夏とは思えない、熱を帯びた風が流れてくる。
眠れない夜に、なりそうだ・・・。
411永遠を始めよう 3/9:02/07/03 23:52 ID:hwH1fEEJ
翌日、あいつが俺の家に遊びにやって来た。
「えっと、なんのおかまいもできませんが・・・」
「もー、その一言は聞き飽きましたよ、珪様」
口べたな俺の、ひとつ覚えのジョークを、あいつは笑顔でかわして俺の部屋に入る。
「おやつ買ってきた。アンジェリークのモンブラン♪ これおいしいんだよ」
ケーキ屋の小さな包みを俺に差し出すと、あいつはソファのいつもの位置に腰掛ける。
俺はその横にほんの少し距離を置いて座ると、互いの学校のことや、
友人たちの近況などを話したり、俺が載った雑誌を見ながら、午後のひとときを過ごした。

「・・・ねえ、ちょっと暑くない?」
もうすぐ夕暮れにさしかかるころ、あいつは唐突にそんなことを言い出した。
「・・・そうか? 俺は別に暑くないけど」
「そうかな? じゃあ上着脱いじゃおうかなぁ」
あいつはなんだかいつもと違って、少しそわそわした様子でつぶやいくと、
はおっていた上着をスルリと肩から落とす。
薄手のレースのキャミソールと、ふわりと広がるミニのプリーツスカート。
あらわになった白い肌に、俺の心が少し、波を立てる。
夕べの自分の劣情が頭をよぎり、俺はつい、目をあいつからそらしてしまった。
「・・・どうしたの? 珪」
「あ、いや、なんでも・・・」
「・・・そうだ、ケーキ食べようよ。私持ってくる」
いぶかしそうに俺を見つめると、あいつは立ち上がり、キッチンへと向かおうとする。
「あ、いい、俺、持ってくる」
「いいよ、私が行くから・・・っキャ!」
「うわ!」
俺も同時に立ち上がろうとしたその瞬間、互いの足がもつれ、2人はいっしょにバランスを崩した。まずあいつが、そしてその上に俺が折り重なるように、ソファの上に倒れ込む。
412永遠を始めよう 4/9:02/07/03 23:52 ID:hwH1fEEJ
「大丈夫か?」
あわてて、下に押しつけられた格好のあいつに声をかける。
「うん、私は大丈夫・・・珪は?」
「ああ、俺もなんともない・・・。ごめん、重いな、俺」
そう言って起きあがろうとする俺の首に、あいつの両手がすっと伸び、からみついた。
「・・・重くなんかないよ」
あいつは、さっきまでと全然違う、消えそうにか細くて弱い声で言う。
「・・・さっき、暑いって言ったの、ウソ」
「・・・どういうこと?」
「挑発したかったの、珪のこと・・・わざと、だよ」
「・・・お前・・・」
「珪・・・私、その、だから・・・いいんだよ、このまま・・・」
顔を真っ赤にしながら、あいつは瞳に熱を含ませて、俺をじっと見つめている。
薄着のあいつの体の感触に、別の俺が反応しそうになる。

「・・・よせよ」
だけど俺は必死でそれを抑えて、あいつの手をほどき、体を引き離す。
気まずいしじまが、2人の間に流れる。
「・・・どうして?」
さっきよりもさらに小さく、あいつはぼそりとつぶやいた。
その声に、少しずつ悲しみがにじんで来るのがわかる。
「なんで何もしないの?」
「なんで・・・って」
「私のこと、好きなんじゃなかったの?」
「そんなの・・・・好きに決まってる」
「じゃあ、なんで何もしてこないの?」
「・・・それは」
413永遠を始めよう 5/9:02/07/03 23:53 ID:hwH1fEEJ
それは、お前が俺にとって神聖な女だから。思わずそう言いそうになって、
だけどあいつの悲しそうな表情を見て、口ごもる。
「教会の中でキスして、それだけだよ私たち・・・卒業してもう、半年近いんだよ。
・・・別に、恋人の関係が、それだけじゃないことは、分かってるよ。だけど・・・」
だんだんと、あいつの声が涙に染まっていくのが分かる。
「だけど、それだけがないのも、なんか、つらいよ・・・」
そう言うと、あいつはこらえきれずに、大粒の涙を、頬に落とした。
「ご、ごめん・・・泣くつもりなんかなかったのに・・・」
あいつは、あふれる涙をそのままに、俺を見つめる。
「責めてるんじゃないの。ただ、どうしてなのか、知りたかったの。
好きだから。珪が好きだから・・・。
・・・もし私に何か問題があるなら、言って。私、努力するから・・・」

俺は何をやっているのだろう。
あいつを泣かせたくない、俺はそう思っていたはずだ。
なのにあいつは、俺が触れてくれないと言って、泣いている。
そして俺は気づく。
俺があいつに触れられないのは、あいつが神聖な女だからじゃない。
単に俺は、怖いのだ。
10数年、心の中でずっと思い続けていた俺のお姫さまを、抱くのが怖いのだ。
何かが変わってしまったらどうしよう。
あいつが俺から離れてしまったらどうしよう。
そんなくだらない理由で、俺は踏み出せない。
永遠を始めよう。俺はあのとき、あいつにそう言ったのに、
俺だけが、何も始められずに、あいつを悲しませている。

「・・・お前が悪いんじゃない。俺の問題だ」
うつむいて座っているあいつに、俺は許しを請うために、口を開く。
「お前のことが好きだ。それは変わってない。ただ・・・うまく言えないけど
・・・怖かったんだ」
414永遠を始めよう 6/9:02/07/03 23:53 ID:hwH1fEEJ
「・・・怖い?」
俺の言うことが意外だったのか、あいつは疑問を問いかける。
「長い間、俺はお前を忘れられなくて、そしてやっともう一度巡り逢えた。
だから怖いんだ・・・
これ以上踏み出してしまったら、何かが変わってしまうような気がして・・・」

「変わったら、ダメなの?」
少しの沈黙の後、いつの間にか、あいつは泣きやんでつぶやいた。
「・・・私はあなたが好き、そしてあなたも私が好き。それは変わらない事実でしょ?」
「ん? あ、ああ」
「なら、他に何が変わっても、私はかまわない」
そう言うと、あいつは赤い目をしてニッコリと俺に微笑みかける。
「好き、の気持ちがあれば、何もいらないもの」

その言葉に、俺は打ちのめされた。
なんて単純なことなんだろう。だけど、なんて真理なんだろう。
そんなことも気が付かないなんて、なんて、馬鹿なんだ、俺は。

「・・・お前、最高」
俺は思わず、小さく笑ってしまう。
「なにそれ、馬鹿にしてる?」
あいつは頬をぷうっとふくらませ、俺をにらむ。
「してねえよ。その逆。俺、お前に逢えて、よかった」
「・・・なんか話が、ずれてない?」
「気にするな」
そして俺は、あいつをソファから立ち上がらせると、力いっぱい抱きしめた。
「ちょっ・・・痛いよ、珪」
「・・・抱いて、いいか。今すぐ」
「・・・え?」
あいつの返事を聞くより早く、俺はその唇を奪う。
それは今までの分を取り戻すかのように、長くて熱いくちづけだった。
415永遠を始めよう 7/9:02/07/03 23:54 ID:hwH1fEEJ
いつの間にか空の上に浮かんでいた満月の光が、窓から差し込んでくる。
その光を受けながら、あいつは何ひとつまとわずに、俺の前に立つ。
「・・・恥ずかしいから、あまり見ないで」
あいつは白い肌を薄紅に染め、消えそうな声でつぶやく。
「・・・きれいだ」
ビスクのようになめらかな肌はなまめかしく、俺を誘う。
顎を軽く持ち上げ、俺は、俺の神聖な女にくちづける。
ベッドへ横たわらせると、もどかしく服を脱ぎ、あいつの上に体を重ねた。
少し華奢なあいつの体を確かめるように、手のひらですっと、体のラインをなぞる。
「んっ・・・」
それだけで、慣れていないあいつは、小さく声を上げる。それが恥ずかしいのか、
自分で自分の指をかみしめながら、必死に声を出すまいと、耐えている。
「ダメ、声、聞きたい」
口をふさいでいた手をつかんで引き離す。
細いあいつの薬指には、銀のクローバーが絡みついていた。
俺の贈った心の証を、あいつは大事に身につけてくれている。
何もかもが愛しくて、指の先に舌をはわす。そこから手の甲へ、
そして腕へ、胸元へ、唇をずらしながら、ときどき強くくちづけて、
あいつの体のいろんなところへ、俺の痕跡を残す。
皮膚が赤く染まるたび、あいつの体がビクン、ビクンと大きく揺れる。
それがまたたまらなくて、さらにいろんなところにキスをする。
ふんわりと丸みを帯びた乳房に手を乗せると、それはまるで、
俺の手のひらに合わせたように、すっぽりと心地よく収まる。
最初はやさしく、そして徐々に強く、俺はそれをもみしだく。
「ヤだよ・・・珪、恥ずかしいよ・・・」
とぎれがちな声で、あいつが俺に許しを請う。
俺は無視をして、あいつの肌の感触を楽しむ。指で、唇で。
416永遠を始めよう 8/9:02/07/03 23:54 ID:hwH1fEEJ
くびれた腰のラインを通り過ぎ、俺の指があいつの一番敏感な部分に止まる。
そこはすでに温かく湿り、俺を待っているかのように誘う。
ためらいがちに、その中に指を進める。
「んっ! ダメ、ダメそんなとこ・・・っふぅ!」
最初はか細かったあいつの声が、だんだん、だんだんと大きくなっていく。
その声を聞いているだけで、俺の体も熱を帯びていく。
「・・・キモチ、いい?」
目をギュッととじ、ただ俺のなすがままにされているあいつに、
俺は少し意地悪に聞いてみる。
「・・・うん、イイよ・・・でも・・・珪、その聞き方、ちょっとオヤジかも」
快楽に目を潤ませながら、それでもあいつは、あいつらしく答えた。
本当に、俺のお姫様は、最高だ。

「いいか、入れるぞ」
「・・・う、うん」
「緊張すんな。力、抜いて・・・」
「・・・分かってる・・けど」
ガチガチにこわばっているあいつの体を、俺はゆっくりとかき分けて、その中に入る。
少しの抵抗の後、やがて温かいものに、俺は包まれる。
「く・・・うっ・・・つ」
あいつは、苦痛に耐えるように目をつぶる。肩に回された手の先に力がこもり、
俺の背中に、4筋の薄い傷を作った。
「大丈夫か?」
「うん、大丈夫・・・がんばる」
「がんばるって・・・やっぱお前、おもしろいヤツ」
「おもしろいって・・・こんなときに言わなくてもいいじゃない・・・」
「・・・ごめん。じゃあ、少しこのままでいるから」
「・・・いいよ、始めても」
「でも、お前、つらいだろ?」
心配になってたずねると、あいつは俺の下で、フルフルと顔を横に振ってつぶやいた。
「大丈夫・・・珪といっしょだから」
417永遠を始めよう 9/9:02/07/03 23:55 ID:hwH1fEEJ
たまらなくなって、俺はあいつに深くくちづた。互いの指と指を絡ませて、
そして、あいつの中の、もっと奥へと入り込んでいく。
「はっ・・・うぅん・・・ふぅっ」
俺の動きに合わせて、あいつが泣いているような声を上げる。
なぜだろう。今まで俺が抱いてきたどんな女の嬌声よりも、
この瞬間の、あいつの苦しげな吐息が、俺を今までで一番、
感じさせるような気がする。
あいつの瞳から、涙がひと粒こぼれ落ちる。
「・・・愛してる」
涙をキスですくい取り、俺はあいつの耳元にささやいた。
「・・・私も、珪、愛してる」
濡れた瞳で、俺をじっと見つめて、あいつもそうささやいた。
そして俺たちは、ひとつに溶けていく・・・。


小さなベッドの中、俺の横にぴったりと寄り添って、あいつは寝息を立てている。
スタンドの薄灯りの中に浮かぶ、赤ん坊のようなあどけないその寝顔に、
俺は改めて、あいつを守ってやりたいと思う。
あいつが、俺にとって神聖な女であることは、今までも、そしてこれからも
変わることはないだろう。
でも間違ってはいけない。
俺の気持ちの赴くままに、そしてあいつが望むように、愛していけばいいだけなのだ。
それに気が付いたとき、俺の中から、別の俺の呪縛が溶けていくような気がした。
「ん・・・」
あいつが目を覚ましたようだ。
「・・・よ」
少し照れくさい気分で、俺はあいつに声をかける。
「・・・へへ。おはよう、珪」
「おはようって、まだ夜だぞ。っていうかお前、帰らなくていいのか?」
「帰るよ。でも・・・」
そう言うとあいつはベッドから飛び起き、俺が愛してやまない、元気な声で言った。
「ケーキ食べようよ! 私お腹空いちゃった」
「・・・色気、ねえな、お前」
変わらない、あいつのその姿に、俺はちょっとだけ泣きたい気分になりながら、
あいつを引き寄せて、ついばむような軽いキスをした。

end
418名無しさん@ピンキー:02/07/03 23:55 ID:hwH1fEEJ
昨日、バイトのSSでエロ度少コミ以下のシオシオなものを描いてしまったので、
今日は精進してみました。愛する王子の俺視点です。あいつあいつうるさいですね(w。
しかも主人公はマグロ・・・。

いきなり初っぱなから王子がひとりエチです。すまん王子。
私はたとえて言うなら「死んでしまったの〜」とはっきり歌われるより、
「ふいに消えた鼓動〜」とにおわせて歌われる方が萌えるたちなので、
エロ表現はこれでいっぱいいっぱいです。
鬼畜はバイトの神様方にお任せします!!!(w

しかし、王子には自分設定が山ほどできていて、もうどうしようもありません。
その自分設定では、王子はチェリーじゃありませんです、ハイ。
419バイトモエー その3:02/07/04 00:05 ID:r7AwAUzD
続きを上げます。すごく長くなってしまった。ムダな描写多いかも。すんません

>>386  >>387 のつづき


おずおずと手を伸ばし、私はまどかのシャツのボタンをはずし始めた。
まどかの顔を見ないようにしてはいるけど、それでも、
まどかの嬉しそうな、それでいてちょっと意地悪そうな視線が、なんとなく居心地の悪さを感じさせる。
上から順にゆっくりとボタンをはずすとまどかの浅黒くたくましい胸板が覗きはじめた。
全部のボタンを外した後、シャツを大きくひろげる。私はそこで一度手を止めた
「…………」
「…………」
まどかは何も言わない。顔を見ると、その目で続きを要求してくる。
少し迷って、まどかの首筋に唇を落とした。首の横に、中央にキスをして、
その胸に手を這わせながら、唇を下に下げていく。……こんなんでいいのかな?
「へへっ。その慣れてない感じがたまらんわ」
思わず顔を赤らめてしまう。どうしていちいち そういうことを言うかなっ。
まどかの胸の愛撫の合間にも、まどかは私の服を脱がす。
下から手を伸ばして、私の胸をさわり、先端を刺激している。
甘い刺激に、思わずまどかに全てを任せてしまいたい衝動に駆られた。
420バイトモエー その4:02/07/04 00:06 ID:r7AwAUzD
「ほら、いつまでそこで止まってんねや。もっと下に行って、下に」
「う、うん……」
まどかに急かされて、私はまどかのジーパンのベルトを外した。
服の上からでも、まどかのものがそそり立っているのが分かった。
全部脱がせ、まどかのそれに手をあてた。なんだか熱い。
軽く握って、まどかの先端に唇をあてた。舌を這わせて、甘噛して。
時折吸ってみるのがまどかのお気に入りだ。
口の奥まで入れて、口腔全体を使って動いた。
「う、わ……。あ……。めっちゃええで。気持ちええわ……」
根元のほうも手で握り、口と手の両方をリズムに合わせて動す。
「あ……ああっ……。は……。ジブンほんまに上手なったなぁ……」
と、私の髪に手を入れて、頭を支えながらまどかは言った。
「うっ……くっ……!」
びくびくと一度まどかは震えたが、それに耐えて、私の動きを止めた。そして私の身体を引き上げる。
「そっちはもうええで。次はこっちや。ほらジブンで入れてみぃ」
「うん。…………そんなにじっと、見ないでほしいんだけど……」
「オレは見たいんや。ほらっ」
421バイトモエー その5:02/07/04 00:06 ID:r7AwAUzD
私は腰を浮かして、自分の中心にあてがった。
触られたわけでもないのに、興奮のせいで私自分もすっかり濡れてしまっている。
ゆっくりと腰を降ろすと、まどかのものが入っていく感覚がよくわかる。
「あ……。はぁっ……。」――思わず声が漏れてしまう。
「動き方、分かるか?」
「う……ん。こんな感じかな?」
とりあえず上下に動いてみる。
気持ちいいのだけど、まどかから与えられる感覚には足りない。
「ああ……ん……。ねぇ大丈夫?」
「もうちょっとやな。ほら頑張れ」
応援されて頑張って動くけど……。もうっ、まどかにされるほうが気持ちいいのに!
「まどかぁぁ」 思わず不満気な声を上げてしまった。「しゃあないなぁ」 とまどかは苦笑した。
「ほな、オレが動くわ。いくで」
私の腰を掴んで、いきなりまどかは下から突き上げてきた。
「あっ! あぁっ! や、あんっ!」
急激に快感が与えられた。まどかが動くだけでどうしてこんなに違うんだろう。頭が真っ白になってしまう。
「はぁ……はぁ……、あん、ああんっっ」
「ジブンだけ夢中になってる場合ちゃうで」 まどかはニヤリと笑った。
422バイトモエー その6:02/07/04 00:07 ID:r7AwAUzD
「ほら、オレの動きに合わせて動くんや」
まどかのリズムを感じながら、私は必死になった。
「うあ……、その調子やっ。ええで……」
まどかが動きを抑えたので、快感を求めて私がより激しく動く。
「次はこうや」
まどかは私の腰を掴んでグラインドさせる。「こうやって動くんや」
「はんっ、あっ……はっ……」
まどかに言われた通りに動きながら、私は夢中になっていた。
どうしよ……もうっ止まんないっ……。
「うぁっ、……ふ、……あ……」
まどかも声をあげ始めた。かと思うと、まどかもまた動きを激しくし始めた。
まどかの突き上げと、自分の動きがぴったり重なるのが分かる。
「あんっ、あんっあんっ……」
「あかん……オレもうイクわ……」
「あ、あたしも……っっ!!」
私達ふたりは、同じに尽き果てた。
423バイトモエー その7:02/07/04 00:08 ID:r7AwAUzD
「うわー、めっちゃよかったわ。オレ感激したで! なぁ、今日だけなんて言わんといてな」
「何言ってるの? 誕生日だから特別だったんだよ。今日だけだよ?」
「まじで! なんでなんやー。頼むわー!」
慌てるまどかを見て私は笑った。
今日だけなんてあるはずない。これから二人のエッチは変わるんだろう。
まどかだけに任せるんじゃなくて、二人で頑張るからもっと気持ち良くなれるんだ。
それを思い知った一日だった。

「まどか、ハッピバースディ。おめでとう!」

――――――――――――――――――――――
終わりです。すんません。普段文章なんて書かないもんで・・・。ヘタだ。
424名無しさん@ピンキー:02/07/04 00:25 ID:6noOI61B
騎乗位まどか(;´Д`)ハァハァハァハァ
425名無しさん@ピンキー:02/07/04 00:28 ID:HeLYPlZI
おお、バイトエロ来たYOぉぉぉぉぉ!
モエル!
アリガトウ神ょ。
この夜に感謝シマッス。
426名無しさん@ピンキー:02/07/04 00:31 ID:u9F2i4sY
>418
王子最高です!!神サマありがとうございます。ぜひ他のシュテュエ
ーションでも作ってください。
427名無しさん@ピンキー:02/07/04 00:37 ID:M7BiELSa
王子(;´Д`)ハァハァ
428名無しさん@ピンキー:02/07/04 00:42 ID:ZN1QHMjJ
せんせい(;´Д`)ハァハァ     (*ノoノ)イヤーン 神よー
429名無しさん@ピンキー:02/07/04 00:42 ID:CTCyRDRM
昨日今日と神様大降臨…!
430名無しさん@ピンキー:02/07/04 00:44 ID:jWTYOnOt
今から書いても平気かしら?(キョロキョロ
431センセー× 8-1:02/07/04 00:48 ID:IqdwHE92
せんせーのエロに挑戦しあしたが、長いだけで中途半端になってスマイマシタ。
よろしかったらどぞ。


氷室先生は私の担任教師でもあるけど、
誰にもヒミツの私だけの先生でもある。
社会見学と称した何度目かのデートで、
先生は私に学校のお勉強とは違う、
二人の肉体を使った個人授業をするようになった。

彼の個人授業は不慣れな私を気遣いながらのとても優しいもので、
回数を重ねてゆく毎に私は溺れていた。
でも、最近先生がちょっと無理しているような、
もしかして私が相手では物足りないって思ってるのかな、
と感じるようになっていた。
いつも彼は私が汗と愛液で体中がドロドロになるまで、
丁寧に指と舌で愛撫して快楽を楽しめるようにしてから挿入してくれる。
この頃彼は、挿入の前に自分のモノを私に口で愛撫してくれるように、
遠慮がちに頼んでくる時がある。
本当はしてあげたいとは思うのだけど、
とまどいで固まってしまう私をみると、
彼は「いや、やっぱりいいんだ」とすぐ前言を撤回し、
私にキスしてくれて、挿入してしまう。

432先生萌え1/7:02/07/04 00:49 ID:jWTYOnOt
はば学は、やっと期末考査が終わったみたい。
教科書やプリント、パソコンとばかり睨めっこしていた先生が、今日は久々に
ピアノの椅子に腰掛けた。
「何、弾くんですか?」
重いピアノのふたを持ち上げる彼の右後ろに立つ。
先生は私を見ずに返す。
「何が、聴きたい?」
いつもは私の好きそうな曲を勝手に選んで弾き出す彼が、珍しく訊いてきた。
「……リスト」
「“ため息”か?」
こちらを向いた先生にこくんと頷くと、ふっとその頬が緩んだ。
「好きだな、君は」
「はい。……だって、1番最初に聞いた先生の演奏だもの。
 私の大好きな曲です」
「……そうか」
ポーンと1つ、高い音が鳴る。ピアノの音色を確かめるそれが、私は好き。
すぐに、流れるような演奏が始まった。とても綺麗な旋律。
あれは私が高校1年の秋。放課後の音楽室の情景が思い起こされる。
もう暗くなりかけた教室で、一人ピアノを弾いていた先生に、私は
目も心も奪われてしまった。
433先生萌え:02/07/04 00:49 ID:jWTYOnOt
うわ、かぶった!ゴメソ!!
434センセー× 8-2:02/07/04 00:49 ID:IqdwHE92
その後は2人とも夢中になり、
声をあげて快感の波にさらわれていくのだけど、
終わった後に私には気づかないよう、
そっとため息をついていることもあった。
私ももっと彼が強引に望んでくれたら、先に進めるような
気がするのだけど、それを自分から口に出すことはできなかった。

そんな私に最近、前にも増して男の子達がよく声を掛けて来るようになった。
その中の一人が学校でも人気が高い、同級生の姫条まどかくんだ。
「よぉ、一緒に帰らへんか?」
校門で帰りに顔を合わせると、彼は走り寄ってきた。
了承して並んで歩き始めたらまどかくんは、
「自分、最近どんどんきれいになってんなぁ、
なんちゅうか、色気っちゅーか、そういうの出てきてるし。
男子の間ですごい人気あるねんで、自分。」と顔を赤くしながら、
私の方を見ないでつぶやきはじめた。
「えっ、何言ってるのよ、まどかくん。またからかってるの?」
私が笑い飛ばしていると突然、
「自分っ、何かあったんか? 俺の学校のツレどもが『つきあってる男が
いるんやないか』って噂してて…、俺は、俺は自分のことっ…」
と私の手首を握り、真剣な顔で言いかけてきた。
435センセー× 8-3:02/07/04 00:51 ID:IqdwHE92
「何をしている」
背後から聞こえてきた声に、振り返るとそこには
とても不機嫌そうな顔をした、氷室先生が立っていた。
「姫条、おまえを学年主任の先生が呼び出している、早く行け」
先生の冷たい視線に、彼は慌てて手を離し学校に戻っていった。
「じ、じゃ、またなー。」
「あっ、あの、まどかくん、じゃあね」
先生はその言葉を聞いた途端、怒りの表情で私の顔を睨み付ける。
思わずビックリした私が声も出せないでいると、彼はそのまま何も言わず、
私の腕を引っ張り、近くに止めてあった車に押し込んだ。

一言も話さず、不機嫌な顔で車を走らせる先生に私も何も言えない。
そのまま車は先生のマンションにつき、無言のまま私の腕を引き、
エレベーターに乗り込んでしまう。
いつもの2人きり時の彼とは全然違う態度に、
私はとまどいどころか畏れを感じ、
おとなしく彼に付いて部屋に入った途端、
彼はそれまできつく掴んでいた腕を離し、
ソファに腰掛けうつむいてしまった。
436センセー× 8-4:02/07/04 00:53 ID:IqdwHE92
「…あいつと何を話していた?」
うつむいたままの先生がやっと言葉を発してくれた。
「何って、別に…」
「あいつに告白されていたんじゃないのか?」
やっと顔を上げてくれたと思ったら、またものすごい怒りの顔。
「そんなこと言われてません、第一私には先生ががいるんだし…」
「私のことは名前で呼んでくれないのに、あいつなら呼んでやるのか!」
と、私の体をソファに倒し、制服を勝手に脱がそうとする。
「えっ、きゃ、先生、なんなの? こんなのって…」
こんな乱暴な彼の行動に腹が立って、強い口調で抵抗し始めた。
するとそれまで彼の顔に出ていた、怒りが切なそうな表情に変わり、
ソファから落ちそうになっていた私を見下ろし言った。
「あいつの方が、好き、なのか…?」
思いも寄らぬ言葉に混乱してしまったが、
数秒、2人で見つめ合った後、吹き出してしまった。
「それであんなに怒ってたんですか?」
「それだけじゃない!あいつは君に抱きついて今にもキスしそうだったぞ!」
「こんなふうに?」
また怒りだしそうな彼の口を思い切って私の唇で塞いだ。
初めての私からのキスに先生は固まっていたけど、
すぐに自分の唇も押し付けて、舌を進入させてきた。
437センセー× 8-5:02/07/04 00:56 ID:IqdwHE92
苦しくなった私は口を離そうとしたけれど、彼の手が首の後ろに回り
押さえつけられ、すっかり位置は逆転していた。
彼の舌が私の歯を割って進入して来た時、彼の肩を体からどかすように、
どんどんと持ち上げてみた。
そんなことで男の人の体が離れる訳はなく、彼の舌は私の口の中を這い回り続ける。
互いの舌をからめあい、繋がった唇の隙間からどちらの物かも判らない唾液が
流れだし、滴り落ちる。
いつものキスとは全く違うものに、私はすっかり流されてしまった。
口の中を思う存分蹂躙し尽くした彼は、私の制服の上から胸をつかみ、
その真中にあるものを指先でこすりだす。
「いやぁ、んんっ…」
服の上からでも容易に見つけ出せるほど、私はくちづけだけで感じてしまっていたのだ。
「君からのキスは初めてだな」
とろんとした私の顔を見つながら、先生は
「初めての事をもう一つやってくれないか?」と、スーツの上着を脱ぎ、
私の前に丁度股間が来る様に立ちはだかった。
一瞬、彼が何を求めているのか理解できなかったけど、続いて出た言葉に私は
固まってしまった。
438センセー× 8-6:02/07/04 00:57 ID:IqdwHE92
「君の口だけで私を愛してくれ」
うつむいて赤面していた私の顎を持ち上げた彼の顔は、
普段2人きりでいる時の彼ではなく、授業中の厳しい眼差しの教師の物だった。
ためらいを振り切り、私は彼のズボンのジッパーに手をかけた。
すると彼は私の手を押しとどめ、
「口でやるんだ」と冷静に告げる。
思わぬ言葉に目を伏せて、途方にくれてしまうが、
意を決して歯を彼のジッパーに立てて下におろす。
布地の上からも、彼が昂ぶっているのがわかる。
何回も歯を滑らせ、やっと全部下ろしきった私に、
待ちきれなかったように先生は自分の硬くなったモノを押し付けてきた。
ホックを留めたままのズボンに顔に埋めると、自然と口が開き、
熱い息と共に出てきた唾液が先生の服を濡らしてしまった。
「汚れてしまいます」
「かまわない」
顔を離そうとした私を許さず、先生は更に腰を押し付けた。
「そこから舌をいれるんだ」
一瞬の躊躇の後、私は舌を長くのばし、
彼の誘導に従って、前の裂け目からついにそのモノに触れてしまった。
同時に彼の体がびくっと震える。
439センセー× 8-7:02/07/04 00:58 ID:IqdwHE92
頬が熱く火照り、鼓動の高鳴りも激しくを増す。
恥ずかしさを隠すために、夢中で彼の幹に浮かび
上がっているであろう血管の筋に舌を這わせた。
息苦しさに何度も口を離してしまう私のつたない愛撫に、
彼はじれったくなったのか、ズボンと下着をずらし、
弾ける様に飛び出した硬い欲望を私の口に擦り付けてきた。
滑らかな先端から、塩気のする液体が一筋流れ落ちていて、
私の唇を濡らす。
(男の人も濡れるなんて知らなかった…)
「そこ、先端をくすぐるように」
「このカリに唇を引っ掛けるようにして、咥えて上下に動かすんだ」
などと快感のポイントを的確に指示し、私に教え込んでゆく。
それ以外に先生は余り声は出さないので、少し不安になるけれど、
私が先生のイイ所を刺激した時に発しているのであろう、
いつもと違う息遣いを聞き、ちょっと気持ちが奮い立つ。
せっかくなら快感を与えてあげたいから…
440センセー× 8-8:02/07/04 01:00 ID:IqdwHE92
裏筋や袋にも舌を絡める事を教えてくれた後、
先生の先走りと自分の汗や唾液でテラテラになった顔をあげさせ、
また咥えることを要求した。
口一杯に広がる肉棒を、更に先生は奥へ吸い込むように
指示して、腰を動かし始める。
息苦しさに逃げ出そうとする私の頭を抱えたかと思うと、
先生は「ううっ、ああ。はぁ…」とうめいて欲望の証を
注ぎ込んだ。
突然の事に私はむせ返りそうになり、
彼の精液を吐き出してしまいそうになるが、
辛うじて踏みとどまり、視線を感じながら飲み下すことができた。
彼は照れと喜びを混ぜたような優しい顔で、
少し口からはみだした白い液体を指で拭いながら、
「すばらしい成績だ」と、私の顔中にくすぐったい
口付けを降らせてくれた。
「せんせぇ、やぁ…ん」
「この後は名前で呼んでくれるといいんだが」
眼鏡を外してにやっと笑う先生は私を抱き上げ、
2人だけの授業の続きをするために、ベッドへと運んでくれた。


432タンごめんなさい。
割り込んだ上にかぶってしまってスマソ
441先生萌え2/7:02/07/04 01:18 ID:jWTYOnOt
>>432続き

まるで浜辺に打ち寄せる静かな波に、小さな貝殻が一つ攫われて行くように。
それは優しく…優しく…。
不意に涙がこぼれそうになる。愛しすぎて。恋しすぎて。
あの頃の切なさも一緒に思い出したみたい。
締め付けられるような胸の痛みに思わず先生の背中に抱き付くと、
演奏がピタリと止んだ。
私は慌てて手を離す。
「あっ、ごめんなさい、先生!」
「いや……構わない」
先生の手が伸びて、私の腕を掴んだ。
「先生?」
少しだけ、間が空く。
「どうして君は……私が背を向けていると……。
 コホン……、その、抱き付いてくるんだ?」
「え……?」
意識していなかったことを指摘されて、私は目を瞬いた。
確かに、そういうことが多いかも知れない。
だって私より30cmも大きな先生の背中は広くて……心地良くて。
でも。
「……不安、だから」
442先生萌え3/7:02/07/04 01:18 ID:jWTYOnOt
私の口から出たのは、そんな言葉だった。
「不安?」
少し眉を寄せ、つかんだ私の腕を引寄せる。
促すようにもう一度腕をくいと引かれて、私は顔を俯けた。
「だって……先生は私よりずっと年上だし、大人だし。
 いつも私の前を歩いているようで……置いて行かれそうで……。
 それに子供の時の話や学生時代の思い出だって、恥ずかしがって
 毎回止めてしまうじゃないですか。
 私、先生の過去のこと……ほとんど知らない……」
一度言葉を切り、唇を噛む。
「それに、先生モテるでしょう?
 私、知ってます。この前だって鞄の中に手紙……―――」
言いかけて抱き寄せられ、続きが話せなくなる。
「先生……」
「君は、そんなことで……?」
ぎゅっと、大きな腕に力がこもった。
少し苦しくて、自分の心臓の音が耳元で聞こえる。
「そんなコトだなんて、ヒド……―――」
「君は、私も同じように悩んでいるとは考えないのか?」
「……!」
443名無し、、、好きだ。。。:02/07/04 01:18 ID:rXEfjAi/
先生キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
ヤキモチイイ!! 激しくイイ〜!!
444先生萌え4/7:02/07/04 01:19 ID:jWTYOnOt
驚いて先生の顔を見上げたら、彼は苦笑を浮べていた。
「君は私よりずっと年下で若い。話が合わなくなるのではと心配もする。
 それに……知っていたか? 高校在学中も、君に思いを寄せていた
 男子生徒は大勢いたんだ。
 今も、一流大学に通う君がいつどんな男に持って行かれるか知れない状況だ」
長い指で、髪の毛を梳かれた。
けれど、と彼は続ける。
「どう頑張っても年齢差など埋まる訳がない。
 不安がっていても仕方ないんだ。……分かるな?
 だから私は、君と自分を信じることにした。
 子供の頃の話がそんなに聞きたければ、それは追い追い話して行こう。
 でも……過去の私よりも、今の私の全てを知って欲しい」
いつの間にか両の目から溢れていた私の涙を指の背で拭ってくれ、
ちろと舌を出してその水滴を舐め取る。
「先生……。私、先生が……好きです」
先生の体に腕を回してぎゅっと抱き締める。温かいその胸の中で、私は目を閉じた。
「先生を、全部……教えてください」

445先生萌え5/7:02/07/04 01:19 ID:jWTYOnOt
まるでお姫様のように横抱きでベッドまで連れてこられた。
きっちりととめていたワイシャツのボタンを上2つだけ外して、先生が
ベッドの上に座っている私の横に手をつく。
息がかかりそうな距離に先生の顔が近付いた。
以外と、長い睫毛。
「本当に良いんだな? 私とで、後悔しないか?」
何度も念を押すように聞かれ、笑みがこぼれた。
「構いません。先生のこと、もっと知りたいんです」
「…………」
先生が何度か瞬きをして、黙り込んだ。ほんのりと、その頬が赤い。
「先生?」
「あ、いや……コホン。
 その、そういう顔は……ほかの男には見せないように」
先生が照れた時にする、わざとらしい咳払い。年上なのに、とても可愛い人。
私は手を伸ばして彼の眼鏡を外し、自分からその唇にキスをした。

薄暗い部屋。廊下から漏れる灯りだけが、白く輝いている。
髪を、頬を、腰を撫でる長い指。
首に、胸元に、太腿に散らされる紅い花びら。
先生が私の体に触れるたびに、私は声をあげた。
446先生萌え6/7:02/07/04 01:19 ID:jWTYOnOt
やがて、すっかり解れたそこに熱いものが宛がわれて私は息を飲む。
「力を、抜きなさい……っ」
「……っあ、あぁ―――……っ!」
細い、悲鳴。うっすらと汗ばんだ先生の肌。私の肌。
「せんせ、……先生っ。あっ、好き……、せんせぇっ」
体と一緒に、心まで揺さぶられている気がする。目を開けると、先生の
泣きそうな顔が見えた。
不意に、耳朶を甘噛みされる。そして囁かれた。
「私もだ。……愛している、……っ」
最後に呼んでくれたのは……―――私の名前。

目の前が、白く弾けた。


ゆっくりと目を開けると、すぐそばに彼の顔があった。
カーテン越しの朝日が眩しい。
「おはよう」
一体どれほどの間、自分の寝顔を見られていたのだろう。顔が少し熱くなる。
「体調はどうだ? 昨夜は無理をさせて済まなかった」
いつも通りの、先生。ただ少しだけ、普段はセットしてある髪が乱れて。
447先生萌え7/7:02/07/04 01:20 ID:jWTYOnOt
この彼が見られるのは私だけなんだと、変な優越感。
「コーヒーでも……」
「先生って、あの時に泣きそうな表情(カオ)するんですね」
置きあがった彼が着ようとしていたワイシャツの第1ボタンが、ブツンと
音を立てて弾け飛ぶ。
「な……っ、君はっ!……コホン。ど、どうでもよろしい」
結局ボタンをとめるのを止めてキッチンへと向う先生の顔は、多分
真っ赤になっているはずで。
そうさせているのが自分だという事実に、嬉しさを感じる。



私、信じます。先生を。自分を。
今の先生の全部を知っているのは私だけだもの。
そして、私の全てを知っているのも先生だけ。
今にきっと、2人が出逢う前の時間よりも、一緒に過ごした時間の方が
長くなるから……。だから。

ずっとそばに居させてください、先生。



-FIN-
448先生萌え:02/07/04 01:21 ID:jWTYOnOt
>>431タン 気にしないでー。自分もタイミング悪かったよぅ。
449インデックス職人:02/07/04 02:05 ID:ce7pxNLw
この前のインデックスは>>347

バカ
>66>227>361>362(>>361-362
バイト
>373>374>375>376>377(>>373-377
>386>387>419>420>421>422>423(>>386-387>>419-423

>390>391>392(>>390-392)(非エロ)
王子
>408>410>411>412>413>414>415>416>417(>>408-417
先生
>431>434>435>436>437>438>439>440(>>431-440
>432>441>442>444>445>446>447(>>432-447

あとねぎらいの言葉くださった方ありがとうございます。
不定期(夜か深夜)になるけど今後も続けさせて頂きます。
450名無しさん@ピンキー:02/07/04 02:27 ID:jZOR5ZCy
萌 え す ぎ て 氏 に そ う で す。

せんせえええ!!(;゚∀゚)ハァッハアッハァッ
451せんせえ・・・変1/6:02/07/04 02:57 ID:NQaU2yU4
「先生、私には理解できません」
部活も終わった音楽室は別世界のようで、私の声だけが響いた。
「なぜだ?君は、同年代の男は嫌いか?」
「だって、何だか最近すごく馴れ馴れしいし、ちょっと放っておくと
爆弾が付いたみたいに怒って、自分だけが傷ついたような顔をして
・・・好きになれるわけありません。
それに近頃は理事長までが私を変な目で見るんです。」
「・・・確かに君は1年目冬にしてすべてが160を超えてしまったからな」
「は?」
先生はタクトを弄びながら可笑しそうに言った。
「まあいい。では今から君が何に対して怒っているのか分析しよう」
「そんなこと簡単です。先生が私を抱いてくれないからです。」
私は言い放った。
「だって、最初にしてくれた時から、もう3ヶ月も経っているんですよ?
私は先生が欲しいです」
「なるほど・・・では君、今からそこでしなさい。」
「冗談は止めてください」
「冗談ではない。私は・・・ここでずっと見ているから」
眼鏡の奥の目は本気で、とても怖くなった。先生は腕を伸ばすと
タクトの先で制服のリボンを押し上げた。
452せんせえ・・・変2/6:02/07/04 02:58 ID:NQaU2yU4
恥辱だ。何で好きな男を目の前に、本人を想像してオナニーに
耽らなければならないのか。
私はその無遠慮なものを押しやり、ドアに手をかけた。
「先生・・・、私が、他の子としたら、抱いてくれるんですね」
「・・・そうだ」
後ろ背にも、先生の満足そうな顔が想像できた。

「いや、自分から誘て貰えるとは思てへんかったわ」
「だって姫条くんの誘い、いっつも断ってたもんね」
最初に先生が指定したのは姫条まどか。
成績がいいわけでもなく、先生が目にかけそうなタイプでは
ないように思えるが、なぜか彼をかってるらしかった。
姫条は奈津美が好きな男だって知っていたから、わざわざ
奪うような下らない真似はしたくなかったけれど、仕方ないと
自分に言い聞かせる。
「・・・なあ、自分、なんで俺と・・・したん?」
姫条の明るい色の目が戸惑いと、興味で濡れていた。
「え?それは、姫条くんが好きだからだよ」
「もぉええって、そんなん。付きおーてる奴、おんねやろ?」
「なによ、することしといて、そういうこと訊くの?」
冗談で流せそうな雰囲気を、ピタリと鎮めた声。
「氷室センセか」
ああ、成る程。たしかにこいつは騙せない。とんだ食わせ者だ。
453せんせえ・・・変3/6:02/07/04 02:58 ID:NQaU2yU4
「・・・そうか。なんや分からんけど、歪んどんな〜。」
「歪んでるのは先生だよ。私だって何も分からない。」
「せや。何でよりにもよって俺にそないな・・・ん?」

私ははば高の上り坂を急ぐ。先生に会うために。
先生は居た。いつもの椅子に腰掛けて。
「ただ今帰りました。」
「・・・ん?君か。何だその格好は。理解に苦しむな」
「先生ご指名の姫条くん好みでコレです。」
「成る程。じゃあ来なさい。体は洗っていないね?」
「はい。先生がそうしろとおっしゃったから」
初めて見る優しい声と腕で私を導く。
私を胸に抱いた先生は、
「嘘はついていないようだ。・・・男くさいな」
そう満足そうに言った。先生が理解に苦しむと言った服を、
すべらかに脱がせ、裸の私に2度目の口付けをした。それだけで
私の体は疼いていく。先生のさらさらとしたスーツの生地が
胸の先端を幾度も刺激した。
繊細な手が体を這い回り、程なく中心を刺激する。音をたてながら
長い指が膣襞を出入りする。
「ん・・・せんせぇ・・・」
恍惚と先生を呼ぶ。先生は指で応える。親指が敏感な部分を
探り、綺麗な爪で包皮を剥くと、その腹で擦り上げた。
「あっ、やっ・・・ん。先生、痛いです・・・」
わななく腰を押さえつけ2箇所を攻めたてる指。
「ああ!」
そのままの状態で最後のアヌスに新しい指が挿入された。
手が3本あるみたい・・・先生の指、指、指。
454せんせえ・・・変4/6:02/07/04 02:59 ID:NQaU2yU4
すべてが別の生き物みたいに私の中を蠕動してゆく。
「せんせ・・・そこ・・・いやです・・・」
「君は本当に嫌がっていない。」
教師みたいにぴしりと言い放つ。
本当は、嫌がっていないけど・・・膣内がすでに収縮を始めている。
私は立っていられなくなり大きな体に身を預ける。すると先生は
私を教卓に座らせ、足を開くように命令した。
「素晴らしい」
「も、もういいですか?恥ずかしいです・・・」
「見たまえ。ほら、姫条が出てきた・・・」
「や、やだ!!」
足の間から白く濁った名残が見えたかと思うと、先生は躊躇うことなく
愛液と一緒に啜った。
「あぁ・・・」
羞恥も恥辱も全て快楽の波がそそいで行く。私は本能のままに先生の頭を
下腹部に押し付け、先生もそれを受け入れる。菫色の髪が内腿を何度も嬲る。
「せんせぇ・・・あたし・・・」
「もう欲しいのか?まだ我慢しなさい」
「だめです。もう下さい、下さい・・・」
殆どうわ言のようにその言葉だけを私は繰り返していた。
「仕方ないな」
先生は服のままジッパーだけを下ろして、私にあてがうと、
「行くぞ」
とろけたそこに、灼熱が真っ直ぐに入ってくる。
「ふ・・ああ!!」
スレンダー身体なのに信じられないような力でそのまま持ち上げられ
浮力と重力を交互に叩きつける。
「あ・あ・あ・・・!!」
「・・・どうだ?私は?」
「・・・・・・」
455せんせえ・・・変5/6:02/07/04 03:00 ID:NQaU2yU4
「はっきり言い給え」
「あ、き、気持ちいいです、すごく、せんせぇ、すごい・・・!」

「ねえ先生?」
「なんだ」
「1学期の中間、姫条くんのカンニング、見つけられなかったそうですね」
「うむ。期末で捕まえた時一緒に吐かせた」
「そんなに屈辱だったんですか?」
「当たり前だ。私は教師を何年やっていると思っている。」
下らない・・・そんなことで姫条を当て馬にする先生の神経。
「でも姫条くん、私と先生のこと知ってるみたいですよ」
先生の表情が一瞬曇った。
「多分黙っていてくれるとは思うけど・・・」
「・・・では君は姫条の恋人になれ」
「え?何を言って・・・」
「来週は葉月だ。成績も申し分ない。しかも彼は何時も君を気にかけている。
おそらくすぐになびくだろう。」
「・・・私は、先生の恋人じゃないんですか?」
「勿論そうだ。・・・そして、皆の恋人でもある・・・」
「そうすれば先生は私を愛してくれるんですね?」
「そうだ」
「・・・分かりました。そうします」
私はため息をついた。先生ははじめてこちらを向いて微笑んだ。
「大変結構。」
456せんせえ・・・変6/6:02/07/04 03:02 ID:NQaU2yU4

うわ、5つで終わったよ。
これで終わりです。
いろいろパロ入れました。
457「雨」 1/2 ワカメ×主人公:02/07/04 03:30 ID:MbR/e3rF
つい先程まで雲一つ無かった蒼穹の空に、まるで絵の具を零してしまったかのように
ぽつんと小さなグレーの雲が現れる。するとその雲が呼び寄せたように、薄暗い雲の
波があっというまに蒼穹を曇天へと塗り替えていった。
――空って不思議だな。
心なしか遠くのほうで聞こえる雨音に陶然と耳を傾けながら、少女は思った。
美術部に入部してからというもの、感性が刺激されるのか鮮烈な色の変化は彼女の
心を捕らえて止まなかった。特に空のグラデーションは時間を忘れさせるほど心に
対して絶大な行使力を持っていた。
「やぁ、いたね……」
だから、彼女は声をかけられた時ひどく反応するのが遅くなってしまい、
必然的に声をかけた人物の異変に気付くのも遅くなってしまった。
「……色、くん」
離れていた感覚と肉体とがゆっくりと結びついていき、
少女の唇はすぐ傍にいる少年の名前をのろのろと紡ぐ。
「こんな遅くまで残って、どうかしたの?」
こんな遅くまで、と言われても時間の感覚が麻痺している少女には実感が湧かない。
首を傾げてしまっている少女の姿に苦笑し、「もう七時過ぎだよ」と彼は告げる。
「嘘っ、あたしそんなに長く……」
「君はいつからここにいたんだい?」
「……笑わないでね。多分、四時ごろからずっと」
ずっと、空を見ていたの。
恥ずかしそうに言う少女の姿が、この上なく愛おしいものとして色の瞳に映りこむ。
どんな芸術家であっても、決して再現することの出来ない“人だけが持つ美しさ”を
魂魄に宿した少女――色は今まで自分の両親こそが真の芸術家だと思っていたが、
彼女の両親もまた同じように真の芸術家なのだと実感した。
「色くんこそ、こんな時間にどうしたの?」
そう訊ねてから、少女はあることにやっと気付く。
色の緩やかに波打つ髪は湿り気を帯び、いつもよりも白く
――否、青白く染まった頬にべったりと張り付いていた。
「気付けなくてごめん! 何かあったの? 顔色凄く悪いよ……」
少女はゆっくりと手を伸ばし、そっと彼の頬に触れる。
触れた頬は泣きたくなるほどに冷たかった。
「大丈夫、少し雨にあたっただけだよ」
安心させるように優しく微笑み、自分の手を頬に添えられている華奢な手に重ねた。
「でも、どうして?」
458名無しさん@ピンキー:02/07/04 03:32 ID:AP8MxkHl
イイ!!イイ!!━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
先生萌えタン、禿げしくイイ!!
純情で優しい先生らしくて、イイ!!

せんせぇSSがいっぱいで、漏れ、もだえ死にしそう〜〜
459「雨」 2/2 ワカメ×主人公:02/07/04 03:33 ID:MbR/e3rF
「……急に、空が泣き出したから」
微かに震える、嗚咽交じりの声。
瞼が伏せられ、男性にしては長い睫毛が頬に影を落とす。
涙でけぶる瞳からは今にも雫が零れそうだった。
「あんなに晴れていたのに……。だから、ボクも何だか悲しくなってしまって
 ――何故だか君に会いたくなったんだ、とても」
「あたしに?」
「そう。だけどまさか本当に会えるなんてね」
てっきり帰ってしまっていると思っていたから。
良い意味で裏切られた彼はにっこりと笑い、ごく自然に彼女の腰へと手を回し
自分の方へと引き寄せた。繊細な硝子細工を抱くように、そっと。
「色くん――」
少女が見上げると、少年はまるで傷つきやすい子供のような顔をしていた。
「しばらく、このままでいてくれない、かな? ううん、あと少しでもいいから」
「いいよ。色くんが望むまで」
そう言って少女は両腕を彼の首へと回し、躊躇いがちに唇を相手のそれへとあてがう。
少女はただ、少年を慰めたかった。
くちづけは次第に深いものとなり、雨とは別種の水音を奏でる。
「ぁんっ…ふぅ……」
頬を紅潮させ、微かに苦しげに息を漏らす少女。
離れた唇の間を名残惜しそうに銀糸が煌く。
「大胆、なんだね」
ほんのりと顔を赤らめ、口許を綻ばせる色。
「あっ、えっと、その……」
軽い酸欠で紅潮した頬がより一層赤みを帯び、しどろもどろになる少女。
やだ、あたしってば何してるんだろう??? と自問してみても答えは
一向に見つかる気配が無い。
「ねぇ、外を見てごらん」
そんな少女の様子に気付いているのかいないのか、色は大きく窓を開けて
外に顔を出した。
雨はいつの間にかに止んでおり、空には煌々と僅かに欠けた月と数多の
星々が輝いていた。
「綺麗……」
「雨の後の世界はどうしてこんなにも美しいんだろうね」
「それはきっと、生まれ変わるからだよ」
「ん?」
「いつか、一緒に朝日を見た時言ってたよね」
「ああ、そうだね。世界は生まれ変わるから美しいんだ」
――そして、ボク達もね。
少女以外には聞こえないよう密やかに囁き、再び二人は唇を重ねた。
460名無しさん@ピンキー:02/07/04 03:33 ID:09yy4lDG
ワカメキタ━━━∬゚∀゚∬━∬ ゚∀)━∬ ゚)━∬∬━∬∬━(。 ∬━(A。 ∬━∬。A。∬━━━ !!!!!
続き、キボンキボンヌー!!!
461名無しさん@ピンキー:02/07/04 03:36 ID:09yy4lDG
わかめ〜〜〜〜〜〜!!!!
凄い萌えです(*´Д`)ハァハァハァハァ たまらん〜〜〜〜〜!!!
神様ありがとう、なんていうか尊敬です!
キスだけっていうのがわかめらしくて凄いツボです〜〜〜〜
幸せだ〜〜!
462457:02/07/04 03:37 ID:MbR/e3rF
しまった、またエチーが書けなかったΣ(゚д゚lll)ガーン
誰か漏れにエチーを書く勇気を下さい…゚・(ノД`)・゚・
463名無しさん@ピンキー:02/07/04 04:25 ID:7/23RKxe
きゃー、先生SSがイパーイ(´Д`)ハァハァハァハァ 
特に先生萌えタン!最高っす。これよこれ、漏れの求めてた
先生×主人公の初エチは!!(´Д`)ハァハァハァハァ 
胸がきゅううんとなりますた。ぜひ、また書いて下さいネ。
464名無しさん@ピンキー:02/07/04 04:53 ID:bgGfTf43
…至福……(感涙
神たちよ今夜も本当に有難う有難う!!
これで安心して眠れます。<これからかよ。

てんてーもワカメも禿萌え(;´Д`)ハァハァ〜ン
465名無しさん@ピンキー:02/07/04 06:48 ID:BRxt2c5F
o
466名無しさん@ピンキー:02/07/04 06:52 ID:BRxt2c5F
ヒィィ、間違えた・・・。
新しい王子のSSが・・・王子素敵すぎて早朝から萌え死んでます。
神様、感謝いたします!

それから>499もありがとう! 私はゾヌだけどとても便利です!
467名無しさん@ピンキー:02/07/04 07:15 ID:IG2Jss8v
463さん禿堂!!
つーかせんせぇ…愛しい、愛しすぎるyo!

萌 え 死 に ま ち た …
468名無しさん@ピンキー:02/07/04 07:54 ID:ruUkZusH
か、神がいっぱい……

オガンデオコウ ナムー( ̄人 ̄) アリガトウゴザイマス
469名無しさん@ピンキー:02/07/04 08:19 ID:se7/Yst0
ワカメキタ━━━∬゚∀゚∬━∬ ゚∀)━∬ ゚)━∬∬━∬∬━(。 ∬━(A。 ∬━∬。A。∬━━━ !!!!!

神よ、ありがとうございます!ワカメたん(;´Д`)ハァハァハァハァ
470名無しさん@ピンキー:02/07/04 09:59 ID:dKGbdCAy
神よ、感謝します・・・
先生もイパーイキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
>235神や>451神みたいな他の男と強制エチーネタが・・・(;´Д`)ハァハァハァもっとキボンヌ!
471先生萌え:02/07/04 10:13 ID:jWTYOnOt
うわーん、レスがついてる!!
またがんがって書きますよ。ラブラブ大好きなんでw
でも一晩に先生SSが3つもだなんて…てんてー(;´Д`)ハァハァ
472名無しさん@ピンキー:02/07/04 10:13 ID:0gEtMkyK
王子・・・ワカメ・・・(´Д`)ハァハァ。
神様大降臨感謝します! 私も拝もう・・・アリガタヤアリガタヤ。
私は甘ったるいネタキボーン。文才ある人がウラヤマスィ。
473名無しさん@ピンキー:02/07/04 11:06 ID:2LWXijpc
>451
の160を超えてしまった・・とか理事長がとかワロタよー
こういう小ネタもとても好き(w
474名無しさん@ピンキー:02/07/04 14:05 ID:kmcVp970
第四話-放課後・1年目冬-

 私と鈴鹿君が性的な関係になってからもう数ヶ月が経ちます。
 今日は鈴鹿君の誕生日です。
「えーっと鈴鹿君の教室はぁ・・・。」
「ここか。」
 ガラガラガラ
「鈴鹿君!」
鈴鹿「よ、よ!」
「今日・・・誕生日でしょ?これ・・・。」
鈴鹿「お、俺にくれるのか?」
「うん、そのために買ったから。」
鈴鹿「これ・・・俺にくれるのか?」
「うん。」
 鈴鹿君は私をいきなり抱きしめる
鈴鹿「好きだ・・・愛してる・・・。」
「あっん鈴鹿君・・・。」
 鈴鹿君は大胆になった。
 鈴鹿君はいきなり私を押し倒す
鈴鹿「やろう・・・。」
「え、で、でも・・・。」
鈴鹿「大丈夫だよ、もう誰も来ねえよ・・・。」
 鈴鹿君は私の服を脱がす
「あ、ああ!!」
 私はもうどうでもよかった
「す、好きにして・・・。」
鈴鹿「お、俺ちゃんとこれ・・・買ってきたからよ・・・。」
 鈴鹿君はポケットからコンドームをだす
「(鈴鹿君これ買うときどんな顔して買ったんだろう・・・?)」
 鈴鹿君は少し不器用な手つきでコンドームをつける
「付けるの練習したの?」
鈴鹿「う、うるせえよ!集中しろよ!!」
 鈴鹿君と私はもう何回もしているがだんだん鈴鹿君は上手くなってきた。
「ああ・・・いいっ・・・あふぅん・・・。」
鈴鹿「気持ちいいだろ?」
 私はすぐにイッてしまった
鈴鹿「なんだよ・・・もうイッちまったのか・・・。」
鈴鹿「今日は最高の誕生日だぜ・・・。」
 鈴鹿君は私にキスをしてそのまま部活に行ってしまう
「も、もう・・・自分だけ・・・。」
 私も直ぐに服を着る彼はいつも終わると自分だけさっさとどこかへ行ってしまう
「誕生日プレゼント・・・よろこんでくれたみたいでよかった・・・。」
 
   続く
475名無しさん@ピンキー:02/07/04 14:06 ID:kmcVp970
今日のは少し遅れましたすいません。
大体1〜3話は1年目の夏だと思ってください。
それではまた明日。
476名無しさん@ピンキー:02/07/04 15:17 ID:CTCyRDRM
>451の神
自分が気に掛けている男と寝ろ、そうしなければ抱かない。
抱かれたらシャワーを浴びずに来い…
の件が図子慧の「ガール」という話に出て来たのを思い出したでつ。

477名無しさん@ピンキー:02/07/04 15:41 ID:8ePiMWX+
激しく遅レスですが、157です。感想を書いてくれた皆さんありがとう!
次は他のキャラにも挑戦してみようかな。正直、姫条以外はあんまり想像できないけど……
478エロ無しスマソ 1/6:02/07/04 16:55 ID:PbfYLccE
……ウッ!
…………く、はぁ

下半身から送り込まれた快感が極限に達し、目の前が真っ白に染まる。
後に残るのは、倦怠感と腰の痺れるような感覚、それに拭い去れないむなしさ。
はぁ…、俺、何やってんのやろ……
好きな女のこと思て手コキやなんて、俺は中坊か……
いや、中坊の頃かて、やりたい時はナンパするなり呼び出しかけるなりしとったんやし、
今の俺は中坊以下やな。
ホンマ、この頃の俺、どないしてもうたんやろ……
ツレがこんなんしとったら、絶対笑ろてるわ。

……なんで、アイツが相手やったら、いっつもみたいに言われへんのやろ。
冗談やったらなんぼでも言える。せやけど、本気で…真顔でアイツに……
……あかんわ。考えただけで、もうあかん。

あ〜! もう、くそ! こんなん俺とちゃうやろ!
寝る! 寝る寝る寝る! 今日はもう寝る!
もう寝て、明日はいっつもの姫条まどかに戻って、今度こそ落としたんねん!
見とれ、葉月珪!
お前になんか絶対渡せへんからな!
今、アイツの一番近くにおるのは俺やねんからな!
479エロ無しスマソ 2/6:02/07/04 16:56 ID:PbfYLccE
「まじめにやってるか?」
「え、どうしたの?」
水曜のバイト。俺とアイツの時間。学校よりも、もっと近くにいられて、
もっとアイツを感じられる、俺の一番好きな時間。
今日もそんな時間が過ごせるはずやった。
俺が灰皿の吸殻を捨てにいった間に、葉月のガキが来くさった。
割り込むことも出来んで、ただ見つめる俺の前で、葉月はいつもの無表情な顔の
まんまでアイツに話し掛ける。
な・ん・で、おまえがここに来とんねん!
車持ってへんやろ! バイク持ってへんやろ! スタンドに何の用があるんや!
「・・・いや、通りがかっただけだ」
うそつけ! 気ぃがあるのん見え見えやぞ!
おまえも葉月になんか、そんな顔見せるな!
他の男に笑いかけるな!
俺だけでええやんか! 俺やったら足らんのか? それやったら、俺はもっと……
おまえだけのために……

俺の中の昏い想いが加速していく。
このままやったら、俺、壊れてまう……
480エロ無しスマソ 3/6:02/07/04 16:57 ID:PbfYLccE
「ちょっとええかな?」
「あれ、姫条。どうしたの? あらたまって」
「聞きたいんやけど……。今度の日曜日って、どないや?」
「どないって言われても」
「ホラ、なんかあるやろ。ヒマでヒマでしゃーないとか、誰かに誘ってほしいなーとか」
「うん、特に予定はないけど」
「オレんちに遊びに来ぇへん? 
 女の子、入れたことないんやけどな。ホンマやで」

拍子抜けするほどあっさりとアイツは俺の部屋に来るlことを承知した。
これはどういうことなんやろ? アイツ、これをどう考えてるんやろ?
なんべんも二人きりで遊びに行ってる男の部屋に遊びに来る。
普通に考えたらOKやよな……
せやけど、今までのアイツのこと考えたら、俺がこれまでに作ってきた常識は、
全然意味のないものになってまう。
ちょっと信じられんほどニブい子や。
普通やったら見逃さんはずのサインも、あっさり見逃してまう子や。
俺のこと、ただのバイト仲間やと思っとったとしたら……
俺のこと、そんなふうにしか見てくれてへんとしたら……
アイツが約束してくれた時の嬉しさが、まったく同じ量の不安になってのしかかってくる。
あかん…、今日も寝られへん……
481エロ無しスマソ 4/6:02/07/04 16:58 ID:PbfYLccE
気がついた時には、もう彼女を押し倒しとった。
「自分、俺をナメてんのか!?
 夏や言うたかて一人暮しの男の部屋にそんな格好で来て、
 襲ってください言うてるようなもんやろ!」
短いスカート、大胆に露出した胸元。
俺のなけなしの理性は、危険のことなんかまったく考えてへん彼女の格好の前で
あっさり崩壊した。
「で、でも、姫条、こういうの好きだし……」
「そんな格好で来た、自分が悪いんやからな!」
無理やりな、理屈になってない口実。
彼女の白い胸元に映える真っ赤なチューブブラに、俺は手をかけた。
「や! ホントにいや! お願い許して!
 ホントごめんなさい、わたしが悪かったから。許してください。ごめんなさい」
涙を流しながら早口で彼女が懇願してくる。
あかんやろ! おまえが謝ったらあかんやろ! 俺が悪いんやから!
なんでおまえが謝んねん!
どこにもぶつけようのない憤りを指先に込め、俺は一息にそれを引き下ろした。
「や――――――――! 助けて! 助けて、珪くん!!」
482エロ無しスマソ 5/6:02/07/04 16:58 ID:PbfYLccE
時間が止まった。
なんで、葉月の名前が出てくんねん……
急に動きを止めた俺を、彼女が訝しげに見上げてくる。
「…………葉月の方がええのんか?」
俺の下で震える小さい体。答えは当然返って来ぇへん。
「言え! 俺より葉月の方がええんか! どやねん!」
彼女は今度も何も言わん。
いや、言わんわけやない、言われへんのや。
ポロポロと頬をつたう涙。縮こまった体。
……ちゃう。俺のしたいんは、こんなこととちゃうんや!
「葉月やったらかまんのか! 葉月やったら押し倒されてもかまんのか!
 俺やから嫌なんか!!」
黙れ、俺! なんで、そんなこと言うてまうねん!
「葉月とは、もうやったんか! アイツにやらせたんか!!」

今度の沈黙は、どんな言葉より雄弁に俺に全部を教えてくれた。
なんで、そんなふうに分かりやすい顔すんねん。
そうか…、そういうことやったんか……
なんや、アホなんは俺やないか……
483エロ無しスマソ 5/6:02/07/04 16:59 ID:PbfYLccE
もう全部、アホらしなった。
力を抜き、彼女を解放する。
「……帰ってええぞ」
ベッドに寝転がり、彼女に背を向けてそう言うた。
「…………」
事態がまだ飲み込めてへんのか、彼女の方からはしゃくり上げる息遣いと
途惑う雰囲気しか伝わって来ぇへん。
「早よ行け…、犯すぞ……」
這うようにしてベッドから下り、服を直して彼女は部屋から出て行った。
その間、俺らの間には一言の会話もなかった。

全部…終わってもうたな……
あお向けに寝転んで、シミの浮いた汚い天井を見上げる。
なんか、全部が抜けていくような気がする。
俺の体に詰まった全部のもんが、地球に引かれて全部抜けてまう。
今までにいっぺんも感じたことのない喪失感。
これが失恋やねんな……
頬を伝う熱いもんに、今さらながら気がついた。
なんや、俺、泣いてるがな……
全部、流れてまえ…
俺の中に詰まったもん、全部涙に溶けて流れてまえ……
なんで、俺、こんなになってまでアイツのこと好きなんやろな……
あっちにおった頃の俺。こっちに来てから、アイツにおうてから変わってもうた俺。
どっちがええんか、もう俺には分からんなってしもた……
今はただ、涙が尽きるまで泣くしかない。
それしか、俺には分からんかった。
484478-483:02/07/04 17:02 ID:PbfYLccE
最初はゴカーンにもっていこうかと思ってたのですが
どうしても出来ませんですた(;´Д⊂
不甲斐ない漏れをお許しください。
エロなしの話なんか書きこんで本当にすみません。
485名無しさん@ピンキー:02/07/04 17:04 ID:8ePiMWX+
>>484
まどかタン…(;´Д⊂
486名無しさん@ピンキー:02/07/04 17:08 ID:Y96IOlDU
>>484
ぐは、リアルタイムで読んでもーた! (・∀・)イイ!!
私は王子萌えのヘタレSS職人(しかもここでしか書かないヴァカ)ですが、
こう言うの見ると、やっぱバイトもええなあとオモタヨ。
リア彼、関西人だし、ツボなんだけどな、バイト。
487名無しさん@ピンキー:02/07/04 17:08 ID:YrfWKH7I
>487の神様、まどかたんの気持ちが伝わってきて凄くいいお話でした!
ありがとうございます!まどかたん(;´Д`)ハァハァ

今度は幸せな話を書いてあげてください!!
488487:02/07/04 17:11 ID:YrfWKH7I
誤爆。>487は自分じゃん!・゚・(ノД`)・゚・。
>484の神様宛てです。

逝って来ます。
489名無しさん@ピンキー:02/07/04 17:11 ID:CTCyRDRM
>>478-483
切ないよぅ゚・(ノД`)・゚・。
ラブラブもエロも好きですが、こういったほろ苦い話しもイイ!
490名無しさん@ピンキー:02/07/04 17:35 ID:Y0ERTA+v
しばらく来ないうちに盛り上がってますなー。
前にバイトSS書いた153です。
実は前々から暖めていたタシーロネタ(藁
があるんですが、まとめられたらうpしていい?
需要ない?
491名無しさん@ピンキー:02/07/04 17:40 ID:wFaLGZG4
あるです。おねがいちまつ。神様、タシーロプリーズ・(ノД`)・゚・
492名無しさん@ピンキー:02/07/04 17:43 ID:DaPTQiIZ
タシーロ!!
おねがいしまつ。(;´Д`)ハァハァ
493名無しさん@ピンキー:02/07/04 17:44 ID:SLKGVvHq
>>303-306
モリリンだぁ…(´Д`*)
ここでは見れないと思ってたから嬉しいyoo!!
494名無しさん@ピンキー:02/07/04 17:59 ID:QXimk69M
>490神
タ、タシーロ(;´Д`)ハァハァハァ
いつかまたバイトものとか153完全版をキボーンとお願いしてみるテスト…
495バイトモエー その7:02/07/04 18:04 ID:r7AwAUzD
>>484
泣ける……。
まどかー…(;´Д⊂
496名無しさん@ピンキー:02/07/04 18:05 ID:r7AwAUzD
>>495
しまったクキが・・・・・。番号は気にしないでちょ。
497名無しさん@ピンキー:02/07/04 18:14 ID:UcWpb7rv
>>270神サマ、すーーーーんごい最高です!何回も読んでしまいます。
ワカメ萌えじゃないけど、萌え死にますです〜〜〜〜。
498名無しさん@ピンキー:02/07/04 18:18 ID:TT/srkK4
今なら大丈夫ぽ?

バカ×主人公行きまつ。
499バカ×主人公(1/4):02/07/04 18:19 ID:TT/srkK4
「俺んち…俺んちこいよ」
学校の廊下、顔を赤らめた和馬のこの台詞、何回聞いただろう。
「…うん。」
そしてこの答えも、同じだけ返してる。次に来る台詞だって…
「ほ、ホントか!?」
ホラね。ちゃんと覚えてる。

慣れた道を通って、和馬の家へ。
バスケと和馬の好きなもので溢れた部屋。
また今日も、ドキドキするだけ無駄な一日を過ごすのかな。
なんて、女の子の私の台詞じゃないかもしれないけれど、ついつい考えてしまう。
「適当に座ってろよ」
「うん。」
もう何回この部屋に来てるんだろう。
会うだけで幸せ。話をするだけで幸せ。
でも、もっと触って欲しい…。
自分の考えに、思わず顔が赤くなった気がした。
500バカ×主人公(2/4):02/07/04 18:20 ID:TT/srkK4
「お前、何赤くなってんだ?」
まるで自分の考えを見透かすような和馬の言葉に、急にこみ上げる羞恥心。
居た堪れなくなって、咄嗟に立ち上がった。
「……あ、あたし…、帰る」
「……な、ち、ちょっと待てよ!」
扉に向かいかけた私の手を、思わずと言った風に和馬が掴む。
「…キャ…ッ!」
焦っていたのだろう。力任せに引っ張られるまま、二人畳の上に倒れこんだ。

ドキドキと早鐘のように心臓の音が聞こえる。
「ごごっ、ごめん!!」
言いながらも和馬の手は、無意識にであろうけれど、私をギュッと抱きしめていて。
上から見下ろす和馬の表情と、その手の震えから緊張が伝わってきた時、私は堪らなくなって和馬に口付けた。
「和馬…スキ…」
「………ッ…!」
ふわりと体が浮いたような気がしたのと、背中が畳に押し付けられたのを感じたのはほぼ同時で、目の前、どアップに移った和馬の顔に、壊れるんじゃないかと思う位、心臓がドキドキと音を立てた。
501バカ×主人公(3/4):02/07/04 18:21 ID:TT/srkK4
「…おま、お前が悪い…んだからな。…母ちゃんいるし、ずっと、我慢、してたのに…」
吐息がかかる程に近付いた和馬の口から出た言葉に、ギュッと目を閉じた。
和馬の動きは性急で、余裕なんて一つも感じられなかった。
脱がす余裕も脱ぐ余裕も無いのか、お互い肌蹴ただけの格好で重なり合う。
未知の領域にそれが埋め込まれた時、耐え切れず声を漏らした。
「痛…ッ、痛い…!」
「……ッ……!」
私の声は届いているのか、和馬は僅かに動きを止め、荒く息を零すだけで。
「…和馬…痛いよ…」
訴えて、あまりの痛さに生理的な涙が滲んだ。
「…ッ、ごめ、ん…俺、も…我慢できね…ッ…」
声に薄く目を開けると、涙で滲んだ視界の向こうに、切羽詰った顔の和馬が見えた。
でもそれはほんの一瞬の事で。
ごめんともう一度聞こえたかと思うと、激しい動きに涙がボロボロ零れた。
「痛…ィ…」
小さな声で叫んでも、和馬が止めてくれる事はなかった。
永遠とも思える時間の中、一際切羽詰った和馬の声と動きを最後に、初めてのそれは漸く終わりを告げた。
502バカ×主人公(4/4):02/07/04 18:22 ID:TT/srkK4
「なぁ…ごめんって…」
落ち着いてきた頃、心底反省したみたいに和馬が告げる。
「知らないッ!」
そんな顔がとても可愛かったから。
ばさり。毛布を被って拗ねた振り。
「本当に、ごめん…」
真っ暗な毛布の中で、和馬の顔は見えないけれど、でも、どんな表情しているのか手に取るように分かる。
きっと、私よりも痛そうな顔して。本当にごめんって顔して。
いまだにその場所は痛くて、だけど、嬉しさと幸せと、愛してるの気持ちで思わず笑いが漏れ出た。
それを必死で隠して、布団の中でじっとしてると、布団ごと抱きしめられる気配がした。
「…俺、俺本当にお前の事好きだから…大事だから。だから我慢出来なくてその…」
うん、知ってる。
でももうちょっとだけ、意地悪してもいいよね。
布団の中で幸せをいっぱい噛み締めて、ぴょこっと顔だけ出して和馬を見つめる。
照れたような困ったような顔をした和馬に、精一杯の悪戯な笑顔を向けて。
「大ッ嫌い」
「……ッな!」
思った通りの反応に、隠しきれずクスクス笑みが漏れた。
つられた様にして、二人でクスクス笑い合う。

また二人、少しだけ前に進んだね。
大好きだよ、和馬。
503499-502:02/07/04 18:25 ID:TT/srkK4
SSというよりも、カキコが初で緊張しますた。。(;´Д`)
ヲトメチック過ぎですね…。
504名無しさん@ピンキー:02/07/04 18:30 ID:jWTYOnOt
>>484
切ねぇー…・゚・(ノД`)・゚・
でもすごい良かったです。
先生好きだけど、最近バイトの株上がりまくり。
505名無しさん@ピンキー:02/07/04 18:38 ID:IWNhTLsC
まどかタンには悪いけど、彼は二番手というか、
最終的には主役に勝てない、っていうポジションが萌える・・・
ラヴラヴも(・∀・)イイ!けどね。
506リトル・フイッシュ(1):02/07/04 18:58 ID:mtlBCuSB
目覚めた先の世界は、青一色に染まっていた。
ここは一体どこだ…と心に問いかけた瞬間に我に返る。
そうだった…親には二人共合宿だって嘘をついて、
万が一の為に悪友共に口裏も合わせてもらって。
『二人で一晩一緒に過ごそう。』
約束とも企みともとれる事を、初めて昨日実行したのだ。
本当はここはシンプルな真っ白な部屋のはずなんだ。
でもベッドの脇にあるライト装置をいじっているうちに部屋は海の色に染まった。
「水族館の魚の気分かな?」
あいつが突然そんな事を言いだしたっけ。
「このままここから出られなかったらどうする?」
「和馬くんがいてくれるならそれでいいよ。」
額から瞼へ、鼻先から頬へ、最後には唇へとキスを降らせた。
あいつが甘い吐息を出した時点で、体に巻いていたバスタオルの結び目をほどく。
「心配しなくていい。」
「うん…。」
「明日の朝までな。水槽じゃないけど、二人で…。」




507名無しさん@ピンキー:02/07/04 18:59 ID:0SpCPdcj
バイトには抱かれたいがモリリンは襲いたい。
508名無しさん@ピンキー:02/07/04 19:16 ID:9vzw2Etj
バカのSS最高です!ありがとうございます!!!
幸せ・・・・
509リトル・フイッシュ(2):02/07/04 19:25 ID:mtlBCuSB
今、一体何時なんだろう。
時計を取るために寝ながら手を上に伸ばしてみた。
しかし指先に絡みついてきたのは、時計ではなく昨日の抜け殻だ。
これを付けるのは男としての義務だと思った。
いくら本当に愛していても、責任を取れるほど大人ではないから。
でも、一晩で箱の中身の半分は使った計算になんのか…。
必死な形相で俺の首に抱きついてくるあいつの顔が蘇ってくる。
本当は…自分に与えてくれた以上の悦びを自分からもあげたかったのに。

そんなことを考えながら横を見ると、
まるで胎児のように横を向いて体を縮めて、スウスウと眠っているあいつがいた。
初めて好きになった女で
そいつが俺の事も好きだって言ってくれて
そして初めて抱いたのも同じ奴で。
幸せすぎて怖くなってしまう。
今は夢も宙ぶらりんの状態で、こいつに何をしてやれるのかも分からない。
『してやりたい』と『出来る事』のギャップが大きすぎる気がして。
なんて自分は小さいんだろう。
一発殴ってもらえば目が覚めるだろうか。
出来ればそれは自信に満ちていた高等部に入ったばかりの頃の自分がいい。

510リトル・フイッシュ(3):02/07/04 19:38 ID:mtlBCuSB
白い手が俺の顔に伸びてくるのを感じた。
「どうかしたの?」
「悪い、起こしちまったか?」
「和馬くん、すごく難しい顔しているよ。」
まずい、俺はその時考えていることがすぐ顔に出るタイプだった。
みるみるうちに、大きな瞳から涙が溢れてくる。
「やっぱり、私駄目だったかな。」
「そうじゃねーよ!」
「それとも後悔してる?」
「バカ…。」
思っていた以上に細い体を必死になって抱きしめた。
大切で大切で…自分の命よりも大切な存在だった。
「そんなんじゃねーよ。ただ色々考えすぎたんだ。
そしたらもう自分にはなにも残っていないような気がして…。」
「そんなことないよ!私、幸せだった…和馬くん本当に優しかったから。」
サラサラとした茶色の髪に手を滑らせてみる。
「時々、そう言ってくれるか?」
もう昨夜のように、口づけに対する戸惑いはなかった。
そして二人の体を包んでいた布団を一気に剥がす。
青く染まった体の上に重なって、また俺が動き始めた。
511リトル・フイッシュ(4):02/07/04 19:48 ID:mtlBCuSB
外に出ると、今度は眩しい日差しに思わず目を閉じてしまう。
「大丈夫?」
「まーな。結局一箱使い切ってしまったなー。」
その意味を悟って、あいつが楽しそうに笑う。
「バスケとどっちが体力使うの?」
「比べられねーって。どっちも大切だからさ。…なあ、腹へらねー?」
「ウィニングバーガー行こうか。今ならモーニングやってるよ。」
手を繋いで一緒に歩き始める。
「また、来るか。」
「うん、ねえ今度は私が買ってきていいかな?コン○ーム。」
「マジか?」
「ドラッグストアーで可愛いの見つけたの。キ○ィちゃんとケロッ○どっちが好き?」
「…大丈夫なんだろうな、それ。」

水槽から飛び出した魚たちは、また楽しそうに微笑み合った。



おしまいっ
512名無しさん@ピンキー:02/07/04 19:51 ID:w3Hqla/L
みなさん凄いですありがとう。
書き手サン達そのうちモリリンのもお願いします。
あまり人気が無いようですが…。
513484:02/07/04 21:12 ID:PbfYLccE
みなさん、感想ありがとうございます。
今までSS書いたスレは全て過疎スレだったので、
こんなふうにすぐに感想が返ってくるのは初めてで新鮮です。
勢いのあるスレっていいですね(w
ただ、>478-483は、このスレの抜きSSの中に1つだけ泣きSSを混ぜていて、
自分でも反則だと思っています。
次はスレタイトルに忠実な抜きSSでいこうと思います。

>512
了解でつ。
メガネは発売前から萌えていた漏れのスイートハート。
なんとかエロエロなSSにしたててみましょう。
SS書くとなるとセリフの抜き書きが必要になるので、
これからもう一回モリリンやりなおします。
2、3日お待ち下さい。
514名無しさん@ピンキー:02/07/04 21:13 ID:ZCCuJzFF
よくバカとバイトのエロSS見るけどやっぱりこの二人が書きやすいのかな?
515名無しさん@ピンキー:02/07/04 21:14 ID:IWNhTLsC
>514
あとは正直、性欲なさそうだもん(w
516名無しさん@ピンキー:02/07/04 21:22 ID:ZCCuJzFF
>>515
それもそうだ(笑)
バイトは性欲だしすぎだしバカもそういうの凄く興味持ってそうだし。
517名無しさん@ピンキー:02/07/04 21:28 ID:GxLxN3QB
>513
三三ヽ(;´Д`)ノ私もハゲシクモリリンの読みたいであります!!
…自分も書けるようになりたいなぁ…
518名無しさん@ピンキー:02/07/04 21:31 ID:mtlBCuSB
個人的に、王子とワカメは書き手泣かせくんだ。
あまり喋らない君と喋りが飛んでる君は、ボキャブラリーが貧困な自分はいつも泣く。
でもあこがれのウェディングドレスエロを実行してくれそうなのは
確実にこの二人だろうなー。神様にお願いしてもいい?
519名無しさん@ピンキー:02/07/04 23:16 ID:CTCyRDRM
今夜も神の大降臨がありますように…
エロでもラブラブでも「なんか切ないね」系な話が読みたいです神様…
520バイトと数年後1/3:02/07/04 23:19 ID:NQaU2yU4
暑い夜。
イタリアンな扇風機がなけなしの風を送っても殆ど感じない。
倉庫を改造したという部屋はきっと日本中のどこよりも暑いに
違いない。素っ裸で外を走り回ったら気持ちいいだろう。
まどかは金が貯まったから越そうと言った。私は拒否した。
「ほんま変わっとんな自分」
月の見えない、明かりをおとした部屋は、とても暗い。
汗に濡れたまどかの胸と煙草の灯しか私の視界には入らない。
見たこともない洋モクはのにおいは未だに慣れない。
あー静かだ。
まどかが脚を組みかえる布ずれの音と、時折死にかけた蝉の声が聞こえるだけだ。
実際、まどかがこんなに無口な男だとは知らなかった。
誰かに愛されたくて愛されたくて堪らなかったあの頃の彼ではなくなったから。
まどかの脚にもたれると
「・・・暑い、くっつくなや」
怒った声が降って来たが、私の後頭部に添うように脚を移動させてくれる。
「まどか、また痩せたんじゃない?」
「ん・・・ここんとこ仕事、忙しいし・・・て、コラ、くっつくなっ」
「いーじゃんべつに」
「“じゃん”って言うなや。ムカつくわ」
「んーあ〜べたべたする〜まどか、汗っかき」
「ならシャワー浴びい、コ、コラどこ触っとんねん」
「・・・まどかの身体、すき」
私はいつもの通りの奉仕をする。奉仕・・・?いや、私はこれが好きだ。
何度もしてきたことだ。無駄なく彼の好むツボを私は的確に舐る。まどかも観念して
身を委ねる。
「・・・まどか。疲れてるね」
はじめはここをこおせえ、だの、横咥えにして見せろだのうるさかったが今は大人しい。
私はまだ半分に起立したそれをあてがう。
「ん・・・」
521バイトと数年後2/3:02/07/04 23:20 ID:NQaU2yU4
まどかはいつものように私の腰を支える。私は煙草を取り上げてビール缶に突っ込と、
ゆっくり動き始める。締め上げ、絞り上げる。何度かするうちにまどかの甘やかな
吐息が聞こえた。
「気持ちい?汗いっぱい出してね」
昔はさんざん訊かれた言葉を浴びせてみる。自分はやかましいくせに、他人に言われるのは
嫌いらしい。
「・・・へたくそ。しっかり動かんかい・・・」
私は上下の動きを前後に変える。こっちのほうが感じる。クリトリスをまどかの出っ張った
恥骨に擦り付ける。それだけで簡単に達することができる。
「ンン・・・!・・・は〜〜〜」
灯りを付ける。
「さーて、シャワーシャワー」
行こうとする腕を掴まれて、ソファーに倒される。
「自分、ほんっまにワガママやな〜〜!俺はまだイってへん!この体に残る焔を
どう始末つけんねん!」
「知らない。さっきノらなかったまどかがいけないんだよ」
「ええからもっかいさせんかい!」
「いや、遠慮しとく。もうしばらく鈍いままだし」
「あのな〜〜〜」
まどかは蝉みたいな奴だな。明るくなるとワンワン鳴きだす。面白い男。
「・・・ねえ。それより何で今日呼んだの?何か用があったんじゃない?」
「うん。ま、何?そら、俺、えらいでかいこと言うとったけど、今、あれやん、
ガソリンスタンドに常駐しーの・・・結局店長に収まってしもた。」
「え!まどかマネージャーから昇格したの?」
「・・・おん。悪いな。社長になるだの、さんざん偉そうなこといっといて
こうなってもーて・・・でもな、何や、あっこ、俺にエライしっくりいってんの
分かんねん。」
522バイトと数年後3/3:02/07/04 23:21 ID:NQaU2yU4
「なに言ってるの!ガソリンスタンドだって一国一城の主じゃない!
すごいね、まどか!」
「ええんか?おまえ」
「は?まどか、何か問題が?」
「・・・・・・いや、ない」
まどかがじっと私を見た。頬を掻いた。
「8月に、な。大阪来るか?」
「うん、いくいく!」
「ほいで・・・その、自分、俺のおとんのツラとか興味あれば見せたっても
ええかな、と」
「まどか、ファザコン克服するんだね!エライ!」
「ちゃ、誰がファザコンやねん!
・・・・は〜〜〜〜自分、ほんっま鈍いわ!もおええ!寝る!」
「いいの?体に残る焔とやらは」
「うっさい!関係あるか!・・・もおいやや俺」
まどか私に鈍いを20回も連発した後、すうすうと眠った。


おわり

何かエチーがサツバツとしてる。スマソ。
523名無しさん@ピンキー:02/07/04 23:46 ID:r7AwAUzD
>>522
レトロな雰囲気がいたします。オトナっぽー
524名無しさん@ピンキー:02/07/04 23:58 ID:u9F2i4sY
またワカメ・王子も見たいです。神さまお願いします。
525名無しさん@ピンキー:02/07/04 23:59 ID:9vzw2Etj
タシーロと千晴タンのが読みたいです。
神様ヘルプ。
526インデックス職人:02/07/05 00:07 ID:sk9ED1Fp
この前のインデックスは>>449

先生
>451>452>453>454>455(>>451-455
ワカメ
>457>459(>>457-459
バカ
>>66>>227>>361-362>>474
>499>500>501>502(>>499-502
>506>509>510>511(>>506-511
バイト
>478>479>480>481>482>483(>>478-483
>520>521>522(>>520-522

今日も神達に感謝。貴方達は私達スレ住人の心の幸いです(w
527名無しさん@ピンキー:02/07/05 00:20 ID:U9OiHA++
かちゅ使いの私にとっては、インデックス職人さまも神ですわ!
とりまとめ、おつかれさまです。
528バイト×主人公1/4:02/07/05 00:41 ID:m4LpTdfI
姫条くんは、最近少し忙しそうだ。
私が誘えば高校時代と変わりなくデートに付き合ってくれるし、
彼の個性的というには殺伐としたあの部屋にももう何度か泊まったけれど、
ほんのちょっと困った顔で私を見ている時がある。
髪に触れて、肌に触れて、口付けて、過ぎるくらいに優しく抱いて
くれても。
私と姫条くんの間柄は、卒業式の教会を出た瞬間から恋人同士で、
それは変わっていない。でも、会ったばかりの頃はあんなに簡単に
女の子を扱う人だった姫条くんが、近ごろは良く口篭もる。
「シチューは冷凍が効くから、小分けにして冷凍庫に入れとくね。
電子レンジで解凍してくれれば一食分だから」
「いや、ホンマありがたやー」
「もう…冷蔵庫の中、何も入ってないんだもん。びっくりしたよ」
「んなことないて。たしかワサビとめんつゆが…」
「数に入らないって」
姫条くんは卒業してからアルバイトを増やした。
私は一流大学に進んで、進路は完全に分かれてしまった。
でも不安なんかなかった。
私は、大丈夫だと思ったのだけれど。
姫条くんはちょっと変わったかもしれない。
「はー」
「……また、ため息」
「あ、いや、すまん。なんや、ほらせっかく自分ここに来てくれとんのに
俺これからバイトやんなあ」
「頑張ってきてね」
529バイト×主人公2/4:02/07/05 00:41 ID:m4LpTdfI
姫条くんは私を引き寄せて、後ろから抱きしめた。
そう、こんな風に私の背中を捕まえることが増えた。少し前は笑いあった
あとに勢い余った感じで私を抱きしめることの方が多かったのに。
「少し、疲れてるね」
「んなことないわ。心配せんでも大丈夫」
「そう?」
「何やったら今度証明したるでー寝かせへんぞー」
相変わらず、姫条くんの冗談は今ひとつだ。これは変わらない。
「ふふふ」
「………あ。今俺傷ついたわ。くそー」
「だって姫条くん、いつも私に気を遣ってくれてるもの」
「いや、そら、その、別に」
「前からそうだよね。姫条くん、私が姫条くんに合わせて無理してるんじゃ
ないかって、デートのたびに言って」
「ぐわーっ古い話をーっ」
口では何を言っても、他人が姫条くんをどう言っても、本当は姫条くんは
とても優しくて、そして多分とても寂しがり屋で強がりだ。だからきっと、
何もかもが彼の中で片付いてしまうまでは私は姫条くんの中に今巣食っている
迷いや疲れの正体を教えてもらうことは出来ないのだろう。
「大学の方はどないや?」
「うん、知ってる人が何人も居るから馴染みやすかったよ。有沢さんも
森村君も葉月君も同じ大学だもの」
「………」
背中越しの腕の力が少し強まる。
「せやな。まだ決着ついたとは限らへんな」
530バイト×主人公3/4:02/07/05 00:42 ID:m4LpTdfI
「………?」
「自分、大学にはこー、この部屋に来るときとちゃうかわいらしー服着て
通っとるしな」
「姫条くんが好きな服はね、あんまり大学で受けが良くないんだよ」
「受けなんかとらんでええねん俺のやねんから」
私がくすくす笑っていると、姫条くんはまた深くため息をついた。
「ね、本当疲れてるみたい。シフト減らしてもらって。今度お休みに
森林公園にでも行こうよ。お弁当もって」
「金が要る」
「うーん。お金のかからないデートしようよ。私全然構わないよ」
「せやなくてやな、俺には今何も無いから」
私は冷蔵庫の惨憺たる有様を思い出していた。確かに何も無かった。
「せやから、やつらがガッコで足踏みしとる間しかないねん」
「………?」
「ホンマは、いつかとか悠長なこと言うてられへんのやないかて、いつも思う」
姫条くんの独り言は、時々、私には意味がわからない。
でも、私の肩口に額をつけて呟く言葉はどこか私の胸を苦しくさせる。
「……ね、姫条くん」
「ん?」
「今日の仕事、お休みして」
「……何?」
「姫条くんは今日は急病でお仕事は休みなの」
「はあ」
「それで、私を一晩眠らせないの」
「うを!?」
「………そうして?」
「この……男殺しが………」
531バイト×主人公4/4:02/07/05 00:43 ID:m4LpTdfI
お腹の底から絞るようにそう言って、姫条くんは私を抱きしめていた手を
離した。振り返ったところには、日に焼けた肌をちょっと赤らめた姫条くんが
居る。
「できる?」
「泣かすでコラ」
「ふふふ。そんなこと、したこと無いくせに」
「阿呆。惚れた弱味や」
「私も姫条くんが好きだよ」
携帯電話を手にしてアルバイト先への連絡をしようとしていた姫条くんが、
また私には良くわからない独り言を呟く。
「………ホンマ天然な女は怖いわー」
でも、そんなことを言う時の姫条くんは、私が良く知ってる姫条くんだ。
「私、姫条くんがそうして元気で笑っててくれるとそれだけで嬉しいよ」
「それだけではアカン時のために今やることがあんねんて」
「大丈夫なのに」
姫条くんは、とても優しい目をして私に笑う。
私と姫条くんの進路は別れて、状況も変わって、だから少しずつ違ってくる事柄
はあるけど。でも、変わらないものだって、大丈夫。あるんだから。
「覚悟せえよ。自分がいいだしたんやからな」
「はいはい」
「くそぉ…完璧にナメられとるな……」
私が笑うと、姫条くんも笑う。そして、良く知っているタイミングで、姫条くん
の手が伸びてくる。私を笑って抱きしめるときの。


私の一番好きな人の手が。




終わり。
おそまつさま。エロ無いジャン。
532名無しさん@ピンキー:02/07/05 00:53 ID:UmpgvND9
凄いよ神!大量の文(;´Д`)ハァハァ
>>484タン
泣けた゚・(ノД`)・゚・。
バイトへの愛が止まらなくなりますた(;´Д`)ハァハァハァハァハァ
>531タソ
エロなくてもヨカタヨー(´Д`*)
私にも文才欲しいよ…
533名無しさん@ピンキー:02/07/05 00:56 ID:U9OiHA++
>531神!
主人公に本気になってもらえない
切ないバイト萌えまつた…(;´Д`)ハァハァハァハァ
534名無しさん@ピンキー:02/07/05 01:08 ID:ciSYkREw
>531
エロ無しでも全く構いませんです、これだけ萌えさせて頂ければ…

………毎晩こんなに幸せでいいのかしら(*´д`*)
535531:02/07/05 01:14 ID:m4LpTdfI
レス、早いっすねー。
ありがとうございます。前にバイトスレ556の名で
SS投稿してます。気分的にはその後の話なんですが、
どうでもいいですな(w
実はモリリンも書きたいので精進してきます。
536名無しさん@ピンキー:02/07/05 01:19 ID:68ZJsp5n
>>535
前のSSのときから思ってましたが、どうして姫条まどかというキャラを
ここまで理解してくれているのか、不思議だったりします(w

これからも頑張ってください。
537名無しさん@ピンキー:02/07/05 01:19 ID:sk9ED1Fp
バイトスレ556さんでしたか!私あのSSもすごく好きでした。
独白での進め方が上手いし、個人的に好きな葉月VS姫条っぽいからみが…
今後もバイトネタもモリリンネタも待ってます!
538名無しさん@ピンキー:02/07/05 01:22 ID:QOEXVj+E
>535
あの後、ちゃんとかっさらったんですねー。
嬉しや〜〜。あのSS、何度も読み返してます。今回のもよかったー!!
539531:02/07/05 01:51 ID:m4LpTdfI
モリリンかきたいとか言っていながら自分の文中で「守村」が
「森村」になってることにショック。

>532-534、536-538
ありがとうございます。萌えたらまた書き込みます。
エロじゃなくてごめんなさい。でも関係ありの状態のものは
あちらには投稿しちゃまずかろうと思ったので…。
540名無しさん@ピンキー:02/07/05 02:19 ID:ZJOfgfCZ
零一さんのを新たにお願いしたいです・・・(;´Д`)ハァハァハァハァハァ
541名無しさん@ピンキー:02/07/05 02:22 ID:/Tfdp0Rz
>540
あららいいタイミングでリクエストが…では早速(w
基本的にメンタルM入ってるもんで(ニガ)鬼畜系萌え属性なのでつが、
初めて砂吐き甘エロ@てんてー×主人公にレッツチャレンジしてみますた。
どどどどないでっしゃろ……(ビクビク ごめんね皆様今回もごっつー長い…(ノД`)・゚・。

(1/10)

──私からお願いした。
抱いて欲しい。卒業証書を下さいと。
だってこの制服を着るのは今日で最後だから。先生に脱がされたいんだ。
自分でも、顔が赤くなってゆくのがわかってしまう。たぶん耳朶まで。熱い。

とっても驚きうろたえて、長い長い躊躇いの後、先生は
「わかった」
とひとことだけ答えて私を抱き締めた。優しく、優しく。
─先生の顔も、赤かった。

先生を見上げると、先生も私を見つめていた。
嬉しくて嬉しくて、笑みがこぼれてしまうと、先生も微笑んだ。すごく優しい顔で。
あぁ、このひとが好きだなぁ。
先生に引力を感じる。こんなの抵抗できないよ。キスしたい。
ふたりでいっしょに距離を縮める。くちびるが近づいて触れた。瞼を閉じる。
初めてのキスをした。触れるだけの、やさしいくちづけ。

そっと離れて、また見つめ合う。
先生の手が私の頬に触れるから、私も先生の頬を両手で包む。
ただただ、愛おしくて。
またキス。二度目のキス。今度はさっきより少しだけ強く。
─こつん、と私の顔に先生の眼鏡が当たった。
先生も気付いたらしい。顔を見合わせて一緒に笑った。
ちょっと照れた先生の顔。見ていたら私も照れくさくなった。

先生が、眼鏡をはずした。
542(2/10):02/07/05 02:24 ID:/Tfdp0Rz
お互いの服を脱がせ合う。
先生は私の制服を。私は先生のスーツを。
自分以外の誰かの服を脱がすのは、結構難しいんだねせんせぇ。
ネクタイは…上手く出来なくて先生に解いてもらった。
袖を抜く。先生の協力のおかげでなんとか上着を脱がせることに成功。
几帳面な先生らしい、折り目のしっかり入ったパリっとしたシャツの、
その小さなボタンに手をかける。初めは手首のカフスから。そして目の前のボタンへ。
上からボタンをひとつひとつ外していくその度に、先生の鎖骨が、そして
細く引き締まった胸板があらわになっていく。
うわどうしよう。どきどきしてきた。
……あれ。なんだかヘンな気分。ああ、ヨクジョーするってこういう事か。
自分の内から湧き上がった衝動に身を任せ、下の方のボタンを外しながら、
私は先生の鎖骨に、首筋にキスをした。
「…っ、な、何、を…」
先生がびくっと身じろぎをした。あはは、どもってる。可愛い。
悪戯な気持ちが湧く。見上げると先生は真っ赤だ。浮かぶ狼狽の表情。
…ダメだよそんな顔したら。もっとしたくなっちゃうじゃない。
あまりに愛おしいから、思わず脱がせるより先に抱き締めてしまう。せんせぇ、好き。

すると先生は。強く私を抱き締め返しそして。
少しだけ強引に私の顎をとらえて。
上向かせた私に、さっきまでとは違う、深い深いキスをした。
543(3/10):02/07/05 02:26 ID:/Tfdp0Rz
重なって触れている口唇は、明らかにさっきとは違う感触。
もっと熱くて少し湿っていて、密着してくる。少しの隙間も許さないかのように。
息が出来ないよせんせぇ。
胸が早鐘を打っている。耳鳴り。眩暈。苦しくて思わず先生をぎゅっと掴まえてしまう。
ふと押しつけられた口唇の圧力がほんの少し緩んだように感じて、息を逃がした。
………はぁ……………
逃がした息は、自分でも驚く程ひどく甘い響きの吐息に変わっていた。
なんで?自分でもよくわからないけど、とてもえっちな感じで恥ずかしい。困った。
途端に先生の腕が力を込めるのが伝わった。
あ。わかった。先生は、今、私にむらむらしてくれている。
初めて見せた先生の強引さの理由を知る。嬉しい。
先生の舌が私の口唇をなぞる。瞬間、背筋を駆け上がる電流。!?コレはナニ??
私の口唇の輪郭をたどる先生の舌。自分の形に気付く。なぞられるたびに電気は流れる。
口唇と自分の内から伝わってくる信号に促されて、私は少しだけ口唇を開いた。
本当に、ほんの少しだけだったのに。
小さな隙間から先生の舌が入り込んできた。絡め取られる。なぞられる。侵される。
ヘンな感触。苦しいし。でも…キモチイイのはなんで??甘い気分だ。ぼーっとする。
こんなコト、他のヒトとは絶対出来ないだろうなぁ。でも先生とならイイ。すごく。
えっちな気分になって、私も先生を侵略してみる。やだもっとキモチイイ。どうしよう。
「……ん………ふ…………んん………………」
背中に走る電流は止まらない。ますます熱くて甘い感じになって、
私の頭を朦朧とさせながら、だんだんとカラダ全部に熱を溜めてゆく。
544(4/10):02/07/05 02:27 ID:/Tfdp0Rz
先生が私の制服に手をかける。
その顔には、また赤らめた照れた表情を浮かべている。
ほんの今まで、あんなキスをしていた先生なのに。
不思議で、ちょっと可笑しくて、とても可愛い。そういう先生が好きだ。
器用ですごくアタマいいくせに、うらはらに不器用で純粋なココロ。
あぁ、愛してる。

スカーフは、自分で解いた。
何故だか、特別な儀式な気がしていたから。

先生の手が一枚づつ私から布を剥いでいってしまう。花びらみたいに。はらり、はらり。
それを何故か惜しむ気持ちと、急かす気持ち。頭にまだ残っていた恥ずかしい気持ち。
全部がいっぺんに押し寄せてきて、私はもうどうしていいかわからない。
脱がせて。脱がせないで。恥ずかしい。見ないで。見て。…触って。触って。
思っていたことが伝わったのか、私にむらむらしてくれたのか、その両方か。
先生は脱がせながら私の肌にくちづけを落とし始めた。
「……あっ……」
初めは耳朶に。次は首筋に。鎖骨に。少しずつ下へ。
キスされる度に私は声を上げてしまう。だって感じてしまう。そう、私感じてる。
少しくすぐったいようなでも甘さを含んだ刺激を、受けるたびにカラダが震えてしまう。
逃げたくて。もっとして欲しくて。どうしよう。身をよじる。
さっきの電気が、また流れ出した。
545(5/10):02/07/05 02:29 ID:/Tfdp0Rz
さらに下へ降りてくるキス。たった今まで覆っていた、外された下着の代わりに、
先生の手に私の胸は包まれた。やわやわと。
小さくはないけれど決して大きくもない私の胸は、先生の手にちょうど収納されてしまった。
…手から余るくらいに、もっと大きければよかったのにぃ……
男のひとって、大きい方が好きなんだよね確か。うぅ。かなしいなぁ。
そう思っていたら、気持ちが顔にそのまま出てしまったらしい。
先生がちょっと困ったような顔で、苦笑いしながら言った。
「………私は、その……このくらいの大きさが、大変こ、好ましい……」
ああ、言いながらまた照れてる先生。そんな顔されたらこっちも照れくさいじゃないですか。
でも、ちょっと嬉しい。「あ、ありがとうございます……」私も赤面しながら答える。
「……コホン、礼など言わなくてよろしい。単に私個人の嗜好の問題だ。
それに、君の胸は……その、とても、綺麗だ。」
うわーうわーうわー!!!どうしよう嬉しい恥ずかしい嬉しい!!!
喜びと気恥ずかしさと照れで、顔だけではなくて全身に朱が拡がる。あわあわあわ。混乱。
「…落ち着きなさい。全く君は……」
そんな優しい顔で言われても全然怖くないですよせんせぇ。でもうん、頑張って落ち着きます。

ちょっと休憩を挟んで。少し間をおいて見つめ合ってまた優しいキスをして。
どうやら私を気遣って落ち着くのを待っていたらしかった先生は。
「……続きを…してもいいだろうか……」
そんなこと真面目に訊かないでくださいせんせぇそんな恥ずかしい質問私答えられません。
546(6/10):02/07/05 02:30 ID:/Tfdp0Rz
結局。とても生真面目で気恥ずかしい先生の質問には、頷きで答えに代えた。
とても「して下さい」とは恥ずかしくて言えなかったから。

承諾を貰った先生は、今また私の身体のあちらこちらにキスをしている。
無事作業続行中だ。
ただ先程とは違って、今度は作業を胸から再開してしまったものだから。
先程までのキスよりも何倍もえっちで濃いものになってしまったんだけど……。

強くきつく吸って、甘噛みして、舌を這わせて。あらゆる突起は口に含んで転がして。
さっき私の胸が施されていたことを、今カラダ全部で受ける。
「あぁっ、あ、あ、あ、ん、や、イヤ…あ、ああぁっ」
もうすでに私の口から発する言葉は言葉として意味を為さない。ただの音。
もうバカみたいに。なんで上手くしゃべれないんだろ…
先生の口唇が舌が手が触れて、念入りに愛されてゆくたびに、
私は熱くて荒い吐息といっしょに、妙に甘い声を口から吐き出した。
汗と先生の舐めた跡で私のカラダが濡れて光る。
脱がされた花びらの代わりに、私の肌の上にたくさんの赤い花が咲く。
547(7/10):02/07/05 02:31 ID:/Tfdp0Rz
先生がいちばん敏感なところに辿り着く。指先もつま先も通過してから、いちばん最後に。
やだなぁ、なんかもったいなくて大事に取っておいたオカズみたいじゃない?
…せんせぇ、そういうタイプなんですか? あ、あ、あぁ。…ダメだ聞けないよぅ。
!!舌が。舌が。だ、だめですせんせぇ。ソコはだめですってばぁ…。あっ。
やだやだやだやだ。すごくキモチイイ。とけちゃう。熱いよ。やめてやめないで。
ちょっと拡げるみたいにして、タテに。奥に。舐められたり挿れられたり。
どうなってるのかナニされてるのかわからないけど、とにかくキモチイイ。よすぎる。
ヘンなカンジ、ヘンなカンジ……ヘンに、なりそう。なっちゃう。
先生の舌が熱い。私が熱い。熱い。もうダメ。ダメ。ダメ……

───せん、せぇ────

─先生が、大切な宝物のように、大事な壊れ物のように、優しく抱き締めてくれる。
ああ。
我にかえって、ひとつ大きく息を吐き出して、目を開けると。
初めて見る、男のひとの顔をした先生がいた。
先生の切ない顔を見ていたら、私も切なくなった。胸が疼くよ。
どうしていいかわからなくて、キスをねだった。

何故かな。涙が浮かぶ。悲しくなんかないのに。
堪えていたけど、目の中に留まっていた涙は、瞼を閉じると頬に流れて落ちた。

先生が苦しくて切なそうで。愛おしかったから。
私も先生を抱き締めた。抱き締めて、先生に言った。
もう大丈夫です。だから…せんせぇと、繋がりたいです──
548(8/10):02/07/05 02:33 ID:/Tfdp0Rz
先生が入ってきた時に最初に感じたのは、圧迫感。
そして目の前が赤くなるくらいの痛み。頭ががんがんした。
先生は、繋がる前に
「…処じょ……初めての女性は、後背位…つまり後ろから、だな、
挿入するとあまり痛みを感じないと聞いたことがあるんだが………」
なんて、どこで聞いてきたんですかソレって思わず尋ねたくなることを
言ってくれた。先生の優しい思いやりから出た提案だからとても感謝したし
それを照れながら言う先生の顔はやっぱりすごく可愛かったんだけど。
でも私はやっぱり初めてなのに後ろなんて怖かったし、何より先生の顔を見て
抱き合いながらしたかったから、謹んで辞退させていただいたのだ。
正直、少し後悔した。
優しくしてもらったのに、こんなに痛いなんて思わなかったから…

でも今は、その痛さを上回るものに捕まってしまったのがわかる。
さっきみたいな、どうしたらいいかわからなくなっちゃう感覚だ。
そう、まだ少し痛いけどとってもキモチイイ。
痛さで噛みしめていた口唇に、先生がキスをしてくれて力が抜けた途端に、
急にキモチよくなり始めてしまったのだ。
さっきみたいに、また意味を持たない声をあげてしまう。
深く、浅く、また深く。深く。先生が動く。髪を乱して。汗にまみれて。
ああこんなにいっしょうけんめい。あいされてる。だいすきせんせぇ。あいしてる。
549(9/10):02/07/05 02:34 ID:/Tfdp0Rz
先生を愛おしく思ったその瞬間、アタマまで勢いよく突き抜ける電気。
キモチよさが強くなる。カラダがぎゅっとする。
途端に先生が息を詰めて眉をしかめる。切ない顔。苦しい顔。すき。
意識が、私が、またどこかにいってしまう。
今わかるのは、先生の体温と汗と肌と動きがとてもキモチイイこと。
そして先生がとても好きだということだけ。それだけ。
でもさっきよりもキモチよくて、よすぎて、どうしようどうしよう。ぐらぐらするの。
目が回るよ。酔っているみたい。酔ってしまいそう。
堕ちる。昇る。まわる。浮く。また堕ちる。どこにいるの?どこ?こわい。いや。
ねぇとめてせんせぇ。先生に縋りつく。先生を呼ぶ。とめて。ああ。ああ。

「………愛している…………」
苦しく切ない声で先生が耳元で呟く。私の名前といっしょに。
そして大きく、びくりと揺れた。私が、貫かれた。

「────────!!!」
弾けた。息が、とまる。いって、しまった。

───その白さに、私は意識を手放した───
550(10/10):02/07/05 02:37 ID:/Tfdp0Rz
また、我にかえった時には、先生が大事に大事に抱き締めてくれていた。
優しく髪を撫でてくれる。宝物みたいに。壊れ物みたいに。

優しい目で微笑んでくれたから、私も幸せで笑った。
私も先生に幸せになってほしくて、抱き締めて髪を撫でた。

見つめ合っていたら、照れくさくなってしまって、ふたりで笑った。
そして、また、初めてみたいに優しい優しいキスをした。
                           (end)

昨日うぷりそこねたので今日上げてみますたが……
……なんか鬼畜エロよりものごっつー恥ずかスィんでつけど……/////
ひとり羞恥プレイに暴れて悶えつつ逝きまつ(ワラ
551てんてー(1/2):02/07/05 02:42 ID:BHJhTXF5
「各教科で1位を取った数だけ私の言う事を聞く」
という賭けを先生とした。
先生はうっすらと笑いながら「いいだろう」と言った。
私に1位が取れるわけがないと決め付けているのだ。
理由は簡単、葉月くんがいるから。
ねえ、先生?これでも私、負けない賭けはしない主義なのよ。
先生は知らなかったのよね。テスト期間中、葉月くんが
仕事で学校を休むこと・・・。
おかげで2つ、1位を取れました。

放課後の音楽室には私と先生だけ。
BSMは先生のピアノ。
「先生?約束・・・覚えてますよね?」
長くしなやかな指で鍵盤を奏でながら、先生は頷いた。
「何でも、言うこときいてくれるんですよね?」
もう一度念を押す。
「私は嘘はつかない、約束は守ろう。」
相変わらず先生は私を見ないで答える。
その余裕もここまでよ、先生。
552てんてー(2/2):02/07/05 02:43 ID:BHJhTXF5
「じゃあ・・・ここで・・・して?」
「何?」
やっと先生がこっちを向く。
ピアノの音が止まった。
「ここでして。」
「何をバカなことを・・・」
うん、バカなことだと自分でも思う。
でもね、先生?教室でやっちゃうなんて学生の特権だと思わない?
「約束、ですよね。」
先生の膝の上に乗り、メガネをはずす。
メガネのない先生の顔、学校で知ってるのは私だけ。
「やめなさい・・・誰かが来たら・・・」
「いや。」
先生の口唇に自分の口唇を重ねる。最初は浅く、そして深く。
いつもよりも激しいキスを繰り返しながら、
次のお願いを言うタイミングを考えていた。
どの辺で言うべきかな。
『今日は何もつけないでして』って・・・。




す・・・すいません!ageてしまったよぅ…( ´Д⊂
ごめんなさいでつ・・・。
553名無しさん@ピンキー:02/07/05 02:51 ID:sk9ED1Fp
先生2連発…萌え〜…(;´Д`)ハァハァハァ
554551:02/07/05 02:53 ID:BHJhTXF5
あげてしまったうえにエロなしてすまんです・・・
555名無しさん@ピンキー:02/07/05 03:01 ID:00hFWCrJ
ああ、今日も先生SSが拝めるとは!!(;´Д`)ハァハァハァハァハァ
し、幸せぽ〜。
実は漏れも今先生SS書いてるんだけど、気持ちばかりせって
なかなか文章にならないよ。でも、ガンガって書き上げます!
そしてウプします!
って、あーあ宣言しちゃったよ…( ´Д⊂
気長に待ってくれるかい。
556名無しさん@ピンキー:02/07/05 08:05 ID:ZMW62zBy
あぁ555さん、気長に待ってます…!!
先生SSが読みたくて、毎日通ってる駄目生徒より…( ´Д⊂

神の皆様に禿げしく感謝しつつ、今日も(;´Д`)ハァハァハァ
557名無しさん@ピンキー:02/07/05 10:45 ID:oCI0Sh4L
おはよううございます。王子萌えヘタレ職人です。
王子の撮影所話をブツブツ考えていますが、需要はあるのでしょうか・・・。
先日は王子が攻めていたので、今度は王子を攻めてみたい。
エロ街道まっしぐらに堕ちていく自分が怖いです(w。
作家養成講座官能小説編を読み返してみるか・・・<ヴァカ。
558名無しさん@ピンキー:02/07/05 10:47 ID:Ewl1ZnRL
>>513 >>535
ぎゃーー是非モリリンお願いしますね!!
いつまでも待ってます。
559名無しさん@ピンキー:02/07/05 10:53 ID:paIuTYHV
くぅ〜っ、昨夜も先生祭りが!!
早く自分もSS上げねば…。
ラブラブエチーピュアテンテーマンセーヽ(´ー`)ノ
560名無しさん@ピンキー:02/07/05 10:55 ID:pl8ad3ji
>>557
王子是非みたいです、おねがいします〜!!
561名無しさん@ピンキー:02/07/05 11:40 ID:rTHeaPBv
>557
王子みたいです!!需要はものすごくありますよ。王子は妄想しにくい
から少ないだけです。
562名無しさん@ピンキー:02/07/05 11:52 ID:rTHeaPBv
いままでの作品もみな館淳一ばりでした。皆さんすごいです。
563名無しさん@ピンキー:02/07/05 13:39 ID:CPfjYfcy
そろそろ昼ドラのジカン?(;´Д`)ハァハァ
564名無しさん@ピンキー:02/07/05 13:44 ID:5jL0av96
あと15分?(;´Д`)ハァハァハァ…
気付いたらもう500突破…
565名無しさん@ピンキー:02/07/05 14:07 ID:ewSyaKie
昼ドラ(ワクワク
566名無しさん@ピンキー:02/07/05 14:12 ID:4gKArq5K
今日は金曜日だし、来週に向けて
衝撃の展開とかあるのかな(w>昼ドラ。
567名無しさん@ピンキー:02/07/05 14:37 ID:CPfjYfcy
GS愛の劇場?!
568名無しさん@ピンキー:02/07/05 15:11 ID:4S9c0PCF
そして今日は金曜。
今週末も夜中は祭りのヨカーン!
このスレ立ってからオイラ寝不足さ。
569名無しさん@ピンキー:02/07/05 15:26 ID:U+tETgzn
田中・長野県知事の不信任案可決で
報道特別番組が急遽組まれて
本日の放映は中止になった・・・とか(w>GS愛の劇場
570名無しさん@ピンキー:02/07/05 15:32 ID:m4LpTdfI
スレたって初の週末だよ(w
SSの嵐でそろそろ600って、すげえ…
571名無しさん@ピンキー:02/07/05 16:39 ID:eq4LhoXi
本日は報道特別番組が急遽組まれたためGS愛の劇場はお休みさせていただきます。
日曜日の午後4時より再放送という形で放送いたします。
視聴者の皆様にはご迷惑をおかけいたします。
572名無しさん@ピンキー:02/07/05 16:54 ID:CPfjYfcy
GS愛の劇場お休み…

ガ━━━(゚ロ゚ )━━ン!!

ナガノ県知事のバカァー。ヽ(`Д´)ノ ウワァァン
573名無しさん@ピンキー:02/07/05 17:08 ID:en5dAmco
>557
私も王子みたいですー。
よろしくお願いします!!
しかも王子を攻める…よいです!
574名無しさん@ピンキー:02/07/05 17:21 ID:naq3CXXp
リクエスト通りてんてーモノ書いてくださった方感謝でつ
575名無しさん@ピンキー:02/07/05 17:23 ID:DMQpx4ls
いつもは某サイトで王子職人している者です。
ここを発見して何もかも許されると思い、鬼畜王子を書き上げてしまいました。
職人といっても、ヘタレ職人なのでお目汚しだとは思いますが…。
スマソ…。嫌な方は、脳内あぼーんでお願いします。
576王子×主人公1/4:02/07/05 17:27 ID:DMQpx4ls
「あ…珪君♪探したんだよ!」
昼休み、俺が校舎裏で昼寝をしているとあいつがバスケットを持って駆け寄ってきた。
寝起きの頭でボーっとしていると、バスケットからポットや何やらを出す。
「今日ね、天気が良かったから外でお茶しようと思って!紅茶淹れてあげる」
そう言って紅茶の葉を取り出し、お湯を注ぐ。いい香りが一面に広がる。
「えへへっ♪今蒸らしてるからちょっと待ってね!」
俺の足の間に背を向けて座る。
「もうすっかり秋だね〜。紅葉シーズンになったらまた紅葉狩り行こうよ」
「…気が早いな…まだまだ暑い…まだ夏だろ…」
そういいながら光に透けてキラキラ輝く髪に見惚れていた。サラサラの髪。
いい匂いのする…髪。この夏、何度この髪を撫でただろう。
髪を振り乱して、汗で頬や額に張り付いたのも気にせず達したのは何回だろう。
その瞬間、あの感覚が俺の身体を襲う。
制服の裾から手を忍ばせ、下着の上から丸みを帯びた乳房を揉みしだく。
「えっ?あ…ちょっと、駄目だよ、珪君!!」
俺は無言で下着をずらす。先端に触れると、既に固くなり存在を誇示している乳首があった。
「…もうたってる…やらしいな、お前…」
「だって…珪君がっ…あ…あっ…」
もっと触って、とねだっている乳首を弄ぶ。こりこりとした感触。
摘んだり捻ったり、自然と指が動く。何度も合わせた肌。どうすれば感じるかは熟知している。
577王子×主人公2/4:02/07/05 17:29 ID:DMQpx4ls
「あっ…あふっ…」
後ろから羽交い絞めにして足の間に指を滑らせる。下着の上からでもそこが充分潤っていることがわかった。
下着の横から指を滑らせると、触れただけでぴちゃぴちゃといやらしい水音がする。
「やぁっ…だ、駄目っ…あぁっ」
「…駄目って…こんなにいやらしい音…させてるのに…」
今度は既に勃起しているクリトリスをくちゅくちゅと弄り回す。
そのたびに体液が溢れ出してくる。俺の指はそれでぬるぬるに汚れていった。
「あっ…珪君…人が来ちゃうよっ…」
黙らせようと体内に指を2本侵入させた。すっかり潤んだそこは、イキナリの侵入も軽々許す。
体内のざらざらした部分をこすり上げる。すっかり抵抗する気力も失せたみたいで、今は快楽に身を委ねている。
「ふぁっ…あっ…いっちゃう…いっちゃうよっ、珪君…!!」
俺は一気に指をヒートアップさせた。ぐちゃぐちゃとまわりに響く水音。
「あっ…駄目っ…あっあっ…あーっ!!!」
びくびくっと身体を仰け反らせて、達したことを告げる。
「…立てよ…」
まだ肩で息をしていたけれど、俺は腕を引っ張って校舎の外壁に向かって立たせる。
「…ひ、酷いよ、珪君…あんなところで…」
「…その割には…すぐいったみたいだけど…?」
背中を押して壁に手をつかせる。すぐさまスカートを捲くり上げ、下着を降ろす。
下着と、そこに触れていた部分が糸を引いて離れる。それに激しい劣情を感じる。
「やっぱり、お前…やらしいな…」
俺は制服のファスナーをあけ、既にいきり立ったモノを出した。
「やっやだっ…」
振り向いて哀願されたけれど、俺はそれを許さない。
背中を押さえつけて自分のモノで秘裂をなぞる。
578王子×主人公3/4:02/07/05 17:31 ID:DMQpx4ls
「あっ…やぁっ…」
そこはひくひく蠢いて、俺を誘っているかの様だ。
「口だけ…、だな…」
先端をめり込ませる。
「はぁっ…」
先端だけのピストンを始める。まだ根元までは挿入しない。
「あぁっ…いじわる…あふっ…」
「何が…?…はっきり言えよ…。ん?」
「はぁぁ…おっ…奥まで…お願い…」
「奥まで…何だよ…」
「お、奥まで…入れてぇ…」
半泣きの表情をみて更に劣情が込み上げてくる。一気に最奥まで貫いた。
「ふぁっ…!!!」
俺よりかなり背が低いので、足が半分宙に浮いてしまっている。その状態で、背中をびくびくと震わせる。
「…何、いきなりいってんだ…」
「あっ…ああっ…」
俺はいった事もお構い無しに激しく打ち付ける。ぐちゅぐちゅとはしたない水音が校舎裏に響く。
俺達二人の体液が泡になって俺の根元に溜まっていく。
「やらしい奴…」
それを気にすることなく突き上げると、双丘がたぷたぷと揺れる。
パシィィッ!!
水音に混じって乾いた音が響く。
「いたっ…あっ…あ…あはっ…」
白い双丘に赤い跡が残る。それが綺麗で、俺は何度もそこを叩きつける。
「ほら…自分でも腰、使えよ…」
「あひっ…ああ〜…いく!…いっちゃうっ!!!」
579王子×主人公4/4:02/07/05 17:32 ID:DMQpx4ls
「叩かれて…いくのか…変態…」
おかしいのは俺の方なのに。よがり狂った姿を見ていると悪態が出てくる。
「…っいくぞ…」
「来てっ…中に来てっ…あっあぁあーっ!!!!」
「……くっ!!!!」
中が収縮して俺の全てを絞りだそうとしているみたいだ。俺は溜まっていた欲望を全て吐き出す。
そこから引き抜くと、こぽっ…と音をたてて開ききった穴から白い液体が流れ出してくる。
「はぁっ…酷いよ、珪君…」
「ん…?そうか?」
「だって…」
「…だって何だよ…」
「…なんでも無い…。あっ!!紅茶!!」
もういつも通りに戻ってる。さっきの乱れた姿はどこ吹く風だ。
このギャップにいつもやられる。自然と笑みがこぼれる。
「…お前…最高…」
「え?何が?」
「…くくっ…気にするな…」
「んもぅ!何なの、珪君ってば!」
そう言いながらあいつは駆けて行く。
サラサラと髪が揺れる。
「珪君!!早く紅茶飲もうよ〜!」
「…ああ」
たまには苦くてまずい紅茶もいいかもしれない。あいつが淹れてくれるなら…。
580名無しさん@ピンキー:02/07/05 17:44 ID:WCQ5D2fD
キャー!鬼畜王子!実はこういうのを待ってたんです、神様!
581名無しさん@ピンキー:02/07/05 17:48 ID:VEpc9ZjV
お、王子〜!(;´Д`)ハァハァハァ
こういう王子も(・∀・)イイ!!萌え萌えです。神様ありがとう!
582名無しさん@ピンキー:02/07/05 17:53 ID:BeQGGmSg
ほんとこういう王子もよいです!
ありがとう神様!
583名無しさん@ピンキー:02/07/05 18:02 ID:J/cHXyWa
541神さまは、最初に主人公Gを書いた神様じゃないですか?
(間違ってたらゴメンナサイ)
せんせぇ イイ! 大好きだーーーーーーーーーっ!<でもまだゲームでは落とせてません シクシク
584バイトと数年後3/3:02/07/05 19:12 ID:+s5iC2VF
囁き鬼畜・・・加藤鷹なんざ目じゃない。
王子もっと読みたい〜
585名無しさん@ピンキー:02/07/05 19:24 ID:VEpc9ZjV
>「プレイヤーがそうでない(非処女)事によって嫌がるといけないので
>当社からの発表はしませんが、ヒロインは全員そういう設定(処女)です。
>できれば、そういう観念(処女か非処女か)に拘らないでゲームを
>していただきたいのですが・・・・
>このゲームは自分を鍛えてヒロインにふさわしい男になる事を主眼に置いた
>恋愛を楽しむゲームです」だとよ。

ttp://www.aa.wakwak.com/~rewmew/log/threlog02_02_b.html#n02021602
ときメモ1は全員処女ナノカー
GSもコナミに電話で問い詰めれば
誰が経験済みなのかわかるかも…
586名無しさん@ピンキー:02/07/05 19:38 ID:rTHeaPBv
王子の言葉攻め・・・。ステキすぎです。あの声で囁くのですね。
587名無しさん@ピンキー:02/07/05 20:13 ID:/Tfdp0Rz
>585
そしたらきっと小波タンに全員ドーテイ!!て言われるよ…(w

>583
肯。あたりでつ。G=242=541のてんてー者でつ。いつもコンパクトに出来なくて
スレを無駄に食い潰してまつ。大変スミマセヌ…。
588名無しさん@ピンキー:02/07/05 20:24 ID:m4LpTdfI
>587
ダンディー童貞は辛すぎる(w
589名無しさん@ピンキー:02/07/05 21:40 ID:dPxWvgDt
このスレたったの、1日なんだねー。そして今日は5日・・・。
たったこれだけの期間でここまで育つとは・・・・。

しあわせ♪
590名無しさん@ピンキー:02/07/05 22:02 ID:wiZ53193
>>541
マジ可愛いせんせぇに萌えました!!!(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ
ステキSSありがとうございます!今夜は幸せ気分で眠れそう・・・。
ところで場所はどこでつか?気になるよぅー!
591541:02/07/05 22:33 ID:/Tfdp0Rz
>590
こちらこそサンクスコでつ。またがんがる元気になりますた。多謝!!

エチしてる場所は、好きなよーにドリームできるように場所は決めてまてん(w
なので、てんてーキャッスルでもてんてー号でも誰もいない教室でも、なんなら
ピアノやビリヤード台の上でも(ワラ)脳内でお好きに設定して下さると有難いでつ。
592名無しさん@ピンキー:02/07/05 23:09 ID:4qDxJFpq
よく伸びるスレだ・・・・(w 
職人さん達に感謝です。

鬼畜王子(;´Д`)ハァハァ最高です。こういうの大好きナンダヨ・・・
ありがとうございます神様(;´Д`)
自分もお返しできるように職人さんを目指そう・・・・
593名無しさん@ピンキー:02/07/05 23:15 ID:c5CApwqE
ここの職人さんたちに触発されてなんか書いてUPしたくなってきたyo!
ここでしか読めないえっちなてんてー(;´Д`)ハァハァ
594名無しさん@ピンキー:02/07/05 23:24 ID:oqsciI77
ビリヤード台……
ソレ…(;´Д`)…イイ… 
彼の第一印象は『不思議の国の王子様』。

最初に出会ったのは美術の授業の時。
芸術科目は音楽と美術の二種類のうちのどちらかを選択するシステムで、
あたしは美術を選んだ。理由は至って単純。歌下手なんだよねぇ……。
美術は選択した生徒が少ないこともあって3クラス合同の授業だった。
「君のその色使い……良いね!」
前の授業の時にデッサンした風景画に適当に色付けをしていたら急に声をかけられた。
振り返るとそこには緩やかに波打つ長い髪をゆったりと一つに束ねた男子生徒がいた。
彼は彫刻みたいな凄く端正な顔をしていて、どことなく『空想の世界の王子様』という
雰囲気が漂っていた。“空想の世界”っていうところが重要ね。
あたしはよりによって適当にやっていた事を誉められたせいで対応に戸惑ってしまった。
彼はその様子をちょっと勘違いしたのか、
「この三原 色が声をかけたせいで驚いてしまっているのかな?
 でも、そのまま続けていてくれて構わないよ」
この学園で三原 色、と言えば天才少年芸術家の三原 色しかいない。
でも本当にこの不思議の国の王子様がそうなんだろうか???
「ねぇ、もしかして希代の天才芸術家とかってよくマスコミにも取り上げられてる
 あの三原 色、なの?」
「確かに、人は僕のことをそう呼ぶね。でも、本当はそうじゃない」
「?」
「だって、僕自身が芸術であり、本当の芸術家はこの僕を
 世にもたらした両親のことだからね」
……開いた口がふさがらない、ってこういう状況なんだ。
しばらく呆気に取られていたけど、どうにかあたしはあたりさわりなく相槌を打った。
色くんは「僕は人見知りする方だけど、もしかしたらまた君に声をかけるかもしれない」
と言ってさっさとどこかへ行ってしまった。
おかげさまでその日は一日中疑問符が飛び交い、この学校って
不思議な人が多いんだなと思った。
テスト中に平気で寝ちゃう高校生モデルはいるし、課外授業と称して
デートに誘うロボット疑惑のある教師や薔薇の花束抱えて女子高生
口説いてくるダンディなオジサマはいるし、ホント変な学校。
一緒に帰ったりデートしたりするうちに、彼が子供をそのまま大きくしたように
無邪気で純真な人だということを知った。
デートに平気で一時間遅れてきたりして、ちょっと腹が立ったときもあったけど、
色くんが本当に楽しそうにメリーゴーランドに乗ってくるくる回っているところを
傍で見ているとそんなことどうでもよくなっちゃう。好きのタイプを聞いたら
まっすぐあたしを見つめて「君みたいな子」ってはっきり言ってくれちゃうし。
でも、無邪気というのは彼の一面にしか過ぎないということも知ってる。
カンバスと向き合っている時の彼の姿は怖いほどに真剣で、声をかけられない。
「――やぁ、バンビ。そこに居たね?」
物音立てずにしてたはずなんだけど、彼は私のほうを振り向き笑いかけてくれる。
「ごめん、邪魔しちゃった?」
「もう切り上げようと思っていたよ。それに、君と時間を共有する方が大切だしね」
と色くんは片付けを始め、ほどなくしてあたし達は帰路へとついた。
「ここ最近ずーっと遅くまで描いてるよね。何描いてるの?」
「見ていたのかい? 恥ずかしいな……」
「だって凄く真剣な顔してるんだもん。その絵がちょっとだけ羨ましいよ」
「そんなこと言わないで。僕はいつだって君を見つめているよ」
と、息がかかるほど顔を近づけ、真摯な眼差しを向けてくる色くん。
顔の温度が急激に上昇していくのがわかる。色くんに冗談は通じないんだった……。
「花を描いているんだ。月夜にひっそりと咲く、僕だけが知っている花をね」
「へぇ、じゃあ物凄く綺麗な花なんだろうね!」
「うん、とても綺麗な花なんだ」
完成したら真っ先に君に見せてあげる、と色くんは無邪気な笑顔を浮かべる。
あたしは無性に彼を抱きしめたくなったので、その欲求のままに行動した。
「どうしたの?」
「ん〜〜〜、なんとなくっ」
「奇遇だね。僕も今そうしたいと思っていたんだ」
色くんは腰にそっと手を回し、あたしの瞼に唇を落とした。
いつもの、色くんがはじめるときの合図だ。
「ねえ、ここ外だよ?」
「大丈夫。僕は気にしない」
……あたしは凄く気になるんですケド。
でも、首筋をあの繊細な指がなぞり、制服のボタンを2つ外された時点で、
あたしの理性がどこかに吹き飛んでいってしまうのがわかった。
597595:02/07/05 23:59 ID:BgyJn8oS
長くてすみませぬm(_)m
個人的にどうしてもワカメはエチーに持っていきづらい……
でも今から根性いれて3話にあたる野外エチーを書こうかと思います。
需要、ありますでしょうか?
598名無しさん@ピンキー:02/07/06 00:00 ID:GkkSJQle
>597
是非。続きが気になる。
599名無しさん@ピンキー:02/07/06 00:04 ID:9rL2Pw4P
ワカメキタ━━━∬゚∀゚∬━∬ ゚∀)━∬ ゚)━∬∬━∬∬━(。 ∬━(A。 ∬━∬。A。∬━━━ !!!!!

>597の神様!続きお願いします!!
600590:02/07/06 00:08 ID:Z8fIYS9j
>591
おお!そうでしたか!
漏れは告白後の教会で・・・と禿しく脳内妄想して読みました。
次は車内で・・・せんせぇ宅で・・・教室で・・・と、
妄想をチェンジしてまた読ませていただきまつ。
次作も期待しとります!
601バイトモエー 観覧車1/4:02/07/06 00:13 ID:W0pMM8Of
うだるような暑さの夏。ガソリンスタンドでの仕事を終えた後、私はまどかと新はばたき駅で落ち合った。
最近部屋で会うのが多かったので、外でデートするのは久しぶりだった。
まどかと りんかいタワーで食事をする。ムーディーでとても楽しいひとときだった。
「これからどうする?」食事を終えてから、私は聞いた。
「こっちこっち。あれ乗ろうや」
まどかが指指したのは大観覧車だった。夏の間は夜間も動いているらしい。
「夜景見ようや。行くで」
「わーい。行く行くー!」
少しの間列に並んで、私たちは観覧車に乗った。
ドアを閉めて、観覧車はゆっくりとその角度を上げていく。
まずは港が、その暗いシルエットを見せはじめた。
「わー、まどか! ちょっとずつ見えてきたよ!」
「お、ほんまやなぁ!  ……よっと」
一度向かいに座ったまどかが、私の横に移動してきた。
私の肩に腕をかけたので、私はあたまをまどかの胸に預ける。
二人は無言で窓の外を見つめていた。……なんだかロマンチック。
やがて遠くに町の光が見え始めた……と同時に、室内の照明は色をゆっくりと落としていった。
「へー……こんな風になるんか……」
まどかは静かな声でそういった。
「夜景を見やすくするためなんだろうね」
「ふーん……」
応えたまどかの声はいつもより低い。
少しすると、まどかは後ろから私の首筋に口付けをした。私も思わず首筋を伸ばす。
まどかは私を背中から抱きしめる。私は身体を捻ってまどかの方に顔を向けた。
そしてキス……。
長い長いキス。好き。好き。まどか大好き。
背中に感じる広い胸も、抱きしめるたくましい腕も、低く甘く響くその声も。全部好き。
そうやってまどかの唇を感じていると、まどかの手が私の胸に触れた。
602バイトモエー 観覧車2/4:02/07/06 00:14 ID:W0pMM8Of
「えっ、えっ? やっ」
驚いて軽く暴れるが、まどかの腕はびくともしない。
「ちょ、ちょっと。まどかっ!」
「んー?」
まどかはやめない。また首筋に唇を落としながら、その手を服の中に侵入させた。
「だめ、だめだってば〜。ほら、夜景を楽しもうよ〜」
「夜景もええんやけどな〜。でもオレはおまえを楽しみたいんや」
パチンと、背中でホックが外される音がした。胸が開放され、首と同時に胸の敏感な部分を攻められる。
「やっ。あ、やっ……。まどかダメぇ……。人に見られちゃうよ」
「大丈夫や。こんだけ暗かったら中の様子なんてわかれへん」
自分の膝の上に私を引き上げて、まどかの手はスカートの中にも潜りこむ。
まずは下着の上からやさしく撫でて、それから下着を膝まで引き下げて、まどかは私の割れ目をなぞった。
下半身に急速に熱が増していくのが分かる。熱い蜜が溢れていくが自分でも分かった。
「や…はっ…。こんなところで……っっ」
「へへっ。とかなんとか言うてるけど、ここはしっかり濡らしてるやんか」
こういう時のまどかは、いつも意地悪だ。……──そして嬉しそうだ。
その指を私の中に侵入させて、不規則なリズムで中を擦り合わされ、
時折急に掻きまわされて、私はいても足ってもいられなくなる。
「ああっ! あっ、あ、はっ……!」
「ジブンのその声、すごく好きや。もっと聞かせてくれや」
耳元でまどかは囁く。あたしも好き。まどかのちょっと発情した感じのセクシーな声。
私のウエストを抱えて、まどかは軽く立ちあがり私を浮かせ、より深く激しくその指を動かした。
ぐちゅぐちゅという音が、いやらしく観覧車の中で響き渡る。
「あっ、ああ、ああっ!」
「もっとや、もっとやで」
ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ。激しく中を掻きまわされて──
「ああーーーーっっ!!」
私は達してしまった。
603バイトモエー 観覧車3/4:02/07/06 00:14 ID:W0pMM8Of
力が入らず、まどかにもたれかかっていたかったが、まどかはそれを許さず、
私を立ち上がらせ、観覧車のドアを手すりを持たせた。
手早く自分のモノを取りだして私の入口に擦りつける。くちゅくちゅという音をまどかは楽しんでしる。
「ジブンの声、ホンマに興奮するわ。解るか?」
「うん……」
まどかの膝の上にいる時から、私はまどかの硬さを感じていた。
ゆっくりとまどかは侵入してくる。
「んん……ん……」
奥まで到達すると、まどかは左手で、私の手の上に重ねて手すりを握った。
ゆっくりからだんだん早く、そして激しく。まどかだけが持つリズムで、まどかは私を攻め上げる。
「あん、あっ、あっっ」
胸を私の背中にぴったりと密着させて、空いてるほうの手で私の胸を刺激しながら、まどかは耳のそばで囁いた。
「好きや。好きやで。……おまえん中気持ちええわ…。ずっとこうしてたいわ」
「うんっ。うんっ。あたしも、まどかが好き…」…
気持ち良すぎて、頭の中はじけそう……。
ふと外を見ると、いつの間にか浮かんでいた涙のせいで、街の明かりが滲んでいた。
きれい……。
まるで光り溢れる世界に、まどかと二人だけで存在するみたいだ。この世界でまどかとずっとこうしていられたら……。
「あ、は……っ。……まどか見て……外、きれい……」
「ああ。でもおまえの方がもっときれいや……」
目の前に広がる光の世界と、まどかの囁きと……。そしてまどかの熱さを感じたと同時に私はまた達してしまった。
604バイトモエー 観覧車4/4:02/07/06 00:15 ID:W0pMM8Of
まどかの胸に私はぎゅっとしがみついていた。まどかもとても強く私を抱きしめる。
まどかの鼓動を感じる。あたたかい音……。
まどか好き、好き。ずっとこの胸に抱かれていたい。永遠まで……。

──すると、
ガタン! と大きな音がして、車内に金属に挟まれるような衝撃が響いた。
「うわっ! や、やばっ!!!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・
「ありがとうございましたー」
従業員がドアを空けると、女は顔を隠すように男にしがみ付いて、
男は女を抱えるようにしてすばやく出ていった。
「…………」
店員は手馴れたように、すばやく「故障中」の張り紙を観覧車のドアにはると、
「どうぞ、お気をつけてお乗りくださいー」
次の車両に客を導いた。


「うわー、あぶないとこやったなー。めちゃびびってもうたわー」
「…………」
「ん? どないしたん」
羞恥と怒りで私はぶるぶると震えていた。
「まどかの、ばかーーーー!!!!」
「わははっっ!!  あぁっ! すまん! すまんて! ごめんやてー!!」
走りだす私を、まどかは笑いながら追いかけていた。
605バイトモエー:02/07/06 00:18 ID:W0pMM8Of
また書いてしまった……。
書きながらいつも悩んでて、果たしてこんな話でいいんだろうか、
こんなんで、私が他の人のSSに萌えてるみたいに、みんな萌えてくれてるんだろうか…。
と思っております。

女の子は基本てきにシチュエーションで萌えなのは解ってるけど、
萌えなシチュエーションが私には書けなくて……。

批評でもアドバイスでも、感想くれるとうれしいでつ。
606595:02/07/06 00:21 ID:u6/fJaMX
>598
>599
おおっ、レスありがとうございます!!
ちょと遅くなるやもしれませんが
がむばります!!
607名無しさん@ピンキー:02/07/06 00:35 ID:VBs0QMag
>605
良いですよ〜
萌えですよ〜!!

ぜひまた書いて下さい〜
楽しみにしてます。
608名無しさん@ピンキー:02/07/06 00:39 ID:RwQh8/U+
>605神
バイトキター!
観覧車キター!
神の前回のSS(>386の神様でつよね?)も今回も萌えさせて頂きました。
ひ…密かに観覧車シュチュ見てみたいと思っておりましたでつよ!
しかもマイラヴバイトで…サイコーでつ、萌え死にそうでつ!!!
ってかシュチュ萌え十二分にできまつ!
これからも是非がんがって光臨してくださると嬉しいでつ…(;´Д`)ハァハァハァハァ
609名無しさん@ピンキー:02/07/06 00:52 ID:NejBV9wo
>605神のSS好きですYO!!
シチュもエロ描写も萌え萌えです。
バイトモエー神のバイトは私好みで…(;´Д`)ハァハァハァ
610バイトモエー:02/07/06 00:57 ID:W0pMM8Of
>>607-609
うわぁぁぁん! ありがとうー!!
創作活動てしたことなくて、だから人に見せて感想を貰ったこともなくて。
ずっと不安だったんすよー。
しかも神とまで呼んでもらえるとは・・・・・。

嬉しくて涙が出ます。
また頑張って書きます。今のところあと1っこネタがあるので。
611エロなしバカ×主人公:02/07/06 01:00 ID:XYrCNUwO
あーあ。失敗したな。
私は制服についた汚れを濡れタオルで拭いた。
けれど、まっしろな制服についた汚れはなかなか取れなくて。
「うーん。どうしよう・・・。」
こんな汚れた制服で帰るの嫌だなぁ。
電車にも乗るし。変に思われそう。
部室なんかでするんじゃなかったと少しばかり後悔する。
こうなったら練習の時着てたTシャツ着るしかないかなぁ。
汗くさいんだよね・・・。
半分諦めかけていた時、部室のドアが開いた。
「ほ、ほら。なんか予備のTシャツ、部室にあったから、よ。
これ着てけよ。」
カズくんは私に白いTシャツを渡しながらそう言った。
「これ、カズくんの?」
「おう。・・・あ!ちゃ、ちゃんと洗濯してあっからな!」
カズくんは慌ててそう言うとそっぽを向いてしまった。
「わ、悪かったな。汚しちまって、よ。」
後ろ姿から見てもすごく申し訳なさそうなのがよく分かる。
「ううん。平気だよ。家に帰ればもう一着あるし。」
私は汚れた制服を脱いで、カズくんの少し大きめのTシャツに腕を通した。
612エロなしバカ×主人公2:02/07/06 01:02 ID:XYrCNUwO
「・・・ちっと、でかかったか?」
着替え終わったのを確認してからこっちを向いたカズくんは私の髪を撫でながら言う。
「大丈夫だよ。」
優しいカズくんの笑顔につられて、私も思わず微笑んでしまう。
二人で居残り練習をして、誰もいなくなった体育館で何度も何度もキスをして。
そのまま、埃っぽい部室で抱き合った。
制服が汚れるのも気づかずに。
「な、なぁ。今度は、よ・・・」
「うん?」
「俺・・・俺んちで、な。」
カズくんは耳まで赤くしながら蚊の鳴くような声で言った。
「あはは。うん。今度はちゃんと服脱いでしようね」
バックに制服を詰め込みながらそう言うと、カズくんは更に赤くなって、
「ば、ばか!変なこと言ってんなよな。ほら、か、帰るぞ。」
そう言いながら私の手を引っ張る。
「あれ?珍しいね。手繋いでくれるなんて。」
「・・・うるせぇなぁ。今日は、繋ぎてぇんだよ。」
そう言って指と指を絡ませる。
私たちは小走りに駅までの道のりを走った。



初めてここに投稿でつ。
エロなくてスマソでつ・・・。
バカ×主人公、激しくモエ!
613名無しさん@ピンキー:02/07/06 01:24 ID:NejBV9wo
>612神
バカ、実はまだ落としてないんだけど(・∀・)イイ!!
こう、青春な感じがたまりません(;´Д`)ハァハァ
2作目もぜひここにうpキボンヌ!!
614名無しさん@ピンキー:02/07/06 01:52 ID:pxDZYyM3
どうも、昨夜先生のSSをウプする宣言したものです。
なんとか書き上げましたでつ。
長いけど、読んでやってくだせえ。
615先生×主人公1/9:02/07/06 01:53 ID:pxDZYyM3
「2度目の夜は・・・」

私は、深い、とても深い眠りの中にいた。
それはまるで、ゆらゆらと揺られる揺りカゴの中にいるような心地良さ。
(ズットコノママココニイタイ…)
しかし、その眠りも次第に浅くなり、私は現実世界へと引き戻されていった。

「う……ん」
「目覚めたか?よく眠っていたな」
目を開けると、至近距離から氷室先生が私を見下ろしていた。
「え?……(ええっと)……。きゃっ、きゃあっ!!」
そして一気に目が醒めた。
「こ、こら。落ち着きなさい。落ちても知らないぞ」
だ、だって。これっていわゆる『お姫様だっこ』ってやつじゃないですか!
しかも、ここは先生の住んでいるマンションのエレベーターの中のようだし。
「ど、どうして」
こんな状況に?
私は寝起きの為に混乱して、すぐに状況が掴めないでいた。
「君があまりに気持ちよさそうに熟睡していたので、起こすに起こせなくて
こうして運んで来たんだ」
そうだ。私ったら、デートの帰りに車の中で寝てしまったんだっけ。
それに、初めての夜以来なかなか部屋に誘ってくれない先生に、今日は先生の
とこに泊まりたい、って自分から言ったんだった。思い出して、顔が熱くなった。
616先生×主人公2/9:02/07/06 01:54 ID:pxDZYyM3
「ごめんなさい。でも、無理矢理起こしてくれても良かったんですよ」
「………。コホン、君の寝顔が……」
「寝顔が?何ですか?」
いつもの咳払い。こういう時、私はついつい意地悪を言いたくなる。
照れるんなら、しなきゃいいのに。先生って、時々可愛い。
これを言うと怒られちゃうから言わないけど、私は思わずクスっと笑ってしまった。
「何が可笑しい」
「い、いえ。何でも。―それより先生」
「何だ」
「あの、もう私起きましたから、降ろして下さい。重たいでしょう?」
そう言いながらも、私は降りたくないって思ってる。だって、最初はびっくりした
けど、ここはあまりにも居心地が良かったから。
(ねぇ先生、もうしばらくこのままでいさせて―。)
―我が侭な気持ちになったら、もうどうしようもなくなってしまって。
次の瞬間には、先生の首に両腕をまわして、ぎゅうってしがみついてる自分がいた。
「き、君は言っている事とやっている事が合っていないようだが」
「…………」
はい。自分でもそう思います。でもこうしていないと、先生が引き返して
しまいそうで。そしたらまた今日も、別々の夜を過ごさなきゃいけないのかなって。
617先生×主人公3/9:02/07/06 01:56 ID:pxDZYyM3
その時、エレベーターが先生の部屋のある階に止まった。
先生は、私の行動のほうを尊重してくれたのか、私を抱えたままエレベーターを
降りた。
まだ、そんなに遅い時間じゃないはず。こんなとこ、ご近所さんに見られたら
どうしよう。などど今更考えてドキドキしているうちに、先生は
スタスタと歩いて部屋の前までたどり着いた。
「鍵が上着の右ポケットに入っている。取って開けなさい」
「え?」
さすがに、ここで降ろされるだろうと思ってた私は、一瞬先生が言った
言葉を理解できなかった。
「早くしなさい。腕がしびれてきた」
「あ、はいっ」
私は、左手で先生の上着のポケットを探って鍵を見つけると、すぐにドアを
開けた。
部屋に上がった先生は、なんとそのままベッドまで行き、私を抱っこしたまま
ベッドの淵に腰掛けたのだった。自然に私は、横向きに先生の膝の上に座る
ような形になってしまった。
部屋の電気もつけられないまま、しばしの沈黙が訪れた。
夏に1日誰もいなかった部屋は、熱気がこもっていて、じわじわと汗が滲んで
くる。特に先生に触れている部分が汗ばんでくるのがわかった。
618名無しさん@ピンキー:02/07/06 01:57 ID:xPRwgPpT
昨日ここを発見してから、もうすっかり釘付けれす‥‥
王子萌えな私なのに、エロSSだと妙にバカにときめかされるでつよ!
バカ×主人公、いいす〜 青春の甘酸っぱさがたまらんですよ!!
神の皆様、こんなに楽しませてくれて本当にありがとうございます。

そろそろ、わたぽんのSSも読んでみたい‥‥(今日落としてみたら
結構カワイイヤツだったので)
619先生×主人公4/9:02/07/06 01:58 ID:pxDZYyM3
私はだんだん緊張してきて、先生がどんな顔をしているのかも見ることができな
くて、足元に目を落とした。……そこで私は、ある事に気づいた。
「先生、私靴履いたままでした」
「ああ。そうだったな」
そう言うと、先生は私の腰に右手をまわして私を支え、前かがみになって
もう片方の手を私の靴にかけた。
今日は裸足にサンダル。先生の手が、直接素足に触れる。
「!」
それだけの事でゾクっとして全身に鳥肌がたち、思わず先生にしがみついた。
「せんせぇ…」
ゴトン、と床に靴が落ちる音が部屋に響いて、先生の両腕が私の体を抱きしめる。
次に、私の耳にかかってる部分の髪をかきあげる様にして、手を添えてきた。
それはキスしたいって合図。先生はキスする時、いつも耳に手をやるクセが
ある事、気づいたのは何度目の時だったろう。
肩口にうずめていた顔を上げると、そっと唇が重なってきた。
始めは軽く触れるだけ、一瞬離れて、次は深く。
「ん…」
先生の舌が私の舌を絡め取り、強く吸われる。
全身の力が抜けていく。キスって気持ちいい。高校の卒業式、あの日お互いの
気持ちを確認してからというもの、私達は会う度に唇を重ねてきた。でも、
先生はどうも恋愛がらみのこととなると、普段からは信じられないくらい
不器用になってしまう。だから、その先に進むのは時間がかかった。
数週間前、やっと先生と一つになれた。
(だけど、………。)
620先生×主人公5/9:02/07/06 01:59 ID:pxDZYyM3
それからもう何度も会ったのに、彼は私を求めてはくれなかった。
―軋むベッド。
いつの間にか、私はベッドに倒されていた。先生が眼鏡をはずした。
Tシャツの中に、するりと手が滑り込んでくる。
「あっ…」
無意識に身体がピクンと反応して、強張った。やっぱ緊張するよ。
(良かった。今日は、求めてくれるんだね……。)
嬉しくて、嬉しくて、自然と涙がこぼれ落ちた。
すると、ふと先生の手の動きが止まった。
「せんせ?」
「やはり、……やはり君に無理をさせるわけには」
「え?ムリって。私、ムリなんてしてません!」
なんでそうなるの?
「これは、……これは嬉しいからだよ?先生が求めてくれて、嬉しいから」
ダメだ、もう止まらない。言葉が勝手に…。
「私あの日以来、先生の暖かさとか、手の感触とか、ささやきとか、そういうの
全部思い出したらすごく幸せで。次は、どうしてくれるのかな、ってそんな事
まで考えちゃって。でも、…でも先生はあれからキス以上してくれなくて、
だんだん不安に変わってった。色々理由考えて。私、…なに、か、変な、
ことっ、したのっ、かな、て」
泣きたくなんてないのに、困らせちゃうだけなのに、もうしゃくりあげて
しまって上手くしゃべれない。
「せん、せ…っ、私と、…する…の良く、なかったのかなって、
つまんない、のかな、って。初めて、だった、から……わたしっ」
621先生×主人公6/9:02/07/06 02:01 ID:pxDZYyM3
「違う!そうじゃない」
「先生?」
「……違う」
そう言いながら、先生は私を抱きすくめた。先生の重みが、私にかかる。
心地よい重み…。そのまま先生は言葉を続けた。
「その、……コホン……君との行為は、非常に素晴らしかったのだが、
君があんまり痛がっていたので、それを思うとだな…」
え?
「ホントに、それだけですか?」
「そうだ。それに、あの時私は君があんなに痛がっていたのに、途中でやめる
ことができなかった。理性が効かなかった。次は、君を壊してしまうかも
しれない」
「そんな事ないです。先生、すごく優しかったです。初めてだから、すごく
痛かったけど。それは先生が教えてくれた、嬉しい痛みだったから。
私、もっと知りたいんです。……痛みを越えた先にあるものも。―教えて
下さい、いっぱい」
それから先生は優しく微笑むと、言葉ではなく行動で答えてくれた。
622先生×主人公7/9:02/07/06 02:02 ID:pxDZYyM3
まだ乾いていない涙を舐め取ってくれて、再び深くて長いキスを…。
唇を合わせながら、先生は私のTシャツをたぐり上げる。
私も身体を浮かせ、それに協力した。
お互い上半身裸になると、先生の唇が徐々に下へと下りてゆく。
「ん……あぁっ」
舌で胸の一番敏感な部分を弾かれて、私は思わず声をあげた。
息が上がる。心臓が、もうこれ以上ないってくらい早く打ってる。
胸は攻められ続けたまま、太腿をなぞるように先生の手が私の足を上ってくる。
そして、下着の上から押さえられて。
「う…、先生っ。…ああっ」
指が、今度は直に触れる……。そっと表面を撫でられて、私は、必死に先生に
しがみついた。
ああ、押し開けて、中に…。指が、入ってくる…。指を曲げて、私の内側を
探るように動く。
「っ!!……はぁっ!」
な、何?今の感覚。変なカンジ。
「…ここが、いいのか?」
胸から顔を上げて、先生が訊いてきた。
そんな事訊かれても、返事できないよ。恥ずかしい……。
私が答えずにいると、指がまた動き出した。
「ああっ、…やっ…だめっ」
先生は、動きを止めてくれない。さっきのとこを、何度も何度もなぞる。
「んあっ…ああっ…あーっ!!」
身体が、ビクンと震えた。頭のてっぺんからつま先まで痺れてる。あそこから、
液体が伝って落ちるのがわかった。
これが、いくってことなの?
623先生×主人公8/9:02/07/06 02:03 ID:pxDZYyM3
……しばらく放心状態になって何も考えられなかった。気づくと、先生は全裸に
なってて、私の額に汗でへばり付いた髪を優しくといてくれていた。
「先生……」
「…愛してる」
ささやきと供に降りてきたキス……。
「…ん。…!…あ、あぁっ!」
(はいってくる)
少し、痛い。でも、それも一瞬だった。

それからは、お互い無我夢中で……。
もう、自分が自分じゃないみたいだった。この世に、先生と私しかいないような
錯覚さえした。私にとって先生が全てで、全てが先生で……。
二人が溶けて一つになったみたい。
624先生×主人公9/9:02/07/06 02:04 ID:pxDZYyM3
―その後訪れた甘い時間―。
先生は、腕枕をしてずっと髪をなでてくれてる。
「大丈夫か?すまない。やはり抑えがきかなかったようだ」
「あ、先生またそんな事言ってるー。大丈夫ですって。……でも…」
ホント可愛いなぁ。ほら、また悪戯心がわいてきちゃう。
「でも何だ」
「先生のって、大きすぎるのかな?それとも私が……」
「なっ。君、は、何をっ」
先生真っ赤になってる。やっぱ可愛いー。
「…いや、…そうだな。日本人の成人男性の平均よりは……」
「え?あ、先生っ、そんな事真面目に答えないで下さいっ。それに、私他の人
のなんて知らないから比べようが…」
「バカ者っ。そんなもの一生知らないでよろしい」
「え………」
「?……あ。…も、もう就寝時間だ。寝なさい」
「…おやすみなさい」
と言いつつ、目を閉じたけど、嬉しくてにやけちゃう。
先生、それって一生自分だけのものでいろって事だよね。
大丈夫。私だって、そんなの知りたくない。

(一生、先生だけだよ)
                     END
625名無しさん@ピンキー:02/07/06 02:06 ID:r/xc+pGu
>605
バイトモエー神様のSS好きです!
前作も今回のもすごくイイ!!もう禿しく萌え萌えでつ…(;´Д`)ハァハァ
次回作も楽しみにしてます、がんがってください。
626先生×主人公:02/07/06 02:07 ID:pxDZYyM3
はあ。もう力尽きますた。
前置き長い割にエチ少なくてゴメソ。
これから風呂逝ってきまーす。
627インデックス職人:02/07/06 02:07 ID:OIEE3JQz
この前のインデックスは>>526

バイト
>528>529>530>531(>>528-531
>601>602>603>604(>>601-604)
先生
>541>542>543>544>545>546>547>548>549>550(>>541-550
>551>552(>>551-552
>615>616>617>619>620>621>622>623>624(>>615-624)
王子
>576>577>578>579(>>576-579
ワカメ
>595>596(>>595-596
バカ
>611>612(>>611-612)

GS愛の劇場、今日はお休みだったんですね。再開楽しみにしてまつ。
628618:02/07/06 02:16 ID:xPRwgPpT
>615神
すみません、割り込んでしまいました‥‥.
ウワアアン!せんせぇ、ごめんなさい!
せんせぇの優しさにつつまれながら逝ってきます‥‥
やさしいせんせぇにもうハァハァしっぱなしでつ‥‥
629612:02/07/06 02:16 ID:XYrCNUwO
>613,618
ありがd!禿しくウレスィ・・・。
今度はバカ×主人公エチ描いてみたいYO!
でも、ここは本当すごい神ばかりで…(;´Д`)ハァハァ
最近通い詰めでつ。
630618:02/07/06 02:20 ID:xPRwgPpT
>612神
バカ×主人公エチ、ぜひぜひお願いします!!!!
私もすっかり通い詰めでつ‥‥
631名無しさん@ピンキー:02/07/06 02:39 ID:uyRmO9nD
今日も濡れてきた-YO
632名無しさん@ピンキー:02/07/06 02:50 ID:9dGOnNlC
今日ゲームを友に初めて見せてもらいますた
お、王子モエー!!
ハァハァハァハァハァ・・・

ここは素晴らしい職人さんばかりでときめいて氏ねそうでつ!
■猫は愛のキューピット?!

私はバイトを終え喫茶店を出たところで雨が降ってることに気付いた。
「うそ〜すごい雨降ってるじゃん。も〜なんで梅雨なんてあるんだろ」
一人愚痴を言いつつかばんに携帯している折り畳み傘をさす。
(あっ、そういえば学校裏の猫大丈夫かな・・・。
  珪が大事に飼ってる猫だし・・・悩んでてもしょうがない心配だから行こう!)
そういつもどおりの決断力で向かうことにした。
(えっとたしかこの辺だったような・・・・)
私はあたりを見回す。そして一つの段ボール箱を見付けた。
「あ、いたいた。もうこんなに濡れちゃってる」
「寒かったよね、もう大丈夫だよ」
そう子猫達に話しかけながら持っているタオルで軽く拭いてあげる。
「ゴメンネ、うちじゃ飼えないし、つれて帰るわけにはいかないの」
私は傘を子猫達が濡れないように立て掛け、後ろ髪を引かれる思いでその場を去った。
(うわ、雨どんどんひどくなってる・・・あれ?)
校門まで走ったところで向こうから走ってくる人がいることに気付いた。
「あれ?珪?」
「お前どうしてこんなとこにいるんだ?しかも傘も差さずに」
「あ、えっと」
「とりあえず傘入れ。」
「う、うんありがと」
「猫達が気になったからちょっと見に来たの」
「そっか・・・わざわざサンキュ。」
2人でもう一度猫達のところへ向かった。
「この傘・・・?だからお前傘さしてなかったわけか・・・。」
「・・・うん。お母さんが猫だめで連れて帰れないから、せめて傘だけでもと思って」
「・・・バカだ、お前は。お前が濡れるだろ」
「濡れるけど、このままほっていけないし・・・。水も滴るいい女でしょ?なんてね」
そう私は笑いながら答えた。
「お前って・・・・」
「え?」
「なんでもない。俺こいつらつれて帰る。」
「・・・そのままじゃ風邪ひく。俺の家学校から近いから服乾かしてけ。」
「そんなに気を使わなくても大丈夫だよ。傘もあるし。」
「駄目だ。お前の家結構遠いだろ?それにもう遅い、送ってやる」
「俺こいつら持つから、お前は傘させ」
「もしかして傘さし係で私引き止めたの?」
と眉間にしわを寄せ冗談っぽくいった。
「・・・そうだ。」
「え〜ホントに?ショック〜」
「・・・ウソ。」
最近の珪は少しだけど笑うようになった、
他の人にはしないことをしてくれるのは素直にうれしい。
でももっともっと自分にだけ色々な表情をみしてほしいという独占欲に駆られる。
そして2人で珪のマンションに向かった。雨はますます激しさを増し、雷もなり始めた。
「天気予報ではすぐやむっていってたのに止まないね」
と私は何か話題を作ろうと切り出した。
「・・・だな。オイ、雨きつくなってきた、走るぞ」
ダンボールを片手で抱き、左手で傘を差す私の手を握り走り出す。
珪の家に着き珪が鍵を空けレディーファーストで私を先に部屋に上げる。
「先、入れ」
「おじゃましま〜す」
初めて入った珪の部屋は静かだった、静かで無駄がなく清潔だった。
でも唯一この部屋に似合わない猫のカレンダーが飾られていた。
すべてが彼を象徴してるかのようで、1人で少し笑った。
「俺こいつら乾かすから、お前シャワー浴びて来い、玄関入ってすぐのドアだ」
「え、シャワーって?!」
「体冷えてるだろ?服、俺のしかないけど少しの間我慢しろ。あとで持ってくから」
(なんか恥ずかしい・・・、私だけがそういうこと考えてるのかな・・・珪ってそういうことに興味ないのかな・・・私に魅力が無いだけかな・・・)
「どうした?」
「え?あ、ゴメンなんでもない、じゃあシャワー借りるね」

珪の匂い・・・。珪の使ってるシャンプー。
シャワーを浴びてるだけでもドキドキしてしまう。
(はぁ・・なに考えてるんだろ私・・・。)
「オイ」
「え!?あ、はい!」
「・・・なんだよ、“はい”って。服ココにおいとくぞ」
「うん、ありがと」
(びっくりしたー!!シャワー浴びてるのに普通・・・。
女としてみられてないのかな・・・。ってなにがっかりしてるのよ私。)
「お風呂ありがとう、ドライヤー借りていいかな?」
「ああ、好きに使え。」
「よし、お前はOK、オイ!逃げるなよ、お前まだ乾いてないだろ、
あいつに似てじっとしてないやつだな」
子猫たちに四苦八苦してる珪。
めったにみせないやさしい表情。心を許してる人にしかしない表情。
「け〜い〜あいつって誰のことよ?」
「・・・誰だろうな。」
珪は少し笑っていた。
「むぅ・・・・」
「・・・全員終わり。あとはお前だけか・・・。髪拭いてやるからココ座れよ」
私のほうを見てそういいながら自分の脚の間を指差す。
「いいよ、そんな」
「いいから来いよ。」
私はしょうがなく従った。私はドライヤーで服を乾かし珪が私の髪をタオルで拭く。
髪を人に拭いてもらうなんて何年ぶりだろう。なぜか落ち着き懐かしさに駆られた。
「・・・これで本当に全員終わり。」
「乾いた?・・・ありがと」
しばらくの沈黙が走る。
「ん?珪?」
ゆっくりと珪の腕が私に絡みついた。
「どうしたの!急に?」
「・・・しばらくこのままでいていいか?」
耳に息がかかるくらいのところでそうささやかれた。
「・・・いいよ。珪がそうしていたいなら」
消え入りそうな声だったから私はやさしくそう答えた。
「・・・サンキュ。俺・・・小さい頃、1人で家にいるのが嫌いだったんだ」
「このまま誰も帰って来ないんじゃないかって、いつも不安で不安でしょうがなかった。
でも親の困った顔見るのはもっと嫌で、いつも平気な顔してた。」
「気がついたら、どうやって笑えばいいのか忘れてた。
でも、お前といると少しずつ笑えるようになって、俺、お前に感謝してる。」
「・・・大げさだよ。私は・・・何もしてない。」
「何もしてないなんて・・・いうな。」
「俺、お前といると安心するんだ。俺は昔からずっと自分の居場所を探してた。
 でもあの家にも学校にも俺の居場所はなかった。
俺の居場所はもうどこにも無いんだって思ってた。お前に会うまで・・・。」
珪の声は少し震えていた。泣いているんじゃないかと思うような声。
私はすこし体を捻り、珪と見つめ合った、彼の表情は案の定曇っていた。
捨てられた子犬のような瞳は少し潤んで私を映し出していた。
「そんな悲しい顔しないで。私がずっと側にいるから。1人になんてさせないから。ね?」
このまま1人にできない。雨のせいで感傷的になってしまってるだけかもしれない。
でも1人にしてしまったらガラスのように簡単に壊れてしまいそうで怖かった。
――――私の唇は雷が落ちるのと同時に珪の唇に重なっていた
すこし驚いた表情を浮かべる珪。その顔もまた、たまらなく愛おしかった。
無意識のうちに押し倒していることに気付いたのはしばらくたってからだった。
少し濡れた髪は首筋にまとわりつき、うっすらと背中に汗をかいていた。
次第にその口付けは深いものへと変わっていき、もう後戻りできなくなっていた。
(珪が好き。好き好き好き。かわいくてかわいくて、愛おしくて愛おしくて。
自分だけの物にしたい、私だけを見てほしい。)
「私のこと・・・好き?」
「・・・・・言わなくてもわかるだろ?」
「珪の口から聞きたいの」
「・・・・好き。」
「もっと言って」
「降参。・・・・好きだよ。愛してる。」
そしてまた珪の唇を私の唇は欲する。熱く甘い唇を。

初めての無断外泊の朝は昨日の雨がウソのように晴れ渡っていた。
「おはよう」
「おはよう」
その朝の挨拶はまるで愛しているといっているような挨拶だった。
きっと3匹のかわいい愛の証人達にもそう聞こえていただろう・・・

                        おわり
641名無しさん@ピンキー:02/07/06 03:10 ID:ZfWc+MKn
ごめんなさい王子食っちゃいました。
ええ、私が食いたかっただけですスマソ。
しかもエロなしのくせに長い。
だって王子母性本能くすぐるんだもんよ(;´д⊂)
642名無しさん@ピンキー:02/07/06 03:34 ID:+9Z78a/4
ここって別に主人公が相手じゃなくてもいいんだよね?
バカ×珠タンちょっといいなって思ってて。
643名無しさん@ピンキー:02/07/06 03:37 ID:mvbdQeTM
まどか・・・や、やめて・・・。
あーやめてぇー!!
逝っちゃう!!逝っちゃう!!
助けてぇー!!
グッタリ
644名無しさん@ピンキー:02/07/06 04:02 ID:W0pMM8Of
私もそれ、考えたんだけどね。
でも、その男の子好きの人のことを考えると、どうかなー?
と思って書いてない。

個人的には、バカ×珠ちゃんはいいと思うYO!
645名無しさん@ピンキー :02/07/06 04:13 ID:855QjIcO
>644に同意かな
多分、その男の子が好きな人はせつないんではないかちら?
ライバルの子イヤーソの人もいるかも知れんし…。
646名無しさん@ピンキー:02/07/06 04:28 ID:fifenuw1
あああ…今日もいいお話がイパーイ…
>615-624神様の先生があまりにも自分の理想過ぎて禿しく萌えますた。
主人公との掛け合いがたまらなくカワ(・∀・)イイ!
お姫様抱っこモエー、優しい先生モエー、不器用な先生モエー

        平 均 よ りア レ な 先 生 (;´Д`)ハァハァ
647596の続き(ワカメ×主人公) 1/3:02/07/06 04:30 ID:u6/fJaMX
>>596 の続き(一応)

*************
「お、お願い待って。ここじゃ人来るから……!」
理性は吹き飛んでいたけれど、僅かばかり残っていた羞恥心が総動員して少女に
抗議の声をあげさせた。
時間的には通常の下校時間よりも1、2時間遅い程度。と言っても夏だから日が
長くてまだわりと明るい。そして場所は、人通りはそれほどでもないが近くに
スーパーがあるために子連れの奥様が大量に行き交う並木道。もちろん少女の
母親もそのスーパーを愛用している。お供に尽を引き連れて。
――隠れられそうな場所は一応あるけど、ここは一番家族に遭遇しやすい場所だし……。
「お姫様は恥ずかしがり屋なんだね」
色はふわりと彼のお姫様を抱き上げると触れるようにおでこにキスをして、
「どこに行きたい?」と囁いた。
理性が機能を停止しているため、お姫様はうわ言のように「二人きりになれる場所」
と答えた。彼はほんの少し思案したあと、「そうだ、あそこが良い!」と言って
抱き上げたまま歩き出した。
『二人きりになれる場所』につくと、少女は青々と茂る芝生の上にゆっくりと
横たえられた。
そこは森林公園の林の奥の方で、ほんの少しだけ空間が開けた場所だった。
まわりは木々が密集していてこちらからも向こう側からも様子を窺うことは難しい。
言葉を交わすよりも雄弁に二人の視線はぶつかり、いつしか自然に唇は触れ合っていた。
「好きだよ……」
色は熱っぽく囁き、左手を空いての右手に絡ませた。全身が性感帯になってしまった
かのように、彼のその指で触れられるだけで身体が熱くなり喘ぎが唇からもれてしまう。
あたしって変なのかな? と、一瞬悩んだが耳朶に軽く歯を立てられたせいでビクンッと
肩が震え、同時に悩みもどこかへいってしまった。
「あぁっ…色、くん…」
桜色の唇から紡がれるのは甘ったるい喘ぎ声だけ。
二人っきりになったら言いたいこと、いっぱいいっぱいあったのに。
だけど色くんなら言葉にのせなくてもわかってくれるよね?
648596の続き(ワカメ×主人公) 2/3:02/07/06 04:35 ID:u6/fJaMX
再び唇が擦り付けられ、差し入れられた舌を受け入れた。口腔を刺激され、舌を
絡められるたびに眩暈にも似た蕩けるような心地よさが全身にあふれ、すぐさま
力が抜けていく。
陶然としている間に制服のワイシャツのボタンはすべて外され肌蹴ていた。
咄嗟に手で覆い隠し消え入りそうな声で哀願する。
「見ないで…恥ずかしいよぉ……」
「大丈夫、君はとても綺麗だよ。隠さないで、全てを僕にゆだねて」
色は彼女の両手を絡めとり、頭の上の方で痛くない程度に片手で押さえつけた。
フロントホックがぱちんと音を立てて外され、胸が纏わりつくような外気に晒される。
興奮によってより過敏になった胸は触れられるだけで快楽を全身に伝え、
自覚できるくらい秘部を潤していく。
それを知られるのが嫌でむずがるようにゆらゆらと首を揺すったが、色は異変を
感じ取り、スカートをたくし上げて下着の上から濡れた割れ目をなぞる。同時に
今までとは比べ物にならないほどの刺激が背筋を通り抜け、思わず身体が反りあがった。
「あんっ……くぅっ、…いやぁ……」
「こんなに感じてくれているのに本当に嫌なの? 自分を偽らないで」
色の声音はこの上なく甘美に鼓膜を刺激し、それだけで秘華を湿らせる。
――ホントあたしってばおかしいよぉ。
熱に浮かされて朦朧とした意識の中、少女は思う。みんなあたしと同じようにこんな
感じなんだろうか? と疑問に思ってもそれを確かめる術は無い。
「あたしっ、ナンか変だよぉ。色くんに…触れられる、だけでっ……」
泣きじゃくる子供のようにたどたどしい口調で少女は訴える。
色は涙にけぶる瞳に唇を落とし、慰めを与えた。
「君のそんな表情も、全てが愛おしいよ……」
今まで彼女には屈託の無い笑顔が一番似合うと思っていたけれど、もっと柳眉を
ひそめた切なげな表情も見てみたい――そんな自分の隠された思いが鎌首をもたげる。
下着を引き下し、直接指が濡れた部分へとインサートされる。繊細な指は楽器でも
奏でるように巧みな愛撫を繰り返し、淫らな水音を響かせる。
「……ぁっ、あっ……あんっ、ゃあぁぁーーーっ!」
秘部を刺激される快楽と奏でられた水音によって羞恥の情をかき乱された少女は
断末魔にも近い悲鳴を上げた。そしてそのまま絶頂へと達してしまう。
649596の続き(ワカメ×主人公) 3/3:02/07/06 04:36 ID:u6/fJaMX
少女の身体はけだるさに包まれ、余韻に浸ることを求めていたが、
彼女の意志はそれに反していた。
「もっと、色くんを、感じたいよ……」
色は彼女の意志を汲み取ったかのように微笑み、
「一緒に、いこう」
自身を取り出して秘裂にあてがい、優しくキスをした。
「ふぁっ…あっ、あっ、…ぁんっ、んっ……」
浅くはめ込んだまま入り口からGスポットのあたりを抉られ、
断続的な快感が彼女の身体を震わせる。
「……いくよ」
「んっ…色くん……」
頃合を見計らい、勃起した彼のものがゆっくりと彼女を満たしていき、
恍惚とした圧迫感に包まれていく。
強く突き上げられるたびに視界は白い霞みに包まれ、意識と無意識の
臨界点にまで押し上げられていた。
「あぁ…し、色くん……もう……」
「うん…僕も、一緒に……!」
形容しがたい奔流に肉体的にも精神的にも襲われ、刹那二人は意識を共有した。


「わぁ、月が真上にあるよ!」
いつの間にか夜の帳は下り、空は優美な三日月を二人の頭上へと招待していた。
月の光は無邪気な少女を照らし、まるで幻想のように闇の中に浮かび上がらせる。
少年はその色彩の一つ一つを網膜に灼き付けるように見つめた。
「色くん?」
少女は返事の無い少年の方を首を傾げながら向く。しかし、
そこには彼の姿はなく、次の瞬間後ろから回される手と暖かい体温を感じた。
「――とても綺麗だね」
「満月もいいけど、三日月もいいよね!」
「ううん、そうじゃない。僕が綺麗だと言っているのは月夜に咲く花のことだよ」
今夜はもう、僕以外の誰の目にも触れさせたくない。
少女が言葉の中に秘められた微かな冷たさに気付いたときには、
既に二人は唇を交わしていた。
650647:02/07/06 04:39 ID:u6/fJaMX
ひとけの無い時間にコソーリうp
エチー書いたの初めてでやたら長い割には
微妙な感じ。。。不完全燃焼だぁぁ。。。
精進のために逝ってきます
651名無しさん@ピンキー:02/07/06 04:45 ID:LqSM4Ezb
647タンへ
コソーリ見てた。外なのが、イイね!
ワカメ(;´Д`)ハァハァです
次もがんばってください
652名無しさん@ピンキー:02/07/06 05:19 ID:fqcm2n2t
>>647
もう、かなり(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァァァーーーーーーーン!!!でつ。
アオカ…‥(;´Д`)ハァハァ ゴチソウサマデゴザイマシタ♥
653名無しさん@ピンキー:02/07/06 05:52 ID:a/32bZD0
615-624神職人様…幸せを、幸せを有難う…(;´Д`)ハァハァ
毎夜せんせぇと戯れるこのスレ、禿げしく感謝です…
654名無しさん@ピンキー:02/07/06 06:14 ID:N6xj5hpZ
>641
王子(゜∀゜) イイ!!
私も王子、食っちゃいたいでつ・・・
王子のあの瞳みてると、かわいいかわいいしたくて仕方なくなるのよー!

神よ、今夜も萌えをありがとう。
655名無しさん@ピンキー:02/07/06 06:54 ID:Qrq6a7X+
>641
私もこの王子はかなり好きだよー。シリアスな話で。
エロ無しでも全体的に雰囲気が良いわー。
今日でこのPCさよならなんで、当分ここにも来れないんだけど
最後に良いモノ見せていただきました。
これからも頑張って王子書いてー(ノ゚∀゚)ノ
656名無しさん@ピンキー:02/07/06 09:57 ID:iga3TSec
>641
王子カワイイ!
王子って抱きしめてあげたくなるです。
またぜひ書いてくださいね。

657615-624:02/07/06 13:38 ID:NNmP3/GT
わーいレスがついてるー。
>628いえいえ気にしないでくだせえ。
>646>653
禿しくありがd。(;´Д`)ハァハァしてもらえてなによりでつ。
また次を考えてまいりまつ。
658名無しさん@ピンキー:02/07/06 14:16 ID:4zHpwl55
モリリンとのドギマギモジモジエチーがまた見たいでつ(;´Д`)ハァハァ
659641:02/07/06 16:08 ID:wpFN5xtw
>>654、655、656様ありがd
遊園地の「家に1人でいるのが嫌いだった」
ってエピソードをちょっといじってみますた。
王子萌え〜(;´Д`)ハァハァ
660270:02/07/06 16:45 ID:c7daoU6q
前回の私の作品を読んでくださった皆様ありがとうございました。

>307さん、「萌子」また使わせて頂きました。
ありがとうございます。

今回も懲りずにワカメ×主人公うpします。
今回全然エチーになりませんでしたがよろしいでしょうか?(どきどき)
筆プレイしようと思ったのにワカメたんがピュア過ぎて駄目でした。(涙)
661270  1/4:02/07/06 16:46 ID:c7daoU6q
 二人っきりのしんと静まり返ったボクの部屋。
 ボクのお気に入りのアンティークの木製の椅子に座る萌は真っ直ぐとボクを見つめている。
 白磁のような萌の体を包むのは一枚の絹布。
 窓から射す陽の光が萌を照らす当たり、一層萌の肌を白く見せてくれる。そこだけとても神聖な場所に感じる。
 その部分を切り抜いてボクの目の前にあるカンバスに貼り付ける事が出来たらいいのにね。
 絵に集中出来ずに萌を見つめていると萌が微笑んでくれた。
「聖母の微笑みみたいだ…凄く綺麗だよ、萌」
 ボクの言葉に頬を薔薇色に染める萌。
 まだボクの腕では萌の今ボクに向けられている表情が表現できなくて、悔しくて少し筆が止まる。
 萌に出会うまではボクの筆が止まった事などなかった。
 カンバスに一度向かってしまえば絵が完成するまで脇目を振る事などなかった。
 でもね、本当はこうやって筆を止めしまうのはボクの目の前にいるのが君だからなんだ。わかっているよね?
 地上を照らす太陽が山際に表情を隠し始めた頃、またボクの筆が止まった。
「色くん…?」
 萌は心配そうにボクを見つめていた。
 ごめんね。萌にそんな表情は浮かべて欲しくなんだ。
 きっとボクは今複雑そうな笑みを浮かべているんだろうな。ボクはそれを見られるのが怖くてカンバスに視線を戻す。
 向き合ったカンバスに色がないのは萌の瞳だけ。筆を走らせれば萌の瞳に命がやどり完成する。
「どうしてだろうね。もうすぐこの絵も完成するのにひどく悲しいんだ」
 絵は満足の行く出来なのに完成してしまう事が凄く悲しい。
「ねえ、萌こっちに来て」
「動いていいの?」
「うん、いいよ。ここに来て欲しい…」
 いつもならば絵が完成するまで動く事を好まないボクの言動に驚いたのか萌は戸惑いながら椅子から立ち上がった。
 立ち上がって直ぐ萌はまた椅子に座りなおした。
662270  2/4:02/07/06 16:46 ID:c7daoU6q
「どうしたの?萌…」
「あの…色くん、少し後ろ向いてて。布が落ちそうなの」
「どうして?ボクは気にしない」
「私は気にするの。恥かしいでしょう?」
 ほんのりと頬を桜色に上気させボクを軽く睨んでいる、そんな萌の表情ですらボクを幸せにしてくれる。
「萌はとっても綺麗だよ…だから全然気にしなくていいんだ」
「駄目、駄目、駄目。後ろを向いてくれないと色くんの所には行けないよ」
 駄目を何度も続けて言う萌にボクは少し悲しくなった。どうして駄目なのかわからない。
「萌…」
「そういう顔してもそういう声を出しても駄目なものは駄目なの!」
 うろたえる萌。何をうろたえているのかボクにはわからない。
「うん、でもボクは気にしない!ボクが美しいと思うものは美しいからね。だからおいで」
 美しいものは美しい。それは不変のものなのにどうして萌にはわからないのだろう。
「そういう問題じゃないのに…」
 それでもまた萌は躊躇う。
「美しいものはそこにあるだけで美しいんだ。ボクの言っている事に間違いはない」
 何故萌は自分の美しさに気付かないのだろう。そこにいるだけで周りを魅了するその美しさに未だに気付いていない。
「…」
 それでも萌は渋る。
「ねえ、萌。一緒にこの絵を完成させたいんだ…早く来てくれないとパレットの絵の具が乾いちゃうよ」
「うっ…。もう、わかったから。…色くん、目を閉じて三つ数えて」
「どうして隠そうとするの?」
 ボクは首を傾げて萌を見つめる。
 今ちょっと困った表情になったね。ボクはキミのその表情は好きじゃないんだ。
663270  3/4:02/07/06 16:47 ID:c7daoU6q
「どうしても。じゃないとそっちに行けないよ」
 凄く残念だけど萌を困らせるわけにも行かないからボクは素直に目を閉じた。
「わかったよ。今日だけだからね。じゃあ、数えるよ。いーち、にーい…」
 目を閉じてもわかるよ。今、椅子から立ち上がったね。
 絹布を体に巻いてボクの側に歩み寄っている。
 目を閉じてもキミの動きがわかるなんて凄いことだよ。
 そして、ボクは服の袖を萌に引かれて目を開く。
「目開けていいよ、色くん」
 見下ろすそこでは萌が笑顔を浮かべている。
「もう三つ数えてたの?早いね…」
「ううん。色くん、6まで数えていたよ。覚えてないの?」
 きょとんとしてボクを見上げる萌。
「まったく覚えていないね…」
 ボクがそう答えると萌は口元に手を当てて笑い声を上げた。何がそんなにおかしくて笑うのかボクにはわからない。
 ボクはキミの事は何でも知りたいと思っているし、知りたい。だからボクは萌に訊く。
「ねえ、何がそんなにおかしいんだい?」
「ううん、いいの」
「ボクのミューズはボクに隠し事をするんだね?」
 萌にはわかっていてボクにはわからないものがあるなんておかしい。
「隠し事じゃないよ、私だけの秘密だもん。だから色くんにはないしょ」
 萌は薔薇色の唇に人差し指を当てる。
 そうやって萌はボクに秘密をもっていくんだね。少し寂しく感じる。
「どうしても?」
 聞きたい。萌は今何を思っているの?
「どうしてもだめ。けど少しだけ教えてあげる。…前に色君が言っていた事覚えている?その時その時の美しいと思うモノをそっと心の引き出しに仕舞っておくって」
「うん、覚えているよ」
「それと一緒なの。大切に仕舞っておいて私だけの宝物にしておくの。色くんと一緒だよ。…ね?」
「うん、確かに同じだね」
 萌と同じ事を共有しているという事を知るだけで、たったそれだけの事でボクはこんなにも幸せになれる。
 キミってやっぱり不思議な子だ。
664270  4/4:02/07/06 16:48 ID:c7daoU6q
「ねえ、萌は今何を考えているの?」
「今は色くんの絵が完成することかな?」
「じゃあ、完成させよう」
 萌をカンバスの前に促してボクはその後ろにつく。
「萌、この筆握って」
「うん」
 筆を握る萌の手に僕の手を添えてゆっくりと瞳に命を吹き込む。最後に瞳に光を入れて絵は完成した。
「これで完成だ。この絵には萌の魂がやどったよ」
 パレットと筆を置いてボクは萌を抱しめる。
「…うん。この絵の中の人私じゃないみたい…綺麗。やっぱり色くんは凄いね」
 ボクが凄くないはずがないのに、そんな事をいうキミの言葉が少しだけ癪に障ったけど許してあげる。
 だってボクを見上げるキミの瞳が夕日に輝いて綺麗だったからね。
「当然だよ、だってこれはボクが描いたキミの絵だからね。綺麗じゃないはずがないさ」
 そして、ボクは萌の唇を盗む。



間違えて上げちゃいました。…欝だ。
逝って来ます…・゚・(ノД`)・゚・。
665名無しさん@ピンキー:02/07/06 17:37 ID:X416Od2Z
>270様
ワカメキター!!
ピュアなワカメ、カワイすぎです。
(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ。
666名無しさん@ピンキー:02/07/06 18:12 ID:ka/eYhyK
http://www8.plala.or.jp/nasuka/rumsses.htm

http://www.h3.dion.ne.jp/~kody-art/index.htm

業界人が質問に答えてくれる。意外と面白い。
667名無しさん@ピンキー:02/07/06 18:13 ID:68LcI5On
神のワカメSSにめろんめろんでつ…(;´Д`)ハァハァ
胸きゅんなのにゃー!!
668名無しさん@ピンキー:02/07/06 18:19 ID:68LcI5On
>666
厨アゲんなや(゚Д゚)ゴルァ!!!
漏れが間違ってアゲちまったかと思って
ドキドキしちゃったじゃないか。・゚・(つД`)・゚・。ウエェェーン
669名無しさん@ピンキー:02/07/06 18:50 ID:oYPqomOT
>660
ええっすねえ・・・。
まだワカメは攻略してないんですけど、
このスレの影響で、彼をゲトするときは、多分名前は萌にします(w。
670名無しさん@ピンキー:02/07/06 20:02 ID:vkepGpwK
誰か主人公が男キャラ全員から犯されてるの書ける勇者いない?
671名無しさん@ピンキー:02/07/06 20:03 ID:bD5ingv/

♂ ♀ ♂ http://64.156.47.64/venusj/sample.htm ♂ ♀ ♂
672バイトと数年後3/3:02/07/06 20:05 ID:5Xo6PdPa
>670
穴の数が手一杯だ(w
673名無しさん@ピンキー:02/07/06 20:06 ID:xrph8FGV
>670
GOROと尽と斎藤君はちょっと……
674どひー、間違えた:02/07/06 20:06 ID:5Xo6PdPa
いってこよう・・・
675名無しさん@ピンキー:02/07/06 20:12 ID:5CEIcl3l
渉のSS書きましたけど、需要ありますか?
676名無しさん@ピンキー:02/07/06 20:23 ID:kS6Cb3L0
>670
ゴカーンだのリンカーンだのは、キャラの名前入れ替えれば
他の作品でも通用するからねぇ……。書いててつまらんよ。
特にGSは主人公が顔無しなんだから、強引にやられてる描写だけで
そのキャラの存在を感じさせるなんて至難の技だよ。
このスレは女性が多いから綿密な性描写より
シチュエーションの方に重きを置く読者が多いし、
そういうのは需要少ないんじゃないの?
書く方としても、求められてないもの書くのは虚しいしね。
677名無しさん@ピンキー:02/07/06 20:25 ID:u6/fJaMX
>675
是非お願いいたしまつ

ワタポソ(;´Д`)…ハァハァ
678名無しさん@ピンキー:02/07/06 20:29 ID:oYPqomOT
676に禿同です。
萌えキャラのゴカーン&リンカーンって
基本的に受け付けないんじゃないですかね。
愛があるなら、鬼畜はオケーイっぽいけど。
私も書く気起こらない。
679渉の部屋で1/6:02/07/06 20:31 ID:5CEIcl3l
「先輩、今日、ジブンの家に寄っていきませんか?」
 校門を出て少しした坂道で、渉に声をかけられた。
 いつもよりストレートな提案だったが、私は躊躇することなく返事をする。
「いいよ。あ、そうだ、勉強、教えてあげようか?」
「はい、お願いします。先輩に教えていただけるなんて、光栄です!」
 とても嬉しそうな顔。
 私は、彼のそんな顔が好きだ。
 出会った頃は、いや、今でも子供っぽいと思うことがあるけれど。
 でも、彼に救ってもらっている部分も結構あるのだ。
 落ち込んだときに、あの声、口調に元気付けられることがしょっちゅうある。
 私、彼のこと、好きなのだろうか……。年下だよ? でも……。
 そんなことを思う日々が続いていた。
680渉の部屋で2/6:02/07/06 20:33 ID:5CEIcl3l
 そうこうしているうちに、渉の家につく。
「ちょっと待っててください。コーヒー淹れてきますから。
その辺に座って待っていてください」
 渉はそう言うと、キッチンの方へ入っていく。
 私は、何度か来た渉の部屋を眺めた。
 あ、ペナントがひとつ増えてる。この前の修学旅行のときのだな、きっと。
私にくれたのと同じだ……。
「先輩、お待たせしました」
 渉が入ってきた。お盆にはなぜかアイスキャンディー。
「すみません。おやつって言ったら、こんなもんしかなくて……。
コーヒーも冷たいのにしたんで、フロートにしてもいいッスね」
「ううん。私、そのまま食べるよ。それ、バニラでしょ? 
私、バニラをそのまま食べるの好きなの」
「そうッスか。じゃ、どうぞ」
「うん。いただくね」
 私がアイスをかじる。だが、凍っているのか、歯を立てても食べられない。
仕方なく、私は舌で舐めて食べることにした。
 渉は、自分の分を食べることもそこそこに、私のほうを見つめている。
「ん? どうしたの?」
「い、いえ……。なんでもないです」
 真っ赤になりつつも、まだ溶けてもいないアイスをガチガチと食べる渉。
 変なの……。
681渉の部屋で3/6:02/07/06 20:34 ID:5CEIcl3l
「で、ここはこうなるわけ」
「うーん、そうなんですか」
「たしかに、この問題はやっかいだけど、氷室先生の作った問題に比べたら、
まだまだ簡単な方よ。頑張ってね」
「はい……。そうッスね。頑張ります」
「そうね」
「……そういえば、妹たちって、今修学旅行中なんスよ」
 話題を変えた渉。ま、いっか。息抜きも必要だよね。
「うん。尽も、珠美の弟の玉緒くんも同じクラスだよね?
尽ったら、初めての修学旅行だからなのかな……。すごく嬉しそうだったよ」
「そうッスね……」
 渉? 自分で振った話題でしょ? もう少しテンション高くても……。
 そんな私の精神状態が乱されたのは、次の渉のセリフを聞いてからだ。
「両親も、旅行中なんスよ……。あさってまで誰も帰ってこないッス」
 私の目を真剣に見詰める渉。こんな渉、初めてだ……。
「わ、渉?」
「今、この家には先輩とジブン、ふたりっきりッスよ」
 渉が私を壁に押し付ける形で迫ってきた。そして、軽く口付けた。
「先輩、好きッス……」
 ここで、初めて渉の真の目的に気づいた。
682渉の部屋で4/6:02/07/06 20:35 ID:5CEIcl3l
「渉……。私と、したいの? 私で、いいの?」
 ここまで来てはぐらかすのもどうかと思った私は、ストレートに訊いた。
「いえ。先輩じゃなきゃ駄目なんです……」
 渉は、もう一度私の唇を奪った。でも、舌は私の口に進入した。
私も初めてのことだからわからないけれど、渉、練習してたのだろうか。
すごく、感じる……。
 渉は、私の制服に手をかけた。他人の服を脱がすということは手間取るものだ。
ボタンが上手く外せないらしい。でも、一生懸命な渉を見て、まかせようと思った。
 時間をかけて、私は上下の下着だけになった。
「今度は、私……」
 渉のニットベストをゆっくりと脱がす。ワイシャツの上から触れた乳首は、
硬くなっている。男も起つんだ……なんて思ってみたり。
 ついに、渉のワイシャツも脱がした。今度は……スラックスね。
「んっ!」
 私がファスナーに手をかけると、すでにパンパンになっていて、
なかなか上手く下りない。そのせいか、ますます大きくなっていく。
 やっとのことで渉も下着姿になる。
683渉の部屋で5/6:02/07/06 20:37 ID:5CEIcl3l
「先輩、濡れてますね……」
 渉の指が私のアソコに指を入れてスライドさせている。
「あ、ああ、ん、渉だって、こんなに硬くなってるよ……」
 私の方は、渉のモノを舐めている。さっきアイスを舐めている私に反応していたから、
望んでいるのかな、と思ったのだ。案の定、彼は喜んだ。
「もう、先輩!」
 渉は私のアソコに舌を突っ込む。
「ふはあ!」
「お返しッス。あ、先輩、そろそろ……、いいッスか? ジブン、もう……」
「ん、わかった」
 私たちは向き合う形になった。私は床に寝て、渉が私を見下ろす形。
「じゃ、いきますよ……」
「ん、来て……」
 渉は、ゆっくりとアソコにモノをあてがうと、ゆっくりと腰を下ろしていった。
「あ、んん!」
「せ、先輩、痛いッスか?」
「平気」
「じゃ……」
 渉は、一気に貫いた。
「あふう!」
 渉は、必死に腰を動かしている。まだ慣れないらしく、たまに抜けてしまうのだが、
それすらも愛らしいと思えてしまう私だった。
 私、嬉しいんだ。彼に抱かれて感じている。好きなんだ。
「せ、せんぱいぃぃ!」
 イクのね? 私も、イキそう!
「わ、渉ぅぅ!」
684渉の部屋で6/6:02/07/06 20:38 ID:5CEIcl3l
「制服、脱いでいて良かったッスね……」
「う、うん……。そうね……」
 結局、アノ瞬間に渉のモノは私の股間からずれ、そのまま発射してしまったのだった。
 でも、初めてなんだから、仕方ないよね。
「先輩、ありがとうございました。嬉しかったッス」
「何言ってんの。私のほうこそ……。良かったから……」
「せ、先輩……。こ、これからも、ジブンと会ってくれますか?」
「もちろん」
「それで、その……」
「たまに、しようね」
「はい!」
 すごく嬉しそうな渉。私も嬉しくなってしまう。
「渉……」
「先輩……」
 今度は、私の方から口付けた。
 その後、また渉のモノが硬くなったのだった。
 そういえば、うちの両親も帰宅遅かったっけ。
 いいや、もう一回……。

終了。
685675、679:02/07/06 20:40 ID:5CEIcl3l
おそまつさまでした。
最初のエロ投稿がわたぽんとは…。
私って…。
686名無しさん@ピンキー:02/07/06 20:46 ID:u6/fJaMX
>685
初めてで緊張のあまりシパーイしてしまったわたぽん萌えw
それにしても、わたぽん意外と計画的なのね(;´Д`)ハァハァハァハァ
687675、679、685:02/07/06 20:55 ID:5CEIcl3l
>>686

ありがとうございます。
嬉しいです。
688名無しさん@ピンキー:02/07/06 21:01 ID:F0AYmT29
やっぱりココをまとめるサイトとか作るとやばいんですかね?
689名無しさん@ピンキー:02/07/06 21:03 ID:xrph8FGV
>688
実は私も欲しいと思ってたが(w
倉庫落ちになって消えていくのが惜しすぎる。
690名無しさん@ピンキー:02/07/06 21:06 ID:F0AYmT29
>>689
だよね、でも小波だから駄目なのかな?
691名無しさん@ピンキー:02/07/06 21:13 ID:/ni91lK3
漏れのティムポもビンビンです。
692千晴タソ(1話完結エロなし):02/07/06 21:22 ID:u6/fJaMX
僕は最低なことをしてしまった……。
待ち合わせの場所に行って、彼女の姿を見つけた時嬉しくて涙が出そうだったのに。
見ず知らずの僕に、いつも親切に道を教えてくれる可愛らしい人。
笑いかけて、自己紹介しようと思っていたのに、声をかける一瞬前に、
――彼女にとって僕は想像どおりの人物だったのか?
と、いう疑問が浮かんで、それが僕の胸のあたりをひどく締め付けました。
息が出来ないほど、強く。
僕にとって彼女は、想像どおりの人だった。
でも、彼女にとって僕は?
もし僕が彼女の想像と違って失望されたら?
「もしかして、あなたが千晴くん?」
何度も僕に道を教えてくれた声。
僕は彼女が声をかけてくれただけでとても嬉しくなり、顔が思わず笑って
しまいました。
だけど、彼女の窺うような表情を見た途端、さっきの暗い疑問が僕をその場から
立ち去らせました。僕は彼女から逃げるように、全力で走ってしまっていたのです。
一言も、彼女に発することなく。

僕は家に帰り、彼女に謝りのメールを打つと、それきりもうPCは開かないと心に
決めました。本当は彼女からもらったメールをすべて消去しようかと思いましたが、
それだけは手が震えてしまってどうしてもできませんでした。
もう二度と出会うことの無い彼女からもらったたくさんの言葉の宝物……。
その日、僕はどうしても涙が止まりませんでした。
両親と別れた時よりも辛い気持ち……。
この気持ちは一体何と言うんでしょうか……?
693692:02/07/06 21:23 ID:u6/fJaMX
誰か千晴タソのエチー書いてください。。。
漏れには独白が限界でつ……(つД`)
694名無しさん@ピンキー:02/07/06 23:28 ID:LtNiwmuU
>693
卒業まで名乗らない彼だからねぇ。
在学中でエロを考えたら…。
痴 漢 プ レ イ ?
嘘でつ、電車のドアに指を挟まれて逝ってきまつ。
695名無しさん@ピンキー:02/07/06 23:35 ID:bJ0nSyzf
>>694
千晴タン……つД`。)
っか笑っちまったよ。ファンの方スマヌ…
696618:02/07/06 23:45 ID:v2yYOQo/
>685神
いいっす、わたぽんエチ!なんか、バカとわたぽんのエチには
胸をくすぐられる……ドキドキ 

このペースだと、あっというまに1000逝きそうでつね。
次もあるんでしょうか????っていうか、ないと
死んじゃう……。
697名無しさん@ピンキー:02/07/06 23:49 ID:Cvv326wg
人少ない…今のうち…?

前にタシーロ創作をと予告したものです。
遅くなりましたがまとめられましたので…

>このスレは女性が多いから綿密な性描写より
>シチュエーションの方に重きを置く読者が多いし、
>そういうのは需要少ないんじゃないの?

このカキコを読んで禿しく反省。
す、すいません、シチュエーションもなにもないただのエロでつ…
一生懸命くどい表現や、あんなプレイこんなプレイもけずってみましたが
どうにもただ単にエロなだけでつ…
ま、せっかく書いたのでうpさせてやってください。
ではどうぞ。
698タシーロ調教系1/4:02/07/06 23:53 ID:Cvv326wg
はばたき学園内部の1室。広くとられた部屋は豪奢なつくりで、使う人物の身分をうかがわせる。
その一角にすえられたマホガニーの重厚なデスクは鏡面のように磨き上げられて、
常はたくさんの書類で埋め尽くされているのだろう。
だが今その上にあるのは、場違いなものだった。
1人の少女の身体。
上半身をうつぶせに机の上に投げ出し、つま先は床まで届かず宙に浮いている。
高価そうなネクタイで両腕は後ろ手に縛められ、目隠しをされて、乱れた髪が広がる。
制服のスカートは腰の辺りまでたくしあげられ、下着を剥がれて肌がむき出しになっていた。
「はっはっはっ…あ…あ……」
「いい子だ、ひめ。可愛いよ」
天之橋理事長がその滑らかなカーブをいとおしげに指でなぞる。
そのまま中心のくぼみに沿って指をすべらせ、熱いうるんだ部分まで辿り着いた。
少女の身体が強張って、震えはじめるのを確かめると、ゆっくりと指を動かす。
一番敏感な部分をこすりあげ、花弁の奥をかきまわされて、少女は甘い声を上げる。
「あぁん…あああ、はぁぁぁあん…」
あふれ出す蜜が足を伝って床へ落ちる。
699タシーロ調教系2/4:02/07/06 23:54 ID:Cvv326wg
絶頂が近いのを見て取った天之橋は、指の動きを緩めた。
「あ、や、やあ…」
腰をくねらせて抗議する少女の耳元へ口を寄せて、粘りつくような声で囁いた。
「何がいやなんだい?」
「ん…や、やめないで…続けてください…お願いします…」
「どうして欲しい?」
少女は答えられずただ頭を振るばかりだ。
天之橋は口元を歪めて笑いを形作ると、耳の中に舌を差し込んだ。
彼はそれが少女の感じやすい場所だと心得ていて、舌先で弄り、耳朶に歯をあてる。
「ひっ…やあ、んあぁぁ…」
「ちゃんと言わなきゃ分からないよ?どうして欲しいんだい?」
「はああん…もっと…気持ちよくしてください……
お口でして…あ、あ、い、いかせて…」
「よく言ったね、ひめ。いい子だ。いっぱい感じさせてあげるからね」
天之橋は満足そうに微笑むと、少女の足元にかがみこんだ。
指先で花弁を押し広げると、期待で震えているそこに舌を伸ばす。
びちゃびちゃと淫らがましい音が室内に響き、それを追う様に少女の喘ぎが重なる。
強く吸い上げ、舐めまわし、やがて指を2本、3本と挿入して激しく動かす天之橋の愛撫によって
少女はあっという間に絶頂へ押し上げられた。
額を机に押し付けて、縛められた両手をふりほどこうと無意識に身体をよじりながら
絶え間ない嬌声を上げ続ける。
何度達しても終わらない愛撫が少女の意識を現実から切り離す。
頭の中が白熱して、自分どこで誰に何をされているのかも分からなくなっていった。
700タシーロ調教系3/4:02/07/06 23:57 ID:Cvv326wg
初めて天之橋に身体を開いたのは、超高級ホテルのスイートルームだった。
知的で紳士的で、年上なのに、自分の前では時に少年のような戸惑いを見せる彼を
愛しいと思うようになったのはいつごろからだっただろうか。
初めて本当に恋した相手に強く求められて、初めて応えて。
その時の彼は本当に優しくて、強い痛みも微かな悦びも、なにもかもが幸せだった。
それが回数を重ねるにつれ、自分の身体が変わっていくのを感じた。
彼の指が、唇が、彼自身が、何もかも根こそぎ奪っていってしまうような悦びを
もたらすようになり、それを得るためになら、以前では考えられないような行為をも
受け入れてしまうようになった。
次第に激しくなっていく天之橋との関係が、どこまで行き着いてしまうのか。
怖い…でももう、失うことなんてできない…
701タシーロ調教系4/4:02/07/06 23:58 ID:Cvv326wg
天之橋は、ぐったりと力を失った少女の身体を抱え起こし、目隠しをといた。
唇を重ね、激しく舌をからませる。
少女は虚ろな目をしたまま、それに応える。
やがて身体を離し、巨大な皮のチェアに腰を下ろした天之橋は、
自ら前をくつろげて硬直した自分自身を取り出した。
「さあ…おいで。入れて欲しいんだろう?」
彼の紳士然とした外見からは想像もつかないほどの大きさと硬さをそなえた怒張は
まるで媚薬の役目をもっているようで、それを目にした少女はそれだけで息遣いが荒くなり、
腰をくねらせて喘いだ。
もつれる足で天之橋のそばへ寄り、チェアの上へあがる。
「そうだ、自分で入れて自分で動くんだよ。いいね」
両手が自由にならないので、少女は腰を使って必死に彼を迎え入れようとする。
何度かの失敗の後、先端が入り口を探り当てた。
「あ…あーーっ…!」
腰を落とすにつれ、ずぶずぶと飲み込んでいく。
先ほどまでとは比べ物にならない快感が全身を駆け巡って、少女は強く腰を振り立てた。
「ああっああっ、いいっ、き、きもちいいのぉぉ…っ!」
「ああ…そうだ…もっと、もっと強く締め付けておくれ…」
しばらくは少女の動きにまかせていたが、いつしか天之橋もその身体をかき抱いて
激しく下から突き上げていた。
髪を振り乱してのけぞる少女の重みが、チェアを激しくきしませる。
「あああっ、はぁぁん、や、やぁ、い…いっちゃう…いっちゃうう…!!」
「ああ、ひめ、私も…私も…っ!」
天之橋は強く少女を抱き締めると同時に、とめどない欲望をその中に吐き出した。

気を失ってぐったりした身体を抱いて、髪をやさしく撫でながら彼は囁いた。
「絶対に離さないよ…君は私の虜だ…」
702名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:04 ID:uB6UxeJG
ワカメ神ありがとうございます!ます!ナンマイダナンマイダ……
今回も激しく(*´∀`)モエーでした!!

んでもってタシーロ調教Σ(゚Д゚;
えー…?と思いつつ読んだら。ハマリました。エロっちいです!
タシーロマンセー!!です。ありがたありがたや
703名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:10 ID:awcaUeR9
王子×主人公書いてみたのですが全然エロくない上にシチュエーションのみ(?)
なのですがうpしても良いでしょうか?
704名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:10 ID:q/ZB0dH/
ダンディSSキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
>697神さま自分はエロだけのも好きです。
確かに需要が少ないのは否定できませんが…
だからこそありがたやありがたや(;´Д`)ハァハァ
705名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:10 ID:+XuV1VZ4
タ、タシーロ調教にドギマギしてしまいました!!!!
すげぇ、イメージ通りでつ。ねちっこいエチしそうでつ。
まだまだ若いんでつね、タシーロ……
706名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:12 ID:+XuV1VZ4
>703神
どんどんお願いします!!!!
707名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:12 ID:2Xl2FcAV
>698-701
ゴ、極エロキタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!
SSの傾向がハーレクインっぽいのに異彩をはなつハードエロ!
これで控えめとは……(;゚∀゚)タシーロハァハァ

神ありがとうございました。( ´∀`)ゴチデツ。
708675、679、685:02/07/07 00:12 ID:/HQWtzvE
>>696

ありがとう!

私ももっと続いてほしいです。
709名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:14 ID:MuvJStTv
>703
どんどんアップしてください。
710名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:19 ID:8ZEbqB3k
(;´Д`)ハァハァしちゃうよ。

か、神さまありがとー。
711名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:22 ID:KrPMepll
タシロイイ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━━(   ゚)━━(   )━━(゚  )━━(∀゚ )━━━(゚∀゚)━━!!!!

いやさ、見た目はタシロだけど、声がアレよ?
ちょっと、良過ぎない?
712:名無しさん@ピンキー :02/07/07 00:28 ID:8wE/ALSD
タ、タシーロ・・・!!(;´Д`)ハァハァ

昨日バカ主人公書いたものでつが、またあんまりエロくないの書いたんですけど、
うpしちゃっていいでつか・・・?
713名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:33 ID:WwP8/KSR
なんかエロの方が需要あるような(藁
エロ萌えスレだし。
私にはハードは書けんので尊敬です。
714名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:33 ID:OAnJPvK1
щ(゚Д゚щ)カモーン!!!
715名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:34 ID:8DhVpil0
タシーロ神キタァァァァァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ(  ゚)ァァ(  )ァァ(`  )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
マジでタシーロが大本命なので、めっちゃ嬉しいでつ!!!しかも調教…(;´Д`)ハァハァ
タシーロに「いい子だ」と言われた時「調教プレーイでつか?」とオモテしまった私には
さいっこーのSSでした…タシーロ…最高だYO…(;´Д`)ハァハァ

しかし、コンサートと子猫を見てからというもの、
「主人公×タシーロもいいかも…」と妄想止まらない私は…逝ってきます…つд`)
716712:02/07/07 00:35 ID:8wE/ALSD
>713
そうか・・・。ヤパーリエロのがいいのかな。
頑張ってみまつ!
717名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:38 ID:WwP8/KSR
>>716
いや、私の個人的な意見では、エロ軽めの方が好きっす。
でもこのスレではエロのほうが需要あるかなと思いました(^^ゞ
718712:02/07/07 00:41 ID:8wE/ALSD
>717
おお。そうでつか!
ここは神がイパーイいらっしゃるので、ハードなエロは神頼みで!(w
私もエロは軽めなの好きでつYO!
719名無しさん@ピンキー:02/07/07 00:50 ID:wZ+hGBq0
ども、タシーロ作者です。
非難ごうごうだったらどうしようかと思ってたけど、
なんとか受け入れていただいたようで、ありがとうございました。
自分ではあっさりめに仕上げたつもりでしたが…
今後はもっとシチュエーション重視のハードエロを(w
目指したいと思いまつ。
720王子×主人公 その1:02/07/07 01:10 ID:awcaUeR9
「お疲れ様でした。」
重たい裏口の扉を開けて帰路につく。
今日は思ったようにバイトが出来なかった。
裏口から出ると珪くんの居る撮影所が見える。
まだ明かりが点いてる。
仕事に自信が持てなかった時は
こうやって仕事終わった後に撮影所の明かりを
しみじみと眺めてみる事にしている。
(珪くんも頑張って居るんだから私も頑張ろう)
あの明かりを見ると自然とそう思える。
でも、今日のはきつかったなぁ。
足元の石をコツンと蹴ってみる。
私のバイトの日は大体珪くんも撮影の日。
そして、珪くんのファンの子がサテンに集まる。
その度に何処からともなく囁かれる言葉。
『あの子が珪の・・・』
『あんなのの何処がいいの!?』
いつもの事なんだけど、今日は正直キツかった。
最初は(勝手に言っていれば?)って思ったけど
段々それがストレスになってきて自然と仕事が上手くいかなかった。
ふぅ、っとひとつ、大きく溜息をついてみた。
そして、コツンとまた石を蹴る。
小石が何かにぶつかり動きを止めた。
「お疲れ」
小石の転がる音の変わりに甘く低い声が細い路地に響き渡る。
「珪くん・・・、あ・・・。お疲れ様です・・・。」
珪くんが立ってる。月に照らされて逆光で顔がよく見えない。
一歩、一歩、近づいていってみる。
「撮影が思ったより早く終わったからおまえの事待ってた。」
そう言った珪くんの顔は月の光のように優しいし眩しい。
この顔を見たらさっきまで落ち込んでいた事が馬鹿馬鹿しく思えてきた。
「嬉しい。ありがと。」
「オレ、送っていくから。」
「うん。」
ゆっくりと私のペースで歩き出す。
721王子×主人公 その2:02/07/07 01:12 ID:awcaUeR9
私の右側に珪くんがいて、同じ歩調。一番安心出来る時間。
会話は殆ど無いけど足音とかで十分に互いを分かり合える。
月明かりと、街灯と、2人の足音しかないこの空間。
ガサッと無造作に珪くんが音を立てて荷物を持ち変える。
「荷物、多いんだね。」
「ああ、ちょっとな。」
大きな紙バック。中を見なくても何だか一目で分かった。
中には手紙とか、物品とか、とにかくファンの子の思いが詰まっている。
今まで私が独占していた珪くんと私の空間に
そんな思いが邪魔をしてくる。
そして、忘れていた昼間の事とかを一気に思い出させた。
「珪くん・・・。私・・・。」
「ん、何?」
またもや珪くんの声にはっとした。
「あっ、ごめん、何でもない。」
「そう?」
あの声にはっとしなければ続きを言ってしまったかも。
(その紙バック、私との間に置かないで。)
そんなのただの嫉妬。私が言える立場じゃない。
まだ私は珪くんからは何も言われてない。
何となく、一緒にいたりしているだけなのかも。
珪くんからすれば私だってその紙バックの思いと何ら変わりないのかも。
そう思ったらこの場から動けなくなった。
「どうした?」
一歩先に進んだ珪くんが慌てて振り返った。
「あ、ご、めん。何でも・・・」
(何でもないよ!)
そう言おうとした瞬間言葉の変わりに涙がこぼれてきた。
珪くんのびっくりした表情が私の中に飛び込んできた。
「おまえ、泣いてるのか?」
「珪くん、ごめん。私、今日ちょっと可笑しいの。気にしないで。」
慌てて涙を拭こうとした。その瞬間。
挙げた手を珪くんに掴まれた。
珪くんの手から感じる温もり。
触れられていると心を全部読まれそうな気がした。
読まれるのは恥ずかしい。でも読んで貰いたい。
心の中の葛藤が私の邪魔をしてその手を振り解けなかった。
「もう遅いけど、おまえ時間あるか?」
コクンと頷くだけしか出来なかった。
「俺の家、来いよ。」
ドキン、と胸が強く鼓動を打った。
一瞬にして淫らな事を想像してしまった自分が恥ずかしい。
でも、不思議なもので珪くんのその一言で足がその場から動いた。
722王子×主人公 その3:02/07/07 01:13 ID:awcaUeR9
「適当に座ってて。飲み物でも持ってくる。」
「うん。」
荷物を持ったまま珪くんは部屋を出た。
珪くんの部屋へ入ったのは初めてじゃない。
でも前と違う風景に見えた。
線の細い家具や銀細工が整然と並べられた部屋。
電気スタンドの間接照明で銀細工が赤みを帯びて鈍い光を発している。
ゆっくりとソファーに深く腰を掛ける。
天井を仰いでゆっくりと目を閉じた。
今、ここに居る自分が恥ずかしくて仕方なかった。
ドアが開く音が室内にこだました。
「おまたせ。」
「あ、有難う。」
テーブルにグラスを並べる。
カラン、とグラスの音が部屋に響く。
珪くんは私の隣に腰を降ろして大きく呼吸をひとつした。
深い沈黙が続く。私は何を切り出せばいいのか分からなかった。
緊張の所為か喉が渇いてくる。
思わず一気にジュースを飲み干してしまった。
「ごめん。」
グラスをテーブルに置くのと同時に珪くんがぼそっと言った。
「え?何が?珪くん何も悪い事してないよ?」
「最近、ファンの子とかにもおまえの事聞かれるようになった。」
「・・・!?」
驚いて言葉にならなかった。
やっぱり珪くんは私の気持ち気付いてたんだ。
「俺、ファンの子におまえの事何も言えないし。」
「・・・うん。分かってるよ。」
「でも、俺、おまえの事は別だって思ってるから。」
「うん。」
「俺・・・」
お互いにそれ以上言葉も出なかった。
ただ見つめ合うだけしか出来なかった。
珪くんが私の頬を手の甲で撫で、
そしてそのまま髪をゆっくり撫でていく。
私は目をつぶった。自然と自分から珪くんを誘っていた。
そしてそれに珪くんは応えてくれた。
723王子×主人公 その4:02/07/07 01:14 ID:awcaUeR9
最初は軽く。唇から珪くんを感じる。
それだけで鼓動が高鳴った。
体中に一気に血が駆け巡るのが分かった。
唇から珪くんのぬくもりが離れていく。
ゆっくり目を開ける。
今まで見た事もない優しい珪くんが目の前に居る。
「俺でいいのか?」
コクン、と頷く。
そして今度はもっと熱く、激しく、唇を重ね合う。
珪くんは無造作に私の髪を掻き乱す。
珪くんの重みを全身に感じる事が出来てくる。
私も自然と珪くんの背中に手を這わせていた。
何度も何度もお互いの唇の形を唇でなぞる。
珪くんの唇が私の唇から首へ、耳へと這って行く。
珪くんの手が段々下に落ちてゆき腰へとまわってゆく。
シャツの中に手が伸びて直接肌で珪くんを感じる。
欲望で膨らんだ胸に手が触れた。
「んっ、あっ・・。」
「どうした?」
「・・・何でもない。」
「ごめん、止めた方がよかったよな。こんないきなりなんて・・・。」
「違うの、その、ちょっと恥ずかしいって思っちゃって。」
「そうか。明かり、消すから。」
珪くんが明かりを消しに行く。
「服、脱がせてもいい?」
「うん、いいよ。」
珪くんが慣れた手付きで私の服を脱がせていく。
もう私は恥ずかしさのあまり珪くんを直視出来ない。
珪くんは何度も何度も私が感じる部分を優しく触れてくれる。
そして珪くんの指先が私の一番感じる部分へ触れた。
体中が電流が流れるかのように一気に一箇所へ神経を集中させた。
声にならない声が部屋中に響き渡った。
私の体は珪くんが欲しいとはっきり主張している。
珪くんもそれをちゃんと分かっている。
「いいかな?」
「う・・・ん。」
耳元であの声で囁かれたら“No”などと言える筈もない。
そして珪くんが私の中へ入ってきた。
何度も珪くんを感じ、そして何時の間にか自分の知らない世界に達していた。
724王子×主人公 その5:02/07/07 01:16 ID:awcaUeR9
「ごめん」
「何で珪くんが謝るの?」
「その・・・、こんな事でしか気持ちを表現出来なくて」
「だったら、私こそ。私、凄く卑怯だわ。」
「俺、仕事上、はっきりとみんなに言えないから・・・。」
「うん。分かってる。我侭になってごめんなさい。」
「いいよ、俺の前でだけは我侭で居ろよ」
「珪くん、有難う。」
「遅くなっちゃったけど送っていく。」
「うん。」


以上終了。703です。文法になってない上に支離滅裂でスマソ。
しかもエロも中途半端だな。
「人気急上昇中の高校生モデル」と言う設定を生かしたかったもので。
お目汚し失礼しました。勉強しなおしてきます。では、退散。
725675、679、685:02/07/07 01:19 ID:/HQWtzvE
よかったですよ。
726名無しさん@ピンキー:02/07/07 01:23 ID:0MiPZPnQ
>>720
うぉー!萌えるよ!!ドキドキだよ!!
すごくいいっす!また是非書いてくださいっ
727名無しさん@ピンキー:02/07/07 01:25 ID:xNkWtB0c
王子(;´Д`)ハァハァ
芸能人と付き合うと大変なんだろうな、やっぱり。
728ヘタレ 千晴タン×主人公(1/3):02/07/07 01:41 ID:pZe4DI++
初カキコなのですが、すばらしき職人さん達に触発されて、
SSを書いてみました。千晴タンに変なイメージをつけちゃって、
千晴タンらぶな方々には、もうしわけないのですが、
気に入らなかったときは、脳内あぼ〜んでお願いしますm(_ _;)m一流大学に入学して3ヶ月。
千晴クンとのらぶらぶな大学生活を満喫中♪
なのはとっても良いんだけど、ただ・・・ちょっと不安なのは、
まだキスまでしかしたことがないこと。
友達に相談してみたら
「絶対おかしい!おそっちゃいなよ〜」と言われちゃったし、
やっぱり私も千晴クンと1つになってみたいし・・・
っというわけで、これから、千晴クンのマンションに遊びに
行くんだけど、千晴クンには今日お泊まりしたいな。って
事を言えないまま、今日が来てしまって・・・どうしよう。
そんなことを考えながら、歩いていると、
「どうしました?さっきから黙ってる」
千晴クンがとても心配そうな顔で私の顔をのぞきこんできた。
「具合・・・悪いですか?」
「え。あ!だ。大丈夫、大丈夫!」
そういって、私が笑うと千晴クンも安心したみたいで
「よかった。僕の家、来るのイヤになったかと思いました」
「どうして?そんなこと全然ないよ〜」
千晴クンに無駄な心配させちゃった。でも、お泊まりしたいなって
行ったら、千晴クンどんな顔するかな。やっぱり、イヤがるかな・・・
729ヘタレ 千晴タン×主人公(2/3):02/07/07 01:43 ID:pZe4DI++
「つきましたよ。僕の家」
そういうと、千晴クンはドアを開けてくれた。
中に入ると、千晴クンらしいというのか日本に関する
本や雑誌がたくさんあった。
私がその本や雑誌に見とれていると
「そういえば・・・今日はどうしてそんなに鞄大きいですか?」
「え・・あの・・その・・・」
不意にそんな事を聞かれ、私が顔を真っ赤にして口ごもっていると、
とても悲しそうな顔をして、
「・・・ごめんなさい。あなたを困らせてる。僕」
「違うの!あの・・あのね、私、今日・・・千晴クンの
 家に泊めて欲しいなって思って、それで、そのちゃんと
 事前に聞いてないのに、こんな荷物もって来ちゃって・・・
 ごめんなさい・・・」
私の発言にビックリしたみたいで、千晴クンは顔を真っ赤に
しながら
「あ、、あの、、あなたが良ければ、、泊まってくだ、、さい」
「ほ・ほんとに?よかった。。ありがとう」
うれしくて、私は千晴クンに思わず抱きついてしまい、
その拍子に千晴クンは後ろに倒れてしまって、私が押し倒した形に
なってしまった!
「ご、ごめんなさい!」私が起きあがろうとすると、千晴クンは
私の背中に腕を回して、私を引き寄せました。
「・・・いい匂い」
「ち・・千晴クン?重いでしょ?私。だから・・・」
「重くない!とっても軽いです」
そういいながら、千晴クンは私の顔を見つめ、キスをしてくれました。
とってもとっても優しいキス。何度かキスをしているうちに不意に
千晴クンの舌が私の中に入ってきました。
私がビックリして離れようとすると、私の頭を抑えて千晴クンの
舌がどんどん侵入してきました。千晴クンの舌が私の舌に触れるたびに
電流が走ったみたいに、ビクビクっとしてしまい、それを感じてなのか
なおも千晴クンは私の中に入ってきました。なんだか、頭の中が
とろーんとしてとってもいい気持ち。1つになるってこんな感じなのかな?
そんなことを思っていると、不意に千晴クンが唇を離してしまったので、
私は自分でも信じられない、声を出してしまいました。
「・・・・ぁっん」
私がとろーんとした顔をしていると、千晴クンは伏し目がちに
問いかけてきました。
730ヘタレ 千晴タン×主人公(3/3):02/07/07 01:47 ID:pZe4DI++
「僕・・・実はずっと我慢してた。あなたに、嫌われたくなくて。
でも・・・もう・・我慢できそうにない・・だから・・
しても良い・・ですか?」
千晴クンのこの言葉を聞いて、私は安心しました。
よかった。私嫌われてたわけじゃなかなったんだ。千晴クン我慢して
たんだ・・・悪いことしちゃった。
「・・・うん。私も・・・したい」
私のこの言葉を聞くと、千晴クンは満面の笑みで私を抱き上げて、
お姫様だっこでベットまで運んでくれました。
そして、唇・ほっぺ・首筋とキスをしながら、
慣れているような手つきで私の服をするすると
脱がせはじめました。
「あ・・千晴クン。あのね、もしかして・・何度か、したこと・・
 あるの?」
千晴クンは、きょとんとしながら
「アメリカにいたときに・・・何度か・・・」
なんだか、私は急に不安になったのでついつい色々聞いてしまいました。
「え、、、な・何度か?もしかして・・・今もアメリカで待ってる
 彼女とか・・・いたりするの?」
最後の方はなんだか涙声になってしまい、気がつけばポロポロと涙が
こぼれてしまって・・・
「僕の彼女、あなただけです!だから・・・泣かないで」
そっか・・そうだよね、千晴クンアメリカ生まれだし、経験豊富だったり
しても・・・おかしくないよね。。でも、私は。。。
「嫌いになりましたか?・・・僕の事」
「・・・ううん。ごめんね、変なこと聞いて。私、初めてだから
 ビックリしちゃって」
「・・・僕が・・・最初?」
「・・うん。最初」
私の言葉を聞くと、千晴クンは満面の笑みでありがとう。と言いながら
私にキスをしてくれました。キスをしてくれたあと、千晴クンは
着ていたシャツを脱ぎ、私の胸に顔を埋めました。
千晴クンは、舌が触れるか触れないかぐらいで私の固くなってしまった
所をゆっくりと舐めはじめました。
「・・んあぁっ・・あぁ・・」
千晴クンは私の体にキスをしながら、だんだんと下がり
ついに一番大事な所まできてしまった時、千晴クンが
キスをしようとしたので私は慌てていいました。

・・・長かったのに数まちがえちゃいました。あと
2回あります。。すいません。。
731ヘタレ 千晴タン×主人公(4/3):02/07/07 01:49 ID:pZe4DI++
「やっ!そこ・・・汚い所だからやめて」
その言葉を聞くと、千晴クンはにっこりと笑って
「・・・あなたの体で、汚いところなんてないですよ」
そういうと、私の両足に手をかけて開き、
「こんなに感じてくれて・・・嬉しいです。僕」
そういうと、私の一番大事な所をゆっくりと舐めはじめました。
初めての感覚で、気持ちいいのか恥ずかしいのかわからなかったけど、
なぜか胸を舐められている時よりも、声が大きく出てしまいました。
形を感じ取るように舐めたり、吸ったりされたあと、最後の方に
千晴クンの舌が少しだけ私の中に入ってきました。
「やあぁ・・ふぁ・・ぁっ・・・ぁん」
「すごく、感じやすいですね・・・僕・・・嬉しいです」
自分でもわかるくらい、大事な所がすごく濡れている事が
わかり、なんだか自分の体じゃないみたいな感覚になって
とろーんとしていると、
「あの・・ソロソロ・・・入れてもいい・・・ですか?」
ついに、千晴クンとひとつになる時が来たんだ。
そう思いながらうなずくと、千晴クンはズボンと下着を脱ぎ、
手早くゴムをつけたあとに、私に覆い被さってきました。
「ゆっくり入れますから、リラックスして・・・痛かったら
言ってください」
「うん・・」
千晴クンのモノが私の中にゆっくりと入ってきました。
結構痛かったけど、でも我慢できないくらいの痛みでは
なかったので、唇をかみ締めていると千晴クンは
心配そうな顔で
「抜きましょうか?」
「ん・・・だ・・大丈夫。このまま最後まで入れて・・・」
千晴クンは戸惑いながら、最後まで入れると少し声を
もらしました。
「ぁっ・・・」
千晴クンのモノが最後まで入ったときは、かなり痛かったけど
千晴クンが動かなかったので、だんだんと痛みが少なくなって
きました。千晴クンの顔をみると、とても切なそうな顔だったので、
もしかして私の中ってあんまり気持ちよくないのかな・・・
と思って聞いてみると
732ヘタレ 千晴タン×主人公(5/3):02/07/07 01:51 ID:pZe4DI++
「いや・・・あの・・・あなたの中、気持ちよすぎです。
 動いてもっとあなたを感じたい・・・良いですか?」
私がうなずくと、千晴クンはゆっくりと動きはじめました。
最初は変な感じだったけど、なんだかだんだんと気持ちよくなり
私の声も大きくなっていきました。
「ぁ・・あぁ・・ああっ・・」
私の声を聞いてなのか、動きがだんだんと早くなり、
千晴クンの息遣いも荒っぽくなってきました。
「んぁ・・・あ・・・ふぁ・・・あぁ・・」
なんだか、すごく気持ち良い・・こんな感覚はじめて・・
すごい、すごい・・・
「やぁ・・あぁ・・きもちぃ・・すごい・・あぁ」
「もっといっぱい感じてください・・・」
千晴クンはそういうと、さらに動きを早めました。
「あぁ・・ふぁぁ・あっ・・あぁっ・・」
「ぁ・・・僕・・・イキそうです。・・良いですか?」
「う・・うん」
私はそう言い、千晴クンにしがみつきました。
「ふぁっ・・あぁ・あああ!」
「・・・ぁっ」
千晴クンは達したみたいで、私の中でビクビクっとした感覚が
ありました。千晴クンはとても息遣いが荒く、ぐったりとしながら
私に覆い被さると囁くように言いました。
「・・・こんなに気持ち良かったのはじめてです」
「・・・私も」
そう言うと、千晴クンは私にとてもやさしいキスをしてくれました。
キスをしてくれたあと、私の顔をみつめ、なんだかとても
恥ずかしそうに、こうつぶやきました。
「あの・・・えっと・・・もう一回・・・良い・・・ですか?」
********** おわり *********
お目汚しですみませんでひた。。。数も間違えちゃったし、
逝ってきます。
733名無しさん:02/07/07 01:55 ID:V1y2iU1c
ここのわかめ小説に萌えまくり(*´д')ハァハァ
作者さんありがとう
734バカ×主人公1:02/07/07 01:58 ID:8wE/ALSD
あ。私、シャワーもあびてなかった。

カズくんの毛布の中で気が付いた。
やだ。
すっかり忘れてた。
私、シャワーもあびてなかった。

カズくんが再び私の腰に手を回してきた瞬間、思わず身体を押しやってしまった。
「え、あ、わ、悪ぃ。もう、したくねぇ?」
私の行動に慌てて手を引っ込めるカズくんに私も慌てて弁解をする。
「ち、違うの。あの・・・。シャワーあびさせて!」
「はぁ?」
もうすでに一度目の行為を済ませてしまっているのにも関わらず、
変なことを口走ってしまった。
「な、なんだよ、いきなり・・・」
「だ、だって・・・」
互いにどもりながら、私はちらりとカズくんを見上げてから言った。
「シャ、シャワーあびるの忘れちゃって・・・汗、くさくなかった・・・?」
カズくんはきょとんとしてこっちを見たあと、肩を震わせて大笑いした。
「なんだよ、そんなことかよ。」
何よ、そんなことって。
女の子なんだから気になるに決まってるでしょ。
むすっとした私の顔を両手で包み込んで、カズくんは額を私の額に押しつけてきた。
「ばーか。気になんねぇよ、そんなの」
「私は気になるもん」
「俺が気になんねぇって言ってんだから、いいんだよ。」
何それ。
私がいつまでもふくれっ面でいると、包み込んでいた手で私の両頬を軽くつねる。
「おら、いつまでもそんな顔してっとブスんなるぞ」
「・・・ムカツク!」
お返しに私は容赦なくカズくんの頬をつねる。
「い、痛ェよ、ばか!」
涙目になったカズくんの頬から手を離して、そのまま首にまきつけて口づけた。
735バカ×主人公2:02/07/07 02:00 ID:8wE/ALSD
「あ、・・・あ。」
まきつけた腕に力が入らなくて、今にもカズくんの首から落ちてしまいそうになる。
不規則に揺さぶられて、頭がぼーっとしてくる。
耳にキスしながらカズくんが熱っぽい声で言う。
「ほんと・・・、俺、気にしてねぇからな。」
「・・・カ、ズくん・・・」
いつまでもふてくされてつまらないことを気にしていた私にカズくんは優しい。
「・・・優しい、ね。カズくん。」
「・・・ばーか」
今までよりも更に優しく抱きしめられて、あまりの幸福感に涙がこぼれる。
私も力の入らない腕でカズくんを強く抱き締めた。

しばらくの間、カズくんの腕の中でぼんやりしていた私は、はっと気づいて起きあがる。
「ねぇ、今度から始めに二人でお風呂入ればいいんじゃない?」
「は、はぁ?」
カズくんは顔を赤くしながら目を見開いた。
「そうすれば、今日みたいなことなくなるじゃない」
「ば、ばか!俺は気にしてねぇって言ってんだろ!」
「何よ、今更じゃない。お風呂くらいで。もう何回もセックスしてるのに」
「お、おまえ、女のくせにそうゆうこと言うな!」
バタバタとベッドの上で暴れていると、下から、カズくんのお母さんの声がして。
私たちは慌てて床に散乱している服を掴んだ。



短いし、ヤパーリ、エロが弱い・・・。
スマソ。みんなすごいYO!!
神だらけだー・・・(幸)
736名無しさん@ピンキー:02/07/07 02:08 ID:Ov1QOflm
>720
すごく良かったです。王子(;´Д`)ハァハァ
また書いてください。
それにしても、ここは胸きゅんから激エロまでいろいろ楽しめてイイ!
自分で書くとどうしてもシチュ重視になってしまうから、禿しいのを
読むのは楽しいよ。自分もエロ描写の勉強しよ。
737王子×主人公1/5:02/07/07 02:10 ID:6E5WKIFm
#優しい抱擁

「おじゃましまーす」
「…ああ」
いつものように珪の家へあがりこむ。
「それじゃ飲み物用意してくるから、部屋で待ってろ」
「うん、ありがとう」

はばたき学園を卒業して3ヶ月。
同じ一流大学に入学した私たちは、授業の合間に毎日会ってデートしたり、
週末には彼の家でのんびりすごすという半同棲状態ともいえる日々を送っていた。
出会いから3年という長い期間をかけてようやく結ばれたことの喜びの反動もあったと思う。
週末ごとに繰り返されるその行為は彼の本質を映し出したようにとても優しい。
耳元で私の名をつぶやく低い声、私だけを優しく見つめる淡い碧の瞳、
痛みを感じさせないように気を使いながらも確実に快感を与えてくる細くて長い指、
私の躰のそこかしこにふりそそがれる甘い口づけ…それら全てが、私にとって最高の悦びとなる。
少しずつ『行為』に慣れてきていた私は、今日もこれからおこりうることを想像して
赤面しそうになり、今はまだそんなこと考えてもいないふりをしつつ
一足先に彼の部屋へ入った。

イレギュラーな事態が起こったのはそんな時。
私の携帯が着信を示すメロディを奏ではじめた。
電子音に我に返った私は、慌てて頭の中を他人と話すモードに切り替える。

「…もしもし?」
『あ、俺。姫条や。久しぶりやなあ。元気でやっとるか?』
「え、姫条くん?わあー、ひさしぶり!そっちも元気?」

カチャリと音を立ててドアが開いた事に私は気が付かなかった。
3ヶ月ぶりの級友の声に懐かしさが溢れていたこともあり、彼の話術の巧みさのせいもあり、
卒業式や珪からの告白が遠い昔のような気がして、ほんのわずか想いをはせていたこともあり。
7382/5:02/07/07 02:10 ID:6E5WKIFm
―――――だから、不意に後ろから重みを感じて思考が停止した。
いつもの優しさを感じるそれとは別人のような強い抱擁。
あまりに強い力で、少し痛いくらい。
『……やし。って、自分ちゃんと聞いてるか?』
「えっ?あっ、ゴメン、聞いてるよ?」
一瞬驚いたものの、とりあえず電話の向こう側に返事を返す。
だけど、私のその返事とともに珪の手が私の身体を撫で回し始めた。
その愛撫からも、いつもの優しさはかけらも感じない。
私の身体を知り尽くした手があちこちに伸びると、
感じやすい部分を時に強く、ぎゅっとひねられる。
驚いた私がその行為に抗議の言葉をぶつけようと振り返ろうとした瞬間、
受話器をあてていない左の耳にふうっと息を吹きかけられた。
「んっ…!」
堪えきれずに声を漏らしてしまい、がくりと全身の力が抜ける。
『ん?どないしたん?』
「んっ、な、何でもないよ」
こちらの異変を悟られないよう平然を装って返事をしたものの、その間にも
背中側からの体中への執拗な愛撫は続けられていて、確実に身体が火照ってきているのが分かる。
携帯を持ったまま小さく抵抗してみるが、私の身体に手をさまよわせながらも
羽交い絞めにされているようでまともに動けない。

一体どうしちゃったんだろう?珪がこんなことするなんて…
ふと、珪の顔に視線を移すと……その表情に既視感を覚える。
……あの時の顔だ。
高校時代のデートの待ち合わせ。ナンパ男を追い払ってくれた時。
ビリヤード場で。モデル仲間という男にからまれた時。
あの時も、こんな顔をしていなかった?
7393/5:02/07/07 02:11 ID:6E5WKIFm
「それよりその、同窓会やるって話だったよね?」
『そーそー。ちゅーか大勢で遊びたいなぁ思っただけやねんけどな。
氷室センセの監視も無いし、ぱあ〜っと飲みにも行こて。な!』
姫条くんの話は、なんのことはない「皆で」同窓会という名目で遊ぼうという誘いの電話で
珪が心配するようなことは何も無い。わざと大勢で会うのだと分かるような言葉を
口にしてみたけど、すでに珪の耳には会話が届いてないみたい。
そうこうしているうちにすでに胸元ははだけられ、強く乳房を揉みしだかれている。
手は乳首の先をつまみながらも、口は耳たぶから首すじへと敏感な部分を責め立て、
その刺激に私は身体をふるわせる。

と、とりあえず、姫条くんには悪いけど、早く電話を切らなきゃ……
「ん、そ、それじゃ。日程とかはそっちに任せるから…」
『え?ちょお待った待った。こっちフリーターやから任せられたら平日の昼間とか
深夜とかになってまうで?それに葉月の都合も訊いたらなあかんのんちゃう?』
違うの、今はまともに話せないのよと言いたいけど、こんな状況を説明できる訳も無く。
電話のこちら側では、既に下着は脱がされ、秘所にからめた指を激しく出し入れされている。
もっとも敏感な部分を繰り返し弄ばれ、私の太腿と珪の手を愛液で濡らす。
惚けた頭では思考も殆どまとまらず、見慣れた部屋の壁をぼうっと眺めながら
電話の向こうへ生返事を返すことしかできない。

………早く…早く…電話を切るか、珪にこんなこと止めさせなきゃ………

だけど。
誰か別の人と電話で話をしながら責めたてられて、
嬌声をあげそうになるのを必死で耐えている。
いつもと全然違う激しい責めに、珪の熱情を感じる。
こんな状況が―――――私をより興奮させている。
背徳感を感じさせる行為が自らを昂ぶらせていることが恥ずかしくて、
それが一層私の身体を熱くしていく。

「…………」
それを珪も感じ取ったのか、必要以上に潤おった部分に彼自身をあてがい
そのまま私の中に押し進めた。
7404/5:02/07/07 02:11 ID:6E5WKIFm
珪が激しく動くたび、私の言葉もどうしても揺れがちだ。
電話の受け答えも自然と「…うん…」とか「…そう…」とかの素っ気無いものとなり、
息遣いも荒くなる。
結合部から漏れてくる愛液が交じり合う音はだんだん大きくなり、
時折珪の口の端から漏れる吐息共々、電話口に届いてやいないかと思うと気が気でない。
鋭い姫条くんがそんな私の変化を聞き逃すはずもなかった。
『なあ…なんか今日ちょっとヘンやで?』
「!そ、そんなこと…」
『自分、しんどい時でも平気なフリすることあるからなあ。
風邪でも引いとるんちゃう?なんかこう…苦しそうな息遣いしてるみたいやし』
「!!あっ、そう!そうなの!!ちょっと…んっ…風邪気味、みたいで…」
『…?そーなん?なんやったら見舞いでも行こか?バイクですぐやし』
「!!!???やっ…そっ、そんな…いいよっ、悪い、しっ…」
『あはは、ジョーダンやって。そんなんしたら葉月に怒られるわな。
また今度連絡するわ。早よ寝ぇや。ほなな。』

ようやく電話を切ったものの、一層激しさを増した責めに安堵する余裕もなく
押し寄せる快楽に身を任せた……。
7415/5:02/07/07 02:12 ID:6E5WKIFm
「珪のばかっ。もう知らないっ!」
服の乱れを直しながら、半分涙目の私は顔をそむける。
「ごめん、俺…その………」
「その、何?」
「電話の相手が姫条で…お前があんまり楽しそうに話してるから…ついカッとなって」
「あれは、単にちょっと懐かしかったからだよ…
話してたの事も同窓会するってだけだったんだよ?」
「分かってる。…悪かった」
子供みたいな嫉妬。彼らしいと言えばらしいけど。
でも、さすがに反省しているらしい。
私が本気で怒っている様子を見て、珪はすっかりうなだれてしまった。
でも正直に言うと、いつもと違うあの特殊な状況…いつもと違う激しさに
自分も浸りきっていたのは否めない訳で、あんまり強いこと言えた立場じゃないんだけど。
だからといって、今後何度も同じことを繰り返されたら嬉しいような、でも
ちょっと困ってしまうような、だし。
何より恥ずかしいから、それは口には出さない。
そして本音を語らないことへのちょっとした罪悪感から、交換条件を出してみる。
「ん、私もごめんね。ちゃんと謝ってくれたし、もう怒ってないよ。
だから……」
「……?」
「今度は…優しく、してくれるかな?」
「……ああ」
ちょっと甘えた顔をした私を見て、心底安心した顔をした彼は
今度こそいつものように私を優しく抱きしめた。
742名無しさん@ピンキー:02/07/07 02:14 ID:6E5WKIFm
なんつーか…どうやったら皆さんみたいな詩的な文が書けるのでしょう…
生まれて初めて書いたSSと言えど、どうも直接的というか無骨というか。
王子無茶してるし。誤字までハケーン(涙)
甘々スキーさんごめんね…そういう人は5/5だけ読んでね。
そこが一番描きたかったシーンぽいし。
…次を書いて許されるならノーマルに甘々な王子×主人公が書きたいでつ。
743名無しさん@ピンキー:02/07/07 02:20 ID:vQ+iVrWs
>>742
ゴメン。めちゃめちゃ萌えちゃった・・・
かなり好きです。
萌え死にそうでつ・・・(;´Д`)ハァハァ
744千晴タソ×主人公(1/3):02/07/07 02:33 ID:vQ+iVrWs
すごいSSのあとに書くのは恐縮ですが、
さっき思いついてちょっと書いてみました。


今日は彼女が始めて僕の家に来ます。
彼女は僕に日本語を教えてくれると言いました。
彼女はとても親切。僕はとてもうれしいです。
―――――――ピンポーン
「は、はい、今空けます」
「こんにちは、千晴君」
彼女はにっこりと笑う、僕はとてもその顔が好きです。
「こんにちはです。」
「千晴君の家って思ったとおりすごい片付いてるね。
私の部屋見せられないや」
「そ、そんなことないです。」
「謙遜しすぎだよ千晴君は。」
「じゃあ、早速勉強しようか」
「は、はい。よろしくお願いします。」
「千晴君。同い年なんだから敬語は使わなくていいんだよ。」
「は、はい。」
彼女は笑い出した。
「それも敬語だよ、千晴君。」
745千晴タソ×主人公(2/3):02/07/07 02:34 ID:vQ+iVrWs
彼女は僕の隣に座って丁寧にいろいろ教えてくれる。
彼女はとても頭がいい。とても尊敬しています。
「わからないとこ何でも聞いてね。」
「は、はい。ええっと・・・。」
「性別ってどういう意味でしたか?度忘れ?してしまいました。」
「性別はせっ・・。」
「どうかしましたか?」
「え?あぁ、性別よね性別はSexよ。」
「ああ、そうでした、じゃあ、Male・・・じゃなくて男性ですね。」
彼女の顔が赤くなっていました。
僕は聞いてはいけない事を聞いてしまったのです。
「どうしたのですか?僕なにか変なこと聞きましたか?」
「・・・・日本ではね、SexはSexual intercourseっていう意味なの。」
「え?!あ、そうだったのですか??」
僕は何を言えばいいのかわかりませんでした。僕も赤くなってしまいました。
746千晴タソ×主人公(3/3):02/07/07 02:34 ID:vQ+iVrWs
その沈黙を破ったのは彼女でした。
「千晴君って、その・・・したことあるの?
 あ、あるよねアメリカに住んでたし・・・。」
「あ、え、えっとないです・・・・。」
「じゃあ、一緒だね。」
彼女は顔を赤くして少し微笑んでいました。
僕は妹に言われた一言を思い出しました。
――――you are coward
そう、僕はいつも最後の最後になってないもできない。
いつも後悔するのに・・・・・。でも僕はもう後悔したくなかった。

僕は彼女にキスをしました。
アメリカでは毎日挨拶でキスをしていたのにそれとは違うキス。
そして抱きしめました。僕の心臓がドキドキしていました。
「I love you・・・・・」
とっさに出た言葉は日本で育った彼女には少しくさい台詞だったみたいです。
「・・・私も。」
少し笑って彼女はそう答えてくれました。
そしてまた唇を重ね、僕らは愛し合いました。
僕はもういままでの千晴じゃない。
彼女を守るためにイイ男になることを決意しました。

End
747名無しさん@ピンキー:02/07/07 02:35 ID:Klube6fB
神よー!!!皆ありがd。
王子マンセーなので、嬉しいよぅ…:゚・(ノД`)・゚・。

絶対王子は嫉妬深いと思うので、男の影なんぞ感じたらそりゃスゴイことになりそう
です。つーか、しろ(笑)
748名無しさん@ピンキー:02/07/07 02:35 ID:vQ+iVrWs
無理やりもっていきすぎですね。ってエチー本番は書いてないし・・・。
ゴメンなさい・゚・(ノД`)・゚・
エチーは直前に書いてくれた神にお任せします。
書き逃げゴメン。
749インデックス職人:02/07/07 02:37 ID:6E5WKIFm
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王子
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ワカメ
>595>596>647>648>649(>>595-596>>647-649
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わたぽん
>679>680>681>682>683>684(>>679-684
千晴たん
>692
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>744>745>746(>>744-746)
タシーロ
>698>699>700>701(>>698-701)
バカ
>734>735(>>734-735)

今日はいつも常連な先生・バイト・バカが無くていつも少ないキャラのSSが多いでつね。
常連3人も好きだが、何時も少ないキャラのネタが多いのは嬉しいねヽ(´ー`)ノ
今日も神々に感謝。
750名無しさん@ピンキー:02/07/07 03:01 ID:m6WBWk9b
>692 >728 >744
千晴タンSSを書いてくれた神様ありがとうございます。
待ってましたよ。
751名無しさん@ピンキー:02/07/07 04:09 ID:RqOR4SIi
       ┌─────────────────────┐
       │        フフフ…。セックス、セックス。        |
       │ みんな、セックスし続けろ! 激しく!もっと激しく! |
       │     …ペニスとヴァギナをこすり合って、    |
       |           愛液と精液を混ぜあって、        |
       |     肉と肉がとろけ合うまで交わり続けろ!    |
       |  いずれは、学校中の生徒も参加させてやる。  |
       |         善人面した教師たちもだ!         |
       |          そうだ、卒業式がいい。         |
       |   式が始まり、全員が講堂に集まったとき、    |
       |          僕が電波を送ってやる。        |
       |   学校中の女たちの穴という穴すべてに、     |
       |        精液を流し込んでやる。        |
       | 校長も教頭も、みんな家畜のようによがらせて、 |
       |可愛い教え子たちの膣にペニスをぶち込むのさ!.|
       └―――──――────────────――┘
                     ヽ(´ー`)ノ
                        (  へ)
                         く
752675、679、685:02/07/07 04:13 ID:/HQWtzvE
全部の話読み返してみました。
もう、みんな萌え萌えですよ。
職人のみんな、いいもの書こうね。

リクエスト。
私もモリリン話読みたいです。
753王子×主人公・撮影所にて1/7:02/07/07 05:18 ID:1u5wyy2g
「店長、今日はこれであがります」
時計の針が午後9時を刺したのを確認して、店長に声をかける。
高校に入ってから始めた、この喫茶店でのバイトも、もう何年続いているだろう。
すっかり仕事にも慣れ、高校の卒業時には「うちに就職しないか」と誘われもした。
結局私は大学に進学し、ここに就職することはなかったが、バイトの方はずっと続けさせてもらっている。
「あ、悪いんだけど帰りがけに出前、頼まれてくれないかな?」
たくさんのオーダーを受け、狭いカウンターの中をバタバタと動き回っているマスターが、
帰り支度を始めた私に向かって、すまなそうに声をかけた。
「出前ですか? 別にいいですよ」
たいした仕事でもないので、私は気軽にOKする。
「ごめんねー。ここに用意してあるから。届けたらそのまま帰っていいよ」
カウンターの隅に、デリバリー用のポットとカップが並べられていた。
「どこにお届けしたらいいんですか?」
「撮影所。Aスタの方ね。よろしく」
「分かりました。じゃあ行ってきます」

「ご注文のコーヒー、お届けにまいりましたー」
すっかりなじみの顔になった受付のお姉さんたちと笑顔で挨拶を交わし、階段を昇ると2階の一番奥にあるAスタジオへ入る。
「待ってたよ〜」
カメラアシスタントの若い男の人が、走り寄って声をかけてきた。
「そこのテーブルに置いてくれる〜? 先生ぇ、コーヒー来ましたけど〜」
アシスタントは、シャッターを切っているカメラマンに声をかける。
「おう、じゃあ休憩するか。葉月ちゃん、ひと休みね〜」
葉月ちゃん。そのひと言に、私はコーヒーとカップを並べる手を止め、ホリゾントの方に顔を向けた。
高い位置からつるされたバックペーパーの上に、大きなライトといくつものレフ板から
放たれる強い光を浴びながら、珪が立っていた。
754王子×主人公・撮影所にて2/7:02/07/07 05:19 ID:1u5wyy2g
休憩の言葉に、ライトが消され、珪がテーブルの方へ向かって歩いてくる。
私に気が付くと、軽く笑いながらそばにやって来た。
「・・・お前、来てたのか」
「うん、コーヒー届けに来たの」
「バイトか。今日はずいぶん遅いんだな」
「うん、でもコレ届けたら、このまま帰っていいんだ。珪もお疲れ様だね」
「ああ」
珪とは、もう数え切れないほど2人きりで逢っているくせに、
それでも予定外にこうやって逢えると、なんだか得したような気分になる。
それに仕事中の珪は、普段の珪とは全然違う表情を見せてくれる。
今までにも何度か飲み物を届けに来て、珪の撮影風景に出くわしたことがあるけれど、
私はそれを見るのが、大好きだった。
「よっ、彼女、いつもおいしいコーヒーありがとう♪」
後ろから調子のいい声がかかった。さっきまでシャッターを切っていたカメラマンだ。
「そっかー、急に葉月ちゃんの表情がグッとよくなったと思ったら、君が来てたんだね〜。納得納得」
コーヒーをぐいっとひと飲みすると、彼の軽口はさらに続く。
「君が来ると、葉月ちゃん調子よくなっちゃうからね〜」
そう言ってニヤニヤと笑うカメラマンに、珪があわてて反論する。
「お、俺は、そんな・・・別に・・・」
「隠さない隠さない♪ あ、何だったら彼女、少し撮影、見てったら?」
冗談なのか本気なのか、カメラマンは、唐突にそんなことを言い出す。
「あのうるさ方のマネジャーも帰っちゃったし、葉月ちゃん、彼女にかっこいいとこじっくり見せちゃうチャンスだよ〜?」
「か、かっこいいって・・・い、いいですよ」
カメラマンのからかい口調に、珪は珍しくうろたえる。
「・・・私、見たいかも」
スタジオ内のくだけた雰囲気につられ、つい私は、そう口に出してしまう。
755王子×主人公・撮影所にて3/7:02/07/07 05:21 ID:1u5wyy2g

「あ・・・ごめんなさい! 図々しいですね。仕事だし、じゃましちゃいけませんよね」
あわてて自分の言ったことを取り消そうとした私に、カメラマンは飄々と言う。
「いやあ、俺らは別に全然かまわないよ〜。葉月ちゃんさえよければネ」
選択は珪に振られてしまった。なんだか思ってもいないことになって、私はちょっぴりとまどう。
珪も、突然の話に困惑しながら、それでも私に聞いてきた。
「・・・見たいのか?」
「うん・・・。一度、ちゃんと見てみたいって思ってたの。・・・ダメかな」
「・・・好きにしろ」
ちょっと困ったような、それでいてうれしそうな顔をして、珪はそう言った。

スタッフにじゃまにならないよう、後ろの方で珪を見ていた。
薄手のリネンのシャツ、カジュアルなスキッパー、身ごろにレースが入った、少しボヘミアンテイストのシャツ。
用意された衣装を次々と身にまとい、それを最大限に格好よく魅せるため、珪がしなやかに動く。
「葉月ちゃん、目線ちょっと下。そうそうイイ感じ」
流れるBGM、それにカメラマンの声とシャッターの音だけが聞こえる中、私は珪のセクシーなその姿に、ただじっと見入ってしまう。
「よーし、じゃあ6×7はここまで。あとは4×5で撮るぞ。カメラ用意できてるか」
「はい、できてます・・・っと、あっ!」
ガチャン、と鈍くて重い音が反響した。その場にいた人間が皆、その音の先に向く。
次の撮影用のカメラを渡そうとしたアシスタントが、手を滑らせてカメラを落としてしまったのだ。
「バカヤロー! 何やってんだ!」
カメラマンの怒号がスタジオの中に響き、アシスタントたちがあちこちへとバタバタ動き回る。
756王子×主人公・撮影所にて4/8:02/07/07 05:23 ID:1u5wyy2g
数分後、カメラマンが申し訳なさそうな声で、スタッフたちに誤りを入れた。
「すいません、次のカメラ壊れちゃって・・・。コチラのミスで申し訳ないんだけど、予備も用意できてなくて・・・。
すいません、ちょっと取ってこさせますんで、少し待ってもらえますか?
葉月ちゃん。本当に申し訳ないんだけど、この後、時間押しても大丈夫?」
「ええ、まあ・・・。この後は別に俺、仕事ないし」
「そう言ってもらえると、助かるよ。ちょっと控え室で休んでる? 用意できたら呼びに行くから」
「・・じゃあ、そうさせてもらいます」
結局、アシスタントが事務所からカメラを取ってくるまでの3、40分の間、休憩が言い渡された。
「大変なことになっちゃったね」
スタッフがあちらこちらに暇つぶしに出て行く中、私は珪に声をかける。
「ああ・・・まあ、結構こういうの、あるから。で、どうする? お前」
「うん・・・じゃまになるし、もう帰るよ」
「そうか。じゃあ、俺に付き合え」
「付き合うって? どこか行くの?」
「俺、控え室で寝るから、来いよ。30分たったら起こして」
「・・・目覚まし代わり、ですか。まあいいよ。付き合ってあげる」
そうして、私は珪に付いて、スタジオの隣の、彼の控え室へと向かった

スタジオの控え室に入るのは、初めてだ。
壁の半分近くが大きな鏡で占められ、その前に化粧などをする台といすが、さらに奥の方には大きめのテーブルが置いてある。
「適当に座ってろ。俺、着替えるから」
そう言うと珪は、部屋の端の衝立の裏に向かって行った。
「休憩、1時間もないんでしょ? 着替えなくてもいいんじゃない?」
とりあえず鏡の前のいすに腰を下ろすと、珪に言う。
「・・・汚したり、シワができたらまずいだろ。脱いだ方が落ち着ける」
少しして、グレーのスウェットのパンツの上に、素肌に前開きのパーカーを羽織った珪が、私の横の化粧台の上に腰掛けた。
757名無しさん@ピンキー:02/07/07 05:24 ID:ZJd1DhMM
良スレだよー(´Д⊂
最近通いつめちゃってます。
ごちです。ありがとうございます。


ダンディの甘々系のとかも読んでみたいところ。
758王子×主人公・撮影所にて5/8:02/07/07 05:24 ID:1u5wyy2g
「へえ。珪のそう言う格好見るの、初めてかも」
「そうか? 家の中じゃ、結構こんな格好だけどな」
そう言うと珪は、化粧台の上に置いてあった飲みかけのミネラルウォーターを手に取り、口に運ぶ。
その姿はさりげないのに、ひとつひとつの仕草がとても決まっていて、さっきのスタジオでの珪と同じように、とても美しく見えた。
「珪って、セクシーだよね」
「・・・なんだよ、いきなり」
唐突な私の言葉に、珪はちょっと驚いたように、私を見る。
「だって、そう思ったんだもん。撮影してるときもだけど、今のこの格好だって、何も飾っていないのに、なんだかすごくキレイ・・・」
「・・・惚れてるひいき目、だろ」
そういいながら、でも珪の顔は、私の言葉に反応して、うっすらと赤く染まっていた。
「キス、していい?」
珪のそんな姿がとても愛しくて、私は思わず自分から言い出してしまう。
「・・・いいよ。して」
私は立ち上がると、座る珪の両頬を手ではさんで、上から覆い被さるようにキスをした。
珪の手が私の頭に伸び、その指で髪をやさしくつかむ。
一度唇を離し、そしてもう一度、今度はもっと深く、噛みつくようなキスをする。
珪の手が背中に降りてきて、私をぎゅっと抱き寄せた。その手はさらに下がり、私のブラウスの裾から、素肌に進入してくる。
器用に、背中のホックを外そうとする珪の手の動きを感じて、私は珪に絡めていた舌を離す。
「・・・どうした?」
キスをやめた私を、珪がいぶかる。
「ダメだよ、珪。それはナシ」
759王子×主人公・撮影所にて6/8:02/07/07 05:26 ID:1u5wyy2g
「・・・どうして」
「だって、いつカメラが届いて、いつ休憩が終わるかわからないよ」
「大丈夫だって・・・しばらく、かかるだろ・・・多分」
そう言うと珪はまた、私を抱き寄せる。
「だーめ。このまま続けて、途中でやめることになっても、珪はいいの?」
「・・・まあ、確かに・・・いやかもな」
そう言いながら、それでも珪は、抱きしめる腕の力を緩めない。その力が、珪の今の思いなのか、私は知りたくて、珪にたずねた。
「・・・珪は、したいの?」
「・・・ちょっとね」
珪にしては珍しい、すねたようなその言い方がかわいくて、私の中に、珪のそんな気持ちを
どうにかしてあげたいという思いがふつふつと沸いてくる。
「ねえ、ちょっと手、離して」
ちぇ、と小さくつぶやいて、珪は私に回していた手を離した。その手を、私は自分の手で軽く押さえて、珪にもう一度キスをする。
「・・・?」
珪は私の真意をはかりかねているのか、ただ私にされるがままに、私の舌を受け入れる。
さっきより長く、互いをむさぼるようなくちづけの後、私はその唇を、珪の首筋へとずらしていく。
「・・・お、おい、お前・・・」
私のそんな動きに驚いて、珪がとまどった声を出す。その言葉を無視して、耳たぶに舌をはわせ、軽く噛む。
「・・・っ」
珪の口から、声にならない声が漏れる。
「こら、やめろって・・・っん」
耳たぶから鎖骨へ、肌に印を付けない程度に、強めのキスを降らせていく。
パーカーからはだけた珪の裸の胸に唇を押しつけた。少し固くなっている乳首を舌で嬲り、強めに吸う。
「・・・ん・・・あぅ」
珪が少し大きく声を上げる。男の人も、ここって感じるんだ。珪の反応がなんだか楽しくて、私の行動は、どんどんとエスカレートしていく。
760王子×主人公・撮影所にて7/9:02/07/07 05:30 ID:1u5wyy2g
珪の腕を押さえつけていた手を、珪の中心に持っていく。それはすでにすっかり起立していて、
スウェットの上からでも、形がわかるほどだった。
「へへ、おっきくなっちゃったね」
「あ・・・当たり前だろ・・・・」
私的をされて、珪は顔をさらに赤くしながら、私を軽く睨む。
「・・・お前、いきなりどうしたんだよ。っていうか、どうするんだ。しないんじゃなかったのか?」
そんな珪に、私はにっこりと微笑んで、宣言した。
「・・・私が、してあげる。たまにはいいでしょ? そういうのも」

おへそのくぼみに、私が舌をはわせる頃には、珪も観念したのか、すっかり私に身を任せていた。
稚拙な私の愛撫は、珪をどれだけ感じさせているのか。それがとても気になる。
「気持ちいい?」
いつもなら、珪が私に問いかけるその言葉を、今日は私が珪に問いかける。
「・・・気持ちいいよ」
「本当?」
足と足の間に跪いている私の頭に手を回し、珪は私の髪を、大きな手でもてあそぶ。
「・・・お前がそうしてるっていうだけで、充分、感じてる」
スウェエットを下ろし、ボクサーショーツの上から、珪のそれにキスをする。
「んっ・・・」
珪の声が、今までと違うトーンになる。
やっぱり、男の人にとって、ここは躰のどの部分とも違う、全然別のものなんだなと、妙に納得する。
「私、初めてだから下手かもしれないけど、許してね」
「・・・無理すんなよ。できなくたって、俺、気にしないから」
こんなときですら、珪は私にやさしい。そんな珪を、思い切り感じさせてあげたくなって、
私はそれにくちづけて、そして口の中に迎え入れる。
口の中が、珪でいっぱいになる。
761王子×主人公・撮影所にて8/9 :02/07/07 05:33 ID:1u5wyy2g
「あっ・・・」
切ないくらいの珪の声に、上目遣いに彼の顔を盗み見る。そこには今まで見たことのない、
声と同じくらいに切ない表情をしている珪がいた。
今まで珪にしてもらっているだけで、私は自分から行動に出たことは一度もなかった。
そんな自分に、私は今とても後悔していた。
もっと早くもこうしていれば、珪のこんな表情を、もっと早くから見ていられたのに。
なんというもったいないことをしていたんだろう。
「・・・イイよ、すごく」
珪が私に、声をかける。たくさん、たくさん感じる声が聞きたい。そんな思いだけで、
私は、私の中の珪に奉仕する。
「ごめ・・・歯、立てないで・・・」
珪の言葉に、私は唇に力を入れて、珪に歯が当たらないように気をつける。
唇も、頬もものすごく痛い。のどの奥までいっぱいになって、とっても苦しい。
それでも、珪が気持ちよくなってくれるのなら、私はどうなってもかまわない。
「ふっ・・・く・・・う」
珪の声がだんだんと大きく、そして間隔が短くなってきた。
頭に回された手に力がこもり、背中や首筋から流れる汗が、躰を伝って私の頬に飛び散る。
「ダメ・・・俺、もう・・・」
限界を告げる珪の声に、声を出すことができない私は、せめて彼の顔を見上げて、瞳で促す。
(イッていいよ。私の中で・・・)
そして、最後の最後まで彼を離さないように、深く深く、抱きしめる・・・。
「・・・っ」
一瞬の緊張の後、珪の躰から力が抜け落ちた。
私は、珪のすべてを受け止めて、そして、すべてを飲み込んだ・・・。

−−−−−−−−−−−

私も珪も少しの間、お互いの躰にしがみついて、ただぼうっとするだけだった。
「・・・悪い、ちょっと、どいて」
最初に声を出したのは珪だった。その低い声に、私はあわてて珪から離れる。そして珪は、私に背を向け、
無言のまま流れる汗を拭き始めた。
「えっと、珪、その・・・」
調子に乗りすぎたかな・・・。珪の様子に、私はだんだんと不安になっていく。
「怒っ・・・た?」
さっきまでの高揚感はどこへやら、激しい後悔が襲いかかる。
「・・・心配すんな。怒ってるわけないだろ」
そう言って珪は振り向き、何かを私に放り投げた。思わず私は反射的にそれを受け取る。
手の中に落ちてきたもの、
それは珪のキーホルダーだった。
「・・・撮影、後1時間ぐらいで終わるから・・・多分」
乱れた髪を、手ぐしで整えながら、珪が言う。
「俺の家で、待ってろ」時計はもう、10時を回っている。
この時間に、家で待っていろということは・・・。
「・・・それって・・・お泊まりしろ、ってこと?」
珪は返事の代わりに軽くうなずく。
「・・・いいの? ほんとに怒ってないの?」
「・・・ったく、怒られる心配するくらいなら、最初からこう言うこと、すんなよ」
「うっ・・・」
確かに、珪の言う通りではある。
「そんなことおっしゃる割には、ずいぶん気持ちよさそうでしたが?」
悔しかったので、私は珪の瞳をのぞき込んで、そう言ってやった。
「おまっ・・・!」
トントン。珪がうっすら赤くなって絶句するのとほぼ同時に、ドアの向こうからアシスタントが声をかけてきた。
「葉月さ〜ん、お待たせしました〜。もうすぐ始められますんで、スタンバイお願いします」
「・・・ああ、すぐ行きます」
さっきの動揺はどこへやら、珪はいつもの声に戻り、撮影用の衣装に袖を通す。
「じゃあ、残り、撮ってくる。お前はもう、帰れ」
「うん。でも、もう少し見てたかったかな。モデルの葉月珪」
「ダメ」
「どうして?」
「お前に見られながらじゃ、俺、今日はちゃんと仕事できそうにないからな」
珪の言う意味が何となく分かって、私は思わず顔を赤くする。
「そんなに私・・・すごかった・・・かな?」
「ああ」
サラリと言ってのける珪の表情は、もう仕事のそれになりつつあったけど、その顔に不敵な笑みを口端に浮かべると、私をじっと見て言った。
「仕返し、してやる」
「・・・へ?」
「さっきお前にされたこと、帰ったら、まんま返してやる・・・。楽しみだ、な」
珪は意地悪げにニヤリと大きく笑って、控え室のドアを開けた。
「し、仕返し? って・・・ちょっと珪?」
「ハイ、俺はスタジオ、お前は、出口。じゃあな」
私の背中をトンと押し出すと、珪は私と反対の方向に、後ろ手を振りながらスタスタと歩いて行ってしまった。
仕返し・・・ああ、私は今夜、いったい珪に何をされてしまうのか・・・。 
珪にしてあげていたときと同じくらいに、心臓がどきどきと走り出す。
足早にフォトスタジオを後にすると、とりあえず私は、家に言い訳の電話を入れた。

・・・もしもし、お母さん? 私。あのね、今日なんだけど、オトモダチとね・・・。

おしまい
764王子萌えヘタレ:02/07/07 05:40 ID:1u5wyy2g
おはようございます・・・。王子・撮影所話をお送りします。
こんなモノを書いていたら、すっかり朝になってしまいました・・・。
日曜のさわやかな朝にふさわし・・・くないですね・・・(w。
し、しかも、1つずつのカキコの分割が、文章多すぎたらしくて、
7分割のつもりだったのに、最終的に10分割になってしまった・・・!!!
もうダメダメです。自分のヴァカさ加減に父ちゃんうんざりって感じです。
どうしていつも、コンパクトに収められないんでしょう・・・。
ご感想いただければ、うれしいっす。
では、寝ます・・・。
765757:02/07/07 05:44 ID:ZJd1DhMM
>764神
ごめんなさいーー!!
途中に入ってしまいました。


ダンディのネクタイで逝ってきまつ…
766名無しさん@ピンキー:02/07/07 05:54 ID:4SVHR1wA
>>764
萌えっす。
どうやったらこんなのかけんだ〜( ゚д゚)ウラヤマスィ…
萌えさせていただきましたありがd。
767名無しさん@ピンキー:02/07/07 06:16 ID:Klube6fB
キタキタキター!王子にフェラ~リ!!!たまらんでつ。
(;´Д`)ハァハァしちったです。神よ、ありがd
768名無しさん@ピンキー:02/07/07 06:18 ID:0MiPZPnQ
>764 モエー!!すごくいいよー!!
すごいよ764さん。アンタ天才だ。
頼む!ページ作ってくれーおねがいじゃー!!
769名無しさん@ピンキー:02/07/07 06:30 ID:BmzuUeWL
そういや俺もう半年もセックスしてねえなぁ。
770名無しさん@ピンキー:02/07/07 07:26 ID:RR3YIFTa
764神様、ステッキーな王子SSをありがとうございまつー!
王子がチョト意地悪くてカコ(・∀・)イイ!
日曜の朝から爽やかに(;´Д`)ハァハァしてしまいますた。
771名無しさん@ピンキー:02/07/07 07:37 ID:wMLNf7Ei
>>734
バカ×主人公のSSすごっく萌えましたです(゚∀゚)
個人的に本番後の後始末とか余韻にふけってる話が好きなので最高ですた。

はー、バカと一緒にお風呂入って、互いの体をあらいっこしたいー!!!
きっとバカのことだから始めはつい緊張して
自分の体洗う時と同じように遠慮無くゴシゴシやってくれそうでハァハァ
772名無しさん@ピンキー:02/07/07 08:02 ID:+JSxgV7i
昼ドラ製作者一同
        ∧
       _|::::|__
      /::|::::|  \
     /   |:::|   :\
    /    ||    :ヽ
   ┌|(⌒ヽ :|| ..:⌒: |┐
   |::|::ヽ.__:):||(___ノ ::|::|    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |:|: ..   :||    .. |:|  / 和馬は急に番組に出る事ができなくなった
    :|: ..   ||    ..|| <  いつ、またみんなの前に姿を見せる事ができるようになるのか
     :\ [_ ̄] /::|   │ 私にもわからない‥
::     |\|_|_|_|_/:::|    \________
   __| |   / / :|___
   \ _| \   /........ノ~  -r  \
  \....|:::\:\丿 /, /,/.../._ \ 
  /....\.レ... /\..| /  / / ̄ `\
  レ.........|/..../ R‐\′
773675、679、685:02/07/07 08:40 ID:OWw6qHZ4
>>679-684
を書いたものです。
続編書き上げました。
そのうちに投稿したいんですけど。
774675、679、685:02/07/07 08:42 ID:OWw6qHZ4
>>679-684
の続編書き上げました。
そのうち投稿します。
775675、679、685:02/07/07 08:43 ID:OWw6qHZ4
がーん。勘違いして二重投稿。
逝きたいですが、とりあえず投稿しないと逝けない…。
776675、679、685:02/07/07 09:32 ID:OWw6qHZ4
>>679-684
の続編、次から投稿いたしまつ。
777渉の嫉妬1/8:02/07/07 09:34 ID:OWw6qHZ4
 今日は渉と久しぶりのデート。
 11月の前半は文化祭の準備で忙しかったし。
 後半は、機嫌悪そうにしていた葉月くんや鈴鹿くんとデートしたり。
 そして、珠美にダブルデートに誘われたり。そんときに渉には会っていたけれど。
その日はゆっくりお話もできなかったし。
 ふたりっきりで会う、というのは本当に久しぶりだった。
 で、今日は話題のラブストーリーの映画。意外に、渉も気に入ったみたい。
 でも。
 渉は、主演の男優の年齢を指摘した。私は、そんな現実気にしないで楽しんでいたのに。
 私は、怒った。
 そしたら、渉は彼自身の年齢を気にするようなことを言った。
 私は、気にしないよ、と言ったのだが。彼はまだ気にしている。
「そんなにうじうじしないでよ!」
 思わず、大声を出してしまった私。これを逆切れというのだろうか。
 渉は、寂しそうに言った。
「だって、先輩……。この前、理事長先生と一緒に下校してたじゃないッスか」
 ぎくっ。見られてたのか。あっちゃー。
「あ、あのね。挨拶は大切なことなのよ。社交辞令とも言うんだけれど……」
「それから、先月は、葉月先輩や鈴鹿先輩ともデートしてましたよね……」
 ぎくぎくっ。それも見られてたのね……。
「あのね、彼らはトモダチ。いい? ト・モ・ダ・チ。最近様子がおかしかったから、
元気付けてあげようと思ってね。友達を気遣うのも大切なことなのよ」
778渉の嫉妬2/8:02/07/07 09:35 ID:OWw6qHZ4
「先輩……。秋にジブンとしたことも……」
「え?」
「先輩流の優しさなんッスか?」
「え?」
「ジブンを傷つけまいと、断らなかったんッスか?」
 私は、切れた。
 私は渉の手を強く握って歩き出した。
 私の目指すところはただひとつ。
 この前、バイト先が一緒の奈津実と探検した街。いつか、来れるといいね、
なんて赤面しあった場所……。
 渉は、すぐに私の向かう先が思い浮かんだようだ。
「せせ、せんぱい?!」
 声がうわずっている。
「ほら、好きなところでどうよ?」
 口調も私らしくないけれど。半分怒りにまかせているので、そんなの知ったこっちゃない。
 目の前には、“休憩○○○○円”の板が貼りつけられているビルがずらーり。
779渉の嫉妬3/8:02/07/07 09:36 ID:OWw6qHZ4
「……」
 黙りこむ渉。
 私は、少し平静を取り戻してきた。
 ちょっとやりすぎだったかな……。
 そう思って前言撤回しようと思ったときだった。
「先輩、この時間って安いんッスね……」
「へ?」
「……サービスタイム」
 見ると、板の下のほうにはサービスタイムの案内が書いてある。
「う、うん……。そうだね。夕方までみたいだね……」
「ここに入ります」
「へ?」
「先輩、ジブンのおごりッス」
 そう言うと、渉は私の手を引きながら目の前のビルに向かって歩き出した。
「わ、渉?」
「先輩、自分のしたことに責任持てないんッスか?」
 その瞳は、いつもの彼の目ではない。“男”を思わせるものだった。
「……」
 私は素直に従った。
780渉の嫉妬4/8:02/07/07 09:37 ID:OWw6qHZ4
「……」
「……」
 部屋に入った途端、正気に戻ってしまった私たち。
 目を合わせられずに、無言でいる。
「ごめんね」
 言葉を発したのは私。
「え?」
 私の方を向く渉。
「私、渉の気持ちあんまり考えないで……。こんなところに連れこんじゃって。
お小遣い、使わせちゃって」
「そんなこと、先輩が気にする必要ないッス。ジブンがいけないんッス。
小さなこと気にしたから……」
「ううん。私が好きなのは、渉だけ。身体を許したのも渉だけ。
だから、渉はそのままでいていいんだよ」
「それ、ほんとッスか?」
 うるうるとした瞳で見つめる渉。この瞳に弱いんだ。
「うん。私は、そんな渉が好きだから」
781渉の嫉妬5/8:02/07/07 09:38 ID:OWw6qHZ4
「じゃ……」
「何?」
 渉は、顔を赤くして言った。
「せっかく、来たんですから、していきませんか?」
 それって……。
「せんぱい……」
 渉は私の肩に手を乗せる。そして、私を引き寄せて、キスをする。
 あ……。久しぶりだ、この感覚……。
 私が酔う前に、渉は顔を離す。
「あ」
「ジブンも、後輩たちに告白されることもあります。でも、ジブンには先輩しか
考えられないんです。好きです、先輩」
「ん……。渉。私も」
 今度は、私の方から渉に抱きついてキスをした。
 渉の腕が私の背中に回る。
 舌が絡み合う。その音だけでも感じてしまいそう。
「せんぱい……」
「しよ……」
782渉の嫉妬6/8:02/07/07 09:39 ID:OWw6qHZ4
 冬服は重ね着だ。照れつつもお互い自分で服を脱ぐ。なんだか、“やる気マンマン”って
感じもしてかなり恥ずかしいけれど。“その気”になってしまった私たちの手は止まらない。
 お互い全裸になってベッドに座る。
 改めて渉の裸を見たけど、やっぱり、野球部なだけあって筋肉質だ。
「せんぱい……」
 渉は、私の身体中にキスをする。私も何かしなくちゃ、とか思ったけれど、
渉は唇で、右手で、左手で私の身体を愛撫するので、それどころじゃない。
「あ、ふう……」
 声を漏らすのが精一杯。
 たまに当たる彼のモノでも感じてしまう。ソレはすでに硬さがあった。
「これ、付けますね。この前は持ってなかったんスけど」
 渉は、枕元にあるゴムを手に取ると、封を切り、一生懸命自分のモノに装着する。
その手つきは、本か何かで勉強したのか、わりと上手いように思う。
「じゃ、先輩」
「うん。来て」
 渉は、私の中にゆっくりと入ってきた。
783渉の嫉妬7/8:02/07/07 09:39 ID:OWw6qHZ4
「うふう」
 声が漏れる。初めてじゃないとはいえ、やっぱり少しキツイかも。
「くっ。せんぱい……」
 それは渉も同じようで、苦しそうだ。でも。
「いいよ。動いて。渉のペースでいいから」
「はい」
 渉は、ゆっくりと動き出した。そして、慣れてくるとスピードを上げた。
「あっ、あっ、あっ……」
 動きと漏れる声のリズムがくせになる。私自身も動いているみたい。
「んっ、んっ、んっ……」
 渉の息遣いも揃う。
 こんな小さいことだけれど、幸せを感じてしまう。
「せんぱい、そろそろ……」
「うん、イこう、一緒に」
「はい、せ、せんぱいぃぃ!」
 私たちはリズムを速める。
「あはぁん!」
「くっ!」
784渉の嫉妬8/8:02/07/07 09:40 ID:OWw6qHZ4
 私たちは、もうひとつのゴムも使用した。
 時間がまだあったし、久しぶりだったし、ね。
 渉は、二度目に放出した後、私の耳元でささやいた。
「せんぱい、サイコーッス」
「あ……」
 半分正気になっていた私は真っ赤になってしまった。
「あ、先輩、可愛いッス」
「もう、渉ったら。渉の方こそ、可愛いよ」
「か、可愛い、ですか……」
 渉の表情が曇る。
「加えて、かっこよかった。男らしかったよ」
 私がそう付け加えると、とたんに笑顔になる。ほんと、単純なんだから。
そういうところが可愛いんだけどね。
「さて、明日も、学校頑張ろうね」
「先輩……。すぐ現実に戻る……」
 ムッとする渉。
 あっ。現実的なのは私のほうか。
「ごめん。でも、私たちが結ばれたことも現実だよ?」
 渉の表情はまた明るくなる。
「そうッスね。へへっ。そうッスよね」
 そんな顔も私は好き。
 私たちは、まだ十代後半。
 大人と子供の間を行ったり来たりして。そうして成長していく。
 ふたり一緒に成長したいね。

終了。
785渉の嫉妬 あとがき:02/07/07 09:42 ID:OWw6qHZ4
なんか、女が年上だと、華澄ちっくになりますね。
でも、私の中では主人公は天然小悪魔です。
786名無しさん@ピンキー:02/07/07 10:49 ID:4cNIEPTJ
長作キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
(;´Д`)ハァハァ
787名無しさん@ピンキー:02/07/07 14:51 ID:GUEIF/iq
流れていくの勿体無いなぁ。
コソーリまとめてうpって駄目なのかな…。神の偉業を留めておきたいッス。
788名無しさん@ピンキー:02/07/07 14:52 ID:MuvJStTv
>764神さま
ぜひその後の王子の仕返しを……
789名無しさん@ピンキー:02/07/07 15:38 ID:3HtHABM2
一週間で800かよ…。消える日の心配をしなければ
ならなくなってきたよ……
790名無しさん@ピンキー:02/07/07 16:06 ID:GUEIF/iq
>786
あと何日の命やら…。って無駄レスで消費厳禁?
やっぱりコソーリまとめて…。


無駄に長いSSはすでにSSと呼べませんかうpってもイイッスか?
791名無しさん@ピンキー:02/07/07 16:11 ID:HyAh7HNm
>790
どんどんどうぞ〜
楽しみにしてます
792名無しさん@ピンキー:02/07/07 16:19 ID:YKuCkTnL
かちゅで、永久保存だ。

(;´Д`)ハァハァ
793名無しさん@ピンキー:02/07/07 16:30 ID:y6RvBbZj
>790
SSはショート・ストーリーではなくて、サイド・ストーリーの略だよ。
文章が長い短いは瑣末なこと。
面白ければ、長かろうと短かろうとOKだよ!
794名無しさん@ピンキー:02/07/07 16:45 ID:GUEIF/iq
SSってずっとショートストーリーだと思ってマシタ。ヤバイ!
ありがとうございます。
795名無しさん@ピンキー:02/07/07 16:53 ID:SWaVXRpO
>794
SSは、「ショートストーリー」「ショートショート」
「サイドストーリー」等、どれでもいんじゃないのかな?

職人さん達にゆっくり感想言えるスペースも欲しいねー。
職人にとって、応援が一番の肥やしかと・・・。
796名無しさん@ピンキー:02/07/07 16:59 ID:LKl4BPgy
他のスレでもやってたりするんだけど、
次スレに逝く時全てまとめて載せるのはどうだろう・・・
まぁそれだけでかなりのレスを消費しちゃうんだけどさ・・・・
797名無しさん@ピンキー:02/07/07 17:02 ID:3HtHABM2
パート4くらいになったらSSだけで埋まるぜ。
798名無しさん@ピンキー:02/07/07 17:06 ID:LKl4BPgy
コッソリ倉庫のHPつくるとか・・・って無理かな・・・
まぁ過去スレ行けばみれないことはないし
過去スレいくしかないのかなぁ・・・
799名無しさん@ピンキー:02/07/07 17:09 ID:k2PzvL4d
>795
何日か来られなくて一気に読んだりすると、前のほうの感想
言いたくなるときあるよね…あと、そのキャラ落として読み返して
萌えたり。サイトならメール送ったり掲示板にカキコできるけど
ここはできないからなあ。
800名無しさん@ピンキー:02/07/07 17:22 ID:jwxoT4XE
まとめサイトは作りたいけど
相手はこなみんだから怖いところ。
かちゅにログ残してあるから自分は良いけど
職人さんにも感想をゆっくり述べてみたいし・・・
むずかしいかもしれないよねぇ

でも王子×主人公の職人さん達!
萌えまつ、ありがとう!!
801名無しさん@ピンキー:02/07/07 17:25 ID:GUEIF/iq
まとめももちろんだけど、確かに、古めの作品の感想って
難しいよね、流れからいってさぁ。
感想もっとイパーイ言いたいよ。
802名無しさん@ピンキー:02/07/07 17:37 ID:Q9FrBuPS
某サイトでは、SSの感想と職人さんに対する応援スレが立ってたけど、
ここではムリ?
803名無しさん@ピンキー:02/07/07 17:39 ID:1u5wyy2g
同人誌にして販売とかしなければ、そこまできびしくしないんじゃないの?
WEBで無料公開なら、営利目的にはならないでしょうし。
たとえ何かがあったとしても、まずは警告くらいから始まるのでは?
そしたらソッコー削除で、解決するんじゃないかと思うんだけど甘いかな。
まあ、小波だしなあ・・・(w。
804名無しさん@ピンキー:02/07/07 17:42 ID:1NiWrZxh
もう何もかも(;´Д`)ハァハァハァ…
職人様方乙カレーです。ほんと、1つ1つに感想言いたいほど。

上の方で出てますが、個人的には鬼畜エロほのぼのマターリなんでも萌えるので
リンカーンまでにいたっても全然OKでつ。ハァハァ
昼ドラ再開もぜひ。。。

感想はおいら君とこのGS板を使わせてもらうってのはだめかなぁ。
でも今ある18禁スレもひっそり進行なので、
完全21禁で主にここの感想用にもう一つJBBSをレンタルするとか…
あそこ、エロはダメなのかな?
805王子萌えヘタレ:02/07/07 17:57 ID:1u5wyy2g
ども。ヘタレです(ちなみに803も私です)。
感想ありがとうございましたです。こういうのってうれしいですねえ!
私も同人はおろか、まともな創作活動などまったくしたことないので、
こんなものを(しかもエロ(w)人様に公開したのは、ここが初めてです。
1週間のうちに3本(某所に投稿したエロなしも入れたら4本)書きますた。
人間て、萌えるとなんでもできるんですね。
萌ってスゲエ(w。
>765
いえいえ、こういうのは仕方ないですよ。

>766
愛です(w。

>767
つたないフェラーリですいません。最初ちょっと具体的に書いてたんですが、
王子に「先」だ「裏筋」だと言わせるのがイヤになってやめました(w。

>768
そのうち王子のページを作るつもりなんですが、一応健全目指してます(w。

>770
そう、王子はイヂワルでないと!

>788
そのうち書いてしまいそうです(w。

長カキコスマソ。
806名無しさん@ピンキー:02/07/07 18:18 ID:GUEIF/iq
なんとなく、まとまってきたんだけどえらい長くなってしまいました。
普段、長い長い話ばっかり書くせいか、シンプルな文章が…。
しかも、導入部?のみで、エロに到ってないつうか、エロまで行くと
あと1クールって感じなのですが。
うpってもいいスかね…。残りいくばくも無いスレで。
807名無しさん@ピンキー:02/07/07 18:30 ID:MuvJStTv
>806
是非、お願いします。早く(;´Д`)ハァハァしたい……。
808名無しさん@ピンキー:02/07/07 18:35 ID:2DVp7bBW
>806
щ(゚Д゚щ)カモーン!!!
(;´Д`)ハァハァ
809484:02/07/07 18:48 ID:y6RvBbZj
>513でモリリンSSの執筆を約束した484です。
一応書けたことは書けたのですが、
自分的な解釈の強いものに仕上がってしまい、
とても人様にお見せできるものではありません……
申し訳無いのですが執筆宣言は取り消させていただいて、
モリリンSSはHDの底に沈めます。
810名無しさん@ピンキー:02/07/07 18:48 ID:GUEIF/iq
沈めちゃイヤン!>809さん
811名無しさん@ピンキー:02/07/07 18:57 ID:SWaVXRpO
>809
あ、あなたはもしや、おいらくんのモリリンスレでそのSSを
ウプされてた方ですか?
あれ、全部読みたいんですが。
812名無しさん@ピンキー:02/07/07 18:58 ID:MuvJStTv
>809
沈めるなんて・・・゚・(つД`)・゚・ アップしてください!!
813名無しさん@ピンキー:02/07/07 19:01 ID:k2PzvL4d
モリリンーっ!!
何!? 今週末はモリリン祭り!?
おいら君とこのSS投稿にもモリリン来たし!!
814名無しさん@ピンキー:02/07/07 19:17 ID:oSWJF6Mn
>>809 484さん
ひょっとして、484さんは昨夜jbbsのモリリンスレに一部うpしてくれた方ではありませんか?
今、484さんの書いたバイトSSを読み直したのですが、文章の癖が似ているように思います。
もし、484さんがモリリンスレの方だったとしたら、是非、続きをうpして下さい。
あの文章、今朝、読ませてもらって感動しました。
ぜひぜひ続きが読みたいのです。
また、モリリンスレの方でなかったとしても、うpお願いします。
ただでさえ少ないモリリンSS。
モリリン萌えの私たちは飢えているのです。
815名無しさん@ピンキー:02/07/07 19:25 ID:GUEIF/iq
スミマセン、もりりんSS、うp希望に諸手で賛成なのですが、
806なのでーすが、その、非常に尻切れで長いのをうpってもよろちいでしょうか?
つうか、もりりんうp後でもぜんぜん、むしろそのほうがアレなコレでして、
うpが被ると読みにくくなっちゃうので、タイミングが。が。
あ、ネタはバイトです。

何文字くらいまで、書き込めるのでしょうか?
816名無しさん@ピンキー:02/07/07 19:34 ID:1u5wyy2g
>809
自分解釈、いいんじゃないでしょうか?
私なんか自分設定バリバリ発動してますよ(w。
もちろん、ウpするもしないも、書き手の判断ですんで、
ご自身が決めたことなら、それでいいと思いますが。
817814:02/07/07 19:36 ID:oSWJF6Mn
>815
484さんが、いつ帰ってくるかわからないし、先にうpした方がいいのでは?
待ってると、いつまでもうpできないかもしれないし。

484さんのバイトSS読み返したら泣けたよ〜!
この人が書いたモリリン読みたいよ〜!
どんな風にモリリン書いてくれたのか、本当に知りたいです。
うpお願いします〜〜〜〜!
818名無しさん@ピンキー:02/07/07 19:55 ID:lSHTX7RY
モ・・・モリリン来て・・・お願い・・・ハァハァ
819名無しさん@ピンキー:02/07/07 20:58 ID:j9JCiTL4
バイト萌えとモリリン萌えは両立しやすいのだろうか(w
あれだよね。今朝うpされたオイラ君とこのモリリンSSって、
HNの付け方から見てここにも書いてたバイトスレの人だよね?
……違う?
820名無しさん@ピンキー:02/07/07 21:09 ID:GUEIF/iq
とりあえず、モリリン祭中につき、しばらく待ちの構えを。>817
821名無しさん@ピンキー:02/07/07 21:19 ID:iiz3Xvx3
下らぬ意見を言って申し訳ないのだが
サイト自体をパスツキとかそういうのでは出来ないのでしょうか?
普段自分のやってるジャンルはパス付きが多いので思ったのですが。
822名無しさん@ピンキー:02/07/07 21:37 ID:GUEIF/iq
うーん。パスの申請方法とかはどうなるのでしょう?
だったら、それこそMLとか…?
823名無しさん@ピンキー:02/07/07 22:03 ID:qRb2XcZK
TOPにパスがでてるサイトには度肝を抜かれたが。
824名無しさん@ピンキー:02/07/07 22:11 ID:viuOls+8
そこまで神経質にならないとだめなものなのか?
以前小波になんか言われたのはあくまで
発売してたもので営利目的だからでしょ?
上の人もいってるように無料で公開する分にはいいんではなかろうか。
次スレに逝くまでに作れるものなら作ってほしいな〜なんて。
825先生萌え:02/07/07 22:36 ID:Mld4B/4g
議論中に申し訳ない。
9回ほどに分けた作品…しかも前編なんだが、上げても良いだろうか。

コホン、ちなみにエロは……今回は、無いに等しい。
826名無しさん@ピンキー:02/07/07 22:37 ID:5VPNzDSY
お願いします。
てんてー。(;´Д`)ハァハァハァハァ
827名無しさん@ピンキー:02/07/07 22:40 ID:GUEIF/iq
お願いします先生!

モリリン神が登場しないみたいなので、先生の後、バイトネタうpしまつ。
828先生萌え:02/07/07 22:41 ID:Mld4B/4g
では、45分に開始したいと思う。

とかなりきりは置いといて、なんか前置きがすごい長いです。
ダラダラダラダラしてます。ごめんなさい。
しかも本番は後編です。さらに後編の方はまだ書いてません。
アアン、謝ることだらけ……。(;´Д`)
他の作家さんと文章かぶらないようにするのだけで大変で、
今回はかなりの難産でした。はあぁ。
829先生萌え:前編1/9:02/07/07 22:45 ID:Mld4B/4g
「次の連休、少し遠出をしようと思う」
私がいつものように先生の背中にじゃれ付いていると、分厚い本のページをめくっていた先生が
急に口を開いた。
「遠出、ですか?」
「ああ。知人の別荘へ行く。……君を、連れて行きたい」
構わないだろうかと私の方を見るので、私も笑顔で頷いた。
大きくて奇麗な湖のあるところ。……らしい。
「すっごく楽しみです! 母にも先生と一緒だって言えば平気です」
「いや、私から直接連絡しておこう」
次の連休。来週の土曜日から3日間。
いつも一緒にいられるのは金曜の夜とたまの日曜だけだから、私はとても嬉しい。
先生も嬉しいのかな。目元が優しくなってる。ご機嫌で“結構”とか“よろしい”とか言う時の顔。
左の耳に軽く口付けたら、先生は全身をビクッとさせて慌てた。



土曜日の早朝、家の前で待っていた私の前に、先生の車がとまった。
「おはようございます」
830先生萌え:前編2/9:02/07/07 22:46 ID:Mld4B/4g
ドアを開けた先生に頭を下げると、先生も
「おはよう」
と微笑んだ。それだけで、なんだかとても幸せな気分になれる。
今日も、先生の好きそうなガーリーっぽい服装。卒業してもしばらくは癖だったみたいで、
会うたびに“氷室学級の生徒に相応しい服装”とか言っていたっけ。
「乗りなさい」
そういって助手席のドアを開ける先生は、やっぱり私を教会に迎えに来た王子様。
「先生、天之橋理事長みたい」
くすくすと笑みがこぼれる。先生が呆れ顔で溜息をついた。
住宅地を抜け、繁華街を抜け、車はやがて高速に乗る。
先生は上手にほかの車の間をぬって行くけれと、やっぱり渋滞に引っかかってしまった。
前も後ろも右も左も車、車、車。
これを抜けるには、当分かかりそう。
先生もしかめっ面で、苛立たしげに髪を掻き混ぜた。
「先生、先生、疲れちゃったんじゃないですか? もう3時間以上運転してるし、今朝は
 早かったでしょう?」
「いや、心配ない。朝早いのはいつものことだし、これぐらいで疲れはしない」
でも先生、明らかに参ってる声ですよ、それ。
私は持ってきたバスケットを膝の上にどさっと出した。
831先生萌え:前編3/9:02/07/07 22:46 ID:Mld4B/4g
「じゃあ先生、私せっかくお弁当作ってきたんで、次のサービスエリアで休憩しましょう。
 コーヒーもありますから」
ついでに魔法瓶も出して見せる。
そうしたら彼は観念したという顔で溜息をついた後、少し笑って私の頭に手を伸ばした。
軽く撫でられる。
「分かった。味に期待している」
「はい! 任せて下さいっ」
車が、少し前に進んだ。

正午にさしかかった頃、ようやく車の行列を抜けてサービスエリアに入れた。
駐車場の隅に停車したのを確認して、私はバスケットと魔法瓶片手に車のドアを勢いよく開く。
「どうした、外に出るのか?」
きょとんとして尋ねる先生に、首を振った。
「後ろで食べるんです! 前だと、先生と距離があるんですもの。
 ほらっ、先生も移動、移動」
「なっ! ……コホン。わ、分かったから少し静かにしなさい」
さっさと後部座席に座ってはしゃぐ私に、先生は渋々と言った感じで席を移った。すぐにドアが
開いて、先生の体が隣に滑り込む。
お弁当のメニューはサンドイッチとポテトサラダ、チキンナゲット。それからデザートには
リンゴとブドウ。
832先生萌え:前編4/9:02/07/07 22:46 ID:Mld4B/4g
「……では、いただこう」
律儀にそんなことを口にしてから、卵のサンドイッチを一つ手に取る。
私が見ている前でそれを口に含み、何度も咀嚼して飲み込むまで、言葉は一切発さなかった。
黙っている先生に不安がよぎる。
「……もしかして、摂取量過多ですか? あ、美味しくなかったとかっ!?」
「問題ない」
慌てた私の声は、先生の一言で遮られた。
「大変結構。手が込んでいるな。……苦労したろう」
よかった、大丈夫だったみたい。にっこりと笑みまで浮かべて、おかずにも手を伸ばしている。
カップにコーヒーを注ぎながら、私も嬉しくて微笑んだ。
「もう、失敗しちゃったかと思いましたよ」
「いや……。その、君の料理の腕前は合宿のときに拝見している。
 はじめから心配などしていなかった。……期待通りだ」
こんなに褒められるとは思ってなかったので、顔がカッと熱くなる。
「あ、ありがとうございますっ」
照れながら言うと、彼は
「いや……」
と黙り込んでしまった。先生の噛むリンゴがシャキリと音を立てる。
私も幸せを感じながら、ハムサンドを口にした。
833先生萌え:前編5/9:02/07/07 22:46 ID:Mld4B/4g
「では、今から15分間トイレ休憩にする」
先生の言葉で二人とも車から降りる。
私はトイレに行って用を足し、お化粧を少し直した。先生あんまりつけすぎるのは好きじゃ
ないから、淡いピンクのリップだけ。
髪の毛もチョコチョコと弄ってから、小走りに車に戻る。
と、戻ってみたら、先生は居心地が良いのかまた後部座席に座っていた。やっぱり疲れてる
みたいで、目を伏せてじっとしている。
(寝てる……のかな?)
私が右後部のドアを開けたら、彼は目を開けてしまった。
「あっ……すみません、寝てました?」
「問題ない、起きていた。そろそろ出発しよう」
言うなり、運転席に行こうとする。私は慌てて先生の腕を掴んで引き止めた。
「先生っ、もう少し休んでいきましょう」
「君は……。しかし、もう出ないと予定通りには着かないぞ」
「構いません! まだ2日あるんですよ? あのっあの……わ、私っ、膝枕……しますから」
ああ……私、何言ってるんだろう。自分で自分に呆れてしまう。
でも先生にちゃんと休んでほしいと思ったら、つい。
彼の方を見てみたら、案の定目を見張って顔を赤くしていた。
「君は、何……をっ」
「ごっ、ごめんなさい! あ、あのでもっ、多分……寝心地は良いかと……」
834先生萌え:前編6/9:02/07/07 22:47 ID:Mld4B/4g
なんだか2人して真っ赤になってる。
でもどうしても引きたくなくなってしまって、先生の腕を掴んだ手に力を込めた。
「……コホンっ。で、では……10分だけだ」
折れたのは先生だった。声まで裏返しちゃって……なんだか、すみません。
先生は背が高いから仰向けに寝ることはできない。だから座ったまま私の方にコテンと倒れて、
膝の上に先生の頭が乗るカタチ。
「えっと、どうですか?」
「どう、とは……?」
「あの……その、寝心地というか、こう……色々と」
すでに目を閉じていた先生は頬を赤くしたまま眉間に皺を寄せて、ボソリと呟くように答えた。
「悪くない……―――」
それだけで、もう幸せ。
5分ほどそうしていたら、いつの間にか先生の方から規則的な寝息が聞こえてきた。
(ホントに寝ちゃったんだ……)
サラサラの前髪が私の膝に時折触れる。少し、くすぐったい。
「先生、眼鏡かけたまんまですよ」
起こさないように囁いて、そっとフレームに手をかける。ゆっくりと、外す。
それを勝手に彼のワイシャツのポケットに引っ掛けて、私は先生の顔を見つめた。綺麗な、顔。
ふわりと、そのスミレ色の髪に指を絡ませる。
835先生萌え:前編7/9:02/07/07 22:47 ID:Mld4B/4g
すべてが愛しい……先生……。
指先がひとりでに彼の頬の輪郭を辿り始める。先生の瞼が、動く。
私はこめかみにキスを一つ落とした。
「……ん……―――」
先生は小さく身動ぎするだけ。まだ、起きない……。
私は先生の寝顔をあまり見たことがない。高校1年のとき、赤点の補習授業でちらりと見ただけ。
先生は、否定していたけれど。
好きな人の寝顔って、どうしてこんなに見ているだけで愛しくなるんだろう。
長い睫毛の目元にそっと口付けると、先生はようやく目を覚ました。
それでも私は、頬にキスをする。
「な……っ! や、やめなさいっ」
起き上がろうとする先生を無理矢理に押しとどめた。
「先生、もうちょっとだけ……。キス、させてください」
「ダメだ」
一応抵抗はしないでくれるけれど、冷たい返事。
どうして……どうして……。そんなに予定が大事? 私よりも?
ちょっと、哀しい。名残惜しくて、体を起こす先生の背中を指先でなぞった。
と、急に先生の顔から一切の表情が消える。それから強い力で腕を掴まれ、あっという間に
座席に押し倒された。
836先生萌え:前編8/9:02/07/07 22:47 ID:Mld4B/4g
「せ……先生っ!?」
「…………」
何も言わないまま、荒々しい口付け。噛み付くように激しいキスは、相手が先生だということさえ
忘れさせようとする。
「んっ、嫌……っ!!」
Tシャツの裾から大きな手が侵入してくる。肌をすべる。
怖くて、先生の顔が見られない。
うそ。うそ。初めてのときはあんなに優しくしてくれたのに。
先生じゃない。どうして。どうして……。
「やっ……先生、せんせ……離してっ」
こんな所で。まだ明るい駐車場で。車の中で。嫌だ。嫌です。
先生。先生。先生……―――!!
力いっぱい先生の体を押しやったら、細い糸を引いて彼の唇が離れた。体の上から重さが消える。
恐る恐る目を開くと、はっとしたような先生の顔が、私を見下ろしていた。
私の目尻から冷たい感触。やっと、自分が泣いていることに気付いた。
「先生……ひどい……――――――。ど、して……っ」
あとから、あとから、嗚咽が溢れる。
「ひどいのは、君の方だ」
降ってくる、声。苦しそうな表情。
私は、ただ言われた言葉に驚いて何も言えなかった。
837先生萌え:前編9/9:02/07/07 22:48 ID:Mld4B/4g
先生が運転席に戻り、まっすぐ前を見ながら呟くように言った。
「君はそのままそこに座っていなさい。それから……―――」
車は発進し、再び高速に乗る。
「私も、君の前ではただの男になる……。覚えていてほしい」
景色はやがて、コンクリートの壁に遮られた。

《続》
838名無しさん@ピンキー:02/07/07 22:54 ID:5VPNzDSY
(;゚Д゚)ハァッハァッハァッハァッハァッハァッ
こ、後編が楽しみだーっ。

先生萌えの神さま、後編待ってます。
839名無しさん@ピンキー:02/07/07 22:57 ID:GUEIF/iq
こ、こここで終わりッスか!?ぎゃーー!神〜!殺生な…。
840先生萌え:02/07/07 22:58 ID:Mld4B/4g
すみません、こんなのでホントすみません……。(なら書くな)
でも>>838さんみたいに感想もらえるのが激しく嬉しいので
ついつい調子に乗って後編も書いてしまう罠……。


バイト職人さん、うpしちゃって良いですよ〜。
841名無しさん@ピンキー:02/07/07 22:59 ID:qRb2XcZK
<後>だよ!!
べ、べ、べ、別荘!!
842名無しさん@ピンキー:02/07/07 23:01 ID:GUEIF/iq
後半はあと何十分ガマンしたら…べ、べっそう?湖畔??パーキングエリア…。

この後にうpる自信ない〜。
843名無しさん@ピンキー:02/07/07 23:03 ID:XafdfDcd
ただの男の先生……萌え萌え萌え-!!
844先生萌え:02/07/07 23:11 ID:Mld4B/4g
わー、みんな感想アリガトウです。・゚・(ノД`)・゚・
>>842さん、後編は今日中には無理ぽ…。スマソ。

でわっ。
845名無しさん@ピンキー:02/07/07 23:13 ID:MuvJStTv
先生に(*´Д`)ハァハァしすぎて今夜は寝れないです。
846名無しさん@ピンキー:02/07/07 23:15 ID:GUEIF/iq
先生萌え神の登場を楽しみに待ってます。
殺生な神、そして主人公!萌え死。
847名無しさん@ピンキー:02/07/07 23:30 ID:mOcfQ16v
わたぽんSS職人です。
モリリンのGモノのネタ思いついたんですが…。
需要ありますか?
あるようでしたら、執筆にかかりたいのですが…。
848484:02/07/07 23:30 ID:y6RvBbZj
えーと484です。
漏れが書きこんだ後に、いろいろな人が読みたいと言ってくださったようで。
いや、本当に、そんなに期待していただけるものではないのですが……
お察しの通り、昨夜、モリリンスレに貼り逃げしたのは漏れです。
あの時からお蔵入りにするつもりだったのですが……
ま、いっか、ここでも貼り逃げしちまおう(w
容量無駄使いの長文ですが、この後、10スレ分貼り付けます。
849主人公×モリリン 1/10:02/07/07 23:32 ID:y6RvBbZj
僕は自分が嫌いだ。
細い腕、薄い胸板。男らしい魅力なんて、どこにも見当たらない。
毎朝、顔を洗う度に憂鬱になる。
細い線、小さくまとまった造り。鏡に写るのは僕の大嫌いな顔。
小さい頃からずっと女の子みたいだと言われてきた。
冗談のつもりだったのかもしれない。それとも、それを言った人達は、
何かの誉め言葉のように思っていたのかも。
でも、その度に、僕は傷ついてきた。
どうしてこんなふうに生まれてしまったのだろう……
葉月くんみたいな完全な人間になりたいなんて思わない。
でも、三原くんみたいな才能と自信があったら…、
鈴鹿くんみたいにガムシャラに進んで行けたら……
姫条くんでもいい。あんなふうに自由に生きたい……
でも、自由に生きるために、僕は何を捨てられるのだろう。
親に与えてもらった生活を捨てられるのだろうか?
不自由の無い生活をさせてもらっている。これは全部父さんの力だ。
それを全部捨てて、姫条くんのように一人で生きられるのか?
……無理だ。
分かってる…、臆病な僕にそんなことが出来るはずがない。
女みたいな外見よりずっと、僕は臆病な自分の心が嫌いだ。
僕は自分が大嫌いだ。
850主人公×モリリン 2/10:02/07/07 23:32 ID:y6RvBbZj
今日も仮面をかぶる。
小さい頃からずっとかぶり続けてきた笑顔の仮面。
周りの言うことなんか全部受け流していまえばいい。
今までも、そしてこれからも誰かの言うままに流されて生きる。
僕にはそれしか出来ないのだから。
仮面は僕に周りと合わせて生きる方法を与えてくれる。
苦しい…、辛い……。
誰かに追従の笑みを浮かべる度に、僕の心は引き裂かれる。
でも、しかたないじゃないか、これしかないんだから……
これからも、ずっとこうして生きる。
これからも、ずっと仮面をかぶり続ける……はずだった。
851主人公×モリリン 3/10:02/07/07 23:33 ID:y6RvBbZj
どうして、あの人はあんなふうに笑うのだろう。
どうして、僕の心に、こんなに簡単に入りこんでくるのだろう。
気がつくと、僕の目はいつでもあの人の姿を追っていた。
あの人が笑えば僕も幸せになれた。
あの人が側にいるだけで満ち足りた気持ちになれた。

犬のように、あの人の姿が見えるたびに駆け寄っていく僕。
周囲の目には、さぞかし滑稽に映っているだろう。
でも、仕方ないじゃないか。
こんなことをするのも、こんな気持ちになるのも初めてなんだから。
やり方なんて分からない。姫条くんのようにスマートに出来れば、どれほどいいだろう。
僕の知らない時間を僕の知らない世界で過ごした人達には、それができる。
成績が少しくらい良くても、そんなものは何の役にも立たない。
僕は無力だ。他の誰と比べたって、僕には何の力もない。
時間を巻き戻したかった。
無駄にしてきた時間がうらめしかった。
852主人公×モリリン 4/10:02/07/07 23:33 ID:y6RvBbZj
「これから、ぼ、僕の家に寄って行きませんか!?
 そ、その、親戚から、おいしい紅茶をもらったんです。
 ぜひ、あなたに飲んでもらいたくて……。
 本当にお暇だったらですけど」
17年分の勇気を込めて、ようやく口にした言葉。今の僕の精一杯。
邪まな気持ちで誘ったわけじゃない。
ただ喜んで欲しかった。僕のできる全ての事で、彼女に微笑んで欲しかった。
紅茶の淹れ方には少し自信がある。
父さんのいない今日なら、彼女に最高の紅茶を楽しんでもらえる。

「どうしてですか? 僕は父さんの言うことに納得できません」
どうして、いつもこんな高圧的な話し方をするの!
「彼女はぼくの友達です。友達を家に招待して、何故、悪いんですか?」
話を聞いてよ、父さん! お願いだから!
「そんな…、僕には言えません、せっかく来てくれたのに……
 僕には…そんなことは……」
どうして…こんなふうになってしまったんだろう……
昔は違ったじゃないか! 昔の父さんはそんな人じゃなかったじゃないか!
今まで、父さんの言う通りにしてきたよ。父さんの言う通りに結果を出してきたよ。
まだ足りないの? 僕はどこまで…父さんのために生きればいいの……
853主人公×モリリン 5/10:02/07/07 23:34 ID:y6RvBbZj
「あのね、今日、わたしの家に遊びに来ない?」
突然の誘い。
「この間、桜弥くんに誘ってもらった時は、その…ゆっくりお話しできなかったでしょ。
 だから、今日はわたしの家でお話ししよ、ね」
動転してどう答えたのかも覚えていない。また、いつもの様に真っ赤になって、
みっともなく、どもりながら話してしまったのだろう。
それでも、僕は彼女に自分の意思を伝えることが出来た。彼女の思惑がどこにあるか
なんて関係無い。誘ってくれたこと、それだけが嬉しかった。

初めて通された女の子の部屋。
僕が思っていたよりずっと簡素なその部屋で、僕はいつもよりもずっと多く彼女に
話しかけた。
人と話すのは苦手だ。
でも、彼女と出会ってからは、少しでも喜んでもらえそうな話題を探すようになった。
成長できた…のかな。今までの僕より、少しは。
付け焼刃の明るさは、そう長くは保たない。空回りしているのが自分でもわかる。
やがて会話が尽き、二人は押し黙った。
彼女の部屋を重苦しい雰囲気が包んだ。
854主人公×モリリン 6/10:02/07/07 23:34 ID:y6RvBbZj
「……公園でしてくれたススキの話、覚えてる?」
しばしの沈黙の後、彼女が口を開いた。
「は、はい。す、薄は単子葉植物・イネ科の多年草で……」
「そんなこと言ってなかった」
「そう…でしたか……」
少しふくれ顔の彼女。また、やってしまった……
あの時、僕は何を話したんだ? ダメだ。覚えていない。
今と同じだ。緊張しすぎて、自分が何をやっているのかもよくわからない。
「ススキの花言葉が「悔いなき青春」だって教えてくれたよね」
そう…だ。思わず口走った「すき」の言葉をごまかすために、薄の話をしたんだ。
「あれからね、ススキが好きになったの。手を触れれば鋭い葉で指を怪我してしまうかも
 しれない。でも、勇気を出して踏み出さなければ「悔いなき青春」なんて送れない。
 だから、わたしも勇気を出すね」
大きな瞳で正面から僕を見つめてくる。
だ…めです……。あなたは、僕には眩し過ぎます。
思わず逸らしそうになった視線を、無理やり戻して彼女の真剣な顔をみつめる。
今までに見たことの無い表情。あなたはこんな顔も隠していたのですね。
「……わたし、桜弥くんのこと好きだよ」
何が起こったのか、まったく分からなかった。
だって、あなたはそんなに素敵で、僕なんかとは、まったく釣り合っていなくて……
「緑が好きなあなたが好き。花を愛するあなたが好き。優しい桜弥くんが大好き」
一度も視線を逸らさずに、強い力を込めて見つめてくる。
この瞳に、僕は…僕は答えられるのか?
「だ…めです。僕はそんなふうに言ってもらえる人間じゃありません……」
僕の一番聞きたかった言葉なのに、僕の一番欲しかった言葉なのに。
「僕はあなたにそんな言葉を掛けてもらえる人間じゃないんです。
 本当の僕は、もっと臆病で卑怯で汚くて……
 あなたの側には、僕なんかよりずっとふさわしい人達がいます。
 三原くんも、鈴鹿くんも、姫条くんも。あなたが望むのなら、葉月くんだって……」
「でも、わたしの好きな人は桜弥くんだよ」
855主人公×モリリン 7/10:02/07/07 23:35 ID:y6RvBbZj
そんな目で…見ないでください……
「わたしだって同じ。臆病で卑怯で。でも、それって当たり前じゃないかな?
 好きな人に振り向いて欲しいもの。
 違う自分を演じて、そして、その自分に近づくために努力するよ。
 桜弥くんに出会ってから、わたし、いっぱい変わった。
 桜弥くんのために、わたし、いっぱい変わったよ」
彼女は僕が視線を逸らすのを許さない。覗き込むように、こちらに乗り出してくる。
「わたしは桜弥くんが好き。桜弥くんはわたしのこと嫌い?
 わたしが側にいるとジャマ?」
「そんなことありません! そんなことあるわけが!」
思わず口をついた言葉、僕の本当の心。
「……え、あ、いや、すみません。興奮してしまって」
「あやまらないで……。すごく…、嬉しかったんだから」
彼女が近づいて来る、お互いの吐息を感じる距離に。
僕はただ、それを魅入られたように見つめるだけで、何も出来ずに、彼女が近寄るのを
感じるだけで。
そして、僕達は静かに唇を重ねた。
唇を合わせるだけの、軽い、小鳥のキス。
僕たちのキスは長い時間ではない。
秒針がいくつか振れる間重ねていた唇を離して、彼女がもう一度尋ねた。
「聞かせて、桜弥くん。わたしのこと好き? 嫌い?」
……あなたは卑怯だ。こんな気持ちにされてしまっては、本当のことを…言うしかない。
僕の目から、熱い雫が零れ落ちる。
「……す…きです。苦しいほど…切ないほど、あなたが好きです」
「ありがとう、桜弥くん。わたしも…あなたが好き……
 誰よりも、世界で一番桜弥くんが好き」
僕の頬を流れる涙を優しく拭って、彼女はもう一度僕に口づけた。
856主人公×モリリン 8/10:02/07/07 23:35 ID:y6RvBbZj
彼女の白い肌に触れる。
ビデオやwebで仕入れた情報だけが頼りの、ぎこちない愛撫。
これで本当に感じてくれているのだろうか?
web上の文章や動画では本当の反応なんて分からない。ビデオのは演技だって聞く。
初めて女性に触れる僕の指で、彼女は満足してくれるのだろうか……
彼女の体は、どこも小さくて柔らかくて華奢で…男とは違う女の子の体で…、
僕の大きくはない手でも容易く包み込めてしまう。
恐る恐る触れている僕を、彼女はどう受け取っているのだろう。
怖い……
今までに、まったく経験のないことで評価を下されるのが怖い。
彼女のほんの少しの身じろぎにも、かすかに漏れる吐息にも、その度に心が跳ねる。
僕は間違っていないだろうか…、ちゃんと手順通りに出来ているだろうか……

「……桜弥くん、もういいよ」
心臓が縮みあがる! 拒絶の言葉!?
「……もう、準備できたから…その…桜弥くんので、…して…いいよ……」
真っ赤な顔で、羞恥に頬を染めながら、それでも彼女は真っ直ぐに僕を見つめて
そう言ってくれた。
いよいよ…、これから…、僕と彼女は……
期待と興奮と恐怖と、綯い交ぜに「なった様々な感情を右手に込め下半身に手を伸ばす。
今から使う、僕の分身。今までとまったく違う用途に、愛し合うために使う僕自身。
でも、そこに感じたのは絶望的な違和感と恐怖だった。
何故、今まで気がつかなかったのだろう。
どうして、こんなになってるのに気がつかなかったのだろう。
あれほど猛り立っていたものは、萎えて縮んでいた。
857主人公×モリリン 9/10:02/07/07 23:36 ID:y6RvBbZj
ど…うして……
だって、さっきまではあんなになってたのに!
どうして!? どうして…こんな時にまで…僕は……
自分が情けなくて、悔しくて、涙が込み上げてきた。
せっかく…、せっかく与えてもらったチャンスなのに……
姫条くんなら、こんな時、失敗したりしない。
姫条くんだけじゃない、他の誰だって、こんなになったりするもんか!
どうして…どうして僕だけ……

動きを止めた僕を、彼女が訝しげに、そして、気遣うように見上げてくる。
だめだ…こんな顔見せちゃだめだ……
そう思う度に、涙が溢れてきて…、僕は、とうとう……
「……桜弥くん、どうしたの? わたし、なにか悪いことしちゃった…かな……?」
違います! あなたは、あなたには少しも間違いはなくて、ただ…僕が……
誤解を解きたい。でも、その言葉はどうしても僕の口から出なくて……
ただ、涙が…押さえることの出来ない涙が溢れるだけで……
「桜弥くん、聞いて……」
彼女の両腕が、僕を優しく包み込む。
「わたしの心臓の音…聞いて……」
頬に感じる柔らかな感触、彼女の左胸。
「わたしの心臓、どくんどくんって、いつもよりずっと早く動いてる。
 桜弥くんのも感じるよ。わたしと同じ早さで、どくんどくんっていってる。
 ……わたしたち、同じだよ」
彼女の言葉に、僕の目からまた涙が零れる。でも、それは今までとは全然違う涙で……
とても暖かい涙で……

「もう、だいじょうぶ?」
「はい」
もう一度力を取り戻した僕を、彼女の入り口にあてる。
暖かく濡れた感触が、僕に吸い付いてくる。
それだけで達しそうになる自分を、必死で押しとどめた。
そんな僕を見て、彼女は少しだけおかしそうに、まるで、子供を見守る母親のように微笑んだ。
さっきまでの僕なら、それに反発していたのかもしれない。
でも、今はこれでいいのだと思う……
いつか彼女を包み込める日が来るまで、彼女に守られていてもいいのだと思う。
858主人公×モリリン 10/10:02/07/07 23:36 ID:y6RvBbZj
その日の夜、僕は自分の部屋で決意を固めた。
父さんと話し合おう。話し合って、僕の気持ちを伝えよう。
父さんが僕のことを思っていてくれるのは分かる。でも、僕には僕の道があるんだ。
今までに何度も思い立って、その度に挫折してきたこと。
でも、今の僕なら必ずできる。父さんの目を正面から見て話すことが出来る。
彼女に勇気をもらった僕なら、きっとそれが出来る。
変わろう。いや、変えよう!
彼女にもっとふさわしくなるために。
明日の自分をもっと好きになるために。
                                        <おわり>
859名無しさん@ピンキー:02/07/07 23:53 ID:DQqD3H2l
484神のあとに書き込むのは物凄く恐縮なのですが、
モリリソSSうpしてもよろしいでしょうか?

>484
モリリソもウェブやビデオで情報仕入れてたんですねw
容姿や内面について葛藤してるモリリソ(;´Д`)ハァハァ
夜中にコソーリドキドキしながら情報仕入れてるモリリソにもハァハァ
860名無しさん@ピンキー:02/07/07 23:55 ID:2BeYt/fg
先生萌え神さま、ゴイスー( ゚д゚)
読ませていただいてる間中、こみ上げてくるニヤニヤが止まりませんですた。
エロ無しでこんなに萌えてるのに、後編がうぷされたら
じ、自分、どうなっちゃうの・……(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ
861名無しさん@ピンキー :02/07/07 23:57 ID:geYp4Jii
>771
ありがとうござまいます。バカ×主人公書いた者でつ。
私も事後とかの雰囲気書くの好きなんで嬉しいでつ!
771タンのコメントに触発されて、バカ×主人公お風呂エチーなんぞ書いてみようかな
とか思ったり・・・。
862名無しさん@ピンキー:02/07/08 00:02 ID:YLdemL+v
そーだよー。初めてなら
萎えちゃうor入れたとたん出ちゃうが
ないとねー。
まさにモリリンだよ!
863名無しさん@ピンキー:02/07/08 00:07 ID:IbqWNTTe
なんか長文で投稿できない呪いにかかってる間にもりりん祭りが!ヤタ!
最初、緊張しすぎて萎えちゃうは実際聞くハナシだよね。
モリリン、かわいかー。チョト内向的過ぎつうくらいな感じが
とてもモリリンらしいのでたまらぬです。無理いってうpらせちゃったようで
すまぬです、484神。859神のモリリン祭りはまだでつか?

この長文?が投稿できたら呪い脱出かなぁ…(w
859神のあと、今度こそバイトネタうpできるかな。
864モリリソ×主人公 1/4:02/07/08 00:14 ID:tPYFXIOC
とある秋の休日の午後。
あたしは二つの花柄仕様のティーカップに紅茶を注ぎ、トレイに乗せ零さないように
2階へと運ぶ。
途中尽に会ってしまい「姉ちゃん、顔にしまりが無いぞ」と言われたので一発殴っておいた。
確かに自分でもわかるくらい顔がにやけてる。
だって今2階のあたしの部屋には桜弥くんがいるんだもん。
今日は彼と一緒にお勉強。
あたしはこの日初めて難しすぎる宿題を出す氷室先生に感謝した。
「お茶持って来たよ。ちょっと休憩しよー」
ドアを開けると頭を悩ませて必死に問題を解いている桜弥くんがいた。
「あ、さっきの問題解けましたよ」
桜弥くんはどんな女の子よりも可愛い笑顔を浮かべていった。
「えっ、本当!?」
「はい。問4で使っていたこの公式を応用するんです。するとここの値が求められ、
あとはこの値をαに当てはめてこの公式を使えば……」
あたしは彼の説明を聞きながら、じっとその横顔を見つめてしまっていた。
男の子なのにあたしより瞳大きいし睫毛長いし、それに肌も綺麗だし、羨ましいなぁ。
「ほら、出来た。流石あの氷室先生お手製の問題ですね」
「そっかぁ……氷室先生め、何て姑息な問題をっ……!」
「ははっ、じゃあちょっと休憩しましょうか。貴女がお茶入れてくれたことですし」
865モリリソ×主人公 2/4:02/07/08 00:15 ID:tPYFXIOC
桜弥くんはティーカップを口許に近づけ香りを愉しむと、
「これはチャイですね。僕好きなんですよ」
大抵の人はシナモンミルクティーとチャイの違いをわかってくれないんだけど、
桜弥くんはやっぱり違うなぁ。
「うん。桜弥くん風邪っぽいって言ってたからちょっとジンジャー多めにしといたよ」
「僕の為に……ありがとうございます」
二人っきりの時でも彼はすごく丁寧な口調。丁寧な態度。
それが彼の良さだってわかってるけど……けどね、あたしは時々そんな彼の態度が
物足りなく感じる。
もっと触れて欲しい。もっとキスしたい。
もっと、それ以上のことも。桜弥くんとなら、したいよ……。
「……熱っ!」
桜弥くんの声にあたしの意識は呼び戻された。
あたしってば、なんてこと考えてたんだろう……。
って今は罪悪感に浸ってる場合じゃない!
「大丈夫、熱かった?」
「いえ、僕猫舌なもので……」
「水持ってこようか?」
「心配かけてすみません。本当に大丈夫ですから」
少し赤くなった舌を出し、ちょっとだけ辛そうな顔をする彼。
あたしは反射的に、彼の唇を自分のそれで塞いでいた。
薄く開いた口から舌を忍ばせ火傷した彼のそれに絡ませる。
あたしってば、何してるんだろう……。
そう思ったけど、止まらなかった。
866モリリソ×主人公 3/4:02/07/08 00:17 ID:tPYFXIOC
「っはぁ……な、何を……」
「ごめんね。でも、軽く触れるキスだけじゃ我慢できない。
 もっと桜弥くんにあたしのこと触れて欲しいし、あたしも桜弥くんに触れたいよ」
「でもっ、僕たちはまだ……」
「時間なんて、関係ないよ」
もし恋愛に時間が関係あるのだとしたら一目惚れなんて成立しない。
彼に一目惚れしてしまったあたしの感情は否定されてしまう。
「それともあたしのこと嫌い、だった……?」
事実かどうかはまだわからない。だけど“嫌い”という言葉を自分の口にのせるだけで
自然と涙が零れてきてしまう。
「そんなっ! それだけは絶対にありません!! ……ただ」
「ただ?」
「ひどく怖いんです、自分が。歯止めがきかなくなりそうで。自分の中に物凄く
 嫉妬深い自分がいて、それが貴女を苦しめてしまいそうで……」
「あたし、桜弥くんになら良いよ。桜弥くんのこと、好きだもの」
「……! ありがとう」
今度は彼から、あたしたちは唇を重ねた。
いつものように触れるだけの軽いキスじゃなくて、彼のことしか
考えられなくなるような深いキス。
あたしはいつの間にか床に押し倒されていた。
背中に触れるフローリングがひんやりと冷たい。
「桜弥くん……」
「貴女のことが好きです。自分でも、怖くなるくらい」
あたしたちは生まれたままの姿になってしばらく抱き合い、何度もくちづけを
繰り返した。あたしを触れる彼の手はすごくぎこちなかったけど、かえってそれが
あたしを感じさせた。
「もし痛かったら言ってくださいね」
彼は優しくそう言って、ゆっくりと体重をかけてきた。
どうしてそんなこと知ってるの? って聞こうかとも思ったけど、きっと彼は
人体生理学にも詳しいんだと無理やり自分を納得させた。
最初ちょっとだけ痛かったけど、すぐにそれは彼とひとつになる嬉しさにとってかわった。
“愛おしい”ってこんな感情なの、かな?
意識を手放す直前、なんとなくそう思った。
867名無しさん@ピンキー :02/07/08 00:20 ID:9jtsjKNZ
>861
バカ×主人公お風呂エチー(;´Д`)ハァハァハァ
待ってまつ!
868モリリソ×主人公 4/4:02/07/08 00:22 ID:tPYFXIOC
「あの……」
「なぁに?」
「この前姫条くんとショッピングモールに行ってませんでしたか?」
「な、何で知ってるの!?」
「……やっぱり」
「あ、あれは、ほら、何ていうか誘われたっていうか、
えっと、でも姫条くんはただの友達だよぉ〜」
「貴女がそう思っていても姫条くんはそう思っていないかも……」
「うっ……なんか今日の桜弥くんいじわるだ」
「僕は元々こういう性格ですよ」
「…………(実は隠れS???)」
「今日は貴女からちゃんと僕を納得させる弁解が聞けるまで離しませんからね――」


**************
モリリソのイメージと違ったらすみません
っていうか多分違う確率の方が高いので先に逝ってきまつ
それと、以前に書いたSSに感想を下さった皆様
どうもありがとうございます
一つ一つ心の中の宝箱にしまわせて頂いております
869名無しさん@ピンキー:02/07/08 00:25 ID:IbqWNTTe
868神さま。Sモリリン見たいんスけど、どうですか?だめ??

長文投稿の呪い解除につき(w
12:30頃からうpしてもいいでしょか??駄作の上に長くて
あげく途中?で終わりますがね…すまぬ。
870名無しさん@ピンキー:02/07/08 00:25 ID:9jtsjKNZ
867です
864さん、割り込みゴメン…
逝ってきます…
871バイトエロ無 1/8:02/07/08 00:36 ID:IbqWNTTe
また、大量に作りすぎた炒飯をタッパーに詰め込んで学校にきたのは
昼休みを少し回ったくらいだった。
別に、サボってもよかったんだけど、2限目の終わりにかけてきたのであろう
留守電(寝てて出られんかった、失敗)の声に少し元気が無い様な気がして。

「…だるー。いつからこんなマメになったんかなぁ」
前から女の子には優しかったしマメだった。けどこういう類のマメさとは違う。
歩きながら声をかけられても、おー、とか、よー、とか。そんな返事しか返さ
ないまま、自分の教室にも立ち寄らず、真っ直ぐお目当てのあの子の元へ。
ガラリと戸を開け中を見渡す。
昼休みの喧騒に、それでも、教室にいた半分はこちらを注視した。
見回すまでもない、あの子は不在。いればきっとすぐ声をかけてくれる。
出て来なさいよー、サボリくん。ってわざわざ電話までくれたくらいだ。
きっと、おそようございます。とか、めちゃカワイイ厭味で、気だるさを一蹴
してくれる、そんな期待をしていたのに。
「ちぇー。せっかく出てきたんになぁ。つまらん」
さて、どうしよう。当て所なく校内を彷徨ったところで出会えるか?
昼休みは10分経過。もう昼を食べ始めている頃だ。
「姫条!なぁーにやってんの。ドアの前につっ立ってないでよ。ジャ・マ」
ドンっと背中に蹴り一発。まったく無遠慮な挨拶。実はコイツ関西人か?
と訝しんでいる相手にできる限り不機嫌な顔を作ってみる。
872バイトエロ無 2/8:02/07/08 00:37 ID:IbqWNTTe
「なにさらすん、凶暴女。俺は繊細なんや。あー骨折れた。慰謝料払えや」
頭をコツくと、いたぁーいとかいいながら、やけに嬉しそうに俺の手をはたく。
やかましくて変な奴。男子に人気あるみたいだけど、俺はちょっと。
どうもオトコトモダチみたいに思えて仕方ない。気軽でいいけど。
「で、なにやってんの?っていうか姫条、今来たんでしょ?遅すぎ」
「うっさい。勤労学生は大変やねん」
他愛も無い会話に、いちいちコロコロ反応する。
女の子のそういう所、可愛くて好き。

あの子もよく笑う、びっくりする、慌てて、照れる。

笑う声が好き。そんなに高くない透明な感じの声。照れたとき伏せる目も好き。
長い睫毛の影が落ちて、急に色付く。
あ、やっぱ会いたい、今、会いたい、すぐ会いたい。

他の女の子と喋ってても、面影を探す。他の子のかわいいとこ見つけても、
あの子のそれと比べて、うん、やっぱあの子の方がカワイイとか、
ひどい事考えてる。重症。姫条まどか、男意気失格?
873バイトエロ無 3/8:02/07/08 00:39 ID:IbqWNTTe
「ちょっとオニーサン!人の話聞いてんの?」
不機嫌そうな声の主は、少しの不安で俺を見上げてる。
ああ、そうだ、コイツ。あの子と仲良かったはず。
前は一緒にいるのをよく見た。最近、見かけなくなったけど。
「ああ、ワルイワルイ」
訊いてみたらわかるかも、居場所。頼みごとをしようと思うと、
途端に笑顔を作る。愛想良くするのは、呼吸するのと同じくらい簡単。
相手もそれに安心したのか、また嬉しそうに見上げて、ナニナニ?と
訊いてきたから、いつもの調子で居場所を知ってるか尋ねてみた。

あ、しまった…。

長年の勘。女の子の扱いは慣れてるつもりだったけど、どうも最近巧くいかな
いときがある。あの子が絡むと、なぜかそうなる。いまもそうだ。
目の前で、空気が変わった。
今まで、いつも通りの、や、いつもより?楽しげに喋っていた相手の顔が曇っ
た。いままで見たことない、険しい顔。
ああ、コイツでもこんな顔するんだなぁ、とか。つまんないことで関心して、
すぐに少し引っかかりを感じたけど、だめだ。
あの子が絡むと巧くいかない、余裕が無い。
「…知らない。どっかでお昼でも食べてんじゃん?」
嘘をついてる気がした。なんとなく、でも、わかってて隠してる。
874バイトエロ無 4/8:02/07/08 00:40 ID:IbqWNTTe
けれど、これ以上訊けない雰囲気だった。強引に聞きただしたら泣き出してし
まうんじゃないか、そんな予感はよく当たるし、なにより、居心地が悪くて。
「そか、ならええねん。邪魔したな」
ちょっと後味悪い。べつに、俺がナンかしたとは思えないけど。
そそくさと動き出す。背中に視線を感じたけど、気がつかないふりをして
おこう。こういうときの勘も当たる。

視線から逃れるように、すぐの階段へ避難。
さてと、時間を見えれば、昼休みの残りは10分。これじゃあ一緒に
飯は食えない。どちらにせよ、きっともう誰かと済ましたあとだ。
会えないと思うと何が何でも会いたくなる。教室の前で待ってるのが一番
手っ取り早い、でも今は行きにくいし、会えたところですぐに授業だ。
「帰りまで待つしかないんかなぁ」
確実に捕まえられそうなのは、放課後。
よし、放課後まで待とうと決めると今度は気だるさに襲われる。
「あれー?姫条出てきてたのかー?」
階段に腰掛けていると、級友たちが声をかけてきた。
おめー、おせーよ。とか、飯食いにガッコくんな、とか、軽口を叩く。
875バイトエロ無 5/8:02/07/08 00:41 ID:IbqWNTTe
「5限って体育だし、お前、よく出てきたなぁ」
あ、忘れてた。
「…の、つもりやった。けど、今日はほんまに体調悪くて。今も気分悪くて
こんなとこに座っててん。悪いんやけど、センセに俺は
保健室に行ってるって言うておいてや、な」
考えるより早く言葉が出た。こんなかったるいのに、体育なんか出てられるか。
保健室で放課後まで寝てればいいや、うん、いい案だ。
じゃあ、帰れよー。と、笑い混じりで言いながら去っていく級友たちを尻目に、
保健室へ。帰ってもいいけど、半分意地だ。今日絶対会いたい。

昼休みもあと数分。廊下から人が引き、特に、学校の端にある保健室の側は余
計に静かで、窓から差し込む日差しは急に午後になった。
「センセー、頭痛くて気持ち悪くて、めまいに動悸、息切れや。アカン、立っ
てんのも億劫やねん。少し休ませてや」
部屋に入るなり、そう言う俺を見て保健のセンセーはあきれた風に、
あらまたなの?と言った。
保健のセンセー、そらもう、健全な男子高校生ならいかがわしい妄想のひとつ
でも抱かなきゃ病気だと思う。俺もかなり期待していたけど。
目の前で忙しなく書類をしまうセンセーは中年より年をとった、恰幅のいい、
食堂にでもいそうなオバチャンだ。
ちょくちょく保健室を利用する俺には慣れたもので、しょうがないわねぇとた
め息をつき、まぁ久々だからいいわ。と笑った。
876バイトエロ無 6/8:02/07/08 00:41 ID:IbqWNTTe
「センセー大好きや、俺があと30早く生まれとったら、結婚申し込むで?」
冗談を言うと、センセーは、30じゃきかないわ40は早く生まれてくれなきゃ、と言ったあと立ち上がった。
「悪いんだけど、今日はこれから会議があるの。少し休んで、
調子がよくなったら帰るなり、授業出るなり、しなさいよ」
そう言って、バタバタと小走りで横を通り過ぎて行った。
はいはーい、がんばってなーと声をかける。部屋から出て行こうとしたしとき、
あっと声を出すと、そうそう、と続けた。
「一人、お昼から休んでる子がいるからうるさくしないで、いいわね?」
と言い残し出て行った。
「独りでどううるさくするんやっちゅーねん」
ため息交じりに呟くと、思った以上に部屋が静かで、
ツマラナイ独り言がやけに大きく聞こえた。
もう一人休んでる奴に聞こえたんじゃないかと、なんだかバツが悪くなって、
カーテンで囲まれたベッドを見遣ったが、何も反応がない。
さて、自分も休もうと、空いてるベッドに腰をかける。上着を脱いで、
シャツのボタンをひとつあけて、校内履きを脱ぐ。
視線を落とした先に、カーテン越に見えないお隣さんの校内履きが、
きちんと揃えられて置いてあった。
ごろりと、勢いよくベッドに身を沈めおざなりにカーテンを引きながら、
隣で寝てるのが女の子でよかったとか、
履物のサイズと置き方で咄嗟に判別できる自分に苦笑した。
877バイトエロ無 7/8:02/07/08 00:42 ID:IbqWNTTe
目をつぶっても保健室はなんだか明るい。部屋中真っ白で、眠ろうとすると
反射光のような光をまぶたの上から感じで、引き戻される。
目の上に両腕を置く。腕の重みが心地いい。
それからぼんやりと今日のことを思い返す。
炒飯持ってきたのに食えてないとか、
昼飯どころか今日一日なんも食べてない、とか、
そういやなんであの凶暴女キれたのか、とか、
体育サボって保健室で寝てるのサイコーとか。
そうだ。なんで今日はこんなにあの子に会いたいと思ったのだろう。
そもそも、本当に今朝は調子が悪かったのだ。
だから、学校を休もうと思ったのに、炒飯詰めて学校に来てる。
ああ、電話だ。留守電。あの子の声に元気が無い気がしたんだ。
そういや、おととい一緒に帰ったときも少し元気が無かったな。
最近、寝不足気味だって言ってたし。
それに、たまにだけど、貧血起こして辛そうにしてる事もあった。
それほど丈夫って訳でもないみたいだ。

アレ?

何かふっとひらめきそうな予感。
もう少しで、何かこう、パズルがカチっとはまりそうな気がして。
まどろんでいた意識をゆっくり覚醒させようとした時だった。
878バイトエロ無 8/8:02/07/08 00:43 ID:IbqWNTTe
ギシっと一回ベッドの軋む音の後、バサっと隣から何かが下に落ちた音がした。
さして大きな音でもないのに、ドクンと心臓が大きく鳴ってひどく驚いた。
暫くの静寂。指で挟んでカーテンをすこしずらす。
どうやら寝返りでもうった拍子に上着を落としたみたいだ。
ベッドとベッドの間、校内履きが脱ぎ置かれた上に上着が落ちている。
だらしなく落ちたそれが、なんだか気になって、
ゆっくり音を立てずに起き上がり拾う。
センセーの机の上にでも置いとけばいいだろうと、軽く上着をたたもうとして
気が付く。内ポケットからのぞく小さな鏡に見覚えがあった。
去年、このアンティークのコンパクトを蚤の市で買ったからだ。
あの子がずいぶん気に入っていたから、10倍返しやでーと冗談交じりに
プレゼントしたものに間違いない。
「ああ、なんや。そうか…」
まじまじと、鏡を見つめたあと、さっきのパズルがカチリと符合した。
帰りまで待つ必要はない。
閉まっている隣に目をやる。ゆっくりと、そうっと、音を立てないように、
なぜか息を殺して。なんだかひどく、善からぬことをしているような、
後ろめたさと奇妙な高揚感をお供に、カーテンを少しだけずらす。
片目をつぶって覗くとそこに、いた。やっぱり、そうだった。
こちら側に横向きになって、腕をすこし上げ気味に、
すぅすぅとよく眠っているのがわかった。
879ID:IbqWNTTe:02/07/08 00:45 ID:IbqWNTTe
導入部だけでエライ長くなっちゃったので、とりあえずエロ無しパートのみ。
保健室ネタでやりたかったんですけど、ライバルネタみたいでスマソです。
880名無しさん@ピンキー:02/07/08 00:55 ID:v33cVyTr
>484さん
バイトといい、モリリンといい。心情描写がうまくて物語に引き込まれます。
今回のは構成もよかったです。
最初は自分の嫌っていたモリリンが最後には前向きになるところ、
そのきっかけは途中で挟まれた主人公の「変わる」という言葉で、
それを最後に印象に残る形で持ってきているところ。
勢いだけでなく、しっかりと構成を考えて書かれたSSは、
他のスレを覗いても珍しいので素直に関心しました。
次の作品も期待しています。
881名無しさん@ピンキー:02/07/08 01:02 ID:WfAL0YX/
非常にヘタレな感じですが、
作ろうと思います。保管庫。
レイアウトとか、もう全然考えたものではないので、
メールとかでアドバイスお願いします。
でも、ちょっと時間がかかるので、もしモット早くできるよ!
って方がいらっしゃったら、そちらの方に任せます。

載せるのは止めて欲しい方も
このスレか18禁的妄想スレに書いてください。

882コソーリ王子うp(1/6):02/07/08 01:07 ID:MY7zv+x4
私はいま家を出てマンションで暮らしている。
もちろん1人ではない。彼のマンションだ。
今日は高校卒業してから始めての彼の誕生日。
でもきっと彼は忘れてる。そういう人。
そんな彼のためにご馳走を作ろうと奮闘中です。
「ただいま」
「あ、おかえり。今日10時くらいになるっていってなかった?」
「ああ、今日は子役の子と一緒に撮影だったんだけど、そいつ急にやりたくないって言い出して延期になった。」
「そっか…。大変だったね。珪、子供苦手だからね。」
「最近慣れてきたけどな、お前といるから。」
「私といるから?………
 って私が子供みたいじゃない」
「…そうだろ。なぁ?」
そういいながら足にまとわりつく猫を笑顔で抱き上げる。
「……もういい!」
そう彼は今人気急上昇中のモデル、葉月珪。
このことで結構苦労することが多い。こんな悩み贅沢なんだろうけど。
883コソーリ王子うp(2/6):02/07/08 01:08 ID:MY7zv+x4
「お、なんか今日豪勢だな」
そういいながらいつものように珪は私を後ろから抱きしめる。
「まあね。」
一緒に暮らし始めた頃に一度聞いたことがある。
――――どうしていつも後ろから抱きしめるの?
――――お前がどこにも行かないようにずっと捕まえていられる気がするから。
と真面目に答えた。
そういう寂しがりやなとこが珪にはある。
普段は我関せずって感じなのにたまにそうやって甘えてくる。
「……やっぱり、お前のシャンプーいい匂いがする…。」
珪は私の髪に鼻をうずめる。
「どうしたの?なんか嫌なことでもあった?」
「………別に。」
「嘘。それくらいわかるよ。」
「………言いたくない。」
「そ、言いたくないなら無理に言わなくていいけど、
あまり1人で抱え込まないで、私がいるってこと忘れないでよ。」
「……わかってる。お前、母親みたいなこと言うな…。
……俺の母親はそんなこと言わないけど。」
「珪は私の子供みたいなもんだからね。」
「なんだよそれ。」
「なぁ……」
「ん?」
「………しよ。」
884コソーリ王子うp(3/6):02/07/08 01:08 ID:MY7zv+x4
「後でね、今は駄目。」
「……今したい。」
珪の手が服の捲り上げ入ってくる。
「ちょ、ちょっと珪!危ないよ」
私の制止を聞かず下着まで捲り上げる。私は手に持っていたものを流しに置いた。
珪の大きな手は私の胸を包み揉み上げる。
「んっ…やだ、ちょ、ちょっと…ま、待って…駄目っ」
私は珪の腕を掴んで離そうとするが、到底力は敵うはずもなく。
彼の思いのままに弄ばれる。
珪の息遣いを感じるうち、言葉とは裏腹に嫌がってない私が徐々に支配していく。
私は流し台に手をつき体を支えることしかできなかった。
珪の唇が幾度と無く私の首筋を襲う。それと同時に私の胸は面白いように形を変えていく。
「んぁ…あぁ」
2つの蕾をつまんだり、コリコリと激しく弄られ、耳たぶを噛まれる。
珪は私の性感帯を知っている。私の体に彼に触られていないところはもう無い。
それくらい珪は私を知り尽くしている。それは私が愛してもらった証拠。
白い指先は腰へと這い、下着の中に潜り込み秘裂をなぞる。
すでに十分すぎるほど潤っているそこは安易に彼の侵入を許す。
885コソーリ王子うp(4/6):02/07/08 01:08 ID:MY7zv+x4
「あっ…珪…んあぁ、ぁあっ!」
中で2本の指を同時に動かしたり交互に動かしたりされるたびに、
私の体はビクンビクンと少し仰け反り、だんだん登りつめていく。
「……体は正直だな。」
「そんな……ぅんっ………。」
きっと珪はうまい。私は他の人を知らない。でもきっとそう。
珪は何でもできる。私が努力でいい点数を取っても、
珪は生まれ持った才能でその上を行く。そういつだって私は珪に敵わない。
「ああぁ…んあーーっ…珪…あぁっ…も、もう…駄目ぇっ!」
頂点に達する直前にその快感は遮られた。
「珪…はぁ…早く」
「……まだ、行かせない」
「………意地悪。」
私を直前まで逝かせた指で
銀色の糸を引かせながら下着を引っ掛け下へと下ろす。
そして太腿に手をかけ少し私の両足を押し広げる。
886コソーリ王子うp(5/6):02/07/08 01:09 ID:MY7zv+x4
「ひゃぁつ…!」
暖かく湿ったものが私の愛液を掬い取るように舐める。
その度にぴちゃぴちゃといやらしい音が響いた。
「ん、…珪…」
珪の舌はやがてクリトリスを見つけ、初めは軽く触れ、それに吸い付く。
「あぅ…ああぁっ!……おねがっ…んうっ!」
しばらくの間それを楽しんだ舌は入り口に近づき入ってくる。
その感覚にせつない吐息が出てくる。
「ほんっ…ん…お願い……もう…」
私の必死の懇願にやっと立ち上がり、己を取り出し、
私の求める通り再び快感の頂点へ登らせていく。
「あっ…!んうっ…!はぁ…」
「…いいか?」
「う……うん、んはぁっ!!」
「っっ!!!!」
珪が私の中でドクンドクンと脈打ち彼の分身が私のなかに放たれた。
珪は大きく一度ため息をつき、己を抜ききる。
珪の精液が私の秘裂から溢れ出し床に滴り落ちた。
887コソーリ王子うp(6/6):02/07/08 01:09 ID:MY7zv+x4
私は力を無くし倒れそうになるところを珪に支えられ、彼に抱えられる形で座り込んだ。
「……んもう…せっかく珪の誕生日にご馳走作ったのに冷めちゃった。」
「……そういえば今日俺の誕生日か、……忘れてた。悪い。」
「…やっぱり。忘れてると思った。
…誕生日おめでとう。」
「……サンキュ。いまからパーティしよう。な?」
「メインディッシュはもうないからね。」
「え?なんで?」
「今、食べたでしょ?」
「…なるほど。言ってくれるな、お前。
それではもう一度メインディッシュを頂きましょうか、姫。」
そして王子は姫に口付けをする―――――――――――――

End


他の神を見てると非常に自分のへたれさがわかるわ〜。
ということで自己満足でうpさせていただきました。
お目汚しすまんです。
888名無しさん@ピンキー:02/07/08 01:24 ID:kHY2eSEE
モリリンの一生懸命さに涙 バイトの懊悩にドキドキ!続きが気になって
眠れません 王子が何があったのかとても気になります
 神々よ、ありがとう!!
881サン、すっごく嬉しいです。私も協力したい。あなたも立派な神!!
889インデックス職人:02/07/08 02:00 ID:E+Kk6CQM
この前のインデックスは>>749

王子
>753>754>755>756>758>759>760>761>762>763(>>753-763
>882>883>884>885>886>887(>>882-887)
わたぽん
>777>778>779>780>781>782>783>784(>>679-684>>777-784(続編))
先生
>829>830>831>832>833>834>835>836(>>829-836(前編))
モリリン
>849>850>851>852>853>854>855>856>857>858(>>849-858)
>864>865>866>868(>>864-868)
バイト
>871>872>873>874>875>876>877>878(>>871-735)

あと、>881さんサイト作成頑張ってください。

573の件ですが。ロボ除けとかしてひっそりやってれば
おとがめは無いんじゃないかな。非営利なら。
あの会社のことだからここも見つけてるのかもしれんが、
24時間このスレに張り付いてるほど暇じゃ無かろう(w
ギャルゲ板でもメモのエロSSちょくちょくあがってたけど
573の手が入ったなんてのは聞いた事無いしね。
890名無しさん@ピンキー:02/07/08 02:12 ID:NQqgobIM
>>インデックス職人さま
950超えたら、スレ内総まとめのインデックスを作ってホスィです・・・
891名無しさん@ピンキー:02/07/08 02:50 ID:hJLAXmV5
先生萌えサマ、もうすっかり私は貴方のファンです…
別荘!「酷いのは君の方だ」って!

萌え失血。
892インデックス職人:02/07/08 02:52 ID:E+Kk6CQM
>890
了解しました。このスレが引越しになったら貼り付けします。
たぶん3レスくらいの長さになるかな(w
893千晴タソ×主人公 1/4:02/07/08 03:05 ID:tPYFXIOC
>692の続き
あれだけではあまりにも報われないので
スレを私めの駄文で食いつぶして申し訳ないのですが

****************
卒業式。
それはアメリカのものと違って桜の咲き誇る時期に執り行われる。
そう知識として知ってはいたけれど、こんなにも哀しいものだとは思いませんでした。
風にさらされて時折舞い落ちる花弁が涙のようで、見ているだけでとても切ない。
もちろん友人たちと別れることもとても哀しいです。
でも、彼らとはまたすぐに会える。永遠の別れではありません…………彼女とは違って。
……よくありませんね。
もう、終わってしまったこと――終わらせてしまったことなのに。
時がたつたびに、彼女の思い出が僕の中で鮮烈な色を持っていきます。
日本語もよくわからない僕にメールで励ましてくれた、
見ず知らずの僕に優しく微笑みかけて道を教えてくれた彼女。
氷よりも冷たく、何かが頬を伝っていくのが感じられました。
「何、千晴お前泣いてんの?」
僕が涙を拭いもせず呆然と立ち尽くしていると、後ろからクラスメイトがこづいてきました。
「はい、少し哀しくなってしまって……」
「ったく相変わらず感傷的な奴だなぁ。早く荷物かたしてカラオケ行こーぜ、カラオケ」
僕は少しだけ急かされて、机の中のものを整理していると、中からはらりと何か白い紙が
床へと落ちました。
宛名の無い、真っ白な封筒。
「何だこれ? ……もしかして、お前にラブレター?」
僕が拾うよりも早く、クラスメイトの彼がそれを拾い上げ、封を開けました。
「んーっと、……“伝説の樹の下で、あなたのことを待っています”
 ……ってマジかよおい!?」
「僕宛て、なのですか?」
「お前の机の中に入ってたんだからそうだろ。
 お前何気に人気あったからな〜。相手一体誰だろうな?」
894千晴タソ×主人公 2/4:02/07/08 03:06 ID:tPYFXIOC
隣のクラスの詩織ちゃんかな〜、と彼は色々と想像を膨らましていましたが、
その時の僕の頭の中には彼女から聞いた『伝説の教会』のことが浮かんでいました。
たった一人、教会で愛する王子を待ちつづける姫君……。
彼女も、伝説を抱いた場所で誰かを待っているのでしょうか?
誰か、彼女にとっての王子様を……。
「――すみません、僕ちょっと行って来ます!」
「ん? おう、頑張れよ!!」
僕は走りました。
伝説の樹の下――ではなく、伝説の、教会へと。
伝説の樹の下で僕のことを待ってくれているであろう女性には、本当に申し訳ないと思います。
けれど、僕は賭けてみたいんです。
僕が彼女に感じたこのときめきが、運命であったということに。
一度は逃げてしまったけれど、今度こそ僕は彼女に伝えたいと思います。
たくさんの言葉を。たくさんの想いを。
彼女が教会にいるという根拠は何もありません。
また、いたとしても僕を待っているとは限りません。
可笑しいと思われるかもしれませんが、その時の僕はどうしても彼女があの場所で
僕を待っているように思えたんです。
僕は彼女にあんなに酷いことをしてしまったのに、です。
……自惚れていますね、僕は。
895千晴タソ×主人公 3/4:02/07/08 03:07 ID:tPYFXIOC
もう、どのくらい走ったのかはわかりません。
全身が悲鳴をあげているように痛み、汗がとめどなく流れてきます。
目の前も心なしか少し霞んでいるように思えます。
いつになったら教会につくのでしょう?
……もしかしたら、永遠につくことは無いのでしょうか?
いつの間にか僕は出口の無いラビリンスに迷い込み、ずっとそのまま――
「……違うっ!」
僕は悲観的な想像を打ち消すように頭を強く振りました。
すると視野にかかっていた靄が消え、自分がはばたき高校へと通じる坂に
立ち尽くしていたことに気付きました。
僕は、こんなに近くにまで来ていたんですね。
ここまでくれば、もうあと少し……!
僕は気力を振り絞り、再び走り出しました。

昔絵本で見たような、美しい教会。
前に一度見に来た時と変わらない姿。
唯一、あの時と違うのは、かたく封印されていた重厚な扉が開いているということ。
僕は乱れた呼吸を整えてから、そっと扉に手をかけました。
彼女かいることを、信じて。
896千晴タソ×主人公 4/4:02/07/08 03:22 ID:tPYFXIOC
「もっと、早く言ってくれればよかったのに」
僕の隣にいる彼女が、少し拗ねたように言いました。
「何を、ですか?」
「あたしだって千晴くんのこと、いつも道を聞いてくる男の子と重ねてたんだよ?」
ちょっとだけ独特な日本語で、会うたびにいつも道を尋ねてくる不思議な男の子。
ずっと彼のことが気になってたんだよ、あたし。
彼女がそんな風に思っていてくれたことが嬉しくて、そして少し恥ずかしげに
僕に伝えてくれた表情がとても可愛らしくて、僕は彼女にキスをしました。
もう何度目かわからない、何度でもしたいキス。
「来月、僕は一度アメリカに戻るのですが、そのとき一緒に来てもらえませんか?
僕の両親にあなたを会わせたいんです」
「えっ、千晴くんのご両親に!?」
「……ダメ、ですか?」
「ううん! 駄目じゃないんだけど、ね……。でも両親に紹介するってことはさぁ――」
彼女は何かを呟き、顔を真っ赤にしています。
僕は何か変なことを言ってしまったのでしょうか?
「いいよ、一緒に行こう。そしたら、千晴くんアメリカ案内してね?」
「ありがとう! もちろんです。僕はあなたを連れて行きたいところがたくさんあります。
期待して待っていてくださいね」
「うんっ、期待してる!」
彼女は僕に抱きつき、始まったばかりの僕たちはまた、意識を共有した。

****************

>881神
影ながら応援させていただきます!
ガンガレ!!

>インデックス職人さま
毎夜毎夜どうもお疲れ様です
大変活用させていただいています。
感謝してもしたりません。ありがとうございます!

そして今日もまたこのスレで夜が明けてゆく。。。(;´Д`)
897881:02/07/08 06:40 ID:WfAL0YX/
SS書きの神様たちへ。

無題のSSや、作者名をを入れたい!と言う方は、
このスレ、18禁妄想スレ、倉庫の掲示板、あるいはメールにて
お知らせください。
特に指定がないものやカップリングのみを書いていらっしゃる方の場合は、
「無題」と「レス番号さん」にさせて頂くことになると思います。
また、スレの小説に手直しをしたい方はメールに送ってくだされば、
直しておきますので、気軽に申し付けてください。

スレの皆様には更新激遅でご迷惑をお掛け致します。m(_ _)m
898881:02/07/08 06:46 ID:WfAL0YX/
すいません。すでにアップされている方のは、
レス番号さんにしてしまっています。
事後承諾状態になってしまってスマソ。
899名無しさん@ピンキー:02/07/08 07:06 ID:2YCOoZA4
すごい! 朝起きたら保管庫が!
881さん、乙カレーです。
会社で・・・見ます(w。
900881:02/07/08 11:14 ID:5mEKtd5v
すいません。鯖を移ることになったので、
暫く見られません。
申し訳ない…できるだけ早く移るようにいたしますので、
少々お待ちを。
901名無しさん@ピンキー:02/07/08 11:26 ID:wlJBJPs1
渉SS職人です。
当方、同人屋なんですが、無料配布なら、
自作のものは同人誌にしてもいいんですかねえ?
902先生萌え:02/07/08 12:32 ID:cYKWSm+s
す…すんまそん…このスレ終わっちゃうまでに後編上がらないかも…。
感想くれた皆さん、ファンだと言ってくれた方、申し訳ない。
できるだけがんがって…早めに上げるよう努力します。命削ってでも!
903881:02/07/08 13:23 ID:vfeoiSD0
保管庫作成人です。

えっと、このスレにはエロ有りとエロなしのSSがありますが、
ページを別にしても構わないでしょうか。
エロが苦手な方にエロなし神SSを読む機会があったほうが
良いかと思ったんですが。
エロなしSS作者様のよいお返事をお待ちしております。
スレ消費してスマソ。
904名無しさん@ピンキー:02/07/08 13:27 ID:pl5+4woj
いいんじゃないでしょうか?
私は賛成。
一緒にして21禁は(21禁)ってタイトルの隣に入れるものよし。
ガムバッテください。
905渉SS職人:02/07/08 13:43 ID:RReZPSHQ
>>903
賛成です。
でも、どれをどなたが書いたかわかりやすくしてあったほうがいいかと。
でも、匿名性強いから無理かな…。
906名無しさん@ピンキー:02/07/08 15:40 ID:F9EI933M
倉庫の神様。
私も分けるの賛成です。
ついでに21禁の方は、それ用のトップページに行く前にもう一度、
21禁だということを宣言するページをはさんでもいいかも
念には念をってことで。

ところで、ここはエロパロ板ですけど、
今後もエロとエロなし、どっちもOKでいくの?
いや、それがヤだってわけじゃないんだけど、
板が板だけに、どんなもんかとふと思って。
907名無しさん@ピンキー:02/07/08 15:59 ID:SMzw54HT
倉庫の神様、乙です。
もしできたら、SSへの感想BBSも設けてもらえないでしょうか。
新しいものは、ここで書けばいいと思うのですが、ここは流れが早くて
少し古いのだと感想が書きづらいんです。我が侭言ってすみませぬ。
908名無しさん@ピンキー:02/07/08 16:03 ID:n2gy+0yy
>>906
一緒でいいのでは?
微妙なのもありますし、いちいちスレわけると・・・
しかもまたどこに立てるとかいろいろ問題もでるわけで、
ギャルゲー板に立てるのは荒らしやもうすでにGSスレがあるわけで。
私は一緒でいいかと思います。スレは。
909名無しさん@ピンキー:02/07/08 16:33 ID:vvTu1shp
>906
私も一緒でいいと思います。ここのは、直接的なエロがなくても作品全体に
エロい雰囲気がただよってるものばかりだし。青春って感じのやつは職人さん
が判断してオイラくんのとこに投稿してもらえばいいし。
910名無しさん@ピンキー:02/07/08 16:39 ID:dSGs8IR3
作家さんたち素敵なモリリンをありがとう!
911881:02/07/08 16:50 ID:1YCLhWYl
>>907
了解です。ただ、あまり掲示板とかに詳しくないので、
こんな無料掲示板は使いやすいよ!感想BBSに使うにはぴったりだよ!
なんてところがあったら、教えてくださるとありがたくて
涙が(つДT)でまつ。ヨロシコ!

あと暫定的ではありますが、HP移動いたしますたので、
アドレスは…ここに書いてもいいのかなぁ。
18禁のトコロに貼っておきましたので、
お手数ですがそこから移動してください。ご意見お待ちしまくっております。
912906:02/07/08 17:38 ID:ehQ5IE9S
そうですね、私も変なことを書いてしまいました。スマソ。
しかし、エロい雰囲気っての、いいなあ(w。

倉庫の神様、乙です。
913名無しさん@ピンキー:02/07/08 18:03 ID:Aa6RPEl3
>>911
乙カレさまです。
裏ページがなんかエロっぽくていいですね(w
914名無しさん@ピンキー:02/07/08 18:15 ID:U7kWEZvQ
この板でこのスレが一番勢いあるような気がするのは気のせいでつか?(w
915名無し、、、好きだ。。。:02/07/08 18:25 ID:nkq0bO2a
>>911
早速見に行かせていただきます

お疲れ様です〜
916名無しさん@ピンキー:02/07/08 18:27 ID:nkq0bO2a
あ、名前が…
917渉SS職人:02/07/08 18:29 ID:vCSxGVDq
すみません。
18禁のところですか…。
行き方がわかりません…。
それとも、おいらくんところでいいの?
918渉SS職人:02/07/08 18:41 ID:vCSxGVDq
発見いたしました(w
感謝感激です。
919名無しさん@ピンキー:02/07/08 18:42 ID:Gkw2I+r4
>>917
おいらくんのトコの(;´Д`)ハァハァ が入ってるスレッドです(w
920sage:02/07/08 18:43 ID:Gkw2I+r4
しまったー!ゴメンなさい・・・
921名無しさん@ピンキー:02/07/08 18:44 ID:Gkw2I+r4
あうー(泣)
922名無しさん@ピンキー:02/07/08 18:48 ID:Gkw2I+r4
★電話で「娘をぶち殺す」と脅されて告訴…多重債務者救済に取り組む司法書士
 http://www.zakzak.co.jp/top/top0708_3_16.html
923名無しさん@ピンキー:02/07/08 18:51 ID:i37gzlbV
お疲れ様です。
イキオイなんてもんじゃ・・・10日も
経ってないのにこのイキオイ(w
924名無しさん@ピンキー:02/07/08 19:29 ID:PlJuvI+E
そろそろ新スレ警報?
925名無しさん@ピンキー:02/07/08 19:42 ID:v33cVyTr
>919-921
ワロタ!!
今ギャグもの書いてんだけど、こういういい具合のボケって難しいよ(w
926名無しさん@ピンキー:02/07/08 19:45 ID:wggXBjkW
しかしそのすぐ後の>922が非常に気になるのだが(((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
927615:02/07/08 21:12 ID:xx1ZQLUh
先日先生SSをウプした>>615です。
ホントは昨日ウプするつもりだったんですが、昨日は先生萌え神様のSSが
あんまりすごくて思わず身を引いてしまいまちた。
今夜はまだSSがウプされていないようなので、ここいらで出しちゃっても
良いでしょうか?
またあとで来まーす。
928名無しさん@ピンキー:02/07/08 21:15 ID:MTz7B3C+
615神!!
寝ないでいつまでも、お待ち申し上げております。
929名無しさん@ピンキー:02/07/08 21:20 ID:LkjAZz3G
お待ちしています〜
お願いです、うpしてください〜
930615:02/07/08 22:06 ID:QvgajlCs
ただいまー。
次来れるのが深夜になりそうなので、今からウプします。
このスレもそろそろ移動だし、いまのうちに・・・。
931先生×主人公1/5:02/07/08 22:08 ID:QvgajlCs
「name」

扉の向こうから聞こえてくる、優しい音色。
それは、奏でている人の心をそのまま表している。
 
どうしても会いたくなって、来てしまった。一週間ですら我慢できないなんて、
情けない。きっと、厳しくて節度のある先生は、こんな私を見たらすごく怒るに
違いない。
(幻滅されたくない。)
だから途中で考えなおして、会わずに引き返そうとした。けど、その時
あの曲が、「溜息」が聞こえてきた。
気づくと、勝手に足が動いて音をたどり、音楽室の前まで来てしまっていた。
(せめてこの曲が終わるまで、ここに居よう)
音楽室はしっかり防音されているけど、少し扉が開いていたおかげで、
こぼれてくる明かりと供に、ピアノの音が良く聞こえてくる。わたしは、
先生に気付かれない様に扉の前に腰を下ろした。
思い出すなぁ、高校二年のあの日。全く同じだ。あの日も、今と同じ様に
こうして扉の前でピアノの音を聴いていた。優しくて、どこか切ない音色…。
初めて先生の素顔を見て、心奪われた。
そういえば、先生の幼馴染でもあるバーのマスターさんが、先生が素直になれる
のはピアノの前だけだ、って言っていたっけ。これが先生の素直な気持ち…。
そう思うと、涙が出そうになる。
(こんなにも、好きになるなんて…)

………演奏が止まった。
(さてと、先生が出てこないうちに帰ろう)
本当は、物凄く後ろ髪を引かれるけど……。ピアノが聴けただけでも来た
甲斐があったし、この合宿が終われば数日後には会えるんだから。
私は、自分にそう言い聞かせて立ちあがった。
932先生×主人公2/5:02/07/08 22:09 ID:QvgajlCs
(先生、おやすみなさい。)
心の中でそう言って、その場から立ち去ろうとしたその時、
「・・・」
(え!?)
中から声が聞こえた。
―それは、小さい声だったけど、紛れもなく私の名前。
見つかって、呼びとめられた?……違う!それは、呼びかけと言うより、呟き…。
それに、いつもの名字じゃなくて、名前!先生は、ベッドの中でさえ、まだ私の
ことを名字で呼ぶのに。
「先生!」
考えるよりも前に、体が動いていた。私は、勢いよく扉を開けた。
「!!……何故、ここにいる?」
ピアノの前に座っている先生は、もの凄く驚いた顔をしている。
「あ、…あの、私……」
ど、どうしよう。つい、声をかけてしまった。まさかこっそり立ち聞きしてた
なんて言えない。後悔先に立たず。入り口から一歩も動けない。
お互いの間に、気まずい空気が流れた。
白状するしかない…。
「私、どうしても、先生に、会いたくなって。来たら、ピアノが聞こえてきて、
それで、………でも、聴いたら帰ろうと思ってたんです。思ってたんだけど…
………」
(先生が、私を呼んだから…。)
はあ…と大きく溜息をついて、「まったく…」と小さく呆れた様に先生は言った。
うう、やっぱり来るんじゃなかった。
「……来なさい」
「…はい」
私は、ゆっくりと先生のもとに近づく。怒ってるのかな?なんだか怖い。

933先生×主人公3/5:02/07/08 22:12 ID:QvgajlCs
先生のもとに着くと、ふいに先生が手を伸ばしてきた。
私は、反射的に目をつぶって顔を引いてしまったけど、先生の手は、優しく私の
頬に触れた。
「何故怖がる」
ムスっとした様に先生が言う。
「だって、部の合宿とはいえお仕事なのに、勝手に来てしまって。怒ってる
でしょ?」
「怒ってはいない。呆れているだけだ。そう思っているのなら来るな」
「だ、だから、会わずに帰るつもりだったんです。なのに先生が『溜息』なんて
弾いちゃってて、しかも……しかもあんな風に私の名前を呼ぶなんて。
自分のこと棚に上げて、それで私のこと呆れるなんて、先生ずるいっ」
ああ、私のバカバカ。また勝手に口が。
先生はハッとして、その顔が赤くなっていくのがわかる。
「……やはり、聞こえていたのか?」
私は、無言でうなずいた。
「……。そうだ。私は、君の事を想ってあの曲を弾いていた。……コホン
………会いたいと思っていた」
「先生……。あっ」
腕を掴まれ、引き寄せられた。私はバランスを崩して、座っている先生の上に
倒れ込んだ。先生の腕が背中にまわる。
「だが、今度来る時はきちんと連絡しなさい。夜…しかも夏場は変な人間も多い。
十分注意するように。以上」
「はい。ごめんなさい」
「よろしい」
私達は、顔を見合わせてクスッと笑った。
934先生×主人公4/5:02/07/08 22:14 ID:QvgajlCs
それからすぐにいつもの真剣な顔に戻った先生は、耳に手をかけてきた。
私は、そっと目を閉じる。優しく触れる先生の唇。
でも、すぐに離れて行こうとする。私はそれが惜しくて、後を追うように
自分から顔を近づけていった。
……ところが、先生は私をグイっと引き離して立ち上がった。
「先生?」
「これ以上は駄目だ」
「どうして?もっとキスしたい……」
「駄目だ。……コホン……き、君は、それだけじゃ止まらなくなるだろう」
む。なんかまた人のせいにされた気がする…。
「せ・ん・せ・いが、の間違いでしょ?……いいですよ。止まらなくなっても」
「なっ、こ、ここをどこだと思っている。家じゃないんだぞ」
「そんなこと解ってます。……ねえ」
私は、めいっぱいつま先立ちをして、先生の唇に自分の唇を合わせた。
先生は背が高いから、軽く触れるだけでやっと。
「……お願い。……零一さん」
初めて名前で呼んでみた。よく考えたら、私のほうこそ今だに「先生」呼ばわり
なのだ。でも、は、恥ずかしーよう。私は、顔が赤くなった。
あまりに恥ずかしくて名前のとこだけうつむいてしまったおかげで、先生の反応が
わからない。
「あ、…へへ…やっぱ照れますね。い、嫌なら、もう呼びませんから」
「いや…」頭に手が乗っかる。「悪くない」
「え、ホントに?じゃあ、零一さん。零一さん。零一さん。れい…」
「わ、わかった。わかったから連呼はやめなさい」
「はい。………ん……」
突然キスが降りてきた。
「全く君は。私の負けだ。私としたことが、君にだけは敵わない」
そう言って、また再び深く口付けをした。
935先生×主人公5/5:02/07/08 22:15 ID:QvgajlCs
「……ん……ふっ……」
きつく抱き合って、お互いの舌を絡ませ合う。
私は今、なんとピアノの鍵盤(蓋はおろした)の上に座らされている。
やはり私達は、深いキスでお互いの理性を手放してしまった。
ワンピースの裾から、零一さんの手が滑り込んでくる。
「ん………ああっ」
ブラの下に手が入り、強く揉まれると、私の口から無意識のうちに声が漏れた。
ワンピースは上の方まで捲し上げられ、零一さんの唇が素肌にキスをしながら、
徐々に徐々に下へと下りていく。
「あんっ!……」
指で背骨をなぞるように下から上へと撫でられて、身体に電気が走った。
零一さんは、私がどうされれば感じるのか、もう良くわかっている。
唇が下着に到着すると、その上から優しく私の丘に口付けをする。
下着がするりと剥ぎ取られた。
指で開く様にされて、零一さんの舌が割れ目に入ってくる。
「やっ……、はうっ…ああ」
私はもう息も絶え絶えでのけ反りながらも、ただピアノから落ちないように
零一さんの方に手を置いて突っ張っている。
執拗に私の一番敏感な部分を攻められると、愛液が溢れだし、足を伝って
落ちていった。
「れい、いち……、さん。もうっ、わたしっ」
私はもう限界になって、零一さんにすがるような目で訴えた。
936先生×主人公5/5+1(スマソ):02/07/08 22:17 ID:QvgajlCs
零一さんは立ち上がり、すでに十分に硬くなっているものを取り出した。
私の片足を抱えるようにして、それをあてがってくる。
「ああっ!」
一気に中に。私は、後ろへは倒れられないので、零一さんにしがみつく。
「んんっっ、……あっ、あっ、……あーー」
「ん、……うぅっ・・・っ」
何度も何度も下から突き上げられて、私達は同じに達した。
―いく瞬間、私の名前を呼んでくれた。
「はあ、はあ、はあ」
そのままぐったりと零一さんの肩に寄りかかる。
「大丈夫か?」
終わったあとは、いつもそのセリフ。私を気遣ってくれる。
「……。大丈夫………じゃない」
「なにぃっ?まさか、まだ…その…痛いのか?」
本気で心配してる顔…。
「ぷっ。はははっ。嘘です。冗談。いつもそのセリフなんだもん」
「な、私は、本気で君のことをだな、心配して……」
私は、口付けで先生の言葉を遮った。わかってるよ。あんまり優しくしてくれる
から、嬉しくて、照れくさいだけ。
「ごめんなさい、零一さん。大好き」
「私もだ・・・」
零一さんは、最後にもう一度強く抱きしめて、耳元で名前を囁いてくれた―。


END
937先生×主人公:02/07/08 22:19 ID:QvgajlCs
なんだかうちのこのカポーだんだんバカップルになっていくよう(´Д⊂
あ、名前の部分は自分の名前をいれてお楽しみ下さい。
938名無しさん@ピンキー:02/07/08 22:24 ID:MTz7B3C+
か、神様!!

待っていたかいがありました。
ありがとう!!
939名無しさん@ピンキー:02/07/08 23:22 ID:NQqgobIM
ここは、SSを書く神様だけでなく、
インデックスの神様・倉庫の神様と、いっぱい神様がいるよね。

さぁて・・・・そろそろエロ絵の神が出てきてもいいのでは・・・・(ぼそ)
940名無しさん@ピンキー:02/07/08 23:30 ID:UHsNofB2
王子キボンヌ(;´Д`)ハァハァ
王子のエロ絵みたいでつ(;´Д`)ハァハァ
941名無しさん@ピンキー:02/07/08 23:36 ID:2HcdTCHD
エロ絵は女抜き・・・だよね?
ヘタレお絵描きでも宜しいなら週末にでもがんがってみます。
942名無しさん@ピンキー:02/07/08 23:38 ID:UHsNofB2
>>941
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
女ってか主人公いても私はOKでつ。
ヤター(・∀・)
943渉SS職人:02/07/08 23:45 ID:f9LlK3si
保管庫が見られない…。
もしかして、鯖落ち?
944名無しさん@ピンキー:02/07/08 23:47 ID:TqTVvpwd
いつもは違うカプリングなのでつが・・・
王子×主人公、いきまつ。
945王子×主人公1:02/07/08 23:48 ID:TqTVvpwd
珪くんは終わったあと、私の髪に指を絡ませたり、
髪にキスしたり、ずーっと髪を撫でてくれたりする。
最近見つけた珪くんの癖。
今日も終わったあと、ずーっと髪をいじるから、なんとなく聞いてみた。
「珪くん、髪いじるの好きだね?」
「そう、だな・・・。うん。すき。」
そう言って、私を引き寄せて、今度は髪にキスをする。
「おまえの髪、いいにおいするから・・・。」
「使ってるの普通のシャンプーだよ?」
「ちがう。おまえのにおい・・・」
私の髪を梳きながら今度は口付けてきた。
最初は軽いのを何度も。
だんだんその口付けは深いものに変わっていって。
息苦しさに思わず珪くんから逃げようと身を捩る。
「・・・ん・・・。珪く・・・。」
「・・・こら。逃げんな。」
少しだけ唇を離されて、文句を言われて、私が言い返そうとしても、すぐまたそれは塞がれて。
息も出来ないくらいに舌を絡ませてくる。
完全に逃げ場を失った私は、強張っていた体の力を抜いた。
それに珪くんも気づいたみたいで、口付けは乱暴なものから優しいものに変わっていく。
946王子×主人公2:02/07/08 23:49 ID:TqTVvpwd
珪くんの手が、私の髪から下に下りていって、胸に触れた。
私はびくり、と体を揺らして、珪くんから唇を離した。
「・・・なに。」
「珪くん、明日撮影って言ってなかったっけ?」
「うん。」
それが?と言いながら、胸に顔を埋めてくる。
「だ、だから、今日は早く寝ようねって始めに、・・・あ。・・・言ったじゃな・・・ぃ。って、聞いてる?!珪くん!」
「どーでもいいよ。」
珪くんは私の胸やおなかにキスをして、腰に腕を巻きつけてくる。
「どーでもいいって・・・。」
「仕事なんかより、おまえとこーしてる時間のほうが俺には大切。」
そう言いながらじゃれついてくる珪くんはまるで猫のようで。
「マネージャーさんに怒られちゃうよ?」
今度は私が珪くんの柔らかい髪を撫でる。
「また寝てたって言えばいい」
「・・・ケータイにかかってくるよ?」
「・・・こうする。」
そう言って珪くんは枕もとに置いてあった携帯の電源を切った。
その携帯を放り投げると珪くんは私に覆い被さってきた。
私は目を閉じて、またこのあと珪くんに髪を撫でられることを想像しながら、
珪くんのひろい背中に腕を回した。


947王子×主人公:02/07/08 23:52 ID:TqTVvpwd
また(また?)エロくなくてスマソでつ。
王子は髪いじるの好きそうだなーと思ってこんなんを・・・。
これからも精進いたしまつ。
保管庫作って下さった神!
感動です。これで心おきなく会社で見れまつ(コラコラ)
948名無しさん@ピンキー:02/07/09 00:22 ID:4rQvjFk8
成長した尽×主人公のキンシンソカーンものうpしても平気でしょうか?
そういうのに拒否反応起こす方がいらっしゃれば漏れもろとも地に
沈めますが。
949名無しさん@ピンキー:02/07/09 00:30 ID:pJvEDvvC
>948
アリじゃないですか。尽も充分需要あると思いますよ。
かく言う自分も、尽EDでハァハァした口ですし(w
950名無しさん@ピンキー:02/07/09 00:32 ID:XkLLbP6u
>948
私は禿しく読みたい…。
もし、反対者がいれば、倉庫の方に送ったらいいですよ。
沈めるのはもったいない!
951名無しさん@ピンキー:02/07/09 00:43 ID:J95A+dnT
948の神様。
私も読んで見たいです。

そろそろ、新スレ警報?
952948:02/07/09 00:47 ID:4rQvjFk8
>949
>950
レスありがとうございます〜!
もちょっと動向を見守りつつおkぽかったらうpさせていただきますね。

個人的におまけのトークの尽の本音にもハァハァでした(w
953名無しさん@ピンキー:02/07/09 00:50 ID:7MIKUBZw
>947神!
王子×主人公のマターリほのぼのラブ、萌えまつた…
こういうの好きでつ。ハァハァ
954名無しさん@ピンキー:02/07/09 01:15 ID:J95A+dnT
神……
いつまでも待ってます。
955名無しさん@ピンキー:02/07/09 01:22 ID:1s+eFd9R
18禁のとこがわかりません…
もう少し行き方のヒントを(´д`)
956名無しさん@ピンキー:02/07/09 01:24 ID:IXxbFZRP
>>955
ギャルゲ板のGSスレの>>1に避難所へのリンクがあります。

ここから、さらに飛んでちょ
957955:02/07/09 01:27 ID:1s+eFd9R
>956
見つけました。ありがとう(*゚∀゚)
958名無しさん@ピンキー:02/07/09 01:30 ID:5UyJze3b
ココに来てる人って18禁のとこから飛んできた人ばっかりだと
思ってたよ。他からも見つけられてるのね(*´Д`*)
959名無しさん@ピンキー:02/07/09 01:49 ID:6I48idzC
ちょいと思ったんだけどオイラ君のとこの新GS板は18禁OKなのかな?
960先生萌え:02/07/09 01:59 ID:09l1BS0p
あ、あのう、続き(さらに中編と後編に分かれてしまったよ…)を
うpしようと思ったんですが、新スレまだですよね?
ど、どうしよう。 >>950タンが立ててるとばかり思ってきたから……。
961インデックス職人:02/07/09 02:05 ID:ipwTTHEA
>960
たぶん続きは新スレでないと無理でしょう。
960さんかどなたか立てられますか?
私は大手プロバイダなのでたぶん無理です。
962名無しさん@ピンキー:02/07/09 02:09 ID:jTyZ83Ch
私が立てましょうか?
先生萌えさんの読みたいし〜!!
963名無しさん@ピンキー:02/07/09 02:12 ID:EUqRA9T9
>>962ヨロー
とりあえずテンプレ

勉強に勤しむのもいい、スポーツに打ち込むのもいい、
エロに(*´Д`)ハァハァする青春もあるでしょう!!
さぁ!みんなで逝こうエロの向こうへ!!

はば高マンセー!エロマンセー!!
●雑談OK●
●sage進行でおねがいします。●
●みんなのエロエネルギッシュなSSも募集中●

前スレ「ガールズサイドでエロ萌え」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1025465341/
964名無しさん@ピンキー:02/07/09 02:14 ID:EUqRA9T9
SS保管庫
http://easter.ne.jp/gssshokan/index.html

ノーマルSSはコチラ
【おいらと一緒にTALK】
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Rook/7163/
965名無しさん@ピンキー:02/07/09 02:18 ID:jTyZ83Ch
>963 ラジャーブラジャー
いまやりまつ。

>964 ソレは2に載せますね。
966名無しさん@ピンキー:02/07/09 02:21 ID:7qQ/yAb5
勃ったようだね。>962オツ。
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1026148760/
967庶民:02/07/09 02:21 ID:jTyZ83Ch
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1026148760/

ガールズサイドでエロ萌え 2
できました。大丈夫でしょうか?(怯
968庶民:02/07/09 02:23 ID:jTyZ83Ch
あ、ケコーンしちゃったね。
>>966ありがとう
969名無しさん@ピンキー:02/07/09 02:31 ID:rWuUKI+9
>968
ワーイケコーン
…ていうか要らん事しいだったわ私

新スレ嬉しくてつい…スマソ
970948:02/07/09 02:37 ID:4rQvjFk8
新スレSSうp一番のりは少々荷が重いので
終わり行くこのスレに載せることにいたします。
とりあえず拒絶反応起こしていらっしゃる方いないようなので
971尽×主人公 1/6:02/07/09 02:40 ID:4rQvjFk8
姉ちゃんは俺の自慢だ。
一流大学に推薦でいけるくらい頭が良くて、おまけにバスケではインターハイ優勝。
見た目だって、そこらの女なんか目じゃないほど綺麗だ。
俺に対してちょっとだけ怒りっぽいってことを抜きにすれば本当に非の打ち所が無いと思う。
俺はそんな姉ちゃんが好きだ。
兄弟としてじゃない、一人の男として。
血が繋がっている兄弟が愛し合っちゃいけないことくらい、
もう子供じゃないんだからわかってる。
だけど好きなものはしょうがない。俺は、姉ちゃんが好きなんだ。
もちろん姉ちゃんは俺のこんな気持ちなんて知らない。
だって姉ちゃんには高校の時からずっと続いている彼氏がいるんだから。
誰もが知っている人気No.1モデルの葉月 珪――それが姉ちゃんの彼氏。
姉ちゃんと釣り合うにはそれくらいじゃないとな。
でも、俺のほうが絶対にイイ男だし、姉ちゃんのこと愛してるって断言できる。
どうして俺たちは姉弟なんかに生まれてきたんだろ……。
972尽×主人公 2/6:02/07/09 02:44 ID:4rQvjFk8
姉ちゃんがデートの時はいつも顔がにやけてる。支度も普段の3倍以上は時間かけてる。
付き合い始めて結構な年数たってるっていうのに、倦怠期なんてもんは無いのかな?
俺なんか大体3ヶ月を境に倦怠期突入しちゃうよいつも。
まぁ、本当に好きになって付き合っていたわけじゃなかったしな。
俺が本当に好きなのは姉ちゃんだけ。他の女の子じゃ駄目だったんだ。
「まぁたデート?」
さっきからずーーーーーーと鏡とにらめっこしている姉ちゃんに皮肉をこめて言う。
「ねぇねぇ尽〜、このルージュ色変じゃないかなぁ? こっちのとどっちがいいと思う?
それともグロスだけにした方が――」
「……それくらい自分で決めろよな」
「決まらないから聞いてるんじゃない〜!」
「ったく。じゃあ、コレがいいよ」
俺は頭を掻きながら淡い桜色のルージュを手に取る。
色素の薄い姉ちゃんにはこういう感じのやつが一番似合うと思う。
「う〜〜〜ん、でもこっちのも捨てがたいんだよね……」
せっかく俺がアドバイスしたっていうのに姉ちゃんはまだ悩みつづけている。
これだから女ってやつは……。
「そんな悩んでる暇、無いんじゃないの?」
俺は姉ちゃんの細い顎を掴んで自分のほうを向かせるとその唇を桜色のルージュでなぞった。
桜色のルージュは俺の想像以上に姉ちゃんに映えていて、微かに漂ってくる花の柔らかで
繊細な香りと相まって俺の理性に翳りをもたらす。
「あ、ありがとう……」
なれてるね。そういうことしてあげてるの? と姉ちゃんが聞いてきたのでただ一言別に、と答えた。
「じゃ、じゃあもう行くね」
姉ちゃんはバッグを手にとると慌てたように出て行く。
が、途中でつんのめり、俺のほうを振り返った。
姉ちゃんの身長は158cm。俺の身長は183cm。
だから話すときは姉ちゃんはいつも俺を見上げる。今までは俺がずっと見上げていたのに。
「尽……」
何か言いたげに、姉ちゃんはそっと視線を自分の腕のほうへとずらした。
つられて俺もそこに視線をやると、瞳に姉ちゃんの腕を掴む俺の手があった。
俺っ、いつの間にっ……!?
「ごめんっ!」
慌てて謝って手を離そうとしたけど、どうしても手が離れない。
それどころか自分の意志とは裏腹に腕を握る力が強くなっていくのがわかる。
973尽×主人公 3/6:02/07/09 02:45 ID:4rQvjFk8
――いや、意志と裏腹なんじゃなくて、理性と裏腹なんだ。
俺の意志は間違いなく姉ちゃんを行かせたくなかった。
そう理解した途端、俺は姉ちゃんをそのまま強引に抱き寄せていた。
さらさらの髪が、少しくすぐったい。
「ちょっと、苦しいよ尽? 待ち合わせの時間が――」
「……俺、好きだ」
「苦しいってばっ、聞いてるの?」
「――姉ちゃんのことが好きなんだよ!」
一瞬の静寂。
その一瞬は俺の今までの人生の中で一番長い瞬間だった。
心臓の音が馬鹿みたいに忙しく鳴り、耳鳴りのように五月蝿かった。
静寂を破ったのは弾けるような姉ちゃんの笑い声だった。
「尽〜、冗談やめてよね〜っ。弟に手を出すまで飢えてませんよーだっ」
「俺は本気だよっ!!」
びくっ、と腕の中で姉ちゃんが竦むのがわかった。
「ずっと姉ちゃんが好きだった。姉ちゃんだけが好きだったんだ。
姉弟とか、そういうの関係ない」
「自分の言っていること理解できてるの?
ずっと今まで姉弟として仲良くやってきてたじゃない」
「俺は、ずっと女として好きだった。姉としてなんか見てなかったよ」
「どうしてそんなこと言うの? あたしにとって尽はたった一人の弟なんだよ?」
そう言ってねえちゃんはぽろぽろと涙を零した。
「ごめん……だけど、俺、もう、無理だから」
これ以上、自分の気持ちに蓋をしておくことが。
俺は指で涙を拭ってやると、俺は俺がぬってやった桜色の唇にくちづけた。
葉月との想い出を蹂躙するかのように深く、永く。
「……っ! やだっ!!」
唇が離れるとすぐに姉ちゃんは俺を突き飛ばし、走る。
今と昔では歩幅が逆転しているので俺はすぐに追いつき、両手を絡めとって
逃げれないように壁へと押し付ける。
974尽×主人公 4/6:02/07/09 02:47 ID:4rQvjFk8
「そんなに良い、葉月が?」
俺は感情の赴くまま唇を落とし、強く吸いたて赤い跡を散らしていく。
「俺じゃあ、駄目なの?」
姉ちゃんは泣きながら弱々しく「お願い、やめて……」とうったえるだけで
一向に答えない。
悪いけどそれじゃあ逆に誘ってるみたいだよ?
俺は服の隙間から手を忍ばせ、下着をずらして直に胸を揉みしだく。
姉ちゃんの少し鼻にかかった声が俺の鼓膜を刺激し、ひどく甘美な快感に襲われる。
同時に、姉ちゃんのこんな姿を葉月も知っているということにひどく腹が立った。
俺がこんな、独占欲の塊だったなんて知らなかった。
出来ることならもう二度と人の目に触れることの無い場所に閉じ込めてしまいたい
――そんな黒い衝動が今にも現実味を帯びてきそうで自分が怖かった。
「俺に、しようよ」
俺は、耳元で囁いた。
「……ごめん、あたしは、珪くんのことが好きだから……」
がらがらと何かが瓦解していく音がはっきりと聞こえる。
「彼のこと、愛してるから」
瞳を真っ赤にした姉ちゃんは俺の目を見てはっきりと言った。
「尽のことも好きだよ。でもそれはやっぱり弟として。
想いに応えられなくて、ごめんね……」
……こんなことしたって無駄だって、心のどっかで、わかってた。
わかってたけどさ。
それでも、好きだった。
伝えずにはいられないくらい、どうしようもないくらい、傷つけてしまいたいくらい、
好きだったんだよ……。
975尽×主人公 5/6(←これで完結):02/07/09 02:50 ID:4rQvjFk8
「……謝んなくていいよ」
俺は手を離し、顔を背けた。まともに姉ちゃんの顔が見られない。
「葉月と、会うんだろ? 早く行ったら」
「――つ・く・し!」
ぴしゃんっ、と俺は頬を包むように叩かれた。
突然のことに驚いていると姉ちゃんはにっこりと笑って、
「あんたはあたしの自慢の弟なんだから、すぐに彼女ぐらいできるわよ!」
「……何言ってんの? 俺に彼女が出来ないわけ無いじゃん」
こんなイイ男、ほおっておく方がおかしいよ、と俺も笑顔をつくった。
「よろしい」
まるで氷室先生みたく頷き、これは姉弟としてだからね、と念を押して軽く唇を
俺のそれにあてた。
「じゃあ、行って来るから」
落としてしまったバッグを拾い、姉ちゃんは玄関へと向かう。
「待って!」
俺は呼び止め、「口紅直したほうがいいよ。人気No.1モデルに会うんだから
それに見あうようにちゃんとしないと愛想つかされちゃうかもよ?」と再び桜色の
ルージュを引きなおした。
「余計なお世話!」
ぴんっ、と最後に俺の額を爪弾いて姉ちゃんは出かけていった。
ドアが閉まったあとも、俺はしばらくその場に立ち尽くしていた。
まだ腕に残るぬくもりだけを抱いて。

……それにしても、何か無性に葉月のこと殴りたくなってきたなぁ。
これって完璧やつあたりだけどさ。
俺から姉ちゃんのこと取ったんだから、一発くらいいいよね。
よし、そうと決まったら帰ってくる頃に待ち伏せしてようっと――
976948:02/07/09 02:52 ID:4rQvjFk8
尽は高校生ぐらいの設定で
読んでいただけるとウレ( ゚д゚)スィです

コソーリうp終了w
977名無しさん@ピンキー:02/07/09 02:54 ID:+1VazwDw
ああ!どうして一線を越えてくれない?!と、思う私はケダモノなのでしょうか?
姉弟船で逝って来ます…。
978インデックス職人:02/07/09 02:55 ID:ipwTTHEA
この前のインデックスは>>889

千晴たん
>692>893>894>895>896(>>692>>893-896
先生
>931>932>933>934>935>936(>>931-936)
王子
>945>946(>>871-735)

>971>972>973>974>975

次はこのスレ総まとめインデックス貼ります。
ちなみにインデックスは>>255>>347>>449>>526>>627>>749>>889
979インデックス職人:02/07/09 02:56 ID:ipwTTHEA
数が多い順。

バイト
>>43 >>57 >>95 >153>156(>>153-156) >>157 >>159
>262>263>264(>>262-264
>277>278>279>280>281>282>283>284(>>277-284
>296>297>298>299>300>301(>>296-301
>373>374>375>376>377(>>373-377
>386>387>419>420>421>422>423(>>386-387>>419-423
>478>479>480>481>482>483(>>478-483
>520>521>522(>>520-522
>528>529>530>531(>>528-531
>601>602>603>604(>>601-604)
>871>872>873>874>875>876>877>878(>>871-735)
980インデックス職人:02/07/09 02:57 ID:ipwTTHEA
先生
>>47 >>109 >>136 >158>160>162>164>166(>>158-166)
>>218 >242>243>245>246>247>248>249>250(>>242-250) >>244
>431>434>435>436>437>438>439>440(>>431-440
>432>441>442>444>445>446>447(>>432-447
>451>452>453>454>455(>>451-455
>541>542>543>544>545>546>547>548>549>550(>>541-550
>551>552(>>551-552
>615>616>617>619>620>621>622>623>624(>>615-624)
>829>830>831>832>833>834>835>836(>>829-836(前編))

王子
>312>314>315>316>317>318>319>320(>>312-320
>408>410>411>412>413>414>415>416>417(>>408-417
>576>577>578>579(>>576-579
>633>634>635>636>637>638>639>640(>>633-640
>720>721>722>723>724(>>720-724)
>737>738>739>740>741(>>737-741)
>753>754>755>756>758>759>760>761>762>763(>>753-763
>882>883>884>885>886>887(>>882-887)
981インデックス職人:02/07/09 02:58 ID:ipwTTHEA
バカ
>>66>>227>>361-362>>474
>220>221>223(>>220-223)
>499>500>501>502(>>499-502
>506>509>510>511(>>506-511
>611>612(>>611-612)
>734>735(>>734-735)

ワカメ
>270>271>272>273(>>270-273
>457>459(>>457-459
>595>596>647>648>649(>>595-596>>647-649
>661>662>663>664(>>661-664)

モリリン
>303>305>306(>>303-306
>849>850>851>852>853>854>855>856>857>858(>>849-858)
>864>865>866>868(>>864-868)

わたぽん
>>127
>679>680>681>682>683>684(>>679-684
>777>778>779>780>781>782>783>784(>>777-784)
982インデックス職人:02/07/09 03:00 ID:ipwTTHEA
ぐあ、ラストのインデックス足し忘れがありました。
スマソ…逝って来る。

先生
>931>932>933>934>935>936(>>931-936)

王子
>945>946(>>871-735)

千晴たん
>692>893>894>895>896(>>692>>893-896
>728>729>730>731>732(>>728-732)
>744>745>746(>>744-746)


>308>310(>>308-310
>390>391>392(>>390-392
>971>972>973>974>975

タシーロ
>698>699>700>701(>>698-701)

リンカーソ?
>>235
983インデックス職人:02/07/09 03:03 ID:ipwTTHEA
一つ一つレスしてませんが、労をねぎらってくださった方々ありがとうございます。
また、改めて神々に感謝。そもそもインデックスが役立つのも貼ってくださる神々あってこそ。
シチュ重視も、激しいのも、ほんのり色気があるものも
全て楽しく読ませて頂いています。
また、神々の神々しさに気後れされている方もいらっしゃるようですが、
書きたいと思われた方は遠慮なさらずにいらしてください。
皆さんの作品へのリンク貼り、楽しみにしてます。

また、厳重にチェックはしているつもりですが、リンクミス等ありましたら
ご指摘よろ〜(汗)

では、新スレでもよろしくお願いします。
984名無しさん@ピンキー:02/07/09 03:18 ID:NiYt8Gvs
>>983
御疲れ様です。

今日も自分のSSの改めてみて
あまりのへぼさに泣き
SS職人の神々
インデックス神
SS保管サイト神に感謝のお祈りをさせいただきまつ。
985名無しさん@ピンキー:02/07/09 03:38 ID:WmJR1FOo
>>983
ありがとうございます。
とても便利ですね。
利用させてもらっています。
私も飛んで読んだときに“損した”と思われないものを
書いていこうと思います。
986名無しさん@ピンキー:02/07/09 03:48 ID:XkLLbP6u
>983
禿げ上がってツルツル光るほど感謝。ヽ(´∀`)ノ ワーイ アリカトゥー

そしてそれらが指す先にあるSSを書いてくれた神たちにも
感謝しきれなくて・゚・(ノД`)・゚・ナミダガデル くらい感謝感激雨霰(古
987名無しさん@ピンキー:02/07/09 07:29 ID:7MIKUBZw
インデックス神様、ありがとうございます。

数が多い順のまとめについワロてしまいました…バイト…
そんなバイトにハァハァ(;´Д`)
988名無しさん@ピンキー:02/07/09 10:44 ID:NnMeyFz8
教えてちゃんで、スマソ。
尽タンの話書いてみたんですが、エロは微塵も無いのでここでは
なく、オイラさんのとこに投稿した方がいいんでしょうか・・・。
989名無しさん@ピンキー:02/07/09 11:22 ID:Ii9ZJBMO

♂ ♀ ♂ http://64.156.47.64/venusj/sample.htm ♂ ♀ ♂ 
990名無しさん@ピンキー:02/07/09 11:56 ID:09l1BS0p
>>988
あー…ageちゃいましたねぇ。
仕方ないので、新スレの方もageといてもらえると良いと思います。

で、そういう微妙な判断は自分でしちゃったほうが良いのでは。
前にも出た意見で、「ここのSSはエロがなくても雰囲気がエロい」そうですw
ちなみに、私はエロがないものはあっちに投稿させてもらってます。
ちょっと恥ずかしいけれど、いろんな人に見てもらえればと思うんで。
991988:02/07/09 17:11 ID:NnMeyFz8
>990
ご、ごめんなさい!それからありがとうございます。
992名無しさん@ピンキー:02/07/09 21:52 ID:sTKqrW8a
993名無しさん@ピンキー:02/07/09 21:52 ID:sTKqrW8a
と8
994名無しさん@ピンキー:02/07/09 21:53 ID:sTKqrW8a
レスで
995名無しさん@ピンキー:02/07/09 21:53 ID:sTKqrW8a
1000
996名無しさん@ピンキー:02/07/09 21:54 ID:sTKqrW8a
までとうた
997名無しさん@ピンキー:02/07/09 21:54 ID:sTKqrW8a
つしますがす
998名無しさん@ピンキー:02/07/09 21:54 ID:sTKqrW8a
べてうめてしま
999名無しさん@ピンキー:02/07/09 21:55 ID:sTKqrW8a
ってもかまわない
1000名無しさん@ピンキー:02/07/09 21:55 ID:sTKqrW8a
ですね?1000!!!!!
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。